投稿者 V3000 日時 2001 年 3 月 12 日 23:58:36:
既に紹介されていて知っている人もいるかもしれませんが、
ガン=寄生虫感染説です。
笹川英資著 『ガンは寄生虫が原因だった』のページより転載
http://homepage1.nifty.com/dappan/sasagawa/j/books/cancer02.html
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★★プロローグ 現代医学はガンを治せない
十九歳の娘は美しかった。背は高く、亜麻色の長い髪を無造作に後に結んでいた。駐車場に停わられたキャデラックから降りた彼女が、母親に手を引かれて歩いていなければ、披女が盲目である事は誰にも気づかれなかっただろう。例え彼女が盲目である事を知ったとしても、多くの青年が彼女に心を奪われたにちがいない。
彼女は母親とともに自然治療家の診察室に人った。目的は、再発したガンを手術せずに治療できるかビうかを知ることだった。本来ならもっと早くこの治療家を訪ねたかったのだが、千マイルもの旅行を母親が渋っていた。しかし手術がニ週間後に迫った今、ようやく旅行は実現した。その娘が幼少の頃に失明した理由は、眼に発生したガンであった。ガンは長近になって再発し、今度の手術ではその美貌の半今を失う事になる。
治療家はこのような手術が全く無用であることを知っていた。母親がいぶかしげに眺めるのを尻目に、治療家は測定器を用いて検査を行い、その結果、娘の眼が二種類の寄生虫に侵されている事を確認した。一つはトキソプラズマで母親が妊娠中に何らかの理由によって感染し、娘に胎盤感染が起きたものと考えられる。通常、人間は猫を介してこの原虫に感染する。しかしガンの原因はトキソプラズマではなかった。
ガンの原因となリ、娘を失明させたのは、本来ならば人間の腸に寄生する寄生虫であった。その卵と幼虫も母親から胎児に胎盤感染する。
このごくありふれた感染生物は、ごくありふれた薬草で簡単に駆除することができる。、さらにこの薬草は数日でガンを消滅させ、再発させることもない。そして、二週間後に控えた、顔を半分切除するヒいう無残な大手術は不要となる過去にガンで失明したのは、取り返しのつかない出来事であったとしても、この薬草を利用すれば、娘はその美貌を失わずに済む。、
この治療家の発見は長年の研究の成果であり、多くのガン患者が指示通りの薬草を服用し、手術を免れているだけでなく、完治さえしている。その実績は百万の言葉を費やすよりも、、この薬草の効果の何よりの証拠である。
しかし、母親は治療家の所見を聞いて耳を疑った。十数年前に光を失い、暗黒の世界に落とされ、今度は無残にも顔の半今を失おうとしている娘の不幸の原因が、単なる寄生虫であるとは・・・しかもそのガンが、ありふれた薬草で短期間に消滅する・・・そんな迷信じみた馬鹿な話があろうか。
立腹した母親は立上り、説明を終りまで聞くこともなく、娘の手を引いて出て行ってしまった。
■ガンは医学界にとっての金の卵
画期的な治療法が本当に発見されれば、ガンは「不治の病」などという資格を失う。
これまでに「これがガンの治療法だ!」「ガンは本当に治る!」「画期的なガン療法が発見された!」等の扇情的な見出しがどれほど繰り返されてきたことであろうか。だが、最初からこのようにセンセーショナルな見出しを付けなくても、事実は広まる。
医療人類学という人類学の分野では、特定の社会とそこで実践される治療法の関係を、従来の見方とは全く別の観点から眺める。現代社会と現代医学の関係を眺めるに当たって、非常に興味深いのは、今日ガンという疾患が一大ビジネスとなっており、実に多くの人がガンによって生計を立てているのみならず、高級車まで乗り回しているという事実である。
このような人に向かって「画期的なガン治療法が研究されれば、あなたは収入の基盤を失います。当然このベンツも手放さなければなりませんが、あなたは多くのガン患者やその家族とともに喜べますか」などという質問をしても、公式の答と本心から出た非会式の答とは全く逆になるであろう。このような質問は最初から愚問である。なぜなら、彼らにとってガンの画期的治療法などは永久に発見されず一人でも多くの人がガンになるのが望ましいからである。
■動物実険がガン研究を失敗させた
一見、動物実験が医学の進歩とやらに貢献し、人類の福祉に役立っているように見える。しかし、無残な動物実験こそがガン研究を失敗させた最大の原因であることは注目に値する。その理由については本文で述べるが、問題は、この失敗が誰にとっての失敗であるか、という点である。一般社会にとっての失敗は、特定の集団にとっては大成功かも知れない。
動物実験を行う者は、ネズミにガンを発生させる特技は持っているが、治療法についでは何も知らない。動物に無理矢理に発生させた人為的なガンは、人間のがかるガンとは無関係である。しかし動物実験者は、そのような矛盾には関知しない。ネズミに多量の放射線を浴びせたり、化学物質を与えたりして発生させたガンと人間のガンを同一視するところから狂いが発生する。
医者から見放されたガン患者が自然療法などによって完治した例は数多く報告されているが、医学界は、完治したのならそれは最初からガンではなかった、などとうそぶいている。彼らは、ガンが絶対に治ってもらっては困るし、絶対に治らないと確信している。現代医学によって死の瀬戸際まで追いやられた患者が、最後の望みを自然療法に託す場合が多いが、このような患者の体は現代医学によって文字通りズタズタにされている。自然療法をもってしても手の施しようがなく、痛みを和らげるのが精一杯というのが現状である場合、患者は現代医学の犠牲となって死んでいくわけであるが、それは医学界には続計学上の数字以上の意味は持たない。血で手が赤く染まった犯人は「だから自然療法などはマヤカシに過ぎない」などと一言い、このような主張が堂々とまかり通るのが今の社会なのである。
■再発も副作用もないガン治療法
一般に知られている定説によると、ガン細胞には「悪性」と呼ばれる特殊な性質があり、火事を早く消火しなければならないように一刻も早くガン細胞は抗ガン剤と呼ばれる毒薬や放射線照射によって死滅させ、あるいは外科手術で切り取る必要がある、とされている。この理由はガン細胞という一度狂い始めた細胞は二度と正常に戻らないと考えられているからである。
ところがこの定説が虚構である事は、多くの良心的な医師や治療家によってかなり以前から指摘されてきた。本書ではその一例としてカナダの生物学者、ハルダ・クラーク博士が解明したガン発生メカニズム及び彼女の先輩にあたる著名なドイツ人治療家ハナ・クローガー先生の開発した治療法を紹介する。ガン発生のメカニズムについてはかなり以前がら東洋、西洋の自然治療家が言及してさたが、悪質な医学界からの圧力とそのグル
となった政府機関の嫌がらせによって沈黙を余儀なくされてきた。しかしハルダクラーク博士は生物学の研究を通してガンは寄生虫が原因である事実を突き止め、迫害を恐れず発表した。確かにガン発生には寄生虫のみならずウィルスやバクテリア、真菌なども関与しているが、ウィルスやバクテリアは寄生虫が外界から人体内にもたらすものである。こうしてガンには純粋に寄生虫だけによるもの、寄生虫に加えてウィルス、バクテリア、あるいは真菌などの徴生物が関与しているものがあり、種類によって多少、対応が異なる。しかし、あくまでもすべてのガンの根底にあるのが奇生虫である。
その間、オーストラリア、メルボルン大学のチャチュア医学博士は徴生物に対する独自のガン治療法を開発し、数年前にはキューバの独裁者カストロのガンを消滅させている。当時、カストロは数ケ月間政界から姿をくらましていたが、こっそりとチャチュア医博の治療を受けていた。若くして実父をガンで実ったチャチュア医博は、現行の抗ガン剤、手術による「治療」が全く無効で、野蛮であると断言している。このように寄生虫が人類に最大の呪いである事実が各国で証明されつつあるのに反し、本邦では「寄生虫は人体に有益で健康に良い」などという迷信が大々的に宣伝されている。このような恥ずかしい現状は、医学界と結託したマスコミによるウソ情報によるものであり、だまされる方が悪いのであるが、この点については本文で述べる。
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目次
プロローグ 現代医学はガンを治せない
ガンは医学界にとっての金の卵 動物実験がガン研究を失敗させた 再発も副作用もないガン治療法
第1章 これが現代医学の実態だ
ガンで潤う医学界
予防接種がガンを広める
医者のストライキで死者ば激減する
現代医学は新典宗教と同し
ガンが不治の病という虚構
新薬の量と種類が多すぎる
国民の健康悪化を図る組織的謀略
動物実験は悪の根源
感傷論は有害無益
動物実験の次は人体実験
第2章 医学界こそガンである
病気違いに刃物
毒ガスの落とし子・抗ガン剤の恐柿
抗ガン剤に効力はない
抗ガン剤乱用の真の理由
恐るべき人体実験の実態
ガン検診は有害無益
病院通いは命懸け
ガン検診は百害あって一利なし
放射線の危険性
危険極まりない放射線療法
第3章 ガンは三日で消滅する
ガン発生のメカニズムが解明された
ガンが消滅しない理由
放射線の人体実験
ガン研究はまともに行われていない
現代医学はガンに敗北したどいう演出
「難病」を食い物にするガン産業
ガン発生の本当のメカニズム
ガンの原因である寄生虫
ガンは三日で消滅する
寄生虫に感染しないために
寄生虫は化学汚染の環境を好む
医学者のウソ
第4章 寄生虫がガンの原因だった
寄生虫の分類
蔓廷する寄生虫病
ガンと寄生虫の密接な関係
寄生虫の種類と症状および対処法
線形動物
・線虫
・糸状虫類
・条虫類
・吸虫類
単細胞生物
・原虫類
・早生胞子虫類
・スピロヘータ
第5章 自然療法について
色彩療法
ホメオパシー
鍼灸
カイロプラクティック
アロマテラピー
金属汚染について
ミネラルの重要性
苦痛ない断食法
エピローグ ガン蔓延は人口削減の政策だ
人類は地球の寄生虫か
定期的な寄生虫駆除は健康に不可欠
ガン、エイズは人口削減の秘密兵器
原因不明の病気の原因は寄生虫
参考文献
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★★エピローグ ガン蔓延は人口削減の政策だ
■人類は地球の寄生虫か
地球の総人口は六十億人とも七十億人とも一言われているが正確に知る人はおらず、日本の人口の六十倍もの人々が地球の表面にひしめいていると推定される。この点、古代人の価値観は徹底していた。統治する能力があるのは一握りのエリート集団であり、残りは奴隷であり、良くて家畜としか生きる価値はない。そして増え過ぎた家畜は定期的に処分された。
古代人の世界観はともかく、地球の陸地面積は地球表面の1/5に過ぎず、地表の大部分は梅洋に占められている。このような青い惑星は、本来ならば「地球」ではなく、「水球」と呼ばれるべきであった。
地球表面積のたった1/5である陸地には極寒の甫極大陸、グリーンランド烏、ヒマラヤ山地、灼熱のサハラ砂漠、カラハリ砂漠、アラビア砂漠、タリム盆地、ゴビ砂漠、その他オーストラリアや南米・北米の砂漠地帯、カナダやシベリアの不毛の地域も含まれる。このように人間が生存できる地域は非常に限定されているにもかかわらず、人間の手による環境汚染、海洋汚染、大気汚染、自然破壊は凄まじい勢いで進行し、止まるところを知らない。その間、人口爆発により、世界人口はだいたい二十年間で倍に増えている。
自然は非常に傷つきやすく、地球の資源とて無尽蔵ではない。地球の人工衛星写真には、極度の大気汚染を示す茶色が拡大している。二十一世紀にも人口爆発が続けば、自然破壊と汚染はさらに広がり、農業や食料自給が不能となった国において食料争奪戦が勃発するかもしれない。それとも氷河期が到来して人類は滅亡し、地球は本来の形に帰るのであろうか。
人類は大自然からの恩恵によって生在している。その反面、人類は自然破壊を止めず、増殖をし続ける。その事実にもかかわらず、人類は地球にとってガンではない、という意見を持つ人もいる。同様に、人類が地球にとって寄生虫ではない、という見解も存在する。寄生虫の特徴は、宿主から貴重な養分を盗み、汚染物をまき散らし、生殖機能のみが異常に発達している点である。しかし、寄生虫は何ら創造能力を持たない。テレビ、ポルノ、漫画、スポーツ新間、「芸能」雑誌にどこまで芸術性があるのか。ポップアート、ラップから現代文化全般に至るまで、一体どこまでが芸術であり、創造性が存在するのであろうか。
人類が自然の恩恵に浴しても、自然の略奪、地球環境の破壊を続け、自然の調和を破ることしか知らないのであれば、ガンであろうが寄生虫であろうが、地球にとって人類はあまり名誉な存在ではないどころか、最
悪の呪いである。一刻も早く消滅してもらった方が地球にとってはありがたい存在であろう。
■定期的な寄生虫駆除は健康に不可欠
人間が罹るガンの原因が寄生虫であることはかなり以前から知られていた。偽りの知識の集大成である現代医学と偽りの治療家はさておき、良心的な自然治療家は、定期的な駆虫が万人の健康に絶対不可欠である事実を絶えず強調してきた。それと同時に食事には細心の注意を払う必要性と、寄生虫を呼ぶような肉類・魚介類の生食いが愚行である事を強調してきた。その理由は、寄生虫は化学汚染を好み、現代人の無知と相まって寄生虫に基づく慢性病が蔓延しているからである。当然、現代医学はこのような慢性病にもっともらしい名前を付けているが、治療としては手も足も出せない。新葉で副作用をもたらすか、症状をさらに悪化させるのがせいぜいである。
気候風土の理由で寄生虫感染が防ぎきれない地域の住民は、先人の知恵によって駆虫作用のある薬草を食事に組入れ、絶えず駆虫の努力を払う。例えば、インド亜大陸でジャスミン茶が飲用され、アフリカで特定の花を茶に入れるのはこの理由に基づく。
ガンは寄生虫の繁殖に伴って誘発される細胞の反応である。このような細胞は、増殖したくて増殖しているわけではなく、寄生虫の幼虫が発生させる発育因子によって正常な細胞が分裂を強いられているに過ぎない。ガン細胞とは寄生虫感染に反応している正常な細胞のことなのである。
このような細胞を放射線で焼いたり、抗ガン剤と称する毒薬を盛っても何の解決にもならない。ましてやメスで切除しても根本解決には程遠いが、野蛮な新興宗教たる現代医学の宗教儀式にはふさわしい。仮に抗ガン剤、放射線、外科手術などでガンの増殖が止まったとしても、それはそこに寄生していた肥大吸虫の成虫がたまたま死んだだけの話であり、全くのマグレ当たりである。すでに血流に乗った何百万、何千万という卵が孵化し、幼虫から成虫となって、膨大な数の卵を産み始めるのは時間の問題である。ただし、一切のプロピル・アルコール含有製品の使用を即座に停止すれば、ガンは再発しない。
ハルダ・クラーク博士は肥大吸虫がガンを発生させることを確認したが、博士は他の吸虫類もガンを発生させる可能性を示唆している。吸虫以外の寄生虫の卵が、酒のアルコールでも孵化しやすくなるのは自明の理で、寿司や刺身に付きものの酒は何を意味するか。
寄生虫の寄生部位は、種類によって一定であると考えられ、この特徴は寄生部位特異性と呼ばれてきた。しかし、寄生虫の生命力は強く、新しい環境には素早く適応する。本来の借主や寄生部位でなくても発育、成熟、繁殖し得ることが確認されつつある。今世紀初頭に発見された肥大吸虫の本来の寄生部位は人間の小腸であった。しかし本書に述べた理由により、卵が人間の体内で孵化して幼虫になると、血流に乗って体内を移動する。これはある意味で異所寄生であり、また、他の臓器組織への迷入でもある。
本来は人間に寄生しない寄生虫の幼虫が人体に侵入し、幼虫のまま体内を移行すると、幼虫移行と呼ばれ、この危険な状態が幼虫移行症である。人体に肥大吸虫の幼虫が爆発的に増大すると、ガンと呼ばれる危険な状態が発生する。
通常、吸虫の幼虫は中間宿主の体内では成虫にならない。しかし人間その他の哺乳類の体内がプロピル・アルコールで汚染されていると、卵は孵化し始め、幼虫から成虫に発育し、爆発的に増大する。家畜の間にも汚染が広がり、吸虫の卵や幼虫は家畜の血流にも見られる。よって肉類は必ず完全調理されたもの、つまり熱を良く通したものでなければガン感染の危険がある。これは鶏肉についても同様である。寄生虫感染の防止上、一切の肉類、牛乳、魚介類は完全に熱を通してのみ安全性が確保できる。母親が吸虫に感染していれば、母乳を通して幼児に感染する。さらに母乳以外の体液からも吸虫の卵、幼虫は発見されており、これは吸虫およびガンの家族感染を意味する。つまりガンは伝染病である。
本来ならば、寄生虫の幼虫、成虫は特定の宿主にのみ寄生するものと考えられ、この性質は宿主特異性と呼ばれている。しかし環境汚染という異常事態に寄生虫は素早い対応を示す。競争相手である他の寄生虫を出し抜き、寄生生活を維持し、遺伝子を後代に伝えるために吸虫は、この宿主持異性を破棄して新しい生活形態に素早く対応した。
寄生虫は宿主の生死に関わる重大な問題であり、多くの生物は寄生虫を排除する機能を持っている。しかし寄生虫も宿主の体内に素早く侵入し、生体の情報操作によって宿主の防御作用の裏をかかなければ、自らが死滅する。このような生死を賭けた壮烈な戦いが自然界で繰り広げられているにもかかわらず、「清潔な我が国に寄生虫はいない」とか「寄生央は無害である」などと言っている国民もいる。特定の寄生虫は必ず宿主の脳細胞を操作し、思考能力を破壊する。
■ガン、エイズは人口削減の秘密兵器
地球という生命体が意識を持つならば、自己保存のためには寄生虫を駆除しなければならない、と考えるのは当然である。このような生命体としての地球はいかなる駆虫手段を講じるであろうか。地球は人類の絶滅を求めるであろうか。もし人類が地球の寄生虫に過ぎないのならば、地球の駆虫作用から自己を守る必要があろう。寄生虫は寄生生活を通してのみ生存できる。
人類の絶滅は地球が望むところではない、と主張する人もいる。この見解に従えば、人類が意識改革を達成すれば、地球は人類の存在を許容してくれるはずであるという。しかし人類はあくまでも許容されるべき存在なのであろうか。
人類の意向などには全くかかわらず、地球は急速に冷却し、氷河期が近づいている。「地球温暖化」などというのは寄生虫たるマスコミが提造した虚構に過ぎない。少々暑い夏が続いても冬の記録的な寒さは毎年、更新され、太平洋・大西洋の深海の水温は確実に低下している。人類の意向がどうあろうとも、マスコミがどのような虚報をたれ流そうとも、二十一世紀の初頭、遅くとも二十一世紀中頃には地球は氷期に入り、気候は急速に寒冷化する。数年来の世界的な異常気象がその前ぶれに他ならず、自然破壊が氷期接近に拍車を掛ける。
これは無意味な脅しでも意図的な脅迫でもない。現に地球は百万年以上も昔から氷河期に入っている。今まで約一万年間続いた比較的に温暖な期間は間氷期と呼ばれ、十万年に一度訪れる。二十世紀まで続いたこの問氷期が、最も暖いピークに達したのが約五干年前で、当時の日本は縄文時代であった。今の青森県なども暖かく、多くの人口を支える事ができた。
その後、地球は亜氷期と呼ばれる多少の温度変動を繰り返し、間氷期は確実に幕を開じつつある。一度氷期に入れば、地球全体が急速に冷却する事が確認されている。極寒の氷期が来るのは時間の問題である。ただ地球が二十一世紀初頭、あるいは数十年後に氷期に入っても、日本列島にはある程度の人口を支える能力があるが、日本民族が全滅しないためには、国家規模の大規模かつ周到な計
画が必要となる。日本の人口増加が止まっているなどというのは作り話で、今でも急激に増えつつある。いちいち統計やグラフを参照しなくとも二十〜三十年前には日本の大都市周辺に多かった緑地、農地がどうなったか見れば一目瞭然であろう。
このような状況を考慮すれば、人口削減の使命を与えられた厚生省が、血液の非加熱製剤を輸入して意図的にエイズの国内導入を図っているのも理解できる。エイズは重要な人口調整の機能を持っているが、麻薬の使用が少なく、ゲイ人口も限定されている日本でエイズを意図的に広めるには、これ以外の方法はないであろう。
エイズと並んで重要な人口削減機能を持つのがガンである。政治権力に直結した医学界は、ガンやエイズを撲滅しようなどという意志は最初から持っておらず、逆にエイズ感染を拡大させるエイズワクチンの開発を試みている。そしてワクチン接種を子供などに強制した暁には、子供の免疫は致命的なダメージを受け、遅かれ早かれエイズもしくはガンの犠牲になるであろう。そして人口削滅に効果的なガンを温存するために、医学界がいかなる努力を払って止まない現状は本書で述べた通りである。
エイズおよぴHIVの真因は極秘のベールに包まれているが、クラーク博士は、寄生虫の感染幼虫がHIVウィルスを外界から人体内にもたらすと考えている。もしこの仮説が事実ならば、「寄生虫は人体に無害である」などと言っている医学者の目玉は節穴に等しい。もっとも故意に真実を隠匿しているならば、このような主張も不可解ではない。
HIVエイズの治療法は厳として存在し、完治して社会に復帰しているケースも多い。治療方法はケースによって多少異なるが、ここでは省略する。
世の寄生虫学者と呼ばれる人々は、しばしば寄生虫の卵を飲み込んだり、汚染した食物を食べたりして故意に寄生虫に感染する。故意ではなくとも、多くの感染幼虫をいじったり、感染地域に出かけたりして寄生虫感染している。当然ながら脳内にも多くの寄生虫がいると考えられ、そのような学者が「寄生虫はかわいい」とか「寄生虫は有益」などと言っていても、信じてはならない。このような人々は憐潤の情を必要としており、暖かく接してやるべきであろう。
■原困不明の病気の原因は寄生虫
地球総人口のうち、鉛筆程の大きさの回虫に感染している人々だけでも少なく見積もっても十数億人おり、その多くが日本人である。しかし感染に全然気が付かない場合がほとんどで、清潔な日本には寄生虫などはいないと思いこんでいる人も多い。
寄生虫は回虫だけだと思っている人は多いが、洋の東西を問わず、貧血の原因となる鉤虫の感染者も多く、ガンの原因である吸虫類は生焼けの焼き鳥一本あるいはハンバーグーつ食べただけでも感染する。伝統的に寄生虫感染と隣あわせに生きる民族は必ず駆虫に有効な薬草を心得ており、これこそが本当の支化である。その点、現代人はこのような本当の文化を失い、寄生虫に対しては全く無防備になっている。
偏頭痛の原因は、脳に寄生する責線虫である。また、喘息患者は肺に回虫がいる。回虫、糞線虫以外にも人間の寄生虫は多い。これが文明国とやらの実情であり、偏頭痛以外の文明病の多くも寄生虫が関与している。原因不明の川崎病、糖尿病、エイズ、精神病など枚挙に暇がない。医者などの無知な人々が知らないだけの話であり、知らぬが仏などという場合も多い。
免疫が低下した時の寄生虫日和見感染、特に人畜共通寄生虫病は、本来ならば獣類の奇生虫が人間に寄生する状況であり、(動物の観点から見れば本来なら人間の寄生虫による感染)このような感染が最近の診断技術の進歩により多く発見されつつある。WHOの定義によると、「人畜共通感染症は、脊椎動物と人間の間で自然に伝搬される疾病および感染」である。人間と動物の生態系が童なる領域でこのような感染が起きるのは当然の話で、動物との接触、獣肉の摂取には注意しても注意しきれない。それにもかかわらず、日本では非常に興味深い生食嗜好の現象があり、ガン増加とは密接な間係がある。海外旅行や在日外国人の増加も輸入寄生虫病の蔓延に拍車を掛ける。
ペットを飼う人は大糸状虫に感染しやすく、その他の人畜共通寄生虫は非常に多い。人間に馴化していない寄生虫には幼虫移行症などの大きな病害がある。本来は動物の寄生虫に人間が感染した場合の病害は大きく、逆に動物も人間の寄生虫に感染し得る。このような感染状況は、人間にとってもペットにとっても非常に危険である。しかしこれは直ぐにペットを放逐する必要がある、という意味ではない。人間と同様、ペットも駆虫を絶えず繰り返さなければならない。
人間が家畜と共通の寄生虫に感染するというのは、実に危険な状態であり、ガンの原因となる吸虫感染は人間、家畜、ペットの間を容易に往き来している。肉類は完全に熱を涌すと同時に、ペットの糞尿には細心の注意を払い、ペットに触った後には必ず手を良く洗う必要があるが、加えてガンの原因となるプロピル・アルコール含有製品は避けなければならない。
ガンは不治でも何でもない。これは寄生虫の増殖によって引き起こされる正常な細胞の反応である事は本文でも述べた。人類にとって地球の寄生虫としてでなく、自然界の一員としての生き方は存在する。これは何も狩猟生活に戻る意味ではない。不足部分は神いつつも、あくまでも一国は食料の自給を目指し、自然の崩壊を防ぎ、自然を崩壊させる奪略農業、自らの首を絞める農薬潰け農業を止めなければならない。
それと同時に、現代医学の長所である外傷への緊急処置の技術が、現代医学が人間社会にもたらした悲惨な状況を正当化できるのか吟味する必要がある。現代医学とは症状を症状を押さえつける対処療法の事で、唯物論的な発想である。分子レベルでのみ事象を見ることに終始して、最新の量子の分野には無頓着である。
現代医学は慢性疾患、精神病、心身相関疾患、アトピー、アレルギー、ガンなどの分野で完全に敗北し、「効果が上がっている」などという場合も単に患者を薬潰けにしてお茶を濁している場合がほとんどである。たとえばステロイドなどは即効があるように見えても、恐ろしい副作用が遅かれ早かれ必ず生じ、代価を払うのは患者自身である。
医療産業繁栄の動機は金銭的な利益であり、人間の健康などではない。例えば電位療法などと称する器具で健康を売り物にしても、消費者は食い物にされるだけである。このような装置は高圧電流でイオンを発生させ、これが健康維持に効果的とされ、さらに人間を電子レンジのように調理するのを「温熱療法」と呼ぶが、このような装置を使用すれば心臓などに取り返しのつかないダメージをもたらす。
ともあれ、我々はこれまで「常識」とされていることを疑ってかかる必要がある。安易に常識を信じることで、命も財産も奪われかねないのである。本書では、最近北米で確認されたガンの原因について解説した。同時に、デタラメの情報に取り巻かれて洗脳されている現状を見極めなくてはならない。
半死人のゾ
ンビーとなるか、人間として少しでも威厳のある生き方を維持するかの選択は、読者一人一人に委ねる。
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