表彰状を手にする瀬尾陽菜子さん(左)と小川由夢さん=2019年5月24日午前8時50分、広島県福山市、佐藤英法撮影
転んだ女の子、中2女子が手当て 持参のばんそうこうで/朝日デジ
佐藤英法 2019年6月1日14時11分 https://www.asahi.com/articles/ASM5S36TVM5SPITB009.html
自転車で転んでけがをした女子児童を手当てしたとして、広島県福山市赤坂町の市立福山中・高校の生徒2人が、市教委の「福山学校元気大賞」の「あなたが素晴らしい部門」を受賞した。
表彰されたのは、いずれも2年の瀬尾陽菜子さん(13)と小川由夢(ゆめ)さん(13)。2人は5月8日の帰宅途中に、自転車で転んで泣いている小学1年の児童に出会った。「大丈夫?」と声をかけて、近くの自動販売機で水を買い、傷口を洗い流した上、持っていたばんそうこうを貼って手当てしたという。翌日、児童の保護者から同校に電話があり、2人への感謝の気持ちが伝えられたという。
市教委の三好雅章教育長が5月24日、全校生徒の前で表彰状を手渡した。同大賞は2015年創設。同部門賞は、児童生徒が社会や誰かのために主体的に貢献した活動を対象にしている。
表彰された2人は取材に対し、「うれしい。すごいことはしていません。泣いているので助けただけ」と話した。(佐藤英法)
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