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2010/8/26
「袴田巖死刑囚に対する死刑執行停止を求める要望書:ムネオ日記」 その他
ムネオ日記より。
2010年8月24日(火) 鈴 木 宗 男
今日14時から、「袴田巖死刑囚救援議員連盟」の会長である牧野聖修議員が袴田氏の姉の秀子さんと共に東京拘置所を訪れ、袴田氏と面会をした。
牧野会長は、袴田氏が心神喪失状態にあり、アルツハイマー症状が出ていると拘置所のお医者さんから聞かされ、驚いたとのことである。
本日牧野会長が袴田氏に面会したことを受け、牧野会長と代表世話人の漆原良夫議員、事務局長の私の3人で17時から千葉景子法務大臣と約20分面会し、要望書を手渡す。要望書の内容は次の通りである。
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2010.8.24
千葉景子法務大臣殿
袴田巖死刑囚救援議員連盟
会長 牧野 聖修
袴田巖死刑囚に対する死刑執行停止を求める要望書
謹啓 時下益々御清栄のこととお慶び申し上げます。
さて、袴田巖死刑囚は40年に及ぶ拘禁生活を余儀なくされております。死刑判決後30余年死と隣り合わせの生活は、袴田氏を極度の心神喪失状態に落としこめております。本人の年齢、健康状態を勘案し、人道上の見地からも死刑の執行停止を即刻決定し、一刻も早い入院措置を実施すべきであります。
袴田事件は、いわゆる冤罪事件として大きな社会問題となっております。国会における与野党国会議員60余名からなる議員連盟の設立は、同問題に対する国民世論の注目度を示しているものであります。
今日まで度重なる再審請求が弁護団から求められていること。裁判の過程における様々な疑問は未だ解決をしえないこと。検察は未提出の証拠の全面開示を未だに行っていないこと。など多くの疑問が明らかとなっております。 すなわち同事件は、我が国の死刑制度の根幹を揺るがす重大な事案であることはもとより、司法制度の信頼が失墜しかねない状況にたち至っているであります。
よって、標記の通り袴田死刑囚に対して刑事訴訟法第479条第1項による死刑執行の執行停止を法務大臣の職責に照らし直ちに発揮すべきであります。
以上袴田死刑囚救援議員連盟の総意をもって要望するものであります。
謹 白
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千葉大臣には、袴田氏の健康状態等を鑑みて、人道的配慮を取られること、そして一日も早く、袴田氏が適切な治療を受けられるようにしてほしいと強くお願いした。
袴田氏の事件は、強制自白させられたものであり、冤罪事件の最たるものだと言われている。
千葉大臣は、一日も早い、人道的な、人間としての判断をして戴きたい。
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