投稿者 転載多し 日時 2000 年 10 月 22 日 04:15:28:
回答先: 提携で釣る日本企業の潰し方 投稿者 転載多し 日時 2000 年 10 月 21 日 06:21:18:
少し前にとって置いた関連記事です
千代田生命、フィクサー通じ政界人脈
<画像: 千代田生命保険> 更生特例法適用を申請した中堅生命保険会社の千代田生命保険=写真=がバブル期、「政界のフィクサー」とも呼ばれ、元建設相の中尾栄一元被告(70)の受託収賄事件でも登場した福本邦雄・絵画販売会社社長(73)=起訴猶予=を通じて、政界人脈を広げていたことが10日までに、関係者の話で分かった。同生命の神崎安太郎元会長(78)がこの時期、政界人脈とともに拡大した旧ホテルニュージャパンなどへの不動産融資がバブル崩壊後に不良債権化。これらが致命傷となり、経営破たんにつながった。
関係者によると、福本社長が平成8年5月、東京・向島の高級料亭でセットした中尾被告の建設相就任祝いには、故竹下登元首相、建設省幹部、贈賄側の若築建設関係者らに交じり、千代田生命からは神崎元会長(当時は社長)、米山令士社長(同専務)らが顔をそろえた。同7月の宴席にも米山社長らが出席した。
さらに、福本社長が9年から主宰した政・財・マスコミの親ぼく会「三宝会」の第1回例会には、米山社長が代表世話人としてあいさつ。日産生命の破たん後だけに「生保業界は混乱状態にあり、ご心配をお掛けしています」と話した。
関係者によると、神崎元会長は社長に就任した昭和57年以降、政界や大蔵省に食い込むため、竹下派幹部らに影響力を持つ福本社長に接近したという。
神崎元会長は平成8年まで計14年間も社長を務め、ワンマン経営を行った。同生命は9日、破たんの原因の1つとして「昭和60年ごろからのバブル期になると、同業上位他社を意識した量的拡大を志向。運用利回りの高い不動産関連の企業向け融資や株式投資を積極的に推進した」と指摘した。
金融庁によると、同生命の資産査定の結果、株式などの含み損は2199億円、不良不動産の含み損も509億円。特に、バブル崩壊後は、故横井英樹氏が経営し、火災で焼けたホテルニュージャパンの跡地に約700億円を融資して焦げ付き、跡地処理も難航、不良債権が膨らんだ。
このような政界財界がらみの不明瞭な融資の
つけを公的資金導入と呼ばれる国民の税金
による尻拭いで後始末し、それでも足りなくて
年金や保険金を蒸発させて処理するつもり
としか思えません。
数年前から、日本では低金利政策が実行され、
日本人の貯金を主に海外資本の投資に
吸い上げようとする試みが行なわれていました。
しかし、これがさほど成功しなかった為に
それならばと税金によって貯蓄分を毟り取り、
さらには年金や保険から取りたてる方針と
見て良いでしょう。
今後は半強制的な市町村統合とメディア業界の
M&A、そして、不況でも心配が少なかった
安定職種への攻撃が強まると予想されます。
具体的には省庁再編による人事異動や
教員の能力見直しによって公務員の終身雇用制を
破壊するつもりであると思います。
従来の日本には様々な問題点があったのも
本当であると思いますが、だからといって
アメリカ式やユダヤ式の方が優れているとも
思えません。
悪いと思われる点を改善する改革は結構な
事ですが、夢のような良い話や甘い話、
それさえすればなんでも大丈夫といった
IT 革命のような馬鹿げたカルト的発想には
あまり賛成できないのであります。