投稿者 倉田佳典 日時 2000 年 9 月 30 日 19:16:05:
回答先: 第4原発の建設中止を=台湾経済部が報告書【台北30日共同】 投稿者 FP親衛隊國家保安本部 日時 2000 年 9 月 30 日 17:39:17:
09/30 17:35 建設中の第4原発中止を 台湾経済部が報告書 超党 外信80 #01
【台北30日共同=岡田充】台北東部に建設中の台湾電力「第四
原子力発電所」(竜門原発)の存廃を検討してきた台湾の林信義・
経済部長(通産相)は三十日、唐飛・行政院長(首相)に建設の中
止を求める報告書を提出した。唐院長は十月中に最終結論を出す。
林部長は、報告は経済部の意見であり、最終決定は「行政院(内
閣)の最終意見を尊重したい」と述べたが、陳水扁総統が反対を明
確にしているのに対し唐院長は存続派で、院長は進退問題を含め苦
境に追い込まれるとみられる。
建設中止が最終決定すれば、国民党を取り込んだ超党派「全民政
権」は、五月の発足後、半年足らずで崩壊の危機に直面する。
同日の台湾株式市場は報告を嫌気し加重平均指数が前日終値比で
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三・八%下落、今年の最安値を更新するなど台湾経済への悪影響を
懸念する声も出ている。
(続) 000930 1735
[2000-09-30-17:35]
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09/30 17:35 建設中の 外信80 #02
同原発の原子炉は、米国のライセンスで日本企業が製造する初の
「日の丸」原発。廃止が決まれば、同原発を足掛かりにアジア市場
への原発輸出を目指す日本の電力・原子力業界にも大きな痛手とな
る。
報告書提出後、記者会見した林部長は、廃止の理由として、三カ
月に及ぶ再評価委員会の討議内容を踏まえ(1)増え続ける廃棄物
の処理、貯蔵場所がない(2)電力不足は民間による天然ガス発電
所による発電でまかなえる―などを挙げた。
(続) 000930 1735
[2000-09-30-17:35]
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09/30 17:35 建設中の 外信80 #03
同原発は、東京電力柏崎刈羽原発と同型の改良型沸騰水型軽水炉
(出力百三十五万キロワット)二基の建設を計画。建設事業費は千
六百九十七億台湾元(約五千八百五十億円)で、二○○四年の稼働
を目指し一九九八年一月に着工した。既に工事は三割方進んでいる
が、「原発凍結」を公約にして当選した陳総統は五月に新規発注を
凍結、経済部内に計画を見直す「再評価委員会」を発足させた。
(了) 000930 1735
[2000-09-30-17:35]