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2018年11月20日14時24分 〜
記事 [経世済民129] ゴーン会長逮捕が高額報酬見直し契機になる(植草一秀の『知られざる真実』)
ゴーン会長逮捕が高額報酬見直し契機になる
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2018/11/post-03b7.html
2018年11月20日 植草一秀の『知られざる真実』


日産自動車のカルロス・ゴーン会長が金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)容疑で逮捕された。

現時点で認否は明らかにされていない。

ゴーン会長の役員報酬は国内の上場企業の中でもトップクラスである。

朝日新聞報道によると、

「東京商工リサーチのまとめでは、役員報酬の開示制度が始まった2009年度に日産から受け取った報酬は8億9100万円で、上場企業でトップ。

その後も毎年10億円前後の報酬を受け取り、16年度まで8年連続でトップ10に名を連ねた。」

ということである。

今回の逮捕容疑は、この間の5年間に届け出た報酬額が虚偽で、実際はその倍近い報酬を日産から受け取っていたというものである。

格差問題が深刻になるなかで、企業経営者の報酬のあり方を考え直す必要がある。

ゴーン氏は2018年の株主総会で、日産の報酬水準について

「優秀な人材をつなぎとめるため、競争力のある報酬が求められている」

と強調した。

世界的な自動車会社のCEOの報酬が20億円近くにのぼることなどを挙げて理解を求めていた。

問題は現在経済のなかで、企業トップが高額報酬を受け取ることの是非である。

企業経営者の役割は大きい。

巨額の赤字を計上している企業が、経営者の交代によって巨額の黒字に転換することはある。

企業経営者の手腕によって、企業の業績は激変し得る。

企業経営者が一定の成功報酬を得ることは合理的である。

しかし、企業の業績が大幅赤字に転落したときに、経営者が赤字を自己資金で補填することはない。

赤字に転落しても高額報酬を獲得し続けることがほとんどだ。

赤字に転落しても赤字分の補填を求められない経営者が、黒字が拡大したときだけ、巨額の成功報酬を得ることは正当でない。

巨大な利益を上げることが功績だとされるが、巨大な利益を個人の力で獲得しているわけではない。

企業が利用する「総資本」、あるいは「株主資本」を事業に投下して利益を上げているだけなのだ。

100万円の資金を投下して得られる利益と1000億円の資金を投下して得られる利益を同列に比較することはできない。

比較するとすれば、投下資金に対する利益の比率=総資本利益率・自己資本利益率を比較するべきである。

2017年度は、ゴーン氏が日産の社長兼最高経営責任者(CEO)を退いたため、日産からの報酬は7億円超に減少したが、新たに三菱自動車の役員報酬が加わって合計で10億円近くを受け取っている。

1年で総額20億円前後を稼いでいる計算だ。

過去20年間、日本においても企業経営者に巨額報酬を分配する事例が増えている。

欧米の事例に倣うというのが主たる根拠である。

しかし、欧米が先進的で優れているということではない。

末端の労働者に対してはフルタイムで働いても年収が200万円に届かない報酬体系を保持しながら、企業経営者が年収10億円を得ることを正当化する論理は存在しない。

汗水たらして働いている労働者の報酬の500倍の報酬を企業トップが得る状況の放置が格差拡大をもたらしてきたのだ。

共生社会を実現するためには、企業活動が生み出す果実である利益を適正に分配することが必要である。

企業が生み出す利益は労働者と資本に分配される。

資本の利益を極大化させる政策は、労働への分配を削減することである。

第2次安倍内閣が発足してからの日本経済では、経済全体が超低迷を続けるなかで大企業の利益が史上最高を更新し続けた。

資本にとっては夢のような状況だが、労働者は苦しみを強要されるものだった。

資本への分配は株主への配当、内部留保、役員報酬に配分される。

分配のあり方が社会のあり方を決定する。

分配のあり方を見直すことが求められている。



http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/516.html

コメント [政治・選挙・NHK253] ジャーナリスト・櫻井よしこ氏が会見(全文1)私は日本会議とは何の関係もない(THE PAGE) 赤かぶ
39. 斜め中道[5694] js6C35KGk7k 2018年11月20日 14:31:34 : u12DNOjV8I : DpNsSI7B2fY[3728]
  ↑↑
うん。おかしい。
http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/814.html#c39
コメント [政治・選挙・NHK253] またスピン、ゴーン会長逮捕 入管法改悪の目くらまし(田中龍作ジャーナル)  赤かぶ
54. 晴れ間[1402] kLCC6orU 2018年11月20日 14:35:54 : xni5yVaf3k : Fxfse0RTtHo[527]
>>8
8さんに全面賛成である。
カルロス・ゴーンと入管法問題は、「弱肉強食の新自由主義」および「国民生活を保全するための『国民国家』制度」の問題だという点で、全く同根であり、同じ構造である。
現在世界中で、特に欧米で起きている所謂「ポピュリズム」とは、「グローバリズムに抵抗する思想としてのナショナリズム」であるが、後者を「排外主義」と見るのは正しくない。
現在の「ナショナリズム」の高まりは、グローバリズムから「国民主権と国民文化」を守るための「抵抗運動」なのだ。(血による「民族」ではなく、国民国家の「国民」。)
これは「グローバリスト支配者=強者にこれ以上やられたくない」「侵入してくる異文化に対して、自分たちの文化と価値を守りたい」と願うピープルの意思である。ピープルなくして「国民主権」はない。この国民主権の擁護こそが、現在の「ナショナリズム」だ。
私は「日本のピープル=日本国民」の側に立った、今回の検察の行動を支持する。(勿論、地検自体は信用していないが。結果よければ・・・)

日本の株式市場は、外資がやりたい放題のことをしている。日本の個人株主が株式市場で資金を巻き上げられるだけではない。日本企業の株式の多くは外資に握られており、その富(配当金) は外資に吸い取られている。(その点で日銀が日本株を買い、配当金を国内に環流させるのは正しい。)

カルロス・ゴーンは、新自由主義とグローバリズムと弱肉強食を体現する人物だ。
その強欲ぶりと、顔つきを見て、思い出した。これは「フランス人の顔」ではない。ブラジル出身だとは知っていたが、白人系ではなく、両親はレバノン人だ。私の友人に長くアフリカとかかわってきた人がいるが、アフリカでの「レバノン商人」の強欲ぶりは物凄いことで有名なのだそうだ。この人は「フランスの価値」(自由・平等・友愛) を体現していない。「強欲なレバノン商人」の顔だ。(マロン派キリスト教徒のようだ。)

http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/811.html#c54

コメント [原発・フッ素50] 浪江町と双葉町と取り違える福井新聞(めげ猫「タマ」の日記) 赤かぶ
1. 茶色のうさぎ[-8847] koOQRoLMgqSCs4Ks 2018年11月20日 14:37:20 : qeP0BRA7wo : ULKtztzV8AE[2]

>取り違える福井新聞

 ↑ 記者の、名前は?? ばか クビ 死刑♪ うさぎ♂

結論: 浪江町なんて、2万人が避難中だよ!! 全員と同じだね。


http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/567.html#c1

コメント [政治・選挙・NHK253] 大人も答えられない「正しいあいさつ」を小2に押しつけ 安倍政権が推進 アブない道徳教育(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
2. 戦争とはこういう物[2882] kO2RiILGgs2CsYKkgqKCpJWo 2018年11月20日 14:44:32 : 9PG0M0b68Q : jKnbezZWN40[1526]
すでに全国で道徳は教科化され、指導要領に基づいて児童を評価し続けている。
地デジ等大マスゴミが黙殺している間に何が「評価」され、どんな「自由」が否定されているのか。
教育現場の生の声が出てくる事はあるのか?
http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/825.html#c2
コメント [政治・選挙・NHK253] ついに産経が刀折れ矢尽き”全国紙”から撤退!  赤かぶ
60. 2018年11月20日 14:45:28 : 1swxSLcLkU : xcLIFtYTVIo[1]
>>59さん

>>49みたいのは、御用マスゴミや御用学者が犯罪政権らに都合悪い事柄の
ときの常套手口で、話しをスピンさせる手口ですよ。

御用マスゴミが国民による政権非難が激しくなるような非常に重要なニュ
ースのとき、そのニュースを国民の目から覆い隠すために、芸能スキャン
ダルや殺人事件をトップニュースで繰り返し長時間流し国民の目を逸らす
手口と基本的には同じです。

本投稿記事の場合、論点は「下痢ゾー犯罪政権とズブズブ」の

『大ウソ、捏造新聞の惨軽が倒産間近の事態』

ですが、そのニュースは政権に都合が悪いためその論点を閲覧者に注目さ
せないため、発行部数議論に「論点を逸らそう」としてるわけです。


http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/777.html#c60

コメント [政治・選挙・NHK253] 豊洲市場の事故現場は“血の海”だった…目撃者は顔面蒼白(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
8. 戦争とはこういう物[2883] kO2RiILGgs2CsYKkgqKCpJWo 2018年11月20日 14:49:05 : 9PG0M0b68Q : jKnbezZWN40[1527]
 事故より地下の埋設毒水が心配。地震などで液状化が起きれば場内は汚染で二度と使えなくなるのではないか。
http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/787.html#c8
コメント [カルト19] ゴーンサックスは安倍サックスより格上である、検察サックスを動かすのは米国である、連中かトラかの見極めが必要である。 ポスト米英時代
1. 2018年11月20日 14:49:39 : KU7W6pbd26 : OEzh1a916oI[40]
そりゃそうだわな。
ハトリの番組で誰かがゴーンはルノー会長で残るかも…なんてしたり顔で解説してたが、
もしそうなるならゴーンはフランスから身代わりの社長を日産に送るから
「内部浄化する」とか言ってる方が浄化されることになる。

http://www.asyura2.com/18/cult19/msg/830.html#c1
コメント [政治・選挙・NHK253] 「人の税金で大学に」麻生太郎は自分の娘も東大卒だった! 教育への公的支出を否定する財務相を許していいのか(リテラ) 赤かぶ
6. 2018年11月20日 14:53:04 : o3QrDJ9g1w : 4hlkJk4rXAQ[163]
よほど酷くないかぎり裏口が可能なんだろう。
国立というが国が公平であったことなど無いし、国の物ということは要は支配階級の自由になるわけだ。
http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/826.html#c6
コメント [原発・フッ素50] 読売新聞社説「福島原発処理水 IAEA報告は的を射ている」に反論する(めげ猫「タマ」の日記) 赤かぶ
1. 茶色のうさぎ[-8849] koOQRoLMgqSCs4Ks 2018年11月20日 14:54:21 : qeP0BRA7wo : ULKtztzV8AE[0]

>「これからは信用できなくなった」と話す福島の漁師さん

 ↑ 組合長は? 日本共産党と、結託してるから、注意しろよ!!あほ

 避難の権利なんて、知らんぷり♪ 足止め、皆殺し作戦♪ 水俣作戦だー♪www ばか うさぎ♂


http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/570.html#c1

コメント [政治・選挙・NHK253] 大人も答えられない「正しいあいさつ」を小2に押しつけ 安倍政権が推進 アブない道徳教育(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
3. 2018年11月20日 15:04:23 : o3QrDJ9g1w : 4hlkJk4rXAQ[164]
またニッポン会議が作り話で洗脳か?

神前では二礼 ニ拍手 一礼
軍隊では敬礼 発言 敬礼
試合では礼 対戦 礼

日本の礼法は伝統的に全て礼で始まり礼で終わる構造を持っている。
ニッポン会議の推奨する道徳は日本の礼法に合致せず、いきなり声をかけることになりむしろ無礼である。

http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/825.html#c3

コメント [政治・選挙・NHK253] 二島先行返還で見事に一致した田原総一朗と佐藤優  天木直人  赤かぶ
3. 2018年11月20日 15:10:18 : LxS3t93X1U : aZG2kYJTIIc[18]
島についてはあまり関心がないですが、「日ロ平和条約締結」なら素晴らしいですよ。
「やった感」というか「やった実績」でしょう。

私はそのように評価します。
http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/823.html#c3

コメント [政治・選挙・NHK253] またスピン、ゴーン会長逮捕 入管法改悪の目くらまし(田中龍作ジャーナル)  赤かぶ
55. 2018年11月20日 15:14:06 : Najd7VBmtQ : j0t7R9r31RE[1]
目くらましだって
日本人というのは、本当にバカだし世間知らずだねえ
入管法より、こちらの方がよほど重大なニュースだということが分からないらしい
ゴーンは我々が考える以上に大物なのだ
バックには世界を支配する連中がいる
日本一の大物よりもゴーンの方が大物なのだ
それ逮捕が目くらましだって、寝ぼけたことを言っている
今後、日本に相当な圧力が海外から加わることになるだろう


http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/811.html#c55

コメント [政治・選挙・NHK253] 志位和夫さん「亀井静香氏と対談。亀井氏は『米軍基地は米国のためにある。日本のためではない。日米安保だって要らない』」 赤かぶ
81. ボケ老人[62] g3uDUJhWkGw 2018年11月20日 15:14:41 : QHkUDaloVM : nhEL_@HJWto[-2836]
お呼びでない【多摩】はスルー

>75.22A:その時にソ連や中国が日本を攻めてくるとは考えられない。彼らにとっては,脅威が減ったのだから。

ソ連、中国アレルギーでもあるのかな(笑)
中ソが攻めてくるから安保を結んだわけでも、米側陣営に入ったわけでもない。
米国の都合により、米側陣営に拘束されたのだ。
そこの基本が全く分かっていないね。

>75.:単独講和にも日米安保にも,当時,日本国内で反対した人はいた。その人たちが政権を取ったら可能だった。

貴君の夢物語には付き合えないよ。
上記のコメを読み返して、自分でも恥ずかしいほどに馬鹿々々しいコメントだとは思わないのかなあ

当時と違ってソコソコ民主主義が育ちだした50年後、田中角栄は潰された
鳩山由紀夫も失脚させられた
これは必ずしも米側だけの意向ではないが、
総理大臣であってもこうなのだ。

歴史というものを少しは勉強したらどうかな
お伽噺では無くて

体調が悪いようだからゆっくり休まれると良いよ

     
http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/753.html#c81

コメント [政治・選挙・NHK253] またスピン、ゴーン会長逮捕 入管法改悪の目くらまし(田中龍作ジャーナル)  赤かぶ
56. 2018年11月20日 15:16:57 : o3QrDJ9g1w : 4hlkJk4rXAQ[165]
俺は北方領土売国のスピンだと思ったが。
ゴーンの脱税に今更気付くかよ。
最初っからじゃないか。
http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/811.html#c56
コメント [カルト7] 集団ストーカー:一つの解決法 クークラック
607. 2018年11月20日 15:17:16 : EWrpjl1j4k : 4hUC8DZUlPA[246]
https://welovez.hatenablog.com/entry/2018/11/13/182133


id:Welovez


よく考えたら、通報中なのにブログ閉じたらダメですよね。
はてなからは、より詳しい内容を聞かれて回答しました。


それより、私がその「あの時の彼女」とやらです!と例えば言った場合(違いますけど)、
櫻井由美子(宵待草)さんは「命をかけて倒す!」「三途の川」などと言っていらっしゃるため、
私は殺されてしまうのでしょうか?

櫻井さん、「あの時の彼女」とは誰のことですか?
もし、ASKAさんの大事な方で、しかも周りで弁護士を立ててASKAさんと戦えるような方のことでしたら、貴女は怖くはないのですか?
バックにどんな方々がいるかわかりません。
あなたはあなたの身を危険に晒す恐ろしい事をしています。

ASKAさんに、その彼女さんへの脅迫罪や、ファンを傷つけている業務妨害罪で逮捕されてもおかしくありません。
実際に私は3日のコンサートをキャンセルせざるを得ませんでした。

あなたは悪質な犯罪者として逮捕されるのがオチです。
実際に逮捕されたストーカーファンがいたそうです。

あなたは何がしたいのですか。
その「あの時の彼女」さんのお友達ですか?
2時間前

http://www.asyura2.com/09/cult7/msg/878.html#c607

記事 [経世済民129] ゴーン追放はクーデターか…日産内で囁かれる「逮捕の深層」 ルノーとの間に生じていた「歪み」とは(現代ビジネス)


ゴーン追放はクーデターか…日産内で囁かれる「逮捕の深層」 ルノーとの間に生じていた「歪み」とは
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/58561
2018.11.20 井上 久男 ジャーナリスト 現代ビジネス


日本を、いや世界を震撼させた「ゴーンショック」はなぜ起こったのか。長年自動車業界を取材し続け、ゴーン氏へのインタビューも何度も行ってきたジャーナリストの井上久男氏の深層レポート。

「重大な不正」の中身は?

日産自動車のカルロス・ゴーン会長が11月19日、金融商品取引法違反の疑いで東京地検特捜部に逮捕された。容疑内容は、虚偽の報酬額を有価証券取引書に記載していたこととされる。2011年3月期から15年3月期までの計5年間の役員報酬額が実際には99億8000万円だったのに、計49億8700万円と記載していたという。内部通報によって日産が社内調査、それを検察に情報を提供し、事件になった。

このニュースを聞いて、多くの人は「脱税目的か」と思ったに違いない。しかし、それは読み筋が違うのではないか。ゴーン氏はサラリーマン経営者であり、報酬は源泉徴収されており、日産から得られる報酬では脱税できない。また、ゴーン氏は日本には1カ月のうち1週間程度しか滞在せず、主にパリとニューヨークに住んでおり、住民票は日本にはないので、日本で住民税を払わない。

ゴーン氏がなぜ虚偽記載したのか、その動機は特捜部が今後捜査で解明していくのだろうが、虚偽記載してそれがばれなかったとしても、源泉徴収されているので、ゴーン氏には「実利」がない。なのに、なぜ虚偽記載したのか。

筆者は20年近く日産を取材してきた。これまでの取材や関係者の話から推測すると、ゴーン氏が虚偽記載した理由は、「自分の報酬を大きく見せたくなかったから」ではないか。

ゴーン氏に近い日産の元首脳が筆者にこう明かしたことがある。

「日本では報酬が10億円を超えるともらい過ぎと批判されるので、10億円は切るようにした方がいいとアドバイスを送った」

虚偽記載については、悪質なものではないのではないか、と筆者は考える。むしろ悪質なのは、日産もプレスリリースで認められているように、「会社のお金を私的に支出していた複数の重大な不正」の方だ。背任に近い行為かもしれない。

この重大な不正については、現時点での日産の社内関係者らの話によると、以下のようなことが推測される。

@ 前妻との離婚の訴訟費用を会社の金から支払った可能性
A ニューヨークなどに対外的に公表していないゴーン氏の個人事務所があり、その関連費用を会社の金から支払った可能性

あくまで可能性だが、この2点以外にも「フランスのベルサイユ宮殿を借り切って再婚相手と結婚式をしたが、その費用も日産が出したのではないか」(関係筋)との話も出て来るほどだ。

かねてより、こうした噂は日産社内では絶えなかった。それは、ゴーン氏が「カネに汚くて強欲」と一部の社員から捉えられていたからだ。

たとえば、日本で最初に自著『ルネッサンス』を出した時、印税は自分の懐に入れ、日本語訳や校正などで協力した日本人社員には分け前を渡さなかったという逸話が残っている。通常、大企業のトップが自分の実績を誇示する本を出した場合、印税は会社に入れるか、寄付するケースが多いが、ゴーン氏はそうではなかった。

ただ、こうしたゴーン氏の金銭にまつわる話や、公私混同ぶりは日産の役員や一部幹部の中では知られていた話で、なぜ、今になって「内部通報」が起こり、事件になったのか。本稿の主眼はそこにある。

はっきり言おう。これは「日産の社内クーデター」とみるべきではないか。さらに言えば、西川廣人社長兼CEOサイドがゴーン氏を引きずりおろすために、日産が検察当局と手を組んだ可能性もあるのでは、と筆者は見ている。

ゴーン氏の逮捕後に出てきた日産のプレスリリースの内容を見ると、この日を用意周到に待っていた節が窺える。

ゴーン氏が繰り返していた「説明」

ではなぜ、日産はゴーン氏を引きずりおろす必要があったのか。その理由について、日産の歴史を振り返りながら以下に解説しよう。

経営破たん寸前だった日産は1999年、ルノーから36・8%の出資を受け入れ、8000億円近いキャッシュを手に入れて倒産を免れた。その後、ゴーン氏が主導する「日産リバイバルプラン」などのリストラを実行して、経営再建を果たした。その後は、グローバル販売を着実に伸ばし、安定した収益が出る会社になった。

1990年代後半は、ダイムラーとクライスラーの経営統合、フォードのボルボ買収など合従連衡が相次いだが、いずれも提携は長続きせず、解消している。大が小を呑む、あるいは強者が弱者を呑む提携は、自動車産業ではうまくいかないケースが多い。開発思想など「文化」が違うため、経営統合しても「血液型不適合」となるケースがあるからだ。

こうした中、日産とルノーは経営統合ではなく、両社が技術や人材などリソースを持ち寄る「アライアンス(同盟)」という位置付けで、片方がもう一方を完全支配する提携ではないことが、関係が長続きした一因と見られてきた。筆者は朝日新聞記者時代も含めてゴーン氏には単独インタビューを何度もしてきたが、ゴーン氏自身もそうした説明を繰り返してきた。

ところが、その両社の提携に転機が訪れたのが2015年だ。ルノーの筆頭株主である仏政府が2年以上保有する株主の議決権を2倍にするフロランジュ法を適用して、ルノーへの経営の関与を高めようとした。日産は、仏政府がルノーへの関与を高めれば、間接的に自社にも影響が及ぶと判断、仏政府への対抗策を講じた。その一つが、ルノーと日産の提携契約の見直しだった。

見直したのは出資比率引き上げの際の手続きだった。現在、ルノーは日産に43・4%、日産はルノーに15%、それぞれ出資して株式を持ち合っている。日本の会社法上、日産がルノー株をさらに10%買い増して25%以上の出資比率にすれば、ルノーの日産に対する議決権が消滅する。

これまでの契約では日産がルノーへの出資比率を高める場合には、ルノー取締役会の承認も必要としていたのを、契約からその条項を消すことでルノーと合意。この契約変更によって、日産取締役会の決議のみでルノー株を買い増すことができるようになった。仏政府の影響が日産の経営に及んできた場合、株式買い増しを行なってルノーの議決権を消すことが狙いだった。

フランスが突きつけた「3つの条件」

さらに2018年に入り、「ポスト・ゴーン」を巡って仏政府が動き始めた。日産は16年に三菱自動車を傘下に収め、日産・ルノー・三菱の3社アライアンスが誕生。その後17年にはゴーン氏は日産社長兼CEOの座を西川廣人氏に譲った。ゴーン氏は現在、日産、三菱両社の会長とルノーCEO兼会長を兼務している。

加えて、日本ではほとんど知られていないが、3社アライアンスの共通戦略を決める司令塔の「ルノー日産BV」という会社が存在し、登記上はオランダ・アムステルダムにある。BVの経営トップは、ルノーCEOが兼務するとの内規がある。

実は今のゴーン氏は、このBV会長の仕事をメインとしていることから、グループ内では「アライアンス会長」と呼ばれている。しかし、ゴーン氏のルノー会長兼CEOの任期は18年までだったことから、ルノーCEOを退任すれば、このBV会長職も手放さなければならなかった。

日産や三菱のCEOではなくても、BV会長という3社アライアンスの戦略を仕切るポストに就いていることは、3社の事実上のトップと同じ意味があるため、ゴーン氏としてはBVトップの座は手放したくなかったと見られる。このため、ゴーン氏はルノーCEO職の座にこだわった。

こうした状況下で、フランスのマクロン大統領は、ゴーン氏にルノーCEOの任期を2022年までに延長する代わりに次の3つの条件を突きつけた。それは、

@ ルノーと日産の関係を後戻りできない不可逆的なものにする
A 後継者を育てる
B ルノーの現在の中期経営計画を達成させる


といった内容だった。ゴーン氏はこの条件を呑んでルノーCEO職に再任された。

この条件@があることから、ルノーと日産が経営統合に近い形で関係をさらに深めるのではないか、といった見方が強まっていた。持ち株会社の下にルノー、日産、三菱をぶら下げるといった見方も出ていた。こうした関係強化策をゴーン氏は18年度中にもまとめる動きを見せていた。

仏政府が特にこだわっていたのは条件@だ。なぜなら、今のルノーは日産からの配当や最新技術を当てにしなければやっていけないほど経営体力も商品力も劣化している。日産なしではやっていない会社になってしまった。見方を変えれば、日産にとってルノーが「重荷」になりつつあった。

このため、日産の西川CEOは、経営の独自性が維持できなくなるとして、これ以上ルノーの支配が強まることを嫌った。提携時にルノーから8000億円近い支援をもらったが、この20年近い関係の中で配当金としてルノーに「恩返し」しており、その額は優に8000億円を上回っている。

社員らの「反発」

仏政府やルノーが強引に日産への支配力を強めれば、西川CEOには、前述したようにルノー株を買い増して日産への議決権を消滅させる強硬策も視野に入っていたと見られる。この強硬策を実施するには、日産の取締役会での多数決で、「西川派」を過半数にしなければならない。

日産の取締役会のメンバー9人は次の通りだ。


カルロス・ゴーン氏
西川廣人氏
グレッグ・ケリー氏
坂本秀行氏
志賀俊之氏
ジャン・バブティステ・トゥザン氏          
ベルナール・レイ氏       
井原慶子氏
豊田正和氏


このうち、西川派は、坂本氏、井原氏、豊田氏と見られ、西川氏自身の票を入れて4票しかなく過半数を取れない。ゴーン氏はCEOを西川氏に譲ったとはいえ、取締役会メンバーは巧みに構成し、自分の意向が通る人選にしていた。

たとえば、前COOの志賀俊之氏は、一時収益が落ちた際に先任を取る形でCOOは退き、産業革新機構CEOに転出したが、取締役では依然として残ったままだ。これは、「志賀氏と西川氏が犬猿の仲であることをゴーン氏が巧みに利用して、志賀氏を残すことで西川氏を牽制する意味合いがある。元々、志賀氏は、ゴーン氏とは非常に親しく、ゴーン氏の戦略ミスを志賀氏が責任をかぶってCOOを退任した経緯もある」(日産関係者)との見方がある。

極めつけは、グレッグ・ケリー氏の存在だ。「ケリー氏は代表権を持つ取締役でありながら日産で勤務している形跡がなく、実際には海外で牧場経営をしている。ゴーン氏が公私混同で会社の金を使うための筋書きをアドバイスするなどの『悪知恵袋』」(同)と見られている。

今回の事件でも、ケリー氏が不正に深く関与したとされている。ゴーン氏とケリー氏を日産取締役会の中から追い払えば、西川氏は過半数を取れると踏んだ、と見られる。

西川氏サイドが「クーデター」を仕掛けたとすれば、彼らにも焦りがあったからではないか(注:西川氏は緊急会見で「クーデターではない」と発言)。昨年に発覚した完成車検査不正問題も、日産の社内不満分子が国土交通省に情報提供したことが発端と見られ、車検制度にもつながる時代遅れの古い制度を残したい国土交通省が、それに乗りかかって日産を叩いた。

社内の不満は、ゴーン氏ら一部の外国人が高給を取り、会社の金で贅沢三昧なのに、現場への投資は怠っていることへの反発であった。ゴーン氏自身が長期政権で権力の座に長くいて、腐り始めていたことは間違いない。

こうした社内の不満を放置していれば、不満の矛先はいずれ西川氏自身に向かってくる……西川氏サイドはそう判断したのではないか。真相解明には時間がかかるだろうが、それが今回の事件の背景にあるというのが、筆者の見方である。
















































http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/517.html

コメント [政治・選挙・NHK253] ジャーナリスト・櫻井よしこ氏が会見(全文1)私は日本会議とは何の関係もない(THE PAGE) 赤かぶ
40. 人間になりたい[865] kGyK1ILJgsiC6IK9gqI 2018年11月20日 15:21:59 : Igew9LiSCV : jX5tMsGMxX4[689]

この裁判で明らかになったことは、植村元朝日新聞記者の記事は捏造ではなかったことと、
櫻井よしことその同類の言っていることがデタラメだったということだ。
櫻井よしこが有罪にならなかったのは、ずさんな取材と、
歴史修正主義者のデタラメな言説を資料としたため、
本当に植村元朝日新聞記者の記事が捏造だと思い込んだ可能性があり、
櫻井よしこが植村元朝日新聞記者の記事が捏造だと言ったことは、
本当にそう思っていたので本人に捏造の意志はなく、名誉毀損にはあたらないということらしい。
櫻井よしこは、司法によって、まともな取材もできず、
資料を正確に読み解くこともできない低能であることが認められた。
とてもジャーナリストなどと呼べる代物ではなく、低能ネトウヨとか、
商売似非右翼と呼ぶにふさわしいゴロツキであることが証明されたということでもある。

裁判は上訴されて、これからも続くのだろうが、
櫻井よしこは事実を誤認して瑕疵のない人にインネンを付け、
誹謗中傷し、なんの関係もない家族にまで危害がおよぶ原因を作ったのだから、
謝罪をするのが筋だが、いまだに自己正当化の嘘を塗り重ねているだけで反省はしない。
この異常な振る舞いの原因は、
精神構造が安倍晋三と同じ人間に成長できなかった子ども病の重症患者であり、
他者の痛みに共感する能力と責任感が極度に欠落していることに由来するのだろう。
この問題は、歴史認識や、事実の検証の問題ではない。
日大アメフト問題や、財務官僚が自殺に追い込まれた事件と同じで、
ゴロツキが社会の事柄に関与すると、必ず不都合が生じ人に不幸をもたらすという事件例である。

一昔前、やしきたかじんと辛抱治郎というゴロツキが出演する低俗テレビ番組があったが、
この番組に、東中野修道という似非学者が出演し、南京大虐殺の被害者である、
夏淑琴(か・しゅくきん、シア・シュウチン)さんを、偽物だといい、
いつもの出演者が笑い者にし、口を揃えて悪口雑言の限りを尽くしていた。
その後、東中野修道は訴えられ敗訴する。
敗訴の理由は、英文記事の誤読ということだった。
(地裁の判決理由には「被告東中野の原資料の解釈はおよそ妥当なものとは言い難く、
学問研究の成果というに値しないと言って過言ではない」
「別人と立証できていない」などの記載があった。)
当時8歳の夏淑琴さんが日本兵に銃剣で刺されたという記事を、
銃剣で刺し「殺された」と誤読したという。
殺されたんだから今いる夏淑琴は偽物だという屁理屈だ。
いくら三流大学とはいえ、東中野修道は大学教授である。
研究者が事実を判断する時には何度も精査し、間違いがないように注意するだろう。
しかも「刺された」と「刺し殺された」という部分は、偽物だと主張するための肝である。
これが本当に間違えたことならば、カレー屋の店主がカレーとウンコを間違えて客に出す以上の、
想像を絶する低能であり、学生に教えをたれる資格などはないだろう。
悪意の捏造であれば、カレー屋の店主が造り置きのカレーが切れたので、
ウンコをカレーだと強弁して客に食べさせる以上の、想像を絶する凶悪犯罪行為である。

子ども病系のゴロツキのパターンはどれも同じだ。
櫻井よしこや東中野修道の役割は、嘘デタラメで都合の悪い相手にインネンを吹っかけ、
低能ネトウヨや同類のゴロツキが騒ぎやすい切っ掛けを造り、ヘイトや脅迫を誘発させ、
都合の悪い相手を萎縮させ、都合の悪い言論を封殺することにある。
戦前は国家により、櫻井よしこや東中野修道のようなゴロツキが大量生産され、
侵略戦争に駆り出された。
このような連中が戦地に行けば、南京大虐殺や慰安婦問題を引き起こすのは自明のことであり、
その蝮の末が、マスメディアや言論を通じて、
いまだに南京大虐殺同様の愚行を繰り返し、近隣諸国との友好を妨げている。
最近、夏淑琴さんが元住んでいた虐殺現場を案内する動画をYoutubeで見た。
大昔、書籍や記事の文章で読んだ多くの残虐な出来事が、一瞬にして甦った。
映像の力は強い。
家族を虐殺され強姦された、8歳と4歳の少女が取り残された。
日本兵の再来襲を恐れ、真冬なのに暖も取れず、お釜のオコゲを水でふやかして食べ、
やっと生き延びることができた。
夏淑琴さんは正気を保ったが、4歳の妹は精神に障害を負ってしまった。
他国の人にこれほど不当な苦痛を与えた国の国民が、たとえ一部だとはいえ、
国家としての責任を認めず、
いまだにセカンドレイプを繰り返している愚かさは筆舌に尽くし難いものがある。
 
 
http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/814.html#c40

コメント [原発・フッ素50] フクイチ(東電福島第一原発)の「水素爆発」は止められた!   赤かぶ
3. 茶色のうさぎ[-8851] koOQRoLMgqSCs4Ks 2018年11月20日 15:27:10 : qeP0BRA7wo : ULKtztzV8AE[-2]

>「水素爆発」は止められた!

 ↑ ばか? 地震で、配管破断してるから、注水不能です。

 つまり、必ず、メルトダウン、メルトスルー、水素爆発します。 <証拠のグラフがあるね♪

 なお、吉井英勝さんの、更迭、粛清は、志位和夫の命令ですね。ぺっ♪

 経産省の三分の一を占める共産党官僚と結託し・・・ <筑波大学名誉教授 中川 八洋

結論: 赤旗は? 中央官庁、広報誌です。ぺっ♪ 長文省略 うさぎ♂


http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/565.html#c3

コメント [政治・選挙・NHK253] 志位和夫さん「亀井静香氏と対談。亀井氏は『米軍基地は米国のためにある。日本のためではない。日米安保だって要らない』」 赤かぶ
82. 日高見連邦共和国[11349] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2018年11月20日 15:30:51 : pYBiRhRShY : JUWRjmwQc1E[2580]
>>78 『22A』さん

連合国に『ソ連』が入っているか、いないかは、当時の『冷戦下』において、日本が
『その構造から逃れ得ない』という私の見解に、一切の影響を与えません。

他の問題提起に関しては、ここでは“蛇足”ですので、しばらくしてから答えます。

あしからず。

http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/753.html#c82

コメント [政治・選挙・NHK253] 志位和夫さん「亀井静香氏と対談。亀井氏は『米軍基地は米国のためにある。日本のためではない。日米安保だって要らない』」 赤かぶ
83. 日高見連邦共和国[11350] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2018年11月20日 15:32:00 : pYBiRhRShY : JUWRjmwQc1E[2581]
>>80 タマちゃん

邪魔だから消えて。(笑)

http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/753.html#c83

コメント [カルト7] 集団ストーカー:一つの解決法 クークラック
608. 2018年11月20日 15:32:22 : EWrpjl1j4k : 4hUC8DZUlPA[247]
それより、私がその「あの時の彼女」とやらです!と例えば言った場合(違いますけど)、
櫻井由美子(宵待草)さんは「命をかけて倒す!」「三途の川」などと言っていらっしゃるため、
私は殺されてしまうのでしょうか?

★違いません。貴女はASKAさんの元彼女です。貴女はその証明をなさって
おりません。ASKAさんの元彼女で無いと仰るならば、ご自分で違うことの
証明をされてください。
若しくは、ASKAさんのオフィスにこの件を、メールでご報告されているのでし
たよね?その証明もなされておりません。ご回答はASKAさん事務所から
ありましたか?それも含めわたしにはお答え戴いておりませんよ。
お答えの無い、ご自分が何方であるのか、いつまでも肝心なことについて
貴女は触れません。
わたしは、ASKAさんへメールして、確認を致しました。それは証明しました
よね。お話がね、いつも貴女は論点を逸らします。故意になさっているのか、
それとも、理解力が無いのかのどちらかでしょう。

✩櫻井由美子(宵待草)さんは「命をかけて倒す!」「三途の川」などと言っていらっしゃるため、
私は殺されてしまうのでしょうか?

★同様にです。理解力皆無でしょう。(貴女を殺める)その様なことが何処に
書かれてありますか?命をかけて倒す・・・そのくらい寝食を惜しみ
貴女と言うひとの文章も話も理解できない、本をお読みですよね、何故に
文の行間がお読みになれないのでしょうか?貴女を諭すために、ASKAさんと
終わっていることを、貴女へわかって戴きたく、懸命に努力をしているの。
三途の川 こちらも同じです。宗教観が必ずしも貴女と同じだとは言いません。
この世に生まれ、命を全うし、あの世に還る時に、貴女は振り返り
ご自身の人生を如何思われるのでしょうか。ご自身のことを今、見つめることは
できませんでしょうか?何故にASKAさんと現在この様になりましたか。
わたしとこうして対峙しいておりますが、そちらについても何故この様に
わたしが貴女へさせていること、ひとの立場になり物事を考えられないの
では無いでしょうか?わたしの申し上げておりますことは、一貫して同じです。
それができない内は、ASKAさんもお困りです。

貴女がASKAさんへメールなさいましたか?お答えありましたらお知らせください。
貴女とは、お話し合いも持てません。そちらのブログ、わたしを拒否設定
なさいましたね。ではこちらの掲示板にいらしてください。此処でお話しを
しましょう?宜しいですね?

http://www.asyura2.com/09/cult7/msg/878.html#c608

コメント [政治・選挙・NHK253] 東京地検特捜部はゴーンは逮捕しても安倍には動かず!  赤かぶ
8. 2018年11月20日 15:37:04 : b4qDb2gYnQ : eeaA11DlQW0[36]
東京地検特捜部・・・権力の意向を窺いながら逮捕する人を決めているところ
           
http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/821.html#c8
コメント [カルト7] 集団ストーカー:一つの解決法 クークラック
609. 2018年11月20日 15:38:48 : EWrpjl1j4k : 4hUC8DZUlPA[248]
どうして貴女へ、ひとことひとこと文章を綴りこれ程に悩み伝えなくては
ならないのでしょうか?

何も今でもわからないままです。


ASKAさんは、貴女とは終わっております。
ASKAさんへ貴女が伺うことです。どうしてなさらないの?できないのですか?
それすらお答えがありません。


何も変わらないです。。。。。

ASKAさんへ伺ってみてはいかがでしょうか?


そしてね。わたしはASKAさんは、わたしのことを真剣に考えて

くださっております。どうしてこんなことを公にしなくてはならないの?

其方も伺ってみては如何?わからないのは、貴女わかろうとなさらない、いいえ
できない。貴女の思考能力はその程度の様です。

他に何かありますか?騒がれる程に、貴女は不利になります。
ご両親に伺ってみてください。
http://www.asyura2.com/09/cult7/msg/878.html#c609

コメント [政治・選挙・NHK253] 日産ゴーン会長逮捕。過ぎたるは及ばざるが如し。内部告発か?(かっちの言い分) 一平民
38. 罵愚[6893] lGyL8A 2018年11月20日 15:43:43 : uz7lDD2pDc : EjeLi5CyXwY[297]
 “国策捜査”だとしたら、フランス政府→ルノー→日産→三菱自動車の所有経路を断ち切って、日産を日本企業に戻そうとするパワーが首謀者なんだろうが、それが社員なのか、それとも日本政府のなかのだれたなのか、のミステリーだな。根拠もない妄想ではなく、リアルな推理を聞かせても対たいものだと思う。

 ふたつめには“企業の所有者は誰か”の話題だな。西欧の近代が発明した資本主義のルールでは企業は資本の所有物ということになる。今回も株式の保有割合で後継者の指名争いが繰り広げられるのだが、古い日本の創業家の私有物の観念も捨てたものではない。
 経営に失敗した創業者は、名誉職に退いて、ご家老が再建に成功したら若殿が復権するような“企業は家業”のスタイルもなくはないと思う。
 そのうえで、資本に任せるというのなら、労働者の権利はどうなる?現実問題として、企業経営に生涯をかけているのは株を持ってる投資家ではなく、毎朝タイムレコーダーを押している従業員だろう。今回の日産劇場だって、スィッチを押したのは日本人役員だし、影響を受けるも従業員だ。経営役員の選出を株主総会に任せるのではなく、従業員組合にも半分以上の議決権を与える制度に改正すべきだと思う。
 そうすれば、この事件は起きなかった。
http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/804.html#c38

コメント [政治・選挙・NHK253] またスピン、ゴーン会長逮捕 入管法改悪の目くらまし(田中龍作ジャーナル)  赤かぶ
57. 2018年11月20日 15:48:47 : AAVP75qerU : IFwGYH5e@tY[16]
>>29
ナベツネが死んで、もう弾がないんだろ。
弾がなくなれば蛸やトカゲのように自分の手足や体の一部を切り捨てたり
食ったりして生き残るしかない。
また、それなりに大きくなけりゃ、スピンにならないし、
都合がいい大権力を持ってる者は、もう自分の仲間しかいない。
清原程度じゃもう誤魔化し利かなくなってるんだよ。
ゴーン程度でも同じだろうけど。
竹中に直接行かないところがスピンセンスのなさを感じる。
http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/811.html#c57
コメント [政治・選挙・NHK253] ジャーナリスト・櫻井よしこ氏が会見(全文1)私は日本会議とは何の関係もない(THE PAGE) 赤かぶ
41. 2018年11月20日 15:52:55 : 8zBzYBqaY6 : QFI3qOqXnlI[1]

日本会議(台湾ロビー)が^^

南京大虐殺が無かった←とする理由は=至って簡単明瞭だ^^

犯人は=蒋介石軍→自分たち台湾ロビー=すなわち日本会議だからである^^


http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/814.html#c41

コメント [政治・選挙・NHK253] ジャーナリスト・櫻井よしこ氏が会見(全文1)私は日本会議とは何の関係もない(THE PAGE) 赤かぶ
42. 2018年11月20日 15:54:42 : 8zBzYBqaY6 : QFI3qOqXnlI[2]

この辺り^^

慰安婦を=慰安所に連れて行きながら^^

それを=日本軍に強制連行されたとする←興亜組織より=台湾ロビー=日本会議は、数段善良である^^


http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/814.html#c42

コメント [政治・選挙・NHK253] 創価学会、公明党がそろり安倍自民離れの魂胆(週刊実話) 赤かぶ
62. 罵愚[6894] lGyL8A 2018年11月20日 15:57:00 : uz7lDD2pDc : EjeLi5CyXwY[298]
>>42
>今頃になって安倍の正体に気づくとか遅すぎだろ(苦笑)

 いや、そうではなくって、またもや利権屋保守に飲み込まれてしまいそうなんだよ。橋本も、小泉も、改革を目指した自民党総裁は、ミ〜ンナ利権屋保守に飲み込まれてしまった。こちらから、飲み込んでやろうとした田中や小沢はミイラ盗りがミイラになってしまった。そのワダチに安倍さんも、はまりそうになっている…


http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/767.html#c62

コメント [昼休み54] 『小笠原誠治の経済ニュースゼミ』の小笠原誠治氏は完全なアホだった 中川隆
16. 中川隆[-13664] koaQ7Jey 2018年11月20日 15:58:04 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-20956]

古賀茂明「安倍政権の外国人単純労働者の受け入れ拡大は経団連のための低賃金政策だ」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181118-00000012-sasahi-pol
AERA dot. 11/19(月) 7:00配信


「人手不足だ!」という経済界の悲鳴に応えるべく、自民党政権は、これまでも日本の労働者の賃金を国際的に見て低い水準に抑える政策を一貫して採ってきた。

 少子高齢化による生産年齢人口(15歳〜64歳)の減少への対応ということもあるが、基本的には、競争力を失った日本の産業の「構造改革なき延命策」として、この政策が採られたというのが本質だ。

 どういうことか説明しよう。

 先進国になると、労働条件を向上させる方向に舵を切らなければならなくなる。その根底には、生産年齢人口の減少で労働者の立場が強くなるということもあるし、経済的に豊かになって、社会全体に余裕が生まれ、より人間的な生活を保障すべきだという国民の声が高まるのに対して、政治家や企業経営者が対応せざるを得ないということもある。

 賃金を上げ、休暇を増やし、労働時間も短くすることにより、全体としての労働条件は向上してくる。しかし、それは、企業にとっては、負担増である。その負担を生産性の向上によって吸収できれば良いのだが、そうした活力を失った産業・企業では、徐々に対応力を失い、労働条件向上の流れを何とか止めたいという欲求が高まる。大企業はもちろんだが、むしろ、企業体力の弱い中小企業では、より早い段階からこうした声が出てくる。

 こうした国内の構造的要因に加え、80年代には「ジャパン・アズ・ナンバーワン」と言われた日本企業が、90年代以降、急速に国際競争で優位性を失うという状況が生じた。本来は、ここで、日本の大企業は、労働条件を引き上げても競争できるビジネスモデルへの転換を図らなければならなかったのだが、そうはしなかった。イギリス、ドイツ、オランダなどでは、その転換に20年以上を費やしたが、日本は最初からそれを諦めた。そして、労働コスト引き下げで競争力を維持するという、より安易な方向に逃げようとしたのである。

 95年に日本経営者団体連盟(日経連。主に労働問題を扱う大企業経営者団体の集まり。後に経団連に統合された)が出した、有名な「新時代の『日本的経営』」というレポートはこの動きを象徴するものだ。このレポートでは、正社員(正規雇用)中心の雇用から、残業代ゼロ法案でも問題とされた高度専門職的な雇用とパート・派遣などの切り捨て用雇用を併用した新たな雇用戦略を取るべきだと提唱していた。今から20年以上前に大企業の経営者たちが描いた設計図通りに日本の雇用が動いてきたということになる。

■財界への忖度で自民党政権による派遣解禁・拡大

 もちろん、日本には企業経営者の団体だけでなく、労働組合というプレイヤーもいるのだが、その声を反映した政策を掲げる政党は、万年野党で、ほとんど政権に就くことはない。一方、一貫して与党であった自民党は、企業献金と企業の選挙応援によって選挙を戦う政党なので、基本的に企業の既得権と一体となった政策を採り続けてきた。

 その一環として実施されたのが、企業の労働コスト削減を支援する労働者派遣拡大政策だ。これが、事実上、正規雇用から非正規雇用への大転換による労働コスト削減支援策となって行った。

 日本では使用者が、自分が雇っている人を他人に供給することは、不当な中間搾取を招くとして職業安定法で禁じてきた。しかし、まず86年には、労働者派遣法が施行され、派遣は原則禁止としながらも、13業務については例外的に派遣を認めることになった。次に、99年の派遣法改正では、これまで専門的な仕事に限定されていた派遣対象業務が、製造業を除き、原則自由化された。さらに、04年の改正では、製造業への派遣も解禁され、港湾運送、建設、警備などを除くほとんどの職種で派遣労働を導入することが認められた。派遣労働は例外だったのが、ほとんど自由になったのだ。大きな方向転換である。 こうして、派遣が一気に拡大する結果となった。

■賃金切り下げ支援第2弾は円安政策

 もちろん、こうした政策支援は企業にとっては、福音だった。しかし、製造業の企業は、ほとんどが、アジア諸国の追い上げに遭い、それに対して、有効な手を打てないままどんどん競争力を失って行った。基本的に経営者の能力が著しく欠如しているというのが、日本の産業の最大の問題なのである。

 こうした事態に直面した企業をさらに苦しめたのが、円高だ。民主党政権時代の11年には、1ドル80円未満という超円高が、新たなビジネスモデルの構築を怠っていた日本企業を襲った。12年末に政権に就いた安倍政権は、企業の声に応え、アベノミクスの第一の矢として異次元の金融緩和を掲げた。お金をじゃぶじゃぶにして金利を下げるというのが目的だが、その本当の目的は円安だった。円は、一気に120円まで下がった。

 これは、輸出企業から見ると二重の意味で助け舟になる。1ドル80円に比べて、1ドル120円は何を意味するか。まず、同じドル価格で輸出しても、手取りの円は1.5倍に膨らむ。1ドルで輸出したら、以前は手取り80円だったのが120円になるからだ。製造コストが70円なら、粗利は10円から50円へと5倍増だ。

 また、円安になれば、その分ドル価格を引き上げる余力が出て来る。1ドルだったものを3分の2ドル(67セント)にしても、手取りは80円と変わらない。3分の1の値引きが可能になるから、競争力は飛躍的に増す。

 これを、労働コストの面から見るとどうなるか。1ドル80円時代なら、時給800円の労働者の賃金はドル換算で10ドルだ。これが1ドル120円になれば、6.67ドルに下がる。つまり、国際的に見て、日本の労働者の賃金は3分の1カットされたことになるのである。円安とは、日本の価格がすべてドルベースで見れば大安売り状態になるのだが、当然のことながら、労働も安売りになるということを意味する。

 これは、ある意味、究極の労働高コスト切り下げ政策だとも言える。輸出大企業はこれで一息つくと同時に、円安による大増益を実現した。

 しかし、永遠に円安が進み続けるわけではない。結局、これで日本の企業の競争力が蘇ることはなかった。当たり前のことだが、企業経営者が単なるコスト競争ではない、新たなビジネスモデルへの転換を行うことができないまま、派遣規制緩和、円安などの政府によるカンフル剤を打ち続けているから、その効き目がなくなると、また元の木阿弥になるのである。

■低賃金政策第3弾が外国人単純労働者受け入れ拡大策

 そして、どうしてもやって行けないダメ企業のために繰り出されたのが、外国人労働者受け入れ拡大策だ。もちろん、これまでも、静かに外国人単純労働者を受け入れる政策を、自民党政権は続けてきた。

 今、散々叩かれている外国人技能実習制度はその代表だ。「技能実習」で国際貢献というのは、真っ赤な嘘で、実態は、低賃金単純労働者を労働生産性を上げることができない分野に供給する仕組みだ。国営の「口入屋」と言っても良い。国が搾取するわけではないが、技能実習生が、間に入ったブローカーに搾取され、労働現場でもブラックな企業に搾取されるという悲惨な例が、いくつかという話ではなく、非常に広範に見られるのは、報道などでも皆さんご存知だろう。

 単純労働者の受け入れには、もう一つの仕組みが既に存在する。それは、外国人留学生だ。08年に策定された「留学生30万人計画」。当時14万人だった日本への留学生を20年に30万人へと倍増しようという計画だ。そう言えば、聞こえがいいが、当初の理想はどこへやら。今や完全に単純労働者輸入計画になっている。

 この計画は、実は非常に「順調に」推移していて、17年で26.7万人にまで増加し、目標達成は近づいている。留学生が増えていると聞けば、勉強熱心な海外の学生の間で日本の人気が高まっているのだなと思う人が多いかもしれないが、それは全くの間違いだ。

 実は、大学生や大学院生などの高等教育機関の増加は非常に緩やかで、伸びているのは圧倒的に日本語学校生だ。過去5年では、3倍以上、増えている。彼らのかなりの部分は、コンビニやファストフードなどの飲食店でアルバイトをしている。日本で働くためにやって来ているという側面もあり、外国人労働者全体128万人のうち、学生アルバイトは23%も占めている。日本は、留学生のアルバイト規制がアメリカなどに比べて非常に緩い。これらの政策は、事実上コンビニなどの業界を支援するために、留学生を増やす政策になっているということだ。

「技能実習」も「留学」も実は、自民党政権が陰に隠れてやってきた、単純労働者導入政策である。しかし、これらを実施してもなお、日本には低賃金労働無くしてはやって行けない低生産性産業や企業が大量に存在するというのが、悲しい実態だ。

■外国人単純労働者を増やすより能力のない経営者は退場せよ

 低賃金の温存とは、低生産性の温存と言い換えても良い。

「人手不足」と言うが、今、国会に出されている「単純労働者受け入れ法案」の対象となる14分野のうち、賃金、休暇、労働時間などで、他の分野に比べて非常に良い条件を提示している分野がどれだけあるのか。もし、他よりも低い条件しか提示できないなら、そこに人が来ないのは人手不足の問題ではなくて、単に、低生産性の問題である。この状況は、自民党が採ってきた経営者のための低賃金政策の当然の帰結と言って良い。

 しかし、今回の法案は、来年の選挙に向けて、経済界を「買収」するためにはどうしても必要な法案だと、いまだに安倍政権は考えているようだ。選挙のために、できの悪い経営者の言いなりになっているのだ。

 考えてみれば、安倍政権になって、12年から17年の間に実質賃金は4%以上下がった。これから上がると言うが、来年10月の消費税増税で、また実質賃金は下がるだろう。12年の水準に戻るのは相当先になりそうだ。今の政策を続けている限り、日本の生産性は上がらない。生産性が上がらない中で実質賃金を上げるには、企業の取り分を減らして労働者の取り分を増やす(労働分配率を上げる)しかないが、それは永遠には続けられない。

 安倍政権は、今までの政策を根本から見直し、まずは、日本の企業経営者に、今よりもはるかに良い賃金、休暇、労働時間の条件を提示できる新たなビジネスモデルへの転換を強力に促す政策を始めたらどうか。

 今、日本に一番必要なのは、外国人単純労働者ではなく、高い労働条件を提示できる経営者だ。それができない経営者には退場を迫るべきだろう

http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/319.html#c16

コメント [経世済民129] 知らなんだ!世間はそんなに景気がいいのか?   赤かぶ
9. みずほ[-57] gt2CuILZ 2018年11月20日 15:58:33 : GHKbRrR42c : f9BdDu2Hy4c[11]
やはり世間は好景気に湧いているらしい。素晴らしいこと。
http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/482.html#c9
コメント [戦争b22] 超音速空対艦誘導弾、ASM-3の開発完了、部隊配備へ(かいけつニュース速報) 怪傑
3. 2018年11月20日 15:58:54 : qXCKKEZ5z6 : Davlu8FHrzk[1]
>>03
バカはオマエだろ。

ハープーンは1970年代の産物。50年前の製品だ。
骨董品がまだ実戦配備もされていない超新型より小型?
ここでおかしいと気がつかない神経がどうかしている。

ロシアについては、まぁ昔から大きくて高速のミサイルを作っていたが、そういう戦術なのだろう。日本はアメリカを中心とする西側と協力体制にあるのだ。ロシアのマネをしてどうする?

その大きさとスピードではステルスの性能が低いのは簡単に予測できる。アメリカを中心とする西側の戦術と合わないだろう。共同で作戦ができないじゃないか。日本だけロシアみたいに物量作戦で攻撃するつもりなのか。

よく知りもしないくせに他人をバカ呼ばわりとか、アホの極みだな。やはりオマエには逃げられないように徴兵令状でも送って兵役についてもらうのが一番お似合いだろう。尖閣の便所掃除でもしていたまえw

http://www.asyura2.com/18/warb22/msg/417.html#c3

コメント [カルト7] 集団ストーカー:一つの解決法 クークラック
610. 2018年11月20日 16:05:44 : EWrpjl1j4k : 4hUC8DZUlPA[249]
申し訳ありませんが、わたしも家のこと、仕事、全くできない毎日なのね。
コメント、お答え、貴女が綴って戴けますか?

此方でも、わたしブログでも、貴女のブログでも構いません。

そして、ご自分が動かれてくださいね。質問に答えて戴きたいです。

はてなさんも、貴女とわたしの遣り取りをご覧でしょうからね。

貴女は何も、ご自分から行動もなさいませんね。ひとのはなしも聞くこと

できません。何かひとつでも、証明なさってくださいね。

そして、結果の報告をしてください。お願いをしますね。

https://yoimatigusa.hatenablog.jp/entry/2018/11/20/154449
http://www.asyura2.com/09/cult7/msg/878.html#c610

コメント [政治・選挙・NHK245] 「あなたの生活を今より楽にするために!山本太郎が実行したい3つの提案!」ど〜ん!(ウィンザー通信) 赤かぶ
59. 2018年11月20日 16:10:00 : HcazvcnorE : AMBpGAdtUMA[1]
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元国税が暴露。「消費税は社会保障のため不可欠」が大ウソな理由 - まぐまぐニュース!
https://www.mag2.com/p/news/377019
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消費税は社会保障になど使われないという衝撃の事実を明かした上で、この税金がいかに欠陥だらけなものかを白日の下に晒しています。
■消費税についてもう一度ちゃんと考えてみよう
消費税というのは、欠陥だらけの税金なのです。それは、税金を専門とする学者の多くがそれを指摘しています。御用学者以外の税金学者のほとんどは、消費税に反対しているのではないでしょうか?
財務官僚は財務官僚で、自分の目先の「安定財源」のことしか考えていません。財界は財界で、自分の利益のことしか考えていません。
■「社会保障のため消費税は不可欠」というウソ
消費税というのは、まずその存在意義そのものについて大きな疑問というか嘘があります。消費税が創設されるとき、国は「少子高齢化のために、社会保障費が増大する。そのため、消費税が不可欠」と喧伝しました。でも、実際消費税は、社会保障費などにはほとんど使われていないのです。
では、何に使われたのかというと、大企業や高額所得者の減税の穴埋めに使われたのです。それは、消費税導入前と現在の各税目を比較すれば一目瞭然です。これは別に私が特別な資料をつかんで発見した事実などではありません。国が公表している、誰もが確認することのできるデータから、それが明確にわかるのです。
消費税が導入されたのは1989年のことです。その直後に法人税と所得税があいついで下げられました。また消費税が3%から5%に引き上げられたのは、1997年のことです。そして、その直後にも法人税と所得税はあいついで下げられました。そして法人税のこの減税の対象となったのは大企業であり、また所得税のこの減税の対象となったのは、高額所得者でした。
消費税の税収の大半は、所得税と法人税の減税分の穴埋めで使われているのです。消費税によって、新たに使えるようになった財源は、わずか3兆円に過ぎないのです。
この現実は、誰でもすぐに確認できるものです。なのに、なぜ、世間の多くが消費税に疑問を持っていないのか、筆者としては不思議でならないのです。来年、消費税の増税は決まっていますが、その一方で法人税の減税なども検討されています。消費税の増税分が、どういう使われ方をするのか、火を見るより明らかではありませんか?
■日本の金持ちの税金は欧米の半分以下
「消費税は、金持ちの減税の穴埋めに使われている」という主張をすると、決まって次のような反論をする人が現れます。「日本の金持ちの税金は元が高いのだから、減税されてもいいはずだ」と。しかし、これも国の喧伝にまんまとひっかかっています。
確かに日本の富裕層の税金の「名目上の税率」は、他の欧米諸国に比べると高くなっています。しかし、日本の富裕層の税金には様々な抜け穴があって、名目税率は高いのだけれど、実質的な負担税率は驚くほど安くなっているのです。むしろ、日本の富裕層は先進国でもっとも税金を払っていないといえるのです。
個人所得税というのは、先進国ではその大半を「高額所得者が負担しているもの」です。国民全体の所得税負担率が低いということは、すなわち「高額所得者の負担率が低い」ということを表しているのです。これはつまり、日本の富裕層は、先進国の富裕層に比べて断トツで税負担率が低いということなのです。日本の富裕層は、名目の税率は高くなっているけれど、実際に負担している額は非常に低くなっているということなのです。
なぜ日本の金持ちの実際の税負担率が低いかというと、日本の税制では富裕層に関して、様々な抜け穴があるからです。株の配当所得の所得税は、どんなに高額であっても15%ですむなど、富裕層には様々な税金の抜け穴があります(一つの会社の大口株主は除く)。
つまりは、日本の金持ちは、先進国並みの税金を払っていないのです。そのしわよせが、消費税となっているのです。もし日本の金持ちが、先進国並みの税金を払えば、消費税の増税などまったく必要ないのです。というより、消費税の廃止さえ可能なのです。
そして、消費が細りつづけて格差が広がりつつある日本の現状を見たとき、課税すべきは消費ではないことは明らかです。
■「日本は間接税の比率が低い」は本当か?
ここまで説明しても、まだこういう反論をする方がいるはずです。「日本は間接税の比率が低い。先進国はどこも間接税をたくさん取っているのだから、日本も間接税の割合を増やすべき」。しかし、この論も大きな欠陥があるのです。
確かに、日本の間接税はヨーロッパ諸国に比べれば低いです。しかし、日本の場合、公共料金やNHK受信料など「準税金」が非常に高く、国民生活の実態においては、高額の間接税を払っているのと同じ状況になっているのです。これはデータとしても明確に表れているのです。
間接税というのは、税金をモノの値段に上乗せする税金です。間接税の最大の欠点というのは、モノの値段が上がる事です。それが一番、我々の生活に直結することです。もし、間接税を上げても、モノの値段が変わらないのだったら、間接税などいくら上げてもいいわけです。つまり、間接税というのは、国民がモノの高さを我慢することによって、間接的に税負担をするという税金なのです。
となると、間接税というのは物価との関係をセットで考えなくてはなりません。もし物価がものすごく低い国だったら、消費税を多少上げても、国民の生活にはそれほど影響はしません。でも物価がものすごく高い国だったら、消費税を上げたならば、たちまち国民生活に影響することになります。で、日本は物価が高いでしょうか、低いでしょうか?
日本は、実は世界一物価が高い国なのです。
ヨーロッパの先進国は、間接税の税率は確かに高いけれど、物価は日本より安いのです。だから、間接税の負担感というのは、日本より小さいのです。逆に今の日本の生活というのは、世界最高の間接税を払っているのと同じ負担感だといえるのです。つまり、日本の消費税は実質的には世界一高いのと同じことなのです。
しかし、今の消費税の議論では、全体の物価の負担感は、まったく比較せずに、単に「消費税の税率」だけを比較して「日本は間接税の負担が少ない」などと言っているわけです。消費税増税論が、いかに根拠の薄い表面上だけのものであるか、これで理解していただけたのではないでしょうか。
消費税を上げれば、消費が冷え込みます。それは当然のことです。実際、今までそうなってきました。そして消費が冷え込めば、景気が落ち込みます。消費税の導入以来、ずっとその悪循環を繰り返しです。
日本はデフレで物の値段が上がっていないといわれ続けてきましたが、実は、すでに世界一物価が高いので、これ以上なかなか物価が上がらないのは当たり前のことなのです。今の日本経済で問題なのは、デフレという表面的な数値のことではなく、収入が上がっていないのに増税ばかりが続き、消費が先細りしている、それが経済全体に悪影響を及ぼしているということなのです。金融緩和や財政投資などで、人為的に金の流れをよくして、一時的に景気をよくしても、本質的な景気回復にはつながらないのです。
■消費税は格差を広げる税金
そして、消費税の最大の欠陥というのは、格差を広げるということにあります。なぜ消費税は格差を広げるのか、簡単に説明しましょう。消費税は、何かを消費したときにかかる税金です。そして人は生きていく限り、消費をしなければなりません。「自分は貧乏だから消費をしない」というわけにはいかないのです。そして貧乏人ほど収入に対する消費の比重が大きいものです。
貧乏人は所得のほとんどを消費に回すので、所得に対する消費税の割合は、限りなく消費税率に近づくことになります。たとえば、年収300万円の人は、300万円を全部消費に使うので、消費税を24万円払っていることになります。300万円のうちの24万円払っているということは、つまり貧乏人にとって消費税は、所得に8%課税されるのと同じことなのです。
しかし、金持ちは、所得のうち消費に回す分は少ないものです。だから、所得に対する消費税率の割合は非常に小さくなります。たとえば1億円の収入がある人が、2,000万円を消費に回し、残りの8,000万円を金融資産に回したとします。この人は所得のうち5分の1しか消費に回していないので、所得に対する消費税の課税割合も5分の1です。つまり、所得に対する消費税率は、1.6%で済むのです。
これを普通の税金に置き換えれば、どれだけ不公平なものかがわかるはずです。もし、貧乏人は所得に対して8%、金持ちは1.6%しか税金が課せられない、となれば、国民は大反発するはずです。しかし、実質的にはそれとまったく同じことをしているのが、消費税なのです。
「消費税は公平な税金だ。物を買った時に誰にでも同じ率で課せられるし、消費税を払いたくなければ、消費しなければいいだけだ」などという人もいます。でも、それこそ意地悪で現実離れした話です。人は消費しなくては生きていけません。そして、所得が低い人ほど、「消費をしない」という選択肢がありません。貯金をする余裕がないから、必然的に収入のほとんどが消費に充てられるわけです。貯金という逃げ道のない人を狙ってかける税金、それが消費税なのです。
税金には本来、所得の再分配の機能があります。所得の高い人から多くの税金を取り、所得の少ない人に分配する、という機能です。経済社会の中で、どうしても生じてしまう様々な矛盾を、それで是正しようということです。でも消費税は、所得の再分配と、まったく逆の機能となっています。
今回の消費税増税において、軽減税率というものが採り入れられます。だから、所得の低い人にも配慮している、という体は取られています。しかし食料品などが、わずか2%だけ安くなるというような、チャチな軽減税率では、モノの役には立ちません。ヨーロッパの間接税は、生活必需品は非課税にするなど、もっと「ちゃんと国民生活のことを考えた税制」になっているのです。
もし消費税が税収の柱になっていけば、お金持ちはどんどん金持ちになって、貧乏人はどんどん貧乏人になります。これは、単なる理論的なことだけではありません。思い起こしてみてください。格差社会といわれるようになったのは、消費税導入以降のことです。消費税導入以前、日本は「一億総中流社会」と言われ、格差が非常に少ない社会だったはずです。国民全部が、自分たちのことを中流階級だと思っていたわけです。つまり貧しい人がいなかったということです。格差が広がったのは、消費税が導入されてからなのです。
格差社会には、いろんな要因があるので、消費税だけのせいではないけれど、一つの大きな要因であることは間違いないのです。税の専門家の間では消費税を導入すれば、貧困層がダメージを受けるということは、当初から言われていたことです。税金の常識である「金持ちの負担を多く、貧乏人の負担を少なく」ということにまったく逆行しているのです。

http://www.asyura2.com/18/senkyo245/msg/347.html#c59
記事 [経世済民129] 日産ゴーン逮捕の裏側と今後 衝撃はこれからが本番だ<上>全国から検事を集めた東京地検のヤル気と捜査の行方(日刊ゲンダイ)
 


日産ゴーン逮捕の裏側と今後 衝撃はこれからが本番だ<上>
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/242046
2018/11/20 日刊ゲンダイ


カリスマ経営者が一転、犯罪者に(報道陣が集まる横浜の日産本社、19日夜=右)/(C)日刊ゲンダイ

全国から検事を集めた東京地検のヤル気と捜査の行方

 虚像が音を立てて崩れた。カリスマ経営者の逮捕は、世界中に衝撃を与えている。

 東京地検特捜部が19日、日産自動車での役員報酬を過少に申告した疑いがあるとして、同社会長のカルロス・ゴーン容疑者(64)と代表取締役のグレッグ・ケリー容疑者(62)を金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)容疑で逮捕した。特捜部は2人の認否を明らかにしていない。

 逮捕は青天のへきれきだが、当局は周到に準備を進めていた。

「ここ数カ月、東京地検が全国から応援の検事を呼び集めて極秘捜査を進行していた。バッジ(政治家)狙いかと思っていたらゴーン氏逮捕で驚きました」(大手紙の司法担当記者)

 東京地検の発表によると、2011年3月期から15年3月期の5年間で、ゴーン容疑者の報酬が実際は合わせて約99億9800万円だったのに、有価証券報告書には約49億8700万円と、50億円あまり少ない虚偽の記載をして提出した疑いがある。

 日産の対応は素早かった。19日夕に声明を出し、夜には会見を開いて、2人の解職を取締役会に提案すると発表。内部通報を受けて数カ月間調査したところ、ゴーン容疑者には役員報酬の過少記載だけでなく、会社の資金も「やっちゃえ、日産」とばかりに私的流用するなど、複数の重大な不正行為があり、これにケリーが深く関わっていたという。

 今回の逮捕容疑は金融商品取引法違反だが、これはあくまで突破口だ。

「日産は特捜部に資料を提供するなど捜査に全面協力しているそうですから、50億円の過少申告だけで終わることはないでしょう。ゴーン氏は特別背任や横領などにも問われる可能性が高いと思います」(元検事の落合洋司弁護士)

 捜査への全面協力は、日産が法人を守るために当局と司法取引したためという見方もあり、余罪も含めて個人犯罪は立件のハードルが低そうだ。逮捕者が代表取締役2人だけで終わる保証はない。
















http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/518.html

記事 [カルト19] ガッキー・トラの尾を踏んだ、金玉・マクロンへの当てつけ、ポニョ・前夜。いずれにせよ馬鹿の頭越しの出来事である。
北方領土もそうだが、プーチンとギリギリの交渉をしているように演技させてもらう許可は得ているようだが、極東の防衛の話に、官僚ならともかく、日本語も不自由なお飾りの馬鹿が決める資格などある訳がなく、プー習トラの新ヤルタで決めるのが当たり前で、ゲンダイ・溝口・先ずトラにお伺い立てるのが先だろ、が建前から言ってももっともだし、面倒だから馬鹿抜きで決めると言うのが当たり前で、半島問題と同じである。
主権国家だと偉そうに振る舞っても、関東地方を横田空域が覆っていて主権もへったくれもなく、大体、占領国のおかげで馬鹿の癖に八百長で二度も傀儡首相をさせてもらっている分際で、なに勘違いしてんのという事である。
てな訳で、ゼロ回答か二島か四島かまさかのサハリンもかは、馬鹿が考える事ではなく、三巨頭が決める事で、やってる感とかインスタ映えとかパシリの癖に格好つけるなという事で、根室市民・返ってくる訳ねーべ、安倍の言うこと真に受けるな、との見立てが全てで、ゴーンサックスの件も指揮権がどうだという話ではなく、いつものように上のやること見てるだけー&言われたことやるだけー、間違いながらカンペを読むだけーの馬鹿という事である。
http://www.asyura2.com/18/cult19/msg/831.html
コメント [政治・選挙・NHK245] 「あなたの生活を今より楽にするために!山本太郎が実行したい3つの提案!」ど〜ん!(ウィンザー通信) 赤かぶ
60. 2018年11月20日 16:26:02 : HcazvcnorE : AMBpGAdtUMA[2]
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元国税が暴露。「消費税は社会保障のため不可欠」が大ウソな理由 - まぐまぐニュース!
https://www.mag2.com/p/news/377019
http://www.asyura2.com/18/senkyo245/msg/347.html#c59
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なぜこんなにバカなのか…消費税増税対策案のハチャメチャぶりに唖然 - ライブドアニュース
http://news.livedoor.com/article/detail/15598303/
しょせん“ごっつぁん体質”の議員やセレブ官僚の考えることだから、クレジットカードを持たない高齢者や特売チラシ片手にスーパーを回る貧乏人のことなど分かっちゃいないのだ。
 「プレミアム商品券はカードを持たない高齢者らを支援するためというのが趣旨です。公明党は公費で購入価格に一定額を上乗せするプレミアム商品券の発行を提案し、政府内で具体的な検討が進んでいますが、政府は購入者を低所得層に制限したい意向です。さらには0〜2歳児がいる世帯には、中高所得層も含めて購入を認める案が8日、政府・与党内に浮上しています。ただおかしいのは、プレミアム商品券の購入者が、低所得者だと周囲に分かってしまうと与党の一部が反発していることです」

消費増税のポイント還元案「反対」52% 朝日世論調査:朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASLCM4HPQLCMUZPS002.html
 朝日新聞社の17、18日の世論調査で、来年10月の消費増税時に政府が検討しているポイント還元案について尋ねたところ、「反対」は52%で、「賛成」の34%を上回った。
 ポイント還元案には、年齢が上がるほど反対が増える傾向がみられた。
40代で賛否が逆転し、60代は「賛成」21%、「反対」67%だった。
 政府は、消費増税時に低所得世帯や0〜2歳児がいる世帯を対象に「プレミアム商品券」の発行を検討している。
60代で反対が多かった。

消費増税:引き上げ時、初診料上げ 数円〜数十円 厚労省方針 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20181119/ddm/003/010/089000c
 厚生労働省は来年10月の消費税率10%への引き上げ時に、増税分を初診料などに上乗せすることを決めた。
医療サービスは非課税で患者から消費税を直接取れないための措置。
現在より数円から数十円多くなる見通し。

厚生労働省 消費増税時に「初診料ドサクサ値上げ」検討|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/241991
厚生労働省が増税のドサクサに紛れ、医療機関での初診料値上げを検討していることが分かった。
 医療サービスは非課税で患者から消費税を取れないため、消費税を上げても国庫収入は増えない。そこで、初診料を現在より数円〜数十円値上げして収入を増やそうというわけだ。貧乏人は病院に行くなということか?

「消費増税はマイナスの影響」6割の企業が懸念「景気改善の実感ない。保留すべき」 | キャリコネニュース
https://news.careerconnection.jp/?p=62708
「増税でマイナスの影響がある」と答えた企業は55.1%に上る。業種別では「小売」(81.2%)で顕著だった。
「景気が上昇している実感はなく、引き上げを保留すべき」(経営コンサルタント、東京都)
と否定的な考えも出ている。

携帯料金値下げ、クレカ払い手数料に上限……異例の「価格統制」は何のため? | BUSINESS INSIDER JAPAN
https://www.businessinsider.jp/post-179647
■「ポイント還元」恩恵はクレカを持てる中高所得者に
所得が多いか少ないかに関わらず、消費した金額に一定の税率で課される消費税は、所得が低い人ほど負担が重くなる性質(逆進性)がある。主に中高所得者が恩恵を受けるポイント還元制度は、政府も消費税の短所と認める逆進性を高めてしまう可能性が高い。

日本は消費増税もキャッシュレス化も失敗する? 韓国「年間30万円還附」を模倣せよ=岩田昭男
https://blogos.com/article/339623/
政府による消費増税の還元策 クレジットカード会社は慎重姿勢 - ライブドアニュース
http://news.livedoor.com/article/detail/15607678/
マイナンバーカード利用にポイント 消費増税で自民検討  :日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO37903720X11C18A1MM8000/

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元国税が暴露。「消費税は社会保障のため不可欠」が大ウソな理由 - まぐまぐニュース!
https://www.mag2.com/p/news/377019
http://www.asyura2.com/18/senkyo245/msg/347.html#c59
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「あなたの生活を今より楽にするために!山本太郎が実行したい3つの提案!」ど〜ん!(ウィンザー通信) 赤かぶ
http://www.asyura2.com/18/senkyo245/msg/347.html#c58

http://www.asyura2.com/18/senkyo245/msg/347.html#c60

コメント [カルト19] 朝日・ゴーン逮捕か、日産・会長職解任。小泉サックスに改革詐欺のお墨付きを与えたワルである。 ポスト米英時代
10. 2018年11月20日 16:28:24 : o3QrDJ9g1w : 4hlkJk4rXAQ[166]
儲けたなら規則通り納税せんとな。
http://www.asyura2.com/18/cult19/msg/829.html#c10
コメント [政治・選挙・NHK240] TOKYO MXが『ニュース女子』打ち切りも他局やネットで番組続行! “DHCがバックにいる”と開き直る出演者(リテラ) 赤かぶ
189. 2018年11月20日 16:30:20 : HcazvcnorE : AMBpGAdtUMA[3]
11/19までに申込み アジア記者クラブ11月定例会「沖縄報道を考える 深まるジャーナリズムの危機の中で」山田健太さん(11/21、専修大学)
http://www.labornetjp.org/EventItem/1540448904386matuzawa
http://archive.is/mQYqK
 直近の沖縄県知事選やTOKYO MX「ニュース女子」の沖縄ヘイトデマ問題まで幅広く議論したいと考えています。
 名護市や宜野湾市の市長選同様に、今回の沖縄県知事選でも政府が新基地建設に反対するオール沖縄候補と対立する候補を安倍政権が丸抱えで支援し、ネガティブキャンペーンなどの情報操作やバラ色公約の拡散など手段を選ばない異様な選挙が続いてきた。
 当日は、明確に安倍政権と一体となって基地強化策を説く本土紙が出現し、沖縄と本土の温度差から分断へとメディア状況が変化する中で、なぜ本土メディアが事実を歪めるのか、なぜ忖度するのか、沖縄の新聞と放送の歴史と現状、フェイクニュースの噴出と沖縄ヘイトの背景に至るまで解説していただきます。
■日 時 2018年11月21日(水)18時45分〜20時45分
■会 場 専修大学 神田キャンパス 3号館 3階・303教室

愛知)ヘイトスピーチ、どう立ち向かう 名古屋で講演会:朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASLCK7L28LCKOIPE010.html
差別をあおる「ヘイトスピーチ」を考える講演会が17日、名古屋市中区の愛知県弁護士会館であった。
ヘイトスピーチ対策法施行から2年以上が経過しても、各地で続く差別デモやネット上のマイノリティー攻撃に、社会はどう立ち向かえばいいのか。

「netgeek」実態を関係者ら証言 誤報、炎上、マスコミ超える拡散力の舞台裏
https://www.buzzfeed.com/jp/takumiharimaya/netgeek01
いわゆるフェイクニュース問題。
国内でもそういった記事を掲載しているサイトが多数ある。その中でも記事が大量拡散しているのが「netgeek(ネットギーク)」だ。
■連絡先も不明のメディアの選挙記事が大拡散
政治的な記事に関しては、新聞やテレビを「偏向報道」と批判したり、野党政治家を揶揄したりするようなものが多い。
■炎上煽る編集マニュアル、500シェア未満はゼロ円
シェア数が報酬に直結し、500未満はタダ働きというシステムであれば、ライターたちはFacebookやTwitterでシェアされやすい記事を狙いたくなる。読者の怒りを煽ってシェアさせる炎上系の記事が発生しやすい下地だ。
■裏付けなしで批判し、炎上させ、政治家もそれを拡散する
例えば、netgeekが2017年6月20日、「日テレ・フジ・TBS・テレ朝の16番組以上を1つの制作会社が担当して偏向報道やりたい放題。日本は乗っ取られた」という記事を掲載した(現在は削除)。
裏付けなしで書かれているに過ぎない記事だが、マスメディアに批判的な人たちによって広く拡散した。
政治家までもシェアをした。自民党の長尾敬衆院議員はnetgeekのこの記事を「拡散!情報戦です!」とツイートした(後日、削除したうえで、拡散したことを謝罪)。
■運営者を特定し、登記簿上の所在地へ
netgeekが取材に応じないことから、BuzzFeedは独自取材で関係者の協力も得ながら、netgeekの運営者やその法人名、オフィス所在地などを特定した。
複数の関係者によると、netgeekが掲載している記事の多くを「腹BLACK」という署名で書いている人物こそが運営者だという。
また、特定した法人名の登記簿にある代表取締役の氏名は、運営者とされる人物の名前と一致した。
運営者情報を公開していないとあるが、netgeekはYouTubeチャンネルを持っており、出演者は顔と名前を公開している。
netgeekに関しては、この他も退職を申し出たスタッフに損害賠償を求めようとしたという証言などもあり、続報する。

釈明に追われたフェイスブック、“不適切”な投稿の制限という大きな賭け|WIRED.jp
https://wired.jp/2018/11/19/facebook-limits-hate-speech-toxic-content/
フェイスブック、投稿削除めぐる第三者組織設立へ 写真4枚 国際ニュース:AFPBB News
http://www.afpbb.com/articles/-/3197869
米仏で連鎖...反ユダヤの動き、今年に入りフランスで69%増 | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/11/69.php

http://www.asyura2.com/18/senkyo240/msg/643.html#c189

コメント [政治・選挙・NHK253] 大人も答えられない「正しいあいさつ」を小2に押しつけ 安倍政権が推進 アブない道徳教育(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
4. 2018年11月20日 16:32:51 : 5OzOFYMUDs : LV8VexQ9lAM[376]
『これって、何を“根拠に"決めつけているんだろう?』

常識的に考えて、どうでもいいことではあるが、最も自然なのは「1」であり、最も不自然なのが「2」である。
<3氏>のご指摘が正論である。


http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/825.html#c4

コメント [昼休み54] 『小笠原誠治の経済ニュースゼミ』の小笠原誠治氏は完全なアホだった 中川隆
17. 中川隆[-13663] koaQ7Jey 2018年11月20日 16:35:03 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-20956]

財務省が消費税に拘る理由

E:消費税増税の目的は、「社会保障」や「財政再建」ではなく、「国際競争力の回復」である:付加価値税と“国際関係”
http://www.asyura2.com/12/senkyo129/msg/400.html
投稿者 あっしら 日時 2012 年 4 月 26 日 23:24:46: Mo7ApAlflbQ6s


 次にリストアップした先行投稿を先にお読みいただければ幸いです。

「A:消費税増税法案をめぐる政局:「小泉改革」を超える“日本破壊政策”が「野田改革」:小沢判決との関連」
http://www.asyura2.com/12/senkyo128/msg/903.html

「B:消費税(付加価値税)と経済成長:デフレ下での消費税増税はその破壊力を生々しく実証する“経済学的社会実験”」
http://www.asyura2.com/12/senkyo128/msg/905.html

「C:消費税増税は「社会保障の維持」とは無関係:竹中平蔵氏「社会保障のためなら高中所得者対象の所得税増税以外にない」」
http://www.asyura2.com/12/senkyo129/msg/194.html

「D:「財政再建」に寄与せず逆に足を引っ張る消費税増税の論理:フロー課税の連関性だけで見えてくる消費税増税の結末」
http://www.asyura2.com/12/senkyo129/msg/198.html

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■ 消費税増税政策に託す財務省官僚の願い

 ここからの残り二つが、消費税増税問題に関する当該シリーズの本論と言える部分である。

 これまで説明したように、消費税の増税は、政府やメディアから聞かされているような「社会保障」や「財政再建」に貢献するものではなく、逆に、それらを悪化させてしまう政策である。

 それなのに、なぜ、野田首相や財務省は、あれほどまでに消費税増税にこだわるのか?

 消費税増税問題を考えれば考えるほど、財務省の官僚たちが、裕福ではない国民をいじめ抜くことに喜びを見出すサディストのように思えてくるかもしれない。

 共産党的解釈を好む人なら、「決まっているじゃないか。大企業と金持ちのためだよ」とすっきり割り切った回答をするかもしれない。

 消費税増税に賛成の国会議員やその必要性を説き続ける主要メディアの記者、さらには理論的サポーターとして奮闘する学者たちのどこまでが、消費税増税の表に出ている目的をウソと知りながら、消費税増税の旗を振っているのかわからない。

 今回の消費税増税に反対している小沢一郎氏は、消費税を導入した竹下元首相の側近、自民党の要である幹事長、細川内閣で財務省とタッグを組んで実現を図った“国民福祉税構想”などの来歴から、秘匿されている目的を知りながら消費税増税に反対しているように思える。
 その理由が奇妙で許し難い判決だが、一審で無罪になった小沢氏が先頭に立ち、消費税増税政策を葬り去ることを切に期待する。
 一方、主要メディアがこぞって、「無罪と言っても濃いグレーの無罪」という説明で、“小沢悪人説”を堅持している情況におぞましさを感じる。

 ウソを承知でと確実に言えるのは、消費税増税政策の発案者であり政治家の背中を強く押している財務省の官僚たちである。言うまでもなく、彼ら自身が、ウソの目的を表看板として掲げている張本人だからだ。

 私利私欲を含め、消費税増税政策の背後に財務省官僚の悪意を嗅ぎ取ることは可能だが、今回は、日本の将来を真摯に考える善意の官僚が熟慮の結果選び取った政策が消費税増税であると受け止め、そのような選択に至ったワケを探ることにした。
 最終的には、その選択が、はたして日本の将来にとって望ましいものなるのかも検討したいと思っている。

 たとえ、財務省官僚たちの頭の中にある目的がこれから説明する内容とは違っていても、提示する目的になにがしかの妥当性や意味性があるのなら、消費税の内実がよりいっそうよく見え、70年代初頭以降、欧州諸国そして米国以外の先進諸国が競って付加価値税を導入し、徐々に税率を引き上げていったワケも見えてくると確信している。

 消費税(付加価値税)の問題を考えることは、国家の財政とはどういうものか、国家社会にとって税制はどうあるべきか、国民経済はどういう論理を通じて動くのか、国際競争力はどういったことに規定されるのかなど、様々なテーマを考えることに通じる。

 「日本企業の国際競争力を高めるために法人税減税と消費税増税が必要」と言い続けている経団連も、知られたくない事実を明らかにしたくないからであろうが、すぐに理解できる法人税の減税はともかく、消費税の増税がどういう理屈で企業の国際競争力を向上させるのか、具体的に説明しようとしない。ともあれ、経団連は、消費税増税の目的を正直に語っていると思う。


● 消費税(付加価値税)と国際競争力

 消費税増税政策に託す財務省官僚たちの直接的な狙いは、日本のグローバル企業(輸出有力企業)に、世界市場で激しい競争を演じている韓国(今後は中国やインドも)やドイツのグローバル企業たちと比較して遜色のない競争条件を与えることである。

 国家国民の現在と将来を何より考える官僚のことだから、消費税増税で実現したい最終の目的は、消費税増税で進むグローバル企業の国際競争力回復(強化)を通じて、日本経済全体が力強く復活し、国民生活も底上げされ安定を取り戻すことだと推測している。

 20年以上にわたって政府債務を急速に膨大させただけで日本経済を不況の淵から脱出させることができず、そのあいだには恥ずかしい悪行さえ報じられた財務省の官僚たちが、そんな殊勝なことを考えているはずないじゃないかとまでは思わなくとも、そんなに立派で意義深い目的で消費税を増税したいと考えているのなら、隠したりせず堂々と説明すれすればいいじゃないかとは思うだろう。

 財務省(政府)が本心を明らかにしたうえで増税を求めないワケは、経団連などが、消費税の増税がどういう論理で日本企業の国際競争力を向上させるのかをきちんと説明しないワケと共通である。

 消費税(付加価値税)増税が、かつて欧米先進国に追いつこうとしていた時代に行われていた優先貸し付け・優先外貨割り当て・輸出奨励金・円安志向外国為替政策などといった “正常範囲の国策”並みの仕組みでグローバル企業の競争条件を高めるのなら、包み隠さず説明する可能性もあった(ある)と思う。

 しかし、消費税(付加価値税)増税による国際競争力の強化は、経済的自由主義や近代民主制法治主義を基礎にする国家であるなら、とうてい容認することができない仕掛けから生み出される果実なのである。

 奇妙なたとえだが、権力を掌握した共産党が“逆累進”所得税を導入するということに匹敵するほどの倒錯的な内実を秘めているがゆえに、消費税増税のホントウの目的を国民に説明することができないのである。

 ある範囲の労働者や社会保障受給者の窮乏化は進むが、供給サイドの多くの事業者にはメリットがあるとか、メリットはなくとも打撃はないということであれば、これまで日本で実施されてきた政策を鑑み、倒錯とは言わないし、説明できないこともないと思う。

 消費税の内実や増税の目的が頑なに秘匿されているワケは、その内実や目的の手段を知ると、戦後保守政党の大票田であり続けた農家・中小商店・中小企業の事業主やその家族までが怒り心頭に発するからである。

 本人に自覚があるかどうかは知らないが、小沢一郎氏が中心になって進めた小選挙区制=二大政党制も、供給サイドや保守層を基盤にした“反消費税”政党が現れ、勢力を伸長させるような政治状況の出現を防ぐためのものと言えなくもない。
 おかげでと言うとおかしな表現だが、現在の日本で“反消費税”を標榜する政治勢力は、“弱者保護”を基幹政策とし、やや“反供給サイド”のスタンスをとる“弱小”で“オールドファッション”の共産党と社民党に限られている状況である。
 この両者が仮に統一戦線を組んだとしても、多数派の形成はおろか、勢力を伸張することさえムリだろう。たとえ、マスコミによる“妨害工作”がなくとも。

 「社会保障」や「財政再建」に貢献するどころか足を引っ張るといったレベルであれば、歴史的事実であり、少し調べたり考えたりすればわかることだから、それをもって、消費税増税のホントウの目的を隠す動機にはならない。

 しかし、乗用車や冷蔵庫を買ったとき、消費税がなければもっと安く買えるのにと思い、今回の消費税増税政策で消費税が2倍になると聞き、そうなったらいい乗用車や冷蔵庫は買えなくなると嘆いている人たちに、「消費税を増税しなければ財源が足りないと騒いでいるけど、乗用車や冷蔵庫の買い物で負担したと思っている消費税は、実のところ、国や地方自治体の金庫にはほとんど入っていない。さらに、消費税増税後も、乗用車や冷蔵庫を買うときに支払う消費税がほとんど国や自治体に入らないという状況に変化はない」と説明すると、どう思うだろう。
 と言う前に、このような事実について、どれだけの国民が知っているのだろうか?

 家族や従業員の生活の糧を得るのが精一杯で、儲けは1円もなく、納付すべき消費税は家族や従業員の生活費(給与)を切り詰めてなんとか確保してきたような中小企業の経営者や従業員に、「トヨタやパナソニックなど名だたるグローバル企業の多くが、受け取っていると言っている消費税を1円も政府に納付していない。それどころか、逆に、数千億円の還付を受けているケースもある」と説明すると、どう反応するだろう。
 この事実を知っている国民も、おそらく圧倒的少数だろうと推測する。

 消費税増税の目的として「企業の国際競争力強化」を掲げれば、このような事実を含む消費税の内実を明らかにし、それが正当で妥当である理由や根拠をきちんと説明しなければならなくなる。
 なぜなら、そのような実態や事実こそが、グローバル企業(輸出有力企業)の国際競争力を高めるパワーだからである。

 消費税の内実や消費税増税の目的を秘匿しているのは、「原発問題」で、安全性という表現ではなく危険性という表現を使ったり、発生した事故の内容をきちんと説明したり、必要な安全強化策をきちんと取り上げたり、広範囲の住民を対象にした避難訓練をしたりすると、国民の多くが原発は安全なものではないと疑い、原発の増設や稼働が困難になると忌避してきた(いる)のと同じ考え方に由来する。

 過去の戦役の英霊のために生身の300万人が命を捨てることになり、1億の国民が塗炭の苦しみを味わい、あげく6年にも及ぶ占領統治を強いられた「大東亜戦争」を持ち出すまでもなく、現在の政府や一部主要メディアは、通り一遍の福島第一原発事故の“検証”を根拠に、天井に穴を開けるドリルや電源車を配備し、福島第一でも合格しそうなストレステストに合格したことなどを根拠に“安全”と認定し、定期点検を終えた原発は順次再稼働させていくと平然と語っているくらいだから、消費税問題でウソをつくことなんぞたいしたことではないと思っているに違いない。

 そうであっても、投稿Aで書いたように、消費税増税が「デフレ不況から脱し歴史的現在にふさわしい国民生活の実現と維持に資する経済政策」と判断したら、ためらいつつも擁護するつもりである。
 義理も謂われもないのに、経団連のためにもなる投稿を始めてしまったのだから、「毒を食らわば皿まで」で仕方がない(笑)。

 近代民主国家にあるまじき仕組みでグローバル企業の国際競争力を強化するというのは、日本の消費税に限った話ではなく、付加価値税である限り、どの国のものでも同じである。
 60年代末から70年代にかけて、フランスを先頭に西欧(EC)諸国が付加価値税(VAT)を本格的に導入していった“動機”も、日本や米国との経済競争で劣勢になり、域内の国民経済が高い成長力を維持できない成熟期に入ったと自覚したことである。
 70年代初めには外国為替が固定相場制から変動相場制に移行したことで、自国通貨を意図的に安くとどめることも困難になった。
 成熟期を迎えた経済社会は、過剰労働力問題を恒常的なものとし、国家の社会福祉費用も増大させる。

 付加価値税は、そのような経済社会を前提に、政治的に切り捨てることが困難な社会福祉を「裕福ではない人の相互扶助」で担い、生産性で劣る輸出企業の支援を税制という隠れ蓑を通じて行う目的で普及していったのである。
 租税負担割合の“実質”的な上昇で中低所得者の相対的貧困が進むことや中小企業の経営基盤が弱体化していくことを厭わず、金融を含むグローバル企業の活力を維持するために付加価値税を活用しようとしたのである。

 旧大蔵省が、70年代中葉から付加価値税の導入をめざし、78年大平内閣の「一般消費税」、86年中曽根内閣の「売上税」とゴリ押し的に実現をはかったのも、西欧諸国の付加価値税導入の背後に隠れている目的を認識したからである。その当時から、財源問題や福祉目的は、目眩ましであり、ダシでしかなかったのである。
 二つの付加価値税導入政策は、主要メディアを含む国民世論の反対でことごとく頓挫し、88年竹下内閣でようやく「消費税」として陽の目を見たのである。

 前置きが長くなったが、法人税減税は、企業の国際競争力強化に直接貢献するものとは言えないが、消費税増税は、国際的な競争環境に身を置く企業の競争力を濡れ手に粟的に高める機能を有している。

 今回の消費税増税政策は、これまで日本経済を支えてきた自動車や家電の名だたるグローバル企業が軒並み悲惨な経営状況に陥るなかで急浮上してきたと推測している。
 ご存じのように、ソニーやパナソニックといった世界を代表する家電メーカーが膨大な赤字を計上し、リーマン・ショック以前は1兆円もの経常利益を計上し、生産台数世界一の座を目前にしていたトヨタ自動車までもが、09年度から11年度(予測)にかけて3期連続で経常損失を計上している。

 デジタル薄型TVの構造的な収益悪化やデジタル製品の販売戦略で後手に回っている問題はともかく、大々的な業績悪化のきっかけは、リーマン・ショック後の円安是正と世界レベルの需要後退である。しかし、東日本大震災があったとはいえ、世界経済が回復していく過程でも業績はいっこうに回復しない。

 財務省をはじめとする官僚たちは、そのような事態を目の当たりにするなかで、韓国やドイツとの比較での税制面の不利を認識し、その不利を解消すれば、弱まった国際競争力も回復できる可能性があると考えたのだろう。

 家電メーカーや自動車メーカーは、産業における重要性や連関性から、エコポイント、エコカー減税やエコカー補助金など、エコを看板にした他の業界から見れば垂涎の的になるような国策的支援も受けてきた。
 それでも軒並み惨憺たる経営状況が続いていることが、財務省を中心とした官僚たちを消費税増税と法人税減税に駆り立てたに違いない。

 名前を挙げた企業に限らず、自動車や家電などのグローバル企業は、いずれも消費税を納付しておらず、逆に、「消費税還付金」を受け取る“税負担の特権者”の地位にいる。
 もちろん、それらは、脱税といった類の話ではなく、法律に則った正規の結果である。

 日本を代表する企業トヨタ自動車を例に説明すると、税引き後に純利益をなんとか計上しているトヨタも、一つの企業として最大規模の1800億円から3000億円にも達する「消費税還付金」がなければ赤字に転落してしまう。
 経常損益ベースまで赤字で、税の還付を織り込むことでようやく黒字になるというまさに綱渡りの経営をしている。

 09年期のトヨタ自動車は、営業損益で3千280億円の損失を計上し、経常損益でも771億円の損失、税会計処理でかろうじて最終純利益261億円を計上した。
 08年期までは営業利益も純利益も1兆円を超えるという期さえあったが、リーマン・ショックの翌年09年から今期(11年度)までの3年間は、「消費税還付金」を受け取ることで、ようやく頭が水面から出るという経営状況が続いている。09年期は、「消費税還付金」の2100億円がなければ、最終損益は1800億円以上のマイナスになる。
 今期(11年度)の純利益予測は528億円だから、2000億円前後の「消費税還付金」がなければ、最終利益はやはりマイナスで終わってしまうだろう。

 政府が自国企業の国際競争力を向上させたいと願っても、お金を直接注ぎ込むような政策は「政府補助金」と見なされ、競合国の政府から相殺関税を課されるため元の木阿弥になる。
 為替レートの円安への誘導は、円高で収益悪化と輸出数量の減少に苦しむ輸出企業にとって大きな救いだが、為替レートを規定する論理を超えた水準はどのみち持続性がなく、ある国が為替介入に熱を上げれば、競合国が揃って自国通貨を安くする“平価切り下げ”競争につながる可能性があることも考えれば、世界経済をただただ混乱に陥れる“我が儘”な政策でしかない。
 また、原油などの価格上昇が及ぼす経済社会全体への影響を考えれば、円安が必ずしも望ましいとも言えない。輸出企業の国際競争力のみを考えても、国際分業構造から、短期的には有利に働いても長期的にも有利に働くわけではない。

 そう考えると残された政策は、諸外国も採用していることから後ろ指を指されることもない税制の変更ということになる。
 そうして浮かび上がったのが、消費税増税と法人税減税をセットにした今回の「税の一体改革」なのである。

 むろん、日本の行く末を案じ日夜考えている官僚のことだから、輸出企業だけの利益ではなく、輸出企業の競争力強化とそれに伴う活性化が、生産設備や原材料・部品などを供給する企業や宣伝広告を含む販売促進にかかわっている企業の活性化につながり、最終的には、幅広い国民に恩恵がもたらされるようになると考えている(と思いたい)。

 かつて私も唱えた「雁行的成長論」に近いものなのかも知れない。

(「雁行的成長論」:逆V字で飛ぶ雁の群れのなかで先頭に位置する雁が領導者であるように、収益性の高いグローバル企業が経済成長の牽引者となるべきであるという考えである。グローバル企業が国際的に稼いだお金を経済社会に還流することで総需要が増加し、経済社会全体が活性化する。それにより、グローバル企業も、国内市場からも安定的な利益を得ることができ、経営基盤をさらに強固なものにできるという考え)


 論より証拠で、日本のグローバル企業が、韓国とドイツのグローバル企業と比較して税制面でどれだけ不利な状況に置かれているのか確認してみよう。

 輸出企業の国際競争力と税制の関係を考えるうえで重要な法人税と付加価値税(消費税)の税率を比較する。企業の負担問題だから、国税や地方税といった区分は必要ないのでトータルの負担で比べる。


【日韓独の法人諸税と付加価値税(消費税):11年度ベース】

日本:法人諸税40.69%:付加価値税05%
韓国:法人諸税24.20%:付加価値税10%
独逸:法人諸税29.38%:付加価値税19%


※ 日本の法人税は、時限の復興増税分を別にすると、36.19%になっている。また、日本も租税特別措置法で政策的な税優遇を行っているが、「輸出第一主義」で走っている韓国は、輸出増大に貢献している有力企業に税優遇措置を採っており、サムスンなどの実質的な法人税は15%程度とも言われている。

※ 各国の法人諸税データは財務省データを参照
http://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/corporation/084.htm


 ワケは徐々に説明していくが、国際競争力の観点で法人税と付加価値税の関係を考えると、法人向け税金の税率はなんでも低いほうがいいというものではなく、法人税の税率は低く、付加価値税(消費税)の税率は高いほうが好ましいという奇妙な結論に到達する。

 要点だけ言うと、法人税の負担は利益を上げている限り逃れられないものだが、付加価値税(消費税)は、膨大な付加価値を稼いでも、「輸出免税」制度で、負担が軽減されたり還付金を受け取ったりする可能性があるからである。

 税負担を免れることが難しい税は減税し、負担の減少や還付さえある税を増税すれば、負担が減少したり還付を受けたりする“特権”的企業は、より有利な条件で事業を展開できるようになる。
 異なる国籍の二つの企業が国際市場で競争関係にあるとして、一方の税負担は重く、一方の税負担は軽いという違いがあれば、両者のあいだに価格競争力や投資力で決定的な差が付く。

 経団連の「法人実効税率を引き下げ、消費税を引き上げるべき」という提言も、法人税と消費税(付加価値税)に関するこのような理解を前提にしたものである。

 仮に、法人税を全廃し、その分を消費税の税率アップで賄うように税制を変えると、トヨタやパナソニックなど消費税を納付(負担)していないグローバル企業は、フロー(付加価値や利益)に係わる税の負担がなくなり、固定資産税や自動車関連税など資産絡みの税金のみ負担すればいいことになる。

 不幸なことに、ここ数年の日本はそういう現実を垣間見せている。それは、トヨタ自動車やソニーに象徴されるように、消費税は、納付ゼロで還付金を受け取り、法人税は、経常損益の赤字(損失)が数期にわたっているため納付する必要がないという事態が有力企業のあいだで見られるからである。

 財務省は、岡田副首相が積極的に代弁しているが、できるだけ早い時期に消費税(付加価値税)の税率をドイツ並みの20%に近づけ、自民党が代弁しているが、法人諸税の実効税率も韓国や中国(25%)と変わらないレベルまで下げたいと考えているはずだ。

 そのような思いがあるからこそ、与党対策上の戦術という側面もあるとはいえ、10%まで増税した翌年(16年)にさらに続けて増税するという驚くべき内容まで法案に盛り込もうとしたのである。

● 消費税増税がグローバル企業の国際競争力を強化する論理

 消費税増税が、どのような論理でグローバル企業の国際競争力を強化していくのか見ていこう。

 消費税増税は、財政難で苦しむ日本を国民が広く薄く負担を増やすことで支える政策だと受け止められている。
 ところが、法人税減税はわかるとしても、消費税が増税されても、負担が増えるどころか逆に“利益”が増える事業者がいるのである。
 まるで“焼け太り”のような話であるが、それこそが、消費税増税がグローバル企業の国際競争力を強化する理屈なのである。

 消費税増税がどういう論理で国際競争力を強化していくのか、「税負担構造の変化」・「事業者のマージン(付加価値)の増減」・「外国製品の国内市場へのアクセス条件の変化」という三つの観点で説明したい。


▲ 「税負担構造の変化」:輸出有力企業の税負担度合いを低下させる消費税増税と法人税減税の“一体改革”


 消費税増税と法人税減税が一体の政策が、国家社会の税負担構造にどのような影響を与えるのかという問題である。

 日本を代表するグローバル企業をはじめとする輸出企業は、(多くが誤解しているようだが)仕入に課されるのではなく、売上と仕入の差額である付加価値に課される税である消費税をまったく負担(納付)していない。
 法人税については、決算で経常利益が黒字であれば税法に則り納税している。

 消費税増税と法人税減税の「一体改革」政策は、グローバル企業にとって、自身が負担することはない消費税が増税され、自身が負担する可能性がある法人税は減税されるというものだから、税負担をまちがいなく減少させる好ましいものと言える。

 なお、グローバル企業が消費税を負担(納付)していないという指摘に財務省などが不満を持つのなら、「消費税還付金」を受け取っている企業が、還付の前提としてあるはずの消費税を1円でけっこうだから、ちゃんと負担(納付)している証拠を提示してもらいたい。

 税の「一体改革」が事業者の税負担構造をどのように変えるのかわかりやすいように、消費税増税と法人税減税の「一体改革」を極端に推し進めたケースで考えてみる。

 ある年度のフローにかかわる税収が40兆円で、内訳は、所得税20兆円、法人税10兆円、消費税10兆円だとする。供給活動を担う事業者が負担する法人税と消費税は、合わせて20兆円である。
 事業者からの税収規模20兆円というのは変えず、法人税を廃止し、その分を消費税の増税で補う政策を実施し、法人税はゼロ、消費税は20兆円という税収構造になったとする。
 このときの事業者の税負担を考えると、「消費税還付金」を受け取っている輸出企業は、事業者向けの税をまったく負担しないで済んでいることがわかる。
 とはいえ、事業者全体が負担する税額は変わっていないのだから、特定の事業者の税負担がゼロになったことで、他の事業者が、残った税負担を消費税でずっしり受け止めていることになる。

 今回の「一体改革」は法人税をゼロにするものではないが、消費税増税と法人税減税が一体の政策は、極端な例で示したとんでもなく歪んだ税負担構造に少しずつ近づくものなのである。

 このような仕掛けが見えてくると、政府が、消費税を、けっして事業者対象の直接税とは言わず、「間接税」で最終消費者が負担する税金だとしきりに喧伝してきたワケが透けて見えるはずだ。

 国民みんなが、消費税は事業者の付加価値に課され、事業者が負担する法人税と同じ事業者対象の「直接税」であると認識すれば、消費税増税政策で推し進められようとしている税負担構造のとんでもない不公平にも気づきやすいからである。
 消費税の増税が消費者=一般国民の負担増と認識されているあいだは、保守的政党を投票行為や集票活動で支えてきた中小事業者や農民の“反乱”をなんとか抑制できるだろう。


 前半で示した【日韓独の法人諸税と付加価値税(消費税):11年度ベース】のような比較表をベースに法人課税の重さを考えると、普通の感覚では両方の税を加算したものになるだろう。
 日本の法人税は12年度から減税されているので、その値に変えた表を示し、法人諸税と付加価値税を合計した値を追加する。


【日韓独の法人諸税と付加価値税(消費税):12年度ベース】

日本:法人諸税38.69%:付加価値税05%:合計43.69%
韓国:法人諸税24.20%:付加価値税10%:合計34.20%
独逸:法人諸税29.38%:付加価値税19%:合計48.38%


 この比較表を見ると、さすが高福祉国家のドイツは法人が負担する税金も高いなあと思うかも知れない。そして、日本の法人の税負担は、韓国よりは重いが、ドイツよりは軽いと評価したくなるかもしれない。

 しかし、グローバル企業の経営者なら、日本は、ドイツよりも、さらには韓国よりも税負担が重い国と評価するだろう。
 むろん、日本国内の市場だけで事業を展開している企業の評価はまったく変わるし、ドイツも、ドイツ国内市場だけで事業を展開している企業も違った評価になる。

 グローバル企業の経営者に、他の要素は排除し、法人税制だけを基準にリストアップした三つの国のいずれに本社を置きたいかと問えば、ドイツ→韓国→日本となるだろう。
 グローバル企業にとって、法人税制の評価は、法人税と付加価値税の合計ではなく、法人税から付加価値税を差し引いた値にこそ意味があるからである。

 なぜなら、グローバル企業にとって、法人税は利益が出たときに負担しなければならないものだが、付加価値税は、非課税の「還付金(輸出戻し税)」が得られる貴重な収益源として恒常的に機能してくれるものだからである。

 試しに、法人税から付加価値税を差し引いた値を比較する。

【法人諸税から付加価値税を差し引いた値の比較】

日本:38.69%−5%=33.69%
韓国:24.20%−10%=14.20%
独逸:29.38%−19%=10.38%


 この値にどのような意味があるかは、読み進めてもらえば、徐々に明らかになっていくはずだ。

 消費税の税率が15年に10%になれば、そのときは法人税の復興特別増税もなくなっているから、法人税から付加価値税を差し引いた日本の値は26.19%になる。

 それでも、韓国やドイツの値より10ポイント以上も高いのだから、岡田副首相が消費税率18%、自民党が30%未満の法人実効税率を主張している理由が見えてくる。

 仮に、法人諸税が29%、消費税が18%になれば、値が11%となり、ドイツと較べても遜色ないレベルになる。
 むろん、税制のみが企業の競争力や利益を規定しているのではないから、税制をそのような内容にしたからといって、有力企業の競争力や収益力が強化されると決まっているわけではない。今回の税の「一体改革」をめぐる是非は、結局のところそこに集約される議論になる。

 グローバル企業が消費税を負担(納付)しないのは、「輸出免税」に伴う「消費税還付」制度があるからである。
 表現を簡潔にするため、「輸出免税」に伴う「消費税還付」制度を、「輸出戻し税」と呼ぶ。

 消費税の還付は、輸出に限定された措置ではなく、めったにないことだが、店じまい換金セールや大量の返品を受けて通期のマージン(付加価値)がマイナスであれば発生する。
 しかし、「輸出戻し税」は、不思議なことだが、通期のマージン(付加価値)がプラスでも(たとえ数兆円あっても)発生する。

 輸出を行う事業者は、本質的な違いではないが、消費税に関する外見性から三つに区分できる。

@ 国内売上で生じた付加価値に課される消費税が「輸出戻し税」で減額される事業者
A 国内売上で生じた付加価値に課される消費税が「輸出戻し税」で帳消し(ゼロ)になる事業者
B 「輸出戻し税」が国内売上で生じた付加価値に課される消費税額を超えて現金の還付金を受け取る事業者

 税の「一体改革」で自分の負担は減り第三者に税負担を押し付けるという“恩恵”は、@〜Bいずれの事業者でも享受するが、@の事業者は、消費税の負担(納付)がゼロというわけではない。
 消費税をまったく負担(納付)しないのは、AとBに該当する事業者である。

 「輸出戻し税」について簡単に説明する。
消費税率が5%のとき、輸出も行っている企業の消費税は、

消費税額=税込国内売上額×5/105−税込総仕入額×5/105

という式で算出される。(「総仕入」というのは国内分・輸出分両方のための仕入を意味する)

消費税が10%になると、税込金額から税額を求める乗率である5/105の部分が10/110に変わるだけで考え方は変わらない。

この式を付加価値税らしく表現し直すと、

消費税額=(税込国内売上−税込総仕入)×5/105

となる。
 輸出の売上がないから全体として得ている付加価値とはずれているので、ちっとも付加価値税らしくないとお叱りを受けそうだが、だからこそ、今回の説明の肝になるのである。

 「消費税還付金」はこの式の値すなわち消費税額がマイナスのときに受け取るものだから、国内税込売上が税込総仕入よりも少ない場合に、還付金が発生すると言える。

 たとえ「消費税還付金」を受け取らなくとも、国内売上のための仕入を超える部分の仕入に5/105を乗じた金額が「輸出戻し税」として発生し、国内売上で得た付加価値に課される消費税額を減少させる。

 「輸出戻し税」は、消費税擁護派の言い方をまねると、“輸出のための仕入に含まれていると認定された消費税額”ということになる。
 輸出を行う企業は、「輸出戻し税」により、金額の多寡はあるとしても、国内売上から生じた付加価値に課される消費税が必ず少なくなる。

 「(国内税込売上−税込総仕入)<0」になる(還付金の発生)条件は、輸出比率や対売上原価(仕入)率で異なる。対売上原価(仕入)率が高ければ、輸出比率が低くても「消費税還付金」を受け取ることになる。

 Bに該当する事業者にとって、「消費税還付金」は、目の前に現金で積まれる“輸出奨励金”となる。むろん、@とAの事業者も、論理的な“輸出奨励金”を受け取っていることに変わりはない。
 かつてなら外貨不足解消と経済成長のためと説明され公にされていた輸出補助政策が、今では、消費税(付加価値税)という税制で秘匿された“輸出奨励金”になっているのである。

▲ 「事業者のマージン(付加価値)の増減」:消費税税率が5%から10%の2倍になれば「輸出戻し税」もほぼ2倍


 消費税の税率がアップすると、その負担が仕入価格に上乗せされるためコストアップになるが、販売価格に自分の負担増加分として上乗せすることでチャラにできるから、事業者に損得は発生しないと説明されている。消費税増税で負担が増えるのはあくまで最終消費者とされている。

 転嫁がうまくいけば損をする事業者はいないかもしれない。
 しかし、取り上げられることはないが、消費税増税で得とする“焼け太り”の事業者はきっちり存在するのである。

 税抜販売価格9400円・税抜仕入価格7000円・マージン(付加価値:2400円)の商品販売で、消費税増税が及ぼす影響を確認してみよう。

・税率5%:税込販売価格9870円・税込仕入価格7350円

消費税額=(9870円−7350円)×5/105=120円
マージン=9870円−7350円−120円=2400円

・税率10%:税込販売価格10340円・税込仕入価格7700円

消費税額=(10340円−7700円)×10/110=240円
マージン=10340円−7700円−240円=2400円

 このように、納付すべき消費税は2倍になっているが、転嫁がうまくいく想定なので、事業者のマージンは2400円で変わりはない。

 しかし、「輸出戻し税」を受け取る事業者の場合は話が違ってくる。
輸出企業の消費税(「輸出戻し税」)算定式は、

消費税額=(税込国内売上−税込総仕入)×税率/(100+税率)

と表現できる。

 還付金を受け取る企業は、必ず「税込国内売上<税込総仕入」であるから、売上も仕入も消費税がきちんと転嫁されると想定すると、(税込国内売上−税込総仕入)のマイナス値は、消費税の税率が高くなるほど若干だが大きくなる。
 そのマイナスが大きくなった値に、大きくなった「税率/(100+税率)」(5%で4.76%→10%で9.1%)を乗ずるのだから、最終的な「輸出戻し税」も増大する。

 「輸出戻し税」算出のベース金額(税込国内売上−税込総仕入)が増えることを無視しても、「輸出戻し税」は1.91倍(9.1%/4.76%)に膨らむのである。

 例えば、税抜国内売上:400億円・税抜総仕入500億円・輸出:300億円・マージン200億円のケースで消費税の処理を終えると、

・消費税率5%:

消費税額=(420億円−525億円)×5/105=▼4.76億円
還付金=4.76億円
最終マージン=204.76億円

・消費税率10%:

消費税額=(440億円−550億円)×10/110=▼10億円
還付金=10億円
最終マージン=210億円


 消費税の増税があったのに、この輸出企業は、消費税を勘案すると、マージンが逆に増えている。この例では、2倍以上も増加している。
 消費税の税率がアップすると、転嫁の論理で増税負担がチャラになる一般事業者とは異なり、輸出事業者は「輸出戻し税」(益)が比例的に増加するのである。

 これを企業の競争力という視点で見れば、元の税率時に得ていた最終マージンで経営上の問題がないのなら、消費税増税でマージンが増えたことをもって、“価格を下げる余白”すなわち価格競争力がアップしたと言える。

 上の例で言えば、マージンが5.24億円増えているから、それを国際競争力のアップに注ぎ込むのなら、5.24億円/300億円(1.7%)の輸出価格引き下げが可能になる。

 日本国内を考えれば、デフレ不況のなかで他の事業者は、増税で増加した消費税の負担を転嫁できずに苦しんでいるのに、「消費税還付金」を受け取るような事業者は、仮に負担増を転嫁できなくても、増えた「消費税還付金」で穴埋めができることになる。


 さらに、消費税増税で「消費税還付金」という“利益”が増大するロジックは、グローバル企業をより危険な方向へと追いやる。

 「輸出戻し税」を増大させる方法の基本は、算定式を見ればわかるように、「税込総仕入」を増やすことである。
 むろん、めったやたらと増やしてもマージンが減るだけだから、「仕入」と認定されない費目を「仕入」と認定される費目に移すことを通じて実現しなければならない。

 その役割を担うのが「人に関する経費」なのである。
 法人税では、給与も派遣会社への支払いも外注費もすべて等しく経費として扱われるが、消費税では、直接雇用の人件費は控除できる「仕入」ではないのに、派遣会社に支払う“人件費”や外注費は控除できる「仕入」とみなされる。
 そのように処理される建前は、派遣会社や外注先に支払う費用には消費税の転嫁分が含まれているからということになるが、正規従業員と派遣労働者の賃金格差や雇用主の社会保険負担などを考えれば、消費税の転嫁分なぞ吹っ飛ぶことがすぐにわかる。

 他の事業者も、雇用している従業員を派遣労働者や外注に置き換えることで消費税の負担を減らすことができるが、「輸出戻し税」を受け取っている事業者は、雇用する従業員を派遣労働者や外注に置き換えることで、「消費税還付金」という“利益”を増やすことができるのである。
 消費税の税率が高くなればなるほど、ハケンや外注の費用がより多くの「消費税還付金」を生み出す。


 先ほどの「税抜国内売上:400億円・税抜総仕入500億円・輸出:300億円・マージン200億円」のケースを使って説明する。

 マージンのなかには雇用している従業員の給与総額(社会保険料込み)100億円の原資が含まれているとする。
 従業員の給与は消費税で税額控除の対象とならないので、70億円分を派遣労働者に置き換え、直接雇用は30億円分にとどめた。派遣労働者の70億円は、派遣会社の消費税転嫁分を含むものとする。

消費税率5%のとき:元の「還付金」4.76億円・元の最終マージン204.76億円

消費税額=(420億円−(525億円+70億円))×5/105=▼8.33億円
還付金=8.33億円
最終マージン=208.33億円

消費税率10%のとき:元の「還付金」10億円・元の最終マージン210億円

消費税額=(440億円−(550億円+70億円)×10/110=▼16.36億円
還付金=16.36億円
最終マージン=216.36億円

 最終マージンが、直接雇用の従業員だけで派遣労働者を利用しないときより大きく増加していることがわかるだろう。
 これに味を占めた経営者は、派遣労働者を90億円、直接雇用を10億円とした。この場合の消費税額と最終マージンは、

消費税額=(440億円−(550億円+90億円)×10/110=▼18.18億円

最終マージン=218.18億円

と、さらに“利益”が増大する。

 労働市場がタイトであれば、消費税増税後に賃金を切り下げることはなかなかできないが、ここ15年の日本や欧米諸国の雇用環境そして労働運動の実情を考えれば、賃金に強い上昇圧力があるとは考えにくい。
 何より、派遣労働者には雇用であれば負担することになる社会保険の企業負担がないことで、消費税の増税と相殺できる可能性が高い。

 派遣会社に対する90億円の支払いを消費税5%アップに合わせて94億円にすると、マージンは4億円減少し196億円になる。

消費税額=(440億円−(550億円+94億円)×10/110=▼18.54億円
還付金=18.54億円
最終マージン=214.54億円

 それでも、直接雇用100%のときの最終マージン210億円より、4.54億円、率にして2.2%も増えるのである。

 このような論理が、89年の消費税導入後、派遣労働者の割合が増加し、経団連などが派遣労働の適用業務拡大を強く求めている重要なワケである。
 ただ単に、従業員を雇用する経費より派遣労働者のほうが安上がりという理由ではないのだ。
 消費税の負担が減ることは国内専業企業も同じ条件だが、「消費税還付」を受けるグローバル企業は、“利益”の増大につながるのである。
とにかく、消費税で「仕入」と認定されない経費はできるだけ減らし、消費税で「仕入」と認定される経費に振り替えていくことで利益を増大させることができるのである。


▲ 「外国製品の国内市場へのアクセス条件の変化」:特殊な「輸入関税」としての消費税(付加価値税)

 日本では消費税は“消費税”として考えられがちなので、輸出や輸入といった国境措置がどうなっているのか、ほとんど関心をもたれていないようである。

 国境における消費税の取り扱いは、輸出は「免税」、輸入は課税である。
 輸入が課税取引ということは、輸入関税とは別に、消費税が水際で課されることを意味する。
 水際の消費税課税ベースは「輸入関税課税価格(CIF価格)+輸入関税などの税」で、その金額に消費税税率を乗じた額が消費税となり、輸入事業者から関税とは別に徴収される。

 欧州諸国のように付加価値税が20%前後という高い税率になっている国に輸出する場合は、輸入関税の負担に加えて、多額のお金を付加価値税として納付しなければならないことになる。
 たとえ輸入関税が撤廃されていても、20%前後の輸入関税が課されているのと変わらないのである。
 まだ調べていないが、このことから、域内で水平分業が進んでいる欧州諸国の付加価値税の税収に占める「輸入にかかわる付加価値税」の割合は非常に高いと推測できる。
 だからこそ、あらゆる国が20%前後という同じ水準の付加価値税になっているとも言える。付加価値税率の違いは、輸入関税税率の違いと同じく、競争上の不公平を意味するからである。

 日本のメーカーが乗用車をCIF価格100万円でドイツに輸出すると、乗用車の関税がゼロだとしても、100万円×119%→119万円の陸揚げ価格になる。
 逆に、日本のディーラーがドイツの乗用車を同じCIF価格で輸入すると、同じく輸入関税はゼロとして、100万円×105%→105万円である。

 これは、二つの乗用車が同じ品質で同じ機能だと仮定すると、付加価値税の税率の違いにより、水際段階で大きな価格差が生じることを意味する。
 消費税は最終的に消費者に転嫁されると説明されるが、だからといって、価格競争力が消えるわけではない。消費税込みの原価(コスト)が高ければ、消費税込み販売価格はさらに高くなる。
 別の言い方をすると、輸入で課される消費税は、輸入関税と同様、国内事業者を外国の事業者から保護する役割を有していることになる。

 TPP交渉参加をめぐる論議で、輸入関税の引き下げや撤廃は小売価格の引き下げにつながるので、消費者にもメリットがあるといった説明が行われた。
しかし、当時からすでに消費税増税政策が大きな話題になっていたのに、消費税の増税が輸入品の価格上昇につながることは、まったく説明されなかったし、今もされていない。
 メインストリームであれこれ発言する人は、“政治的良心”はともかく、“学問的良心”というものをまったく持ち合わせていないように思える。

 輸入と消費税の関係がわかると、経団連などが輸入関税の引き下げにつながるTPPやFTAなどの締結を急がせるワケも見えてくる。

 グローバル企業は、国内で生産した製品の輸出や国内販売だけでなく、海外で生産した自社ブランド製品を輸入し国内で販売している。
 国境措置が輸入関税なら、日本企業が海外で生産した製品にも関税が課され、それが“コスト”から消えることはない。その意味で、輸入関税だけなら、日本企業と競合する外国企業の条件に差は生じない。

 ところが、輸入関税がゼロになり、消費税のみになると、話は変わってくる。

 グローバル企業には、「輸出戻し税」さらには「消費税還付金」という“特典”が用意されているからである。
 海外生産の製品を輸入し水際で消費税が課されたとしても、「輸出戻し税」でその負担を減らしたり消し去ったりすることができる。

 グローバル企業は、国内販売か輸出かを問わず、「消費税還付金」を考慮したうえで、販売価格を設定することができる。
 一方、日本以外で生産した製品を日本で販売しようとする外国企業は、日本に生産拠点があり製品の輸出もしていれば別だが、日本の水際で課税された消費税を消すことはできない。
 水際で課された消費税もコストとしてずっとつきまとうから、それを織り込んで販売価格を設定しなければならない。

 韓国、日本それぞれのメーカーが日本以外で生産した高級薄型TVを日本に輸出したとする。輸入関税はゼロ%で、CIF価格はともに5万円とする。

 消費税が水際で課されることは共通だから、輸入業者(日本法人や本社)の引き取り価格は、消費税税率が5%であれば52500円となる。

 韓国メーカーの日本法人は、輸入販売だけなので「輸出戻し税」はない。
 韓国メーカーの日本法人でも、消費税の計算上、仕入に伴う消費税の控除はあるが、「輸出戻し税」のように、対応する“売上に伴う消費税”がないのに控除できるというものではないから、還付につながることはない。当たり前のことだが、基本的に、売上>仕入だからである。
 「輸出戻し税」は、売上に伴う消費税がないのに、その売上のための仕入から算術的に求められた消費税額を控除することで発生するものである。

 一方、輸出も行っている日本メーカーには「輸出戻し税」がある。

 製品を輸入した韓国メーカーの日本販社は、消費税を差し引いた後に30000円のマージンが確保できる価格で家電量販店に販売するものとする。

販売価格=(52500円+30000円)×1.05=86625円

消費税額=(86625円−52500円)×5/105=1625円

マージンをチェックすると、86625円−52500円−1625円=30000円

さらに、消費税は、輸入段階で自分が負担した2500円もあるので、合計で4125円である。

 日本メーカーも同じように消費税が課されるように思えるが、最終的に還付金を受け取るのだから、消費税は、輸入段階の分も含めて、少なくともゼロである。

 ということは、量販店への販売価格を80000円にしても、1台当たり30000円のマージンが確保できることを意味する。

 この取引における日韓両メーカーを較べると、同じ30000円のマージンを得るための販売価格は、日本メーカーが80000円で、韓国メーカーが86625円となる。
 日本メーカーは、6625円、率にして7.6%ほど有利な価格条件を提示できる。
 そして、家電量販店で小売りされる価格は、量販店のマージンや消費税負担分が上乗せされるので、卸価格の差以上に韓国メーカーのほうが高くなる。

 次に、消費税が10%になったときを考える。

 消費税税率が10%になると、水際の消費税もアップして5000円となる。
 「輸出戻し税」がない韓国の日本法人は、「(55000円+30000円)×1.1」と93500円の卸価格にしなければ、消費税処理後に30000円のマージンを確保できない。
 しかし、日本メーカーは、同じ価格で販売すると、93500円−50000円=
43500円のマージンを確保したことになる。違う言い方をすると、日本メーカーは、韓国メーカーよりも13500円安く販売できる。
 消費税率が5%のときは、同じCIF価格とマージンで、6625円の差だったものが、13500円と2倍に膨らむのである。


 消費税は個別取引ごとに処理されるものではなく、通期で処理されるものなので、次のようなケースを考えてみる。

 税込価格3000円で仕入れた2万個の商品を、輸出も国内販売も税込価格3000円で販売するとする。
 想定のケースは違っても、税込総仕入額6千万円・税込総売上6千万円であることは変わらない。
 そして、仕入価格と販売価格が同じなので、どのケースでも、マージン(付加価値)は発生しない。ということは、付加価値にかかる消費税はゼロになるはずである。

輸出免税取引がある消費税額は、前述したように、次の算定式で求められる。

消費税額=(税込国内売上−税込総仕入)×税率/(100+税率)

この式に、具体的な例を適用してみる。

・ケースA:2万個を半分(1万個)ずつ輸出と国内で販売

消費税税率5%:消費税額=(3千万円−6千万円)×5/105=▼142.8万円

値がマイナスだから還付金が発生する。

「輸出免税」にともなう「消費税還付」制度で、利益が出ない取引でも現金142.8万円を手に入れることができたことになる。

(還付金額:142.8万円)

消費税税率10%:消費税額=(3千万円−6千万円)×10/115=▼272.7万円
(還付金額:272.7万円)


・ケースB:2万個すべて輸出

消費税税率5%:(0円−6千万円)×5/105=▼285.7万円
(還付金額:285.7万円)

消費税税率10%:(0円−6千万円)×10/110=▼545.4万円
(還付金額:545.4万円)


ケースC:2万個すべて国内販売:税込国内売上=税込総売上

消費税税率5%:(6千万円−6千万円)×5/105=0円
(消費税もしくは還付金:0円)

消費税税率10%:(6千万円−6千万円)×10/110=0円
(消費税もしくは還付金:0円)


 これで、「輸出免税」に伴う「消費税還付」が輸出企業に利益をもたらす制度であり、その利益は、消費税の税率が高くなるほど増えることがわかったと思う。


 以上が、消費税増税がもたらす「税負担構造の変化」・「事業者のマージン(付加価値)の増減」・「外国製品の国内市場へのアクセス条件の変化」に関する説明である。

 拙い説明なのでどこまで理解を得られたのか自信はないが、日本を代表する企業が、消費税増税で有利な国際競争条件(利益)を手に入れるという話は見えたのではないかと思っている。

 経団連やグローバル企業を擁護する気はまったくないが、日本のグローバル企業が消費税増税で手に入れる有利な条件は、日本のグローバル企業との関係において、韓国やドイツのグローバル企業はすでに手に入れていることになる。

 官僚たちは、輸出企業の国際競争力を高めることこそが日本経済の成長を維持する基礎だと考えているのだろう。そのような考えを否定するつもりはない、その通りだと思う。
 しかし、消費税の増税が国際競争力を高める手段だと考えているのなら、断じて否と言う。算術で競争力を強化することなぞできない。もっと複雑に様々な要素が絡み合う論理を通じて経済は動いていくからである。消費税増税がグローバル企業に与える特典は一つの要素でしかない。
 最低でも、デフレ基調を脱しない限り、消費税増税がグローバル企業の国際競争力の強化につながることはない。日本経済全体の回復や国民生活の底上げを考えればなおのことである。

 その証左が、02年から08年にかけての「異常円安好況期」に見られたグローバル企業と日本経済の動きである。
 理論値から大きく乖離した水準での円安は、消費税増税と似た国際競争力上昇要因である。
 最高益さえ更新していった戦後最長の好況期といわれたこの時期に、日本の有力企業は、積極的な返済で債務残高を大きく減らしていっただけでなく、内部留保も100兆円ほど積み増しした。
 グローバル企業は利益を内にとどめたが、それでも、外需に支えられた派遣労働者の増員や時間外手当の増加で総需要は増大し、05年から07年にかけて、日本経済はデフレ基調から脱出できる兆しさえ窺えた。
 しかし、結局はそこまでで、08年初秋のリーマン・ショックを契機にひどいリセッションに陥った。

 デフレ基調という問題を脇に置けば、グローバル企業が、消費税増税という国策で増大した利益を、給与の引き上げや投資に回したり、景気変動のバッファとして活用したりするのなら、官僚たちが考えている目的に少しは近づく可能性もある。
 しかし、「異常円安好況期」でも給与水準や賞与を押さえ込み、そのあいだに内部留保を大きく積み増ししていながら、不況になればすぐに“派遣切り”という現実を見せつけられた後では、消費税増税政策が、回り回って広く国民の利益になるとはとうてい考えられない。

 消費税増税と法人税減税をセットで求めることで、“タダ乗り”どころか“利益拡大”を目指している経団連が、政府に歳出削減や社会保障給付の抑制を求め、国民には自助努力の訓示を垂れ、消費税の増税を国家のためと説明するのだから、怒りを超えて笑ってしまう。

 消費税では“益税問題”もよく取り沙汰される。
 「消費税納税義務免除事業者」制度や「簡易課税」制度のことだが、輸出有力企業に付与された巨大な“特典”を棚上げにして、それらを“益税”と呼び大問題のように語る人たちの知性と心性を疑う。

 次回は、「輸出戻し税」に正当性や根拠があるのかを中心に、消費税増税問題の締めくくりを行うつもりである。
http://www.asyura2.com/12/senkyo129/msg/400.html
 

▲△▽▼


消費税シリーズ番外編:「輸出戻し税」妥当説の妥当性を簡単に説明
http://www.asyura2.com/12/senkyo129/msg/466.html
投稿者 あっしら 日時 2012 年 4 月 28 日 03:16:17: Mo7ApAlflbQ6s
 

 




前回の投稿のコメント欄で、「輸出戻し税」(「輸出免税に伴う消費税還付」制度)について、お二人から「仕入で支払った(“負担した”)消費税が戻ってくるだけの話だから別に問題はない」という趣旨のコメントをいただきました。

 次回の投稿で「消費税還付」制度の正当性を問題にするつもりなので、そこで説明しようかとも思いましたが、長文になるとかえってわかりにくいのではと考え、別枠で簡単に説明させていただきます。

【コメント元の投稿】

「E:消費税増税の目的は、「社会保障」や「財政再建」ではなく、「国際競争力の回復」である:付加価値税と“国際関係”」
http://www.asyura2.com/12/senkyo129/msg/400.html

のコメント欄4.と12.です。


 まず、「輸出戻し税」が正当な制度に見えるのは、「原発の安全神話」と同じように、財務省(国税庁)が、消費税の処理方法や解説を通じてみんながそう思うように仕向けてきた成果だろうと思っています。

 順番が逆で恐縮ですが、説明の都合で、コメント欄12.への回答を先に行います。


【引用1】
「12. 2012年4月27日 15:34:49 : EppdwTIO9Y
素朴な疑問なんですが、何で利益になるのかが分かりません。
仮払消費税として、仕入先に払った消費税が戻ってくるという話ですよね?
キャッシュが入ってくるのは、嬉しい話だと思いますが。

会計上、どんな仕訳をして利益にするか、教えて下さい。 」

【回答1】

>仮払消費税として、仕入先に払った消費税が戻ってくるという話ですよね?

 答えはノーです。
 消費税還付は、1円も払っていない税金(消費税)がどういうわけか還付されてくるという希有で不思議な制度なのです。

 というのは、仮払消費税は、計算上の話で、実際に「仕入先に払った消費税」ではありません。
 というより、転嫁の事実や“払ったつもり”があることを否定しませんが、どんな事業者(最終消費者)も、仕入れ(購入)先に消費税を払うことはないのです。
 消費税は、消費税関連の法規を読めばわかるように、地方分を含め中央政府(税務署)に払うものであり、仕入れ先に払うものではありません。

 少し飛んだ話になりますが、もしも、消費税の転嫁云々をもって、仕入先に消費税を払ったと言えるのなら、仕入れ先に法人税を払ったと言うこともできます。
 所得(利益)に課される法人税の源泉は、販売を通じて得るマージン(付加価値)だからです。

 言葉遊びに聞こえるかも知れませんが、仮払消費税は、あくまでも、個別の「仕入に含まれていると認定してもらえる消費税の金額」です。
 国税庁も、「仕入にかかわる消費税」という曖昧な表現を使っているだけで、「仕入で支払った消費税」だとか「仕入で負担した消費税」といった“危ない”表現は一切使っていません。

 最終的な消費税処理で説明される「仕入にかかわる消費税」も、計算上、「仕入に含まれていると認定する消費税」です。
 「仕入先に払った消費税」という表現は、そう思わせたい国税庁がつくりあげた消費税イメージからつい出てくるものなのです。

 間接税である温泉の入湯税は、法律で温泉施設の利用者が負担すると決められ、旅館など温泉施設の営業者は、政府の代理で税金を徴収し政府に納付する義務を負っています。
 我々が支払う入湯税は、外見的には温泉施設に支払いますが、法律的には政府に支払っているのです。

 ということから、借受消費税も、「売上で受け取った消費税」ではありません。
 借受消費税は、「どう抗弁しようとも売上に含まれていると認定される消費税の金額」なのです。

 ときに使われる“預かった消費税”という表現も錯誤で、代理徴収の権限も義務もない事業者が消費税を預かることはできません。
 逆に、消費税は一切いただきませんといった商売をしていても、消費税納税免除事業者でない限り、消費税は計算式ではじき出され徴収されます。

 仮払消費税も、借受消費税も、実際の取引で消費税がどう扱われたかということとは無関係なのです。
 なお、消費税にかかわる税務会計は、税込と税抜があり、「仮払消費税」と「借受消費税」が勘定科目として必要なのは、税務処理を消費税抜きベースで行うときです。
 税込ベースで税務会計を行うときは使われません。

 現実にもある話だと思いますが、仕入れ先から「今回も、本体9千円、消費税450円でお願いします」と言われ、「売れ行き不振で困っているから、消費税分は値引きして9千円で頼むよ」と交渉したら、9千円で仕入ができたとします。

 税抜処理でこの取引を仕訳すると、

[借方]仕入8572円・仮払消費税428円
[貸方]買掛金9000円

となります。

 一方、このケースの仕入れ先は、「まあ仕方がないか。消費税は受け取らないのだから、借受消費税はゼロ」と処理しても、税務署にはまったく通用せず、最終的に428円の消費税が課されることになります。

 税務署ではない仕入先に消費税を払うことはありえないのですから、消費税の還付は、仕入先に払った消費税が戻ってくるというような話ではないのです。
 逆に、「消費税還付」制度があるがゆえに、国税庁などが、それを正当な制度と思わせるため、「仕入先に払った消費税」という意識を植え付けているのです。


>会計上、どんな仕訳をして利益にするか、教えて下さい。

 たとえ、個別の取引について仮払消費税・借受消費税という勘定科目で仕訳処理をしていても、最終的な消費税額は、「借受消費税−仮払消費税」ではなく、総売上と総仕入を基礎とした消費税の算定式により求められます。
 その値が「未払消費税」で、「借受消費税−仮払消費税」の値と差が生じたら、雑益もしくは雑損として会計的に処理されます。

 法人税の処理についてですが、納付した消費税は翌決算期に損金(公租公課)として扱われますが、還付される消費税は、還付申告時の決算期もしくは還付金を受け取る決算期を任意に選択できます。そして、消費税還付金の仕訳勘定科目は「雑収入」になります。
 計上時期を当該決算期にするか翌決算期にするかという問題は、経常損益の状況を見て有利なほうを判断するでしょう。

 法人税の還付金の仕訳は、未収還付法人税と雑収入(還付加算金がある場合とき)ですが、消費税の還付金は、さすがに、払ってもいない税金の還付を受けるのですから、益金として扱われるようです。

 消費税還付がホントウに支払った税金の“過払い”分であるのなら、還付金は、益金扱いされる雑収入ではなく、税務処理後の内部留保として扱われなければおかしいはずです。

 自分の財布から“間違って”取られたお金が戻ってきただけなのに、雑収入というのはおかしいですからね。

【引用2】

「04. 2012年4月27日 04:18:44 : VGZeXVfO42
あっしらさんは全然ダメですな。
輸出戻し税はどう考えても真っ当。
外国に品物を売るのだから日本の消費税(売上税)は掛からない。
だから払った消費税(売上税)を還付する。
これのどこが可笑しいの。
税務会計をちゃんと勉強すれば判ることでしょう。 」

【回答2】
 VGZeXVfO42さんが【回答1】を読まれてどういう感想を持たれたかわかりませんが、疑義のポイントに絞って説明します。


>払った消費税(売上税)を還付する。

【回答1】で説明したことに尽きますが、輸出事業者に還付すべき消費税は、誰にどういう法規定を根拠として支払った消費税なのか説明していただけますか?


>外国に品物を売るのだから日本の消費税(売上税)は掛からない。

 輸出は、「免税」という“課税”取引であって、消費税が課されていないわけではありません。輸出には0%の消費税が課されています。消費税が課されない取引は「非課税」です。

 消費税の後ろに(売上税)という表現が付加されていますが、それは、消費税は、付加価値税ではなく売上税という意味なのでしょうか?

 仮に消費税を売上税とお考えなら、輸出事業者に還付される消費税は、どの部分の売上に課されたものとお考えですか?

 輸出事業者の輸出にかかわる消費税は税率0%なので、輸出で売上税は発生していません。
 消費税は仕入税ではないはずですから、輸出事業者が仕入で支払った「売上税」が還付されるという奇妙な話はないと思われます。

 消費税が仕入税で、輸出は、非課税取引でそのための仕入で“納付”した消費税(仕入税)は還付するという税法の規定になっていれば、「輸出戻し税」は正当な制度と言えます。

 最後に質問させていただきます。
 住宅賃貸や福祉関連などの非課税取引は、売上で消費税が課されませんが、仕入では消費税の“負担”が生じています。免税と非課税の違いがあるとは言え、とてもよく似ています。
 「外国に品物を売る」わけでありませんが、「非課税なのだから日本の消費税(売上税)は掛からない」のです。

 VGZeXVfO42さんは、非課税取引の売上に要する仕入で“負担した”消費税が還付されないことをどのように考えますか?
http://www.asyura2.com/12/senkyo129/msg/466.html


▲△▽▼

消費税シリーズ番外編:消費税と法人税は基本的に同じ税金:消費税と法人税の転嫁について
http://www.asyura2.com/12/senkyo129/msg/504.html
投稿者 あっしら 日時 2012 年 4 月 29 日 05:13:54: Mo7ApAlflbQ6s
 

 




「消費税シリーズ番外編:「輸出戻し税」妥当説の妥当性を簡単に説明」
http://www.asyura2.com/12/senkyo129/msg/466.html

へのコメントのなかのEopofEgjcさんの質問に答えるかたちで消費税の内実を説明します。コメント欄06.の@です。

なお、06.のAと08.への回答は別のスレッドで行うつもりです。


まず、ふだん聞かされている内容やイメージではまったく別ものに思える消費税と法人税は、課税ベースの広狭と税率の高低が違うだけで、事業者の付加価値に課される「直接税」という意味で同じなのです。


【引用1】
「@法人税と消費税を同義に捉えるのはそれこそ錯誤のもとじゃないでしょうか。
だって消費税は販売価格の5%(内税なので実際は5/105)と確定されているのに対し、法人税はそうじゃないし、第一法人税は単純な販売利益に対する課税じゃありません。
法人税は一事業者の1年間トータルの収益(厳密にはちょっと違うけど)に対して課税されるものです。
ですから販売で利益があったとしても、事業者の収入全体が仕入原価や減価償却費や人件費や支払利息等々の費用(厳密には…同上)より下回っていれば(課税所得がゼロ以下なら)法人税は実質ゼロです。
と言う事は法人税額は1年間の期末を迎えなければ分かりませんし、前年の税額を売価に転嫁するにしても、今年度どれだけ販売できるか分からない事には1商品に転嫁する金額を割り出せません。
不可能です。 」

【質問@への回答】

>法人税と消費税を同義に捉えるのはそれこそ錯誤のもとじゃないでしょうか。


 法人税と消費税は、根源が事業者の付加価値(マージン)に課される税という意味で同義の税制です。

 消費税と法人税の違いは、消費税の非課税取引や免税取引という特殊な規定を別にすると、収入と費用の範囲(課税ベース)及び税率だけと言えます。

 財務省は、消費税と法人税がまったく別種の税と思わせたいがために、違うもののように説明し、違うもののように税額の算定をさせているのです。

 消費税も法人税も、売上(収入)から原価(仕入)を差し引いた粗利益(付加価値:マージン)を基礎に、税法で控除できると認定されている経費を差し引いた“最終付加価値”を課税ベースとし、その金額に税率を乗じたものが税額になります。

 違いは、収入とみなされる範囲と控除できる費用の範囲、さらに言えば、納付した税を損金として処理できかどうかという程度なのです。

法人税には益金・損金の認定が煩わしいという問題はありますが、

消費税と法人税は、共通の式

税額=(認定収入−認定費用)×税率

で表現できます。

数式ですから、“いやらしく”、法人税を消費税に似たかたちの式、

法人税額=認定収入×税率−認定費用×税率

に、変換することもできます。


>だって消費税は販売価格の5%(内税なので実際は5/105)と確定されているのに対し、
>法人税はそうじゃないし、第一法人税は単純な販売利益に対する課税じゃありません。
>法人税は一事業者の1年間トータルの収益(厳密にはちょっと違うけど)に対して課税
>されるものです。


 販売価格の5%というのは、すぐ上の(認定収入×税率)に相当する、消費税額を計算する途中過程の要素であって、消費税が販売価格の5%で確定しているわけではありません。

 消費税も、法人税と同じように、“単純な販売利益”に対する課税ではありません。
 逆に、消費税を単純な税制と言えるのなら、法人税も単純な税制と言えます。


 消費税と法人税の違いを、収入(課税ベース+)と費用(課税ベース−)の観点で整理します。


【消費税と法人税の課税ベースの違い】

[売上(収入):課税ベース+]
消費税:営業収入(非課税取引である受取利子・配当・債券や土地の譲渡益などの金融利得は除外):課税ベースが狭い

法人税:営業収入+営業外収入:金融利得などを含むあらゆる収入が対象:課税ベースが広い


[仕入(費用):課税ベース−]
消費税:全費用から給与・役員報酬・支払利子・地代・保険料・保証料・切手印紙などを除外したものが控除できる費用:課税ベースが広い

法人税:法人諸税と扱いが異なる接待交際費を除くあらゆる費用が控除可能:課税ベースが狭い


[減価償却費の扱い]
消費税:機械設備を含め購入した事業年度に一括で費用として控除:これも消費税還付の要因:課税ベースが狭い

法人税:定率もしくは定額で事業年度ごとに償却費として控除:課税ベースが広い


[納付税金の扱い]
消費税:あらゆる納付税金が費用の対象外:この意味で実質的にあらゆる納付税金に消費税が課されていることになる(二重課税):課税ベース広い

法人税:前年度の消費税は固定資産税などと同じ損金(費用)、消費税還付金は雑収入で益金(収入)。法人諸税は、最終利益から支払うものとして損金(費用)不算入。

ざっくり説明すれば、

 消費税は、「収入」も「費用」も対象範囲が狭いので、正規従業員で本業に勤しんでいる事業者にとって(但し金融業は除く)、付加価値に占める課税ベースが広い税と言える。本業以外の金融関連収入が多く、外注や派遣労働者が多い事業者にとっての消費税は、付加価値に占める課税ベースが狭いものになる。

 法人税は、「収入」も「費用」も対象範囲が広く、消費税に較べると付加価値に占める課税ベースが広いと言える。それゆえ?、税率が低い。


このような内容からも、消費税と法人税が、

税額=(認定収入−認定費用)×税率

という共通の式で表現できることがわかるはずです。

>ですから販売で利益があったとしても、事業者の収入全体が仕入原価や減価償却費や
>人件費や支払利息等々の費用(厳密には…同上)より下回っていれば(課税所得が
>ゼロ以下なら)法人税は実質ゼロです。


 ここまでの説明でおわかりかと思いますが、消費税も、輸出免税取引や非課税取引がないとしても、「事業者の収入が仕入原価や販促費等々の費用より下回っていれば(課税ベースがゼロ以下なら)消費税はゼロです。」

 消費税は、この意味でも、販売価格に5%といった税率がかけられたものではないと言えます。


>と言う事は法人税額は1年間の期末を迎えなければ分かりませんし、前年の税額を
>売価に転嫁するにしても、今年度どれだけ販売できるか分からない事には1商品に
>転嫁する金額を割り出せません。
>不可能です。

 まず、法人税がいくらになるかという計算が事前にできなければ、売上利益率などを含む事業計画の策定や決算見通しの公表もできないことになります。

 次に、消費税のほうが転嫁を計算しやすそうに思えますが、実際は、法人税の転嫁の計算に較べて簡単というわけではありません。
 なぜなら、税抜販売価格を決めるまでに、法人税の転嫁のための計算とほぼ同じ過程を必要とするからです。
 税抜き売価を決めることこそが問題の本質と言えます、

 製造原価(仕入原価)を基礎に目標販売数量を決め、それにより算出できる1個当たりの粗利益から、営業活動のために予算化された販促費・事務処理に必要な一般管理費・支払利子などの費用を固定費・変動費も考慮しながら計算して商品1個あたりに割り振られる総費用を求めます。

 法人税にしろ、消費税にしろ、税の転嫁は、商品1個に按分された総費用に乗じる粗利益率をいくらにするのかという問題になります。
「販売価格−総費用−按分された税金」が最終的に手元に残る1個当たりの利益になるからです。
 そして、1個当たりの目標最終利益が決まれば、総費用も決まっていて、税金も課税方式がわかっているのですから、税込販売価格を決めることできます。

 商品1個の総費用と販売価格が決まれば、総費用を上述の控除可否のふるいにかけることで、消費税課税ベースと法人税課税ベースの付加価値がそれぞれ決まります。
 本業ベースですから、消費税課税ベースの付加価値のほうが大きな金額になります。

 金融利得がない事業者なら、売上100億円を1個100億円の商品で達成すると考えればいいわけですから、それぞれに消費税率と法人実効税率を乗じた額を加算すれば、転嫁を織り込んだ売価が決まります。
 税を転嫁する前の消費税課税ベース付加価値が70億円、法人税課税ベース付加価値が20億円だとします。

税込販売価格=100億円+70億円×5%+20億円×40%=111.5億円


 税の転嫁に相当する金額の算定は、詰まるところ、コストや費用を計算する問題になります。

 最後に、国内課税売上で得た付加価値に課される消費税が消え去り、消費税還付金を受け取る企業は、消費税の負担がゼロなのですから、販売価格に消費税を転嫁してはいけない(する必要がない)ことになります。
http://www.asyura2.com/12/senkyo129/msg/504.html


▲△▽▼


gczbERW2nAさんへ:消費税制度の基本に関する説明:「事業者区分としての課税・非課税」「輸出免税」「還付金の性格」
http://www.asyura2.com/14/senkyo174/msg/811.html
投稿者 あっしら 日時 2014 年 11 月 21 日 04:47:55: Mo7ApAlflbQ6s
 

 


「食料品に「軽減税率」が適用されたら農家はどうなる?:150万戸農家のうち約92%は消費税非課税事業者という現実」
http://www.asyura2.com/14/senkyo174/msg/649.html
でいただいた質問への回答です。

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【引用1】
「1つ目は、基本の基本だと思いますが、たとえば農家が卸業者・仲卸業者・小売店などに消費税込みで農産物を100円で販売した場合、農家の売り上げがいくらになるのか解りません。またその際、課税or非課税選択がどのように絡んでくるのかが解りません。」


【説明2】
 消費税についてよく聞かされる説明は、「国内での消費やサービスに対してかかる税金です。消費税は、各取引段階で発生しますが、最終的には消費者がすべてを負担します。国内で事業を行っているものは、販売先(含む消費者)から消費税を預かり、それから仕入先に支払った消費税を差し引いた額を税務署に納めます」といったものだと思います。

 求められている説明とずれているかもしれませんが、消費税込みで農産物を100円で販売した場合の農家の売上については、二つの説明ができます。

 消費税税率が8%だとして、一つは総額の100円で、もう一つは税抜きの93円です。

 というのは、国税庁が消費税課税から逃れられない事業者かどうかを判断する基準として「課税売上高」(税抜きの売上高)という概念を使っているためです。
 また、事業者の会計処理で消費税は、個々の売上や仕入を記帳するときに消費税を切り離して“仮払(支払い)&仮受(預かり)”にするところが多いということもあり、多くの事業者が、売上は消費税を抜いた金額だと意識しています。

(このような処理方法や意識は、国税庁がレクチャーしている消費税の計算方法が、「売上に係わる消費税額」=“仮受消費税の総額”から「仕入に係わる消費税額」=“仮払消費税の総額”を控除する(差し引く)かたちになっていることが基礎にあります)

 消費税制度が「課税・非課税の選択」を用意しているのは、消費税の課税から逃れることができる売上高が少ない事業者であっても、課税事業者になったほうが得になることがあるからです。
 どういう事業者かというと、売上に対する仕入が大きく、「仕入に係わる消費税額」が「売上に係わる消費税額」より大きい場合です。

 もう一つの要因は、今話題になっている「軽減税率」制度の導入です。

 「軽減税率」制度は、売上にかける乗数(軽減税率)が仕入にかける乗数(標準税率)より小さくなる制度ですから、「軽減税率」の適用を受ける業界では、「仕入に係わる消費税額」が「売上に係わる消費税額」より大きくなる事業者が一気に多くなります。

(「輸出免税」も課税事業者でなければ適用されないので、数は極端に少ないはずですが、売上の少ない輸出事業者も課税事業者になります)

 このような背景があることで、売上が少ない事業者も、一律に非課税ではなく、「課税or非課税の選択」ができるようになっています。

(非課税で済む事業者が課税を選択する理由として、販売先が仕入先として非課税事業者を排除するからといった説明もされていますが、日本は、欧州諸国のようなインボイス制を導入していないので関係はありません。日本では、仕入金額を基に計算だけで控除額を算定することができます。インボイス制が持ち込まれると、非課税事業者は納品・請求書に消費税額を記入することができないことから、「仕入に係わる消費税額」を控除できなくなる相手事業者はそのような仕入先を嫌います)


 国税庁が消費税の計算方法として、(「売上に係わる消費税額」−「仕入に係わる消費税額」)を前面に出し、事業者もそれに沿って、個々の売上や仕入を記帳するとき消費税を“仮払&仮受”として処理している理由は、

● 消費税は消費者が最終的に負担するものという“雰囲気”や“イメージ”を定着させるため

 消費税は、わざわざ個々の取引を本体価格と消費税に分けるような煩雑なことをしなくても、売上総額(税込)と仕入総額(税込)を使って一発で計算するほうが面倒もなくすっきりします。
 「売上に係わる消費税額」を求めるための乗数と「仕入に係わる消費税額」を求めるための乗数が同じ値なら、(売上額−仕入額)×消費税税率/(100+消費税税率)という計算式で求めても同じ値になります。
 しかし、消費税額の算定としてすっきりしたこの計算方法を提示すると、事業者のほとんどが、「消費税は結局マージンに課税する付加価値税なんだ」と気づいてしまいます。
 マージン(荒利・付加価値)はまさに(売上額−仕入額)だからです。

 ※ 以降の説明で表記する“乗数”は、「消費税税率/(100+消費税税率)」を指すものとします。


● 「輸出免税」や「軽減税率」という国家の詐欺的行為が正当な制度に思えるようにするため


 この二つ目の理由を説明することがもう一つの問いに対する説明になるので、次に移ります。

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【引用2】
「2つ目は、消費税が5%〜8%に上げられるとき、輸出企業は消費税が上がると輸出戻し税の絡みで還付金が取得できて、ぼろ儲けできるという話が話題になったと思います。「トヨタなどは3%上がっただけで、2000億円〜3000億円も還付金でぼろ儲け」なんて、ことが書いてあったのをどこかで読んだこともありますが、その説は、正しいとか間違いとかいろいろな意見を見かけて訳がわかりません。なぜ、消費税が上がると、輸出企業が還付金を受けることができるようになるのか、そのあたりの税のシステムを教えていただければ幸いです。 」


【説明】
 まず、「輸出免税」は免税ではなく特殊な課税です。消費税制度は、あやしい仕掛けがすぐには疑われないよう用語にはいたく気をつかっています。
「輸出免税」は、輸出売上に対しゼロ%の課税を行うという仕組みにするこで整合性を維持している制度です。

 国内販売と輸出の両方がある事業者の消費税は、次のような計算式で求められます。

消費税額=(国内売上ד乗数”+輸出売上×0%)−仕入ד乗数”

「輸出売上×0%」の値はゼロなので、

消費税額=国内売上ד乗数”−仕入ד乗数”=(国内売上−仕入)ד乗数”

 この式の意味は、輸出で稼いだ付加価値(マージン:荒利)には付加価値税(消費税)を課さないということです。

 還付金が発生するのは、(国内売上−仕入)<0の場合です。
 なお、消費税における仕入には、原材料費や外注費といった原価要素だけでなく、新規購入製造装置全額や派遣労働者費用そして広告宣伝費などの販売管理費も含まれています。

 説明を進める前に確認しておきたいのは、たとえ消費税としてお金を受け取る還付金が発生しないとしても、「輸出免税」制度が適用されることで、国内販売で稼いだ付加価値に対して課される消費税が大きく減額されることです。
 還付金は、「輸出免税」制度による消費税額の減額があまりに大きくマイナスにまでなったというケースで生じるものです。

 このような仕組みである「輸出免税」制度で、例えばトヨタ自動車は、消費税税率が5%のときでも、およそ3千億円の消費税還付が発生していると言われています。

 この3千億円は、トヨタ自動車が国内のディーラーに出荷したときの「売上に係わる消費税額」を帳消しにしたうえでの金額です。
 還付金を受けるくらいですから、国内販売を通じて“預かった”消費税はまったく納付していません。

 国内の消費者が自動車を購入するときに“負担した”と思っている消費税額は、1円たりとも国庫や地方政府の口座には入っていません。ディーラーは消費税を納付していますが、メーカーが受けている還付金を引くと、自動車業界全体の消費税納付額はマイナスになります。

(消費者は、事業者の消費税負担分の一部が販売価格を通じて転嫁されることはあっても、消費税を負担することはありません。消費税を負担しているという解釈は、消費者は、マージンや法人税を負担していると言うようなものです)


 ご質問にもあるように、この「輸出免税」制度に伴う還付金は、政府が仕組む不当な利得なのか、誰もが制度的に納得できる正当な還付金なのかという点で意見が分かれています。

 まず、国家が認めているというより国家自らが法律を定めそれに基づき給付しているものなので、不当な利得だとしても犯罪ではありません。
 特定の業種や特定の家族にも補助金や補償金が支払われていたりしますから、「輸出免税」制度を角が立たない表現にすれば、「輸出報償金」といったものになるのでしょう。

 「トヨタなどは3%上がっただけで、2000億円〜3000億円も還付金でぼろ儲け」という話は、表現にトゲがあるとしても正しい説明です。

 計算式をご覧いただけばわかるように、プラス要素はゼロのまま変わらないのに、マイナス要素は膨らむのですから、マイナス=還付金の値は大きくなります。

 消費税の税率が引き上げられても納付すべき消費税にとってプラスの要素である「輸出売上に係わる消費税額」はゼロのまま、その一方で、納付すべき消費税の算定にとってマイナスの要素である輸出向け製品に使われる原材料費や加工賃といった「輸出用仕入に係わる消費税額」にかける“乗数”は、増税により「5%/(100+5%)=4.76%」から「8%/(100+8%)=7.4%」へと大きくなったのですから当然です。

(財務省の官僚やまっとうな経済学者は、不当利得とは言わないし公言もしませんが、「輸出免税」制度が消費税制度を通じて特定の事業者が得る利益であることを認めています)


 「輸出免税」制度が正当な仕組みだと思っている人は、消費税額の算定方法として示されている(「売上に係わる消費税額」−「仕入に係わる消費税額」)に、惑わされているのだと思います。
 どういう錯誤かというと、「輸出では消費税が課されていないのに、輸出する製品を造るための仕入では消費税を“負担”している。そうであるなら、「仕入に係わる消費税額」を差し引く(控除する)のは当たり前だ。そして、差し引いた結果がマイナスになったら、還付金を受け取るのは当然だ」という内容です。

 「輸出免税」制度が正当なものとする判断の決定的な誤りは、「仕入に係わる消費税額」が、税務署に納付した消費税の金額ではなく、事業者自身が納付すべき消費税額を計算する式の一部を構成している項目名(説明のための便宜的で仮の名称)でしかないことを理解していないことです。
 別の言い方をすれば、消費税が、「売上−仕入」で表される付加価値に課された税であるという認識がないことです。

 消費税は、あくまでも、事業者が売上を通じて得た付加価値について所定の税率の税金を支払うものです。
 仕入段階で、仕入先事業者からその事業者が負担する消費税の一部を転嫁されたのでその分を余計に支払ったからといって、消費税を納付したことにはならないのです。

 「仕入に係わる消費税額」が消費税を納付したことを意味するのなら、農家の約92%が該当する非課税事業者は、種苗・肥料・農薬・燃料・農機具などを仕入れたときに「仕入に係わる消費税額」相当分を納付したことになるので、非課税事業者ではなく“課税事業者”になってしまいます。

 社会保険医療や住宅賃貸など特定の非課税取引も、薬剤・医療器械や建築費・修繕費といった仕入の段階で「仕入に係わる消費税額」を納付していることになり、医療や福祉は非課税!といった政府の説明は間違っていることになります。

 非課税事業者が非課税事業者たるゆえんは、「総額売上−総額仕入」であるマージン(付加価値)に対して消費税を課されていないことです。

 販売価格(単価)は、国内向け・輸出とも、「製造原価+税負担を含む諸経費+荒利」で構成されていると言えます。(小売などの場合は「仕入価格+税負担を含む諸経費+荒利」)

 輸出還付金を正当な仕組みだと主張する人のなかには、輸出では消費税をもらえないという素朴な指摘をしますが、それは、消費税制度を理解していないだけでなく、商売をも理解していない話です。

 商取引なら、「輸出免税」であっても、輸出価格を引き上げて「売上に係わる消費税額」を上回る金額を荒利にさらに上乗せすることもできれば、逆に、荒利がマイナスというコスト割れの価格で輸出しなければならないときもあります。

 買う側にしてみれば、あるものに対し支払わなければならない金額のうち、原価はどれだけ、税金負担分がどれだけ、儲けはどれだけといったことはまったく関係ない事柄です。
 買う側にとっては、価格構成要素の比率は無関係で、すべてがコストなのです。(これは、事業者の仕入を考えればよくわかることです)
 消費税制度は、価格構成要素の一つである消費税だけをことさら抽出して買う側に意識させることで、消費税の負担を転嫁しやすくしているわけです。
(論理的に言えば、利益や原価なども売値を通じて相手に転嫁されているわけですから、消費税だけをフォーカスするのはおかしな話です)

※ ここ2年ほどの動きでわかるように、円安傾向は、「輸出免税」であっても輸出価格を引き上げて「売上に係わる消費税額」相当を超える金額を荒利として加算することができる」絶好の条件を意味します。しかも、ドルなど最終購入者の通貨建てでは価格を上げないでも、日本円で手にする金額が25%とか30%とか増えます。これが、昨年そして今年と、グローバル企業が空前の利益を上げている主たる理由です。


 消費税制度は、「原価+諸経費+荒利」で構成される販売価格がベースにあって、消費税はそれに上乗せされるものといった擬制の上に成り立っているものです。

 実際のところ、そのような擬制をお話ではなく現実のものにできるのは、市場支配力に優れた一部の有力企業だけです。

 有力企業は、人件費や営業利益の原資になる荒利を確実に確保するために、原価がアップしたら販売価格を上げ、諸経費が増えたときも販売価格を上げ、消費税などの税負担が増加したらやはり販売価格にすべて転嫁するといった対応ができやすい地位にあります。
(むろん、最終的には消費者の購買力が決めることですから、いつでも思うようにできるわけではありませんが)

 その他の多くの事業者も当然、消費税税率が上がって負担が増加すれば、増えた負担分をできるだけ多く取引先に転嫁したいと思います。
 しかし、円安で原材料費や電力料金が上がったことでコストが増えたからといって、その全額を転嫁できないで苦しんでいる現状を考えればわかるように、消費税の負担増加もすべてを転嫁できるわけではありません。
 消費税の負担増加分をすべて転嫁できないということは、人件費や営業利益の元になる荒利をそれまでよりも減らしてしまうことを意味します。
 さらに、コストアップ分も転嫁できないということであれば、二重に荒利を減らすことになります。
 これが、グローバル企業以外の事業者で起きている事態で、4月以降のGDP速報値も、そのような事態が起きて当然という惨憺たる内容になっています。

 このような現実を踏まえると、消費税額の算定式で使われている「売上に係わる消費税額」や「仕入に係わる消費税額」は実態とはまったくかけ離れたたんなる計算上の観念(絵空事)で、売上そのもの(総額売上)や仕入そのもの(総額仕入)だけが現実的に意味のある数値だということがわかります。

 どういうことを言いたいかと言えば、「原価+諸経費」のコストに荒利を加算して決まる本体販売価格に消費税税率を乗じたものが「売上に係わる消費税額」になるという理路ではなく、「売上に係わる消費税額」は、転嫁ができたかどうかは無関係で、売上にとにかく“乗数”をかけることで算出されるものであるということです。

 もっとわかりやすく言えば、販売で思うように消費税を転嫁できない、極端に言えば負担が増えた分を1円も転嫁できなかったとしても、とにかく、「売上×(8%/(100+8%))」の消費税を転嫁した(預かった)とみなしてしまう凶暴な制度なのです。

 説明としては通用するかもしれない仮構の仕組みを現実のものと錯覚したうえで、消費税の様々な仕組みの正否について、「売上に係わる消費税額」−「仕入に係わる消費税額」といった算術的側面をベースに判断しようとするためおかしな判断をしたり、「軽減税率」についても、一般の事業者や多数派の国民は負担や転嫁される金額が増えるのに、言葉の印象で負担が楽になる制度と錯誤してしまうのだと思っています。
http://www.asyura2.com/14/senkyo174/msg/811.html



▲△▽▼

01. のnJF6kGWndYさんへ:消費税の内実について
http://www.asyura2.com/13/hasan80/msg/871.html
投稿者 あっしら 日時 2013 年 7 月 11 日 00:36:07: Mo7ApAlflbQ6s
 

 



(回答先: 浮上する日本経済:来年・再来年の消費税増税が日本経済の浮沈を決する 投稿者 あっしら 日時 2013 年 7 月 10 日 17:52:41)

01. のnJF6kGWndYさん、コメントありがとうございます。


【引用】
「>消費税増税は、財政健全化とは無縁のグローバル企業支援策

ただし、これは間違い
建前上は、還付されるからと言って別に利益が増えるわけではない
単に外国人に消費税を転嫁できないという当たり前の話
仮に戻し税を適用しなければ、明らかに競争上、不利益になるから
グローバル企業は海外生産を増やし、その場合、関連産業も含めて、国内雇用や内需がダメージを受けるということを忘れてはならない」


【コメント】
 貴殿のコメントはこれまでいくつか読ませていただいていますが、消費税については、消費税推進派のゴマカシ的説明に依拠されており、内実を理解されていないように思われます。


● 「建前上は、還付されるからと言って別に利益が増えるわけではない」

 還付されるからには、その前提として納税の事実があってしかるべきですが、還付されている企業の消費税納税額はゼロです。

 消費税制度における還付は、所得税などと違い、納税もしていない事業者に還付するというとんでもない“国家詐欺”なのです。

 貴殿は、まさか、仕入先事業者に消費税分を上乗せして支払っていることをもって、“納税”していると理解されているわけではありませんよね。

 消費税の還付を受けている事業者が消費税分を上乗せして仕入先に支払っているにしても、納税しているのは仕入先事業者であって、還付を受けている事業者ではありません。
 納税というのは政府部門に税金を納めることですから、仕入先から付け回しされた酒税や消費税を負担したことをもって、それらの税金を納税したと主張することはできません。

(転嫁されたことが“納税”という論理が通用するのなら、最終消費者が消費税を“納税”していることになりますから、住宅ローンなどに関する所得税の還付額が納税額範囲になっていることは誤りになります。所得税還付額は、「所得税+消費税負担分」を制限としなければならないでしょう)

 消費税の納税額がゼロでありながら、消費税の還付を百億円単位・千億円単位で受けても利益が増えるわけではないとする貴殿の認識は倒錯したものです。

 国内販売分の付加価値に対する消費税がチャラになることも利益と言えなくもないですが、納税もしていないのに受ける消費税の還付は、間違いなく利益の増加です。

(国内販売分の消費税を不納付で済ませられる仕組みをもって、利益の増加ではなく税負担の軽減と言うことはできますが、消費税を納めている企業に較べれば利益の増加とみなすことができます)


●「単に外国人に消費税を転嫁できないという当たり前の話」

 世界単一政府による価格統制があるのなら別ですが、貿易で利益を上げられるのですから、外国人に消費税を転嫁できないということはありません。
 貿易についてはダンピング規制はあっても高く売ることを阻害する規制はない(買わない自由はある)のですから、消費税をコストの一部と考え、消費税負担分を含むトータルコストに荒利を上乗せして輸出価格を決めればいいだけの話です。

 このような消費税負担分の“コスト化”による転嫁は、国内の非課税取引で実際に行われていることです。

 消費税の転嫁が外国人に対してできないというのなら、荒利(利益)だって外国人からは得ることができないという話になります。荒利はコストのある%以内という規制があるのならともかく、荒利は競争環境次第で“取り放題”なのです。

 この問題は、法人税を誰が負担しているかという話にも通じるものです。法人税は利益から支払われるものですから、法人税は、利益を実現させた内外の購入者に転嫁されていると言うこともできます。
 法人税でさえ外国人に転嫁できるのですから、消費税だって、転嫁は可能です。


● 「仮に戻し税を適用しなければ、明らかに競争上、不利益になる」


 これまで、消費税制度及び消費税増税が国民経済総体にとってプラスになるのなら、“国家詐欺”であっても消費税制度を容認すると書き、消費税制度が日本経済にとってプラスになる説明を求めてきましたが、残念ながら誰も応えてくれません。

 89年の消費税導入は「バブル崩壊」の契機となり、97年の消費税増税は、「デフレスパイラル」の契機となったことでもわかるように、消費税は、グローバル企業にとっては利益になっても、日本経済総体にとっては利益になっていないのです。

 「仮に戻し税を適用しなければ、明らかに競争上、不利益になる」というのなら、消費税(付加価値税)ではなく、小売売上税という正真正銘の間接税に転換すればいいのです。

 「グローバル企業は海外生産を増やし、その場合、関連産業も含めて、国内雇用や内需がダメージを受けるということを忘れてはならない」というのは同意ですが、それを歪んだ消費税でなんとかしようという考えは破綻しているのです。

 現段階は、設備投資減税など課税ベースを縮小する法人税引き下げが望ましいと思っていますが、国税の法人税を引き下げることに異論はありません。(但し、配当など利益を外部に流出させる時点で、現水準に近い課税を行う)
http://www.asyura2.com/13/hasan80/msg/871.html


▲△▽▼

共有化したい消費税についての基本認識:nJF6kGWndYさんへ
http://www.asyura2.com/13/hasan80/msg/891.html
投稿者 あっしら 日時 2013 年 7 月 12 日 04:24:39: Mo7ApAlflbQ6s
 


「浮上する日本経済:来年・再来年の消費税増税が日本経済の浮沈を決する」
http://www.asyura2.com/13/hasan80/msg/859.html

「01. のnJF6kGWndYさんへ:消費税の内実について」
http://www.asyura2.com/13/hasan80/msg/871.html

の続きです。

=====================================================================================================

nJF6kGWndYさん、レスポンスありがとうございます。

 ものごとをよく考えられていると思っているnJF6kGWndYさんでさえ、消費税の内実を理解されていないのではと思われることに少しがっくりしています。

 こうして新しいスレッドを立てたのは、消費税(増税)問題が、その税制についての共通の認識がないまま、賛成か反対かで対立している現状を憂慮しているからです。

 読まれている人のなかには、あっしらがnJF6kGWndYさんを“攻撃”するために新スレッドを立ててまで追い込んでいると受け止める人もいるかもしれませんが、nJF6kGWndYさんがそのような機会を提供してくれたという思いで利用させてもらっていることをご理解ください。

 まず、今回いただいたレスポンスは、前回の私のコメントに対するものとしては的が外れているように思われます。(末尾にnJF6kGWndYさんのレスポンス全文を引用)


 前回の私のコメントを要約すると、

1)消費税の転嫁(負担)は、“納税”ではないということ。

2)それゆえ、「輸出戻し税」を代表とする消費税還付制度は、広く事業者から集めた税金を正当性なく特定の事業者に渡す国家的詐欺行為であること。

3)消費税の建前である財政的問題を解決する間接税であるなら、詐欺的なおカネの移動が伴う消費税(付加価値税)ではなく、米国州税のような「小売売上税」を採用すべきこと。

4)付加価値税(消費税)が欧州諸国のみならず工業製品輸出国で広く採用されていることから、グローバル企業を中心とした輸出企業の国際競争力を高める“合法的手段”(補助金として後ろ指を指されないという意味)意図があることを認めるが、国民経済全体の利益になるような貢献度はないこと。

5)税制で輸出企業の国際競争力を高めたいのであれば、設備投資や研究開発などの費用認定で課税ベースを縮小したり、法人税(国税)の税率を下げたりすることで行うべきこと。


 いただいたコメントについていくつか説明をさせていただきます。


■ 消費税の転嫁(負担)は“納税”と言えるのか?


● 「消費税の課税対象者は国内最終消費者だから当然の話」

 消費税の負担は国内最終消費者という説明は成立するとしても、課税対象者は国内最終消費者ではありません。
 そのようなことは財務省も言っていません。消費税の課税対象者は、あくまでも法律で規定された課税事業者です。

 消費税の負担が国内最終消費者という説明は、企業の利益や法人税などにも通用する論理的な話ですから、税制にとって、巷間叫ばれているほどの意味はありません。
 消費税は最終消費者が負担するという説明は、法人税は最終消費者が負担するという説明と変わらないものです。ですから、最終消費者が消費税を負担しなければならないような広報は、詐欺に等しい犯罪行為だと思っています。

 貴殿の「消費税の課税対象者は国内最終消費者」というのは錯誤です。
 消費者は、消費税を負担しないと宣言し、ある取引でそれを実現しても(妄想でしかありませんが)、罪に問われることはありません。

 どういうことかと言えば、税込1万5百円の商品を買おうとしたとき、消費税分はまけろと交渉し、1万円で買ったような場合です。
 買い手は、消費税を負担しないで済んだと錯覚するかもしれませんが、売り手は、10500円の商品を10000円で売っても、その取引で荒利(付加価値)を得ることができたのなら消費税が発生します。端的に言えば、仕入値よりも高い価格で販売できれば、消費税を転嫁していようがいまいが消費税が発生します。
 そして、客が“所定”の消費税を支払わなかったことを理由に、その取引分を消費税額の計算から除外すれば脱税になります。

 1万円に値切ることで消費税から逃れたと思っている買い手も、実のところ、消費税を負担しています。なぜなら、消費税は付加価値に課されるもので、このケースでも買い手の購入によって付加価値が生まれているからです。

 その商品の税込仕入が7千円であれば、1万円−7千円=3千円が付加価値で、その5%の150円が消費税となります。
付加価値3千円は買い手が負担しており、そのなかの150円が消費税になるわけですから、消費税も、買い手が負担していることになります。
 元の1万5百円で買っていれば、1万5百円−7千円=3千5百円が付加価値で、その5%の175円が消費税となります。
販売事業者は、付加価値が5百円増え、消費税が25円増えたということになり、税金を引いたあとの手取り荒利が1万円で買ったときより475円多くなります。


(個々の取引に消費税が課されるわけではなく、付加価値より狭い年間の消費税課税ベース付加価値なので、説明のわかりやすさでこのような例にしたことをご了承ください)


 消費税は付加価値を手に入れた事業者が負担しなければならないものであるがゆえに、事業者が課税対象者になるのです。
 最終消費者は、付加価値を生み出してはいますが、付加価値を手に入れるわけではないので、課税対象にはなりません。


 貴殿が「消費税の課税対象者は国内最終消費者だから当然の話」と応えられた部分は、「輸出戻し税」が正当なものなら、一般消費者も消費税を納税していることになるのだから、医療費や住宅ローンなど所得税に関する税金の還付制度は、その個人(家計)の消費税“納税”額を加味したものでなければならないという話に対するコメントとして的外れだと思われます。

 輸出事業者が、消費税をまったく納付していないにもかかわらず、「輸出戻し税」というかたちで消費税の還付を受けられるのなら、一般消費者も、税金の還付を受けるとき、消費税“納税”分が考慮された上限にすべきという話だからです。
 輸出事業者の“納税”と最終消費者の“納税”に差があるとお思いですか?それとも差はないと思われますか?

● 「そして仕入れ税額控除は海外輸出業者に限らず、免税事業に一般的な制度だ 」

 まず、消費税における「仕入れ税額控除」は、あくまでも消費税の算出方法の一部ですから、免税事業(ゼロ%課税取引)に限らず、課税事業者の課税取引でもごく普通に行われるものです。

 「仕入れ税額控除」(「仕入に係わる消費税額」を控除)というのは、あくまでも、決算時に消費税額を計算するときに用いられる概念であり、「仕入に係わる消費税額」が“納税”や最終的な消費税額を意味するわけでありません。

 そのことは、対概念である「売上に係わる消費税額」が、売上に伴い“納税”した消費税額ではないことを考えればわかるはずです。

 計算のための区分でしかないものを、実際の“納税”と錯誤しているために、「輸出戻し税」が正当なものであるかのように思われているのです。

 計算上の概念としても、「仕入れ税額控除」は、課税取引のように、「売上に係わる消費税額」が実存するときにのみ正当性があります。

 売上と仕入が税込という前提で、消費税額の計算は、

A:「売上に係わる消費税額−仕入に関わる消費税額」

で求められます。

 しかし、消費税額を算定する途中に消費税額が出てきてしまう“わかりにくさ”を回避する計算式も成立します。

B:「(売上−仕入)×消費税率/(100+消費税率)」

消費税額を求める計算式のAとBは、見てわかるように等価です。

Bを、「売上×消費税率/(100+消費税率)−仕入×消費税率/(100+消費税率)」というかたちにしたものがAだからです。

 付加価値税である消費税は、負担したはずの消費税・受け取ったはずの消費税といったまどろっこしい概念を導入せずに、Bの算定式でズバッと求めれば済むものなのです。

 しかし、そんなことにしてしまうと困るのは「輸出戻し税」制度です。

 売上を「輸出売上」と「国内売上」に区分したとしても、(輸出売上+国内売上−仕入)に変わるだけで、「輸出戻し税」をもっともらしく思わせる「仕入れ税額控除」が入り込む隙間がありません。

Aの算定式にすることで、「(輸出売上に係わる消費税額+国内売上に係わる消費税額)−仕入に関わる消費税額」という“もっともらしい”かたちになります。

 輸出取引(「輸出戻し税」)の問題は、「仕入れ税額控除」にあるのではなく、“ゼロ%課税”で売上に係わる消費税額をゼロとすることで、輸出向けを含むすべての仕入について「仕入れ税額控除」ができるようにしていることにあります。

 わかりやすく言えば、輸出では消費税が課されていないのに、ゼロ%の課税がなされていると擬制することで、「輸出戻し税」の仕組みが正当であるかのように誤魔化しているのです。

 貴殿は「免税事業に一般的な制度」と書かれていますが、輸出取引以外の“免税事業”とはどのようなものでしょうか?
 非課税や不課税には、「仕入れ税額控除」はありません。

■ 消費税と国際競争力

●「どこの国でも付加価値の高い輸出産業を免税にするのは、その方が遥かに非効率な内需産業を優遇するより、労働生産性を高め、交易条件を高めて、国益になるからだ 」


 誤解があるようです。
 消費税の輸出免税は、課税される場合よりも国際価格競争力を高めるものではあっても、即、「労働生産性を高め、交易条件を高めて、国益になる」とは言えません。

 労働生産性は、付加価値/労働者数ですから、生産した製品の輸出価格を高くして付加価値(荒利)を増やしたほうが高くなります。消費税は付加価値として算定される要素です。
 輸出で得た付加価値にも消費税を課税するかたちにし、その分、資本増強でコストダウンを図るように誘導する方が長期的には国益にかなうかもしれませんね。

 交易条件も、輸出価格と輸入価格の比ですから、輸出価格を高くした方が高まる指標です。
 なお、この間続いている日本の交易条件悪化(労働生産性も)は、97年の消費税増税を契機に陥ったデフレ状況と円高のなかで、賃金を切り下げるかたちで円建て輸出価格を引き下げてきたことが主因です。

 何より、輸出先にとって、輸入価格に消費税や法人税などの転嫁分が含まれていようがいまいがまったく関係がない話です。それは、輸入価格の内、コストがどれだけで、利益はどれだけかといった構成がどうでもいいことと同じです。
 輸入するほうは、ずばり、需要を満たす機能・品質をトータル価格いくらで輸入できるのかが問題なのです。

 消費税の輸出免税は、まず価格面で国際競争力を劣化させないこと、そして、「輸出戻し税」で、国際価格競争力を強化させつつ利益を増加させることに意味があります。 為替レートの変動や競合企業との競争関係で、「輸出戻し税」を価格競争力に活かしたり利益増加に活かしたりするわけです。

 利益の増大は、設備投資や研究開発に回せる資金の増加を意味しますから、それをもって、労働生産性を高める効果があるとは言えるかもしれません。
 また、研究開発費が潤沢にあれば、新興国が競争力を上昇させてくる分野にとどまって乱打戦をやるのではなく新しい分野を開拓できるので、それをもって、交易条件を改善する効果があるとも言えるでしょう。


●「輸出がダメージを受けた時期の交易条件の悪化は大きなマイナスだが、それでも途上国よりはマシだったのは、それだけ日本の過去の蓄積があったから」

「輸出がダメージを受けた時期の交易条件の悪化は大きなマイナス」ということがどのようなことを指しているのかよくわかりませんが、日本は、過去の蓄積をベースに現在なお世界有数の国際競争力を維持しています。


■ グローバル企業にとっての消費税

 私の「消費税は、グローバル企業にとっては利益になっても、日本経済総体にとっては利益になっていない」という説明に、貴殿は、「正しくは、消費税増税は、グローバル企業にとってもマイナスだが、仕入れ税額控除によって、輸出に対する悪影響を0にしているということだ 」と応えています。

 そのような貴殿の説明は表面的なものと言わざるを得ません。

 「輸出免税」によって、確かに、下請けや納入企業が買い叩かれる度合いが減っている(サプライチェーンの健全な維持につながる)ことは認めますが、グローバル企業にとって、消費税制度は大きなプラスです。
 「輸出免税」がなければ、下請けや弱い納入企業は、今以上にひどい買い叩きにあうはずです。

 法人税減税をあれだけ声高に叫んでいる経団連(グローバル企業が加盟企業の中心)が、プラスでない消費税をあれだけ声高に叫び続けているとお思いなのでしょうか?

 経団連は、「法人税減税+消費税増税+輸入関税撤廃」が望ましい税制政策だと考えています。
 消費税増税は、「輸出戻し税」によって還付される金額を増大させることで利益を増加させます。法人税減税は、そうやって増えた利益をより多く手元に残すことを可能にします。輸入関税撤廃は、消費税があることで外国企業の国内市場進出は抑制できる一方、自社製品の輸入に伴う消費税負担は「輸出戻し税」で帳消しにできるからです。輸入関税は、法人税処理では費用として計上できますが、帳消しされることはありません。

■ 確認させていただきたい内容 

「消費税自体には、以前から反対だから議論しても意味はない」ということですが、どのような理由で消費税に反対なのでしょうか?

【引用】
「投機的な要因で金利上昇やインフレが発生すれば、日本経済全体にとって大きなマイナスになるから
その場合、財政支出の削減や増税が利益になることは確実だろう
ただし、そうした判断を前倒しで行うのはほぼ不可能だから、どうしてもズレが発生するのは避けられない
先走ると、過剰流動性バブル、橋下増税や日銀の速すぎる引き締めによるデフレ不況のような事態を招く」


【コメント】
 この部分については、推測はできますが、消費税と関わるどういう事態を指しているのかはよくわかりません。
 推測による説明になりますが、ご容赦いただき、誤って理解している部分はご指摘ください。

 インフレは、政府日銀が考えているようなマイルドなインフレではなく、円安と国際的投機家による資源価格引き上げが起点の悪性なものが生ずる可能性はあると思っています。
 それはスタグフレーションを意味しますから、デフレの方がまだマシだと言えます。

 金利上昇に関しては、現状で国際投機筋が日本国債を売り叩いたとしても、日銀がそれを好機として買い増しすれば済むことで、国際投機筋は、とんでもない損失を被って清算しなければならなくなります。

 日銀が膨大な金額の国債を買い入れている理由の一つは、日本の銀行や生保までが日本国債を売りたくなるような状況がやってこないとは言い切れないと考えていることです。
 投機筋の売り叩きに銀行などが反応するような経済状況というのは、資金需要も増大し、期待インフレも高まっているときですから、買い増しで対抗できないわけではなくとも、ベースマネーの噴出的増大が悪性インフレを招来してしまうことになりかねません。
 そのために、政府・日銀は、現段階から、市中にある国債の量を調整しておきたいと思っているはずです。

「財政支出の削減や増税が利益になることは確実だろう」というのも、消費税増税は安倍首相や麻生財務相も認めているように税の増収につながるものではなく、現時点で財政支出を削減することも、デフレ脱却に逆行する政策であり、金融緩和というアクセルと財政緊縮というブレーキを同時に踏むような動きで誤りです。

 貴殿は、「そうした判断を前倒しで行うのはほぼ不可能だから、どうしてもズレが発生するのは避けられない」 と書かれていますが、現状は輸入物価が及ぼす悪影響をウオッチしつつ、国民生活を困窮化させたり、事業者の収益を圧迫させたりする場合は、“バラマキ”で対応することになります。

 むろん、このまま供給力が衰退していれば、将来的には、財政支出の削減や有効な増税策を採らなければ、悪性インフレに苛まれるようになると思っています。

「先走ると、過剰流動性バブル、橋下増税や日銀の速すぎる引き締めによるデフレ不況のような事態を招く」(97年の橋本増税と理解)恐れがあることに同意します。


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【nJF6kGWndYさんの直前のコメント全文】

01. 2013年7月11日 09:20:01 : nJF6kGWndY

>還付されている企業の消費税納税額はゼロ
>転嫁されたことが“納税”という論理が通用するのなら、最終消費者が消費税を“納税”していることになりますから、住宅ローンなどに関する所得税の還付額が納税額範囲になっていることは誤り


消費税の課税対象者は国内最終消費者だから当然の話
そして仕入れ税額控除は海外輸出業者に限らず、免税事業に一般的な制度だ

>外国人に消費税を転嫁できないということはありません。

もちろん可能だ
ただし、どこの国でも付加価値の高い輸出産業を免税にするのは、その方が遥かに非効率な内需産業を優遇するより、労働生産性を高め、交易条件を高めて、国益になるからだ
輸出がダメージを受けた時期の交易条件の悪化は大きなマイナスだが、それでも途上国よりはマシだったのは、それだけ日本の過去の蓄積があったから

>消費税は、グローバル企業にとっては利益になっても、日本経済総体にとっては利益になっていないのです。
正しくは、消費税増税は、グローバル企業にとってもマイナスだが、仕入れ税額控除によって、輸出に対する悪影響を0にしているということだ
消費税自体には、以前から反対だから議論しても意味はないが
投機的な要因で金利上昇やインフレが発生すれば、日本経済全体にとって大きなマイナスになるから
その場合、財政支出の削減や増税が利益になることは確実だろう
ただし、そうした判断を前倒しで行うのはほぼ不可能だから、どうしてもズレが発生するのは避けられない
先走ると、過剰流動性バブル、橋下増税や日銀の速すぎる引き締めによるデフレ不況のような事態を招く
http://www.asyura2.com/13/hasan80/msg/891.html
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/319.html#c17

コメント [政治・選挙・NHK253] 東京地検特捜部はゴーンは逮捕しても安倍には動かず!  赤かぶ
9. 2018年11月20日 16:40:47 : zldxgKtU4Y : eK7GjOoLWns[100]
ウオールストリージャーナル紙
ゴーン会長失脚、3社連合崩壊シナリオに政治的思惑も
一つ際立つ疑問がある。なぜ日産ではなくゴーン氏が報酬の報告に責任を負うのであろうか

その通り、逮捕が政治的としても報酬を支払っているのは日産の取締役会である。
おかしいと思うなら取締役会で否決すればいいだけの話。
裏報酬が支出されていたなら、日産の経理部門と監査法人と監査役が責任を問われる案件であって特捜部が捜査すべき案件ではない。
ゴーンが脱税していたなら、税務署が調べればいい話。

これらの疑問は当然ルノーの取締役会で話題になるだろうから、そう簡単に警察は偉いとはならない。
http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/821.html#c9

コメント [政治・選挙・NHK253] 古賀茂明「安倍政権の外国人単純労働者の受け入れ拡大は経団連のための低賃金政策だ」〈dot.〉  赤かぶ
1. 2018年11月20日 16:41:13 : LY52bYZiZQ : i3tnm@WgHAM[-9235]
日本共産党‏認証済みアカウント @jcp_cc · 4時間4時間前

「外国人労働者の受け入れ拡大は「移民政策ではない」とする安倍晋三首相の説明に「納得できない」は52%で、「納得できる」の29%を上回った。」

入管法の改正「今国会、必要ない」64% 朝日世論調査:朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/articles/ASLCM4HPQLCMUZPS001.html
https://pbs.twimg.com/media/DsakZqAV4AAZP8V.jpg
https://twitter.com/jcp_cc?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Eembeddedtimeline%7Ctwterm%5Eprofile%3Ajcp_cc&ref_url=https%3A%2F%2Fwww.jcp.or.jp%2F
http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/829.html#c1

コメント [政治・選挙・NHK253] <田中稔氏>昨晩、渡辺恒雄氏が亡くなったとみられる。読売は安倍総理の帰国まで公表したくないようでなかなか認めない… 赤かぶ
76. 罵愚[6895] lGyL8A 2018年11月20日 16:41:36 : uz7lDD2pDc : EjeLi5CyXwY[299]
 帝国陸軍で苦労した反動で、アメ公に魂売ったクズのナベツネと、冷戦時代に社会主義や共産主義にはまって、出てこれないおマエさんと、どこが違うんだろね?
http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/735.html#c76
コメント [カルト7] 集団ストーカー:一つの解決法 クークラック
611. 2018年11月20日 16:41:42 : EWrpjl1j4k : 4hUC8DZUlPA[250]
何かしらの圧力があるようです。アクセス数が少ないこと。
操作がなされておりますね。

はてなさんは、既にご理解されておりましょう。
此処は、危険な掲示板ですから。


彼女件、何卒はてなさま、穏便にお願い申し上げます。

ASKAさん事務所へ、この件も今、メールを差し上げております。

櫻井由美子。
http://www.asyura2.com/09/cult7/msg/878.html#c611

コメント [カルト7] 集団ストーカー:一つの解決法 クークラック
612. 2018年11月20日 16:43:25 : EWrpjl1j4k : 4hUC8DZUlPA[251]
彼女さんへ。

貴女ははてなさんに、ご自分の身分証明をなさってくださいね。
それが一番わかりますね。早いです。貴女が何方であるのか。

以上。
http://www.asyura2.com/09/cult7/msg/878.html#c612

コメント [政治・選挙・NHK253] 二島先行返還で見事に一致した田原総一朗と佐藤優  天木直人  赤かぶ
4. 2018年11月20日 16:43:58 : I06kUeD8iM : Pokccs7o7wE[143]

何 寝言ってるの戦争で取ったものそんな簡単に返すわけないのは田原佐藤天木此奴らが一番よく知っている

どこまで売国奴なんだ御用人間よ


http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/823.html#c4

コメント [昼休み54] 『小笠原誠治の経済ニュースゼミ』の小笠原誠治氏は完全なアホだった 中川隆
18. 中川隆[-13662] koaQ7Jey 2018年11月20日 16:53:21 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-20956]
深刻なのは「人手不足」でなく「賃金不足」だ
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2018/10/post-6fce.html
2018年10月18日 植草一秀の『知られざる真実』

安倍内閣が人の輸入を拡大しようとしている。

国内の人の値段が高いから、安い価格の人の輸入を拡大しようとしている。

人の値段を下げること。

これが安倍内閣の目標である。

なぜ、人の値段を下げようとしているのか。

それは、大資本が要請しているからだ。

大資本の究極の要請は労働コストの圧縮だ。

安倍内閣が強行制定した「働かせ方改悪」の目的もこれだ。

「働き方改革」という言葉で偽装しているが、実態は大資本が労働者を最小の費用で使い捨てにする制度確立を目指しているだけなのだ。

安倍内閣が推進している労働規制緩和は、

1.正規から非正規へのシフト推進
2.長時間残業合法化
3.定額残業させ放題雇用の拡大
4.解雇の自由化
5.外国人労働力の導入拡大

の五つを目的とするものである。

電通の長時間残業で過労死された高橋まつりさんは安倍内閣の「働かせ方改悪」法強行制定のために、単に利用されただけだった。

過労死された方の遺族は法律強行制定を阻止するために遺影を掲げて国会本会議を傍聴したが、安倍内閣は遺族の声も無視して法律強行制定に突き進んだ。

安倍内閣は大資本の手先となって、ひたすら労働コスト削減と労働者を消耗品のように使い捨てにできる制度確立に邁進している。

安倍内閣がこの方向にひた走るのは、大資本がカネの力で安倍内閣を支配してしまっているからだ。

安倍内閣が日本の主権者国民の利益ではなく、ハゲタカ資本の利益を優先するのも、ハゲタカ資本がカネの力で安倍内閣を支配してしまっているからなのだ。

目に見える世界だけを見ても、このことは立証できる。

日本では最高裁が企業献金を合法としてしまったために、大資本が献金という「賄賂」で政治を支配してしまっている。

目に見えぬ世界では、国内大資本だけではなく、ハゲタカ資本がカネの力で安倍内閣を支配下に置いてしまっていると考えられる。

「人手不足」と言われるが、真実は違う。

真実は「賃金不足」なのだ。

過酷な労働を担う人を安価な賃金で雇おうとするから人が集まらないのだ。

「人手不足」を叫んでいる企業が求人の際に、時給を倍にしてみるがいい。

あっという間に求職者が殺到するはずだ。

「人手不足」ではなく「賃金不足」だから人が集まらないのだ。

働く人への処遇=賃金や身分の安定を拡充すれば、人手不足は解消する。

同時に、格差が縮小する。

人手不足を叫ぶ前に、億円単位の経営者の役員報酬を削減して、末端の労働者の時給を上げてみれば良い。

労働者の労働条件は改善し、所得格差も縮小する。

2012年12月の第2次安倍内閣発足以降、大企業の企業収益は史上空前の水準に達して、企業の内部留保も2017年度末には446兆円に達した。

その一方で、労働者の実質賃金は第2次安倍内閣発足後に約5%も減少した。

大資本だけが潤い、労働者の処遇は改善しないどころか、転落しているのである。

税制もひどい。

消費税が導入された1989年度と2016年度の税収構造を比較してみよう。

税収規模は1989年度が54.9兆円、2016年度が55.5兆円で、ほぼ同一である。

しかし、税収の構成比は激変した。

所得税 21.4兆円 → 17.6兆円
法人税 19.0兆円 → 10.3兆円
消費税  3.3兆円 → 17.2兆円

これが税制改悪の実態だ。

この27年間の変化は
法人税が9兆円減り、
所得税が4兆円減った一方で、
消費税だけが14兆円増えた
というものなのだ。

http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/319.html#c18

コメント [政治・選挙・NHK253] 創価学会、公明党がそろり安倍自民離れの魂胆(週刊実話) 赤かぶ
63. 斜め中道[5695] js6C35KGk7k 2018年11月20日 17:01:39 : u12DNOjV8I : DpNsSI7B2fY[3729]
>>62
糞蛙屁は、自分のことを
「ワダチはぁ。。。。、ワダチはですねぇ・・・」
・・・って、よく言ってるや〜ん♪
http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/767.html#c63
コメント [経世済民129] 日産ゴーン逮捕の裏側と今後 衝撃はこれからが本番だ<上>全国から検事を集めた東京地検のヤル気と捜査の行方(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
1. 2018年11月20日 17:03:57 : eQHpkW1P7s : 0hMQcQYsWyM[221]
 東京地検は「眠らせるべきでない巨悪」には手を出さない・出せない、という事で鳴かず飛ばず、何年も無駄な税金を浪費してきたために、世間の風も非常に冷たくなっている。

 ところが、此処へ来て「ゴーン・日産に」切り込むことでその「存在意義アッピール」に猛然とダッシュをかけたようだ。

 こんな時、国民は簡単に騙されてはマズイ。この件=日産・ゴーン事件は「裁判で最終的にけりがつくまで、あくまでも(推定)無罪である」という原則に沿って報道するべきであるし、国民もそのつもりで冷静に対応することが望ましい。


 
http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/518.html#c1

コメント [政治・選挙・NHK253] 東京地検特捜部はゴーンは逮捕しても安倍には動かず!  赤かぶ
10. 地下爺[3559] km6Jupbq 2018年11月20日 17:13:22 : ygnIofYuD6 : wi1STPEnmmE[360]

もっと 出せて ことか 。。。。。

◆画像の引用元◆
不正5社 自民に多額献金
神鋼、日産、スバル、電通、三菱自
06〜15年 総額5億8000万円
大企業優先政治の危うさ
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-11-03/2017110315_01_1.html


http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/821.html#c10

コメント [政治・選挙・NHK253] APEC首脳会議の歴史的決裂の真の敗北者は安倍首相の日本だ  天木直人  赤かぶ
1. 斜め中道[5696] js6C35KGk7k 2018年11月20日 17:21:14 : u12DNOjV8I : DpNsSI7B2fY[3730]
最近、極めて珍しいことだが、「あまきん」に賛同!
http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/827.html#c1
コメント [政治・選挙・NHK253] 大人も答えられない「正しいあいさつ」を小2に押しつけ 安倍政権が推進 アブない道徳教育(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
5. 地下爺[3560] km6Jupbq 2018年11月20日 17:21:40 : ygnIofYuD6 : wi1STPEnmmE[361]

 「 この 馬鹿野郎 」 と 怒鳴ってから

 げんこつを 食らわす、 が 礼儀に かなっている てことか。。。。。


 でも げんこつを 食らわしてから 「このバカやろう」 の方が

 人間味 を 感じるなー

 あー でも 悪党をやっける時は 「てめら 人間じゃねいや たたっ切ってやる」

 としたほうが 気分は いいか うーん。


http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/825.html#c5

記事 [ペンネーム登録待ち板6] 11月18日の大河ドラマ:西郷どん・「さらば、東京」

11月18日の大河ドラマ:西郷どん・「さらば、東京」

    NHK等が隠ぺいする、幕末・明治維新

    ・大久保利通の深層・真相は ?

(www.nhk.or.jp:2018年11月18より抜粋・転載)

2018年11月18日放送:「さらば、東京」:

西郷(鈴木亮平)の朝鮮使節派遣は、すでに決定したはずだった。しかし、政府に復帰した、大久保(瑛太)は、猛然と使節派遣に反対し、留守政府を担ってきた、西郷らと対立を深めていく。

そして、大久保と岩倉(笑福亭鶴瓶)の策謀により、朝鮮使節派遣は、延期させられてしまう。
その強引なやり方に抗議し、西郷や江藤(迫田孝也)らは、政府を辞職した。
西郷は、鹿児島に帰ることを決め、盟友の真意を知るため、大久保家を訪ねる。

西郷どんの目線:新たな参議として、閣議に現れた大久保一蔵どんの目が、すっかり変わりました。
お芝居としては、いつもの幼なじみのケンカではなく、政治的な話で、大久保卿と議論するシーンが新鮮でおもしろかったです。長ゼリフを覚えるのは、なかなか大変でしたけれど(笑)。

僕個人としては、一蔵どんが主張することは、共感できる気がします。しかし一蔵どんとしては、どちらが正しいということよりも、留守政府で決定したことを、覆すことが目的なのだと思います。

そして、西郷さんが、大きな決断を下す、決定的な事件が起こります。
ずっと共に歩いてきた、大久保一蔵どんとの別れの時が、いよいよやってきます。

(参考資料)

T 幕末維新革命の真相は ?  (欧州財閥による日本支配が実態)

 サッスーン財閥(ロスチャイルド巨大財閥の子分)の代理人としてグラバーが登場します。
 この長崎に来た武器商人トーマス・グラバーは、日本を支配するためには、武家政権が最大の障害であり、武士の支配の総元は、徳川幕府だと認識します。
 徳川幕府の統治を完全に転覆しないと日本は自分たち英国・巨大財閥のものにならない。
 そこに、嘉永6、7年(1853〜54)、アメリカの「ペリー艦隊」が来て、無理に日本を開国させ、欧米列強が日本に入り込みます。

 グラバーは、日本の武家の政治を転覆するためにいろいろな「策謀」を巡らします。
 ところが、孝明天皇は、朝廷と武家と一体になり、日本全国民が一致して西洋の不当な侵略、日本支配に対抗して、日本を守らなければならないという「公武合体策」を唱えます。

 そして、孝明天皇の妹宮である和宮が、14代徳川家茂(1846〜66)将軍に嫁ぎます。
 これでは埒が明かないというので、グラバーは、薩摩と長州に内訌して、薩長の軍隊と徳川の軍隊を全面的な内戦に持ち込んで、日本を中国のようにバラバラに解体する「植民地支配」を目論んだのです。 その最大の障害が、尊皇攘夷主義者・孝明天皇だったわけです。

 そして、慶応2年12月25日(西暦では1867年1月)に「孝明天皇弑逆事件」が起こりました(「弑逆(しいぎゃく)」とは、臣下が主君を殺す大悪のこと)。
 翌、慶応3年(1867年)1月9日には睦仁親王が践祚(天皇の位を受け継ぐこと)し、さらに、慶応4年(1868)8月27日に即位式をあげ「明治」と改元されました。

 ところが、この睦仁天皇も16歳くらいでしたが、言うことを聞かなかったのです。
 英国の手先・薩長になびかず、徳川幕府と朝廷が一致して、日本を守るという、孝明天皇の政策を改めなかったのです。
 そこで、睦仁天皇も邪魔だということで「弑逆」されて、行方がまったくわからなくなったのです。

 ・・・・ 大室寅之祐(南朝系子孫と勤皇派は主張)という名前の人物を「睦仁にすり替えて」詐称しているからです。

 日本国民が、「孝明天皇弑逆事件」の真相を明らかにして、それ以降の日本には、歴史的正統性が存在しないということを、明確に日本人が認識する・・・ということが必要ではないかと思うわけです。

*孝明天皇弑逆説:山陰基央、徳富蘇峰、山岡荘八、鹿島昇、大田龍、鬼塚英昭、加治将一
なお、明治初期・中期、京都の公家、有力市民の多くは、孝明天皇弑逆を知っていた。

U“裏切られた、三人の天皇”―明治維新の謎 

(soejima.to/boards/sirogane:副島隆彦より抜粋・転載)

鹿島 昇(かしま のぼる))”の、まえがき部分、におきます、引用、甚大紹介、です。(2004年、10月、20日、午後、10時、40分、ocr、+、打ち、の、ログ!)) 投稿者:・白金 幸紀(しろがね ゆうき))会員番号 1738番 投稿日:2004/10/23(Sat) 18:47:08

☆英国・巨大財閥の奴隷・岩倉具視や木戸、伊藤、

   山縣、大久保の日本乗っ取りを明治維新として捏造 !

いまだこの話を著者にしていないが、そんな時私は儀幸にも本書の原稿を読む機会を与えられた。
著者(鹿島 昇)は私と同職の弁護土なので職業柄、論理と論証を尊ぶ。といってもそれは決して三百代言的な詭弁ではない。

著者は、かつて早大研究室で、刑法の研鑽を積み、研究者として未来を嘱望されただけあって、およそ歴史学に、聖域もタブーも認めず、ただひたすら真実のみを追及する。

それだけならば、どうということもないのだが、さらに著者は、稀に見る独創的な洞察力の人である。この著者の特性は、かつて、檀君朝鮮北倭論を展開するにあたって、見事に結実し、私の目の鱗がストンと落ちたものであったが、本書を一読して、著者のそのような資質が、本書においても、遺憾なく発揮されていることを知った。

☆幕末・明治時代の「官学合同の偽史シンジケート」

維新以降の「官学合同の偽史シンジケート」によってすでに常識となっている明治維新とその聖なる天皇の像が、著者の真実に迫らんとするあくなき洞察力によって粉微塵に破壌され、しかもその論理と論証によって次々に展開する新史観はことごとく首肯せざるをえない説得力を持つ。

☆孝明天皇、その子睦仁、大室寅之祐の明治天皇の謎

本書のなかで著者が展開する史観は、三人の天皇、すなわち孝明天皇、その子睦仁、及び実は大室寅之祐の明治天皇は、或いは明治維新を推進した岩倉具視や木戸、伊藤、山縣、大久保たちに暗殺され、或は裏切られた悲しい存在であったという事実である。

☆天皇親子を暗殺、身代わりを明治天皇に すり替え、歴史を捏造 !

まず孝明天皇は、長州藩の忍者部隊によって暗殺され、その子陸仁も即位後直ちに毒殺された。そして、睦仁の身代わりになった明治天皇は実は南朝の末孫という長州力上隊の大室寅之祐であり、孝明天皇の子ではなかったというのである。

V 大久保利通の深層・真相は ?

(ウイキペディアより抜粋・転載)

◆明治維新後

サンフランシスコにて撮影(明治5年)

珍しい帯刀姿の写真。右が大久保利通、左側は堺県知事時代の税所篤。大久保の日記(明治四年五月六日条)に「今日税所子同行写真所等江参」とある。
慶応4年(1868年)1月23日、太政官にて大阪への遷都を主張する。

明治2年7月22日(1869年8月29日)に参議に就任し、版籍奉還、廃藩置県などの明治政府の中央集権体制確立を行う。

明治4年(1871年)には大蔵卿に就任し、岩倉使節団の副使として外遊する。外遊中に留守政府で問題になっていた朝鮮出兵を巡る征韓論論争では、西郷隆盛や板垣退助ら征韓派と対立し、明治六年政変にて西郷らを失脚させた。

明治6年(1873年)に内務省を設置し、自ら初代内務卿(参議兼任)として実権を握ると、学制や地租改正、徴兵令などを実施した。そして「富国強兵」をスローガンとして、殖産興業政策を推進した。

明治7年(1874年)2月、佐賀の乱が勃発すると、ただちに自ら鎮台兵を率いて遠征、瓦解させている。また台湾出兵が行われると、戦後処理のために全権弁理大臣として9月14日に清に渡った。

交渉の末に、10月31日、清が台湾出兵を義挙と認め、50万両の償金を支払うことを定めた
日清両国間互換条款・互換憑単に調印する。また出兵の経験から、明治8年(1875年)5月、太政大臣の三条実美に海運政策樹立に関する意見書を提出した[注釈 4]。

大久保が目標としていた国家はプロイセン(ドイツ)であるとも、イギリスであるともいわれる[注釈 5]。当時、大久保への権力の集中は「有司専制」として批判された。また、現在に至るまでの日本の官僚機構の基礎は、内務省を設置した大久保によって築かれたともいわれている。

明治10年(1877年)には、西南戦争で京都にて政府軍を指揮した。また自ら総裁となり、上野公園で8月21日から11月30日まで、第1回内国勧業博覧会を開催している。
その後、侍補からの要請に乗る形で自らが宮内卿に就任することで明治政府と天皇の一体化を行う構想を抱いていた。

◆暗殺された !

明治11年(1878年)5月14日、石川県士族の島田一郎、長連豪、杉本乙菊、杉村文一、脇田巧一および島根県士族・浅井寿篤により、紀尾井坂(東京都千代田区紀尾井町)にて殺害された(紀尾井坂の変)。享年49〈数え年〉、満47歳没。

墓所は東京都港区の青山霊園にある。


http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/11140.html

記事 [ペンネーム登録待ち板6] APEC首脳宣言断念 !発足後初 !米中対立の影響で、

APEC首脳宣言断念 ! 発足後初 !  米中対立の影響で、

  米中対立の深層・真相は ?

(news.yahoo.co.jp:2018年11/18(日) 16:42より抜粋・転載)

朝日新聞デジタル:APEC首脳宣言、初の採択見送り 米中対立の影響で

APEC首脳会議を前に行われた、関連会合。

日本や米国、中国など21カ国・地域が、参加し、パプアニューギニアで開かれていた、アジア太平洋経済協力会議(APEC)の首脳会議が、11月18日、閉幕した。

会議では、米中が互いの通商政策をめぐって対立し、首脳宣言の採択を断念する、異例の事態となった。首脳宣言が、採択されなかったのは、第1回の首脳会議が開かれた、19933年以降で初めてである。代わりに、議長国のパプアニューギニアが、議長声明を発表することになった。

 関係者によると、米国は、会議で、中国が国有企業に巨額の補助金を出していることや、国外の企業に技術移転を強要していることを批判した。中国を念頭に、共通の貿易ルールを定める、世界貿易機関(WTO)を改革する、必要性を、宣言に盛り込むよう提案した。

 これに、中国が反発した。米国を念頭に、保護主義や単独主義的な動きを、批判するとともに、米国の提案に反対した。反対は、ほかの国からもあったとみられ、パプアニューギニアも調整しきれなかった。

 15日に開かれた、APEC閣僚会議でも、米中双方は、互いの批判を展開した。閣僚声明の調整は難航し、発表されていない。17日には、習近平(シーチンピン)国家主席と、ペンス副大統領が、それぞれ現地で演説し、貿易紛争や地域構想で、応酬を繰り広げるなど、米中の対立が、会合全体に影を落とした。

 首脳会議に参加した、安倍晋三首相は、「世界中で保護主義による、貿易制限的措置の応酬が、広がっている」との懸念を示したが、対立を解く役割は、果たせなかった。

安倍首相は、会議閉幕を待たず、帰国の途に就いた。

 米中両国は、11月末から、アルゼンチンで開かれる、20カ国・地域(G20)首脳会議に合わせた、首脳会談で、対立を和らげる道筋を描くが、双方の主張の隔たりが、浮き彫りになっている。

(ポートモレスビー=西山明宏)

(参考資料)

  なぜ血みどろの「米中貿易戦争」は日本にとって良いことなのか ?

(www.mag2.com:2018.09.26 42 より抜粋・転載)

by 津田慶治『国際戦略コラム有料版』:

米中貿易戦争で世界経済危機に。日本国民はどう備えるべきなのか

セブンイレブンが「日用品」だけを値下げした裏の意図

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9月24日、米国は中国への関税UP第3弾として日用品など2000億ドルに10%の関税UPを実施しました。ますます激しさを増す「米中貿易戦争」ですが、この「血みどろ」の戦いに日本も巻き込まれてしまうのでしょうか? メルマガ『国際戦略コラム有料版』の著者・津田慶治さんは、この米中貿易戦争は日本にとって良い面もあるとして、その根拠や背景を詳しく解説しています。

○地経学で見る米中貿易戦争と中東情勢

今週も米中貿易戦争やシリア内戦で大きな動きがあり、その検討を継続する。

0. 「日本4.0」

エドワード・ルトワックの本『日本4.0』を読んだが、1.0の江戸幕府で平和の構造ができ、2.0の明治維新で西洋文化を取り込み、3.0の戦後体制で軍事から経済にシフトして発展してきた日本が、今変革の時を迎えている。米国が世界の覇権を放棄して、日本は自分で自分を守る必要があり、独自の戦略が必要になっている。『日本4.0』は、その変革をどのように考えたらよいかの提案である。

日本は、敵国に侵入して情報を取る情報機関や少人数で作戦ができる特殊部隊が必要であるが、米国のような大掛かりな特殊部隊ではなく、イスラエルのような少人数で犠牲を覚悟した作戦ができる部隊の育成が必要であるという。

もう1つが、政治軍事の地政学より地経学の時代になるという。大規模な軍事作戦ができない状況になり、経済的なツールによる外交が重要になってくるとしている。

この「地経学の戦い」が米中間で始まった。それが貿易戦争であるようだ。この本の内容は、このコラムで議論したことばかりであるが、ルトワックの良さは、そのネーミングの仕方でしょうね。

詳しく知りたい方は、エドワード・ルトワックの本『日本4.0』を読んでください。

1.米中貿易戦争の第3弾

米国は、第1弾として7/6に半導体など340億ドルに25%の関税UP、第2弾として8/23に化学品など160億ドルに25%の関税UP、そして今回、第3弾として9/24に日用品など2000億ドルに10%の関税UPを実施する。中国が対抗処置を取ったら、2370億ドルの輸入品にも10%の関税UPを行うと警告した。

対して、中国も第1弾、第2弾までは同額の処置を取ったが、第3弾では600億ドルに10%関税UPと米国と同額にできなかった。輸入量が1300億ドルしかないので、追従できなくなってきたことによる。そして警告を無視し、かつ米国との通商交渉も拒否した。

今後を見ると、米国は、2370億ドル分の輸入品への関税UPや為替操作国指定や投資制限、留学生制限、国有企業への制裁などができる。特にドル決済を使わせないことで、国際決済を難しくできる。

対する中国は、米国債売却という大きな武器がある。その他に米国企業製品への不買運動、人民元通貨圏を拡大して、国際決済ができない制裁を掻い潜るために、米国の地経学上の武器であるドル基軸通貨制度を崩壊させる方向になる。

米国債の売却は不利益もあるが、新規米国債を買わないだけで、米国債の金利上昇が起きる。事実、最近10年国債の金利が3.4%になり、もし、本格的に米国債売却が始まれば、金利6%になるとアナリストは言う。米国債の暴落が起きる。

米中貿易戦争は、中国も大変なことになるが、米国の経済も弱めることが確実である。貿易戦争に勝者はいない。血みどろの戦いになるだけだ。

そして米企業のバーゲンセールが来る

2.工場再編

そして中国は経済会議で、米国と血みどろの戦いを覚悟した。それが、通商交渉の拒否である。李克強首相は、人民元を下げないで価値を維持し、人民元通貨圏を拡大するようだ。米国の為替操作国指定を恐れているわけではないと感じる。

米国企業は、中国産部品を使えなくなり、世界的なサプライチェーンの再構築が必要になる。今回の関税UPで日本企業の中国工場から米国への出荷も少なくなる。このため、日本企業も工場の再編が必要になる。そして、次に中国の輸入品全部に25%の関税UPになり、米国への輸出品は、どこで作るかという問題が起きる。

米国は、輸入品を撲滅するべく、同盟国からの輸入品に対しても関税UPをするというので、欧州も日本も、中国と米国の中間に立つしかない。そして、人民元・ユーロ・円通貨圏拡大という、ドル基軸通貨圏を侵食することを共同で行うことになりそうだ。地経学では、基軸通貨を取ることが勝つことになるので、米国の衰退を加速させる。

それと、米中が血みどろの戦いになると、欧州と日本は中国市場の攻略という意味では、米国企業の抜ける分だけ有利になる。漁夫の利になる。13億人の市場を米国は放棄することになる。それにより、米国企業の衰退を加速させる。

そして、米企業のバーゲンセールが来る。内部留保を積み増している日本企業は、積極的に買うことだ。ダウ株価も大幅な下落になる。地経学の基本を無視したトランプ大統領により、米国は衰退を早めることになる。

3.日米通商交渉の武器

米国の問題点が明確化してきた。税金を低くしたことによる米国の財政赤字が拡大して、より一層の米国債を発行する必要があるが、最大の購入者である中国が少なくとも買わないことになる。次の購入者は日本であり、本来は日本に通商交渉では強く当たれないはず。

それを強く当たるなら、日本も米国債を買わないし、売却も考えるというしかない。米国債金利上昇が起き、米国経済は逆回転して、11月までに景気が後退することになり、中間選挙も負けることになる。このため、トランプ大統領は11月までは交渉を継続して、景気後退を避けるはずで、交渉を引き延ばせるはずだ。

米国が、目標を中国に定めたなら、日本を米国の味方にするべきなのである。という意味では、米中貿易戦争が血みどろになったことは、日本にとっては良いことになる。

もう1つの問題点は米国産農産物、LNGなどの米輸出品の売却先確保である。この部分でも関税的には日本の工業製品の関税は0%であり、米国は2%で、畜産物の関税は、日本は平均約35%、米国は平均25%であり、TPPレベルの関税にすると米国と同等程度になる。

非関税障壁での安全性能などについては、安全性に問題がないなら、法律を変える必要がある。畜産品は消費者の選択の幅を確保するために完全自由化にするべきである。

これは「イスラエル対ロシア」の戦いか?

4.イスラエル対ロシアの戦いか?

シリア内戦で、トルコとロシア、イランの間でイドリブ総攻撃を中止して非武装地域を作り地域を分離して、トルコとロシアが共同で非武装地域の監視を行い、両者でアルカイダ系武装勢力をせん滅するという合意ができた。

しかし、イスラエル空軍機がシリアのイラン軍を空爆、その戦闘機へのミサイルがロシア偵察機に命中して墜落した。ロシア兵14人が犠牲になった。シリア軍の防空システムは、北朝鮮製であり精度が悪く、イスラエル空軍機はロシア偵察機を盾にしたようである。

それと、イスラエルはシリア攻撃場所を事前にロシアに通報することになっていたが、攻撃1分前に通報したことで、ロシア偵察機が回避行動を取れなかった。

このため、ロシアのショイグ国防相は、イスラエルのリーベルマン国防相に対し、報復措置を検討すると伝えた。

これにより、この地域でトルコ、シリア、ロシア、イラン対イスラエル、米国の戦争が起きる可能性が出てきた。サウジなどはロシアを敵にしての戦いには参加しないので、実質、イスラエル対ロシアの戦いになる。そうすると、ロシア軍が使用するイスラエル製レーダー部品を、どう回避するか見物である。イスラエル製半導体の代わりに日本製半導体を使う可能性がある。

米海軍は、イスラエルの軍港を使わず、中国海軍が使用しているなど、トランプ大統領はイスラエルを支援するが、マティス国防長官などはイスラエルから離れている。
しかし、トランプ大統領は、イスラエル支援のためにシリアに駐留する米軍を長期に滞在させるとしたが、特殊部隊2000名しかいないのでメインにはなれない。クルド人部隊もロシアを敵にしないので、参加しないと思われる。

イスラエルの孤立化という嫌な感じになってきた。そして、相手がロシアであり、今までの中東戦争とは様相が大きく違うことになる。さあ、どうなりますか?


http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/11141.html

コメント [昼休み54] 『小笠原誠治の経済ニュースゼミ』の小笠原誠治氏は完全なアホだった 中川隆
19. 中川隆[-13661] koaQ7Jey 2018年11月20日 17:32:52 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-20956]

世界で最後に生き残るのはアメリカや中国ではなく多国籍企業だけ

ダウ・ジョーンズの100年に渡る株式市場の値動き。
数々の暴落で激しく揺れ動くチャートだが、凄まじい上昇にあるのが分かるはずだ。
https://4.bp.blogspot.com/-oN-T0gr5iHQ/VzQ_TB_m2YI/AAAAAAAA20E/kZ0WYHFYsow3CsuaH4uO86GO4uYHJf2agCLcB/s1600/img%2B-001.png
http://stockcharts.com/freecharts/historical/img/100-100.png

NYダウ工業株30種平均 超長期月足チャート 1928年11月〜
http://baseviews.com/chart/dow-ja.html


年収400万円層が知らない本当のルール。富裕層になるたった1つの方法とは=鈴木傾城
http://www.mag2.com/p/money/169957

あなたは、現在の資本主義のこの仕組みをあなたは理解しているだろうか。していないのであれば、生きるのに苦しむことになる。本質をつかまないと、踏みにじられるだけだ

資本主義ゲームのこの仕組みを理解しないと踏みにじられるだけだ

年収400万円以下=普通の人が知らないこと

日本人の平均年収は、国税庁の民間給与実態統計調査を見ると約6割が400万円以下となっている。大企業の社員や一部の公務員をのぞくと年収300万円台は珍しくないし、驚くべきことではない。

年収300万円が6割というのであれば、それが最頻値であり、それが普通であると考えるべきなのだ。これは年収だから、人々は1年間かけて必死で働いてこの金額を稼ぐ。

ところで、あまり誰も言わないことがある。

アメリカの大統領戦でドナルド・トランプが選挙を制して次期大統領に決まってから、急激な円安とアメリカ株式市場の上昇が起きたことだ。

2016年11月4日あたりは1ドル104円だったが、12月4日にもなると114円ほどに上昇していた。さらにニューヨーク株式市場はその1ヶ月で約10%も上昇していた。

米国株を所有して売りも買いもしなかった日本人の多くは、自分が保有している銘柄が何であったのかで振れ幅はあったとしても、11月だけで15%以上の資産増加があったと見るのが一般的だ。

1ヶ月に15%の上昇というのはどういう意味か。

資本主義の不条理にまず絶望しなければならない

1ヶ月で15%の資産が増えたというのは、資産が1000万円の人はたった1ヶ月で資産が150万円増えたということである。では、資産2000万円の人はどうなのか。資産は300万円増えたということになる。

売りもせず、買いもせず、ただアメリカの優良企業の株式を保有しているだけで、資産2000万円の人は1ヶ月で自分の資産が300万円膨らんだのを目にしたということである。

1年間、必死で働いて稼いだ300万円と、1ヶ月ぶらぶらしていたら棚からぼた餅で増えた300万円は、同じ300万円でもずいぶん性質が違う。

1年間も必死で労働していた人にとって、それは許しがたいことである。恐らく、深い嫉妬や自分のやっていることへの絶望や虚無感を止めることができないだろう。

せめてもの慰めは、日本で株式を買っている人は人口の2割にも満たない「少数の人間」であることだ。つまり、1ヶ月に15%の資産増加という僥倖を得た人はほとんどいない。

その2割の中でも長期投資をしている人はさらに極小でり、その保有の対象がアメリカ株であるというのは、さらにほんの少数である。

それを考えると、何もしないで棚からぼた餅で資産を増加させた人は恐らくまわりにいないし、まわりにいないから嫌らしい自慢話を聞かされることもない。

しかし、弱肉強食の資本主義の中では、労働力はもはや搾取される対象でしかなく、資産を持つ者と持たない者の呆れるほどの運命の違いが、ますます先鋭化しているのは見逃せない事実でもある。

ほんの1ヶ月で、100万円も200万円も300万円も「何もしない」で資産を膨らませた人は、本人は何も言わないが確実に存在しているのである。

この資本主義の不条理にまず絶望しなければならない。資産家はそうやって何食わぬ顔で資産を膨らませるのである。


資本主義のルールに即したシンプルかつ強力な手法とは?

すでに資産家は、この資本主義社会の中で優良企業の株式こそが富の源泉であることを知っている。

ますます資本主義は「多国籍企業中心主義」と化しているので、もはや土地成金がフォーブスの金持ちリストの上位にくることも消えた。

世界でも有数の富裕層の「すべて」は、優良企業の株式の大量保有者でもある。

最も株式を大量に保有する条件を満たしやすいのは、自分で会社を興した事業家だ。そして、その株式を譲渡された妻や子供たち、その次に事業として投資を行っている投資家と続く。

事業家もその家族も投資家も、売って買って、売って買って…を繰り返して資産を膨らませたのではなく、成長し続けている企業の株式を「じっと持ち続けた」ことで大きな酬いを得ている。

「株式を売買」しているのではない。「株式を大量に保有」していることで富裕層になっている。それが、最も資本主義に即したシンプルにして強力な手法である。

現代の資本主義で錬金術を成し遂げるには、優良企業の株式を保有するのが有効であることはもはや疑問の余地がなく、あとはどれくらい優良企業の株式を大量に保有できるかが問われているということだ。

小金持ちと富裕層と超富裕層は、その資産の中身で何が違っているわけではない。本質的な部分を見ると、違っているのはただひとつ。優良企業の株式の「保有数」のみである。

単純明快に分かりやすく言うと、単に「数の問題」だ。

10株の株主も株主には違いないが、100株の株主に比べると規模に劣る。100株の株主も株主には違いないが、1000株の株主に比べると規模が劣る。もらえる配当も、影響力も、保有数が大きければ大きいほど強い。

資本主義は数がモノを言う。つまり株式市場で資産を膨らませるには、いかに売るかではなく、いかに買うかの方が重要であることに気付かなければならない。


この本質をつかまないと踏みにじられるだけだ

持たざる者が、優良企業の株式保有数を増加させるにはどうすればいいのか。それは「優良企業が最も安い時に大量に買う」ことで成し遂げる必要がある。

実は長期投資家のほぼすべては、「安い時に大量に買う」という方法を遵守している。

資産を持つ投資家は、金があるのだから株価が高い時でも株を買っているのかと言えば、まったくそうではない。株式を買うという行為の前では、すべての人が平等に「資金が足りない」という状況下にある。

優良企業の時価総額は、例えばファイザーでは約19兆円、コカコーラでは約18兆円、ペプシは約15兆円、エクソンは約37兆円、アップルに至っては約61兆円である。

世界最大の資産家であるビル・ゲイツの資産は約10兆円であることを考えると、ビル・ゲイツでさえ株を買うのに「資金が足りない」状況下にある。

だから、成功している投資家であればあるほど、株式が大暴落している局面で、大量かつ徹底的に株式を掻き集めて保有数を増やす努力をしている。

人生のすべてを使い、ありとあらゆる方法で「株数を増やす」のが、現在の株式至上主義と化した資本主義の中で生き残る最大の方策なのである。

「暴落時に株を買う」のも、「配当を再投資する」のも、「節制して余剰資金で株を買う」のも、すべて「株数を増やす」ためである。

ということは、「人気化してバブルになった株式を買う」のも、「下落局面で株を売る」のも、「安い時に買わない」のも「高値を追う」のも、すべて誤った方法であることが分かる。

私たちが資本主義の中でしなければならないのは、「株式の保有数を増やす」というゲームである。

それ以外のゲームは、資本主義の中で資産を極大化させるのにはあまり役に立たない。むしろ、余計なことをすればするほど基本から遠ざかっていく。

現在の資本主義のこの仕組みをあなたは理解しているだろうか。していないのであれば、生きるのに苦しむことになる。本質をつかまないと、踏みにじられるだけだ。
http://www.mag2.com/p/money/169957

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米国株に賭けている投資家と、そうではない投資家の間にできた絶望的な格差=鈴木傾城 2018年9月4日
https://www.mag2.com/p/money/522833


リーマン・ショック以来、米国の多国籍企業に全力投資した人が勝ち組になっている。
現金、ゴールド、日本株に未来がない中、その戦略はこれからも有効だろうか?


勝者は米国株を拾った投資家。それはこれからも変わらないのか?

歴史的大暴落に「全力で買い向かわなかった」という後悔

リーマン・ショックが起きたのは、今からちょうど10年前の2008年9月15日だ。株式市場は総悲観になり、超優良企業もまた絶望的なまでに売り飛ばされ、「金融市場は崩壊する」と言われていた。誰も彼もが株式を売り飛ばした。

この頃、私は「現金・ゴールド・株式」という財産三等分法を頑なに守っていたので、株式市場が暴落したところで大した痛手は負わなかったが、残念ながらこの財産三等分法が暴落時の対応を誤らせた。

何が誤りだったのかというと、あくまでも私は財産三等分法を崩さなかったので、凄まじく暴落した株式を「全力で拾う」という千載一遇のチャンスを完全に逃してしまったのである。

このリーマン・ショックの混乱の中で私がやらなければならなかったのは、現金・ゴールドをすべて売り飛ばして、株式を買い漁ることだった。何しろ、66%の余力があったのだ。

にも関わらず、この余力を使わなかった。

さらに馬鹿げたことに、私は33%の株式資産のうち、半分ほどしか買いに回さなかった。つまり、私は株式市場が大暴落して人生で一度あるかないかの超巨大チャンスだった時期に、たった16%ほどの資金しか回さなかったのだ。

確かに資産の16%でも、総悲観の中で買い向かったというのは何もしなかった人よりもは優れていたかもしれないが、それにしても大きく勝負しなかったのは失敗だった。

財産三等分法を捨てて、株式にフルインベスト

私が財産三等分法を捨てて株式にフルインベスト(全力投資)するようになったのは、2012年からである。

2012年の初頭に、私は日本円で持っていた資産33%も、ゴールドで持っていた33%も、ほぼすべてを売り払って、それをドルに転換してアメリカの株式に変えた。

「日本円」には未練はなかった。なぜなら2009年から2012年までの日本の民主党政権下での政治的・社会的混乱で、もう日本は完全に終わったと絶望しきっていたからだ。

「日本企業」にも希望は見い出せなかった。なぜなら、当時の民主党政権が日本企業を苦しめている円高をまったく是正しようとしなかったからだ。まるで日本企業の破壊を後押ししているかのように見えた。

民主党を絶賛していた評論家・ジャーナリストどもも「円は50円になる」とか冷笑していた。中には「円は10円になる」と断言していた救いようのない馬鹿もいた。

極度の円高が日本を破壊しているのは誰が見ても一目瞭然なのに、日本は無為無策のままで混乱していた。当時はまだ第二次安倍政権の萌芽すらもなかった頃で、日本が好転する余地はないように見えた。

だから私は2012年には「もはや日本はこれまでだ」と考えて、資産のほぼすべてをドルに転換し、アメリカの優良多国籍企業に投じた。


ゴールドは「ただの金属」

ゴールドもすべて売り払ったのは、現代の資本主義で富の源泉となっているのはゴールドではなく多国籍企業が生み出す付加価値と利益であるということに気づいたからだ。

ゴールドなど、ただの金属である。成長もしないし、利益も生まないし、配当もない。インフレヘッジくらいはするかもしれないが、それ以上の存在にはならない。金本位制に戻ることもない。

これについては、下記の記事でも触れているので読んで欲しい。

【関連】ビットコイン元信者が嵌まる「次の罠」なぜ彼らは現実から目を背けるのか?=鈴木傾城
https://www.mag2.com/p/money/380911


このような経緯があって、私は2012年からアメリカの優良企業へのフルインベストに入ったのだが、結果から言うと私の判断は完全に正しかった。すべての人はアメリカの優良企業に「フルインベストすべきだった」のである。

では、これからはどうなのか。

アメリカの企業に投資する戦略は今後も有効か?

過去を振り返って「ああすればよかった、こうすればよかった」というのは誰でもできる。

チャートを眺めて「ここで買ってここで売ればよかった」というのは誰でも言える。過去のチャートを見て買い時と売り時を間違える人はいない。

しかし過去はあくまでも「終わった出来事」である。タイムマシーンで戻れるわけでもなければ、同じパターンを再現できるわけでもない。過去がどうだったかはほとんどの人には「もう、どうでもいい」話のはずだ。

では、未来はどうなのか。アメリカの多国籍企業に投資するというのは、これからも有効な戦略として通用するのか。


結論から言うと、これからも通用する。アメリカの多国籍企業に投資する戦略はこれからも効き続ける。

資産を日本円で持って日本の銀行に定期預金で預けるよりも、ゴールドにして裏庭に埋めて隠すよりも、日本企業に賭けるよりも、中国や新興国に賭けるよりも、割が良い。

日本は深刻極まりない少子高齢化が何らかの方法で解決できない限りは国の衰退は避けられない運命にある。社会保障費が増大していく一方であるのも気がかりだ。

ゴールドは長く持っていても増えないし、インフレヘッジ以上の価値はない。

中国は合法・非合法を問わず、あらゆる手段で国外から技術を徹底的に盗んで大国になった国であり、最近はこのような傲慢なやり方が非難されるようになっている国だ。情報統制・隠蔽・捏造に明け暮れる体質を見ても、この国が次世代のイノベーションを生み出せる国ではないのは分かる。人口が多いので国内市場を独占した企業は巨大化するが、世界をリードできるような環境にはない。

新興国はアメリカが利上げすると、すぐに資金ショートを起こして吹き飛びそうな脆弱性を持ち、ここから継続的かつ革新的なイノベーションや金融市場は生まれない。

多角的に考えてみると、結局は「アメリカの多国籍企業の優位性は揺らがない」ということに気付くはずだ。


アメリカの多国籍企業が強すぎる

現在、世界はドナルド・トランプ大統領が仕掛ける貿易戦争とFRB(連邦準備制度)による利上げによって、安定性を欠くようになっている。

ニューヨーク株式市場は2018年に入ってからやや崩れ出しているのだが、それでも高値圏に張り付いて好調を維持している。「見通しの悪い中でも健闘している」という言い方がよく当てはまる。

こうした状況は薄氷を踏みながら進んでいるのも同然なので、不意に何かの材料で暴落したとしても誰も驚かない。株式市場は上にも下にも「支え」などないので、いつでも暴落や暴騰を繰り返して蛇行しながら進む。

しかし、基本的にニューヨーク株式市場は長期視点で見ると「成長し続ける」というのは確実である。アメリカの多国籍企業は全世界のどこの国のどこの企業と比べても、圧倒的に有利な立場にいる。


ハイテク企業が全世界を支配しているのは言うまでもないが、非ハイテク産業でも負けていない。

コカコーラ、マクドナルド、フィリップモリス、エクソンモービル、スターバックス、ナイキ、ファイザー、J&J、P&G、コルゲート、3M、ボーイング、キャタピラー、ディズニー、ビザ、アメリカンエキスプレス……等々、超強力なブランド企業が市場を独占しており、莫大な利益を上げ続けている。

あなたは「どの馬」に乗るのか?

この圧倒的優位性は、グローバル社会の揺れ動きや激しく動揺する金融市場の動向の中でも、いささかも揺らがないのは自明の理だ。

状況から見ると、今後はアメリカの株式市場に賭けている投資家と、そうでない投資家の間では、圧倒的かつ絶望的な格差が広がっていくことになるはずだ。

現在の資本主義の中で生き残りたいのであれば、この意味をよく考えた方がいい。やるべきことはやらなければならない。持つべきものは持たなければならない。


http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/319.html#c19

コメント [政治・選挙・NHK253] 褌が緩みっ放しの野党!これでは政権など獲れるはずがない!  赤かぶ
1. 2018年11月20日 17:34:33 : n8cCuP9uOU : L9lsmulpVDw[1]
自分の思い通りにならないとすぐ野党をなじる人間こそ
実は一番官邸に誘導されているのである
http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/831.html#c1
コメント [政治・選挙・NHK253] 大人も答えられない「正しいあいさつ」を小2に押しつけ 安倍政権が推進 アブない道徳教育(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
6. 斜め中道[5697] js6C35KGk7k 2018年11月20日 17:36:40 : u12DNOjV8I : DpNsSI7B2fY[3731]
>>5 爺ぃさま
同時でいいよぉ〜♪
気合がわりに「糞!」なら、力も入りやすかろう。

宮本武蔵の二天一流の気合・・・というか型の発声は
「ズウー」「タン」「ヘッタイ」・・・だから「糞!」なんか上等でぇ〜♪

小学生は、漢字が普通に読めて、
先生に向かって口をとんがらせて、ニッキョ〜ソ・・・とか言わなきゃいいんじゃあるまいか。
http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/825.html#c6

コメント [政治・選挙・NHK253] 志位和夫さん「亀井静香氏と対談。亀井氏は『米軍基地は米国のためにある。日本のためではない。日米安保だって要らない』」 赤かぶ
84. 日高見連邦共和国[11351] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2018年11月20日 17:37:35 : pYBiRhRShY : JUWRjmwQc1E[2582]
>>81 『ボケ老人』さん

>米国の都合により、米側陣営に拘束されたのだ。

ええ、全くのその通りです。

在日米軍は『米国の利益(都合)』の為に存在するもので、
『日本の利益(都合)』の為に日本に居座っているのではありません。

そして、曲がりなりにも『冷戦構造崩壊』までは、歪ではあっても
米国の国益と日本の国益がほぼ重なっていたから良かったのですが
現在ではもう“そうではなくなりつつある”からこそ問題なのです。

ちなみに、私は中国にもロシアにも、アレルギーも偏見もありません。

隣国として、対等に付き合える友人として付き合いたいと思っているだけで
彼の国に『守って貰おう』などとは、一切思っておりません。

第一、中国やロシアと友誼を結ぶにあたって、誰が“敵”となるのか?

というよりも、この世は、友人を造ることが“敵”を選ぶことと同義なのか??

いや、現実的にはそうなんだろうけれど、それが永遠不変の原理なのか???

・・・いつかこの地球から“人殺しの兵器”が消えてなくなる事を祈りつつ、
この21世紀の初頭、日本が取るべき選択肢を吟味したいと思うのです。

だって、『冷戦構造時代』には選べ得なかった『国の形』を
今の日本は、複数の選択肢から選ぶことが出来るのですから。

そりゃ〜当然、現在の既得権益を守りたい連中は必至でしょうけどネ。(笑)
http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/753.html#c84

記事 [ペンネーム登録待ち板6] 2019年7月、安倍首相が、衆参ダブル選を、仕掛ける可能性が高い !

2019 年7 月、安倍首相が、衆参ダブル選を、仕掛ける可能性が高い !

   自公政権復活の深層・真相は ?

(「植草一秀の『知られざる真実』」:2018/11/18より抜粋・転載)
────────────────────────────────────
1)2019 年の参院選は、7 月21日に実施される可能性が高い !

2019年の参院選は、7月21日に実施される可能性が高い。

詳しくは、11月20日に上梓する拙著:『日本経済を直撃する「複合崩壊」の正体』

https://amzn.to/2PPBhAE:をご高覧賜りたい。

この2019年選挙は、衆参ダブル選になる可能性が高い。

2018年秋の臨時国会で、憲法改定を発議することは、不可能な情勢にある。

安倍首相が憲法改定を実現するには、2019年7月参院選を、乗り越えなければならない。

2)2019 年7月、安倍首相が、衆参ダブル選を、仕掛ける可能性が高い !

この参院選に勝利するために、安倍首相が、衆参ダブル選を、仕掛ける可能性が高い。

ダブル戦実施の大義名分は、「消費税増税延期」か、「北方領土二島返還の是非」になる。

あるいは、両方になるだろう。

衆院任期は、2021年10月まであるが、2019年7月になれば、ほぼ折り返し地点になる。

2014 年12月に、総選挙が実施されたことを踏まえれば、2019年7月の衆院総選挙の可能性は、十分にある。この日程が差し迫るなか、日本の主権者は、この選挙に向けて、準備を進めているのか。

大変気になるところである。

3)2012年12月、民主党自爆解散によって、大政が、安倍自民党に奉還された !

2012 年12月の野田佳彦氏による、民主党自爆解散によって、大政が、安倍自民党に奉還された。

野田佳彦氏は、政権を安倍自民に献上することと、小沢新党への、政党交付金交付を阻止することを目的に、2012年12月総選挙を、断行したと考えられる。

野田民主党は、2009 年8月総選挙の公約を、一方的に破棄して、「シロアリ退治なき消費税増税」に突き進んだ。その悪行を掲げて総選挙に突入したのだから、野田民主党の大惨敗は必至だった。

主権者政治を破壊した、三悪人の一人に、野田佳彦氏を位置付けることができる。

4)自公政権復活・6年間で、日本は、惨憺たる状況に陥っている !

爾来、自公政権復活・6年の時間が経過して、日本は、惨憺たる状況に陥っている。

安倍政治の基本は、「ハゲタカファースト」である。

安倍政権下、ハゲタカ資本の利益だけが追求されている。

TPP、日欧EPA、種子法廃止、種苗法運用改定、水道民営化、PFI法改定、働かせ方改悪、そして入管法改定、漁業法改定など、売国政策のオンパレード状態になっている。

5)売国政策のオンパレードで、経済は低迷、

    労働者の実質賃金は、激減している !

安倍政権下、日本経済は、民主党政権時代よりも低迷し、労働者の実質賃金は、激減している。

非正規労働へのシフトは加速し、労働者の労働環境は、悪化の一途をたどっている。

日本の主権者は、未来に夢と希望を抱くことができない、状況に追い込まれており、少子化がさらに加速している。この現状を打破して、「愛・夢・希望の市民政権」を、樹立しなければならない。

これを実現する、最重要の機会が、目前に迫りつつある。これは、夢物語ではない。

  ―この続きは次回投稿します―

(参考資料)

  政治改革を破壊した民主党悪徳10人衆の大罪と自民党体制の真相 !


(「植草一秀の『知られざる真実』」:2014/12/25より抜粋・転載)

1) 既得権益勢力は、改革阻止の「政治謀略事件」断行 !

民主党の海江田万里氏が総選挙で落選し、民主党代表を辞任した。

民主党は、年明けに新しい代表を選出する。しかし、この党に対する主権者の期待は冷め切っている。2009年に政権交代を実現し、日本政治が変革するとの期待が日本中に広がった。

このとき、最大の警戒をもって状況を見つめたのが、日本の既得権益である。

日本の既得権益とは、米国・官僚・大資本のトライアングルだ。

別名は、ハゲタカ・シロアリ・ハイエナである。

攻撃の対象とされたのは、小沢一郎氏と鳩山由紀夫氏だった。

小沢一郎氏に対しては、西松事件、陸山会事件という、戦後最悪の「政治謀略事件」が捏造された。鳩山由紀夫氏に対しては、個人献金をめぐるスキャンダルが掘り起こされ、徹底的な「人物破壊工作」を展開された。

2)「隠れ既得権益派」が普天間問題で、 鳩山首相に違背 !

そして、もうひとつ見落とせないことは、政権交代の最大の功労者である、小沢氏と鳩山氏が人為的に分断されたことだ。

鳩山政権は、沖縄の普天間移設問題で、トラップ(ワナ)にかけられた。

鳩山首相が、普天間問題で追い落とされる原因を創作したのは、民主党内の「隠れ既得権益派勢力」だった。

具体的には、沖縄基地問題を担当した、岡田克也外相、前原誠司沖縄担当相、北澤俊美防衛相の三名が、鳩山首相に対して忠誠を誓わず、横田政府=米国の僕(しもべ)として動いたのである。

このために、鳩山首相が追求した、普天間基地の県外・国外移設方針が座礁した。

3)悪徳民主党議員が「政治謀略事件」 渦中の小沢氏を攻撃

そして、もうひとつ、2009年の政権交代が破壊された最大の理由のひとつは、小沢一郎氏が謀略によって、「人物破壊」されたことだ。

2009 年3 月3 日に勃発した、西松事件で、小沢一郎氏は不当な追及を受けた。

民主党は一致結束して、検察による小沢民主党攻撃に立ち向かう必要があったが、民主党の一部の人間は後ろから小沢一郎氏に対して弾を撃ったのである。

その悪徳民主党議員が、岡田克也、前原誠司、玄葉光一郎、枝野幸男、安住淳などのメンバーである。

4)公約破棄の消費税増税提示で 民主党への信頼失墜 !

そして、政権交代を実現した民主党の存立基盤が完全に粉砕される原因になったのが、公約破棄の消費税増税方針提示だった。

この背徳の政策運営が、民主党に対する期待を絶望と怒りに変えた。

その戦犯が、渡部恒三、藤井裕久、仙谷由人、菅直人、岡田克也、野田佳彦、前原誠司、枝野幸男、安住淳、玄葉光一郎の悪徳10人衆である。

民主党は、「シロアリを退治して天下り機関を排して天下りを根絶する。

そこから始めなければ、消費税を上げるのはおかしい」ことを公約に掲げて、2009年総選挙に臨んだ。

5)公約違反・シロアリを退治なき、消費税増税提示で民主党への信頼失墜 !

その民主党が、シロアリを退治しないまま、消費税増税に突き進んだのである。

だから、民主党は、主権者から見放された。

民主党を破壊した戦犯が、民主党代表選に出馬するのだという。要するに、権力亡者なのだ。

権力亡者をトップに据えて、民主党が一刻も早くに消滅することを念願する。

日本政治を破壊した、民主党悪徳10人衆は、民主党解体とともに消滅してもらいたいと思う。

民主と維新の一部、生活、社民などが連携して、「主権者の党」を創設するべきだ。

6)菅・野田首相は、財務省に屈服し、消費税増税推進 !

民主党がいまだに、この負の遺産を引きずっているために、日本政治の未来が開けないのだ。

直接的に最大の汚点を残したのは、民主党が財務省の軍門に下ったことだ。

その主犯は菅直人氏と野田佳彦氏だ、裏から誘導したのは、藤井裕久氏である。

菅直人氏も野田佳彦氏も、私の主張の影響を受けたのだと思う。

7)悪徳10人衆は、自分の出世、名誉欲、権力欲だけ !

二人とも、何よりも優先したことは、自分の出世、名誉欲、権力欲である。

財務省から、「消費税増税推進と引き換えに、首相ポスト獲得への全面協力」のオファーを受けて、いともたやすく、変節を遂げたのであると思われる。

この変節が日本政治を破壊したのである。

8)悪徳10人衆は、権力欲、出世欲だけで政治家

自分の権力欲、出世欲だけで政治家稼業を営んでいるのだ。野田佳彦氏は、なおひどい。

2009 年8月15日の大阪街頭での「シロアリ演説」がネット上に流布されて、それでも総理の椅子にしがみついて、消費税増税に突き進んだ。

それほどまでに厚顔無恥なのである。

野田氏は、鳩山政権発足時に無役だったが、財務省OBの藤井裕久氏が、野田氏を財務副大臣に引き上げた。これを契機に、野田佳彦氏は、完全に財務省に取り込まれた。

自分自身の利害得失で、主権者との約束を放り出したのである。

財務省の支援なくして、野田政権の誕生はなかった。

9)改革や国民との約束無視、私利私欲だけの政治屋

10 )自公・第二自公勢力は、 米国・官僚・大資本に従属 !


http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/11142.html

コメント [政治・選挙・NHK253] プーチンに一杯食わされた安倍首相(2島すら返ってこない)  天木直人  赤かぶ
34. 2018年11月20日 17:39:54 : 8dZNDT7aDU : ziwwUfbhON0[21]
バグがバカなんだよ、バ〜グァ!
http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/691.html#c34
記事 [ペンネーム登録待ち板6] 2019年の国政選挙は、市民主導で戦うしかない !

2019 年の国政選挙は、市民主導で戦うしかない !

  日本の支配者の謀略とは ?

(「植草一秀の『知られざる真実』」:2018/11/18より抜粋・転載)
────────────────────────────────────
1)2019 年の参院選は、7月21日に実施される可能性が高い !

2)2019 年7月、安倍首相が、衆参ダブル選を、仕掛ける可能性が高い !

3)2012 年12月、民主党自爆解散によって、

   大政が、安倍自民党に奉還された !

4)自公政権復活・6年間で、日本は、惨憺たる状況に陥っている !

5)売国政策のオンパレードで、経済は低迷、

   労働者の実質賃金は、激減している !

  以上は前回投稿済みです。以下はその続きです。

6)国民が賢明になって、政治行動をすれば、

   「愛・夢・希望の市民政権」を実現できる」 !

日本の主権者が覚醒し、行動を広げれば、必ず実現できるものである。

近年の国政選挙での主権者の行動は、極めて類似している。

主権者の約半分が、選挙を棄権している。

選挙に行く主権者の半分弱が、安倍自公に投票し、半分強が、反安倍自公に投票している。

しかし、獲得議席数は、自公が7 割、反自公が3 割なのだ。

反自公が、半分強の得票なのに、議席が3割である理由は、反自公の投票が、分散してしまっているからだ。

7)国民と野党が大同団結して、反安倍自公の投票を、

    束ねる事が、何よりも重要だ !

したがって、反安倍自公の投票を、束ねることが、何よりも重要なのだ。

自公の側は、反安倍自公票を分断するために、まったく、同一の手法を用いている。

それは、反安倍自公勢力を「共産党と共闘する勢力」と「共産党とは共闘しない勢力」とに分断することである。

「共産党と共闘するんですかー!」と叫んで、反自公勢力を、二つの陣営に分断する戦術が、採用されている。したがって、この野党分断作戦を封殺することが、勝利の方程式になる。

8)共産党も含めて、反安倍自公陣営が、

    大同団結する事が最重要である !

共産党も含めて、反安倍自公陣営が一つにまとまること。これをやり抜くしかない。

しかし、既存の野党が、この体制確立に熱心でない。

野党勢力も「いまだけ、カネだけ、自分だけ」の、「三だけ主義」に陥っている感が強い。

「カネだけ」は、該当しないかも知れないが、「いまだけ、自分だけ」が、色濃く感じられるのだ。

なお、11 月19 日に、衆議院議員会館で開催を検討していた、「オールジャパン平和と共生」学習会は、開催を見送ったので、間違いのないようにご対応を賜りたい。

9)日本政治を刷新するには、国民が動き、国民が主導するしかない !

日本政治を刷新するには、主権者である市民が動き、市民が主導するしかない。

市民が方針を決めて、反安倍自公陣営の政党を、牽引する行動を取る必要がある。

政党が上にあって、市民が下にある関係から脱却しなければならない。

本来は、市民が上に立ち、政党は、市民の下に位置付けられるのだ。

上や下というより、主権者である市民が、「主導する」ことが、大事である。

10 )裏で自公陣営と繋がる、隠れ自民党を見破って、

     反安倍政治勢力の大同団結を構築すべきだ !

問題は、反安倍自公の結集を、妨害する勢力が存在することだ。

この妨害勢力は、裏で安倍自公陣営とつながっている。

この共闘の妨害勢力に、最大の注意を払う必要がある。「隠れ自公」に要注意なのだ。

この「隠れ自公」が、「共産党と共闘する勢力」と「共産党とは共闘しない勢力」との分断を推進している。「隠れ自公」勢力を見分ける方法がある。

   ―この続きは次回投稿します―

(参考資料)

T 隠れ自民党とは ?

安保法案に賛成、安倍内閣不信任案に反対、「日本収奪の最終兵器」・TPPに賛成の日本維新の会(元・おおさか維新)・新党改革・日本のこころを大切にする党(元・次世代の党)・日本を元気にする会は、看板だけの野党で、正体は、隠れ自民党で〜す !国民騙し上手は、安倍首相並みです。

◆維新の会・国民民主党・希望の党は、

隠れ自民党である事を認識すべきだ !

(「植草一秀の『知られざる真実』」:2018/07/03より抜粋・転載)

自公路線を明確にし始めている「国民民主党」や「希望の党」の参加者は、自公陣営に鞍替えすることを明確にするべきだ。

故に、党首討論・国会等で、自民党批判はせず、野党共闘批判等

をして、違憲・暴走・ペテン師・安倍首相を助けています。

建前、平和・中道主義・大衆福祉・公明党の正体は、

戦争・右翼・弱肉強食・ペテン師・売国奴・金権腐敗

自民党の山口派、自民党政治家と同類で〜す !

自民・公明・隠れ自民は、自民党の悪政・人物破戒工作・格差拡大等

は隠蔽、支持者騙しは、ダントツ上手、安倍首相並みで〜す。

自公維新の支持者の大部分は、騙されて、悪徳政治屋・ペテン師に利用されている !

U 自公政治家・NHK等は隠蔽・誤魔化すが、

  戦後日本の「闇の支配者」が描く、謀略・政界再編構図を見破ろう !

(「植草一秀の『知られざる真実』」:2017/08/20より抜粋・転載)
────────────────────────────────────
1)次期総選挙で、日本政治=安倍悪政・暴政の転換を

   図らなければならない !

次の総選挙は、来年12月までに必ず実施される。この選挙で、日本政治の転換を図らなければならない。国政は国民の厳粛な信託によるものである。その国政の基本方向を定めるのが衆議院の総選挙である。選挙によってどのような政権を構築するのか。そして、どのような政治を実現するのか。

これを決めるのは、主権者である国民だ。

2)安倍政権下、森友・加計疑惑のような腐敗政治は、

   早く消滅させなければならない !

森友・加計疑惑のような政治私物化問題、政治腐敗問題は論外で、そのような腐敗政治は一秒でも早く消滅させなければならないが、万が一、次の衆議院総選挙まで安倍政権が存続している場合には、その腐敗政治を排除するとともに、安倍政治の基本政策路線の是非を、主権者国民が判断しなければならない。具体的には、原発稼働の是非、集団的自衛権行使の是非=戦争法の是非、弱肉強食推進政策の是非、を主権者が判断する必要がある。

3)安倍政権に真正面から対峙して、これを選挙の争点として掲げる、

    改革勢力を構築すべきだ !

したがって、これらの基本政策課題について、安倍政治の基本方針に賛成する勢力と、これに反対する勢力とが、真正面から対峙して、これを選挙の争点として掲げることが望ましい。

政策を争点に、主権者が、政策を選択する「政策選択選挙」を実現しなければならない。

違憲・売国・ペテン師・安倍政権下であるから、どの党が好きだとか嫌いだとか、この政党と組みたいとか組みたくないといった、低次元の発想ではなく、基本政策路線を共有する、政治勢力と主権者が大同団結して、選挙に臨むことが求められる。

極悪・暴走の安倍政権下であるから、「政策連合」の構築が、何よりも大事になる。

4)小池国政新党は、安倍自民党と対峙する

    反対勢力にはなり得ない事を知るべきだ !

この意味で、いま、何かと話題に上る、小池国政新党は、安倍自民党と対峙する反対勢力にはなり得ない事を知るべきだ。

なぜなら、小池国政新党が示す基本政策路線が安倍自民勢力とほとんど同一であるからだ。

日本の主権者の求めている、基本政策路線が、安倍自民および小池国政新党勢力が示す、基本政策路線と同一であるなら、安倍自民と小池国政新党勢力が、二大勢力を形成して、政権交代を繰り返せば、それで問題はないだろう。

しかし、安倍自民および小池国政新党が掲げる基本政策路線には、絶対に反対であるとする主権者が広範に、多数存在するなら、安倍自民と小池国政新党勢力という二つの勢力では、主権者国民の意思を反映する政治は、実現しない。

5)安倍自民および小池国政新党と明確に対峙する

   基本政策路線を掲げる、政治勢力の構築をすべきだ !

安倍自民および小池国政新党の基本政策路線と、明確に対峙する基本政策路線を掲げる、政治勢力と主権者が大同団結して、選挙で戦うことが求められる。

三つ巴の戦いになるなら、反安倍政治を掲げる勢力が、勝利する可能性は、極めて高くなると考えられる。戦後の日本政治を裏から支配してきたのは、米国である。

米国が、表と裏側から日本政治に介入して、日本政治が誘導されてきた。

その対日政治工作の中心を担ってきたのが、CIA(米中央情報局)であると考えられる。

CIAは、米国の政権に支配される存在ではない。

6)自民党・自公政権下、米国・巨大資本・CIAが、

    表と裏側から日本政治を支配してきた !

7)悪徳ペンタゴンは、日本支配を固定化するため、自公と

    第二自公による、二大勢力体制を狙っている !

8)悪徳ペンタゴンの最重要課題は、反安倍政権・改革勢力を

   阻止する事だ !

9)悪徳ペンタゴンは、2009年の政権交代のような事

   を阻止したいのだ !
 


http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/11143.html

コメント [自然災害22] 米加州山火事「何も残らないほど高温」の炎、捜索に人類学者も 強風で被害拡大30万人超避難 「予算を出さない」トランプ うまき
6. 2018年11月20日 17:43:58 : M2egXhHSvo : W5iLbqFbFBg[1]
Directed Energy Weapon が使用されたのですよ!
マイクロウエーブ使用』レーザー光線兵器です。
国連の『アジェンダ21』と調べれば何故焼き払っているのか分かります。
youtubeで""cal fire""と""DEW""調べて見なさい。
http://www.asyura2.com/17/jisin22/msg/628.html#c6
コメント [昼休み54] 『小笠原誠治の経済ニュースゼミ』の小笠原誠治氏は完全なアホだった 中川隆
20. 中川隆[-13660] koaQ7Jey 2018年11月20日 17:44:50 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-20956]

日本で日本語の読み書きすらできない小学生に英語を教える理由


外国語学習について - 内田樹の研究室 2018-10-31


2018年6月12日に「文系教科研究会」というところで、私立の中学高校の英語の先生たちをお相手に英語教育についてお話した。その一部をここに掲載する。

ここで論じたのは英語だけれど、言語教育一般について適用できる議論だと思う。
ここ数日、「論理国語」と「文学国語」というカテゴライズをするという話がTLを飛び交っているけれど、それがほんとうだとしたら、それはたぶん言語というものについて一度も真剣に思量したことのない人間の脳裏に去来したアイディアだろうと思う。それはまさに「植民地における現地人への宗主国言語教育」とまったく同型的なものだからだ。

国語教育においても「植民地現地人」に求められる言語能力は同じである。

それは宗主国アメリカに仕え、アメリカに朝貢することで「代官」「買弁」としての地位を保全している日本の支配層たちが、同国人の知性の発達を阻害し、日本人を愚民化することで、属国日本をアメリカが支配しやすいようにするために作り出した仕掛けである。

以下がそのときの講演。途中からなので、話が見えにくいのはご容赦。


外国語学習について語るときに、「目標言語」と「目標文化」という言葉があります。

「目標言語」というのは、今の場合なら、例えば英語です。なぜ英語を学ぶのか。それは「目標文化」にアクセスするためです。英語の場合であれば、ふつうは英語圏の文化が「目標文化」と呼ばれます。

僕らの世代において英語の目標文化ははっきりしていました。それは端的にアメリカ文化でした。アメリカ文化にアクセスすること、それが英語学習の最も強い動機でした。僕たちの世代は、子どものときからアメリカ文化の洪水の中で育っているわけですから、当然です。FENでロックンロールを聴き、ハリウッド映画を観て、アメリカのテレビドラマを観て育ったわけですから、僕らの世代においては「英語を学ぶ」というのは端的にアメリカのことをもっと知りたいということに尽くされました。

僕も中学や高校で「英語好き」の人にたくさん会いましたけれど、多くはロックの歌詞や映画の台詞を聴き取りたい、アメリカの小説を原語で読みたい、そういう動機で英語を勉強していました。

僕もそうでした。英語の成績は中学生からずっとよかったのですが、僕の場合、一番役に立ったのはビートルズの歌詞の暗記でした。ビートルズのヒット曲の歌詞に含まれる単語とイディオムを片っ端から覚えたのですから、英語の点はいいはずです。

つまり、英語そのものというよりも、「英語の向こう側」にあるもの、英米の文化に対する素朴な憧れがあって、それに触れるために英語を勉強した。英米のポップ・カルチャーという「目標文化」があって、それにアクセスするための回路として英語という「目標言語」を学んだわけです。

その後、1960年代から僕はフランス語の勉強を始めるわけですけれども、この時もフランス語そのものに興味があったわけではありません。フランス語でコミュニケーションしたいフランス人が身近にいたわけではないし、フランス語ができると就職に有利というようなこともなかった。そういう功利的な動機がないところで学び始めたのです。フランス文化にアクセスしたかったから。

僕が高校生から大学生の頃は、人文科学・社会科学分野での新しい学術的知見はほとんどすべてがフランスから発信された時代でした。40年代、50年代のサルトル、カミュ、メルロー=ポンティから始まって、レヴィ=ストロース、バルト、フーコー、アルチュセール、ラカン、デリダ、レヴィナス・・・と文系の新しい学術的知見はほとんどフランス語で発信されたのです。

フランス語ができないとこの知的領域にアクセスできない。当時の日本でも、『パイデイア』とか『現代思想』とか『エピステーメー』とかいう雑誌が毎月のようにフランスの最新学術についての特集を組むのですけれど、「すごいものが出て来た」と言うだけで、そこで言及されている思想家や学者たちの肝心の主著がまだ翻訳されていない。フランス語ができる学者たちだけがそれにアクセスできて、その新しい知についての「概説書」や「入門書」や「論文」を独占的に書いている。とにかくフランスではすごいことになっていて、それにキャッチアップできないともう知の世界標準に追いついてゆけないという話になっていた。でも、その「すごいこと」の中身がさっぱりわからない。フランス語が読めないと話にならない。ですから、60年代―70年代の「ウッドビー・インテリゲンチャ」の少年たちは雪崩打つようにフランス語を学んだわけです。それが目標文化だったのです。 

のちに大学の教師になってから、フランス語の語学研修の付き添いで夏休みにフランスに行くことになった時、ある年、僕も学生にまじって、研修に参加したことがありました。振り分け試験で上級クラスに入れられたのですけれど、そのクラスで、ある日テレビの「お笑い番組」のビデオを見せて、これを聴き取れという課題が出ました。僕はその課題を拒否しました。悪いけど、僕はそういうことには全然興味がない。僕は学術的なものを読むためにフランス語を勉強してきたのであって、テレビのお笑い番組の早口のギャグを聴き取るために労力を使う気はないと申し上げた。その時の先生は真っ赤になって怒って、「庶民の使う言葉を理解する気がないというのなら、あなたは永遠にフランス語ができるようにならないだろう」という呪いのような言葉を投げかけたのでした。結局、その呪いの通りになってしまったのですけれど、僕にとっての「目標文化」は1940年から80年代にかけてのフランスの知的黄金時代のゴージャスな饗宴の末席に連なることであって、現代のフランスのテレビ・カルチャーになんか、何の興味もなかった。ただ、フランス語がぺらぺら話せるようになりたかったのなら、それも必要でしょうけれど、僕はフランスの哲学者の本を読みたくてフランス語を勉強し始めたわけですから、その目標を変えるわけにゆかない。フランス語という「目標言語」は同じでも、それを習得することを通じてどのような「目標文化」にたどりつこうとしているのかは人によって違う。そのことをその時に思い知りました。

ロシア語もそうです。今、大学でロシア語を第二外国語で履修する学生はほとんどいません。でも、若い方はもうご存じないと思いますけれど、1970年に僕が大学入学したとき、理系の学生の第二外国語で一番履修者が多かったのはロシア語だったのです。

「スプートニク・ショック」として知られるように、60年代まではソ連が科学技術のいくつかの分野でアメリカより先を進んでいたからです。科学の最先端の情報にアクセスするためには英語よりもロシア語が必要だった。でも、ソ連が没落して、科学技術におけるアドバンテージが失われると、ロシア語を履修する理系の学生はぱたりといなくなりました。もちろんドストエフスキーを読みたい、チェーホフを読みたいというような動機でロシア語を履修する学生の数はいつの時代もいます。目標文化が「ロシア文学」である履修者の数はいつの時代もそれほど変化しない。けれども、目標文化が「ソ連の科学の先進性」である履修者は、その目標文化が求心力を失うと、たちまち潮が引くようにいなくなる。

僕の学生時代はフランス語履修者がたくさんおりました。でも、その後、フランス語履修者は急減しました。ある時点で中国語に抜かれて、今はもう見る影もありません。

理由の一つは、日本のフランス語教員たちが学生たちの知的好奇心を掻き立てることができなかったせいなのですけれど、それ以上に本国のフランスの文化的な発信力が低下したことがあります。フランス文化そのものに日本の若者たちを「目標」として惹きつける魅力がなくなってしまった。

フランス語やロシア語の例から知れる通り、われわれが外国語を学ぶのは目標文化に近づくためなのです。目標文化にアクセスするための手段として目標言語を学ぶ。

しかし、まことに不思議なことに、今の英語教育には目標文化が存在しません。英語という目標言語だけはあるけれども、その言語を経由して、いったいどこに向かおうとしているのか。向かう先はアメリカでもイギリスでもない。カナダでもオーストラリアでもない。どこでもないのです。

何年か前に、推薦入試の入試本部で学長と並んで出願書類をチェックしていたことがありました。学長は英文科の方だったのですけれど、出願書類の束を読み終えた後に嘆息をついて、「内田さん、今日の受験者150人の中に『英文科志望理由』に『英米文学を学びたいから』と書いた人が何人いると思う?」と訊いてきました。「何人でした?」と僕が問い返すと「2人だけ」というお答えでした「後は、『英語を生かした職業に就きたいから』」だそうでした。

僕の知る限りでも、英語を学んで、カタールの航空会社に入った、香港のスーパーマーケットに就職した、シンガポールの銀行に入ったという話はよく聞きます。別にカタール文化や香港文化やシンガポール文化をぜひ知りたい、その本質に触れたいと思ってそういう仕事を選んだわけではないでしょう。彼らにとって、英語はたしかに目標言語なのですけれど、めざす目標文化はどこかの特定の文化圏のものではなく、グローバルな「社会的な格付け」なのです。高い年収と地位が得られるなら、どの外国でも暮らすし、どの外国でも働く、だから英語を勉強するという人の場合、これまでの外国語教育における目標文化に当たるものが存在しない。
これについては平田オリザさんが辛辣なことを言っています。彼に言わせると、日本の今の英語教育の目標は「ユニクロのシンガポール支店長を育てる教育」だそうです。「ユニクロのシンガポール支店長」はもちろん有用な仕事であり、しかるべき能力を要するし、それにふさわしい待遇を要求できるポストですけれど、それは一人いれば足りる。何百万単位で「シンガポール支店長」を「人形焼き」を叩き出すように作り出す必要はない。でも、現在の日本の英語教育がめざしているのはそういう定型です。

僕は大学の現場を離れて7年になりますので、今の大学生の学力を知るには情報が足りないのですけれども、それでも、文科省が「英語ができる日本人」ということを言い出してから、大学に入学してくる学生たちの英語力がどんどん低下してきたことは知っています。それも当然だと思います。英語を勉強することの目標が、同学齢集団内部での格付けのためなんですから。低く査定されて資源分配において不利になることに対する恐怖をインセンティヴにして英語学習に子どもたちを向けようとしている。そんなことが成功するはずがない。恐怖や不安を動機にして、知性が活性化するなんてことはありえないからです。

僕は中学校に入って初めて英語に触れました。それまではまったく英語を習ったことがなかった。1960年頃の小学生だと、学習塾に通っているのがクラスに二三人、あとは算盤塾くらいで、小学生から英語の勉強している子どもなんか全然いません。ですから、FENでロックンロールは聴いていましたけれど、DJのしゃべりも、曲の歌詞も、ぜんぶ「サウンド」に過ぎず、意味としては分節されていなかった。それが中学生になるといよいよ分かるようになる。入学式の前に教科書が配られます。英語の教科書を手にした時は、これからいよいよ英語を習うのだと思って本当にわくわくしました。これまで自分にとってまったく理解不能だった言語がこれから理解可能になってゆくんですから。自分が生まれてから一度も発したことのない音韻を発声し、日本語に存在しない単語を学んで、それが使えるようになる。その期待に胸が膨らんだ。

今はどうでしょう。中学校一年生が四月に、最初の英語の授業を受ける時に、胸がわくわくどきどきして、期待で胸をはじけそうになる・・・というようなことはまずないんじゃないでしょうか。ほかの教科とも同じでしょうけれど、英語を通じて獲得するものが「文化」ではないことは中学生にもわかるからです。

わかっているのは、英語の出来不出来で、自分たちは格付けされて、英語ができないと受験にも、就職にも不利である、就職しても出世できないということだけです。そういう世俗的で功利的な理由で英語学習を動機づけようとしている。でも、そんなもので子どもたちの学習意欲が高まるはずがない。

格付けを上げるために英語を勉強しろというのは、たしかにリアルではあります。リアルだけれども、全然わくわくしない。外国語の習得というのは、本来はおのれの母語的な枠組みを抜け出して、未知のもの、新しいものを習得ゆくプロセスのはずです。だからこそ、知性の高いパフォーマンスを要求する。自分の知的な枠組みを超え出てゆくわけですから、本当なら「清水の舞台から飛び降りる」ような覚悟が要る。そのためには、外国語を学ぶことへ期待とか向上心とか、明るくて、風通しのよい、胸がわくわくするような感じが絶対に必要なんですよ。恐怖や不安で、人間はおのれの知的な限界を超えて踏み出すことなんかできません。
でも、文科省の『「英語ができる日本人」の育成のための行動計画の策定について』にはこう書いてある。

「今日においては、経済、社会の様々な面でグローバル化が急速に進展し、人の流れ、物の流れのみならず、情報、資本などの国境を超えた移動が活発となり、国際的な相互依存関係が深まっています。それとともに、国際的な経済競争は激化し、メガコンペティションと呼ばれる状態が到来する中、これに対する果敢な挑戦が求められています。」

冒頭がこれです。まず「経済」の話から始まる。「経済競争」「メガコンペティション」というラットレース的な状況が設定されて、そこでの「果敢な挑戦」が求められている。英語教育についての基本政策が「金の話」と「競争の話」から始まる。始まるどころか全篇それしか書かれていない。

「このような状況の中、英語は、母語の異なる人々をつなぐ国際的共通語として最も中心的な役割を果たしており、子どもたちが21世紀を生き抜くためには、国際的共通語としての英語のコミュニケーション能力を身に付けることが不可欠です」という書いた後にこう続きます。

「現状では、日本人の多くが、英語力が十分でないために、外国人との交流において制限を受けたり、適切な評価が得られないといった事態も起きています。」
「金」と「競争」の話の次は「格付け」の話です。ここには異文化に対する好奇心も、自分たちの価値観とは異なる価値観を具えた文化に対する敬意も、何もありません。人間たちは金を求めて競争しており、その競争では英語ができることが死活的に重要で、英語学力が不足していると「制限を受けたり」「適切な評価が得られない」という脅しがなされているだけです。そんなのは日本人なら誰でもすでに知っていることです。でも、「英語ができる日本人」に求められているのは「日本人なら誰でもすでに知っていること」なのです。

外国語を学ぶことの本義は、一言で言えば、「日本人なら誰でもすでに知っていること」の外部について学ぶことです。母語的な価値観の「外部」が存在するということを知ることです。自分たちの母語では記述できない、母語にはその語彙さえ存在しない思念や感情や論理が存在すると知ることです。

でも、この文科省の作文には、外国語を学ぶのは「日本人なら誰でもすでに知っていること」の檻から逃れ出るためだという発想がみじんもない。自分たちの狭隘な、ローカルな価値観の「外側」について学ぶことは「国際的な相互依存関係」のうちで適切なふるまいをするために必須であるという見識さえ見られない。僕は外国語学習の動機づけとして、かつてこれほど貧しく、知性を欠いた文章を読んだことがありません。

たしかに、子どもたちを追い込んで、不安にさせて、処罰への恐怖を動機にして何か子どもたちが「やりたくないこと」を無理強いすることは可能でしょう。軍隊における新兵の訓練というのはそういうものでしたから。処罰されることへの恐怖をばねにすれば、自分の心身の限界を超えて、爆発的な力を発動させることは可能です。スパルタ的な部活の指導者は今でもそういうやり方を好んでいます。でも、それは「やりたくないこと」を無理強いさせるために開発された政治技術です。
ということは、この文科省の作文は子どもたちは英語を学習したがっていないという前提を採用しているということです。その上で、「いやなこと」を強制するために、「経済競争」だの「メガコンペティション」だの「適切な評価」だのという言葉で脅しをかけている。

ここには学校教育とは、一人一人の子どもたちがもっている個性的で豊かな資質が開花するのを支援するプロセスであるという発想が決定的に欠落しています。子どもたちの知性的・感性的な成熟を支援するのが学校教育でしょう。自然に個性や才能が開花してゆくことを支援する作業に、どうして恐怖や不安や脅迫が必要なんです。勉強しないと「ひどい目に遭うぞ」というようなことを教師は決して口にしてはならないと僕は思います。学ぶことは子どもたちにとって「喜び」でなければならない。学校というのは、自分の知的な限界を踏み出してゆくことは「気分のいいこと」だということを発見するための場でなければならない。

この文章を読んでわかるのは、今の日本の英語教育において、目標言語は英語だけれど、目標文化は日本だということです。今よりもっと日本的になり、日本的価値観にがんじがらめになるために英語を勉強しなさい、と。ここにはそう書いてある。目標文化が日本文化であるような学習を「外国語学習」と呼ぶことに僕は同意するわけにはゆきません。

僕自身はこれまでさまざまな外国語を学んできました。最初に漢文と英語を学び、それからフランス語、ヘブライ語、韓国語といろいろな外国語に手を出しました。新しい外国語を学ぶ前の高揚感が好きだからです。日本語にはない音韻を発音すること、日本語にはない単語を知ること、日本語とは違う統辞法や論理があることを知ること、それが外国語を学ぶ「甲斐」だと僕は思っています。習った外国語を使って、「メガコンペティションに果敢に挑戦」する気なんか、さらさらありません。

外国語を学ぶ目的は、われわれとは違うしかたで世界を分節し、われわれとは違う景色を見ている人たちに想像的に共感することです。われわれとはコスモロジーが違う、価値観、美意識が違う、死生観が違う、何もかも違うような人たちがいて、その人たちから見た世界の風景がそこにある。外国語を学ぶというのは、その世界に接近してゆくことです。 

フランス語でしか表現できない哲学的概念とか、ヘブライ語でしか表現できない宗教的概念とか、英語でしか表現できない感情とか、そういうものがあるんです。それを学ぶことを通じて、それと日本語との隔絶やずれをどうやって調整しようか努力することを通じて、人間は「母語の檻」から抜け出すことができる。

外国語を学ぶことの最大の目標はそれでしょう。母語的な現実、母語的な物の見方から離脱すること。母語的分節とは違う仕方で世界を見ること、母語とは違う言語で自分自身を語ること。それを経験することが外国語を学ぶことの「甲斐」だと思うのです。

でも、今の日本の英語教育は「母語の檻」からの離脱など眼中にない。それが「目標言語は英語だが、目標文化は日本だ」ということの意味です。外国語なんか別に学ぶ必要はないのだが、英語ができないとビジネスができないから、バカにされるから、だから英語をやるんだ、と。言っている本人はそれなりにリアリズムを語っているつもりでいるんでしょう。でも、現実にその結果として、日本の子どもたちの英語力は劇的に低下してきている。そりゃそうです。「ユニクロのシンガポール支店長」が「上がり」であるような英語教育を受けていたら、そもそもそんな仕事に何の興味もない子どもたちは英語をやる理由がない。

(中略)

今は英語教育にとりわけ中等教育では教育資源が偏ってきています。他の教科はいいから、とにかく英語をやれという圧力が強まっています。別にそれは英語の教員たちが望んだことではないのだけれど、教育資源が英語に偏っている。特に、オーラル・コミュニケーション能力の開発に偏っている。何でこんなに急激にオーラルに偏ってきたかというと、やはりこれは日本がアメリカの属国だということを抜きには説明がつかない。

「グローバル・コミュニケーション」と言っても、オーラルだけが重視されて、読む力、特に複雑なテクストを読む能力はないがしろにされている。これは植民地の言語教育の基本です。

植民地では、子どもたちに読む力、書く力などは要求されません。オーラルだけできればいい。読み書きはいい。文法も要らない。古典を読む必要もない。要するに、植民地宗主国民の命令を聴いて、それを理解できればそれで十分である、と。それ以上の言語運用能力は不要である。理由は簡単です。オーラル・コミュニケーションの場においては、ネイティヴ・スピーカーがつねに圧倒的なアドバンテージを有するからです。100%ネイティヴが勝つ。「勝つ」というのは変な言い方ですけれども、オーラル・コミュニケーションの場では、ネイティヴにはノン・ネイティヴの話を遮断し、その発言をリジェクトする権利が与えられています。ノン・ネイティヴがどれほど真剣に、情理を尽くして話していても、ネイティヴはその話の腰を折って「その単語はそんなふうには発音しない」「われわれはそういう言い方をしない」と言って、話し相手の知的劣位性を思い知らせることができる。

逆に、植民地的言語教育では、原住民の子どもたちにはテクストを読む力はできるだけ付けさせないようにする。うっかり読む力が身に着くと、植民地の賢い子どもたちは、宗主国の植民地官僚が読まないような古典を読み、彼らが理解できないような知識や教養を身に付ける「リスク」があるからです。植民地の子どもが無教養な宗主国の大人に向かってすらすらとシェークスピアを引用したりして、宗主国民の知的優越性を脅かすということは何があっても避けなければならない。だから、読む力はつねに話す力よりも劣位に置かれる。「難しい英語の本なんか読めても仕方がない。それより日常会話だ」というようなことを平然と言い放つ人がいますけれど、これは骨の髄まで「植民地人根性」がしみこんだ人間の言い草です。

「本を読む」というのはその国の文化的な本質を理解する上では最も効率的で確実な方法です。でも、植民地支配者たちは自分たちの文化的な本質を植民地原住民に理解されたくなんかない。だから、原住民には、法律文書や契約書を読む以上の読解力は求めない。

今の日本の英語教育がオーラルに偏って、英語の古典、哲学や文学や歴史の書物を読む力を全く求めなくなった理由の一つは「アメリカという宗主国」の知的アドバンテージを恒久化するためです。だから、アメリカ人は日本人が英語がぺらぺら話せるようになることは強く求めていますけれど、日本の子どもたちがアメリカの歴史を学んだり、アメリカの政治構造を理解したり、アメリカの文学に精通したりすること、それによってアメリカ人が何を考えているのか、何を欲望し、何を恐れているのかを知ることはまったく望んでいません。

(以下略)

「原住民には法律文書や契約書を読む以上の読解力は求めない」ということを英語教育について書いたら、国語教育でも同じことをしようとしているということを知らされた。

まことに情けない国に成り下がったものである。
http://blog.tatsuru.com/2018/10/31_1510.html

http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/319.html#c20

コメント [政治・選挙・NHK253] 東京地検特捜部はゴーンは逮捕しても安倍には動かず!  赤かぶ
11. 2018年11月20日 17:45:08 : v3SuRz7aio : _5MJZ96RUsc[1]
欧米資本主義礼賛者は少しも?頭など冷めないでしょう。
それ位、刷り込みや教育は恐ろしいし、特に‟従順、服従”をたっぷりし込まれてきた小島国日本人はなかなか抜け出せない。

コシミズ氏のはヨタ話ではと思っていたが、そうではない。アベの先祖代々から、日本人が背乗りされ、此処まで搾取され、乗っ取られても気づかない位、イノセントだ。
集団ストーカー被害者が土地家屋を狙われた人がいるまで、これ程、身近に半島系の人間が多いとは知らなかった。
野党後援会事務所にも偽って、入り込んでいる。そして、時あればと獲物を待っている。
そして、巧みに近づいてくる。勿論、奪取と言う目的をもってだ。
しかし、体つき、態度、会話の仕方で見分けられるようになる。
非常に厚かましく、常識を欠いているからだ。
東北大震災の時も亡くなられた方に背乗りした例が多いと報告されている。
昔は息をひそめていたが、安倍自民党公明党(集団ストーカー工作員に使っている)政権になり大胆になってきたのだ。
白人欧米諸国、アメリカ、フランス、イギリスは上記の事実を当然、知り尽している。
だから、彼らは日本にビジネスで乗り込む。簡単に事を成し遂げる。
未だに知らない日本人がほとんどだ。
http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/821.html#c11

コメント [政治・選挙・NHK253] 褌が緩みっ放しの野党!これでは政権など獲れるはずがない!  赤かぶ
2. 2018年11月20日 17:45:53 : 8dZNDT7aDU : ziwwUfbhON0[22]
はいはい、珍歩なんざ、与党より野党が嫌いだもんね。
http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/831.html#c2
記事 [経世済民129] 日産ゴーン逮捕の裏側と今後 衝撃はこれからが本番だ<中>共犯か?クーデターか?日産は大混乱で迷走必至(日刊ゲンダイ) 
 


日産ゴーン逮捕の裏側と今後 衝撃はこれからが本番だ<中>
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/242047
2018/11/20 日刊ゲンダイ 文字起こし


4月の北京国際モーターショーではEV功勢(C)共同通信社

脱税に発展か。カリスマ化された金満ゴーンのトンデモ私生活

 “コストカッター”の異名を持つゴーンの経営手法は「ゴーン神話」ともてはやされてきた。

 仏ルノー副社長だった99年に、約2兆円の有利子負債を抱えた傘下の日産にCOO(最高執行責任者)として乗り込み、リストラや工場閉鎖などを断行。業績をV字回復させ、カリスマ化した。億単位の巨額報酬を手にする一方、トンデモない私生活を送っていたようだ。

 衝撃的だったのが、30年間連れ添った前妻のリタ氏の告発だ。昨年末、フェイスブックに〈仕事で成功すればするほど、彼の虐待はエスカレートしていった〉〈3人の子供たちが成長し家を出て行ったある日、彼は私を殺そうとした〉などと書き込み、冷酷でドケチなゴーンの本性を暴露したのだ。「週刊文春」のインタビューでは、ゴーンがリタ氏を落馬させようとし、医者にリタ氏が精神病だとする診断書を出すよう働き掛けたと激白。ゴーンの不倫発覚以降は自宅にある銃で自殺するようリタ氏に迫り、飛びかかって首を絞めたこともあったという。

 15年6月にフランスで離婚が成立したが、ロクに説明もないままサインさせられた書類を根拠に、財産放棄をさせられたというから、情けのかけらもない。

「リタ氏の告発にある通り、ゴーンがケチで金に汚い人物なのは自動車業界では知られた話で、スキャンダルが出る時は下半身問題よりもカネ絡みだろうといわれていました。日産の私物化も社内では広まっていて、私的な出費をン千万円単位で経費につけ回し、従業員の不満はたまりにたまっていた。マスコミに漏れるたびに広報が必死で火消しに回っていたのです。欧米と比べて日本の企業はガバナンスが緩いことから、ゴーンはタカをくくり、増長していったようです」(経済ジャーナリストの井上学氏)

 19日の会見で西川広人社長(65)は、「役員がこの件を知ったのはつい先ほど」と説明していたが、本当なのか。


午後10時から1時間半会見した西川広人社長(C)日刊ゲンダイ

共犯か?クーデターか?日産は大混乱で迷走必至

「残念という言葉を超えて、強い憤りと落胆を覚えている」。日産の従業員や株主にすれば「その言葉をお返ししたい」気持ちだろう。

 19日、1人で会見に臨んだ西川広人社長。不正の全容は社内調査で掌握済みとしながらも、「検察の捜査があり、今は話せない」と繰り返すのみ。「特定の個人に権限が集中していた」「最近は権力の座に長くいたことの弊害が見えていた」と全責任をゴーンに押しつけ、まるで“被害者ヅラ”。謝罪を口にすれど、最後まで頭を下げなかった。

 15年間も取締役を務めながら、ゴーンの意のままに日産を食い物にされ、しゃぶられてきた責任を「ガバナンスの問題が大きい」のひと言で片づける。たった2人で経費の私的流用が可能なのかは疑問で、さらなる共犯者の存在も疑いたくなる。それでも「05年にルノーと日産のCEOを兼務したのが契機」「どういうことになるのか、議論しなかった」とは、イエスマンの極みだ。

 今回の逮捕劇には「クーデター説」も飛び交うが、その質問には「そういう理解はしておりません」と一蹴。

 会見終了後に記者からは「他人事」との感想が漏れたが、いくら社長まで引き立てられたとはいえ、ゴーンのやりたい放題を許した責任は重い。内部通報まで不正を見抜けなかった経営陣の節穴は“共犯”同然のそしりを免れない。

「ゴーンは独断専行で日本の戦後を処理したマッカーサーと同じ。本人を取材した際、『V字回復の最大の理由は、私が日本語ができないから』と冗談っぽく話しましたが、肝心なことはケリーなど同一言語の人だけに伝え、すり寄る日本人の経営幹部は忖度するだけ。非常にコミュニケーション不足で特殊な組織となり、海外出身の2人の腐敗をもたらしたのではないか」(岡山商科大学の長田貴仁教授=経営学)

 独裁者が去り、ヒラメ役員ばかりの日産は迷走必至だ。


2015年7月、不正会計問題で謝罪する東芝の田中久雄社長(中)ら/(C)日刊ゲンダイ

火の粉は監査法人にも飛び火で経済界の大混乱

 また新日本監査法人なのか――。「ゴーン逮捕」の報道を受け、SNS上にはそんな書き込みが飛び交った。

 会社側はゴーンの個人犯罪にしたいようだが、上場企業にとって、有価証券報告書という投資家の重要な判断材料となる開示資料に虚偽があったことの意味は重大であり、これにお墨付きを与えた監査法人の責任も免れない。

 日産の監査を担当するのは「EY新日本有限責任監査法人」。「また」というのは、新日本が、2015年に粉飾決算で大揺れとなった東芝や、直近では、投資用不動産向けに不正融資を行っていたスルガ銀行の監査法人でもあったからである。東芝の事件の際は、「重い注意義務違反にあたる」として金融庁から業務改善命令の行政処分を科せられた。

 新日本は3000人超の公認会計士を抱える国内最大手の監査法人だけに、監査を担当する顧客企業は幅広い業種にわたり、その数4000社近くに及ぶ。とはいえ、こうも担当企業の不祥事が続くと、信頼はガタガタだ。東芝事件の直後のように、新日本から別の監査法人に変更する顧客が相次いでもおかしくない。

「大手なのですぐにどうの、という話ではないでしょうが、今後のハンドリングを間違えると、新日本離れが進む可能性があると思います。特に日産は、日米の貿易摩擦の核心である『自動車』メーカーですから、今回の事件を米国も注目している。監査法人がキッチリやるのかどうかも米国は監視している」(経済評論家の斎藤満氏)

 監査を新日本に頼んでいる上場企業は大慌てだろう。









http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/519.html

記事 [ペンネーム登録待ち板6] 維新の会・連合と国民民主党は、隠れ自民党の可能性大だ !

維新の会・連合と国民民主党は、隠れ自民党の可能性大だ !

    戦後自民党体制の深層・真相は ?

(「植草一秀の『知られざる真実』」:2018/11/18より抜粋・転載)
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1)〜10 )は前2 回投稿済みです。以下はその続きです。

11 )「共産党とは組まない」野党政治家は、

    隠れ自民党であると認識すべきだ !

それは、「共産党とは組まない」、あるいは、「共産党と組む勢力とは、一緒にやらない」とのフレーズをチェックすることだ。

このフレーズを用いる勢力は、「隠れ自公」と見なして、まず間違いない。

9 月30日実施の品川区長選、11月11日実施の新宿区長選挙では、自公推薦候補がともに勝利したが、連合東京は、自公推薦候補を推薦した。

国民民主党は、反自公候補を推薦しなかった。

12 )維新の会・連合と国民民主党は、隠れ自民党の可能性大だ !

つまり、連合と国民民主は、実質的に、自公サイドに軸足を置き始めているのだ。

与党と野党の中間に位置する、「ゆ党」が、反安倍自公陣営を、分断するための主力部隊になっている。

この勢力の活動が拡大して、反安倍自公陣営が、「共産党と共闘する勢力」と「共産党とは共闘しない勢力」とに分断されれば、2019 年夏の国政選挙でも、主権者の4分の1の票しか獲得しない、自公が、国会議席の7割を占有してしまうことになる。これを阻止しなければならない。

13 )安倍政治刷新のためには、共産党を含む

    「政策連合」を、構築する必要がある !

そのためには、共産党を含む「政策連合」を、構築する必要がある。

政策を基軸に、党派を超えて、主権者が主導する、選挙体制を確立するのだ。

この共産党を含む「政策連合」運動を提唱し続けているのが「オールジャパン平和と共生」である。

2019年夏の国選選挙に向けて、「選挙争点」を明確にする。

その争点について、公約を明示し、その公約を明示する、候補者のなかから、主権者が連帯して支援する候補者を選定する。

14 )小選挙区制や参院1人区を踏まえると、

     反安倍政治勢力の大同団結が重要だ !

小選挙区制や参院1人区を踏まえると、自公に対峙する大きな塊が、必要になる。

その大きな塊として、国民民主や、場合によっては、維新などを含む勢力の結集が必要、との主張もある。自公と類似した第二自公を創設して、自公との二大勢力で、政権交代を実現すればよいとの考え方である。

米国の共和、民主二大政党体制と類似した状況を、生み出すべきとの主張だ。

しかし、この場合、政権交代が生じても、政策は、ほとんど変わらないことになる。

15 )自公と第二自公の二大勢力になれば、米国・

    官僚・大資本が支配する、政治状況が永続する !

米国・官僚・大資本が支配する、日本の政治状況は、固定化されてしまうことになる。

多くの主権者は、現在の安倍政治に、反対している。

米国・官僚・大資本が支配する、現在の日本政治を刷新し、主権者の利益を追求する、政治体制確立を求めている。したがって、自公と第二自公の二大政党体制では、だめなのだ。

反安倍自公勢力から、「隠れ自公勢力」を切り離して、正面から、安倍自公陣営と対峙する勢力の結集を図るべきである。政策路線を明示し、その政策を基軸に、大きな連帯を実現する。

その運動を、政党任せにせず、主権者が主導するべき時が、来ている。

(参考資料)

T 米国から上級奴隷・自民党へ密かに長年、資金提供され、

   米国の支援をバックに対米隷属・国民洗脳・

    自民党一党支配体制が構築されてきた !

(T) 右翼・米国の支援で、対米隷属・保守政党の結成 !

冷戦の始まりとともに、対日占領政策・民主化の変更・「逆コース」により、アメリカは、日本の戦時体制を維持し、戦時中のエリート(戦犯たち)に、権力を握らせようと決めていた。

そのため、対米隷属を約束させられた、戦争犯罪人を監獄から出してやった。

1948 年12月24日、釈放された、A級戦犯容疑者は、岸信介(安倍首相・加計理事長の祖父)、児玉誉士夫、笹川良一、正力松太郎など70名以上存在し、戦後の政界・経済界・政界の黒幕など多方面の有力者になった。

講和後の1958年4月、禁固刑のA級戦犯(賀屋興宣、白鳥敏夫、重光葵、橋本欣五郎などは後に衆議院議員となる)は、全員赦免になった。

1945 年11月、保守政党の結成、再編が行われた。

日本自由党(自民党の前身)の資金は、戦時中に右翼の児玉誉士夫が海軍の「児玉機関」の長として中国で物資調達にあたった時の資産(侵略戦争で強奪した、財産を横領した、裏金・時価4千億円)の一部をもらった。

(2)米国の資金提供等で長期政権を実現 !

岸信介は日本に台頭する保守派の指導者になった。国会議員に選出されて4年も経たないうちに、国会内での最大勢力を支配するようになる。

そしていったん権力を握ると、半世紀近く続く、対米隷属・国民収奪・政権党を築いていった。

このようにして、アメリカの政策に従順な日本政府の体質は、敗戦直後から着実に形成されていた。

そして、CIAが1950~70 年代に日本の保守政権の安定化を図り、自民党や「左派穏健勢力」に繰り返し資金提供していた(違法資金)ことが、米国務省の機密文書公開で明らかにされている。

3)大マスコミと自民党とCIAの深い秘密の関係

  日本を反共の防波堤に、米国による日本人「愚民化政策」

  ・「3R」「5D」「3S」で巧妙に支配 !

★独裁・安倍官邸は、内閣人事局を通じて、検察・裁判所

・省庁幹部・日銀・NHK等の人事権を握って、支配している !

U【公然の秘密】自民党が米国・CIAにコントロールされてきたことは

   米国務省の外交資料に明記されている !

(mizu888.at.webry.info:2013/11/05 より抜粋・転載)

転載元:2013/04/03|カレイドスコープ さんより

米国CIAが、自民党に秘密資金を提供していたことを認めた

安倍晋三と自民党は、CFR→CSISの書いた計画に沿って日本の売国政策を進めている

自民党がCIAにコントロールされてきたことは、すでに日本中の多くの人たちが知っている「公然の秘密」ですが、それが米国務省の外交資料に明記されたことは、自民党の正体を明白にする上で重要なことです。左派弱体化へ秘密資金を、 米国CIAは、保革両勢力に投入。

(共同通信 2006 年7月19日)

【ワシントン18日共同】

米中央情報局(CIA)が1950年代から 60年代にかけて、日本の左派勢力を弱体化させ保守政権の安定化を図るため、当時の岸信介、池田勇人両政権下の自民党有力者と、旧社会党右派を指すとみられる「左派穏健勢力」に秘密資金を提供、旧民社党結党を促していたことが18日、分かった。同日刊行の国務省編さんの外交史料集に明記された。

同省の担当者は、「日本政界への秘密工作を米政府として公式に認めたのは初めて」と共同通信に言明した。

米ソ冷戦が本格化した当時、日本を反共の「とりで」にしようと、自民党への支援に加え、左派勢力を分断する露骨な内政干渉まで行った米国秘密工作の実態が発覚した。

日本の戦後政治史や日米関係史の再検証にもつながる重要史実といえそうだ。

*悪徳ペンタゴン(悪徳五角形):

日本の既得権益(原発マフィアも同類)とは、米国・官僚・大企業の三者をいう。

私はこれに、利権政治屋(自民党・公明党等の政治家)・マスコミを加えて、米・官・業・政・電の五者が、日本の既得権益であるとしている。大多数の検察・裁判官も安倍政権の家来である。

2016 ・17 年、報道の自由度は、日本は、世界72 位に転落した。

独裁志向・安倍政権下、隠蔽・権力迎合の捏造・画一偏向報道の

NHK等日本マスコミの腐敗堕落は、ひどい。

米・官・業・政・電は、ピラミッドの構造をしているというのが私の認識である。

ピラミッドの頂点に位置するのは米国である。

日本の司令塔、日本の既得権益の頂点に位置するのは、「米国」・巨大資本なのだ。

(植草一秀氏の説)


http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/11144.html

コメント [政治・選挙・NHK253] 警視庁が捜査開始「ジャパンライフ」と安倍政権のただならぬ関係! 首相の最側近やメシ友記者が広告塔で7千人の被害(リテラ) 赤かぶ
22. 2018年11月20日 17:49:06 : b4qDb2gYnQ : eeaA11DlQW0[37]
なけなしの尊いお金が・・・。汚い手に・・・。
ざくざくのお金がお化けなって悪い輩を取っちめる。
江戸時代の浮世絵師国芳さんが現代にいたらそんな風刺絵を描いてもらいてぇな。

それにしても、
政治への風刺が寒い中、東京新聞の佐藤正明氏の風刺絵は最高に面白い!!!


http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/794.html#c22

コメント [政治・選挙・NHK253] 言葉のすり替えブーム 発端は永田町/政界地獄耳(日刊スポーツ) 赤かぶ
3. 2018年11月20日 17:49:52 : imf801LpCA : KNUNKvDsBfI[411]
「敗戦ではなく終戦」
「負けたから堕ちるのではない人間だから堕ちるのだ」
「戦力ではなく最低限の実力組織」

小型なら核も持てます♪
http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/822.html#c3

コメント [政治・選挙・NHK253] またスピン、ゴーン会長逮捕 入管法改悪の目くらまし(田中龍作ジャーナル)  赤かぶ
58. 2018年11月20日 17:50:39 : I06kUeD8iM : Pokccs7o7wE[144]

日本のテレビはイカサマだらけ 今やってる相撲もそう白鵬などのモンゴル勢が強すぎる為無理やり休場させ
日本人横綱稀勢の里に舞台を作ったんだが実力が伴わずズッコケる始末オワライです普通は去年の暮で引退です

諸悪の根源は国際金融資本CIAの犬NHKをはじめとするテレビ局
国民は皆知っているただ声に出さないだけです

貴乃花は来年の参院選直前にまた例のごとくテレビが大騒ぎします手口バレバレ


    
http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/811.html#c58

コメント [政治・選挙・NHK253]
85. 新共産主義クラブ[-3630] kFaLpI5ZjuWLYINOg4mDdQ 2018年11月20日 17:54:00 : ISNO64peMo : d_8aNFJCVGs[10]
>>65 「ゆでガエル」さん
>この様な状況などを推察すればむしろ亀井と嘉田は最初から話ができてたものと思います
>もちろんその背後には巨大な腐敗権力が存在する事は自明の理でしょう
 
 
 亀井静香と嘉田由紀子が、共謀して小沢一郎を嵌めたという見方には疑問を持ちます。
 
 亀井静香は嘉田由紀子に対して、「選挙期間中は、ダーティなイメージの小沢一郎に代わって、クリーンな嘉田さんが前面に出て闘ってくれ」「選挙後は、小沢さんのことは気にせず、嘉田さんの思い通りにやってくれ」などと、おだてていたかもしれません。
  
 しかし、公安警察出身の亀井静香が、手練の実力者である小沢一郎を欺いて、「日本未来の党」をわざと負けさせて、小沢一郎の勢いを削ぐ計画について、政治経験の浅い嘉田由紀子に対し、筋書きの全てを知らせていたはずがないと思います。
 
 それどころか、亀井静香や安倍晋三は、小沢一郎の子飼いの議員を落選させるだけでなく、嘉田由紀子や阿部知子をも政界から消し去るつもりだったと考えています。
 
  
 原発事故が起きた時に、公安が最も警戒していたことは、反原発運動が勢いづいて、それが左翼運動と結びつくことだったと考えられます。
 
 亀井静香や安倍晋三の目的は、小沢一郎の勢いを削ぐと同時に、左翼を反原発運動の中心に立たせないことだったと考えられるのです。
 
 そのために、公安は先んじて、右翼団体に反原発運動をやらせたのでしょう
 
 亀井静香や安倍晋三は、菅直人ですら左翼とみなしていて、菅直人と近い飯田哲也や、当時、社民党に所属していた阿部知子、社民党の支持を受けて滋賀県知事になった嘉田由紀子ら、左派や左派に近い人達が脱原発運動の中心を担わないようにするため、選挙で負けさせることを目的にして、「日本未来の党」を結党させる計画を立てたのではないかと、今の私は推察しています。
 

http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/753.html#c85
コメント [政治・選挙・NHK253] 志位和夫さん「亀井静香氏と対談。亀井氏は『米軍基地は米国のためにある。日本のためではない。日米安保だって要らない』」 赤かぶ
86. 日高見連邦共和国[11352] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2018年11月20日 17:54:48 : pYBiRhRShY : JUWRjmwQc1E[2583]
あと、これは決してタマちゃんの書き込みに答えるコメントではありませんが、
『専守防衛』とは、『まず敵の一撃を受ける覚悟』の元に選択されるものです。

それが、戦闘機への機銃掃射か、的を外したミサイルの山林への落下か、
首都への『先制核攻撃』か、それらの可能性を全て許容するものです。

ですので、日本人は今一度この“現実”を捉え直して、我が国の防衛の
要として『専守防衛』を堅持するのか、別の道を選ぶのか考えるべき時です。

私は現実論として、断固『専守防衛』を維持すべし、と主張する者です。
このイカれた世界にあって『まず敵の一撃を受ける覚悟』ほど崇高なものはない。

そもそも兵器は『鉾と楯』。互いに競い合えば無限にインフレートする“魔物”だ。
それで“飯を食う連中”が居るって現実に、私は心からの嫌悪、いや憎悪を隠しません。

そして、『専守防衛』の結果としてこの日本(民族)が滅びてしまったってイイじゃないか。
これは“暴論”と承知して言うのですが、人類の進化論から言えば“正論”かもしれませんヨ。

http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/753.html#c86

コメント [昼休み54] 『小笠原誠治の経済ニュースゼミ』の小笠原誠治氏は完全なアホだった 中川隆
21. 中川隆[-13659] koaQ7Jey 2018年11月20日 17:55:24 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-20956]

学校教育の目的は日本人の愚民化


三浦朱門

2000年7月、ジャーナリストの斎藤貴男に、新自由主義的な発想から「ゆとり教育」の本旨は

“100人に2〜3人でもいい、必ずいる筈”のエリートを見つけ伸ばすための「選民教育」であることを明言。

「出来ん者は出来んままで結構、エリート以外は実直な精神だけ持っていてくれればいい」

「限りなくできない非才、無才には、せめて実直な精神だけを養っておいてもらえばいいんです」

「魚屋の息子が官僚になるようなことがあれば本人にも国民にとっても不幸になる」など]。

教育課程審議会において、ゆとり教育について


「私は今まで数学が私の人生に役立ったことは無く、大多数の国民もそうだろう」

とゆとり教育を推進する当時の文部事務次官の意向に沿った 発言を行ない、以後のゆとり教育を加速させた。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E6%B5%A6%E6%9C%B1%E9%96%80


2016-07-07
弱肉強食の資本主義が最後に生み出すのは階級社会の固定化


富裕層の子供と貧困層の子供は、生活環境が違う。富裕層の子供たちは心地良い環境で暮らすことができて、明日の食事の心配をすることもなく、親の資力を使って「良い学校」に通うことができる。

良い学校とは、子供たちの能力や学力を向上させてくれる思慮深い教師がいて、子供たちをバックアップする環境が教室にあって、安全で、清潔な学校である。

良い学校は、その環境を維持するためのコストがかかるので、それが学費に反映される。

だからこそ富裕層の子供しか通えない私学が存在し、そこで子供たちは生まれ持った能力をより良く向上させていくことができる。

貧困層の子供たちは親の財力からして、こうした「良い環境」の学校には入れない。そのため、近所の学費の安い学校に通うことになる。

こうした学校は多くが公立なのだが、欧米でも途上国でも同じく、公立学校というのは荒廃しやすい状況にある。

その理由は別に難しいことではない。教育にも弱肉強食の資本主義が取り入れられるようになって、教育の場は著しく荒廃していったのだ。


教育の現場に資本主義を取り入れて生まれた結果

アメリカの教育の環境が変わっていったのは1980年代以降であると言われている。

何が起きたのか。

この時代、アメリカの大統領となったロナルド・レーガンは、「新自由主義」の信奉者であり、「小さな政府」をスローガンにして政策を推し進めていた。

「小さな政府(リミテッド・ガバメント)」とは、政府の関与をどんどん小さくして、ほとんどのことは民間に任せるという政策を言う。

これによって民間ではダイナミックな競争が生まれ、その競争によって世の中が進化するのではないか、という思想がその根底にある。

レーガン大統領はこれを「レーガノミクス」と名付けて、すべての分野に当てはめていったのだが、教育もまたこの自由競争の中に放り込まれた。

その結果、公立学校では国からの補助金が削減されていくことになり、教師の賃金も下がり、学校の施設・備品も補充されることもなくなり、学校の環境はどんどん悪化していった。

給料が下がると、優秀な教師から消えていく。公立学校の予算が削減されていくのが既定路線になると、優秀な教師は最初から公立学校の教師にはなろうとしない。

教師の質が落ちると問題児も放置される。また優秀な生徒も問題児の影響を受けて学力が低下していく。そうすると、富裕層の親たちが子供をそこから引き上げて私立の学校に入れるようになる。

こうした流れが延々と続いた結果、1990年に入る頃になるとアメリカの教育の場は、荒れ果てた公立学校と、良い環境と良い教師が揃った私立学校と完全に分離するようになった。

教育の現場に資本主義を取り入れると、富裕層と貧困層の子供たちが分離する結果となったのである。


教育の格差は、子供たちのその後の人生は大きく左右することになる。


貧困層の子供たちは、スタートから出遅れていく

アメリカでは今、ケンブリッジ大学でも、マサチューセッツ工科大学でも、ハーバード大学でも、女子学生に対するレイプが多発していて問題になっている。

しかし、これは「あり得ないことが起きた」という反応ではなく、「いよいよ名門大学でも起きるようになった」という捉え方をされていることに注意すべきだ。

アメリカの最底辺の公立学校では、学校内でドラッグが蔓延し、レイプ事件が起き、時には銃撃事件も発生するほど荒れているのはよく知られている。

こうした底辺の学校の日常が「いよいよ名門大学にもやってきた」という捉え方なのだ。荒れた学校が存在し、暴力が恒常化しているのである。

貧困層の通う学校が荒れ果てて学力低下が止まらなくなるのは、別にアメリカだけの話ではない。イギリスでもフランスでもまったく事情は同じだ。

貧困層の子供たちが学力荒廃の流れに絡み取られてしまうのは、本人の資質を問う前に、劣悪な環境を問わなければならない。

教育に理解のない親兄弟、教育に適していない家屋、教育に適していない共同体、貧困による栄養不足や飢えが一度に子供たちに襲いかかってくる。

その上、教育に必要な書籍や備品も経済的な理由で揃えることができないこともある。飢えていたり、服装が粗末だったりすると、いじめに遭う確率が高まる。

そして、経済問題の悪化が知能を低下させる大きな理由になっていることも知られている。

(「お金がない」ということ自体が、知能を低下させる理由)
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20131009T0413150900.html

貧困層の子供というのは、「学ぶ」ということに対して、富裕層の子供よりも思った以上にハンディをかぶっているのだ。資本主義社会では体力ではなく知力が重要視されるので、貧困層の子供たちはスタートから出遅れる。


貧困層の子供というのは、「学ぶ」ということに対して、富裕層の子供よりも思った以上にハンディをかぶっているのだ。資本主義社会では体力ではなく知力が重要視されるので、貧困層の子供たちはスタートから出遅れる。


弱肉強食の資本主義が最後に生み出すのは階級社会

日本では1990年から明確に経済が衰弱していくようになり、じわじわと貧困層が生まれて来た。

それが社会で見えるようになっていくのは2000年に入った頃だが、本来はここで対策を打たなければならなかったのに、当時の小泉政権がしたのは真逆の政策だった。

小泉政権は貧困層を支援するのではなく、むしろ「新自由主義」という弱肉強食の資本主義を取り入れて、貧困層を思いきり見捨ててしまった。

小泉政権時代、経済財政政策を担当していた竹中平蔵という男はロナルド・レーガン大統領が行った「小さな政府(リミテッド・ガバメント)」の政策をそのまま日本に持ち込んで、教育も含めてすべてを民間の競争の渦に放り込んだ。

こうしたことから、日本でも明確に教育の劣化が起きるようになっている。この流れは止まらないと考えられている。

日本でも公立学校は荒れ、高い学費の私立学校が好環境になるという二極化になりつつあり、現職の教師もこうした現状に警鐘を鳴らしている。

やがては日本も貧困層の子供たちは学力が低いまま放置されて、永遠に資本主義の底部に押し込められることになる。

親の財力で子供の将来が決まるというのは、言うまでもなく「貧困の固定化」を生み出す。つまり、貧困層の子供は貧困層に、富裕層の子供は富裕層になる社会の誕生だ。

名門大学の学費は異様なまでに高くなり、すでに金持ちしか通えないのが現実だ。

富裕層の子供は学力がなくてもコネで名門大学に入ることができるようになり、逆に貧困層の秀才は学力があっても経済力がないので名門大学に入れない。

弱肉強食の資本主義が最後に生み出すのは、もがいてもあがいても抜けられない底知れぬ階級社会である。

世界はグローバル経済に覆われ、そのグローバル経済の正体が弱肉強食の資本主義であるのであれば、全世界が階級社会に向かっているということになる。

貧困層の子供は貧困層、セックスワーカーの母親の娘はセックスワーカーという途上国で見られた構図は、今後は先進国も含めて全世界で当たり前になるのかもしれない。


世界はグローバル経済に覆われ、そのグローバル経済の正体が弱肉強食の資本主義であるのであれば、全世界が階級社会に向かっているということになる。弱肉強食の資本主義が最後に生み出すのは、もがいてもあがいても抜けられない底知れぬ階級社会である。
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20160707T0251420900.html

「教育を与えない」が、体制にとって非常に重要な理由とは


インドではダリット(不可触民)というカーストがある。「人間ではない。それ以下だ」と呼び捨てられ、差別されている人たちだ。

(人間以下(Sub-human)と呼び捨てられて、生きている人たち)
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20120731T2334260900.html


彼らは今も安い労働でこき使われている。

女性は売春宿に売り飛ばされたり、排泄物の汲み取りや、動物の死体の処理など、人のやらない仕事を強制されていることが多い。

(人間の排泄物を両手で集めることを強いられた人たちがいる)
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20120923T0236040900.html


そんな彼らはまさにインドの隠された奴隷である。

ダリットは激しい差別を受けているのだが、その差別のひとつとして「教育を与えない」というものがある。なぜ教育を与えないのか。

教育を受けて、ものを考えられるようになると、自らの立場を「知る」ことになる。そうすると、社会がおかしいことに「気づく」。自然と「反抗心」が芽生え、現状を変えようと「立ち上がる」人間が出てくる。

そうなると奴隷状態に置かれていた人間が次々と「目が覚めて」しまって、奴隷制が維持できなくなる。だから、教育を与えない。支配者は、最終的に奴隷化する人から教育を奪い、無知なまま生きてくれたほうが都合が良い。

だから、教育を絶対に与えないのである。


教育を与えないというのは、体制にとって非常に重要

アフガニスタンやパキスタンでは、女性が教育を受けようとすると命を狙われる。学校が襲われて飲み水に毒を入れられたり、学校に通う女学生が撃たれたりする。

女性に教育を与えない。なぜなら、教育を受けることによって女性が目覚め、自分たちが抑圧されていることに気がつき、現状を変えようと立ち上がる人間が出てくるからだ。

そうすると、イスラムを「おかしい」という女性が出てくる。あるいは男尊女卑に疑問を持つ女性も出てくる。男女平等だと言い出し、女性が家長制度を脅かすかもしれない。

だから、女性には教育を与えず、考えることすらも禁じて現状が当たり前だと思わせておく。

それでも教育を受ける少女が出てきたり、教育の大切さを訴える「邪魔」な少女が出現する。そんなときは、マララ・ユスフザイのように撃たれたりする。

このような事件があると女性は萎縮し、無知であることに甘んじて声を失っていく。

私たちは部外者なので、イスラム国家の女性が奴隷化されていることは分かる。しかし、当のイスラム女性たちは、自分が奴隷化されていることに気がついていないことも多い。

子供の頃からイスラムに従順であることが当たり前になると、それが世界のすべてだから違う世界が分からないのである。部外者は分かるが、当事者は分からない。

だから「教育を与えない」というのは、体制にとって非常に重要であることが分かる。

教育は一部の人間、すなわち体制側の人間や為政者やエリートだけが受けていればいいのであって、一般大衆は「言われたことだけをロボットのように行う人間」であることが望ましい。

いちいち何かを考えて、体制側のシステムに立ち向かって反旗を翻すような人間が増えるのは望んでいない。むしろ、そんな人間が出ないようにしたいと考えている。


国民から教育を奪い取った方が都合が良くなった

イギリスの産業革命以降、先進国社会では国民に教育を与えることによって、他国よりも経済的競争力がついた。だから、為政者は他国よりも有利になるために、国民に対して教育を促進していた。

教育がつけば、より複雑な工業製品が作れるようになり、それが社会に恵みをもたらした。

そして、国が豊かになれば、為政者たちも豊かになる。だから、国民に教育を与えるにはすばらしいメリットを享受する施策であった。その流れはずっと続いて来た。

しかし、もう状況が変わった可能性がある。

グローバル化によってグローバル経済に参加する国では教育の平準化が行われて、どこの国でも労働者は一定の水準が保てるようになっている。

そのため、企業は自国の労働者に頼る必要がなくなった。そもそも先進国の高度な知識を持った人間は高賃金を要求するのでコスト削減には逆行するので使いにくい。

優秀であれば国籍を問わず経営者も雇えるようになったので、国民全員に教育を施すよりも、そういう人材を即戦力で雇った方がコストが安くなっているのだ。

労働者の質は平均化されているので、むしろ高度な教育のない安い賃金で雇える労働者の方が使いやすいと企業は考える。使い捨てできるからである。

国家も財源が不足するようになって、教育を与えるということが負担になっている。そして、国民に必要以上の教育を与えることによって、為政者に刃向かってくるデメリットのほうが大きくなっている。

誰もが高度教育を受けられるようになると、もう教育そのものが陳腐化して、強みにもメリットにもならない。だから、先進国では逆に国民から教育を奪い取った方が為政者にとっては都合が良くなりつつある。


奴隷に見えない。しかし、実は奴隷だった

下手に教育を与えると、国民はいろんなことを考えて「目覚めて」しまう。社会で自分たちの立場が為政者に抑え込まれていることに気付き始めて反抗を始める。

だから教育を与えているように見えて、教育の成果をどんどん奪っていくような社会構造ができあがる。具体的には、以下のような社会になっていく。

・学校をレジャー化させ、教育させない。
・テレビ・映画・映像に浸らせて考えさせない。
・スポーツ観戦に夢中にさせて考えさせない。
・セックス・ポルノに夢中にさせて考えさせない。
・ゲームに夢中にさせて考えさせない。
・ギャンブルを与えて夢中にさせて考えさせない。
・本を読ませず、深く考えさせない。

これによって教育を受けているように見えて実は教育をすべて打ち消し、結果的には国民は完全なる無教育の状態に戻されてしまうのである。

「考えさせない」環境をどんどん作り出して知能を劣化させ、結果的に無教育にしていく。これを「衆愚化政策」という。「パンとサーカス」を与えて関心をそちらに寄せておき、政治を転覆させないようにする手法だ。

この愚民化の風潮は止めることができるものだが、社会的にはまったく止められる兆候もなく、むしろ加速させられている。学校が衆愚政策によって学力低下を強化されている。

自然にそうなったのではない。学力低下、愚民の方向に誘導されているのである。

かつて「奴隷」と呼ばれる人間が存在していたことは誰でも知っている。途上国では、女性や貧しい人々が意図的に教育を奪われていることを私たちは知っている。

しかし、先進国に暮らす私たちも実は教育を奪われている可能性があるということには気付かない。外部から見るとその人は奴隷的な境遇だと分かるのだが、自分が当事者であると自分が奴隷だとは気付かないのだ。

「一見自由を与えられているように見える。奴隷に見えない。しかし、実は奴隷だった」

私たちは気がつかないうちに、衆愚政策で奴隷にされているのかもしれない。まさかと思うかも知れないが、嘘ではない。場合によっては、私たちはもう手遅れかもしれない。
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20160401T0037520900.html

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富裕層が仕掛けているのは、自分たちが100戦無敗になる方法


100戦無敗になるにはどうしたらいいのか。簡単だ。徹底的に弱い相手と戦うことだ。たとえば、大人は3歳児と戦ったら必ず勝つ。

大人が常に3歳児と戦い続ければ、常に勝ち続けることができる。それは勝負ではなく、リンチになるはずだ。大人はその気になれば、殴り殺すことさえ可能だろう。

だから、スポーツはこういった「大人vs子供」のような、最初から勝負が分かりきっているような組み合わせを禁止する。惨劇を避けるためだ。

それを不服として、大人が「自由に勝負させろ」と叫んでいたら、どうかしていると思われるはずだ。

しかし、それはスポーツの世界だからどうかしていると思われるだけで、実社会ではそのあり得ない競争が行われる世界なのである。

100万円の資産しかない人間が、100億円の資産を持つ企業と無理やり競争させられるのが資本主義の掟である。巨大な者が「もっと自由を」という時は、「弱者を叩きつぶす自由をくれ」という意味なのである。


落ちこぼれた人間には金すらも出したくない政府

「どんどん競争させろ。競争のルールは必要最小限にしろ。弱い者がどうなったところで知ったことではない」

これが資本主義を拡大解釈した「市場原理主義」の正体である。日本は2000年に入ってから、この弱肉強食の市場原理主義が小泉政権下で組み入れられた。

事実上の実行者は、当時、経済財政政策担当大臣と金融担当大臣を兼任していた竹中平蔵だった。

この男によって社会経験の浅い若年層は非正規労働者に追い込まれ、どんどん生活が不安定化しくことになる。

こういった格差が生まれるのは当然だと竹中平蔵は言っている。さらに、「日本はまだまだ格差が少ない社会だ」との認識も示している。

つまり、もっと激しい競争社会して、それによって弱者がもっと増えても別に構わないというスタンスである。さらにこの男は2016年に入ってからトリクルダウンも否定している。

トリクルダウンというのは「資産家や大企業を先に豊かにすると、富が国民全体にトリクルダウン(滴り落ちて)、経済が成長する」というものだ。

ケ小平の唱えた「先富論」に似ているものだが、竹中平蔵はそのトリクルダウンもないと言った。強い者はどんどん富むが、その富は弱者に回らない弱肉強食の社会を日本に取り入れたのがこの男である。

竹中平蔵は派遣会社の会長なのだが、派遣会社というのは労働者の稼ぎをピンハネする事業をしている。ピンハネして、要らなくなったら捨てる。

その結果、労働者が弱者になったとしても「それは、その人の自己責任だ」と言うのが竹中平蔵の理論なのである。

弱者など、どうでもいい。落ちこぼれた人間には金すらも出したくない。だから、この男が小泉政権下でしたのは、社会保障支出の大幅な削減だった。

その結果、高齢者も、障害者も、シングルマザーもみんな追い込まれて、生活保護受給者は大幅に増えることになった。


努力しても這い上がれない社会が来ている

弱肉強食の市場原理主義を取り入れればそうなることは、はじめから分かっていた。なぜなら、強欲な資本主義の総本山だったアメリカがそうなったからだ。

アメリカではレーガン政権がこの市場原理主義を推し進めた結果、1%の富裕層と99%の低賃金層という超格差社会を生み出して、今でもその格差の分離は広がっている。

アメリカでは、強者と弱者が明確に分離しており、その格差は極限にまで近づこうとしている。富める者はさらに富み、貧しき者はさらに貧しくなっている。

中流階級は激減し、2010年には貧困者が4620万人に達した。7人に1人は貧困層だ。さらに、予備軍まで入れると、3人に1人は生活に追われている状況になっている。

問題なのは、この格差が固定化しつつあるということだ。アメリカン・ドリームはすでに消失している。努力しても這い上がれない社会がやってきているのである。

当然だ。競争を開始する時点での条件に大きな格差がついている。スタートラインが富裕層と貧困層とではまったく違う。正当な競争になっていないのである。

貧困層は満足な給料がもらえない職業を転々とするしかなく、結局、働いても働いても豊かになれないワーキングプアが常態化してしまう。

貧困が固定化するのは、次の5つの要因がある。

(1)生活に追われ、疲れて何も考えられなくなる。
(2)低賃金で自分も子供も教育が受けられなくなる。
(3)金を含め、あらゆるものが不足してしまう。
(4)這い上がれない環境から自暴自棄になっていく。
(5)社会的影響力がなく、権利は保障されない。

いったん貧困に堕ちると、この5つの要因が同時並行で始まっていき、その中で押しつぶされてしまう。

これは、アメリカだけの問題ではなく、今や日本の底辺の問題でもある。すでに、日本の底辺もこの5つの要因にがんじがらめにされて、這い上がるのが絶望的に難しい社会になっているのである。


アメリカでは、強者と弱者が明確に分離しており、その格差は極限にまで近づこうとしている。富める者はさらに富み、貧しき者はさらに貧しくなっている。


貧困層は、相変わらず見捨てられていた

格差が固定化されるというのは、富裕層と貧困層の超えられない一線ができるということである。人々は分離し、この両者は次第に違う文化を生きることになる。

暮らす場所も、食べる物も、通う学校も、遊ぶ場所も、付き合う人も、すべて違っていく。そして、この両者は互いに相手に無関心になり、話す言葉すらも違っていくようになる。

日本もそうなる危険性が高い。格差は固定化して、堕ちてしまった人は、社会から見捨てられて生きるようになっていく。

2014年3月。私は10年ぶりにインドのコルカタに向かって、インドの貧困地区がどうなっているのかを確認しに行った。

その結果、どうだったのか。書籍『絶対貧困の光景』で書いたのだが、かつての貧困層はインドの経済発展からものの見事に取り残されていた。

コルカタは、確かに一部は経済発展していた。

ところが、貧困層はまったく経済発展の恩恵に浴していなかったのだ。彼らは社会から無視され、相変わらず社会から見捨てられていた。

10年前、貧困の中で生きていた女性たちは今もまだまったく同じ状態で放置されていた。彼女たちは路上で暮らし、路上で物乞いをし、スラムは相変わらずスラムのままだった。

先進国と変わらないマンション、ショッピングモールができていて、富裕層がベンツを乗り回しているその横で、10年前に貧困層だった人たちは、まだ路上を這い回って生きていた。

(堕ちたら、這い上がれないのだ……)

竹中平蔵が言った通り、「トリクルダウン」など、影も形もなかった。貧困層に富はこぼれ落ちていなかった。完全に置いてけぼりだ。

そういった状況は私もよく知っていたはずだった。しかし、実際にそんな現状を目の前に突きつけられた時に感じたショックは、決して小さなものではなかった。

格差が固定化され、弱者が見捨てられ、貧困層が大量に増え続ける社会がどんなに悲惨な社会なのか、日本人はもっと真剣に考えるべきだ。

日本はそんな道を辿ろうとしているのである。


スラムの子供たち。富める者は富み、貧しい者は奪われるのであれば、この少年と幼い妹には未来はない。
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20160118T0438270900.html


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2016-02-06
難民・移民が流入して大混乱しても、それが止まらない理由


移民問題・難民問題は、今やユーロ圏を揺るがす火薬庫と化してしまった。

排斥デモ、異民族敵視、憎悪、相互対立は、多民族国家を目指した国のほとんどが経験している。多民族共生というのは、口で言うほど簡単なものではない。

共生どころか、むしろ衝突となり暴力の応酬となってしまう。当然だ。ひとつの地域に、文化がまったく違って、考え方も根本からして異なる人たちが押し込まれる。

民族によっては、マナーも違えば、常識も違えば、言葉も違えば、人種も違う。

何もかも違った人間がどんどん増えていくと、受け入れる側からすると、自分たちの文化が侵略されていると捉えるのは、避けられない。こういった対立は、これから世界中で吹き荒れることになる


しかし、だからと言って、移民・難民の流入や、多民族国家の動きが頓挫するとは、絶対に考えない方がいい。

どんな問題が起きても、どんな激しい国民の抵抗が起きても、グローバル社会に参加した国家では、それが強引に行われていくことになる。

なぜなら、グローバル化していく社会の中で、国家という枠組みが邪魔になっており、今は「国家」という枠組みを取り壊そうとする動きが加速しているからである。

「自国文化を守ろう、自国の歴史を大切にしよう」という動きは、「保守」とは呼ばれず、「極右」とグローバル・メディアによってレッテル貼りをされている。

世界中のメディアは、保守を必ず「極右」として扱い、レイシストと断定する。それはグローバル化を後退させる動きなので、「絶対に許されない思想」と認定して、封印されていく。

グローバル化を阻止する動きは、絶対に許されない。

多国籍企業、金融市場、巨大メディアは、グローバル化する社会の中で支配権を拡大していく過程にある。

世界を動かしているのは国民ではなく、多国籍企業、金融市場、巨大メディアである。そして、これらの企業の各ステークホルダー(関係者)たちである。

全員が揃って陰謀に荷担しているという見方もあるが、実際のところは、陰謀論によって動いているというよりも、グローバル化した方が「より儲かる」というシンプルな原則によって突き動かされていると言った方がいい。

儲かるのなら、儲かる方向に向かって資本が殺到していく。それがあたかも何らかの指示があるように一方方向に動いているように見える。

事業家や金融資本は何者かに命令されて動いているわけではない。儲かる方向に向かって動いていたら、それはグローバル化の方向だったのである。


ロンドンの光景。もうすでにロンドンでは44%近くが非白人となっていると言われている。移民・難民の流入や、多民族国家の動きは止まらない。


儲かるから、グローバル化が推し進められるのだ

グローバル化したら、世界のすべてが多国籍企業にとって市場になる。そうなれば、単純に儲かる。だから、多国籍企業はぶれることなくグローバル化を推し進める。

グローバル化したら、賃金の安い国で物を製造することができるようになる。そうなれば、コスト削減できる。そして、競争力が付いて儲かる。

グローバル化したら、移民が大量に入ってきて、やはり低賃金で人が雇えるようになる。そうなれば、またもやコスト削減ができる。だから、移民政策や、多文化主義は推進されるのだ。シンプルだ。

貿易を行うに当たって、国をまたぐたびに関税を取られたら損をする。だから、国がなくなればいいと考えるのが多国籍企業でもある。儲けのためには、関税を取る国家という存在が邪魔なのだ。

販売を行うに当たって、各国の違いに合わせて商品をローカライズするのは無駄なコストである。言語が英語か何かで統一できれば、ローカライズする手間がなくなる。だから、国がなくなればいいと考えるのが多国籍企業である。コストのためには国家という存在が邪魔なのだ。

販売を行うに当たって、文化が違っているとやはりその国に合わせなければならないが、それも無駄なコストである。だから、移民を入れて、混ぜて、独自文化を薄めさせれば、文化に合わせる手間もなくなる。

だから、文化がなくなればいいと考えるのが多国籍企業でもある。移民・難民を大量に入れて「多文化共生」にするのは、その国の独自の文化を消すのに最良の方法だ。


パリの光景。41%が非白人の人口となっている。グローバル化したら、移民が大量に入ってきて、低賃金で人が雇えるようになる。そうなればコスト削減ができる。だから、移民政策や、多文化主義は推進される。


世の中は多極化しているのではない。逆だ

ありとあらゆるものが、国家の消滅、国家の役割縮小、国家の無力化を目指している。上記以外にも、そんな動きは次々と動いている。

通貨が違っていれば、為替の変動というものに注意を払わなければならず、それは多国籍企業にとっては手間である。国家をブロック化するか、もしくは国家を消滅させれば為替も統一するので便利だ。だから多国籍企業は、通貨の統一を邪魔する国家という概念を消し去りたい。

巨大メディアも、言語・文化がどんどん統一されていけば、情報収集も、情報提供も、世論誘導もやりやすい。だから、グローバル化に乗るのは「得する」動きだ。そのために、言語・文化の守り手である国家を消滅させたい。

インターネットもまた、「情報」という分野で世界を統一しようとする動きである。インターネット企業は、世界がグローバル化すればするほど儲かる仕組みになっている。だから、国家間の情報遮断は許しがたいことであり、やはり国家という概念を消し去りたいと思っている。

グローバル化は、それを突き詰めると、世界が「ひとつ」になるということだ。世界が「ひとつ」というのは、要するに国家も、文化も、言語も、通貨も、すべてが「ひとつ」になるという意味である。

現在、そのような社会に向かっている。世界は多極化しているのではない。完全にその逆だ。

グローバル化の動きは、「ひとつ」になる動きだ。国家のブロック化は、「ひとつ」になる動きだ。多文化主義の動きは、「ひとつ」になる動きだ。金融市場の国際化は、「ひとつ」になる動きだ。移民促進の動きは、「ひとつ」になる動きだ。

グローバル化によって、世界は統一化されようと動いている。多極化しているというのは、単に政治の力学の話であって、世の中全体の動きではない。

多極化していると見せかけて、世の中はグローバル化によって「ひとつ」になろうとしているのである。

絶対に移民政策が止まらないのは、世界が「ひとつ」になるためだ。本当に、単純な話だ。そうすれば多国籍企業、金融市場、巨大メディアは儲かるのである。そして今や、すべての国がグローバル化に向かって暴走している。
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20160206T0136500900.html


http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/319.html#c21

コメント [政治・選挙・NHK253] 大人も答えられない「正しいあいさつ」を小2に押しつけ 安倍政権が推進 アブない道徳教育(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
7. 2018年11月20日 18:00:56 : LmJkuJGQkc : mlGiI0dDCYs[98]

朝鮮血筋の人間のクズ集団=安倍自公カルト統一教会・創価学会・インチキ政権によって教育が破壊され、子どもたちまで狂気の世界に追い込まれている。道徳を教えるなら、安倍政晋三の応援本を書いた強姦魔・山口敬之が逮捕を免れて野放しになっている事実を取り上げ、道徳的な観点で話し合いをさせるべきだろう。すべての悪の元凶は、人間のクズと蔑まれながらも選挙で圧勝したとする大規模な不正選挙に起因している。選挙が正常に機能していたなら、あんなチンパンジーのような人間のクズが総理になれるはずもない。官房機密費を持たせて上野動物園に引き取ってもらうべきだ。

>溢れ出る痴性、「にっきょーそ」と叫ぶアベ・ブラザーズ!
http://blog-imgs-74.fc2.com/k/i/m/kimito39gmailcom/20150224173803569.jpg
>あまりにも対照的な、枝野コールと逃げ回る国難のアベ:https://imgur.com/a/99SNP

>白川勝彦〜永田町徒然草〜選挙監視団を組織せよ。
http://www.liberal-shirakawa.net/tsurezuregusa/?itemid=1657
>【拡散!】仙波敏郎氏が阿久根市の期日前投票で不正があったと講演会で爆弾発言!
http://etc8.blog.fc2.com/blog-entry-894.html

>何度も言うが、元凶は不正選挙だhttps://www.reddit.com/r/tikagenron/comments/6exmxv/
現在の政治状況で有効なカードは「不正選挙の追及」「国際的な選挙監視団の招聘」以外にない。もちろん自民党は汚物だし、野田は豚だが、安倍に文句を言うヤツも、野田や「民進党の心ある議員」にアドバイスをするヤツも、不戦選挙の追及を柱に立てないのなら、共謀罪の成立や現支配体制の補強に寄与しているのと変わらない。プロレスでヒールに野次を飛ばそうがベビーフェイスの戦い方に文句をつけようが、筋書きを変化させることなどできはしないだろう。

*アッラー・アクバル、アッベー・クタバル!、今すぐ逝ってよし!!!


http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/825.html#c7

コメント [政治・選挙・NHK253] 志位和夫さん「亀井静香氏と対談。亀井氏は『米軍基地は米国のためにある。日本のためではない。日米安保だって要らない』」 赤かぶ
87. 日高見連邦共和国[11353] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2018年11月20日 18:02:51 : pYBiRhRShY : JUWRjmwQc1E[2584]
>>85

>政界から消し去るつもりだったと考えています。
>それが左翼運動と結びつくことだったと考えられます。
>右翼団体に反原発運動をやらせたのでしょう
>今の私は推察しています。

極めて興味深い論考だが、如何せん論理展開が幼すぎる。(笑)

『〜と考える』、『〜でしょう』、『〜と推測する』。つまり、客観的根拠は“無し”って事だろ?

あとサ〜、当時『嘉田』さんを担ぐのに、達増岩手県知事も大きな役割を担ったんだが、
その当たりへの考察がないから、薄っぺらで通り一辺倒の“ゴシップ”にしかなってない。

点数つければイイとこ『10点』だ。ヒントも教えてあげたんだ。もっとがんばれ〜。(笑)

http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/753.html#c87

コメント [政治・選挙・NHK253] 志位和夫さん「亀井静香氏と対談。亀井氏は『米軍基地は米国のためにある。日本のためではない。日米安保だって要らない』」 赤かぶ
88. 22A[798] glGCUUE 2018年11月20日 18:03:11 : LKXRYf922A : cCBGkda1vHE[2611]
こっちこそ,ぼけ老人氏のような現状肯定の石頭にはもう付き合っていられない。

ところで日高見さん

安保条約に関する問いかけに対する返答は,気長に待っているけど,その前に一つ教えてあげる。

2016年の参議院選の比例区で,もし野党が統一名簿をつくったらどうなったかをドント式でシミュレーションしてみた。単に数字を足しただけだから,相乗効果や排他効果は考慮していない。ここで野党とは,民進・共産・社民・自由・国民怒りの声のことを言う。

結果は,全野党が統一名簿をつくったら,自民が1減,野党が1増。
共産を除く統一名簿だったら,全く変わらず。

もし必要なら表計算ソフトにどんな計算式を入れたのか公開してもいいよ。

>曲がりなりにも『冷戦構造崩壊』までは、歪ではあっても
米国の国益と日本の国益がほぼ重なっていた

これに対しては大いに反論がある。ベトナムを攻撃することが何で日本の国益になるんだ。



http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/753.html#c88

コメント [政治・選挙・NHK253]
89. 新共産主義クラブ[-3629] kFaLpI5ZjuWLYINOg4mDdQ 2018年11月20日 18:08:35 : UvTVJ79Wis : 0IEmwIwlsqg[2]
>>85(訂正)
 
  
 原発事故が起きた時に、公安が最も警戒していたことは、反原発運動が勢いづいて、それが左翼運動と結びつくことだったと考えられます。
 
 そのために、公安は先んじて、右翼団体に反原発運動をやらせたのでしょう。
 
 「日本未来の党」を結党させた亀井静香や安倍晋三の目的は、小沢一郎の勢いを削ぐと同時に、左翼を反原発運動の中心に立たせないことだったと考えられるのです。
 
 

http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/753.html#c89
コメント [戦争b22] 超音速空対艦誘導弾、ASM-3の開発完了、部隊配備へ(かいけつニュース速報) 怪傑
4. 2018年11月20日 18:11:10 : Xetp6ViSx2 : XAxbHCaEe2M[1]
>>3
あのさ、お前の頭の中ではミサイルは時代が経つにつれて小型化するというお馬鹿な考えの持ち主か(笑)?
軍艦を仕留めるためには対艦ミサイルの弾頭に積める炸薬の量は減らせない。減らしたら軍艦にダメージなんて与えられないからな

だから、小型化なんて出来ない。

>ロシアについては、まぁ昔から大きくて高速のミサイルを作っていたが、そういう戦術なのだろう

日本も作っていますが?ロシアは許せて日本はクソという考えに至るのかが分からん(笑)
あ、ロシア製兵器でさえ批判出来ないのか(笑)?

>日本はアメリカを中心とする西側と協力体制にあるのだ

協力だが、何もかも同じということはない。兵器の国産化は進んでいる

>その大きさとスピードではステルスの性能が低いのは簡単に予測できる

アホか(笑)
ミサイルのステルス化なんて何処の国でも考えていない。精々、航空機のみだ
アメリカがステルス巡航ミサイルを開発したけど、通常よりもコストがかかるためあまり使わない

てか、そもそもミサイルは、戦闘機とちがって再利用するわけじゃない。使い捨ての兵器なんだから、安く数撃った方が効率的
 それに基本的にステルスとそれに対処する技術は,いたちごっこで進歩するんだから、ステルスにバカみたいに金と時間を突っ込むよりも,飽和攻撃のほうがお手軽


>アメリカを中心とする西側の戦術と合わないだろう

十分に合います。てか、アメリカの場合、空母艦載機による対艦ミサイルの飽和攻撃が基本

西側どころかロシア中国も似たようなもの

>日本だけロシアみたいに物量作戦で攻撃するつもりなのか

てか、対艦ミサイル攻撃は基本そうよ(笑)?

大体、調べもしないで妄想のみでコメント書いたのだろう(笑)
まあ、最後の文は典型的なサヨクの悪口雑言

兵役とか非効率だわ。防衛費増額と自衛隊増強の方が効率いいという柔らかい発想がなぜ生まれないのか(笑)?
サヨクは徴兵制しか頭にないお馬鹿なのか(笑)?
徴兵制なんて時代遅れなのも気がつかないほど頭がボケているのか(爆)?
http://www.asyura2.com/18/warb22/msg/417.html#c4

コメント [政治・選挙・NHK253] 大人も答えられない「正しいあいさつ」を小2に押しつけ 安倍政権が推進 アブない道徳教育(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
8. 斜め中道[5698] js6C35KGk7k 2018年11月20日 18:13:29 : u12DNOjV8I : DpNsSI7B2fY[3732]
>>7 さま

アラビア語の悪罵には、「クッソクタ」というのがあるので、それも付け加えられたらいかがでしょう?

*アッラー・アクバル、アッベー・クタバル!、クッソクタ、糞野郎!!
 今すぐ逝ってよし!!!
・・・てな感じ・・・。
http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/825.html#c8

コメント [経世済民129] ゴーン逮捕の謎(小笠原誠治の経済ニュースゼミ) 赤かぶ
3. 2018年11月20日 18:22:05 : AAVP75qerU : IFwGYH5e@tY[17]
ゴーンなんて、どんなに高額報酬をとっても、所詮はお雇い助っ人外国人の
人寄せパンダに過ぎないのですし、切る側にとっては、大した人物
じゃないから、切ったんじゃないですか。
ホリエモンとか、村上ファンドと同じで、彼らも高額報酬を貰っていて、
それなりに、政治とも繋がっていたのでしょうけど、
結論から言えば、いい様に使われて潰されました。
検察にとっては、金持ちとはそういうものなんだと思います。
いいように生かされて泳がされ、都合のいいタイミングで消される。
彼らにとって株価がどうとか経済がどうとかは、
多分どうでもいい問題なんだと思います。
同じ犯罪をしても、逮捕できる人と逮捕できない人が、明瞭に分けられている。
ゴーンも外殻にいたから、都合のいいタイミングで使われただけでしょう。
http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/514.html#c3
コメント [政治・選挙・NHK253] <怒涛のマスコミ凋落>サンケイ新聞と読売新聞(simatyan2のブログ) 赤かぶ
19. 2018年11月20日 18:23:31 : kz2BzIaxug : 0st3d_clezA[1]

ヤフーニュースとかには、あほニュース流し続けるのかな。

たま〜に意外なほど良い記事もあるのだけどね。

 

http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/818.html#c19

コメント [昼休み54] 『小笠原誠治の経済ニュースゼミ』の小笠原誠治氏は完全なアホだった 中川隆
22. 中川隆[-13658] koaQ7Jey 2018年11月20日 18:23:50 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-20956]

なぜ「日本文化はいずれ死ぬ」と断言することができるのか

私たちは自国を愛しており、自国の文化、自国の言語、自国の歴史を愛している。これは誰でも心に持っている気持ちであり、国を大切にする気持ちは決して消えることはない。

しかし、「自分の国を大切に思う」という気持ちは、これから次々と踏みにじられることになる。これは現代社会の大きな方向性として、知っておくべきだ。

「自分の国を大切に思う」というのは、グローバリズムに反するものだからだ。グローバリズムは、国を消失させる動きであることは、もう誰もが気付いている。

グローバル化は文化を破壊し、最終的に国を破壊する。

そうなる理由は簡単だ。文化がそれぞれの地域で違っていると、ローカライズするのにコストがかかるからだ。

文化が違っていると、文化に合わせなければならない。「合わせる」というのが多国籍企業にとってコストであり、不確定要素になる。

国家がなくなり、文化が均質化すれば、全世界で同じ物を売ることができて、全世界に支配権を得ることができる。


独自文化は破壊される方向性にあることを認識せよ

グローバル化にとって、独自文化は邪魔だ。理解できないし、ローカライズには手間がかかるし、無視すれば市場をとりこぼすことになるからだ。

だから、私たちは気が付かなければならない。

グローバル化がこれからも進むのだから、「独自文化は破壊される方向性にある」ことを。もっとはっきり言うと、こういうことになる。

「日本文化は必ず破壊される」
「日本人は日本のものではなくなる」

日本だけではなく、すべての国がそうなる。欧米ではすでに多文化主義が執拗に推進されている。

移民が続々と入り込み、人種が地域文化に馴染まないで混乱し、国内で大きな混乱が起きているにもかかわらず、それは粛々と推進されている。

ドイツでも、イギリスでも、フランスでも、オランダでも、ノルウェーでも、すべての国でまったくブレることなく多文化主義が推し進められている。

もちろん、こういった多文化主義に反対し、「独自文化を守れ」という動きは市民の間から大きな声となって湧き上がっているのは言うまでもない。

世界各国で、次々と保守政党が立ち上がって支持されている。

しかし、こういった移民排斥の運動は、世界中で「差別主義者」のレッテルを貼られる。そして、その政党は「極右団体」と称され、グローバル・メディアによって徹底的に糾弾されて、叩き潰されていく。
http://www.bllackz.com/2013/10/blog-post_20.html?utm_source=BP_recent


_____

日本も含め、全世界は最後に同じ文化になってしまうのか?


中国やインド、そして東南アジアの各諸国が台頭してきたのは、グローバル化が加速したからだ。

グローバル化が加速するとなぜこれらの諸国が台頭することになるのかというと、簡単に言えば「人的コストが安いから」である。

では、なぜ世界はグローバル化していくのかというと、企業間の競争があって、そこでは結果的にコスト削減を徹底的に行い、利益を上げたものが勝利を手にするからである。

コストを削減するには人件費を削減するのが一番早い。

あるいは、安い労働力を使うのが良い。

当然、どこの企業もこの2つに目をつけて、この2つは同時に行われた。具体的に言うと、以下のことが、同時に行われた。

(1)賃金の高い先進国の労働者の削減
(2)賃金の安い新興国の労働者の確保

賃金の安い国はどこだったのか。それは中国であり、インドであり、東南アジア諸国であった。


残った正社員は、リストラするか賃金削減するか

先進国の失業問題は、グローバル化によって必然的に起きたことだ。

日本人の労働者がそれに巻き込まれるのは、時間の問題だったのだ。

だから、小泉政権時代からそれは加速していったが、日本はもっと早く賃金削減が起きてもおかしくなかった。

本来であれば、バブルが崩壊して企業がコスト削減に走らなければならなかった1990年代に賃金削減が起きてもおかしくなかった。

そうならなかったのは日本には終身雇用という文化があったからで、企業が無理していたという言い方もできる。日本企業にも良心があったということだ。

結局、無理に無理が重なってどうにもならなくなったので、企業側はどんどん工場を新興国に移し、本社側の人員は派遣に切り替えた。

そして、残った正社員は、リストラするか賃金削減するかの二者択一になった。

2000年代に入ってから、この両方が平行して行われたのである。

・日本の賃金はまだ高いから、正社員はもっと削られる。
・賃金はもっと削減される。

サラリーマンをやっている人間は、もはや一部分の人間しか生き残れないことになる。グローバル化の本質を考えると、どうしてもそのような動きになってしまうからだ。

すべては賃金の安い国へと仕事が流れていく。

それが中国であり、インドであり、東南アジアだったのだ。


大量のコマーシャルを流して、その文化の中に浸透

この中で、中国とインドはよく特別化されることが多いが、それは理由がある。

最も大きな理由は「人口」だ。これらの国は安い労働力を使えると同時に、支払った賃金で潤うと、人口の多さがそのまま販売の市場につながっていく。

中国とインドはこの2国だけで人口は26億くらいで地球上の人口の40%ほどを占めているから、市場としての魅力は抜群である。

そのためには、この国に巣食う貧しい人達がもう一段階豊かになる必要もある。

それで労働コストが上がったのであれば、今度はバングラやアフリカが「世界の工場」になって、そこで作ったものを中国やインドに売るという流れになる。

多国籍企業は新興国に大量のコマーシャルを流して、どんどんその文化の中に浸透している。

まさにその動きこそがグローバル化の動きであって、これがアジアを強制的に変化させている原因だ。

アジアの文化に浸ってのんびりしたいと思っていたら、アジアの姿がどんどん変わって取り残されてしまう。


その背景には、多国籍企業の顔がちらつく。

古き良きアジアは、もはや幻想の中にしか存在しない。

どんな問題が起きても、どんな激しい国民の抵抗が起きても、グローバル社会に参加した国家では、それが強引に行われていくことになる。
なぜなら、グローバル化していく社会の中で、国家という枠組みが邪魔になっており、今は「国家」という枠組みを取り壊そうとする動きが加速しているからである。

「自国文化を守ろう、自国の歴史を大切にしよう」という動きは、「保守」とは呼ばれず、「極右」とメディアによってレッテル貼りをされている。

世界中のメディアは、ナショナリズムを必ず「極右」として扱い、差別主義者と断定する。それはグローバル化を後退させる動きなので、「絶対に許されない思想」と認定して、封印されていく。

グローバル化を阻止する動きは、絶対に許されない。

多国籍企業、金融市場、巨大メディアは、グローバル化する社会の中で支配権を拡大していく過程にある。

世界を動かしているのは国民ではなく、多国籍企業、金融市場、巨大メディアである。そして、これらの企業の各オーナーたちである。

全員が揃って陰謀に荷担しているという見方もあるが、実際のところは、グローバル化した方が「より儲かる」というシンプルな原則によって突き動かされていると言った方がいい。

儲かるのなら、儲かる方向に向かって人は殺到していく。それが雪崩のような現象を引き起こす。


儲かるから、グローバル化が推し進められるのだ

グローバル化したら、世界のすべてが多国籍企業にとって市場になる。そうなれば、単純に儲かる。だから、多国籍企業はぶれることなくグローバル化を推し進める。

グローバル化したら、賃金の安い国で物を製造することができるようになる。そうなれば、コスト削減できる。そして、競争力が付いて、単純に儲かる。だから、多国籍企業はぶれることなくグローバル化を推し進める。

グローバル化したら、移民が大量に入ってきて、やはり低賃金で優秀な人材が雇えるようになる。そうなれば、またもやコスト削減ができる。だから、移民政策や、多文化主義は推進されるのだ。

貿易を行うに当たって、国をまたぐたびに関税を取られたら損をする。だから、国がなくなればいいと考えるのが多国籍企業でもある。儲けのためには、関税を取る国家という存在が邪魔なのだ。

販売を行うに当たって、各国の違いに合わせて商品をローカライズするのは無駄なコストである。言語が英語か何かで統一できれば、ローカライズする手間がなくなる。だから、国がなくなればいいと考えるのが多国籍企業である。コストのためには国家という存在が邪魔なのである。

販売を行うに当たって、文化が違っているとやはりその国に合わせなければならないが、それも無駄なコストである。だから、移民を入れて、混ぜて、独自文化を薄めさせれば、文化に合わせる手間もなくなる。

だから、文化がなくなればいいと考えるのが多国籍企業でもある。移民は、その国の「独自の文化」を消すのに最良の方法なのだ。


世の中は多極化しているのではない。逆だ。

ありとあらゆるものが、国家の消滅、国家の役割縮小、国家の無力化を目指している。上記以外にも、そんな動きは次々と動いている。

通貨が違っていれば、為替の変動というものに注意を払わなければならず、それは多国籍企業にとっては手間である。国家をブロック化するか、もしくは国家を消滅させれば為替も統一するので便利だ。だから多国籍企業は、通貨の統一を邪魔する国家という概念を消し去りたい。

巨大メディアも、言語・文化がどんどん統一されていけば、情報収集も、情報提供も、世論誘導もやりやすい。だから、グローバル化に乗るのは「得する」動きだ。そのために、言語・文化の守り手である国家を消滅させたい。

インターネットもまた、「情報」という分野で世界を統一しようとする動きである。インターネット企業は、世界がグローバル化すればするほど儲かる仕組みになっている。だから、国家間の情報遮断は許しがたいことであり、やはり国家という概念を消し去りたいと思っている。

グローバル化は、それを突き詰めると、世界が「ひとつ」になるということだ。世界が「ひとつ」というのは、要するに国家も、文化も、言語も、通貨も、すべてが「ひとつ」になるという意味である。

現在、そのような社会に向かっている。世界は多極化しているのではない。完全にその逆だ。

・グローバル化の動きは、「ひとつ」になる動きだ。
・国家のブロック化は、「ひとつ」になる動きだ。
・多文化主義の動きは、「ひとつ」になる動きだ。
・金融市場の国際化は、「ひとつ」になる動きだ。
・移民促進の動きは、「ひとつ」になる動きだ。

グローバル化によって、逆に統一化されようと動いている。多極化しているというのは、単に政治の力学の話であって、世の中全体の動きではない。

多極化していると見せかけて、世の中はグローバル化によって「ひとつ」になろうとしているのである。

絶対に移民政策が止まらないのは、世界が「ひとつ」になるためだ。本当に、単純な話だ。そうすれば多国籍企業、金融市場、巨大メディアは儲かるのだ。

国家はどんどんブロック化していく。やがて「ひとつ」になる


そういえば、つい数年前までインドでは髪や身体を洗う時には泥を使っていたが、今では安く変える石鹸やシャンプーが浸透していっている。
これらの石鹸やシャンプーは貧しい人たちでも買えるように小分けで売られている。

メーカーはユニリーバ。イギリス企業(正確にはイギリスとオランダに経営機能を持つ多国籍企業)である。


インドに浸透していく多国籍企業ユニリーバ。男は「ユニリーバ」と聞いても知らない人も多いかも知れないが、女性はみんなこの企業を知っている。


侵略されても、それが文化侵略などとは思わない

ユニリーバはインドで確固たるブランドを築いている。これらの人たちが生活レベルを上げるたびに、ユニリーバの高級商品が彼らの手に渡っていくことになる。

グローバル化は、安い労働力と巨大な市場を求めて世界中のどこにでも浸透していくから、地元産業は衰退し、残った企業は淘汰されていく。

日本では昔、よろず屋という形態の店があったが、今ではそんな店を捜しても見つからないかもしれない。なぜならすべて淘汰されてコンビニがそれに取って変わったからだ。

フィリピンに、サリサリ・ストアという「よろず屋」「雑貨屋」形態の個人ショップが多く見かけるが、もしフィリピンの経済状況が上がっていくなら、これらのサリサリ・ストアは淘汰されて消えていくことになる。

国がグローバル化に組み込まれると、このような個人店舗から吹き飛んでいくのは定石の動きだから誰でも分かる。

すでに1985年前後からグローバル化に飲み込まれたタイでも、コンビニエンス・ストアが幅を利かすようになって個人ストアを駆逐してしまった。

コンビニで売られるものは、自国の大企業のものと、海外の多国籍企業のものに二分される。

日本でも、コカコーラやエビアンなどは普通に売っているが、これらが多国籍企業であるのは言うまでもない。

スーパーもデパートもショッピングモールも、地元のものがスケールで敗退して、莫大な資本を投下できる多国籍企業がゆっくりと確実にその地に浸透していく。

テスコ、カルフール、ウォールマートという巨大ショッピングモール店はそれぞれイギリス、フランス、アメリカの資本だが、買い物をする人間がそんなことはいちいち考えていない。

趣味が良い空間で、大量のものがあって、安く買えるのであれば、どこの国の資本でも歓迎するし、それが文化侵略などとは思わないのである。


フィリピンのサリサリ・ストア。この国もグローバル化に飲まれると、やがてこういった個人商店の店は、大資本によるコンビニやショッピングモールに駆逐されて消えていくことになる。


すべてが画一化されたようなモノクロの世界

外国資本のショッピング・モールに入っているテナントは、マクドナルドだったり、ケンタッキー・フライド・チキンだったり、あるいはスターバックスだったりする。

しかし、それらに目くじらを立てる人間もいない。これらは新興国にとって、先進国の香りがする「素晴らしい企業」であり、文化侵略どころか「憧れ」だ。

かくして、これらの多国籍企業はゆっくり、着実に、アジアに浸透していき、やがてどこの国に行っても代わり映えのしない多国籍企業の看板に埋め尽くされる。

グローバル化はアジアを激変させている。そして、文化を画一化させていく。

多様化を失っていく文化は、人間の増加によって次々と野生動物が絶滅していく姿にだぶる。

グローバル化に対応できない国は絶滅していく。グローバル化に対応した国は均質化・画一化していく。グローバル化がとことん浸透すると、賃金もやがては画一化していく。

多国籍企業は経済的な論理で激しいグローバル化を追い求めているが、その結果についてはほとんど無視されているように思える。

グローバル化の行き着く先は、すべてが画一化されたようなモノクロの世界だ。世界中、どこに行っても同じ光景、同じ商品、同じ価値観で固定化される。

多国籍企業は、その商品が全世界を覆い尽くすまで止まらないのは間違いない。この動きに歯止めはかからない。資本主義が終わるまで続く。

すでに私たちは、日本にいても、タイにいても、シンガポールにいても、コカコーラを飲み、マクドナルドを食べ、スターバックスでくつろぐことができる。

幸せだろうか?


これがどこの国か分かるだろうか。タイだ
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20131110T2225020900.html

http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/319.html#c22

コメント [政治・選挙・NHK253]
1. 新共産主義クラブ[-3628] kFaLpI5ZjuWLYINOg4mDdQ 2018年11月20日 18:25:07 : UohDuikM9s : SPi9nZD9anc[181]
 
 後世の歴史家は、「この事件が東京から世界革命が起きる端緒になった」と著述するのではないか。
 

 

http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/832.html#c1

コメント [政治・選挙・NHK253] 日産ゴーン会長逮捕。過ぎたるは及ばざるが如し。内部告発か?(かっちの言い分) 一平民
39. 前河[1025] kU@JzQ 2018年11月20日 18:26:44 : AIIfKHKDEM : DjexWojT6rw[60]
日産がゴーンに荒らされて不当に利益を取られて困ってたので内部告発して逮捕させただけだと思う。

報酬額が高すぎるからだろう。

ゴーンを逮捕させて、誰が得するか?って考えると国策の線はどうなるんだろ。

日産の戦略で、クビにしたいが出来ないから逮捕させたくらいなんじゃないかな。

ゴーンの逮捕は別にいいが、それよりも佐川や公文書改竄をした財務省職員の逮捕が先だろ。

ゴーンは一企業の信頼を損ねた。勿論、悪いことだ。

しかし、公文書改竄は日本全体の内外の信頼を損ねた。

全日本国民への裏切り行為だ。

罪の大きさの違いは比較にもならないだろう。

ホントの意味での正義を考えようよ。

こういう不公平・不公正な判断が日本全体の信頼をどんどん下げていく。

行政への不信感が益々高まる。


http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/804.html#c39

コメント [政治・選挙・NHK253] 褌が緩みっ放しの野党!これでは政権など獲れるはずがない!  赤かぶ
3. 2018年11月20日 18:27:10 : F4wYQh1fDa : GmutDRO1ovU[1]

半歩も薄汚いけれど、直ぐにワイテ出てくるお前、悲しさを通り越して、無意味の表象だな。

固定観念と条件反射は、確かに楽な生き方だ。

寂しいなぁ。

http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/831.html#c3

コメント [政治・選挙・NHK253] 古賀茂明「安倍政権の外国人単純労働者の受け入れ拡大は経団連のための低賃金政策だ」〈dot.〉  赤かぶ
2. 2018年11月20日 18:28:41 : JKisvHmaUQ : Txr0gYDfG9w[1]
 
 そんなことは 最初っから わかってるよ〜〜〜

 ===

 今までだって 企業が 要求していることは 全て 実現させているのが 自民党だ

 国民は 自民党に 金を払わないが 企業は 金を出す

 ===

 それに 政治家が 自分の家族や知人を 企業に入れてくれるではないか!!

 ===

 古賀さんが いくら騒いでも 就職の 面倒は 見てくれないもの <== 価値なし
 

http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/829.html#c2

コメント [政治・選挙・NHK253] <怒涛のマスコミ凋落>サンケイ新聞と読売新聞(simatyan2のブログ) 赤かぶ
20. 地下爺[3561] km6Jupbq 2018年11月20日 18:30:11 : ygnIofYuD6 : wi1STPEnmmE[362]
斜め中道 師
19さん


 
   KKK新聞の記者が 野球の2チーム ほど 東京新聞に 移籍 している

   と聞いています。 現場の記者には 罪は 無いと 信じてあげたい気が

   します。


http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/818.html#c20

コメント [政治・選挙・NHK253] 日産ゴーン会長逮捕。過ぎたるは及ばざるが如し。内部告発か?(かっちの言い分) 一平民
40. 2018年11月20日 18:33:28 : hHRyrQsPsY : C257NcSSuSY[207]
31、同感。
まず、CIAマスコミは特捜が逮捕、と言ったら最高裁判決以上に、悪い、と決めつける。最高裁でさえ誤判が山程あって、特捜など殆どが捏造捜査で、安倍甘利片山加計など触りもしないのに。それを信じる視聴者もアホだが。

容疑事実がへんだ。なぜ脱税ではないのか。有報に虚偽記載?では税金は払ったのか?払ってないなら何故脱税と言わない?マスコミのいつもの手口だがなぜそこをぼかす?

西川の動きが逡巡がなく素早い。「計画」に従っているようだ。検察の解釈に疑義でも唱えるのかと思ったら、逮捕されてすぐに「調査結果」を発表。3点のみ。@有報虚偽記載(脱税とは言わない)A投資資金を私的に支出したB経費の私的流用。しかも具体的な内容は言わない。世の中には石原慎太郎などのように税金の私的流用でさえ山程例があるのに、企業のトップの交際費など私的流用だらけだ。大半はそれを屁理屈つけてビジネスのためと「見做して」いるだけだ。そういう実態を無視して、ターゲットになった人物の場合だけ「あのゴルフはビジネスのためとはいえない」というようなことを言えば小沢に適用しようとして特捜とマスコミが失敗した「虚偽記載」と同様に、ルールが本来の目的から逸脱して単に敵を攻撃する道具になるだけだ。少なくとも、@は西川にも責任があるのではないか(最低善管注意義務)、それをシャアシャアと警察副署長の会見のように述べていることがおかしい。

そして西川は自分が議長になり、22日に取締役会でゴーンの解任決議をする、と予告編を説明している。解任決議の予告など普通しない。(←マスコミの予想はあるが)

しかも、西川は今日午前中、桜田門でも日比谷公園でもなく永田町の官邸に行き菅に「ご説明」申し上げている。異常だ、こんなこと聞いたことがない。中国だってもし上海汽車の董事長が逮捕されたからといって総経理が習近平に「ご説明」に伺候したりしないだろう。law enforcementというのは行政部門ではあるが他の行政部門とはとりわけ独立しているのだ。陳情の相手ではない。あの、ダブスタ、トリスタのアメリカでさえトランプが個別捜査案件の当事者と相談などすれば大騒ぎだ。トランプはDoJのトップの人事を行うことしかできない。それが日本では白昼堂々、西川当事者社長が安倍の代理人と相談している。バナナ国家と言わずしてなんと?
http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/804.html#c40

コメント [政治・選挙・NHK253] 東京地検特捜部はゴーンは逮捕しても安倍には動かず!  赤かぶ
12. 2018年11月20日 18:34:01 : FA571pEDnk : rT7ERmeN3f0[48]
ゴーン氏は人減らしと工場閉鎖で利益を上げた訳だから尊敬はできませんが、金額で言えば加計学園のほうが多いわけですからね。やっぱり「首相の友だちじゃなかったから」と言われても仕方ありませんね。
http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/821.html#c12
コメント [政治・選挙・NHK253] ジャーナリスト・櫻井よしこ氏が会見(全文1)私は日本会議とは何の関係もない(THE PAGE) 赤かぶ
43. 2018年11月20日 18:34:21 : 8zBzYBqaY6 : QFI3qOqXnlI[3]

興亜組織は^^

そのまま=韓国資本になっているので^^

慰安所へ=慰安婦を強制連行して=売り払ったか、働かせたかしたのは^^

現在の=韓国資本である^^


http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/814.html#c43

コメント [政治・選挙・NHK253] ついに産経が刀折れ矢尽き”全国紙”から撤退!  赤かぶ
61. 2018年11月20日 18:34:41 : FL6CUdR1vs : ps4ezqD5SXw[11]
あすは、我が身。
http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/777.html#c61
コメント [政治・選挙・NHK253] 日産ゴーン逮捕の裏側と今後 衝撃はこれからが本番だ<上>全国から検事を集めた東京地検のヤル気と捜査の行方 :経済板リンク 赤かぶ
2. 2018年11月20日 18:36:49 : s3spmWotFo : ho7KJh31Z@E[4]
週間文春も特集くんで、ゴ−ン氏をこき下ろすようだし。

週刊誌の売り上げには貢献しそうだ。
http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/832.html#c2

コメント [政治・選挙・NHK253] 古賀茂明「安倍政権の外国人単純労働者の受け入れ拡大は経団連のための低賃金政策だ」〈dot.〉  赤かぶ
3. 2018年11月20日 18:36:54 : FA571pEDnk : rT7ERmeN3f0[49]
愛さん、国民は金払っていないなんて事はありませんよ。税金があるじゃないですか。でも安倍首相や麻生財務相は税金はもう自分の金だと思っていますよね。
http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/829.html#c3
コメント [政治・選挙・NHK253] ジャーナリスト・櫻井よしこ氏が会見(全文1)私は日本会議とは何の関係もない(THE PAGE) 赤かぶ
44. 2018年11月20日 18:37:54 : 8zBzYBqaY6 : QFI3qOqXnlI[4]

もちろん^^

日本軍は=そうと知って興亜組織に→手数料を払ったか^^

手数料を=払わないまでも→利用者として、これを買ったということは^^

現代の=人権意識に照らして←「けしからん」と言えば=確かに「けしからん」^^

ただ=当時それは違法ではないし^^

全世界、それを禁じた国家は=まだ誕生してさえ=いなかったのである^^


http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/814.html#c44

コメント [政治・選挙・NHK253] ついに産経が刀折れ矢尽き”全国紙”から撤退!  赤かぶ
62. 2018年11月20日 18:38:15 : FL6CUdR1vs : ps4ezqD5SXw[12]
産経には、コミンテルンからの援助が無い。
http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/777.html#c62
コメント [政治・選挙・NHK253] 自民支持者よ 麻生の暴言許すのか/政界地獄耳(日刊スポーツ) 赤かぶ
26. 地下爺[3562] km6Jupbq 2018年11月20日 18:39:36 : ygnIofYuD6 : wi1STPEnmmE[363]


  「青いロープ」の意味が理解できずgoogleで検索しました。。。。。


  そしたら 。。。。。 うーん ●ってみたい。

 
http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/791.html#c26

コメント [] 中国人は人肉を食べることを楽しんできた
246. 2018年11月20日 18:41:33 : 6KiUALiH2Y : Oa_rqtre98c[54]
中国人が四ツ足で食べない物は机だけ、空を飛ぶ物で食べないのは飛行機だけと言われているけれど四千年に及び飢餓の歴史がそういう国民性をつくったんだろうな。 
http://www.asyura2.com/2002/war11/msg/982.html#c246
コメント [政治・選挙・NHK253] 国民が知らない間に大変なことが進行している!  赤かぶ
28. 2018年11月20日 18:43:30 : 2jsyC3W62I : zKTwKE1Cl7U[20]

水道事業民営化

絶対反対!!!
http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/718.html#c28

コメント [政治・選挙・NHK253] 古賀茂明「安倍政権の外国人単純労働者の受け入れ拡大は経団連のための低賃金政策だ」〈dot.〉  赤かぶ
4. 2018年11月20日 18:43:33 : twSKL1LdQk : aTJKBfu1ngE[1]
>財界への忖度で自民党政権による派遣解禁・拡大

小泉竹中構造改革における、労働の規制緩和ですね 実行犯は竹中平蔵です 

外国人家政婦特区の業務請負先はパソナだったな
今度は用心深く隠しているが、入管法改悪単純労働者大量移民政策にパソナに絡んでいることはまちがいないだろう
オリンピックブラックボランティアを仕切るのも、パソナですね
日本人でも外国人でも、人間を見ればゼニに見えるのだろうが、見境なく奴隷にするのは
改めた方が身のためだよ

http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/829.html#c4

コメント [昼休み54] 『小笠原誠治の経済ニュースゼミ』の小笠原誠治氏は完全なアホだった 中川隆
23. 中川隆[-13657] koaQ7Jey 2018年11月20日 18:44:10 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-20956]

輸出や外国人観光客の誘致をいくら頑張ってやっても日本が豊かにならない理由


経済コラムマガジン 2016/10/24(913号)落日の構造改革派

構造改革派の中にも、段々と問題は供給サイドだけでなく、需要サイドにもあるのではないかと考える者が現れるようになった(日本の供給サイドは特に大きな問題がないと筆者は見ている)。明らかに構造改革派は落日を迎えている。しかしいきなり財政支出による需要創出というわけには行かない。筆者の記憶では、最初に需要サイドに着目した構造改革派は「霞ヶ関埋蔵金」を問題にした人々である(埋蔵金を使っての需要創出をしろと主張)。


その次は外国人観光客の誘致を唱える人々である。
これは外国人観光客の買い物による需要増を狙っている。

そして最近ではTPP締結が注目されている。ところでアベノミクスの第三の矢である「成長戦略」の柱は規制緩和などによる構造改革だったはずである。ところが奇妙なことに最近になって「成長戦略」の第一はTPPという話が出るようになっている。これは TPP による輸出増が狙いである。

このように外国人観光客の誘致やTPPの目的は需要増といっても外需の増加ということになる。

たしかに構造改革よる供給サイドの強化といった現実離れした考えからは、これらはいくらか進歩していると言える。しかしこれに対して筆者達は、これ以上外需依存を高めるのではなく(外需依存はいずれ円高で苦しむことになる)、財政政策(ヘリコプター・マネーなどによる)による内需拡大政策を主張しているのである
http://www.adpweb.com/eco/eco913.html


2016年07月04日
訪日外国人2000万人も経済はマイナス 外国人観光は経済に貢献しない

外国人が何千万人来ても、それで経済成長することは絶対に無い。


http://livedoor.blogimg.jp/aps5232/imgs/a/5/a5a20193.png


外国人観光客は2016年も増え続けていて、この調子なら2000万人達成も可能だと言っています。

だが外国人がいくら増えても日本の景気は良くならず、むしろマイナス成長になっているのは何故でしょうか。


無策のツケを誰が払う?

政府は訪日外国人が1000万人を超えたとして、次は2000万人、あるいは3000万人だと言っています。

2011年の原発事故の後、増え続けた訪日客は特に安部政権が始まった2013年から、目だって増加しました。

安倍首相は「訪日外国人が増えたのは自分の手柄だ」と言っていて、それは別に構わない。


だが不思議なのは外国人が2倍に成っても日本のGDPがマイナス成長な事で、むしろ外国人が増えるほど経済が悪化している。

訪日外国人が増える事と、日本の経済成長に関係があるのかないのか、議論されませんでした。

皆当たり前のように「訪日客が増えれば経済効果がある」と言っているが、わたしはそう思いません。


訪日外国人がお金を使うのは、お金の流れを見ると輸出と同じで、例えば自動車1台輸出すると200万円のドルが得られます。

実際は原材料費などを輸入しているので1台100万円として、外国人が5人くらい訪日すると、交通費込みでそのくらい使います。

外国人がお金を使うのだから日本は儲かっている、と輸出論者は言うのだが、それは戦前から1980年頃までの話です。


その頃までは通貨は事実上固定相場制で、日本が何台自動車を輸出しても、1ドルは360円や200円で固定されていました。

ところが日本の輸出で大損をしたアメリカはぶち切れてしまい、ある日日本の大蔵大臣をNYに呼んで「今日から変動相場制にするから」と通告しました。

これが1985年のプラザ合意で、以来30年間日本はずっと円高不況で苦しんでいます。


同じ場所でクルクル回るだけのハムスター経済
引用:http://pds.exblog.jp/pds/1/201209/15/22/f0189122_15113970.jpg


日本はハムスター経済?

変動相場制では輸出すればするほど円高になるので、輸出で儲ける自体不可能で、むしろ輸出するほど損をします。

アメリカのような輸入超過国のほうが儲かるように出来ていて、その為にアメリカはルールを変更したのでした。

観光客がドサドサやってきてお金を使うのも同じ事で、彼らの買い物のせいで円高になり、余計輸出企業が苦しむだけです。


固定相場制では「輸出するほど儲かった」が、変動相場制では「輸出するほど罰を受ける」のです。

2016年に入って中国ショックやイギリスショックで円高になり、一時99円に達してまた戻っています。

評論家はイギリスのEU離脱の影響と言っていますが、何も無くたって輸出と観光客のせいで円高になるのです。


安倍首相の経済政策をみると、円安に誘導して輸出や観光客を増やしているが、輸出が増えたら必ず円高になります。

輸出とはドルを円に交換するで、観光客もドルや人民元を円に交換し、際限なく円高になります。

なんだかハムスターが車輪を回しているが、同じ場所で自分が走っているだけ、というのを連想してしまいます。


輸出や観光客でお金を集めようとして必死に働いているのだが、こんな事をいくら頑張ってもゼロ成長のままです。

観光と輸出にはもう一つ大きな問題があり、日本人が働いた成果が国外に流出し、蓄積されない事です。

日本で自動車を生産しアメリカに輸出したら、日本には何もなくなり、アメリカには自動車が1台増えます。


輸出や観光で経済成長はしない

お金という紙切れを受け取る代わりに、高度な工業製品である自動車を渡すのは、あまり有利な取り引きではありません。

アメリカは受け取った自動車を何年か有効に使いますが、日本の自動車メーカーが受け取ったお金は有効に使われているでしょうか。

大抵は中国や海外に別な工場を建てたりして、日本人には何の恩恵ももたらしはしません。


あるいは企業の内部留保になったり、株価や地価を吊り上げたり、ロクな事に使われないのが現実です。

輸出や観光で日本が受け取った外貨は、一般国民のために使われる事は、まずありません。

外国人旅行者より国内旅行者を増やした方が経済効果が大きいのに、外国人を泊めるために日本人をホテルから追い出しているのです。


この政策を続ける限り、来年も再来年も、日本はゼロ成長でしょう。

ではどうすれば経済が成長するかと言うと、今まで書いた逆、つまり輸入を増やして貿易や観光を赤字にすれば、その分円安で輸出し易くなります。

貿易黒字の日本より貿易赤字のアメリカ企業の方が、成長力があり儲かっているのはこの為です。
http://thutmose.blog.jp/archives/62830797.html

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小泉景気は2001年から73カ月も続いたが、内容は円安で輸出を増やすものだったので、円高であっけなく終了しました。

むしろ強引な円安誘導で国際収支の黒字を積み重ねた結果、儲けたドルが一斉に円に換金され、空前の超円高を作り出した。


貿易や海外投資で儲ければ、儲けたドルは後で円に交換されるので円高を引き起こし、結局は儲けた金を全て吐き出す破目になります。

貿易黒字はまったく無意味とまでは言わないものの、日本が儲けるという観点からは「ほとんど無意味」なのは事実です。

同様に安倍首相が力を入れ年間2500万人に達した外国人観光客も、国際収支の黒字を増やすだけで「ほとんど無意味」です。


国際収支が積み上げられた結果、「将来円に交換される外貨」が増えていき、最も円高になって欲しくない時に、一斉に円に交換し超円高になります。

ここでも悪事を働いているのは財務省で、貿易黒字や国際収支黒字を「日本の稼ぐ力」と呼び「貿易黒字が回復した」と良い事のように言っています。

財務省は「財政」つまり国の貯金がいくらあるかを数える役所なのだが、経済については分かっておらず、無知なのに口を出します。


国際収支の黒字は将来の超円高を作り出す「悪い事」なのに、「黒字になった、勝った勝った」と喜んでいるのです。

日本のようにGDPの7割近くも個人消費が占めている国では、景気が回復したら輸入が増えて貿易黒字になるので、巨額貿易黒字は「不況」のサインでしかありません。
http://www.thutmosev.com/archives/72361513.html

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日本に来る外人観光客が増えたのは日本の物価が先進国で一番安いからだった

「東京」が初のトップに!英国人にとってお得な長距離旅行先―英メディア
人民網日本語版 配信日時:2017年9月21日(木) 15時50分


英ロイヤルメール社はある調査報告で、東京がイギリス人にとってもっともリーズナブルな長距離旅行先で、ブラジルのリオ・デ・ジャネイロが最も高いことが明らかになった。新華社が伝えた。

英ロイヤルメール社はある調査報告で、東京がイギリス人にとってもっともリーズナブルな長距離旅行先で、ブラジルのリオ・デ・ジャネイロが最も高いことが明らかになった。新華社が伝えた。

この「長距離旅行報告」という名の年度調査はコーヒー1杯、ドリンク1本、コーラ1缶、ワイン1杯、カクテル1杯、板チョコレート1枚、ミネラルウォーター1本、日焼け止めクリーム、虫よけスプレー及びペアのコース料理の10項目のコストにより調査を行っている。

英「デイリーテレグラフ」による調査結果の報道では、東京は10項目の合計が48.9英ポンド(1英ポンドは約151円)で、旅行先30都市のうちトップだった。同調査が開始されてから10年目になるが、東京は初のトップで10項目の費用は去年より23%安くなっており、2012年と比べると60%安くなっている。

トップ10は東京に続き、南アフリカのケープタウン、ケニアのモンバサ、スリランカのコロンボ、ベトナムのハノイ、インドネシアのバリ島、コスタリカのタマリンド、米国のオーランド、マレーシアのペナン島、ドミニカのプンタカナの順となっている。

一方で最も高い旅行先はブラジルのリオ・デ・ジャネイロで10項目合計160英ポンドという結果になった。ペアのコース料理が1食につき107.85英ポンドかかり、ドリンクは1本は平均で4.07英ポンドとなっている。(提供/人民網日本語版・編集TK)

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世界各国のビックマック価格

購買力平価という考え方がある。

世界各国の物価水準は摩擦が無く貿易されれば同じ物なら同じ価格になるように為替水準は調整されるはず、という理論だ。

そして世界中で売られているマクドナルドのビックマックを基準に購買力平価を計算したものが「ビックマック指数」だ。

以下の一覧は2015年1月時点で円換算した際の価格だ(1ドル117.77円 56か国)。

1位 スイス      888円 2.4倍
2位 ノルウェー    742円 2.01倍
6位 アメリカ     564円 1.52倍
15位 オーストラリア 509円 1.38倍
18位 ドイツ      501円 1.35倍
38位 日本       370円 

※ルクセンブルクは調査対象外
(世界のビッグマック価格ランキング 世界経済のネタ帳)
http://blogos.com/article/110634/


500円くらいでも日本ではそこそこ満足できる昼ご飯を食べられますが、欧米で5ドルや5ユーロ程度でまともな昼ご飯を食べられるということはまずありません。

私は、今日夜からオーストラリアのシドニーに出張ですが、シドニーでは普通のレストランで昼ご飯を食べても2000円程度はします。まさに「Japan is cheap」です。

私は、米国のビジネススクール(ダートマス大学タック経営大学院)を30年前に卒業し、今では同校のアジア地区のアドバイザリーボードのメンバーをしています。数年前に学校側からあった説明では、授業料が1年で7万ドル近くに上昇しているというのです。2年制の大学院ですからその倍の学費がトータルでかかります。もちろんそれ以外にも生活費がかかりますから、卒業までには最低でも2000万円くらいの費用がかかります。多くの学生はローン(MBAローン)を組むなどして資金をねん出します。

しかし、無事卒業さえできれば、それはすぐに取り戻せるのです。実は、卒業生の卒業後3年目の平均サラリーは18万5千ドル(約1900万円)なのです。これは優秀な人だけの数字ではなく平均です。3年後でこのレベルですから、それ以降はもっと稼ぐ人ももちろん大勢います。中には億円単位で稼ぐ人も少なからず出てくるのです。
http://blogos.com/article/187248/


食事も旅の楽しみの1つですが、スイスでは持ち帰り用のデリでも2,000〜3,000円かかります。

レストランでの食事は、場所にもよりますが、ファミレスのような場所で約2,500円、

雰囲気のよい店舗では最低6,000円は見積もらないといけないでしょう。

さらに良いサービスを受けたときは、10%ほどのチップを支払うのがマナーですので、それも勘定にプラスしなければなりません。

スイスのビックマックセットは12スイスフラン(1,440円)。

ポテトチップスは1袋700円以上します。


物価の高い理由、それはずばり人件費が高いからです。

スイスではファーストフード店でアルバイトした場合でも、時給は2,500円ももらえます。人件費がかかる分、商品の価格が高くなってしまうのです。
http://www.spintheearth.net/travel_switzerland_price/


スイスのチューリッヒは、世界の中でも物価の高い都市として知られる。

駅でミネラルウォーターを買えば4フラン、トイレの使用料に2フラン、つまり水を飲んで用を足すだけで6フラン(約600円)もかかる計算になる。

一説には、高技能職の移民以外は受け入れないために、あえて物価を高くしているとの説もあるほどだ。

一方、スイスの最低賃金は、毎月3500フラン(約35万円)にも上る。

これほどの高賃金だから物価が高くても生活できるわけだが、一般的な経済原則に反して、高賃金にも関わらず失業率も低い。
http://media.yucasee.jp/offshore-news/posts/index/646


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マカオ転職で給料4倍! このままでは日本の賃金が危ない! 2018年10月23日
http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1810/23/news046.html#utm_source=yahoo_v3&utm_medium=feed&utm_campaign=20181112-013&utm_term=zdn_mkt-bus_all&utm_content=rel1-1


 日本で働いていた料理人がマカオのレストランに転職が決まり、年収が4倍になったという話がネットで話題となっている。

 中国の都市圏における経済発展は日本の想像をはるかに超えており、日本はアジアの中でも賃金が安い国となりつつある。日本人が仕送りなどを目的にアジアに出稼ぎに行くようになる日はそう遠くないのかもしれない。

アジアと日本の賃金の差が浮き彫りに。写真はマカオの繁華街(写真提供:ゲッティイメージズ)
アジアと日本の賃金の差が浮き彫りに。写真はマカオの繁華街(写真提供:ゲッティイメージズ)

アジアの賃金は想像以上に上がっている

 Twitterで情報発信している和食の料理人が、マカオのレストランへの転職が決まったとつぶやいたところ、日本とのあまりの待遇差にネット上でちょっとした話題となった。年収が4倍になり、医療費(歯科通院含む)も会社が100%負担してくれるという。

 現地レストランでのポストは副料理長ということなので、能力が高い人物の話ではあるが、同じスキルの人物でここまで年収に差が付くというのは少々驚きである。

 2017年における日本の1人あたりGDP(国内総生産)は3万8000ドル(430万円)だったが、マカオは7万7000ドル(約870万円)と日本の2倍以上もある。1人あたりのGDPは、その国の平均賃金と考えて差し支えないので、マカオでは平均的なビジネスマンが800万円以上の年収を稼ぐことは特に不思議なことではない。

 マカオは大規模なカジノが軒を連ねており、世界でも有数の豊かな地域として知られている。一方、日本ではサービス業に従事する人の賃金が異様に低いという事情もある。今回のケースはやや特殊な部類に入るかもしれないが、アジア全域で人件費が高騰しているのは事実である。

 マカオのお隣、香港の1人当たりGDPは4万6000ドル、シンガポールの1人あたりGDPは5万7000ドルといずれも日本より多い。中国は国土が広く、内陸部には貧しい地域もあるので全体の平均値は低いが、上海や深センなど沿岸都市部におけるホワイトカラー層の収入は、マカオや香港、シンガポールに近づきつつある。

 こうした地域でちょっとしたお店で夕食を食べると、料金が1万円近くになるのはごく普通のことなので、日本が相対的に貧しくなっているのは間違いない。


日本で携帯電話の料金が高く感じるのは経済力低下が原因

 こうした傾向は大卒の初任給にも如実に表われている。17年、中国の通信機器メーカー・華為技術(ファーウェイ)の日本法人が大卒初任給として40万円以上を提示したことが大きな話題となった。同社が就職情報誌で提示した新卒の初任給は、学部卒が約40万円、修士修了で約43万円。日本企業の大卒初任給は20万円程度、比較的給料が高い企業でも25万円程度なので、ファーウェイが圧倒的に高給であることは明らかだ。

大卒の初任給が高いと話題になったファーウェイだが……
大卒の初任給が高いと話題になったファーウェイだが……

 しかしファーウェイは日本人向けに特に高い年収を提示しているわけではない。

 近年はグローバル化の進展で、企業活動の標準化が全世界レベルで進んでおり、一定水準以上の企業の場合、社員の待遇についても、地域間での格差が縮小している。欧米企業における技術系社員の初任給は50万円台というところが多いので、ファーウェイ日本法人の初任給が特別高いというわけではない。

 日本では携帯電話の料金引き下げが政治問題となっている。携帯料金が高すぎるという政府の見解は半分間違っているが、半分は当たっている。

 携帯電話は典型的な設備産業であり、どの企業も同じような設備投資を行っている。規制料金が設定されていない限り、地域によって極端に通信料金に差が出ることはなく、総務省の比較調査でも日本だけが突出して料金が高いという結果にはなっていない。

 だが日本人の所得が相対的に下がっている現状では、同じ通信料金でも生活に与えるインパクトは違ってくる。通信料金が月1万円だったとして、大卒初任給が40万円の国と20万円の国では、料金に対する印象が異なるのは当然の結果といってよいだろう。

「中抜き」のビジネス慣習を見直すだけでも効果あり

 こうした事態を根本的に打開するためには、日本がもっと経済成長するしか方法はないのだが、ビジネスの慣習を見直すだけでもそれなりの効果がある。

 日本は現在、深刻な人手不足に陥っているが、その理由は人口減少だけではない。企業が過剰に人員を抱え込んでおり、本来は1人でできる仕事を1.5人あるいは2人で行っているというケースが多いのだ。業務をスリム化すれば、人手不足の一部は解消できる。

 例えば、日本で住宅設備の取り付けや修理といった各種作業を依頼した場合、顧客が支払った料金に対して、実際に作業をしている労働者が受け取る賃金はかなり少ない。仕事を仲介する事務的な作業に過剰なホワイトカラーが従事しており、これが全体の生産性を著しく下げている。

 欧米に行くと、それほど単価が高くない仕事をしている労働者が、大きなマイホームを購入していて驚かされることがある。こうした生活が実現できているのは、日本のような「中抜き」が少なく、労働者に代金の多くが渡っているからである。

 肥大化した事務部門が中間搾取する事業構造を見直さないと、賃金は上昇しないし、人手不足はますます深刻になるばかりだ。高いスキルを持った人ほど、海外で就労するチャンスを見出す結果となってしまうだろう。日本人がアジアに出稼ぎに行く時代の到来を懸念する前に、やるべきことはたくさんあるはずだ。

http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/319.html#c23

コメント [経世済民129] 4カ国に高級住宅 逮捕のゴーン会長「私的流用」の実態判明(日刊ゲンダイ)  赤かぶ
2. 2018年11月20日 18:46:22 : eQHpkW1P7s : 0hMQcQYsWyM[222]
>>1さん

 まったく同感。

http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/512.html#c2

コメント [政治・選挙・NHK253] 大人も答えられない「正しいあいさつ」を小2に押しつけ 安倍政権が推進 アブない道徳教育(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
9. 2018年11月20日 18:47:49 : KdlbApxW76 : Q2giVxxfaSs[35]
「道徳教科書」も「保健体育における集団行動指導の手引き」も同じ洗脳教育。

>「おはようございます。」といった あとで おじぎを する。

これは企業の謝罪会見のときのおじぎと同じ。

要するに尊敬に値する人に対して自分なりのお辞儀でやればよいだけで、

意識が向かないおじぎは、謝罪会見と同じです。

http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/825.html#c9

コメント [政治・選挙・NHK253] 志位和夫さん「亀井静香氏と対談。亀井氏は『米軍基地は米国のためにある。日本のためではない。日米安保だって要らない』」 赤かぶ
90. 2018年11月20日 18:49:10 : xk8RhRwJrV : xg9iACF_eJk[-1488]
>非表示になっているコメントのほとんどが削除してもよいような下らんものばかりである。

その通り^^

特に発作起こして発狂を繰り返す糞蠅や、バカ川とかデマ散人のアホコメも削除でよいのだ^^

http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/753.html#c90

コメント [政治・選挙・NHK253] 立憲・枝野氏「4島の主権、絶対に譲ってはいけない」「2島ぽっきりではいけない」  赤かぶ
20. 2018年11月20日 18:51:02 : 8zBzYBqaY6 : QFI3qOqXnlI[-1]

>>18
ロシアは=共産国家なので^^

国民・民族の自決権は=国家の意思より下位である^^

よって=現行在住民に=自決権は無い^^


http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/789.html#c20

コメント [昼休み54] 『小笠原誠治の経済ニュースゼミ』の小笠原誠治氏は完全なアホだった 中川隆
24. 中川隆[-13656] koaQ7Jey 2018年11月20日 18:51:39 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-20956]

2018年08月01日
貿易赤字は損 黒字は得なのか?
アメリカは赤字が増えるほど経済が拡大している


画像引用:経済社会を知りたい - Jugemhttp://img-cdn.jg.jugem.jp/c01/265151/20130210_291142.png


貿易赤字は打撃を与えていない

米トランプ大統領はアメリカの対外貿易赤字を問題視していて、減らすべきだと言っています。

ニクソン大統領あたりからずっと言っていて、ニクソンショックも貿易赤字(経常赤字)を解消するために実施しました。

貿易以外のサービスや投資など全て合計したのが経常収支ですが、ここでは分かりやすく貿易赤字とします。


ニクソンは為替相場を変動させて、円高ドル安にすれば赤字を解消できると考え。変動為替制度にしました。

この時から日本はずっと円高に苦しめられ。円高のたびに大不況に陥りました。

ところがアメリカの貿易赤字そのものは、変動為替制でも拡大し続け、相手国が中国やドイツに変わっただけでした。


それにアメリカは貿易赤字が年々拡大したのに、反比例するように経済は絶好調です。

確かにニクソンやカーターの時代は貿易赤字で苦しんでいたが、90年代以降は苦しんでいません。

貿易赤字がアメリカ経済に打撃を与えるなら、1990年から現在まで、リーマンショックを除くとずっと経済成長してきた説明はつきません。


日本は黒字で儲けていない

もしニクソンやトランプの言う通り「貿易赤字で被害を受けた」なら米経済はマイナス成長のはずです。

リーマンショックはアメリカ自身がバブル経済を破綻させたからで、貿易赤字とは関係なかった。

最大の矛盾は「貿易赤字は米経済に打撃を与えていない」という点です。


アメリカは貿易赤字で被害を受けなかったのだが、これを逆に言うと「日本は貿易黒字で儲けていない」ことになります。

その証明はバブル崩壊の1991年以降経常黒字が急増したのに、経済成長率はマイナスに転じたので証明できます。

もし経常黒字で儲けたなら、マイナス成長はありえないし、誰も説明できないでしょう。


日本企業は上から下まで輸出で利益を出していますが、彼らがどれだけ輸出しても、日本の経済成長率はマイナスでした。

輸出によって日本が代金を受け取るという、個人商店のような考え方では、輸出するほど儲かっていなくてはなりません。

現在では「輸出で儲かる」「輸入で損をする」という理論は経済学では否定されていて、両方が利益を得ることになっています。


「輸出で儲ける」はもはや幻想

輸出は競争相手がなければ確かに利益が出るが、世界に強力な輸出国がひしめいていたら、売れば売るほど損をすることもあり得ます。

最近はまさにそんな状況で、どんな輸出商品でも買いたたかれて、日本の工場労働者は低賃金長時間労働を強いられています。

競争相手の中国や韓国やベトナムに勝つには、日本の労働者の賃金を10分の1にするか、10倍働かなくてはならないのです。


これが輸出しても国が儲からなくなった原因で、逆に輸入国にとっては、外国の労働者を低賃金で雇っていることになります。

中国の労働者が時給1ドルでスマホを作ってアメリカが輸入したら、アメリカ人は時給1ドルで中国人を雇っているのと同じです。

時給1ドルで作ったスマホはアメリカで数年間使用され、活用されて国内の経済成長に貢献します。


日本は原材料を輸入して加工して高値で輸出する商売から抜け出せず、「輸入したら損をする」と考えている人が多い。

そうではなく時給100円の労働者が作ったスマホを国内で活用し、経済成長すると日本が得をするのです。

現代ではむしろ輸出国(黒字国)よりも輸入国(赤字国)のほうが貿易で利益を得ていると考えられます。


中国は輸出で大儲けして成長したという神話があるが、実際は輸出で得た外貨を元手に、国内投資して成長しました。

成長分のほとんどは国内の公共事業や不動産投資で、輸出による経済成長はわずかでした。
http://www.thutmosev.com/archives/77076603.html


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2018年02月09日
10年ぶりの大幅経常黒字が日本を亡ぼす

経常収支(国際収支)と円高円安は原因と結果、黒字が大きいほど超円高を招く
引用:http://www.mof.go.jp/international_policy/reference/balance_of_payments/preliminary/bpgaiyoupg2017cy.gif


国滅んで黒字あり

2月8日に財務省が発表した国際収支状況で、経常収支は7972億円の黒字となりました。

42ヶ月連続の経常黒字で、2017年は21兆8742億円もの大幅な黒字となり、リーマンショック以前の2007年と同水準だった。

内訳は輸出が5389億円の黒字だったが黒字額は約33%減少しました。


貿易以外の所得収支は6148億円の黒字で10%減少、サービス収支は2045億円の赤字だった。

2800万人に達した外国人観光客の旅行収支は1兆7626億円の黒字で、政府が掲げる観光大国に近づいた。

こうして日本は貿易でも投資でも観光でも、黒字を積み重ねているのだが、それが良い事かは別問題です。


財務省が言っているように2007年以来10年ぶりの巨額経常黒字だが、10年前の2007年に何が起きたか日本人はすっかり忘れてしまった。

2007年の春頃にチャイナショック、続いてサブプライムローン破綻が発生し、2007年のお盆にはリーマンショックが始まっていました。

2007年7月には1ドル124円の円安だったのが、年末には110円を割り、翌2008年には100円も割り込みました。


黒字が大きいほど貧しくなる

2009年には1ドル90円を割り、2010年には一時80円割れ、そして2011年には80円も割り込み70円台に突入しました。

現在とは関係ないように見えますが、2007年までに溜め込んだ「経常黒字」とその後の円高が、原因と結果だとしたらどうでしょうか。

経常黒字あるいは貿易赤字は日本からアメリカなどに何かを渡し、代わりにアメリカから日本にお金を渡します。


20兆円の経常黒字なら20兆円分のドルが円に交換され、20兆円分円高ドル安になります。

通常企業はアメリカで儲けた金をアメリカで再投資するので、すぐには円高にならず、なるべく日本への送金を先送りにします。

だが世界経済危機が発生すると本社にお金を集める必要が生じて、あらゆる輸出企業が一斉にドルから円に交換します。


2008年や2011年の円高はこうしたパニック的な動きが一役買ったと見られ、溜め込んだ膨大な経常黒字がこのときドルから円に交換されました。

それではアベノミクスで2013年から溜め込んでいる、膨大な経常黒字は最後にどうなるか、やはりいつかはドルから円に交換されます。

円安の間は輸出などで大儲けできても、経常黒字や貿易黒字そのものが超円高を引き起こします。


これでは現在の日本の好景気も、2007年までと同じく幻想だと指摘せざるを得ません。
http://www.thutmosev.com/archives/74850367.html

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2018年02月12日
輸出や外人観光客を増やして外貨を稼いでも日本人は豊かにならない

輸出企業の収益はついにバブル越え、だが賃金はマイナス
引用: (NIKKEI STYLE) - Yahoo!ニュースhttps://amd.c.yimg.jp/amd/20180130-00010000-nikkeisty-002-1-view.jpg


儲けても給料払わない輸出企業

輸出企業の業績拡大が続き、2017年は過去最高、2018年3月決算も過去最高が続出する見通しになっています。

一方で実質賃金は2017年を通してマイナスと、企業は儲けた金を労働者に渡していないのが明らかになった。

物価上昇率も年間0.5%前後と政府目標の2%には遠く及ばず、企業と株主だけが儲かった。

ビットコインなどマネーゲームに興じる人達も恩恵を受け、株価が値上がりして発生した余剰資金が還流している。

労働者は去年より貧しくなったのに、遊んで暮らしている連中がどんどん豊かになる異常社会になっている。

上場企業の2018年3月期純利益は27%増の27兆円、2年連続で過去最高、売上合計は561兆円でこちらも過去最高だった。


設備投資や鉱工業生産も高い伸び率を記録し、企業がITやAIなど新たな設備を導入しているのが見て取れる。

「IoT」やロボットなど先端分野への投資が世界で増え、高品質な日本製品の需要が高まったのも一因になっている。

企業はこれだけ儲かったが、労働者の賃金は逆に減少しました。


輸出偏重の経済政策を見直すべき

厚生労働省の毎月勤労統計調査(速報値)では、2017年の実質賃金は0.2%減少に沈んだ。

現金給与総額(名目賃金)は0.4%伸びたが、物価上昇率が賃金上昇を上回ったためマイナスになった。

賃金調査は常用労働者を5人以上雇用する事業所で、1ヶ月以上雇用の非正規労働者も含まれている。


先ほどの企業収益は上場企業のみであり、雇用している人数としては1割程度に過ぎません。

日本の大企業労働者は1,433万人を占めているが、この中には非正規も含まれるので正社員は実質的には1000万人程度でしょう。

中小企業労働者は従業者数で3,361万人、この中にも非正規が含まれるので、日本の労働者の正社員とは3000万人か4000万人に過ぎません。


安倍首相が毎年賃金を上げるよう要請しているのは、一部上場企業の1000万人だけで、それすら去年はマイナスだった。

日本人の3分の2は無職か自営業、非正規、扶養家族なのでこの人達の収入が増えない限り、物価も実質賃金も上昇しない。

日本政府は輸出と観光客を増やして外貨を稼ぐ政策をやってきたが、この考えは1950年代のもので、半世紀以上時代遅れです。


日本はフィリピンや韓国ではないので、国内で需要を喚起して国内で消費する事でしか、経済成長や賃金上昇は起こりません。

新興国なら輸出で儲ければ経済成長して賃金が上がるが、今の日本で輸出を増やしても、円高を招いて不況になるだけです。

政府に強い影響力を持つ経団連もおかしな組織で、大半を輸出企業が占めているが、現在の日本で輸出が経済に占める割合は10%以下でしかない。


GDPの9割を占めている国内産業にはほとんど政治への影響力がなく、経団連での発言力もない。
http://www.thutmosev.com/archives/74888354.html


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悪い冗談?日本が「観光立国」を目指すのは間違っている深い理由 by 冷泉彰彦 2018.07.25
https://www.mag2.com/p/news/365943

2020年の訪日観光客数4000万人、2030年には6000万人を目指すなど、「観光立国」の実現に向け遮二無二進んでいる観のある日本ですが、「観光業が国を立てる存在として期待されるのは経済敗北主義」とするのは、アメリカ在住の作家・冷泉彰彦さん。冷泉さんは自身のメルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』の中でその理由を記すとともに、我が国は金融やソフトウェアと言った21世紀の最先端の産業を立て直すべきと提言しています。

大疑問、観光立国とアベノミクスの相性は大丈夫か?

最初に申し上げておきますが、私は日本の観光業が発展することはいいことだと思います。その意味で、現在は年間3000万人ペースで推移している訪日外国人を、4000万から6000万に拡大する計画についても異論はありません。

また、観光業界などが「観光立国」を宣言したり、2014年に日本観光振興協会が「観光立国推進協議会」という会合を発足させたりしている動きにも反対はしません。それぞれの業界が、自分たちが国を背負うという気持ちで、産業の拡大に努力することは正しいからです。また、個々の都道府県レベルで、知事や各市町村長などが観光業の拡大、旅行者受け入れの拡大に努力するというのも当然のことと思います。

ですが、その観光立国協議会に経団連や日本商工会議所といった、全国レベルの財界が強く関与したり、政府の高官が「日本は観光立国を目指す」とか、あるいは「観光先進国を目指す」という発言をするのは間違っていると思います。

観光業というのはまず「余暇産業」です。可処分所得が大きく、労働時間の短い、従って一人当たりGDPの高い先進国は、この観光業の消費側(カスタマー)になります。日本の場合も、高度成長の結果として好景気を謳歌していた70年代から90年代というのは、海外旅行というのは大ブームになっていました。

一方で、観光業というのは「労働集約型のサービス産業」でもあります。供給側から見ればそういうことです。その場合に、全産業の平均では旅館にしても、交通機関にしても固定的な設備投資が相当に必要ですから資本収益率は決して良い商売ではありません。また多くの現場要員を必要としますから、全平均の賃金水準も産業として、高くはありませんし、厳しい長時間労働が伴います。

ですから、他に主要産業があって健全なGDPを形成していて、そこに乗っかる形で、「プラスアルファ」の経済として、観光業が存在するのであれば、正しいのですが、観光業が「それで国を立てる」存在として期待されるというのは、これは経済敗北主義であり簡単に見過ごせるものではありません。


更に言えば、この「観光立国」というのは、アベノミクス全体のストーリーが「マズい方向に」行っているということも示しています。

アベノミクスについては、まず「通貨政策による円安誘導」で株高が現出しました。それは良いのです。2000年代までのように「円安になると輸出産業が潤う」ということよりも、「円安だと海外で稼いだ利益や、海外市場で形成された株価が膨張して見える」ということの方が大きかったわけですが、それも別に悪いことではありません。

ですが、当初の計画では、「そのように国内で株高を実現しておいて」その間に、「第三の矢」である構造改革を行って、国内の生産性を高め、産業構造を先進国型に戻していくということが(言葉は多少違いますが)想定されていたのだと思います。

ですが、この「第三の矢」つまり構造改革は、ほとんど手がついていません。その結果として、産業界では「先端部分をドンドン外に出す」ということが加速しています。トヨタがAIの研究をシリコンバレーでやっているとか、日産のデザイン部門はカリフォルニアというように、市場に合わせた生産機能ではなく、基幹の最先端部分をドンドン空洞化させているのです。

市場ということでも、収縮する国内は見捨てて海外比率が高まっています。その結果として、収益は海外で発生し、それを連結で(合算して)決算すると「史上空前の利益」になるが、その利益は国内還流しないという構造でグルグル回っているのげ日本経済の現状です。

貧困の問題も、地方衰退の問題も、非正規の問題も、全てはそこに原因があります。正しい構造改革を行って、先端産業を呼び返さなくては、日本経済は先進国経済にはならないのです。

それでも、ホワイトカラー労働は残っています。それこそ「本社機能」だけは日本に残している会社は数多くあります。ですが、そこには「生産性の低い日本語による事務仕事」が残っているだけで、こんなことをやっていては、やがて、その「日本語で事務をする本社」というのは淘汰されて行ってしまうでしょう。

その結果、日本国内のGDPを支える主要産業としては、観光ぐらいしか残らないということになります。それは、21世紀の世界で最も重要な産業である、金融とソフトウェアが壊滅的であるということと見事に裏返しになっています。

その意味で、「アベノミクス+観光立国」というのは、亡国の政策としか言いようがないのですが、それでも多くの野党が「これ以上の経済成長はいらない」などという引退世代の身勝手な寝言につき合っている中では、安倍政権以外のチョイスはないという現実もあります。これは悲劇を通り越して、喜劇としか言いようがありません。


しかも、これに加えて「人手不足だから移民を入れる」というのですから、大変です。観光業に関して言えば、現在は宿泊が中心ですが、飲食業界も移民導入の対象にする話が進んでいます。

どうしていけないのかというと、「やがて日本語の事務仕事が淘汰された」時には、猛烈な人余り現象が起きてしまうからです。国内に観光や福祉の仕事しか残っていない状況で、そうした仕事は生計費をスリム化できる外国人が抑えていたとして、日本人の雇用はどうなるのかという問題があります。

とにかく、金融とソフトウェア、あるいはバイオ、製薬など21世紀の最先端の産業を立て直して、高い教育を受けた人口がそれに見合う生産性を上げるように構造改革を進めるべきです。その上で、観光業が「おまけのGDP」として乗っかるのであれば大いに結構ですが、その改革から逃げて「観光立国」というのは、これはダメだと思います。「観光先進国」というのは悪い冗談にしか思えません



http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/319.html#c24

コメント [政治・選挙・NHK253] 「人の税金で大学に」麻生太郎は自分の娘も東大卒だった! 教育への公的支出を否定する財務相を許していいのか(リテラ) 赤かぶ
7. 地下爺[3563] km6Jupbq 2018年11月20日 18:52:45 : ygnIofYuD6 : wi1STPEnmmE[364]


   自分の娘 を 人様の 税金で 大学に やったのは


   私 麻生・フラシスコ・太郎 だ !!


   
   そこ 文句 あるのか !!


 

http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/826.html#c7

コメント [政治・選挙・NHK253] 「人の税金で大学に」麻生太郎は自分の娘も東大卒だった! 教育への公的支出を否定する財務相を許していいのか(リテラ) 赤かぶ
8. 地下爺[3564] km6Jupbq 2018年11月20日 18:53:42 : ygnIofYuD6 : wi1STPEnmmE[365]
 


http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/826.html#c8
コメント [原発・フッ素50] 栃木:「口腔崩壊」の子ども 公立小中の5割超に (毎日新聞)  魑魅魍魎男
4. 2018年11月20日 18:55:56 : ioJX5KqMME : rehc4WWFIhE[1]
>2
同意なんだけどさ、
馬の耳に念仏ね
こういうのは略すとおかしくなるよ。

http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/563.html#c4
コメント [政治・選挙・NHK253] 立憲・枝野氏「4島の主権、絶対に譲ってはいけない」「2島ぽっきりではいけない」  赤かぶ
21. 2018年11月20日 18:56:02 : 8zBzYBqaY6 : QFI3qOqXnlI[0]

ちなみに^^

4島が日本領/4島を除く千島列島の各島々が=ロシア領というのは^^

1855年の=下田条約の決定のことで^^

1875年の=千島樺太交換条約によって=平和的に、千島列島全島は=日本に帰属している^^


http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/789.html#c21

コメント [昼休み54] 『小笠原誠治の経済ニュースゼミ』の小笠原誠治氏は完全なアホだった 中川隆
25. 中川隆[-13655] koaQ7Jey 2018年11月20日 18:57:09 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-20956]

 外国人観光客が、なぜ日本に殺到するのか。
それは、良い品質やサービスが異様に安いからです。

はっきり言いますが、一部のサービスについて、日本はすでに東南アジアよりも安いのです(しかも、品質は良い)。

 日本国は、デフレにより貧国化しました。ところが、確かに「日本人の優秀性」というものは存在し、低価格の製品やサービスであっても、相対的に品質は高いのです。それはまあ、外国人観光客が、 「安く良いものが手に入る」と、日本国に殺到するわけです。


我が国は97年の橋本緊縮財政により経済がデフレ化し、「ヒトが買い叩かれる時代」が始まりました。


 経営者は設備投資をせず、資本装備率はだだ下がり。日本経済は次第に労働集約的になっていき、技術や設備ではなく「ヒトの根性」で「安く良い品質の製品・サービス」を提供するという狂気の状況に至ります。


 とはいえ、少子高齢化、生産年齢人口比率の低下を受け、すでに「優秀で真面目な日本人を安く買い叩ける」時代は終了しました。


 ところが、経営者は未だにデフレマインドのままで、「ヒトを安く買い叩く」ことのみを求め、資本主義に必須の「リスクを伴う生産性向上のための投資」に乗り出そうとしません。


 とはいえ、生産年齢人口の縮小という「巨大な圧力」は、企業経営者に否応なしに「生産性向上のための投資」を迫ります。つまりは、政府が人手不足の問題を「放置」しておけば、企業は生産性向上のための投資に乗り出さざるを得なかったはずなのです(実際には、始まっていますが)。


 それにも関わらず、安倍政権はどう動いたか。
「人手不足ならば、移民(外国人労働者)を入れよう」
 と、日本人の生産性向上ではなく、移民受入で人手不足を埋めようと図る。


 これ以上、最悪の選択は、思いつきません。


 こんな国は、普通に亡びます。むしろ、亡ばない理由を教えて欲しいです。


 何しろ、少子化で日本人が少なくなっていく反対側で、出生率が高い移民受入を拡大しようとしているわけです。半世紀後には、日本列島に住む日本人は少数派になっていることでしょう。
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12410850852.html


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日本の見世物小屋化の別称「観光立国」=外国人仕様を増やす=「外国人で儲ける」業界づくり→移民受入
2018年04月30日
https://ameblo.jp/evening--primrose/entry-12372382304.html


なんだか頭にくるので本日2つ目の投稿!ムキー

日本人には不快で我慢ばかりさせる安倍首相肝いりの政策、それが「観光立国」!

日本人はとにかく「外人」に弱いので、気おくれしたり、大目に見たりと間違えた接し方をして馬鹿にされています。

文化の違う相手にマナーは通用しませんから、外国人には強力な規制、罰則が必要です。

マリカーは生活に必要な日本人のインフラである公道を、一部の人間がレジャーに使っているのです。でも外国人が喜ぶからと批判も出ませんが、その姿が卑屈なことに日本人自身が全く気付いていません。

公道カートなんて、

日本人が馬鹿にされているんですよ。

わかりますか?はこ怒る

貧困国がお金下さいとせがむから来てやった外国人様が我が物顔で迷惑行為をしていて、それを私たちが我慢させられているのです。途上国の貧困現地人並みの扱いなのです。困

対価をもらい公道を閉鎖してレースをするのではなく、私たちの生活はそのままで彼らを割り込ませて遊ばせているのです。(業者はタダで公道を商売に使っていることになります。)

公道カートの安全強化 2年後シートベルト義務化 国交省が基準改正(産経)2018/04/28

やっと規制するかと思ったら、外国人様が怪我をしないようにという改正です。

私は彼らがどうなろうと構いませんが、邪魔なので禁止にしてほしいのです。


外国人観光客 医療費未払いで入国拒否も 自民提言(毎日 2018/04/27)


未払いのまま出国した外国人の情報を医療機関から収集し、再び来日した場合には入国管理法に基づき入国を拒否することを求めた。

一方、外国人観光客が安心して医療を受けられるよう、外国語で診療を受けられる医療機関の充実や、薬局での多言語対応を進めるほか、習慣の違いに配慮した診療のための研修を行うよう要求。


外人による医療費踏み倒しも公立なら結局は税金で補填でしょう?

ビザなしで誰でも呼ぶからこういうことが起きるのです。母国では病院に行かない人も多いのです。善意は悪用されるのが常識です。外国人観光客は前払いでいいのではないでしょうか?

それと、医療機関に「習慣の違いに配慮した診療を要求」、こんなもの不要です。

金持ちがそれなりの対価を払って配慮してもらうならいいですが、私たちと同等のお金を払って特別待遇は許されることではないのです。外国人に配慮しすぎです。はこ怒る

それよりも海外旅行傷害保険加入を入国条件にする方がまともです。

(日本の健康保険は海外でも後から補填してくれます。これと同様の制度がない国から来た人は旅行医療保険を義務付けるべきです)

こちらの記事では海旅加入を入国時の条件にしている国があることを紹介しています。

日本と同等の医療を途上国で受けるには高額な費用を払います。

例えば、私は通訳もいる上等な病院へ行くと、診察代だけで60〜100ドル払います。

もし日本で3割負担なら診察だけで2千円〜3千円以上を窓口で払うことになります。

でもそんなに払いませんよね。生活保護受給者や子供ならタダですか?

日本の医療が高い水準なのに安く掛かれるのは日本人だからです。公衆衛生、予防接種、国民の生活向上のための政策でこうなっています。

これを、関係ない外国人に当てはめるのは不公平であり、まして配慮までして私たちと同額なら、日本人の税金が回ることになり、その分私たちへの待遇は確実に下がります。

外人用に設備やシステム、人員を確保させて、そのうち観光客が減れば、医療業界は「もっと外人下さい」ということになるでしょう?これで移民賛成業界がまた増えるわけです。

外国人に来てもらいたい「観光立国」のために、公道カートという迷惑行為が許され、犯罪の巣窟となるであろうアジト“民泊”を奨励に留まらず、嫌がる自治体を国が脅して無理やり全国展開、観光地は日本人を締め出し荒廃させ、民度の低い国から大量の単純労働者を入れ、それらの奏でるオーケストラ、相乗効果で不衛生や野蛮と相性の良い外国人や、私たちの税金を食い潰し私たちのサービスを低下させる外国人が常時日本に居座る国へと変貌していきます。

今政府はバラ色みたいなことしか言いませんが、経済面で移民の弊害が顕著化するのは少し後、ボディーブローのように効いてきますし回復しません。

これを短期間でやったのは安倍首相で、確かに安倍ちゃん以外に誰がいる?というくらいの破壊ぶりです。応援している人は日本が嫌いなんでしょうね、そう思うことにしました。ムキー

外人頼みしかない!という発想が一見正しく見えるのは、安倍首相が日本人を貧しくさせて、日本人が世界中から食い物にされるように仕向けたからです。はこ怒る


「低すぎる最低賃金」が日本の諸悪の根源だ 2020年の適切な最低賃金は1313円
(東洋経済 デービッド・アトキンソン : 小西美術工藝社社長 2018/03/02)
以前アトキンソン氏の観光についての記事が酷すぎるとブログに書いたことがありますが、今回の記事は納得しました。

この中で彼は、日本政府は日本人労働者をバカにしていると書いています。

日本人を徹底的に貧困化させて、穴埋めに外国人を呼び込んでいるのが安倍首相です。

安倍首相が人為的に操作しているのです。

日本人医師があんなに安い診察料であれだけ高度のサービスを提供することを考えても、労働賃金が安すぎですし、安全でおいしい食事が安すぎます。

グローバル化を進めれば、平民の日本人は間違いなく劣化したサービスや食料にしかありつけなくなります。

貧困化させた日本人の穴埋めに呼び込む観光客ですが、日本政府は弊害を隠しています。

観光客の害は先進地域でよく問題になっています。CNNがこんな記事を出しているほどです。

押し寄せる観光客、住民と切り離し ベネチアが新規制導入(CNN 2018/04/27)

私の持論au 着フル度を超えた観光を止めることこそ、環境保護、温暖化防止にも役立つはずです。

パリ協定がどうしたこうしたというより、観光縮小、多産禁止にした方がよほどエコです。


世界的に、先進国だったところが移民を受け入れる方向に行くことは自然ではなくて人為的に仕組まれています。

「生意気になってきた中産階級を没落させる仕組み」でもあることを、よく理解した方がいいと思います。
https://ameblo.jp/evening--primrose/entry-12372382304.html




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世界でバカにされる日本人 - 今すぐ知っておきたい本当のこと - (ワニブックスPLUS新書)
谷本 真由美 ワニブックス 2018-08-22
https://www.amazon.co.jp/dp/B07GDB23F7?tag=cakespoc-22

海外でなめられまくっている日本 2018年9月11日
https://cakes.mu/posts/21698


日本では「日本スゲー」というTV番組が人気ですが、海外経験豊富な元国連専門機関職員の@May_Roma(めいろま)さんは、8月24日発売の『世界でバカにされている日本人』では世界における日本の心の姿を紹介しています。

かつてはあこがれの対象だった日本は、いまでは落ちぶれた可哀想な国という印象です。そのような変化がよく分かるのが、世界各国のネットでの反応です。

特に若い人や子供の間では今やネットで得る情報は動画が中心なので、ネット動画の世界で日本がどのように扱われているかをみることで、日本のイメージを知ることが可能です。

ネット動画の世界には、日本人 を舐めきっている外国人が存在します。その代表の一つは、2018年の初頭に話題になったユーチューバーのローガンポール氏による青木ヶ原樹海の遺体動画の事件でしょう。

相次ぐ外国人の“非常識”動画 「日本はなめられている」

ローガン・ポール氏はアメリカで有名なユーチューバーで様々ないたずら動画を投稿して莫大な再生回数を稼いでいます。

子供達の間で大人気なのですが、そのいたずらがあまりにも過激で下品なので、子供が真似してしまうと困り果てている親も少なくありません。

ローガン・ポール氏にとって日本は格好のターゲットです。日本に来て撮影した動画では、ナイロンできた女物のペラペラの着物を来て都内で犯罪スレスレのイタズラを繰り返します。

生のタコや生魚を都内の走行中の車に投げつけたり、渋谷の交通量の多い道路で寝転がったり、カフェで食事中の人達の窓に向かって生魚を投げつけたり、魚を触った手で店の商品を触りまくり、築地市場に行って仕事中のフォークリフトに乗ったり、売り物を指差して大騒ぎです。市場の人にあまり図に乗るんじゃないと小言を言われるシーンもあります。

さらに、青木ケ原樹海に探検に行き、亡くなったばかりの自殺者の遺体を動画に撮って、「怖い怖い」と茶化してレポートしたのです。削除前に彼のファンである多くの子供達がその動画を見てしまったことで大炎上してしまいます。

彼の日本で撮影した動画をみると、あまり教育レベルが高くない外国人が日本に対してどんな感情を抱いているのかということがよくわかります。

ローガン・ポール氏はオハイオ出身の田舎出身で教育レベルが決して高いとは言えないごくごく一般的なアメリカ人です。そういった人たちにとって日本人だけではなく東洋人全般というのは体が小さく文句を言わないちょっと奇妙な人々です。

これはアメリカにいる東洋系の人達も同じで、東洋系でアメリカ人とはいっても、体も小さいですし、白人に比べると闘争心がありませんし、親や祖父母のしつけがあるので暴力に訴えることはしませんから、おとなしい人が多いのです。

東洋人の典型的なイメージは、運動が苦手なガリ勉です。体育会系リア充がスクールカーストの頂点というアメリカでは、ガリ勉やオタクは日本や東アジアに比べて人権などないのに等しい存在です。

そのカテゴリに入ってしまう東洋人というのは常にからかいの対象で、スクールカーストの最底辺です。

また黒人やヒスパニックと比べると数が少ないので、組織化された圧力団体も多くはありません。政治力がありませんので、差別的なことを言われたりジョークに見せかけた差別をされることも少ないことではないのです。

東洋人はそういったイメージを持たれていますから、あまり教育程度が高くないアメリカのマジョリティにとってはからかいの対象です。

ですからローガン・ポール氏達はアメリカやヨーロッパであったら絶対にしないような悪戯を日本でしまくり、亡くなった人の遺体をビデオに撮影するようなことができたのです。

日本人をからかいの対象と見ていて、さらに同じ人間とは感じていないからです。

言葉も異なり、顔つきも違う、そしてアメリカの内陸部では食べない人の多い得体の知れない海産物をたくさん食べる日本人は、とても奇妙な人々なのです。

魚というのは彼らにとって生臭く、「魚の臭がする」というのは「女性器の臭いがする」という意味です。ですから、悪戯として魚を人に投げつけるのには、侮辱の意味があるわけです。

そんなものをありがたく食べている日本人は、教室の隅で勉強ばかりしていて、わけの分からない数学やプログラミングの話をしている東洋系ガリ勉と同じ変な奴らだ、というイメージです。

もし亡くなった方の遺体がアメリカの白人であったりヨーロッパの白人であったら彼らは同じように撮影することはできなかったでしょう。

しかし大騒ぎをしても、日本はおとなしい人が多く、外国人に対して寛容ですから、お店の人や通行人が訴訟を起こすことはありませんし、胸ぐらをつかんで殴りつけることもありません。

アメリカだったら同じことをしたら銃撃されている可能性もありますし、ヨーロッパであったらその場で押さえつけられてボコボコにされる可能性が高いです。

そもそも他の先進国では治安が悪いところも多く他所者が足を踏み入れた途端に注意されることだってあるからです。

こういう反応が当たり前ですから、日本人の謙遜や旅人への寛容さは「何かされることを受け入れている」「反撃する気力がない弱い奴ら」と思われてしまうわけです。

日本にはそんな所はありませんし一般の人たちも大変おとなしく心が優しいですから、彼らはそれを知っていて好き放題やるわけです。

日本人のこういった人の良さや大人しさは、ネットの動画を通じて世界中に広がります。それを素晴らしい、美徳だと賞賛してくれる人達がいる一方で、日本人はマヌケな奴らだと悪用しようとする人達もいるということは知っておいたほうが良いでしょう。

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地下鉄落書き、樹海の遺体…相次ぐ外国人の“非常識”動画 「日本はなめられている」2018.1.30
http://www.sankei.com/smp/affairs/news/180130/afr1801300018-s1.html


落書きが見つかった東京メトロ日比谷線の車両(ツイッターから)


 東京都内の地下鉄各線で、電車の車体に塗料で落書きされる事件が相次いでいる。外国人グループの関与も疑われるというが、動画サイトには日本を訪れた人物が電車などに落書きをする様子も数多く投稿されている。なぜ日本が狙われるのか。(夕刊フジ)


 地下鉄車両の落書きは13日以降、東京メトロ千代田線や日比谷線であったほか、18日には東西線の車両でも見つかった。

 「自己承認欲求、特に仲間内で自慢したいという心理があるようだ」とみるのは、都市部の落書きに詳しい東京都市大建築学科の小林茂雄教授。

 「外国人が観光ビザ等を取得し、1週間や10日間程度滞在して落書きをして帰国するというケースが多いようだが、電車の落書きの場合、車両の保管場所や監視カメラの位置、逃走経路などを綿密に調査している。国内にも協力者がおり、情報をこまめにやりとりしているのではないか」

 壁などにメッセージ性のある絵や文字を描く「グラフィティ」は近年は芸術としての認知も高くなり、日本国内でも町おこしに生かす事例もあるが、所有者や管理者に無許可で描けば器物損壊罪と建造物損壊罪に問われてもおかしくない。

 2008年には6都府県の地下鉄の車両などに落書きを繰り返したスロバキア人とハンガリー人が大阪府警に逮捕された例もある。

 日本を狙った落書きについて小林氏は「注目を浴びるような街や都市がターゲットとなるが、ニューヨークやロンドンなどはテロ対策もあってセキュリティーが厳しい。東京は凶悪犯罪が少なくセキュリティーが甘いと考えられているのではないか」と分析する。

 ユーチューブには、外国人とみられる人物が、日本の鉄道の駅や車両基地に夜中に忍び込み、スプレーで落書き、逃走する様子を撮影した動画も数多く投稿されている。

 ITジャーナリストの三上洋氏は「『やってやったんだ』『簡単だぞ』という意味で、描く過程をネットにアップして自慢するのもグラフィティの目的の一つだ。中には自分たちのグッズを販売しているグループもあり、金もうけとみることもできる」と語る。

 昨年末には米国人ユーチューバーが、富士山麓の青木ケ原樹海で自殺したとみられる遺体の動画を投稿。「不快になった」などネット上で批判された一方で約600万回も再生された。

 前出の三上氏は「日本はきれいな国で人がやさしいというイメージだから、それをおちょくっており、多少なめられている。他の動画でも日本人をバカにしていて、差別感情ともとれるものもあった」と話す。

 日本の安全性に甘えた身勝手な行為。そんなに目立ちたいのなら、もっとヤバい独裁国家で挑戦してみてはどうか。
http://www.sankei.com/smp/affairs/news/180130/afr1801300018-s1.html



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自分を知らない、言いなり=おもてなし、搾取されてもバカにされても気づかない日本人…(+_+) 2018年09月15日
https://ameblo.jp/evening--primrose/entry-12404933569.html


以前「日本の見世物小屋化の別称「観光立国」=外国人仕様を増やす=「外国人で儲ける」業界づくり→移民受入」という記事で、『マリカーは生活に必要な日本人のインフラである公道を、一部の人間がレジャーに使っているのです。でも外国人が喜ぶからと批判も出ませんが、その姿が卑屈なことに日本人自身が全く気付いていません。』ということを書きましたが、それとも通じる記事を見ました。左下矢印

海外でなめられまくっている日本(May_Romaさま)


かつてはあこがれの対象だった日本は、いまでは落ちぶれた可哀想な国という印象です。

こういう書き出しで始まるこの記事、「日本スゲー」派の人に読んでいただきたいと思います。

ところで、こんなニュースがひっそりとありました。


9月9日午後1時55分ごろ、走行中の東京発博多行き山陽新幹線のぞみ19号(16両編成)で、果物ナイフのような刃物を持った外国人の男性観光客がいるのが見つかり、北九州市の小倉駅に停車した。通報を受け駆け付けた福岡県警小倉北署員が降車させ、任意同行した。乗客にけがはなかった。

 小倉北署によると「旅先で使うために持っていた。ナイフが汚れていたので洗いたかった」と説明している。県警は同行の女性と一緒に事情を聴き、銃刀法や軽犯罪法の違反には当たらないと判断した。
 下り2本が最大11分遅れ、計約500人に影響した。

ここでもおバカ対応で舐められる事例を作ってしまいました。ばかぁ

以前新幹線で殺傷事件が起きた後、『国交省は省令の鉄道運輸規程の改正に着手し、適切に梱包されていない刃物の列車内への持ち込み禁止を明文化する方針。利便性への影響などを考慮し、現時点で手荷物検査の導入は見送った。』という内容の報道が出ました。

欧州でイスラムテロがナイフを使っていること、鉄道でも何件も起きていることを何度も紹介していますが、日本の鉄道がナイフの持ち込みをOKしているようでは、そのうち狙われるようになります。前出のMay_Romaさまの記事内でも次のような文章があります。


日本人の謙遜や旅人への寛容さは「何かされることを受け入れている」「反撃する気力がない弱い奴ら」と思われてしまう〜

今回たいしたことが無かったとしても、厳しく対処することでナイフを持ち歩く習性の外国人を震え上がらせなくてはいけなかったのです。アジア人だから、東洋人だから馬鹿にされるというのはいつもそうとは言えず、その国の対応で決まります。

今や、日本だから馬鹿にされるという状態です。rabbit*ハァ*

インバウンドで浮かれる業界ではこんな記事がありました。


【台風21号】大阪ホステルに聞いた 災害時の外国人対応「欧米人は『台風珍しい!動画撮りたい!』と外に出たがり静止するのが大変だった…」


ヨーロッパからの訪日外国人は、台風を知らない方が多いです。


日本人は、このような大きな災害があると自粛ムードに流されがちですが、訪日外国人はそんなことはありません。

とありますが、私達がサイクロンやハリケーンを知っているのに、欧州人は知らないというのでしょうか?

日本人は同胞が大変な目に遭っているという心配の気持ちがありますが、外国人には所詮他人事、日本人が死と直面するような大災害も「愉快なエンターテイメント」なんでしょう。

<「関空」大混乱に巻き込まれた中国人留学生の手記>という記事もありました。

この方は日本語ができるので自力で何とかしたようですが、こう書いてあります。


 現在、日本は国を挙げて観光立国を目指しています。しかし台風に限らず、地震をはじめ日本は世界的にも災害の多い国です。外国人旅行者の災害への不安が広がれば、観光へのダメージは大きくなっていくでしょう。

 私のように日本語が話せるわけではない外国人旅行者は、今回のような災害が起きたら、帰国の目途を立てられず、避難すら大変だと思います。災害の多い日本だからこそ、外国人旅行者へのケアを充実させる必要性があるのではないかと、今回の体験を通して強く感じました。

仰る通り日本は自然災害大国です。人口密度も高く、気候変動もあってか、どこでも被災地、誰もが被災者のようになってきています。

このような中、遊びに来た外国人のために日本人の税金から便宜を図るために何かしろというのは無理なんです。

だから「インバウンド」とやらで儲けているらしい業界が自力でやればいいのです。

それに海外にいる日本人は皆さんその国の行政に頼り切って対処しているんでしょうか?

大使館や領事館が緊急時にメールなどで情報もくれますし、居住者ならば関係している現地の人たちが情報をくれたり助けてくれたりします。旅行者なら旅行代理店などが連絡にあたります。

中国では災害時に日本語で親切丁寧な対応をしてくれるんですか?

南国のようなのんびりしたリゾート地でもなく、年がら年中あちらこちらで自然災害が発生し、物価も安くなく、底の浅い知識で来るような外国人観光客を相手にする日本政府の「観光立国」は実は移民受け入れ政策の一環で、日本人に外人慣れを促し、外国人用の生活インフラを整備させるのが目的だと私は考えています。

外国人用インフラについてついでに言うと、あちらこちらの看板などで注意事項や禁止事項が日本語だけというのがまだ多いです。注意や禁止事項こそ全部に英訳が必要(多言語は不要です。かえって見にくくなります。母国語⇔英語の辞書は必ずありますから。)でイラストも効果的です。トラブル防止にも役立ち外国人の為にもなりますし、日本人が英語で注意するときにも役立ちます。

日本が少子化でも「ダントツ」で豊かになる道(東洋経済)という記事のなかに、コマツの坂根相談役がこう発言しています。


よく「この国の労働力は逼迫している」といわれていますが、欧米に比べて国全体として、ムダな事業や仕事に雇用をたくさん抱えています。その部分を整理することができれば、新たな労働力を生み出すことができます。

そして「日本人手不足は2020年代半ばには解消される可能性が高いからです。日本人が移民と共生する覚悟が十分にないのであれば、拙速な移民の促進はやめたほうが賢明なのではないでしょうか。」という問いかけに対して坂根氏は次のように答えています。


私も同じような心配をしています。おそらく業界内で競争力のない企業ほど外国人を安い賃金で雇いたいという願望が強いでしょう。ということは、同一労働していても外国人を日本人より安く使うといったことになり、結果的には、外国人労働者から見てこの国の魅力はなくなり、優秀な外国人労働者までもが日本に来ようとは思わなくなっていくでしょう。

むしろ本当の労働力といった意味では、国を挙げての少子化対策と高齢者や女性の労働力を活かすことをまず第一に考えるべきです。簡単に移民の受け入れに逃げてはいけないと思っています。無駄な雇用に手をつけないで移民に頼っていては、日本にせっかく変われるチャンスがきているのに、そのチャンスを逸してしまうことになります。

外国人雇用の拡充は「無能な経営者」の甘えだ 〜生産性向上のチャンスを逃す「愚策」を許すな(デービッド・アトキンソン)という記事を以前紹介しましたが、この中で彼は、日本政府は日本人労働者をバカにしていると書いています。

その日本政府は世界中で馬鹿にされているようにみえます。

日本人が馬鹿にされているのと同じ理由からです。

海外ニュース翻訳情報局さまからの次の記事はお薦めです。

元米軍海兵隊士官提言・必読】東京からの視点? 控えめな反応

プーチンからもシージンピンからもトランプからも鼻であしらわれているのに、さも世界中から重要人物扱いされているかのように安倍首相を持ち上げ、世界で起きている重要な変動を見ないふりしている日本は、ますます困ったことになっていくのではないかと思います。

国力が劣っているので我慢を強いられることもあるでしょうが、そんななか、自尊心もなくし外国人さまに媚び諂うことをおもてなしと言い、外からも内からも骨抜きにされているような感じがしてなりません。

EUでサマータイムが住民の意向で廃止されようかという時に、<「非常に良い解決策」、 IOCが東京五輪でのサマータイム導入を支持>というのも、日本人の外人崇拝を知っている森さんかJOCがIOCに言ってもらったんだろうなと思います。

それに、迷惑を被る日本人の反対を、迷惑を被らないその時だけの外国人が、それも運動会のために抑え込もうとしていること自体日本人が馬鹿にされているということなんです。

だからといって野党を応援しているわけではありません。

「第3子出産で1000万円」国民民主党・玉木代表「コドモノミクス」に注目集まる 「電子マネーで配布」「外国人は対象外」

このなかで、玉木氏は「国民の税金なので外国人にも行う政策ではない」と言っていますが、実際にそういう法律を政府が作れば外国人差別は出来ないのです。外国人も税金を払っているというでしょう?生活保護は憲法上国民が対象なのに実際は外国人がもらっています。

工作機関の朝鮮学校が「金出せ!」と裁判していますよね?

内外人平等が法整備された日本で、こんなことしか言わないような野党にも明日はありません。それとも裁判で負けて「仕方なく」外国人にも払うことが織り込み済みなんでしょうか。怒る

ダライ・ラマ氏があのスウェーデン・マルメでまともなことを言ってくれました。

「欧州は欧州人のもの」ダライ・ラマが法話で移民問題に言及

自国の再建に尽くさないで他人の財布で生きることを望むような外国人、又は受け入れてくれた国を自分好みに変えようと活動する人には耳が痛いでしょう。

移民が移民を呼び込み、受け入れてくれた国を自分の好きなように変えて、その国民にさらなる負担を強いる活動(いじめ問題と難民問題を同一視するサヘル・ローズさんなど)は、私たちの社会を軽んじているからこそできるのでしょう。

日本人は、日本人からも「いいカモ」として絞られています。

携帯の料金体系がカルテルみたいで異常な契約形態であるのは、そこに無駄に人が群がっているからで、NHKが不要なチャンネルを増やし1人で出来る番組に(芸の無い)芸人の生活救済のため多数を出演させギャラを払い、そのために国民から不必要に高額なお金を巻き上げているのもそこに無駄に人が群がっているからです。

そして、それを政治家が黙認して是正しないのは国民がその無駄を異常と思わず当然視しているからです。

余計な斡旋で5次6次受けみたいな業界を作り、労せずして丸投げで儲ける人たちもいます。

人手不足はこういう無駄な仕事を無くし、大量の余剰人員をまともな正業にシフトすることで解消できる部分もあると思います。

それをやるのが政治です。

それをしないで外国人移民を入れても上手く回らないだろうことは素人でも想像できますし、カルテルや、手数料を高額にして取れるところから最大限搾り取るようなビジネスモデル、仲介料を何段階も通って高額になるような仕組みがまかり通る日本には健全な社会が育たないと思います。このボッタクリから逃れるための「研究」サイトもありますが、そういうことに時間をかけることもまた日本全体を疲弊させますし、諦めた人は無駄な出費を強いられます。はこ怒る

日本の政治家にろくでも無い者しかいないのは、他力本願で、搾取されている自覚がなく、バカにされている自覚もない多くの日本人の代表だからではないかと思います。

外国からも同じ日本人からも騙され搾取されている、これを自覚しなければいけないのです。

日本人 大丈夫?

日本人である自分の将来が本当に心配です。
https://ameblo.jp/evening--primrose/entry-12404933569.html


http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/319.html#c25

コメント [経世済民129] 日産ゴーン逮捕の裏側と今後 衝撃はこれからが本番だ<中>共犯か?クーデターか?日産は大混乱で迷走必至(日刊ゲンダイ)  赤かぶ
1. 2018年11月20日 18:59:19 : 3bx4zxGLBs : QkA5_W3Zfr8[6]

働くのが大好きで、人生の意味もわからない愚民たちと

 それに寄生した強欲吸血鬼。

 まだまだいるよ。早く気付けよ日本人。 

 アベ自民党とか、東大卒中央官僚とか、
http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/519.html#c1

コメント [政治・選挙・NHK253] 立憲・枝野氏「4島の主権、絶対に譲ってはいけない」「2島ぽっきりではいけない」  赤かぶ
22. 2018年11月20日 19:01:37 : 8zBzYBqaY6 : QFI3qOqXnlI[1]

サンフランシスコ条約によって^^

❶千島列島全島は^^

その他の^^

❷南西諸島(沖縄)、❸小笠原諸島、❹台湾・澎湖諸島、❺朝鮮と共に^^

放棄されることで^^

民族の独立か?時期を見て返還か?=何れかの措置の対象区となった^^

サンフランシスコ条約までに=❺朝鮮は、民族の独立が決定されている^^


http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/789.html#c22

コメント [政治・選挙・NHK253] 安倍首相、来月にオランダ訪問=南米2カ国も―政府調整(時事通信)-そんなに日本にいたくないのか? JAXVN
1. 片田舎の一市民[137] ldCTY47JgsyI6o5zlq8 2018年11月20日 19:03:16 : kzLz49zVTM : pWSAcin3_W0[50]
そんなに日本にいたくなければ日本に帰ってこなければいい、どうせ口から出ることばは「嘘」だらけなのだから、ただ心配なのは国民の税金をばらまかれること、きっと逃亡先をいろいろ探しているのじゃないの

http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/833.html#c1
コメント [政治・選挙・NHK253] <怒涛のマスコミ凋落>サンケイ新聞と読売新聞(simatyan2のブログ) 赤かぶ
21. 2018年11月20日 19:03:35 : bAr1kH5c9w : ytMdpztIbTU[313]

A級戦犯・児玉誉士夫の子分

   【 渡邊恒雄 】、角栄、【 小泉又次郎 】、小佐野

 =====================================

【 幼児の等価被ばく線量を「811mSv」→「33.3mSv」に 】

   弘前大・床次教授に書き換えさせたA級戦犯DNA新聞!!

   今や、世界中の研究所が約400mSvと出し揃ってるしね・・・

 =====================================

 【 八百長の「圧縮バット」と「飛ぶ玉」で9連覇 】

  のデマで人気を捏造させた新聞。
  渡恒の暴言〜週刊誌が圧縮バットを暴露して落合や山本などみんなが使い始めた
  時〜彼が吠えた文言

 「俺が野球界のルールだ。圧縮バットは使用禁止だ。言うことを聞かん奴は二度と
  野球をできなくしてやる・・・」

  そりゃ、10〜15mも余計に飛ぶんだから、ギリギリのアウトが全部がホーム
  ランになれば、誰でも簡単に1,000本超えるべぇ・・・

 ===================

 CIAの手先で悪魔のアメリカをバックに公然と不正や八百長ばかりやってきた。
 学生時代に来たゴミ売りの販売員は全員が893だったね。
 ビール券と洗剤のお歳暮と引き換えに半年だけでも取ってくれ。朝日を止めてくれ
 と泣きついて駄目だと、脅しにかかる。
 2時間後に別のゴミ売りの販売員が来たので、さっき断ったというと、

  あの野郎、俺のシマを荒らしやがって・・・・組員同士の内輪もめね!!

  一件の契約で2万円。月収80万円だと自慢してたね。

   ゴミ売りですから・・・・・


http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/818.html#c21

コメント [経世済民129] 人口減・高齢化は当面、投資を減らす影響が大きい−日銀の黒田総裁 自民党の尊厳死法案で「安らかな死」は迎えられるか「寝たき うまき
3. 2018年11月20日 19:04:21 : KoH58Epg7c : yYIpdH3Am_4[601]
日本人 嬲り殺しに 耐えるだけ
http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/497.html#c3
コメント [経世済民129] スーツ大手3社が赤字転落で壊滅状態に…AOKI、漫画喫茶などカフェ事業拡大で生き残り図る(Business J) 赤かぶ
1. 2018年11月20日 19:04:44 : KoH58Epg7c : yYIpdH3Am_4[602]
不況だよ スーツ売れない 実態は
http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/506.html#c1
コメント [経世済民129] ディズニーランド、“11時間待ち”に不満噴出…収益優先で年間パス購入者を締め出し(Business Journal) 赤かぶ
1. 2018年11月20日 19:05:01 : KoH58Epg7c : yYIpdH3Am_4[603]
行列に 耐えても待つわ マゾヒスト
http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/507.html#c1
コメント [経世済民129] 東証寄り付き 反落、下げ幅200円超 米ハイテク株安で売り先行 日産自株、6%安の急落  赤かぶ
1. 2018年11月20日 19:05:13 : KoH58Epg7c : yYIpdH3Am_4[604]
市場では かゆみに過ぎぬ 日産も
http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/509.html#c1
コメント [政治・選挙・NHK253] 自民支持者よ 麻生の暴言許すのか/政界地獄耳(日刊スポーツ) 赤かぶ
27. 斜め中道[5699] js6C35KGk7k 2018年11月20日 19:05:19 : u12DNOjV8I : DpNsSI7B2fY[3733]
  ↑↑
お騒がせいたしました。
http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/791.html#c27
コメント [経世済民129] 日産関係者と司法取引 捜査協力、刑事処分を減免  赤かぶ
2. 2018年11月20日 19:05:26 : KoH58Epg7c : yYIpdH3Am_4[605]
はっきりと 芝居認める 訴訟法
http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/510.html#c2
コメント [経世済民129] 4カ国に高級住宅 逮捕のゴーン会長「私的流用」の実態判明(日刊ゲンダイ)  赤かぶ
3. 2018年11月20日 19:05:45 : KoH58Epg7c : yYIpdH3Am_4[606]
マスゴミの おだてに乗って 威を振るい
http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/512.html#c3
コメント [経世済民129] ゴーン逮捕の謎(小笠原誠治の経済ニュースゼミ) 赤かぶ
4. 2018年11月20日 19:06:05 : KoH58Epg7c : yYIpdH3Am_4[607]
尻尾切り ゴーン見放す 奥の院
http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/514.html#c4
コメント [政治・選挙・NHK253] またスピン、ゴーン会長逮捕 入管法改悪の目くらまし(田中龍作ジャーナル)  赤かぶ
59. 2018年11月20日 19:06:06 : ioJX5KqMME : rehc4WWFIhE[2]
>>24
同意、類型化していい事は何もない。
ところで内部情報にアクセスできる立場にいて日産株を高値で売り抜けた奴がいるかどうか調べてるのか?
誰かの妻とか。

http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/811.html#c59
コメント [政治・選挙・NHK253] 「人の税金で大学に」麻生太郎は自分の娘も東大卒だった! 教育への公的支出を否定する財務相を許していいのか(リテラ) 赤かぶ
9. 2018年11月20日 19:06:19 : EKMwilrL5k : rWqu19U@2tE[1]
単なる低脳、教養のないじいさん。
踏襲か読めないなら普通のオッサン以下の頭だわ。有無をゆうむと読むアホーはなかなかいないよ。

健康保険まで否定するならアホーと断定せざるを得ない。

我々の政治家選出方法はどこかが間違っている。
http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/826.html#c9

コメント [経世済民129] 日産ゴーン逮捕の裏側と今後 衝撃はこれからが本番だ<上>全国から検事を集めた東京地検のヤル気と捜査の行方(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
2. 2018年11月20日 19:06:25 : KoH58Epg7c : yYIpdH3Am_4[608]
献金を ケチって浴びた 火炎瓶
http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/518.html#c2
コメント [政治・選挙・NHK253] 日産ゴーン会長逮捕。過ぎたるは及ばざるが如し。内部告発か?(かっちの言い分) 一平民
41. 2018年11月20日 19:08:08 : I06kUeD8iM : Pokccs7o7wE[145]

>>38 

日本の大きな企業は日本で生まれた会社というだけでほとんどの会社はハゲタカ外資に乗っ取られています

現にトヨタは30%超外資ですしホンダでさえ40%ぐらいかな外資比率です
薬品会社など90%ハゲタカ外資が出資してるところもあり
ほとんど国際金融巨大資本の配下に入っています
企業の外資比率を調べればすでに日本の企業でない事がわかります

こうなるように仕向けている安倍創価御用メディアは売国奴そのものです


http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/804.html#c41

コメント [政治・選挙・NHK253] 大人も答えられない「正しいあいさつ」を小2に押しつけ 安倍政権が推進 アブない道徳教育(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
10. 2018年11月20日 19:09:13 : eUTpkAQIBY : _ykxv7Bctt8[1203]
>6
そりゃいいや、

良い子のみんなで安倍一味に斬り込みかけよう!
礼儀正しく、由緒ある日本の型に倣って。
「ズゥ〜ズゥ〜シ!」
「痰!」
「ヘンタイ!」と掛け声をかけながら
http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/825.html#c10

コメント [政治・選挙・NHK253] 大人も答えられない「正しいあいさつ」を小2に押しつけ 安倍政権が推進 アブない道徳教育(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
11. 2018年11月20日 19:12:39 : eUTpkAQIBY : _ykxv7Bctt8[1204]
>8
クソもミソも一緒くた、
が更に一緒くたに短くなったみたいで
いいですね、クッソクタ。
http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/825.html#c11
コメント [経世済民129] ゴーン会長逮捕が高額報酬見直し契機になる(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
1. 2018年11月20日 19:14:18 : EKMwilrL5k : rWqu19U@2tE[2]
ある程度の格差は否定しないが、人間誰でも口は一つ、胃袋も一つ、出す所も一つである。
http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/516.html#c1
コメント [原発・フッ素50] 驚愕!!南相馬市立総合病院の患者数が公表される 原発事故前とくらべ成人甲状腺がんは29倍、白血病は10倍に上昇  魑魅魍魎男
72. 2018年11月20日 19:15:22 : qW5770aSac : k9XcZ01CpGM[1229]
>>71
火消し工作コメントご苦労様。

甲状腺がんと白血病が突出して多いことを説明できていないね。

このデータは正しく、それでは政府・原子力ムラに不都合なので、
あとから間違っていたとゴチャゴチャ言いわけをしているとしか思えない。

>疾患ごとの死亡者だと、県全体、いわき市、広野町、南相馬市どこでも、
>目立った増加傾向は確認できない。

そりゃ、改ざんしまくっているからね。

でも訃報を見れば、寿命とは言えない年齢の人が
バタバタ死んでいる事実は隠せない。
http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/393.html#c72

コメント [経世済民129] 日産ゴーン逮捕の裏側と今後 衝撃はこれからが本番だ<中>共犯か?クーデターか?日産は大混乱で迷走必至(日刊ゲンダイ)  赤かぶ
2. 2018年11月20日 19:17:11 : KoH58Epg7c : yYIpdH3Am_4[609]
もう二度と 夜明けは来ない 日産に
http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/519.html#c2
コメント [政治・選挙・NHK253] 安倍首相は「年金資産」を北方領土とバーターする気だった(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
6. 2018年11月20日 19:17:18 : 8j451KCpgo : uOfbe6D73rs[1]
国民の年金はオレ様のもの。どう使ったっていいのだ 。なぜなら僕チンはソーリ大臣で、立法府の長だからね。あ、違った? そんなのカンケーねーだろイチイチ。実質三権の長だからねー〜。司法、立法、行政、ぜーんぶ言うこと聞かせてるんだから。逆らった奴は、チカンに仕立て上げたり、罪をでっち上げて落とされるから、皆んな怖くて逆らえないの。
だからオレ様は 三権のチョウ〜チョウ🦋〜 なのだーー❗
すごいでしょうーママあ〜 褒めてちょうだい!

プー様 「こんな馬鹿チョロイもんだわ。 」


http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/819.html#c6

コメント [政治・選挙・NHK253] 私が安倍首相なら二島先行返還を決行する(山口二郎の慧眼) 天木直人  赤かぶ
8. 2018年11月20日 19:17:22 : KoH58Epg7c : yYIpdH3Am_4[610]
ツッコミを 避けて借りよう 他人の説
http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/796.html#c8
コメント [政治・選挙・NHK253] 2019年国政決戦に主権者はどう立ち向かうべきか(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
4. 2018年11月20日 19:17:33 : KoH58Epg7c : yYIpdH3Am_4[611]
裏表 自業自得と 無関心
http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/798.html#c4
コメント [政治・選挙・NHK253] 安倍晋三首相は、APEC首脳会議で米中対立が激化し、米国への気遣いから、リーダーシップをちっとも発揮できず… 笑坊
4. 2018年11月20日 19:17:43 : KoH58Epg7c : yYIpdH3Am_4[612]
期待した リーダーシップ 妄想で
http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/801.html#c4
コメント [政治・選挙・NHK253] APEC首脳会議の歴史的決裂の真の敗北者は安倍首相の日本だ  天木直人  赤かぶ
2. 2018年11月20日 19:17:48 : hHRyrQsPsY : C257NcSSuSY[208]
天木さんは時々はずれるが大体まともな事を言っている。この記事で思い出したが、ナント、安倍がWTOの改革を言い出した。
https://mainichi.jp/articles/20181118/k00/00m/010/117000c

毎日御用新聞はWTOの何が問題でどう改革するのかは一言も書いていない。
http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/827.html#c2

コメント [政治・選挙・NHK253] 安倍政権になってどれだけの才能や技術が日本から消滅、あるいは流出したことでしょう。(谷間の百合) 赤かぶ
4. 2018年11月20日 19:17:54 : KoH58Epg7c : yYIpdH3Am_4[613]
自分だけ 目立っていたい 地獄伏せ
http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/803.html#c4
コメント [政治・選挙・NHK253] 官房参与の藤井氏ですらマトモな経済原理を説いている。(日々雑感(My impressions daily)) 笑坊
3. 2018年11月20日 19:18:05 : KoH58Epg7c : yYIpdH3Am_4[614]
締めつけて 不利が見えたら 飾りつけ
http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/805.html#c3
コメント [政治・選挙・NHK253] 働き方、移民法…詐欺師政権が目論むサラリーマン地獄社会(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
2. 2018年11月20日 19:18:40 : KoH58Epg7c : yYIpdH3Am_4[615]
ゾンビたち 犠牲の上に 胡坐かき
http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/810.html#c2
コメント [政治・選挙・NHK253] またスピン、ゴーン会長逮捕 入管法改悪の目くらまし(田中龍作ジャーナル)  赤かぶ
60. 2018年11月20日 19:18:49 : KoH58Epg7c : yYIpdH3Am_4[616]
政権の 思う壺だよ 喜べば
http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/811.html#c60
コメント [政治・選挙・NHK253] 「人の税金で大学に」麻生太郎は自分の娘も東大卒だった! 教育への公的支出を否定する財務相を許していいのか(リテラ) 赤かぶ
10. 2018年11月20日 19:18:53 : eUTpkAQIBY : _ykxv7Bctt8[1205]
>1
子供の知能は母親からしか遺伝しないと
昨日テレビで林先生が言ってたので、
きっとお母さんでしょう、良かったね!
http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/826.html#c10
コメント [経世済民129] 花園万頭、人形町亀井堂…和菓子店が経営破綻で消えていく(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
1. 2018年11月20日 19:20:51 : EKMwilrL5k : rWqu19U@2tE[3]
教科書を和菓子店に書きかえさせた自民党うよ議員。

どうしてる、買わないのか。
http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/513.html#c1

コメント [政治・選挙・NHK253] 自民支持者よ 麻生の暴言許すのか/政界地獄耳(日刊スポーツ) 赤かぶ
28. 2018年11月20日 19:21:32 : bAr1kH5c9w : ytMdpztIbTU[314]

  【 小泉はもっと酷かったのになぜ騒がなかったぁ!! 】


*:事務所費三重計上で「会社もエロエロ・・・発言」で居座る
*:戦闘地域では「私に聞かれたって分かる訳がない。」で自衛隊員56人を殺す!!
*:女も国民の首を絞めてもヘラヘラ。身重の嫁が首絞めで殺されそうだったので妾
  死亡を知って逃げ出してTV顔出しで暴露してもへらへら・・・
*:福島3号機の制御棒242本に亀裂があっても、科学が危険と言っても法律が安
  全と言えば安全と再稼働させて311で核爆発。

 ブッシュ家訪問時に、グローリ〜〜とはしゃぎ過ぎてブッシュ家に軽蔑視された上
 に、「日本でプレスリーの物まねが一番うまい物まね芸人」と報道された日本のゾウリ!!

 ====================

 ゴーンの50億円デンデンより、

  リニア新幹線工事開始で100兆円が無駄になる・・・ことを騒ぐんだマズゴミ!!


http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/791.html#c28

コメント [原発・フッ素42] 福島第一原発は散発的に臨界している模様!? (wantonのブログ) 魑魅魍魎男
58. 2018年11月20日 19:22:41 : qW5770aSac : k9XcZ01CpGM[1230]
ヨウ素内用療法を行なっている病院のない地域を含め、
あちこちの下水場の脱水汚泥からヨウ素131が検出されている。
1Fが再臨界しているのは確実だろう。

「2017年12月に二本松市・下水処理場の汚泥から
8800ベクレル/kgものヨウ素131を検出 再臨界は確実」
http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/876.html

「福島県下水場で4月にヨウ素131を大量検出か? 
脱水汚泥の測定値が公表されなくなった」
http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/833.html

「福島第一ライブカメラは真っ白 大量の蒸気発生 
溶融燃料が地下水に接触し大規模再臨界か」
http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/133.html

「神奈川・逗子市の下水道終末処理場で大量のヨウ素131が検出された 
福島第一で大規模再臨界か?」
http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/383.html
http://www.asyura2.com/15/genpatu42/msg/111.html#c58

コメント [政治・選挙・NHK253] そしてプーチン大統領の高笑いが聞こえる  天木直人  赤かぶ
3. 2018年11月20日 19:28:06 : KoH58Epg7c : yYIpdH3Am_4[617]
ツッコミを 避けて繕う 与太話
http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/812.html#c3
記事 [経世済民129] 日産とルノー連合「キーマンリスク」軽視の代償 一番の負け組ルノーか 日産自動車格下へCDS急騰 ゴーン神話崩壊 仏財務相

コラム 2018年11月20日 / 12:41 / 1時間前更新

日産とルノー連合「キーマンリスク」軽視の代償

Liam Proud
3 分で読む


[ロンドン 19日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 日産自動車(7201.T)と仏ルノー(RENA.PA)は、「キーマンリスク」を甘く見た代償を支払うことになる。
日産の会長であり、同社と連合を組むルノーの最高経営責任者(CEO)兼会長も務めるカルロス・ゴーン容疑者が、有価証券報告書に報酬を過少申告していた容疑で東京地検に19日逮捕された。
同容疑者が解職されれば、ルノーとの不均衡なパートナーシップを解消することは一段と困難になる。
関連コラム:ゴーン氏退場、一番の負け組はルノーか
ゴーン容疑者にとって、報酬がらみのスキャンダルはこれが初めてではない。
ロイターは昨年、投資銀行がゴーン容疑者らに非公表の追加賞与を支給する暫定案をまとめたと伝えた。今年に入り、同容疑者の740万ユーロ(約9億5000万円)に上るルノーからの2017年報酬を巡っては、同社株式の15%を保有するフランス政府の反対にもかかわらず、株主投票でどうにか承認された。
だが、今回はそうはいかない。
日産は内部通報を受け、数カ月にわたりゴーン容疑者の活動を調査してきた。その結果、同容疑者と同社代表取締役グレッグ・ケリー容疑者が長年、報酬額を過少に有価証券報告書に記載していたことが判明。
会社側の発表によれば、ゴーン容疑者が同社の資産を私的に使用していたことも分かった。同容疑者は逮捕され、日産の西川廣人社長は解職を求める意向だ。ルノーにおいても、同容疑者をフランス政府が支援し続けるとは想像しがたい。
日産、ルノー両社の取締役会は共に、自動車会社経営をよく分かっている人が少なくない。ゴーン容疑者は日産社長の座を昨年、西川氏に譲った。一方、ルノーでは、今年になってティエリー・ボロレ氏が最高執行責任者(COO)に昇格し、ゴーン容疑者の後継とみられている。
問題なのは、ルノーと日産の不均衡な連合関係だ。
ルノーは日産の株式43%を保有する一方、日産が保有するルノー株は15%にすぎない。両社が完全統合やそれぞれの持ち株売却によって、価値を実現化する気があるのか不透明なため、投資家は両社の持ち株に対し、相当なディスカウントを適用している。
ルノーが保有する日産の株価は、ゴーン容疑者のニュースが出る前の19日終値で計算すると、ルノーの時価総額186億ユーロの約75%に相当する。ルノー株は19日、11%下落した。
ルノー・日産・三菱自動車工業(7211.T)による3社連合の会長兼CEOとして、ゴーン容疑者の仕事は株式持ち合いによる混乱を解決することだった。同容疑者は日産の傘下となった三菱自の会長でもある。同容疑者が今年、ルノーで再選された際、同社は「連合を不可逆的にするため断固たる措置を取る」ことが優先事項だとした。
Nissan Motor Co Ltd950.7
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日産にとって1つの選択肢は、完全統合の序章としてフランス政府が保有するルノー株を買い取ることだ。だが、連合の中核である日産とルノーの関係が解消されるならそれもあり得ないだろう。

*筆者は「Reuters Breakingviews」のコラムニストです。本コラムは筆者の個人的見解に基づいて書かれています。
https://jp.reuters.com/article/column-nissan-keyman-risk-idJPKCN1NP09T

 


 
コラム2018年11月20日 / 13:21 / 1時間前更新

ゴーン氏退場、一番の負け組はルノーか
Liam Proud
3 分で読む

[ロンドン 19日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 日産自動車(7201.T)の代表取締役会長カルロス・ゴーン容疑者の逮捕で最も打撃を受けるのは、日産と提携関係にある仏ルノー(RENA.PA)だろう。今回の事件をきっかけに両社間の不平等な資本関係者が見直されれば、日産の発言力が強まるからだ。

ルノーは19日の株式市場で時価総額約18億ドルが吹き飛んだ。ゴーン容疑者は20年近くにわたり1人で提携戦略を切り回してきただけに、日産の会長を解任されればルノー、日産、三菱自動車(7211.T)の3社連合は崩壊するとの懸念が投資家の間で広がった。

関連コラム:日産とルノー連合、「キーマンリスク」軽視の代償

状況は厳しいが、希望を捨ててはいけない。ルノーは日産の株式の約43%を保有し、これは今回の事件が報道される前の時点で305億ユーロに相当した。スキャンダルの影響や株式ブロック売却の困難さを勘案し、ここから30%を減価すると、ルノーが保有する日産株の評価額は100億ユーロとなる。一方、モルガン・スタンレーがまとめたルノーの2019年の利益予想と5倍の株価収益率(PER)という控え目な数字を使ってルノー株の価値を試算すると124億ユーロとなる。2つの数字の合計は224億ユーロだが、ルノーの現在の時価総額はこの数字の4分の3にとどまっている。

ただ、日産との株式持ち合いが完全に解消されることはないだろう。日産の西川広人社長兼最高経営責任者(CEO)は19日、ルノーとの提携関係に影響はないと言明。フランスのルメール経済・財務相も同じ内容のメッセージを発した。この姿勢が変化するとしても、日産株はルノーが大量の持ち分を手放せば値崩れを起こし、ルノーはフランスのような成長の鈍い市場ばかりに経営が集中する下位のメーカーに転落する。

可能性が高いのは西川社長がルノーとのこれまでの提携条件の見直しを求めることだ。ゴーン容疑者の覇権の下、ルノーはこれまでは規模で勝る日産より強い立場にあった。ゴーン容疑者は昨年まで両社のトップを務めていた。両社の株式持ち合いでは、ルノーの日産株保有比率が43%、日産のルノー株保有比率が15%。モルガン・スタンレーの試算によると、ルノーは2020年には保有する日産株からの収益がグループの税引き前利益の5分の2を占める見通しだ。日産は2009年以来、従業員1人当たりの売上高と設備投資がいずれもルノーを上回り続けている。ゴーン容疑者が去れば、日産は体力に物を言わせることができる。

Reuters Graphic
●背景となるニュース

 11月19日、日産自動車の代表取締役会長カルロス・ゴーン容疑者(写真)の逮捕で最も打撃を受けるのは、日産と提携関係にある仏ルノーだろう。パリ近郊のルノー本社で2月撮影(2018年 ロイター/Gonzalo Fuentes)
・日産自動車は19日、カルロス・ゴーン会長の解任を発表した。実際よりも少ない報酬額を有価証券報告書に記載したり、同社資産を個人的に利用するなど「重大な不正行為」を行ったため。ゴーン容疑者は金融商品取引法違反の疑いで逮捕された。

・ゴーン容疑者は仏ルノーの会長と最高経営責任者(CEO)も兼務している。ルノーは2月、取締役会がゴーン氏に対して次の任期も現職にとどまり、提携先との事業統合を進めるよう要請したことを明らかにした。任期は4年。ルノーはフランス政府が15%株式を保有する。

Nissan Motor Co Ltd
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・日産はルノーの約15%株式を、ルノーは日産の43%株式をそれぞれ保有する。

・筆者は「Reuters Breakingviews」のコラムニストです。本コラムは筆者の個人的見解に基づいて書かれています。
https://jp.reuters.com/article/column-ghosn-idJPKCN1NP0BJ


 


ビジネス
2018年11月20日 / 17:36 / 1時間前更新
焦点:
見方分かれる日産株投資、高配当とアライアンスの維持なるか
3 分で読む


[東京 20日 ロイター] - 日産自動車(7201.T)株は売りか買いか──。カルロス・ゴーン会長逮捕というニュースを受け、20日の市場では売りが先行したが、売り一巡後は押し目買いが入り、下げ渋る動きもみせた。同株への投資には高い配当利回りと、ルノー(RENA.PA)、日産、三菱自動車(7211.T)の3社によるアライアンスの先行きという2つの論点がある。
<「日産ファン」とコンプライアンス>
日産株の魅力は、その配当利回りの高さだ。同社の今期の年間配当予想は、1株57円。予想配当利回りは20日終値の950.7円でみて6.0%となる。不動産投資信託(REIT)を除くと、東証1部銘柄では松井証券(8628.T)、昭和シェル石油(5002.T)に続き3番目に高い。
このため個人投資家に人気があり、SBI証券によると、同社に証券総合口座開設後、初めての取引で購入した人が多かった銘柄ランキング(現物株、10月度)では、日産がトップだった。同社の配当利回りは、今回の株価下落で一段と上昇している。
警戒されるのは、今回の問題により、販売面に影響が出て、高配当が維持できなくなるケースだ。個人客だけでなく、トップの逮捕という異例の事態により、法人客の中にはコンプライアンス上、同社の生産車を保有できなくなるケースが出てくる可能性もある。
一方、KHアセットアドバイザーのチーフストラテジスト、中島肇氏は、会社ぐるみの事件ということにでもならない限り「日産ファン」が、すぐに他社に移るとは思えないと指摘。今後の自動車販売への影響について、大きな影響は出ないとの見方を示す。
燃費データ不正問題なども抱える同社だが、シティグループ証券では、日産自のターゲットプライスを1100円に設定。「会長逮捕はヘッドラインとしては衝撃的だが、日産側の迅速な対応を見る限り、販売への影響は少なそうだ」(自動車担当アナリストの吉田有史氏)との見解を示している。

<「3社連合」の行方>
高配当を維持できるかという点に関しては、仏ルノー(RENA.PA)、三菱自動車工業(7211.T)と組む「3社連合」の行方がもう1つの焦点だ。
日産の西川廣人社長は19日の会見で、ルノー、三菱自、日産のパートナーシップに何ら影響を与えないと断言した。だが、従来通りの関係性が維持されるのか、ルノーと日産が経営統合に踏み切るのか、日産がルノーから離れるのか、この先のシナリオを市場はまだ見定め切れずにいる。
SMBC日興証券・シニアクレジットアナリスト、原田賢太郎氏は「ゴーン氏が日産とルノーの取締役を解任されることで、日産とルノーの合併が一層遠ざかり、アライアンスの関係が希薄化する可能性も否定できなくなる」と分析。調達や生産、販売などへの相乗効果が従来ほど得られなくなるリスクを想定する。
これに対し、ミョウジョウ・アセット・マネジメントCEOの菊池真氏は「統合はゴーン氏の存在が前提となる話。無理に一緒になっても互いにいいことはない」と指摘。「日産も単独での生き残りは難しい。今の資本関係を維持するのが自然の流れだろう」との見方を示している。
<「大競争時代」に求められる強いリーダー>
アライアンスの維持が焦点になるのは、この先の自動車業界が厳しい競争に直面するからだ。
世界の自動車株におけるPER(株価収益率)の平均水準は7倍。全体平均からみれば、かなり低いレベルだ。これは「次世代自動車や自動運転時代において、どのような勢力図になるか不透明感が強過ぎて投資できない」(外資系証券ファンドマネジャー)からにほかならない。
Nissan Motor Co Ltd950.7
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日産自の再建を率いてきたゴーン氏だが、最近は、執行業務などは社長以下に任せていたとみられ、オペレーション上の影響は小さいとされる。しかし、アライアンスにおいては、重要な役割を担っていた。
将来的に自動車がコモディティー化していけば、ハイテク企業など自動車メーカー以外とも競争することになるのは必至。この「大競争時代」を生き延びるには、アライアンスをまとめあげる強力なリーダーシップが欠かせない。
毀誉褒貶(きよほうへん)の激しいゴーン氏だが、強力なリーダーであったことは確かだ。販売台数世界2位のグループを率いる新たなリーダーが強い求心力でアライアンスをけん引できるのか、その点を市場も注目している。
長田善行 杉山健太郎 編集:伊賀大記

https://jp.reuters.com/article/nissan-stx-idJPKCN1NP0S7

 

カンパニーニュース2018年11月20日 / 19:01 / 12分前更新
日産自動車を格下げ方向の「クレジット・ウォッチ」に指定=S&P
1 分で読む

[東京 20日 ロイター] - S&Pグローバル・レーティングは20日、日産自動車の長期・短期発行体格付けと長期優先債券格付けを引き下げ方向の「クレジット・ウオッチ」に指定したと発表した。

日産が19日、カルロス・ゴーン会長が長年にわたり自身の報酬額を有価証券報告書に過少に記載していたほか、会社資金を私的に支出するなど重大な不正行為を行っていたと発表したことを受けたもの。今回の不正行為を受けたブランドイメージの低下によって同社の自動車販売台数が大きく落ち込み、2019年3月期と来期の収益性が現在の格付けで許容できる範囲を超えて悪化する可能性があるとした。

日産自動車の発行体格付けは「A/A─1」、長期優先債券(既発債)は「A」。
https://jp.reuters.com/article/idJPL4N1XV3MS?il=0

 


日産CDS急騰、ゴーン会長逮捕−「ガバナンス地に落ちた」の声
呉太淳
2018年11月20日 8:27 JST 更新日時 2018年11月20日 16:01 JST
• 5年物CDSは2016年4月以来の60bp−不祥事表面化を受けて
• 「中長期的な信用力評価の問題」−大和証の大橋アナリスト

金融商品取引法違反の容疑でカルロス・ゴーン会長
Photographer: Simon Dawson/Bloomberg
カルロス・ゴーン会長らが逮捕された日産自動車の社債保証コスト(CDS)が急騰、株価に加えて社債に影響が及ぶ可能性を関係者はみている。
  トレーダー2人によると5年物CDSは20日、60bpまで上昇した。CMAの前日終値に比べて7.7bp高く、2年半超ぶりの高水準。前日は14.4bp上がっていた。東京地検特捜部は19日、日産自のゴーン会長とグレッグ・ケリー代表取締役を金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)の容疑で逮捕した。日産自の西川広人社長は会見で、両容疑者の解職を22日の取締役会に提案する方針を示した。

  ESG(環境、社会、ガバナンス)重視の投資が広がる中、ゴーン会長逮捕は中長期的に信用力に影響するとの見方が出ている。日産自株はこの日、54.8円(5.5%)安の950.7円と急落して取引を終えた。株価を直撃した今回の不祥事は、CDSが示す信用力低下を通じて社債に影響を及ぼす可能性がある。16年前半は中国経済への先行き不安から国内CDS全般が上がったが、今回の上昇は日産自固有の事情だ。
  大和証券の大橋俊安チーフクレジットアナリストは日産自について、ESGが従来以上に重視される下で「ガバナンス評価は完全に地に落ちることになったと言って過言ではなかろう」と20日付リポートで指摘した。今回の件は短期的問題ではなく、ブランド毀損(きそん)などに起因した販売・収益力低下、ルノー・三菱自動車とのアライアンスの今後を含めて「中長期的な信用力評価の問題だと考える」とした。

日産自の西川社長
Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg
  パインブリッジ・インベストメンツ債券運用部の松川忠部長は日産自について、投資家としては投資できないとして「日産自の社債には投資しないファンドが出てくる可能性がある」とも述べた。さらに新事実が出てこないかというヘッドラインリスクがあり、3社連合も流動的で疑わしいと指摘した。投資対象をトヨタ自動車やホンダに変える動きが出て当たり前だろうとしている。
  ブルームバーグのデータによると日産自の社債残高は2750億円、子会社の日産フィナンシャルサービスは4950億円。ゴーン容疑者が会長兼CEOを務めるルノーのサムライ債は26日満期分を含めて2674億円が現存している。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-11-19/PIGRG06JTSEM01?srnd=cojp-v2

 
ゴーン会長逮捕から一夜、不正行為の一部が相次ぎ明らかに
下土井京子
2018年11月20日 12:41 JST
会社資金の私的流用に司法取引の適用、海外子会社の関与まで
東京地検は有価証券報告書に約50億円少ない報酬を虚偽記載と発表
会社資金の私的流用、司法取引の適用、海外子会社の関与−−。日産自動車会長のカルロス・ゴーン容疑者ら同社首脳2人の逮捕から一夜明けた20日、不正行為の一部が次々と報道で明らかになっている。


カルロス・ゴーン会長Photographer: Simon Dawson/Bloomberg
  NHKはゴーン会長が正当な理由がないのにブラジルやレバノン、フランス、オランダの4カ国で住宅の提供を受けていたと報じた。関係会社が保有し、購入費用や改築費用などとして数十億円が支払われたが、一部家賃を支払っていなかったという。ブルームバーグは同社への取材を試みたが回答は得られていない。

  今回の逮捕の発端となったのは内部告発だった。西川広人社長は19日夜、本社(横浜市)で開いた記者会見で、「内部の通報に端を発して監査役からの問題提起を経て社内調査を行った結果、両名の主導による複数の重大な不正の事実確認に至った」と説明。同社から検察へ報告し、捜査に全面協力したことを明らかにした。

  20日付の朝日新聞は、今回の捜査では、捜査に協力する見返りに刑事処分を軽減する司法取引制度が適用されたと報じた。今年6月に始まった同制度の適用は2例目で、同社社員がゴーン会長の不正について捜査に協力したとみられるという。 

  一方、日本経済新聞は電子版で、ゴーン会長がベンチャー投資名目で海外子会社をつくり、自宅用の高級住宅を購入させていた疑いがあると報道している。

  東京地検特捜部は19日、ゴーン会長とグレッグ・ケリー代表取締役を金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)容疑で逮捕した。同地検によると、2011年3月期から15年3月期までの各連結年度において、報酬約99億9800万円を約49億8700万円と虚偽記載した有価証券報告書を提出したと発表した。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-11-20/PIH29M6TTDS001?srnd=cojp-v2

 


国内社会ニュース(共同通信)2018年11月20日 / 18:40 / 30分前更新
役員報酬に差額、一部受領か
共同通信
1 分で読む

 日産自動車の代表取締役会長カルロス・ゴーン容疑者(64)が金融商品取引法違反の疑いで逮捕された事件で、日産の株主総会で決議された役員報酬全体の上限約30億円と、実際に支払われた報酬額との間に毎年10億円超の差があったことが20日、関係者への取材で分かった。東京地検特捜部は、差額の一部をゴーン容疑者が受け取り、その分を有価証券報告書に記載しなかった可能性もあるとみて経緯を調べる。

 関係者によると、2008年6月の株主総会で役員報酬全体の上限を29億9千万円と決議。11年3月期〜15年3月期の実際の報酬総額は18億8200万円〜16億3500万円だった。

【共同通信】
https://jp.reuters.com/article/australia-economy-rba-idJPKCN1NP0X7?il=0


 

日産2年ぶり安値、ゴーン会長逮捕は「信用への影響甚大」と市場
鈴木偉知郎、古川有希、松田潔社
2018年11月20日 9:08 JST 更新日時 2018年11月20日 14:20 JST
仏ルノー、三菱自との3社連合に与える影響は不可避との見方も
菅官房長官からは日産とルノーの関係をサポートいただけると日産幹部

カルロス・ゴーン容疑者 Photographer: Christophe Morin/Bloomberg
日産自動車の株式に取引開始から大量の売り注文が殺到した。会長のカルロス・ゴーン容疑者ら同社首脳2人が逮捕されるという異例の事態を受け、株式市場にも衝撃が広がった。


日産本社(横浜市)Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg
  株価は一時、前日比6.5%安の940円まで売られ、2016年7月以来の日中安値となった。午前の出来高は9248万株と前日の約13倍に膨らんだ。資本提携を結ぶ三菱自動車の株価も同7.8%の673円まで売られた。

  三菱UFJモルガン・スタンレー証券の杉本浩一シニアアナリストは19日付のリポートで「日産自動車の信用に与える影響は甚大」と指摘。当面は経営に与えた損害の全容解明、有価証券報告書の修正内容、近々発足するであろう新経営陣の発言などに注目したいとの見方を示した。

3社アライアンスへの影響不可避
  ゴーン容疑者は日産自の会長のほか、仏ルノーと三菱自動車のそれぞれの会長も兼務し、3社連合(アライアンス)の会長兼最高経営責任者(CEO)を務める。

  野村証券の桾本将隆リサーチアナリストは同日付のリポートで、今回の逮捕を受けてアライアンスの先行きに対して「不透明要因が生まれたとは言えよう」と分析。JPモルガン証券の岸本章アナリストもリポートで「ゴーン会長が現在3社アライアンスを実質的に統括してきた事実を考えれば、今回の一件が3社アライアンスの今後に少なからず影響を与える可能性がある」とした。

  ゴーン容疑者の逮捕を受けて19日夜、横浜市内の本社で記者会見した西川広人社長は「アライアンスに影響を与える性格の事案ではない」と説明。ルノー、三菱自の両社と緊密に連携してアライアンスの活動に影響が出ないよう努力すると述べた。

閣僚も相次ぎコメント
  東京地検の発表によると、ゴーン容疑者は同じく逮捕されたグレッグ・ケリー容疑者と共謀し、11年3月期から15年3月期までのゴーン容疑者の報酬が合計で約99億9800万円であったにもかかわらず、約50億円少ない計49億8700万円と虚偽の記載をした有価証券報告書を提出した。

  閣僚からはゴーン容疑者逮捕に関するコメントも相次いだ。菅義偉官房長官は20日の閣議後会見で「このような事態に至ったことは誠に遺憾。詳細については東京地検特捜部が事情聴取中であるために現段階でコメントは差し控える」と述べた。経済への影響については「政府としては事態を注視したい」とも語った。

  石井啓一国交相は「著名な経営者であるゴーン氏逮捕の報道に大変驚いた」との感想を述べた。事件そのものは調査中のためコメントは控えるとし、日産の経営への影響については「現時点ではよく分からない」と語った。世耕弘成経産相は3社アライアンスについては関係者同士での話し合いを期待するとして「安定的な関係を維持することが必要」と述べた。

  司法取引を行ったとの一部報道に対して、山下貴司法相は「現在捜査中であり法務大臣として所感を述べることは控える」と述べるにとどまった。

  日産の川口均専務執行役員は同日午前、首相官邸で菅官房長官と面会し、19日の記者会見の内容について報告した。その後、記者団に対して「日産や、日産とルノーのアライアンスの関係で今後いろいろみていただいてサポートしていただけるとお聞きした」と述べた。

  日産は22日の取締役会で、ゴーン容疑者の会長と代表取締役に加え、ケリー容疑者の代表取締役の解職を提案する。三菱自の広報担当者によると、同社も来週中にゴーン容疑者の代表取締役会長からの解職を提案する臨時取締役会を開催する予定。 


(日産幹部のコメントなどを追加します.)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-11-20/PIGT6Z6JTSE801



ゴーン会長逮捕劇で3社連合に亀裂の兆し、試される結束力
Chris Reiter、Ania Nussbaum、John Lippert
2018年11月20日 11:46 JST
ゴーン容疑者が築き上げた日産・ルノー・三菱自の企業連合に打撃
EVや自動運転での巨額投資を踏まえれば提携解消は自滅的との見方
日産自動車のカルロス・ゴーン会長が金融商品取引法違反の容疑で東京地検特捜部に逮捕された衝撃のニュースからわずか数時間足らずで、ゴーン容疑者がまとめた同社とフランスのルノー、三菱自動車の3社連合(アライアンス)に亀裂が生じ始めた。

  日産自動車の西川広人社長は19日遅くの記者会見で、ゴーン容疑者への過度の権限集中と監督の欠如が、不正行為の一因になった可能性を示唆。同容疑者が約20年かけて築き上げたルノー・日産のパートナーシップについて西川社長は、日本市場が過小評価され一部製品の決定に偏りがあったと批判的な見解を示した。


19日、記者会見した日産自動車の西川広人社長Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg
  一方、フランスでは、ルノー株を15%保有する仏政府の当局者から提携の継続を要望する声が直ちに上がった。マクロン仏大統領はルノー・日産連合の安定性について引き続き「極めて注意深く」見守っていくと表明した。

  ゴーン容疑者の逮捕劇によって生じた大混乱は、同容疑者が企業連合の統括をほぼ一手に引き受けて非常に大きな役割を担っていたことを物語る。ルノーの会長兼最高経営責任者(CEO)だけでなく、日産と三菱自の会長も兼務していたゴーン容疑者(64)は、日産とルノーとの提携の立役者だった。

  コメルツ銀行のロンドン在勤アナリスト、デミアン・フラワーズ氏は、「この企業連合はゴーン氏という人物に非常に深く結びついている」と指摘。これらの企業間の統合推進や将来的な完全合併の期待は「大きく後退したと思う」と語った。

  ゴーン容疑者不在の経営を巡る不透明感からルノーの株価は19日、8.4%下落し2015年1月以来の安値で終了。一時は15%下げて14年10月以来の安値を付けた。

  日産の西川社長は記者会見で、ゴーン容疑者の逮捕でも3社連合に影響が出ないよう努力すると述べ、即座に企業連合が決裂するとの臆測の沈静化を図った。

  スターフォート・インベストメント・ホールディングスのケネス・コーティス会長は、「これらの企業が電気自動車(EV)や自動運転で必要な投資は非常に大きく、自動車業界はわれわれが十分理解できないほど変化しているため、企業連合を解消することは自滅的だろう」と指摘した。

  一方で、サンフォード・C・バーンスタインのアナリスト、マックス・ウォーバートン氏(ロンドン在勤)は「ルノーと日産との間に亀裂が生じる可能性があると結論付けずにいるのは難しい」との見方を示した。

原題:With Ghosn Gone, So Is Glue That Held His Car Group Together (2)(抜粋)

 
 

ゴーン神話崩壊!
カリスマ強制退場で日産はどうなる

”クーデター説”も飛び交う緊急解任会見に突撃
2018.11.20(火) 大西 康之
フラッシュの一斉放射を浴びる西川廣人・日産自動車社長兼CEO
 サラリーマンを辞めて3年目、自分で作る和食にはまっている今日この頃、勤め帰りの人々に逆行して、駅前のスーパーマーケットにブリ大根の材料を買いに行く道すがら「ピンッ」とスマホのアラームがなった。

「日産 ゴーン会長を事情聴取 金融商品取引法違反の疑い」

(はあ?)

 17時43分の配信である。

 カルロス・ゴーンが金商法違反?

 言葉が頭に入ってこない。

(有り余る資産を運用するために、タックスヘイブンでも使ってたか)

 とりあえず、ブリと大根と生姜を買って家に帰ると、NHKがテレビで「ゴーン会長 事情聴取」とガンガン流している。記者会見は21時以降に横浜市の日産本社であるという。電車では間に合わない。車のキーを掴んで自宅を飛び出した。

 ラジオをつけるとFMのJ-WAVEでも「ゴーン 事情聴取」とやっている。

(ゴーンさん、有名だもんなあ)

 などと、ぼんやり考えながら首都高速を飛ばす。

日産本社はGHQだった
 21時ちょうど、日産本社に到着する。本社ビルの周りはテレビの中継車と記者が乗ってきた黒塗りのハイヤーでぐるりと包囲されている。近くの駐車場に車を停め、本社へ走った。エントランスのエレベーターの前に長蛇の列ができおり、8階の記者会見場への案内が始まったところだった。

プレスでごった返す会見場
 最新の情報を集めるべく、会場に入ってパソコンを立ち上げる。Wi-Fiを探すと「GHQ-Guest」というギョッとする名前のフリーWi-Fiがある。「連合国軍最高司令官総司令部」かと思ったら「グローバル・ヘッド・クォーターズ(グローバル本社)」の略だった。顔を上げると時計が3つ。

「Tokyo」「Paris(パリ)」「Nashville(米ナッシュビル)」

 さすがGHQだ。

”GHQ”の大会議室の壁に掛けられた時計
 ルノー傘下に入った日産にとって、ゴーンは進駐軍最高司令官の「マッカーサー」。そのゴーンが会社の金に手をつけて捕まったというのだから、全く笑えない。ここまでネットで流れていた情報を集約するとこうなる。

 ゴーン会長は自らの報酬を過少申告した疑いがあるとして、東京地検特捜部に逮捕された。日産自動車も同11月19日、「カルロス・ゴーンについては、当社の資金を私的に支出するなどの複数の重大な不正行為が認められ、グレッグ・ケリーがそれらに深く関与していることも判明しております」というリリースを流している。地検の勇み足ではなさそうだ。

 地検の発表によると、ゴーンは2011年3月期から15年3月期までの報酬が実際には約99億9800万円だったのに、有価証券報告書に約49億8700万円と記載した虚偽記載の疑いがあるという。ゴーンはこの日の夕方、羽田空港に到着し、その場で地検に身柄を拘束されたとみられる。

長年にわたる統治で現れた負の側面
 記者会見が始まったのは22時。西川廣人社長が一人で会見場に入ってきた。発生した事案はとんでもないが、押しかけた報道陣を一人で受け止めようという姿勢はなかなか潔い。

会見に臨む西川廣人社長。お共は連れずたった一人で現れた。
「カルロス・ゴーン、(代表取締役の)グレッグ・ケリーの2名につき、内部告発を受けた社内調査の結果、3点の不正行為が確認されました。

@ 報酬金額を有価証券報告書に過小に記載していた

A 目的を偽って私的に会社の投資資金を使っていた

B 目的を偽って経費を不正使用していた

 これらの事案について専門家にも意見を求めたところ『十分解任に値する不正行為である』と認定されたため、明後日、木曜日に緊急の取締役会を開き、代表権を剥奪、会長の任を解くつもりです」

「2人はすでに逮捕されていると認識しており、捜査との関係で現時点で私からお話しできることは限られることをご承知おきください」

 まあそれはそうだろう。

 それにしても、お金なら十分にあったはずのゴーンがなぜ、会社の金に手をつけるような真似をしたのだろう。2017年3月期のゴーンの年俸は7億3000万円。CEOから会長に引いたこともあり前年度より30%以上減っているが、それまでは3年連続で年俸10億円を超えている。

 西川社長の話で印象的だったのは次のくだりである。

「長年にわたるゴーン統治の負の部分が出てしまった。極端に特定の個人に依存した経営から抜け出さなくてはならない」

 日産自動車を再建するためルノーから颯爽と乗り込んできたのが19年前。古株の役員連中を一掃し、「系列」を解体し、工場も閉鎖した。大ナタを振るう姿はある種、爽快でもあり、一連のリストラは「ゴーン改革」と呼ばれた。

 人件費を含む固定費を大幅に引き下げたことで日産の業績は V字回復。ゴーンはアンタッチャブルな「カリスマ」となり、ルノーのCEO、三菱自動車の会長まで兼ねるようになった。まさにオールマイティーである。

両トップに対する訴訟も視野に
 当然のように質疑応答での質問は、ゴーンの暴走ぶりに集中した。

Q ゴーンはカリスマだったのか、暴君だったのか?

西川社長 特に(日産にやってきた)初期に他の人間にはできなかったこと、大きな改革を実施したのは事実。その後は功罪両方がある。ゴーンが言い出したことであっても、それを実行したのは社員や取引先であり、19年間に積み上げた財産をすべて否定したくはない。

Q 功罪の罪とは?

西川社長 最近は現場、実務からだんだん離れ、レポートする人間の数も少なくなっていた。少ないインプットで決めてしまう場面があり、業務に弊害が出ていた。(日産から見るとルノーを代表するゴーンは)43%の株主であり、執行権も握っている。ガバナンスの構造上、かなり注意しなくてはならないポジションになっていた。

90分間、200名以上の報道陣を一人で相手にしてみせた西川社長
Q 株主や会社の利益を毀損している。会社としてゴーン、ケリーを訴えるつもりはないか。

西川社長 質問の趣旨はわかります。今はお答えできないが、それくらい重大なことだという認識はある。

 記者会見は延々と続き、終了したのは23時30分。私はそのままGHQで、この原稿を書いている。日付はすでに20日に変わっている。原稿を書く記者にも、質問に答える広報部員にも疲労の色が見えるが、戦いは始まったばかりである。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/54720


 


 


 

 

 
ビジネス2018年11月20日 / 17:51 / 21分前更新
ゴーン容疑者、もはやルノーを率いるのにふさわしくない=仏財務相
1 分で読む

[パリ 20日 ロイター] - フランスのルメール財務相は20日、自動車大手ルノー(RENA.PA)会長兼最高経営責任者(CEO)を務め、日本で逮捕されたカルロス・ゴーン容疑者について、もはや同社を率いるのにふさわしくないとの見解を示した。

同相はラジオ「France Info」に対し、「カルロス・ゴーン氏はもはやルノーを率いることができる立場にない」と指摘。「そうは言うものの、われわれはゴーン氏を経営陣から正式に解任することを求めていない。われわれは解任理由となる証拠を何ら有しておらず、法的手続きに則る」と述べた。

その上で、逮捕された事態を考慮し、ルノーが暫定的な経営構造を構築することを望むとした。仏政府はルノー株15%を持つ主要株主。

ゴーン容疑者は日産自動車(7201.T)会長も務める。

ルノーの広報担当者によると、同社は20日に取締役会を開催する。関係筋がロイターに明らかにしたところによると、同容疑者の逮捕を受けて暫定的な経営体制について協議する。

ルメール財務相はまた、この問題を巡り麻生太郎財務相と連絡をとるとしたほか、ルノーと日産のパートナーシップはフランスと日本および両社の利益にかなっていると付け加えた。

さらに、フランスにとっての優先事項はルノーの安定を確保することだと強調。「ルノーは弱体化しており、早急な行動がそれだけに一層必要だ」と述べた。

Renault SA
57.22
RENA.PAPARIS STOCK EXCHANGE
-1.84(-3.12%)
RENA.PA7201.T
このほか、フランスの税務当局にゴーン容疑者問題の調査を依頼し、特別な問題は見つかっていないことも明らかにした。

20日序盤の株式市場でルノーの株価は2.8%安。19日は8.4%値を下げた。

バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチはルノー株の投資判断を「バイ」から「ニュートラル」に引き下げ。エクサンBNPパリバも同株の投資判断を「アウトパフォーム」から「ニュートラル」に引き下げた。
https://jp.reuters.com/article/ghosn-france-fin-min-idJPKCN1NP0SD


 


ビジネス2018年11月20日 / 18:36 / 37分前更新
仏ルノー、20日に取締役会を開催 暫定的な経営体制協議=関係筋
1 分で読む

[20日 ロイター] - フランスの自動車大手ルノー(RENA.PA)は20日に取締役会を開催する。関係筋がロイターに明らかにしたところによると、カルロス・ゴーン会長兼最高経営責任者(CEO)の逮捕を受けて暫定的な経営体制について協議する。

ルノーの広報担当者は取締役会の開催を確認したが、議題については明らかにしなかった。

20日の株式市場ではゴーン容疑者の問題を巡る懸念や証券会社の投資判断引き下げを受けてルノーの株価が一時3.3%下落した。
https://jp.reuters.com/article/renault-board-idJPKCN1NP0X9?il=0
http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/520.html

コメント [政治・選挙・NHK253] ジャーナリスト・櫻井よしこ氏が会見(全文1)私は日本会議とは何の関係もない(THE PAGE) 赤かぶ
45. 2018年11月20日 19:28:24 : KoH58Epg7c : yYIpdH3Am_4[618]
笑わせる 幹部のくせに 白を切り
http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/814.html#c45
コメント [政治・選挙・NHK253] 安倍首相が実現させた公約はひとつもない 本当にやりたいのは"憲法改正"だけ(PRESIDENT) 赤かぶ
5. 2018年11月20日 19:28:45 : KoH58Epg7c : yYIpdH3Am_4[619]
公約は 一時しのぎの 口約束
http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/816.html#c5
コメント [政治・選挙・NHK253] 厚生労働省 消費増税時に「初診料ドサクサ値上げ」検討(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
3. 2018年11月20日 19:28:57 : KoH58Epg7c : yYIpdH3Am_4[620]
ドサクサに 紛れてまたも 悪巧み
http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/817.html#c3
コメント [政治・選挙・NHK253] <怒涛のマスコミ凋落>サンケイ新聞と読売新聞(simatyan2のブログ) 赤かぶ
22. 2018年11月20日 19:29:14 : KoH58Epg7c : yYIpdH3Am_4[621]
ナベツネが 去ればあり得る 内紛も
http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/818.html#c22
コメント [政治・選挙・NHK253] 言葉のすり替えブーム 発端は永田町/政界地獄耳(日刊スポーツ) 赤かぶ
4. 2018年11月20日 19:29:30 : KoH58Epg7c : yYIpdH3Am_4[622]
すり替えで 骨抜きできる 正論は
http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/822.html#c4
コメント [政治・選挙・NHK253] 二島先行返還で見事に一致した田原総一朗と佐藤優  天木直人  赤かぶ
5. 2018年11月20日 19:29:42 : KoH58Epg7c : yYIpdH3Am_4[623]
天木こそ 「やってる感」に 乗る一味
http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/823.html#c5
コメント [政治・選挙・NHK253] あの党に献金・会食してアベ友になっていたらゴーン逮捕はなかったかも(まるこ姫の独り言) かさっこ地蔵
1. 2018年11月20日 19:29:54 : KoH58Epg7c : yYIpdH3Am_4[624]
不都合は ゴーンで隠し 突き進み
http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/834.html#c1
コメント [政治・選挙・NHK253] またスピン、ゴーン会長逮捕 入管法改悪の目くらまし(田中龍作ジャーナル)  赤かぶ
61. 2018年11月20日 19:30:54 : bAr1kH5c9w : ytMdpztIbTU[315]

    小泉も飯島の入知恵でスピン大作戦だった。


 妾の首を絞めて死んじゃって、身重の嫁はそれを週刊誌や国会での野党の追及で知り、
 自分も営みの時に死ぬほど首を絞められていていつか殺されるとおびえていたので、
 夜逃げした後に、各TV局に顔出しで「私も殺されそうだった、次は自分と思い、逃
 げ出してきた、離婚です・・・」と証言するも、

 個人情報保護法案成立と、拉致被害者帰国フィーバー・スピンで煙に巻いてしまった。

 ===================

 もしかしたら、2chサツキは問題を提起して炎上するために起用したんだべ。
 だから、今年中に外人輸入法案を通したら、くびにする予定なんだろう。
 こっちがスピンの本命だったりしてね〜〜〜


http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/811.html#c61

コメント [カルト7] 集団ストーカー:一つの解決法 クークラック
613. 2018年11月20日 19:32:14 : 4RNv2uFuv2 : 7muuPG_GD8o[1]
わかりました。時間が長く掛かりましたが、貴女と今年に入り、本格的に
貴女を調べ、貴女の気持ち行動様々なことを過去からの記憶頼りに
分かりたい、貴女という方を分析をし、わたしは貴女へ伝えたいと
思うのだけれど、どうしても分からなくて、何故にお話しが貴女には通じない
のか、苦しみました。点と点が繋がりました。

ASKAさんが、このことを既にわかっているのか、わたしにはわからない。
だって貴女とどれほどの歳月を生きて来られて、恋人の関係です。
わたしにも、伝えらなかったのかな。それとも今も知らないのかな。

今貴女へ申し上げても、通じません。ご家族はご存知なのかなぁ。
若しくは、弁護士さんを通して、伝えて戴くこと。ASKAさんからね。
他の方法は、わたしを警察に通報することかな。早くこの件を片付けるのに、
何が最善なのかな。貴女はね、多分わかりません。それは貴女のせいではありませんよ。はてなさんも、そのうち、ご理解なさいます。


はてなさんへ。メルアドわたくしのものご存知ですね。
何でしたらわたしへご連絡をくださいますか。
お願いを申し上げます。


貴女は、お答え出されておりませんね。わたしはお願いをしましたね。
貴女がどなたであるかの証明。元の彼女で無いなら、できますね。
はてなさんに、貴女の身元お伝えくださいね。危険では無いですよ。その行為。

ASKAさんの事務所へ、貴女がメールされて、わたしの件を伝えたそのメール
をブログへ転載し、証明なさってください。事務所から回答ありましたら
其方も転載してください。

それが、不可能ならば、どうしましょうね。貴女が警察に通報してください。
わたしのことをね。

以上。ASKAさんに、この件もメールしますよ。
http://www.asyura2.com/09/cult7/msg/878.html#c613

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