・歴史的会談まで1週間 米のゴールデンタイムに開始 〜シャーマン元国務次官、非核化の実現、「技術的な観点から、最低でも15年かかると」/テレ朝 news
(2018/06/05 08:00)
http://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000128819.html
1週間後に予定されている米朝首脳会談について、アメリカのホワイトハウスの報道官は日本時間の12日午前10時から開かれると明らかにしました。
アメリカ、サンダース報道官:「最初の会談はシンガポール時間で12日の午前9時から行われる」
サンダース報道官は首脳会談が日本時間の午前10時から開かれることを明らかにし、アメリカ東部時間の11日午後9時からだとも付け加えました。ゴールデンタイムにアピールする狙いがあるとみられます。会談は午後も続き、丸一日、行われる見通しです。
現地シンガポールでは政府が都心部一帯を厳しく規制するとしていて、「シャングリラ・ホテル」で開催されるとの観測が広がっています。また、サンダース報道官は、板門店(パンムンジョム)で行われている米朝実務者協議で大きな進展が出ていると強調しました。
トランプ大統領が「最大限の圧力」という言葉を使わないとしたことについて、「トランプ政権の方針は変わっておらず、北朝鮮が非核化するまで制裁は緩めない」と語りました。
・圧力巡るトランプ大統領発言に「譲歩し過ぎ」の声
(2018/06/05 11:49)
http://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000128832.html
トランプ大統領が北朝鮮に対して「『最大限の圧力』という言葉を使いたくない」と話したことを受け、アメリカ国務省の元高官は「必要以上の譲歩だ」との認識を示しました。
アメリカ、シャーマン元国務次官:「必要になる前に譲歩を多くの形でしている。『最大限の圧力を使いたくない』『制裁をこれ以上、科さない』と話すことは圧力を緩めるものだ」
クリントン政権で北朝鮮政策を担当したシャーマン氏は、トランプ大統領が「『最大限の圧力』という言葉を使いたくない」と発言したことについて、「制裁が効いて対話につながったと考えているのなら、何も言う必要はなかった」と指摘しました。さらに、北朝鮮から得られるものが不透明なまま首脳会談に臨むことも「不必要な譲歩」だと批判しています。
その一方で、非核化の実現について「技術的な観点から、最低でも15年かかるという分析がある」とし、トランプ大統領がそうした点を認識し始めていると指摘しています。
http://www.asyura2.com/18/kokusai23/msg/179.html