投稿者 倉田佳典 日時 2000 年 9 月 27 日 20:04:42:
09/27 00:13 中国がバチカンに猛反発 列聖式は「侵略美化」 外信158#01
【北京26日共同】中国外務省の孫玉璽副報道局長は二十六日の
記者会見で、ローマ法王ヨハネ・パウロ二世が十月一日に中国でか
つて殉教したカトリック信者や宣教師ら計百二十人を聖人の列に加
える儀式を行う計画について「侵略行為の美化で、中国人民の愛国
的行動への最も大きな侮辱だ」と激しく反発した。
百二十人は一六四八年から一九三○年までの殉教者とされるが、
孫副局長は「中国侵略を通じて大きな罪を犯した宣教師らを聖人と
するのは歴史を踏みにじるもので、絶対に容認できない」と述べた
。
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また、百二十人の大多数は「法律違反で処刑されたり、アヘン戦
争などでの非道行為に対する中国人民の闘争中に殺された」と主張
。台湾と外交関係を持つバチカンが中国との関係改善を望むならば
「歴史を直視すべきだ」とした。
十月一日は中国の国慶節のため、中国側はバチカンの嫌がらせと
受け止めているもようだが、百二十人の殉教時期は、共産党が建国
を宣言した四九年以前のため、儀式は党の宗教政策への直接批判に
当たらず、過剰反応との見方もある。
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