68. 秘密のアッコちゃん[1380] lOmWp4LMg0GDYoNSgr@C4YLx 2025年2月28日 13:06:27 : n4vXmS4Gso : WUN2WklXQ0Fya0k=[818]
社説
2025/2/28 5:00
https://www.sankei.com/article/20250228-JFBIJZAQRRMPFHY3SWZFDZJZUE/
自民党の派閥パーティー収入不記載事件を巡り、衆院予算委員会の安住淳委員長と与野党理事が都内のホテルで、旧安倍派会計責任者の松本淳一郎氏を聴取した。
松本氏は、パーティー券の販売ノルマ超過分の還流について、令和4年4月の幹部会合で一旦中止を決めながら、再開を決定したのは同年8月の幹部会合だった、との認識を示した。
松本氏は幹部会合に同席していた。
同派幹部は国会の政治倫理審査会で
「結論は出なかった」
と語っており、食い違いが改めて鮮明となった。
議事概要によると、松本氏は、同年8月の幹部会合で再開はやむを得ないということになり
「意見の対立はなかった」
と述べた。
松本氏は裁判の中で、
「ある幹部」
から同年7月下旬に還流の再開を求められたと証言している。
この幹部について、今回の聴取で
「現職の議員ではない」
とのみ語り、名前は明かさなかった。
自民や旧安倍派はいつ、誰が、どのような理由で始めたのかの経緯を徹底的に調べ、事実関係を国民の前に明らかにすべきである。
同年8月の幹部会合には、現職の衆院議員である西村康稔元経済産業相、世耕弘成前党参院幹事長と、昨年2024年の衆院選に出馬しなかった塩谷立元文部科学相、落選した下村博文元文科相が出席している。
今回の聴取で松本氏は、同派幹部との食い違いについて、
「不思議だなと思った」
と述べた。
また
「違法行為をやっている認識はあった」
「大いに責任を痛感している」
とも語った。
組織的に行われた行為である。
自民や旧安倍派、同派幹部は松本氏の一連の発言を重く受け止めるべきだ。
決して蔑ろにしてはならない。
今回の聴取が実現した背景には、令和7年度予算案の採決に立憲民主党など野党各党が応じる環境を整えたいという自民の思惑と、聴取なしに採決に応じたくない立民の思惑が一致したことが大きい。
再発防止に向け政治資金規正法が昨年2024年改正された。
だが問題は燻っている。
自民は信頼を取り戻したいなら、事実関係を明確にした上で、しっかり反省することが必要である。
旧安倍派の還流再開「今は現職ではない」議員が要求 元会計責任者が参考人聴取で証言
2025/2/27 19:04
https://www.sankei.com/article/20250227-2ZIPU2FH6VPIHGZO4YDPQ63GHA/
衆院予算委員会の安住淳委員長(立憲民主党)と与野党理事は2025年2月27日、自民党の派閥パーティー収入不記載事件に関与した旧安倍派の会計責任者、松本淳一郎氏の参考人聴取を東京都内のホテルで行った。
パーティー券の販売ノルマ超過分の還流を中止すると決めたのに再開した経緯に関し、松本氏は、令和4年7月に
「今は現職ではない」
議員に再開を求められたと証言。
その結果、同年8月の幹部会合で再開が決まったと説明した。
聴取は非公開で、安住氏らが終了後に説明した。
松本氏は再開を求めた議員の具体名は明かさなかったが、幹部会合に出席したのは当時現職だった4人。
今も現職の西村康稔、世耕弘成両氏、落選した下村博文氏、政界引退した塩谷立氏で、松本氏の証言を踏まえ、安住氏は還流再開を求めたのは下村氏か塩谷氏のいずれかとの見方を示した。
その後、下村氏はX(旧ツイッター)で、還流再開を松本氏に指示したり、還流再開を決定した場にいたりしたという事実は
「一切ない」と否定した。
ただ、共同通信の取材に応じ、還流再開を求める派内の声を令和4年7月頃に松本氏に電話で伝えたと明らかにした。
塩谷氏は
「私の説明と松本氏の発言が一致しており、整合性は取れている」
とのコメントを発表した。
西村、世耕両氏はコメントで還流再開への関与を否定した。
松本氏は聴取で、幹部4人が国会で
「令和4年8月の会合では結論が出なかった」
と説明したことに関し、
「なぜ、ああいう発言をしたのか、疑問に思う」
と言及。
衆参の政治倫理審査会で、旧安倍派議員が不記載は派閥の会計責任者の指示だったと相次いで証言したことには
「指示したつもりはない」
「事務局長に就任する前から派閥にいた議員はそれまでのやり方を踏襲していた」
と述べた。
これまでの幹部4人の説明と松本氏の証言の食い違いが改めて浮き彫りとなり、予算委の山井和則・野党筆頭理事(立民)は
「確認する必要がある」
と語った。
自民の森山裕幹事長は記者団に、聴取は
「解明に繋がっている」
と評価したが、説明の食い違いに関する幹部4人への再度の聞き取り調査は実施しない考えを示した。
落選の下村博文氏「還付再開指示した事実ない」会計責任者「指示の安倍派元幹部は非現職」
2025/2/27 14:05
https://www.sankei.com/article/20250227-LTKGUC3XVRAEBCQQEP3IQWFXSE/
昨年2024年10月の衆院選で落選した自民党の下村博文元政調会長は2025年2月27日、X(旧ツイッター)で旧安倍派パーティー収入不記載事件を巡り
「還付再開を(同派会計責任者だった)松本淳一郎氏に指示したことも、還付再開を決定した場にいたという事実は一切ありません」
と書き込んだ。
同日の衆院予算委員会による参考人聴取で、松本氏は令和4年7月に資金還流の再開を求められたとし、その人物について具体名を避けつつ
「今は現職ではない」
と説明していた。
安住淳予算委員長は聴取後の記者会見で、還流再開を求めた旧安倍派幹部について、塩谷立元文部科学相か下村氏のいずれかになるのではないかと述べていた。
同派を巡っては、パーティー収入の一部を政治資金収支報告書に記載しない慣行が長年続いており、令和4年4月に会長だった安倍晋三元首相の指示で中止されたが、安倍氏の死去後に再開された経緯がある。
下村氏は一連の主張について、Xで
「東京地検特捜部の事情聴取においても説明しており、清和研(旧安倍派)のパーティー券の問題で私が何らかの責任を問われたこともありません」
と強調した。
自民旧安倍派の還流資金、再開決定は22年の幹部会合 会計責任者が証言 非公開で聴取
2025/2/27 9:57
https://www.sankei.com/article/20250227-WNEYFHTNE5LKTBHUEFWGM7L26Y/
自民党派閥パーティー収入不記載事件の実態解明に向け、衆院予算委員会の安住淳委員長と与野党理事は2025年2月27日、旧安倍派会計責任者の松本淳一郎氏を東京都内のホテルで聴取した。
旧安倍派は政治資金パーティー券の販売ノルマ超過分を還流し、収支報告書に記載しない慣行が続いていたが、松本氏は一旦中止を決めた還流の再開を決定したのは、2022年8月の幹部会合だったと証言した。
再開の経緯について松本氏は、公判でも同様に証言した。
ただ会合に出席した派閥幹部は政治倫理審査会で
「結論は出ていない」
などと主張し、食い違っている。
聴取は本人の要望に沿って非公開で開催し、安住氏が聴取後に記者団へ概要を説明した。
旧安倍派では2022年4月、当時会長の安倍晋三元首相が還流中止を指示したが、安倍氏死去後に開いた2022年8月の幹部会合後に還流が再開された。
予算委は2025年1月30日、松本氏の参考人招致を議決。
本人の意向を尊重し、国会外での聴取となった。
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/693.html#c68