311. 中川隆[-13275] koaQ7Jey 2020年4月11日 09:47:09 : 8AFzBVbKDo : NXRHZUxHekZQOU0=[-25]
平野憲一の株のお話 2020.04.11 株の先見性とその限界。
前日のダウ2万3719.37ドルの位置は、3月23日の安値1万8591.93ドルから5127.44ドル、率にして27.58%戻り、底値圏脱出の目途と言われる20%を超えています。
まだ収束していない米国におけるコロナウイルス禍中での底値圏脱出は、先を読む株価の先見性なのか、次のポイントでそれは試されます。それとは2月12日の2万9551.42ドルと安値1万8591.93ドルの半値2万4071.68ドルです。
「半値戻りは全値戻り」の相場格言がありますが、ここを超えると既に動いていると言われる年金などの長期筋の動きが本格になる可能性があります。
尚、ダウの位置については、「株価の価値を決めるその日の全ての材料は引け値に集約される」と言うダウ理論に基づいて引け値ベースで計算しています。
日本株。
昨日の日経平均は、コロナウイルス感染拡大への警戒感で神経質な動きで前場110円のマイナスまでありましたが、前日同様日銀ETF買いに救われ引けは152円73銭高でした。ただ、こう簡単に日銀に救われる市場、場味が良くなっている感じがします。
ただこれからも引き続きコロナ次第で、大和総研が8日にまとめた今年の見通しは、コロナウイルスが6月ころまでに収束するとGDPはマイナス4.5%、年末まで続くとマイナス7.6%でどちらにしても今年はマイナス成長ですが、前者なら来年の急回復が期待され、株価はV字上昇もあり得ます。しかし、後者だと傷が深く景気もすぐには回復しないかも知れません。そうなると企業業績や株価の回復も更に後ズレすると思われます。株価の先見性どころではありません。
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