投稿者 倉田佳典 日時 2000 年 9 月 28 日 19:05:30:
09/28 16:49 最悪事故でがん死3百万人 静大教授が台湾原発で試 外信97 #01
【台北28日共同】存廃をめぐり議論を呼んでいる台湾第四原子
力発電所(台北県貢寮)について、静岡大工学部の小村浩夫教授が
二十八日、炉心溶融などの大事故が発生した場合、台北市などの台
湾北部で八千人余りが放射能で急死、三百万人以上ががんで死亡す
るとの予測を台北で発表した。東向きの風の場合、沖縄県与那国島
などでも深刻な人的被害が起きるとしている。
小村教授は、京都大原子炉実験所の小出裕章助手らとともに、二
○○四年に稼働予定の同原発で、炉心溶融や格納容器内での水蒸気
爆発など、最悪の事故が発生したと想定し試算した。
その結果、事故後三時間原発から放射能の放出が続き、人口が密
集する台北市方向に西向きの風が吹いた場合、放射能を浴びて八千
続き (改行で次頁 S:次文書 E:終了)
>
七百六十七人が急死、後発性のがんで三百三十四万人が死亡すると
している。
(続) 000928 1650
[2000-09-28-16:49]
続き (改行で次文書 E:終了)
>
09/28 16:49 最悪事故 外信97 #02
これは事故後、一週間以内に避難が完了したケースで、避難でき
なければ二万八千人以上が急死し、がんでの死亡は台湾の人口の約
三割に当たる七百十六万人に上るとしている。
台湾では五月の陳水扁政権誕生に伴い、経済部(通産省)が建設
中の第四原発の存廃を検討する再評価委員会を発足させ、工事続行
の是非を検討。林信義・経済部長が三十日にも唐飛行政院長(首相
)に存廃の判断を伝える予定。
(了) 000928 1650
[2000-09-28-16:49]