投稿者 FP親衛隊國家保安本部 日時 2000 年 9 月 27 日 22:21:31:
回答先: 中国がバチカンに猛反発 列聖式は「侵略美化」 投稿者 倉田佳典 日時 2000 年 9 月 27 日 20:04:42:
【バチカン9月22日CNS】
バチカンが中国の殉教者百二十人の列聖を決めたことには、何の外交的または政治的背景もない、と教皇庁の報道官が語った。
中国政府が、列聖式が同国の建国記念日である十月一日に行われることで不快感を示している事実は、中国とバチカンの間に国交があれば避けられたことかもしれない、と教皇庁広報局のホアキン・ナバロ=バルス局長が語った。
カトリック教会にとって、十月は伝統的に、宣教活動の重要性を思い起こす月となっており、十月一日は、宣教者の保護の聖人であるリジューの聖テレーズの記念日である。
「中国におけるカトリックの歴史は、宣教活動と切り離しては考えられず、従ってこの日取りは、全く適切なものだ」とナバロ=バルス局長は九月二十二日、記者団に語った。
殉教者百二十人のうち三十三人は、スペインやフランス、イタリア、ベルギー、オランダからの宣教師だった。
ナバロ=バルス局長は、殉教者たちの半数以上の列聖調査が、現在の中国国家が誕生する前に始まったもので、さらに、殉教者百二十人のうち、六十一人は一九四七年以前に列福されていた、と指摘した。
殉教者たちは、一六四八年から一九三〇年の間に殺害されており、「現在の中国の政治情勢とは無関係だ」と同局長は付け加えた。