日経平均、下げ幅300円超える 中国株が7%安で寄りつく
http://www.nikkei.com/markets/kabu/summary.aspx?g=DGXLASFL08H4Z_08072015000000
2015/7/8 10:39 日経新聞
8日午前の東京株式市場で日経平均株価は下げ幅が300円を超え、2万0035円まで下げた。中国・上海株式相場が寄り付きから7%下落し、投資家のリスク回避姿勢が一段と強まった。8日は中国市場全体の43%が取引を停止すると伝わっている。「(取引停止は)前例のない株価対策で、東京市場は上海株の動向をにらんだ展開が続く」との見方が出ている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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日経平均、一時300円超値下がり
http://www.asahi.com/articles/ASH782TF4H78UTFK001.html
2015年7月8日11時42分 朝日新聞
8日の東京株式市場は、前日に大幅高となった反動が出て、売りが膨らんでいる。日経平均株価の下げ幅は300円を超えた。日経平均の午前の終値は、前日より309円00銭(1・52%)安い2万0067円59銭。東京証券取引所第1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)は30・32ポイント(1・85%)低い1606・91。出来高は13億9千万株。
ギリシャ債務問題を抱える欧州の各国株が全面安となったことや、上海株の急落に歯止めがかからないことが、相場の重しとなっている。中国の景気減速から、原油などの消費が下火になるのではとの懸念も出ている。為替が対ドルで一時、1ドル=121円台まで円高に振れたことも嫌われ、輸出関連株が売られた。
2015年度の第1四半期決算が発表され始めている国内企業の業績は好調。一方で、「海外が不安だ。ギリシャ問題の織り込みは市場で進んでいるとはいえ、進展が見られないことへの警戒感がある」(大手証券)という。