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(回答先: 中東全域の「近代化」が終わるまで 投稿者 あっしら 日時 2003 年 10 月 03 日 20:07:41)
あっしらさん、ありがとうございます。
>紹介していただいた広瀬隆氏の『アメリカの保守本流』を読みましたが、イラク攻撃が石油利権ではないという広瀬氏の説は共有しています。
(もちろん、広瀬氏の「9・11などに対する報復」説には不同意です)
私も同じ意見です。
広瀬隆がどうして911はイスラム側の報復だとの見方を現在も変えないのかが、ちょっと不思議に思っています。
>アフガニスタン攻撃及びイラク攻撃は、イスラムとりわけイスラム産油国の「近代化」を目的にしたものだと考えています。
イラク攻撃は「中東全域近代化」の端緒であり、イラクの軍事占領はその橋頭堡です。
「中東全域近代化」が終わるまで、米英軍とりわけ米軍が撤退することはないと考えています。(30年がかりのプログラムでようやく達成したイラク駐留です)
やはりこれは、あっしらさんが以前から主張なさっているように、「中央銀行設立」によって金融支配の枠組みを作り上げるまで、ということなんですかね。
>イラクに親米政権が樹立でき、イラク−米国安保条約のようなものが締結できれば、米軍は占領支配を解き“合法駐留”に移行すると考えています。
そうでなければ、治安悪化やテロ攻撃を名目にイラクの軍事占領を続けるはずです。
(軍事占領を続けるために、自作自演のテロも辞さないでしょう)
これは米国政権が交代しても続いていくとの見方でいいのでしょうか。
>私は、米英が画策している中東全域の「近代化」は失敗に帰し、結局は撤退することになると予測しています。(10年くらいかかるかもしれませんが...)
仮にあっしらさんの言われるように10年くらいかかるとして、その10年間も資金が続くもんなのでしょうか。
日本が言われるがままに、毟り取られるとしても簡単には維持できないように思いますが、どうなんでしょう。
>石油メジャーは31ドル前後の原油価格でぼろ儲けをしていますが、需要が大きく減少する可能性がある暴騰は望んでいないはずです。
もちろん、原油の産出や輸送がスムーズにできず価格も暴騰する戦争は望んでいません。
そうですね。納得です。というか同意です。