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中川隆 koaQ7Jey コメント履歴 No: 100355
http://www.asyura2.com/acpn/k/ko/koa/koaQ7Jey/100355.html
[近代史3] マスコミの偽情報 _ CIA は有力メディアを情報操作のために使っている 中川隆
27. 中川隆[-10420] koaQ7Jey 2019年10月31日 10:15:52 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2457]

2019年10月30日
日本政府が徴用工基金を韓国に提案したという謎ニュース


日本の左翼メディアは韓国政府の希望に沿った記事を書きたがる


画像引用:日韓両政府が元徴用工問題で経済基金案検討(共同通信) - Yahoo!ニュースhttps://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191028-00000151-kyodonews-pol


日本が韓国に譲歩したがっている?

2019年10月27日夕方、共同通信からメディア各社に「日本政府が韓国で徴用工基金創設を検討している」という謎のニュースが配信された。

記事によると日韓両政府が経済協力名目の基金を創設し、日本企業も参加するとなっている。

日本政府は直接参加しないが、日本企業に出資させて事実上韓国の主張に譲歩する。




日韓複数の政府関係者が語ったとしているが、誰なのか名前は書かれていません。

不思議な事にこのニュースに追従して追加報道した新聞社は無く、仲間の時事通信も一切無視している。

一夜明けると日韓両政府はそれぞれ否定し、韓国側は謝罪と賠償なき基金は受け入れないという方針を示した。


韓国外交部は日本政府と「疎通を持続している」としたが具体的に協議しているかは明かさなかった。

日本の菅義偉官房長官は、元徴用工協力基金を創設する案について、そのような事実はないと否定した。

また文在演から安倍首相への親書について、内容を明らかにしないと説明を拒否した。


もしかしたら文在演からの親書に基金について書かれていて、それが政府関係者から共同通信に漏れたのかも知れない。

共同通信は日本政府より韓国政府に親しく、韓国側の希望に沿った記事を書く傾向がある。

例えばホワイト国除外や3品目優遇廃止を「日本の輸出規制」だとして批判し、韓国を被害者のように書いたりします。

日本の新聞・通信社はなぜ「反日」になったか

日本のあらゆる新聞、テレビ、通信社はすべて左翼が牛耳っているが、これは日本を占領したGHQの占領政策から始まりました。

日本の新聞やテレビやネットニュースは独自ニュースを制作しているのではなく、他社からニュースを買っている場合がある。

今は様々なニュースメディアがあるが昔は共同通信と時事通信の2社が大きな影響力を持っていた。


共同通信と時事通信という似たような名前の通信社は戦前は同じ会社で、元はあの「電通」も同じ会社でした。

1901年(明治34年)に日本広告株式会社および電報通信社が創立され、これが合併と分割を繰り返して終戦を迎えた。

戦時中は電通も通信社も「進め1億火の玉だ」「1億玉砕」「欲しがりません勝つまでは」とやっていました。


終戦後はGHQが乗り込んできて全ての新聞社や通信社に、左翼や共産主義者や朝鮮人を重役として雇用させました。

GHQはこうする事で右翼を報道から排除し日本を糾弾する報道をさせ、国民を日本軍から離反させようとしたのでした。

こうして朝日、読売、毎日、産経の新聞社、あらゆる地方新聞、NHK、共同通信、時事通信、電通を左翼や共産主義者や朝鮮人が乗っ取りました。


現在もこれら通信社は左翼や朝鮮人や共産主義者でないと入社できず、面接で「愛国心」などを語ると落とされます。

したがって日本の新聞や通信社が配信するニュースはよほど警戒しないと、左翼が制作した偽ニュースを掴まされる。

先日も「アメリカが日本に激怒している」という記事を某社が配信したが、「アメリカが韓国に激怒している」という記事を都合よく書き換えたものでした。
http://www.thutmosev.com/archives/81357704.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/330.html#c27

[近代史3] 中国は何時から日本でマスコミ工作・ネット工作をしているのか? _ 赤かぶ氏は中国の工作員グループ 中川隆
9. 中川隆[-10419] koaQ7Jey 2019年10月31日 10:16:27 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2458]

2019年10月30日
日本政府が徴用工基金を韓国に提案したという謎ニュース


日本の左翼メディアは韓国政府の希望に沿った記事を書きたがる


画像引用:日韓両政府が元徴用工問題で経済基金案検討(共同通信) - Yahoo!ニュースhttps://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191028-00000151-kyodonews-pol


日本が韓国に譲歩したがっている?

2019年10月27日夕方、共同通信からメディア各社に「日本政府が韓国で徴用工基金創設を検討している」という謎のニュースが配信された。

記事によると日韓両政府が経済協力名目の基金を創設し、日本企業も参加するとなっている。

日本政府は直接参加しないが、日本企業に出資させて事実上韓国の主張に譲歩する。




日韓複数の政府関係者が語ったとしているが、誰なのか名前は書かれていません。

不思議な事にこのニュースに追従して追加報道した新聞社は無く、仲間の時事通信も一切無視している。

一夜明けると日韓両政府はそれぞれ否定し、韓国側は謝罪と賠償なき基金は受け入れないという方針を示した。


韓国外交部は日本政府と「疎通を持続している」としたが具体的に協議しているかは明かさなかった。

日本の菅義偉官房長官は、元徴用工協力基金を創設する案について、そのような事実はないと否定した。

また文在演から安倍首相への親書について、内容を明らかにしないと説明を拒否した。


もしかしたら文在演からの親書に基金について書かれていて、それが政府関係者から共同通信に漏れたのかも知れない。

共同通信は日本政府より韓国政府に親しく、韓国側の希望に沿った記事を書く傾向がある。

例えばホワイト国除外や3品目優遇廃止を「日本の輸出規制」だとして批判し、韓国を被害者のように書いたりします。

日本の新聞・通信社はなぜ「反日」になったか

日本のあらゆる新聞、テレビ、通信社はすべて左翼が牛耳っているが、これは日本を占領したGHQの占領政策から始まりました。

日本の新聞やテレビやネットニュースは独自ニュースを制作しているのではなく、他社からニュースを買っている場合がある。

今は様々なニュースメディアがあるが昔は共同通信と時事通信の2社が大きな影響力を持っていた。


共同通信と時事通信という似たような名前の通信社は戦前は同じ会社で、元はあの「電通」も同じ会社でした。

1901年(明治34年)に日本広告株式会社および電報通信社が創立され、これが合併と分割を繰り返して終戦を迎えた。

戦時中は電通も通信社も「進め1億火の玉だ」「1億玉砕」「欲しがりません勝つまでは」とやっていました。


終戦後はGHQが乗り込んできて全ての新聞社や通信社に、左翼や共産主義者や朝鮮人を重役として雇用させました。

GHQはこうする事で右翼を報道から排除し日本を糾弾する報道をさせ、国民を日本軍から離反させようとしたのでした。

こうして朝日、読売、毎日、産経の新聞社、あらゆる地方新聞、NHK、共同通信、時事通信、電通を左翼や共産主義者や朝鮮人が乗っ取りました。


現在もこれら通信社は左翼や朝鮮人や共産主義者でないと入社できず、面接で「愛国心」などを語ると落とされます。

したがって日本の新聞や通信社が配信するニュースはよほど警戒しないと、左翼が制作した偽ニュースを掴まされる。

先日も「アメリカが日本に激怒している」という記事を某社が配信したが、「アメリカが韓国に激怒している」という記事を都合よく書き換えたものでした。
http://www.thutmosev.com/archives/81357704.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/122.html#c9

[近代史3] マスコミは何時からフェイクニュースを流す様になったのか 中川隆
31. 中川隆[-10418] koaQ7Jey 2019年10月31日 10:16:54 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2459]

2019年10月30日
日本政府が徴用工基金を韓国に提案したという謎ニュース


日本の左翼メディアは韓国政府の希望に沿った記事を書きたがる


画像引用:日韓両政府が元徴用工問題で経済基金案検討(共同通信) - Yahoo!ニュースhttps://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191028-00000151-kyodonews-pol


日本が韓国に譲歩したがっている?

2019年10月27日夕方、共同通信からメディア各社に「日本政府が韓国で徴用工基金創設を検討している」という謎のニュースが配信された。

記事によると日韓両政府が経済協力名目の基金を創設し、日本企業も参加するとなっている。

日本政府は直接参加しないが、日本企業に出資させて事実上韓国の主張に譲歩する。




日韓複数の政府関係者が語ったとしているが、誰なのか名前は書かれていません。

不思議な事にこのニュースに追従して追加報道した新聞社は無く、仲間の時事通信も一切無視している。

一夜明けると日韓両政府はそれぞれ否定し、韓国側は謝罪と賠償なき基金は受け入れないという方針を示した。


韓国外交部は日本政府と「疎通を持続している」としたが具体的に協議しているかは明かさなかった。

日本の菅義偉官房長官は、元徴用工協力基金を創設する案について、そのような事実はないと否定した。

また文在演から安倍首相への親書について、内容を明らかにしないと説明を拒否した。


もしかしたら文在演からの親書に基金について書かれていて、それが政府関係者から共同通信に漏れたのかも知れない。

共同通信は日本政府より韓国政府に親しく、韓国側の希望に沿った記事を書く傾向がある。

例えばホワイト国除外や3品目優遇廃止を「日本の輸出規制」だとして批判し、韓国を被害者のように書いたりします。

日本の新聞・通信社はなぜ「反日」になったか

日本のあらゆる新聞、テレビ、通信社はすべて左翼が牛耳っているが、これは日本を占領したGHQの占領政策から始まりました。

日本の新聞やテレビやネットニュースは独自ニュースを制作しているのではなく、他社からニュースを買っている場合がある。

今は様々なニュースメディアがあるが昔は共同通信と時事通信の2社が大きな影響力を持っていた。


共同通信と時事通信という似たような名前の通信社は戦前は同じ会社で、元はあの「電通」も同じ会社でした。

1901年(明治34年)に日本広告株式会社および電報通信社が創立され、これが合併と分割を繰り返して終戦を迎えた。

戦時中は電通も通信社も「進め1億火の玉だ」「1億玉砕」「欲しがりません勝つまでは」とやっていました。


終戦後はGHQが乗り込んできて全ての新聞社や通信社に、左翼や共産主義者や朝鮮人を重役として雇用させました。

GHQはこうする事で右翼を報道から排除し日本を糾弾する報道をさせ、国民を日本軍から離反させようとしたのでした。

こうして朝日、読売、毎日、産経の新聞社、あらゆる地方新聞、NHK、共同通信、時事通信、電通を左翼や共産主義者や朝鮮人が乗っ取りました。


現在もこれら通信社は左翼や朝鮮人や共産主義者でないと入社できず、面接で「愛国心」などを語ると落とされます。

したがって日本の新聞や通信社が配信するニュースはよほど警戒しないと、左翼が制作した偽ニュースを掴まされる。

先日も「アメリカが日本に激怒している」という記事を某社が配信したが、「アメリカが韓国に激怒している」という記事を都合よく書き換えたものでした。
http://www.thutmosev.com/archives/81357704.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/119.html#c31

[近代史3] GHQ とユダヤ金融資本は戦後の日本を共産化しようとして農地改革、人為的インフレ生成、預金封鎖、日本国憲法制定を行った 中川隆
22. 中川隆[-10417] koaQ7Jey 2019年10月31日 10:17:49 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2460]

2019年10月30日
日本政府が徴用工基金を韓国に提案したという謎ニュース


日本の左翼メディアは韓国政府の希望に沿った記事を書きたがる


画像引用:日韓両政府が元徴用工問題で経済基金案検討(共同通信) - Yahoo!ニュースhttps://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191028-00000151-kyodonews-pol


日本が韓国に譲歩したがっている?

2019年10月27日夕方、共同通信からメディア各社に「日本政府が韓国で徴用工基金創設を検討している」という謎のニュースが配信された。

記事によると日韓両政府が経済協力名目の基金を創設し、日本企業も参加するとなっている。

日本政府は直接参加しないが、日本企業に出資させて事実上韓国の主張に譲歩する。




日韓複数の政府関係者が語ったとしているが、誰なのか名前は書かれていません。

不思議な事にこのニュースに追従して追加報道した新聞社は無く、仲間の時事通信も一切無視している。

一夜明けると日韓両政府はそれぞれ否定し、韓国側は謝罪と賠償なき基金は受け入れないという方針を示した。


韓国外交部は日本政府と「疎通を持続している」としたが具体的に協議しているかは明かさなかった。

日本の菅義偉官房長官は、元徴用工協力基金を創設する案について、そのような事実はないと否定した。

また文在演から安倍首相への親書について、内容を明らかにしないと説明を拒否した。


もしかしたら文在演からの親書に基金について書かれていて、それが政府関係者から共同通信に漏れたのかも知れない。

共同通信は日本政府より韓国政府に親しく、韓国側の希望に沿った記事を書く傾向がある。

例えばホワイト国除外や3品目優遇廃止を「日本の輸出規制」だとして批判し、韓国を被害者のように書いたりします。

日本の新聞・通信社はなぜ「反日」になったか

日本のあらゆる新聞、テレビ、通信社はすべて左翼が牛耳っているが、これは日本を占領したGHQの占領政策から始まりました。

日本の新聞やテレビやネットニュースは独自ニュースを制作しているのではなく、他社からニュースを買っている場合がある。

今は様々なニュースメディアがあるが昔は共同通信と時事通信の2社が大きな影響力を持っていた。


共同通信と時事通信という似たような名前の通信社は戦前は同じ会社で、元はあの「電通」も同じ会社でした。

1901年(明治34年)に日本広告株式会社および電報通信社が創立され、これが合併と分割を繰り返して終戦を迎えた。

戦時中は電通も通信社も「進め1億火の玉だ」「1億玉砕」「欲しがりません勝つまでは」とやっていました。


終戦後はGHQが乗り込んできて全ての新聞社や通信社に、左翼や共産主義者や朝鮮人を重役として雇用させました。

GHQはこうする事で右翼を報道から排除し日本を糾弾する報道をさせ、国民を日本軍から離反させようとしたのでした。

こうして朝日、読売、毎日、産経の新聞社、あらゆる地方新聞、NHK、共同通信、時事通信、電通を左翼や共産主義者や朝鮮人が乗っ取りました。


現在もこれら通信社は左翼や朝鮮人や共産主義者でないと入社できず、面接で「愛国心」などを語ると落とされます。

したがって日本の新聞や通信社が配信するニュースはよほど警戒しないと、左翼が制作した偽ニュースを掴まされる。

先日も「アメリカが日本に激怒している」という記事を某社が配信したが、「アメリカが韓国に激怒している」という記事を都合よく書き換えたものでした。
http://www.thutmosev.com/archives/81357704.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/146.html#c22

[お知らせ・管理21] 2019年10月 削除依頼・投稿制限・等管理スレ。突然投稿できなくなった方も見てください。 管理人さん
249. 中川隆[-10416] koaQ7Jey 2019年10月31日 10:23:51 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2461]
阿修羅は風説の流布が多いからまともなサイトだと思われていないだけだよ:


パーキンソン病患者の幻覚体験 _ 伝説の遭難者 yucon氏の体験について
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/700.html

「認知の歪み」が諸悪の根源だった _ 医療少年院で精神科医が受けた衝撃
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/630.html

アホの考えを変えようとしたり、反論したり、話し合おうとしたりするのはすべて無意味で無駄
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/805.html

阿修羅掲示板はパラノイアや統合失調症患者の投稿が多いので、真に受けない様に気を付けて下さい
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/899.html


▲△▽▼


阿修羅掲示板ではパーキンソン病患者、精神分裂病患者や「認知の歪み」が酷い投稿者が頑張って風説の流布に励んでいますからね:


阿修羅掲示板でデマを撒き散らしている頭がおかしい投稿者のリスト

・お天道様はお見通し
・魑魅魍魎男
・日高見連邦共和国
・けろりん
・BRIAN ENO
・櫻井ジャーナル 櫻井春彦
・てんさい(い)= 東海アマ
・小野寺光一
・仁王像
・西岡昌紀
・木村愛二
・こーるてん
・taked4700
・HAL
・ポスト米英時代=小沢内閣待望論
・佐伯まお=おおたこうじ=シノブ


阿修羅掲示板の中国工作員
・赤かぶ


http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/570.html#c249

[お知らせ・管理21] 赤かぶさんの投稿スタイルに疑義あり AN
16. 中川隆[-10415] koaQ7Jey 2019年10月31日 10:24:41 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2462]
パーキンソン病患者の幻覚体験 _ 伝説の遭難者 yucon氏の体験について
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/700.html
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/571.html#c16
[お知らせ・管理21] 阿修羅サイトがGoogleからとても嫌われた話 管理人さん
43. 中川隆[-10414] koaQ7Jey 2019年10月31日 10:25:44 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2463]

魑魅魍魎氏はこれに近いね:


パーキンソン病患者の幻覚体験 _ 伝説の遭難者 yucon氏の体験について
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/700.html
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/559.html#c43

[お知らせ・管理21] 2019年10月 削除依頼・投稿制限・等管理スレ。突然投稿できなくなった方も見てください。 管理人さん
250. 中川隆[-10413] koaQ7Jey 2019年10月31日 10:26:22 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2464]
魑魅魍魎氏はこれに近いね:

パーキンソン病患者の幻覚体験 _ 伝説の遭難者 yucon氏の体験について
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/700.html

http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/570.html#c250

[昼休み53] 阿修羅掲示板はパラノイアや統合失調症患者の投稿が多いので、真に受けない様に気を付けて下さい 中川隆
33. 中川隆[-10412] koaQ7Jey 2019年10月31日 10:27:21 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2465]

魑魅魍魎氏はこれに近いね:

パーキンソン病患者の幻覚体験 _ 伝説の遭難者 yucon氏の体験について
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/700.html

http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/899.html#c33

[リバイバル3] 富士山登山を「ニコ生」中継中に滑落か 救助隊が捜索 中川隆
45. 中川隆[-10411] koaQ7Jey 2019年10月31日 11:12:34 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2466]


滑落するも生還した体験談に注目集まる 富士山では遺体発見、不明のニコ生配信者か
10/30(水) 19:51配信 J-CASTニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191030-00000013-jct-soci

滑落するも生還した体験談に注目集まる 富士山では遺体発見、不明のニコ生配信者か


装備が万全だったら…(男性のニコ生動画から)


 富士山でニコニコ生放送配信中の男性が足を滑らせて行方不明になっていた件で、男性の可能性もある遺体が、山頂付近から標高差約800メートル下で見つかった。

 警察が身元の確認を進めている。

■7合目付近で性別不明の遺体

 白くさらに雪化粧した富士山が、青空の中にくっきりと浮かんで見える。男性が行方不明になって2日経った2019年10月30日朝、ツイッター上では、こんな美しい写真が次々に投稿された。

 その一方で、男性が未だに見つかっていないことに対し、安否はどうなっているのかと心配の声が寄せられた。各メディアの報道によると、富士山の7合目付近にかけての静岡県側の斜面に滑落したような跡が見つかったことから、県警の山岳遭難救助隊がこの日7時30分から男性の捜索を再開した。

 そして、13時40分ごろになって、標高約3000メートルの7合目付近で、男性の可能性もある性別不明の遺体を見つけた。7合目の山小屋「大陽館」から南に約800メートル離れたところで、ここから山頂までは平均的な人が歩けば4時間はかかる距離だった。

 遺体は、ほとんど雪に埋まった状態で、衣服が破れ、損傷が激しかったという。リュックサックが近くに落ちていたが、身元を確認できるものは見つかっていないとも報じられている。

 男性の可能性がある遺体発見が報じられると、まだ身元は確認されていないものの、ツイッターやネット掲示板などでは、「本当にそこまで滑っちゃうのか…」「こんな結果になってしまったのは残念」とため息が漏れた。一方で、「下調べもせず あまりにも無謀だった」「そうまでして生配信の視聴稼ぎたかったのか?」「この件を教訓に登山の厳しさが改めて認識されると良い」との意見も書き込まれている。
.

南アルプスで滑落の4日後に救助

 冬山登山の富士山は、強風も吹いて特に危険だとされており、装備を固めた山のベテランらでも、度々滑落事故が起きている。

 朝日新聞の2016年11月23日付朝刊記事によると、山岳会所属の男性と大学山岳部員の2人が、山頂に近い9合目付近で滑落し、標高差約900メートル下で遺体となって発見された。このことについて、当時の警察は、「斜面は雪が堅く凍結したアイスバーン状態で、スケートリンクのような感じ。一度スリップしたら止めるのは不可能だ」と取材に話していたという。

 ただ、富士山ではないが、滑落して助かるケースも過去に報じられている。

 静岡新聞の1992年5月7日付朝刊記事によると、南アルプス・聖岳の北斜面で滑落した会社員男性は、4日後に奥赤石沢で動けなくなっているところを救助されたが、そこは、滑落場所の稜線から1キロほども下にあるところだった。

 男性が左足を骨折しても助かったのは、運だけではなかったらしい。この男性とみられる人は、山専用サイト「ヤマレコ」で、20年以上経ってその体験を語っており、今回をきっかけに再びネット上で注目を集めている。

 それによると、猛スピードで落ちながらも、身に着けたピッケルを雪に刺して滑落をストップさせるのに成功した。その後も、ザックに入れたシュラフや食糧を頼りにビバーグして夜を明かしていたという。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191030-00000013-jct-soci


▲△▽▼


ヤマレコ
聖岳から奥赤石沢へ1000m滑落遭難、100時間後ヘリ救出(畑薙→茶臼岳→上河内岳→聖岳→奥赤石沢)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-267376.html


日程
1992年05月01日(金) 〜 1992年05月06日(水)

メンバー

shigetoshi
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/userinfo-13627-prof.html

アクセス

利用交通機関
車・バイク、 飛行機

往路;畑薙第一ダムのゲート手前駐車場に駐車
復路;奥赤石沢〜安倍川河川敷;自衛隊ヘリコプター
   安倍川河川敷〜静岡厚生病院;救急車


地図/標高グラフ
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-267376.html

コースタイム [注]

5/1(金)畑薙第一ダムのゲートにある登山事務所へ登山計画書を提出

当初聖岳東尾根を登るつもりであったが、雪が少ないとのことで、夏道で茶臼岳経由へ変更。

16:25〜35 茶臼岳 快晴
      茶臼小屋宿泊

5/2(土)
6:20〜35上河内岳 快晴
9:45  小聖岳 曇


 聖岳南斜面の急登は氷のように堅い雪の一枚バーンになっており、ピッケル1本とのアイゼンの前爪で2点確保でバランスをとりながら、必死で登る。つま先がかかる深さ5cmくらいのかなり大股のカッティングあとがあり、これを伝っていくが、荷物が30kg近くあって重く、バランスをとるのが大変でめちゃくちゃ緊張し疲労困憊した。


11:00〜15 聖岳 霧で雪も降り始め強くなってきたため先を急ぐことにして、不十分な休憩で出発。

11:30 兎岳への稜線の南西側は崖になっているため、北東よりの急斜面をトラバースしながら下っていたが、山頂での休憩がたりず、登りの疲れが残っていたため、途中雪から露出している岩に座って休もうとしたところ、バランスを崩して30kgの荷物から仰向けに頭を下にして倒れてしまった。すぐに霧が晴れ、自分が猛烈なスピードで落ちていることに気付いた(ガスっていたのは山頂付近だけだった)がもはや到底止まることなどできず、右足のつま先がかかとの方向に180°ねじれてしまっていて全く動かすことができず、ぶらぶらしていることに気づき、その瞬間に自力下山できないことを悟った。(右足にはアイゼンがついており、雪面に引っかけて足首をひねってしまったらしい。左足はアイゼンがいつの間に外れていたがこれが幸いして雪面にひっかけず骨折しなかったようだ。)

そうしている間も猛スピードの滑落は続き、このまま崖から落ちて死ぬのか、岩にぶつかって死ぬのか…と、死を覚悟した。そしてついに体ふわっと宙に浮いた。ああついに死ぬのか、と目を瞑り、背中と腰を丸めて頭を抱えたが、次の瞬間腰から落ちてそのまま滑落を続け、とうとう次第に傾斜が緩くなってスピードも落ちてきた。これな止まれるかもしれないと急に思い立ち、まだ手に繋がっていたピッケルを持ち直して腹這いになりピッケル雪に突き刺し、ついに停止した。「いっ、生きている!」標高差約1000mも落ちた奥赤石沢近くの斜度が緩くなった場所だった。生きていることが信じられなかった。辺りは風もなく静かに雪が舞い落ちていて、それまでの出来事が夢の中の出来事ようだったが、猛烈な足の痛みが夢ではないことを教えていた。

あとで聞いた話だが、例年になく雪の量が多く滝が埋もれていたため、死なずにすんだらしいがここを落ちて生きていた人はいないらしい(救助していただいたヘリの方の話)。

右足首(距骨)骨折と右腰の骨折で動けなかった(腰も骨折していたことは病院での検査で初めて知ったが、足首よりもこっちの方がやばく、絶対安静が必要とのことだった)が、死を覚悟した後だったのでなんでもなかった。右足のつま先が180度ねじれて後ろを向いていたが、それでは動けないので手でひねって前向きに戻した。

額からも血が出ていた(おそらくピッケルが当たったものと思われる)。また、両肘から先の二の腕の外側の衣類がめくれあがって腕の皮が完全に擦り剝け出血していた。滑落中に必死でひじを張って止まろうとしていたらしい(記憶になかった)。かなり深い広範囲の擦過傷だっただが、一度死んだ身にとってはこの程度はどうということもなく、そのままでは寒いので袖を戻した。(救助されたあとにこの擦過傷の部分に服が完全に貼り付いて取れず、病院での処置がめちゃくちゃ痛かったのを覚えている。この部分は皮膚は再生したが、今でも痣になって残っている)

ザックの中身はバックルが壊れて飛び散ってしまったが、奥底に詰め込んでいた大きな化繊のイスカ冬用シュラフは残っていた。また、さらに下方には自分の荷物らしきもの(眼鏡がなくなったのでよく見えなかった)が少し散らばっていて、テント本体とゴアのシュラフカバー、コッヘル1ヶ、食糧(確か1泊分=生米2合、レトルトカレー1ケ、粉味噌汁1ケ、お茶漬けの素ケ1)を入れた袋を痛む肘で必死に這い回って回収。その他ザックの雨蓋にはいっていた小もの、二つつけていたウエストバッグの内、財布等の貴重品を入れていた方はなくしたが、その日の行動食を入れていた方が残った。ザックの雨蓋のファスナーは壊れず、中のテルモスやビニール袋等の小物は残った。失くしたくない物はファスナーのポケットに入れておく必要性を感じた。

怪我の状態から自力下山は到底無理だったので、前聖岳の北側に下る沢の雪渓と奥聖沢の雪渓との広い合流地点の真ん中でビバークし救助を待つことにし、テントを広げ、中にシュラフカバーとシュラフを入れてもぐりこむ。ピッケルをポール代わりに顔のところに立てて空間を作る。

マットが無くテントのグランドシートのみで雪渓の上に直接寝ているため、自分の人型に沈んでいく。体温で雪が溶け、自分が寝ている窪みに溜まって冷たい水の中に寝ている状態となったが、ゴアテックスのシュラフカバーは完璧で、まったく寝袋が濡れることはなかったので助かった。(これ以来、ゴアテックスには絶大なる信頼を置いている。)

右足首の骨折を固定する手段が無かったので、インナーブーツ(スカルパのVEGAというプラブーツを履いていた)を履いたままで、寝袋に入ったが、そのため足元が窮屈で、ちょっとでも動くと寝袋が右足のインナーブーツを引っ張って、足首が動くので、その度に骨折箇所が強烈に痛くて、寝返りどころか身体をわずかでも動かすことができなかった。


5/3(日) 曇のち晴れ 奥赤石沢でビバーク2泊目

コッヘルに雪をいれ、鼻先に置いて鼻息で溶かして飲む。この時はちょうど湾岸戦争が行われており、クエートの油田が燃えていたためか、雪を解かすと黒いすすがたくさん浮いていたが、そんなことを気にする状態ではなく、かまわずに飲んだ。
救出されるまで行動食のカンパン20個くらい、板チョコ半分、プルーン1袋を少しずつ食べつないだ。乾パンと板チョコは滑落の衝撃で完全に粉々混合されていて、板チョコのアルミ箔も混ざっていて分離が難しい状態だったが、気にせず食べた。生米はさすがに食べられがかったがレトルトは食べることができた。

1日当たりの量は非常に少なく、空腹で人を食べたというアンデス山脈の墜落事故の話などを思い出して、それほどの空腹になったらどうしようかと心配したが、救出されるまで、ほとんどおなかが減ることはなかった。あとで病院で分かったが、怪我が原因で熱が38℃以上あり、そのために食欲が出なかったようだ。

メガネがなくなったため、遠くがよく見えなかったが、白いビニール袋のようなものが10m以上向こうの雪の上に落ちているように見えた。もしかしたら自分の3〜5日目用の行動食が入った袋かもしれない、とりに行くかどうするか・・・と悩んだが、結局そこまで行くことは無理であきらめた。

救助はいつくるだろうか、聖沢で単独の方に抜かれ、その方に聖岳山頂で追いつき、私の後ろから来ていたので、もしかしたら私の滑落を見たかもしれない、見てなくても、突然いなくなったことを不審に思って下山後届け出てくれるかもしれない、そうすると今日あたり捜索のヘリが来るかもしれない…いつ来るかいつ来るか…というようなことをずっと考えて、テント生地から顔だけ出した空ばかり見上げていた。

はるか上空を飛行機が頻繁に飛んでいた(ああ、あの中には人がいるのか…遠いなあ)。

飛行機の通過後には必ず山の斜面に沿って突風が吹き降りてきてテントをばたつかせた。一緒に新雪が飛ばされてくることもあった。(それからこの風を飛行機風と呼んでいる。気を付けると今でも山の中で飛行機が来るとやっぱりこの風が吹いていて、この十時のことを思い出す)

谷の下流側正面に、赤石岳が高々と、迫力満点に聳えていて、かっこよかった。
身動きすると痛くてどうしようもないインナーブーツを、どうでも良くなってとうとう外した。そうしたら、とても楽になって、固定のつもりが逆効果だったことが判った。


5/4(月) 曇のち雪  奥赤石沢でビバーク3泊目

自分の体の上にテント生地を隔てて雪が積もる。なだれが心配でよく眠れなかった。時間が経つのがとても遅く感じられて苦痛で、「ああ、このまま人知れず死んでいくんだな」と弱気になった。
寝袋に入っていたため雪が降っても特に寒くはなかったが、雪が雨に変わって濡れることはもっと怖かった。しかし幸いにして雨になることはなかった。


5/5(火) 雪のち晴れ とうとう下山予定日。奥赤石沢でビバーク4泊目

日中は日が当たって暖かく、痛みもだいぶ慣れてきた。ピッケルを杖にすれば歩けそうな気がしてきて、自力下山考えた。このまま奥赤石沢を少し下り、百闢エから下ってくる沢をさかのぼれば、山の家にたどり着く、そこで待って入れば、まだGWなのでだれか来るかもしれない… テントから出て、ピッケルを支えに左足で立ち上がったが、その瞬間にピッケルが雪に埋まってどかっと倒れこんでしまった。骨折部分を打って猛烈に痛く、やっぱり到底歩けないことを悟った。

昼間に、児童公園のベンチに座っていたら、黒づくめの服を着た紳士が迎えに来て、黒い手袋をした手で私の手をつかんでどこかへ連れて行こうと引っ張った。おかしい、自分は今公園にいるはずがない、遭難しているんだ、ついて行ってはいけない!と考えた。いつの間に眠っていたらしい。目が覚めてみると黄色いテント地を通して陽が当たっていてとても明るく暖かくてほっとした。その状態でもまだ手を引っ張られる感覚が生々しく残っていて、恐ろしかった。ああ、これが死神か、ついに迎えに来たか、ついて行かなくてよかった、と思った。
小水をするのも左を下にして横向きに寝たまま寝袋のなかでビニール袋に出していたが、ビニール袋にうまく入れるのに失敗、寝袋を濡らしてしまい、さすがに不快だった。

明日には捜索願いが出て捜索ヘリが来るだろうと期待した。一方でとうとう出勤日になるので会社でも大騒ぎになるかなあと心配もした。

5/6(水) 快晴のち曇 

朝、予想よりも早く、期待していたヘリがついに来た。(下山連絡が無いまま一晩経ち、心配した妻が警察へ遭難届を出してくれた)
しかし、はるか上の方、尾根ルート付近を捜索しており到底谷底にいる自分は見つけてもらえそうにも無かった。

晴れて気温も上がり、寒くなかったため、テントの外にでて、テントの位置をずらして寝る位置を変え、できるだけ広げて大きく見えるようにし、小水で濡れた寝袋を陽に当てて乾かした。

いったん遠ざかったヘリの音がまた近づいてくる、を数回繰り返していて、探してくれているのがうれしかった。そのうち下の方にも探しにくるだろうと期待して待った。

15時半ころ、奥赤石沢の下流の岩影から突然ヘリが現れた。テントの外にいたので、すぐに
脱いでいたヤッケを振り回して合図し、ついに見つけてもらった。
マイクで[○○さんですか」と確認され、頭上で両手で○を作り、歩けますか?と聞かれて両手で×を作って答えた。
ところが、そのヘリは捜索用の小さいへりで、救出に降りられないらしく、大きなヘリで出直すと戻っていてしまった。見つけてもらったので安心したが、その後陽が翳って寒くなり、

再びまだ乾いていない寝袋とテントにもぐりこんで救助を待った。
しかし、天気が急激に悪化してきて曇となり、風も出てきて、暗くなってきた。
本当にヘリは戻ってくるのだろうか…このまま来なかったらまた一晩、いや天気が回復するまで雪に打たれるのか、気温が上がって雨に濡れたらそれまで持たないかも…

と心配になった16時半ころ、再びヘリがやってきた。
風が弱くなった隙に、救助員が一人釣り下がって降りてくるとその吊具で私を身一つで吊り上げ、今度は本当に救出された。滑落からちょうど100時間後のことだった。
ヘリの中へゴロンと放り出されて痛かった。

続いて救助員も吊り上げられてヘリは静岡の河川敷へと向かった。
ヘリの中で、遭難の経緯を聞かれ説明。その内容がそのまま詳しく翌日の読売新聞朝刊に載っていた。

救助員の話では昔同じ場所へ滑落した死亡事故があったらしく、それをたまたま思い出して捜索の帰りに寄ってみたら私がそこにいて、しかも生きていたので驚いたとのことだった(ここに落ちて生きていた人はそれまでいなかったらしい)。
河川敷から救急車に乗せ換えられ、静岡の病院へ直行、そのまま手術し、集中治療室の人となった。

翌日から1週間、悪天候が続き、このタイミングが救出の最後のチャンスだった。
(悪天候の中であと1週間は持たなかっただろうなあ)

その後、腰の骨が治って起き上れるようになるまで3週間、1か月後に自宅近くの病院へ移り、1か月半後に退院して自宅療養、2か月後から会社へ復帰したが、骨折した足首の距骨は体中の骨の中で最も血行が悪くて治りにくいとのことで、治らなかったら脚を切断するしかないとのことだった。奇跡的に何とか治ったものの、全体重をかけて歩けるようになるまでに1年半がかかった。
それでも、後遺症で右足首は今でも直角以下には曲がらず、一日歩いた翌朝は体重をかけると痛む。

終わりに
救助していただいた静岡県航空自衛隊と、とても親身になって看病していただいた静岡厚生病院へは、装具をつけて歩けるようになってから、お礼のあいさつへ伺いました。皆様のご親切は今でも忘れられません。本当にありがとうございました。



装備


個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ゴアレインスーツ タイツ ズボン 靴下 厚手ウール手袋 オーバーミトン 予備手袋 防寒着 傘 ロングスパッツ バラクラバ 毛帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー サブザック アイゼン12本歯 ピッケル アルミスコップ 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 飲料 水筒(保温性 ポリタン2L) ガスカートリッジ2個 EPIガスコンロ コッヘル(大小) 食器 ライター 地図(地形図) コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 針金 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 時計 サングラス タオル ナイフ 一眼レフアナログフィルムカメラ ポール マジックマウンテンのテント 厳冬期用内張 エアマット 銀マット シェラフ厳冬期用 アルミ製カンジキ


備考

▼カメラは1眼レフのアナログフィルムカメラを持っていっていましたが、滑落中に失いましたので、写真はありません。

▼滑落後に残った荷物
テント本体のみ、シュラフ(ザック本体に唯一残った)、シュラフカバー(ビバーク地点付近で回収)、ピッケル(手に持っていた)、防寒着全て(身に着けていた)、コッヘル大(ビバーク地点付近で回収)、食糧二食分(行動食一回分(ポシェットに入っていた)、夕食一回分(ビバーク地点付近で回収、生ゴメは食べられず)、テルモス、ビニール袋(ザックの雨蓋に入っていた)、腕時計(両腕に一つずつしていて、高度計付きのカシオプロトレックが滑落中に故障、もう片方は壊れず、時間確認可能だった)

▼当時は携帯やスマホはもちろん、GPSや高度計もない時代でしたので、原始的な方位磁石と紙の地形図のみでした。もし携帯があったとしても、現在でも電波が全く届かない場所に滑落したので、役には立たなかったと思いますが。

感想/記録 by shigetoshi

この記録は私にとってはとても恥ずかしいものですが、20年以上たった今、ようやく冷静に書けるようになりましたので、忘れないため、そして少しでもこの経験がみなさんの役に立てればと思って書きました。

自分としてはそれほどつらかった記憶は無いのですが、ちょっと前までは話そうとするとなぜか急に涙があふれてきて、まともに話をすることはできませんでした。ヘリコプターの音を聞いても、なぜか同様にこみ上げるものがあって、涙があふれたりしました。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-267376.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1012.html#c45

[近代史3] “独立”する富裕層  政府による所得再分配は努力して金持ちになった人の金を盗む行為だから許せない

“独立”する富裕層  政府による所得再分配は努力して金持ちになった人の金を盗む行為だから許せない

“独立”する富裕層  - NHK クローズアップ現代 2014年4月22日(火)放送
〜アメリカ 深まる社会の分断〜

100万ドル以上の資産を持つアメリカの富裕層。
その富裕層が今、自治体の在り方を変えようとしています。
貧富の格差による社会の分断が進むアメリカ。

富裕層は税金が貧困層のためばかりに使われていると反発。
みずからが住む地区を周囲と切り離し、新たな自治体を作る動きを強めています。

女性
「高い税金を払っているのに、それに見合うサービスを受けていません。」

全米で富裕層の自治体は急増。
社会を2分する議論が起きています。

報道官
「反対派を押し切って、新たな市が誕生しました。」

オバマ大統領も危機感を強めています。

オバマ大統領
「アメリカの格差は拡大し、固定化している。」

一方、富裕層を失った自治体は税収が減り、公共サービスを削減。
貧困層が打撃を受けています。

男性
「公立病院の予算が削減されたので、私たち家族は困っています。」

深まる富裕層と貧困層の分断。
アメリカ社会はどこへ向かうのか。
最前線からの報告です。


“独立”する富裕層 税に対する不満


アメリカ南部、ジョージア州の議事堂。

先月(3月)新たな自治体の設立を求める法案を巡り、議論が交わされていました。
この法案を提出したのは会社経営者や弁護士など、富裕層を中心とした住民のグループです。

住民
「私たちが作る市の方が、税金をより有効に使える。
この法案の支持を求める。」

住民
「今の自治体は住民の方を向いていない。
私の会社をサポートしてくれる自治体を作りたい。」

一方、法案は富裕層の身勝手だと批判する声も上がりました。

反対派
「これは有色人種や貧困層を隔離するための意図的な行為だ。」


自治体の設立は地域住民の意思だとする富裕層の報告書にも、抗議が殺到しました。

反対派
「あなたが作る自治体に住みたい人はいない。
あなたはおかしい。
うその報告をしている。」

男性
「いや、おかしいのはあなただ。
私たちの報告は正しい。」

法案を提出したグループの代表、ウッドワースさんです。
経営コンサルタントの夫を持ち、自身もインテリア関係の会社を経営。
湖畔に邸宅を構えています。
自治体の設立に動いたきっかけは税金の使われ方への不満でした。
特に問題にしているのが警察官の配置です。

マリーケイ・ウッドワースさん
「私の家の近くでも麻薬取引や売春が行われるようになってきた。」

警察官は貧困層が多く住む治安の悪い地区にばかり回され、自分の地区はおざなりにされていると感じていたのです。

マリーケイ・ウッドワースさん
「自分たちが支払う税金に見合う行政サービスを受けているとは思えません。
私たちは社会を分断したいわけではありません。
ただこれまでの自治体に代わって、より自分たちに合った自治体を作りたいだけなのです。」


富裕層が作る自治体 衝撃の運営手法とは


富裕層の動きを後押ししているのが、同じジョージア州で大きな成功を収めた市の存在です。
州の北部にある人口9万4,000人のサンディ・スプリングス市です。
市民の平均年収は1,000万円近く。
医師や弁護士、会社経営者などが多く住む高級住宅地です。

市が誕生したのは2005年。
住民投票で94%の圧倒的賛成を得て、それまで属していたフルトン郡から分離したのです。
貧困層に多く配分されていた税金を取り戻そうという主張が、富裕層だけでなく中間層にも支持されたのです。

サンディ・スプリングス市 エバ・ガランボス初代市長
「私たちの税金はほかの場所で使われ、私たちのためには使われていませんでした。
1ドルの税金につき半分の50セントしか、サンディ・スプリングスに使われていなかったのです。」

住民グループ代表 オリバー・ポーターさん
「政府による所得の再分配には反対です。
人のお金を盗む行為だと思います。」

ジョージア州で50年ぶりに新たな市として誕生した、サンディ・スプリングス。
州の法律によってさまざまな財源が与えられました。
市民が支払う固定資産税の15%。
売上税の一部。
そして酒税や事業の登録料など、市の去年(2013年)の収入は、日本円にしておよそ90億円。
州で1、2を争う豊かな自治体が誕生したのです。

さらに富裕層は、市の運営にビジネスのノウハウを取り入れました。
警察と消防を除く、すべての業務を民間に委託。
同じ規模の市なら数百人は必要な職員の数を9人に抑え、徹底的なコストカットを進めました。

市民課や税務課。
道路や公園などを造る建設課。
さらに、市の裁判所の業務まで民間に委託しました。
裁判長は必要なときだけ時給100ドルで短期雇用します。


この結果、当初年間5,500万ドルと試算された市の運営費を、半分以下に抑えることに成功したのです。
コストカットによって生まれたお金は富裕層の要望によって、市民の安全を守るサービスに使われています。


女性職員
「事故発生、けが人なし。」

ここは24時間市民から通報を受け付ける、民間の緊急センターです。
市民の承諾を得て、住所や家族構成、持病の有無など、さまざまなデータが登録されています。

10秒以内に電話を取ることが義務づけられ、90秒で警察や消防が出動します。
市が市内全域に配置する警察官はおよそ150人。
早ければ2分で、現場に警察官が到着するといいます。
現在、市民の9割が公共サービスに満足と回答。
うわさを聞いた富裕層が、全米から相次いで流入し人口が増えています。

市民
「(この街が)好きかって?
大好きよ。
ニューヨークから移り住んで来たけど、ここにはすべてが揃っているわ。」

市民
「とても安全だと感じています。
サンディ・スプリングス市に住めて幸せです。」

今サンディ・スプリングス市の設立と運営のノウハウを知りたいと、全米各地から視察が相次いでいます。
そのほとんどが、税金の使われ方に不満を持つ富裕層だといいます。
サンディ・スプリングス市を手本に誕生した自治体は、ジョージア州ですでに5つ。
現在、フロリダ州、テキサス州カリフォルニア州などで30余りの自治体が、新たに誕生しようとしています。

サンディ・スプリングス市 ラスティ・ポール市長
「自治体は税金を当たり前だと思わないことです。
税金に見合うサービスを提供しなければ、市民はすぐ不満をため、税金を払わなくなります。
公共サービスの質を高めて、市民に税金を払う動機を与え続けるのです。」


“独立”する富裕層 アメリカ 深まる分断

このように富裕層が、自治体を作る動き、今後、全米に拡大していくと見られています。
一方で富裕層がいなくなった自治体は、歳入が減って、一部公共サービスの削減を始めています。
貧困層の暮らしに暗い影を落とし始めています。


富裕層を失った自治体 貧困層に打撃が


ジョージア州フルトン郡。
サンディ・スプリングス市の設立などによって、年間40億円余り税収が減りました。
南部のサウス・フルトン。
郡の中で最も貧しい地域で、住民の生活に大きな影響が出ています。

機械部品のセールスをする、アブラハム・ワトソンさんです。
今年(2014年)に入り、次々と公共サービスが打ち切りになっていると訴えています。

アブラハム・ワトソンさん
「臭いです。
ごみが腐り始めています。
ごみ収集車がめったに来なくなったので。」

3人の子どもを持つワトソンさん。
暮らしに余裕がない中、公共サービスの利用は欠かせません。
家の近くにある、フルトン郡が運営する図書館です。
子どもたちは放課後や週末、ここで読書や宿題をしてきました。
しかし今年の2月、突然開館時間が2時間以上短縮されました。

算数の勉強に使っているパソコンも、閉館時間が来れば強制的にシャットダウンされます。

子ども
「閉館につき使用不可。」

アブラハム・ワトソンさん
「閉館するから切ったんだ。」

閉館時間の変更は、事前に住民には知らされていませんでした。

アブラハム・ワトソンさん
「誰が閉館時間を決めているのか?」

職員
「議会で承認されたんですよ、予算が削減されたから。」

アブラハム・ワトソンさん
「郡の議会で?
予算の削減が理由?」

職員
「予算の削減。」

フルトン郡の一般会計です。
歳入が減少し続け、ついに2年前歳出が上回るようになり、公共サービスの削減が余儀なくされているのです。
図書館のほかに、郡が運営する公園の予算も削減されました。
20か所ある高齢者センターの食事代は、一部値上げになりました。

中でも深刻なのが、貧困層の治療を中心に行う公立病院の予算削減です。
2,500万ドル、日本円でおよそ26億円が削減されることになりました。
医師の数が減らされ、診察に支障が出るのではないかと不安が広がっています。

フルトン郡 ビル・エドワーズ議員
「郡の税収が少なくなれば、当然その範囲でやりくりしなければなりません。
やむをえずサービスをカットしているのです。
私は、フルトン郡の住民が状況を理解することを望んでいます。
さもなければ、フルトン郡の財政は破綻してしまいます。
これだけは、なんとしても防がなくてはなりません。」

ワトソンさんは公立病院の予算削減が、息子のキャメロン君に与える影響を心配しています。

アブラハム・ワトソンさん
「この子には右耳に障害があります。
耳がふさがった状態になっているのです。
息子の治療ができる専門医の数が削られてしまうから、予算の削減は本当に困ります。」

全米で貧富の格差の研究をしてきたコナー准教授です。
富裕層の自治体設立が格差の拡大に拍車をかけていると、警鐘を鳴らしています。

テキサス大学 公共社会学部 マイカン・コナー准教授
「アメリカ社会では分断が深まっています。
同じ地域の中でも少し離れただけで、全く違う社会が生まれています。
経済面でも教育面でも、機会の平等が失われているのです。
このまま富裕層の独立が続けば、公共サービスを支える人がいなくなってしまいます。
それを顧みず、社会の分断は進む一方です。」


“独立”する富裕層 アメリカ 深まる分断

ゲスト堤未果さん(ジャーナリスト)

●格差拡大し加速化する社会の分断 この動きをどう受け止める?

今まさにアメリカは、経済格差が完全に1%の持てる者とそれからそれ以外の持たざる者、完全に国を分断してしまっていると。
そういう状況になっています。
(分断されていると。これが法律の下に行われている。自治体を作るという動きはそうだったが?)
はい。
もともと合法的に市が独立するということはもちろん可能なんですけれども、サンディ・スプリングス市のように、統治機能まで含めて民営化してしまう、民間に委託して、そうするともう税金というものが全く意味が変わってきて、サービスをお金で買うという契約社会になっていくわけですね。
その分税が、税金が囲い込まれることになるので、不動産の価格は上がる、その周りの地域が税収が減って、荒廃していくと。
ですから全米の都市の中に、捨てられた居住区のようなものが、点々と今存在している状況になっております。

●富裕層やその周辺地域 実際に取材に行ってどうだったか?

サンディ・スプリングス市自体は、本当にお金持ちの社会主義国のような、天国のような、ぴかぴかですばらしい所だったんですけど、本当に目に見えないフェンスが建っていて。
(目に見えないフェンス?)
はい、フェンスで囲われている、合法的な特権地区というような形ですね。
先ほども言いましたように、税収がほかで減っていきますので、やはり仕事がなくなって、まず治安が悪くなるんですね。
そうすると犯罪率が高くなりますから、ますますフェンスは高くなっていく。
ここがやっぱり1番大きいです。
サンディ・スプリングス市のような所の近くにある都市で取材をしたときに、公共サービスの1つとして刑務所を維持できないから開放すると。
(刑務所を開放する?すると、どうなるのか?)
そうなると囚人が街に解放されて、たくさん普通に歩くようになるんですけれども、警察もまた公務員ですから、警察は失業中なわけです。
ですから非常に恐ろしいSFのような状況になっていて、片や、目に見えないフェンスの中の富裕層の地区は、非常にハイテクでハイセキュリティーの地区になっていると、すごくコントラストが激しかったですね。

●公共サービスの1つ 教育という点ではどうだったか?

アメリカは、教育予算が連邦と自治体と半分ずつ予算を出すんですけれども、サンディ・スプリングス市のような例えば富裕層の街というのは、公立の学校にやる必要がないので、公教育にお金を出すという概念がなくなっていくんですね。
そうしますと、公立の学校が切り捨てられていった州では、自治体では、貧困層の子どもの受け皿がなくなっていくので、教育難民、学校に行かれなくなった子どもたちが、もう全米各地の都市であふれているという、そこまで事態が進んでおります。
(先進国のアメリカで、そういうことがすでに起きている?)
そうですね。
ブッシュ政権、オバマ政権と続いた2大政権で公教育を解体して、教育ビジネスという民間サービスに委託するということを国が後押ししてやってきたんですね。
ですから公教育というのは、弱い立場の子どもたちを平等にすくい取るという社会的共通資本ですから、これが徐々に解体されているということです。

●フェンスを隔て、本当に互いが見えないのか?

そうですね。
これは本当に今、アメリカで起きていることというのは、1つの国の中に2つの違う国が存在しているような感じで、例えば日本で若年ホームレスは私たちの目に映らないというようなこといわれますけれども、フェンスの中の富裕層にとって、フェンスの外の荒廃した、捨てられた居住区の人たちは、やはり見えないわけですね。
全くお互い別の次元に住んでいるような、そんな状況になっています。
(別の次元?)
はい。

●格差是正のためにある公共サービス 富裕層がその義務を放棄するとどうなる?

公共ですとか税金ですとか、共同体とか、もっといってしまうと、もう国とは何かという、そのコンセプトが全く違うものになっていく。
お金を払って、その分のサービスをもらうという契約社会のようになっていくわけですよね。
ですから言ってみれば、お金がなくなったらそこでそのコミュニティーに、地区の中には恐らくいられなくなると、それが縁の切れ目のようになってしまう。
公共という概念があれば、弱い立場になったり、急に事故に遭って障害を負ってしまったり、高齢になってしまったりという、困った立場になったときは、税金を払っている分、国や自治体が守ってくれると、それが公共の概念なんですけれども、全くこれが対極にあるという、こちらは株式会社化された自治体であり、国家だということになっています。

●アメリカンドリーム 今は存在しないような状況?

80年代ぐらいまでは頑張れば報われるとか、努力すればチャンスをつかめば、マイノリティーでもスターになれる、そういうのがあったんですけれど、今、構造として1%が99%を切り捨てていく構造を、国の政策が後押しをしているために、アメリカンドリームが機能する構造自体が崩れていると。
そしてまた中流層が消滅していますから、ますます富める者はますます富む、それ以外の者は地盤沈下していくという、国の構造が全く変わってしまっているんですね。

●アメリカという国は今後どうなっていくのか?

今アメリカ国内にも2つの流れがありまして、オバマ大統領はブッシュ政権の政策を継承して、1%のための、より1%が大きくなっていくような政策の方向性を進めてはいるんですけれども、一方で、1対99%の分断はおかしいじゃないかと、失われたものをもう一度取り戻したいという声が、相当アメリカで大きくなっている。
これ今、どちらの流れがこの国を、未来を引っ張っていくかという、今ちょうど岐路にいるという。
(岐路とは、国を見つめ直す時期ということか?)
国とか共同体は何かということですね。
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail02_3488_all.html  


▲△▽▼

カタルーニャ独立運動とナショナリズム 2017-10-02

 州都バルセロナを擁するスペインの東北部、カタルーニャ州において、スペインからの独立の是非を問う住民投票が強行され、混乱に陥っています。


『スペイン カタルーニャ州の住民投票開始も混乱
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171001/k10011164091000.html

 スペイン北東部のカタルーニャ州で、スペインからの独立の賛否を問う住民投票が始まりました。しかし中央政府は、投票は憲法違反だとして、警察が、一部の投票所の封鎖に乗り出し、住民との間で衝突に発展して複数のけが人も出ており、混乱が広がっています。

 スペイン第2の都市バルセロナを中心とする北東部のカタルーニャ州は、独自の言語や文化を持ち長年スペインからの独立運動が続いていて、日本時間の1日午後4時ごろから独立の賛否を問う住民投票が始まりました。
 州政府は、投票の結果独立賛成が過半数を占めれば一方的にスペインからの独立を宣言するとしています。

 しかし中央政府は、投票は憲法違反で無効だとして実力で阻止する措置に乗りだし、一部の投票所で投票箱などを押収したことを明らかにしました。
 各地の投票所では投票しようとする住民とこれを阻止する警察の機動隊との衝突にも発展し、一部では、警察がゴム弾を発射するなどしてけが人も出ています。(後略)』


 スコットランドのイギリスからの独立騒動の時も指摘しましたが、スコットランドにせよ、カタルーニャにせよ、いわゆる「ナショナリズム」に基づき、各地の住民が独立を求めているのではないと思います。


 むしろ話は逆で、スコットランドやカタルーニャの独立運動は、イギリスやスペインの「ナショナリズムの崩壊」の一環であると確信しているのです。


 カタルーニャ州が独立を志向するのは、元々、民族的に特色があるのは確かです。イザベル女王とフェルナンド国王が結婚し、カステーリャ王国とアラゴン王国が統合された際に、カタルーニャも併合されたのです。


 もっとも、それ以上に重要な事情は、カタルーニャがスペインの経済の中心であることになります。カタルーニャ州は、自動車産業などが発展し、スペインのGDPの20%を生産している地域なのです。


 スペイン中央政府に税金をたくさん支払っているにも関わらず、交付金が少なく、
「カタルーニャ州は損をしている」
 ということで、独立運動が盛んになったのでございます。


 日本で言えば、
「東京から税金を吸い上げ、地方交付税などで地方に回している! 東京都民は損をしている! 独立だ!」
 といった感じでございましょうか


 国家とは、ナショナリズムがなければ成立しません。ナショナリズム(国民意識)の本質は、非常事態発生時の「助け合い」の気持ちになります。


 東京都の税金が地方に交付税として配分されるのは、
「非常事態発生時に、日本の各地方がそれなりに経済力(モノやサービスを生産する力)を保有していなければ、助け合いができない」
 ためです。


 分かりやすい例を出すと、このまま東京一極集中が続き、人口の大半が首都圏で暮らすようになった日本国において、首都直下型地震が起きたらどうなるのか? です。


 もちろん、日本の各地は被災地を助けようと努力はするでしょうが、経済力がなければどうにもなりません。


 東京から税金を吸い上げ、各地に配分する地方交付税は、「東京都民の安全保障」という観点からも、正当化される政策なのでございます。


 ところが、価値観から「安全保障」を排除し、「カネ」を中心に考えるようになると、それこそ、
「東京から税金を吸い上げ、地方交付税などで地方に回している! 東京都民は損をしている! 独立だ!」
 といったバカげた話になりかねないのです。というよりも、そのまんまの独立運動を繰り広げているのが、現在のカタルーニャ州です。


 カタルーニャ独立運動は、カタルーニャ州民のナショナリズムの高揚でも何でもありません。単なる、スペイン王国のナショナリズムの崩壊過程なのでございます。


 東日本大震災の際に、
「東北は神戸とは違い、GDPを稼がないから、復興させる必要はない」
 といった主旨のことを述べた官僚(元官僚?)がいたという話を耳にしました。


 次なる震災が「首都圏」だったとき、我々(都民)は東北の「同じ国民」にも助けてもらわなければならない。そのためには、何としても東北を復興させ、経済力を蓄積しなければならない。


 といった、国家の安全保障の概念が、グローバリズムの蔓延により失われ、国民の「助け合いの精神」が壊され、一人一人が非常事態に対して脆弱になっていている。


 ナショナリズムの崩壊と安全保障の弱体化は、別に日本に限った問題ではないことが、カタルーニャ独立運動から見て取れるのです。


 我々、人間は、一人一人は本当に弱い存在です。我々は一人で、東日本大震災のような大規模自然災害に立ち向かえますか? 北朝鮮や中国といった敵性国家の侵略行為から、個人で家族を護れますか。


 できるはずがありません。


 だからこそ、「国民が助け合う」というナショナリズムを基盤に、国家が成立している。少なくとも現代という時代において、人間は国家という共同体なしでは生きられないのです。この現実を「人類」は改めて認識しなければなりません。
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/



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カタルーニャ州はスペイン東北部の地中海岸にあり、交通の要地として古代から栄えていました。中世にアラゴン・カタルーニア連合王国として栄えていましたが、スペイン王国成立後は統合されていました。
 とくに1714年にスペイン継承戦争でブルボン家による支配が始まると、カタルーニャは独立を求めて武力蜂起しましたが鎮圧され、ほとんどの自治権を失いました。今でも人気サッカーチーム・FCバルセロナの本拠地であるカンプノウでは、前半の17分14秒に「独立コール」が沸き上がります。またそこから300年後の2014年にも、非公式ですが独立を問う住民投票が行われました。

 フランコ独裁政権が瓦解した直後の1979年に自治州となりましたが、これはスペイン全土が17の自治州にまとめられたからで、カタルーニャだけに自治が認められたわけではありません。

 カタルーニャ州の面積はスペイン全土の6.4%ですが、人口は16%にあたる750万人、GDPは20%をこえています。カタルーニャ州は貧しい州を援助させられているとの不満がくすぶります。

 今回のカタルーニャ州の住民投票では、スペイン中央政府が数千人の警官を派遣して実力行使で妨害したため投票率が42%しかなく、独立反対派の大半は棄権したようでもあり、カタルーニャ州全体の民意としてはやや不透明です。

 スペイン中央政府は、カタルーニャ州が強引に「独立」すれば、すべての自治権を停止すると公表しています。同じように独立志向の強いバスク州やガリシア州などに飛び火することを警戒しているはずです。
http://yamikabu.blog136.fc2.com/blog-entry-2097.html



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2017年10月03日
カタルーニャ独立か スペイン政府は全力で防止

人種、民族、宗教は同じだが、不況のスペインより独立した方が得というのが主な動機
引用:http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/images/PK2017100202100182_size0.jpg


カタルーニャ独立住民投票が実施

スペインのカタルーニャ州で独立住民投票が実施され、州政府は賛成票が9割を占めたと発表しました。

プチデモン州首相は9月2日にテレビ演説し、「共和国をつくる権利を勝ち取った」と宣言しました。

投票結果の報告を受けた議会は、2日以内に独立を宣言すると見られている。

スペイン政府は投票自体が「存在していない」と言い独立を認めない姿勢を見せています。

カタルーニャは独立後に欧州連合(EU)へ加盟し、欧州の防衛機構に参加したいようだが、外国との交渉は行われていない。

スペイン検察はプチデモン州首相を逮捕する可能性があるとしており、2014年の住民投票では州首相が公民権停止処分を受けていた。


スペインの裁判所は、独立住民投票は違憲という判決を下しており、スペイン政府は住民投票そのものが違法だという立場を取っている。

カタルーニャ自治州の有権者は約530万人で、948市町村に約2300の投票所が設置されました。

スペイン機動隊は319か所の投票所を閉鎖し、投票用紙の没収や関係者の身柄拘束、ウェブサイトの閉鎖などが行われた。


カタルーニャ自治州は面積でスペインの6.3%だが、人口では16%とかなりの割合を占めている。

九州と四国と沖縄を合計(約1,815万人)した割合約14%より多く、日本から九州四国沖縄が同時に独立するのに匹敵している。

スペインが必死にならざるを得ない理由がここにあり、独立されたら目に見えて国力が落ちてしまう。


カタルーニャが求めているのは「お金」?

カタルーニャは自治州として議会を持ち、広範な自治権があり、経済力ではスペインの5分の1を占めている。

2008年のリーマンショック以来スペイン経済は停滞し、財政赤字も深刻化し、政府からの交付金より税負担のほうが重くなっていた。

カタルーニャ自治州は独立すればスペインの財政赤字を負担せずに済み、経済的にも発展すると主張している。


これは例えば九州や四国が日本から独立すれば、「日本の借金1050兆円」は払わなくて良いというのに似ている。

これだと残された本体は、借金を返すのがより難しくなり、税収はさらに減少し財政悪化するでしょう。

2014年11月にも住民投票が実施され、有権者の34%が投票し、80%以上が独立に賛成しました。


ただこれではカタルーニャ有権者の27%しか独立賛成には投票しておらず、他の66%の有権者は住民投票そのものに反対だった可能性がある。

今回の住民投票では警察によって投票用紙が没収されたり投票所が閉鎖されたため、投票できなかった住民が居ると考えられます。

集計された投票は約226万票で、有権者全体約530万人の42%に相当し、没収や閉鎖がなければ投票率50%を超えていたでしょう。


報道によるとスペイン警察は9月30日に、2300施設のうち約1300施設を閉鎖したとも言われていて、最大100万人以上が投票できなかった可能性もある。

カタルーニャでは独立を求めるデモが、バルセロナ等では独立に反対するデモがあり、各地で警察などと衝突しました。

カタルーニャ独立運動の特徴は、人種や民族が独立したいわけではなく、「金を払いたくない」という要求が独立運動に発展した点にあります。


他の国の独立運動では、民族や宗教が異なっているが、カタルーニャは主として経済的な利益を求めている。

むしろカタルーニャの独立意識は古代ギリシャの都市国家に近く、近代国家や帝国主義の独立とはかなり違っている。

もしカタルーニャの独立が認められたら、国家の概念も変わっていくかも知れません。
http://www.thutmosev.com/archives/72915472.html



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2017.10.09
警官隊が暴力的に住民投票を妨害したカタルーニャでは体制転覆を繰り返すソロスが独立派を支援

カタルーニャではスペインから独立すべきかどうかを問う住民投票が実施され、92%が独立に賛成した(投票率43%)という。この投票をスペイン政府は非合法だと宣言、警官隊を投入し、暴力的に投票を妨害した。2014年のウクライナでとは雲泥の差だ。

ウクライナの場合、アメリカのネオコンやNATOを後ろ盾とするネオナチがチェーン、ナイフ、棍棒を手に石や火炎瓶を投げ、さらにブルドーザー、ピストルやライフルを持ち出していたが、それでもビクトル・ヤヌコビッチ政権は警官隊に暴力的に対応しないように支持していた。それでも気に入らないバラク・オバマ米大統領は当時のウクライナ政府に対して警官隊を引き揚げさせるように求めている。​最終的に反政府派は無差別の狙撃を始めた​。

このクーデターではイゴール・コロモイスキーという三重国籍(ウクライナ、キプロス、イスラエル)の富豪や世界的な投機家のジョージ・ソロスが資金を提供していたと言われている。このソロスは自身の基金を使い、規模は大きくなかったようだが、2014年からカタルーニャの独立運動も支援していたと伝えられている。言うまでもなく、ソロスが国を乗っ取ろうとする目的は私利私欲。それ以外にはない。

9月にはイラクのクルド組織が独立を問う住民投票を実施、やはり圧倒的な多数が賛成したという。この組織は1960年代からイスラエルの指揮下にあり、今回の住民投票の黒幕はネオコンとイスラエルだと見られている。ここにきてクルドが注目されているのは、新たな侵略戦争の主力になりそうだからだ。

2011年春からシリアを侵略、バシャール・アル・アサド政権を倒すためにアメリカ、イスラエル、サウジアラビアを中心とする勢力が送り込んだ傭兵、つまりアル・カイダ系武装集団やそこから派生したダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)はシリア政府の要請で介入してきたロシア軍によって壊滅寸前の状態。そこで、トルコの反発を承知でクルドを前面に出してきたわけだ。

ここにきてサウジアラビアもこうした武装集団への支援を打ち切る姿勢を見せているようだが、これが事実ならアメリカにとって深刻な事態。1970年代からアメリカの支配システムを支えてきたペトロダラーはサウジアラビアを中心に動いてきたからだ。アメリカや国連がサウジアラビア批判を強めてきたなら、サウジアラビアのアメリカ離れは事実の可能性が高いと判断できる。

カタルーニャの独立にアメリカの政府や有力メディアが好意的だとするならば、逆のことが言える。つまり、独立をアメリカ支配層が望んでいるということだ。実際、NATOはカタルーニャの独立に賛成しているようだ。

カタルーニャでは1930年代に自治が認められたが、ナチス時代のドイツを後ろ盾とするフランシスコ・フランコが独裁体制を樹立すると自治は認められなくなる。自治が復活するのはフランコが死亡した1975年の後。独立運動が復活するのは2006年からだ。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201710080000/



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2017年12月25日
カタルーニャ州選挙で独立派が勝利も 逮捕や国外逃亡で過半数割れ

独立派は選挙で勝ったが、数名が逮捕中なので議会は過半数割れ
引用:http://media.ws.irib.ir/image/4bn48a043ea878yuqo_800C450.jpg


カタルーニャ州議会選挙

スペイン・カタルーニャ州の州議会選挙が2017年12月21日に実施され、独立派が過半数を得ました。

選挙は比例代表制で、定数135議席のうち独立派の3党で70議席を獲得し、もし小選挙区制だったらもっと多くを占めていた計算になる。

これに先立つ2017年10月1日にはカタルーニャ自治州による独立住民投票が実施され、9割以上が独立に賛成していました。


スペイン政府は憲法上独立投票は無効だと言い、警官を配備して投票を妨害したり、投票所を閉鎖させたりした。

プチデモン州首相は2日以内にカタルーニャ共和国の独立を宣言するとしていたが、スペイン政府は州首相や閣僚を逮捕する方針を示した。

プチデモン州首相はベルギーに逃亡したが、独立派が持っていた議席は政府に没収され、独立運動は潰された。


州政府はEUに加盟するのを独立後の政策の基本としていたが、交渉に応じた国は一カ国もなかった。

こうした前置きがあって12月21日にカタルーニャ州議会選挙が実施され、独立派は約52%の議席を獲得しました。

67議席だと50%を割り込むので、過半数といっても3議席の差だが、議会は再び住民投票や独立宣言などを行う事が出来る。


スペインのラホイ首相の国民党(PP)は、たった3議席しか獲得できず、求心力の低下が懸念されている。

投票前後にスペインの株価指数などは下落し、混乱が長期化するという懸念がもたれている。

ただ独立派3党の議席は分散していて、最大議席を獲得したのは、反独立強硬派のシウダダノス党になった。


独立は再び潰されるか

今回の当選者には独立派の70人中7人が独立投票を実施した罪で逮捕されたり逃亡していて、実際には議会に出席できない。

すると現実の州議会の議席数は「独立反対派65」「独立派63」になり、実は反対派が多数を占めている。

独立住民投票を実施したプチデモン前州首相はベルギーに滞在しているが、スペイン政府は引渡しを求め、帰国すれば逮捕される。


こうした情勢を見ると国際社会、特に英仏独などの欧州主要国がカタルーニャに賛成しない限り、再び政府に鎮圧されるでしょう。

欧州主要国は今の所、州議会との接触すら拒絶しており、相手にしない態度をとっている。

英仏独もまた自国内に独立を希望する地域やグループを抱えているためで、自国に飛び火するのを恐れている。


カタルーニャ独立問題の特徴は、通常独立運動は民族や宗教、政治主張などの対立で起きるが、そうしたものとは関係がない点です。

カタルーニャは「カタルーニャ民族」でもスペインと異なる宗教でもなく、共産国家やイスラム国家を作ろうとしているのではなかった。

独立したほうが経済的に豊かになれるという主張で、例えば東京が日本から独立するのに近い。


スペインは経済政策失敗などで長い不況が続いており、対照的にカタルーニャは経済成長を続けていました。

独立すればカタルーニャは政府への「上納金」を払わずに済み、スペイン政府の債務を払わなくても良くなります。

こうした金目当ての独立なので、国際社会にはもう一つ同情が広がり難い。
http://www.thutmosev.com/archives/74189329.html




6. 中川隆[-13844] koaQ7Jey 2018年8月04日 16:42:51: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-17599]

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愛国的リバタリアンという怪物 - 内田樹の研究室 2018-08-04

これは2017年の6月に劇団態変の金満里さんの求めに応じて寄稿した一文である。
杉田水脈発言から「社会的弱者は殺してもいい」と言って19人を殺害した植松聖に言及する人が多かったので、旧稿を筐底から引き出して諸賢のご批判を請うことにした。

相模原の大量殺人事件のもたらした最大の衝撃は、植松聖容疑者が事前に安倍晋三首相宛てと大島理森衆院議長宛てに犯行を予告する内容の書簡を届けていたことにある。

それは単に権力者を挑発するための犯行予告ではなく、自分の行為が政権と国会多数派には「好ましい」ものとして受け止められ、権力からの同意と保護を得られるだろうという期待をこめたものだった。逮捕後も容疑者は「権力者に守られているので、自分は死刑にはならない」という趣旨の発言をしている。

もちろん、これは容疑者の妄想に過ぎない。けれども、何の現実的根拠もない妄想ではない。彼の妄想形成を強化するような現実が今の日本社会内部にはたしかに存在しているからである。

アナウンサーの長谷川豊は事件の直後の2016年9月に自身のブログに「自業自得の人工透析患者なんて、全員実費負担にさせよ!無理だと泣くならそのまま殺せ!今のシステムは日本を亡ぼすだけだ!!」というタイトルの記事を投稿した。これには批判が殺到し、専門医からも事実誤認が指摘されたが、この人物を日本維新の会は千葉一区から衆院の立候補者として擁立するということが先日発表された。

重篤な病人や障害者に対する公然たる差別発言にはまだ一定の社会的な規制が働いており、有名人の場合には、それなりの批判を受けて、社会的制裁が課されているが、在日コリアン、生活保護受給者やLGBTなどの社会的弱者に対する差別や攻撃の発言はほとんど何のペナルティもないままに垂れ流しされている。

際立つのが片山さつき議員で、生活保護受給者は「実質年収4百万円」の生活をしているという無根拠な都市伝説の流布に加担して、生活保護叩き発言を繰り返してきたが、最近も捏造投稿に基づいてNHKのニュース内容にクレームをつけて、生活保護受給者が社会福祉の「フリーライダー」だという世論の喚起に励んでいる。もちろん、本人がそう「信じている」という信憑の問題もあるのだろうが、「そういうこと」を公言すると選挙で票が集まるという現実的な打算も同時に働いているはずである。

アメリカではドナルド・トランプ大統領が「弱者叩き」の代表格である。「ラストベルト」のプア・ホワイトたちの輿望を担って登場したはずのトランプだが、就任後実施された政策は富裕層への厚遇措置ばかりで、移民排斥や、海外企業の国内移転への圧力などの「雇用対策」は今ここにいる社会的弱者のためには何の利益ももたらしてはいない。選挙公約だったオバマケアの廃止は、それによって2400万人が医療保険を失うという予測が公表されて、さすがに与党共和党も加担できず、改廃法案を撤回するという騒ぎになった。アメリカの有権者はそのような人物を大統領に選んだのである。

これはおそらく全世界的な傾向である。社会的弱者たちは、自己責任で弱者になったわけであり、いわばそういう生き方を選択したのだから、政府や自治体が、公金を投じて彼らを支援することは「フェアではない」というロジックは目新しいものではない。これは「リバタリアニズム(libertarianism)」というかたちで、建国当初からつねにアメリカ社会に伏流していた考え方である。アメリカが世界に冠絶する覇権国家となり、その国の作法や価値観が「グローバル化」したことによって、アメリカ的な「リバタリアニズム」もまたグローバル化したということだと私は理解している。

「セルフメイド・マン(selfmade man)」というのは建国以来、理想とされてきたアメリカ市民像だが、要するに誰にも頼らず独立独行で自己実現を遂げることである。「リバタリアン(libertarian)」というのは、その過激化したかたちである。
リバタリアンは、人間は自分の運命の完全な支配者であるべきであり、他者であれ公共機関であれ、いかなるものも自分の運命に介入する権利はないと考える。だから、リバタリアンは政府による徴税にも、徴兵制にも反対する。当然ながら、社会福祉のための原資の提供にも反対する。

ドナルド・トランプが徴税と社会福祉制度につよい嫌悪感を示すのは、彼がリバタリアンの伝統に連なっていることを示している。トランプは選挙期間中に対立候補から連邦税を納めていないことを指摘されて、「すべてのアメリカ人は納税額を最小化するために日々知恵を絞っている。私が連邦税を払っていないのは私が賢いからである」と述べて支持者の喝采を浴びた。これは別に露悪的な発言をしたわけではなく、ほんとうにそう思っているからそう言ったのである。彼に喝采を送ったプア・ホワイトたちは、自分たちとは桁が違う大富豪であるトランプの「納税したくない」というリバタリアン気質が「自分と同じだ」と思って、その発言に賛意を評したのである。

トランプは軍務の経験も、行政の経験もないはじめての大統領だが、それは軍務に就くことも、公共機関で働くことも、どちらもリバタリアンとしては「やらないにこしたことはない」仕事だからである。アメリカの有権者たちは彼の「公的権力を用いて私利私欲を満たすが、公益のためには何もしない」という態度がたいそう気に入ったのである。

今の日本で起きている「弱者叩き」はアメリカ原産のリバタリアニズムが日本に漂着し、日本独特の陰湿なしかたで退廃したものだと私は理解している。
トランプのリバタリアニズムはこう言ってよければ「あっけらかん」としている。ロシアとの内通疑惑が暴かれたことによって、彼が「愛国者」であるかどうかについてはアメリカ人の多くが疑問を抱いているだろう。けれども、リバタリアンにおいて、愛国者であることは「アメリカ人的であること」のための必要条件ではない(国家や政府などというものは「ない方がいい」というのが正統的なリバタリアンの立場だからである)。

けれども、日本では公的立場にある人間は「国よりも自分が大事」というようなことを(心で思っていても)口には出さない。仮に、安倍晋三が所得税を払っていなかったことが発覚したとしても、彼は「私は賢いから税金を払わずに済ませた」という言い訳をしないだろうし、その言い訳に喝采を送る有権者も日本にはいないはずである。日本ではリバタリアンも愛国的なポーズをすることを強いられる。
だから、日本では「リバタリアンでありながら、かつ愛国的」という奇妙な生き物が生まれてくる。現代日本に跋扈しているのは、この「愛国的リバタリアン」という(「肉好きのベジタリアン」とか「気前のいい吝嗇漢」というような)形容矛盾的存在である。

一方において、彼らは自分が獲得したものはすべて「自己努力によって獲得されたもの」だから、100%自分の所有に属し、誰とも分かち合う気がないと断言する。同じ理屈で、貧困や疾病や障害や不運などによって社会的弱者になった者たちについても「すべて自己責任で失ったもの」であるので、そのための支援を公的機関に求めるのは筋違いであると主張する。ここまではリバタリアン的主張であるが、日本の「愛国的リバタリアン」はこれに愛国主義(というより排外主義、外国人嫌い(ゼノフォビア))をぱらぱらとまぶして、社会的弱者というのは実は「外国人」であるという奇妙な社会理論を創り出す。ここが日本のリバタリアニズムの独特の歪みである。

日本型リバタリアンによると、社会的弱者やあるいは社会的弱者を支援する人たちは「外国人」なのである。仮に血統的には日本人であったにせよ、外国渡来のイデオロギーや理説に「感染」したせいで、「外側は日本人だが、中身は外国人」になっているのである。だから、社会福祉や教育や医療などの活動に公的な支援を求める組織や運動は本質的には「日本の国益よりも、彼らが忠誠を誓っている外国の利益に奉仕するもの」なのだという妄説が出来上がる。生活保護の受給者は多くが在日コリアンであるとか、日教組の背後にはコミンテルンがいるとか、朝日新聞は反日であるとか、翁長沖縄県知事は中国に操られているといった類のネトウヨ的妄説はその典型的なものである。

語っている本人もさすがにほんとうだと思ってそう言っているわけではいないだろう。にもかかわらず、彼らが「反政府的な人間=外国人」というスキームに固執するのは彼らにリバタリアンに徹底する覚悟がないからである。

リバタリアンであれば、話はすっきりしている。貧乏なのも、病気なのも、障害者であるのも、すべては自己責任である。だから、それについては他者からの同情や公的支援を当てにしてはならない。医療保険制度はいらない(医療は「サービス」なのだから金を出して買え。金がないやつは死ね)。公立学校も要らない(教育は「サービス」なのだから、金を出して買え。金がないやつは働いて学費を稼ぐか、有利子で借りろ)。社会福祉制度はいらない(他人の施しがないと生きていけないやつは死ね)と、ずいぶん非人情ではあるけれど、バケツの底が抜けたように「あっけらかん」としている。

しかし、さすがに日本では(心ではそう思っていても)そこまでは言い切れない(居酒屋のカウンターで酔余の勢いで口走ることはあるだろうが、公的な立場ではなかなか口にはされない。

その不徹底をとりつくろうために、日本的リバタリアンは「排外主義」的イデオロギーを装飾的に身にまとう。そして、貧乏人も、病人も、障害者も、生活保護受給者も、みな本質的には「外国人」であるという摩訶不思議な理説を噛ませることで、話のつじつまを合わせようとするのである。

相模原事件の植松容疑者はその意味では障害者支援をめぐる問題の本質をよく見抜いていたというべきだろうと思う。彼自身は生活保護の受給者であったが、その事実は「わずかな賃金を得るために、他人に顎で使われて、自分の貴重な人生を空費したくない」という彼のリバタリアン的な気質と齟齬するものではなかった。けれども、自分以外の生活保護受給者や障害者は彼の目には許し難い社会的寄生者に見えた。この矛盾を彼はどう解決したのだろうか。自分には公的支援を受けることを許すが、他人には許さないという身勝手な識別を可能にする境界線として最終的に彼が思いついたのは「私は日本人として日本の国益を優先的に配慮しているが、彼らはしていない」という「日本人/非日本人」スキームであった。

だから、植松容疑者がこれは「日本のために」したのだとか、「社会が賛同するはずだった」とかいう自己弁明を繰り返し、「国益を害するものたち」を「処分」する「官許」を首相や衆院議長に申請したことには論理的には必然性があったのである。彼は自分が「愛国的リバタリアン」という政治的奇形物であり、現在の日本の政界の指導者たちの多くが程度の差はあれ自分の「同類」だと直感していたのである。
http://blog.tatsuru.com/2018/08/04_1031.html


http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/701.html

[リバイバル3] 富士山登山を「ニコ生」中継中に滑落か 救助隊が捜索 中川隆
46. 中川隆[-10413] koaQ7Jey 2019年10月31日 12:38:46 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2465]

雪山技術 山岳ガイド ミキヤツ登山教室 
http://mikiyatsu-web.com/page243.html

 ここでは私たちが行っている赤岳登頂と初級雪山講習の内容をを紹介します。

 初めての雪山コースに参加される方が受けることが多いのですが、これまで雪山経験がある方にも見ていただきたい内容です。


 アイゼン講習の目的

 雪山の必須装備、アイゼン(クランポン)。
 アイゼンを付ければ誰でも雪の上を自在に歩けると思うのは大間違い。

 アイゼンを付けて自在に行動するためには、登山の正しい動きを理解し、アイゼンという道具の特性を理解したうえで、それを使いこなさなくてはなりません。

 これまでの登山界では説明されてこなかったアイゼン技術、正しい歩行技術を説明しています。

 続きはこちら・・・アイゼン講習の目的
http://mikiyatsu-web.com/page243.html

 実際のアイゼンワーク

 間違いだらけの雪山技術はもういらない!。

 フラットフッティングとキックステップだけで説明されてきた従来の雪山技術は実際の雪山ではほぼ役に立ちません。

 実際の雪山登山では、スリーオクロック、フロントポインティングの世界です。

 フラットフッティングは雪上トレッキングで使うべき技術、キックステップは登山技術としては説明不足。
 前向きに下降するなんてのは、雪山で最も避けるべき行動。
 従来説明されてきた雪山技術よりも一歩進んだ、そしてより実践的なアイゼンワークを説明します。

 続きはこちら・・・実際のアイゼンワーク
http://mikiyatsu-web.com/page011.html

http://mikiyatsu-web.com/page243.html


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山岳ガイド・ミキヤツ登山教室は、加藤美樹、久野弘龍がそれぞれ主催する個人ガイドの集合体です。
 
 日本山岳ガイド協会認定のもと、山岳ステージ2(登攀ガイド)、国際山岳ガイド資格を保有し、ガイド業を行なっています。

 私たちは、ガイド業を通じて技術や道具、登山情報を、過去の慣習や過去の経験ではなく、現在の経験に基づいた現場情報を提供することで、登山をする方が安全に楽しめることを目標としています。

 ガイド業務中には皆様の安全を図ることはもちろん、、講習会や行動しながら登山技術を伝えることで、ご自身で行く登山をサポートします。

 これらのことを実現するための手段がガイド業であり、皆様に提供する情報を得るために現在もプライベートでのクライミングを続けています。 

主なガイド・フィールド

 海外

フランス・シャモニ・クライミング
イタリア・ドロミテ・クライミング
ギリシャ・カリムノス島・クライミング
タイ・プラナン(ライレイ)・クライミング
 その他

 国内

八ヶ岳・冬季登山、クライミング
小川山・瑞牆山・クライミング・講習会
剱岳・クライミング
穂高・槍ケ岳・クライミング・岩稜縦走
北岳・甲斐駒ケ岳・クライミング
 その他


加藤美樹・久野弘龍

日本山岳ガイド協会認定
国際山岳ガイド連盟認定
八ヶ岳山岳ガイド協会所属

〒408−0041 
山梨県北杜市小淵沢町上笹尾3331−711
 
メール:mikiyatsu2008@gmail.com  
電話:0551‐36‐6345 
携帯:090‐7195‐6134(久野


ブログ:山でボナペティ!  
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ホームページ:http://mikiyatsu.jp/
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[リバイバル3] 富士山登山を「ニコ生」中継中に滑落か 救助隊が捜索 中川隆
47. 中川隆[-10412] koaQ7Jey 2019年10月31日 12:44:05 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2466]
安全登山講座 長野県山岳総合センター


【D】冬山入門コース

※10月中旬頃から募集開始(要件に合う方から先着順)  

コース内容:
雪上歩行(ピッケル・アイゼン・わかんの使い方)、ラッセル、テント泊、雪崩対策、雪洞の掘り方など冬山登山の基本的な知識・技術をステップアップしながら学ぶ


 対 象 者:積雪期登山の初心者で夏山テント泊経験者
       各講習に耐えうる体力を有する65歳以下の方
       全3回の講習すべてに参加できる方  
https://www.sangakusogocenter.com/koza_tozan/koza_tozan.html

2019(令和元)年度 長野県山岳総合センター 安全登山講座
「冬山入門コース」 募集要項
https://www.sangakusogocenter.com/koza_tozan/yoko/2019D.pdf


講 習 名 お申込み 日 程 講 習 内 容 参加料
(円) 予定
人数 講習の
様子
D1 冬山登山の基礎知識
(机上講習) 申込み
12/7(土)〜8(日)
1泊2日 冬山登山に向けて、装備、気象、雪崩対策などを学ぶ 9,700 25

D2 初めての
冬山日帰り登山 2020年
1/18(土)〜19(日)
1泊2日 冬山登山の実践的な技術・知識を八方尾根日帰り登山を通して学ぶ 28,000 −
D3 初めての
冬山テント泊登山 2020年
2/1(土)〜2(日)
1泊2日 ラッセルとテント泊や雪洞づくりを鹿島槍スキー場北方の黒沢尾根登山を通して学ぶ 26,000 −



http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1012.html#c47

[リバイバル3] 富士山登山を「ニコ生」中継中に滑落か 救助隊が捜索 中川隆
48. 中川隆[-10411] koaQ7Jey 2019年10月31日 12:48:51 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2467]
モンベル | イベント・ツアー | 雪山トレッキング
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公認山岳ガイドが指導する雪山登山技術実践講習会


雪山登山をより安全に楽しむためには知っておきたい技術や知識がいくつかあります。

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1975年、辰野勇は2人の山仲間、真崎文明、増尾幸子と共に「株式会社モンベル」を設立しました。

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http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1012.html#c48

[近代史3] 社会主義はそんなに悪いか

2019年10月31日
社会主義はそんなに悪いか
From 小浜逸郎@評論家/国士舘大学客員教授
https://38news.jp/politics/14856

「社会主義」といっても、中共やかつてのソ連を肯定しようなどという話ではありません。

一部で悪評判の高い新自由主義イデオロギーは、以下の諸項目を教義としています。

(1)小さな政府
(2)自由貿易主義
(3)規制緩和
(4)自己責任
(5)ヒト、モノ、カネの移動の自由(グローバリズム)
(6)なんでも民営化
(7)競争至上主義


これらは互いに絡み合い、影響を与え合ってある一つの潮流へと収斂していきます。
その潮流とは、巨額のカネをうまく動かす者、国際ルールを無視する者、国家秩序を破壊する者が勝利するという露骨な潮流です。

(1)の「小さな政府」論者は、(3)の「規制緩和」を無条件にいいことと考え、(6)の「なんでも民営化」を推進し、(7)の競争至上主義を肯定します。

その結果、過当競争が高まり、世界は優勝劣敗の状態となります。

敗者はすべて(4)の「自己責任」ということになり、誰も救済の手を差し伸べません。
また、(2)の「自由貿易主義」は、経済力の拮抗している国どうしであれば、激しい駆け引きの場となります。

しかしふつうは強弱がだいたい決まっているので、強国の「自由」が弱小国の「不自由」として現れます。

こうして(5)のグローバリズムが猛威を奮い、資本移動の自由が金融資本を肥大化させ、実体経済は、国境を超えた金融取引に奉仕するようになります。
中間層は脱落し、労働者の賃金は抑制され、貧富の格差は拡大の一途をたどり、産業資本家は絶えず金融投資家(大株主など)の顔色を窺うようになります。
ケインズが、産業資本家階級と、金主である投資家階級とを同一視しなかった理由もここにあります。

ところで、社会主義国家を標榜していたソ連が崩壊してからというもの、社会主義とか共産主義と聞けば、大失敗の実験であったかのような感覚が世界中に広まりました。
その反動として「自由」を至上の経済理念とする気風が支配的となり、反対に社会主義思想はすべてダメだといった「社会主義アレルギー」が当たり前のように定着してしまいました。

この感覚が、経済における新自由主義の諸悪の延命に一役買っています。

次々に批判勢力を「粛清」して全体主義国家を成立させたのはスターリンであり、その基礎となるロシア革命を起こしたのはレーニンであり、そのレーニンはマルクスの思想にもとづいて社会主義政権を樹立した、だから、スターリン→レーニン→マルクスと連想をはたらかせて、諸悪の根源はマルクスの社会主義思想にこそある、という話になってしまいました。

しかし本当に社会主義はその経済理念からしてダメなのでしょうか。
こういう連想ゲームで物事を判断するのは、歴史の実相を見ようとしない、あまりにナイーブな思考回路ではないでしょうか。

筆者は、恐ろしく変転する世界史を、個人と個人をつなぐ連想ゲーム的な思考で解釈する方法には、大きな誤解がある、と長年考えてきました。
ソ連は、なぜ崩壊したのか。

最も大きな理由は、「共産主義」というイデオロギーを掲げた官僚制独裁権力が中枢に居座り、人々の経済活動への意欲を喪失させたからです。

1956年、フルシチョフがスターリン批判を行なったにもかかわらず、彼の失脚後、この官僚的硬直はかえって深まりました。

つまりこの歴史の動きは、創始者の経済思想の誤りにその根源を持つというよりは、ある特定のイデオロギーを「神の柱」とした政治権力の体質にこそあるとみるのが妥当なのです。

筆者は、特にマルクスを聖別するわけではありません。

彼の思想と行動の中には、十九世紀的な(いまは通用しない)過激な理想が確かにありました。

その大きなものは二つあります。
国家の廃絶と私有財産制の否定です。

その人性をわきまえない政治革命至上主義をとうてい肯定するわけにはいきません。
しかし、社会主義勢力の現実的な系譜をたどってみるといくつもの飛躍があることがわかります。

それを踏まえずに、創始者がどんな現実認識と基本構想を持っていたかに目隠しをすることは、思想的には許されません。

マルクスは、主たる活動の舞台を、当時日の出の勢いで覇権国家としての地位を確立しつつあったイギリスの首都・ロンドンに置いていました。

そこで彼が見たものは、年少の子どもたちまでも過酷な労働に追いやる政治経済体制のいびつな姿であり、同時に大量生産によって驚くべき生産力を実現させる資本主義の力でした。

マルクスの頭を占めていたのは、前者の過酷な事態を何とかしなければならないというテーマでしたが、他方では、後者の巨大な生産力を否定することでこの課題を解決すべきだとはけっして考えませんでした。

この巨大な生産力の秘密である資本主義の成長の構造を否定することは、原始生活への回帰か、せいぜいが牧歌的な中世への逆戻りを意味します。

彼はこう考えました。

資本主義の生産力は人類が作り上げた富の遺産であり、これをさらに発展させて、生産手段を一握りの資本家に占有させず、より多くの人々に分配することこそが、問題の解決に結びつく、と。

マルクスは、資本主義を否定したのではなく、資本主義という遺産を万人にとってのものにするにはどうすればよいかに頭を悩ませたのです。

その構想を実現するための政治的手段として、無産者階級の団結と、欺瞞的なブルジョア国家の止揚を呼びかけたわけです。

この構想が熟するためには、彼が、ロンドンという当時の世界経済の最先端で、その明暗の両面を観察するという条件が必要でした。

さて世界初の「社会主義革命」を実現させたとされるロシアは、当時どのような状態に置かれていたでしょうか。

ツァーリの圧制のもとに、大多数の無学な農奴たちが社会意識に目覚めることもなく、ただ貧困のうちに眠り込んでいたのです。

産業はほとんど発展していず、マルクスが革命の必須条件と考えていた資本主義的な生産様式はまったく実現していませんでした。

マルクスは、ロシアを遅れた国として軽蔑していましたし、その国で彼の構想する社会主義革命が起きるなどとは夢にも思っていませんでした。

遅れて登場したレーニンは、まれに見るインテリでしたし、ロシアの現状をとびきり憂えていました。

この国を少しでも良くするには、組織的な暴力革命を起こすしかない、と彼は考えました。

その時彼の目に、これこそ使えると映ったのが、マルクスの社会主義理論でした。
しかしロシアの現状は相変わらずで、マルクスが社会主義実現の必須条件としていた資本主義の高度な発展という段階には至っていなかったのです。
レーニンは、その社会条件のギャップを無視しました。

気づいていなかったはずはなかったと思われますが、政治的動機の衝迫が、そのギャップについての認識を抑え込んでしまったのでしょう。

つまりロシア革命とは、資本主義がまだ熟していなかったロシアという風土における特殊な革命、というよりはクーデターと言ってもよいものです。

世界のインテリたちは、このクーデターに衝撃を受け、支配層は深刻な動揺に陥りました。

労働者階級はここに大きな希望を見出し、資本家階級は大きな狼狽を隠せませんでした。

彼らは当時のロシアの実態をきちんと分析せず、一様に、世界初の社会主義革命が実現した、と錯覚したのです。

その証拠に、眠りこけた農民たちは、革命後もなんだかわからないままに、交替した新しい権力に従っただけです。

またレーニンの死後、権力を握ったスターリンは、一国社会主義を掲げ、西欧の資本主義諸国に一刻も早く追いつこうと、全体主義的な政治体制の下に、次々に強引な産業計画を進めていきます。

反対者の大量の粛清、強制労働、強制収容所などの汚点は、こうして生まれたのです。
結局、ロシア革命とは、遅れた社会体制を打ち壊して、近代資本主義国家を建設するためのものだったので、マルクスの構想とははっきり区別されるべきものなのです。
これを「ロシア・マルクス主義」という特殊な名で呼びます。

さてこう考えてくると、長く続いた米ソ対立が、その見かけとは違って、自由主義VS社会主義というイデオロギー対立ではなく、また経済体制の違いをめぐる抗争でもなく、むしろ、両大戦間に覇権国となったアメリカと、独裁政治によって急速に力を伸ばした新興資本主義国ソ連との、単なる政治的な覇権競争であるという実態が見えてくるでしょう。
いま問題となっている米中貿易戦争も、同じような資本主義国家どうしの力と力の激突に過ぎないと見なす必要があります。

ケ小平が中国に市場経済を取り入れて以来、この国は、建前だけは社会主義を掲げながら、政治的には中華王朝時代と同じ独裁体制を採りつつ、経済的には最先端と言ってもよい資本主義体制を採っています。

レーニンが打ち倒す対象と考えた「国家独占資本主義」をまさに地で行っているわけです。

では、冒頭に掲げた新自由主義の諸悪は、どうすれば抑えられるのでしょうか。
それには、二つの方法が考えられます。

一つは、有力国家が協議して、野放図な経済的「自由」を規制するルールを作ることです。

資本主義を否定するのではなく、市場の自由や知財の移動や為替についてのルールをもう少し洗練されたものにします。

しかしこれは、多極化している国際社会の現状や、グローバリズムに乗っかって帝国主義を強引に進めている中国のことを考えると、合意を得るのが極めて難しいでしょう。
すると当面、もう一つの方法に頼らざるを得ません。

それは、それぞれの国家が、自国の経済の能力と限界をよく分析し、それぞれに見合った形で、野放図な経済的「自由」の侵略に対する防波堤となることです。

かつて日本は冗談半分に「一種の社会主義国だ」と言われていました。
それは、必要に応じて、政府が適切な関与をし、また基幹産業は国有企業(公社)だったからです。

いまの政権がそれをほとんどなくしつつある状態は、国家としての自殺行為と言えるでしょう。

経済がこれほど衰退し、国全体の凋落が歴然としているいま、さまざまな分野での公共投資を積極的に増やす必要がありますし、政府がバランスあるコントロールをとっていく必要があります。

そのために貧困や失業をなくし格差を是正するという、社会主義がもともと持っていた基本動機のいいところを見直す必要があるのではないでしょうか。
これは、最近話題のMMTにもかなうものだと筆者は確信しています。


*参考:拙著『13人の誤解された思想家』
画像
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https://38news.jp/politics/14856



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 かつて「赤恐怖(Red Scare)」といわれる現象があった。1950年代のマッカーシズムのことはよく知られているけれど、1910年代の「赤恐怖」についてはそれほど知られていない。
 1917年にロシア革命が起きると、アメリカでもアナーキストたちによる武装闘争が始まった。1919年の同時多発爆弾テロでは、パーマー司法長官の自宅まで爆破された。政府はこれによって「武装蜂起は近い」という心証を形成した。

 いま聞くと「バカバカしい」と思えるだろうけれど、その二年前、まさかそんなところで共産主義革命が起きるはずがないと思われていたロシアでロマノフ王朝があっという間に瓦解したのである。未来は霧の中である。アメリカでだって何が起きるかわからない。

 なにしろ、1870年代の「金ぴか時代」から後、アメリカ政治はその腐敗の極にあり、資本家たちの収奪ぶりもまた非人道的なものであったからだ。レーニンは一九一八年八月に「アメリカの労働者たちへの手紙」の中で、「立ち上がれ、武器をとれ」と獅子吼し、一九一九年三月には、世界37ヵ国の労働者組織の代表者たちがモスクワに結集して、コミンテルンの指導下に世界革命に邁進することを誓言していたのである。

 十月革命時点でのロシア国内のボルシェヴィキの実数は十万人。一九一九年にアメリカ国内には確信的な過激派が六万人いた。そう聞けば、アメリカのブルジョワたちが「革命近し」という恐怖心に捉えられたことに不思議はない。

 19年に制定された法律では、マルクス主義者も、アナーキストも、組合活動家も、司法省が「反アメリカ的」と判定すれば、市民権をまだ取得していないものは国外追放、市民権を取得しているものはただちに収監されることになった。この仕事を遂行するために司法省内に「赤狩り(Red Hunt)」に特化したセクションが設立された。パーマーがその任を委ねたのが、若きJ・エドガー・フーヴァーである。

 そのフーヴァーは革命組織が一九二〇年五月一日に全米で一斉蜂起するという不確実な情報をパーマーに上げた。フーヴァーは、取り調べをした活動家たちが彼らの機関紙に書き散らしていた過激な言葉(「抗議ストから始まり、それを政治スト、さらには革命的大衆行動に拡大して、最終的に国家権力を奪取する」)にいうほどの政治的実力などないことを知りながら、パーマーに武装蜂起が切迫しているという恐怖を吹き込み、それによって自分のセクションへの予算配分と政府部内でのキャリア形成をはかったのである。

 フーヴァーのささやきを信じたパーマーは五月一日に、ニューヨーク、ワシントンDC、フィラデルフィア、シカゴなど全米大都市の全公共施設と要人たちの私邸に警察官を総動員して厳戒態勢を命じた。だが、何も起こらなかった。全国の新聞はパーマーの「五月革命」を嘲笑し、ウッドロー・ウィルソンの次のホワイトハウス入りを有力視されていたパーマーはこの壮大な空振りで政治生命を失ったのだが、それはまた別の話。 

 私が言いたいのは、アメリカ人は意外に「怖がり」だということである。
 アメリカ人は久しくソ連を恐れていた。冷戦が終わった後はイスラムを恐れていた。そして、いまは中国を恐れている。
http://blog.tatsuru.com/2019/10/28_0831.html


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日本人の反乱に恐れおののいていた平成天皇

梨本宮伊都子妃の日記

梨本宮伊都子妃の日記が死後発表された。梨本宮伊都子妃は昭和51年まで生き、死後、この日記は発表された。よく発表したもんだと思う。プライベートに書き綴ったものを遺族が発表したのだ。ここまで書いていたら普通なら発表しない。あるいは、この部分は省略するか、あるいは発表する前に破り捨ててしまうか。それをしなかったのは大変な勇気だと思う。


伊都子妃が、「日本ももうだめだ」と考えたのが昭和33年11月27日だ。その4ヶ月前、その皇太子さまも、絶望的な気持ちになっていた。「おことば」はこうだ。

 『昭和33年7月14日。
 きみ、きっと、これが僕の運命だね。
 明仁皇太子』

 どんな運命かというと、「暗殺される運命」だ。島田の「解説」には、こうある。

 『この日、イラク国王ファイサル二世は、軍部のクーデターと民衆の蜂起により暗殺された。ご学友の橋本明氏がたまたま御所に招かれていて、一緒にお茶を飲んでいると、侍従から報告があったという。

 「皇太子はその瞬間、蒼白になり、手にしていた紅茶が入った茶碗を膝の上に落として、数秒だったが、口をおききになれなかった」が、自分を取り戻してこう発言されたそうだ。まだ美智子妃の実家、正田家が婚約を固辞していた頃だ。二十二才で暗殺された国王の不幸を他人事とは思えなかったのだろう』


(3)「浩宮の代で最後になるのだろうか」と悲しいおことばを

 昭和33年というのは、1958年だ。60年安保闘争の直前だ。左翼の力が強かった時だ。「天皇制打倒!」を叫ぶ人々も多くいた。そうした日本の風潮も知っていたのだ。そこにイラク国王の暗殺の報だ。

 しかし、ご学友が遊びに来てる時にわざわざ、こんな事を報告するなんて、侍従もおかしい。島田はさらにこう続けている。

 『のちに、戦後初の国賓として来日し、鴨猟で接待したエチオピア皇帝ハイレ・セラシェも亡くなり、イランのホメイニ革命によりパーレビ王朝も打倒され、アジアからは続々、王制が消えてゆく。

 長男浩宮が生まれると、明仁皇太子は学友たちに「浩宮の代で最後になるのだろうか」といったという』
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Gaien/2207/2005/shuchou0822.html


http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/702.html

[近代史3] 社会主義はそんなに悪いか 中川隆
1. 中川隆[-10410] koaQ7Jey 2019年10月31日 13:58:01 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2468]


【教えて!ワタナベさん】日本も危ない?隠された「革命」の原理
〜マルクスの「資本論」と共産主義・社会主義 [桜R1-10-19] - YouTube動画
https://www.youtube.com/watch?v=CSnGMvnGHxY


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2019年10月16日
左翼の本質は思想ではなく「タカリ」という生き方
http://www.thutmosev.com/archives/81231879.html

他人の金にタカル人は自動的に左翼になります

学生や主婦や老人に左翼が多いのは偶然ではない


画像引用:「キリスト教」と「お金」と「左翼(パヨク)」 〜 すべては、「お金が欲しいから」(笑) - 親子チョコ💗(300冊以上の良質な書籍のご紹介)https://oyakochoco.jp/blog-entry-2089.html


左翼運動とはすべて金目当ての運動

日本では様々な場面で左翼団体や左派の人が登場し、反対運動やなにかの妨害をします。

特徴としては最初に日本政府などが何かをやろうとして、それに反対する運動を始める。

古くは成田闘争とか新幹線反対、国鉄民営化反対などの運動もあった。


最近では台風や災害の時に被災地に出かけて自衛隊の活動を妨害したり、政府を批判している。

沖縄の辺野古基地建設では沖縄県が給料を出している職員が、給料を貰って反対運動したり反対派の送迎をしている。

共通しているのは左翼運動は必ず政府などに金を要求していて、金を要求しない左翼運動はまず無い。


一見すると無償でやっている運動であっても、突き詰めていくと最後に「国は金を払え」と言い出します。

石原環境相は中間貯蔵施設の建設反対運動について「最後は金目でしょ」と本当の事を言ってしまいクビになった。

人間本当の事を言われると一番怒るもので、金目当てで運動していて善意を偽装している人間に「金目なんでしょ」と言うと猛烈に怒り出します。


例えば辺野古基地前でテントを設置して何年も暮らしている連中がいますが、その金はどこから出てるんでしょうか。

共産党や公明党のような政党は何かというと政治腐敗で騒ぐが、多額の寄付金を集めているのは周知の事実です。


この連中もやっぱり「最後は金目」で金目当てなんです。

安保闘争は毛沢東の「日本を共産化して乗っ取れ」という指示によるものだったが、本人たちは自分の意思でやっていると思っていた


1960_Protests_against_the_United_States-Japan_Security_Treaty_02
画像引用:https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/c/c7/1960_Protests_against_the_United_States-Japan_Security_Treaty_02.jpg


「タカリ」という生き方をすると左翼になる

金目当てではなく純粋に社会に革命を起こす目的でやっている人も存在したが、組織の上層部は必ず金の亡者です。

60年代から70年代に安保闘争があり、日本中の大学生が共産主義革命を起こすんだと言って暴動を起こしました。

この学生運動を扇動したのは中国共産党で、始まりは毛沢東の文化大革命でした。


毛沢東が権力を握ってから大躍進政策によって飢餓や粛清で3000万人以上がなくなり失脚しました。

1960年代に復権を期して無知な学生を煽って暴動を起こさせたのが、紅衛兵と文化大革命でした。

文化大革命は成功し毛沢東は再び権力を握り、次に敗戦国日本を共産化する目的で日本の学生を扇動しました。


まず大学教授を共産主義者にし教授が学生を教育し、先輩が後輩を教育してわずか数年で日本中の大学生を洗脳しました。

こうして東大闘争や連合赤軍事件が起きたのだが、やっていた本人は洗脳されたのに気づかず、自分の意思だったと信じ込んでいます。

オウム真理教にも通じるが、本物の洗脳とは洗脳されたのに気づかないほど巧妙で完全なものです。


金目当てでないのはこうして洗脳された兵隊だけで、毛沢東自身は完全な権力亡者で金と権力だけの為に生きたような人物でした。

左翼とは日本政府や大企業のようにまず金を払ってくれそうな大組織があり、その組織を食い物にしてタカル事で左翼になります。

千葉の水害で自衛隊が助けに来ると左翼の人達は「なにやってんだよ遅いんだよ」「謝罪して金払え」と言い出します。


たとえば韓国人は1997年の国家破産は「日本が助けるのが遅かったから」だと言って今も謝罪を要求しています。

日本はお金を出して韓国を助けたのですが、それが遅かったから謝罪して金払えというのが、典型的な左翼の発想です。

災害があれば政府に謝罪と賠償を求め、同じく被災者である電力会社などにも謝罪や賠償を要求してきます。


左翼の本質は思想や信条ではなく「タカリ」であり、タカリをする人が自然に左翼になるのです。
http://www.thutmosev.com/archives/81231879.html  


http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/702.html#c1

[近代史3] 社会主義はそんなに悪いか 中川隆
2. 中川隆[-10409] koaQ7Jey 2019年10月31日 13:58:27 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2469]

右翼・左翼の対立を使った分割統治政策 _ 左翼運動・マルクス主義運動は国際金融資本が資金提供していた
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/296.html

GHQ とユダヤ金融資本は戦後の日本を共産化しようとして農地改革、人為的インフレ生成、預金封鎖、日本国憲法制定を行った
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/146.html

日本は共産党にとって天国だった 意外と知られていない世界の共産党事情
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/565.html

日本共産党の(かなり危ない)アレな裏話…(おや?後ろに誰か来たようだ…(震…|
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/687.html

朝鮮総連と日本共産党は最初は一体だった
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/577.html

不破哲三の正体
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/650.html

脳動脈硬化症で晩節を汚した(?)レーニン _ 実際は若い時から…
http://www.asyura2.com/11/hasan72/msg/756.html

中国最後の皇帝 毛沢東 _ 共産革命とは一体何であったのか?
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/537.html

毛沢東はセッ○ス狂
http://www.asyura2.com/11/hasan72/msg/760.html

重信房子、北朝鮮、オウム真理教の深い関係
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/300.html

若松孝二 実録・連合赤軍 あさま山荘への道程 (2007年) _ 1970年代はこういう時代だった
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/287.html


http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/702.html#c2

[近代史3] 社会主義はそんなに悪いか 中川隆
3. 中川隆[-10408] koaQ7Jey 2019年10月31日 14:08:00 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2471]
竹中平蔵先生の思想


佐藤雅彦・竹中平蔵『経済ってそういうことだったのか会議』
(日本経済新聞社、2002)からの引用)

佐藤 (前略)いったいこの世の中に「理想の税」というのは存在しているのか、あるいはこうすればより「理想に近い税のあり方」になるはずだというのがあるのなら、最終的にはその辺までさらにお聞きしたいなと思っているんですけど。

竹中 いきなり理想の税は何かと聞かれるとすごく難しいんですけど、この話の出発点として、あえて話をややこしくさせるために答えるなら、私は人頭税というのが理想の税だと思うんですね。


佐藤 人頭税?

竹中 そうです。佐藤さんにも、私にも、皆同じ金額をかけるんです。国民一人ひとりの頭数にかけるわけですから、これほど簡単なものはないですね。(後略)

 竹中大臣の理想の税は、人頭税。要するに、所得が100万円の人も、所得が1億円の人も同じ金額の税を負担せよということです。これに賛成する方は、竹中氏を応援しましょう。


佐藤 (前略)国っていうのは正当化されたヤクザと言ってもいいんじゃないですか。

竹中 おっしゃる通りです。税金というのは結局ヤクザのみかじめ料みたいなものです。国は強制的にお金をとるのに大義名分や理屈を並べたてるけど、ヤクザはいちいちそんなことは言わない。みかじめ料と税金の差は、それくらいのものでしょう。

 竹中大臣は、よほど税金をとられるのがいやなのでしょう。
 民主主義国家であれば、選挙で選ばれた国会議員が法律で税制を定めるはずです。日本だってそうです。なのに、国家をヤクザとなぞらえ、税金をみかじめ料になぞらえる。相当歪んでませんでしょうか・・・。


竹中 (前略)・・・やはり多くの人は税による所得の「再分配効果」というのを期待するわけです。再分配効果というのは、たとえばこういうことです。佐藤さんはすごく所得が多いとする。こちらのAさんは所得が少ない。そうすると、Aさんは

佐藤さんからお金を分けてもらいたいわけです。佐藤さんが儲けたお金の一部を自分ももらいたいんですよ。もらいたいときに、政府を通してもらうんですよ。

佐藤 でも、それ、もらいたいって、ずるいじゃないですか。

竹中 ずるいですよ、すごく。『フェアプレーの経済学』という本にもはっきりと書かれているんです。著者はランズバーグという数学者なんですけど、すごくシンプルに見ていくと、今の税はおかしいと言うのです。彼はそれをこんなふうに表現しています。

 子供たちが砂場で遊んでいるんです。ある子はオモチャをたくさんもっている。その子はお金持ちの家の子なんですよ。もう一人の子は家が貧しいからオモチャを一個しかもってないんです。しかし、だからといって、自分の子に向かって「○○ちゃん、あの子はオモチャたくさんもっているからとってきなさい・・・・・」などと言う親がいるかというわけです。

 ところがそんなことが、国の中では税というかたちで実際に行われているという言い方をしているんですね。これは、みんなのやる気をなくさせる原因になります。(後略)
http://literacy.jugem.jp/?eid=37

竹中平蔵総務大臣は、かってこう語った:

 経済格差を認めるか認めないか、現実の問題としてはもう我々に選択肢はないのだと思っています。みんなで平等に貧しくなるか、頑張れる人に引っ張ってもらって少しでも底上げを狙うのか、道は後者しかないのです。
 米国では、一部の成功者が全体を引っ張ることによって、全体がかさ上げされて、人々は満足しているわけです。実質賃金はあまり伸びないけれども、それなりに満足しているのです。(「日経ビジネス」2000年7月10日号)

 もちろん貧富の差というのは歴然としていて、81年のアメリカというのは道路に穴があいているし、失業者が待ちにあふれていて治安が非常に悪かった。そういう面での問題というのは明らかにありました。しかし、例えば自分がその気になって高い教育を受けて、高い所得を得たならば、そのひどい時代のアメリカでも、きっと豊かに安らかに暮らせたでしょう。〔引用者注:アメリカ生活を振り返っての発言〕(竹中平蔵・阿川尚之『世界標準で生きられますか』)
            (以上、斎藤貴男『機会不平等』からの孫引き)

 あんたなんかに、引っ張りあげてもらわなくて結構です。「それなりに満足している」などと、一体何様のつもり?(再読して怒りがよみがえってきた。)
http://literacy.jugem.jp/?eid=37


税制改革−竹中平蔵氏

竹中氏は、「将来的には、完全なフラット税、さらには人頭税(各個人に対し、収入に関係なく一律に課せられる税。中根注)への切り替えといった、究極の税制を視野に入れた議論を行うことも必要だろう。」とまで主張しています。


※ここからは、特記あるものを除いて、枠内の文章が『日本の論点'99』(文藝春秋、1998年11月10日発行)に掲載された竹中平蔵氏の論文、枠外の文章が私の批判である。


今日の経済社会は、二つの意味で、従来にはなかったフロンティア(最先端。未開拓の分野。中根注)に直面している。第一のフロンティアは、市場というフロンティアである。東西冷戦体制が続いていた一九八〇年代終盤、つまり今から約一〇年前の時点で、この地球上には二十七億人の市場経済人口が存在していた。それ以外の人々は依然として「壁」の向こう側にあり、われわれが通常取引可能な対象ではなかったのである。

しかし、東西冷戦の終焉(しゅうえん)によって、ロシア、東欧経済が市場経済に参入してきた。中国やベトナムなどアジアの社会主義国も、マーケットに入ってきた。その結果市場経済人口は、いまや五十五億人を超える水準に達している。わずか一〇年足らずの間に、我々にとっての市場が二倍になったことを意味するが、同時に市場における競争相手も倍増したことになる。このように、市場というフロンティアが急拡大し、同時にメガ・コンペティション(大競争。中根注)が促進されている環境のなかに、今日の日本経済は置かれている。


「市場というフロンティアが急拡大し、同時にメガ・コンペティションが促進されている環境」が世界で構築されていることは事実だが、日本がその環境に飛び込んで行く必要はない。大切なことはグローバル化された経済への適応ではなく、「一国平和主義」に基づく「自給自足型経済」の構築である。「一国平和主義」に基づく「自給自足型経済」の構築は他国や他国民との間の混乱や対立の発生を未然に抑止してくれる。そして、それが日本の平和と万民の安寧な生活につながるのである。それとは逆に、「グローバルな経済」は他国や他国民との間に混乱や対立を引き起こすばかりか、自国民に対しても有害である。事実、「グローバル・スタンダード」を振りかざし世界中に進出しようとするアメリカに対する反発は根強いものがあるし、民営化と市場開放が行われた中南米の状況は決して芳(かんば)しいものではない(下段注)。さらに言えば、「グローバルな経済」は自国の労働者を世界的な競争の渦に巻き込んでしまう。そして、そこでは「国際競争力の強化」を名目とした金持ちの横暴(賃下げ、解雇)がまかり通ることになるのだ。果たして、そのことがいいことなのだろうか。

下段注・・日本経済新聞の原田勝広編集委員が1998年7月23日付の同紙夕刊で中南米の実情を記しているので、それを紹介させて頂く。「東西対立の時代が終わり、二十一世紀のキーワードは何か? 成長著しい中南米での貧の反乱≠フ先鋭化をみると、『富の偏在』ではないかと思える。規制緩和、市場経済万能の先にくるもの、それは時流に乗ってより豊かになる層と絶望的な貧困層との分裂の時代といえる。 (中略) 貧困の問題は元々存在した。しかし、今あるのはネオリベラリスモ(新自由主義)による失業であり、新しい貧困だ。自由競争は富の集中を促すが、再配分は念頭にない。『平等』イデオロギーを担った左翼政党やゲリラは影が薄い。リストラや緊縮財政で福祉予算は削られ、労働組合は弱体化。不満のはけ口がない。思えば、ペルーの日本大使公邸人質事件は、その意味で、分断社会を予告する事件だった。中南米の多くの国々は歴史的に一部の金持ちが国の富を独占する歪んだ社会構造だが、それを放置したままの自由化は問題が多い。『教育に力を入れる必要がある』(イグレシアス米州開銀総裁)との認識はあるものの、情報革命の中でインターネットを駆使する富裕層と学校に行けず、未熟練労働者としてしか生きられない貧困層の格差は開く一方だ。米国をはじめ先進国でも所得の格差は広がっている。ロシア・東欧や経済再建を目指すアジアでもその可能性がある。二十一世紀は不均質社会である。日本も例外ではなく、企業も人も自由化の波にのまれ、所得格差の大きい、分裂社会に入っていかざるをえない。中南米は弱肉強食のジャングルの中に一足早く放り込まれた。民営化と市場開放で外資もなだれ込んでいる。典型的なウィンブルドン現象(後掲中根注)のアルゼンチンなど、国内販売高の半分、輸出の四割が外資系だ。」

後掲中根注・・ウィンブルドン現象とは、市場開放により参入した外国企業に国内企業が抗しきれず、市場において衰退していってしまうことである。イギリスのウィンブルドンで行われるテニス大会で外国人の参加を認めた(元々はイギリス人の大会であった)ために、選手のほとんどが外国人選手になってしまったことがこの言葉の由来。


これに対し第二のフロンティアは、技術のフロンティアである。今日、通信情報革命に代表されるような技術革新が急速に進行しており、これにどう対応するかは、どの経済社会にとっても大きな課題であろう。問題は、技術革新に支えられた今日の経済社会では、従来とは異なった市場競争メカニズムが働いているということだ。いわゆるデファクト・スタンダード(事実上の標準、典型例がベータを押しのけたVHS。=中根注)という言葉が示すように、いまや市場の中で早い時期に地歩を築き、実体的な世界基準を確立した企業や個人が、圧倒的に有利な立場に立つことができる。つまり、技術に支えられたネットワーク型社会の到来により、広義の規模の経済性(より正確に言えば『ネットワークの経済性』)が圧倒的に重要な役割を演じるようになったのである。

こうした社会では、失敗を恐れず試行錯誤を重ねながら、市場での成功にチャレンジするシステムが求められる。成功すれば、『ウイナー・テイクス・オール』(一人勝ち)のメカニズムの下で、莫大な利益を享受することができる。


「ウイナー・テイクス・オール」(一人勝ち)のメカニズムは人心の安定や万民の安寧な生活につながるのかどうかを考えてみるべきである。もちろん、答えは「ノー」だ。アメリカの実情(下段注1、2、3、4)がそれを証明している。また、莫大な利益を享受した者がそれを一人占めにすることは貧富の格差の拡大を招き、社会全体に悪影響を及ぼす。竹中氏には、人心の安定や万民の安寧な生活についてよく考えてもらいたい。

下段注1(2002年5月17日追記)・・以下の表とグラフは、アメリカ商務省センサス(census 一斉調査、国勢調査)局の家計所得五分位表に基づき作成したものである。これは、アメリカの世帯を収入順に五つの階層に分類し、それぞれの階層の所得の合計が全体の所得の合計においてどれだけの割合を占めているかを示したものである。なお、上位5%の階層は、特別に示されている。アメリカ商務省センサス局の説明文は以下の通り(「All Races」は全人種という意味)。

Share of Aggregate Income Received by Each Fifth and Top 5 Percent of Families (All Races)

アメリカ商務省センサス局作成の所得五分位表 → http://www.census.gov/hhes/income/histinc/f02.html


下段注2・・「米誌『ビジネスウィーク』は九日発売の最新号で一九九七年の米企業経営者報酬番付を発表した。トップはシティーコープと世界最大規模の合併を発表したトラベラーズ・グループのサンフォード・ワイル会長で、年間報酬総額は二億三千万ドル(約300億円)余り。同誌によると、アメリカの大企業三百六十五社の最高経営責任者(CEO)の平均報酬は780万ドルで、前年比で35%増えた。一方、労働者の賃金は前年比で2.5%(ブルーカラー)ないし3.8%(ホワイトカラー)しか上昇しておらず、対象企業平均でCEOは労働者の三百二十六倍の報酬を得た、と計算している。」(1998年4月10日付中日新聞夕刊)

下段注3・・「『問題は多くの人が低賃金の就職を余儀なくされていることだ』と米労働総同盟産別会議(AFL・CIO)系の人的資源開発研究所、テンプルトン局長は低失業率に隠された問題点を指摘する。米国でも『コンピューター技術など専門的な技能がなければ、給料のいい職業を見つけるのは難しい』(テンプルトン局長)のが実情。」(1998年6月8日付中日新聞夕刊)

下段注4(2002年5月17日追記)・・「米国の成長率が六%だった一九六〇年代中期、米国の会社のトップ経営者(CEO)と、製造業の労働者との所得比は三九対一だった。それが三〇年間の低成長ののちの一九九七年には二五四対一になった。格差がこのレベルにまで達すると、もはや経済的な根拠では正当化できず、イデオロギー的な正当化しかなくなる。」(『世界』2001年2月号、岩波書店、この文章の著者は経済政策研究所のジェフ・フォー氏とラリー・ミシェル氏)


アメリカという国は、ある意味でこうしたフロンティア型の構造を他の諸国以上に持っていた社会である。十九世紀の西部フロンティア開拓に象徴されるように、需要供給メカニズムを重視し、市場におけるインセンティブ(刺激、報奨=中根注)を尊重するシステムが、建国の歴史のなかで培われてきたという利点がある。


だが、それは利点ではなくて難点である。先に紹介したように、アメリカ社会では、犯罪・麻薬・飢餓・貧困といった問題が蔓延している。アメリカの団体である「Food First」は3000万人のアメリカ人が飢餓状態にあると指摘した(下段注1)。しかも、そのうち、1200万人は子供であると言う。こうした数字が示されること自体、国家として恥ずかしいことである。ところが、アメリカはこうした数字を出されても全く恥じ入ることがない。それどころか、「飢餓や貧困は、政治や経済が悪いからではなく、その人物(飢餓や貧困に苦しむ者)が悪いからだ」と決めつける国なのである(下段注2)。これが「自己責任」なるものの実態である。「競争原理」「自己責任」が貫徹されているアメリカは無慈悲な国である。そのことを知らなければならない。

下段注1(この論文の日本語訳が掲載されているビル・トッテン氏運営のサイト「Our World」から引用。なお、今回の「Food First」の論文は「No.228」に掲載されている。)

「米国を350万人の億万長者がいる国とみるか、3,000万人の飢えに苦しむ人間がいる国とみるか ―― 米国で飢餓や貧困が増加している原因」

<飢えに苦しむ米国人の数は中東と北アフリカの飢えた人間の合計に匹敵する>

中東と北アフリカ 3,700万人
米国 3,000万人
(出所:FAO、The Sixth World Food Survey 1996、ローマ)

<飢餓は食糧不足ではなく貧困による>

まず、米国そして世界のどの国においても飢餓は偶然の出来事ではないということを知って欲しい。世界に食糧は不足していない。もちろん米国でも食糧は不足していない。

また飢餓について知っておくべきことは、どの国においても、たとえ飢饉の時でさえ金持ちは決して飢えることはないということである。飢餓に陥るのは最も貧しい者たちである。

米国議会のために行われた調査によると、3,000万人を超す米国人、つまり国民の9人に1人が、毎月何日間か、自分または家族のための食べ物を買うことができない。そしてお腹を空かせた1,200万人の米国人(全体の40%)は子供である。

1985年以降、米国で飢えに苦しむ人の数は50%増加した。偶然にもこの時期 は米国がその歴史の中で最も長期間にわたり、絶え間ない繁栄を遂げた時期でもある。それにもかかわらずなぜ人々は飢えるのか。

それは、経済が拡大する一方で、その恩恵を受ける米国人の数は減っている からである。新しく創出された富の大部分が、米国の最富裕層の懐に入っている。確かに失業率は低い。しかし、働く貧困者たちはもはや自分達の収入だけでは生計を立てることはできない。

飢餓の増加は、所得格差の拡大で説明がつく。第三世界でも同じ現象を見てきた。第三世界には、消費の高いエリート層、減少傾向にある苦闘する中間層、そして増大する飢餓層がいる。

今、同じ状況が米国で起きている。しかし、富める者も貧しい者もひとまとめにした楽観的な政府の経済報告からは、この事実は把握できない。


下段注2・・下段注1で紹介した「Food First」は、この点について、以下のように糾弾している。(この論文の日本語訳が掲載されているビル・トッテン氏運営のサイト「Our World」から引用。なお、今回の「Food First」の論文は「No.228」に掲載されている。)

「米国を350万人の億万長者がいる国とみるか、3,000万人の飢えに苦しむ人間がいる国とみるか ―― 米国で飢餓や貧困が増加している原因」

米国は個人の権利を守ることに誇りを持っている。個人の権利、それはすなわち人権である。しかし、世界の中で米国は唯一、極貧から食べ物を手に入れることもできない人に対して、それをその人自身のせいだと非難し、経済的な不公平に対しては政治的な解決策がないと無視する国なのである。その結果、米国民は先進工業国中最悪の所得格差や欠乏状態を容認している。我々の子孫のためにも、これをいますぐやめなければならない。


八〇年代以降、ヨーロッパをはじめとする世界の主要国が、こうした働き(二つのフロンティアであると思われる。=中根注)に対応する税制に向けて動き出したことを認識する必要がある。


認識することは必要だが、追随することは必要ではない。それが重要である。


それでは、フロンティア型の税制とはどのような税制だろうか。具体的に、資本・労働など生産要素に対する課税を大幅に低下させ、かつ税率をフラット化することである。 (中略) 各労働の潜在能力を積極的に発揮させる意味で、所得税の最高税率を引き下げることが緊急の課題なのである。

戦後日本の極端な累進税制は、一方で社会の核となる強固な中間所得層を生み出したが、他方では、ともすれば悪しき結果平等の価値観を普及させ何事も『人並みに』『ほどほどに』こなす社会を作った。しかし、日本経済はもはや高度な成熟社会に達し、かつすでに指摘したように、目前には二つのフロンティアが拡大している。


わずかな高額所得者を優遇するために税制を変更するべきではない。税制は、「万民の安寧な生活」と「平等社会の実現」を念頭にして考えられるべきである。つまり、貧富の格差を拡大する金持ち優遇税制を進める必要はないということだ。むしろ、貧富の格差の縮小(=結果の平等の促進)を目指して、金持ち層に対する課税を強化すべきだ。最高税率の引き上げ、贅沢(ぜいたく)品への課税強化、株式や土地の売買による利益への課税強化が必要だ。既に十分恵まれている金持ち層を優遇する必要はない。また、課税最低限の引き上げや消費税の廃止で低所得者層を優遇すべきだ。


フロンティアの時代には、能力がありかつ努力を重ねて高所得を得ている人々を讃(ほめたた)える税制が必要だ。そうすることによって、結果的に社会全体の活力が高められる。


「高所得を得ている人々」は既に十分恵まれているのだから、わざわざ「讃(ほめたた)える」必要はない。国家の役割は「万民の安寧な生活の構築・維持」をすることであり、金持ちを称賛することではない。また、竹中氏は「結果的に社会全体の活力が高められる」としているが、これには問題がある。確かに金持ちと高能力者の活力が高まる。だが、それだけであろう。それ以外の人々には、「大きな政府」による「結果の平等」政策がない限り、恩恵は及ばない。


市場において高い活動エネルギーを持っている人に対し、極端な累進税制でペナルティーを課すことはやめなければいけない。いわば、『規制緩和としての税制改革』であり、『頑張れば豊かになれる夢』を国民に与えることである。


「極端な累進税制」はペナルティーではない。高率の所得課税は社会への恩返し税制なのである。たくさんの所得を得ている人間が自分を育ててくれた社会へたくさんの還元をする。これは当たり前のことではないだろうか。


最高所得税率水準としては当面四〇パーセント程度を目指すが、その際、法人税率と同水準にするという点に、もう一つのポイントがある。また将来的には、完全なフラット税、さらには人頭税(各個人に対し、収入に関係なく一律に課せられる税。中根注)への切り替えといった、究極の税制を視野に入れた議論を行うことも必要だろう。


「完全なフラット税、さらには人頭税への切り替えといった、究極の税制を視野に入れた議論を行うこと」はまったく必要ない。それは金持ちのためだけの税制である。フラット税や人頭税が導入されれば、貧富の格差が拡大する。貧乏人はますます貧乏になり、金持ちはますます金持ちになるということだ。国家の役割は「万民の安寧な生活の構築・維持」である。金持ちのために税制を改悪することではない。


こうした改革は、政治・経済的にも重要な効果をもたらす。それは、累進構造の緩和が、必然的に小さな政府をつくる力学を持っているからだ。所得税率が極端な累進構造になっている場合、大きな政府が作られて痛みを感じるのは、一部の高額所得者だけである。


「高額所得者」は既に十分に恵まれている。多少の痛みなど問題ではない。「大きな政府」で「万民の安寧な生活の構築・維持」することこそ、重要だ。


これまで日本では、比較的順調な経済発展が続いてきたため、こうした税制の問題を十分に検討することなく済まされてきた。しかしいま、経済活力の回復のためにも、フロンティア型税制改革を幅広く検討する必要に迫られている。


「税制改革を幅広く検討する」ことは確かに必要だ。しかし、そこで大切なことは、既に十分に恵まれている高額所得者を優遇する必要はないということだ。「万民の安寧な生活」と「平等社会の実現」を念頭にして税制は考えられるべきである。
http://homepage3.nifty.com/nskk/ronpyo001.htm


要するに竹中先生の理想とする世界というのは:


人口100人の青い目の人達の村_takenaka village があった。

4人の資本家に支配された労働者庶民96人が住んでいた。

資本家の年俸は2億円、残りの庶民は年俸200万円
全体で9億9200万円の紙幣が循環していた。

takenaka village では、自動車は6〜7台しか売れず、他の者は自転車だった。
暴動や略奪や薬物中毒・犯罪が頻繁に起こっていて
ズタズタなスラム社会になった。


その村の隣に、ジパングという人口100人の島国があった。

20人の知恵者をリーダーとした職人庶民80人いた

リーダーの年俸は1440万円、残りの職人は年俸500万円

全体で takenaka village より少しすくない6億8800万円の紙幣が循環していた。

その村では、自動車は100台売れた。 自転車も売れた。

あらゆる産業が学問が医療が社会福祉が発展し
インフラが整備されていき、すばらしい街を形成していった。

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/702.html#c3

[近代史3] 社会主義はそんなに悪いか 中川隆
4. 中川隆[-10407] koaQ7Jey 2019年10月31日 14:09:32 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2472]

“独立”する富裕層  - NHK クローズアップ現代 2014年4月22日(火)放送
〜アメリカ 深まる社会の分断〜

100万ドル以上の資産を持つアメリカの富裕層。
その富裕層が今、自治体の在り方を変えようとしています。
貧富の格差による社会の分断が進むアメリカ。

富裕層は税金が貧困層のためばかりに使われていると反発。
みずからが住む地区を周囲と切り離し、新たな自治体を作る動きを強めています。

女性
「高い税金を払っているのに、それに見合うサービスを受けていません。」

全米で富裕層の自治体は急増。
社会を2分する議論が起きています。

報道官
「反対派を押し切って、新たな市が誕生しました。」

オバマ大統領も危機感を強めています。

オバマ大統領
「アメリカの格差は拡大し、固定化している。」

一方、富裕層を失った自治体は税収が減り、公共サービスを削減。
貧困層が打撃を受けています。

男性
「公立病院の予算が削減されたので、私たち家族は困っています。」

深まる富裕層と貧困層の分断。
アメリカ社会はどこへ向かうのか。
最前線からの報告です。


“独立”する富裕層 税に対する不満


アメリカ南部、ジョージア州の議事堂。

先月(3月)新たな自治体の設立を求める法案を巡り、議論が交わされていました。
この法案を提出したのは会社経営者や弁護士など、富裕層を中心とした住民のグループです。

住民
「私たちが作る市の方が、税金をより有効に使える。
この法案の支持を求める。」

住民
「今の自治体は住民の方を向いていない。
私の会社をサポートしてくれる自治体を作りたい。」

一方、法案は富裕層の身勝手だと批判する声も上がりました。

反対派
「これは有色人種や貧困層を隔離するための意図的な行為だ。」


自治体の設立は地域住民の意思だとする富裕層の報告書にも、抗議が殺到しました。

反対派
「あなたが作る自治体に住みたい人はいない。
あなたはおかしい。
うその報告をしている。」

男性
「いや、おかしいのはあなただ。
私たちの報告は正しい。」

法案を提出したグループの代表、ウッドワースさんです。
経営コンサルタントの夫を持ち、自身もインテリア関係の会社を経営。
湖畔に邸宅を構えています。
自治体の設立に動いたきっかけは税金の使われ方への不満でした。
特に問題にしているのが警察官の配置です。

マリーケイ・ウッドワースさん
「私の家の近くでも麻薬取引や売春が行われるようになってきた。」

警察官は貧困層が多く住む治安の悪い地区にばかり回され、自分の地区はおざなりにされていると感じていたのです。

マリーケイ・ウッドワースさん
「自分たちが支払う税金に見合う行政サービスを受けているとは思えません。
私たちは社会を分断したいわけではありません。
ただこれまでの自治体に代わって、より自分たちに合った自治体を作りたいだけなのです。」


富裕層が作る自治体 衝撃の運営手法とは


富裕層の動きを後押ししているのが、同じジョージア州で大きな成功を収めた市の存在です。
州の北部にある人口9万4,000人のサンディ・スプリングス市です。
市民の平均年収は1,000万円近く。
医師や弁護士、会社経営者などが多く住む高級住宅地です。

市が誕生したのは2005年。
住民投票で94%の圧倒的賛成を得て、それまで属していたフルトン郡から分離したのです。
貧困層に多く配分されていた税金を取り戻そうという主張が、富裕層だけでなく中間層にも支持されたのです。

サンディ・スプリングス市 エバ・ガランボス初代市長
「私たちの税金はほかの場所で使われ、私たちのためには使われていませんでした。
1ドルの税金につき半分の50セントしか、サンディ・スプリングスに使われていなかったのです。」

住民グループ代表 オリバー・ポーターさん
「政府による所得の再分配には反対です。
人のお金を盗む行為だと思います。」

ジョージア州で50年ぶりに新たな市として誕生した、サンディ・スプリングス。
州の法律によってさまざまな財源が与えられました。
市民が支払う固定資産税の15%。
売上税の一部。
そして酒税や事業の登録料など、市の去年(2013年)の収入は、日本円にしておよそ90億円。
州で1、2を争う豊かな自治体が誕生したのです。

さらに富裕層は、市の運営にビジネスのノウハウを取り入れました。
警察と消防を除く、すべての業務を民間に委託。
同じ規模の市なら数百人は必要な職員の数を9人に抑え、徹底的なコストカットを進めました。

市民課や税務課。
道路や公園などを造る建設課。
さらに、市の裁判所の業務まで民間に委託しました。
裁判長は必要なときだけ時給100ドルで短期雇用します。


この結果、当初年間5,500万ドルと試算された市の運営費を、半分以下に抑えることに成功したのです。
コストカットによって生まれたお金は富裕層の要望によって、市民の安全を守るサービスに使われています。


女性職員
「事故発生、けが人なし。」

ここは24時間市民から通報を受け付ける、民間の緊急センターです。
市民の承諾を得て、住所や家族構成、持病の有無など、さまざまなデータが登録されています。

10秒以内に電話を取ることが義務づけられ、90秒で警察や消防が出動します。
市が市内全域に配置する警察官はおよそ150人。
早ければ2分で、現場に警察官が到着するといいます。
現在、市民の9割が公共サービスに満足と回答。
うわさを聞いた富裕層が、全米から相次いで流入し人口が増えています。

市民
「(この街が)好きかって?
大好きよ。
ニューヨークから移り住んで来たけど、ここにはすべてが揃っているわ。」

市民
「とても安全だと感じています。
サンディ・スプリングス市に住めて幸せです。」

今サンディ・スプリングス市の設立と運営のノウハウを知りたいと、全米各地から視察が相次いでいます。
そのほとんどが、税金の使われ方に不満を持つ富裕層だといいます。
サンディ・スプリングス市を手本に誕生した自治体は、ジョージア州ですでに5つ。
現在、フロリダ州、テキサス州カリフォルニア州などで30余りの自治体が、新たに誕生しようとしています。

サンディ・スプリングス市 ラスティ・ポール市長
「自治体は税金を当たり前だと思わないことです。
税金に見合うサービスを提供しなければ、市民はすぐ不満をため、税金を払わなくなります。
公共サービスの質を高めて、市民に税金を払う動機を与え続けるのです。」


“独立”する富裕層 アメリカ 深まる分断

このように富裕層が、自治体を作る動き、今後、全米に拡大していくと見られています。
一方で富裕層がいなくなった自治体は、歳入が減って、一部公共サービスの削減を始めています。
貧困層の暮らしに暗い影を落とし始めています。


富裕層を失った自治体 貧困層に打撃が


ジョージア州フルトン郡。
サンディ・スプリングス市の設立などによって、年間40億円余り税収が減りました。
南部のサウス・フルトン。
郡の中で最も貧しい地域で、住民の生活に大きな影響が出ています。

機械部品のセールスをする、アブラハム・ワトソンさんです。
今年(2014年)に入り、次々と公共サービスが打ち切りになっていると訴えています。

アブラハム・ワトソンさん
「臭いです。
ごみが腐り始めています。
ごみ収集車がめったに来なくなったので。」

3人の子どもを持つワトソンさん。
暮らしに余裕がない中、公共サービスの利用は欠かせません。
家の近くにある、フルトン郡が運営する図書館です。
子どもたちは放課後や週末、ここで読書や宿題をしてきました。
しかし今年の2月、突然開館時間が2時間以上短縮されました。

算数の勉強に使っているパソコンも、閉館時間が来れば強制的にシャットダウンされます。

子ども
「閉館につき使用不可。」

アブラハム・ワトソンさん
「閉館するから切ったんだ。」

閉館時間の変更は、事前に住民には知らされていませんでした。

アブラハム・ワトソンさん
「誰が閉館時間を決めているのか?」

職員
「議会で承認されたんですよ、予算が削減されたから。」

アブラハム・ワトソンさん
「郡の議会で?
予算の削減が理由?」

職員
「予算の削減。」

フルトン郡の一般会計です。
歳入が減少し続け、ついに2年前歳出が上回るようになり、公共サービスの削減が余儀なくされているのです。
図書館のほかに、郡が運営する公園の予算も削減されました。
20か所ある高齢者センターの食事代は、一部値上げになりました。

中でも深刻なのが、貧困層の治療を中心に行う公立病院の予算削減です。
2,500万ドル、日本円でおよそ26億円が削減されることになりました。
医師の数が減らされ、診察に支障が出るのではないかと不安が広がっています。

フルトン郡 ビル・エドワーズ議員
「郡の税収が少なくなれば、当然その範囲でやりくりしなければなりません。
やむをえずサービスをカットしているのです。
私は、フルトン郡の住民が状況を理解することを望んでいます。
さもなければ、フルトン郡の財政は破綻してしまいます。
これだけは、なんとしても防がなくてはなりません。」

ワトソンさんは公立病院の予算削減が、息子のキャメロン君に与える影響を心配しています。

アブラハム・ワトソンさん
「この子には右耳に障害があります。
耳がふさがった状態になっているのです。
息子の治療ができる専門医の数が削られてしまうから、予算の削減は本当に困ります。」

全米で貧富の格差の研究をしてきたコナー准教授です。
富裕層の自治体設立が格差の拡大に拍車をかけていると、警鐘を鳴らしています。

テキサス大学 公共社会学部 マイカン・コナー准教授
「アメリカ社会では分断が深まっています。
同じ地域の中でも少し離れただけで、全く違う社会が生まれています。
経済面でも教育面でも、機会の平等が失われているのです。
このまま富裕層の独立が続けば、公共サービスを支える人がいなくなってしまいます。
それを顧みず、社会の分断は進む一方です。」


“独立”する富裕層 アメリカ 深まる分断

ゲスト堤未果さん(ジャーナリスト)

●格差拡大し加速化する社会の分断 この動きをどう受け止める?

今まさにアメリカは、経済格差が完全に1%の持てる者とそれからそれ以外の持たざる者、完全に国を分断してしまっていると。
そういう状況になっています。
(分断されていると。これが法律の下に行われている。自治体を作るという動きはそうだったが?)
はい。
もともと合法的に市が独立するということはもちろん可能なんですけれども、サンディ・スプリングス市のように、統治機能まで含めて民営化してしまう、民間に委託して、そうするともう税金というものが全く意味が変わってきて、サービスをお金で買うという契約社会になっていくわけですね。
その分税が、税金が囲い込まれることになるので、不動産の価格は上がる、その周りの地域が税収が減って、荒廃していくと。
ですから全米の都市の中に、捨てられた居住区のようなものが、点々と今存在している状況になっております。

●富裕層やその周辺地域 実際に取材に行ってどうだったか?

サンディ・スプリングス市自体は、本当にお金持ちの社会主義国のような、天国のような、ぴかぴかですばらしい所だったんですけど、本当に目に見えないフェンスが建っていて。
(目に見えないフェンス?)
はい、フェンスで囲われている、合法的な特権地区というような形ですね。
先ほども言いましたように、税収がほかで減っていきますので、やはり仕事がなくなって、まず治安が悪くなるんですね。
そうすると犯罪率が高くなりますから、ますますフェンスは高くなっていく。
ここがやっぱり1番大きいです。
サンディ・スプリングス市のような所の近くにある都市で取材をしたときに、公共サービスの1つとして刑務所を維持できないから開放すると。
(刑務所を開放する?すると、どうなるのか?)
そうなると囚人が街に解放されて、たくさん普通に歩くようになるんですけれども、警察もまた公務員ですから、警察は失業中なわけです。
ですから非常に恐ろしいSFのような状況になっていて、片や、目に見えないフェンスの中の富裕層の地区は、非常にハイテクでハイセキュリティーの地区になっていると、すごくコントラストが激しかったですね。

●公共サービスの1つ 教育という点ではどうだったか?

アメリカは、教育予算が連邦と自治体と半分ずつ予算を出すんですけれども、サンディ・スプリングス市のような例えば富裕層の街というのは、公立の学校にやる必要がないので、公教育にお金を出すという概念がなくなっていくんですね。
そうしますと、公立の学校が切り捨てられていった州では、自治体では、貧困層の子どもの受け皿がなくなっていくので、教育難民、学校に行かれなくなった子どもたちが、もう全米各地の都市であふれているという、そこまで事態が進んでおります。
(先進国のアメリカで、そういうことがすでに起きている?)
そうですね。
ブッシュ政権、オバマ政権と続いた2大政権で公教育を解体して、教育ビジネスという民間サービスに委託するということを国が後押ししてやってきたんですね。
ですから公教育というのは、弱い立場の子どもたちを平等にすくい取るという社会的共通資本ですから、これが徐々に解体されているということです。

●フェンスを隔て、本当に互いが見えないのか?

そうですね。
これは本当に今、アメリカで起きていることというのは、1つの国の中に2つの違う国が存在しているような感じで、例えば日本で若年ホームレスは私たちの目に映らないというようなこといわれますけれども、フェンスの中の富裕層にとって、フェンスの外の荒廃した、捨てられた居住区の人たちは、やはり見えないわけですね。
全くお互い別の次元に住んでいるような、そんな状況になっています。
(別の次元?)
はい。

●格差是正のためにある公共サービス 富裕層がその義務を放棄するとどうなる?

公共ですとか税金ですとか、共同体とか、もっといってしまうと、もう国とは何かという、そのコンセプトが全く違うものになっていく。
お金を払って、その分のサービスをもらうという契約社会のようになっていくわけですよね。
ですから言ってみれば、お金がなくなったらそこでそのコミュニティーに、地区の中には恐らくいられなくなると、それが縁の切れ目のようになってしまう。
公共という概念があれば、弱い立場になったり、急に事故に遭って障害を負ってしまったり、高齢になってしまったりという、困った立場になったときは、税金を払っている分、国や自治体が守ってくれると、それが公共の概念なんですけれども、全くこれが対極にあるという、こちらは株式会社化された自治体であり、国家だということになっています。

●アメリカンドリーム 今は存在しないような状況?

80年代ぐらいまでは頑張れば報われるとか、努力すればチャンスをつかめば、マイノリティーでもスターになれる、そういうのがあったんですけれど、今、構造として1%が99%を切り捨てていく構造を、国の政策が後押しをしているために、アメリカンドリームが機能する構造自体が崩れていると。
そしてまた中流層が消滅していますから、ますます富める者はますます富む、それ以外の者は地盤沈下していくという、国の構造が全く変わってしまっているんですね。

●アメリカという国は今後どうなっていくのか?

今アメリカ国内にも2つの流れがありまして、オバマ大統領はブッシュ政権の政策を継承して、1%のための、より1%が大きくなっていくような政策の方向性を進めてはいるんですけれども、一方で、1対99%の分断はおかしいじゃないかと、失われたものをもう一度取り戻したいという声が、相当アメリカで大きくなっている。
これ今、どちらの流れがこの国を、未来を引っ張っていくかという、今ちょうど岐路にいるという。
(岐路とは、国を見つめ直す時期ということか?)
国とか共同体は何かということですね。
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail02_3488_all.html  

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/702.html#c4

[近代史3] コーカソイドだった黄河文明人が他民族の女をレイプしまくって生まれた子供の子孫が漢民族 中川隆
19. 中川隆[-10406] koaQ7Jey 2019年10月31日 15:06:09 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2473]

653名無しさん@お腹いっぱい。2019/10/30(水) 19:27:07.33ID:9lw7qJtj

東アジア最大のYDNAハプロOはコーカソイド最大のハプロRとかなり近縁
O,P,Q,Nは元々コーカソイドだったんだろうが、東アジア土着の新モンゴロイド女をレイプしまくった結果担い手が新モンゴロイド化した
mtDNAハプロでは東アジアに新モンゴロイドにD4というコーカソイドと程遠い系統が多数なのがそれを示している

Y染色体ハプログループK(O,R,N,Qの直近共通祖先)
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%97K_(Y%E6%9F%93%E8%89%B2%E4%BD%93)

698名無しさん@お腹いっぱい。2019/10/31(木) 14:36:00.70ID:xNUJfapv

顔の形質で重要なのはY染色体ではなく常染色体だからな

mtDNAハプロD4という東アジア最大の母系集団がモンゴロイドの不細工の根源

本来コーカソイドだったYDNAハプロOの集団も、東アジアにてD4女をレイプしまくったため常染色体の形質では完全にモンゴロイド化してしまった

699名無しさん@お腹いっぱい。2019/10/31(木) 14:45:19.00ID:xNUJfapv

P,O,N,Qは明らかにRのコーカソイドとルーツが同じで南アジア起源の若い集団だが
対応するmtDNAハプロではコーカソイド集団から程遠いというのは大昔に不細工モンゴロイドをレイプしまくったからだろう

ポリネシア人がコーカソイドと形質が似ているのはD4との混血が少ない原始的なO集団に近いからだと思われる
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/geo/1570068875/l50
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/306.html#c19

[リバイバル3] 高配当銘柄を買うとこういう目に遭う _ キヤノン (7751)

高配当銘柄を買うとこういう目に遭う _ キヤノン (7751)


【高配当利回り株】ベスト50 割安株特集 - Google 検索
https://www.google.co.jp/search?hl=ja&source=hp&ei=5qg0Xc_kFeaRr7wPvYupkAo&q=%E3%80%90%E9%AB%98%E9%85%8D%E5%BD%93%E5%88%A9%E5%9B%9E%E3%82%8A%E6%A0%AA%E3%80%91%E3%83%99%E3%82%B9%E3%83%8850+%E5%89%B2%E5%AE%89%E6%A0%AA%E7%89%B9%E9%9B%86&oq=%E3%80%90%E9%AB%98%E9%85%8D%E5%BD%93%E5%88%A9%E5%9B%9E%E3%82%8A%E6%A0%AA%E3%80%91%E3%83%99%E3%82%B9%E3%83%8850+&gs_l=psy-ab.1.0.0.2410.2410..4533...0.0..0.98.98.1......0....2j1..gws-wiz.....0.nSZyEF7-3YQ


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キヤノン【7751】の株価チャート|日足・分足・週足・月足・年足|株探(かぶたん)
https://kabutan.jp/stock/chart?code=7751

7751 - キヤノン(株) 2019-10-29〜 - 株式掲示板 - Yahoo!ファイナンス掲示板
https://finance.yahoo.co.jp/cm/message/1007751/a5ada5da5na5s/113

キヤノン (7751) 株価-予想・目標株価 [CANON] - みんなの株式 (みんかぶ)
https://minkabu.jp/stock/7751?q=%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%8E%E3%83%B3

キヤノン (7751) 目標株価まとめ
https://www.kabuka.jp.net/rating/7751.html

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キヤノンどうした? 10年間まったく成長せず「茹でガエル」状態で沈んでいく=栫井駿介 2019年10月31日
https://www.mag2.com/p/money/806765


キヤノン<7751>が業績を下方修正しています。営業利益は前回予想から13%低下。今年に入ってから3度目の下方修正です。こうも立て続けに下方修正を出されると、株主もうんざりしてしまいます。(『バリュー株投資家の見方|つばめ投資顧問』栫井駿介)

プロフィール:栫井駿介(かこいしゅんすけ)
株式投資アドバイザー、証券アナリスト。1986年、鹿児島県生まれ。県立鶴丸高校、東京大学経済学部卒業。大手証券会社にて投資銀行業務に従事した後、2016年に独立しつばめ投資顧問設立。2011年、証券アナリスト第2次レベル試験合格。2015年、大前研一氏が主宰するBOND-BBTプログラムにてMBA取得。


スマホ・タブレットに完全敗北。「危機感」が全然足りなかった…

10年間まったく成長していない

キヤノンといえば、高配当株の代表格として知られます。

配当利回りが5%前後と高く、私も投資顧問会員から「キヤノンってどうですか?」と聞かれることが何度もあります。

しかし、私は「おすすめしない」と答えます。以下は、私の回答原文です。

——
キヤノンの配当利回りは高いものの、主力だったデジタルカメラ事業がスマートフォンの台頭により急速に縮小に向かっています。監視カメラ事業や東芝のメディカル事業を買収していますが、次の柱が見えずジリ貧が続いています。配当利回りが高くても株価が下がってはいけないので、おすすめしません。
——

上記のメールが2016年10月15日と、ちょうど3年前のものです。それでは、この3年間で株価がどのように動いたか見てみましょう。


https://www.mag2.com/p/money/806765


2017年にかけては大きく上昇しましたが、2018年以降はずるずる値下がりする展開が続いています。3年間で結局元の木阿弥に戻ってしまいました。

もっと長期のスパンで見てみましょう。以下は10年間の日経平均株価との比較チャートです。

https://www.mag2.com/p/money/806765

出典:SBI証券


世界的な景気回復等の効果もあり、日経平均株価はこの10年で2倍以上に上昇しました。しかし、キヤノンは結果的にまったく上昇していないのです。

その理由は、業績の推移を見ればわかります。以下が、キヤノンのこの10年間の業績推移です。

出典:マネックス証券

売上高は一進一退、営業利益は下降線をたどっています。株価と業績の推移を合わせて見れば、株価が長期的には業績に連動するということがお分かりいただけると思います。


スマートフォン・タブレットに敗北

なぜこのような状況に陥ってしまったのでしょうか。以下はキヤノンの事業構成です。

https://www.mag2.com/p/money/806765/2

出典:キヤノン ホームページ


このうち、売上高の大きな割合を占める「オフィス」「イメージングシステム」は需要の減少が続いています。


https://www.mag2.com/p/money/806765/2


出典:キヤノン 第118期(2018年)事業報告書


なぜ需要が減少しているのか。それは、商品を見ればわかります。

「オフィス」は事務用プリンタが主な商品ですが、タブレット型端末の出現によりビジネスの現場では急速にペーパーレス化が進んでいます。持ち運びや保存、操作性に優れたタブレットは、今後もますます浸透していくでしょう。

「イメージングシステム」はカメラが主要商品ですが、最近のスマートフォンは画質が急速に向上しています。大半の人はスマートフォンを常に持ち歩いているので、あえてコンパクトデジカメを持つ必要がなくなっているのです。そうなると、残されたのは一眼レフカメラのみということになります。

これまでキヤノンは、日本勢で世界市場の大半を占める複合機とカメラで高い収益をあげてきました。しかし、それらはいずれもスマートフォンやタブレットに代替されてしまうものだったのです。


初代iPhoneが発売されたのが2007年です。キヤノンの衰退はそれからスマートフォンが急速に浸透する十数年の間に起こりました。

日本を代表する高収益企業として知られた同社ですが、あぐらをかいていたらいつの間にかその立場が危うくなってしまっていたのです。

M&Aで抵抗するも、後手の印象が否めず

もちろん、この状況にただ手をこまねいているわけではありません。

事業ポートフォリオの改善のために、様々な企業を買収しました。ネットワークカメラや東芝メディカルシステムズの買収はその中核をなすものです。

出典:キヤノン 2019年経営方針説明会資料(PDFファイル)

しかし、これらが主力事業に成長するまではまだ時間がかかります。2014年頃からようやく本腰を入れ始めたようですが、後手に回ってしまった印象は否めません。


このように、衰退する既存事業と、それに抗うように何とか買収した事業の間で一進一退を繰り返し、結果的にほとんど成長することができなかったというのが、この10年間の歩みです。

足りない「危機感」。茹でガエルはいつ目を覚ますか?

事業の状況を見ると、決して褒められたものではありません。複合機やカメラの縮小は明らかです。買収した事業も企業の変革を担うまでの力はまだないと言えます。

一方で、複合機やカメラの収益性がまだ高いために、思い切った変革を行うほどの雰囲気が醸成されていません。このまま少しずつ、ズルズルと衰退していく様子が目に浮かびます。まさに「茹でガエル」状態です。

キヤノンと対をなす企業として、富士フイルム<4901>があります。同社はデジタルカメラの登場で祖業のフイルムが衰退する危機感を感じ、ディスプレイ材料や医療事業に注力し、衰退を免れました。当時社長だった小森会長は、1980年代から危機感を抱いていたと言います。

※参考:富士フイルムはなぜ、大改革に成功したのか – 東洋経済オンライン(2013年11月24日配信)
https://toyokeizai.net/articles/-/24643

キヤノンに足りないのは、まさにこの「危機感」です。これがない限り、鳴かず飛ばずの状態が続くと考えられます。

このような状態で景気後退が訪れてしまったら、企業はいち早くオフィスのペーパーレス化によりコストを削減し、消費者はカメラをスマートフォンだけで済ましてしまうようになるでしょう。

今年に入ってから業績の下方修正を繰り返している背景も、ジリ貧の事業に景気後退が追い打ちをかけているためだと思われます。そう考えると、次の本格的な景気後退では、いよいよ業績は大幅に悪化する可能性があるのです。


投資期待値が「マイナス」となる理由

業績が芳しくない状況で、頼みの綱となるのが配当です。

キヤノンには、これまでに積み上げてきた多額の現金があります。これを配当に回すことで、投資家の関心を維持してきました。

https://www.mag2.com/p/money/806765/3


一方で、この期間に株価は上昇していません。株価が上がらずに配当が上がると、当然配当利回りが上昇します。これが、キヤノンが「高配当株」と位置づけられている理由です。

逆に考えれば、手堅い配当が株価の維持に寄与してきたとも言えます。

しかし、今回の業績下方修正で暗雲が立ち込めています。今期の1株あたり利益の予想値は131.6円です。これで昨年同様に160円の配当を出すとしたら、配当が利益を上回ってしまいます。

配当が利益を上回り続けるようだと、自己資本を毀損してしまうことになりますから、多くの会社は嫌がります。

すなわち、いよいよキヤノンは業績を伸ばしていかないと配当の維持も難しい水準に入ってきているのです。


業績の見通しを考えても、うまく行って新規事業が既存事業を埋め合わせる「現状維持」。それで配当も減る可能性があるとなれば、この投資は「期待値がマイナス」と考えられるのです。だからこそ、投資対象として魅力を感じられないのです。

自分で見て、考えて、判断する

もちろん、同じ投資家でも異なる意見を持っている人もいます。どちらが正しいと言うことはありません。大切なのは自分で考えて、意見を持って投資しているかどうかということです。

「有名な企業だから」「配当利回りが高いから」「誰かが言ったから」という理由だけで投資していたのでは、いつまで経っても初心者の域を抜けることはできません。バフェットの師匠であるベンジャミン・グレアムも以下のように言っています。

“自分だけで考えろ、正確に考えろ”

【関連】バフェットの師・グレアムのバリュー投資法。その哲学と心構え=小浜研二
https://www.mag2.com/p/money/5757


拙くても構いません。自分で見て、考えて、判断する。このプロセスを回すことが、賢明な投資家になるための第一歩です。
https://www.mag2.com/p/money/806765



http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1014.html

[リバイバル3] 高配当銘柄を買うとこういう目に遭う _ キヤノン (7751) 中川隆
1. 中川隆[-10405] koaQ7Jey 2019年10月31日 16:06:03 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2475]
キヤノンもニコンも業績悪化、iPhone11ほか最新技術が現状維持しか考えない日本企業を潰す=鈴木傾城 2019年9月13日
https://www.mag2.com/p/money/764335


キヤノンもニコンも大きく利益を減少させた。素人はすでに「脱カメラ」化して、スマホで今まで以上に写真を撮っている。インターネットやスマートフォンの躍進は、今までの歴史ある日本企業の多くを時代遅れに追い込み、駆逐する危険な「産業破壊の道具」になっている。


産業衰退は既定路線?外国企業にやられるまで改革できぬ日本企業

キヤノンもニコンも苦戦中

キヤノンやニコンは日本を代表するカメラメーカーである。その技術力は定評があり、世界中のどんなフォトグラファーもこの2社を外しては絶対に業界で生きていくことはできないほどだ。

カメラは精密でなければならず、堅牢でなければならない。レンズが1ミリでもズレていれば撮れる写真はまったく意味がなくなる。キヤノンやニコンは精密さと堅牢さを極めて、プロに選ばれるカメラを量産し続けている。

しかし、この世界に比類なきこの企業の決算は芳しくない。2019年7月24日。カメラ最大手であるキヤノンは通期業績の下方修正を余儀なくされている。黒字は確保しているのだが、連結営業利益は前期比4割減である。


一方のニコンもまた厳しいことになっている。純利益が前年同期比5割減だ。

どちらも高級機はそれなりに売れているのだが、それでもかつてほどの勢いはまったくなく、市場がどんどん縮小していく中で窮地に落ちている。

ただ、今回の決算の悪化は中国経済の減速という局面もあるので、一概にカメラ業界だけの問題ではないのだが、それを差し引いてもカメラ業界が全体的に縮小していく流れにあるのは間違いない。

コンデジの出荷台数「10分の1」まで縮小

コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)が売れていない。

カシオはコンデジから完全撤退してしまったが、その理由は歴然としている。コンデジ市場のピークは2008年だったが、この年を境にして市場はどんどん縮小してしまったのである。

2016年にはすでにコンデジの出荷台数は10分の1にまで縮小してしまっているが、ここまでくると「縮小」というよりも「消滅」に向かっていると言った方がいいのではないかと思うほどだ。

ひとつの市場が10分の1にまで縮小するというのは、その業界が見捨てられてしまったことを意味している。

人々は写真を撮らなくなったわけではない。逆だ。現代ほど大量に写真が撮られる時代はない。にも関わらずカメラ業界が苦境に喘いでいる。

カメラ業界を破壊してしまったのは何か。言うまでもなく、スマートフォンである。


人々はスマートフォンで写真を撮るようになり、一眼レフもコンデジも使わなくなってしまった。この流れはもう覆らない。

写真家以外はすでに「脱カメラ」化した

一眼レフやコンデジが映し出す絵とスマートフォンが映し出す絵を比べると、圧倒的に一眼レフやコンデジの方が美しい。スマートフォンは日々進歩しているのだが、まだまだ専用のカメラに追いつくところにまで至っていない。

では、ニコンやキヤノンは、事業として安泰なのか。

答えは「ノー」だ。スマートフォンの進化は、いずれは一眼レフやコンデジに追いつく日が必ずやって来る。

プロの目から見ると差が明瞭であったとしても、素人の目からすると違いが分からないほど進化する。

アップルが2007年にアイフォーン(iPhone)を発売して、以後スマートフォンが主力になると、カメラの性能はどんどん向上するようになっていった。最初のアイフォーンの画素数は200万画素だったが、今や1,200万画素に到達し、その品質は一世代前とは比べものにならないものになっている。

今後も新型アイフォーンが次々と発売されるが、新しい機種が出るたびにカメラの性能は飛躍的な品質になっている。


最近のアイフォーンは背景をボケさせる一眼レフ特有の機能をソフトウェアで搭載するようになっている。ボケの深度さえも「後で選べる」ほどだ。まだこうした機能は荒削りなのだが、いずれは洗練されて光学レンズが生み出すボケと遜色がないものになる。

これらの技術はアンドロイドにも取り入れられている。そして、低価格機種にもブレイクダウンされて「被写体だけを鮮明にして背景をぼかすのは当たり前」になる。

そうなると、もう素人は重くて設定も取り扱いも面倒な一眼レフを買うことはなくなってしまう。

「もうスマートフォンのカメラで十分だ」と大勢の人が思っているから、コンデジ市場は崩壊していったのだ。


素人はすでに「脱カメラ」化を成し遂げている。


ソフトウェアや人工知能で驚異の品質に

「スマートフォンのカメラは口径が小さいので、光源の弱い夜はノイズだらけになり、この欠点は絶対に克服できない」と巷で言われていた。

しかし、もうそれも過去の話になりつつある。グーグルが「Pixel 3」で見せた夜景モード(Night Sight)の技術は衝撃だった。グーグルはレンズの力ではなく、ソフトウェアの力で小さなレンズでも夜が鮮明に写せる技術を実用化させた。それは想像を超える品質だったのだ。

確かにレンズのみで克服できないのだが、それをソフトウェアで処理することによってコンデジ並みのクオリティにすることができるようになる。しかも、手ぶれ補正までソフトウェアで成し遂げている。

一方のアップルも、2019年9月10日の「アイフォーン11」の発表で、グーグルと同じく夜景モードを取り入れて、「Pixel 3」に追いつき、追い越していった。

アップルは、9枚の写真を合成して高解像度の写真を生成する「Deep Fusion」という機能も追加するので、写真の質はより劇的に向上していくことになる。

「一眼レフやコンデジではないとできない」ことが、どんどん消えている。


最も美しい写真に仕上げるために人工知能が駆使されているのだが、この人工知能が進化すればするほど写真は恐るべき品質に高まっていく。つまり、今後はスマートフォンがソフトウェアや人工知能で、もはや一眼レフを超えるような「驚異の品質」を作り出す時代がやってくる。

一眼レフやコンデジが盛り返すことは絶対にない

恐ろしいことに、この動きは始まったばかりである。スマートフォンの写真の品質は、これが限界ではないのだ。これからさらに飛躍していく。

これは何を意味しているのか。

それは一眼レフやコンデジはどこかの時点で「過去の遺物」になってしまうということだ。一眼レフやコンデジはプロフェッショナルの人々が使用する製品として完全に消滅することはないが、市場は限りなく狭い。

一眼レフの名門であるキヤノンやニコンはドラマチックな事業転換ができないのであれば、スマートフォンによって淘汰されてしまうことになる。


この10年で時代は完全に変わってしまい、一眼レフやコンデジが盛り返すことは絶対にない。


外国企業にやられるまで改革できない日本企業

すでにフェイスブック・インスタグラム・ツイッターのようなSNSも、大半はアイフォーンをはじめとしたスマートフォンで撮られた写真で占められるようになっている。

報道の現場でさえもスマートフォンが使われている。アイフォーンのみで作られた映画さえある。

パラダイムシフトがやってきている。にも関わらず、日本企業や日本の社会はあまりにも動きが鈍すぎるように見える。

これはカメラ業界に限って言えることではない。全般的にそうだ。

たとえば、すっかり時代に取り残された業界として目も当てられないのが出版業界なのだが、この業界では未だにファクスでのやり取りがなされていて呆気に取られたことがあった。

すでにインターネットがこれだけ社会に浸透したのだから、日本の社会からファクスは駆逐されていなければならないし、はっきり言ってコピー機を使うこと自体も時代遅れと言っても過言ではない。


同じことが不動産業界にも言える。契約にいったいどれだけ契約者に住所を書かせ、ハンコを押させれば気が済むのか。

この旧態依然とした不動産業界に風穴を開けようとしているのがインド発の企業「オヨ・ルームズ」だが、外国の企業にやられるまで何も改革できないのが日本企業なのだ。

「産業破壊の道具」としてのインターネット

インターネットやスマートフォンの躍進は、今までの歴史ある日本企業の多くを時代遅れに追い込み、駆逐する危険な「産業破壊の道具」になっている。

インターネットは、自分に最適化されない企業をことごとく破壊して回っている。

日本の銀行も、日本人が「私は現金を使います」みたいな時代遅れの高齢者の声ばかり聞いて、結局は時代の波に取り残されて屋台骨が揺らぐところにまで到達した。

これからすぐに「5G」の時代がやってくるが、そうなるとインターネットによって駆逐されるオールド産業は目白押しになる。インターネットに溶け込めなかった日本企業は次々と駆逐される。

現状維持でモノを考える日本企業や日本人が生き残れるのか心配だ。



http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1014.html#c1

[リバイバル3] 剱岳行方不明 _ 19歳の妹が9/8の日曜の夕方から行方不明です。何か情報をお持ちの方よろしくお願いいたします。 中川隆
60. 中川隆[-10404] koaQ7Jey 2019年10月31日 16:29:10 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2476]

495底名無し沼さん2019/10/31(木) 16:12:55.52ID:Nnvb4i4Q

ロッククライミングの落下動画
https://www.youtube.com/watch?v=-tY4BY6wBz4

装備していてこれなんだから、人間の体なんて脆すぎる
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/992.html#c60

[近代史3] 日本人は「狂ったアメリカ」を知らなすぎる 中川隆
75. 中川隆[-10403] koaQ7Jey 2019年10月31日 16:54:07 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2477]
公式に正気を失ったアメリカ
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-124b3a.html
2019年10月31日 マスコミに載らない海外記事


Finian Cunningham
2019年10月28日
Strategic Culture Foundation

 アメリカ政治家連中の下劣な泥仕合やパントマイム無駄話は不条理劇のようだ。今やいかなる中傷も許容される。トランプ大統領と彼のツイッター暴言が、下品さの水準を史上最低に設定するのを助けたが、民主党と共和党も、素早く狂気に身を落とした。

 最近、民主党の前大統領候補ヒラリー・クリントンが、同じ民主党議員のトゥルシー・ギャバードを「ロシア・スパイ」だと非難し、正気度判定で、はなばなしく失格した。来年の選挙で大統領候補者の座を得ようと競っているハワイ選出女性下院議員を一部の同僚民主党政治家が弁護した。だが多くのクリントン協力者や評論家連中がクリントン中傷キャンペーンを強化し、ギャバードは「クレムリンのために働いている」と繰り返した。

 この超党派的なロシア憎悪は、何十年もの冷戦と、1950年代、ワシントンとハリウッドでのソ連シンパ容疑者に対する、マッカーシー迫害の赤の恐怖妄想に遡ることができる。だが2016年の選挙から、これまで3年間、アメリカ内政に対するモスクワによる干渉とされる「ロシア・ゲート・スキャンダル」で冷戦は狂気のように復活した。トランプに対するこの流言を始めたのは、クリントン選挙運動組織と既成マスコミと諜報機関のクリントン支持者だった。

 今年早々の空虚なマラー捜査で明らかなように、証拠も信頼性も不十分なのにもかかわらず、ばからしいロシアゲート物語や、その根にあるロシア憎悪は、クリントンの途方もないギャバード中傷が過度のマスコミ報道や同意の論評を得ていることで実証されるように、いまだにアメリカ政治家連中の意見を支配するのに成功している。こうしたばかげた妄想に信頼と敬意を払うこと自体、アメリカが公式に公式に正気を失っている印だ。

 もう一つの集団的狂気の徴候は、真実と事実の証拠が提出されたのに、真実を語る人がもの笑いにされ、事実は完全に無視されることにも見られる。

 最近の全国テレビ討論で「アメリカはアルカイダ・テロリストを支援している」とはっきり言ってトゥルシー・ギャバードは真実を語った。他の民主党候補者連中の不審そうな表情が、米軍は「テロと戦うため」シリアや他の場所にいるのだと主張するアメリカ公式プロパガンダの空想世界に包まれて暮らしていることを示している。

 退役軍人ギャバードは、こうした率直な真実を語ったことに対し、ニセ情報と嘘を広めたかどで、メディア報道と論評で猛烈に攻撃されている。「ロシア・スパイ」とレッテルを貼られたのに加え、彼女は「アサド擁護者」としても非難されている。

 だが今週、二つの進展が、シリアと中東における、いっそう広範なアメリカのテロ集団支援を結びつける上で、ギャバードが正しいことを実証している。

 まずドナルド・トランプ大統領は、シリアで活動しているいわゆる救援隊ホワイト・ヘルメットへの450万ドル支援承認を発表している。トランプは彼らを「重要で非常に貴重だ」と歓迎した。去年大統領はホワイト・ヘルメットへの680万ドル支援を承諾した。

 この集団は、そのプロパガンダ映画に対しアカデミー賞を獲得しているが、いくつかの調査報道で、ホワイト・ヘルメットは、アルカイダ関連ハヤット・タハリールアル・シャム(かつてヌスラ戦線のフロント組織)や他のイスラム国(ISIS)集団の広報部門だと報道された。エセ救援集団は、ジハード戦士テロ組織支配下にある縮小した地域で活動しているに過ぎない。ホワイト・ヘルメットは、大半のシリア民間人には知られていないか、彼らかかさ拒否されている。彼らは、シリア軍や同盟しているロシア軍のせいにした偽旗化学兵器攻撃をしかけたことが暴露されている。「これらは全くのでっちあげプロパガンダだ」と受賞したジャーナリスト、ジョン・ピルジャーは言う。

 トランプやイギリスやフランスのような他の西洋政府が、ホワイト・ヘルメットに何百万ドルも公然と支援しているのは、シリア・テロ組織への西洋列強による公式支援の論破できない証明だ。もちろん、これは、これら政府がシリアでの政権転覆のため秘密の犯罪戦争をしているという分析と首尾一貫している。アメリカ政治家の中で、シリアにおけるこのワシントンの極悪非道な関与をはっきり語る人物はトゥルシー・ギャバードしかいない。ところが彼女は、あらゆる方面から、ウソつきの外国スパイだと非難されている。

 今週のテロ集団とのアメリカのつながりを示す二つ目の展開ながら、欧米メディアがしっかり無視しているのは、北東シリアから、アルカイダ系ジハード戦士を空輸した米軍に関する信用できる報告だ。

 今週、トルコによるクルド民兵攻撃の混乱の中、何百人ものジハード容疑者囚人が拘置所や収容所から逃亡したことをロシアのセルゲイ・ショイグ国防大臣が確認した。

 「アメリカ占領軍が、シリアからイラクに、何百人ものダーイシュ[ISIS]テロリストを輸送し続けている」とシリア国営メディアが報じている。

 多くの拘留中のテロ容疑者が、ハサカ市近くの巨大なアル・ハウル収容所でアメリカ軍輸送ヘリコプターにつり上げられ、西イラクまで移動させられている。進撃するシリア国軍に、これら非合法過激派戦士を引き渡すより、その代理部隊をしっかり掌握することに国防総省は懸命なように思われる。ワシントンが政権転覆作戦の対象に決めた、シリアでの新たな反乱や、他のどこかで戦うためなのかも知れない。

 別のマスコミ報道は、西イラクに基地を設置するため、米軍は東シリアから移転されていると報じている。これは米軍と、シリアで失敗した戦争遂行に使われたテロ集団間の本格的再編を示唆している。

 ワシントンの政治家連中が、非常識な偏見と妄想に基づく非難合戦に陥って、アメリカの犯罪的戦争の厳しい真実を完全に否定する時、実際、トゥルシー・ギャバードのような真実を語る人を悪者にするために、歪曲される時はいつでも、USAは、United States of [Mental] Asylum、つまり[精神]病院合州国を意味することを我々は知ることになる。

 Finian Cunninghamは主要報道機関の元編集者・記者。国際問題について多く書いており、記事は複数言語で刊行されている。


http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/175.html#c75

[近代史3] Terror Tuesday _ オバマ大統領は火曜日夕方に必ず CIA のブレナンに暗殺指令を出した 中川隆
6. 中川隆[-10402] koaQ7Jey 2019年10月31日 16:54:27 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2478]
公式に正気を失ったアメリカ
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-124b3a.html
2019年10月31日 マスコミに載らない海外記事


Finian Cunningham
2019年10月28日
Strategic Culture Foundation

 アメリカ政治家連中の下劣な泥仕合やパントマイム無駄話は不条理劇のようだ。今やいかなる中傷も許容される。トランプ大統領と彼のツイッター暴言が、下品さの水準を史上最低に設定するのを助けたが、民主党と共和党も、素早く狂気に身を落とした。

 最近、民主党の前大統領候補ヒラリー・クリントンが、同じ民主党議員のトゥルシー・ギャバードを「ロシア・スパイ」だと非難し、正気度判定で、はなばなしく失格した。来年の選挙で大統領候補者の座を得ようと競っているハワイ選出女性下院議員を一部の同僚民主党政治家が弁護した。だが多くのクリントン協力者や評論家連中がクリントン中傷キャンペーンを強化し、ギャバードは「クレムリンのために働いている」と繰り返した。

 この超党派的なロシア憎悪は、何十年もの冷戦と、1950年代、ワシントンとハリウッドでのソ連シンパ容疑者に対する、マッカーシー迫害の赤の恐怖妄想に遡ることができる。だが2016年の選挙から、これまで3年間、アメリカ内政に対するモスクワによる干渉とされる「ロシア・ゲート・スキャンダル」で冷戦は狂気のように復活した。トランプに対するこの流言を始めたのは、クリントン選挙運動組織と既成マスコミと諜報機関のクリントン支持者だった。

 今年早々の空虚なマラー捜査で明らかなように、証拠も信頼性も不十分なのにもかかわらず、ばからしいロシアゲート物語や、その根にあるロシア憎悪は、クリントンの途方もないギャバード中傷が過度のマスコミ報道や同意の論評を得ていることで実証されるように、いまだにアメリカ政治家連中の意見を支配するのに成功している。こうしたばかげた妄想に信頼と敬意を払うこと自体、アメリカが公式に公式に正気を失っている印だ。

 もう一つの集団的狂気の徴候は、真実と事実の証拠が提出されたのに、真実を語る人がもの笑いにされ、事実は完全に無視されることにも見られる。

 最近の全国テレビ討論で「アメリカはアルカイダ・テロリストを支援している」とはっきり言ってトゥルシー・ギャバードは真実を語った。他の民主党候補者連中の不審そうな表情が、米軍は「テロと戦うため」シリアや他の場所にいるのだと主張するアメリカ公式プロパガンダの空想世界に包まれて暮らしていることを示している。

 退役軍人ギャバードは、こうした率直な真実を語ったことに対し、ニセ情報と嘘を広めたかどで、メディア報道と論評で猛烈に攻撃されている。「ロシア・スパイ」とレッテルを貼られたのに加え、彼女は「アサド擁護者」としても非難されている。

 だが今週、二つの進展が、シリアと中東における、いっそう広範なアメリカのテロ集団支援を結びつける上で、ギャバードが正しいことを実証している。

 まずドナルド・トランプ大統領は、シリアで活動しているいわゆる救援隊ホワイト・ヘルメットへの450万ドル支援承認を発表している。トランプは彼らを「重要で非常に貴重だ」と歓迎した。去年大統領はホワイト・ヘルメットへの680万ドル支援を承諾した。

 この集団は、そのプロパガンダ映画に対しアカデミー賞を獲得しているが、いくつかの調査報道で、ホワイト・ヘルメットは、アルカイダ関連ハヤット・タハリールアル・シャム(かつてヌスラ戦線のフロント組織)や他のイスラム国(ISIS)集団の広報部門だと報道された。エセ救援集団は、ジハード戦士テロ組織支配下にある縮小した地域で活動しているに過ぎない。ホワイト・ヘルメットは、大半のシリア民間人には知られていないか、彼らかかさ拒否されている。彼らは、シリア軍や同盟しているロシア軍のせいにした偽旗化学兵器攻撃をしかけたことが暴露されている。「これらは全くのでっちあげプロパガンダだ」と受賞したジャーナリスト、ジョン・ピルジャーは言う。

 トランプやイギリスやフランスのような他の西洋政府が、ホワイト・ヘルメットに何百万ドルも公然と支援しているのは、シリア・テロ組織への西洋列強による公式支援の論破できない証明だ。もちろん、これは、これら政府がシリアでの政権転覆のため秘密の犯罪戦争をしているという分析と首尾一貫している。アメリカ政治家の中で、シリアにおけるこのワシントンの極悪非道な関与をはっきり語る人物はトゥルシー・ギャバードしかいない。ところが彼女は、あらゆる方面から、ウソつきの外国スパイだと非難されている。

 今週のテロ集団とのアメリカのつながりを示す二つ目の展開ながら、欧米メディアがしっかり無視しているのは、北東シリアから、アルカイダ系ジハード戦士を空輸した米軍に関する信用できる報告だ。

 今週、トルコによるクルド民兵攻撃の混乱の中、何百人ものジハード容疑者囚人が拘置所や収容所から逃亡したことをロシアのセルゲイ・ショイグ国防大臣が確認した。

 「アメリカ占領軍が、シリアからイラクに、何百人ものダーイシュ[ISIS]テロリストを輸送し続けている」とシリア国営メディアが報じている。

 多くの拘留中のテロ容疑者が、ハサカ市近くの巨大なアル・ハウル収容所でアメリカ軍輸送ヘリコプターにつり上げられ、西イラクまで移動させられている。進撃するシリア国軍に、これら非合法過激派戦士を引き渡すより、その代理部隊をしっかり掌握することに国防総省は懸命なように思われる。ワシントンが政権転覆作戦の対象に決めた、シリアでの新たな反乱や、他のどこかで戦うためなのかも知れない。

 別のマスコミ報道は、西イラクに基地を設置するため、米軍は東シリアから移転されていると報じている。これは米軍と、シリアで失敗した戦争遂行に使われたテロ集団間の本格的再編を示唆している。

 ワシントンの政治家連中が、非常識な偏見と妄想に基づく非難合戦に陥って、アメリカの犯罪的戦争の厳しい真実を完全に否定する時、実際、トゥルシー・ギャバードのような真実を語る人を悪者にするために、歪曲される時はいつでも、USAは、United States of [Mental] Asylum、つまり[精神]病院合州国を意味することを我々は知ることになる。

 Finian Cunninghamは主要報道機関の元編集者・記者。国際問題について多く書いており、記事は複数言語で刊行されている。


http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/696.html#c6

[昼休み52] 意図的な世論誘導報道で悪魔呼ばわりされているシリア アサド大統領 富山誠
105. 中川隆[-10401] koaQ7Jey 2019年10月31日 16:54:51 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2479]
公式に正気を失ったアメリカ
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-124b3a.html
2019年10月31日 マスコミに載らない海外記事


Finian Cunningham
2019年10月28日
Strategic Culture Foundation

 アメリカ政治家連中の下劣な泥仕合やパントマイム無駄話は不条理劇のようだ。今やいかなる中傷も許容される。トランプ大統領と彼のツイッター暴言が、下品さの水準を史上最低に設定するのを助けたが、民主党と共和党も、素早く狂気に身を落とした。

 最近、民主党の前大統領候補ヒラリー・クリントンが、同じ民主党議員のトゥルシー・ギャバードを「ロシア・スパイ」だと非難し、正気度判定で、はなばなしく失格した。来年の選挙で大統領候補者の座を得ようと競っているハワイ選出女性下院議員を一部の同僚民主党政治家が弁護した。だが多くのクリントン協力者や評論家連中がクリントン中傷キャンペーンを強化し、ギャバードは「クレムリンのために働いている」と繰り返した。

 この超党派的なロシア憎悪は、何十年もの冷戦と、1950年代、ワシントンとハリウッドでのソ連シンパ容疑者に対する、マッカーシー迫害の赤の恐怖妄想に遡ることができる。だが2016年の選挙から、これまで3年間、アメリカ内政に対するモスクワによる干渉とされる「ロシア・ゲート・スキャンダル」で冷戦は狂気のように復活した。トランプに対するこの流言を始めたのは、クリントン選挙運動組織と既成マスコミと諜報機関のクリントン支持者だった。

 今年早々の空虚なマラー捜査で明らかなように、証拠も信頼性も不十分なのにもかかわらず、ばからしいロシアゲート物語や、その根にあるロシア憎悪は、クリントンの途方もないギャバード中傷が過度のマスコミ報道や同意の論評を得ていることで実証されるように、いまだにアメリカ政治家連中の意見を支配するのに成功している。こうしたばかげた妄想に信頼と敬意を払うこと自体、アメリカが公式に公式に正気を失っている印だ。

 もう一つの集団的狂気の徴候は、真実と事実の証拠が提出されたのに、真実を語る人がもの笑いにされ、事実は完全に無視されることにも見られる。

 最近の全国テレビ討論で「アメリカはアルカイダ・テロリストを支援している」とはっきり言ってトゥルシー・ギャバードは真実を語った。他の民主党候補者連中の不審そうな表情が、米軍は「テロと戦うため」シリアや他の場所にいるのだと主張するアメリカ公式プロパガンダの空想世界に包まれて暮らしていることを示している。

 退役軍人ギャバードは、こうした率直な真実を語ったことに対し、ニセ情報と嘘を広めたかどで、メディア報道と論評で猛烈に攻撃されている。「ロシア・スパイ」とレッテルを貼られたのに加え、彼女は「アサド擁護者」としても非難されている。

 だが今週、二つの進展が、シリアと中東における、いっそう広範なアメリカのテロ集団支援を結びつける上で、ギャバードが正しいことを実証している。

 まずドナルド・トランプ大統領は、シリアで活動しているいわゆる救援隊ホワイト・ヘルメットへの450万ドル支援承認を発表している。トランプは彼らを「重要で非常に貴重だ」と歓迎した。去年大統領はホワイト・ヘルメットへの680万ドル支援を承諾した。

 この集団は、そのプロパガンダ映画に対しアカデミー賞を獲得しているが、いくつかの調査報道で、ホワイト・ヘルメットは、アルカイダ関連ハヤット・タハリールアル・シャム(かつてヌスラ戦線のフロント組織)や他のイスラム国(ISIS)集団の広報部門だと報道された。エセ救援集団は、ジハード戦士テロ組織支配下にある縮小した地域で活動しているに過ぎない。ホワイト・ヘルメットは、大半のシリア民間人には知られていないか、彼らかかさ拒否されている。彼らは、シリア軍や同盟しているロシア軍のせいにした偽旗化学兵器攻撃をしかけたことが暴露されている。「これらは全くのでっちあげプロパガンダだ」と受賞したジャーナリスト、ジョン・ピルジャーは言う。

 トランプやイギリスやフランスのような他の西洋政府が、ホワイト・ヘルメットに何百万ドルも公然と支援しているのは、シリア・テロ組織への西洋列強による公式支援の論破できない証明だ。もちろん、これは、これら政府がシリアでの政権転覆のため秘密の犯罪戦争をしているという分析と首尾一貫している。アメリカ政治家の中で、シリアにおけるこのワシントンの極悪非道な関与をはっきり語る人物はトゥルシー・ギャバードしかいない。ところが彼女は、あらゆる方面から、ウソつきの外国スパイだと非難されている。

 今週のテロ集団とのアメリカのつながりを示す二つ目の展開ながら、欧米メディアがしっかり無視しているのは、北東シリアから、アルカイダ系ジハード戦士を空輸した米軍に関する信用できる報告だ。

 今週、トルコによるクルド民兵攻撃の混乱の中、何百人ものジハード容疑者囚人が拘置所や収容所から逃亡したことをロシアのセルゲイ・ショイグ国防大臣が確認した。

 「アメリカ占領軍が、シリアからイラクに、何百人ものダーイシュ[ISIS]テロリストを輸送し続けている」とシリア国営メディアが報じている。

 多くの拘留中のテロ容疑者が、ハサカ市近くの巨大なアル・ハウル収容所でアメリカ軍輸送ヘリコプターにつり上げられ、西イラクまで移動させられている。進撃するシリア国軍に、これら非合法過激派戦士を引き渡すより、その代理部隊をしっかり掌握することに国防総省は懸命なように思われる。ワシントンが政権転覆作戦の対象に決めた、シリアでの新たな反乱や、他のどこかで戦うためなのかも知れない。

 別のマスコミ報道は、西イラクに基地を設置するため、米軍は東シリアから移転されていると報じている。これは米軍と、シリアで失敗した戦争遂行に使われたテロ集団間の本格的再編を示唆している。

 ワシントンの政治家連中が、非常識な偏見と妄想に基づく非難合戦に陥って、アメリカの犯罪的戦争の厳しい真実を完全に否定する時、実際、トゥルシー・ギャバードのような真実を語る人を悪者にするために、歪曲される時はいつでも、USAは、United States of [Mental] Asylum、つまり[精神]病院合州国を意味することを我々は知ることになる。

 Finian Cunninghamは主要報道機関の元編集者・記者。国際問題について多く書いており、記事は複数言語で刊行されている。


http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/816.html#c105

[近代史3] 世界を反米にした殺人鬼ヒラリー・クリントン 中川隆
5. 中川隆[-10400] koaQ7Jey 2019年10月31日 16:55:21 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2480]
公式に正気を失ったアメリカ
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-124b3a.html
2019年10月31日 マスコミに載らない海外記事


Finian Cunningham
2019年10月28日
Strategic Culture Foundation

 アメリカ政治家連中の下劣な泥仕合やパントマイム無駄話は不条理劇のようだ。今やいかなる中傷も許容される。トランプ大統領と彼のツイッター暴言が、下品さの水準を史上最低に設定するのを助けたが、民主党と共和党も、素早く狂気に身を落とした。

 最近、民主党の前大統領候補ヒラリー・クリントンが、同じ民主党議員のトゥルシー・ギャバードを「ロシア・スパイ」だと非難し、正気度判定で、はなばなしく失格した。来年の選挙で大統領候補者の座を得ようと競っているハワイ選出女性下院議員を一部の同僚民主党政治家が弁護した。だが多くのクリントン協力者や評論家連中がクリントン中傷キャンペーンを強化し、ギャバードは「クレムリンのために働いている」と繰り返した。

 この超党派的なロシア憎悪は、何十年もの冷戦と、1950年代、ワシントンとハリウッドでのソ連シンパ容疑者に対する、マッカーシー迫害の赤の恐怖妄想に遡ることができる。だが2016年の選挙から、これまで3年間、アメリカ内政に対するモスクワによる干渉とされる「ロシア・ゲート・スキャンダル」で冷戦は狂気のように復活した。トランプに対するこの流言を始めたのは、クリントン選挙運動組織と既成マスコミと諜報機関のクリントン支持者だった。

 今年早々の空虚なマラー捜査で明らかなように、証拠も信頼性も不十分なのにもかかわらず、ばからしいロシアゲート物語や、その根にあるロシア憎悪は、クリントンの途方もないギャバード中傷が過度のマスコミ報道や同意の論評を得ていることで実証されるように、いまだにアメリカ政治家連中の意見を支配するのに成功している。こうしたばかげた妄想に信頼と敬意を払うこと自体、アメリカが公式に公式に正気を失っている印だ。

 もう一つの集団的狂気の徴候は、真実と事実の証拠が提出されたのに、真実を語る人がもの笑いにされ、事実は完全に無視されることにも見られる。

 最近の全国テレビ討論で「アメリカはアルカイダ・テロリストを支援している」とはっきり言ってトゥルシー・ギャバードは真実を語った。他の民主党候補者連中の不審そうな表情が、米軍は「テロと戦うため」シリアや他の場所にいるのだと主張するアメリカ公式プロパガンダの空想世界に包まれて暮らしていることを示している。

 退役軍人ギャバードは、こうした率直な真実を語ったことに対し、ニセ情報と嘘を広めたかどで、メディア報道と論評で猛烈に攻撃されている。「ロシア・スパイ」とレッテルを貼られたのに加え、彼女は「アサド擁護者」としても非難されている。

 だが今週、二つの進展が、シリアと中東における、いっそう広範なアメリカのテロ集団支援を結びつける上で、ギャバードが正しいことを実証している。

 まずドナルド・トランプ大統領は、シリアで活動しているいわゆる救援隊ホワイト・ヘルメットへの450万ドル支援承認を発表している。トランプは彼らを「重要で非常に貴重だ」と歓迎した。去年大統領はホワイト・ヘルメットへの680万ドル支援を承諾した。

 この集団は、そのプロパガンダ映画に対しアカデミー賞を獲得しているが、いくつかの調査報道で、ホワイト・ヘルメットは、アルカイダ関連ハヤット・タハリールアル・シャム(かつてヌスラ戦線のフロント組織)や他のイスラム国(ISIS)集団の広報部門だと報道された。エセ救援集団は、ジハード戦士テロ組織支配下にある縮小した地域で活動しているに過ぎない。ホワイト・ヘルメットは、大半のシリア民間人には知られていないか、彼らかかさ拒否されている。彼らは、シリア軍や同盟しているロシア軍のせいにした偽旗化学兵器攻撃をしかけたことが暴露されている。「これらは全くのでっちあげプロパガンダだ」と受賞したジャーナリスト、ジョン・ピルジャーは言う。

 トランプやイギリスやフランスのような他の西洋政府が、ホワイト・ヘルメットに何百万ドルも公然と支援しているのは、シリア・テロ組織への西洋列強による公式支援の論破できない証明だ。もちろん、これは、これら政府がシリアでの政権転覆のため秘密の犯罪戦争をしているという分析と首尾一貫している。アメリカ政治家の中で、シリアにおけるこのワシントンの極悪非道な関与をはっきり語る人物はトゥルシー・ギャバードしかいない。ところが彼女は、あらゆる方面から、ウソつきの外国スパイだと非難されている。

 今週のテロ集団とのアメリカのつながりを示す二つ目の展開ながら、欧米メディアがしっかり無視しているのは、北東シリアから、アルカイダ系ジハード戦士を空輸した米軍に関する信用できる報告だ。

 今週、トルコによるクルド民兵攻撃の混乱の中、何百人ものジハード容疑者囚人が拘置所や収容所から逃亡したことをロシアのセルゲイ・ショイグ国防大臣が確認した。

 「アメリカ占領軍が、シリアからイラクに、何百人ものダーイシュ[ISIS]テロリストを輸送し続けている」とシリア国営メディアが報じている。

 多くの拘留中のテロ容疑者が、ハサカ市近くの巨大なアル・ハウル収容所でアメリカ軍輸送ヘリコプターにつり上げられ、西イラクまで移動させられている。進撃するシリア国軍に、これら非合法過激派戦士を引き渡すより、その代理部隊をしっかり掌握することに国防総省は懸命なように思われる。ワシントンが政権転覆作戦の対象に決めた、シリアでの新たな反乱や、他のどこかで戦うためなのかも知れない。

 別のマスコミ報道は、西イラクに基地を設置するため、米軍は東シリアから移転されていると報じている。これは米軍と、シリアで失敗した戦争遂行に使われたテロ集団間の本格的再編を示唆している。

 ワシントンの政治家連中が、非常識な偏見と妄想に基づく非難合戦に陥って、アメリカの犯罪的戦争の厳しい真実を完全に否定する時、実際、トゥルシー・ギャバードのような真実を語る人を悪者にするために、歪曲される時はいつでも、USAは、United States of [Mental] Asylum、つまり[精神]病院合州国を意味することを我々は知ることになる。

 Finian Cunninghamは主要報道機関の元編集者・記者。国際問題について多く書いており、記事は複数言語で刊行されている。


http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/548.html#c5

[近代史3] プチエンジェル事件の深すぎる闇 中川隆
61. 中川隆[-10399] koaQ7Jey 2019年10月31日 19:14:03 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2481]
2019年10月31日
大統領や王室と交流を持ち売春あっせん容疑で拘留中に「謎の自殺」を遂げたジェフリー・エプスタインの死の不自然さを専門家が語る
https://gigazine.net/news/20191031-epstein-death-not-suicide/

アメリカの実業家であり大統領やイギリス王室にも交友関係を持っていたジェフリー・エプスタイン被告被告は売春あっせんの容疑で勾留中に「自殺」したと発表されました。しかし、この自殺は「非常にまれな自殺」と専門家にコメントされるほど不自然なものでした。アメリカの日刊紙「マイアミ・ヘラルド」は実際にエプスタイン被告の検死を行った病理学者にインタビューを行い、「怪死」の真実に迫っています。

Epstein’s death consistent with strangulation, expert says. | Miami Herald
https://www.miamiherald.com/news/state/florida/article236809668.html



2019年7月8日、トランプ大統領やクリントン元大統領、イギリスのアンドルー王子らと交友関係にあったアメリカの富豪、エプスタイン被告が未成年の少女数十人を性的に搾取した罪で起訴されました。エプスタイン被告はニューヨークのメトロポリタン矯正センターで勾留されていましたが、その後15日に、拘留中に自殺したと発表がありました。エプスタイン被告は首の骨が数カ所折れており、自殺によって起きた骨折なら「少なくとも非常にまれな自殺だったと言える」という専門家のコメントをロイターは報じています。

勾留中死亡の米富豪、首数カ所を骨折か 専門家「自殺ならまれ」 - ロイター
https://jp.reuters.com/article/people-jeffrey-epstein-autopsy-idJPKCN1V528C



マイアミ・ヘラルドによると、「世界有数の法医学病理者」の一人であり、エプスタイン被告の検死にも参加したマイケル・バーデン博士は、死後のエプスタイン被告の喉頭の左右には3つの骨折があったことを述べています。

バーデン博士によると、首つり自殺で骨が折れることはまれであり、ましてや3つの骨が骨が折れることはほとんどないとのこと。「このような骨折が首つり自殺で起こるのは珍しいことで、通常は殺人で起きうることです」とバーデン博士。またエプスタイン被告の目から出血があったそうですが、これも首つり自殺ではなく絞殺に多いことだそうです。


一方で、ニューヨーク市の主任医学検査官であるバーバラ・サンプソン氏の意見はバーデン博士の意見と食い違っています。サンプソン氏は「調査の結果、私たちはエプスタイン被告の死因が首つり自殺によるものだと結論付けました。私たちはこの決定に自信を持っています。私たちはエプスタイン被告のご家族や親族、病理学のコンサルタントと医療的な調査の情報について共有しています。医療調査は徹底して行われた完璧なものでした。我々が2度目の調査をする理由はありません」とコメントしています。

ただし、バーデン氏によると、実際に検死を行った病理学者であるクリスティン・ローマン博士はエプスタイン被告の死因が首つり自殺だと決定することに疑問を持ち、当初は「保留」としていたそうです。しかし、その1週間後にサンプソン氏が死因を「自殺」に変えたとバーデン氏は説明します。


バーデン氏はこれまで、ジョン・F・ケネディ大統領の暗殺に関する議会調査を含む、死の調査に関与してきた人物です。50年近くにわたりバーデン氏はニューヨーク州委員会のメンバーでもあることから、刑務所などでの死がどのようなものかを見てきました。

バーデン氏は、エプスタイン被告の遺体を移動させた後の独房の写真を見ています。写真にはオレンジ色のベッドから医療に使われる結紮が作られた痕跡が写っていたとのこと。また、文書としては残っていないそうですが、バーデン氏は当時の状況について「刑務官が、オレンジ色の結紮を首元に巻き、一方を二段ベッドの上段にくくりつけた遺体を発見した」と報告を受けました。この点についてバーデン氏は、「遺体が発見されたのは死後3時間後であり、死んでいるのが明らかだったにもかかわらず、刑務官は緊急医療サービスに電話をかけて遺体を撮影しなかった」という点が不審であると指摘しています。

エプスタイン被告を30分間隔で監視するよう割り当てられた2人の刑務官が眠りに落ちてしまい、自殺はその間に起こったとされています。このとき、いくつかの防犯カメラは作動しておらず、拘留所のセキュリティに問題があったことは明らかです。エプスタイン被告の死が自殺であると結論付ける前にもっと多くの情報が必要でしたが、サンプソン氏の発言からは、調査がこれ以上行われないことが読み取れます。

これまでに2万件近い検死に関わってきたバーデン氏ですが、50年近いキャリアの中で、「拘留所職員が眠った隙に拘留者が自殺したケース」や「首つり自殺で3つの骨折が発見されたケース」は見たことがないとのこと。絞首刑では頸動脈が圧迫された結果、脳への血流が制限され、人は死に至ります。エプスタイン被告の首に骨折があったということは、そこに力が加えられたことを意味しているとバーデン氏は述べています。

なお、エプスタイン被告の遺体が見つかる前日、バージニア・ロバート・ジェフリー氏という女性が、「売春のため男性をエプスタイン被告にあてがわれた」と証言した2016年の裁判の資料が公開されました。この証言に含まれる男性は政治・金融・科学・慈善活動といったさまざまな分野で著名な人物を含みましたが、名を挙げられた男性はジェフリー氏の申し立てを否定しています。
https://gigazine.net/news/20191031-epstein-death-not-suicide/
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/358.html#c61

[近代史3] プチエンジェル事件の顧客と噂されている秋篠宮・高円宮はロリコンなのか? 中川隆
46. 中川隆[-10398] koaQ7Jey 2019年10月31日 19:14:35 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2482]
2019年10月31日
大統領や王室と交流を持ち売春あっせん容疑で拘留中に「謎の自殺」を遂げたジェフリー・エプスタインの死の不自然さを専門家が語る
https://gigazine.net/news/20191031-epstein-death-not-suicide/

アメリカの実業家であり大統領やイギリス王室にも交友関係を持っていたジェフリー・エプスタイン被告被告は売春あっせんの容疑で勾留中に「自殺」したと発表されました。しかし、この自殺は「非常にまれな自殺」と専門家にコメントされるほど不自然なものでした。アメリカの日刊紙「マイアミ・ヘラルド」は実際にエプスタイン被告の検死を行った病理学者にインタビューを行い、「怪死」の真実に迫っています。

Epstein’s death consistent with strangulation, expert says. | Miami Herald
https://www.miamiherald.com/news/state/florida/article236809668.html



2019年7月8日、トランプ大統領やクリントン元大統領、イギリスのアンドルー王子らと交友関係にあったアメリカの富豪、エプスタイン被告が未成年の少女数十人を性的に搾取した罪で起訴されました。エプスタイン被告はニューヨークのメトロポリタン矯正センターで勾留されていましたが、その後15日に、拘留中に自殺したと発表がありました。エプスタイン被告は首の骨が数カ所折れており、自殺によって起きた骨折なら「少なくとも非常にまれな自殺だったと言える」という専門家のコメントをロイターは報じています。

勾留中死亡の米富豪、首数カ所を骨折か 専門家「自殺ならまれ」 - ロイター
https://jp.reuters.com/article/people-jeffrey-epstein-autopsy-idJPKCN1V528C



マイアミ・ヘラルドによると、「世界有数の法医学病理者」の一人であり、エプスタイン被告の検死にも参加したマイケル・バーデン博士は、死後のエプスタイン被告の喉頭の左右には3つの骨折があったことを述べています。

バーデン博士によると、首つり自殺で骨が折れることはまれであり、ましてや3つの骨が骨が折れることはほとんどないとのこと。「このような骨折が首つり自殺で起こるのは珍しいことで、通常は殺人で起きうることです」とバーデン博士。またエプスタイン被告の目から出血があったそうですが、これも首つり自殺ではなく絞殺に多いことだそうです。


一方で、ニューヨーク市の主任医学検査官であるバーバラ・サンプソン氏の意見はバーデン博士の意見と食い違っています。サンプソン氏は「調査の結果、私たちはエプスタイン被告の死因が首つり自殺によるものだと結論付けました。私たちはこの決定に自信を持っています。私たちはエプスタイン被告のご家族や親族、病理学のコンサルタントと医療的な調査の情報について共有しています。医療調査は徹底して行われた完璧なものでした。我々が2度目の調査をする理由はありません」とコメントしています。

ただし、バーデン氏によると、実際に検死を行った病理学者であるクリスティン・ローマン博士はエプスタイン被告の死因が首つり自殺だと決定することに疑問を持ち、当初は「保留」としていたそうです。しかし、その1週間後にサンプソン氏が死因を「自殺」に変えたとバーデン氏は説明します。


バーデン氏はこれまで、ジョン・F・ケネディ大統領の暗殺に関する議会調査を含む、死の調査に関与してきた人物です。50年近くにわたりバーデン氏はニューヨーク州委員会のメンバーでもあることから、刑務所などでの死がどのようなものかを見てきました。

バーデン氏は、エプスタイン被告の遺体を移動させた後の独房の写真を見ています。写真にはオレンジ色のベッドから医療に使われる結紮が作られた痕跡が写っていたとのこと。また、文書としては残っていないそうですが、バーデン氏は当時の状況について「刑務官が、オレンジ色の結紮を首元に巻き、一方を二段ベッドの上段にくくりつけた遺体を発見した」と報告を受けました。この点についてバーデン氏は、「遺体が発見されたのは死後3時間後であり、死んでいるのが明らかだったにもかかわらず、刑務官は緊急医療サービスに電話をかけて遺体を撮影しなかった」という点が不審であると指摘しています。

エプスタイン被告を30分間隔で監視するよう割り当てられた2人の刑務官が眠りに落ちてしまい、自殺はその間に起こったとされています。このとき、いくつかの防犯カメラは作動しておらず、拘留所のセキュリティに問題があったことは明らかです。エプスタイン被告の死が自殺であると結論付ける前にもっと多くの情報が必要でしたが、サンプソン氏の発言からは、調査がこれ以上行われないことが読み取れます。

これまでに2万件近い検死に関わってきたバーデン氏ですが、50年近いキャリアの中で、「拘留所職員が眠った隙に拘留者が自殺したケース」や「首つり自殺で3つの骨折が発見されたケース」は見たことがないとのこと。絞首刑では頸動脈が圧迫された結果、脳への血流が制限され、人は死に至ります。エプスタイン被告の首に骨折があったということは、そこに力が加えられたことを意味しているとバーデン氏は述べています。

なお、エプスタイン被告の遺体が見つかる前日、バージニア・ロバート・ジェフリー氏という女性が、「売春のため男性をエプスタイン被告にあてがわれた」と証言した2016年の裁判の資料が公開されました。この証言に含まれる男性は政治・金融・科学・慈善活動といったさまざまな分野で著名な人物を含みましたが、名を挙げられた男性はジェフリー氏の申し立てを否定しています。
https://gigazine.net/news/20191031-epstein-death-not-suicide/
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/362.html#c46

[日本の事件17] プチエンジェル事件の真相
84. 中川隆[-10397] koaQ7Jey 2019年10月31日 19:15:13 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2483]
2019年10月31日
大統領や王室と交流を持ち売春あっせん容疑で拘留中に「謎の自殺」を遂げたジェフリー・エプスタインの死の不自然さを専門家が語る
https://gigazine.net/news/20191031-epstein-death-not-suicide/

アメリカの実業家であり大統領やイギリス王室にも交友関係を持っていたジェフリー・エプスタイン被告被告は売春あっせんの容疑で勾留中に「自殺」したと発表されました。しかし、この自殺は「非常にまれな自殺」と専門家にコメントされるほど不自然なものでした。アメリカの日刊紙「マイアミ・ヘラルド」は実際にエプスタイン被告の検死を行った病理学者にインタビューを行い、「怪死」の真実に迫っています。

Epstein’s death consistent with strangulation, expert says. | Miami Herald
https://www.miamiherald.com/news/state/florida/article236809668.html



2019年7月8日、トランプ大統領やクリントン元大統領、イギリスのアンドルー王子らと交友関係にあったアメリカの富豪、エプスタイン被告が未成年の少女数十人を性的に搾取した罪で起訴されました。エプスタイン被告はニューヨークのメトロポリタン矯正センターで勾留されていましたが、その後15日に、拘留中に自殺したと発表がありました。エプスタイン被告は首の骨が数カ所折れており、自殺によって起きた骨折なら「少なくとも非常にまれな自殺だったと言える」という専門家のコメントをロイターは報じています。

勾留中死亡の米富豪、首数カ所を骨折か 専門家「自殺ならまれ」 - ロイター
https://jp.reuters.com/article/people-jeffrey-epstein-autopsy-idJPKCN1V528C



マイアミ・ヘラルドによると、「世界有数の法医学病理者」の一人であり、エプスタイン被告の検死にも参加したマイケル・バーデン博士は、死後のエプスタイン被告の喉頭の左右には3つの骨折があったことを述べています。

バーデン博士によると、首つり自殺で骨が折れることはまれであり、ましてや3つの骨が骨が折れることはほとんどないとのこと。「このような骨折が首つり自殺で起こるのは珍しいことで、通常は殺人で起きうることです」とバーデン博士。またエプスタイン被告の目から出血があったそうですが、これも首つり自殺ではなく絞殺に多いことだそうです。


一方で、ニューヨーク市の主任医学検査官であるバーバラ・サンプソン氏の意見はバーデン博士の意見と食い違っています。サンプソン氏は「調査の結果、私たちはエプスタイン被告の死因が首つり自殺によるものだと結論付けました。私たちはこの決定に自信を持っています。私たちはエプスタイン被告のご家族や親族、病理学のコンサルタントと医療的な調査の情報について共有しています。医療調査は徹底して行われた完璧なものでした。我々が2度目の調査をする理由はありません」とコメントしています。

ただし、バーデン氏によると、実際に検死を行った病理学者であるクリスティン・ローマン博士はエプスタイン被告の死因が首つり自殺だと決定することに疑問を持ち、当初は「保留」としていたそうです。しかし、その1週間後にサンプソン氏が死因を「自殺」に変えたとバーデン氏は説明します。


バーデン氏はこれまで、ジョン・F・ケネディ大統領の暗殺に関する議会調査を含む、死の調査に関与してきた人物です。50年近くにわたりバーデン氏はニューヨーク州委員会のメンバーでもあることから、刑務所などでの死がどのようなものかを見てきました。

バーデン氏は、エプスタイン被告の遺体を移動させた後の独房の写真を見ています。写真にはオレンジ色のベッドから医療に使われる結紮が作られた痕跡が写っていたとのこと。また、文書としては残っていないそうですが、バーデン氏は当時の状況について「刑務官が、オレンジ色の結紮を首元に巻き、一方を二段ベッドの上段にくくりつけた遺体を発見した」と報告を受けました。この点についてバーデン氏は、「遺体が発見されたのは死後3時間後であり、死んでいるのが明らかだったにもかかわらず、刑務官は緊急医療サービスに電話をかけて遺体を撮影しなかった」という点が不審であると指摘しています。

エプスタイン被告を30分間隔で監視するよう割り当てられた2人の刑務官が眠りに落ちてしまい、自殺はその間に起こったとされています。このとき、いくつかの防犯カメラは作動しておらず、拘留所のセキュリティに問題があったことは明らかです。エプスタイン被告の死が自殺であると結論付ける前にもっと多くの情報が必要でしたが、サンプソン氏の発言からは、調査がこれ以上行われないことが読み取れます。

これまでに2万件近い検死に関わってきたバーデン氏ですが、50年近いキャリアの中で、「拘留所職員が眠った隙に拘留者が自殺したケース」や「首つり自殺で3つの骨折が発見されたケース」は見たことがないとのこと。絞首刑では頸動脈が圧迫された結果、脳への血流が制限され、人は死に至ります。エプスタイン被告の首に骨折があったということは、そこに力が加えられたことを意味しているとバーデン氏は述べています。

なお、エプスタイン被告の遺体が見つかる前日、バージニア・ロバート・ジェフリー氏という女性が、「売春のため男性をエプスタイン被告にあてがわれた」と証言した2016年の裁判の資料が公開されました。この証言に含まれる男性は政治・金融・科学・慈善活動といったさまざまな分野で著名な人物を含みましたが、名を挙げられた男性はジェフリー氏の申し立てを否定しています。
https://gigazine.net/news/20191031-epstein-death-not-suicide/
http://www.asyura2.com/0505/nihon17/msg/722.html#c84

[リバイバル3] 富士山登山を「ニコ生」中継中に滑落か 救助隊が捜索 中川隆
49. 中川隆[-10396] koaQ7Jey 2019年10月31日 20:37:17 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2484]

富士登山滑落てつさんの笑顔 - ニコニコ動画
https://www.nicovideo.jp/watch/sm35881575
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1012.html#c49
[リバイバル3] ジャズ喫茶「ベイシー」の選択 _ JBLの本当の音とは 富山誠
153. 中川隆[-10395] koaQ7Jey 2019年10月31日 21:15:21 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2485]


危うく延命できたJBL「LE8T」 - 「音楽&オーディオ」の小部屋 2019年10月31日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/e9d32a4b4e2cfda8d85ed71f200eadfd


つい先日のブログに掲載したように、ジャズ・ピアニスト「ビル・エヴァンス」の登場を奇貨として、息を吹き返したJBLの「LE8T」。

実はこの1年間ほどいっさい出番が無くて「置いとくスペースがもったいないし、そろそろ処分しようかな・・」と思っていた矢先だった。他のスピーカーのレベルが上がり過ぎたことも大きな要因だ。

ところがやっぱり「LE8T」独特の世界というのがあるんですよねえ!

エヴァンスが命の恩人になって危うく延命できました(笑)。

このスピーカーを手に入れたのはまだ忘れもしない2年半ほど前のことだった。隣町にお住いの、「パラゴン」などを製作されている「S」さんから譲り受けたもので、その経緯について手っ取り早く当時のブログの要所を以下のとおり再掲してみよう。

「音声信号に対する反応が早くて音の切れ味が抜群。「こういう音はまったくJBLの独壇場ですねえ」と、ほとほと感心した。

この時点で、迷いなくSさんから箱を譲ってもらうことを決めた。

あとはSさんに頼んで「LE8T」の入れ替え作業をやってもらった。お借りしていた「8Ω」仕様からこの度落札した「16Ω」仕様への交換。

この際とばかり箱の内部を拝見させてもらったが、ていねいな内部補強をしてあり木材同士の接合にネジを1本も使わず、「ほぞ」を使うなど本格的な大工さん並みの工作ぶりだった。

こういう風に箱がしっかりしているから低音域がカチッと締まって弾んでくるんだと納得。

最後に、Sさんから貴重な「LE8T」の資料をいただいた。                   

       

この中にオーディオ界の大御所ともいうべき「菅野沖彦」氏(故人)による「改良後のLE8T」に対するコメントがあったので紹介しておこう。

「このスピーカーの素晴らしさは積極的に訴えかけてきながらバランスを損なわないで、きちんと全帯域にわたってコントロールされている点ですね。マルチウェイシステムに比べれば周波数レンジは狭いわけですが、それほどレンジの狭さは感じさせない。

特に高音域の繊細な弦の感じは不満なく出てくるんです。それに中音から低音にかけての積極的な押し出しもよく再現されますので、とりたててどこかに欠陥があるかと探しても見当たらないわけですね。

やはり全帯域型としてもっともウェルバランスでしかも万人が納得せざるを得ないようなソースの質感を素直に出してくれるスピーカーという感じです。

欲を言えばクラシックよりもジャズにちょっと不満があることです。テナーサックス独特のダーティなサウンドが出ずに、滑らかにしなやかになってしまうんですね。これは今までのLE8Tに対するぼくのイメージとちょっと違うところです。」

以上のとおりだが、加えて資料の中に再現されたウェスタンエレクトリック仕様のバッフルに取りつけられた「LE8T」の写真があった。

       

「バッフル」と一口に言ってみても、こんなに凄いモノがあるとは想像もしなかった。

おそらく、これが究極かつ本来の「LE8T」の音だろうと推察している。

この本格的な「バッフル」に一度挑戦してみたい気もするが部屋のスペースが足りないのが残念。

とまあ、こういった調子(笑)。

そして、我が家では丁度いい季節に「格好の遊び道具」が見つかったとばかり、例によっていろいろ弄ってみた。

今でも十分だが、もっと音が良くなるかもしれないという欲望に突き動かされての振舞である。

✰ 吸音材の見直し

   

これまで入れていた自作の「羽毛の吸音材」(左側)を大き目のものから右側の小さ目なものに入れ替えた。

どちらが良いか悪いかは全く予測がつかないので、右チャンネル側だけ入れ替えて同時に両方を鳴らし耳をそばだててみた。

すると吸音材が小さめの方が音に躍動感がある感じがするので、こちらを選択。同様に左側も入れ替えた。

✰ 駆動するアンプの相性テスト

常用している「300Bシングル」(銅板シャーシ)も悪くはないが、このアンプではいかにも「鶏肉を裂くのに牛刀を使う」(論語)ようなものであまりセンスがない(笑)。

小振りのSPには小振りのアンプということで「171Aシングル」「171Aプッシュプル」「6098シングル」「6SN7シングル」の4台を次々試してみた。

すると「LE8T」の能率は90db以下と、とても低いのがネックになって小出力の「171A」と「7SN7」はあえなく討ち死に。

残るは2台となってどちらも甲乙つけ難しだが強いて挙げれば雰囲気が好ましかったのが「171Aプッシュプル」だった。

    

結局、スピーカーの「LE8T」といい、アンプの「171Aプッシュプル」といい、我が家では常用していない機器たちが久しぶりに脚光を浴びることとなった。これでメデタシ、メデタシ。

これも、ジャズ絡みの話題を提供してくれた「K」さんや「I」さんの波及効果によるものでほんとうに感謝に耐えません。

https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/e9d32a4b4e2cfda8d85ed71f200eadfd
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/402.html#c153

[近代史3] 社会主義はそんなに悪いか 中川隆
5. 中川隆[-10394] koaQ7Jey 2019年10月31日 21:56:33 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2486]
「日本の失われた10年」は昭和63年税制改革が原因である。
EU型付加価値税は誤りで累進所得税こそ経済を活性化させる

2004年10月27日
◆資本主義で失業率改善と税収増と株高を同時達成する 吉越勝之
http://www.geocities.jp/mirai200107/p0.htm

「別表日米90年間の年度別最高税率と経済」を調べてみると、米国は1910年代
後半から、50−75%の高累進所得税制で空前の好景気に沸いたが、1925年に
最高所得税率を史上最低の25%へ所得規制緩和し、承継したフーバー大統領誕生の
1929年アメリカで株価大暴落が発生し世界大恐慌へ突入したのです。

その3年後、多数の米国会議員の努力で成立した失業率を大改善し、本格的経済成長
に大成功して世界恐慌を完全克服し世界大戦の膨大な戦費を賄った上、財政再建に大
成功して世界一の経済大国となり株価上昇の原点となった、最高所得税率63−92
%へ税制改革の「必要は発明の母で生まれたルーズベルト税制」を分析し理論化した
のが本論文であります。

日本は戦後一般消費税を拒否し、この米国型直接税制を採用し国税75%の高累進所
得税制で高度経済成長と財政健全化に大成功したのです。 
しかし米国の強力な競争相手に成長した我国が、税制への無理解から平成元年にEU
型間接税中心税制へ大転換し米国型経済成長税制を放棄してしまったのです。 

この日本の競争力低下に助けられクリントン米大統領はルーズベルト税制を参考に
「富裕層所得税の累進強化の税制改革」を断行し国家競争力を再強化し株高と景気回
復と財政再建の同時達成に大成功を納めたのであります。

逆に直接税の所得規制緩和税制改革のレーガン税制やブッシュ税制では所得再配分機
能の低下を招き、個人消費は停滞減少し本格的経済成長と財政再建の同時達成に必ず
失敗するのです。

さて成熟経済においてアメリカと同じく納税者番号制を伴った高累進所得税の増税で
所得を規制強化し、且つ消費税を廃止し個人消費を規制緩和すると、国民所得が大幅
増加して失業率低下と経済成長と大幅な税収増の同時達成という素晴らしい結果を得
られます。 

この立証に世界一の経済大国アメリカと第二位日本で何回も大成功した実例を紹介し、
このメカニズムを詳細に分析しています。


逆にEU型間接税制で、消費税を大増税して高度経済成長と失業率大改善の同時達成
に成功した成熟経済大国の成功実例は皆無であり、消費税率を上げて個人消費と設備
投資を規制強化すると、景気は後退し、失業率は悪化し税収は増加出来ません。

消費税制では何故そうなるかについて解説しています。さて日本独特の消費慣行から、
消費税制の副作用は極端に出るので日本が消費税制に固執し、財政赤字をタレ流せば
財政は破綻し莫大な国債が残り必ず政治責任が発生します。

この税制改革理論は国家を誠実で正直な国民を要素部分とする全体、つまりシステ
ムと考え国民性に合致する国家システムで強力に経済成長させる手法を解説します。

◆この税制改革理論の結論の要約 吉越勝之
http://www.geocities.jp/mirai200107/p0.html

◆日本は戦前、マスコミ、政治家、官僚の広めた理念観念を礼賛し、武力によって膨大
な国土を獲得したが、7000万人の国民を食べさせることも困難な大不況の国家だ
ったのです。

ところが敗戦の昭和20年に「焼け野原の国富ゼロ」から出発し、日本固有の領土に
大幅縮小されたのに、国民と国家の「考え方」と「システム」を、「個人消費を課税
規制せず、逆に増進しながら徴税する自由と平等思想の高累進所得課税の税制改革」
によって、平成元年までに、何と1億2000万人の国民が食うに困らない「無から
有の年平均74兆円の国富を生み出し43年間でビルが林立する、国富3190兆円
増(経済企画庁発表)の国民が豊かに暮らすことが出来る国家」へ成長したのです。

ところが平成元年、個人消費を課税規制して個人消費を抑圧しながら徴税する間接税
中心税制へ大転換し、更に所得税の累進を弱体化させた税制改革以降、年々国富は減
少し、平成14年度の国富は2799兆円と確定発表されており、この14年間の国
富は391兆円減であり、年平均減少額はマイナス28兆円にもなるのです。

本論文は「経済は神の手ではなく人間が営むもので、人間の手で改悪も改善もできる」
のであり、分析の結果、経済不況が継続している原因は「平成元年の税制改革」にあ
ったことを後述の通り明らかにし、その改善方法を解説したものです。

さて「個人消費+設備投資=国民所得」の経済公式があり、更に設備投資の増減は、
個人消費の増減に正比例する重要な性質がありますので、結果として市場経済では個
人消費の増減が国民所得の増減を決定する、基本的な経済構造になっているのです。

所得税は所得を課税して規制する税ですが、所得は他人から稼得する性格から、他人
の意志決定で増加するため、本人所得に直接課税規制する方法は、他人の意志決定を
課税抑圧することにならず、ましてや本人の意欲と意志と全く無関係に増加するので、
直接税制の大きな利点は、所得増加の意欲と意志の人間行動を全く規制抑圧しないと
いう点なのです。

しかも「個々の所得を累進課税で累進強化すればするほど、消費性向が低い高額所得
者から、より多い税収を得、国家の基本的機能の一つである所得再配分機能が自動的
に作動し、国家財政は、公務員や公共事業や建設事業従事者等の中低所得者層の人件
費に使用され、低所得者層ほど個人消費性向が極めて高い事実から、国家全体の消費
性向は徐々に高まり、個人消費が増加し、比例して設備投資も増加し、個人消費と設
備投資の両者から等価変換される国家全体の国民所得は急速に向上するのです。

所得税の累進構造は個別の所得を課税規制し、国家税収を増収しながら、経済成長を
達成する巧妙なシステムを内在していたのです。

それに引き換え、消費税は、本人の意欲と意志で増殖する個人消費を、本人に直接課
税し個人消費増加の意志決定を抑圧して税収を得る、抑圧的なシステムであり個人消
費の増加そのものが抑圧され、設備投資も減少し国民所得も税収も停滞後退するので
す。

個人消費過少、貯蓄過多の日本人の国民性において経済成長と財政再建を同時達成す
るには、平成元年の間接税制への大転換は経済的合理性と科学性が全く無い税制改革
だったのです。

◆さて企業の生産設備が超進化しロボットが大量生産を行っても、国民総生産(GNP)
としては全く計算されないのです。

それを人間が現実にカネを支払い「個人消費した瞬間」に始めて国民総生産として計
算され把握されるのです。

この経済の仕組みの深い意味と個人消費を維持増強する経済システムの重要性を、ま
ず理解しなければなりません。

つまり個人消費は人間しか行なわず、どんなに機械化し生産性を挙げても、機械は絶
対に個人消費は出来ず、更に当たり前のことですが、世界最強の企業や最強の国家と
いえども現実に個人消費をするのは人間であるという現実は変えられないのです。
しかも人間は所得が順調に増加しないと継続して良好な個人消費が絶対に出来ない原
則があるのです。

更に進化システム(後段詳述)の科学技術の発達によって民間の生産力増強は、需要
さえあれば民間自身で可能なので、「国家は科学技術振興策より国家自身の責務とし
て国内個人消費を規制抑圧せず、更に財政再建のため増税しながら国家全体の個人消
費の増強効果を発揮する税制改革の実現」こそが重要なのです。

イギリスの大経済学者ケインズの言うとおり、個人消費こそ国民所得を増加させ国民
全体に国富をもたらすからです。

結局、経済成長は「消費の意欲」を規制抑圧しない税制改革が大切であり、資本主義
の間接金融国家日本では、設備投資や個人消費の増加意欲が強ければ、「国内総生産
と総需要の増加」の不足資金を賄うために「自己資金を活用する以外に国内民間銀行
の貸出総残高の増加」という形で現実のおカネの増加流通をもたらし、市場経済は経
済成長していくのです。

逆に「個人消費意欲を課税で規制抑圧する税制改革をすると」それに応じて国内資金
が国内消費や国内設備投資へ向かわず、国民所得は減少後退し、退蔵預金として固定
化し滞留し、国内資金の回転率が悪化し、更に海外投資や不正資金の逃避などで海外
へ流出して、経済成長は停滞、後退するのです。

結局進化システムの資本主義経済においては「お客様は神様であり」言葉を変えると
「個人消費は神様仏様である」のです。

◆次に国家の全租税収入は国民所得の一定割合であり、租税負担率を引き上げることな
く租税収入を増やすには結局の所、個人消費+設備投資(=国民所得)を増やす以外、
つまり経済成長を実現する以外方法はないのです。

日本経済の最大の問題点は、国民所得が連年低下状況であり経済成長どころか後退し
ています。

本論文では一貫して税制は、人間行動の意欲と意志への自然な動機付け手段であり、
個人消費+設備投資=国民所得の増加方法つまり経済成長に役立つ、強力な税制改革
を述べています。

「戦前の戦陣訓と同じく」知識人が頭の中で考えた「公平、中立、簡素」などの「言
葉の羅列による強制」では、人間文化の発展である意欲と意志で成り立つ資本主義の
成長発展には何の意味も為さず、経済成長に全く役に立たず害悪ですらあるのです。

大事なことは一台1000万円するベンツを年間10台買える消費者5人と一台一万
円する自転車を年間一台しか買えない消費者95人が存在する、国民所得5億95万
円の国家よりも、一台1000万円するベンツを年間3台買える消費者3人と、一台
450万円するクラウンを年間2台買える消費者33人と、一台180万円するカロ
ーラを年間1台買える消費者62人と、一台一万円する自転車を年一台しか買えない
消費者が2人存在する国民所得4億9862万円の国家の方が国家全体の国民所得が
ほぼ同一でも、国産自動車メーカーのトヨタ自動車が存在しうる存立基盤が国家内に
確保されるのです。

結局のところ資本主義の成長発展は、貧富の格差があまり無く中流意識を持った豊か
な消費者を、如何に多数作るかの、国民所得の増殖創出システムと、配分システムが
全てなのです。

したがって、市場経済の資本主義における問題解決方法は「人間の過剰性の本能(150参照)」と「個人消費の進化システム性」と「国民の所得階層別の消費性向の
事実(別表P4参照)」について科学的に理解することが最重要なのです。

◆更に付け加えれば、購買力平価へ近づけなければならない為替相場において、わずか
年間15兆円の貿易収支の黒字を得るために国家が推し進めた継続的な輸出振興策に
よる「異常な円高により」国内企業の見かけ上の人件費を高騰させ、国内の設備投資
環境を破壊し資本収支を14−15兆円の赤字とした上、国内外企業の対等で平等な
価格競争を破壊し、外国企業との仕事の奪い合いで国内人件費比率の高い産業は常に
国際競争で敗退を続け、結果として死に物狂いの生き残り競争により「単価・粗利益
率が継続的に減少」し、結果として国家経済と産業構造に大きな痛手となっているの
です。

国家全体をコントロールしなければならない、指導層が「自由貿易体制」を隠れ蓑に、
国家経営層の重大な責務である「貿易収支の均衡と資本収支の均衡がもたらす管理の
利益」を放棄しているために、起きている膨大な悲劇なのです。

根本的に年間500兆円以上の国内個人消費+設備投資の継続的で持続的な増殖を図
り続けることが、日本国の産業構造をゆがめず、アメリカ経済にも中国経済にも頼ら
ず、日本独自の力で経済成長を継続できる、真に日本経済の利益になるのです。

さて現状の最悪な税制の組み合わせを、昭和天皇の崩御の一週間前の昭和63年12
月30日法律107号として、急いで「税制改革法」として強行成立し、その「第4
条第一項」に、今次の税制改革は、所得課税において税負担の公平の確保を図るため
の措置を講ずるとともに、税体系全体として税負担の公平を資するため、「所得課税
を軽減し」「消費に広く薄く負担を求め」「資産に対する負担を適正化すること」等
により、「国民が公平感を持って納税し得る税体系の構築を目指して行なわれるもの
とする」と強制規定し、この税制改革が国民の幸福や福祉の向上に役立つ明確な証拠
も理論も実績も無いのに、如何にも、もっともらしい目的らしきものを掲げ法文化し
てしまったのです。

結局この条文によって現状の日本経済は最悪の事態に追いこまれた上「日本の税制改
革の方向性が固定的、観念的な税制イデオロギーに支配される結果」をもたらし、強
い経済規模縮小作用と税収減少作用を持つ税制を強制的に経済の中核システムへ持ち
込み財政再建が絶対不可能なレベルにしてしまったのです。

これこそが昭和天皇が奇襲攻撃に強く反対していた太平洋戦争開始時の状況と全く同
一の「日本のマスコミや国会議員や官僚等による事実を確かめないまま思い込みによ
る最悪の選択」だったのです。

この不幸の生い立ちと、誤った目的意識を掲げた平成元年の消費税導入の税制改革が、
国民へ絶対に幸福をもたらすことは無いのです。

この状況を根本的に改善するためには、まずこの税制改革法第4条第一項の税制改革
の目的を、観念的、信念的な税制イデオロギーから解き放ち「税制改革は憲法で規定
している国民の幸福と福祉の向上と資本主義経済の発展に役立つものでなくてはなら
ない」と、当たり前の税制改革の原則的な目的を再確認する本来の方式へ大改正する
ことです。

目的錯誤の法律は百害あって一利なしであり、政策立案者がフリーハンドの思考で経
済成長と税収増加と国民の福祉向上へ同時に役に立つ政策立案の強い障害になるだけ
だからです。

そのためには、まず全く誤った結論を法律化した「現行税制改革法の抜本的な改正」
が必要です。

一国の総理大臣が自分の任期中は消費税増税をせず、広く議論すべきと宣言している、
今こそ「日本経済にとって何が経済成長にとって役立つ税制なのか、何を規制緩和し、
何を規制強化すべきか、」事実を元に真実を再研究する最後の機会になると思います。

◆さて「経済成長とは」「科学技術の無限の進歩」により、絶え間なく上昇する労働生
産性を吸収して、企業売上を増加させ「全国民へ働く職場を提供し、資本や税収や、
国民所得を増加させるため」「個人消費(第三者へ所得を与える利他的行為)の持つ
無限の増殖性」を活用した、進化システム技術を言うのです。

分かりやすく表現すれば「経済成長とは」後述の通り「人間文化そのものである個人
消費の種類、質、量の増殖」の貨幣経済的表現なのです。

さて日米の全税制史を調べると「1925年米国は所得獲得者や資産所有者を優遇す
ることが正しい選択であると誤解し、税制は景気に無関係であると誤解し、当時50
−73%の高累進所得税率で好景気を謳歌していたのに、25%へ低下させる所得規
制緩和策を実施し、4年間継続した結果、1929年に株価大暴落に続く世界大恐慌
を引き起こしたのです」。

3年後に最高所得税率を25%から、63−>92%へ劇的に累進増税し所得規制強
化し「米国はわずか6年間で失業率の悪化を食い止めバブル崩壊前の国家税収を完全
に回復して、本格的景気回復軌道」へ載せたのですが、アメリカでさえ本論文の理論
は認識されておらず、このアメリカの増税策はやむをえず取られた政策と評価され、
50年後の大規模財政赤字を発生させたレーガン政権や現在の子ブッシュ政権の大減
税政策の強行でも明らかです。

しかしレーガン政権後のクリントン政権が場当たり的で失敗すると批判された累進所
得税等の増税政策で、本分析通り見事に本格的経済成長と財政再建の同時達成に大成
功したのです。

これに対して日本の平成2年初からのバブル崩壊は税制を、最高所得税率75%―>
50%へ所得規制緩和し、更にアメリカが採用したことの無い3%のヨーロッパ型付
加価値消費税を導入し個人消費へ規制強化したことが「原因」であるのに、バブル崩
壊後、景気が完全回復していない、平成10年には、更に最高所得税率を50−>3
7%へ所得規制緩和し、更に消費税率を5%へ個人消費規制強化したため、日本経済
を更に最悪の経済環境へ陥れ、結果として、日本経済は泥沼に陥り国家税収は更に大
幅減少し「バブル崩壊後15年も経過してるのにバブル前の税収に遠く及ばず」若者
の実質的失業率は最悪化し、多くの結婚も出来ない経済状況の若者を多数出現させ、
合計特殊出生率はますます悪化し、年金問題はますます解決困難に向かい、日本民族
は消滅の未来に向かっているのです。

では、なぜ税制が、このように強力な効果を持つのかを分析し研究した結果が本論文
であり、「この税制改革理論の結論の要約」と「別表日米90年間の年度別税率と経
済」「日米と主要経済大国を基礎データーで比較」だけでも読み進めば「税制が持つ
誰でも理解できる簡単で巧妙な原理と、もたらされる結果のデーターに、びっくりさ
れると思います。」    

従来の税制改革論議は税制が経済的に中立を装うという市場経済を無視した、大きな
誤りがありますので、市場経済に適応した、資本主義の本家であるアメリカの税制と
日本の高度経済成長期の税制を基礎に、新たな税制改革理論を打ち立て、自立してア
メリカと対等に強力に経済競争しながら、地球環境へ適応して日本国が発展していく
「第二の明治維新」を目指さなければなりません。

◆さて人間の過剰性を悪く解釈するだけでは人間性の否定につながり、まして輸出に課
税せず内需と輸入のみを課税するのは「対等な平等競争ではなく」その国の不平等な
反人間的論理なのです。

国家コストを消費税という税制で、自国民に役立つために生産された内需商品と、輸
入商品のみに課税転嫁して自国民のみ負担させ、自国で作り出された輸出という自国
民に全く役立たない輸出商品の国家コストを、輸出相手国に全く負担させない偏った
性格を持つ間接税なのです。

それに比較して所得税等の直接税は国家コストである税金を、商品価格に転嫁して自
国民の作り出した価値にすべてに平等課税し、内需商品、輸出商品、輸入商品に関わ
らず、商品価格に混入させ国家コストを自国民へ役立つ内需、輸入商品については自
国民へ負担させ、他国民へ役立つ輸出商品については輸出相手国に負担させる「自国
民にも他国民にも国家コストを経済的に対等で平等に割り振り負担させる税制」なの
です。

さて競争の中で「何を規制すべきで何を規制すべきでないか判断するのが政治」なの
です。

本論では同時に、この税制改革理論で主張している政治改革が実現出来れば、「人間
の本質が進化と生き残り本能」である以上「地球環境をこれ以上悪化させず人類が生
き残る方向」へ、自動的に経済成長が進むことを確信しています。

なんとなれば膨大な数の人間は五感で生き残りの方向を本能的に判断するセンサーを、
動物として保持しているからであります。

現に経済成長につれ膨大な数の国民は医療、環境保護、社会福祉、エネルギーなどへ
の関心が高っていることをご理解頂けると思います。

◆さて成熟経済では、なぜ個人消費規制緩和の消費税廃止や、所得規制強化の直接税の
累進増税で強力な経済成長を達成し、経済問題を根本的に解決できるのでしょうか。

(任意行動)少数ですが、自ら所得獲得額の調整ができる企業経営に携わる人たちや、
寄付を多額にする利他的意識の強い人たちかいます。
所得が多いと税を多額に納付しなければならず過剰に所得を取りすぎるのを控える行
動が生じます。
これが「直接税の所得規制のインセンティブ(動機付け)効果」なのです。

これは強力なオスライオンでも満腹になったら順位の低いライオンにエサを譲る「畜
生でさえ遵守している大自然の掟である自然界の無意識の利他的ルール」と同一なの
です。

これによって力の弱いライオンや他の動物も生き残り自然は豊かに繁栄できるのです。
逆に人間社会の強者の所得独占行為は、大自然のルールでは極めて不自然な行為なの
です。

結局その人が満腹で放棄した所得は「任意の自由意志で中低所得者への所得配分」さ
れ、より所得の低い人が生き残り、新たな個人消費が発生する経済の無限連鎖が確立
し、これによって消費性向の高い中低所得者から、更に多くの所得の原資となる個人
消費の自己増殖が得られ、等価変換される国民所得の向上に寄与し、強者は更に所得
獲得チャンスが増加し、且つ中低所得者が生き残れて増殖できるので、将来中低所得
者から優れた人材を突然変異と競争で得られる機会が増加し社会を進化発展させる共
存共栄の利益を得るのです。

つまりライオン(高額所得者の所得)を増やすには下層の草食動物、更に下層の植物
層(個人消費)を増やさなくては、ライオン自身増殖できないのです。

(強制行動)直接税の税率が高くても、自分で所得や資産を全て獲得したい人は多額
の税を支払うことなり消費性向の低い高額所得者から得た税収は国家によって公務員
の給与や、公共事業を通じて、ほぼ全額中低所得者層に配分されることとなります。
これが「直接税の強制的な中低所得者への所得配分のシステム効果」なのです。
これを適正担保するため「納税者番号制はアメリカと同じく絶対に必要」なのです。

(結果)個人消費は強力な自己増殖性を発揮する進化システムであり消費税での課税
強化は悪影響が生じますが、直接税は全く個人消費を課税規制しないので、大幅増税
しても進化システム効果は自然に充分に発揮されます。

更に中低所得者の消費性向はきわめて高く、常に上の階層の消費を目指し個人消費の
増殖能力も高いので、任意や強制により中低所得者へ配分された所得は、結果として
中低所得者の個人消費を通じ国家全体の消費性向を押し上げ、次の所得の源泉となる
個人消費が活発になり「設備投資を伴った本格的景気回復」が達成されるのです。

つまり所得税は個人消費と貯蓄への所得の使い道に平等に課税する結果をもたらし、
消費税は所得の使い道のうち個人消費のみを課税し、貯蓄を非課税にするため個人消
費を最小限にして貯蓄へより多く回す、不自然な経済行動を取らせてしまうのです。

つまり所得税の他に消費税を導入するということは結果として個人消費に二重に課税
する結果になり個人消費への規制抑圧になって国民所得と経済成長が停滞します。

所得税は消費税と異なり、個人消費を直接課税抑圧せず、所得の使い道である個人消
費と貯蓄へ不平等競争条件も持ち込まず、更に販売現場へ販売抑制効果も持ち込まず、
更に高所得者層と中低所得者層の消費性向の違いを活用し、所得配分機能を持つ国家
を通じて高額所得者からの税収をより消費性向の高い中低所得者へ配分し国家全体の
消費性向を引き上げる強力なシステム効果を発揮します。

更に「所得税累進増税は所得の大幅増加をもたらし且つ所得の増加は税収の増加をも
たらす」ので「国家と国民の目的は同一」になり、国民所得を増加させると国民が喜
ぶ上、国家も税収増となるので、政治家と官僚は国民所得の向上つまり経済成長に本
気に取り組めるのです。

これも直接税のインセンティブ(動機付け)効果といいます。
これが「直接税の進化システム効果とシステム効果とインセンティブ(動機付け)効
果」の三位一体の効果なのです。

つまり直接税は税率を高くすればするほど、国民所得が向上し景気が良くなる上、税
収がドンドン増える便利な税金だったのです。

アメリカが世界大恐慌後の50年以上にわたり採用した高累進税制こそ、アメリカ資
本主義の基礎をしっかりと発展進化確立した税制なのです。

http://www.asyura2.com/0411/hasan37/msg/454.html

クリントン政権が本格的経済成長と財政再建の同時達成に大成功した理由 吉越勝之

進化シ
ステム税制と経済を再構築すること」を提案しているのです。
さてこの理論の「実証」として、1929年10月の株価大暴落はアメリカ税制史上、
直接税の最大の減税環境(最高所得税率25%)で発生したのであり、平成2年から
始まった日本の株価の大暴落も全く同様であり、直接税の大減税は景気回復の手法と
いう通説は全くの虚偽であり、景気悪化の原因そのものなのです。
その後この世界大恐慌を回復させ資本主義を発展させた、レーガン政権誕生までの、
50年間にわたる累進大増税政策(63−92%)と、その後の累進弱体化減税政策
のレーガン政権でもたらされた記録的な財政赤字を解消し、記録的な大成功をもたら
したクリントン政権の富裕層への直接税の累進増税政策と、日本の高度経済成長期の、
消費税無しの直接税の累進増税政策(国税のみで75%)を「手本に」「所得税等を
累進増税すると個人消費増強効果が強まるので素直に増税し」その分「個人消費の進
化システム機能を常時規制抑圧している消費税を完全撤廃し個人消費の自然な増加を
促進し」相乗効果で「500兆円以上の膨大な個人消費の種類・質・量の自己拡大を
図り財政負担無しに国民所得つまりパイの継続的拡大」を図る「経済の出発点」で
「経済再生の根本」である「個人消費を時代に応じて増殖する進化システム機能を自
由に発揮させ」豊かな内需環境を整備する税制改革を実行すべきです。
http://www.asyura2.com/0411/hasan37/msg/456.html


日米の全税制史を調べると「1925年米国は所得獲得者や資産所有者を優遇することが正しい選択であると誤解し、税制は景気に無関係であると誤解し、当時50−73%の高累進所得税率で好景気を謳歌していたのに、25%へ低下させる所得規制緩和策を実施し、4年間継続した結果、1929年に株価大暴落に続く世界大恐慌を引き起こしたのです」。

3年後に最高所得税率を25%から、63−>92%へ劇的に累進増税し所得規制強化し「米国はわずか6年間で失業率の悪化を食い止めバブル崩壊前の国家税収を完全に回復して、本格的景気回復軌道」へ載せたのですが、アメリカでさえ本論文の理論は認識されておらず、このアメリカの増税策はやむをえず取られた政策と評価され、50年後の大規模財政赤字を発生させたレーガン政権や現在の子ブッシュ政権の大減税政策の強行でも明らかです。

しかしレーガン政権後のクリントン政権が場当たり的で失敗すると批判された累進所得税等の増税政策で、本分析通り見事に本格的経済成長と財政再建の同時達成に大成功したのです。

これに対して日本の平成2年初からのバブル崩壊は税制を、最高所得税率75%―>50%へ所得規制緩和し、更にアメリカが採用したことの無い3%のヨーロッパ型付加価値消費税を導入し個人消費へ規制強化したことが「原因」であるのに、バブル崩壊後、景気が完全回復していない、平成10年には、更に最高所得税率を50−>37%へ所得規制緩和し、更に消費税率を5%へ個人消費規制強化したため、日本経済を更に最悪の経済環境へ陥れ、結果として、日本経済は泥沼に陥り国家税収は更に大幅減少し「バブル崩壊後15年も経過してるのにバブル前の税収に遠く及ばず」若者の実質的失業率は最悪化し、多くの結婚も出来ない経済状況の若者を多数出現させ、合計特殊出生率はますます悪化し、年金問題はますます解決困難に向かい、日本民族 は消滅の未来に向かっているのです。
http://www.asyura2.com/0411/hasan37/msg/456.html

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/702.html#c5

[近代史3] 内閣官房参与をクビにされた藤井聡先生、遂に本音を語る 中川隆
42. 中川隆[-10393] koaQ7Jey 2019年10月31日 22:02:59 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2487]
【藤井聡】最新 ニュース速報 2019年10月31日 おはよう寺ちゃん 活動中 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=q7rdLJ23gVw
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/140.html#c42
[近代史02] 弥生人の起源2 中川隆
34. 中川隆[-10392] koaQ7Jey 2019年11月01日 07:01:20 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2488]
722名無しさん@お腹いっぱい。2019/11/01(金) 00:18:20.92ID:KB7VfRme

春日氏は、スサノオの子孫を称する諏訪神族の嫡流・金刺宿禰浄成の三男・春日成富を始祖とする家柄で、その子孫・春日大隅の嫡男が春日虎綱にあたる。
その春日虎綱の子孫を称する者、つまりスサノオの子孫を称する者はY-C2c1a2a

百済王族の扶余豊璋の子孫を称する者はY-C2c1a
百済王神社は百済王氏の祖霊を祭る神社で、百済王と共にスサノオを祀っている

スサノオの子孫が国譲りに負けて逃げ込んだのが信濃
百済王族の扶余豊璋の弟である善光が日本に亡命して建てたのが信濃の善光寺

百濟王族は、扶餘系C2c1a(C-Z1300)を出自とするが、百濟の民衆は南方系のO1b2a1(O-F1204)系統が多数であったと考えられている。

C2c1系統はシベリアに一番多い。
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/549.html#c34

[近代史02] 釈迦の悟りとは何であったのか? 富山誠
93. 中川隆[-10391] koaQ7Jey 2019年11月01日 07:04:33 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2489]
パーキンソン病患者の幻覚体験 _ 伝説の遭難者 yucon氏の体験について

伝説の遭難者yucon氏の体験について(1) 2018年06月07日
https://hagarie.naturum.ne.jp/e3087346.html

前回、

「新潟親子遭難事故について」の記事
https://hagarie.naturum.ne.jp/e3086142.html

を書いたところ反響があったので、数年前にネットを騒がしたyucon氏の遭難に関しても一応記事を書いておこうかと思います。

このyucon氏の遭難に関しては、多くの失敗を犯している形ですので逆にここから色々な事を学ぶ事が出来ます。特にアウトドア初心者の方には是非読んで貰いたい内容です。これをアウトドアを楽しむうえで役立てて頂ければ幸いです。

★yucon氏について

yucon氏のプロフィール


 登山暦:2011年から死亡する2013年11月まで
 年齢:当時40代前半
 性別:男
 本名:川崎


 彼はパーキンソン病を患い途方に暮れていた時に"山"に出会いました。その病の進行と闘いながら死亡するまでの間、山を登り続けました。しかし、そんな身体で山登りをする事は自殺行為であり推奨できるものではありません。誰かが止めていればこんな結末にはなっていなかったでしょう。またパーキンソン病の影響か幻覚症状があり、遭難記のどこまでが本当にあった事で、どこまでが彼の幻覚かという議論が未だにネット上では続いています。

 yucon氏は"ヤマレコ"という登山系SNSのヘビーユーザーであり、遭難後もその遭難記事をヤマレコにアップした事により一躍、有名人となった方です。リアルでも山雑誌に取材されたり講演会に呼ばれたりしたようです。


そして、今回紹介する遭難から1年後の冬、御在所岳で再び遭難。救助されたものの翌日に病院でお亡くなりになりました。ご冥福をお祈りします。

★遭難時の装備等


遭難発生日:2012年07月16日(月)〜 2012年07月22日(日)

天候:ほぼ晴れだが5日目に雷雨に襲われる

装備:
・食糧(カップ麺、マッシュポテト2人前、バランスパワー4本)
・飲料水(ハイドレーション2ℓ、炭酸ジュース500ml、水500ml)
・野球帽、モンベル半袖ジップアップシャツの下にナイキドライフィット長袖Tシャツ
 モンベルパンツ、アンダーにメンズタイツ。
・バーナー、コッヘル、ガスボンベ、
・25,000分の1地図、山と高原地図、コンパス、ホイッスル

当日忘れた装備類:
・雨具、ビニールシート、ツエルト、バックライト付きリストウォッチ、ヘッドランプ、GPS

★どのように遭難したか

 今回は

yucon氏のヤマレコの記事やBlogの記事
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-210149.html
http://yucon.hatenablog.com/entry/2012/07/28/030725


あとアウトドア雑誌「山と溪谷2013年8月号」から遭難の内容を抜粋、加筆、修正を行なって記事にしています。

※ヤマレコの記事とBlogの記事、山と溪谷の記事で微妙に内容が違います。今回はBlog側の記事を参考にしています。


1日目:2012年7月16日(月)

 まず今回遭難が起きた御池岳の地図を紹介します。

http://turi-yama.moo.jp/yama/2015yama/yama150429.html#top

https://map.yahoo.co.jp/maps?bbox=136.38689533124955%2C35.14434101090762%2C136.43221393476514%2C35.14890285204356&cond=fit%3Atrue%3Btraffic%3Acar%3Bwalkspd%3A5%3Bws%3A3%3Bptn%3Ase%2Cex%2Cal%2Chb%2Clb%2Csr%3Bs%3A0%3Bstart%3A1%3Btype%3A1%3Bdate%3A201505081614%3B&zoom=15&lat=35.13979816340654&lon=136.42383352134956&z=14&mode=map&active=true&layer=&home=on&hlat=35.14855194973006&hlon=136.40955463300736&ei=utf8&v=3&.f=pastemap

(※「五目釣りと山旅日記」より転載)
http://turi-yama.moo.jp/yama/2015yama/yama150429.html#top


 yucon氏は今回の山行を"土倉岳−御池岳−T字尾根"の周回ルートで計画していましたが、自宅を出発するのが大幅に遅れた為、途中撤退のつもりで家族へ「ノタノ坂、土倉岳、T字尾根、山は登らずに帰ります。帰りは17:00頃」とメモを残し出発することにしました。

しかし奥さんはそのメモを読んで「山に登らないのだったら、このメモは必要がない」として捨ててしまいます。早速この時点でyucon氏が何処の山に行ったのか誰も分からなくなります。

 さらに駐車場へ向かっていると道中、土砂崩れにより封鎖されている箇所があり迂回を余儀なくされ、さらに1時間半ロス。駐車場に到着したのは午前10時半。さすがにyucon氏も少し遅いと感じた様ですが、駐車場で別の登山客1人がこれから登るところを見て安心しyucon氏も登山の準備を進めました。

 登山準備を済ませて登山口へ向います、林道の段階で山ヒルを数匹確認しており少し不安を感じながらも薄暗い樹林帯へ入って行って行きます。この沢沿いの樹林帯の道は山ヒルの危険地帯です。しかしyucon氏はアルコール除菌スプレー準備しており、それを駆使し、樹林帯を抜ける間際まで山ヒルの被害は無かったようです。

それから稜線に出てから、しばらく休憩した後、左右どちらへ進むのか悩みました。

というのも方角的には間違いなく左なのですが少し進んでみると"侵入不可のケルン"(※1)があり、さらには明らかに人の手によって木の枝で道が塞がれていたそうです。すぐに戻り右方向へ進むと程なく土倉岳山頂へ到着、御池岳の衛星峰「土倉岳」にとりあえずは登頂成功。時刻は13時頃。

 時刻も13時と言う事で、このまま御池岳方面を目指しT字尾根経由で下山することに決めたそうです。

 その後、土倉岳を北進し痩せ尾根を慎重に渡り、テーブルランドの端にようやく到達。しかしT字尾根経由で下るのにどれくらいの時間がかかるのか分からず、霧が濃いので長居は無用と決め、直ぐにT字尾根の取付き(※2)を探し始めました。

そしてグリーンのテープがいくつも張ってある取付きを発見し下山を開始します。取付きを過ぎた後一旦は違う尾根に乗ってしまった様ですが、この時はすぐに気が付き来た道を戻りました。戻って注意深く辺りを見るとテープや踏み跡があり、それについて行くと正しくT字尾根に乗ることが出来た様です。

順調に下山は進み、後はT字尾根の突き当たりを左へ進めば山行は終了というところで、
駐車場で見た登山者が反対方向から現れました(以後R氏)


R氏「さっきと同じ所を通ったみたいで同じ手拭い見たので拾ったんだ」


R氏の話しでは、T字尾根の突き当たりまで進み、正しく左へ進んだつもりが道迷いになった様で知らぬ間に戻ってきてしまった様です。そして話しの流れでyucon氏はR氏に同行する事となりました。

R氏はyucon氏よりも5歳以上も年上に見え、装備からも察するにベテラン、会話の中でも「旺文社の登山コースは全部制覇した」との事を言っており、それを聞きyucon氏は完全にR氏を信用した様で雑談に夢中になってしまいました。


...雑談に夢中になった結果、二人で迷ってしまいます。


R氏の提案で、沢へ下りて川を下ろうという事になり、yucon氏も一緒に沢へ降りる事に。しかし沢へ降りている最中5mの高さから滑落、2〜3回転しながら沢へ落ちてしまいます。yucon氏は首からぶら下げていた一眼レフが気になり作動確認をし、正常動作したのを確認し安心したそうです。

R氏は滑落したyucon氏に声を掛けて大事に至っていない事を確認すると先行して沢を下って行きました、そしてまた戻って来て一言、

R氏「出口は滝だ、だめだこりゃ。もう一度登り返して稜線へ出よう。」

yucon氏「(滑落してまで下りたのに稜線へ登り返すのか、夕暮れも近いのに...)」

そう思いながらR氏に従い登り返しましたが、途中、沢から少し登った所で足を滑らし両膝を岩に強打。かなりの痛みで出血もあり、しばらく蹲っていましたが何とか登り始める事にしました。登る途中もかなりの薮漕ぎ(※3)でR氏に若干遅れてしまいましたが何とか付いて行きました。


やっとの事で稜線に出て暫く進んだところで二人で休憩。


ここでyucon氏はバランスパワー(※4)の4本のうちの2本を食べ、残り2本をR氏に勧めましたが遠慮されます。そしてそこでyucon氏は自分には持病があり薬無しでは身体がもたないことを説明しました。

休憩を終えて再び歩きだした直後、R氏のザックから水筒が落ちて斜面を滑って行きました。まだ見える場所で止まったのにも係らずR氏は諦めてしまったそうです。

そして尾根を目指しているのに、なかなか尾根が現れない。R氏も高度計を確認しながら首をかしげる。尾根に出ないどころか勾配は急になるばかり、焦りと不安が募ります。不安に駆られていると進行上に大きな岩がありR氏は右に巻く(※5)、しかしyucon氏は上手く巻けず岩の左側を直進する事に。

ここで彼らは一旦別れてしまいます。

日は暮れて薄暗さが増して辺りを見回してみると、遥か先にボタンブチらしき所が見えたそうで、立ち止まりながらもなんとか上へ上へと登っていくと山頂直下15m程の所に僅かなスペースがあり、そこで一人ビバーク(※6)することを決意したそうです。

山頂からはR氏の呼ぶ声とヘッドランプを点灯させるのが見えたそうです、yucon氏もバーナーを点火させ合図を送ります。R氏も山頂でビバークをする様で、山頂から10m程東の地面にシートを広げて横になっていたようです。


眼下には雲海が広がり頭上には満天の星空。月明かり、星明かりのおかげで全くの闇夜ではなく、さらにホタルの群れが飛び交う今まで見たこともない美しい光景が広がっていたそうです。それと同時に遥か下の雲海からは雨音が聞こえていました。

しかしながら、不安から眠れずに夜明けが来るのをじっと待つしかなったそうです。

【用語解説】
 (※1)"ケルン"とは人工的な積み石の事で通常ルートを示す道標や墓標として用いられる。
 (※2)"取付き"とは登り始める地点などを指す言葉、アプローチポイント。
 (※3)"藪漕ぎ"とは藪をかき分けて進む事。
 (※4)"バランスパワー"とはカロリーメイトっぽい携行食、商品名。
 (※5)"巻く"とは迂回する事。
 (※6)"ビバーク"とは緊急避難的野営

2日目:2012年7月17日(火)

 ここでもう一度地図を確認しましょう。T字尾根の途中から道を外れ、沢を登りボタンブチへ進んでしまい、そこでビバークした状況です。

(※「五目釣りと山旅日記」より転載)
http://turi-yama.moo.jp/yama/2015yama/yama150429.html#top


 この日は夜明けから登り始める事にしました。幸いにも雲ひとつない青空。ボタンブチ直下はカレンフェルト(※7)で、崩れやすい岩がゴロゴロしている為、R氏にロープを渡してもらい慎重に慎上へ進みました。途中3回ロープを掛け直し、なんとか山頂へ倒れ込みました。

そこには2月にボタンブチ下のゴロ谷で遭難死したN氏の慰霊碑があったそうです(参照元:山と溪谷 2013年 8月号)

しばらくそこで倒れこんでいましたが、今日が平日で会社へ行かなければならないことを思い出して立上がります。

とりあえず家族へ連絡と言う事で、yucon氏の携帯はバッテリーが切れていた為、R氏から携帯を借り自宅へ電話。しかし留守番電話だった為「危機的な状況は脱したのでこれから下山します」とだけメッセージを入れたそうです。

R氏から下山ルートの相談を受け、yucon氏はT字尾根ルートを押します。R氏も反対しません。その時、yucon氏は「R氏はここまで大変なことにしてしまった責任を感じてか私の意見に反対しない」と感じていた様です。

この日の朝は雲ひとつない快晴で迷い様が無い天候だったのですが二人してテーブルランドを彷徨い歩いたものの、なかなか目的のT字尾根の取付きが見付りません。見付からないままその先にある土倉岳の取付きを見つけました。R氏はそのまま土倉岳のコースを押したものの、yucon氏は頑としてT字尾根を押した様です。

その後、やっとの事でT字尾根の取付きを見つけて下って行ったものの、昨夜の雲海の下から聞こえた雨の影響でしょうか、地面はぬかるみ、踏み後は消えてしまっていました。

しかも二人とも会社の始業時間に間に合わせたくて下山を急いでしまいます、さらにこの時点で二人が持っている水分はゼロという状況で、その焦りがミスを誘発。一度下ったルートが間違いであることに途中で気付き登り返したりを何度もする事となりました。


この時yucon氏自身も自分が相当混乱しているのが分かったそうです。


そして事態は思わぬ方向へ。


yucon氏が見えるテープがR氏には見えないという現象が起こり始めます。


脇の石を見ると「T」の字が横を向いて進行方向を指していたので
「ほら、目印があるじゃないですか!こっちへ進めって書いてありますよ」
自信満々で石を指さすyucon氏。


R氏は何も言いません。


しばらくしてまた道が違うことに気付き、

yucon氏「おかしいな、Tの字が横を向いてこっちを指してたのにねぇ」


R氏「いいや、そんな石は無かった」


そんなyucon氏でしたが、R氏も反対意見を言わなかった為、「R氏も自身が狂っていないと主張できる根拠や自信が無いのか強く反対意見を言われない」と感じた様です。


それから、二人はテーブルランドから少し下りたところでモタついていました。yucon氏は体調のこともあり何度もR氏に先行を依頼したものの行こうとしなかった様です。それをyucon氏は「やはりR氏も自信を喪失しているようだ」と感じていた様です。


そしてyucon氏がクマ除けの鈴の様な音が聞こえる為、他の登山者が歩いていると思い声を掛けました。しかし音は近づいてくるものの、その姿は見えない。


何度も叫ぶ。


それをR氏は黙って見ていました。


...しかし結局、その登山者の姿を見る事は無かったそうです。


yucon氏「せっかく道を聞こうと思ったのに!」


それをR氏は黙って見ていました。


その後、yucon氏が長い尾根を下って行ったのにも係らず、R氏は尾根を下らず、留まって様子を見ていたそうです。かなり下った後、尾根違いと分かり急峻(※8)を登り返さなければならず半泣きになるyucon氏。昨晩も殆ど睡眠を取れておらず、その上水分補給も無いこの状況、体力も精神も尽きたのでしょう。


すると遥か上でR氏が正しいと思われるルートを進んで行くのが見えたそうです。

そして、その後R氏の姿を再び見ることはありませんでした。

 ちなみにyucon氏は遭難救助され暫く経った後R氏と思われる人物のBlogを発見し、その行動を批判したそうです。R氏と思われる人物はBlog閉鎖、音信不通に。それに対してyucon氏は一言、やはり世の中で一番怖いのは「人間」です。


(参照:外部リンク「yucon氏のヤマレコ-R氏について」)
https://www.yamareco.com/modules/diary/21099-detail-38421

その後も何度もルートミスをしながら、6時間掛けてようやくT字尾根の真中あたりの標高967mのピークに辿り着きます。通常この季節、この天候であれば1時間半で到着するコースです。いや、そもそも実は辿り着いたその場所は標高967mのピークですらありません。随分手前の標高1,010mの場所でした。

標高差100m、水平距離でも100m、6時間掛けてこれしか進めていません。

もはや道迷いでは無く自身の衰弱との戦いです。


そこからのまた幻覚が見え始めルートが分からなくなりました。


親子連れや夫婦の登山者を見える。

さらに東西南北全ての方向に目印があり踏み跡があり他の登山者が進んで行くのが見える。

しまいには国道などにある青色の大きな道路案内板が見えたそうです。


T字尾根最高点から30m程下った所で遂に倒れ込みホイッスルを吹き助けを求める。

何度も何度も吹いて「助けて下さ〜い」と叫ぶが誰も来ない。


遥か上の稜線に人の気配がする。

学生のような登山者がこちらを見ており、少し近寄り掛けて躊躇している。

その影に向かって叫ぶがいつの間にか消えていた。

30分ほどしてT字尾根最高点になんとか戻り、登山道脇に倒れ込んでしまいます。

誰か通りかかったら水を貰おう待つが誰も来ません。

自分が居る事を気付かれないように迂回して逃げていく家族連れの登山者がいる。

他にも夫婦やカップル、父子連れの登山者がいる気配がするが誰も助けてくれない。


その後もホイッスルを何度も吹き「誰か助けて下さい!」と呼び掛けたものの反応は無し。
遠くの物陰からこちらの様子を窺がう気配だけがする。

そうなのだ、全て幻覚なのだ。

連休明け平日のT字尾根に一体何人の登山者が訪れるだろう、一人か二人いれば多い方でゼロの可能性の方が高いはず。
ましてや上級者向けのコースに親子連れなどいる訳が無い。

yucon氏も気が付きました。

 15時を過ぎ、脱水症状はさらに進行、「水」への思いは募るばかり。幻覚を見つつも川の音のする方へ降りて行きました。降りている途中で「また登り返すのが大変だ」迷っていると、川岸に水量を計測する機械の制御盤の様なものがあり、係員のような女性が機械を触っているのが見えました。さらによく見ると、手前にも係員達の使っているトイレ(便器だけ)やセンサーの様なものまでが見えました。
(※この係員も記事よって女性1人だけだったり女性1人男性2人だったりする)

「急な沢だが降りて水を飲み、係員に自分の存在を知らせ助けを呼んでもらおう」
yucon氏の中でそういう計画が出来上がり斜面を降りて行く事しました。


木にロープを掛け、下の木まで降りることを繰り返しましたが、ついにはロープを掛ける木が無くなってしまいます。しかし下を覗きこむと美味しそうな水が流れている沢が見えた為、そのまま3m以上の高さから落下。全身が痛みましたが何とか上体を起し川の水を手ですくい口へ運ぶ、その瞬間、yucon氏は身体が生き返るのを実感したそうです。

しかし落下の衝撃で身体中が痛み、もはや崖を登り返すことも出来ません。
時刻も16時半を過ぎており夕暮れは目前です。

この日はもう体力の回復を待って、崖を登り返すのは明日の朝からにしました。

もしかしたら水量計の係員が来るかもしれません。そう思いながら辺りを見回すとさっき機械があったところは、ただの木が生えているだけで、どうやら全て幻覚だったようです。


水分補給出来た事で安心したのか、少し眠ってしまった様です。ふと気が付くとまだ幸いにも明るかったものの、寝ている間に顎と首筋の間にヒルを刺されていました。慌ててヒルを剥がしたものの出血は止まらず、タオルで止血しつつも完全に暗くなる前にお湯を沸かしラーメンを食べる事にしました。残る食料はマッシュポテトのみです。


そうしている間にあっと言う間に日は暮れます。

ここは谷間の沢、昨夜のボタンブチとは違い、真っ暗です。

深夜谷底から稜線を見上げると上に人の気配を感じたました。しかもそれは捜索隊で自分を見つけてくれた様です。こちらの存在をアピールする為ガスバーナーを点火し叫びながら、明日の救出を楽しみにそのまま寝てしまいました。


【用語紹介】
 (※7)"カレンフェルト"とは石灰岩が林立した地形の事
 (※8)"急峻"とは傾斜が急で険しい場所の事

3日目:2012年7月18日(水)

 この日、yucon氏は昨夜見た捜索隊が来てくれるのを、ただひたすらに待つ事にしました。

しかし夕方頃、深夜の捜索などあり得ず、昨夜の捜索隊は幻覚だった事に気付きました。

そしてバーナーのコックが開きっぱなしでガスが空になっている事に気がつきました。

そしてこの日yucon氏の家族が捜索願を提出。午後から捜索が開始される。

4日目:2012年7月19日(木)

 朝起きると、また救助隊が来ると言う幻覚が始まっており何もせず待つ事にしました。

上流の方で声が聞こえました。

やっと救出部隊が来たような気配がします。

しかし一向に救出活動が進みません。

正午を過ぎ少し不審に思いましたが上流の方から相変わらず声が聞こえてきます。

何か作業を進めているように感じました。 


気が付くと15時。


上流の声が聞こえる場所へ行くと誰も居らず、

また全て幻覚だった様です。

夕暮れになり横になると手首を山ヒルが這っていました。
既に両手は10ヵ所以上ずつ刺されていました。

5日目:2012年7月20日(金)

 この日ついにyucon氏は自力脱出を実行を決意しました。
ここでまた地図を確認してみましょう。


 yucon氏はT字尾根の途中から南に逸れてしまい小又谷にいるものと勘違いをしていました。そして、そのまま沢を下れば川と合流して川を下れば出られるものと考えていた様です。しかも手持ちの地図を見ると間に堰堤や滝がある様に記されているのは分かったそうですが、きっと高低差は少ないものだろう、そして明日には確実に帰れるだろうと楽観的な予想で沢下りを決行する事にしました。

出発前、最後の食糧のマッシュポテトを沢水で溶き半分食べます。

沢を下って行くと高低差20mはあろうかという滝にぶつかり、進めなくなります。
(※この滝に関してもBlogでは20m、ヤマレコでは50mと表現されており、どちらが正しいかは謎です)


(※これが実際のその滝を後日撮影したものらしいです)

いっその事このまま飛び込もうか迷っていると雨が降り始め正気に戻る事が出来た様です。

その雨は夜まで続き、落石や鉄砲水の危険性から中州で一夜を過ごす事にしました。


 深夜、真っ暗な中yucon氏が居る所にも水が流れてきました。もう座ったところから一歩も動けない、もしかすると中洲も水の流れで削られており一歩横はもう激流の中かもしれない。そう思うと一歩も動けなくなったそうです。尿意を催したものの、もし立ち上がって沢に落ちれば終わりという不安から一歩も動かず尿はその場に垂れ流したそうです。

5日目:2012年7月21日(土)

 雨は早朝に上がったものの身体へのダメージは相当のyucon氏。雨が上がった後すぐに眠り込んでしまいます。

起きた後、遂に地図とコンパスを準備し再度自分のいる地点を割り出すと現在地はT字尾根の北側に位置するゴロ谷と判明。それまでずっと反対側の小又谷と思い込んでいました。

そして昨日作ったマッシュポテトの残りを腐っているとわかりながらも食べたそうです。
今まで食べた中で最も不味い食べ物だったそうですが何かしら摂取しなくては身体がもたないので我慢して口へ運んだとの事です。

そしてyucon氏の身体に衝撃的な異変が、以下yucon氏のコメント。

そういえば最近股間がむずむずしている。

恐る恐る肛門付近を見ると自分の肛門から次から次へとウジ虫が出てきている。

どうやら自分の腸内で卵からかえり肛門から出ていくようだ。

出口がないと気に入らないのか股間の皮膚に噛みついて暴れるのでとても痛い。

沢の水の中に卵がありそれを飲むことにより体内でふ化するようだ。

これも鹿の糞が媒体となっていて鹿の増加が関係しているのか。

 思案を重ねた結果、沢を下るのではなく、稜線まで上がれば誰かに会えるだろうという考えで尾根まで上がる計画を立てました。しかし12時過ぎから出発し比較的勾配の少ないガレ沢から取付き慎重に登って行ったもののかなり衰弱していたのでしょう、8割進んだところで日没を迎えてしまいます。

斜面途中の木の根周辺にスペースを見つけ木に跨る姿勢で夜を迎える。

 この夜はどこからかテレビの音声が聞こえてきたので呼び掛けをしたそうです。するとカサカサとサンダル履きで駆け寄ってくる音がしたので、警察へ連絡をお願いをしたところ近くで電話を掛けているような会話が聞こえてきたのでお礼をしたそうです。


 深夜寝ぼけて足を踏み外し落下、たまたま触れられた木の枝に掴まり止まったが、足は完全に宙ぶらりん。微動だに出来ない姿勢で一晩過ごし小便はまた垂れ流しだったそうです。

6日目:2012年7月22日(日)

 朝起きると、なんとかまだ木の上でした。

この日も頭の中では救助隊がこちらに向かっているという状況が出来上がっていました。


ほんの少し上の尾根の方からもいろんな人の声が聞こえ辺りがざわついていました。

近所のおじさんの声、飼っている犬の声、聞き慣れた声がたくさん聞こえます。

そんな雰囲気の中yucon氏は木の上で安心して待っていました。

昼頃のどの渇きを訴えるとお茶を用意してくれると言われます。

yucon氏は楽しみにして待っていたものの、お茶も出ないし救助も来ません。


気付いた時は既に遅く13時半。

沢から持ってきていた水ももう空です。
そしてもう一度沢まで降りたらもう登り返せないのが分かります。


しかし諦めかけたその時、下の沢から声が聞こえてきました。
しかもyucon氏の名前を呼んでいました。

こちらからも叫んだものの声が届かないので滑り落ちるように下りました。


半分程降りた所でコッヘルで叩き大きな音を出してから投げ落としたりもしました。
一眼レフカメラも投げました。
望遠レンズも投げました。

それでも下の人には気付いてもらえません。

残り3分の1のところでザックも投げ落としました。

yucon氏は半ばヤケクソ気味に飛び降り様としました。


すると会社からも捜索に来てくれているのか同僚の女性の声が聞こえます。

「川崎さんの為にここにジュースを置いていこう」
(※川崎とはyucon氏の本名)

それを聞きブレーキが掛けるyucon氏。
「死ぬまでに彼女が置いて行ってくれたジュースを飲もう!」
そう決意したものの、2m程滑落、途中でメガネも紛失してしまいます。

沢に降りられたものの全く動けなくなりました。


もちろん下には誰もおらず、全て幻覚でした。


辛うじて這い蹲り沢の水を飲んでいると、
川の向こうに親子の3人連れと中年男性が見えました。

「三途の川か」

そうyucon氏が呟くと川の岸辺に先程のジュースが見えました。
しかし少しでもジュースに近付こうとするものの、たった数cmも進みません。


川の向こうの人達が楽しそうにしているのが見えます。


そしてラジオ放送が流れていて野球中継を放送が聞こえます。


 yucon氏は後一日は死なないだろうと計算をしていましたが、肛門からはウジ虫が誕生し続けており、全身山ヒルの噛み跡だらけ、脇腹もムカデにやられているこの状況を感じ、眠ったら二度と目が覚めることは無い様な気がしたそうです。

救出

 2012年7月23日(日)のこの日は三重県山岳連盟の救助隊が前日から捜索を行なっており、そのうちの一班がボタンブチからN氏(上述した過去の遭難者)の遭難地点を経てゴロ谷に下りるルートを捜索していました。

16時ごろ登山者から遺留品が見付かったとの連絡が入った為、その方面に向かう事になりました。

そしてついに17時40分頃、yucon氏の最後の力で振り絞って振った手を隊員の一人の女性が捕らえました。

その時は突然やって来た。

人の気配がする。

久々に人間の気配だ!

2人程の人影が見える。


最後の力を振り絞り手を振る、声にならない声を振り絞る。


一人が近づいてくる。

女性だ。


「遭難してます。川崎と言います。」


女性は驚いた表情を見せ「生きてる!よかった!」と叫んだ。


歓喜の声と一緒に複数の人が来るのがわかった。

「水を下さい!」

アクエリアスを一口貰った。

これはyucon氏の人生の中で一番美味しい飲み物だったと謳っています。


さっきまで川の向こうに居た人たちの姿はどこにも見当たりません。
岸辺にあったジュースも探してもらいましたが見当たりません。


しかしyucon氏の中ではまだ半信半疑でした。
もしかするとこれも幻覚かもという疑念が振り払えません。


「川崎さん!」と呼ぶ声に目をやると色黒の精悍な男性が居ました。

彼はヤマレコ仲間でyucon氏が師と仰ぐToshiという人物でした。


(※yucon氏のBlogから転載、足元の男性がToshi氏)


そして、18時55分、時間ギリギリだったものの県防災のヘリで搬送してもらえる事となり救助となりました。


★今回は一旦ここまで

 あまりにも記事が長くなりすぎた為、今回はここまで。


この遭難記を読むと結構最初の方から「あれ?」ってところありますよね。オカルトっぽい要素もありつつも多くの間違った行動をしていたのが分かりましたか?次回はそういったところを中心に解説をしていきたいと思います。

それでは皆さん良いアウトドアライフを!それでは、また!
https://hagarie.naturum.ne.jp/e3087346.html

 


▲△▽▼


伝説の遭難者yucon氏の体験について(2) 2018年06月10日
https://hagarie.naturum.ne.jp/e3088762.html


今回は先日の「伝説の遭難者yucon氏の体験について(1)」の続きで、yucon氏がなぜ遭難してしまったかを考察していきたいと思います。


★パーキンソン病の登山の是非

 yucon氏はパーキンソン病です。当時ネット上ではyucon氏に対して「パーキンソン病なのに山に登るな」と言う意見を目にしました。賛否はあるかと思いますが私も全くの同意見です。パーキンソン病は「手の震え・動作や歩行の困難など、運動障害を示す、進行性の神経変性疾患」だそうで、そしてyucon氏のヤマレコやBlogを読む限り軽度では無い様に読めます。その状態で山へ臨む事が間違いだと私は思います。そういった方がどうしても山に登りたいのであればロープウェイ等で山に登れば良いのでは無いでしょうか、もちろんロープウェイ等無い山は登れませんが、それは仕方ない事でしょう。


 山、というかアウトドアでは普通の暮らしに比べ自己責任の面が凄く大きいです。なので病気なのに山を登るなら何かあっても全て自分で対応出来る準備をして、もしもトラブルに遭遇しても自分で対処し、他者に迷惑を掛けるな。と言いたいです。

 しかし、そんな事を言っている私も人間ですからね、実際に登山の最中にトラブルに見舞われている人達を何度も見掛けた事ありますが「自分で対処しろ馬鹿野郎!」なんて一切思えませんでした。自己責任の世界だからこそかもしれませんが、そして自分自身に余裕があったからかも知れませんが、どうしても助けられずにはいられませんでした。自分の水分を分けたり、ファーストエイドキッド中身を分けたりしてしまいました。きっと多くの人は私と同じ行動を取るでしょう。しかし、それは私自身のリスクを上げる行動です、その他人を手助けしたばかりに後々自分が行動不能になり死亡してしまうリスクすらあります。それを傍から見たら、私自身が自らリスクを高め死に至った馬鹿野郎という事になるでしょう。

 病気や障害を持って登山をしている人は逆を考えてください。「好きな登山で死ぬなら良い」と考えているかもしれませんが、それは自分善がりの考えで回りはそうは思いません、周辺の登山者へ大きなリスクを振り撒いていると自覚してください。私が登山を止めた理由も病気によるものです。止める時も山は好きだったし症状を薬で抑えれば登れない事はありませんでしたが、周囲の登山者にリスクを振り撒くという事が理由で登るのを止めました。一応もう症状が出ない状態が何年か続いて病院からも登山OKが出ているので、現在、少しづつ軽登山で練習を始めているところです。

 病気や障害という特殊な環境なので一般人は理解しづらい事もあり、そういった事で指摘を受けると「そうか、これは差別になるのか」と思ってしまいますが、これはあくまでも"区別"であって"差別"ではありません。分かり易くもっと身近な話しに置き換えてみましょう。

 例えば、全くお酒の飲めない人がいるとします。彼が「皆お酒を飲んで楽しそうにしている、私は全くお酒を飲めないけど、それでもお酒を飲んで楽しくなりたいんだ!」と言い出したとしましょう。周囲の人は急性アルコール中毒のリスク等を考えそれを止める事でしょう。それに対して誰も「差別だ!」なんて思いませんよね?そして彼が「じゃあ、一人で飲んで勝手に死ぬから良いよ」と言い出したとしましょう。飲み会の席で。そんな人が居たら迷惑以外の何者でも無いですよね。

厳しい事を言う様ですが、見えているリスクは回避するべきです。自分も周りも。


★幻覚症状について

 今回の遭難事故をややオカルト気味にしている幻覚症状ですが、これはyucon氏の患っているパーキンソン病が関係するかはわかりません。遭難をして極度の水分不足や、ハンガーノックと言われる極度の低血糖状態に陥ったり、また緊張状態が続き過度なストレス、睡眠不足等に晒されると病気の無い健常者でも、幻視や幻聴と言った幻覚症状が現れます。それも極短時間で症状が出始めたりもするそうです。

 こういった幻覚症状は山岳経験が長ければある程度は自己判断が出来るとも聞きますが、ベテラン登山家でも幻覚に陥って遭難してしまう事がありますので、これは病気や経験とは全く別に個人の精神耐性の様なものがあるようです。幻覚というのは健康状態の我々が見れば明らかな幻覚症状でも、本人はそれを幻覚と気付けません、よく例えられるのは夢の中に居るような感覚だそうで、どんな不自然な状況や現象でも、それが変と思えないそうです。

 また、幻覚の他にも精神の柔軟性や開放性、効率性が損なわれ意味不明な「極端な強いこだわり」が出てきたり、本人でも分からない「記憶の改竄」が発生したりするそうです。


★遭難時の装備等

 yucon氏の装備は以下の通りです。

装備:
・食糧(カップ麺、マッシュポテト2人前、バランスパワー4本)
・飲料水(ハイドレーション2ℓ、炭酸ジュース500ml、水500ml)
・野球帽、モンベル半袖ジップアップシャツの下にナイキドライフィット長袖Tシャツ
 モンベルパンツ、アンダーにメンズタイツ。
・バーナー、コッヘル、ガスボンベ、
・25,000分の1地図、山と高原地図、コンパス、ホイッスル

当日忘れた装備類:
・雨具、ビニールシート、ツエルト、バックライト付きリストウォッチ、ヘッドランプ、GPS


 装備、特に食料と水に関しては初心者向けの低山であればこれで問題無いでしょうが、御池岳は中級者向けの山ですのでこれでは少ない様に感じますね。

また、当日忘れた装備類があまりにも酷すぎます、準備を怠りすぎです。特にレインウェアとヘッドランプを忘れているのは致命的で、これが無いのに気が付いた時点で撤退した方が良いレベルの忘れものです。さらに、書かれていませんがヤマレコの他の記録等を読む限り、彼は他の山行を含め元々ファーストエイドキッドを持っていなかった様です。持病があるのにも係らず油断し過ぎています。


★山行での問題行動

 病気や装備の準備段階で既に多くのリスクを抱えた状態ですが、山行そのものにも多くの問題がありました。

地図
https://hagarie.naturum.ne.jp/e3088762.html

1日目:2012年7月16日(月)

 まず、yucon氏は"土倉岳−御池岳−T字尾根"というルートを計画していましたが、何らかの原因で家を出る時間が大幅に遅れ"土倉岳−T字尾根"に計画をし直しています。さらにyucon氏的には御池岳に登らない事ので"山には登らない"という思いがあり家族へのメモにも「ノタノ坂、土倉岳、T字尾根、山は登らずに帰ります。帰りは17:00頃」と書いたのでしょうが、その他のルートも山道ですからね、最早言い訳レベルです、家族がそれを見て「山に登らないのだったら、このメモは必要がない」と判断したのも頷けます。

 そして更に山へ向かっている道中が土砂崩れにより封鎖されており迂回してさらに時間を大幅にロス、登りはじめが10時半。これも遅すぎますね、他の登山客を見たからと言っても、山行計画をまた変えるべきでした。

 次に林道を歩いている時に、ご機嫌な感じで山ヒル対策にアルコール除菌スプレーを使っています。これは持ち物リストに書かれていなかったアイテムなので詳しくは分かりませんが、アルコール除菌スプレーという事で70~80%のアルコールです。このアイテムは今後登場しませんが封を開けた食品の殺菌や着火や燃料としても非常に有効だった事でしょう、凄く勿体無く感じます。

 それから稜線に出てから、左右どちらへ進むのか悩み、「方角的には間違いなく左なのですが少し進んでみると"侵入不可のケルン"があり、さらには明らかに人の手によって木の枝で道が塞がれていて、すぐに戻り右方向へ進むと正解だった」と謳っています。この感じだと地図もコンパスも使っていないで己の感覚で左と決め付けている気がします、山で道に迷ったら必ず地図とコンパスです。経験や感というのは間違いの元になってしまいます。

 その後yucon氏はテーブルランドに到着、T字尾根経由で下るのにどれくらいの時間がかかるのか分からず、直ぐにT字尾根の取り付きを探し始めます。彼はT字尾根経由で下るのにどれくらい時間が掛かるか分かっていません。この事から山行計画自体が下調べ不足で最早これは計画と呼べないレベルだった事が伺えます。


★ R氏との出会い

 その後yucon氏は道に迷ったR氏に出会いますが、当時ネット上では「そもそもR氏が幻覚」という議論が交わされていました。もしそうであったら恐怖そのものですよね。私の個人的意見としては、さすがにR氏は存在したし、出会ったものと思います。しかしR氏の言動はyucon氏が遭難している間の危機的状況下の被害妄想により記憶の書き換えがあったのではないかと感じます。そしてyucon氏が後日見つけたR氏のBlogに関しても、果たしてそれが本当にR氏のものだったかは疑問があります、記憶は無意識に改竄されてしまいますので。

 R氏に会ってからもyucon氏は地図とコンパスで現在地とコースの確認を行なっていません、R氏を信用したと謳っていますが、そもそもR氏は道に迷った状態で会っていますから、本来であれば現在地とコースの確認は必須なのですがそれを怠ってしまっています。そしてそのまま二人で迷ってしまい、さらにR氏の指示で沢に降りる事になりますが、「沢に降りるのは悪手」というのは登山の基本です。誇張はあるにしろベテランであるR氏が果たしてそんな提案をしたのでしょうか。まだ精神も体力も疲弊しきる前ですからそれは考えづらいと思います。特にR氏の指示等で無く二人で知らぬ間に沢に迷い込んでいたと考えるのが自然でしょう。

 そして沢に降りる際、yucon氏は5mの高さから滑落、2〜3回転しながら沢へ落ちてしまいます。しかし自身よりも一眼レフカメラを心配したり、また思いの外R氏のリアクションが薄い事から5mというのも疑わしいです。

 その後、稜線まで上り返し休憩した際、yucon氏が持っていたバランスパワーという携行食を4本中2本をyucon氏が食べ、残り2本をR氏に勧めたものの遠慮されます。この残ったバランスパワー2本も最後まで触れられる事はありません、行方が気になるところです。


(これを食べて君もyucon氏になろう!上の画像をクリックでAmazonに飛びます)

 そこでyucon氏は自分には持病があり薬無しでは身体がもたないことを説明したそうです。そんな身体なら薬携帯しておけよ!という話しです、私がもしもR氏なら、準備不足な病人を助ける事にリスクと責任を感じてしまい「逃げる」という選択肢が頭をチラつくと思います。

 休憩を終えて再び歩きだした直後、R氏のザックから水筒が落ちて斜面を滑って行きました。まだ見える場所で止まったのにも係らずR氏は諦めてしまったそうです。元の記事を読むとこれをyucon氏が疑問に思っていますが、これはきっとR氏のその水筒は空だったか、見えているだけで取りに行けない場所だったのは無いかと思われます。

 その後、尾根を目指す最中、進行上に大きな岩がありR氏は右に巻き、yucon氏は上手く巻けず岩の左側を直進する事になりますが、これもよく分かりません、何故無理をしてでも付いて行かなかったのでしょうか、既にまともな判断は出来なかったのかも知れませんが、先行者の後をついて行くのを半分放棄しています。その後yucon氏は山頂直下15m程の所の僅かなスペースで一人ビバークすることを決意し、R氏も山頂でビバーク。R氏のヘッドランプの点灯の合図に、ヘッドランプを忘れたyucon氏はガスバーナーを点火させ合図を送ります。これガスバーナーを点火させる必要があったのでしょうか...。そして何よりもそこはお互いの声が届く範囲なので、ここで本来であれば救助要請をお願いするべきでした、ここまでの工程を見返しても遭難以外の何者でも無いですので。
https://hagarie.naturum.ne.jp/e3088762.html

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伝説の遭難者yucon氏の体験について(3) 2018年06月12日
https://hagarie.naturum.ne.jp/e3089714.html


★山行での問題行動

 1日目、道迷いのR氏と出会い、そのまま一緒に遭難し、T字尾根の途中から道を外れ、沢を登りボタンブチへ進んでしまい、そこでビバークした状況です。


地図
https://hagarie.naturum.ne.jp/e3089714.html

2日目:2012年7月17日(日)

 yucon氏はビバークしたものの不安からか夜眠る事は無く、夜明けから崖を登り始める事にしました。この時もR氏はyucon氏を見捨てる事無くロープを渡し救助を行なっています。通常の登山で人を支えられる強度のロープを何mも持っている人はベテランでもそう多くは無いと思います。R氏はそこまでの準備をしていながら何故この状況で救助要請をしなかったのでしょうか。逆にそこまでの装備を持っていたから「自分は助かる」という自信があったのでしょうか。


 そして、崖を登り切りまず思った事が「今日が平日で会社へ行かなければならない」という事だったようです。私もサラリーマンとして思い当たる節はありますが、この段階でyucon氏的には「もう遭難から自力で脱した」と思ったのでしょう、正規の登山ルートに復帰出来たので、これは分からなくは無い事ですが、道に迷った後に正規の登山ルートに復帰し、また直ぐに道に迷うというのは比較的多い事故例です。体力や精神を磨耗した状態では正しいルート判断が出来ずルートを外れ易い為です。もしも皆さんも遭難を経験する事があれば注意してください。

 その後、自宅に電話を掛けますが、その際もyucon氏は携帯電話のバッテリーを切らしてしまっておりR氏に電話を借りる事になりますが、山岳での携帯電話は「緊急時に救助を呼べる」というかなり重要な役割を果たしますので予備のバッテリーを用意したり、必要以外は電源を切ったり、機内モードにし、バッテリー切れにより携帯電話が使用出来なくなる事態を避けなければなりません。yucon氏はそれを怠ってしまっていた様です。

 少し余談とはなりますが、yucon氏が遭難した当時よりもスマートフォンの普及率が大幅に進んでいる現在では特にそれが重要です。yucon氏が遭難した当時、登山用GPSナビは非常に高価でなかなか買えるものではありませんでしたが、現在ではそれらを凌ぐ高性能、多機能なアプリケーションが簡単にスマートフォンで利用出来ます。これらをしっかりと活用出来れば、遭難防止に大いに役立ちます。本当に良い時代になりましたね。

 話しが少し逸れてしまいましたが、R氏から携帯電話を借りたyucon氏は自宅へ電話し留守番電話にメッセージを残します。しかしyucon氏自身も後から反省していましたが、ここで「危機的な状況は脱したのでこれから下山します」とだけメッセージを残して、現在地や現在の状況、下山ルート等何も連絡しなかった様です。ここでそれらを言えていれば今後の展開が大きく変わったことでしょう。非常に残念です。

 そして、ここで少し疑問なのですが、yucon氏の自宅へはR氏の携帯電話で掛けているので、R氏の番号が残っていますよね?遭難3日目、家族が救助要請した際に、留守番電話の記録からR氏に連絡が行かなかったのかな?と。もしR氏に連絡が付いていればもっと早い救助に繋がったのではないでしょうか。


 それから下山する事となりR氏から下山ルートの相談を受けたyucon氏はT字尾根ルートを押します。一度(R氏は二度か?)遭難したルートです、またそのルートに挑戦するのはリスクです、ここは登りで通った土倉岳ルートで下山するべきですね。しかもそれをR氏は反対しません。その時、yucon氏は「R氏はここまで大変なことにしてしまった責任を感じてか私の意見に反対しない」と感じていた様ですが、実際には二人とも判断力が極めて低下していたのでしょう。

 この日の朝は雲ひとつない快晴で迷い様が無い天候だったのですが二人してT字尾根の取付きが見つけられず、T字尾根の取付きのさらに先にある土倉岳の取付きを見つけました。R氏はそのまま土倉岳のコースを押しました。ここでR氏に従い土倉岳へルートを進めていれば結果は違ったのでしょう。しかし、yucon氏は頑としてT字尾根を押したそうです。これは「伝説の遭難者yucon氏の体験について(2)」でも述べた、意味不明な「極端な強いこだわり」でしょう。


 そしてやっとの事でT字尾根の取付きを見つけたものの、雨の影響で、地面はぬかるみ、踏み後は消えてしまっていました。遭難したルートで、尚且つそんなコース状況なら引き返すのが普通ですが、二人は引き返す事はありません。二人とも会社の始業時間に間に合わせたくて下山を急いで事もあり、引き返す気はもう無かったのかも知れません。その後も焦りからコースを何度も外れてしまいyucon氏自身「自分が混乱している事が分かった」と語っている事から相当だったものと読み取れます。ここでも地図とコンパスを使うべきだったのでしょうが、もはやそんな冷静な判断は出来なくなっていたのでしょうね。

 極限状況に陥ると慣れない行動は出来なくなります。その為に普段から地図とコンパスを使う練習をして癖を付けておくしかありません。

 ルートミスを繰り返したせいでしょうか、ついにyucon氏が幻視を見始めます。しかし、それに対してR氏は無言です。色々の人の遭難記でパーティメンバーが幻覚を見始めた人のコメント等を読むと、言い知れぬ恐怖で、やはり言葉を失うそうです。そしてもしかして自分がおかしいのかも?と疑心暗鬼になり、精神不安→パニックへ陥ったりしまいます。yucon氏も指摘している通りR氏もそういう状態になったのでしょう。

 そしてyucon氏は何度もR氏に先行を依頼したものの、R氏は拒否し続けた様です。それに対して「やはりR氏も自信を喪失しているようだ」と感じていた様ですが、もしも、あなたがR氏の立場だったらどうでしょうか。自分は比較的安全なルートから下山したいのに、リスクのあるT字尾根ルートを強く押され、その結果、ルートを幾度と外れ、自分自身も精神が磨耗し切った状態で、その相方は幻覚が見え意味不明な事を言ったり、見えない何かに叫んだりしています。さらに言えば彼は病気を持っており、薬が無ければ身体を保て無いのにその薬も持っいません。ましては赤の他人です。私なら自分が助かる為に「見捨てる」という選択肢を取らない自信はありません。そうなれば期を見て逃げる為に、先行を依頼されても拒否し、yucon氏が幻覚を見て、戻れないくらい沢まで降りたタイミングで逃げ出します。R氏もそういう状況だったのでは無いかと考察します。

 ・・・R氏はyucon氏が遭難する事を確証したでしょう。でもそうすると下山後に通報しないのも不可解です。遭難記を読み返してみるとR氏の言動は土倉岳取付きを拒否されyucon氏に強くT字尾根ルートを押された辺りからおかしくなっています。もしかしたらR氏とはそこで別れ、幻覚でR氏を見ていたか、無意識に記憶が改竄されてしまったかも知れません。


 R氏と離れた後、yucon氏は6時間掛けてようやくT字尾根の真中あたりの標高967mのピークに辿り着きます。通常この季節、この天候であれば1時間半で到着するコースです。そもそも辿り着いたその場所は標高967mのピークですらなく、随分手前の標高1,010mの場所でした。ここでさらに幻覚が酷くなり、さらに「国道などにある青色の大きな道路案内板」等の登山路に絶対に存在しないものまで見えてきてルート進行は不可能なものになります。

 さらに水を求め沢に降り、機械を触る係員が見えたり、その係員が使う便器だけのトイレが見えたり、現実離れした幻覚が見えてきます。幻覚とは本当に怖いもので、現実と夢が混ざり合った状態です、夢の中でおかしな事があっても気が付かないように、幻覚でもおかしなことがあっても分かりません。そして自分の中で設定を作り上げ、それを信じてしまいます。そこまでの状態に陥ると単独での回復は不可能でしょう。もちろんこの症状は健常者でも極限状態に追い込まれると発生してしまいます。

 沢の水を飲み、少し寝た後に山ビルに刺されているのに気が付きます。もはやそんな気力は無かったとは思いますが、もしもここで得意のアルコール除菌スプレーで山ビルを撃退していたら、後のガス切れの際にアルコールを燃やすという案が出たかもしれません。そしてラーメンを食べます。残る食料はマッシュポテトのみです。一日目にR氏に遠慮されたバランスパワー2本はどうなったのでしょうね。yucon氏の記憶からも脱落しています。

 そして夜。アウトドアでマットを使わずに寝た事があれば分かると思いますが、身体中が痛くなりますよね。しかもyucon氏が倒れているのはゴツゴツの岩だらけの沢で、前夜もボタンブチの岩棚で、今日は一日歩きっぱなし、山ビルにも吸い付かれ身体は限界でしょう。そして月明かりも届き難い沢の底。人工物に守られていない場所で視界が殆ど無いという状況はかなり精神を消耗します。そして既に幾度と無く幻覚を見るような精神ですから精神も限界でしょう。

 深夜yucon氏が谷底から稜線を見上げると人の気配を感じたました。しかもそれは捜索隊で自分を見つけてくれたと感じた様です。こちらの存在をアピールする為にまたボタンブチの時と同様にガスバーナーを点火し叫びながら。ここまで身体も精神もボロボロなので、もう何も言えませんが本来であればガスバーナーの点火による合図は意味が薄く、さらにガスを悪戯に減らしてしまうだけです。装備品リストには「ホイッスル」があったのでそちらを使うべきでしたね。またカップラーメンを食べ回復した時にガスバーナーを用いて焚火を起こしていれば良かったのかも知れません。

 少し話しが逸れますが、遭難時に焚火を行なうと煙や、夜間なら焚火による明かりにより発見される確立が飛躍的に上がります、また焚火はパニック症状を和らげる働きがあります。是非皆さんも山で遭難したら焚火に挑戦しましょう。


3日目:2012年7月18日(水)

 yucon氏はもう限界を迎えた様で救助隊が来る幻覚に苛まれ一日が終わってしまいます。そしてさらにガスが空っぽになっている事に気が付きます、きっと精神的に大きなダメージがあった事と推測できます。

 そしてついにこの日、yucon氏の家族が捜索願を提出。午後から捜索が開始されます。もしも、1日目のまだ身体も精神も壊れていない時にyucon氏自らが救助要請していればここまでは事態は悪化していなかったでしょう。 


4日目:2012年7月19日(木)

 この日も救助隊が来る幻覚に苛まれ一日が終わってしまいます。何もしないにしても薄暗い沢よりも、少しでも開けた場所に移動出来ればヘリコプターから発見される可能性は高まります。遭難した時は開けた場所へ。

5日目:2012年7月20日(金)

 この日、遂にyucon氏は自力脱出を実行を決意しました。地図を確認、やはりここでもコンパスを使わない為、現在地を勘違いしてしまいT字尾根の北川のゴロ谷に居るにも係らず、南側の小又谷にいるものと勘違いし、さらにそのまま沢を下る選択をしてしまいます。そして地図を確認し滝や堤防があるのにも係らず、「きっと高低差は少ないものだろう」「そして明日には確実に帰れるだろう」と楽観的な予想で沢下りを決行する事にしました。しかしやはり滝にぶつかり進めなくなります。


 そして、雨が降り始め、落石や鉄砲水の危険性から中州で雷雨の一夜を過ごす事にしたそうですが、中州は鉄砲水が来た場合、非常に危険な場所なので避けるべき場所ですが、yucon氏としては両岸の崖下は落石のリスクがあり避けた様です。

5日目:2012年7月21日(土)

 気になっていましたが、

yucon氏のBlog
http://yucon.hatenablog.com/entry/2012/07/28/030725


を見ると5日目が何故か2回ありますね。そもそもこの遭難劇は「7月16日〜22日の6日間の遭難記録」と謳われていますが、

 1日目:7月16日(月)・・・R氏との出会い→遭難
 2日目:7月17日(火)・・・R氏との別れ→沢に降りる
 3日目:7月18日(水)・・・沢で幻覚に苛まれる、家族が救助要請
 4日目:7月19日(木)・・・沢で幻覚に苛まれる
 5日目:7月20日(金)・・・沢から脱出→失敗→雨に打たれる
 6日目:7月21日(土)・・・沢から脱出→途中で夜になる
 7日目:7月22日(日)・・・沢にまた降りる→救助

7日間の遭難劇では?


 この日、遂にコンパスと地図を使用し現在地を正しく認識します。そして稜線まで上がれば誰かに会えるだろうという考えで尾根まで上がる計画を立てました。コンパスも使用しているし、稜線に上がるのも正しい判断です。しかし、もう体力を失い過ぎていた為その日中には稜線に上がれませんでした。

 そしてこの日、それとは別にyucon氏は自分の肛門からハエの幼虫が這い出してきているのを見ています。これはこの遭難劇をより悲惨なものと印象付けるエピソードで、当時ネット上では「そんな事ありえない、幻覚だろ」と言われていましたが、救出後の入院中に看護師の方も確認しているのできっと事実でしょう。(参照:yucon氏のBlog)

6日目:2012年7月22日(日)

 この日、また幻覚に苛まれ、yucon氏は全ての荷物、メガネまでも失いながら沢に落下。そして救出です。
特にここは考察が入る隙間は無いですね、幻覚が怖いとしか思いません。そしてギリギリのところで救出されるという強運の持ち主だな。という感想です。

★今回の遭難から見える精神状況

 今回の遭難を見ると「ベテランっぽい人と居るから安心」という思いや「多分大丈夫だろう」という思いから遭難に陥る、いわゆる"楽観主義遭難"です。これは自らの願望などから非合理な楽観的思考を起因とした"認知バイアス"という心理効果による遭難です。今回はその認知バイアスについて幾つか紹介します。


正常性バイアス

 これは東日本大震災の際でもよく言われたものですので知っている方も多いと思います、これは本来、日常生活の小さなトラブルから精神を守る機能で、想定外の事が起きた時に想定内と誤認する心理傾向です。
 遭難時に正常性バイアスが働き過ぎると「大した山では無いので大丈夫」「自分だけは大丈夫」という心理になり救助要請を遅らせる原因になります。


確証バイアス

 これは先入観に一致する情報だけを受け入れ、都合の悪い情報や矛盾が生じても目を瞑り、さらに思い込みを強化していく心理傾向です。遭難時にこの確証バイアスが働き過ぎると「自分は地図上のココに居るはず」という強い思い込みでコンパスも使用せず、現在地を誤認し、道迷いを起こしてしまいます。


集団同調性バイアス

 これは集団に依存し集団と異なる行動を取り難くなる心理傾向です。特にこれは良くも悪くも"空気を読む"事に長けた日本人に多く見られるバイアスだそうです。集団同調性バイアスが働き過ぎると、一人では引き返す様な難所でも、他の人達が進んで行くのを見ると自分が実力不足と分かっていても同じルートを進んでしまい滑落等のトラブルを引き起こします。


埋没費用の偏見よる判断ミス

 これは、これまでに費やしたコスト(労力、時間、費用等)に思考を左右され、合理的な判断が出来なくなってしまう心理状況です。これは遭難時良く見られるもので「もしかして道迷いかも」と内心焦っていながらも「ここまで歩いた労力が無駄になるので、引き返したくない、きっとこのままでも何とかなる」と思考し来たルートを戻れなくなる心理です。


現状維持バイアス

 これは変化によって得られる可能性があるリターンよりも、それにより失う可能性のあるリスクに対して、過剰に反応してしまう傾向です。上記の「確証バイアス」や「埋没費用の偏見による判断ミス」と合わさり間違ったルートに内心気が付いていても引き返せなくなります。


★楽観主義遭難を防ぐ為に

 上記は認知バイアスの一部ですが、登山ではそれらが働き合理的な判断が出来なくなると認識してください。そして多くの人は「自分はそこまで認知バイアス働かないだろう」という認知バイアスが働いています。普段からバイアスを意識し、自分の行動を疑う様にする事が大事になります。

 そして楽観主義の逆、悲観主義行動を実行する事が大切です。悲観主義行動とは「もしかしたら」「かもしれない」「念のために」と言った様な行動をする事です。

 認知バイアスを知り、悲観主義な準備が出来たら次は正しいタイミングで、正しい判断を行なう事を意識します。ルートを外れたと感じても引き返さず進んでしまうと色々なバイアスにより行動するのが先延ばしになります。ギリギリまで先延ばしにして行動している様では直ぐに遭難に繋がってしまいます。違和感があったら直ぐに「もしかしたらルートを間違っているかもしれない、念のため地図とコンパスで現在地を確認しよう」という様に行動する癖を付けることが大切です。

最後に

はい、以上で終わりになります。

このBlogは初心者ソロキャンパー向けBlogですが、こういった遭難事例はアウトドアを行なう全ての人に多くの事を学ばせてくれます。


それでは皆さん良いアウトドアライフを!ではまた!
https://hagarie.naturum.ne.jp/e3089714.html

 

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2016年02月24日
伝説の遭難者yucon氏について語ろう
http://tozanchannel.blog.jp/archives/1052697395.html

1: 名無しさん 投稿日:2016/02/19(金) 08:30:19.56 ID:s+ePQvHp.ne

今も私達の中であなたは生きております

〜山岳遭難顛末記〜 御池岳ゴロ谷での6日間 

 鈴鹿山脈御池岳の谷筋で6日間にわたり遭難を体験したレコです。
公開することに抵抗はありません。ご批判やご意見は甘んじて受け入れ致します。
 記載されている情報全てが役立つものと思えませんし、一部オカルト的な内容も含まれています。しかし、私の体験を多くの方々に知っていただくことが悲惨な山岳事故を減らすことにお役に立てるのではないかと信じております。
 

【当日の装備】
・食糧(カップ麺、マッシュポテト2人前、パワーバランス4本)
・飲料水(ハイドレーション2ℓ、炭酸ジュース500ml、水500ml)
・野球帽(カーキ色)モンベル半袖ジップアップシャツの下にナイキドライフィット長袖Tシャツ、モンベルパンツ、アンダーにメンズタイツ。
・バーナー、コッヘル、ガスボンベ、
・25,000分の1地図、山と高原地図、コンパス、ホイッスル

【なかったもの】
・雨具、ビニールシート、ツエルト、バックライト付きリストウォッチ、ヘッデンン、GPS、

http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-210149.html


1

御池岳 - Wikipedia
御池岳(おいけだけ)は、滋賀県東近江市の鈴鹿国定公園内にある標高1,247 mの山。山腹の北東面は三重県いなべ市との境界に位置する。鈴鹿山脈および東近江市の最高峰。


2: 名無しさん 投稿日:2016/02/19(金) 18:33:54.13 ID:ensj5/Mk.ne
誰かと思ったら。。。結構有名な人だよね
避けられない宿命みたいなものを感じるわ。


3: 名無しさん 投稿日:2016/02/21(日) 07:07:37.61 ID:v+PTGGne.ne

御池で遭難した2〜3年後に御在所で道迷いから滑落してお亡くなりに


5: 名無しさん 投稿日:2016/02/21(日) 13:09:05.55 ID:Y0SOaZ9i.ne

>>3
確かー、2011年夏から登山を始めて、翌2012年7月に御池で遭難・救助され、翌2013年8月号の「山と渓谷」に、その遭難の様子が掲載されたと思ったら、2013年11月に御在所で再び遭難・救助されたと思ったら、救助された翌日に病院でお亡くなりになってたーと記憶してます。


4: 名無しさん 投稿日:2016/02/21(日) 12:44:04.17 ID:hDXFeigm.ne

基本的に山に向いてなかったんだと思う


6: 名無しさん 投稿日:2016/02/21(日) 13:29:02.86 ID:vYX+N7eq.ne

この人の最期は示唆に富んでいると思う


7: 名無しさん 投稿日:2016/02/21(日) 16:54:05.17 ID:tO3RJHwE.ne

記録みたけど、完全に山に向いてなかった人だな。
基礎的な判断力、技術力がなさすぎ。
ヤマレコならではの独学に多いパターン。


8: 名無しさん 投稿日:2016/02/21(日) 18:29:39.49 ID:vl2JlCKM.ne

たまにはuedayasujiさんのことも思い出してやってください

http://www.yamareco.com/modules/diary/37029


10: 名無しさん 投稿日:2016/02/21(日) 23:28:18.67 ID:hDXFeigm.ne

>>8
その人なんなん?


13: 名無しさん 投稿日:2016/02/22(月) 18:24:05.49 ID:oMTxh/f7.ne

>>10
ヘビーヤマレコユーザー
八ヶ岳権現岳の看板立てた人。
身の丈に合わない山行を繰り返し、昨年春に滑落死した。


12: 名無しさん 投稿日:2016/02/22(月) 01:24:03.89 ID:wNdcpsLp.ne

>>8
ご安心ください。ご存知かと思いますが、先月号の「山と渓谷」で羽根田治氏がキッチリ記事にしてくれていますから。


18: 名無しさん 投稿日:2016/02/22(月) 22:06:13.16 ID:kmZwDGRk.ne

>>12
あらためて読みなおしました。。。
ところで同誌の「御池岳のKさん」ってyucon氏のことなんだろうなあ。


34: 名無しさん 投稿日:2016/02/23(火) 21:59:37.25 ID:baS8f6GX.ne

幻覚症状の現れる病気を抱えてソロ山行を続けたのが敗因だったんだろうなあ

初見だったんだが、それに比べてさえ>>8の方がひどいと思う


11: 名無しさん 投稿日:2016/02/22(月) 01:04:26.98 ID:DfZR99Ve.ne

パーキンソン病で自暴自棄になったのかも知れんね
まあ病気にせよ何にせよソロ登山に向かない人だったことは確かだ


15: 名無しさん 投稿日:2016/02/22(月) 19:06:26.14 ID:uXUgDsYI.ne

山レコって、こういう人たちの山行記録が結構残されてるんだよね。
当たり前だけど、風化もせずに。
なんかエベレストに放置された死体を思い出すわ。


16: 名無しさん 投稿日:2016/02/22(月) 19:57:23.52 ID:uXUgDsYI.ne

uedayasujiのヤマレコ見た。
死人に鞭打つようだが、ある意味死んで当然の山行を繰り返してたみたいで呆れたわ。
時に「なお一部で、uedayasuji氏の「とある山行記録」に書かれた「とある人のコメント」が
uedayasuji氏の気持ちを煽って死期を早めたのではといわれています。」って何?


22: 名無しさん 投稿日:2016/02/22(月) 23:35:50.50 ID:ty5W10r3.ne

>>16
パソコムだな。
赤岳敗退した植田に対して期待はずれだの何だのと罵倒して、死地へと向かわせた。


44: 名無しさん 投稿日:2016/02/24(水) 08:04:26.43 ID:qtDYj6MU.ne

>>22
罵倒だの煽るだのは少し違うような気がするが…
最後のレポとなった赤岳で「何で撤退しちゃったの?もったいない」みたいな書き込みを繰り返して
それから1か月足らずのうちに同じ山域で遭難死してる。
間接的には、原因を作っていると言えるのかもしれない。


17: 名無しさん 投稿日:2016/02/22(月) 21:02:32.69 ID:OFylofsW.ne

いくつかレポ読んだが
典型的な調子乗りの迷惑かけるオッサンみたいな感じだな
山でなくても何かで致命的なアクシデントを起こしてそう


19: 名無しさん 投稿日:2016/02/22(月) 22:11:31.19 ID:nc6HFcm8.ne

いいね欲しさに愚行に走るバカッターのメンタリテイーなんだろうな
この人の場合、炎上で済まずに命であがなうことになったわけだけど


20: 名無しさん 投稿日:2016/02/22(月) 22:46:42.23 ID:kvJoVAVN.ne

R氏が酷すぎわろたww


21: 名無しさん 投稿日:2016/02/22(月) 23:27:12.82 ID:aq3GDfF/.ne

R氏は死神みたいなやつだ
魂取り損ねた挙句、翌年その事を雑誌の記事にされた事で
止めをさしたって感じ

山の中で人間の姿をした死神には何があっても付いて行かないように


23: 名無しさん 投稿日:2016/02/22(月) 23:43:02.71 ID:5JkU3ZGX.ne

R氏は実在しないでしょ


24: 名無しさん 投稿日:2016/02/22(月) 23:47:44.32 ID:EUUEB7Oq.ne

記録みてもキチガイとしか思えない


27: 名無しさん 投稿日:2016/02/23(火) 12:19:39.63 ID:vvCWFtD8.ne

前提知識無しで上から読んでいって
どこまで読んでコイツが異常かどうか気づくかだな

幻覚っていう単語が出る前からおかしいことには気づくのは遅い方だと思う


28: 名無しさん 投稿日:2016/02/23(火) 16:18:12.77 ID:6OXNRAQ0.ne

R氏に出会うあたりからすべて幻覚なんだと思う


32: 名無しさん 投稿日:2016/02/23(火) 21:13:40.91 ID:baS8f6GX.ne

>>28
だよなあ


29: 名無しさん 投稿日:2016/02/23(火) 16:40:48.62 ID:zxqPTqE+.ne

映画にしたら面白そうじゃん


30: 名無しさん 投稿日:2016/02/23(火) 16:58:12.46 ID:x9NfwmWh.ne

俺は、周回ルートを目指し〜〜
のくだりから頭おかしい気がする


31: 名無しさん 投稿日:2016/02/23(火) 17:41:43.41 ID:vvCWFtD8.ne

ウジ虫は本当なのかなあ?


33: 名無しさん 投稿日:2016/02/23(火) 21:55:48.17 ID:nIx3Gssz.ne

この山域に行ったことないけど
バカなんだろうな〜(´Д` )
R氏なんて居なかったんだろうなー


35: 名無しさん 投稿日:2016/02/23(火) 22:00:57.10 ID:Yo5bl8Va.ne

R氏もヤマレコ仲間に担がれてたよね


36: 名無しさん 投稿日:2016/02/23(火) 22:23:34.12 ID:AJk21oKA.ne

なんか、ヘンな人だったのだろうな。
近寄りたくない感じがする。

夏の山で1週間過ごす中で、ケツからウジ虫とかないよ。
絶対とは言えないけれども。
アレな人なのだろう。

地図とか見ないのだろうね。
当たり前のこと、出来ないのだろう。
相当ヤバイ人物だったのか。

レコのコメントにでわでわウエダが書き込んでいるのは、何かの前触れ?


37: 名無しさん 投稿日:2016/02/23(火) 22:32:38.22 ID:7/F0zRpS.ne

1が載せてる遭難のレコを去年の春くらいに初めて見て、この人の存在を知った
秋くらいになって、既に故人だということを知ってショックを受けたわ。。
こんな無茶をしていたら、いずれはこのようになってしまう。

伝説の遭難者ってスレ名は良くないが、同じことが起こらないように語っていくことは、一定の意味があると思う。


38: 名無しさん 投稿日:2016/02/23(火) 22:34:25.10 ID:79gZn86C.ne

最後に装備が散らかってたのはなんなんだろうね
何プレイ中だったんだろ
熊プレイかな


39: 名無しさん 投稿日:2016/02/23(火) 22:47:25.92 ID:6OXNRAQ0.ne

今回が初見の人はこれもどうぞ
http://yucon.hatenablog.com/entry/2012/07/28/030725


41: 名無しさん 投稿日:2016/02/23(火) 23:40:42.76 ID:QTjKfEt1.ne

>>39
これ、R氏に関する記述がヤマレコと全然違うんだな
どこから狂ってるのかサッパリわからんくなった


43: 名無しさん 投稿日:2016/02/24(水) 00:21:40.02 ID:MVER8H89.ne

>>41
途中から狂ってるわけじゃなくて最初からだろ


40: 名無しさん 投稿日:2016/02/23(火) 22:59:43.37 ID:DD/mQjVk.ne

正常な人なんか?
レビー小体病とかの認知症なんじゃ・・・


42: 名無しさん 投稿日:2016/02/24(水) 00:12:16.85 ID:Yldq/EzL.ne

レコの中には、息子さんや父親との記録もあって、こう言う登山を楽しむことで満足していれば、亡くなってしまうことなんてなかっただろうにな。と、同世代としては身につまされます。


▲△▽▼


コメント一覧


1. 名無しさん縦走中 2016年02月24日 19:09 ID:UpucsbGB0

パーキンソン病の患者に触れる機会が多いが、とてもハードな山行できるようなものじゃない
幻覚幻聴が四六時中襲ってくるのに
本人は幻覚幻聴だとわかってないから周りがしんどい


2. 名無しさん縦走中 2016年02月24日 20:15 ID:Vk.UQRVB0


uedayasujiさんが亡くなってたの初めて知ったよ。
よくコメント頂いただけにビックリ。


3. 名無しさん縦走中 2016年02月24日 20:23 ID:AKxR.ti50

ご冥福をお祈りします
遭難せずに冥土に逝けよ。迷惑だ


4. 名無しさん縦走中 2016年02月24日 21:54 ID:M4BwDdc60

御冥福をおい〜スw


5. 名無しさん縦走中 2016年02月24日 22:08 ID:ZCQ7vEr20

死ぬ時まで人騒がせな奴だな


6. 名無しさん縦走中 2016年02月24日 22:49 ID:rsaYhM5Y0

死んだ人間の悪口まで言う人って、お里が知れるよね。


7. 名無しさん縦走中 2016年02月24日 23:29 ID:fgaCR2oD0

反撃を喰らう心配がないからね。
いくらでも尊大になれるのだろう。


8. 名無しさん縦走中 2016年02月25日 03:50 ID:X.aq4Mrj0

>利用交通機関 車・バイク

ここまで頻繁に、致命的な幻覚を見るような人でも
免許を持てるんだな恐ろしい


9. 名無しさん縦走中 2016年02月25日 07:31 ID:DtKgzr2k0

氏はさらっと書き流してるけど、なんで?って不可解な行動がちょこちょこある印象。
救助関係者にお礼言ってまわったり、まともそうな人なのになあ。


10. 名無しさん縦走中 2016年02月25日 09:44 ID:lY.LS6fW0

パーキンソン病とレビー小体型認知症は部分的に似ている
幻視幻覚幻聴の類いはレビーっぽいと思われ


11. 名無しさん縦走中 2016年02月25日 14:40 ID:wTGMPVJk0

死者に鞭打つ気はないけど。
ここまで問題があっても「単独登山」するのは・・・
やはり問題だと思う


12. 名無しさん縦走中 2016年02月25日 15:41 ID:keaOHL6i0

結局R氏は実在したの??


13. 名無しさん縦走中 2016年02月25日 16:50 ID:n1sOVS420

この人病気だとは知らなかった
いくら何でもこの状態でソロ登山って自殺しに行くようなもんでしょ?
正直迷惑ですよ

病気と知るとレポの内容も受け止め方も違ってきますよね
R氏もいつの間にか不在になってるし


14. 名無しさん縦走中 2016年02月25日 17:09 ID:Q5Itps110

※8
全くの同感。
こういう病気持ちが車の運転してる事実が一番の恐怖やわ…。


15. 名無しさん縦走中 2016年02月25日 17:58 ID:xkvP.2XG0

赤岳撤退で非難されるって何?主稜ルートでも行ってたの?
違うでしょ?ただのハイカーのくせにしょうもないこと言ってんなよ


16. 名無しさん縦走中 2016年02月26日 21:09 ID:XZViyOUg0

ヤマレコ見ると気持ち悪くて吐き気がする


17. 名無しさん縦走中 2016年05月15日 22:18 ID:5ycq9lUk0

※16
せやな、見てると自己顕示欲全開な連中ばっかりやからな


18. 名無しさん縦走中 2017年04月19日 16:44 ID:O0.U2tW.0

R氏はどうなったのか、というのが気になった。
彼が救助されたので、この人も助かったのだろうか。

星新一でも読んでいるような気になった。


19. 名無しさん縦走中 2017年05月25日 14:52 ID:y5SIgrgp0

いやまったく。
下手なSFより奇妙な気持ちにさせるよ
この話


20. 名無しさん縦走中 2017年10月13日 17:35 ID:nYpzFUC10

知り合いがさ、体力経験全然ないのに危険な山に行きたいって言ってて
あなたの体力じゃ無理だよって言っても行きたがってる
登山始めて数年で今まで一人で登ったこともないのに無茶しすぎ
本人が行くって言ったら止めたいけど止められない


21. 名無しさん縦走中 2018年05月16日 21:28 ID:R.5Y7k6S0

R氏との出会いで同じ手ぬぐいを拾ったっておかしいよな、一度拾えばなくなるだろ。


22. 名無しさん縦走中 2018年05月16日 23:22 ID:InNbYlUe0

一回目:手拭いを見た
二回目:同じ手ぬぐいを見たのでおや?と思い拾った のかも。
当人じゃないとわからんけどね。
 
R氏は実在したけど、yucon氏と一緒に歩いてやばいわこの人、と思って離れた と思ってる。


23. 名無しさん縦走中 2018年05月16日 23:25 ID:PT4aQTf00

拾う度に捨ててるだろうな


24. 名無しさん縦走中 2018年05月18日 00:22 ID:AWRKEtjl0

https://www.yamareco.com/modules/diary/21099-detail-38421

R氏についてはこれかな
コメントでも指摘されてるけど自責の念がないのが致命傷になってしまったんだろうか
山は怖いところだ


25. 名無しさん縦走中 2018年05月18日 15:47 ID:BN3Zqing0

本人が後日「自分を見捨てたR氏が通報してくれなかった」的なこと書いてるようだが、
こいつも、同じく遭難しているかもしれないR氏のことを救助隊に知らせていない
それなのに何故か、R氏は無事下山したことを大前提で話を進めてるのが薄気味悪い
こいつとR氏が会ったのは、最初の登山口での一度きりだと思うわ
あとはみんな妄想の類


26. 名無しさん縦走中 2018年05月19日 07:06 ID:xxGoacKh0

上の記事見てきたけど
R氏のブログとやらが本当にあったのかすら不明だよな


27. 名無しさん縦走中 2018年05月20日 02:27 ID:L6hAMFNY0

ってかどう見ても言い訳のための空想キャラだろ。深く考えるだけ無駄
行動が全てを証左してるだろうに


28. 名無しさん縦走中 2018年05月20日 05:54 ID:IXqLEQaA0

R氏が実在してて記録通りのところまで同行してたとして、R氏サイドから見て、あれ? 遭難したかもって一日目とか二日目で、唯一の同行者が謎の印を見出したり幻聴聞こえ始めたら滅茶苦茶怖いと思う。「遭難四・五日目でそうなるなら分かるけど、こんなに早いのってそもそ何かおかしくね?」って


29. 名無しさん縦走中 2018年05月20日 09:46 ID:AlhXZDjk0

R氏が本当にその場に居たとして、同行者が狂人だったとわかった時からの恐怖は半端ないわ。
だって野生動物じゃなくて今目の前にいる人が急にナイフで…って事になり得る訳で。
沢に行ったのも本人だけの様な気がする
放って置けないから朝になって引き上げたけど
どう考えてもそっち方面じゃないってところに行くかずっと同じとこぐるぐるしてたとかで


>>何度もR氏に先行を依頼するもなかなか行こうとされない
ここで逃げるしかないって切実具合が見えてくる下手なホラーより怖い。


30. 名無しさん縦走中 2018年05月22日 09:50 ID:GntMfNJp0

パーキンソン病ってそんなやばいのか?
老人の痴呆の一種じゃないのか


31. 名無しさん縦走中 2018年05月23日 17:33 ID:dsDrONYW0

R氏は実在するらしいけど、
遭難時に会ってたのかは不明らしいな。


32. 名無しさん縦走中 2018年06月01日 00:57 ID:hcZOy8.S0

恐ろしい話だし、教訓にはなるな
ただR氏は幻覚の可能性が高いと思う
パーキンソン病は幻覚を伴うこともあるそうだし、
もともと持病だったのが、水も栄養も取れずに幻覚が顕在化したのだろう
で幻のR氏を見たと。

R氏が実在して、現地に行ってなかったとすると、それはそれでR氏にとって恐怖だろうな。
結局、この人はまた遭難して死んでしまうのだが。それも自業自得という気がする。

怖いのが、後日のレポで、もし遭難した山に行かれるなら連絡くれれば案内するみたいなこと書いてること。遭難したことで自信がついたのか、何なのか。
いろいろ危なすぎる人だったわ。


33. 名無しさん縦走中 2018年06月01日 01:00 ID:hcZOy8.S0

結局、(恐らく幻覚の)R氏のせいにすることで反省せず、再び遭難で死に至ったんだろうな


34. 名無しさん縦走中 2018年06月01日 13:29 ID:rK.w.8L40

脳の錯覚だろうから反省しようがないんだろうね


35. 名無しさん縦走中 2018年06月03日 07:45 ID:5O2AXGr40

御前等も五十歩百歩なのが真実


36. 名無しさん縦走中 2018年07月16日 14:49 ID:i6GgkH6t0

世の中には話半分という言葉がある。
特に体験談の様なものはその傾向が強い。
戦争体験記とか遭難体験記とか、人は不思議と自分が危険に遭遇したことに優越感んを感じる様だ。
そこにオーバー表現や創作が入り込む恐れが出て来ると思う。
皆さんも話を盛った経験がお有りだろう。
クドクドと異常に細く長い書く人は精神障害の可能性も可能性もある。
体験記などは「本当かな?」と疑って読むべきもので、同調してのめり込んでは絶対ダメです。

37. 名無しさん縦走中 2018年12月21日 01:01 ID:aGr4oqsR0

パーキンソン病は脳の病気で手足が震えるだけじゃなく認知機能障害で幻覚が見えたりすることもあるみたいだから
R氏というのはまあそういうことなんだろう
ホラー映画よりホラーしてるけど


38. 名無しさん縦走中 2019年05月06日 00:32 ID:toBWCci60

遭難死した時の写真からスタートしてすぐ道を外してた事がわかってるから、単独で登山どころか外出レベルの行動も幻覚でヤバかったんじゃないかな。

ブログを読めば読むほどそこかしこに自責の念の無さが滲み出てて、ある意味上から目線な意見満載なのもパーキンソン病の幻覚症状が成せる技なのかもしれない。
統合失調症の患者が一方的に被害を訴える様に、氏の主張は病んでいる。
何しろブログは読んでて気持ち悪い。


39. 名無しさん縦走中 2019年05月07日 03:29 ID:IpgPX1gZ0

これもう結構昔の話だけど、時々思い出してヤマレコ読んでしまう
なんと言っても怖い、普通の遭難体験記とは違った怖さがある
もし自分がR氏の立場だったら先行なんて絶対したくないし、やっぱり怖くて逃げるだろう
もっともどこから幻覚が始まってるのかわからないのだが...


40. 名無しさん縦走中 2019年07月03日 17:58 ID:UlrCrnsG0

「この世で一番怖いものは人間」じゃなくて自分だったという・・・

http://tozanchannel.blog.jp/archives/1052697395.html


http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/739.html#c93

[近代史3] 「他人の得が許せない」人々が増加中 心に潜む「苦しみ」を読み解く 中川隆
3. 中川隆[-10390] koaQ7Jey 2019年11月01日 07:07:08 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2490]

“独立”する「正義マン」  政府による所得再分配は努力して金持ちになった人の金を盗む行為だから許せない

“独立”する富裕層  - NHK クローズアップ現代 2014年4月22日(火)放送
〜アメリカ 深まる社会の分断〜

100万ドル以上の資産を持つアメリカの富裕層。
その富裕層が今、自治体の在り方を変えようとしています。
貧富の格差による社会の分断が進むアメリカ。

富裕層は税金が貧困層のためばかりに使われていると反発。
みずからが住む地区を周囲と切り離し、新たな自治体を作る動きを強めています。

女性
「高い税金を払っているのに、それに見合うサービスを受けていません。」

全米で富裕層の自治体は急増。
社会を2分する議論が起きています。

報道官
「反対派を押し切って、新たな市が誕生しました。」

オバマ大統領も危機感を強めています。

オバマ大統領
「アメリカの格差は拡大し、固定化している。」

一方、富裕層を失った自治体は税収が減り、公共サービスを削減。
貧困層が打撃を受けています。

男性
「公立病院の予算が削減されたので、私たち家族は困っています。」

深まる富裕層と貧困層の分断。
アメリカ社会はどこへ向かうのか。
最前線からの報告です。


“独立”する富裕層 税に対する不満


アメリカ南部、ジョージア州の議事堂。

先月(3月)新たな自治体の設立を求める法案を巡り、議論が交わされていました。
この法案を提出したのは会社経営者や弁護士など、富裕層を中心とした住民のグループです。

住民
「私たちが作る市の方が、税金をより有効に使える。
この法案の支持を求める。」

住民
「今の自治体は住民の方を向いていない。
私の会社をサポートしてくれる自治体を作りたい。」

一方、法案は富裕層の身勝手だと批判する声も上がりました。

反対派
「これは有色人種や貧困層を隔離するための意図的な行為だ。」


自治体の設立は地域住民の意思だとする富裕層の報告書にも、抗議が殺到しました。

反対派
「あなたが作る自治体に住みたい人はいない。
あなたはおかしい。
うその報告をしている。」

男性
「いや、おかしいのはあなただ。
私たちの報告は正しい。」

法案を提出したグループの代表、ウッドワースさんです。
経営コンサルタントの夫を持ち、自身もインテリア関係の会社を経営。
湖畔に邸宅を構えています。
自治体の設立に動いたきっかけは税金の使われ方への不満でした。
特に問題にしているのが警察官の配置です。

マリーケイ・ウッドワースさん
「私の家の近くでも麻薬取引や売春が行われるようになってきた。」

警察官は貧困層が多く住む治安の悪い地区にばかり回され、自分の地区はおざなりにされていると感じていたのです。

マリーケイ・ウッドワースさん
「自分たちが支払う税金に見合う行政サービスを受けているとは思えません。
私たちは社会を分断したいわけではありません。
ただこれまでの自治体に代わって、より自分たちに合った自治体を作りたいだけなのです。」


富裕層が作る自治体 衝撃の運営手法とは


富裕層の動きを後押ししているのが、同じジョージア州で大きな成功を収めた市の存在です。
州の北部にある人口9万4,000人のサンディ・スプリングス市です。
市民の平均年収は1,000万円近く。
医師や弁護士、会社経営者などが多く住む高級住宅地です。

市が誕生したのは2005年。
住民投票で94%の圧倒的賛成を得て、それまで属していたフルトン郡から分離したのです。
貧困層に多く配分されていた税金を取り戻そうという主張が、富裕層だけでなく中間層にも支持されたのです。

サンディ・スプリングス市 エバ・ガランボス初代市長
「私たちの税金はほかの場所で使われ、私たちのためには使われていませんでした。
1ドルの税金につき半分の50セントしか、サンディ・スプリングスに使われていなかったのです。」

住民グループ代表 オリバー・ポーターさん
「政府による所得の再分配には反対です。
人のお金を盗む行為だと思います。」

ジョージア州で50年ぶりに新たな市として誕生した、サンディ・スプリングス。
州の法律によってさまざまな財源が与えられました。
市民が支払う固定資産税の15%。
売上税の一部。
そして酒税や事業の登録料など、市の去年(2013年)の収入は、日本円にしておよそ90億円。
州で1、2を争う豊かな自治体が誕生したのです。

さらに富裕層は、市の運営にビジネスのノウハウを取り入れました。
警察と消防を除く、すべての業務を民間に委託。
同じ規模の市なら数百人は必要な職員の数を9人に抑え、徹底的なコストカットを進めました。

市民課や税務課。
道路や公園などを造る建設課。
さらに、市の裁判所の業務まで民間に委託しました。
裁判長は必要なときだけ時給100ドルで短期雇用します。


この結果、当初年間5,500万ドルと試算された市の運営費を、半分以下に抑えることに成功したのです。
コストカットによって生まれたお金は富裕層の要望によって、市民の安全を守るサービスに使われています。


女性職員
「事故発生、けが人なし。」

ここは24時間市民から通報を受け付ける、民間の緊急センターです。
市民の承諾を得て、住所や家族構成、持病の有無など、さまざまなデータが登録されています。

10秒以内に電話を取ることが義務づけられ、90秒で警察や消防が出動します。
市が市内全域に配置する警察官はおよそ150人。
早ければ2分で、現場に警察官が到着するといいます。
現在、市民の9割が公共サービスに満足と回答。
うわさを聞いた富裕層が、全米から相次いで流入し人口が増えています。

市民
「(この街が)好きかって?
大好きよ。
ニューヨークから移り住んで来たけど、ここにはすべてが揃っているわ。」

市民
「とても安全だと感じています。
サンディ・スプリングス市に住めて幸せです。」

今サンディ・スプリングス市の設立と運営のノウハウを知りたいと、全米各地から視察が相次いでいます。
そのほとんどが、税金の使われ方に不満を持つ富裕層だといいます。
サンディ・スプリングス市を手本に誕生した自治体は、ジョージア州ですでに5つ。
現在、フロリダ州、テキサス州カリフォルニア州などで30余りの自治体が、新たに誕生しようとしています。

サンディ・スプリングス市 ラスティ・ポール市長
「自治体は税金を当たり前だと思わないことです。
税金に見合うサービスを提供しなければ、市民はすぐ不満をため、税金を払わなくなります。
公共サービスの質を高めて、市民に税金を払う動機を与え続けるのです。」


“独立”する富裕層 アメリカ 深まる分断

このように富裕層が、自治体を作る動き、今後、全米に拡大していくと見られています。
一方で富裕層がいなくなった自治体は、歳入が減って、一部公共サービスの削減を始めています。
貧困層の暮らしに暗い影を落とし始めています。


富裕層を失った自治体 貧困層に打撃が


ジョージア州フルトン郡。
サンディ・スプリングス市の設立などによって、年間40億円余り税収が減りました。
南部のサウス・フルトン。
郡の中で最も貧しい地域で、住民の生活に大きな影響が出ています。

機械部品のセールスをする、アブラハム・ワトソンさんです。
今年(2014年)に入り、次々と公共サービスが打ち切りになっていると訴えています。

アブラハム・ワトソンさん
「臭いです。
ごみが腐り始めています。
ごみ収集車がめったに来なくなったので。」

3人の子どもを持つワトソンさん。
暮らしに余裕がない中、公共サービスの利用は欠かせません。
家の近くにある、フルトン郡が運営する図書館です。
子どもたちは放課後や週末、ここで読書や宿題をしてきました。
しかし今年の2月、突然開館時間が2時間以上短縮されました。

算数の勉強に使っているパソコンも、閉館時間が来れば強制的にシャットダウンされます。

子ども
「閉館につき使用不可。」

アブラハム・ワトソンさん
「閉館するから切ったんだ。」

閉館時間の変更は、事前に住民には知らされていませんでした。

アブラハム・ワトソンさん
「誰が閉館時間を決めているのか?」

職員
「議会で承認されたんですよ、予算が削減されたから。」

アブラハム・ワトソンさん
「郡の議会で?
予算の削減が理由?」

職員
「予算の削減。」

フルトン郡の一般会計です。
歳入が減少し続け、ついに2年前歳出が上回るようになり、公共サービスの削減が余儀なくされているのです。
図書館のほかに、郡が運営する公園の予算も削減されました。
20か所ある高齢者センターの食事代は、一部値上げになりました。

中でも深刻なのが、貧困層の治療を中心に行う公立病院の予算削減です。
2,500万ドル、日本円でおよそ26億円が削減されることになりました。
医師の数が減らされ、診察に支障が出るのではないかと不安が広がっています。

フルトン郡 ビル・エドワーズ議員
「郡の税収が少なくなれば、当然その範囲でやりくりしなければなりません。
やむをえずサービスをカットしているのです。
私は、フルトン郡の住民が状況を理解することを望んでいます。
さもなければ、フルトン郡の財政は破綻してしまいます。
これだけは、なんとしても防がなくてはなりません。」

ワトソンさんは公立病院の予算削減が、息子のキャメロン君に与える影響を心配しています。

アブラハム・ワトソンさん
「この子には右耳に障害があります。
耳がふさがった状態になっているのです。
息子の治療ができる専門医の数が削られてしまうから、予算の削減は本当に困ります。」

全米で貧富の格差の研究をしてきたコナー准教授です。
富裕層の自治体設立が格差の拡大に拍車をかけていると、警鐘を鳴らしています。

テキサス大学 公共社会学部 マイカン・コナー准教授
「アメリカ社会では分断が深まっています。
同じ地域の中でも少し離れただけで、全く違う社会が生まれています。
経済面でも教育面でも、機会の平等が失われているのです。
このまま富裕層の独立が続けば、公共サービスを支える人がいなくなってしまいます。
それを顧みず、社会の分断は進む一方です。」


“独立”する富裕層 アメリカ 深まる分断

ゲスト堤未果さん(ジャーナリスト)

●格差拡大し加速化する社会の分断 この動きをどう受け止める?

今まさにアメリカは、経済格差が完全に1%の持てる者とそれからそれ以外の持たざる者、完全に国を分断してしまっていると。
そういう状況になっています。
(分断されていると。これが法律の下に行われている。自治体を作るという動きはそうだったが?)
はい。
もともと合法的に市が独立するということはもちろん可能なんですけれども、サンディ・スプリングス市のように、統治機能まで含めて民営化してしまう、民間に委託して、そうするともう税金というものが全く意味が変わってきて、サービスをお金で買うという契約社会になっていくわけですね。
その分税が、税金が囲い込まれることになるので、不動産の価格は上がる、その周りの地域が税収が減って、荒廃していくと。
ですから全米の都市の中に、捨てられた居住区のようなものが、点々と今存在している状況になっております。

●富裕層やその周辺地域 実際に取材に行ってどうだったか?

サンディ・スプリングス市自体は、本当にお金持ちの社会主義国のような、天国のような、ぴかぴかですばらしい所だったんですけど、本当に目に見えないフェンスが建っていて。
(目に見えないフェンス?)
はい、フェンスで囲われている、合法的な特権地区というような形ですね。
先ほども言いましたように、税収がほかで減っていきますので、やはり仕事がなくなって、まず治安が悪くなるんですね。
そうすると犯罪率が高くなりますから、ますますフェンスは高くなっていく。
ここがやっぱり1番大きいです。
サンディ・スプリングス市のような所の近くにある都市で取材をしたときに、公共サービスの1つとして刑務所を維持できないから開放すると。
(刑務所を開放する?すると、どうなるのか?)
そうなると囚人が街に解放されて、たくさん普通に歩くようになるんですけれども、警察もまた公務員ですから、警察は失業中なわけです。
ですから非常に恐ろしいSFのような状況になっていて、片や、目に見えないフェンスの中の富裕層の地区は、非常にハイテクでハイセキュリティーの地区になっていると、すごくコントラストが激しかったですね。

●公共サービスの1つ 教育という点ではどうだったか?

アメリカは、教育予算が連邦と自治体と半分ずつ予算を出すんですけれども、サンディ・スプリングス市のような例えば富裕層の街というのは、公立の学校にやる必要がないので、公教育にお金を出すという概念がなくなっていくんですね。
そうしますと、公立の学校が切り捨てられていった州では、自治体では、貧困層の子どもの受け皿がなくなっていくので、教育難民、学校に行かれなくなった子どもたちが、もう全米各地の都市であふれているという、そこまで事態が進んでおります。
(先進国のアメリカで、そういうことがすでに起きている?)
そうですね。
ブッシュ政権、オバマ政権と続いた2大政権で公教育を解体して、教育ビジネスという民間サービスに委託するということを国が後押ししてやってきたんですね。
ですから公教育というのは、弱い立場の子どもたちを平等にすくい取るという社会的共通資本ですから、これが徐々に解体されているということです。

●フェンスを隔て、本当に互いが見えないのか?

そうですね。
これは本当に今、アメリカで起きていることというのは、1つの国の中に2つの違う国が存在しているような感じで、例えば日本で若年ホームレスは私たちの目に映らないというようなこといわれますけれども、フェンスの中の富裕層にとって、フェンスの外の荒廃した、捨てられた居住区の人たちは、やはり見えないわけですね。
全くお互い別の次元に住んでいるような、そんな状況になっています。
(別の次元?)
はい。

●格差是正のためにある公共サービス 富裕層がその義務を放棄するとどうなる?

公共ですとか税金ですとか、共同体とか、もっといってしまうと、もう国とは何かという、そのコンセプトが全く違うものになっていく。
お金を払って、その分のサービスをもらうという契約社会のようになっていくわけですよね。
ですから言ってみれば、お金がなくなったらそこでそのコミュニティーに、地区の中には恐らくいられなくなると、それが縁の切れ目のようになってしまう。
公共という概念があれば、弱い立場になったり、急に事故に遭って障害を負ってしまったり、高齢になってしまったりという、困った立場になったときは、税金を払っている分、国や自治体が守ってくれると、それが公共の概念なんですけれども、全くこれが対極にあるという、こちらは株式会社化された自治体であり、国家だということになっています。

●アメリカンドリーム 今は存在しないような状況?

80年代ぐらいまでは頑張れば報われるとか、努力すればチャンスをつかめば、マイノリティーでもスターになれる、そういうのがあったんですけれど、今、構造として1%が99%を切り捨てていく構造を、国の政策が後押しをしているために、アメリカンドリームが機能する構造自体が崩れていると。
そしてまた中流層が消滅していますから、ますます富める者はますます富む、それ以外の者は地盤沈下していくという、国の構造が全く変わってしまっているんですね。

●アメリカという国は今後どうなっていくのか?

今アメリカ国内にも2つの流れがありまして、オバマ大統領はブッシュ政権の政策を継承して、1%のための、より1%が大きくなっていくような政策の方向性を進めてはいるんですけれども、一方で、1対99%の分断はおかしいじゃないかと、失われたものをもう一度取り戻したいという声が、相当アメリカで大きくなっている。
これ今、どちらの流れがこの国を、未来を引っ張っていくかという、今ちょうど岐路にいるという。
(岐路とは、国を見つめ直す時期ということか?)
国とか共同体は何かということですね。
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail02_3488_all.html  

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/669.html#c3

[近代史3] 「他人の得が許せない」人々が増加中 心に潜む「苦しみ」を読み解く 中川隆
4. 中川隆[-10389] koaQ7Jey 2019年11月01日 07:10:51 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2491]

「正義マン」竹中平蔵先生の思想


佐藤雅彦・竹中平蔵『経済ってそういうことだったのか会議』
(日本経済新聞社、2002)からの引用)

佐藤 (前略)いったいこの世の中に「理想の税」というのは存在しているのか、あるいはこうすればより「理想に近い税のあり方」になるはずだというのがあるのなら、最終的にはその辺までさらにお聞きしたいなと思っているんですけど。

竹中 いきなり理想の税は何かと聞かれるとすごく難しいんですけど、この話の出発点として、あえて話をややこしくさせるために答えるなら、私は人頭税というのが理想の税だと思うんですね。


佐藤 人頭税?

竹中 そうです。佐藤さんにも、私にも、皆同じ金額をかけるんです。国民一人ひとりの頭数にかけるわけですから、これほど簡単なものはないですね。(後略)

 竹中大臣の理想の税は、人頭税。要するに、所得が100万円の人も、所得が1億円の人も同じ金額の税を負担せよということです。これに賛成する方は、竹中氏を応援しましょう。


佐藤 (前略)国っていうのは正当化されたヤクザと言ってもいいんじゃないですか。

竹中 おっしゃる通りです。税金というのは結局ヤクザのみかじめ料みたいなものです。国は強制的にお金をとるのに大義名分や理屈を並べたてるけど、ヤクザはいちいちそんなことは言わない。みかじめ料と税金の差は、それくらいのものでしょう。

 竹中大臣は、よほど税金をとられるのがいやなのでしょう。
 民主主義国家であれば、選挙で選ばれた国会議員が法律で税制を定めるはずです。日本だってそうです。なのに、国家をヤクザとなぞらえ、税金をみかじめ料になぞらえる。相当歪んでませんでしょうか・・・。


竹中 (前略)・・・やはり多くの人は税による所得の「再分配効果」というのを期待するわけです。再分配効果というのは、たとえばこういうことです。佐藤さんはすごく所得が多いとする。こちらのAさんは所得が少ない。そうすると、Aさんは

佐藤さんからお金を分けてもらいたいわけです。佐藤さんが儲けたお金の一部を自分ももらいたいんですよ。もらいたいときに、政府を通してもらうんですよ。

佐藤 でも、それ、もらいたいって、ずるいじゃないですか。

竹中 ずるいですよ、すごく。『フェアプレーの経済学』という本にもはっきりと書かれているんです。著者はランズバーグという数学者なんですけど、すごくシンプルに見ていくと、今の税はおかしいと言うのです。彼はそれをこんなふうに表現しています。

 子供たちが砂場で遊んでいるんです。ある子はオモチャをたくさんもっている。その子はお金持ちの家の子なんですよ。もう一人の子は家が貧しいからオモチャを一個しかもってないんです。しかし、だからといって、自分の子に向かって「○○ちゃん、あの子はオモチャたくさんもっているからとってきなさい・・・・・」などと言う親がいるかというわけです。

 ところがそんなことが、国の中では税というかたちで実際に行われているという言い方をしているんですね。これは、みんなのやる気をなくさせる原因になります。(後略)
http://literacy.jugem.jp/?eid=37


竹中平蔵総務大臣は、かってこう語った:

 経済格差を認めるか認めないか、現実の問題としてはもう我々に選択肢はないのだと思っています。みんなで平等に貧しくなるか、頑張れる人に引っ張ってもらって少しでも底上げを狙うのか、道は後者しかないのです。
 米国では、一部の成功者が全体を引っ張ることによって、全体がかさ上げされて、人々は満足しているわけです。実質賃金はあまり伸びないけれども、それなりに満足しているのです。(「日経ビジネス」2000年7月10日号)

 もちろん貧富の差というのは歴然としていて、81年のアメリカというのは道路に穴があいているし、失業者が待ちにあふれていて治安が非常に悪かった。そういう面での問題というのは明らかにありました。しかし、例えば自分がその気になって高い教育を受けて、高い所得を得たならば、そのひどい時代のアメリカでも、きっと豊かに安らかに暮らせたでしょう。〔引用者注:アメリカ生活を振り返っての発言〕(竹中平蔵・阿川尚之『世界標準で生きられますか』)
            (以上、斎藤貴男『機会不平等』からの孫引き)

 あんたなんかに、引っ張りあげてもらわなくて結構です。「それなりに満足している」などと、一体何様のつもり?(再読して怒りがよみがえってきた。)
http://literacy.jugem.jp/?eid=37


税制改革−竹中平蔵氏

竹中氏は、「将来的には、完全なフラット税、さらには人頭税(各個人に対し、収入に関係なく一律に課せられる税。中根注)への切り替えといった、究極の税制を視野に入れた議論を行うことも必要だろう。」とまで主張しています。


※ここからは、特記あるものを除いて、枠内の文章が『日本の論点'99』(文藝春秋、1998年11月10日発行)に掲載された竹中平蔵氏の論文、枠外の文章が私の批判である。


今日の経済社会は、二つの意味で、従来にはなかったフロンティア(最先端。未開拓の分野。中根注)に直面している。第一のフロンティアは、市場というフロンティアである。東西冷戦体制が続いていた一九八〇年代終盤、つまり今から約一〇年前の時点で、この地球上には二十七億人の市場経済人口が存在していた。それ以外の人々は依然として「壁」の向こう側にあり、われわれが通常取引可能な対象ではなかったのである。

しかし、東西冷戦の終焉(しゅうえん)によって、ロシア、東欧経済が市場経済に参入してきた。中国やベトナムなどアジアの社会主義国も、マーケットに入ってきた。その結果市場経済人口は、いまや五十五億人を超える水準に達している。わずか一〇年足らずの間に、我々にとっての市場が二倍になったことを意味するが、同時に市場における競争相手も倍増したことになる。このように、市場というフロンティアが急拡大し、同時にメガ・コンペティション(大競争。中根注)が促進されている環境のなかに、今日の日本経済は置かれている。


「市場というフロンティアが急拡大し、同時にメガ・コンペティションが促進されている環境」が世界で構築されていることは事実だが、日本がその環境に飛び込んで行く必要はない。大切なことはグローバル化された経済への適応ではなく、「一国平和主義」に基づく「自給自足型経済」の構築である。「一国平和主義」に基づく「自給自足型経済」の構築は他国や他国民との間の混乱や対立の発生を未然に抑止してくれる。そして、それが日本の平和と万民の安寧な生活につながるのである。それとは逆に、「グローバルな経済」は他国や他国民との間に混乱や対立を引き起こすばかりか、自国民に対しても有害である。事実、「グローバル・スタンダード」を振りかざし世界中に進出しようとするアメリカに対する反発は根強いものがあるし、民営化と市場開放が行われた中南米の状況は決して芳(かんば)しいものではない(下段注)。さらに言えば、「グローバルな経済」は自国の労働者を世界的な競争の渦に巻き込んでしまう。そして、そこでは「国際競争力の強化」を名目とした金持ちの横暴(賃下げ、解雇)がまかり通ることになるのだ。果たして、そのことがいいことなのだろうか。

下段注・・日本経済新聞の原田勝広編集委員が1998年7月23日付の同紙夕刊で中南米の実情を記しているので、それを紹介させて頂く。「東西対立の時代が終わり、二十一世紀のキーワードは何か? 成長著しい中南米での貧の反乱≠フ先鋭化をみると、『富の偏在』ではないかと思える。規制緩和、市場経済万能の先にくるもの、それは時流に乗ってより豊かになる層と絶望的な貧困層との分裂の時代といえる。 (中略) 貧困の問題は元々存在した。しかし、今あるのはネオリベラリスモ(新自由主義)による失業であり、新しい貧困だ。自由競争は富の集中を促すが、再配分は念頭にない。『平等』イデオロギーを担った左翼政党やゲリラは影が薄い。リストラや緊縮財政で福祉予算は削られ、労働組合は弱体化。不満のはけ口がない。思えば、ペルーの日本大使公邸人質事件は、その意味で、分断社会を予告する事件だった。中南米の多くの国々は歴史的に一部の金持ちが国の富を独占する歪んだ社会構造だが、それを放置したままの自由化は問題が多い。『教育に力を入れる必要がある』(イグレシアス米州開銀総裁)との認識はあるものの、情報革命の中でインターネットを駆使する富裕層と学校に行けず、未熟練労働者としてしか生きられない貧困層の格差は開く一方だ。米国をはじめ先進国でも所得の格差は広がっている。ロシア・東欧や経済再建を目指すアジアでもその可能性がある。二十一世紀は不均質社会である。日本も例外ではなく、企業も人も自由化の波にのまれ、所得格差の大きい、分裂社会に入っていかざるをえない。中南米は弱肉強食のジャングルの中に一足早く放り込まれた。民営化と市場開放で外資もなだれ込んでいる。典型的なウィンブルドン現象(後掲中根注)のアルゼンチンなど、国内販売高の半分、輸出の四割が外資系だ。」

後掲中根注・・ウィンブルドン現象とは、市場開放により参入した外国企業に国内企業が抗しきれず、市場において衰退していってしまうことである。イギリスのウィンブルドンで行われるテニス大会で外国人の参加を認めた(元々はイギリス人の大会であった)ために、選手のほとんどが外国人選手になってしまったことがこの言葉の由来。


これに対し第二のフロンティアは、技術のフロンティアである。今日、通信情報革命に代表されるような技術革新が急速に進行しており、これにどう対応するかは、どの経済社会にとっても大きな課題であろう。問題は、技術革新に支えられた今日の経済社会では、従来とは異なった市場競争メカニズムが働いているということだ。いわゆるデファクト・スタンダード(事実上の標準、典型例がベータを押しのけたVHS。=中根注)という言葉が示すように、いまや市場の中で早い時期に地歩を築き、実体的な世界基準を確立した企業や個人が、圧倒的に有利な立場に立つことができる。つまり、技術に支えられたネットワーク型社会の到来により、広義の規模の経済性(より正確に言えば『ネットワークの経済性』)が圧倒的に重要な役割を演じるようになったのである。

こうした社会では、失敗を恐れず試行錯誤を重ねながら、市場での成功にチャレンジするシステムが求められる。成功すれば、『ウイナー・テイクス・オール』(一人勝ち)のメカニズムの下で、莫大な利益を享受することができる。


「ウイナー・テイクス・オール」(一人勝ち)のメカニズムは人心の安定や万民の安寧な生活につながるのかどうかを考えてみるべきである。もちろん、答えは「ノー」だ。アメリカの実情(下段注1、2、3、4)がそれを証明している。また、莫大な利益を享受した者がそれを一人占めにすることは貧富の格差の拡大を招き、社会全体に悪影響を及ぼす。竹中氏には、人心の安定や万民の安寧な生活についてよく考えてもらいたい。

下段注1(2002年5月17日追記)・・以下の表とグラフは、アメリカ商務省センサス(census 一斉調査、国勢調査)局の家計所得五分位表に基づき作成したものである。これは、アメリカの世帯を収入順に五つの階層に分類し、それぞれの階層の所得の合計が全体の所得の合計においてどれだけの割合を占めているかを示したものである。なお、上位5%の階層は、特別に示されている。アメリカ商務省センサス局の説明文は以下の通り(「All Races」は全人種という意味)。

Share of Aggregate Income Received by Each Fifth and Top 5 Percent of Families (All Races)

アメリカ商務省センサス局作成の所得五分位表 → http://www.census.gov/hhes/income/histinc/f02.html


下段注2・・「米誌『ビジネスウィーク』は九日発売の最新号で一九九七年の米企業経営者報酬番付を発表した。トップはシティーコープと世界最大規模の合併を発表したトラベラーズ・グループのサンフォード・ワイル会長で、年間報酬総額は二億三千万ドル(約300億円)余り。同誌によると、アメリカの大企業三百六十五社の最高経営責任者(CEO)の平均報酬は780万ドルで、前年比で35%増えた。一方、労働者の賃金は前年比で2.5%(ブルーカラー)ないし3.8%(ホワイトカラー)しか上昇しておらず、対象企業平均でCEOは労働者の三百二十六倍の報酬を得た、と計算している。」(1998年4月10日付中日新聞夕刊)

下段注3・・「『問題は多くの人が低賃金の就職を余儀なくされていることだ』と米労働総同盟産別会議(AFL・CIO)系の人的資源開発研究所、テンプルトン局長は低失業率に隠された問題点を指摘する。米国でも『コンピューター技術など専門的な技能がなければ、給料のいい職業を見つけるのは難しい』(テンプルトン局長)のが実情。」(1998年6月8日付中日新聞夕刊)

下段注4(2002年5月17日追記)・・「米国の成長率が六%だった一九六〇年代中期、米国の会社のトップ経営者(CEO)と、製造業の労働者との所得比は三九対一だった。それが三〇年間の低成長ののちの一九九七年には二五四対一になった。格差がこのレベルにまで達すると、もはや経済的な根拠では正当化できず、イデオロギー的な正当化しかなくなる。」(『世界』2001年2月号、岩波書店、この文章の著者は経済政策研究所のジェフ・フォー氏とラリー・ミシェル氏)


アメリカという国は、ある意味でこうしたフロンティア型の構造を他の諸国以上に持っていた社会である。十九世紀の西部フロンティア開拓に象徴されるように、需要供給メカニズムを重視し、市場におけるインセンティブ(刺激、報奨=中根注)を尊重するシステムが、建国の歴史のなかで培われてきたという利点がある。


だが、それは利点ではなくて難点である。先に紹介したように、アメリカ社会では、犯罪・麻薬・飢餓・貧困といった問題が蔓延している。アメリカの団体である「Food First」は3000万人のアメリカ人が飢餓状態にあると指摘した(下段注1)。しかも、そのうち、1200万人は子供であると言う。こうした数字が示されること自体、国家として恥ずかしいことである。ところが、アメリカはこうした数字を出されても全く恥じ入ることがない。それどころか、「飢餓や貧困は、政治や経済が悪いからではなく、その人物(飢餓や貧困に苦しむ者)が悪いからだ」と決めつける国なのである(下段注2)。これが「自己責任」なるものの実態である。「競争原理」「自己責任」が貫徹されているアメリカは無慈悲な国である。そのことを知らなければならない。

下段注1(この論文の日本語訳が掲載されているビル・トッテン氏運営のサイト「Our World」から引用。なお、今回の「Food First」の論文は「No.228」に掲載されている。)

「米国を350万人の億万長者がいる国とみるか、3,000万人の飢えに苦しむ人間がいる国とみるか ―― 米国で飢餓や貧困が増加している原因」

<飢えに苦しむ米国人の数は中東と北アフリカの飢えた人間の合計に匹敵する>

中東と北アフリカ 3,700万人
米国 3,000万人
(出所:FAO、The Sixth World Food Survey 1996、ローマ)

<飢餓は食糧不足ではなく貧困による>

まず、米国そして世界のどの国においても飢餓は偶然の出来事ではないということを知って欲しい。世界に食糧は不足していない。もちろん米国でも食糧は不足していない。

また飢餓について知っておくべきことは、どの国においても、たとえ飢饉の時でさえ金持ちは決して飢えることはないということである。飢餓に陥るのは最も貧しい者たちである。

米国議会のために行われた調査によると、3,000万人を超す米国人、つまり国民の9人に1人が、毎月何日間か、自分または家族のための食べ物を買うことができない。そしてお腹を空かせた1,200万人の米国人(全体の40%)は子供である。

1985年以降、米国で飢えに苦しむ人の数は50%増加した。偶然にもこの時期 は米国がその歴史の中で最も長期間にわたり、絶え間ない繁栄を遂げた時期でもある。それにもかかわらずなぜ人々は飢えるのか。

それは、経済が拡大する一方で、その恩恵を受ける米国人の数は減っている からである。新しく創出された富の大部分が、米国の最富裕層の懐に入っている。確かに失業率は低い。しかし、働く貧困者たちはもはや自分達の収入だけでは生計を立てることはできない。

飢餓の増加は、所得格差の拡大で説明がつく。第三世界でも同じ現象を見てきた。第三世界には、消費の高いエリート層、減少傾向にある苦闘する中間層、そして増大する飢餓層がいる。

今、同じ状況が米国で起きている。しかし、富める者も貧しい者もひとまとめにした楽観的な政府の経済報告からは、この事実は把握できない。


下段注2・・下段注1で紹介した「Food First」は、この点について、以下のように糾弾している。(この論文の日本語訳が掲載されているビル・トッテン氏運営のサイト「Our World」から引用。なお、今回の「Food First」の論文は「No.228」に掲載されている。)

「米国を350万人の億万長者がいる国とみるか、3,000万人の飢えに苦しむ人間がいる国とみるか ―― 米国で飢餓や貧困が増加している原因」

米国は個人の権利を守ることに誇りを持っている。個人の権利、それはすなわち人権である。しかし、世界の中で米国は唯一、極貧から食べ物を手に入れることもできない人に対して、それをその人自身のせいだと非難し、経済的な不公平に対しては政治的な解決策がないと無視する国なのである。その結果、米国民は先進工業国中最悪の所得格差や欠乏状態を容認している。我々の子孫のためにも、これをいますぐやめなければならない。


八〇年代以降、ヨーロッパをはじめとする世界の主要国が、こうした働き(二つのフロンティアであると思われる。=中根注)に対応する税制に向けて動き出したことを認識する必要がある。


認識することは必要だが、追随することは必要ではない。それが重要である。


それでは、フロンティア型の税制とはどのような税制だろうか。具体的に、資本・労働など生産要素に対する課税を大幅に低下させ、かつ税率をフラット化することである。 (中略) 各労働の潜在能力を積極的に発揮させる意味で、所得税の最高税率を引き下げることが緊急の課題なのである。

戦後日本の極端な累進税制は、一方で社会の核となる強固な中間所得層を生み出したが、他方では、ともすれば悪しき結果平等の価値観を普及させ何事も『人並みに』『ほどほどに』こなす社会を作った。しかし、日本経済はもはや高度な成熟社会に達し、かつすでに指摘したように、目前には二つのフロンティアが拡大している。


わずかな高額所得者を優遇するために税制を変更するべきではない。税制は、「万民の安寧な生活」と「平等社会の実現」を念頭にして考えられるべきである。つまり、貧富の格差を拡大する金持ち優遇税制を進める必要はないということだ。むしろ、貧富の格差の縮小(=結果の平等の促進)を目指して、金持ち層に対する課税を強化すべきだ。最高税率の引き上げ、贅沢(ぜいたく)品への課税強化、株式や土地の売買による利益への課税強化が必要だ。既に十分恵まれている金持ち層を優遇する必要はない。また、課税最低限の引き上げや消費税の廃止で低所得者層を優遇すべきだ。


フロンティアの時代には、能力がありかつ努力を重ねて高所得を得ている人々を讃(ほめたた)える税制が必要だ。そうすることによって、結果的に社会全体の活力が高められる。


「高所得を得ている人々」は既に十分恵まれているのだから、わざわざ「讃(ほめたた)える」必要はない。国家の役割は「万民の安寧な生活の構築・維持」をすることであり、金持ちを称賛することではない。また、竹中氏は「結果的に社会全体の活力が高められる」としているが、これには問題がある。確かに金持ちと高能力者の活力が高まる。だが、それだけであろう。それ以外の人々には、「大きな政府」による「結果の平等」政策がない限り、恩恵は及ばない。


市場において高い活動エネルギーを持っている人に対し、極端な累進税制でペナルティーを課すことはやめなければいけない。いわば、『規制緩和としての税制改革』であり、『頑張れば豊かになれる夢』を国民に与えることである。


「極端な累進税制」はペナルティーではない。高率の所得課税は社会への恩返し税制なのである。たくさんの所得を得ている人間が自分を育ててくれた社会へたくさんの還元をする。これは当たり前のことではないだろうか。


最高所得税率水準としては当面四〇パーセント程度を目指すが、その際、法人税率と同水準にするという点に、もう一つのポイントがある。また将来的には、完全なフラット税、さらには人頭税(各個人に対し、収入に関係なく一律に課せられる税。中根注)への切り替えといった、究極の税制を視野に入れた議論を行うことも必要だろう。


「完全なフラット税、さらには人頭税への切り替えといった、究極の税制を視野に入れた議論を行うこと」はまったく必要ない。それは金持ちのためだけの税制である。フラット税や人頭税が導入されれば、貧富の格差が拡大する。貧乏人はますます貧乏になり、金持ちはますます金持ちになるということだ。国家の役割は「万民の安寧な生活の構築・維持」である。金持ちのために税制を改悪することではない。


こうした改革は、政治・経済的にも重要な効果をもたらす。それは、累進構造の緩和が、必然的に小さな政府をつくる力学を持っているからだ。所得税率が極端な累進構造になっている場合、大きな政府が作られて痛みを感じるのは、一部の高額所得者だけである。


「高額所得者」は既に十分に恵まれている。多少の痛みなど問題ではない。「大きな政府」で「万民の安寧な生活の構築・維持」することこそ、重要だ。


これまで日本では、比較的順調な経済発展が続いてきたため、こうした税制の問題を十分に検討することなく済まされてきた。しかしいま、経済活力の回復のためにも、フロンティア型税制改革を幅広く検討する必要に迫られている。


「税制改革を幅広く検討する」ことは確かに必要だ。しかし、そこで大切なことは、既に十分に恵まれている高額所得者を優遇する必要はないということだ。「万民の安寧な生活」と「平等社会の実現」を念頭にして税制は考えられるべきである。
http://homepage3.nifty.com/nskk/ronpyo001.htm


要するに竹中先生の理想とする世界というのは:


人口100人の青い目の人達の村 _ 正義マン村があった。

4人の資本家に支配された労働者庶民96人が住んでいた。

資本家の年俸は2億円、残りの庶民は年俸200万円
全体で9億9200万円の紙幣が循環していた。

正義マン村では、自動車は6〜7台しか売れず、他の者は自転車だった。
暴動や略奪や薬物中毒・犯罪が頻繁に起こっていて
ズタズタなスラム社会になった。


その村の隣に、一億総中流 島という人口100人の島国があった。

20人の知恵者をリーダーとした職人庶民80人いた

リーダーの年俸は1440万円、残りの職人は年俸500万円

全体で takenaka village より少しすくない6億8800万円の紙幣が循環していた。

その村では、自動車は100台売れた。 自転車も売れた。

あらゆる産業が学問が医療が社会福祉が発展し
インフラが整備されていき、すばらしい街を形成していった。

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/669.html#c4

[お知らせ・管理21] (再掲)いまだ執拗にイスラムヘイトを繰り返すナチスの信奉者 HIMAZIN
54. 中川隆[-10388] koaQ7Jey 2019年11月01日 07:56:18 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2492]


オーストリア女性 殺害前にダーイシュの「性奴隷」に 2016年01月02日
https://jp.sputniknews.com/life/201601021396428/


外国のマスメディアが、テロ組織ダーイシュ(IS.イスラム国)の戦闘員に合流しようとしてシリアに入った未成年のオーストリア女性2人の「その後」について新たな詳細を報じている。


ボスニア出身でオーストリア国籍を持つサムラさん(17)とサビナさん(15)は、家族に「私たちを探さないで、私たちはアラーに奉仕し、命を捧げます」との書置きを残し、行方をくらました。

その後、明らかになったところでは。2人はトルコ経由で、シリア領内の所謂ダーイシュの首都ラッカに入り、戦闘員と結婚した。

最初、二人はイスラム過激派の庇護の下での生活を気に入っていたようだった。彼女達は、カラシニコフ銃を持ち、顔を隠したイスラムの衣装を着けた写真をネット上にアップしたりしていた。

しかしまもなく、二人についての情報が、全くなくなってしまった。その後ジャーナリスト達は、彼女達が自分の過ちに気付き、シリアから逃れるために親族と連絡を取ろうとしていたとの事実を突き止めた。

しかし二人の逃亡プランは、実現できなかった。

新聞「ミラー」に寄れば、二人のうち少なくとも一人は、戦闘員らの「性奴隷」にされてしまったという。

サムラさんと同じ家で生活していたチュニジア人の女性の証言によれば,サムラさんの夫は、テロリストで、自分の妻が他の戦闘員と性的関係を持つことに反対ではなかった。ダーイッシュ社会では、女性には「イスラム聖戦士」への奉仕を拒否する権利はなかった。例えば、魅惑的な外見からマスコミに「ダーイッシュのセックスシンボル」と呼ばれた17歳の女性は、戦闘員すべての「性奴隷」となった。チュニジア女性の話によれば、ダーイシュの新しいメンバーとなった男達はすべて、サムラさんと「性的な儀式」を経験し、正式な戦闘員になったとの事だ。

サムラさんは、何度か脱走を企てたが、そのたびに戦闘員らは、彼女を金槌で強く殴り、ついに頭に大怪我をさせ、それが元で彼女は亡くなった。

もう一人の女性、サビナさんの運命だが、こちらも悲劇的なものだった。ダーイシュの現実に幻滅した彼女は、父に手紙を書き、毎日自分が体験している恐怖を訴えた。その後、彼女とその夫は、ラッカ近郊の戦いで死亡している。
https://jp.sputniknews.com/life/201601021396428/
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/556.html#c54

[リバイバル3] オールド QUAD の安物アンプは名機なのか? 中川隆
68. 中川隆[-10387] koaQ7Jey 2019年11月01日 08:05:05 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2493]

アムトランスのKT66測定結果

2019年11月01日
アムトランスのKT66測定結果 mixiユーザー(id5343821)の日記
https://open.mixi.jp/user/5343821/diary/1973507270


プレート電流値

右1 48mA
右2 44
左1 49
左2 66

ということである。
実に興味深い。手元のゴールドライオンは、78と77mAでマッチングされているので、かなりの差がある。
聴感的にも、熱量的にも違いを感じるわけだ。

ゴールドライオンは、海外のサイトでも評判が良い。アメリカのギター関係のサイトだからかもしれないが。
ポップ系の音じゃないかという印象があるのだが。プレート電流値で変わるだろうか。
気分を変えて、アムトランス扱いのJJでいくことにした。日本では、KT66の中ではなぜかもっとも高価ではある。
60以下のプレート電流値が入荷するのに、1〜2か月かかるという。
ゴールドライオンは、交換に近い形で引き取っていただけそうだ。

ゴールデンドラゴンは気になるが、プレート電流が選べる店で扱いがない。義理もあるので、JJに賭けよう。

「ヴィンテージサウンド」というショップは、プレート電流値などでサウンドデザインするのを推奨していて、割高すぎるものもあるが、ここまで幅広いとなると、主張自体は正しいように思える。

経年変化もあるだろうが、オリジナルのプッシュプルのマッチングがめちゃくちゃじゃないかという感想はある。
しかし、音はそんなに違和感はなく、測定しても周波数特性に大差はなかった。
意外とおおらかというべきか。
音は、クラシックにはすごくよいので、1〜2か月はこれで待とう。

一番の感想は、ネットショッピング全盛ではあるが、最後に頼りになるのは専門知識のある親切な販売店だ。
真空管のぬくもりがここにもあったのだ。


コメント

mixiユーザー2019年11月01日 03:52

J Jは生産設備も含めて評判いいですね。機会があれば、禁断の世界と覗いてください。往年の材質では現代では有害性から使えなくなったり、完全復元は難しいようです。
https://open.mixi.jp/user/5343821/diary/1973507270
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/840.html#c68

[リバイバル3] 中古オーディオ販売店 中川隆
36. 中川隆[-10386] koaQ7Jey 2019年11月01日 08:05:35 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2494]

アムトランスのKT66測定結果

2019年11月01日
アムトランスのKT66測定結果 mixiユーザー(id5343821)の日記
https://open.mixi.jp/user/5343821/diary/1973507270


プレート電流値

右1 48mA
右2 44
左1 49
左2 66

ということである。
実に興味深い。手元のゴールドライオンは、78と77mAでマッチングされているので、かなりの差がある。
聴感的にも、熱量的にも違いを感じるわけだ。

ゴールドライオンは、海外のサイトでも評判が良い。アメリカのギター関係のサイトだからかもしれないが。
ポップ系の音じゃないかという印象があるのだが。プレート電流値で変わるだろうか。
気分を変えて、アムトランス扱いのJJでいくことにした。日本では、KT66の中ではなぜかもっとも高価ではある。
60以下のプレート電流値が入荷するのに、1〜2か月かかるという。
ゴールドライオンは、交換に近い形で引き取っていただけそうだ。

ゴールデンドラゴンは気になるが、プレート電流が選べる店で扱いがない。義理もあるので、JJに賭けよう。

「ヴィンテージサウンド」というショップは、プレート電流値などでサウンドデザインするのを推奨していて、割高すぎるものもあるが、ここまで幅広いとなると、主張自体は正しいように思える。

経年変化もあるだろうが、オリジナルのプッシュプルのマッチングがめちゃくちゃじゃないかという感想はある。
しかし、音はそんなに違和感はなく、測定しても周波数特性に大差はなかった。
意外とおおらかというべきか。
音は、クラシックにはすごくよいので、1〜2か月はこれで待とう。

一番の感想は、ネットショッピング全盛ではあるが、最後に頼りになるのは専門知識のある親切な販売店だ。
真空管のぬくもりがここにもあったのだ。


コメント

mixiユーザー2019年11月01日 03:52

J Jは生産設備も含めて評判いいですね。機会があれば、禁断の世界と覗いてください。往年の材質では現代では有害性から使えなくなったり、完全復元は難しいようです。
https://open.mixi.jp/user/5343821/diary/1973507270
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/834.html#c36

[リバイバル3] 中古オーディオ販売店 中川隆
37. 中川隆[-10385] koaQ7Jey 2019年11月01日 08:07:24 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2495]
>>36 抜け落ち

QUADUclassic、オリジナルのKT66、アムトランスに送って測定していただいた結果が出た。

プレート電流値

右1 48mA
右2 44
左1 49
左2 66

ということである。
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/834.html#c37

[リバイバル3] オールド QUAD の安物アンプは名機なのか? 中川隆
69. 中川隆[-10384] koaQ7Jey 2019年11月01日 08:08:02 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2496]
>>68 抜け落ち

QUADUclassic、オリジナルのKT66、アムトランスに送って測定していただいた結果が出た。

プレート電流値

右1 48mA
右2 44
左1 49
左2 66

ということである。
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/840.html#c69

[テスト31] テスト 赤かぶ
5. 中川隆[-10379] koaQ7Jey 2019年11月01日 09:10:52 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2501]



http://www.asyura2.com/14/test31/msg/912.html#c5
[リバイバル3] 富士山登山を「ニコ生」中継中に滑落か 救助隊が捜索 中川隆
50. 中川隆[-10378] koaQ7Jey 2019年11月01日 09:12:17 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2502]




http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1012.html#c50
[リバイバル3] 富士山登山を「ニコ生」中継中に滑落か 救助隊が捜索 中川隆
51. 中川隆[-10377] koaQ7Jey 2019年11月01日 09:14:18 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2503]


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1012.html#c51
[リバイバル3] 富士山登山を「ニコ生」中継中に滑落か 救助隊が捜索 中川隆
52. 中川隆[-10397] koaQ7Jey 2019年11月01日 09:16:20 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2483]


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1012.html#c52
[リバイバル3] 富士山登山を「ニコ生」中継中に滑落か 救助隊が捜索 中川隆
53. 中川隆[-10396] koaQ7Jey 2019年11月01日 09:22:23 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2484]



http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1012.html#c53
[近代史3] 伊藤貫氏に聞く _ 日本人は何故アメリカの犬になりたがるのか 中川隆
17. 中川隆[-10413] koaQ7Jey 2019年11月01日 10:05:34 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2467]
2019/11/1
「文春砲」の目的は何か・・・安倍政権への米国の圧力  
 


■ 「文春砲」の連発で大臣が二人も辞任 ■

週刊文春のスクープで菅原経産大臣に続き河井法務大臣が早々に辞任を表明しました。

河井大臣は、奥さんが立候補した選挙で、うぐいす嬢に公職選挙法で定められた日当15000円の二倍に当たる30000円を支払った嫌疑を追及されています。選挙事務所を事実上取り仕切っていたのが、河井法相だった様で、その他、ご自身も菅原大臣同様に有権者に贈り物をしていた疑いも報じられています。

ニュースでは「倍総理の任命責任は重い」と上辺の責任追及こそしていますが、野党がこの問題で安倍政権を窮地に追い込む事は不可能でしょう。通り一遍の国会パフォーマンスはするでしょうが・・。

■ 議員秘書というスパイ ■

ネットを見ると、選挙経験者らが、「うぐいす嬢の日当15000円は安すぎて誰も集まらないので、地方選挙でも30000円は相場」などと書いています。きっと全ての国会議員が同様に選挙違反をしているハズです。さらに、有権者への香典や盆暮れの贈答品なども、叩けば埃の出る議員は、与野党問わず大勢いらっしゃるでしょう。

全く潔白な国会議員など皆無だと思われますが、時として「些細な不正」が「元秘書」の告発で漏洩します。

実は自民党の秘書には〇〇教会の信者が多いと噂されます。どの議員も資金繰りは火の車ですから、無償の秘書を斡旋するのだとか・・。wikipediaによれば安倍首相の御父上の安倍晋太郎氏は統一教会員を議員秘書として斡旋していたとか・・・。(真偽は不明ですが)

彼らは低賃金、或いは無償で秘書の仕事をこなす一方で、議員の情報を収集するスパイだと私は妄想しています。飼い主は〇〇教会の上部組織である米諜報機関では無いかと・・・。

■ 安倍政権を強請る米国 ■

モリカケ事件の時にも書きましたが、あの事件以来、安倍総理は米国の言いなりになっています。

新聞や週刊誌は、一時、報道をヒートアップさせますが、政権を追い詰めるまでは世論を盛り上げず、やがて人々の興味は別の事件へと移って行きます。しかし、モリカケ事件は、文科省や財務省や国土交通省、さらには大阪地検特捜部まで必死に隠蔽しましたが、その立証も難しくはありません。現職総理大臣が退陣するには充分な事件なのです。

この様に、日本の政治家は米諜報機関に弱みを握られており、米国はマスコミを使って政権に好きな時に圧力を掛ける事が出来ます。これに対抗する為に、民主党が政権を取る前の自民党政権では、コロコロと首相が交代して、アメリカの要求から逃れていました。福田康夫元首相が辞任するきっかけは、中東への自衛隊の派遣要請だったと言われています。「あなたには分からないんです」と記者にキツク言い放った言葉の裏には、万感の思いがあったのでしょう。そして、清々しい表情で官邸を去って行った。

安倍首相に福田氏の様な潔さが有れば、自民党の党則を変えてまで3期も首相を務める事は無かったのでしょうが、彼は政権を手放そうとしません。世間的には憲法改正という偉業?を成し遂げる為と思わてていますが、私は、アメリカに脅されているだけだと妄想しています。「首相を辞任したら逮捕されるぞ・・・」とでも言われているのかも知れません。(妄想ですが)


■ アメリカが安倍政権に達成させたい事 ■

安倍首相はアメリカのメディアでは「トランペット=トランプのペット」などと揶揄されています。トランプ大統領としては「(何でも言う事を聞いてくれる)大切なパートナー」として安倍首相と重宝しています。

日本に行って、ちょっと脅せば武器を買ってくれる。
アメリカに呼んで、ちょっとおだてれば、トウモロコシを買ってくれる。
脅したり、おだてたりすれば、日米貿易交渉でアメリカの言い分を聞いてくれる。

表の報道から一般の人が想像出来るのは、この程度でしょう。

さらには、「憲法を改正をして自衛隊を中東に派遣する」事が最終目的かなと思われている方も多いでしょう。しかし、今回のペルシャ湾への自衛隊の「調査派遣の検討」を例に取るまでも無く、現行法の枠内で自衛隊の中東派遣は可能です。実際に、イラク戦争では、自衛隊は兵隊の空輸に参加しています。復興目的ではありますが、「戦闘地域」のサマワに陸自も投入しました。一応、国会で法案を通してはいますが、憲法改正無くとも派遣の前例を作っています。

■ 日本の公的、半公的資金を米市場から引き揚げ無い為の圧力 ■

私は今回の一連の「文春砲」の圧力は、日本の資金が米国市場から逃避しない為の圧力では無いかと妄想しています。

年金の積立金を運用するGPIFの資金や、ゆうちょ銀行、農林中金などの資金の多くは、米国債や、米株式市場や、ジャンク債市場や、ローン担保証券市場(CLO)で大きな存在感を示しています。

IMFも世界銀行も2020年に世界的な景気後退が起こると、直近の年次総会で警告しています。デリバティブ市場の規模を考えれば、リーマンショック以上のシステマティックな危機に発展する可能性は低くありません。

当然、ヘッジファンドを始めとした目先の利く投資家は、とうの昔にリスク市場から撤退していますが、金融機関を介して市場に投入された個人の資金や、公的資金がリスク市場に取り残されています。先日のソフトバンクの10兆円ファンドではありませんが、「ババ」を引かされる可能性が高い。

この様な状況にあって、本来は安全運用すべきGPIFの資金がリスクに晒されています。GPIFは「長期運用なので短期の下落をそれ程重視していない」と言っていますが、さすがに何十兆円もの損失を出せば、世論に押されて「損切」をせざるを得なくなります。(損切こそが金融資本家達の目論見なのですが)

あくまでも妄想に過ぎませんが・・・来年のオリンピックで日本の目が国内に釘付けになる頃、海外の市場のそこかしこで、黒い白鳥が首を水面からもたげるかも知れません・・・。或いは、もっと早い時期に。

ところで、関西電力幹部の金品授受問題、フェードアウトしちゃいましたね。あのネタを深堀されると、与野党を問わずヤバイ議員が多いのかも知れません。同和問題も絡んでいますし、マスコミ的にもあまり深堀したく無いのでしょう。ここら辺、自公政権の闇にも通じる問題ですね。国会議員の一体どの位が日本人なのか・・・私ならば傀儡国家はマイノリティーに支配させます。その方がコントロールが容易い。イギリスのMI6が良く使う手ですね。
https://green.ap.teacup.com/pekepon/2426.html#comment
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/125.html#c17

[近代史3] 日本や中国のバブルは簡単に崩壊するけれど、アメリカのバブルだけは絶対に崩壊しない理由 中川隆
40. 中川隆[-10418] koaQ7Jey 2019年11月01日 10:23:59 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2462]
2019/11/1
「文春砲」の目的は何か・・・安倍政権への米国の圧力 
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■ 「文春砲」の連発で大臣が二人も辞任 ■

週刊文春のスクープで菅原経産大臣に続き河井法務大臣が早々に辞任を表明しました。

河井大臣は、奥さんが立候補した選挙で、うぐいす嬢に公職選挙法で定められた日当15000円の二倍に当たる30000円を支払った嫌疑を追及されています。選挙事務所を事実上取り仕切っていたのが、河井法相だった様で、その他、ご自身も菅原大臣同様に有権者に贈り物をしていた疑いも報じられています。

ニュースでは「倍総理の任命責任は重い」と上辺の責任追及こそしていますが、野党がこの問題で安倍政権を窮地に追い込む事は不可能でしょう。通り一遍の国会パフォーマンスはするでしょうが・・。

■ 議員秘書というスパイ ■

ネットを見ると、選挙経験者らが、「うぐいす嬢の日当15000円は安すぎて誰も集まらないので、地方選挙でも30000円は相場」などと書いています。きっと全ての国会議員が同様に選挙違反をしているハズです。さらに、有権者への香典や盆暮れの贈答品なども、叩けば埃の出る議員は、与野党問わず大勢いらっしゃるでしょう。

全く潔白な国会議員など皆無だと思われますが、時として「些細な不正」が「元秘書」の告発で漏洩します。

実は自民党の秘書には〇〇教会の信者が多いと噂されます。どの議員も資金繰りは火の車ですから、無償の秘書を斡旋するのだとか・・。wikipediaによれば安倍首相の御父上の安倍晋太郎氏は統一教会員を議員秘書として斡旋していたとか・・・。(真偽は不明ですが)

彼らは低賃金、或いは無償で秘書の仕事をこなす一方で、議員の情報を収集するスパイだと私は妄想しています。飼い主は〇〇教会の上部組織である米諜報機関では無いかと・・・。

■ 安倍政権を強請る米国 ■

モリカケ事件の時にも書きましたが、あの事件以来、安倍総理は米国の言いなりになっています。

新聞や週刊誌は、一時、報道をヒートアップさせますが、政権を追い詰めるまでは世論を盛り上げず、やがて人々の興味は別の事件へと移って行きます。しかし、モリカケ事件は、文科省や財務省や国土交通省、さらには大阪地検特捜部まで必死に隠蔽しましたが、その立証も難しくはありません。現職総理大臣が退陣するには充分な事件なのです。

この様に、日本の政治家は米諜報機関に弱みを握られており、米国はマスコミを使って政権に好きな時に圧力を掛ける事が出来ます。これに対抗する為に、民主党が政権を取る前の自民党政権では、コロコロと首相が交代して、アメリカの要求から逃れていました。福田康夫元首相が辞任するきっかけは、中東への自衛隊の派遣要請だったと言われています。「あなたには分からないんです」と記者にキツク言い放った言葉の裏には、万感の思いがあったのでしょう。そして、清々しい表情で官邸を去って行った。

安倍首相に福田氏の様な潔さが有れば、自民党の党則を変えてまで3期も首相を務める事は無かったのでしょうが、彼は政権を手放そうとしません。世間的には憲法改正という偉業?を成し遂げる為と思わてていますが、私は、アメリカに脅されているだけだと妄想しています。「首相を辞任したら逮捕されるぞ・・・」とでも言われているのかも知れません。(妄想ですが)


■ アメリカが安倍政権に達成させたい事 ■

安倍首相はアメリカのメディアでは「トランペット=トランプのペット」などと揶揄されています。トランプ大統領としては「(何でも言う事を聞いてくれる)大切なパートナー」として安倍首相と重宝しています。

日本に行って、ちょっと脅せば武器を買ってくれる。
アメリカに呼んで、ちょっとおだてれば、トウモロコシを買ってくれる。
脅したり、おだてたりすれば、日米貿易交渉でアメリカの言い分を聞いてくれる。

表の報道から一般の人が想像出来るのは、この程度でしょう。

さらには、「憲法を改正をして自衛隊を中東に派遣する」事が最終目的かなと思われている方も多いでしょう。しかし、今回のペルシャ湾への自衛隊の「調査派遣の検討」を例に取るまでも無く、現行法の枠内で自衛隊の中東派遣は可能です。実際に、イラク戦争では、自衛隊は兵隊の空輸に参加しています。復興目的ではありますが、「戦闘地域」のサマワに陸自も投入しました。一応、国会で法案を通してはいますが、憲法改正無くとも派遣の前例を作っています。

■ 日本の公的、半公的資金を米市場から引き揚げ無い為の圧力 ■

私は今回の一連の「文春砲」の圧力は、日本の資金が米国市場から逃避しない為の圧力では無いかと妄想しています。

年金の積立金を運用するGPIFの資金や、ゆうちょ銀行、農林中金などの資金の多くは、米国債や、米株式市場や、ジャンク債市場や、ローン担保証券市場(CLO)で大きな存在感を示しています。

IMFも世界銀行も2020年に世界的な景気後退が起こると、直近の年次総会で警告しています。デリバティブ市場の規模を考えれば、リーマンショック以上のシステマティックな危機に発展する可能性は低くありません。

当然、ヘッジファンドを始めとした目先の利く投資家は、とうの昔にリスク市場から撤退していますが、金融機関を介して市場に投入された個人の資金や、公的資金がリスク市場に取り残されています。先日のソフトバンクの10兆円ファンドではありませんが、「ババ」を引かされる可能性が高い。

この様な状況にあって、本来は安全運用すべきGPIFの資金がリスクに晒されています。GPIFは「長期運用なので短期の下落をそれ程重視していない」と言っていますが、さすがに何十兆円もの損失を出せば、世論に押されて「損切」をせざるを得なくなります。(損切こそが金融資本家達の目論見なのですが)


あくまでも妄想に過ぎませんが・・・来年のオリンピックで日本の目が国内に釘付けになる頃、海外の市場のそこかしこで、黒い白鳥が首を水面からもたげるかも知れません・・・。或いは、もっと早い時期に。


ところで、関西電力幹部の金品授受問題、フェードアウトしちゃいましたね。あのネタを深堀されると、与野党を問わずヤバイ議員が多いのかも知れません。同和問題も絡んでいますし、マスコミ的にもあまり深堀したく無いのでしょう。ここら辺、自公政権の闇にも通じる問題ですね。国会議員の一体どの位が日本人なのか・・・私ならば傀儡国家はマイノリティーに支配させます。その方がコントロールが容易い。イギリスのMI6が良く使う手ですね。
https://green.ap.teacup.com/pekepon/2426.html

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/121.html#c40

[近代史02] 鈴木傾城 _ アメリカ株で儲けるほど簡単な事は無い 中川隆
63. 中川隆[-10417] koaQ7Jey 2019年11月01日 10:24:27 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2463]
2019/11/1
「文春砲」の目的は何か・・・安倍政権への米国の圧力 
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■ 「文春砲」の連発で大臣が二人も辞任 ■

週刊文春のスクープで菅原経産大臣に続き河井法務大臣が早々に辞任を表明しました。

河井大臣は、奥さんが立候補した選挙で、うぐいす嬢に公職選挙法で定められた日当15000円の二倍に当たる30000円を支払った嫌疑を追及されています。選挙事務所を事実上取り仕切っていたのが、河井法相だった様で、その他、ご自身も菅原大臣同様に有権者に贈り物をしていた疑いも報じられています。

ニュースでは「倍総理の任命責任は重い」と上辺の責任追及こそしていますが、野党がこの問題で安倍政権を窮地に追い込む事は不可能でしょう。通り一遍の国会パフォーマンスはするでしょうが・・。

■ 議員秘書というスパイ ■

ネットを見ると、選挙経験者らが、「うぐいす嬢の日当15000円は安すぎて誰も集まらないので、地方選挙でも30000円は相場」などと書いています。きっと全ての国会議員が同様に選挙違反をしているハズです。さらに、有権者への香典や盆暮れの贈答品なども、叩けば埃の出る議員は、与野党問わず大勢いらっしゃるでしょう。

全く潔白な国会議員など皆無だと思われますが、時として「些細な不正」が「元秘書」の告発で漏洩します。

実は自民党の秘書には〇〇教会の信者が多いと噂されます。どの議員も資金繰りは火の車ですから、無償の秘書を斡旋するのだとか・・。wikipediaによれば安倍首相の御父上の安倍晋太郎氏は統一教会員を議員秘書として斡旋していたとか・・・。(真偽は不明ですが)

彼らは低賃金、或いは無償で秘書の仕事をこなす一方で、議員の情報を収集するスパイだと私は妄想しています。飼い主は〇〇教会の上部組織である米諜報機関では無いかと・・・。

■ 安倍政権を強請る米国 ■

モリカケ事件の時にも書きましたが、あの事件以来、安倍総理は米国の言いなりになっています。

新聞や週刊誌は、一時、報道をヒートアップさせますが、政権を追い詰めるまでは世論を盛り上げず、やがて人々の興味は別の事件へと移って行きます。しかし、モリカケ事件は、文科省や財務省や国土交通省、さらには大阪地検特捜部まで必死に隠蔽しましたが、その立証も難しくはありません。現職総理大臣が退陣するには充分な事件なのです。

この様に、日本の政治家は米諜報機関に弱みを握られており、米国はマスコミを使って政権に好きな時に圧力を掛ける事が出来ます。これに対抗する為に、民主党が政権を取る前の自民党政権では、コロコロと首相が交代して、アメリカの要求から逃れていました。福田康夫元首相が辞任するきっかけは、中東への自衛隊の派遣要請だったと言われています。「あなたには分からないんです」と記者にキツク言い放った言葉の裏には、万感の思いがあったのでしょう。そして、清々しい表情で官邸を去って行った。

安倍首相に福田氏の様な潔さが有れば、自民党の党則を変えてまで3期も首相を務める事は無かったのでしょうが、彼は政権を手放そうとしません。世間的には憲法改正という偉業?を成し遂げる為と思わてていますが、私は、アメリカに脅されているだけだと妄想しています。「首相を辞任したら逮捕されるぞ・・・」とでも言われているのかも知れません。(妄想ですが)


■ アメリカが安倍政権に達成させたい事 ■

安倍首相はアメリカのメディアでは「トランペット=トランプのペット」などと揶揄されています。トランプ大統領としては「(何でも言う事を聞いてくれる)大切なパートナー」として安倍首相と重宝しています。

日本に行って、ちょっと脅せば武器を買ってくれる。
アメリカに呼んで、ちょっとおだてれば、トウモロコシを買ってくれる。
脅したり、おだてたりすれば、日米貿易交渉でアメリカの言い分を聞いてくれる。

表の報道から一般の人が想像出来るのは、この程度でしょう。

さらには、「憲法を改正をして自衛隊を中東に派遣する」事が最終目的かなと思われている方も多いでしょう。しかし、今回のペルシャ湾への自衛隊の「調査派遣の検討」を例に取るまでも無く、現行法の枠内で自衛隊の中東派遣は可能です。実際に、イラク戦争では、自衛隊は兵隊の空輸に参加しています。復興目的ではありますが、「戦闘地域」のサマワに陸自も投入しました。一応、国会で法案を通してはいますが、憲法改正無くとも派遣の前例を作っています。

■ 日本の公的、半公的資金を米市場から引き揚げ無い為の圧力 ■

私は今回の一連の「文春砲」の圧力は、日本の資金が米国市場から逃避しない為の圧力では無いかと妄想しています。

年金の積立金を運用するGPIFの資金や、ゆうちょ銀行、農林中金などの資金の多くは、米国債や、米株式市場や、ジャンク債市場や、ローン担保証券市場(CLO)で大きな存在感を示しています。

IMFも世界銀行も2020年に世界的な景気後退が起こると、直近の年次総会で警告しています。デリバティブ市場の規模を考えれば、リーマンショック以上のシステマティックな危機に発展する可能性は低くありません。

当然、ヘッジファンドを始めとした目先の利く投資家は、とうの昔にリスク市場から撤退していますが、金融機関を介して市場に投入された個人の資金や、公的資金がリスク市場に取り残されています。先日のソフトバンクの10兆円ファンドではありませんが、「ババ」を引かされる可能性が高い。

この様な状況にあって、本来は安全運用すべきGPIFの資金がリスクに晒されています。GPIFは「長期運用なので短期の下落をそれ程重視していない」と言っていますが、さすがに何十兆円もの損失を出せば、世論に押されて「損切」をせざるを得なくなります。(損切こそが金融資本家達の目論見なのですが)


あくまでも妄想に過ぎませんが・・・来年のオリンピックで日本の目が国内に釘付けになる頃、海外の市場のそこかしこで、黒い白鳥が首を水面からもたげるかも知れません・・・。或いは、もっと早い時期に。


ところで、関西電力幹部の金品授受問題、フェードアウトしちゃいましたね。あのネタを深堀されると、与野党を問わずヤバイ議員が多いのかも知れません。同和問題も絡んでいますし、マスコミ的にもあまり深堀したく無いのでしょう。ここら辺、自公政権の闇にも通じる問題ですね。国会議員の一体どの位が日本人なのか・・・私ならば傀儡国家はマイノリティーに支配させます。その方がコントロールが容易い。イギリスのMI6が良く使う手ですね。
https://green.ap.teacup.com/pekepon/2426.html

http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/895.html#c63

[近代史3] 日銀の金融緩和はアメリカの出口戦略に協力していただけだった 中川隆
9. 中川隆[-10416] koaQ7Jey 2019年11月01日 10:24:57 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2464]
2019/11/1
「文春砲」の目的は何か・・・安倍政権への米国の圧力 
https://green.ap.teacup.com/pekepon/2426.html
 

■ 「文春砲」の連発で大臣が二人も辞任 ■

週刊文春のスクープで菅原経産大臣に続き河井法務大臣が早々に辞任を表明しました。

河井大臣は、奥さんが立候補した選挙で、うぐいす嬢に公職選挙法で定められた日当15000円の二倍に当たる30000円を支払った嫌疑を追及されています。選挙事務所を事実上取り仕切っていたのが、河井法相だった様で、その他、ご自身も菅原大臣同様に有権者に贈り物をしていた疑いも報じられています。

ニュースでは「倍総理の任命責任は重い」と上辺の責任追及こそしていますが、野党がこの問題で安倍政権を窮地に追い込む事は不可能でしょう。通り一遍の国会パフォーマンスはするでしょうが・・。

■ 議員秘書というスパイ ■

ネットを見ると、選挙経験者らが、「うぐいす嬢の日当15000円は安すぎて誰も集まらないので、地方選挙でも30000円は相場」などと書いています。きっと全ての国会議員が同様に選挙違反をしているハズです。さらに、有権者への香典や盆暮れの贈答品なども、叩けば埃の出る議員は、与野党問わず大勢いらっしゃるでしょう。

全く潔白な国会議員など皆無だと思われますが、時として「些細な不正」が「元秘書」の告発で漏洩します。

実は自民党の秘書には〇〇教会の信者が多いと噂されます。どの議員も資金繰りは火の車ですから、無償の秘書を斡旋するのだとか・・。wikipediaによれば安倍首相の御父上の安倍晋太郎氏は統一教会員を議員秘書として斡旋していたとか・・・。(真偽は不明ですが)

彼らは低賃金、或いは無償で秘書の仕事をこなす一方で、議員の情報を収集するスパイだと私は妄想しています。飼い主は〇〇教会の上部組織である米諜報機関では無いかと・・・。

■ 安倍政権を強請る米国 ■

モリカケ事件の時にも書きましたが、あの事件以来、安倍総理は米国の言いなりになっています。

新聞や週刊誌は、一時、報道をヒートアップさせますが、政権を追い詰めるまでは世論を盛り上げず、やがて人々の興味は別の事件へと移って行きます。しかし、モリカケ事件は、文科省や財務省や国土交通省、さらには大阪地検特捜部まで必死に隠蔽しましたが、その立証も難しくはありません。現職総理大臣が退陣するには充分な事件なのです。

この様に、日本の政治家は米諜報機関に弱みを握られており、米国はマスコミを使って政権に好きな時に圧力を掛ける事が出来ます。これに対抗する為に、民主党が政権を取る前の自民党政権では、コロコロと首相が交代して、アメリカの要求から逃れていました。福田康夫元首相が辞任するきっかけは、中東への自衛隊の派遣要請だったと言われています。「あなたには分からないんです」と記者にキツク言い放った言葉の裏には、万感の思いがあったのでしょう。そして、清々しい表情で官邸を去って行った。

安倍首相に福田氏の様な潔さが有れば、自民党の党則を変えてまで3期も首相を務める事は無かったのでしょうが、彼は政権を手放そうとしません。世間的には憲法改正という偉業?を成し遂げる為と思わてていますが、私は、アメリカに脅されているだけだと妄想しています。「首相を辞任したら逮捕されるぞ・・・」とでも言われているのかも知れません。(妄想ですが)


■ アメリカが安倍政権に達成させたい事 ■

安倍首相はアメリカのメディアでは「トランペット=トランプのペット」などと揶揄されています。トランプ大統領としては「(何でも言う事を聞いてくれる)大切なパートナー」として安倍首相と重宝しています。

日本に行って、ちょっと脅せば武器を買ってくれる。
アメリカに呼んで、ちょっとおだてれば、トウモロコシを買ってくれる。
脅したり、おだてたりすれば、日米貿易交渉でアメリカの言い分を聞いてくれる。

表の報道から一般の人が想像出来るのは、この程度でしょう。

さらには、「憲法を改正をして自衛隊を中東に派遣する」事が最終目的かなと思われている方も多いでしょう。しかし、今回のペルシャ湾への自衛隊の「調査派遣の検討」を例に取るまでも無く、現行法の枠内で自衛隊の中東派遣は可能です。実際に、イラク戦争では、自衛隊は兵隊の空輸に参加しています。復興目的ではありますが、「戦闘地域」のサマワに陸自も投入しました。一応、国会で法案を通してはいますが、憲法改正無くとも派遣の前例を作っています。

■ 日本の公的、半公的資金を米市場から引き揚げ無い為の圧力 ■

私は今回の一連の「文春砲」の圧力は、日本の資金が米国市場から逃避しない為の圧力では無いかと妄想しています。

年金の積立金を運用するGPIFの資金や、ゆうちょ銀行、農林中金などの資金の多くは、米国債や、米株式市場や、ジャンク債市場や、ローン担保証券市場(CLO)で大きな存在感を示しています。

IMFも世界銀行も2020年に世界的な景気後退が起こると、直近の年次総会で警告しています。デリバティブ市場の規模を考えれば、リーマンショック以上のシステマティックな危機に発展する可能性は低くありません。

当然、ヘッジファンドを始めとした目先の利く投資家は、とうの昔にリスク市場から撤退していますが、金融機関を介して市場に投入された個人の資金や、公的資金がリスク市場に取り残されています。先日のソフトバンクの10兆円ファンドではありませんが、「ババ」を引かされる可能性が高い。

この様な状況にあって、本来は安全運用すべきGPIFの資金がリスクに晒されています。GPIFは「長期運用なので短期の下落をそれ程重視していない」と言っていますが、さすがに何十兆円もの損失を出せば、世論に押されて「損切」をせざるを得なくなります。(損切こそが金融資本家達の目論見なのですが)


あくまでも妄想に過ぎませんが・・・来年のオリンピックで日本の目が国内に釘付けになる頃、海外の市場のそこかしこで、黒い白鳥が首を水面からもたげるかも知れません・・・。或いは、もっと早い時期に。


ところで、関西電力幹部の金品授受問題、フェードアウトしちゃいましたね。あのネタを深堀されると、与野党を問わずヤバイ議員が多いのかも知れません。同和問題も絡んでいますし、マスコミ的にもあまり深堀したく無いのでしょう。ここら辺、自公政権の闇にも通じる問題ですね。国会議員の一体どの位が日本人なのか・・・私ならば傀儡国家はマイノリティーに支配させます。その方がコントロールが容易い。イギリスのMI6が良く使う手ですね。
https://green.ap.teacup.com/pekepon/2426.html

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/369.html#c9

[近代史3] 訪日外国人による観光公害 地元住民の被害は限界 中川隆
8. 中川隆[-10445] koaQ7Jey 2019年11月01日 11:44:14 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2435]

京都が観光客でパンクする!? 古都を襲う「オーバーツーリズム」の暴走 2019/11/01
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e4%ba%ac%e9%83%bd%e3%81%8c%e8%a6%b3%e5%85%89%e5%ae%a2%e3%81%a7%e3%83%91%e3%83%b3%e3%82%af%e3%81%99%e3%82%8b%ef%bc%81%ef%bc%9f-%e5%8f%a4%e9%83%bd%e3%82%92%e8%a5%b2%e3%81%86%e3%80%8c%e3%82%aa%e3%83%bc%e3%83%90%e3%83%bc%e3%83%84%e3%83%bc%e3%83%aa%e3%82%ba%e3%83%a0%e3%80%8d%e3%81%ae%e6%9a%b4%e8%b5%b0/ar-AAJFjzA?ocid=ientp#page=2


【画像】観光客が多すぎる京都© ITmedia ビジネスオンライン


本記事は、書籍『パンクする京都 オーバーツーリズムと戦う観光都市』(著・中井治郎 、星海社新書)の中から一部抜粋し、転載したものです。京都在住の社会学者による、観光客の殺到による社会・経済問題「オーバーツーリズム」の提起をお読みください。

 2019年5月。ちょうどこの本の企画について編集者とのやりとりがはじまった頃、「エベレストでさらに4人死亡」というニュースが目にとまった。よくある山岳事故のニュース、ではなかった。それはとても奇妙な事故だった。エベレスト山頂付近で続発する死亡事故について犠牲者のうちの1人のインド人登山者の死が報じられていたが、奇妙なのはその死因である。その不幸な登山者の死因は、エベレスト山頂付近で「12時間以上の混雑」に巻き込まれたことによる極度の疲労だったのである。

 そして記事に添えられた写真に目を疑った。澄んだ青空を背景に鋭く切り立つエベレストの山頂。そこに写っているのは、山頂の切っ先に向けて、びっしりと数珠(じゅず)つなぎに連なる登山者の長い長い行列であった。「ここで12時間待つのか……」思わず言葉を失う。ディズニーランドよりもコミケよりも、まちがいなく世界でもっとも過酷な行列である。

 90年代から一般の登山客に向けてエベレスト山頂への登山を開放してきたネパール政府は、近年、希望者の増加を受けて登山許可証の発給数を増やしてきた。そして2019年の登頂者数は過去最高となる見込みであるという。

 その結果がこの山頂へと続く長蛇の列なのだ。エベレスト山頂といえば標高8848メートル、言うまでもなく地球上でもっとも人間にとって生存が困難な場所である。そして、そこに押し寄せた登山客たちが12時間待ちの大行列を発生させる。30年前ならばまったく想像することもできなかった光景かもしれない。

 そんな記事を見て思い出したことがある。09年8月、モアイ像で有名なチリ領イースター島を訪れた時に僕が巻き込まれた、ある事件である。

 首都サンティアゴから3700キロ、もっとも近い有人島までも2000キロあるという絶海の孤島イースター島。この地球上でもっとも文明から遠い場所の1つといえるだろう。そんな島で島民たちが島で唯一の空港に突入し、これを封鎖した。たまたまそのとき島にいた僕をふくむ外国人観光客たちは島を脱出することができなくなったのである。島民たちは怒っていた。

 「もう観光客はたくさんだ!」

 いつ飛ぶとも分からない飛行機を待つしかない“観光客”である僕は、太平洋に沈む夕日を眺めながら途方に暮れていた。こんな世界の果ての島にも観光客が押し寄せている。

 そして島民たちは観光客が目当てにするモアイではなく、これこそ自分たちの誇りだというカヌーのマークの旗を掲げていた。彼らはいったい何に怒っていたのだろうか。

●世界の著名都市で「もう観光客はたくさん!」

 エベレストにイースター島。もはやこの地球上でカラフルなアウトドアウェアを着込みリュックサックを背負った観光客の姿をみかけない場所を探すことは難しいのかもしれない。19年2月に国連世界観光機関(UNWTO)が発表した世界における国際観光客数は推定で約14億人。10年に発表された長期予測では14億人を達成するのは20年と見込まれており、この予測が2年も早く突破されたことになる。

 かつて先進国の人々のあいだで海外旅行が大衆化しはじめた1960年代後半の年間国際観光客数は1600万人程度だった。つまり、海外旅行者の数は50年間で約90倍となったのである。一方、世界人口の増加は40億人程度から70億人ほどなので、この数十年いかに猛烈なスピードで多くの人々が海外旅行をするようになったかが分かるだろう。

 もちろん、これまで人類が経験したことのない観光客の大発生は多くの人々にとってチャンスであった。過疎化に悩む農村から、再開発が思うように進まないまま疲弊していた歴史ある古都、そして先進国から発展途上国まで、世界中のあらゆる特性をもった地域がこれをチャンスと見込み観光産業を起爆剤とする地域活性に取り組んできた。

 しかし近年、ベネチア、アムステルダム、バルセロナなど、観光地として世界的な知名度を誇る各都市において住民たちの怒りが爆発している。彼らは叫ぶ。「もう観光客はたくさんだ!」

 10年前に僕がイースター島で出会ったあの光景が、今や世界中に広がっているのだ。そして、そんな彼らの怒りはここ数年で急速に世界中に伝播(でんぱ)した1つの新語を誕生させた。地域の生活や環境、そして観光客自身の観光体験にさえダメージを与えるほどの過度な観光化を指す言葉、「オーバーツーリズム(overtourism)」である。

 08年、新たな省庁として観光庁が設立された。それからの10年間は日本にとって「クール・ジャパン」そして「観光立国」という旗印のもと官民あげての観光振興・インバウンド誘致にまい進し、また翻弄された10年間であった。もともとは外国へ旅行する出国日本人旅行者(アウトバウンド)に対して訪日外国人旅行者(インバウンド)の数が「少なすぎる」ということが問題となって取り組み始めた日本のインバウンド誘致政策であったが、その成果は目覚ましく、政府の予想を超える勢いで外国人観光客は増え続けている。

 とくに円安やビザ発給要件の緩和、LCC路線の就航などが功を奏し、12年当時は836万人だった訪日外国人は18年には3119万人にのぼるまでとなった。ほんの5、6年ほどの間に実に4倍に近い増加ぶりである。

 そして訪日外国人観光客による特需を象徴する現象「爆買い」が流行語大賞に選ばれた15年、実に45年ぶりに訪日外国人旅行者数が出国日本人旅行者数を上回った。つまり、ついに我が国は「観光する国」から「観光される国」に逆転したのである。

●人口150万人の京都市が外国人客で“渋滞”

 しかし、多くの人の予想を超える増加とは、言い換えるならば「暴走」である。この暴走が観光にかかわるさまざまな場面で問題を巻き起こすこととなった。そして世界各地で被害が叫ばれてきたオーバーツーリズムの波が、ついに日本にも到達する。その最前線であり、最たる“被災地”が、世界でもっとも人気のある観光都市の1つであり、日本を代表する古都、京都なのである。

 「この時期、京都行くやつはドM」お花見の頃、ゴールデン・ウイーク、夏の祇園祭(ぎおんまつり)、そして紅葉の頃など、観光都市・京都が世界中の観光客でごった返す行楽シーズンになるとインターネットでしばしば見かける決まり文句である。僕は京都に本部を置く大学で講義と研究をしながら、現在、京都で暮らしている。ネットの読み人知らずの書き込みといえども、その愚痴(ぐち)とも警告ともつかない独り言は身に染みるくらい、よく分かる。

 例えば花見や紅葉の季節などには全国のニュースや情報番組で、押し掛けた観光客で身動きもとれないほどの京都の名所の混雑がまるで風物詩のように報じられる。しかし多くの住民はもちろんそんな時期にわざわざ観光名所には近寄らない。テレビで近所の寺の混雑を眺めるのみである。そしてこの時期は観光名所だけにとどまらず、市内各所の交通が「いつも通り」マヒしているであろうことも知っている。そして呟くのだ。「はあ、やっぱり今日は出掛けるの、やめとこか」

 そもそも京都市の人口は150万ほどである。これをもし関東の都市に置き換えるなら川崎市と同程度の人口規模ということになる。しかし、京都は山に囲まれた小さな盆地であり、「どの飲み屋で終電を逃しても歩いて帰れる」といわれるほどに狭い。そこに、天皇が居(きょ)を構えていた京都御所、そして市内だけでも14件の世界遺産をふくむ広大な敷地を持つ離宮や神社仏閣がひしめきあっている。

 さらに厳しい都市景観行政のため市街地の狭い空間を有効に利用するための高層ビルやタワマンの建設もできない。そんな窮屈きわまりない街に150万人が押し込められているのだ。そこに毎年5000万人以上の観光客が押し寄せている。それが古都・京都の実情である。

 とくに2011年度には50万人程度であった外国人宿泊客数はその後、誰も予想していなかったようなスピードで激増し、2018年にはその約9倍である450万人にまで膨れ上がった(外国人観光客数全体ではおよそ805万人)。いまや有名な観光名所にかぎらず、京都のあらゆる場所で彼らが大きなキャリーケースを引っぱりながら歩いている、いや、“渋滞”している姿を見ることができる。

●地域住民の暮らしが「見せ物」に

 何より厄介なことは、京都を訪れる観光客の目当ては自然豊かな景勝地などではなく、人々の生活空間のなかに点在する寺社や史跡、さらには町並みなど人々の暮らしの場そのものであることだ。つまり京都は街全体が観光名所ともいえるのである。

 朝、寝ぼけながらゴミ袋を片手に玄関を開けると、目の前にまさに「京都の町並み」を撮ろうとしている観光客のカメラと目があったので慌てて戸を閉めた……京都ではしばしば聞く話である。多くの人にとって観光地とは非日常空間であるが、「観光される」京都の住人にとってはそれがまさに日常なのである。

 世界各地の観光都市でオーバーツーリズムが問題となっていると述べたが、とくに反観光運動の激しい事例にはある共通点がある。それは歴史のある町並みや市場など、人々の生活の場そのものが観光の対象となってしまっている場所であるということである。地域住民と観光客の動線が重なれば重なるほど、バスや道路、さらには商店など、あらゆる生活インフラの奪い合いとなってしまうのだ。

 また、そもそも観光とは関係なく生活している地域住民の暮らし自体が「見せ物」化していくということの問題や不満も無視できない。そして、さらに近年は、地域住民の暮らす住宅地や集合住宅のなかに深く入り込んでいくことでコミュニティーを破壊しかねない民泊の問題なども、各地で観光客と地域住民の関係をより厳しく対立的なものへと変えつつある。

 世界的に観光が引き起こす問題に注目が集まる一方で、2020年東京オリンピック・パラリンピック開催をひかえた政府は「観光ビジョン実現プログラム2019」を策定、20年度の訪日外国人旅行者数の目標を4000万人とした。さらに30年には現在のほぼ倍である6000万人と見込んでいる。

 いま京都が直面している問題は、オリンピック開催地である東京を含め今後さらに深刻な問題として全国のさまざまな街を襲うだろう。そのような意味では我が国におけるオーバーツーリズム最前線である京都の“戦況”は全国が注視すべきものといえる。
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e4%ba%ac%e9%83%bd%e3%81%8c%e8%a6%b3%e5%85%89%e5%ae%a2%e3%81%a7%e3%83%91%e3%83%b3%e3%82%af%e3%81%99%e3%82%8b%ef%bc%81%ef%bc%9f-%e5%8f%a4%e9%83%bd%e3%82%92%e8%a5%b2%e3%81%86%e3%80%8c%e3%82%aa%e3%83%bc%e3%83%90%e3%83%bc%e3%83%84%e3%83%bc%e3%83%aa%e3%82%ba%e3%83%a0%e3%80%8d%e3%81%ae%e6%9a%b4%e8%b5%b0/ar-AAJFjzA?ocid=ientp#page=2
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/527.html#c8

[近代史3] 外国人が増えると嬉しいか? _ 外人観光客誘致は日本を貧しくしている 中川隆
13. 中川隆[-10444] koaQ7Jey 2019年11月01日 11:44:59 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2436]

京都が観光客でパンクする!? 古都を襲う「オーバーツーリズム」の暴走 2019/11/01
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e4%ba%ac%e9%83%bd%e3%81%8c%e8%a6%b3%e5%85%89%e5%ae%a2%e3%81%a7%e3%83%91%e3%83%b3%e3%82%af%e3%81%99%e3%82%8b%ef%bc%81%ef%bc%9f-%e5%8f%a4%e9%83%bd%e3%82%92%e8%a5%b2%e3%81%86%e3%80%8c%e3%82%aa%e3%83%bc%e3%83%90%e3%83%bc%e3%83%84%e3%83%bc%e3%83%aa%e3%82%ba%e3%83%a0%e3%80%8d%e3%81%ae%e6%9a%b4%e8%b5%b0/ar-AAJFjzA?ocid=ientp#page=2


【画像】観光客が多すぎる京都© ITmedia ビジネスオンライン


本記事は、書籍『パンクする京都 オーバーツーリズムと戦う観光都市』(著・中井治郎 、星海社新書)の中から一部抜粋し、転載したものです。京都在住の社会学者による、観光客の殺到による社会・経済問題「オーバーツーリズム」の提起をお読みください。

 2019年5月。ちょうどこの本の企画について編集者とのやりとりがはじまった頃、「エベレストでさらに4人死亡」というニュースが目にとまった。よくある山岳事故のニュース、ではなかった。それはとても奇妙な事故だった。エベレスト山頂付近で続発する死亡事故について犠牲者のうちの1人のインド人登山者の死が報じられていたが、奇妙なのはその死因である。その不幸な登山者の死因は、エベレスト山頂付近で「12時間以上の混雑」に巻き込まれたことによる極度の疲労だったのである。

 そして記事に添えられた写真に目を疑った。澄んだ青空を背景に鋭く切り立つエベレストの山頂。そこに写っているのは、山頂の切っ先に向けて、びっしりと数珠(じゅず)つなぎに連なる登山者の長い長い行列であった。「ここで12時間待つのか……」思わず言葉を失う。ディズニーランドよりもコミケよりも、まちがいなく世界でもっとも過酷な行列である。

 90年代から一般の登山客に向けてエベレスト山頂への登山を開放してきたネパール政府は、近年、希望者の増加を受けて登山許可証の発給数を増やしてきた。そして2019年の登頂者数は過去最高となる見込みであるという。

 その結果がこの山頂へと続く長蛇の列なのだ。エベレスト山頂といえば標高8848メートル、言うまでもなく地球上でもっとも人間にとって生存が困難な場所である。そして、そこに押し寄せた登山客たちが12時間待ちの大行列を発生させる。30年前ならばまったく想像することもできなかった光景かもしれない。

 そんな記事を見て思い出したことがある。09年8月、モアイ像で有名なチリ領イースター島を訪れた時に僕が巻き込まれた、ある事件である。

 首都サンティアゴから3700キロ、もっとも近い有人島までも2000キロあるという絶海の孤島イースター島。この地球上でもっとも文明から遠い場所の1つといえるだろう。そんな島で島民たちが島で唯一の空港に突入し、これを封鎖した。たまたまそのとき島にいた僕をふくむ外国人観光客たちは島を脱出することができなくなったのである。島民たちは怒っていた。

 「もう観光客はたくさんだ!」

 いつ飛ぶとも分からない飛行機を待つしかない“観光客”である僕は、太平洋に沈む夕日を眺めながら途方に暮れていた。こんな世界の果ての島にも観光客が押し寄せている。

 そして島民たちは観光客が目当てにするモアイではなく、これこそ自分たちの誇りだというカヌーのマークの旗を掲げていた。彼らはいったい何に怒っていたのだろうか。

●世界の著名都市で「もう観光客はたくさん!」

 エベレストにイースター島。もはやこの地球上でカラフルなアウトドアウェアを着込みリュックサックを背負った観光客の姿をみかけない場所を探すことは難しいのかもしれない。19年2月に国連世界観光機関(UNWTO)が発表した世界における国際観光客数は推定で約14億人。10年に発表された長期予測では14億人を達成するのは20年と見込まれており、この予測が2年も早く突破されたことになる。

 かつて先進国の人々のあいだで海外旅行が大衆化しはじめた1960年代後半の年間国際観光客数は1600万人程度だった。つまり、海外旅行者の数は50年間で約90倍となったのである。一方、世界人口の増加は40億人程度から70億人ほどなので、この数十年いかに猛烈なスピードで多くの人々が海外旅行をするようになったかが分かるだろう。

 もちろん、これまで人類が経験したことのない観光客の大発生は多くの人々にとってチャンスであった。過疎化に悩む農村から、再開発が思うように進まないまま疲弊していた歴史ある古都、そして先進国から発展途上国まで、世界中のあらゆる特性をもった地域がこれをチャンスと見込み観光産業を起爆剤とする地域活性に取り組んできた。

 しかし近年、ベネチア、アムステルダム、バルセロナなど、観光地として世界的な知名度を誇る各都市において住民たちの怒りが爆発している。彼らは叫ぶ。「もう観光客はたくさんだ!」

 10年前に僕がイースター島で出会ったあの光景が、今や世界中に広がっているのだ。そして、そんな彼らの怒りはここ数年で急速に世界中に伝播(でんぱ)した1つの新語を誕生させた。地域の生活や環境、そして観光客自身の観光体験にさえダメージを与えるほどの過度な観光化を指す言葉、「オーバーツーリズム(overtourism)」である。

 08年、新たな省庁として観光庁が設立された。それからの10年間は日本にとって「クール・ジャパン」そして「観光立国」という旗印のもと官民あげての観光振興・インバウンド誘致にまい進し、また翻弄された10年間であった。もともとは外国へ旅行する出国日本人旅行者(アウトバウンド)に対して訪日外国人旅行者(インバウンド)の数が「少なすぎる」ということが問題となって取り組み始めた日本のインバウンド誘致政策であったが、その成果は目覚ましく、政府の予想を超える勢いで外国人観光客は増え続けている。

 とくに円安やビザ発給要件の緩和、LCC路線の就航などが功を奏し、12年当時は836万人だった訪日外国人は18年には3119万人にのぼるまでとなった。ほんの5、6年ほどの間に実に4倍に近い増加ぶりである。

 そして訪日外国人観光客による特需を象徴する現象「爆買い」が流行語大賞に選ばれた15年、実に45年ぶりに訪日外国人旅行者数が出国日本人旅行者数を上回った。つまり、ついに我が国は「観光する国」から「観光される国」に逆転したのである。

●人口150万人の京都市が外国人客で“渋滞”

 しかし、多くの人の予想を超える増加とは、言い換えるならば「暴走」である。この暴走が観光にかかわるさまざまな場面で問題を巻き起こすこととなった。そして世界各地で被害が叫ばれてきたオーバーツーリズムの波が、ついに日本にも到達する。その最前線であり、最たる“被災地”が、世界でもっとも人気のある観光都市の1つであり、日本を代表する古都、京都なのである。

 「この時期、京都行くやつはドM」お花見の頃、ゴールデン・ウイーク、夏の祇園祭(ぎおんまつり)、そして紅葉の頃など、観光都市・京都が世界中の観光客でごった返す行楽シーズンになるとインターネットでしばしば見かける決まり文句である。僕は京都に本部を置く大学で講義と研究をしながら、現在、京都で暮らしている。ネットの読み人知らずの書き込みといえども、その愚痴(ぐち)とも警告ともつかない独り言は身に染みるくらい、よく分かる。

 例えば花見や紅葉の季節などには全国のニュースや情報番組で、押し掛けた観光客で身動きもとれないほどの京都の名所の混雑がまるで風物詩のように報じられる。しかし多くの住民はもちろんそんな時期にわざわざ観光名所には近寄らない。テレビで近所の寺の混雑を眺めるのみである。そしてこの時期は観光名所だけにとどまらず、市内各所の交通が「いつも通り」マヒしているであろうことも知っている。そして呟くのだ。「はあ、やっぱり今日は出掛けるの、やめとこか」

 そもそも京都市の人口は150万ほどである。これをもし関東の都市に置き換えるなら川崎市と同程度の人口規模ということになる。しかし、京都は山に囲まれた小さな盆地であり、「どの飲み屋で終電を逃しても歩いて帰れる」といわれるほどに狭い。そこに、天皇が居(きょ)を構えていた京都御所、そして市内だけでも14件の世界遺産をふくむ広大な敷地を持つ離宮や神社仏閣がひしめきあっている。

 さらに厳しい都市景観行政のため市街地の狭い空間を有効に利用するための高層ビルやタワマンの建設もできない。そんな窮屈きわまりない街に150万人が押し込められているのだ。そこに毎年5000万人以上の観光客が押し寄せている。それが古都・京都の実情である。

 とくに2011年度には50万人程度であった外国人宿泊客数はその後、誰も予想していなかったようなスピードで激増し、2018年にはその約9倍である450万人にまで膨れ上がった(外国人観光客数全体ではおよそ805万人)。いまや有名な観光名所にかぎらず、京都のあらゆる場所で彼らが大きなキャリーケースを引っぱりながら歩いている、いや、“渋滞”している姿を見ることができる。

●地域住民の暮らしが「見せ物」に

 何より厄介なことは、京都を訪れる観光客の目当ては自然豊かな景勝地などではなく、人々の生活空間のなかに点在する寺社や史跡、さらには町並みなど人々の暮らしの場そのものであることだ。つまり京都は街全体が観光名所ともいえるのである。

 朝、寝ぼけながらゴミ袋を片手に玄関を開けると、目の前にまさに「京都の町並み」を撮ろうとしている観光客のカメラと目があったので慌てて戸を閉めた……京都ではしばしば聞く話である。多くの人にとって観光地とは非日常空間であるが、「観光される」京都の住人にとってはそれがまさに日常なのである。

 世界各地の観光都市でオーバーツーリズムが問題となっていると述べたが、とくに反観光運動の激しい事例にはある共通点がある。それは歴史のある町並みや市場など、人々の生活の場そのものが観光の対象となってしまっている場所であるということである。地域住民と観光客の動線が重なれば重なるほど、バスや道路、さらには商店など、あらゆる生活インフラの奪い合いとなってしまうのだ。

 また、そもそも観光とは関係なく生活している地域住民の暮らし自体が「見せ物」化していくということの問題や不満も無視できない。そして、さらに近年は、地域住民の暮らす住宅地や集合住宅のなかに深く入り込んでいくことでコミュニティーを破壊しかねない民泊の問題なども、各地で観光客と地域住民の関係をより厳しく対立的なものへと変えつつある。

 世界的に観光が引き起こす問題に注目が集まる一方で、2020年東京オリンピック・パラリンピック開催をひかえた政府は「観光ビジョン実現プログラム2019」を策定、20年度の訪日外国人旅行者数の目標を4000万人とした。さらに30年には現在のほぼ倍である6000万人と見込んでいる。

 いま京都が直面している問題は、オリンピック開催地である東京を含め今後さらに深刻な問題として全国のさまざまな街を襲うだろう。そのような意味では我が国におけるオーバーツーリズム最前線である京都の“戦況”は全国が注視すべきものといえる。
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e4%ba%ac%e9%83%bd%e3%81%8c%e8%a6%b3%e5%85%89%e5%ae%a2%e3%81%a7%e3%83%91%e3%83%b3%e3%82%af%e3%81%99%e3%82%8b%ef%bc%81%ef%bc%9f-%e5%8f%a4%e9%83%bd%e3%82%92%e8%a5%b2%e3%81%86%e3%80%8c%e3%82%aa%e3%83%bc%e3%83%90%e3%83%bc%e3%83%84%e3%83%bc%e3%83%aa%e3%82%ba%e3%83%a0%e3%80%8d%e3%81%ae%e6%9a%b4%e8%b5%b0/ar-AAJFjzA?ocid=ientp#page=2
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/185.html#c13

[リバイバル3] 廃墟と化した水上温泉 中川隆
141. 中川隆[-10443] koaQ7Jey 2019年11月01日 11:45:29 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2437]

京都が観光客でパンクする!? 古都を襲う「オーバーツーリズム」の暴走 2019/11/01
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e4%ba%ac%e9%83%bd%e3%81%8c%e8%a6%b3%e5%85%89%e5%ae%a2%e3%81%a7%e3%83%91%e3%83%b3%e3%82%af%e3%81%99%e3%82%8b%ef%bc%81%ef%bc%9f-%e5%8f%a4%e9%83%bd%e3%82%92%e8%a5%b2%e3%81%86%e3%80%8c%e3%82%aa%e3%83%bc%e3%83%90%e3%83%bc%e3%83%84%e3%83%bc%e3%83%aa%e3%82%ba%e3%83%a0%e3%80%8d%e3%81%ae%e6%9a%b4%e8%b5%b0/ar-AAJFjzA?ocid=ientp#page=2


【画像】観光客が多すぎる京都© ITmedia ビジネスオンライン


本記事は、書籍『パンクする京都 オーバーツーリズムと戦う観光都市』(著・中井治郎 、星海社新書)の中から一部抜粋し、転載したものです。京都在住の社会学者による、観光客の殺到による社会・経済問題「オーバーツーリズム」の提起をお読みください。

 2019年5月。ちょうどこの本の企画について編集者とのやりとりがはじまった頃、「エベレストでさらに4人死亡」というニュースが目にとまった。よくある山岳事故のニュース、ではなかった。それはとても奇妙な事故だった。エベレスト山頂付近で続発する死亡事故について犠牲者のうちの1人のインド人登山者の死が報じられていたが、奇妙なのはその死因である。その不幸な登山者の死因は、エベレスト山頂付近で「12時間以上の混雑」に巻き込まれたことによる極度の疲労だったのである。

 そして記事に添えられた写真に目を疑った。澄んだ青空を背景に鋭く切り立つエベレストの山頂。そこに写っているのは、山頂の切っ先に向けて、びっしりと数珠(じゅず)つなぎに連なる登山者の長い長い行列であった。「ここで12時間待つのか……」思わず言葉を失う。ディズニーランドよりもコミケよりも、まちがいなく世界でもっとも過酷な行列である。

 90年代から一般の登山客に向けてエベレスト山頂への登山を開放してきたネパール政府は、近年、希望者の増加を受けて登山許可証の発給数を増やしてきた。そして2019年の登頂者数は過去最高となる見込みであるという。

 その結果がこの山頂へと続く長蛇の列なのだ。エベレスト山頂といえば標高8848メートル、言うまでもなく地球上でもっとも人間にとって生存が困難な場所である。そして、そこに押し寄せた登山客たちが12時間待ちの大行列を発生させる。30年前ならばまったく想像することもできなかった光景かもしれない。

 そんな記事を見て思い出したことがある。09年8月、モアイ像で有名なチリ領イースター島を訪れた時に僕が巻き込まれた、ある事件である。

 首都サンティアゴから3700キロ、もっとも近い有人島までも2000キロあるという絶海の孤島イースター島。この地球上でもっとも文明から遠い場所の1つといえるだろう。そんな島で島民たちが島で唯一の空港に突入し、これを封鎖した。たまたまそのとき島にいた僕をふくむ外国人観光客たちは島を脱出することができなくなったのである。島民たちは怒っていた。

 「もう観光客はたくさんだ!」

 いつ飛ぶとも分からない飛行機を待つしかない“観光客”である僕は、太平洋に沈む夕日を眺めながら途方に暮れていた。こんな世界の果ての島にも観光客が押し寄せている。

 そして島民たちは観光客が目当てにするモアイではなく、これこそ自分たちの誇りだというカヌーのマークの旗を掲げていた。彼らはいったい何に怒っていたのだろうか。

●世界の著名都市で「もう観光客はたくさん!」

 エベレストにイースター島。もはやこの地球上でカラフルなアウトドアウェアを着込みリュックサックを背負った観光客の姿をみかけない場所を探すことは難しいのかもしれない。19年2月に国連世界観光機関(UNWTO)が発表した世界における国際観光客数は推定で約14億人。10年に発表された長期予測では14億人を達成するのは20年と見込まれており、この予測が2年も早く突破されたことになる。

 かつて先進国の人々のあいだで海外旅行が大衆化しはじめた1960年代後半の年間国際観光客数は1600万人程度だった。つまり、海外旅行者の数は50年間で約90倍となったのである。一方、世界人口の増加は40億人程度から70億人ほどなので、この数十年いかに猛烈なスピードで多くの人々が海外旅行をするようになったかが分かるだろう。

 もちろん、これまで人類が経験したことのない観光客の大発生は多くの人々にとってチャンスであった。過疎化に悩む農村から、再開発が思うように進まないまま疲弊していた歴史ある古都、そして先進国から発展途上国まで、世界中のあらゆる特性をもった地域がこれをチャンスと見込み観光産業を起爆剤とする地域活性に取り組んできた。

 しかし近年、ベネチア、アムステルダム、バルセロナなど、観光地として世界的な知名度を誇る各都市において住民たちの怒りが爆発している。彼らは叫ぶ。「もう観光客はたくさんだ!」

 10年前に僕がイースター島で出会ったあの光景が、今や世界中に広がっているのだ。そして、そんな彼らの怒りはここ数年で急速に世界中に伝播(でんぱ)した1つの新語を誕生させた。地域の生活や環境、そして観光客自身の観光体験にさえダメージを与えるほどの過度な観光化を指す言葉、「オーバーツーリズム(overtourism)」である。

 08年、新たな省庁として観光庁が設立された。それからの10年間は日本にとって「クール・ジャパン」そして「観光立国」という旗印のもと官民あげての観光振興・インバウンド誘致にまい進し、また翻弄された10年間であった。もともとは外国へ旅行する出国日本人旅行者(アウトバウンド)に対して訪日外国人旅行者(インバウンド)の数が「少なすぎる」ということが問題となって取り組み始めた日本のインバウンド誘致政策であったが、その成果は目覚ましく、政府の予想を超える勢いで外国人観光客は増え続けている。

 とくに円安やビザ発給要件の緩和、LCC路線の就航などが功を奏し、12年当時は836万人だった訪日外国人は18年には3119万人にのぼるまでとなった。ほんの5、6年ほどの間に実に4倍に近い増加ぶりである。

 そして訪日外国人観光客による特需を象徴する現象「爆買い」が流行語大賞に選ばれた15年、実に45年ぶりに訪日外国人旅行者数が出国日本人旅行者数を上回った。つまり、ついに我が国は「観光する国」から「観光される国」に逆転したのである。

●人口150万人の京都市が外国人客で“渋滞”

 しかし、多くの人の予想を超える増加とは、言い換えるならば「暴走」である。この暴走が観光にかかわるさまざまな場面で問題を巻き起こすこととなった。そして世界各地で被害が叫ばれてきたオーバーツーリズムの波が、ついに日本にも到達する。その最前線であり、最たる“被災地”が、世界でもっとも人気のある観光都市の1つであり、日本を代表する古都、京都なのである。

 「この時期、京都行くやつはドM」お花見の頃、ゴールデン・ウイーク、夏の祇園祭(ぎおんまつり)、そして紅葉の頃など、観光都市・京都が世界中の観光客でごった返す行楽シーズンになるとインターネットでしばしば見かける決まり文句である。僕は京都に本部を置く大学で講義と研究をしながら、現在、京都で暮らしている。ネットの読み人知らずの書き込みといえども、その愚痴(ぐち)とも警告ともつかない独り言は身に染みるくらい、よく分かる。

 例えば花見や紅葉の季節などには全国のニュースや情報番組で、押し掛けた観光客で身動きもとれないほどの京都の名所の混雑がまるで風物詩のように報じられる。しかし多くの住民はもちろんそんな時期にわざわざ観光名所には近寄らない。テレビで近所の寺の混雑を眺めるのみである。そしてこの時期は観光名所だけにとどまらず、市内各所の交通が「いつも通り」マヒしているであろうことも知っている。そして呟くのだ。「はあ、やっぱり今日は出掛けるの、やめとこか」

 そもそも京都市の人口は150万ほどである。これをもし関東の都市に置き換えるなら川崎市と同程度の人口規模ということになる。しかし、京都は山に囲まれた小さな盆地であり、「どの飲み屋で終電を逃しても歩いて帰れる」といわれるほどに狭い。そこに、天皇が居(きょ)を構えていた京都御所、そして市内だけでも14件の世界遺産をふくむ広大な敷地を持つ離宮や神社仏閣がひしめきあっている。

 さらに厳しい都市景観行政のため市街地の狭い空間を有効に利用するための高層ビルやタワマンの建設もできない。そんな窮屈きわまりない街に150万人が押し込められているのだ。そこに毎年5000万人以上の観光客が押し寄せている。それが古都・京都の実情である。

 とくに2011年度には50万人程度であった外国人宿泊客数はその後、誰も予想していなかったようなスピードで激増し、2018年にはその約9倍である450万人にまで膨れ上がった(外国人観光客数全体ではおよそ805万人)。いまや有名な観光名所にかぎらず、京都のあらゆる場所で彼らが大きなキャリーケースを引っぱりながら歩いている、いや、“渋滞”している姿を見ることができる。

●地域住民の暮らしが「見せ物」に

 何より厄介なことは、京都を訪れる観光客の目当ては自然豊かな景勝地などではなく、人々の生活空間のなかに点在する寺社や史跡、さらには町並みなど人々の暮らしの場そのものであることだ。つまり京都は街全体が観光名所ともいえるのである。

 朝、寝ぼけながらゴミ袋を片手に玄関を開けると、目の前にまさに「京都の町並み」を撮ろうとしている観光客のカメラと目があったので慌てて戸を閉めた……京都ではしばしば聞く話である。多くの人にとって観光地とは非日常空間であるが、「観光される」京都の住人にとってはそれがまさに日常なのである。

 世界各地の観光都市でオーバーツーリズムが問題となっていると述べたが、とくに反観光運動の激しい事例にはある共通点がある。それは歴史のある町並みや市場など、人々の生活の場そのものが観光の対象となってしまっている場所であるということである。地域住民と観光客の動線が重なれば重なるほど、バスや道路、さらには商店など、あらゆる生活インフラの奪い合いとなってしまうのだ。

 また、そもそも観光とは関係なく生活している地域住民の暮らし自体が「見せ物」化していくということの問題や不満も無視できない。そして、さらに近年は、地域住民の暮らす住宅地や集合住宅のなかに深く入り込んでいくことでコミュニティーを破壊しかねない民泊の問題なども、各地で観光客と地域住民の関係をより厳しく対立的なものへと変えつつある。

 世界的に観光が引き起こす問題に注目が集まる一方で、2020年東京オリンピック・パラリンピック開催をひかえた政府は「観光ビジョン実現プログラム2019」を策定、20年度の訪日外国人旅行者数の目標を4000万人とした。さらに30年には現在のほぼ倍である6000万人と見込んでいる。

 いま京都が直面している問題は、オリンピック開催地である東京を含め今後さらに深刻な問題として全国のさまざまな街を襲うだろう。そのような意味では我が国におけるオーバーツーリズム最前線である京都の“戦況”は全国が注視すべきものといえる。
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e4%ba%ac%e9%83%bd%e3%81%8c%e8%a6%b3%e5%85%89%e5%ae%a2%e3%81%a7%e3%83%91%e3%83%b3%e3%82%af%e3%81%99%e3%82%8b%ef%bc%81%ef%bc%9f-%e5%8f%a4%e9%83%bd%e3%82%92%e8%a5%b2%e3%81%86%e3%80%8c%e3%82%aa%e3%83%bc%e3%83%90%e3%83%bc%e3%83%84%e3%83%bc%e3%83%aa%e3%82%ba%e3%83%a0%e3%80%8d%e3%81%ae%e6%9a%b4%e8%b5%b0/ar-AAJFjzA?ocid=ientp#page=2
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/624.html#c141

[リバイバル3] 富士山登山を「ニコ生」中継中に滑落か 救助隊が捜索 中川隆
54. 中川隆[-10556] koaQ7Jey 2019年11月01日 15:17:30 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2325]

冬の富士山で登山者が推定100km/hで滑落していく動画が公開される


Mt. Fuji Rescue Sasebo Sailors Spring Into Action - YouTube動画
https://www.youtube.com/watch?v=64ekKwRIXHQ

2011/12/20 に公開


To read more about this amazing story visit:
https://www.stripes.com/news/pacific/japan/sasebo-sailors-rescue-climber-who-fell-from-mount-fuji-summit-1.164241

On Dec. 10, three U.S. Navy sailors from Sasebo's Explosive Ordinance Disposal Mobile Unit 5, Detachment 51, were climbing Mt. Fuji when disaster struck.

A Japanese national fell from the summit of Japan's tallest peak. After unknowingly capturing the fall on video, Petty Officer 1st Class Corey Baughman, Petty Officer 3rd Class Adam Andryc, and Petty Officer 1st Class Dillon Mudloff sprung into action and heroically saved the man's life on what became one of the deadliest days on the mountain in recent memory.


日本人男性が猛スピードで滑落、その様子を偶然アメリカ海軍の方が撮影していました。
このあと日本人男性はアメリカ海軍の方に救出されたようです
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1012.html#c54

[文化2] ゆとり教育を推進した三浦朱門の妻 曽野綾子がした事 _ これがクリスチャン 中川隆
209. 中川隆[-10555] koaQ7Jey 2019年11月01日 15:31:12 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2326]

2019年11月1日
9割の日本人に英語は不要 成毛眞氏インタビュー
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/17789


マイクロソフト日本法人で社長を務め、

『日本人の9割に英語はいらない』(祥伝社黄金文庫)
https://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E3%81%AE%EF%BC%99%E5%89%B2%E3%81%AB%E8%8B%B1%E8%AA%9E%E3%81%AF%E3%81%84%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84-%E6%88%90%E6%AF%9B%E7%9C%9E/dp/439661392X


を執筆した成毛眞氏に、日本人ビジネスマンと英語の向き合い方について考えを聞いた。

編集部(以下──)近年、多くのビジネスマンが英語学習に追われている印象だが。


成毛 眞(なるけ・まこと):HONZ代表。元マイクロソフト日本法人社長。インスパイア取締役ファウンダー。元早稲田大学ビジネススクール客員教授。近著に『amazon 世界最先端の戦略がわかる』(ダイヤモンド社)、『俺たちの定年後−成毛流60歳からの生き方指南』(ワニブックスPLUS新書)ほか。
(写真:WEDGE)

成毛:海外赴任や留学など実際に英語を使う必要性もないまま、漠然と英会話や資格の勉強をする人が多い。語学は強固な自己意識に支えられた熱意によってしか習得できない。本当に英語が必要なのは、外資系企業や商社社員、企業の海外部門、官僚、研究者のほか、インバウンドで来日した外国人と直接接する職業の人たちだ。その人数を概算すると、せいぜい日本人の1割。それ以外の大多数の日本人に、英語は必要ない。

──入社基準に資格試験の点数を使用する企業や、若手社員に英語力を課す企業もある。

成毛:1割の日本人に英語は必要だが、若手社員は生きた英語を仕事の中で覚えればよい。私の娘は商社に入り、穀物部門に配属された。そこでTOEICのスコア800点が必要と会社に言われたが、私は娘に「TOEICの勉強はしなくていい。大麦や小麦など穀物に関して誰よりも勉強しろ」と言った。娘はTOEICの点数こそなかなか上がらなかったが、仕事を通じて業務で必要な英語は身につき、さらに穀物に関する知識が豊富という理由で、海外の取引先から指名され、誰よりも早く出世した。仕事の基礎を覚える重要な時期に、英語だけに時間を削(そ)がれるのはもったいない。

──外資系企業で社長を務めたが、英語で苦労しなかったか。

成毛:当初はほとんど話せなかった。海外出張などを通じ仕事の中で身につけていった。英語が使えるか不安な人も多いだろうが、間違いが許されないよほど重要な商談の案件は、通訳をつければよいだけの話。むしろ「読む」ほうが難題だ。ビジネスの現場ではメールや社内資料、契約書、当然ながらすべて英語。貿易や経済用語、法律用語などはしっかり学ぶ必要がある。

──外国人相手のビジネスの場で特に必要と感じたことは。

成毛:すべての英単語を覚えることはできないから、知らない単語や難しい単語を別の言葉で表現できる力が求められる。また海外のビジネスの場では、自国の文化や歴史なども多く聞かれる。世界で活躍する外国人はみな自国のことをよく知っている。その意味で、日本のことを深く知り、自分なりの考えをしっかりと持ち、それを相手に伝えられる人こそ、海外で通用するビジネスマンだ。

──「スピーキング」を含めた4技能の英語改革が進められている。

成毛:生徒の英語力のベースが上がるなら望ましいことだが、重要なのは学ぶ目的意識だ。本当に英語を使う必要がある仕事に就く意志があるならば、大学に入ってから、あるいは職に就いてから、しっかり学べばよい。目的意識なくただ英語に触れるだけでは、いつまでも英語を使えるようにはならないだろう。
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/17789
http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/492.html#c209

[リバイバル3] 日本人は金髪美女に弱い _ 小布施からセーラ・カミングスの姿が消えた 中川隆
177. 中川隆[-10554] koaQ7Jey 2019年11月01日 15:31:50 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2327]

2019年11月1日
9割の日本人に英語は不要 成毛眞氏インタビュー
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/17789


マイクロソフト日本法人で社長を務め、

『日本人の9割に英語はいらない』(祥伝社黄金文庫)
https://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E3%81%AE%EF%BC%99%E5%89%B2%E3%81%AB%E8%8B%B1%E8%AA%9E%E3%81%AF%E3%81%84%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84-%E6%88%90%E6%AF%9B%E7%9C%9E/dp/439661392X


を執筆した成毛眞氏に、日本人ビジネスマンと英語の向き合い方について考えを聞いた。

編集部(以下──)近年、多くのビジネスマンが英語学習に追われている印象だが。


成毛 眞(なるけ・まこと):HONZ代表。元マイクロソフト日本法人社長。インスパイア取締役ファウンダー。元早稲田大学ビジネススクール客員教授。近著に『amazon 世界最先端の戦略がわかる』(ダイヤモンド社)、『俺たちの定年後−成毛流60歳からの生き方指南』(ワニブックスPLUS新書)ほか。
(写真:WEDGE)

成毛:海外赴任や留学など実際に英語を使う必要性もないまま、漠然と英会話や資格の勉強をする人が多い。語学は強固な自己意識に支えられた熱意によってしか習得できない。本当に英語が必要なのは、外資系企業や商社社員、企業の海外部門、官僚、研究者のほか、インバウンドで来日した外国人と直接接する職業の人たちだ。その人数を概算すると、せいぜい日本人の1割。それ以外の大多数の日本人に、英語は必要ない。

──入社基準に資格試験の点数を使用する企業や、若手社員に英語力を課す企業もある。

成毛:1割の日本人に英語は必要だが、若手社員は生きた英語を仕事の中で覚えればよい。私の娘は商社に入り、穀物部門に配属された。そこでTOEICのスコア800点が必要と会社に言われたが、私は娘に「TOEICの勉強はしなくていい。大麦や小麦など穀物に関して誰よりも勉強しろ」と言った。娘はTOEICの点数こそなかなか上がらなかったが、仕事を通じて業務で必要な英語は身につき、さらに穀物に関する知識が豊富という理由で、海外の取引先から指名され、誰よりも早く出世した。仕事の基礎を覚える重要な時期に、英語だけに時間を削(そ)がれるのはもったいない。

──外資系企業で社長を務めたが、英語で苦労しなかったか。

成毛:当初はほとんど話せなかった。海外出張などを通じ仕事の中で身につけていった。英語が使えるか不安な人も多いだろうが、間違いが許されないよほど重要な商談の案件は、通訳をつければよいだけの話。むしろ「読む」ほうが難題だ。ビジネスの現場ではメールや社内資料、契約書、当然ながらすべて英語。貿易や経済用語、法律用語などはしっかり学ぶ必要がある。

──外国人相手のビジネスの場で特に必要と感じたことは。

成毛:すべての英単語を覚えることはできないから、知らない単語や難しい単語を別の言葉で表現できる力が求められる。また海外のビジネスの場では、自国の文化や歴史なども多く聞かれる。世界で活躍する外国人はみな自国のことをよく知っている。その意味で、日本のことを深く知り、自分なりの考えをしっかりと持ち、それを相手に伝えられる人こそ、海外で通用するビジネスマンだ。

──「スピーキング」を含めた4技能の英語改革が進められている。

成毛:生徒の英語力のベースが上がるなら望ましいことだが、重要なのは学ぶ目的意識だ。本当に英語を使う必要がある仕事に就く意志があるならば、大学に入ってから、あるいは職に就いてから、しっかり学べばよい。目的意識なくただ英語に触れるだけでは、いつまでも英語を使えるようにはならないだろう。
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/17789
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/444.html#c177

[リバイバル3] 苗場スキー場の元高級リゾートマンションが遂に10万円になった 中川隆
554. 中川隆[-10604] koaQ7Jey 2019年11月01日 17:13:44 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2277]

東海アマブログ 腐食と凍結 2019年10月31日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-921.html


 自分で家を建てて、田舎に住むのは憧れのライフスタイルの一つだ。

 ましてや、先日、川崎市、武蔵小杉の47階建て超高級マンションが浸水して、水もトイレも使えない状態が長く続いているニュースを見ると、誰でも、現代文明の想像もしていなかった脆弱性に恐怖し、安全な高台の一軒家に住みたいと願うのが当然だ。

https://dot.asahi.com/wa/2019102100111.html?page=1

 そんな手作りの田舎の一軒家暮らしで、問題になることを挙げてみたい。

 私が、中津川市の過疎山村に移住したのは、2003年秋で、ちょうど今年で16年になる。来年は17年目だ。

 最初は、7畳仕立ての安価な(最低ランキング=37万円だった。これは販売会社に欺された高値で、実際には30万円以下で流通している)スーパーハウスを、4トン車で搬入し、ユニッククレーンで、ブロックを並べただけでポンと置いて使用した。

 これは断熱能力がひどく低くて、窓が一カ所しかないので、夏場は蒸し風呂だし、冬は外で寝てるのと、まるで変わらなかった。

 私は、当時、腎臓機能が悪化していて、まともに仕事ができず、貯金も使い潰してしまっていたので、実父が心配して資金援助してくれた。
 今は存在しないが、「脇坂建築・プチハウス」という名で、加子母の業者が販売しているログキットだった。

 完全な地元の杉間伐材で、価格は12畳で100万円程度、さすがに良質の国産材なので、未だに問題なく住んでいる。

 建設組立は一人で行い、体調が悪かったので約一か月を要した。健康なら十日もあれば十分だと思う。完成後は、しばらく寝込んでしまった。

 これは、間伐杉材をログ羽目板に加工してあり、溝に重ねながら、長いコースレッドで止めてゆくものだ。木材は狂うので、一人だと、相当に手こずることが多い。

husyoku6.jpg


(病人一人暮らしのゴミ屋敷なので、気分を悪くさせて申し訳ない。出っ張りは二つとも水洗トイレだ)

 ログの厚さは4センチだが、杉の断熱性は頗る良好であり、スーパーハウスの鉄板家屋から移動すると、その有り難みが身にしみる。

 何せ、厳冬期はマイナス10度以下にも冷えるから、布団から顔が出ていると痛くて寝られないほどなのだ。寝るときも羽毛服を着込んでいた。

 建設後、15年以上も、目立った腐食も変形もなく住み続けられるのは、材料が良いのと、最大の理由は、高床式にしたことだと考えている。

 高床式にしたのは、地盤が平坦ながら、地面が湿地模様だったので、腐食を防ぐためだった。建築工事用の足場パイプを、トラスに組んで高さ2mの空中床面を作り、その上にログキットを組み立てた。

 湿気の多い地面から2m近い高さに床面があるので、湿気腐食は、ほぼパーフェクトに抑えされている。

 当地は山の斜面なので心配ないが、水浸の心配のある凹地に家を建てる場合は、土盤を嵩上げするよりも、むしろ、通気性の良好な高床にするべきだと思う。

 2mあれば、ほとんどの洪水浸水にも耐えることができるだろう。鉄パイプ足場は、非常に安価であり強度も耐久性も高い。

 12畳の家、1軒分の高床でも、費用はクランプ金具コミで20万円前後で済んでしまう。また、強度も組み方次第で自由自在だ。

 建築現場みたいで、みっともないと見栄を張りたい方には、化粧材で覆って、鉄パイプを隠すことも可能である。

 ただし、問題がある。それは冬の寒気だ。北海道では、まず絶対に高床式は採用されない。それは、床下を吹き抜ける寒気が、家屋内をひどく冷やすからで、当地のように冬期マイナス10度以下になる地域では、必ず床面に厚さ5センチ以上の、スタイロフォームという断熱材を敷設しなければならない。

 そうしても寒いことは寒いが、薪ストーブのおかげで耐えられている。

 また、当地のようにガンマ線量の高い地域では、家の床面を高くするのは遮蔽のために重要である。

 近所の蛭川一色という寒い場所に、10年ほど前、二軒の新築分譲家屋が建設された。
 おそらく地元の業者ではあるまいと思ったのは、それが吹き抜けの高床式だったからだ。

 地元の大工なら、湿地でない限り高床式は採用しない。たぶん名古屋あたりの寒さを知らない無責任な業者が設計したのだろうと思ったが、建設途中に中断してしまい、倒産したのだと思った。

 この家は転売されてネット上でも安く販売されていたのだが、数年前に二軒とも買い手がついた。

 しかし、どう見ても居住者は、ひどく寒い思いをしているはずだ。断熱材も、最低厚さ5センチ必要なのだが、入っているようには見えない。

 こういう場合の対策は、吹き抜けの周囲を、冬場だけベニヤ板で覆ってしまうことである。風を遮断すれば、大幅に暖かくなる。

 家屋本体は、高床のおかげで腐食も少なく、安定しているが、風呂用に20万円で入手したプチハウス3畳は、さすがに水分浸食を受けて、腐食し、今は困った状態になっている。

husyoku1.jpg


 剥き出しの防蝕加工のない風呂場は、15年経ると必ず深刻な腐食ダメージが起きる。とりわけ水のかかるところは、目も当てられないほど腐食する。

 (ボイラーは灯油燃料で、地震予知の青松さん=設備屋の新村氏が設置してくれた。15年経ても、まったく壊れたり性能が落ちたりがなくて素晴らしい)

husyoku3-2.jpg

 
 こんな木材の腐食を抑制するには、何よりも防腐加工が必要で、防蝕材料として、もっとも性能が高いのがコールタールである。ところが、コールタールは何年経ても乾きにくいという致命的欠点があり、人が触れる場所には使いにくい。

 そこで、湿気のある場所に使用するログ材を、組立前に、クレオトップという防腐剤に漬け込んで乾かしておけば、相当に長持ちする。

 また、コールタールを塗って適当に乾いてから、さらに皮膜性の強い油性ペンキを塗っておく手がある。

 そうした対策を知らなかったので、上の写真のように腐食した風呂場を修理するのは、とても大変である。

 何せ、羽目板式のログを長さ9センチの木ビスで留めているので、丸鋸切断機がビスにあたって歯が欠けてしまう。だから切断用ハンドグラインダーを使って切らねばならない。

 そこに寸法を合わせた木材をはめ込んでゆくのだが、羽目板の溝は使えないので、接着剤やビスを多用することになる。当然、元の強度も見栄えも回復しない。

 まあ、とりあえず使えることでヨシとするしかないのだ。

 自作家屋による田舎暮らしで、大切なことは、第一に防腐処理を確実に徹底的に行うことだ。

 人が触れない場所にはコールタールを使う。人が触れるところは、クレオトップやその他防蝕塗料を使う。これらは、ムカデ対策としても使える。

 ついでに書いておくと、山の中は、びっくりするほど大きなムカデが非常に多く、寝ている布団のなかにも入ってくる。気づかずに噛まれてしまったこともあり、毒性が強いので後が大変だ。(44度の温水に長時間浸す)

 そこで、ムカデ避けの対策として、床下にオルトラン農薬粒剤を散布しておくと臭いを嫌がって来ない。室内には、部屋の隅や絨毯下に青森ヒバ油やハッカ油をアルコールと水で200倍に薄めてスプレー散布しておく。これをシーズンに数回やれば、ほぼ忌避できる。これは他の害虫にも非常に有効である。

 マムシの場合は、石灰硫黄合剤を水で薄めて如雨露で建物に沿って散布しておく。

 山のなかの住居は、第一に湿気腐食、第二に凍結、第三に虫や動物害との戦いの連続であると思った方がいい。

 第二の凍結だが、これには本当に泣かされた。
 最初は、移住先の寒さを知らなかったので、まさか、と思う水道管破裂被害の連続だった。

 当地では、寒暖計でもっとも寒かったときはマイナス13度まで下がった。厳冬期はおおむねマイナス7度程度なのだが、一冬に数回は、マイナス10度以下の日がある。

 一般的な水道管保温材対策は、マイナス4度程度までしか通用しない。それ以下の気温になるときは、テープヒーターを巻いたり、端末蛇口からチョロチョロ水を出し続けたりする必要がある。

 ところが、テープヒーターの電気代は頗る高く、数本も使うと一か月1万円を超えるときもある。また、水のチョロ出しも、ついつい節約してしまって凍結させることがある。

 ひとたび凍結させてしまうと、本当に大変なことになる。業者を呼べば、一回3万円以上は最低かかるので、水道管を安い塩ビ管にして、自分でその都度修理するしかない。

 多くの場合は、水道管の端が凍結して、塩ビ接合部のエルボーなどが、凍結圧力ですっぽ抜けてしまうのだが、この場合は、保温材を剥いで、抜けた管に接着剤を塗り直して差し込み、保温材を元通りにすれば治る。

 しかし、管が真夜中にボン! と音を立てて破裂した場合は、まず一カ所だけではすまない。最大で7カ所以上修理が必要になったことがある。管も部品も全部取り替えになり、保温材も取り替えることになる。

 そこで、対策としては、マイナス7度以下になる地域では、保温材も通常のものでは役に立たないので、発泡スチロール製の径10センチ以上もあるもの(コメリにある)に変えるべきだ。

 これに黒テープを巻いて冷気が管に触れないようにするのである。
 
husyoku4.jpg

 
 
husyoku5.jpg

 発泡スチロールだけでは隙間から冷気が管に触れるので、必ず黒テープを巻いて外気を遮断する必要がある。発泡スチロールが手に入らなければ、代わりにスポンジなどを巻いておけばよい。径10センチは最低だろう。

 これでもマイナス10度だと、チョロ出しと組み合わせないと凍結する。しかし、高額になる電気テープヒーターは使わずにすむと思う。

 オンボロの我が家を見せてしまって不愉快になった方にはお詫びしておきたい。
 間質性肺炎を患ってから、階段を上がったり、草刈りをしたりの、わずかな動作でも息切れが起きるようになり、何もできずに、我が家が、どんどんゴミ屋敷に変わってゆく。

 体調が良ければ、もう少し、まともな我が家を見せられたのだが、お詫びするしかない。今は、毎朝の山歩きで、かなり回復傾向にあり、治れば家もきれいになるはずだ。

 もう冬の跫音が近づいている。今年は、いきなり厳冬になるとの予報もあり、読者にあっては、凍結を十分に警戒されたい。

 大切なことは、マイナス7度以下が予想される前夜に、必ず水道末端の蛇口をチョロ出しにすること。できるだけ発泡スチロールの保温材を使うことだ。

 ひとたび凍結させてしまうと、本当に馬鹿にならない出費が待ち構えている。テープヒーターの巻き付けも、その意味では決して高いものではない。

 なお、マイナス4度が朝の短時間程度ですめば、それほど深刻になる必要はない。
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-921.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/565.html#c554

[近代史3] アフター・ヒトラー 中川隆
1. 中川隆[-10633] koaQ7Jey 2019年11月01日 18:24:32 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2248]
ナチスの亡霊で苦しむ西歐人 / 「血と土」の哲学
黒木 頼景
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68786228.html

自分の人種を自慢してよい権利

Hitler 6German family 1Jew 442


(左: アドルフ・ヒトラー / 中央 : ドイツ人の家族 / 右 : ユダヤ人の男性 )

  敗戦後、ドイツ人はナチスの「戦争犯罪」を糾弾され、ユダヤ人を虐殺した“極悪人”との烙印を額に押されてしまい、その罪科を贖うために、歐洲で一番の「人権国家」になろうとした。英米から去勢された、このゲルマン人国家は、どんなに厭な種族であれ、一旦“移民”として受け容れてしまえば、貴重な「ドイツ国民」の身分を与え、至れり尽くせりの“おもてなし”をしようとする。こうした手厚い福祉を聞きつけた別のアフリカ人やアジア人は、「ドイツこそ夢に見た黄金のエルドラドなんだ!」と思い込み、「難民」を装って雪崩れ込んだ。リベラル思想に洗脳されたゲルマン人は、当初、「外人労働者なんて所詮“臨時労務者”だろう」と高を括っていたが、それは致命的な誤りだった。トルコ人やアラブ人、アフリカ人は図々しいから遠慮なくドイツ各地に押し寄せてくるし、福祉にタカるどころか、故郷から家族や親戚まで呼び寄せる始末。最初は渺(びょう)とした小川でも、黒や褐色の盲流が合流すれば、それは徐々に大きな濁流となり、最終的には手が付けられない程の津波となる。この水害に飲み込まれるのは“お人好し”のドイツ人で、生き残るのは人権を利用する移民や難民だ。ドイツ人って、まるでノアの箱船に乗り損ねたネズミのようだ。

  10月下旬、ドイツでは地方選挙があって、ヨーロッパではちょっと話題になった。何と、チューリンゲン州の選挙では、“極右”と呼ばれる「ドイツのための選択肢(AfD)」が大躍進。日本でも「右派勢力」と呼ばれるAfDだが、実際はドイツ国民を第一に考える保守派政党だ。その証拠に、投票箱の蓋を開けてみると、23.8%の得票率であったという。これは第二位の得票率になるそうで、アンゲラ・メルケル率いる「キリスト教民衆党(CDU)」は顔面蒼白。というのも、CDUの得票率はAfDよりも低く、22.5%であったからだ。しかし、もっと悲惨なのは「社会民衆党(SPD)」で、こちらの得票率はたったの8パーセント。社民党の凋落は日本だけじゃなかった。で、気になる第一位は? これまたドイツらしく、極左政党の「リンケ党(Die Linke)」ときている。人権教育で頭がおかしくなった国民は救いようがない。

Bjorn Hocke 5Alexander Gauland 1Jerome Boateng 2


(左 : ビョルン・ホッケ / 中央 : アレグザンダー・ガウランド / 右 : ジェローム・ボアテング )

  メルケル首相のプライドをズタズタにしたAfDだが、今回の地方選挙で特筆すべき候補者は、なんと言ってもビョルン・ホッケ(Björn Höcke)である。真っ赤な頭の人物が「良心的」とされるドイツでは、ゲルマン系ドイツ人の生活を一番に考え、ドイツ国家の利益と文化を優先する政治家なんか、レイシストの「極右」である。AfDの幹部もマスコミから吊し上げを喰らっていた。党首のアレグザンダー・ガウランド(Alexander Gauland)は、かつて黒人系サッカー選手のジェローム・ボアテング(Jérôme Boateng)について失言をしたことで責められた。曰わく、「みんな彼のことを好きだが、隣人にしたいとは思わない」、と。(彼の母親はドイツ人だが、父親はガーナ人であるという。) そりゃそうだろう。黒い「ドイツ人」なんて本当のドイツ人じゃない。また、離党した元代表のフラウケ・ペトリー(Frauke Petry)は、国境警備の強化と移民規制を訴え、フェミニストにも反対したから、相当なバッシングを受けたらしい。(現在、彼女は創設した「青の党」の党首になっている。) アリス・ワイダル(Alice Weidel)も「PC(政治的に正しい言葉使い)」に嫌気が差し、「あんなのは歴史のゴミ箱に葬るべき」と発言したから、マスコミの標的にされてしまった。ベアトリックス・フォン・ストーチ(Beatrix von Storch)も、BBCの番組に出演したとき、キャスターから吊し上げを食っていた。

Frauke Petry 1Alice Weidel 3Beatrice Storch 1


( 左 : フラウケ・ペトリー / 中央 : アリス・ワイダル /右 : ベアトリックス・フォン・ストーチ )

  他の党員と同じく、ホッケもマスコミの「タブー・コード(禁忌規則)」に叛旗を翻し、ドイツ人が心の底で思っている事を口にした。左翼ジャーナリストは彼をコテンパンに叩いていたが、ホッケはゲルマン人の男らしいコを備えており、リベラル派やユダヤ人の批判に屈しなかった。例えば、彼はドイツに建設されたホロコースト記念館を「恥ずべき遺物」と評していた。(Justin Huggler, "germany's new Hitler poised to lead AfD to regional elections gain", The Daily Telegraph, 27 October 2019.) ドイツや歐米のメディアは非難囂々だったけど、ホッケの見解は正しい。少なくとも、ユダヤ人の脅しに屈服するCDUの政治家と比べれば、遙かに立派じゃないか。ユダヤ人のシナゴーグ(礼拝の会堂)があるだけでも不愉快なのに、迫害されたことを大々的に宣伝する記念館なんて目障りだ。街の景観を損ねるばかりか、子供達の生育にも有害である。だいたい、なんでユダヤ人は“他国”に自分たちの記念物を設置しようとするのか。

Edouard Drumont 1(左 / エドワルド・デュルモン)
  そもそも、「ユダヤ人迫害」の原因はユダヤ人側にあって、異教徒のユダヤ人が昆虫みたいにドイツへ寄生したことが元兇だ。もし、ユダヤ人がロシアのポグロムを恐れて、外国に逃亡したいなら、逃避先はドイツやオーストリアじゃなく、イェルサレムがあるパレスチナに向かうべきだった。それなのに、ガリシア地方の賤民ときたら、“より良き生活”を求めて、西歐世界へと雪崩れ込んだ。これなら西歐各地で、根強い反ユダヤ主義が沸き起こったのも当然である。フランス人などは戦後、「ナチスに抵抗した善人」のフリをしていたが、彼らは昔からユダヤ人が大嫌いで、エドワルド・デュルモン(Édouard Drumont)が書いた『ユダヤ人ノフランス(Le France juive)』はベストセラーだったじゃないか。フランスの庶民はドイツ軍が忌々しいユダヤ人を排除してくれたら万々歳だった。「協力者(コラボ)」が多かったのも不思議じゃない。とにかく、ユダヤ人はヨーロッパから立ち去って、懐かしい中東アジアに戻り、アラブ人と“共生”しながら、適当に殺し合っていればいい。ユダヤ人は同類と喧嘩しながら暮らすのが自然である。

  今回の選挙で「台風の目」となったホッケは、演説集会に現れる度に、リベラル思想に抑圧されたドイツ国民を励まし、民族意識を鼓舞することで勝利を得た。選挙中、彼は聴衆に向かい「我々は我々なんだ ! (つまり、ゲルマン系ドイツ人という意味 / Wir sind Wir !)」とか、「我々は同じ民族なんだぞ ! (Wir sind das Volk !)、「私は自らが属する民族を愛する ! (Ich liebe mein Volk !)」と述べていた。こうしたキャッチフレーズを聞けば、集まったドイツ人が熱狂したのも納得が行く。ドイツは先祖代々「祖父の土地」に住むゲルマン民族の国家であり、人格と容姿が卑しいユダヤ人やアラブ人、何のゆかりも無いアフリカ黒人の国じゃない。一つの国家、一つの民族、一つの運命がドイツ人のモットーで、異人種との雑居と混淆、イスラム教やユダヤ教徒の共存なんて真っ平御免だ。ドイツ人にはドイツ人だけで楽しく暮らす権利がある。「永遠の放浪者」であるユダヤ人は、ドイツ人のナショナリズムに不満なら、さっさと荷物をまとめて故郷のイスラエルに“帰還”すればいい。イスラエル政府は世界各地に離散した「同胞」の帰りを待っているんだから。

民族の血と国家の大地

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(左 : ナチスが称讃したゲルマン系女性 / 右 : ナチスが増やそうとしたアーリア人の赤ん坊)

  鉄血宰相と呼ばれたオットー・フォン・ビスマルクは、1888年2月6日の帝国議会で演説を行い、「我々ドイツ人は、天主以外の何者をも懼れない (Wir Deutsche fürchten Gott, aber sonst nichts in der Welt) 」と豪語た。しかし、現在のドイツ人はどうか? 懼れないのは天主の裁きだけで、自己批判を繰り返す左翼陣営や、歐米諸国の主要メディア、レイシズムを糾弾する人権屋からの抗議に遭えば、膝から崩れ落ちて土下座する。もっと情けないのは、隠然たる勢力を誇るユダヤ人から「仕置き」された時で、皇帝ハインリッヒ4世よりも卑屈な態度になってしまう。もし、民族派のドイツ人が「我々ははユダヤ人よりも遙かに美しく、何千倍も気高く、勇敢である !」なんて口にしたら、たちどころにユダヤ人から袋叩きだ。まるで、針の筵(むしろ)というより、釘で串刺しになる「鋼鉄の処女(中世の拷問器具 / Eiserne Jungfrau)」の中に閉じ込められたような状態になってしまうだろう。実際に殺されなくても、社会的地位(職業)と名声を一瞬で失うから、ドイツ人はどんなに愛国者でも決して本音を吐かないよう注意している。言論の自由があるのは日本だけだ。

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(左 : 陽気なユダヤ人青年 / 中央 : ユダヤ人の美女 / 右 : 敬虔なユダヤ人 )

  ドイツのみならず、ブリテン、フランス、デンマーク、ネーデルラント、スウェーデンでも保守的な国民の間でナショナリズムが芽生えているが、西歐人が滅多に口にできないのは、国家と結びついた人種についてである。基本的に西歐人は各地をうろつく遊牧民ではない。農業を基盤とする定住民族だ。交通機関が発達する前なら、結婚相手は近場の異性で、同じ種族の者同士で子孫を残すのが普通だった。今とは異なり、ユトランド半島の片田舎に住むデイン人の娘が、パキスタン出身のイスラム教徒や北アフリカ出身のアラブ人、あるいは西インド諸島からやって来たジャマイカ人と結婚するなんて想像できなかった。もしあったら一大事。両親はおろか、祖父母や親戚、友人、隣人がびっくりするし、親兄弟の誰もが「やめてくれ !」と号泣するに違いない。こうした「国際結婚」は衝撃的だから、「何があったのか?」と地元の新聞に載ってしまう程だ。

Winston Churchill 1(左 / ユダヤ人好きのウィンストン・チャーチル)
  昔のヨーロッパ人なら家系を重んじ、自分と同じような容姿の子孫を残そうとしたし、それが当たり前の「常識」だった。とりわけ、王侯貴族にとって血統は最重要課題で、黒人やアジア人との婚姻なんて御法度。たとえ、白人系のユダヤ人だって忌み嫌われていたんだから。一緒にディナーを取ることだって穢らわしく、ワインを片手に談笑というのも滅多に無かった。となれば、息子や娘の婚約相手なんか論外だ。しかし、イングランドの名門貴族、マールバラ公爵のチャーチル家は別だった。ランドルフとウィンストンはユダの金貨が大好き。失業中だったウィンストンはユダヤ人のパトロンから養われていたから、首相になった時、昔の恩返しをすべく、ヒトラーの和平交渉を一蹴り。ドイツのユダヤ人を救うためなら、同胞のイギリス兵を何十万も犠牲にしようが平気だった。(チャーチルの正体を説明すると長くなるので省略する。) この裏を知らないイギリス人は今でもチャーチル首相を「英雄」と思っている。どこの国にも馬鹿はいるものだ。

  ちなみに、ユダヤ人はアーリア人と結婚するのが大好きで、白人の女をモノにするのは一種のステータスになっている。例えば、不動産屋の倅(せがれ)であるジャレッド・クシュナー(jared Kushner)は、トランプ大統領の娘であるイヴァンカと結婚した。ベンジャミン・ネタニヤフ首相の息子であるヤイル・ネタニヤフ(Yair Netanyahu)も白人娘が大好き。2014年にはキリスト教徒の家庭で育ったノルウェー人女性のサンドラ・レイカンガー(Sandra Leikanger)と付き合ったし、翌年にはユダヤ系デンマーク人モデルのリー・レヴィー(Lee Levi)と交際していた。ユダヤ人は社会的に成功したり、裕福な家庭に生まれると、無性にヨーロッパ系白人女性と接近したがる。イスラエルの保守的ユダヤ教徒は口々に、「どうしてビビ(ベンジャミン)の倅は非ユダヤ人と付き合うんだ?」と不満を漏らしていたけど、ユダヤ人青年にとったらブロンドの「上等な女」を恋人にしただけだ。ハリウッドのユダヤ系女優を見渡せば分かるけど、人気藝人となるのは矢鱈と「歐洲系」が多い。ユダヤ人の男はユダヤ的容姿の女性に興味が無いらしい。

Yair Netanyahu 2Lee Levi 1Yair Netanyahu & Sandra Leikanger


(左 : ヤイル・ネタニヤフ / 中央 : リー・レヴィー / 右 : ネタニヤフとサンドラ・レイカンガー )

  敗戦後、ドイツ人はユダヤ人から悪魔の如く糾弾されたが、それは単に虐殺の対象にされたからではない。ユダヤ人が心の底からドイツ人を憎むのは、このゲルマン民族がセム種族の“肉体”を槍玉に挙げたからだ。優生学や人種衛生学を重視するナチスの理論家たちは、優秀なアーリア人が持つ遺伝子プールに、穢らわしい遺伝子が混入する事を恐れた。ドイツ人にとって、金髪碧眼の北方種族が「理想的な人間」である。だから、この容姿を醜くする、ユダヤ人の精子や卵子が赦せなかったのだ。ナチスを批判するフランス人だって、発言とは別に本音があって、白いケルト人の遺伝子を守りたいと思っているし、イギリス人も腹の中ではアングロ・サクソン人の容姿を保存したいと願っている。

  現在のヨーロッパ人やアメリカ人、および彼らの主張を鵜呑みにする日本人は、無意識のレイシストになっている。リヘラル派はアフリカ人やアラブ人、あるいはインド人やベンガル人などに同情しているが、これらの非ヨーロッパ人が持つ独自の美意識を決して認めようとしないのだ。彼らは無意識的に有色人種の容姿は醜いと思っている。例えば、ウガンダ人が大きな尻や太い腰を持つ女性を「綺麗」と思うことに違和感を感じているが、現地の黒人にしたら、艶のある黒い肌と脂肪が詰まった頑丈なボディーは魅力的なのだ。ホッテントットの女性は自分の性器を自慢して、他人に見せびらかしていた。一方、インド人女性はイギリス人のような白い肌に憧れ、高価な「美白クリーム」を買っているが、歐米の左翼がこれに触れないのは欺瞞だ。イスラエルの東歐系ユダヤ人は、「俺達は洗練された白人なんだ !」と自慢し、パレスチナ系ユダヤ人を褐色の田舎者と馬鹿にしていたけど、何故か、これは大きなニュースにならなかった。

  ヨーロッパのリベラル派や人権派というのは、「良心」を売り物にしているが、実際は、偽善的な差別主義者である。地球上には様々な種族が存在しているから、「絶対的な美」というものはない。あるのは、「相対的な美」くらいで、「別嬪」や「男前」というのは十人十色。ヨーロッパ人の基準や評価で他国の美意識を否定するのは間違っている。したがって、ドイツ人が自らの肉体を自慢しようが、そんなのは「手前味噌」にすぎず、目くじらを立てる程のものではない。品川や新橋で飲んでいるオヤジが「俺の娘は江戸一番の美女」と自慢したって、そんなのは親馬鹿の戯言(たわごと)だ。もし、こんな自慢を本気にして、「何だとぉぉ〜、それは外見差別になるぞ !」と噛みつくのは野暮天しかいないだろう。まともな大人は、「そうかい。良かったねぇ〜。確かに、娘さんはアンタと似ていないや!」と笑ってお終いである。これが解らないのは、大学でクルクルパーにされた優等生だけ。

ドイツ人にとっては素晴らしかった理論

Walther Darre 1( 左 / ヴァルター・ダレ)
  歐米諸国でも似たり寄ったりかも知れないが、日本の書店ではナチス時代のドイツを暗く描いた翻訳書や歴史書ばかり。北方種族のアーリア人を増やすべく、「生命の泉(Lebensborn)」計画を実行したハインリッヒ・ヒムラーや、「血と土」を強調したヴァルター・ダレ(Walther Darré)は評判が悪く、非人道的な政策を行った極悪人にされている。しかし、どうしてゲルマン系ドイツ人を増やすことが悪いのか? 日本政府は少子化を懸念し、若い女性に「もっと子供を産んで下さい !」と呼びかけ、出産手当とか育児手当、保育所の増設に教育の無償化などを実行している。しかし、誰もこれをネオ・ナチ政策とは言わないだろう。また、日本人が日本の国土を愛し、日本人の子孫を残しても異論は無いはずだ。日本に住み着く支那人や朝鮮人は「排外主義だ !」と激怒するが、そもそも日本は日本人の国で、アジア人が幸せになる為の国ではない。もし、優秀な支那人や朝鮮人がいるのであれば、彼らこそ真っ先に祖国へ戻り、国家の発展に寄与すべきだ。我々は下品な支那人とかヤクザの在日鮮人なんて要らないぞ。

Heinrich Himmler 1Heinrich Himmler 2Alfred Rosenberg 1

(左 : ハインリッヒ・ヒムラー / 中央 : ドイツ人少女とヒムラー  / 右 : アルフレート・ローゼンベルク)

  現在、大学やマスコミでは「多文化主義」や「多民族共生思想」が真っ盛りだが、ドイツの文化はドイツ人が維持・継承すべきで、移民労働者として居着いたトルコ人や、紛争を逃れて潜り込んだシリア人が担うものじゃない。ドイツ人を糾弾するイギリス人やオランダ人でも、自国の文化は先祖代々の子孫が受け継ぐべし、と考えているはずだ。ところが、中流階級はおろか、上流階級のドイツ人でも、左翼やユダヤ人の前では腰砕けとなり、ドイツ人の遺伝子プールを守るのは駄目、街から異邦人を追放することも厳禁、非西歐人との混血なら称讃、と悉く非ドイツ化政策が取られている。良識的な公民さえ、ドイツらしいドイツを存続させようとしないのだ。ところが、ユダヤ人は同胞の為なら何でもする。彼らはドイツに寄生するため、あるいは外国からやって来る仲間のため、民族主義に基づいて多文化主義とか人種的多様性を大宣伝。しかし、彼ら自身はアラブ人やアフリカ人と混血したがらないし、イスラエルはユダヤ人とユダヤ教のために建てられた民族国家であると断言してはばからない。テレビ局、新聞社、教育界、藝能界に陣取るユダヤ人は、示し合わせたかのように協力し合っているから、ある意味、立派というか狡猾である。

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(左 : ドイツ人の軍人 / 中央 : 軍服を着たドイツ人少女 / 右 : ナチス時代のドイツ人女性 )

  それなら、ドイツ人が自国をアーリア種族だけの国、つまり北方種族だけが幸せに暮らせる楽園にしたい、と考えてもいいんじゃないか。元々、ドイツ人が主体のゲルマン国家なんだから。サウジ・アラビアなんてサウド家の所有物だし、イランはシーア派のイスラム教で疑問を持たない。日本の歴史家は馬鹿の一つ覚えみたいにナチスを糾弾するが、もし、モザンビークやコンゴが黒人だらけの国家になったら、彼らはアフリカに渡って抗議デモを起こすのか? 日本の学者は日本国内に留まって、反抗する日本人を批判するだけだ。譬えて言えば、弱い後輩だけに威張り散らす不良と同じである。彼らは朝鮮高校の兇暴な不良の前だと、借りてきた仔猫のように「おとなしく」なり、因縁を付けられても「ニャンとも言えない」とばかりに無抵抗主義を貫く。情けないけど、これが和製知識人の実態である。

  日本の保守派は西歐人にペコペコしているが、白人のほとんどは「ハッタリ」が得意なだけの弱虫だ。だいたい、どうして西歐人は正直に「白人だらけの国がいい」と言えないのか? 自分の国なら、嫌いなユダヤ人やジプシーを叩き出してもいいはずだ。例えば、日本人の高校生が自分の部屋にアイドル歌手のポスターを貼ろうが、デス・メタルの音楽を聴こうが、ワンピースのフィギュア人形を飾ろうが、隣人は一向に構わない。なぜなら、自分の邸宅や敷地にある部屋じゃないからだ。ドイツ人はドイツ国内で、イギリス人はイングランド国内で、同胞だけと一緒に暮らす権利がある。そして、今を生きるドイツ人やイギリス人には、先祖から継承する血統を損なわず、きちんと子孫へ手渡す義務があるんじゃないか。祖父母と容姿が違う子孫なんて悲しすぎる。

Franz Boas 1Ashley Montagu 1(左 : フランツ・ボアズ / 右 : アシュリー・モンタギュー )
  西歐人は愛国心を尊び、国防を担う軍人は命に代えても祖国を護ると言い張る。が、丸腰の移民が来ると腑抜けになってしまうから、「見かけ倒しじゃないか」と軽蔑したくなる。民族の血筋や文化、国土を守ってこそ、真の国防だ。異人種との混血を許し、伝統文化の劣化を奨励し、さらに国境までも開放するなんて馬鹿げている。リベラル教育で洗脳されてしまったからしょうがないが、愛国者であれば日本の戦国武将のように鋼鉄の意志を持つべきだ。フランツ・ボアズ(Franz Boas)やアシュリー・モンタギュー(Ashley Montagu)のような文化人類学者は、「人種なんて社会的に構築されたもの」と宣伝するが、現実的には「人間の種類」は存在する。(ボアズとモンタギューは共にユダヤ人。

ちなみに、「モンタギュー」は偽名で、本名は「イスラエル・エレンバーグ」である。) 日本人ならせせら笑ってしまうが、ユダヤ人にはオーストラリアの「アボリジニ(原住民)」とアングロ・サクソン系の白人が“似たり寄ったり”の人種に見えるのか? 左翼学者は熱心に平等思想を宣伝するが、一般人は同族の者と一緒に暮らしたいと考えている。何よりも、祖国で気持ちよく生活できるなら「非科学的」でも「人工的」でもいいじゃないか。

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(左 : ドイツ人女優のヒルデガルト・クネフ / ナチスが理想としたアーリア系女性 / ユダヤ人フェミニストのベティー・フリーダン / 右 : イスラエルに住むユダヤ人女性 )

Arthur Gutt 01 (左 /アルトゥール・グート )

今では、ヴァルター・ダレやアルフレート・ローゼンベルク(Alfred Rosenberg)の主張は全面的に否定され、悪魔の思想となっているが、国家運営や国民の統合には非合理的な神話(宗教)や科学では解明できない国民の絆が必要なのだ。例えば、SS少将のアルトゥール・グート(Arthur Gütt)は、人種文化および遺伝担当の大臣アドヴァイザーを務めていて、ドイツ人の人種的遺伝が如何に神聖であるかを述べていた。

  ゲルマン貴族は自らの遺産を神聖な祖先の種から得ている。その血(生殖用の物質)は最も純粋な形で子孫に継承されねばならない。(Arthur Gütt, "Die Bedeutung von Blut und Boden für das deutsche Volk", Schriftenreihe des Reichsausschusses für Volksgesundheitsdienst, Vol. 4, Berlin : Reichsdruckerei, p.4.)

  また、『第20世紀の神話』で有名なローゼンベルクも、ゲルマン民族の血統に関して持論を述べていた。

  こんにち、新たな信仰、すなわち血の神話が勃興した。これは血を通して人間の神聖なる本質を守る信念である。(Alfred Rosenberg, Der Mythus des 20. Jahrhunderts, Munich, Hoheneichen Verlag, 1935,p.114.)

  親衛隊上級大佐のカール・モッツ(Karl Motz)も、「血と土」を強調する文章を書いていた。 

如何なる民族主義があろうとも、その基盤となるのは、我々の祖国にある聖なる地と血の関係である。(Karl Motz, Blut und Boden : die Grundlagen der deuschen Zukunft, Berlin, Zeitgeschichte Verlag, 1934, p.7.)

Hitler & kids 1Nazi Germany girls 001


(写真 / ドイツ人少女の歓迎を受けるヒトラー)

  これらの理論家よりも、さらに激しく糾弾されるのがドイツ総統のアドルフ・ヒトラーである。もちろん、この独裁者は戦争末期、自らの地位に固執し、多くのドイツ兵を無駄死にさせたから、徹底的に批判されねばならない。しかし、ナチスが行った人種政策はドイツ国民にとって、本当にマイナスであったのか? ヒトラーはゲルマン人らしいドイツ人を保存したいと望み、国家が必要とする健全な青少年を育成しようとした。また、ドイツ社会を破壊する共産主義を執拗に攻撃したが、これは本当に「悪い事」なのか? ヨーロッパ人は認めたくないだろうが、優生学はドイツ人のみならず、ブリテン、フランス、ネーデルラント、スウェーデンなどでも盛んで、当時としては国家のプラスになったはずだ。ヒトラーの『我が闘争』を読んでみると、意外にも「まっとうなこと」が書かれており、戦前のヨーロッパ人が持っていた本音を語っている。例えば、次のような箇所はイギリス人やアメリカ人でも賛同する人が多いはずだ。
  
  自然は雑種を好まない。特に、第三、第四、第五世代あたりの雑交の初期に生まれてくるものは、はなはだしく苦しまねばならない。かれらは本来最高の成分のもっている価値を、雑交によって失ってしまうのみならず、血の統一を欠いているために、生存一般のための意志力や決断力の統一をも欠いているのである。(アドルフ・ヒトラー 『わが闘争』 (下) 平野一郎・将積茂 訳 角川文庫 p.49)

 また、ヒトラーは優越人種が劣等種族と交わった場合の危険性についても述べていた。

  ・・・・その結果はまず、水準自体が低下するだろうが、さらに子孫が人種的に混血していない周囲のものに比して虚弱化するだろう。最もすぐれた人種の側からの血がそれ以上混入することを完全にさまたげられるならば、お互いに雑種同士の雑交をつづけることによって、雑種は自然によって抵抗力が低下させられるために死滅するか、あるいは幾千年かの間には種々雑多な雑交によって、本来の単一的な要素が完全に混合し、したがってその単一な要素がもはや認められないような新混血物が形成されるであろう。(上掲書 p.50)

  ・・・・最も神聖な人権はただ一つあるだけである。そして、この権利は同時に最も神聖な義務である。すなわち、それは最もすぐれた人類を保持することによって、人類のより尊い可能性を与えるために、血を純粋に保つよう配慮することである。それとともに民族主義国家は、人間と猿との間の生まれぞこないではなく、神の似姿を生むことを任務としている結婚に神聖さを与えるために、まず第一に、結婚を絶え間ない人種汚染の水準から高めてやらねばならない。(上掲書 pp.52-53.)

  戦前から1960年代まで、アメリカ社会において白人が黒人と結婚することは忌み嫌われていた。特に、南部だと一層顕著で、現在とは違い、民衆党の大物が熱烈な人種差別主義者であったことは周知の事実。例えば、リベラル派の長老だったロバート・バード(Robert Byrd)上院議員は、若い頃、KKKのウェスト・ヴァージニア支局に属していたし、ジョージア州の知事を務めたクリフォード・ウォーカー(Clifford Walker)とユージン・タルマッジ(Eugene Talmadge)は、黒人が大嫌いで、黒人の政治参加に猛烈な反対を示していた。アラバマ州にも沢山の白人至上主義者がいて、デイヴッド・グレイヴス(David Bibb Graves)知事や連邦最高裁のヒューゴ・ブラック(Hugo Black)判事は有名だ。彼らは共にKKKを支持。もちろん、こうした「レイシスト」はユダヤ人も大嫌い。アイヴィー・リーグの大学は、なるべくユダヤ人の学生を排除しようと様々な対策を講じていたものだ。

Claude Lanzmann 1(左 / クロード・ランズマン )
  ところが、日本の歴史学者は悉くユダヤ人や黒人の味方で、ドイツ史について論文を書けば、決まって追放されたユダヤ人に同情を寄せてしまう。蛸壺型の思考しかないから仕方がないが、別の角度、すなわち「ドイツ人の視点」でドイツ史を見ることができないのだ。要するに、彼らはユダヤ人学者の言説を繰り返しているだけ。そもそも、「ホロコースト」なる用語が、どのように定義されているのかよく解らない。日本の歴史学者は検死報告書や物的証拠も示さずに、都市伝説でしかない「ガス室殺人」を頭から信じている。フランスのユダヤ人で映画監督のクロード・ランズマン(Claude Lanzmann)が、様々なホロコースト生存者を集め、その証言を映像に収めて『ショアー(Shoah)』というドキュメンタリー・フィルムを制作したが、これらの証言はどれも「証拠」とはならない。なぜなら、法廷での宣誓証言でもなければ、反対尋問を受けた証言でもないからだ。偽証罪に問われず、気楽に話せる噂話を「真実」と称しているんだから、日本の学者は脳天気である。こんなヨタ話が信用されるなら、『週刊実話』の記事だって、みんな「真相」になってしまうじゃないか。

  まぁ、迫害や虐殺に遭ったユダヤ人は気の毒だが、久々にユダヤ人が消え去ったヨーロッパというのは結構気持ちがいい。ユダヤ人やクルクル左翼が記す歴史本には、「可哀想なユダヤ人」という“お涙頂戴”話が満ちあふれているけど、当時のドイツ人からすれば、「あの穢らわしい賤民が居なくなってせいせいした」という気分であった。それに、当時のドイツ人労働者はヒトラーの経済政策により、惨めだった生活水準が向上したし、ゲルマン人だけが暮らす住宅地も建設されて大喜び。イギリス人だって羨むほどだ。現在、戦勝国になったはずのブリテンには、ユダヤ人が政財界にウジャウジャいて、アングル系やケルト系の国民は密かに嘆いたり、憤慨したりと気分が優れない。したがって、「こんな風になるなら、ナチ・ドイツに占領された方がマシだ」と言いたくなるイギリス人の“ぼやき”も分かる。

Michael Levy 2Jack Straw 3Ed Miliband 1David Miliband


(左 : マイケル・レヴィー / ジャック・ストロー / エド・ミリバンド / 右 : デイヴィッド・ミリバンド )

ブリテンの政界はユダヤ・マネーに汚染され、誰も彼もが親イスラエル派だ。多民族共存が実現したブリテン島には、「イギリス人」の振りをするユダヤ人議員が普通にいて、中には「愛国者」を演じることで国民を騙そうとする奴がいる。保守党を見てもユダヤ人が多いし、労働党を見回してもユダヤ人が目につく。例えば、トニー・ブレアのパトロンはマケイル・レヴィー(Michael Levy)だし、外務大臣のジャック・ストロー(Jack Straw)は移民賛成派で、バーバラ・ロッシュ(Barbara Roche)に至っては確信犯的移民推進派であった。労働党の代表になったエドワード・ミリバンドと兄のデイヴィッドは親譲りのマルキスト極左ときている。一方、保守党にはマイケル・ハワード(Michael Howard)やマイケル・リフキンド(Michael Rifkind)のようなユダヤ人が多い。でも、一番腹立たしいのは、下院議長席に腐敗の帝王、ジョン・バーコウ(John Bercow)が坐っていることだ。 焼肉屋じゃあるまいし、あっちでジュージュー、こっちでジュウジュウの状態なんだから、イギリス人だと目眩がしてくる。

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(左 : バーバラ・ロッシュ / ジョン・バーコウ / マイケル・ハワード / 右 : マイケル・リフキンド )

  ドイツ内外にヒトラーのユダヤ人迫害を非難するドイツ人がいるのは分かるが、彼らは北方種族のゲルマン人を増やした廉でヒトラーを譴責するのか? 現在、ブリテンやフランス、ネーデルラント、スウェーデンでは、移民や難民の有色人種が雪崩れ込んでしまい、深刻な「多民族社会」となっている。そこで、もしも、イングランドやデンマークからアジア人やアフリカ人が一掃され、白人だらけの国家となったら、どのような現象が起きるのか? まさか、リベラル派の白人が大量に逃げ出し、各地で不動産価格が下落するとは考えにくいし、一般国民が嘔吐を催すとも思えない。むしろ、人気の移住先となるんじゃないか。例えば、アメリカやカナダからこぞって白人が流入し、国籍取得を希望するかも知れないぞ。西歐人は決して口にしないが、ユダヤ人はお金の臭いに敏感だから、イスラエルからも不動産業者が参入し、猛烈な「土地転がし」が発生する可能性だってある。白人用の高級住宅地となれば結構な儲けになるし、建築業者や開発業者になればもっと儲かるから、このチャンスを見逃す手はない。巨額の資金を調達できるユダヤ人だと、ライバルを蹴落とすことが出来るから、かなり有利だ。

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(左 : ナチス時代のドイツ人少年 / 中央 : ナチス時代のドイツ人少女 / 右 : 現代のゲルマン系西歐人女性)

  とにかく、ドイツを破滅に陥れたヒトラーを批判するのは構わない。しかし、ヒトラーがしたことを全て否定することは間違いだ。例えば、もしヒトラーがキリスト教を保護したり、「ヨーロッパの文化だから大切にせよ」と発言したら、アメリカ人はキリスト教を邪教と考え、「ネオ・ナチ好みの宗教だ」と毛嫌いするのか? また、もしも、ナチ党が軍人魂を称讃し、「祖国のために命を懸けることは崇高な行為だ !」と宣伝したら、ヨーロッパ人は尚武の精神をゴミ箱に捨てるのか? キリスト教や勇敢な行為はナチスがなんと言おうとも尊い。「善いもの」は誰が口にしても「善いもの」だし、悪事はイギリス人やアメリカ人が行っても正当化されるものではない。

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(左 : ドイツ人少女と面会するヒトラー / 右 : 健全なドイツ人少女たち)

  自国の生活環境を良くするためなら、タカリ賤民のユダヤ人や、不愉快な移民・難民を追放しても非難されるべきことではないだろう。第一、ユダヤ人には同胞が暮らすイスラエルがあるじゃないか。アフリカ難民は元々「避難民」なんだから、永住せずにさっさとアフリカへ戻り、どこかの国で農作業でもすればいい。あれだけ広大な地域なら、ブッシュマンみたいに暮らせるはずだ。もし、それが厭なら、パプア・ニューギニアとかフィリピンに移住する選択肢もあるじゃないか。ヨーロッパの左翼は自国の保守派ばかり責めているが、「上等な先進国」を意図的に目指す移民や難民を批判しないのはおかしい。アフリカ難民は他のアフリカ諸国が受け容れるべきだし、シリア難民とかイラク難民は、イスラム教国のサウジ・アラビアとかヨルダン、イランなどが率先して保護すべきである。異邦人を排斥したい保守派は、もっと強靱な精神を持つべきだ。先祖から受け継いだ国家と将来を担う子孫を考えれば、左翼からの苦情・罵声など「ウサギの糞」程度じゃないか。左翼分子は敵の弱点を突くのが上手い。真の愛国者は「ネオナチ」とか「極右」といったレッテルを恐れず、自分の血統をなるべく純粋に保ち、生まれ育った郷土を「自分たちの国」とすべきである。
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68786228.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/405.html#c1

[近代史3] アメリカの極秘文書が伝える天才ヒトラーの意外な素顔 中川隆
48. 中川隆[-10632] koaQ7Jey 2019年11月01日 18:25:17 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2249]
ナチスの亡霊で苦しむ西歐人 / 「血と土」の哲学
黒木 頼景
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68786228.html

自分の人種を自慢してよい権利

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(左: アドルフ・ヒトラー / 中央 : ドイツ人の家族 / 右 : ユダヤ人の男性 )

  敗戦後、ドイツ人はナチスの「戦争犯罪」を糾弾され、ユダヤ人を虐殺した“極悪人”との烙印を額に押されてしまい、その罪科を贖うために、歐洲で一番の「人権国家」になろうとした。英米から去勢された、このゲルマン人国家は、どんなに厭な種族であれ、一旦“移民”として受け容れてしまえば、貴重な「ドイツ国民」の身分を与え、至れり尽くせりの“おもてなし”をしようとする。こうした手厚い福祉を聞きつけた別のアフリカ人やアジア人は、「ドイツこそ夢に見た黄金のエルドラドなんだ!」と思い込み、「難民」を装って雪崩れ込んだ。リベラル思想に洗脳されたゲルマン人は、当初、「外人労働者なんて所詮“臨時労務者”だろう」と高を括っていたが、それは致命的な誤りだった。トルコ人やアラブ人、アフリカ人は図々しいから遠慮なくドイツ各地に押し寄せてくるし、福祉にタカるどころか、故郷から家族や親戚まで呼び寄せる始末。最初は渺(びょう)とした小川でも、黒や褐色の盲流が合流すれば、それは徐々に大きな濁流となり、最終的には手が付けられない程の津波となる。この水害に飲み込まれるのは“お人好し”のドイツ人で、生き残るのは人権を利用する移民や難民だ。ドイツ人って、まるでノアの箱船に乗り損ねたネズミのようだ。

  10月下旬、ドイツでは地方選挙があって、ヨーロッパではちょっと話題になった。何と、チューリンゲン州の選挙では、“極右”と呼ばれる「ドイツのための選択肢(AfD)」が大躍進。日本でも「右派勢力」と呼ばれるAfDだが、実際はドイツ国民を第一に考える保守派政党だ。その証拠に、投票箱の蓋を開けてみると、23.8%の得票率であったという。これは第二位の得票率になるそうで、アンゲラ・メルケル率いる「キリスト教民衆党(CDU)」は顔面蒼白。というのも、CDUの得票率はAfDよりも低く、22.5%であったからだ。しかし、もっと悲惨なのは「社会民衆党(SPD)」で、こちらの得票率はたったの8パーセント。社民党の凋落は日本だけじゃなかった。で、気になる第一位は? これまたドイツらしく、極左政党の「リンケ党(Die Linke)」ときている。人権教育で頭がおかしくなった国民は救いようがない。

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(左 : ビョルン・ホッケ / 中央 : アレグザンダー・ガウランド / 右 : ジェローム・ボアテング )

  メルケル首相のプライドをズタズタにしたAfDだが、今回の地方選挙で特筆すべき候補者は、なんと言ってもビョルン・ホッケ(Björn Höcke)である。真っ赤な頭の人物が「良心的」とされるドイツでは、ゲルマン系ドイツ人の生活を一番に考え、ドイツ国家の利益と文化を優先する政治家なんか、レイシストの「極右」である。AfDの幹部もマスコミから吊し上げを喰らっていた。党首のアレグザンダー・ガウランド(Alexander Gauland)は、かつて黒人系サッカー選手のジェローム・ボアテング(Jérôme Boateng)について失言をしたことで責められた。曰わく、「みんな彼のことを好きだが、隣人にしたいとは思わない」、と。(彼の母親はドイツ人だが、父親はガーナ人であるという。) そりゃそうだろう。黒い「ドイツ人」なんて本当のドイツ人じゃない。また、離党した元代表のフラウケ・ペトリー(Frauke Petry)は、国境警備の強化と移民規制を訴え、フェミニストにも反対したから、相当なバッシングを受けたらしい。(現在、彼女は創設した「青の党」の党首になっている。) アリス・ワイダル(Alice Weidel)も「PC(政治的に正しい言葉使い)」に嫌気が差し、「あんなのは歴史のゴミ箱に葬るべき」と発言したから、マスコミの標的にされてしまった。ベアトリックス・フォン・ストーチ(Beatrix von Storch)も、BBCの番組に出演したとき、キャスターから吊し上げを食っていた。

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( 左 : フラウケ・ペトリー / 中央 : アリス・ワイダル /右 : ベアトリックス・フォン・ストーチ )

  他の党員と同じく、ホッケもマスコミの「タブー・コード(禁忌規則)」に叛旗を翻し、ドイツ人が心の底で思っている事を口にした。左翼ジャーナリストは彼をコテンパンに叩いていたが、ホッケはゲルマン人の男らしいコを備えており、リベラル派やユダヤ人の批判に屈しなかった。例えば、彼はドイツに建設されたホロコースト記念館を「恥ずべき遺物」と評していた。(Justin Huggler, "germany's new Hitler poised to lead AfD to regional elections gain", The Daily Telegraph, 27 October 2019.) ドイツや歐米のメディアは非難囂々だったけど、ホッケの見解は正しい。少なくとも、ユダヤ人の脅しに屈服するCDUの政治家と比べれば、遙かに立派じゃないか。ユダヤ人のシナゴーグ(礼拝の会堂)があるだけでも不愉快なのに、迫害されたことを大々的に宣伝する記念館なんて目障りだ。街の景観を損ねるばかりか、子供達の生育にも有害である。だいたい、なんでユダヤ人は“他国”に自分たちの記念物を設置しようとするのか。

Edouard Drumont 1(左 / エドワルド・デュルモン)
  そもそも、「ユダヤ人迫害」の原因はユダヤ人側にあって、異教徒のユダヤ人が昆虫みたいにドイツへ寄生したことが元兇だ。もし、ユダヤ人がロシアのポグロムを恐れて、外国に逃亡したいなら、逃避先はドイツやオーストリアじゃなく、イェルサレムがあるパレスチナに向かうべきだった。それなのに、ガリシア地方の賤民ときたら、“より良き生活”を求めて、西歐世界へと雪崩れ込んだ。これなら西歐各地で、根強い反ユダヤ主義が沸き起こったのも当然である。フランス人などは戦後、「ナチスに抵抗した善人」のフリをしていたが、彼らは昔からユダヤ人が大嫌いで、エドワルド・デュルモン(Édouard Drumont)が書いた『ユダヤ人ノフランス(Le France juive)』はベストセラーだったじゃないか。フランスの庶民はドイツ軍が忌々しいユダヤ人を排除してくれたら万々歳だった。「協力者(コラボ)」が多かったのも不思議じゃない。とにかく、ユダヤ人はヨーロッパから立ち去って、懐かしい中東アジアに戻り、アラブ人と“共生”しながら、適当に殺し合っていればいい。ユダヤ人は同類と喧嘩しながら暮らすのが自然である。

  今回の選挙で「台風の目」となったホッケは、演説集会に現れる度に、リベラル思想に抑圧されたドイツ国民を励まし、民族意識を鼓舞することで勝利を得た。選挙中、彼は聴衆に向かい「我々は我々なんだ ! (つまり、ゲルマン系ドイツ人という意味 / Wir sind Wir !)」とか、「我々は同じ民族なんだぞ ! (Wir sind das Volk !)、「私は自らが属する民族を愛する ! (Ich liebe mein Volk !)」と述べていた。こうしたキャッチフレーズを聞けば、集まったドイツ人が熱狂したのも納得が行く。ドイツは先祖代々「祖父の土地」に住むゲルマン民族の国家であり、人格と容姿が卑しいユダヤ人やアラブ人、何のゆかりも無いアフリカ黒人の国じゃない。一つの国家、一つの民族、一つの運命がドイツ人のモットーで、異人種との雑居と混淆、イスラム教やユダヤ教徒の共存なんて真っ平御免だ。ドイツ人にはドイツ人だけで楽しく暮らす権利がある。「永遠の放浪者」であるユダヤ人は、ドイツ人のナショナリズムに不満なら、さっさと荷物をまとめて故郷のイスラエルに“帰還”すればいい。イスラエル政府は世界各地に離散した「同胞」の帰りを待っているんだから。

民族の血と国家の大地

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(左 : ナチスが称讃したゲルマン系女性 / 右 : ナチスが増やそうとしたアーリア人の赤ん坊)

  鉄血宰相と呼ばれたオットー・フォン・ビスマルクは、1888年2月6日の帝国議会で演説を行い、「我々ドイツ人は、天主以外の何者をも懼れない (Wir Deutsche fürchten Gott, aber sonst nichts in der Welt) 」と豪語た。しかし、現在のドイツ人はどうか? 懼れないのは天主の裁きだけで、自己批判を繰り返す左翼陣営や、歐米諸国の主要メディア、レイシズムを糾弾する人権屋からの抗議に遭えば、膝から崩れ落ちて土下座する。もっと情けないのは、隠然たる勢力を誇るユダヤ人から「仕置き」された時で、皇帝ハインリッヒ4世よりも卑屈な態度になってしまう。もし、民族派のドイツ人が「我々ははユダヤ人よりも遙かに美しく、何千倍も気高く、勇敢である !」なんて口にしたら、たちどころにユダヤ人から袋叩きだ。まるで、針の筵(むしろ)というより、釘で串刺しになる「鋼鉄の処女(中世の拷問器具 / Eiserne Jungfrau)」の中に閉じ込められたような状態になってしまうだろう。実際に殺されなくても、社会的地位(職業)と名声を一瞬で失うから、ドイツ人はどんなに愛国者でも決して本音を吐かないよう注意している。言論の自由があるのは日本だけだ。

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(左 : 陽気なユダヤ人青年 / 中央 : ユダヤ人の美女 / 右 : 敬虔なユダヤ人 )

  ドイツのみならず、ブリテン、フランス、デンマーク、ネーデルラント、スウェーデンでも保守的な国民の間でナショナリズムが芽生えているが、西歐人が滅多に口にできないのは、国家と結びついた人種についてである。基本的に西歐人は各地をうろつく遊牧民ではない。農業を基盤とする定住民族だ。交通機関が発達する前なら、結婚相手は近場の異性で、同じ種族の者同士で子孫を残すのが普通だった。今とは異なり、ユトランド半島の片田舎に住むデイン人の娘が、パキスタン出身のイスラム教徒や北アフリカ出身のアラブ人、あるいは西インド諸島からやって来たジャマイカ人と結婚するなんて想像できなかった。もしあったら一大事。両親はおろか、祖父母や親戚、友人、隣人がびっくりするし、親兄弟の誰もが「やめてくれ !」と号泣するに違いない。こうした「国際結婚」は衝撃的だから、「何があったのか?」と地元の新聞に載ってしまう程だ。

Winston Churchill 1(左 / ユダヤ人好きのウィンストン・チャーチル)
  昔のヨーロッパ人なら家系を重んじ、自分と同じような容姿の子孫を残そうとしたし、それが当たり前の「常識」だった。とりわけ、王侯貴族にとって血統は最重要課題で、黒人やアジア人との婚姻なんて御法度。たとえ、白人系のユダヤ人だって忌み嫌われていたんだから。一緒にディナーを取ることだって穢らわしく、ワインを片手に談笑というのも滅多に無かった。となれば、息子や娘の婚約相手なんか論外だ。しかし、イングランドの名門貴族、マールバラ公爵のチャーチル家は別だった。ランドルフとウィンストンはユダの金貨が大好き。失業中だったウィンストンはユダヤ人のパトロンから養われていたから、首相になった時、昔の恩返しをすべく、ヒトラーの和平交渉を一蹴り。ドイツのユダヤ人を救うためなら、同胞のイギリス兵を何十万も犠牲にしようが平気だった。(チャーチルの正体を説明すると長くなるので省略する。) この裏を知らないイギリス人は今でもチャーチル首相を「英雄」と思っている。どこの国にも馬鹿はいるものだ。

  ちなみに、ユダヤ人はアーリア人と結婚するのが大好きで、白人の女をモノにするのは一種のステータスになっている。例えば、不動産屋の倅(せがれ)であるジャレッド・クシュナー(jared Kushner)は、トランプ大統領の娘であるイヴァンカと結婚した。ベンジャミン・ネタニヤフ首相の息子であるヤイル・ネタニヤフ(Yair Netanyahu)も白人娘が大好き。2014年にはキリスト教徒の家庭で育ったノルウェー人女性のサンドラ・レイカンガー(Sandra Leikanger)と付き合ったし、翌年にはユダヤ系デンマーク人モデルのリー・レヴィー(Lee Levi)と交際していた。ユダヤ人は社会的に成功したり、裕福な家庭に生まれると、無性にヨーロッパ系白人女性と接近したがる。イスラエルの保守的ユダヤ教徒は口々に、「どうしてビビ(ベンジャミン)の倅は非ユダヤ人と付き合うんだ?」と不満を漏らしていたけど、ユダヤ人青年にとったらブロンドの「上等な女」を恋人にしただけだ。ハリウッドのユダヤ系女優を見渡せば分かるけど、人気藝人となるのは矢鱈と「歐洲系」が多い。ユダヤ人の男はユダヤ的容姿の女性に興味が無いらしい。

Yair Netanyahu 2Lee Levi 1Yair Netanyahu & Sandra Leikanger


(左 : ヤイル・ネタニヤフ / 中央 : リー・レヴィー / 右 : ネタニヤフとサンドラ・レイカンガー )

  敗戦後、ドイツ人はユダヤ人から悪魔の如く糾弾されたが、それは単に虐殺の対象にされたからではない。ユダヤ人が心の底からドイツ人を憎むのは、このゲルマン民族がセム種族の“肉体”を槍玉に挙げたからだ。優生学や人種衛生学を重視するナチスの理論家たちは、優秀なアーリア人が持つ遺伝子プールに、穢らわしい遺伝子が混入する事を恐れた。ドイツ人にとって、金髪碧眼の北方種族が「理想的な人間」である。だから、この容姿を醜くする、ユダヤ人の精子や卵子が赦せなかったのだ。ナチスを批判するフランス人だって、発言とは別に本音があって、白いケルト人の遺伝子を守りたいと思っているし、イギリス人も腹の中ではアングロ・サクソン人の容姿を保存したいと願っている。

  現在のヨーロッパ人やアメリカ人、および彼らの主張を鵜呑みにする日本人は、無意識のレイシストになっている。リヘラル派はアフリカ人やアラブ人、あるいはインド人やベンガル人などに同情しているが、これらの非ヨーロッパ人が持つ独自の美意識を決して認めようとしないのだ。彼らは無意識的に有色人種の容姿は醜いと思っている。例えば、ウガンダ人が大きな尻や太い腰を持つ女性を「綺麗」と思うことに違和感を感じているが、現地の黒人にしたら、艶のある黒い肌と脂肪が詰まった頑丈なボディーは魅力的なのだ。ホッテントットの女性は自分の性器を自慢して、他人に見せびらかしていた。一方、インド人女性はイギリス人のような白い肌に憧れ、高価な「美白クリーム」を買っているが、歐米の左翼がこれに触れないのは欺瞞だ。イスラエルの東歐系ユダヤ人は、「俺達は洗練された白人なんだ !」と自慢し、パレスチナ系ユダヤ人を褐色の田舎者と馬鹿にしていたけど、何故か、これは大きなニュースにならなかった。

  ヨーロッパのリベラル派や人権派というのは、「良心」を売り物にしているが、実際は、偽善的な差別主義者である。地球上には様々な種族が存在しているから、「絶対的な美」というものはない。あるのは、「相対的な美」くらいで、「別嬪」や「男前」というのは十人十色。ヨーロッパ人の基準や評価で他国の美意識を否定するのは間違っている。したがって、ドイツ人が自らの肉体を自慢しようが、そんなのは「手前味噌」にすぎず、目くじらを立てる程のものではない。品川や新橋で飲んでいるオヤジが「俺の娘は江戸一番の美女」と自慢したって、そんなのは親馬鹿の戯言(たわごと)だ。もし、こんな自慢を本気にして、「何だとぉぉ〜、それは外見差別になるぞ !」と噛みつくのは野暮天しかいないだろう。まともな大人は、「そうかい。良かったねぇ〜。確かに、娘さんはアンタと似ていないや!」と笑ってお終いである。これが解らないのは、大学でクルクルパーにされた優等生だけ。

ドイツ人にとっては素晴らしかった理論

Walther Darre 1( 左 / ヴァルター・ダレ)
  歐米諸国でも似たり寄ったりかも知れないが、日本の書店ではナチス時代のドイツを暗く描いた翻訳書や歴史書ばかり。北方種族のアーリア人を増やすべく、「生命の泉(Lebensborn)」計画を実行したハインリッヒ・ヒムラーや、「血と土」を強調したヴァルター・ダレ(Walther Darré)は評判が悪く、非人道的な政策を行った極悪人にされている。しかし、どうしてゲルマン系ドイツ人を増やすことが悪いのか? 日本政府は少子化を懸念し、若い女性に「もっと子供を産んで下さい !」と呼びかけ、出産手当とか育児手当、保育所の増設に教育の無償化などを実行している。しかし、誰もこれをネオ・ナチ政策とは言わないだろう。また、日本人が日本の国土を愛し、日本人の子孫を残しても異論は無いはずだ。日本に住み着く支那人や朝鮮人は「排外主義だ !」と激怒するが、そもそも日本は日本人の国で、アジア人が幸せになる為の国ではない。もし、優秀な支那人や朝鮮人がいるのであれば、彼らこそ真っ先に祖国へ戻り、国家の発展に寄与すべきだ。我々は下品な支那人とかヤクザの在日鮮人なんて要らないぞ。

Heinrich Himmler 1Heinrich Himmler 2Alfred Rosenberg 1

(左 : ハインリッヒ・ヒムラー / 中央 : ドイツ人少女とヒムラー  / 右 : アルフレート・ローゼンベルク)

  現在、大学やマスコミでは「多文化主義」や「多民族共生思想」が真っ盛りだが、ドイツの文化はドイツ人が維持・継承すべきで、移民労働者として居着いたトルコ人や、紛争を逃れて潜り込んだシリア人が担うものじゃない。ドイツ人を糾弾するイギリス人やオランダ人でも、自国の文化は先祖代々の子孫が受け継ぐべし、と考えているはずだ。ところが、中流階級はおろか、上流階級のドイツ人でも、左翼やユダヤ人の前では腰砕けとなり、ドイツ人の遺伝子プールを守るのは駄目、街から異邦人を追放することも厳禁、非西歐人との混血なら称讃、と悉く非ドイツ化政策が取られている。良識的な公民さえ、ドイツらしいドイツを存続させようとしないのだ。ところが、ユダヤ人は同胞の為なら何でもする。彼らはドイツに寄生するため、あるいは外国からやって来る仲間のため、民族主義に基づいて多文化主義とか人種的多様性を大宣伝。しかし、彼ら自身はアラブ人やアフリカ人と混血したがらないし、イスラエルはユダヤ人とユダヤ教のために建てられた民族国家であると断言してはばからない。テレビ局、新聞社、教育界、藝能界に陣取るユダヤ人は、示し合わせたかのように協力し合っているから、ある意味、立派というか狡猾である。

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(左 : ドイツ人の軍人 / 中央 : 軍服を着たドイツ人少女 / 右 : ナチス時代のドイツ人女性 )

  それなら、ドイツ人が自国をアーリア種族だけの国、つまり北方種族だけが幸せに暮らせる楽園にしたい、と考えてもいいんじゃないか。元々、ドイツ人が主体のゲルマン国家なんだから。サウジ・アラビアなんてサウド家の所有物だし、イランはシーア派のイスラム教で疑問を持たない。日本の歴史家は馬鹿の一つ覚えみたいにナチスを糾弾するが、もし、モザンビークやコンゴが黒人だらけの国家になったら、彼らはアフリカに渡って抗議デモを起こすのか? 日本の学者は日本国内に留まって、反抗する日本人を批判するだけだ。譬えて言えば、弱い後輩だけに威張り散らす不良と同じである。彼らは朝鮮高校の兇暴な不良の前だと、借りてきた仔猫のように「おとなしく」なり、因縁を付けられても「ニャンとも言えない」とばかりに無抵抗主義を貫く。情けないけど、これが和製知識人の実態である。

  日本の保守派は西歐人にペコペコしているが、白人のほとんどは「ハッタリ」が得意なだけの弱虫だ。だいたい、どうして西歐人は正直に「白人だらけの国がいい」と言えないのか? 自分の国なら、嫌いなユダヤ人やジプシーを叩き出してもいいはずだ。例えば、日本人の高校生が自分の部屋にアイドル歌手のポスターを貼ろうが、デス・メタルの音楽を聴こうが、ワンピースのフィギュア人形を飾ろうが、隣人は一向に構わない。なぜなら、自分の邸宅や敷地にある部屋じゃないからだ。ドイツ人はドイツ国内で、イギリス人はイングランド国内で、同胞だけと一緒に暮らす権利がある。そして、今を生きるドイツ人やイギリス人には、先祖から継承する血統を損なわず、きちんと子孫へ手渡す義務があるんじゃないか。祖父母と容姿が違う子孫なんて悲しすぎる。

Franz Boas 1Ashley Montagu 1(左 : フランツ・ボアズ / 右 : アシュリー・モンタギュー )
  西歐人は愛国心を尊び、国防を担う軍人は命に代えても祖国を護ると言い張る。が、丸腰の移民が来ると腑抜けになってしまうから、「見かけ倒しじゃないか」と軽蔑したくなる。民族の血筋や文化、国土を守ってこそ、真の国防だ。異人種との混血を許し、伝統文化の劣化を奨励し、さらに国境までも開放するなんて馬鹿げている。リベラル教育で洗脳されてしまったからしょうがないが、愛国者であれば日本の戦国武将のように鋼鉄の意志を持つべきだ。フランツ・ボアズ(Franz Boas)やアシュリー・モンタギュー(Ashley Montagu)のような文化人類学者は、「人種なんて社会的に構築されたもの」と宣伝するが、現実的には「人間の種類」は存在する。(ボアズとモンタギューは共にユダヤ人。

ちなみに、「モンタギュー」は偽名で、本名は「イスラエル・エレンバーグ」である。) 日本人ならせせら笑ってしまうが、ユダヤ人にはオーストラリアの「アボリジニ(原住民)」とアングロ・サクソン系の白人が“似たり寄ったり”の人種に見えるのか? 左翼学者は熱心に平等思想を宣伝するが、一般人は同族の者と一緒に暮らしたいと考えている。何よりも、祖国で気持ちよく生活できるなら「非科学的」でも「人工的」でもいいじゃないか。

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(左 : ドイツ人女優のヒルデガルト・クネフ / ナチスが理想としたアーリア系女性 / ユダヤ人フェミニストのベティー・フリーダン / 右 : イスラエルに住むユダヤ人女性 )

Arthur Gutt 01 (左 /アルトゥール・グート )

今では、ヴァルター・ダレやアルフレート・ローゼンベルク(Alfred Rosenberg)の主張は全面的に否定され、悪魔の思想となっているが、国家運営や国民の統合には非合理的な神話(宗教)や科学では解明できない国民の絆が必要なのだ。例えば、SS少将のアルトゥール・グート(Arthur Gütt)は、人種文化および遺伝担当の大臣アドヴァイザーを務めていて、ドイツ人の人種的遺伝が如何に神聖であるかを述べていた。

  ゲルマン貴族は自らの遺産を神聖な祖先の種から得ている。その血(生殖用の物質)は最も純粋な形で子孫に継承されねばならない。(Arthur Gütt, "Die Bedeutung von Blut und Boden für das deutsche Volk", Schriftenreihe des Reichsausschusses für Volksgesundheitsdienst, Vol. 4, Berlin : Reichsdruckerei, p.4.)

  また、『第20世紀の神話』で有名なローゼンベルクも、ゲルマン民族の血統に関して持論を述べていた。

  こんにち、新たな信仰、すなわち血の神話が勃興した。これは血を通して人間の神聖なる本質を守る信念である。(Alfred Rosenberg, Der Mythus des 20. Jahrhunderts, Munich, Hoheneichen Verlag, 1935,p.114.)

  親衛隊上級大佐のカール・モッツ(Karl Motz)も、「血と土」を強調する文章を書いていた。 

如何なる民族主義があろうとも、その基盤となるのは、我々の祖国にある聖なる地と血の関係である。(Karl Motz, Blut und Boden : die Grundlagen der deuschen Zukunft, Berlin, Zeitgeschichte Verlag, 1934, p.7.)

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(写真 / ドイツ人少女の歓迎を受けるヒトラー)

  これらの理論家よりも、さらに激しく糾弾されるのがドイツ総統のアドルフ・ヒトラーである。もちろん、この独裁者は戦争末期、自らの地位に固執し、多くのドイツ兵を無駄死にさせたから、徹底的に批判されねばならない。しかし、ナチスが行った人種政策はドイツ国民にとって、本当にマイナスであったのか? ヒトラーはゲルマン人らしいドイツ人を保存したいと望み、国家が必要とする健全な青少年を育成しようとした。また、ドイツ社会を破壊する共産主義を執拗に攻撃したが、これは本当に「悪い事」なのか? ヨーロッパ人は認めたくないだろうが、優生学はドイツ人のみならず、ブリテン、フランス、ネーデルラント、スウェーデンなどでも盛んで、当時としては国家のプラスになったはずだ。ヒトラーの『我が闘争』を読んでみると、意外にも「まっとうなこと」が書かれており、戦前のヨーロッパ人が持っていた本音を語っている。例えば、次のような箇所はイギリス人やアメリカ人でも賛同する人が多いはずだ。
  
  自然は雑種を好まない。特に、第三、第四、第五世代あたりの雑交の初期に生まれてくるものは、はなはだしく苦しまねばならない。かれらは本来最高の成分のもっている価値を、雑交によって失ってしまうのみならず、血の統一を欠いているために、生存一般のための意志力や決断力の統一をも欠いているのである。(アドルフ・ヒトラー 『わが闘争』 (下) 平野一郎・将積茂 訳 角川文庫 p.49)

 また、ヒトラーは優越人種が劣等種族と交わった場合の危険性についても述べていた。

  ・・・・その結果はまず、水準自体が低下するだろうが、さらに子孫が人種的に混血していない周囲のものに比して虚弱化するだろう。最もすぐれた人種の側からの血がそれ以上混入することを完全にさまたげられるならば、お互いに雑種同士の雑交をつづけることによって、雑種は自然によって抵抗力が低下させられるために死滅するか、あるいは幾千年かの間には種々雑多な雑交によって、本来の単一的な要素が完全に混合し、したがってその単一な要素がもはや認められないような新混血物が形成されるであろう。(上掲書 p.50)

  ・・・・最も神聖な人権はただ一つあるだけである。そして、この権利は同時に最も神聖な義務である。すなわち、それは最もすぐれた人類を保持することによって、人類のより尊い可能性を与えるために、血を純粋に保つよう配慮することである。それとともに民族主義国家は、人間と猿との間の生まれぞこないではなく、神の似姿を生むことを任務としている結婚に神聖さを与えるために、まず第一に、結婚を絶え間ない人種汚染の水準から高めてやらねばならない。(上掲書 pp.52-53.)

  戦前から1960年代まで、アメリカ社会において白人が黒人と結婚することは忌み嫌われていた。特に、南部だと一層顕著で、現在とは違い、民衆党の大物が熱烈な人種差別主義者であったことは周知の事実。例えば、リベラル派の長老だったロバート・バード(Robert Byrd)上院議員は、若い頃、KKKのウェスト・ヴァージニア支局に属していたし、ジョージア州の知事を務めたクリフォード・ウォーカー(Clifford Walker)とユージン・タルマッジ(Eugene Talmadge)は、黒人が大嫌いで、黒人の政治参加に猛烈な反対を示していた。アラバマ州にも沢山の白人至上主義者がいて、デイヴッド・グレイヴス(David Bibb Graves)知事や連邦最高裁のヒューゴ・ブラック(Hugo Black)判事は有名だ。彼らは共にKKKを支持。もちろん、こうした「レイシスト」はユダヤ人も大嫌い。アイヴィー・リーグの大学は、なるべくユダヤ人の学生を排除しようと様々な対策を講じていたものだ。

Claude Lanzmann 1(左 / クロード・ランズマン )
  ところが、日本の歴史学者は悉くユダヤ人や黒人の味方で、ドイツ史について論文を書けば、決まって追放されたユダヤ人に同情を寄せてしまう。蛸壺型の思考しかないから仕方がないが、別の角度、すなわち「ドイツ人の視点」でドイツ史を見ることができないのだ。要するに、彼らはユダヤ人学者の言説を繰り返しているだけ。そもそも、「ホロコースト」なる用語が、どのように定義されているのかよく解らない。日本の歴史学者は検死報告書や物的証拠も示さずに、都市伝説でしかない「ガス室殺人」を頭から信じている。フランスのユダヤ人で映画監督のクロード・ランズマン(Claude Lanzmann)が、様々なホロコースト生存者を集め、その証言を映像に収めて『ショアー(Shoah)』というドキュメンタリー・フィルムを制作したが、これらの証言はどれも「証拠」とはならない。なぜなら、法廷での宣誓証言でもなければ、反対尋問を受けた証言でもないからだ。偽証罪に問われず、気楽に話せる噂話を「真実」と称しているんだから、日本の学者は脳天気である。こんなヨタ話が信用されるなら、『週刊実話』の記事だって、みんな「真相」になってしまうじゃないか。

  まぁ、迫害や虐殺に遭ったユダヤ人は気の毒だが、久々にユダヤ人が消え去ったヨーロッパというのは結構気持ちがいい。ユダヤ人やクルクル左翼が記す歴史本には、「可哀想なユダヤ人」という“お涙頂戴”話が満ちあふれているけど、当時のドイツ人からすれば、「あの穢らわしい賤民が居なくなってせいせいした」という気分であった。それに、当時のドイツ人労働者はヒトラーの経済政策により、惨めだった生活水準が向上したし、ゲルマン人だけが暮らす住宅地も建設されて大喜び。イギリス人だって羨むほどだ。現在、戦勝国になったはずのブリテンには、ユダヤ人が政財界にウジャウジャいて、アングル系やケルト系の国民は密かに嘆いたり、憤慨したりと気分が優れない。したがって、「こんな風になるなら、ナチ・ドイツに占領された方がマシだ」と言いたくなるイギリス人の“ぼやき”も分かる。

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(左 : マイケル・レヴィー / ジャック・ストロー / エド・ミリバンド / 右 : デイヴィッド・ミリバンド )

ブリテンの政界はユダヤ・マネーに汚染され、誰も彼もが親イスラエル派だ。多民族共存が実現したブリテン島には、「イギリス人」の振りをするユダヤ人議員が普通にいて、中には「愛国者」を演じることで国民を騙そうとする奴がいる。保守党を見てもユダヤ人が多いし、労働党を見回してもユダヤ人が目につく。例えば、トニー・ブレアのパトロンはマケイル・レヴィー(Michael Levy)だし、外務大臣のジャック・ストロー(Jack Straw)は移民賛成派で、バーバラ・ロッシュ(Barbara Roche)に至っては確信犯的移民推進派であった。労働党の代表になったエドワード・ミリバンドと兄のデイヴィッドは親譲りのマルキスト極左ときている。一方、保守党にはマイケル・ハワード(Michael Howard)やマイケル・リフキンド(Michael Rifkind)のようなユダヤ人が多い。でも、一番腹立たしいのは、下院議長席に腐敗の帝王、ジョン・バーコウ(John Bercow)が坐っていることだ。 焼肉屋じゃあるまいし、あっちでジュージュー、こっちでジュウジュウの状態なんだから、イギリス人だと目眩がしてくる。

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(左 : バーバラ・ロッシュ / ジョン・バーコウ / マイケル・ハワード / 右 : マイケル・リフキンド )

  ドイツ内外にヒトラーのユダヤ人迫害を非難するドイツ人がいるのは分かるが、彼らは北方種族のゲルマン人を増やした廉でヒトラーを譴責するのか? 現在、ブリテンやフランス、ネーデルラント、スウェーデンでは、移民や難民の有色人種が雪崩れ込んでしまい、深刻な「多民族社会」となっている。そこで、もしも、イングランドやデンマークからアジア人やアフリカ人が一掃され、白人だらけの国家となったら、どのような現象が起きるのか? まさか、リベラル派の白人が大量に逃げ出し、各地で不動産価格が下落するとは考えにくいし、一般国民が嘔吐を催すとも思えない。むしろ、人気の移住先となるんじゃないか。例えば、アメリカやカナダからこぞって白人が流入し、国籍取得を希望するかも知れないぞ。西歐人は決して口にしないが、ユダヤ人はお金の臭いに敏感だから、イスラエルからも不動産業者が参入し、猛烈な「土地転がし」が発生する可能性だってある。白人用の高級住宅地となれば結構な儲けになるし、建築業者や開発業者になればもっと儲かるから、このチャンスを見逃す手はない。巨額の資金を調達できるユダヤ人だと、ライバルを蹴落とすことが出来るから、かなり有利だ。

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(左 : ナチス時代のドイツ人少年 / 中央 : ナチス時代のドイツ人少女 / 右 : 現代のゲルマン系西歐人女性)

  とにかく、ドイツを破滅に陥れたヒトラーを批判するのは構わない。しかし、ヒトラーがしたことを全て否定することは間違いだ。例えば、もしヒトラーがキリスト教を保護したり、「ヨーロッパの文化だから大切にせよ」と発言したら、アメリカ人はキリスト教を邪教と考え、「ネオ・ナチ好みの宗教だ」と毛嫌いするのか? また、もしも、ナチ党が軍人魂を称讃し、「祖国のために命を懸けることは崇高な行為だ !」と宣伝したら、ヨーロッパ人は尚武の精神をゴミ箱に捨てるのか? キリスト教や勇敢な行為はナチスがなんと言おうとも尊い。「善いもの」は誰が口にしても「善いもの」だし、悪事はイギリス人やアメリカ人が行っても正当化されるものではない。

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(左 : ドイツ人少女と面会するヒトラー / 右 : 健全なドイツ人少女たち)

  自国の生活環境を良くするためなら、タカリ賤民のユダヤ人や、不愉快な移民・難民を追放しても非難されるべきことではないだろう。第一、ユダヤ人には同胞が暮らすイスラエルがあるじゃないか。アフリカ難民は元々「避難民」なんだから、永住せずにさっさとアフリカへ戻り、どこかの国で農作業でもすればいい。あれだけ広大な地域なら、ブッシュマンみたいに暮らせるはずだ。もし、それが厭なら、パプア・ニューギニアとかフィリピンに移住する選択肢もあるじゃないか。ヨーロッパの左翼は自国の保守派ばかり責めているが、「上等な先進国」を意図的に目指す移民や難民を批判しないのはおかしい。アフリカ難民は他のアフリカ諸国が受け容れるべきだし、シリア難民とかイラク難民は、イスラム教国のサウジ・アラビアとかヨルダン、イランなどが率先して保護すべきである。異邦人を排斥したい保守派は、もっと強靱な精神を持つべきだ。先祖から受け継いだ国家と将来を担う子孫を考えれば、左翼からの苦情・罵声など「ウサギの糞」程度じゃないか。左翼分子は敵の弱点を突くのが上手い。真の愛国者は「ネオナチ」とか「極右」といったレッテルを恐れず、自分の血統をなるべく純粋に保ち、生まれ育った郷土を「自分たちの国」とすべきである。
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68786228.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/207.html#c48

[近代史3] 『ヒトラー思想』とは何か 中川隆
8. 中川隆[-10631] koaQ7Jey 2019年11月01日 18:26:12 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2250]
ナチスの亡霊で苦しむ西歐人 / 「血と土」の哲学
黒木 頼景
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68786228.html

自分の人種を自慢してよい権利

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(左: アドルフ・ヒトラー / 中央 : ドイツ人の家族 / 右 : ユダヤ人の男性 )

  敗戦後、ドイツ人はナチスの「戦争犯罪」を糾弾され、ユダヤ人を虐殺した“極悪人”との烙印を額に押されてしまい、その罪科を贖うために、歐洲で一番の「人権国家」になろうとした。英米から去勢された、このゲルマン人国家は、どんなに厭な種族であれ、一旦“移民”として受け容れてしまえば、貴重な「ドイツ国民」の身分を与え、至れり尽くせりの“おもてなし”をしようとする。こうした手厚い福祉を聞きつけた別のアフリカ人やアジア人は、「ドイツこそ夢に見た黄金のエルドラドなんだ!」と思い込み、「難民」を装って雪崩れ込んだ。リベラル思想に洗脳されたゲルマン人は、当初、「外人労働者なんて所詮“臨時労務者”だろう」と高を括っていたが、それは致命的な誤りだった。トルコ人やアラブ人、アフリカ人は図々しいから遠慮なくドイツ各地に押し寄せてくるし、福祉にタカるどころか、故郷から家族や親戚まで呼び寄せる始末。最初は渺(びょう)とした小川でも、黒や褐色の盲流が合流すれば、それは徐々に大きな濁流となり、最終的には手が付けられない程の津波となる。この水害に飲み込まれるのは“お人好し”のドイツ人で、生き残るのは人権を利用する移民や難民だ。ドイツ人って、まるでノアの箱船に乗り損ねたネズミのようだ。

  10月下旬、ドイツでは地方選挙があって、ヨーロッパではちょっと話題になった。何と、チューリンゲン州の選挙では、“極右”と呼ばれる「ドイツのための選択肢(AfD)」が大躍進。日本でも「右派勢力」と呼ばれるAfDだが、実際はドイツ国民を第一に考える保守派政党だ。その証拠に、投票箱の蓋を開けてみると、23.8%の得票率であったという。これは第二位の得票率になるそうで、アンゲラ・メルケル率いる「キリスト教民衆党(CDU)」は顔面蒼白。というのも、CDUの得票率はAfDよりも低く、22.5%であったからだ。しかし、もっと悲惨なのは「社会民衆党(SPD)」で、こちらの得票率はたったの8パーセント。社民党の凋落は日本だけじゃなかった。で、気になる第一位は? これまたドイツらしく、極左政党の「リンケ党(Die Linke)」ときている。人権教育で頭がおかしくなった国民は救いようがない。

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(左 : ビョルン・ホッケ / 中央 : アレグザンダー・ガウランド / 右 : ジェローム・ボアテング )

  メルケル首相のプライドをズタズタにしたAfDだが、今回の地方選挙で特筆すべき候補者は、なんと言ってもビョルン・ホッケ(Björn Höcke)である。真っ赤な頭の人物が「良心的」とされるドイツでは、ゲルマン系ドイツ人の生活を一番に考え、ドイツ国家の利益と文化を優先する政治家なんか、レイシストの「極右」である。AfDの幹部もマスコミから吊し上げを喰らっていた。党首のアレグザンダー・ガウランド(Alexander Gauland)は、かつて黒人系サッカー選手のジェローム・ボアテング(Jérôme Boateng)について失言をしたことで責められた。曰わく、「みんな彼のことを好きだが、隣人にしたいとは思わない」、と。(彼の母親はドイツ人だが、父親はガーナ人であるという。) そりゃそうだろう。黒い「ドイツ人」なんて本当のドイツ人じゃない。また、離党した元代表のフラウケ・ペトリー(Frauke Petry)は、国境警備の強化と移民規制を訴え、フェミニストにも反対したから、相当なバッシングを受けたらしい。(現在、彼女は創設した「青の党」の党首になっている。) アリス・ワイダル(Alice Weidel)も「PC(政治的に正しい言葉使い)」に嫌気が差し、「あんなのは歴史のゴミ箱に葬るべき」と発言したから、マスコミの標的にされてしまった。ベアトリックス・フォン・ストーチ(Beatrix von Storch)も、BBCの番組に出演したとき、キャスターから吊し上げを食っていた。

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( 左 : フラウケ・ペトリー / 中央 : アリス・ワイダル /右 : ベアトリックス・フォン・ストーチ )

  他の党員と同じく、ホッケもマスコミの「タブー・コード(禁忌規則)」に叛旗を翻し、ドイツ人が心の底で思っている事を口にした。左翼ジャーナリストは彼をコテンパンに叩いていたが、ホッケはゲルマン人の男らしいコを備えており、リベラル派やユダヤ人の批判に屈しなかった。例えば、彼はドイツに建設されたホロコースト記念館を「恥ずべき遺物」と評していた。(Justin Huggler, "germany's new Hitler poised to lead AfD to regional elections gain", The Daily Telegraph, 27 October 2019.) ドイツや歐米のメディアは非難囂々だったけど、ホッケの見解は正しい。少なくとも、ユダヤ人の脅しに屈服するCDUの政治家と比べれば、遙かに立派じゃないか。ユダヤ人のシナゴーグ(礼拝の会堂)があるだけでも不愉快なのに、迫害されたことを大々的に宣伝する記念館なんて目障りだ。街の景観を損ねるばかりか、子供達の生育にも有害である。だいたい、なんでユダヤ人は“他国”に自分たちの記念物を設置しようとするのか。

Edouard Drumont 1(左 / エドワルド・デュルモン)
  そもそも、「ユダヤ人迫害」の原因はユダヤ人側にあって、異教徒のユダヤ人が昆虫みたいにドイツへ寄生したことが元兇だ。もし、ユダヤ人がロシアのポグロムを恐れて、外国に逃亡したいなら、逃避先はドイツやオーストリアじゃなく、イェルサレムがあるパレスチナに向かうべきだった。それなのに、ガリシア地方の賤民ときたら、“より良き生活”を求めて、西歐世界へと雪崩れ込んだ。これなら西歐各地で、根強い反ユダヤ主義が沸き起こったのも当然である。フランス人などは戦後、「ナチスに抵抗した善人」のフリをしていたが、彼らは昔からユダヤ人が大嫌いで、エドワルド・デュルモン(Édouard Drumont)が書いた『ユダヤ人ノフランス(Le France juive)』はベストセラーだったじゃないか。フランスの庶民はドイツ軍が忌々しいユダヤ人を排除してくれたら万々歳だった。「協力者(コラボ)」が多かったのも不思議じゃない。とにかく、ユダヤ人はヨーロッパから立ち去って、懐かしい中東アジアに戻り、アラブ人と“共生”しながら、適当に殺し合っていればいい。ユダヤ人は同類と喧嘩しながら暮らすのが自然である。

  今回の選挙で「台風の目」となったホッケは、演説集会に現れる度に、リベラル思想に抑圧されたドイツ国民を励まし、民族意識を鼓舞することで勝利を得た。選挙中、彼は聴衆に向かい「我々は我々なんだ ! (つまり、ゲルマン系ドイツ人という意味 / Wir sind Wir !)」とか、「我々は同じ民族なんだぞ ! (Wir sind das Volk !)、「私は自らが属する民族を愛する ! (Ich liebe mein Volk !)」と述べていた。こうしたキャッチフレーズを聞けば、集まったドイツ人が熱狂したのも納得が行く。ドイツは先祖代々「祖父の土地」に住むゲルマン民族の国家であり、人格と容姿が卑しいユダヤ人やアラブ人、何のゆかりも無いアフリカ黒人の国じゃない。一つの国家、一つの民族、一つの運命がドイツ人のモットーで、異人種との雑居と混淆、イスラム教やユダヤ教徒の共存なんて真っ平御免だ。ドイツ人にはドイツ人だけで楽しく暮らす権利がある。「永遠の放浪者」であるユダヤ人は、ドイツ人のナショナリズムに不満なら、さっさと荷物をまとめて故郷のイスラエルに“帰還”すればいい。イスラエル政府は世界各地に離散した「同胞」の帰りを待っているんだから。

民族の血と国家の大地

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(左 : ナチスが称讃したゲルマン系女性 / 右 : ナチスが増やそうとしたアーリア人の赤ん坊)

  鉄血宰相と呼ばれたオットー・フォン・ビスマルクは、1888年2月6日の帝国議会で演説を行い、「我々ドイツ人は、天主以外の何者をも懼れない (Wir Deutsche fürchten Gott, aber sonst nichts in der Welt) 」と豪語た。しかし、現在のドイツ人はどうか? 懼れないのは天主の裁きだけで、自己批判を繰り返す左翼陣営や、歐米諸国の主要メディア、レイシズムを糾弾する人権屋からの抗議に遭えば、膝から崩れ落ちて土下座する。もっと情けないのは、隠然たる勢力を誇るユダヤ人から「仕置き」された時で、皇帝ハインリッヒ4世よりも卑屈な態度になってしまう。もし、民族派のドイツ人が「我々ははユダヤ人よりも遙かに美しく、何千倍も気高く、勇敢である !」なんて口にしたら、たちどころにユダヤ人から袋叩きだ。まるで、針の筵(むしろ)というより、釘で串刺しになる「鋼鉄の処女(中世の拷問器具 / Eiserne Jungfrau)」の中に閉じ込められたような状態になってしまうだろう。実際に殺されなくても、社会的地位(職業)と名声を一瞬で失うから、ドイツ人はどんなに愛国者でも決して本音を吐かないよう注意している。言論の自由があるのは日本だけだ。

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(左 : 陽気なユダヤ人青年 / 中央 : ユダヤ人の美女 / 右 : 敬虔なユダヤ人 )

  ドイツのみならず、ブリテン、フランス、デンマーク、ネーデルラント、スウェーデンでも保守的な国民の間でナショナリズムが芽生えているが、西歐人が滅多に口にできないのは、国家と結びついた人種についてである。基本的に西歐人は各地をうろつく遊牧民ではない。農業を基盤とする定住民族だ。交通機関が発達する前なら、結婚相手は近場の異性で、同じ種族の者同士で子孫を残すのが普通だった。今とは異なり、ユトランド半島の片田舎に住むデイン人の娘が、パキスタン出身のイスラム教徒や北アフリカ出身のアラブ人、あるいは西インド諸島からやって来たジャマイカ人と結婚するなんて想像できなかった。もしあったら一大事。両親はおろか、祖父母や親戚、友人、隣人がびっくりするし、親兄弟の誰もが「やめてくれ !」と号泣するに違いない。こうした「国際結婚」は衝撃的だから、「何があったのか?」と地元の新聞に載ってしまう程だ。

Winston Churchill 1(左 / ユダヤ人好きのウィンストン・チャーチル)
  昔のヨーロッパ人なら家系を重んじ、自分と同じような容姿の子孫を残そうとしたし、それが当たり前の「常識」だった。とりわけ、王侯貴族にとって血統は最重要課題で、黒人やアジア人との婚姻なんて御法度。たとえ、白人系のユダヤ人だって忌み嫌われていたんだから。一緒にディナーを取ることだって穢らわしく、ワインを片手に談笑というのも滅多に無かった。となれば、息子や娘の婚約相手なんか論外だ。しかし、イングランドの名門貴族、マールバラ公爵のチャーチル家は別だった。ランドルフとウィンストンはユダの金貨が大好き。失業中だったウィンストンはユダヤ人のパトロンから養われていたから、首相になった時、昔の恩返しをすべく、ヒトラーの和平交渉を一蹴り。ドイツのユダヤ人を救うためなら、同胞のイギリス兵を何十万も犠牲にしようが平気だった。(チャーチルの正体を説明すると長くなるので省略する。) この裏を知らないイギリス人は今でもチャーチル首相を「英雄」と思っている。どこの国にも馬鹿はいるものだ。

  ちなみに、ユダヤ人はアーリア人と結婚するのが大好きで、白人の女をモノにするのは一種のステータスになっている。例えば、不動産屋の倅(せがれ)であるジャレッド・クシュナー(jared Kushner)は、トランプ大統領の娘であるイヴァンカと結婚した。ベンジャミン・ネタニヤフ首相の息子であるヤイル・ネタニヤフ(Yair Netanyahu)も白人娘が大好き。2014年にはキリスト教徒の家庭で育ったノルウェー人女性のサンドラ・レイカンガー(Sandra Leikanger)と付き合ったし、翌年にはユダヤ系デンマーク人モデルのリー・レヴィー(Lee Levi)と交際していた。ユダヤ人は社会的に成功したり、裕福な家庭に生まれると、無性にヨーロッパ系白人女性と接近したがる。イスラエルの保守的ユダヤ教徒は口々に、「どうしてビビ(ベンジャミン)の倅は非ユダヤ人と付き合うんだ?」と不満を漏らしていたけど、ユダヤ人青年にとったらブロンドの「上等な女」を恋人にしただけだ。ハリウッドのユダヤ系女優を見渡せば分かるけど、人気藝人となるのは矢鱈と「歐洲系」が多い。ユダヤ人の男はユダヤ的容姿の女性に興味が無いらしい。

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(左 : ヤイル・ネタニヤフ / 中央 : リー・レヴィー / 右 : ネタニヤフとサンドラ・レイカンガー )

  敗戦後、ドイツ人はユダヤ人から悪魔の如く糾弾されたが、それは単に虐殺の対象にされたからではない。ユダヤ人が心の底からドイツ人を憎むのは、このゲルマン民族がセム種族の“肉体”を槍玉に挙げたからだ。優生学や人種衛生学を重視するナチスの理論家たちは、優秀なアーリア人が持つ遺伝子プールに、穢らわしい遺伝子が混入する事を恐れた。ドイツ人にとって、金髪碧眼の北方種族が「理想的な人間」である。だから、この容姿を醜くする、ユダヤ人の精子や卵子が赦せなかったのだ。ナチスを批判するフランス人だって、発言とは別に本音があって、白いケルト人の遺伝子を守りたいと思っているし、イギリス人も腹の中ではアングロ・サクソン人の容姿を保存したいと願っている。

  現在のヨーロッパ人やアメリカ人、および彼らの主張を鵜呑みにする日本人は、無意識のレイシストになっている。リヘラル派はアフリカ人やアラブ人、あるいはインド人やベンガル人などに同情しているが、これらの非ヨーロッパ人が持つ独自の美意識を決して認めようとしないのだ。彼らは無意識的に有色人種の容姿は醜いと思っている。例えば、ウガンダ人が大きな尻や太い腰を持つ女性を「綺麗」と思うことに違和感を感じているが、現地の黒人にしたら、艶のある黒い肌と脂肪が詰まった頑丈なボディーは魅力的なのだ。ホッテントットの女性は自分の性器を自慢して、他人に見せびらかしていた。一方、インド人女性はイギリス人のような白い肌に憧れ、高価な「美白クリーム」を買っているが、歐米の左翼がこれに触れないのは欺瞞だ。イスラエルの東歐系ユダヤ人は、「俺達は洗練された白人なんだ !」と自慢し、パレスチナ系ユダヤ人を褐色の田舎者と馬鹿にしていたけど、何故か、これは大きなニュースにならなかった。

  ヨーロッパのリベラル派や人権派というのは、「良心」を売り物にしているが、実際は、偽善的な差別主義者である。地球上には様々な種族が存在しているから、「絶対的な美」というものはない。あるのは、「相対的な美」くらいで、「別嬪」や「男前」というのは十人十色。ヨーロッパ人の基準や評価で他国の美意識を否定するのは間違っている。したがって、ドイツ人が自らの肉体を自慢しようが、そんなのは「手前味噌」にすぎず、目くじらを立てる程のものではない。品川や新橋で飲んでいるオヤジが「俺の娘は江戸一番の美女」と自慢したって、そんなのは親馬鹿の戯言(たわごと)だ。もし、こんな自慢を本気にして、「何だとぉぉ〜、それは外見差別になるぞ !」と噛みつくのは野暮天しかいないだろう。まともな大人は、「そうかい。良かったねぇ〜。確かに、娘さんはアンタと似ていないや!」と笑ってお終いである。これが解らないのは、大学でクルクルパーにされた優等生だけ。

ドイツ人にとっては素晴らしかった理論

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  歐米諸国でも似たり寄ったりかも知れないが、日本の書店ではナチス時代のドイツを暗く描いた翻訳書や歴史書ばかり。北方種族のアーリア人を増やすべく、「生命の泉(Lebensborn)」計画を実行したハインリッヒ・ヒムラーや、「血と土」を強調したヴァルター・ダレ(Walther Darré)は評判が悪く、非人道的な政策を行った極悪人にされている。しかし、どうしてゲルマン系ドイツ人を増やすことが悪いのか? 日本政府は少子化を懸念し、若い女性に「もっと子供を産んで下さい !」と呼びかけ、出産手当とか育児手当、保育所の増設に教育の無償化などを実行している。しかし、誰もこれをネオ・ナチ政策とは言わないだろう。また、日本人が日本の国土を愛し、日本人の子孫を残しても異論は無いはずだ。日本に住み着く支那人や朝鮮人は「排外主義だ !」と激怒するが、そもそも日本は日本人の国で、アジア人が幸せになる為の国ではない。もし、優秀な支那人や朝鮮人がいるのであれば、彼らこそ真っ先に祖国へ戻り、国家の発展に寄与すべきだ。我々は下品な支那人とかヤクザの在日鮮人なんて要らないぞ。

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(左 : ハインリッヒ・ヒムラー / 中央 : ドイツ人少女とヒムラー  / 右 : アルフレート・ローゼンベルク)

  現在、大学やマスコミでは「多文化主義」や「多民族共生思想」が真っ盛りだが、ドイツの文化はドイツ人が維持・継承すべきで、移民労働者として居着いたトルコ人や、紛争を逃れて潜り込んだシリア人が担うものじゃない。ドイツ人を糾弾するイギリス人やオランダ人でも、自国の文化は先祖代々の子孫が受け継ぐべし、と考えているはずだ。ところが、中流階級はおろか、上流階級のドイツ人でも、左翼やユダヤ人の前では腰砕けとなり、ドイツ人の遺伝子プールを守るのは駄目、街から異邦人を追放することも厳禁、非西歐人との混血なら称讃、と悉く非ドイツ化政策が取られている。良識的な公民さえ、ドイツらしいドイツを存続させようとしないのだ。ところが、ユダヤ人は同胞の為なら何でもする。彼らはドイツに寄生するため、あるいは外国からやって来る仲間のため、民族主義に基づいて多文化主義とか人種的多様性を大宣伝。しかし、彼ら自身はアラブ人やアフリカ人と混血したがらないし、イスラエルはユダヤ人とユダヤ教のために建てられた民族国家であると断言してはばからない。テレビ局、新聞社、教育界、藝能界に陣取るユダヤ人は、示し合わせたかのように協力し合っているから、ある意味、立派というか狡猾である。

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(左 : ドイツ人の軍人 / 中央 : 軍服を着たドイツ人少女 / 右 : ナチス時代のドイツ人女性 )

  それなら、ドイツ人が自国をアーリア種族だけの国、つまり北方種族だけが幸せに暮らせる楽園にしたい、と考えてもいいんじゃないか。元々、ドイツ人が主体のゲルマン国家なんだから。サウジ・アラビアなんてサウド家の所有物だし、イランはシーア派のイスラム教で疑問を持たない。日本の歴史家は馬鹿の一つ覚えみたいにナチスを糾弾するが、もし、モザンビークやコンゴが黒人だらけの国家になったら、彼らはアフリカに渡って抗議デモを起こすのか? 日本の学者は日本国内に留まって、反抗する日本人を批判するだけだ。譬えて言えば、弱い後輩だけに威張り散らす不良と同じである。彼らは朝鮮高校の兇暴な不良の前だと、借りてきた仔猫のように「おとなしく」なり、因縁を付けられても「ニャンとも言えない」とばかりに無抵抗主義を貫く。情けないけど、これが和製知識人の実態である。

  日本の保守派は西歐人にペコペコしているが、白人のほとんどは「ハッタリ」が得意なだけの弱虫だ。だいたい、どうして西歐人は正直に「白人だらけの国がいい」と言えないのか? 自分の国なら、嫌いなユダヤ人やジプシーを叩き出してもいいはずだ。例えば、日本人の高校生が自分の部屋にアイドル歌手のポスターを貼ろうが、デス・メタルの音楽を聴こうが、ワンピースのフィギュア人形を飾ろうが、隣人は一向に構わない。なぜなら、自分の邸宅や敷地にある部屋じゃないからだ。ドイツ人はドイツ国内で、イギリス人はイングランド国内で、同胞だけと一緒に暮らす権利がある。そして、今を生きるドイツ人やイギリス人には、先祖から継承する血統を損なわず、きちんと子孫へ手渡す義務があるんじゃないか。祖父母と容姿が違う子孫なんて悲しすぎる。

Franz Boas 1Ashley Montagu 1(左 : フランツ・ボアズ / 右 : アシュリー・モンタギュー )
  西歐人は愛国心を尊び、国防を担う軍人は命に代えても祖国を護ると言い張る。が、丸腰の移民が来ると腑抜けになってしまうから、「見かけ倒しじゃないか」と軽蔑したくなる。民族の血筋や文化、国土を守ってこそ、真の国防だ。異人種との混血を許し、伝統文化の劣化を奨励し、さらに国境までも開放するなんて馬鹿げている。リベラル教育で洗脳されてしまったからしょうがないが、愛国者であれば日本の戦国武将のように鋼鉄の意志を持つべきだ。フランツ・ボアズ(Franz Boas)やアシュリー・モンタギュー(Ashley Montagu)のような文化人類学者は、「人種なんて社会的に構築されたもの」と宣伝するが、現実的には「人間の種類」は存在する。(ボアズとモンタギューは共にユダヤ人。

ちなみに、「モンタギュー」は偽名で、本名は「イスラエル・エレンバーグ」である。) 日本人ならせせら笑ってしまうが、ユダヤ人にはオーストラリアの「アボリジニ(原住民)」とアングロ・サクソン系の白人が“似たり寄ったり”の人種に見えるのか? 左翼学者は熱心に平等思想を宣伝するが、一般人は同族の者と一緒に暮らしたいと考えている。何よりも、祖国で気持ちよく生活できるなら「非科学的」でも「人工的」でもいいじゃないか。

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(左 : ドイツ人女優のヒルデガルト・クネフ / ナチスが理想としたアーリア系女性 / ユダヤ人フェミニストのベティー・フリーダン / 右 : イスラエルに住むユダヤ人女性 )

Arthur Gutt 01 (左 /アルトゥール・グート )

今では、ヴァルター・ダレやアルフレート・ローゼンベルク(Alfred Rosenberg)の主張は全面的に否定され、悪魔の思想となっているが、国家運営や国民の統合には非合理的な神話(宗教)や科学では解明できない国民の絆が必要なのだ。例えば、SS少将のアルトゥール・グート(Arthur Gütt)は、人種文化および遺伝担当の大臣アドヴァイザーを務めていて、ドイツ人の人種的遺伝が如何に神聖であるかを述べていた。

  ゲルマン貴族は自らの遺産を神聖な祖先の種から得ている。その血(生殖用の物質)は最も純粋な形で子孫に継承されねばならない。(Arthur Gütt, "Die Bedeutung von Blut und Boden für das deutsche Volk", Schriftenreihe des Reichsausschusses für Volksgesundheitsdienst, Vol. 4, Berlin : Reichsdruckerei, p.4.)

  また、『第20世紀の神話』で有名なローゼンベルクも、ゲルマン民族の血統に関して持論を述べていた。

  こんにち、新たな信仰、すなわち血の神話が勃興した。これは血を通して人間の神聖なる本質を守る信念である。(Alfred Rosenberg, Der Mythus des 20. Jahrhunderts, Munich, Hoheneichen Verlag, 1935,p.114.)

  親衛隊上級大佐のカール・モッツ(Karl Motz)も、「血と土」を強調する文章を書いていた。 

如何なる民族主義があろうとも、その基盤となるのは、我々の祖国にある聖なる地と血の関係である。(Karl Motz, Blut und Boden : die Grundlagen der deuschen Zukunft, Berlin, Zeitgeschichte Verlag, 1934, p.7.)

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(写真 / ドイツ人少女の歓迎を受けるヒトラー)

  これらの理論家よりも、さらに激しく糾弾されるのがドイツ総統のアドルフ・ヒトラーである。もちろん、この独裁者は戦争末期、自らの地位に固執し、多くのドイツ兵を無駄死にさせたから、徹底的に批判されねばならない。しかし、ナチスが行った人種政策はドイツ国民にとって、本当にマイナスであったのか? ヒトラーはゲルマン人らしいドイツ人を保存したいと望み、国家が必要とする健全な青少年を育成しようとした。また、ドイツ社会を破壊する共産主義を執拗に攻撃したが、これは本当に「悪い事」なのか? ヨーロッパ人は認めたくないだろうが、優生学はドイツ人のみならず、ブリテン、フランス、ネーデルラント、スウェーデンなどでも盛んで、当時としては国家のプラスになったはずだ。ヒトラーの『我が闘争』を読んでみると、意外にも「まっとうなこと」が書かれており、戦前のヨーロッパ人が持っていた本音を語っている。例えば、次のような箇所はイギリス人やアメリカ人でも賛同する人が多いはずだ。
  
  自然は雑種を好まない。特に、第三、第四、第五世代あたりの雑交の初期に生まれてくるものは、はなはだしく苦しまねばならない。かれらは本来最高の成分のもっている価値を、雑交によって失ってしまうのみならず、血の統一を欠いているために、生存一般のための意志力や決断力の統一をも欠いているのである。(アドルフ・ヒトラー 『わが闘争』 (下) 平野一郎・将積茂 訳 角川文庫 p.49)

 また、ヒトラーは優越人種が劣等種族と交わった場合の危険性についても述べていた。

  ・・・・その結果はまず、水準自体が低下するだろうが、さらに子孫が人種的に混血していない周囲のものに比して虚弱化するだろう。最もすぐれた人種の側からの血がそれ以上混入することを完全にさまたげられるならば、お互いに雑種同士の雑交をつづけることによって、雑種は自然によって抵抗力が低下させられるために死滅するか、あるいは幾千年かの間には種々雑多な雑交によって、本来の単一的な要素が完全に混合し、したがってその単一な要素がもはや認められないような新混血物が形成されるであろう。(上掲書 p.50)

  ・・・・最も神聖な人権はただ一つあるだけである。そして、この権利は同時に最も神聖な義務である。すなわち、それは最もすぐれた人類を保持することによって、人類のより尊い可能性を与えるために、血を純粋に保つよう配慮することである。それとともに民族主義国家は、人間と猿との間の生まれぞこないではなく、神の似姿を生むことを任務としている結婚に神聖さを与えるために、まず第一に、結婚を絶え間ない人種汚染の水準から高めてやらねばならない。(上掲書 pp.52-53.)

  戦前から1960年代まで、アメリカ社会において白人が黒人と結婚することは忌み嫌われていた。特に、南部だと一層顕著で、現在とは違い、民衆党の大物が熱烈な人種差別主義者であったことは周知の事実。例えば、リベラル派の長老だったロバート・バード(Robert Byrd)上院議員は、若い頃、KKKのウェスト・ヴァージニア支局に属していたし、ジョージア州の知事を務めたクリフォード・ウォーカー(Clifford Walker)とユージン・タルマッジ(Eugene Talmadge)は、黒人が大嫌いで、黒人の政治参加に猛烈な反対を示していた。アラバマ州にも沢山の白人至上主義者がいて、デイヴッド・グレイヴス(David Bibb Graves)知事や連邦最高裁のヒューゴ・ブラック(Hugo Black)判事は有名だ。彼らは共にKKKを支持。もちろん、こうした「レイシスト」はユダヤ人も大嫌い。アイヴィー・リーグの大学は、なるべくユダヤ人の学生を排除しようと様々な対策を講じていたものだ。

Claude Lanzmann 1(左 / クロード・ランズマン )
  ところが、日本の歴史学者は悉くユダヤ人や黒人の味方で、ドイツ史について論文を書けば、決まって追放されたユダヤ人に同情を寄せてしまう。蛸壺型の思考しかないから仕方がないが、別の角度、すなわち「ドイツ人の視点」でドイツ史を見ることができないのだ。要するに、彼らはユダヤ人学者の言説を繰り返しているだけ。そもそも、「ホロコースト」なる用語が、どのように定義されているのかよく解らない。日本の歴史学者は検死報告書や物的証拠も示さずに、都市伝説でしかない「ガス室殺人」を頭から信じている。フランスのユダヤ人で映画監督のクロード・ランズマン(Claude Lanzmann)が、様々なホロコースト生存者を集め、その証言を映像に収めて『ショアー(Shoah)』というドキュメンタリー・フィルムを制作したが、これらの証言はどれも「証拠」とはならない。なぜなら、法廷での宣誓証言でもなければ、反対尋問を受けた証言でもないからだ。偽証罪に問われず、気楽に話せる噂話を「真実」と称しているんだから、日本の学者は脳天気である。こんなヨタ話が信用されるなら、『週刊実話』の記事だって、みんな「真相」になってしまうじゃないか。

  まぁ、迫害や虐殺に遭ったユダヤ人は気の毒だが、久々にユダヤ人が消え去ったヨーロッパというのは結構気持ちがいい。ユダヤ人やクルクル左翼が記す歴史本には、「可哀想なユダヤ人」という“お涙頂戴”話が満ちあふれているけど、当時のドイツ人からすれば、「あの穢らわしい賤民が居なくなってせいせいした」という気分であった。それに、当時のドイツ人労働者はヒトラーの経済政策により、惨めだった生活水準が向上したし、ゲルマン人だけが暮らす住宅地も建設されて大喜び。イギリス人だって羨むほどだ。現在、戦勝国になったはずのブリテンには、ユダヤ人が政財界にウジャウジャいて、アングル系やケルト系の国民は密かに嘆いたり、憤慨したりと気分が優れない。したがって、「こんな風になるなら、ナチ・ドイツに占領された方がマシだ」と言いたくなるイギリス人の“ぼやき”も分かる。

Michael Levy 2Jack Straw 3Ed Miliband 1David Miliband


(左 : マイケル・レヴィー / ジャック・ストロー / エド・ミリバンド / 右 : デイヴィッド・ミリバンド )

ブリテンの政界はユダヤ・マネーに汚染され、誰も彼もが親イスラエル派だ。多民族共存が実現したブリテン島には、「イギリス人」の振りをするユダヤ人議員が普通にいて、中には「愛国者」を演じることで国民を騙そうとする奴がいる。保守党を見てもユダヤ人が多いし、労働党を見回してもユダヤ人が目につく。例えば、トニー・ブレアのパトロンはマケイル・レヴィー(Michael Levy)だし、外務大臣のジャック・ストロー(Jack Straw)は移民賛成派で、バーバラ・ロッシュ(Barbara Roche)に至っては確信犯的移民推進派であった。労働党の代表になったエドワード・ミリバンドと兄のデイヴィッドは親譲りのマルキスト極左ときている。一方、保守党にはマイケル・ハワード(Michael Howard)やマイケル・リフキンド(Michael Rifkind)のようなユダヤ人が多い。でも、一番腹立たしいのは、下院議長席に腐敗の帝王、ジョン・バーコウ(John Bercow)が坐っていることだ。 焼肉屋じゃあるまいし、あっちでジュージュー、こっちでジュウジュウの状態なんだから、イギリス人だと目眩がしてくる。

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(左 : バーバラ・ロッシュ / ジョン・バーコウ / マイケル・ハワード / 右 : マイケル・リフキンド )

  ドイツ内外にヒトラーのユダヤ人迫害を非難するドイツ人がいるのは分かるが、彼らは北方種族のゲルマン人を増やした廉でヒトラーを譴責するのか? 現在、ブリテンやフランス、ネーデルラント、スウェーデンでは、移民や難民の有色人種が雪崩れ込んでしまい、深刻な「多民族社会」となっている。そこで、もしも、イングランドやデンマークからアジア人やアフリカ人が一掃され、白人だらけの国家となったら、どのような現象が起きるのか? まさか、リベラル派の白人が大量に逃げ出し、各地で不動産価格が下落するとは考えにくいし、一般国民が嘔吐を催すとも思えない。むしろ、人気の移住先となるんじゃないか。例えば、アメリカやカナダからこぞって白人が流入し、国籍取得を希望するかも知れないぞ。西歐人は決して口にしないが、ユダヤ人はお金の臭いに敏感だから、イスラエルからも不動産業者が参入し、猛烈な「土地転がし」が発生する可能性だってある。白人用の高級住宅地となれば結構な儲けになるし、建築業者や開発業者になればもっと儲かるから、このチャンスを見逃す手はない。巨額の資金を調達できるユダヤ人だと、ライバルを蹴落とすことが出来るから、かなり有利だ。

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(左 : ナチス時代のドイツ人少年 / 中央 : ナチス時代のドイツ人少女 / 右 : 現代のゲルマン系西歐人女性)

  とにかく、ドイツを破滅に陥れたヒトラーを批判するのは構わない。しかし、ヒトラーがしたことを全て否定することは間違いだ。例えば、もしヒトラーがキリスト教を保護したり、「ヨーロッパの文化だから大切にせよ」と発言したら、アメリカ人はキリスト教を邪教と考え、「ネオ・ナチ好みの宗教だ」と毛嫌いするのか? また、もしも、ナチ党が軍人魂を称讃し、「祖国のために命を懸けることは崇高な行為だ !」と宣伝したら、ヨーロッパ人は尚武の精神をゴミ箱に捨てるのか? キリスト教や勇敢な行為はナチスがなんと言おうとも尊い。「善いもの」は誰が口にしても「善いもの」だし、悪事はイギリス人やアメリカ人が行っても正当化されるものではない。

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(左 : ドイツ人少女と面会するヒトラー / 右 : 健全なドイツ人少女たち)

  自国の生活環境を良くするためなら、タカリ賤民のユダヤ人や、不愉快な移民・難民を追放しても非難されるべきことではないだろう。第一、ユダヤ人には同胞が暮らすイスラエルがあるじゃないか。アフリカ難民は元々「避難民」なんだから、永住せずにさっさとアフリカへ戻り、どこかの国で農作業でもすればいい。あれだけ広大な地域なら、ブッシュマンみたいに暮らせるはずだ。もし、それが厭なら、パプア・ニューギニアとかフィリピンに移住する選択肢もあるじゃないか。ヨーロッパの左翼は自国の保守派ばかり責めているが、「上等な先進国」を意図的に目指す移民や難民を批判しないのはおかしい。アフリカ難民は他のアフリカ諸国が受け容れるべきだし、シリア難民とかイラク難民は、イスラム教国のサウジ・アラビアとかヨルダン、イランなどが率先して保護すべきである。異邦人を排斥したい保守派は、もっと強靱な精神を持つべきだ。先祖から受け継いだ国家と将来を担う子孫を考えれば、左翼からの苦情・罵声など「ウサギの糞」程度じゃないか。左翼分子は敵の弱点を突くのが上手い。真の愛国者は「ネオナチ」とか「極右」といったレッテルを恐れず、自分の血統をなるべく純粋に保ち、生まれ育った郷土を「自分たちの国」とすべきである。
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68786228.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/347.html#c8

[近代史02] 白人はなぜ白人か _ 白人が人間性を失っていった過程 中川隆
204. 中川隆[-10636] koaQ7Jey 2019年11月01日 18:33:00 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2245]
ナチスの亡霊で苦しむ西歐人 / 「血と土」の哲学
黒木 頼景
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68786228.html

自分の人種を自慢してよい権利

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(左: アドルフ・ヒトラー / 中央 : ドイツ人の家族 / 右 : ユダヤ人の男性 )

  敗戦後、ドイツ人はナチスの「戦争犯罪」を糾弾され、ユダヤ人を虐殺した“極悪人”との烙印を額に押されてしまい、その罪科を贖うために、歐洲で一番の「人権国家」になろうとした。英米から去勢された、このゲルマン人国家は、どんなに厭な種族であれ、一旦“移民”として受け容れてしまえば、貴重な「ドイツ国民」の身分を与え、至れり尽くせりの“おもてなし”をしようとする。こうした手厚い福祉を聞きつけた別のアフリカ人やアジア人は、「ドイツこそ夢に見た黄金のエルドラドなんだ!」と思い込み、「難民」を装って雪崩れ込んだ。リベラル思想に洗脳されたゲルマン人は、当初、「外人労働者なんて所詮“臨時労務者”だろう」と高を括っていたが、それは致命的な誤りだった。トルコ人やアラブ人、アフリカ人は図々しいから遠慮なくドイツ各地に押し寄せてくるし、福祉にタカるどころか、故郷から家族や親戚まで呼び寄せる始末。最初は渺(びょう)とした小川でも、黒や褐色の盲流が合流すれば、それは徐々に大きな濁流となり、最終的には手が付けられない程の津波となる。この水害に飲み込まれるのは“お人好し”のドイツ人で、生き残るのは人権を利用する移民や難民だ。ドイツ人って、まるでノアの箱船に乗り損ねたネズミのようだ。

  10月下旬、ドイツでは地方選挙があって、ヨーロッパではちょっと話題になった。何と、チューリンゲン州の選挙では、“極右”と呼ばれる「ドイツのための選択肢(AfD)」が大躍進。日本でも「右派勢力」と呼ばれるAfDだが、実際はドイツ国民を第一に考える保守派政党だ。その証拠に、投票箱の蓋を開けてみると、23.8%の得票率であったという。これは第二位の得票率になるそうで、アンゲラ・メルケル率いる「キリスト教民衆党(CDU)」は顔面蒼白。というのも、CDUの得票率はAfDよりも低く、22.5%であったからだ。しかし、もっと悲惨なのは「社会民衆党(SPD)」で、こちらの得票率はたったの8パーセント。社民党の凋落は日本だけじゃなかった。で、気になる第一位は? これまたドイツらしく、極左政党の「リンケ党(Die Linke)」ときている。人権教育で頭がおかしくなった国民は救いようがない。

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(左 : ビョルン・ホッケ / 中央 : アレグザンダー・ガウランド / 右 : ジェローム・ボアテング )

  メルケル首相のプライドをズタズタにしたAfDだが、今回の地方選挙で特筆すべき候補者は、なんと言ってもビョルン・ホッケ(Björn Höcke)である。真っ赤な頭の人物が「良心的」とされるドイツでは、ゲルマン系ドイツ人の生活を一番に考え、ドイツ国家の利益と文化を優先する政治家なんか、レイシストの「極右」である。AfDの幹部もマスコミから吊し上げを喰らっていた。党首のアレグザンダー・ガウランド(Alexander Gauland)は、かつて黒人系サッカー選手のジェローム・ボアテング(Jérôme Boateng)について失言をしたことで責められた。曰わく、「みんな彼のことを好きだが、隣人にしたいとは思わない」、と。(彼の母親はドイツ人だが、父親はガーナ人であるという。) そりゃそうだろう。黒い「ドイツ人」なんて本当のドイツ人じゃない。また、離党した元代表のフラウケ・ペトリー(Frauke Petry)は、国境警備の強化と移民規制を訴え、フェミニストにも反対したから、相当なバッシングを受けたらしい。(現在、彼女は創設した「青の党」の党首になっている。) アリス・ワイダル(Alice Weidel)も「PC(政治的に正しい言葉使い)」に嫌気が差し、「あんなのは歴史のゴミ箱に葬るべき」と発言したから、マスコミの標的にされてしまった。ベアトリックス・フォン・ストーチ(Beatrix von Storch)も、BBCの番組に出演したとき、キャスターから吊し上げを食っていた。

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( 左 : フラウケ・ペトリー / 中央 : アリス・ワイダル /右 : ベアトリックス・フォン・ストーチ )

  他の党員と同じく、ホッケもマスコミの「タブー・コード(禁忌規則)」に叛旗を翻し、ドイツ人が心の底で思っている事を口にした。左翼ジャーナリストは彼をコテンパンに叩いていたが、ホッケはゲルマン人の男らしいコを備えており、リベラル派やユダヤ人の批判に屈しなかった。例えば、彼はドイツに建設されたホロコースト記念館を「恥ずべき遺物」と評していた。(Justin Huggler, "germany's new Hitler poised to lead AfD to regional elections gain", The Daily Telegraph, 27 October 2019.) ドイツや歐米のメディアは非難囂々だったけど、ホッケの見解は正しい。少なくとも、ユダヤ人の脅しに屈服するCDUの政治家と比べれば、遙かに立派じゃないか。ユダヤ人のシナゴーグ(礼拝の会堂)があるだけでも不愉快なのに、迫害されたことを大々的に宣伝する記念館なんて目障りだ。街の景観を損ねるばかりか、子供達の生育にも有害である。だいたい、なんでユダヤ人は“他国”に自分たちの記念物を設置しようとするのか。

Edouard Drumont 1(左 / エドワルド・デュルモン)
  そもそも、「ユダヤ人迫害」の原因はユダヤ人側にあって、異教徒のユダヤ人が昆虫みたいにドイツへ寄生したことが元兇だ。もし、ユダヤ人がロシアのポグロムを恐れて、外国に逃亡したいなら、逃避先はドイツやオーストリアじゃなく、イェルサレムがあるパレスチナに向かうべきだった。それなのに、ガリシア地方の賤民ときたら、“より良き生活”を求めて、西歐世界へと雪崩れ込んだ。これなら西歐各地で、根強い反ユダヤ主義が沸き起こったのも当然である。フランス人などは戦後、「ナチスに抵抗した善人」のフリをしていたが、彼らは昔からユダヤ人が大嫌いで、エドワルド・デュルモン(Édouard Drumont)が書いた『ユダヤ人ノフランス(Le France juive)』はベストセラーだったじゃないか。フランスの庶民はドイツ軍が忌々しいユダヤ人を排除してくれたら万々歳だった。「協力者(コラボ)」が多かったのも不思議じゃない。とにかく、ユダヤ人はヨーロッパから立ち去って、懐かしい中東アジアに戻り、アラブ人と“共生”しながら、適当に殺し合っていればいい。ユダヤ人は同類と喧嘩しながら暮らすのが自然である。

  今回の選挙で「台風の目」となったホッケは、演説集会に現れる度に、リベラル思想に抑圧されたドイツ国民を励まし、民族意識を鼓舞することで勝利を得た。選挙中、彼は聴衆に向かい「我々は我々なんだ ! (つまり、ゲルマン系ドイツ人という意味 / Wir sind Wir !)」とか、「我々は同じ民族なんだぞ ! (Wir sind das Volk !)、「私は自らが属する民族を愛する ! (Ich liebe mein Volk !)」と述べていた。こうしたキャッチフレーズを聞けば、集まったドイツ人が熱狂したのも納得が行く。ドイツは先祖代々「祖父の土地」に住むゲルマン民族の国家であり、人格と容姿が卑しいユダヤ人やアラブ人、何のゆかりも無いアフリカ黒人の国じゃない。一つの国家、一つの民族、一つの運命がドイツ人のモットーで、異人種との雑居と混淆、イスラム教やユダヤ教徒の共存なんて真っ平御免だ。ドイツ人にはドイツ人だけで楽しく暮らす権利がある。「永遠の放浪者」であるユダヤ人は、ドイツ人のナショナリズムに不満なら、さっさと荷物をまとめて故郷のイスラエルに“帰還”すればいい。イスラエル政府は世界各地に離散した「同胞」の帰りを待っているんだから。

民族の血と国家の大地

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(左 : ナチスが称讃したゲルマン系女性 / 右 : ナチスが増やそうとしたアーリア人の赤ん坊)

  鉄血宰相と呼ばれたオットー・フォン・ビスマルクは、1888年2月6日の帝国議会で演説を行い、「我々ドイツ人は、天主以外の何者をも懼れない (Wir Deutsche fürchten Gott, aber sonst nichts in der Welt) 」と豪語た。しかし、現在のドイツ人はどうか? 懼れないのは天主の裁きだけで、自己批判を繰り返す左翼陣営や、歐米諸国の主要メディア、レイシズムを糾弾する人権屋からの抗議に遭えば、膝から崩れ落ちて土下座する。もっと情けないのは、隠然たる勢力を誇るユダヤ人から「仕置き」された時で、皇帝ハインリッヒ4世よりも卑屈な態度になってしまう。もし、民族派のドイツ人が「我々ははユダヤ人よりも遙かに美しく、何千倍も気高く、勇敢である !」なんて口にしたら、たちどころにユダヤ人から袋叩きだ。まるで、針の筵(むしろ)というより、釘で串刺しになる「鋼鉄の処女(中世の拷問器具 / Eiserne Jungfrau)」の中に閉じ込められたような状態になってしまうだろう。実際に殺されなくても、社会的地位(職業)と名声を一瞬で失うから、ドイツ人はどんなに愛国者でも決して本音を吐かないよう注意している。言論の自由があるのは日本だけだ。

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(左 : 陽気なユダヤ人青年 / 中央 : ユダヤ人の美女 / 右 : 敬虔なユダヤ人 )

  ドイツのみならず、ブリテン、フランス、デンマーク、ネーデルラント、スウェーデンでも保守的な国民の間でナショナリズムが芽生えているが、西歐人が滅多に口にできないのは、国家と結びついた人種についてである。基本的に西歐人は各地をうろつく遊牧民ではない。農業を基盤とする定住民族だ。交通機関が発達する前なら、結婚相手は近場の異性で、同じ種族の者同士で子孫を残すのが普通だった。今とは異なり、ユトランド半島の片田舎に住むデイン人の娘が、パキスタン出身のイスラム教徒や北アフリカ出身のアラブ人、あるいは西インド諸島からやって来たジャマイカ人と結婚するなんて想像できなかった。もしあったら一大事。両親はおろか、祖父母や親戚、友人、隣人がびっくりするし、親兄弟の誰もが「やめてくれ !」と号泣するに違いない。こうした「国際結婚」は衝撃的だから、「何があったのか?」と地元の新聞に載ってしまう程だ。

Winston Churchill 1(左 / ユダヤ人好きのウィンストン・チャーチル)
  昔のヨーロッパ人なら家系を重んじ、自分と同じような容姿の子孫を残そうとしたし、それが当たり前の「常識」だった。とりわけ、王侯貴族にとって血統は最重要課題で、黒人やアジア人との婚姻なんて御法度。たとえ、白人系のユダヤ人だって忌み嫌われていたんだから。一緒にディナーを取ることだって穢らわしく、ワインを片手に談笑というのも滅多に無かった。となれば、息子や娘の婚約相手なんか論外だ。しかし、イングランドの名門貴族、マールバラ公爵のチャーチル家は別だった。ランドルフとウィンストンはユダの金貨が大好き。失業中だったウィンストンはユダヤ人のパトロンから養われていたから、首相になった時、昔の恩返しをすべく、ヒトラーの和平交渉を一蹴り。ドイツのユダヤ人を救うためなら、同胞のイギリス兵を何十万も犠牲にしようが平気だった。(チャーチルの正体を説明すると長くなるので省略する。) この裏を知らないイギリス人は今でもチャーチル首相を「英雄」と思っている。どこの国にも馬鹿はいるものだ。

  ちなみに、ユダヤ人はアーリア人と結婚するのが大好きで、白人の女をモノにするのは一種のステータスになっている。例えば、不動産屋の倅(せがれ)であるジャレッド・クシュナー(jared Kushner)は、トランプ大統領の娘であるイヴァンカと結婚した。ベンジャミン・ネタニヤフ首相の息子であるヤイル・ネタニヤフ(Yair Netanyahu)も白人娘が大好き。2014年にはキリスト教徒の家庭で育ったノルウェー人女性のサンドラ・レイカンガー(Sandra Leikanger)と付き合ったし、翌年にはユダヤ系デンマーク人モデルのリー・レヴィー(Lee Levi)と交際していた。ユダヤ人は社会的に成功したり、裕福な家庭に生まれると、無性にヨーロッパ系白人女性と接近したがる。イスラエルの保守的ユダヤ教徒は口々に、「どうしてビビ(ベンジャミン)の倅は非ユダヤ人と付き合うんだ?」と不満を漏らしていたけど、ユダヤ人青年にとったらブロンドの「上等な女」を恋人にしただけだ。ハリウッドのユダヤ系女優を見渡せば分かるけど、人気藝人となるのは矢鱈と「歐洲系」が多い。ユダヤ人の男はユダヤ的容姿の女性に興味が無いらしい。

Yair Netanyahu 2Lee Levi 1Yair Netanyahu & Sandra Leikanger


(左 : ヤイル・ネタニヤフ / 中央 : リー・レヴィー / 右 : ネタニヤフとサンドラ・レイカンガー )

  敗戦後、ドイツ人はユダヤ人から悪魔の如く糾弾されたが、それは単に虐殺の対象にされたからではない。ユダヤ人が心の底からドイツ人を憎むのは、このゲルマン民族がセム種族の“肉体”を槍玉に挙げたからだ。優生学や人種衛生学を重視するナチスの理論家たちは、優秀なアーリア人が持つ遺伝子プールに、穢らわしい遺伝子が混入する事を恐れた。ドイツ人にとって、金髪碧眼の北方種族が「理想的な人間」である。だから、この容姿を醜くする、ユダヤ人の精子や卵子が赦せなかったのだ。ナチスを批判するフランス人だって、発言とは別に本音があって、白いケルト人の遺伝子を守りたいと思っているし、イギリス人も腹の中ではアングロ・サクソン人の容姿を保存したいと願っている。

  現在のヨーロッパ人やアメリカ人、および彼らの主張を鵜呑みにする日本人は、無意識のレイシストになっている。リヘラル派はアフリカ人やアラブ人、あるいはインド人やベンガル人などに同情しているが、これらの非ヨーロッパ人が持つ独自の美意識を決して認めようとしないのだ。彼らは無意識的に有色人種の容姿は醜いと思っている。例えば、ウガンダ人が大きな尻や太い腰を持つ女性を「綺麗」と思うことに違和感を感じているが、現地の黒人にしたら、艶のある黒い肌と脂肪が詰まった頑丈なボディーは魅力的なのだ。ホッテントットの女性は自分の性器を自慢して、他人に見せびらかしていた。一方、インド人女性はイギリス人のような白い肌に憧れ、高価な「美白クリーム」を買っているが、歐米の左翼がこれに触れないのは欺瞞だ。イスラエルの東歐系ユダヤ人は、「俺達は洗練された白人なんだ !」と自慢し、パレスチナ系ユダヤ人を褐色の田舎者と馬鹿にしていたけど、何故か、これは大きなニュースにならなかった。

  ヨーロッパのリベラル派や人権派というのは、「良心」を売り物にしているが、実際は、偽善的な差別主義者である。地球上には様々な種族が存在しているから、「絶対的な美」というものはない。あるのは、「相対的な美」くらいで、「別嬪」や「男前」というのは十人十色。ヨーロッパ人の基準や評価で他国の美意識を否定するのは間違っている。したがって、ドイツ人が自らの肉体を自慢しようが、そんなのは「手前味噌」にすぎず、目くじらを立てる程のものではない。品川や新橋で飲んでいるオヤジが「俺の娘は江戸一番の美女」と自慢したって、そんなのは親馬鹿の戯言(たわごと)だ。もし、こんな自慢を本気にして、「何だとぉぉ〜、それは外見差別になるぞ !」と噛みつくのは野暮天しかいないだろう。まともな大人は、「そうかい。良かったねぇ〜。確かに、娘さんはアンタと似ていないや!」と笑ってお終いである。これが解らないのは、大学でクルクルパーにされた優等生だけ。

ドイツ人にとっては素晴らしかった理論

Walther Darre 1( 左 / ヴァルター・ダレ)
  歐米諸国でも似たり寄ったりかも知れないが、日本の書店ではナチス時代のドイツを暗く描いた翻訳書や歴史書ばかり。北方種族のアーリア人を増やすべく、「生命の泉(Lebensborn)」計画を実行したハインリッヒ・ヒムラーや、「血と土」を強調したヴァルター・ダレ(Walther Darré)は評判が悪く、非人道的な政策を行った極悪人にされている。しかし、どうしてゲルマン系ドイツ人を増やすことが悪いのか? 日本政府は少子化を懸念し、若い女性に「もっと子供を産んで下さい !」と呼びかけ、出産手当とか育児手当、保育所の増設に教育の無償化などを実行している。しかし、誰もこれをネオ・ナチ政策とは言わないだろう。また、日本人が日本の国土を愛し、日本人の子孫を残しても異論は無いはずだ。日本に住み着く支那人や朝鮮人は「排外主義だ !」と激怒するが、そもそも日本は日本人の国で、アジア人が幸せになる為の国ではない。もし、優秀な支那人や朝鮮人がいるのであれば、彼らこそ真っ先に祖国へ戻り、国家の発展に寄与すべきだ。我々は下品な支那人とかヤクザの在日鮮人なんて要らないぞ。

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(左 : ハインリッヒ・ヒムラー / 中央 : ドイツ人少女とヒムラー  / 右 : アルフレート・ローゼンベルク)

  現在、大学やマスコミでは「多文化主義」や「多民族共生思想」が真っ盛りだが、ドイツの文化はドイツ人が維持・継承すべきで、移民労働者として居着いたトルコ人や、紛争を逃れて潜り込んだシリア人が担うものじゃない。ドイツ人を糾弾するイギリス人やオランダ人でも、自国の文化は先祖代々の子孫が受け継ぐべし、と考えているはずだ。ところが、中流階級はおろか、上流階級のドイツ人でも、左翼やユダヤ人の前では腰砕けとなり、ドイツ人の遺伝子プールを守るのは駄目、街から異邦人を追放することも厳禁、非西歐人との混血なら称讃、と悉く非ドイツ化政策が取られている。良識的な公民さえ、ドイツらしいドイツを存続させようとしないのだ。ところが、ユダヤ人は同胞の為なら何でもする。彼らはドイツに寄生するため、あるいは外国からやって来る仲間のため、民族主義に基づいて多文化主義とか人種的多様性を大宣伝。しかし、彼ら自身はアラブ人やアフリカ人と混血したがらないし、イスラエルはユダヤ人とユダヤ教のために建てられた民族国家であると断言してはばからない。テレビ局、新聞社、教育界、藝能界に陣取るユダヤ人は、示し合わせたかのように協力し合っているから、ある意味、立派というか狡猾である。

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(左 : ドイツ人の軍人 / 中央 : 軍服を着たドイツ人少女 / 右 : ナチス時代のドイツ人女性 )

  それなら、ドイツ人が自国をアーリア種族だけの国、つまり北方種族だけが幸せに暮らせる楽園にしたい、と考えてもいいんじゃないか。元々、ドイツ人が主体のゲルマン国家なんだから。サウジ・アラビアなんてサウド家の所有物だし、イランはシーア派のイスラム教で疑問を持たない。日本の歴史家は馬鹿の一つ覚えみたいにナチスを糾弾するが、もし、モザンビークやコンゴが黒人だらけの国家になったら、彼らはアフリカに渡って抗議デモを起こすのか? 日本の学者は日本国内に留まって、反抗する日本人を批判するだけだ。譬えて言えば、弱い後輩だけに威張り散らす不良と同じである。彼らは朝鮮高校の兇暴な不良の前だと、借りてきた仔猫のように「おとなしく」なり、因縁を付けられても「ニャンとも言えない」とばかりに無抵抗主義を貫く。情けないけど、これが和製知識人の実態である。

  日本の保守派は西歐人にペコペコしているが、白人のほとんどは「ハッタリ」が得意なだけの弱虫だ。だいたい、どうして西歐人は正直に「白人だらけの国がいい」と言えないのか? 自分の国なら、嫌いなユダヤ人やジプシーを叩き出してもいいはずだ。例えば、日本人の高校生が自分の部屋にアイドル歌手のポスターを貼ろうが、デス・メタルの音楽を聴こうが、ワンピースのフィギュア人形を飾ろうが、隣人は一向に構わない。なぜなら、自分の邸宅や敷地にある部屋じゃないからだ。ドイツ人はドイツ国内で、イギリス人はイングランド国内で、同胞だけと一緒に暮らす権利がある。そして、今を生きるドイツ人やイギリス人には、先祖から継承する血統を損なわず、きちんと子孫へ手渡す義務があるんじゃないか。祖父母と容姿が違う子孫なんて悲しすぎる。

Franz Boas 1Ashley Montagu 1(左 : フランツ・ボアズ / 右 : アシュリー・モンタギュー )
  西歐人は愛国心を尊び、国防を担う軍人は命に代えても祖国を護ると言い張る。が、丸腰の移民が来ると腑抜けになってしまうから、「見かけ倒しじゃないか」と軽蔑したくなる。民族の血筋や文化、国土を守ってこそ、真の国防だ。異人種との混血を許し、伝統文化の劣化を奨励し、さらに国境までも開放するなんて馬鹿げている。リベラル教育で洗脳されてしまったからしょうがないが、愛国者であれば日本の戦国武将のように鋼鉄の意志を持つべきだ。フランツ・ボアズ(Franz Boas)やアシュリー・モンタギュー(Ashley Montagu)のような文化人類学者は、「人種なんて社会的に構築されたもの」と宣伝するが、現実的には「人間の種類」は存在する。(ボアズとモンタギューは共にユダヤ人。

ちなみに、「モンタギュー」は偽名で、本名は「イスラエル・エレンバーグ」である。) 日本人ならせせら笑ってしまうが、ユダヤ人にはオーストラリアの「アボリジニ(原住民)」とアングロ・サクソン系の白人が“似たり寄ったり”の人種に見えるのか? 左翼学者は熱心に平等思想を宣伝するが、一般人は同族の者と一緒に暮らしたいと考えている。何よりも、祖国で気持ちよく生活できるなら「非科学的」でも「人工的」でもいいじゃないか。

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(左 : ドイツ人女優のヒルデガルト・クネフ / ナチスが理想としたアーリア系女性 / ユダヤ人フェミニストのベティー・フリーダン / 右 : イスラエルに住むユダヤ人女性 )

Arthur Gutt 01 (左 /アルトゥール・グート )

今では、ヴァルター・ダレやアルフレート・ローゼンベルク(Alfred Rosenberg)の主張は全面的に否定され、悪魔の思想となっているが、国家運営や国民の統合には非合理的な神話(宗教)や科学では解明できない国民の絆が必要なのだ。例えば、SS少将のアルトゥール・グート(Arthur Gütt)は、人種文化および遺伝担当の大臣アドヴァイザーを務めていて、ドイツ人の人種的遺伝が如何に神聖であるかを述べていた。

  ゲルマン貴族は自らの遺産を神聖な祖先の種から得ている。その血(生殖用の物質)は最も純粋な形で子孫に継承されねばならない。(Arthur Gütt, "Die Bedeutung von Blut und Boden für das deutsche Volk", Schriftenreihe des Reichsausschusses für Volksgesundheitsdienst, Vol. 4, Berlin : Reichsdruckerei, p.4.)

  また、『第20世紀の神話』で有名なローゼンベルクも、ゲルマン民族の血統に関して持論を述べていた。

  こんにち、新たな信仰、すなわち血の神話が勃興した。これは血を通して人間の神聖なる本質を守る信念である。(Alfred Rosenberg, Der Mythus des 20. Jahrhunderts, Munich, Hoheneichen Verlag, 1935,p.114.)

  親衛隊上級大佐のカール・モッツ(Karl Motz)も、「血と土」を強調する文章を書いていた。 

如何なる民族主義があろうとも、その基盤となるのは、我々の祖国にある聖なる地と血の関係である。(Karl Motz, Blut und Boden : die Grundlagen der deuschen Zukunft, Berlin, Zeitgeschichte Verlag, 1934, p.7.)

Hitler & kids 1Nazi Germany girls 001


(写真 / ドイツ人少女の歓迎を受けるヒトラー)

  これらの理論家よりも、さらに激しく糾弾されるのがドイツ総統のアドルフ・ヒトラーである。もちろん、この独裁者は戦争末期、自らの地位に固執し、多くのドイツ兵を無駄死にさせたから、徹底的に批判されねばならない。しかし、ナチスが行った人種政策はドイツ国民にとって、本当にマイナスであったのか? ヒトラーはゲルマン人らしいドイツ人を保存したいと望み、国家が必要とする健全な青少年を育成しようとした。また、ドイツ社会を破壊する共産主義を執拗に攻撃したが、これは本当に「悪い事」なのか? ヨーロッパ人は認めたくないだろうが、優生学はドイツ人のみならず、ブリテン、フランス、ネーデルラント、スウェーデンなどでも盛んで、当時としては国家のプラスになったはずだ。ヒトラーの『我が闘争』を読んでみると、意外にも「まっとうなこと」が書かれており、戦前のヨーロッパ人が持っていた本音を語っている。例えば、次のような箇所はイギリス人やアメリカ人でも賛同する人が多いはずだ。
  
  自然は雑種を好まない。特に、第三、第四、第五世代あたりの雑交の初期に生まれてくるものは、はなはだしく苦しまねばならない。かれらは本来最高の成分のもっている価値を、雑交によって失ってしまうのみならず、血の統一を欠いているために、生存一般のための意志力や決断力の統一をも欠いているのである。(アドルフ・ヒトラー 『わが闘争』 (下) 平野一郎・将積茂 訳 角川文庫 p.49)

 また、ヒトラーは優越人種が劣等種族と交わった場合の危険性についても述べていた。

  ・・・・その結果はまず、水準自体が低下するだろうが、さらに子孫が人種的に混血していない周囲のものに比して虚弱化するだろう。最もすぐれた人種の側からの血がそれ以上混入することを完全にさまたげられるならば、お互いに雑種同士の雑交をつづけることによって、雑種は自然によって抵抗力が低下させられるために死滅するか、あるいは幾千年かの間には種々雑多な雑交によって、本来の単一的な要素が完全に混合し、したがってその単一な要素がもはや認められないような新混血物が形成されるであろう。(上掲書 p.50)

  ・・・・最も神聖な人権はただ一つあるだけである。そして、この権利は同時に最も神聖な義務である。すなわち、それは最もすぐれた人類を保持することによって、人類のより尊い可能性を与えるために、血を純粋に保つよう配慮することである。それとともに民族主義国家は、人間と猿との間の生まれぞこないではなく、神の似姿を生むことを任務としている結婚に神聖さを与えるために、まず第一に、結婚を絶え間ない人種汚染の水準から高めてやらねばならない。(上掲書 pp.52-53.)

  戦前から1960年代まで、アメリカ社会において白人が黒人と結婚することは忌み嫌われていた。特に、南部だと一層顕著で、現在とは違い、民衆党の大物が熱烈な人種差別主義者であったことは周知の事実。例えば、リベラル派の長老だったロバート・バード(Robert Byrd)上院議員は、若い頃、KKKのウェスト・ヴァージニア支局に属していたし、ジョージア州の知事を務めたクリフォード・ウォーカー(Clifford Walker)とユージン・タルマッジ(Eugene Talmadge)は、黒人が大嫌いで、黒人の政治参加に猛烈な反対を示していた。アラバマ州にも沢山の白人至上主義者がいて、デイヴッド・グレイヴス(David Bibb Graves)知事や連邦最高裁のヒューゴ・ブラック(Hugo Black)判事は有名だ。彼らは共にKKKを支持。もちろん、こうした「レイシスト」はユダヤ人も大嫌い。アイヴィー・リーグの大学は、なるべくユダヤ人の学生を排除しようと様々な対策を講じていたものだ。

Claude Lanzmann 1(左 / クロード・ランズマン )
  ところが、日本の歴史学者は悉くユダヤ人や黒人の味方で、ドイツ史について論文を書けば、決まって追放されたユダヤ人に同情を寄せてしまう。蛸壺型の思考しかないから仕方がないが、別の角度、すなわち「ドイツ人の視点」でドイツ史を見ることができないのだ。要するに、彼らはユダヤ人学者の言説を繰り返しているだけ。そもそも、「ホロコースト」なる用語が、どのように定義されているのかよく解らない。日本の歴史学者は検死報告書や物的証拠も示さずに、都市伝説でしかない「ガス室殺人」を頭から信じている。フランスのユダヤ人で映画監督のクロード・ランズマン(Claude Lanzmann)が、様々なホロコースト生存者を集め、その証言を映像に収めて『ショアー(Shoah)』というドキュメンタリー・フィルムを制作したが、これらの証言はどれも「証拠」とはならない。なぜなら、法廷での宣誓証言でもなければ、反対尋問を受けた証言でもないからだ。偽証罪に問われず、気楽に話せる噂話を「真実」と称しているんだから、日本の学者は脳天気である。こんなヨタ話が信用されるなら、『週刊実話』の記事だって、みんな「真相」になってしまうじゃないか。

  まぁ、迫害や虐殺に遭ったユダヤ人は気の毒だが、久々にユダヤ人が消え去ったヨーロッパというのは結構気持ちがいい。ユダヤ人やクルクル左翼が記す歴史本には、「可哀想なユダヤ人」という“お涙頂戴”話が満ちあふれているけど、当時のドイツ人からすれば、「あの穢らわしい賤民が居なくなってせいせいした」という気分であった。それに、当時のドイツ人労働者はヒトラーの経済政策により、惨めだった生活水準が向上したし、ゲルマン人だけが暮らす住宅地も建設されて大喜び。イギリス人だって羨むほどだ。現在、戦勝国になったはずのブリテンには、ユダヤ人が政財界にウジャウジャいて、アングル系やケルト系の国民は密かに嘆いたり、憤慨したりと気分が優れない。したがって、「こんな風になるなら、ナチ・ドイツに占領された方がマシだ」と言いたくなるイギリス人の“ぼやき”も分かる。

Michael Levy 2Jack Straw 3Ed Miliband 1David Miliband


(左 : マイケル・レヴィー / ジャック・ストロー / エド・ミリバンド / 右 : デイヴィッド・ミリバンド )

ブリテンの政界はユダヤ・マネーに汚染され、誰も彼もが親イスラエル派だ。多民族共存が実現したブリテン島には、「イギリス人」の振りをするユダヤ人議員が普通にいて、中には「愛国者」を演じることで国民を騙そうとする奴がいる。保守党を見てもユダヤ人が多いし、労働党を見回してもユダヤ人が目につく。例えば、トニー・ブレアのパトロンはマケイル・レヴィー(Michael Levy)だし、外務大臣のジャック・ストロー(Jack Straw)は移民賛成派で、バーバラ・ロッシュ(Barbara Roche)に至っては確信犯的移民推進派であった。労働党の代表になったエドワード・ミリバンドと兄のデイヴィッドは親譲りのマルキスト極左ときている。一方、保守党にはマイケル・ハワード(Michael Howard)やマイケル・リフキンド(Michael Rifkind)のようなユダヤ人が多い。でも、一番腹立たしいのは、下院議長席に腐敗の帝王、ジョン・バーコウ(John Bercow)が坐っていることだ。 焼肉屋じゃあるまいし、あっちでジュージュー、こっちでジュウジュウの状態なんだから、イギリス人だと目眩がしてくる。

Barbara Roche 11John Bercow 1Michael Howard 2Michael Rifkind 1

(左 : バーバラ・ロッシュ / ジョン・バーコウ / マイケル・ハワード / 右 : マイケル・リフキンド )

  ドイツ内外にヒトラーのユダヤ人迫害を非難するドイツ人がいるのは分かるが、彼らは北方種族のゲルマン人を増やした廉でヒトラーを譴責するのか? 現在、ブリテンやフランス、ネーデルラント、スウェーデンでは、移民や難民の有色人種が雪崩れ込んでしまい、深刻な「多民族社会」となっている。そこで、もしも、イングランドやデンマークからアジア人やアフリカ人が一掃され、白人だらけの国家となったら、どのような現象が起きるのか? まさか、リベラル派の白人が大量に逃げ出し、各地で不動産価格が下落するとは考えにくいし、一般国民が嘔吐を催すとも思えない。むしろ、人気の移住先となるんじゃないか。例えば、アメリカやカナダからこぞって白人が流入し、国籍取得を希望するかも知れないぞ。西歐人は決して口にしないが、ユダヤ人はお金の臭いに敏感だから、イスラエルからも不動産業者が参入し、猛烈な「土地転がし」が発生する可能性だってある。白人用の高級住宅地となれば結構な儲けになるし、建築業者や開発業者になればもっと儲かるから、このチャンスを見逃す手はない。巨額の資金を調達できるユダヤ人だと、ライバルを蹴落とすことが出来るから、かなり有利だ。

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(左 : ナチス時代のドイツ人少年 / 中央 : ナチス時代のドイツ人少女 / 右 : 現代のゲルマン系西歐人女性)

  とにかく、ドイツを破滅に陥れたヒトラーを批判するのは構わない。しかし、ヒトラーがしたことを全て否定することは間違いだ。例えば、もしヒトラーがキリスト教を保護したり、「ヨーロッパの文化だから大切にせよ」と発言したら、アメリカ人はキリスト教を邪教と考え、「ネオ・ナチ好みの宗教だ」と毛嫌いするのか? また、もしも、ナチ党が軍人魂を称讃し、「祖国のために命を懸けることは崇高な行為だ !」と宣伝したら、ヨーロッパ人は尚武の精神をゴミ箱に捨てるのか? キリスト教や勇敢な行為はナチスがなんと言おうとも尊い。「善いもの」は誰が口にしても「善いもの」だし、悪事はイギリス人やアメリカ人が行っても正当化されるものではない。

Hitler with girlNazi Germany girls 004

(左 : ドイツ人少女と面会するヒトラー / 右 : 健全なドイツ人少女たち)

  自国の生活環境を良くするためなら、タカリ賤民のユダヤ人や、不愉快な移民・難民を追放しても非難されるべきことではないだろう。第一、ユダヤ人には同胞が暮らすイスラエルがあるじゃないか。アフリカ難民は元々「避難民」なんだから、永住せずにさっさとアフリカへ戻り、どこかの国で農作業でもすればいい。あれだけ広大な地域なら、ブッシュマンみたいに暮らせるはずだ。もし、それが厭なら、パプア・ニューギニアとかフィリピンに移住する選択肢もあるじゃないか。ヨーロッパの左翼は自国の保守派ばかり責めているが、「上等な先進国」を意図的に目指す移民や難民を批判しないのはおかしい。アフリカ難民は他のアフリカ諸国が受け容れるべきだし、シリア難民とかイラク難民は、イスラム教国のサウジ・アラビアとかヨルダン、イランなどが率先して保護すべきである。異邦人を排斥したい保守派は、もっと強靱な精神を持つべきだ。先祖から受け継いだ国家と将来を担う子孫を考えれば、左翼からの苦情・罵声など「ウサギの糞」程度じゃないか。左翼分子は敵の弱点を突くのが上手い。真の愛国者は「ネオナチ」とか「極右」といったレッテルを恐れず、自分の血統をなるべく純粋に保ち、生まれ育った郷土を「自分たちの国」とすべきである。
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68786228.html
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/390.html#c204

[近代史02] 白人はなぜ白人か _ 白人が人間性を失っていった過程 中川隆
205. 中川隆[-10635] koaQ7Jey 2019年11月01日 18:40:24 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2246]

653名無しさん@お腹いっぱい。2019/10/30(水) 19:27:07.33ID:9lw7qJtj

東アジア最大のYDNAハプロOはコーカソイド最大のハプロRとかなり近縁

O,P,Q,Nは元々コーカソイドだったんだろうが、東アジア土着の新モンゴロイド女をレイプしまくった結果担い手が新モンゴロイド化した
mtDNAハプロでは東アジアに新モンゴロイドにD4というコーカソイドと程遠い系統が多数なのがそれを示している

Y染色体ハプログループK(O,R,N,Qの直近共通祖先)
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%97K_(Y%E6%9F%93%E8%89%B2%E4%BD%93)


698名無しさん@お腹いっぱい。2019/10/31(木) 14:36:00.70ID:xNUJfapv

顔の形質で重要なのはY染色体ではなく常染色体だからな

mtDNAハプロD4という東アジア最大の母系集団がモンゴロイドの不細工の根源

本来コーカソイドだったYDNAハプロOの集団も、東アジアにてD4女をレイプしまくったため常染色体の形質では完全にモンゴロイド化してしまった


699名無しさん@お腹いっぱい。2019/10/31(木) 14:45:19.00ID:xNUJfapv

P,O,N,Qは明らかにRのコーカソイドとルーツが同じで南アジア起源の若い集団だが
対応するmtDNAハプロではコーカソイド集団から程遠いというのは大昔に不細工モンゴロイドをレイプしまくったからだろう

ポリネシア人がコーカソイドと形質が似ているのはD4との混血が少ない原始的なO集団に近いからだと思われる
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/geo/1570068875/l50

http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/390.html#c205

[近代史3] 中国政府は意図的に中国女性の日本人との偽装結婚を支援している 中川隆
1. 中川隆[-10652] koaQ7Jey 2019年11月01日 19:25:18 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2229]

偽装結婚が増加中。日本人が知らない中国人女性の恐ろしさと潔い手口=鈴木傾城
2019年11月1日
https://www.mag2.com/p/money/808689


日本での偽装結婚は、中国人女性が圧倒的に多い。そして、その数は今後さらに増えていく。問題は、偽装結婚と中国の恐ろしさを、日本人がまったく理解していないことだ。

そこに愛は1つもない。日本人を踏み台にして世の中を渡っていく

偽装結婚で日本の長期在留資格をゲット

2019年10月15日、ひとりの中国人女性が逮捕されている。徐玲という名前の33歳の中国人女性だ。

この日本語がペラペラの中国人女性は、夏宗明という中国人の男と、谷中信恵という日本人の女性を引き合わせて偽装結婚させて、中国人の男から現金120万円を受け取っていた。

そして、2019年10月17日。


今度は東京都大田区のスナックで、店の経営者である中国籍の林愛明という女が夫の伊東由起夫と共に、中国人の女性と日本人の男性客を偽装結婚させるビジネスをしていたということで、やはり逮捕されている。

このスナックには中国人女性が従業員として働いていたのだが、そのうちの3人も偽装結婚で長期の在留資格を手に入れていた。

日本で水商売で入ってきた中国人女性が、長期の在留資格を手に入れるために日本人の男と結婚するというのは、これまでも繰り返し使われてきた手口である。

そう言えば、2019年も平松仁という51歳の日本人が倪敏という22歳の中国人女性と偽装結婚して警察に摘発されているのだが、この倪敏という女性も「中国人パブ」で働いていた。

こういった偽装結婚の話は山ほどある

今、日本の歓楽街には、中国人・韓国人のホステスが山ほど潜り込んでいるのだが、彼女たちが虎視眈々と日本人との結婚を画策している。

いや、中国人・韓国人だけではない。フィリピン女性も、タイ女性も、ホステスとして日本にやってきて、日本でずっと暮らすことができる在留資格(永久ビザ)の取得を狙っている。

国籍目当ての「偽装結婚」と言えば、何か自分とは縁遠い犯罪事件のように感じるだろうか。それとも、あなたにも身に覚えがあるだろうか?

かく言う私は、偽装結婚を何度持ちかけられたか分からないほどだ。そのたびに結婚していたら、今ごろ「結婚歴20回」どころではなかった。

愛もないのに、なぜか結婚したいと言い出す女性で、ひとり強烈な印象を持った女性がいた。タイの郊外都市コラートで知り合ったプーという女性だった。

彼女は私のことを何も知らないのに、私に結婚しようと申し入れていた。
※参考:名前も国籍も知らないのに、あなたと結婚したいという女 – ブラックアジア:鈴木傾城(2011年12月6日配信)

信じられないかもしれないが、売春地帯ではこういった結婚話が山ほどある。実際、女性の熱意にほだされて結婚してしまった男も多い。

タイ・パタヤでは、主にファラン(欧米の男)たちがターゲットになっていて、次々と裏のある結婚をしている。

売春地帯では、場合は出会ってから1時間もしないうちに「結婚しましょう」という話になることさえもある。今まで私に話を持ちかけてきたのは圧倒的にタイ人が多かったが、振り返ると、フィリピン人に、パナマ人に、コロンビア人に、それこそ枚挙に暇がない。


日本で起きている偽装結婚の事件は、かつてはフィリピン女性が多かったが、彼女たちが2004年頃から締め出された後、そのほとんどは中国人・韓国人の女性に変わった。今では中国人が日本の永住資格を取るために躍起になっている。


男を踏み台にして世の中を渡っていく

日本人と結婚して永住資格を手に入れる。その目的は何か。もちろん、カネだ。

彼女たちは「日本」で、大きく稼いで国に戻ることを望んでいる。その手段としての結婚であって、別に日本や日本の男が気に入っているわけではない。

自分の結婚相手が、気に入っているわけではない。結婚する男の容姿や年齢や性格など、まったく関係ない。言ってみれば、正真正銘の日本人でありさえすれば、相手など誰でもいいのである。

「偽装結婚」は、外国人を合法的にその国の人間にしてしまう手口のひとつだ。

偽装結婚はいくつかの種類がある。同性愛者がそれを世間に隠すために行うものもある。あるいは、犯罪者が自分の名称を変えてしまうために意図的に行うものもある。犯罪のための背乗り(はいのり)で行うものもある。

しかし、もっとも多い偽装結婚は、言うまでもなく、外国人が異国の滞在資格を得るためのものである。


どこの国でも、その国の人間と結婚した外国人には長期滞在許可や永住権を与える。それは結婚生活を送る上で、その国に長期滞在が許されていなかったら都合が悪いからだ。

それが悪用される。

よく「偽装結婚」と言うと、何か甘酸っぱい恋愛が絡むビジネスのような錯覚をする人もいるが、現実はそのようなものではない。

偽装結婚を決断し、実行する女性は、男を踏み台にして厳しい世の中を渡っていく。カネのためならば何でもする。危ない橋でも渡る。それくらいの性根の座った精神力を持っている。

愛や恋など、そこに入る隙間もない。カネの亡者になっているような女性も多い。

そこには一片の愛もない

彼女たちは愛ではなく、カネで動いている。

結婚もカネのために割り切るものであり、そこに一片の情緒も見出していない。場合によっては、結婚生活をしていると「見せかける」ためにセックスが介在するかもしれないが、しない場合も多い。

カネに対する渇望と利己的な欲望が渦巻いていて、実にしたたかであり、カネに対してのみ忠実である。

これだけ知られ渡った手口なのだから、今さら日本に在留したい外国人に偽装結婚を斡旋したところで、見破られるのは分かりきっている。古典的な手口というのはすでに研究し尽くされているのだから、勝負は最初からついているのだ。

日本でも当然、偽装結婚をする人間がいて、捜査されると見破られることが多い。にも関わらず、この偽装結婚の手口が「通る」ことが珍しくない。


不思議に思わないだろうか。調べられれば見破られるのに、それが通用することも多いとはいったいどういうことか。


本物か、偽装か。調査する人員が足りない

なぜ、あからさまな偽装結婚が日本で通るのか。その理由は簡単だ。

偽装結婚をひとつひとつ調べるには、行政の調査員があまりにも不足しているからだ。

すべての国際結婚を、ひとつひとつ丹念に「本物か、偽装か」を調べる手間と人員がないのである。

偽装結婚が最も「手っ取り早く確実」

状況はさらに悪化する。

なぜなら、安倍政権はインバウンド政策で毎年3,000万人も4,000万人も外国人を観光で入国させるからだ。

さらに「移民政策を採らない」と言いながらも、大量の外国人を単純労働者として受け入れる方策を決めているからだ。

こうした政策の中で大量の外国人が日本に流入し、在留資格が得られなかった外国人も大量に出てくる。そうすると、在留カードを偽装するような犯罪も出てくるのだが、こうした偽造カードはバレやすい。

確実に日本にいられるためには、偽装結婚が最も「手っ取り早く確実」なのである。

周辺国を「中国」に同化させる戦略

現在、日本のアンダーグラウンドに大量に進出しているのは中国女性である。これからも、偽装結婚に関しては、中国人女性が上位の座を譲らないはずだ。

その理由は、単純に中国人の数が多いのと、彼女たちが偽装結婚という手段にもためらいがないのと、中国の拡張・同化政策に合うからである。

中国は意図的に周辺国に大量の中国人を送り込んで、その国を中国に同化させようとする長期政策を実践する。また、そのために自国民が他国に潜り込むことに対して、黙認しつつ奨励しているフシがある。

全世界、欧米から東南アジアからアフリカまで多くの国で中国人の大量移住が確認されている。タイもカンボジアもインドネシアもミャンマーもラオスも、すでに同化政策が進みすぎて中国系の人間が政治経済を牛耳っている。

そして日本にも今、大量の中国人が進出している。目立たないように底辺から、じわじわと時間をかけて、しかし確実に増えていっているのだ。


※参考:日本も飲み込まれるのか? 異国を覆い尽くす中国人と、中国人が支配する街 – ブラックアジア:鈴木傾城(2019年10月10日配信)
https://blackasia.net/?p=784


中国人は、在日韓国人のように変な主張をしたり目立ったりしないので、普通の人はまったく気がつかない。しかも、中国女性の場合は、偽装をバレないようにするために、本当に「夫婦関係のある国際結婚」をする気合いの入った偽装結婚をも目論む。


そうなれば、もう摘発などできない。

日本人が知らない偽装結婚と中国の恐ろしさ

中国人の偽装結婚は、他の外国人との偽装結婚よりもさらに恐ろしい。

子どもは母親になつく。当然、現在の中国共産党政権の思想が母親を通して子どもに伝わっていくことになる。そして、この子どもたちが日本よりも中国共産党政権の思想を優先して活動していくようになる。

莫大な人口を抱える中国政府は、そうやって周辺国を「中国」に同化させる戦略を推し進めているのである。

このあたりの中国人の恐ろしさは、東南アジアの現状をよく知らない普通の日本人には、どんなに声を大にしても伝わることはないだろう。



http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/675.html#c1

[近代史3] 中国政府は意図的に中国女性の日本人との偽装結婚を支援している 中川隆
2. 中川隆[-10657] koaQ7Jey 2019年11月01日 19:35:29 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2224]

日本も飲み込まれるのか? 異国を覆い尽くす中国人と、中国人が支配する街
2019.10.10
https://www.mag2.com/p/money/808689/4


アメリカのカリフォルニア州サンフランシスコは、人口の5分の1である約85万人が中国系移民で占められている。

そして2011年にはエドウィン・M・リーという中国系市長を生み出した。

この市長は2017年12月12日に謎の死を遂げているのだが、いずれはまた中国系の市長が生まれるのではないかと噂されている。その裏には中国政府の意向も動いているからだ。

異国で急激に増えて政治に進出し、じわじわと市や州や国を乗っ取っていくのは中国の常套手段である。中国がこの手法を採れるのは、2つの条件が整っているからだ。

1つは莫大な人口がいること。もう1つは国民が他国に定住することを厭わない気質を持っていることだ。確かに中国は莫大な人口を抱え、そして人々は金のためならどこにでも行く。

中国の人口は、約13億8600人である。世界の人口で言うと、7人に1人は中国人である。

その中国人は、昔から「白手起業」という言葉があって、何もないところから叩き上げて成り上がっていくのが「普通の生き方」として捉えられている。

日本人と違って組織に属することもなく、自分の肉体と才覚だけでのし上がるのが王道だと考えているのだ。(鈴木傾城)

世界中で増殖し、世界中から排斥される中国人

中国人が組織に属しても往々にして賄賂を取ったり私腹を肥やしたりするのは、やはり組織内で自己ビジネスをしているのだと考えれば、そのメンタリティが理解できる。

そういった国民性があるので、彼らが信じるのは自分だけだ。他人や、組織や、国など、まったく眼中にないことが多い。だから彼らは、いとも簡単に国を越えて世界に出て行く。

ロシアでも、アメリカでも、オーストラリアでも、カナダでも、アフリカでも、東南アジアでも、彼らは金が儲かると思えば、どこにでも行く。

次々と国を渡ってそこに定住し、ひとりが成功すると家族をどんどん呼び寄せてネズミ算式に増えていく。そのために中国人の排斥運動はどこの国でも頻繁に起きる。

たとえばニュージーランドでも、あまりにも増えすぎた中国人に嫌気が差した人の一部が「中国人は出て行け」という排斥運動を起こしている。

カナダでも中国人の入国拒否が行われている。バンクーバーは中国人に乗っ取られたのではないかというほど中国人だらけであり、2012年からカナダは中国人移民を制限するようになっているのである。

フランスでも、中国人が現地のフランス人に襲われている。フランスのメディアは「フランス人の学生は、中国人に侵略されているという意識を持っている」という要旨を記事にしたこともある。

アフリカでも事情は変わらない。ケニアでも中国人排斥運動が起きているし、ガーナでも中国人排斥運動が起きている。「金のためなら何でもやる」「訳の分からない中国文化を持ち込んで広げる」というのが、排斥の理由だった。

ロシアでも国民の半数がチャイナタウンに嫌悪感やマイナスイメージを持つ。「中国人は文化的な素養が低すぎる」として、移民摘発では狙い撃ちされている。

ロシアと言えば、モスクワのチェルキゾフスキー市場が強制閉鎖されているのだが、これはもちろんロシア政府の「チャイナタウン潰し」だった。

チェルキゾフスキー市場は白手起業の中国人で満ち溢れ、密輸や模造品、海賊版、粗悪品、コピー品の温床だった。チャイナタウンが密輸品の宝庫であるのは確かだ。

何でもある。ニセ物からジャンク品、日用品からポルノ、宝石から食料品。ないものがない。

バンコクのチャイナタウン「ヤワラー地区」。すでにここは現地の一部のようになっている。

チャイナタウン初期は貧困層と切り離せない

世界中で中国人の排斥運動が起きているのだが、これは逆に言えば中国人が世界中に「進出」しているということであると理解しなければならない。

若い中国人は留学生としてその国に潜り込み、そしてアルバイトや違法就業によって現地に根付いていく。あるいは、最初から商売目当てで、徒手空拳、裸一貫でその国に入り込む中国人もいる。

海外でビジネスをする中国人は「華僑」と呼ばれている。東南アジアでもお馴染みの「人種」だ。

この華僑と呼ばれる人たちは、素晴らしい技術やサービスでのし上がってきたわけではない。

仕入れの金もない者は、料理人や、床屋や、クリーニング屋のようなところで肉体労働から始まる。

何か仕入れる金を持っている者は、集団で固まって、貧困層が買う安い物を売って生きるところから始まっている。安っぽい日用品や、安っぽい食品が多い。

一般的に、最初は仲間内でのビジネスで始まるが、やがて値段の安さや品物の豊富さに釣られた現地人が訪ねるようになって、そこがチャイナタウンとして機能していく。

貧困層にとって大量の物資が安く買えるというのは、取り澄ました高級品を丁寧なサービスで買うよりも重要なことだから、チャイナタウンはそれで現地に根づくのである。

貧困とチャイナタウンはまさに双子の兄弟のようなものだ。初期には、貧困層と切っても切り離せない。

しかし、貧困層を取り込んで発展していくという特徴もあって、マナーも悪く、貧困層特有の無法や無秩序が増長していく。そもそも、売っているものが、海賊版だったり、違法商品だったり、まがい物だったりして、最初からいかがわしい。

それがその国の文化にはそぐわないので、強い軋轢や摩擦を生み出し、社会問題に発展する。どこの国でもチャイナタウンは最初のうちは「嫌悪感」の対象になる。

フィリピンのチャイナタウン。英語の看板と中国語の看板が渾然一体となっている。フィリピン人はもちろん誰も中国語が読めない。

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貧困層をターゲットにした新たなチャイナタウン

チャイナタウンが拡大して行くと、組織抗争もしょっちゅう起きる。

1980年代のニューヨークでもそうだったが、チャイナタウンには狭い場所に堂(トン)と言われる様々な黒社会の組織が存在するので、しばしば抗争やいさかいを起こす。

1980年代のニューヨークのチャイナタウンは、ちょうどベトナム人の犯罪グループと中国人の黒社会グループが対立が目立っていた頃だった。

ある朝、中国人側のグループに属するホステスが殺されて、全裸にされて道端に転がされていたというので大騒ぎになっていたが、見せしめだと噂されていた。

2000年頃は、日本でも日本最大の歓楽街である歌舞伎町には中国人マフィアが増えていた。一時は中国人に占領されるのではないかというほど中国人が集まったのだ。

そこに起きたのが、中華料理屋で対立するグループが青龍刀を振り回して相手を惨殺した事件だった。日本の大都会で青龍刀が振り回されるのだから、多くの日本人はこの事件に驚いた。

当時の石原慎太郎都知事が2004年から歌舞伎町の浄化作戦を始めたのは、まさに中国人マフィアをこの街から排斥するためでもあった。

石原慎太郎は歌舞伎町を乗っ取った中国人のゴロツキを嫌い、乗っ取られていく状況に強い危機感を抱いていた。この浄化作戦で中国人のゴロツキは姿を消したが、潜伏先は池袋だったので今度は池袋の北口側が中国人の牙城と化した。

チャイナタウンは計画的に生まれるのではなく、中国人の数が増えたところで不動産が次々と買い取られて街が中国色に染まって生まれるのである。

チャイナタウンを好む人がいる一方で、現地当局や周辺住民にとっては迷惑この上ないとして非常に嫌う人も多い。

池袋や西川口は、中国人が自然増殖している最中で、オセロの白が黒にひっくり返るように、日本人が消えて中国人に占拠されるのではないかと懸念する人もいる。

日本では、横浜中華街も神戸の南京町も、どことなく上品な観光地的な街になっている。完成された中華街は観光地へと変貌する。

しかし、チャイナタウンの「始まり」は、いつもカオスと無秩序と軋轢の中だ。

すでに日本には底辺で100万人以上もの中国人が入り込んでいる。この流れはさらに加速して、日本のあちこちでチャイナタウンの「芽」が育つ。

やがてそれが大きな潮流となったとき、横浜や神戸とはまた違ったチャイナタウンがどこかで生まれ出てくるはずだ。日本に、それができる。(written by 鈴木傾城)

神戸のチャイナタウン。神戸最大の観光街として欠かすことのできない場所でもある。


池袋の中国人専門の書店、食品店、料理店、旅行代理店が大量に入り込んでいるビル。
https://www.mag2.com/p/money/808689/4
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/675.html#c2

[リバイバル3] 富士山登山を「ニコ生」中継中に滑落か 救助隊が捜索 中川隆
55. 中川隆[-10662] koaQ7Jey 2019年11月01日 19:54:43 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2219]

【ライブ配信】軽装で富士山で登山し滑落か「あっ、滑る」最後に動画はストップ…遺体が発見され身元の確認中
http://tozanchannel.blog.jp/archives/1076113008.html

1: 名無しさん 2019/11/01(金) 12:08:06.89 ID:Xsl9osjs9


富士山を登りながら、動画を配信していて、山頂付近で足を滑らせ...。
ニコニコ生放送でこんなハプニングが起こり、配信した男性が行方不明になったと、ネット上で騒ぎになっている。

通報を受けた静岡県警が男性を捜索しているが、男性はなぜ冬山で危険な配信を続けたのだろうか。
過去の投稿などからは、男性がたびたび富士山に赴いていたことも分かった。

「指がやべえ!」。雪道を歩きながら、男性は、こう悲鳴を上げる。空気も薄いためか、吐く息も荒い。付近には、人の姿はなかった。
その一方、動画では、山頂付近の壮大な眺めが映し出される。足元に雲海が広がり、青空も見え、「すげ〜この景色」とコメントが寄せられたほどだ。

しかし、男性は、寒さで指がかじかみ、余裕もないよう。グローブをした手を脇で温めながら前に進むが、今度は、足元がおぼつかなくなる。滑りそうになり、「危険、ちょっと危険」「斜度が30度ぐらいある」とこぼした。

それにもかかわらず、左手にあった柵が途切れた後も配信を続ける。「道合ってるの?これ。相当埋まってんだけど、雪で」。
そう報告して、前に出たときだ。
「あっ、滑る...」。そんな叫び声を上げた後、配信の映像が突然乱れ、スキーのストックのようなものが下に落ちた様子のまま、映像はストップした。

この動画「雪の富士山へGO」は、2019年10月28日10時30分からニコ生で配信され、14時40分ごろにハプニングが起きた。
すると、視聴した人から「やばいよ」「滑落した」との声が上がり、ツイッター上では、警察に通報したとの報告も寄せられた。
富士山は、9月で閉山しているが、動画の内容から、男性は、軽装のまま登山し、冬山に必要なピッケルやアイゼンを持たなかったのではないかとの指摘も出ている。

■過去にもたびたび登山報告

警察から連絡を受け、山梨県の防災ヘリが10月28日夕、山頂付近を捜索した。
NHKの29日付ウェブ版記事によると、警察が確認した結果、頂上から7合目付近にかけての静岡県側の斜面に人が滑落したような跡が見つかったという。

静岡県警では、山岳遭難の恐れがあるとみて、29日早朝から救助隊員約10人が御殿場署を出発して、男性の捜索活動を行った。
しかし、報道によると、悪天候のため、午後にこの日の捜索が打ち切られたという。

男性のニコ生やツイッターによると、男性は、2019年に入って、すでに4回ほど富士山に登っていた。
閉山期間の5月にも、雪が残る中で登る様子を報告している。

今回は、東京・新宿からバスで富士山5合目まで行き、山梨県側の吉田口から登頂していたようだ。

ツイッターでは28日朝、「河口湖駅で乗客居なくなった ビビる」「富士山行きます 雪深そうw」と報告し、配信直前には、「バス酔で気分悪い もう帰りたい」とも漏らしていた。
それでも、なぜ男性が登山を強行したのかは、よく分からないままだ。

富士山は、10月16日には、すでに雪が積もった姿を見せ、22日に平年より22日遅い初冠雪が発表されていた。

https://www.j-cast.com/2019/10/29371307.html
https://www.j-cast.com/2019/10/29371307.html?p=2

警察はこの人物が遭難したとみてヘリコプターや山岳救助隊を出して捜索した結果、30日午後1時40分ごろ、7合目の山小屋、「大陽館」から南に800メートルほどの標高およそ3000メートルのところで、遺体が雪に埋まった状態で見つかったということです。

遺体は損傷が激しく、スマートフォンなども見つかっていないということですが、警察は遺体はライブ配信中に滑落した人の可能性もあるとみて、身元の確認を進めることにしています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191030/k10012156921000.html


http://tozanchannel.blog.jp/archives/1076113008.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1012.html#c55

[リバイバル3] 富士山登山を「ニコ生」中継中に滑落か 救助隊が捜索 中川隆
56. 中川隆[-10667] koaQ7Jey 2019年11月01日 20:03:19 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2214]

【コメ無し】滑落HD【編集版】 - ニコニコ動画
https://www.nicovideo.jp/watch/sm35885195


コメ無しの元画質版です。中途停止シーンをカットしました

※この動画は発見後の投稿です。亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げます
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1012.html#c56

[近代史3] 内閣官房参与をクビにされた藤井聡先生、遂に本音を語る 中川隆
43. 中川隆[-10690] koaQ7Jey 2019年11月01日 20:36:53 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2191]

【Front Japan 桜】台風災害は、人災である [桜R1-11-1] - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=-qw9VxwqhL0

キャスター:藤井聡・葛城奈海
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/140.html#c43

[リバイバル3] 富士山登山を「ニコ生」中継中に滑落か 救助隊が捜索 中川隆
57. 中川隆[-10695] koaQ7Jey 2019年11月01日 20:43:25 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2186]
富士山滑落のニコ生配信者、下山しても危機的だったか 
専門家「17時には真っ暗。コースが分かっていても...」2019/11/ 1
https://www.j-cast.com/2019/11/01371693.html


富士山でニコニコ生放送配信中に足を滑らせた男性について、たとえ助かったとしても、明るいうちに下山できなかった可能性が出てきた。

登山の専門家がそうした見方を示しており、改めて男性の危険な行動が浮き彫りになっている。


助かっても、日没に間に合わなかった?(男性のニコ生動画から)



助かっても、日没に間に合わなかった?(男性のニコ生動画から)


登頂を断念して下山した人もいる中で、1人登る?

「ノリだけで登ってしまったような印象も」。アルピニストの野口健さんは2019年10月31日、「雪山に登るという自覚が全く感じられない」として、男性についてツイッターでこんな感想を明かした。

7合目付近で見つかった男性の可能性もある遺体については、静岡県警が身元の確認を進めている。その一方、登山関係者らからは、無防備すぎる登山が招いた結末ではないかとの声が上がるようになっている。

野口さんは、配信動画を見ると、冬山登山に必要なピッケル、アイゼンは映っておらず、男性の服装について、「ハイカットの登山靴ではなく軽登山靴または運動靴。スパッツなし」と指摘した。そして、こんな登山については、残念だと漏らしている。

また、登山学校講師でアプリ制作者の松本圭司さんは31日、「先日富士山で滑落した方は、雪のある部分に入った時点で遭難してた」との見方をツイートした。松本さんは、軽装とみられる姿で登ったのは無知だったからとして、「遭難はなかなか自覚できず、パニックになっていても自覚できない」「視野が狭まり自分の状況を俯瞰できない。これは誰にでも起こりうる」と警鐘を鳴らしている。

さらに、男性は、登頂を断念して下山した人もいる中で、1人登っていた可能性があることが分かった。

足を滑らせた当日の10月28日、別の富士山登山者が、登山情報サイト「ヤマケイ」で、下山中に男性ヤマケイらしき人が登っているのを遠くから見かけたと明かしていたのだ。

富士登山 - 2019年10月28日(月) - ヤマケイオンライン / 山と溪谷社
https://www.yamakei-online.com/cl_record/detail.php?id=179663


冬山で日没も早いので、17時には真っ暗に

この登山者は、男性らしき人について、「現時間では登頂は厳しいのではないかと思った」と書いている。

登山者は、9合目に行く途中で13時30分を過ぎたため、この日の登頂を断念した。5合目に到着したときに、ちょうど日が暮れたという。

男性が富士山山頂から足を滑らせたのは、14時40分ごろだ。とすると、この時間に山頂にいれば、たとえ助かったとしても、5合目に戻るまでに日没を迎える計算になるかもしれない。

地元・富士宮山岳会の工藤誠志会長は11月1日、男性の下山について、J-CASTニュースの取材に次のような見方を示した。

「男性の方が足を滑らせた地点から下山するとすれば、標高2400メートルの富士宮口か、1450メートルの御殿場口か、のいずれかだと思います。でも、夏山の基準で言いましても、富士宮口まで3、4時間、御殿場口まで5時間はかかります。冬山で日没も早いですので、17時には真っ暗になります。コースが分かっていたとしても、明るいうちには着けないでしょうね」

工藤さんは、男性がヘッドランプを持っていれば、下山を続けることはできるものの、それでもコースを熟知していることが必要だとしている。

また、下山を続けていたとしても、低体温症で動けなくなる恐れもあるという。

「風がありますと、10月でも低体温症になった事例があります。男性が山頂にいたときは、気温がマイナス5度にまで下がっています。指に凍傷ができても動けますが、低体温症になりますと、脳の機能が低下して動けなくなってしまいます。また、昼に溶けた雪が夜に固まり、積もった雪が風で飛ばされ、つるつるのアイスバーンになっており、アイゼンの刃でも少ししか刺さりません。ですから、とても滑りやすくもなっており、冬の富士山で訓練してから、ヒマラヤ登山を目指す人も多いですね」
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1012.html#c57

[近代史3] 内閣官房参与をクビにされた藤井聡先生、遂に本音を語る 中川隆
44. 中川隆[-10706] koaQ7Jey 2019年11月01日 20:58:55 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2175]

フィクションドキュメンタリー「荒川氾濫」 H29 3 改訂版 - YouTube




http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/140.html#c44
[リバイバル3] 富士山登山を「ニコ生」中継中に滑落か 救助隊が捜索 中川隆
58. 中川隆[-10741] koaQ7Jey 2019年11月01日 21:46:53 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2140]

転倒・滑落しない歩行技術 (ヤマケイ山学選書) – 2012/6/21
野村 仁 (著)
https://www.amazon.co.jp/%E8%BB%A2%E5%80%92%E3%83%BB%E6%BB%91%E8%90%BD%E3%81%97%E3%81%AA%E3%81%84%E6%AD%A9%E8%A1%8C%E6%8A%80%E8%A1%93-%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%82%B1%E3%82%A4%E5%B1%B1%E5%AD%A6%E9%81%B8%E6%9B%B8-%E9%87%8E%E6%9D%91-%E4%BB%81/dp/4635048179/ref=tmm_pap_swatch_0?_encoding=UTF8&qid=&sr=


内容紹介

遭難多発の時代、どういう知識や技術を身につければ遭難せずにすむかは、 登山愛好者にとって関心の高い問題です。
本書は遭難原因の第一番である「転倒・滑落」を防ぐという観点を 強く打ち出して構成した本です。


<目次・内容>

第1部 転倒・滑落事故はどのように起こっているか
・事例紹介とその反省(10事例ほど) 
・転倒・滑落事故の発生傾向(統計的解説)

第2部 転倒・滑落事故を防ぐ歩行技術
・基本の歩行技術 
・ストックの使い方、使ってはいけない場面 
・岩場の歩行技術 
・ガレ場の歩行技術
・急斜面の歩行技術 
・雪渓の歩行技術、アイゼンの選び方と使い方
・落石への注意と対処

第3部 登山計画とトレーニング
・脚力を強くする(筋トレ) 
・バランスをきたえる 
・体力を向上させる 
・クライミングと山歩き


出版社からのコメント

どうすれば転倒や滑落から身を守れるのか。登山愛好家必読の書です。


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

野村/仁
1954年、秋田県生まれ。大学時代に登山を始め、その後仲間と山岳会を創って、約40年間、山登り、岩登り、沢登りを行なってきた。職業は書籍・雑誌の編集と原稿執筆で、登山技術、山岳遭難関係の執筆・編集が多い。日本山岳文化学会常務理事、遭難分科会会員、地理・地名分科会会員。編集室アルム主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1012.html#c58

[リバイバル3] 急増する山岳遭難 中川隆
8. 中川隆[-10740] koaQ7Jey 2019年11月01日 21:47:52 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2141]

転倒・滑落しない歩行技術 (ヤマケイ山学選書) – 2012/6/21
野村 仁 (著)
https://www.amazon.co.jp/%E8%BB%A2%E5%80%92%E3%83%BB%E6%BB%91%E8%90%BD%E3%81%97%E3%81%AA%E3%81%84%E6%AD%A9%E8%A1%8C%E6%8A%80%E8%A1%93-%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%82%B1%E3%82%A4%E5%B1%B1%E5%AD%A6%E9%81%B8%E6%9B%B8-%E9%87%8E%E6%9D%91-%E4%BB%81/dp/4635048179/ref=tmm_pap_swatch_0?_encoding=UTF8&qid=&sr=


内容紹介

遭難多発の時代、どういう知識や技術を身につければ遭難せずにすむかは、 登山愛好者にとって関心の高い問題です。
本書は遭難原因の第一番である「転倒・滑落」を防ぐという観点を 強く打ち出して構成した本です。


<目次・内容>

第1部 転倒・滑落事故はどのように起こっているか
・事例紹介とその反省(10事例ほど) 
・転倒・滑落事故の発生傾向(統計的解説)

第2部 転倒・滑落事故を防ぐ歩行技術
・基本の歩行技術 
・ストックの使い方、使ってはいけない場面 
・岩場の歩行技術 
・ガレ場の歩行技術
・急斜面の歩行技術 
・雪渓の歩行技術、アイゼンの選び方と使い方
・落石への注意と対処

第3部 登山計画とトレーニング
・脚力を強くする(筋トレ) 
・バランスをきたえる 
・体力を向上させる 
・クライミングと山歩き


出版社からのコメント

どうすれば転倒や滑落から身を守れるのか。登山愛好家必読の書です。


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

野村/仁
1954年、秋田県生まれ。大学時代に登山を始め、その後仲間と山岳会を創って、約40年間、山登り、岩登り、沢登りを行なってきた。職業は書籍・雑誌の編集と原稿執筆で、登山技術、山岳遭難関係の執筆・編集が多い。日本山岳文化学会常務理事、遭難分科会会員、地理・地名分科会会員。編集室アルム主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/792.html#c8

[番外地6] 山の危険 _ 迷っているときは沢に下りてはいけません(絶対に!) 中川隆
55. 中川隆[-10745] koaQ7Jey 2019年11月01日 21:48:36 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2136]

転倒・滑落しない歩行技術 (ヤマケイ山学選書) – 2012/6/21
野村 仁 (著)
https://www.amazon.co.jp/%E8%BB%A2%E5%80%92%E3%83%BB%E6%BB%91%E8%90%BD%E3%81%97%E3%81%AA%E3%81%84%E6%AD%A9%E8%A1%8C%E6%8A%80%E8%A1%93-%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%82%B1%E3%82%A4%E5%B1%B1%E5%AD%A6%E9%81%B8%E6%9B%B8-%E9%87%8E%E6%9D%91-%E4%BB%81/dp/4635048179/ref=tmm_pap_swatch_0?_encoding=UTF8&qid=&sr=


内容紹介

遭難多発の時代、どういう知識や技術を身につければ遭難せずにすむかは、 登山愛好者にとって関心の高い問題です。
本書は遭難原因の第一番である「転倒・滑落」を防ぐという観点を 強く打ち出して構成した本です。


<目次・内容>

第1部 転倒・滑落事故はどのように起こっているか
・事例紹介とその反省(10事例ほど) 
・転倒・滑落事故の発生傾向(統計的解説)

第2部 転倒・滑落事故を防ぐ歩行技術
・基本の歩行技術 
・ストックの使い方、使ってはいけない場面 
・岩場の歩行技術 
・ガレ場の歩行技術
・急斜面の歩行技術 
・雪渓の歩行技術、アイゼンの選び方と使い方
・落石への注意と対処

第3部 登山計画とトレーニング
・脚力を強くする(筋トレ) 
・バランスをきたえる 
・体力を向上させる 
・クライミングと山歩き


出版社からのコメント

どうすれば転倒や滑落から身を守れるのか。登山愛好家必読の書です。


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

野村/仁
1954年、秋田県生まれ。大学時代に登山を始め、その後仲間と山岳会を創って、約40年間、山登り、岩登り、沢登りを行なってきた。職業は書籍・雑誌の編集と原稿執筆で、登山技術、山岳遭難関係の執筆・編集が多い。日本山岳文化学会常務理事、遭難分科会会員、地理・地名分科会会員。編集室アルム主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/587.html#c55

[お知らせ・管理21] 2019年11月 削除依頼・投稿制限・等管理スレ。突然投稿できなくなった方も見てください。 管理人さん
5. 中川隆[-10894] koaQ7Jey 2019年11月02日 08:25:06 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1987]
阿修羅が Google 検索から除外されたのは米中対立が始まって、ファーウェイや中国のネットでの情報操作が排除され始めた時点からだ。

阿修羅では中国人工作員が風説を流布していると判断されたんだよ:








2018/10/07 に公開


前回の馬渕睦夫大使との対談は大変好評でしたので、2回目を行うこととなりました!今回のテーマは「スパイ(工作員)」映画やドラマの中だけじゃない、リアルスパイのお話をお送りします。
そして、話題は"ディープステート"へ。この世界を操り、歴史を作ってきたとされる影の政府、真の実力者、アメリカの"奥の院"の存在が明らかに・・・。

※月刊誌「WILL」2018年11月号掲載の「大公開 中国スパイの手口」(河添恵子)、も合わせてご覧ください!




http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/573.html#c5
[お知らせ・管理21] 阿修羅サイトがGoogleからとても嫌われた話 管理人さん
44. 中川隆[-10893] koaQ7Jey 2019年11月02日 08:26:20 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1988]
阿修羅が Google 検索から除外されたのは米中対立が始まって、ファーウェイや中国のネットでの情報操作が排除され始めた時点からだ。

阿修羅では中国人工作員が風説を流布していると判断されたんだよ:


2018/10/07 に公開


前回の馬渕睦夫大使との対談は大変好評でしたので、2回目を行うこととなりました!今回のテーマは「スパイ(工作員)」映画やドラマの中だけじゃない、リアルスパイのお話をお送りします。
そして、話題は"ディープステート"へ。この世界を操り、歴史を作ってきたとされる影の政府、真の実力者、アメリカの"奥の院"の存在が明らかに・・・。

※月刊誌「WILL」2018年11月号掲載の「大公開 中国スパイの手口」(河添恵子)、も合わせてご覧ください!


http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/559.html#c44

[お知らせ・管理21] 赤かぶさんの投稿スタイルに疑義あり AN
17. 中川隆[-10892] koaQ7Jey 2019年11月02日 08:26:42 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1989]
阿修羅が Google 検索から除外されたのは米中対立が始まって、ファーウェイや中国のネットでの情報操作が排除され始めた時点からだ。

阿修羅では中国人工作員が風説を流布していると判断されたんだよ:


2018/10/07 に公開


前回の馬渕睦夫大使との対談は大変好評でしたので、2回目を行うこととなりました!今回のテーマは「スパイ(工作員)」映画やドラマの中だけじゃない、リアルスパイのお話をお送りします。
そして、話題は"ディープステート"へ。この世界を操り、歴史を作ってきたとされる影の政府、真の実力者、アメリカの"奥の院"の存在が明らかに・・・。

※月刊誌「WILL」2018年11月号掲載の「大公開 中国スパイの手口」(河添恵子)、も合わせてご覧ください!


http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/571.html#c17

[お知らせ・管理21] 赤かぶさんの投稿スタイルに疑義あり AN
18. 中川隆[-10891] koaQ7Jey 2019年11月02日 08:27:20 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1990]





2018/10/07 に公開


前回の馬渕睦夫大使との対談は大変好評でしたので、2回目を行うこととなりました!今回のテーマは「スパイ(工作員)」映画やドラマの中だけじゃない、リアルスパイのお話をお送りします。
そして、話題は"ディープステート"へ。この世界を操り、歴史を作ってきたとされる影の政府、真の実力者、アメリカの"奥の院"の存在が明らかに・・・。

※月刊誌「WILL」2018年11月号掲載の「大公開 中国スパイの手口」(河添恵子)、も合わせてご覧ください!




http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/571.html#c18
[お知らせ・管理21] 阿修羅サイトがGoogleからとても嫌われた話 管理人さん
45. 中川隆[-10890] koaQ7Jey 2019年11月02日 08:28:16 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1991]





2018/10/07 に公開
※月刊誌「WILL」2018年11月号掲載の「大公開 中国スパイの手口」(河添恵子)、も合わせてご覧ください!




http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/559.html#c45
[お知らせ・管理20] これが阿修羅に巣食う電通工作員 中川隆
273. 中川隆[-10889] koaQ7Jey 2019年11月02日 08:29:25 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1992]
阿修羅が Google 検索から除外されたのは米中対立が始まって、ファーウェイや中国のネットでの情報操作が排除され始めた時点からだ。

阿修羅では中国人工作員が風説を流布していると判断されたんだよ:




2018/10/07 に公開


前回の馬渕睦夫大使との対談は大変好評でしたので、2回目を行うこととなりました!今回のテーマは「スパイ(工作員)」映画やドラマの中だけじゃない、リアルスパイのお話をお送りします。
そして、話題は"ディープステート"へ。この世界を操り、歴史を作ってきたとされる影の政府、真の実力者、アメリカの"奥の院"の存在が明らかに・・・。

※月刊誌「WILL」2018年11月号掲載の「大公開 中国スパイの手口」(河添恵子)、も合わせてご覧ください!




http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/603.html#c273
[リバイバル3] 急増する山岳遭難 中川隆
9. 中川隆[-10891] koaQ7Jey 2019年11月02日 08:47:44 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1990]





http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/792.html#c9
[番外地6] 山の危険 _ 迷っているときは沢に下りてはいけません(絶対に!) 中川隆
56. 中川隆[-10893] koaQ7Jey 2019年11月02日 08:48:37 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1988]


ほとんどの登山者は知りません。・スマホに登山用アプリを入れれば登山用GPS端末になる。・スマホのGPSは圏外でも機内モードでも使える。・登山用のアプリは地図をキャッシュするのでオフラインで使える。・機内モードにすればバッテリーは十分保つ。拡散してください。https://t.co/EwCMycS3yj pic.twitter.com/NSLIZXFLyK— マツモトケイジ (@keizi666) 2018年5月29日
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/587.html#c56

[番外地6] 山の危険 _ 迷っているときは沢に下りてはいけません(絶対に!) 中川隆
57. 中川隆[-10892] koaQ7Jey 2019年11月02日 08:49:03 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1989]





http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/587.html#c57
[リバイバル3] スマホに登山用アプリを入れれば登山用GPS端末になる





http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1015.html
[リバイバル3] 中川隆 _ 登山関係投稿リンク 中川隆
13. 中川隆[-10891] koaQ7Jey 2019年11月02日 08:52:46 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1990]
スマホに登山用アプリを入れれば登山用GPS端末になる
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1015.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/810.html#c13
[近代史02] デヴィ夫人は女性の鏡 中川隆
12. 中川隆[-10899] koaQ7Jey 2019年11月02日 09:25:58 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1982]


#2019/11/02 デヴィ夫人と北朝鮮
篠原常一郎





http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/545.html#c12
[近代史02] デヴィ夫人_近現代史講義 gikou89
6. 中川隆[-10898] koaQ7Jey 2019年11月02日 09:26:39 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1983]


#2019/11/02 デヴィ夫人と北朝鮮
篠原常一郎



http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/444.html#c6

[近代史3] 日本の闇。日本社会に浸透していたチュチェ思想 中川隆
7. 中川隆[-10897] koaQ7Jey 2019年11月02日 09:28:42 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1984]



#2019/11/02 デヴィ夫人と北朝鮮
篠原常一郎





http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/648.html#c7
[] 在日朝鮮人タレント
104. 中川隆[-10896] koaQ7Jey 2019年11月02日 09:30:06 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1985]


#2019/11/02 デヴィ夫人と北朝鮮
篠原常一郎





http://www.asyura2.com/2002/dispute2/msg/515.html#c104
[昼休み52] 日本人女性2人、リゾート地・セブ島で知り合った韓国人の男2人と飲酒→集団強姦される…フィリピン 中川隆
353. 中川隆[-10895] koaQ7Jey 2019年11月02日 09:31:45 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1986]


#2019/11/02 デヴィ夫人と北朝鮮
篠原常一郎





http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/334.html#c353
[近代史3] テレビ新聞が韓国を擁護する理由は、韓国政府から金を受け取っているから 中川隆
2. 中川隆[-10900] koaQ7Jey 2019年11月02日 09:33:51 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1981]


#2019/11/02 デヴィ夫人と北朝鮮
篠原常一郎





http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/628.html#c2
[昼休み52] "新喜び組"は23歳以下の美女たち! 中川隆
140. 中川隆[-10899] koaQ7Jey 2019年11月02日 09:38:07 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1982]


#2019/11/02 デヴィ夫人と北朝鮮
篠原常一郎





http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/906.html#c140
[近代史3] 重信房子、北朝鮮、オウム真理教の深い関係 中川隆
11. 中川隆[-10898] koaQ7Jey 2019年11月02日 09:40:58 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1983]

#2019/11/02 デヴィ夫人と北朝鮮
篠原常一郎



http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/300.html#c11

[近代史3] 天皇のY染色体ハプログループ 中川隆
4. 中川隆[-11002] koaQ7Jey 2019年11月02日 11:19:55 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1888]

2019年11月02日
皇位継承の根拠をY染色体とする言説について、竹内久美子氏より有本香氏の見解の方がずっとまとも
https://sicambre.at.webry.info/201911/article_8.html


 現行法では、悠仁親王に息子がいなければ将来皇位継承者が不在になるため、皇位継承への関心が以前よりも高まっているように思います。そうした中で、皇位継承の根拠をY染色体とする言説が支持を拡大しているように見えます。そうした言説の古株とも言える竹内久美子氏は、

神武天皇のY染色体です。男しか持たない性染色体Yは、父から息子へ純粋に受け継がれ、男から男へ、つまり男系でつなげている限り、そのままの状態を保ち続けます。性染色体Xも、その他の常染色体もこういうことはなく、わずか数代で「薄まって」しまいます。

と発言し、また

先ほど、読者の方から指摘があり、有本氏は先人が見抜いたこと(男系男子でY染色体が純粋に受け継がれる)に敬意を払っているが、科学的根拠に基づいて説明されることに抵抗があるとのことです。私は科学的根拠ほど客観的で優れたものはないと考え、どうして抵抗があるのか、理解できないのですが。

とも発言しています。皇位継承を男系に限定することは短くとも1500年以上の伝統と言って大過はないでしょうが(前近代において皇位の男系継承が明文化されなかったのは、それが支配層において常識・大前提だったからと考えています)、その根拠をY染色体とすることには弊害が大きい、と私は考えています。この問題については以前述べたので(関連記事)詳しくは述べませんが、DNA解析のない時代には父子関係が遺伝的に保証されていたわけではないので、どこかで「間違い」が起きていた可能性もある、ということが皇位継承の根拠をY染色体とする言説の致命的な欠陥だと思います。

 皇位の男系継承は、社会的合意(前近代において、その社会の範囲は限定的だったわけですが)が積み重ねられてきた伝統により主張されるだけでよく、Y染色体という生物学的根拠を持ち出せば、じっさいに検査しなければ正統性が認められない、という話になってしまいます。その意味で、皇位継承をY染色体で説明することに抵抗がある、という有本香氏の見解は、竹内久美子氏よりもずっとまともだと思います。また、Y染色体には短いながら組換え領域がありますし、もちろん変異は蓄積されていきますから、Y染色体が「純粋に受け継がれ」て「そのままの状態を保ち続け」ることはあり得ません。まあ竹内久美子氏の発言なので、とくに驚きませんが。

 皇位継承の根拠をY染色体とする言説は、女系容認派や天皇制廃止派に付け入る隙を与えるだけの愚行だと思いますが、それ以上の問題に発展しかねません。今後、男系維持派の大半?が主張するような、旧宮家の男系男子の皇族復帰にさいして(皇別摂家の男系子孫の皇族復帰を主張する人は、私の観測範囲では皆無に近いようです)、Y染色体根拠論に基づくと、Y染色体DNAの検査が必要となるからです。仮に、現在の男性皇族と旧宮家の男系男子とでY染色体ハプログループ(YHg)が大きく異なっていた場合(たとえば、YHg-DとYHg-O)、どちらが「正統」なのか、という点をめぐって議論になり、皇室の権威を傷つけてしまうことになりかねません。じっさい、外国の事例ですが、プランタジネット朝に始まる父系一族において、サマーセット家ではどこかで家系図とは異なる父系が入っている、と推測されています(関連記事)。今後、皇族が減少するなか、旧宮家の男系男子を皇族に復帰させるとしても、DNA検査は必要ない、と私は考えています。

 なお、世論は女系容認と愛子内親王の即位を支持しており、旧宮家の男系男子の皇族復帰は支持されていない、と主張する天皇制支持の女系容認派も少なくないようですが、世論は移ろいやすいものであり、世論を根拠とするのは危険だと思います。かりに、旧宮家の男系男子に、人格・知性・体力・容貌に優れ、皇族復帰の意志のある人、つまり現時点では旧宮家の男系男子として最も有名であろう竹田恒泰氏とはとても似ていないような人がいれば、世論は一気に旧宮家の男系男子の皇族復帰に傾くのではないか、と私は危惧しています。まあ、私は子供の頃からずっと天皇制には好感を抱けず、長く廃止論者でしたから(近年では、世論で強く支持されている以上、直ちに廃止する必要はない、と考えていますが)、男系派が声高に主張し続け、一方で旧宮家の男系男子の皇族復帰も支持されないまま、悠仁親王とその配偶者の間に息子が生まれず、皇族がいなくなり、天皇制が実質的に廃止になってもよい、と考えていますが。

 日本の皇位継承に限らず、人類史において男系継承は普遍的に見られます。その意味で、日本の皇室のように長期にわたって特定の父系がある政治的体制の君主であり続けたのは珍しいとしても、男系継承自体には特別な価値はない、と言うべきでしょう。おそらくこれは、人類社会にはもともと父系的性格が強いことに起因するのではないか、と私は考えています。もっとも、現生人類(Homo sapiens)社会は単純な父系制でも母系制でもなく、所属集団を変えても元の集団への帰属意識を持ち続けるので、双系的と考えるのが妥当だと思います(関連記事)。ただ、現代人も含まれる現生類人猿(ヒト上科)の社会からは、現生類人猿社会は人類系統の一部を除くと、非母系社会だった可能性がきわめて高いと思います。さらに、ゴリラ社会は基本的に父系でも母系でもない「無系」と言うべきかもしれませんが、一部の社会においては父親と息子が共存して配偶者を分け合い、互いに独占的な配偶関係を保ちながら集団を維持しています(関連記事)。

 おそらく、現代人・チンパンジー属・ゴリラ属の最終共通祖先の時点で、父系にやや傾いた無系社会が形成されており、チンパンジー属系統ではその後に明確な父系社会が形成されたのだと思います。人類系統においても、現生人類ではない絶滅人類で父系社会を示唆する証拠が得られています(関連記事)。人類系統においては、父系に傾きつつも、じょじょに双系的な社会が形成されていき、さらに配偶行動が柔軟になっていき、母系社会も出現したのだと思います。おそらく人類史において、母系社会の形成は父系社会よりもずっと新しいと思います。ただ、そうした変化が現生人類の形成過程と関連しているのか、それともさらにさかのぼるのか、現時点では不明ですし、将来も確証を得るのはきわめて困難でしょう。
https://sicambre.at.webry.info/201911/article_8.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/584.html#c4

[リバイバル3] 富士山登山を「ニコ生」中継中に滑落か 救助隊が捜索 中川隆
59. 中川隆[-11028] koaQ7Jey 2019年11月02日 12:50:32 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1862]







http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1012.html#c59
[リバイバル3] 富士山登山を「ニコ生」中継中に滑落か 救助隊が捜索 中川隆
60. 中川隆[-11027] koaQ7Jey 2019年11月02日 12:54:18 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1863]
富士山五合目までの静岡県道3ルート、順次冬季封鎖へ 2019/10/30
https://news.goo.ne.jp/article/minkei/region/minkei-mtfuji1355.html

 富士山五合目につながる静岡県道3ルート(須走口、御殿場口、富士宮口)が11月7日から順次、冬季封鎖に入る。(富士山経済新聞)

 富士宮・朝霧高原から望む富士山

 積雪や路面凍結の影響で安全確保が難しく、毎年11月ごろから全面通行止めとなり、翌年4月下旬に封鎖が解除される。

 富士宮口は、県道富士公園太郎坊線(富士山スカイライン)の富士市大淵(富士宮口2合目)〜富士宮口5合目の全長13キロが11月7日14時から封鎖。

 御殿場口の封鎖は、県道富士公園太郎坊線の御殿場市中畑(太郎坊入り口)〜御殿場口新五合目の全長1.7キロで、11月下旬から閉鎖予定。

 須走口は県道足柄停車場富士公園線(ふじあざみライン)の小山町須走(あざみライン入り口)〜須走口5合目の全長11.5キロが11月下旬から閉鎖予定。
https://news.goo.ne.jp/article/minkei/region/minkei-mtfuji1355.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1012.html#c60

[近代史3] 日本の闇。日本社会に浸透していたチュチェ思想 中川隆
8. 中川隆[-11032] koaQ7Jey 2019年11月02日 13:12:43 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1858]

【我那覇真子「おおきなわ」#94】篠原常一郎の沖縄講演会
「日本人拉致、沖縄、北海道、そして韓国…東アジアを揺るがすチュチェ思想」[桜R1-11-1] - YouTube






司会:我那覇真子(「琉球新報、沖縄タイムスを正す県民・国民の会」代表運営委員・チャンネル桜沖縄支局キャスター)

【内容】
・VTR:篠原常一郎の沖縄講演会「日本人拉致、沖縄、北海道、そして韓国…東アジアを揺るがすチュチェ思想」
  講師:篠原常一郎(ジャーナリスト・元日本共産党国会議員秘書)

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/648.html#c8
[昼休み52] 日本人女性2人、リゾート地・セブ島で知り合った韓国人の男2人と飲酒→集団強姦される…フィリピン 中川隆
354. 中川隆[-11031] koaQ7Jey 2019年11月02日 13:13:40 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1859]

【我那覇真子「おおきなわ」#94】篠原常一郎の沖縄講演会
「日本人拉致、沖縄、北海道、そして韓国…東アジアを揺るがすチュチェ思想」[桜R1-11-1] - YouTube






司会:我那覇真子(「琉球新報、沖縄タイムスを正す県民・国民の会」代表運営委員・チャンネル桜沖縄支局キャスター)

【内容】
・VTR:篠原常一郎の沖縄講演会「日本人拉致、沖縄、北海道、そして韓国…東アジアを揺るがすチュチェ思想」
  講師:篠原常一郎(ジャーナリスト・元日本共産党国会議員秘書)

http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/334.html#c354
[昼休み52] "新喜び組"は23歳以下の美女たち! 中川隆
141. 中川隆[-11030] koaQ7Jey 2019年11月02日 13:14:37 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1860]

【我那覇真子「おおきなわ」#94】篠原常一郎の沖縄講演会
「日本人拉致、沖縄、北海道、そして韓国…東アジアを揺るがすチュチェ思想」[桜R1-11-1] - YouTube






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http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/906.html#c141
[] 在日朝鮮人タレント
105. 中川隆[-11029] koaQ7Jey 2019年11月02日 13:15:56 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1861]

【我那覇真子「おおきなわ」#94】篠原常一郎の沖縄講演会
「日本人拉致、沖縄、北海道、そして韓国…東アジアを揺るがすチュチェ思想」[桜R1-11-1] - YouTube






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【内容】
・VTR:篠原常一郎の沖縄講演会「日本人拉致、沖縄、北海道、そして韓国…東アジアを揺るがすチュチェ思想」
  講師:篠原常一郎(ジャーナリスト・元日本共産党国会議員秘書)

http://www.asyura2.com/2002/dispute2/msg/515.html#c105
[近代史3] チュチェ革命成就目前の韓国 中川隆
2. 中川隆[-11034] koaQ7Jey 2019年11月02日 13:17:20 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1856]

【我那覇真子「おおきなわ」#94】篠原常一郎の沖縄講演会
「日本人拉致、沖縄、北海道、そして韓国…東アジアを揺るがすチュチェ思想」[桜R1-11-1] - YouTube






司会:我那覇真子(「琉球新報、沖縄タイムスを正す県民・国民の会」代表運営委員・チャンネル桜沖縄支局キャスター)

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  講師:篠原常一郎(ジャーナリスト・元日本共産党国会議員秘書)

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/655.html#c2
[近代史3] 「よど号事件」犯人たちの洗脳と日本人拉致 中川隆
3. 中川隆[-11033] koaQ7Jey 2019年11月02日 13:18:00 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1857]

【我那覇真子「おおきなわ」#94】篠原常一郎の沖縄講演会
「日本人拉致、沖縄、北海道、そして韓国…東アジアを揺るがすチュチェ思想」[桜R1-11-1] - YouTube






司会:我那覇真子(「琉球新報、沖縄タイムスを正す県民・国民の会」代表運営委員・チャンネル桜沖縄支局キャスター)

【内容】
・VTR:篠原常一郎の沖縄講演会「日本人拉致、沖縄、北海道、そして韓国…東アジアを揺るがすチュチェ思想」
  講師:篠原常一郎(ジャーナリスト・元日本共産党国会議員秘書)

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/651.html#c3
[近代史3] 重信房子、北朝鮮、オウム真理教の深い関係 中川隆
12. 中川隆[-11032] koaQ7Jey 2019年11月02日 13:18:39 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1858]

【我那覇真子「おおきなわ」#94】篠原常一郎の沖縄講演会
「日本人拉致、沖縄、北海道、そして韓国…東アジアを揺るがすチュチェ思想」[桜R1-11-1] - YouTube






司会:我那覇真子(「琉球新報、沖縄タイムスを正す県民・国民の会」代表運営委員・チャンネル桜沖縄支局キャスター)

【内容】
・VTR:篠原常一郎の沖縄講演会「日本人拉致、沖縄、北海道、そして韓国…東アジアを揺るがすチュチェ思想」
  講師:篠原常一郎(ジャーナリスト・元日本共産党国会議員秘書)

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/300.html#c12
[近代史3] 重信房子、北朝鮮、オウム真理教の深い関係 中川隆
13. 中川隆[-11031] koaQ7Jey 2019年11月02日 13:20:40 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1859]
#2019/11/02 デヴィ夫人と北朝鮮
篠原常一郎



http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/300.html#c13
[近代史3] 明治天皇すりかえ説 _ 明治天皇は大室寅之祐なのか? 中川隆
1. 中川隆[-11051] koaQ7Jey 2019年11月02日 15:12:28 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1839]

「田布施システム」と明治天皇替え玉説について

mixiユーザー 2015年05月15日
https://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=186891&id=78206954

「田布施システム」と明治天皇替え玉説:NAVERまとめ
http://matome.naver.jp/m/odai/2140936478223317401

民間の歴史研究家、鹿島昇・鬼塚英昭の説です。
ネットでは、両者によるこの説を鵜呑みにしている人が非常に多いようです。

明らかな誤謬があればご教授ください。


鹿島昇
http://mixi.jp/view_community.pl?id=3672869

近代史タブーへの挑戦 鬼塚英昭
http://mixi.jp/view_community.pl?id=3205680



コメント(8)

[2] mixiユーザー 05月17日 05:49

望月四郎氏「明治天皇替え玉説の無謬と無惨」など
https://m.facebook.com/timeline/app_section/?section_token=100004990633499%3A2347471856


望月四郎氏は、馬野周二氏(歴史工学、イルミナティ陰謀論)の説を論拠にしておられるので、これも偏っている印象です。

アカデミズムからは無視されているようで、調べた範囲では、日本史の専門家による反論は見つかりませんでした。

[3] mixiユーザー 07月07日 15:11

PCからも見られるようにしておきます。

望月四郎氏「明治天皇替え玉説の無謬と無惨」など
https://www.facebook.com/timeline/app_section/?section_token=100004990633499%3A2347471856

[4] mixiユーザー 07月07日 15:12


鬼塚英昭氏の「田布施朝鮮部落システム」の噓:今日もこれから 2014/11/8
http://blogs.yahoo.co.jp/glowforestmoon/41819393.html


[5] mixiユーザー 07月07日 15:15

Yahoo!知恵袋 知恵ノート

明治天皇はすり替え説の大ウソ
ライター:teinouinbouchuさん(最終更新日時:2015/6/23)投稿日:2014/11/18
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n319911

明治天皇すり替え説は従属への道
ライター:teinouinbouchuさん(最終更新日時:2015/6/23)投稿日:2015/6/18
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n349871

「明治天皇すり替え説」の出自が怪しすぎる件
ライター:ishikawanoyoshiieさん(最終更新日時:2015/6/20)投稿日:2015/5/30
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n347005

「明治天皇すりかえ説」=金日成すり替えの焼き直し
ライター:ishikawanoyoshiieさん(最終更新日時:2015/6/20)投稿日:2015/6/10
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n348588


[6] mixiユーザー 04月03日 20:06


・懐疑的見解

陰謀論「田布施システム」とはなにか −三宅洋平氏が信じる日本近現代史とユダヤの陰謀論(清義明)|Football is the weapon of the future 2016/07/09
http://masterlow.net/?p=2565


[7] mixiユーザー 04月03日 20:07


・他の異説提唱者からの批判


>正史・明治維新(落合莞爾)

>若き志士達が無血革命を実現した「美しい明治維新」、ロスチャイルドが坂本龍馬を操った「裏の明治維新」、粗悪な明治天皇すり替え説を流布する「田布施システム」。
いずれも○○に仕組まれたシナリオ通りの「不正解」です。
陰謀論にまみれた明治維新の「正解」、本邦初公開。


【第1回】皇室秘事「堀川政略」〜淵源〜
http://www.realinsight.tv/meiji_restoration/first_c47a4t4d/

【第2回】皇室秘事「堀川政略」〜奇兵隊天皇 〜
http://www.realinsight.tv/meiji_restoration/second_lfxjoidg/

【第3回】 波動・幾何系シャーマンのDNA
http://www.realinsight.tv/meiji_restoration/third_xixzt5se/

1:14:02〜
「落合莞爾氏の洞察の手法」歴史相似象

・デジタル(一定の数値・大きさ)でなくアナログ(相似形・波動・数学定数)に注目する。

・歴史現象に加わった個々の人間を形の定まった集団とみなし、活動時期と場所の違いを切り捨てて抽象化した「歴史パターン」に注目する。
1:29:53〜

「波動・幾何系シャーマンのDNAについて」
ウバイド海人族。旧人類である縄文人もウバイド海人族と同族性があるがゆえに同じような思考を持っている。

★正史?それとも偽史?

藤原肇氏と交流のあった落合莞爾氏か…田布施システムのネタ元である鬼塚英昭氏と同様、どこまで信頼できるものなのでしょうか?
もちろん「実証史学以外のアプローチもありだ」とは思いますが、落合氏個人が語る偽史的想像力による〈物語〉に過ぎないということはないのでしょうか?

【関連情報】

日本を取り戻すプロジェクト 明治維新の極秘計画 堀川政略 光格天皇 - Togetterまとめ
https://togetter.com/li/429457


明治天皇はなぜ、どのようにすり替えられたのか? 落合莞爾・大暴露インタビュー|TOCANA 2016/09/16
http://tocana.jp/2016/09/post_10830.html

戦後日本の“真実の歴史”を語る上で、絶対に知るべき「國體ネットワーク」中心人物5人とは? 落合莞爾インタビュー|TOCANA 2016/09/17
http://tocana.jp/2016/09/post_10915.html

天皇家 は日本列島に渡来したウバイド人の末裔!? 日本の裏歴史 とワンワールドの真実を落合莞爾が語る!|TOCANA 2016/09/18
http://tocana.jp/2016/09/post_10918.html

シュメール 人 〜これまでの整理 |るいネット 2011/02/03 #メソポタミア #ウバイド人
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=245108


[8] mixiユーザー 10月04日 14:35


日本を支配する町?「田布施システム」の謎を安田浩一 が解き明かす|講談社現代新書

(前編) 2018/09/08
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/57383

(後編) 2018/09/15
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/57496


https://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=186891&id=78206954

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/583.html#c1

[近代史3] 人類進化史 中川隆
29. 中川隆[-11053] koaQ7Jey 2019年11月02日 15:17:44 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1837]

人類の故郷はアフリカ南部ボツワナの湿地帯…最新の研究で新説
Aylin Woodward 2019/11/02
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%e4%ba%ba%e9%a1%9e%e3%81%ae%e6%95%85%e9%83%b7%e3%81%af%e3%82%a2%e3%83%95%e3%83%aa%e3%82%ab%e5%8d%97%e9%83%a8%e3%83%9c%e3%83%84%e3%83%af%e3%83%8a%e3%81%ae%e6%b9%bf%e5%9c%b0%e5%b8%af%e2%80%a6%e6%9c%80%e6%96%b0%e3%81%ae%e7%a0%94%e7%a9%b6%e3%81%a7%e6%96%b0%e8%aa%ac/ar-AAJImyu?ocid=ientp#page=2



ボツワナのコイサン族は、現在生きているすべての人間の母系共通祖先としてミトコンドリアDNAを共有している。© Shutterstock

解剖学的に現代のヒト、すなわちホモ・サピエンスはアフリカで約20万年前に出現した。しかし、それがどこから来たのかははっきりしていない。

最新の研究によると、現代人の先祖の故郷は現在のボツワナ、ザンベジ川のすぐ南にあるという。

研究者たちは遺伝子分析を使ってその地域に絞り込んだ。

この発見は、現代の人類の祖先は、世界中のさまざまな地域で同時に進化するのではなく、すべてアフリカから移住してきたという説を支持している。

しかし、一部の人類学者はこの新しい発見に懐疑的だ。

ある研究者のグループが、現在生きているすべての人間の祖先の故郷を現代のボツワナに特定したと発表した。

ネイチャー誌に発表された新たな研究で、研究者はアフリカのさまざまな集団の1200人以上のミトコンドリアDNA(母系で伝わる遺伝情報:mtDNA)を分析した。そしてヒトのDNAに保存されている遺伝子を調べ、解剖学的な現代人は、ザンベジ川の南、ボツワナの豊かな湿地帯に出現したことを明らかにした。

多くの科学者の間で、現生人類(ヒト)がおよそ20万年前にアフリカで発生したという点では意見が一致しているが、この大陸のどこで進化上の重要な出来事が起こったのかは、いまだに正確にはわかっていない。この新しい研究は、この疑問に対する新たな答えを提供し、また、限られた化石の証拠が示唆する、私たちの祖先が東アフリカで出現したという説を否定するものだ。

この論文の主執筆者で人類学者のヴァネッサ・ヘイズ(Vanessa Hayes)氏は記者会見で、今回の発見は、今日生きて歩いている人のmtDNAはこの「人間の故郷」にまでさかのぼることを示唆していると述べた。

広大な湿地が人類の祖先のゆりかご

我々の祖先の地理的起源を突き止めるために、ヘイズ氏と同僚はコイサン族のような南アフリカに住んでいる人々から得たmtDNAを調べた。母系に伝わるmtDNAは父系DNAと混合されていないため、ヒトの祖先の追跡によく用いられているが、これは時間の経過とともに変化が少なくなり、遠い親戚とのつながりが明確になることを意味する。

mtDNAについては、現代のヒトはすべてハプログループLと呼ばれる遺伝子群を共有している。Lの系統はL0とL1〜6の2つのサブグループに分けられる。L0はアフリカ南部の人々に見られ、ヘイズ氏のチームはこれを分析した。この研究の共著者であるエヴァ・チャン(Eva Chan)氏は、これが「これまでのL0研究では、最大のもの」だと述べた。

この遺伝子の辿っていくと、現在生きているすべての人が、約20万年前にアフリカ南部、今のボツワナに住んでいた女性の子孫であることがわかった。その地は、マカディカディ・オカバンゴ古湿地と呼ばれ、現在のオカバンゴ・デルタの近くで、湖や緑が点在していた。


現代のボツワナのオカバンゴ・デルタ。かつて人間の祖先を養った緑豊かな湿地に似ている。© Via Wikimedia Commons 現代のボツワナのオカバンゴ・デルタ。かつて人間の祖先を養った緑豊かな湿地に似ている。
研究チームは、この地域の当時の気候を再現した分析も行い、ホモ・サピエンスがここに約7万年の間住んでいたことを明らかにした。その後、気候が変化するにつれて、我々の祖先は二つに分かれた。一つは13万年前に北東に広がった集団で、もう一つは11万年前に南西に移動した集団だ。

ヘイズ氏によると、これらのグループは、この地域から出ていった動物の群れを追跡した可能性が高いという。

しかし、このタイムラインは、一部の科学者が化石に基づいて作成したものと相反する。19万5000年前の頭蓋骨やその他の化石など、解剖学的に現代人の最も古い標本はエチオピアで見つかっている。そのため多くの人類学者は、新しい研究が示唆するアフリカ南部ではなく東部が現代人の祖先の出身地だと考えている。

今回の遺伝子解析は、すべての現生人類は、世界中の複数の場所で同時に別々に進化するのではなく、現在のヨーロッパ、アジア、オーストラリアなどに移住する前に、アフリカで進化したという考えに信憑性を与えている。


2017年に作成されたホモサピエンスがアフリカの外への出たルートの地図。現代の祖先の起源がアフリカ東部であることを示している。© Katerina Douka and Michelle O'Reilly/Flickr2017年に作成されたホモサピエンスがアフリカの外への出たルートの地図。現代の祖先の起源がアフリカ東部であることを示している。
研究論文の著者によると、ボツワナからの二手に分かれての移住は「現代の人間が最終的に世界中に移住する道を開いた」という。

調査に疑問を呈する人類学者も

しかし、ニューヨーク市立大学リーマン校でアフリカの集団遺伝学を研究している人類学者のライアン・ラウム(Ryan Raaum)氏は、今回の研究には重大な欠陥があると考えている。ラウム氏によると、研究者たちは遺伝的なタイムラインを十分遡っていないという。

ヘイズ教授の研究では、L0ハプログループの発生源が特定されたが、世界のほとんどの人のミトコンドリアDNAを遡れるのはL0ではなくL1-6サブグループまでで、「単一の原点」を見つけるには、L0とL1-6の遺伝的分裂が起こる前に生きていた祖先を見つける必要があると、ラウム教授は述べた。

「草原の中で迷子になっているのは、これらのデータを現代人のアフリカ南部起源を主張するために拡大解釈したからだ。データはそうではない」と同氏はBusiness Insiderに語った。


人類学者のヴァネッサ・ヘイズが、ナミビアの狩人に火をつける方法を学んでいる。彼らの一部は、彼女の研究のためにDNAサンプルを提供した。© Chris Bennett, Evolving Picture, Sydney, Australia 人類学者のヴァネッサ・ヘイズが、ナミビアの狩人に火をつける方法を学んでいる。彼らの一部は、彼女の研究のためにDNAサンプルを提供した。
ラウム教授はさらに、「先祖の故郷」という言葉が気に入らないと付け加えた。

「現代人に進化した集団はおそらく一つではなかったのではないかと思う。もしそうなら、 故郷はない」

研究者は、さらなる研究のためには、より多くのDNAが必要だと言う

ヘイズ博士のチームの研究結果には、mtDNA分析では母親のDNAしか調べられないという問題もある。

細胞の2つの部分がDNAを持っている。遺伝物質の大部分が存在する核とミトコンドリアだ。核DNA(nDNA)は両親から遺伝し、Y染色体に沿って移動する。一方、mtDNAは母親からのみ受け継がれる。

nDNAは化石に残るのは稀なので、ヘイズ氏のような研究ではあまり調べられていない。祖先集団の全ゲノムを調べることはできないのだ。

2014年、人類学者たちはY染色体のデータに基づいて、現在知られている最古のヒトの系統を特定した。この集団はせいぜい16万年前のもので、アフリカ中西部にいた。だから現在生きているすべての人は、アフリカの南部ではない別の場所に住んでいた人の子孫である可能性がある。

ヘイズ氏は記者会見で「他の起源や系統があるかもしれない。可能性としては」と述べた。

しかし、ボツワナが今日生きているすべての人の生命のゆりかごであったかどうかに関わらず、この新しい研究は、アフリカのこの地域が我々の祖先のオアシスであったことを示唆していおる。これは人類の進化を理解する上で重要な発見だ。「人は自分がどこから来たのか知りたがっている」とヘイズ氏は言った。

[原文:Every person alive today descended from a woman who lived in modern-day Botswana about 200,000 years ago, a new study finds]

(翻訳、編集:Toshihiko Inoue)
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%e4%ba%ba%e9%a1%9e%e3%81%ae%e6%95%85%e9%83%b7%e3%81%af%e3%82%a2%e3%83%95%e3%83%aa%e3%82%ab%e5%8d%97%e9%83%a8%e3%83%9c%e3%83%84%e3%83%af%e3%83%8a%e3%81%ae%e6%b9%bf%e5%9c%b0%e5%b8%af%e2%80%a6%e6%9c%80%e6%96%b0%e3%81%ae%e7%a0%94%e7%a9%b6%e3%81%a7%e6%96%b0%e8%aa%ac/ar-AAJImyu?ocid=ientp#page=2
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/581.html#c29

[リバイバル3] ジャズ喫茶「ベイシー」の選択 _ JBLの本当の音とは 富山誠
154. 中川隆[-11061] koaQ7Jey 2019年11月02日 16:07:20 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1829]
「音楽&オーディオ」の小部屋 JBL「LE8T」 

たかだか口径20センチのフルレンジにもかかわらず、これほど切れ味のいいサウンドを味わえるユニットも珍しい。

実を言うと「エヴェレスト」や「パラゴン」などの大型システムよりもこっちの音の方がずっと好き。なにしろ「壺中の天地」を彷彿とさせますからなあ。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/fb953e1b224ab417966b97fc4ff564c4
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/402.html#c154

[近代史3] 沖縄 首里城火災 _ 琉球人は何をやっても いい加減、無責任で「ゆすりとごまかしの名人」
沖縄 首里城火災 _ 琉球人は何をやっても いい加減、無責任で「ゆすりとごまかしの名人」

2019年11月02日
首里城火災、民主政権「仕分け」で県に移管、県は民間に丸投げ
http://www.thutmosev.com/archives/81382033.html


民主政権は首里城を無駄な事業として仕分けし、沖縄県に移管を決めた

画像引用:https://i1.wp.com/netgeek.biz/wp-content/uploads/2017/07/minshutoteibo-4.jpg


民主政権の仕分けで国から県に移管

2019年10月31日に首里城正殿などほとんどが焼け落ちたが、ここに至る過程で不適切な政治行為が行われていた。

首里城は首里城公園という公園の一部だが、国有施設で国がお金を出して整備し、管理も国が行っていました。

火災時に首里城の管理は一般財団法人沖縄美ら島財団が行っていたが、この団体が管理を任されたのは今年からでした。


現在の首里城は4度全焼し今回で5回目、つまり焼け落ちたのは5つめの首里城で、1992年(平成4年)に完成し公開されました。

この時すでに崩壊の芽は育っており、日本の他の寺社や城とは異なる管理方法がとられた。

法隆寺や東大寺などの寺や伊勢神宮や春日大社のような神社は、寺や神社が管理し門徒宗や氏子などが支えます。


地域には大工や修理業者があり多くは先祖代々世襲のような形で、地域全体で神社や寺を支援しています。

首里城にはこうした寺社組織がないので、大阪城や熊本城のように自治体あるいは国が管理します。

熊本城や姫路城のような古城は文化財として国が保護するが、首里城は新築なのでそうした保護はされません。


大阪城は鉄筋コンクリートで城の形をした資料館なのだが、首里城は木造建築物なので構造的に弱い。

法隆寺や東大寺のような木造建築物なのに、鉄筋コンクリートの大阪城のような管理がされていました。

2012年5月に民主政権の野田首相は、「仕分け」の一環として首里城の管理を国に移すと発表しました。

沖縄県は手に負えず素人に丸投げした

「仕分け」については防災工事を中止して災害を招いたとされるが、首里城焼失でも重要な役割を果たした。

沖縄タイムスによると『当時、県民の中には「琉球王国のシンボルである首里城を取り戻す」という発想から、県への移譲を歓迎する意見があった。』

沖縄独立運動に関連付けて、日本政府から首里城を奪還するという沖縄左翼の運動が大きく作用した。


首里城返還に盛り上がった世論は、自民党が政権復帰して安倍首相に変わっても変わらず首里城の県移管に至った。

首里城を「奪還」したのはいいが沖縄県には京都や奈良のような木造の大型建築物を管理した経験がなかった。

琉球新報によると国から県への移管は2019年2月1日からで、県は国有財産使用料として2億円を国に支払う。


2億円以外にも県は管理修繕費などをねん出する必要があり、首里城でイベント開催したり商業利用する事にした。

火災当日もイベント業者が深夜まで準備していたが、今のところ出火との関係はわかっていない。

実際に復元された首里城に行った人はみんな感じたと思うが、本土の復元された寺社や城に比べて「仕事が大雑把」な印象を受けた。

沖縄への首里城返還が失敗

これは復元を沖縄の業者中心に行ったからで、奈良や京都など本土の職人と比べて慣れていない。

沖縄県は首里城を奪還したが管理出来ないので、一般財団法人沖縄美ら島財団という団体に丸投げしました。

この団体は沖縄水族館の管理などをしている団体で、大型の木造文化財の管理経験は乏しい。


管理を委譲された沖縄県はすぐに管理費の不足や職人の不足、管理経験のなさなどの問題に直面したでしょう。

しかも県から管理を委託された沖縄美ら島財団もまた、警備会社に警備を丸投げし自身で管理していなかった。

出火当時沖縄美ら島財団の職員は誰もおらず、火災報知器がなったので警備会社が扉を開けたらすでに消化できない状態だった。


沖縄の人は口先だけは立派だが自分で管理せず、面倒なことは県から財団へ、財団から警備会社に丸投げしていた。

これに対して法隆寺や東大寺などは深夜でも僧侶らが巡回しているし、有償無償の周辺住民らも警備にあたっている。

「沖縄の魂」とか言う割には、あまりにお粗末だったのではないだろうか。


おそらく今回の焼失でも日本政府が全額費用を負担し再建すると思いますが、2度と沖縄県に「返還」などしてはいけない。
http://www.thutmosev.com/archives/81382033.html

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2019年11月01日
首里城は幕府と薩摩が建設し、日本政府が再建した
http://www.thutmosev.com/archives/81372976.html

戦前の首里城は1700年代に薩摩が建設したので、城というより大きな寺の形をしている


画像引用:https://pm1.narvii.com/6459/7e043505c11f74a086e97643fccebb47ef2ed01a_hq.jpg

初期の首里城の様子は分かっていない

10月31日に焼失した首里城は過去に4回焼失し(今回で5度目)、記録に残っている5つ目の首里城でした。

5つの首里城の大半は幕府や薩摩の支援で建設するか、日本政府が保存したり再建したものでした。

一度目の焼失は1453年(享徳2年)で日本は室町時代後期、琉球の王位をめぐる内乱で首里城が戦場になった。

最初の首里城の建物は記録に残っていないが、その性格からかなり小さな建物だったのではないかと想像します。

首里城は山そのものが防御陣地で周囲を石垣で囲った形態で、木造建築物は戦時には役に立たない。

これは戦国時代から江戸期の日本の城も同様で、天守閣は権威を示すためや、せいぜい平時の「県庁」のようなものでした。


一度目の焼失後に再建された首里城を朝鮮の使者が目撃し、史書に記録が残されました。

内城は2層3階建てで王が居住し、侍女が100余人もいて3階は宝物庫、1階は宴会場だったと記録されています。

当時の3階建てなので面積は広くてもあまり高さは無く、その後の首里城よりは小ぶりだったでしょう。


二度目の焼失は1660年(万治3年)で日本は徳川幕府の江戸時代前期で薩摩の琉球侵攻の後でした。

再建は薩摩と幕府が支援し日本の寺社風の建物になり、瓦屋根になったのもこの時でした。

この頃琉球には大きな木造建築をつくる木材が不足したので、材料も九州や本土から集められた。

江戸以降の首里城は日本の木材で作られていた

3つ目の首里城の瓦屋根は黒い色で、奈良や京都の寺社に近い様式だったと考えられます。

三度目の焼失は1709年(宝永6年)、日本は江戸時代中期で琉球は財政破綻していて再建する力はありませんでした。

この頃の琉球は薩摩と幕府の支援で支えられていて、琉球の木材も枯渇していたので薩摩から木を運んで建設した。


薩摩の琉球支配で人口が増えたので、燃料となる薪を得るため住民が木を伐採したため木が無かったのです。

特徴的な赤い瓦屋根はデザイン上の理由ではなく、瓦を焼く燃料の木材が無かったので、低い温度で焼くと赤く脆い瓦になる。

4つめの首里城は薩摩から4万本もの木材を運んで建設し、薩摩は代金を受け取っていない。


江戸期の木材は現在の10倍以上もの価値があり、城を作るほどの木材はさらに高価なものだったでしょう。

この時再建された首里城は昭和20年まで存在し、戦後に再建した時も薩摩が再建したものを再現したものです。

昭和20年(1945年)には沖縄戦で米軍艦の砲撃を受けて4度目の焼失、米軍による焦土化作戦で沖縄全体が廃墟になった。


1972年(昭和47年)に沖縄が本土復帰し、日本政府は沖縄領有を正当化するため、沖縄への投資を始めた。

当時中国と台湾が対立し両方の中国は沖縄の領有権を主張するなどしたため、日本は沖縄を重視し積極的に予算配分しました。

首里城などの史跡再建もその一つで、1970年代から復興が始まり1989年(平成元年)に首里城再建が始まった。


1992年(平成4年)に5つ目の首里城が完成し首里城公園として開園し現在に至っている。

2019年10月31日に5度目の焼失があり、正殿など中心部の建物の多くがなくなりました。

琉球を支えた徳川幕府と薩摩藩

戦後沖縄を領土にせんとする共産中国が目を付け、大学やメディアを通じて破壊工作をしかけてきました。

日本と沖縄を離反させて引き裂き、独立運動や暴動を起こさせたのち、中国軍が沖縄を乗っ取るという戦略です。

日本に対してはあらゆる事が悪事とされ、中国に対しては対等な関係だったとか父親のような存在だと教えた。


琉球は中国の冊封に入っていて、冊封とは入った時点で国として消滅し、王が皇帝の家来になる事です。

皇帝は王から貢物を貰ったり搾取するだけで、間違っても「対等な関係」ではありません。

琉球は中国に朝貢するが皇帝からは僅かな返礼しかなく、要するに「みかじめ料」と同じで貿易ではありません。


琉球は八重山地震などで壊滅し朝貢する贈り物を用意できないので、幕府や薩摩からの援助物資を横流ししました。

幕府は怒って琉球に援助物資横流しを辞めるよう要請するが、薩摩や清との複雑な関係もあって幕末まで続けられた。

中国皇帝から琉球には返礼などはなく一方的に搾取しただけで、琉球から皇帝への朝貢品は幕府が払っていたのです。


1660年、江戸初期の焼失は1609年の薩摩侵攻の後だったので、首里城は日本風の大きな建物になり再建は薩摩藩が支援した。

1709年にまた焼失しこの時は全面的に薩摩が支援し4万本の木材を無償援助し、今日まで写真が残る巨大な建物になった。

1771年には八重山地震があり琉球は破綻し貧困にあえぎ、また薩摩と幕府が支援して支えました。


琉球が大陸やアジアとの貿易で栄えたのは江戸時代より前で、江戸期にはもうそんな時代は終わっていました。
http://www.thutmosev.com/archives/81372976.html

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2019年08月09日
沖縄が中国に”返還”されたら何が起きるか
http://www.thutmosev.com/archives/80630975.html


現在の北朝鮮が未来の沖縄


https://up.gc-img.net/post_img_web/2017/09/6c29602ac4a6920a8fbe8e53f58ec836_16380.jpeg


中国に返還されたい沖縄人

沖縄には沖縄は中国の領土だと主張する人が一定数存在し、翁長前知事や玉城知事もそうした意見を持っているようです。

こうした人が知事に当選するのを見るとかなりの沖縄人も同じ考えを持っていて、「中国に返還されたい」と考えている。

沖縄独立論というのもあり、住民の多くは中国に返還されたいのではなく、独立国家のような夢を見ているのかも知れない。


実際には過去のどの時期にも沖縄や琉球が独立国家だった事はなく、日中どちらかの領土でした。

琉球は西暦1400年頃に明の冊封に入り、明治維新で1870年に日本国の一部になるまで「中国の領土」でした。

沖縄の大学教授などは「冊封は国と国の外交のようなもの」と説明しているが、実際には「国と市町村のようなもの」でした。


冊封された国は皇帝から王を任命されるのだが、任命権は皇帝にあり、王にはいかなる権限もありません。

朝鮮王や琉球王は本国から派遣されるか、本国が人選して任命される事になっていました。

これを打ち破ったのが1609年の薩摩による琉球侵攻で、沖縄の教授らは薩摩藩による琉球国侵略と説明しています。


これも間違いで日本国に所属する薩摩という軍隊が、明の領土である琉球を支配下に置いたという事件でした。

薩摩は関ケ原の合戦で敗れて徳川が幕府を開き、そのままでは外国貿易ができなくなるのを恐れていました。

そこで琉球を支配下に置いて大陸やアジアと独自の貿易をするのが狙いで、琉球そのものが欲しかった訳ではない。

飢餓の琉球を幕府と薩摩が助けていた

幕府は薩摩に目を光らせていたので、琉球に常時滞在している薩摩藩士はせいぜい数十人の文官で、軍事支配はしていません。

ですから沖縄の学者らがいうような「刀を持った薩摩武士が領民を弾圧していた」ような事は作り話です。

琉球は明や清と薩摩の両方と交易を行えるようになり、微妙な立場ながら250年間半独立国のようになった。


これが琉球国の実態で、名目上は中国の一部、実態としては薩摩と明清の両方に従いバランスを取っていました。

薩摩と幕府が琉球から過酷な年貢を徴収したり、明や清から助けてもらったというのも作り話です。

朝貢とは中国の地方役人が皇帝に献上するもので、皇帝から琉球に何かが送られたという物証はありません。


琉球には農地が無く常に飢えていたので、薩摩と幕府は労働者や兵士や食料や物品を送って援助していました。

これをまた沖縄の教授や学者らは「幕府と薩摩が兵隊を送り込んで領民を弾圧した」と嘘をつくのです。

どこまで根性がひねくれたらそういう事を言えるのか分かりませんが、飢餓状態の琉球人の窮状を見かねて、幕府と薩摩が助けたのが事実です。


さてこんな「琉球」がもし中国に返還されたら何が起きるのでしょうか?

1771年の八重山地震で壊滅した琉球を幕府と薩摩が助けたが、沖縄は「薩摩と幕府が搾取したため困窮した」と書き換えた。

画像引用:http://seis.sci.u-ryukyu.ac.jp/hazard/EQ/1771yaeyama/fig21.jpg


共産化した国は必ず飢餓が発生する

ロシア、中国、北朝鮮、ベトナム、カンボジア、キューバ、東欧諸国など共産化された国は多く存在するが、どこでも同じことが起きていました。

共産主義はまず住民を富裕階級と労働階級に分断し、労働者(貧困者でもある)に富裕階級を攻撃させます。

労働者集会や国民集会を村々で開いて資産家や富裕層、支配階級を憎むように扇動し、富裕階級はたいてい極刑に処せられます。


なので共産化された国は国民の1割程度がなくなり、生き残った富裕層の親族も「資産家階級」になります。

資産家階級という名前だけはかっこいいが最底辺階級で、しかも階級は代々相続され絶対に上の階級には上がれません。

中国や北朝鮮では今もこの階級制度が続いていて、資産家階級の子孫は決して全人代代表などにはなれず、極貧農民として一生を終えます。


資産の収奪と住民の分断に成功すると、次に共産党は集団化を始め、個人農家や個人の私有地を奪い取ります。

農場はみんなの農場、収穫物はみんなの物だが、実際には共産党が収穫物を奪い取って、権力の順番に多く配分されます。

次に取り組むのが移住と宗教、自由主義などの禁止で、移動するには移動許可証が必要になり、すべての宗教が禁止され先祖の墓も全て取り壊されます。


思想や信条の自由もなくなり、共産主義だけが唯一の価値観だと教え込まれます。

次に住民の強制移住が始まり、村や親族という強固な地縁集団を解体し、共産主義を叩きこまれます。

これらを行った結果発生するのは収穫量の激減と飢餓で、共産化したすべての国では国民の何割かが飢餓でなくなっています。


不満を抑え込むために軍人や警察、公安が異常に多く、いつも町をうろついて住民を監視するようになります。

沖縄だけが例外ということはあり得ないので、中国に返還された沖縄でも同じ事が起きます。
http://www.thutmosev.com/archives/80630975.html

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ケビン・メア 沖縄の人は「ゆすりとごまかしの名人」


メア氏発言「日本との友情、台無し」 講義聴いた学生


米国務省のケビン・メア日本部長が「沖縄はゆすりの名人」などと米大学生らを前に発言した問題で、講義に参加したトーリ・ミヤギさん(20)が8日、朝日新聞の取材に応じた。沖縄に祖先を持ちハワイ出身で日系4世のミヤギさんは、講義後の昨年末に沖縄を訪れた経験をふまえ「メア氏の発言は私たちと日本との友情を台無しにした」と語った。

 講義は昨年12月3日に国務省であった。ミヤギさんによると、参加したワシントンのアメリカン大の学生14人のうち5人がメモを取り、互いに確認して発言録としてまとめた。「録音はしていないが、内容は正しい」という。

 ミヤギさんら学生たちは講義後の12月18〜26日、沖縄を訪問。米軍基地を視察したり、地元の政治家や住民らと意見を交換したりした。ミヤギさんは「那覇から名護まで行き、多くの人に会った。ウチナーンチュ(沖縄の人)は正直で勤勉で誠実だった。ゆすり屋はいなかった。子どもたちのために、安全で清潔で健全な社会を望む家族がいた」と振り返る。

 そのうえで「日米同盟によって50年以上、両国は自由で安全で強くあり続けてきた。アジアの平和と安定を望むなら、私たちの友情を輝かしく強く保たねばならないが、メア氏のような発言は我々の絆を傷つける」と批判した。(藤田直央)


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沖縄タイムス 沖縄4世「信じられない過重負担」

2011年3月8日 09時50分


 「メアさんの意見が米国の声と思わないでほしい」―。

米国務省でケビン・メア日本部長の講義を受けたワシントン・アメリカン大の学生の1人、トーリ・ミヤギさん(20)が7日、沖縄タイムスの取材に応じた。

「米国を代表する人が沖縄を侮辱していることに失望した」と肩を落とすミヤギさんは、ハワイ州出身の沖縄県系4世。講義直後に来沖し名護市辺野古などに足を運んだ。

「メアさんの沖縄の表現は正確じゃなかった。信じられない負担が沖縄にある。日米両政府は交渉過程に沖縄も交えたテーブルをつくらなければ、問題は解決しない」と考える。(吉田伸)


 メア氏は共同通信の取材に「講義はオフレコで、発言録は正確でも完全でもない」と話した。ミヤギさんは

「講義は録音していないが、発言録は出席した14人のうち、4人で内容を確認して作った。全ての言葉はカバーしていないから完全ではないが、内容は非常に正確だ」


と反論する。 沖縄へのスタディーツアーに備え、大学側が準備したメア氏の講義で


「日本に行ったら、本音と建前について気を付けるように」


とアドバイスされたミヤギさん。


「僕らとの会合を、オフレコにしたいメアさんの方がむしろ本音と建前を使っている」

と皮肉った。 約1週間の沖縄滞在では米軍普天間飛行場を視察し、沖縄国際大学の周辺に宿泊した。


「午前零時すぎにもヘリコプターの騒音がした。ヘリ着陸帯の建設をしている高江にも行った。信じられないほどの負担がある。米国と沖縄が対等でないことを示していた」


 メア氏に「ごまかしの名人で怠惰」と表現された、先祖の故郷沖縄の人々とも多く出会った。「優しくて一生懸命働き、熱心だった」と胸をなで下ろす。ゴーヤーチャンプルーも食べることができたミヤギさん。「偏見を持った人が私の国を代表していることが不安でならない。良い外交はできない。彼は僕らの声を代表していない」と強調する。

 「(辺野古の)現行案は米国と沖縄の関係を壊すだけだ。普天間は間違いなく危険だった。国務省や外務省だけでなく、沖縄を入れた議論を始めないといけない。米国は日本がパートナーと呼ぶのなら、日本や沖縄をパートナーや友人として付き合うことから始めなければ」

メア日本部長発言録全文(英文)(沖縄タイムス)

http://www.okinawatimes.co.jp/article/2011-03-08_15191/


 アメリカン大の学生らが作成したメア日本部長発言録全文は次の通り:
 

 私は2009年まで駐沖縄総領事だった。在日米軍基地の半分が沖縄にあるといわれているが、この統計は米軍専用基地だけ勘定している。もし、米軍基地と米軍と自衛隊が共用している基地のすべてを考慮に入れれば、沖縄の基地の割合はもっと小さくなる。沖縄で問題になっている基地はもともと水田地帯にあったが、沖縄が米施設を囲むように都市化と人口増を許したために今は市街地の中にある。

 沖縄の米軍基地は地域の安全保障のために存在する。基地のために土地を提供するのが日米安保条約に基づく日本の責務だ。日米安全保障条約に基づく日米関係は非対称で、日本は米国の犠牲によって利益を得る。米国が攻撃されても日本は米国を守る責務はないが、米国は日本を守らなければならず、日本の人々と財産を保護する。


 集団的自衛権は憲法問題ではなく、政治問題だ。

 1万8千人の米海兵隊と航空部隊が沖縄に駐留している。米国が沖縄に基地を必要とする理由は二つある。既にそこに基地があることと、沖縄は地理的に重要な位置にあることだ。(東アジアの地図を見せながら)、在日米軍の本部は東京にあり、そこは危機において、補給と部隊を調整する兵たん上の中心に位置する。冷戦時に重要な基地だった三沢はロシアに最も近い米軍基地であり、岩国基地は朝鮮半島からわずか30分だ。さらに、沖縄の地理的位置は地域の安全保障にとって重要だ。

 沖縄は中国に朝貢していたが、独立した王国だった。中国の一部になったことはない。米国は1972年まで沖縄を占領した。

 沖縄の人々の怒りや失望は米国でなく日本に向けられている。日本の民主党政権は沖縄を理解していない。日本政府は沖縄とのコミュニケーションのパイプを持っていない。私が沖縄の人と接触しようと提案すると、民主党の関係者は「はい!はい、お願いします」という。自民党の方が現在の民主党政権よりも、沖縄と通じ合い、沖縄の関心を理解している。

 3分の1の人は軍隊がない方が世界はもっと平和になると思っているが、そんな人たちと話し合うのは不可能だ。

 09年の選挙が民主党に政権をもたらした。これは日本では初の政権交代だ。鳩山首相は左派の政治家だ。民主党政権下で、しかも鳩山首相だったにもかかわらず、米国と日本は2+2(外務、防衛担当閣僚による日米安全保障協議委員会)の声明を(昨年)5月に発表することができた。

 〈メア氏は部屋を退出し、彼の2人の同僚が日米の経済関係について講義。メア氏が戻ってきて講義を再開すると、2人の同僚は部屋を出た〉

 米国は普天間飛行場から海兵隊8千人をグアムに移し、米軍の存在感を減らすが、軍事的プレゼンス(存在)は維持し、地域の安全を保障、抑止力を提供する。

 (米軍再編の)ロードマップのもとで日本は移転費を払う。これは日本による実体的な努力のしるしだ。日本の民主党政権は実施を遅らせているが、私は現行案が実施されると確信している。日本政府は沖縄の知事に対して「もしお金が欲しいならサインしろ」と言う必要がある。ほかに海兵隊を持っていく場所はない。日本の民主党は日本本土への施設移設も言ってきているが、日本本土には米軍のための場所はない。


 日本の文化は合意に基づく和の文化だ。合意形成は日本文化において重要だ。

 しかし、彼らは合意と言うが、ここで言う合意とはゆすりで、日本人は合意文化をゆすりの手段に使う。合意を追い求めるふりをし、できるだけ多くの金を得ようとする。沖縄の人は日本政府に対するごまかしとゆすりの名人だ。

 沖縄の主産業は観光だ。農業もあるが、主産業は観光だ。沖縄ではゴーヤー(ニガウリ)も栽培しているが、他県の栽培量の方が多い。沖縄の人は怠惰で栽培できないからだ。

 沖縄は離婚率、出生率、特に婚外子の出生率、飲酒運転率が最も高い。飲酒運転はアルコール度の高い酒を飲む文化に由来する。

 日本に行ったら本音と建前について気を付けるように。言葉と本当の考えが違うということだ。私が沖縄にいたとき、「普天間飛行場は特別に危険ではない」と言ったところ、沖縄の人は私のオフィスの前で抗議をした。

 沖縄の人はいつも普天間飛行場は世界で最も危険な基地だと言うが、彼らは、それが本当でないと知っている。(住宅地に近い)福岡空港や伊丹空港だって同じように危険だ。

 日本の政治家はいつも本音と建前を使う。沖縄の政治家は日本政府との交渉では合意しても沖縄に帰ると合意していないと言う。日本文化はあまりにも本音と建前を重視するので、駐日米国大使や担当者は真実を言うことによって批判され続けている。

 米軍と日本の自衛隊は違った考え方を持っている。米軍はありうる実戦展開に備えて訓練しているが、自衛隊は実際の展開に備えることなく訓練をしている。

 日本人は米軍による夜間訓練に反対しているが、現代の戦争はしばしば夜間に行われるので夜間訓練は必要だ。夜間訓練は抑止力維持に欠くことができない。

 私は日本国憲法9条を変える必要はないと思っている。憲法9条が変わるとは思えない。日本の憲法が変わると日本は米軍を必要としなくなってしまうので、米国にとってはよくない。もし日本の憲法が変わると、米国は国益を増進するために日本の土地を使うことができなくなってしまう。日本政府が現在払っている高額の米軍駐留経費負担(おもいやり予算)は米国に利益をもたらしている。米国は日本で非常に得な取り引きをしている。(共同)
http://www.asyura2.com/11/senkyo109/msg/543.html


▲△▽▼

和の文化「ゆすりの手段に使う」 メア米日本部長が発言(東京新聞)


日本の文化は合意に基づく和の文化だ。合意形成は日本文化において重要だ。

 しかし、彼らは合意と言うが、ここで言う合意とはゆすりで、日本人は合意文化をゆすりの手段に使う。合意を追い求めるふりをし、できるだけ多くの金を得ようとする。沖縄の人は日本政府に対するごまかしとゆすりの名人だ。

 沖縄の主産業は観光だ。農業もあり、ゴーヤー(ニガウリ)も栽培しているが、他県の栽培量の方が多い。沖縄の人は怠惰で栽培できないからだ。

_______

ではちょっと農林水産省の統計を見てみましょう。

http://www.maff.go.jp/


ゴーヤ(苦瓜)の県別収穫量は

トップメニュー→統計情報→左側の年次農林水産省統計表

→農作物の部→その他野菜


で見ることが出来ます。 UPされてるのは第84次、平成20〜21年の統計です。

ゴーヤはその他野菜の2ページ目ですが・・・1000トン以上の収穫量の県をピックアップすると・・・。


グンマー  1 265

長崎   1 099

熊本   2 983

宮崎   4 783

鹿児島  3 480

沖縄    8 590

(単位はトン)

( ´⊇`)・・・・。

あのさー、まさか「他県の栽培量の方が多い。」て他府県の合計収穫量>沖縄の収穫量って言ってるわけじゃないよねえ? そんなやり口で怠惰認定されたら新潟の米収量だって千葉+茨城のソレより少ないわけだけど。

 

結論 : 政府の重要な立場の人間でも平気ででたらめな数字を口にする。こんな講演聴かされたアメリカの大学生こそいい面の皮であろう。

http://d.hatena.ne.jp/blackseptember/searchdiary?word=%2A%5B%CC%B5%C3%E3%A4%B7%A4%E4%A4%AC%A4%C3%A4%C6%5D


2009年09月04日

日本(支配担当)部長「メア」・・・この正直者!メア!この正直者

 この人の言っていることが、本当の米国の声だと思う。

この人は米国が思っているとおりのことを、自民党政権と官僚達に対して要求していることを、そのまま正直に口にしているだけで、その言葉と内容と、差別的視線は最低だけど、きっと素直な人なんだろう。


米高官、普天間の見直ししない意向 民主の公約巡り発言

朝日新聞9月3日に一部加筆

(前文略)

メア氏も講演で

「現行計画は、(当時の)日本政府(官僚)と合意したのであって、(今はもう無い)自民党政権と合意したわけではない。

これは(当時の)国家間の合意だ。
民主党政権とも(恫喝しながら)議論を続けるが、今の計画をどう実行するか(しないか)、という議論だ」

と述べ、計画を(強要し)変更する考えがないことを強調。

(使っていない占領地を返すので)
「今の計画で沖縄の負担は(ごく一部で)劇的に減るし、

(他の箇所では莫大に増る)
(他国の軍隊の訓練も実施できる。)
(何よりも日本政府が税金を使って最新設備の基地をつくる)
(米軍に「思いやり予算」その他の多額なお金をくれるから)

米軍の能力も維持できる」


と述べた。キャンベル氏は、民主党の「アジア重視」の外交政策について

「日本がアジアの国々のなかで、(米国のために)より強いリーダーシップを発揮することを望むし、我々もそれを支持する。

(その限りに於いて)その過程のなかで、民主党は、日米同盟の重要性についても十分理解すると信じている」


と述べた。

また、キャンベル氏は

「日本で働いていて、非常にすばらしいと感じるのは(米国のために働く)官僚たちだ。

彼らが敵のように見られるのを残念に思う。

(米国のために)多くのいい仕事をしてきたし、これからも(沖縄から奪い取る)専門家同士の関係が続くことを望んでいる」

と語った。

「脱官僚」「政治主導」を掲げる民主党の姿勢にクギを刺した形だ。

http://henoko.ti-da.net/e2537645.html


メア日本部長の更迭で幕引きさせてはいけない   


 誰も書かないうちに書いて置く。

 私はメルマガを書くためにその日の新聞記事や報道の中で参考になると思われるものをファイルしておく。 それが今になって活きてきた。

 メア暴言が起きた時、私がとっさに思ったことは「メア更迭は避けられない」ということだった。 ところが米国は当初、「メア発言を確かめる」、とか「米政府の意見とは異なる」とか、とぼけた事を言っていた。

 しかし沖縄県民の激しい怒りの前にそれでは収まらないと米国はすかさず判断した。 これが普天間問題や日米同盟を揺さぶるようになっては大変だ、そう思い始めた。

 米国の事だ。すぐに手を打ってくる。

 おりから日本では外務大臣が更迭された。 松本新大臣はこの問題を弱腰で対応すれば世論の批判をあびる。そこで日米官僚は結託して「メア更迭」を急遽発表することを示し合わせた。

 そうする事によって、

「米国の謝罪は本物だ」、
「松本は対米外交に毅然とした態度を取った、やるじゃないか」、

ということになる。

 見ているがいい。

 早ければ今日にも「メア更迭」を米国が発表し、すかさず菅首相や松本外相がそれを歓迎する、ということになる。

 そこで、冒頭の私のファイルが活きてくる。


 2月24日の産経新聞は、米国務省日本部長に在イラク米国大使館のマーク・ナッパー参事官(政治担当)がこの夏に就任予定だというスクープを報じていた。

 この後追い記事を2月25日の日経が報じていた。

 ナッパー氏は米政府内で数少ない日本専門家。実父が海兵隊で沖縄に駐留していた経験があり、自身も幼少期を沖縄で過ごしたことがあるという。米プリンストン大学で日本政治を学び東大に留学したほか、自民党国際局で勤務した経験を持つ根っからの日本通で、妻も日本人。国務省の歴代の日本専門家の中でも最も日本語能力が高いとの評判で、在日米軍基地問題にも詳しいという。

 その一方で、現在のメア日本部長はホワイトハウス国家安全保障会議
(NSC)のアジア部長に昇格するという。

 何のことはない。

 更迭などではない。

 予定人事を今夏から今春に少しばかり早めるだけの話である。

 見ているがいい。

 日本のメディアは「メア更迭!」と大騒ぎするに違いない。

 これでメア暴言事件の幕引きを図ろうとするに違いない。

 「メア更迭にごまかされてはいけない」、「メアをNSCのアジア部長
にさせてはならない」、と書く新聞が一社でも出てくるだろうか。

 けだし見ものである。

http://www.amakiblog.com/archives/2011/03/10/

asahi.com(朝日新聞社) 2011年3月10日10時5分

米、「ゆすり名人」発言メア氏を更迭 後任にデミング氏


米国務省のメア日本部長が沖縄県民を「ゆすりの名人」と発言したとされる問題で、キャンベル米国務次官補(東アジア・太平洋担当)は10日朝、外務省で松本剛明外相と会談し、メア氏を更迭したことを伝えた。後任には在日米大使館の首席公使を務めた経験のあるラスト・デミング氏が就任する。在日米大使館が明らかにした。

 会談の冒頭、キャンベル氏は「外交当局の高官の発言で起こった論争について、米政府を代表して深く遺憾の意を表明します」と語った。そのうえでキャンベル氏は、ルース米駐日大使が会談後に沖縄に向かい、沖縄県民に謝罪すると明らかにした。

▲△▽▼

今回のメア国務省日本部長の「オフレコ発言」があたかも「公式発言」のように取り扱われており一種異常な状態になってきています。
まず、この発言は2つの面があります。


一つは「発言の妥当性」です。

例えば、「ゆすり」ですが、日本では殆ど報じられていませんが、普天間基地の辺野古地区への移転で、なぜ陸上か海上か決められないのか、この点をメア部長ならずとも米国関係者は「いい加減にしろ」というのが本音です。

陸上と海上では工事を担当する「企業」が一変するために、調整がつかない事態が長く続いたのは、関係者・マスコミなら誰でも知っています。

また、辺野古地区の土地が「関係者」により買占められていると言われている現状もあり、「一体日本はどうなっているのか」、といういらだちも関係者なら当然出てきます。


また、官僚なら誰でもそうですが、実績をあげて重要ポストについて退官するのか、それとも実績をあげられずに閑職についてお役御免になるのか、退官後の人生はガラッと変わります。

メア氏の<日本部長>という職は今や日米関係の重要性の低下もあり、誰も必要としない閑職とも言われる立場であり、この夏に退官するメア氏としても、沖縄問題で実績を上げることが出来なかったいらだちがあったはずです。

沖縄総領事時代に日本側の迷走もあり何ら実績を残すことが出来なかったことの原因を「沖縄」に原因があると認識したことがメア氏の「悪い」ところだと言えますが、では、もう一つの側面である「オフレコ」発言はどうかという点です。

日本の政治家も官僚も「オフレコ発言」では本音を話しており、とても報道するような内容ではない発言を繰り返しており、これはアメリカ人でも同じです。

政治家・官僚とマスコミの関係にはいわば「阿吽の呼吸」があり、ここまでは話すがここからは「オフレコだよ」と言われれば記者は決して記事にはしません。

どうしても記事にしたい場合には、発言者をぼかす「政府関係者・高級官僚」という形で報じます。

これがないと、政治家・官僚は表面的なことしか話さずマスコミはまともな記事が書けないからです。

そこで今回のメア氏の発言を検証すれば、「オフレコ発言」を出席者の学生がメモを取り、それが今になって流出したという形になっており、かなり不自然な形になっており、日本のマスコミの集中砲火を浴びる形になっていますが、この「オフレコ発言」で誰が得をして誰が損をするのか、冷静に考える必要があります。 とにかく、日米関係に決定的な打撃を与えたい向きが仕掛けた「情報戦」であり、日本は綺麗に「はまった」ということが言えます。

http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/


米国務省のケビン・メア日本部長を「更迭」というが、メア発言は、そもそも自民党時代の日本政府の「ホンネ」と、保守文化人の「ホンネ」を代弁しただけのものだろう。

アメリカの植民地支配の手先として、テレビ画面での言論活動に忙しい青山ナニガシは、メア発言が飛び出した原因は民主党や鳩山由紀夫前首相等にあると言っていたらしいが、勉強不足も甚だしいと言わなければならない。

メア発言は、そもそも自民党時代の日本政府の「ホンネ」と、保守文化人の「ホンネ」を代弁しただけのものだ。

たとえば渡部昇一に代表される昨今の思想的に劣化した保守論壇に君臨する保守文化人がこれまで繰り返してきた

「沖縄県民は金にきたない」

とか

「騒げば金になるということを知っている」

というような「沖縄差別発言」、つまり「沖縄蔑視論」とメア発言はまったく同じ種類のものである。

前沖縄総領事で、現「米国務省のケビン・メア日本部長」は、これらの発言が日本の本土の保守論壇で頻繁に繰り返されているということに精通していたが故に、またこれらが日本人の大多数の「ホンネ」だろうと盲信して、うっかり口を滑らしたというに過ぎない。

だから、自民党議員や保守思想家、保守文化人が、メア発言に激怒している図は、自ら天に唾するようなものなのだ。ところで、さもありなん、と思うのだが、ケビン・メアは、近く国務省(外務省)を辞めて日本に永住し、日本でテレビコメンテーターのような仕事を始めるつもりだったらしく、TBSの「杉尾ナニガシ」部長と個人面談していたということだ。「朝ズバ」のコメンテーター就任の話が、この発言でポシャッたというわけである。日本のテレビ・ジャーナリズムを取り巻く笑えぬ喜劇である。

http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/


日米官僚は結託して「メア更迭」を急遽発表することを示し合わせた。  そうする事によって、「米国の謝罪は本物だ」、「松本は対米外交に毅然とした態度を取った、やるじゃないか」、ということになる。  早ければ今日にも「メア更迭」を米国が発表し、すかさず菅首相や松本外相がそれを歓迎する、ということになる。

現在のメア日本部長はホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)のアジア部長に昇格するという。

 何のことはない。  更迭などではない。

 予定人事を今夏から今春に少しばかり早めるだけの話である。

http://www.amakiblog.com/archives/2011/03/10/#001852


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過去のメア氏発言にみる沖縄差別


 沖縄を「ゆすりとごまかしの名人」と言い放った米国務省日本部長のケビン・メア氏は、駐沖縄米総領事として2006年から09年の沖縄勤務中も、数々の舌禍で批判を浴びてきた。根底に漂うのは、重い基地負担に苦しむ県民を無視した米軍優位の思想。メア氏の発言を振り返りながら、県内関係者たちの思いを聞いた。


 ◇地対空誘導弾パトリオット(PAC3)の米空軍嘉手納基地などへの配備について


「沖縄を含めた日本の防衛に貢献する能力があるのに、逆に歓迎すべきだと思っている」
(06年7月、本紙インタビューに)


 地元の嘉手納町議会はこの発言の前、配備計画の撤回を求める抗議決議案を全会一致で可決した。PAC3配備によって逆に住民が攻撃目標になる―。苛烈な沖縄戦をくぐり抜けた人々の教訓だった。

 ところが、決議文を手渡すため在沖米国総領事館を訪れた田仲康榮基地対策特別委員長は、まるで感謝しろと言わんばかりの、当時総領事のメア氏の対応に激怒。「言葉の蛮行であり、こうした人物が米国政府を代表していることにあぜんとした」

 メア氏は地元への影響が大きい外来機の暫定配備にも

「最新鋭戦闘機の配備を歓迎すべきだ」

と述べた。「沖縄の痛みを何も感じていない」と田仲委員長は切り捨てる。


 ◇米軍普天間飛行場周辺に住宅地が密集する状況について


「なぜ(宜野湾)市が建設を許しているのか疑問がある」
(08年7月、記者会見で)

 「ぬかにくぎだ。全然、効き目がなかった」とあきれ顔を見せた普天間爆音訴訟原告団の島田善次団長。08年8月に在沖米国総領事館を訪ね、メア氏に対し「反県民的な言動に抗議し、即刻、沖縄から退島するよう要求する」決議書を手渡した。「日本語が堪能なのに、通訳を介し英語で対応した」と振り返る。

 「占領意識が強い。上から見下している。おいしい県産ゴーヤーを送ろうか」と皮肉った。


 ◇米軍掃海艦の石垣港入港に反対する市民団体が港湾施設のフェンスに取り付けた横断幕が、米軍関係者らしき人物に持ち去られたことに

「捨てられたごみとして片付けたのではないか」
(09年4月、石垣島で複数の記者に)

 持ち去られた「NO WAR SHIP(軍艦はいらない)」の横断幕を作成した「いしがき女性9条の会」の大島忠枝事務局長は「人の心を『ごみ』と平気で言える、心のないかわいそうな人」と憤慨した。

 米兵を市内へ入れさせまいと港のゲート前で座り込む市民の頭上を、大またで乗り越えたというメア氏。大島事務局長は「こんな『友好親善』があるか、と怒りがこみ上げ涙が出るほど悔しかった」と話す。「沖縄の人をばかにしている。引きずり下ろしてほしい」


 ◇普天間飛行場の名護市辺野古への移設について

「日本政府は沖縄の知事に『金が欲しいならサインすべき』と言う必要がある」
(10年12月、米大学生への講義で)

 移設先を辺野古沿岸部とする案を条件付きで容認している「代替施設安全協議会」の許田正武代表理事は「普天間飛行場の危険性除去のために移設を容認し、暮らしを守るために条件を付けてきた。日本で長く働き、普天間移設の交渉にかかわってきたメア氏の発言だとすると、米国全体にそのような考えが浸透している恐れがある」と懸念。

 一方で「普天間問題を解決できず、もたもたしている民主党政権に対する、米国のいら立ち、嫌みにも聞こえた」と話した。
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2011-03-09_15212/


▲△▽▼

メア氏語録 琉球新報


 米国務省のケビン・メア日本部長は、駐日米大使館安全保障課長を務めた2005年〜06年、在沖米総領事を務めた06年〜09年にも沖縄の米軍基地関係で幾度となく県民に配慮を欠き、差別的とも言える発言や行動を繰り返し、県民の反発や怒りを招いた。メア氏の沖縄関連の発言や行動を当時の県内や日本政府の受け止めなども含め、あらためて振り返る。


【駐日米大使館安全保障課長時代】(2005年〜06年)


「軍隊ではなく、個人の問題だ」

「一般社会でも起こり得る」

(2005年7月5日、駐日米大使館)


 米兵による小学女児強制わいせつ事件で、社民党の照屋寛徳衆院議員らが抗議した際の発言。

当時の花城順孝県知事公室長らが「県民世論の反発の強さを理解していない」などと反発。その後、米大使館は「コメントは会話の中の一部が取り出されたもの」と発言を認めた上で「事件の重さを矮小(わいしょう)化するものではない」と釈明した。


「沖縄県民には冷静に考えて理解していただきたい」
(06年2月7日、福岡市内)

 米軍再編中間報告の報道関係者向け説明会で、普天間飛行場の県内移設の必要性について強調した後の発言。


【在沖米国総領事時代】(06年〜09年)

「米軍にとってPAC3(地対空誘導弾パトリオットミサイル)は貴重。(在日米軍)各基地に配備できるものではない」
(06年7月21日、在沖米国総領事館)


「反対する時期ではない。今脅威があるから一刻も猶予すべきではない」
(同、在沖米国総領事館)

 嘉手納基地と嘉手納弾薬庫地区にPAC3が配備されるに当たって、本紙の取材と会見でそれぞれ発言。米軍が地元の反対を押し切り嘉手納弾薬庫にPAC3を搬入したことに関し、当時の高市早苗沖縄担当相は同年10月、内閣府でメア氏と面談し「誠意ある説明が欠けていた」と抗議した。


「普天間は特別ではない。飛行場として特に危ないとは思わない」
(06年8月10日、在沖米国総領事館)

 本紙の取材で米軍普天間飛行場周辺の住宅が密集した現状について発言。当時の伊波洋一市長や平和団体などが一斉に反発。当時の花城知事公室長は「配慮が欠けており残念だ」と批判した。


「紛争を非武装で抑止できると考えるのは幼稚。在沖米軍の存在が抑止力になる」
(06年9月30日、石垣市内)

 尖閣諸島問題や中国と台湾の緊張が取りざたされていた八重山地域の現状に関し、本紙の取材に応じた際に発言。


「日本の安全保障に貢献している米海軍の入港になぜ反対するのか理解しにくい」
(07年6月19日、在沖米国総領事館)

 在日米海軍掃海艦の与那国島への寄港に関し、本紙の取材に対し発言。

「米側が調査し原因は分かっているのに、整備員の名前を聞いて(県警が)何を調査したいのか疑問だ。事故が起きない方の努力が大事だ」
(07年8月9日、在沖米国総領事館)

 本紙の取材で、県警が当時の事故ヘリの整備員4人の氏名開示を求めたが米側が応じなかった理由について発言。当時の伊波洋一宜野湾市長らが「県民感情を逆なでする発言」などと批判した。


「日本の領土内の米軍施設内で、日本の自衛隊が共同使用、訓練するのになぜ反対するのか不思議だ。日本の防衛のためで歓迎すべきだ」
(08年1月30日、在沖米国総領事館)
 
陸上自衛隊による米軍キャンプ・ハンセンの共同使用について定例会見で発言。


「不当な抗議行動をする方と会っても冷静な議論はできないと考えた」
(08年2月27日、在沖米国総領事館)

 米兵女子中学生暴行事件を受けた平和団体の抗議行動に対応せず、飲食店に出掛けたことに関し、本紙の取材に応じ発言。


「ある政治家と団体が政治的に利用し、政争の具にしようとしていることは非常に残念だ」
(08年4月3日、在沖米国総領事館)

 定例会見で日米地位協定改定の動きについて発言。当時の高村正彦外相は同年4月8日の参院外交防衛委員会で、「日本人としてあまり愉快ではない」と不快感を示した。


「もし見直しの動きがあれば、米側からは大変非対称な日米安保条約自体が不公平だという声が出てきて、安保体制自体の話になって難しい問題になる」
(08年7月10日、琉球大学法科大学院)

 講演で、日米地位協定見直しの動きが高まっていることに関し発言。


「基地外の建設を制御する安全基準で、逆に滑走路の近くの基地外になぜ、宜野湾市が建設を許しているのかという疑問がある」
(08年7月11日、在沖米国大使館)

 当時の伊波洋一宜野湾市長が、米軍内の安全基準に普天間飛行場が違反していると指摘したことに対し、定例会見で発言。普天間爆音訴訟原告団が沖縄からの「退島」を要求するなど怒りの声が上がった。


「置いていた物が取られても捨てられたごみを片づけただけではないか」
(09年4月4日、在沖米国総領事館)

 米海軍掃海艦の石垣港寄港に反対する市民らが港の金網に掲示した横断幕がなくなっていたことに対し、本紙の取材に答え発言。当時の大浜長照石垣市長が「民主主義に対する挑戦だ」と抗議声明を発表。


「3年間でいくつか選挙があったが、一番の争点は基地ではなくなった。県民は10、20年前より現実的になった」

「抽象的に質問すれば県外がいいと答える人が多い。普天間飛行場を維持するか、米軍再編の下で移設するかなら、ほとんど移設と答えるだろう」

(09年7月7日、琉球新報社)

http://w169.or.tv/modules/xhld1/

08年2月、米兵女子中学生暴行事件を受けたというショックな事件があった。
そのときに平和団体が領事館に抗議にいくとメア氏は対応せず、飲食店に出掛けたため団体側が反発。メア氏が入った飲食店前で抗議行動を展開した。
http://blogs.yahoo.co.jp/kuronekosanta815/archive/2011/3/9


▲△▽▼

沖縄米兵の女子中学生暴行事件 民族的屈辱許すな


一〇日に沖縄県でおきた米海兵隊員による女子中学生暴行事件は、沖縄県をはじめ全国の人民の怒りをよびおこしている。

「米軍基地があるかぎりこうした事件はなくならない」

「二度とおこさないといってまたおこった。基地撤去以外にない」

といった意見があがっている。


米軍基地あるがゆえの犯罪 米軍融和の風潮が助長


 米艦載機部隊の移転をめぐってはげしくたたかわれた岩国市長選の投票が終了したころ、沖縄市では海兵隊の軍曹が日本人の女子を物色していた。

 強姦(ごうかん)容疑で逮捕された米海兵隊二等軍曹のタイロン・ルーサー・ハドナット(三八歳)は午後八時半ころ、コザ・ミュージックタウン内の店からでてきた少女

ら三人にたくみに声をかけ、一人の少女(中学三年生)をバイクにのせた。


執拗に追い回して暴行

 米軍曹は北中城村の自宅に少女をつれこみ、関係をせまろうとしたが少女は必死に抵抗して逃げだした。しかし、米軍曹に追いかけられた少女は今度は車にのせられつれま

わされた。少女は機転をはたらかせていったんは車からおりたが、また見つかり、最後には北谷町の公園わきの車中で暴行された。

 この間、少女は携帯電話をつかって「車から降りられない」「助けて」となん度も助けをもとめた。事態の重大さをしった少女の友人と家族は沖縄署に訴え、逮捕となった。

 駐日米大使シーファーや在日米軍司令官ブルース・ライトは一三日午後、仲井真・沖縄県知事をおとずれ、被害少女への手紙をたくすなどのパフォーマンスをやり、いつも

の「遺憾に思っている」「もうしわけなく思っている」などといった口先だけの謝罪をおこなった。

 だが、かれらの本音は、われわれは戦勝国だ、敗戦国民が占領軍につくすのはとうぜんだろうというものである。「イラクに自衛隊をだせ」「インド洋に給油艦を派遣しろ」と命令し、売国政府を意のままにあつかってきたのはかれらである。

沖縄の婦人団体が在沖米国領事館に抗議にいき、基地外にすむ米兵の規制などを要求すると、総領事ケビン・メアは

「米国人が基地外に住むことに反対なのか」

と居直ったという。

http://ww5.tiki.ne.jp/~people-hs/data/5250-1.html


◎「日米密約 裁かれない米兵犯罪」(布施 祐仁)から
 http://blog.livedoor.jp/sensouheno/archives/51564882.html

「1995年9月4日、沖縄で、12歳の女子小学生が米兵に集団強姦される事件が発生した。
 犯行に及んだのは20歳から22歳の海兵隊員3人。レンタカーで基地から外出し、商店街で買い物中の女子小学生を拉致、粘着テープで口を塞いで手足も縛ったうえ、近くの海岸で強姦した。

 事件後、長年マグマのようにうっ積していた沖縄県民の米軍への不満と怒りが爆発する。10月21日に超党派で開かれた県民総決起集会には、約8500人もの県民が集まり、抗議の声をあげた・・・

 あれから15年経った。だが、いまだに普天間基地は返還されていない。そして、米兵による事件・事故は、相変わらず繰り返されている・・・

・・・「日本を守るためにいる」「良き隣人」などと自称する彼らが、いったいなぜ日本人の命を奪い、尊厳を傷つけ、人権を踏みにじるような行為を繰り返すのだろうか。

 その要因の一つとして指摘されてきたのが、米兵に対する日本の警察権や刑事裁判権が十分び及ばない日米地位協定の問題である・・・

・・・なぜか容疑者が米兵だというだけで不起訴になったり、通常に比べて刑が軽くなったりする事件が、あった・・・

・・・そこで見えてきたのは、米兵の特権を保証するために、日本国民には見えないさまざまな「非公開取り決め」や「密約」が何層にも折り重なる、巧妙に仕組まれた構造であった。」

___________


【6歳の由美子ちゃんはレイプされ、切り刻まれ、ゴミ箱に捨てられた】日米密約 裁かれない米兵犯罪(布施 祐仁著)


「市内の幼稚園に通っていた6歳の永山由美子ちやんが、その日の夕方1人で映画を観に行ったまま、行方不明となった。

沖縄の夏は午後8時まで明るく、当時の沖縄の住宅は台所を別にすると、1間か2間しかなく、それゆえ、日が暮れるまで子どもたちは表で遊んでいることが多かった。

由美子ちゃんは、翌日死体で発見された。

犯人は、由美子ちゃんを車で拉致して、嘉手納基地に連れ込み、軍の施設内で何度も何度もレイプし、最後には殺し、その遺体を嘉手納の米軍部隊のゴミ捨て場に捨てたのである。

由美子ちゃんは、唇をかみしめて、右手に数本の雑草を握りしめているように死んでいた・・・」


年端も行かない少女を強姦され、「思いやり予算」という名目でお金を脅し取られても、「北朝鮮の脅威」「東アジアの安全保障」という虚構の大義名分の元に黙々とお金を貢ぎ続ける奴隷国家日本・・・

産経、読売の「日本の大手メディア」や新潮、WILL、VOICEといった「愛国派」雑誌の識者の面々にお伺いしたい。「東アジアの抑止力」米軍は、いままで日本の国民を守ったことなどあるのですか?自国民も満足に養えない、崩壊寸前の北朝鮮がそんなに日本の脅威なのですか?と。
 
http://www.asyura2.com/10/senkyo88/msg/850.html


【由美子ちゃん事件と沖縄の悲劇】


悲惨な沖縄戦を経て、敗戦後10年を経過した1955(昭和30)年9月3日、沖縄本島中部にある旧石川市(同市はもともと2000人ほどの静かな農村であったが、敗戦後は収容所ができ、3万人以上にもなっていた。2005年4月1日、2市2町が合併して「うるま市」【地図】になった)、市内の幼稚園に通っていた6歳の永山由美子ちやんが、その日の夕方1人で映画を観に行ったまま、行方不明となった。

沖縄の夏は午後8時まで明るく、当時の沖縄の住宅は台所を別にすると、1間か2間しかなく、それゆえ、日が暮れるまで子どもたちは表で遊んでいることが多かった。由美子ちゃんは、翌日死体で発見された。犯人は、由美子ちゃんを車で拉致して、嘉手納基地に連れ込み、軍の施設内で何度も何度もレイプし、最後には殺し、その遺体を嘉手納の米軍部隊のゴミ捨て場に捨てたのである。由美子ちゃんは、唇をかみしめて、右手に数本の雑草を握りしめているように死んでいた。


1955年9月4日付『沖縄タイムス』夕刊は以下のように報じた。

「嘉手納海岸近くの部隊塵捨て場に身元不明の少女が暴行を受け、殺されているのが発見された。4日朝、嘉手納村旧兼久部落俗称カラシ浜の部隊塵捨場近くの原野で、8才から10才位と思われる少女死体が、あお向けになったまま捨てられてあるのを警ら中の米兵2名が発見、MP隊(military police=米軍憲兵隊)を通じ嘉手納派 出所へ届出た。

少女は暴行を受けた形跡がありシミーズは左腕のところまで垂れ下がり、口をかみしめたまま死んでいた」。


いわゆる「由美子ちゃん事件」である。由美子ちゃんの死体は、まるで鋭利な刃物で下腹部から肛門にかけて切り裂かれたようだった。

犯人は、事件から1週間後に逮捕された。

【米兵少女暴行事件】

95(平成7)年9月4日午後8時、沖縄県に駐留する米・海兵隊(アメリカ海軍の独立部隊で、上陸作戦・空挺降下などを任務とする部隊。陸・海・空軍続く、第4軍〈侵略部隊〉ともいわれている)の兵士3人(マーカス・ギル、ロドリコ・ハープ、ケンドリック・リディット。

いずれも20〜22歳で黒人)が基地内で借りたレンタカーでドライブ中、沖縄本島北部国頭(くにがみ)郡の商店街で買い物をしていた12歳の女子小学生を車に押しんで拉致、車中において粘着テープで顔を覆い手足を縛ってしたうえ集団強姦し、全治2週間の傷を追わせるといった、悪質この上ない計画的な逮捕監禁(刑法220条)・強姦致傷(刑法第177条・刑法第181条)事件が発生した(主犯格である2人が姦淫〈かんいん=男女が不倫な肉体関係を結ぶこと〉をとげ、他の1人が幼いことに気付き姦淫を断念した。

なお、主犯格の被告人の1人は自らの暴行と姦淫行為を法廷において否定した)。
なおこの事件に関して米太平洋軍司令官リチャード・マッキー海軍大将が「レンタカーを借りる金で女が買えた」と発言している。

http://www.asyura2.com/10/senkyo88/msg/850.html


【その他事件の事実(抜粋)】

1947年 17歳(強姦)
18歳(強姦)
1948年 18歳(輪姦)
17歳(拉致、強姦)
18歳(拉致、強姦)
17歳(拉致、強姦)
1949年 14歳(強姦)
16歳(強姦未遂、傷害)
生後9ヶ月(強姦)
18歳(強姦)
15歳(拉致、強姦)
17歳基地内のメイド(強姦)

1950年 女子高校生(強姦)
1951年 16歳(強姦)
1952年 18歳(性交拒否で傷害)
1953年 6歳(強姦殺人、由美子ちゃん事件 - 旧・石川市)
1955年 6歳(強姦殺人)
9歳(強姦致傷)

1968年 17歳基地内のメイド(強姦)

1970年 女子高校生(強姦目的の傷害)
1971年 女子中学生(強姦)
12歳精薄児(輪姦)
1974年 17歳(輪姦)
1975年 二名の女子中学生(強姦、金武村海岸)

1985年 小学生(強姦)
1988年 17歳(強姦)
1993年9月8日 14歳、15歳の少女(強姦)
1995年 米兵3人による小学生(拉致強姦、この記事の事件)
12月 14歳の少女、父親と同じ部隊所属の兵士に強姦される

2005年 小学生(強制猥褻)

米兵の公務とは沖縄の少女や女子中学生、高校生を強姦したり輪姦したりすることなのか。こんな奴らが日本国を守っている(公務)などと喧伝し、集団安全保障を言うなど言語道断の所業。

よく沖縄の雇用が言われるが、米兵が沖縄に駐留する限りにおいて、また日本の基地の9割が沖縄に集中する以上、これからも【公務と称する強姦輪姦の場】となるだろう。この日本国民に突き付けられた現実を回避するには、米軍が県外に出て行く以外有り得ない。

ここにきて、県内移設を唱える"野党自民党"やルース駐日大使は、この沖縄の現実を如何に捉えるのか回答を求む。小紙が、自立を唱え、自律的防衛網の配備を言うのは、背景にこのような事件があるからだ。(ToT)ウウウ

これ以外にも八王子のひき逃げ事件、横須賀の女性殺人事件など枚挙に暇が無いほどの米兵犯罪が日本国内で起きている。

しかも日米地位協定では、米兵が米国の手中にあるうちは、起訴されるまで逮捕できない。この意味がお分かりか。証拠隠滅が出来ると言うことだ。

且つ、所謂、「公務中」と言えば、手が出せない。いったい日本で何の仕事が「公務」なのか、日本人を殺したり、婦女子を強姦したりするためか。

是まで外務省は常に【運用の改善】で誤魔化してきた。
しかし、ほとぼりが冷めると事件が再発する。日本は、民主党に政権交代した。
アメリカは、中国の人権を殊更に指弾するが、おまえの国こそが世界に冠たる人権蹂躙国だ。

他人の国に来てエラソウに、首相や外相に普天間移転を言いやがる。
いったい何様のつもりだ。

強姦は、イラクでも、アフガンでもやっていた。本当は、米太平洋軍司令官の言葉が本音なのではないか。

皆さん、そろそろ目を覚まそう。そして自分の国は自分で守ることを決意しよう!!
そして由美子ちゃん事件を忘れるな。そこに米兵の真実がある。
終戦65年、未だ戦後は終わらず。否、最早終わらせなければならないのである。
http://www.olive-x.com/news_ex/newsdisp.php?n=77131


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2012年10月18日

沖縄で米軍兵による、日本人女性への強姦が繰り返される、本当の理由


 第二次世界大戦中、日本軍が中国大陸・朝鮮半島で略奪した貴金属、タングステン・マグネシウム等のレアメタル=軍需物資は戦後、日本国内に空輸され持ち帰られた。戦後、日本を支配下に置いた連合軍司令部・GHQ=事実上の米軍は、その貴金属・軍需物資を探し出し、接収という名目で「略奪」し、私物化した。

その指揮官が、GHQの指揮官ダグラス・マッカーサーであり、実働部隊として動いたのが部下のジョージ・バーディであった。

この略奪資産によって、日本国内、とりわけ東京都・港区の優良不動産を、「買収=乗っ取り」、日本国土の中枢を乗っ取り続けてきた、ジョージ・バーディ。

バーディを「日本人の資産略奪」の実働部隊としていたGHQは、日本から退去する際に、米軍基地だけは今後も継続して米軍に使用させるよう、日米安保条約を日本に強制し、日本国内に米軍基地を残して行った。


 2011年3月、福島の原子力発電所は事故を引き起こし、日本人を大量に被曝させ、今後、日本人を、ガン・白血病の疾病で苦しませる元凶を作り出した。第二次世界大戦後、この原子力発電を日本に「強引に導入させた」、原子力発電所・建設企業の「元締め企業」ドレッサー・インダストリーの経営者が、このジョージ・バーディである。

GHQが「置き土産」として置いて行った沖縄等の在日米軍基地の存在と、GHQが「置き土産」として置いて行った原子力発電所は、日本が米国の植民地である事の「同一の証拠」である。

植民地国家には自国民を裏切り、宗主国のメッセンジャーとして宗主国の「言いなり」になる事によって属国の頭首となろうとする売国奴が常に存在する。東京電力の経営陣、原子力発電を導入・継続してきた自民党・歴代政権、原子力発電所の再稼動を決定した民主党。そこには植民地支配されている属国の頭目として、宗主国に「シッポを振る」国賊の姿が良く現れている。

中世ヨーロッパの国王には「初夜権」という権利が存在していた。結婚した農民の夫婦の初夜には夫に代わって国王が新婦と性交渉を行う「権利」である。「領主様」は奴隷達に強制労働させる権利だけでなく、奴隷の女性にセックスを強要する権利=強姦する権利を持っていた。


第二次世界大戦に敗戦した日本人は貴金属・レアメタルを奪われた。

敗戦した日本人は米軍基地用の土地を奪われた。

敗戦した日本人は原子力発電所・事故によって命を奪われる。

敗戦した日本人の女性は米国人によって強姦され続けている。

財産・土地・生命・女性の身体=人権の全てを奪ってケッコウです、というのが1945年に締結された「無条件降伏」の意味である。

1945年から70年経過した現在も、今だに日本人は自分達が独立国に住んでいない事、自分達が奴隷である事実に気付いていない。
http://alternativereport1.seesaa.net/article/297925567.html

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2012年10月18日木曜日

「日本は地上の天国」「日本に行けばヤリ放題」


沖縄で、27歳の女性が米兵に輪姦される事件がありましたが、女性は複数の米兵に追い掛け回された上、首を絞められて、40分以上にもわたって輪姦されたということです。

しかも、米兵は日本に来たばかり。まだ2週間ほどしかたっていない。

犯人の米兵(海軍。海兵隊ではない)は狂っていたわけではなく、最初は女性に声をかけています。日本語混じりでなにか話しかけ(ナンパしようとしたのかもしれませんが)、無視されたため、腹を立てて、追いかけて輪姦したようです。

これは、日本に来る前から、「沖縄に行けばその辺の女をやり放題だぞ」という話があり、そういう予備知識を持ってやってきたに違いないと思われます。

そんなイメージを作っているのは、沖縄にかぎらず、日本人の責任でしょう。

たとえば、タイを賛美する日本人には、「タイは天国」などという言い方をする者がいるようです、これは「タイはなんでも思い通りに行くところ」という意味でしょう。つまり、早い話が、「タイに行けば女をやり放題だぞ」くらいの意味です。

それと同じような感覚で、この米兵たちも「日本は天国」「沖縄は天国」と聞かされていて、そういうつもりで赴任してきたのだろうと思います。この米兵は、カタコトながら日本語で話しかけているのです。
http://kuantan-bin-ibrahim.blogspot.jp/

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沖縄レイプ事件。基地のあるところには必ずレイプ事件がある 2012-10-17


2012年10月16日、沖縄でまたもやレイプ事件が起きている。事件を起こしたのはクリストファー・ブローニング、スカイラー・ドージャーウォーカーという23歳のふたりの男だ。

このふたりはアメリカ海軍の航空部隊の所属で、14日に沖縄の嘉手納基地に派遣されて、16日はグアムに出発する予定だった。

その前の晩に街に繰り出してしこたま酒を飲んだあと、たまたま通りかかった20代の日本人女性に声を掛けて、そのままレイプに及んだという。

そのあと、この男たちは女性の持っていたバッグ、携帯電話、衣服の一部を持ち去って逃走して基地に戻った。そして10月17日の午後になって警察は2人の身柄を那覇地方検察庁に送り込んだ。

なぜ、このふたりはレイプを思いついたか。もちろん、この日に沖縄を離れる予定になっているからだ。

女性をレイプし、すぐに沖縄を離れてグアムに行く。タイミングとしてはレイプをうやむやにするのに最適な日だったと言える。

軍は常に事件を隠蔽し、除隊すればうやむやに

これはいつもの手口だし、恐らくアメリカ軍兵士の間で、「現地の女を無理やりやるのなら、沖縄を離れる前日がいい」と手口の共有がなされているのだろう。

そうすると誰がやったのか分からなくなるし、分かったところで日本の警察がグアムまで行ってふたりを逮捕する権限も度胸もない。

今までのケースでは、軍は常に事件を隠蔽し、すでに現地を離れている兵士なら不問になることが多い。

また、逃れきれないと軍が判断したときは、除隊させて「彼らは除隊したから軍はもう関係ない」という対処をする。

横須賀で米兵にレイプされたオーストラリア女性のケースも、まさにそうだった。

このときはレイプしたのが明白であるはずの兵士が無罪になり、アメリカに身柄を戻されると、今度はすぐに除隊させて「もう軍はこの事件と関係ない」と対処した。(日本で女性を好き放題レイプしても罪にならない人たちがいる)

沖縄ではこういったアメリカ軍兵士によるレイプ事件や、レイプ未遂や、わいせつ事件が毎月のように引き起こされていて、問題は氷山の一角であることは誰でも知っている。

しかし、兵士たちがいくら問題を起こしても、まったく改善される見込みはない。

沖縄では表沙汰になるレイプだけでも2ヶ月に1回は必ず起きている。一ヶ月に3回もレイプ事件が起きることもあった。

被害女性が未成年であることも珍しいことでも何でもない。3人の兵士が、歩いている「小学生」を車の中に連れ込んで、集団でレイプしたという事件さえあった。

謝罪するアメリカ大使、ジョン・ルース氏。「沖縄県民の怒りは理解できる」と述べる。


世界中どこでもアメリカ軍は女性にとって憧れになる

そのたびにアメリカ軍やアメリカ大使館は「捜査に協力する」「深刻に受け止めている」「大変遺憾だ」と声明を出すのだが、風紀が守られるのはせいぜい一ヶ月だ。

そして、ほとぼりが冷めると、また別のレイプ事件が起きるのである。だから、「2ヶ月ごとに表沙汰になるレイプ事件が起きる」というわけだ。

もっともそれは外から見ていて感じる周期であって、沖縄は一年365日、売春とセックスと乱痴気騒ぎの中にあるのは誰でも知っていることだ。

アメリカ軍のいるところでは、どこでもその周囲が売春地帯と化す。東南アジアのすべての米軍基地の周囲はそうなって来た。

タイでもフィリピンでも韓国でも、軍隊がそこに駐屯すれば売春する女性のみならず、普通の女性もまた歓楽街で外国人男性との出会いを期待する。

軍隊というのは「力」の象徴であり、ましてアメリカ軍は「世界最強」である。そして、彼らの背後にあるアメリカという国家は、まさに世界最強国家としての「ブランド」がある。

だから、世界中どこでもアメリカ軍は女性にとって憧れになる。

力(パワー)があるところには現金がうなっている。男たちは危険かもしれないが、それは若い女性にとっては一種の刺激(スリル)でもある。

だから、どこの国でも基地周辺には若い女性が群がって、街の路地で、車の中で、店のトイレで、刹那的なセックスが行われ、ときにはレイプ事件も起きる。

タイのパッポンも、フィリピンのアンヘレスも、そして沖縄も、みんなそうだ。

兵士はバイオレンスとセックスを撒き散らし、そして無軌道なセックスと金の匂いに釣られてやがて歓楽街が生まれ、売春地帯が生まれ、巨大なアンダーグラウンドのスポットになる。

騒音を撒き散らし、危険なオスプレイを配備し、レイプ事件を起こすアメリカ軍に対する沖縄県民の怒りは根深いものがある。
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20121017T2254570900.html

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日本で女性を好き放題レイプしても罪にならない人たちがいる 2012-07-13


2002年4月6日、横須賀でオーストラリア出身の白人女性キャサリン・フィッシャーさんがレイプされた。

彼女はアメリカ海軍のキティーホーク乗組員だったブローク・ディーンズという男と知り合ったのだが、自分の車に乗り込んだとき、この男に無理やり押し倒されてレイプされたのだった。

彼女は横須賀基地に助けを求め、彼女の身柄は横須賀署に移された。

そこで、彼女は必死になって病院に行かせてくれと訴えたにも関わらず、警察官は取り合わなかった。

警察署内でからかわれ、彼らは彼女の身体に付着した精液さえも採取しようとしなかったという。

これは東南アジアのどこかの国の話ではない。日本の、横須賀署での話だ。

警察は「彼らを逮捕することができない」

それからどうなったのか。犯人はブローク・ディーンズという男だというところまで横須賀署は突き止めたが、「証拠不十分」で彼は無罪になった。

彼女が警察署内にいる際、精液等が彼女の身体に付着していたのだから、証拠を採取していればそれを証拠にして犯人を特定できていた。警察は、「わざと」それをしなかった。

そして、アメリカ海軍と言えば、ブローク・ディーンズという男を除隊にしてしまったのである。

つまり、「あの男はもう除隊しているので、アメリカ海軍はこの件とはまったく何も関係がない」というわけだ。

日米共に、レイプ犯罪よりもアメリカ兵を守り、事件そのものを隠蔽することにしたということになる。

この事件で浮き彫りになったのは、アメリカ兵が日本で犯罪を犯しても、警察は「彼らを逮捕することができない」ということが如実に示されたということである。

この事件を詳細に報じているのは沖縄新聞のみであるが、なぜ沖縄が関心を示しているのか。

言うまでもなく、沖縄もまた延々と米兵によるレイプ事件の犠牲になり続けてきたからである。(ジェーンさん実名公表 性暴力被害から10年)

私たちはこのような事件をまったく知らない

沖縄では、公になるものだけでも、米兵によるレイプは1年に5件も6件もあると言われている。もちろんこれは氷山の一角で、実際にはもっとたくさんの事件が闇で起きている。

1995年には海兵隊隊員によって女子小学生が暴行されるという事件が大問題になって本土の人間も知ることになったが、その後も事件は連綿と続いている。

沖縄本島中部・北谷(ちゃたん)町で2001年6月29日午前2時過ぎに米空軍嘉手納基地所属の兵士が民間の女性をレイプしたという事件もあった。

2004年には過去にもレイプ事件を起こしていた米兵が再逮捕されるという事件もあった。

2005年7月3日もレイプ事件は起こされた。2008年は沖縄にとってはひどい年で1ヶ月の間に3度もレイプ事件が発生し、そのうちのひとつ2月10日の事件は被害者女性が少女だった。

私たちがこのような事件をまったく知らないのは当然だ。大手新聞社はまったく報道しないからである。

米軍基地はタイにもフィリピンにもある。タイのパタヤでもアメリカ海兵隊による同様の事件が次から次へと起きている。

航空母艦の乗組員である5人の海兵隊によって輪姦され、その様子をビデオで撮られていたタイ女性もいた。

この事件は和解金を払うことで決着した。和解金は10万円だった。

オーストラリアのパースでは、米海軍の乗組員が現地の13歳と16歳の少女にアルコールを飲ませた挙げ句に暴行している。

少女の一人はホテルから放り出された後、道端に倒れているところを発見され、犯罪が表沙汰になった。

隣国の韓国でも在韓米軍兵士が民間女性をレイプに及んだり暴行殺人を犯したりしているのが報じられている。

もっとも残虐な事件として挙げられているのは、1992年の尹クミ事件である。

被害者の女性は、膣にビール瓶とコーラ瓶を差し込まれ、肛門には傘の柄を突き刺されて死んでいた。また、口にはマッチがつめられ、全身に洗剤がかけられていたという。


日本は犯人を処罰することができない

言うまでもなく兵士は殺人の訓練を受けて、それを職業にしている人間である。

よく考えれば、殺人訓練をしている人間がオフのときに、その技を生かして女性に襲いかかったところで何ら不思議はない。

そして、罪を犯しても大抵は軍隊組織が犯罪を揉み消してくれる上に、庇いきれなくなったら除隊で逃してくれたりする。

2002年にレイプされたキャサリン・フィッシャーさんの事件もまた、そうした闇で起きている「日常茶飯事」のひとつだった。

2002年の夜に起きた数十分の出来事など、もう当の加害者であるブローク・ディーンズは、すっかり忘れてしまっているかもしれない。

しかし、キャサリン・フィッシャーさんはまだ忘れていない。未だに心的外傷後ストレス障害(PTSD)に苦しみ、人が背後に来るのが怖いという。

暴力で犯されたことに苦しんでいるのである。座るときには壁に背中をくっつけると言う。

日本で起きた犯罪で、犯人も分かっている。それなのに、日本は相手がアメリカ兵であった場合、犯人を処罰することができない。

日本で女性を好き放題レイプしても罪にならない人たちがいる。それは、アメリカ兵のことだ。

「日本は、アメリカの属国」だという人がいる。それは、正しい認識なのかもしれない。

10年経ち、PTSDに苦しみながらも、やっと立ち直ったと笑顔を見せるキャサリン・フィッシャーさん。それでも、人が背後に来るのが怖いという。 http://www.warriorsjapan.webs.com

http://www.bllackz.net/blackasia/content/20120714T0030590900.html


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知らなかった沖縄の衝撃<本澤二郎の「日本の風景」(3063)<沖縄米兵の大半がケダモノ><見て見ぬふりの日本政府の衝撃>
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52221311.html

2018年08月13日 「ジャーナリスト同盟」通信


<沖縄米兵の大半がケダモノ>

 40年前の8月12日、日中平和友好条約が締結された。33年前には、520人が亡くなった日航機事故が起きていた。前者は福田赳夫内閣、後者は中曽根康弘内閣。世の中は変わる、事件事故も起きる。しかし、代わらないのは戦後の沖縄だけ。強姦魔の米兵が駐留する沖縄だった。ケダモノを沖縄の女性にあてがっていた日本政府だった。その真実が、翁長知事の憤死を機会に表面化した。国民の全く知らなかった沖縄である。

<見て見ぬふりの日本政府の衝撃>

 米海兵隊員の質の悪さは、10数年前に自衛隊員から聞いていたが、まさか彼らの多くが、性犯罪歴を持った強姦魔であるという真実を知らなかった。

 しかし、ワシントンは知っていた。日本政府も知っていた。しかし、日本国民は知らなかった。

 日本政府は見て見ぬふりをしていたのだ。このことについて、50ー60の鼻たれ小僧の時代は、納得しなかったろうが、世の中が見えるようになった、70代の日本人は即座に頷くことが出来るだろう。

 日本政府は知っていて、黙認してきたのだ。沖縄が日本に返還されたのは、72年のことである。そのころから外務省の担当官は、うすうす感じ始めたはずである。沖縄の治安を担当する法務検察・警察は無論であろうが、それを政府の中枢に報告していたのかどうか。

<議会で真相を明らかにして性犯罪兵を追放せよ>

 議会はどうか、野党はどうか。知らなかったわけだから、直ちに関係する委員会で真相を明らかにする義務があろう。国政調査権を行使する場面である。 
 性犯罪歴の米兵を、即座に追放しなければならない。
https://85280384.at.webry.info/201808/article_81.html
http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/118.html


<沖縄女性は性奴隷扱いだった!>

 できれば、嘘であってほしいと願う。しかし、嘘ではない。今も、である。
 この事実を、沖縄の関係者も知っていたようだ。売国民はどこにでもいるのであろうが、これはひどい。許せない。
 強姦魔の米兵の餌にされていた沖縄の女性ということになろう。中国や北朝鮮の人権問題をわめきちらしているワシントンに、その資格はない。

 言及するまでもない。21世紀の今日、これほどの悲劇はどこを探してもないだろう。
 性犯罪が起きるたびに「夜間外出禁止」や「飲酒禁止」を打ち出しても、全く守れなかった沖縄の米兵を見せつけられてきた日本人。彼らがもともとの性犯罪者だとわかれば、大いに納得が出来る。日本は、特に沖縄は米国の奴隷だったのだ。米国の黒人奴隷解放から随分と時間が経つが、沖縄では何も変わらなかった。 この真実を翁長知事は知っていた、だからこその辺野古移設に徹底抗戦していたのだ。

 沖縄の女性は、性奴隷扱いを強いられてきた。命を懸けて抵抗する義務が、沖縄県と日本政府にある。

<地元マスコミ・学者も沈黙>
 安倍内閣で特定秘密保護法が自公両党で強行されて4年が経過したが、以来、言論の自由は大幅に制約、NHKは言うに及ばず、朝日新聞までが元気を失っている。
 そうした中で、沖縄の地方新聞は元気だった。そう思ってきたのだが、実は違った。沖縄のマスコミも、沖縄の学者・研究者・捜査関係者も、いまだに沈黙している。
 これはどういうことか。
 海兵隊の実態、その中での沖縄の真相を明らかにする義務を、マスコミも学者ら文化人も果たしていなかったのか。翁長側近は堂々と公表、公開すべきだろう。

<強姦米兵を極刑にせよ> 
 結婚式のおり、米ラスベガスのホテル入力滞在した時のことだ。サウナで海兵隊員3人と出くわした。 
 彼らは、口々に「沖縄はすばらしい」と言った。その意味を、沖縄の美しい自然と理解したのだが、いまははっきりと理解できる。その言葉の背後に、沖縄女性の性凶悪被害者の存在を見てとれる。
 この機会に強姦米兵に極刑で対応することを、真剣に考える必要があろう。当局の怠慢を許すことは出来ない。
 以下に沖縄の真実を打ち明けた衝撃証言を一部引用する。

「東京で勤務していた時、元米国大使の方から、沖縄の人達はあまりにも可哀想だ。沖縄に駐留する海兵隊の大半が犯罪(性犯罪者が大半)暦を持つ軍人を沖縄に配置させている。

 それを日本政府は見てみぬふりをずーとしてきた。韓国やその他の国ではけっして『入国』させない連中なのに。と聞かされた!

 そんな『質の悪い』米軍兵を70年も米軍占領化に置き、沖縄の女性や子供を性犯罪の危険にさらし続けたにも関わらず!

 日本政府や日本人の大半は、『日米安保条約』で日本や日本人を守るために、“沖縄は我慢してくれ! “日本が攻撃されない様に沖縄に米軍基地がなければならない!” 

 まるで『沖縄県人の女性達や子供達』は日本や日本人のために『犠牲』になってくれと言っている様なものだ。

それでも沖縄県は…沖縄県民は…同じ『日本』ですか?同じ『日本人』なんでしょうか?

あまりにも『酷すぎ』ませんか! あまりにも『差別』していませんか! 」

2018年8月13日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/703.html

[近代史3] 沖縄 首里城火災 _ 琉球人は何をやっても いい加減、無責任で「ゆすりとごまかしの名人」 中川隆
1. 中川隆[-11072] koaQ7Jey 2019年11月02日 17:06:10 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1819]

【我那覇真子「おおきなわ」#94】篠原常一郎の沖縄講演会
「日本人拉致、沖縄、北海道、そして韓国…東アジアを揺るがすチュチェ思想」[桜R1/11/1]




http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/703.html#c1
[近代史3] 沖縄 首里城火災 _ 琉球人は何をやっても いい加減、無責任で「ゆすりとごまかしの名人」 中川隆
2. 中川隆[-11071] koaQ7Jey 2019年11月02日 17:09:12 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1820]

【我那覇真子「おおきなわ」#56】
沖縄「反日」運動の正体〜篠原常一郎氏が語る「日本共産党」の実像[桜H31/2/15]





【我那覇真子「おおきなわ」#57】
日本(沖縄)に潜むチュチェ思想の正体〜篠原常一郎氏に聞く[桜H31/2/22]




http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/703.html#c2
[近代史3] 沖縄 首里城火災 _ 琉球人は何をやっても いい加減、無責任で「ゆすりとごまかしの名人」 中川隆
3. 中川隆[-11070] koaQ7Jey 2019年11月02日 17:11:15 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1821]

【我那覇真子「おおきなわ」#90】
革命前夜か?篠原常一郎の韓国最前線!「チュチェ思想」 v.s.「反文在寅デモ」[桜R1/10/11]





【我那覇真子「おおきなわ」#91】
篠原常一郎が暴露!アイヌ新法と琉球独立運動の背後にいるのは誰だ![桜R1/10/18]




http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/703.html#c3
[近代史3] 沖縄 首里城火災 _ 琉球人は何をやっても いい加減、無責任で「ゆすりとごまかしの名人」 中川隆
4. 中川隆[-11072] koaQ7Jey 2019年11月02日 17:16:06 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1819]
沖縄県民が知らない米軍の撤退後に待ち受けている恐ろしい現実
by 北野幸伯『ロシア政治経済ジャーナル』 2019.02.27
https://www.mag2.com/p/news/388218/1

2月24日に行われた県民投票で、「7割が辺野古への米軍基地移設に反対」という意思を表示した沖縄県民。この結果を受け、無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』の著者で国際関係ジャーナリストの北野幸伯さんは、沖縄にのしかかる米軍基地負担を考慮した上で、仮に基地が撤退した後に「沖縄に起こり得る中国侵略被害の可能性」を、ベトナムとフィリピンが直面している事態を挙げ解説しています。

沖縄の皆さまに知っておいてほしいこと

皆さまご存知のとおり、沖縄で基地に関する県民投票が実施されました。結果は。


県民投票の開票確定、「反対」72.2%

共同 2/25(月)0:59配信

沖縄県は25日未明、県民投票の開票確定結果を発表した。辺野古沿岸部の埋め立てに「反対」は72.2%、「賛成」が19.1%、「どちらでもない」は8.8%だった。
•反対:72.2%
•賛成:19.1%
•どちらでもない:8.8%

この問題について。

私は、「沖縄の皆さまの苦しみを理解できる」とは到底いえません。それでも国家の未来に関することですから、書かせていただきたいと思います。まず、こちらをご覧ください。

● 反日統一共同戦線を呼びかける中国

ここで、中国の代表が、


敗戦国日本の領土は、北海道、本州、四国、九州4島に限定されており、こうした理由で日本は南クリル諸島、トクト(竹島)、釣魚諸島(尖閣諸島)のみならず、沖縄をも要求してはならない

と主張しています。主張するだけにとどまらず、「中国、ロシア、韓国で『反日統一共同戦線』を作って、日本の領土要求を放棄させようぜ!」と提案している。「中国が、日本に断念すべき領土に、【沖縄】を含めていること」は明白な事実です。

私は何がいいたいのか。

確かに、米軍基地があることで、沖縄県民の皆さまの負担は大きいのでしょう。だから、基地反対派の知事が勝つのでしょう。しかし、米軍が去れば、人民解放軍が入ってくる可能性が高いのです。そして、人民解放軍は、チベットの民120万人を大虐殺した過去があります。米軍はひどいかもしれませんが、人民解放軍はさらに100倍ひどいことを覚悟しておかなければなりません。

フィリピンとベトナムで起こったこと

私の書いていることがファンタジーでない証拠。一番目は、中国自身が、「日本に沖縄の領有権はない!」と主張している。もう一つは、「米軍が去った国で、中国は何をしたか?」です。

ベトナムとフィリピンの例をあげます。

例1 中国対ベトナム

南シナ海西沙諸島は、34の小島からなります。そして、中国、ベトナム、台湾が領有権を主張している。1970年代初めまで、中国が西沙諸島の北半分を、南ベトナムが南半分を支配していました。

アメリカは、共産主義の拡張を食い止めるため、60年代を通じて南ベトナムを支援していた。しかし、73年に力尽き撤退しています。

天敵(アメリカ)がこの地域から消えたのを見届けた中国。1974年1月、南ベトナムが実効支配する西沙諸島に侵攻し、占領。中国はその後、西沙諸島「永興島」に滑走路や通信施設を建設。軍隊を常駐させています。

例2 中国対フィリピン

1992年、アメリカ軍は、フィリピンのスービック海軍基地、クラーク空軍基地から撤退します。

中国は1995年1月、フィリピンが実効支配する南沙諸島ミスチーフ環礁に軍事監視施設を建設。同年2月、フィリピンは中国に艦艇の撤収を要求します。中国側は「建造物は軍事施設ではなく、漁船の避難施設である」とし、撤収も拒否しました。

フィリピン政府は調査船を派遣しますが、中国軍艦艇により追い返されてしまいます。フィリピンは、軍事力で中国に勝てないので、アメリカやASEANに援助を求めました。アメリカもASEANも、中国を強く非難。中国も、「話し合いで解決する」ことを約束しました。

しかし、中国はその後も同環礁にいすわりつづけ、98年には軍事施設を拡充。フィリピン政府は抗議しましたが、中国は無視しています。

どうでしょうか?中国は、いまよりも全然弱かった70年代、90年代でも、米軍が去った場所を侵略しています。今、中国は、GDPも軍事費も世界2位になりました。誰がどう見ても、アメリカに次ぐ大国です。米軍が去れば、遠慮なく沖縄に侵攻してくる可能性が高いのです。

沖縄の基地問題。

もっとも欠けているのは、「中国をどうするの?」という視点です。政府は、この点について説得力ある資料を作り、「米軍が去れば、人民解放軍が来る可能性が高いですよ」という情報を、広く知らせるべきだと思います。なぜなら、それは本当のことだからです。
https://www.mag2.com/p/news/388218/1  

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/703.html#c4

[近代史3] 琉球人は沖縄の先住民なのか?

琉球人は沖縄の先住民なのか?


日本人の遺伝子の 90% は朝鮮からの渡来人で、縄文系は僅か10%
琉球人の遺伝子の 30% は縄文系
アイヌ人の遺伝子の 70% は縄文系


縄文人の起源、2〜4万年前か 国立科学博物館がゲノム解析 2019/5/13
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO44722870T10C19A5CR8000/


東京でサンプルを取った本州の人々では縄文人のゲノムを約10%受け継ぐ一方、北海道のアイヌの人たちでは割合が約7割、沖縄県の人たちで約3割だった。


国立科学博物館の神沢秀明研究員らは13日、縄文人の全ゲノム(遺伝情報)を解析し、縄文人が大陸の集団からわかれた時期が今から約2万〜4万年前とみられることがわかったと発表した。日本人の祖先がどこから来たのかといった謎に迫る貴重なデータとなる。詳細を5月末にも学術誌で発表する。

国立遺伝学研究所や東京大学などと共同で、礼文島(北海道)の船泊遺跡で発掘された縄文人女性の人骨の歯からDNAを取り出して解析した。最先端の解析装置を使い、現代人のゲノム解析と同じ精度でDNA上の配列を特定した。

特定した配列を東アジアで現在暮らす人々の配列と比べた結果、縄文人の祖先となる集団が東アジアの大陸に残った集団からわかれた時期が約3万8000年前から1万8000年前であることがわかった。

縄文人は日本列島に約1万6000年前から3000年前まで暮らしていたと考えられている。3000年前以降は大陸から新たに弥生人が渡来し、日本列島に住む人々の多くで縄文人と弥生人以降のゲノムが交わったことがこれまで知られていた。

今回の解析では、国内の地域ごとに縄文人から現代人に受け継がれたゲノムの割合が大きく異なることもわかった。

東京でサンプルを取った本州の人々では縄文人のゲノムを約10%受け継ぐ一方、北海道のアイヌの人たちでは割合が約7割、沖縄県の人たちで約3割だった。

ゲノム情報からは船泊遺跡で発掘された女性がアルコールに強い体質であったことや、脂肪を代謝しにくくなる遺伝子の変異を持っていたことなどもわかった。現代人の様々な疾患について、今回の縄文人のゲノムから説明できる可能性があるという。

古代の人類のゲノムを解析する試みは欧米を中心にネアンデルタール人などで進んできた。縄文人の全ゲノムが読まれたことで、アフリカで生まれた人類集団がどのように東アジアの各地に広がったか研究の進展が期待される。

今後、研究チームはさらにデータの解析を進める。配列を公開して海外の研究機関との共同研究も検討していく。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO44722870T10C19A5CR8000/


▲△▽▼

現代琉球人 Y-DNAハプログループ比率

D1a2--45.1% : 縄文系
O1b2-23.3%(旧表記O2b) :長江系稲作民
O2---18.9%(旧表記O3):漢民族系
C2----1.5% :縄文系
C1----6.8% :縄文系
O1b1--0.8%(旧表記O2a) :長江系稲作民


現代日本人 Y-DNAハプログループ比率

D1a2a--32% :以前は縄文系だと言われていたが否定された、四川省の焼畑農耕民の可能性が高い
O1b2-32%(旧表記O2b) :長江系稲作民
O2---20%(旧表記O3):漢民族系
C2----6% :縄文系
C1----5% :縄文系
O1b1--1%(旧表記O2a)
O1a---1% : 長江系稲作民
N1----1%
D1a,Q1--1%未満
(2013 徳島大 佐藤等 サンプル数2390)


現在の台湾の先住民系民族のY-DNAハプロタイプの出現頻度

O2 11.7% : 漢民族系
O1 :80.3% : 長江系
http://garapagos.hotcom-cafe.com/1-2.htm


現在の中国の自称漢民族のY-DNAハプロタイプの出現頻度
O2 53.3% : 漢民族系
O1 24.5% : 長江系稲作民
C2 7.8% : モンゴル・ツングース系
N 6.9% : トルコ系
http://garapagos.hotcom-cafe.com/1-16.htm

現在のアイヌ人のY-DNA出現頻度調査まとめ

D1a2* 81.25%: 縄文系
D1a2a1 6.25%: 和人系
C2 12.5%: オホーツク文化人系


韓国人のY-DNAハプロタイプの出現頻度

O2: 43.3% : 漢民族系
O1:30.0% : 長江系稲作民
C2: 11.3% : モンゴル・ツングース系

▲△▽▼


琉球国王
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%90%89%E7%90%83%E5%9B%BD%E7%8E%8B


琉球国王は、1872年(清: 同治11年、日本: 明治5年)まで沖縄県に存在した琉球王国の君主及びその外交称号であり、明及び清に貿易上の理由から朝貢した際に授けられた封号もそれに含まれる。琉球国内では御主と呼ばれた。外交上、ならびに正式名称は琉球國中山王(りゅうきゅうこくちゅうざんおう)。

本項目では、琉球王国成立(1429年)より以前に琉球に君臨し、または君臨したとされる王統についても併記する


一般に王または王号は、由来が諸説あるため、明確な起源は明らかではない。琉球国王の場合にも、その王または王号の起源の一つが、明に貿易上の理由から朝貢して冊封を受けてからと言われているが、文献ではそれ以前の時代の王についての記載もある。明時代には、1404年(明: 永楽2年)2月、察度王統の二代・武寧(1356年 - 1406年)の時、明の永楽帝が冊封使を派遣し、武寧を中山王(ちゅうざん おう)に冊封した。これが琉球最初の冊封である。武寧の父・察度が1372年(明: 洪武5年)に初めて朝貢した際、冊封を受けたとの説もあるが、琉球側の史書『球陽』および中国側の史書『明実録』を見る限り、皇帝から様々な品物を下賜されたとの記述はあるが、冊封を受けた、もしくは王爵を授与したとの記述は見あたらない。武寧王が冊封を受けた2ヶ月後の同年4月には、山南(南山)王国の汪応祖も冊封を受けて、山南王に封じられた。

後世の史書では、察度王統以前にあったといわれる舜天王統や英祖王統の歴代君主にも王号が用いられている。これは史書編纂の折などに王に相当する人物という意味であり、実際には、某按司を王とみなしたとの記載であるという意見もある。


琉球国王

天孫氏王統

『中山世鑑』によれば、琉球最初の王統は天孫氏王統(天孫王統)であったと伝えられる。天帝の使として下界に降った女神アマミキヨは三男二女をなし、長子及びその子孫が歴代の国王になったという。天帝の子孫にあたることから天孫氏と呼ばれる。

天孫氏は25代17802年にわたって続いたが、最後の王(思次良金あるいは思金松兼王という。『椿説弓張月』には尚寧王)が重臣の利勇に殺されて断絶し、その利勇もやがて舜天に誅殺された。実在したかどうかについては神話・伝説の域を出ない。

舜天王統

源為朝の落胤とも伝えられる舜天の立てた王統が舜天王統である。 琉球王国の正史『中山世鑑』や、『おもろさうし』、『鎮西琉球記』、『椿説弓張月』などでは、12世紀、源為朝(鎮西八郎)が現在の沖縄県の地に逃れ、その子が琉球王家の始祖舜天になったとされる[1]。

この王統も伝説的な意味合いの強い王統だと考えられる。


真偽は不明だが、舜天王統は正史として扱われており、この話がのちに曲亭馬琴の『椿説弓張月』を産んだ。

日琉同祖論と関連づけて語られる事が多く、この話に基づき、大正11年には為朝上陸の碑が建てられた。表側に「上陸の碑」と刻まれて、その左斜め下にはこの碑を建てることに尽力した東郷平八郎の名が刻まれている。

『中山世鑑』を編纂した羽地朝秀は、摂政就任後の1673年3月の仕置書(令達及び意見を記し置きした書)で、琉球の人々の祖先は、かつて日本から渡来してきたのであり、また有形無形の名詞はよく通じるが、話し言葉が日本と相違しているのは、遠国のため交通が長い間途絶えていたからであると語り、王家の祖先だけでなく琉球の人々の祖先が日本からの渡来人であると述べている

(真境名安興『真境名安興全集』第一巻19頁参照。元の文は「「此国人生初は、日本より為レ渡儀疑無二御座一候。然れば末世の今に、天地山川五形五倫鳥獣草木の名に至る迄皆通達せり。雖レ然言葉の余相違は遠国の上久敷融通為レ絶故也」)


なお、最近の遺伝子の研究で沖縄県民と九州以北の本土住民とは、同じ祖先を持つことが明らかになっている。

高宮広士札幌大学教授が、沖縄の島々に人間が適応できたのは縄文中期後半から後期以降である為、10世紀から12世紀頃に農耕をする人々が九州から沖縄に移住したと指摘(朝日新聞 2010年4月16日)するように、近年の考古学などの研究も含めて南西諸島の住民の先祖は、九州南部から比較的新しい時期(10世紀前後)に南下して定住したものが主体であると推測されている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%90%89%E7%90%83%E5%9B%BD%E7%8E%8B
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/704.html

[近代史3] 琉球人は沖縄の先住民なのか? 中川隆
1. 中川隆[-11077] koaQ7Jey 2019年11月02日 17:54:06 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1815]
日本人のガラパゴス的民族性の起源
19-12. 石垣島で国内最古の全身人骨発掘
http://garapagos.hotcom-cafe.com/1-4,16-5,19-12,19-13.htm#1-4


  関連の学会や研究機関では大変話題になっている報告です。紹介するのは2017/5/21の朝日新聞の記事です。

沖縄群島が日本人の「先祖の系統の一つ」を考察するうえで非常に重要であることがまた裏ずけられました。

1.オーストラロイドでしょう。

  縄文草創期の港川人はオーストラロイド似(恐らくY-DNA「C1a1」)であることは既に研究機関の復元顔が報告されていますが、 弟遺伝子亜型と考えられるオーストラリアのアボリジニ(Y-DNA「C1b2b」)は50,000年前には既にサフール大陸 (ニューギニア島とオーストラリア大陸が一つの大陸に繋がってころの大陸名)に上陸していたことは 欧米の研究で報告されています。

  つまりニューギニア高地人(ラニ族やダニ族など:Y-DNA「C1b2a1c」)やオーストラリア・アボリジニ(Y-DNA「C1b2b」)より古い 兄Y-DNA亜型を持つ縄文人の一系統である海洋性ハンターのY-DNA「C1a1」は 少なくとも同じころにはヤポネシア列島に上陸していてもおかしくはないのです。

Y-DNA「C」系統の中で最も古い亜型が日本列島から検出されているのです。 日本列島は少なくとも数万年以上まえから、遺伝子の吹き溜まり(最終到達地)となり 極めて古い亜型がそのまま残っている希少な価値を持つ唯一の「先進国家」なのです。


2.主要な遺伝子亜型の入れ替わりがあったようです。

  今回の発掘の価値は、遺伝子亜型入れ替えの可能性が求められることにあります。

  これまでの国内のY-DNA調査では現代石垣島はY-DNA「O1b2」つまり弥生農耕民亜型が60%近くを占める弥生系世界のようです。 日本列島の中で最も弥生度の高い地域と思われるのです。

  ところがもっと古い時代は沖縄本島と同様の縄文系の世界であることが今回判ったのです。

  縄文系精神風土の石垣島に、南下してきた稲作農耕民が移住し多数派になり精神風土が弥生系に変わったと考えられます。 沖縄の中でも独特な石垣島の精神風土は支配層の遺伝子亜型の違いによるものかもしれません。 沖縄群島は縄文でひとくくりにされる単純な文化/精神風土地域ではないのです。

  かと言って台湾との接点は現在全く検出されていません。台湾の先住民の遺伝子型はY-DNA「O1a1a」で楚系の集団と考えられます。  この楚系遺伝子亜型は石垣島では検出されず、むしろ本州の中国地方で高頻度で検出され、中国地方が日本の中でも 特異な地域(吉備氏が代表か?)であることが判っています。

  石垣島の農耕民遺伝子は現代のY-DNA調査では、台湾からではなく朝鮮半島から九州経由で南下してきたと考えるのが妥当です。

  但しこの調査研究報告は若干古く、報告された弥生系の亜型は満州、朝鮮半島や日本の一部でも検出されるオリジナル 呉系のY-DNA「O2b2」か、 縄文と交配し分化した日本独自のY-DNA「O2b2a1a1」かどうかまでは踏み込んではいません。 つまり水田稲作農耕文化民が満州から朝鮮半島経由で南下し一気に石垣島まで移住してきたのか、九州で独自亜型に分化してから 南下してきたのかはまだわからないのです。
  新しい研究が進む事を期待します。

関連論文と記事

16-5. 30,000年前〜35,000前に遡る沖縄の漁労技術
14-4. 42,000年前のホモサピエンスの外洋漁撈と海洋技術
30-12. 石器晩期−縄文草創期の港川人はオーストラロイドのようだ


http://garapagos.hotcom-cafe.com/1-4,16-5,19-12,19-13.htm#1-4


http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/704.html#c1

[近代史3] 琉球人は沖縄の先住民なのか? 中川隆
2. 中川隆[-11079] koaQ7Jey 2019年11月02日 18:10:42 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1813]

 現在沖縄・港川で発掘される遺骨から復元再現される顔は完璧にオーストラロイド゙の顔です。 と言うことは、スンダランドから北上の途中沖縄に定住した「D」と「C」の混成集団がその後の琉球列島人の母体になり、 サハリンから南下した「D」集団がのちのアイヌ人の集団になった可能性が極めて大と推測できます。

スンダランドから琉球列島を北上した集団(Y-DMA「D1b」とY-DNA「C1a」は、一部は琉球列島に留まり、琉球人の母体となった


____


日本人のガラパゴス的民族性の起源
0-2. 日本人の源流考
http://garapagos.hotcom-cafe.com/0-2,0-5,15-28,18-2.htm#0-2

しばらく情報収集をさぼっていたら、新しいDNA分析技術が登場し、デニソワ人の歯の化石からDNA解析ができるようになっていました。 記事「1-19.メラネシア人のデニソワ人度」を調査の中で、縄文人の中の海洋性ハンターY-DNA「C」がポリネシア人のコアの祖先Y-DNA「C」と 同じ祖先である知見が得られましたので、Rev.Upしました。また高地適応形質の知見も加えました。

0.はじめに

  当ガラパゴス史観が、Y-DNAとmtDNAの分化のツリー調査を進めて行く中で、ホモサピエンスの歴史自身をもう少し深堀したい疑問が生じてきました。

●何故、ホモサピエンス始祖亜型のY-DNA「A」やY-DNA「B」はその後現代にいたるまで狩猟採集の原始生活から前進せず、ホモエレクトスの生活レベルのままだったのか?

●出アフリカを決行した結果、分化した古代4亜型の中でY-DNA「D」、Y-DNA「E」やY-DNA「C」などの、オーストラリア、ニューギニアやアンダマン諸島、アフリカなどの僻地に残った集団も、現代に至るまで何故「A」,「B」同様、狩猟採集から抜け出せなかったのか?

●彼らは本当にホモサピエンスになっていたのだろうか?我々解剖学的現代人類はアフリカ大陸でホモサピエンスに進化してから出アフリカしたと思い込んでいるが、もしかすると出アフリカ後に、ネアンデルタール人との遭遇で現代型に進化  したのではないか?


1.ネアンデルタール人の出アフリカから始まったようだ。

  ネアンデルタール人は、ホモサピエンスの亜種か異種と議論されています。 最新の知見では、80万年前頃にホモエレクトスから、ネアンデルタール人とホモサピエンスの共通の祖先と考えられる草創期のネアンデルタール人 (旧ホモハイデルベルゲンシス)が出現し、60万年ぐらい前には出アフリカし、先輩人類としてユーラシア大陸に拡がったらしく、 そして40万年前頃にネアンデルタール人の東アジア型のデニソワ人が地方型として分化し、遥か後の時代に ホモサピエンスY-DNA「K2」と交雑しY-DNA「K2b1」に分化し出アジアしてメラネシアに拡がったようなのです。 しかしシベリアに居住していたデニソワ人と交雑したY-DNA「K2b1」が何故海に漕ぎだしたのかは全く謎のままです。 古代に海の民だったのはY-DNA「C」で、現在のポリネシア人の先祖とほぼ判明した海洋性ハンター遺伝子集団です。 しかしY-DNA「C」がサフ-ル大陸に到着したのは5-6万年前と考えられており、Y-DNA「K2b1」が出アジアを行ったのは遥か後の時代です。 遭遇したのはニューギニア島についてからのはずです。Y-DNA「K2b1」がどのように渡海技術を習得したのか全く推理が働かない状況です。

注:ホモエレクトスの進化型古人類と思われていたホモハイデルベルゲンシスが最新技術による遺伝子解析の結果、草創期のネアンデルタール人とほぼ判明しました。このためネアンデルタール人の出現が、ホモハイデルベルゲンシスの出現年代とされていた80万年前頃に一気に遡りました。

注:デニソワ人はあくまでネアンデルタール人に包含される地方型というのが極最新の見解のようです。

  そして草創期の原ホモサピエンスも50万年前頃には既に出現していて、30万年前頃にホモサピエンス最古のコイサン集団の祖先が出現し、 その後何度か出アフリカを行っていたが、6-7万年前頃の最後の出アフリカが、 我々を含む解剖学的現代人類(Anatomically Modern Human)を形成したようです。 そしてネアンデルタール人は、10-3万年前頃にホモサピエンスと各地で交雑し、3万年前ぐらいには絶滅した、という見解になっています。 デニソワ人の絶滅時期はまだ解明されていません。

この2種類の人類種の分類の見解は研究者によって異なり、亜種扱いの場合は、

  ホモ・サピエンス・サピエンス<===>ホモ・サピエンス・ネアンデルターレンシス、と分類され

あくまで別種と考える場合は、

  ホモ・サピエンス<=========>ホモ・ネアンデルターレンシス、と分類されます。

  いずれにせよ最新の遺伝子解析技術は、現代人類の遺伝子の2−4%はネアンデルタール人から受け継いでいることを解明しました。 東アジア人の比率が最も高く、次にヨーロッパ人で、東南アジア人は意外に低いそうです。 その後、現生人類の先祖が、スタンフォード大学の研究では2000人程度の規模で、出アフリカしユーラシアに拡がるまでに、 ネアンデルタール人の歴史は既に60万年程度は経過しており、 その間にネアンデルタール人はユーラシア各地で亜種に近いぐらい分化していたと考えられ、 アジアで発掘されたデニソワ人はネアンデルタール人の東アジア型と考えられ始めています。 しかも研究ではデニソワ人の遺伝子がメラネシア人に6%も受け継がれている、ことまで判明しています。

  またネアンデルタール人にはホモサピエンスの遺伝子が20%も含まれていた、と言う報告まであります。

  これはつまり現代人類は既にある程度の高度な文化を築き上げていたネアンデルタール人との亜種もしくは異種間交雑の結果、 進化の爆発が起こり現ホモサピエンスとして完成したのではないかと考えるのが妥当なのではないかと思われます。

  また大きなトピックスとして、解剖学的現代人類のY-DNA分化ツリーにネアンデルタール人とデニソワ人の亜型がとうとう組み込まれました。 一方、ネアンデルタール人とデニソワ人のmtDNAは解剖学的現代人類には受け継がれていないことも判明しました。

  つまり、ネアンデルタール人、デニソワ人と解剖学的現代人類はY-DNAで完全に直列で繋がっている、と言うことになりますが、 女系を表すmtDNAでは断絶している、と言うことになります。

  ネアンデルタール人とホモサピエンスは異種か亜種かという問題に対し、ネアンデルタール人のY-DNAの変異型も特定され ホモサピエンスのツリーとつながったということは、少なくとも異種ではないという結論になります。 あえて言えば、ネアンデルタール人とデニソワ人の男性はホモサピエンスの男性と亜種ほどの違いもなく、 「頑丈型」と「華奢型」の違い程度に過ぎないため交配しても子孫を残せた、ということになります。

  一方女性に関しては異なり、進化は女性から始まると考えられるため、ホモサピエンスの女性はネアンデルタール人とデニソワ人の女性とは 異種ぐらい異なる進化段階に進んでしまっていたのでしょう、だからホモサピエンスの男性とネアンデルタール人とデニソワ人の女性の組み合わせでは 子孫が残らなかったのだろうと欧米の研究者は考えているようです。 うがった見方をすればネアンデルタール人とデニソワ人の女性達はホモサピエンスの男性を受け入れなかったということも考えられます。

いやはや遺伝子解析の技術の進歩は目覚ましいものですね。当ガラパゴス史観がRNAとリボソームの研究をしていたころとは 全く時代が変わっています。

2.原ホモサピエンスから現ホモサピエンスへ脱皮したのではないか!

  我々現代人(解剖学的現代類)の祖先は、共通の祖先である草創期のネアンデルタール人からネアンデルタール人が先に進化し 出アフリカした後も進化に出遅れアフリカ大陸に残存していた草創期のネアンデルタール人の中で、 50万年前頃にとうとう草創期のホモサピエンスが出現し、30万年前頃には原ホモサピエンスであるコイサン集団が出現したようです。

  しかも出アフリカは20数万年前頃には既に行われ遺跡が発掘されています。 また最近の発掘調査では、10万年前ごろにはすでにレバント地域に定住していたらしく、8万年前頃には中国南部に到達していたと報告されています。 以前の5−6万年前頃に最終出アフリカしたのではないかという見解が、今は6-7万年頃と遡ってきているのは 今後まだまだ新しい研究報告がある予兆と思われます。

  いずれにせよ、80万年前に現れた草創期のネアンデルタール人(旧ホモハイデルベルゲンシス)が共通の祖先となり、 60万年前頃にネアンデルタール人が先に出アフリカし、50万年前頃に原ホモサピエンスが現れたのだろうと考えられます。

  最新のY-DNAツリーは、

Y-DNA「Adam」からY-DNA「A0000」(デニソワ人)が分化し、
Y-DNA「A000」(ネアンデルタール人)が分化し、
Y-DNA「A00」(コイサン集団)が分化し、更に「A0」、「A」と分化が進み、
Y-DNA「A1b」からY-DNA「BT」が分化し、
Y-DNA「BT」がY-DNA「B」とY-DNA「CT」に分化しましたが、
  この「A」と「B」は原ホモサピエンスの始祖亜型と考えられます。
Y-DNA「CT」が出アフリカし、Y-DNA「DE」とY-DNA「CF」に分化しました。

  これは中近東あたりで先住ネアンデルタール人との交雑の結果と考えられます。

  この「C」、「D」、「E」 は古代性を強く残した狩猟採集民として、近年まで残ってきました。

  注:デニソワ人がネアンデルタール人の地方型として分岐したのは40万年前頃と解析されていますが、 解剖学的現代人類に組み込まれたネアンデルタール人の遺伝子はもう少し後年の10〜3万年前頃の集団からと考えられているようです。

 つまりY-DNA「A」と「B」はホモサピエンスではあるが完成形ではない原ホモサピエンスと言っても良いかもしれません。

 西欧列強が世界中を植民地化するべく搾取活動を続けているときにわかったことは、 アフリカ大陸やニューギニア・オーストラリアやアンダマン島の先住民は、 何万年もの間、古代のままの非常に素朴な狩猟採集民の文化レベルにとどまっていた、ということでした。

  研究調査からかなり高度な文化・技術レベルに達していたと判ってきているネアンデルタール人と比べると、 分類学的な現代人類/ホモサピエンスに進化したというだけではホモ・エレクトスとさほど変わらない文化レベルだったという証明でしょう。 つまり脳容積がホモエレクトスより大きくなったり、会話が出きるようになったレベルでは、同時代のネアンデルタール人より華奢な、 しかし可能性は秘めている後発人類に過ぎなかったようです(しかし体毛は薄くなり、前頭葉が発達し、見た目は多少現代人類的 になっていたと思われますが)。

  では一体、なぜ解剖学的現代人類は現代につながるような文明を興すほど進化できたのだろうか?大きな疑問です。 一部の王国を築いた集団を除いた、古ネイティブ・アフリカンは大航海時代になっても、狩猟採集民でしかなかったようです。 その後西欧列強と出会わなければ、今でも狩猟採集のままのはずです。

  このことは、文明と言うものを構築するレベルに達するにはホモサピエンスになったというだけではなく、 何か決定的なブレークスルーのファクターがあったはずです。

  ネアンデルタール人と原ホモサピエンスの亜種間交配の結果、進化の爆発が起こったと推測するのが今のところ最も妥当です。

  出アフリカした先輩人類のネアンデルタール人と交雑し、ネアンデルタール人がすでに獲得していた先進文化を一気に取り込むことに成功し、 恐らく人口増加率(繁殖力)が圧倒的に高い原ホモサピエンスの中にネアンデルタール人が自然吸収される形で統合化されたのが 完成形の現ホモサピエンスと考えるのが最も妥当性が高いのです。 (この繁殖力の高さが解剖学的現代人類の勝ち残った理由なのではないでしょうか、想像を逞しくすると、 交配の結果ホモサピエンス側のみが得た後天的な獲得形質かもしれません。)

  もし出アフリカせずネアンデルタール人とも出会わずアフリカの中に留まっていたら、 人類は相変わらず19世紀ごろのサン族やピグミー族のように素朴な狩猟採集段階に留まっているだろうと容易に推測できますが、 北京原人やジャワ原人などのホモエレクトスも出アフリカし、ネアンデルタール人も出アフリカしたということは、 ホモサピエンスが出アフリカしたのは人類の遺伝子が導く宿命ではないかとも思われる。 つまりホモサピエンスが出アフリカし狩猟採集文化から脱し、現代文明にまで至ったのは必然だったということかもしれませんね。

注: 記事「18-4. ホモサピエンスとは人類学上何者なのか」で触れたように、最新の研究で、ネアンデルタール人とデニソワ人のY-DNAの変異型が同定され、恐らく80万年前頃と考えられるようになったY-DNA「Adam」に続き、デニソワ人とネアンデルタール人が分化のツリー上に配置されるようになったのですが

(「1-1. Y-DNAハプロタイプ 2019年6月版 ツリー」を参照ください)、...
http://garapagos.hotcom-cafe.com/1-1.htm


注: 一方mtDNAツリーでは、デニソワ人とネアンデルタール人のmtDNA変異型は全く検出されず、おそらくデニソワ人女性とネアンデルタール人女性とサピエンス男性との交配では恐らく子孫ができなかったか、出来ても生殖能力が無かったのだろう、と欧米の研究者は考えています。

  これはサピエンスとネアンデルタール人の男性は「華奢型(きゃしゃ型)」と「頑丈型」の違いくらいしかなく、亜種ほどの違いもなく、 せいぜい地方型の違いくらいで同種であったと考えるほうが最も合理的です。一方進化は女性から始まるので、ネアンデルタール人の女性と サピエンスの女性は異種と言ってよいほど分化し、子孫を残せなかったのだろうと推測できます。


3.日本列島への最初の到来者は、古代遺伝子集団:Y-DNA「D」と「C」

注:実はまだ残っている疑問があります。古代性を近代まで残していた古代遺伝子Y-DNA「C」、「D」、「E」も現ホモサピエンスの段階に至っておらず、原ホモサピエンスの段階に留まっていたのではないか、後に様々な遺伝子亜型と交雑することで何とか現代性を身に着けることができたのではないか?

  そしてY-DNA「F」のみがインド亜大陸周辺でネアンデルタール人やデニソワ人と交雑し、現ホモサピエンスの段階に進化したのではないかという疑問です。これは極めて大胆な推測ですが、これに関する知見、否定する知見はまだ全く報告されていません。


  Y-DNA「D1b」(旧「D2」)を主力とするY-DNA「C1a1」(旧C1a」との混成部隊である。

  写真は記事「30-11. 縄文遺伝子Y-DNA「D2」」、および「30-12. 縄文ハンター遺伝子Y-DNA「C1a」,「C3a」」でご紹介したものです。 残念ながら現在Wikipediaでは写真は削除されていました。

  Y-DNA「D」が100%の純系子孫のOnge族です。白黒写真なのでわかりませんが Onge族やJarawa族は世界で最も黒い(ネイティヴアフリカンより黒い)と言われているそうです。Y-DNA「D」が日本列島に 渡って来たのは、オーストラリアのアボリジニは5−6万年前頃には既に到達していたらしいので、日本列島にも恐らく遅くても 3−4年前頃には渡来していたと考えるのが妥当でしょう。その当時のY-DNA「D」集団は黒かったのか既に黄色くなっていたのかは 全く情報がありません。しかし確かなのは鯨面文身であったことでしょう。Y-DNA「D」が85%を占める子孫のアイヌが鯨面文身だったのは、 子孫として数万年にわたり正しく文化を残してきたことになります。 Jarawa族やOnge族は現代でもネグリートなので、当然縄文人も小柄なネグリートつまり、 「倭」人であったことは間違いないでしょう。


  Y-DNA「C」が100%の純系子孫のニューギニアのLani族です。濃い褐色で彫深のソース系になります。Y-DNA「D」のJarawa族や Onge族同様ネグリートです。恐らく古代遺伝子のY-DNA「D」、「E」、「C」、「F」は全てネグリートだったと思われます。 日本人は近代になっても男一匹五尺の体、と言われていた通り、日本人の男性人口の約50%を占める縄文系Y-DNA「D」と「C」は 戦前までネグリート形質を維持してきたのです。戦後の食糧事情や衛生環境の圧倒的な改善で日本人の身長は伸びてきましたが、 記事「19-14. 縄文遺伝子Y-DNA「D2」のネグリート(倭人)体質」でご報告した通り、戦後一気に伸びた身長も男女ともに 1980年代でピタッと止まりました。女性の縄文系の割合はほぼ67%です。ネグリート形質は強固で、 食糧事情や衛生環境の圧倒的な改善にも打ち勝ち、日本人の身長を抑え込んでいるようです。 イタリアやスペインなどのラテン系の人々の低い身長もY-DNA「E」の持つネグリート形質の特徴でしょう。 欧米人の高身長の源は、ヨーロッパ中に拡散した北欧系の高身長遺伝子によるものです。

  というわけでY-DNA「C」もやはり鯨面ですが、文身はしていないようです。 Y-DNA「D」とは明らかに異なる集団だということがわかると思います。 同じY-DNA「C」のアボリジニの祖先は沿岸でマグロのような回遊魚を漁していた渡海技術を持つ技術集団であることが判っています。 このY-DNA「C」集団は一時はニューギニア全島に分布していたと思われますが、かなり後代にY-DNA「S」と「M」のデニソワ系 メラネシア人が移動してきたときに押し出されたと思われ、ポリネシア全域に拡大し現在のポリネシア人のコア遺伝子となっています。 渡海技術を持っていたため、出ニューギニアできたようです。Lani族やDani族、Tehit族等純系部族は取り残されたのか、 やや内陸に居住しているので内陸適応したのかもしれません。

ニューギニアに移動してきたデニソワ系集団Y-DNA「S」と「M」はニューギニア高地人部族として現在もデニソワ人から受け継いだ 高地適応形質をチベット人同様維持しているようです。また恐らくY-DNA「C」から習得したのではないかと思われる渡海技術を持って メラネシアに拡大したと推測できます。ただし元々は高地適応部族だったので、近海のメラネシアが移動の限度だったのでしょう。

注:標高の高い高地に適応しているチベット人の高高地適応獲得形質は、欧米の研究者はデニソワ人との交雑で得た後天的獲得形質と考えているようです。

  2019年度のノーベル生理学賞「細胞が低酸素を検知し応答する仕組みの発見」だそうです。低酸素状態になると「エリスロポエチンが増えて赤血球が多く作られ酸素を確保する」仕組みだそうですが、負の問題として赤血球が増えるとドロドロ血になり、高地では心臓への負担が大きくなるという高血圧症や新生児の低体重、死亡の原因になるのだそうです。特に妊婦さんの負担は極めて大きいのだそうです。

  その血液に酸素を供給するヘモグロビンの生成を調節するのがEPAS1遺伝子だそうです。チベット人は高地になってもヘモグロビンの過剰生成を抑えられるように変異しており、標高4000mを越える高地でも低酸素症の発症を抑えることができているのだそうです。このチベット人のEPAS1変異が解読されたデニソワ人のEPAS1の変異と同じだったのだそうです。この研究結果は2014年にNature に発表されていました。

  ところがデニソワ人の遺伝子を6%も受け継いでいるメラネシア人にはこの遺伝子変異が受け継がれていないのだそうです。これは調査不足の可能性が大です。通常メラネシア人と言うとメラネシアの島々に点在する人々を言いますが、ニューギニア高地人も同じY-DNA「K2b1」(「S」と「M」)を持って高地に居住しています。高地人にも当然高地適応形質が受け継がれていると考えるのが当然でしょう。

  Y-DNA「K2b1」が出アジアを行い移動したのは遥か後の恐らく7000-8000年前頃ではないかと言われています。デニソワ人が生きていたのは少なくとも数万年前と考えられるため、交雑はその頃のはずですが、まだ研究報告はありません。となるとY-DNA「K2b1」はどこでデニソワ遺伝子を獲得したのでしょうか?

  手持ちの情報だけで無理やり推測すると数万年前に交雑していたが、数万年の平地居住で高地適応形質を失ってから移動した。もしくは高地適応形質が消えずに持っていた小集団がニューギニア高地に残った。あるいはニューギニア高地に到達したら、高地適応形質が復活した。...ぐらいです。

  アンデスのマチュピチュなど先住民文化はY-DNA「Q」のはずですが、「Q」は「K2b2a1」なので「K2b1」の兄弟遺伝子亜型です。いずれにせよ高地集団の遺伝子調査が重点的に行われると判別しそうですね。

  さて戻って、移行亜型Y-DNA「DE」はさらに古代遺伝子Y-DNA「D」とY-DNA「E」に分化したが、Y-DNA「D」がインド洋沿岸に沿って東進したのに対し、 Y-DNA「E」は逆に西進し地中海南北沿岸に定着し、地中海南岸(アフリカ北岸)に移動した集団はさらにアフリカ全土に展開し、 始祖亜型である原ホモサピエンスの先住民の中に入り込み、始祖亜型Y-DNA「A」と「B」のネイティヴ・アフリカン集団の中に 古代亜型Y-DNA「E」の遺伝子が混在するようになっています。

注:現ネイティヴアフリカンのコイサン集団にもピグミー集団にも、Y-DNA「A」と「B」の純系部族は存在していません。

  このため原ホモサピエンスのイメージは推測の範囲を出ません。
注:アフリカ大陸にはその後Y-DNA「R1a」と分化したY-DNA「R1b」(後代のケルト系遺伝子)集団がアナトリア、中近東から南下してきて、更に新しい集団として現在のカメルーンあたりを中心にネイティブアフリカンの一部を形成しています。

  しかし出戻りアフリカしたY-DNA「E」は進化の爆発が進む前にアフリカ大陸に入ってしまったため、また周囲の始祖亜型の部族も同じレベルで、 基本的に狩猟採集のまま刺激しあうことがないまま、ユーラシア大陸で起きた農耕革命など進化の爆発に会わないまま現代に至っているのでしょう。

  ところが地中海北岸に定着したY-DNA「E」は、その後ヨーロッパに移動してきたY-DNA「I 」などの現代亜型と刺激しあいながら 集団エネルギーを高め、ローマ帝国やカルタゴなどの文明を築くまでに至りました。要するに自分たちより古い始祖亜型との遭遇では埋もれてしまい、 文明を興すような爆発的進化は起こらなかったが、より新しい現代亜型との遭遇が集団エネルギーを高めるには必要だったのでしょう。

  一方、Y-DNA「D」は、欧米の研究者の考えではY-DNA「C」と共に、現代より120m〜140mも海面が低かったために陸地だった インド亜大陸沿岸の大陸棚に沿って東進しスンダランドに到達し、そこから北上し現在の中国大陸に到達したようです。 その時にY-DNA「C」集団の本体は更に東進しサフール大陸に到達したようです。このY-DNA「D」と「C」の移動は、Y-DNA「C」が 習得した沿岸渡海技術で思いのほか早く5万年前にはサフール大陸に到達したと推測できます。

  その時に大陸棚だった現在のアンダマン諸島域に定住したY-DNA「D」集団は、その後の海面上昇で島嶼化した現アンダマン諸島で孤立化し 現代までJarawa族やOnge族などの絶滅危惧部族として古代亜型Y-DNA「D」を伝えてきています。研究者によっては中国大陸−インド亜大陸 経由で南下してきた、とする説もありますが、納得には至りません。

  Y-DNA「D」は基本的に古代性の強い狩猟採集民と考えてよく、日本人の持つ古代的なホスピタリティの源泉であることは間違いないです。

  Y-DNA「CT」から分離したもう一方の移行亜型Y-DNA「CF」は恐らくインド亜大陸到達までに古代亜型Y-DNA「C」とY-DNA「F」に分離し、 Y-DNA「F」はインド亜大陸に留まりそこで再度先住ネアンデルタール人と交雑した結果、 Y-DNA「G」以降の全ての現代Y-DNA亜型の親遺伝子となったと推測できます。 こうしてインド亜大陸は現代Y-DNA亜型全ての発祥の地となったと考えるのが今のところ合理的です。

  もう一方の分離した古代亜型Y-DNA「C」は、欧米の研究者の説明ではY-DNA「D」と行動を共にしたらしく東進しスンダランドに入り、 一部はY-DNA「D」と共に中国大陸に到達し、本体はそのまま更に東進しサフール大陸に到達した。 サフール大陸に入った集団はサフール大陸内で拡大し、海面上昇後分離したニューギニアとオーストラリア大陸に それぞれTehit族、Lani族やDani族などニューギニアの先住民集団やオーストラリア・アボリジニ集団、 つまり共にオーストラロイドとして現代まで残っています。 そして5万年前にはオーストラリアに到達していた集団の遺跡から回遊魚のマグロの骨が東海大学らの調査により発見され、 Y-DNA「C」は沿岸を船で移動できる海洋性ハンター集団だったと考えられます。 従ってサフール大陸に到達したY-DNA「C」集団は更にそのまま船で海に漕ぎ出し、ポリネシア全土に拡大していったようです。 ポリネシアのY-DNAの主要亜型として検出されるY-DNA「C」は、実は縄文の海洋性ハンターY-DNA「C」と同じ亜型です。 つまり日本列島で検出される海洋性ハンター遺伝子Y-DNA「C」亜型は、現代ポリネシア人と同じ先祖を持つことになります。

  ところがオセアニアの遺跡の年代はそれほど古くはないようです。海面上昇で当時の陸地は全て水没し遺跡も当然海中です。 海中考古学が進歩すれば、Y-DNA「C」集団がポリネシアに漕ぎ出したのはかなり古いという事が判るのではないかと期待しています。 しかし現状の情報のみだと、ポリネシアに漕ぎ出したのはデニソワ系Y-DNA「S」と「M」がニューギニアに到達し押し出された結果と 考えるのが妥当です。

注:一部の日本人の持つ海洋性気質は、このポリネシア人と共通の祖先Y-DNA「C」から受け継いだ気質と言っても差し支えないでしょう。

  スンダランドから北上し現在の中国大陸に入ったY-DNA「D」とY-DNA「C」の混成集団は中国大陸の先住集団として拡大しました。 この時に混成集団の一部の集団は中国大陸には入らずにさらに北上し、当時海面低下で大きな川程度だった琉球列島を渡ったと思われます。 集団はそのまま北上し現在の九州に入った可能性が大。また一部は日本海の沿岸を北上し当時陸続きだったサハリンから南下し 北海道に入り、当時同様に川程度だった津軽海峡を渡り本州に入った可能性も大です。 つまりもしかすると日本本土への入り方が2回路あった可能性が大なのです。

  現在沖縄・港川で発掘される遺骨から復元再現される顔は完璧にオーストラロイド゙の顔です。 と言うことは、スンダランドから北上の途中沖縄に定住した「D」と「C」の混成集団がその後の琉球列島人の母体になり、 サハリンから南下した「D」集団がのちのアイヌ人の集団になった可能性が極めて大と推測できます。

  さて中国大陸に展開したY-DNA「D」は残念ながら後発のY-DNA「O」に中国大陸の中原のような居住適地から駆逐され、 南西の高地に逃れY-DNA「D1a」のチベット人や羌族の母体となったようです。 欧米の研究者はチベット人の持つ高高地適応性はデニソワ人との交配の結果獲得した後天的な獲得形質と考えているようです。 そして呪術性が高い四川文明はY-DNA「C」と「D」が残した文明と考えられます。 このため同じY-DNA「C」と「D」遺伝子を50%弱も持つ日本人には四川文明の遺物は極めて親近感があるのかもしれません。

  日本の民話とチベットの民話には共通性がかなりありますが、これらはY-DNA「D」が伝えてきた民話と考えて差し支えないでしょう。

  しかし一緒に移動したと考えられる-DNA「C」の痕跡は現在の遺伝子調査ではチベット周辺では検出されていません。 どうやら途絶えてしまった可能性が高い、もともと海洋性の遺伝子なので、内陸の高地は居住適地ではなかったのかもしれません。。 縄文時代に火炎土器のような呪術性の強い土器を製作したと考えられるY-DNA「C」なので、 四川文明の独特な遺物類はY-DNA「C」が製作した可能性が極めて高いのですが、Y-DNA「D」のようにデニソワ人から チベット高原のような高高地適応形質を受け継がなかったため途絶えてしまったのかもしれないですね。 チベット人の高高地適応がデニソワ人から受け継いだということは、 四川文明もデニソワ人が加わっていた可能性はあります、Y-DNA「C」とデニソワ系Y-DNA「D」との合作かもしれません。

  一方スンダランドから琉球列島を北上した集団(Y-DMA「D1b」とY-DNA「C1a」は、一部は琉球列島に留まり、琉球人の母体となった。 しかし、そのまま更に北上し九州に到達したかどうかはまだ推測できていない。 しかし日本各地に残る捕鯨基地や水軍など日本に残る海の文化は海洋性ハンターと考えられるY-DNA「C1a」が そのまま北上し本土に入った結果と考えられます。

  オーストラリアの海洋調査で、数万年前にY-DNA「C」の時代にすでに漁労が行われ、 回遊魚のマグロ漁が行われていたと考えられる結果のマグロの魚骨の発掘が行われ、 当時Y-DNA」「C」はスンダランドからサフール大陸に渡海する手段を持ち更に漁をするレベルの船を操る海の民であったことが証明されています。 このことはスンダランドから大きな川程度だった琉球列島に入ることはさほど困難ではなかったと考えられ、 Y-DNA「C」と交雑し行動を共にしていたと考えられるY-DNA「D」も一緒にさらに北上し本土に入ったことは十分に考えられます。 すべての決め手はY-DNA「C」の海洋性技術力のたまものだろう。

  一方日本海をさらに北上した集団があったことも十分に考えられます。 この集団はサハリンから南下し北海道に入り、更に大きな川程度だった津軽海峡を南下し、本土に入ったと考えられ、 サハリンや北海道に留まった集団は古代アイヌ人の母体となったでしょう。 Y-DNA「C1a」は北海道に留まらず恐らく本州北部の漁民の母体となり、Y-DNA「D1b」は蝦夷の母体となったでしょう。

  このY-DNA「D1b」とY-DNA「C1a」が縄文人の母体と言って差し支えないでしょう。 つまり縄文人は主力の素朴な狩猟採集集団のY-DNA「D1b」と技術力を持つ海洋性ハンターのY-DNA「C1a」の混成集団であると推測できます。 この海洋性ハンター遺伝子が一部日本人の持つ海洋性気質の源流だろう。日本人は単純な農耕民族ではないのです。

  ところがサハリンから南下せずにシベリヤ大陸に留まり陸のハンターに転身したのが大陸性ハンターY-DNA「C2」(旧「C3」)です。 この集団はクジラの代わりにマンモスやナウマンゾウを狩猟する大型獣狩猟集団であったと思われます。 ところが不幸にもシベリア大陸の寒冷化によりマンモスもナウマン象も他の大型獣も少なくなり移住を決意したのでしょう。 一部はナウマン象を追って南下し対馬海峡を渡り本土に入りY-DNA「C2a」(旧C3a」)となり山の民の母体となったでしょう。 また一部はサハリンからナウマンゾウの南下を追って北海道、更に本土へ渡った集団もあったでしょう、北の山の民の母体となったと推測できます。

  この山の民になった大陸性ハンターY-DNA「C2a」が縄文人の3つ目の母体と考えてよいでしょう。 つまり縄文人とは、核になる狩猟採集民のY-DNA「D1b」と海の民のY-DNA「C1a」及び山の民のY-DNA「C2a」の3種混成集団と考えられる。

  このY-DNA「C2a」が一部日本人の持つ大陸性気質の源流と考えられる。 Y-DNA「C1a」は貝文土器など沿岸性縄文土器の製作者、Y-DNA「C2a」は火炎土器など呪術性土器の製作者ではないかと推測され、 いずれにせよ縄文土器は技術を持つY-DNA「C」集団の製作と推測され、Y-DNA「D」は素朴な狩猟採集民だったと推測できる。

  この山の民のY-DNA「C2a」が南下するときに、南下せずY-DNA「Q」と共に出シベリアしたのがY-DNA「C2b」(旧「C3b」)の一部であろう。 このY-DNA「Q」はヨーロッパでは後代のフン族として確定されている。このY-DNA「Q」はシベリア大陸を横断するような 移動性の強い集団だったようだ。 シベリア大陸を西進せずに東進し海面低下で陸続きになっていたアリューシャン列島を横断し北アメリカ大陸に到達し Y-DNA「Q」が更に南北アメリカ大陸に拡散したのに対し、

  Y-DNA「C2b」は北アメリカ大陸に留まりネイティヴ・アメリカンの一部として現代に遺伝子を残している。 最も頻度が高いのはTanana族である、約40%もの頻度を持つ。 北アメリカや中米で発掘される縄文土器似の土器の製作者はこのY-DNA「C2a」ではないかと推測できる。

  またそのままシベリア大陸/東北アジアに留まったY-DNA「C2」はY-DNA「C2b1a2」に分化し、 大部分はモンゴル族やツングース族の母体となった。 また一部だった古代ニヴフ族は北海道に侵攻しY-DNA「D1b」のアイヌ人を征服しオホーツク文化を立ち上げた。 本来素朴な狩猟採集民だった原アイヌ人は支配者の古代ニヴフの持つ熊祭りなどの北方文化に変化し、 顔つきも丸っこいジャガイモ顔からやや彫の深い細長い顔に変化したようだ。 現代アイヌ人の持つ風習から北方性の風俗・習慣を除くと原アイヌ人=縄文人の文化が構築できるかもしれない。

4.長江文明系稲作農耕文化民の到来

  さて、日本人は農耕民族と言われるが、果たしてそうなのか?縄文人は明らかに農耕民族ではない。 狩猟採集民とハンターの集団だったと考えられる。ではいつ農耕民に変貌したのだろうか?

  古代遺伝子Y-DNA「F」から分化した現代遺伝子亜型群はY-DNA「G」さらに「H」、「I」、「J」、「K」と分化し、 Y-DNA「K」からY-DNA「LT」とY-DNA「K2」が分化した。 このY-DNA「LT」から更にY-DNA「L」が分化しインダス文明を興し、後にドラヴィダ民族の母体となったと考えられている。 Y-DNA「T」からは後のジェファーソン大統領が出自している。

  Y-DNA「K2」はさらにY-DNA「K2a(NO)」とY-DNA「K2b」に分化し、Y-DNA「NO」が更にY-DNA「N」とY-DNA「O」に分化した。 このY-DNA「N」は中国の遼河文明を興したと考えられているらしい。 このY-DNA「N」は現在古住シベリア集団(ヤクート人等)に濃く70-80%も残されており、テュルク族(トルコ民族)の母体と考えられている。

  しかし現代トルコ人は今のアナトリアに到達する過程で多種のY-DNAと混血し主力の遺伝子は Y-DNA「R1a」,「R1b」,「J2」などに変貌している為、東アジア起源の面影は全くない。 唯一タタール人に若干の面影が残っているが、今のタタール人もY-DNA「R1a」が主力に変貌してしまっている。 Y-DNA「N」はシベリア大陸の東西に高頻度で残りバルト3国の主力Y-DNAとして現代も40%以上も残っている。 やはり移動性の強い遺伝子のようだ。

  さていよいよ日本農耕の起源に触れなければならない。Y-DNA「NO」から分化したもう一方のY-DNA「O」は、 中国の古代遺跡の発掘で、古代中国人は現在のフラットな顔つきと異なりコーカソイドの面影が強いと報告されている事は研究者の周知である。 つまり本来の人類は彫が深かったといってよく、現代東北アジア人のフラット/一重まぶた顔は 寒冷地適応に黄砂適応が加わった二重適応の特異的な後天的獲得形質と言って差し支えないでしょう。 (余談ですが、人類(動物)は体毛が減少する方向に進んでいるので、実は禿頭/ハゲ頭も「進化形態」である事は間違いない。)

  この東北アジア起源のY-DNA「O」は雑穀栽培をしていたようだ。東アジア全体に拡散をしていった。 日本列島では極低頻度だがY-DNA「O」が検出されている。陸稲を持ち込んだ集団と考えられる。 東北アジアの住居は地べた直接だっと考えられる。主力集団は黄河流域に居住していたため、 長年の黄砂の負荷で現代東アジア人に極めてきついフラット顔をもたらしたのだろう。

  一方南下し温暖な長江流域に居住した集団から長江文明の稲作農耕/高床住居を興したY-DNA「O1a」と「O1b」が分化し、 更にY-DNA「O1b1」(旧「O2a」)と「O1b2」(旧「O2b」)が分化し稲作農耕は発展したようだ。 このY-DNA「O1a」は楚民、Y-DNA「O1b1」は越民、「O1b2」は呉民の母体と推測できる。

  長江文明は黄河文明に敗れ南北にチリジリになり、Y-DNA「O1b1」の越民は南下し江南から更にベトナムへ南下し、 更に西進しインド亜大陸に入り込み農耕民として現在まで生き残っている。 ほぼ純系のY-DNA「O1b1」が残っているのはニコバル諸島 (Y-DNA「D*」が残るアンダマン諸島の南に続く島嶼でスマトラ島の北に位置する)のShompen族でY-DNA「旧O2a」100%の頻度です。

WikipediaのShompen族の写真

  真ん中の人物は近藤正臣かキムタクか、日本に普通にいる風貌である。稲作農耕民の典型と考えてよいでしょう。

  また南インドのドラヴィダ民族中には検出頻度がほとんどY-DNA「O1b1」のみの部族もあり、 越民がいかに遠くまで農耕適地を求めて移動していったか良く分かる。 カースト制度でモンゴロイドは下位のカーストのため、他の遺伝子と交雑できず純系の遺伝子が守られてきたようだ。 この稲作農耕文化集団である越民の子孫のドラヴィダ民族内移住が、ドラヴィダ民族(特にタミール人)に 長江文明起源の稲作農耕の「語彙」を極めて強く残す結果となり、その結果、学習院大学の大野教授が 日本語タミール語起源説を唱える大間違いを犯す要因となったが、 こんな遠くまで稲作農耕民が逃げてきたことを間接証明した功績は大きい。

  一方、呉民の母体と考えられるY-DNA「O1b2」は満州あたりまで逃れ定住したが、更に稲作農耕適地を求め南下し朝鮮半島に入り定住し、 更に日本列島にボートピープルとして到達し、先住縄文人と共存交雑しY-DNA「O1b2a1a1」に分化したと考えられる。 この稲作農耕遺伝子Y-DNA「O1b2」は満州族で14%、中国の朝鮮族自治区で35%、韓国で30%、日本列島でも30%を占める。 この満州族の14%は、満州族の中に残る朝鮮族起源の姓氏が相当あることからやはり朝鮮族起源と考えられ、 呉系稲作農耕文化を現在に残しているのは朝鮮民族と日本民族のみと断定して差し支えないだろう。 この共通起源の呉系稲作農耕文化の遺伝子が日本人と朝鮮人の極めて近い(恐らく起源は同一集団)要因となっている。 北朝鮮はツングース系遺伝子の分布が濃いのではないかと考えられるが、呉系の遺伝子も当然30%近くはあるはずである。 過去の箕子朝鮮や衛氏朝鮮が朝鮮族の起源かどうかは全く分かっていないが、呉系稲作農耕民が起源の一つであることは間違いないだろう。

  長江流域の呉越の時代の少し前に江南には楚があったが楚民はその後の呉越に吸収されたと思われる、 しかしY-DNA「O1b1」が検出される河南やベトナム、インド亜大陸でY-DNA「O1a」はほとんど検出されていない。 Y-DNA「O1a」がまとまって検出されるのは台湾のほとんどの先住民、フィリピンの先住民となんと日本の岡山県である。

  岡山県にどうやってY-DNA「O1a」が渡来したのかは全く定かではない。呉系Y-DNA「O1b1」集団の一員として 混在して来たのか単独で来たのか?岡山県に特に濃く検出されるため古代日本で独特の存在と考えられている吉備王国は 楚系文化の名残と推測可能で、因幡の白兎も楚系の民話かもしれない。 台湾やフィリピンの先住民の民話を重点的に学術調査するとわかるような気がしますが。

  台湾のヤミ族の正装です。なんと東国原氏に瓜二つですね。女性も普通にいますね。

  日向は薩摩とも異なる独特のネーミングが残る土地柄ですが、辿ると吉備と似たような土地柄だったのかもかもしれませんね。 因幡の白兎伝説に似たワニが出てくる民話でもあれば間違いないでしょうが。果たして?

5.黄河文明系武装侵攻集団の到来

  狩猟採集と海陸両ハンターの3系統の縄文人と、長江系稲作農耕文化の弥生人が共存していたところに、 武装侵攻者として朝鮮半島での中国王朝出先機関内の生き残りの戦いに敗れ逃れてきたのが、 Y-DNA「O2」(旧「O3」)を主力とする黄河文明系集団だろう。 朝鮮半島は中華王朝の征服出先機関となっており、 長江文明系とツングース系が居住していた朝鮮半島を黄河系が占拠して出先機関の「郡」を設置し、 韓国の歴史学者が朝鮮半島は歴史上だけでも1000回にも及び中華王朝に侵略された、と言っている結果、 現代韓国は43%以上のY-DNA「O2」遺伝子頻度を持つ黄河文明系遺伝子地域に変貌してしまった。

  朝鮮半島での生き残りの戦いに敗れ追い出される形で日本列島に逃れてきた集団は、当然武装集団だった。 おとなしい縄文系や和を尊ぶ弥生系を蹴散らし征服していった。長江系稲作農耕集団は、 中国本土で黄河系に中原から追い出され逃げた先の日本列島でも、また黄河系に征服されるという二重の苦難に遭遇したのだろう。
  この黄河系集団は日本書紀や古事記に言う天孫族として君臨し、その中で権力争いに勝利した集団が大王系として確立されていったようだ。 この黄河系武装集団の中に朝鮮半島で中華王朝出先機関に組み込まれていた戦闘要員としてのツングース系の集団があり、 ともに日本列島に移動してきた可能性が高いY-DNA「P」やY-DNA「N」であろう。 好戦的な武士団族も当然黄河系Y-DNA「O2」であろう。出自は様々で高句麗系、新羅系、百済系など 朝鮮半島の滅亡国家から逃げてきた騎馬を好む好戦的な集団と推測できる。

  この黄河文明系Y-DNA「O2」系は日本列島で20%程度検出される重要なY-DNAである。韓国では43%にもなり、 いかに黄河文明=中国王朝の朝鮮半島の侵略がひどかったが容易に推測できる。 日本列島の長江文明系Y-DNA「O1b2」系と黄河系Y-DNA「O2」系は合計50%近くになる。韓国では73%近くになる。 つまり日本人の約50%は韓国人と同じ長江文明系+黄河文明系遺伝子を持つのである。これが日本人と韓国人が極めて似ている理由である。

  一方、韓国には日本人の約50%を占める縄文系Y-DNA「D1b」,Y-DNA「C1a」とY-DNA「C2a」が欠如している。 これらY-DNA「D1b」,「C1a」とY-DNA「C2a」は日本人の持つ素朴なホスピタリティと従順性と調和性の源流であり、 このことが日本人と韓国人の全く異なる民族性の理由であり、日本人と韓国人の近くて遠い最大の原因になっている。

  一方、日本人の持つ一面である残虐性/競争性/自己中性等は20%も占める黄河系Y-DNA「O2」系からもたらされる 特有の征服癖特質が遠因と言って差し支えないような気がする。

6.簡易まとめ

  日本人の持つ黙々と働き温和なホスピタリティや和をもって貴しとする一面と、 一方過去の武士団や維新前後の武士や軍人の示した残虐性を持つ2面性は、 日本人を構成するもともとの遺伝子が受けてきた歴史的な影響の結果と言えそうだ。

  日本人の3つの源流は、

  ・日本列島の中で約1万年以上純粋培養されてきた大多数の素朴な狩猟採集民と少数のハンターの縄文系、

  ・中国大陸から僻地の日本列島にたどり着き、集団の和で結束する水田稲作農耕民の弥生系、

  ・朝鮮半島を追い出された、征服欲出世欲旺盛な大王系/武士団系の武装侵攻集団系、


  個人の性格の問題では解説しきれない、遺伝子が持つ特質が日本人の行動・考えに強く影響していると思える。 世界の技術の最先端の一翼を担っている先進国で、50%もの古代遺伝子(縄文系、しかも女系遺伝するmtDNAでは何と約67%が 縄文系のmtDNA「M」系なのです。)が国民を構成しているのは日本だけで極めて異例です。 もしこの縄文系遺伝子がなければ、日本列島と朝鮮半島及び中国はほとんど同一の文化圏と言って差し支えないでしょう。 それだけ縄文系遺伝子がもたらした日本列島の基層精神文化は、 日本人にとって世界に冠たる独特の国民性を支える守るべき大切な資産なのです。

7.後記

  これまで独立した亜型として扱われてきた近代亜型のY-DNA「L」,「M」,「N」,「O」,「P」,「Q」,「R」,「S」,「T」は、 現在、再び統合されてY-DNA「K」の子亜型Y-DNA「K1」とY-DNA「K2」の更に子亜型(孫亜型)として再分類される模様です。 つまり独立名をつける亜型群として扱うほど「違いが無い」ということなのです。

  ところがこのY-DNA「K」は、我々極東の代表Y-DNA「O」や西欧の代表Y-DNA「R」や南北ネイティヴアメリカンの Y-DNA「Q」等が含まれているのです。とても遺伝子が近いとは思えないのです。では何故これほど外観も行動様式も異なるのだろうか?

  これらの亜型群は、何十万年の歴史でユーラシア大陸の各地で亜種に近いほど分化していたと考えられている ネアンデルタール人やデニソワ人のY-DNA亜型を受け継いだだけの可能性も十分にあるのです。 西欧と極東であまりにも異なる外観や行動様式などの違いの原因を亜種間の接触に求めるのは荒唐無稽とは言えないでしょう。

  何しろネアンデルタール人もデニソワ人もホモサピエンスも元をただせばホモエレクトス出身で当然Y-DNAもmtDNAも 遺伝子が繋がっているのだから。Y-DNAではホモサピエンス、ネアンデルタール人やデニソワ人は既に1つのツリーに統合され始めています。 しかし、mtDNAは母系の断絶が確認されていて、ホモサピエンスとは繋がっていません。もしネアンデルタール人との接触がもっと遅く、 ネアンデルタール人男性の分化も進んでしまっていたら、Y-DNAの断絶もあったかもしれません。

8.余談

  (極めて余談ですが、北方系極東人の多くは寒冷地適応や黄砂適応を受け、フラット顔になってはいますが、 中国で発掘される古代人骨はほとんどコーカソイド顔であり、フラット顔は後天的獲得形質であることは研究者達が認めています。 日本人にはこの後天的獲得形質を獲得してから日本列島に渡ってきた集団が多かったことを示しています。 日本人の胴長短足は、高身長の弥生系と武装侵攻系の上半身と小柄な縄文の下半身の交雑の結果に過ぎず、日本人に意外に多い反っ歯や受け口も 弥生系の細身の顎に縄文系のがっしり歯列が収まりきらず前に出てしまっただけであり、親知らずは逆に出られなかっただけです。

  また日本人固有の古代的なホスピタリティは、縄文系である古代亜型Y-DNA「D」と「C」(合計で日本人男性の出現頻度約45%を占める) 及びmtDNA「M」(合計で日本人全体の約67%を占める)の固有の特質であり、近代亜型群の特質ではありません。 つまり特に日本人と他の民族との違いのほとんどは、この縄文系遺伝子の伝えてきた極めて古代的な、 狩猟採集民やハンター民の持つ行動様式や思考回路のもたらす結果に帰することは疑いようがありません。

  もし、天孫族や武士団族が朝鮮半島から負け組として追い出されてこなければ、日本列島は徳川時代の高度な文化もなく、 当時世界最大の都市だった江戸もなく、容易に西欧列強の植民地になっていたでしょう。つまり極めて残念なことですが、 日本人の世界に冠たる高度な技術力や文化性は、日本列島の3重遺伝子構造を構成する遺伝子の中で最後にやってきた Y-DNA「O2」(旧O3)がもたらしてきたものなのです、中国や韓国と支配階級が同じY-DNA「O2」遺伝子なのに結果が異なってきたのは、 常に外敵との抗争や侵略に脅かされ、技術や文化の熟成が近代までに確立「出来なかったか/出来たか」の違いなのでしょう。)

9.時代の趨勢

  3.3 Y-DNA「R1b」に書いた文章を復誦します。

  極めて明らかなことは、国・国民が先進的になるには純系民族では無理なのです。辺境民化してしまいエネルギーが低すぎるのですが、 競う共存遺伝子の種類が多ければ多いほど集団エネルギーが高くなり、国の活性度が上がり、覇権に向かうのです。 アジアの中で唯一近代化に成功した日本は縄文系−弥生系(長江文明系)−武装侵攻系(黄河文明系)が交雑し、 武装侵攻系が核になり集団エネルギーを一気に高め、一時はジャパンアズNo1と覇権を握るかもしれないほどの勢いを手に入れました。

  しかし日本が高止まりしてしまった間に中国が、日本以上の複雑な遺伝子ミックスにより集団エネルギーを高め、近代化らしきものに成功し 対外的には日本に取って替わりアジアの覇権を握ったように見えるレベルに達しました。しかし国民一人当たりの生産性があまりにも低く、 日本の1/4以下程度しかなく真の覇者には恐らく永久になれないでしょう。

  その中国も恐らく近いうちに日本同様高止まりするでしょうが、東アジアには日本、中国に代わる国はもはや存在しません。 南アジアのインドはロシアのスラブ系と同じインド・ヨーロッパ系遺伝子が支配する国ですが、中国同様あまりに国民一人あたりの 生産性が低すぎ日本の1/20程度しかなく覇権には届かないでしょう。
  当分の間はY-DNA「R1b」のアメリカとY-DNA「O2」(旧「O3」)の中国が覇権争いを続けるでしょうが、中国も日本もアメリカに 対する輸出で生産性を上げてきたので、アメリカにとって代わることは逆に自滅に向かうためまず不可能でしょう。

  非常に残念ですが、現代世界の構図は、世界の警察官であり輸入超大国のアメリカが太陽として中心に存在し、世界中から生産物を 買いまくり、そのおかげでアメリカの周りに各国が衛星のように回っていられるだけなのです。 水星、金星はEU諸国、地球は日本、火星はロシア、木星が中国、土星がインドという感じでしょうか。


v.1.6  国立遺伝学研究所教授で著名研究者の斎藤成也氏が、2017年10月に核-DNA解析でたどる「日本人の源流」本を出版しました。 その中でやっと海の民にも焦点が当たり、当ガラパゴス史観の「縄文人の一部は海のハンター」史観が 間違ってはいないかもしれない雰囲気になって来ました。 そろそろ時機到来の様相になって来ましたのでガラパゴス史観を総括し、日本人の源流考をまとめてみました。 これはY-DNA及びmtDNAの論文104編を読み込みメタアナリシスした結果得た、アブダクション(推論)です。 追加の着想がまとまる都度書き足します。

  枝葉末節は切り捨て太幹のみに特化して組み立てていますので、異論・興味のある方は、 当史観が集めた論文や、その後に発表されている新しい論文をじっくり読んで是非御自分で源流考を組み立ててみてください。

http://garapagos.hotcom-cafe.com/0-2,0-5,15-28,18-2.htm#0-2
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/704.html#c2

[近代史3] 琉球人は沖縄の先住民なのか? 中川隆
3. 中川隆[-11084] koaQ7Jey 2019年11月02日 18:34:36 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1808]

琉球民族
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%90%89%E7%90%83%E6%B0%91%E6%97%8F


いわゆる琉球民族の先住地は、現在の沖縄県全域と鹿児島県の奄美群島であり、言語学的に琉球諸語と総称される言語の分布とほぼ一致する。

歴史的には沖縄県は琉球王国の領域を踏襲しており、奄美群島は、尚徳王による制圧(1466年)から薩摩藩への割譲(1613年)まで琉球王国による支配を経験している。


琉球王国領域の言葉は言語学的に日本語であるが、独自の琉球語であると主張する者もあり、その場合でも日本語と共に日本語族に属する。一般的には琉球方言とする主張が多く、それ以外の日本語を本土方言と分類し両者をあわせて日本語とする見解が主流である。どちらの主張でもこの地域の言葉は日本の言語を構成する二大要素といえる。

琉球諸島の言語も相互での意思疎通が困難なほど地域差が大きく、諸言語の集合と捉えることもある。ただし、エスノローグでは喜界語、北奄美大島語、南奄美大島語、徳之島語、沖永良部語、与論語、国頭語、中央沖縄語、宮古語、八重山語、与那国語として分類し、それぞれを別言語とみなしている。


いわゆる琉球民族はアマミキヨとシネリキヨという女男2柱の祖先神をもち、これをもって日本神話とは神話体系が異なるとし、民族としての文化面の大きな相違点だと主張する者もいるが、日本神話における国産みや神産みのイザナギ・イザナミという夫婦神、アマテラスとスサノオという姉弟神との共通点・類似点も多く、こちらも多くの議論の対象となっている。


遺伝的系統

九州以北の本土の住民とは同じ祖先をもつことが最近の遺伝子の研究で明らかになっている。

また、中国南部及び東南アジアの集団とは地理的には近く昔から活発な交易がおこなわれていたため九州以北の日本本土住民と違いその影響があったと考えられていたが、遺伝子の研究から中国や台湾の集団とはかなり離れていることが判明している。

九州以北の日本本土住民との近縁性と共にそれを介して北海道のアイヌ民族との近縁性も指摘されている。

父系遺伝子Y染色体ハプログループD1a2を持つのは世界で本土日本、アイヌ民族、沖縄だけであり、お隣の台湾や中国、韓国には全く見られない。むしろ中国、台湾とは非常に離れている。

世界的にも珍しいY染色体ハプログループD1a2系統を日本人では30%〜40%、アイヌでは90%、沖縄本島では50%もの人が所持しており、日本本土との関係は切っても切り離せない。

高宮広士が、沖縄の島々に人間が適応できたのは縄文中期後半から後期以降であるために、10世紀から12世紀頃に農耕をする人々が九州から沖縄に移住したと指摘[9]するように、考古学などの研究も含めて南西諸島の住民の先祖は、九州南部から比較的新しい時期(10世紀前後)に南下して定住したものが主体であると推測され、それまで居住していた奄美・沖縄諸島と先島諸島の2グループの先住民に取って代わったと考えられている。これらのことから九州以北とは遺伝的・人類学的にみても明瞭な境界線を引くことは難しい。


政治的な人種論に対する批判として指摘されることは、日本列島の住民は複数の人種の混血であり、その混血度は地域によって異なることである(沖縄県民を含めた日本人は他国に比べれば混血度は少ないとされる[10][11])。


2008年に理化学研究所ゲノム医科学研究センターが、日本全国(含沖縄県、除中国四国地方)7000人のゲノム中にある14万箇所の一塩基多型を統計的に解析したところ、ゲノムの特徴の点で7000人分の標本は「本土クラスタ」と「琉球クラスタ」に明確に分かれることがわかった[12]。

特に3番染色体の組織適合抗原(HLA)の遺伝子に大きなちがいがみられ、ゲノム医科学研究センターは、その違いの原因が両人類集団のいずれかが過去に経験した何らかの感染症の有無ではないかと推測した[12]。

さらに2012年ごろには、日本列島人類集団遺伝学コンソーシアムが、北海道平取町在住、沖縄在住、東京在住、北京在住の漢族、イバダン在住のヨルバ族、ユタ州在住の西欧系といった複数の人類集団にそれぞれ属する人々のゲノム、100万箇所の一塩基多型を統計的に解析したところ、アイヌ人からみると琉球人が遺伝的にもっとも近縁であり、両者の中間に位置する本土人は、琉球人に次いでアイヌ人に近いことが示された[13]。

また、本土人からみると琉球人が遺伝的にもっとも近縁であり、日本列島人(アイヌ人、琉球人、本土人)は、現在の東アジア大陸部の主要な30の人類集団とは異なる遺伝的構成であることも示された[13]。

琉球弧を含む日本列島人のルーツを説明する仮説としては、ベルツなどが提唱した「もともと縄文系の人々が住んでいたところに、弥生人が後から大陸経由でやってきたが、沖縄や北海道(アイヌ)の人々は本土の人々とあまり交流がなかったために異なる集団となった」とする二重構造説が存在するが、21世紀前半に比較的新しい研究手法を用いてなされた研究によるこれらの結果も、二重構造説と矛盾しない[12][13]。

2014年9月17日、琉球大学大学院の研究グループが、琉球列島(沖縄本島だけでなく、八重山・宮古地方も含む)の人々の遺伝情報を広範に分析した結果、台湾や大陸の集団とは直接の遺伝的つながりはなく、日本本土に由来する事がわかったとモレキュラーバイオロジーアンドエボリューション(英語版)に発表した[14]。

また、いわゆる琉球民族にはATLのレトロウイルス(HTLV-1)が日本列島内でも高頻度で観察される事から、縄文人の血が濃く残っていると考えられる[15]。

2018年に国立遺伝学研究所が発表した核DNA分析における遺伝子研究による民族の遺伝的分布において、アイヌ・本土・沖縄は共に父系を縄文人に持つ同一円内と判明し、他の東アジアとは別種であることが確認された[16]。

琉同祖論

九州以北とその起源を同じくする、同一民族の支族であるとする考えを日琉同祖論という。いわゆる琉球民族論にとっては対論と看做せる論であり、沖縄県における日本復帰運動では思想の根幹となった。

歴史的にはいわゆる琉球民族論よりもはるかに古いが、1609年の薩摩侵入を経て、実質その支配下において書かれた史書などを出所としており、この説には薩摩の意向が反映されている疑いを排除できないと否定する者もある。 

しかし、中国の歴史書である「隋書」において、607年に煬帝は朱寛を琉球を送り込んだ際に、「琉球人とは全く言葉が通じず、朝貢を拒んだ」と報告がある一方、日本書紀には616年から少なくとも5回は琉球からの自発的な朝貢が記録されており、続日本紀では698年から少なくとも4回は朝貢した琉球人に位階を授けた記録が残っており、これを証明するかように「大和船で大極殿に上り、瓦や手土産を買った」という歌が『おもろさうし』に掲載されている。

これをもって古代琉球人は少なくとも中国よりも日本に対して帰属意識があったと見ることが可能である。

薩摩支配下での琉球王国で正史とされる『中山世鑑』や、『おもろさうし』、『鎮西琉球記』、『椿説弓張月』などでは、12世紀、源為朝(鎮西八郎)が現在の沖縄県の地に逃れ、その子が琉球王家の始祖舜天になったとされる。

真偽は不明だが、薩摩支配下の琉球では正史として扱われており、この話がのちに曲亭馬琴の『椿説弓張月』を産んだ。大正11年には為朝上陸の碑が建てられた。表側に「上陸の碑」と刻まれて、その左斜め下にはこの碑を建てることに尽力した東郷平八郎の名が刻まれている。

摂政羽地朝秀は、摂政就任後の1673年3月の仕置書(令達及び意見を記し置きした書)で、琉球の人々の祖先は、かつて日本から渡来してきたのであり、また有形無形の名詞はよく通じるが、話し言葉が日本と相違しているのは、遠国のため交通が長い間途絶えていたからであると語り、王家の祖先だけでなく琉球の人々の祖先が日本からの渡来人であると述べている[17]。

17世紀、羽地朝秀が編纂した『中山世鑑』においてこの説は展開された。明治以降も沖縄県の一部の文化人らの間で展開された論であり、伊波普猷の沖縄学もその流れにある。

瀬長亀次郎は、返還運動のさなか、その著作として、民族三部作の一つ『民族の悲劇』をあらわしているが、そこでの「民族」は明らかに日本民族であって、沖縄県民を異民族支配の下に置かれた日本民族の一部と表現している[18]のも、同じ流れにあると言えよう。沖縄返還後は沖縄県の独自性たる芸能の保護などについても運動しているが、ここでも彼は、沖縄県の芸能は「日本の宝」と表現した[19]。

民俗学

初期の民俗学者は南西諸島の文化について九州以北との近縁性をとらえ失われた習俗などが残されているとして重視していた。

柳田國男は『海上の道』で黒潮の流れから着想を得て沖縄県との類縁を論じ、その弟子の折口信夫もまれびと論・他界観で沖縄県周辺の宗教から多くの論拠を引いている(『古代研究I』[20]など)。

昔からあった日琉同祖論の影響もあろうが、地に足の着いた現地研究の成果も見逃せない。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%90%89%E7%90%83%E6%B0%91%E6%97%8F
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/704.html#c3

[近代史3] 琉球人は沖縄の先住民なのか? 中川隆
4. 中川隆[-11089] koaQ7Jey 2019年11月02日 19:02:32 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1803]

縄文時代の沖縄は、縄文文化ではなかった? 2009-04-23
https://blog.goo.ne.jp/blue77341/e/8d567d1420c1ad5ccb5965c173e2ac03

先日の新聞にあった記事です。

沖縄の文化は縄文時代と弥生時代という分け方はしないで、そのころの古い時代を「沖縄の先史時代」と言うそうです。

縄文時代にあたる時代を「貝塚時代前期」、弥生時代にあたる時代を「貝塚時代後期」と言うそうです。

縄文土器などが出土しないので、沖縄に縄文時代があったかどうかは意見が分かれるところのようです。

貝塚が多く出土するので、縄文時代の人々の血を引くと思われる人々は「先史時代の貝塚人」と言われます。


沖縄で稲作がはっきり始められたのは12世紀になってからであるということで、弥生文化の影響は受けることが少なかったと言われています。

しかしだからと言って、そこにいた人々が「縄文人」であったということは確定していなくて、「縄文人」の子孫であろう、と考えられているわけです。


「港川人」という18000年前の人骨が発見、確認されていますが、その後稲作がはじまる12世紀まで、誰がなにをしていたのか、あまり判然としないようです。

「先史時代」と呼ばれるその期間について研究がされているようですが、まだまだ謎は解けないようです。


沖縄本島には日本本土より古い文化が残されており、先島(さきしま)諸島(宮古・八重山諸島)には沖縄本島より古い文化が残されており、、となり、先島諸島の文化の研究が待たれているようです。

以下読売オンラインから転載します。


       *****


「先史沖縄人、縄文人と一線 より小顔傾向・食は魚介類中心」


 沖縄諸島で11〜12世紀まで狩猟・採集文化(沖縄貝塚文化)を営んだ先史時代の沖縄人(貝塚人)をめぐる興味深い研究が進んでいる。

縄文人の“直系”と考えられてきた貝塚人が、身体的にも文化的にもかなり異質で多様性のあることが、出土人骨の多角的な分析などで明らかになってきたのだ。

 沖縄貝塚文化は、縄文土器を共有する縄文文化の一地域圏として成立したとされている。

弥生時代〜平安時代相当期(貝塚時代後期)になっても、水田稲作が定着しなかったため、縄文文化の伝統が色濃く引き継がれ、貝塚人には小顔で彫りの深い縄文人の一般的な特徴がそのまま残ったと見られてきた。

 先月、沖縄県西原町の県立埋蔵文化財センターで開かれた研究発表会では、こうした貝塚人に対する見方に疑問を呈する報告が相次いだ。

土肥直美・琉球大准教授(形質人類学)は貝塚人の身体的形質について発表。

頭部の奥行きや顔の長さが著しく短いという、本土の縄文人に見られない傾向を指摘し、「縄文人の地域性というだけでは説明しきれない」とした。

 文化的な観点からも貝塚人の特徴が語られた。

竹中正巳・鹿児島女子短大准教授(骨考古学)は縄文時代後・晩期の風習である抜歯について、「奄美諸島以南では対象が下あごの歯に限定されており、上下の歯を対象とする本土とは異なる」と指摘した。

 米田穣・東大大学院准教授(先史人類学)は、人骨のコラーゲンに含まれる炭素と窒素の同位体比からみて貝塚人の食生活は貝や魚が中心で、漁労を営みながらクリやドングリなどの炭水化物も摂取した本土の縄文人とは違うと見る。

「炭水化物であるコメを受け入れなかったのは、もともとの食性の違いからではないか。

沖縄も含めた日本列島全体に通底する縄文文化、という先入観は見直されるべきだ」と言う。

 遺伝子分析の結果を紹介したのは、篠田謙一・国立科学博物館研究主幹(分子生物学)。

県内3遺跡の人骨20体からミトコンドリアDNAを抽出し塩基配列の型を比較したところ、多様な型が混在する中に、具志川グスク崖下(がけした)(うるま市)で縄文系とされる型、大当原貝塚(読谷村)では台湾の先住民につながる型を確認。

遺跡によって構成が異なることから、「貝塚人は遺伝的には均一でない可能性がある」と述べた。


 こうした集団の遺伝的ルーツや、本土との交流の濃淡などを反映したのか、貝塚文化の葬送習俗はバラエティーに富む。

縄文文化で一般的な埋葬と、岩陰に遺体を安置する崖葬(がいそう)墓に大別されるが、後者の場合でも近世沖縄の洗骨に似た風葬後の集骨のほか、火葬骨、焼骨などもあり、精神文化の多様性がうかがえる。

 こうした問題に関して、土肥准教授は「まだ見つかっていない先島(宮古・八重山諸島)の先史人骨が鍵になる」とみている。

縄文人との関係だけでなく、沖縄諸島とは異質な東南アジア系文化を育んだ先島人との関係も視野に入れるべきだと言う。


 沖縄といえば縄文人の祖先とも言われる化石人骨・港川人(1万8000年前)が知られるが、貝塚人とは1万年以上の開きがあり、また現代の沖縄人は貝塚人よりも本土の日本人に近いことが知られている。

「貝塚人」はどこから来たのか。
彼らは消えたのか。
日本人の起源や琉球王国成立の謎の解明にとっても、研究の深化が待たれる。

          (読売Online 2009年4月3日 )
http://kyushu.yomiuri.co.jp/magazine/bunkazai/904/bu_09040301.htm  

            *****


「港川人」の登場が18000年前のことで、それ以降12000年間の遺跡がないとすると、その間にどんなことがおきていたのか、知りたくなります。

その後の6000年前からの遺跡も貝塚が主であり、縄文文化とも言い難いとすると、南方の人々が来て、そして立ち去ったのでしょうか。


葬送儀礼がいろいろと確認されていることには、特に興味をひかれました。

土葬と、風葬と、洗骨と、火葬と、、ずいぶんいろいろあるのだと思いました。

日本本土では、火葬は浄土真宗とともに広まったとされています。

火葬は世界的に見ると、珍しいのです。
仏教と関係なく、沖縄の先史時代に火葬があったとすると、興味深いと思いました。

洗骨、風葬なども、日本人の魂について、多くのことを語っているように思います。

また改めて書きたいテーマです。


参考サイト「考古学オンライン・港川人」
http://www.amy.hi-ho.ne.jp/mizuy/hito/minatogawa.htm

wiki「沖縄県の歴史・先史時代」より


沖縄県には縄文時代、弥生時代のような区分は行わない。

先史時代は土器出現以前の後期旧石器時代と土器出現後の貝塚時代(縄文時代 - 平安時代)とに分けられる。

旧石器時代

沖縄県にいつ頃から人類が現れたのかは明らかになっていないが、現在の南西諸島は、最終氷期にはアジアと陸続きであり、その頃に様々な動物と共に移り住んできたものであろう。

県内最古の人骨は那覇市で見つかった山下洞人で、今からおよそ3万2千年前のものだと推測されている。

また、1967年に具志頭村(現在の八重瀬町)で発見された港川人骨はおよそ1万8千年前のものとされ、日本で初めて見つかった完全な形に近い旧石器時代人骨として有名である。

しかし、県内からは確実な「旧石器」の発見はない。

一部に旧石器らしき石器はあるが、研究者の間で評価が定まっているとは言いがたい。

港川人の年代から、続く貝塚時代までの約1万2千年間は遺跡が全く見つかっておらず、空白の時間となっている(ただし、上部港川人は1万2千年前とされる)。
https://blog.goo.ne.jp/blue77341/e/8d567d1420c1ad5ccb5965c173e2ac03
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/704.html#c4

[近代史3] 琉球人は沖縄の先住民なのか? 中川隆
5. 中川隆[-11094] koaQ7Jey 2019年11月02日 19:42:54 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1798]

先史時代の沖縄


先史時代

二億五千万年前頃から一億三千万年前頃まで

二億五千万年前頃から一億三千万年前頃までの琉球列島は海底に位置していまたが、

千五百万年前頃から千万年前頃に陸地化し、中国大陸・九州と繋りました。
千万年前頃から二百万年前頃にかけて再び切り離されますが、

アジア大陸や日本列島に住む動物の化石が沖縄で発掘されたことから、

陸続きになっている間にシカ・ゾウ・ヤマネコなどが移ったことがわかります。

現在沖縄県に生息するイリオモテヤマネコもその例の一つですね。

その後、百五十万年前頃に再び中国大陸と繋がり、二万年前に三つの島嶼群に分かれ、

氷河期の終了により海水面が百メートル上昇した末に、現在の姿に至ったと考えられています。


後期旧石器時代と貝塚時代

沖縄県の先史時代は土器出現の前後で後期旧石器時代と貝塚時代とに分かれています。

人類がいつから沖縄に生息していたかということは定かではありませんが、三万二千年前頃には、那覇市内で発見された山下洞人、一万八千年前頃には具志頭村の港川で発見された港川人の出現がみられます。いずれも中国大陸から移ってきたとされています。

港川人は日本で最初に発見された完全体に近い旧石器時代人骨として有名です。ちなみに県内から正式な旧石器は発掘されてません。
港川人の年代以降は遺跡が全く発見されない空白の一万数千年を経て、七千年前頃に貝塚時代が始まります。

貝塚時代前期は本土の縄文時代、後期は弥生時代から平安時代にかけての時期です。

前期の遺跡が見られるようになったのは縄文時代中期頃の物からであり、土器を使用した狩猟採集経済の様子がうかがえます。

後期には海岸砂丘上に遺跡立地が移動し、漁労経済に変わります。
農耕は後期の末まで行われず、弥生文化の影響を受けるより独自性を高めた時期であると言えるでしょう。

3つの文化圏

貝塚時代の文化には三つの文化圏がります。

薩南諸島の北部文化圏、沖縄諸島と奄美諸島の中部文化圏、宮古・八重山諸島の南部文化圏です。

北部文化圏には縄文土器に類似する土器を使用するなど九州の縄文文化の影響が見られます。それが南下して中部文化圏において独自の発展をとげているのです。

一方南部文化圏は日本本土の文化とは異質で、台湾やフィリピンなどの南方諸島との関わりが深いことから、南方一帯を起源としていると考えられています。

北部・中部文化圏と同様に縄文相当期には土器の使用が見受けられるものの、南部で使用されていた土器は台湾先史時代の土器に近い物でした。またシャコ貝で作られた貝斧は九州や奄美・沖縄諸島にも見られず、東南アジアや南方の島々から入ってきた物とされています。

その後、八百年前頃になると鍋型土器やカムイ焼きの使用など、本島地方に近い文化が見られるようになっていくのです。
http://okinawanorekishi.net/prehistoric.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/704.html#c5

[近代史3] 琉球人は沖縄の先住民なのか? 中川隆
6. 中川隆[-11093] koaQ7Jey 2019年11月02日 19:45:27 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1799]

南西諸島には水稲耕作は伝わりませんでした。

海の幸に恵まれたこの地域では、漁労活動を中心とする貝塚文化が続いたのです。

この地域はまた、豊富に採取できるゴホウラ・イモガイなどの貝を、北九州の米などと交易していたようです。これらの貝は、加工されてブレスレットになりました。福岡県の立岩遺跡からは、ゴホウラ製貝輪を14個も腕にはめた男性の遺体が発見されています。
http://www2.odn.ne.jp/nihonsinotobira/sub4.html


●貝塚文化


竪穴(たてあな)式住居のあとなどが発見された,沖縄貝塚時代中期の仲原遺跡。

 沖縄諸島では,今から6600年前に九州・奄美(あまみ)からやってきた人々によって縄文文化が伝えられ,その影響で貝塚文化が生み出されました。

 日本本土では,紀元前4世紀ころになると,縄文文化にかわって水稲農業と鉄や青銅器を使用する弥生(やよい)文化がはじまります。しかし,奄美・沖縄諸島では,海や山の産物にたよる生活が10〜12世紀ごろまでつづきました。

 貝塚時代に使われた土器の形や作りかたなどは,縄文土器とよく似ていますが,石器などの種類や形にはちがいがあります。

 また,縄文人の精神文化をあらわす土偶(どぐう)なども沖縄では見つからず,かわりにジュゴンの骨や南方産の貝で作ったかざりなどが,発見されています。
 このようなことから,沖縄の貝塚文化と本土の縄文文化には違いがあることがわかります。沖縄の先史文化は,本土から伝わった縄文文化が土台になったものの,しだいに沖縄独自の発展をしたということができます。
http://rca.open.ed.jp/city-2001/homehistory/con1/card02_1.html

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/704.html#c6

[近代史3] 沖縄 首里城火災 _ 琉球人は何をやっても いい加減、無責任で「ゆすりとごまかしの名人」 中川隆
6. 中川隆[-11155] koaQ7Jey 2019年11月02日 22:28:38 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1737]

沖縄防衛情報局#296 令和元年10月30日 
沖縄に蔓延る北朝鮮主体思想派 ゲスト脱北青年&篠原氏大いに語る - YouTube動画
https://www.youtube.com/watch?v=jELvPXHOD34


ラジオ番組:沖縄防衛情報局
令和元年10月30日
ぎのわんシティFM配信
局長:我那覇隆裕

主任:我那覇真子

特別出演:ジャーナリスト 篠原常一郎先生     脱北青年 崔覧憲さん
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/703.html#c6

[近代史3] 沖縄 首里城火災 _ 琉球人は何をやっても いい加減、無責任で「ゆすりとごまかしの名人」 中川隆
7. 中川隆[-11154] koaQ7Jey 2019年11月02日 22:30:16 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1738]

「 沖縄防衛情報局 」2019/10/30



http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/703.html#c7
[近代史3] 沖縄 首里城火災 _ 琉球人は何をやっても いい加減、無責任で「ゆすりとごまかしの名人」 中川隆
8. 中川隆[-11168] koaQ7Jey 2019年11月02日 23:02:33 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1724]

【緊急特番!「おおきなわ」#93】
脱北青年が出演!韓国で反文在寅デモに立ち上がった理由を激白[桜R1/10/27]




http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/703.html#c8
[リバイバル3] 富士山登山を「ニコ生」中継中に滑落か 救助隊が捜索 中川隆
61. 中川隆[-11170] koaQ7Jey 2019年11月02日 23:14:11 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1722]

パンパカパ〜ン♪また死にました Part403


36底名無し沼さん (ワッチョイ 8ff3-qV4/ [114.184.9.253])2019/11/02(土) 22:52:32.25ID:yVYFk4Up0

パンパカ・オブ・ザ・イヤー 

2019 ニコ生富士山滑落
2015 大雪山黒岳 うんこ行く途中断崖滑落(超上級者)
2009 トムラウシ 夏なのに8名死亡  青モンベル奇跡の生還

あとすごいのあったら教えてください


38底名無し沼さん (ササクッテロ Speb-f+JO [126.33.177.11])2019/11/02(土) 22:53:37.84ID:8KJLkl+rp
>>36
栗城さん

39底名無し沼さん (ワッチョイ 1bdf-AkAe [222.12.74.148])2019/11/02(土) 22:55:32.76ID:1PArdfcO0

栗城が凄いのは登山でもパンパカでもなく金集め

40底名無し沼さん (ワッチョイ 07f3-28tH [58.94.78.116])2019/11/02(土) 23:03:03.27ID:GMkjQvNk0

そうか、栗城と新潟親子大体同時期だったな
パンパカパ〜ン♪また死にました Part361
https://matsuri.5ch.net/test/read.cgi/out/1525985078/


42底名無し沼さん (ワッチョイ 8ff3-qV4/ [114.184.9.253])2019/11/02(土) 23:08:40.70ID:yVYFk4Up0


2019 ニコ生富士山滑落
2018 栗城エベレストにて死す 新潟親子
2015 大雪山黒岳 うんこ行く途中断崖滑落(超上級者)
2012-13 YUCON2年連続遭難の上死亡
2009 トムラウシ 夏なのに8名死亡  青モンベル奇跡の生還

黒岳は不幸な事故だから、やっぱり今年とトムラウシが俺的にはインパクトあります。
http://matsuri.2ch.net/test/read.cgi/out/1572692667/l50
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1012.html#c61

[リバイバル3] 富士山登山を「ニコ生」中継中に滑落か 救助隊が捜索 中川隆
62. 中川隆[-11229] koaQ7Jey 2019年11月03日 09:14:51 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1663]

富士山 ニコ生配信者の滑落ポイントへ - 2019年11月02日 [登山・山行記録] - ヤマレコ
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2085038.html


日程 2019年11月02日(土) [日帰り]
メンバー Kaitonikkor
天候 晴天

アクセス
利用交通機関 車・バイク


地図/標高グラフ
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/showmap.php?did=2085038&mode=gmap

歩くペース 0.6〜0.7(とても速い)

※ヤマプラ掲載の「山と高原地図」標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率(全コースのうち82%の区間で比較)


コースタイム

日帰り
山行7時間8分 休憩1時間40分 合計8時間48分

Start 富士宮口五合目 05:40
ゴール地点 14:28
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2085038.html


コース状況/危険箇所等
まだアイゼンなしで山頂まで行けましたが、あと1,2度降雪があると厳冬期装備でないと登れなくなりそうです。

その他周辺情報
もちろんですが5合目〜山頂まで、一切の小屋は開いていません。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2085038.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1012.html#c62

[リバイバル3] 富士山登山を「ニコ生」中継中に滑落か 救助隊が捜索 中川隆
63. 中川隆[-11234] koaQ7Jey 2019年11月03日 09:47:21 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1658]

43底名無し沼さん2019/11/02(土) 08:12:29.43ID:2nzrzG4q0

ツルツルの斜面
https://i.imgur.com/34AZwTZ.jpg


ツルツルの氷だから一気に加速
停止できる要素がない


滑落開始地点と発見場所による推定

推定滑落ルート
https://i.imgur.com/dZYjNKW.jpg

捜索中のヘリから見た富士山 
https://dotup.org/uploda/dotup.org1983519.jpg
https://dotup.org/uploda/dotup.org1983520.jpg



http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1012.html#c63

[リバイバル3] 富士山登山を「ニコ生」中継中に滑落か 救助隊が捜索 中川隆
64. 中川隆[-11236] koaQ7Jey 2019年11月03日 09:54:53 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1656]

125底名無し沼さん2019/11/02(土) 13:31:39.54ID:Q0ZUJxB40>>126>>133>>135

富士山の雪ってなんであんなにガチガチな氷になるの
穂高岳や剱岳でもあそこまでの氷状態にはならないんじゃないの?
よく分からんけど

126底名無し沼さん2019/11/02(土) 13:42:16.73ID:og0TokiZM
>>125
降った雪が昼間に緩んで夜間にガチガチに凍るのを繰り返す→氷の斜面ができる

海から富士山の間に遮るものが一切無いので
ものすごい暴風→氷の上に積もった柔らかい雪は吹き飛ばされてしまう

で、常に氷の斜面だけが残る


133底名無し沼さん2019/11/02(土) 14:19:32.08ID:PsQU+lV+0
>>125
あれは雪じゃないんだよ
一度溶けてから固まったから氷
それが分かってないから、滑るとは思っていないわけ

134底名無し沼さん2019/11/02(土) 14:27:31.08ID:tgirHwtQ0
>>58
雪の状態次第だなあ
滑落少し前の先行者が諦めて引き返した足跡があったところくらいの雪質なら降りれる
でも午後3時とかの東斜面でしょ
その日の気温知らないけど陰って硬くなってる可能性が高い
午前に日が当たって一旦緩んだのが凍ったりしてたらゴム底じゃ無理

135底名無し沼さん2019/11/02(土) 14:34:41.40ID:XwniPpTJM
>>125
富士山は独立峰なので冬場は猛烈な強風が常に吹く
そのため柔らかい雪は飛ばされる
ウインドクラストとサンクラストを繰り返して
頂上付近の雪面はピカピカに磨かれたアイスバーンになる

ウインドクラスト【wind crust】
強風で表面がかたく凍結した雪面になること

サンクラスト【sun crust】
太陽熱によって雪面の表面上が溶け、気温が下がった際に再び凍り氷化すること

302底名無し沼さん2019/11/03(日) 08:27:58.34ID:mschH5mi0

この場合午前中と午後では全っっ然話が違うんだよ
なぜなら雪が溶ける温度と凍る温度を跨いでいるから

午後になって日が傾いたら一気に気温が下がり緩んでいた雪が凍りつき始める
登った時とは別物のコンディションになる
登れた道が、下れない道に変わっている

時間時間って山を知ってる人が百万回言ってるように
時間帯が生死の境目なんだ

雪山やる人なら、雪崩の起きにくい時間帯、アイゼンの効きやすい時間帯、持ってる装備で活動しうる時間帯
時間帯のことを絶対に念頭に置いて行動している
このヤマレコで14:30に降りてきた人もそう
https://matsuri.5ch.net/test/read.cgi/out/1572611072/
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1012.html#c64

[近代史3] 野菜=大麻? 1グラム6500円 拡大するネットの闇世界、犯罪の温床「ダークウェブ」

野菜=大麻? 1グラム6500円 拡大するネットの闇世界、犯罪の温床「ダークウェブ」
神戸新聞NEXT/神戸新聞社 2019/11/03

ダークウェブ上の掲示板の投稿を確認する捜査員=兵庫県警本部© Copyright(C) 2019 神戸新聞社 All Rights Reserved.


 一般的な検索エンジンでは見つからないインターネットの「ダークウェブ」が犯罪の温床になっている。海外の複数のサーバーを経由してアクセスするため利用者の特定が困難なことから、ダークウェブ上の掲示板には薬物やクレジットカード情報、銃器などの売買を持ち掛ける露骨な文章も目立つ。兵庫県警は、違法行為を示唆する書き込みなどを頼りに投稿や密売の摘発に力を入れるが、実態解明のハードルは高い。(那谷享平)

■「野菜」=大麻?隠語で投稿

 「野菜メインで活動しています g6500」。県警本部サイバー犯罪対策課の一室。ウイルス感染対策を施した専用パソコンの画面に掲示板サイトの投稿が映し出される。「『野菜』とは恐らく大麻のことですね。1グラム6500円ということでしょう」と捜査員が書き込みを解説する。

 投稿の下には連絡先とみられるメールアドレスも記載されていた。サイトのデザインは一般的な掲示板サイトと大きく変わらないが、政治やスポーツなどを話題にしたページに混じり、違法性が疑われる投稿が無数に並ぶ。

 こうしたサイトがあるのは、インターネット上のダークウェブと呼ばれる空間。ダークウェブは「クローム」など一般的な閲覧ソフトでは見ることができず、専用のソフトが必要だ。国家の監視を回避して機密を暴露したり情報交換したりする目的で利用されてきた。

 捜査員は「ここ10年ほどで、違法な物品の取引にダークウェブが使われる例が急増した。今では一般の人にも珍しい存在ではなくなってきている」と指摘。コンピューターウイルス感染の危険性が高く、通信速度は不安定だが、アクセスの痕跡が残らない点が犯罪者たちを引きつけているという。

■転売の個人情報経路不明

 今年8月、兵庫県警サイバー犯罪対策課などが、割賦販売法違反の疑いで、無職の男(24)=大阪市=を逮捕した。ダークウェブ上で密売人と接触し、第三者のクレジットカードの名義やカード番号、有効期限などの情報を5千円で購入したとして、起訴された。そのカード情報を使ってネット通販でゲーム機などを購入、転売して利益を得ていたという。

 捜査関係者によると、悪用したクレジットカード情報は男以外からも複数回、不正に使われた形跡があった。カードの名義人はクレジット会社から連絡を受けるまで、情報流出の被害に気付いていなかったという。

 捜査員は「大量のカード情報が、ダークウェブで連絡を取り合う犯罪者たちの間で転売を繰り返されている」と指摘。男について「経歴からはパソコンに精通しているようには見えない」とし、ダークウェブの悪用法が徐々に広く知れ渡っている現状に危機感を抱く。

 今回の事件で県警は、サイバーパトロールで見つけた投稿の文言の内容などを精査し、男を特定。ただ、カード情報の流出経路や売り手は今も分かっていない。捜査関係者によると、ハッキングのほか、偽の通販サイトや企業からのメールなどに誘導して情報をだまし取る「フィッシング」などで流出した可能性が考えられるという。

 県警サイバー犯罪対策課は「まず怪しいサイトの利用は控えることが第一。クレジットカードの利用明細を小まめにチェックするなどし、犯罪被害に遭わないようにしてほしい」と呼び掛けている。
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e9%87%8e%e8%8f%9c%ef%bc%9d%e5%a4%a7%e9%ba%bb%ef%bc%9f-%ef%bc%91%e3%82%b0%e3%83%a9%e3%83%a0%ef%bc%96%ef%bc%95%ef%bc%90%ef%bc%90%e5%86%86-%e6%8b%a1%e5%a4%a7%e3%81%99%e3%82%8b%e3%83%8d%e3%83%83%e3%83%88%e3%81%ae%e9%97%87%e4%b8%96%e7%95%8c%e3%80%81%e7%8a%af%e7%bd%aa%e3%81%ae%e6%b8%a9%e5%ba%8a%e3%80%8c%e3%83%80%e3%83%bc%e3%82%af%e3%82%a6%e3%82%a7%e3%83%96%e3%80%8d/ar-AAJKqjU?ocid=ientp#page=2
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/705.html

[近代史3] ヤマトンチュには絶対に話してはいけない パナリ(新城)島の秘密

ヤマトンチュには絶対に話してはいけない パナリ(新城)島の秘密


【危険】パナリ(新城)島【タブー】


新城島(パナリ)
http://www.youtube.com/watch?v=-0p9BHXUbmA
http://www.youtube.com/watch?v=lVAmBAq_Wz4
http://www.youtube.com/watch?v=1Ehez1XIhIg
http://www.youtube.com/watch?v=aL5Fj-Iv63o
http://www.youtube.com/watch?v=Nt_0KxEgZBM

新城島(パナリ)人魚神社
http://www.ishigaki.fm/panari/ningyo.html

新城島(パナリ)美嶽神社
http://www.ishigaki.fm/panari/mion.html


地図
http://www.ishigaki.in/aragusuku-top.html
http://www.ishigaki.in/spot-aragusuku-panarishukuhakujo.html
http://www.ishigaki.in/map-aragusuku-panarishukuhakujo.html

http://maps.google.co.jp/maps?q=%E6%96%B0%E5%9F%8E%E5%B3%B6&hl=ja&prmd=imvns&biw=1047&bih=892&um=1&ie=UTF-8&sa=X&ei=nhVwUJXbHsbjmAWez4GwBw&ved=0CAsQ_AUoAg

http://www.google.co.jp/search?q=%E6%96%B0%E5%9F%8E%E5%B3%B6&hl=ja&prmd=imvns&tbm=isch&tbo=u&source=univ&sa=X&ei=ExVwUJrCD8LRmAW4-IGoBg&sqi=2&ved=0CDYQsAQ&biw=1047&bih=892

▲△▽▼

石原慎太郎 秘祭
http://www.amazon.co.jp/%E7%A7%98%E7%A5%AD-%E6%96%B0%E6%BD%AE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E7%9F%B3%E5%8E%9F-%E6%85%8E%E5%A4%AA%E9%83%8E/dp/4101119082
http://www.amazon.co.jp/%E7%A7%98%E7%A5%AD-DVD-%E6%96%B0%E5%9F%8E%E5%8D%93/dp/B001B4P91O


人口わずか十七人の南西諸島の孤島をリゾート化しようと、観光会社の青年、敏夫が島に赴任する。前任者が事故死した為だ。

島の和やかな雰囲気や、島唯一のいい女、タカ子に魅了され島に惚れ込む。タカ子も敏夫が気にいったようで、二人は即、獣のように愛を交わすようになる。社命で赴任したとはいえ、仕事らしい仕事はせず、タカ子とセックスばかりしている敏夫だが、島で生活していく内に、段々と島のタブーが見えてきた。

まずおかしいのは、檻に入れられている男、ミノルの存在。
言葉は発っせず、原始人のような風貌で獣のようにウーウー吠えているだけ。島の人は

「ミノルは頭が弱くて乱暴することがあるのでね」

とあっさり言うが、明らかに異常な光景だ。

さらにある晩、漁に出た敏夫が見たのはタカ子が他の男と交わっている姿。
タカ子に問い質すと、「嫌なら私を島から出して」と懇願する。
どうやらタカ子は島の男全員と寝ているらしい。このことから、段々とこの島の異常性が露わになっていく。

乱婚、近親相姦、暴力、拷問、殺人…。

近親による性交の歴史により、この島は狂人パラダイスと化していたのだった!
前述した、檻の中の男は島の秘密を漏らさないよう、舌を切られていたのだ。

敏夫の前任者もこの秘密を知って殺されたらしい。そして、知りすぎてしまった敏夫は、タカ子を連れて島を出るため島の老人たちに、「訴えることもできるんだぜ」と脅す。老人たちは

「わしらが島を出ます。だからあんたもこのことは黙っておいてくれんかね」

と、屈伏したように見せかけるが、結局、敏夫は別れの酒と称した杯に毒を盛られて眠らされ、ボコボコに拷問された揚句殺されてしまう。

時は流れ、何も知らない敏夫の後任の青年がまた島に赴任して来た。木の下に不自然に土が盛り上がった土饅頭が二つある。「あれは何ですか」と、島の人に聞いてみると、

「ああ、あれは昔から人魚の墓と言われておってな…」

…それが敏夫とその前の前任者の墓であり、

いずれ自分もそこに葬られることになるとは思いもしないであろう…。
http://hojomatsugoro.blog41.fc2.com/blog-entry-982.html


▲△▽▼


奇祭アカマタ・クロマタ 美女が洞の中で男衆と妖しい儀式

 アカマタ・クロマタは、八重山列島の新城島、西表島の古見集落、小浜島、石垣島の宮良集落で行われている。場所ごとに開催日はずれているが、それぞれの期間は3日間。開催日時は島民と関係者以外には知らされない。

 アカマタ・クロマタに関する文献や写真は極端に少ない。中でも新城島に関しては、さらに厳しいかん口令が敷かれて、外部にはまず漏れない。

 漏れ伝わる話によると、新城島では1日目の夜にアカマタ・クロマタを生む際に秘儀が行われるという。

「ザーシンカと呼ばれる男性による祭祀集団がナビン洞の前に並ぶと、30代後半の美しい女性が介添え役の女性に連れられてやって来る。この美しい女性は、ナビン洞の中に入るとアカマタ・クロマタを生むためにザーシンカの男衆たちと妖しい儀式をするという」

 あくまで噂の域を出ないが、島の人たちが観光客などの行動を異常に警戒しているのは秘議にまつわるタブーを暴かれることを恐れているのかもしれない。

2011.8.5 東京スポーツより
http://sky.ap.teacup.com/f45362/1674.html

▲△▽▼


【危険】パナリ(新城)島【タブー】
276名無しさん@天国に一番近い島2016/08/13(土) 05:15:11.36ID:Ic6FmCqs

英語文献で見ると結構詳しく書いてあるのね。

akamata-kuromata
https://books.google.co.jp/books?id=-Rhy_9p9BZQC&pg=PA389&lpg=PA389&dq=akamata-kuromata&source=bl&ots=7XKDkKnwAC&sig=yjZrpegyCXL-C52NJfRlGbFWo4Y&hl=en&sa=X&redir_esc=y#v=onepage&q=akamata-kuromata&f=false


まあ、要は男どもを年齢別に分けて、薬やって乱交するって事だろう。
流石に薬や乱交の事は文献には書いてないがwww

でも、秘密結社とやらの年齢別構成も書いてあるし、
英語ならばれないから研究者もガンガン英語で書いてんだなwww
https://matsuri.5ch.net/test/read.cgi/tropical/1292412995/

263 :名無しさん@天国に一番近い島:2015/06/09(火) 17:50:18.81 ID:uZN5nJC2.net

新城島(パナリ)の豊年祭「アカマタ・クロマタを生む儀式」


美しい女がナビン洞(洞窟)連れられて来る。

そこでザーシンカと呼ばれる男たちとアカマタ・クロマタを生むための儀式をする。

女は男たちと強制的に輪姦させられ、その儀式は丸1日行われる。

そして幻覚作用のある薬物でトランス状態になり、神を体に宿し恍惚を感じる。

さらに儀式では人魚の肉と称して、子供の肉を食べる。

島では近親相姦や近親婚で血が濃いため女児が多く産まれ、畸形の子やトラブルを起こした女が神への捧げ物にされた。

食べられた子供の頭蓋骨は人魚神社に奉納され、幾つもの頭蓋骨があるが立ち入り禁止になっている。

儀式の後、輪姦された女は全裸で縛られ神殿の鳥居に吊るされ、その下で島民が平然と飲み食いする。

洞窟で何が行われてるか調べた研究者は、島民に石で眼球を潰された。

これは新聞報道され、八重山警察署も事実と答えた。

豊年祭の儀式は、強制集団レイプ・近親相姦・人肉食・薬物乱用・暴行等、隠された秘祭である。


270 :名無しさん@天国に一番近い島:2015/10/01(木) 12:07:25.93 ID:Df8LvUm0.net
>>263
それでだいたい当たってる。
御嶽の先に行けないのは、多くの人骨が捨ててあるからだよ。
警察に通報すれば一発でアウトなんだけれど誰もやらないというwww
http://ikura.2ch.sc/test/read.cgi/tropical/1292412995/



http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/706.html

[近代史3] ヤマトンチュには絶対に話してはいけない パナリ(新城)島の秘密 中川隆
1. 中川隆[-11250] koaQ7Jey 2019年11月03日 11:08:40 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1644]

詳細は


沖縄パナリの秘祭 _ 臨月になった美女を引き出して洞の中で行う秘密の儀式とは
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/446.html

日本の農村は怖い _ 狭山事件の背景
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/340.html

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/706.html#c1

[近代史3] 沖縄 首里城火災 _ 琉球人は何をやっても いい加減、無責任で「ゆすりとごまかしの名人」 中川隆
9. 中川隆[-11249] koaQ7Jey 2019年11月03日 11:10:28 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1645]

ヤマトンチュとヤマトンチューは違う? 2013-11-06


大阪人にとって、遅れて当然の沖縄時間というものがどうにも耐え難いものらしく、沖縄の悪口が出るのは、自分の周囲ではなぜか決まって大阪人からばかりである。いわく、沖縄の人間が傷害沙汰を起こしても地元紙はスルーするけれど、内地の人間が交通事故でも起こそうものなら大々的に非難めいた論調で記事にして云々。そこまで露骨ではないにしても、石を投げれば親戚に当たるような村落共同体の伝統が色濃く残った社会では、身内をかばう意識や、その裏返しでよそものに厳しく当たる空気というのは少なからずあるんじゃないかとは思う。

沖縄では内地の人間のことを「ヤマトンチュ」と言うのだけれど、これを「ヤマトンチュー」と語尾を伸ばす言い方にすると、まるでちがった意味になってしまうらしい。

2010年8月13日の産経新聞朝刊で佐藤優が以下のように述べていた。


例えば沖縄人を「ウチナンンチュー」、日本人を「ヤマトンチュー」と沖縄語的な表現で書く新聞がある。でも、これを直訳すると「バカども」というニュアンスになるんですよね。

「ヤマトンチュ」ならば「日本人」ですが、語尾を「チュー」と延ばすと「バカモノ」というニュアンスが入る。沖縄の人が「ヤマトンチュは」と言うときと「ヤマトンチューは」と言うときは、ニュアンスが違う。自分たちを「ウチナンチュー」と自称することも絶対にない。「ウチナーンチュ」と自称します。そのあたりを明確に書いた人は芥川賞作家の大城立裕先生ですが、こういう沖縄の人々の感覚をどうつかむかが大切なんですよ。

佐藤の母は沖縄戦の際に摩文仁の丘の壕に避難していて、米兵に見つかって自決用に持っていた手榴弾のピンを抜いた時、隣にいた日本兵に「死ぬのは捕虜になってからでもできる」と止められたという経験の持ち主である。

この「チュ」と「チュー」のニュアンスの違いについて、沖縄人に聞こう聞こうと思っているのだけど、そうした機会があっても大概はこのこと自体を忘れていて、まだ実際には確認はしていない。

大阪人がエセ大阪弁を喋るテレビドラマにむかつくのと同じで、沖縄人にしてみたら、内地の人間が知ったように「ヤマトンチュ」とか「ウチナー」とか沖縄の言葉を使ったら、なんとなくざらっとした違和感を感じるのではないか。「チュ」と「チュー」の違いを指摘する佐藤優の話は、「何事も知ったふりがいちばんよくない」ということを言っているような気がする。

https://ameblo.jp/attentialgatto/entry-11673061445.html


http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/703.html#c9

[近代史3] 日本人は「狂ったアメリカ」を知らなすぎる 中川隆
76. 中川隆[-11254] koaQ7Jey 2019年11月03日 11:41:39 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1640]
プーチン大統領:世界のテロ攻撃の95%が、CIAによって指揮されている。2019年10月27日
https://sakamoto547416968.com/%e3%83%97%e3%83%bc%e3%83%81%e3%83%b3%e5%a4%a7%e7%b5%b1%e9%a0%98%ef%bc%9a%e4%b8%96%e7%95%8c%e3%81%ae%e3%83%86%e3%83%ad%e6%94%bb%e6%92%83%e3%81%ae95%ef%bc%85%e3%81%8c%e3%80%81cia%e3%81%ab%e3%82%88/


WORLDDTRUTH.TVより転載

プーチン大統領:世界のテロ攻撃の95%が、CIAによって指揮されている。

ロシアのウラジミールプーチン大統領が「世界のテロ攻撃の95%が、CIAによって指揮されている」と述べた、昨日の臨時会談の後、ショックウェーブはクレムリン周辺で反響を呼んでいる。サンクトペテルブルグで起きた地下鉄の爆発は、「これを念頭に置いて」調査されなければならない。

政府の最高幹部と彼の故郷の街である職員に、非公開のフォーラムで語ったプーチン大統領は、地下鉄の爆発についての質問に対して、世界のテロ攻撃の大部分を誰が指揮しているのかを指摘、米国の影の政府が、世界の主要地域を不安定化させるために、過激なイスラム集団を後援している。

プーチン大統領は、拳をテーブルにぶつけて叫んだ。「もしCIAが、ロシア人の血で手を汚すならば、彼らは、ロシアのクマを穏やかな眠りから覚ましたことを、永遠に後悔することになるだろう」プーチン大統領は、テロリストに対する捜査をさらに進めていくことを誓った。

95%の数字が正確かどうかについて、トップの補佐官が質問すると、プーチン大統領は一歩踏み出し、「説明をする前に、世界がどのように運営されているかに関して、どのように見えるかを考えなければなりません」

プーチン大統領は、CIAこそが、影の政府の謀略機関であり、そして「世界寡占と、NWO新世界秩序」の意志を表明していると主張する。

プーチン大統領は、補佐官の制止に抵抗しつつさらに続ける。大統領は、証拠はどこにでもあり、個人的には、取引に関する徹底的な知識を持っていると述べた。

CIAは、今日アメリカの一部として存在していますが、確かにアメリカ人ではありません。「CIAは、アメリカ人のために働くことも、利益になることもやらない」

サンクトペテルブルクの爆弾が、プーチン大統領を権力から追い出すための、CIAの陰謀とメディアが示唆していることについて、プーチン大統領は、「地下鉄で、私を瞬きさせるためには、ありとあらゆる策略が必要だ」と述べた。

プーチン大統領はまた、人類はメディアと政治によるプログラミングの使用を通じて 「無意識」になるように操作されており、その完璧なサンプルは、最近のWikiLeaks Vault7の漏洩に対する、社会の従順な反応です。

主流のメディアは、CIAのやりすぎや違法行為について、世界的な抗議行動を開始するのではなく、積極的に大衆を黙らせ従属状態に陥れてしまった。
https://sakamoto547416968.com/%e3%83%97%e3%83%bc%e3%83%81%e3%83%b3%e5%a4%a7%e7%b5%b1%e9%a0%98%ef%bc%9a%e4%b8%96%e7%95%8c%e3%81%ae%e3%83%86%e3%83%ad%e6%94%bb%e6%92%83%e3%81%ae95%ef%bc%85%e3%81%8c%e3%80%81cia%e3%81%ab%e3%82%88/
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/175.html#c76

[近代史3] Terror Tuesday _ オバマ大統領は火曜日夕方に必ず CIA のブレナンに暗殺指令を出した 中川隆
7. 中川隆[-11253] koaQ7Jey 2019年11月03日 11:42:32 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1641]

プーチン大統領:世界のテロ攻撃の95%が、CIAによって指揮されている。2019年10月27日
https://sakamoto547416968.com/%e3%83%97%e3%83%bc%e3%83%81%e3%83%b3%e5%a4%a7%e7%b5%b1%e9%a0%98%ef%bc%9a%e4%b8%96%e7%95%8c%e3%81%ae%e3%83%86%e3%83%ad%e6%94%bb%e6%92%83%e3%81%ae95%ef%bc%85%e3%81%8c%e3%80%81cia%e3%81%ab%e3%82%88/


WORLDDTRUTH.TVより転載

プーチン大統領:世界のテロ攻撃の95%が、CIAによって指揮されている。

ロシアのウラジミールプーチン大統領が「世界のテロ攻撃の95%が、CIAによって指揮されている」と述べた、昨日の臨時会談の後、ショックウェーブはクレムリン周辺で反響を呼んでいる。サンクトペテルブルグで起きた地下鉄の爆発は、「これを念頭に置いて」調査されなければならない。

政府の最高幹部と彼の故郷の街である職員に、非公開のフォーラムで語ったプーチン大統領は、地下鉄の爆発についての質問に対して、世界のテロ攻撃の大部分を誰が指揮しているのかを指摘、米国の影の政府が、世界の主要地域を不安定化させるために、過激なイスラム集団を後援している。

プーチン大統領は、拳をテーブルにぶつけて叫んだ。「もしCIAが、ロシア人の血で手を汚すならば、彼らは、ロシアのクマを穏やかな眠りから覚ましたことを、永遠に後悔することになるだろう」プーチン大統領は、テロリストに対する捜査をさらに進めていくことを誓った。

95%の数字が正確かどうかについて、トップの補佐官が質問すると、プーチン大統領は一歩踏み出し、「説明をする前に、世界がどのように運営されているかに関して、どのように見えるかを考えなければなりません」

プーチン大統領は、CIAこそが、影の政府の謀略機関であり、そして「世界寡占と、NWO新世界秩序」の意志を表明していると主張する。

プーチン大統領は、補佐官の制止に抵抗しつつさらに続ける。大統領は、証拠はどこにでもあり、個人的には、取引に関する徹底的な知識を持っていると述べた。

CIAは、今日アメリカの一部として存在していますが、確かにアメリカ人ではありません。「CIAは、アメリカ人のために働くことも、利益になることもやらない」

サンクトペテルブルクの爆弾が、プーチン大統領を権力から追い出すための、CIAの陰謀とメディアが示唆していることについて、プーチン大統領は、「地下鉄で、私を瞬きさせるためには、ありとあらゆる策略が必要だ」と述べた。

プーチン大統領はまた、人類はメディアと政治によるプログラミングの使用を通じて 「無意識」になるように操作されており、その完璧なサンプルは、最近のWikiLeaks Vault7の漏洩に対する、社会の従順な反応です。

主流のメディアは、CIAのやりすぎや違法行為について、世界的な抗議行動を開始するのではなく、積極的に大衆を黙らせ従属状態に陥れてしまった。
https://sakamoto547416968.com/%e3%83%97%e3%83%bc%e3%83%81%e3%83%b3%e5%a4%a7%e7%b5%b1%e9%a0%98%ef%bc%9a%e4%b8%96%e7%95%8c%e3%81%ae%e3%83%86%e3%83%ad%e6%94%bb%e6%92%83%e3%81%ae95%ef%bc%85%e3%81%8c%e3%80%81cia%e3%81%ab%e3%82%88/
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/696.html#c7

[近代史3] マスコミの偽情報 _ CIA は有力メディアを情報操作のために使っている 中川隆
28. 中川隆[-11252] koaQ7Jey 2019年11月03日 11:43:01 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1642]
プーチン大統領:世界のテロ攻撃の95%が、CIAによって指揮されている。2019年10月27日
https://sakamoto547416968.com/%e3%83%97%e3%83%bc%e3%83%81%e3%83%b3%e5%a4%a7%e7%b5%b1%e9%a0%98%ef%bc%9a%e4%b8%96%e7%95%8c%e3%81%ae%e3%83%86%e3%83%ad%e6%94%bb%e6%92%83%e3%81%ae95%ef%bc%85%e3%81%8c%e3%80%81cia%e3%81%ab%e3%82%88/


WORLDDTRUTH.TVより転載

プーチン大統領:世界のテロ攻撃の95%が、CIAによって指揮されている。

ロシアのウラジミールプーチン大統領が「世界のテロ攻撃の95%が、CIAによって指揮されている」と述べた、昨日の臨時会談の後、ショックウェーブはクレムリン周辺で反響を呼んでいる。サンクトペテルブルグで起きた地下鉄の爆発は、「これを念頭に置いて」調査されなければならない。

政府の最高幹部と彼の故郷の街である職員に、非公開のフォーラムで語ったプーチン大統領は、地下鉄の爆発についての質問に対して、世界のテロ攻撃の大部分を誰が指揮しているのかを指摘、米国の影の政府が、世界の主要地域を不安定化させるために、過激なイスラム集団を後援している。

プーチン大統領は、拳をテーブルにぶつけて叫んだ。「もしCIAが、ロシア人の血で手を汚すならば、彼らは、ロシアのクマを穏やかな眠りから覚ましたことを、永遠に後悔することになるだろう」プーチン大統領は、テロリストに対する捜査をさらに進めていくことを誓った。

95%の数字が正確かどうかについて、トップの補佐官が質問すると、プーチン大統領は一歩踏み出し、「説明をする前に、世界がどのように運営されているかに関して、どのように見えるかを考えなければなりません」

プーチン大統領は、CIAこそが、影の政府の謀略機関であり、そして「世界寡占と、NWO新世界秩序」の意志を表明していると主張する。

プーチン大統領は、補佐官の制止に抵抗しつつさらに続ける。大統領は、証拠はどこにでもあり、個人的には、取引に関する徹底的な知識を持っていると述べた。

CIAは、今日アメリカの一部として存在していますが、確かにアメリカ人ではありません。「CIAは、アメリカ人のために働くことも、利益になることもやらない」

サンクトペテルブルクの爆弾が、プーチン大統領を権力から追い出すための、CIAの陰謀とメディアが示唆していることについて、プーチン大統領は、「地下鉄で、私を瞬きさせるためには、ありとあらゆる策略が必要だ」と述べた。

プーチン大統領はまた、人類はメディアと政治によるプログラミングの使用を通じて 「無意識」になるように操作されており、その完璧なサンプルは、最近のWikiLeaks Vault7の漏洩に対する、社会の従順な反応です。

主流のメディアは、CIAのやりすぎや違法行為について、世界的な抗議行動を開始するのではなく、積極的に大衆を黙らせ従属状態に陥れてしまった。
https://sakamoto547416968.com/%e3%83%97%e3%83%bc%e3%83%81%e3%83%b3%e5%a4%a7%e7%b5%b1%e9%a0%98%ef%bc%9a%e4%b8%96%e7%95%8c%e3%81%ae%e3%83%86%e3%83%ad%e6%94%bb%e6%92%83%e3%81%ae95%ef%bc%85%e3%81%8c%e3%80%81cia%e3%81%ab%e3%82%88/
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/330.html#c28

[近代史3] 麻薬取引の黒幕は CIA 中川隆
4. 中川隆[-11251] koaQ7Jey 2019年11月03日 11:43:27 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1643]
プーチン大統領:世界のテロ攻撃の95%が、CIAによって指揮されている。2019年10月27日
https://sakamoto547416968.com/%e3%83%97%e3%83%bc%e3%83%81%e3%83%b3%e5%a4%a7%e7%b5%b1%e9%a0%98%ef%bc%9a%e4%b8%96%e7%95%8c%e3%81%ae%e3%83%86%e3%83%ad%e6%94%bb%e6%92%83%e3%81%ae95%ef%bc%85%e3%81%8c%e3%80%81cia%e3%81%ab%e3%82%88/


WORLDDTRUTH.TVより転載

プーチン大統領:世界のテロ攻撃の95%が、CIAによって指揮されている。

ロシアのウラジミールプーチン大統領が「世界のテロ攻撃の95%が、CIAによって指揮されている」と述べた、昨日の臨時会談の後、ショックウェーブはクレムリン周辺で反響を呼んでいる。サンクトペテルブルグで起きた地下鉄の爆発は、「これを念頭に置いて」調査されなければならない。

政府の最高幹部と彼の故郷の街である職員に、非公開のフォーラムで語ったプーチン大統領は、地下鉄の爆発についての質問に対して、世界のテロ攻撃の大部分を誰が指揮しているのかを指摘、米国の影の政府が、世界の主要地域を不安定化させるために、過激なイスラム集団を後援している。

プーチン大統領は、拳をテーブルにぶつけて叫んだ。「もしCIAが、ロシア人の血で手を汚すならば、彼らは、ロシアのクマを穏やかな眠りから覚ましたことを、永遠に後悔することになるだろう」プーチン大統領は、テロリストに対する捜査をさらに進めていくことを誓った。

95%の数字が正確かどうかについて、トップの補佐官が質問すると、プーチン大統領は一歩踏み出し、「説明をする前に、世界がどのように運営されているかに関して、どのように見えるかを考えなければなりません」

プーチン大統領は、CIAこそが、影の政府の謀略機関であり、そして「世界寡占と、NWO新世界秩序」の意志を表明していると主張する。

プーチン大統領は、補佐官の制止に抵抗しつつさらに続ける。大統領は、証拠はどこにでもあり、個人的には、取引に関する徹底的な知識を持っていると述べた。

CIAは、今日アメリカの一部として存在していますが、確かにアメリカ人ではありません。「CIAは、アメリカ人のために働くことも、利益になることもやらない」

サンクトペテルブルクの爆弾が、プーチン大統領を権力から追い出すための、CIAの陰謀とメディアが示唆していることについて、プーチン大統領は、「地下鉄で、私を瞬きさせるためには、ありとあらゆる策略が必要だ」と述べた。

プーチン大統領はまた、人類はメディアと政治によるプログラミングの使用を通じて 「無意識」になるように操作されており、その完璧なサンプルは、最近のWikiLeaks Vault7の漏洩に対する、社会の従順な反応です。

主流のメディアは、CIAのやりすぎや違法行為について、世界的な抗議行動を開始するのではなく、積極的に大衆を黙らせ従属状態に陥れてしまった。
https://sakamoto547416968.com/%e3%83%97%e3%83%bc%e3%83%81%e3%83%b3%e5%a4%a7%e7%b5%b1%e9%a0%98%ef%bc%9a%e4%b8%96%e7%95%8c%e3%81%ae%e3%83%86%e3%83%ad%e6%94%bb%e6%92%83%e3%81%ae95%ef%bc%85%e3%81%8c%e3%80%81cia%e3%81%ab%e3%82%88/
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/293.html#c4

[近代史3] 論語と儒教は無関係である 中川隆
2. 中川隆[-11253] koaQ7Jey 2019年11月03日 11:57:19 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1641]


東海アマブログ 儒教国は見栄とメンツだけで成立している。中身は空っぽ、本当に何もない…… 2019年11月01日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-922.html

 世界の儒教国は、創始国である中国を中核に、朝鮮(韓国)・日本・ベトナムであるといわれる。厳密にい言えば、儒教文化の影響は、さらに周辺国であるモンゴルや、インドシナ半島にまで広がっているのだが、それらには、共通した文化と価値観がある。

 これらの国の価値観は、「権力の体裁」を第一義に掲げる。中身なんか、どうでもいいから、まずは格好をつけるので、儒教国では「門」を大切にする。これは、訪問者に対して、国家のコケオドシを示す関門である。

 北京天安門・南京中華門・ソウル南大門・ハノイ東河門、沖縄の守礼門も琉球王国が冊封国家だった時代の名残だ。

 日本でも、たくさんの門文化が残されている。広義の意味では、浅草寺の宝蔵門もそうだし、皇居の大手門、桜田門なんかも同じだ。

 日本全国、少しでも「格式」を重んじる施設や役宅には、必ず立派な門を作ることになっている。

 これは、江戸時代初期に家康によって儒教朱子学が導入され、国家権力への服従を洗脳するために全国に広められたことで、「門の文化」が拡大したのだ。

 外国で、この種の儒教文化に似た門といえば、フランス・イタリアの凱旋門くらいで、他の諸国では、ほとんど見かけない。
 エトアール凱旋門は、ナポレオンがローマ帝国の復活を夢見て、その権威を模倣して作らせたものだ。

 ローマ帝国では、他国を侵略して領土を拡張する戦争に勝利することを権威づけるために、たくさんの凱旋門を建設した。
 侵略と領土拡張が国是だった時代の産物である。これも、儒教国と同じで「国家の威信=コケオドシ」を見物人に思い知らせるための仕掛けにすぎない。

 こうした独裁国家の権力者は、自分にどれくらい権力が集中しているかを見せたがるので、中央集権的な発想が、都市の文化にちりばめられるのだ。

 この種の古代中央集権都市の場合、必ず、王宮から放射状に地方に向かう道が作られ、「すべての道はパリに通ず=ローマに通ず」といった、いわば蜘蛛の巣に似た、都市空間としては、合理性に欠けた使いにくい市街地道路が成立するのが特徴である。

以下はパリ中心部
 
kodaitosi1.jpg

ローマ中心部
 kodaitosi2.jpg


 秦は BC200年代に成立した統一中華王朝だが、全国制覇のための巨大インフラ=馳道も、中央集権国家の特徴としての蜘蛛の巣道路になっている。
 kodaitosi3.jpg


 これは現代のソウル地図だが、古代のパリ・ローマ・秦の都市道路と実に似ている。市街地も統一性がなく、乱雑で分かりにくく、ネットで検索しても、良い古代地図が出てこない。おそらく記録文化も未熟だったのだろう。
 
kodaitosi8.jpg

これに対して、中央集権思想ではなかった古代都市、例えば、京都=平安京はどうか?

 kodaitosi5.jpg

 以下は古代奈良=平城京の地図
 
kodaitosi6.jpg


 実に合理的な、使いやすい道路で、方向さえ間違えず、距離感覚があれば、誰でも間違えずに市街地を自由に通行することができるという点で、パリやローマ、ソウルとはエライ違いだ。

 こんな分かりやすい都市の生産性が、蜘蛛の巣都市に比べて、どれくらい高いか、誰でも容易に想像することができるだろう。

 権力の見栄とメンツを全面に押し出した儒教思想の都市は、実に使いにくそうだが、民衆の幸福を前提に考えられた仏教思想の都市は、まるで正反対に使いやすそうだ。

 平安京・平城京は、1400年くらい前に作られているが、もう、この頃から、「日本の日本らしさ」が成立していて、現代に繋がっていると考えるべきだ。

 このモデルがあったから、日本中の都市も、碁盤型の使いやすい市街地になっている場合が多い。

 以下は、茶人武将、金森長近が建設した高山市の旧市街図
 京都市街地構成の影響を強く受けている。この種の使いやすい古都市は、ほとんど現代に至っても繁栄が継続している。
 
 kodaitosi7.jpg

 だいたい、古代都市の市街地設計思想を見れば、その国家の行く末まで想像がつくのだが、ここでは、儒教を国是に選んだ朝鮮半島では、こうした見栄とメンツしかない中央集権思想の行き着く先として、悲劇的な事態がたくさん生まれている。
 その最大のものが、南北分断で、名曲イムジン河に歌われている通りなのだが、フォークルがこの素晴らしい歌を紹介しようとしたら、在日韓国人が、さんざん儒教的イチャモンをつけて、結局、長い間、お蔵入りになってしまった。
 https://www.youtube.com/watch?v=1-eJDL3zLCQ

 実は、私が今日、どうしても書きたかったことは、以下の問題である。

 韓国古里原発1号機、廃炉は決まったけれど解体技術・設備・廃棄物処理場はなかった (朝鮮日報)
 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/10/31/2019103180083.html

 まあ、簡単にいえば、儒教国らしく、「国家の見栄とメンツ」に執着するあまり、「トイレなきマンション」を建設してしまい、ウンコを処理する場所がなくて困っているという問題を、とうとう、これまで隠し続けてきた朝鮮日報が記事にするようになった。

 「解体技術・廃棄物処理施設や技術がない」どころの騒ぎではない。韓国の原発は、我々の想像を超えた恐ろしい欠陥に満ちていて、崩落したソウル聖水大橋や三豊デパートと、まるで同じ、手抜きと、技術不足、劣化のカタマリであって、いつフクイチのような巨大放射能事故を起こすか分からない。
 むしろ時間の問題というべきである。

 韓国、古里原発の現状
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-712.html

 5月10日、メルトダウン寸前だった韓国・霊光原発
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-date-20190522.html

 http://tokaiama.blog69.fc2.com/?mode=m&no=582&photo=true

 おまけに、韓国の原発群は、大半が日本海沿岸に設置されていて、事故を起こして放射能が放出されると、韓半島ではなく、日本列島を放射能が直撃するように配置されているのである。

 これは、おそらく原発立地時の政治判断として、韓半島東岸に設置すれば、季節風の風向きから、韓半島は被害を免れて、日本が汚染されることを前提に計画されたのだろう。韓国の凄まじい反日洗脳ぶりを見れば、そうした思考回路が容易に分かる。

 上のブログに書いたように、ハンビッ原発の加圧式原子炉建屋の凄まじい欠陥ぶりをみる限り、韓国原子力産業には、まともなコンクリート施工能力が元々存在しなかったのである。

 ただ「自分たちは優れている」と見栄を張りたくて、無知と未熟に満ちたデタラメ原発を建設してしまったのだ。

 その結果として、パラオのKBブリッジ崩落事件や、ラオスのダム崩壊災害を引き起こしている。
 https://matome.naver.jp/odai/2142750855049583301

 https://news.yahoo.co.jp/byline/dandoyasuharu/20190601-00128245/

 これらは、いずれも、国際入札で、鹿島建設の半額の工事費と期間を提示しながら、まともな建設能力がなかったために、崩壊を引き起こしたが、建設主体の韓国企業=SOCIO社は、聖水大橋工事と同系列だったが、事故後は故意に倒産させて賠償責任を逃げてしまっている。

 後に、日本がODA友好資金から橋を架け直したのだが、鹿島建設は、残された基礎コンクリートの粗悪さに驚き、まず、これを撤去し、基礎杭から作り直さねばならなかったと語っている。

 こうした、韓国企業の一連の事故を総括してみれば、その根幹に、儒教思想による「見栄とメンツ」だけの価値観が存在していて、物事を真面目に貫徹することなどに関心はなく、自尊心を満足させることだけが価値観の第一義になっている思想が明らかである。

 儒教というのは、ウソで固めた権力の装飾なのだが、実は、日本国自体が儒教の強い影響にあり、やはり国家権力のコケオドシばかり大切にする思想に満ちている。

 このために、日本自体が、原発を運営する実力もなく、廃棄物を処理できる技術もなく、安全に運営する設備も作らないまま、2011年の凄まじい原発巨大事故を引き起こしてしまった。

 韓国を嗤いたくとも嗤えないどころか、日本の儒教思想が、安倍晋三や竹中平蔵によって愚かな消費増税を行うことで日本国民を困窮させ、国家の滅亡さえ引き起こそうとしている現実に、我々は気づくべきである。
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-922.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/305.html#c2

[近代史3] 朝鮮人が嘘をつく理由 中川隆
17. 中川隆[-11252] koaQ7Jey 2019年11月03日 11:59:22 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1642]


東海アマブログ 儒教国は見栄とメンツだけで成立している。中身は空っぽ、本当に何もない…… 2019年11月01日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-922.html

 世界の儒教国は、創始国である中国を中核に、朝鮮(韓国)・日本・ベトナムであるといわれる。厳密にい言えば、儒教文化の影響は、さらに周辺国であるモンゴルや、インドシナ半島にまで広がっているのだが、それらには、共通した文化と価値観がある。

 これらの国の価値観は、「権力の体裁」を第一義に掲げる。中身なんか、どうでもいいから、まずは格好をつけるので、儒教国では「門」を大切にする。これは、訪問者に対して、国家のコケオドシを示す関門である。

 北京天安門・南京中華門・ソウル南大門・ハノイ東河門、沖縄の守礼門も琉球王国が冊封国家だった時代の名残だ。

 日本でも、たくさんの門文化が残されている。広義の意味では、浅草寺の宝蔵門もそうだし、皇居の大手門、桜田門なんかも同じだ。

 日本全国、少しでも「格式」を重んじる施設や役宅には、必ず立派な門を作ることになっている。

 これは、江戸時代初期に家康によって儒教朱子学が導入され、国家権力への服従を洗脳するために全国に広められたことで、「門の文化」が拡大したのだ。

 外国で、この種の儒教文化に似た門といえば、フランス・イタリアの凱旋門くらいで、他の諸国では、ほとんど見かけない。
 エトアール凱旋門は、ナポレオンがローマ帝国の復活を夢見て、その権威を模倣して作らせたものだ。

 ローマ帝国では、他国を侵略して領土を拡張する戦争に勝利することを権威づけるために、たくさんの凱旋門を建設した。
 侵略と領土拡張が国是だった時代の産物である。これも、儒教国と同じで「国家の威信=コケオドシ」を見物人に思い知らせるための仕掛けにすぎない。

 こうした独裁国家の権力者は、自分にどれくらい権力が集中しているかを見せたがるので、中央集権的な発想が、都市の文化にちりばめられるのだ。

 この種の古代中央集権都市の場合、必ず、王宮から放射状に地方に向かう道が作られ、「すべての道はパリに通ず=ローマに通ず」といった、いわば蜘蛛の巣に似た、都市空間としては、合理性に欠けた使いにくい市街地道路が成立するのが特徴である。

以下はパリ中心部
 
kodaitosi1.jpg

ローマ中心部
 kodaitosi2.jpg


 秦は BC200年代に成立した統一中華王朝だが、全国制覇のための巨大インフラ=馳道も、中央集権国家の特徴としての蜘蛛の巣道路になっている。
 kodaitosi3.jpg


 これは現代のソウル地図だが、古代のパリ・ローマ・秦の都市道路と実に似ている。市街地も統一性がなく、乱雑で分かりにくく、ネットで検索しても、良い古代地図が出てこない。おそらく記録文化も未熟だったのだろう。
 
kodaitosi8.jpg

これに対して、中央集権思想ではなかった古代都市、例えば、京都=平安京はどうか?

 kodaitosi5.jpg

 以下は古代奈良=平城京の地図
 
kodaitosi6.jpg


 実に合理的な、使いやすい道路で、方向さえ間違えず、距離感覚があれば、誰でも間違えずに市街地を自由に通行することができるという点で、パリやローマ、ソウルとはエライ違いだ。

 こんな分かりやすい都市の生産性が、蜘蛛の巣都市に比べて、どれくらい高いか、誰でも容易に想像することができるだろう。

 権力の見栄とメンツを全面に押し出した儒教思想の都市は、実に使いにくそうだが、民衆の幸福を前提に考えられた仏教思想の都市は、まるで正反対に使いやすそうだ。

 平安京・平城京は、1400年くらい前に作られているが、もう、この頃から、「日本の日本らしさ」が成立していて、現代に繋がっていると考えるべきだ。

 このモデルがあったから、日本中の都市も、碁盤型の使いやすい市街地になっている場合が多い。

 以下は、茶人武将、金森長近が建設した高山市の旧市街図
 京都市街地構成の影響を強く受けている。この種の使いやすい古都市は、ほとんど現代に至っても繁栄が継続している。
 
 kodaitosi7.jpg

 だいたい、古代都市の市街地設計思想を見れば、その国家の行く末まで想像がつくのだが、ここでは、儒教を国是に選んだ朝鮮半島では、こうした見栄とメンツしかない中央集権思想の行き着く先として、悲劇的な事態がたくさん生まれている。
 その最大のものが、南北分断で、名曲イムジン河に歌われている通りなのだが、フォークルがこの素晴らしい歌を紹介しようとしたら、在日韓国人が、さんざん儒教的イチャモンをつけて、結局、長い間、お蔵入りになってしまった。
 https://www.youtube.com/watch?v=1-eJDL3zLCQ

 実は、私が今日、どうしても書きたかったことは、以下の問題である。

 韓国古里原発1号機、廃炉は決まったけれど解体技術・設備・廃棄物処理場はなかった (朝鮮日報)
 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/10/31/2019103180083.html

 まあ、簡単にいえば、儒教国らしく、「国家の見栄とメンツ」に執着するあまり、「トイレなきマンション」を建設してしまい、ウンコを処理する場所がなくて困っているという問題を、とうとう、これまで隠し続けてきた朝鮮日報が記事にするようになった。

 「解体技術・廃棄物処理施設や技術がない」どころの騒ぎではない。韓国の原発は、我々の想像を超えた恐ろしい欠陥に満ちていて、崩落したソウル聖水大橋や三豊デパートと、まるで同じ、手抜きと、技術不足、劣化のカタマリであって、いつフクイチのような巨大放射能事故を起こすか分からない。
 むしろ時間の問題というべきである。

 韓国、古里原発の現状
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-712.html

 5月10日、メルトダウン寸前だった韓国・霊光原発
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-date-20190522.html

 http://tokaiama.blog69.fc2.com/?mode=m&no=582&photo=true

 おまけに、韓国の原発群は、大半が日本海沿岸に設置されていて、事故を起こして放射能が放出されると、韓半島ではなく、日本列島を放射能が直撃するように配置されているのである。

 これは、おそらく原発立地時の政治判断として、韓半島東岸に設置すれば、季節風の風向きから、韓半島は被害を免れて、日本が汚染されることを前提に計画されたのだろう。韓国の凄まじい反日洗脳ぶりを見れば、そうした思考回路が容易に分かる。

 上のブログに書いたように、ハンビッ原発の加圧式原子炉建屋の凄まじい欠陥ぶりをみる限り、韓国原子力産業には、まともなコンクリート施工能力が元々存在しなかったのである。

 ただ「自分たちは優れている」と見栄を張りたくて、無知と未熟に満ちたデタラメ原発を建設してしまったのだ。

 その結果として、パラオのKBブリッジ崩落事件や、ラオスのダム崩壊災害を引き起こしている。
 https://matome.naver.jp/odai/2142750855049583301

 https://news.yahoo.co.jp/byline/dandoyasuharu/20190601-00128245/

 これらは、いずれも、国際入札で、鹿島建設の半額の工事費と期間を提示しながら、まともな建設能力がなかったために、崩壊を引き起こしたが、建設主体の韓国企業=SOCIO社は、聖水大橋工事と同系列だったが、事故後は故意に倒産させて賠償責任を逃げてしまっている。

 後に、日本がODA友好資金から橋を架け直したのだが、鹿島建設は、残された基礎コンクリートの粗悪さに驚き、まず、これを撤去し、基礎杭から作り直さねばならなかったと語っている。

 こうした、韓国企業の一連の事故を総括してみれば、その根幹に、儒教思想による「見栄とメンツ」だけの価値観が存在していて、物事を真面目に貫徹することなどに関心はなく、自尊心を満足させることだけが価値観の第一義になっている思想が明らかである。

 儒教というのは、ウソで固めた権力の装飾なのだが、実は、日本国自体が儒教の強い影響にあり、やはり国家権力のコケオドシばかり大切にする思想に満ちている。

 このために、日本自体が、原発を運営する実力もなく、廃棄物を処理できる技術もなく、安全に運営する設備も作らないまま、2011年の凄まじい原発巨大事故を引き起こしてしまった。

 韓国を嗤いたくとも嗤えないどころか、日本の儒教思想が、安倍晋三や竹中平蔵によって愚かな消費増税を行うことで日本国民を困窮させ、国家の滅亡さえ引き起こそうとしている現実に、我々は気づくべきである。
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-922.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/512.html#c17

[昼休み52] 日本人女性2人、リゾート地・セブ島で知り合った韓国人の男2人と飲酒→集団強姦される…フィリピン 中川隆
355. 中川隆[-11254] koaQ7Jey 2019年11月03日 12:00:19 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1640]


東海アマブログ 儒教国は見栄とメンツだけで成立している。中身は空っぽ、本当に何もない…… 2019年11月01日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-922.html

 世界の儒教国は、創始国である中国を中核に、朝鮮(韓国)・日本・ベトナムであるといわれる。厳密にい言えば、儒教文化の影響は、さらに周辺国であるモンゴルや、インドシナ半島にまで広がっているのだが、それらには、共通した文化と価値観がある。

 これらの国の価値観は、「権力の体裁」を第一義に掲げる。中身なんか、どうでもいいから、まずは格好をつけるので、儒教国では「門」を大切にする。これは、訪問者に対して、国家のコケオドシを示す関門である。

 北京天安門・南京中華門・ソウル南大門・ハノイ東河門、沖縄の守礼門も琉球王国が冊封国家だった時代の名残だ。

 日本でも、たくさんの門文化が残されている。広義の意味では、浅草寺の宝蔵門もそうだし、皇居の大手門、桜田門なんかも同じだ。

 日本全国、少しでも「格式」を重んじる施設や役宅には、必ず立派な門を作ることになっている。

 これは、江戸時代初期に家康によって儒教朱子学が導入され、国家権力への服従を洗脳するために全国に広められたことで、「門の文化」が拡大したのだ。

 外国で、この種の儒教文化に似た門といえば、フランス・イタリアの凱旋門くらいで、他の諸国では、ほとんど見かけない。
 エトアール凱旋門は、ナポレオンがローマ帝国の復活を夢見て、その権威を模倣して作らせたものだ。

 ローマ帝国では、他国を侵略して領土を拡張する戦争に勝利することを権威づけるために、たくさんの凱旋門を建設した。
 侵略と領土拡張が国是だった時代の産物である。これも、儒教国と同じで「国家の威信=コケオドシ」を見物人に思い知らせるための仕掛けにすぎない。

 こうした独裁国家の権力者は、自分にどれくらい権力が集中しているかを見せたがるので、中央集権的な発想が、都市の文化にちりばめられるのだ。

 この種の古代中央集権都市の場合、必ず、王宮から放射状に地方に向かう道が作られ、「すべての道はパリに通ず=ローマに通ず」といった、いわば蜘蛛の巣に似た、都市空間としては、合理性に欠けた使いにくい市街地道路が成立するのが特徴である。

以下はパリ中心部
 
kodaitosi1.jpg

ローマ中心部
 kodaitosi2.jpg


 秦は BC200年代に成立した統一中華王朝だが、全国制覇のための巨大インフラ=馳道も、中央集権国家の特徴としての蜘蛛の巣道路になっている。
 kodaitosi3.jpg


 これは現代のソウル地図だが、古代のパリ・ローマ・秦の都市道路と実に似ている。市街地も統一性がなく、乱雑で分かりにくく、ネットで検索しても、良い古代地図が出てこない。おそらく記録文化も未熟だったのだろう。
 
kodaitosi8.jpg

これに対して、中央集権思想ではなかった古代都市、例えば、京都=平安京はどうか?

 kodaitosi5.jpg

 以下は古代奈良=平城京の地図
 
kodaitosi6.jpg


 実に合理的な、使いやすい道路で、方向さえ間違えず、距離感覚があれば、誰でも間違えずに市街地を自由に通行することができるという点で、パリやローマ、ソウルとはエライ違いだ。

 こんな分かりやすい都市の生産性が、蜘蛛の巣都市に比べて、どれくらい高いか、誰でも容易に想像することができるだろう。

 権力の見栄とメンツを全面に押し出した儒教思想の都市は、実に使いにくそうだが、民衆の幸福を前提に考えられた仏教思想の都市は、まるで正反対に使いやすそうだ。

 平安京・平城京は、1400年くらい前に作られているが、もう、この頃から、「日本の日本らしさ」が成立していて、現代に繋がっていると考えるべきだ。

 このモデルがあったから、日本中の都市も、碁盤型の使いやすい市街地になっている場合が多い。

 以下は、茶人武将、金森長近が建設した高山市の旧市街図
 京都市街地構成の影響を強く受けている。この種の使いやすい古都市は、ほとんど現代に至っても繁栄が継続している。
 
 kodaitosi7.jpg

 だいたい、古代都市の市街地設計思想を見れば、その国家の行く末まで想像がつくのだが、ここでは、儒教を国是に選んだ朝鮮半島では、こうした見栄とメンツしかない中央集権思想の行き着く先として、悲劇的な事態がたくさん生まれている。
 その最大のものが、南北分断で、名曲イムジン河に歌われている通りなのだが、フォークルがこの素晴らしい歌を紹介しようとしたら、在日韓国人が、さんざん儒教的イチャモンをつけて、結局、長い間、お蔵入りになってしまった。
 https://www.youtube.com/watch?v=1-eJDL3zLCQ

 実は、私が今日、どうしても書きたかったことは、以下の問題である。

 韓国古里原発1号機、廃炉は決まったけれど解体技術・設備・廃棄物処理場はなかった (朝鮮日報)
 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/10/31/2019103180083.html

 まあ、簡単にいえば、儒教国らしく、「国家の見栄とメンツ」に執着するあまり、「トイレなきマンション」を建設してしまい、ウンコを処理する場所がなくて困っているという問題を、とうとう、これまで隠し続けてきた朝鮮日報が記事にするようになった。

 「解体技術・廃棄物処理施設や技術がない」どころの騒ぎではない。韓国の原発は、我々の想像を超えた恐ろしい欠陥に満ちていて、崩落したソウル聖水大橋や三豊デパートと、まるで同じ、手抜きと、技術不足、劣化のカタマリであって、いつフクイチのような巨大放射能事故を起こすか分からない。
 むしろ時間の問題というべきである。

 韓国、古里原発の現状
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-712.html

 5月10日、メルトダウン寸前だった韓国・霊光原発
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-date-20190522.html

 http://tokaiama.blog69.fc2.com/?mode=m&no=582&photo=true

 おまけに、韓国の原発群は、大半が日本海沿岸に設置されていて、事故を起こして放射能が放出されると、韓半島ではなく、日本列島を放射能が直撃するように配置されているのである。

 これは、おそらく原発立地時の政治判断として、韓半島東岸に設置すれば、季節風の風向きから、韓半島は被害を免れて、日本が汚染されることを前提に計画されたのだろう。韓国の凄まじい反日洗脳ぶりを見れば、そうした思考回路が容易に分かる。

 上のブログに書いたように、ハンビッ原発の加圧式原子炉建屋の凄まじい欠陥ぶりをみる限り、韓国原子力産業には、まともなコンクリート施工能力が元々存在しなかったのである。

 ただ「自分たちは優れている」と見栄を張りたくて、無知と未熟に満ちたデタラメ原発を建設してしまったのだ。

 その結果として、パラオのKBブリッジ崩落事件や、ラオスのダム崩壊災害を引き起こしている。
 https://matome.naver.jp/odai/2142750855049583301

 https://news.yahoo.co.jp/byline/dandoyasuharu/20190601-00128245/

 これらは、いずれも、国際入札で、鹿島建設の半額の工事費と期間を提示しながら、まともな建設能力がなかったために、崩壊を引き起こしたが、建設主体の韓国企業=SOCIO社は、聖水大橋工事と同系列だったが、事故後は故意に倒産させて賠償責任を逃げてしまっている。

 後に、日本がODA友好資金から橋を架け直したのだが、鹿島建設は、残された基礎コンクリートの粗悪さに驚き、まず、これを撤去し、基礎杭から作り直さねばならなかったと語っている。

 こうした、韓国企業の一連の事故を総括してみれば、その根幹に、儒教思想による「見栄とメンツ」だけの価値観が存在していて、物事を真面目に貫徹することなどに関心はなく、自尊心を満足させることだけが価値観の第一義になっている思想が明らかである。

 儒教というのは、ウソで固めた権力の装飾なのだが、実は、日本国自体が儒教の強い影響にあり、やはり国家権力のコケオドシばかり大切にする思想に満ちている。

 このために、日本自体が、原発を運営する実力もなく、廃棄物を処理できる技術もなく、安全に運営する設備も作らないまま、2011年の凄まじい原発巨大事故を引き起こしてしまった。

 韓国を嗤いたくとも嗤えないどころか、日本の儒教思想が、安倍晋三や竹中平蔵によって愚かな消費増税を行うことで日本国民を困窮させ、国家の滅亡さえ引き起こそうとしている現実に、我々は気づくべきである。
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http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/334.html#c355

[近代史3] 米中貿易戦争の本質は宗教戦争 中川隆
4. 中川隆[-11253] koaQ7Jey 2019年11月03日 12:02:30 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1641]


東海アマブログ 儒教国は見栄とメンツだけで成立している。中身は空っぽ、本当に何もない…… 2019年11月01日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-922.html

 世界の儒教国は、創始国である中国を中核に、朝鮮(韓国)・日本・ベトナムであるといわれる。厳密にい言えば、儒教文化の影響は、さらに周辺国であるモンゴルや、インドシナ半島にまで広がっているのだが、それらには、共通した文化と価値観がある。

 これらの国の価値観は、「権力の体裁」を第一義に掲げる。中身なんか、どうでもいいから、まずは格好をつけるので、儒教国では「門」を大切にする。これは、訪問者に対して、国家のコケオドシを示す関門である。

 北京天安門・南京中華門・ソウル南大門・ハノイ東河門、沖縄の守礼門も琉球王国が冊封国家だった時代の名残だ。

 日本でも、たくさんの門文化が残されている。広義の意味では、浅草寺の宝蔵門もそうだし、皇居の大手門、桜田門なんかも同じだ。

 日本全国、少しでも「格式」を重んじる施設や役宅には、必ず立派な門を作ることになっている。

 これは、江戸時代初期に家康によって儒教朱子学が導入され、国家権力への服従を洗脳するために全国に広められたことで、「門の文化」が拡大したのだ。

 外国で、この種の儒教文化に似た門といえば、フランス・イタリアの凱旋門くらいで、他の諸国では、ほとんど見かけない。
 エトアール凱旋門は、ナポレオンがローマ帝国の復活を夢見て、その権威を模倣して作らせたものだ。

 ローマ帝国では、他国を侵略して領土を拡張する戦争に勝利することを権威づけるために、たくさんの凱旋門を建設した。
 侵略と領土拡張が国是だった時代の産物である。これも、儒教国と同じで「国家の威信=コケオドシ」を見物人に思い知らせるための仕掛けにすぎない。

 こうした独裁国家の権力者は、自分にどれくらい権力が集中しているかを見せたがるので、中央集権的な発想が、都市の文化にちりばめられるのだ。

 この種の古代中央集権都市の場合、必ず、王宮から放射状に地方に向かう道が作られ、「すべての道はパリに通ず=ローマに通ず」といった、いわば蜘蛛の巣に似た、都市空間としては、合理性に欠けた使いにくい市街地道路が成立するのが特徴である。

以下はパリ中心部
 
kodaitosi1.jpg

ローマ中心部
 kodaitosi2.jpg


 秦は BC200年代に成立した統一中華王朝だが、全国制覇のための巨大インフラ=馳道も、中央集権国家の特徴としての蜘蛛の巣道路になっている。
 kodaitosi3.jpg


 これは現代のソウル地図だが、古代のパリ・ローマ・秦の都市道路と実に似ている。市街地も統一性がなく、乱雑で分かりにくく、ネットで検索しても、良い古代地図が出てこない。おそらく記録文化も未熟だったのだろう。
 
kodaitosi8.jpg

これに対して、中央集権思想ではなかった古代都市、例えば、京都=平安京はどうか?

 kodaitosi5.jpg

 以下は古代奈良=平城京の地図
 
kodaitosi6.jpg


 実に合理的な、使いやすい道路で、方向さえ間違えず、距離感覚があれば、誰でも間違えずに市街地を自由に通行することができるという点で、パリやローマ、ソウルとはエライ違いだ。

 こんな分かりやすい都市の生産性が、蜘蛛の巣都市に比べて、どれくらい高いか、誰でも容易に想像することができるだろう。

 権力の見栄とメンツを全面に押し出した儒教思想の都市は、実に使いにくそうだが、民衆の幸福を前提に考えられた仏教思想の都市は、まるで正反対に使いやすそうだ。

 平安京・平城京は、1400年くらい前に作られているが、もう、この頃から、「日本の日本らしさ」が成立していて、現代に繋がっていると考えるべきだ。

 このモデルがあったから、日本中の都市も、碁盤型の使いやすい市街地になっている場合が多い。

 以下は、茶人武将、金森長近が建設した高山市の旧市街図
 京都市街地構成の影響を強く受けている。この種の使いやすい古都市は、ほとんど現代に至っても繁栄が継続している。
 
 kodaitosi7.jpg

 だいたい、古代都市の市街地設計思想を見れば、その国家の行く末まで想像がつくのだが、ここでは、儒教を国是に選んだ朝鮮半島では、こうした見栄とメンツしかない中央集権思想の行き着く先として、悲劇的な事態がたくさん生まれている。
 その最大のものが、南北分断で、名曲イムジン河に歌われている通りなのだが、フォークルがこの素晴らしい歌を紹介しようとしたら、在日韓国人が、さんざん儒教的イチャモンをつけて、結局、長い間、お蔵入りになってしまった。
 https://www.youtube.com/watch?v=1-eJDL3zLCQ

 実は、私が今日、どうしても書きたかったことは、以下の問題である。

 韓国古里原発1号機、廃炉は決まったけれど解体技術・設備・廃棄物処理場はなかった (朝鮮日報)
 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/10/31/2019103180083.html

 まあ、簡単にいえば、儒教国らしく、「国家の見栄とメンツ」に執着するあまり、「トイレなきマンション」を建設してしまい、ウンコを処理する場所がなくて困っているという問題を、とうとう、これまで隠し続けてきた朝鮮日報が記事にするようになった。

 「解体技術・廃棄物処理施設や技術がない」どころの騒ぎではない。韓国の原発は、我々の想像を超えた恐ろしい欠陥に満ちていて、崩落したソウル聖水大橋や三豊デパートと、まるで同じ、手抜きと、技術不足、劣化のカタマリであって、いつフクイチのような巨大放射能事故を起こすか分からない。
 むしろ時間の問題というべきである。

 韓国、古里原発の現状
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-712.html

 5月10日、メルトダウン寸前だった韓国・霊光原発
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-date-20190522.html

 http://tokaiama.blog69.fc2.com/?mode=m&no=582&photo=true

 おまけに、韓国の原発群は、大半が日本海沿岸に設置されていて、事故を起こして放射能が放出されると、韓半島ではなく、日本列島を放射能が直撃するように配置されているのである。

 これは、おそらく原発立地時の政治判断として、韓半島東岸に設置すれば、季節風の風向きから、韓半島は被害を免れて、日本が汚染されることを前提に計画されたのだろう。韓国の凄まじい反日洗脳ぶりを見れば、そうした思考回路が容易に分かる。

 上のブログに書いたように、ハンビッ原発の加圧式原子炉建屋の凄まじい欠陥ぶりをみる限り、韓国原子力産業には、まともなコンクリート施工能力が元々存在しなかったのである。

 ただ「自分たちは優れている」と見栄を張りたくて、無知と未熟に満ちたデタラメ原発を建設してしまったのだ。

 その結果として、パラオのKBブリッジ崩落事件や、ラオスのダム崩壊災害を引き起こしている。
 https://matome.naver.jp/odai/2142750855049583301

 https://news.yahoo.co.jp/byline/dandoyasuharu/20190601-00128245/

 これらは、いずれも、国際入札で、鹿島建設の半額の工事費と期間を提示しながら、まともな建設能力がなかったために、崩壊を引き起こしたが、建設主体の韓国企業=SOCIO社は、聖水大橋工事と同系列だったが、事故後は故意に倒産させて賠償責任を逃げてしまっている。

 後に、日本がODA友好資金から橋を架け直したのだが、鹿島建設は、残された基礎コンクリートの粗悪さに驚き、まず、これを撤去し、基礎杭から作り直さねばならなかったと語っている。

 こうした、韓国企業の一連の事故を総括してみれば、その根幹に、儒教思想による「見栄とメンツ」だけの価値観が存在していて、物事を真面目に貫徹することなどに関心はなく、自尊心を満足させることだけが価値観の第一義になっている思想が明らかである。

 儒教というのは、ウソで固めた権力の装飾なのだが、実は、日本国自体が儒教の強い影響にあり、やはり国家権力のコケオドシばかり大切にする思想に満ちている。

 このために、日本自体が、原発を運営する実力もなく、廃棄物を処理できる技術もなく、安全に運営する設備も作らないまま、2011年の凄まじい原発巨大事故を引き起こしてしまった。

 韓国を嗤いたくとも嗤えないどころか、日本の儒教思想が、安倍晋三や竹中平蔵によって愚かな消費増税を行うことで日本国民を困窮させ、国家の滅亡さえ引き起こそうとしている現実に、我々は気づくべきである。
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-922.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/465.html#c4

[近代史3] 朝鮮人は頭がおかしい _ あるのはウソだけのめんどくさい国 中川隆
22. 中川隆[-11252] koaQ7Jey 2019年11月03日 12:03:41 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1642]


東海アマブログ 儒教国は見栄とメンツだけで成立している。中身は空っぽ、本当に何もない…… 2019年11月01日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-922.html

 世界の儒教国は、創始国である中国を中核に、朝鮮(韓国)・日本・ベトナムであるといわれる。厳密にい言えば、儒教文化の影響は、さらに周辺国であるモンゴルや、インドシナ半島にまで広がっているのだが、それらには、共通した文化と価値観がある。

 これらの国の価値観は、「権力の体裁」を第一義に掲げる。中身なんか、どうでもいいから、まずは格好をつけるので、儒教国では「門」を大切にする。これは、訪問者に対して、国家のコケオドシを示す関門である。

 北京天安門・南京中華門・ソウル南大門・ハノイ東河門、沖縄の守礼門も琉球王国が冊封国家だった時代の名残だ。

 日本でも、たくさんの門文化が残されている。広義の意味では、浅草寺の宝蔵門もそうだし、皇居の大手門、桜田門なんかも同じだ。

 日本全国、少しでも「格式」を重んじる施設や役宅には、必ず立派な門を作ることになっている。

 これは、江戸時代初期に家康によって儒教朱子学が導入され、国家権力への服従を洗脳するために全国に広められたことで、「門の文化」が拡大したのだ。

 外国で、この種の儒教文化に似た門といえば、フランス・イタリアの凱旋門くらいで、他の諸国では、ほとんど見かけない。
 エトアール凱旋門は、ナポレオンがローマ帝国の復活を夢見て、その権威を模倣して作らせたものだ。

 ローマ帝国では、他国を侵略して領土を拡張する戦争に勝利することを権威づけるために、たくさんの凱旋門を建設した。
 侵略と領土拡張が国是だった時代の産物である。これも、儒教国と同じで「国家の威信=コケオドシ」を見物人に思い知らせるための仕掛けにすぎない。

 こうした独裁国家の権力者は、自分にどれくらい権力が集中しているかを見せたがるので、中央集権的な発想が、都市の文化にちりばめられるのだ。

 この種の古代中央集権都市の場合、必ず、王宮から放射状に地方に向かう道が作られ、「すべての道はパリに通ず=ローマに通ず」といった、いわば蜘蛛の巣に似た、都市空間としては、合理性に欠けた使いにくい市街地道路が成立するのが特徴である。

以下はパリ中心部
 
kodaitosi1.jpg

ローマ中心部
 kodaitosi2.jpg


 秦は BC200年代に成立した統一中華王朝だが、全国制覇のための巨大インフラ=馳道も、中央集権国家の特徴としての蜘蛛の巣道路になっている。
 kodaitosi3.jpg


 これは現代のソウル地図だが、古代のパリ・ローマ・秦の都市道路と実に似ている。市街地も統一性がなく、乱雑で分かりにくく、ネットで検索しても、良い古代地図が出てこない。おそらく記録文化も未熟だったのだろう。
 
kodaitosi8.jpg

これに対して、中央集権思想ではなかった古代都市、例えば、京都=平安京はどうか?

 kodaitosi5.jpg

 以下は古代奈良=平城京の地図
 
kodaitosi6.jpg


 実に合理的な、使いやすい道路で、方向さえ間違えず、距離感覚があれば、誰でも間違えずに市街地を自由に通行することができるという点で、パリやローマ、ソウルとはエライ違いだ。

 こんな分かりやすい都市の生産性が、蜘蛛の巣都市に比べて、どれくらい高いか、誰でも容易に想像することができるだろう。

 権力の見栄とメンツを全面に押し出した儒教思想の都市は、実に使いにくそうだが、民衆の幸福を前提に考えられた仏教思想の都市は、まるで正反対に使いやすそうだ。

 平安京・平城京は、1400年くらい前に作られているが、もう、この頃から、「日本の日本らしさ」が成立していて、現代に繋がっていると考えるべきだ。

 このモデルがあったから、日本中の都市も、碁盤型の使いやすい市街地になっている場合が多い。

 以下は、茶人武将、金森長近が建設した高山市の旧市街図
 京都市街地構成の影響を強く受けている。この種の使いやすい古都市は、ほとんど現代に至っても繁栄が継続している。
 
 kodaitosi7.jpg

 だいたい、古代都市の市街地設計思想を見れば、その国家の行く末まで想像がつくのだが、ここでは、儒教を国是に選んだ朝鮮半島では、こうした見栄とメンツしかない中央集権思想の行き着く先として、悲劇的な事態がたくさん生まれている。
 その最大のものが、南北分断で、名曲イムジン河に歌われている通りなのだが、フォークルがこの素晴らしい歌を紹介しようとしたら、在日韓国人が、さんざん儒教的イチャモンをつけて、結局、長い間、お蔵入りになってしまった。
 https://www.youtube.com/watch?v=1-eJDL3zLCQ

 実は、私が今日、どうしても書きたかったことは、以下の問題である。

 韓国古里原発1号機、廃炉は決まったけれど解体技術・設備・廃棄物処理場はなかった (朝鮮日報)
 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/10/31/2019103180083.html

 まあ、簡単にいえば、儒教国らしく、「国家の見栄とメンツ」に執着するあまり、「トイレなきマンション」を建設してしまい、ウンコを処理する場所がなくて困っているという問題を、とうとう、これまで隠し続けてきた朝鮮日報が記事にするようになった。

 「解体技術・廃棄物処理施設や技術がない」どころの騒ぎではない。韓国の原発は、我々の想像を超えた恐ろしい欠陥に満ちていて、崩落したソウル聖水大橋や三豊デパートと、まるで同じ、手抜きと、技術不足、劣化のカタマリであって、いつフクイチのような巨大放射能事故を起こすか分からない。
 むしろ時間の問題というべきである。

 韓国、古里原発の現状
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-712.html

 5月10日、メルトダウン寸前だった韓国・霊光原発
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-date-20190522.html

 http://tokaiama.blog69.fc2.com/?mode=m&no=582&photo=true

 おまけに、韓国の原発群は、大半が日本海沿岸に設置されていて、事故を起こして放射能が放出されると、韓半島ではなく、日本列島を放射能が直撃するように配置されているのである。

 これは、おそらく原発立地時の政治判断として、韓半島東岸に設置すれば、季節風の風向きから、韓半島は被害を免れて、日本が汚染されることを前提に計画されたのだろう。韓国の凄まじい反日洗脳ぶりを見れば、そうした思考回路が容易に分かる。

 上のブログに書いたように、ハンビッ原発の加圧式原子炉建屋の凄まじい欠陥ぶりをみる限り、韓国原子力産業には、まともなコンクリート施工能力が元々存在しなかったのである。

 ただ「自分たちは優れている」と見栄を張りたくて、無知と未熟に満ちたデタラメ原発を建設してしまったのだ。

 その結果として、パラオのKBブリッジ崩落事件や、ラオスのダム崩壊災害を引き起こしている。
 https://matome.naver.jp/odai/2142750855049583301

 https://news.yahoo.co.jp/byline/dandoyasuharu/20190601-00128245/

 これらは、いずれも、国際入札で、鹿島建設の半額の工事費と期間を提示しながら、まともな建設能力がなかったために、崩壊を引き起こしたが、建設主体の韓国企業=SOCIO社は、聖水大橋工事と同系列だったが、事故後は故意に倒産させて賠償責任を逃げてしまっている。

 後に、日本がODA友好資金から橋を架け直したのだが、鹿島建設は、残された基礎コンクリートの粗悪さに驚き、まず、これを撤去し、基礎杭から作り直さねばならなかったと語っている。

 こうした、韓国企業の一連の事故を総括してみれば、その根幹に、儒教思想による「見栄とメンツ」だけの価値観が存在していて、物事を真面目に貫徹することなどに関心はなく、自尊心を満足させることだけが価値観の第一義になっている思想が明らかである。

 儒教というのは、ウソで固めた権力の装飾なのだが、実は、日本国自体が儒教の強い影響にあり、やはり国家権力のコケオドシばかり大切にする思想に満ちている。

 このために、日本自体が、原発を運営する実力もなく、廃棄物を処理できる技術もなく、安全に運営する設備も作らないまま、2011年の凄まじい原発巨大事故を引き起こしてしまった。

 韓国を嗤いたくとも嗤えないどころか、日本の儒教思想が、安倍晋三や竹中平蔵によって愚かな消費増税を行うことで日本国民を困窮させ、国家の滅亡さえ引き起こそうとしている現実に、我々は気づくべきである。
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-922.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/193.html#c22

[近代史3] 中国人に愛国心や公共心が完全にゼロな理由 _ 中国人は宗族から宗族の利益になる様な悪事をやる事を毎日強要されている 中川隆
5. 中川隆[-11251] koaQ7Jey 2019年11月03日 12:05:19 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1643]


東海アマブログ 儒教国は見栄とメンツだけで成立している。中身は空っぽ、本当に何もない…… 2019年11月01日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-922.html

 世界の儒教国は、創始国である中国を中核に、朝鮮(韓国)・日本・ベトナムであるといわれる。厳密にい言えば、儒教文化の影響は、さらに周辺国であるモンゴルや、インドシナ半島にまで広がっているのだが、それらには、共通した文化と価値観がある。

 これらの国の価値観は、「権力の体裁」を第一義に掲げる。中身なんか、どうでもいいから、まずは格好をつけるので、儒教国では「門」を大切にする。これは、訪問者に対して、国家のコケオドシを示す関門である。

 北京天安門・南京中華門・ソウル南大門・ハノイ東河門、沖縄の守礼門も琉球王国が冊封国家だった時代の名残だ。

 日本でも、たくさんの門文化が残されている。広義の意味では、浅草寺の宝蔵門もそうだし、皇居の大手門、桜田門なんかも同じだ。

 日本全国、少しでも「格式」を重んじる施設や役宅には、必ず立派な門を作ることになっている。

 これは、江戸時代初期に家康によって儒教朱子学が導入され、国家権力への服従を洗脳するために全国に広められたことで、「門の文化」が拡大したのだ。

 外国で、この種の儒教文化に似た門といえば、フランス・イタリアの凱旋門くらいで、他の諸国では、ほとんど見かけない。
 エトアール凱旋門は、ナポレオンがローマ帝国の復活を夢見て、その権威を模倣して作らせたものだ。

 ローマ帝国では、他国を侵略して領土を拡張する戦争に勝利することを権威づけるために、たくさんの凱旋門を建設した。
 侵略と領土拡張が国是だった時代の産物である。これも、儒教国と同じで「国家の威信=コケオドシ」を見物人に思い知らせるための仕掛けにすぎない。

 こうした独裁国家の権力者は、自分にどれくらい権力が集中しているかを見せたがるので、中央集権的な発想が、都市の文化にちりばめられるのだ。

 この種の古代中央集権都市の場合、必ず、王宮から放射状に地方に向かう道が作られ、「すべての道はパリに通ず=ローマに通ず」といった、いわば蜘蛛の巣に似た、都市空間としては、合理性に欠けた使いにくい市街地道路が成立するのが特徴である。

以下はパリ中心部
 
kodaitosi1.jpg

ローマ中心部
 kodaitosi2.jpg


 秦は BC200年代に成立した統一中華王朝だが、全国制覇のための巨大インフラ=馳道も、中央集権国家の特徴としての蜘蛛の巣道路になっている。
 kodaitosi3.jpg


 これは現代のソウル地図だが、古代のパリ・ローマ・秦の都市道路と実に似ている。市街地も統一性がなく、乱雑で分かりにくく、ネットで検索しても、良い古代地図が出てこない。おそらく記録文化も未熟だったのだろう。
 
kodaitosi8.jpg

これに対して、中央集権思想ではなかった古代都市、例えば、京都=平安京はどうか?

 kodaitosi5.jpg

 以下は古代奈良=平城京の地図
 
kodaitosi6.jpg


 実に合理的な、使いやすい道路で、方向さえ間違えず、距離感覚があれば、誰でも間違えずに市街地を自由に通行することができるという点で、パリやローマ、ソウルとはエライ違いだ。

 こんな分かりやすい都市の生産性が、蜘蛛の巣都市に比べて、どれくらい高いか、誰でも容易に想像することができるだろう。

 権力の見栄とメンツを全面に押し出した儒教思想の都市は、実に使いにくそうだが、民衆の幸福を前提に考えられた仏教思想の都市は、まるで正反対に使いやすそうだ。

 平安京・平城京は、1400年くらい前に作られているが、もう、この頃から、「日本の日本らしさ」が成立していて、現代に繋がっていると考えるべきだ。

 このモデルがあったから、日本中の都市も、碁盤型の使いやすい市街地になっている場合が多い。

 以下は、茶人武将、金森長近が建設した高山市の旧市街図
 京都市街地構成の影響を強く受けている。この種の使いやすい古都市は、ほとんど現代に至っても繁栄が継続している。
 
 kodaitosi7.jpg

 だいたい、古代都市の市街地設計思想を見れば、その国家の行く末まで想像がつくのだが、ここでは、儒教を国是に選んだ朝鮮半島では、こうした見栄とメンツしかない中央集権思想の行き着く先として、悲劇的な事態がたくさん生まれている。
 その最大のものが、南北分断で、名曲イムジン河に歌われている通りなのだが、フォークルがこの素晴らしい歌を紹介しようとしたら、在日韓国人が、さんざん儒教的イチャモンをつけて、結局、長い間、お蔵入りになってしまった。
 https://www.youtube.com/watch?v=1-eJDL3zLCQ

 実は、私が今日、どうしても書きたかったことは、以下の問題である。

 韓国古里原発1号機、廃炉は決まったけれど解体技術・設備・廃棄物処理場はなかった (朝鮮日報)
 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/10/31/2019103180083.html

 まあ、簡単にいえば、儒教国らしく、「国家の見栄とメンツ」に執着するあまり、「トイレなきマンション」を建設してしまい、ウンコを処理する場所がなくて困っているという問題を、とうとう、これまで隠し続けてきた朝鮮日報が記事にするようになった。

 「解体技術・廃棄物処理施設や技術がない」どころの騒ぎではない。韓国の原発は、我々の想像を超えた恐ろしい欠陥に満ちていて、崩落したソウル聖水大橋や三豊デパートと、まるで同じ、手抜きと、技術不足、劣化のカタマリであって、いつフクイチのような巨大放射能事故を起こすか分からない。
 むしろ時間の問題というべきである。

 韓国、古里原発の現状
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-712.html

 5月10日、メルトダウン寸前だった韓国・霊光原発
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-date-20190522.html

 http://tokaiama.blog69.fc2.com/?mode=m&no=582&photo=true

 おまけに、韓国の原発群は、大半が日本海沿岸に設置されていて、事故を起こして放射能が放出されると、韓半島ではなく、日本列島を放射能が直撃するように配置されているのである。

 これは、おそらく原発立地時の政治判断として、韓半島東岸に設置すれば、季節風の風向きから、韓半島は被害を免れて、日本が汚染されることを前提に計画されたのだろう。韓国の凄まじい反日洗脳ぶりを見れば、そうした思考回路が容易に分かる。

 上のブログに書いたように、ハンビッ原発の加圧式原子炉建屋の凄まじい欠陥ぶりをみる限り、韓国原子力産業には、まともなコンクリート施工能力が元々存在しなかったのである。

 ただ「自分たちは優れている」と見栄を張りたくて、無知と未熟に満ちたデタラメ原発を建設してしまったのだ。

 その結果として、パラオのKBブリッジ崩落事件や、ラオスのダム崩壊災害を引き起こしている。
 https://matome.naver.jp/odai/2142750855049583301

 https://news.yahoo.co.jp/byline/dandoyasuharu/20190601-00128245/

 これらは、いずれも、国際入札で、鹿島建設の半額の工事費と期間を提示しながら、まともな建設能力がなかったために、崩壊を引き起こしたが、建設主体の韓国企業=SOCIO社は、聖水大橋工事と同系列だったが、事故後は故意に倒産させて賠償責任を逃げてしまっている。

 後に、日本がODA友好資金から橋を架け直したのだが、鹿島建設は、残された基礎コンクリートの粗悪さに驚き、まず、これを撤去し、基礎杭から作り直さねばならなかったと語っている。

 こうした、韓国企業の一連の事故を総括してみれば、その根幹に、儒教思想による「見栄とメンツ」だけの価値観が存在していて、物事を真面目に貫徹することなどに関心はなく、自尊心を満足させることだけが価値観の第一義になっている思想が明らかである。

 儒教というのは、ウソで固めた権力の装飾なのだが、実は、日本国自体が儒教の強い影響にあり、やはり国家権力のコケオドシばかり大切にする思想に満ちている。

 このために、日本自体が、原発を運営する実力もなく、廃棄物を処理できる技術もなく、安全に運営する設備も作らないまま、2011年の凄まじい原発巨大事故を引き起こしてしまった。

 韓国を嗤いたくとも嗤えないどころか、日本の儒教思想が、安倍晋三や竹中平蔵によって愚かな消費増税を行うことで日本国民を困窮させ、国家の滅亡さえ引き起こそうとしている現実に、我々は気づくべきである。
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-922.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/138.html#c5

[近代史3] 沖縄 首里城火災 _ 琉球人は何をやっても いい加減、無責任で「ゆすりとごまかしの名人」 中川隆
10. 中川隆[-11250] koaQ7Jey 2019年11月03日 12:07:44 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1644]
沖縄の守礼門は琉球王国が冊封国家だった時代の名残


東海アマブログ 儒教国は見栄とメンツだけで成立している。中身は空っぽ、本当に何もない…… 2019年11月01日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-922.html

 世界の儒教国は、創始国である中国を中核に、朝鮮(韓国)・日本・ベトナムであるといわれる。厳密にい言えば、儒教文化の影響は、さらに周辺国であるモンゴルや、インドシナ半島にまで広がっているのだが、それらには、共通した文化と価値観がある。

 これらの国の価値観は、「権力の体裁」を第一義に掲げる。中身なんか、どうでもいいから、まずは格好をつけるので、儒教国では「門」を大切にする。これは、訪問者に対して、国家のコケオドシを示す関門である。

 北京天安門・南京中華門・ソウル南大門・ハノイ東河門、沖縄の守礼門も琉球王国が冊封国家だった時代の名残だ。

 日本でも、たくさんの門文化が残されている。広義の意味では、浅草寺の宝蔵門もそうだし、皇居の大手門、桜田門なんかも同じだ。

 日本全国、少しでも「格式」を重んじる施設や役宅には、必ず立派な門を作ることになっている。

 これは、江戸時代初期に家康によって儒教朱子学が導入され、国家権力への服従を洗脳するために全国に広められたことで、「門の文化」が拡大したのだ。

 外国で、この種の儒教文化に似た門といえば、フランス・イタリアの凱旋門くらいで、他の諸国では、ほとんど見かけない。
 エトアール凱旋門は、ナポレオンがローマ帝国の復活を夢見て、その権威を模倣して作らせたものだ。

 ローマ帝国では、他国を侵略して領土を拡張する戦争に勝利することを権威づけるために、たくさんの凱旋門を建設した。

 侵略と領土拡張が国是だった時代の産物である。これも、儒教国と同じで「国家の威信=コケオドシ」を見物人に思い知らせるための仕掛けにすぎない。

 こうした独裁国家の権力者は、自分にどれくらい権力が集中しているかを見せたがるので、中央集権的な発想が、都市の文化にちりばめられるのだ。

 この種の古代中央集権都市の場合、必ず、王宮から放射状に地方に向かう道が作られ、「すべての道はパリに通ず=ローマに通ず」といった、いわば蜘蛛の巣に似た、都市空間としては、合理性に欠けた使いにくい市街地道路が成立するのが特徴である。

以下はパリ中心部
 
kodaitosi1.jpg

ローマ中心部
 kodaitosi2.jpg


 秦は BC200年代に成立した統一中華王朝だが、全国制覇のための巨大インフラ=馳道も、中央集権国家の特徴としての蜘蛛の巣道路になっている。
 kodaitosi3.jpg


 これは現代のソウル地図だが、古代のパリ・ローマ・秦の都市道路と実に似ている。市街地も統一性がなく、乱雑で分かりにくく、ネットで検索しても、良い古代地図が出てこない。おそらく記録文化も未熟だったのだろう。
 
kodaitosi8.jpg

これに対して、中央集権思想ではなかった古代都市、例えば、京都=平安京はどうか?

 kodaitosi5.jpg

 以下は古代奈良=平城京の地図
 
kodaitosi6.jpg


 実に合理的な、使いやすい道路で、方向さえ間違えず、距離感覚があれば、誰でも間違えずに市街地を自由に通行することができるという点で、パリやローマ、ソウルとはエライ違いだ。

 こんな分かりやすい都市の生産性が、蜘蛛の巣都市に比べて、どれくらい高いか、誰でも容易に想像することができるだろう。

 権力の見栄とメンツを全面に押し出した儒教思想の都市は、実に使いにくそうだが、民衆の幸福を前提に考えられた仏教思想の都市は、まるで正反対に使いやすそうだ。

 平安京・平城京は、1400年くらい前に作られているが、もう、この頃から、「日本の日本らしさ」が成立していて、現代に繋がっていると考えるべきだ。

 このモデルがあったから、日本中の都市も、碁盤型の使いやすい市街地になっている場合が多い。

 以下は、茶人武将、金森長近が建設した高山市の旧市街図
 京都市街地構成の影響を強く受けている。この種の使いやすい古都市は、ほとんど現代に至っても繁栄が継続している。
 
 kodaitosi7.jpg

 だいたい、古代都市の市街地設計思想を見れば、その国家の行く末まで想像がつくのだが、ここでは、儒教を国是に選んだ朝鮮半島では、こうした見栄とメンツしかない中央集権思想の行き着く先として、悲劇的な事態がたくさん生まれている。
 その最大のものが、南北分断で、名曲イムジン河に歌われている通りなのだが、フォークルがこの素晴らしい歌を紹介しようとしたら、在日韓国人が、さんざん儒教的イチャモンをつけて、結局、長い間、お蔵入りになってしまった。
 https://www.youtube.com/watch?v=1-eJDL3zLCQ

 実は、私が今日、どうしても書きたかったことは、以下の問題である。

 韓国古里原発1号機、廃炉は決まったけれど解体技術・設備・廃棄物処理場はなかった (朝鮮日報)
 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/10/31/2019103180083.html

 まあ、簡単にいえば、儒教国らしく、「国家の見栄とメンツ」に執着するあまり、「トイレなきマンション」を建設してしまい、ウンコを処理する場所がなくて困っているという問題を、とうとう、これまで隠し続けてきた朝鮮日報が記事にするようになった。

 「解体技術・廃棄物処理施設や技術がない」どころの騒ぎではない。韓国の原発は、我々の想像を超えた恐ろしい欠陥に満ちていて、崩落したソウル聖水大橋や三豊デパートと、まるで同じ、手抜きと、技術不足、劣化のカタマリであって、いつフクイチのような巨大放射能事故を起こすか分からない。
 むしろ時間の問題というべきである。

 韓国、古里原発の現状
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-712.html

 5月10日、メルトダウン寸前だった韓国・霊光原発
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-date-20190522.html

 http://tokaiama.blog69.fc2.com/?mode=m&no=582&photo=true

 おまけに、韓国の原発群は、大半が日本海沿岸に設置されていて、事故を起こして放射能が放出されると、韓半島ではなく、日本列島を放射能が直撃するように配置されているのである。

 これは、おそらく原発立地時の政治判断として、韓半島東岸に設置すれば、季節風の風向きから、韓半島は被害を免れて、日本が汚染されることを前提に計画されたのだろう。韓国の凄まじい反日洗脳ぶりを見れば、そうした思考回路が容易に分かる。

 上のブログに書いたように、ハンビッ原発の加圧式原子炉建屋の凄まじい欠陥ぶりをみる限り、韓国原子力産業には、まともなコンクリート施工能力が元々存在しなかったのである。

 ただ「自分たちは優れている」と見栄を張りたくて、無知と未熟に満ちたデタラメ原発を建設してしまったのだ。

 その結果として、パラオのKBブリッジ崩落事件や、ラオスのダム崩壊災害を引き起こしている。
 https://matome.naver.jp/odai/2142750855049583301

 https://news.yahoo.co.jp/byline/dandoyasuharu/20190601-00128245/

 これらは、いずれも、国際入札で、鹿島建設の半額の工事費と期間を提示しながら、まともな建設能力がなかったために、崩壊を引き起こしたが、建設主体の韓国企業=SOCIO社は、聖水大橋工事と同系列だったが、事故後は故意に倒産させて賠償責任を逃げてしまっている。

 後に、日本がODA友好資金から橋を架け直したのだが、鹿島建設は、残された基礎コンクリートの粗悪さに驚き、まず、これを撤去し、基礎杭から作り直さねばならなかったと語っている。

 こうした、韓国企業の一連の事故を総括してみれば、その根幹に、儒教思想による「見栄とメンツ」だけの価値観が存在していて、物事を真面目に貫徹することなどに関心はなく、自尊心を満足させることだけが価値観の第一義になっている思想が明らかである。

 儒教というのは、ウソで固めた権力の装飾なのだが、実は、日本国自体が儒教の強い影響にあり、やはり国家権力のコケオドシばかり大切にする思想に満ちている。

 このために、日本自体が、原発を運営する実力もなく、廃棄物を処理できる技術もなく、安全に運営する設備も作らないまま、2011年の凄まじい原発巨大事故を引き起こしてしまった。

 韓国を嗤いたくとも嗤えないどころか、日本の儒教思想が、安倍晋三や竹中平蔵によって愚かな消費増税を行うことで日本国民を困窮させ、国家の滅亡さえ引き起こそうとしている現実に、我々は気づくべきである。
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-922.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/703.html#c10

[近代史3] 沖縄県民が知らない米軍の撤退後に待ち受けている恐ろしい現実 中川隆
1. 中川隆[-11252] koaQ7Jey 2019年11月03日 12:09:47 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1642]

2019年08月09日
沖縄が中国に”返還”されたら何が起きるか
http://www.thutmosev.com/archives/80630975.html


現在の北朝鮮が未来の沖縄


https://up.gc-img.net/post_img_web/2017/09/6c29602ac4a6920a8fbe8e53f58ec836_16380.jpeg


中国に返還されたい沖縄人

沖縄には沖縄は中国の領土だと主張する人が一定数存在し、翁長前知事や玉城知事もそうした意見を持っているようです。

こうした人が知事に当選するのを見るとかなりの沖縄人も同じ考えを持っていて、「中国に返還されたい」と考えている。

沖縄独立論というのもあり、住民の多くは中国に返還されたいのではなく、独立国家のような夢を見ているのかも知れない。


実際には過去のどの時期にも沖縄や琉球が独立国家だった事はなく、日中どちらかの領土でした。

琉球は西暦1400年頃に明の冊封に入り、明治維新で1870年に日本国の一部になるまで「中国の領土」でした。

沖縄の大学教授などは「冊封は国と国の外交のようなもの」と説明しているが、実際には「国と市町村のようなもの」でした。


冊封された国は皇帝から王を任命されるのだが、任命権は皇帝にあり、王にはいかなる権限もありません。

朝鮮王や琉球王は本国から派遣されるか、本国が人選して任命される事になっていました。

これを打ち破ったのが1609年の薩摩による琉球侵攻で、沖縄の教授らは薩摩藩による琉球国侵略と説明しています。


これも間違いで日本国に所属する薩摩という軍隊が、明の領土である琉球を支配下に置いたという事件でした。

薩摩は関ケ原の合戦で敗れて徳川が幕府を開き、そのままでは外国貿易ができなくなるのを恐れていました。

そこで琉球を支配下に置いて大陸やアジアと独自の貿易をするのが狙いで、琉球そのものが欲しかった訳ではない。

飢餓の琉球を幕府と薩摩が助けていた

幕府は薩摩に目を光らせていたので、琉球に常時滞在している薩摩藩士はせいぜい数十人の文官で、軍事支配はしていません。

ですから沖縄の学者らがいうような「刀を持った薩摩武士が領民を弾圧していた」ような事は作り話です。

琉球は明や清と薩摩の両方と交易を行えるようになり、微妙な立場ながら250年間半独立国のようになった。


これが琉球国の実態で、名目上は中国の一部、実態としては薩摩と明清の両方に従いバランスを取っていました。

薩摩と幕府が琉球から過酷な年貢を徴収したり、明や清から助けてもらったというのも作り話です。

朝貢とは中国の地方役人が皇帝に献上するもので、皇帝から琉球に何かが送られたという物証はありません。


琉球には農地が無く常に飢えていたので、薩摩と幕府は労働者や兵士や食料や物品を送って援助していました。

これをまた沖縄の教授や学者らは「幕府と薩摩が兵隊を送り込んで領民を弾圧した」と嘘をつくのです。

どこまで根性がひねくれたらそういう事を言えるのか分かりませんが、飢餓状態の琉球人の窮状を見かねて、幕府と薩摩が助けたのが事実です。


さてこんな「琉球」がもし中国に返還されたら何が起きるのでしょうか?

1771年の八重山地震で壊滅した琉球を幕府と薩摩が助けたが、沖縄は「薩摩と幕府が搾取したため困窮した」と書き換えた。

画像引用:http://seis.sci.u-ryukyu.ac.jp/hazard/EQ/1771yaeyama/fig21.jpg


共産化した国は必ず飢餓が発生する

ロシア、中国、北朝鮮、ベトナム、カンボジア、キューバ、東欧諸国など共産化された国は多く存在するが、どこでも同じことが起きていました。

共産主義はまず住民を富裕階級と労働階級に分断し、労働者(貧困者でもある)に富裕階級を攻撃させます。

労働者集会や国民集会を村々で開いて資産家や富裕層、支配階級を憎むように扇動し、富裕階級はたいてい極刑に処せられます。


なので共産化された国は国民の1割程度がなくなり、生き残った富裕層の親族も「資産家階級」になります。

資産家階級という名前だけはかっこいいが最底辺階級で、しかも階級は代々相続され絶対に上の階級には上がれません。

中国や北朝鮮では今もこの階級制度が続いていて、資産家階級の子孫は決して全人代代表などにはなれず、極貧農民として一生を終えます。


資産の収奪と住民の分断に成功すると、次に共産党は集団化を始め、個人農家や個人の私有地を奪い取ります。

農場はみんなの農場、収穫物はみんなの物だが、実際には共産党が収穫物を奪い取って、権力の順番に多く配分されます。

次に取り組むのが移住と宗教、自由主義などの禁止で、移動するには移動許可証が必要になり、すべての宗教が禁止され先祖の墓も全て取り壊されます。


思想や信条の自由もなくなり、共産主義だけが唯一の価値観だと教え込まれます。

次に住民の強制移住が始まり、村や親族という強固な地縁集団を解体し、共産主義を叩きこまれます。

これらを行った結果発生するのは収穫量の激減と飢餓で、共産化したすべての国では国民の何割かが飢餓でなくなっています。


不満を抑え込むために軍人や警察、公安が異常に多く、いつも町をうろついて住民を監視するようになります。

沖縄だけが例外ということはあり得ないので、中国に返還された沖縄でも同じ事が起きます。
http://www.thutmosev.com/archives/80630975.html

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/349.html#c1

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