150. 中川隆[-13801] koaQ7Jey 2018年12月12日 08:37:55 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22042]
平野憲一の株のお話 2018.12.12 日
景気後退懸念で低下している長期金利の影響で、金融株が引き続き弱い動きですが、2008年9月のリーマンショックから9か月後の2009年6月に底を打った米国景気は、この11月で113カ月の連続拡大となりました。これが来年7月まで続くと、過去最長だった1991年3月から2001年3月までの120カ月を抜きます。
当時は2000年8月がNY株の高値でしたので、株の先見力は7か月と言う事になります。
今回の相場のダウの高値(史上最高値)は10月3日の2万6828.39ドルですから、これでピークアウトしていたとしたら、7カ月の先見性を適用すると来年4月に米景気は後退期に入る事になります。しかし昨日のダウは、まだ高値から9.17%しか下がっていません。
20%でピークアウト決定、12%でその方向への確率が高まると言われていますので、ここに注目しておくべきですが「まだ」です。
金利からは長短逆イールド(まだなっていません)から18か月後が景気後退のタイミングと言われます。
とにかく上記のごとく長期間の景気拡大の最中ですが、ピークを打つ時が「もうか、まだか」の領域に入っている事は間違いありません。但し、この領域の時間軸が、数か月か場合によってはそれ以上かも知れません。株式投資にとって、売りでも買いでも最も面白い時です。
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