【ワシントン時事】米国務省のトナー副報道官は31日の記者会見で、内部告発サイト「ウィキリークス」によって米国家安全保障局(NSA)が日本政府や日本企業を標的に盗聴を行っていたと暴露された問題に関し「公表された機密扱いとされる文書に対していかなる信ぴょう性も与えない」と述べ、事実関係の確認を避けた。
副報道官は日本側から抗議は受けていないと説明。その上で「日本は米国の強力な同盟国であり、日米関係はアジア太平洋地域の平和と安定の礎石だ。これは不変だ」と強調した。」
ウィキリークスはこれまでに、NSAによる仏独首脳らへの盗聴活動を暴露している。オバマ米大統領は今年6月、ウィキリークスの暴露の翌日にオランド仏大統領と電話で会談し、仏大統領への盗聴は行わないことを確約している。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015080100113
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