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2011年8月03日18時05分 〜
コメント [経世済民72] クレディ・スイス、業績悪化で2000人削減へ スイスフラン高で雇用不況へ sci
01. 2011年8月03日 18:05:09: Pj82T22SRI
高失業率に悩む欧州の若者

2011年 8月 3日 8:21 JST
 スペインをはじめユーロ圏各国では今年、高失業率に不満な若者による抗議運動が行われているが、1日に発表された新データによると、欧州の債務問題や予算削減を考えた場合、若年層の失業率は改善に向かう前に一層悪化する可能性がある。

http://jp.wsj.com/var/plain_site/storage/images/media/euemploy2/6291228-1-eng-US/EUEMPLOY.jpg

マドリッドのスペイン議会議事堂の前で抗議活動をする若者たち(6月)

 ユーロ圏17カ国では、景気回復が2009年第2四半期から始まっているにもかかわらず、15歳から24歳の求職者の失業率は20.3%と、およそ5人に1人が職に就いていない。欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)が明らかにした。

 この若年層失業率はピークだった20カ月前の21.2%から若干改善したが、緊縮財政で政府関連の臨時雇用プログラムが縮小されれば、再び上昇すると、エコノミストらは予想している。

 通常の状況ならば、政府は支出を増やして雇用創出を促進させ、高失業率の抑制に努める。しかし、支出を削減し、財政赤字目標を達成するよう金融市場から圧力を受けている現在の環境において、このような政策は政府の選択肢から外されている。

 若い時に長期失業を経験すれば、生涯的に悪影響を受ける可能性があると専門家は指摘しており、若年層の失業は大きな問題である。

 経済協力開発機構(OECD)は昨年発行した報告の中で、「若年期における長期的な失業は、将来の賃金や雇用可能性に悪影響を与えるだけでなく、しばしば生涯癒えることない心の傷になる」と懸念を表明した。

 抗議デモはさらに広がる可能性もある。スペインでは、失業問題や債務危機への対応をめぐり怒りの声を上げている若者は「indignados(怒れる人々)」と呼ばれている。彼らの抗議活動に触発され、同じような運動の波が欧州各地に広がっている。この運動に賛同するあるスペイン女性は、仲間50人とともに7週間かけてマドリッドからブリュッセルまで抗議デモを行っているという。現地では同じ考えを持ったグループと合流する予定だ。デモの参加者の間で最も共通する懸念は失業問題だと、この女性は語った。

 欧州の中核国では2011年後半も国内の消費需要が低迷し、経済成長が鈍化すると予想されていることから、エコノミストらは高失業率が今後も続くと予想している。

 ただ、統計局の数字には、若年層の失業率にはユーロ圏諸国間で格差があるという実態が隠されている。失業率が低いのはオランダで7.1%。それに続き、オーストリアとドイツの失業率はそれぞれ8.2%と9.1%となっている。一方、若年層の失業が最も深刻なのはスペインで、失業率は45.7%に達する。そして、同国の次に高いのがギリシャで38.5%である。

 スペインに関する報告では、「現在の経済危機によって、若年層の失業問題が急速に悪化しており、この世代全体が危機に陥る恐れもある」と指摘されている。

 また、若年層の失業率が27.8%のイタリアは、教育制度改革が十分でない上、公共の予算が非常に抑制されているため、楽観的な期待ができない状況であるという。

 エコノミストらは、一部の国では高給と税金の影響で正規雇用のコストが上昇していると指摘する。景気に不透明感が漂うなか、解雇に費用がかかり法的な規制が厳しいために、企業が新規雇用を控えるケースも多い。

 多くの国では、賃金が中央政府によって設定されているため、企業は生産性や現地の生活費水準に基づいて賃金を調整することができない。また失業保険など社会福祉制度が整っていることが働くことへの意欲をそいでいるという指摘もある。

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ユーロ圏各国の失業率 赤=15〜24歳 黄=全年齢層(各国の最新の月)

 各国政府は過去、自国通貨の引き下げによって労働コストを調整することで、このような問題に対処することができた。しかしユーロの発足で、そうした政策を実施することができなくなり、労働市場の抜本的な改革に迫られている。

 各国政府は教育や雇用助成を増やすよう試みている。しかし、OECDが行ったギリシャに関する調査では、雇用助成金プログラムで雇用された者のうち、同プログラムの終了後も雇用されているは3分の1に過ぎないという結果が明らかにされた。

 オランダやオーストリアの失業率が低いのは、労働市場のニーズに合わせた教育や職業訓練プログラムが充実しているためといわれている。だが、これらの国々は景気の回復が早く、労働需要が旺盛で、その結果、政府支出の削減もそれほど必要ないといった事情も背景になっている。

記者: Riva Froymovich
http://www.asyura2.com/11/hasan72/msg/561.html#c1

コメント [外国人参政権・外国人住民基本法01] ならずもの国家:中国,恥を知れ! baka
12. 2011年8月03日 18:07:53: SrQa538xww
中国みたいなクソ国家はこの世からなくなればいいと思います。うじゃうじゃ繁殖して、害しか生まない。ゴ○ブリの方がまだ可愛い。「中国人は恩義を重んじて、恩義のある人には、死を賭しても決して裏切らない。」……?????はあ?「恩は仇で返す。」の間違いじゃないですか?中国人のイメージは「守銭奴の嘘つき。パクリしか能がなく、反省もしなければ謝ることも知らない。捏造と隠蔽だけは得意。」あげれば際限なくありますが、そんな感じですね。とにかく最低極悪。これに尽きます。
http://www.asyura2.com/09/gaikokujin01/msg/515.html#c12
コメント [お知らせ・管理20] 七転八起さん固有の投稿規制を今つくりました。あしからずご了承ください。 管理人さん
129. 七転八起 2011年8月03日 18:08:18: FjY83HydhgNT2 : qqCNcK3o9g

管理人様=EGaQ73B5yp のような感じが受け取れますね。

http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/137.html#c129
コメント [お知らせ・管理20] 七転八起さん、板違いです。板選定ルールをご理解いただけるまで投稿可能数を0にしておきます。 管理人さん
09. 七転八起 2011年8月03日 18:11:20: FjY83HydhgNT2 : qqCNcK3o9g

 お気を使って下さる方々へ。
 感謝致します。
http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/199.html#c9
コメント [経世済民72] 日銀が、大震災後の年率15、16%以上のベースマネー増量を打ち出せば、円高期待感は薄れ、逆に円安へと流れが変わるだろう。 TORA
26. 2011年8月03日 18:18:12: 7GMIeQcyqU
インフレになると物価が上がるのはわかる。しかし、デフレも賃下げ圧力がきつい。モノの値段が上がらないことには賃金もあがらない。モノには適切な値段があるはずだ。一杯350円のラーメンと一杯650円のラーメン、どちらがまともだろうか。価格破壊といって人件費まで削られたらたまらない。安い値段にするために安全性に疑問符がつく中国産の材料が使われるかもしれない。あなたはどうすればいいと思っているのか。
http://www.asyura2.com/11/hasan72/msg/575.html#c26
コメント [外国人参政権・外国人住民基本法01] ならずもの国家:中国,恥を知れ! baka
13. 2011年8月03日 18:19:28: SrQa538xww
中国=厚顔無恥
http://www.asyura2.com/09/gaikokujin01/msg/515.html#c13
コメント [原発・フッ素15] 動画 : 映像削除により再度・児玉龍彦氏 (「日々担々」資料ブログ) 極楽とんぼ
18. 2011年8月03日 18:19:40: R05asvJP0M
13様ありがとうございます。検討してみます。
http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/148.html#c18
コメント [原発・フッ素15] 福島原発の10シーベルトを考える  武田邦彦  赤かぶ
11. 2011年8月03日 18:19:52: Get9aY0xRA
そもそもよくわからない福島原発のこと心配しても、
手の届かない所にいいる門外漢のシロートはそもそも何の役にも立たないし
自分たちの生活の役にも立たない情報に右往左往するのは意味が無い。

そんなことを考えている暇があったら
自分たちの生活にたった今、直接影響があることについて
今出来る範囲内のことを考え行動すべきだ。

ということを武田節で語ってみた。それだけのこと
http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/231.html#c11

コメント [経世済民72] 円高進行は永久に続く、多額の「ドル売り円買い」は日本自身(民間)だからだ、日本の進むべき道は heiwatarou
03. 2011年8月03日 18:26:08: m5kq4Hj80g
 だからさあ、調べもしないで、でたらめ書かないで。

------------

▼多額の「ドル売り円買い」の実態(民間)
所得収支、海外からのキャピタルゲインですね、は年々膨れ上がって15兆円にもなった、
この15兆円の大方が、円に替えて配当などに当てられている、すなわち毎年15兆円が「ドル売り円買い」になっている。

------------

あのね、所得収支黒字=資本収支赤字だから、ドル資産の積み上げなの。

 それにね、経常収支(貿易・所得・移転)って、実際の資本取引の100分の1しかないよ。こんな15兆円なんて、鳥の羽くらいなんだよ。

 たった、公社債市場だけで、外国人の買い越し額は、5月の一月で、短期証券を含むと、12兆6894億円。

 いい?買い越し額だから、実際には、この何十倍もの取引がされているんだよ。

 今の円高は、リーマン・ショック後の各国金融緩和(たとえば、ドルは円の10倍以上、市場に資金提供)なの。円は全然供給されていないの。だから、「円独歩高」なの。

@リーマンショック後の、各国通貨対円の為替相場調べようね。
Aリーマンショック後の、各国マネタリーベース調べようね。

 どうして、数字見ないで、観念論(妄想)でかたるのかなあ?
http://www.asyura2.com/11/hasan72/msg/607.html#c3

コメント [原発・フッ素15] それは朝日新聞から始まった。原発マネーに総なめにされた大手新聞に猛省を求める。 gataro
09. 2011年8月03日 18:31:22: FUviF2HWlS
>>08

日本経済新聞、産経新聞は、経済紙だからね。
対象とする読者層が、一般紙の朝日・読売・毎日とは異なる。
経済紙が、姿勢が産業界寄りだったり、政局記事がとんちんかんだったりするのは、当然のことだ。

http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/219.html#c9

コメント [経世済民72] 経済学の原点に戻り経済学の定義を明確にし夢のある世界を築きましょう、経済学者の責務は重大なのです heiwatarou
22. 2011年8月03日 18:31:57: m5kq4Hj80g
>貧困を撲滅する以外に考えられない、と思つているのです、違うと言うなら読んだ人にお聞きしているのです。
すなわちフリードマンの経済学者としての夢をお聞きしたいのです、

 だから、フリードマンに聞くなら、本読めよ。フリードマンと対話できるから。古本なら、400円、2時間もあれば十分だからな!

 スミスだって、図書館に行けばどこにでもあるだろうが。進訳もあるぜよ。

 妄想で勝手なこと語るなよ。

>そもそも貧困を撲滅するために経済学ができたと思うがね、

 勝手に妄想してなさい。


http://www.asyura2.com/11/hasan72/msg/574.html#c22

記事 [原発・フッ素15] [福島原発] 「工程表」は完全に破綻 「即死」する10シーベルトの衝撃 (日刊ゲンダイ) 
[福島原発] 「工程表」は完全に破綻 「即死」する10シーベルトの衝撃
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-3536.html
2011/8/3 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ

作業員が近づけない!

福島原発で計測された放射線量「毎時10シーベルト(1万ミリシーベルト)」には仰天だ。ヒトは7シーベルト以上の全身被(ひ)曝(ばく)で死亡する。その「デッドライン」を大幅に上回る数値が計測されたのだ。これでは現場に作業員が近づくだけで即死だ。
とても収束作業どころではない。

「14シーベルト、致死量デス」――。大ヒットアニメ「宇宙戦艦ヤマト」の実写版映画では、放射能に汚染された地球を歩く防護服姿のキムタクに対し、ロボットが警告するシーンが出てくる。今回、福島原発で計測された放射線量10シーベルトは、もはや「SF映画」のレベル。とてつもない数値なのだ。ちなみに広島原爆では、爆心地から700メートルの地点が11・1シーベルトで、半径1キロ以内の被爆者の約9割が死亡している。
「致死量に匹敵する放射線が測定されたのは、1号機と2号機の建屋の間にある排気筒近くの配管付近です。3月12日にベントした際に使った配管で、付近では別の場所でも10シーベルトを超える高線量の箇所が見つかっています。線量計は10シーベルト以上は針が振り切れるため、実際はもっと高いとみられます」(科学ジャーナリスト)

福島原発の事故現場でこれまで測定された放射線量は毎時1〜4シーベルトだった。今ごろなぜ、超高濃度の放射線量が計測されたのか。京大原子炉実験所の小出裕章助教はこう言う。
「おそらく原因は、ベントした際に使った1、2号機のダクト(配管)に、炉心溶融した時に出た放射性物質が降り積もったのではないか。(現場付近の)ガレキを取り除いたために分かったのでしょう」

となれば、現場のガレキ除去が進むほど、「デッドライン」を超える地点が増える可能性がある。何も知らずにガレキ除去の作業に当たる作業員は大変だ。数分間いただけで大量被曝、ヘタすれば「即死」だ。
こんな状況では、収束に向けた政府・東電が掲げる工程表の実現はムリ。それでなくてもベテラン作業員は積算被曝量が増えて日々の作業が困難になりつつあるのだ。小出助教がこう続ける。
「東電は把握していると思いますが、放射線量が高い地点はあちこちにあるとみられます。当面、作業員は近寄れないでしょう。また、2、3号機内に誰も入れない状況からみて、建屋内はもっと線量が高いとみていい。以前から指摘している通り、工程表の実現は難しいと言わざるを得ません」

作業員が「特攻隊」のようにならないことを祈るばかりだ。

http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/240.html

コメント [原発・フッ素15] 「福島第一原発敷地内で地割れ、黒い蒸気噴出」 −低気温のエクスタシーbyはなゆーもう絶対に収束は無理だ 民兵
46. 2011年8月03日 18:33:03: OulCj8F0rw
できるだけ根拠の有る正確な情報を願います。東京から逃げ出す必要のあるときは数日前に早く知らせて欲しい。
http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/216.html#c46
コメント [原発・フッ素15] 「福島第一原発敷地内で地割れ、黒い蒸気噴出」 −低気温のエクスタシーbyはなゆーもう絶対に収束は無理だ 民兵
47. 2011年8月03日 18:38:04: seSFT3Cv8Y
>>46
他人を頼ってちゃ駄目ですよ
http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/216.html#c47
コメント [原発・フッ素15] 環境省に原子力規制「庁」 保安院、安全委を統合(北海道新聞) BRIAN ENO
05. 2011年8月03日 18:38:32: h6cbKB908I
体質が変わらないまま合併、メンバーの素人集団と御用学者はそのまま
では何の意味もない。
大きくなってよけい悪くなる、もんじゅと同じだ。

名前は「保安安全委院」がよかった。
http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/234.html#c5

記事 [原発・フッ素15] 仙台で給食に“セシウム牛”!市は影響ないというが… (zakzak) 
仙台で給食に“セシウム牛”!市は影響ないというが…
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20110803/dms1108031318005-n1.htm
2011.08.03 夕刊フジ

 仙台市は2日、放射性セシウムに汚染された稲わらを食べた疑いがある宮城県産の牛の肉を、市内の小学校2校と幼稚園、保育園の計4施設が給食に使用していたと発表した。牛肉が残っていないため、放射性物質検査はできていない。

 厚生労働省が公表した個体識別番号から判明した。1食当たりの牛肉の量は最大でも30グラム程度で、市は保護者に「少量で健康への影響はない」と文書で説明した。

 住吉台保育園は6月10日、牛肉1・3キロが入ったハヤシライスを園児ら77人に提供。馬場小学校と馬場幼稚園は7月6日、2・7キロをビビンバとして児童と園児ら計84人に出した。作並小と同小新川分校では、児童ら55人が7月11日に牛肉0・6キロ入りのチンジャオロースを食べた。

         ◇

給食に汚染疑い牛肉 県教委「健康に問題ない」
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20110801-OYT8T01199.htm
2011年8月2日 読売新聞 地域版 宮城

多賀城・登米・丸森当面使用を中止

 県内の学校給食に、放射性セシウムに汚染された疑いのある稲わらを与えられた牛の肉が使われていたことが1日、明らかになり、放射性物質による肉牛汚染の問題はさらに広がりを見せた。牛肉使用が判明した多賀城、登米、丸森の3市町教委は今後、安全が確認されるまで給食に牛肉を使わないことを決めた。県教委は「健康に問題はない」としている。

 「1食あたりの牛肉の量は少なく、提供されたのは給食1回のみであり、健康には問題ない」

 記者会見に臨んだ県教委の担当者は訴えた。調査用の肉が残されていないため、実際に放射性物質が含まれていたかどうかは不明だが、県教委は内部被曝(ひばく)の量を試算したり専門家の意見も参考にしたりして、問題ないと結論づけた。

 稲わら汚染の問題が浮上した7月21日以降、県教委は、汚染された稲わらを与えられた可能性のある牛の情報を市町村教委に提供し、学校給食に使用していなかったかどうか調査していた。

 汚染された稲わらを食べた疑いのある牛の肉が、市内3小学校の給食に使われていた多賀城市では、2学期から当面、給食に牛肉を使わない方針を既に決めていた。同市教委は「使用した牛肉は1食あたり17・6グラムとかなり微量」としながらも、「知らなかったとはいえ、保護者や児童に心配を掛けて申し訳ない」と話した。

 登米市では、小中学校8校と幼稚園の給食を担当する「豊里・登米給食センター」で作ったビーフカレーに汚染された疑いがある牛の肉が使われていた。同市教委によると、同センターでは通常、県外産の牛肉を使っているが、地産地消を進める意味から年に数回、県産牛肉を使用しており、今回の県産牛肉がそれにあたった。同市教委は「今後は安全安心のために牛肉は使用しない。代替食品として豚や鳥の産地を確認して提供する」としている。

 丸森町では、町内全ての小中学校の給食に汚染の疑いのある牛の肉が使われていた。町教委は急きょ、臨時の校長会を開き、今後は安全が確認されるまで給食で牛肉を使わないと説明した。戸村哲夫学校教育課長は「食べさせてしまったことは事実なので、再発防止に努めたい」と話した。

 東北大の織原彦之丞名誉教授(原子核物理学)は「今回の給食を食べたことによる放射線の被爆量は、大気中で毎時1マイクロ・シーベルト強の放射線量が観測される福島市に数分滞在した際に浴びる程度の放射線量に過ぎない。健康には問題ないと考えていい」と指摘する。

     ◇

 汚染された稲わらを与えられていた牛の肉の使用が判明したのは次の通り。

 ▽多賀城市 多賀城小、多賀城東小、天真小▽登米市 米山東幼稚園、豊里小、米山東小、米岡小、森小、豊里中、米山中、戸倉小、戸倉中▽丸森町 全小中

http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/241.html

記事 [経世済民72] 原子力損害賠償支援機構法案について(在野のアナリスト Aug.2,2011)
http://blog.livedoor.jp/analyst_zaiya777/archives/52081375.html

原子力損害賠償支援機構法案が、明日可決される見込みです。問題の多い法案として、改めて指摘しておきたいと思います。まず、総則としてこの法案は、ただ損害賠償に資するものだけではなく『電力の安定供給と、原子炉の運転等』について、資金が拠出できるとしています。つまり拡大解釈すれば、電力会社はこの支援機構から『電力の安定供給』に資する、と判断された場合、支援を引き出せることになります。さらに云えば、電力会社の運営そのものが『安定供給』のための活動だとすれば、会社の運転資金でさえ捻出が可能という形になっています。
しかも、原子炉及び核燃料の再処理施設を抱える事業者は、負担金があっても許されるなら株式、社債、等の引き受けを支援機構に求められるので、逆に格付けがどれだけ下がろうと、安定して資金調達が可能となります。しかも、この支援機構は資金の調達に関して青天井です。無利子国債により、資金を確保できるのと同時に、機構債の発行も認められており、資金は無限に捻出できるとさえ云えます。しかもそこに、政府保証がつくのですから、まさに電力会社にとって体のいい財布ができたという言い方をしても良いぐらい、これは電力会社と政府がつくったずぶずぶの組織です。

よくステークホルダー(株や債券の保有者)を守る法、という言い方もされますが、少なくとも株保有者には厳しい内容です。つまり株を引き受けてくれる組織があるため、新株発行が容易であり、希薄化が有り得ます。一方で、機構債は優先が与えられるため、悪いことを考えるなら大株主は電力株を売却し、機構債に替えることで収益と保証が確保されることになるのでしょう。
さらに悪いことを考えると、支援機構が解散するときは債務を返済した後、負担金の拠出額を最高限度に、電力会社に資産を分配することになっています。要するに、電力会社は支援機構に引き受けてもらった株を、解散時に無条件で取り返すことが可能ということです。当然、全額というわけにはいかないでしょうが、少なくとも通常の社債や、新株予約権よりはよほど良い条件で、支援機構を資金の出し手として利用できるのであり、電力会社にとってメリットも大きいのです。

負担金があり、電力会社には厳しい内容にみえて、批判の声が上がらないのはこうした仕組みがあるためです。これは主務大臣、財務大臣等の認可が必要な部分もありますが、今の閣僚と官僚の関係を見る限り、閣僚に細かな統制ができるはずもありません。例えば、機構に問題が生じた場合、主務大臣に直接この支援機構を調査する権限はありません。『機構に…報告させ』るか、『職員に…検査させる』ことしか出来ないのです。つまり閣僚、主務大臣なのに、法律上自ら立ち入って調査、検証することは認められていない。これは霞が関文学の、常套手段といえます。
菅首相がいくら脱原発依存を唱えようと、この法案の中にある『原子炉の運転』に、支援機構が資金拠出することを、どう整合をもって説明するのか? 例えば原発を国有化する、という話もありますが、仮にそうなれば時の政権が反原発を掲げれば、原子力発電を運転しない、ということが起こりえます。それで今回のように、電力不足になったときの保証は誰もとれません。しかも、国有化に切り替えても、一部ではこの支援機構の恩恵を受けられる事業者がいる一方、負担金を逃れる事業者がいることは、原発国有化と支援機構法案の整合性を問われることになるのでしょう。

総じて、この法案は政府と電力会社と、天下り組織の維持にむけたムラ社会のための法律ということが云えるのでしょう。こんなものを、与野党合意の下で成立させるので、与野党とも支持が下がる原因となります。少なくとも、法律の詳細を読めば国民利益に資するものではない、ということが分かるはずです。明日、この法案が通れば日本の電力会社は世界一まもられた、準国営企業として存続する一方、株や社債に対する魅力が著しく低い、そんな状態になってしまうのでしょうね。

http://www.asyura2.com/11/hasan72/msg/611.html

記事 [お知らせ・管理20] 我ら皆地球人 さん、板違いです。板選択ルールをご理解いただけるまで投稿可能数を0にしておきます。
政治板には、単なるボヤキやポエムや思いつきの雑文でなく、
それなりに根拠を備えた(報道記事とか政治関係者のツイートなど)事実証拠か、
その事実証拠に加えて投稿者または他の(ブロガーなどの)人物の価値ある
分析を投稿するべきだと思っています。

政治板に投稿するのはファクト(論拠)が不足しているので、
個人的な意見であれば議論板なり雑談板に投稿してくださいませ。

どうぞよろしくお願いします。

何故だろう?  この国で起きていること。
http://www.asyura2.com/11/senkyo117/msg/441.html
投稿者 我ら皆地球人 日時 2011 年 8 月 02 日 07:01:31: 6sS7wJN84RVrg

何故だろう?この国で今起こっていること。
http://www.asyura2.com/11/senkyo117/msg/471.html
SEN 471 2011/8/03 06:39:34
投稿者: 我ら皆地球人


参考 http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/152.html?c73#c70

http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/205.html

コメント [自然災害17] 311が自然災害じゃないことなど、もはや常識。ごく身近で覚醒拡大中 (属国離脱への道)…「そんなの常識」なんて歌があった 新世紀人
111. 2011年8月03日 18:44:12: seSFT3Cv8Y
よくよく見りゃあ、否定派工作員は揚げ足取りしか
してね〜じゃね〜かw
http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/489.html#c111
コメント [マスコミ・電通批評11] 朝ズバは偏向報道、反論の場を与えずに欠席裁判、自由が一番!(6大マスゴミは、米国のプロパガンダ機関と考えてよさそうです) 小沢内閣待望論
26. 2011年8月03日 18:46:08: 6Uoh9hNGc6
>25
そうなったら市中引き回しのうえ、芸能界テレビ界から永久追放がよろしいかと
電通やその他の連中への見せしめのためにも。
http://www.asyura2.com/10/hihyo11/msg/357.html#c26
コメント [原発・フッ素15] 福島原発の10シーベルトを考える  武田邦彦  赤かぶ
12. 2011年8月03日 18:47:42: czgXAEQpzY
根拠のない楽観論に与することはない。
3億倍だと日本の人口の2倍以上のなる。
ならば日本人全部を殺せる量の2倍以上の放射性物質が発生したということ。

楽観的になれるわけがない。

http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/231.html#c12

コメント [お知らせ・管理20] 削除報告。規定違反かも?報告もこちら 管理人さん
77. 管理人さん 2011年8月03日 18:48:35: Master
>>70 >>74 参考になりました。対処しておきました。

我ら皆地球人 さん、板違いです。板選択ルールをご理解いただけるまで投稿可能数を0にしておきます。
http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/205.html
http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/152.html#c77

記事 [原発・フッ素15] もう食べられている?偽装汚染牛肉の恐怖 (日刊ゲンダイ) 
もう食べられている?偽装汚染牛肉の恐怖
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-3537.html
2011/8/3 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ

シーガイアはホルスタインとして提供

宮崎県のリゾート施設「シーガイア」のホテルで起きた“偽装和牛騒動”には呆れてしまった。結婚式のコース料理の一品を「宮崎県和牛のポワレ」として出していたが、実は国産のホルスタインだと判明したのだ。
ホテルでは昨年9月から先月まで21組の婚礼で計約2700食を提供した。ホテル側は「宮崎和牛が品薄のため料理長がホルスタインに替えると上司に報告。上司は一度きりのことと勘違いしました。また、婚礼担当者はホルスタインだと聞いていませんでした」(広報担当者)と事故をアピールするが、10カ月も気づかなかったとは面妖な話である。
こうなると気になってしまうのが汚染牛だ。セシウムわらを食べた肉牛は福島、宮城、岩手など13県からすでに3244頭が出荷されている。

産地を偽られ、汚染牛を食べてしまう恐れはないのか。

「生産県は汚染牛の回収に動いてますが、すでに一部がわれわれの口に入っているはず」と言うのは「消費者問題研究所」代表の垣田達哉氏だ。
「レストランや居酒屋みたいな飲食店は生産地を表示する義務はない。そこで汚染牛が売れなくて困っている業者が、料理の原価を落としたいお店に安く売るのです。お店は和牛を3分の1の値段で仕入れられれば大助かり。町の肉屋さんも同じでしょう。日本人は飲食店は安全な食材を出すと信じている。その心理を利用するわけです。一部の県の肉牛は出荷停止になってますが、冷凍保存したものなどを消費者が食べる危険性は消えません」

さらに困ったことに、汚染牛を加工しておかずにした弁当や、ミンチやホルモンなどは生産地を表示する義務がない。
牛肉が安全かどうかを見分ける方法はないのか。
「見た目では絶対にわかりません。われわれにできるのはお店で注文するときに“どこの牛肉ですか?”と聞くこと。店員が少しでも口ごもったら、あやしいと思えばいい。それと九州など西日本の産物は比較的安全。これは野菜や魚についてもいえます。あとは外国産の牛肉ですが、米国産はホルモン剤を使っているので要注意。オージービーフがオススメです」(垣田達哉氏)
東北産を九州産と偽装する店が続出するかもしれない。

http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/242.html

コメント [お知らせ・管理20] 削除報告。規定違反かも?報告もこちら 管理人さん
78. 管理人さん 2011年8月03日 18:49:54: Master
>>75 参考になりました。
削除しておきました。
http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/152.html#c78
コメント [原発・フッ素14] 『放射能に効く「民間療法」の大爆笑(^o^)』 にオエッ!としたかたがたへ 爺さん
11. 爺さん 2011年8月03日 18:50:58: pkMRoq8j2xu8g : jusfNke2G2
Aの訳文はAppendixが省略されています。
そこには投薬量が書かれています。
ペクチンは、
子供毎日10グラム、大人20グラム、
数回に分けて、ベータカロチンの吸収を妨げるため食間が良いかもしれない、
コレステロールを下げるスタティンの吸収を減らす場合がある、と書いてあります。

微量ミネラルについては、本家のVitapectには添加されています。
臨床治験・成分など詳しくは次、http://chernobyl25.blogspot.com/
また、「ベラルーシの部屋」ブログによれば、日常的に使用しているようです。

ネットで得られる情報から判断する限り、体内にセシウムを溜め込んで内部被曝を堪能するよりは、ペクチンの方がよっぽどましに聞こえますが、飲ませたくない人は飲ませたくない。
なぜでしょう。
この謎が暴露されるまではぜひ生き延びたいと思い、コンブを買占めミントティーを飲みながら、グレープフルーツを袋皮ごと食べています。

http://www.asyura2.com/11/genpatu14/msg/917.html#c11

記事 [地域13] 「ヤマダ電機テックランド室蘭店」来月9日オープン
【2011年8月3日(水)朝刊】 室蘭民報

http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2011/08/03/20110803m_02.html

 家電量販店のヤマダ電機(群馬県高崎市)が室蘭市中島町の丸井今井室蘭店跡地に建設中の「ヤマダ電機テックランド室蘭店」が9月9日にオープンする見通しだ。工事は予定通り順調に進んでおり、シートで覆われた2階建て店舗の外観が、間もなく姿を現す。

 店舗は2階建て鉄骨づくりで1階は駐車場、2階部分が売り場。敷地面積は約6700平方メートル、売り場面積は2600平方メートル、高さは約12メートル。駐車場は自動車164台、自転車99台を収容できる。

 5月末に始まった工事は現在、外側がほぼ完成している。同社によると8月中に内装工事を終え、9月9日にオープンの見通し。初日から11日までの3日間は、近隣の駐車場を借りるなどして大規模なオープンセールを実施する予定。

 工事現場近くを歩いていた40代の男性は「建物の大きさが分かるようになってきましたね。開店日が楽しみ」と期待していた。

 昨年1月、地域の核店舗・丸井今井室蘭店が118年の歴史に幕を下ろし、同年8月に同社が後継テナントとして名乗りを上げた。

(高橋ゆか)
http://www.asyura2.com/09/ishihara13/msg/498.html

コメント [戦争b7] リビア反体制派が掌握する西部都市、倦怠と銃弾の日々  AFP ダイナモ
07. 海幸彦 2011年8月03日 18:52:16: jY0c1QUHK1KaM : vA4gTy2yFs
リビアで風向きが変わった。

アブデル・ファテ・ヨウネスの殺害がきっかけになった。リビア最大の部族・ワルファラが反政府勢力からカダフィー側になった。ワルファラの族長はシーク・アリでリビア各部族の長でもある。

実質・政府軍対アルカイダの形になっている。

カタール師団、戦車、ヘリコプター、NATOが一般非武装民を無差別殺害をしている。

http://rense.com/general94/benht.htm

リビアはアラブ国、イスラム国の中で最もモダン化された国です。女性の人権もしっかりあります。石油もあり、金も保有している。砂漠の緑化にも力をいれていて、北アフリカの食物倉庫にむかっていた。水源のインフラも整えていた。

アフリカを豊にしたくない悪魔がいるのでしょう。
http://www.asyura2.com/10/warb7/msg/796.html#c7

記事 [お知らせ・管理20] 削除報告。規定違反かも?報告もこちら 8/3-
こちらのコメント欄に削除したものを報告していきます。

『これって規定違反では?』というのを見つけたらこちらのコメント欄で教えてください。
投稿、コメントは毎日多数あり、管理人はほとんどチェックをできません。
規定版かも?を見つけた人はぜひともこちらにて教えてください。

ご連絡をうけた投稿・コメントは管理人がチェックして対処する・しないを考えます。

http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/206.html

コメント [原発・フッ素15] 東京電力、鹿島火力発電所にガスタービン緊急設置、東京ガスはパイプライン建設 ダイナモ
03. 2011年8月03日 18:56:11: Get9aY0xRA
最大電力消費量のピークは10年前だった(電気事業連合会の資料参考)
今はゆっくりと下り坂で、20年前のレベルに落ちている。
今後は人口減と省エネの加速で、もっと下がっていくだろう。
ガス火力も原発全部を穴埋めするほど増設する必要はない。
http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/222.html#c3
コメント [お知らせ・管理20] 七転八起さん固有の投稿規制を今つくりました。あしからずご了承ください。 管理人さん
130. 2011年8月03日 19:01:47: 1l6WBTWghQ

えっ!!
それは大変!!
道理で息が合い過ぎていた。

もしそうなら、阿修羅は完全に終わりですね。
EGaQ73B5ypさんのさそいに軽々しく乗っているだけでも、終わりと思いましたが。

投稿から、コメントまで、全てコピー保存しました。


http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/137.html#c130

コメント [原発・フッ素15] 突然話題になった超高線量放射物質の配管内残留は、秘密裏に、1号機で“ドライベント”が実施された証だと考えている。 あっしら
06. 2011年8月03日 19:05:03: 7SIYGv3ft6
 連続投稿申し訳ありません。あっしらさんの仰るとおりだったとしたら、なぜ、現在そのような超高線量値
を発表したのでしょうか?

 ハッピーさんというかたでうぃたっけ?福島原発で作業なさってるらしいかたのツイッターに、4号機は一応安心できるけど、1、2、3号機が問題とありました。

 4号機プールには信じられない量の物質が保管されてましたよね。福島ライブカメラのアングルは4号機がよく見えませんが、ここ最近ずーっと、夜中にライトが照らされてました。なにか作業でもなさってたのでは?その保管されてる超危険ななんらかの物質は抜かれたのではなあと想像してしまいます。

 想像しかできませんが、4号機の保管燃料ごと爆発する想像も絶する最悪の危機は逃れたのでは?

と、いいほうに解釈したくなります。

 


http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/225.html#c6

コメント [自然災害17] 311が自然災害じゃないことなど、もはや常識。ごく身近で覚醒拡大中 (属国離脱への道)…「そんなの常識」なんて歌があった 新世紀人
112. 2011年8月03日 19:06:10: lFhIPIHLtA
最近はネットに政府やらマスコミの工作員が要るから注意だな。
ネットも規制が入り始めるかな。

ミクシーにもそんなのがいるから笑える。それでマイミク同士で工作している。

劇場型 工作とでも言うのかな
http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/489.html#c112

コメント [原発・フッ素15] 福島第一原発で毎時10シーベルト(1万ミリシーベルト)以上/小出裕章京大助教:想像を絶する数字です gataro
49. 2011年8月03日 19:06:28: Pj82T22SRI
なるほど。線量の時間変化をモニターすればCs塩なのか、核燃料なのか、など核種の推定ができそうだな

>>30
(使用済み)核燃料より、放射性セシウム塩の方がシーベルト値が強いはずです。
(使用済み)核燃料は核分裂やアルファ崩壊をする核種が多いので、それらは
放射線荷重係数の高い中性子を複数放出して核分裂したり、アルファ線を出して
アルファ崩壊します。
そこでできた娘核もベータ崩壊したりアルファ崩壊したりします。
そういうわけで、核燃料はセシウムよりベクレル値が同じならシーベルト値は
はるかに高く百倍近くなるかもしれません。
しかし、核燃料や使用済み核燃料に含まれるウランやプルトニウムのほとんどは
半減期が非常に長く、同じ質量では放射性セシウムよりベクレル値が大幅に低い
物がほとんどです。
半減期が放射性セシウムと同程度なのはプルトニウム241とプルトニウム238だけ
ですが、両方合わせても(使用済み)核燃料のうち0.2%にすぎません。
そのため、シーベルト値は放射性セシウム塩の方が(使用済み)核燃料より
シーベルト値が高いのです。

また、当該高放射能部分を計測した東京電力社員が棒の先に計測器をつけて計測し
4ミリシーベルトしか被曝しなかった事や当該高放射能部分が排気筒の配管付近との
情報を総合すると配管内部に付着してる放射性セシウム塩が原因である可能性が
高いでしょう。
http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/182.html#c49

コメント [マスコミ・電通批評11] 朝ズバは偏向報道、反論の場を与えずに欠席裁判、自由が一番!(6大マスゴミは、米国のプロパガンダ機関と考えてよさそうです) 小沢内閣待望論
27. 2011年8月03日 19:07:33: nnQMnAjp6I
>13へ

物事を考えるとき、結論を決めてから考察を始めてはいけない。「朝鮮人が嫌いだ」という感情が最初にあって、これを足場に論を組み立てるから、実社会や阿修羅の読者からは敬遠される。感情は感情として、考察と区別しないと大人の論理にならない。

あなたの持ち出す「事実」が、本当かどうかはわからない。しかし、あなたの文章を読む大方の読者は、持ち出される「事実」をうさん臭く思っている。「へそ曲がりブロガーが書いた、いい加減な記事を引用している」くらいにしか思っていない。

なぜそう思われるか。推論と実生活との接点が感じられないからだ。その匂いがないからだ。人がある推論に納得するのは、人それぞれが持つ実生活の経験と照らし合わせて、「それもあるかもしれない」と感じるときだ。それにニュースのような客観情報が加わると、確信へと徐々に変化してゆく。

推論には、つねに「疑ってかかる」という謙虚さが必要だ。もしあなたの論理展開に、謙虚さが感じられたら、今よりもっとあなたの論に共鳴する人が増えるだろう。このままでは、論に謙虚さがなく、思い込みが強く出過ぎて、共鳴する人が増えない。
http://www.asyura2.com/10/hihyo11/msg/357.html#c27

コメント [お知らせ・管理20] 削除報告。規定違反かも?報告もこちら 8/3- 管理人さん
01. 2011年8月03日 19:12:48: 6A1QsVIKOU
本文が200文字未満の投稿です。

屋内の射線量、最高値測定=原子炉建屋2階、毎時5シーベルト―福島原発・東電
http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/212.html
投稿者 吐息でネット右翼 日時 2011 年 8 月 02 日 18:27:19: fq6z4wyhxyxZg

http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/206.html#c1

コメント [経世済民72] 最高裁は更新料について「賃料の補充や前払い、契約継続の対価など複合的な性質がある」との統一見解を初めて示した。 TORA
04. 2011年8月03日 19:15:16: fEk54QmTxw
【↓予告】「たね蒔きジャーナル」(8/3)「更新料は有効」という最高裁判決に物申す

http://www.mbs1179.com/tane/index.shtml
http://www.asyura2.com/11/hasan72/msg/454.html#c4

コメント [原発・フッ素9] 福島原発はチェルノブイリの10万分の1、最悪でも千分の1程度の規模 4月8日西村肇東大教授の緊急記者会見 fm99.8
38. 2011年8月03日 19:17:27: jt2XIANHyQ
↑それをいうなら,この方は反原発のI教授らともかなり親密だけどね.
つまり,人が思うほど構図は単純ではなくて,推進派vs反対派では簡単にくくれないのが学者の世界ってことだろう.政治家と違って,人物背景やバイアスを探って何がしかの判断を下そうとしても,科学者の正当な評価は絶対にできない.学者の評価は,あくまで論文内容から下すべき.科学の世界にいると当たり前のことだけど.


http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/186.html#c38

コメント [原発・フッ素15] 最高の放射線量測定=毎時10シーベルト以上−福島原発の屋外排気筒・東電 (時事通信) しゅっぽ
31. 2011年8月03日 19:17:33: ysBVSs6CLg
>30
安心したまえ、君のような話はデマとは言わない。
科学的根拠のある「警告」です。

正確に見積もって人口の実に99%を超える、知能の低い日本のおしゃべりザルたち。あと数万年すれば一人前の人類に進化したかもしれない、自称、記憶力バツグン品行方正な縄文猿人。

放射線思いきり浴びて今日も元気に動物実験中、種の絶滅へのカウントダウン。
米英仏中もニヤニヤ笑っている。
http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/174.html#c31

記事 [原発・フッ素15] 1号機原子炉頂部ガス用ベント管設置は平成20年(2008年)秋:誤解も見られるベント(とくにドライベント)に関する補足

「突然話題になった超高線量放射物質の配管内残留は、秘密裏に、1号機で“ドライベント”が実施された証だと考えている。」(http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/225.html)で、「(昨年(たぶん)、福島第一の1号機は、原子炉頂部から直接ベントが出来るように配管工事を行っている)」と書いたが、調べたところ、工事は平成20年(2008年)秋だったことがわかったのでお詫びして訂正させていただく。


末尾に示す東電公表資料のなかで、

「原子炉圧力容器頂部冷却系配管取替工事

  原子炉内で、水の放射線分解によって生成される混合ガス(水素・酸
    素)が蓄積・滞留する可能性のある原子炉圧力容器頂部冷却系配管につ
    いて、混合ガスを連続して排出させるベント配管を新たに設置します。」

と記述されている。

 まさに水素ガスの排出のために新設されたベント装置と言えるのに、衝撃的な水素爆発も起きた今回の事故で、使用の有無どころか、その存在の有無すら説明されていない。

我が国政府と東電は、放射能防護・事故原因・事故対応などで肝心なことはまったく説明していないのである。


ベントに関して認識のズレもあるようなので、元の投稿のコメント欄に書かれている内容をベースに補足の説明をしたい。


【引用】
「02. 2011年8月03日 10:24:33: t5gzmyyhXY
ベント(ドライベント、ウェットベント)は
今回のような事故でなくても
安全を守るために通常運転中でも行われる事がありますよね。
だとしたら、ベントが原因で配管に燃料が詰まったと考えるのは不自然では?。
ベントした時に、すでに格納容器が壊れていて燃料がはみだしている状態
だったら、何とかわかります。(そんな早い時期にメルトダウンしてたの?)」

【コメント】
気体が漏れ出し周辺に放射性物質が放出される事故はたびたびありますが、原子炉ないし格納容器から意図的に気体を放出するベントの実施は、今回の事故が初めてのことです。
ですから、「安全を守るために通常運転中でも行われる事」はありません。


1993年までは原発にベント装置という“恐ろしい”仕掛けはありませんでした。
(1994年3月31日にベント管を付設する指針が出されています)

当然ですよね、格納容器は原発で発生する放射性物質を閉じ込めるために設備されているものですから、そこから放射性物質を含む気体を意図的に排出させるベント装置は、原発の安全思想や格納容器の“理念”に反する仕掛けです。

放射性物質の閉じ込めを担う格納容器の放射能閉じ込め機能を維持するために放射性物質を放出という考え方は、とんでもない自己矛盾であり錯乱した考えとも言えます。

だからこそ、今回の事故でも、東電や政府はベントの実施に強く思い悩んだのです。

正しい判断だったかどうかはともかく、ベントを行って格納容器を保護した方が、格納容器が破損するより大気中に放出される放射性物質の量が少なく住民の被曝も低いという判断がなされ、それに基づきベントが実施されたはずです。

国会でベントの遅れが菅政権の事故対応をめぐる非難の一つになっていましたが、ベントの遅れがメルトダウンを起こしたワケでも水素爆発を引き起こしたワケでもありません。

1号機のメルトダウンは、地震から4時間後(3月11日夕方6時半頃)に始まり、午後8時過ぎには全炉心(使用済み核燃料棒)がメルトダウンしたとされています。
格納容器に“穴”が開くメルトスルーも、地震から15時間後(12日明け方6時頃)に起きたとされています。

メルトダウンは、格納容器や原子炉の高い圧力が原因ではなく、“空だき”=冷却水喪失が原因ですから、地震から全炉心溶融のあいだのいずれのタイミングでベントを実施していたとしても、メルトダウンを防ぐことも遅らせることもできませんでした。

1号機だけではなく3号機もですが、水素爆発は、原子炉内の水素ガスを排出するドライベントで建屋内に水素が流れ出したことが原因で起きたと考えていますから、ベントで防げたどころか、ベントで起きてしまったものです。

1号機のベントは12日の朝9時頃から実施されたので、その前にメルトスルーが起きており、「ベントした時に、すでに格納容器が壊れていて燃料がはみだしている状態」だったと言えます。

(但し、12日午前のウェットベントで高い放射線量の物質が配管に飛散とは考えていません。15:36の水素爆発の直前に実施された原子炉頂部からのドライベントに由来すると考えています)

 3号機は以前の投稿で書いたように、ベント配管が自身の水素爆発で破断しているので、ベントで1号機と同じように飛散しながらも放射性物質の多くは、配管から“外”に拡散したと考えて言います。
それが、3号機の周囲に高い放射線量の“がれき”が数多く転がっていた理由だと思います。


 東北・関東から東海・甲信越・東海の範囲に高い放射能汚染をもたらした今回の原発事故ですが、放射性物質の大気中への飛散と地上・河川・海への降下は、1・3号機のベントとりわけドライベントで放出されたものと2号機の圧力抑制室破損で放出されたものが大半を占めていると考えています。

大気中に漏出された放射性物質の多くは3月21日までのもので、その後は、原子炉への注水で流れ出だしてくる放射能汚染水が主たる放射性物質の漏出と言えます。

ドライベント(格納容器から直接)はウェットベント(圧力抑制室プール経由)の10倍から100倍の放射性物質を放出すると言われていますが、原子炉圧力容器から直接排出するベントは、格納容器からのドライベントよりも放出量が多く、ウェットベントの100倍をはるかに超えると思われます。


不作為で起きたことでもきちんと公表すべきですが、意図的に実施された重大な行為が秘密裏に行われその後も何ら説明がないというのとは極めて由々しきことです。

福島・茨城・宮城を中心に、東北・関東の子どもからお年寄りまでが、秘密裏に行われた“ドライベント”で大量に被曝しているのです。
SPEEDIデータを活用せず避難する住民に余分の被曝をさせたことに匹敵するかそれを上回る暴挙だと考えています。

※ 原子炉頂部ベント管設置に関する東電公表資料

A.原子炉頂部ベント管設置工事の予告

福島第一原子力発電所1号機の定期検査開始について


                            平成20年10月17日
                            東京電力株式会社

 当社は、平成20年10月18日から、福島第一原子力発電所1号機(沸騰水型、定
格出力46万キロワット)の第25回定期検査を開始いたしますのでお知らせいたし
ます。

1.定期検査のための停止予定期間
   平成20年10月18日〜12月16日(60日間)

2.定期検査を実施する主な設備
 (1)原子炉本体
 (2)原子炉冷却系統設備
 (3)計測制御系統設備
 (4)燃料設備
 (5)放射線管理設備
 (6)廃棄設備
 (7)原子炉格納施設
 (8)非常用予備発電装置

3.定期検査中に実施する主な工事予定
 (1)燃料集合体の取替え
     燃料集合体400体中64体を取り替えます。
 (2)原子炉圧力容器頂部冷却系配管取替工事
     原子炉内で、水の放射線分解によって生成される混合ガス(水素・酸
    素)が蓄積・滞留する可能性のある原子炉圧力容器頂部冷却系配管につ
    いて、混合ガスを連続して排出させるベント配管を新たに設置します。

                                 以 上

http://www.tepco.co.jp/cc/press/08101701-j.html


B.原子炉頂部ベント管設置工事の完了

東京電力平成21年2月公表
福島第一原子力発電所 第1号機
平成20年度(第25回)定期事業者検査の実施状況について

P.9
4.主用改造工事等の概要について

(1)原子炉圧力容器頂部冷却系配管取替工事

http://www.tepco.co.jp/nu/f1-np/press_f1/2008/pdfdata/bi9207-j.pdf



http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/243.html

記事 [経世済民72] 日本株は大幅続落、米消費警戒し全面安−TOPIX5カ月ぶり下げ 
恣意的に選ばれた銘柄からなる日経平均で見ると、それほど下げていないように見えるが
本当の日本経済の総量に近いTOPIXでは、明らかに下振れが生じている

復興需要による景気回復は儚く終わり、今後の世界景気後退が、徐々に織り込まれつつある?

http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=998405.T&ct=z&t=2y&q=l&l=off&z=m&p=&a=&c1=998407.O&bc=%E6%AF%94%E8%BC%83


http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920000&sid=aI2ltW5ShVqQ
日本株は大幅続落、米消費警戒し全面安−TOPIX5カ月ぶり下げ 

  8月3日(ブルームバーグ):東京株式相場は大幅続落し、東証1部銘柄の92%が下げるほぼ全面安となった。米国で6月の個人消費支出が前月から減少し、世界景気や企業業績の先行きを懸念した売りが増加。電機や輸送用機器、機械など輸出関連、非鉄金属やガラス・土石製品など素材関連を中心に、東証全33業種が安い。

  TOPIXの終値は前日比17.21ポイント(2%)安の826.75、日経平均株価は207円45銭(2.1%)安の9637円14銭。TOPIX、日経平均ともに6月27日以来の安値水準。

  インベスコ投信投資顧問の杉尾邦彦最高投資責任者(CIO)は、「米国の雇用拡大ペースは非常に低く、個人消費は萎縮している。新興国も経済を減速させており、こうした悪循環の中ではリスクを取ろうという動きは出てこない」と指摘した。

米商務省が2日に発表した6月の個人消費支出は前月比0.2%減少し、ブルームバーグがまとめたエコノミストの予想中央値0.1%増を下回った。前月比でのマイナスはほぼ2年ぶり。雇用が伸び悩んでいることから、家計は支出を切り詰めている。

  また、自動車メーカー各社が発表した7月の米自動車販売によると、米フォード・モーターやホンダの販売はアナリスト予想を下回った。米ハーバード大学のマーティン・フェルドシュタイン教授は、2年前に始まった米景気の回復が勢いを失ってきており、リセッション(景気後退)に陥る可能性は50%との見解を示している。

  三菱UFJモルガン・スタンレー証券の藤戸則弘投資情報部長によると、「米経済の実態は相当シビアであることが確認され、ソフトパッチ(一時的軟化局面)は終わったとの楽観シナリオは完全にリセットされた」との見方を示唆。国内では、東日本大震災後の生産復旧や回復への期待感が先行してきたが、同氏は「生産回復モメンタムより、世界景気鈍化のモメンタムの方がより強いことはネガティブ」と言う。

           5カ月ぶり下落率

  TOPIXの終値ベースの下落率は、東日本大震災直後の3月15日以来、約5カ月ぶりの大きさ。一方で、10年債利回りは約9カ月ぶりの低水準まであった。きのうの米国でも、S&P500種株価指数がリーマン・ショック時の2008年10月以来の7営業日続落となる半面、10年債利回りは9カ月ぶりの低水準となった。

  「債務上限の問題が一段落すれば、ドルも米国株も戻っていくと思われていたが、期待したような動きをしていない」と、三菱UFJ投信の関口研二戦略運用部長。7月月初の雇用統計に始まり、「弱い米国経済指標が続いていることが背景にある」と見ている。米国時間3日にはADP雇用統計や米供給管理協会(ISM)の非製造業景況指数、5日に雇用統計と重要指標の発表が近づく中、世界的にマネーが株式から債券へ流れる「質への逃避」が顕著となっている。

  為替市場では、円が対ドルで77円台前半、対ユーロでは109円台で高止まりした。米国は、日本の為替市場での介入について支持していない、とダウ・ジョーンズ通信は伝えている。きのう今期の業績予想を上方修正したトヨタ自動車も、前日終値を一度も上回らずに続落。SMBC日興証券エクイティ部の西広市部長は、「日本企業の想定為替レートはトヨタを含め80円が多い。今の円高が続くと、トヨタの上方修正もご破算になる可能性がある」としていた。

          イビデンや日ハムが急落

  個別の材料銘柄では、利益予想を減額したことが嫌気されたイビデン、鶏肉市況が良くても4−6月が営業減益だったことはネガティブ、とSMBC日興証券が指摘した日本ハムが急落。新株予約権の発行でおよそ17%の希薄化を織り込んだとし、野村証券が「中立」へ格下げしたJVCケンウッドは、東証1部の値下がり率1位となった。

  半面、4−6月営業利益は事前予想を大きく上回るポジティブサプライズ、とシティグループ証券が評価し、自社株買いも行うユー・エス・エスが急伸。4−9月業績予想を増額修正し、JPモルガン証券が投資判断を引き上げたバンダイナムコホールディングス、いちよし経済研究所がフェアバリューを引き上げたトリドールも高い。

  東証1部の売買高は概算で18億1930万株、売買代金は同1兆3108億円。値上がり銘柄数は91、値下がりは1538。東証1部の業種別下落率では石油・石炭製品、機械、不動産、保険、ガラス・土石、鉱業、非鉄金属、精密機器が上位だった。

記事についての記者への問い合わせ先:東京 長谷川敏郎 Toshiro Hasegawa thasegawa6@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先:東京 大久保義人 Yoshito Okubo yokubo1@bloomberg.net香港 Nick Gentle ngentle2@bloomberg.net
更新日時: 2011/08/03 15:29 JST
http://www.asyura2.com/11/hasan72/msg/612.html

コメント [原発・フッ素15] 突然話題になった超高線量放射物質の配管内残留は、秘密裏に、1号機で“ドライベント”が実施された証だと考えている。 あっしら
07. あっしら 2011年8月03日 19:21:48: Mo7ApAlflbQ6s : FOFJ3ucx7c

t5gzmyyhXYさん、こんばんは。

コメントに対するレスを次の投稿のなかで書かせていただきましたのでお知らせします。

「1号機原子炉頂部ガス用ベント管設置は平成20年(2008年)秋:誤解も見られるベント(とくにドライベント)に関する補足」
http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/243.html

よろしくお願いします。

http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/225.html#c7

コメント [お知らせ・管理20] 山幸彦(天孫降臨)さん、板違いです。ご理解いただけるまで投稿可能数を0にしておきます。 管理人さん
147. 2011年8月03日 19:21:55: 2cQ3ffnAWr
管理人さんへ

私は インターネットは平和利用の為に普及させました。

オウムの残党=日本乗っ取り計画実行予定のメンバーが 未だ健在で

湾岸戦争を 世界大戦に持ち込めなかったので ユダヤは オウムを切り捨てる為に中途半端なサリン事件を起こさせられました。

ですから 私の妨害をすると 改革をスタートした時 このサイトをカルト指定します。
http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/146.html#c147

コメント [原発・フッ素15] [福島原発] 「工程表」は完全に破綻 「即死」する10シーベルトの衝撃 (日刊ゲンダイ)  赤かぶ
01. 2011年8月03日 19:23:46: aaxEoE7Dqk
鉛で固め、中性子線もある程度防げる小型装甲工作車を、もう設計依頼してるんだろうな、国は?

車とロボット技術は世界一だったはずだぜ、日本は。
http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/240.html#c1

コメント [原発・フッ素15] 仙台で給食に“セシウム牛”!市は影響ないというが… (zakzak)  赤かぶ
01. 2011年8月03日 19:25:13: 4gp1J5F9IY
「今回の給食を食べたことによる放射線の被爆量は、大気中で毎時1マイクロ・シーベルト強の放射線量が観測される福島市に数分滞在した際に浴びる程度の放射線量に過ぎない。」

福島に24時間滞在する者は、このコメントをどの様にとらえればいいのでしょうか?

数分の滞在では健康には問題ないと考えて良いが、住人の場合は健康に問題あるのでしょうか。
http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/241.html#c1

コメント [カルト8] 地震情報、映画2012年のおさらい・goldentamatama(映画のテーマは「人類滅亡詐欺と借金踏み倒し」です) 小沢内閣待望論
07. 2011年8月03日 19:30:03: cc94rIIIcY
地震板のあのタイトル見て改めて思ったが

陰謀論者って無理矢理「常識」を強調したがるようだけど

何かコンプレックスでもあんのかね?
http://www.asyura2.com/11/cult8/msg/435.html#c7

コメント [自然災害17] 東日本大震災 義援金/一刻も早く被災者の手元に fm99.8
03. 2011年8月03日 19:30:07: Qvy5VwyjCo
仙台市在住です。
半壊判定で義援金の申請を2か月前にしました。
家の修理にも数百万円がかかるので、義援金をあてにしていますが
いまだに、貰えていません。
うちはまだ家が残っているし、家族も無事で仕事もありますから
我慢もできます。
でも、本当に義援金を必要としている人
明日の生活も出来ない人に
早く義援金の支給をお願いします!!
心からお願いします!!


http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/404.html#c3

コメント [お知らせ・管理20] 削除報告。規定違反かも?報告もこちら 8/3- 管理人さん
02. 2011年8月03日 19:30:58: 6A1QsVIKOU
投稿禁止中の七転八起さんが善成悪敗名で投稿を再開しています。

東京新聞への弾圧が終わらない様です → 新規契約は東京新聞をお願いします - (民間人です)
http://www.asyura2.com/11/hihyo12/msg/183.html
投稿者 善成悪敗 日時 2011 年 8 月 03 日 13:38:30: Ze70n/J8ojPIU

七転八起さん固有の投稿規制を今つくりました。あしからずご了承ください。
http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/137.html

>115. 善成悪敗 2011年8月01日 23:40:03: Ze70n/J8ojPIU : qqCNcK3o9g
管理人と自称するからには、サイトの管理が出来なくては失格と思います。
この一連のコメントの応酬は、余りにもひど過ぎるサイト裏側の証明です。
愕然としました。
余暇の合間を楽しんでましたが、二度と訪れる事はないでしょう。

>116. 2011年8月01日 23:57:44: 5chjP1WoZE
七転八起と善成悪敗は同一人物だったんだな。


>117. 七転八起 2011年8月02日 00:05:53: FjY83HydhgNT2 : qqCNcK3o9g

「FjY83HydhgNT2 : qqCNcK3o9g 」七転八起
「Ze70n/J8ojPIU : qqCNcK3o9g 」善成悪敗

 御覧になればお判りの通り、同一人物で御座います。一寸の弁解も御座いません。

http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/206.html#c2

コメント [お知らせ・管理20] 一か月前に投稿したものが削除されています 真理を愛する者
07. 管理人さん 2011年8月03日 19:31:07: Master
カルト宗教と言うヤツは恐ろしいを通り越している
http://www.asyura2.com/11/cult8/msg/314.html
投稿者 真理を愛する者 日時 2011 年 6 月 29 日 21:51:07: NygxPubK8Q35E

こちらでご確認ください。
もし参照できないなら、パソコンを再起動してから再度アクセスしてみてください。
http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/202.html#c7

コメント [自然災害17] 東日本大震災 義援金/一刻も早く被災者の手元に fm99.8
04. 2011年8月03日 19:31:41: Qvy5VwyjCo
仙台市在住です。
半壊判定で義援金の申請を2か月前にしました。
家の修理にも数百万円がかかるので、義援金をあてにしていますが
いまだに、貰えていません。
うちはまだ家が残っているし、家族も無事で仕事もありますから
我慢もできます。
でも、本当に義援金を必要としている人
明日の生活も出来ない人には遅すぎるよーーーー!!
早く義援金の支給をお願いします!
心からお願いします!!


http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/404.html#c4

記事 [経世済民72] 米国、不況でも大企業は空前の好決算 その理由とは  AFP
【8月3日 AFP】経済低迷で依然、失業率は高止まり、連邦債務危機で信頼も揺らいでいる米国だが、不況の中で唯一、大企業だけが過去最高の増益を手に我関せずといった体でいる。

 景気後退と米国債のデフォルト(債務不履行)を恐れた株式市場も相変わらず低迷しているが、マイクロソフト(Microsoft)やアップル(Apple)といったIT関連大手から、化学・電気素材メーカー3Mや建設機械大手キャタピラー(Caterpillar)、タイヤ大手グッドイヤー(Goodyear)まで、米国の巨大企業が7月に発表した4〜6月期の業績は、空前の好決算だった。

 米格付け大手スタンダード&プアーズ(S&P)の株価指数「S&P 500」を構成する米主要企業500社のうち、2日までに4〜6月期決算を発表した企業の72%が、低調を予測したアナリストらの見通しを裏切っている。同社のアナリスト、ハワード・シルバーブラット(Howard Silverblatt)氏は、現在の傾向が続けば、S&P500企業にとって過去最高の四半期ともなりうると指摘している。

■リーマンショック後の教訓

 ほかの指標がすべて超大国アメリカの経済の弱体化を示している時に、大企業だけが活況を呈しているのは驚きかもしれない。

 同国の失業率は9.2%、前週米政府が発表した4〜6月期の経済成長率は1.3%と市場予想を大幅に下回った。アナリストらによると、米国の大企業が今「うまくやれている」のは、不況の間にコストを削減し、従業員を解雇し、インフラ投資を抑え、それによって利益幅が拡大したことが理由だという。

 金融サービス大手キャンターフィッツジェラルド(Cantor Fitzgerald)の米市場担当ストラテジスト、マルク・パド(Marc Pado)氏は次のように話す。「『企業国家アメリカ』は非常に強靭だ。彼らは景気の下降に対して準備していた。二番底に入るぞと誰もが警戒し、備えていた。現金を留保し、新規に雇用せず、在庫の棚卸をしていた」

 米大手格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービス(Moody's Investors Service)が前週発表した報告書によると、米国の非金融企業の現金保有高は2010年末時点で1.2兆ドル(約92兆円)、前年比11%と急増した。米国の大企業が投資も新規雇用もせず、これだけの現金を保有している理由のひとつは、米国および欧州の危うい経済情勢を懸念してのことだ。「2008年の(リーマンショックの際に)金融市場があっという間に機能不全に陥ってしまった状況を、各社の経営陣たちは忘れていない。ローリターンしか生み出せないとしても、キャッシュバランスを大きくしておいた方がいいと彼らは思っている」とムーディーズは分析している。

■新興市場で過去最高の業績

 4〜6月期の各社の決算報告でもうひとつ顕著だったのは、多くの企業が国内よりもアジアやラテンアメリカといった急成長中の新興市場で過去最高の業績をあげた点だ。複合企業ゼネラル・エレクトリック(General Electric、GE)、先述のキャタピラー、化学大手ダウ・ケミカル(Dow Chemical)などは、そうした新興市場で強力な売り上げを記録し、同期国内の低成長を相殺できたのだ。

 ドル安によって、世界の消費者にとっては米国製品の価格が下がって輸入しやすい状況にあり、今後もこの傾向には拍車がかかるとアナリストたちはみている。「(米企業の)大きな伸びは米国内ではなく、米国外で起きている。全売上高に輸出売上高が占める割合が増えている企業がたくさんある」とキャンターのパド氏は指摘する。

 こうした米大企業の多くは2011年下半期についても楽観的な業績予想をしている。ワシントンの政争とデフォルトのリスクにばかり目を向けている投資家には見落とされている点だ。ドイツ銀行(Deutsche Bank)プライベート・ウェルス・マネージメント(Private Wealth Management)のオーウェン・フィッツパトリック(Owen Fitzpatrick)氏は「収益は今後も予想を上回るだろう。残る年内の見通しは明るい。これはポジティブな話だ」と期待する。それなのに「米国の債務上限引き上げの話でもちきりで、このことは明らかにかすんでいるね」(c)AFP/Alexander Osipovich

http://www.afpbb.com/article/economy/2817991/7597298

http://www.asyura2.com/11/hasan72/msg/613.html

コメント [経世済民72] クレディ・スイス、業績悪化で2000人削減へ スイスフラン高で雇用不況へ sci
02. 2011年8月03日 19:32:28: Pj82T22SRI
スイス中銀:必要ならばフラン高に対し一段の措置を取る
  8月3日(ブルームバーグ):スイス国立銀行(SNB、中央銀行)は3日、スイス・フランがユーロとドルに対して過去最高値となったことを受けて景気見通しが「大幅に悪化した」とした上で、「外国為替市場の展開を厳重に監視し、必要な場合はフラン高を抑制する一段の措置を取る」と表明した。電子メールで声明を配布した。

記事についての記者への問い合わせ先:Zurich Simone Meier smeier@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先:Simone Meier smeier@bloomberg.net
更新日時: 2011/08/03 16:16 JST
http://www.asyura2.com/11/hasan72/msg/561.html#c2

コメント [ペンネーム登録待ち板6] 登録ペンネームが削除されましたか?投稿できなくなりましたが・・・ 888(スリーエイト)
01. 管理人さん 2011年8月03日 19:33:44: Master
888(スリーエイト)さん、板違い投稿があります。板選定ルールをご理解いただけるまで投稿可能数を0にしておきます。
http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/156.html
投稿者 管理人さん 日時 2011 年 7 月 17 日 01:44:28: Master
http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/1936.html#c1
コメント [お知らせ・管理20] 削除報告。違反連絡もこちら 管理人さん
88. 管理人さん 2011年8月03日 19:36:38: Master
>>87 善成悪敗さんの投稿可能数を0にしておきました。
http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/103.html#c88
記事 [原発・フッ素15] 福島中通り汚染は広く深刻、国は学童疎開を (団藤保晴ネットジャーナリスト BLOGOS)
「文部科学省による放射線量分布マップ」(8/2公表)

福島中通り汚染は広く深刻、国は学童疎開を
2011年08月03日15時04分 団藤保晴ネットジャーナリスト BLOGOS
http://news.livedoor.com/article/detail/5757904/

福島市や郡山市など中通り放射能汚染地区の広がりを「文部科学省による放射線量分布マップ」(8/2公表)で確認して、その大きさにショックを受けました。6月から7月に福島第一原発から100キロ以内2000カ所で土壌調査した際に、1メートルの高さで空間線量を測っています。地図を以下に引用します。

(上に貼っておきます。)

ピンクの線で仕切られた飯館村など計画的避難区域は黄色の点で占められています。その直ぐ下、1.9〜3.8マイクロシーベルト毎時である黄緑色の点が都市部に広がり、1.0〜1.9マイクロシーベルト毎時の緑色が中通り東側を埋め尽くしています。この地区の自然放射線量はせいぜい0.054マイクロシーベルト毎時程度ですから、法定の年間限度線量1ミリシーベルトの10倍前後にもなる地域がこんなにも広大なのです。

学校の校庭管理で文部科学省は当初は年間20ミリシーベルトを打ち出して非難を浴び、現在は目標1ミリシーベルトになっていますが、日常の生活空間が年間10ミリシーベルト級の汚染空間なら学校だけ下げても無意味です。

しかも汚染は主に福島原発事故で降下した放射性セシウムによるもので、子どもが遊んだり運動したりすれば接触する可能性が高いのです。それによる内部被ばくの恐れも考えねばなりません。仕事がある中高年の親はともかく、子どもたちを育てる環境でないことは明白です。

1学期の終わりに転校していく学童が多数いると報じられましたが、この汚染状況なら当然のことです。不安に思っても転校させる余裕がない親も多いはずです。国が負担して学童疎開を実施すべきです。法の建前から年間限度線量以上なら対象にすべきだと考えますが、少なくとも数倍になる0.5マイクロシーベルト毎時以上の地域は是非とも学童疎開させるべきです。
http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/244.html

コメント [原発・フッ素15] [福島原発] 「工程表」は完全に破綻 「即死」する10シーベルトの衝撃 (日刊ゲンダイ)  赤かぶ
02. 2011年8月03日 19:37:12: EszHBBNJY2

だから何度も言うが、10シーベルトまで測定できる機器で
線量計が振り切ったのだから、10シーベルトとは限らない。
http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/240.html#c2
コメント [経世済民72] 日銀が、大震災後の年率15、16%以上のベースマネー増量を打ち出せば、円高期待感は薄れ、逆に円安へと流れが変わるだろう。 TORA
27. 2011年8月03日 19:38:01: 7GMIeQcyqU
モノの見方は一つではありません。
働き盛りがなぜ死を選ぶのか−<デフレ自殺>の処方箋 岡田尊司
「1970年に住宅を買ったAさんは530万円で郊外に住宅を手に入れることができた。20年後にはそれと同じ住宅が中古でも数千万円、ときには億を超える金額で売買された。住宅を買うのにローンを組んでも、ローンを払うのに費やしたのに十分な資産を築くことができた。ところが1993年に5200万円でマンションを買ったBさんの場合まるで正反対のものとなった。15年後には同じマンションは2000万円に満たないほどしかもローンの残債はまだ3000万円以上あり15年前にあった800万円あった年収が50代の今は500万ほどだ。それでローンや子どもの学費を捻出するのに困難で気がついたら利息の高い借金が1000万円ほどに膨らんでいた。マンションは競売にかけられ15年もローンを払い続けてきた自宅マンションを失った上自己破産しなければならない」
「日銀のゼロ金利政策も銀行が資金を調達するお金で、実際に銀行がお金を貸し出す金利は3%の水準ほどです。つまり銀行はほぼ無利息で日銀から借りた金を平均3%という大きな利ザヤを得ることができた」
http://www.asyura2.com/11/hasan72/msg/575.html#c27
コメント [ペンネーム登録待ち板6] 8月12日に注意!コテ造&ママゴンさんのメッセージ yamori
01. 管理人さん 2011年8月03日 19:38:32: Master
投稿可能になりました。

カルト板、昼休み板などへの投稿をお願いします。

http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/1937.html#c1

コメント [原発・フッ素15] 福島第一原発で毎時10シーベルト(1万ミリシーベルト)以上/小出裕章京大助教:想像を絶する数字です gataro
50. 2011年8月03日 19:39:47: tUmLmmqu0Y
>配管内部
マス塵がさかんに強調しているところが怪しい
http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/182.html#c50
コメント [Ψ空耳の丘Ψ59] 夏休み。小魚突く ヤスの作り方、アイロンで超簡単 安価。 kokopon
03. 2011年8月03日 19:42:15: wIcpB1Tc7I

残暑が続きそうなので追記、川に子供達が多くなりました。

 画像を検索→ カジカ すくい網    ・やってる方は多そう
川の浅瀬で、カジカを手網に追い込んで捕る方法。
100円の円形魚捕り網を50cmに詰め、網の先端を巾25cm位に
水平にして、下手の水底に置き、静かにカジカを追い込みます。

初めての子供達が30分位したら上手に追い込み捕るようになり、
約2時間位で15匹を捕りました、昆虫飼育箱に顔を突っ込んで
水中箱メガネの世界が面白くてしょうがないらしい。

ヤスで突くなら、生のイカ足や身で、カジカを惹き寄せると注意を
そらし上手く突ける様です、雑食性で色々なエサをくわえますが
喰らって吐き出しも多い、でも飲み込んだら針の返しで釣れます。

夜間はやらないでしょうが、カジカは石底から出てぐっすりと眠り、
電灯で照らされても眠りこけて、大量に捕れるのだそうです。



http://www.asyura2.com/10/bd59/msg/806.html#c3

記事 [お知らせ・管理20] 吐息でネット右翼さん、200文字未満の投稿規定違反です。ご理解いただけるまで投稿可能数を0にしておきます。
本文が200文字未満の投稿です。

屋内の射線量、最高値測定=原子炉建屋2階、毎時5シーベルト―福島原発・東電
http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/212.html
投稿者 吐息でネット右翼 日時 2011 年 8 月 02 日 18:27:19: fq6z4wyhxyxZg


http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/207.html

コメント [原発・フッ素15] 突然話題になった超高線量放射物質の配管内残留は、秘密裏に、1号機で“ドライベント”が実施された証だと考えている。 あっしら
08. あっしら 2011年8月03日 19:43:14: Mo7ApAlflbQ6s : FOFJ3ucx7c

7SIYGv3ft6さん、こんばんは。


>なぜ、現在そのような超高線量値を発表したのでしょうか?


セシウム137など半減期が長い放射性物質は、しばらく放っておいて、ほとぼりが冷めるのを待つというわけにはゆきません。

ガンマ線カメラを使って高線量ポイントを見つけたということですから、ドライベントでそれなりの量の放射性物質が溜まっている“可能性”がある場所をまじめに探す気になったのだと思います。

いっしょに残留した半減期の短い核種があったとしたら、それらは非放射性の安定物質に変わり、事故直後のその場所の線量より線量を低下させているはずです。

(それを期待して高線量スポットの探索や発表を先延ばしにしたとは思いたくありませんが...)

原発事故については、多くの国民がうんざり・あきらめ・飽きなどで、事故発生からしばらくはあった強い関心から冷めているように見えるので、この時点で発表しても、あまりどうこう言われないと踏んでいるのでしょう。

(5月いっぱいまでは新聞やTVと違って、原発事故報道で様々な切り口を見せてがんばっていた週刊誌も、放射能汚染は扱っても事故そのものはほとんど扱わなくなっています)

>想像しかできませんが、4号機の保管燃料ごと爆発する想像も絶する最悪の危機は逃れたのでは?
>と、いいほうに解釈したくなります。


プール底部の支柱と補強の工事、代替循環冷却装置など、4号機は夜を徹して作業をしてきたのは確かです。

プール水面から下の建屋構造はまだしっかりしていると見ているので、注水や冷却がきちんと行われていればメルトダウンに至ることはないと考えています。

4号機燃料プールのメルトダウンは、福島第一事故でこれまでの大気中に放出された放射性物質をはるかに超える放出につながると思っていますが、「保管燃料ごと爆発する想像も絶する最悪の危機」はまずないと考えています。



http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/225.html#c8

コメント [原発・フッ素15] 環境省に原子力規制「庁」 保安院、安全委を統合(北海道新聞) BRIAN ENO
06. 2011年8月03日 19:43:25: EszHBBNJY2

また官僚の得意なカンバン付け替え。
官僚は霞ヶ関文学や責任逃れの論点のすり替えなど技能者集団ぞろい。
今の日本の状況はほぼ官僚が創ったもの。さすが、秀才ぞろいの異能集団だ。
http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/234.html#c6
コメント [お知らせ・管理20] 削除報告。規定違反かも?報告もこちら 8/3- 管理人さん
03. 管理人さん 2011年8月03日 19:43:31: Master
>>01 対処しておきました。
吐息でネット右翼さん、200文字未満の投稿規定違反です。ご理解いただけるまで投稿可能数を0にしておきます。
http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/207.html
http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/206.html#c3
コメント [お知らせ・管理20] 削除報告。規定違反かも?報告もこちら 8/3- 管理人さん
04. 管理人さん 2011年8月03日 19:43:58: Master
>>02 投稿可能数を0にしておきました。
http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/206.html#c4
コメント [カルト8] アルル君、君には情けも誇りもないのか ペリマリ
33. 仁王像 2011年8月03日 19:45:27: jdZgmZ21Prm8E : zqw7Lv8Ckk
 ↑32
 いやいやペリマリさんの深い歴史研究からすれば、私の曖昧な言い方が引っかかった気持ちが分かります。普段から副島に深い憤りを感じておられたことからも。
 私はこの部分は軽く読み飛ばしていました。ルーズベルトが事前に知っていたという土俵の中に入での物言いなので深くは考えなかったのです。

 また、すでに研究済みとも思われる本など紹介して浅慮でした。皆さん方のように真贋を鋭く見分けられる世代がどんどん増殖していくことが、この国の希望です。
http://www.asyura2.com/11/cult8/msg/410.html#c33

コメント [原発・フッ素15] [福島原発] 「工程表」は完全に破綻 「即死」する10シーベルトの衝撃 (日刊ゲンダイ)  赤かぶ
03. 2011年8月03日 19:48:10: hMSQ53G7t6
おやあ!?

覚えているよな。
昨日のラジオでは小出助教は「想像を絶する高レベル。燃料棒だろう」ではなかったのか。
今日は「ベントの結果」かよ。

どこまで適当なやつなんだよ。
http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/240.html#c3

コメント [原発・フッ素15] 東海村・村上村長、脱原発を改めて表明(TBS Newsi) gataro
04. 2011年8月03日 19:49:49: Ba5FgPCp7w
村上村長さん これからも頑張って下さいね。
http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/228.html#c4
コメント [原発・フッ素15] [福島原発] 「工程表」は完全に破綻 「即死」する10シーベルトの衝撃 (日刊ゲンダイ)  赤かぶ
04. 2011年8月03日 19:51:39: aaxEoE7Dqk
>>03

内部の燃料棒が、ベントで吹き飛ばされた、そのかけら、という意味だろう?

どこがおかしい?
http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/240.html#c4

コメント [原発・フッ素15] 1号機原子炉頂部ガス用ベント管設置は平成20年(2008年)秋:誤解も見られるベント(とくにドライベント)に関する補足 あっしら
01. 2011年8月03日 19:51:41: hMSQ53G7t6
そもそも見当の狂っている「4号機爆破厨」がいつまでもごちゃごちゃうだうだ抜かしてるんじゃないよ。
http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/243.html#c1
記事 [よいモノ・よい話1] 湯河原温泉の「指月」は何故山を下りたのか?

外苑西通りから裏路地に入って表参道駅まで歩いて帰りましたが、気になるお店が。


「青山 指月」という和食のお店です。

まだ新しそうな佇まいですが窓もないため、中の様子をうかがい知れず。指月といったら湯河原の高級割烹旅館と同じ名前だなーと思い、家に帰ってからネットで調べてみると、案の定、湯河原の指月が開いたお店でした。それよりもびっくりしたのが、湯河原の指月は2年前に閉業したとのことで。宿を閉めて、青山に和食の店を出したようです。うーん、料理に定評のある宿だったので、いずれ行ってみたい宿の1軒だったので、とても残念です。(2009/11/1)

http://black.ap.teacup.com/gwc-blog/155.html


ミシュランガイド2011掲載店  一つ星 会席料理 


【 店名 】 指月(しげつ)
【 獲得星 】 ★
【 ジャンル 】 会席料理

 東京都港区南青山3-9-1
 03-6438-0918
 不定休

[平日] 17:30 - 23:00(LO 22:00)
[土曜日] 17:30 - 23:00(LO 22:00)
[日曜・祝日] 17:30 - 23:00(LO 22:00)

http://www.ogawablog.com/archives/2838323.html


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1. 日本中の温泉ファンの垂涎の的だった湯河原温泉の「指月」


 東京駅から快速アクティーで1時間あまり、東海道本線の通勤電車でも行くことの出来る温泉地が湯河原。湯河原は、東京近郊温泉の持つムードと、真鶴などヨットを浮かべた湘南ボーイの持つムードと二面の顔を持つ。そのため、駅前にはアメリカンテイストのカフェがあったり、芸能人の別荘があったりする中を、平日でも大量の温泉客がぞろぞろと歩いている。これだけ東京から近いので、いわゆる上質な高品質旅館も目白押しの状態なのだ。

 ところで、湯河原・熱海・箱根の高品質旅館と最近伸してきた由布院御三家(玉の湯、亀の井、無量塔)などを泊まり歩いて比較すると全く違うことが分かる。

 書きようによっては、多分嫌らしく聞こえるので、誤解のないようにお願いしたいが、その差は「無理」の差ではないかと思う。全国の高級宿の価格帯は4万円〜5万円と同じなのだが、性格が大きく異なる。たとえば、由布院御三家を中心にした由布院・黒川近辺には高価格帯を支える人口はほとんどいない。そのため、わざわざ遠くから客に来てもらうために、一生懸命の工夫と努力がかいま見られる。たとえば、玉の湯。旅館だけでなく、レストラン、カフェ、農産物販売所・・・・・。無量塔も旅館以外に、ロールケーキ販売所、チョコレートショップ、蕎麦屋、美術館・・・・・・。由布院や黒川など、誰が始めたのか、従業員は土間にも板間にも跪いて客と細心の注意を払って客と話す。まさに、女王様対応。そのどれもが悪いとは言わない。一つ一つは大変良い努力だと思う。

 しかし、残念ながら、その一生懸命さが無理に無理に無理に無理をしているようにしか見えない、、、、いわば息が詰まるようなときもある。素敵な家具の後ろは、綺麗だが合板ボード・・・・・なんていうことも多い。

 西日本各地と東京では、推定でも平均年収は1.5倍から2倍違う。高額収入者は、比較にならない。そのため、毎日高級宿に泊まり歩いても、全く問題ない階層の人も多くいる。それが現実です。だから、東京から一番近く、高品質な湯河原の宿には、そこまで努力しなくても客は来る。むしろ、目立たず、小粋で、本質的に上質な宿であればいいのだ。西日本の宿も良いが、時々はこのあたりの高品質な宿に泊まらないと、本当の意味での上質な宿は分からないだろう。

 湯河原にはそんな宿が多く、昔から多くの経済人・文人・政治家・そしてお金持ちの暇人が多く訪れてきた。指月は、そんな湯河原では新参の高品質宿。東海道線の通勤電車を降りて湯河原の駅からタクシーに乗ると、やがて道路は谷にはいる。ここが奥湯河原で、本当の湯を持つ宿はここに多い。海岸近くの大規模な宿は、温泉風がおおいのでご注意を。

 その、奥湯河原の最深部に建つのが旅館「指月」。別荘に囲まれ、何か普通の上質な家か別荘にしか見えない。小さな看板があるのみ。この奥ゆかさこそが、この近辺の宿の真骨頂。大抵はお忍びで来るのである。五足のくつのようにずらっと出迎えられてはたまらない客が多いはずだ。玄関先に客が止めたゲレンデヴァーゲンがいかにも様になっている。

 さて、客室係も女将も、意外にほどにサッパリして、最近のおかしなバカ丁寧日本語は決して使わない。ここぞと言うときはガハハと笑うし、対応も「ドスコイ、ドスコイ」。客もあまり部屋から出てこないので、パブリックスペースもなく、もちろん土産物なんて・・・・ない。まさに、お忍びで来る宿だから。

 風呂は、大きめの家族風呂が2つ。5室の宿なので、それで良いのだろう。一つは館内の内湯、そしてもう一つは茶室を模した離れの風呂。まずは、離れの風呂の方から入った。清掃用意が出来ると、部屋に連絡が入る。京風枯山水に丁寧に作り込まれた庭の飛び石を数m歩くと躙り口より檜造りの離れにはいる。すると、そこにこじんまりした脱衣場、そして檜の湯室がある。

こんな宿に来てまで温泉チェックかと思われようが、高級宿だろうが、安宿だろうが、共同湯だろうが平等に見るのが我々のポリシー。事前に、共同泉源の位置と成分データを確認しておいた。排水溝は一つで、そこに吸い込まれる完全かけ流し。香しき石膏臭のアロマ、カルシウムの存在感を示す湯の味、どれをとってもかなり新鮮な源泉掛け流しであると確認した。掛け流される湯の音と渓谷の沢水の音のハーモニー、体に染みいる成分、そして顔をおった手から漂う石膏臭のアロマ、実に幸せになれる。

 もう一つの内湯にも入った。こちらは、伊豆石を使った浴槽で湯はたっぷりあるかけ流し。完成年度が早く、湯口にはかなりの硫酸カルシウムが結晶化している。

 さて、ここのスペシャルは京都大阪の素材を使用した京懐石。最近の料理人は京都の角屋から招いた。基本は京風だが、塩分は若干関東に合わせている。関西から行くと違和感があるが、東京の人が落ち着けよう。

メニューは、月替わりのものという決まった物はない。その日に入る素材によって決まる。おそらく、素材にかける情熱と金額のすばらしさは日本旅館一であろう。

この日のスペシャル素材は、間人(たいざ)ガニと長岡の竹の子。

朝どれの間人ガニをその日の内に空輸し、ほとんどレアの状態の焼きガニで食べさせる。

また、竹の子は、この時期なら安定してはいるのは九州産だろうが、長岡の超早取りにこだわった一品。実に甘い。

 そして、ここで人生最大の素材と出会う。それは、丹後の「しび」と淡路の「アオヤギ」。しびをご存じか。

クロマグロ、本マグロのことで、古事記でも使われている古語。丹後地方だけに残っている言葉だ。ここでは、中トロと赤身を頂いた。「すきやばし次郎」でも「あら輝」でも、銀座「青木」でも「おけい」でも味わったことのない、この脂は何だ!! 
漂う高貴な香りと酸味と甘みのバランス。連れとともに「おー」「おー」「おー」としか声が出なかった。接近写真をとるのも忘れてしまった。

淡路のタイラギは、何とも椀からはみ出すほどに巨大。舌を突き抜け、口蓋骨にまで染みいるほどのコハク酸の旨味。いったい、この夜は必須アミノ酸を1年分とった気がしたのだが。

能登産このわたの茶碗蒸し 
      
向附丹波産大豆の煮豆 
       
相模湾河豚唐揚

これが「しび」
               
京都産の蕪
                
海老芋団子

間人ガニの味噌(ピンぼけ)
       
長岡の竹の子の土佐煮

淡路産タイラギの吸い物 
       
驚異のサイズと旨味

 朝は、ほぼ限界にまで出汁を含んだ出汁巻きが旨い。胃が舌が一気に飛び起きた。まさに口福。幸せはここにあることを連れと再確認した。

「どすこい」部屋係の豪快で繊細なもてなしは最後まで続いた。二人で10万円は超えたが、またがんばろう、いつかここにと誓える宿だった。

朝は三陸の煮鮑から始まる贅沢
    
真魚鰹の西京焼き 
          
自家製湯豆腐

蕪蒸し
                   
出汁巻き 
                
御飯と赤だし

 注文は、もっと旅人にぐだぐだとさせて欲しい。朝食の時間などもっと遅くても良い。ゆっくりしたときの流れは、この宿に必要なペースだ。なお、読者は「こんな宿は関係ない」と言われるかも知れない。しかし、帰りのタクシーの運転手さんは、プライベートで2度この宿に泊まったことがあるらしい。遊び方を知っている客も関東に多いと言うことか。数年お金を貯めて、この宿に泊まる。それが粋というものだろう。そこには、新鮮な源泉湯のかけ流しも待っている。

http://www7a.biglobe.ne.jp/~umayu/page028.html


 大分や熊本の人気の温泉は素敵、素晴らしいという声はよく聞く。確かに、中九州の大分・熊本の温泉地は、旧来の温泉旅館のイメージを壊し、そこにあった欠点を全て払拭している。 団体旅行専用宿を排除し、かけ流しを基本とした小さな浴槽を用意し、個に籠もる客の意識に配慮して個室露天風呂をもうけている。「カニ足、茶碗蒸し、天ぷら」という本倶楽部非お薦めの日本旅館三悪料理も極端に少ない。上等な田舎を意識した凝った内容に外観、始めていった客は誰もがあっと言う演出だ。

 しかし、中九州に通い続けると急速に飽きてくるのも事実。よく見ると、どこも金太郎飴のように同じ。黒く塗った木材に白い壁、焼き杉の内装材、掃いて捨てるほどの地鶏地鶏のオンパレードに創作懐石と銘打った茶道を無視した懐石、内湯を無視し体まで洗わなければいけない凝った露天風呂、売店で売る地元生ジャムや無農薬野菜・味噌。何故こうなるかというと、由布院御三家などをのぞいて、かなり多くの宿に同一の温泉宿コンサルタントがついているからだ。

都会では、暴走族のごとき当て字漢字の創作懐石店が若い女性に流行っている。陳腐な安い素材を如何に「いい感じ」に見せるかは、全てお籠もり感の内装とメニュー造りによるが、これはほとんどがコンサルタントの知恵の結集。だから、どこも同じような中身になる。

そんなものに、飽き飽きしたら是非とも伊豆箱根の高級宿をお薦めする。名旅館としての歴史と伝統は、内装一つ従業員の動き一つに現れており、失礼だが中九州のの宿が束になっても足元にも及ばない。そこにあるのは、まさに引き算の美学。凝った演出などどこにもない。あるのは、本物だけが持つ安心感だけだ。

http://www7a.biglobe.ne.jp/~umayu/page156.html

別荘時代の建物を生かし、この宿の来し方を静かに楽しんでいるような日本の風情や季節の移ろいを大切にした洗練された古き空間は、由布院御三家や黒川に代表される九州の新興勢力には逆立ちしてもかなわない贅があります。そう言う見た目に新しく創作に走った料理を求める方には関東の高級宿は理解できないでしょう。

 でも、温泉旅館が好きな方、九州の旅館が好きな方も、一度でよいから、この宿 石葉や あさば、蓬莱、指月に泊まってみていただきたいと思います。本当の贅沢とは何か、いちいち誰から指図をされなくとも、この国に生まれて良かったと思える瞬間があるはずです。

http://www7a.biglobe.ne.jp/~umayu/page219.html


指月(湯河原 神奈川) 2007/10/20(土)

 奥湯河原は名前の通り湯河原のさらに奥、山中のひっそりした温泉場です。その奥湯河原に料理で有名な宿、指月があります。
 
 指月は奥湯河原の最深部、本館が4部屋、新館が2部屋のこじんまりとした宿で、小さな看板があるだけです。俗に言う高級旅館とは違い、高級感は前面に押し出しておらず、別荘のような感じです。元々は女将さんが知人を招待するために建てた家をのちに旅館として創業したものなのだそうです。

 今回は露天風呂付きの新館に宿泊しました(60000円)。新館は和洋室、洋室の2部屋で、私達は和洋室に泊まりました。部屋は新しく綺麗で、天井が高いので開放感があります。風呂は内湯と外湯があります。外湯は川沿いで景色も良いですが、川からこちらも見えるかも。源泉が熱いようで水で薄めないと入れないのが難点かな。

 宿泊の目的でもある食事は部屋ではなく、カウンタースタイルの食事処で供され、女将さんがサービスを担当してくれました。


 フグの唐揚
  最初からドーンと豪快に。身が肉厚で立派なフグであると分かります。

 渡り蟹
  身はほぐしてあり、てんこ盛り。立派な蟹ですが香りが、やや弱いか。 

 黒豆の枝豆、胡麻豆腐、鯛棒寿司
  
 焼き松茸
  壬生菜が添えられています。松茸は信州産との事。一人前、1本分くらいとたっぷり。香りはそんなに強くは無いですが、焼き加減が良く甘味も感じます。

 鯛の造り
  明石の鯛。風味、脂の乗りともに良好。醤油と柑橘酢で食します。

 松茸と鱧の土瓶蒸し
  松茸より鱧が素晴らしい。出汁は薄味ながら旨みが凄い。飲み続けるにつれて口中が旨みで満たされるのが分かります。 

 鯛の焼き物
  こちらも造りと同様の鯛。アクセントとして山椒が振りかけられています。脂の乗りが良質。骨の周りも美味です。 

 里芋とアワビの炊き合わせ
  生姜風味。アワビは柔らかく、里芋の煮加減も良いです。 

 ご飯
  新米で炊きたて。甘い。

 香の物
  100年の糠床だそうです。単純だけど日本人だなぁと感じます。

 味噌汁
  油揚げ、ナメコ。

 果物
  梨、柿、巨峰

 いくら料理が有名といっても旅館の料理ということで過剰な期待はしていませんでした。これまでも料理自慢の宿や高級旅館に泊まったことはあるのですが、記憶に残るような料理にはお目にかかった事が無かったからです。旅館の料理はどうしても専門の和食店以上にはなりえないのかなぁと思っていました。こちらのお料理はある意味で旅館らしく無いのです。手を掛けすぎず、華美にし過ぎない。良い素材を生かし、侘びた感じで仕上げる。その中に素晴らしい技量を見ることが出来ました。

記憶に残った一品

 松茸と鱧の土瓶蒸し

 鯛の焼き物

http://blogs.yahoo.co.jp/monjininomy/50140883.html

85 : 宿無しさん@予約いっぱい : 2007/08/09(木) 19:20:13 ID:ytg6jQyq0 [2回発言]

湯河原温泉で海石榴、指月、石葉だとどれがいいですか?
料理を重視したいんですが。

89 : 宿無しさん@予約いっぱい : 2007/08/13(月) 09:50:57 ID:dWgDiTP/0 [1回発言]
>>85
料理だけなら
指月>>海石榴>>>>石葉

47 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : 2007/04/13(金) 20:27:16 ID:/DFGw1IR0 [1回発言]

半水廬と指月の夕飯は日本一
半水廬の朝飯は日本一

http://logsoku.com/thread/love6.2ch.net/hotel/1165579639/

旅物語 第28回 指月 奥湯河原温泉


二人でしっぽり。。。。まさにこの言葉がぴったりの京料理旅館。でも、わたしはいつもように女友達と。それも楽しいんです!

いままで行った旅館のみならずレストラン含めて、ここが一番おいしかったんじゃないかしら? 

素材がいいですし、絶妙のタイミングでサービスされます。

たしか6室しかなかったと思うので、ぜひお早めにご予約くださいませ。わたくしは、ここへ行って大人の仲間入りしたと勝手に判断させていただきました。  (六彌太)

投稿者: rokuyata 日時: 2004年07月13日 08:47 | パーマリンク

http://updownsizing.sakura.ne.jp/acumen/2004/07/28.html

奥湯河原温泉(指月)


今日のお宿。お部屋は7室。

美味しい料理を女将さんが厳選した見事な器で至福の時。まさに、芸術。


「料理」はおもてなしの極みですね。

奥湯河原にありながら、京都の料理人さんを呼ぶほどのこだわりと、絶品京料理を堪能できるだけあって、最高!!

もちろん、相模湾の魚も!ですが、ほとんどが関西からの直送品。

厳選された調度品、そしてお料理にだされる最高の器。

極上の料理旅館。

http://blog.livedoor.jp/shifukuoyado/archives/50312243.html

桜を見る会のあと すぐに奥湯河原の指月へ。


お正月に宿泊した時に予約したものである。
その時は本館の一階だったのだが道を挟んで川沿いに出来たはなれに泊まりたく たけのこの美味しい頃ということで この時期にした。


結論は

最高の日本旅館のひとつのかたちだ。


ここ離れは洋室と和室の2バージョンがあるが今回は洋室。ひろいリビングスペースにベッドが続いてあり川に向けて大きくとられた窓から直接庭に出ることが出来る。

そして風呂が室内と露天。さすがに湯量の豊富な湯河原で懸け流しに湯である。

食事は離れのほうのカウンターで取る。
女将さんが付きっ切りで世話をしてくれるのだがやはり本館のリズムのほうがいい。


総合的には最高の出来。

ゆったりした時間の中でハゲタカ、バイアウト一気に読了。
面白かった。ドラマも見ればよかったなあ。 (2007年04月24日)

http://ameblo.jp/nantenkuukai/entry-10031673557.html

京都の老舗で腕をふるっていた料理長の絶品の京懐石、美味を盛る器はすべて貴重な骨董ものや作家もの、茶の湯に造詣の深い女将のもてなし、さらさらと肌をすべる名湯。これらが、奥湯河原温泉の1日7組の宿「指月」の名声を支えている。

湯河原駅から車で10分前後。箱根の山裾を登ったところにあらわれる指月は、まるで個人宅のようにこじんまりとした旅館だ。しかし、この落ち着いた小体な宿には、女将をはじめとする宿の人々の、さりげないが確かな心遣いが充満しているのである。

さらに、指月の料理について特筆すべきは、朝食だ。ぐじの焼き物、豆腐、海老芋の煮物など、またまた贅沢な懐石が、起き抜けの味覚に合わせて並ぶのである。箱根の山懐に抱かれた、静寂の一泊二食は、隠れ宿に遊ぶ喜びを、心ゆくまで堪能させてくれる。

玄関を入ったロビーには6人掛けのカウンター。ここでまず、女将から茶のもてなしを受けることになる。部屋に通ると、座卓、椅子の高さ、窓の開口部、照明の高さなどが、実に絶妙のバランスを保って「低め」であることがわかる。座敷でくつろぐときの目線の高さを、計算しつくしているのだろう。

風呂は館内の内湯と、茶室を模した離れの外風呂。外風呂はこじんまりとしているが、よく手入れをされて清涼な庭に面している。しかし、箱根下ろしの冷気に配慮して、露天にはなっていないところが、やはり気配りというもの。湯殿にこもる湯気が実にほどがいい。

すっかり温まってから、評判の夕食を楽しむことになる。明石から取り寄せた新鮮な魚介の味を最大限に引き出した京懐石の絶品である。丹後のシビ、淡路のアオヤギ、タイラギ。間人(たいざ)ガニのみそ、長岡の筍の土佐煮…。そして、料理が盛られた器のすばらしさ。具眼の士にはたまらない心づくしである。

◎ 指月

住所: 神奈川県足柄下郡湯河原町宮上684-14
料金(1泊2食付1名様): 42,630円〜

http://doron.allabout.co.jp/s/051109/#1


奥湯河原の海石榴から少し山側に進んだ所に「指月」がある。宿泊するのは昨年出来たばかりの離れである。本館と道路を挟んだ斜め向かいにあった。前日夜、宿から到着予定時間の問い合わせがあったためか、タクシーが宿に着くと和服姿の若い女性スタッフが車寄せで待ち構えていた。そのまま離れに案内されて、お薄、丹波の黒豆、玄米茶のサービスを受けた。黒豆は上品であっさりした味付けであり料理の味付けを予想させるものであった。

離れの玄関は至極あっさりとしていて、靴の脱ぎ履きには少しばかり不便さを感じた。 履物の整頓はその都度スタッフがおこなっていたようで知らないうちに所定の場所に収められていた。

部屋はベッドルーム仕様を予約してあったのだが、予想に反して全体が洋間であった。まずまずの座り心地のソファーとロッキングチェアーがあり暖炉(電気製品である)と液晶テレビが備え付けられていた。大きなテーブルはなく小さなサイドテーブルがいくつかあるだけであった。すっきりとした手入れの良い庭の向こうには藤木川が流れていて、対岸は山であった。渓流沿いというのは、どこでも気持ちが良いものである。場所として申し分のないのではないか。


応対

和服姿のうら若い女性が滞在中世話をしてくれた。初々しく一生懸命に応対してくれた。


部屋風呂

部屋風呂は清潔感溢れた石造りの浴室。露天風呂は陶器製と思われる円形の浴槽であり屋根がついていた。露天風呂の浴槽は一人ならのびのびと入れるが二人ではやや狭いのではないだろうか。

夜間、ライトアップされて対岸の木々を眺めることができるため暗闇の恐怖感はない。 お湯は加水なしの源泉掛け流しで、かなり熱く湯温のコントロールが面倒であった。宿側に連絡すれば湯量の調節で湯温の調節を図ってくれるとのことであった。 きわめて気分の良い風呂で暇があれば何度も入ってしまった。

洗面所はシンプルな造りである。用具類のデザインは統一されていた。


寝具

就寝時にはスライディングウォールによってベッドルームが作られる。ベッドサイドのライティングデスクも充分な光量があり読書や書き物にはとても良いのだが、残念ながらライティングセットが備え付けられてなかった。
セミダブルサイズのベッドである。マットは充分厚みがあり硬めであった。もともと硬めのマットが好みなので寝心地はとても良かった。惜しむらくはシーツ類が普通であったことである。


夕食

離れ専用の食事処で食べる。カウンター式になっていて、女将がお酌や料理を一品一品運んでくれた。 なかなか話好きの女将であり、料理の話、建物の話、挙げ句の果てはペットの話題にまで話が及んだ。BGM はなんとベートーベンのピアノコンチェルトであった。

(新潟の酒):銘柄は忘れたが口当たりがすっきりとして主張があまりなく料理のじゃまをしない酒であった。最後まで料理を楽しむためには、この種の酒(自己主張しない酒)が一番である。

 (茶碗蒸し):このわたを使うとのことであったが相方が好まないため白魚に代えてくれた。トロッとした口当たりで上品な味付けであった。

 (丹波の新豆と鰊の昆布巻):とろけるような昆布巻であった。出汁味は薄口。

 (虎魚の唐揚げ):骨までは食べることができなかった。

 (くわい・平貝のソテー・唐墨):唐墨もピンキリであるがピンのものは本当に旨い。

 (虎魚の薄造り):モミジおろしは極めて刺激的であったが、美味しい葱を巻いて橙酢で味わうのは素晴らしかった。肝も臭みはなかった。

 (明石の赤貝):色、形、素晴らしかった。

 (海老芋団子吉野葛あんかけ):鶉の挽肉との相性がとても良かった。出汁味は素晴らしかった。

 (間人蟹の蟹味噌甲羅焼き):磯の香りはあまりせず、あっさりとしていた。

 (間人蟹の焼き蟹):親方が目の前で焼いてくれたが、ほとんどレアであった。「レアな部分が残っている」といった焼き方のほうが甘さや香りの点で好みなのであるが。

 (蟹の爪):焼き蟹というよりもソテーしてあった。

 (聖護院蕪):味噌とのマッチングは絶妙。

 (明石の穴子鮨):あっさりとしたなかにも脂ののりは充分であった。写真にお箸の跡があるのはご愛嬌。

 (金目鯛と筍の焚き合わせ):走りの筍らしいが、やはり走りよりも旬のほうが好きだ。出汁味は素晴らしい。

 (若布の赤出し・自家製千枚漬)・昆布の佃煮:とても美味しい千枚漬であった。御飯の味はいまいち。

 (苺):大振りの苺であった。甘さはまずまず。

 (コーヒー):好きな時間に部屋に運んでくれた。


朝食

夕食と同じ場所で食べる。BGMは和風で「春の海」がかかっていた。

(若狭鰈の干物):備長炭で焼いたとのこと。焼き加減は絶妙で皮の部分の美味しさは最高であった。

 (鮑のソテー・菜の花のお浸し):あっさりとしたなかに充分な味付けがなされてあった。 とても上品な味付け。

 (湯豆腐):手掻きの鰹節の歯触りと香ばしさは懐かしいものであった。何もつけずに食べても充分美味しい豆腐であった。

 (蕪とお揚げの焚き合わせ):お揚げの味付けが絶品で、出汁味も素晴らしかった。  

(御飯・アサリの赤出し・漬物):赤出しは上品な味付けであった。

 (出汁巻き):出汁味の利いた味であった。

 (メロン):上品な甘さのあるメロンを出す店は少ないが、間違いなく上質のメロンだと思う。

 (コーヒー):朝はここで飲む。ヘレンドのカップがとても素敵だった。


感想

ここ指月は料理で有名な宿ですが、「離れ」は素晴らしいものでした。洋間でしたが、そこかしこに和の心を感じます。数寄屋の感性で造った洋間と言っても過言ではないでしょう。女将の美意識かもしれません、隅々にまで心配りを感じます。 寒い所ですが、エアコン・床暖房・電気製の暖炉と三ヶ所から暖を取ることができます。ひとそれぞれ好みの方法で過ごしやすく出来るのではと思います。ベッド、ソファー、トイレスペース etc. の使い勝手がよく吟味されていて、とても居心地の良い離れでした。

 チェックアウト時、本館の部屋を見せてもらいましたが、離れに宿泊した後のせいでしょうかとても窮屈に感じました。まったく別の宿と思えるほどの違いでした。 離れにはもう一つ部屋があります。ベッドルームが和室になっている部屋ですが、好みで選択することができます。 どちらも人気が出ること請け合いです。

2006年1月下旬訪問
http://abitaro.com/shigetu/shigetu.htm


ゴードンさん [06年05月10日 00:52]

先日宿泊しました。女将さんは、我々の行動に対して同じ業界人と錯覚され緊張されたようですが、会話が弾むうちにわだかまりも解け、滞在中久しぶりに、友人の別荘に招かれた感覚で利用しました。全てが大満足で、12月に予約をし再訪します。今まで湯河原においては、奥湯河原にある「T」が最高で上質な宿と認識していましたが、過去の体験が全て吹っ飛び払拭されました。我侭な滞在者ですが、次回もいろいろ教養を深めさせてください。再会を楽しみにしています。

JOHDラブさん [06年03月05日 01:09]

なんにも言う事はないでしょう。 好みはあるかも知れませんが、関東では 最高の飯を食えます。 温泉もよし。 ただ、一点 離れのお風呂は未だ温度が難しい。 離れに泊まっても本館まで風呂を入りにいくべし。 私は本館派です。 

http://ryokan-gp.com/pre_data/vote.cgi?forked=link&link=%8Ew%8C%8E%2F%93%92%89%CD%8C%B4%89%B7%90%F2&file=kanto


kikiさん [ 07/10/26 18:21 ]

5月に離れの宿泊です。本館と離れでは景観や施設の評価も変わってくると思います。離れ宿泊の評価になります。食事は大変美味しく居住性もよかったです。

yohiさん [ 08/01/12 19:28 ]

料理は素晴らしいの一言。女将さんが少々うるさいのが玉に瑕でしたが東京で懐石を食べているような感じでした。朝食が蒸し鮑からスタートしたのには驚きました。湯河原の温泉は個性が無くてつまらないですがここではそんな事はまあいいか、と思ってしまいました。

http://ryokan-gp.com/srk/227-11-rac

神奈川県湯河原温泉 指月5@食事


1 :ちゃろちゃん :2008/02/23(土) 00:00:00

貸切風呂から出て来て、デフォの行動として風呂上りのビールを(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
ポチポチと飲みながら部屋でダラダラしていると、お部屋サンからコールがありますた。


嗚呼、夢の誘い〜('A`)

おーし、今日もガンガって食べますよ?

部屋から出て、カウンターキッチンへ赴くと、お部屋サンがスリッパを出してくださってしずしずと招じ入れてくださいますた。

お、どうやらアテクシどもだけ('A`)

貸切の勢いですよ。


↑川に向かって大きなガラスが採られていて、ライトアップされた木々を見ながらの食事。
紅葉とか桜があると絵になるね、きっと。

お部屋サンと入れ替わりに女将サンがやってきて、この日のアテクシどもの供応をしてくださいます。

食事の始まり〜.。゚+.(・∀・)゚+.゚パァァ!


↑魯山人好みの「福」の折敷、それと食前酒は梅酒をおながいしてみますた('A`)


そうそう、指月…お献立ってないのだよね。

予約を取る段階で、板長がわざわざ丁寧に電話に出てくださって、うちの旅行代理店の担当のMサンと細かい打ち合わせをしてくださったさうな('A`)


そのやり取りを後から聞いて、板長の料理に対してのこだわりというかビシっと通った筋に思わず'`ァ,、ァ(*´Д`*) '`ァ,、ァしますたね。

すばらすぃ!


↑口取りというか箸初めというか、オコゼの唐揚と白子の玉〆。

それぞれ(゚д゚)アツー
うんめえぇぇぇぇぇ('A`)


↑昆布と大豆。
おまめさんもウマー。


いやぁ、最近つくづく思うのは歳ってのもあるけんども、シンプルな料理にまさるものなし、だな〜と('A`)

若い時はなんかゴテゴテした料理とかも好きだったけど、今は飽きちゃって食べられないな。


↑慈姑煎餅とふきのとう、紀州の唐墨。
うはwwwww飲めちゃうわ('A`)


↑しび・鯛・赤貝のお造り。

橙酢、(゚д゚)ウマー


↑当然のやうに「鄙願」を頂きますた。
それとアテに昆布も出してもらっちゃった〜うはは、飲めちゃう〜('A`)


↑鴨つくね、銀餡でさらっと頂きますた。
ふと、百合根饅頭も食べたくなっちゃったわw


↑き、キタ━━━ヽ|・∀・|ノ━━━!!!!

間人蟹キタ━━━ヽ|・∀・|ノ━━━!!!!

指月では冬のデフォのやうですね。

脚を女将サンが焼いてくれて頂きます。

二人で1杯の蟹。

ここでちらっと板長とお話したけど、いい感じ〜('A`)


↑柚子、思わず美味しそうだったのでひと口で食べちゃったw
甘かったけど、柚子独特の酸味もあったりで美味かった〜('A`)
胡麻のお浸しも美味しかった〜(・∀・)イイ!


↑ま、またキタ─────(゚∀゚)──────!!

先ほどの間人蟹の身の部分を蒸してたものをカニ味噌で頂きました。
ああ、この軟骨の間の身ってマジうんめえぇぇぇぇぇ('A`)
写真じゃわかりづらいけどデカイカニですたよ。
鄙願で甲羅酒してた相方…贅沢だわよw


↑メバルだったかな?と若竹の煮物。
これまたうんめえぇぇぇぇぇ('A`)


↑ご飯が実はまだ炊けないということで、女将サンがおまけでワンコ酒&昆布を出してくれますた.。゚+.(・∀・)゚+.゚パァァ!


↑炙った海苔、これまたウマー。
これでまだ飲んでたら、女将サンがワンコ海苔してくれますた.。゚+.(・∀・)゚+.゚パァァ!


↑水菓子はこれまたデカイいちごタソ。
もちろん傷んでなんかいませんですた。


いやぁ、大満足〜。

「近又」以来だな('A`)

いやぁ、全国厳選素材のオンパレード!

参りました、アテクシ脱帽です。

相方は脱毛してしまいますた。
ま、今回宿泊した離れはちょっとお高めかもしれないけど、この料理食べたからいいや('A`)

いい感じでお腹イパーイになり部屋に戻るとお布団が敷かれてますた。

↑寝る前にひとっ風呂入ってもやすみなさい。

…つづく .。゚+.(・∀・)゚+.゚パァァ!


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2. 湯河原温泉「指月」の料理は他の旅館とは次元が違っていたけれど…

□投稿者/ くー -(2006/04/19(Wed) 09:38:51)


「指月」は一般の温泉宿とは雰囲気が多少異なります。この宿の売りは料理です。地のものというより京都をはじめ全国その時期一番おいしい食材をとりよせシンプルながらも丁重に手がかけられたいる料理です。朝食も「え?」と思うような料理からスタートしたりして遊びごころも。

そのとき飲んだ日本酒のおいしかったこと、なんでも東北のまぼろしの酒らしく、にゅうかも少ないらしいです。どれだけ飲んでも二日酔いにはならないのです。

居心地は多少人によっては左右されるかもしれません。


□投稿者/ ちゃろちゃん -(2006/04/19(Wed) 22:39:47)

桜庵は正統派な感じを受けますね。しかし、指月のように全国からそれぞれの走・旬・名残を集めて料理に生かしてますね。私が訪れたのは正月でしたが、鹿児島から一番の竹の子など美味しく食することが出来ました。

http://www.tabier.com/cgi-bin/cbbs/cbbs.cgi?mode=all&namber=2890&type=0&space=0&no=0


指月の料理に関して言えば、○○産の△△といった食材があらわれますが、それよりもむしろ魚の焼き方・野菜の煮方・出汁の取り方といったほうに満足感を覚えます。上品な味付けの京風がベースにあると思いますが、素材の良さを出すために多くは薄味にしながらも炊き合わせなどは、やや濃い味にしてアクセントをつけていると感じました。


一言で日本料理といっても、旅館の範囲ですら


「芸術ともいえる半水盧」

「家庭料理の極みの蓬莱」

「洗練された、あさば」

「出しゃばらない俵屋」

「切れ味鋭い海石榴」

「進取の、かわせみ」


などまったく異なる個性に溢れています。日本料理の奥の深さを充分に感じることができる宿でした。

2006年1月下旬訪問
http://abitaro.com/shigetu/shigetu.htm


 いくら料理が有名といっても旅館の料理ということで過剰な期待はしていませんでした。これまでも料理自慢の宿や高級旅館に泊まったことはあるのですが、記憶に残るような料理にはお目にかかった事が無かったからです。旅館の料理はどうしても専門の和食店以上にはなりえないのかなぁと思っていました。

指月のお料理はある意味で旅館らしく無いのです。手を掛けすぎず、華美にし過ぎない。良い素材を生かし、侘びた感じで仕上げる。その中に素晴らしい技量を見ることが出来ました。

http://blogs.yahoo.co.jp/monjininomy/50140883.html

某鮨屋の常連客W氏は旅館めぐりが趣味であり、日本全国の名のある旅館を訪ね歩いていて、その旅館それぞれの趣を、旅情とともに楽しんでいるのだけど、その旅館めぐりの経験値の豊富さから、一つの結論を出さざるをえなくなっている。

 すなわち、「旅館の料理は美味しくない」、と。

 …まあ、全ての旅館の料理が美味しくないというわけではないのだが、たしかに「美味しい料理を出す旅館」がレアであることは事実ではあろう。 

W氏はその中での例外的ケースとして、京都の「美山荘」、調子のよいときの「妙見石原荘」をあげ、これらの宿にはよく通っているとのこと。そして、これくらいしか「食える」料理を出す旅館がないのはかなしいことですと言う。

http://promontory.cocolog-nifty.com/promontory/2009/06/post-b6ff.html

これまで多くの宿に泊まって来たが、宿の食事で心底うまいと思ったことは数回しかない。この石原荘は、数少ない「食事が 本当にうまい宿」である。

http://yumeko-club.com/hotel/ishiharasou.htm

「舌」の感覚というものは、人それぞれですね。 たしかに「美味しい料理を出す旅館」は少ないですが、「名料亭」といわれる店でも美味しい料理を出す所は少ないと思います。私が本当に美味しい料理を出す旅館だと思っているのは、


「半水盧」・「柊家」・「あさば」・「うち山」・「蓬莱」・「指月」


です(でした)。

しかし「半水盧」は三回目の訪問時、醤油の味が落ちているのが気になりました。 料理の本当に美味しいところは、醤油やあしらいも素晴らしいと思います。 コストを切り詰めだしたのかな? と感じました。


「うち山」は料理長が「石葉」に移られました。近々、「石葉」へ追っかけをします(笑)

「蓬莱」は星野リゾートに買収されて、明らかに味が落ちました。

「指月」は、なぜか廃業してしまいました。


大好きな旅館が減っていき、悲しい限りです。


「美山荘」、二度目の訪問で、明らかに味が変わっていました。

以前は、泥臭いというか郷土料理の味付けだったのが、京風の雅な味になっていました。 美山荘常連の友人にそのことを話すと「四代目が板場に口出ししなくなったからだよ」と冗談めかして答えていましたが(笑)


「無量塔」の料理、管理人さんが好みだとは驚きです。「無量塔」の料理は、ここに書かれている和料理屋「喜泉」などと(イメージですが)対極にあるような料理だと思っていたので・・・

1月の「無量塔」訪問記に書かれているように、余程変わったのでしょうか?

某ブログやSNSで「かわせみ」料理談義がおこなわれていました。好きな人、重くて好みでないという人、本当に「人の好みはそれぞれ」ですね。だからこそ「ブログ」が面白いのでしょう。

Posted by: あびたろう | June 23, 2009 at 09:26 PM

無量塔の料理、あびたろうさんのページをみると2005年に訪れていますので、そのころとは芯は同じなのでしょうが、ずいぶんと異なる傾向の料理にはなってきています。私の料理の好みは、

「良い素材を用いて、妙な調味量で味を塗りつぶすようなことはせずに、的確な技術で調理し、素材を的確に組みわせて料理を作り、それにより素材そのものの良さをそれぞれ際立ちながら、さらに料理全体として調和がある」


というものです。けっこう難しい条件のようですが、探せばそういう料理店もあるもので、それらは旬ごとに通う店となっています。

無量塔も、「良い素材、良い技術」の料理ですが、以前は、「こんな美味い田舎料理もあるんだぞ」という感じの、剛球勝負みたいな、田舎風味付け、田舎風料理でした。

たぶん、宿が、これも剛球勝負みたいな、重厚な田舎的建築物ばかりだったので、それにあわせたのでは。今は、近代的で優雅な部屋が4棟ほどあり、その部屋の雰囲気にあわせたような創作系料理となっています。あの部屋には、以前の田舎料理はどう考えてもあわない。じつは、今の系統の料理のほうが、料理長が愉しく自由自在に作っている雰囲気があり、料理長の目指す料理の方向にあると思います。

もしかしたら、あびたろうさんの美山荘での話のように、以前はオーナーが口を出していたけど、今は口をださなくなった、ということかもしれませんが。


「蓬莱」・「指月」、食事が美味しいことで有名な旅館で、一度は訪れたかったのですが、時の流れは無情です。

とくに「指月」は誰もが誉めるので、ぜひともとは思っていたのですけど。

Posted by: 管理人 | June 25, 2009 at 01:00 AM
http://promontory.cocolog-nifty.com/promontory/2009/06/post-b6ff.html


「料理が美味しい旅館」という情報はマスコミや口コミでよく聞きますが、実際訪問して満足される事が多いでしょうか。


「あさば」、「炭屋」、「俵屋」 そして最近では高額なだけがウリの「強羅花壇」。


支払い時に満足感を持たれて店をあとにされた旅館が沢山あるかどうか。

「料理がおいしい旅館」と雑誌で知り、奥湯河原の「指月」を初めて訪問したのは10年以上前の事でした。

あまり期待しない訪問だったからでしょうか、確か初夏という あまり食材的に恵まれていない時期だったにもかかわらず、供された料理はどれも満足するもの。 旅館の料理、わざわざ奥湯河原までいった、といった立地や条件の妙も後押ししたかもしれませんが、旅館料理としてはかなりのレベルだと判断しました。 初回の訪問ほどの驚きはありませんが、その後の再訪でも、期待を決して裏切らない安定した料理に私は今でも時たまではありますが、再訪しております。

湯河原駅からタクシーかバス、できれば自宅からは車で訪れたい、有名な料亭旅館「海石榴」より奥に位置する小さな旅館であります。本館はわずか4部屋、内風呂付きの部屋もありますが、貸切の2つの家族風呂がありますから、部屋数から考えて内風呂なしの部屋でも充分でしょう。

かなり制限した部屋数、宿泊客以外にも夕食を提供する営業方針といっても売り上げは想像できます。おそらく祝祭日前夜以外の平日でも、宿泊客などが途絶えないのでしょうか、経営が順調のようでして、昨年の訪問で知ったのですが、道向うに露天風呂をそれぞれ備えた2部屋の豪華な離れも出来ていました。

食事は部屋ではなく専用の隣接した建屋のカウンターでする方針。

料理長は体一つで、両館を行き来していますが、クオリティ落とさず大丈夫なのか、ちょっと心配になる点であります。

この料理長は京都出身、京の食材を取り寄せた「京料理」がこの旅館の最大のウリとなっております。

こじんまりした建屋ですから閑静な雰囲気の中、2箇所の風呂で温泉を充分堪能してから部屋で夕食が始まります。(もちろん安い価格設定の本館での話です)


料理はご飯まで量も充分な12皿ほど。

行き始めた当初と違って、料理長はかなり老け込んだ感がありましたが健在。

京都など西からの食材を使用した料理は、本場の高レベルの店と遜色ない仕上がりとなっておりました。

秋口の久々の訪問でしたが、小型の海老芋、丹波の枝豆などの先付けから、産地を聞き忘れましたがメインであるマツタケは(丹波ではない)、その量を考えるとCPはまずまず。料理長自ら部屋に来て七論で焼いてくれるのも安心です。

出汁もバランスよいので鱧とマツタケの土瓶蒸しのほか鯛のかぶと煮にも満足。

明石の鯛の造りもよく、冬瓜など煮物もすべて標準以上、果物のマンゴーまでおいしく感じ、2時間半はあっという間に過ぎ去りました。

朝食もパワーアップしたようで、以前はアジの開きだったはずですが、グジの焼物に始まり、湯豆腐、煮物、出し巻きなど、和食屋の昼食に匹敵する質と量にダイエット中であったことを忘れてしまいました。唯一冷酒が3千円と高いものしかないのが難点でしょうか。

一人4万円前後に15%のサービス料は普通に考えると高いですが、湯河原あたりで上質な京料理を堪能できるので、温泉つかり放題で宿泊付きを考えれば高くはないと考えます。高台寺 和久傳では夜の料理だけの価格ですからね。

豪華な離れはベッドを備えた部屋もあるそうですが、何を勘違いしたか一人5万円を軽く超えるとか。料理と温泉を目的に行く方には安い本館で充分です。

http://www.9393.co.jp/tomosato/kako_tomosato/2006/06_0427_tomosato.html
http://www.9393.co.jp/tomosato/kako_tomosato/2006/06_0428_tomosato.html

 友里氏のサイトを見てすぐ予約したのだが、訪問するまで大分かかってしまった。もともと京料理にあまり食指を動かされない性質なので、「指月」の評判は聞いていたが敬遠していた。

ロケーションはなかなか・・・・高級感はあまり感じないのだがそこがいい。別荘のようなプライベート感は、訪れる価値を十分に高めているといえるだろう。

 さて肝心の料理は・・・・・正直予想以上・・・・

手を掛けすぎていない、ここの料理長の独特の感性による味付けがなされているので、京料理というイメージを強く持ちすぎない方がいいかもしれない・・・

旅館の料理は、生粋の和食の名店には及ばないのが通例。しかし、「指月」の料理は決してそれに劣らない。現在の料理長の健在なうちに「指月」は一度訪れる価値がある・・・・・

http://dryuuki.exblog.jp/3946439/


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3. 指月は山を下りた _ 湯河原温泉から表参道 南青山へ _ 何故?


北斗七星さん [ 08/04/05 22:36 ]

宿泊しようと問い合わせたところ、旅館を廃業して東京に進出して料亭を出店する計画が進行中とのことです。 もう予約は受け付けていないそうです。残念!

http://ryokan-gp.com/srk/227-11-rac

208 : 宿無しさん@予約いっぱい : 2008/09/16(火) 20:02:59 ID:BsXVfKmZ0 [1回発言]

指月が旅館廃業って本当j?


210 : 宿無しさん@予約いっぱい : 2008/09/17(水) 20:45:02 ID:W9SIrur30 [1回発言]
>>208
3月に廃業して、
来年の春に表参道で料理屋をはじめるそうです。


214 : 宿無しさん@予約いっぱい : 2008/09/24(水) 15:56:11 ID:7c/5nzHDO [1回発言]
>>210

本当ですか??残念です。

うちは二、三ヶ月に一回、伊豆箱根方面に泊まりにいきますが、旦那が食事にうるさいので、(蓬莱に大喜び、鬼のすみかはまあまあ、座漁荘で落胆、吟遊で切れかかる)、
指月は慰労をかねて一度連れていってあげたいと思っていたのですが…。

表参道は近いからいいけど、旅館で浴衣で上げ膳据え膳で頂いて、そのまま横になって寛げる、というのがいいんですよね…。

http://logsoku.com/thread/love6.2ch.net/hotel/1165579639


1423 :はじめてさん ◆-:2009/06/29(月) 00:14:24 URL 編集

指月に全然電話が通じないんですが、電話番号変わっていたりしますか??

1425 :ちゃろちゃん ◆BaZSsqXA:2009/06/29(月) 00:22:28 URL 編集
>>はじめてさん

こんばんは。

「指月」さんは廃業なさいました。

青山指月という料理屋さんとして再出発なさるそうです。

オープンは秋口くらいの時期だと思われます。

http://chachachatabi.blog57.fc2.com/blog-entry-414.html


「蓬莱」・「指月」、食事が美味しいことで有名な旅館で、一度は訪れたかったのですが、時の流れは無情です。とくに「指月」は誰もが誉めるので、ぜひともとは思っていたのですけど。

まあ、「半水盧」の石原料理長が京都に店を出したように、「指月」の料理長も店を出してくれるという可能性もあろうので、それに期待するしかないですか。

旅館の経営は今はどこも大変でして、由布院を代表する老舗有名旅館も大手への経営譲渡の噂があります。私の好きな旅館は、なんとかこの厳しい時代を生き残ってほしいと願っております。(June 25, 2009)

>、「指月」の料理長も店を出してくれるという可能性もあろうので、それに期待するしかないですか。

旧指月の女将と親方のコンビで今年9月20日過ぎの予定で、表参道に「青山指月」という料理屋を出すという手紙を貰っています。 オープンが決定したらまた連絡があるということなので、その時はお知らせしますね。(June 25, 2009)

http://promontory.cocolog-nifty.com/promontory/2009/06/post-b6ff.html


青山指月オープンの案内 - あびたろう

2009/09/01 (Tue) 21:10:48

本日、旧指月の女将から手紙が届きました。

9月27日から始めるそうです。

料理人は親方一人なので、大々的なオープニングセレモニーはしない。
「そろり」と始めていく。

今のところ、休業日は決めていない。残念ながら「カード不可」とのことです。

港区南青山3の9の1
電話 03(6438)0918

今年中には行きたいな。

http://abita2000.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=3566949

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青山指月


奥湯河原の旅館「指月」を突然閉めて、この地に小料理屋「青山指月」を開店しました。店は青山通りから路地を入ったところにありました。

ここが玄関です。青山指月の名前がかかっています。


中へ入ると、左手が個室、右手が厨房、暖簾の奥がカウンター席です。


左手の個室。
カウンター席。


正面の照明の向こうから入っていきます。
左手の暖簾の奥は厨房。


まずは、お煎茶。


酒は、旅館時代の鄙願でなく、加賀鳶。
辛口で美味しい酒でした。
酒器は懐かしい、カガミクリスタル。


赤貝・鳥貝・分葱・生椎茸の、ぬた
濃い目の味付け。


鰊昆布巻・丹波新豆
こちらは打って変わって薄味。


このわたの玉〆
とても上品な味。このわたは香りだけ


蕗味噌・千枚漬・唐墨・くわいチップス
酒が進む味です。特に、くわいは絶品。


白魚のてんぷら 山椒風味
塩味が絶妙。


オコゼ薄造り、橙ポン酢
オコゼは、とても甘い。橙の味も素晴らしい。


オコゼの煮付け
これは、甘めの味。


蛤潮汁
とろろ昆布・京人参・大根・青菜。
昆布出汁であるが、とても豊満な味わいでした。


間人ずわいの焼き蟹
流石に甘い。今回は焼き方も丁度良い。 


爪の部分は少し焼きすぎか。


胡麻和え
酒の相手として、とても良い。


蓮根きんぴら
ピリ辛なところが美味しい。


蕪蒸し 鰻・銀杏・百合根・きくらげ
銀餡は上品でした。


三宝柑ゼリー
しゃびしゃびのゼリー。これはこれで美味しい。


吉野葛・黒豆・白隠元甘煮
これは滅茶苦茶美味しかった。ここの水菓子は最高です。


和三盆蜜
甘煮にお好みで。


お薄


全体的に正統的な懐石(会席)料理というよりも、酒飲みの料理だと思います。
ひとつひとつの料理はとても美味しいと思いますが、コストパフォーマンスはあまり良くないです。
素材に金がかかっているといえば、そうなのですが。
しかし器は素晴らしい。器の値段と思えば納得かな・・・。

http://puiko2000.blog27.fc2.com/blog-category-60.html

指月 - みみん 2010/01/18 (Mon) 21:48:21


指月、さすが空気の凛としている雰囲気が写真からも伝わってきます。
吟味された素材の良さや器の上品さが素晴らしいですね。
店内の様子も余計なものが無く、とても美しいですね。

近いうちは無理ですが、いつか訪れてみたいお店です。

http://abita2000.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=3782061

やっと再会できました。あの料理に・・ '10/06 訪問

使った金額/1人(夜) ¥20,000〜¥29,999


南青山の細い路地に「青山指月」と書かれたこじんまりとした店構え、引き戸を開けると、奥湯河原の旅館時代と同じお香の香り。。覚えていてくださった仲居さんのお顔や女将さんのお顔を拝見した瞬間、妙にホッとした事。通されたカウンターは5人が座れるL字型、カウンターと個室があるのみですが、それがちょうど良い。席数を増やすことよりも、坪庭をつくるという粋。とっても落ち着けます。

料理はまさに期待を裏切らず、旬のものをそのままに、素材の味を大切に活かし、それを貫いてくれている板さんに感謝です。

時期的に、食べられたらいいね〜?!と言っていた稚鮎(確か以前聞いた時は琵琶湖産)が出された時は感動です。10cmほどの鮎を焼いてあり、頭から食べられます。じゅんさいもまわりのゼリー状の部分がプリプリで、いろいろな所で頂いたものとは全く違います。絶品です。渡り蟹、あわびと雲丹の煮こごり、あこうの刺身、大好きな鱧、他にもたくさん頂きましたが、なんと言ってもお酒が美味しく進んでしまいました。

ひとつ言える事は、食事のみを頂くというよりは、美味しい料理、美味しいお酒、そして会話が楽しめる大人の隠れ家です。偉そうな事は言えませんが、「指月」は「指月」らしく東京に流されずに、頑張って欲しいと痛切に願います。

 会計を済ませ引き戸を開けると、また東京の雑踏が戻ってきて、あのひぐらしが鳴く湯河原ではないことを痛感させられてしまいましたが、二人歩く後ろで、女将さん、板さん、そして娘さんの三人が、ずっと手を振っていて下さいました。季節を変えてまた来よう!と二人で思いました。

東京は確かに厳しい場所ですが、私たちのようなファンもいます。本当に頑張って下さい!!

http://r.tabelog.com/tokyo/A1306/A130602/13099294/dtlrvwlst/1751354/


すばらしいよ。 ''09/11 訪問

使った金額/1人(夜) ¥20,000〜¥29,999


11月初旬、小雨の降りしきる中何かうまいものをと青山に出向く。

風の噂で以前泊まったことのある奥湯河原の高級料亭旅館「指月」が東京の港区南青山で料亭を2年ぶりに再開したと聞き訪ねる。どのようにして再開に至ったかも聞きたい気持ちもあったが、女将の元気そうな顔を2年半ぶりにみて自分にはどうでもよくなった。

「あ〜いたいた。この顔、この顔」なんとも年輪を重ねた慈悲深きいい顔じゃないか。と思うと同時にあの「うまし」絶品が舌や脳に2年半ぶりに再インストールされる。店に入ってから2時間後には来月にも必ず来たいと心に誓う自分がいた。

ひとつひとつ出されたものを一々批評するのは愚の骨頂だ。全体の料理の味やバランス感覚は見事としか言いようがない。本当に来てよかった。銀座や赤坂、神楽坂ではないこの青山・・・いいんじゃないですか。 だがいつもそうだがここの料理を食した後一週間は和食が手につかない。困ったものだ・・・・・

年齢によって食の感じ方は様々だがここの料理は一度味わうと人生観さえ変わる気がする。 
 
http://r.tabelog.com/tokyo/A1306/A130602/13099294/dtlrvwlst/1305321/

「湯河原『指月』が、青山『指月』へ」の巻 2011-01-31 06:24:13

20年間、湯河原で料理旅館だった『指月』さんが、1年半前、港区青山に、料理屋さんとして移転なさったとのこと。湯河原時代に伺えなかったのは心残りですが、ようやく先月、青山の隠れ家に伺うことができました。

お店に入る前も、入ってからも、雰囲気や室禮、お店の方から、心が透き通る感じです。さらに、『壬生 』の会員さんご推薦でしたので、期待が高まります。通常は夜のみの営業とのことですが、無理を言って、お昼に伺い、夜のコース(2万5千円)を頂きました。

「香煎茶」の入った兎のお茶碗からはじまり、

「からすみ」&「山葵を巻いた千枚漬け」

「海鼠腸の茶碗蒸し」

「丹波大豆と鰊昆布の柔らか煮」

「三陸鮑の柔らか煮 葛よせ」

「オコゼのお造り 橙酢につけて」

「オコゼのから揚げ」


フグに似てますが、もっとふわっとした肉質です。日本酒がほしくてたまらなかったですが、今回はグッと我慢です。


「モロコの山椒焼き」

「うずら海老芋饅頭」

ほくほくとろとろの「海老芋」の中に、「鶉のひき肉」が入ってました。


「穴子の握り寿司」


おちょぼ口サイズの酢飯を、巨大穴子で包んでありましたが、穴子は、驚異の柔らかさとしっとり具合です。こんなに繊細なのに、箸で持っても崩れないから不思議です。職人ワザがピカピカ光った逸品でした。

「炭でさっと焼かれた松葉蟹」

「おだし入り蟹味噌」


お代わりしちゃいましたが、女将さんに、「それ以上食べると、おなかいっぱいになって、後が大変ですよ」と言われちゃいました。それでも、「おいしいものはおいしく食べられる」私ですが。


「蕗の薹の佃煮風」&「金柑の蜜煮」

この「蕗の薹」もお代わりしてました。

「三浦大根・菜の花・金時人参のほんのりすっぱい炊き合わせ」

「京揚げと九条葱のお椀」

こちらは、「有次」の銅鍋(今、私が一番買いたい調理器具物です)で、昆布だけで炊かれた「京揚げと九条葱のお鍋」でした。ふっくらジューシーなお揚げと、しゃっきしゃきの九条葱の食感のコントラスト、滋味深き味わいに、京都に行きたくなりました。


「ご飯セット(十和田湖蜆の赤だし・ぬか漬け・松茸の佃煮)」

福島のお米だそうです。噛むほどに甘みがじゅわーっと出てきます。これが日本の白ご飯です。

「でこぽん丸ごとゼリー」

でこぽんの器には、でこぽん果汁・ゼリー・でこぽんそのものが入り、食べ応え満点の鮮度抜群甘味でした。蓋部分にくっついてる実も食べちゃいます。そして、お抹茶で、『指月物語』が幕を閉じました。


直球勝負な正統派料理もさることながら、器からも、日本の素晴らしさが堪能できる純日本料理店です。色んな評価があるかと思いますが、落ち着いた空間で、ゆったりホンモノの日本食文化を堪能なさりたい方にはよろしいかと思います。きっと「福」が迎えてくれます。

http://ameblo.jp/makiegg/archive1-201101.html

【青山指月】2009/10/18(日)


湯河原で旅館をされていた【指月】さん

湯河原は好きな温泉地で お料理に定評あるということで何度か予約を試みましたが なかなか予定がかみ合わず、湯河原時代に行きそびれていたのです。

近隣にマンションの建設が始まり、旅館を休業されているとお聞きし、再開されたらぜひご連絡をいただきたいとお願いしていましたところ、湯河原は引き払われて 青山にお料理だけの店を開く意向だとのご連絡があり、ではその際にはお知らせくださるようにと再度お願いしておりましたら、2年越しで やっと9月下旬にオープンのお知らせをいただき、夫が早速予約を入れてくれ、昨日うかがってきました。お店は南青山のブルックスブラザースと通りを挟んだ向かい側の駐車場と駐車場の間の細い坂道を下り、「風花」さんというフラワーショップ&Barのお隣にあります。

夕方6時の予約でしたが、パラパラと雨が落ちてきた頃で、足早に向かったので10分くらい前についてしまったのですが お店の前までお迎えに仲居さんが出て見えていて おっ! さすが接客は違うな、、と思いました。南青山の、、、というだけでちょっと気遅れしてしまいそうですが ^^;

女将さんも 若女将さんも 仲居さんもとっても気さくなよい方でした。カウンターのお席で 他のお客様もいらっしゃる時には遠慮しようと思っていたのですが、個室でしたので、

「不作法は承知なのですが、今後の参考に美味しいお料理を写真に収めておきたいので撮影してもよろしいかしら」、、、とお聞きしたら

「どうぞ ^^ 」と快く承諾をいただきましたので ずず〜〜っと画像に収めることができました ^^


〜先付け〜

いくら
焼き銀杏

〜八寸〜

くわい
丹波産黒豆枝豆  (紫なんとか?っておっしゃってたのだけど、、忘れた --; )
鯛の巻きずし

松茸と白海老のかき揚げ
松茸のお吸い物

鯛のお造り
蒸しあわびと青菜の白和え

マナガツオの西京味噌漬け
海老芋の煮付け
鯛のカマ煮
菱蟹と柿のなます

ご飯とお味噌汁 お漬物 炊き昆布

栗ぜんざい
水菓子(メロン・柿)
お抹茶

松茸は 本当に美味しかったです ^^*

夫は菱蟹がお気に入りだったようです。。。


斬新なとか、今時の、とかいった目のひくお皿ではありませんが、まさに気持ちの入ったお料理だと感じました。帰りには 女将さん、若女将さん、仲居さん、料理長まで一緒に外までお見送りくださって嬉しかったです。一般的なリーマン夫ですので ^^; さすがに 毎月お邪魔する、、というわけにはいきませんが、、なにかいいわけを見つけては 来たいね、、と夫は申しておりました。


ただ、、やはり、これだけを食すると満腹、、、--;

今回は泊まりでしたが ホテルがちょっと遠かったのでしんどかったですね ^^;

やはり、美味しいものを食べた後は そのままお部屋でごろん〜と牛になり、、

少し お腹がこなれたところでお風呂、、といきたいものです。。。


って考えると、、やっぱり、、湯河原だったらよかったのに〜〜、、というのが正直なところですね、、、

http://blogs.yahoo.co.jp/k_compagnia/51136381.html

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4. 旅館「指月」の何処に問題が有ったのか?

指月 湯河原随一の本格京懐石が評判の湯宿


京懐石を湯河原で。


拡大夫婦でゆっくりと美味しいものが食べたくなったので、前々から噂で聞いていた「指月」をなんとか予約。車高の低い車での湯河原ドライブは最悪。辟易するようなクネクネの坂道を登った先に目指す料亭宿を発見。奥ゆかしさを感じさせる和の佇まい。

二つ用意されている家族風呂は、小さいながらも源泉かけ流しで満足度高し。この時点で「ホンモノ」に拘る宿であることが伺え、夕食が待ち遠しくて待ち遠しくて。

夕食は一階に用意されたカウンターで頂く。西麻布界隈にある高級和食屋の如し。厳選された最高の素材のみを使い、それを京都から呼び寄せた最高の料理人が調理しているのだから、その味は推して知るべし。想像以上の美味しさに何度も驚き、無言で頷き合う我々。味付けは薄味ながら、関東人に合わせた「やや塩味を強く」したものだが、かえってそれが奏効していると思う。何よりも、全ての料理の基本になっている「出汁」が素晴らしく、そのシアワセは翌日の朝食で出される「出汁巻き」で再現される。

もう少しでいいから「ゆっくり」させてくれると嬉しい。料理一点集中というわけではないが、なにか、こう「ゆっくりできない」雰囲気がある。それはチェックアウトが早い、朝食の時間が早い、という具体的な事もあるのだが、全体的に「ゆっくりとした時間をお客様に提供する」という概念が存在していないような気がしてならない。

その点を差し引いたとしても、2人で10万円の価値はある。奥湯河原に佇む「絶品料理の宿」は個人的に85点。

2007.10.01 [伊豆太郎]

http://www.onsenlife.jp/search/detail_comment.php?id=14175#COM6


奥湯河原にある「指月」は都会の隠れ家的存在で、京懐石が名物のお宿である
別荘地の中にとけ込んでいて目立たない、こぢんまりとした外観である
京都の老舗で鍛えた板長と茶の湯に造詣の深い女将のもてなしは、気取らずこざっぱりとしているので、気負いなくゆったりと過ごすことが出来る


檜風呂
どのお風呂もこじんまりとしているが、余計な物がなく、こざっぱりとして清潔で、茶室のようなたたずまいである


こちらは伊豆石のお風呂
温泉はどれも源泉かけ流しで、ゆったりと入れる


入り口はいってすぐのカウンター
食事は個室かカウンターかを選べるようになっている
カウンターで食べたのは、我が家の他、あと1組のみ(6人で満席)


時期が時期だけに「焼き蟹」が出たが、私は蟹が食べられない旨を予約時点からあらかじめ言っていたので、代わりに鯛の酒蒸しを頂いた

実を言うと、焼き蟹の直前が鯛椀だったので、かなりがっかりした(家人は焼き蟹が絶品だったとご満悦だったが)

事前に言っていたにも関わらず、塩味系でかなり近似味付けの鯛が続けて出されるというのは、如何なものだろうか…

朝食も含めてお味はどれも絶品だったが、メインが良くないのは個人的には最低である(食い物の恨みは根深い)

また厨房の声があまりにも筒抜けで、カウンターの雰囲気がよろしくない

おまけに食事の間中カウンターでも厨房でも「蟹が食べられないお客さん」を延々と連呼され、正直、えーかげんにせーよ(怒)と思ったりもした

他の記事でも「食事中、叱責の声が筒ぬけで…」とあったので、食事をするなら個室をお薦めしたい

http://blog.livedoor.jp/kyo0624/archives/50121999.html

やどやsuimeiさん [06年01月02日 20:35]


オープンして1年以内ぐらいの離れにお邪魔しました。以前の本館に続いて2度目の利用。以下、個人的感想を・・・ 

◆ハード 奇をてらわない分落ち着きますが、もうちょっと遊びが欲しかった気もしなくても。 

◆接客 若い方で一生懸命でしたが、よそのお部屋のお話をしては商売柄いけません。今後、ご注意を。 

◆風呂 温泉の質はいいですね。 

◆料理 以前お邪魔したときは感動しましたが、2度目は慣れもあった自分に反省。でも美味しいですよ。  


ところどころの通好みのサービスは感じられ好感はもてます。こんな別荘あったらいいのに・・・と思う方が常連になっているんでしょうね。個人的コストパフォーマンス80%です。

よひさん [05年10月20日 06:56]

料理、特に朝食は圧巻でした。いきなり鮑からスタートしましたが感動しました。板前さんは炭屋出身とのことですが炭屋での食事の100倍良かったです。女将が話し好きで隣のカップルは相手をするのが大変だったようです。ただここの風呂はつまらないです。


たまさん [04年10月11日 09:00]

7月に泊まりました。お料理はとても美味しく夕食も朝食も最高で、お風呂もお庭にあるお風呂は蜩の鳴き声と目の前の緑の景色が素晴らしかったです。ただお風呂は家族貸切になり他の方は入れなくなるので他の方と一緒になるのが嫌な私にとってはよかったのですが、何回も入りたい主人にとっては「入ると他の人が入れなくなるから・・」と遠慮していました。 

あと、部屋の担当の若い仲居さんは一生懸命だったのですがベテラン(の感じ)仲居さんがちょっとマイナスポイントで残念でした。私達には敷居が高かったかな・・


ごーさん

料理はすばらしい。手を加え過ぎずに素材を生かしつつ、プロの仕事がされている。

板長自ら半生の絶妙の焼き加減で取り上げてくれるジューシーな甘み溢れる松葉の焼き蟹、胡椒のアクセントと葛あんの出汁が効いたうずらの山芋饅頭、「お吸い物がわりに」と出された柚子の香りに澄んだ鯛ちり等々。 

ただ、供されるペースが少しせわしない感じがしたのはちょっと残念。

確かに1日5組という宿の性質上、5組分を同時に供していかないと回らないのはわかるし、食べる速さは人それぞれなので難しいと思うが、美味しい料理だけに、ゆっくりと味わいたかった。


はなさん

11月に1泊しました。皆さんのコメントを宿の方が読まれたのか、和やかな接客でした。お風呂は2つとも貸し切りなのでゆっくりお湯につかれます。お風呂場もいつも清潔できもちよかったです。

http://ryokan-gp.com/pre_data/vote.cgi?forked=link&link=%8Ew%8C%8E%2F%93%92%89%CD%8C%B4%89%B7%90%F2&file=kanto


□投稿者/ ちゃろちゃん -(2006/04/18(Tue) 17:26:02)

指月は離れが2室完成しました。和洋室で72500円からです。
もちろん本館の部屋、「茶室」などいいです。

□投稿者/ くー -(2006/04/20(Thu) 19:44:48)

「指月」の離れも本でみました。リビング、一段上がった和室、露天(一人用?)でした。部屋のよしあしは別にしても7万だすのは「指月」ではきついかなあと思います。感じかたはひとそれぞれだと思いますが私個人としてはそのように感じました。

さきの書き込みで高級旅館を選んでいるわけでもないとも書かれていましたが、そうですよね。「薪の音」も2万円台からで満足感もあり、へたな高級旅館よりもコスパに優れている旅館も多くあると思います。私自身いろいろな宿にめぐりあい見方も変わってきました。また機会があればそのような宿に足を運ばれてもいいかもしれませんね。

http://www.tabier.com/cgi-bin/cbbs/cbbs.cgi?mode=all&namber=2890&type=0&space=0&no=0


tukiさん [06年04月24日 08:38]

料理は確かにおいしいとおもう。値段はう〜ん、高すぎです。好みが分かれる旅館なのでは・・
接客は、あんなものでしょう。全体には京風をイメージしているものの風呂もものたりない。


tukiさん [06年07月25日 19:45]

新しくできた離れに二度目の宿泊です。本館と違い専用の庭もあり部屋も居心地のよいものでした。料理も相変らず美味しいです。旅館料理とは少し違います。離れもカウンター席がありました。

箱根、伊豆の修善寺のある旅館や指月はさも一流旅館のような風潮がありますが、これだけの料金を払っていれば当たり前でしょう。高級旅館に泊まったという自己満足も少なからず関係しているのでは・・

安くても高くてもようは自分がよければいいことで自分が判断することですが・・ 

kikiさん [06年09月22日 17:32]

確かに料理は美味しいが料金が高すぎるかなー。 

高級旅館は勉強代と書かれているのを見かけるが、はたしてそれだけのお金を落としてまで?
反対にこのように考えるお客がいるからこそ旅館はなりたっているということです。あくまで商売です。

http://ryokan-gp.com/pre_data/vote.cgi?forked=link&link=%8Ew%8C%8E%2F%93%92%89%CD%8C%B4%89%B7%90%F2&file=kanto


47 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : 2007/04/13(金) 20:27:16 ID:/DFGw1IR0 [1回発言]

半水廬と指月の夕飯は日本一
半水廬の朝飯は日本一
半水廬のハードは日本一

接客がなあ〜ww
接客良くなりゃ日本一の旅館


48 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : 2007/04/14(土) 11:46:52 ID:RXYUH+6A0 [1回発言]
>>47
指月のごはん、そんなにおいしいの?
今度行くんだ。楽しみ。

49 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : 2007/04/15(日) 22:04:41 ID:qMNEHGCw0 [2回発言]
>>48
(指月は)結構人によって好き嫌い分かれるよ、あそこ。


>>47
(半水廬は)石原さんいなくなってオーナーも変わってからあそこは別なものになったとは思うな。

50 : 48 : 2007/04/15(日) 22:14:51 ID:G8fxC0To0 [2回発言]
>>49
そうなの?ありがとう。マンセーばっかりだと期待しすぎでがっかりってことよくあるから、心して行って来ます。


51 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : 2007/04/15(日) 23:02:50 ID:m6t8WCqf0 [1回発言]
>>48
(指月は)京料理の極みというか、薄味が物足りない人には値段が高すぎるかなw
批判するのは、値段が高すぎるという人がほとんど。

>>49
(昔の半水廬が)今の半水廬より凄いなんて、とんでもない宿だったんだね。
石原さんは親分で実際は佐々木さんが仕切っていたらしいが・・・
石原さん京都へもどったけど、ああいう仁義に外れた行動とるとやっぱり京都の組合は許してくれんね。


52 : 48 : 2007/04/15(日) 23:18:12 ID:G8fxC0To0 [2回発言]
>>51
ありがとう!薄味大好きなんで大丈夫かもです。
ま、過剰な期待はしないようにしますね。


53 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : 2007/04/15(日) 23:25:24 ID:qMNEHGCw0 [2回発言]
>>51
指月は常連客と同席のとき、一見さんへの扱いがやや微妙になってた頃もあったね。

54 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : 2007/04/16(月) 00:05:37 ID:2pb8MwUE0 [1回発言]
>>52
味の評価は期待値で随分変わるもんね。
アタシも期待しすぎてがっかりした大評判の宿あるから、確かに過剰な期待はしないほうがいいかも。

>>53
あの女将なら「さもありなん」だけど、飯の味とは無関係だよね。

55 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : 2007/04/16(月) 12:18:26 ID:RBEaTMsq0 [1回発言]
そうかなあ。雰囲気や接遇も味のうちだがなあ。

半水廬の庭が少し荒れてきてると思うのは俺だけか?
まあ広すぎるから厳しいだろうけどね。


274 : 宿無しさん@予約いっぱい : 2009/04/08(水) 19:28:36 ID:wQU4IHaK0 [1回発言]

蓬莱を星野が買収だって。いやなヨカーン・・

275 : 宿無しさん@予約いっぱい : 2009/04/09(木) 03:23:57 ID:1Hs1WGle0 [1回発言]

終わったな


276 : 宿無しさん@予約いっぱい : 2009/04/09(木) 16:35:42 ID:ln6klQ3J0 [1回発言]

完全終了

280 : 宿無しさん@予約いっぱい : 2009/04/17(金) 19:26:17 ID:dnfDfld/0 [1回発言]
蓬莱の行く末が心配。

http://logsoku.com/thread/love6.2ch.net/hotel/1165579639/


湯河原 指月どうですか?


1 名前:列島縦断名無しさん :2001/03/19(月) 12:35

落ち着いたプライベートな気分を味わえるような感じがしますが、行かれた方のご感想を聞きたいです。今度行こうと思っていますので。


2 名前:列島縦断名無しさん :2001/03/19(月) 14:14

料理はすべて関西の材料でたいへんよろしいのですが、経営陣は甘い。

着いた時気取って抹茶を飲ませるのだけど、安っぽい茶碗なのは割れることも考慮すれば許せるけど、二人に同じ安三島の茶碗を出してくる。煎茶じゃないのだから違う茶碗にしろって言いたい。

3 名前:列島縦断名無しさん :2001/03/20(火) 08:40

貸切温泉のほうはどうでしたか?。好きな時間に入れることとか出来ました?。


4 名前:2 :2001/03/20(火) 14:48

あんまり非常識な時間に入ろうとはしなかったのでいつでも入れました。露天(といっても竹囲い)のほうが1回先客がいたため すこし待つことはありましたが、その時ももう一方は空いていた。

5万円の部屋(茶室付き)しか泊まったことはないのですがそこの風呂もまあまあ良かったです。どうせ露天のほうも景色が見えるわけではないのでこれでいいとも言える。

女中さんと女主人は大したこと無いけど、板前はOK.
助手も若い勉強中みたいのが何人もいる。

食事はツバキ(たぶん築地仕入れ)より上は間違いない。
概出のようにお揃い茶碗では茶の心を気取るには甘いと思っただけ。
車の場合、本館には駐車場が一台しかないので早く行くとよい。


5 名前:補足 :2001/03/20(火) 17:09

酒の選択はぜんぜんだめ。「甘口」と「辛口」しかなく、女中が「辛口がよろしいですね」と”通は辛口”みたいな口の利き方をするので逆らって甘口たのんでやったらめちゃ甘で滅亡。

まあ3万円の食事をして、それに風呂3種とゆったりした部屋がついて5万円プラス税と言う事です。

同じ食事で東京都内で3万5千円の店(宿泊なし)があったらどっちがいいかは迷う。(伊豆箱根観光するんならもちろんこっちですが)

ひょっとしたら指月なら3万円の部屋で2万円クラスの食事したほうが得かも。
(大きな部屋には大型茶室が含まれているから)


9 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/26(月) 02:27

指月はまったく評価しません。茶室付きの部屋に泊まりましたが、入り口と従業員の出入り口が同じ(ちょっと説明しにくいが)なので、プライバシーが心配。

それから、出発時間を11時半にしてくれ、といったら露骨に嫌な顔。どうも従業員を返さなければいけない時間だったらしいが。

どうもあの旅館はうわべだけ愛想がいいが、表面だけで本当に顧客のことを考えていないと思う。

10 名前:列島縦断名無しさん :2001/03/26(月) 20:36

結局、お茶好きの(女の?)人が茶会開けるような場所が欲しくて、いい料理人を雇って旅館をやっているけれど、実際の運営や従業員訓練には注意が行き渡らず甘い面がある、ということで結論?


12 名前:湯河原 :2001/05/06(日) 06:09

いい宿がどんどん出来てくるけれど湯河原ってどこがお進めでしょうか。


13 名前:名無しさん :2001/05/06(日) 08:21

奥湯河原なら、上記にも関わらず指月じゃないの?
とくに料理目当ての場合。
ツバキやカマタはもっと酷い。


16 名前:湯河原 :2001/05/08(火) 06:40

石葉ってどうでしょうか?


17 名前:指月って :2001/05/08(火) 21:12

やっぱり高そう。連泊するとどう。料理とか工夫しているのかな。


38 名前:cienegaって蝉? :2001/06/07(木) 06:03

こじんまりした別荘だと思えば、経費考えると全然高くないね。

http://mimizun.com/2chlog/travel/yasai.2ch.net/travel/kako/984/984972935.html

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5. 同じ料理を同じ値段で出しても料亭と旅館では受ける印象が全然変わってしまう


奥湯河原で知る人ぞ知る料理旅館「指月」が突然閉店して2年近くになるでしょうか。私も15年前くらいに雑誌か何かで知って初訪問、京都から招いたという料理長の造る料理は「旅館料理」のレベルを超えるものと感じ時折訪問しておりました。

風の噂では青山に料亭として再会すると聞いていたのですが、ようやく今月、南青山で普通の和食店「青山指月」としてオープンすると聞きましたので、ここに紹介させていただきます。

立地の妙と言いますか、奥湯河原でこその指月料理であって、東京では埋没するのか、それとも再び輝くか。
検証してみたい方はぜひ訪問して、友里掲示板などで感想を聞かせていただければ幸いです。

http://tomosato.net/weblog/%E6%83%85%E5%A0%B1/876.html


【期待はずれトップ3】 青山指月

奥湯河原時代の記憶が良すぎた(立地の妙による過大評価?)のか、移転した店での2時間あまりはガッカリの連続でした。カード不可で客単価3万円の料理としては、食材、質、調理ともCP悪すぎでした。期待が大きかっただけに「ハズレ感」も大きかったです。

http://tomosato.net/weblog/%E5%BA%97%E8%A9%95%E4%BE%A1/1019.html

立地の妙による過大評価だった、青山指月 by tomosato on 12月26, 2009


奥湯河原にあった温泉旅館「指月」を初めて訪問したのは15年前。雑誌には、4部屋で京都から招いた料理長が造る京料理がウリとありました。 内風呂付きの部屋は1つしかないなど家族経営のような旅館でしたが、京料理としてもレベルが高いと感じ、その後も時折訪問していました。奥湯河原に「指月」ありと言っては大袈裟かもしれませんが、お忍びとしても使えるからか、食べ仲間にも評判だったのです。

ところが変な兆候が現れたのはこの4〜5年前頃か。道向こうに全部屋露天風呂を完備した別館を建設、洋室は一人7万円前後と旧館の倍の値付けの設定をしてきたのです。道を挟んだこの2館を右往左往する料理長を見て、私は不安になりました。

そんな「指月」が突然旅館を辞めて、何を勘違いしたのか南青山の和食店として移転してきたのがこの9月下旬であります。

奥湯河原時代の最後には、お歳のせいか右往左往のせいか、料理長の造る料理にキレがなくなってきたと感じていた友里がすぐさま訪問したのはいうまでもありません。
カウンター5席と個室が1つの小さな店。しかし厨房は奥で料理長はおろか料理人の姿は最後まで見られませんでした。カウンターにする意味がないではないか。

カード不可、2万5000円1本のその夜のお任せコースを食して、私は日頃唱えている「立地の妙による過大評価」がこの店の奥湯河原時代にも当てはまっていたと悟ったのです。

新イクラの醤油漬け、鯛寿司、わずか4ヶの焼銀杏の後に出たのはシラサエビのかき揚げ。高額京料理で出す食材なのか。

鱧松の土瓶蒸しも香りはもとより出汁の旨みも乏しかった。
明石の鯛の造り、数は多かったけど質は普通。その後、鯛の焼き物、鯛飯と同じ食材が3回被るのは、店側の都合である「食材の有効利用」以外の何物でもありません。廉価な店の「鯛尽くしコース」と一緒にするな。

その他の料理も凡庸な炊き合わせと海老芋だけで支払いが一人3万数千円。支払い額は「京味」と大差ないのに、質、皿数、調理とまったく食後感が異なるのはいかがなものか。

奥湯河原時代の常連である友里読者も落胆したとメールで知らせてきた「指月」、オープン直後の夜なのに客は我々だけだったことが、すべてを物語っていると言って良いでしょう。

http://tomosato.net/weblog2/%E5%92%8C%E9%A3%9F/245.html


友里の定説の1つに「立地の妙による過大評価」と言うものがあります。

都心から離れた住宅街や地方でわざと回りより高額な設定の店をオープンすれば、実力と関係なく過大に評価されやすいというものであります。わかりやすい例を挙げるとしたら、軽井沢の人気店「エルミタージュ・ドゥ・タムラ」でしょうか。

西麻布の地で「ラフェドール」としてやっていた時はまったくの閑古鳥。ワインスクールと提携してオマケで生徒を釣るような営業もしておりました。もちろん料理も全く凡庸。それが軽井沢へ移転しただけで「美味しい店」になってしまった。まわりのレベルが低いと言ってしまえばそれまでですが、こんな場所にこんな価格(客単価1万円以上)の店なのだから美味しいに違いない、といった素人心理を巧みに利用した戦術であります。

地方へ下って成功した例はありますが、逆の成功例がない事が、友里の定説を裏付けていると考えます。

http://omoromoro.tumblr.com/post/2973065966/1


軽井沢へ移転して生き延びた「エルミタージュ・ドゥ・タムラ」


西麻布のフレンチ「ラフェドール」が軽井沢に移転し、小山薫堂氏の不自然なまでの強力な後押しで人気店となった「エルミタージュ ドゥ タムラ」。 しかし、前店での閑散さを知る人、そして何より当時の料理を食べた事がある人がどれほど居るでしょうか。いや、当時の「ラフェドール」自体を知っている人がそんなに居るとは思えません。

西麻布3丁目の突き当たりのような路地にひっそりと営業していて、確かに立地は良くなかったかもしれません。しかし、料理が良いかは別にして、あの一応人気店である、小泉さんも訪問して評判を下げたと私が考える「アクアパッツァ」も隣にあったわけですから、客入りの悪さは立地のせいだけではなかったでしょう。最期には、あるワインスクールと提携して、生徒が訪問したらオマケをだすようなサービスをしていたそうですが、焼け石に水だったかも。実際私は何回か訪問しましたが、かなり閑古鳥が飛び回っており、料理もまったく印象に残るものはなかった。同じ西麻布でも、まだ「クリニャンクール」の方がましだったと言えるでしょう。

それが、軽井沢へ移転して、地元の野菜を中心にした食材を採用するだけで、同じ料理人でも以前と違って魅力的な料理を造る事ができるものなのでしょうか。料理人の腕は、あるていどベテランになってしまっては、10分やそこら、いや数年で驚くべき進歩をとげるとは思えません。よってわざわざ行くべき店ではないだろうと疑問に思い、訪問を躊躇っていたのですが、最近分店まで出したと聞き、今夏私は重い腰を上げました。

軽井沢駅からタクシーで10分、別荘風の一軒屋は、確かに雰囲気はいい。

ホールの他に個室が二つあるようです。
料理は昼夜同じで8千円と1万2千円の2コースのみ。

量と食材の違いのようですが、2種に絞る事により、仕入れ、仕込みと手間が省けます。歩留まりの問題も解決。我々は一回勝負と考え、高額コースを迷わず予約しました。

軽井沢野菜をふんだんに使用したヘルシーフレンチだと思っていたのですが、それほど野菜が多くありません。ネットで絶賛の桃のスープは、丸ごと氷結させてくり貫いた桃に入っていて、ミーハーで「純粋な読者」には受けるパフォーマンスですが、肝心のスープ自体は、クリームが強く桃自体のコクを感じませんでした。

ウニのコンソメゼリーも凡庸でした。今時どこでも出てくる料理でありますから、せめて特徴というか旨みを感じさせて欲しかった。

唯一、季節を感じる鮎のフリットは、パートフィローを巻いて揚げたものでアイデアは面白く、なんとか納得した一品でありました。しかしその後の鱧は質に疑問。無理して季節物を用意するよりも、未だ安くても良質なものを調理してもらいたかった。

お約束だという萩から送られた鮮魚(的鯛)に仙台牛のシャブシャブ(わずかスライスが1枚)などデザートまで10皿近く続きますが、傑出した皿、印象に残った料理にまったく出会えなかったのは、予想通りとはいえ自腹の身にはがっかり。

一言で言えば、軽めの創作フレンチ、平均以上でも以下でもないといったところでしょうか。

しかしワインは安い。ボトルで4〜5千円からありますが、掛け率がかなり低く、特に評価の高い72年のロマネ・コンティ(こんな高価なもの頼む人がいるのでしょうか)が37万円弱。89年のロマコン(市場価格は60万円前後)を225万円で出している、ゴードン・ラムゼイのソムリエやコンラッドの支配人が知ったら腰を抜かすことでしょう。


結論

軽井沢に移転して大正解。

まったく傑出した料理ではありませんが、立地の妙と雰囲気で過大評価されて人気店になりました。

小山薫同氏など業界人は雰囲気や立地に弱すぎです。

あまりに不自然な肩入れは、田村氏と何か特別な関係があるからか、単に味がわからないだけなのか。

使用食材が変わっても、シェフの腕は数年で変わらない事があらためてわかりました。
カード不可と強気の営業。しかし、何十万円のワインを頼んでも、現金を持ち合わせているような成金が今の世にそんなに居るとは思えません。

http://www.9393.co.jp/tomosato/kako_tomosato/2005/05_1213_tomosato.html
http://www.9393.co.jp/tomosato/kako_tomosato/2005/05_1214_tomosato.html


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旅館の食事なら大枚はたいても損したと感じない理由とは

移転後も味のセンスは健在! 死ぬ前に一度はという名店。 '10/11 訪問

使った金額/1人(夜) ¥20,000〜¥29,999


和食というジャンルは非常に評価が難しい。

そしてこういう高額店となると、当然評価は厳しくなる。

ここ指月も奥湯河原時代に名を馳せたものの、青山に移転し評価を一気に落とす。

そこで一言言いたいのだが・・・・・


指月は奥湯河原時代とクオリティーは何も変わっていません。


つまり奥湯河原時代には絶賛していたくせに、青山になったらいまいちという評価をしている方々の方がむしろおかしいのではないか?

声を大にして言いますが、料理そのものはほぼ変わっておりません。問題は(しいて言うなら)値付けの部分だけでしょう。もしお任せで2万円ジャストならCPも十分なはずなのですが・・・・

個人的にカニの中で最高にうまいのは、間人ガニのメスのこっぺガニ。
指月でいただくこっぺガニは最高です。

ここの料理長の味のセンスは抜群です。

しかも正直でとても謙虚な方。

是非死ぬ前に一度・・・・

http://r.tabelog.com/tokyo/A1306/A130602/13099294/dtlrvwlst/2321609/


やはり、これだけを食すると満腹、、、--;

今回は泊まりでしたが ホテルがちょっと遠かったのでしんどかったですね ^^;

やはり、美味しいものを食べた後は そのままお部屋でごろん〜と牛になり、、

少し お腹がこなれたところでお風呂、、といきたいものです。。。


って考えると、、やっぱり、、湯河原だったらよかったのに〜〜、、というのが正直なところですね、、、

http://blogs.yahoo.co.jp/k_compagnia/51136381.html

214 : 宿無しさん@予約いっぱい : 2008/09/24(水) 15:56:11 ID:7c/5nzHDO [1回発言]

うちは二、三ヶ月に一回、伊豆箱根方面に泊まりにいきますが、旦那が食事にうるさいので、(蓬莱に大喜び、鬼のすみかはまあまあ、座漁荘で落胆、吟遊で切れかかる)、
指月は慰労をかねて一度連れていってあげたいと思っていたのですが…。

表参道は近いからいいけど、旅館で浴衣で上げ膳据え膳で頂いて、そのまま横になって寛げる、というのがいいんですよね…。

http://logsoku.com/thread/love6.2ch.net/hotel/1165579639


指月 - みみん 2010/01/18 (Mon) 21:48:21


指月、さすが空気の凛としている雰囲気が写真からも伝わってきます。
吟味された素材の良さや器の上品さが素晴らしいですね。
店内の様子も余計なものが無く、とても美しいですね。

近いうちは無理ですが、いつか訪れてみたいお店です。
確かにこれらに温泉、となるとこれは贅沢な空間ですね@^^@
その時に行ってみたかったです。

私のほうは、また「如雲やま内」に行って来ました。
年明け、ということもあり、いつも以上に凄かったです(笑)

写真は椀ですが、ほかに若筍煮が出て、そこに添えてあった椎茸がまた絶品で、どう調理しているのか聞いたら、「素揚げ、炭火焼、蒸し」と3行程をふんでいて、これは家庭では出来ないな、と改めて仕事量の多さに脱帽とそれを食べに行く為に足を運ぶ価値がある店、と思いました。

この日は、また大雪が降ったときで、お店までたどり着けるかドキドキでした。前回は台風直撃でしたし、今度は何かしら?と、すんなりたどり着きたいところです。


Re: 指月 - あびたろう 2010/01/19 (Tue) 00:26:09

みみんさん、こんばんは!

「青山指月」 の料理は関東の味とは違うと思いますし、京料理の品の良さとも違います。

「温泉に浸かって美味しい酒を飲みながら舌鼓みを打つ」

「奥湯河原のシチュエーションが最高だったんだろうな」、と感じました。


「気楽に美味しいものを食べる」 には最高の店かもしれませんが、「気楽に食べに行く」 には料金が高すぎる(笑)

仮に名古屋にあってもなかなか行けない店です。器も素晴らしかったです。添付の写真、蕪蒸しで使われた器ですが 「古伊万里」 とのことでした。


その点、「如雲やま内」のコストパフォーマンスは素晴らしいものがありますね。大将の 「お金をかけられないぶん、手間暇をかける」 といった言葉に頷けます。最近、いろんな知人に勧めているのですよ(笑)

「八泉」 の大将や女将にも 「是非、行ってこい」 と「やま内」 の名刺を渡しておきました(笑)

写真の御椀、素敵ですね。出汁味も思い出せます。私どもに白子は 「猫に小判」 ですが(笑)

みみんさんには、「青山指月」 よりも 「八泉」 に行って欲しいなあ〜


Re: 指月 - みみん 2010/01/19 (Tue) 01:59:05

>「気楽に美味しいものを食べる」 には最高の店かもしれませんが、「気楽に食べに行く」 には料金が高すぎる(笑)


確かにその通りです^^;

一泊二食なら、高いと感じなかったけど、青山で食事だけとなると、もっと他を探してしまいますね。

でも器は素敵です♪
古伊万里の藍色の深さがなんとも美しいですね。


>「青山指月」 よりも 「八泉」 に行って欲しいなあ〜

はい、私も是非そうしたいです@^^@
初めて行く旅館で冒険するより、名古屋のホテルに泊まって「八泉」に行ったほうが内容が全然濃いですよね♪


http://abita2000.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=3782061

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コメント [原発・フッ素15] 東京都の高レベル放射性廃棄物の行方 <3.11原発事件ですべてが変わってしまった> 東京電力放射能拡散中
06. 2011年8月03日 19:55:46: cc0tU9OXUo
栃木県だけど・・・・・・
絶句!
まぁ福島の隣だからしかたないのかも・・・・・
http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/226.html#c6
記事 [ニュース情報8] なぜ…都内の川で魚1000匹大量死 数百匹を回収
(08/02 16:51) テレビ朝日

http://news.tv-asahi.co.jp/news/web/html/210802030.html

 都内の川で大量に死んでいた魚の回収作業が行われました。

 東京・大田区の呑川で1日、およそ1000匹の魚が死んでいるのが見つかりました。これを受けて、大田区の職員らは2日午前9時すぎから作業用の船で網を使って浮いた魚をすくい取り、ヘドロにまみれた体長5センチから15センチのボラやコイ、数百匹を回収しました。水質検査の結果、有害物質は検出されず、先月末の雨で川底の泥が巻き上げられ、水中の酸素が不足したのが原因とみられています。

http://www.asyura2.com/09/news8/msg/580.html

コメント [原発・フッ素15] 〔危険〕福島第一原発は遂に「最悪の事態」に陥りつつある可能性(低気温のエクスタシー) いよいよ破滅が始まったのかも?! スカイキャット
16. 2011年8月03日 19:58:08: gT7RlRbStI
武田ブログの言う
「おそらくは「原発がまだ収束していない」といういいわけを使って、除染を遅らせている」可能性に注意しましょう。
危ない危ないと言い続ければ、除染も復旧もはじめなくていい。
そのうちに、今度は除染は手遅れと言い出す。
無人の地が勿体無いから、核燃料の最終処分場を福島第一近辺に作りましょうと言う話が沸いてでる。
もはや地元ですらない地元の首長が金目当てにその話に飛びつく。

核燃料の最終処分場が出来て万々歳。核燃料サイクル絶賛推進中。トリチウム大量放出とあいなる。

 無自覚に煽る危険厨が、原発推進の尖兵を勤めるというわけです。最近、テキトーに逃げろ逃げろと煽る連中にも、原発推進の手先が入り込んでいたり、ね!
http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/214.html#c16

コメント [原発・フッ素15] 1号機原子炉頂部ガス用ベント管設置は平成20年(2008年)秋:誤解も見られるベント(とくにドライベント)に関する補足 あっしら
02. 2011年8月03日 19:59:05: c0FbhHZ2vo
「原子炉圧力容器から直接排出するベント」だって。これじゃ大気圏内核実験だろう。究極の野焼きだ。
http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/243.html#c2
コメント [原発・フッ素15] [福島原発] 「工程表」は完全に破綻 「即死」する10シーベルトの衝撃 (日刊ゲンダイ)  赤かぶ
05. 2011年8月03日 20:01:41: iQinVlOl1c
排気筒であれば原子炉下の地中から湧き上がる蒸気に含まれる放射性物質が濃縮されて溜まったという説も考えられるな。ニゴー・サンゴーの排気筒も調べた方がいい。
http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/240.html#c5
コメント [マスコミ・電通批評12] [茂木健一郎と池田大作の往復書簡](阿修羅コメント) | 茂木健一郎「韓流のどこが悪い」 フジテレビ「不視聴」を批判 極楽とんぼ
10. 2011年8月03日 20:02:49: TUPxsc98ho
09さん、
> 小沢さんは外国人参政権に熱心でしたよね。
> 小沢さん擁護がマスコミの在り方を問題に思ってならいいのですが、
> 今回の、「韓流のどこが悪い」 を見てしまうと、、

何をおっしゃっているのかさっぱりわかりません。
あなたの意見は何なのですか? 日本語をもっとわかりやすくお願いします。
http://www.asyura2.com/11/hihyo12/msg/177.html#c10

コメント [原発・フッ素15] 福島原発の10シーベルトを考える  武田邦彦  赤かぶ
13. 2011年8月03日 20:03:01: qikkmQWEdw
数字のお遊びして、ただ社会的には影響ありません、っていうのがなんとも子供っぽい思考だよね。まあ、正論も言う事があるので武田さんを全否定はしませんが、この人はやっぱりほんまでっかTVで面白い事言ってる時が一番かがやいて見えるな。
http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/231.html#c13
コメント [自然災害17] [不気味!] 静岡で震度5弱 東海地震の前触れか? (日刊ゲンダイ)  赤かぶ
07. 2011年8月03日 20:05:14: pblUrHorNQ
コテ造と天使さんの毎日
これをググってチェックよろ。
http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/493.html#c7
コメント [お知らせ・管理20] 海幸彦さん、板違いです。板選定ルールをご理解いただけるまで投稿可能数を0にしておきます。 管理人さん
05. 管理人さん 2011年8月03日 20:06:02: Master
島唄 さん、投稿規定をご理解いただけるまで投稿可能数を0にしておきます。
http://www.asyura2.com/10/kanri19/msg/765.html
http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/191.html#c5
コメント [原発・フッ素15] [福島原発] 「工程表」は完全に破綻 「即死」する10シーベルトの衝撃 (日刊ゲンダイ)  赤かぶ
06. 2011年8月03日 20:07:21: 6PjF3RL2Xs
どうせ、だれもその通りに出来るなどとは、はなから思っていなかった行程表でしょう?いよいよ、恥も外聞も、(みみっちい損害にも)こだわっている場合ではなくなってしまったのだから、正直にすべてを公表して、世界中の専門家の知恵を借りて、もっと現実的なものに練り直してほしい。
http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/240.html#c6
コメント [原発・フッ素15] 福島中通り汚染は広く深刻、国は学童疎開を (団藤保晴ネットジャーナリスト BLOGOS) しゅっぽ
01. 2011年8月03日 20:09:23: c0FbhHZ2vo
このままでは山下により20年ほどかけて、疫学的調査のモルモットにされるだけ。核事故との因果関係を立証して解っても、モウ遅いのだ。学問成果を欲しいだけなんだ。更に臨床治療の検体にされる前に逃げ出せ。どちらも客体にされる前に拒絶して逃げ出せ。国県は御前達の命のことなど、少しも考えていないのだから。
http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/244.html#c1
コメント [自然災害17] 「千年に一度の巨大地震の世紀」首都圏直下型や3連動型の可能性も(産経新聞) BRIAN ENO
01. 2011年8月03日 20:10:56: EszHBBNJY2

どうなんだろうね。地震の余地だけはできないからな。
ただ、地殻が大きく動いているのは実感できる。そこは皆同じ思いだろう。
年内にもう一発大きな地震が日本のどこかで起きそうで怖い。


http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/494.html#c1

コメント [原発・フッ素15] 肉牛農家、賠償求め東電に抗議 牛2頭連れ「モー許さない」(北海道新聞) BRIAN ENO
02. 2011年8月03日 20:11:02: rWmc8odQao
孫崎享氏
「メディアさん、もういいかげん、「風評被害」という言葉を止めたら。根拠ある実害の被害なのだから。」
https://twitter.com/#!/magosaki_ukeru/status/98515484022018048

「放射能公害」でよいのでは?
まだ電事連に気をつかうマスゴミたち。
http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/238.html#c2

コメント [Ψ空耳の丘Ψ59] 明日のお天気: 人工豪雨・人工落雷でしょう 海幸彦
10. 海幸彦 2011年8月03日 20:11:22: jY0c1QUHK1KaM : vA4gTy2yFs
そう。

30%の日、じゃなくて30%の時。
http://www.asyura2.com/10/bd59/msg/805.html#c10

コメント [自然災害17] [不気味!] 静岡で震度5弱 東海地震の前触れか? (日刊ゲンダイ)  赤かぶ
08. 2011年8月03日 20:11:58: qqzJfkZLdY
東日本大震災のときの全震は3月9日の震度5ですがその前後の
弱い地震の数の多さは半端ではありません。
ですから東海地震を疑うにしてもそういう根拠が明確に出ない内は
単発的な地震である可能性が強いと思います。
個人的には一年でそう巨大な地震が幾つも起るとは思えません。
どうでしょうか?
http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/493.html#c8
コメント [お知らせ・管理20] 吐息でネット右翼さん、200文字未満の投稿規定違反です。ご理解いただけるまで投稿可能数を0にしておきます。 管理人さん
01. 吐息でネット右翼 2011年8月03日 20:12:05: fq6z4wyhxyxZg : D5a2RdDBpg
これは私が投稿したあとで記事が「差し替え」になったようです(最終更新:8月2日(火)20時51分)


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110802-00000105-jij-soci

1号機で5シーベルト以上=屋内で最高、原子炉調査に支障―「ベント」原因か・福島

時事通信 8月2日(火)17時58分配信

最終更新:8月2日(火)20時51分

 福島第1原発事故で、東京電力は2日、1号機原子炉建屋2階の空調関連室の放射線量をロボットで測定したところ、最高で毎時5シーベルト(5000ミリシーベルト)以上だったと発表した。屋内の測定値では、6月3日に同建屋1階で測定された4シーベルト(4000ミリシーベルト)を上回りこれまでの最高。東電は同室を立ち入り禁止とした。
 同室には原子炉格納容器の圧力を逃がす「ベント」の配管と、非常用ガス処理系配管との合流点があり、1日に屋外で最高の毎時10シーベルト(1万ミリシーベルト)以上が測定された主排気筒との接続部分の上流に当たる。主排気筒と同様に、東日本大震災翌日のベントの際に放出された高濃度の放射性物質が付着したと考えられるという。 

http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/207.html#c1

コメント [原発・フッ素15] [福島原発] 「工程表」は完全に破綻 「即死」する10シーベルトの衝撃 (日刊ゲンダイ)  赤かぶ
07. 2011年8月03日 20:12:44: EszHBBNJY2

燃料棒ってウランの粒子を固めたものだから、吹き飛んだ時は粒子状で吹き飛ぶ。

http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/240.html#c7
コメント [原発・フッ素15] 東京電力、鹿島火力発電所にガスタービン緊急設置、東京ガスはパイプライン建設 ダイナモ
04. 2011年8月03日 20:15:10: mclh5VBPCU
電力会社は、ガス火力発電はガス会社に任せ、自らは地熱発電に力を入れよ。
http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/222.html#c4
コメント [原発・フッ素15] 「福島第一原発敷地内で地割れ、黒い蒸気噴出」 −低気温のエクスタシーbyはなゆーもう絶対に収束は無理だ 民兵
48. 2011年8月03日 20:21:33: I93K3ftoTo
工作員たちは 真っ先に逃げ出すんだろうな。

チキン。
http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/216.html#c48

コメント [原発・フッ素15] 牛肉だけじゃない 「いま福島県で起きていること」 新聞・テレビがパニックを恐れて 報道を自粛する (週刊現代)  赤かぶ
49. 2011年8月03日 20:25:21: 8c5qDUJ4Qg
この時期にとんでもない発言をするおバカがいる。週刊朝日8/5号 田原総一郎のギロン堂 原発がかわいそうに思えてならない理由 よくもつけたタイトルである。このコラムで田原はあからさまな原発擁護論を展開する。
原発の推進派と反対派がむちゃくちゃな事をして今日のこの重大の結果を招いた、とし、あたかも中立であるふりをしながら「脱原発ブームには、あとの処理の大変さを考えない無責任さを感じざるを得ない」と一方的に反対派を批判して終わる。
田原は今までの推進政策のずさんさ、強引さといった事には目を向けもしない。そして今の東北、関東地区の深刻な食糧汚染の実態をまるで考慮に入れない。
先月の朝生では牛肉汚染は心配ないとパネリストに言わしめ、そこで討論を終了できたことに満足そうであった。要するに田原にとってそんな被害は微々たるものなのだろう、それよりも与謝野であるとか、経団連米倉であるとか、彼らの権益の方が大事なのである。

http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/143.html#c49
コメント [原発・フッ素15] 「福島第一原発敷地内で地割れ、黒い蒸気噴出」 −低気温のエクスタシーbyはなゆーもう絶対に収束は無理だ 民兵
49. 2011年8月03日 20:26:37: 2Bu0aLxbFA
地下に巨大な熱源!!

これで地熱発電できませんかね。
http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/216.html#c49

コメント [原発・フッ素15] 「福島第一原発敷地内で地割れ、黒い蒸気噴出」 −低気温のエクスタシーbyはなゆーもう絶対に収束は無理だ 民兵
50. 2011年8月03日 20:29:50: gT7RlRbStI
福島県浜通りは 沖合いに寒流があるため、春から夏にかけて非常に夜霧の出やすい土地です。真夏の真昼間のカンカン照りに、海岸線からほんの数百メートルだけ、先行車が見えないほどの濃霧が発生することすらあります。近隣のアメダスで湿度を見たり、濃霧注意報の発令頻度を見れば、少しは状況が理解できるでしょう。
http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/216.html#c50
コメント [原発・フッ素15] 菅政権は子どもたちを見殺しにしつつあります (生き生き箕面通信)  赤かぶ
05. 2011年8月03日 20:29:59: AqeBQxOpCs
福島20mSvを是認した、文部科学省の大臣 木 義明、副大臣 笹木 竜三、鈴木 寛 政務官 林 久美子、笠 浩史も殺人計画の実行者に追加。
http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/227.html#c5
コメント [原発・フッ素15] [福島原発] 「工程表」は完全に破綻 「即死」する10シーベルトの衝撃 (日刊ゲンダイ)  赤かぶ
08. 2011年8月03日 20:31:34: tUmLmmqu0Y
>03 hMSQ53G7t6
また出たな
ノータリン原発推進工作員
http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/240.html#c8
コメント [原発・フッ素15] 動画:雲隠れした「プルトニウムは飲んでも安心」の大橋弘忠たっぷりとプルトニウムを飲ませたい男=@「日々担々」資料ブログ 極楽とんぼ
92. 2011年8月03日 20:32:42: mu9eX27w1M
 
 1997年7月オブニンスクの医学放射線研究センター(MRRC)のロシア・ブリャンスク州高放射能汚染地区へのフィールドミッションに参加した。笹川記念保健協力財団のチェルノブイリ医療協力事業の一環である。モスクワから南西90キロメートルに位置するこの都市は、日本では「つくば」に相当する旧ソ連の科学都市である。街の壁には、アインシュタインの有名な式(E=m×cの2乗:質量に光速度の二乗を乗じた値はエネルギーに等しい)が大きく描かれている。なお、1954年に世界初の原子力発電所がこの地に誕生している。

 このミッション参加者の内訳はMRRCからステパネンコ博士、コンドラショー博士、シャフターリン博士ら7名、科学工業ユニオン・タイフーンから事故直後に現地調査をしたスニコフ博士、モスクワの生物物理学研究所からヨウ素129の調査のための土の採取にガブリーリン博士、ブリャンスクダイアゴナスティックセンターからアレクサンドル博士、イズベスチヤ紙の記者チェチェン氏、そして私の総勢12名である。4個のスペクトロメータを搭載したモービルラボを含む3台の車で、7月18日朝9時にオブニンスクを発ち、南西方向に約400キロメートル離れた町クリンシーへ向かった。このミッションは、その前年に原医研に客員教授として招待されていたステパネンコ博士からの提案がその発端だった。彼から、ロシアで最も汚染した村ザボリエの話を聞いた私は、その調査の機会を心待ちにしていた。

 私のねらいはチェルノブイリ事故からのフォールアウトで高レベルに汚染した居住制限地区の被曝線量調査である。

 途中ブリャンスクダイアゴナスティックセンターに立ち寄り、ドロホフ博士から現地の甲状腺がんの疫学的状況の説明を受けた。土壌汚染の少ない地域でも、甲状腺がんの発生が少なくないと言う。その晩クリンシーに到着した。

 ウエートホテルを基地として日帰りの現地調査が翌日からはじまるのだが、私がこれまで経験した、旧ソ連のホテルの中でも最もレベルの低いものであった。9泊の滞在中に、シャワーの湯は二晩しか供給されなかったし、部屋は一度も掃除されなかった。支配人は私たちに挨拶に来てベストを尽くすと言ったにもかかわらず、他のロシア科学者たちも同様な悪印象をもったようだ。

 バザールで魚の燻製(くんせい)、野菜、西瓜、チーズ、豚肉などの食料品を調達した後、11時45分に出発。ザボリエ村の6キロメートル手前、眺めのすばらしいマカリチの丘の上で昼食休憩。毎時0.36マイクロシーベルト。この場所で、前年の厳戒管理区域での調査で校正した検出器を用い、セシウムの地表面汚染密度のその場測定を試みた。

 セシウム137が放射するガンマ線を直径2.5センチメートル、長さ5センチメートルのヨウ化ナトリウムの結晶で検出する。その一秒間当たりの計数と汚染密度との関係を既に求めているので、その計数を測定することから、未知の土地の汚染密度を知ることが可能である。液晶画面を有するスペクトロメータと称するノートサイズの装置にガンマ線のデータを記録し、それを信号ケーブルでつないだノートパソコンへ読み込む。このパソコンで汚染密度が計算できるようにしてある。測定に3分、計算に2分で、結果が出せる。

 その場でのセシウム137放射能の測定結果は平方メートル当たり316キロベクレルだった。この迅速な評価にロシア科学者たちの関心が集まった。今回が、オブニンスクの科学者たちとの最初の合同調査である。

 昼食を終え、いよいよ厳戒管理地区・ザボリエ村へ移動。レンガ造りの旧織物工場の壁からドリルで直径5センチメートルのレンガ試料をくりぬいた。その近くでその場測定した結果は、セシウムの汚染は平方メートル当たり5.1メガベクレル、線量率が時間当たり3.9マイクロシーベルトと確かに高い値だった。

 その廃工場の前の草原で、村のウシャコフさん(40歳)が草刈りをしていた。日に焼けた筋肉質の男性。そこでチェルノブイリという名の、丈50センチメートル程の真っ直ぐに伸びた先に小さな花を見た。群生せず、一本のみが、ひっそりと咲いていた。

 その後、旧養鶏場へ移動した。そこも同様に高濃度に汚染していた。セシウムの汚染は平方メートル当たり6.3メガベクレル。

 ウシャコフさんをマカリチの川辺へ連れていき、車に搭載した機械で体内放射能量を測定した。セシウムの全身量は10万ベクレルだった。この放射能は筋肉組織に分布し、ガンマ線を放射する。彼の場合、これによる年間の内部被曝線量を3ミリシーベルトと推定した。

 小川には近くに放牧された牛たちが水を飲みに来るため、糞が多数あった。それを踏まないように気をつけながら、私たちはパンツ1枚で水浴を楽しんだ。小川での水浴は最高。ロシアのアルブス(西瓜)もうまい。この時、マカリチで入手したウォッカを喉の奥に入れた。クリンシーのホテルの風呂には湯がないので、その後毎日、小川が風呂代わりとなってしまった。風呂好きの私は、毎日、動物の糞を踏まないようにと願った。

 チェルノブイリ事故後、1989年にザボリエなどの村の住民は退去することになったが、そのまま居残った人たちがいる。20時、ウシャコフさんの家を訪れ、家の内外の放射線を測定させてもらった。彼の家の外の線量率は毎時2.9マイクロシーベルトだが、中は外からの放射線が壁で遮蔽されているため約4分の1と低かった。家で12時間、屋外に12時間いるとし、彼の1年間の外部被曝を推定すると、およそ14ミリシーベルトになる。この量は日本と比べると約10倍だ。セシウムに汚染した村に暮らすウシャコフさんは、内部被曝の3ミリシーベルトと合わせて、総被曝線量は年間17ミリシーベルトと推定した。

 家の玄関先の日陰には長椅子が置かれ、彼のお母さんや近所の老人たちが腰掛けた。日本や広島の話をした。「広島では何人が亡くなりなしたか」と聞かれた。「1945年の12月までに市民14万人が死亡したが、今は完全にきれいになり、復興しています」と伝えた。

 前年ベラルーシで苦い思いをしたので、今回はポラロイドカメラ用意していた。この村には、電気、電話はないし、もちろん写真店も存在しない。いっしょの写真を撮り、それを渡すと大層喜ばれた。帰りには、籠いっぱいの新鮮なキノコをもらった。21時40分村を出た、日没。

 ウシャコフさんがこのゾーンで今後50年間暮らした場合、チェルノブイリ事故起因の外部被曝線量を推定すると269ミリシーベルトになる。
体内のセシウム137放射能量から推定される50年間の内部被曝は72ミリシーベルトである。したがって推定総被曝線量は341ミリシーベルト。なお、放射線被曝した歯のエナメル質の電子スピン共鳴測定から、ステパネンコ博士のグループが評価した1986年から1996年の外部被曝線量は180ミリシーベルトであり、1年間当たりでは平均18ミリシーベルトであった。一方、スニコフ博士は事故直後に、ザボリエのある地点で、被曝線量を、1986年から1990年まで住み続けたと仮定した場合で、より大きな値である1000ミリシーベルトを、1990年から2060年まで住み続けた場合で400ミリシーベルトと推定している。しかしこの調査の後、彼は亡くなってしまったので、この違いを今となっては、議論できない。

 これに対し日本で毎年、胃と胸部のX線集団検診(1回4および0.3ミリシーベルトの被曝)を50年間続けると、自然放射線による被曝も含めて290ミリシーベルトの線量になる。一方、ザボリエ村のセシウム137の残留放射能密度の最大値は、1平方メートル当たり6.3メガベクレルだった。したがってセシウム放射能汚染密度が日本の場合の約1000倍以上高いにもかかわらず、被曝線量の今後に関してはザボリエと日本との間には大差はないことになる。

 ホテルでの食事は、科学者チームによる自炊だった。各自1回は調理するとのことで、私も一度皆の希望で日本食を用意することになってしまった。そこでNHKの番組「男の料理」でみたある俳優のキャベツ料理を思い出した。それは、1個丸ごとのキャベツと、豚肉を使った単純なメニューだった。もちろん、この料理は私にとって、これが最初の試みだ。

 幸い韓国製の醤油を、ロシアの友人がバザールで調達してくれていたので助かった。本当は日本酒も必要なのだが、ないので代わりに皆が好きなウォッカを用いた。砂糖に醤油、それにウォッカを混ぜたソースを、鍋の具にかけたとたん、ロシア人たちの目は点になった。今晩の食事をあきらめた顔をしたように見えた。彼らロシア人は決して、ウォッカを料理には用いないと後で聞いた。20分くらい煮込んで、まだかまだかと待たせた後、各自の皿に盛り付け、食事開始。おっかなびっくりの彼らだったが、とたんに皆明るい顔になって「クスナ(美味しい)」と言ってくれた。

 さて、本日ザボリエ村でいただいたキノコは、チーム一の料理人がフライパンで炒めてくれた。せっかくだから、ロシア一の汚染村からのキノコを食べる前に測定することを提案した。スペクトロメータの液晶画面にセシウムの存在を示す大きなピークを見た。1個当たり約1000ベクレルのキノコは好い味だった。「オーチンクスナ(大変美味しい)、トースト(乾杯)」

 翌朝、早速自分の体内放射能量を自ら、ホテル室内で測定した。1インチサイズの検出器は、人体測定用に校正してきていた。これにより、世界のどこでも測定ができるようになっている。今回の自分の体の測定が記念すべき最初の使用だった。その結果、私の体に4キロベクレル(=4000ベクレル)のセシウムが取り込まれたことが判明した。これによる内部被曝の推定は0.04ミリシーベルトである。これが、携帯型測定器による放射能全身測定のはじまりであり、かつ自分自身の体を用いた人体実験のはじまりでもあった。

 翌朝から開始した自らの体内に含まれる放射能セシウム137量の経時変化の測定は帰国後も続いた。その結果は、初期の4日間で半分になり、その後104日で半減するように徐々に排出されていった。現在は検出されないくらいにまで減少している。セシウムは取り込まれた後、全身の筋肉組織に均等に分布し、私の例のように少しずつなくなる。この代謝によって半減する期間を、生物半減期と言う。セシウム137の物理半減期30年に比べると、その生物半減期は成人の場合約100日とかなり短いことがわかる。放射能セシウム137は全身分布とこの短い生物半減期のため、造血器官に近い骨に沈着して生物半減期の長いストロンチウム90やプルトニウムと比べ危険性は相対的に低い。

 今回の10日間の調査が原因の私の被曝線量は内外被曝合わせて、約0.3ミリシーベルトと推定した。この量は日本で実施されている胃のX線集団検診による被曝線量4ミリシーベルトの10分の1以下である。胃の撮影が瞬時の被曝に対し、少しずつ受けた被曝、すなわち低線量率の継続的被曝である。被曝量が同じでも、この低線量率や分割被曝の場合のリスクは低い。

 ロシアの兄弟作家アルカディ・スツルガフスキーとボリス・スツルガフスキーのSF小説に「道路の近くでピクニック」がある。宇宙人が地球のある地域に来た。そこではいろいろな怪奇現象が生じ、国連軍はそこを立入禁止地区とした。自分の科学的興味と人々のために、自らの健康障害も顧みない科学者たちがその地を調査した。そのような科学者・研究者をスタルケルという。

 1999年9月下旬、ステパネンコ博士チームのベラルーシのゴメリ・ホイニキ郡へのミッションに参加した。これは、チェルノブイリ笹川医療協力プロジェクトが診断した、甲状腺ガンとなった子どもたちの甲状腺個人線量精密評価プログラムである。

 ゴメリでは、ベラルーシ放射線医学研究所ゴメリ支所長のシェブチュック博士の協力を得て、ホイニキ郡と30キロメートルゾーンの調査を実施した。調査項目は、甲状腺ガンになった子どもの両親への面接、本人のホールボディーカウンティング、周辺土壌の採取の三点。

 9月30日 ヴィッチ村へ向かう途中、ラジオ放送で「タカイムラでの核事故」
のニュースを聞いた。「タカイムラ?」は東海村のことだった。ベラルーシの大統領は、「いつでも日本への緊急支援をする用意がある」と声明した。

 10月1日 許可が得られ、制限区域へ入る。途中、勢いよく駆ける数頭のイノシシを見かける。住民がいないので、繁殖しているらしい。獰猛で危険だ。

 14時マサニ放射線調査基地へ到着。1990〜97年の間、この地区で働いたヴィクトル・N・フェドロフが、この施設を建設した。2名の調査員が、2週間交替で、常時配置されているという。正に、厳戒管理地区に暮らす、勇気あるスタルケルたち。

 主任のススコフさんに周囲を案内してもらった。周辺は毎時10マイクロシーベルト、その場測定の結果、セシウム137は平方メートル当たり8メガベクレルの汚染地であった。森の各樹には白いペンキで番号が付けられている。長期間の生態系を調べるための、ひとつの監視対象となっている。

 苔の生えたフィールドで、比較的大きなキノコ38グラムを見つけた。ホテルに持ち帰り、測定した結果、キノコのセシウム137放射能は1.2キロベクレル、キログラム当たりでは33キロベクレルとかなり高いレベルに汚染している。

 地表面で、プルトニウムの微粒子ホットパーティクルを見つける目的で、アルファカウンティングをした。プルトニウム粒子は重いので、爆発した原子炉周辺のこのゾーンの外へは、ほとんど漏洩していないことがわかっている。そこで、この4号炉から10キロメートル程度しか離れていないマサニにならば容易に発見できると信じた。この一帯は、プルトニウムの汚染が、平方メートル当たり3700ベクレル以上と報告されている。しかし、アルファ線を多数放射する粒子は見つからなかった。2箇所で捜したが、計数はゼロだった。厳戒管理地区の外のホイニキ郡でも同様な測定をした結果の最大値は、毎分5カウントだった。

 作業終了後、スタルケルドーム(家)で、ウォッカを飲みながら、ススコフさんと汚染地での調査について意見交換した。汚染調査の意味、環境の回復、再定住などについて。将来、私もこのドームを基地として調査したい。

 チェルノブイリ発電所事故による核災害における公衆の放射線被曝の特徴は次のようにまとめられる。

@核反応が暴走した原子炉では水蒸気・水素爆発後の黒鉛火災にともない、環境へ莫大な量の放射性物質・約2エクサベクレルが放出された。事故時の急性放射線障害で、線量レベルA(4シーベルト以上)となった運転員および消防士28人が死亡した。

A半径30キロメートル以内の住民9万5000人が事故翌日から7日後にかけて緊急避難し、被曝線量の低減化がはかられた。しかし住民の最大被曝線量は、750ミリシーベルト、甲状腺線量は、数グレイ(=数シーベルト)に達していると推定されている。放射性ヨウ素に汚染した牛乳を飲むことが主な原因で、子どもたちの甲状腺の線量が高くなった。WHOの2002年までの調査では、総数4000人の小児が甲状腺がんになったが、治癒率が高く、死亡したのは15人であった。

B長半減期の放射性物質により広範囲にわたって地表面が汚染し、特に放射性雲が通過中に降雨した土地には、セシウム137の残留汚染が顕著である。ロシア、ベラルーシ、ウクライナの3カ国で、平方メートル当たり555キロベクレル以上に汚染した面積は1万300平方キロメートル(東京都の面積の4.7倍)であった。

C一部を除いた30キロメートル圏やセシウム137の汚染が平方メートル当たり1480ベクレル以上(年間線量5ミリシーベルト以上)の土地は厳戒管理地区と指定され、居住は公的には許可されていない。なお、事故後10年以後の年間被曝線量は、日本の医療検査線量と大差はないレベルである。

Dこの地区には、自らの意思で暮らす成人たちがいるので、長期にわたる調査と復興に向けた支援が必要と考える。

 放射線防護学の研究グループの体験記

 2011年3月11日、宮城県沖を震源とする巨大地震が発生し、女川および福島の原子力発電所が大津波に襲われたが、原子炉は自動停止した。しかし、福島第一原子力発電所では冷却ポンプが故障し、炉心が高温となり水素爆発となった。環境へ放射性物質が漏えいし、20キロメートル圏内で避難した。日本では軽水炉であり黒鉛炉ではないため、チェルノブイリのように黒煙火災にともなう大量の放射性物質の放出による公衆の高レベル放射線被曝にはならない。

 福島第一原子力発電所(2011年の場合)

@地震P波を検知し核反応が自動停止したことにより原子炉の暴走破壊はなかった。そのため、半減期の短い放射性物質の危険な大量漏洩はなかった。半減期8日と短い放射性ヨウ素の周辺住民の甲状腺線量はチェルノブイリと比べて圧倒的に低く、甲状腺がんはない。

A原子力運転員の急性放放射線障害もなく、線量はレベルC:0.1〜0.9シーベルト(=100〜900ミリシーベルト)以下。

 放射線防護学研究グループ談


http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/173.html#c92

コメント [原発・フッ素15] 電力5社、経営陣が動員関与…会社ぐるみ常態化(読売新聞) BRIAN ENO
01. 2011年8月03日 20:33:29: czgXAEQpzY
読売新聞の世論調査と同じだよ。

・首相にふさわしい人のアンケート
・原発を今後の運転するのに賛成の人が過半数
・消費税増税に賛成の人が過半数

すべてやらせの数字。

http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/232.html#c1

コメント [原発・フッ素15] 仙台で給食に“セシウム牛”!市は影響ないというが… (zakzak)  赤かぶ
02. 2011年8月03日 20:34:45: iQinVlOl1c
セシウムってガンマ線が凄いらしいぞ。子供たちには酷だと思わないのか。
それに原子炉の中にはセシウムと同量のストロンチウムがあったはずだと広瀬隆氏は指摘する。
http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/241.html#c2
記事 [自然災害17] 概ね1分でわかる、(属国離脱への道)の人工地震ネタの捏造
http://qualitysaitama-blog.at.webry.info/201104/article_40.html
まずは地道にスタートだが、いずれ「311人工地震テロ」という言葉を踊らせてやる。

http://qualitysaitama-blog.at.webry.info/201107/article_42.html
実家に帰った折り、近所の知り合いから聞き込んだ話。
取引先の営業から伺った話。あるクライアントを訪問するごとに社長さんが、
「311はアメリカの仕業で、すべてが仕組まれたもの」から始まって、
要するに「NWO」的なことをいろいろ話してくれるのだとか。

下準備をしておく(と言っても誰も見た読んだという報告はない、埼玉なら一人くらいいそうだが。)
伝聞という形で広まっていっていると騙る。
結果:単純思考の「東北太平洋沖地震は地震兵器による攻撃だ」論者大喜び。

この自称フリーのライター・編集者のネタ捏造に引っかかってるのか
本人なのか、工作員のレッテル貼りに奔走する阿修羅が哀れでならない。
http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/495.html

コメント [お知らせ・管理20] 吐息でネット右翼さん、200文字未満の投稿規定違反です。ご理解いただけるまで投稿可能数を0にしておきます。 管理人さん
02. 吐息でネット右翼 2011年8月03日 20:38:25: fq6z4wyhxyxZg : D5a2RdDBpg
ヤフーニュースの場合だと重大事件の第一報(速報)は200字以内の短文であることもあるので、投稿規定の見直しといいますか柔軟な運用が望まれます。
http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/207.html#c2
コメント [自然災害17] 「千年に一度の巨大地震の世紀」首都圏直下型や3連動型の可能性も(産経新聞) BRIAN ENO
02. フシギ空間 2011年8月03日 20:40:20: OmtZW.QhVGmO2 : ShfEr8YtB6
>千年に一度の巨大地震の世紀
タイトルに違和感覚えないのか?産経新聞
http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/494.html#c2
コメント [原発・フッ素15] 敦賀原発増設、絶対に必要…敦賀市長が強調 尾張マン
22. 2011年8月03日 20:43:16: gT7RlRbStI
ひとたび事故となれば、半径100km以上の広大な土地の農林水産業は衰退し、資産は暴落。商工業もいずれ衰えて、故郷はただただ荒廃する。数万人が流浪し、残った100万人も子々孫々まで、「寄るな、消えてしまえ、放射能を撒き散らすな。」と罵られ、差別される。

そうなりたくないと思うのなら、隣接する県、市町村は敦賀市長を吊るし上げて、これ以上の妄言を絶対に許してはならない!
http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/197.html#c22

コメント [原発・フッ素15] 「福島第一原発敷地内で地割れ、黒い蒸気噴出」 −低気温のエクスタシーbyはなゆーもう絶対に収束は無理だ 民兵
51. 2011年8月03日 20:43:52: mu9eX27w1M
どうでもいいけどいつになったら、東京で私が持っている線量計の数値が、毎時0.1マイクロシーベルト前後から急激に上がるんだろうね。
http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/216.html#c51
コメント [原発・フッ素15] (重要) 福島第一原発事故 恐るべき事態進行INES-10か (olive!news) 七転八起
70. Ryukyuan.isao-pw 2011年8月03日 20:44:10: YrP2vZDuHZBQs : 9MkipmvZoc
もう少し冷静に現実を見て考えましょう。
3号機の場合は核燃料の大部分はメルトアウトで建屋地下の高濃度汚染水の底まで落ちて結果的に再臨界が防がれていると思います。
http://isao-pw.mo-blog.jp/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2011/07/12/photo_5.gif
★福島原発の悲惨な現実を直視せよ!
http://isao-pw.mo-blog.jp/isaopw/2011/06/post_5088.html
★福島原発特攻隊!戦略無き大本営の無責任!
http://isao-pw.mo-blog.jp/isaopw/2011/07/post_5a5f.html
★福島県の半分は放射能汚染が危険なレベル
http://isao-pw.mo-blog.jp/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2011/06/26/photo_2.gif
★早川由紀夫の火山ブログ 放射能地図(改訂版)
http://kipuka.blog70.fc2.com/blog-entry-397.html
★福島原発、総力を挙げて汚染拡散防止を!
http://isao-pw.mo-blog.jp/isaopw/2011/07/post_3abf.html
東電の公表した最新のデータを見ると各号機毎の独立した循環冷却回路構築には未だ未だ解決すべき課題が残っていますのでステップ1で達成される予定の安定的な冷却の目処が立ちません。
現状は高濃度汚染水浄化システムで何とか循環冷却に回して汚染水の増加を防いで海への流出が食い止められていますがキュリオン、アレバのシステムは肝心な部分がブラックボックスで改良出来ませんので何時まで経ってもトラブルが頻発して稼働率が安定しません。
政府が東電本社を通じて押し付けた米仏連合システムに頼らず現場が求めた様に国内企業連合のオールジャパンで取り組んだ方が実績は無くても経験を積み重ねて行けば試行錯誤を繰り返しても結果的に合理的で信頼性の高い安定したシステムが構築された筈です。
今後の課題としては1号機と2号機では冷却に注水された水が格納容器と圧力抑制室の連結部周辺から漏水して地下の汚染水に混じるのを防ぐ事が必要です。
3号機の場合は格納容器底部から核燃料物質が漏れ落ちて地下の汚染水の中に沈んでいると考えられますので更に困難な作業が必要です。
地下室の汚染水は3号機だけで9600トン(40x40x6)ですが4号機ともタービン建屋とも通路や配管の経路で連なっていますので汚染水の総量は不明です。

http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/119.html#c70
コメント [原発・フッ素15] 福島第一原発で毎時10シーベルト(1万ミリシーベルト)以上/小出裕章京大助教:想像を絶する数字です gataro
51. 2011年8月03日 20:44:14: 1iusqR2MMQ
32さん。よく読んでください。
10Sv/hをあびたら細胞破壊で元に戻らなくなると言っているのですよ。
だから、10Sv/hをあびたら即死と言う表現は間違いだ。と言っているのです。

28さん、32さんの次の言葉を問題視したのですよ。
>まあ数時間後に人により体調崩すとかはあるけど、


28さん。とんでもないですよ。
>ちがうとこでも書いたが、たとえ時間10シーベルト全身被曝くらってもその日は外見上元気でしょ。まあ数時間後に人により体調崩すとかはあるけど、
JCOでは、亡くなってますよ。
10Sv/hは、細胞が破壊されて元に戻らないですよ。細胞修復不可能で、死んでいくのですよ。
細胞が徐々に破壊して死んでいくのだから、即死という表現は間違いですよね。
http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/182.html#c51

コメント [原発・フッ素15] 10シーベルト超の放射線量(原爆爆心地並み)  院長の独り言  赤かぶ
07. 2011年8月03日 20:44:46: AUAQrtpAkU
10シーベルト「以上」という事は、爆心地と同じ100シーベルトを超えてる可能性だってある、という事だよね?それともそれはあり得ないのか。
「以上」というが、大体どの辺まで考えられるのだろうか。それとも、推測も不可能なんだろうか。これを知った所でどうしょうもないんだけど。
http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/205.html#c7
コメント [自然災害17] [不気味!] 静岡で震度5弱 東海地震の前触れか? (日刊ゲンダイ)  赤かぶ
09. 2011年8月03日 20:46:03: erny5dEGwo
個人的な感覚や意見なんか関係ない。米国の財政破綻がすべての根源
3.11は、ユーロ、ドルが暴落すれば円が強くなりすぎるので、
日本経済を低迷させる必要があったから攻撃されただけ。
すべては経済問題。昔から天変地異はすべて油田屋人が起こしてる。

http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/493.html#c9
コメント [原発・フッ素14] あやしい放射能対策 片瀬久美子 (SYNODOS JOURNAL)  赤かぶ
11. 葛根湯 2011年8月03日 20:46:27: nXhkUQL56gdEE : GLMSzMCNL2
ホメオパシーが日本で問題になったのは、ホメオパシーに傾倒している助産師が乳児へのビタミンKの投与をしないように母親にすすめて、乳児がビタミンK欠乏症候群で亡くなった事件。「ホメオパシーで死者が出た」というと微妙に事実と違う気がする。
マクロビ批判などもあまりにも西洋医学一辺倒の批判であり、欧米でも代替医療的な指向が広がっていることを無視している。
http://www.asyura2.com/11/genpatu14/msg/831.html#c11
記事 [原発・フッ素15] 福島第一原発、敷地内の最新映像 (TBS)  福島第一原発、高放射線量の実態 
福島第一原発、敷地内の最新映像
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4792306.html
http://www.youtube.com/watch?v=wBKXZNpVbTw
03日16:19 TBS

 1日、1時間あたり1万ミリシーベルトという極めて高い放射線量が検出された福島第一原発。JNNは、高い放射線量が出続けている原発敷地内の実態を映し出す最新映像を入手しました。

 先週撮影された福島第一原発の最新映像。JNNが独自に入手しました。山あいの道を抜けると、見えてきたのは2号機です。車内にあった線量計のアラームが突然、けたたましく鳴り始めました。2号機と3号機の原子炉建屋に近づくにつれ線量計の数値はどんどん上がり続けます。

 そして、ついに毎時1ミリシーベルトに達しました。一般の人が1年間に浴びてもよいとされる限度にわずか1時間で達する高い放射線量です。

 さらに、カメラは2号機から1号機へと向かいます。まさに、ここが3日前に特殊なカメラで極めて高い線量のホットスポットが確認された排気筒です。作業員が測定したところ、毎時1万ミリシーベルトを超す桁外れの値が検出された場所ですが、この日は、まだその事実が発覚する前。すぐ側には、復旧作業を進める作業員たちの姿が見えます。

 排気筒につながる1号機の原子炉建屋の中でも、5000ミリシーベルト以上という極めて高い放射線量が計測されました。

 「桁が全然違う高線量なので、ここでの作業は当分難しい」(東京電力の会見 3日午前11時半すぎ)

 ロボットが撮影した映像には、放射線の影響で細かいノイズが走っています。再び先週の最新映像。カメラは、今、福島第一原発で最も重要とされる施設を捉えました。汚染水の処理施設です。

 ホースを持つ作業員が忙しそうに行き来します。入り口の看板には、「高線量のため、関係者以外立入禁止」と書かれています。裏に回ると、ずらりと並んだタンク。そこには緑色の液体が波打っていました。汚染水から放射能を取り除くための薬剤でしょうか。

 カメラが映していたのは、「集中廃棄物処理施設」と呼ばれる建物です。施設の地下には、2号機と3号機から移送された超高濃度の放射性物質を含む「汚染水」が溜まっています。そこから放射性物質を取り除き、浄化した水を再び原子炉の冷却用に注ぎます。

 「水処理施設の稼働率は約63%。期待している処理があまり進んでいない状況」(東京電力の会見 先月27日)

 わずか3か月という突貫工事で作られた水処理施設。復旧のカギを握る心臓部ですが、度重なる水漏れなどのトラブルで稼働率は目標を大きく下回っています。

 そして、カメラは海側へ。再び線量計の数値が上がり始めました。先週の福島第一原発。車内の線量計のアラームが鳴り続けます。3.1、3.8、上がり続ける数値。3号機のタービン建屋の脇で最高の毎時4ミリシーベルトを記録しました。この地下には高濃度の汚染水が溜まっていて、先ほどの水処理施設に移送を続けています。

 今回の映像では、3号機の原子炉建屋やタービン建屋の周辺で高い放射線量が検出されました。この場所は、東京電力が作ったサーベイマップでは「2ミリ程度」とされています。しかし、映像では、車内にもかかわらず、毎時4ミリシーベルトが計測されていました。事故から5か月近く経っても、ホットスポットが新たに見つかるなど、まだ全体を把握しきれていないのが実情です。

 果てしなく続く放射線との戦い。現場で復旧にあたる作業員の環境は徐々に改善されているものの、今回撮影された映像は、高い放射線量が続く厳しい現場の実態を浮き彫りにしています。

福島第一原発、高放射線量の実態
http://www.youtube.com/watch?v=fuaura3PygM&feature=player_embedded#at=37
http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/245.html

コメント [自然災害17] 聖闘士に同じ技は二度と通用しない。これはもはや常識!・・・・・いや誰か宣伝したんですか?一輝23? フシギ空間
09. 日高見連邦共和国 2011年8月03日 20:47:12: ZtjAE5Qu8buIw : qBT3N2bpZM
わははっ。

フシギ空間さん最高!

頑張れ、現代日本のオーベルシュタイン!
http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/490.html#c9

コメント [原発・フッ素15] 10シーベルト超の放射線量(原爆爆心地並み)  院長の独り言  赤かぶ
08. 2011年8月03日 20:49:07: AUAQrtpAkU
03のやり方で測ればいいのかな。なんにしろ、10シーベルト「以上」というのはおおざっぱすぎて不安だ。20なのか30なのか、それとも12なのか。それによって対応だって変わってくるだろう。
http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/205.html#c8
コメント [自然災害17] <新潟・福島豪雨> 地震、原発、今度は大雨… 相次ぐ災厄に住民「こんな目に遭うとは」  産経新聞 愚民党
02. 日高見連邦共和国 2011年8月03日 20:50:52: ZtjAE5Qu8buIw : qBT3N2bpZM
何らかの信仰を持つものなら、”法難”って言葉が思い浮かぶ筈。

現代日本の”業”をこのタイミングで背負ってくれている福島県人すべてに、感謝のと祈りを。

会津はオラの第2の心の故郷です・・・
http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/484.html#c2

コメント [自然災害17] 蝉の鳴かない夏に要注意(梅雨明け猛暑でも蝉が鳴かない?・・怪) /ytaka2011.blog 稲垣勘尚
233. 日高見連邦共和国 2011年8月03日 20:53:01: ZtjAE5Qu8buIw : qBT3N2bpZM

10何年か前もやはりセミが鳴かない夏がありましたね。


http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/468.html#c233

コメント [経世済民72] 円高進行は永久に続く、多額の「ドル売り円買い」は日本自身(民間)だからだ、日本の進むべき道は heiwatarou
04. 2011年8月03日 20:53:49: uKFoqoJusE
>>03
輸出しなくても+−集計で日本には15兆円分のドルが所得として日本にはいってくる、

取引高が多くでも買いが少しでも多く長期間続くと値が吊り上がるものです。
1兆円でも為替介入すると多少は動きます、それを30年も1兆の「ドル売り円買い」を毎月やっているのと同じですから多少の凹凸はあるがトレンドとして円高になりますよ。
だからこのままでは、すなわち経常収支が黒字15兆円もあるようでは、海外の景気が良くなっても、円高は永久に続きますよ。

▼経常収支ゼロになるように輸入超過15兆円を4〜5年も続ければ円安になりますよ、
それとも円高が続くと思うのですか、
http://www.asyura2.com/11/hasan72/msg/607.html#c4

コメント [原発・フッ素15] 「福島第一原発敷地内で地割れ、黒い蒸気噴出」 −低気温のエクスタシーbyはなゆーもう絶対に収束は無理だ 民兵
52. 2011年8月03日 20:54:28: kLDnraPdNs

 広島と長崎に続いて、我が国にとって忘れられない核災害は、1954年(昭和29年)のビキニ被災である。この事件を知らなくても、女性のビキニを知らない者はいないだろう。この名前の由来が、実はこの核実験の世界への衝撃にあるようだ。

 1997年7月に、私は、このビキニ水爆で発生した多量の放射性物質により被曝し、汚染した悲劇の島ロンゲラップを調査する機会に恵まれた。現地調査結果を中心に、現在の放射線状況を報告する。なお、島民たちは、1957年に、米国の安全宣言を受けて一度は帰島したが、その後、放射線を恐れて、1985年に島を脱出した。1998年再定住計画法が米国とマーシャル諸島共和国との間で作成され、それに向けての工事が開始された。

 米国は太平洋のマーシャル諸島において、太平洋戦争終結の翌年である1946年から核兵器の実験を開始した。1958年までの間に、北部のエニウエトック環礁とビキニ環礁で、述べ66回、総出力107メガトン(1メガトン=100万トン)の核兵器実験が行われた。

 このうち最大の核爆発は1954年3月1日午前6時45分、ビキニ環礁で実施されたブラボー実験の15メガトンの水爆だった。この一発だけでも、広島原爆の1000倍、セミパラチンスク実験場で爆破された459回の総出力18メガトンに匹敵するくらいの威力の大型水爆だ。その時の東北東の風によりロンゲラップ、ロンゲリック、ウトリック環礁の住民の他、我が国の漁船・第五福竜丸もまた、莫大な量の放射性フォールアウトにより被災した。

 175キロメートル離れたロンゲラップ島には、約4時間後からフォールアウトが始まった。珊瑚が砕けた放射性の白い粉が、2〜3センチメートルも積もった。64人のロンゲラップ島民は51時間後の3月3日午前10時に米軍に救出された。また一時的に、アイリングナエ環礁に滞在していた島民18人も54時間後に救出された。全身の外部被曝線量は、前者64人が1.9グレイ(=1.9シーベルト=1900ミリシーベルト)で、後者18人が1.1グレイと推定されている。救出までに、皮膚炎、嘔吐、下痢などの急性障害が発生した。クワジャリン米軍基地到着後に脱毛が始まった。

 第五福竜丸は、このロンゲラップ環礁の北側、爆心から北東150キロメートル地点にいて、ブラボーの閃光を目撃した。爆発3時間後に、船上にフォールアウトが始まった。それにより甲板に積もった放射能は平方メートル当たり26ギガベクレル(=260億ベクレル)と推定されている。

 ロンゲラップ島民の環礁への帰還が、1957年3月の原子力委員会で承認された。その年の6月29日250名の島民たちがロンゲラップ本島へ帰還した。その月の空間線量率は毎時0.26マイクログレイ(=0.26マイクロシーベルト)だった。

 1978年、米国エネルギー省(DOE)は全11の環礁の放射線状態を調査した。その結果が1982年に、マーシャル語で出版された。この報告の内容は、ロンゲラップの人たちにとって、かなりの恐怖をもたらしてしまった。

 この後ロンゲラップ島民は、移住を米国政府およびマーシャル政府に訴えた。しかし聞き入れられなかった。

 こうしたなか、国際環境保護団体グリーンピースの協力で、島からの脱出をはかった。1985年5月、島民たちは大型帆船レインボー・ウオリヤ(虹の戦士)号に乗り込み、クワジャリン環礁の小島メジャットでの生活を始めた。

 ロンゲラップ島民を恐怖に陥れた米国エネルギー省(DOE)の報告書の内容を見てみる。クリーム色の背景に南国の敷物が描かれた感じのよい表紙には、「1978年に調査されたマーシャル諸島北部の環礁における放射線の意味」の題名が付けられている。報告書はマーシャル語の文書の他、やや小さめに英語の文章も添えられている。

 全6章63ページには、原爆からの放射性フォールアウト(1章)、放射能と放射線(2章)、各環礁の測定被曝の経路(3章)、放射線被曝の人体被害(4章)、放射線の測定方法(5章)、各環礁の測定結果(6章)が説明されている。しかも放射性物質の怖い食物連鎖や長年消えることのない放射能を描いた数々の絵が随所に添えられている。以下、要点を見ていくこととする。

 1章では、放射性フォールアウトにより島の表土が汚染した後、そこに育つヤシの実などのフルーツやヤシガニが放射能汚染するさまを描いた絵があり、島民がそれらを食べれば、放射性元素が体内に入り込むと説明している。

 2章では、30年間で半減する放射能のことを最初に説明し、次には、数百年間全く減衰しないプルトニウムのことが書かれている。井戸水を汲む島民の絵には、放射線マークがビッシリと付け加えられている。

 3章では、汚染した島に暮らす人たちが、地面にある放射性物質からのガンマ線で外部被曝することや、汚染した地元の食物から人体へ放射性物質が移動するさまを描き、さまざまな食物の写真を掲載している。

 4章では、マーシャル諸島北部の放射線の人体被害は、すぐに発生するのではなく、何年も後に生じる可能性があるとして、ガン細胞が増殖するさまを大きく描いている。しかし、ガンは世界中に発生しており、マーシャル人の人たちがガンになる率も同じ程度であり、放射線が原因だとは言えないと、突然説明している。さらに被曝した人から生まれた子どもへの影響はないと、他の国(広島と長崎の事実をさしていると思われる)の事実をあげて、説明している。

 5章では、眼に見えない放射能や放射線の量を調べる機械があることを説明し、安全を確保するために、被曝線量の限度を設けていると述べている。米国政府はその限度を1年間で500ミリレム(旧単位)すなわち5ミリシーベルトと決めて、30年間の生活で50ミリシーベルトを超えてはならないとしていることを教えている。そしてマーシャル諸島北部の測定をしっかりと実施したことを述べてある。

 6章では、14の環礁での調査結果が説明されている。そのうち1978年時点でのロンゲラップ島については、地元の食物だけを摂取したとして推定される最大の線量は1年間で4ミリシーベルトである。この放射線は年々減衰していくが、非常に遅い。その後30年間の総線量を25ミリシーベルトと推定している。233人の島民のうち、この30年間に10人が放射線以外の原因のガンにより死亡する。0.1〜0.6人が30年間に被曝する放射線による発ガンで死亡すると推定している。これからの30年間に放射線以外の原因で健康障害をもつ60人の子どもが生まれる。これに加えて、放射線が原因の障害児が0.007〜0.1人生まれると推定している。

 皆さんは、どう思われただろうか。私の第一印象は、「放射線の恐怖」。島民が安心して、ロンゲラップ環礁で暮らせないと感じたのも当然だと思う。ちなみに、国際放射線防護委員会は1977年および1990年に、公衆の年間線量限度(実効線量等量限度)を1ミリシーベルトと勧告している。ただし、この値は、かなり安全側になっており、この値を少しばかり超えて被曝したから障害が発生するものではない。

 さて、安全宣言によりロンゲラップ島に戻った1957年の島民の被曝線量は、1978年に比べるとより大きな値のはずである。この報告書で述べられた30年の半減期をそのまま利用して推定すると、帰島した1957年の年間線量の最大推定値は、6.5ミリシーベルトになる。これは米国政府の決めた公衆に対する線量限度を超えている。この線量に関しては、DOEの報告書に説明はいっさいなかった。1954年のブラボー水爆実験時の被曝をロンゲラップ島民の第1の被曝とすれば、1957年からは第2の被曝である。

 1987年8月、マーシャル諸島政府は、ビキニ再建委員会の前議長であるヘンリー・コーン博士に1982年のDOE報告書の内容検討を依頼した。その目的は、ロンゲラップ島での定住が安全か否かを判断することであった。その結果、ロンゲラップ再評価プロジェクトが発足した。

 1989年3月、ロンゲラップ再評価プロジェクトは最終報告書を発行した。ロンゲラップ本島は現地食物と輸入食品との混合食を仮定するならば生活上概して安全である。しかし幼児と小児の潜在的被曝に関しては、依然調査の必要性があると報告した。

 1992年にマーシャル諸島共和国ロンゲラップ環礁地方政府と米国エネルギー省、米国内務省との間で理解のための覚書(MOU)が調印された。これにより、ロンゲラップとDOEの2つの独立した調査が実施されることになった。

  ロンゲラップ環礁南部における再定住の条件
 (1)地元(環礁南部)の食物のみを摂取したとと仮定して、非自然放射線による年間線量が1ミリシーベルト以上にならない。
 (2)ロンゲラップ島のプルトニウムなどの超ウラン元素の濃度が平方メートル当たり7.4キロベクレルを超えない。

 この合意の一部として、米国内務省は科学調査と住居費の目的でロンゲラップ地方政府へ160万ドルを支払った。それに続いて、ロンゲラップ地方政府は再定住計画を作成し、帰国後の予想線量推定を実施する科学チームと契約した。

 なお、その前年の1991年1月には、首都マジュロにマーシャル諸島共和国全土放射線調査研究所が完成し、稼働を開始した。この科学業務は、ロナルド・レーガン大統領が1986年に署名した米国公衆令99〜239自由連合コンパクトの第177合意に基づいている。そして1990〜94年の5年間、マーシャル諸島共和国政府は29の環礁で放射線状態を評価する独立したプログラムを実施した。全環礁の系統的な調査はこれがはじめてのことであった。

 主要なモニタリングはその場でのガンマ線スペクトル測定であり、400以上の島で実施された。ココナッツなどのトロピカルフルーツ、200地点以上での土壌深さ分布試料、800地点以上での表面土壌が採取された。それらはセシウム137の濃度決定に注目しつつ、その他の全ガンマ線放射体について調べられた。表面土壌はプルトニウム239、240についても解析された。この調査をスティーブン・サイモンとジェームス・グラハムの2人の科学者が担当した。

 1994年に、4つの独立した線量評価結果が報告された。それによるとロンゲラップ島に暮らして、地元の食物のみを摂取した場合、成人の25%が年間1ミリシーベルトを超えて被曝する可能性があると結論した。

 1996年9月、クリントン政権はロンゲラップ島民の再定住のために4500万ドルを拠出すると発表した。ロンゲラップ環礁ロンゲラップ島再定住計画フェーズ1が1998年1月に作成された。これに基づき、インフラ整備として一部クリーンナップ工事が始まった。

 1999年のゴールデンウィークの間、開発した体内放射能測定器を活用したマーシャル諸島の被曝調査を模索していたところ、写真家の島田興生さんが1994年に出版した、「還らざる楽園」に出会った。この図書には、核被災したロンゲラップ島民の暮らしと思いが、6年間もの現地での滞在を含む長年の取材を通して記述されている。

 その後、電話、ファックス、手紙などのやり取りがあってわかったことは、船を贈って、避難生活をしているロンゲラップ島民の生活支援をするボランティア団体があることであった。現地ではエンジン船をブンブンと呼ぶので、「ブンブンプロジェクト」といい、多くの日本人の善意の募金とペンキ塗りなどの作業により、1997年8月メジャット島に船リーマンマン号が届けられた。さらには放射線調査をしたかったのだという。

 1999年6月8日の東京出張の際に、こちらの現地線量調査の内容を説明し、具体化した。そして現地調査には、プロジェクトの清水谷子さんと渡辺幸重さんが協力してくれることとなった。当初は、一人でも出発するつもりであったが、かなり確実性が増した。

 島田さんらの話では、「見えない放射能汚染の恐怖から、旧島民たちは、帰島は希望するが不安は大きい」という。特に、1957年の米国原子力委員会が発表した安全宣言に対する不信も根深いようだ。この意味で、現在クリーンナップが行われているロンゲラップ島の、第三国による環境放射能・放射線調査と旧島民への説明は急を要する案件となっていると感じた。

 成田を1999年7月4日20時30分に出発した。グアムの空港で仮眠した後、ミクロネシアの島々を通過し、マーシャル・クワジャリン米軍基地空港へは、翌5日17時15分に到着。入国手続き後、すぐに隣島イバイへ移動した。マーシャル調査を思い立ってから、まだ2ヵ月しか経っていないのに、もう南太平洋の島にいるのが、何か不思議な気持ちだ。幸運というべき運命。もし、ここに1人で来ていたら、何と感じただろうか。今思うと、ぞっとする。無茶と冒険か。私の調査には、いつでも冒険的要素があるけれども、冒険が目的ではないのだ。

 桟橋で待機する間に、子どもたちと身振り手振りでコミュニケーション。子どもがオレンジ色の実をくれた。口にすると甘いけれど、硬い繊維質で食べることはできない。甘い味の「たわし」か?これが、タコの実パンダナスだ。神様が、マーシャルの子どもたちに用意した砂糖。こちらも飴をあげると、いくらでも子どもが集まってきた。

 ロンゲラップ島民たちが操縦するリーマンマン号に乗り込み、22時に出発した。月夜の中、環礁の内海ラグーンを進んだ。途中、珊瑚礁の浅瀬に乗り上げ、安眠から叩き起こされた。間もなく船は動き出したので、また眠った。

 翌朝起きると、見渡す限り水平線しか見えない太平洋を航海していた。真っ青な海と空の間を、ひたすら北へ向かった。環礁の南端の水路を抜け、目的の環礁のラグーンへ入った。ロンゲラップ本島の西端を通過したので、間もなくゴール。ラグーンに碇(いかり)を下ろし、上陸したのは、6日17時だった。

 浜では、工事を請け負っているパシフィック・インターナショナルの所長ノエル・ビグラー氏の出迎えを受けた。清水さんの級友で、二人とも再会に驚いた様子。これで、この島の調査はうまくいけると踏んだ。

 エアコンとシャワー室のあるアメリカンスタイルの宿舎に案内された。汗を流した後、その日、初めての食事をとった。白米、鶏肉と豆の煮つけはフィリピーナの料理で、まずまず。

 工事現場は旧島民の居住地区にあり、パワープラント、海水純粋化装置、作業員宿舎、食堂が造られていた。その辺り一帯は、表土が30センチメートルの深さで除去されていた。その晩の予備的な測定では、周囲は0.01〜0.02マイクロシーベルトで、クリーンナップの効果が期待できた。太平洋の上に、南十字星を観た。

 実は、後でわかったことだが、船は大変危ない状態にあった。クワジャリン環礁の幅の狭い水路を抜けようとした時に、暗礁にスクリューを引っかけ、舵部を損傷していた。ノエルさんに潜ってみてもらったら、スクリューが折れ曲がり、舵の支持棒が破断していた。舵が抜け落ちたら大変なことになっていたのだ。応急処置だけをした。

 翌日の1999年7月7日は北方の島カバレへ向かった。船で2時間30分。砂浜へ上陸した。もちろん無人島である。上陸地点の植生との境界の浜辺で測定して驚いた。線量率が毎時0.73マイクロシーベルトで、セシウム137の汚染が平方メートル当たり3400キロベクレルもあった。砂浜のベータ線とアルファ線は毎分1200および2カウントだった。昨晩のロンゲラップ本島とは違って残留汚染が顕著だ。

 ヤシの森の中に入ると、次々に大きなヤシガニが出てきた。幅30センチメートル重量2キログラムほどで、美味そうだ。長年にわたって誰にも捕獲されなかったので繁殖したのだろう。そのヤシガニの甲羅からは、毎分約200カウントのベータ線が検出された。

 森の中は、浜ほどの残留汚染はなかった。線量率は毎時0.07マイクロシーベルト、セシウム137の汚染が平方メートル当たり100キロベクレル。

 隣の島ポコエンに渡った。森はなく、高さ2メートルほどの背の低いブッシュがあるだけなので、ものすごく暑い。日陰のないビーチは灼熱地獄。そこでの調査で、意識朦朧(もうろう)。リーマンマン号の船員が、水の樽を運んでくれたので、助かった。時々頭に水をかけた。メジャットから来た船員たちは、私たちとは違い、水を得た魚のように元気だった。入り江で、走って魚群を追い、捕獲してしまった。

 砂浜300メートルほどを測定したが、どこも線量率は毎時0.02マイクロシーベルト以下で、異常はなかった。セシウム137も平方メートル当たり3キロベクレルと低かった。この低地で森がない小さな島の表面に、昔積もったフォールアウトは太平洋の波で洗い流されてしまったようだ。

 当地での6時間の調査を終え、美しい夕焼けを見ながら、ロンゲラップ島への帰路についた。快適な専用船があれば、何ヵ月もロンゲラップ環礁での調査をしてもいいなと思った。どこかに、船と調査費用を寄付してくださる、奇特なお方はいなないものか。

 1999年7月8日は朝のうちに、ビグラー所長の車の案内で、全島をまわった。ロンゲラップ島は長さ約8キロメートル、幅が最大で500メートルの細長い島。ヤシの木、タコの木が生い茂り、珊瑚で囲まれている。ラグーンサイドの海は穏やかだが、オーシャンサイドは波が高い。島の中央のオーシャン側には飛行場ができていた。定期便があるとのこと。戦前日本軍が支配し、日本軍の風呂跡も残っている。

 旧島民が住んでいた住居跡地を中心に、全島17地点で放射線サーベイを行った。帰島したときに、同じ場所に暮らすと予想されるからだ。住居の一部もまだ残っているところがあった。島の案内は、リーマンマン号のクルーであるドン・トーマスさん(36歳)にお願いした。彼は、1985年の島捨て以前の島内の家々をすべて覚えていたので、どこそこが誰の家だと説明してくれた。私の方も、その測定の意味と結果を、そのつど彼に説明した。彼の口から、ロンゲラップ島民へ結果が口コミで伝播することを期待した。

 教師のエモス先生の家は、そのままの状態で残っていた。20畳くらいの平屋住宅の周りにはヤシの木が茂る。すぐ際はビーチで、ラグーンの青い海が広がっていた。中に入ると、壁には日本の絵葉書、テーブルの上には出席簿、講義ノートなどが置き去りになっていた。ノートにはアメリカの原爆実験や環境のことなどが記されていた。1985年の島捨ての慌ただしさがうかがえる。

 まだクリーンナップしていない14地点の平均値として、線量率が毎時0.026マイクロシーベルトで、セシウム137が平方メートル当たり26キロベクレル。島内の最大値は、毎時0.033マイクロシーベルトおよび39キロベクレル。アルファ線の最大値は毎分1カウント。意外に低い結果で、驚いた。放射性セシウムの汚染がややあるにしても、ガンマ線線量率が東京や広島と比べて低いからだ。しかもアルファ線を放射するプルトニウムで汚染したはずの島のアルファ線計測結果も日本よりも小さい。

 北のカバレ島と違い、ロンゲラップ本島は、放射能汚染はかなり低かった。

 島の中央部の工事現場とその周辺の放射線環境を測定した。表土を取り除いた区域3地点の平均として、線量率が毎時0.015マイクロシーベルトでセシウム137が平方メートル当たり6.5キロベクレルだった。クリーンナップ効果がはっきりと確認できた。

 今回の測定結果から、セシウム137によるロンゲラップ島での外部被曝は1999年時点で、年間0.1ミリシーベルトと評価した。これは日本の自然放射線による年間外部被曝線量0.6ミリシーベルトと比べてもかなり少ない。

 島内の放射線環境とともに重要な測定が、作業員の全身体内放射能測定ホールボディーカウンティングだ。この測定から、放射性セシウムの体内取り込みによる内部被曝線量を評価できるからだ。実際、1977年から1984年の間、ロンゲラップ島民の体内放射能が、ブルックヘブン国立研究所によって測定されていた。

 この島の作業員の食事は、すべて輸入食品。朝は、卵焼き、パン。昼はご飯と缶詰ソーセージと野菜。夕食は、ご飯と鶏肉や豚肉料理。十分な量が用意されている。彼らは、1985年の旧島民の島捨てで、置き去りにされた野生化した豚、鶏の他、魚や南国のフルーツを時々食べているという。ただしローカル食品の摂取率は、10%を超えていないであろう。

 ビグラー氏に体内放射能測定の話をしたところ、すぐに了解してくれた。彼も作業員の健康を心配していたとのことで、これにも協力的だった。もちろん彼も受診した。見えない放射能・放射線の恐怖は、昔の島民だけではなかった。特に島の南東部の滑走路工事での土埃の吸い込みを、皆は心配していたという。

 毎朝2人ずつ、食堂で、日本から持参した世界最小のポータブル計器で測定した。20分間の測定中に、生まれた島やその後の移動、食生活などを聞いた。怖いので、島の物はいっさい食べない人も中にはいた。皆緊張した顔だった。測定終了後、すぐにノートパソコンで計算して体内中のセシウム全身量を求める。帰国後あらためて、詳細な計算をすることになるが、とにかく概算値を出した。結果をあらかじめ用意してきたマーシャル語で作成した様式に書き込み、核被検者へ手渡した。

 作業員の中に、日本語の話せるパテリック・チョリリンクさん(75歳)がいたので、通訳をお願いした。戦前、日本軍から日本語教育を受けたとのこと。1961年にビキニ、1962年にエニウエトックで働き、その時、島の食物をよく食べたという。ロンゲラップでも時々食べている。

 幸い作業員たちの体内セシウム量はごく微量だった。以前ビキニで暮らしたことのあるフィリピン人のパブロ・マボーニさん(60歳)は、結果を知らされ、顔がぱっと明るくなった。彼は長年、放射能のことで心配していたようだ。アメリカは検診はするが、けっして結果を教えてくれなかった。彼らは、知らされないことで不安になっている。作業員たちが抱いていた余計な心配は、この測定と結果の説明で取り除かれた。この交流を通して、多くの作業員たちと仲良くなれた。

 全作業員15人中6人を測定した結果は、内部被曝を心配するような値ではなかった。6人の平均値は2000ベクレル。体内の放射性セシウムから生じる内部被曝線量は、年間0.07ミリシーベルトにすぎなかった。ちなみに、1997年に、ロシアの最大核汚染地のキノコを食べた私のセシウムは4000ベクレルだった。日本の成人は普通、カリウム40の自然放射能を4000ベクレルもっている。日本人の体内にある天然放射能からの内部被曝線量は、年間0.8ミリシーベルトなので、作業員たちのアメリカの核爆発からの内部被曝線量は、その10分の1以下となる。

 1999年7月12日、作業員全員に見送られて、島を後にした。致死線量となるほどのフォールアウトが3センチメートルも積もった島ロンゲラップ。全島を調べたが、放射線が顕著に高いところは見つからなかった。意外だが、うれしい結果だった。顕著な島の回復だ。こうした思いを胸に、島の西端の環礁の隙間を抜けて太平洋へ出た。船のへさきで、潮風に吹かれながら、島民たちが暮らすメジャット島へ向かった。

 翌日、美しい朝焼けのなか到着。この島で2泊3日の滞在中にロンゲラップと同様の調査をした。セシウムは地表面から検出されないほど少ない汚染のようだ。島の診療所を借りて、島民の体内放射能を測定したが、誰一人として、検出された人はいなかった。ガンマ線線量率は毎時0.008マイクロシーベルトで、核汚染してないメジャット島の自然放射線はかなり低い。

 2日目の晩に、診療所の前の広場で、ささやかなパーティーをした。村のご婦人方の歌、子どもたちの歌、日本の歌、清水さんの用意した小さいけれどたくさんのプレゼント。ネルソン・アンジャイン元村長、日本側の挨拶。

 3日目の朝、雨の中を出航。海は大荒れに荒れた。まるで終わりのないジェットコースターに乗っているようだ。甲板でビニールシートを被っていたが、全身ずぶ濡れ。胃の中の物をすべて吐き出したが、全部波が洗ってくれた。

 イバイでは、1954年当時の村長ジョン・アンジャインさんを教会に訪ねたが、不在のため、信者の若者2人が案内してくれた。そこは、私たちの宿泊したホテルから徒歩10分ほどだった。私が広島からロンゲラップ島へ調査に来た科学者であることは、既に知っていた。「私たちマーシャル人には放射線のことはわからない」と言う。それでも今回の調査のことを説明した。「島がきれいになってきたので、帰島が可能である」と話すと、彼は涙を流した。調査結果については後で報告すると約束して、別れた。

 採取した土壌のプルトニウム分析を金沢大学の山本政儀博士に急いでもらった。突貫作業で、報告書を書き上げて、製本した。これを、ブンブンプロジェクトの清水さんが、2000年10月、首都マジュロにいるロンゲラップ島選出の国会議員アバッカ・アンジャインさんに届けた。調査結果は専門家のためにあるのではなく、本来この島の人たちのものなのだ。

 ロンゲラップ本島およびカバレ島で採取した土壌試料中のプルトニウムは平方メートル当たり、本島で、約3キロベクレル、カバレ島で約16キロベクレルだった。プルトニウム量も北方の島に多い傾向はセシウムと同じだった。なお、カバレ島のアルファ計数の最大値は毎分2カウントだった。やや本島に比べ高い値だが、プルトニウム汚染値に比例するほどにはなっていない。それは、プルトニウムは環境中にあっても、アルファ線が飛び出しにくい性質があるからだ。したがって、多少環境中にプルトニウムが存在していても、被曝線量としては、その量に比例して大きくなることはない。

 これまでのデータからして、海抜2メートルほどの小さな島の表面核汚染は、急速に減衰したようだ。1977〜99年の間のロンゲラップ本島でのセシウム137の実効半減期は7年で減衰した。すなわち7年で半分の量に減っていた。物理半減期は30年だが、この島ではそれよりも短い。

 1999年における私たちの調査の結論は、「ロンゲラップ本島には再定住は可能」である。

 1954年、最大規模の水爆実験15メガトン(1メガトン=100万トン)の放射性フォールアウトにより汚染し、被曝したロンゲラップ島。当時、島を脱出しなければ、全島民が死亡したであろう、最悪の放射線状態にあった。

 海抜2メートルほどと低く小さな島は、太平洋の高潮で洗われたのか、その後、7〜10年くらいの環境半減期で、核汚染は清浄化した。当時、平方メートル当たり恐らく数ギガベクレル(1ギガ=10億)あった島の放射能も、45年後には、10万分の1に減少した。核汚染による線量率をみると、被災の翌日毎時28ミリシーベルトあった環境も、45年後には0.02マイクロシーベルトと奇跡的に回復した。

 しかし米国の安全宣言を受けて、帰島した1957年には、まだ無視できないほどの残留放射能による被曝があったと想像する。それを心配した島民たちは、1985年に島を捨て、クワジャリン環礁の小島メジャットでの生活を始めた。困難な生活と不安の中、1998年、再定住に向けた計画がスタートした。

 1999年7月の独自調査の結果は、第一報告書として2000年10月に作成されて、ロンゲラップ島民に届けられた。環境の大幅な回復を示した結果は、島民にとって良い知らせである。北方の島々に対する未調査の問題は残るが、ロンゲラップ本島での生活に対する放射線リスクはかなり小さい。島民たちに、穏やかな未来が訪れることを願う。

 放射線防護学研究グループの体験記

 2011年3月11日、宮城県沖を震源とする巨大地震が発生し、女川および福島の原子力発電所が大津波に襲われたが、原子炉は自動停止した。しかし、福島第一原子力発電所では冷却ポンプが故障し、炉心が高温となり水素爆発となった。環境へ放射性物質が漏えいし、20キロメートル圏内で避難した。日本では軽水炉であり黒鉛炉ではないため、チェルノブイリのように黒煙火災にともなう大量の放射性物質の放出による公衆の高レベル放射線被曝にはならない。

 福島第一原子力発電所(2011年の場合)

@地震P波を検知し核反応が自動停止したことにより原子炉の暴走破壊はなかった。そのため、半減期の短い放射性物質の危険な大量漏洩はなかった。半減期8日と短い放射性ヨウ素の周辺住民の甲状腺線量はチェルノブイリと比べて圧倒的に低く、甲状腺がんはない。

A原子力運転員の急性放放射線障害もなく、線量はレベルC:0.1〜0.9シーベルト(=100〜900ミリシーベルト)以下。

 放射線防護学研究グループ談


http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/216.html#c52

コメント [原発・フッ素15] 〔危険〕福島第一原発は遂に「最悪の事態」に陥りつつある可能性(低気温のエクスタシー) いよいよ破滅が始まったのかも?! スカイキャット
17. Ryukyuan.isao-pw 2011年8月03日 20:55:59: YrP2vZDuHZBQs : 9MkipmvZoc
3号機の場合は核燃料の大部分はメルトアウトで建屋地下の高濃度汚染水の底まで落ちて結果的に再臨界が防がれていると思います。
http://isao-pw.mo-blog.jp/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2011/07/12/photo_5.gif
★福島原発の悲惨な現実を直視せよ!
http://isao-pw.mo-blog.jp/isaopw/2011/06/post_5088.html
★福島原発特攻隊!戦略無き大本営の無責任!
http://isao-pw.mo-blog.jp/isaopw/2011/07/post_5a5f.html
★福島県の半分は放射能汚染が危険なレベル
http://isao-pw.mo-blog.jp/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2011/06/26/photo_2.gif
★早川由紀夫の火山ブログ 放射能地図(改訂版)
http://kipuka.blog70.fc2.com/blog-entry-397.html
★福島原発、総力を挙げて汚染拡散防止を!
http://isao-pw.mo-blog.jp/isaopw/2011/07/post_3abf.html

http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/214.html#c17
コメント [原発・フッ素15] 福島中通り汚染は広く深刻、国は学童疎開を (団藤保晴ネットジャーナリスト BLOGOS) しゅっぽ
02. 2011年8月03日 20:57:30: hMSQ53G7t6
逃げ出せも何も、福島の被曝なんて、3月・4月でほとんど終わっているんだよ。
http://p.tl/Ku0e 
3月の事故時点で逃げた人間が今福島に戻ってくるのならわからんでもないが、今更逃げ出したってなんの意味もない。
http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/244.html#c2
記事 [よいモノ・よい話1] いい日旅立ち _ 山の向こう側にいるのは…


山口百恵 - いい日旅立ち

http://www.nicovideo.jp/watch/sm10213909
http://www.youtube.com/watch?v=QMhX_pF0NkA
http://www.youtube.com/watch?v=MnIQPFmMM1M
http://www.youtube.com/watch?v=4LLEnfMhmhU
http://www.youtube.com/watch?v=VeMm0PzpRgs
http://www.youtube.com/watch?v=Kmax0DQp8ho
http://www.youtube.com/watch?v=xEu7jtZNUSE&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=P7bzhbndQfc&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=kwuf6cxxOOk
http://www.youtube.com/watch?v=nkTnTGqtfos
http://www.youtube.com/watch?v=8plYNvu-jTY


雪解け 間近の 北の空に 向かい 過ぎ去りし 日々の夢を 叫ぶ時

帰らぬ 人たち 熱い胸を過ぎる

せめて今日から 一人きり 旅に出る

ああ 日本のどこかに 私を待ってる 人が居る

いい日旅立ち 夕焼けを探しに 母の背中で聞いた 歌を道連れに


岬の外れに 少年は 魚釣り 青いススキの小道を 帰るのか

私は今から 想い出を作るため 砂に枯れ木で 書くつもり さようならと
    
ああ 日本のどこかに 私を待ってる 人が居る

いい日旅立ち 羊雲を探しに 父が教えてくれた 歌を道連れに


ああ 日本のどこかに 私を待ってる 人が居る

いい日旅立ち 幸せを探しに 子供の頃に歌った 歌を道連れに

____________

いい日旅立ち・西へ 鬼束ちひろ

http://www.nicovideo.jp/watch/sm1913263
http://www.youtube.com/watch?v=gBDVDeupbhc
http://www.youtube.com/watch?v=tTS6V3Z8b40
http://www.youtube.com/watch?v=s-6zpjkDCVk
http://www.youtube.com/watch?v=xPZXIQdHaZ0

遥かな しまなみ 錆色の凪の海

セピアの雲は流れて どこへ行く

影絵のきつねを追いかけた あの頃の夢を今もふところに 西へ行く

ああ 日本のどこかに私を待ってる 人がいる

いい日旅立ち ふたたび風の中 今も聞こえるあの日の 歌を道連れに


蛍の光は 遠い日の送り火か

小さく見える景色は 陽炎か

出逢いも別れも 夕暮れにあずけたら自分の影を捜しに 西へ行く

ああ 日本のどこかに私を待ってる 人がいる

いい日旅立ち 朝焼けの雲の中 今も聞こえるあの日の 歌を道連れに


ああ 日本のどこかに私を待ってる 人が居る

いい日旅立ち 憧憬は風の中 今も聞こえるあの日の 歌を道連れに


________


1. 日本の何処かで私を待っている人とは…

谷村新司

「歌詞をよく見て下さい。

『いい日旅立ち』は決してそんな祝いの席に歌うような、いい意味の曲ではありません」


925 : 愛と死の名無しさん : 2009/06/25(木) 02:59:26

いい日旅立ち

これは、普通に国語がわかれば、別れを振り切るために一人旅にでる心境を表した歌でしょ。


「帰らぬ人達」の幻影を求めて、旅に出る。
「日本のどこか」でその大切な人に会えるかもしれない。
そんな強烈な願望が「熱い胸をよぎる」。

でも、決して出会えることはない。
大切な人は、「夕焼け」であり、「羊雲」であり、もう決して出会うことのない存在だから。

そして、

「想い出を創るため砂に枯木で書く」
「“さよなら”と」


これは失恋と言うより死別では?
とてもいい曲だけど。

http://logsoku.com/thread/toki.2ch.net/sousai/1009370104/


「いい日旅立ち」について桑田さんが 
 

「死の匂いがする・・」 


って言っていたのを聞いて「あ・・ すごい」 と思ったのと同時に 急にゾッとしてね。僕は今まで 普通に
 
「恋に破れた女が 傷ついたこころを癒すために新しい出会いを求めて ひとり旅に出る・・」 
 
・・そういう詞だと思って聴いていたんだ。 だけど 桑田さんは 


「死地への旅路・・   死に場所を求めてさまよう女の歌」 


だと・・・ そういう風に捉えておられるんだよね・・。

http://jikuhmin.jugem.jp/?eid=241


『いい日旅立ち』の状況設定に一番近いのは、人麻呂が軽の里に住む隠り妻が死んだと知らされた時に詠んだ長歌でしょうか:

柿本朝臣人麿が、妻の死し後、泣血哀慟してよめる歌二首、また短歌


207

天飛ぶや 輕の路は 我妹子(わぎもこ)が 里にしあれば
ねもころに 見まく欲しけど 止まず行かば 人目を多み
数多(まね)く行かば 人知りぬべみ さね葛 後も逢はむと
大船の 思ひ頼みて かぎろひの 磐垣淵(いはかきふち)の
こもりのみ 恋ひつつあるに

渡る日の 暮れゆくがごと 照る月の 雲隠るごと
沖つ藻の 靡きし妹は もみち葉の 過ぎて去(い)にしと
たまづさの 使の言へば 梓弓 音のみ聞きて
言はむすべ 為むすべ知らに 音のみを 聞きてありえねば

吾が恋ふる 千重の一重も 慰むる 心もありやと
我妹子が 止まず出で見し 輕の市に 吾が立ち聞けば
玉たすき 畝傍の山に 鳴く鳥の 声も聞こえず
玉ほこの 道行く人も 一人だに 似てし行かねば
すべをなみ 妹が名呼びて 袖ぞ振りつる

(あの軽の地は私の妻の里だから、よくよく見たいと思うけれども、しょっちゅうその道を行くと人目が多く、度々行けばきっと人が知るだろうから、後にでも会おうとそれを頼みに、心の中でばかりずっと恋しく思っているうちに、

空を渡る日が暮れていくように、照る月が雲に隠れるように、なびき寄って寝た妻は死んでしまった、そう使いの者が来て知らせてきた。

知らせを聞いて、どう言ってよいのかどうしてよいのか分からず、じっとしてもいられないので、自分が恋しく思っている千分の一でも慰められる気持ちにもなるだろうかと、妻がいつも出て見ていた軽の市に行って佇んで耳を傾けたが、懐かしい妻の声も聞こえず、道行く人も一人も妻に似た人が通らないので、どうしようもなく妻の名を呼んで、袖を振ったことだ。)

短歌二首

  208 秋山の黄葉を茂み惑はせる妹を求めむ山道(やまぢ)知らずも

 
(秋の山に、紅葉した草木が茂っていて、そこに迷い込んだ妻を捜す山道すらわかわない。)

  209 もちみ葉の散りぬるなべに玉梓の使を見れば逢ひし日思ほゆ


(もみじがはかなく散りゆく折りしも、文の使いをする人を見ると、妻と逢った日のことを思い出す。)


当時、死んだ人は自ら山路に入っていくと信じられていました。208では、まだ妻の死を認めようとせず、山道に迷い込んだだけだと思っている。しかし、時間を経た209では、やっと妻の死を現実のものと認め、静かな回想にふける。

http://www5e.biglobe.ne.jp/~narara/newpage%202-207.html
http://blogs.yahoo.co.jp/kome_1937/60599387.html
http://manyo.hix05.com/hitomaro/hitomaro.aido.html
http://www.h3.dion.ne.jp/~urutora/mny0202.htm

男の場合は最愛の女性が死んでも後を追う事は考えられませんが、女性の場合にはよく聞く話ですね。 『いい日旅立ち』の歌詞を素直に読む限りは次の様にしか解釈できないと思います:

『帰らぬ 人たち 熱い胸を過ぎる』

は恋人(?)が亡くなったという事、


『雪解け 間近の 北の空に 向かい』

というのは死んだ恋人がまだこの世に未練があって、何処かの山中を彷徨っているという設定でしょう。

『過ぎ去りし 日々の夢を 叫ぶ時』

この女性は死んだ恋人と結婚の約束をしていて、将来の夢についていつも語り合っていた。


『日本のどこかに 私を待ってる 人が居る』

あの人はまだ何処かの山中で私が来るのをずっと待っている。


『砂に枯れ木で 書くつもり さようならと』

私もあの人を追ってこの世に別れを告げよう。

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2. トンネルの向こう側で待っている女性とは…


川端康成「雪国」

http://www.youtube.com/watch?v=pTLocmKL4FA
http://www.youtube.com/watch?v=v8d4ALkhK84

もう三時間も前のこと、島村は退屈まぎれに左手の人差指をいろいろに動かして眺めては、

結局この指だけが、これから会いに行く女をなまなましく覚えている、
はっきり思い出そうとあせればあせるほど、つかみどろこなくぼやけてゆく記憶の頼りなさのうちに、この指だけは女の触感で今も濡れていて、自分を遠くの女へ引き寄せるかのようだと、不思議に思いながら、鼻につけて匂いを嗅いでみたりしていたが、

ふとその指で窓ガラスに線を引くと、底に女の片眼がはっきり浮き出たのだった。彼は驚いて声をあげそうになった。

http://goxdrl5zz3.doorblog.jp/archives/1608409.html


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雪国は作者が36歳の時から書き始められたものです。あらすじは、


主人公の島村が芸者・駒子を求めて北国の温泉宿にやってきます。

同じ電車に、美しい眼を持った葉子という女性が乗っていることを知りますが、この葉子は駒子の踊りの師匠の娘でした。

島村と駒子の関係が美しい文章でつづられます。やがて島村は葉子にも魅力を感じるようになります。物語の最後、繭倉(まゆくら)という建物が火事になり、火事の中に葉子がいることに気づいた駒子が葉子を助けに火の中に飛び込みます。

 この作品は冒頭から「宝石」に彩られています。

「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。
夜の底が白くなった。信号所に汽車が止まった。

向かい側の座席から娘が立って来て、島村の前のガラス窓を落とした。…

『駅長さあん、駅長さあん。』」

 あまりにも有名な書き出しです。トンネルを抜けると、積もった雪によって夜の底が白くなります。静かな信号所に、「駅長さあん」という葉子の美しい声が響き渡るのです。

 島村は電車の中のことを思い出します。


「もう三時間も前のこと、島村は退屈まぎれに左手の人差し指をいろいろに動かして眺めては、結局この指だけが、これから会いに行く女をなまなましく覚えている、…この指だけは女の感触で今も濡れていて、自分を遠くの女へ引き寄せるかのようだと、不思議に思いながら、…ふとその指で窓ガラスに線を引くと、そこに女の片眼がはっきり浮き出たのだった。」(8頁)


 駒子の体を指が覚えていて、その指で窓ガラスに線を引くと、そこに向かい側の座席に座っていた葉子の美しい目が写ったのです。

「殊に娘の顔のただなかに野山のともし火がともった時には、島村はなんともいえぬ美しさに胸が震えたほどだった。…娘の眼と火とが重なった瞬間、彼女の眼は夕闇の波間に浮かぶ、妖しく美しい夜光虫であった。」(10-11頁)

 何と美しい表現でしょう。葉子の眼が「夕闇の波間に浮かぶ、妖しく美しい夜光虫」だというのです。葉子の「顔のただなかに野山のともし火がともった時」との表現には、物語終わりの火事の場面が暗示されています。

 島村は村の温泉宿に投宿します。午後、駒子が遊びに来て、二人で外に出ます。

「…島村は宿の玄関で若葉の匂いの強い裏山を見上げると、それに誘われるように荒っぽく登って行った。…足もとから黄蝶が二羽飛び立った。蝶はもつれ合いながら、やがて国境の山より高く、黄色が白くなってゆくにつれて、遙(はる)かだった。」(28頁)

 駒子と山を登る。すると足もとから二羽の黄蝶が飛び立つ。蝶たちはまるで島村と駒子のようにもつれ合いながら、国境の山より高く青い空へと白く消えていくのです。作者の美的感覚には尋常ならざるものがあります。

 別の日には、島村が村を散歩していると芸者が5〜6人立ち話をしており、その中には駒子がいました。島村を見ると「咽(のど)まで染めて」しまいます。駒子は走って島村に追いつくと、彼女が住んでいる踊りの師匠の家に案内します。

「右手は雪をかぶった畑で、左には柿の木が隣家の壁沿いに立ち並んでいた。家の前は花畑らしく、その真中の小さい蓮池(はすいけ)の氷は縁(ふち)に持ち上げてあって、緋鯉(ひごい)が泳いでいた。柿の木の幹のように家も朽ち古びていた。」(51頁)

 駒子の部屋ははしごを登った二階の屋根裏部屋で、昔はここで蚕(かいこ)を飼っていたといいます。

「壁にも丹念に半紙が貼ってあるので、古い紙箱に入った心地だが、…この部屋が宙に吊(つ)るさっているような気がしてきて、なにか不安定であった。…蚕のように駒子も透明な体でここに住んでいるかと思われた」(52頁)

 傾いたような部屋はまるで繭のように吊られているようで、そこに駒子が透明な体で住んでいるような気がするのです。
 駒子は島村が泊まっている宿にも出ていますが、ある日駒子の走り書きを葉子が持ってきました。

「『どうもありがとう。手伝いに来てるの?』

『ええ。』と、うなずくはずみに、葉子はあの刺すように美しい目で、島村をちらっと見た。島村はなにか狼狽した。…

気のゆるみか、少し濡れた目で彼を見上げた葉子に、島村は奇怪な魅力を感じると、どうしてか反(かえ)って、駒子に対する愛情が荒々しく燃えて来るようであった。」(131-133頁)

 島村は駒子に加えて葉子にも魅力を感ずるのです。

 島村はそろそろこの温泉場から離れるはずみをつけるつもりで汽車に乗って、近くの街をうろついてみます。白い山を見て、島村はこんなことを思います。

「…一人旅の温泉で駒子と会いつづけるうちに聴覚などが妙に鋭くなって来ているのか、海や山の鳴る音を思ってみるだけで、その遠鳴(とおなり)が耳の底を通るようだった。」(156頁)

 この山の遠鳴りは作者に実際に聞こえたようです。50歳の時に書いた「山の音」でそれが描写されています。

「…ふと信吾に山の音が聞こえた。…地鳴りとでもいうか深い底力があった。…音がやんだ後で、信吾ははじめて恐怖におそわれた。死期を告知されたのではないかと寒けがした」(新潮文庫、2007年、10頁)

 タクシーで帰ってくると、小料理屋の前で芸者が3、4人立ち話をしており、その中に駒子がいます。二人で歩き始めると、「火事だ」との声が聞こえ、二人は駆けはじめます。駒子は踏切の手前で急に立ち止まると、

「『天の河。きれいねえ。』

駒子はつぶやくと、その空を見上げたまま、また走り出した。

 ああ、天の河と、島村も振り仰いだとたんに、天の河のなかへ体がふうと浮き上がってゆくようだった。…旅の芭蕉が荒海の上に見たのは、このようにあざやかな天の河の大きさであったか。…島村は自分の小さい影が地上から逆に天の河へ写っていそうに感じた。」(163頁)

 島村は天の川のあざやかさに驚かされるだけでなく、逆に自分の影が空まで伸び、天の川の形になって夜空にかかる錯覚をみるのです。

 島村と駒子は火事の現場に着きます。

「あっと人垣が息を呑んで、女の体が落ちるのを見た。

…落ちた女が葉子だと、島村も分かったのはいつだったろう。

…島村がこの温泉場へ駒子に会いに来る汽車のなかで、葉子の顔のただなかに野山のと  もし火がともった時のさまをはっと思い出して、島村はまた胸がふるえた。

 駒子が島村の傍(そば)から飛び出していた。

…葉子を胸に抱えて戻ろうとした。…駒子に島村は近づこうとして、…踏みこたえて目を上げた途端、さあと音を立てて天の河が島村のなかへ流れ落ちるようであった。」(171-173頁)

 「雪国」はこの非常に美しい「宝石」とともに終わるのです。

http://www.geocities.jp/hinomanabu/bungaku/yukiguni.html


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● スキイの季節前の温泉宿は最も客の少ない時で、島村が内湯から上がって来ると、もう全く寝静まっていた。古びた廊下は彼の踏む度にガラス戸を微かに鳴らした。その長いはずれの帳場の曲がり角に、裾を冷え冷えと黒光りの板の上へ拡げて、女が高く立っていた。  


● とうとう芸者に出たのであろうかと、その裾を見てはっとしたけれども、こちらへ歩いて来るでもない、体のどこかを崩して迎えるしなを作るでもない、じっと動かぬその立ち姿から、彼は遠目にも「真面目」なものを受け取って、急いで行ったが、女の傍に立っても黙っていた。女も濃い白粉の顔で微笑もうとすると、反って泣き面になったので、なにも言わずに二人は部屋の方へ歩き出した。  
 

● …なにか彼女に気圧される甘い喜びにつつまれていた


● 女の印象は不思議なくらい清潔であった。足指の裏の窪みまできれいであろうと思われた。


● なにかすっと抜けたように涼しい姿


● 細く高い鼻が少し寂しいけれども、その下に小さくつぼんだ唇はまことに美しい蛭の輪のように伸び縮みがなめらかで、黙っている時も動いているかのような感じだから、もし皺があったり色が悪かったりすると、不潔に見えるはずだが、そうではなく濡れ光っていた。


● …美人というよりもなによりも、清潔だった。


● なんともいえぬ清潔な美しさであった。


● 一人生真面目な顔つきであった。


● 百合か玉葱みたいな球根を剥いた新しさの皮膚は、首までほんのり血の色が上がっていて、なによりも清潔だった。


● 「ずっと欠かさず日記をつけてるのかい。」

  「ええ、十六の時のと今年のとが、一番面白いわ。」  

 ⇒  十六の時:行男への恋心 今年:島村への恋心


● 「そんなものを書き止めといたって、しょうがないじゃないか。」

  「しようがありませんわ。」

  「徒労だね。」

  「そうですわ。」と、女はこともなげに明るく答えて、しかしじっと島村を見つめていた。


 全く徒労であると、島村はなぜかもう一度声を強めようとした途端に、雪の鳴るような静けさが身にしみて、それは女に惹きつけられたのであった。彼女にとってはそれが徒労であろうはずがないとは彼も知りながら、頭から徒労だと叩きつけると、なにか反って彼女の存在が純粋に感じられるのであった。

● 駒子が息子のいいなずけだとして、葉子が息子の新しい恋人だとして、しかし息子はやがて死ぬのであれば、島村の顔にはまた徒労という言葉が浮かんできた。駒子がいいなずけの約束を守り通したことも、身を落としてまで療養させたことも、すべてこれ徒労でなくてなんであろう。

 駒子に会ったら、頭から徒労だと叩きつけてやろうと考えると、またしても島村にはなにか反って彼女の存在が純粋に感じられてくるのだった。

● (葉子の声の描写) 澄み上がって悲しいほど美しい声だった。どこかから木魂が返ってきそうであった。


● (葉子の目つきの描写)それは遠いともし火のように冷たい
  


● そして静かな声で、八月いっぱい神経衰弱でぶらぶらしていたなどと話しはじめた。「気ちがいになるのかと心配だったわ。」   

⇒ 妊娠の予感→金銭の呪縛、師匠たちに顔向けできない

● (駒子、島村に) 「あんた、いい加減な人ね。」


● 少しはにかんでから、唄を待つ風に、さあと身構えして、島村の顔を見つめた。 島村ははっと気圧された。

…忽ち島村は頬から鳥肌立ちそうに涼しくなって、腹まで澄み通って来た。たわいなく空にされた頭のなかいっぱいに、三味線の音が鳴り渡った。全く彼は驚いてしまったというよりも叩きのめされてしまったのである。敬虔の念に打たれた、悔恨の思いに洗われた。自分はただもう無力であって、駒子の力に思いのまま押し流されるのを快いと見を捨てて浮かぶよりしかたがなかった。  
 


● …だんだん憑かれたように声も高まって来ると、撥の音がどこまで強く冴えるのかと、島村はこわくなって、虚勢を張るように肘枕で転がった。


 勧進帳が終わると島村はほっとして、ああ、この女はおれに惚れているのだと思ったが、それがまた情けなかった。

・・・島村には虚しい徒労とも思われる、強い憧憬とも思われる、駒子の生き方が、彼女自身への価値で、凛と撥の音に溢れ出るのであろう。

   ⇒  彼女の弾く「黒髪」:一度去って戻らぬ男を待ち暮らす女の悲しみを唄ったもの

● 情景
月はまるで青い氷のなかの刃のように澄み出ていた。 
 

● 「つらいわ。ねえ、あんたもう東京ヘ帰んなさい。つらいわ。」
と、駒子は火撥の上にそっと顔を伏せた。

 つらいとは、旅の人に深はまりしてゆきそうな心細さであろうか。またはこういう時に、じっとこらえるやるせなさであろうか。女の心はそんなにまで来ているのかと、島村はしばらく黙り込んだ。


「もう帰んなさい。」

「実は明日帰ろうと思っている。」

「あら、どうして帰るの?」

と、駒子は目が覚めたように顔を起こした。

「いつまでいたって、君をどうしてあげることも、僕には出来ないんじゃないか。」

 ぼうっと島村を見つめていたかと思うと、突然激しい口調で、

「それがいけないのよ。あんた、それがいけないのよ。」

と、じれったそうに立ち上がって来て、いきなり島村の首に縋りついて取り乱しながら、

「あんた、そんなこと言うのがいけないのよ。起きなさい。起きなさいってば。」

と、口走りつつ自分が倒れて、物狂わしさに体のことも忘れてしまった。 それから温かく潤んだ目を開くと、

「ほんとに明日帰りなさいね。」

と、静かに言って、髪の毛を拾った。


● 駒子は肩の痛さをこらえるかのように目をつぶると、さっと顔色がなくなったが、思いがけなくはっきりかぶりを振った。

「お客様を送ってるんだから、私帰れないわ。」

島村は驚いて、

「見送りなんて、そんなものいいから。」

「よくないわ。あんたもう二度と来るか来ないか、私にはわかりゃしない。」

「来るよ、来るよ。」

…葉子「行男さんが呼んでる。」と、駒子を引っ張るのに、駒子はじっとこらえていたが、急に振り払って、「いやよ。」

● 「素直に帰ってやれ。一生後悔するよ。強情張らないでさらりと水に流せ。」


● 「いや、人の死ぬの見るなんか。」

それは冷たい博情とも、余りに熱い愛情とも聞こえるので、島村は迷っていると、

…「ねえ、あんた素直な人ね。素直な人なら、私の日記をすっかり送ってあげてもいいわ。あんた私を笑わないわね。あんた素直な人だと思うけれど。


● 島村はわけ分からぬ感動に打たれて、そうだ、自分ほど素直な人間はいないのだという気がしてくると、もう駒子に強いて帰れとは言わなかった。
  

● 無為徒食の彼には、用もないのに難儀して山を歩くなど徒労の見本のように思われるのだったが、それゆえにまた非現実的な魅力もあった。


● 「あれだって、私には真面目なことだったんだわ。あんたみたいに贅沢な気持ちで生きてる人と違うわ。」


● 「わからないわ、東京の人は複雑で。あたりが騒々しいから、気が散るのね。」

「なにもかも散っちゃってるよ。

「今に命まで散らすわよ。」


●  (酔った駒子の膝の上に頭を乗せて)

目を閉じているとその熱が頭に染み渡って、島村はじかに生きている思いがするのだった。駒子の激しい呼吸につれて、現実というものが伝わって来た。それはなつかしい悔恨に似て、だたもう安らかになにかの復讐を待つ心のようであった。


● 駒子の愛情は彼に向けられたものであるにもかかわらず、それを美しい徒労であるかのように思う彼自身の虚しさがあって、けれども反ってそれにつれて、駒子の生きようとしている命が裸の肌のように触れて来もするのだった。彼は駒子を哀れみながら、自らを哀れんだ。


● 葉子はあの射すように美しい目で島村をちらっと見た。島村はなにか狼狽した。
  


● 駒子のすべてが島村に通じて来るのに、島村のなにも駒子には通じていそうにない。駒子が虚しい壁に突き当たる木霊に似た音を、島村は自分の胸の底に雪が降り積むように聞いた。このような島村のわがままはいつまでも続けられるものではなかった。


● 最終シーン

駒子は芸者の長い裾をひいてよろけた。葉子を胸に抱えて戻ろうとした。その必死に踏ん張った顔の下に、葉子の昇天しそうにうつろな顔が垂れていた。(駒子は自分の犠牲か刑罰かを抱いているように見えた。)…


「この子、気がちがうわ。気がちがうわ。」

そう言う声が物狂わしい駒子に島村は近づこうとして、葉子を駒子から抱きとろうとする男達に押されてよろめいた。踏みこたえて目を上げた途端、さあと音を立てて天の河が島村の中へ流れ落ちるようであった。

http://home.b00.itscom.net/moonlit/book/novels/yukiguni.htm


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3. 異界の女性に魅せられた男の運命は…

川端康成 『片腕』

「片腕を一晩お貸ししてもいいわ。」

と娘は言った。そして右腕を肩からはずすと、それを左手に持って私の膝においた。

「ありがとう。」と私は膝を見た。娘の右腕のあたたかさが膝に伝わった。

「あ、指輪をはめておきますわ。あたしの腕ですというしるしにね。」

と娘は笑顔で左手を私の胸の前にあげた。「おねがい……。」


 左片腕になった娘は指輪を抜き取ることがむずかしい。

「婚約指輪じゃないの?」と私は言った。

「そうじゃないの。母の形見なの。」

 小粒のダイヤをいくつかならべた白金の指輪であった。

「あたしの婚約指輪と見られるでしょうけれど、それでもいいと思って、はめているんです。」と娘は言った。

「いったんこうして指につけると、はずすのは、母と離れてしまうようでさびしいんです。」

 私は娘の指から指輪を抜き取った。そして私の膝の上にある娘の腕を立てると、紅差し指にその指輪をはめながら、「この指でいいね?」

「ええ。」と娘はうなずいた。

「そうだわ。肘や指の関節がまがらないと、突っ張ったままでは、せっかくお持ちいただいても、義手みたいで味気ないでしょう。動くようにしておきますわ。」

そう言うと、私の手から自分の右腕を取って、肘に軽く唇をつけた。指のふしぶしにも軽く唇をあてた。

「これで動きますわ。」

「ありがとう。」私は娘の片腕を受け取った。


「この腕、ものも言うかしら? 話をしてくれるかしら?」


「腕は腕だけのことしか出来ないでしょう。

もし腕がものを言うようになったら、返していただいた後で、あたしがこわいじゃありませんの。でも、おためしになってみて……。

やさしくしてやっていただけば、お話を聞くぐらいのことはできるかもしれませんわ。」

「やさしくするよ。」

「行っておいで。」と娘は心を移すように、私が持った娘の右腕に左手の指を触れた。

「一晩だけれど、このお方のものになるのよ。」

 そして私を見る娘の目は涙が浮ぶのをこらえているようであった。

「お持ち帰りになったら、あたしの右腕を、あなたの右腕と、つけ替えてごらんになるようなことを……。」

と娘は言った。「なさってみてもいいわ。」

「ああ、ありがとう。」

 私は娘の右腕を雨外套のなかにかくして、もやの垂れこめた夜の町を歩いた。電車やタクシイに乗れば、あやしまれそうに思えた。娘のからだを離された腕がもし泣いたり、声を出したりしたら、騒ぎである。

 私は娘の腕のつけ根の円みを、右手で握って、左の胸にあてがっていた。その上を雨外套でかくしているわけだが、ときどき、左手で雨外套をさわって娘の腕をたしかめてみないではいられなかった。それは娘の腕をたしかめるのではなくて、私のよろこびをたしかめるしぐさであっただろう。

 娘は私の好きなところから自分の腕をはずしてくれていた。腕のつけ根であるか、肩のはしであるか、そこにぷっくりと円みがある。西洋の美しい細身の娘にある円みで、日本の娘には稀れである。それがこの娘にはあった。ほのぼのとういういしい光りの球形のように、清純で優雅な円みである。娘が純潔を失うと間もなくその円みの愛らしさも鈍ってしまう。たるんでしまう。美しい娘の人生にとっても、短いあいだの美しい円みである。それがこの娘にはあった。

肩のこの可憐な円みから娘のからだの可憐なすべてが感じられる。胸の円みもそう大きくなく、手のひらにはいって、はにかみながら吸いつくような固さ、やわらかさだろう。娘の肩の円みを見ていると、私には娘の歩く脚も見えた。細身の小鳥の軽やかな足のように、蝶が花から花へ移るように、娘は足を運ぶだろう。そのようにこまかな旋律は接吻する舌のさきにもあるだろう。


 袖なしの女服になる季節で、娘の肩は出たばかりであった。あらわに空気と触れることにまだなれていない肌の色であった。春のあいだにかくれながらうるおって、夏に荒れる前のつぼみのつやであった。私はその日の朝、花屋で泰山木のつぼみを買ってガラスびんに入れておいたが、娘の肩の円みはその泰山木の白く大きいつぼみのようであった。娘の服は袖がないというよりなお首の方にくり取ってあった。腕のつけ根の肩はほどよく出ていた。服は黒っぽいほど濃い青の絹で、やわらかい照りがあった。このような円みの肩にある娘は背にふくらみがある。撫で肩のその円みが背のふくらみとゆるやかな波を描いている。やや斜めのうしろから見ると、肩の円みから細く長めな首をたどる肌が掻きあげた襟髪でくっきり切れて、黒い髪が肩の円みに光る影を映しているようであった。

 こんな風に私がきれいと思うのを娘は感じていたらしく、肩の円みをつけたところから右腕をはずして、私に貸してくれたのだった。

 雨外套のなかでだいじに握っている娘の腕は、私の手よりも冷たかった。心おどりに上気している私は手も熱いのだろうが、その火照りが娘の腕に移らぬことを私はねがった。娘の腕は娘の静かな体温のままであってほしかった。また手のなかのものの少しの冷たさは、そのもののいとしさを私に伝えた。人にさわられたことのない娘の乳房のようであった。

 雨もよいの夜のもやは濃くなって、帽子のない私の頭の髪がしめって来た。表戸をとざした薬屋の奥からラジオが聞えて、ただ今、旅客機が三機もやのために着陸出来なくて、飛行場の上を三十分も旋回しているとの放送だった。こういう夜は湿気で時計が狂うからと、ラジオはつづいて各家庭の注意をうながしていた。またこんな夜に時計のぜんまいをぎりぎりいっぱいに巻くと湿気で切れやすいと、ラジオは言っていた。私は旋回している飛行機の灯が見えるかと空を見あげたが見えなかった。空はありはしない。たれこめた湿気が耳にまではいって、たくさんのみみずが遠くに這うようなしめった音がしそうだ。ラジオはなおなにかの警告を聴取者に与えるかしらと、私は薬屋の前に立っていると、動物園のライオンや虎や豹などの猛獣が湿気を憤って吠える、それを聞かせるとのことで、動物のうなり声が地鳴りのようにひびいて来た。

ラジオはそのあとで、こういう夜は、妊婦や厭世家などは、早く寝床へはいって静かに休んでいて下さいと言った。またこういう夜は、婦人は香水をじかに肌につけると匂いがしみこんで取れなくなりますと言った。


 猛獣のうなり声が聞えた時に、私は薬屋の前から歩き出していたが、香水についての注意まで、ラジオは私を追って来た。猛獣たちが憤るうなりは私をおびやかしたので、娘の腕にもおそれが伝わりはしないかと、私は薬屋のラジオの声を離れたのであった。娘は妊婦でも厭世家でもないけれども、私に片腕を貸してくれて片腕になった今夜は、やはりラジオの注意のように、寝床で静かに横たわっているのがいいだろうと、私には思われた。片腕の母体である娘が安らかに眠っていてくれることをのぞんだ。

 通りを横切るのに、私は左手で雨外套の上から娘の腕をおさえた。車の警笛が鳴った。脇腹に動くものがあって私は身をよじった。娘の腕が警笛におびえてか指を握りしめたのだった。

「心配ないよ。」と私は言った。

「車は遠いよ。見通しがきかないので鳴らしているだけだよ。」

 私はだいじなものをかかえているので、道のあとさきをよく見渡してから横切っていたのである。その警笛も私のために鳴らされたとは思わなかったほどだが、車の来る方をながめると人影はなかった。その車は見えなくて、ヘッド・ライトだけが見えた。その光りはぼやけてひろがって薄むらさきであった。めずらしいヘッド・ライトの色だから、私は道を渡ったところに立って、車の通るのをながめた。

朱色の服の若い女が運転していた。女は私の方を向いて頭をさげたようである。とっさに私は娘が右腕を取り返しに来たのかと、背を向けて逃げ出しそうになったが、左の片腕だけで運転出来るはずはない。しかし車の女は私が娘の片腕をかかえていると見やぶったのではなかろうか。娘の腕と同性の女の勘である。私の部屋へ帰るまで女には出会わぬように気をつけなければなるまい。女の車はうしろのライトも薄むらさきであった。やはり車体は見えなくて、灰色のもやのなかを、薄むらさきの光りがぼうっと浮いて遠ざかった。


「あの女はなんのあてもなく車を走らせて、ただ車を走らせるために走らせずにはいられなくて、走らせているうちに、姿が消えてなくなってしまうのじゃないかしら……。」と私はつぶやいた。

「あの車、女のうしろの席にはなにが坐っていたのだろう。」

 なにも坐っていなかったようだ。なにも坐っていないのを不気味に感じるのは、私が娘の片腕をかかえていたりするからだろうか。あの女の車にもしめっぽい夜のもやは乗せていた。そして女のなにかが車の光りのさすもやを薄むらさきにしていた。女のからだが紫色の光りを放つことなどあるまいとすると、なにだったのだろうか。こういう夜にひとりで車を走らせている若い女が虚しいものに思えたりするのも、私のかくし持った娘の腕のせいだろうか。

女は車のなかから娘の片腕に会釈したのだったろうか。こういう夜には、女性の安全を見まわって歩く天使か妖精があるのかもしれない。あの若い女は車に乗っていたのではなくて、紫の光りに乗っていたのかもしれない。虚しいどころではない。私の秘密を見すかして行った。


 しかしそれからは一人の人間にも行き会わないで、私はアパアトメントの入口に帰りついた。扉のなかのけはいをうかがって立ちどまった。頭の上に蛍火が飛んで消えた。蛍の火にしては大き過ぎ強過ぎると気がつくと、私はとっさに四五歩後ずさりしていた。また蛍のような火が二つ三つ飛び流れた。その火は濃いもやに吸いこまれるよりも早く消えてしまう。人魂か鬼火のようになにものかが私の先きまわりをして、帰りを待ちかまえているのか。しかしそれが小さい蛾の群れであるとすぐにわかった。蛾のつばさが入口の電灯の光りを受けて蛍火のように光るのだった。蛍火よりは大きいけれども、蛍火と見まがうほどに蛾としては小さかった。

 私は自動のエレベエタアも避けて、狭い階段をひっそり三階へあがった。左利きでない私は、右手を雨外套のなかに入れたまま左手で扉の鍵をあけるのは慣れていない。気がせくとなお手先きがふるえて、それが犯罪のおののきに似て来ないか。部屋のなかになにかがいそうに思える。私のいつも孤独の部屋であるが、孤独ということは、なにかがいることではないのか。娘の片腕と帰った今夜は、ついぞなく私は孤独ではないが、そうすると、部屋にこもっている私の孤独が私をおびやかすのだった。


「先きにはいっておくれよ。」

私はやっと扉が開くと言って、娘の片腕を雨外套のなかから出した。

「よく来てくれたね。これが僕の部屋だ。明りをつける。」

「なにかこわがっていらっしゃるの?」

と娘の腕は言ったようだった。

「だれかいるの?」

「ええっ? なにかいそうに思えるの?」

「匂いがするわ。」

「匂いね? 僕の匂いだろう。暗がりに僕の大きい影が薄ぼんやり立っていやしないか。よく見てくれよ。僕の影が僕の帰りを待っていたのかもしれない。」

「あまい匂いですのよ。」

「ああ、泰山木の花の匂いだよ。」

と私は明るく言った。私の不潔で陰湿な孤独の匂いでなくてよかった。泰山木のつぼみを生けておいたのは、可憐な客を迎えるのに幸いだった。私は闇に少し目がなれた。真暗だったところで、どこになにがあるかは、毎晩のなじみでわかっている。

「あたしに明りをつけさせて下さい。」

娘の腕が思いがけないことを言った。

「はじめてうかがったお部屋ですもの。」

「どうぞ。それはありがたい。僕以外のものがこの部屋の明りをつけてくれるのは、まったくはじめてだ。」


 私は娘の片腕を持って、手先きが扉の横のスイッチにとどくようにした。天井の下と、テエブルの上と、ベッドの枕もとと、台所と、洗面所のなかと、五つの電灯がいち時についた。私の部屋の電灯はこれほど明るかったのかと、私の目は新しく感じた。

 ガラスびんの泰山木が大きい花をいっぱいに開いていた。今朝はつぼみであった。開いて間もないはずなのに、テエブルの上にしべを落ち散らばらせていた。それが私はふしぎで、白い花よりもこぼれたしべをながめた。しべを一つ二つつまんでながめていると、テエブルの上においた娘の腕が指を尺取虫のように伸び縮みさせて動いて来て、しべを拾い集めた。私は娘の手のなかのしべを受け取ると、屑籠へ捨てに立って行った。

「きついお花の匂いが肌にしみるわ。助けて……。」

と娘の腕が私を呼んだ。


「ああ。ここへ来る道で窮屈な目にあわせて、くたびれただろう。しばらく静かにやすみなさい。」

とベッドの上に娘の腕を横たえて、私もそばに腰をかけた。そして娘の腕をやわらかくなでた。


「きれいで、うれしいわ。」

娘の腕がきれいと言ったのは、ベッド・カバアのことだろう。水色の地に三色の花模様があった。孤独の男には派手過ぎるだろう。

「このなかで今晩おとまりするのね。おとなしくしていますわ。」

「そう?」

「おそばに寄りそって、おそばになんにもいないようにしてますわ。」

 そして娘の手がそっと私の手を握った。娘の指の爪はきれいにみがいて薄い石竹色に染めてあるのを私は見た。指さきより長く爪はのばしてあった。

 私の短くて幅広くて、そして厚ごわい爪に寄り添うと、娘の爪は人間の爪でないかのように、ふしぎな形の美しさである。女はこんな指の先きでも、人間であることを超克しようとしているのか。あるいは、女であることを追究しようとしているのか。

うち側のあやに光る貝殻、つやのただよう花びらなどと、月並みな形容が浮んだものの、たしかに娘の爪に色と形の似た貝殻や花びらは、今私には浮んで来なくて、娘の手の指の爪は娘の手の指の爪でしかなかった。脆く小さい貝殻や薄く小さい花びらよりも、この爪の方が透き通るように見える。そしてなによりも、悲劇の露と思える。娘は日ごと夜ごと、女の悲劇の美をみがくことに丹精をこめて来た。それが私の孤独にしみる。私の孤独が娘の爪にしたたって、悲劇の露とするのかもしれない。

 私は娘の手に握られていない方の手の、人差し指に娘の小指をのせて、その細長い爪を親指の腹でさすりながら見入っていた。いつとなく私の人差し指は娘の爪の廂(ひさし)にかくれた、小指のさきにふれた。ぴくっと娘の指が縮まった。肘もまがった。

「あっ、くすぐったいの?」

と私は娘の片腕に言った。

「くすぐったいんだね。」

 うかつなことをつい口に出したものである。爪を長くのばした女の指さきはくすぐったいものと、私は知っている、つまり私はこの娘のほかの女をかなりよく知っていると、娘の片腕に知らせてしまったわけである。

 私にこの片腕を一晩貸してくれた娘にくらべて、ただ年上と言うより、もはや男に慣れたと言う方がよさそうな女から、このような爪にかくれた指さきはくすぐったいのを、私は前に聞かされたことがあったのだ。長い爪のさきでものにさわるのが習わしになっていて、指さきではさわらないので、なにかが触れるとくすぐったいと、その女は言った。

「ふうん。」私は思わぬ発見におどろくと、女はつづけて、

「食べものごしらえでも、食べるものでも、なにかちょっと指さきにさわると、あっ、不潔っと、肩までふるえが来ちゃうの。そうなのよ、ほんとうに……。」

 不潔とは、食べものが不潔になるというのか、爪さきが不潔になるというのか。おそらく、指さきになにがさわっても、女は不潔感にわななくのであろう。女の純潔の悲劇の露が、長い爪の陰にまもられて、指さきにひとしずく残っている。
 女の手の指さきをさわりたくなった、誘惑は自然であったけれども、私はそれだけはしなかった。私自身の孤独がそれを拒んだ。からだの、どこかにさわられてもくすぐったいところは、もうほとんどなくなっているような女であった。

 片腕を貸してくれた娘には、さわられてくすぐったいところが、からだじゅうにあまたあるだろう。そういう娘の手の指さきをくすぐっても、私は罪悪とは思わなくて、愛玩と思えるかもしれない。しかし娘は私にいたずらをさせるために、片腕を貸してくれたのではあるまい。私が喜劇にしてはいけない。

「窓があいている。」と私は気がついた。ガラス戸はしまっているが、カアテンがあいている。

「なにかがのぞくの?」

と娘の片腕が言った。

「のぞくとしたら、人間だね。」

「人間がのぞいても、あたしのことは見えないわ。のぞき見するものがあるとしたら、あなたの御自分でしょう。」

「自分……? 自分てなんだ。自分はどこにあるの?」

「自分は遠くにあるの。」

と娘の片腕はなぐさめの歌のように、

「遠くの自分をもとめて、人間は歩いてゆくのよ。」

「行き着けるの?」

「自分は遠くにあるのよ。」

娘の腕はくりかえした。


 ふと私には、この片腕とその母体の娘とは無限の遠さにあるかのように感じられた。この片腕は遠い母体のところまで、はたして帰り着けるのだろうか。私はこの片腕を遠い娘のところまで、はたして返しに行き着けるのだろうか。娘の片腕が私を信じて安らかなように、母体の娘も私を信じてもう安らかに眠っているだろうか。右腕のなくなったための違和、また凶夢はないか。娘は右腕に別れる時、目に涙が浮ぶのをこらえていたようではなかったか。片腕は今私の部屋に来ているが、娘はまだ来たことがない。

 窓ガラスは湿気に濡れ曇っていて、蟾蜍の腹皮を張ったようだ。霧雨を空中に静止させたようなもやで、窓のそとの夜は距離を失い、無限の距離につつまれていた。家の屋根も見えないし、車の警笛も聞えない。

「窓をしめる。」と私はカアテンを引こうとすると、カアテンもしめっていた。窓ガラスに私の顔がうつっていた。私のいつもの顔より若いかに見えた。しかし私はカアテンを引く手をとどめなかった。私の顔は消えた。

 ある時、あるホテルで見た、九階の客室の窓がふと私の心に浮んだ。裾のひらいた赤い服の幼い女の子が二人、窓にあがって遊んでいた。同じ服の同じような子だから、ふた子かもしれなかった。西洋人の子どもだった。二人の幼い子は窓ガラスを握りこぶしでたたいたり、窓ガラスに肩を打ちつけたり、相手を押し合ったりしていた。母親は窓に背を向けて、編みものをしていた。窓の大きい一枚ガラスがもしわれるかはずれかしたら、幼い子は九階から落ちて死ぬ。あぶないと見たのは私で、二人の子もその母親もまったく無心であった。しっかりした窓ガラスに危険はないのだった。

 カアテンを引き終って振り向くと、ベッドの上から娘の片腕が、

「きれいなの。」

と言った。カアテンがベッド・カバアと同じ花模様の布だからだろう。

「そう? 日にあたって色がさめた。もうくたびれているんだよ。」

私はベッドに腰かけて、娘の片腕を膝にのせた。

「きれいなのは、これだな。こんなきれいなものはないね。」

 そして、私は右手で娘のたなごころと握り合わせ、左手で娘の腕のつけ根を持って、ゆっくりとその腕の肘をまげてみたり、のばしてみたりした。くりかえした。


「いたずらっ子ねえ。」

と娘の片腕はやさしくほほえむように言った。

「こんなことなさって、おもしろいの?」

「いたずらなもんか。おもしろいどころじゃない。」

ほんとうに娘の腕には、ほほえみが浮んで、そのほほえみは光りのように腕の肌をゆらめき流れた。娘の頬のみずみずしいほほえみとそっくりであった。


 私は見て知っている。娘はテエブルに両肘を突いて、両手の指を浅く重ねた上に、あごをのせ、また片頬をおいたことがあった。若い娘としては品のよくない姿のはずだが、突くとか重ねるとか置くとかいう言葉はふさわしくない、軽やかな愛らしさである。腕のつけ根の円みから、手の指、あご、頬、耳、細長い首、そして髪までが一つになって、楽曲のきれいなハアモニイである。

娘はナイフやフォウクを上手に使いながら、それを握った指のうちの人差し指と小指とを、折り曲げたまま、ときどき無心にほんの少し上にあげる。食べものを小さい唇に入れ、噛んで、呑みこむ、この動きも人間がものを食っている感じではなくて、手と顔と咽とが愛らしい音楽をかなでていた。娘のほほえみは腕の肌にも照り流れるのだった。


 娘の片腕がほほえむと見えたのは、その肘を私がまげたりのばしたりするにつれて、娘の細く張りしまった腕の筋肉が微妙な波に息づくので、微妙な光りとかげとが腕の白くなめらかな肌を移り流れるからだ。さっき、私の指が娘の長い爪のかげの指さきにふれて、ぴくっと娘の腕が肘を折り縮めた時、その腕に光りがきらめき走って、私の目を射たものだった。それで私は娘の肘をまげてみているので、決していたずらではなかった。肘をまげ動かすのを、私はやめて、のばしたままじっと膝においてながめても、娘の腕にはういういしい光りとかげとがあった。


「おもしろいいたずらと言うなら、僕の右腕とつけかえてみてもいいって、ゆるしを受けて来たの、知ってる?」

と私は言った。


「知ってますわ。」と娘の右腕は答えた。

「それだっていたずらじゃないんだ。僕は、なんかこわいね。」

「そう?」

「そんなことしてもいいの」

「いいわ」

「…………。」

私は娘の腕の声を、はてなと耳に入れて、

「いいわ、って、もう一度……。」

「いいわ。いいわ。」


 私は思い出した。私に身をまかせようと覚悟をきめた、ある娘の声に似ているのだ。片腕を貸してくれた娘ほどには、その娘は美しくなかった。そして異常であったかもしれない。

「いいわ。」

とその娘は目をあけたまま私を見つめた。私は娘の上目ぶたをさすって、閉じさせようとした。娘はふるえ声で言った。


「(イエスは涙をお流しになりました。《ああ、なんと、彼女を愛しておいでになったことか。》とユダヤ人たちは言いました。)」

「…………。」


「彼女」は「彼」の誤りである。死んだラザロのことである。女である娘は「彼」を「彼女」とまちがえておぼえていたのか、あるいは知っていて、わざと「彼女」と言い変えたのか。

 私は娘のこの場にあるまじい、唐突で奇怪な言葉に、あっけにとられた。娘のつぶった目ぶたから涙が流れ出るかと、私は息をつめて見た。

 娘は目をあいて胸を起こした。その胸を私の腕が突き落とした。

「いたいっ。」

と娘は頭のうしろに手をやった。

「いたいわ。」

 白いまくらに血が小さくついていた。私は娘の髪をかきわけてさぐった。血のしずくがふくらみ出ているのに、私は口をつけた。

「いいのよ。血はすぐ出るのよ、ちょっとしたことで。」

娘は毛ピンをみな抜いた。毛ピンが頭に刺さったのであった。

 娘は肩が痙攣しそうにしてこらえた。

 私は女の身をまかせる気もちがわかっているようながら、納得しかねるものがある。身をまかせるのをどんなことと、女は思っているのだろうか。自分からそれを望み、あるいは自分から進んで身をまかせるのは、なぜなのだろうか。女のからだはすべてそういう風にできていると、私は知ってからも信じかねた。この年になっても、私はふしぎでならない。そしてまた、女のからだと身をまかせようとは、ひとりひとりちがうと思えばちがうし、似ていると思えば似ているし、みなおなじと思えばおなじである。これも大きいふしぎではないか。私のこんなふしぎがりようは、年よりもよほど幼い憧憬かもしれないし、年よりも老けた失望かもしれない。心のびっこではないだろうか。

 その娘のような苦痛が、身をまかせるすべての女にいつもあるものではなかった。その娘にしてもあの時きりであった。銀のひもは切れ、金の皿はくだけた。

「いいわ。」と娘の片腕の言ったのが、私にその娘を思い出させたのだけれども、片腕のその声とその娘の声とは、はたして似ているのだろうか。おなじ言葉を言ったので、似ているように聞えたのではなかったか。おなじ言葉を言ったにしても、それだけが母体を離れて来た片腕は、その娘とちがって自由なのではないか。またこれこそ身をまかせたというもので、片腕は自制も責任も悔恨もなくて、なんでも出来るのではないか。しかし、「いいわ。」と言う通りに、娘の右腕を私の右腕とつけかえたりしたら、母体の娘は異様な苦痛におそわれそうにも、私には思えた。
 私は膝においた娘の片腕をながめつづけていた。肘の内側にほのかな光りのかげがあった。それは吸えそうであった。私は娘の腕をほんの少しまげて、その光りのかげをためると、それを持ちあげて、唇をあてて吸った。


「くすぐったいわ。いたずらねえ。」

と娘の腕は言って、唇をのがれるように、私の首に抱きついた。

「いいものを飲んでいたのに……。」と私は言った。

「なにをお飲みになったの?」

「…………。」

「なにをお飲みになったの?」

「光りの匂いかな、肌の。」


 そとのもやはなお濃くなっているらしく、花びんの泰山木の葉までしめらせて来るようであった。ラジオはどんな警告を出しているだろう。私はベッドから立って、テエブルの上の小型ラジオの方に歩きかけたがやめた。娘の片腕に首を抱かれてラジオを聞くのはよけいだ。しかし、ラジオはこんなことを言っているように思われた。たちの悪い湿気で木の枝が濡れ、小鳥のつばさや足も濡れ、小鳥たちはすべり落ちていて飛べないから、公園などを通る車は小鳥をひかぬように気をつけてほしい。もしなまあたたかい風が出ると、もやの色が変るかもしれない。色の変ったもやは有害で、それが桃色になったり紫色になったりすれば、外出はひかえて、戸じまりをしっかりしなければならない。


「もやの色が変る? 桃色か紫色に?」

と私はつぶやいて、窓のカアテンをつまむと、そとをのぞいた。もやがむなしい重みで押しかかって来るようであった。夜の暗さとはちがう薄暗さが動いているようなのは、風が出たのであろうか。もやの厚みは無限の距離がありそうだが、その向うにはなにかすさまじいものが渦巻いていそうだった。

 さっき、娘の右腕を借りて帰る道で、朱色の服の女の車が、前にもうしろにも、薄むらさきの光りをもやのなかに浮べて通ったのを、私は思い出した。紫色であった。もやのなかからぼうっと大きく薄むらさきの目玉が追って来そうで、私はあわててカアテンをはなした。


「寝ようか。僕らも寝ようか。」

 この世に起きている人はひとりもないようなけはいだった。こんな夜に起きているのはおそろしいことのようだ。

 私は首から娘の腕をはずしてテエブルにおくと、新しい寝間着に着かえた。寝間着はゆかたであった。娘の片腕は私が着かえるのを見ていた。私は見られているはにかみを感じた。この自分の部屋で寝間着に着かえるところを女に見られたことはなかった。

 娘の片腕をかかえて、私はベッドにはいった。娘の腕の方を向いて、胸寄りにその指を軽く握った。娘の腕はじっとしていた。

 小雨のような音がまばらに聞えた。もやが雨に変ったのではなく、もやがしずくになって落ちるのか、かすかな音であった。

 娘の片腕は毛布のなかで、また指が私の手のひらのなかで、あたたまって来るのが私にわかったが、私の体温にはまだとどかなくて、それが私にはいかにも静かな感じであった。

「眠ったの?」

「いいえ。」と娘の腕は答えた。

「動かないから、眠っているのかと思った。」


 私はゆかたをひらいて、娘の腕を胸につけた。あたたかさのちがいが胸にしみた。むし暑いようで底冷たいような夜に、娘の腕の肌ざわりはこころよかった。
 部屋の電灯はみなついたままだった。ベッドにはいる時消すのを忘れた。

「そうだ。明りが……。」と起きあがると、私の胸から娘の片腕が落ちた。

「あ。」私は腕を拾い持って、

「明りを消してくれる?」


 そして扉へ歩きながら、

「暗くして眠るの? 明りをつけたまま眠るの?」

「…………。」


 娘の片腕は答えなかった。腕は知らぬはずはないのに、なぜ答えないのか。私は娘の夜の癖を知らない。明りをつけたままで眠っているその娘、また暗がりのなかで眠っているその娘を、私は思い浮べた。右腕のなくなった今夜は、明るいままにして眠っていそうである。私も明りをなくするのがふと惜しまれた。もっと娘の片腕をながめていたい。先きに眠った娘の腕を、私が起きていてみたい。しかし娘の腕は扉の横のスイッチを切る形に指をのばしていた。

 闇のなかを私はベッドにもどって横たわった。娘の片腕を胸の横に添い寝させた。腕の眠るのを待つように、じっとだまっていた。娘の腕はそれがもの足りないのか、闇がこわいのか、手のひらを私の胸の脇にあてていたが、やがて五本の指を歩かせて私の胸の上にのぼって来た。おのずと肘がまがって私の胸に抱きすがる恰好になった。

 娘のその片腕は可愛い脈を打っていた。娘の手首は私の心臓の上にあって、脈は私の鼓動とひびき合った。娘の腕の脈の方が少しゆっくりだったが、やがて私の心臓の鼓動とまったく一致して来た。私は自分の鼓動しか感じなくなった。どちらが早くなったのか、どちらがおそくなったのかわからない。

 手首の脈搏と心臓の鼓動とのこの一致は、今が娘の右腕と私の右腕とをつけかえてみる、そのために与えられた短い時なのかもしれぬ。いや、ただ娘の腕が寝入ったというしるしであろうか。失心する狂喜に酔わされるよりも、そのひとのそばで安心して眠れるのが女はしあわせだと、女が言うのを私は聞いたことがあるけれども、この娘の片腕のように安らかに私に添い寝した女はなかった。

 娘の脈打つ手首がのっているので、私は自分の心臓の鼓動を意識する。それが一つ打って次のを打つ、そのあいだに、なにかが遠い距離を素早く行ってはもどって来るかと私には感じられた。そんな風に鼓動を聞きつづけるにつれて、その距離はいよいよ遠くなりまさるようだ。そしてどこまで遠く行っても、無限の遠くに行っても、その行くさきにはなんにもなかった。なにかにとどいてもどって来るのではない。次ぎに打つ鼓動がはっと呼びかえすのだ。こわいはずだがこわさはなかった。しかし私は枕もとのスイッチをさぐった。

 けれども、明りをつける前に、毛布をそっとまくってみた。娘の片腕は知らないで眠っていた。はだけた私の胸をほの白くやさしい微光が巻いていた。私の胸からぽうっと浮び出た光りのようであった。私の胸からそれは小さい日があたたかくのぼる前の光りのようであった。

 私は明りをつけた。娘の腕を胸からはなすと、私は両方の手をその腕のつけ根と指にかけて、真直ぐにのばした。五燭の弱い光りが、娘の片腕のその円みと光りのかげとの波をやわらかくした。つけ根の円み、そこから細まって二の腕のふくらみ、また細まって肘のきれいな円み、肘の内がわのほのかなくぼみ、そして手首へ細まってゆく円いふくらみ、手の裏と表から指、私は娘の片腕を静かに廻しながら、それにゆらめく光とかげの移りをながめつづけていた。

「これはもうもらっておこう。」とつぶやいたのも気がつかなかった。

 そして、うっとりとしているあいだのことで、自分の右腕を肩からはずして娘の右腕を肩につけかえたのも、私はわからなかった。

「ああっ。」という小さい叫びは、娘の腕の声だったか私の声だったか、とつぜん私の肩に痙攣が伝わって、私は右腕のつけかわっているのを知った。

 娘の片腕はミミ今は私の腕なのだが、ふるえて空をつかんだ。私はその腕を曲げて口に近づけながら、


「痛いの? 苦しいの?」

「いいえ。そうじやない。そうじやないの。」

とその腕が切れ切れに早く言ったとたんに、戦慄の稲妻が私をつらぬいた。私はその腕の指を口にくわえていた。

「…………。」

よろこびを私はなんと言ったか、娘の指が舌にさわるだけで、言葉にはならなかった。

「いいわ。」

と娘の腕は答えた。ふるえは勿論とまっていた。

「そう言われて来たんですもの。でも……。」

 私は不意に気がついた。私の口は娘の指を感じられるが、娘の右腕の指、つまり私の右腕の指は私の唇や歯を感じられない。私はあわてて右腕を振ってみたが、腕を振った感じはない。肩のはし、腕のつけ根に、遮断があり、拒絶がある。

「血が通わない。」と私は口走った。

「血が通うのか、通わないのか。」


 恐怖が私をおそった。私はベッドに坐っていた。かたわらに私の片腕が落ちている。それが目にはいった。自分をはなれた自分の腕はみにくい腕だ。それよりもその腕の脈はとまっていないか。娘の片腕はあたたかく脈を打っていたが、私の右腕は冷えこわばってゆきそうに見えた。私は肩についた娘の右腕で自分の右腕を握った。握ることは出来たが、握った感覚はなかった。

「脈はある?」と私は娘の右腕に聞いた。

「冷たくなってない?」

「少うし……。あたしよりほんの少うしね。」

と娘の片腕は答えた。

「あたしが熱くなったからよ。」


 娘の片腕が「あたし」という一人称を使った。私の肩につけられて、私の右腕となった今、はじめて自分のことを「あたし」と言ったようなひびきを、私の耳は受けた。

「脈も消えてないね?」と私はまた聞いた。

「いやあね。お信じになれないのかしら……?」

「なにを信じるの?」

「御自分の腕をあたしと、つけかえなさったじゃありませんの?」

「だけど血が通うの?」

「(女よ、誰をさがしているのか。)というの、ごぞんじ?」

「知ってるよ。(女よ、なぜ泣いているのか。誰をさがしているのか。)」

「あたしは夜なかに夢を見て目がさめると、この言葉をよくささやいているの。」


 今「あたし」と言ったのは、もちろん、私の右肩についた愛らしい腕の母体のことにちがいない。聖書のこの言葉は、永遠の場で言われた、永遠の声のように、私は思えて来た。

「夢にうなされてないかしら、寝苦しくて……。」

と私は片腕の母体のことを言った。

「そとは悪魔の群れがさまようためのような、もやだ。しかし悪魔だって、からだがしっけて、咳をしそうだ。」

「悪魔の咳なんか聞えませんように……。」

と娘の右腕は私の右腕を握ったまま、私の右の耳をふさいだ。

 娘の右腕は、じつは今私の右腕なのだが、それを動かしたのは、私ではなくて、娘の腕のこころのようであった。いや、そう言えるほどの分離はない。


「脈、脈の音……。」

 私の耳は私自身の右腕の脈を聞いた。娘の腕は私の右腕を握ったまま耳へ来たので、私の手首が耳に押しつけられたわけだった。私の右腕には体温もあった。娘の腕が言った通りに、私の耳や娘の指よりは少うし冷たい。


「魔よけしてあげる……。」

といたずらっぽく、娘の小指の小さく長い爪が私の耳のなかをかすかに掻いた。私は首を振って避けた。左手、これはほんとうの私の手で、私の右の手首、じつは娘の右の手首をつかまえた。そして顔をのけぞらせた私に、娘の小指が目についた。

 娘の手は四本の指で、私の肩からはずした右腕を握っていた。小指だけは遊ばせているとでもいうか、手の甲の方にそらせて、その爪の先きを軽く私の右腕に触れていた。しなやかな若い娘の指だけができる、固い手の男の私には信じられぬ形の、そらせようだった。小指のつけ根から、直角に手のひらの方へ曲げている。そして次ぎの指関節も直角に曲げ、その次ぎの指関節もまた直角に折り曲げている。そうして小指はおのずと四角を描いている。四角の一辺は紅差し指である。

 この四角い窓を、私の目はのぞく位置にあった。窓というにはあまりに小さくて、透き見穴か眼鏡というのだろうが、なぜか私には窓と感じられた。すみれの花が外をながめるような窓だ。ほのかな光りがあるほどに白い小指の窓わく、あるいは眼鏡の小指のふち、それを私はなお目に近づけた。片方の目をつぶった。


「のぞきからくり……?」

と娘の腕は言った。

「なにかお見えになります?」

「薄暗い自分の古部屋だね、五燭の電灯の……。」

と私は言い終らぬうち、ほとんど叫ぶように、

「いや、ちがう。見える。」

「なにが見えるの。」

「もう見えない。」

「なにがお見えになったの?」

「色だね。薄むらさきの光りだね、ぼうっとした……。その薄むらさきのなかに、赤や金の粟粒のように小さい輪が、くるくるたくさん飛んでいた。」

「おつかれなのよ。」


 娘の片腕は私の右腕をベッドに置くと、私の目ぶたを指の腹でやわらかくさすってくれた。


「赤や金のこまかい輪は、大きな歯車になって、廻るのもあったかしら……。その歯車のなかに、なにかが動くか、なにかが現われたり消えたりして、見えたかしら……。」

 歯車も歯車のなかのものも、見えたのか見えたようだったのかわからぬ、記憶にはとどまらぬ、たまゆらの幻だった。その幻がなんであったか、私は思い出せないので、


「なにの幻を見せてくれたかったの?」

「いいえ。あたしは幻を消しに来ているのよ。」

「過ぎた日の幻をね、あこがれやかなしみの……。」

 娘の指と手のひらの動きは、私の目ぶたの上で止まった。


「髪は、ほどくと、肩や腕に垂れるくらい、長くしているの?」

私は思いもかけぬ問いが口に出た。

「はい。とどきます。」

と娘の片腕は答えた。

「お風呂で髪を洗うとき、お湯をつかいますけれど、あたしの癖でしょうか、おしまいに、水でね、髪の毛が冷たくなるまで、ようくすすぐんです。その冷たい髪が肩や腕に、それからお乳の上にもさわるの、いい気持なの。」


 もちろん、片腕の母体の乳房である。それを人に触れさせたことのないだろう娘は、冷たく濡れた洗い髪が乳房にさわる感じなど、よう言わないだろう。娘のからだを離れて来た片腕は、母体の娘のつつしみ、あるいははにかみからも離れているのか。

 私は娘の右腕、今は私の右腕になっている、その腕のつけ根の可憐な円みを、自分の左の手のひらにそっとつつんだ。娘の胸のやはりまだ大きくない円みが、私の手のひらのなかにあるかのように思えて来た。肩の円みが胸の円みのやわらかさになって来る。

 そして娘の手は私の目の上に軽くあった。その手のひらと指とは私の目ぶたにやさしく吸いついて、目ぶたの裏にしみとおった。目ぶたの裏があたたかくしめるようである。そのあたたかいしめりは目の球のなかにもしみひろがる。


「血が通っている。」と私は静かに言った。

「血が通っている。」


 自分の右腕と娘の右腕とをつけかえたのに気がついた時のような、おどろきの叫びはなかった。私の肩にも娘の腕にも、痙攣や戦慄などはさらになかった。いつのまに、私の血は娘の腕に通い、娘の腕の血が私のからだに通ったのか。腕のつけ根にあった、遮断と拒絶とはいつなくなったのだろうか。清純な女の血が私のなかに流れこむのは、現に今、この通りだけれど、私のような男の汚濁の血が娘の腕にはいっては、この片腕が娘の肩にもどる時、なにかがおこらないか。もとのように娘の肩にはつかなかったら、どうずればいいだろう。


「そんな裏切りはない。」と私はつぶやいた。

「いいのよ。」と娘の腕はささやいた。

 しかし、私の肩と娘の腕とには、血がかよって行ってかよって来るとか、血が流れ合っているとかいう、ことごとしい感じはなかった。右肩をつつんだ私の左の手のひらが、また私の右肩である娘の肩の円みが、自然にそれを知ったのであった。いつともなく、私も娘の腕もそれを知っていた。そうしてそれは、うっとりととろけるような眠りにひきこむものであった。


 私は眠った。

 たちこめたもやが淡い紫に色づいて、ゆるやかに流れる大きい波に、私はただよっていた。その広い波のなかで、私のからだが浮んだところだけには、薄みどりのさざ波がひらめいていた。私の陰湿な孤独の部屋は消えていた。私は娘の右腕の上に、自分の左手を軽くおいているようであった。娘の指は泰山木の花のしべをつまんでいるようであった。見えないけれども匂った。しべは屑籠へ捨てたはずなのに、いつ、どうして拾ったのか。一日の花の白い花びらはまだ散らないのに、なぜしべが先きに落ちたのか。朱色の服の若い女の車が、私を中心に遠い円をえがいて、なめらかにすべっていた。私と娘の片腕との眠りの安全を見まもっているようであった。

 こんな風では、眠りは浅いのだろうけれども、こんなにあたたかくあまい眠りはついぞ私にはなかった。いつもは寝つきの悪さにべッドで悶々とする私が、こんなに幼い子の寝つきをめぐまれたことはなかった。

 娘のきゃしゃな細長い爪が私の左の手のひらを可愛く掻いているような、そのかすかな触感のうちに、私の眠りは深くなった。私はいなくなった。

「ああっ。」私は自分の叫びで飛び起きた。ベッドからころがり落ちるようにおりて、三足四足よろめいた。

 ふと目がさめると、不気味なものが横腹にさわっていたのだ。私の右腕だ。

 私はよろめく足を踏みこたえて、ベッドに落ちている私の右腕を見た。呼吸がとまり、血が逆流し、全身が戦慄した。私の右腕が目についたのは瞬間だった。次ぎの瞬間には、娘の腕を肩からもぎ取り、私の右腕とつけかえていた。魔の発作の殺人のようだった。

 私はベッドの前に膝をつき、ベッドに胸を落して、今つけたばかりの自分の右腕で、狂わしい心臓の上をなでさすっていた。動悸がしずまってゆくにつれて、自分のなかよりも深いところからかなしみが噴きあがって来た。


「娘の腕は……?」私は顔をあげた。

 娘の片腕はベッドの裾に投げ捨てられていた。はねのけた毛布のみだれのなかに、手のひらを上向けて投げ捨てられていた。のばした指先きも動いていない。薄暗い明りにほの白い。

「ああ。」

 私はあわてて娘の片腕を拾うと、胸にかたく抱きしめた。生命の冷えてゆく、いたいけな愛児を抱きしめるように、娘の片腕を抱きしめた。娘の指を唇にくわえた。のばした娘の爪の裏と指先きとのあいだから、女の露が出るなら……。

http://www.japanpen.or.jp/e-bungeikan/novel/kawabatayasunari.html


山の向こうに住んでいる人間はみんな…

802:tky10-p121.flets.hi-ho.ne.jp:2011/01/22(土) 22:33:30.90 0

川端康成の「雪国」は死後の世界
みんな幽霊という設定

803:tky10-p121.flets.hi-ho.ne.jp:2011/01/22(土) 22:35:37.56 0

ちなみに千と千尋も死後の世界だね
トンネル抜けるとそこは黄泉の国ということ

http://2chnull.info/r/morningcoffee/1295616090/1-1001


講演の中で、奥野健男は川端康成の「雪国」に触れ、実際に川端康成と話したときのことを語ってくれた。

川端によると「雪国」というのは「黄泉の国」で、いわゆるあの世であるらしい。


  「雪国」があの世であるというのは何となくわかる気がする。島村はこの世とあの世を交互に行き交い、あの世で駒子と会うのである。駒子とはあの世でしか会えないし、この世にくることはない。島村と駒子をつなぐ糸は島村の左手の人差指である。島村が駒子に会いにくるのも1年おきぐらいというのも天の川伝説以外に何かを象徴しているのだろうか。

  とてつもなく哀しく、美しい声をもつ葉子はさしずめ神の言葉を語る巫女なのか。その巫女の語る言葉に島村は敏感に反応するのだ。もしかしたら葉子は神の使いなのかもしれない。

 駒子は葉子に対して「あの人は気違いになる」というのは、葉子が神性を帯びているからではないのか。

 日本人とって、あの世とは無の世界ではない。誰もが帰るべき、なつかしい世界である。あいまいな小説「雪国」がなぜか私になつかしい思いをさせるのはやはり「雪国」が黄泉の国だからなのだろうか。

http://www.w-kohno.co.jp/contents/book/kawabata.html


川端は代表作雪国でトンネルを効果的に使っているが、1953年4月に発表された小説『無言』でも現世とあの世をつなぐ隠喩として名越隧道をうまく使っている。なお、川端が自殺した逗子マリーナには、車で鎌倉から一つ目の名越隧道と二つ目の逗子隧道を抜けてすぐ右折し5分程度の距離にある。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%8D%E8%B6%8A%E9%9A%A7%E9%81%93
http://blog.livedoor.jp/aotuka202/archives/51017908.html


ずいぶん昔、何かの会合のあと友人数人とスナックで 飲んでいた時、そのうち一人との会話である。

「川端康成の『片腕』はシュールな傑作だね。口をきく片腕と添い寝 して愛撫するとは」と友人。

「あれはハイミナールの幻覚だと言われているがね」と傑作であるこ とは認めつつ、

「川端康成なら君など問題にならないくらい読んでいる がね」と言う代わりに、どうでもいいような不確かなゴシップ を喋る私。


「『眠れる美女』はまさしく屍姦だが、あれもハイミナールの幻覚か い?」

「いや、あれは実際にやっていたと言う話だ。死体愛好癖とロリコンは 川端康成の二大テーマだからね」


渡部直己『読者生成論』(思潮社)の中にある「少女切断」を読みつつ 上記の会話を思い出した。この「少女切断」は非常に刺激的で、一瞬、川 端康成全集を買って読み返そうかなどと思ったくらいだ。

読み返すとは言っても川端康成が少女小説を書いていたのは知らなかった。 昭和十年から戦後四、五年まで数にして二十以上の長短編少女小説を 書き、これらの少女小説は渡部直己によれば読み応えのある傑作である という。またこの少女小説の一つである「乙女の港」には、中里恒子 による原案草稿20枚が発見されているとのことだから、本物の少女小説 である。

今日すでに存在していない、ここで言う「少女小説」とは渡部直己によ れば、次のようなものである。


「 お互いの睫の長さも、黒子の数も、知りつくしてゐたような、少女の 友情……。

相手の持ちものや、身につけるものも、みんな好きになって、愛情を こめて、わはってみたかったやうな日……。(『美しい旅』)


そうした日々の静かな木漏れ日を浴びて、少女たちはふと肩を寄せあい、 あるいは、人垣をへだててじっと視つめあい、二人だけの「友情と愛の しるし」に、押し花や小切れなどさかんに贈りあっては、他愛なくも甘美な 夢にひたりつづける。お互いを「お姉さま」「妹」と呼びかわし、周囲から 《エスの二人》と名ざされることの悦びに、いつまでも変わらぬ「愛」を 誓いあう二人の世界を彩って、花は咲き、鳥は唄い、風は薫りつづける」


この「少女小説」は、現在の ギャル向けポルノ雑誌と同じ機能も果たしていたのであろう。

今日存在する「少女小説」は、だいぶん様子が違ってきている。たとえば 耽美小説と呼ばれる美少年の性愛を露骨に描写した小説も「少女小説」の一種 であろう。この少年とは大塚英志が言うような、少女の理想型としての少年で ある。
実はこのジャンルはまるで苦手だ。子供の頃、少女マンガというのは 実に退屈なものだなと思った。したがって、後年その少女マンガから傑作が 生まれることなど私の想像力の範囲を超えていた。文学が痩せこけていくのに 反比例して、様々な表現分野が豊饒になり、いわゆる文学を超えた傑作が 多く生まれた。それもまた私の守備範囲を超えていたのであった。

友人の一人(男)が鞄の中に常時少女マンガ雑誌を携帯し、赤川次 郎的少女小説なども愛読している。この感性はどちらかといえば少数派に違いない。

時々「わぁーっ、素敵」などとこの男が言ったりするのは少女マンガの悪影響 だろうが、聞いている方にはかなりの違和感がある。これは異化作用とは 言えない違和感である。

渡部直己が模範的反少女小説として詳細に論じているのは『千羽鶴』で ある。
『千羽鶴』の主人公三谷菊治や『雪国』の主人公島村はその年齢に比して ひどく老成した印象を受ける。彼らはテクストから、はみ出さない。

島村は視点に過ぎないし、冥界を往還する傍観者的な過客の分際から踏み 出そうとはしない。『伊豆の踊子』の一高生にとって 伊豆がそうであったように、島村にとって『雪国』は黄泉の国であり異界で あり、彼は 異人の劇に観客的に出演する。異界は彼にとって慰藉であり、生への意志 を充填する場所なのだ。

三谷菊治は、死者が紡ぎだす美に翻弄されるだけで、 自らの欲望を生きることはなく、作品の狂言まわしですらない。彼は 死者と近親相姦的にかかわる。自殺してしまう太田未亡人も文子も、 もともとこの世の人ではなかった。 或いは三谷菊治自身が死者なのかもしれない。

渡部直己によれば、 事態をなかば抑圧し、なかばそれを使嗾する検閲者である栗本ちか子は、 読みの場の知覚をみずから模倣しつつ作品に介入する 人物の典型、作者の分身たちがひしめきあう世界に紛れこんで、むしろ 読者の分身たらんと欲する人物で、小説一般に幅広く散在する。渡部直己 は『千羽鶴』の場合、作品はあげてこの人物を唾棄しようとすると書いて いる。

だが栗本ちか子は此岸の人であり、テクストを抜け出して我々の人生に 顔を出したりする。彼女は物語の検閲者であり、その欲望は使嗾しつつ抑 圧することのように見えて、実は他者を破滅させることにある。

http://homepage3.nifty.com/nct/hondou/html/hondou73.html

そのA病院なんですけど、〇〇の斡旋をしているそうで。 素敵な世界に案内してくれるのは病院の院長さん。

最初は一枚写真を撮られますが、それからは一蓮托生、きっといい仲間となってくれるはずです。まあ、もともと院長の知り合いの方しか呼ばれないようですが、そこは努力と根性でなんとかしてくだい。みなさん名士がそろってらっしゃるそうなので、サロン気分でのご利用などもいかがでしょうか。

気になるお値段の方は、「相手」によっても変わってくるようですが、5万〜10万円が相場なのだとか。そのお相手もある程度限定されていて、事故で死んだ若い女子中高生なんかが人気なようですよ。ちなみに今までの「お相手」の最高金額は一回20万。 7歳の少女の死体だったそうです。

http://unkar.org/r/occult/1201014326


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4. 山は死霊が住む場所


弥谷寺(いやだにじ)。


昔から死霊が行くと信じられている弥谷寺のイヤという言葉は、恐れ、慎むという意味で、敬うのウヤ・オヤなどと同義の言葉。徳島県の剣山麓の祖谷山(いややま)のイヤも同じ言葉で、奥深い山村、吉野川上流地方の人は古くは死霊のこもる山というイメージを持っていた。

弥谷参り。

人が死ぬと死者の霊をこの山に伴っていくのが弥谷参りという。
死後七日目、四九日目、ムカワレ(一周忌)、春秋の彼岸の中日、弥谷寺のオミズマツリの日などに、死者の髪の毛と野位牌(のいわい)などを持っていく。


三豊郡旧荘内の箱浦(詫間町)では弥谷参りを死後三日目、または七日目に行なうことになっている。七日目の仏事のことを一一夜(ひといちや)という。

弥谷参りに偶数で行くというのは、帰りに死者の霊がついてくるのを防ぐためであり、帰りに仁王門の傍の茶店で会食をしてから後を振り向かないで帰ることや、家に帰ってから本膳で会食をするというのは、死霊との食い別れを意味する。

墓に設けた棚をこわすのも、死霊が墓に留まるのを嫌がり、再び死霊が家に帰ってくるのを防ぐための風習。

死んでから後に何年かたって、彼岸の中日やオミズマツリに弥谷山へ行くのは死霊に再会するためのものであるかもしれないが、死して間もない頃に行なわれる弥谷参りの行事は、明らかに死霊を家から送り出すための行事であった。

七十一番の弥谷寺参詣をおもな行事として、四国八十八ケ所寺の中で七十二番の曼荼羅寺、七十三番の出釈迦寺、七十四番甲山寺、七十五番善通寺、七十六番金倉寺、七十七番道隆寺を巡ることが春秋の彼岸の中日に行なわれているが、香川県の西部一帯ではこれを七ケ所巡りと呼んでいる。

七か寺の中で弥谷寺参りだけは欠かせないところから見ると、この行事は新仏のあった家では死者の霊を送り出すため、そうでない家では弥谷山にこもっている死霊に会いに行くためのものであった。

このような寺々をめぐる風習が、やがては四国八十八ケ所遍路の風習にまで広がっていく一因になったといわれている。

埋め墓と弥谷山。


弥谷山は死霊のこもる山であるが、それをはっきりと物語っているのは山麓地方から付近一帯に行なわれている墓制がある。今ではそれは両墓制(りょうぼせい)と呼ばれ、死体を埋める埋め墓と死後一年とか二、三年目に建てられる参り墓(石碑)との二つの墓を有する墓制として知られているが、どちらかというとそれはそれほど古くない墓制であった。

死者の霊はなんということなしにひとりでに弥谷山に上っていくようになっている。弥谷山には死霊の行く山としての信仰が深く、付近の住民にとってはもちろん四国の霊地を遍歴する者にとっても、どうしても立ち寄らねばならぬ霊場なのだ。

http://haruhenro.blog60.fc2.com/blog-entry-46.html


アイヌ人の異界伝説


藤村久和は、アイヌの老人と生活をともにしながら、臨死体験をした人の証言に基づく、あの世に関する伝承を採取した。

それによると、なぜか共通して、眼の前に道があり、そこを歩いていくと、あの世の入り口である洞くつがある。洞くつへ入っていくと、今度は長いトンネルである。なおも進んでいくと、急に道が狭くなり高さも低くなる。その非常に狭苦しいところを通って行くと、やがて向こうにポツンと灯りが見え、先を急ぐとようやくそのトンネルが終わり、新しい世界が眼の前に広がる。

右手は海岸で、左手は山である。道はさらに曲がりくねってうねうねと続き、どんどん行くと一本の小川があり、橋が架かっている。その橋を過ぎると、行く手にポツポツと家が見え、煙が出ている。そこは、まるでどこかの村のようで、この世と違う情景はまるでないという。ここがあの世へ旅立つための準備場所なのである。

霊は、「準備場所」にある一番高い山の頂点まで行き、そこから天空を越えてあの世の山へ行く。

http://www.systemicsarchive.com/ja/a/afterlife.html
http://www.asyura2.com/10/yoi1/msg/191.html

コメント [お知らせ・管理19] 島唄 さん、投稿規定をご理解いただけるまで投稿可能数を0にしておきます。 管理人さん
10. 島唄 2011年8月03日 20:59:07: ZW97PFZHjT5Lg : vA4gTy2yFs
まったくもって面倒くさい。
http://www.asyura2.com/10/kanri19/msg/765.html#c10
コメント [原発・フッ素15] 3号機「高圧注水系配管損傷」説を否定した東電の“理”を検証:デタラメな説明とウソの主張でIAEA報告書を覆そうとする不遜 あっしら
04. 2011年8月03日 20:59:34: gT7RlRbStI
4号機東電爆破は、本稿とは無関係な内容。02はアンチあっしらなストーカーか、さもなくば工作員。
http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/202.html#c4
コメント [原発・フッ素15] 牛肉だけじゃない 「いま福島県で起きていること」 新聞・テレビがパニックを恐れて 報道を自粛する (週刊現代)  赤かぶ
50. 2011年8月03日 20:59:40: kLDnraPdNs

 核兵器開発の最中、ソ連原爆プルトニウム生産拠点で、核廃棄物公害などにより周辺住民に甚大な体内汚染が発生した。特にテチャ川の核汚染による流域住民のストロンチウム90による内部被曝は世界に類をみない災害となった。2000年4月〜5月の現地調査を中心に、この地の核災害による住民の被曝と現在の状況を報告する。

 1949年に、南ウラルにおいてソ連の原爆プルトニウムの生産が始まった。これは内務大臣ベリヤが建設責任者としてつくったソ連最初の核施設マヤークである。ソ連のカザフスタン・セミパラチンスク核兵器実験場はここから東方1400キロメートルと近い。

 このマヤークは、主に三施設から構成されている。原子炉と、プルトニウムを抽出するための放射化学施設、そして廃棄物処理施設である。ただし、驚いたことには廃棄物処理施設の処分場として、主として川と湖が使用されていた。まるで、昭和以前の日本の産業界が河川に廃液を垂れ流していたような状態だ。こうして、このマヤーク周辺で操業の初期に、核廃棄物公害と廃液貯蔵タンクの爆発事故により広範囲な環境核汚染が発生してしまった。

 放射能汚染の主な源は、(1)1949〜56年のテチャ川への10万テラベクレルもの核廃液の放出、(2)1957年のキシュテムでの放射性廃棄物貯蔵施設の爆発によって放出された放射能7万4000テラベクレルによる西ウラル地域の汚染、(3)1967年の核廃液の投棄場として利用されたカラチャイ湖畔の落雷による22テラベクレルの沈殿物の舞い上がり、そして初期10年間のガス状エアロゾル2万1000テラベクレルのヨウ素131(I-131)などの放出であった。

 1993年1月27日、ロシア政府は、はじめてこのウラル地方の放射能汚染の実態を公式に発表した。ロシア閣僚会議幹部によれば、工場周辺に放出された放射性廃棄物の放射能総量は3700万テラベクレル以上に達し、「チェルノブイリ原発事故の20倍」にあたる。この間、約45万人が被曝し、そのうち強度被爆者5万人中1000人が発病した。放射能汚染は工場周辺のチェリャビンスク、クルガン、スヴェルドロフスク三州を中心に広がっている。これに対して、ロシア閣僚会議幹部会は、マヤーク核兵器用プルトニウム製造工場からの放射能汚染補償・対策計画を決めたという。

 特に核廃液が放出されたテチャ川河畔周辺の人々は、その川を主要な飲料水として利用していたため、世界で他に例をみない体内被曝となった。約3万人からなるこの調査対象群を、長期にわたり疫学的に調査した結果、白血病や他のガンからの死亡リスクが、被曝線量に伴って増加することがわかった。

 テチャ川に流れ込んだ核分裂生成物の4分の1が長半減期放射性核種である、ストロンチウム90とセシウム137だった。放射能の95%以上が、1950〜51年に投棄された。水中の放射能は、投棄された場所から離れるにしたがって減少し、テチャ川の上流域と中流域の人々は、下流域の人々と比べて、放射性物質の摂取量が多い。川の汚染は、魚を汚染したばかりでなく、その水を飲む牛とそのミルク、そして流域農地を汚染し野菜を汚染した。

 1956年から1960年の間にテチャ川の上・中流域に住んでいる約7500人の住民が、汚染された川から離れた場所へ移住したが、そのうち約2000人の住民は、1957年に起こったキシュテム事故からのフォールアウトも併せて被曝した。マヤークから60キロメートル以内に位置するテチャ川の上・中流域の人々は、また、施設が定常的に放出するプルトニウムの同位元素も含む気体上の放射能によっても影響を受けた。

 テチャ川流域の住民への広範囲なモニタリングが、1951年に始まった。これらの調査で、長半減期放射性核種による人体への汚染の程度が長期間調べられた。被曝した住民を保護するための特別なデータベースが、ウラル放射線医学研究センターにより作成された。この体内被曝の特徴は、ストロンチウム90だ。ストロンチウムはカルシウムと化学的性質が似ているため、骨や歯に蓄積する。このストロンチウム90からのベータ線が骨髄を長期間照射することになった。

 セミパラチンスクでの原爆実験のルーツであるマヤークでの核災害の存在を知った私は、その調査の機会をうかがっていた。折よく、チェリャビンスクから広島を訪れていた医師シャロフ博士が、1999年の春に私の研究室を訪れた。そこで、現地調査の可能性を打診し、文部省の海外研究開発動向調査に応募した。そのテーマは「ロシア連邦での核兵器原料プルトニウム製造過程における周辺住民に対する放射線防護・衛生学上の課題」で、幸いこれが採択された。現地の寒い気候を考慮して、翌年の年度末ぎりぎりに、単身出発し、5月中旬まで現地に滞在することにした。

 ロシアでの原爆プルトニウムの製造に関わる今回の調査は、現地の許可が得られるかどうか心配であった。もちろん許可なくして調査はできない。そこで現地チェリャビンスクに明るくない私だが、ロシア連邦の放射線分野には太いパイプがあるので、事前に可能な限り手を打った。そのひとつは、サンクトペテルブルグにあるロシア連邦保健省の放射線衛生学研究所(IRH)の協力である。この研究機関からは、過去私の研究所へ客員教授を迎えたことがある。またこの調査出発前の3か月間、今回の調査をにらみ、共同研究のためIRHの研究者を広島大原医研へ招待していた。もうひとつは、オブニンスクの医学放射線研究センター。この研究所のステパネンコ博士から、現地チェリャビンスクの専門研究機関URCRMの紹介を受けた。

 成田空港を、2000年3月29日出発し、ヘルシンキ経由で、サンクトペテルブルグに翌日に到着した。ロシア調査の多くの場合、かなりの率で、機器の持ちこみが税関でトラブルとなる。片手で持ち運べる実験室・ポータブルラボの持ちこみの成否が、今回の調査の最初の鍵である。そのため、あらかじめその持ちこみ許可証を、IRHのラムザエフ所長名で作成していただき、無事に税関を通過できた。空港ではIRHのコンスタンチノフ、エルケン両博士に出迎えられた。

 放射線衛生学研究所で、全般的な情報交換を行い、所長の共同研究協定書を携え、4月7日12時40分サンクトペテルブルグを出発した。南南東方向の飛行であったが、眼下の景色は次第にうっすらと白い雪に被われた大地となった。ウラル山脈を超えると大小の湖が現れ、17時40分にチェリャビンスクに到着した。時差2時間なので、3時間の飛行だった。そこで1年ぶりにシャロフ博士と再開した。彼は、広島放射線被曝者医療国際協力推進協議会の招待により広島を訪れ、今回の訪問のため当地当局に働きかけてくれた。専門は放射線診療。当地はペテルブルグよりも寒く、シベリアの一部だという。湖には依然氷が残り、氷上から釣りをする光景が見られた。空港は市中心から北北東方向に位置し、車でおよそ30分だった。

 当地での住民線量調査の許可を得るのにおよそ1週間を要し、やきもきした。チェリャビンスク州環境放射線防護局へ出頭して調査計画書を提出し、要求に応じて日本から持ち込んだ測定器類一式のリストも作成した。過去、ハバロフスクで手痛い目にあったことを思い出した。その時は、数日間にわたり散々取り調べられた挙句、計器類一式が税関で取り上げられたしまった。これでサハでの調査が不能となってしまったのだ。核にかかわる調査の道筋を作るには、それなりの権威の了解を得なくてはならない。今回は、最終的にはIRHのラムザエフ所長が用意してくれた共同研究の書面が功を奏した。

 いったん許可された後はすこぶる順調だった。この環境放射線防護局が調査地区へ指示をだしてくださり、調査対象のクナシャック区とアルガヤッシュ区では、かなり好意的に迎えられた。調査には、元URCRMの局員オレエグ氏の同行付きで、監視されている状態にあったが、私の調査や、住民や区長への対応ぶりを見てか、友好的に仕事を進めることができた。

 チェリャビンスクに到着したその日、最初に市の中心へ行った。街にはトロリーバスや路面電車が走っている。まだ雪のある街は、寒いせいなのか人通りは少なかった。小さな屋外の売店キオスクや書店で街の地図を探した。

 街の北部にあるチェリャビンスク医学追加教育アカデミーの宿舎へ向かった。ここは、シベリア地域の医師を対象とした教育機関に来る受講生のための宿舎である。ひと月あまり滞在することになるこの施設は、外見のみすぼらしさとは裏腹に室内は快適だった。

 居間、台所兼食堂、寝室、シャワー室、家具・食器・掃除つきのアパートの家賃は1日2000円。洗濯と食器洗いは、メイドに週400円で頼めた。その施設内および周辺にはレストランがないので、久しぶりの自炊生活となった。また市内にもレストランはごく少ない。

 到着2日目の午前中に、シャロフ博士に市場へ案内された。市場には、野菜、米、肉、魚が豊富に売られていた。物価は日本の20分の1くらいだ。骨付きの肉の塊、ペリメニというロシアの小さな餃子、それと地元で製造している麺を購入した。飲み水も4リットルほどの容器で売られている。醤油もあったが、これは中国製で味の方はかなりのがまんが必要。米も種類が豊富にあり、日本米に近いものを選んだ。

 ご飯は、電熱器コンロの上に鍋を置いて炊く。強力な熱のためにしばしば、あっという間に真っ黒に焦がしてしまった。もちろんろくな食事は作れなかった。これにより、1週間ほどで、2キログラムの減量に成功した。自炊で最高に美味しい食事は、1ビン500円で買った黒キャビアのお茶漬けだった。

 チェリャビンスクは戦前からの工業都市で、人口120万人。新たな住宅も建設中で、各地から労働者が集まっているという。1991年までは、地図上に記されていない秘密都市だった。この街には、金属、石炭の鉱山、トラクター工業がある。第二次大戦前ソ連の戦車のほとんどがこの地で製造された。

 中央公園には旧ソ連原子力の父と言われたクルチャトフの像が、プルトニウムの臨界現象を表現した模型とともに聳(そび)えている。ロシア語の意味が「灯台」であるマヤーク生産施設は、この街から北西60キロメートルにある。新大統領プーチンは就任後すぐに、マヤークを訪れ、原子力産業再生重視の姿勢を示した。

 チェリャビンスクの教育・文化レベルは高いようだ。ウラル州には、ロシア最高のバレエ学校があるという。市営の劇場では、毎日のようにバレエや音楽会が催されている。また2年前の数学オリンピックのチャンピオンが、この街の数学物理学校から出ている。

 その学校の少年イゴール君(13歳)は、英語、独語の他、きれいな日本語を話した。この都市に日本人は住んでおらず、日本語のできる中国人から習っているという。彼の曾祖父はシベリアに来ていた日本の商人だった。しかし「第二次大戦が始まり、日本へ戻った後、音信が途絶えてしまった」と、彼の母親が話してくれた。

 テチャ川はオビ川の上流に位置し、イセット、トボル、イルティッシュ、オビと続いて、最後に北のカラ海へ至る。したがって、ウラルから北方の海まで核廃棄物質が運ばれてしまった。ムスリュモボ村は川の汚染後、他の村が移住するなかそこに取り残された村である。

 その村を通る鉄道の鉄橋から180メートルの河原で、詳細な放射線測定を行った。そこの汚染は、チェルノブイリ事故により高レベルに汚染し強制移住となった地域と同レベルだった。すなわち、空間線量率およびセシウム137放射能が、毎時2マイクロシーベルトと平方メートル当たり1メガベクレルを超えていた。しかしその核汚染は川に局在しており、土手を超えての汚染はほとんどなかった。村の病院裏の白樺の森の中での結果は、それらの値が、毎時0.05マイクロシーベルトと平方メートル当たり20キロベクレルと心配のないレベルだ。

 パシャークル村での環境会議で知り合ったゴスマン・カビロフさんが、ぜひ出身の村の調査をしてほしいとのことで、4月19日、2人で村へ向かった。英語がほとんどできない現地の人とロシア語に弱い日本人との2人だけで調査はできるのか、少し不安になった。

 言葉がほとんど通じない2人だが、村にある学校の英語の教師に通訳を頼むらしいことはわかった。一つ目の学校では、忙しいとのことで断られてしまい困った。しかし、二つめのゴスマンさんの出身校の校長先生は、学校で一番英語のできる生徒を紹介してくれた。申し分のない通訳だった。

 その生徒の母親が村の駅舎にある博物館の館長とのことで、まずそこを見学した。そこは鉄道の駅の小さな一部屋で、村で亡くなった人たちの名簿が壁に貼られている。海外からの訪問者たちが持参したのか、チェルノブイリをはじめ世界の核災害の試料を目にした。私もこの地の調査報告書ができたら送る約束をし、別れた。

 その日は、食事の準備はなく、飲まず食わずの調査となった。唯一白樺林のなかで測定している時に、ゴスマンさんがビンに入った水を差し出してきた。あまり味のない飲み物だが美味しい。これは村人が、新芽を吹き出す直前の季節に白樺の木に傷をつけて採る樹液だった。

 川沿いのカールマルクス通りの住人から鮒(ふな)の放射能測定を依頼された。その場での測定で、高いベータ係数があったので、宿舎に持ちかえり詳細な測定をした。魚全体で、セシウム137がキログラム当たり11キロベクレル、ベータ係数が毎分359カウントだった。そのうち、グラム当たり毎分、ウロコが75カウント、背骨が11カウントで、その他、内臓や卵からは検出されなかった。ベータ線を放射するストロンチウム90が川魚のウロコや骨に蓄積している証拠だ。

 その結果を後日、その村民へ教えた。ギマトフ・ハイブラさん(50歳)は以前トラック運転手をしていたが、現在失業し、漁猟でどうにか暮らしている。彼にとっては、それら川魚は、ソ連崩壊後、職を失った彼らの主食。そこで、「私があなたの立場なら、ウロコ、骨、ヒレ以外は食べる」と答えた。ちなみに、1999年に調査したチェルノブイリ10キロメートル圏内のマサニのキノコのセシウム137はその魚の3倍の汚染だった。

 私が会ったその他の人たちは、テチャ川の魚は食べないと答えた。やはり、村人たちはテチャ川の核汚染を恐れている。

 ハイブラさんから歓迎された私は、彼を含め、近所の知り合い多数の人体を測定することができた。狙いは住民の骨や歯に含まれているかもしれないストロンチウム90が放射するベータ線の検出である。そこで前歯、額、手の甲に対しベータ線を計測することにした。

 その結果、1946年と1950年生まれの村民の歯から、毎分733および476カウントの高い計数率を得た。ストロンチウムは骨や歯に蓄積され、長期間ベータ線を放出し続ける。

 このベータ線は薄い金属板1枚を透過できないので、背骨に含まれるストロンチウム90からのベータ線は測定できない。歯はむき出しなので、測定には好都合だった。1950年前後以外の年に生まれた村民は、顕著に高いベータ係数は観測されなかった。この現象は、テチャ川への放射能最大放出期間が1950〜51年であることと相関していた。

 それぞれの家で、チャイ(茶)の接待を受けながら、彼らの政府への不満を聞いた。農業組合の崩壊後、仕事がないことや、被曝補償が1カ月わずか100円あまりではどうにもならないことなど。

 こちらは、各自の測定結果をメモとして、その場で被検者へ手渡し説明した。以前、ドイツからの科学者たちが、同様な調査にきて、村民に測定結果票を残していた。彼らは、額に対してのみベータ線を計測していたので、顕著な計数を見いだせていなかった。

 滞在7時間の個人線量計の平均線量率は毎時0.072マイクロシーベルトと正常値であり、現在、住民の外部被曝線量は平常である。以前は川の水が飲料水であったが、現在すべて井戸水に切り替わっている。川岸のごく一部に柵が設けられているが、放牧されている牛は川の水を飲み、河原の草を食べていた。幸い村のミルクの測定で顕著なベータカウントはみられなかった。しかし以前は食物連鎖で汚染した牛乳を村民は知らずに飲んでいたはずである。

 帰りに、ハイブラさんから、以前、村でしとめたヘラジカの大きな角を土産にもらった。せっかくのプレゼントなので、ベータ線計測を宿舎で実施した。表面からの計数は毎分98カウントだった。この鹿もテチャ川の水で育ったに違いない。

 アルガヤッシュ区では、車や通訳の手配など、積極的な調査協力を受けた。最も汚染が心配されているバシャークル村での4月17〜18日の調査では、同村で開催された環境会議へも招待された。調査には、区長代理のナイリャ氏の案内と、地元英語教師ズバリャさんによる英語、ロシア語、バシャーキ語の通訳がついて順調だった。この区の主な民族はバシャーキで、彼らは日常バシャーキ語を用いていた。

 ウラル夫人の会主催で会議が催された。マヤークによる核汚染対策について真剣に討議された。チェリャビンスク州社会財団エコロギーは欧州TACIS支援プログラムによる汚染土壌の測定結果を報告した。私の方からは、その当日の朝に測定した村の森の結果を、世界の他のデータと比較しながら解説し、現状の村の汚染レベルは心配する必要のない範囲であると発言した。

 核廃棄物貯蔵として利用されたカラチャイ湖が1967年に干上がって大量の放射能が環境に放出された事故により、この村は汚染した。現在、森でのセシウム137の汚染密度は平方メートル当たり76キロベクレルであった。滞在5時間半の個人線量計の平均線量率は、毎時0.07マイクロシーベルトと正常値である。

 村の小さな保健施設プンクトに、ボランティアの被検者に集まってもらった。住民7人の体内放射能を測定したが、顕著に高い値はなかった。歯のベータ計数の最大値で毎分53カウント。なお、セシウム137は全員微量のため測定できないほどだった。すなわち体重1キログラム当たり20ベクレル以下だった。

 環境会議で汚染している住宅があることが指摘されたので、会議終了後にその家を訪問した。19と番号が付けられた家の屋内の線量率は毎時1.7マイクロシーベルトで、床面より天井方向の線量率が高い。ちなみに日本での通常の線量率は0.1以下なので、この家はかなり高い放射線があることになる。

 家の外から梯子をかけて屋根裏に入ると、天井裏に土が敷かれていた。表面のベータ係数は毎分2600カウントと異常なので、ガンマ線スペクトル測定を実施した。意外なことに、その土はセシウム137は平方メートル当たり160万ベクレルで汚染していた。

 この家の家主ガビヤ・カリモバさん(51歳)は、1956年に両親とともに、テチャ川流域の村からこの村へ移住してきた。この家は、その移住のために、政府が用意したものなので、天井の土は1956年に敷かれたと説明した。カラチャイ湖の干上がった1967年による汚染では解釈できないこの汚染源は何か。まさか、この土が、テチャ川の河原から運ばれたのではなかろうに。こうした汚染土壌の敷かれた家は他にもあるらしい。

 この事実を家主へ説明するとともに、結果を現地当局へ報告し、汚染土壌の除去を提案した。その後、チェリャビンスク州当局により、この実施が図られたが、当の住民に拒否され、実現しなかったと聞かされた。公衆に対する放射線防護実施の困難な一面を見た。

 1957年のキシュテム核廃棄物貯蔵庫の爆発事故で放出された、放射能により汚染したカラボルカ村を訪れた。この調査は、タタール・カラボルカ村出身の区長代理ムルジンさんの強い依頼があって実施した。ここはタタール人の村。キシュテムの事故で汚染があったとき、隣村のロシア人が住むマラヤ・カラボルカは避難させたが、ここは残ったと訴える。住民は不安を感じている。

 前の晩に雪が降った5月3日の調査は大変寒く、野外の測定ではコンピュータの液晶画面が見えないほどだった。10時35分にクナシャック区の管理事務所に到着し、区長らの前歯および手の甲のベータ線計測を行い、その日の調査の計画を説明した。ウォッカを1本空けての昼食後、2台の車で出発。ムルジンさんの他、病院長のバイムルジン医師が同行。

 村の学校にて、村民6名の測定を行った。また住民6人の歯、額、そして手の甲に対し行ったベータカウントの値は、すべて低かった。最大値はそれぞれ毎分19、46、32カウント。

 森と河原で測定したセシウム137の値は、平方メートル当たりそれぞれ22〜31および4.2キロベクレルだった。河原での測定は汚染を心配していた住民の依頼に応えたものだった。空間線量率は毎時0.05〜0.07マイクロシーベルトの範囲にあり、正常であった。

 この村の残留核汚染は心配のいらない現状であることを、村民、区の行政官に説明した。この寒い日は、太陽もとっぷりと落ちた夜8時に森の中で最後の測定を終えた。別れ際に最後のウォッカのボトルを空にした。その日は5本くらいは飲んだような気がする。ロシア人はよく1人1本が普通という。でも彼らのえらいところは、運転手は決して飲まないこと。日本人も見習わなくては。2時間くらいかけてチェリャビンスクの街に戻ったが、はっきりした記憶がない。

 翌日、ビデオカメラがないことに気がついた。ムルジンさんに電話し、調べてもらったら、タタール・カラボルカのお父さんの家にあることがわかった。その家で食事をご馳走になり、2本くらいは飲んだ。その時に、インスタントカメラ・チェキで記念撮影もしたが、ビデオ撮影もしたらしい。ムルジンさんは、早速カメラを届けてくれた。

 ボゴロフ博士にピックアップしてもらい、街の南部にあるウラル放射線医学研究センター(URCRM)を訪れた。出入りは、しっかりした警備で管理され、重要機関であることが肌で感じられる研究所だ。チェリャビンスク州における放射線医学研究センターとしてのこの機関は、キシュテムの事故後に、はじめロシア連邦保健省の放射線衛生学研究所(IRH)の支所として発足し、その後、生物物理学研究所に移管され現在に至っている。ここはマヤーク核災害による住民の健康影響調査の中心である。

 この研究機関の生物物理学研究室のテーマは、マヤークからテチャ川へ放出された高レベル放射能とキシュテム爆発やカラチャイ湖の干上がりによる住民の被曝線量再構築である。グループトップのデグテバ博士をはじめ、若い女性科学者たちが活躍している。ここではストロンチウム90による内部被曝に関する多くの情報を得ることができた。これが、現地調査の方法の確定と結果の解析に大いに役立った。さらに、こちらの測定結果とURCRMのデータベースとの相互比較もできた。サイエンスの他、訪問のたびに、彼女たちの用意してくれた昼食をご馳走にもなれた。

 ウラル放射線医学研究センターの体内の汚染に関する調査結果はデータベースとしてまとめられている。人骨試料中のストロンチウム90放射能分析のプログラムが1993年まで続けられウラル住民の5400体から得られた骨試料の7500以上の分析がなされた。

 以前の調査方法では被曝した人々を効果的に検診できなかった。しかし1959年以来、前歯における表面的なベータ線を測定することによって、生体内の調査が可能になった。その方法は簡単かつ安価で、持ち運び可能のため、1945年から1955年の間に生まれた調査対象の住民たち(コホート)の前歯に含まれているストロンチウムの量を測定することができるようになった。

 1974年以来、テチャ川河畔の居住者は、全身を測るホールボディーカウンターを使ってストロンチウム90とセシウム137の体内蓄積量を計測してきた。
トンネル状の遮蔽室内のベッドに横になった被検者を、上下各2台の検出器を頭部から足先まで走査し、ストロンチウム90が放射するベータ線の制動放射を測る。これによりテチャ川流域の3万1800人の個人測定が可能になった。

 テチャ川の上・中流域の大人の移住者の骨格におけるストロンチウム90含有量の年変化の平均レベルは、40年間に1桁以上減少した。大気圏内での核実験によって生じた地球規模での核汚染による一般的地域の成人の測定結果に比べて、テチャ川流域住民の量は2桁以上も高い。

 放射能放出地点から遠方になるにしたがって、流域住民のストロンチウム90の体内蓄積量は少なくなる。各村の最高体内量は、その村を流れるテチャ川の水中のストロンチウム90の量に比例していた。これは住民が川の水からストロンチウム90を摂取した証拠だ。川の水利用の禁止は1951年にテチャ川の上流で始まり1956年には下流でも禁止された。

 年齢により歯と骨に含まれるストロンチウム90の量はかなり異なる。歯の成長のピークが乳児時期であるのに対し、骨の成長は、少年期15歳が最も大きいため、それら組織に蓄積する時期に大きな差異が発生した。

 テチャ川流域のムスリュモボ村の住民の摂取率は歯のベータ線を測ることにより再構築できる。前歯の永久歯のエナメル質はごく短期間に形成され、エナメル質の代謝は非常に遅い。そのため、幼児期のストロンチウム90摂取の経年変化に著しいピークが見られる。高濃度のストロンチウム90に川が汚染された期間にエナメル形成が起こった人々の摂取量の経時的変化を正確に示している。子どもと大人の摂取量の比は全食事に対する種々の食事構成成分の寄与を分析することで決められた。全住民のすべての世代の詳細な摂取を再構築することは至るところで行われた。

 1955年から1956年に移住したテチャ川上流の住民に対して、キシュテムの事故のためにストロンチウム90が摂取された量は、15万ベクレルと推定されている。テチャ川流域から移住しなかった住民は、さらに約40キロベクレルのストロンチウムを取り込んだ。移住の有無により被曝に差が生じたが、この違いは、1950年から1952年の間に摂取した300万ベクレルのストロンチウム90と比較すると、大きな差ではなかった。

 放射性物質の主な摂取は、最初の3年間、そのほとんどが水からによるもので、セシウム137と短半減期放射性核種の摂取レベルは、川の水に含まれた放射性物質成分値とストロンチウム90の摂取量から概算された。その結果、ストロンチウム89を除く、すべての短半減期放射性核種の影響は、ストロンチウム90とセシウム137と比べて無視できるほど少ないと評価された。

 ウラル放射線医学研究センター(URCRM)によってテチャ川流域住民の骨髄における線量が推定された。その対象は1960年まで居住していた人たちと、最大放出期間に暮らし、その後も永住している人たちである。それによると、両者とも半数以上の人たちが100〜500ミリグレイ(ミリシーベルト)の被曝をしている。

 テチャ川からのセシウム137の体内摂取量を、地球規模のフォールアウトのレベルと比較する。1974年から1985年の期間にテチャ川流域住民の体内に含まれたセシウム137の量は、地球規模のレベルの約2倍だった。しかしその後チェルノブイリ原発事故で放出されたフォールアウトにより、住民の体内量は1987年にピークに達した。しかしセシウム137は生物学的半減期が約100日と短いため、過去の検査が困難になっている。

 テチャ川流域の住民たちに対するプルトニウム239、240を計測する特別なプログラムはなかった。しかしチェリャビンスク地方の住人680体の解剖からの約7000試料に対する調査が、モスクワの生物物理学研究所の第一支部によって実施された。それによると人体に含まれていたプルトニウムの量は、マヤークから離れるにつれて急速に減少した。しかしプルトニウムのレベルは、テチャ川流域と、川沿いではないがマヤークから同じ距離に位置する居留地の人々の間に差はなかった。すなわち、プルトニウムは、施設からのガス噴霧として放出されたものであって、汚染された川が原因ではなかった。

 ロシア連邦は旧ソ連時代、核兵器用のプルトニウム製造工程で、核廃棄物による甚大な公害や事故を引き起こしていた。これにより周辺環境の核汚染と公衆の放射線被曝を招いた。

 まるで日本における昭和時代の水俣公害事件(住民の有機水銀体内汚染)のような災害が発生していた。南ウラルの核災害での顕著な事象は、1949〜56年にテチャ川に放流した核廃液による流域住民の体内核汚染であった。現在も一部の住民たちの骨に蓄積されたストロンチウム90が放射するベータ線により骨髄などが被曝され続けている。なお、テチャ川は、2000年時点でも、チェルノブイリの厳戒管理地区に匹敵する程度の高レベルに汚染が残留している。

 1957年のキシュテムの貯蔵タンクの爆発、および1967年の廃棄場カラチャイ湖の干上がりから大気へ放出された放射性物質による、住民の被曝災害が発生している。これにより、周辺地域が広範囲に汚染した。なお、カラチャイ湖からのフォールアウトで汚染が心配されていたバシャークル村の環境は、2000年時点で、空間線量率最大が0.1マイクロシーベルト、セシウム残留汚染の最大は平方メートル当たり76キロベクレルであり、リスクは高くなかった。

 この核災害の科学的調査を、生物物理学研究所、放射線衛生学研究所、ウラル放射線医学研究センターが担当してきた。現在、公衆の被曝調査についてはウラル放射線医学研究センターが担当し、医学検診はもちろんのこと、線量測定のために独特の方法が開発され、データベースが構築されている。

 政策・行政面では、連邦緊急事態省が存在し、この地域の環境と被曝した住民回復のための政策を立案している。ウラル州放射線回復局の他、チェリャビンスクオブラスト行政区の放射線環境安全局および災害技術センターなどがこれに取り組んでいる。その基本的な目標は、汚染源の局在化、指定地区の回復、放射線状態のモニタリングのさらなる開発、被曝住民のための医療援助基準の改正と健康対策の向上である。しかし不十分な財政により、好ましい結果には、必ずしも至っていないようだ。

 放射線防護学研究グループの体験記

 2011年3月11日、宮城県沖を震源とする巨大地震が発生し、女川および福島の原子力発電所が大津波に襲われたが、原子炉は自動停止した。しかし、福島第一原子力発電所では冷却ポンプが故障し、炉心が高温となり水素爆発となった。環境へ放射性物質が漏えいし、20キロメートル圏内で避難した。日本では軽水炉であり黒鉛炉ではないため、チェルノブイリのように黒煙火災にともなう大量の放射性物質の放出による公衆の高レベル放射線被曝にはならない。

 福島第一原子力発電所(2011年の場合)

@地震P波を検知し核反応が自動停止したことにより原子炉の暴走破壊はなかった。そのため、半減期の短い放射性物質の危険な大量漏洩はなかった。半減期8日と短い放射性ヨウ素の周辺住民の甲状腺線量はチェルノブイリと比べて圧倒的に低く、甲状腺がんはない。

A原子力運転員の急性放放射線障害もなく、線量はレベルC:0.1〜0.9シーベルト(=100〜900ミリシーベルト)以下。

 放射線防護学研究グループ談


http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/143.html#c50

コメント [マスコミ・電通批評12] 東京新聞への弾圧が終わらない様です → 新規契約は東京新聞をお願いします - (民間人です) 善成悪敗
03. 2011年8月03日 21:02:48: f8mKFKDSMU
電通は「朝日」に昨年から広告の出稿は、
偏重させています。

電通に逆らっていると、取っています。
東京は、当然「見せしめ」です。

朝日や読売、日経の如く、協調しない罰。

東京は、暫く広告の出稿には期待できないはずです。


http://www.asyura2.com/11/hihyo12/msg/183.html#c3

コメント [原発・フッ素15] 仙台で給食に“セシウム牛”!市は影響ないというが… (zakzak)  赤かぶ
03. 2011年8月03日 21:03:27: 6PjF3RL2Xs
今回のことで、健康に影響が出ないとしても、それが一番の肝じゃないだろう。問題なのは、現在はまだ、このようなことが起きてしまう状態なのだということだ。ほっとけば、一品だけでなく幾品も、一度や二度ではなく、幾度も同じことが繰り返されるだろう。だから、今後は起こさないようにするためにどうしよう、とか具体的な話をするべきじゃないの?

「今度のことで影響はないです。良かったね」で済ますんじゃないよ!
http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/241.html#c3

コメント [お知らせ・管理20] 海幸彦さん、板違いです。板選定ルールをご理解いただけるまで投稿可能数を0にしておきます。 管理人さん
06. 海幸彦 2011年8月03日 21:05:04: jY0c1QUHK1KaM : vA4gTy2yFs
島唄さんは投稿できて海幸彦はできないのですか?

不公平ではないでしょうか?
http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/191.html#c6

コメント [自然災害17] 概ね1分でわかる、(属国離脱への道)の人工地震ネタの捏造 フシギ空間
01. 2011年8月03日 21:05:07: 56TwzsBwpw
実家の近所の知り合い の 取引先の営業 が そのまた取引先の社長さん 
に聞いた話?

で、その尻尾は踊らせた自分のものだと。
マッチポンプの伝言ゲームもいい所だな・・・
http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/495.html#c1

コメント [原発・フッ素15] 近づけば死ぬ!これが福島原発「ホットスポット」 (zakzak)  赤かぶ
01. 2011年8月03日 21:05:27: locNj4TWRo
>近づけば死ぬ!

誰も近づかないから心配するな
http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/239.html#c1

コメント [音楽4] タブー?これが福島第一原発事故の真相か 地には平和を
08. 2011年8月03日 21:10:37: CV8Td5d8aQ

原子力発電所の清掃のために生活困窮者を募っている。 
多くが癌で亡くなっている

http://bbs.enbbs.jp/horror/1280841847.html
http://www.asyura2.com/11/music4/msg/305.html#c8

記事 [原発・フッ素15] 収穫前後に2段階で実施=14都県でコメの放射性検査−農水省 (時事通信)
収穫前後に2段階で実施=14都県でコメの放射性検査−農水省
2011/08/03-20:59 時事通信
http://www.jiji.co.jp/jc/eqa?g=eqa&k=2011080300712

 農林水産省は3日、収穫期を迎えるコメを対象とした放射性物質の検査方法を発表した。土壌から高濃度の放射性セシウムが検出された福島県や周辺の13都県を対象に、収穫前に予備調査を実施した上で、収穫後に本調査を行って暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)を上回っていないかを詳しく調べる。主食であるコメについては、2段構えで実施することで、安全対策に万全を期す。

 予備調査は、土壌調査の結果からセシウム濃度が高いと見込まれる地点で、収穫の1週間前をめどに実施。コメを刈り取り、200ベクレルを超えるセシウムが検出された市町村は「重点調査区域」に認定する。同区域では、収穫後の本調査を15ヘクタールごとに綿密に行うなど、検査態勢を強化する。

 予備調査で200ベクレル以下となった市町村は、7カ所程度で本調査を実施。200ベクレルを超えた場合には重点区域に変更させる。いずれの地域でも、500ベクレルを超えたコメが検出されれば、市町村単位で出荷停止とし、コメの廃棄を義務付ける。
http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/246.html

コメント [自然災害17] [不気味!] 静岡で震度5弱 東海地震の前触れか? (日刊ゲンダイ)  赤かぶ
10. 2011年8月03日 21:16:24: bcrmueJLhk
06です。

>>07
情報ありがとう。早速見て、お気に入りに追加しましたw。
ん?8月12日??気になりますね。

>>08
>>単発的な地震である可能性が強いと思います。
もちろん、そうあってほしいです。私も。
http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/493.html#c10

コメント [自然災害17] 概ね1分でわかる、(属国離脱への道)の人工地震ネタの捏造 フシギ空間
02. 2011年8月03日 21:18:11: BljXKvWpyg
マッチポンプはお前だろ。また出て来たのか、不思議空間。いい加減にしろ。
http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/495.html#c2
コメント [お知らせ・管理19] 島唄 さん、投稿規定をご理解いただけるまで投稿可能数を0にしておきます。 管理人さん
11. 島唄 2011年8月03日 21:18:37: ZW97PFZHjT5Lg : vA4gTy2yFs
管理人さん、やってることが官僚臭いぞ。
http://www.asyura2.com/10/kanri19/msg/765.html#c11
コメント [原発・フッ素15] 福島第一原発で毎時10シーベルト(1万ミリシーベルト)以上/小出裕章京大助教:想像を絶する数字です gataro
52. 2011年8月03日 21:20:26: 1iusqR2MMQ
1号機の放射線量が上がっていますね。266Sv/h
前回の大きな地震の時も800Sv/hぐらい上がっていたけど、
次の日、計器の故障だとうそをついて、発表をやめてしまった。
そのあと、各地の放射線量上がっていましたからね。

今回も、地震で、再臨界か?
放射線量上がりますよ。風向き要注意だね。


●グーグルの全国放射線量マップが7/29以降表示されない。
なぜだ?また隠蔽か?大事故が起きたのか?
情報を隠すとかえって騒ぎが大きくなるよ。
http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/182.html#c52

コメント [原発・フッ素15] 動画:雲隠れした「プルトニウムは飲んでも安心」の大橋弘忠たっぷりとプルトニウムを飲ませたい男=@「日々担々」資料ブログ 極楽とんぼ
93. 2011年8月03日 21:22:13: btnq7aypnY

http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/173.html#c93
コメント [スポーツ1] (なでしこ)丸山“ストーカー被害” 熊谷騒動では擁護「気持ちわかる」 (MSN産経) しゅっぽ
04. 2011年8月03日 21:23:02: fEk54QmTxw
【Jリーグ・スルガ銀行チャンピオンシップ試合結果】

ジュビロ磐田 2-2 インデペンディエンテ(アルゼンチン)(前半終了:1‐1)PSO 4‐2


http://www.jubilo-iwata.co.jp/live/2011/S20110803_0310.php
http://www.asyura2.com/09/sports01/msg/341.html#c4

コメント [原発・フッ素15] 動画:雲隠れした「プルトニウムは飲んでも安心」の大橋弘忠たっぷりとプルトニウムを飲ませたい男=@「日々担々」資料ブログ 極楽とんぼ
94. 歴史に残せ 2011年8月03日 21:24:10: 1iIuRjHGLI8AQ : DmGUy3YYIY
これマジで歴史上の大犯罪者の一人だろ。

背後にある金の流れや動機を徹底的に調べれば、利権が見えてくるはず。

今後、人類は倫理的に進化するはずだ。

その過程にあった歴史上のもっとも下劣な人間の一人としての汚点として、当時最も優秀と言われた大学の名前とともに、子々孫々まで残そう!

絶対に風化させてはいけない!!


http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/173.html#c94

記事 [昼休み49] <セシウム汚染>肉牛ひきつれ、東電に農家ら350人抗議
毎日新聞 8月3日(水)21時12分配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110803-00000086-mai-soci

 全国の農家や消費者で組織する農民運動全国連合会(東京都豊島区)は3日、千代田区の東京電力本店前で肉牛の放射性セシウム汚染問題を受けた抗議活動を行った。現場には千葉県から肉牛2頭や稲わらを乗せたトラックが駆けつけたほか、福島県の農家ら約350人が集まり、原発事故による損害や風評被害の賠償を訴えた。

 本店前でシュプレヒコールを上げた後、代表者が、速やかな賠償の支払いなどを求める要望書を東電側に提出した。

 参加者の1人で福島県郡山市で約60頭の肉牛を飼育する橋本整一さん(70)は「自前の稲わらも使えず、外国産の稲わらや保管用コンテナを購入し、借金が膨らむばかりだ」と苦境を語った。

【浅野翔太郎、和田浩幸】

http://www.asyura2.com/11/lunchbreak49/msg/449.html

コメント [原発・フッ素15] 動画:雲隠れした「プルトニウムは飲んでも安心」の大橋弘忠たっぷりとプルトニウムを飲ませたい男=@「日々担々」資料ブログ 極楽とんぼ
95. 2011年8月03日 21:29:03: EGaQ73B5yp
>>92http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/173.html#c92 で荒らしている mu9eX27w1M と、

http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/143.html#c50 および
http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/216.html#c52  で荒らしている kLDnraPdNs は、

連日IDを変えて長文かつ内容偽装かつ出典隠蔽のインチキ放射線被曝安全デマを
マルチポストで乱貼りし続けている嘘島隆彦・餓鬼悶道場カルトの狂信的な信者ですので
エセ科学宣伝に騙されないよう、読者の皆さんはご用心ください。

こいつらカルト狂信者の特徴は、コメント欄という「対話」を前提とした場所で、
いっさいの対話を拒んだ独善的な念仏を、
ひとりで延々と唱えている不気味な非社会的態度にあります。

しかもこいつらカルト組織の特徴は、阿修羅の原発板の
アクセスランキングがトップクラスの、もっとも閲覧者が多いスレッドを
狙い打ちにして、そのスレッドのテーマとは何ら関係ない、
「被曝安全教」のエセ科学マントラを、延々と貼り付けるのです。
つまり、狂信カルトの信者が自己満足で行なっている「お勤め」「敬虔さを自慢する
儀式」にほかならず、掲示板の議論を妨害する迷惑千万な荒らし行為に他なりません。

参考までに、これが今現在のトップランキングですが
  ↓
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・「福島第一原発敷地内で地割れ、黒い蒸気噴出」?低気温のエクスタシーbyはな… 民兵(7,483)
・牛肉だけじゃない「いま福島県で起きていること」新聞・テレビがパニックを恐… 赤かぶ(5,216)
・〔危険〕福島第一原発は遂に「最悪の事態」に陥りつつある可能性(低… スカイキャット(3,970)
・福島第一原発で毎時10シーベルト(1万ミリシーベルト)以上/小出裕章京大… gataro(3,602)

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  ↑
嘘島カルトが閲覧数トップのスレッドだけを狙い打ちにして
「被曝安全」念仏攻撃(笑)
で荒らしをしているのが一目瞭然です。

この連中は、ハイヤーにのって福島県内に「突撃」(笑)して
簡易計測器で(正しい測定法も知らぬまま素人の無知丸出しで)
ポイント計測した結果がたまたま低い数値だったと言い張って
福島県の原発近隣被災者に、避難をやめて原発近隣に戻って
地元の汚染された農産物をバクバクたべて健康に暮らせ、とキチガイじみた
勧告を公言したのでしたが、その後の現地の展開が、史上空前の放射能
汚染になっていることは誰もが知っています。ところが嘘島カルト集団は、
自分らの過ちを認めるのがイヤで、こんどは「名が先大学」の御用学者・
山師多教授らの放射線被曝安全論をもちだして、それでテメエらのウソを
正当化しようと必死です。その結果、典拠不明のエセ科学的な被曝安全デマ
を、毎日IDを変えながら、阿修羅のあちこちのコメント欄に、長文連続投稿
して掲示板荒らしをしながら、放射線被曝の危険性論議をつぶそうとしています。

出典不明の長文怪文書を執拗に連貼りして荒らしを続けるなら、
この怪文書の著者と版元を特定して、その著者と版元に対して
掲示板荒らしの威力業務妨害に関する法的措置をとりますので、そのつもりで。
(怪文書をスパム投稿して違法宣伝をしている可能性もあるので、このような
対応をするつもりです。)

 
嘘島隆彦カルトは、これまでにも有名な学者のネームバリューなどを乱用して
自分たちの権威付けを行なうという詐欺行為を常用してきましたし、「アポロ
11号の月面着陸はなかった」などのエセ科学的新興宗教で科学的リテラシーを
持たぬ人々をカルトに勧誘してきました。研究社の英和辞典はインチキだ、
などと妄想を宣伝して、日本国じゅうの英語学者から嘲笑され、学者のふりを
してトンデモを語ってオチコボレを集める5流詐欺師であるという認識が
すでに20年くらい前から確立している、低教養カルト詐欺の常習犯、それが
嘘島隆彦と餓鬼悶道場の、確立した評価なのです。

ICRPの被曝規制政策の根本思想すら理解できない嘘島隆彦のカルト信者は、
阿修羅で詐欺宣伝をマルチポストしている暇があったら、親分がかつて
学問道場掲示板で絶叫したように、「決死隊」でも組んで福島原発に作業
しに行け! このペテン師どもめ!


http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/173.html#c95

コメント [原発・フッ素15] 牛肉だけじゃない 「いま福島県で起きていること」 新聞・テレビがパニックを恐れて 報道を自粛する (週刊現代)  赤かぶ
51. 2011年8月03日 21:31:03: EGaQ73B5yp
>>50http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/143.html#c50 および
http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/216.html#c52  で荒らしている kLDnraPdNs と、

http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/173.html#c92  で荒らしている mu9eX27w1M は、

連日IDを変えて長文かつ内容偽装かつ出典隠蔽のインチキ放射線被曝安全デマを
マルチポストで乱貼りし続けている嘘島隆彦・餓鬼悶道場カルトの狂信的な信者ですので
エセ科学宣伝に騙されないよう、読者の皆さんはご用心ください。

こいつらカルト狂信者の特徴は、コメント欄という「対話」を前提とした場所で、
いっさいの対話を拒んだ独善的な念仏を、
ひとりで延々と唱えている不気味な非社会的態度にあります。

しかもこいつらカルト組織の特徴は、阿修羅の原発板の
アクセスランキングがトップクラスの、もっとも閲覧者が多いスレッドを
狙い打ちにして、そのスレッドのテーマとは何ら関係ない、
「被曝安全教」のエセ科学マントラを、延々と貼り付けるのです。
つまり、狂信カルトの信者が自己満足で行なっている「お勤め」「敬虔さを自慢する
儀式」にほかならず、掲示板の議論を妨害する迷惑千万な荒らし行為に他なりません。

参考までに、これが今現在のトップランキングですが
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・〔危険〕福島第一原発は遂に「最悪の事態」に陥りつつある可能性(低… スカイキャット(3,970)
・福島第一原発で毎時10シーベルト(1万ミリシーベルト)以上/小出裕章京大… gataro(3,602)

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嘘島カルトが閲覧数トップのスレッドだけを狙い打ちにして
「被曝安全」念仏攻撃(笑)
で荒らしをしているのが一目瞭然です。

この連中は、ハイヤーにのって福島県内に「突撃」(笑)して
簡易計測器で(正しい測定法も知らぬまま素人の無知丸出しで)
ポイント計測した結果がたまたま低い数値だったと言い張って
福島県の原発近隣被災者に、避難をやめて原発近隣に戻って
地元の汚染された農産物をバクバクたべて健康に暮らせ、とキチガイじみた
勧告を公言したのでしたが、その後の現地の展開が、史上空前の放射能
汚染になっていることは誰もが知っています。ところが嘘島カルト集団は、
自分らの過ちを認めるのがイヤで、こんどは「名が先大学」の御用学者・
山師多教授らの放射線被曝安全論をもちだして、それでテメエらのウソを
正当化しようと必死です。その結果、典拠不明のエセ科学的な被曝安全デマ
を、毎日IDを変えながら、阿修羅のあちこちのコメント欄に、長文連続投稿
して掲示板荒らしをしながら、放射線被曝の危険性論議をつぶそうとしています。

出典不明の長文怪文書を執拗に連貼りして荒らしを続けるなら、
この怪文書の著者と版元を特定して、その著者と版元に対して
掲示板荒らしの威力業務妨害に関する法的措置をとりますので、そのつもりで。
(怪文書をスパム投稿して違法宣伝をしている可能性もあるので、このような
対応をするつもりです。)

 
嘘島隆彦カルトは、これまでにも有名な学者のネームバリューなどを乱用して
自分たちの権威付けを行なうという詐欺行為を常用してきましたし、「アポロ
11号の月面着陸はなかった」などのエセ科学的新興宗教で科学的リテラシーを
持たぬ人々をカルトに勧誘してきました。研究社の英和辞典はインチキだ、
などと妄想を宣伝して、日本国じゅうの英語学者から嘲笑され、学者のふりを
してトンデモを語ってオチコボレを集める5流詐欺師であるという認識が
すでに20年くらい前から確立している、低教養カルト詐欺の常習犯、それが
嘘島隆彦と餓鬼悶道場の、確立した評価なのです。

ICRPの被曝規制政策の根本思想すら理解できない嘘島隆彦のカルト信者は、
阿修羅で詐欺宣伝をマルチポストしている暇があったら、親分がかつて
学問道場掲示板で絶叫したように、「決死隊」でも組んで福島原発に作業
しに行け! このペテン師どもめ!

http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/143.html#c51

コメント [経世済民72] 円高進行は永久に続く、多額の「ドル売り円買い」は日本自身(民間)だからだ、日本の進むべき道は heiwatarou
05. フシギ空間 2011年8月03日 21:31:07: OmtZW.QhVGmO2 : ShfEr8YtB6
04氏
>輸出しなくても+−集計で日本には15兆円分のドルが所得として日本にはいってくる、
どこから?まず、そこをハッキリさせましょうね。
馬鹿の一つ覚えのキャピタルゲインでなく、どの国からどれだけ入ってくるか答えてね。

>取引高が多くでも買いが少しでも多く長期間続くと値が吊り上がるものです。
売りが大量にあると値が下がりますね。一方だけの話は詐欺師のすることです。

>1兆円でも為替介入すると多少は動きます、それを30年も1兆の「ドル売り円買い」を
>毎月やっているのと同じですから多少の凹凸はあるがトレンドとして円高になりますよ。
あなたの多少は1.5倍とかも多少ですか?

>だからこのままでは、すなわち経常収支が黒字15兆円もあるようでは、
>海外の景気が良くなっても、円高は永久に続きますよ。
海外の景気が良くなるということは、日本の景気が相対的に悪くなるということです。
wikipediaの円相場の項目でも見られればわかりますが、トレンドとしての円高は完全に結果論です。
率直に言って、1.5倍になったりすることを多少の凸凹という、あなたの感性は明らかにおかしいと思いますが。
ましてや、これまで、あなたが言ってきた国内企業海外移転で景気回復などという論は完全に狂ってます。
日本経済が15兆円で完璧に回るというのなら、話は別ですが。
http://www.asyura2.com/11/hasan72/msg/607.html#c5

コメント [原発・フッ素15] 「福島第一原発敷地内で地割れ、黒い蒸気噴出」 −低気温のエクスタシーbyはなゆーもう絶対に収束は無理だ 民兵
53. 2011年8月03日 21:33:56: EGaQ73B5yp
>>52http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/216.html#c52 および
http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/143.html#c50 で荒らしている kLDnraPdNs と、

http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/173.html#c92  で荒らしている mu9eX27w1M は、

連日IDを変えて長文かつ内容偽装かつ出典隠蔽のインチキ放射線被曝安全デマを
マルチポストで乱貼りし続けている嘘島隆彦・餓鬼悶道場カルトの狂信的な信者ですので
エセ科学宣伝に騙されないよう、読者の皆さんはご用心ください。

こいつらカルト狂信者の特徴は、コメント欄という「対話」を前提とした場所で、
いっさいの対話を拒んだ独善的な念仏を、
ひとりで延々と唱えている不気味な非社会的態度にあります。

しかもこいつらカルト組織の特徴は、阿修羅の原発板の
アクセスランキングがトップクラスの、もっとも閲覧者が多いスレッドを
狙い打ちにして、そのスレッドのテーマとは何ら関係ない、
「被曝安全教」のエセ科学マントラを、延々と貼り付けるのです。
つまり、狂信カルトの信者が自己満足で行なっている「お勤め」「敬虔さを自慢する
儀式」にほかならず、掲示板の議論を妨害する迷惑千万な荒らし行為に他なりません。

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  2011/08/03 21:00更新

・動画:雲隠れした「プルトニウムは飲んでも安心」の大橋弘忠?たっぷりと… 極楽とんぼ(7,971)
・「福島第一原発敷地内で地割れ、黒い蒸気噴出」?低気温のエクスタシーbyはな… 民兵(7,483)
・牛肉だけじゃない「いま福島県で起きていること」新聞・テレビがパニックを恐… 赤かぶ(5,216)
・〔危険〕福島第一原発は遂に「最悪の事態」に陥りつつある可能性(低… スカイキャット(3,970)
・福島第一原発で毎時10シーベルト(1万ミリシーベルト)以上/小出裕章京大… gataro(3,602)

------------------------------------------------------------
  ↑
嘘島カルトが閲覧数トップのスレッドだけを狙い打ちにして
「被曝安全」念仏攻撃(笑)
で荒らしをしているのが一目瞭然です。

この連中は、ハイヤーにのって福島県内に「突撃」(笑)して
簡易計測器で(正しい測定法も知らぬまま素人の無知丸出しで)
ポイント計測した結果がたまたま低い数値だったと言い張って
福島県の原発近隣被災者に、避難をやめて原発近隣に戻って
地元の汚染された農産物をバクバクたべて健康に暮らせ、とキチガイじみた
勧告を公言したのでしたが、その後の現地の展開が、史上空前の放射能
汚染になっていることは誰もが知っています。ところが嘘島カルト集団は、
自分らの過ちを認めるのがイヤで、こんどは「名が先大学」の御用学者・
山師多教授らの放射線被曝安全論をもちだして、それでテメエらのウソを
正当化しようと必死です。その結果、典拠不明のエセ科学的な被曝安全デマ
を、毎日IDを変えながら、阿修羅のあちこちのコメント欄に、長文連続投稿
して掲示板荒らしをしながら、放射線被曝の危険性論議をつぶそうとしています。

出典不明の長文怪文書を執拗に連貼りして荒らしを続けるなら、
この怪文書の著者と版元を特定して、その著者と版元に対して
掲示板荒らしの威力業務妨害に関する法的措置をとりますので、そのつもりで。
(怪文書をスパム投稿して違法宣伝をしている可能性もあるので、このような
対応をするつもりです。)

 
嘘島隆彦カルトは、これまでにも有名な学者のネームバリューなどを乱用して
自分たちの権威付けを行なうという詐欺行為を常用してきましたし、「アポロ
11号の月面着陸はなかった」などのエセ科学的新興宗教で科学的リテラシーを
持たぬ人々をカルトに勧誘してきました。研究社の英和辞典はインチキだ、
などと妄想を宣伝して、日本国じゅうの英語学者から嘲笑され、学者のふりを
してトンデモを語ってオチコボレを集める5流詐欺師であるという認識が
すでに20年くらい前から確立している、低教養カルト詐欺の常習犯、それが
嘘島隆彦と餓鬼悶道場の、確立した評価なのです。

ICRPの被曝規制政策の根本思想すら理解できない嘘島隆彦のカルト信者は、
阿修羅で詐欺宣伝をマルチポストしている暇があったら、親分がかつて
学問道場掲示板で絶叫したように、「決死隊」でも組んで福島原発に作業
しに行け! このペテン師どもめ!

http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/216.html#c53

コメント [原発・フッ素15] 「福島第一原発敷地内で地割れ、黒い蒸気噴出」 −低気温のエクスタシーbyはなゆーもう絶対に収束は無理だ 民兵
54. 2011年8月03日 21:35:05: 5VmIBssrxo
>>51
東京のどの地区なのか言わないと工作員みたいだよ。
http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/216.html#c54
コメント [カルト8] 妊婦さんに福島に行って子供を産めと言った副島隆彦はほんとにやばいです ペリマリ
23. 2011年8月03日 21:39:47: EGaQ73B5yp
今日もまた、嘘島カルト集団の掲示板荒らし同時多発テロ行為に対して
警告を出しました。

  ↓
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/216.html#c52 および
http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/143.html#c50 で荒らしている kLDnraPdNs と、
http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/173.html#c92  で荒らしている mu9eX27w1M は、

連日IDを変えて長文かつ内容偽装かつ出典隠蔽のインチキ放射線被曝安全デマを
マルチポストで乱貼りし続けている嘘島隆彦・餓鬼悶道場カルトの狂信的な信者ですので
エセ科学宣伝に騙されないよう、読者の皆さんはご用心ください。

こいつらカルト狂信者の特徴は、コメント欄という「対話」を前提とした場所で、
いっさいの対話を拒んだ独善的な念仏を、
ひとりで延々と唱えている不気味な非社会的態度にあります。

しかもこいつらカルト組織の特徴は、阿修羅の原発板の
アクセスランキングがトップクラスの、もっとも閲覧者が多いスレッドを
狙い打ちにして、そのスレッドのテーマとは何ら関係ない、
「被曝安全教」のエセ科学マントラを、延々と貼り付けるのです。
つまり、狂信カルトの信者が自己満足で行なっている「お勤め」「敬虔さを自慢する
儀式」にほかならず、掲示板の議論を妨害する迷惑千万な荒らし行為に他なりません。

参考までに、これが今現在のトップランキングですが
  ↓
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原発 アクセス数ランキング(24時間)
  2011/08/03 21:00更新

・動画:雲隠れした「プルトニウムは飲んでも安心」の大橋弘忠?たっぷりと… 極楽とんぼ(7,971)
・「福島第一原発敷地内で地割れ、黒い蒸気噴出」?低気温のエクスタシーbyはな… 民兵(7,483)
・牛肉だけじゃない「いま福島県で起きていること」新聞・テレビがパニックを恐… 赤かぶ(5,216)
・〔危険〕福島第一原発は遂に「最悪の事態」に陥りつつある可能性(低… スカイキャット(3,970)
・福島第一原発で毎時10シーベルト(1万ミリシーベルト)以上/小出裕章京大… gataro(3,602)

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  ↑
嘘島カルトが閲覧数トップのスレッドだけを狙い打ちにして
「被曝安全」念仏攻撃(笑)
で荒らしをしているのが一目瞭然です。

この連中は、ハイヤーにのって福島県内に「突撃」(笑)して
簡易計測器で(正しい測定法も知らぬまま素人の無知丸出しで)
ポイント計測した結果がたまたま低い数値だったと言い張って
福島県の原発近隣被災者に、避難をやめて原発近隣に戻って
地元の汚染された農産物をバクバクたべて健康に暮らせ、とキチガイじみた
勧告を公言したのでしたが、その後の現地の展開が、史上空前の放射能
汚染になっていることは誰もが知っています。ところが嘘島カルト集団は、
自分らの過ちを認めるのがイヤで、こんどは「名が先大学」の御用学者・
山師多教授らの放射線被曝安全論をもちだして、それでテメエらのウソを
正当化しようと必死です。その結果、典拠不明のエセ科学的な被曝安全デマ
を、毎日IDを変えながら、阿修羅のあちこちのコメント欄に、長文連続投稿
して掲示板荒らしをしながら、放射線被曝の危険性論議をつぶそうとしています。

出典不明の長文怪文書を執拗に連貼りして荒らしを続けるなら、
この怪文書の著者と版元を特定して、その著者と版元に対して
掲示板荒らしの威力業務妨害に関する法的措置をとりますので、そのつもりで。
(怪文書をスパム投稿して違法宣伝をしている可能性もあるので、このような
対応をするつもりです。)

 
嘘島隆彦カルトは、これまでにも有名な学者のネームバリューなどを乱用して
自分たちの権威付けを行なうという詐欺行為を常用してきましたし、「アポロ
11号の月面着陸はなかった」などのエセ科学的新興宗教で科学的リテラシーを
持たぬ人々をカルトに勧誘してきました。研究社の英和辞典はインチキだ、
などと妄想を宣伝して、日本国じゅうの英語学者から嘲笑され、学者のふりを
してトンデモを語ってオチコボレを集める5流詐欺師であるという認識が
すでに20年くらい前から確立している、低教養カルト詐欺の常習犯、それが
嘘島隆彦と餓鬼悶道場の、確立した評価なのです。

ICRPの被曝規制政策の根本思想すら理解できない嘘島隆彦のカルト信者は、
阿修羅で詐欺宣伝をマルチポストしている暇があったら、親分がかつて
学問道場掲示板で絶叫したように、「決死隊」でも組んで福島原発に作業
しに行け! このペテン師どもめ!
 
http://www.asyura2.com/11/cult8/msg/404.html#c23

コメント [原発・フッ素15] 収穫前後に2段階で実施=14都県でコメの放射性検査−農水省 (時事通信) しゅっぽ
01. 2011年8月03日 21:41:13: ll7aTnTkoY
低脳、最低。そもそも、土壌の濃度が高いところでは生産させるべきでない。関係無しに作っておいて499ベクレルなら、売っちゃえということだ。ダメな米はどこに廃棄するのだ? 土に返したらいっしょだろ。
http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/246.html#c1
コメント [原発・フッ素15] 「福島第一原発敷地内で地割れ、黒い蒸気噴出」 −低気温のエクスタシーbyはなゆーもう絶対に収束は無理だ 民兵
55. 2011年8月03日 21:41:26: EszHBBNJY2
>>54

52の工作員の前後には必ず援護する工作補佐がいる。

http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/216.html#c55

コメント [お知らせ・管理20] 中川隆さん、板違いです。板選定ルールをご理解いただけるまで投稿可能数を0にしておきます。 管理人さん
04. フシギ空間 2011年8月03日 21:42:20: OmtZW.QhVGmO2 : ShfEr8YtB6
中川隆さん、このような投稿はご遠慮ください。今後投稿しないことが確認できるまで投稿可能数を0にしておきます。
http://www.asyura2.com/10/kanri19/msg/365.html
投稿者 管理人さん 日時 2010 年 11 月 29 日 17:59:40: Master

なぜ、投稿可能数が戻っていたのでしょうか?
非常に謎なのですが。
http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/203.html#c4

記事 [原発・フッ素15] セラフィールド核燃料再処理工場が閉鎖決定(ガーディアン)
http://twitter.com/gloomynews

gloomynews 英セラフィールド核燃料再処理工場が閉鎖決定、従業員600人程が失業へ。唯一の取引先である浜岡原発のプルサーマル計画が事実上頓挫のため。ガーディアン報道。
http://goo.gl/gSN7v


http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/247.html

コメント [原発・フッ素15] 福島第一原発で毎時10シーベルト(1万ミリシーベルト)以上/小出裕章京大助教:想像を絶する数字です gataro
53. 2011年8月03日 21:43:51: gCs07ufdoU
今ごろこれなら、ベントで出したのはもっと高い値のやつだな。
http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/182.html#c53
コメント [マスコミ・電通批評11] 朝ズバは偏向報道、反論の場を与えずに欠席裁判、自由が一番!(6大マスゴミは、米国のプロパガンダ機関と考えてよさそうです) 小沢内閣待望論
28. 2011年8月03日 21:45:00: XnwpQPfNZA
>13

共鳴する部分あります

http://www.asyura2.com/10/hihyo11/msg/357.html#c28

記事 [Ψ空耳の丘Ψ59] 日本の明るい未来を思い描くことが、重要な鍵となるだろう
「日本は今、いろいろな圧力の中にいる。たくさんの目が注がれている」
 不動明王様メッセージ2011.8.2 http://blog.goo.ne.jp/minoris_2010/e/a0cb755c87babc740adc1b8fa5920e0a
より転載

日本は、今、
内外から日本国家を破壊(買収)する目的を持った、
「複数の勢力」の侵略(国家乗っ取り計画)を受けている。

中国共産党 ユダヤ・イルミナティ 在日 民主党…
日本を護れるのは、我々日本人しかない。
(きちんと祈れば、自動的に向こうがひっくり返るのだ)
※人の祈り(信念)は、そのまま実現する。

諦めれば、日本を奪おうとする者たちに、
道を譲る(=侵略を受ける)未来となり、

諦めず、日本の本来の繁栄を祈れば、
(どんな邪悪な侵略が計画されていても)
不思議な力が働いて、良い未来が開ける。
(=邪悪な者たちは、失敗して滅びて行く)

…………………………………………………………
不動明王様 メッセージ  2011.8.2
…………………………………………………………

(日本の今の状況、そしてこれからを教えて下さい。)

日本は、今、いろいろな圧力の中にいる。
たくさんの目が注がれている。

それは、地震、津波だけではない。
経済、そして政府、放射能、人々の関心も寄せられている。

そして、日本をターゲットにし、
世界を一気に征服しようとしている者たちもいる。

しかし、日本はそのような者たちに屈しない。

様々な事件が起きて来る可能性はある。

もう一度、大きな地震が起こることも想定できることだ。

8月13日・14日・15日は、
十分に気を付けた方がいいだろう。

何も起こらないことを望んでいる。

日本は、多くの神々に護られている。
たとえ何が起ころうとも、必ず護られるのだ。

そして、人の想念というものを活用することが大切だ。

人の思い、考えは大きな力を持つ。
一人でも多くの者が日本のために祈る。
日本の明るい未来を思い描くことが、重要な鍵となるだろう。

決して悪くなることに目を向けず、
(悪くなることに)心を向けぬことだ。

明るい未来を祈ることだ。

それは、日本だけに限ったことではない。
世界中、いや地球、宇宙にも言えることだ。

多くの人の思いが、
日本を、世界を、地球を生き返らせることができる。

「強い心の持ち主になること、動じない心を持つこと、軸がぶれないこと」
 不動明王様 メッセージ  2011.6.28
http://blog.goo.ne.jp/minoris_2010/e/88bd3f5d68b97699fff5bbaa77a31453

http://www.asyura2.com/10/bd59/msg/812.html

コメント [原発・フッ素15] 肉牛農家、賠償求め東電に抗議 牛2頭連れ「モー許さない」(北海道新聞) BRIAN ENO
03. 2011年8月03日 21:48:41: h6cbKB908I
東電放射能賠償要求プロジェクトを作ればいい。単発の抗議行動ではだめだ。

まずは、明らかな損害の切り口で、例えば避難住民、農家、畜産業、漁業、
などなど、被害種別に団結する。この団結を複数まとめてプロジェクトと
し、プロジェクトの抗議内容を妥当にするため、法律・会計・行政・政治の
専門家を加える。

団結単位で抗議するが、抗議の日はできるだけ連続させ、何回も順番に
行う。抗議人数はそう多くなくても、頻繁に行えば世論も後押しし、マスコミ
も無視できない。

被害者だ、合法である限りどういう抗議を行っても避難するものはいない。
 
http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/238.html#c3

コメント [原発・フッ素15] 「福島第一原発敷地内で地割れ、黒い蒸気噴出」 −低気温のエクスタシーbyはなゆーもう絶対に収束は無理だ 民兵
56. 2011年8月03日 21:49:09: gCs07ufdoU
今後起きること。


http://twitpic.com/4hglne
「核実験以前に対するがん死亡の増加率(日本全国の5〜9歳男児)」


http://blog-imgs-47.fc2.com/s/a/i/saigaicom/20110504203350695.jpg
核実験当時に比べて圧倒的に放射能汚染値の高い現在のグラフ


http://fujiwaratoshikazu.com/_src/sc1244/13.png
政府は「肺がんやその他の病気は喫煙が原因だ」とみなさんに信じてほしいと思っています。


http://fujiwaratoshikazu.com/2011disaster/
「放射線と健康」
アーネスト・スターングラス博士

 アーネスト・スターングラス博士は、ピッツバーグ医科大学放射線科の放射線物理学名誉教授です。
 1967年から同大学の放射線物理・工学研究所を指揮し、X線と放射線医療診断における放射線量を低減させる新しい投影技術の開発をしました。
 さらに、放射性降下物と原子炉核廃棄物による人間の健康に対する広範囲な医学的影響調査研究を行い、その結果をアメリカ議会で発表しています。
 著書に「低レベル放射能」(1972年)、「隠された放射性降下物」(1981年)、「ビッグバン以前」(1997年)などがあります。

 現在は、ニューヨークの非営利団体である放射線と公共健康プロジェクトの科学ディレクターです。
 アメリカ物理学会会員であり、以前は北米放射線学会会員でした。 2006年3月、長年に渡って低レベル放射線の危険性を訴えているアーネスト・スターングラス博士が初来日し、全国で講演会を行いました。
 スターングラス博士は、アメリカとソ連が核実験を繰り返していた冷戦当時、核実験の死の灰(放射性降下物質)による放射線の影響で世界の子どもたちの白血病やガンが急増している事実を議会で報告し、それがきっかけとなって米ソ核実験停止条約が締結されました。

以下は2006年青森市での講演記録です。

http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/216.html#c56

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