190. 中川隆[-12227] koaQ7Jey 2020年6月26日 07:32:18 : Tjp29WtuHh : djdRUXBoYzFYYTI=[9]
オークション情報〜WE618B昇圧トランス〜
2020年06月26日 | オークション情報
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/2cc418d19d444c9f50d924ff1b712cf0
「現在、オークションにウェスタンの昇圧トランス618−Bが出品されてますね。かねがね噂だけはたっぷりと聞かされている代物ですが、これはご承知のとおりMC型カートリッジを使うときの昇圧トランスですけど、DACからパワーアンプに直接つなぐときの増幅用としても使えますかね。どうなんでしょう?」と、我が家の古典管の主治医である「北国の真空管博士」に伺ってみた。
「618−Bですか・・。かなり当たり外れがあるみたいですよ。MC型カートリッジの昇圧用なのでDACからの昇圧は無理です。いずれにせよ軽く50万円は超えるでしょう。それだけあれば立派な真空管アンプが製作できますから結局はウェスタンの信者向きでしょう。」
と、「費用 対 効果」にシビアな姿勢をお持ちの博士の冷静なお言葉が返ってきた。
いずれにせよ”知る人ぞ知る”あの数々の伝説に彩られた「WE618ーB」だ。このトランスに(微細な)音声信号を通すだけで「天上のサウンド」になるという話をよく聞かされてきた。
めったにお目にかからない出品物なので野次馬根性で落札価格を注視していたところ、落札結果は24日(水)、価格は958,000円。
100万円近い金額に驚いた! たかが昇圧トランスごときで〜(笑)。
しかし、よく考えてみるとこの「618−B」じゃないと絶対に出せない音があるそうで、それに今では再生産不可能でまず手に入らない代物となるとそのくらいの金額を出すマニアがいても不思議ではないのかもしれない。
巷間、オーディオシステムの中で一番音を左右するのは(部屋の大小は除外するとして)「スピーカー」であり、その次が「アンプ」であり、音の「入り口部分」である「レコードやCD」の機器類、そして最後の仕上げが「電源対策」と「ケーブル類」とされている。
それにもかかわらず「618ーB」は、「音の入り口」部分のほんのわずかな一端を担うだけで全体のサウンドを一変させる力があるという常識外の逸品なのだろう。
物理的な見地からすると「音の入り口」部分で発生した微細な情報は、良い部分も悪い部分もすべてアンプで増幅されてスピーカーに伝達されるので、そういう意味では最初が肝心なのは分かりきったことだが、それにしても・・、ぜひ一度聴いてみたいものではある。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/2cc418d19d444c9f50d924ff1b712cf0
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/208.html#c190