11. どらみ 2012年6月20日 23:54:23 : TaxpTeHRktbIQ : 384mLCJ0q2
わたしも、親の代から50年以上続けてきた朝日新聞の購読を、昨年やめました。
ここ数年は、毎朝新聞の一面タイトルを見るだけで、体調が悪くなるような不快感を覚えていましたが、だからといって別の新聞も同じようなので、購読を続けていました。しかしすっぱりやめて、気分も爽快になりました。
わたしがコラムを愛読していた加藤周一氏が数年前に亡くなり、吉田秀和氏も90才を超える高齢で今年亡くなりました。それで朝日を購読する意味もまったくなくなりました。
かつての朝日は、読売や毎日と比べると論説がリベラル寄り(中国の文革を賛美するなどドグマ的な偏向・錯誤も多々見られましたが)というだけでなく、寄稿者のレベルも高く、一般記事の原稿も、事務的な読売に対して美文調で、ノンフィクションの書き手はよくお手本としたほどですが、ここ10年ほどですっかり堕落して、記者の論説も文章力も二流三流になっていました。
それにしても、ここ最近の小沢裁判や原発問題に関する体制ベッタリの論調、それを取り繕うための二枚舌はあまりに酷いもので、わたしだけでなく、リベラルな考えを持つ友人も何人か、朝日購読をやめています。新聞配達店の人の話によると、昨年の3.11以降、朝日だけでなく、配達部数がかなり減ってしまったとの由。まあ、配達店の人には気の毒ですが、朝日・読売・毎日・産経などは身から出た錆でしょう。彼らはいったい、破滅にむかってどこまで突き進むのか。
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