51. 豊岳正彦[-3740] lkyKeJCzlUY 2019年7月27日 16:49:15 : 5D7jYeSru2 : MkdHejB4YXllYUk=[-239]
下関【最前線の軍港化が現実味】
――人工島を中心に不気味な都市改造進行――
米軍は朝鮮有事重要港に名指し「岩国大増強と連動」
(長周新聞2012年2月15日付け(1)面記事からタイプ転載)
【山口県にある米軍岩国基地が極東最大の出撃基地になろうとしている問題とかかわって、
米軍が朝鮮半島有事の際に利用する重要港湾(下関、博多、長崎、鹿児島、新潟、秋田の六港)として名指しされた下関でも、
決して他人ごとではないと警戒心が高まっている。
寂れる市街や地元経済を放置しながら、
沖合人工島やアクセス道路の整備だけは急ピッチで進められ、
みなが気づいたときには人工島を中心とした不気味な都市改造がやられていた。
朝鮮半島を想定したときに瀬戸内海側の奥座敷である岩国よりも、
さらに100kmほど近寄った最前線の軍港にされかねないことが現実問題となっている。】
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▼6つの重要港湾のなかで地理的に最も朝鮮半島に近いのが下関で、
舞鶴(京都府)、佐世保(長崎県)といった軍事拠点の中間点に位置し、
彦島には三菱重工のドックも完備。
戦斗で破損した艦船を修理する能力も備えている。
さらに海上交通の要衝で、
周防灘を抜けて広島湾に進めば軍港の呉(広島県)、
四国沖から黒潮に乗れば米海軍第7艦隊司令部がある横須賀(神奈川県)にもアクセスする。
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▼この間、
米軍が日本政府に求めている重要港湾の役割として明らかになったのは、
24時間以内に利用可能な体制で、
いざ戦斗が勃発すれば有無をいわさず乗り込んで、
たちまち軍事拠点にする意図を持っている。
有事になれば”殴り込み部隊”といわれる米海兵隊が岩国基地から飛び出していく。
その際、
厚木基地から移転するFA18など戦斗機で空爆するだけなら岩国基地から18分で朝鮮半島にたどりつく。
しかし大量の人員を伴う上陸作戦になれば、
下関港に強襲揚陸艦や艦船が集結し、
岩国から人や軍事物資を積み込んで出撃すると想定してもおかしくない。
米軍は重要港湾の役割として、
水・食料や燃料といった物資補給の拠点としても重視し、
23港から6港へ絞り込む過程で選定ポイントにあげている。
2003年から米軍艦船が頻繁に寄港してきたのは港の使い勝手を調査したり、
実績作りの意味があったとされている。
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▼こうしたなかで、
下関を軍港にする政治がずいぶん以前から貫かれてきたこと、、
黙って進めてきた街づくりについても、
表面の装いをとり払ってみると、
まぎれもなく軍港・軍事都市を意識していることが浮き彫りになっている。
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▼750億円を注ぎ込んでいる垢田沖の沖合人工島も、
「利用目的がないのに巨費を投じているバカげた事業」ではなくて、
上層部には別目的に利用する意図がはじめからあって進めている。
利用目的のないものに国が予算をつけるわけがなく、
市港湾局長や都市計画部長に国交省キャリアを配置するなど、
力の入れようが通常とは異なっている。
そして今になって「朝鮮半島有事の重要港湾」といい、
後出しジャンケンのようなだましをやっている。
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▼同時進行で岩国には
厚木基地の米空母艦載機59機と米軍関係者4000人の移駐に加えて、
普天間基地の米海兵隊1500人(関係者含め約4000人)の移駐の意図が明らかになった。
「夢の土地造成事業」といってきた愛宕山開発は
はじめから米軍住宅のためだったことが明らかになっている。
同じように下関で
「夢の島」(下関港湾局)といってきた人工島も
民間港としては利用価値が乏しく、
軍港への道をまっしぐらに進んでいる。
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「次々と巨大な連結道路」寂れる街は放置し
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▼誰も利用しない人工島に次々と連結道路が現れ、
「すべての道は人工島へ」
といわんばかりの都市改造が進められることに、
市民の誰もが不気味さを感じてきた。
派手なPRが繰り広げられてきた
下関北バイパス(総工費約720億円、計画延長6.8km)が
上下二車線なのに対して、
前宣伝は乏しかった
人工島から鉄道輸送の幡生ヤードに一直線でつながる
武久新垢田西線(総工費32億円)は四車線で、
六車線にも拡張することが可能な巨大なつくりになっている。
そこから幡生駅をまたぐ高架橋・
武久椋野線(総工費163億円)は県が担当して建設し、
下関インターチェンジや
関門トンネルへと直結する。
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岬之町のコンテナ機能が移転する程度なら明らかに過剰であるが、
軍事物資や大量の人員が移動することを想定していたのなら
合点がいくつくりになっている。
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▼さらに
新幹線が停まる新下関駅からは
イズミのゆめシティ前を通る四車線道路が
旧川中中学校を通過して人工島方面へ接続。
頑丈な高架橋が姿をあらわしはじめた。
一直線で人工島と新幹線駅をつなぐ道路となる。
そこからさらに
長府方面に向かって四車線道路が計画されており、
長府・小月方面では
小月航空自衛隊の前を走る
小月バイパスの四車線化も進行している。
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▼人工島の商業利用が増大する見込みは乏しいのに、
都市改造計画だけが勢いよく進められる。
重量物資の輸送を想定した頑丈な四車線道路。
大量のコンテナ輸送が可能な鉄道、
高速道路とつながって、
人間の緊急な集合・移動を可能にする新幹線につながる想定は
軍港しかない。
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▼人工島の建設計画を見てみると
総面積は147ヘクタールで、
現在ケーソンで枠取りして進めているのは
第一期工事の62ヘクタール部分に過ぎない。
さらに本土側に近づく形で埋め立てて、
現在の約3倍になる計画だ。
第二期、第三期工事の事業認可が下りて、
さらに外島まで建設するとなると、
費用が莫大になるだけでなく、
しまいには
滑走路までつくりだしかねない巨大な島となる。
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▼北朝鮮ミサイル騒動のさい、
安倍元首相のお膝元である下関は
内閣府が臨検港
(他国の船を臨検するために引っ張ってくる港で、軍事衝突を誘発する)
に指定した。
同じく地元選出で
総理大臣を目指して売り込み中の林芳正元防衛大臣は、
身内のサンデンバスが
岩国基地内のバス運搬業務をしっかりつかんで、
軍事利権にも手を染め始めた。
最近では
小月航空自衛隊周辺の関係者が
岩国基地に視察に行って交流を深める動きも見せている。
そこに
江島元下関市長があらわれ、
米軍基地を見てはしゃいでいた様子も話題になっている。
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▼全国でも例がない
「朝鮮が攻めてくる!」
想定の実動訓練をやったり、
全国最先端の軍事都市づくりが
下関で着々と進められている。
市民にものいわせぬ
異常な政治構造を突き破ること、
岩国はじめ全県、全国の
平和と独立を求める力と連帯して、
下から
世論と運動を強めることが求められている。
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(了)
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山口県知事二井知事と
岩国・下関歴代市長及び
山口県選出国会議員のすべてが結託して
防衛省が違法な裁量で他省予算からウラで示し合わせて捻出してくる
違法な防衛予算とそれが生む新たな不法利権に
一斉に群がっていることがよく示されている。
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防衛省よ、
2月初め
大分日出生台で
武装米軍軍事車両が演習地外の一般県道を走行した時
「日米地位協定に照らして合法」
と言ったが、
米軍だから合法なのであって
同じ事を自衛隊がやれば
憲法違反のクーデターとなる。
防衛省解体自衛隊解体になるぞ。
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岩国で
守屋防衛庁事務次官が
防衛施設建設談合汚職事件を起こし
逮捕されたのも、
本来違憲の裁量汚職であるから、
国家反逆罪である。
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二井知事と
岩国の基地利権業者と
市長市議会議員関連企業が
全く無関与であるならば、
守屋は談合する相手がなく
裁量汚職という
国家反逆罪を犯せなかったであろう。
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今防衛局が
岩国と下関で行なっている国土改変事業は
国会でどのような予算策定が行われて
防衛省に下りた予算であるか。
これを国民の眼前に一円残らず明らかにすべし。
できなければ即汚職談合であり、
官僚が国会の認可も受けず
予算を独断の裁量で付け替えすることは憲法違反であり、
国の統治主体主権在民日本国憲法主権者勤労納税国民に対する
反乱・クーデターである。
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米軍がみずから
日本国から基地建設予算を堂々とぶん盗って
みずから工事をおこなっても
地位協定治外法権があるかぎり
やりたい放題である。
しかしいかに米軍の後ろ盾や命令指示があろうとも、
日本人である防衛省官僚や政治家や業者には
治外法権はかけらもなく
ただ日本国憲法とその下の国内法にすべての行為が縛られているから、
軽々に米軍の真似をして
米軍と同じ行為におよべば
全員憲法9条違反のスパイ罪外患誘致罪反逆者として
日本国刑法によって断罪処罰されるであろう。
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防衛省行政はすでに全国すべての地で
日本国憲法に反する不法裁量行政執行している。
地位協定を破棄するまでもない、
日本国憲法9条違反の
スパイ行為国家反逆外患誘致罪で
霞が関防衛省及び
地方防衛局官僚全員逮捕せよ。
外患罪は起訴有罪確定後ただちに死刑しか無い。
情状酌量及び刑の減軽は、
自首自白しか認められない。
自首できない者はただちに
日本国籍を捨てて亡命せよ。
外患罪で自首しない者は
亡命するしかこの世で生きる道は無いのだよ。