時事通信 7月31日(水)18時46分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130731-00000143-jij-soci
日本原子力発電は31日、敦賀原発2号機(福井県敦賀市)直下で活断層が動き、使用済み核燃料プールの冷却水が失われた場合でも「燃料の健全性は維持される」とする報告書を原子力規制委員会に提出した。規制委は内容が妥当か検討する。
報告書によると、冷却水が全て失われた場合、プールがある原子炉建屋の外側の放射線量は毎時約8ミリシーベルトになるが、原電は高線量下でもプールへの注水作業は可能としている。建屋内の線量は示していない。
また、核燃料が詰まった被覆管の温度は約420度まで上昇するが、その後は空気の循環によって歯止めがかかると主張。炉心溶融(メルトダウン)は起きず、敷地境界付近の放射線量は同約3マイクロシーベルトにとどまるとした。
報告書は、活断層が動いて燃料が破損したり、プールが崩壊して注水作業が困難になったりする事態を想定していない。敦賀2号機のプールには使用済み燃料1645体が保管されており、今も発熱が続いている。
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