3. 中川隆[-8871] koaQ7Jey 2019年7月24日 07:21:38 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3837]
韓国人が嘘をつく理由
https://nihonsinwa.com/page/860.html
●韓国は儒教国。儒教は徳治主義。
●徳治主義は「徳のある」人には「良い結果」が訪れるという理屈。
●もしもお金を騙し取られた場合、騙されたのは「徳が無い」からとなる。
●もしもお金を騙し取り、うまく逃げおうせたら、それは「徳がある」から、お金を手に入れたとなる。
●よって騙されるより、嘘をついて騙す方が得。嘘がバレたらケンチャナヨ(まぁいいか)となる。
●嘘をつくというよりは、嘘のハードルが低い。
徳治主義について
韓国は儒教の国です。儒教は徳治主義です。徳治主義というのは「徳のある人が統治者になると国が栄える」というものです。これは統治者に関わらず、国民全体に浸透しています。よって韓国ではこの徳治主義が倫理の基礎となっています。
それで庶民にとっての徳治主義をというのは、何か良い結果があれば、それはその人に徳があったからということになります。逆に悪い結果があれば、その人に徳がない、つまり、悪い人であるか、もしくはバカということになります。
この理屈をよく覚えておいてください。
騙す人と騙される人はどちらが悪いか
さて。
ここで問題です。
Aさんがいます。
このAさんが、騙されてBさんにお金を取られたとします。
このとき、AさんとBさんはどちらが悪いでしょうか?
普通の国ならBさんが悪い
普通の国ならノータイムで悪いのはBさんになります。
Bさんが騙しているからです。
事実と異なることを言って、誤解させてお金をせしめているからです。Bさんが嘘をついているから、Aさんは悪くないということです。
まぁ、場合によっては、「よくそんな嘘に騙されたな」ということもありますが、ほとんどの法治国家ではAさんに非は無く、Bさんの犯罪ということになります。
儒教の徳治主義に照らすとAさんが悪い
でも儒教ではそう簡単にはいきません。
「悪い結果があったのは、その人に徳がないから」
という原則があるからです。
この原則に照らすと、Aさんが悪くなります。
お金を騙し取られるという「悪い結果」が起きたのはAさんに徳が無いからです。
騙す人の論理
ではBさんの側で考えてみましょう。
Bさんは普通の国では問答無用で「悪い」のですが、儒教では「嘘をついた時点で悪」というわけではありません。
儒教では警察に捕まるなどしないと、「悪い結果」と受け取られません。
もしも、うまく逃げおうせたら、単に「BさんがAさんのお金を手に入れた」というBさんにとって「良い結果」だけとなり、なぜBさんがお金を手に入れることが出来たのかというと、それはBさんに徳があるからということになります。つまりBさんはうまくやった立派な人であり、徳のある正しい人となります。
無論、中韓以外の国では警察に捕まろうと捕まらなくとも嘘をついた時点で「悪人」なのですが、儒教ではこういった結論と成ります。バレなければOK。バレたらケンチャナヨ精神です。
参考:儒教には神がいない。だから嘘に罪悪感を抱かない。
https://nihonsinwa.com/page/881.html
騙される方が悪い。そういう考えは多少なりとも、何処の国でもあることです。しかし、それは「余りに間抜け」という批判であって、「騙されないようにする努力も必要」という戒めの意味です。「騙した方の正当性」を保証するものではありません。この「騙した方の正当性」を「思想」が後押ししていることが、この儒教の珍妙さでもあります。
ただ、儒教は決して「騙した方が正しい」と言っているわけではありません。徳治主義という原則を厳密に採用すれば、こういった結論に成るというだけです。
騙した方が偉い…ならば嘘をつくべきという文化
結果的ではありますが…
騙した人の方が立派ということです。
日本のように騙すくらいなら騙される方がマシなどという価値観は存在しません。騙されるよりは騙した方がマシ、というレベルではなく、嘘をついても利益を得た方が「立派」「偉い」「徳がある」「正しい」となります。また嘘もバレなければ真実として横行します。だから嘘をつきます。真面目に正直にする意味がありません。正直にメリットが無いのです。
この思想を全員が完全に実践しているとは言いませんが、文化の土台としてこういった思想があるのは事実です。嘘のハードルが低いってことですね。
日本人には理屈では理解出来ても感覚としては理解できないことですが、この理屈を通して韓国のニュースを見ると非常に面白いです。
https://nihonsinwa.com/page/860.html
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儒教には神がいない。だから嘘に罪悪感を抱かない。
https://nihonsinwa.com/page/881.html
儒教と嘘
儒教は徳治主義です。
徳治主義とは徳のある正しい人間が上に立つとうまく行くという思想です。
この思想は統治者だけでなく、すべての社会にまで浸透しています。
では「徳」とか「正しい」とはどういうことか?というと、明確な答えはありません。時代によって状況によって正しいということは変化するものだからです。そこで、その人物の正しさは何によって証明されるのか?? それは「結果」です。
そのとき正しくても悪い結果が出れば、その行動とその行動を取った人物は「悪い」ことになります。その人物が徳の無い正しくない、悪い人間だから悪い結果となったわけだから、その人物は「悪」です。
となると、良い結果こそが正義です。
徳治主義とは実は、究極の成果主義と言えます。
しかし、それなら何の問題も無いような気がします。
日本のように「和」を重んじるあまり、誰も失敗の責任を取らないという社会によりはずっと現実的で、臨機応変に対応が出来るような気がします。優れている、ような気がします。
しかし、ここに落とし穴があります。
結果がその人物の「徳」を証明するのですが、ここに「因果関係」がありません。
例えば、AさんがBさんに騙されてお金を取られたとします。
儒教の徳治主義では、騙されたAさんが悪い、となります。
騙されたのはAさんに徳がないから、バカだからです。
徳がないから、お金を騙し取られるという結果になったのです。
でも、Aさんは「嘘」をつかれ、騙されたから判断ミスしたのです。
客観的な情報を得ることが出来れば判断ミスはしなかったでしょう。
それでも騙される人はいますが、客観的で正しい情報を得ることが出来ればAさんが騙された確率は格段に下がったのです。だから、嘘をつき、間違った情報で騙したBさんが、儒教の国以外では悪いのです。多少は「騙される方も悪い」という意見もあるでしょうが、Bさんに非が無い、もしくはほとんどの非がAさんにあるという考えにはなりません。そう判断するのは儒教国だけです。
その結果、嘘をつくことが正当化されます。
騙される方が悪いのだから、嘘は付いた方が得です。
騙し切って利益を得られれば、その利益が得られたのは「徳があるから」となるからです。
嘘はつき得なのです。
ばれたらケンチャナヨ(まぁいいや、気にすんな)です。
参考:韓国人が嘘をつく理由
https://nihonsinwa.com/page/860.html
儒教国以外の人が嘘を罪と考える理由
というわけで、
「徳治主義」であることから、嘘が正当性を得ていることになります。しかし、ここまで言ってもピンと来ない人も多いでしょう。
あなたは
「儒教国が嘘をつく『理屈』は理解できる。でも、だからといって、こんな理屈だけで嘘をつくだろうか? 人間には罪悪感があって、本能的に嘘をつきたくないものだ!」
と思っているのでしょう。
嘘は罪だ!!
儒教国以外の私たちの多くは「嘘は罪だ」と思っています。ではなぜ嘘は罪なのでしょうか?
嘘が蔓延すると混乱するから? 人間と人間が信頼するためには正直であるべきだから? 理屈はいくらでもつけられます。でも、嘘をついてはいけない理由はおそらくこれです。
「神」です。
神が嘘を裁いているから、嘘は罪なのです。
儒教には神が居ない、だから嘘をつく。
キリスト教やイスラム教といった一神教では絶対的存在の「神」が居ます。神には絶対的な力があり、人間では到底叶わない、底しれない能力があります。当然、嘘だって見抜くのです。そのくらいのことは簡単に出来ます。だって神ですもの。
だから、他人に嘘がばれなくっても、神に見張られていて、いつか因果応報でひどい目に逢うのです。そういうトンデモナイ能力を持っているのが神というやつなのです。だから嘘をついて一時的に利益を得たとしても、その「嘘」という罪に見合うだけの罰があると、多くの人は思っています。
日本人もそうです。日本人というと信仰心が無いと思われがちですが、日本ほど寺社仏閣・祠・地蔵といった宗教物がある国はありません。日本人が嘘をつかないのは「言霊信仰」もあるのでしょうが、やはり人では無い特別な存在(神・霊・仏・閻魔様など)が見張っているという感覚はあります。
儒教にはその神が居ない
儒教国にはその「神」がいません。
儒教はハッキリと神を否定しています。
神が居ないので罪悪感も抱かない
神がいないので、
「嘘をついたら、神様が見ていて罰を下す」
という感覚がありません。
誰も見張っていないわけです。
罰が下るという感覚が無い以上、「罪悪感」もありません。抑制するものが一般的な習俗の国よりも薄くなります。
参考
ローマ法王の発言の意味(韓国セウォル号沈没事故に対する)
https://nihonsinwa.com/page/752.html
韓国の偽造犯罪が多すぎるのは何故か
https://nihonsinwa.com/page/2778.html
これが嘘をつくもう一つの理由であり、
嘘をつくことに罪悪感を抱かない理由です。
中国と韓国の違い
ちなみに、韓国と中国では、中国の方がまだ信用できる、
という話がよくあります。
これは韓国が儒教ドップリなのに対して
中国が儒教を「表面的」にしか捉えていないところにあります。中国は儒教の国ですが、道教も浸透しています。
つまり中国には弱いですが「信仰心」があり「神」が存在するため、この違いが生まれたのです。
https://nihonsinwa.com/page/881.html
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韓国の偽造犯罪が多すぎるのは何故か 2017-05-10
https://nihonsinwa.com/page/2778.html
●韓国の大学生が偽造の診断書を提出して授業を休むが、そこに罪悪感を抱いていない。
●韓国では偽造の犯罪が非常に多く。日本の8倍。人口は半分以下であることを考えると発生率は日本の16倍。
●嘘のハードルが低い。
●社会全体で嘘を大きな問題とは捉えていない。
日本に比べ多すぎる韓国の偽造犯罪
引用
大学の授業をサボるために「偽造診断書」、日本に比べ多すぎる韓国の偽造犯罪
最高検察庁によると、2014年に韓国国内で偽造犯罪事件は2万1662件も発生した。
これは、日本(2665件)の実に8倍に上る件数だ。
日本の人口が韓国の2倍以上であることを思うと、韓国の偽造件数は多過ぎる。これについて、東国大学警察行政学科のクァク・テギョン教授は「社会進出を控えた大学生たちが何らの罪の思いなしに文書を偽造するというのは深刻な問題」とした上で
「偽造文書で授業を休むことを『大学時代のロマン』と捉えるゆがんだ道徳不感症をしっかりと正すべきだ」
と話した。
此処まで引用
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/05/05/2017050500690.html
なぜ日本と比べるのかは分かりませんが、ともかく韓国の大学生が非常に気安く「不正」を行なっているよ、という記事です。
旭日旗問題と嘘
さて、このサイトではよく「韓国には神がいないから嘘に罪悪感はない」とか「騙される方がバカという感覚がある」よ、という話をするんですが、その現象の証拠が上の記事になります。
しかし、どこの国でも嘘をつく人はいますし、騙される方がバカだって感覚は多少はあります。問題は韓国ではそのハードルが激烈に低いってところにあります。
嘘が一人歩きする社会
ところで日韓の間には旭日旗問題というのがあります。この旭日旗の最初の始まりは2011年1月のサッカー日韓戦で日本人をバカにした猿真似のパフォーマンスをした奇 誠庸(キ・ソンヨン)選手です。それまでは旭日旗が政治問題になったことはありませんでした。
彼は、猿の真似をして日本人をバカにしたことを問題にされると
「観客席の旭日旗を見て涙が出ました。私も選手の前に大韓民国国民です…」
と発言した。つまり観客席にあった旭日旗に対する復讐なんだと言ったのです。ところが、当日の観客席には旭日旗は掲げられていませんでした。
ってことは、単なる奇 誠庸(キ・ソンヨン)選手の日本人への侮辱なんですね。とっさに自分の人種差別行動を正当化するためについた嘘が「旭日旗」なんです。
ところが、この旭日旗問題はそれから度々問題にあげられるようになります。嘘が一人歩きしているんです。一人の人間の嘘が、まるで真実かのように飛び火して韓国人の道徳に火をつけた。
そもそも嘘なんですよ。嘘でも燃え広がる。真実かどうかじゃないのです。
韓国の選手が責められていたら助ける。それが嘘でも構わない。
真実か嘘かということそのものが問題にされない。
慰安婦問題でもそうなんですよね。それが韓国の道徳(正義)です。
事実の価値の低さ、嘘の気安さ
その根本にあるのは「事実」の価値の低さ。
同時に「嘘をつくこと」のハードルの低さです。
普通ならば嘘をつくことは許されないでしょう。でも、嘘を社会全体がさほど問題にしないのであればどうなるでしょうか。
これなら嘘をついてでも、その場をしのいだ方が得だなと韓国人が考えても不思議じゃないですよね。
そういう感覚が根本にあるわけです。
でも、勘違いしてはいけないのは、アチラではそれが文化だってことです。
私たちとはちょっと違う。
ただそれだけのことです。
私としては嫌韓ではなくて「違う」ってことを理解して、その上で対処するようにして行くべきだ、って考えています。
https://nihonsinwa.com/page/2778.html
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ローマ法王の発言の意味(韓国セウォル号沈没事故に対する) 2014-04-26
https://nihonsinwa.com/page/752.html
●韓国は東アジア第二のキリスト教国。
●韓国はキリスト教国であるが故に信頼を勝ち得ていた。
●対して日本は無宗教の国と思われている。
●欧米の人は神を信仰することがモラルを育んでいると思っている。
●ローマ法王は韓国のモラルの低さに信仰を疑っている。
●この疑念が広がるとこれまでの韓国の反日活動が全て真反対に作用する可能性がある。
ローマ法王の発言
韓国のフェリー沈没事故に対するローマ法王の発言がネット話題になっています。
法王は「韓国民すべてに深い哀悼を表す。若者に会いに行く訪韓を控え、多くの若い生命の犠牲を非常に残念に思う」と述べた。また「韓国民がこの事件をきっかけに倫理的・霊的に生まれ変わることを望む」と強調した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140426-00000007-cnippou-kr
韓国の30%はキリスト教とされます。
この「30%」は団体に所属している数字で、実際に信仰しているのは、もっと多いとも言われます。韓国は東南アジアの中ではフィリピンの次にキリスト教国です。
欧米が今まで韓国人を信用して来たのは、この「キリスト教だから」というのが意外と大きいとわたしは思います。それに対して日本人は無宗教。日本人にとっては神を信じているか信じていないかで、欧米人からの信用に関わるなんて、あり得ないと思っていますが、そんなことはありません。
神が支える社会とモラル
欧米の人から見ると
異教であることよりも、神を信じていないことの方がずっとヤバイ。
それは何故かといいますと……
日本人は無宗教です。
自分でそう言います。
でも日本人が言う無宗教と言うのは
宗教団体に属していない程度のことで、
なんにも信仰心がないと言う意味では無いのですが、とにかく日本人は宗教を、神を信じていないと言います。
そんな日本に来た外国人は
日本人のモラルの高さを見て
「宗教も無いのにどうやって道徳を教えるのか??」
と言います。
信仰と道徳・モラルの因果関係があるのか?というのはひとまず置いておいて……
つまり、神が社会の秩序を守っていると欧米の人は考えているのです。
神は人を正しい道に導くものだからです。
バレなくても、嘘をつけば、その罪悪がわが身に帰ってくるもの。その罰を与えるのが人ではない特別な存在である「神」です。神を信じるということはモラルの形成に欠かせない…そうキリスト信者は考えています。
彼らにとって神を信じないのは罪悪です。
ただそれだけで、です。
ところが
日本人は平気で神を信じていないと言う。
彼らから見ると
こんなやつらは信用出来ない。
その点、韓国人は信用出来る。
だって神を、キリスト教を信じているから。
……と欧米の人は考えていました。
今までは。
慰安婦の問題がここまでこじれるのは韓国がキリスト教国であることも理由です。
日本人は信仰心がある、いや強い方かもしれない
欧米の人には日本人に対する大きな誤解があるのです。
それは「日本人は神仏を信じていない」ということ。
日本人は宗教団体に属していないだけで、
どう考えても信仰心がある。
嘘をつけば、閻魔様に舌を抜かれるし
悪い子は鬼が連れて行っていしまう。
まだまだ使えるものを捨てると、罰が当たる。
悪いことをすれば、回り回って、自分にかえってくると思っている。
あちこちに地蔵があり、仏像があり、大小様々な神社、祠がある。
これほど宗教施設のある国はありません。
これが信仰心で無くてなんだと。
事故で垣間見えた韓国の国民性
韓国人が今回のフェリー事故で大小様々な嘘を
とても気軽についているのを見て
欧米の人は、単純に嘘をついているとは思わない。
「信仰がない」と考えるでしょう。
これは致命的です。
神を信じていること、キリスト教国であること、キリストでなくとも仏でもいいので信仰があるからこそ、欧米からの信用があった部分があるのです。
いやいや、信仰はあるだろう!と言う人もいるかもしれませんが、あれだけ嘘をつくならば、信仰していても意味が無いのです。
だって神が人を正すのに、誰も正しいことをしないなら、信仰があったって、神は居ないに等しいでしょう。
それどころか、信仰なんて無かった。形だけだった。信仰があるというのが嘘だったということになります。
●嘘をつく、関係者が癒着する、その他の不正は強く残った儒教文化の影響と考えた方が納得できます。
●しつこいようですが信仰とモラル形成に因果関係があるかどうかは、分かりません。
この発言は兆候に過ぎない?かも。
その表れの一つが
ローマ法王の発言です。
日本人から見ても、「まさか」「そこまでとは」「予想以上」の新事実が毎日出てくるのです。欧米の人にとってはそれ以上の衝撃でしょう。日本人と韓国人なんて見た目が一緒なのです。漢字圏だし、当然文化も同じと考えていました。それがどうも違う。日本人と韓国人は違う。文化も構造も発想も違う。そういう認識になってしまう。
反日がすべて仇に
もしも信頼を失ったら、これまで行ってきた反日活動の全てが、「韓国のモラルの低さを証明するもの」に変換してしまいます。慰安婦像は韓国の不正の証拠と成ります。
その中で最たるものが「河野談話」です。
これから河野談話の検証が行われ、談話が事実と異なることが明らかになるとしても、日本は「談話を撤回しない」ことをハッキリと言っています。
つまり検証の結果によっては、韓国は事実と異なることを要求したという「事実」が残るということです。
参考:正義が事実を追い越す恐ろしさ
https://nihonsinwa.com/page/756.html
もちろん、日本が行き当たりばったりで要求を飲んだという問題(←こっちの方が問題だ!)もありますが、それも含めて「歴史の事実」が残ることになると思います。
https://nihonsinwa.com/page/752.html
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韓国人の行動原理
https://nihonsinwa.com/page/764.html
●徳治主義では正しい・徳のある人が上に立つと上手くいく。
●そこで正しさの証明が必要だが、正しいというのは非常に曖昧なもので、証明が難しい。
●正しさの証明の方法が三つある。
@地位が高いと正しい
A結果が出るのは正しいから
B他人を悪く言うことで、自分の正しさを証明しようとする
参考:性善説
https://nihonsinwa.com/page/943.html
●事実に基づかなくても、正しいことが優先される。よって悪口言い放題となる。
正しく、徳のある人とは???
韓国・北朝鮮・中国は儒教の国です。
儒教は徳治主義です。
徳治主義とは簡単に言うと「正しい・徳のある人が国を治めると発展する」という考え方です。
徳治主義は権力者だけでなく、国民全体に行き渡った考え方です。
誰もが「正しく」「立派な」「徳のある」人物であろうとします。
でも、正しいってなんでしょうか?
正しいってのは客観的な価値観じゃありません。
では何を持って正しいというのか?
徳があるとはどうやって証明するのか?
幾つかの方法があります。
まず二つの証明方法
地位が高いのは正しいから
一つは地位が高いってことは正しいということです。
正しいから地位が高い、だから地位が高い人は正しい。
上司は正しい。
教授は正しい。
そういう人たちの言うことは正しい。
また、「孝」の思想から目上の人は無条件で偉い人ですから、
目上の人は正しい。
目上の人が言うことは正しい。
親は正しい。親の言うことは正しい。
となります。
これは、理不尽な面もありますが、しかし社会を安定させるには悪い方法ではありません。
成果・結果が出るのは正しいから
次は、結果を出すこと。
徳治主義では正しい人が上に立つと良い結果が出ます。
誰でもハッキリと分かるような成果を出すと、それは正しいとなります。
売り上げを伸ばし、
テストの成績を伸ばし、
業績を挙げて、利益をふやす。
それは自分が正しいという証明になります。
最後の証明方法
他人を否定することで正しさを証明する
あと最後に、他人を否定する、というのがあります。
ここが問題です。
つまり、自分の正しさを証明するために他人を否定します。
他人が間違っているから、自分が正しいというわけじゃないのですが、それでも、その人よりは正しければその人よりは「上の人間」と証明出来ます。
だから他人を見下し、問題点を挙げ、否定します。
自分に同様の問題点があるかないかは、それこそ問題ではありません。
これが非常に厄介です。
誰かを否定し、誰かを見下すことが、行動の原理になるのです。
しかも一番手っ取り早く自分の正しさを証明できます。
自分は一流で先進、あなたは三流で後進、何をしても自分が上、と証明したがります。
しかもその証明には必ずしも事実にもとづく必要がありません。
正義が事実を追い越しているからです。
参考:正義が事実を追い越す恐ろしさ
https://nihonsinwa.com/page/756.html
だからなんだって言えます。
まぁ、嘘ですね。
しかし嘘をついている意識はありません。
それは事実より正義が大事だからです。
事実と異なることは、「嘘」ですが、
そもそも事実が重んじられないのだから、
嘘という感覚が希薄です。
そういうことで事実にもとづく必要もなく、その上で、(何度も言うようですが)他人を否定するわけですから、単なる悪口です。
悪口を言うことは、普通なら不徳です。
しかし、自分の優位を証明することは、自分が正しいことの証明になり、自分に徳がある証明になります。だから不徳ではないのです。日本人から見ると無茶苦茶ですが、そうなります。
事実を元にする必要が無いので悪口の言い放題となります。止める方法がありません。実際、韓国御の悪口の表現は日本語の表現に比べると非常に多いです。
文化の違いです
でも誤解してはいけないのが、これが文化だってことです。
それが当たり前だと思っているのです。
だから、許すべき、ということではありません。
そういう文化なんだという「事実」を踏まえて、そのフィルターを通して見れば、いいのです。
https://nihonsinwa.com/page/764.html
▲△▽▼
韓国が結果を捏造・改竄する理由
https://nihonsinwa.com/page/765.html
●儒教は徳治主義。徳治主義は正しい人が上に立つと良い結果が出るというもの。
●悪い結果が出るのは、その人物が悪いから。
●悪い人には何をしてもいい。
●韓国の歴代大統領は退任後に不遇。
●悪い結果が出ると、身の破滅。
●よって身を守るために結果を改ざんする。
●隠蔽・改ざん・ねつ造は身を守る唯一の方法。
徳治主義
儒教は徳治主義です。
徳治主義というのは正しい人が上に立つと上手くいくという考え方です。
さて「正しい」ってなんでしょうか??
韓国ほどの儒教の影響を受けていない日本人の「正しさ」とは、皆と仲良くすることです。これを日本人は「和」と言います。
輪(和)を乱す人は嫌われます。輪(和)に入れない人はダメな人です。
コミュニケーション能力が、仕事の能力よりも高く評価されることすらあります。
これはこれで会社の発展を妨げるので欠点ではある
そんな日本人にとって、「立派な人」というのは「周囲から立派と言われる人」のことです。つまり、その人物の「正しさ」は周囲の人間が決めることです。
どんなに仕事が出来ても、周囲の人に嫌われていると、立派な人とは思われません。
逆に地位が低くても、場合によっては仕事が全然ダメな人でも、周囲と上手くやってる人は、評価が高いものです。
だから日本人は金持ちよりも、皆と仲良く気持ち良く生きている人を理想としています。
悪い結果は破滅への道
それに対して、儒教の「正しさ」の評価は、周囲の評価ではありません。
一言で言うと「地位」であり、「結果」です。
しかし、人生はいいときもあれば、悪いときもあります。
いいときなんてのは、誰だって上手くやれます。
なにやったって上手くいくんです。
問題は悪い時。
日本人の場合、ここで「和」を求められます。
悪い時、苦しいときに助けてもらえる人は、日頃から皆と仲良くやっている人です。
そういう人は支えられながら、乗り越えて行きます。
ところが、儒教ではそうは行きません。
何か悪い状況になったとき、
売り上げが落ちた時、失敗したとき、
徳治主義では「正しい人」が上に立つことで発展するのですから、
悪い結果が出るのはその人が「悪人」だからです。
悪人だから、足を引っ張っても構いません。
悪人だから、いろんな悪いことをやっているに違いありません。
もともと正義が事実を追い越していますから、
事実にもとづく必要はありません。
つまり悪い結果の行き着く先は「破滅」です。
絶対的決定的な破滅です。
これは韓国の歴代大統領を見てもらえば分かります。
韓国の歴代大統領は暗殺・自殺・逮捕と退任後はろくなことはありません。
参考:パククネがいきなり反日全開の理由
https://nihonsinwa.com/page/705.html
●韓国大統領が断罪される直接の理由は、身内に利益供与をするからです。
隠蔽・改ざん・ねつ造は生き残る道
では、その悪い結果を呼ばないためにどうするか?
最初は適切な努力をします。
しかし、人生はいい時もわれば、悪い時もある。
どうにもならないこともあります。
だったら、どうするか。
結果を改竄します。
放置してれば、破滅するのです。
隠蔽・改竄・ねつ造は
唯一、生き残る道なんです。
だから仕方ない、って訳ではありません。
ただそういう文化が違うという目で見ておく良いということです。
https://nihonsinwa.com/page/765.html
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上下関係
https://nihonsinwa.com/page/1331.html
●儒教では上下関係を維持するのは「安定」「平和」のため。
儒教の上下関係
儒教が成立したのは紀元前6世紀の中国でした。このとき中国は騒乱の時代で、国があり、王が居たのですが、その王の部下が王を蔑ろにしていました。王の言うことを聞かないのですから、混乱しますよね。ここに秩序の回復を訴えたのが孔子でした。孔子は「礼」が大事として「上下関係をしっかりとするべきだ」としました。だから儒教では上下関係が非常に厳しいのです。上下関係という秩序を保つことで社会を安定させているわけです。上下関係とは平和のための手段なんです。
日本と欧米の文化の違いと儒教の上下関係
ここに日本や欧米との「世界観」に違いがあります。
まず欧米では、これまで書いたようように「神の視点」が幅を利かせています。神から見れば人間というのは、多少の能力差や肌の色も目の色も、違いがあっても、神様という絶対的存在に比べれば、大差ないことですから、みんな「平等」です。
それに対して日本はどうかというと、「和」が大事です。和というのは「みんな仲良くしようよ」という考え方で、この和の原則は「全員一致」なんです。これは「平等」とは違います。言うなれば「同質」です。同じであることが「和」の条件なので、日本人はこの「同質」から外れることを嫌います。だから欧米人が言うところの「平等」と日本人の「平等」というのは似ているけどちょっと違うんです。日本人は「同質」と「平等」を取り違えていて、全く同じにすることに固執しますが、本来の平等はせいぜい「機会均等」という程度です。そういう意味では日本人の「和」には共産主義に近い感覚があるんですね。それはともかく日本人の和には、「平等」に近い、「立場が同じ」という性質があるわけです。
日本の和について
これは日本の神話にも反映されています。
例えば、古事記や日本書記のお話です。出雲という国、現在の島根県を奪おうと高天原の神が考え、その対応策を話し合うことになりました。高天原の天安川(アメノヤスカワ)で神様が集まって、会議をしました。そしてその結論を段取りして実行するのがアマテラスでした。アマテラスっていうと天皇陛下のご先祖さまで、今の日本人は「すごい偉い」「強権を持ってる」と考えがちですが、実は絶対的強権力を持っていた訳じゃないんです。アマテラスは部下に命令する「王」ではなく、みんなで話し合って決めたことを実行に移す「議長」+「実行機関」という感じです。日本人の本来の世界観には上下関係というのは無いんです。大事なのはみんなで話し合って決めること。それが「和」です。
●古事記・日本書紀では崇神天皇から儒教の影響が見られ、上下関係にこだわる記述が見られます。
●ただ、儒教の上下関係は支配者階級の一部にしか影響は見られない、しかも中途半端です。
●江戸時代には封建制度を維持するために朱子学(儒教)を取り入れましたが、本来の儒教は違う上に、これまた影響は武士階級だけした。
●明治以降、昭和の大戦までの「国家神道」は実質、一神教や儒教の考えを取り込んだエセ神道というものです。戦前の父権は儒教の影響です。
現在の日本人にはわかりづらい「儒教の上下関係」
だから日本人には儒教の上下関係というのは理屈では分かっても、本質は理解出来ません。日本人は韓国人のことを、同じ文化を持つ仲間、だと思っていました。ところが韓流ブームが起き、韓国の内情が知れてくると、「あれ、どーもおかしいぞ」と思い始めました。嫌韓ブームの根っこはこの「違和感」です。その違和感の一つがこの「上下関係」の違和感です。
https://nihonsinwa.com/page/1331.html
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韓国人にギブアンドテイクの感覚がない理由 2017-10-11
https://nihonsinwa.com/page/2946.html
●韓国は儒教国で、上下関係を重んじる。
●韓国にとって上か下しかない。対等という感覚はない。
●ギブする側はギブするだけ。テイクする側はテイクするだけ。譲歩はない。
●日本や欧米は(実際にそうするか、そう思っているかはともかくとして)、対等に接するのがマナーだと思っている。見下したりバカにするのはダメ。
●儒教国では譲歩とは不道徳と認めることであり、格下と認めることになり、つまり交渉は敗北ということ。
●儒教は上下関係を重んじて、下が上に絶対服従することで社会を安定させようとしている。嫌な言い方をすれば、差別を尊ぶ社会。
韓国人はギブアンドテイクの概念が分からない
【韓国の反応】韓国人「韓国人は『ギブ・アンド・テイク』の概念が分からない」
http://oboega-01.blog.jp/archives/1068182087.html#more
みずきさんのサイトでは翻訳をしていて、そこで面白い記事がありましたので引用。私は韓国語は分かりませんので助かりますね。
この元記事では「韓国人はギブアンドテイクの概念が分からない」とある。面白い。確かにそうなんですよね。
上下関係と道徳
韓国は儒教の国で儒教では上下関係を重んじます。その上下関係を決めるのが「道徳」なんですね。そんな社会なので「上」は「道徳的に正しい」から、威張って命令できるんです。なぜなら「正しい」のだから。「下」はその命令に従わないといけない。なぜなら「道徳的に正しくない」から。下は上に絶対服従。絶対服従するのが社会の道徳なんです。
この上下関係はかなり厳しくて、事実より上下関係…つまり道徳が優先されます。厄介なのは、飛行機のパイロットです。パイロットの機長が判断ミスをして、それを副操縦士が指摘しても、「上」の意見が絶対の韓国社会では、そんな指摘なんて無意味、いや、そんな指摘をすると、上(=機長)が下(=副操縦士)をぶん殴るなんてことがあるのです。それだけ上下関係が厳しいのです。そりゃ事故が起きやすいですわな。
上か下か?
これは国家の関係にも反映されます。
韓国としては道徳的に正しい韓国は「上」で、道徳的に間違っていることをして来た日本は「下」です。これは揺らがないのです。この「韓国上・日本下」という構図が壊れるような事実は徹底的に批判します(それが歴史認識という問題になる)。
そんな韓国は当然のように、交渉の時に、この「上下関係」で交渉相手を見ています。日本が韓国の気に入らないことをすることは、韓国の道徳「上下関係」から批判します。そして韓国は日本が嫌がることをいくらしてもいいのです。なぜなら「韓国が上(つまり韓国は正しい)」だから。
歴史背景
対等に扱うのがマナー
日本は相手と対等の関係を結ぶことが「正しい」と思っています。これは日本が「和」の国だからです。そして欧米も同様に対等の関係が「正しい」と思っています。欧米の場合はキリスト教の世界観「人類は皆、神の子(=つまり皆んな平等)」という感覚からです。実際にそうするか、そう思っているかではなく、そう接することがマナーだと考えているんですよ。対外的にはそうしないと批判されても文句言えないよね、という感覚がみんなにあるんです。
上か下か
一方で、中国と韓国・北朝鮮は、「対等」という感覚はありません。上か下か。命令する方か、命令される方か。屈服するか、反抗するかです。譲歩は「下」がするもの。譲歩とは自分が「下」と認めて、道徳的に劣っていると認めること。つまり敗北です。
●だから通貨スワップ交渉など、あり得ないほどに上から目線になる。例えば「スワップは日本側が望んだ」など。もちろん嘘だが、嘘だろうが本当だろうが、こんな発言を政府関係者がする必要がない。我慢できないのは儒教国だから。
譲歩がない儒教国の感覚では「ギブアンドテイク」はありえない。「ギブ(下・屈服する側)」する側と、「テイク(上・命令する側)」する側しかない。
ギブ側はひたすらギブするだけ。
テイク側はひたすらテイクするのみ。
●慰安婦合意で、日本が慰安婦を認めるという譲歩に対して、韓国が10億円受け取りで譲歩する…というのは、韓国の文化では許されない。日本が譲歩したのであれば、韓国はもっと多額の慰謝料を得るべきだと考える。譲歩しあって、問題を解決するという感覚はない。
●朴槿恵は韓国では慰安婦合意を一つの理由として断罪されているんですが、彼女の決定は国際的には何ら問題のない真っ当なもの。譲歩に対して譲歩しただけ。
ま、ちょっと極端な書き方なんですがね。
そういう常識を持った…我々とは全く違う感覚の人たちを接しているんだという感覚を持って見るべきなんですよってお話です。
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誤解しちゃいけないこと
あ、誤解してはいけないのは、儒教は上下関係を徹底することによって社会を安定させようという思想だってことです。上の言うことを下が絶対服従すれば、社会から争いは無くなるよね、発展するよね、って考えているんです。
嫌な言い方をすれば差別を尊ぶ社会なのです。
https://nihonsinwa.com/page/2946.html
▲△▽▼
儒教と民主主義が合わない理由
投稿日時:2017-05-27 11:20:05
https://nihonsinwa.com/page/2812.html
●資本主義と民主主義の組み合わせは戦争を抑止する。
●文化摩擦が起きて、負の感情が湧いても、お互いに経済の交流があれば、どこかで沈静化しようとする。揉めると損をするだけだから。
●ところが儒教では、何より道徳が優先されるために、この理屈は大手を振って通らない。
資本主義+民主主義は戦争を抑止する
民主主義+資本主義には素晴らしいメリットがあります。
もしもA国とB国が憎しみあっても、両国の間に経済のつながりがあれば、戦争してもメリットがありませんから、戦争は抑止されます。相手をコテンパンにしても、大損をする。もちろん国民も死ぬ。経済的に損をしたり、国民が死ねば政府は支持を失い、選挙に負ける。誰にとっても、何にもいいことがない。だから憎しみあっても、それ以上の事態にはならない。ならないようにする力が国内・国外で働く。
日本がクジラを捕るからと不満なオーストラリアも、じゃあ、日本との関係悪化を望んでいるのかというとそうじゃない。日本もそんなことはない。シーシェパードが日本の船舶に突っ込んできても、腹は立つものの、沈静化する方向で動く。日本の商品をオーストラリアで販売して生活している人もいるし、日本もオーストラリアの商品を購入している。お互いがお互いを必要とし、支え合っている。これらを失ってまで意地を張る必要はない。だから適当なところで問題を沈静化しようとする。業者が働きかけるし、国民も色々と考えると喧嘩したって良いことない。そんな風にどこかでブレーキがかかるのは民主主義+資本主義の良いところです。
儒教では沈静化できない
ところが儒教はそうはいかない。
儒教で大事なのは道徳です。
憎しみあって関係が悪化しても利益がない! だから沈静化する!というのは道徳に反します。利益を得て、正義を捨てる訳ですからね。これをやったらクソ野郎というのが儒教の考えです。だから、韓国は反日を捨てられない。「日本とは取引があるのだから、反日をして日本と関係が悪化しても利益なんてない…損するばかり。だから反日をやめよう」というのは出来ません。それを口にする人間は道徳のない人間であり、周囲から批判される。道徳が何より大事な社会でそんな不道徳で冷静で合理的なことを言える人はいません。
●その割に贈収賄が発生するじゃないか!と突っ込む人もいるでしょうが、韓国では「ウリとナム」という別の理屈もあります。詳細は別のページで。
民主主義+儒教ではこれが暴走を起こします。
韓国としては一旦もりあがった反日は押し通すしかないんです。民主主義ではこれを止めることが尚のこと出来ません。
https://nihonsinwa.com/page/2812.html
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ウリとナム
https://nihonsinwa.com/page/2495.html
●韓国には「ウリ」と「ナム」という感覚がある。
●ウリは「我々」という意味。ナムは「ウリ以外」。
●ウリの利益は嘘をついてでも守る。
●韓国人はウリには親切。
●ウリを守ることは法律より大事。
●政治家の汚職や、大統領の親族への利益供与などの根本はコレ。
●ウリの範囲は時と場合によって変化する。
ウリとナム
韓国文化の話で取り上げられるのが「ウリとナム」。
ウリってのは日本語で言うところの「我々」。
ナムはウリ以外に人のこと。
で、韓国ではこの「ウリ」の利益を守ろうとする感情が非常に強い。
例えば、韓国は偽証が多い。偽証は例えばアリバイ工作だったり、口裏合わせな訳です。「ウリ」である知人を守るために、嘘をつく。韓国は儒教国で道徳が大事な国ですから、ウリを守るためならば嘘をつくのは「正しいこと」という認識があるのです。
まぁ、それが恋人とか家族ならまだ分かる。それが正しいかどうかは別として心情は理解できるでしょう。しかし、その「ウリ」の範囲が、時と場合によって変化し、贈賄相手ということも多いのですね。コレがピンと来る日本人はいないでしょう。
贈賄を事例に
例えば、あなたが「役人」にお金を渡して仕事を受注したとします。するとその役人とあなたは「ウリ」の関係になります。ウリは嘘をついてでも守る。これが道徳ですから、贈賄関係になった時点で、お互いを守らなくちゃいけません。それが道徳ですからね。だから贈賄を送る事、受け取る事、そこには「俺たちはウリだよ」「だから守るんだぞ」という道徳による縛りというか、「絆」が生まれるんです。単なるビジネス目的の贈賄じゃないんですよ。道徳で結ばれた絆なんです。まぁ、犯罪なんですけど。
贈賄で出来た「ウリ」の絆も強いのですから、これが「親族」となればもっと強力になります。韓国大統領が親族に利益供与するのはこういう理由です。親族に「なぁ、いいだろ? うまい汁を吸わせてよ」と言われたら韓国人ならば相当に強い意思がないと断れません。親族という「ウリ」を優遇するのは韓国では絶対的「道徳」なんです。
法律は守らないのか?
しかし、日本人の感覚として「法律を守るという道徳はないのか?」と疑問に思うでしょう。ないわけじゃないんですが、儒教の国は法律より道徳というのが社会の常識です。よく韓国は「憲法より国民感情」というんですが、正確には「憲法より道徳」です。ただ道徳というのは立場と時と場合によっていくらでも変わるので、「道徳=感情」と大差ありません(少なくとも日本人から見れば)。だから法律はあまり守られません。守らないというよりは、守る必要がないだけなんですけどね。ともかく法律は二の次なんです。
●財閥の親族が犯罪を犯した場合、裁判にかけても非常に刑が軽いか、執行猶予になることが多いです。これは裁判官が財閥の援助を受けて大学に行っていることが多いからです。援助を受けているということは財閥の「ウリ」です。となれば、司法のルールを曲げてでも財閥に有利な判決を出さなくてはいけません。それが「道徳」だからです。
法律の縛りがなくて、時と場合によって変化する「道徳」が一番大事な社会で、「ウリ(我々)」の利益を守ることが正しいわけですから、日本人から見ればルール無用の社会になるのですが、ウリという感覚は韓国を理解する上で非常に大事なワードになるわけです。
ちなみに反日の時はウリの範囲が韓国・朝鮮全体に広がります。
https://nihonsinwa.com/page/2495.html
▲△▽▼
世界が韓国から孤立する…法(神)と道徳(儒教)の戦い
投稿日時:2017-05-29 12:14:10
https://nihonsinwa.com/page/2817.html
●国連事務総長が日韓合意に賛意・歓迎の意思を表明した。
●韓国ではかなり大騒ぎで批判している。
●韓国では道徳が大事なので、不道徳な日韓合意は許されない。
●道徳は法よりも大事な社会なので、国家間の契約より道徳が大事。
●儒教では道徳によって社会秩序を保とうとしている。
●一方で国連は欧米の世界観で「法」を優先する社会。
●欧米は法による秩序により社会秩序を保とうとしている。
●今回の騒動は法(神)と道徳(儒教)の戦い。
国連事務総長が慰安婦の日韓合意に賛意・歓迎
産経新聞国連事務総長が慰安婦の日韓合意に「賛意」「歓迎」 テロ等準備罪法案批判「国連の総意ではない」 安倍晋三首相との会談で
http://www.sankei.com/politics/news/170527/plt1705270030-n1.html
安倍首相とグテレス国連事務総長がイタリアのタオルミナで会談を行いましてゲテレスさんが
●日韓慰安婦合意に「賛意」と「歓迎」。
●テロ等準備罪の改正案を批判した国連特別報告者のケナタッチは国連の意思を反映したものではない。
●国連は北朝鮮への圧力に対して積極的に関わる。
と、発言。発言というか、ほとんど安倍首相と意見を同一にすると表明しただけですね。この発言によって韓国は揺れに揺れています。日韓合意を国連が支持したことが気に入らないのです。
韓国では道徳が大事。
彼らにとって日韓合意は不道徳で有り、履行する必要はないし、破棄するのが正義ですから、このゲテレス事務総長の発言は許せない。
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韓国の考え方
儒教では道徳によって社会を安定させようという考えがあります。王と臣下がいて、臣下が王をないがしろにすれば統治はできません。だから王は臣下に命令を聞かせないといけないし、臣下は王の命令を聞かないといけない。でないと国家は運営できない。この上意下逹のシステムを維持する根拠が道徳です。他の国は「法やルール」なんですが、儒教国では「道徳」なんです。臣下は忠誠心を持ち、王は臣下に礼を持って接する。そうして「道徳」によって国を運営する。法律はあくまで道徳を補佐するものであって、法律は絶対ではなく、法律と道徳を比べれば問答無用で道徳が勝ちます。
だから慰安婦合意という不道徳は許せない。韓国人にとって、不道徳を放置するってことは社会秩序が乱れ、国家は運営できません。韓国には韓国の都合があるのです。
国連の、というか現在の国際社会の考え
しかし、国連にとって大事なのは道徳ではなく「法」です。
欧米にとって法とは社会を運営するために絶対に必要なもので、法を破るものは「悪」です。彼らにとって法律とは単なる「ルール」ではなく、根本的には神との契約です。神という崇高で絶対的に正しいものとの約束です。例えば結婚も神との約束です。教会で結婚を神に報告したら、昔は離婚できませんでした。神に誓ったんだから、ひっくり返せない。離婚するってことは神との約束を破るということです。イギリスのヘンリー8世が離婚するためにイギリス国教会を設立しなくちゃいけないくらいに神との約束は厳しいものです。王様ですら蔑ろにできない。ですから法を破るということは神への冒涜です。法を守ることが道徳であり、法と道徳は切り離せません。いや、道徳の中には「法を守る」ということは当然入っている。ここが韓国とは決定的に違います。法が社会秩序をもたらしているというのが国際的常識であり「国連の立場」です。
ここで「法」と「道徳」のどちらが正しいのかは論じても無意味なのでしません。
法による社会秩序
国連にとって慰安婦合意は国家間の契約です。その契約を守ること…「法」を守ることが世界の秩序をもたらすと考えています。国連だけでなく、現在の国際的な常識は「法」優先です。契約を交わしたら、それは履行する。そういう秩序がないと、国家同士が疑心暗鬼になりますよね。疑心暗鬼になれば世情が不安定になる。戦争の火種も増える。そんなことは避けたい。だから契約(条約や合意)は当然履行される……そういう法による秩序・信用を構築したいと国連が考えるのは極々自然でしょう。韓国が一旦合意したものを韓国人が不満だからと履行しないことを国連が認めたら、他の国も国家間の約束を無視するようになるでしょう。国連が自ら社会秩序を壊すようなことは出来ない。
●韓国人は日本が国連を買収したように思っていますが。
国連としては慰安婦合意は履行されるべきだし、もしも韓国がどうしても不満ならば、日本と再交渉して「合意の上」で「無し」にしてもらうか、韓国から「破棄」するしかないのです。
この記事の向こうに見えるものは「神(法)と儒教(道徳)の戦い」です。よく、「世界が韓国から孤立する」なんて冗談をネットで言ってるんですが、コレ、的を得てた指摘なんです。韓国が道徳に固執して法をないがしろにするのは、国際的に見れば「異常」。孤立するのは当然です。
https://nihonsinwa.com/page/2817.html
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日韓合意問題の本質は約束と道徳の戦い
投稿日時:2017-05-24 09:53:29
https://nihonsinwa.com/page/2806.html
●日本は約束を重んじる。
●韓国は道徳を重んじる。
●日韓合意の現在の揉め事は、日本の約束と韓国の道徳の戦い。
●韓国では、約束・法・ルールよりも道徳が優先される。
●よって日韓合意は無効となる。
●だが、日本だけでなく現在の国際社会は、約束・法・ルールが優先される。これらを守らない国は信用されない。
●日本から見たとき、韓国の「日韓合意は無効だ!」という主張は「これからも未来永劫、謝罪と賠償を求め続けます」という意味。こんなものを認めるわけがない(大損だからね)。
約束の日本
日本人は約束を重んじる。
日本人は約束文化の国で、口約束を優先する不思議な社会です。これは「言霊信仰」が根本にあるからでしょう。まぁ、社会というのは口約束だけでは成立せず、文書による契約をしないといけないので、契約文書を交わすようになっていますが、それは口約束が文書に置き換わっただけで「言霊」を重んじていることに変わりはありません。
古事記や日本書紀には、言霊を利用した裁判「誓約」が何度も登場します。
言霊の現代版で最も分かりやすいのが憲法九条です。憲法9条があるから日本は平和だ。日本は戦争をしないで済んだ。と考える日本人はまだまだ多いのは言霊にあります。
●ちなみに欧米では法や契約は、根本的には「神との約束」ですから、法や契約を守るのが大前提です。もちろん守らない人もいますが、守るべきだという社会です。
道徳の韓国
一方、韓国で大事なのは道徳です。
韓国では道徳が何より大事です。道徳は法律より約束より何よりも優先します。大統領に求められる要素は道徳ってくらいに道徳が大事。この道徳至上主義の韓国と、約束を重んじる日本の文化的の戦いが「日韓合意」です。
「不可逆に解決」したよ、という文言の入った合意をした以上、蒸し返したら合意の意味なんて何もないってのもあります。よくアメリカがTPPをちゃぶ台返ししたことと「同じ」という人がいますが、あれとこれとは全然意味が違います。アメリカのTPPちゃぶ台返しは不信を買うものではあっても、TPP自体が参加国の合意のもとに運営される以上は参加不参加はルールのもとに各国が決めて当然です。EUを脱退するイギリスと同じです。少なくとも脱退をEU側が許可しないということはありえない。イギリスの自由な権限の範囲です(是非はともかく)。
大体、国際問題を「不可逆に解決」する合意でしたから国連も評価したのです。それを破棄する(もしくは一切履行しない)ということは、今後の国家間の合意・条約を履行するかどうか怪しいという意味でもあります。韓国は信頼を失う。韓国は経済的にも追い詰められるかもしれません。それでも韓国にとって大事なのは「慰安婦」という道徳です。道徳が優先されるということは、国際的な合意よりも偉いのです。国際的に信用を失ったとしても道徳が優先します。世論はそうなる。ここが大事です。
利益と道徳を天秤にかけた時、道徳を取らない奴は「クソ」なのです。道徳を取って破滅することがあっても道徳です。儒教的には正しいことなんです。
日韓それぞれから見た日韓合意
韓国から見た日韓合意
韓国は道徳が大事な社会ですので、「日韓合意は無効だ!」と日本に言えば、日本は折れると思っています。少なくとも「そうあるべき」と思っています。なぜなら道徳が優先されるのが当たり前だと考えているからです。道徳が約束(合意)より優先されるのですから、無効が当然。ちなみに韓国は日本も、というか世界中が韓国同様に道徳を優先する社会だと思っています。
日本から見た日韓合意
日本からすれば、韓国が「日韓合意は無効だ!」と主張されるってことは韓国から「今後も慰安婦問題を継続していきたい」と言っているだけで、そんなのは認められない。認めるということは、未来永劫、謝罪と賠償を求められるということだからです。日韓の歴史問題を解決して新たな日韓関係を築くための「日韓合意」が(韓国にとって不道徳であったとしても)反故にされる……そんな大損を認めるわけがない。
合意の意味がない。
今後について
民進党が政権を取れば別ですが、自民党が与党である限りは、この日韓合意は維持され、韓国は破棄するか、履行するか、破棄せず履行もしないという状態になるのではないかと思います。「破棄せず履行もしない」が鉄板でしょう。
大事なのは韓国が道徳を重んじて、「法・契約・条約・合意・ルール」を無視する社会であるということです。それは長い歴史の中で培われた文化であって、韓国が「おかしい」とか「悪い」とか「ばか」ってことではありません。ただ日本や欧米とは文化が違うってだけです。
https://nihonsinwa.com/page/2806.html
▲△▽▼
韓国人が消防車に道を譲らない理由
投稿日時:2017-05-28 18:31:55
https://nihonsinwa.com/page/2815.html
●韓国では消防車に道を譲らない。
●消防車に道を譲らないのが社会問題になっている。
●韓国では「どっちが上でどっちが下か?」で喧嘩になる社会で、皆が「上」であると意地を張ることが多い。
●韓国はまずは「自分が上」だと考えがちで、道を譲るというのは下だと認めることになるので、嫌。
韓国は消防車に道を譲らない
朝鮮日報消防車を「追い越す」韓国の運転マナー、道譲る意識なし
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/05/25/2017052503658.html?ent_rank_news
韓国では消防車に道を譲らない。
その証拠に、大統領選挙前に文在寅が消防車に道を譲ると話題になる。「さすが!文在寅だ!」となる。それは韓国では消防車に道を譲ることが稀だから。日本では議員が消防車に道を譲っても何にも話題にならない。そんなことは当たり前で、ちっとも立派ではないから。
それぞれの「感覚」
日本の場合
日本では和が重んじられる。
日本は和を乱すことは罪です。その根本にあるのは天岩戸ですが、それはあくまで日本人の価値観を物語にしたら「そうなる」ってことであって、天岩戸の物語があって、それに日本人が影響されているわけではありません。ともかく日本人は和を重んじる。和はルールを守ることを重んじる。
となると「消防車には道を譲る」というルールがある以上は道を譲らないといけない。しない人は「和」から排除される。実際にはルールを破ったからといって犯罪者として罰を受けることはほとんどないですが、和から排除される恐怖があり、消防車には道を譲る。日本人にはそういう動機になる。
韓国の場合
で、韓国では儒教の影響から、道徳が大事です。いやいや、消防車に道を譲るのは「道徳」じゃないのか?と思いますよね。文在寅は消防車に道を譲ったから賞賛された。ならば、道徳を優先する韓国人も皆、道を譲るはずですよね。ところがそうはならない。
上か下か?
韓国では道徳が大事であり、道徳が「上下関係」を決める。道徳的に上の人は下へと命令できるのですね。だから韓国人は傾向として「自分の方が道徳的に正しい」と思っていて、皆「上」であると思っている。いや、上だと思いたい。ここには「認知バイアス」も関わってきますね。そうして上だと思っているから、誰にも文句は言わせない。上なんだから行列に割り込めるし、消防車に道を譲らない。道を譲るってことは「下」であることを認めることになるので、心情的に認めにくい。
中国や韓国ではよくある話の中に、行列に割り込んだ人と割り込まれた人で殴り合いになるってのがありまして、その原因はここにあります。行列に割り込む、割り込まない、道を譲る、譲らないというのは、結局「どっちが上でどっちが下か?」の戦いなんです。下のやつは黙って言うことを聞かないといけないので。
全員が道を譲らないのではなく、日本よりも道を譲らない確率がグっと高いんですね。ただ、救急車に道を譲るってのは、「みんなが譲る」状態じゃない限りは意味がないのですよ。誰かが一人でも譲らなかったら、そこで消防車は前に進まない。
文化が違うって話です
大事なのは、日本人と韓国人では文化が違い、考え方も違えば捉え方も違う。日本で消防車に道を譲るからといって偉いということではなくて、文化が違うのだから、違うってだけです。
https://nihonsinwa.com/page/2815.html
▲△▽▼
中国と韓国は道徳が政府の根拠
https://nihonsinwa.com/page/2600.html
●中韓は儒教国。
●儒教では道徳が重んじられる。
●政府の正当性は道徳によって証明される。
●政府は自身に「道徳がある」ことを証明しようとする。
●よって中韓政府は「反日」という分かりやすい道徳を使い、自己の正当性を証明しようとする。
●また、経済が好調ということは政府が正しいからという証明になる。
●経済の不調は知らせたくない。
●中国は経済指標を捏造する(都合のいい指標を好む)。
●政府が道徳を失うと、次の権力者によって断罪される。
●次の権力者の正当性を証明するために、前の権力者の罪が暴かれる。
●韓国は大統領が退任後に暗殺・自殺・逮捕されることが多い。
●中国はクーデターや民主化によって政府が転覆した場合、共産党幹部とその家族は殺される。
儒教国の政府の根拠は道徳
中韓は儒教国で道徳が大事です。
道徳が政府の根拠になっています。
これは別に現在に限らず、過去においても政府の根拠は道徳です。
政府は道徳があるから選ばれています。
中国の場合は、独裁国家で共産党が牛耳っていますから、道徳があるかどうかのチェックはないんですが、体裁としては「道徳があるから」です。道徳があるから、共産党は正しい。正しいから共産党は現在でも政権を握っているのです。実際のところは関係ありません。現在、権力を握っているってことは、形式上そういうことなんです。そういう設定なんです。
●日本やアメリカといった民主主義の国では、政府は「選挙で選ばれたこと」が政府の根拠です。道徳ではありません。選挙の時に「正義」を主張することはありますが、それは選挙で選ばれるためのものであって、現在の政府が権力を持っている根拠はあくまで民主的に選ばれたことにあります。似たようなものに見えますが、ちょっと違います。
中韓が道徳を証明する方法
反日によって道徳を証明する
だから政府は「道徳がある」ことを主張します。
その最たるものが「反日」です。
反日は中国人・韓国人の誰もが納得する道徳です。反日をすれば、政府を否定する国民はいなくなります。だから支持率が下がると反日をします。すると支持率が上昇します。便利ですよね。反日は魔法のステッキです。反日はドラえもんです。これは捨てられません。2016年の韓国では慰安婦問題がこの魔法のステッキでした。
経済の結果で道徳を証明する
道徳があることの証明方法は他にもあります。
それは「結果」です。
結果というのは分かりやすくと経済的「繁栄」です。
政府に道徳があり、正しいのならば、国は当然繁栄します。
なにせ正しいのだから、そうならないとおかしい。
なので繁栄していたら、政府は「道徳がある」ことの証明になります。
だから中国は経済指標を捏造してでも大きく見せます。
一方、経済が悪化し、国民の生活が切迫してくればそれは政府に「道徳がない」との証明になります。
●経済は政府が鍵を握っているとはいえ、好調不調の波があって当然のもので、経済が不調だとしても、それが政府の不手際だったかどうかは、要素が多すぎてどうにも判断がつかない…ってものです。
●民主国家ならば、政権交代させて新しい経済対策を試すことがありますよね。有権者は前の与党に票を入れないという行動が取れる。儒教国ですが韓国は民主選挙がありますからそれが出来る。だから、パっと見には一緒に見えます。ところが、ちょっと違うのは、儒教国では前の与党や権力者を断罪するのです。なぜなら、経済の不調の原因は「不道徳」であり、不道徳ということは「悪」だからです。一見すると似ているんですが、国民の捉え方が違うんです。
韓国で考える
朴槿恵は癒着を断罪されてるのではない
韓国では2016年に朴槿恵大統領が弾劾されることになりました。その理由はチェスンシル女史との癒着ではあったのですが、それは表向きの理由。本当のところは経済の悪化という「不道徳の証明」です。何せ、彼女との関係は今に始まったことではありませんし、そのことを韓国マスコミが知らないわけがないんです。朴槿恵は経済の行き詰まりという不道徳を問われているんです。
中国や韓国は政府や権力者が滑り落ちるときはボコボコに叩かれます。
韓国の歴代大統領はほとんどが暗殺・自殺・逮捕というとんでもない目に合っています。
それは権力を失うってことが「不道徳の証明」だからです。
不道徳だから権力を失った(実際は任期満了で終わっても、そう捉えます。理屈ではなく感覚です)。
権力を失った人間は、次の権力者によって不道徳を問われます。
次の権力者が、前の権力者を厳罰に処すことで自分の道徳を証明しようとするからです。
どうしてそんなことをするのかというと、権力の根拠が道徳だからです。
そして不道徳とは悪。
悪とは罰せられるべきものです。
それが暗殺・自殺・逮捕という結末につながります。
●韓国で、大統領の任期の最後の一年や半年は、事実上のレームダック状態(死に体)になるのは、そういうことです。
●韓国は法治国家とは言えませんが、法治国家の体裁は保っています。それでも大統領は暗殺・自殺・逮捕が多いのです。中国はそんなものでは済まない。
中国で考える
では中国ではどうでしょうか。
中国は首相が前の首相を断罪することはありません。
今のところは。
それは、民主国家ではないからです。
韓国のように道徳を国民に証明する必要がないからです。
今のところはね。
しかし、中国が民主化したら?
いや、民主化はまだいいのです。
軍部がクーデターを起こしたら?
間違いなく共産党の幹部は皆殺しになるでしょう。
共産党幹部の家族も皆殺しになるでしょう。
前の権力者を断罪し、悪を証明することが自己の正当性を証明することになるからです。つまり中国共産党は悪。悪は罰せられるもの。結果は皆殺しです。
だから中国は反日を利用し、経済指標を捏造する。
それは自己防衛でもあるのです。
見栄を張っているわけじゃない。
どうにか道徳があることを証明してガス抜きをして権力を維持しようとする。
でないと、どうなるのか分からないです。
https://nihonsinwa.com/page/2600.html
▲△▽▼
韓国に開く「亡国の門」 遡及法が国を滅ぼす
7/11(木) 11:00配信 産経新聞
4日から始まった日本政府による韓国への半導体の輸出規制強化により、韓国では洪楠基(ホン・ナムギ)経済副首相が「撤回しなければ相応の措置を必ず取る」と報復を示唆。国民の間にも日本製品のボイコットが広がるなど、日韓関係は悪化の一途をたどってるが、実はその数日前に日韓関係はもちろん、韓国の未来さえ破壊する「亡国の反日裁判」が行われていた。(岡田敏彦)
■親日は反民族行為
裁判の被告となったのは李愚英(イ・ウヨン)氏。韓国の老舗一流ホテルのグランドヒルトンホテル会長だが、訴えられた背景には先祖の李海昇(イ・ヘスン)氏の存在がある。
韓国紙の中央日報や左派紙ハンギョレ(いずれも電子版)によると、海昇氏は李氏朝鮮の25代国王哲宗に連なる名門の家柄で、1910年の日韓併合後に朝鮮貴族では最高の地位にあたる公爵の爵位を得たという。同時に公債16万8千ウォンも受け取った。
この約1世紀後、韓国政府が親日行為で手に入れた財産(土地と現金)を国に返すよう、財産を相続した子孫の愚英氏を訴えたのだ。
韓国では盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権当時の2005年に「親日反民族行為者財産還収特別法」(親日財産帰属法)が制定、施行された。日本への併合を民族の恥とし、日本の手先として働き財を為した者から、財産を取り上げる法律だ。それにともない、同法の対象となる「反民族行為者」を決める大統領直属の国家機関「親日反民族行為者財産調査委員会」が設置された。
2007年に反民族行為者と決めつけられ財産の返還を求められた愚英氏は、祖先が韓国の貴族だから土地を得たのだと主張し、返還の義務なしとして行政訴訟を起こした。この法廷闘争は最高裁まで争われたが、2010年に愚英氏の勝訴が確定した。
というのも同法では「親日反民族行為者」を「韓日併合の功績で爵位を受けた者」と規定しており、裁判では愚英氏の主張が認められた。つまり、もともと貴族だから爵位を得たのであって、日韓併合で何らかの働きをしたのではないと判断されたのだ。
■法治国家の禁じ手
世界でも類をみない動きはここから始まる。世論の批判を受け韓国国会は翌11年に法律を改正。「韓日併合の功績で爵位を受けた者」との一文を削除し「日帝(大日本帝国の侮称)から爵位を受けたり、これを継承したりした者」に変えたのだ。明らかに愚英氏を標的にした法改正だった。
この新たな法律を根拠に政府は15年、愚英氏を訴えた。さすがに判事もやりすぎと見たのか、1審は政府の敗訴。控訴審でも1審判決が支持された。
ところが今年6月26日、最高裁は愚英氏に対し、土地一筆(4平方メートル)と別の土地売却で得た3億5千万ウォン(約3300万円)を返還するよう命じたのだ。愚英氏の敗訴である。
中央日報やハンギョレは返還を求めた138筆の土地のうち返還は1筆だけとして「事実上の(政府の)敗訴」と批判した。
だが法律をかじった人なら、誰もが頭を抱えるはずだ。「ありえない」と。
この裁判には、決して見逃せない禁じ手が潜んでいる。第二次大戦前、つまり日韓併合時の法律では認められていた爵位や土地、現金の取得が、その後にできた法律で罪とされ返還を命じられている点だ。
■さかのぼる愚
日本でも刑事事件について最高裁判決で有罪とされた後に、再審で無罪となるなど、過去の過った法的判断をただすことはある。だが、韓国のように法律を遡及させる、つまり法律の施行前にまでさかのぼって法を適用させるのは、法治国家ではタブーとされている。法の遡及は法と社会を破滅に導く行為だからだ。例をあげて説明しよう。
仮に2020年の東京五輪にあわせ、日本で喫煙が全面禁止にされたとしよう。罰は一律に懲役5年と法改正され、法の施行(運用開始)は2020年1月1日に決定したとする。
この場合、1月1日以降に喫煙した者は起訴と裁判を経て有罪となる。これが正しい、というか韓国を除くほぼ全ての国の法運用だ。だが、韓国のように法を遡及させた場合、法の施行日以前に喫煙した者も全員犯罪者として処罰できる。施行日の前日に30本吸っても、30年前に1本吸っただけでも、等しく有罪だ。
韓国社会ではよくある思考として、この場合には(1)喫煙は悪いことだから、法で罪にあたると定められた(2)その悪いことを、過去にさんざんやってきた連中がいる(3)法の不備につけこんで悪いことをしてきた連中を罰しなければ正義にもとる−。こうして「遡及すべし」の世論ができあがる。だが、ここには法治国家を瓦解させるに十分な負の力が潜んでいる。
■狙い撃つ
法の遡及が可能なら、立法の力を持つ人々、具体的には立法府である国会で過半数の議席を持つ与党の議員たちは、政敵を始め自分たちの気に入らない人物をことごとく刑務所送りにすることが可能だ。ターゲットの人物が焼酎好きなら、焼酎禁止法を成立させればいい。禁止法ができたから明日から飲むのをやめよう、では済まされないのが遡及法の恐ろしさだ。
反政府デモを行う人物を刑務所送りにしたい場合は、その人物がデモに参加しているところを動画や写真で記録し、デモ参加の証拠を固めてから、デモ禁止法を作ればいい。「チョコレート禁止法」だろうが、「大統領批判禁止法」だろうが、どんなばかげた法律でも作ったもの勝ちだ。
法を遡及させるということは、権力者が邪魔者をいつでも「狙い撃ち」で刑務所送りにできるということにほかならない。
当然、一般の国民は一秒たりとも安心して暮らせなくなる。専門用語で言うところの罪刑法定主義が崩れ、どんな行為をすれば(あるいはしなければ)刑務所行きを免れるのか誰にもわからない。旧ソ連のスターリン政権やカンボジアのポルポト政権などと同様の恐怖政治につながる道だ。
■2人の弁護士
今回の韓国の裁判では、まず「親日財産帰属法」で日韓併合時まで法律を遡及させ、それでも勝訴した愚英氏を敗訴させるため法を「改正」している。しかも遡及を前提にして。
一度ならず二度までも法を遡及させ、国家が個人を「狙い撃ち」にする。そんな法律を作り施行させたのは元弁護士の盧武鉉元大統領であり、同じく人権派弁護士で盧氏の右腕であった文在寅(ムン・ジェイン)・現韓国大統領の政権だというところに、現代韓国の歪みがある。
法の専門家である弁護士が遡及法の危険性を知らないはずはないのだが、2人の左派弁護士にとっては、間違った過去を正しているとの信念がある(あった)のだろう。
背景には、専門家からは遡及法との指摘もある極東軍事裁判の「平和に対する罪」で日本の政府首脳らが裁かれたことを正しいと認識し、過去の併合時代の全てを遡及法式に処罰したいとの意向がうかがえる。慰安婦問題や徴用工問題はその典型だ。
文氏は第二次大戦後に瓦解した韓国臨時政府やその軍隊「光復軍」を高く評価し、日本に対し独立戦争をしたかのような歴史観をアピールするなど、何かにつけて時間を遡る傾向がある。
間違った過去は遡って正す。当時の法律も国際的な常識も無視してよい−。韓国政府のこの姿勢こそ、現代の日韓関係悪化を象徴するものだ。日韓請求権協定という国家間の約束を破ることも、慰安婦合意を反故にすることも、文政権にとっては間違った過去を正す行為なのだ。
翻って日本を始め韓国以外の諸外国にとっては、合意という約束を破って開き直る相手と新たな約束を結ぶことに意味はない。「話しあって新たな合意を結ぶ? どうせその合意も破るんでしょ」。「今度の約束は守るって? それもウソですよね」。日本側がこうした認識に達するのも当然だろう。
合意や約束が韓国で「過去の過ち」になるまで何カ月なのか、何年なのか。韓国との「合意」の有効期間は、もう誰にもわからなくなってしまった。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190711-00000527-san-kr
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韓国はなぜ約束守れない 遡及法がまかり通る国
2019.1.20 15:10
https://www.iza.ne.jp/kiji/world/news/190120/wor19012015100006-n1.html?utm_source=yahoo%20news%20feed&utm_medium=referral&utm_campaign=related_link
【朝鮮半島を読む】
「韓国は歴史を書き換えるので気をつけないといけない」。韓国の大学で歴史学を学んでいた日本人留学生から以前、聞いた話だ。
小倉紀蔵(おぐら・きぞう)京都大教授によれば、日本と韓国とでは歴史観がだいぶ違うという。小倉氏は「なぜ日本人は過去の糾弾をしないのかということを韓国人はよくいう。過去の糾弾というのは、儒教的な意味でいえば毀誉褒貶(きよほうへん)の『春秋の筆法』によって、どれが悪くて、どれが善かったという、必ず善悪の価値を付けて歴史を描くことをいう。そういう歴史観こそが文明だと思っている」(「心で知る、韓国」)と指摘する。
歴史の「立て直し」
春秋の筆法という言葉は、中国の孔子の編集による歴史書『春秋』に由来する。韓国でよく耳にする言葉に「ヨクサ パロ セウギ」というのがあるが、直訳すると「歴史の立て直し」だ。韓国版「春秋の筆法」といえるかもしれない。埋もれた真実を探り出すという側面もあるが、政権が代わると自分たちの都合のいいように歴史を書き換えるという面もある。
「歴史の立て直し」は日本人にはなかなか理解しづらいが、それ以上に驚かされるのが、過去に日韓間で結ばれた合意や協定が事実上“反故”にされることだ。慰安婦問題をめぐる2015年12月の日韓合意に基づき設立された「和解・癒やし財団」の解散問題やいわゆる徴用工訴訟の最高裁判決がそれだ。
「約束を守ることが正しい」とする日本人には到底許されない。だが、くだんの知人によれば、韓国人は約束を守ることよりも、その約束が韓国語でいう「オルバルダ(正しい)」かを重視する。韓国人は、この「オルバルダ」を基準に歴史もみているという。
ソウル在住の通訳者に聞いたところ、「オルバルダ」は「道徳的に正しい」「人間として正しい」といったニュアンスがあるという。
韓国人にとって、朝鮮半島の統治をはじめ元慰安婦や元徴用工の問題は「日本が人間として正しくないことをした」ために起きたということが大前提にある。
そこに「歴史の立て直し」が加わり、韓国には1910年に締結された日韓併合条約も、65年に結ばれた日韓基本条約も「無効」という考え方がある。
知日派の嘆き「出番ない」
さらに韓国では法そのものに対する考え方が、日本人の常識とはずれている。韓国の場合、法を遡及して適用されることがよくある。他の法治国家ではあまりみられないことだ。
韓国では実際、新たに制定された法律により、2人の大統領経験者が過去の事件で投獄されている。80年5月に韓国南西部の光州で、軍が民主化を求める学生らを武力鎮圧した責任者を処罰するため、95年に「5・18民主化運動などに関する特例法」が制定された。同法により、全斗煥(チョン・ドゥファン)、盧泰愚(ノ・テウ)両元大統領が逮捕された。これも当時の金泳三(キム・ヨンサム)政権下で行われた「歴史の立て直し」の一環だ。
こうした韓国の持つ特殊性から、韓国ソウル市立大学の鄭在貞(チョン・ジェジョン)名誉教授は今後の日韓関係に悲観的だ。
「日韓関係はこれまで65年体制の中で対話によって解決が図られてきた。しかし、昨年10月に徴用工訴訟をめぐる最高裁判決が出て以降、法廷闘争の様相を呈している現在、われわれ(知日派)の出番はなく、ただ見守るしかない」(編集委員 水沼啓子)
◇
韓国、北朝鮮関連のニュースをみていると、「どうして?」「そんなことが許されるの?」といった突っ込みが思わず口からこぼれていることがある。日本人の常識や理解をはるかに越えているためだ。
欧米諸国と比べると、韓国や北朝鮮の人々はその外見だけでなく、文化的にも近いせいか、日本と同じ価値観を共有していると錯覚してしまう。そのことが逆に日本人をいらだたせたり、あきれさせたりしているようだ。
ただよくみると、日本とは異なる伝統や価値観、歴史観を持っており、彼らはそれに従っているだけ、ということがわかる。朝鮮半島で起きるさまざまな事象や現象を、過去の歴史や文化的背景などをひもときながら解読したい。
https://www.iza.ne.jp/kiji/world/news/190120/wor19012015100006-n1.html?utm_source=yahoo%20news%20feed&utm_medium=referral&utm_campaign=related_link