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(回答先: 資金はどのように都合するのでしょうか。 投稿者 エンセン 日時 2003 年 10 月 03 日 21:05:48)
エンセンさん、レスありがとうございます。
>資金はどのように都合するのでしょうか。
イラクの統治や復興に関わる費用は、他の国や国際機関にできるだけ委ねるかたちになると思っています。
駐留部隊を減らしたいと考えていることは確かで、イラク国内問題は外国部隊に任せ、米軍はイラク周辺の状況に対応する態勢に持っていきたいはずです。
日本が「中東近代化」費用の多くを担うことになるのは確かで、為替介入や直接拠出を行うことになると思っています。(為替介入分を含めると、5年間で5千億ドル(およそ60兆円)になるはずです。今年だけで1500億ドルの為替介入になる可能性もあります。今現在は1100〜1200億ドルです)
近代史の総仕上げ(世界全面経済支配)を賭けた「大決戦」ですから、戦闘や政治で負けて撤退することはあっても、資金を理由に撤退することはありません。
資金調達が行き詰まったら、ドルの垂れ流しや連邦対外債務デフォルトも辞さないと見ています。(それがイヤなら、ゼニをよこせという脅迫も行われるでしょう)
>広瀬隆がどうして911はイスラム側の報復だとの見方を現在も変えないのかが、
>ちょっと不思議に思っています。
イスラムにもそれなりの理解があり、国際金融マフィアについても造詣が深いのに、9・11の実相やイラク攻撃の目的があのような結論になるのは私にも不思議です。
>やはりこれは、あっしらさんが以前から主張なさっているように、「中央銀行設立」
>によって金融支配の枠組みを作り上げるまで、ということなんですかね。
イスラム諸国とりわけイスラム産油国(インドネシアやマレーシアも含む)の経済制度・政治制度・価値観を米欧や日本に近づけることが「近代化」です。
米英政権(世界経済支配層)にとっては、イスラム世界で利息取得を含む自由な金融取引を可能にすることが主眼です。
「自由な営業活動」や「近代的な金融制度」そして「政教分離」という“美名”のもとに、その実現が推し進められるはずです。
>これは米国政権が交代しても続いていくとの見方でいいのでしょうか。
米国の政権が交代しても続くはずです。
国防総省は民主党政権でも共和党が牛耳っていたように、ある種の特殊領域になっていますし、民主党も共和党も世界経済支配層の“知的執事”であることは変わりません。
来年の大統領選挙ではブッシュの継続を画策するはずです。
(まだかたちになっていないのでプランナーが変わるのは避けたいでしょう)
ブッシュ弟が知事であるフロリダ州(選挙人数20数名)は前回で見えたようにどんなことをやってもブッシュにするでしょうし、現在話題になっているカリフォルニア州(選挙人数50数名)をシュワルツネッガーで押さえれば、80人ほどの選挙人を投票実態に関わらず手に入れることができます。
270ほどが過半数だと思いますが、端から80人を押さえていれば、強いと言われている中央部を実数でとることで完勝でしょう。
ブッシュの三選はないので、そのあとは、必要な人間を後継政権の要職に就けるかたちで進めていくと思っています。