《週刊阿修羅マガジン》第7回「ダイオキシン」

マガジンメイン 恐怖の人体実験 《週刊阿修羅マガジン》第7回「ダイオキシン」 98/04/03(金) 03:41:47

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ダイオキシン
1998/04/02、木曜

牛乳のダイオキシン、焼却場近くは高濃度

 ごみ焼却場に近い牧場の乳牛から採った牛乳から、1グラム当たり0.2ピ
コグラム(1ピコは1兆分の1)、牛乳から抽出した乳脂肪から同4.6ピコ
グラムのダイオキシンが検出されたことが、帯広畜産大の中野益男教授(環境
生化学)の調査で明らかになった。乳脂肪は欧州各国の規制基準では廃棄処分
される濃度に近く、牛乳も「問題のある数値」としている。厚生省は「牛乳は
広く集めてブレンドしており、市販段階では問題がない」としているが、欧米
のような牛乳のダイオキシン規制がなく、中野教授は「広域的な調査と早急な
規制が必要だ」と指摘している。研究結果は、名古屋市で開かれている日本農
芸化学会で2日、発表される。調査は、自治体の大規模ごみ焼却場と隣接する
民間の産廃焼却場を中心にした半径40キロの地域で、点在する10カ所の中
規模牧場を選定。地域名を公表しないことを条件に各畜産農家に協力を求め、
昨年4月と12月の2回、しぼりたての牛乳と、その牛乳から水分を抜いてバ
ターなどの原料となる乳脂肪のダイオキシン濃度を調べた。この結果、中心か
ら5キロ以内の牧場で採れた牛乳から1グラム当たり0.2ピコグラムが検
出。中心から10キロ地点の牛乳では0.1ピコグラム、20キロ地点では
0.05ピコグラム、30キロ地点では0.04ピコグラムと、焼却場から離
れるほどダイオキシン濃度が低くなった。【朝日新聞より】


 まず驚かされるのが厚生省の</pre><br>
<font size=7 color=red>「牛乳は広く集めてブレンドしており、市販段
階では問題がない」</font><br>(★阿修羅♪コメ:こいつは俺たちを殺す気だ!)<pre>という実に無責任な見解であろう。国民の生命安全に最も
配慮すべき公的機関であるところの厚生省が、一連のエイズ問題でも分かるよ
うに逆に人間生命蔑視の頭脳しか持ち合わせていないのだ。何よりまして、母
親の母乳から濃度の高いダイオキシンが検出されて問題になっている今、当然
牛乳にも同じような現象が起きることは予想されていたはずである。ここでも
厚生省はエイズ同様、被害が拡大しなければ対策すらたてない無責任さを露呈
している。牛乳に高濃度のダイオキシンが発見されたなら、国民の生命を守る
ことを優先し、即刻規制に取りかかるべきなのだ。牛乳のダイオキシン規制が
ないなら、規制を作るぐらいの危機感をもつのが当然だ。血友病患者に対する
エイズ問題でも、それが人の命を脅かすものであることを知りながら放置して
きた厚生省が、今度はダイオキシン問題でも同じ過ちを繰り返す無策ぶりでは
ないか。この国には国民の命を預けられない。米国環境保護庁が設定した基準
は人間の体重1キログラムあたり0.01ピコグラム(1ピコグラムは1兆分
の1グラム)だが、日本はその1000倍の10ピコグラムという信じがたい
許容量の甘さなのである。日本人のダイオキシンにおける1日の平均摂取量は
25ピコグラムで、アメリカの200倍にもなっている。今回、牛乳から検出
されたダイオキシンだが、その加工品チーズやヨーグルトにも高濃度が予想さ
れる。肉より乳のほうが含有量が多く、魚介類に次ぐ汚染度を示している。


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以下、
<a href="http://www.biwa.or.jp/~smiebori/" TARGET=_blank>http://www.biwa.or.jp/~smiebori/</a>
より。
「ゴミ焼却で史上最強の猛毒が口に入る。」

「怖わーい猛毒薬、サリンの二倍どんどん増えている。」

「青酸化合物の1万倍」

          「青酸化合物の1万倍」

        こ れ が ダ イ オ キ シ ン 2. 3. 7. 8

1.学者、専門研究者の警告内容。
2.人間の身体に大変な影響が?
3.自分の身体だけでなく、子孫にも重大な影響が?
4.既に現代の人間に影響が出ている?
5.ダイオキシン2.3.7.8極微量で人間、生物皆んな死ぬ!!
6.厚生省は目標値だけ示して、全く規制していない。だから何の罰則もない。?
7.最近のいろいろな有名雑誌が警告、記載されているダイオキシン特集。
8.先進国の中で日本が、ダイオキシン類汚染王国、世界に嫌われている!!
9.地方自治体のずさんなゴミ焼却管理。
10.ゴミ焼却炉から出るダイオキシン測定値、地方自治体改ざん!!
11.97年1月に出た、厚生省のダイオキシン新ガイドライン。
12.現代、既に南ベトナムのレベルに汚染されている。
13.ダイオキシン2.3.7.8一日摂取許容量。
14.教科書にも取り上げて欲しいダイオキシンの問題。
15.根拠の薄い理由で異を唱えている専門家もいる。嘆かわしい!!
16.それでは、我々の防備対策は如何にするか!!

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以下、
<a href="http://www2.elm.timis.ac.jp/group/1997/boueitai/mission1.html" TARGET=_blank>http://www2.elm.timis.ac.jp/group/1997/boueitai/mission1.html</a>
ダイオキシンの危険性を指摘せよ!
より。

ダイオキシンの正体とは!

地上最強の毒物、最大の発ガン性物質と恐れられているダイ
オキシンは、有機塩素化合物で、ポリ塩化ジベンゾダイオキ
シンの略称である。様々な異性体があり、その数75種と言
われる。その中でも毒性がもっとも強いのは、二・三・七・
八・四塩化ダイオキシンで、難治性の皮膚疾患や、内臓障害
をもたらすことで知られる。

ダイオキシンの危険性

日本で、ダイオキシン類が問題にされるようになったのは、
1983年(昭和58年)に都市ごみ焼却施設のフライアッシュ
からダイオキシン類が検出されてからのことであり、現在、
ダイオキシンの発生源として着目されているのは一般廃棄物
焼却施設、産業廃棄物焼却施設等が主である。

一方、欧米では、これより約20年前からベトナム戦争での
「枯れ葉剤」を発端とし、その後、農薬工場事故等、化学廃
棄物汚染等、合成化学工業に起因するダイオキシン類の汚染
がおこっていた。

前者は、ごみ・廃棄物の焼却から発生するものであり、後者
は、化学物質合成工程で不純物質として混入するものであ
る。


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以下、
<a href="http://www.gunmanet.or.jp/katahira/h-diox.htm" TARGET=_blank>http://www.gunmanet.or.jp/katahira/h-diox.htm</a>
ダイオキシンによる汚染
より。
 「史上最強の毒物」ダイオキシンが私たちの身の回りに徐々に蓄積されつつ
あります。 強い催奇形性や発ガン性が世代を越えて、影響を及ぼすおそれが
あり非常に恐ろしい化学物質です。 最近も全国各地のゴミ焼却所から高濃度
のダイオキシンが検出されたとの報道がありました。 人事ではありません。

現状 「SCIaS(前の科学朝日)11/01号」

 日本でのダイオキシン汚染の現状を特集しています。我々が日常口にする食
べ物が既にダイオキシンに 汚染されていること。欧米各国に較べて対策が遅
れていること(またしても厚生省)。ありふれたゴミ焼却炉 か゛発生源になる
ことなど現状を5ページほどにまとめてあります。

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以下、
<a href="http://www.nippo.co.jp/whtdio.htm" TARGET=_blank>http://www.nippo.co.jp/whtdio.htm</a>
より。
用語解説・ダイオキシン


 ポリ塩化ジベンゾパラダイオキシンとポリ塩化ジベンゾフランの総称であ
る。 PCBと同じく塩素のつく位置や数により、多くの種類があり、種類に
よって毒性が異なる。 特にダイオキシンの一種である2、3、7、8 −テトラク
ロロジベンゾパラダイオキシン (2、3、7、8 −TCDD) は動物実験でご
く微量でもがんや胎児に奇形を生じさせるような性質を持っている。 ダイオ
キシン類はこれまで意図して製造や使用されたことはないが、 他の化学物質
の製造や燃焼などにともなって気がつかないうちに発生する。
 ダイオキシンが一般に注目され出したのは、ベトナム戦争の時に使用された
枯葉剤に微量含まれていたために、 その後多くの奇形児が生まれる原因にな
ったと考えられたときである。 その後ゴミ焼却炉の焼却灰の中から検出され
問題となった。現在、ゴミ焼却場についてはダイオキシンの発生を防止するた
めの施設や設備の構造、焼却条件についてのガイドラインが示され、 また、
製紙・パルプ工場に対してはダイオキシンの発生の原因となる塩素の使用量を
できるだけ少なくするよう指導が行われている。

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以下、
<a href="http://www.asahi-net.or.jp/~xj6t-tkd/env/BreastMilk.html" TARGET=_blank>http://www.asahi-net.or.jp/~xj6t-tkd/env/BreastMilk.html</a>
より。
母乳に含まれるダイオキシン問題について
− Dioxins in Breast Milk −

【はじめに】

 例えが少々悪いかもしれないが、ガンの告知について様々な意見があるよう
に、情報はそれを知ることを「望む人」と「望まない人」がいることに留意さ
れたい。

 これからここで母乳から検出されるダイオキシンの問題について調べていく
が、一部にショッキングな内容も含んでおり、不安を感じる方もおられるかも
しれない。
 しかし、あなたが様々な情報を得たとしても、また、将来ダイオキシンの危
険性がさらに高いと疑われるようになったとしても、現在、育児されている女
性に対して過度に不安を抱かせるようなことはすべきではない。

 まだ、データは少なく、分からないことは多い。また、ダイオキシンは、空
気、食物などから毎日取り込まれるため、危険を知ったとしても、個人レベル
では暴露を防ぐ手段があまりないと思われる。

 環境庁では「ダイオキシンに係るリスク評価」について平成9年5月に報告
をまとめた。また、埼玉県では、これから県内全域で母乳に含まれるダイオキ
シンの抽出調査を行う予定である。

 本ページは、現在の危険性を訴えるというよりは、むしろこれから出てくる
データをどう読むのかということに役立てば幸いである。なお、できるだけ慎
重に調べていくつもりであるが、私は医者ではなく、限界があることを知って
おいていただきたい。間違いがあった場合には速やかに修正したい。

【現時点での考え方】

 母乳からの摂取量については、平成9年5月に環境庁の「ダイオキシンリス
ク評価検討会」がまとめた報告で次のように検討されている。

 『ダイオキシン類は、乳汁中に分泌されることが知られているが、日本を含
めた先進国での母乳中の濃度はほぼ同じ程度であると考えられる。一方、母乳
栄養には乳幼児の健康と発育に利点を示す明確な根拠があることから、WHOな
どは引き続き、母乳栄養を推進すべきであるとしている。従って、我が国も引
き続き母乳栄養とすることが適当と判断され、今後とも継続して母乳の安全性
を確保していくため、その発生源対策や研究等についての適切な施策をすすめ
るべきである。』

 報告書の表現というものはできるだけ正確で無難なものになりがちである
が、それが逆に一般の方には何が問題なのかの理解を難しくしている。

 また、外国では下記の勧告等がある。

WHOワーキンググループ(1987年)
 「母乳中にはダイオキシン類及びPCBが含まれているが、母乳栄養には乳
幼児の健康と発育に関する利点を示す明確な根拠があることから、母乳栄養を
奨励し推進すべきである。」と勧告。

WHOヨーロッパ地域事務局(1994年)
 先の勧告を再検討し「現在利用可能なデータからは、この勧告を変更する理
由はなく、また、現時点では母乳栄養の制限や特別な食品の代替化の必要性を
判断するだけの知見もない。」とし、母乳栄養の推進を勧告。

オランダ・ダイオキシン評価委員会(1996年8月)
 「ダイオキシン類が含まれる母乳栄養は、調合乳栄養に比べると発達の面か
らはより満足すべきものであり、ダイオキシン類の暴露を低減させる手段とし
て母乳栄養を減らすことは正しい方法ではなく、乳幼児に母乳栄養と調合乳栄
養のいずれかを選択するかという両親の自由を制限する理由はない。」

【何が問題なのか】

 つまり、ダイオキシンは脂肪に蓄積しやすく、体に蓄積されたダイオキシン
は母乳に浸出することから、母乳に含まれるダイオキシン濃度はあなたが思っ
ているより高いのである(大人が食物から取り込む量よりも高い)。しかも、
これは、特にごみ焼却場に近い地域に限ったことではなく、平均レベルで既に
このような状態にあると推測される(さらなるデータの蓄積が望まれる)。

 この問題に関するインターネットでのリンクは以下のようなものが見られ
る。ただし検索に多くのサイトがかかるので、まだ整理しきれていない。

十勝の母乳調査(上)「全15サンプルから検出」【New 98.1.5】
十勝の母乳調査(下)「多くは食品から体内に」【New 98.1.5】
REBORN 緊急特集:ダイオキシンと母乳【New 98.1.12】
母乳への誘い/母乳とダイオキシン(岡村博行氏のページ)【New 98.1.15】
Dioxins in Human Milk
Dioxins and polychlorinated Biphenyls in Foods and Human Milk
Dioxin in Breast Milk Raises New Health Concerns
Dioxin and Milk
WHO - Dioxins and PCBs in human milk - 1992-1993 data
dioxin in mothers' milk
Re: The troubling question of dioxin in human milk
The troubling question of dioxin in human milk
The troubling question of dioxin in human milk

【どのくらい母乳は汚染されているのか】

 文献に見られる世界各国で測定されているダイオキシン類濃度は以下のとお
りである。/g全乳ではなく/g脂肪であることに注意いただきたい。以下の測定
値よると、先進国で高い傾向が見られる。しかし、それぞれの先進各国では、
ほぼ同じ濃度であり、日本が突出しているようすはみられない。これらの値か
ら乳児がどのくらい母乳からダイオキシンを取り込むかを計算することができ
る。

各国における母乳中のダイオキシン類の平均濃度(pg-TEQ/g脂肪)

(宮田秀明「ダイオキシン関連物質による食品及び人体への汚染」環境化学,
1,275-290(1991)

 こうして計算した値は環境庁が設定した「健康リスク評価指針値 5 pg/kg/d
ay」を大きく超える量になる(なお、大人は 5 pg/kg/dayを超えることは多く
ないとされている)。現在、各所でデータ収集と検討が行われており、文献値
にも見られるが、総合すると通常レベルで概ね10倍から40倍となる可能性
がある。


 ただ、環境庁の健康リスク評価値は、人が一生を通じて摂取する平均的な量
を検討したもので、一生のうち1年程度の乳児のダイオキシン摂取影響を評価
するものではない。一時的な高濃度摂取はそれほど重要ではないという見方も
ある。
 しかし、ダイオキシン濃度の高い地域ではさらに高い濃度になることが予想
され、今後のデータ蓄積が望まれるところである。

 母乳中のダイオキシン濃度は、初産婦の方が高いというデータがあるよう
で、これは体に蓄積されたダイオキシンを母乳を経路として体外に排出する結
果と推察される。

 ここでもう一度、先の【現時点での考え方】を読んでいただきたい。その意
味するところが分かるのではと思う。

ドイツでの動向

 さて、最後に、「母乳のダイオキシン問題で、ドイツにおける、赤ちゃんに
生後3ヶ月間は母乳を与え、それ以降は人工乳を与えるべきという指針」につ
いて、堺市の岡村博行氏から次の情報をいただいたので以下に紹介させていた
だく。【重要】

 ”ドイツ政府は、1984年から10年間に亘り、母親の母乳を分析し、そ
の汚染レベルによって、生後4ヶ月以降は人工乳に切り替えるように指導して
いたが、その結果、断乳による母親の精神的不安、動揺を生じて、早期の母乳
率の低下などが見られ、1995年には「母乳育児に危険はない」として此れ
迄の指導を中止した。”

埼玉県母乳中ダイオキシン調査

 埼玉県は3月20日、県内の女性の母乳中のダイオキシン類濃度調査の結果
を公表した。
 調査は、平成9年10月から平成10年1月まで、県内に5年以上居住する
25歳から34歳の女性100人を対象に、第一子を出産後30日目頃母乳を
サンプリングした。100人の内訳は、県内を東西南北4地域に分け、産廃処
理施設が多い所沢市など西部は40人、他の3地域20人ずつとした。母乳中
のダイオキシン濃度調査としては国内で最大規模である。なお、コプラナーP
CBは含めていない。

 それによると、ダイオキシン類は、平均15pg/g(母乳中脂肪)、0.
6pg/ml(母乳)。最高で76pg/g(脂肪)、最低で2.8pg/g
(脂肪)。地域別では、西部で最高値が検出され、平均値でも16.3pg/
g。他の3地域では13.2〜15.6pg/gと大きな差はなかった。
 乳児が体重1kg当たり1日に120mlの母乳を飲むと想定すると、今回
の調査では約72pg/kg・dayのダイオキシン類を摂取することにな
り、厚生省が示した一日の耐容摂取量である指針値10pg/kg・dayの
約7倍となった。

 平均値としては、1986年から89年世界保健機関(WHO)がドイツで
調査した28〜37pg/g(脂肪)や、カナダの16〜23pg/g(脂
肪)よりは低い値であり、他の地域との単純比較においては特に高い値ではな
いという。
 また、過去の調査では、厚生省の委託調査で平成6年度に国立環境研究所が
仙台・横浜市など全国10地域に住む26人の母乳を調べたことがあるが、こ
の結果は平均21pg/g(脂肪)(注:コプラナーPCBを含む)だった。
(3/20)

埼玉県ダイオキシン母乳調査で虚偽報告

 埼玉県が「県内に5年以上住む女性100人を対象に行った」と発表した母
乳中のダイオキシン類濃度調査で、実際は居住年数が5年未満の調査対象者が
43人含まれていたことが分かった。故意に発表値を低くしようとした可能性
もある。
 県は対象者を「県内の同じ市町に原則として5年以上住む25〜34歳の初
産婦」と説明。平均居住年数13.7年、平均年齢28.5歳と発表していた
が、衛生部は発表時の虚偽を認めている。中には居住年数1〜2年の女性も含
まれていた。(3/28)

Last update:March-21-98 / T.Takeda(武田尚志) / takeda@kt.rim.or.jp

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世界トップクラスのダイオキシン汚染国
南ベトナムの汚染と同じレベルだ
<a href="http://www.noge.or.jp/dioxin/dioxin.html" TARGET=_blank>http://www.noge.or.jp/dioxin/dioxin.html</a>

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以下、
<a href="http://www.okinawa.med.or.jp/kaihou/k9802/rijiseki.htm" TARGET=_blank>http://www.okinawa.med.or.jp/kaihou/k9802/rijiseki.htm</a>
より。
母乳は飲ませていいですか?
 ダイオキシン汚染

年明けはじめに,環境庁が1996年度に
実施したダイオキシン汚染実態追跡調査を発
表した。全国35地点で採取したすべての魚
類からダイオキシン類が検出された。ダイオ
キシン類を2・3・7.8 TCDD換算値でみる
と,魚類で最も高いのは北上川の石斑魚(
4.5pg/g)で,以下琵琶湖北湖のフナ(
3.6pg/g),新河岸川のコイ(3.1pg/
g),東京港外のスズキ(2.3pg/g),神
戸港のスズキ(2.2pg/g)の順になってい
る。日本人の魚の平均摂取量は100gである
から,この測定値からすると環境庁が健康の
ための指針としている体重・一日あたり5pg
/kg/dayを上回ってしまう。厚生省は10pg
/kg/day!!であるから困ってしまうのだが。
発表内容は朝日新聞のみならず地方紙の琉球
新報ですら取り上げられる事柄となってい
る。このようにダイオキシン汚染は身近な問
題なのである。島袋 淳吉会員(小児科)が
「母乳とダイオキシン」をうちなー健康歳時
記にのせたのが昨年の10月21日である。
母乳栄養は安全であるか疑問であると社会喚
起した意味は大きい。
 さてその次である。一般の人たちからは次
のような質問が来るはずである。

――私の子供に母乳を飲ませていいか?――

 産婦人科の先生がたの回答を是非お願いし
たい。
 わたしの案も次のとおり載せておきますの
でご意見を御聞かせ願いたい。
 「本当に大変な時代になりました。母乳が
ダイオキシンに汚染されているのは事実で
す。それも世界でもトップクラスですから頭
が痛いです。1993年にも母乳のダイオキ
シン汚染が問題となりました。それ以来たい
した対策もデータも蓄積されていません。今
回だけはただの不安に終わらせたくありませ
ん。ですから一般的な回答しか出来ません
が,お母さんがたの協力をお願いします。

1.ダイオキシンは内分泌撹乱物質ですとい
うところから知ってください。単なる毒物で
はありません。もちろん世界最高の猛毒です
がその作用量までは汚染されていません。で
すから従来の毒物摂取とは違います。ご安心
ください。

2.内分泌撹乱物質としては一番重要なのは
母体内での影響です。
 その作用を一番敏感に受けるのは実は胎児
です。受胎して4〜5週めには生殖器がメス
型から男性型と女性型の生殖器に分化してい
きます。このとき作用すると不完全型の生殖
器になります。女性として生まれても母親の
役割つまり妊娠できない体になります。男性
では外性器が未発達で夫婦関係がうまく出来
なかったり,精子の産生不全などです。ひど
くなれば,流産になってしまいます。その時
期を過ぎると,脳の成長を女性・男性型にし
ていくために欠かせない女性ホルモンと男性
ホルモンとのバランスをくずし,生まれてか
らオスに近い女性やメスに近い男性となって
しまいます。
 そのあとは免疫など体を作っていくのに必
要な甲状腺ホルモンとのバランスを崩し体質
の弱い,ビールスに感染し易い子やアレルギ
ー体質の子供になります。まだまだ影響はあ
るはずですが,なにぶんにも胎児内分泌学は
未開拓の分野で正確なデータ,学問の蓄積が
不足しています。ですからこそお母さんがた
の協力が必要なのです。

3.母乳を与えていいか
 子供さんが生まれて外性器がきちんとし,
五体満足であれば一安心です。
 ですが赤ん坊の時代もダイオキシンに影響
されます。胎児のときほどではありません
が,子供の成長にホルモンは重要な働きをし
ます。成長ホルモン,甲状腺ホルモン,副腎
皮質ホルモン等々が必要です。出来るだけダ
イオキシン汚染のない母乳を与えたいです
ね,しかしどれぐらい汚染されているかも分
からず,解ったところでどんな影響がでるか
予測できません。目に見える影響はないので
すが,機能としての影響がどの程度出現する
か分かりません。これが今の医学の現状で
す。

 ですからお母さんがたにお願いしたいのは
 1.妊娠が分かったとき
 2.出産した時
 3.母乳を終えた時
に必ず血液または母乳のダイオキシン濃度を
測定して下さい。
子供の将来のことを考えてデータは取っても
らって下さい。
 ただダイオキシンの測定は保険も利きませ
ん。測定する検査機関もほんのわずかです
し,高額です。お母さんたちの強い決意と行
動が世の中を変えます。今の不安な現状をバ
ネにして,将来のお母さんたちの不安をなく
してあげようではありませんか。きっと保険
診療に取り入れられ,検査費用も安くなりま
す。」

 どうも的外れの回答なのでドイツでの基準
をお知らせします。
1.ひどく心配なかたは3ヶ月まで母乳で以
後人工哺乳にしてください。
2.6ヶ月で母乳を人工哺乳に切り替える。
3.飲ませなくとも母乳は一杯出しましょ
う。
4.アトピーなどアレルギーがでるときは早
めに人工哺乳にする。
 毎日母乳を出していると母親の体内からダ
イオキシンが排泄されます。ですから乳牛の
乳にはダイオキシンの濃度が母乳より低くな
るのです。母体のダイオキシン蓄積濃度も下
がります。母乳を出すことはいいことです。
 ですが哺乳をダイオキシンの面だけで決め
ないでください。哺乳は母親と子供の大切な
絆作りです。哺乳を無理に止めるほうが赤ん
坊の内分泌の正常分泌に影響し,かえってダ
イオキシンの影響以上のことも考えられま
す。赤ん坊の時は全体的な全人的な関係の大
切なこととして哺乳を考えてください。単に
栄養を与えるのが哺乳ではありません。さら
に母乳はヒトの栄養素です。牛乳は子牛の栄
養素です。やはり赤ん坊にはなんとか母乳を
与えたいですね。」
いかがであろうか。
 さらに,新年早々,評論家の立花隆氏がダ
イオキシン汚染に警告を発している(週間現
代19981/3-10号)。インターネット
上でも見られる
<a href="http://www.iijnet.or.jp/wgendai/TACHIBANA0/KOUEN971101.html" TARGET=_blank>http://www.iijnet.or.jp/wgendai/TACHIBANA0/KOUEN971101.html</a>。
かなり詳しい内容で少子化現象やこのところ
の異常な社会現象との関連も論じている。一
部の住民の行動や有識者の発言が目に付けば
つくほど,今ここで医師が医師会がいかに行
動すべきか暗に問われているような気がして
ならない。国民の医療を守っているのなら,
医療人として行動を起こしてもらいたいと期
待されているような気がする。
 医師会の活動としてダイオキシン問を取
り上げる理由として
1.ダイオキシン汚染を深く理解するには医
学的知識が必要。
2.広い意味での地域保健・医療である。
3.病院・職員(医療従事者)も加害者・被
害者になっている。
4.少子化,男性のメス化,女性のオス化,
社会の異常行動への関与を見極めるなどが考
えられる。
 ダイオキシンの毒性の特徴である内分泌撹
乱物質について一般の人では予備知識が少な
く理解するのに時間がかかること,また狂信
的になり易いことがある。たとえば焼芋大会
で落ち葉を燃やす,つまり焼却すること,ダ
イオキシンを発生させる,だから中止するこ
とが起きている。木や葉っぱを燃やしてもダ
イオキシンを新たに産生はさせないのだがこ
のような結論になってしまう。塩化ビニール
や塩素の多い食塩などと大量に燃やさなけれ
ば問題はなく,子供たちの情操教育にとって
有意義な行事だと思うので残念な結論であ
る。

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立花隆:人類を蝕む環境ホルモンの恐怖
<a href="http://www.okinawa.med.or.jp/kaihou/k9802/rijiseki.htm" TARGET=_blank>http://www.okinawa.med.or.jp/kaihou/k9802/rijiseki.htm</a>
●97/11/01


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◆編集後記
 オールさんの<a href="http://sp.powernet.or.jp/~gaziyaxc/dnisi&new.htm" TARGET=_blank>http://sp.powernet.or.jp/~gaziyaxc/dnisi&new.htm</a>
 メールマガジンをみて、ダイオキシン特集を決意。
 なんか、すごいことになっている。日本のダイオキシン汚染は、
 南ベトナムのレベルだという。奇形児もこれが原因か?
 奇形は医者も病院も、そして家族も闇に葬り去ろうとするから
 表には出てこない。しかし、想像以上に増えているはずだ。
 死産と言うなの奇形が。「皮膚のない子が生まれた」
 <a href="http://www2.butaman.ne.jp/PLUS-ONE/sinsou/sizen/hifunonaiko.html" TARGET=_blank>http://www2.butaman.ne.jp/PLUS-ONE/sinsou/sizen/hifunonaiko.html</a>
 子供が妊娠できればいい方だという話は、立花隆の
 「人類を蝕む環境ホルモンの恐怖」
 <a href="http://www.okinawa.med.or.jp/kaihou/k9802/rijiseki.htm" TARGET=_blank>http://www.okinawa.med.or.jp/kaihou/k9802/rijiseki.htm</a>
 何をすべきなのか、毎日の忙しさに追われて何も考えないでいるうちに
 大切なものをすべて失なってしまっても、しかたがないから。

-------------- 世紀末を超える   ★阿修羅♪ ------------------------------
発行 ★阿修羅♪ 読者数:1713(1998-04-03) +203
協力:★阿修羅♪ページWatcherの皆さん 表に出ない情報を待ってます
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-------------- すべての闇を超え、真実に到達しようとしている ----------------

読者からのお便り
2001/09/08
母乳によって母親の体内にあるダイオキシンが子供にいってしまうことは知っていました。
でも、もっとそれ以前に母親の体内中にあるダイオキシンの半分はすでに胎盤を通して胎児に移行してしまうと京大の農学部卒の友人に聞いてしまいました。そして、その母親の体内に残った環境ホルモンの半分の半分(合計すると4/3!)が母乳を通して第一子の子供に…。
でも、ダイオキシンのコトを考えて母乳を止めるのはもっと危険です。
人工乳は牛乳からできているのですから。
その牛は主にアメリカから輸入されている農薬の宝庫の飼料を主食としているはずです。その牛の乳はもっと高濃度のダイオキシンを含んでいる怖れ大です。環境ホルモンの危険性は母乳も牛乳も同じです。
それなら、様々な免疫力などヒトの赤ちゃんに必要な成分が沢山含まれている母乳の方がまだましです。(と病院の先生に言われました)
この記事を読んで、母乳を止めて牛乳からできた人工乳に切り替えるお母さんがいると残念です。

すみません。
ドイツの方のをちゃんと読んでいませんでした。さっき送ってしまったメールで的外れなことを書いてしまいました。不快な思いをされたかもしれませんね。申し訳有りませんでした。
7歳になる子供はアトピーです。血液検査では何もでませんでしたが、
オーリングテストで農薬(小麦、とうもろこし、等)水道水、洗剤(洗濯石鹸、シャンプーなど)、薬局で売っているアトピー体質用の保湿剤などが原因と分かりました。
阿修羅さんのページを身を持って証明しているような子供です。
お陰で、今まで知らなかったことを沢山知ることができました。
彼の身体を通して地球からメッセージを受けているような気がしています。

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