読売新聞社説「福島原発処理水 IAEA報告は的を射ている」に反論する
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2018/11/19(月) 19:49:43 めげ猫「タマ」の日記
読売新聞は11月18日付の社説「福島原発処理水 IAEA報告は的を射ている」で
「(福島第一原発汚染水の)海洋放出などの際には当然、トリチウムは希釈し、その他は再浄化して、基準値以下にする。この事実が周知されず、政府や東電への不信が高まっている。」
と論じていました。政府や東電への不信感が高まっているのは数々の不誠実な行いやトリチウムの安全性について明確な説明がなされてないからであり、「事実が周知」されないためではありません。
福島第一では地下水が山から流れて来て、原子炉やタービン建屋に流入しています。あるいは海までに達しています。海に達した汚染水は汲みあげ浄化装置を通した後で海に流しています。ただし全ての放射性物質が浄化できる訳ではありません。東京電力はトリチウムは浄化できないとしています(2)。浄化しても排水基準(3)を満たさない汚染地下水は、タービン建屋に送っています(4)。
地下水がタービン建屋に流れ込んだり、海岸の井戸からタービン建屋に送り込んだ地下水で汚染水は増えていきます。
どんどん増える福島第一汚染水
※(5)(6)を集計
図―1 どんどん増える福島第一汚染水
最新の発表(7)を集計すると東京ドーム(体積124万立方メートル(8))の一杯分に近い総量で約116万トンに達します。汚染水は処理装置で中に含まれる放射能を低減していますが、すくなくともトリチウムは取り切れません(9)。以下に濃度を示します。
200(Bq/l)のトリチウムを含む福島第一汚染水
※(10)(11)を集計
図―2 福島第一汚染水のトリチウム濃度
いったんは下がったのですが、再び上昇し1リットル当たり200万ベクレルを超えてしまいました。法定限度は1リットル当たり6万ベクレルですので(12)、30〜40倍の高濃度です。このままでは海には流せないので、福島第一敷地内に汚染水タンクを作り続け保管しています(13)。このままでは、福島第一原発は汚染水タンクで埋まってしまいやがて「限界」に達します。政府は2020年ごろ限界になるとみているそうです(14)。安倍出戻り内閣は法定限度以下になるように薄めて、海へ流すことを目論んでいるようです。この件について8月30日、31日に福島と東京で公聴会が開かれました。そこでは海洋放出に反対する意見が相次ぎました(15)。福島県の地方紙・福島民報が実施した世論調査では、福島第一汚染水の海洋放出について「反対」53.8%「賛成」17.1% で(16)、多くの福島県民が反対しています。福島の漁業者も反対しています(17)。福島にとって最も負担にならない解決策は、福島県外(例えば東京湾や山口県沖)の海洋で放出することだと思います。でも、実現は無理です。もし、(=^・^=)の住む街の海に福島第一汚染水を放出する事態になれば、刑務所入り覚悟で阻止します。結局は放出先は福島の海しかありません。一方で、このまま放置すれば溢れてしまいます。早急な対応が求められています。
そうしたなか、・IAEA(国際原子力機関)(18)が
「水の管理がプロジェクト全体の持続可能性にとって決定的に重要。すべてのステークホルダーの関与を得つつ、トリチウムおよびその他の残留放射性核種を含む処理水の処分方法の決定は喫緊の課題」
と指摘した報告書(概要版)を出しました(19)。
これを、読売新聞は11月18日付の社説「「福島原発処理水 IAEA報告は的を射ている」で取り上げています。
「国際機関からのもっともな助言である。」との書き出しで始まり、さらに「調査団は、日本政府の要請で来日した。廃炉の状況を客観的に評価し」と論じています。IAEAは「原子力の平和的利用の促進を目的とする国際機関」です(18)。立場は明確です。中立性は期待できません。
さらに
「記者会見で調査団長は、政府が検討中の海洋放出について、『多くの原子力施設で日常的に行われている』と指摘した。」
と記載した上で
「 汚染水処理では、自然界にもあるトリチウムだけが除去できずに残る。現状は貯蔵を前提とした浄化のため、他の放射性物質も残存する。海洋放出などの際には当然、トリチウムは希釈し、その他は再浄化して、基準値以下にする。
この事実が周知されず、政府や東電への不信が高まっている。」
と論じています。トリチウム以外の放射性物質は再浄化する。トリチウムが基準値以下になるように薄めてから海洋放出する。この事実がしられれば「政府や東電への不信が」解消するような主張です。政府の東京電力も福島事故についてはこの8年間に渡り不誠実な対応を取り続けています。
最大の背信行為は福島事故を引き起こしたことです。
出戻る前の安倍総理は質問主意書の回答で「我が国において、非常用ディーゼル発電機のトラブルにより原子炉が停止した事例はなく、また、必要な電源が確保できずに冷却機能が失われた事例はない」「原子炉施設の安全を図る上で重要な設備については、法令に基づく審査、検査等を厳正に行っている」「地震、津波等の自然災害への対策を含めた原子炉の安全の確保に万全を期している」「経済産業省としては、原子炉の冷却ができない事態が生じないように安全の確保に万全を期している」とし、今後も原子力の安全確保に万全をつくすことを回答したそうです(20)。その後に福島原発事故が起き、およそ原子力の安全確保に万全をつくしていない事が、事故報告書(21)(22)で明らかになりなした。
東京電力も事故前は自社の原発は「安全」だと言っていました(23)。
5重の壁を喧伝していた東京電力
※(24)を引用
図―3 5重の壁で安全を主張する東京電力の2010年7月14日付資料
ところが、福島事故です。
水素爆発する福島第一1号機
※(25)をキャプチャー
図―4 水素爆発する福島第一1号機
さらには、福島第一原発事故の刑事裁判で、東京電力が津波対策を先送りしてきたとの疑いが出ていました(26)。
事故前に福島第一を襲った津波は想定されていました(26)。
※(26)を抜粋・加筆
図―5 2002年の津波想定(福島第一原発付近)
なぜか、福島第一原発付近の想定が消えていますが、周囲の溯上高で15mが想定されています。
貞観地震(じょうがんじしん)は、869年7月9日に、日本の陸奥国東方沖(日本海溝付近)の海底を震源域として発生したと推定されている巨大地震であで、地震の規模は少なくともマグニチュード8.3以上であったとされています。地震に伴って発生した津波による被害も甚大であったそうです(26)。 東北電力は貞観津波を想定し、女川原子力発電所の津波想定を海抜9.1m想定し,標高14.8mの場所に女川原発を作ることをきめたようです(28)
※(29)を抜粋・加筆
図−6 東北電力の津波想定
図で見てわかる通り「貞観津波」の波源は福島第一と女川の中間の位置ですので、同じ影響が福島第一にも起こることも十分に予想できると思います。
2007年の中越沖地震で東京電力柏崎刈羽がトラぶった(事故った)ことを受けて始まった再度のチェック(30)の為と思いますが、東海第二では2009年から防潮堤のかさ上げ工事を行い、このかさ上げの効果で先の震災で襲来した津波をなんとかしのぐことがでいました(31)。しかるに東京電力は福島第一の津波想定を約3mとしています(32)。
東北電力や日本原電は津波対策を実施し、大事故を免れたのに、東京電力は津波対策をとらず大事故を引き起こしました。
これについて、2007年から10まで、東京原発の津波対策を担当した当時の設備管理部長は(33)、政府事故調の聴取に対し
「日本の地震学者、津波学者のだれがあそこにマグニチュード9がくるということを事前に言っていたんですか。」
と証言しています(34)。津波が襲来する可能性を全く知らないような言い方です。ところが10月19日の福島事故をめぐる裁判で上司だった東京電力・武黒一郎元副社長は部下だった当時の原子力設備管理部長(故人)から津波について09年4〜5月ごろ報告を受けた旨を証言したそうです(35)。
福島第一原発吉田元所長(個人)の報告を報じる福島民報
※(36)を10月20日に閲覧
図−7 当時の原子力設備管理部長(故人)から津波について報告を受けた旨を証言を報じる福島民報
また、10月17日の公判では、別の部下の武藤栄元副社長が「2008年8月上旬に長期評価の内容とその取り扱い方、15.7メートルの想定を武黒元副社長に伝えた」との証言しています(35)。
「最大15.7メートルの津波想定を武黒元副社長に伝えた」との証言を報じるFCT
※(37)を転載
図―8 「最大15.7メートルの津波想定を武黒元副社長に伝えた」との証言を報じるFCT
これについは「記憶にない」と武黒一郎元副社長と証言しているそうです(35)。
武黒一郎元副社長の「記憶にない」との証言を報じるFCT
※(37)を転載
図―9 武黒一郎元副社長の「記憶にない」との証言を報じるFCT
東京電力は2012年4月に
「今回の津波は、それまでの知見では想定できない大規模なものでした」
とのプレス文を発表しています(38)。(=^・^=)が東京電力の発表を調べる限りでは、このプレス分を訂正する発表を知りません。さらには、東京電力柏崎刈羽原子力発電所の「安全対策」を紹介した漫画では福島事故について
「想定を上回る津波が過酷な事故への引き金となりました」
記載し、今でも「想定外」を主張しています(39)。
※(39)を引用
図―10 東京電力の「柏崎刈羽の安全対策」を紹介した漫画
事故前に政府や東京電力は、原発は「安全」と説明してきました。でも、大事故です。事故の引き金となった津波の対策を「先送り」していた疑いが出て来ましたが、東京電力は今も、「想定外」を主張し続けいます。
2013年7月21日に第23回参議院議員通常選挙が行われました(40)。また、翌22日に福島県いわき市ではオールスターゲームが行われました(41)。この頃、東京電力は福島第一の海岸付近の井戸水に高濃度の放射性物質が含まれていることを観測していました(42)。
※東京電力発表のデータ(43)を集計
図―11 福島第一原発の井戸(No1)放射性セシウム濃度推移
そして、このイベントに合わせるかのように7月22日に、事故から2年4ヶ月を経た今(当時)も、福島第一から汚染水が海に漏れ続けている旨を発表しました(44)。こ東京電力は井戸の水位と潮位の変動が同期していることから、地下の汚水と海は繋がっており、汚水が海に漏れているとしています(44)。
※東京電力の発表(44)より作成
図―12 地下水位と潮位
安倍出戻り総理も負けてはいません。同年9月には、福島第一からの放射能の海洋流出について
「フクシマについて、お案じの向きには、私から保証をいたします。状況は、統御されています(under control)」。
と言いのけています(45)。
※(46)を転載
図―13 「状況はコントロールされている」と発言する安倍総理と反発する福島の漁業関係者
海岸から海洋への放射能漏れは、その後も有効な対策がとれませんでした。ある程度の対策である「海側遮水壁」が完成したのは、発覚から2年以上過が過ぎた2015年10月です(47)。
海側遮水壁の完成を1面トップで伝える福島民報
※(36)を2013年10月27日に閲覧
図―14 海側遮水壁の完成を1面トップで伝える福島県の地方紙の福島民報
これで海への放射能漏れが無くなった訳ではありません。
福島第一では事故後に海岸から海への放射能漏れが続いていました。だだし、東京電力が公表したのは事故から2年4ヶ月以上過ぎた2013年7月22日です。それでも、安倍出戻り総理は同年9月に福島第一汚染水について「under control(制御されている)」と言いのけています。
福島第一原発では幾つかの排水路があります。以下に示します。
福島第一構内から海に続く福島第一排水路
※(48)にて作成
図―15 福島第一排水路
東京電力2015年1月24日にK排水路(図―1参照)から高濃度の汚染水が海に流れ続けていることを発表しました。1年も前から分かっていたそうです(3)。
汚染雨水が流出したと1面で報じる福島の地方紙
※(36)を2015年2月25日に閲覧
図―16 排水路から高濃度の汚染水が漏れていると1面で報じる福島県の地方紙福島民報
以下に放射性物質濃度の推移を示します。
1リットル当たり1000ベクレル程度に汚染されていたK排水路の汚染水
※(50)を抜粋・加筆
図―17 K排水路の放射性物質濃度
種類によって異なりますが概ねリットル当たり1000ベクレル程度でしょうか?このような高濃度の汚染水が海に流されながら、東電は対策を取らず、また発表もしてませんでした。
気づいていたけど発表しなかったと説明する東電社員様
※(51)を転載
図―18 「データは公開していない」と説明する東電社員様
この件について福島は相当怒っているみたいです。
満場一致で抗議を決議する福島県議会
※(51)を転載
図―19 満場一致で可決される「東京電力福島第一原子力発電所の汚染水流出に断固抗議する決議」
東電が信頼できなくなったと発言する福島の漁師さん
※(51)を転載
図―20 (東電を)「これからは信用できなくなった」と話す福島の漁師さん
排水路を経由した放射能の海洋流出は今も続いています。
以下に各排水路のセシウム137濃度を示します。
法定限度を超えたセシウム137汚染排水が流れる福島第一排水路
※1(48)にて作成
※2 法定限度は(52)による。
図―21 福島第一排水路のセシウム137
図に示す通り事故から7年間、法定限度を超える汚染排水が流れて続けています。福島の海は汚染され続けています。お魚から放射能が見つかっています。以下にヒラメの検査結果を示します。
他では見つかっても、福島県が検査すると見つからなくなる福島産ヒラメのセシウム
※1 (53)(54)(56)(57)を集計
※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
※3 日付けは捕獲日
※4 ()内は検査先、福島県漁連は「県漁連」と略した。
図―22 ヒラメの検査結果
図に示す様に岩手県産、宮城県産、茨城県産からはセシウムが見つかっています。福島県漁連がスクリーニング検査では国の基準の1キログラム当たり50ベクレル(25)を超える59ベクレルのセシウムが見つかっています(26)。
蛇足ですが、福島県が検査すると福島県産ヒラメからセシウムは見つからなくなります。6月1日以降に捕獲されたヒラメの検査を厚生労働省(58)や福島県の発表(57)を数えると199件連続で検出限界未満(ND)です。ヒラメに限らず福島産水産物の出荷前検査は厚生労働省の発表(53)を見ると、福島県農林水産部に属する福島県農業総合センター(59)で実施してます。中立性に疑問があります。
以下に各排水路の全ベータ濃度を示します。
法定限度を超えた全ベータ汚染排水が流れる福島第一排水路
※1(48)で作成
※2 法定限度は(52)に示すストロンチウム90の基準値を(60)にて全ベータに換算
図―23 福島第一路排水の全ベータ濃度
図に示す通り事故から7年近く経ちましたが、福島第一から海へは法定限度を超える全ベータを含む汚染排水が流されています。福島の海は汚染され続けています。全ベータはストロンチウム90由来の放射性物質です(60)。当然ながらセシウムだけでなくストロンチウム90も見つかっています。以下に福島原発沖20km圏内の魚のストロンチウム90の検査結果を示します。
事故から7年以上を経て見つかり続けるお魚のストロンチウム90
※(61)(62)を集計
図―24 20km圏内の魚のストロンチウム90の検査結果
東京電力は2014年には排水路を経由して、放射能が福島の海へ流れ出ていることを把握していましたが、発表したのは2015年です。いまも有効な対策が取られず、福島の海を汚染し続けています。そして、お魚からは放射能が見つかっています。
福島第一原発事故によって炉心溶融がおこりました。ところが炉心溶融を東京電力が明確に公表されたのは事故後の2011年4月です(63)。これについて東京電力は「『炉心溶融』や『メルトダウン』といった用語の定義が定まってなく」と説明してきました(64)。ところが2016年2月に「炉心溶融」の定義あったと発表しました(65)。東京電力は5年間、嘘をつき続けたことになります。
以下に福島第一原発一号機の原子炉加圧力容器付近の構成を示します。
福島第一1号機
※(67)にて作成
図−25 福島第一原発1号機の構成
東京電力は炉心損傷が5%を超えた場合には「炉心溶融」と判断するとの定義を定めていました(63)。事故のさなかに原子炉を見る訳にも行かないので、図ー1に示す原子炉格納容器の回りを囲む圧力抑制室(S/C)の放射線量が一定の値を超えたら「炉心溶融」と判定するとマニュアルで定めていました(63)。
炉心溶融判定基準
※(63)を抜粋・加筆
図−26 福島第一1号機の炉心溶融基準
2011年3月14日には炉心溶融の判定基準を超える1時間当たり140シーベルトの放射線量が測定され「炉心溶融」が確定しました。ところが東京電力が炉心溶融を発表したのは2ヵ月後の同年5月です(63)。なお1シーベルトは1000ミリシーベルト、100万マイクロシーベルトです(68)。これについて東京電力は今年2月まで「『炉心溶融』や『メルトダウン』といった用語の定義が定まってなく」と説明してきました(64)。ところが2月にマニュアルに「炉心溶融」の判定基準があり、これを当てはめると2011年3月14日には「炉心溶融」と判定できた発表しました。
東京電力は「炉心溶融」について判定基準があるのに無いと、2016年まで5年間も嘘をついていました。
今から32年程の前の1986年に当時のにソビエト連邦(現:ウクライナ)のチェルノブイリ原子力発電所が大事故を起こし、今も収束していません。ここで放射性物質の拡散を防止する対策として取られたのが、「石棺」と呼ばれるコンクリートの建造物で覆う事でした。放射線量が高く今も中に人が入れないようです(14)。
チェルノブイリ原子力発電所の石棺
※(67)を引用
図―27 チェルノブイリ原子力発電所の石棺
安倍出戻り内閣の廃炉担当部門に「原子力損害賠償・廃炉等支援機構」とゆう長ったらしい名前の組織があります(68)。長いので以下はNDFと略します。そこが7月13日に
「なお、チェルノブイリ原子力発電所4号機の事故に対して取られた、通称”石棺方式”の適用は、原子炉建屋の補強などによる当面の閉じ込め確保に効果があるとしても、長期にわたる安全管理
が困難である。したがって、現時点においては燃料デブリの取り出しによる中長期のリスク低減に取り組むこととし、今後明らかになる内部状況に応じて柔軟に見直しを図ることが適切である。」
と発表しました(69)。
「通称”石棺方式”の適用」を明言するNDF
※(69)を引用
図―28「通称”石棺方式”の適用」を明言するNDF
(=^・^=)なりの解釈は石棺方式は長期にわたる安全管理
が困難であるが、状況によっては検討の対象になりうるです。福島のマスコミもほぼ同様の解釈をしたようです(70)。場合によっては福島第一の原子炉内に事故いらい放置されたままの溶融した核燃料(デブリ)を(71)(72)、取り出すことなく「石棺」で多い永遠に放置するとも取れる内容です。福島の反発は凄いようです。
石棺」方式について「地元感情よりコスト優先?」と報じる福島県の地方紙・福島民報
※(36)を2016年7月16日に閲覧
図―29 「石棺」方式について「地元感情よりコスト優先?」と報じる福島県の地方紙・福島民報
福島県知事は7月15日に経産省を訪れた高木陽介経済産業副大臣は「石棺で処理する考えは一切ない」と述べたそうです(73)。
福島県知事は1期目で印象に残るのは「石棺問題」と言っています。「石棺」の2文字でが表面化した時に、直ちに経済産業省に向かい、当時の副大臣に強く抗議したそうです(74)。
安倍出戻り内閣は「石棺」の2文字を使い、福島の皆様に不信感を与えました。。
ヨウ素129は植物、土壌、乳汁、動物組織などの生物圏に組み込まれます(75)。東京電力は「浄化装置」(多核種除去設備)で取り除けると主張しています(76)。ところが排水の法令基準(1リットル当たり9ベクレル)を超えるヨウ素129が度々、見つかっていると8月23日に報じられました(77)。そして8月30・31日に開かれた公聴会では参加者の多くがトリチウム以外にも除去できるはずとした放射性物質が残っていることを取り上げ、反対を表明し、タンクでの長期保管を求める声が相次いつぎました(15)。
取り除けると説明されてきたトリチウム以外の放射性物質が実際には取り除けない事実があったのに、東京電力や政府は発表せず「報道」で明らかになりました。そして、多く方が不信感をもちました。
読売新聞の社説では
「トリチウムは希釈し、その他は再浄化して、基準値以下にする。」
と記述していますが(1)、それで「安全」とは言っていません。
私たちの身の回りの物質は概ね分子からできていますが、分子は1または複数の原子からできています。原子は中心に+電気(荷)をもった陽子と電気(荷)を持たない中性子があり、外側を―電気(荷)を持った電子からできています。
普通の水素は1個の電子と1個の陽子でできていますが、トリチウムは1個の電子と1個の陽子の他に2個の中性子を持っています。
※(78)にて作成
図−30 普通の水素とトリチウム
普通の水素は安定で自然に変化するとこはありませんが、トリチウムは不安定で自然に殆ど光速に近い電子とニュートリノを放出して、ヘリウムに変化します。半分のトリチウムがヘリウムに変化するのに約12年を要します。でも24年たつとなくなるかと言えば半分の半分の4分の1は残ります(79)。
東京電力はトリチウムは安全であると主張しています。理由は以下の2点です。
@トリチウムが出す放射線のエネルギーは非常に小さい。
Aトリチウムは概ね「水」して存在し、特定の器官に溜まることなく直ぐに体外にでる(80)。
トリチウムの出すエネルギーは0.0186MeVで、セシウム137の出す放射線のエネルギー1.174MeV(42)の60分の1程度です。
※1MeVはおよそ6兆分1ジュールないしは26、000兆分の1Cal(キロカロリー)です((81)より(=^・^=)が計算)。
人間の体の60%は水分で(82)、体重60kgの人は36リットルが水になります。体重60kgの人は2リットルの水をとるとすと18日(36÷2)で水は入れ替わります。誤ってトリチウム入りの水を飲んでも直ぐに体の外にでて行きます。東京電力の資料によれば、1ベクレルを摂取した場合
セシウム137では0.013マイクロシーベルトの被爆をしますが
トリチウムでは0.0000183マイクロシーベルトの被爆をしますが
です。東京電力は
「○セシウム-134、137に比べ、単位Bqあたりの被ばく線量(mSv)は約1,000分の1」
と主張しています(80)。ただ(=^・^=)が計算すると700分の1ですが・・・・
DNAは遺伝を司る物質で生物の設計図のです。設計図が壊れてはとんでもないことが起こります。DNAの構造をみるとセシウムやストロンチウムあるいはカリウムはありませんが、水素は確りあります。
※(82)による。
図―31 DNAの分子構造
トリチウムはDNAに取り込まれるので、他の放射性物質より危険であるととの主張があります。すなわちDNAに取り込まれたトリチウムが放射線を出すときにDNAその物を壊すとの主張です(83)。特に遺伝に対する影響が心配されているみたいです(84)。
福島第一から海に投棄されたトリチウムをはトリチュウム蒸気となり雲にを形成し、風に流され山にぶつかり、トリチウム雨となり田んぼに貯められやがてトリチウム混入米ができると思います。
汚染水の海洋放出となればこれまでにはない大量のトリチウムが福島の海に流されます。放出されたトリチウムはトリチュウム蒸気となり雲にを形成し、風に流され山にぶつかり、トリチウム雨となり田んぼに貯められやがてトリチウム混入米ができると思います。
※ (=^・^=)の想像図
図―32 福島トリチウム混入米
これを食べたら体内のDNAに取り込まれ、障害が起きるかもしれません。
福島事故後に二種類の避難地域が設定されました。一つは福島第一20km圏内に設定された「警戒区域」です。ここは事故直後の2011年3月12日に避難指示がだされており、多くの方が被ばくを免れました。もう一つが事故後にしばらくして放射線量が高い事が分かり設定されら「計画的避難区域」です。飯舘村の全域と葛尾村の大部分が計画的避難区域になりましたが、避難区域設された他の市町村は大部分は「警戒区域」です(86)(87)さらに飯舘村のおおよその避難が完了したには事故から3ヶ月以上過ぎた2011年6月22日です(86)。主な地域が逃げ遅れた計画的避難区域だったのは飯舘村と葛尾村だけです。飯舘村等の計画的避難区域はいわば逃げ遅れた避難区域です。以下に位置を示します。
中通りと浜通りはほぼ80km圏内に入る福島
※1(88)のデータを(89)に示す手法で11月1日に換算
※2 旧避難地域は(90)による。
※3 20km、30km、80kmは福島第一原発からの距離で(80)による。
※4 福島の地域分けは(91)による。
図―33 飯舘村と葛尾村
事故から8年目になりますが、図に示す通り国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超(92)えた地域が広がっています。飯舘村は今も汚染されたままです。
福島第一原発事故では2種類の避難エリアが設定されました。ひとつは半径20km圏内の警戒区域で、2011年3月12日に設定されました(90)。警戒区域内では家畜は家畜は殺処分となりました(93)。計画的避難区域はその後に放射線量が高いことが判明して設定された避難区域で、設定は事故から1ヵ月以上先の2011年4月22日です(90)。さらに、一定の条件下で家畜の持ち出しが認められました(94)。計画的避難区域は逃げ遅れた、さらには家畜の持ち出し等の為になかなか逃げなった避難区域です。飯舘村の全域と葛尾村の大部分が計画的避難区域になりました。また、逆に全域ないしは大部分が計画的避難区域に指定されたのは飯舘村と葛尾村だけす(90)。妊娠期間は概ね280日だそうです(95)。3月11日の280日後は12月16日なので、事故後に懐妊した赤ちゃんは概ね2012年以降に生まれることになります。
飯舘村の2012年1月以降に生まれた赤ちゃんを集計すと
男の子 151人
女の子 194人
で(96)、女の子が多くなっています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら、統計的な差があるとさえる5%(97)を下回まわる2.3%でした(298)。
葛尾村の2012年以降に生まれた赤ちゃんを集計すると
男の子 30人
女の子 49人
で女の子が多く生まれています(99)。このような事が偶然に起こる確率を計算したら統計的に差がるとされる5%を下回る(97)3.3%でした(98)。
2村を合計すると
男の子 181人
女の子 243人
です。このような事が偶然に起こる確率を計算したら0.3%でした。以下に計算結果を示します。
表―1 偶然に起こる確率の計算結果(2村合計)
※計算方法な(=^・^=)の過去の記事による(100)
有意差検定表
通常は男の子が多く生まれるので(101)異常な事態です。福島の女性はお隣の茨城や宮城に比べても大変に綺麗です。
海開きを宣言する福島の綺麗な女性
※(102)を転載
図―34 海開き宣言をする福島の綺麗な女性(佐藤朱莉さん)
でも喜んでばかりもいられないようです。放射性影響研究所は広島や長崎の原爆投下で遺伝的な影響が生じていない根拠に「自然死産の増加が無かったこと」や「赤ちゃんの男女比に異常が起きていない。」事をあげています(103)。
事故前から原発などではトリチウムが放出されていました。以下に2010年の原発毎のトリチウム廃出量を示します。
※(104)にて作成
図―35 トリチウム廃出量
図に示す通り玄海がトップです。事故後は停止し、再稼働したのは今年(2018年)です(106)。影響があるなら事故直後は女の子が多く生まれ、その後は通常通り男の子が多く生まれるようになるはずです。0歳児人口は概ね前年に生まれた赤ちゃんの数だと思います。以下に玄海原発が立地する玄海町の0歳児人口を示します。
事故後2年は女の子が多くまれた玄海町
※(107)にて作成
図―36 玄海町の0歳児人口
統計的に明確な差があるとは言えませんが、停止直後は女の子が多く生まれ、しばらくして、通常通り男の子が生まれるようになりました(101)。
環境省の資料をみると(107)、トリチウムによる被ばく線量につては「自由水型トリチウム」との注記があり、飲んだ場合の数値であり、食べた場合はありません。
トリチウムは飲んでも「安全」との説明はありますが(80)(107)、食べても「安全」との説明を政府や東京電力はしていません。
事故前に政府や東京電力は、原発は「安全」と説明してきました。でも、大事故です。事故の引き金となった津波の対策を「先送り」していた疑いが出て来ましたが、東京電力は今も、「想定外」を主張し続けいます。
福島第一では事故後に海岸から海への放射能漏れが続いていましが、東京電力が公表したのは事故から2年4ヶ月以上過ぎた2013年7月22日です。それでも、安倍出戻り総理は同年9月に福島第一汚染水について「under control(制御されている)」と言いのけています。
東京電力は2014年には排水路を経由して、放射能が福島の海へ流れ出ていることを把握していましたが、発表したのは2015年です。いまも有効な対策が取られず、福島の海を汚染し続けています。そして、お魚からは放射能が見つかっています。
東京電力は「炉心溶融」について判定基準があるのに無いと、2016年まで5年間も嘘をついていました。
安倍出戻り内閣は「石棺」の2文字を使い、福島の皆様に不信感を与えました。
取り除けると説明されてきたトリチウム以外の放射性物質が実際には取り除けない事実があったのに、東京電力や政府は発表せず「報道」で明らかになりました。そして、多く方が不信感をもちました。
政府や東電はこの8年間に数々の不誠実な行いをしてきました。
トリチウムは飲んでも「安全」との説明はありますが(80)(107)、食べても「安全」との説明を政府や東京電力はしていません。
読売新聞は11月18日付の社説「福島原発処理水 IAEA報告は的を射ている」で
「(福島第一原発汚染水の)海洋放出などの際には当然、トリチウムは希釈し、その他は再浄化して、基準値以下にする。この事実が周知されず、政府や東電への不信が高まっている。」
と論じていました。でも、「トリチウムは希釈し、その他は再浄化して、基準値以下にする事実が周知」では「政府や東電への不信」は解消できません。
<余談>
図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。まず、記事が長くなってすいません。福島第一汚染水の海洋放出を考える時、政府や東京電力の不誠実な対応や、トリチウムについて「飲んで安全」は説明しても、「食べて安全」には説明していない事が無視できないと思います。現状では「海洋放出」に対して福島の皆様の理解はえられないと思います。政府は2020年ごろ限界になるとみているそうです(14)。そこまでに、海洋放出を実現するのは困難と思います。福島第一の敷地がいっぱいになるなら、近くに敷地を確保して汚染水タンクを作り、そこにとりあえず保管するのが現実的です。いまのところ中間貯蔵施設用地が適してると思います。タンクを作りには25〜39ヶ月かかるそうです(108)。安倍出戻り内閣は、直ぐにも福島県や大熊町・双葉町と交渉しないといけないのですが、そのような様子がありません。これでは福島の皆様は不安だと思います。
福島県福島市ではリンゴの主力品種・サンふじの収穫が始まったそうです(109)。同市はリンゴの季節です。同市辺りのリンゴはサクサクした食感と甘みと酸味のバランスが良く、樹上で完熟させて収穫するため、蜜入りもバツグンなのが特徴です(110)。福島県は福島産リンゴは「安全」だと主張しています(111)。でも、福島県福島市のスーパーのチラシには福島産リンゴはありません。
※(112)を引用
図―37 福島産リンゴが無い福島県福島市のスーパーのチラシ
(=^・^=)も福島県福島市の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。
―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-entry-2720.html
(1)福島原発処理水 IAEA報告は的を射ている : 社説 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
(2)サブドレン・地下水ドレンによる地下水のくみ上げ|東京電力
(3)サンプリングによる監視|東京電力
(4)建屋への地下水ドレン移送量・地下水流入等の推移 - 廃炉プロジェクト|公表資料|東京電力ホールディングス株式会社
(5)プレスリリース|リリース・お知らせ一覧|東京電力ホールディングス株式会社中の「福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について」
(6)福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について - 廃炉プロジェクト|公表資料|東京電力ホールディングス株式会社
(7)(6)中の2018年⇒11月⇒19日
(8)東京ドーム (単位) - Wikipedia
(9)地下水ドレンからの地下水汲み上げ - 廃炉プロジェクト|廃炉作業の状況|東京電力ホールディングス株式会社
(10)福島第一原子力発電所周辺の放射性物質の分析結果|アーカイブ|東京電力中、各月の「水処理設備の放射能濃度測定結果 」
(11)福島第一原子力発電所周辺の放射性物質の分析結果アーカイブ|データ|東京電力ホールディングス株式会社中の「水処理設備の分析結果」
(12)周辺の分析結果ー分析結果 - 廃炉プロジェクト|データ|東京電力ホールディングス株式会社
(13)第56回特定原子力施設監視・評価検討会 | 原子力規制委員会中の「資料6:フランジ型タンクに関するリスク低減策の進捗[東京電力]【PDF:2MB】」
(14)(社説)福島の汚染水 海洋放出ありきでなく:朝日新聞デジタル
(15)多核種除去設備等処理水の取扱いに係る説明・公聴会 (METI/経済産業省)
(16)トリチウム水処理法「わからない」51.1% 県民世論調査 | 県内ニュース | 福島民報
(17)トリチウム水:海洋放出 福島の漁業者、危機感強く - 毎日新聞
(18)国際原子力機関 - Wikipedia
(19)IAEA福島第一調査団が4回目のレビュー終了、処理水の取扱い「喫緊の課題」 | 一般社団法人 日本原子力産業協会
(20)衆議院議員吉井英勝君提出巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から国民の安全を守ることに関する質問に対する答弁書
(21)東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会
(22)国会事故調 | 東京電力福島原子力発電所事故調査委員会のホームページ
(23)原子力安全・品質保証会議|東京電力
(24)エネルギー館リニューアルオープン - 東京電力
(25)「どの道、吹っ飛ぶ」 東電会議映像、追加公開 - YouTube
(26)東電津波対策先送りどう認識 被告人質問キーマン武藤氏:朝日新聞デジタル
(26)予測された日本海溝津波地震 想定されなかった津波被害
(27)貞観地震 - Wikipedia
(28)めげ猫「タマ」の日記 福島事故は「想定外」を主張し続ける東京電力、想定外がまた起きて柏崎刈羽も事故りそう
(29)女川原子力発電所における 津波に対する安全評価と防災対策
(30)3.3.2 原子力の安全の確保と安心の醸成 │ 資源エネルギー庁
(31)東海第二原発は本当に危険な瀬戸際だった
(32)【120620】福島原子力事故調査報告書の公表について|TEPCOニュース|東京電力
(33)吉田昌郎 - Wikipedia
(34)政府事故調査委員会ヒアリング記録 : 原子力防災 - 内閣府)中の「吉田 昌郎 東京電力福島第一原子力発電所長 ⇒事故時の状況とその対応について 3 ⇒吉田 昌郎-5(PDF形式:845KB)
(35)武黒元副社長、危険性報告「覚えていない」 東電強制起訴公判:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
(36)福島民報
(37)めげ猫「タマ」の日記 設備管理部長から、津波の報告を受けたと東電元副社長、当該部長は来ないと証言
(38)今回の津波は、それまでの知見では想定できない大規模なものでした|東京電力
(39)原子力発電所に質問です 柏崎刈羽原子力発電所の安全対策|東京電力ホールディングス株式会社
(40)第23回参議院議員通常選挙 - Wikipedia
(41)2013年のオールスターゲーム (日本プロ野球) - Wikipedia
(42)2013年7月26日
タービン建屋東側における地下水および海水中の放射性物質濃度の状況等について(PDF 512KB)PDF
(43)海側地下水および海水中放射性物質濃度上昇問題の現状と対策(PDF 1.43MB)PDF
(44)【資料2】中長期ロードマップ進捗状況(概要版)(1.87MB) PDF
(45)安倍首相「アンダーコントロール」のウソ|WEBRONZA - 朝日新聞社の言論サイト
(46)めげ猫「タマ」の日記 トラブルいっぱい!福島原発(9月2週)―安倍出戻り総理が世界に向かって「嘘」をつく−
(47)2015年10月26日 福島第一原子力発電所海側遮水壁閉合作業完了について(PDF 501KB)
(48)2018年のアーカイブ - 廃炉プロジェクト|公表資料|東京電力ホールディングス株式会社中の「2018年10月25日(廃炉・汚染水対策チーム会合 第59回事務局会議)」
(49)(48)中の【資料3-6】環境線量低減対策
(50)2015年2月24日2号機原子炉建屋大物搬入口屋上部の溜まり水調査結果(PDF 960KB
(51)めげ猫「タマ」の日記 トラブルいっぱい福島原発(2月4週)―高濃度の汚染水漏れは1年間隠します―
(52)周辺の分析結果ー分析結果 - 廃炉プロジェクト|データ|東京電力ホールディングス株式会社
(53)報道発表資料 |厚生労働省
(54)モニタリング検査結果【詳細】 - 福島県ホームページ
(55)福島県における魚介類の試験操業に関するポータルサイトです中の「漁協によるスクリーニング検査結果 」
(56)(55)中の相馬双葉地区
(57)(55)中のいわき地区
(58)食品中の放射性セシウムスクリーニング法の一部改正について |報道発表資料|厚生労働省
(59)農林水産部 - 福島県ホームページ
(60)めげ猫「タマ」の日記 全ベータはストロンチウム90由来の放射性物質
(61)福島第一原子力発電所周辺の放射性物質の分析結果|アーカイブ|東京電力中各月の「魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域> 201*年度 第*四半期採取分(*は1〜7の数値)」
(62)2017年7月13日魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域> 2016年度 第4四半期採取分(PDF 756KB)
(63)炉心溶融の公表に関する経緯と これまでの課題別 ... - 東京電力
(64)福島事故時のメルトダウン等の情報発信の 問題点と現状の対応 ... - 新
(65)福島第一原子力発電所事故当時における通報・報告状況について|プレスリリース|東京電力ホールディングス株式会社
(66)福島第一原子力発電所事故に係る通報・報告に関する第三者検証委員会からの「検証結果報告書」の受領について|プレスリリース|東京電力ホールディングス株式会社
(67)チェルノブイリ原子力発電所事故 - Wikipedia
(68)原子力損害賠償・廃炉等支援機構 - Wikipedia
(69)原子力損害賠償・廃炉等支援機構 廃炉支援部門
(70)格納容器内部調査|東京電力
(71)なぜ今、唐突に 「石棺化」言及 導入の布石か | 東日本大震災 | 福島民報
(72)炉心溶融物 - Wikipedia
(73)第一原発廃炉プラン 「石棺」表現削除へ | 東日本大震災 | 福島民報
(74)<福島知事選>候補者の政策と横顔/内堀雅雄さん(54)=無現(1) | 河北新報オンラインニュース
(75)ヨウ素の同位体 - Wikipedia
(76)汚染水の浄化処理 - 廃炉プロジェクト|廃炉作業の状況|東京電力ホールディングス株式会社中の多核種除去設備による除去効果が見込まれる核種(21KB)
(77)<福島第1原発>処理水の放射性物質残留 ヨウ素129基準超え60回 17年度 | 河北新報オンラインニュース
(78)半減期 - Wikipedia
(79)セシウム137 - Wikipedia
(80)福島第一原子力発電所でのトリチウムについて 平成 ... - 東
(81)電子ボルト - Wikipedia
(82)水web - 水とカラダ - 人間の体の60%は水
(82)人間が1日に必要とする水の量は?
(83)デオキシリボ核酸 - Wikipedia
(84)DNAの中にまで入り込むトリチウムの特別な危険性
(85)昭和58年 原子力委員会月報28(9)国立遺伝学研究所
(86)飯舘村 - Wikipedia
(87)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(88)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成29年9月9日〜11月16日測定) 平成30年02月20日 (KMZ, CSV)」
(89)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2017年)
(90)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(91)福島県 - Wikipedia
(92)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(93)警戒区域内の家畜の安楽死処分の対応に関するQ&A:農林水産省(94)計画的避難区域及び緊急時避難準備区域における家畜の取扱い等について:農林水産省
(95)「十月十日」妊娠週数の数え方・出産予定日の計算 [妊娠の基礎知識] All About
(96)めげ猫「タマ」の日記 トラクター購入助成も効果無し、住民が戻らない飯舘村
(97)有意水準とは - 統計学用語 Weblio辞書
(98)めげ猫「タマ」の日記 8年連続で女の子が多く生まれる福島県飯舘村
(99)めげ猫「タマ」の日記 養鶏再開も効果無し、帰還が進まない福島県葛尾村
(100)めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について
(101)出生性比
(102)めげ猫「タマ」の日記 福島第一汚染水、海洋放出は「安全」?
(103)原爆被爆者の子供における放射線の遺伝的影響 – 公益財団法人 放射線影響研究所 RERF
(104)参考資料>トリチウム 日本の発電用原子炉トリチウム放出量 (2002年〜2011年度)
(105)玄海原子力発電所 - Wikipedia
(106)推計人口(月報・年報) / さが統計情報館TOP / 佐賀県
(107)環境省_実効線量への換算係数
(108)LNG受入基地の建設工期を大幅に短縮するタンク建設の新工法を開発 〜大容量LNGタンクの建設工期を1年以上短縮〜|資源・エネルギー・環境|2012年度|ニュース|株式会社IHI
(109)主力品種「サンふじ」収穫始まる|NHK 福島県のニュース
(110)特産品を知る | JAふくしま未来について | JAふくしま未来
(111)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(112)ヨークベニマル/お店ガイド