夏のボーナスは10万円?
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4737102.html
2014年09月02日 NEVADAブログ
厚生労働省が発表しました7月の毎月勤労統計調査で、ボーナスが平均10万7517円と発表になっています。
日経新聞等は70万円以上という数字を出していましたが、厚生労働者は10万円台という数字を発表しており、
この10万円台が実感に近い数字ではないでしょうか?
上場大会社を中心にしたボーナスを日経が公表し、あたかもこのボーナス額がサラリーマンのボーナス額という錯覚をさせていますが、大会社に勤める≪勝ち組サラリーマン≫は極くわずかであり、エリート中のエリートであり、大方の中小零細企業に勤める普通のサラリーマンはスズメの涙程しか貰えない実態が今回の発表で明らかになっています。
ところで、7月の現金給与総額は、36万9846円と名目で2.6%増加したと発表になっていますが、実質では1.4%減少となっており、13ヶ月連続でマイナスとなっています。
この36万9846円には10万7517円のボーナスが含まれています。
そして多くのサラリーマンはこのボーナスは住宅ローンのボーナス返済分に回りますので、消費に回す分はさほど多くありませんし、物価が大幅な上昇を示しており、実質的にサラリーマン家庭は購買力が落ち、貧乏になったことになるのです。
8月は更に厳しい発表があるかも知れません。