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中川隆 koaQ7Jey コメント履歴 No: 100046
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[番外地7] 中国に未来が無い理由 _ 田代秀敏 混沌の大国 中国と中国人を知る 中川隆
1. 中川隆[-6428] koaQ7Jey 2017年9月12日 07:05:42 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

中国大好き _ 古代漢民族はコーカソイドだった
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/287.html

宮脇淳子 _ 中国は何故かくもずうずうしいのか?
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/439.html

中国人のこういう所が大好き
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/289.html

中国人も日本人が大好き
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/291.html

中国人がみんな日本に来たがる理由
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/292.html

中国人客急増で“性病”大流行 日本の風俗業界に猛威
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/565.html

牙をむき始めた中国
http://www.asyura2.com/09/gaikokujin01/msg/508.html

中国最後の皇帝 毛沢東 _ 共産革命とは一体何であったのか?
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/537.html

毛沢東はセッ○ス狂
http://www.asyura2.com/11/hasan72/msg/760.html

中国美女も日本男性が大好き _ 小沢先生と行く中国ハニートラップの旅
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/290.html

小沢一郎先生が中国を大好きになった理由
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/294.html



http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/291.html#c1

[中国12] <中国人観光客が見た日本>反日で日本製品ボイコットに熱心だった若者が日本旅行、東京で抱いた印象とは 赤かぶ
1. 中川隆[-6427] koaQ7Jey 2017年9月12日 07:10:02 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

中国に未来が無い理由 _ 田代秀敏 混沌の大国 中国と中国人を知る
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/291.html
http://www.asyura2.com/17/china12/msg/127.html#c1
[中国12] 日本文化はまるでタマネギのよう!?―中国メディア 赤かぶ
1. 中川隆[-6426] koaQ7Jey 2017年9月12日 07:10:52 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

中国に未来が無い理由 _ 田代秀敏 混沌の大国 中国と中国人を知る
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/291.html
http://www.asyura2.com/17/china12/msg/120.html#c1
[番外地7] 中国に未来が無い理由 _ 田代秀敏 混沌の大国 中国と中国人を知る 中川隆
2. 中川隆[-6425] koaQ7Jey 2017年9月12日 07:23:06 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

タマタマ来ただけ〜中国教育事情と社会をお伝えします〜

中国で日本語教師をしていたタマのブログ
https://ameblo.jp/xiang-xia/

http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/291.html#c2

[番外地7] 中国に未来が無い理由 _ 田代秀敏 混沌の大国 中国と中国人を知る 中川隆
3. 中川隆[-6424] koaQ7Jey 2017年9月12日 07:26:47 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

「チャイナドレス」と「漢服」〜伝統文化のない中国〜 2013-04-27

 「中国の歴史は5000年」だと、中国人はことある毎に言います。

 学生と話をしていても、文化や歴史の話になれば必ず上記のフレーズが出てきます。

 「だから中国は凄いんです」と。

 しかし、中国人が「歴史」「歴史」という割には、現代の中国には伝統的な文化と言うものはほとんど残っていません。

 「文化大革命で文物が破壊された」とか、「故宮の貴重な文物は台北にある」とか、そういったレベルの低い話ではありません。

 中国人には長い歴史があるにもかかわらず、受け継いできた「伝統」と言うものがないのです。

 思想・精神的な文化については、昨日の記事に書いたとおりです。

 中国に来て中国人を見ても、「東洋学」で語られる中国人の姿というのは一切見ることが出来ません。

 今日はそれ以外の「文化」において、伝統のない中国の姿を書きたいと思います。

歴史の浅い代表的文化

 「チャイナドレス」というと、日本人にとっては中国の代表的な民族衣装と思われるでしょう。

 実際に現代中国においても「正装」として捉えられてきました。

 しかし、この「チャイナドレス」というのは、清朝時代の服装であり、清朝時代の支配者層である「満州族」の服装です。

 中国の大多数の「漢族」の伝統的な服装でないだけでなく、その歴史もせいぜい数百年しかないのです。

 「京劇」と言えば、中国の代表的な歌舞演劇です。

 しかしながら、これも清朝時代に発祥したもので、300年ほどの伝統しかありません。

 日本人が好きな『三国志(演義)』や『西遊記』にしても、話の題材は三国時代や唐代にさかのぼるわけですが、こうした小説が「講談」として民間に広く広まるのは明代の事になります。

 中国人が誇る中華料理もその最高の料理は「満漢全席」であり、その名の通り「満」つまり満州族と漢族の料理を合わせたものなのです。

 清朝時代以降の伝統であることは言うまでもありません。

伝統を守ってこなかった

 中国の歴史は「被侵略」の歴史であり、その度に破壊と殺戮が繰り返されました。

 (ただし、中国では歴史上の侵略者は現在「中華民族」なので問題にならない。歴史上中国を支配してしまった民族は「中華民族」としなければ、「中国」の正統性につじつまが合わなくなるため。)

 しかしながら、王朝交替毎に破壊があったにせよ、そもそも中国人には「伝統を守る」という思想がほとんど感じられない。

 「歴史書」やその他の「書籍」を歴代王朝が保管したりして来たこともありますが、その保存状態が悪く、劣悪な保管状況で受け継いできたことは有名な話です。

 徳富蘇峰も「奉天では清朝廷室の宝物蔵の文溯閣を見物し、膨大な古今の貴重な文物に接しながら、その数の多さと保存状態の悪さに閉口し」(徳富蘇峰『世界紀行文学全集』修道社、昭和46年。参考:樋泉克夫のコラム【知道中国 875】http://melma.com/backnumber_45206_5780893/ )と記しています。

 ですから、書籍は破損、欠落、さらには散逸し、歴史学者はその散逸、欠落した文章の収集に追われたりします。

 挙げ句の果てに「偽書」が出回り、すでにどれが真書でどれが偽書なのかわからない書物も多く存在します。

 現在「真書」として歴史的価値のある書籍は、そのほとんどが日本にあり、中国人が書籍の真偽を確かめるために日本の版本を確認するというのは何とも皮肉な事実です。

技術を教え伝えない

 「伝統を守る」思想のない中国のおいては、工芸・芸術の方面でも伝統を受け継ぐことが出来ませんでした。

 日本が弟子にその技術の全てを教えて、後世に技術を伝え残すのと対照的に、中国では「技術を残す」ということがなされません。

 これは中国人の思考が「ゼロサム」思考であるが故のことです。

 自分の技術を弟子に教えてしまえば、弟子がその技術で独立して自分が損をすることを恐れてしまうのです。

 企業で中国人と関わった事のある人ならご経験があるでしょうが、中国人は部下に仕事を一切教えません。

 ただ「命令する」だけです。

 企業だけでなく、料理人の世界でもそうです。

 腕のいい料理人が店を開いても、そこで働く下働きには技術を教えません。

 で、最初は味がいいと評判になり大きな収入を得ると、オーナーシェフはもう料理を作らず遊んでしまいます。

 しかし、技術を教えていないものだから、当然味が落ち、結局客足が遠のくというのをよく見かけます。

 これは料理のみならず、あらゆる「職人」の世界で見られる現象です。

農村の伝統行事

 たまに学生の故郷に呼ばれて、農村だったりすると、いろいろな伝統行事も見ることが出来ます。

 日本の各地の祭りのように何か特徴があるかと、最初の頃は非常に楽しみにしてあちこちうかがっていたのですが、ほとんどが結局がっかりさせられることになります。

 きちんと教え伝えていないのでやっている事のクオリティーが低すぎるのです。

 「とりあえずやっています」的な。

 例えばチャイナタウンで見られるような竜の踊りもある村でみました。

 竜の人形を、人が持つたくさんの棒で支えて、あたかも竜が動き回っているように見えるあれです。

 しかし、その村での竜の踊りは、なんとなく安物の衣裳を着た若い人達が、竜を支える棒を持って、村の中をうろうろするだけでした。

 躍動感や、何か伝統を感じるようなものではなく、ただ村の各家の玄関をめぐってくればそれで終わりという。

 非常に期待はずれだったことを思い出します。

 少数民族の伝統行事なんかを見ると、漢族の行事との差は歴然です。

「漢服」を復興

 最近は「日本の和服は中国の唐代の『漢服』が元になっている」などというのを広めているようです。

 日本の和服への憧れとともに、「あれは中国の文化がもとになっている」という優越感よって満足を得ているようです。

 しかしながら、「漢服が元になっている」と言ってみたところで、現代の社会にその「漢服」が一切無く、中国の衣裳と言えば「チャイナドレス」になってしまっていることに危機感は感じているようです。

 そこで、今は「漢服」を「伝統衣裳にしよう」という活動が、国の主導のものに随分と熱心に行われているようです。

 しかしながら、既に500年以上もすっかりと忘れ去られていた文化であり、「伝統のないもの」を「伝統文化にしよう」としてもそう簡単ではありません。

 その結果は「日中合同成人式、「着物の方が断然キレイ」と不満の声が殺到―中国版ツイッター 」の記事を見てもらえればわかります。

 小手先だけの「伝統」を叫んでみたところで、本当の「伝統」が無ければ、全くの安物になってしまうのは一目瞭然です。

 また、「中国の「漢服」知らぬ“愛国者”、和服と間違え罵倒の嵐 」なんてこともありました。

 こんな事件も発生するぐらいですから、「伝統」など失われているのは一目瞭然です。

「伝統を守らない」のが「中国の伝統文化」

 日本のみならず、世界各地の伝統は、伝統のために「犠牲」を払う個人の存在によって守られているという側面があると思います。

 今もお金のために破壊と建設を行い、お金のためにしか動けない中国人に、今後も伝統が守られるとは考えにくいと思います。

 中国人自身がまず、「伝統を守らない」のが「中国の伝統文化」だと気付かないといけませんね。

 小手先だけのやり方では、「教育」と同じく、いつまでたっても価値ある文化が作られないでしょう。
http://ameblo.jp/xiang-xia/entry-11516221799.html

http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/291.html#c3

[昼休み53] 苛めは愉しい _ 凶悪犯罪者の心理 中川隆
2. 中川隆[-6423] koaQ7Jey 2017年9月12日 07:43:22 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

大矢誠が猫グロ虐待で逮捕! 2ちゃん生き物苦手板のカールおじさん
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/751.html
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/617.html#c2
[昼休み53] 日本共産党は、コミンテルンの日本支部として設立されたのだから、これは純粋な意味における日本の政党ではない。 木卯正一
1. 中川隆[-6422] koaQ7Jey 2017年9月12日 07:47:09 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

また嘘 言ってる

真実は

日本共産党はマッカーサーが創設した
http://www.thutmosev.com/archives/71957109.html#more

マッカーサーのこうした写真は全部ヤラセで、俳優のように何度もポーズを取っては撮り直した
引用:http://learnlearn.net/Historie,religion,kunst/res/Default/ESS_PasteBitmap02329.png


マッカーサーの歪んだ人格

連合軍総司令官として日本に乗り込んできたダグラス・マッカーサーには多くの知られていない逸話があり、その一つは事実上「日本共産党」の創設者だという事です。

日本共産党と名乗る団体は戦前から存在し、日本をソ連の植民地にするため活動していたが、非合法テロ組織という位置づけでした。

日本の統治者として君臨したマッカーサーには人格上の欠陥があり、『ニセ写真』作りを趣味にしていた。

         

硫黄島に米国旗を立てる写真とか、マッカーサーがフィリピンの海岸に上陸した写真などは全部”やらせ写真”でした。

マッカーサーは映画監督のように戦場で写真や動画撮影を指示し、気に入った構図で自分がヒーローに見えるように報道させていました。

厚木飛行場の輸送機からコーンパイプを咥えて降りてくる写真も、専属カメラマンに映画撮影のように撮影させました。


この時日本軍は武装解除されていたが、襲われるのではないかという恐怖心から、マッカーサーは小便を漏らしていました。

日本に到着してからも彼は、あらゆる写真で自分が格好良く見えるように撮影するため、専属の撮影スタッフを周囲に置いていました。

昭和天皇とマッカーサーが面会した有名な写真があり、マッカーサーは作業服のような軍服のズボンに手を突っ込んでいます。


正装ではなく平服で、胸のボタンを全部止めず、身体を斜めにして立っていたのも計算しつくした『構図』でした。

昭和天皇が自分よりかなり背が低いのが目立つように、昭和天皇を直立不動にさせ、自分がくつろいでいるように撮らせました。

当時新聞を統制していたのはGHQなので、新聞に掲載する写真も記事も、GHQが決めていました。


「マッカーサーが日本の支配者であって、天皇はこれほどみすぼらしい」と日本人に見せ付けて天皇を貶める目的でした。


GHQは何の根拠で日本を占領していたのか

マッカーサーについて70年間一度も議論されず、タブーになっている事は、実は正式な資格が無いのに日本を統治していたという事実です。

マッカーサーは連合軍司令長官だったが、一体何ゆえに日本の支配者となったのか、この根拠が曖昧なままなのです。

日本が1945年8月15日に停戦したとき「ポツダム宣言を受諾し、占領地を放棄する」と言いましたが、アメリカが日本本土を占領して良いとは誰も言っていません。


アメリカ大統領や国連事務総長、あるいは国連安保理が任命したからと言って「だから何?」という事です。

降伏したら占領されるのが当たり前という主張もあるが、それなら日本はロシアを占領できるし、朝鮮や中国の占領は正しかった事になります。

1945年9月2日に東京湾の米戦艦ミズーリ上で、連合国各国と日本代表団が日本の降伏文書に署名調印しました。


文書には連合国軍最高司令官の指示に基づき、日本政府は日本軍と日本国民を従わせると書かれているが日本占領には触れていない。

8月15日の玉音放送でも、9月2日の降伏文書でも連合軍が日本を占領できるとは書かれていない。

日本軍の武装解除については書かれているが、連合軍の日本占領には、天皇や他の誰も合意していない。


マッカーサーが小便を漏らしながら厚木飛行場に降りたのは8月30日、連合軍先遣隊が厚木に到着し武装解除したのは8月28日だった。

9月2日に降伏文書に調印し、9月15日にGHQ本部が日比谷に設置され、GHQによる日本統治が始まった。

だがマッカーサーは武装解除までは良いとして、一体どのような条約や合意に基づいて「日本占領」をしたのだろうか。


この写真も自分は立派に見え、天皇は「みすぼらしい小男」に見えるよう計算されている
mig


日本国憲法はアルバイトに書かせ脅迫して成立させた

法的根拠がないのに一介の軍人が日本を占領して独裁者になった事が、その後の日本の70年に大きな悪影響を与えた。

例えばマッカーサーは日本政府に憲法改正を命令し、政府が帝国憲法の改正案を示すと、これを拒絶して独自の憲法を創作させました。

マッカーサーはGHQのアルバイト職員に命じて適当な憲法草案を書かせて、日本政府に無断で新聞に発表しました。


東久邇宮(ひがしくにのみや)内閣は新憲法が非民主的だとして辞職し、マッカーサーは「もう一度東京を空襲してやろうか」と言って議会を脅迫しました。

日本人は新聞に書いてあるからには日本政府が作ったのだろうと思い込んだが、実際にはマッカーサーがアルバイトに書かせた落書きでした。

東京大学などの法学者もこのやり方に怒り、新憲法反対の立場を取ったが、GHQは反対するものを「戦争犯罪人」として逮捕していきました。


新憲法に反対するものは戦犯になり処刑されるか刑務所に入れられると分かり、反対する人間は居なくなりました。

こうしてできたのが現在の「日本国憲法」であり、日本人は一切関わっていないし、民主主義とは正反対の経緯で成立しました。

マッカーサーが日本を統治するために優遇したのが共産主義者で、特に逮捕歴がある共産主義者を好んで重用しました。


GHQを創設するとすぐに、共産主義者や反政府主義者を釈放させ、労働組合や政党を結成させました。

こうして誕生したのが日本共産党と日本社会党で、事実上GHQが合法化し創設したのです。

マッカーサーの意図は日本の「犯罪者」である天皇や旧時代の権力者に対抗させるため、反政府主義者に力を持たせる事でした。


マッカーサーの共産党優遇

マッカーサー自身は共産主義者ではなかったが、それ以上に日本の「右翼」を嫌っていたので、共産主義者を重用しました。

GHQは主要な新聞社に共産主義者を雇用するよう圧力を掛け、応じなければ事実上活動できなくしました。

こうして日本の新聞社やNHKの上層部は共産主義者や戦前の逮捕者、反政府主義者になり、今日まで続いています。


マスコミだけではなく銀行や企業にもこうした圧力が掛けられ、自動車で有名な「日産」などは特に酷かったとされている。

日産は戦前には三菱や三井以上の最大の財閥だったが、戦争に協力したとしてほとんど解体されました。

自動車生産も認められなかったが、朝鮮戦争勃発で軍事生産が必要になり、共産主義者を経営に参加させる条件でようやく認められました。


こうしたGHQの共産党優遇は1948年まで続いたが、1949年になると米ソ冷戦が始まり、米本国は日本を再軍備させる方針に突然変わりました。

その変化は急激なもので、それまで日本人をわざと飢えさせては笑いものにして楽しんだり、なるべく日本経済が破綻するように仕向けていました。

ところが1949年のある日から、本国は「日本軍を再結成させろ」「日本の産業を立て直せ」と命令してきました。


マッカーサーは最初本国からの指示を無視していたが結局従わざるを得なくなり、1950年には朝鮮戦争が勃発しました。

マッカーサーの間違いは誰の目にも明らかになり、その後アメリカは何度も日本軍を再建しようとしては、日本政府と対立する事になります。

この後日本ではマッカーサーの後遺症で反日カルト政党が大ブームになり、今も日本を破壊するために”日々努力”しているようです。


マッカーサーの占領下では日本を貶めたり日本を破壊する事が正しいとされ、日本の為に貢献する人は戦犯や右翼と決め付けられました。

マスコミは全てGHQの統制下にあったので「日本国民はマッカーサー様を心から慕っています」などの気持ち悪い記事が量産された。

北朝鮮の新聞が金正恩を褒めるのと同じで、これほど気持ち悪い事はない。


そして当時GHQの為に報道していた新聞やテレビは、当時の本当の事を決して話そうとしない。


http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/832.html#c1

[番外地7] 中国に未来が無い理由 _ 田代秀敏 混沌の大国 中国と中国人を知る 中川隆
4. 中川隆[-6421] koaQ7Jey 2017年9月12日 08:10:18 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

中国語を捨てない限り中国に未来は無い

漢民族という民族は存在しませんし,中国語という言葉も存在しません.
中国は昔から川筋が一つ違えば完全な異民族の土地で言葉も通じなかったので,共通語として漢文(中国語)を作ったのですね.

漢文(中国語)は始皇帝の時代に完成し,それ以降は全く進歩していません:


中国語は、(上古において)それぞれ別の言語を話していた商人が中原地帯で取り引きを行う片言(かたこと)から生まれた人工的な言語。

しかも、漢末期からの混乱期に、本来の漢族は実質的に絶滅。その後の歴史で、大量に流入した北方民族が改めて中国語を形成した。

つまり、古代中国語と現代中国語には断絶がある。古くから続く漢文(文章中国語)は本来、片言を記録するための記号列であり、そのため品詞の区別や時制など文法の本質的要件を備えていない。当初から言語(話し言葉)とは別の、通信・記録の手段。現代中国語の古語ではない


知人から中国語には文法がないという話を聞いたことがある。たしかに漢字ばかり並んでいるのに、どうして文章として理解できるのか不思議であった。そもそも我々が学んだ漢文は、返り点などがあるから読めたのである。

どうも昔の中国人は「四書五経」という基本文献の文章を徹底的にマスターし、「四書五経」と同じ解釈で他の文章を読んだり、新しい文章を作成しているようである。「四書五経」は「論語」「中庸」「春秋」「礼記」などの中国の古典である。「四書五経」を参考に、漢字の並び方をどのように解釈するのかが決まるようだ。しかしこれも絶対的なものとは思われない。いまだに「魏志倭人伝」の解釈が別れるのも、中国語の文法というものが、あやふやな面があるからと考える。


「四書五経」は膨大な文章の集合体である。中国の官僚の登用試験である「科挙」には、これらの暗記と決まった文章の解釈の知識が必要とされた。中国語は文法がはっきりしないから、とにかく全部覚える他はないのである。つまり「科挙」の試験制度は、とてつもなく厳しいものである。しかし行政を司るためには、文書を正しく読み、正しい文章を書く必要がある。たしかにこのためには「四書五経」を完全にマスターしておく必要があったのだ。

一方、日本においては、昔から、一般国民の中に文章を読める者は大勢いた。特に明治時代に義務教育が始まり、誰もが日本語を書いたり読んだりするのが当り前になった。少なくとも日本では、中国のように、国語というものが、極少数の超エリートしか操ることができないという代物ではなかった。


言語は重要である。ところが中国語はそれほど進化していると思われない。しかし世の中が変わって、新しい概念を言語で表現する必要に迫られる。本当に全ての文章が「四書五経」の解釈を踏襲して理解できるのか疑問である。筆者は、「四書五経」の時代にはなかったようなIT関連のマニュアル類が、どのような記述になっているのか興味がある。

「四書五経」の時代にはなかった文章で、一番関心があるのが「法律」である。「法律」は中国にとって新しい文章の形態である。本当に「四書五経」の解釈で現代の「法律」を適切に解釈できるのか疑問である。たしかに中国では、よく条文の解釈を巡って侃々諤々(カンカンガクガク)の議論がなされるという話は聞く。もっともこれは中国の問題であり、我々日本人には関係がないが(中国の日系企業には関係するかもしれない)。


しかし世の中には「国際法」というものがある。「国際法」の基では、日本も中国と利害関係者となる。日本は、戦時中「捕虜の虐待」などで戦時国際法を破った経緯もあり、あまり偉そうなことはいえない。しかし今日国際的な利害を調整するものは、「国際法」とこれに附随する各種の取決めである。少なくとも今日の日本はこれを順守する姿勢である。

ところが最近、日本と中国や韓国の間で国際法上のトラブルや対立が頻発している。しかし中韓の主張が、とても「国際法」に乗っとって行われているとは思われない。中国や韓国は「国際法」を勝手に解釈しているのだろうか。さらに度々日本の要人発言が曲解されている。まるで「四書五経」の解釈を持込んでいるのではと思われるくらいである。

中国語も最近は句読点を使ったり、また熟語も使うようになっているようだが、基本的には漢字ばかり並んでいるので、覚える必要な漢字の数は膨大である。仕方がないので、簡略体の漢字を多用している。またインターネットや新聞では、漢字を表意文字としてではなく、表音文字として使っているという話がある。ちょうど全て「ひら仮名」の文書と同じである。おそらく「話し言葉」をそのまま「書き言葉」に使って表現を行っているのであろう。それなら使われている漢字は発音記号のようなもので、わざわざ漢字を使う必要がないような気がする。
http://www.adpweb.com/eco/eco395.html


現代日本語と中国語で最も大きな差異があるのは外来語の扱いです。

中国語が抱える問題は漢字しか使えないことであり、それが外来語を受け入れにくくしている。

中国には日本語の平仮名や片仮名にあたる文字がないので、音訳する場合も漢字を使用する。
本来表意文字である漢字の音だけを利用するのですが、漢字はそれ自体に意味を持っているので、音だけを表すには向いていない。

中国語の場合は外来語をとりあえずは読みが近い音の漢字を当てはめて使い、概念が固まったところで意味にふさわしい漢字が当てられるようだ。だからどうしても外来語の翻訳は時間もかかり、読みだけの漢字を当てただけの文字の氾濫は混乱をもたらすのではないだろうか? 「盤尼西林」も最初見ただけでは何のことか分からない文字だ。ペニシリンと分かるまで時間がかかる。

このような言葉のハンデが外国文化を吸収する際には大きな差となって出てきてしまうのだろう。日常的な小説ぐらいなら翻訳も出来るのでしょうが、理科系の専門書を中国語に翻訳するのは不可能に近いのではないかと思う。それよりかは英語をマスターして英語でIT関係の事を学んだ方が早い。

中国人や韓国人の海外への留学生の異常な多さもこのようなことが関係しているのだ。日進月歩の最新技術を取り入れながら改良を重ねて行かなければならない世界では、中国語のハンデは大きい。中国語も一時期はベトナム語のようにアルファベットを用いてローマ字表記も検討されましたが、それだと河一つ渡れば発音が異なる中国はバラバラになってしまう。

このように外来語一つとっても中国語は適用が難しく、何万もある漢字を覚えなければならないのだから使いこなせる中国人は一部に限られてしまう。かといってハングルのように表音文字を使えば誰もが使えますが意味を掌握するのが難しくなり、専門書などは分からない言葉を読み飛ばしてしまう。だから言葉の数も少なくなってきてしまう。

中国や朝鮮半島の近代化がなかなか進まないのも、近代資本主義や近代西欧文化を理解するには越えられない壁のようなものが存在するからだ。だから理解しようとすれば一気に欧米にまで留学して言葉から学びなおしていかなければならないのだ。
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/e/31f3ff231ae092df09a9a575c2058d6c

中国語を使っている人間は思考ができない,感情が発達しないんですね.
これは中国語が秦の始皇帝の時代から全く進歩していないのが原因です.
中国語を使っている人間は原始人と同じレベルだと思った方がいいですね:


中国語という言語は存在しません.
あるのは広東語とか北京語という全く異なる複数の言語です

今の中国人が使っているというのは漢民族と総称されている無数の民族の共通語として作られた人工語なんですね


自分の民族の言葉(中国語方言とは呼ばれているが実際にはそれぞれ系統の違う別言語)は未開民族の言葉と同じレベルで書き言葉も無い

共通語のはエリート以外には作文すらできない:

漢字のみの言語は致命的な欠陥言語だ。要するに大量な漢字を単に覚えさせるだけに子供の成長が費やされ会話の発達が遅れ高度理論の展開など更々不可能にしてしまうのだ。
無駄に大量な漢字を覚えさせることで多くの脳の記憶領域を費やしてしまい、一番重要な『 創造的 』な超高度理論を発展する頭脳領域の余裕などなくなるのだ。

▽明治日本に留学した清国留学生(年間8000人)がもっとも感動したのが、ひらがなとカタカナ 
 があって、誰でも漢字が学べて、すぐに読めるようになることであった

▽漢字の本場、中国では、二十世紀になるまで、漢字には発音記号がなく ただの表意文字だった

要するに,まともな言葉の無い中国人は永遠に原始人のレベルから抜け出せないんですね.

これなら中国語も自分の民族の言葉も両方捨てて英語にした方がましですね.


_____


○○○ 世界で最も《 繊細 》な表現をもつ日本語 ○○○

 雨や風といった自然の気象を表現する言葉や、魚を分類する言葉などの具体例を調べてみるならば、日本語の中に存在するそれらの数の多さに誰もが唖然とすることでしょう。日本語は、外的な事物を対象にした場合のみならず、内的な世界に向かう場合であっても極めて繊細なのです。

 日本語、英語、中国語、台湾語の4ヶ国語を自在に語れる、台湾の李登輝・前総統は、「じっくり考えたい時、私は日本語で考えている」 と語っているそうです。

 私は中国語を話せませんが、100ページ分の中国語を日本語に翻訳すると、どうしても150ページになってしまうことを経験しています。中国語には現在・過去・未来という時制がないこと等も原因の一つですが、対人関係や周辺状況などによっておのずと表現の異なってくる日本語の繊細さが、中国語にはないのです。

 この言語的特長は、「日本人が中国人(外国人)に対して、相手を気づかった繊細な表現をしても無駄である」 ことを示しています。中国語には繊細な表現がないのですから、日本語の繊細さがおのずと生み出している 「日本人の謙虚な態度が、中国人(外国人)には伝わらない」 のです。また、「中国の政治的傲慢さの出所は中国語を話す民族であるから」 とも言えるのです。
http://74.125.153.132/search?q=cache:Dsy-yxb-UusJ:blogs.yahoo.co.jp/bmb2mbf413/30487456.html+%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E8%AA%9E+%E6%84%9F%E6%83%85%E8%A1%A8%E7%8F%BE%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%81%AA%E3%81%84&cd=6&hl=ja&ct=clnk&gl=jp

日本の成功の秘密は日本語にあるのですが,欧米人や中国人にはそれがわからない.中国語も日本語も漢字を使っているから,日本語は中国語と同じ様なものだと思い込んでいるんですね:


一口に日本語と言っても、書き言葉と読み言葉がある。ここで取上げるのは主に前者、つまり書き言葉である。主に日本語は、漢字という表意文字と、ひら仮名・カタ仮名という表音文字で構成されている。さらに日本語の表記には、これらの他に句読点やローマ字、簡単な英語、西洋数字、ギリシャ数字そして特殊な記号まで雑多な文字を使う。最近、メールには絵文字まで登場している。

表記方法も、横書きだけでなく縦書きもある。通常、横書きは左から右に書くが、昔の看板なんかは右から左に書いたものがある。縦書きは世界的に見ても珍しく、外国人は日本人が縦書きで文章を書くのを見て驚いている。これらの雑多の表記方法を使っている日本語は、マスターをするのが難しい言語かもしれない。しかし一旦マスターすれば、これほど便利な言語はないと考える。これは筆者の偏見かもしれないが、日本語は世界の中で一番進化した言語であり、優れた言語と思っている。


漢字は象形文字が基になった表意文字であり、文字そのものが意味を持つ。しかし今日、表意文字として使われているのは漢字くらいである。漢字圏は、日本を除けば中国、台湾、シンガポールと朝鮮半島、そしてべトナムである。しかし朝鮮半島やベトナムは漢字離れをしているようだ。

表意文字である漢字は、文字自体に意味を持つので、言葉を速く理解することができるという利点がある。特に漢字はパターンで認識するので、文字とイメージが結びきやすい。「犬」という文字を見ると、犬のイメージが頭に直ぐ浮かぶ。「京都」という言葉に当ると、京都という文字から京都に関するイメージが自然と頭に浮かぶ。


高速道路の標識も、漢字だから速く、しかも正確に認識できる。これがアルファベットなら一瞬のうちに認識することは難しい。例えば長い地名がアルファベットで記されていたなら、車を停車させなければ、書いてある行き先を読むことはできないであろう。これは言語の特徴を考える場合、重要な点である。

日本語の文書は、斜読みによって、ある程度の意味を把握することができる。これも日本語に漢字が使われているからである。速読の達人と呼ばれる人がいるが、もし文章が全て「かな」で書いてあったなら、とても一瞬のうちに読むことはできないであろう。またアルファベットだけの英語も速読に向かない言語と思われる。


しかし漢字にも欠点がある。基本的に一文字がそれぞれ意味を持ち、世の中の現象を表現するためには、漢字がどんどん増えることである。新しい物が発見されたり、新しい概念の表記が必要になると、それに対応する漢字が必要になる。しかしそこを日本語は、熟語と「かな文字」の発明で、極力使う漢字が増えることを回避してきた。

熟語の登場は、文字と文字の組合せだから、漢字の数を増やすことなく新しい概念を表現することを可能にした。また「ひら仮名」と句読点を用いることによって、どれが熟語であるのか明示できる。さらに外来語をとりあえず「カタ仮名」で表記することで、漢字を増やすことを回避している。

中国語も最近は句読点を使ったり、また熟語も使うようになっているようだが、基本的には漢字ばかり並んでいるので、覚える必要な漢字の数は膨大である。仕方がないので、簡略体の漢字を多用している。またインターネットや新聞では、漢字を表意文字としてではなく、表音文字として使っているという話がある。

ちょうど全て「ひら仮名」の文書と同じである。おそらく「話し言葉」をそのまま「書き言葉」に使って表現を行っているのであろう。それなら使われている漢字は発音記号のようなもので、わざわざ漢字を使う必要がないような気がする。

筆者は、まず難しい日本語をマスターし、日本語に翻訳された本や文献で勉強するのが一番効率的な学習方法という気がする。英語の本を一冊読む間に、日本語なら二冊の本が読めるのではないかと思う程である。もしこのような方面を研究している方がいれば、是非その辺の事情を教えていただきたいものである。


日本語と中国語

知人から中国語には文法がないという話を聞いたことがある。たしかに漢字ばかり並んでいるのに、どうして文章として理解できるのか不思議であった。そもそも我々が学んだ漢文は、返り点などがあるから読めたのである。

どうも昔の中国人は「四書五経」という基本文献の文章を徹底的にマスターし、「四書五経」と同じ解釈で他の文章を読んだり、新しい文章を作成しているようである。「四書五経」は「論語」「中庸」「春秋」「礼記」などの中国の古典である。「四書五経」を参考に、漢字の並び方をどのように解釈するのかが決まるようだ。しかしこれも絶対的なものとは思われない。いまだに「魏志倭人伝」の解釈が別れるのも、中国語の文法というものが、あやふやな面があるからと考える。


「四書五経」は膨大な文章の集合体である。中国の官僚の登用試験である「科挙」には、これらの暗記と決まった文章の解釈の知識が必要とされた。中国語は文法がはっきりしないから、とにかく全部覚える他はないのである。つまり「科挙」の試験制度は、とてつもなく厳しいものである。しかし行政を司るためには、文書を正しく読み、正しい文章を書く必要がある。たしかにこのためには「四書五経」を完全にマスターしておく必要があったのだ。

一方、日本においては、昔から、一般国民の中に文章を読める者は大勢いた。特に明治時代に義務教育が始まり、誰もが日本語を書いたり読んだりするのが当り前になった。少なくとも日本では、中国のように、国語というものが、極少数の超エリートしか操ることができないという代物ではなかった。

戦後、GHQが日本人を色々調査した。当時、米国人から見れば「日本人は人間より猿に近い動物」という認識であった(失礼な話である)。そのような日本人が、どうして短期間のうちに列強と対等の国力を持つことができたのか、不思議だったのである。しかし調査によって、日本では、どのような地方に行っても、またどれだけ年配の人でも、文字を知り、文章が読めることを発見した。これはGHQにとって驚きであり、これで日本を見直したのである。これも日本の教育制度が優れていたのと、日本語が誰にもマスターできる優れた言語であったからである。


言語は重要である。ところが中国語はそれほど進化していると思われない。しかし世の中が変わって、新しい概念を言語で表現する必要に迫られる。本当に全ての文章が「四書五経」の解釈を踏襲して理解できるのか疑問である。筆者は、「四書五経」の時代にはなかったようなIT関連のマニュアル類が、どのような記述になっているのか興味がある。

「四書五経」の時代にはなかった文章で、一番関心があるのが「法律」である。「法律」は中国にとって新しい文章の形態である。本当に「四書五経」の解釈で現代の「法律」を適切に解釈できるのか疑問である。たしかに中国では、よく条文の解釈を巡って侃々諤々(カンカンガクガク)の議論がなされるという話は聞く。もっともこれは中国の問題であり、我々日本人には関係がないが(中国の日系企業には関係するかもしれない)。


しかし世の中には「国際法」というものがある。「国際法」の基では、日本も中国と利害関係者となる。日本は、戦時中「捕虜の虐待」などで戦時国際法を破った経緯もあり、あまり偉そうなことはいえない。しかし今日国際的な利害を調整するものは、「国際法」とこれに附随する各種の取決めである。少なくとも今日の日本はこれを順守する姿勢である。

ところが最近、日本と中国や韓国の間で国際法上のトラブルや対立が頻発している。しかし中韓の主張が、とても「国際法」に乗っとって行われているとは思われない。中国や韓国は「国際法」を勝手に解釈しているのだろうか。さらに度々日本の要人発言が曲解されている。まるで「四書五経」の解釈を持込んでいるのではと思われるくらいである。
http://www.adpweb.com/eco/eco395.html

http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/291.html#c4

[リバイバル3] アホが書いた日本国憲法 _ 護憲運動はCIA・中国・朝鮮工作員が扇動していた 中川隆
29. 中川隆[-6420] koaQ7Jey 2017年9月12日 08:52:59 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017年09月12日 スクープ「沖縄と核」


 表題は昨日(9月10日)午後9時から50分間放送されたNHKスペシャルの番組名です。国民から半ば強制的に徴収する受信料により年間1600億円もの潤沢な制作費があるNHKですが、時々ある「なぜこのタイミングで?」と考えてしまう番組でした。

 内容は、施政権返還(1972年5月)以前の沖縄米軍基地に、最大1300発もの核弾頭が配備されており、敵国(旧ソ連へは米国本土から攻撃するため主に中国が狙いだったようですが)への核攻撃を想定した訓練が繰り返され、事故(核弾頭の誤発射)まで発生していたというものです。

 当時の日本政府はもちろん了承しており、本土にさえ核兵器が持ち込まれなければよいと考えた結果、すべての核弾頭が沖縄に配備されたことになります。もちろん沖縄県人には全く知らされていませんでした。

 そして施政権が返還された時点ですべての核弾頭が撤去されたようですが、それでも「有事の際はいつでも再配備できる」という秘密合意があったようです。政府は公式見解として秘密合意の存在自体を(その前に沖縄に核弾頭が配備されていた事実も含めて)すべて否定しています。

 さて現時点においては「この事実」をここから議論するのではなく、あくまでも「今そこにある北朝鮮の危機」にどう対応するかを考えなければなりません。

 このNHKの番組は、確かにかなりの時間をかけて元米兵を中心に丹念に取材していたようで、それなりに「よくできた番組」ではあります。また沖縄県民だけが知らないうちに大変な危険にさらされていたという全体のトーンも、報道番組とすればある程度はやむを得ません。

 しかし現実は、日本と目と鼻の先にある北朝鮮という「ならずもの国家」が核実験とミサイル発射実験を繰り返す中で、少なくとも米国の核の傘を活用するという「日本国民を守るためのギリギリの選択」に対するアレルギー効果しかなかったと感じます。

 ここのところ小野寺防衛大臣の「北朝鮮は核保有国」、石破元防衛大臣の「非核三原則は見直す必要がある」などの発言もあり、遅ればせながら北朝鮮の脅威に対する現状認識や今後の対策について「すこしだけ」前進が見られていた中で、まさにアレルギー効果となってしまいました。

 ここで本誌は「日本も核武装すべき」など短絡的な議論を展開するつもりはありません。しかし少なくとも日本全体が北朝鮮の脅威を正確に認識し、あらゆる選択肢を真剣に考えて実行に移さなければならない段階において、NHKが一方的に核へのアレルギーを増幅させる番組をタイミングよく放送したことになります。

 放送すべきではなかったといっているのではなく、現在の北朝鮮の脅威に対してもっと国民に考えさせるよう工夫すべきだったと感じます。

 本誌はそもそもあまりテレビを見ませんが、NHKの番組については時々「その目的とタイミングについて」疑問に感じることがあり、記事にしています。2012年12月25日付け「NHKスペシャル・日本国債の、とんでもない内容」、2015年3月11日付け「NHKの預金封鎖報道の背景とは?」、2017年4月26日付け「訳がわからないスノーデン・インターセプト・NHKの三者関係と思惑」などです。

 初めの2つは消費増税を実施しなければ国債が暴落して預金も封鎖されるという「脅し」に近いもので、最後は国家として必要な諜報活動を暴露して批判するものでした。

 「今そこにある」北朝鮮の危機については、米国時間本日(9月11日)の国連安全保障理事会で北朝鮮に対する制裁措置を採決するはずですが、米国が提案していた原油輸出の全面禁止や金正恩の個人資産凍結などは早くも骨抜きにされており、それでも中国とロシアが拒否権を行使する可能性もあり、すでにほとんど意味がなくなっています。

 つまり米国や日本が会議の場で憤れば憤るほど、中国やロシアは反対に回るため、そもそも北朝鮮という「ならずもの国家」に対して常識的な手続きで解決を図っても全く意味がありません。

 そこで日本はあくまでも自力でこの「ならずもの国家」に対峙しなければなりません。そうなるとまず頼るべきは日米安保条約であり米国の核の傘ですが、そのためには応分の役割を果たす必要があり、何よりも国民すべてが危機感を共有しなければなりません。

 NHKのこの番組に限らず、マスコミの報道を見ている限りは、危機感が全く感じられません。このままでは北朝鮮という「ならずもの国家」がますます増長し、まもなく手遅れとなってしまいます。
http://yamikabu.blog136.fc2.com/blog-entry-2084.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/703.html#c29

[昼休み53] 日本はアメリカの仮想敵国 _ 米軍は日本が独立するのを阻止する為に日本に駐留している 中川隆
16. 中川隆[-6419] koaQ7Jey 2017年9月12日 08:54:32 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017年09月12日 スクープ「沖縄と核」


 表題は昨日(9月10日)午後9時から50分間放送されたNHKスペシャルの番組名です。国民から半ば強制的に徴収する受信料により年間1600億円もの潤沢な制作費があるNHKですが、時々ある「なぜこのタイミングで?」と考えてしまう番組でした。

 内容は、施政権返還(1972年5月)以前の沖縄米軍基地に、最大1300発もの核弾頭が配備されており、敵国(旧ソ連へは米国本土から攻撃するため主に中国が狙いだったようですが)への核攻撃を想定した訓練が繰り返され、事故(核弾頭の誤発射)まで発生していたというものです。

 当時の日本政府はもちろん了承しており、本土にさえ核兵器が持ち込まれなければよいと考えた結果、すべての核弾頭が沖縄に配備されたことになります。もちろん沖縄県人には全く知らされていませんでした。

 そして施政権が返還された時点ですべての核弾頭が撤去されたようですが、それでも「有事の際はいつでも再配備できる」という秘密合意があったようです。政府は公式見解として秘密合意の存在自体を(その前に沖縄に核弾頭が配備されていた事実も含めて)すべて否定しています。

 さて現時点においては「この事実」をここから議論するのではなく、あくまでも「今そこにある北朝鮮の危機」にどう対応するかを考えなければなりません。

 このNHKの番組は、確かにかなりの時間をかけて元米兵を中心に丹念に取材していたようで、それなりに「よくできた番組」ではあります。また沖縄県民だけが知らないうちに大変な危険にさらされていたという全体のトーンも、報道番組とすればある程度はやむを得ません。

 しかし現実は、日本と目と鼻の先にある北朝鮮という「ならずもの国家」が核実験とミサイル発射実験を繰り返す中で、少なくとも米国の核の傘を活用するという「日本国民を守るためのギリギリの選択」に対するアレルギー効果しかなかったと感じます。

 ここのところ小野寺防衛大臣の「北朝鮮は核保有国」、石破元防衛大臣の「非核三原則は見直す必要がある」などの発言もあり、遅ればせながら北朝鮮の脅威に対する現状認識や今後の対策について「すこしだけ」前進が見られていた中で、まさにアレルギー効果となってしまいました。

 ここで本誌は「日本も核武装すべき」など短絡的な議論を展開するつもりはありません。しかし少なくとも日本全体が北朝鮮の脅威を正確に認識し、あらゆる選択肢を真剣に考えて実行に移さなければならない段階において、NHKが一方的に核へのアレルギーを増幅させる番組をタイミングよく放送したことになります。

 放送すべきではなかったといっているのではなく、現在の北朝鮮の脅威に対してもっと国民に考えさせるよう工夫すべきだったと感じます。

 本誌はそもそもあまりテレビを見ませんが、NHKの番組については時々「その目的とタイミングについて」疑問に感じることがあり、記事にしています。2012年12月25日付け「NHKスペシャル・日本国債の、とんでもない内容」、2015年3月11日付け「NHKの預金封鎖報道の背景とは?」、2017年4月26日付け「訳がわからないスノーデン・インターセプト・NHKの三者関係と思惑」などです。

 初めの2つは消費増税を実施しなければ国債が暴落して預金も封鎖されるという「脅し」に近いもので、最後は国家として必要な諜報活動を暴露して批判するものでした。

 「今そこにある」北朝鮮の危機については、米国時間本日(9月11日)の国連安全保障理事会で北朝鮮に対する制裁措置を採決するはずですが、米国が提案していた原油輸出の全面禁止や金正恩の個人資産凍結などは早くも骨抜きにされており、それでも中国とロシアが拒否権を行使する可能性もあり、すでにほとんど意味がなくなっています。

 つまり米国や日本が会議の場で憤れば憤るほど、中国やロシアは反対に回るため、そもそも北朝鮮という「ならずもの国家」に対して常識的な手続きで解決を図っても全く意味がありません。

 そこで日本はあくまでも自力でこの「ならずもの国家」に対峙しなければなりません。そうなるとまず頼るべきは日米安保条約であり米国の核の傘ですが、そのためには応分の役割を果たす必要があり、何よりも国民すべてが危機感を共有しなければなりません。

 NHKのこの番組に限らず、マスコミの報道を見ている限りは、危機感が全く感じられません。このままでは北朝鮮という「ならずもの国家」がますます増長し、まもなく手遅れとなってしまいます。
http://yamikabu.blog136.fc2.com/blog-entry-2084.html

http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/528.html#c16

[番外地7] 「面従腹背」に官邸疑心=加計問題、霞が関の不満影響か 中川隆
39. 中川隆[-6418] koaQ7Jey 2017年9月12日 09:08:19 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

NHKはアメリカの指示で護憲反核番組を作った


2017年09月12日 スクープ「沖縄と核」


 表題は昨日(9月10日)午後9時から50分間放送されたNHKスペシャルの番組名です。国民から半ば強制的に徴収する受信料により年間1600億円もの潤沢な制作費があるNHKですが、時々ある「なぜこのタイミングで?」と考えてしまう番組でした。

 内容は、施政権返還(1972年5月)以前の沖縄米軍基地に、最大1300発もの核弾頭が配備されており、敵国(旧ソ連へは米国本土から攻撃するため主に中国が狙いだったようですが)への核攻撃を想定した訓練が繰り返され、事故(核弾頭の誤発射)まで発生していたというものです。

 当時の日本政府はもちろん了承しており、本土にさえ核兵器が持ち込まれなければよいと考えた結果、すべての核弾頭が沖縄に配備されたことになります。もちろん沖縄県人には全く知らされていませんでした。

 そして施政権が返還された時点ですべての核弾頭が撤去されたようですが、それでも「有事の際はいつでも再配備できる」という秘密合意があったようです。政府は公式見解として秘密合意の存在自体を(その前に沖縄に核弾頭が配備されていた事実も含めて)すべて否定しています。

 さて現時点においては「この事実」をここから議論するのではなく、あくまでも「今そこにある北朝鮮の危機」にどう対応するかを考えなければなりません。

 このNHKの番組は、確かにかなりの時間をかけて元米兵を中心に丹念に取材していたようで、それなりに「よくできた番組」ではあります。また沖縄県民だけが知らないうちに大変な危険にさらされていたという全体のトーンも、報道番組とすればある程度はやむを得ません。

 しかし現実は、日本と目と鼻の先にある北朝鮮という「ならずもの国家」が核実験とミサイル発射実験を繰り返す中で、少なくとも米国の核の傘を活用するという「日本国民を守るためのギリギリの選択」に対するアレルギー効果しかなかったと感じます。

 ここのところ小野寺防衛大臣の「北朝鮮は核保有国」、石破元防衛大臣の「非核三原則は見直す必要がある」などの発言もあり、遅ればせながら北朝鮮の脅威に対する現状認識や今後の対策について「すこしだけ」前進が見られていた中で、まさにアレルギー効果となってしまいました。

 ここで本誌は「日本も核武装すべき」など短絡的な議論を展開するつもりはありません。しかし少なくとも日本全体が北朝鮮の脅威を正確に認識し、あらゆる選択肢を真剣に考えて実行に移さなければならない段階において、NHKが一方的に核へのアレルギーを増幅させる番組をタイミングよく放送したことになります。

 放送すべきではなかったといっているのではなく、現在の北朝鮮の脅威に対してもっと国民に考えさせるよう工夫すべきだったと感じます。

 本誌はそもそもあまりテレビを見ませんが、NHKの番組については時々「その目的とタイミングについて」疑問に感じることがあり、記事にしています。2012年12月25日付け「NHKスペシャル・日本国債の、とんでもない内容」、2015年3月11日付け「NHKの預金封鎖報道の背景とは?」、2017年4月26日付け「訳がわからないスノーデン・インターセプト・NHKの三者関係と思惑」などです。

 初めの2つは消費増税を実施しなければ国債が暴落して預金も封鎖されるという「脅し」に近いもので、最後は国家として必要な諜報活動を暴露して批判するものでした。

 「今そこにある」北朝鮮の危機については、米国時間本日(9月11日)の国連安全保障理事会で北朝鮮に対する制裁措置を採決するはずですが、米国が提案していた原油輸出の全面禁止や金正恩の個人資産凍結などは早くも骨抜きにされており、それでも中国とロシアが拒否権を行使する可能性もあり、すでにほとんど意味がなくなっています。

 つまり米国や日本が会議の場で憤れば憤るほど、中国やロシアは反対に回るため、そもそも北朝鮮という「ならずもの国家」に対して常識的な手続きで解決を図っても全く意味がありません。

 そこで日本はあくまでも自力でこの「ならずもの国家」に対峙しなければなりません。そうなるとまず頼るべきは日米安保条約であり米国の核の傘ですが、そのためには応分の役割を果たす必要があり、何よりも国民すべてが危機感を共有しなければなりません。

 NHKのこの番組に限らず、マスコミの報道を見ている限りは、危機感が全く感じられません。このままでは北朝鮮という「ならずもの国家」がますます増長し、まもなく手遅れとなってしまいます。
http://yamikabu.blog136.fc2.com/blog-entry-2084.html

http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/114.html#c39

[政治・選挙・NHK232] 安倍晋三首相の「北朝鮮への圧力路線」が敗北・破綻、トランプ大統領と金正恩党委員長=元帥にまんまとしてやられた。(板垣英憲 笑坊
1. 中川隆[-6417] koaQ7Jey 2017年9月12日 09:34:29 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

安倍総理が憲法改正を言い出した途端にモリカケ問題で振り回されるようになった。

NHKはアメリカの指示で護憲反核番組を作った

2017年09月12日 スクープ「沖縄と核」


 表題は昨日(9月10日)午後9時から50分間放送されたNHKスペシャルの番組名です。国民から半ば強制的に徴収する受信料により年間1600億円もの潤沢な制作費があるNHKですが、時々ある「なぜこのタイミングで?」と考えてしまう番組でした。

 内容は、施政権返還(1972年5月)以前の沖縄米軍基地に、最大1300発もの核弾頭が配備されており、敵国(旧ソ連へは米国本土から攻撃するため主に中国が狙いだったようですが)への核攻撃を想定した訓練が繰り返され、事故(核弾頭の誤発射)まで発生していたというものです。

 当時の日本政府はもちろん了承しており、本土にさえ核兵器が持ち込まれなければよいと考えた結果、すべての核弾頭が沖縄に配備されたことになります。もちろん沖縄県人には全く知らされていませんでした。

 そして施政権が返還された時点ですべての核弾頭が撤去されたようですが、それでも「有事の際はいつでも再配備できる」という秘密合意があったようです。政府は公式見解として秘密合意の存在自体を(その前に沖縄に核弾頭が配備されていた事実も含めて)すべて否定しています。

 さて現時点においては「この事実」をここから議論するのではなく、あくまでも「今そこにある北朝鮮の危機」にどう対応するかを考えなければなりません。

 このNHKの番組は、確かにかなりの時間をかけて元米兵を中心に丹念に取材していたようで、それなりに「よくできた番組」ではあります。また沖縄県民だけが知らないうちに大変な危険にさらされていたという全体のトーンも、報道番組とすればある程度はやむを得ません。

 しかし現実は、日本と目と鼻の先にある北朝鮮という「ならずもの国家」が核実験とミサイル発射実験を繰り返す中で、少なくとも米国の核の傘を活用するという「日本国民を守るためのギリギリの選択」に対するアレルギー効果しかなかったと感じます。

 ここのところ小野寺防衛大臣の「北朝鮮は核保有国」、石破元防衛大臣の「非核三原則は見直す必要がある」などの発言もあり、遅ればせながら北朝鮮の脅威に対する現状認識や今後の対策について「すこしだけ」前進が見られていた中で、まさにアレルギー効果となってしまいました。

 ここで本誌は「日本も核武装すべき」など短絡的な議論を展開するつもりはありません。しかし少なくとも日本全体が北朝鮮の脅威を正確に認識し、あらゆる選択肢を真剣に考えて実行に移さなければならない段階において、NHKが一方的に核へのアレルギーを増幅させる番組をタイミングよく放送したことになります。

 放送すべきではなかったといっているのではなく、現在の北朝鮮の脅威に対してもっと国民に考えさせるよう工夫すべきだったと感じます。

 本誌はそもそもあまりテレビを見ませんが、NHKの番組については時々「その目的とタイミングについて」疑問に感じることがあり、記事にしています。2012年12月25日付け「NHKスペシャル・日本国債の、とんでもない内容」、2015年3月11日付け「NHKの預金封鎖報道の背景とは?」、2017年4月26日付け「訳がわからないスノーデン・インターセプト・NHKの三者関係と思惑」などです。

 初めの2つは消費増税を実施しなければ国債が暴落して預金も封鎖されるという「脅し」に近いもので、最後は国家として必要な諜報活動を暴露して批判するものでした。

 「今そこにある」北朝鮮の危機については、米国時間本日(9月11日)の国連安全保障理事会で北朝鮮に対する制裁措置を採決するはずですが、米国が提案していた原油輸出の全面禁止や金正恩の個人資産凍結などは早くも骨抜きにされており、それでも中国とロシアが拒否権を行使する可能性もあり、すでにほとんど意味がなくなっています。

 つまり米国や日本が会議の場で憤れば憤るほど、中国やロシアは反対に回るため、そもそも北朝鮮という「ならずもの国家」に対して常識的な手続きで解決を図っても全く意味がありません。

 そこで日本はあくまでも自力でこの「ならずもの国家」に対峙しなければなりません。そうなるとまず頼るべきは日米安保条約であり米国の核の傘ですが、そのためには応分の役割を果たす必要があり、何よりも国民すべてが危機感を共有しなければなりません。

 NHKのこの番組に限らず、マスコミの報道を見ている限りは、危機感が全く感じられません。このままでは北朝鮮という「ならずもの国家」がますます増長し、まもなく手遅れとなってしまいます。
http://yamikabu.blog136.fc2.com/blog-entry-2084.html

安倍総理が憲法改正を言い出した途端にモリカケ問題で振り回されるようになった。

「株式日記」では、霞ヶ関が国政の実権を握っており、その権力の源泉は米軍にあると以前に書いたことがありますが、沖縄の問題ひとつとっても密約だらけであり、そのことは日本の政治家も国民も知らないことが多いようだ。密約を結ぶのは政治家であっても、総理も大臣もコロコロ代わっていくうちに密約のことを知らない政治家ばかりになる。

しかし霞ヶ関には密約の番人がおり、密約を破ろうとすると官僚が動いてスキャンダルを暴露されて失脚するか、不慮の病死で葬り去られる。安倍総理もプーチンとの会談を重ねて北方領土返還に動こうとしたのに、待ったをかけたのは外務官僚であり、米軍との密約で日本のどこにでも米軍基地を作れるという文言があるらしい。

だからプーチンが北方領土には米軍基地を作らせないという約束ができるのかと聞かれて、安倍総理はその密約を知らなかったらしい。でなければ安倍総理が北方領土返還交渉をするわけがない。プーチンの方が日米間の密約のことはよく知っており、そこをプーチンは突いてきたのだ。

安倍総理が憲法改正を言い出した途端にモリカケ問題で振り回されるようになったのも、日米間には日米安保と現行憲法とはセットであるという密約のことを知らなかったのかもしれない。安倍総理の祖父は岸元総理だから誰よりも密約のことは知っているはずですが、密約は密約であり公式の外交条約ではないから守る必要はない。

最近では日韓合意がありますが、これも密約のようなものですが正式な外交条約ではない。だから守らなくてもいいのですが紳士協定のようなものであり、日本は密約を守る国であり韓国は密約を守らないというだけの事だ。外交的に難しい交渉をする時には表向きの条約と裏側の密約とに分かれていることが多く、国民には密約は公開されない。

外務官僚が日本の内閣内部の動きを逐一アメリカに報告しているのは、明らかにスパイ行為ですがウィキリークスでこのような行為が行われていることが暴露された。それに対して日本はアメリカの政府内部の動きを何も掴むことができない。日本にスパイ防止法ができないのもこのような密約があるからだろう。

日本は在日米軍が存在する限りはアメリカの植民地であり、日本の独自外交など存在はしない。逐一外務省がアメリカに日本政府部内の動きを報告しているからだ。そのようなスパイ行為が正々堂々と出来て、日本の政治家がどうすることもできないのは在日米軍が目を光らせているからだ。

だから安倍総理がいくら頑張っても、外交は元外務次官の谷内正太郎国家安全保障局長が行っており、岸田外務大臣は蚊帳の外だった。このように政治家と官僚とのずれが生じるのは、政治家が通訳を介さないと交渉ができないのに対して、官僚は通訳を通さずに交渉ができるから、アメリカは密約を官僚に持ちかけてくる。

矢部氏によれば、「そして残念なことに、そういう掟のほとんどは、じつは日米両政府のあいだではなく、米軍と日本のエリート官僚のあいだで直接結ばれた、占領期以来の軍事上の密約を起源としているのです。」と書いているように、日本の日米交渉は密約だらけで伏魔殿のようになってしまっている。

率直に言えば日本国憲法も占領期間中に作られたものであり、だから無効だと宣言できるのでしょうが、日米安保とセットだからどうすることもできないのは密約によるものだ。日米地位協定も密約の塊であり、日本の政治家は誰も改正を持ち出せない。日本は法治国家ではなく米治国家であり、憲法以上の日米間の「掟」が存在している。
http://2013tora.jp/kabu390.html



http://www.asyura2.com/17/senkyo232/msg/216.html#c1

[番外地6] 米ネオコンとは? 中川隆
28. 中川隆[-6416] koaQ7Jey 2017年9月12日 10:20:59 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017.09.12
ベネズエラは貿易決済を人民元中心の通貨バスケットで実施、中国は石油取引の決済を兌換人民元で


アメリカは世界有数の産油国であるベネズエラのニコラス・マドゥロ政権を倒し、傀儡体制を再建しようとしている。アメリカに反旗を翻したウーゴ・チャベスのようなカリスマ性はないものの、マドゥロは彼の志を引き継いでいる人物だ。中国やロシアはベネズエラがアメリカに蹂躙されることを望んでいない。

その​マドゥロは9月7日、ドルの束縛から解放されると語っていた​が、予想通り、人民元を主とする通貨バスケット制を採用することが明らかにされた。ベネズエラの動きはロシアや中国のドル離れ政策と符合、中国は石油の支払を金に裏付けられた人民元で支払う方針を打ち出している。その仕組みが実現した場合、人民元は上海と香港の取引所で金に換金することが可能だ。

生産を放棄したアメリカは現在、基軸通貨を発行する特権で生きながらえているにすぎない。発行したドルを回収するため、アメリカの支配層はサウジアラビアなど主要産油国に対して決済をドルでするように求め、その代償として軍事力による支配体制の保護(支配者の地位と富の保障)を約束した。集まったドルはアメリカの財務省証券、高額兵器などを購入させて回収するという仕組みだ。これがペトロダラー。カネを回転させるだけのマルチ商法だ。そのほか、金融取引の規制を大幅に緩和して投機市場を育て、そこへ資金を吸い込むという仕組みも作られた。

石油取引の決済をドル以外の通貨で行うようになると、ドルを循環させる仕組みが破綻してしまい、アメリカを中心とする支配システムは崩れてしまう。石油取引の決済をドルからユーロへ変えると発表したイラクのサダム・フセイン体制、金貨ディナールをアフリカの基軸通貨にし、石油取引の決済に使おうとしたリビアのリビアのムアンマル・アル・カダフィ体制はともにアメリカが軍事的に破壊した。

7月20日にはマイク・ポンペオCIA長官はベネズエラの「移行」が期待できるとアスペン治安フォーラムで語り、ドナルド・トランプ大統領はベネズエラを軍事侵攻する可能性があると8月11日に述べ、25日にニッキー・ヘイリー国連大使はベネズエラに対して「独裁制」を許さないと主張している。

ネオコンのH・R・マクマスター国家安全保障補佐官はベネズエラへ近い将来に軍事侵攻することを計画していないと語っているが、軍事侵攻しないということではない。トランプ大統領の過激発言によって軍事侵攻しにくくなったという側面もある。

奴隷国家のサウジアラビアやアパルトヘイト国家のイスラエルをアメリカは決して非難しんない。アメリカに「独裁制」と呼ばれた国は自立した国だということを意味している。

ベネズエラを自立させたのは1999年から大統領を務めたチャベス。アメリカで2001年に誕生したジョージ・W・ブッシュ政権はアフガニスタンやイラクを先制攻撃したが、その間、チャベスの排除も試みている。

​2002年にクーデター計画​が始動したが、その黒幕と指摘されているのはイラン・コントラ事件でも登場するエリオット・エイブラムズ、キューバ系アメリカ人で1986年から89年にかけてベネズエラ駐在大使を務めたオットー・ライヒ、そして1981年から85年までのホンジュラス駐在大使で、後に国連大使にもなるジョン・ネグロポンテ。

クーデターの際、アメリカ海軍がベネズエラ沖で待機、新政権は実業家のペドロ・カルモナを中心に組閣されることになっていたというが、この計画は事前にOPECの事務局長を務めていたベネズエラ人のアリ・ロドリゲスからチャベスへ知らされたため、失敗に終わっている。

​WikiLeaksが公表したアメリカの外交文書​によると、2006年にもクーデターが計画されている。「民主的機関」、つまりアメリカの支配システムに組み込まれた機関を強化し、チャベスの政治的な拠点に潜入、チャベス派を分裂させ、アメリカの重要なビジネスを保護し、チャベスを国際的に孤立させるというのだ。

そのチャベスは2013年3月、癌のため、58歳の若さで死亡した。癌の原因が人為的なものかどうかは不明だが、生前、キューバのフィデル・カストロから暗殺に気をつけるよう、経験に基づいて警告されていたことは確か。

2015年2月にもクーデター未遂があったと言われている。この政権転覆作戦を指揮していたのはNSC(国家安全保障会議)で、それを許可したのはリカルド・ズニーガ。CIAの人間で、対キューバ工作の責任者でもある。2月12日にはベネズエラ軍を装った航空機で傭兵会社のアダデミ(かつてのブラックウォーター)が大統領官邸を爆撃、マドゥーロを殺害することになっていた。軍事行動の責任者はSOUTHCOM(アメリカ南方軍)で情報部門を統括していたトーマス・ゲリー准将(当時)とアダデミのレベッカ・チャベス。例によって作戦の司令部はアメリカ大使館で、NEDなどを介して現地のNGOを動かしていた。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201709120000/
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/751.html#c28

[リバイバル3] マルクスはやはり正しかった _ もうすぐ共産革命の嵐が吹き荒れる時代がやって来る 中川隆
77. 中川隆[-6415] koaQ7Jey 2017年9月12日 10:27:48 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017年09月12日
アメリカの老後貧困 見捨てられる「動けない老人」


ホームレスの半数が高齢者
引用:http://media.bani.md/image/201503/700x/bani_a4fda996dc018fb4887555988b329061.jpg

老後貧困は日本にしか無いのか

日本では貧困老人とか老後貧困、下流老人が社会問題になり、「自分もああなるのか」という事が消費の足を引っ張っている。

1人最低3000万円の貯金がないと老後破産するというマスコミの煽りが受け、皆消費せずに貯金しています。

だが現実には月15万円使ったとしても年180万、3,000万円なんか16年で使い果たしてしまいます。



これなら生活保護を受けたほうが様々な支払いが免除になる分、良い生活が出来るし、何より枯渇しません。

ところで日本の老後貧困問題はよく報道されるのに、日本以外の外国について、マスコミは一切報道しません。

日本の高齢化率が最も高いのですが、それにしても情報の片寄りには作為的な意図を感じます。


日本はGDPに占める高齢者福祉の支出では世界トップクラスなのだが、なにぶん高齢者が多すぎるので、1人当たりではトップクラスではない。

アメリカはGDP比高齢者支出では日本より少ないが、高齢者の人口比率が少ないので、1人当たりではそう悪くない。

アメリカでは高齢者の貧困は社会問題になっていないが、問題になっていないだけで、切り捨てられている。


OECD(経済協力開発機構)によると老人(65歳以上)の貧困率は、日本19.4%で、アメリカ21.5%でアメリカのほうが少し悪かった。

この調査の貧困とは平均所得の50%以下の収入しかない人で、困窮具合などは考慮されていません。

世界最悪は韓国の49.6%で、2位はオーストラリア35.5%、3位と4位が日米で見事に太平洋周辺の「アメリカ式経済」の国が上位を独占しました。

アメリカの貧困老人

日本との比較ではアメリカ式経済の権化であるアメリカに登場してもらう事にしたが、日米では老人の貧困の質がかなり違う。

日本では高齢者の経済的な貧困が問題であり「老後の生活資金はいくら必要」「月に2万円の食費しか使えない」などが大きく報道されている。

アメリカの老後貧困はそういう人も多いのだが、多くの高齢者が医療を受けれずに放置されなくなっている。


アメリカの医療費の高さは度々報道され知られているが、高齢者だからといって医療費が安くなるわけではない。

むしろ医療費の大半は人生の最後の数年間に掛かるので、年を取るほど医療費が高くなり、支払えない人が多くなる。

例えばアメリカでは救急車が有料だが、平均すると1Kmあたり1万円くらいはかかる感覚だそうです。


アメリカは広いので近くの病院まで100kmという場合もあり、ヘリや飛行機で搬送したら、やっぱり1Kmあたり1万円は取られます。

多くの高齢者にとって「救急車を呼ぶ」のは破産してホームレスになるのを意味するので、それよりは自宅で死ぬほうを選びます。

これがアメリカに「寝たきり老人」が居ない原因で、寝たきりになる人を助けないので、寝たきりにならないのです。


日本では無料で救急車で病院に運び、医療費も(場合によっては)無料で、介護老人ホームで世話をしたりしているので、際限なく動けない高齢者が増えていきます。


アメリカではどこかが痛いからと言って毎週病院に行っていたら、あっという間に数千万円の借金を背負います。

オバマ大統領はオバマケアという高齢者医療保険を作りましたが、それで医療費が無料になった訳ではないので、状況はそれほど変っていません。

老人は常に病気になるもので、常に身体のどこかが痛いと言い、際限なく医療費は掛かるからです。

アメリカの介護問題

アメリカの高齢者は自宅で家族の介護を受けているが、アメリカは離婚大国で親と別居するので、子供と同居するのは恵まれた老人です。

多くの高齢者は夫婦か1人暮らしで、病院に行く事も出来ず、自分で歩けなくなったら自宅で亡くなるのです。

日本では統計上、平均所得以下の高齢者にかかる医療費の9割を国が負担しているので、収入がほとんど無くても「医療漬け」になるほど病院に通っています。


アメリカには「医療」はあるものの「介護」という考え方がまだ無く、国や自治体の介護体制は十分ではありません。

アメリカ人の認識としては自分で歩けるのが「生きている人」で、自分で動けないのは「亡くなった人」という感じです。

今後アメリカでも高齢者が増えて寝たきりや歩けない人が大問題になるでしょうが、現在は存在しないものとして、切り捨てられています。


日本では生活保護受給者の過半数が高齢者で、生活保護が認められれば医療費一切が無料になります。

アメリカはこうではなく、生活支援が認められても等級によって免除や支給額が細かく別れ「一切無料」「生活費全額補助」はまずありません。

アメリカでの老後貧困問題とは、医療費が高額なために十分な医療を受けると、ある程度の資産や収入があっても破産してしまうという事です。

問題視されないアメリカの貧困老人

まったくの無一文になれば政府の支援を受けて、公的な老人ホームに入居する事ができる。

さてアメリカ人は浪費が多いので有名だが、3人に1人は老後資金がなく貯蓄も貯金もゼロです。

アメリカの調査では老後資金は1人37万8千ドル必要だそうで、4000万円超なので日本の3000万円より多い。


だがアメリカの医療費を考えると、健康なら良いが一度病気になったら4000万円は1年で吹っ飛ぶ金額でしかありません。

アメリカの破産者のほとんどが民間医療保険に加入していて、それなりの収入と資産もあったのに破産しているという現実があります。

アメリカはホームレスの50%以上は50歳以上であり、2016年のホームレス総数は約55万人でした。


55万人は「一晩でもホームレスだった事がある人」の人数で、必ずしもずっとホームレスだった人ばかりではない。

ホームレス寸前の困窮者はこの数倍居るはずなので、アメリカの限界ギリギリの高齢者は百万人以上存在すると推測できます。

本当の問題は、アメリカでは老人の貧困問題が、これほど深刻なのに問題視されていない事かも知れません。
http://www.thutmosev.com/archives/72522961.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/704.html#c77

[政治・選挙・NHK232] 沖縄の核は世界を巻き込む全面戦争の引き金となる可能性があった/Nスペ 仁王像
1. 中川隆[-6414] koaQ7Jey 2017年9月12日 10:32:33 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

安倍総理が憲法改正を言い出した途端にモリカケ問題で振り回されるようになった。
NHKはアメリカの指示で護憲反核番組を作った


2017年09月12日 スクープ「沖縄と核」


 表題は昨日(9月10日)午後9時から50分間放送されたNHKスペシャルの番組名です。国民から半ば強制的に徴収する受信料により年間1600億円もの潤沢な制作費があるNHKですが、時々ある「なぜこのタイミングで?」と考えてしまう番組でした。

 内容は、施政権返還(1972年5月)以前の沖縄米軍基地に、最大1300発もの核弾頭が配備されており、敵国(旧ソ連へは米国本土から攻撃するため主に中国が狙いだったようですが)への核攻撃を想定した訓練が繰り返され、事故(核弾頭の誤発射)まで発生していたというものです。

 当時の日本政府はもちろん了承しており、本土にさえ核兵器が持ち込まれなければよいと考えた結果、すべての核弾頭が沖縄に配備されたことになります。もちろん沖縄県人には全く知らされていませんでした。

 そして施政権が返還された時点ですべての核弾頭が撤去されたようですが、それでも「有事の際はいつでも再配備できる」という秘密合意があったようです。政府は公式見解として秘密合意の存在自体を(その前に沖縄に核弾頭が配備されていた事実も含めて)すべて否定しています。

 さて現時点においては「この事実」をここから議論するのではなく、あくまでも「今そこにある北朝鮮の危機」にどう対応するかを考えなければなりません。

 このNHKの番組は、確かにかなりの時間をかけて元米兵を中心に丹念に取材していたようで、それなりに「よくできた番組」ではあります。また沖縄県民だけが知らないうちに大変な危険にさらされていたという全体のトーンも、報道番組とすればある程度はやむを得ません。

 しかし現実は、日本と目と鼻の先にある北朝鮮という「ならずもの国家」が核実験とミサイル発射実験を繰り返す中で、少なくとも米国の核の傘を活用するという「日本国民を守るためのギリギリの選択」に対するアレルギー効果しかなかったと感じます。

 ここのところ小野寺防衛大臣の「北朝鮮は核保有国」、石破元防衛大臣の「非核三原則は見直す必要がある」などの発言もあり、遅ればせながら北朝鮮の脅威に対する現状認識や今後の対策について「すこしだけ」前進が見られていた中で、まさにアレルギー効果となってしまいました。

 ここで本誌は「日本も核武装すべき」など短絡的な議論を展開するつもりはありません。しかし少なくとも日本全体が北朝鮮の脅威を正確に認識し、あらゆる選択肢を真剣に考えて実行に移さなければならない段階において、NHKが一方的に核へのアレルギーを増幅させる番組をタイミングよく放送したことになります。

 放送すべきではなかったといっているのではなく、現在の北朝鮮の脅威に対してもっと国民に考えさせるよう工夫すべきだったと感じます。

 本誌はそもそもあまりテレビを見ませんが、NHKの番組については時々「その目的とタイミングについて」疑問に感じることがあり、記事にしています。2012年12月25日付け「NHKスペシャル・日本国債の、とんでもない内容」、2015年3月11日付け「NHKの預金封鎖報道の背景とは?」、2017年4月26日付け「訳がわからないスノーデン・インターセプト・NHKの三者関係と思惑」などです。

 初めの2つは消費増税を実施しなければ国債が暴落して預金も封鎖されるという「脅し」に近いもので、最後は国家として必要な諜報活動を暴露して批判するものでした。

 「今そこにある」北朝鮮の危機については、米国時間本日(9月11日)の国連安全保障理事会で北朝鮮に対する制裁措置を採決するはずですが、米国が提案していた原油輸出の全面禁止や金正恩の個人資産凍結などは早くも骨抜きにされており、それでも中国とロシアが拒否権を行使する可能性もあり、すでにほとんど意味がなくなっています。

 つまり米国や日本が会議の場で憤れば憤るほど、中国やロシアは反対に回るため、そもそも北朝鮮という「ならずもの国家」に対して常識的な手続きで解決を図っても全く意味がありません。

 そこで日本はあくまでも自力でこの「ならずもの国家」に対峙しなければなりません。そうなるとまず頼るべきは日米安保条約であり米国の核の傘ですが、そのためには応分の役割を果たす必要があり、何よりも国民すべてが危機感を共有しなければなりません。

 NHKのこの番組に限らず、マスコミの報道を見ている限りは、危機感が全く感じられません。このままでは北朝鮮という「ならずもの国家」がますます増長し、まもなく手遅れとなってしまいます。
http://yamikabu.blog136.fc2.com/blog-entry-2084.html


安倍総理が憲法改正を言い出した途端にモリカケ問題で振り回されるようになった。

「株式日記」では、霞ヶ関が国政の実権を握っており、その権力の源泉は米軍にあると以前に書いたことがありますが、沖縄の問題ひとつとっても密約だらけであり、そのことは日本の政治家も国民も知らないことが多いようだ。密約を結ぶのは政治家であっても、総理も大臣もコロコロ代わっていくうちに密約のことを知らない政治家ばかりになる。

しかし霞ヶ関には密約の番人がおり、密約を破ろうとすると官僚が動いてスキャンダルを暴露されて失脚するか、不慮の病死で葬り去られる。安倍総理もプーチンとの会談を重ねて北方領土返還に動こうとしたのに、待ったをかけたのは外務官僚であり、米軍との密約で日本のどこにでも米軍基地を作れるという文言があるらしい。

だからプーチンが北方領土には米軍基地を作らせないという約束ができるのかと聞かれて、安倍総理はその密約を知らなかったらしい。でなければ安倍総理が北方領土返還交渉をするわけがない。プーチンの方が日米間の密約のことはよく知っており、そこをプーチンは突いてきたのだ。

安倍総理が憲法改正を言い出した途端にモリカケ問題で振り回されるようになったのも、日米間には日米安保と現行憲法とはセットであるという密約のことを知らなかったのかもしれない。安倍総理の祖父は岸元総理だから誰よりも密約のことは知っているはずですが、密約は密約であり公式の外交条約ではないから守る必要はない。

最近では日韓合意がありますが、これも密約のようなものですが正式な外交条約ではない。だから守らなくてもいいのですが紳士協定のようなものであり、日本は密約を守る国であり韓国は密約を守らないというだけの事だ。外交的に難しい交渉をする時には表向きの条約と裏側の密約とに分かれていることが多く、国民には密約は公開されない。

外務官僚が日本の内閣内部の動きを逐一アメリカに報告しているのは、明らかにスパイ行為ですがウィキリークスでこのような行為が行われていることが暴露された。それに対して日本はアメリカの政府内部の動きを何も掴むことができない。日本にスパイ防止法ができないのもこのような密約があるからだろう。

日本は在日米軍が存在する限りはアメリカの植民地であり、日本の独自外交など存在はしない。逐一外務省がアメリカに日本政府部内の動きを報告しているからだ。そのようなスパイ行為が正々堂々と出来て、日本の政治家がどうすることもできないのは在日米軍が目を光らせているからだ。

だから安倍総理がいくら頑張っても、外交は元外務次官の谷内正太郎国家安全保障局長が行っており、岸田外務大臣は蚊帳の外だった。このように政治家と官僚とのずれが生じるのは、政治家が通訳を介さないと交渉ができないのに対して、官僚は通訳を通さずに交渉ができるから、アメリカは密約を官僚に持ちかけてくる。

矢部氏によれば、「そして残念なことに、そういう掟のほとんどは、じつは日米両政府のあいだではなく、米軍と日本のエリート官僚のあいだで直接結ばれた、占領期以来の軍事上の密約を起源としているのです。」と書いているように、日本の日米交渉は密約だらけで伏魔殿のようになってしまっている。

率直に言えば日本国憲法も占領期間中に作られたものであり、だから無効だと宣言できるのでしょうが、日米安保とセットだからどうすることもできないのは密約によるものだ。日米地位協定も密約の塊であり、日本の政治家は誰も改正を持ち出せない。日本は法治国家ではなく米治国家であり、憲法以上の日米間の「掟」が存在している。
http://2013tora.jp/kabu390.html

共謀罪批判は中国・朝鮮工作員が扇動していた
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/711.html

護憲運動はCIA・中国・朝鮮工作員が扇動していた
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/703.html

「面従腹背」に官邸疑心=加計問題、霞が関の不満影響か _ 加計問題は CIA が扇動していた
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/114.html

 安倍晋三首相の「北朝鮮への制裁路線」が、敗北・破綻した。国連安保理事会は9月12日午前2時(日本時間、現地時間11日午後)、北朝鮮に対する追加制裁案を大幅修正して後退させたからである。

この結果、北朝鮮を「核保有国」として認めるキッシンジャー博士、トランプ大統領、プーチン大統領、習近平国家主席、投資家ジョージ・ソロスの「チーム」が勝利した。安倍晋三首相は「蚊帳の外」で、米国製イージス・アショアなどの高価な武器(8兆円)を押し売りさながらに買わされることになり、トランプ大統領と金正恩党委員長=元帥にまんまとしてやられた。

1972年2月、当時のニクソン米大統領とキッシンジャー補佐官が北京を訪問し、
周恩来首相と会談した時に、日本に対して三つの密約が交わされた。


米中密約の内容

1.日本に核武装そして単独防衛させない
2.これを防ぐために米軍は日本に駐留する(ビンの蓋論)
3.朝鮮半島および台湾問題で日本に発言権を与えない

この密約は、2002年10月、当時の江沢民中国国家主席が、
テキサスの牧場に当時のブッシュ大統領を訪ねたときにも再確認された。


安倍総理が憲法改正を言い出した途端にモリカケ問題で振り回されるようになった。
http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/114.html#c1

http://www.asyura2.com/17/senkyo232/msg/191.html#c1

[政治・選挙・NHK232] 人づくり革命だって(小笠原誠治の経済ニュースゼミ) 赤かぶ
1. 中川隆[-6413] koaQ7Jey 2017年9月12日 12:34:48 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
小笠原誠治は経済がわからないんだよ

国債の利子がタダ同然なんだから財源はいくらでもあるしね

タクシー運転手の子供が大学に行けなくなって何年になるかな?
http://www.asyura2.com/17/senkyo232/msg/223.html#c1

[政治・選挙・NHK232] 民進党の激震は続く 優柔不断の前原代表/政界地獄耳(日刊スポーツ) 赤かぶ
3. 中川隆[-6412] koaQ7Jey 2017年9月12日 13:23:24 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
政治の世界で日本人はゴミを溜め込みすぎたのではないか?


二重国籍疑惑をまったく払拭しないで逃げ回っていた村田蓮舫が民進党をガタガタにして代表を辞任し、その後釜に前原誠司みたいな口先だけの男が選ばれた。

その瞬間、「日本死ね」と言って名前を売っていた山尾志桜里が週4回も不倫相手と会って家庭を放棄していたのが発覚して大問題となった。

山尾志桜里は他人の不倫を激しく批判していた議員なのだが、その議員が実は自分も同じことをやっていたので、そのダブルスタンダードに国民は呆れるしかなかった。

しかも山尾志桜里は「全国のお母さんの味方」みたいなフリをしていたのだが、自分が家庭を放り出して不倫三昧していたのだから主婦層の怒りは大きかった。

誠実であるというのは大切なことで、大切なことは目に見えないのだが、山尾志桜里は目に見えない大切なものを守るという社会のルールを知らなかったようだ。

結局「目に見えない大切なもの」を踏みにじっていた山尾志桜里は民進党から離党せざるを得なくなったが、このゴタゴタで前原誠司を代表にした民進党は崩壊寸前になっている。

支持率も5%程度であり国民はとっくに見捨てている。ところがマスコミがまだこの政党を擁護するので、民進党はいまだに日本の癌として機能し続けている。

自民党には説明責任を追及して自分たちは逃げる

民進党は自民党の足を引っぱるためだけに存在している政党である。その筆頭が村田蓮舫であり、山尾志桜里であり、辻元清美である。

だから、マスコミは事あるごとにこの3人の売国者を時代の寵児のように持ち上げるのだが、もう意味を為していない。

村田蓮舫はどこの国の誰なのか、未だに日本人には分からないままの薄気味悪い人間だ。(村田蓮舫の『国籍喪失許可証7つの疑惑』を報じないマスコミ)

山尾志桜里は不倫スキャンダルまみれで、民進党の中核になる前に自爆した。(山尾志桜里は最初から政治家としては欠陥がある人間だった)

辻本清美は安倍政権で日経平均が上がったら「株が上がって気持ちが悪い」と言う人間なのだが、この議員は「議員という名の詐欺師」と言われている人物でもある。(辻元清美を証人喚問して生コンとのつながりを徹底的に暴け)

民進党は自民党にあることないことを突きつけて「説明責任を果たせ」「説明できないのなら議員を辞めろ」とヤクザかチンピラのように自民党に絡んで無理難題を押しつける政党だが、この3人の民進党議員はまったく説明責任を果たそうとしない議員である。

自分たちは他人にストーカーまがいの執拗さで説明責任を求めるのに、自分の不正や問題に対しては逃げて逃げて逃げ回って何の説明もしない。

これが民進党の体質であり、やり方だ。

もう国民は民進党の議員がどうしようもない人間の集まりであることを見抜いており、顔も見たくないと思っている。だから、民進党の支持率はたったの5%になっているのだ。

民進党の議員はおかしすぎる。だから日本人が日本の国益を取り戻すには、こうした議員を一掃しなければならないのは明白な事実だ。


民進党の議員は口先だけの役立たずの人間が多い

民進党の議員は口先だけの人間が多いというのは、日本人はすでに学習している。新しく代表になった前原誠司自身も昔は「口だけ番長」と言われていた人物だ。

あれこれ口当たりの良いことを言うのだが、まったく何一つ実現できない人間だった。前原誠司だけではない。口だけなのは民進党の体質であり遺伝子だ。

それは、2009年から2012年までの間、国民との約束(マニフェスト)をことごとく破っていったのを見ても分かるはずだ。「実現します」と言ったマニフェストを何も実現できなかった。

埋蔵金60兆円を発掘するとか、天下りを許さないとか、増税をしないとか、公務員の人件費を削減するとか、赤字国債を抑制するとか、偉そうに言ったが嘘だった。

最低時給を1000円にするとか、ガソリン税を廃止するとかも言っていたが、これも嘘だった。マニフェストで公約を掲げておきながら、何も実現しなかった。

日本国民にマニフェスト詐欺で告訴されても仕方がないほどの嘘つき政党だった。あまりにも評判が悪くなったので、下野してから名前を民主党から民進党に変えたが、人も体質も変わっていない。

だから、村田蓮舫や山尾志桜里や辻元清美のようなうさん臭い議員が影響力を持っていられたのだ。

この2009年から2012年までの3年間で日本は未曾有の危機に陥り、もう日本という国は終わりなのではないかと思われたほど深いダメージを負った。

安倍政権が樹立して、日本は間一髪で立ち直ることができたが、これはほとんど奇跡に近い。もし民主党政権がまだ続いていたら、日本は完全に破壊されてしまっていた。

民進党は信じがたいまでの売国政権だった。今もその体質が変わっていない以上、もう民進党を存続させても意味がないということが分かるはずだ。


日本人は「ゴミを溜め込みすぎた」のではないか?

要らない物は捨てる必要がある。要らない物を溜め込んだら駄目だ。ゴミはゴミとして処分するべきだ。ゴミになるような物は置いておかないのが正解だ。

そうすることによって家の中は清潔になるし、見通しが利くようになる。逆にゴミをいつまでも溜め込むと虫がわき、腐臭が漂い、やがて悪影響が自分に感染する。

これは政治の世界でも言える。

民進党の議員は日本にとってはゴミ同然の存在だ。政治の世界で日本人は「ゴミを溜め込みすぎた」のではないか。

日本人は政治の世界を放置し、ゴミのような政治家を政治に関わらせているのではないか。その「ゴミのような政治家」が、腐臭を漂わせながら日本をおかしくしてしまっているのではないか。

口先だけで何か立派なことを言っている政治家は、一刻も早く「ゴミの処分」と同じようにしなければならない。今の国会は不潔すぎる。

国会の審議を見てて吐き気を催す人も増えているが、当たり前だ。あまりにもゴミが溜まっているのだ。いったい日本人はいつまで民進党みたいなゴミを放置しておくつもりなのか。

周辺国を見回すと、中国・韓国・北朝鮮が激しい反日政策で日本を貶め、破壊し、侵略しようと画策している。さらに北朝鮮に至っては連日のようにミサイルを飛ばして日本を恫喝し、核開発に邁進して全世界を混乱に陥れている。

日本は標的だ。

そんな中で、もう民進党の下らない足の引っ張り合いに関わっている暇はない。民進党は解党させるべきだ。

不要な政治家は根元から断ち、不要な政治家を国政から離すべきなのだ。売国政治屋たちを早く「断捨離」しなければならない。そうしないと、日本が持たない。


もう民進党の下らない足の引っ張り合いに関わっている暇はない。民進党は解党させるべきだ。不要な政治家は根元から断ち、不要な政治家を国政から離すべきなのだ。売国政治屋たちを早く「断捨離」しなければならない。そうしないと、日本が持たない。
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2017/09/20170911T1750000900.html
http://www.asyura2.com/17/senkyo232/msg/224.html#c3

[政治・選挙・NHK232] 民進党の激震は続く 優柔不断の前原代表/政界地獄耳(日刊スポーツ) 赤かぶ
5. 中川隆[-6411] koaQ7Jey 2017年9月12日 13:30:31 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
長過ぎるので、纏めると

この2009年から2012年までの3年間で日本は未曾有の危機に陥り、もう日本という国は終わりなのではないかと思われたほど深いダメージを負った。

安倍政権が樹立して、日本は間一髪で立ち直ることができたが、これはほとんど奇跡に近い。

もし民主党政権がまだ続いていたら、日本は完全に破壊されてしまっていた。

http://www.asyura2.com/17/senkyo232/msg/224.html#c5

[近代史02] 中国大好き 中川隆
67. 中川隆[-6410] koaQ7Jey 2017年9月12日 13:57:31 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

「混沌の大国」中国と中国人を知る エコノミスト 田代秀敏氏
http://www.ikaganamonoka.com/intr/tashiro1/


行ったことはあるのですが、どうにもその行動や価値観が理解しにくい国「中国」と「中国人」について、田代さんに一から教えてもらいました。聞いてびっくり。わたしは中国のことについて、知ってるようでいて、実は何にも知りませんでしたね。万人のための「中国入門」です。


『中国に人民元はない』(文春新書588)
https://www.amazon.co.jp/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E3%81%AB%E4%BA%BA%E6%B0%91%E5%85%83%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%84-%E6%96%87%E6%98%A5%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E7%94%B0%E4%BB%A3-%E7%A7%80%E6%95%8F/dp/4166605887

そもそも「中国人」は外国人がつくった概念


運営者 北京オリンピックや毒餃子事件を介して中国のプレゼンスが庶民のレベルでまた高くなっています。

 今まで企業のレベルでは生産基地として、あるいはこれからの大消費地として非常に意識されてはきましたが、今や市井の人たちも無視することはできない主要なプレイヤーになってきているということです。

 田代さんに伺いたいのは、そういう存在である中国の民、中国人と言い切れるほどひとつのまとまりはないと思うのですが、それはどういう人たちだとわれわれは考えるべきなのか、その辺のことからお話していただきたいんです。

田代  まず中国というのは、本当に、多様というよりも混沌・カオスなんです。だから一口には何も言えません。中国に関するお話は、とめどもなく、まとまりがありません。

運営者 中国自体が、まとまりのない国だからですね。

田代  だから中国に関する話で、まとまりがよかったり、日本人が聞いて分かりやすかったりしたら、それは疑ってかかるべきなんです(笑)。

 よく言われることですが、中国の統計がよくまとまっていたら、それは嘘だということです。

運営者 統計的にすら、把握ができない国ということですね。

田代  そもそも、中国人という概念は、外国産なんです。中国人同士にとっての、「あなた何国人?」というのは、国籍を聞いているのではなくて、北京人か、上海人か、広東人かを聞いているのです。ちょうどアメリカで、What is your religion? と聞いたら、プロテスタントの宗派を聞いているのと同じようなものです。

 北京と上海では、言葉語も、食事料理も、文化も全然違うわけですから。だから彼らは、「同じグループに属している」という意識はあまりないんです。

運営者 日本では新任大臣が「日本は単一民族」と食言したらクビになりますが、中国では「中国は単一民族」と発言してもクビになることはないということですね。

田代  そういうことです。そんなことを言っても、まったく意味がわからないわけですから。中華人民共和国は国民国家ではないので、「国民」という言葉は避け、「人民」とか「老百姓」とか「中華民族」という言葉が使われます。「老百姓」は「昔からいるいろいろな姓」という意味で、「中華民族」は「漢族と55の少数民族との共同体」という意味です。ちなみに「漢民族」は日本語で、中国では「漢族」です。

 ではどうして「支邦人」、「中国人」、「チャイニーズ」という言葉ができたかというと、清国の終わりに留学生がアメリカや日本に行ってからのことです留学生が学校で、「チャイニーズ集まれ」と言われても、みんなが誰のことかわからないわけです。「チャイニーズって誰なんだよ?」と聞き返したら、「お前とお前のことだよ」と言われて、「びっくりした〜。上海出身の俺と、福建出身のアイツが同じカテゴリに属しているのか!」と驚いて書き残した留学生の日記が見つかっています。

運営者 へえー。


「具体的なことしか信じない人たち」


田代  東京大学や早稲田大学でも同じようなことがあったんです。彼らが中国に帰って、「知ってるか、おれたちは中国人だぞ、支邦人だぞ、Chineseだぞ」と、ふれまわったわけで、中国人というのはそういう概念なんです。

 だから、中国人についての一般論は、とても難しいのですが、むりやり一般化すると、中国人とは次の2つの特徴をもつ人たちなのです。

 ひとつは「漢字だけを使う人たち」

 もうひとつは「具体的なことしか信じない人たち」

 二番目の特徴を、吉川幸次郎という中国学の碩学は、中国人の思考の特徴は自分の素朴な感覚への絶対的な信頼であり、だから、中国人は感覚を超えた存在をあまり信頼せず、冷淡になりやすいと述べています。

運営者 感覚というのは五感ですか。

田代  五感ともちょっと違うんです。中国では「味わう」というのが非常に重要な感覚なんです。フランス人はよく「美しい」と言いますが、中国人は「おいしそう」と言います。「食べたらうまそう」というのが最高の褒め言葉なんです。だから、他人の家にお呼ばれされたときには、その家の子供を「子豚のようにかわいい」と褒めると、その子もその子の親にもよろこばれます。

 中国人という概念はこういうふうに非常に漠としたものなのですが、漢字だけを使い、なおかつ、自分の素朴な感覚を100%信じている人たちということが最大公約数だと考えるのが好いでしょう。中国人は、自分の素朴な感覚の対象にならないものや、感覚を超えたものは信じません。

運営者 例えばコンセプトとかも信じない。

田代  「死」なんかもそうなんですよ。中国の人は死について極めて無頓着です。ほとんど考慮しません。感覚を超えた死後の世界について考えている節があまりない。

 あえて言うと中国人は、死もいまの世界の延長だと考えています。だから中国の葬式では、金箔や銀箔を貼ったお金のおもちゃを燃やします。どうやらATMがあの世にあって、燃やすとそのお金がATMに入っていってお父さんやお母さんがそのATMからお金を引き出せると考えているらしいんです。

 「あの世でもお金がいるんですか」と聞いたら、「それはそうでしょう。ものを買うにしても、役人を買収するにしてもお金が必要ですよ」と答えます。
 だからあの世にも今と同じ世界があると考えていて、商店があって、役人も腐敗していて、現世の仕組みが死後もそのまま続いているのだと信じているわけです。

運営者 本当の現実主義者ですね。「天国はパラダイスであって、地獄はどうしようもないところだ」という感じではなくて、「あの世もこの世の延長でしかないのだ」という認識ですか。

田代  だから中国人の想像力、イマジネーションはおもしろいですよ、日本人と全然違っていて。ただしよく気をつけてみるとすべて「感覚の内側」にとどまっているんです。哲学的なこと、形而上学的=メタフィジカルなことはまったく関心を持ちません。関心があるのはフィジカルなことだけです。


形而下に止まる思考形態


田代  彼らがどんなに想像力を膨らませたとしても、すべてフィジカルな範囲内にとどまっています。

 たとえば孫悟空が、お釈迦様の手の平から、キン斗雲に乗って飛び出して、世界の果てまで行こうとしますよね。そうすると世界の果てには5本の柱が立っていたので、孫悟空は「ここが世界の果てだ」と思って、その柱に落書きをして帰ってきます。

運営者 斉天大聖ここに来たりて曾遊す。

田代  すごく気宇壮大に見えますけれど、結局はフィジカルな世界の中にとどまっている話なんです。

運営者 それが彼らに理解できる範囲内なんですね。

田代  インド人は、もっと抽象的に話が広がっていくのですが、中国人にはそれはない。だから吉川幸次郎は、「中国人の想像力は、まりが跳ねるようなものだ」と言っています。地面から少し離れたとしても、いつかは地面に戻って、地面の上を這って、どこかで止まる。地表の上をわずかに離れるんだけれど、基本的には地表の上を転がっていくようなものだと分析されています。

 インド人の思考は、ヒューンとはるかかなたに飛んでいくんですけどね。

運営者 なるほどね。お話を聞いてみると、なるほどと納得するのですが、日本人がなぜ中国人のその部分を理解していないかというと、日本人にとっては、どちらもできるからだと思うんです。

田代  そうですね、私が深く尊敬する混血の天才中国語学者に言わせると、中国語よりも日本語のほうが哲学的なんだそうです。中国人の思考には哲学性が希薄なのだからだそうです。

運営者 言語の構造は、当然、使っている人たちの認識を反映するはずですからね。

田代  またその認識を制約しているはずですよね。

 実はね、「中国語」というものは存在しないんです。実際にあるのは、北京語だったり、上海語だったり、広東語、四川語なわけです。例えば「我」という言葉も、それらの言葉で全く発音が異なります。中国人にとっても、自分の地方の言葉でない言葉は、勉強しなければ皆目わかりません。方言ではなくて、違う言語なんです。

運営者 北欧の国の言葉が違う言語だというのなら、それらの言葉も全く違う言語だと言えるでしょう。

 台湾に行って驚いたのは、すべての番組に漢字の字幕が出ていることですよ。漢字さえ出しておけば、だいたい分かるということなんですね。

田代  それしか方法はないんです。大陸も全く同じで、特に胡錦涛総書記が出てくる演説の放送では、3段も4段にもわたる非常に詳細なフルテキストの字幕が出ます。しかし共産党の最高指導者の発言だけでなく、どんな人でも同じですし、映画の字幕も同じです。


漢字の国の人たちは言語を信じていない


田代  もうひとつ中国の特徴は、言葉に対する信頼がないということです。

運営者 でも、言葉に対する信頼がなければ、ものが考えられないし、政治も難しくなっちゃいますけどね。

田代  中国人は漢字という、人類の言葉の中でも最も精緻な文字の体系を作り上げた人々なのですが、その彼らは言語に対して非常に不信の念を持っています。

 「言語というのは、せいぜい物事を暗示するだけであって、決して真理そのものや、自分の本当の気持ちというのは決して語りえない」と思っているんです。

運営者 それはひとつの見識ではありますがね。それに対して、「語りえぬものについては沈黙するしかない」と言った人もいますが。

田代   言語観の違いは、中国人と日本人との摩擦の原因になるんです。たとえば、「本音と建前」というのは純粋な日本語であって、中国人には説明できません。
 さっきの天才中国語学者が作った日中辞書典では、本音を「真実話」、建前を「原則」と翻訳されています。「ちょっと違うんじゃないですか?」と聞いたら、「だってこうしか説明できないじゃないか」と言われましたけどね。

 日本人だと、「君の本音を一言で言ってごらん」といえますが、中国ではまったく無理です。中国では自分の本当の気持ちは、たとえ百万言を費やしても語りえない。せいぜい暗示するしかできないと考えられているんです。

 真理についても同じです。中国人にとって真理とは、かすかに、わずかに暗示できるだけであって、わかる人にはわかるけれど、ほとんどの人にはわからないものだと考えられているんです。

 だから、われわれが学校で習う漢文なんかも非常にシンプルですよね。

運営者 そうですよ。どうしてあれがそういう具体的な意味を的確に表していると断言できるのか、テストでいつも不思議に思っていたのですが。違う解釈もできるだろうと。

田代  あれはもともと、孔子が言っているように「文は言を尽くさず」、つまりどんなに文書を書いても言いたいことは言えないし、「言は意を尽くさず」、どんなに言葉を重ねても自分の心は語れないというあきらめが先にあるんです。

運営者 そこですよ、そこであきらめるかどうか、真理に肉薄していこうとするかという態度の違いが非常に大きいと思うんです。

田代  日本人はあきらめないですよね。必死になって説明しようとします。でも中国では最初からあきらめている。

運営者 日本人が持っているのは、ルネサンス的な姿勢だと思うんです。

田代  そうですね。

運営者 中国人がそれをあきらめているということは、また別の思想体系がそこにあるんだと思うんです。

テレサ・テンの歌に見る自己中心的世界観


田代  一方で、中国の人たちの世界認識は極端にエゴセントリック(自己中心主義的)です。徹底して自分を中心とした世界像を描いています。

 アジアの歌姫テレサ・テンの歌でこういうのがありますよね。

 「だからお願い そばにおいてね 今はあなたしか愛せない」

運営者 「時の流れに身をまかせ」ですな。

田代  この歌は日本語の歌詞が元ですが、中国語に翻訳されていて、今では全中国人の愛唱歌になっています。みんなすごく大好きな歌なのですが、これの中国語訳はこうなんです。

 「所以我求求[イ尓] 別離我離開[イ尓]」

運営者 ふむ。

田代  日本語の歌詞では、一言も、「わたし」とか、「あなた」とか言ってないでしょ。

運営者 そうですね。

田代  ところが中国語ではこんなに短いことばの中に、「我」が2回、[イ尓]つまり「あなた」も2回出てきています。こういうふうにしなければ、そもそも言葉として成立しないんです。

 直訳すると、「だから私、あなたにお願いお願い、私をあなたのそばから離れさせないで」になります。

運営者 すごいですね。日本語でそんなこと言われたら、ちょっと引いちゃいますね。

田代  中国語では、こう言わなければそもそも意味が伝わらないんです。

 中国語では徹底して、まず一人称の「我」(ウォー)があって、次に二人称の「イ尓」(ニー)つまり「あなた」がいて、その次に三人称の「他」(ター)つまり「わたしでもあなたでもない他の人」があるんです。「ウォー・ニー・ター」、人称代名詞はこれでおしまいです。英語のような格変換はありません。複数にするときはその後に「們」(メン)をつければいいだけです。以上、おしまい。

運営者 便利ですね。つまり中国語は、他者認識が、世界の言語の中でも恐らく最も単純であるということですか。

田代  もっと言うならば、非常に強烈に自分を中心に世界を組み立てているのですね。

 まず私があって、次にあなたがあって、それから第三者がいて、それでおしまいなんです。

でもこの関係性は重要で、「だからお願い、そばにおいてね」と言うだけでも、私とあなたが2回ずつ出てこなければならない。


感覚で分かるものには徹底してアプローチする


田代  日本語が話せる中国の人がふだん冷静に日本語で話しているときは普通の日本語ですけれど、興奮してくると、「わたしあなたに言った、あなたわたしにこう言った。わたしあなたにこうした・・・」って言うじゃないですか。

運営者 そうですね。それは彼らにとっては普通なんだ。

田代  中国語を直訳しているだけになっているのです。日本人も興奮すると、英語で話していてるときに興奮すると、明らかに日本語の単語を英語に置き換えただけになってるじゃないですか。

運営者 "We Japanese"って言っちゃいますからね。それはよくわかります。

 そういう世界認識、世界の中での自分の位置が、中国人にはまずあるわけですね。

田代  まず「我」が中心です。その周りにあなたがいて、その周りに第三者がいると。

運営者 現実主義であり、言い方は悪いけれど自己中心主義であると。

田代  現実主義というよりも、徹底して形而下のことにしか関心がないんです。それが善いか悪いは、別の問題ですよ。

運営者 もちろんです。文化の差異についての話ですから。

田代  だから漢字の体系も、形而下のことに注目する文明の産物です。漢字はよほど字の形を、きちんと見なければいけないようにできています。

 例えば「犬」と「太」と「大」の違いなんて、字の中に点「、」のあるなしと位置の違いだけですよね。アルファベットしか用いない人々は、なかなか覚えられません。

運営者 なんか白川静先生の世界になってきたな。

 なるほど、アルファベットしか使わない連中は字の形におおざっぱですからね。そういえば漢字圏でない外国で漢字の本を読んでいると、えらく感心されて「これをお前も書けるのか」と聞かれますよね。  

田代  漢字の精密なシステムは、いかに中国人が、感覚的なものに対しては、執念を持って見ているかを、よく表しているんです。

運営者 なるほど、そうですね。感覚で分かるものについては徹底してアプローチするということですね。

田代  その点で日本人は甘いんです。たとえば、中国の書法家の作品とくらべると、日本の書道家の書はどこか甘いところがあります。なぜかと言うと、われわれは漢字が書けなくても、ひらがなやカタカナでごまかせるじゃないですか。

でも、中国人は漢字が書けなければ何も伝えられない。漢字が読めなければ何も読めない。◯音(ピンイン)という中国語のローマ字書きのシステムはありますが、それを使って読み書きするのは幼稚園の年少組までで。幼稚園でも年長組になると漢字で絵本を読みます。幼稚園を出た段階で、「東京文化学園」を、ちゃんと「トンチンウェンファシュエエン」と読めます。そうした漢字だけの国の書法は、ひらがなもカタカナもある日本の書道と厳しさが違うのは当然です。

運営者 ということは、唐代に顔真卿なんかが確立した書法は、そういうスタイルを徹底したたものだったんですねえ。

中国人は遅刻しそうになっても連絡しない


田代  そういう意味で、中国の書法は、すごく切羽詰まったものがあります。しかし、その文字は、決して言を尽くさないし、言は意を尽くさないんです。不思議な言葉の体系ですよね。

運営者 意外です。僕はあの書が雄弁に真理を語っているからこそ、彼らは何世紀も大切にしてきているのかと思っていました。意外とそんなに信用してないんですね。

田代  中国人にとって、漢字というのは交通標識みたいなものなんです。それを北京の人は北京語で読むし、上海の人は上海語で読む。でも、お互いそれを声を出して読むと、さっぱり意味がわからないんです。

運営者 あくまでも記号なんですね。

田代  でも交通常識だから、なんとなく意味は伝わります。もっとも、伝わるのは、本当に言いたかったことの何分の一かです。

運営者 その他、中国人を理解するために覚えておかなければならないことは何ですか。

田代  日本人が中国人を理解するのは難しいですよ、とにかく中国は日本と全く違う社会ですから。

 例えば中国には非常に大きな企業がたくさんありますよね。だけど私から見るとあれは普通の企業には見えないんです。

運営者 どういうことですか。

田代  中国の会社では、個人レベルでさえもそうなんだけど、「ほうれんそう」がないんですよ。

運営者 「報告、連絡、相談」ですね。

田代  日本の企業に入るとまず最初に研修で厳しく教わるのは、「何事も報告、連絡して上司と相談せよ」ということです。そうしなければ集団として機能できないと日本では考えています。

 中国の企業は正反対で、報告しない、連絡しない、相談しない。

運営者 社会性がないってことじゃないですか。

田代  いえ、中国人は社会性が非常に高いんです。日本人以上に高いでしょう。日本社会よりも中国社会の方が長く続いているわけですから。日本以上に、アメリカと、うまくやっている。でも、「報連相」は、しません。

 約束の時刻に遅れてしまうと、日本人だったら、すぐに携帯電話で、「すみません、遅れてます」と連絡しますよね。

運営者 ええ。

田代  中国人は、まずしません。「定刻になっても自分が現れていないのだから、遅れていることは明らか。それをあえてもう一度言う必要があるのか」ということで、自分から連絡はしません。だから、中国人に「すみません、私いま遅れています」と電話したら、「当たり前のことをいちいち言うな」と、かえって不機嫌にさせてしまいます。

運営者 そこにいないんだから(笑)。

食べられるものはすべからく食べる


田代  「何でそんな当たり前のことを言うのか」ということです。

 あいさつでも、日本人はすぐに「暑いですね」とか「暖かくなりました」とか天気の話をしますが、中国人は天候のことを挨拶に使いません。中国人にすれば「わかってるよ、同じところにいるんだから。そんなわかりきったことを口にすることに、なんの意味があるのか」ということです。

運営者 それじゃ話の接ぎ穂というのが・・・

田代  彼らは話の接ぎどころが違うだけなんです。天気の話はしません。

 中国のおもしろさは、あいさつをしないことにもあります。おはようもお休みも、ただいまも行ってきますもありません。なぜならば見れば明らかだから。

 中国でただいまというのは、「私は来ました」で、答える方も「あなたは来ました」という言い方ですから、単なる確認事項ですよね。

運営者 「アイム・ホーム」に近い感じですね。

田代  おはようも言う必要はありませんよね。お互いの起きていることはわかるわけですから。

運営者 解らんでもないですけどね。

田代  中国の文化は日本とはコード体系が全然違うんですよ。

 ただ問題は、日本人と中国人とが、同じ服を着て、お互いに黙って座っていたら、相手が日本人か中国人か、全然わからないですよね。それくらい、日本人と中国人とは、人種的には非常によく似ている。だから、日中双方とも、お互いに「そこまで言わなくてもわかるでしょ」と思っているわけですが、そこがお互いの国に行って暮らしている日本人と中国人にとっては悩みの種なんです。

運営者 なるほど。
  話が戻りますが、「おいしそう」というのは褒め言葉なんですか。

田代  中国人が日本の家庭で飼われているチャウチャウ犬を見て、「あれは今、ちょうど食べ頃ですね。そろそろ食べるんでしょ?」「日本では食べないですよ」「なんてもったいない。それなら私がこれから料理して、田代さんにご馳走しますよ」「それはちょっとやめてください」なんて会話が実際にあるんです。

 食べられるものは、すべからく食べようとしますね。

運営者 本当にテーブル以外の4つ足のものは食べるんですね。

田代  日本では、「人を食う」というのは人をバカにする意味ですよね。でも中国では実際に食べちゃうんです。

運営者 「水滸伝」の世界になってきたなあ。


中国人を食事に誘うときはよほど考えたほうがよい


田代  中国では、古代の王様が「美食に飽きた」と料理人に言ったら、料理人が自分の子供を調理して王様に差し出して褒められたというのが、忠義のエピソードとして伝えられていますよ。

 あるいは、垓下の戦いで、大英雄である項羽が虞美人の行く末を嘆き哀しんだ歌は有名です。その後彼は自ら虞を刺し殺したのですが、その続きを読んでみると項羽は虞を食べちゃってるんですね。日本の漢文の教科書は、そこは省略してしまっています。

 孔子の弟子で論語に最も頻繁に登場する子路は、衛の国の高官になったのですが、政敵に倒され、塩漬けの刑で「醢」にされてしまいました。孔子は嘆き哀しんで、自分の家にある醢、つまり塩漬け肉を捨てさせ、それ以降、口にすることはなかったと、伝えられています。

運営者 つまりそれまでは、人肉の醢を食べていたかもしれないのですね。

田代  それまで孔子が食べていた「醢」が人肉の塩漬けでなかったとは、『論語』にも『礼記』にも明記されていませんし、後世の儒家たちもその点を追求していません。喫人つまり人肉食は中国の文化ですから、喫人の経験の有無は、人物に対する評価の基準ではないのですね。

運営者 という文化であったということですね。

田代  善いか悪いかの問題ではないんですよ。喫人の習慣が有ったと中国を非難するのは、自分の民族が世界で一番というエスノセントリズム(自民族中心主義)でしかありません。

運営者 もちろん。文化的差異を論じているわけですから。

田代  重要なのは、それくらい、中国人にとって、食べることがとても大切だということなんです。

 ですから、うかつに中国の人に、「食事をしましょう」と言わないほうがいいです。

運営者 なぜなんですか。

田代  中国人に対して「食事をしましょう」ということは、「あなたと私は、切っても切れない仲になりましょう」と誘っているのと同じことなんです。

 最近はそうでもないようだけど、一昔前にしばしばあったトラブルで、こんなものがあります。中国人の女性の留学生が大学院でがんばっているんだけど、学力不足で博士号がとれそうもない。そこで、大学院の指導教授は、「研究者への道をあきらめさせ、転身を図らせたほうがいい」と考えている。そこで、その指導教授は中国人の女性大学院生を食事に誘い、そうした趣旨を伝えようとする。でも、これが、トラブルのもとになります。

 日本の会社でサラリーマンが上司から食事に誘われると、「降格? 転勤? 下手すると解雇?」かとヒヤリとしますよね。ところが中国人はそうは思いません。食事に誘うことは、これから特別な関係になりましょうという意味か、特別な関係をこれからも継続発展しましょうという意味なんです。

運営者 へー。

田代  だから、日本人の指導教授から食事に誘われた中国人の大学院の女学生は、「一晩考えさせてください」と答えるわけです。そのうえで、「お受けします」となって、教授から指定されたレストランに向かう彼女は、「先生からプロポーズされるんだ」と思っているかもしれません。

 食事の席で指導教授が「君の学力では博士号の取得は難しいから、別の道を考えたほうがいいよ」とか言っても、彼女の頭にはそんなことは入ってきません。食事に呼ばれ、それを受けているということで、頭がいっぱいになっているんですから。

 しばらくして何が起きるか。彼女は大学の学長に、「私は○△教授から食事に誘われて応じたのに、いつまでたっても正式にプロポーズされません。今の奥さんと離婚したという話も聞きません。何ということでしょうか」と、ねじ込むことになるわけです。

 ですから、中国でよく挨拶に使われる言葉に、「喫飯了◯」(チー・ファン・ラー・マ)があります。直訳すると「飯を食べましたか」ですが、単なる挨拶であって、食事に誘っているのではありません。日本人が「熱いですね」と挨拶しても、涼しい喫茶店に行きましょうと誘っているのではないのと同じです。日本人が同じ季節にいることを確かめ合うことで挨拶するように、中国人は同じく食後であることを確かめ合って挨拶しているのです。

自分が認めた人に対してはとことん礼を尽くす


運営者 中国では、親族以外の人と食事をするということは、とてもまれなことなのでしょうか?

田代  中国でビジネスをするとき、飛び込み営業をやると、「お話を聞きましょう。ああそうですか。分かりました。では、またね」と、あしらわれます。

 それにも懲りずに何回か行っていると、そのうちお茶が出るようになります。
 さらに頑張ると、お茶にお菓子がつくようになります。

 もっと頑張ってると、食事に誘われます。それで、ようやく「商談に応じましょう」ということなんです。

運営者 なるほど。

田代  人前で一緒に食事をしているということは、「自分はこの人間と特別な関係にあると思われてもかまいません」という意味なんです。だから、中国ビジネスの第一段階は、相手を何とか食事に持ち込むことなんです。これが難しい。

 そういうわけですから、男女であれば、食事を申し込むというのは大変なことなんです。

運営者 西洋でも、そういうことではあるんですけどね。

田代  それよりも、もっと重たいんです。日本は軽すぎますね。これも善い悪いの問題ではないですけど。

運営者 ということですね。

田代  それから、中国の宴会には決して二次会がありません。それは、食べるという瞬間を共有していることを大切に思っているからなんです。

運営者 大切に思っているのなら、二次会にも行けばよいのでは。

田代  二次会という言葉自体がないんですよ。

 中国人は、人間と人間の関係を、ある意味で日本人よりもずっと大切にします。

 「この人は自分の朋友(ポンヨー、友人)だ」と思った相手への友情は日本人以上に厚いです。

運営者 そのつながりの厚さというのは、どのようなものだと考えればよいでしょうか。

田代  あくまで、自分が認めた人に対しては礼を尽くすということです。

 例えば上海に行ったときに、北京の友人に電話をしたら、ホントにやってくるんです。それで「実は私、すぐまた帰らなければなりません」といって、30分話しただけで、北京に帰っちゃうんです。

運営者 すごいなあ。というか、ちょっと重たい友情ですね。


中国の食事の席に取り箸がない理由


田代  そう。だから中国では、友達になるというのはそのくらい重たいことなんです。

 友達になった中国人はこちらの無理をきいてくれます。しかし、むこうもこちらに無理をいってきます。どこまで無理をきいてやり、きいてくれるか。それが友情の尺度なんです。

だから、中国で会食は、お互いの人物を測りあう重要な場面であって、神経を使って、へとへとになります。

運営者 そうすると、日本人がそれを意識せずに中国人と会食するのはまずいですね。

田代  大変に軽蔑されます。

運営者 なるほど。

田代  テーブル・マナーも大切です。中国のテーブル・マナーでは、取り箸というのはないんです。自分の直箸で、相手が食べる分を取ってあげるんです。

運営者 あっ、さっき田代さんが私の分を取ってくれたのはそれですね。

田代  お互いがそうするわけです。

 これは、ある意味では毒殺防止法でもあります。最初から取り分けてあったら、自分の皿に盛ってある料理にだけ毒が入っている可能性がありますからね。

運営者 日本の酒席のマナーでお流れ頂戴やら返杯やらをするのも、同じ理由です。

田代  ところが中国では、お酒は上から下に注ぐものなんです。上の立場のものが、下の立場の者にお酌します。

 だから中国の宴会に行くと、そこにいる共産党の一番偉い人が、テーブルの間を走り回って、お酌しています。

運営者 日本人はそれを見て感動するかもしれないけれど、実は中国ではそれは普通なんですね。

田代  そうです。お互いがお酌をするということは、対等な立場であるということを表すわけですから。

運営者 日本ではお酌をしてもらうのは目上のように思いますが、中国ではそうではないわけですね。

田代  そうです。対等な関係にはなかなか持ち込めないです。


「自己人」=「刎頸の友」


運営者 中国の社会は、昔の日本と同様に、お互い同等の権利を持つ者が集まった社会ではなく、身分に上下をつけて固定化したがる社会という感じでしょうか。

田代  中国人は日本人とは違って、組織に何の執着もありません。

 だから転職は当たり前だし、外国に移民することも当たり前なんです。自分の可能性を生かせる場所が中国よりも日本であるのなら、日本に行く。

 その意味では、中国型組織というのはありえません。

運営者 では、個人の一対一の関係ではどうでしょうか。対等なパートナーというのはありえるのでしょうか。

田代  中国人の持っている人間関係の観念は、同心円状なんです。

 つまり、まず中心に自分がいます。自分のすぐ周りには、「自己人」(ジー・ズー・レン)=「自己と同じ人」という、最も親しい友人が一人か二人います。これは、「自分と同じ人だと思ってもらってよい」、「この人とだったら、私は一緒に殺されても悔いはない」というくらいの友人です。

運営者 「刎頸の友」ですね。

田代  そうです。わかりやすいのは「三国志演義」に出てくる劉備と関羽と張飛との関係ですよね。

運営者 「桃園の誓い」ですね。

田代  彼らは居酒屋で意気投合し、裏庭に行って、「同年、同月、同日に生まれることを得ずとも、願わくば同年、同月、同日に死せん事を」と誓います。これが「自己人」です。

 その周りに、そこまでいかない友人がいます。「一緒に死ぬつもりはないんだけれど、利益は一緒にしよう」という人たちです。

 そういうふうに、距離が遠くなればなるほど、だんだん扱いが落ちていきます。

 これは非常に明確で、中国の人たちは、「この人は自分の自己人だ」と思ったら、どこまでも無理をききます。

 たとえば、「今日は給料日ですよね。給料を全額貸してください」と言われた時に、何も聞かずにぽんと貸すのが自己人なんです。しかも一切証文など取りません。そこで証文を求めたら、その時点で自己人としての友情は終わりです。

運営者 なるほど、よくわかります。今のお話を知らずに「三国志」を読んでも、登場人物の行動がよくわからなくて、「なんでこんなに他人のためにバカみたいなことしてるんだろ」と思うところが多いのですが、今のお話で合点がいきました。

田代  自己人との約束は何があっても守る、それが守れないと中国人社会では生きていけません。

「中華思想=中国は無条件に正しい」の理由


田代  自己人との約束は何があっても守る、それが守れないと中国人社会では生きていけません。

 自己人に借りができたら、その借りはいつかは返すんです。例えば江沢民が総書記の時の国務院閣僚の中に、どう見ても閣僚にはそぐわないような経歴の人がいたんです。どうも、その人は、江沢民が若いときに工場で同僚だったらしい。それだけで最高幹部になった人もいます。おそらく江沢民氏が苦しかった時に、助けてあげたんでしょうね。その恩を、自分が出世を極めたときに、返しているんです。

 自分が出世したら、昔恩義を受けた人を弊履(履き潰した草履)のように捨て去るということは、中国人では絶対に許されません。ある意味で最大のスキャンダルでしょう。

運営者 ということは、江沢民前総書記も胡錦涛総書記も、日本に来ると田中角栄の娘である田中真紀子を訪ねていますが、あれは日本政府に対する当てつけでやっているのではなくて、ホントにそう思ってやってるわけですね。

田代  そうですよ。トウ小平は「田中角栄は井戸を掘った古い友人だ」と言っています。自己人が一番の親友だとすると、知り合いは「朋友 ポンヨー」です。「老朋友 ラオポンヨー」が日本でいう友人ですね。中国の人たちからすると、田中角栄はかなり高い水準の友人なわけです。

運営者 それは、私は全く理解していませんでした。

 しかしそうした同心円上の対人関係把握は、中華思想的なものにつながるような感じがしますね。

 いや、質問を変えましょう。中華思想というものをどのように理解すればよいでしょうか。

田代  中華思想というのは、ある意味で悪口であって、中国人はあまりそういう言い方はしません。あれは日本語として、中国人の傲慢ともいえる世界観の、いわく言いがたいところを指してるんです。

運営者 日本ではそういう意味になってるんですね。

田代  中華思想があるとすれば、「中国人は無条件に正しい。なぜか、それは中華だから。世界最高の文明人であるから、野蛮人よりも正しい」ということでしょう。

運営者 とっても傲慢じゃないですか。

田代  でもそれは彼らからすれば、古代からの文明が今に生き長らえている国は、中国のほかにどこにあるのかということです。「ピラミッドは素晴らしい。インダスも、メソポタミアもそうだ。しかし今はそれらの文明をつくった国はもうない。あるのは廃墟だけ。しかし中国は違う。北京を見よ。上海を見よ」ということです。

運営者 それは確かにそうです。別に何の文句もありません。


中国の歴史、それは「創造的破壊」


田代  でもこれは壮大な幻想なんです。というのは、古代の文明をつくった人たちと今の中国人とはあまり強い関係があるとは思えないからです。

 なぜかといえば、唐の時代まで中国の人たちは床に座っていました。今の日本や韓国と一緒です。ところが唐の時代になって、今の椅子ベッド文明に移行しました。それは唐の王朝をつくった人たちがトルコ系だからなんです。西方異民族の習俗が入ってきたんですね。

運営者 はー。唐の時代は国際的な交流があったと認識していますが、そもそも成り立ちがそういう国であったということなんですね。

田代  胡瓜には「胡」という字が入っていますね。キュウリはサマルカンドから入ってきたんです。ピーマンもそうです。14世紀にサマルカンドにチムールという天才的な軍人が出現して、ジンギスカンの末裔を名乗って大暴れしてチムール朝を建国します。その時に入ってきたのがピーマンです。キュウリやピーマンは、もともと中国にはなかったものなんですが、今では中国の料理に欠かせない食材です。

 それからかなりの野菜はインドから来ています。日本でわれわれが食べている野菜の半分以上は、インドから中国経由で日本に入ってきたものだと考えてよいでしょう。その典型は、さといもです。よくさといもを食べて、「うーん、縄文の味がする」などと言っていますが、それは壮大なロマンティックな勘違いです(笑)。

運営者 なるほどー。

田代  ですから中国ははるか昔から、外国のいろいろなものを取り入れるということを普通にやっているんです。そう考えると、改革開放政策によって中国が一変したというのも当たり前のことです。

 その前の毛沢東は徹底したしたスターリン・システムを導入したわけですから。

運営者 外国からの新しい文化を取り入れるということは、普通だったわけですね。

 ただそのスターリニズムの過程で、大躍進があり文化大革命があり、その都度数千万人の人が死んでいるわけですが、そういう社会変動に対しては中国人は強いということでしょうか。

田代  中国の歴史を一言でいえば、それは「創造的破壊」ですよ。

 例えば中国の人を、京都に招待し、きちんと説明してあげると、とても感動されます。なぜなら、中国に京都のような古い建物は、残っていないからです。中国にある建物は、古くてもせいぜい明代のものでしょう。京都や奈良のように1000年以上残っている建物は一つもないですよ。万里の長城だって、残っているのは明の時代に作られたもので、秦の始皇帝が作ったものはもっと北の方にあってほぼ風化してしまっています。それを遺跡として発掘しているくらいですから。

 というのも、中国では、政権が代わるたびに、旧政権が作った王宮をすべて破壊し尽くし、まったく新しい都をつくってしまうからです。

 日本は、もったいないから旧政権が作ったものも大切に使っています。秀吉の聚楽第だって、解体されて西本願寺に移築されているわけです。しかし、中国人はそんなケチなことはしません。易姓革命の度に、都のすべてが紅蓮の炎に包まれてしまいます。

運営者 そうですね。


文革の2年後に改革開放に走る大転換もアリ


田代  ですから、中国を中国たらしめているシステムは残っても、そのシステムに盛り込むコンテンツ(内容物)は次々と変わります。それに中国人は何の躊躇もありません。

 だから10年間、国家機構まで廃絶させた文化大革命が終わってわずか2年後に、国家の根本方針を180度変えて、改革開放路線に突っ走ることができるんです。

 そういう大転換も、中国では極めて簡単です。しかし日本では滅茶苦茶難しいですよ。

運営者 だって、憲法すら変えられないんですから。

田代  そう。今の中国の憲法なんて、5年おきの共産党大会のたびに変えてるんです。

運営者 法隆寺が1400年残るのであれば、日本国憲法も、1400年残るということですね。

田代  だから中国は唐の時代に床に座る生活から、椅子ベッド生活に移行し、清の時代には弁髪をたらしているわけです。

 チャイナドレスは満州族の貴族の女性の服で、なぜスリットが入っているかというと乗馬するためなんですね。

運営者 もともとは乗馬服なんですね。

田代  それが中国の一般女性の服に広がったわけです。日本で例えて言うと、チマチョゴリを日本女性が和服の代わりに着ているようなものですよ。それについても彼らは何のこだわりもありません。

運営者 ということは、「中国四千年」とかいって古い国だと威張っているけれど、別に古い国であるというわけではないんですね。

田代  基本システムは古くても、コンテンツ(内容物)は古くありません。いつでもニューです。

 それから中国と日本の大きな違いを知るには、いま中国で必ず再放送されているドラマが何かを知るとよいですよ。日本のドラマなんですけどね。

運営者 なんですかそれは?

田代  2つあります。ひとつは「サインはV」です。

運営者 へー。

田代  もうひとつは山口百恵さんの「赤いシリーズ」です。どちらも中国語吹き替え版が、今でも再放送され続けています。

運営者 だってずいぶん大昔のドラマですよ。

田代  でも、中国では、みんな感動して視てます。

運営者 いったいどこにそんなに魅力があるんですかね?


なぜ山口百恵は中国人にとっての美の基準なのか


田代  「サインはV」はよくわからないんですが、赤いシリーズはよくわかります。

 特にあのドラマは、中国人を理解するにはとても大事です。コン・リーって、「さらば、わが愛/覇王別姫」とか「紅いコーリャン」に出ている、中国を代表する国際女優がいますよね。カンヌ映画祭の審査員までやってます。

運営者 すごいなそれは。カンヌ映画祭の見識を疑いますが。

田代  あの大女優がテレビで話していたのですが、「なぜあなたは女優になったのか」と聞かれて、「小さいときから、どの村人からも「お前は山口百恵にそっくりだ」と言われたので、自分は美しいのだとわかり女優になりました」と答えていました。つまり中国人にとって、「山口百恵=女性美の基準」なんです。
 今、日本人はどうですか。山口百恵さんのこと覚えてますか?

運営者 若い人は全く知らないでしょうね。

田代  私も「赤いシリーズ」は見たような見ていないような、という感じなのですが。

運営者 だって、全部同じなんだもん。

田代  そうですね。中国での吹き替え版には、精密なスーパー・インポーズで中国語のセリフが入ります。どう訳しているのかがおもしろくって、ずっと見ていて、どんなドラマか分かりました。

 おっしゃるとおり、全部ストーリーは同じです。とても可憐な美少女がいました。だけど不幸な事故で不治の病にかかります。毎週次第に病状が進行し、最終回で亡くなります。ああ悲しい。

 ところで、岡本さん、最終回の臨終の場面、覚えてますか?

運営者 いやー、とても。というか、恐らく見たことはないと思います。

田代  わたしは中国語吹き替え版で見たばかりなので印象が鮮明です。最終回に、臨終の床で山口百恵さん扮する主人公の美少女は、宇津井健さん扮するお父さんの手に手を伸ばして、「お父さんありがとう、自分の仕事も投げ打って、こんなに献身的に看病してくれて」と言います。

 そして、次に、三浦友和さん扮する恋人になんて言うか。そこで彼女は恋人の手を取らないんです。じっと恋人を見て、「いい人を見つけてね」と言い残して、彼女は自分の運命を受け容れて死んでいくんです。

運営者 とっても日本的じゃないですか。

田代  それを見て中国人の男たちは、みんな泣いてしまいます。

運営者 不思議ですなあ。そんなに感動するのか。日本的な情緒が分かってるじゃないですか。

田代  中国の男たちにすれば、「これが感動せずにおられようか」と思うものがあるんですよ。

 中国の男たちが異口同音に言うのですが、中国人の女性が山口百恵さん扮する主人公の立場なら、「なぜこんなに若く美しい私が病み果て死んでいくのに、周りの俗人どもは、のうのうとのさばって生きていくのか」と思って、天を呪い、地を呪い、親を呪い、最後に恋人の手に爪を立て、ぎりぎりと皮膚を引き裂きながら、「私が死んだ後、どんな女でも1秒以上見つめたら、あなたはその目から腐りはてていくんだよ」と言いながら死んでいくに違いない。絶対にそうだと。

 それに比べて、山口百恵はあんなに美しく可憐なのに、恋人に「いい人を見つけてね」と言って死んでいく。これは泣かせるなあと言って、泣いているわけです。

運営者 なんとも言葉もない話ですが・・・。


中国の家庭内において女性は圧倒的に強い


田代  それに比べて、山口百恵はあんなに美しいのに、「いい人を見つけて」と言って死んでいく。これは泣かせるなあと言って泣いているわけです。

運営者 なんとも言葉もない話ですが。ただ、中国の女性がそうであろうということは、今日これまで田代さんのお話をうかがってきたから、おそらくそうであろうなあと納得できるのですが、もしいきなりそのお話を伺ったら、いくら中国人でもそんな根性悪な女はそんなにいないだろうと思うのが、普通の日本人の感覚ですよ。

田代  中国の男たちは、ものすごい恐妻家なんです。中国の家庭で、女性は本当に圧倒的に強いです。

運営者 基本的には、共働きであるということはあるんですよね。

田代  それとは関係なく、無条件に強いです。専業主婦でも強いですよ。だから、中国の男性は家の中では大変な緊張状態を強いられています。中国の新聞を読んでいると、「いくらなんでもこれはやり過ぎだろう」という事件が載っていたりしますね。

運営者 たとえば、どんなんです?

田代  夫婦で家で酒を飲んでいて、夫の方が酒に弱く、先にベッドに行って寝ちゃったんですよ。それで妻が「足も洗わずにベッドに入って寝た」と怒って、起こそうとしたのですが夫はいびきをかいて寝ている。それで妻は毛布に火をつけたのですが、毛布が化繊だったのであっと言う間に火が回り、夫は焼け死んでしまいました。それどころか近所にも延焼して大騒ぎになりました。

 それで中国共産党の偉い人が、「これはいくらなんでもやりすぎ。せいぜいバケツの水をかけるとか、ほうきでひっぱたくくらいにすべき」とかコメントします。

運営者 そんなことが共産党で議論されたのですか。

田代  党は、軍隊から国家そして経済から夫婦生活まで、何でも指導します。だから党員が7000万人以上もいて、企業の管理職や専門職は大半が党員なのです。

 ともあれ、中国の会社では、「昨晩、奥さんを怒らせてしまい、ベッドのそばで長い時間ひざまずかされたので、どうも膝(ひざ)の具合いが良くないです」と言って、膝をさすっている男はよくいますよ。

運営者 アメリカ女性もひどいとは聞きますが、それ以上ですね。

田代  あんなもんじゃないですよ。中国では、恋人であっても、何年間連れ添った古女房であっても、手を握るのもキスをするのも、すべて女性の許可をもらってからのことです。それを、酔っぱらって帰ってきて女性の承諾もとらずに抱きつこうものなら、中華鍋で頭を殴られる可能性は大です。

 そのくらい中国の男たちは家庭では緊張しているので、会社にやってくると実にくつろいだ晴れ晴れとした表情で、「ああ、ようやく、一息ついた」とお茶を飲み、しばらくしてから「あっ、仕事しなくちゃ」といって仕事にかかるんです(笑)。

中国女性は「お前が一番よい女だ」では納得しない


運営者 うーん、どう理解すればよいのかわからないお話なのですが、そういう文化なんだろうなあということが一つと、何でそんなに女性が強いんですか?という疑問が浮かんできますよね。

田代  その点は謎なのですが、偶然の産物なのかなと思うんです。中国で、いろんな偶然の過程を経て、女性が徹底的に強いという文化が形成されてきたんだろうと思います。

 だから中国の北京大学や精華大学といった一流大学の男子学生の夢は、欧米の金融機関の中国支店に勤めて高給をもらい、豪華マンションに住んで、超一流の腕前の料理人を雇い、ディナーのテーブルの向かい側に座っている女性は、日本人の山口百恵さんにそっくりの女性・・・というのが理想なんだそうです。

運営者 かなり歪んでると思いますよ(笑)。

田代  一番重要なのは、その理想の一番最後の項目ですよ。

 日本の男性は浮気が奥さんや婚約者にばれた時に、「やっぱり、お前が一番いい女だ」と言うのが一番ですね。これで何とかなるかもしれません。

 しかし、同じシテュエイションで、中国の女性に「お前が一番いい女だ」なんて言おうものなら、火に油を注ぐ結果になってしまいます。

 「一番だ」というのは、他と比較した上で一番なわけですよね。

運営者 そうです。

田代  中国の女性は、他の女性と比較されること自体が、そもそも許せないんです。

運営者 絶対的な存在でなければならないということですね。

田代  だから中国の歌謡曲によく出てくるワンパターンのフレーズは、

 [イ尓]是我的一切

 つまり、「あなたは私の一切」。これです。これしかありません。こう言わないと、中華鍋でぶん殴られてしまうリスクが高まります(笑)。

 だから中華思想というのは、「中国は世界のどの民族よりも素晴らしい」ということではないのです。「無条件に中国は素晴らしい」というのが、中華思想の根本なのです。

運営者 なるほど、とってもよく理解できました。
 ただ、ぼくは中国の女性と付き合う自信もないし、中国自体と付き合う自信もだんだんなくなってきましたが・・・。

「中国」は中国共産党の子会社にすぎない

運営者 その次に、中国人のことはちょっとよくわかりすぎたので(笑)、この辺で置いておいて、その次に中国の政体について教えてほしいです。中国はひとつの国家として考えるべきなのか、政府の中心にある軍などのプレーヤーについても同等に見ておかなければならないのか。どう考えておけばよいのでしょうか。

田代  中国には、日本でいう意味での政府はありません。

 「政府」という言葉はあります。でも、それは、日本語の役所とか役場という意味です。例えば中国人がたくさん住んでいる東京都の豊島区豊島区役所に行くと、入り口に中国語で「豊島区政府」と掲示してあります。

運営者 そうですか、なるほどー。上海政府とか、そういう感じですね。

田代  上海人民政府は、「上海市にある中国共産党が作った役場」という意味なんです。

運営者 国家がないと困りませんか。

田代  困らないでしょうね。中国には、近代政治学で言うところの国家の概念はないんですから。

運営者 中国には国家がないと考えなければならないですか。

田代  中国には国家がないと考えたほうが、中国はわかりやすいです。

 中国を会社にたとえると、こうなります。

 まず、中国共産党という持ち株会社があります。その100%子会社が2つあって、ひとつは中華人民共和国。もうひとつは人民解放軍です。

 ただし人民解放軍のほうが先にできたので、中華人民共和国よりも格上の子会社です。

運営者 そういう認識が、中国の理解としては便利なんですね。

田代  はい。中国共産党というのは、従業員数7300万人を誇る大会社なんです。その下に最初に作った子会社が人民解放軍です。その後に中華人民共和国を作りました。どちらの中にも共産党員だけのグループが形成されています。これを党組織、党委員会といいます。

 この党組織、党委員会が実際のマネジメントをおこないます。党組織、党委員会の責任者のことを「書記」といいます。中国で「書記」は実権をもつ責任者という意味です。というのも、昔の中国では字が書けるだけで実権をもつ責任者になれたんです。清の時代には字が書ければ、人を殺しても罪に問われなかった。そのくらい漢字の体系を使いこなす人材を育成するのは難しいのです。

 7000万人を超える中国共産党員のうち、5000万人くらいは会社に入っています。それ以外の人たちは人民解放軍と国家機関に所属しています。会社の中では、まず董事長つまり会長がいて、総経理つまり社長がいます。しかし、それとは別のポストとして、その会社の党組織あるいは党委員会の書記がいるわけです。書記と董事長ないし総経理とが同一人物のこともあるし違うこともありますが、違う場合には書記が文句なく本当に実権をもつ責任者なんです。

運営者 はい。

共産党支配は、外部には隠されている

田代  中国で「負責人」つまり責任者とは書記のことです。外交部や財政部といった省庁においても、その中に党委員会、党組織の書記がいます。部長つまり大臣と書記とのどちらが偉いかといえば、無条件に絶対に書記の方が偉いんです。中国の国家機関、軍隊、病院などありとあらゆる社会団体の中に党組織、党員会があって、その書記が本当の責任者なんです。

 そして中国の中にたくさんいる書記の頂点に立っているのが総書記です。

運営者 それはおぼろげながら知ってはいるんですけれど、その仕組みって機能するもんなんでしょうか。なんか屋上屋もいいところで、リーダーが多いだけで、ほんとに合理的な、つまり競争力がある仕組みなのかなという感じがするんですけれど。

田代  この仕組みがちゃんと機能しているかどうかが分かるのは、やる気になれば何でもできるということです。

 たとえば北京オリンピックの開会式。あれほど一見ルーズに見える中国人たちが、秒刻みの式典を何時間にもわたって破綻することなく実行できたんですから。

運営者 どうせどこかでとちるだろうとタカをくくっていたら、とちらなかったですね。

 しかし、最近あまり顕在化していないですけれど国営企業の問題とか、中国の組織はいろいろと問題を抱えていると思いますが、いま田代さんがおっしゃったマネジメントシステムで何とかやっていけるもんなんでしょうか。

田代  中国でマネジメントというのは、この仕方しかないんですよ。

 うんと親しくなった中国人に、「中国の人にとって中国共産党って何?」と尋ねると、「常に正しく、決して誤ることのないもの」と答えてくれます。彼らにとって、中国共産党こそが、新中国をつくり、新中国を運営し、新中国の将来を設計し、未来に向かって人民を指導するという存在なんです。

運営者 それはまさに神ということであって、結構なんですけれど、現実と乖離しているのではないのかと僕なんかには思えるんですけれどね。

田代  いえ、今の認識は、中国の人たちは、なかなか外国人には見せたがりません。

 中国の公司つまり会社の経営者は、適当に挨拶するだけの外国人には、肩書きが「○△公司董事長」とか「○△公司総経理」と書いてある名刺を渡しますが、本当にビジネスをしようと思う外国人には、「○○公司党委書記」という本当のポストが書かれてある名詞をくれます。「党委」とは党委員会で、本当の経営陣のことです。

運営者 なんか仮面をかぶっているような気がしますけど。彼らの意識の中では、共産党はかなり大きいわけですか。

田代  大きいなんてものではありません。すべてですよ。天よりも地よりも親よりも大切なんです。

「出世すること」と党員になることは同義


運営者 そうした意識がある限りは、北京政府は大丈夫かもしれませんね。

田代  北京人民政府は北京にある地元役場です。それはいつ改廃されるかわかりません。しかし、誰もが「胡錦濤同士を総書記とする中国共産党中央委員会を信じている」と宣言します。

 ただし、中国共産党は選挙で選ばれたわけではありませんから、つねに公約した以上の実績を示さなければなりません。その結果が20年以上続く高度成長です。

運営者 一党独裁ですからね。

田代  あれはあえて近代政治の用語を使えば、一党独裁ではなくて、一党支配です。

 独裁というのは、まだ競合する相手があることを示しています。でも中国の場合は、先ほど来お話しているように、競合関係を許しません。ですから中国共産党にも、競合的な政党は存在しないんです。中国共産党は、中国をマネイジする唯一の政党なんです。

 たとえば、中国の家庭ドラマで、頑張っているお父さんが、会社の廊下を歩いていると、幹部から「君ちょっと」と呼ばれ、「そろそろ人民のために奉仕しないか」と言われます。

運営者 「共産党に入らないか」ということですね。

田代  党員というのは、なりたくてなれるわけではないんです。仕事を頑張り成果を出しているうちに、入党のお誘いがくるんです。日本でいえば、「君そろそろ部長になるのはどうかい」という感じで。

運営者 役員への道が開かれるということですね。

田代  つまり、出世するということと党員になるというのは同義語なんです。

運営者 僕は、その辺のことは山崎豊子の「大地の子」を読んで知ったのですが、あの舞台は1970-80年代の話ですよ。だからその当時はそうだったのだろうけれど、さすがに21世紀の今は変わったのではないのかと勝手に想像していたのですが、そんなことはないんですか。

田代  変わってませんね。入党を奨められたが断ったことを自慢する知識人がいるくらいですから。

運営者 それは驚きです。中国は恐ろしいほどの変化を遂げているのに、その部分だけは変わっていないんですね。

田代  ますます拡張しています。その証拠に、党員数は7000万を超えたわけですから。これは中国人の13人に1人が共産党員であるということです。大人の7-8人に1人ですから、管理職の人口にあたるわけです。

 もっと言うと、中国で党員というのは、もちろん偉い人のボンボンは入っていますが、それはごくわずかで、管理職か高級技術者のことを指す訳です。それが共産党員です。党員になるということはそういうポストにつくということです。

 雑誌の世界でいえば、編集長は党員です。

共産党は「 人間が作ったモノ」だから信じられる


運営者 党員以外の人が編集長になるということはないわけですね

田代  中国では法律で、メディア会社の社長は共産党員であることが義務づけられています。したがって、彼らは法律以前に、共産党の規律に従わなければなりません。

運営者 それはわかりやすい。

田代  ですから、共産党の意向に沿わない記事が中国で出てきたらびっくりなんです。それは手違いかミスか、あるいは、戦略的なリークですよね。

運営者 たまにそういうのが出て話題になりますが、それはあくまでも手違いか戦略的リークなんですね。

 ということは、改革開放政策を押し進めて、とっても赤い資本主義になっているように思うけれど、根っこのところはしっかり共産党が押さえているということなんですね。

田代  例えばドバイでどんなに超高層ビルが建っても、イスラムの世界であることには変わりはないわけです。

運営者 それと同じわけですね

田代  アラブではアラーの神が地上に降り立ち、中国では中国共産党が降臨したのだと考えればいいわけです。ただし、アラーは人間を超越した絶対神ですが、中国共産党はあくまでも人間が作ったものなのです。 中国人にとって世の中のすべては人間が作ったものなんです。だから、中国人は人間の手が入っていないものには何の関心もありませんから。

 日本人はサンゴ礁を見て「わー。、すごいなあ」と喜ぶじゃないですか。

運営者 ええ。

田代  中国人はサンゴ礁を見て、「あれはだれが作ったものですか」と聞くので「海中の虫です」と答えると、中国人は「ああそう」と言って寝てしまいますよね。壮麗な夜明けや夕焼けを見ても、まったく面白くありません。

 だから中国では、「これは素晴らしい景色だ」と詠んだ杜甫や李白の詩が岩に巨大な文字で彫り込んあったります。ああして初めて、自然の光景が価値あるものになるんですね。

運営者 「赤壁賦」を読んだ蘇軾の字で「赤壁」と岩に大きく彫り込んでますもんね。場所が全然違うんですけれど。

田代  そうでなければ意味がないんです。「赤壁」と高名な詩人が書いているからこそ意味があるんです。

 中国の詩人は日本よりも欧米よりも高い社会的地位を得ています。李白や杜甫は新しい価値の創造者なのです。杜甫や李白が詩に詠んだ景色からこそ素晴らしいのであって、虫が作ったサンゴ礁は全く無価値なんです。

運営者 僕はああいうふうに岩に彫るのは美観を損ねると思っているんですけれど、中国人はそうは考えないわけですね。

田代  ああしてこそ初めて美になるんです。

漢字…個人の好みが入ってはならない世界


田代  故宮博物館の素晴らしい水墨画も、皇帝が画讃を書き、大きな御璽を押してますよね。ああされたからこそ、超一級の芸術品になっているんです。

運営者 ぼくはまたそこがどうしても理解できないんです。

 ある程度案配を考えて讃を書いたり、落款を押したりしているのは分かるんですけれど、うるさくなっているだけじゃないかと思うんですよね。だけど中国では、乾隆帝の讃があると価値が上がるんだそうですね。

田代  中国では芸術家もすべて、国家一級音楽士、国家二級音楽士・・・と格付けがついています。そして国家一級だから、金を払ってでも聞きに行くんです。

運営者 分かりやすい権威主義だな。

田代  ですから中国ではなかなか市民社会は成立しないんです。

運営者 僕なんかは、中国が本当に市民社会になったら怖いなと思ってるんですけどね。

田代  そういう条件は非常に揃いにくいということが分かりやすいのは、アメリカ人にアルファベットを書かせると、メチャクチャわかりにくい字を書くじゃないですか。それは習字という習慣がないからです。中国人はどんな人でも、極端に言えば乞食でも立派な漢字を書きますよ。

 つまり漢字をきちんと書くことに象徴されるように、中国では個人の好みが入ってはならないんです。

 たとえば犬という漢字を書く時に、尻尾を大きくしたした方がよいということではだめなんです。中国はそのように、上からがっちり枠を決めなければみんなが困ってしまう社会なんです。

 秦の始皇帝の焚書坑儒は、日本では完全に誤解されています。「焚書」は、漢字のフォント統一をしたということなんです。それ以前には同じ漢字でもいろいろなフォントがあったのを、「これが正しい統一フォントである」と始皇帝は決定して、異字体を使った文書を全部焼いたというのです。「坑儒」は、それに反対する学者を、地下牢に入れて妨害活動を封じたということです。

 それをあとから儒者たちが、自分たちの価値を上げるために、始皇帝は虐殺を行ったというホラを吹いたということですよ。

運営者 まあ、中国人がホラを吹くのは当たり前だし。ましてや儒学者というのは一番ひねくれた連中ですからね。

田代  それもね、中国人の場合は、さっきから言っているように暗示しているだけなんです。「暗示をどう受け取るのかはあなた次第」ということですから。

運営者 それが白髪三千丈になるわけですね。まあそういう文化だということです。善い悪いは別として。

メンツを気にするから「割り勘」にしない


田代  その中国は、今や世界の誰もがビジネスにしても政治にしても外せない国になってきています。

運営者 そうなってきていますね。

田代  もっと言うならば、日本の方が外されてきていると思ったほうがよいでしょう。

運営者 そうですね。

田代  例えば2008年にハーバード大学の大学院に入学した日本人はたった7人だそうですよ。

運営者 えっ、そんなに少ないんですか。

田代  その一人に聞いてみたら、中国人の入学者は100人以上いるかもしれないというんですね。つまりアメリカの知恵袋である超一流大学から、「もう日本人はいらない」と判断されてしまったということですよ。

 たった7人の日本人留学生の一人も、お父さんがハーバードで学位を取っているのです。そういうコネがなければ、アメリカの超一流大学は、「日本人よりも中国人を優先的に入学させる」と判断しているのです。アメリカの大学だって、20年後、30年後の自分たちの繁栄を考えていますからね。

運営者 もちろん、アメリカの大学は、まず自分たちの経営を考えていますから。

田代  そうすると、人口が減って今でさえ存在感のない日本よりは、中国の方が有望という考え方は当然理解できますよ。

  それから、中国人は自分の「人間力」をすごく気にしていますよ。

運営者 それは意外です。自己中心的な人間は、そういうことは気にしないもんなんですが。

田代  中国人は自己中心的であると同時に面子(メンツ)を大切にするからです。

 たとえば、中国人は決して割り勘はしません。たとえそれが何十人の大宴会であろうが、一人が払うんです。

運営者 それはどういうことですか、一体。払うのはだれなんですか、どういう立場の人なんですか?

田代  それは、これまでの経緯から決まるわけですけれど、基本的にはその場で決まります。大事なことは、自分が払うと決まったら、絶対に文句を言わない。「割り勘にしたい」なんて言ったら、中国人は「ああ、この人は自分との会食はこれで最後にしたいんだな」と受け取ります。それで関係は終わりです。

 割り勘をしないということは、おごられた側がおごった側に借りをつくることになります。それは「次はあなたが払ってくださいね」、「次は私が払いましょう」ということで、関係の継続を意味します。

運営者 その気持ちは日本人も判る感覚です。

中国人は効率性をあまり考えない


運営者 だから田代さんの今までのお話を伺っていると、日本人が理解できることと理解できないお話が混ざっていて、しかも理解できる話でも、日本人と同じ感覚である部分と、恐らく日本人と違う感覚で成り立っているんだろうなという部分があると思います。その区別がつかないなという気がしますよね。

 さっきの「割り勘にしない」というのは、日本の体育会系的な社会では、「先輩が後輩の分を払う」ということで決まっているわけですが、今の話を聞くと、目上の者が目下の者の分を払うということでもないようですね。

田代  そうですね。たとえば、日本では結婚披露宴は一回だけですよね。

運営者 そうですよ。

田代  ところが中国では、原則として、披露宴は2回あります。金持ちの家どうしの結婚なら、大抵そうです。

 まず新婦のお父さん主催の披露宴が行われます。日本の披露宴との違いは、司会者もいなければスピーチもありません。ただ食べるだけです。日本のように会費を取るなどというケチなことは言いません。全額、新婦のお父さんが持ちます。レストランの外には巨大なメニューが張り出してあって、一品ごとにいくらなのかが明記され、総額がいくらかも書かれてあります。「どうだ貧乏人ども、指をくわえて見てろ」という感じです。

 翌週の日曜日、ほぼ同じ顔ぶれを集めて、新郎のお父さん主催の披露宴が開かれます。もちろん、全額が、新郎のお父さん持ちです。

 そういうわけで中国の結婚式の披露宴は2回開かれます。日本のように披露宴の費用を両家で折半するなどということは絶対にありません。新婦のお父さんが披露宴をやった後に、新郎のお父さんが前回を上回る規模の披露宴を行い、それぞれ費用を全額持つわけです。

運営者 それは、文化人類学的な話ですが、カナダのアルゴンキン・インディアンの部族間で行われる、ポトラッチと言われる破滅的な互酬的贈与に近い話だと思うんです。

 一方の部族が全財産を他方の部族にあげてしまうんですね。そうすると次に、それをされた部族は、お返しとばかりにそれを上回る規模の贈与を行うんです。そういう時期をずらした原始的な交換として類型化されるような話です。貶めて言っているわけではなくて、パターンとしてそういう感じがします。

田代  中国人は日本語の「もったいない」という言葉の意味が分かりません。「もったいない」と言うのは、「私はケチです」とか「私は貧乏です」と言ってるように聞こえるようですね。

運営者 でも「もったいない」の精神を理解していただけないと、「やっぱり中国人は地球環境破壊の急先鋒じゃないのか」という感じもするんですけれど。

田代  それはまあ、あるかもしれません。というのも、中国人は日本人のように効率性ということをあまり考えないからです。だって効率性というのは抽象概念じゃないですか。

株式投資すべき銘柄は党が指導してくれる


田代  それはまあ、あるかもしれません。というのも、中国人は日本人のように効率性ということをあまり考えないからです。だって効率性というのは抽象概念じゃないですか。

 例えば株式投資でも、PERとかPBRは全く気にしないようです。むしろ中国共産党の金融部門の人たちは、PERとかPBRを人民に教えようとするんだけど、人民は聞く耳がないみたいです。

運営者 そしたら、中国人は何を基準にして株式投資してるんでしょうか?

田代  安ければ買う、高くなったら売るということです。

 例えば中国では、日本で言うところの整理ポスト株に入れられて値下がりした赤字企業の株式に買いが殺到するんです。その結果として、赤字企業の銘柄が生き返ってしまいます。共産党の金融担当の幹部の人が、「何のために株式市場があるのか。それは企業を淘汰するためである。ところが中国では悪い企業ほど株に買いが集まる」と嘆いています。

 だから、中国の上場企業の経営者の中には、証券取引所の責任者に「うちの会社を整理ポストに入れてくれ。そしたらカネが集まるから」と頼んだりするそうです。日本だと、ありえませんよね。

運営者 うわー、すごいなあ。

田代  整理ポストに入ったら中国では「しめしめ」ということなんです。だからアメリカの大学に留学して経済学博士号をとっているような共産党の若手幹部は2007年の段階で、「中国はこれではいけない。株価は高すぎる。赤字企業は値幅制限いっぱいまで値段を下げさせてやる」といって、共産党主導で赤字企業の淘汰を進めたんです。

 一方で人民には、「もっと立派なブルーチップ(優良株)を買いなさい」と進めるわけです。「ブルーチップの定義は何か」と尋ねたら、「それは党が指導する」ということです。

運営者 なるほど、恐れ入りました。いいじゃないですか、赤い資本主義なんだから。

田代  だから、善い悪いではなくて、中国は党の指導でみんなが行動しているのですね。

運営者 そこが特異な点ですね。

田代  重要なのは、日本だと権力には自ずと権威が伴います。ところが中国では、そんなことが一切ありません。どんなに権力を持っても、中国人は権威を認めません。なぜかというと、みんな家に帰れば、奥さんにはいつくばっているわけですから

運営者 その点には、ちょっと同情しますね。

田代  ですから会社で書記が威張って訓辞しても、誰も聞いてないわけです。

運営者 心の中ではそうなんですか。

「今日も中国共産党はおおいに権威を高めました」


田代  だって家に帰ったら、妻に媚びまくっているわけでしょう。

 中国の朝は、夫が朝ご飯を作ってから妻を起こすんですよ。中国の会社は午後5時になったら男は誰もいません。だって4時45分になったらみんながスタンバイして、5時の終業のサイレンが鳴った時点で会社や工場を出てスーパーに走っています。そして食材を買って6時までに家に帰り、夕飯を作っていると妻が帰ってきます。帰ってきた妻は、「ご飯、何時?」と聞きます。

 みんな、そうやって暮らしているわけですから、いくら書記が威張って演説していても、4時半になったら「あのう、そろそろ書記も夕食の準備をしなくて大丈夫ですか」と、みんなが心配しはじめる・・・。

運営者 マンガじゃないんですから(笑)。

田代  そういうことがあるので、権力と権威がくっつかないんです。そこで中国では、権力が権威を保つために、派手なパフォーマンスが必要なんです。オリンピックとか、宇宙開発とか。

運営者 ホントなんですか、それ?

田代  中国のニュースでは、胡錦涛総書記や温家宝首相が、炭鉱の落盤現場や洪水の現場に行って、総書記や総理が自ら救助活動の陣頭指揮をとる光景が、せっせと報じられます。

 アナウンサーは、総書記や総理が「こういう事故は二度とあってはならない」という指示を全国に伝えたと述べ、最後に厳かに、「今日も中国共産党はおおいに権威を高めました」と述べてニュースを終えます。そういうふうにして、中国では毎日「水戸黄門」をやってるんです。

 だから、みんな日本の政治家と違って、中国の書記は本当に忙しい。

運営者 温家宝も地震の時には現地に行ってうろうろしてましたからね。

田代  前総理の朱鎔基はもっと派手でしたよ。堤防が決壊し洪水が起きている現地に飛んで、視察するわけです。そうすると堤防が手抜き工事で鉄筋が入っていないということがわかります。そうするとドシャブリの雨の中で、朱鎔基総理が、「こんなオカラのような堤防を作ったやつを俺は許さない」と怒りをぶちまけ、兵隊に棺桶をもってこさせます。そして、現場の責任者に対して、「こんないい加減な堤防を作ったやつをしょっ引いて、この棺桶に入れろ。できないなら、お前が棺桶に入れ。それも嫌だったら、おれを殺して棺桶に入れろ。さあどれを選ぶ」と言います。

 現場の責任者が「命がけで党と人民のために働きます」と言うと、朱鎔基は「好」(ハオ、「よし」)と言い、自らバケツを握りしめ、逆巻く濁流の中に入っていこうとするんです。そうすると、閣僚や兵士たちが「私たちがやります」と言って、朱鎔基を押しとどめ、解放軍兵士による壮大なバケツ・リレーが始まるわけです。

 こうした光景を含むニュースを全国放送するわけですが、その最後にくるアナウンスは、「今日も中国共産党はおおいに権威を高めました」なのです。

運営者 そういうの、大慶の油田の記録映画で見た事ありますね。
 しかしまったく不思議なのは、人類で最も現実主義的な中国の皆さんが、そのニュースを見ていたとして、本当に「党の権威が高まったな」と感じるとは思えないのですが。

田代  それくらいで党の権威は上がらないですよ。だから宇宙ロケットを打ち上げなければならないんです。

権力・地位・メンツが大切


田代  簡単には党の権威は上がらないですよ。だから宇宙ロケットを打ち上げなければならないんです。

運営者 彼らにとっては、党の権威を高めるということは国家存続のためにどうしても必要なことなんですね。

田代  いや、共産党にとって国家というのは、自分たちの目的を達成するためのヴィークル(手段)の一つにすぎないないんです。国家は軍と並ぶ党の子会社なんですから、あくまで共産党が中国の主体なんです。

 だから中国の子供たちが学校で歌わされるのは、「共産党がなければ新しい中国はない」という歌なんです。

運営者 とっても楽しそうな歌ですね(笑)。

田代  これを幼稚園児たちが手をつないで、歩きながら歌っているんです。とてもかわいらしいですよ。

運営者 子供の時から歌わせれば、それなりの洗脳効果がありますよね。

田代  全然ないんですよ。

運営者 えっ、そうなんですか。

田代  洗脳できるのは、抽象的な概念、ふやふやしたあいまいなものが好きな人だけですよ。だから日本人はすぐに洗脳されるんです。

運営者 ということは、現実主義の塊のような中国人は洗脳できないということか。カネで釣るしかないのかな。

田代  ただ、中国の人たちは現実主義者なんだけれど、お金が欲しいというというわけではなくて、むしろ地位がほしいんです。

 地位を守るためには、さっき言ったようにたとえ100人の宴会であっても全額自分が払うようなことをするんです。そのためのお金が欲しいわけです。メンツを守るためですね。

運営者 メンツというのは、地位と同じようなものなのでしょうか。

田代  いえ、ちょっと違いますね。

運営者 では、中国人にとってなぜ地位が重要なのでしょうか。

田代  中国人は、日本人とは違って、「無位無冠だけれどあの人は立派な人だ」と言って人を認めるようなことは絶対にしないからです。

 具体的にその人がどれだけの権力を持っているかが問題なんです。中国では「権力、権限、権利」はすべて同じ言葉です。「権力」で表現される同義語なんです。

 ですから旦那が家に帰ってきたら、奥さんが勝手に新しいソファーを買っていたとしても、「なぜこんなもの買ったんだ?」と言おうものなら、奥さんに「家の中のことは私の権力よ」と言われてしまい、ベッドの側に一晩中ひざまずかされたり、テラスに押し出されてしまうんです。

 中国では、権力が大きければ大きいほど、立派な人だとみなされるんです。

部長なら、部内のパソコンを家に持って帰ってもよい


田代  それでその権力が大きければ大きいほど、立派な人だとみなされるんです。

運営者 うーん、繋がらない。私にはそういう発想は無理です・・・。

田代  孔子の夢も、帝国宰相になることでした。

運営者 そうですね、孔子はただのひねくれものですからそうだと思うのですが、だけど昔は「竹林の七賢」とかいたわけじゃないですか。

田代  あれが評価されているのは日本だけで、中国ではまったく評価されていません。

運営者 あれーっ、そうなんですか。まいったなあ。

田代  歴史のおつまみですよ。

運営者 日本では大人気なんですけどね。「清廉」といったイメージで。

田代  中国人が言うところの「能力」というのは、自分が勤めている国家機関や軍隊や会社の器物を、どれだけ私物化できるのか、その度合いのことなんです。

 だから中国で妻に「あなた会社で能力あるわよね?」と聞かれた夫が「うん」と答えたら、妻から「じゃあパソコンを一台持って帰ってきて。子供に使わせるから」ということになるわけです。

運営者 業務上横領じゃないですか。

田代  中国じゃそうじゃないんですよ。中国では、部長が、部内のパソコンを持って帰ることは、全く合法なんです。

運営者 全く合法なんですか?

田代  他の部のパソコンを持って帰ったら違法ですよ。窃盗ですから。

運営者 それはそうでしょうけれど・・・。

田代  ということは、社長になればその会社のすべてを私物化してよろしいということになります。

運営者 なるほど。

田代  総書記になれば、中国のすべてを私物化することができるわけです。

運営者 ということになりますね。江沢民と胡錦涛のムチャクチャな暗闘が伝えられていましたが、バックにそういうことがあるのかなと考えれば、まあわからんでもないなという感じもします。

政治がすべての価値の源泉


運営者 所有権の概念が、われわれと根本的に違う感じがしますね。ほんとにジャイアニズムで、強者であれば「ボクのものはボクのもの、君のものもボクのもの」というのが、偉くなれば、権力を握れば通用するという感じがあるわけですね。

田代  その代わり、権力者はチャリティー活動などには熱心に参加します。

運営者 中国で一般的なチャリティーというのはどういうものがあるんですか。

田代  たとえば、乞食に施しをしてやるとか。
 共産党の偉い人たちは、いつもポケットに相当の札束を入れていて、乞食を見たら、路上の缶カンの中に結構まとまったお金をかならず入れていきます。

運営者 あの、共産中国には乞食なんか存在しないのが建て前なんじゃないですか。

田代  オリンピックのおかげで北京からほとんど追い出されてしまいましたが、乞食は存在しますよ。見ていると、ほとんどの人民は無関心ですが、共産党の幹部の人たちは、きちんと施しをしていますよ。

 四川の大地震の時も、寄附金の金額が人民日報に掲載されたじゃないですか。だれがいくら寄付したか。

運営者 そういえば、国別の寄付金額も積み上げて報道されていたというニュースを見ましたが。

田代  ジャッキー・チェンなんかすごかったですよ。大枚をはたいて、ますます人気が上りましたね。

 これは日本とは全く違う感じですね。

運営者 私にはわからない感じなんですが、寄付した金額が大きければ大きいほど、その人は偉いということになるんでしょうか。

田代  そうですね。中国ではそのように、すべからくお金が必要ということです。だからお金が欲しいんだけど、それはお金そのものが欲しいわけではなくて、お金を使うことによってメンツを保つことができるからです。

運営者 そういう動機があってお金を稼ぐことに励むのであれば、まあそれは悪いことではないのでしょう。

田代  日本と中国が徹底的に違う点は、中国では政治がすべての価値の源泉なんです。

運営者 政治というのは、何だと考えればいいでしょうか。

田代  権力を操ることですよ。

国有化の時代のアメリカの金融政策は中国がリードする


田代  権力を操ることですよ。

 例えば「中国四大美女」っているじゃないですか。

運営者 西施、王昭君、楊貴妃、貂嬋ですか。

田代  貂嬋は『三国志演義』に登場するからフィクションなんですけれど、みんな政治がらみじゃないですか。祖国を守るために敵国の王を色仕掛けで籠絡させようと献上された西施のように、政治に絡んでこそ中国では美女の価値があるんです。日本のような純粋美女という発想がありません。

運営者 なるほど、「傾城」なんて言い方にも表れてますね。

田代  さっき申し上げたように、美術品でも皇帝が画讃を寄せたからこそ芸術品になるんです。「純粋の美」というのも、中国にはないんですね。

運営者 故宮博物館に行って、北宋汝窯のコレクションを見ましたが、あれらを乾隆帝が持っていたということは関係なしに、そこに美を見出すことができると思うけどなあ・・・。

田代  政治によってこそ中国では価値があるんですよ。唯一例外は、李白や杜甫といった800年前の大詩人たちです。

運営者 彼らは別格なんですか? だって、連中は出世しなかった筆頭じゃないですか?

田代  そう。ところが中国では、詩人だけが皇帝とは別に新しい美を創造することができる存在なんです。

運営者 そういう美の創造があるということはわかっているわけですね。うーん。でもまあ、そういう文化なんだな。


金融危機で、世界は中国にとって都合よく一変する


田代  アメリカは今や、金融機関を事実上どんどん国有化してるじゃないですか。

運営者 ええ。

田代  あれをやっていたら、中国のアドバンテージはどんどん上がりますよ。
 だって、何もかも国家がマネージするということであれば、中国は「それは中国に任せてください。中国は何百年もそうやってきましたから」ということですからね。アメリカはおそるおそるやってるわけですから、中国にしてみれば赤子の手をひねるようなものですよ。

運営者 アメリカがケインズ政策を手放してからずいぶん経ちますからね。

田代  ところが、アメリカ政府がAIGの株式を80%持つんですから、中国工商銀行と一緒じゃないですか。株式会社になった国有企業の運営方法は、中国が一番よく知ってるわけですよ。だから、「今までアメリカは、モルガン・スタンレーやゴールドマン・サックスが金融業を牛耳ってきた。でもこれからは中国共産党が指導してあげましょう」と思っているわけです。冗談でも不遜でもなく、本当にそう思ってます。

運営者 それをまともに受け容れるアメリカ当局の人間は誰もいないと思いますけれど。

田代  でも、パフォーマンスの点でアメリカは負けているんです。その事実を日本人は見るべきだと思いますね。

 EUは、「中国と産油国にはIMFに追加出資しなさい」と言ってるんだけど、日本には言って来ていません。「日本は金は持っているけれど、何もできない」と見限られているんですよ。

 何をやろうとしても、野党がうるさくて何もできないということが分かっているし、08年10月8日のアメリカとEUの協調利上げに日銀はまったく参加しようとしませんでしたから。その時は「日本は利下げの余地はありません」と言ったのに、10月末になって金利を0.2%下げても、世界の誰も相手にしてくれません。

 10月8日に利下げしておけば、「やはり日本はアメリカのベストフレンドだ」と称賛されていたんですけどね。

運営者 でもね、日銀はできなかったでしょうね。0.5%まで公定歩合を上げるだけでも必死だったんですから。「それをまたなんで利下げしなければならないんだ」と思っていたでしょう。結局08年末までに0.1%までじりじり下げたんですから、かなり見苦しいですよ。

田代  でも、いまアメリカは国家存亡の時ですからね。金策のためにカバンを持って走り回ってる中小企業の社長みたいな状態なんですから。

運営者 「銀行が閉まるまでに金が欲しいんだ」ということですから。

田代  今のアメリカは「同情するなら金をくれ」なんです。

運営者 田代さんの中国人に関するお話は、私にとって驚くべきものでした。距離的にも近いし、文化的にも大きな影響を受けている国なので、だいたい同じような人間なんだろうとか、黙っていても理解し合えるだろうと思っていたのですが、どうやらまったく違う人々のようなので、理解し合うまでにはかなりの時間がかかりそうな気がしますね。

 それで、中国人や中国という国がどういうものかということは、なんとなくおぼろげながらわかりました。その中国がいまや、経済的にも世界に進出してきたわけですが、それが日本にとってどのような影響を与えるのか、世界にとってどうなのかというお話に踏み込んで伺いたいと思います。

田代  いまの金融危機の結果、世界は一変すると思いますよ。それも、かなり中国にとって都合よく一変するでしょう。

運営者 自由主義経済諸国がボーッとしていたら、そういうことになるでしょうな。

田代  中国人は決定的な自信を持っています。中国人にとって、すべての民族は少数民族なんです。

運営者 その認識は、別にまちがってはいないでしょうね。

田代  物理的に正しいですからね。

中国にとっての北京オリンピックの意味


田代  だからふつうの国なら、口で言うだけのことを、本当に実行してしまうんです。

 たとえば今までのオリンピックで、外国での聖火リレーに自分の国から護衛隊を送った国があったでしょうか?

運営者 なかったと思いますよ。聖火防衛隊には驚かされました。

田代  しかもその国にいる中国人を大量動員して、自国の国旗だけを持たせて組織的な応援をさせた国があったでしょうか。

運営者 なかったと思いますよ。しかもそれをやって恬として恥じない。中国はそういう国なんだということが、あれで世界中に認識されました。

田代  かといって、どの国も北京オリンピックをボイコットしませんでした。中国から得られる膨大な利益を手放したくないからですよ。

運営者 それは一つの解釈であって、違う角度から見れば各国が自由貿易の価値を認めているからボイコットしないんだという言い方もできると思いますよ。

田代  自由貿易であれば、政治的な思惑は必要ないわけです。

運営者 オリンピックに対して、普通の国は政治的な思惑は持たないわけですが、中国はそうではなかったというだけです。中国にとっては北京オリンピックは完全に政治的な祭典であったわけですね。

田代  そうです。日本人が完全に思い違いをしているのは、中国には、北京オリンピックを経済発展のジャンピング・ボードにしようという発想は全くないんです。あれは100%、共産党の権威を高めるための政治イベントです。

 開会式での子供の歌の口パクや、少数民族の衣装を着て出てきた子供全員が漢民族の子役俳優だったとか。あれは、中国で開かれる国慶節などの重要イベントでは、いつもやってることなんです。子役として普段使っている子供たちだから、ああいう大イベントでもあがらずに務められるわけです。だから口パクや子役を使うのは当たり前でしょ、ということです。

 「何を非難されているのかわからないけれど、そんなにみんなが気にするのであれば、ホスピタリティーとして今度から公にするのはやめましょう。徹底して秘密にしてあげます」くらいの感じです。

運営者 その言い分はよくわかりました。だけど西側諸国からすれば、やはりやらせとしか見えないです。そこには何か感覚のズレがありますね。

田代  そうですね。しかしそこに感覚のズレがあったとして、彼らは自分たちの方が姿勢を正そうとは考えません。

運営者 それはもちろん。だって西側だってそう考えているわけですから、お互いさまですよ。

田代  しかし中国側がどう考えているかというと、「中国は正しい、なぜならば世界の中心だから」と思ってるんです。


共産党は株価を完全にコントロールできる


運営者 そうしますと、とりあえず政治的なことを置いておいて、そうした国が世界的な市場経済の中で発展していくことができるのかどうかですよ。

田代  たとえば、08年9月からの各国の為替レートを見てみましょう。世界的に、円以外の通貨はドルに対して為替レートを下げ、一部の通貨は対ドル為替レートが暴落しています。しかしこれだけの経済変動の中で、人民幣の対ドル為替レートは、ほとんど微動だにしていないんです。実質ドルペッグしているんです。この状態が維持できるというのは、すごいことですよ。市場での銀行の外国為替の取引による為替変動を、すべて国家の側でキャンセルさせているということなのですから。

運営者 そうですね。

田代  それから上海の株価は06年から07年にかけて暴騰しましたが、そのピークはいったいいつだったかというと、07年の中国共産党大会の開会2日目なんです。

 それからずっと下がってきたのですが、08年の9月19日の金曜日と休み明けの23日の月曜日の2日続けて、中国の大型銘柄はすべて、ぴったり10.0%値上がりしたんです。

 それはどうやったかと言えば、保険会社や年金基金に株を買わせたわけです。

運営者 それは、誰かに見せつけるためにやってるんですね。

田代  「世界経済がこれほど大変な状況になっていても、共産党は人民のためならいつでも株価は上げてあげますよ」というアピールなんです。

運営者 共産党の権威を高めたわけですね。

田代  こんなこと、他のどこの国でできますか?

運営者 アメリカは、そういうことをしないという主義ですから。

田代  では中国人は聞くでしょうね、「個人投資家にとってどちらが幸福な国でしょうか?」と。

運営者 だったら、上海市場も香港市場も、不動産市場も含めて、損してる人いっぱいいるわけだから、「政府が相場を上げてくれ」と言うんじゃないでしょうか。

田代  それについては彼らは、科学発展とか、和階社会(調和のとれた社会)とか理屈があるんです。

 中国は所得税がありません。名義上はあるんですが、実際は徴収していないんです。だから中国の税金の主力は「増値税」という付加価値税です。

運営者 そうなんですか。

田代  これって、貧乏人にとってはすごくきついでしょ。だからどうするかというと、金持ちの持っている資産を、そうやって強制的に吸い上げるわけです。

運営者 はー、そういうことか!


満州事変記念日、この日は党は何かやってくれる


運営者 ということは、中国の市場で株が値上がり値下がりしているように見えるけれど、実はそれは税金をとっているだけなんだということですか?

田代  その一方で、90平方メートル未満の住宅を買うときの住宅ローンの金利は、強制的に大幅に引き下げられています。だから庶民が本当に自分が住む家の住宅ローンは格安にしています。しかし金持ちが投機で買うような、鍵さえ開けたことがないような家については、価格をどんどん下げているわけです。

運営者 市場主義経済の観点から見て、外国企業に対してムチャクチャを言ってるだけではなくて、国内でもムチャクチャやってるということですね。

 つまり、中国で金融商品や不動産価格が騰落しているということは、完全に国家がコントロールしていると見ていいわけですか。

田代  例えば08年9月18日になぜそれをやったのか。

 9月18日は、満州事変が始まった日なんです。だから人民は皆、「共産党はこの日は何かやってくれるだろう」と期待しているんです。そして08年9月18日に共産党は、証券取引税の引き下げ、証券からの利益に関する税金の大幅減税、個人所得税の免税、この3点セットを宣言しました。

 それに加えて、国有の巨大保険会社や年金基金に株を買わせて、大型銘柄に関してはすべて10.0%値上がりさせたわけです。このとき共産党を信じて株を買った人は、2日間で10%の値上がり益を手にしたことになります。

 そういうことができるわけです。為替レートだっておんなじです。ポールソン財務長官が北京に来るたびに、あるいは温家宝がワシントンに行くたびに、人民幣の対ドル為替レートがちょっとハネ上がるんです。

運営者 ちゃんと土産を持たせてやることができるわけですね。

田代  そうです。面白いでしょう。

運営者 面白いというよりは、なんか無理があるように思います。

田代  しかし中国人からすれば、そのような政治的配慮がないものは信用できないんです。

 日本人はその逆で、市場が政治的配慮から外れて自律的に動いていれば信頼したくなります。中国人はそんなものは信頼しません。

 だって中国には、クレジットカードがないんですよ。一応「信用カード」というのがあるんですけど、あれはデビッドカードです。中国人はクレジットカードの仕組みを「信じられない」と言います。

運営者 政府がクレジットカードを発行しても信用しませんかね。

田代  信用しないと思います。北京に中国の皇帝が作った公園があって、そこに手漕ぎのボートがあるのですが、それに乗ろうと思ったら補償金が500元かかるんだそうです。バスが1元、タクシー初乗りが10元なのに、公園の手漕ぎボートの補償金が500元ですよ。まったく人を信用していないんです。

 そういう社会ですから、高額なものほど現金払いです。マンションの頭金や自動車の頭金は現金が原則。口座振り込みではなく、業者の窓口に本当に札束を並べて払うんです。そうでなければ、相手から断られてしまいます。だから、「ロールスロイスを買う」なんて言ったら、100元札が上限ですから、大変なことになるんです。
 ことほど左様に、彼らは抽象的なことは信じません。アメックス発行のトラベラーズチェックですら全く信用しません。「これ何?」てなもんです。

運営者 とってもよくわかります。

所得倍増政策への世界からの期待


運営者 それで、こういうことなんじゃないでしょうかね。アメリカは移民を受け入れて人口は3億人を突破しました。それで「自由主義で頑張ろう」という腹づもりです。一方中国は、共産党支配の下、13億人といわれる人口パワーが経済力を支えて、いま田代さんがおっしゃったようなマジックを可能にしています。

 今後の世界は、たぶんこの両者による力のせめぎあいになるんでしょうね。

田代  『フォーリン・アフェアーズ』の08年6月号に、 フレッド・バーグステンが「米中によるG2形成を」という論文を書いています。あの雑誌に出たということは、すでにアメリカの政策オプションに入っているということでしょう。

運営者 民主党政権だし、民主党寄りのバーグステンだし。

田代  英文のタイトルはPartnership of Equality、「対等のパートナーシップ」です。

運営者 そんなもん、中国の辞書にはありませんよ。

田代  日本語訳がうまいですよね。08年10月末のThe Economistでは、「アメリカの連邦準備と中国が利下げしました」と報道されていて、日本の利下げなんかニュースにもなりません。世界がそういうふうになっちゃったんです。それは大きいですよね。世界経済にとって一番怖いのは、中国が米国債を買わなくなるか、売り出すことです。

運営者 もちろんそうです。今までは同盟国である日本がTBを買っていたから安心だったわけで。しかし本当に中国と共存することが、アメリカを盟主とする自由主義経済の国家群にとって利益になるのかどうか。現在の危機を乗り越えるための苦し紛れの判断ではなくて、その先数十年を想定した深慮がなされているのかということに関しては、検証が必要だと思いますよ。

田代  今のアメリカに、その余裕はないですよ。

運営者 「なんでもいいから、助けてください」になっちゃってますからね。

田代  日本は頼りにならないし。アラブの連中はよくわからないし。比較するとまだ中国のほうがよさそうだなと。

 しかも中国には、今回の金融危機に対して奥の手があります。中国共産党が、「中国の内陸部の農民の所得を、2020年までに2007年の水準の倍にする」と宣言したんです。地球人口の8分の1の人間の所得を12年間で倍にすると宣言したんですよ。これに対して、日本以外の国は色めき立っています。フィナンシャル・タイムズなんか、「中国が世界を救うのではないか」と。

運営者 話のつながりからいうと、党が公言した以上はやるということですよね。

田代  実現させなければ、党が権威を失い崩壊してしまいますからね。

運営者 もし中国の農民層の所得が倍になれば、これは経済的には非常に大きな意味があると思います


士は己を知る者のために死す


運営者 ちなみに共産党は、改革開放路線以後、経済見通しについて大きなまちがいや失敗をしたことはあるんでしょうか?

田代  いっぱいありますよ。それについて中国人の特徴をもうひとつつけ加えるとすると、「とりあえず」ということがあるんです。

 とりあえず大躍進をやってみました。とりあえず文化大革命をやってみました。今度は、とりあえず改革開放やってみました。とりあえず証券市場も作ってみました・・・。

運営者 大躍進は失敗したけど、改革開放は今のところはうまくいっていると。国家による証券市場のコントロールも成功していると・・・。

田代  中国の人たちに政策について「どうですか」と聞いてみると、「とりあえずやってみました」と答えるんです。

 日本人はハッとしますよね。だけど彼らは結果が出ていないことは信じないから、「今はこれをとりあえずやっています」としか言いようがないんです。「だけど明日はどうなるか分かりませんよ」ということです。

運営者 だから契約が成り立たないんでしょうね。

田代  友好的な人間関係が継続されなければ、契約も守られないでしょう。しかし友好的な人間関係が保たれてさえいれば、契約のありなしは関係なしに、その人間関係を極めて重視するんです。

運営者 でもその友好的な人間関係というのは、利益がともなっていて初めて継続するものではないんですか?

田代  利益だけではないんです。司馬遷の「史記 刺客列伝」に「予譲の義」というのがあります。予譲という刺客は敵である王の暗殺に失敗するのですが、最後にその敵から「なぜお前はそこまでして私の命を狙うのか」と訊かれて、「私が仕えた王は私のことを国士と呼んでくれた。それに報いるために、あなたの命を狙うのだ」と答えるので、狙われている王のほうが「何たる素晴らしい男だ」と言って感動しちゃうんです。

運営者 「士は己を知る者のために死す」の話ですね。

田代  「キミは有能だから」とおだてて使うのは、ビジネスの話ですよ。でも予譲の場合は「私のことを国士と呼んでくれた人間のために私は死ぬ」というわけです。そこなんです。中国人は、自分を認めてくれる人は、自分の金銭的な利益にならなくても、とことん大切にします。

 自分をただ利用しようとしているだけの人間は、どんなに利益になっても、ダメなんです。

運営者 「利用」という言葉についてですが、日本のビジネスマンが中国に行って、「どうぞわれわれを利用してください」と言ったら、中国人にとってはそれは「相手のことを骨までしゃぶる」という意味なんだと聞いたことがあります。

中国人にだまされるのには、理由がある


田代  それはそうです。「あなたは私の一切、唯一無二の人です。比較の対象はない。私の中国でのビジネスパートナーは、あなたしかいないんです」と言ってくれる人間なら、中国人は信頼を守ります。

 「他の相手もいるんだけれど、とりあえずおたくと仲良くやりましょう」「いろいろ比較検討した結果、御社にお願いしたいんですけど」というのでは全然ダメなんです。そういう会社は、中国人から徹底的に利用され、だまされて、最後はポイされるでしょう。そういうケースは珍しくありません。

運営者 それを知ると知らないとでは、えらくつき合い方が変わってきますね。

田代  日本人だって、自分がダメだと判断した人間に対してはひどく冷たいじゃないですか。基準が違うだけなんです。

 中国では、酒を飲むのはいいけれど、酔っ払うのはダメだし、乾杯と言ったのに飲み干さない人間は「そんな簡単なことさえ、自分が口に出したことを実行できないのか」と、えらく軽蔑されます。

 だって中国の乾杯用のグラスはすごく小さいじゃないですか。それは絶対に飲み干すことができるように小さくなっているんです。「乾杯」といって、杯に口だけつけてすぐに置くなんていうのは、一番ダメです。「こいつは信用できない」と思われてしまいます。そうすると彼らは、そこで一切関係を切るか、徹底的に利用し尽くすか、どちらかですよ。

運営者 それは単に、当たった相手が悪かったわけでもなく、慣習上の問題でもなく、これまで田代さんがお話しされたような深い文化的な理由があっての話なんでしょうね。

田代  結構簡単なことなんですけどね。

運営者 あのう、ふつうの日本人にはわかんないですよ。

田代  日本人が「自分たちの基準で中国人とビジネスをやりたい」と思ったら、相手の中国人に徹底的に説明しなければなりません。何時間いや何日を費やしてでも、相手の中国人が本当に納得するまで徹底的に、「日本ではこうするんだ」「日本ではこうしててはいけないんだ」ということを、相手が「もういいです。よくわかりました」と言っても、一切合財をどこまでも具体的に説明し尽くさなければ、日本人が日本の基準で中国人と付き合うのは不可能です。それを可能にするには、中国のことを熟知しているコンサルタントと、そのコンサルタントと密接にコラボレイトできる能力を持つバイリンガルの通訳とが、絶対に必要です。

http://www.ikaganamonoka.com/intr/tashiro1/
 

http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/287.html#c67

[番外地7] 「面従腹背」に官邸疑心=加計問題、霞が関の不満影響か 中川隆
40. 中川隆[-6409] koaQ7Jey 2017年9月12日 15:40:09 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

 日本では自前の核武装が、国内の権力構造の根本的な転覆につながる。

戦後日本の権力を握ってきたのは官僚機構であるが、彼らは、本来なら自分たちより上位なはずの政治家(国会)を牛耳るため、対米従属(日米安保体制)の国家戦略を必要としている(日本の官僚機構が勝手に米国=お上の意志を代弁して日本を支配する構図)。

日本が核武装すると、米国は、日本を核の傘から外して対米自立させるので、官僚が権力を詐取し続けられなくなり、政治家(国会)に権力が移る。

対米従属による権力維持の永続を望む官僚機構は、日本独自の核武装に反対している。

対米従属型の官僚独裁を主導してきた日本外務省とその傀儡「専門家」たちは、核武装論になると、急に平和主義者として振る舞い、核武装に強く反対する。
https://tanakanews.com/170910japan.htm
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/114.html#c40

[番外地6] アウンサンスーチーの正体 中川隆
6. 中川隆[-6408] koaQ7Jey 2017年9月12日 17:31:38 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]


2017年9月12日 / 15:35
特別リポート:拡大するロヒンギャ武装勢力、ミャンマー混沌の裏側


[ヤンゴン 7日 ロイター] - ミャンマー北西部の紛争について約1年に及ぶ調査を終えたアナン前国連事務総長は先月24日、イスラム系少数民族ロヒンギャ武装勢力の暴動に対する同国治安部隊による過剰な軍事報復は、両者の対立をいっそう悪化させるだけだと警告した。

この警告のわずか3時間後、同日午後8時過ぎに、ロヒンギャ反体制勢力の指導者アタ・ウラー氏は、支持者に対し、武器として使える金属製品をもって、人里離れたマユ山の麓に向かうよう促した。

夜半過ぎ、寄せ集めのロヒンギャ武装勢力が、国内最大都市ヤンゴンから600キロ北西の地域で、ナイフやこん棒、小火器や原始的な爆発物を使い、警察の拠点30カ所と軍基地1カ所を襲撃した。

「200─300人が出撃すれば、50人は命を落とすだろう。神のご意志で、残りの150人はナイフで彼らを殺すことができる」。アタ・ウラー氏は、別の音声メッセージで支持者にそう語りかけた。このメッセージは、襲撃時刻の前後に携帯電話のメッセージアプリで流れ、その後ロイターは録音された同メッセージを確認した。

アタ・ウラー氏率いる「アラカン・ロヒンギャ救世軍(ARSA)」による今回の襲撃は、これまでの最大規模となった。

このグループが初めて登場した昨年10月には、約400人の戦闘員が動員されたとミャンマー政府は推定しており、その時の襲撃対象は警察の国境検問所3カ所だけだった。今回の襲撃には最大6500人が参加した、とミャンマー軍は推測している。

昨年10月の襲撃後に行われたミャンマー軍による弾圧に刺激されたロヒンギャの若者多数が、ARSAの支持に回った。そのため同組織は以前と比べはるかに大規模な襲撃を仕掛ける能力を得たという。ロヒンギャ、ラカイン州住民、治安部隊隊員、現地の行政官など10数人に対するロイターの取材で明らかになった。

10月の苛酷な報復は、軍部隊が複数の村を焼き払い、民間人に対して殺害や強姦を行ったという疑惑に発展している。

民族対立の深まるラカイン州の危機は、ミャンマーの指導者アウン・サン・スー・チー氏が抱える最大の試練と化している。この問題におけるスー・チー氏の対応は、民主化の旗手として彼女をこれまで支持してきた西側諸国の人々を幻滅させている。

国連のグテレス事務総長は5日、ミャンマー当局に対し、ロヒンギャのムスリムに対する暴力を止めるよう要請し、民族浄化や人道的危機、そして地域の不安定化を引き起こす可能性があると警告した。

数世代にわたってアパルトヘイト(人種隔離政策)に近い条件の下で暮らしているムスリム少数民族の不満に、スー・チー氏が対応できなかったことによって、彼らの間で武装勢力に対する支持が高まっている、とロヒンギャの指導者や複数の政策アナリストは指摘する。

<本格的な反撃>

まだ駆け出しのロヒンギャ武装勢力は、何十もの村々にまたがる下部組織で構成されるネットワークへと変身し、幅広い攻勢を仕掛ける能力を有するまでに至っている。

ミャンマー政府はARSAをテロ組織と認定。また、ARSAが当局への内通を防ぐためにムスリムの民間人を殺害しており、ロヒンギャの複数の村々を焼き払ったと非難しているが、同グループはこうした疑惑を否定している。

同組織による最新の襲撃は、政府側からの本格的な反撃を招き、ミャンマー軍によれば、反体制派の約400人が殺害され、治安部隊側にも13人の死者が出たという。

ロヒンギャの村民と人権団体関係者は、軍が無差別に村落を攻撃し、家屋に火を放っていると主張する。一方、ミャンマー政府側は、合法的な対テロ作戦を実施しており、部隊には民間人を傷つけないよう命令が出ているとしている。

先月25日以降、数十万人のロヒンギャが隣国バングラデシュに逃れており、人道上の危機発生に対する懸念が高まっている。ムスリム以外の村民約2万6750人も、ミャンマー国内の別地域に移動させられている。

スー・チー氏は、アナン氏が率いる国連諮問委員会による、ロヒンギャの統合推進を求める勧告を受け入れると発言。その一方で、同氏は以前、ミャンマーの民族的な複雑さを理解するよう訴えていた。

スー・チー氏は6日発表した声明で、「テロリスト」がラカイン州における紛争について「膨大な虚偽情報」を流していると批判。だが、国外に逃れたロヒンギャについては何の言及もなかった。

<「人間らしい生活ではない」>

ARSAの指導者アタ・ウラー氏は3月、同グループの誕生は、2012年のラカイン州で起きた仏教徒・ムスリムのコミュニティー同士の暴力的衝突と関係している、とロイターに語った。この衝突で200人近くが殺され、ロヒンギャを中心とする14万人が住居を失った。

「夜間に明かりをつけることもできない。日中に別の場所に移動することも無理だ」。これまで未公開だった発言のなかで、ウラー氏はロヒンギャ住民の行動や移動に、そうした制約が課せられていることをロイターに明かした。

「すべての出口や入口、至るところに検問所がある。これは人間らしい生活ではない」と語った。

数十年にわたる軍政が終わり、スー・チー氏のもとで新たな自由を享受しているミャンマーだが、ムスリムの少数民族ははますます無用のものとして扱われている、とラカイン州北部にいるロヒンギャ社会のコミュニティーリーダーは指摘する。昨年の軍による掃討作戦以降、反体制勢力への支持は増しているという。

「治安部隊がわれわれの村に来たとき、村民は皆、彼らに謝罪し、家を焼かないでくれと懇願した。だが治安部隊は、その要請をした村民たちを撃った」と彼は言う。

「慈悲を乞うたにもかかわらず、目の前で息子たちを殺され、娘や姉妹を強姦されたことで、人々は苦しんでいる。そのことを絶えず思い出さずにはいられない。死のうが生きようが、戦いたいと願っている」

ロイターは村民たちの主張を、独自に確認できなかった。

元軍情報部トップのミン・スエ副大統領が8月取りまとめた政府調査では、軍による昨年の掃討作戦中に人道犯罪や民族浄化があったとの告発を退けている。

<下部組織のネットワーク>

ARSAは昨年10月以来、ラカイン州の数十の村に下部組織を創設しており、これを拠点に現地の活動家がさらに参加者を募っている、と村民や警察官は指摘する。

「コミュニティーのなかで、人々は思いを共有し、言葉を交わし、他地域の友人や知人にもそれを伝えている。こうして、ARSAは爆発的に拡大した」とロヒンギャ社会のコミュニティーリーダーは語る。

州北部ブティダウンにあるKyee Knoke Thee村の長老Rohi Mullarah氏によれば、ARSA指導者は「WhatApp」や「WeChat」といったアプリを使って定期的かつ頻繁に支持者に対してメッセージを送っている。

自由と人権のために戦うよう彼らを励まし、政府軍の多い地域に入って逮捕されるリスクを負わずに、多くの人々を動員できるようにしているという。

「彼らは主に、村民に携帯メッセージを送っており、人々をどこかに連れ回したりはしない」とこの長老は言う。彼自身の村は反乱には加わらず、村の入口には、武装勢力が村民の参加を募ろうとすれば村民から攻撃される、という趣旨の警告が掲示されている。

ロヒンギャの長老の多くは数十年にわたって暴力を否定し、政府との対話を求めてきた。ARSAは、不満を抱いている若い男性を中心に若干の影響力を持つようになっているとはいえ、こうした長老の多くは同グループの暴力的な戦術を批判している。

<テロ作戦>

ここ数カ月、ラカイン州では地元行政官や政府への情報提供者、村長などの殺害が報告されており、武装勢力が、自分たちの活動に関する情報が治安部隊に漏えいすることを防ぐために残虐な戦術を採用しつつあるのではないかという憶測につながっている。

ラカイン州警察トップのセイン・ルイン氏は、「恐怖を植え付けることで政府への情報提供を遮断し、地域を支配した」と非難する。

ラカイン州北部での作戦に直接関与している軍関係者によれば、ARSAの計画に関する情報を入手することが、以前よりもはるかに難しくなっているという。これによって、一部の地域では「政府の機能が停止」いるという。「そのような場所にあえて留まろうとする政府職員はいないからだ」とこの軍関係者は語る。

州北部ブティダウン地区のある村長は、武装勢力から数回にわたって連絡を受け、村の若者を何人か訓練に参加させるよう要求されたが、断ったという。

「身を守るため、ときには警察署や地元行政官の家で寝させてもらわざるを得なかった」とこの村長は語った。

<密告>

武装勢力による情報遮断はおおむね成功しているが、軍関係者によれば、8月25日の襲撃がミャンマー治安部隊により大きな損害を与えずに済んだのは、ある情報提供者による密告だったという。

前日24日の夜、アタ・ウラー氏の部下たちがジャングル地帯に向かってから約1時間後、軍はロヒンギャの情報提供者から、襲撃が迫っているという合図を受けたという。

午後9時時点でのメッセージでは、複数の襲撃が迫っていると伝えられたが、どこが襲撃されるかは特定されていなかった。だがこの警告で十分だった。軍関係者によれば、治安部隊はいくつかの部隊をより大規模な拠点に退避させ、戦略的な地点を強化することで、政府側の多くの命を救ったという。

武装勢力による襲撃は午前1時前後から夜明けにかけて数波にわたって行われた。襲撃はもっぱら、昨年10月にもアタ・ウラー氏が3回の襲撃を行ったマウンドー地区で起きたが、今回は襲撃地点の北端から南端までの距離が100キロに及んでいた。またロヒンギャ武装勢力は、隣接するブティダウン地区北部も襲撃し、軍基地を攻撃しようという大胆な試みもあった。

「地理的にこれほど広い範囲で襲撃があるとは驚いた。地域全体が動揺した」と軍関係者は語った。

http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/753.html#c6

[番外地6] アウンサンスーチーの正体 中川隆
7. 中川隆[-6407] koaQ7Jey 2017年9月12日 17:34:32 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

8月25日にミャンマー・ラカイン州でムスリム武装勢力が多数の警察施設を襲撃したのを機に、治安部隊や警察からの暴力を逃れて約29万4000人のムスリム系少数民族ロヒンギャが隣国バングラデシュへ避難した。

ミャンマーによる「民族浄化」だという非難の声が高まるなか、実質的指導者でノーベル平和賞受賞者のアウンサンスーチー氏への批判も高まっている。

ノーベル賞を取り上げるべきだという署名も始まり、他の平和賞受賞者も対応を求めているが、アウンサンスーチー氏はBBCの取材に対して「民族浄化という表現は強すぎる」と述べた。

http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/753.html#c7

[文化2] 女は東大出でも思考力・判断力・知性すべてゼロ _ 通産官僚 宗像直子は何故こんなにアホなの? 中川隆
83. 中川隆[-6406] koaQ7Jey 2017年9月12日 17:45:55 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017-09-11
政治の世界で日本人はゴミを溜め込みすぎたのではないか?


二重国籍疑惑をまったく払拭しないで逃げ回っていた村田蓮舫が民進党をガタガタにして代表を辞任し、その後釜に前原誠司みたいな口先だけの男が選ばれた。

その瞬間、「日本死ね」と言って名前を売っていた山尾志桜里が週4回も不倫相手と会って家庭を放棄していたのが発覚して大問題となった。

山尾志桜里は他人の不倫を激しく批判していた議員なのだが、その議員が実は自分も同じことをやっていたので、そのダブルスタンダードに国民は呆れるしかなかった。

しかも山尾志桜里は「全国のお母さんの味方」みたいなフリをしていたのだが、自分が家庭を放り出して不倫三昧していたのだから主婦層の怒りは大きかった。

誠実であるというのは大切なことで、大切なことは目に見えないのだが、山尾志桜里は目に見えない大切なものを守るという社会のルールを知らなかったようだ。

結局「目に見えない大切なもの」を踏みにじっていた山尾志桜里は民進党から離党せざるを得なくなったが、このゴタゴタで前原誠司を代表にした民進党は崩壊寸前になっている。

支持率も5%程度であり国民はとっくに見捨てている。ところがマスコミがまだこの政党を擁護するので、民進党はいまだに日本の癌として機能し続けている。

自民党には説明責任を追及して自分たちは逃げる

民進党は自民党の足を引っぱるためだけに存在している政党である。その筆頭が村田蓮舫であり、山尾志桜里であり、辻元清美である。

だから、マスコミは事あるごとにこの3人の売国者を時代の寵児のように持ち上げるのだが、もう意味を為していない。

村田蓮舫はどこの国の誰なのか、未だに日本人には分からないままの薄気味悪い人間だ。

(村田蓮舫の『国籍喪失許可証7つの疑惑』を報じないマスコミ)
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2017/07/blog-post.html


山尾志桜里は不倫スキャンダルまみれで、民進党の中核になる前に自爆した。

(山尾志桜里は最初から政治家としては欠陥がある人間だった)
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2017/09/20170909T1634250900.html

辻本清美は安倍政権で日経平均が上がったら「株が上がって気持ちが悪い」と言う人間なのだが、この議員は「議員という名の詐欺師」と言われている人物でもある。

(辻元清美を証人喚問して生コンとのつながりを徹底的に暴け)
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2017/03/20170327T1413160900.html

民進党は自民党にあることないことを突きつけて「説明責任を果たせ」「説明できないのなら議員を辞めろ」とヤクザかチンピラのように自民党に絡んで無理難題を押しつける政党だが、この3人の民進党議員はまったく説明責任を果たそうとしない議員である。

自分たちは他人にストーカーまがいの執拗さで説明責任を求めるのに、自分の不正や問題に対しては逃げて逃げて逃げ回って何の説明もしない。

これが民進党の体質であり、やり方だ。

もう国民は民進党の議員がどうしようもない人間の集まりであることを見抜いており、顔も見たくないと思っている。だから、民進党の支持率はたったの5%になっているのだ。

民進党の議員はおかしすぎる。だから日本人が日本の国益を取り戻すには、こうした議員を一掃しなければならないのは明白な事実だ。
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2017/09/20170911T1750000900.html

http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/544.html#c83

[近代史02] 中国大好き 中川隆
68. 中川隆[-6405] koaQ7Jey 2017年9月12日 17:58:18 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

秦の始皇帝の焚書坑儒は、日本では完全に誤解されています


田代  アメリカ人にアルファベットを書かせると、メチャクチャわかりにくい字を書くじゃないですか。それは習字という習慣がないからです。中国人はどんな人でも、極端に言えば乞食でも立派な漢字を書きますよ。

 つまり漢字をきちんと書くことに象徴されるように、中国では個人の好みが入ってはならないんです。

 たとえば犬という漢字を書く時に、尻尾を大きくしたした方がよいということではだめなんです。中国はそのように、上からがっちり枠を決めなければみんなが困ってしまう社会なんです。

 秦の始皇帝の焚書坑儒は、日本では完全に誤解されています。

「焚書」は、漢字のフォント統一をしたということなんです。それ以前には同じ漢字でもいろいろなフォントがあったのを、「これが正しい統一フォントである」と始皇帝は決定して、異字体を使った文書を全部焼いたというのです。「坑儒」は、それに反対する学者を、地下牢に入れて妨害活動を封じたということです。

 それをあとから儒者たちが、自分たちの価値を上げるために、始皇帝は虐殺を行ったというホラを吹いたということですよ。

運営者 まあ、中国人がホラを吹くのは当たり前だし。ましてや儒学者というのは一番ひねくれた連中ですからね。

田代  それもね、中国人の場合は、さっきから言っているように暗示しているだけなんです。「暗示をどう受け取るのかはあなた次第」ということですから。

運営者 それが白髪三千丈になるわけですね。まあそういう文化だということです。善い悪いは別として。
http://www.ikaganamonoka.com/intr/tashiro1/23.html


二千年に及ぶ冤罪 今その真相が解き明かされる
秦の始皇帝に対する数々の誤解 2000年ぶりの再検証 2016/09/15
http://www.epochtimes.jp/2016/09/26066-p.html


  秦の始皇帝(紀元前259年〜210年)は、約550年にも及ぶ春秋・戦国時代に終止符を打ち、初の統一王朝「秦」を作り上げた人物として歴史の教科書にも必ず登場する人物だ。統一後は、都の咸陽(かんよう、現在の西安)を整備し、自らの陵墓となる始皇帝陵を作らせた。さらに、大運河を建設し万里の長城の建設にも着手するなど、数々の大土木工事を行ったことでも知られている。

 しかし彼の死後二千年以上たった今でも、多くの人々は始皇帝を歴史の悪役として考えているのが忍びない。そこで、始皇帝が「暴君」と誤って呼ばれるに至った数々の事柄を逐一検証していきたい。

 始皇帝の「圧政」

 これまで始皇帝は在位中に数々の圧政を行ったとも言われてきたが、それは始皇帝が死去して119年後、つまり漢の武帝の時代に司馬遷が記した『史記』の記述から後世の人々が推測したものに過ぎない。「隠宮徒刑されし者七十余万人、乃ち分れて阿房宮を作り、或ひは驪山を作る(隠宮(宮刑)に処せられた70万人余りを二組に分けて、それぞれ阿房宮(始皇帝の宮殿)と驪山(ろざん、陝西省の山名で始皇帝陵が建設された場所)を作らせた)」と記されていることが根拠となっている。そのため、これまで始皇帝は、受刑者や奴隷70万人を動員し、巨額の費用を投じて、始皇帝陵と阿房宮を建築したと思われていた。

 だが、この一文は本来「朝廷の官吏を派遣し、軍人や囚人、他国の捕虜を70万人徴集して驪山の整備や阿房宮の建設に従事させられた」ということを意味している。つまり平民や百姓を徴収したわけではないのだ。そして「隠宮」とは受刑者ではなく宮中の宦官(去勢した男性官吏)を指している。

 では、秦王朝の百姓が負担する兵役や賦役はどれほどのものだったのだろうか?後漢時代に班固が編纂した『漢書』によれば、秦王朝では成人男性は一生のうち1年間の兵役に就き、予備兵役又は開墾事業に1年間、その後は毎年夜間の見張りに1カ月従事していたと記されている。例えば20歳男性の場合、50歳になるまでに兵役や賦役に従事すべき期間はおよそ4年半にすぎなかったという。この数位は現代の一部の国家と比べても大差ないものとなっている。二千年以上もの昔であったことも計算に入れると、とても「圧政」とは言えないのではないだろうか。

 始皇帝はその在位していた11年の間に、戦争や賦役、土地の開墾事業などに合計200万人から250万人を動員したと言われているが、戦国時代に投入された人的資源と比較するとそれほど多くない。では、春秋戦国時代の例を見てみたい。秦の昭襄王(しょうじょうおう)は8年間の戦争中にのべ数十万の軍隊を動員し、参戦した他国の軍隊も合わせると500万人以上にのぼると言われている。戦争のために中国全土で500万人駆り出されることと、土木作業等のために全国から200万人が集められることとでは、民衆にとっては明らかに後者の負担が少ないだろう。このことから、当時の庶民が担っていた兵役や賦役などの負担は、始皇帝の中国統一後に大幅に軽減されたと分かるだろう。さらに『秦律』(秦代の法律)の規定によると、賦役に従事する庶民には手当が支給されていたほか、食事や衣類なども与えられていた。また、同じ時期に一つの家族から徴集できる賦役人の数は1人と定められていた。

 諸外国の事情と比べれば当時の中国の庶民の負担がいかに軽いかが分かるだろう。古代ローマや古代ギリシャでは武具は自弁とされ、市民にとっては大きな負担だった。そして武具を用意できない市民は政治参加の面で差別を受けた。ヨーロッパでは中世になってもこの流れは変わらなかった。従軍する農民兵は衣食を保証されず、苦役そのものだったという。日本では七世紀以降、天皇を中心とする大和朝廷が豪族の力を削ぎ、公地公民を目標に権力を増大させた。そして当時先進国だった唐王朝の律令制度を導入し、蝦夷地を除く日本のほぼ全域を支配下におさめた。中央集権国家となった日本は防人や衛士の制度を導入したが、やはり武具と衣食は自弁だったため民衆にとっては大きな負担だった。つまり当時の「グローバルスタンダード」と比較しても、秦王朝の支配下の民衆の負担は想像以上に軽かったと言える。

 余談ではあるが、秦王朝の刑罰の厳しさを理由にマイナスの感情を抱く人もいるかもしれない。当時行われていた刑罰に残酷と思われるものが多いが、そうした刑罰は秦の始皇帝が始めたものではなく、春秋戦国時代に割拠していた各国で行われていたものだった。これに対し秦王朝は刑法や大民法によって国家を管理し、社会の安定を図った。『史記』にも、始皇帝が残酷な刑罰を執行したという記述はない。

 「暴」の意味

 「暴」という字を見ると大抵の人は「暴力」「暴君」「凶暴」といったネガティブな言葉や意味を連想しがちである。しかし字典を引くと「暴」は「強烈かつ迅速」「猛々しく急いで」という意味をも持つことがわかる。つまり、「暴」という字には価値判断を伴わない、客観的な修飾作用をもつ用法もある。現代中国語の「暴風」「暴雨」「暴走」における「暴」の意味はこちらにあたる。

 文献等でしばしば「暴」という字で形容される始皇帝はどうであったか。始皇帝は戦国七雄の秦以外の国々(楚、斉、燕、趙、魏、韓の六国を指す)を併呑して統一王朝を打ち立てた後、わずか10年間で国の礎を築くという一大事業を成し遂げた。その間に手がけた都の整備や大土木工事といった公共事業は、さぞ「強烈かつ迅速に」あるいは「猛々しく急いで」行われたことだろう。ひょっとすると、始皇帝は自分の生きている間にできるだけたくさんの事業を成し遂げ、後世の人々に財産を残そうとして「暴」の手段を取ったのかもしれない。

 始皇帝の「暴」の文化は中華文明に男性的な力強さを加え、外部や内部からの衝撃に十分対応しきれるだけの資本を与えた。後世に花開く温和で女性的な儒教文化はその根底にこうした力強い文化を宿すことで強靭な生命力を持ち合わせ、そして儒教文化を基礎に据える中国文明はその後2000年間にわたり衰えることなく華々しい展開を世に示した。

 したがって文献等で「暴」という記述を見かけたときには、ステレオタイプに判断するのではなく、そこに価値判断が入っているかどうか、客観的に使われているかどうかに注意しなければならないだろう。

 民衆を愛し 部下を慈しむ始皇帝

 始皇帝に対する先入観からは想像できないかもしれないが、始皇帝が中国を統一する約20年間に敵を処刑したという記録は極めて少ない。燕国の太子丹が刺客・荊軻を使って始皇帝の暗殺を企てて失敗し、秦の軍隊が報復として燕国の薊城を攻撃した時でも庶民の大虐殺は行われず、燕王や高官の処刑も行わなかった。史料によると、始皇帝は和睦を望む燕王から送られてきた太子丹の首を受け取ったに過ぎないと記されている。また秦が他国との攻防に明け暮れていたときにも、似たような暗殺未遂が起きていた。だが『史記』のみならず他の歴史書を見ても、秦軍が占領した都市や町の住民を虐殺したり敵の将軍や大臣、一般庶民を惨殺したりする記録はなく、むしろ彼らに対し優遇政策を取っていたと見られている。

 始皇帝は他の六国の王侯貴族を丁重に扱ったのみならず、秦王朝に対して功績がある大臣を厚遇した。始皇帝はその在位中の37年間に朝臣を処刑したことは一度もない。秦の名将・王翦(おうせん)が死罪を犯しても始皇帝はそれを赦免したことはこのことの裏付けである。

 さらに、『史記・酷吏列伝』に記述されている内容からも秦王朝の統治を肯定的にとらえることができる。酷吏(こくり)とは法律を盾に、人に罪を被せて処罰、処刑する役人に対する蔑称だ。驚くことに、この『酷吏列伝』には漢代の役人が数多く列挙されているが、秦王朝の廷臣は一人として名を連ねていないのだ。もし秦の時代に本当に「暴政」が行われていたのだとしたら、それらに直接手を染めた人物の名は、もれなくここに列記されているのではないだろうか。

 焚書坑儒の真相

 始皇帝と言えば焚書坑儒を連想する人も多いだろう。焚書坑儒は始皇帝の残虐さの象徴ともいえる事件であり、それまでの中国の歴史や文化を破壊したとも言われている。だが、始皇帝が焚書坑儒を行った真の目的は、玉石混淆な思想・文化が入り乱れた状態を一掃し、詐術を用いて人心を惑わす者を排除することであり、正統な文化を後世に残すためであった。この意味で始皇帝の行った「焚書坑儒」は後世に語り継がれるべき大きな功績である。

 まず、「焚書」と「坑儒」は混同されることが多いが、実は全く別のものである。坑儒と焚書とを関連づけて最初に論じたのは、東晋時代の梅賾が漢代の歴史学者孔安国の作として書いた偽の『古文尚書』だった。つまり、秦代でも漢代でも、坑儒と焚書が関係のある出来事として認識されていなかったことを示している。始皇帝が焚書を行ったのは紀元前213年であり、坑儒を行ったのはその翌年の紀元前212年だったことを鑑みても、関連はあまり大きくはないのだ。

 焚書の本当の意図とは何であったのか

 焚書のきっかけとなった事件について『史記』にはこのような記述がある。始皇帝の誕生日に咸陽の宮殿で祝宴が催され、70名の博士が酒を献上して祝辞を述べた。博士とは秦の官名だが、博士制度は春秋戦国時代を踏襲したもので、彼らの地位は非常に高く、国政への参加も許されていた。祝宴の席で、教育を司っていた博士、周青臣が最初に始皇帝の業績をほめたたえた。だが、博士の淳于越は周青臣が始皇帝に媚びているとみなし、商(殷)と周を例に取って、古代を手本として現在の制度を封建制度に戻すことを進言した。

 つまり淳于越は、始皇帝の誕生日の宴席上で、古来の制度を尊んで現在の制度を軽んずるという姿勢を明確に打ち出し、当の始皇帝が採用していた郡県制を否定したのである。そのような盛大な儀式で公然と異を唱える淳于越は肝が据わっていると言わざるを得ない。この出来事は、秦の時代には言論の自由が保障されており、博士たちは各自の見解を自由に述べることが許されている事実を浮き彫りにしている。更に驚くべきなのは始皇帝の反応である。『史記』には「始皇下其議」との記述がある。これは始皇帝が皆に淳于越の提案を論議させたという意味だ。もし始皇帝が本当に「暴君」だったなら、この様な場面で異議を唱える淳于越を許すことができたのだろうか?

 数日後、丞相の李斯は淳于越が古の慣習を懐かしみ現制度に反抗的であることを理由に『焚書令』を提起した。その中では、夏、商(殷)周の古代3王朝で採られていた古い制度を採用することに反対するとして、「以前は諸侯が互いに争い天下が乱れていたから、富国強兵の策を求めて遊説の士を呼び集めていた。

天下が平定され太平な世の中となった今、法令を定めるのは始皇帝おひとりだけである。民はそれぞれの生業に力を尽くし、知識人たちは法令を学習すべきだ」としたためられていた。そして、始皇帝に個人が学校を設立することを禁じるよう進言し、史官(史実の記録を司る官職)には秦以外の国の典籍を焼き捨てさせるよう指示した。これが焚書の起こりである。その後、博士官庁が管轄する書物を除き、『詩経』や『書経』を始めとする諸子百家の書物はすべて地方官が集め、焼き捨てるよう命じた。取り締まりの範囲外とされた書物とは、農学・医学・占術・秦の歴史に関するものだった。

 李斯の提案に対する始皇帝の回答は『詔曰はく:可なり』ではなく『制曰はく:可なり』だった。この一字の違いに大きな意味がある。通常、『制曰はく』とは朝廷の百官に発表するときに使われる言葉で、広く庶民に対して使われるものではない。対して『詔曰はく』 とは、国内全土に向けて宣布することを指す。ここで後者『制曰はく:可なり』の表現が使われていることから、李斯の忠誠心に報いつつも、焚書の範囲と程度を最小限にとどめたいという始皇帝の配慮が透けて見える。

 漢王朝が成立してからは書籍の欠乏は起こらず(秦国文書を除く)、官吏が典籍の修復や救済をする必要はなかった。さらに湖北省で出土した秦の竹簡によると、当時の秦王朝では大規模な焚書は起こらなかった。『ケンブリッジ中国秦漢史』にも、秦の焚書による実際の損失は想像をはるかに下回っていたと記されており、書物が散逸したのは戦乱によるものが多いと考えられている。

 これは、李斯の方でも始皇帝の言外の意をくみ取り、国内全土に焚書を行うことを支持したわけではないことを示している。仮にそうであったとしても、焚書は咸陽の都のみで小規模に行われただけで、博士官署には大量の書籍が燃やされずに残されていたことに留意しなければならない。張本人の淳于越もなんら処罰を受けることなく、この事件は収束した。

 そしてこの事件から、始皇帝が儒家に対し寛容であったことも理解できよう。また始皇帝の頭脳が非常に明晰で、物事の局面を全体的に俯瞰していたとともに、文化の継承に責任を負い、そのために的確な対応を取っていたことも推察できる。このような始皇帝には、人を惹き付ける優れた資質と魅力が備わっていたと思われる。この姿のどこに暴君の影があるというのだろうか。

 坑儒の真相 詐欺師の一掃

 「坑儒」に至っては、人を騙し、詐欺を行い国の政策を混乱させる一部の道士らを一掃する政策にすぎなかった。『史記』には、盧生と侯生という2人の方士(不老不死の術や卜筮、呪術などを行う人)に関する記述が残されている。彼らは普段から始皇帝の信頼を得ていたが、裏では始皇帝について、独断でことを成し、縁故者しか登用せず、博士らを軽んじ、権力に固執しているなどと罵詈雑言を吐き、そのあげく、始皇帝のために不老の仙薬など作りたくない(実際には作ることができなかったのだが)として、こっそり逃亡した。

 始皇帝はこのことを知ると非常に立腹し、咸陽に御史を派遣してそのほかの方士を取り調べさせた。すると丹薬(不老不死の薬)の研究に携わっていた方士らがこぞって密告し合ったため、禁制者が460人を超えるほどに増えてしまった。『史記』には、この時始皇帝は彼ら全員を「坑殺(生き埋めの刑)」するよう命じ、「天下をしてこれを知らせしめ、以て後を懲ず」と書物に記されている。

つまり始皇帝は、君臣の礼儀をわきまえず、君主をだまそうとした方士たちの悪行を天下に知れ渡るようにして、後世の戒めにしたのだ。しかし「坑殺」の従来の解釈については誤りがある。戦国時代から秦代においては「坑殺」とは死後に穴に埋めることを指しており、これは、罪人を墓に埋葬することが許されなかったためである。決して現代で言う「生き埋め」のことではない。

 『史記』の記述に従えば、「坑術士」と書かれてあるので、殺されたのは方士であって、儒者ではなかったとわかる。その上、始皇帝が儒者の淳于越に対して取った寛容な態度から察するに、この時に処刑されたのは始皇帝を騙した方士だったと考えられる。彼らの処刑には、皇帝に不老不死の薬を作ることができると嘘偽りを公言していたという確固たる理由があるからだ。

また本当に460人もの方士が「坑殺」されたかどうかに至っては、同様に疑問が残る。なぜなら「天下をしてこれを知らせしめ、以て後を懲ず」の記述と矛盾するからである。始皇帝が自分の暴虐を天下に知らしめたいと思うのだろうか?恐らく、誤った数字だけが独り歩きした可能性が非常に高い。あるいは後世にねつ造された可能性も捨てきれない。いずれにしても、さらなる真相はこれからの研究を待たなければならない。
http://www.epochtimes.jp/2016/09/26066-p.html

http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/287.html#c68

[政治・選挙・NHK232] 5年間でキナ臭い国に一変 安倍政権を続けさせていいのか(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
2. 中川隆[-6404] koaQ7Jey 2017年9月12日 18:07:44 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

官僚の流すデマに騙されるな

安倍総理が憲法改正を言い出した途端にモリカケ問題で振り回されるようになった。

日本では自前の核武装が、国内の権力構造の根本的な転覆につながる。

戦後日本の権力を握ってきたのは官僚機構であるが、彼らは、本来なら自分たちより上位なはずの政治家(国会)を牛耳るため、対米従属(日米安保体制)の国家戦略を必要としている(日本の官僚機構が勝手に米国=お上の意志を代弁して日本を支配する構図)。

日本が核武装すると、米国は、日本を核の傘から外して対米自立させるので、官僚が権力を詐取し続けられなくなり、政治家(国会)に権力が移る。

対米従属による権力維持の永続を望む官僚機構は、日本独自の核武装に反対している。

対米従属型の官僚独裁を主導してきた日本外務省とその傀儡「専門家」たちは、核武装論になると、急に平和主義者として振る舞い、核武装に強く反対する。
https://tanakanews.com/170910japan.htm


安倍総理が憲法改正を言い出した途端にモリカケ問題で振り回されるようになった。

NHKは官僚の指示で護憲反核番組まで作った


2017年09月12日 スクープ「沖縄と核」


 表題は昨日(9月10日)午後9時から50分間放送されたNHKスペシャルの番組名です。国民から半ば強制的に徴収する受信料により年間1600億円もの潤沢な制作費があるNHKですが、時々ある「なぜこのタイミングで?」と考えてしまう番組でした。

 内容は、施政権返還(1972年5月)以前の沖縄米軍基地に、最大1300発もの核弾頭が配備されており、敵国(旧ソ連へは米国本土から攻撃するため主に中国が狙いだったようですが)への核攻撃を想定した訓練が繰り返され、事故(核弾頭の誤発射)まで発生していたというものです。

 当時の日本政府はもちろん了承しており、本土にさえ核兵器が持ち込まれなければよいと考えた結果、すべての核弾頭が沖縄に配備されたことになります。もちろん沖縄県人には全く知らされていませんでした。

 そして施政権が返還された時点ですべての核弾頭が撤去されたようですが、それでも「有事の際はいつでも再配備できる」という秘密合意があったようです。政府は公式見解として秘密合意の存在自体を(その前に沖縄に核弾頭が配備されていた事実も含めて)すべて否定しています。

 さて現時点においては「この事実」をここから議論するのではなく、あくまでも「今そこにある北朝鮮の危機」にどう対応するかを考えなければなりません。

 このNHKの番組は、確かにかなりの時間をかけて元米兵を中心に丹念に取材していたようで、それなりに「よくできた番組」ではあります。また沖縄県民だけが知らないうちに大変な危険にさらされていたという全体のトーンも、報道番組とすればある程度はやむを得ません。

 しかし現実は、日本と目と鼻の先にある北朝鮮という「ならずもの国家」が核実験とミサイル発射実験を繰り返す中で、少なくとも米国の核の傘を活用するという「日本国民を守るためのギリギリの選択」に対するアレルギー効果しかなかったと感じます。

 ここのところ小野寺防衛大臣の「北朝鮮は核保有国」、石破元防衛大臣の「非核三原則は見直す必要がある」などの発言もあり、遅ればせながら北朝鮮の脅威に対する現状認識や今後の対策について「すこしだけ」前進が見られていた中で、まさにアレルギー効果となってしまいました。

 ここで本誌は「日本も核武装すべき」など短絡的な議論を展開するつもりはありません。しかし少なくとも日本全体が北朝鮮の脅威を正確に認識し、あらゆる選択肢を真剣に考えて実行に移さなければならない段階において、NHKが一方的に核へのアレルギーを増幅させる番組をタイミングよく放送したことになります。

 放送すべきではなかったといっているのではなく、現在の北朝鮮の脅威に対してもっと国民に考えさせるよう工夫すべきだったと感じます。

 本誌はそもそもあまりテレビを見ませんが、NHKの番組については時々「その目的とタイミングについて」疑問に感じることがあり、記事にしています。2012年12月25日付け「NHKスペシャル・日本国債の、とんでもない内容」、2015年3月11日付け「NHKの預金封鎖報道の背景とは?」、2017年4月26日付け「訳がわからないスノーデン・インターセプト・NHKの三者関係と思惑」などです。

 初めの2つは消費増税を実施しなければ国債が暴落して預金も封鎖されるという「脅し」に近いもので、最後は国家として必要な諜報活動を暴露して批判するものでした。

 「今そこにある」北朝鮮の危機については、米国時間本日(9月11日)の国連安全保障理事会で北朝鮮に対する制裁措置を採決するはずですが、米国が提案していた原油輸出の全面禁止や金正恩の個人資産凍結などは早くも骨抜きにされており、それでも中国とロシアが拒否権を行使する可能性もあり、すでにほとんど意味がなくなっています。

 つまり米国や日本が会議の場で憤れば憤るほど、中国やロシアは反対に回るため、そもそも北朝鮮という「ならずもの国家」に対して常識的な手続きで解決を図っても全く意味がありません。

 そこで日本はあくまでも自力でこの「ならずもの国家」に対峙しなければなりません。そうなるとまず頼るべきは日米安保条約であり米国の核の傘ですが、そのためには応分の役割を果たす必要があり、何よりも国民すべてが危機感を共有しなければなりません。

 NHKのこの番組に限らず、マスコミの報道を見ている限りは、危機感が全く感じられません。このままでは北朝鮮という「ならずもの国家」がますます増長し、まもなく手遅れとなってしまいます。
http://yamikabu.blog136.fc2.com/blog-entry-2084.html


安倍総理が憲法改正を言い出した途端にモリカケ問題で振り回されるようになった。

「株式日記」では、霞ヶ関が国政の実権を握っており、その権力の源泉は米軍にあると以前に書いたことがありますが、沖縄の問題ひとつとっても密約だらけであり、そのことは日本の政治家も国民も知らないことが多いようだ。密約を結ぶのは政治家であっても、総理も大臣もコロコロ代わっていくうちに密約のことを知らない政治家ばかりになる。

しかし霞ヶ関には密約の番人がおり、密約を破ろうとすると官僚が動いてスキャンダルを暴露されて失脚するか、不慮の病死で葬り去られる。安倍総理もプーチンとの会談を重ねて北方領土返還に動こうとしたのに、待ったをかけたのは外務官僚であり、米軍との密約で日本のどこにでも米軍基地を作れるという文言があるらしい。

だからプーチンが北方領土には米軍基地を作らせないという約束ができるのかと聞かれて、安倍総理はその密約を知らなかったらしい。でなければ安倍総理が北方領土返還交渉をするわけがない。プーチンの方が日米間の密約のことはよく知っており、そこをプーチンは突いてきたのだ。

安倍総理が憲法改正を言い出した途端にモリカケ問題で振り回されるようになったのも、日米間には日米安保と現行憲法とはセットであるという密約のことを知らなかったのかもしれない。安倍総理の祖父は岸元総理だから誰よりも密約のことは知っているはずですが、密約は密約であり公式の外交条約ではないから守る必要はない。

最近では日韓合意がありますが、これも密約のようなものですが正式な外交条約ではない。だから守らなくてもいいのですが紳士協定のようなものであり、日本は密約を守る国であり韓国は密約を守らないというだけの事だ。外交的に難しい交渉をする時には表向きの条約と裏側の密約とに分かれていることが多く、国民には密約は公開されない。

外務官僚が日本の内閣内部の動きを逐一アメリカに報告しているのは、明らかにスパイ行為ですがウィキリークスでこのような行為が行われていることが暴露された。それに対して日本はアメリカの政府内部の動きを何も掴むことができない。日本にスパイ防止法ができないのもこのような密約があるからだろう。

日本は在日米軍が存在する限りはアメリカの植民地であり、日本の独自外交など存在はしない。逐一外務省がアメリカに日本政府部内の動きを報告しているからだ。そのようなスパイ行為が正々堂々と出来て、日本の政治家がどうすることもできないのは在日米軍が目を光らせているからだ。

だから安倍総理がいくら頑張っても、外交は元外務次官の谷内正太郎国家安全保障局長が行っており、岸田外務大臣は蚊帳の外だった。このように政治家と官僚とのずれが生じるのは、政治家が通訳を介さないと交渉ができないのに対して、官僚は通訳を通さずに交渉ができるから、アメリカは密約を官僚に持ちかけてくる。

矢部氏によれば、「そして残念なことに、そういう掟のほとんどは、じつは日米両政府のあいだではなく、米軍と日本のエリート官僚のあいだで直接結ばれた、占領期以来の軍事上の密約を起源としているのです。」と書いているように、日本の日米交渉は密約だらけで伏魔殿のようになってしまっている。

率直に言えば日本国憲法も占領期間中に作られたものであり、だから無効だと宣言できるのでしょうが、日米安保とセットだからどうすることもできないのは密約によるものだ。日米地位協定も密約の塊であり、日本の政治家は誰も改正を持ち出せない。日本は法治国家ではなく米治国家であり、憲法以上の日米間の「掟」が存在している。
http://2013tora.jp/kabu390.html

http://www.asyura2.com/17/senkyo232/msg/231.html#c2

[昼休み53] 苛めは愉しい _ 大矢誠が猫 13匹 を拷問して逮捕される!

熱湯やバーナーで猫12匹“殺害”・・・税理士宅から動画(17-08-29) - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=uQRSYIqGQtg


大矢誠 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=%E5%A4%A7%E7%9F%A2%E8%AA%A0


カールおじさん - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=%E7%8C%AB++%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%8A%E3%81%98%E3%81%95%E3%82%93
https://www.youtube.com/results?search_query=%E7%8C%AB++%E5%A4%A7%E7%9F%A2%E8%AA%A0


大矢誠 画像 - Google 画像
https://www.google.co.jp/search?q=%E5%A4%A7%E7%9F%A2%E8%AA%A0+%E7%94%BB%E5%83%8F&lr=lang_ja&hl=ja&tbs=lr:lang_1ja&tbm=isch&tbo=u&source=univ&sa=X&ved=0ahUKEwiDrOmB3IHWAhVDKpQKHSc-DCMQ7AkIQA&biw=1133&bih=651#imgrc=ig0FTyjUa_vNbM:&spf=1504190976728


カールおじさん - Google 画像
https://www.google.co.jp/search?q=%E7%8C%AB++%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%8A%E3%81%98%E3%81%95%E3%82%93&lr=lang_ja&hl=ja&tbs=lr:lang_1ja&tbm=isch&tbo=u&source=univ&sa=X&ved=0ahUKEwjby77j3YHWAhUBppQKHRaxAnQQsAQILQ&biw=1133&bih=651#imgrc=hYkTIR4qZrrvOM:&spf=1504191447808
https://www.google.co.jp/search?lr=lang_ja&hl=ja&biw=1133&bih=651&tbs=lr%3Alang_1ja&tbm=isch&sa=1&q=%E7%8C%AB++%E5%A4%A7%E7%9F%A2%E8%AA%A0&oq=%E7%8C%AB++%E5%A4%A7%E7%9F%A2%E8%AA%A0&gs_l=psy-ab.3...94541.94541.0.94923.1.1.0.0.0.0.102.102.0j1.1.0....0...1..64.psy-ab..0.0.0.cs7IQ0GVnPk

15黒ムツさん (ワッチョイ cf9e-FtHm)2017/09/03(日) 02:29:51.46ID:P8eR1V8Q0

「【猫虐殺の悪魔】今の動物愛護管理法は犯罪の抑止力として十分に機能していますか?」

熱湯の入ったなべを持って近づいてくる人物をおびえて見上げている猫はこのあと8回にわたり熱湯がかけられた。

#大矢誠 #猫虐待


20黒ムツさん (ワッチョイ cf9e-FtHm)2017/09/03(日) 02:34:52.50ID:P8eR1V8Q0

その他
#大矢誠 #税理士 の蛮行

逃げられないよう捕獲器に閉じ込め猫に少量ずつ数回に分けて熱湯、爆竹、ガスバーナー使用。

ほとんど動けなくなったところで捕獲器から出し、肛門からの水注入、歯の切断、十数分にわたり拷問を繰り返す。

5:52 - 2017年9月1日
https://matsuri.2ch.net/test/read.cgi/cat/1504373008/





8月27日埼玉県の税理士 大矢誠容疑者が動物愛護法違反で逮捕されました。

大矢誠容疑者は、鉄製の捕獲器に閉じ込めた猫3匹に熱湯を繰り返し浴びせたりバーナーであぶったりして殺したとして逮捕。

警視庁保安課によると、大矢誠容疑者は今年4月までの約1年半に、少なくとも13匹の猫を虐待し、その虐待の様子を撮影し、動画共有サイトに投稿していました。

動物虐待愛好家のネット掲示板では「神」と呼ばれ有名人物であったとのこと。


大矢誠容疑者が行った虐待方法は、鉄製の捕獲器に猫を閉じ込め


熱湯を数回に分けてかける

ガスバーナーであぶる

熱湯に沈める

爆竹を入れる

肛門に水を注入する

ペンチで歯を抜く

水に水没させる


などです。

とても、まともな人間が行う行為とは思えません。

また、「有害動物の駆除なので、法律違反にはならい」などと話していることから、反省はおろか、自分の行った行為を正当化しています。

猫は有害動物ではありませんが、有害動物であったとしても、このような虐待行為が正当化されていいわけがありません。

現在の動物愛護管理法では、2年以下の懲役 、もしくは 200万円以下の罰金となっておりますが、略式起訴で済まされることが多く、罰金刑で終わってしまうのです。

つまり、何の罰をうけることなく社会復帰するのです。

こんなことが許されていいのでしょうか?

今後このような動物虐待愛好家たちが、平然と生きていける社会であってはならないと思うのです。

どうか、大矢誠容疑者に懲役刑を!
https://www.change.org/p/%E7%8C%AB%E3%81%AB%E7%86%B1%E6%B9%AF%E3%82%92%E3%81%8B%E3%81%91-%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%81%A7%E7%84%BC%E3%81%8F%E3%81%AA%E3%81%A9%E3%81%97%E3%81%A6%E8%99%90%E5%BE%85%E6%AD%BB%E3%81%95%E3%81%9B%E3%81%9F-%E5%A4%A7%E7%9F%A2%E8%AA%A0%E5%AE%B9%E7%96%91%E8%80%85%E3%82%92%E5%AE%9F%E5%88%91%E5%88%A4%E6%B1%BA%E3%81%AB


大矢誠が猫グロ虐待で逮捕! 2ちゃん生き物苦手板のカールおじさん 2017/8/29 
http://koji.tech/?p=10570


ネット匿名掲示板「2ちゃんねる」の中でも最も凶悪な板

生き物苦手@2ch掲示板
https://matsuri.2ch.net/cat/

「生き物苦手板」では動物の虐待画像や動物の虐待の方法などが毎日議論されている、2ちゃんねるでも最も犯罪に近い板として有名です。

「生き物苦手板」という名前ですが、実態は生き物苦手と称する人が生き物を虐待する「生き物の虐待板」となっています。

この「生き物苦手板」からついに逮捕者が発生しました。


警視庁は猫に熱湯を掛けたりバーナーであぶったりするなどの虐待をして、画像をアップロードしていた、さいたま市見沼区御蔵の税理士、大矢誠容疑者(52)を逮捕しました。

大矢誠容疑者は「アウアウ」というワッチョイの半コテ で、通称「カールおじさん」(カルおじ)と呼ばれていました。

逮捕容疑は、平成28年4月〜29年4月、埼玉県深谷市の廃屋付近で、わなで捕獲するなどした猫3匹に熱湯を繰り返し浴びせたり、ガスバーナーであぶったりして死なせこととしています。

通称「カールおじさん」(カルおじ)は、猫は有害なので、私がしたことはその駆除なので、法律違反にはならない」と主張しています。


猫に熱湯を掛けたりバーナーであぶったりするなどの虐待をして死なせたとして、警視庁保安課は動物愛護法違反の疑いで、さいたま市見沼区御蔵の税理士、大矢誠容疑者(52)を逮捕した。大矢容疑者は虐待の様子を動画で撮影し、インターネット上に投稿していたという。

「猫は糞(ふん)尿が臭く、爪研ぎで壁を傷つける。有害動物の駆除であり、法律違反になるとは考えていない」などと容疑を一部否認しているという。


ひどい!猫に熱湯かけ、バーナーであぶって死なせた動画を投稿 動物虐待容疑で税理士逮捕 警視庁

猫に熱湯を掛けたりバーナーであぶったりするなどの虐待をして死なせたとして、警視庁保安課は動物愛護法違反の疑いで、さいたま市見沼区御蔵の税理士、大矢誠容疑者(52…


大矢誠の猫虐待画像(モザイクあり)

【閲覧注意】

あれマジでやった本人だったのか。
第三者の転載だと思ってた。


生き物苦手板の奴ら全員開示されればええのに

ガスバーナー熱湯のやつか


海外動画じゃなかったのか…
猫の祟りで死んでしまえ😾


猫の肛門に水ってなんだよ意味分からん
そんな事までしてたのか
ヤバ過ぎるだろ


2chの専門板に蔓延ってる老害はこんな奴らなんやろな

あの手の画像貼ってる奴は何人かいるのかと思ってたけどこいつ1人だったんだな
ちょっと前から全く見かけなくなったもんなぁ

5年前に税理士登録か
高卒の国税OBくさいな

公務員になって税理士になったやつか
親のコネとかなんかな

友人がまさにそうなんだけど結構年いってからようやく試験受かるってケースあるよ
20代で資格取れないと職員として会計事務所で働きながら勉強する訳だから結構大変らしい
そいつの会計事務所じゃ30人くらいいるけど税理士資格持ってるのはそいつと社長含めて3人だそうだ

生き物苦手板のヒーローだったみたいやな


なんやこいつら頭おかしいんとちゃうか?

専門板の気持ち悪さが凝縮してるな


動画保存しといて良かったってなんやコイツら…


ほんま頭おかしい


マジでクズの集まりなんだな


w率の高さよ

生き物苦手板のデフォネームの黒ムツさんって名前の由来なんやねん


ムツゴロウの反対やろ


なんやこのスマホの数は
ウシジマくんかな?


2chで自演するためやぞ


全く反省してない


かるおじシリーズ

1.初代熱湯(失禁gato) カルおじの伝説はここから始まった・・・
2.5連熱湯 カルおじ最高傑作と名高い作品
3.顔芸gato(ドラム缶) ショコ棒で吊るす異色の作品
4.8連熱湯(ハチワレ) なかなか鳴かない耐久性の高いgato
5.脱糞 カルおじの神聖な捕獲箱の中でクソを漏らしたgato
6.爆竹アナルホース カルおじの演出が黒ムツたちを飽きさせない
7.バーナー 火炎&熱湯という新しい試み。これも評価が高い
8.失敗作 カルおじのNG作品
9.バーナー2(仮) 火炎&熱湯の第2弾。ソプラノ声がたまらない 途中、白猫プロジェクトを達成
10.よだれgato 猫に熱湯かけて殺すだけ、特に見どころ無し。


虐待して動画にするってなかなかのサイコパスやな
自己顕示欲激しいとかいうレベルじゃなさそう

gotoとか黒ムツってなんや?


gatoスペイン語で猫
黒いムツゴロウ
http://koji.tech/?p=10570  


大矢誠税理士の画像や経歴と猫虐待の動機は?懲罰(罰金額)を予想!
http://isee-lab.com/cat-abuse-tax-accountant/

いくらなんでもそれはないだろ!

という事件が起きました。

猫を鉄製のケージに閉じ込めてガスバーナーで焼いたり、熱湯をかけたりして、凄惨なことをしでかした犯人が逮捕されました。

逮捕されたのは、大矢誠容疑者(52)。

大矢容疑者の職業は現役の税理士。

最近は資格を持っているだけではなかなか食べていくのが難しい職業になりましたが、「先生業」として依然として社会的地位が高いとみなされることが多いですよね。

それでも、こんな事件を引き起こしたんじゃぁ・・・・(怒)、って感じですが。

52歳にもなって、そんな分別もつかない大矢誠容疑者がどんな人物なのか、顔画像や経歴が気になったので、今回調べてみることにしました。

また、猫虐待に及んだ動機や逮捕されたことにより、どんな懲罰が下るのかも調べてみました。

動物愛護法の44条に定めた罰則が適用されることになるのでしょう。


大矢誠容疑者の画像と税理士の経歴は?

調べてみると、大矢容疑者は2012年8月ごろ大矢税理士事務所として開業しているようです。

もともと税務署員で、川越や上尾(税務署)で働いていたらしいですね。

となると、税理士の試験に合格して税理士として開業したわけではないようです。

税務署に23年以上勤務すると、「国税従事者」として税理士試験が免除され、一定の研修を受講すれば税理士になれるという制度があります。

大矢容疑者は、税務署あがりのOB税理士ってことになりますね。

ニュースでは、「さいたま市見沼区の税理士」となっていましたが、事件を起こしたのは埼玉県深谷市の廃屋。

犯行時期も2016年4月から2017年4月にかけての3回に及んでいます。

「大矢誠 税理士」の名前で検索してみると、同一の名前が、関東信越税理士会の上尾支部(上尾市、桶川市、北本市、鴻巣市、伊奈町で構成)の会員リストにも掲載されていました。

そこには、「埼玉県北本市」の事務所住所と電話番号が。。。。

なぜ北本市なのかは、かつて勤めた税理署との関係なのでしょう。

ただ、2015年3月にマイホームを新築し、さいたま市見沼区に移ってきているようですが。


大矢容疑者の猫虐待の動機は?

想像するだけで痛ましい事件を引き起こした大矢容疑者ですが、本人には反省の色がないようです。

警視庁によると、大矢容疑者は、

「自分がしたことは、有害動物の駆除で、法律違反になるとは考えていない」

と話し、動機も何も罪の意識はないようで、単なる「有害動物の駆除」と捉えているようです。

日本の食文化でクジラ漁をすることに対して、欧米の人の中には「虐待だ」と捉えている人はいます(多いです)。

そういうことも考えると、個人の主義主張という観点から、単に「猫を有害動物とみなす」ことは自由です。(法律上はともかく)

でもどうしても解せないのは、だからといって苦痛を与えて虐待している様子を動画で撮影し、ネット上に公開しているということです。

それをやっちゃ、人としてお終いよ〜、っていうことが判らないのでしょうかね。

猫虐待の罪での懲罰(罰金)はどうなる?


出典:https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/poster04.pdf

さて、大矢容疑者にはどんな罰則が適用されるでしょうか。

動物愛護法によると、愛護動物を虐待したりすることは犯罪で、違反すると懲役や罰金が処せられると書いてあります。

愛護動物とは、

•牛
•馬
•豚
•めん羊
•やぎ
•犬
•ねこ
•いえうさぎ
•鶏
•いえばと
•あひる

また、「人が占有している動物で哺乳類、鳥類又は爬虫類に属するもの」も含まれるようです。
猫はこの中に含まれていますので、大矢容疑者の行為は違法と判断できますよね。

例えば、「マリファナを吸うことは法律違反になるとは考えていない」

といくら主張したところで、やってしまったら逮捕されるのと同じです。

さて、動物愛護法の罰則は、同法の44条に定められています。

今回のケースから考えると、2年以下の懲役または200万円以下の罰金が適用されるものと推察されます。

もし、執行猶予付きでも禁固以上の有罪判決が確定すると、税理士の登録は抹消され、仕事ができなくなります。

でも、罰金刑の場合は抹消されず、税理士を続けることができるようですね。


※9月6日追記

今回の件に関連して、農園カフェに務める綿引静香さん(44)という方が、懲役刑を求刑するよう求める約3万7千人分の署名を東京地検に提出そうです。

大矢容疑者が逮捕された8月末から、ネット上で懲役刑の求刑を求める署名活動をしていたとのこと。

大矢容疑者が厳しい刑を受けることで、動物虐待の抑止を狙ってのもの。

この事件はまだ尾を引きそうですね。


まとめ

今回は常軌を逸した方法で猫に苦痛を与えた52歳の税理士、大矢容疑者について取り上げました。

確かに猫の鳴き声とか糞とか迷惑に感じたことは、筆者にもあります。

でも、だからといって・・・おいおい、な事件ですよね。

どのくらいの規模の税理士なのかはわかりませんが、もし筆者が大矢容疑者のクライアント企業であれば、直ちに他の税理士に切り替えますね。

懲罰や罰金以上に、この大矢容疑者が失うものは大きいでしょう。

・・・容疑者の言動から、まだ本人はそれに気づいていないようですがw
http://isee-lab.com/cat-abuse-tax-accountant/


猫ガスバーナー虐待で逮捕 52歳税理士の経歴と強気なワケ 2017年8月30日


 まったく反省していないようだ。

「猫はふん尿が臭く、爪研ぎをする。有害動物の駆除なので法律違反にはならない」

 捕まえた野良猫に熱湯をかけたり、ガスバーナーであぶったりして殺したとして、27日、警視庁保安課に動物愛護法違反容疑で逮捕された税理士の大矢誠容疑者(52=さいたま市見沼区)はそう話し、悪びれる様子はないという。

 大矢容疑者は昨年4月〜今年4月にかけ、埼玉県深谷市の廃屋で、鉄製の捕獲器に閉じ込めた猫3匹に熱湯を繰り返し浴びせたり、バーナーであぶったりして殺した疑い。その虐待の様子を動画共有サイトに投稿し、ネット上の“動物虐待マニア”から「神」などと呼ばれていたというから、まったくどうかしている。

 関係者などによると、大矢容疑者は2012年8月ごろ、埼玉県北本市に税理士事務所を開いたという。

「大矢さんはもともと税務署員で、川越や上尾(税務署)にいたなんて話を本人から聞いたことがあります。要するに“OB税理士”ですね。何でも川越時代には、あまりに強引すぎる税務調査で地元の商工会から抗議されたという噂も耳にしています」(知人)

 税理士は最難関の国家資格のひとつといわれるが、一般的に、税務署に23年以上勤務した「国税従事者」は試験が免除され、指定の研修を受けさえすれば税理士の資格を取得できる。大矢容疑者も税務署のOB税理士というわけ。

 別の関係者は「まさかって感じです」とこう続ける。

「大矢さんは仕事ぶりも手堅くて真面目そのもの。動物を虐待するなんて……とてもそんなタイプには見えない。仕事も順調だったようですよ。何かトラブルを抱えてストレスがたまっていた? そんな話は聞いたことがない」

私生活では、15年3月にマイホームを新築したばかりだった。

 それなのに、大矢容疑者は今年4月までの約1年半に、目を覆いたくなる残虐な方法で少なくとも12匹の猫を虐待していたというから、心の闇は深そうだ。

「動物愛護法違反は最大で2年以下の懲役、または200万円以下の罰金です。執行猶予付きでも禁固以上の有罪判決が確定すると、税理士の登録は抹消、つまり仕事ができなくなりますが、罰金刑の場合は抹消されません。税理士を続けられます」(税理士会関係者)

 大矢容疑者が悪びれないわけだ。


____

松島 川越税務署長は謝罪してください。 おかしいよ〜 川越税務署
http://www.support.or.jp/minshou/_userdata/20061205zeimu.pdf
どうなってるの〜川越税務署は・・・

福地総務課長は、調査官かばい「違反はしていない..はず」とまともに調査しない・・

無断で敷地内に車を乗り入れ無法行為

署の車でなく、個人所有らしい車で乗り 入れ大矢調査官は母屋へ。榎調査官は 工場や離れを調査。工場前でメモ をとる

川越税務署の大矢誠、榎申太郎両調査官の二人の調査官は、日高市 のAさん宅へ何の連絡もなく突然訪問したばかりか、無断で敷地内に 車を乗り入れ、一人は母屋へ。もう一人は工場や離れの家の周りを調査へ。その上メモを取っていく。いったい、いつから税務調査官はこ うした無法ができるようになったのか」

重税反対川越実行委員会は、この問題で再三にわたり福地総務課長 に、当事者である二人の反省と謝罪を求めて来ましたがいまだに反省 する言葉は聞かれない。


こうした行き過ぎた税務調査に対し、十一月十四日「謝罪を求める チラシ」を配布していたところ、大矢調査官は自分の携帯電話のカメ ラで実行委員会のメンバーを写真撮影し暴言を言うなど公務員にある まじき妨害行為を行っている。


申太郎職員にあってはこうした事実を突きつけられると「メモを とったことは事実だか、隠れているものをひっくり返して見たわけで はない。法に触れるようなことはしていない」などと開き直ってい る

2006/12/05 どうなってるの〜川越税務署は・・・

川越税務署の大矢誠、榎申太郎両調査官の二人の調査官は、日高市 のAさん宅へ何の連絡もなく突然訪問したばかりか、無断で敷地内に 車を乗り入れ、一人は母屋へ。もう一人は工場や離れの家の周りを調査へ。その上メモを取っていく。いったい、いつから税務調査官はこ うした無法ができるようになったのか」


川越税務署長、大矢・榎両調査官への抗議先

〒356-8666 川越市大字並木452-2 電話 049-235-9441


この件に関するお問い合わせは

坂戸民主商工会 電話 049-284-1177 FAX 284-1942


http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/836.html

[リバイバル3] 中川隆 _ 凶悪犯罪 関係投稿リンク 中川隆
10. 中川隆[-6403] koaQ7Jey 2017年9月12日 18:25:27 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

苛めは愉しい _ 大矢誠が猫 13匹 を拷問して逮捕される!
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/836.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/595.html#c10
[リバイバル3] マルクスはやはり正しかった _ もうすぐ共産革命の嵐が吹き荒れる時代がやって来る 中川隆
78. 中川隆[-6402] koaQ7Jey 2017年9月12日 18:56:21 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

グローバル化の中では保守派が抹殺される対象となっている


グローバル化が進むにつれて起きているのは、人種対立と宗教対立と軍事対立と領土対立と文化対立と経済対立と思想対立と歴史対立である。

グローバル化は欧米の多国籍企業が経営の効率化と利益の極大化のために取り入れた方向性なのだが、これが企業から個人へと急激にブレイクダウンされたのが、ここ20年ほどの社会の動きであったと言える。

「グローバル化は多様性を認める社会を生み出し、それは最終的には人類の平和や安定に結びつく」と喧伝された。

だから、当初はこのグローバル化による社会の変革は好ましいものとして手放しで歓迎されていた。またIT化による「世界の人たちとの結びつき」もまた新しい社会に相応しいと歓迎された。

しかし、現実はどうだったのか。

グローバル化の中で多様性を認めようとする動きは、その底辺で徐々に緊張を生み出すものになっていた。平和や安定どころか混乱と対立が生まれ、それがインターネットで増幅されて社会を極度に不安定化させている。

なぜ、こんなことになったのか。多様性を認め合うというのは、実は別の意味の差別を生み出すものだったからである。

多様性を認め合うというのは、別の差別を生み出す

「多様な意見をすべて認めて、多様性の中で共生する」というグローバル化の概念は、大きな矛盾を内包する。

どういうことか。たとえば、多様性や多文化共生を進めるグローバリストはこのように言う。

「人間はみんな違って当然。だから相手の違いを認めて共生できる社会にしましょう」

すべての人を受け入れるというのであれば、「違う人種、宗教、文化の人と暮らすのは絶対に嫌だ。同じ人種、同じ宗教、同じ文化の人たちとだけ仲良くやりたい」という人をも取り込むことになる。

つまり、自分たちとは真逆の意見を持つ人たちを受け入れることになる。すると、どうなるのか。

多様性を受け入れる社会では、常に多様性を受け入れたくない人と激しい対立や衝突を繰り返すということになるのだ。

だから、多文化共生を進める社会、すなわちグローバル化が進む社会では、自国を愛し、自国の宗教を愛し、自国の文化を愛する人を「狭量だ」「差別だ」「排外的だ」と言って排除するようになっていく。

つまり、反グローバル主義の考え方を持つ人は排除されていくのである。「違う人たちを認める」と言いながら、それに賛同しない人を排除するというわけだ。

「多様性を認め合うというのは、実は別の意味の差別を生み出す」というのはそういうことだ。多様性を認め合おうと言う人は、多様性を認めない人を差別するのである。

実際、このようなケースが表面化している。

たとえばグーグルで「男性と女性の能力には違いがある。女性よりも男性の方がコーディングを好む。性別による違いを性差別だと決めつけるのを、やめなくてはならない」と主張したジェームズ・ダモアというエンジニアがいた。

この人は、この文書を出した瞬間に解雇された。それが真実かどうかは別にして、グーグルはある特定の意見を持った人を、その意見を持ったが故に一瞬にして解雇したという事実に注目する必要がある。


自分たちの意見と反対のものは、とたんに排除する

男性と女性の能力の違いがあるのかどうかについては様々な意見があり、ジェームズ・ダモア氏の意見が正しかったかどうかは専門家ではない私たちには分からない。

問題はそこではない。グローバル化した社会の中では、「多様性を認める」と言いながら、本当のところはそうではないことが露呈しているということだ。

グーグルがジェームズ・ダモア氏を解雇したというのであれば、それは多様性を認めなかったということなのである。

興味深いと思わないだろうか。

「多様性を認める」「多様な意見を認める」と言いながら、いざ「多様な意見」が出て、それが自分たちの意見と反対のものだったら、とたんに排除してしまう。

しかも、グーグルの経営陣は「自分たちが多様性を排除した」という自己矛盾に気付いていない。

本当に多様性を認めるのであれば、男女の能力についていろんな意見を持つすべてのエンジニアの雇用を保障するはずだ。しかし現実には、「男性と女性の能力には違いがある」という意見を持つエンジニアだけを排除した。

ここから何が見えてくるのか。

それは「多様性を認める」というのはただの理想や建前であるということだ。多様性を認めるという企業でも、自分たちと相反する意見を持つ人は排除する。

自分たちとは真逆の意見を持つ人間は追い出す。認めない。そして許さない。つまり「多様性」だとか「共生」だとか、きれい事を言っているのだが、真の意味での多様性は、成り立っていないのである。

ある意味、これは当然の帰結である。男女平等を謳っている企業でそうではないと意見する人がいたら企業運営が成り立たない。だから、自分たちの企業文化に合わない人は最終的には排除せざるを得ない。

グーグルは、企業文化と合わない人を排除したのだ。大事なことなので、この意味をよく考えて欲しい。ジェームズ・ダモア氏は「文化が合わないから排除された」のだ。


グローバル化の中では保守派が抹殺される対象だ

何のことはない。このグーグルがやったことこそ、多文化共生は成り立たないという典型的なケースである。

多文化共生と言っても、自分たちの存続を脅かす存在があれば、それは排除しないと自分たちが自滅する。

だから、グーグルは自滅しないために排除を選んだ。自分たちと異なる意見の者とは共生できなかったから排除した。そして、世論は企業文化に合わない人を排除したグーグルを賞賛した。

排除は賞賛されたのだ。

結局、多様性を認めるというのは、ある種の欺瞞と矛盾で成り立っているというのが現実だと分かる。社会が指し示す方向性と違った概念を持ったら、結局のところあらゆる理由を付けられて排除されてしまうのである。

多様性や多文化共生は差別や排除をなくしていく動きだと捉えてはいけない。「新しい差別や排除」を生み出す動きであると捉えなければならない。

グローバル化に邁進する社会、そしてその中で多様性や多文化共生を理想として突き進んでいく社会の中では、それに反する人間は「反社会的な人間」と定義されて排除される。分かりやすく言えば「邪魔者は消される」のだ。

つまり、保守的な考え方を持つ人たちは、これからより強固になっていくグローバル化の中では「反社会的な人間」として排除される対象になるということである。

現代社会ではグローバル化が止まらず、さらに国家が弱体化して多国籍企業がさらに強大な存在になっていく。

まだ多国籍企業が世界に君臨しているという現実が見えていない人もいるのかもしれない。しかし、いい加減に気付くべきだ。多国籍企業は世界を乗っ取り、彼らが推すグローバル化は止められないものとなった。

これからは、彼らの考え方に合わない人間が差別され、排除されていく。

たとえばドナルド・トランプ大統領のような保守的な考え方を持つ人物はこうしたグローバル化の流れに必死に抵抗しているが、「きちがい、愚か者、差別主義者」と罵られて激しく糾弾され、敵視されている。

多様性、多文化共生が「強制」される社会では、保守派が抹殺される対象となる。そんな社会の構図を私たちはきちんと認識しているだろうか?


ドナルド・トランプ大統領のような保守的な考え方を持つ人物はこうしたグローバル化の流れに必死に抵抗しているが、「きちがい、愚か者、差別主義者」と罵られて激しく糾弾され、敵視されている。
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2017/09/20170912T1701170900.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/704.html#c78

[番外地6] グローバリズムの世界 中川隆
63. 中川隆[-6401] koaQ7Jey 2017年9月12日 18:57:09 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

グローバル化の中では保守派が抹殺される対象となっている


グローバル化が進むにつれて起きているのは、人種対立と宗教対立と軍事対立と領土対立と文化対立と経済対立と思想対立と歴史対立である。

グローバル化は欧米の多国籍企業が経営の効率化と利益の極大化のために取り入れた方向性なのだが、これが企業から個人へと急激にブレイクダウンされたのが、ここ20年ほどの社会の動きであったと言える。

「グローバル化は多様性を認める社会を生み出し、それは最終的には人類の平和や安定に結びつく」と喧伝された。

だから、当初はこのグローバル化による社会の変革は好ましいものとして手放しで歓迎されていた。またIT化による「世界の人たちとの結びつき」もまた新しい社会に相応しいと歓迎された。

しかし、現実はどうだったのか。

グローバル化の中で多様性を認めようとする動きは、その底辺で徐々に緊張を生み出すものになっていた。平和や安定どころか混乱と対立が生まれ、それがインターネットで増幅されて社会を極度に不安定化させている。

なぜ、こんなことになったのか。多様性を認め合うというのは、実は別の意味の差別を生み出すものだったからである。


多様性を認め合うというのは、別の差別を生み出す

「多様な意見をすべて認めて、多様性の中で共生する」というグローバル化の概念は、大きな矛盾を内包する。

どういうことか。たとえば、多様性や多文化共生を進めるグローバリストはこのように言う。

「人間はみんな違って当然。だから相手の違いを認めて共生できる社会にしましょう」

すべての人を受け入れるというのであれば、「違う人種、宗教、文化の人と暮らすのは絶対に嫌だ。同じ人種、同じ宗教、同じ文化の人たちとだけ仲良くやりたい」という人をも取り込むことになる。

つまり、自分たちとは真逆の意見を持つ人たちを受け入れることになる。すると、どうなるのか。

多様性を受け入れる社会では、常に多様性を受け入れたくない人と激しい対立や衝突を繰り返すということになるのだ。

だから、多文化共生を進める社会、すなわちグローバル化が進む社会では、自国を愛し、自国の宗教を愛し、自国の文化を愛する人を「狭量だ」「差別だ」「排外的だ」と言って排除するようになっていく。

つまり、反グローバル主義の考え方を持つ人は排除されていくのである。「違う人たちを認める」と言いながら、それに賛同しない人を排除するというわけだ。

「多様性を認め合うというのは、実は別の意味の差別を生み出す」というのはそういうことだ。多様性を認め合おうと言う人は、多様性を認めない人を差別するのである。

実際、このようなケースが表面化している。

たとえばグーグルで「男性と女性の能力には違いがある。女性よりも男性の方がコーディングを好む。性別による違いを性差別だと決めつけるのを、やめなくてはならない」と主張したジェームズ・ダモアというエンジニアがいた。

この人は、この文書を出した瞬間に解雇された。それが真実かどうかは別にして、グーグルはある特定の意見を持った人を、その意見を持ったが故に一瞬にして解雇したという事実に注目する必要がある。


自分たちの意見と反対のものは、とたんに排除する

男性と女性の能力の違いがあるのかどうかについては様々な意見があり、ジェームズ・ダモア氏の意見が正しかったかどうかは専門家ではない私たちには分からない。

問題はそこではない。グローバル化した社会の中では、「多様性を認める」と言いながら、本当のところはそうではないことが露呈しているということだ。

グーグルがジェームズ・ダモア氏を解雇したというのであれば、それは多様性を認めなかったということなのである。

興味深いと思わないだろうか。

「多様性を認める」「多様な意見を認める」と言いながら、いざ「多様な意見」が出て、それが自分たちの意見と反対のものだったら、とたんに排除してしまう。

しかも、グーグルの経営陣は「自分たちが多様性を排除した」という自己矛盾に気付いていない。

本当に多様性を認めるのであれば、男女の能力についていろんな意見を持つすべてのエンジニアの雇用を保障するはずだ。しかし現実には、「男性と女性の能力には違いがある」という意見を持つエンジニアだけを排除した。

ここから何が見えてくるのか。

それは「多様性を認める」というのはただの理想や建前であるということだ。多様性を認めるという企業でも、自分たちと相反する意見を持つ人は排除する。

自分たちとは真逆の意見を持つ人間は追い出す。認めない。そして許さない。つまり「多様性」だとか「共生」だとか、きれい事を言っているのだが、真の意味での多様性は、成り立っていないのである。

ある意味、これは当然の帰結である。男女平等を謳っている企業でそうではないと意見する人がいたら企業運営が成り立たない。だから、自分たちの企業文化に合わない人は最終的には排除せざるを得ない。

グーグルは、企業文化と合わない人を排除したのだ。大事なことなので、この意味をよく考えて欲しい。ジェームズ・ダモア氏は「文化が合わないから排除された」のだ。


グローバル化の中では保守派が抹殺される対象だ

何のことはない。このグーグルがやったことこそ、多文化共生は成り立たないという典型的なケースである。

多文化共生と言っても、自分たちの存続を脅かす存在があれば、それは排除しないと自分たちが自滅する。

だから、グーグルは自滅しないために排除を選んだ。自分たちと異なる意見の者とは共生できなかったから排除した。そして、世論は企業文化に合わない人を排除したグーグルを賞賛した。

排除は賞賛されたのだ。

結局、多様性を認めるというのは、ある種の欺瞞と矛盾で成り立っているというのが現実だと分かる。社会が指し示す方向性と違った概念を持ったら、結局のところあらゆる理由を付けられて排除されてしまうのである。

多様性や多文化共生は差別や排除をなくしていく動きだと捉えてはいけない。「新しい差別や排除」を生み出す動きであると捉えなければならない。

グローバル化に邁進する社会、そしてその中で多様性や多文化共生を理想として突き進んでいく社会の中では、それに反する人間は「反社会的な人間」と定義されて排除される。分かりやすく言えば「邪魔者は消される」のだ。

つまり、保守的な考え方を持つ人たちは、これからより強固になっていくグローバル化の中では「反社会的な人間」として排除される対象になるということである。

現代社会ではグローバル化が止まらず、さらに国家が弱体化して多国籍企業がさらに強大な存在になっていく。

まだ多国籍企業が世界に君臨しているという現実が見えていない人もいるのかもしれない。しかし、いい加減に気付くべきだ。多国籍企業は世界を乗っ取り、彼らが推すグローバル化は止められないものとなった。

これからは、彼らの考え方に合わない人間が差別され、排除されていく。

たとえばドナルド・トランプ大統領のような保守的な考え方を持つ人物はこうしたグローバル化の流れに必死に抵抗しているが、「きちがい、愚か者、差別主義者」と罵られて激しく糾弾され、敵視されている。

多様性、多文化共生が「強制」される社会では、保守派が抹殺される対象となる。そんな社会の構図を私たちはきちんと認識しているだろうか?

ドナルド・トランプ大統領のような保守的な考え方を持つ人物はこうしたグローバル化の流れに必死に抵抗しているが、「きちがい、愚か者、差別主義者」と罵られて激しく糾弾され、敵視されている。
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2017/09/20170912T1701170900.html

http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/711.html#c63

[リバイバル3] 毎日 座ってばかりいると早死にする


座り続ける生活で死亡リスク増、「30分毎に運動を」 米研究
9/12(火) 16:21配信 CNN.co.jp

(CNN) 日常生活の中で座って過ごす時間が長過ぎると、早死にするリスクが高くなるという研究結果を、米国のチームが11日に明らかにした。一度に連続して座る長さが30分間を超えた場合、リスクはさらに上昇するという。

米コロンビア大学医学部のキース・ディアス博士が率いるチームが、11日発行の米内科学会機関誌「AIM」に発表した。

チームは白人よりも黒人、とりわけ米国南部の黒人に脳卒中が多発する理由を探るため、米国立衛生研究所(NIH)の出資で実施された地域別、人種別の脳卒中研究プロジェクト「REGARDS」に着目。同プロジェクトに協力した参加者のうち、45歳以上の白人と黒人合わせて7985人の日常動作を、平均4年間にわたって追跡した。

対象者の腰に加速度センサーを装着し、座って過ごす時間の長さを計測したという。研究期間中に死亡した人の数を原因にかかわらず合計すると340人だった。

チームがデータを分析した結果、対象者全体の平均では、睡眠時間を除いた1日16時間のうち座っている時間が12.3時間、一度に座り続ける長さは11.4分だった。

従来の研究で成人は1日のうち平均9〜10時間を座って過ごすとされてきたが、今回は中高年が対象だったこと、自己申告ではなくセンサーを使ったことにより、これを上回る数字が出たとみられる。

チームによれば、1日に座っている合計時間や、立ち上がらずに座り続ける時間が長くなるにつれ、年齢や性別、人種、体格指数(BMI)、運動習慣にかかわらず、死亡のリスクが高くなることが分かった。例えば1日に合計13時間以上座る人は11時間前後以下の人に比べ、死亡率が2倍に上昇していた。

また、一度に座り続ける時間が30分未満の人は、30分を超える人より死亡のリスクが55%低かった。90分以上座り続けることが多かった人の死亡率は、そうでない人の2倍近くに達していた。

両方の要因を合わせると、1日に計12.5時間以上座って過ごし、一度に30分以上座り続けていた人の死亡率が最も高かった。1日12.5時間を下回るグループでは、一度に座る長さの影響はほとんどみられなかった。

座るという行動が健康に影響を及ぼす仕組みは解明されていない。専門家の間でも、座っているうちに「インスリン感受性が低下する」「消費カロリーが低下する」など、さまざまな説がある。

それでは立ったまま作業ができる「スタンディングデスク」を使うのは有効か、という質問に対し、ディアス博士は「座った姿勢より健康的だという根拠は限られている」と述べた。

同博士は長時間座る生活が避けられない場合の最善策として、30分ごとに休憩を取って動き回ることを提案。「我々の研究は、この一点を改善するだけで死亡リスクが下がり得ることを示している」と強調した。

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/755.html

[中国12] <コラム>「日本に生まれたことは神様にもらったラッキーだよ」、中国人夫の言葉の意味を考える 赤かぶ
1. 中川隆[-6400] koaQ7Jey 2017年9月12日 20:47:51 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

中国が酷過ぎるだけだよ:


中国に未来が無い理由 _ 田代秀敏 混沌の大国 中国と中国人を知る
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/291.html
http://www.asyura2.com/17/china12/msg/135.html#c1

[政治・選挙・NHK232] 「三本の矢」「一億総活躍」「働き方改革」そして今度は「人づくり革命」。もう頭がどうかしている… 小沢一郎(事務所)  赤かぶ
2. 中川隆[-6399] koaQ7Jey 2017年9月12日 23:29:20 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

この2009年から2012年までの3年間で日本は未曾有の危機に陥り、もう日本という国は終わりなのではないかと思われたほど深いダメージを負った。

安倍政権が樹立して、日本は間一髪で立ち直ることができたが、これはほとんど奇跡に近い。

もし民主党政権がまだ続いていたら、日本は完全に破壊されてしまっていた。


民進党の議員は口先だけの役立たずの人間が多い

民進党の議員は口先だけの人間が多いというのは、日本人はすでに学習している。新しく代表になった前原誠司自身も昔は「口だけ番長」と言われていた人物だ。

あれこれ口当たりの良いことを言うのだが、まったく何一つ実現できない人間だった。前原誠司だけではない。口だけなのは民進党の体質であり遺伝子だ。

それは、2009年から2012年までの間、国民との約束(マニフェスト)をことごとく破っていったのを見ても分かるはずだ。「実現します」と言ったマニフェストを何も実現できなかった。

埋蔵金60兆円を発掘するとか、天下りを許さないとか、増税をしないとか、公務員の人件費を削減するとか、赤字国債を抑制するとか、偉そうに言ったが嘘だった。

最低時給を1000円にするとか、ガソリン税を廃止するとかも言っていたが、これも嘘だった。マニフェストで公約を掲げておきながら、何も実現しなかった。

日本国民にマニフェスト詐欺で告訴されても仕方がないほどの嘘つき政党だった。あまりにも評判が悪くなったので、下野してから名前を民主党から民進党に変えたが、人も体質も変わっていない。

だから、村田蓮舫や山尾志桜里や辻元清美のようなうさん臭い議員が影響力を持っていられたのだ。

この2009年から2012年までの3年間で日本は未曾有の危機に陥り、もう日本という国は終わりなのではないかと思われたほど深いダメージを負った。

安倍政権が樹立して、日本は間一髪で立ち直ることができたが、これはほとんど奇跡に近い。もし民主党政権がまだ続いていたら、日本は完全に破壊されてしまっていた。

民進党は信じがたいまでの売国政権だった。今もその体質が変わっていない以上、もう民進党を存続させても意味がないということが分かるはずだ。


日本人は「ゴミを溜め込みすぎた」のではないか?

要らない物は捨てる必要がある。要らない物を溜め込んだら駄目だ。ゴミはゴミとして処分するべきだ。ゴミになるような物は置いておかないのが正解だ。

そうすることによって家の中は清潔になるし、見通しが利くようになる。逆にゴミをいつまでも溜め込むと虫がわき、腐臭が漂い、やがて悪影響が自分に感染する。

これは政治の世界でも言える。

民進党の議員は日本にとってはゴミ同然の存在だ。政治の世界で日本人は「ゴミを溜め込みすぎた」のではないか。

日本人は政治の世界を放置し、ゴミのような政治家を政治に関わらせているのではないか。その「ゴミのような政治家」が、腐臭を漂わせながら日本をおかしくしてしまっているのではないか。

口先だけで何か立派なことを言っている政治家は、一刻も早く「ゴミの処分」と同じようにしなければならない。今の国会は不潔すぎる。

国会の審議を見てて吐き気を催す人も増えているが、当たり前だ。あまりにもゴミが溜まっているのだ。いったい日本人はいつまで民進党みたいなゴミを放置しておくつもりなのか。

周辺国を見回すと、中国・韓国・北朝鮮が激しい反日政策で日本を貶め、破壊し、侵略しようと画策している。さらに北朝鮮に至っては連日のようにミサイルを飛ばして日本を恫喝し、核開発に邁進して全世界を混乱に陥れている。

日本は標的だ。

そんな中で、もう民進党の下らない足の引っ張り合いに関わっている暇はない。民進党は解党させるべきだ。

不要な政治家は根元から断ち、不要な政治家を国政から離すべきなのだ。売国政治屋たちを早く「断捨離」しなければならない。そうしないと、日本が持たない。

http://www.asyura2.com/17/senkyo232/msg/246.html#c2

[政治・選挙・NHK232] 原発にも戦争にもさようなら 脱原発団体が反転攻勢へ(リベラル21) 赤かぶ
2. 中川隆[-6399] koaQ7Jey 2017年9月13日 01:00:59 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

安倍総理が憲法改正を言い出した途端にモリカケ問題で振り回されるようになった。

モリカケ問題で安倍降ろしが始まっていますが、マスコミにも北朝鮮や中国の工作員が入り込んで工作している。石破茂というムンジェインのような受け皿も用意されたようだ。石破氏は自民党を離党したり合流したりと謎の人物だ。中国は石破氏を首相にすれば、情報は中国に筒抜けになる。


詳細は

共謀罪批判は中国・朝鮮工作員が扇動していた
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/711.html

護憲運動はCIA・中国・朝鮮工作員が扇動していた
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/703.html

「面従腹背」に官邸疑心=加計問題、霞が関の不満影響か _ 加計問題は CIA が扇動していた
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/114.html


反原発運動は中国・朝鮮工作員が扇動していた
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/702.html

反原発派は知恵遅れ _ 原発再稼動で温室効果ガスが減少 再生可能エネルギーの限界
http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/781.html
http://www.asyura2.com/17/senkyo232/msg/252.html#c2

[政治・選挙・NHK232] 米国は日本に「核武装」を要求している。  山崎行太郎 赤かぶ
1. 中川隆[-6398] koaQ7Jey 2017年9月13日 01:13:21 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
また嘘言ってる

まあ、アメリカも一枚板じゃないからそういう考えの人も少しはいるんだけどね:


1972年2月、当時のニクソン米大統領とキッシンジャー補佐官が北京を訪問し、
周恩来首相と会談した時に、日本に対して三つの密約が交わされた。
米中密約の内容

1.日本に核武装そして単独防衛させない
2.これを防ぐために米軍は日本に駐留する(ビンの蓋論)
3.朝鮮半島および台湾問題で日本に発言権を与えない

この密約は、2002年10月、当時の江沢民中国国家主席が、
テキサスの牧場に当時のブッシュ大統領を訪ねたときにも再確認された。


TPPには中国包囲網という側面はほとんどない。
なぜなら、米国は、中国との間でTPPレベルを超える金融サービスなどの投資協定を締結しているからである。

米国支配層が中国に期待するのは、中国市場での金融サービス事業の自由拡大である。

(製品貿易レベルでは、米国が中国に輸出できるのは航空機やハイテク製品そして映画など限られたものであり、貿易赤字の元であるコモディティの中国からの輸入は発注主である米国企業の利益でもある)

 穿った見方を言えば、米国が日本をTPPに引きずり込んだのは、日本が「東アジア共同体」構想を持ちながら、日中FTAを推進していた日本の動きを阻害するためである。

 オバマ政権は、日本をTPPに引き込む一方で、中国とは戦略対話を重ね、抜け駆け的に高度な投資協定を締結したと言えるだろう。
http://www.asyura2.com/16/china10/msg/219.html

日本は攻撃用兵器を保有できるか? 巡航ミサイル導入議論


防衛だけしていても「防衛」はできないという矛盾を自衛隊は抱えている


日本がトマホーク導入希望

一部報道によると北朝鮮情勢が厳しくなる中で、日本政府が巡航ミサイル導入を希望しているとされている。

米国製「トマホーク」導入を想定し、来年度予算に調査費計上を予定していると、政府関係者が語ったという。

自民党は4月30日、北朝鮮の弾道ミサイルなどを想定し、敵基地攻撃能力の保有を政府に提言していました。

過去には日米防衛協力のための指針、日米ガイドラインで日本は敵基地を含めるよう要請したが、米側が拒否してきた。

この議論は日本国内で何度か盛り上がった事があったが、アメリカの反対などで毎回断念してきた。

アメリカは何度か日本に戦争への参加や攻撃能力取得を求めたが、日本側が要望したときには拒否してきた。


古くは1950年の朝鮮戦争時、非武装だった日本に「日本軍再結成」と朝鮮出兵を求めてきて、日本側は拒否した。

ベトナム戦争の時も協力要請があったが、やはり日本側は直接の協力を拒否し、湾岸戦争でも出兵を拒否した。

それでいて日本がF2戦闘機やF22戦闘機取得で攻撃能力を得ようとすると、アメリカは毎回拒絶してきた。


1993年に北朝鮮が核開発と弾道ミサイル開発を本格化させたとき、米クリントン政権は北朝鮮攻撃を決め、日本に協力要請してきた。

日本側はまた協力を拒絶した一方で、日本が戦闘機に攻撃能力を持たせる件を、アメリカ側が拒絶してきた。

こうした両国の食い違いによって北朝鮮は野放しになり、日本は攻撃用兵器を取得できずにいる。


日米安保の機能不全

日本が戦闘機などに敵基地攻撃能力を持たせようとすると、アメリカは必ず「極右政権」や「侵略戦争を肯定している」のような批判を浴びせた。

つまりアメリカは朝鮮戦争、ベトナム戦争、湾岸戦争などで自分が負けそうに成ると「おい日本、敵を攻撃しろ」と言ってくるが、攻撃用の兵器を持とうとすると反対している。

2013年頃にも自衛隊が独自開発する短距離弾道ミサイルを配備するという話があったが、その後情報はなく立ち消えになったかも知れない。


今回の巡航ミサイル導入も、トマホークはアメリカ製兵器であり、アメリカが許可しなければ導入できない。

一連の出来事で分かるのは、アメリカ政府は日本が攻撃用兵器を保有する事を、過去ずっと拒絶してきたという事です。

敵基地を攻撃できるという事はハワイやグアム、アメリカをも攻撃できるという事で、アメリカ軍にとって脅威となる。


生かさずころさずという言葉があるが、アメリカは日本が「過剰な軍事力」を持たないように、日米安保という枠に嵌めている。

日米安保が有る限り日本は守られるが、その一方で日本が攻撃兵器を持つことは許さない。

日本が他国を攻撃できなくすることで、アメリカは日本の軍事的主導権を握り、何でも要求を飲ませる事ができます。


早い話、日本が核ミサイルを保有してしまえば、アメリカが貿易赤字で騒いでも、日本政府は「だからなに?」と突っぱねるでしょう。

現実の日本はアメリカに安全保障を依存しているので、アメリカの要求を拒否することはできません。

アメリカの機嫌を伺っているのだが、攻撃用兵器を保有しないことで、ますます日本のアメリカへの発言力は低下している。
http://www.thutmosev.com/archives/70798368.html


不思議なことだがアメリカは何度も日本に再軍備を迫ったくせに、日本が独自に再軍備しようとすると反対している。

中曽根首相が「ハリネズミ防衛論」を主張したときや、小泉首相から安倍首相のときは「軍国主義の右翼」と批判している。

アメリカに都合のいい時だけ再軍備を迫ってくるが、それでは日本が再軍備しようと言い出すと、それは軍国主義だと言うのでした。


こうして今も日本は攻撃兵器を保有しない「非武装国家」のままであり、安全保障を米国に依存していて、逆らうことは出来ません。

2014年にオバマ大統領が訪日したとき、安倍首相は土下座でもしかねない勢いで「親米ぶり」をアピールし、「米国は尖閣諸島を守る」という発言をやっと引き出しました。

アメリカの飼い犬と言われながらそうせざるを得ないのも、日本は中国に反撃できる兵器を保有していないからです。


経済政策でも金利変更でも、税金政策でもアメリカの承認が必要なのは、誰もが知っていて口にしない事実です。

これらを考えると今回の日米経済対話でも、日本はアメリカの言いなりに成らざるを得ないのであり、最初から選択肢がありません。

アメリカの要求を呑むか、それとも中国の領土になるかを選べるだけで、冷戦時代のソ連と中国が入れ替わっただけです。


独立国にとって軍事力や防衛力がいかに重要か、「アメリカに守ってもらう」という事は、アメリカの命令に絶対服従しなくてはならない。

軍隊を持たないことは自由な経済政策ができず、外交交渉で不利になるので、結局経済的に不利になり、利点は何も無い。

日本人がここに気づくまで、日本は外交交渉や経済戦争で負け続けるでしょう。
http://www.thutmosev.com/archives/70542300.html

http://www.asyura2.com/17/senkyo232/msg/253.html#c1

[番外地7] 中国に未来が無い理由 _ 田代秀敏 混沌の大国 中国と中国人を知る 中川隆
5. 中川隆[-6400] koaQ7Jey 2017年9月13日 07:58:12 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

中国人は有史以来、戦争に勝ったことが無い

漢民族は戦争にめちゃくちゃ弱いので、むやみに人数を増やして集まる。
それが始皇帝の兵馬俑で、北方の蛮族より弱かった。

引用:http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/20/97ae91cd74d02dab5763add74c395063.jpg


ユーラシア大陸の真ん中に陣取っている中国とロシアは、有史以来ほとんど戦争に勝った事が無い。


勝てないロシア

中国とロシア(ソ連)は外国に出て行って戦争に勝ったことが一度も無い。

もしかしたら紛争程度の小競り合いでは勝っているかも知れないが、国同士の戦争ではない。

その代わり内陸の領土に敵を誘い込んで、補給を絶って包囲するような戦いを得意としている。

1979年にソ連は国ですらないアフガニスタンの武装勢力に惨敗し、10年後の1989年に撤退しました。

この敗戦はチェルノブイリ事故や大韓航空撃墜とともに、ソ連崩壊の原因になった。

この時アメリカが結成した武装勢力が「アルカイダ」で2001年にNYで9.11テロを起こし、現在も活動している。


「アルカイダ」はさらに湾岸戦争時に米軍グリーンべレーの軍事訓練を受けて「イスラム国」へと進化しました。

アメリカが軍事訓練したのはイラクのフセイン政権と戦わせるためでしたが、今はアメリカが「イスラム国」と戦っています。

こういう理由でソ連が戦ったアルカイダは、今考えるとかなり強く、もしかしたら当時の米軍でも負けたかも知れない。


ロシアの領土はもともとアイヌ人のような北方民族の土地で、彼らを追い出して住み着き、国を作った。

以来千島樺太を含めて、領土化したのは全て北方民族の土地で、その領土を守る事に掛けては強い。

だが日露戦争など他の列強と呼ばれた国には、ほぼ勝った事がない。


勝てない中国

中国も同様で、秦の始皇帝が初の国家を作ってから、その領土を守っているだけで、対外戦争で勝った事はほぼない。

モンゴル帝国は強かったが、あれは「モンゴル」が植民地にしたので、中国は植民地側でした。

局地的には朝鮮半島で勝利を得たりしているが、必ず朝鮮の統治者に追い出されています。


ベトナムなどインドシナ半島には何度も侵攻しているが、やはりほとんど勝った事が無い。

台湾にすら負け、日本軍にはコテンパンに負け続け、何度も植民地になっています。

清国はイギリスとの戦争に負けて植民地化したが、その清国がそもそも中国を植民地化し征服した国です。


清国は女真族といい、いわゆる中国人とは別の人種で、満州人、満州民族とも言います。

だから辛亥革命で清国を倒したとき、中国人たちは異民族による植民地支配が終わったと言って喜んでいた。

さらにその前には、「中国人」とは北京周辺に住む黄河文明起源の人たちの事で、長江周辺の長江文明とは別な国だった。


今日「中国が発明した」と言っている文字とか火薬とか印刷とかは、ほとんどが長江文明の発明で長江こそ先進地域でした。

黄河文明はただの植民地、蛮族という位置づけで日本や半島と比べても先進地域ではなかった。

この黄河文明起源の「現在の中国人=漢民族」は粗野で教養が低く、戦争に弱いという特徴を持っています。


戦争に勝てなくても領土を増やす方法

そんな漢民族がなぜ中国を支配できたかというと、長江文明や半島や日本よりも、圧倒的に人口増加率が高かったからでした。

稲作によって大量の食料を得て、子作りに励んでついに女真族やモンゴル族、長江人を数で圧倒して吸収したのでした。

長江文明の子孫である長江人は、漢民族に押し出されるようにして、現在のインドシナ半島に住んでいると言われています。


漢民族の戦略はまず人口を爆発的に増やし、歩いて敵国に侵入して住み着き、その国を支配して領土化します。

これなら戦争に勝つ必要がなく、例えば女真族が住んでいた旧満州では、人口の99%は漢民族になったとされています。

女真族は戦争では圧倒的に強かったが、人口を増やさなかったので漢民族の侵入で吸収されてしまいました。


チベット、ウイグル、内蒙古、旧満州など多くの周辺民族をこの方法で倒してきました。

半島に住んでいる朝鮮民族も最初は中国の東北部に住んでいたが、漢民族が移住してきて追い出されて、歩いて半島にやってきた。

台湾島も島民が住んでいた場所に、多くの漢民族が移住してきて、今では人口の95%以上を移住者の子孫が占めている。


このように中国からの移民や移住者を受け入れるのは、他の国の住民を受け入れるのとは、重大さがまったく違う。

中国の場合は移住は軍事戦略であって、住民を移住させて国を乗っ取り、それから軍隊で占領するのです。
http://thutmose.blog.jp/archives/66023396.html


50年後の日本地図 (日本人は放射能汚染された東日本に押し込められる)
http://blog.goo.ne.jp/hps777/e/ee6e8a91af4cf1c9b0adb452f1667b7e


中国人は悪い。

遠からず中国人は大陸の資源を完全に食い尽くして、日本に何億人もの難民が押し掛ける事になるよ。5年先か10年先かはわからないが。

もし中国にこちらから侵略戦争を仕掛けないのなら、海上封鎖の準備をして日本に侵入して来る中国人難民を全滅させる方法を考えておいた方がいい。

中国人の頭上からガソリンを撒いて火炎放射器で火を付けるのが一番簡単か。

硫酸をかけて体ごと溶かす方が良いか?

とにかく早急に日本人の知恵を集めて何としても中国人難民の日本上陸を阻止しないといけないね。

まあ、そういう時代になれば中国人・朝鮮人撲滅ビジネスで日本中好景気に沸く訳だ。 めでたいことだな。 小沢先生の最愛の祖国は地上から消滅するけどねwwww


とりあえず、道で中国人を見つけたら必ず生卵をぶつけてやる習慣をつけた方がいいね
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/291.html#c5

[リバイバル3] 「住宅は資産」という幻想で誰があなたをカモにするのか? 中川隆
111. 中川隆[-6399] koaQ7Jey 2017年9月13日 09:15:39 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017年09月13日
アパートローンと銀行ローン審査は今後厳しくなる

銀行ローンで自己破産増加が金融庁の目に止まった
引用:http://www.asahicom.jp/articles/images/AS20170901005305_comm.jpg

金融庁がアパートローン引き締め

2000年代から続いてきた個人のアパート投資は金融庁などが過剰融資を警告するほど過剰になっています。

同時に近年急激に広まってきた銀行カードローンも過剰な融資を是正するよう、金融庁などは求めている。

2016年12月に金融庁と日銀は、個人の貸し家業向けローンに、安易な貸し出しで過剰融資が行われていると、引き締めを指示していました。

          

2015年の相続税増税後は特に、相続税の支払いを逃れるためのアパート建設が増加し、借り手は富裕層が多かった。

貸し手はマイナス金利で収益低下にあえぐ地方銀行で、両者の思惑が一致してブームになった。

だが最初の目的が「節税」なので、借り手はアパート経営そのものには無関心で、不動産業者に丸投げする事が多い。


不動産業者はこの手の素人の爺さんを騙す事にかけてはプロなので、夢のようなプランを提示してはアパートを建てさせました。

夢プランの典型が「サブリース」という手法で、オーナーはお金と空き地だけ用意すれば、すべて不動産屋がやってくれる。

しかも家賃保証や収益保証までついていて、「一生涯の安心」が手に入ると宣伝していました。


だがノーリスクで一生安心などある筈がなく、契約書には小さな文字で、無数の「例外事項」が書かれていました。

結局サブリースでは最初の10年間だけ家賃が保証され、以降は家賃が下がり補修費用が請求されて、破産するオーナーが続出しています。

アパートそのものも供給過剰で、もともと親から相続した空き地なので利便性が悪く、供給過剰になるとすぐに空室になりました。


同じ賃貸住宅でもマンションは市街地に近い場合が多く、過剰になっても価値は下がりにくいが、アパートは場所が悪い上に老朽化が早いので、築10年で「老朽物件」になってしまいます。

バブル崩壊が明らかになるにつれて破産者や不良債権が増加し、地方銀行は融資を渋るようになっています。

今後はかつてとは手のひらを返したように、「追い剥ぎ」にかかるかも知れません。

銀行カードローンも引き締め方針

2000年代にサラ金による多重債務と取り立てが社会問題になり、2008年に麻生総理がサラ金規正強化を打ち出しました。

2010年からサラ金とクレカの貸出額は全社合計で年収の3分の1になり、主婦などはクレジットカードを作れなくなりました。

この対策として同時に始まったのが銀行ローンで、貸し出すのが銀行なら総量規制の適用外になりました。


銀行ローンはかつてのサラ金並みに審査が緩く、限度額が300万円から800万円と非常に高額なのが特徴です。

もっとも多くの銀行では、最初は数十万円の限度額で、返済実績によって増えていく仕組みになっています。

だがサラ金と同じで新たな借金をして古い借金を返すと、限度額がどんどん増えていき、最終的に数百万の負債になります。


サラ金と銀行ローンの大きな違いは金利で、銀行は限度額まで借りると5%から10%以下になっています。

かつてのサラ金金利は1983年まではなんと100%まで合法で2000年でも40%、総量規制が始まった2010年は20%でした。

それに比べると銀行ローンの10%以下は安いので、毎月の支払い金額が少ないという特徴がある。


ある銀行では限度額の800万円まで借りても、毎月の支払額は10万円以下になっていました。

一見すると非常に有利なのだが、返済が甘いので借りやすく、負債が増えていきやすい。

銀行としては返済額を少なくすることで自己破産を防ぎ、一生涯金利を払わせるビジネスプランです。


数百万円借りた人はもう返済できないが、毎月の返済額は「なんとか返せる範囲」なので自己破産は認められにくい。

だがこれも2017年9月1日に金融庁が複数の銀行に立ち入り検査を実施し、引き締め方針を示しました。

銀行ローンも今後は借りにくくなるでしょう。
http://www.thutmosev.com/archives/72563830.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/615.html#c111

[リバイバル3] 北海道の最低市町村ランキング 中川隆
95. 中川隆[-6398] koaQ7Jey 2017年9月13日 09:38:58 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

小樽、中国人殺到で「原宿化」、パンフも5カ国語…沸騰する北海道観光に「深刻な問題」露呈
http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/598.html
http://biz-journal.jp/2017/09/post_20568.html
2017.09.13 文=山田稔/ジャーナリスト Business Journal


 8月中旬、お盆の期間中に小樽を訪れた。道内でも屈指の人気観光スポットだ。昼時を外してレンタカーで訪れたのだが、あいにく駐車場はどこもいっぱい。工場見学ができる有名な蒲鉾店の前には、駐車場待ちの自動車が列をなしている。その近くには、相場の倍の値を掲げた駐車場もある。そんな駐車場でも、空きが出るとすぐに埋まってしまう。幸い、穴場らしき駐車場(30分200円)にタイミング良く空きが出たので、大して待つこともなく駐車することができた。

 特に小樽運河から土産物店、寿司店などが立ち並ぶ堺町通りにかけての人混みがすごい。休日の原宿を思わせるほどだ。国内の観光客はもちろん、アジアからの旅行者の姿が多い。運河近くの観光案内所に立ち寄りパンフレットを手に取ると、日本語版に加え英語、中国語、韓国語、タイ語版が揃っている。スタッフの方に「最近の訪問客はどの国が多いですか」と尋ねると、韓国だとの答えが返ってきた。

 堺町通りにある老舗の寿司店に入る。午後3時近いというのに、満席で順番待ちしなければならないほどの盛況ぶりだ。しばらく待って案内された2階のテーブル席は、蔵の中にいるかのようにシックな雰囲気で、壁には洗練された絵がかかっている。メニューは日本語と英語表記だ。周りのテーブルは、ほとんどがアジアからの客のようだ。小樽の新鮮な海の幸に満足げな様子を見せている。街を歩く人々は大きな土産袋を持ち、飲食店では数人のグループが軒並み1万円以上使っていく。

 このような光景を見ると、アジアマネーが小樽の観光を支えていることを実感する。

  
           羊ヶ丘展望台(札幌)

■北海道を訪れたインバウンドは223万人

 2016年、北海道を訪れたインバウンド(訪日外国人客)は222万9900人で、前年同期比17.2%増となった。11年度は57万人にすぎなかったので、わずか5年で約4倍に膨れ上がったことになる。

 インバウンドは観光消費での貢献度も高い。16年度第3四半期(10〜12月)の観光消費額をみると、道内からの宿泊客が平均2万3546円、道外宿泊客が同7万36円なのに対し、外国人は同12万6394円と飛び抜けて多い。

 インバウンドの実数を国別・地域別でみると、中国53万8300人(前年同期比10.4%増)、台湾53万3500人(同0.3%増)、韓国38万9400人(同48.5%増)の順で以下、香港、タイ、マレーシアとアジア諸国が10万人台で続く。米国が5万9500人、オーストラリア5万1200人、カナダ1万9200人などとなっている。アジアの上位3エリアで65%を占めている。北海道に限った話ではないが、インバウンドの主流はまだまだアジア圏というのが実情だ。

   
             羊蹄山


■市場別に誘致戦略を練る北海道の作戦と課題

 北海道は17年2月に「北海道インバウンド加速化プロジェクト」を発表した。そのなかで、20年度をめどに外国人観光客を500万人にするという目標を掲げている。現状の2.2倍にあたる数字だ。国際的に質の高い観光地づくりに取り組むことで、インバウンド拡大を図る。それにより消費拡大、他産業への波及、新たな消費、輸出拡大につなげていく。さらに、道民の「観光で稼ぐ」意識の醸成をめざすとしている。

 また、現状の基本データから、来訪客の出身国(市場)を分類して、それぞれの対策を練っている。先導的な役割を担う「成熟市場」(台湾、韓国、香港など)、新規客の拡大とともに成熟市場への移行を図る「成長市場」(中国、タイ、マレーシアなど)、そして滞在型観光の役割を担う「欧米市場」(米国、英国、フランスなど)の3つに分類している。目標とする500万人のうち、「成熟市場」から240万人、「成長市場」から220万人、「欧米市場」から27万人の来道者を見込んでいる。

 目標達成のためには、克服しなくてはならない課題も多い。交通、観光インフラの整備はもちろん、人材育成、新たな滞在型メニューの策定など、ハード、ソフト含めた観光改革が必要だ。道内の事情に詳しいジャーナリストがこう指摘する。

「北海道の場合、どうしても夏と冬の観光シーズンに偏りがちです。特に夏場に占める割合が高いです。シーズン以外の誘客をどう増やしていくか。訪問先(宿泊先)も札幌や小樽などの道央圏が中心で、道南や道北はまだ少ない。外国人の宿泊先(延べ宿泊者数)で見ると、札幌が39.6%、札幌以外の道央が33%、道南は7.8%、道北は12%、オホーツクは1.9%と偏在がみられます。こうした季節・地域の偏在を解消し、道内の魅力ある観光資源をフルに活用する対策が必要でしょう」

 北海道新幹線の延伸計画、道内にある空港の民営化に向けた動き、国立公園満喫プロジェクト選定(阿寒国立公園)など、北海道を取り巻く観光環境は追い風が吹いている。この風をいかに生かすか。従来の観光戦略にとらわれない斬新な発想で、道民のためにもなる観光政策を考えてもしいものである。

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/588.html#c95

[政治・選挙・NHK232] “運のいい男”なのに…安倍首相はプーチン、側近にも見放されて〈週刊朝日〉 赤かぶ
1. 中川隆[-6397] koaQ7Jey 2017年9月13日 09:53:15 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

全然わかってないな

外務省官僚がロシア領土返還の邪魔をしたんだよ


安倍総理が憲法改正を言い出した途端にモリカケ問題で振り回されるようになった。

「株式日記」では、霞ヶ関が国政の実権を握っており、その権力の源泉は米軍にあると以前に書いたことがありますが、沖縄の問題ひとつとっても密約だらけであり、そのことは日本の政治家も国民も知らないことが多いようだ。密約を結ぶのは政治家であっても、総理も大臣もコロコロ代わっていくうちに密約のことを知らない政治家ばかりになる。

しかし霞ヶ関には密約の番人がおり、密約を破ろうとすると官僚が動いてスキャンダルを暴露されて失脚するか、不慮の病死で葬り去られる。安倍総理もプーチンとの会談を重ねて北方領土返還に動こうとしたのに、待ったをかけたのは外務官僚であり、米軍との密約で日本のどこにでも米軍基地を作れるという文言があるらしい。

だからプーチンが北方領土には米軍基地を作らせないという約束ができるのかと聞かれて、安倍総理はその密約を知らなかったらしい。でなければ安倍総理が北方領土返還交渉をするわけがない。プーチンの方が日米間の密約のことはよく知っており、そこをプーチンは突いてきたのだ。

安倍総理が憲法改正を言い出した途端にモリカケ問題で振り回されるようになったのも、日米間には日米安保と現行憲法とはセットであるという密約のことを知らなかったのかもしれない。安倍総理の祖父は岸元総理だから誰よりも密約のことは知っているはずですが、密約は密約であり公式の外交条約ではないから守る必要はない。

最近では日韓合意がありますが、これも密約のようなものですが正式な外交条約ではない。だから守らなくてもいいのですが紳士協定のようなものであり、日本は密約を守る国であり韓国は密約を守らないというだけの事だ。外交的に難しい交渉をする時には表向きの条約と裏側の密約とに分かれていることが多く、国民には密約は公開されない。

外務官僚が日本の内閣内部の動きを逐一アメリカに報告しているのは、明らかにスパイ行為ですがウィキリークスでこのような行為が行われていることが暴露された。それに対して日本はアメリカの政府内部の動きを何も掴むことができない。日本にスパイ防止法ができないのもこのような密約があるからだろう。

日本は在日米軍が存在する限りはアメリカの植民地であり、日本の独自外交など存在はしない。逐一外務省がアメリカに日本政府部内の動きを報告しているからだ。そのようなスパイ行為が正々堂々と出来て、日本の政治家がどうすることもできないのは在日米軍が目を光らせているからだ。

だから安倍総理がいくら頑張っても、外交は元外務次官の谷内正太郎国家安全保障局長が行っており、岸田外務大臣は蚊帳の外だった。このように政治家と官僚とのずれが生じるのは、政治家が通訳を介さないと交渉ができないのに対して、官僚は通訳を通さずに交渉ができるから、アメリカは密約を官僚に持ちかけてくる。

矢部氏によれば、「そして残念なことに、そういう掟のほとんどは、じつは日米両政府のあいだではなく、米軍と日本のエリート官僚のあいだで直接結ばれた、占領期以来の軍事上の密約を起源としているのです。」と書いているように、日本の日米交渉は密約だらけで伏魔殿のようになってしまっている。

率直に言えば日本国憲法も占領期間中に作られたものであり、だから無効だと宣言できるのでしょうが、日米安保とセットだからどうすることもできないのは密約によるものだ。日米地位協定も密約の塊であり、日本の政治家は誰も改正を持ち出せない。日本は法治国家ではなく米治国家であり、憲法以上の日米間の「掟」が存在している。
http://2013tora.jp/kabu390.html


日本では自前の核武装が、国内の権力構造の根本的な転覆につながる。
戦後日本の権力を握ってきたのは官僚機構であるが、彼らは、本来なら自分たちより上位なはずの政治家(国会)を牛耳るため、対米従属(日米安保体制)の国家戦略を必要としている(日本の官僚機構が勝手に米国=お上の意志を代弁して日本を支配する構図)。

日本が核武装すると、米国は、日本を核の傘から外して対米自立させるので、官僚が権力を詐取し続けられなくなり、政治家(国会)に権力が移る。

対米従属による権力維持の永続を望む官僚機構は、日本独自の核武装に反対している。

対米従属型の官僚独裁を主導してきた日本外務省とその傀儡「専門家」たちは、核武装論になると、急に平和主義者として振る舞い、核武装に強く反対する。
https://tanakanews.com/170910japan.htm


日本は一応は民主主義国家であり、情報公開と言論の自由が認められているから、CIAや中国の工作員はやりたい放題の工作活動ができる。
それに対する日本国民は情報リテラシーの教育が十分ではないようだ。教育からしてアメリカに都合の悪い事をすべて隠す親米教育が行われて洗脳されてしまっている。

なぜそのような教育が行われるのかは、民主制度のもとでは十分な言論統制が難しく、国民の資質や情報リテラシーに任されるからだ。アメリカの工作活動と見抜くには十分な情報リテラシーがなければできない。CIAや中国は選りすぐりの工作員を養成して日本に世論工作を仕掛けてくる。


安倍総理が憲法改正を言い出した途端にモリカケ問題で振り回されるようになった。

モリカケ問題で安倍降ろしが始まっていますが、マスコミにも北朝鮮や中国の工作員が入り込んで工作している。石破茂というムンジェインのような受け皿も用意されたようだ。石破氏は自民党を離党したり合流したりと謎の人物だ。中国は石破氏を首相にすれば、情報は中国に筒抜けになる。


詳細は

共謀罪批判は中国・朝鮮工作員が扇動していた
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/711.html

護憲運動はCIA・中国・朝鮮工作員が扇動していた
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/703.html

「面従腹背」に官邸疑心=加計問題、霞が関の不満影響か _ 加計問題は CIA が扇動していた
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/114.html
http://www.asyura2.com/17/senkyo232/msg/258.html#c1

[政治・選挙・NHK232] 政界再編の「踏み絵」こそ憲法9条改憲であるべきだ  天木直人 赤かぶ
1. 中川隆[-6396] koaQ7Jey 2017年9月13日 12:25:15 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

安倍総理が憲法改正を言い出した途端にモリカケ問題で振り回されるようになった。

モリカケ問題で安倍降ろしが始まっていますが、マスコミにも北朝鮮や中国の工作員が入り込んで工作している。石破茂というムンジェインのような受け皿も用意されたようだ。石破氏は自民党を離党したり合流したりと謎の人物だ。中国は石破氏を首相にすれば、情報は中国に筒抜けになる。

日本では自前の核武装が、国内の権力構造の根本的な転覆につながる。
戦後日本の権力を握ってきたのは官僚機構であるが、彼らは、本来なら自分たちより上位なはずの政治家(国会)を牛耳るため、対米従属(日米安保体制)の国家戦略を必要としている(日本の官僚機構が勝手に米国=お上の意志を代弁して日本を支配する構図)。

日本が核武装すると、米国は、日本を核の傘から外して対米自立させるので、官僚が権力を詐取し続けられなくなり、政治家(国会)に権力が移る。

対米従属による権力維持の永続を望む官僚機構は、日本独自の核武装に反対している。

対米従属型の官僚独裁を主導してきた日本外務省とその傀儡「専門家」たちは、核武装論になると、急に平和主義者として振る舞い、核武装に強く反対する。
https://tanakanews.com/170910japan.htm


安倍総理が憲法改正を言い出した途端にモリカケ問題で振り回されるようになった。

NHKは官僚の指示で護憲反核番組まで作った


2017年09月12日 スクープ「沖縄と核」


 表題は昨日(9月10日)午後9時から50分間放送されたNHKスペシャルの番組名です。国民から半ば強制的に徴収する受信料により年間1600億円もの潤沢な制作費があるNHKですが、時々ある「なぜこのタイミングで?」と考えてしまう番組でした。

 内容は、施政権返還(1972年5月)以前の沖縄米軍基地に、最大1300発もの核弾頭が配備されており、敵国(旧ソ連へは米国本土から攻撃するため主に中国が狙いだったようですが)への核攻撃を想定した訓練が繰り返され、事故(核弾頭の誤発射)まで発生していたというものです。

 当時の日本政府はもちろん了承しており、本土にさえ核兵器が持ち込まれなければよいと考えた結果、すべての核弾頭が沖縄に配備されたことになります。もちろん沖縄県人には全く知らされていませんでした。

 そして施政権が返還された時点ですべての核弾頭が撤去されたようですが、それでも「有事の際はいつでも再配備できる」という秘密合意があったようです。政府は公式見解として秘密合意の存在自体を(その前に沖縄に核弾頭が配備されていた事実も含めて)すべて否定しています。

 さて現時点においては「この事実」をここから議論するのではなく、あくまでも「今そこにある北朝鮮の危機」にどう対応するかを考えなければなりません。

 このNHKの番組は、確かにかなりの時間をかけて元米兵を中心に丹念に取材していたようで、それなりに「よくできた番組」ではあります。また沖縄県民だけが知らないうちに大変な危険にさらされていたという全体のトーンも、報道番組とすればある程度はやむを得ません。

 しかし現実は、日本と目と鼻の先にある北朝鮮という「ならずもの国家」が核実験とミサイル発射実験を繰り返す中で、少なくとも米国の核の傘を活用するという「日本国民を守るためのギリギリの選択」に対するアレルギー効果しかなかったと感じます。

 ここのところ小野寺防衛大臣の「北朝鮮は核保有国」、石破元防衛大臣の「非核三原則は見直す必要がある」などの発言もあり、遅ればせながら北朝鮮の脅威に対する現状認識や今後の対策について「すこしだけ」前進が見られていた中で、まさにアレルギー効果となってしまいました。

 ここで本誌は「日本も核武装すべき」など短絡的な議論を展開するつもりはありません。しかし少なくとも日本全体が北朝鮮の脅威を正確に認識し、あらゆる選択肢を真剣に考えて実行に移さなければならない段階において、NHKが一方的に核へのアレルギーを増幅させる番組をタイミングよく放送したことになります。

 放送すべきではなかったといっているのではなく、現在の北朝鮮の脅威に対してもっと国民に考えさせるよう工夫すべきだったと感じます。

 本誌はそもそもあまりテレビを見ませんが、NHKの番組については時々「その目的とタイミングについて」疑問に感じることがあり、記事にしています。2012年12月25日付け「NHKスペシャル・日本国債の、とんでもない内容」、2015年3月11日付け「NHKの預金封鎖報道の背景とは?」、2017年4月26日付け「訳がわからないスノーデン・インターセプト・NHKの三者関係と思惑」などです。

 初めの2つは消費増税を実施しなければ国債が暴落して預金も封鎖されるという「脅し」に近いもので、最後は国家として必要な諜報活動を暴露して批判するものでした。

 「今そこにある」北朝鮮の危機については、米国時間本日(9月11日)の国連安全保障理事会で北朝鮮に対する制裁措置を採決するはずですが、米国が提案していた原油輸出の全面禁止や金正恩の個人資産凍結などは早くも骨抜きにされており、それでも中国とロシアが拒否権を行使する可能性もあり、すでにほとんど意味がなくなっています。

 つまり米国や日本が会議の場で憤れば憤るほど、中国やロシアは反対に回るため、そもそも北朝鮮という「ならずもの国家」に対して常識的な手続きで解決を図っても全く意味がありません。

 そこで日本はあくまでも自力でこの「ならずもの国家」に対峙しなければなりません。そうなるとまず頼るべきは日米安保条約であり米国の核の傘ですが、そのためには応分の役割を果たす必要があり、何よりも国民すべてが危機感を共有しなければなりません。

 NHKのこの番組に限らず、マスコミの報道を見ている限りは、危機感が全く感じられません。このままでは北朝鮮という「ならずもの国家」がますます増長し、まもなく手遅れとなってしまいます。
http://yamikabu.blog136.fc2.com/blog-entry-2084.html


詳細は

共謀罪批判は中国・朝鮮工作員が扇動していた
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/711.html

護憲運動はCIA・中国・朝鮮工作員が扇動していた
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/703.html

「面従腹背」に官邸疑心=加計問題、霞が関の不満影響か _ 加計問題は CIA が扇動していた
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/114.html
http://www.asyura2.com/17/senkyo232/msg/265.html#c1

[政治・選挙・NHK232] そろそろ本格的な東アジア平和構築問題を議論しないか。(永田町徒然草) 赤かぶ
1. 中川隆[-6395] koaQ7Jey 2017年9月13日 12:33:38 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
CIAの指示で日本が改憲しない様に工作員が必死に護憲運動してるんだろ

1972年2月、当時のニクソン米大統領とキッシンジャー補佐官が北京を訪問し、
周恩来首相と会談した時に、日本に対して三つの密約が交わされた。


米中密約の内容

1.日本に核武装そして単独防衛させない
2.これを防ぐために米軍は日本に駐留する(ビンの蓋論)
3.朝鮮半島および台湾問題で日本に発言権を与えない

この密約は、2002年10月、当時の江沢民中国国家主席が、
テキサスの牧場に当時のブッシュ大統領を訪ねたときにも再確認された。

___

安倍総理が憲法改正を言い出した途端にモリカケ問題で振り回されるようになった。

「株式日記」では、霞ヶ関が国政の実権を握っており、その権力の源泉は米軍にあると以前に書いたことがありますが、沖縄の問題ひとつとっても密約だらけであり、そのことは日本の政治家も国民も知らないことが多いようだ。密約を結ぶのは政治家であっても、総理も大臣もコロコロ代わっていくうちに密約のことを知らない政治家ばかりになる。

しかし霞ヶ関には密約の番人がおり、密約を破ろうとすると官僚が動いてスキャンダルを暴露されて失脚するか、不慮の病死で葬り去られる。安倍総理もプーチンとの会談を重ねて北方領土返還に動こうとしたのに、待ったをかけたのは外務官僚であり、米軍との密約で日本のどこにでも米軍基地を作れるという文言があるらしい。

だからプーチンが北方領土には米軍基地を作らせないという約束ができるのかと聞かれて、安倍総理はその密約を知らなかったらしい。でなければ安倍総理が北方領土返還交渉をするわけがない。プーチンの方が日米間の密約のことはよく知っており、そこをプーチンは突いてきたのだ。

安倍総理が憲法改正を言い出した途端にモリカケ問題で振り回されるようになったのも、日米間には日米安保と現行憲法とはセットであるという密約のことを知らなかったのかもしれない。安倍総理の祖父は岸元総理だから誰よりも密約のことは知っているはずですが、密約は密約であり公式の外交条約ではないから守る必要はない。


外務官僚が日本の内閣内部の動きを逐一アメリカに報告しているのは、明らかにスパイ行為ですがウィキリークスでこのような行為が行われていることが暴露された。それに対して日本はアメリカの政府内部の動きを何も掴むことができない。日本にスパイ防止法ができないのもこのような密約があるからだろう。

日本は在日米軍が存在する限りはアメリカの植民地であり、日本の独自外交など存在はしない。逐一外務省がアメリカに日本政府部内の動きを報告しているからだ。そのようなスパイ行為が正々堂々と出来て、日本の政治家がどうすることもできないのは在日米軍が目を光らせているからだ。

だから安倍総理がいくら頑張っても、外交は元外務次官の谷内正太郎国家安全保障局長が行っており、岸田外務大臣は蚊帳の外だった。このように政治家と官僚とのずれが生じるのは、政治家が通訳を介さないと交渉ができないのに対して、官僚は通訳を通さずに交渉ができるから、アメリカは密約を官僚に持ちかけてくる。

矢部氏によれば、「そして残念なことに、そういう掟のほとんどは、じつは日米両政府のあいだではなく、米軍と日本のエリート官僚のあいだで直接結ばれた、占領期以来の軍事上の密約を起源としているのです。」と書いているように、日本の日米交渉は密約だらけで伏魔殿のようになってしまっている。

率直に言えば日本国憲法も占領期間中に作られたものであり、だから無効だと宣言できるのでしょうが、日米安保とセットだからどうすることもできないのは密約によるものだ。日米地位協定も密約の塊であり、日本の政治家は誰も改正を持ち出せない。日本は法治国家ではなく米治国家であり、憲法以上の日米間の「掟」が存在している。
http://2013tora.jp/kabu390.html


詳細は

共謀罪批判は中国・朝鮮工作員が扇動していた
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/711.html

護憲運動はCIA・中国・朝鮮工作員が扇動していた
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/703.html

「面従腹背」に官邸疑心=加計問題、霞が関の不満影響か _ 加計問題は CIA が扇動していた
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/114.html
http://www.asyura2.com/17/senkyo232/msg/264.html#c1

[リバイバル3] アホが書いた日本国憲法 _ 護憲運動はCIA・中国・朝鮮工作員が扇動していた 中川隆
30. 中川隆[-6394] koaQ7Jey 2017年9月13日 12:41:20 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

NPT(核拡散防止条約)体制の崩壊 2017/9/4


世界の核兵器は廃絶した方が良いに決まっている。しかし現実には核保有国は核を放棄する気はない。ただ核を保有していると言っても、周りの国があまり気にしないケースもある。例えば日本は米国、英国、フランスの核保有をあまり心配していない。NPT非加盟国のインドとパキスタンの核保有もそれほど脅威と感じていない(ただパキスタンはちょっと怪しい)。

しかし北朝鮮の核は脅威そのものである。その理由は、北朝鮮という国が全く信用できないからである。まず各国を裏切って核兵器開発を続けてきた歴史がある。日本にとっては拉致問題が未解決である。またこれまでもラングーン事件や大韓航空爆破などいくつものテロを起こしている。そのような国が核を保有することは脅威以外の何ものでもない。


核兵器を包丁に例えることができる。家庭の主婦や料理人が包丁を使って料理をしていても誰も心配しない。しかし怪しい者が同じ包丁を持って街を歩いていたら、周りの人々は恐怖を感じる。いくら包丁を他人に向けないと本人が言っても、警察官を呼んで取り押さえてもらうのが普通である。

世界には北朝鮮という国をよく理解していない者がいる。このような人々が「圧力より対話」と言っていると筆者は理解している。また北朝鮮から核兵器や核技術が第三国に流出する可能性があり、このことが起れば世界的な核拡散が現実のものとなる。テロの標的になっているロシアのプーチン大統領が、この事態をどう考えるのかもう一つ分らない。安倍総理とプーチン大統領の今回の会談が注目される。


NPT(核拡散防止条約)加盟に伴い、日本はIAEA(国際原子力機関)の査察を受けることになった。日本にある核物質が核兵器に転用されないための査察である。

実際のところ核保有国から見て、潜在的な核兵器開発国として一番警戒したのが日本である。

したがってIAEAの査察予算の半分は日本に使われていた。


ところが日本だけをマークしていた間に、インド、パキスタン、そして北朝鮮が核保有国になったのである。まことに間抜けな話である。

しかも今でも保有するプルトニウムが核兵器に転用されないかIAEAの査察官が日本に常駐しているのである(日本が保有しているプルトニウムは純度が低いので、そのままでは核爆弾に使えない)。

事実上、査察官は中国と北朝鮮の代理人みたいなものになっている。


北朝鮮の核保有によって、少なくとも東アジアにおいてはNPT体制が崩壊したことを認識する必要がある。また北朝鮮のICBMの完成によって米国の核の傘が当てにならなくなると考え(米国本土への核攻撃を警戒し米国が同盟国を見捨てる可能性が出てくる)、韓国の野党は独自の核開発を主張し始めた。

そう言えばトランプ大統領も日本と韓国の核兵器開発を容認する発言を行っていた。実際、日韓の核保有は米国の専門家の間で決して突飛な話ではなくなっている。

日本は北朝鮮の核保有を認めるわけには行かない。しかし北朝鮮が核を放棄する前提で対話のテーブルに就く可能性は極めて低い。また日本の核兵器開発は非現実的な話である。しばらくは今日の膠着状態が続くものと思われる。
http://www.adpweb.com/eco/eco953.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/703.html#c30

[経世済民123] 「弁護士になりたい若者激減」が示す、日本の明るくない未来 受験者、合格者ともに減・減(現代ビジネス) 赤かぶ
1. 中川隆[-6393] koaQ7Jey 2017年9月13日 12:50:07 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

法律は丸暗記しかできない知恵遅れがやるものだろ

金にならなければ まともな人間は絶対にやらねえ
http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/602.html#c1

[番外地7] 中国に未来が無い理由 _ 田代秀敏 混沌の大国 中国と中国人を知る 中川隆
6. 中川隆[-6392] koaQ7Jey 2017年9月13日 16:51:35 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

占領されると領土が拡がる中国 武田邦彦 (中部大学)
https://plaza.rakuten.co.jp/silvermouse/diary/201102250000/

支那という地域を理解するのに、まだまだその歴史を勉強しなければならない。それはまず、この地図だ。
 
https://plaza.rakuten.co.jp/silvermouse/diary/201102250000/


 この地図は歴史家・宮崎淳子先生が画かれたもので、中華民国ができた時の支那地域の支配図である。もともと中華民国ができる前の国が「清」だったが、清は満州族の国家で、モンゴル、新疆、チベットとの「連邦国家」だった。

 清の前の王朝である明が周辺諸国に嫌われ、清は良い状態を保ったのは、清が連邦国家だったからで、「清の領土」というけれど、モンゴル、新疆、チベットは広い自治権が認められていたし、満洲はもともと宗主だから、別格だった。

 このような経過があったので、清の終わりの袁世凱や、孫文が中華民国を作った時には、その支配は「昔の秦」の領域だった。ここで少し歴史的な地域分配を見てみよう.


https://plaza.rakuten.co.jp/silvermouse/diary/201102250000/


 まず最初に「統一国家」を作った秦であるが、揚子江を中心として北は黄河、南は南シナ海、西は山で囲まれた地域に支配圏があったことがわかる。秦という国がチャイナという国名の元であり、それが漢字で支那と書かれることはすでに書いた。

 それから後、新しい王朝は支配する地域が少し違うけれど、おおよそ秦の領土に近い。たとえば、秦からかなり年代がたった明は結構、領土が広かったが、それでも次のような図になる.

https://plaza.rakuten.co.jp/silvermouse/diary/201102250000/

 秦に比べて少し山岳の方に入っているけれど、そのほかは同じだ。東と南ははともに海だからあまり検討する必要はないが、問題は「北」である。秦の時代も明の時代も北からの異民族の侵入が特に怖かったので、その防御のために万里の長城をつくった。

 万里の長城を作ったのが、秦と明だったのはそれほど偶然ではない。秦は漢民族が「統一国家」を作った時にフト気がつくと「北」だけが危ないことがわかり、秦の始皇帝が「万里の長城」を作った。

 明の時には国家を作った人にも北方民族の血がかなり流れていたが、それでも当面、元が北に帰った後の土地をもらったと言うこともあって、やはり北が怖かった。そこで北京のすぐ北に万里の長城を作ったのである.

 「万里の長城」というのは「国境」だから、支那地域の北の領土は万里の長城という事は確定している.

 その北にはモンゴルと満州がある。中国の歴史で今のところ大失敗しているのが、満州民族だ。中国というところは普通の常識では考えられないことをする。

 たとえば、「漢人は漢人を平気で殺す」ということで、たとえば前漢の末には国民に4人に3人が殺された。

 中国人は何でも食べるというけれど、時によっては人間も食べた.約束を破る、裏切るなども普通に行われるが、それを日本人の倫理観で考えてはダメで、人間は動物だから、動物のように「その時の自分に得になるように動く」のが摂理でもある。

 「尖閣諸島はもともと日本の領土だ」などと言ってもムダで、「尖閣諸島が何も無ければ日本のもの、資源があれば中国のもの」というのが中国流の倫理観なのである.

 そんな倫理観の支那に満州人が侵入した。それが「清」で、大いに繁栄して、モンゴル、新疆、チベットとも連邦を組んで、大帝国をつくった。モンゴルの時代を除けば、中国で歴史的な「最大版図」になったのである.

 ところが、不思議なことが起こった。

 清朝はもともと満州族が作ったのだから、支那は満州に占領されていたのが清朝だ。その清朝が衰えて、満州に帰った。そして、もともと漢の時代に「中国」の領土だった「支那(秦、china)」の地域に中華民国ができた。

 その次に驚くべき事が起こったのだ。

 それは「中華民国」が「満洲は俺の領土だ」と言ったことだった。中華民国は支那の国だから、武力があれば支那を統一するだろう。それは秦や明が万里の長城から南を領土にしたのと同じだから、「支那は中国人の固有の領土」と言っても不思議ではない。

 ところが、満洲はずっと満洲人の領土だから、満洲人が支那地域を占領していたのを引き上げて、満洲に戻ったのだから、満洲は支那ではない。満洲が支那を占領していたのだから、満洲が支那を「領土」と宣言することはあるが、占領されていた支那が満洲を領土にするというのは「世界の常識」から言えば「逆」である。

 たとえば、次のような話をすればさらに理解が深まる.

 豊臣秀吉が朝鮮に出兵して北京まで進軍しようとした。日本では「そんなことはできなかった」と思う人が多いだろうが、さすが豊臣秀吉だ。支那の地域は漢から三国時代が終わると、支那には人がいなくなり、次々と北方民族が占領していたのだ。だから、「支那の北方民族の一つの日本が北京を占領する」というのはごく普通のことである。
さらに駒を進めて北京から揚子江ぐらいを占領したとする。しばらくは秀吉も生きていて、大陸の占領が成功したので、首都も中間の平壌に移したが、100年ぐらいして大陸にも興味が無くなり、日本軍は日本に引き揚げたとする.

 占領された支那は新しい王朝ができる。そうすると、奇妙な論理が登場するだろう.それは、「日本は中国だ」ということである。

 支那を満洲が占領した。しばらくして満洲が支那を放棄して故郷に戻ると、支那は「満洲は中国だ」と言った。

 もし、日本が支那を占領し、しばらくして支那を放棄して日本に帰ると、支那は「日本は中国だ」と言っただろう.
 つまり、武力にも工業にも頼ることができない支那の人はそれなりに生きるすべを身につけていた。それは

「自分のものは自分のもの、他人のものは自分のもの、自分の土地を占領した人の土地は自分のもの」

という「なんでも自分のもの」という主義である。

 これを中華思想という。
https://plaza.rakuten.co.jp/silvermouse/diary/201102250000/


中華思想 武田邦彦 (中部大学)
https://plaza.rakuten.co.jp/silvermouse/diary/201103010000/

 昨年、中華思想とは「自分が中心で周りは属国」ということで、周囲の国を尊敬するどころか、鮮卑とか、凶奴とかいうようにひどい名前をつけて「呼び名でさげすむ」というのが特長で、そして、やがてその「さげすんでいた人」が力をつけて「自分の主人」になると、さすがに主人をさげすむ訳にはいかないので、「同列」にする。つまり、さげすんでいた人の領土を自分の領土と同格に格上げして、その土地を自分の土地にするという思想であることを述べた。

(ややこしいので、一度、読んでも分からないぐらいだが・・・)

 つまり中華思想での「格上げ」というのは「満洲の人に占領されたから、満洲は支那の領土になる」ということになる.現在の満洲が支那の領土になっているのは、「支那が満洲を占領したから」ではなく、逆に「満洲が支那を占領したから」である。

 でも、このような巧妙な事を実施するには作戦がいる。タダで人の土地を手に入れるのだから戦略はかなり高度でなければならない。

 普通は戦争で土地を手に入れるのだから、それと比べれば、平和主義といえば平和主義だ.

 まず、第一に文化程度を高めておくことだ。常に田舎者が東京に来て恐れおののくようにしておくということと同じである.

 支那の国に行くと「祖先はこんなに偉かった、墳墓の大きさに驚いたか!。こんなに綺麗な飾り物がある、この絹は素晴らしいだろう。美味しい中華料理も、女性も綺麗でエレガントだ・・・」と続く。

それには大きな宮殿もいるし、宮殿までの道路も広くて両側には虎の彫り物も欲しい・・・ということで「支那の文化」ができた。

 今でも、日本から支那に行く陽気で単純で偉い人は、これにすっかり引っかかる。みんな笑顔で迎えてくれるし、美味しいご飯は食べられる.万里の長城も宮殿の素晴らしく「さすが、中国4000年!」と感激して、日本の技術をソックリ差し上げてくる人もいる。

だが、もともと支那の歴史は2000年、それも中抜け、虐殺、属国の歴史だが、それらは全て、隠されている.

 なかなか、素晴らしい作戦だ。

 つまり、支那の文化は「負ける文化」であり、「負けても繁栄する」という戦略をもっている。だから、「勝つ文化」、つまりヨーロッパの文化が清の時代にやってくると支那はこと軍事力ではひとたまりもなく破れた。

そこで、清王朝はそれまでの支那文明とはまったく違う文明を受け入れた.

 日清戦争で支那が日本に負けて「支那文化」を捨てたということが岡田英弘先生の本に書かれているが、それはそうだろう。小さな属国と思っていたところにいとも簡単に負けてしまったからだ。

でも、その時に捨てたのは政治、軍事、社会、技術などであり、中華思想は捨てていない。だから、「勝つ国」が、「負けても勝つ中華思想」と一緒だからややこしくなっている。

 もう一つの中華思想の戦略は、「ウソを記録する」という方法である.
 「過去に起こったこと」を記録するときに、「できるだけ事実に忠実に記録する」という方法と、「自分に有利になるように記録する」というのがある。

 事実だから事実をそのまま記録すれば良いじゃないかというけれど、人間の社会というのはそれほど単純ではない.たとえば2010年に日本と中国の間で起こった尖閣諸島問題でも、少し前から日本の図書館から古い地図が抜き取られているという事件がある。

 日本と中国の間には古くからいろいろな歴史がある。それがそのまま残っていると中国には不利な記録もあるが、それを早く消してしまえば、新しく「作り上げた歴史」を書くことができるからだ。

 だから、日本と中国、朝鮮の古地図に関係するところが無くなっている.だれが破ったり盗んだりしているのか分からない。普通に考えると、関係する中国か韓国の人が自国に有利になるように歴史を消しているとも採れるし、逆に日本人が中国や朝鮮に対して圧力をかけようとして謀略をしているのかも知れない。

 事実はかくのごとく複雑であり、なかなか明確には分からないのである.だから、その間隙をついて、「歴史を自分の有利なように書き換える」というのはきわめて単純な「だまし」の方法になる.

 言ったことはそのうちに消えるし、事実そのものも分からなくなる。でも、書いた物はそのまま残るので、書いた方が勝ちであることを支那は知っていた.

「王朝を開いた皇帝はこのように英雄であり、人格が高かった」、「周囲の野蛮な国を平定して国に平和をもたらした」、「中興の祖の**帝の時に最大版図になった」というような事であり、そして地図にはその王朝の「最大版図」を記録して、後は捨てる.

 そうすると、あたかもその王朝の領土は「最大版図」であるような錯覚に陥る.

 たとえば、前漢や後漢の領土として知られている地図は、「平均的な領土」でもなければ「固有の領土」でもない。もともと「国境」がハッキリしていないのだから、「固有の領土」なるものはない。「書いたが勝ち」で最大版図がその王朝の領土であったことになる.

 先に豊臣秀吉の大陸攻撃と、もし秀吉が北京に首都をおいたら日本は中国に編入されているということを書いたが、日本と中国の常識がいかに違うかを、今度も領土について示してみたい。

https://plaza.rakuten.co.jp/silvermouse/diary/201103010000/


 この地図は「大日本帝国」の「最大版図」である。今の日本は自虐的で、かつ世界の孤児だから、このような地図を示すと「侵略を正当化するのか!」と叱られる.でも、中国は常に「最大版図」しか示さないことに注意すべきである.

 支那の王朝の「領土」をもし日本の教科書に書いてあるように示せばこのようになるということで、それを叱っても意味がない.日本の思想で日本国を示せば、南は千島から北は沖縄になるが、中華思想で示せば、大日本帝国の時の最大版図になるということだ。

 中国人が日本人なら、この地図の「色分け」はしない。もともと日本領土だったところ、朝鮮と満洲、フィリピンなどを色わけすると、そこは日本とは違うように見える.

ところが、全部を同じ色で塗って、「日本」と書けば、何回か見ている内に「ほんとうの日本はこんなに大きかった」と錯覚する.

 それが今の中国と言っている領土の範囲なのだ。

 それではなぜ歴史学者が、支那の王朝の領土を「事実」に基づかずに「公的に示された最大版図」を示すのだろうか? それは中華思想そのものにある。つまり、人間は自己の責任を問われるのを恐れるから、「お墨付き」のあるものを使いがちであり、それが間違ったものでも使っていると本当になるという深い考えが含まれているからである.

 筆者は自然科学者としてよく経験しているが、科学の専門家でも、専門が細かく分かれているので、自分の研究対象以外のところは「当たり障りなく、公的なデータ」を使いたがる傾向がある。

 最近見られるその典型例が「地球温暖化が起こっていて、原因は人為的に排出されるCO2」という「社会現象」である。もちろん温暖化もCO2も自然科学なのだが、現実にデータを持ち、研究をしているのは一部の気象学者と地球物理学者、それに温暖化に興味のある学者だけである。

そのほかの人は自然科学者も含めて「大勢の人が言っている」とか、中華思想的な場合は「公的な方が正しい」と判断している。

 つまり、「ウソでも公的に記録されれば現実になる」という中華思想はけっこう人の認識の弱点を巧みに突いている.

 まとめると、
1.  自分と同じになれば他人のものは自分のもの。だから占領される毎に領土が増える.
(普通なら「取られた」と思うがその反対)

2.  人は「事実」より「公的に記録されたもの」を真実と錯覚する。だから事実が何かを調べる必要は無く、公的に記録すればそれが事実になる.

 なかなか巧妙な思想である.

 ここに書いたことは、中国を批判しようとか、日本の占領を正当化しようということではまったくない。中国を理解するためには、日本の考えを離れて、中国人の見方を取り入れなければならないということである。
https://plaza.rakuten.co.jp/silvermouse/diary/201103010000/

http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/291.html#c6

[番外地7] 中国に未来が無い理由 _ 田代秀敏 混沌の大国 中国と中国人を知る 中川隆
7. 中川隆[-6391] koaQ7Jey 2017年9月13日 16:55:24 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

尖閣列島事件 平成22年9月26日


日本と中国の間にある尖閣列島は歴史的にも、支那地方の政府が支配したことがなく、日本の明治政府が歴史的に初めて領土宣言をしているから、領土問題は存在しない。


「領土」というのもが、「どの政府も領土していない」ところを、どこかの政府が領土宣言して、それが10年もどこからも異論が出なければ確定する.

その後、100年ぐらいして文句をつけたら、戦争の火種を作るだけで意味がない.もしそれができれば、日本は「今の中国は全部、日本の領土だ」と言っても良い.


そんなことを認めたら、国際的に決められている領土は、またかつての帝国主義時代のように「力のある国がかってに人の領土をとる」ということになって問題がある。


だから、今度の尖閣列島の事件の解決方法はただ一つしかないと私は思う.

1) できるだけ早く、日本が中国を上回る軍事力を持ち、もちろん「自衛隊」ではなく、「日本軍」を尖閣列島周辺に派遣すること、


2) 同時に、船長を釈放すること、


3) その上で、国際社会に向かって「日本は自らの力と国際協力によって尖閣列島を守ることができるが、それだからといって一人の犯罪人(日本の領海を侵して勝手に操業した船長)ために戦争を構えることはしない。たとえ、中国が国際法を無視しても、日本は誠実な国だから、国際的な慣行や国際法を守り、小さいことにはこだわらない」と強く宣言する.


4) 変な妥協はできないが、妥協しないためには「軍事力」と「国際政治力(ハッキリしたアピール)がいる。


今回の船長の釈放を「地方検察庁が独自にやった」などという声明を出すのは政府が判断を避けた結果だろう.この事件が重大事件であることは確かだから政府が逃げてはいけない。


国際社会で意味があるのは、


1) 行動を裏付けるだけの軍事力、


2) その軍事力を発揮しないこと、


3) ハッキリと立場を貫くこと、


4) 事の大小を区別できること、


である。軍事力は直接使うのではなく、このようなことを事前に抑止するためにある。
http://takedanet.com/2010/09/post_6962.html

中国が尖閣諸島を取りに来た原因 (平成24年11月2日)


中国が尖閣諸島を取りに来た原因は、20年ほど前から日本人が希望してきたこと、つまり「節約によって国を衰退させる」ということです。だから、テレビや新聞が「尖閣諸島は日本固有の領土だ」と叫んでいるのは実に滑稽なことで、自ら原因を作り、それが実現すると異議を唱えるのですから困ったものです。

現代の人間社会で「世界の国は固有の領土があり、他国の領土は他国のもの」という概念を持っているのは日本人ぐらいなもので、日本がたまたま四面を海に囲まれ、ほぼ単一民族で、さらに万世一系の天皇をいただいているという特殊な国だからです。

アメリカに固有の領土を求めてもムダです。アメリカはもともと1776年まで領土はゼロで、それ以後に獲得したところもすべて「他人のもの」だったところだからです。ロシアもモスコー付近は固有の領土と言えないこともありませんが、ウラル山脈より東は力で獲得した土地です。そして中国も「領土というものはない。中華の力が及ぶところは中国の領土だ」という概念ですから、これも同じです。

これが事実ですから、「固有の領土」等と言うのは外交交渉上のことであって、決して解決策にはならないのです。日本のようにアメリカ、ロシア、中国という3大強国に囲まれた国もまた日本以外にないのですが、この場合、日本を防衛するには3つの方法があります。

一つは「ハリネズミ方式」、つまり鎖国です。外から外人が全く入れないようにして、仮に上陸してくると「問答無用!」と日本刀で切り捨てるのです。日本の武士が日本刀を持った姿はなかなか迫力があります。なんと言っても恥をかくとそれだけで自分の腹を切るだけの度胸のある武士ですから、外人は怖くて仕方が無いので、日本に入っては来ません。江戸時代の鎖国が成功した理由でもあります。

二番目が「戦争」です。日本が開国すると、すぐ中国とのいざこざがあり日清戦争をし、ロシアが延々モスコーからやってきて、朝鮮と日本を取りに来たので日露戦争。そしてアメリカが事もあろうに太平洋を渡って東アジアを脅かしてきたので太平洋戦争と3度の戦争をしました。そして2勝1敗でしたが、まあまあ白人から独立もしたし、かなりの成功と言えるでしょう。

三番目が”Japan as No.1” と言われた日本の技術力です。世界一の技術力は防衛になります.中国は日本の技術で発展してきましたし、アメリカも日本が製品を供給して繁栄しました。おいそれと日本を衰退させられなかったのです。たとえばオーストラリアの炭鉱では日本のトラック、掘削機、詰め替え機などが使われていて、日本が技術を提供しなければオーストラリアの炭鉱が繁栄することはできません。

それでは、これからの日本はどのような戦略で日本をまわりの3大強国から守ろうとしているのでしょうか? 迫ってきた総選挙のもっとも大きな争点になるはずです。日本が今、取り得る政策は、次の中の選択でしょう。

1) これまでの自民党、民主党の政策を引き継ぎ、エネルギーの削減(節電とCO2削減)、軍備の段階的縮小、短期的利権への税金の投入を続け、文科省が主導する教育を続け、これまでの日本の富を少しずつ減らして言って、日本を衰退させる政策。現在の日本政府と中国政府の長期政策をそのまま整理すると、2050年には日本は中国の10分の1の国になる(エネルギー消費が活動量に比例するとして)。企業が海外に移動し、日本は空洞化する。

2) 日本を発展させるために、技術立国、土木工事投資、教育投資と教育現場の権限強化、法人税の軽減、環境制約撤廃(京都議定書脱離)、自衛隊の充実、金融緩和のインフレターゲット政策、諸規制の撤廃と官への報告義務の減少、電気代を2分の1(発送電分離、自由化)、火力発電所の増設など、産業振興、教育、軍備など国が本来力を入れるべきところにお金を集中する。中小企業が日本で収益が上げられる構造を作り、若者が仕事に就くことができるようにする。

3) 軍事力を強化、核武装。中央集権化。東京が権限を強化。全体主義、共産主義的国家を建設し、アメリカとの同盟を強化して国防に当たる。国家のために働く国民の教育。滅私奉公。

すでに最左翼が滅亡したので、1)が左翼(自民党、民主党、公明党、維新の会、社民党、共産党がこれに当たる)、2)が中道(普通の政権の政策で、日本の富を増やす方法)、3)が右翼、ということになるでしょう。

ところが、現在の政党やこれから出てくる政党も、マスコミの報道もあるでしょうが、どうも政策がハッキリしません。明確なのは減税党ぐらいで後は、みんな上の分類では左翼の政権と言えるでしょう。特に日本の企業が日本で活動する条件を悪くし、国民に節エネルギー(活動量を減らす)ことを目的とする政権では私は衰退が目に見えているように考えられます。

つまり、尖閣諸島の問題は、中国が取りに来たとか、固有の領土かという問題ではなく、日本が中国と対等の力を維持していくべきかどうか、維持して行くにはどのようにしなければならないのかがもっとも大きな分岐点で、それが選挙の争点にならなければ、国政は要らないようなものです。

私は、国がエネルギーの供給を安く豊富にして、国民が楽しく活発に行動し、その結果、教育も産業も好転するようにすることが日本の将来にとってもっとも大切と思いますが、私には当たり前のように感じられる政党が見当たりません。原発についても危険なものを動かすのは国民の安全と言う意味でも、また日本経済のためにも、国防にも良いはずはありません。

また国民が1人も「節約」をしていないのに、あたかも節約するふりをすることが「よい子」のような錯覚にとらわれ、無用な政策を採り続けている(温暖化対策がその典型)のも日本の将来を危うくします。
http://takedanet.com/2012/11/post_ad18.html

尖閣、竹島、四島・・・領土と国(1) 台湾 (平成24年8月28日)


尖閣列島、竹島、そして根室四島(北方四島という呼び名はいかにも「日本ではない」という感じがするので、ここでは根室四島と呼ぶ)が注目を集めています。そこで、この問題を整理することにしました。

「領土」と言うからには、その前提として「国」がなければならないのは当然です。そして、日本に住んでいると歴史が長いことと、四方が海なので国というのは「大昔からあるもの」と考えがちですが、世界では「国」や「国境」がハッキリしている方が珍しいということをまずは頭に入れなければなりません。その意味で「固有の国土」などというものはほとんど無いのです。

たとえば、台湾ですが、明治初期の台湾は「清」という中国の国が軍隊を派遣していましたが、「清の国土」なのか「清の勢力範囲」なのかはハッキリしていませんでした。

明治4年に琉球王国のご用船が難破して台湾に漂着した時、乗員69人の内、54名が斬首されるという事件がありました。今の常識では考えられませんが、「今の常識」はまさに「今の常識」であり、これを歴史的なことにそのまま適応するのは不適切です。

ともかく、琉球王国も「国かどうかハッキリしない」という時期だったので、琉球政府に代わって日本政府がこの事件について清に賠償を求めます。難破して漂着した人を殺害するのですから、もし「国」であればその国の政府が賠償しなければなりません。

ところが清は「台湾の中国人がやったのなら別だが、現地人がやったのだから俺には責任がない」と回答しました。この回答でわかることは台湾は清のものではなく清の一部が台湾に駐留していたということです。私たちは現代人ですから、どうしても「どこの国か?」と聞きたくなりますが、昔(たった150年ほど前)でも、「地域」があっても「国」ではないところは多かったのです。

かくして紆余曲折はあったのですが、日本軍が台湾に上陸して報復します。ところが、中国の守備隊は台湾を守るのではなく、台湾の人を殺戮し、台北を放棄して逃げてしまいます。このことも、台湾は「清の領土」ではなく「清の軍隊が駐留していた」と言うことを示します。後に整理しますが、「中国」というのは「地域」の名称であって、「中国」という「国」ができたのは共産党が中国を統一したごく最近の事です。

建国は1949年ですからまだ60年ほどしか経っていません。これは政治的な意味合いではなく学問的な解釈で、詳しくは歴史学者宮脇先生とシアターテレビジョンの「現代のコペルニクス」で詳しく解説をしています。

結局、台湾は歴史的に「国」であったことはなく、日本と清の間の戦争(日清戦争)のあとの下関条約で「清の統治下」から「日本の統治下」に入り、まもなく1915年に「内地延長主義」、つまりそれまでの「植民地統治」から「日本国の延長」ということにかわり、歴史的にははじめて台湾は「日本国」という国の一部になったのです。

私が「日本国は千島列島(占守島)から台湾まで」と言っているのは、政治的とか、良い悪いではなく、単純に歴史的には有史以来、台湾が国になったのは日本国の一部になってからという意味です。

たとえば、アメリカ合衆国というのは最初は北アメリカの一部に13州を作って独立したのですが、その後、西に進み、インディアンやメキシコなどと戦って、州を増やして今のアメリカ大陸の「国」ができたのです。カリフォルニアがアメリカ合衆国の一部であるということと同じく、台湾は日本であるということになります。

その後、日本が戦争に負けて台湾を放棄し、そのすぐ後(日本が降伏した1945年8月の2ヶ月後)、中華民国という国(中国ではない)が台湾に進駐して「実効支配」している状態です。

200年前の状態という意味では台湾は台湾人(中国は台湾を植民地にしていたので、インドとイギリスの関係と同じ)のもの、100年前というと日本国、そして50年前というと誰のものでもないということになります。もし、台湾をもともとの人に返すということなら台湾人(1945年に移ってきた中華民国人ではなく、もともとの台湾人)という事になります。

もちろん、領土は政治的、感情的なものですから、このようなことを言うと日本を支持してくれている今の台湾の人からも文句を言われますが、歴史的にはこのような事だったということです。

そうなると、台湾と琉球の間で台湾に近い尖閣諸島は誰のものなのでしょうか?少し長くなりましたので、また書きます。
http://takedanet.com/2012/08/post_29f2.html

尖閣・竹島・四島・・・領土と国(2) 中国 (平成24年9月5日)


第一回で「台湾は国?」という質問が非常に難しいこと、歴史的に見て最初に国になったときという意味では「日本国」だということを書きました。これは国際的慣行で先占権といい、国でないところに始めて国を作った国がそこを自分の国とできるということです。

このように、尖閣諸島がどの「国」に属するのかということ一つをとっても、なかなか難しいことが分かります。第2回目は「中国という国はあるのか?」ということを簡単に解説します。詳しくはシアターテレビジョンの「現代のコペルニクス」をご覧ください。

私たちが今、中国と呼んでいる地域は、1)昔からの支那(チャイナ)、2)台湾、3)満州、4)蒙古、5)ウィグル、6)チベット、で、それぞれ別の国です。

満州は女真族という民族の国で、支那の国とはまったく別の国です。多くの人が万里の長城というのを知っていて、北京に行ったことがあれば北京からすぐのところに万里の長城があることを経験しているでしょう。

「万里の長城」とはまさに城で、「異民族の侵入を防ぐ、中国(支那)の北の防衛線」です。ということは万里の長城より北は支那ではないことを示しています。

満州は万里の長城の東北ですから、当然、中国ではなく「満州」という国(もしくは地域)です。満州が国のような体裁をとったのはかなり前ですが、強くなった時からでも「遼」、「金」などの北方民族の国であり、さらに蒙古の「元」を経て女真族が力をつけてきます。でも国境線が画定していた訳ではありません。

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今の中国だけが頭にある人は、ここが錯覚しやすいところですが、支那の地域を支配した「明」という国を攻めて作った「清」は「占領王国」です。つまり普通は「国」があるので、「ドイツが北の方からフランスに攻め入ってフランスを占領して合併して、首都をベルリンからパリに移した」と言うことと同じです。

ドイツ人がフランスを占領したのですから、首都をパリに移しても政府の中枢部はドイツ人、権限はドイツ人が握っていたという状態です(現実の歴史ではナチスの時に短い間、このような事が起こりました。

もう一度、くり返しますと「清」という「支那の王朝」は「満州」の女真族が支那を占領して北京に首都を移したということですから、「清」は支那(中国)の国ではなく、満州の国なのです。

ここが支那人の「国」の考え方が世界と違うところで、普通なら「我が国土を取り戻せ!」という事になるのですが、もともと支那には「我が国」がないので、外国(満州)に占領されると、逆に満州も「我が国土」になるという逆転現象が生まれるのです。日本がアメリカに占領されると、日本人が「アメリカは日本だ」というようなものですが、「中華思想」というのは「世界中が中国だ」というのにほぼ同じですから、特に論理が破綻している訳ではありません。

もっとも中国にも「支那の国が支那で他国に占領された国は支那ではない」として日本に移住した朱舜水のような人物も居ます。彼は「日本こそが中華だ」と言っていますが、つまり日本人のような「国」という概念はないのです。

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国がない人から見て、尖閣諸島や台湾、さらには朝鮮、南沙諸島などを見るとどのように見えるでしょうか? 国境というのがもともとないのですから、世界中、どこでも自分の力の及ぶところが国であり、さらに外国が自分のところを占領したら、その外国も自分の国になるということです。

従って、「どこでも自分の国」という考えの今の中国が、「尖閣諸島はこれまで中国であったことはないが、欲しいから自分のものだ」というのも彼らなりの理屈が通っています。このように、普通の国と全く違う論理を持った地域、支那。その地域が日本の隣にあるということを日本人はよくよく考えなければならないでしょう。
http://takedanet.com/2012/09/post_f116.html

尖閣・竹島・四島・・・領土と国(3) 尖閣だめ押し (平成24年9月14日)


尖閣列島の帰属について、二回にわけて整理をしてきました。台湾は歴史上、まだ「国」になったことがなく、強いてどの国という答えをしなければならないとしたら「日本」と答えざるを得ないことを書きました(日本は台湾を取り返そうなどと言う心は一切、ありません)。

また「中国」というのは国ではなく、支那人の定義によると「世界中はすべて中国だが、当面は自分の力の及ぶ限り」という事であることも明確に示しました。「中国」というのは国の名前ではなく、「概念」なのです。中国人からいえば「世界はすべて中国のもの」ということですが、他の国の人から見ると自分勝手に見えます。

尖閣列島は沖縄と台湾の近くなので、「近く」という点では沖縄(日本)か台湾(日本)のどちらかになりますので、どちらでも日本ということになります。


まず、ここまでで基礎的なことが分かった時点で、だめ押しをして起きたいと思います。1930年、日本陸軍が尖閣諸島の詳細な測量を行っています。この測量が尖閣列島の最初の測量ですが、もともと「他人の国を測量できない」というのは当たり前なので、尖閣諸島は日本の領土だったことがハッキリします。

この地図が陸軍の測量図で、無人島の一つ一つを詳細に測量しています。さすが軍隊ですね。歴史的にそれまでまったくどの国にも所属せず、かつ無人島だったのですから、最初に測量をした国の所属であることは言うまでもありません。


次に、台湾はサンフランシスコ条約で日本が放棄して当面、アメリカをはじめとした連合国の信託統治になり、その後、中華民国の人が移動してきて実効支配しています。その意味では、台湾の最終的な帰属は今の中華人民共和国(大陸)が決めることはできず、中華民国(台湾)、アメリカ、そして日本が参加して平和の内に最終決定することが必要でしょう。

くり返しますが、中華人民共和国は台湾の帰属について口を出すことはできません。その中華民国が自分の国土を示した切手をだしていますが、その切手の中には尖閣諸島は含まれていません。つまり、台湾の実質的な占拠者である中華民国ですら、尖閣諸島は自分たちと関係がないとしているのです。


ところで、中国大陸では「尖閣問題で日本人をバッシング」という事件が続いています。確かに支那人からみると「世界はどこでも中国」と思っているのでしょうが、人の領土を勝手に自分たちのものとして、それを守らないから乱暴狼藉をするというのは感心したことでありません。

中国大陸の人も国際常識がある人や人格者もおられると思いますので、「全世界は中国ではない」と言うことぐらいは国民に説明する必要があるでしょう。日本はきわめてハッキリした態度で臨むべきです。日本人は誰もが地主の許可さえあれば尖閣諸島に上陸できますし、付近の海域は日本の領海です。このところを日本がハッキリできなければ、中国と正反対で「日本人は日本の国土を世界共通のものと思っている」と言うことになります。
http://takedanet.com/2012/09/post_e7dd.html


尖閣・竹島・四島・・領土と国(6) 中国の「国」(平成24年10月1日)


尖閣諸島の問題で、日本と中国の考え方が調和していません。これは当然で、両国の人が「国」と考えるもの、それそもそもが違うからです。

日本人は、「もともと「日本国」という国があり、その外は外国」と考えますが、中国人は「もともと「中国」という国はなく、力で取ったところが中国」ということだからです。

その結果、日本は大東亜戦争の前に朝鮮やフィリピンを併合したり、占領したりしましたので、「外国の領土を占領してすまなかった」と反省しています。ところが中国は「もともと外国の領土というものはないのだから、占領したところは中国だ」と思うので、反省はしません。


中国人のこのような国に対する考え方をもっともよく示すのが、この写真に示した「万里の長城」と「満州」です。中国の北京のすぐ北に万里の長城があることは多くの人が知っています。今から2000年ほど前にまず秦の始皇帝が最初の万里の長城を築き、それから近代になって日本ではちょうど江戸時代ころの中国の王朝「明」が大規模な長城を築いて「これから北は外国だ」と宣言しました。

ところが、その後、満州にできた「外国」の軍隊が万里の長城を超えて攻めてきて、中国が占領されました。つまり、中国が自ら外国と宣言した満州を占領したのではなく、外国の満州が中国を占領したのです。

中国というのは外国であれ、どこであれ、自分たちと一緒になったら中国という考え方ですから、奇妙なことに満州に占領されたら、満州を「中国」と呼ぶようになったのです。

自分たちでこれほど立派な長城を作って「外は外国だ」と宣言したのに、状況が変わればすぐ固有の領土にしてしまうというのが中国の考え方です。つまり同じ漢字で「国」としてきましたが、その内容が違うとも言えます。

たとえば、日本が中国を攻めて占領すると、中国は「日本は中国のものである」と言うと思います。今では、中国は満州を「中国」としていますが、自分で万里の長城より北は外国と宣言したのですから、普通の常識や道徳では考えられないことです。


この地図は宮脇先生がお作りになったもので、時々、使うのですがもともと今の中国自体が、満州を取り込んだ形になっています。これは歴史的に中国とは言えないものであることがわかります。

これと同じのが、これも万里の長城より北の内モンゴル、西の新疆ウィグル、そしてチベットです。これらの国に独立運動があるのは、「もともとは、ここは中国ではない」という感覚があるからです。

尖閣諸島については、このブログでも証明したように、歴史的にも完全に日本の領土です。日本では「日本流(国際的にも一般的)に日本の領土だ」と言っていますが、中国は「もともとどの国の領土などということはない。武力で占領したり、強く言って取ってしまえば、中国だ」と言っています。

このような中国の考え方では、日本流の根拠がなくても「中国固有の領土」と言うことになります。この「固有」とは「もともと全世界が中国のものだ」という考え方から来ています。

この思想は日本の将来に取ってきわめて危険なので、絶対に妥協してはいけません。一つ譲れば、次は日本人が住んでいるところを「固有の国土」と言ってくるでしょう。

日本人が中国人の「国」という考え方を理解したり、それに基づいて中国との折衝を行うのはかなり難しいと思います。繰り返し中国の「国」を理解し、「中国も日本の領土だ」ぐらいに思わないと、中国の主張を理解する事ができないと思います。

特に現在ではマスコミの解説者が「日本流の国土論」で「中国の主張に反撃」をしているので、「少し妥協したらどうだ」という意見もでてきましたが、日本が妥協しても、もともと世界中の土地が中国のものですから、中国は妥協とは思わないでしょう。
http://takedanet.com/2012/10/post_bc0a.html

http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/291.html#c7

[番外地7] 中国に未来が無い理由 _ 田代秀敏 混沌の大国 中国と中国人を知る 中川隆
8. 中川隆[-6390] koaQ7Jey 2017年9月13日 17:19:42 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2016-07-09
民進党には「7つの欠如」があり、これからも国民を裏切る
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2016/07/20160709T1705350900.html


民進党という政党は中国・韓国・北朝鮮の工作員や売国奴の議員が集まった政党である。この政党の前身である「民主党」が政権を取った2009年から2012年まで、多くの人が本気で日本が崩壊すると懸念していた。

この当時、「日本は文化的にも経済的にも崩壊する」と思っていたのは一部の人間だけではない。すべての日本人が同じことを考えていた。

民主党政権が続くか、もしくは総選挙で再び日本人が民主党を選ぶのであれば、「日本を捨てる意志がある」と公言する人すらもいた。

実際にそうするかはともかく、その絶望的な気持ちはすべての日本人が共有していた。

日本が中国・韓国・北朝鮮の植民地のようになるのであれば、それはもう日本ではない。何としてでも民主党を止めたいという気持ちはすべての日本人の願いだった。

幸いにも2012年12月16日、自民党の安倍晋三氏はこの売国政党である民主党から政権を取り戻して、日本の崩壊をギリギリのところで回避した。

しかし、民主党の議員はまだ大量に生き残っているし、この生き残った議員が相変わらず日本の国益を損なう方向で動いて止まらない。

民主党政権の致命的な「7つの欠如」とは?

民主党は政権を担った3年間で、完全に信頼をなくした。

2012年8月、自民党はこの当時の民主党の政治がいかに劣悪なものであったのかを「民主党政権の検証」で総括しているのだが、そこでは「7つの欠如」が日本を混乱させたことを指摘している。(民主党政権の検証 ー 迷走の3年を総括 ー)

ここで指摘された民主党政権の致命的な「7つの欠如」とは、以下のものだった。

(1)国家運営能力の欠如
(2)党運営能力の欠如
(3)経済運営能力の欠如
(4)危機運営能力の欠如
(5)予算運営能力の欠如
(6)情報管理能力の欠如
(7)外交能力の欠如

問題はそれだけではないのはもちろんだ。皇室の軽視、マニフェストの破綻、国民への説明の欠如、基本方針のブレ、年金問題と、民主党の欠陥は数え切れないものがあった。

さらに民主党は不祥事が続出していて、「総理の不祥事」「閣僚の不祥事」「民主党議員の不祥事」「不適切な人事」と次々と沸いて出てきていた。

鳩山由紀夫は献金を受けたとされる人物が故人だったというのが暴露されたのだが、それだけでなく母親から月に1500万円もお小遣いをもらって脱税していた。

菅直人は在日韓国人から献金を受け、領収書を提出しなかった。さらに北朝鮮関係団体に献金も行っていた。

野田佳彦も在日韓国人から献金を受けていた事実が発覚し、さらに選挙では民団の協力を受けていたことが分かっている。

日本人はこんな凄まじい政党に3年間も好き放題にさせていたのである。これはまさに「日本の国政史上、大きな汚点」と言うに相応しいものであり、日本国民にとって悪夢以外の何者でもなかった。


民進党の代表をしている岡田克也の正体とは?

民進党という政党が存在すること自体が日本の不幸だ。そして、民主党の残党が民進党の議員として生き残っているのが日本の恐怖だ。

民主党は信頼を失って、今では名前を「民進党」に変えて「民主党と民進党は違う」と批判を交わそうとしている。しかし、売国政治屋がそのまま民進党に居ついているのだからその実態は何も変わっていない。

民進党は相変わらず売国政党のままだ。

民主党の時代、鳩山由紀夫は「日本列島は日本人だけの所有物じゃない」と言って、日本を中国・韓国・北朝鮮に売り飛ばす意向を隠そうともしなかった。

現在、民進党の代表をしている岡田克也も、さっさと外国人(中国・韓国・北朝鮮)に参政権を与えて日本を侵略しやすい国にしようとする「外国人参政権」を強力にぶち上げている。

この岡田克也こそが「在日韓国人をはじめとする永住外国人住民の法的地位向上を推進する議員連盟」の会長であり、「特別永住者と一般永住者の地方議員および首長選挙における選挙権を認めるべき」と言っているのである。

岡田克也はまともな男ではない。「私も日本海という表記には、以前から違和感を持っていました」 という発言を見ても分かる通り、完全に特定のアジア(中国・韓国・北朝鮮)側の人間である。

「国歌・君が代は民主主義にふさわしくないので違和感を感じる。民主主義国家にふさわしい国歌があっていいんじゃないか」と言ったのも岡田克也だ。

民進党は激しい勢いで集団的自衛権を反対しているが、岡田克也はそもそも集団的自衛権どころか「小さな政府というなら、まず自衛隊を廃止すべきでしょう」と発言したこともある人間である。

中国・韓国・北朝鮮の工作員が日本を内部から乗っ取りやすくするために行っているのが「外国人参政権」であるとすると、日本を外部から乗っ取りやすくするのが「集団的自衛権反対」や「自衛隊の廃止」である。

あなたは、こんな人間が民進党の代表であることに恐怖を感じないだろうか。


民主党(民進党)は本当に「売国」を考えていた

「売国」とは文字通り「国を売り渡す」という意味があるのだが、民主党が売国政党であるというのは、本当にこの政党が「売国」を考えていたからである。

たとえば、民主党憲法調査会が2004年6月22日に提出した報告書を見れば、凄まじいことがかいてある。(「創憲に向けて、憲法提言 中間報告 「法の支配」を確立し、国民の手に憲法を取り戻すために」)

【第1小委員会総論】の「未来を展望し、前に向かって進む」の項目を見ると、このように書かれている。

21世紀の新しいタイプの憲法は、この主権の縮減、主権の抑制と共有化という、「主権の相対化」の歴史の流れをさらに確実なものとし、これに向けて邁進する国家の基本法として構想されるべきである。国家のあり方が求められているのであって、それは例えば、ヨーロッパ連合の壮大な実験のように、「国家主権の移譲」あるいは「主権の共有」という新しい姿を提起している。

民主党が行おうとしていた「憲法改正法案」には、「国家主権の移譲」と明確に書かれている。特定アジア(中国・韓国・北朝鮮)にべったりの人間が集まった議員たちが、日本国の主権を譲渡するというのだ。

民主党はこれと同時に「外国人参政権」やら「3000万人ステイ・1000万人移民」だとか「沖縄の独立・一国二制度」だとかを同時に進めていた。

こうした状況を総合的に判断すると、要するに中国・韓国・北朝鮮に日本の主権を委譲して、これらの国の植民地にしてしまおうと考えていたということだ。

民進党(旧・民主党)の議員たちは、本当にこのようなことを考えていたのだ。

「これを売国と言わずに何を売国というのか」と誰もが叫ぶほど見事なまでの売国政党である。この民進党が「防衛費は人を殺すための予算」と言う日本共産党と手を組んで選挙に臨んでいる。

日本人はもっと危機感を持って、この政党の壊滅を考えるべきではないだろうか。

自民党が挙げた「7つの欠如」は今も民進党にそっくりそのまま内包されており、この危険な政党と議員はこれからもずっと日本人を裏切り続ける。
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2016/07/20160709T1705350900.html

2009年から2012年まで小沢・鳩山と民主党が仕掛けていた異常なまでの円高によって日本の株価は低迷を余儀なくされていたが、これは安倍政権になってから是正されてやっと株価も上昇するようになり、日本は最悪期を脱した。

民主党政権が存在していなかったら異常な円高はなかったわけで、リーマン・ショックによる株価の落ち込みも早期に回復し、日本の景気も早い段階で立ち直っていたはずだ。

しかし、この小沢・鳩山と民主党政権の地獄の3年間で日本の雇用は大幅に失われ、活力も失われ、株価も回復せず、景気も落ち込んだままだった。

小沢・鳩山と民主党のせいで、中国や韓国に技術も国富も毟り取られ、国内の重要機関も乗っ取られ、日本という国の対外的な信頼も地位も失われ、日本は崩壊寸前となってしまっていた。

小沢・鳩山と民主党の「円高放置政策」が日本経済を駄目にした元凶だったのだが、売国政党である民主党がこの失策を日本国民に謝罪したことは一切ない。


日本の本来の国力以上に、円は強くなりすぎていた

ところで、円高については本来であれば1990年代のバブル崩壊時に是正されて然るべきだったが、そうならなかった。日本はバブル崩壊して国の実力が落ちたのだから、本来は円安になるべきだったのである。

にも関わらず、円だけはずっと円高を志向しており、日本の本来の国力以上に円は強くなりすぎていた。

だから、日本の輸出企業は海外で価格競争力を喪失し、中国や韓国に工場を作るしかなくなり、そのせいで雇用ばかりか技術も盗まれて、日本企業が一気に衰退するきっかけとなった。

中国・韓国の台頭は、日本企業の技術が盗み放題だった1990年代から2000年代に起きていた。

当時の日本企業は、国内に設備投資すれば円高で価格競争力に負け、国外に設備投資すれば技術を盗まれて価格競争力に負けるという状況に陥っていたのだ。

そのせいで日本の衰退は止まらなかったが、にも関わらず円高は加速していった。

円高で日本が苦しんでいると知った小沢と民主党政権は、日本破壊を成し遂げようとでも思ったのか、アクセルを踏んで円高に向かわせたのだった。

小沢・鳩山と民主党はマスコミでも円高誘導を行い、お抱えのジャーナリストには「円は50円になる」「円は10円になる」「円高で日本は復活する」と叫ばせて、日本の経営者を絶望させることさえもしていた。

日本の銀行や保険会社や郵政が、馬鹿のひとつ覚えのように日本国債を買い支えたので、それも円の下落を防いで円高を促す原因にもなった。

安倍政権によってやっと金融緩和が行われて円安になっていったが、これがなければ日本企業は完全に息の根を止められていたことになる。日本は間一髪で助かった。

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小沢にロスチャイルドが指示したのは日本に中国人移民を二億人入れる事

もう中国は人間が住めない国になってしまったからどうしても日本に中国人を最低でも5億人は受け入れさせないと困るんだな。

子供手当てと外国人参政権と道州制はそのためにどうしても必要なんだな。

取り合えず中国人移民を1000万人入れれば、家族を呼び寄せてすぐに3000万人になる。

子供手当てを貰って一家庭当たり子供を10人づつ作ればすぐに二億人まで増える。

日本の農業が壊滅すれば、東京以外のブロックは中国人しか住まないから、外国人参政権を認めれば政治家も中国人ばかりになる。

独立運動が起きると殆んどの州は中国小日本省になる。

独立したら更に中国人を数億人呼び寄せられる。


小沢が何故中国と朝鮮ばかり重視しているかわかるだろ。


50年後の日本地図 (日本人は放射能汚染された東日本に押し込められる)
http://blog.goo.ne.jp/hps777/e/ee6e8a91af4cf1c9b0adb452f1667b7e


http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/291.html#c8

[番外地7] 中国に未来が無い理由 _ 田代秀敏 混沌の大国 中国と中国人を知る 中川隆
9. 中川隆[-6389] koaQ7Jey 2017年9月13日 17:47:09 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

1972年2月、当時のニクソン米大統領とキッシンジャー補佐官が北京を訪問し、
周恩来首相と会談した時に、日本に対して三つの密約が交わされた。


米中密約の内容

1.日本に核武装そして単独防衛させない
2.これを防ぐために米軍は日本に駐留する(ビンの蓋論)
3.朝鮮半島および台湾問題で日本に発言権を与えない

この密約は、2002年10月、当時の江沢民中国国家主席が、
テキサスの牧場に当時のブッシュ大統領を訪ねたときにも再確認された。


テキサスの牧場に当時のブッシュ大統領を訪ねたときにも再確認された。


詳細は


米中は昔から常に利益を分け合い、手を携え前に進む仲間だった
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/527.html

(伊藤貫) 米中衝突は起こらない! アメリカが日本を守らない理由
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/524.html

日本はアメリカの仮想敵国 _ 米軍は日本が独立するのを阻止する為に日本に駐留している
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/528.html

日本は現在でも米国の軍事占領下にある _ 日本の政治を決定している日米合同委員会とは
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/532.html

西部邁ゼミナール 「アメリカ文明は欠陥品である」 伊藤貫
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/522.html

西部邁ゼミナール 「アメリカ帝国大混乱」伊藤貫〔評論家ワシントンD.C.在住〕
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/520.html

西部邁ゼミナール 「アメリカニズムを如何にせん」 佐伯啓思×伊藤貫×西部邁
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/521.html

西部邁ゼミナール 「『核』が日本を沈没から救う」 伊藤貫
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/523.html

共謀罪批判は中国・朝鮮工作員が扇動していた
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/711.html

護憲運動はCIA・中国・朝鮮工作員が扇動していた
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/703.html

「面従腹背」に官邸疑心=加計問題、霞が関の不満影響か _ 加計問題は CIA が扇動していた
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/114.html

反原発運動は中国・朝鮮工作員が扇動していた
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/702.html

反原発派は知恵遅れ _ 原発再稼動で温室効果ガスが減少 再生可能エネルギーの限界
http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/781.html
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/291.html#c9

[近代史02] 不安を煽って儲けよう 1 _ 松藤民輔という人物 中川隆
19. 中川隆[-6388] koaQ7Jey 2017年9月13日 18:00:48 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

山師として一時代を築いたジパングの松藤民輔さん、志半ばで死去


株式会社ジパング ‎@Jipangu_Gold

訃報

弊社代表取締役社長 松藤民輔は
平成29年9月11日、享年62歳にて急逝いたしました

ジパングは彼の夢と意志を引き継ぎこれからも事業を継続して参ります
今後共よろしくお願いいたします#ジパングニュースhttp://www.jipangu.co.jp/wp-content/uploads/20170913IR.pdf

10:34 - 2017年9月13日
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/890.html#c19

[番外地7] 中国に未来が無い理由 _ 田代秀敏 混沌の大国 中国と中国人を知る 中川隆
10. 中川隆[-6387] koaQ7Jey 2017年9月13日 18:18:22 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

なぜ中国は「北海道」の土地を買い漁るのか? 狙われた永住権 2017.08.29
http://www.mag2.com/p/news/261944

外国人観光客から絶大な人気を誇る「北海道」ですが、近年その土地を取得する中国人が増えているようです。メルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』の著者で台湾出身の評論家・黄文雄さんは、北海道「買収」の実情を暴露した上で、日本政府に対して「自治体が中国人に支配される危険性や、有事の際に国防動員法が発令されることを踏まえてビザの規制緩和は見直すべきだ」と警告しています。


【中国】日本の土地を買い漁る中国人が工作員になる日


● 北海道が「中国の省の1つに?」 中国資本が北海道を狙う理由=中国報道(サーチナ)
http://news.searchina.net/id/1641997?page=1


かねてより、中国人が日本の土地を買い漁っていることは、国会などでも問題視されてきました。

2017年4月28日に農林水産省が発表した「外国資本による森林買収に関する調査の結果」によれば、2016年に外国資本が買収した日本の森林面積は202ヘクタールに及び、前年の67ヘクタールの約3倍になったそうです。

しかも、その森林のほとんどが北海道であり、中華系(香港・台湾含む)土地取得者の買収面積が、その81%にのぼるとされています。また、国内に拠点を持つ外資系企業による買収事例を含めると、2016年の外国資本による買収面積は777ヘクタール、東京ディズニーランド15個分に及ぶそうです。もちろん、ここにも中華系資本は多く入っているはずです。

● 北海道が中国の“北海省”になる日も遠くない? 事態は逼迫(NEWS ポストセブン)
https://www.news-postseven.com/archives/20170601_559613.html


さらに衝撃的な数字として、産経新聞の宮本雅史氏によれば、すでに北海道は中国に2411ヘクタール、東京ドーム400個分の土地が買収されているといいます。しかもこれは水源地に限られるデータで、それ以外の土地を含めると、その10倍以上の東京ドーム5000個分も買収されている可能性があるといいます。

北海道を取材した宮本氏によれば、中国人に買収された土地近隣では中国語や中国文化学習が行われているそうで、中国人による北海道の乗っ取りや、中国の拠点化が懸念されています。


● 「爆買いされる日本の領土」宮本雅史氏(日刊ゲンダイ)
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/book/211593


また同氏によれば、中国人は沖縄を訪問すると観光ビザが90日に延長されるという規制緩和を利用して沖縄に入り、それから北海道に渡って90日間で法人を設立し、土地を探して法人名義で購入しているそうです。これは2011年から始まった「沖縄を訪問する中国人個人観光客に対する数次ビザ発給」を利用しているのでしょう。

● 沖縄を訪問する中国人個人観光客に対する数次ビザについて(外務省)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/23/5/0528_02.html

そしてその法人の資本金が500万円以上、従業員が2人以上常駐すると、中国人経営者は、中長期在留のための経営・管理ビザを取得でき、さらに滞在年数が10年を経過すると永住権が取得できるのだそうです。

こうして中国人は、日本の水源地取得以外にも、永住権を狙っているといいます。また、北海道のみならず、沖縄などでも中国資本による土地買収は拡大の一途を続けています。


なぜ中国人は日本の土地を欲しがるのでしょうか。一つには、資産保全のためということもあるでしょう。中国では土地を所有することはできません。土地はあくまでも国家のものだからです(農業用地については農民の集団所有)。売買できるのはあくまでも使用権だけです。その使用権も住居用で70年、工業用地で50年、商業・観光・娯楽用地で40年と、期間が決められています。

● 知っておこう中国の土地使用権 日本貿易振興機構(ジェトロ) 2008年4月

使用期間が切れれば、再申請して、さらに更新のために新たな契約料が必要となります。また、国や地方政府が更新を拒否すれば、土地は再び国に没収されてしまいます。権力者の恣意によって法律などどうにでも運用できる中国ですから、資産家にとってこれは大きなリスクです。

ですから、さかんに外国で土地を買収し、自らの住居や商業目的で購入するわけです。これは日本のみならず、アメリカやカナダ、オーストラリアなどでも同様です。資産家になればなるほど、人民元を売ってドルに換えて、巨額のカネを海外に移そうとします。それが中国の外貨準備高の減少と、人民元安へとつながったのです。

● “人民元流出” 苦悩する中国(NHKニュース)

そのため、中国当局は2016年に海外送金や外貨購入に規制をかけ、外貨流出を防がざるを得なかったというわけです。こうしたキャピタルフライトは、中国の未来が信用できない中国人たちによるものです。


もう一つは、中国企業や中国政府系ファンドによる買収です。すでにトマムの「星野リゾートトマム」は、中国の商業施設運営会社「上海豫園旅游商城」に買収されました。また、サホロリゾートも実質上、中国資本の傘下になっています。

日本では中国資本による水源地買収に各地方自治体が危機感を募らせ、日本全国で水資源に絡む土地取引を制限する「水資源保全条例」が制定されています。北海道では2012年にこの条例が制定されましたが、それ以降、中国の国営企業などが北海道の観光業買収へ乗り出す動きが加速したといいます。

こういったものは、明らかに中国政府の意向で日本の土地買収を行っています。そしてその裏には、「日本の中国化」という目的があるのは明らかです。いざというときに日本の内政を撹乱し、中国の意向を反映させる狙いがあるわけです。

● 中国が観光施設“爆買い” 進むチャイナタウン化 住民に危機感「中国人の街ができてしまう」(産経新聞)

しかも、北海道には永住資格のある外国人の住民投票を認める自治体がすでに数カ所あり、中国人の発言権も強くなってきているといいます。前述したような方法で永住権を獲得し、自治体を支配してしまうことも可能なのです。

すでに中国政府ファンドによる企業買収については、それによる国家技術の流出が警戒されています。ドイツでは福建芯片投資基金(FGC)がドイツの半導体製造装置メーカー「アイクストロン」を買収の認可を取り消しました。ドイツはアメリカから軍事転用できる技術が流出すると警告されたからです。

● 中国企業の買収攻勢に警戒強めるドイツ(ニューズウィークジャパン)


中国人の土地買収についても、同様に、日本はもっと警戒すべきです。中国は「国防動員法」という法律があり、有事の際にこれが発令されれば、国内外の中国人が中国の国防のために働かなくてはならないのです。

つまり、中国国内のみならず、在外中国人も、中国のために動かなくてはならないということです。これは中国から日本へキャピタルフライトした中国人だろうが、中国人留学生だろうが同様です。そのときは誰もが中国の工作員として、中国に利するように動くということです。

極端な話をすれば、人民解放軍が北海道や沖縄に攻め入った際、この国防動員法が発令されれば、北海道や沖縄に在住する中国人たちは、解放軍の侵攻を助けるように、内側から呼応することが義務化されます。

このように、中国の日本の土地買収については、非常に大きな問題をはらんでいます。そもそも、日本人が中国の土地を買えないのに、中国人が日本の土地を買えてしまうことがおかしいのです。

2016年末時点で在留中国人は69万5000人、いまや在留韓国・朝鮮人(計48万5000人)を抜いて、ダントツトップです。日本政府は中国人へのビザ発給要件を緩和するといったことも積極的に行っていますが、安全保障上の問題から、今一度、制度見直しを行うべきでしょう。
http://www.mag2.com/p/news/261944


中国資本による自衛隊基地周辺の土地買い占めが急激に進行…「見えない戦争」で安全保障上の危機高まる
http://biz-journal.jp/2017/09/post_20428.html
2017.09.04 文=福田晃広/清談社 Business Journal

 2015年にユーキャン新語・流行語大賞の年間大賞に選ばれた「爆買い」。訪日中国人観光客の旺盛な購買欲を表した言葉で、家電や医薬品などを大量購入する姿が各メディアで報じられた。

「爆買いは一息ついた」ともいわれるが、実際には北海道の土地にまで手が伸びているという。中国資本が北海道の広大な土地を買収している現状について、『爆買いされる日本の領土』(KADOKAWA)の著者で産経新聞社編集委員の宮本雅史氏に話を聞いた。

■水源地や自衛隊基地周辺を中国資本が爆買い…

 中国人観光客が大挙して北海道を訪れるようになったのは、北海道を舞台にした08年の中国映画『狙った恋の落とし方。』の大ヒットがきっかけといわれる。

 北海道有数の観光地であるニセコは、それまで外国人観光客といえばオーストラリア人やニュージーランド人がメインだった。しかし、近年では約6割を中国人が占めるという。そして、同時に始まったのが土地の爆買いだ。

「外国人に人気のあるニセコ周辺だけでなく、北海道の土地や不動産が、中国資本によってどんどん買収されているのです。観光施設だけでなく、農地、森林などの水源地、自衛隊基地周辺の土地、太陽光発電の用地なども買い占められており、その実態を知った住民たちが、ようやく危機感を持ち始めました」(宮本氏)

 ニセコ町は11年4月に「ニセコ町水道水源保護条例」を制定、そのあとを追うかたちで北海道が12年3月に「北海道水資源の保全に関する条例」を制定した。内容は、水源地がからむ土地を外国資本が購入する取引には事前の届け出が必要というものだ。しかし、これはあくまでも「条例」で法的な罰則がないため、状況はまったく変わっていない。

 そして、宮本氏が言うように、水源地だけでなく自衛隊基地周辺の土地も中国資本による買い占めの動きが北海道各所で見られる。

 すでに、滝川市の陸上自衛隊滝川駐屯地が一望できる山林を中国系企業が買収。ニセコ町の隣町である倶知安(くっちゃん)町の陸上自衛隊倶知安駐屯地に隣接する約100ヘクタール(東京ドーム21個分)の土地も、中国系企業に買収された。水源地と違い、自衛隊基地周辺の土地については規制する条例すら制定されていない。

■北海道には中国人専用ゴルフ場も

 ニセコ町と同じく羊蹄山麓に位置する喜茂別(きもべつ)町には、中国人による中国人のためのゴルフ場もあるという。

「その中国人専用のゴルフ場は、約210ヘクタール(東京ドーム45個分)を有する非常に広大なもの。中国人オーナーの知人の中国人富裕層が使っているようだが、実態は不明。当初は広大な別荘地を開発する計画もあったようだが、それも進んでいないようで、地元の人たちも不審に感じています」(同)

 15年末までの北海道庁のデータによれば、外国資本に買収された北海道全体の森林面積は1878ヘクタールに及び、東京ドーム約400個分。15年の買収取引としては全部で11件あり、国別で見ると、香港を含む中国が7件(91.1ヘクタール)、シンガポール1件(2ヘクタール)、英領バージン諸島2件(2.8ヘクタール)、オーストラリア1件(11ヘクタール)と、中国資本が突出している。

 この数字は水源地である森林の土地買収に限られ、中国資本が直接買収したものにすぎない。これ以外にも、中国と関係のある日本企業が買収しているケースや中国企業が日本企業を買収してそのまま不動産の所有権を引き継ぐ事例もあるため、実際はより多くの土地が「中国のもの」になっている可能性が高い。

「独自に調査を続けている専門家の話では、北海道で中国資本に買収された森林や農地などは推定7万ヘクタールにのぼり、JR山手線の内側全体の11倍以上の広さになるといいます」(同)

 さらに、宮本氏によれば、買収された不動産の2〜3割ほどは表向きの用途とは別の意図がある可能性が高いという。大規模な不動産買収には、背後に組織的な動きがあると思われる上、永住権取得のための個人的な不動産買収などグレーなケースも多い。

■「外国資本の土地買収は“武器を持たない戦争”」

 とはいえ、何より問題なのは、こうした中国をはじめとする外国資本による土地買収が、現状では「合法的な行為」であることだろう。

「そもそも日本以外の国では、外国資本がよその国で土地や不動産を買収する際には、規制する法律が設けられていることが多い。なぜなら、土地や不動産は国にとって重要な資産であり、基本的に自国民の所有物という意識があるからです」(同)

 たとえば、中国、ベトナム、タイ、インドネシアなどでは外国人の土地所有が原則不可だという。

 確かに、日本にも「外国人土地法」という法律があり、第1条で「その外国人・外国法人が属する国が制限している内容と同様の制限を政令によってかけることができる」と定めている。これを適用すれば、日本も中国人に対して同様のルールを課すことは法的には可能だ。

 ところが、宮本氏によると、これまで土地規制に関する政令が制定されたことは一度もないという。

「外国資本による土地買収は『武器を持たない戦争』といえる事態。にもかかわらず、危機感を持つ官僚や政治家があまりにも少なすぎます。政府主導で外国資本に対する法整備やルールづくりを急いで進めなければ、取り返しのつかない事態になるでしょう」(同)

 政府が速やかに動けば、現状の野放し状態を規制するのは決して困難なことではない。今、日本に求められているのは、現状認識および買収対策を早急に講じることだろう。北海道が中国の32番目の省になってからでは、遅いのである。
http://biz-journal.jp/2017/09/post_20428.html

旭川で梅毒患者急増 若年層の性交渉感染も 無料検査へ 09/06 17:20 更新

 旭川市は、市内で性感染症の一つである梅毒の感染者が急増しているのを受け、10月から梅毒の無料検査に乗り出す。今年は今月4日時点で15人と、記録が残る2003年以降で最多だった昨年と同ペースで推移。今後さらに増える可能性もあり、市保健所は「早期発見、早期治療につなげ、まん延防止を図りたい」としている。

 梅毒は基本的に性交渉で感染する病気で、リンパ節の腫れや発疹、性器にしこりができるなどの症状が特徴。痛みはなく、症状が消えたりするため、知らないうちに他人にうつすこともあるという。長期間の放置で、心臓などに菌が回って重篤化すれば死に至る場合もあるが、抗生物質で完治するため、無料検査で、早期治療を促す方針だ。

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中国人客急増で“性病”大流行 日本の風俗業界に猛威
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/565.html

http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/291.html#c10

[番外地7] 中国に未来が無い理由 _ 田代秀敏 混沌の大国 中国と中国人を知る 中川隆
11. 中川隆[-6386] koaQ7Jey 2017年9月13日 18:19:22 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

中国の掲示板から愉快なスレッドを選び、それを日本語に翻訳して紹介しておるぞ。

エイズを日本に広めようね♪


元スレはここだ。
http://club.book.sohu.com/read_art_sub.new.php?b=Focus&a=223239&sr=0&allchildnum=11


今年20歳で、もう少しで21になるんだ、人生でも楽しい時期のはずなんだけど、でもそんな風には全然感じられないんだ。 うつ病になったみたいなんだ、先月から、どんどん悪化してるようで、先月は一週間以上の間、全てが薄暗くなって、楽しくなりたくても、全く楽しくなれなくて、誰とも話をしたくなくなって、両親とか、BFともね............

今月また始まって、もう二日になるんだけど、本当に辛くて、自分で盛り上がろうとしても、できないんだよね、こういう感覚は正常な人にはわからないと思うんだ、私にとっては、死にたいくらいの感じなんだ.............

でもまだ死にたくないんだよね、だって自分にやり残したことがあるように思えるし、子供のころの夢もまだ実現してないから。


子供のころの夢、誰でもあるよね、大きくなったら宇宙飛行士になるとか、お金持ちになるとか、色々ね.......


でも私は違ったの。子供のころ学校で抗日戦争の映画を見て、日本人を憎んで、畜生にも劣ると思ったんだ、同じ人なのに、どうしてあんなにひどいことができるのか、私たち中国の土地がほしいから?ってね。

教科書に書かれた歴史を読んで、どんどん日本人を憎むようになって、こんな夢をもつようになったんだ:大きくなって、もし第三次世界大戦が起きたり、日本人がまた私たち中国に侵略してきたら、私は軍人になって、自分の命を引き換えにしても、一人殺せばおあいこだし、二人殺せば一人もうけたことになって、殺した数が多いほど、儲けが増えるんだ.......


 日はどんどん過ぎていくけど、第三次世界大戦は起こらないし、日本人も侵略してこない、、毎日見るニュースに出てくる日本の報道は二種類:一部分の日本人は自分が過去に行ったことについて後悔していて、一部分の日本人は自分の先祖が偉大だと思っている(右翼ってことだよね)。

日本人にもいい人もいれば悪い人もいるって考えたこともあるよ、でも抗日戦争で被害を受けた中国人が日本に賠償を求めて敗訴したり、日本の教育局が教科書の歴史を勝手に変えたりするのをみて、怒りの炎がまた燃え上がってきたんだ、間違いを犯したのにそれを認めないなんてひどすぎる、クソ日本、お前らは最低だよ!!!

 20歳、20歳はまだ大学にいる年齢だよね、でも私はそうじゃないんだ、あなたたちは大学に入って国家のために役に立とうとしてるよね、だから私も何かしなくちゃ、私が住んでるこの田舎では、うつ病とかいっても誰も知らないんだ、なんでうつが病気なの?どうして薬を飲むの?とか全然わかってないんだよ!私は計画を立てたよ、自分の夢を実現するためにね。


 明日広東の辺りに行くつもりだよ、なにをするかって?

みんなが恥に思ってる職業につくためだよ、売春婦にね......

売春をするのもお金のためじゃないよ、じゃ何のため?

売春婦はお金と関係がなきゃだめなの?

いまエイズが流行ってるよね?売春婦になるのは自分がエイズに感染するため.......

それから日本に密入国して、自分がエイズに感染したら計画は半分成功したようなもの、日本についたら99%成功.....

それから日本で売春婦を続けて、この邪悪なウイルスを広めて、たくさんのクソ日本人にこの病気を感染させて、家に帰って妻や恋人に感染させて、妻が不倫相手に感染させて、妻の不倫相手が自分の妻や恋人に感染させて....................

こうやって広まっていくんだ........

日本はあっという間にエイズという恐怖の病に包まれて、それはまるで富士山の上に黒い雲が折り重なっているようにね、そんな富士山は美しい.........

黒い雲はすぐに流されていくけど、エイズはそうはいかないよ、どんどん広がっていくんだ、


全ての日本人がエイズにかかったとき私たち中国人民は喜んで、韓国も喜んで、そのときにはあなたたちは花火を上げて、爆竹を鳴らして、ほんのちょっとだけ私のことを思い出してね、生まれ変わった時にはもう少しましな人生をおくれることを祈って...........
http://chinabbs.seesaa.net/article/6831449.html

http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/291.html#c11

[政治・選挙・NHK232] 大学の授業料の無償化(小笠原誠治の経済ニュースゼミ) 赤かぶ
1. 中川隆[-6385] koaQ7Jey 2017年9月13日 20:38:51 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
>安倍総理が自ら言っているように財源を探さなければいけないのです


建設国債と同じ範疇になるから、投資として国債を発行すれば財源は困らない

小笠原誠治は経済が全然わからないんだよ
http://www.asyura2.com/17/senkyo232/msg/279.html#c1

[経世済民123] 小樽、中国人殺到で「原宿化」、パンフも5カ国語…沸騰する北海道観光に「深刻な問題」露呈(Business Journal 赤かぶ
2. 中川隆[-6384] koaQ7Jey 2017年9月13日 20:41:45 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

旭川で梅毒患者急増 若年層の性交渉感染も 無料検査へ 09/06 17:20 更新


 旭川市は、市内で性感染症の一つである梅毒の感染者が急増しているのを受け、10月から梅毒の無料検査に乗り出す。今年は今月4日時点で15人と、記録が残る2003年以降で最多だった昨年と同ペースで推移。今後さらに増える可能性もあり、市保健所は「早期発見、早期治療につなげ、まん延防止を図りたい」としている。

 梅毒は基本的に性交渉で感染する病気で、リンパ節の腫れや発疹、性器にしこりができるなどの症状が特徴。痛みはなく、症状が消えたりするため、知らないうちに他人にうつすこともあるという。長期間の放置で、心臓などに菌が回って重篤化すれば死に至る場合もあるが、抗生物質で完治するため、無料検査で、早期治療を促す方針だ。

中国人客急増で“性病”大流行 日本の風俗業界に猛威
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/565.html
http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/598.html#c2

[番外地7] 中国に未来が無い理由 _ 田代秀敏 混沌の大国 中国と中国人を知る 中川隆
12. 中川隆[-6383] koaQ7Jey 2017年9月13日 20:56:53 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

日本人は昔から中国人も中国文化も大嫌いだった


福沢諭吉は朝鮮や台湾の人びとのことをどう述べているか:


「朝鮮……野蛮国にして、……我属国と為るも……」、

「台湾蛮人……は禽獣……人の二人や三人を喰い殺すは通常……

朝鮮人は唯頑固の固まり」(本書121頁)


朝鮮は、野蛮な国であり、朝鮮人はただ頑固なだけであり、台湾人も野蛮で獣と同じなのだから、日本人が支配してあげるのが正しいことなのだ、という理屈であろうか。


「チャンチャン……皆殺しにするは造作もなきこと」……

「朝鮮……人民は牛馬豚犬に異ならず。」……

「土人を銃殺……狐と思ふて打殺したり」

「島民が反抗……一人も余さず誅戮(ちゅうりく)して醜類を殲(つく)す可し。」……

「支那兵……恰も半死の病人……之と戦う……豚狩の積りにて」

(本書160−161頁)


なんという人種差別か。 このような読むに耐えないようなアジア蔑視を披露している。……甲申政変の際にさえ


「京城の支那兵を鏖(みなごろし)に」


と発言した諭吉は、……日清戦争では中国兵や台湾住民の「皆殺し」「殲滅」「誅戮」をくり返し呼号するようになる。したがって、日本の兵士が平然と「殲滅」作戦を担えるようにするためには、中国人・兵は「チャンチャン」「孑孑(ぼうふら)」「豚犬」「乞食」「烏合の草賊」の類であると教え、殲滅への抵抗感・抵抗意識を解除するマインド・コントロールを用意することも必要であった。(159頁)


中国人は人間以下の動物だから、皆殺しにしてしまえ、というのだ。


なんという怖ろしい「啓蒙思想家」だろう。戦争にあたって、相手国の人間を、人間以下に描き出すことは、侵略する側のひとびとが決まって行なってきたことである。かつてアメリカも、日本と戦争をするにあたって、日本人がいかに「人間以下」であるかをさまざまな方法でアメリカ国民に対して啓蒙した。

それにしても、これらの発言は、福沢に対するイメージを一変させるのではないか。


「目に付くものは分捕品の外なし。

何卒今度は北京中の金銀財宝を掻き浚へて、彼の官民の別なく、余さず漏らさず嵩張らぬものなればチャンチャンの着替までも引つ剥で持帰ることこそ願はしけれ。

其中には有名なる古書画、骨董、珠玉、珍器等も多からんなれば、凱陣の上は参謀本部に御払下を出願して一儲け……」


という私有物の強奪の勧めを書いた。さらに


「生擒(いけどり)」にした捕虜の「老将」軍を「浅草公園に持出して木戸を張り……木戸銭」をとり、

老将軍に「阿片煙を一服させると忽ち元気を吹返しましてにこにこ笑ひ出します」


という慰み物にして金儲けをする提案までした。」(163頁)


目についたものは、すべて分捕ってくるといい、などと言っている。 しかも、捕虜にした中国の老将軍を、浅草公園に連れてきて、見世物にしてしまおう、と言っている。 ここに見られるのは、「啓蒙思想家」としての姿ではなく、強盗・殺人を奨励する単なる「極悪人」の姿である。


「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」

こんな言葉で知られる福沢の思想は、決して日本の民主主義の立役者でも何でもなかった。


「天」に代わって日本「人の上に」天皇制と「帝室の藩屏(はんぺい)」としての華族制度をつくりだした福沢諭吉は、

その日本「人の下に」被差別部落民の存在する事実になんらこだわることなく、

『東洋政略論』で日本「人の下に」アジア諸国民を置き、

百篇をこす論稿で男性「の下に」女性をおく家父長制的女性論を体系化し、

金持ち「の下に」貧乏人を位置づけた教育論を構築した。


たとえば、「今の世」で「最も恐るべきは貧にして智ある者なり」という考えに基づき、

“貧智者”の出現阻止のために官立大学を廃止して私学に改変することを主張したり、

学問・教育も一種の商品だから


金持ちが「子の為に上等の教育を買ひ」中等は中等の教育、貧民は下等の教育を購入する


という貧富に応じた複線型学校論を主張し、それを合理化するために、


豪農・豪商・旧藩士族の「良家の子弟(男子)は「先天遺伝の能力」をもつ


という遺伝絶対論も主張した。こうした貧民無視の罪滅ぼしに、


「馬鹿と片輪に宗教、丁度よき取合せならん」


と言って、貧民を宥(なだ)め眠らせるために、自らは信じない宗教の振興論を百篇以上書いた。(235頁)


筆者は、福沢諭吉を、「近代日本のアジア侵略思想とアジア蔑視観形成の最大の立役者の一人」と結論づけている。福沢諭吉を1万円札の肖像に使うことは、どのような意味を持つのか。日本人が、いまだに、侵略戦争・植民地支配を真に反省していない証拠である。 福沢諭吉は、いまも、アジア蔑視の差別意識を、金銭の欲望とともに、日本全国に流通させている。
http://jiyuu-gennsou.at.webry.info/200804/article_14.html


福沢諭吉のアジア認識 安川 寿之輔


1.戦後福沢諭吉研究のいい加減さ−「民主主義の先駆者」の虚像


 1万円札の肖像、慶應義塾の創設者、『学問のすすめ』の著者、福沢諭吉は前向きのイメージで見られ、国民作家、司馬遼太郎の「明るい明治」の歴史観とも重ね合わせて、偉大な啓蒙思想家として教えられています。しかし、アジア諸国からは侵略主義者とみられ、たとえば台湾では「最も憎むべき民族の敵」と呼ばれているのも事実です。

実は、民主的啓蒙思想家のイメージは、丸山眞男ら戦後の民主主義を追求をした学者たちが、福沢諭吉全集から自説に都合のいいところを、福沢の文脈とは無関係に抜き出して作り上げた虚像なのです。

たとえば、丸山さんは福沢の天皇制論を「天皇は政治に関与してはならないと主張し、生涯それを貫いた」と述べましたが、


福沢は朝鮮の甲申政変の時は天皇の「御親征」を主張、

日清戦争の時は大本営を旅順に移し天皇の「海外出陣」さえ要求したのです。


天皇は「正宗の銘刀」であるから「深く鞘に収め」と言ったのは、抜きっぱなしでは効用がないから日常的には政治に関与すべきでないという意味でした。


また、『学問のすすめ』の

「一身独立して一国独立する」

は、

「個人の自由が確立しなければ国の独立はない」


と解釈されましたが、これは福沢研究史上最大の誤読です。


理想はそうだが、国の独立が最優先課題であるから民衆の自由の確立は「他日為す所あらん」、すぐにはできないと言ったのであり、やがて「自由民権運動」に出合うと「一身独立」は放り投げ、逆に封建的な制度を擁護する側に回ったのです。

さらに、福沢は無神論者でしたが、民衆に対する啓蒙を放棄するや、


「馬鹿と片輪に宗教、丁度良き取り合わせ」、


すなわち民衆の支配には宗教が有効だとして、「経世の要具」としての宗教の必要性を100編以上の論説で主張したのです。丸山さんは福沢を「原理原則がある哲学をもった思想家」と最大限に持ち上げましたが、上の例から福沢は原理原則に筋を通す思想家などではないことがわかります。


 なぜこのようないい加減な福沢研究が学問の名の下にまかり通ったのか。それは戦後の研究者たちが、民主主義の追求に目を奪われて、昨日まで続いていた日本の侵略戦争、植民地支配の責任を放置し、日本にも「明るい明治」期には福沢のような先駆者がいたのだと、福沢を民主主義のチャンピオンに仕立てたのです。戦後の学問のいいかげんさは戦争責任を忘却したことの結果であり、その罪は重いと言わねばなりません。

2.福沢諭吉の国際関係認識−侵略路線への逸脱


 福沢の幕末維新期の国際関係認識は「国家平等観」に立脚していたというのが定説ですが、これは丸山さんらが、福沢が建て前論として言った部分のみを取り上げて導いた結論です。

福沢は国際関係を「傍若無人」、「切り捨て御免」、「無情残酷」、「パワーイズライト」と認識していました。

また同じ時期の、「台湾出兵」について


「こんなにお祝いすべきことはない」、

「そもそも戦争は国の栄辱の関する所、国権の由て盛衰の致す所」


と述べ、「江華島事件」では


「小野蛮国」の朝鮮が「来朝し、我が属国になるも我の悦ぶに足らず」


と述べました。先行の研究者たちは、こういった不都合な記述を全く取り上げることなく「国家平等論者」だと結論したのです。


 福沢は国際帝国主義の時代状況を「弱肉強食」の関係だと認識すると、『文明論之概略』の中で、自国の独立確保を至上最優先の課題に設定し、『学問のすすめ』の中では


「一国独立」は「国の為には財を失うのみならず、一命を擲ても惜しむに足ら」ない「報国の大義」だ


と書きました。上述したように丸山さんらは「一身独立して一国独立する」を読み間違えたのです。

さらに国の独立確保を最優先するためには

「…、君臣の義、先祖の由緒、上下の名分、本末の差別のごとき…文明の方便」

であるから積極的に活用しなければならないと、日本の近代が封建的なさまざまなものを取り組んでいく道を提示したことも極めて重要です。


 中期以降、先進資本主義国が社会主義や労働運動に直面し、「狼狽して方向に迷う」という現実認識が加わると、「富国強兵」ではだめで「強兵富国」でなければならないと唱え、「軍備拡大」、「対外侵略」路線へと踏み出して行きました。そして歴史的現実主義という名の「清濁併呑」路線、すなわち


「世の中そんなに急に変わらないから、民衆があほなら民衆のあほに依拠してやっていく」、


また「権謀術数」的な「内危外競」路線へと傾斜していきました。何よりも見事なのは、天皇制を「愚民を籠絡する詐術」、馬鹿な国民をたぶらかす政治装置だ、と見抜いたことです。その一方で、軽率にも日本人は「完全な文明開化人」になったという宣言をし、「文明史観」の下での対外侵略の合理化を行い、同時代人から


「法螺を福沢、嘘を諭吉」


と非難されました。元外交官の吉岡弘毅からは、「我が日本をして強盗国に変ぜしめんと謀る」道のりは「不可救の災禍を将来に遺せん事必せり」と厳しくも適切な批判を受けたのです。

3.日清戦争と福沢諭吉


 この時期、朝鮮の背後には中国がいるという理由で、一気に北京攻略まで要求し、あまりに激烈な開戦論のために、『時事新報』の福沢の社説は2度検閲で削除され、さらに『時事』は発行停止処分まで受けました。

リベラルなイメージから良識派と考えられがちですが、実像は明治政府を戦争へと誘導、先導する立場だったのです。

 「日本は日清戦争を経ずに近代化の路線を歩むことはできなかったか?」というのは大変に重要なテーマです。実は、当時の権力中枢、山縣有朋や井上毀らは、直接朝鮮半島を支配する野望は持っていたけれども、国際関係等からいきなりは無理であろうから、暴力的にではあってもスイスのように「永世中立国」にすれば、朝鮮を中国の支配からは離脱させられるという考え方をもっていました。日清戦争開戦1ヶ月前の閣議まで、日本が選びうる3つの選択肢の中には「朝鮮の中立化」は存在していたのです。ところが


福沢は日中両国が違いに連携することなど「空想」だと切り捨て、終始一貫、対支強硬論と軍備拡大要求を続けていました。

明治政府よりも右よりで開戦へと誘導・先導する立場だったのです。

4.丸ごとのアジア蔑視と『暴虐のすすめ』


 福沢は侵略合理化のために「文明」という言葉を論説で乱舞させました。すなわち


他国の「国事を改革」したり「国務の実権」を握ることは内政干渉ではない、


「あいつらはばかだから、がつんとやらないとわからないのだ」


という厚顔無恥そのものの論理です。同時にアジアへの蔑視・侮蔑・マイナスの評価はこの時期から悪化の一途をたどりました。初期にもアジア蔑視観は出ていますが、たとえば中国の民族的英雄林則除を「アヘンを焼き捨てた、思慮のない短気者」と侮辱したように、個々の政策を批判するだけだったのです。ところがこの時期になると、中国は、朝鮮はと、丸ごと総体的に侮蔑する言葉を垂れ流すようになりました。


「朝鮮人…上流は腐儒の巣窟、下流は奴隷の群衆」、

「朝鮮は国にして国に非ず」、

「朝鮮…人民は牛馬豚犬に異ならず」、

「朝鮮人 南洋の土人に譲らず」、


朝鮮人は豚や犬だというのです。


「支那兵…豚狩りのつもりにて」、

「チャンチャン…皆殺しにするは造作もなきこと」、


中国人をやっつけることなど簡単なことだとはっきり書いています。後に日本軍はその通りのことをやったわけです。


中国人を「チャンコロ」呼ばわりすることを、彼は4回書いています。


このような聞くに堪えない侮蔑の言葉を垂れ流すさまは痛々しいとすらいえます。 『時事』の『漫言』では兵士に向けて


「…目につくものは分取り品の田無、なにとぞ今度は北京中の金銀財宝を書き更え…一儲け」


と戦時国際法が禁止する私有物略奪を呼びかけました。 「三光作戦」の勧めです。


 この時期、広島にあった大本営で90回におよぶ御前会議に立った明治天皇を賞賛し、福沢は海外出陣の可能性を提言しました。史実はその4ヶ月後に陸軍内で大本営を旅順に移す案が出て、明治天皇も了解したのですが、知恵者の伊藤博文の反対で流産しました。また「靖国」の思想も先駈けて打ち出していました。


「死を鴻毛より軽しと覚悟」する「軍人勅諭」の「大精神」が勝利の「本源」
であり、

「…益々この精神を養うことこそ護国の要務にして、これを養うには及ぶ限りの栄光を戦死者並びにその遺族に与えて、もって戦場に倒るるの幸福なるを感じせしめるべからず」


と書きました。


 「朝鮮王宮占領事件」、「旅順虐殺事件」、「閔后殺害事件」、「台湾征服戦争」など日清戦争の不義・暴虐を象徴する事件について、ジャーナリストとしての福沢は終始隠蔽・擁護・合理化・激励する最悪の戦争報道を行いました。

私たち「南京大虐殺」を追求する者にとって重大な意味をもつ「旅順虐殺事件」はアメリカやイギリスの新聞に大きく報道され、何よりも『時事』の特派員報告でも出たのでした。しかし、日本が「文明の戦争」ということで世界に登場しようとしていた時期に、市民を含む2万人近い無抵抗の中国人を殺害したことは、伊藤首相と陸奥外相の判断で不問に付すことになったのです、

福沢は虐殺を「実に跡形も無き誤報・虚言」と切り捨て事実隠蔽のお先棒を担いだのです。

その「結果、日本軍の軍紀には覆うべからざる汚点を生じ、残虐行為に対する罪悪感は失われ、その後この種の事件を続発させることに」なったと『日清戦争』の藤村道夫は述べています。すなわち「南京大虐殺」にいたる道が敷かれたわけです。

5.「日本の近代化=アジア侵略」の「お師匠様」


 福沢は有名な『自伝』の中で、「明治政府のお師匠様」を自負していましたが、彼は「明治政府」に止まらず、アジア太平洋戦に至る日本の近代化の道の総体にわたる「お師匠様」と位置づけるのが正しいと思います。アジア太平洋戦争の有名なキャッチフレーズ「満蒙は我生命線」は後の外相松岡洋右の演説ですが、その先駈けになったのは福沢の「今、日本島を守るに当たりて最近の防御線は朝鮮地方たるや疑いを入れず」です。これは山縣有朋が同じことを主張するよりも3年早くなされたものでした。日本が大東亜共栄圏の盟主だということも福沢は明確に主張しています。

 家永三郎は名著『太平洋戦争』の中で、「日本の民衆が15年戦争を何故阻止できなかったのか」の重要な要素として「隣接アジア諸民族への謂われのない区別意識」を挙げていますが、この蔑視感の形成の先頭に立ってきたのが福沢だったわけです。そしてこの蔑視感は今の日本の有り様にも繋がっております。自分では「偽りにあらずして何ぞや」と冷静に認識しながら、天皇制を「愚民を籠絡するの詐術」と見抜くと、


天皇崇拝は「日本人固有の性」、


「一般の臣民…雖も帝室の為とあらば生命を惜しむ者なし」


とうそぶくしたたかさを持っていました。その福沢諭吉の力もあって「愚民を籠絡する」天皇制は日の丸・君が代とともに今なお健在です。このしたたかな福沢諭吉にどう対抗し乗り越えるのか、それが私たちの課題として問われています。
http://www.jca.apc.org/nmnankin/news10-3.html


英国もフランスも、人の土地を奪っている! 
(対中侵略15年戦争の諭吉の布石)


「今は英国もフランスも、競争して人の土地を奪っている」

「今は競争世界で、英国なり、仏国なり、・・・

皆吾れ負けじと、人の隙に付け入らんとするの時節なれば、理非にも何も構ふことはない、

少しでも土地を奪へば、暖まりこそすれ・・・遠慮に及ばぬ、「さっさ」ととりて暖まるがよい」

(1881年「宗教の説」福沢諭吉全集第19巻711頁 「福沢諭吉のアジア認識」299頁)

「支那と戦に及ぶこともあらば、・・・真一文字に進て其喉笛に喰付くこと緊要・・・北京、是なり」

(1882年 「喉笛に喰付け」全集第8巻260頁)


「支那国果たして自立を得ずして諸外国人の手に落ちることならば、我日本人にして袖手傍観するの理なし. 我も亦奮起して共に中原に鹿を逐わんのみ」

(1882年 全集第5巻313頁)


「朝鮮は固より論ずるに足らず、我目ざす当の敵は支那なるが故に、先ず一隊の兵を派して朝鮮京城の支那兵を塵(みなごろし)にし、・・・. ・・・両国の戦争となることあらば、・・・日本の勝利必然なり」

(1884年 「戦争となれば必勝の算あり」(全集第10巻159〜)


「目につくものは分捕品の外なし.

何卒今度は北京中の金銀財宝を掻き浚えて、彼の官民の別なく、余さず漏らさず嵩張らぬものなればチャンチャンの着替えまでも引つ剥で持帰ることこそ願はしけれ. 

其中には有名なる古書画、骨董、珠玉、珍器等も多からんなれば、・・・ 一儲け ・・・. 


・・・其老将等が、生擒の仲間で幸にまだ存命にてあらんには、・・・

之を浅草公園に持出して木戸を張り、・・・之に阿片煙を一服させると忽ち元気を吹返しましてにこにこ笑ひ出します、・・・御慰み」

(1894年 「漫言」全集第14巻570頁)

この諭吉の教えにしたがって、日露戦争(1904〜1905)年の後、旧日本軍が「対中継続的侵略の決意」として、大連近郊より持ち帰った唐時代の文化遺産「鴻臚井(こうろせい)の碑」があります.


それは、1300年ほど前に作られた石碑で、その時代のその地方の唐の統治を示す歴史的な記念碑です(朝日新聞 2006年5月28日). おそらく、旧日本軍は、中国の統治を日本が奪うという意思の確認のために、略奪して日本に持ち帰ったものと考えられます.

この碑は、明治天皇に献上され、21世紀の現在でもひそかに他の略奪物と共に、宮中に保管されています.

日本政府あるいは天皇家は、これらの文化財を含む略奪品を中国へ返還する意思を表明していません. まさか、永久に返還する意思はないということではないとは思いますが.

http://hibari-yukichi.blogspot.com/2009/03/1881711299.html

福沢諭吉:
 
「金と兵は有る道理を保護するの物に非ずして、無き道理を造るの器械なり ・・・
本編(1881年「時事小言」)立論の主義はもっぱら武備を盛んにして国権を皇張するの一点にあり。 

事情切迫におよぶときは、無遠慮にその地面(アジア諸国)を押領して、わが手をもって新築するも可なり」

(福沢諭吉全集第5巻108ページ〜)
http://hibari-yukichi.blogspot.com/2009/03/blog-post.html

福沢諭吉は、天皇制を「天皇制は、国民をだますための手段」だと理解していました.


「立君の政治」は、人主が愚民を篭絡するの一欺術」

(天皇制は「バカな国民をだますための一つの詐欺的な手法である」)という人がいるが、「それに対しては、『政治を知らない者がいうことだ』と答えればよい」と教えています.

(1881年「帝室論」福沢諭吉全集第5巻271頁)


国を富まし、強くするためには、台湾・朝鮮の植民地化だけではなく、対中国侵略こそ「本命」であると主張していました.


「支那と戦に及ぶこともあらば、・・・真一文字に進で其(その)喉笛に喰付くこと緊要)・・・北京是なり」

(1882年「喉笛に喰付け」全集第8巻260ページ)


中国の領土、資源、労働力をすべて奪いとれ、これが1882年に彼が教えたことです.

国を強くするには、命を捨てろ、天皇のために死ぬことは美しいことだ.


「国のためには財を失ふのみならず、一命を抛て惜しむに足らず」
(1873年「学問のすすめ」第三編 全集第3巻43ページ〜)


(そして、諭吉を含む一部の者が大金持ちになるのです)

日本政府と国民は、この教えを忠実に守り、50年後(1931年)対中国侵略15年戦争に突き進み、太平洋戦争を経て、2009年の現在、諭吉を最高額紙幣の肖像として、毎日拝んでいます.このように、明治以来「ダマシのシステム」はつづいています.
http://hibari-yukichi.blogspot.com/


http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/291.html#c12

[番外地7] 中国に未来が無い理由 _ 田代秀敏 混沌の大国 中国と中国人を知る 中川隆
13. 中川隆[-6382] koaQ7Jey 2017年9月13日 21:10:53 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]


日清戦争と旅順大虐殺


旅順虐殺事件は、1894年(明治27年)11月日清戦争の旅順攻略戦の際、市内及び近郊で日本軍が清国軍敗残兵掃討中に発生したとされる事件で、ピューリツァーのニューヨークワールド紙特派員ジェイムズ・クリールマンなどが、中国人の肉は切り刻まれ、ほとんどの住民は虐殺され尽くされた、とセンセーショナルに報道した。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%85%E9%A0%86%E8%99%90%E6%AE%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6

旅順大虐殺とは1894年日清戦争(甲午戦争)において、大山巌大将指揮下の日本軍第2軍が、中国北洋海軍の基地であった旅順(口)攻略時に起こした大虐殺事件である。

 11月21日、旅順占領直後から4日間に渡って、日本軍は、旅順において2万人におよぶ無抵抗の清軍兵士、旅順市民をほとんど皆殺しにするような大虐殺を行った。

同時に、それと一環のものとして旅順から金州の到る所での清軍敗残兵掃討戦においても虐殺をくりかえした。旅順から金州に到る敗残兵掃討は、直接的に連続した戦闘行動であるから全く外すことはできない。

 旅順大虐殺はまさに43年後の南京大虐殺を彷彿とさせるものである。

無抵抗の兵士・捕虜の虐殺、女性の強姦、子供の惨殺、繰り返される掃討戦によって旅順市民を皆殺しにするものであった。

南京大虐殺は詳細はともあれ、その事実については少しは知られているが、旅順大虐殺については、日本の学校では教えられていないし、あまり知られていない。しかし日本で最初の本格的な国民総力戦となった日清戦争における、この旅順大虐殺のなかにこそ、それ以後の日本の侵略と殺戮、略奪、人権蹂躙、アジア蔑視の歴史の発端を見て取ることができるのであって、日本の歴史においても決して忘れてはならない事件である。


旅順大虐殺の証言

婦女強姦、子供の惨殺

 日本軍は旅順を占領した後、前代未聞の大虐殺を行うと同時に、女性に対して鬼畜にも劣る性的暴行を行い、白髪の老女であろうが、妊婦であろうがあるいは十数歳の少女であろうが、容赦なく襲いかかり、沢山の女性を強姦し、またその後殺害した。ある者は蹂躙されて死にいたり、ある者は強姦されて死んだ後もなおほしいままに侮辱された。

日本軍は女性と子供に対して様々な手段で残酷に虐殺した。

ある女性と子供は服をはぎとられ、木に縛り付けられて凍死し、ある者は凍った河の上に転がされ大きな石で押さえつけられて凍死した。

ある女性と子供は四肢を壁に釘で打ち付けられて死に、ある者は石の上に頭を叩きつけられて死んだ。またある日本軍は捕まえた人を一つの家の中に閉じこめて、綿花と石油と唐辛子を使って焼き殺した。

その残虐さ野蛮さはいまだかつて聞いたことのないものである。日本軍の暴行を自らの耳で聞き、目で見たたくさんの国内外の人々は、歯ぎしりをして、ひどく恨みに感じざるを得ず、日本軍を「野獣の集団」と呼んだ。

 日本軍の婦女強姦と子供の惨殺という暴行に関して、日本軍は強姦した後、また残忍な殺し方で殺し、その上この暴行を行った者に、恥ずべき行為を極力隠させたので、こうした沢山の暴行を徹底的に白日の下にさらけ出すのは難しくなった。それでもわずかに我が研究者が発見した日本軍の婦女強姦と子供の惨殺に関する暴行の資料のなかで、日本軍の旅順占領以後の大虐殺となりふり構わぬ強姦と、子供の惨殺という罪業を十分見て取ることができる。


 第1旅団第1大隊の数人の日本兵は、3人のきれいな女性を捕まえて兵営に連れて帰り、この3人の女性を3日間、2名の少佐を含むなんと300人の日本軍で輪姦し、ついには死に至らしめた。第1大隊の兵営と第1旅団長乃木希典少将の指揮所は200メートルも離れていないのであるから、乃木が兵士のこの暴行を黙認していたということである。

 強姦が習わしとなっていた日本軍は、なんと宗教施設という神聖な場所でも、すなわち静楽庵の中で白昼強姦をした。静楽庵は天后宮からすぐのところであるが、そこで庵主の素真と4人の尼:妙修、妙空、慧音、慧霊は「捕まえられ、服をすべてはぎ取られて強姦され、その後、乳房を切り取られ、目をえぐり出され、最後には焼き殺され、刺し殺された。実に髪の毛が逆立つほど憤りを感じることである。」

 何年かして、一人の日本軍の従軍記者が、当時旅順を占領した後日本軍が女性を強姦し、残虐にも虐殺したという話を聞いて、「私は、そのような銃剣を持った輩が私の同胞だとはとても信じがたい。彼らは人間ではなく、獣であり、悪魔である」と述べている。

 大虐殺時の生存者王宏照老人は1951年に、日本軍が焼き殺し、強姦し、悪事の限りをつくしたと証言した。

 私たちの村からそう遠くない火石峰村の趙永発家に18歳になる娘がいたが、日本兵の手から逃れるために陳明義の家に駆け込んだ。陳家にも18歳になる娘がいて、日本の鬼の暴行から逃れるために二人は泣きながら、梁に縄をかけ首つり自殺をした。・・・

家々は皆戸が開けられ、中には死体がごちゃごちゃに入り乱れて倒れており、ある者は首が切り落とされ、ある者は腹が裂かれている。腸が外に引っ張り出されて固まりになっており、鮮血が壁一面に飛び散っている。日本兵は焼き殺し、略奪する他、女性を強姦した。ある女性は強姦された後殺された。・・・

ある両替屋のカウンターの上の木の柵には数個の人の首が差し込まれ、子供がひとり壁に釘で打ち付けられ、この情景は痛ましくて、見るに忍びない。

 節天理老人は1971年に調査に応じた時、日本軍は老若男女を問わず殺しまくるという野蛮な暴行を行ったと証言した。

 私は旅順の人間です。甲午戦争の時日本の軍隊は旅順に入ってきて三日間人間を打ち首にしまくった。老若男女を問わず、人を見れば殺し、子供を叩きつけて殺した。人々はみんな家に逃げ帰って固まっていた。

日本の鬼は戸を蹴破って入ってきて殺した。ひとしきり惨めな叫び声があがり、人は皆突き刺されて地面に倒れ、日本の鬼は皆殺しにすると別の家に行って殺した。人は地面に倒れ、鮮血が飛び散ったのは本当のことです。

私の隣人は2人の学生の兄弟がいたが、家から日本の鬼に外に引っ張り出された。一人の学生が煉瓦を拾って鬼に殴りかかると、鬼はバッバッと銃を撃って2人の学生を撃ち殺した。

どの家にも死体があった。後になって死体は大八車を使って先に掘ってあった大きな穴に運んでいったが、運ぶのに何日もかかった。私がどうやって逃げたかって?

 私は老鉄山呂家溝に住んでいたが、日本軍が来るというのを聞いて、私の母が私を背負って谷の下の石の洞穴に逃げ込んだのです。旅順の人はあちこちに逃げたが、逃げなかった人はほとんど日本の鬼に殺された。

 前に述べたような情況だったので、鮑紹武もまた日本軍に捕まって死体の処理をやらされた時に、その目で同胞の被害状況をつぶさに見た。彼は上溝の一つの店の中で、会計係が帳場にそのまま倒れて刺し殺されているのを見た。さらにかわいそうなのは、ある家のオンドルの上には母親と4,5人の子供が殺されていた。大きいのは8、9歳で、幼いのはまだ数ヶ月で母親の懐で乳を吸っていたところを刺し殺されていた。彼らは皆、扉を開けたとたんに殺されたのだ。死者の大多数は老人と婦女、子供である。

 蘇万均は、日本による旅順大虐殺の後、一人の息子とともに旅順西大街(現得勝街)に来て、「大塢北面機器製粉所の中に死体があたりを血だらけにして倒れているのを見た。小さな店の中にいた人はみんな地面に倒れていた。私は数カ所の家に入ってみたが、老いも若きも皆日本兵に殺され、オンドルの上や地面に倒れていた。さらに小さい子供がオンドルの上に横たわっていた。どのようにして殺されたかは分からない。私はその時裸足だったが、家に帰って足の裏を見ると血だらけだった。」


 大虐殺に参加した日本兵の小野次郎は、戦友とともに殺人、強姦、惨殺、略奪をやったと包み隠さず白状している。小野は中国侵略戦争に参加した中学生兵士であった。たくさん虐殺したので、次第に「勇敢な」殺人狂兵士になって昇進させられ、最後には精神病に冒されて日本の広島病院に送り返された。

 私は人に操られているロボットのようになって人間性のかけらもなく、道理もなく、機械のように人殺しをし、略奪をし、女性を強姦した。

 我々が旅順を占領した日の午後から旅順はもう安らかではなく、4日3晩の間虐殺があり、そこにいた人々はすべて殺され尽くした。(略)

 小野は人殺しをして出世した。こうしてますます異常になっていった。

 小野は村西頭で一人の逃げ遅れた27、8歳のお産を間近にした女性を捕まえて暴行した。

 日本軍は集団虐殺を行っているとき、同時に婦女と子供の虐殺をした。

「旅順荷花湾(今では干上がっている)は、この年日本軍の旅順住民の集団大虐殺があった現場の一つである。当時日本軍はたくさんの旅順住民を縄で縛って湾内に連れて来て、岸の上に立たせ、それを標的として射撃した。身に寸鉄も帯びない同胞は惨めにも銃弾の餌食となった。死にきれない同胞が浮いて岸辺に近づいて浮いていたら、日本軍は生きている中国人を捜し出して刀で刺し殺した。鮮血が荷花湾一帯を真っ赤に染めた。日本軍はこのようにしてたくさんの人を殺して荷花湾を埋め尽くした。その悲惨な情景は目を覆うばかりである。

 イギリスの海員ゼームス・アイルは《龍の旗の下で》の中で、この荷花湾付近で日本軍が難民を大虐殺し残忍にも婦女や子供を惨殺するのを目撃した恐ろしい情景について書いている。

 (略)

 日本の特派員甲秀輔は『第二軍従軍雑記』の中で次のように記載している。

「旅順の街頭は至る所死体が一面に横たわっている。ある者は首と体が別々になり、ある者は頭を半分割られており、ある者は脳みそが飛び出し、ある者は内蔵が外に出、ある者は眼球が飛び出し、またある者は腕を切り落とされ、足の骨が砕けて血の海の中に倒れている。これを見ると身の毛もよだつ。もし婦女がこれをみたら卒倒するかもしれない。

 ながながと引用してきたが、書いていくだけでもおぞましい。ほかにもまだ沢山の証言があるが略す。最後に載せている資料を各自参照されたい。しかし、これだけでも旅順大虐殺の実相がいくらかでもつかめたと思う。

 まさに武器を棄てた無抵抗の清軍兵士の斬殺、旅順市内各戸を巡っての敗残兵狩り、旅順・金州間での敗残兵狩り、女性の強姦、こどもの斬殺、銃殺というよりも、刀をもっての斬殺、あるいは凍死させるなどの暴行がくりひろげられた。
http://www.jca.apc.org/nmnankin/lvshunmassacre.html


http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/291.html#c13

[番外地7] 中国に未来が無い理由 _ 田代秀敏 混沌の大国 中国と中国人を知る 中川隆
14. 中川隆[-6381] koaQ7Jey 2017年9月13日 21:13:33 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

日本は戦争中に中国で何をやっていたのか

日中戦争証言 劉寨子 王さん(64歳)さんの話


 1972年の日中友好国交回復に対して、この地域の人はみんな反対しました。

私たちは、つらい経験したのに、どうして今更友好などという言葉を言い出して関係を回復するのか。

政府は何回も説得して、

「当時は軍国主義のやったことで、日本人民、日本国民たちとは友好関係を持っていかなくてはだめだ。戦争は、普通の人民の責任ではない。」

と教えられた。

しかし、今も気持ちとしては、今になってもやはり「日本」という二文字を聞いたら「憎む」という気持ちが湧いてきます。

私の考え方では、このような歴史はいつまでも次世代、どんな世代になっても忘れてはいけないことです。私はわりと若いですから、当時の詳しい話は次の夏さんに教えていただきたいです。
http://www.jade.dti.ne.jp/kaworu/syogen/ryujya.html#ou78


父の遺言 倉橋綾子

 憲兵だった私の父・大沢雄吉(1915年群馬県生まれ)は、1986年に肝硬変を患い、71歳で亡くなりました。その直前に私は父から紙切れを手渡されました。鉛筆書きのふるえる字で、次のように書いてありました。

「旧軍隊勤務十二年八ケ月、其ノ間十年、在中国陸軍下級幹部(元憲兵准尉)トシテ天津、北京、山西省、臨扮、運城、旧満州、東寧等ノ憲兵隊ニ勤務。侵略戦争ニ参加。中国人民ニ対シ為シタル行為ハ申訳ナク、只管オ詫ビ申上ゲマス」

 父はこれを墓標に刻んでくれと言い残しました。しかし様々な事情により、その願いをかなえることができないでいます。(昨年、羽生市の翁抗日反戦美術館に、父の遺言文と写真を置かせていただき、ほっとしました。)

 父は祖父の道楽のため貧しい少年時代を送り、中学校には行けませんでしたが、猛勉強して憲兵試験に合格したとのこと。高い給料が欲しかったのだと思います。敗戦を旧満州で迎え、二度逃亡して帰国できたそうです。

ゼロから始めた洋品店を大きくすることに心血を注ぎ、働きづくめでした。従軍看護婦だった母もまたよく働きました。父は枕元にいつも「中央公論」を置き、林芙美子の「放浪記」、深沢七郎の「風流夢タン」などがお気に入りでした。五味川純平の「人間の條件」を読んで泣き、その映画を私たちに見に行かせました。田舎には珍しく進歩的、合理的な人間で、尊敬されたり煙たがられたりしていました。

 私は父に可愛がられ、人生観、世界観にその影響をもろに受けました、やたら正義感がつよくて突っ走ってしまうのは、父そっくりです。私は子供の頃から、父があの戦争に加わったことを悔やんでいたのは知っていました。しかし一度も、父が実際には何をやったのか聞いたことはありませんでした。

 父の死後、謝罪の遺言を残すほど悩み抜いたことを思うにつけ、父があわれでなりません。その苦しみを分かちあってやれなかった自分が情けなくもありました。そこでせめて、父の戦友からどんな事があったのか、話を聞いてみようと思いたちました。
http://www.ne.jp/asahi/tyuukiren/web-site/backnumber/03/kurahasi_yuigon.htm


君のお父さんが中国で何をしていたのか教えてあげるよ.

仕事だから仕方無かったのさ:


拷問の光景を見てみよう。

  土地の者ではないということが、怪しいとみた理由だが、功名心にはやる土屋にとっては、それで十分だった。抗日分子なら大手柄だ。「オレが張った綱にかかった」のである。名前を張文達といった。三十三歳の近くの農村の農民で、「この街に買い物に来ただけ」と、おびえた目で話した。「いやいや、これは怪しい。この男は抗日軍の物資調達係だろう。貫禄から見て班長級だな」ど、士屋は決め込んだ。「何としても本拠地を吐かせ一網打尽にしたい」「これは大変な功績になるぞ」。思いだけは駆け巡るのだが、土屋は実際の取り調べをしたことがなかった。それて先輩格の伍長に取り調べを頼んだ。・・・
 
 まず、伍長が命じたのは、「こん棒を持ってこい。それも生木の丈夫なのだ」。これで殴りつけろ、という。土屋の頭に浮かんだのは、「何も生木のこん棒でなくても。相手は人間なのだから、せめて竹刀ででもいいではないか」という思いだった。だが、伍長の、それも実務を教えてくれようとする上官の命令だ。士屋ど同僚の上等兵とで、こん棒を振り回した。男は殴りつけるたびに、「ウッ」「ウッ」と声を立てたが、何も言わなかった。着ている綿衣からほこりだけはあがった。

 効果がないのが分かると、伍長は、机を二列にして、積み重ねさせ、上に棒を渡した。いわば器械体操をする鉄棒のような形だ。この棒に、両手足を麻縄で縛った男を後ろ手にしてつるした。体の重みを不自然な形の両腕で支えるのだから、苦しい。それも一時間、二時間の単位だ。はじめ真っ赤になった男の顔は、青ざめていき。脂汗をにじませてきた。だが、何もいわない。「こんちくしょう」と、伍長は十キロもある石を軍馬手に持ってこさせ、浮いていた男の足に縛りつけた。両肩の関節がゴクッとなった。「ウーン」とうなり、男は気絶した。舌打ちをした伍長は「今日はもういい、明日は必ず吐かせてやる」と言い残して自分の部屋に戻ってしまった。・・・

 二日目もひどい拷問が続いた。指南役の伍長は、どこからか焼きゴテを探して持ってきていた。これをストーブで焼け、という。「赤くなるまでだ」と、次の場面を予想して躊躇する土屋に付け加えた。男を留置場から引き出し、上着をはがし、背中をむき出しにした。赤く焼けたコテを男に見せて脅し、自白を強要するのか、と士屋は思った。ところが違った。伍長はいきなり背中に押しつけた。ジューッという音と、煙、それに激痛に思わず口をついた男の叫び声があがった。と同時に、何ともいいようのないにおいが部屋にも充満した。

 「お前の本拠はどこだ。仲間は?言え!言わないか!」。伍長は、怒鳴りながら何回となく男の背中を焼いた。「苦しい」を繰り返し、男はついに、「話す。話すからやめてくれ」といった。伍長は手を休めたが、相手は、肩で大きく息をするだけで、結局、何もいわない。伍長が再び赤く焼かせたコテを使った。部屋には鼻をつく臭気がこもり、断続的な男の低いうめき声が床をはった。・・・

 拷問は、さらに続いた。逮捕して二日間というもの、男に何も食べ物を与えていなかった。水すらも飲ませなかったと思う。それが三日目は水責めだった。弱り果てた男を裸にし、長椅子にあおむけに縛りつけた。そして、水を入れた大きなやかんで口と鼻に水をジャージャーと注ぎ込んだ。絶え間ない水のため、息ができず男は口をパクパクさせて水をどんどん飲み込む。みるみる腹が膨らんでいった。すると、拷問指南役の伍長は、「腹に馬乗りになって水を吐かせろ。そして、また注ぎ込め」という。この繰り返しだった。何回やっても同じだ。相手は気絶している。自白を得るという効果はなかった。・・・

 三日目は水責めで終わり、四日目は、いわゆるソロバン責めだった。「丸太を三本持って来い」と、伍長がいい、軍馬手に三角柱になるように削らせた。三本並ペ、その中でも鋭角の部分を上にし、男を座らせた。足はズボンを脱がせ素肌である。いわゆる弁慶の泣きどころに角が当たり、体重がかかる。男はこれまでの苦痛とは別の痛みで、悲鳴をあげた。その上だ。伍長は、男の上に乗っかれ、という。しかも土屋と同僚二人一緒にだ。そして、体を揺すれ、といった。ゴキッと音がし、男はうなるような声を立てた。もはや、脂汗も出ないほど弱っていた。男のすねの状態を、どう表現したらいいか。「生ぬるい。足に板をはさみ、両端に重石をのせろ」。すでに別の世界にいたのか、伍長は、さらに命令した。・・・

 足を痛めつけた翌日、伍長は、何を思ったか、太い針を買って来いと命じた。通訳が布団針を四、五本求めてきた。この針を男の手の指に刺せという。指といっても爪と肉の間にだ。映画でみたか、話に聞いたか、そんな拷問があるとは知っていたが、自分がやることになるとは思いもしなかった。ためらっていると、ほおのこけた伍長が病的な目でにらんだ。やらなければならない。男はこれから何をされるのかを察し、腕を縮めた。この腕を同僚に押さえつけてもらい、土屋は、右手中指の爪の間に針を刺した。だが、実際はろくに刺さらなかった。相手はあれだけ痛めつけられていたのに満身の力で手を引こうとした。それに、土屋はおっかなびっくりだった。それで、腕を押さえるのに伍長も加わった。だが刺さらない。男も自白らしいことは、むろん何も言わない。そのうち血やら汗やらで針がすべり出した。それでも刺そうとすると、針を持つ土屋の指のほうが痛くなってきた。

 男はすでに死を覚悟していたらしく、悲鳴もあげなくなった。ただ、ものすごい形相で土屋たちをにらんでいた。足がすくむような思いに襲われながらも、伍長の命令で続けた拷問だったが、ついに伍長もあきらめた。「張文達三十三歳、近くの農村から買い物に来ただけ」ということ以外、何の自白も得られなかった。班長格の軍曹は、すでに男を抗日分子としてハルビン憲兵隊に報告していた。だが、拷問の限りを尽くしても、本拠地の所在など肝心なことは何一つ聞き出せなかった。かといって、拷問によって半死半生になっている男を、このまま釈放するわけにはいかなかった。男の処分はどうするのか、土屋にはわからなかった。

 こういう時の処分で悩むのは、土屋のような新米憲兵ぐらいである。土屋が初年兵時に公主嶺で経験したように、仕掛けがあった。針の拷問から二日後だった。平陽鎮にいた満州国軍歩兵十五師団の日系軍官である中尉が訪ねてきて、男を連れて行った。「日本刀の試し斬りに」だった。男が墓地で首を落とされるのを土屋も見た。(p.81-86)
http://www.ne.jp/asahi/kuma/radical/dokusyo/special/kenpei_kiroku.htm


広東州の中央憲兵隊へ補助憲兵として私は派遣された。野戦補助憲兵といって、憲兵と同伴の時だけにかぎって憲兵の資格を有していた。主な任務は、保全地区(駐留日本軍の勢力圏内)での治安維持であった。特に、思想犯に目を光らせた。思想犯を捕え、拘留し、洗脳するのであったが、そのやり方は目を覆うものであった。

 コンクリートの上に、真っ赤に焼けた木炭を敷きつめ、その上に裸にした“囚人”を転がした。喚き、のた打つ“囚人”は隅へ隅へと転がってくるが、周囲には日本兵がいて、それを蹴飛ばして再び中央へ戻した。“囚人”の反応の仕方は、もはや人間のものとは思えなかった。多くの“囚人”は三日目を境に死んでいった。

 女に対してもその残虐度は同様であった。やはり全裸にして、獣のように四つん這いにさせ、丸太で打ちのめした。

私は、そればかりはどうしてもできなかった。すると、

「これしきのこと、できんのかッ」

 一人の憲兵が私を蹴飛ばしてから、丸太で渾身の力を込めて女を打ちすえた。

中国人は人間に非ず、否、生き物にさえ非ずとでも思っているような拷問であった。彼らの抵抗は死以外の何ものでもなかった。
http://page.freett.com/sokagakkai_komei/www.sokagakkai.or.jp/sokanet/HBK/Heiwa/hansen-7.html

日中戦争証言 車河堡 王さん(69歳)柳河口

 1回だけ見たことがあります。強姦したのは普通子どもには見せないんです。

1回見たのは、若い女性に沢山水を飲ませて、お腹を膨らませたり、

鉄の棒を火で焼いて、赤い鉄の棒を乳房に当てたり、女性の生殖器に差し込んだり、

あるいは銃剣の先を焼いて乳房や生殖器をえぐり取ったりしました。
http://www.jade.dti.ne.jp/~kaworu/syogen/syakaho.html

860 :名無しさん :02/07/04 01:33 ID:03UDq1eg

死んだ人の事を悪く言いたくなかったけど言わせてもらう。
漏れの近所の銭湯で番台やってた爺さん(もう亡くなった)。

漏れが小さい頃よく戦争当時の話を銭湯の番台で自慢げに語ってたバカ。

『チャンコロ(中国人)の妊婦を木に縄で縛って銃剣で刺したら「ボムッ」って鈍い音出して破裂してよー。

ホント面白かったぞー。だから毎日チャンコロの妊婦探して見つけては、それやって遊んでたんだ。あの頃がなつかしいなあ(ニヤニヤ』


上の話が嘘だと思うなら,まずこれを否定してね:


小平義雄連続殺人事件
http://www.alpha-net.ne.jp/users2/knight9/kodaira.htm

小平義雄は戦地より帰って以来、性的に突如放縦になった。

放縦なだけでは留まらず海軍被服廠の軍属であった戦争最後の年に、同じ職場の女子工員を強姦した上殺害している。以後、終戦直後の混乱の中で女性を食料をエサに誘いだし、次々と6人も、犯しては殺していった。

小平が女性を犯して殺す、その味を覚えたのは、中国の前線だった。

予審調書の中で小平は言っている。

「大怙では強姦のちょつとすごいのをやりました。…父親を縛り上げて戸棚の中入れ…
クーニャン(娘)を出せと言って出させました。

…強盗強姦は日本軍隊には付き物ですよ。
銃剣で突き刺したり、妊娠している女を銃剣で突き刺して子供を出したりしました。 私も5,6人はやっています」


取り調べと裁判の段階で明らかになったことがあるんですね。それは、彼の戦争体験のことだったんです。

「済南事件」:南京大虐殺の先駆けですね。住民の殺戮です。その時にもの凄く多くの中国人の女性が日本兵によって強姦されて殺された。この小平という人物は、その時の兵隊だったんです。

「連続強姦殺人魔」と言われた人の犯罪を重ねる下地が「戦時強姦」で培われていた、っていうことです。そのことが日本が戦争で負けた後に一気に吹き出してきた事件なんですね。
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南京で暴虐の限りを尽くした田所耕造。
http://anarchist.seesaa.net/article/78079481.html


陸軍第114師団重機関銃部隊所属 田所耕造。

『週刊アサヒ芸能』(71年)の取材に答えた当時、彼は53歳。
彼が語った残虐の限り。しかもこれが「命令」なんだから驚くしかない。

女が一番の被害者だったな。年寄りからなにから、全部やっちまった。
下関から木炭トラックを部落に乗りつけて、女どもを略奪して兵隊に分ける。

女1人に兵隊15人から20人くらい受け持たせてね。倉庫のまわりなど、
日当たりのいいところを選んで、木っ葉などをぶらさげて場所をつくる。
赤ケンといって、中隊長のはんこがある紙を持った兵隊たちが、ふんどしを
はずして順番を待つんだ。

いつか女の略奪班長をやったことがあるけど、ゆくと、女たちはどんどん
逃げる。殺すわけにはいかないから、追いかけるのに苦労したもんだよ。
支那の女は技術はうまいね。殺されたくないから、必死なんだろうけど、
なかなかいい。なにしろ上陸以来女の身体にさわったこともないんだから
、いじくりまわしたり、なめまわしたりする。私らは、よくなめ殺すといったもんです。


その凶暴兵は、柳川平助兵団(第10軍)第114師団所属。南京作戦での「働きぶり」によって上等兵に昇進。

そして、血に飢えた「ならずもの部隊」は徐州(シュイチョウ)へ進撃したのだった……。


南京に2ヶ月ぐらいいて、徐州に向かったんだけど、このときだったな、
股裂きをやったのは。ある部落で、みせしめのために女を柳の木に縛りつけ、
両足首にまきつけたロープを2頭の馬の鞍に結び、左右からムチをくれると
股から乳房のあたりまで肉がさける。骨があとに残るんだ。それを部隊
みんなでみている。中隊長もみてみぬふりだった。将校だろうと下士官
だろうと、文句をつけても『ウシロダマ(後ろ弾)だぞ』とおどしちゃう

田所耕造はこの気分が悪くなるような話を得意げに話している。上官を
無視しても、「戦闘」では頼りになった兵士による略奪・強姦・虐殺は
セットで日本軍は容認していたということだ。


川沿いに、女たちが首だけ出して隠れているのを引き揚げてはぶっ殺し、
陰部に竹を突きさしたりした。杭州湾から昆山(クンシャン)まで道端に延々と
そういう死体がころがっていた。昆山では中国の敗残兵の大部隊がやられて
いて、機関砲でやったらしいが屍の山で、体は引き裂かれて、チンポコが
丸出しで死んでいた。そのチンポコがみな立ってるんだ、ローソクみたいに。『チンポコ3万本』と俺たちはいっていたが、3000人以上はいたろうな。遠くからロングに引いてみると、残虐というより壮観だった。

読売のカメラマンで発狂したのもいたな。やったってしようがないのだが、
飛び出してやめさせようとするものもいた。普通の百姓だからといってね。
しかし兵隊はそんなのにかまわずぶっ殺していった。俺か? 俺は残虐な
写真ばかり撮っていたので病膏肓に入っていた。そういう残虐な写真を
撮るのも喜ぶものもいたし、やめとけというのもいた。参謀本部では証拠に
ちゃんと写真を撮っていたな。

以上はすべて、柳川平助兵団が南京に入城する前の段階の話である。これだけの鬼畜行為を楽しんだキチガイ兵士が「南京」になだれ込んだのだ。後はご想像の通りだ。

当然のことながら、柳川平助兵団による強姦・虐殺は南京攻略以降の
徐州・漢口作戦でも繰り返されることとなる。

徐州作戦では捕獲したチェコの機関銃がよく使われた。10人、20人と固まって
死んでるのが3キロも4キロもつづく。殺し方もいろんな方法をとった。
3人ぐらいいっしょに木にぶら下げられていたり、首をはねたり。子どもの
首をはねるのだけど、うまいもんだね、皮一枚ちゃんと残るように斬るんだよ。
その瞬間の写真を撮ったけど……

自分が犯した罪を自慢げに話した田所耕造は、もちろん中帰連ではない。ビルマで敗戦を迎えている


股裂きなんぞ、東映のモンド映画『徳川いれずみ師 責め地獄』にて鬼才石井監督が撮っていたけど、その遥か以前に日本軍では娯楽の殿堂として「日常風景」だったとは驚きだ。
日本軍って、頭の中が「石井輝男」と同じだったんだな。

「股裂き」の田所耕造が所属していた柳川平助兵団が如何に凄まじい「ならずもの部隊」であったか、従軍カメラマンとして共に行動した河野公輝さんが証言しているな。
これも酷すぎて卒倒するぜ。


蘇州(スーチョウ)の略奪もすさまじかった。中国人の金持ちは日本とはケタがちがうからね。あのころでも何万円とするミンクのコートなどが倉の中にぎっしりつまっているのがあった。寒かったから、俺も一枚チョーダイしたよ。(中略)東京の部隊では赤羽工兵隊というのが一番悪かった。
蘇州の女というのがまたきれいでね。美人の産地だからね。兵隊は手当たりしだい強姦していた。犯ったあと必ず殺していたな。


以上はすべて、柳川平助兵団が南京に入城する前の段階の話である。これだけの鬼畜行為を楽しんだキチガイ兵士が「南京」になだれ込んだのだ。後はご想像の通りだ。


以上の証言は河出文庫『証言・南京事件と三光作戦』より引用した。

この本のAmazonでのレビューにこんなのがあったが……

洗脳、と言う言葉がある。
この言葉は元々は中国語だ。日本語ではない。
朝鮮戦争時の捕虜米兵に対して共産主義を信じることをせまった行為を
中国共産党が洗脳と呼んでいたのが語源だ。
この捕虜米兵と同じように洗脳された人たちがいる。
日中戦争時に捕虜となった日本兵捕虜である。
生きて日本に帰ることのできたこの日本兵捕虜は「中帰連」(中国帰還者連絡会)と呼ばれ、帰国してから「証言」したものが、南京虐殺やら三光事件やらの
「旧日本軍が大陸でいかに悪いことをやったか」を描いた数多くのプロパガンダ本の基となった。本多勝一の『天皇の軍隊』も彼らの「証言」を基にした著作だという。


さて本書であるが、タイトルの、証言とはいっても上記の中帰連(笑)の生き残りの人たちがメインである。この時点でこの本の客観性や実証性はゼロといっていいプロパガンダ本といっていい。「南京大虐殺」「三光作戦」がウソ、でっちあげの産物であると言うことはネットや書籍を通じてようやく近年常識として広まりつつある。
これも一つの戦後レジームからの脱却と言っていいだろう。


『週刊アサヒ芸能』のインタビューに答えた人間が中共の捕虜だと決め付け、事実を歪曲しているところなんぞ、まさに中共と同じやり口だな。藁


自分が犯した罪を自慢げに話した田所耕造は、もちろん中帰連ではない。ビルマで敗戦を迎えている。インタビューを受けた当時でも、自分が行ったことは間違っていないと自慢していた神社の神主であった。三島が自決した日に息子に「お父ちゃんもあんなふうに死ぬのか」と聞かれた彼は、「お父ちゃんが死ぬときは共産党と社会党のやつらを皆殺しにしてからだ」と答えている。
http://www.asyura2.com/08/reki01/msg/182.html


中国山西省に出征した旧軍人のKさんは3年兵の時、トーチカ(砲台)の
一室で、4〜5人の4年兵が現地女性を連れ込み輪姦している場面に
出会った。4年兵の兵隊が終ると、「今度は3年兵の番だ」と言われ、
Kさんは、強姦は犯罪だという認識がなく、単に古兵の命令に従わなければ
ならないと思いそれに加わった。Kさんはこういう“戦争犯罪に対する無感覚”は戦時中だけではなくて、戦後も変わらなかったと指摘する。戦友会の席上では、このような犯罪が懐かしい話、面白い話として語られるという。

その中には「股裂き事件」という話もあった。ある旧軍人が1944年の
河南戦争前後で見たことだ。中国人女性の片足を木に縛りつけ、もう片足を
馬の鞍に括りつける。そして突然馬のお尻を叩き、驚いた馬が走り出すと、
女性の体が二つに裂けてしまうというものだ。Kさんが駐在していた山西省
旧遼県でも、1941年4月に日本軍隊長が中国語で「勒馬分身」(股裂き)
という方法で殺人を行ったという。そのことは中国側の資料にも記述されている。
http://www.magazine9.jp/kaigai/dai027/index.html


仏典の地獄を偏執的狂人の妄想から生まれた怪奇残酷趣味のフィクションにすぎないと考えるのなら、これはどう思われるか。…

「村民を銃剣で追い立てて並ばせ、機銃掃射で薙ぎ倒す。

泣き叫ぶ乳幼児や子供たちを銃剣で突き殺し、

妊婦の腹を切り裂いて胎児を放り出す。

死体の山に石油をかけて焼き尽くす。

木に縛り付けて鞭打っては冷水をかけ、凍死させる。殴り殺す。蹴り殺す。死体を野犬に食わせる。

背中に石を結わえて水中に投げ込む。

輪姦し、その女の赤ん坊を銃剣に刺して肩に担ぎ、軍歌を歌って歩き回る。

赤ん坊を投げ殺す。踏み殺す。巨大な石を担がせて圧死させる。

鞭で殴って焼けた棒を押しつけ、冷水をかけて極寒の場に捨てて凍死させる。

婦女子を狩り集めて輪姦し、腹を裂いて内蔵をえぐりだす。

生き埋めにする。眼をえぐる。耳を切る。鼻を削ぐ。首を切り、その数を競う。生きながら解剖する。銃剣で突き刺し、崖から落とす。等々」

 これはフィクションではない。「正義」を掲げた日本軍が中国でやったことである。といっても、ここでは戦争の是非を論じようというわけではない。地獄は決してフィクションなどではなく、スーパーリアリズムの世界だと言いたかったのである。我々の心の内側にある畑が荒れ果てたとき、地獄はどこにでも出現する。地獄の発生は倫理や道徳では抑えられない。かつて倫理や道徳が声高に叫ばれていた時期に、戦争が絶えたことはなかった。いや、むしろ、戦争は倫理や道徳の意図的操作によって遂行されたと言ってもよい。これは歴史の教えるところである。
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/shiunji/yowa/yowa7.html


南京にいた日本兵たちの人間墜落と性的異常行為は限界がありませんでした。ちょうど退屈凌ぎに殺人コンテストが考案された様に、兵士たちはセックスの十分な供給に飽きると様々な気晴らしの強姦ゲームを創造しました。

おそらく日本兵が気晴らしにした最も残忍な作法の中に、女性の膣の突き刺し刑があります。

南京の通りには足を広げ、開口部に木の棒や小枝や雑草を突き刺されて倒れている女性の死体がありました。南京女性の拷問に使用され、耐え難い苦痛を与えたこの方法は考えただけでも精神が麻痺してしまうぐらい痛ましいものがあります。若い女性を強姦した日本兵は彼女にビールボトルを突き刺して射殺し、別の所ではゴルフクラブを突き刺された強姦犠牲者が発見されました。

また12月22日にTongjmenの門近郊で強姦された理髪店の妻は膣にかんしゃく玉を突っ込まれて、爆破して殺害されました。

そして犠牲者は女性だけに限られた訳ではありませんでした。中国人男性はよく男色の相手にされたり、笑う日本兵たちの前で恥ずかしい性芝居を演じるように強制されました。ある男性は雪上に転がる女性死体との性行為を強いられ、それに拒絶して殺害されました。また日本兵は禁欲主義を誓っていた男性に性交際を強制して喜ぶこともしました。男性に変装して南京の門を通過しようとした中国人女性が股の間を掴みながら一人一人チェックしている日本近衛兵に真実の性を暴かれてしまい、集団暴行を受けている時に、たまたま現場近くにいた仏教僧は危険を冒して止めに入り、不幸にさらされました。日本兵たちは彼に強姦したばかりのその女性との性交際を強制し、それを拒んだ僧侶はその場で去勢されて出血多量のために死に陥れられました。

さらに最も卑劣な性的拷問手段の中には家族に対する退廃があります。

日本兵は中国人男性に対して、父親は娘を、兄弟は姉妹を、息子は母親を強姦させる近親相姦を強制して、加虐的な喜びを味わいました。

中国軍大隊の司令官だったGuo Qiは、街が陥落して息詰まっていた3カ月の間に、少なくとも4、5回は日本兵が母親を犯すように息子へ強制して、拒んだ者はその場で殺されているのを見たり、聞いたりしました。

この報告書は、ある中国人男性が母親を強姦することを拒んでサーベルで突き殺され、直後にその母親も自殺したことについて報告したドイツ人外交官の証言で実証されています。

家族の中には、この様な行為を強いられるぐらいなら率直に死に応じる者もいました。ある一家は揚子江を横断しようとしたところで二人の日本兵に止められ、点検を求められました。ボード上で若い女性や少女たちを見つけた日本兵たちは両親や夫の目の前で女性の強姦を始め、これでも十分にひどい行為にかかわらず、兵士たちが次に要求したことは一家をさらに困惑させました。彼らはこの一家の年老いた男性にも同様に女性たちを強姦させようとしました。一家は従うよりも川へ身を投げて溺れ死ぬことを決意しました。


日本兵に捕らえられた女性たちは強姦された直後に殺され、生きる望みはほとんどありませんでした。

女性たちは様々な方法を用いて強姦から逃れようとしました。中には、すすを顔に擦り付けて老いて見せたり、病気にかかっているように見せたり、頭髪を剃って男性を偽ったりして変装する女性たちもいました。(ある利口な若い女性は金陵大学の安全地帯までの道のりを老婆に変装し、杖を持って足をひきずりながら、背中に借りた6才の子供を負ぶって歩いてきました。)また4日前に死んだ子供を生んだと日本兵に告げて病気を装ったり、中国人捕虜の助言を受けて指を喉に突っ込んで何回か嘔吐して見せた女性もいました。(彼女を捕らえた日本兵は慌てて建物から追い出しました。)中には人混みの中を屈んで進み、壁を敏捷によじ登って日本兵からの追撃を逃れた女性や、三階の日本兵を妨害して、庭の中国人男性が支える竹棒を滑り落ちて、辛うじて暴行から逃れた少女もいました。

しかし、あがいた女性は一度、捕らえられると、日本兵に抵抗しようとした見せしめのために拷問にかけられました。日本兵に挑んだ者たちは、よく目玉をえぐり抜かれていたり、鼻や耳や胸を削がれている状態で後に発見されました。


金子安次
「昼間のうちにいい女に目をつけておいて、夜襲いに行く兵士もいた。頑強に拒んだ女性には膣に棒を押し込み、子宮を切り裂き、油をつけた綿を押し込み燃やしたこともしばしばあった。」

 金子さんの話によると、民間人に対する殺戮と性的虐待は日常的に行われていて、これに加担しなかった日本兵は、少なくとも金子さんの知る限り、ほとんどいないという。

子供は、慣例のごとく両親の目の前で殺された。


子供の前で母親を犯す。赤ん坊を火にくべる。または子供の前で親を焼き殺す。

生きたまま生体実験を行う。 慰安と称して女性の膣にガソリンを含んだ布を押し込み、火をつける。


日本兵が南京の居住民に与えた数々の拷問は人間の理解できる範囲を越えています。下記の例はそのほんの一部分です。

(生き埋め殺人)日本兵は機能的に埋葬活動を実施することで大量虐殺の効率化を図りました。中国人捕虜たちはそれぞれグループに分けられ、まず第一グループが自分自身の墓穴を掘らせられ、第二グループが第一グループを埋め、続いて第三グループが第二グループを埋めて行くという具合に強いられました。犠牲者たちの中には胸や首から下部分を埋められて、刀で徐々に切り刻まれたり、馬や戦車で下敷きにされたりして、さらに大きな苦しみを受けた者たちもいました。

(切断)日本兵は犠牲者たちのはらわたを抜き出したり、斬首したり、手足を切断しただけでなく、さらにひどい種類の残酷な拷問を行ないました。

街の至る所で捕虜たちが板に釘付けにされて戦車にひき殺されたり、木や電柱にくくりつけられて肉体を切り刻まれたり、銃剣の練習台にされて虐殺される光景があり、明らかな事実の中には、100人以上の男性が銃殺される前に目玉をえぐり出されたり、耳や鼻を削ぎ落とされたということがありました。また200名を越える中国兵や市民の集団が裸で柱や学校の戸に縛られ、zhuiziという特別の針で口や喉や目を含む何百カ所という肉体部分を突き刺されることもありました。

(火による殺害)日本兵は犠牲者たちを集めて一気に焼き殺しました。江口の日本兵は中国人捕虜を10人単位でまとめて縛り、ガソリンをかけて火が点けられている窪地へ落とし込みました。太平路でも大量な数に上る店員が火刑を宣告され、ロープでまとめて縛られて炎の中へ投げ込まれました。さらに中国人暴徒たちを建物の最上階や屋根上に集めて、階段を破壊し、炎を下に灯すという余興の火刑ゲームも考案されました。多数の者が窓や屋根上から飛び降りて自殺を図りました。


また犠牲者たちを燃料でずぶぬれにして射撃し、炎上するのを観望するという娯楽も実施されました。ひどい事件の中には日本兵が何百人に上る男性や女性や子供たちをガソリンでびしょ塗れな広場の中に入れ、マシンガンで火を点火することもありました。

(氷による殺害)南京大虐殺中、 何千人に上る人々が故意に凍死させられました。何百人に上る中国人捕虜たちが凍結している池の辺まで行かされ、裸になって氷を壊し、水の中へ魚を捕まえに飛び込む様に命令され、水の中に入ると彼らの肉体は日本兵の銃弾に穴を空けられる浮いた的と化しました。また避難民集団を縛って浅瀬の池へ投げ入れ、そして手榴弾で爆破して「血と肉体の爆発雨」を引き起こすこともありました。

(狂犬による殺害)残虐非道な拷問方法の中には、犠牲者たちの腰部分まで土の中に埋めてジャーマンシェパード犬にかみ殺されるところを観望するというものもあります。日本兵が犠牲者を裸にして、肉体の敏感な部分をジャーマンシェパード犬に噛みつかせる指図をしているところを見物人が見ていました。犬たちは腹を噛み開き、腸を離れた場所へ引きずり出していたそうです。

これらの出来事は日本兵が犠牲者たちの拷問に用いたほんの一部です。日本兵は犠牲者をACID(麻薬)浸けにしたり、赤ん坊を銃剣で突き殺したり、人々の舌をフックに掛けて吊るすといった残虐な行為を公然と行ないました。

日本軍はまったく人間性を喪失してしまい、少しもはぱかることなく女性を強姦・輪姦した。幼女からろうぱまで、はなはだしきにいたっては妊婦さえも免れることはできなかった。

数多くの女性は暴行されたのちまたむざんにも殺害された。日本軍が南京を占領して1か月の間に、2万回以上もの強姦事件が発生した。その時、南京にいた外国の人たちが日本軍のことを「きん獣の群れ」といったのである。

”輪姦の後、殺害された女性”とキャプションのあるこの写真では腹を割かれ、内臓がとび出している。少し開き加減の足。左足の先のほうにはズボンと覚しきものがからまりついている。
http://www.jca.apc.org/nmnankin/magaz306.html


人前で中国人の首を斬殺さしたり、妊婦を銃剣でお腹を裂き見世物にしたとか、娘らを強姦したら殺す!(死人にくちなし、と言う事だそうです)

乳飲み子を母親から取り上げ谷へ投げ捨てた。

子供に”みの”をかぶせ火の中に投げ入れ、熱い熱いとみのがゆれるさまを喜んで”みの踊り”と言ったそうです

日本兵は「幼い娘は熟していない」といって、下腹部を切り開き輪姦を始めるのであった。妊婦でさえも容赦はなかった。

妊娠9ヶ月の17歳の少女を2人の日本兵が強姦する。この結果流産してしまい、彼女は発狂してしまった。HongWu門外では日本兵が農家の妊婦を強姦し、女性の腹部を切り開き、胎児を取り出した。また別のところでは、日本兵が妊婦を強姦しようとしたがお母さんが立ちふさがる。

そこで日本兵の超残虐な行為が始まる。日本兵は老婦を蹴飛ばし、妊婦の腹部をナイフで切った。数ヶ月たったばかりの胎児が中から飛び出した。

このようにして2人の尊い命が一瞬のうちに消えてしまった。多くの女性が強姦の後殺害されている。ある日本の上官は部下にこう言った。「後で厄介になるから、用を済ました後は分からぬように殺しておくようにしろ」多くの女性はこの時の経験を話せない。

しかしそのような地獄から生還した女性もいる。彼女はJianYin通り6丁目に住んでいた。彼女は他の女性といっしょに日本軍に連れ去られた。日中は洗濯をさせられ、夜になると輪姦の道具となる。年増の女は一晩で10回から20回。若くてかわいい女はもっと多かった、と証言する。

正月元旦の日、二人の日本兵が彼女を連れ誰もいない学校にやってきた。そして彼女を10回銃剣で突き刺した。首の後ろに4回。腕に1回。顔に1回。背中に4回刺された。日本兵は彼女が死んだと思い、去っていった。あとで通行人に助けられ病院に担ぎ込まれ命を取り留めた。強姦の後幸運にも殺されなかったが性病に罹り、一生苦しんだ人たちもいることを忘れてはならない。


" 外国人の見た日本兵の蛮行 # という本の中に著者の TianBoLie 氏は南京の虐殺の事実を記録に残している。そのほとんどが強姦であった。それから少し例を拾ってみるだけでも日本軍の罪の重さがわかる。12月14日正午、日本兵は JianYing 通りの民家を襲った。4人の少女を誘拐し2時間かけて強姦した。12月14日夜、日本兵が民家を襲って女性を強姦し、連れ去った。12月15日夜、大勢の日本兵が Jinling 大学の講堂に押し入った。そこで30人の女性を強姦した。ある者は6人の日本兵から次々と輪姦された。 12月15日夜、大勢の日本兵が ShanTiao通りの民家に押し入り、多くの女性を強姦した。12月16日、日本兵は保育大学から7名の少女を誘拐した。年齢は16歳から21歳までの娘であった。そのうち5名が後に釈放された。18日におこなわれた事情聴取によると彼女らは一日に6回強姦されたといっている。

12月18日の夕暮れ時、4,5百人の女性がわれわれの事務所に保護を求めてやってきた。 この多くは日本兵に強姦されていた。 ここに記載した事件は南京陥落後のほんの数日間に起こった氷山の一角に過ぎない。 実際、 " 強姦は南京陥落後6週間に渡って大規模に行われた」のである。これらの犯罪は下級兵士の行動にとどまらず、指導者層にまで及んでいる。

南京虐殺の主犯格である日本軍第六師団長谷寿夫の証言によると、彼は ZhongHua 橋の近くで Din Lan という女性と他に二人を強姦している。また、SaiHongQiaoで Liu YuQingさんと他三名を強姦した。他のところで10名以上の強姦も認めている。日本軍の侵略者たちは強姦で動物本能を満たすだけでは終わらなかった。

彼らは集団で輪姦し、その後、殺して死体を切断するのであった。多くの女性は10人くらいの日本兵に輪姦された。そして女性は死んでいく。この種の経験をした女性の死体は数限りなくあった。虐殺の期間中、強姦の犠牲者には教授婦人、尼僧、労働者、教師、学生などがいた。


2月の終わりごろ、14人の難民の家族が日本軍により惨殺された。一番下の娘はほんの14歳。彼女は二つの正方形のテーブルの上に乗せられて死んでいた。上半身は服を着たままであるが、下半身はすべて剥ぎ取られテーブルは血の海であった。そして彼女の下腹部には銃剣で刺した後が二つあった。

お姉さんは妹と同様の格好でベッドの上に倒れていた。母親はテーブルのところで1歳の赤ん坊を抱きかかえ倒れていた。赤ん坊は腹部をナイフで切られ、内臓が飛び出していた。正視できない地獄絵巻である。国際委員会の委員は調査に乗り出した。
写真を撮り、それをアメリカの市民のもとに送った。日本大使館にも送った。


日本軍の地獄の苦しみを味わったのは主に女性であった。彼女らは強姦されてそれで終わりではなかった。日本軍から胸を切り落とされ骨が見えている女性。
下腹部を銃剣で刺され苦痛で泣き叫ぶ女性。また、下腹部に木材、竹、人参などを差し込まれ、かき回されて死んでいく女性。

これを端で見ている日本兵は拍手を送り高らかに笑っていた。日本軍に囚われコックとして働かされた中国人が脱走後次の話をしてくれた。12月16日、通りに出てみるとまだ火も残って煙が立ち込めていた。我が同胞の死体の山、山、山。特に女性の死体が目立つ。それらの中で10体のうち8体は腹部を切断され中から内臓が出ている。

血まみれの胎児を手にした母親の死体もある。女性の乳房は切り取られるか銃剣で刺され、血と肉の固まりと化している。南京市内外の虐殺の期間中、多くの女性の死体はこのような様子であった。XinZhong門の城壁近くの家で60歳代のおばあさんの死体が見つかった。おばあさんの下腹部は大きく膨らんでいた。

YangPi通りの北に少女の死体が見つかった。おなかは切り開かれ内臓は引き出され、2つの目は大きく見開き、口からは血が流れていた。 GuYiDian通りでは12歳の少女が死んでいる。下着は破られ、目は閉じたまま口は開いていた。この死体を見てわかることは、これらの女性が単に日本兵の刃に倒れただけでなく、辱めを受けているということだ。

日本兵の犯した強姦の罪は重い。その残虐さは彼らの殺戮に劣らなかった。日本軍の上官はこれらの残虐行為の手をゆるめることはなかった。むしろ兵士の動物本能を満足させるためにこれを奨励した。その結果、日本兵はどこに行っても強姦をやった。上海、SuZhu,WuXi, HangZhou でも日本兵は同じことをやった。

南京の女性の運命は特に悲惨なものであった。南京陥落後、日本兵は女性を求めて南京のいたるところを探し回った。そして見つけると集団暴行を行う。
http://www.geocities.com/Pipeline/Halfpipe/3791/katari2-2.html


日本兵の婦女暴行・強姦の実態

1.妊娠している婦人を全裸にして刀で刃傷、木の間に女の両手両足をゆわえて子宮に手オ留弾をさして爆発。興味本位で、得意気に。(元軍曹T)

2.死体処理の少年の証言、女性の死体は特にひどい。ある女性は両手両足をひろげてベッドに縛られ、局部にサイダーの壜を深く刺されて被殺。

3.多くの少女はベッドに縛りつけられ誰でもがすぐに犯せるようにしている。少女があまり泣きじゃくったり、性病に罹ったりしたら、すぐに殺されてしまう。路地や公園には女性の死体でいっぱいだ。 彼女らは死んだ後でも切断されたり、局部に物を差し込まれたりして辱めを受けている。

4.一月一日、呉昌生が光華門外の自宅に帰った時、七人の日本兵がひとりの中国人のおばあさんを連れてやってきた。彼らにおばあさんを犯せと命じた。日本兵はこの光景を見て笑っていた。

5.二月五日、三牌楼に住む六十歳を超える陳さんのところに三人の日本兵がやってきた。 一人が見張りで、他の二人は交代で強姦した。日本兵の一人はおばあさんにペニスをなめてきれいにしろと言った。

6.1944年の春頃、鈴木氏が分隊長として、討伐作戦に参加した際のある村の話であった。 彼の分隊が休憩していたある農家に、一人の憲兵が現れ、惨劇が始まった。村の女性に食事を作ることを強い、お湯を沸かせていた時のことだった。

突然、その憲兵は梅毒にまみれた自らの陰茎をとりだし、食事の準備中の、一人の女性に、これを舐めろと要求した。ところが毅然と拒絶したその女性に、憲兵は激怒し、服をちぎって沸騰したお湯を浴びせ、遂に殺害した。


7. 12月15日、またもや押し入ってきた日本軍の兵士が、数え年8歳の蔡さんを強姦した。蔡さんはその様子を次のように語る。「日本兵は、私の陰部に手をねじ込み、その時まだ幼かったので、非常に硬かったのを無理やり押し込んでこじ開けた。


8.「冬には、至るところで暖をとります。兵隊は、赤ん坊をひっ捉まえ、火の中に投げ込んだものです。」と、古参兵の一人が報告する。別の帝国陸軍の兵隊が語る。

彼の部隊は打ち棄てられた村で女をみつけ、裸にし、「膣に布切れを押し込み、ガソリンを染み込ませて、火をつけました。皆それを見ていました。隊長もです。 部隊の慰安の一種だったんです。」


「暗い部屋に産褥の婦人ありて傍らにいとけなく眠る嬰児。銃剣で布団を跳ねのける。女は両手を合わせて拝んでいる。(略)彼女は衣服乱れて乳房一突き息絶えていた。」「先に高粱で隠された長持の中の娘もどうやら、輪姦の上刺殺した模様であった」(一一○頁)。

「掃討にあって残虐は付きもので、女をあさる。

輪姦、強姦と、又素裸にして乳房を刺突或は陰部にローソクを垂らし悶えるを見て悦び、恥毛に煙草の火をのせて焦げゆく興味。

タマゴを局部に挿入二個、三個と、更にトウモロコシを挿入或はピストン運動、トウガラシを詰め込み歓声を上げる。

銃剣の先で膣をつつく。こうして時間をもて遊んでいる。呻き苦しみ悶絶、出血滴る女と、掃討の修羅である」(一一二頁)。

「捕らえた女を丸裸にして寝かせて、両足を一ぱいに広げ杭に結びつけ尻したに枕して腰を浮かせて膣に、ナンパ大根と挿入できるようなもの等、刺激物のトーガラシとかをもって、いろいろなことをして、悶える表情に歓声を挙げていた。

更にローソクの垂汁をポトポトと膣に落し上手、下手を争って楽しんでいた。

乳房、腹上、局部にムカゼ・サソリ等を捕らえて這わせての興味を持っての蛮行が、いずこの部隊でも隠された所で行われることが、討伐作戦の楽しみであった。」

「捕虜の男と女を牢から出して来て裸体にして女に男の性器をくわえ吸わせ舐めさせ、性器が勃起するの見物と、性交させることの成り行きと、女の膣ネブリ、乳房と、ああしろ、こうしろと、注文をつけて、その表情を楽しんでいた。」(一一七頁)

 強い攻撃性は、攻撃の対象により強く大きな苦痛と恥辱を与えることで、自らの勝利感、征服感を満足させた。その対象が女性であるときは、性器への攻撃となって現われた(二六)。
http://park17.wakwak.com/~ueba/sankousakusen.4.html


まず、釣り針が連続して付いている釣り糸と竿を用意します。

そして、女の股をひらかせます。

女の膣に釣り糸を挿入。

釣り針も全て挿入し、挿入が終わったらウィンチで思い切り引っ張る。


これは第二次世界大戦時、日本軍が中国で行ったお遊びです。

男性に対しては行われず、女性のみを対象とした完全な性器刑。
失血死した人もいたそうです。

_____


昭和天皇の命令で行なわれた(?)生体実験


 昭和17年(1942年)春のことだった。入営以来の住み馴れた
東満国境の部隊から関東軍防疫給水部に転勤になったとき、私に与えられた職務は
教育部付きとして各支部に配属される衛生兵の教育だった。
それが終了した後、第一部吉村班に出向ということになった。

 ここは主として凍傷に関する研究を担当していて、私が行ったとき、たまたま
喝病〔原文ママ〕の生体実験が行われている最中だった。

それまでこの部隊は防疫給水、特に濾水機の製造補給が主な任務と聞いていた私には、
初めて接する部隊の隠された側面にただ驚くばかりであった。

堅牢なガラス張りの箱に全裸の人間を入れ、下から蒸気を注入して人工的に
喝病にかかりやすい気象条件を作り出して罹患させ、臨床的、病理的に観察し、
その病因を究明するためのものだった。

 時間が経過するにつれ全身が紅潮し汗が滝のように流れ出る。
いかに苦しくとも束縛されていて身動きもできない。

やがて発汗が止まる。苦渋に顔が歪み、必死に身悶えする。
耐えかねて哀訴となり、怒号となり、罵声となり、狂声と変わっていく
あの凄まじい断末魔ともいえる形相は、今もって脳裏にこびりついて離れない。

私は初めて見るこの凄惨な光景をとても直視するに忍びず、一刻も早く逃げ出したかった。
それにしても平然としてこのような実験に取り組んでいる人たちは、果たしてどんな神経の持ち主なのであろうか。……
http://hide20.blog.ocn.ne.jp/mokei/2008/05/post_44a5.html


実験その1。

厳冬の厳しい真冬の寒さの中に「マルタ」を長時間置き、凍傷を作りその治療をするという人体実験。

この場合限界まで外に置き完全に凍傷をさせる死の直前まで外に置く。

死んでは治療が出来なくなためです。そして体に出来た各部の凍傷を治療するという人体実験。

零下40度cの中に、長時間置かれるだけでも苦痛なのに。凍傷しているかを試すのに、
角材で、手、足を殴り、痛いうちはまだ凍傷になって
いないため更に、長時間、外に凍傷するまで置かれたという。


実験その2。

腹部に銃弾を撃ち込み、その銃弾の摘出手術をするという人体実験。
治癒するまでの時間がどの位掛かるのか。


実験その3。

無理やり全身麻酔の注射をして、人体を解剖し、足、腕、を切断し、接続する人体実験。
頭部を切り落とし脳の中の仕組みを調べる。


実験その4。

「マルタ」の男女にセックスをさせる実験。目的は梅毒に感染させるため。
日本兵が梅毒に感染した時の治療方法の研究。


実験その5。

細菌に感染させる人体実験。チフス、ぺスト、コレラ、赤痢、結核、梅毒等に感染させて、
その病状の変化の様子を克明に記録した。


実験その6。人間はどの位食べ物を摂らずに生きていられるかの実験。

兵士の背負う重装備の「背嚢」→はいのう。約30キロはある重い物を
背負わせ。5時間〜6時間歩かせ、水、食べ物をも与えず何日位位耐えられるのか。

あるいは飲料水と乾パンだけで、何日耐えられるか。

この実験には2人の中国人が使われた。何も与えない人。水と乾パンだけの人。
それぞれのデーターが記録された。


実験その7。

臓器摘出の人体実験。「マルタ」に全身麻酔をして、切り開かれた体内の臓器に、
刺激を与えどのような反応をするのかの人体実験。

そして摘出をして、ホルマリン漬けにする。まだぴくぴくと動いていたという。


実験その8。

「マルタ」を逆さつりにして、何時間何分で死に至るのかの人体実験。
身体の各部はどのように変化するるのかのテスト。


実験その9。

猿や馬の血液と人間の血液の交換実験。「マルタ」の体内血液を全て抜き取り、
どの位の分量の血液が搾り取る事が出来るかの人体実験。


凍傷の人体実験では、極寒の零下40度に長時間放置し、冷凍人間に近いものを作って
人体実験をした部分は記載中涙が止まらなかった。何故そのような事が行われたのか?

答えは、かってシベリア出兵の時日本軍は凍傷に悩まされた経験を持っていました。
この凍傷の克服のために731部隊では、凍傷実験が行われたのです。

この実験で手足を無くした「マルタ」の身体は、かろうじて残された頭部だけです。
そして最終的には毒ガス実験などに「再利用」されたという

その他「マルタ」を柱に縛り付け、空中から細菌爆弾を投下し効果がどの位あるのかを実験した。
「細菌の効力を確かめるため」

毒ガス実験では、ガラス張りの中に「マルタ」を入れ、毒ガスで死亡していく経過を映像に記録したり。絵画を描いたという。
http://homepage2.nifty.com/yocyan1854/ikari4.htm


そやね。私たちが片付けにいったとき、中国の女の人がありましたね。

梅毒の実験の。スペロヘータの実験の。それは思い出ありますね。

えーと、やられた先生は、園田中佐。教育隊の中佐のね。

それで私たちが入ったのは梅毒のそれをやったあとですから、恥部をずうっと切り開いとったですね。

その実験がどういうようにしたとかはお聞きになりましたか?

いやー、それは聞いてない。それは恥部と、それとあばらを開いとったですね。

その中をどうあたっていたかは覚えてないですね。顔とかはあたってないです。
まあ、そのような繰り返しです。
http://tenjin.coara.or.jp/~makoty/library/memory731.htm


その真空試験いうのは?

結局カプセルの中に入れて空気を抜くわけです。そうすると穴という穴から腸とか全部飛び出してくるいうて、凄かったらしいです。

それを言われた方、覚えていますか?

はい、1班におったのですね。茨木の方です。4年次になってちょっとして聞いたですね。

何班ですか?

それは研究班になるんですね。岡本班ですね。どういう意味でやったのかそこまで聞かなんだけどね。
http://tenjin.coara.or.jp/~makoty/library/memory731.htm


証拠隠滅=殺しつくし、焼きつくす

 撤収作業で緊急を要したのは、マルタの処置であった。

 ロ号7,8棟に、青酸ガスを噴出させて、かなりのマルタを殺した、
また、私たちが直接手を出さないで確実に殺す方法を編み出した。

つまり、マルタ2人を互いに向かい合わせ、首にロープをまき、その中央に棒を差し込んで、2人がねじるのである。

もちろん、私たちはかたわらで銃を構えている。2,3分で2人とも自らの首を自らの手で締め上げていった。

この方法で私たちは多数のマルタを殺した。また、その他いろいろな方法で、マルタを整理したのである。

 私たちは、マルタを殺す前、マルタ自身に溝を掘らせてから処置することも忘れなかった。

そんな時、彼らは足かせを引きずりながら、生気の無いドロンとした眼で、シャベルや鍬(すき)をにぎっていた。
きっと、その溝が何のためのものかわかっていたのだろう。
http://xa0007.blogspot.com/2009/10/731_27.html



http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/291.html#c14

[番外地7] 中国に未来が無い理由 _ 田代秀敏 混沌の大国 中国と中国人を知る 中川隆
15. 中川隆[-6380] koaQ7Jey 2017年9月13日 21:26:50 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

『この厄介な国、中国』岡田英弘
https://www.amazon.co.jp/dp/4898315038/?tag=hatena_st1-22&ascsubtag=d-3dwe

中国人の行動原理

中国人の行動原理=「指桑罵槐」桑を指して槐を罵る

『本当の怒りの対象とぜんぜん別のものを攻撃する』こと。当事者を直接批判しない。

例:教科書検定問題は[登阝](トウ)小平が党中央軍事委員会を廃止する動きを阻止するために始められた。日本の過剰反応は彼らにとって拾い物であり、強い態度に出れば日本は謝罪することを覚えさせてしまった。

そもそも「進出」という言葉の意味が、中国人にとってピンと来ないもの。「進」は「入」と同じ意味。

世界において、集団の永続を大切に考え、そのために個人の欲望は押さえ込むべきである、それこそ“人の道”であるという社会通念がまかり通っている日本のような国は、むしろ例外的存在。

歴代中国王朝は皇帝の占有物。所有していたのは人民でも土地でもなく、流通システム。中国皇帝はいわば総合商社の社長。県=直轄貿易都市=現在の国営企業。

そもそも「農村集落が発展した結果、都市が成立した」というのはマルクスによる根拠なき唯物史観仮説。実際には、地球上の諸文明は「まず都市が成立し、しかるのちに周辺に農村が誕生した」と見るべき。

中国で言えば、「夏」は商人を意味する「賈」から来ていると考えられ、「殷」の自称は「商」であることは、決して偶然ではない。

このような政治体制では国に対する忠誠心は育ち得ないし、民族的アイデンティティで言えば、漢族は後漢以降滅んでいる。


中国人理解のキーワード「バルネラビリティ(vulnerability)の原理」。周りはすべて敵だから、他人に対して付け込まれやすいところを見せてはいけない。


中国人の宴会は真剣勝負。三つのタブーがある。

•「マイペースで呑んではいけない」必ず乾杯する

•「絶対に酔っ払ってはいけない」宴会の場において酔うような人間は信頼できないとみなされる

•「宴会で真面目な話をしてはならない」中国では自白せねば罪に問われない*1。ゆえに逆に言質をとられることを嫌う。政治批判は黙って聞いていても同罪。


宴会の機能は

•誰が信頼できるかを見分ける

•パーティに出席し続けることで自分への信頼感を他人にアピールする

•中国人社会で力を失った人間を見極める。宴会で見かけなくなった人は失脚した人。

•有力者とコネを付ける


会議も似たメカニズム。この場合大事なのは開会式に誰が出席し、誰が演説をしたか。それが時の勢力図を示すゆえに、会議の開会式に呼ばれるか否かは大問題。

中華民国行政院内政部長の林金生から聞いた言葉

「日本人はいつでも白か黒か、イエスかノーか、右か左か、正しいか間違っているかということを決めたがりますね。

ところが、中国人は違う。何事においても白とも黒とも決めない。
中国人の場合は、一割が白、一割が黒、あとの八割は灰色なのです」

中国語

漢文は中国語ではなく、書かれている中国・中国人像は、いわば「ユートピア」物語。

中国は古代も現代も各地で言語が違う。その言語の壁を越えて広い中国大陸を一元的に統治するために、秦の始皇帝が始めたのが、帝国の支配に必要な文書類に用いる書き言葉=漢字の統一。儒家は文書作成のエキスパートであり、「焚書」は帝国内の行政文書の統一の手段であり、「度量衡の統一」と同様の意味を持つ。

四書五経は、「文字のオペレータ」を作成するための丸暗記用のテキスト。同じ古典をマスターした官僚の存在が不可欠だった。

道教と儒教

道教と老子はもともと無関係。なぜ結びついたかは、言語問題から。秘密結社も規模を拡大すると言語の壁にぶち当たる。文書のやり取りを行うために採用したテキストが「老子」だった。二世紀以前に秘密結社らしきものが大規模に活動した形跡がないのはおそらく文字の問題だろう。紙の発明までは、庶民レベルで文字が普及せず、全国的活動が不可能だったと推測。

五斗米道が道教となり、隋代あたりから仏教や儒教の観念が流れ込み、「新道教」と呼ぶべきものとなる。更には朱熹はその新道教を剽窃して儒教と称するようになった。朱熹の時代においては儒・道・仏を区別するより同時に取り扱うのがあたりまえであった。陰陽論はもともと道教の思想。理気の二原理は道教が基本であり、太極図も道教から。

近代

「中国」の民族は大きく入れ替わっている。存在してきた「中国」とは皇帝であり、その支配する流通システム網だけが「帝国」。この皇帝システムという面から見れば、確かに二千年以上、異民族をも飲み込んでその姿を保ってきたといえる。

皇帝システムが屈した欧米列強は、これまでとは異質の国家システムを持っていた。「国民国家」である。*2

日本はその意味で極めて特殊であった。「日本」のそもそもの建国は、7世紀末に唐からの自衛として成立した、反中国的、排外的なものであった。以後、事実上ずっと鎖国状態であったといえる。加えて海という天然自然の国境線に囲まれているというその地理的特徴から、19世紀の開国の時点ではすでに、民族と領域と言語が完璧に重なり合う、欧米にも存在しない純粋度の高い国民国家となる条件を備えていた。

当時の中国の清朝は、支配する領域こそ広いものの、ただの同君連合(パーソナル・ユニオン)であったに過ぎない。清朝皇帝が記す公文書では、満州人に対しては満州族連合会議の議長、モンゴル人に対しては大ハーン、チベット人に対してはチベット仏教の保護者、新疆に対してはジュンガル帝国の後継者、そして中国人に対して正統の“皇帝”を名乗る。

モンゴルやチベットはけっして中国の一部ではなく、統治機構も税制もまったく異なっていた。特に象徴的なものはモンゴルで、皇帝はモンゴルの王侯に中国で集めてきた金を分け与える立場で、モンゴルからは一切税金を取らない。

モンゴルのハーンは、自分でお金を調達し、キャラバンに投資したり、征服した町からの年貢を取り、それを部下に分け与えるのが仕事。分け与えるものが少なければ、遊牧民はハーンを見限り、他の有力なハーンの下にいってしまう。

その代わり、軍事行動を起こす際は、部下は自前で武器や馬をあつらえて集まり、ハーンが指揮する。征服に成功すれば、略奪品の記録をとり、その千分の一を手数料としてハーンに差し出せば後は自由。このようなシステムだったから、戦争が上手くて連戦連勝のハーンの下には人が集まり勢力が広がった。

現在の中国における「経済の近代化」「改革・開放」はむしろ皇帝システムの焼き直し。上海、杭州と言った都市で産業を活性化し、利潤を吸収してみなで金儲けしようというのが「開放経済」の意味。

資源を持たず、それを仕入れるための港湾施設も整備されておらず、それ以外のインフラも未発達でありながら、それらにまったく投資せず、国策で国家機関に属する人たちが、自分で勝手に金儲けすることが奨励されているのが現在の中国の実情。やがて頓挫するだろう。
http://d.hatena.ne.jp/mobanama/20070523
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/291.html#c15

[番外地7] 中国に未来が無い理由 _ 田代秀敏 混沌の大国 中国と中国人を知る 中川隆
16. 中川隆[-6379] koaQ7Jey 2017年9月13日 21:32:16 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2013年05月12日

最近、「大きな朝鮮」になってきた支那www

この厄介な国、中国(岡田英弘)


尖閣だけでなく、沖縄まできな臭くなってきた。
日本のサヨクの巣窟となり、活動の拠点となった沖縄。
先日来、支那中共が沖縄は支那の領土と主張しだした。
その理由に「朝貢」をあげている。

実は本書は「朝貢」について詳細してある。

支那の皇帝はいわば総合商社の「社長」で、支那人の支配者でも土地の所有者でもなかった。

皇帝は全土に張り巡らされたネットワーク、流通システムを所有していたのだ。

そして「朝貢」とは皇帝の出先機関が
「ひとつ朝貢してくれませんか」
と頼み込むのである。

社内に社長の影響力を見せつけるための宣伝なのだ。
であるから、滞在費などすべて皇帝持ちである。
これらの経緯は以前UPした琉球関係の本にも書いてあった。

岡田先生の本は本当にお薦めです。


返す返すも歴史教科書問題の処理は腹が立つ。

中国にしてみれば棚からぼた餅、・・・中国語では何というのだろう。

日本の政治家は中国の歴史教科書を国会で糾弾しろ。

内政干渉と言われれば、そのまま切って返せる。


さて、古代中国の話は面白い。

皇帝は「軍隊」を持って利益を追求する社長だったのだ。

ん?

今の中共と何が違うんだろう。


中国の言語が一族ごとに異なるとは、日本で言えば江戸時代の方言のようなものか。

薩摩と会津では言葉が通じず、大山巌と捨松夫妻が英語で会話したエピソードがあったし、森有礼も公用語を英語かフランス語にすべしと真面目に議論したくらいだから。


漢文の話は石平氏らの書籍で知り得ていたが、確かにそれまでは中国人はみな、白文で読めると、ず〜と思っていた。

それだけで中国人は偉い!と思ったものだw

時の為政者は漢字の統一、言語の統一と苦労して、それは現在も引き継がれているのだ。


比べてみるまでもなく、日本人で良かった。

日本に生まれて良かった。

間違ってどこか大陸に生まれなくて良かった。
http://blog.livedoor.jp/nanka_youkai/archives/6506928.html

この厄介な国、中国(岡田英弘)

第一章 外交問題は、すべて内政問題

ーけっして本心を明かさない、中国人の行動原理とは


ー歴史教科書問題の火付けー

1982年8月2日付の人民解放軍機関誌に、

「日本人はふたたび中国を侵略するつもりである」

と掲載。

日本の最初の新聞報道から2ヶ月経っていた。

ここでも書かれていないが、

「日本の再侵略に備えるために人民解放軍を強化しろ」

という意図の記事。

中国マスコミの日本批判を陰で糸引いているのは人民解放軍の長老で、彼らが攻撃したいのは当時の最高権力者、ケ小平。


第二章 他人はすべて敵と考える民族

ーなぜ彼らは、自分以外の人間を信用しないのか


ー400年も続いた混乱ー

黄巾の乱から半世紀後の魏の高官は、人口は1/10の500万人たらず、中原は「千里、人煙を絶った」と報告した。

そこで北方の騎馬民を強制移住させたため、

「中国の住民はそっくり騎馬民の子孫に入れ替わってしまった。騎馬民が中国に同化したのではない。騎馬民が中国人になったのである。」

漢族は地球上から姿を消したのだ。


ー朝貢の役割は対内的な宣伝ー

「諸外国が中国皇帝に朝貢するのは自らの意志ではない。皇帝の出先機関が、ひとつ朝貢してくれませんかと頼み込むからである。だから、朝貢使節団の滞在費はすべて皇帝の出費となる」

朝貢は皇帝個人のためで皇帝が変わると新たに契約を更新する必要があった。


第三章 現代中国語は、日本語から作られた

ー統一言語なき国家


ー中国人にとって、日本は近代文明の玄関口だったー

日露戦争後、中国人の人口は4億人で

「資力のある人たちはこぞって日本に留学して日本語を学んだ」

清国留学生は日本人が「西洋文明の概念や用語をすべて漢字に置き換えていた」ため、日本人が作った漢語を学び持ち帰ったのだ。

音読みだけでなく、「取締」などは訓読みのまま借用され、その影響は今でも残っているという。

「現在の中国人は、彼らの使っている中国語が、実は文体もボキャブラリーも日本語からの借用であることをすっかり忘れてしまっている。」


第四章 中国近代化の原動力・秘密結社

ー「裏の中国史」動かす「表の中国史」


ー中国共産党も、もとをただせば秘密結社ー

秘密結社は裏舞台から表舞台にも登場する。

明の太祖となった洪武帝がそうであるという。


都市部に集中した人口も経済成長が止まると、貧民の不満が高まる。

変革を望む人々の間に白蓮教という秘密結社が広がる。

後漢末期と同様だという。

1351年、やがて白蓮教の叛乱、「紅巾の乱」が起こる。

紅巾軍の一員だった、朱元璋(しゅげんしょう)は他派を併合し

1368年、南京で即位し、明朝を建国。

洪武帝となると「義兄弟」をすべて粛清した。


18世紀、乾髓驕iけんりゅうてい)の末期、経済が頭打ちとなると下層階級の不満が高まり白蓮教の叛乱が起こる。

これは鎮圧されるが、1900年には、やはり白蓮教系の秘密結社である義和団が20万人を動員して北京へ。

太平天国の乱も秘密結社によるもの。


ー客家(はっか)コネクションー

客家は江西省から福建省、広東省、四川省にかけての華南の広い地域に住む人々を指す。

明朝末期、戦乱で無人となった四川省に客家が大量に移住、その後裔のひとりがケ小平。

客家の特徴は、女性が外に出てよく働き纏足をしたことがなく、宗教も神様の像はなく、漢字で書かれた位牌だけ。

華僑としては福建系、広東系に比べて

「遅れをとったため、必ずしも良い位置を占めてはいない。」

台湾にも大集団があり、李登輝元総統もその出身。

シンガポールのリー・クアン・ユーも客家。


第五章 集団の行動原理なき国

ー日本人は、いかに彼らと付き合うべきか


ー中華思想という幻ー

「黄帝以来4千年間、中国はつねに変わらぬ姿で存在し、高い文明を誇ってきた。たまに一握りの夷狄(いてき)が侵入してはきたが、たちまちにして中国に同化され、消滅していった。・・・中華民族というのは、世界の中でも最も誇り高い歴史と文化を持つ「永遠不変の民族」なのだ。」


実際は、

中国は紀元前221年に秦の始皇帝に統一されたのが起源で2200年の歴史。

後漢末期の動乱で漢族はほぼ消滅、隋や唐は侵入してきた遊牧民が作った中国。

この中国も、契丹(きったん)人の遼(りょう)や女真人の金に北半分が占領され、ついにはモンゴル人による中国統一により消滅。

14世紀、中国人の明が出来るが、それも満州人に征服され清朝となる。


ー中国は中国である限り、永遠に変わらないー

「中国という存在が、いつの日にか崩壊することがあるのか、それとも赤い皇帝が永遠に君臨しつづけるのか。それは誰にもわからない。」

「だが、ただひとつだけ間違いなく言えることがある。それは日本が中国の隣に未来永劫ありつづけるということであり、日本人が否が応でも中国人という世界にも稀な行動原理を持つ人々と付き合っていかなければならない、という事実である。」


+++++

返す返すも歴史教科書問題の処理は腹が立つ。

中国にしてみれば棚からぼた餅、・・・中国語では何というのだろう。

日本の政治家は中国の歴史教科書を国会で糾弾しろ。

内政干渉と言われれば、そのまま切って返せる。


さて、古代中国の話は面白い。

皇帝は「軍隊」を持って利益を追求する社長だったのだ。

ん?

今の中共と何が違うんだろう。


中国の言語が一族ごとに異なるとは、日本で言えば江戸時代の方言のようなものか。

薩摩と会津では言葉が通じず、大山巌と捨松夫妻が英語で会話したエピソードがあったし、森有礼も公用語を英語かフランス語にすべしと真面目に議論したくらいだから。


漢文の話は石平氏らの書籍で知り得ていたが、確かにそれまでは中国人はみな、白文で読めると、ず〜と思っていた。

それだけで中国人は偉い!と思ったものだw

時の為政者は漢字の統一、言語の統一と苦労して、それは現在も引き継がれているのだ。


比べてみるまでもなく、日本人で良かった。

日本に生まれて良かった。

間違ってどこか大陸に生まれなくて良かった。
http://blog.livedoor.jp/nanka_youkai/archives/6912967.html


http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/291.html#c16

[近代史02] 株で儲ける方法教えてあげる(こっそり) 中川隆
435. 中川隆[-6378] koaQ7Jey 2017年9月13日 23:23:49 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

プロは相場予測が間違っても損しない

>>233, >>346, >>369, >>377, >>399 の続き

ドル相場は最近低迷しているが、しかし中々下値を割っていない。

この値動きは以下の記事で想定した通りだが、筆者のポジションはプットオプションの売りなので、ドル円が111の頃に始めたこのポジションは、下落分と時間経過による保険料収入がほぼ相殺し合う形(詳細は以下の記事を確認)になっており、利益は出ていない。

一方で、この記事で言及したロシア国債の買いは、7-9%という高金利とルーブルの短期的上昇によって利益を出している。

投資で最も重要なのは、相場の方向を当てることではなく、相場がどちらの方向に動いても利益が出るようにポートフォリオを組むことである。

だから、ドル安になればルーブル高によってロシア国債が、ドル高になればドル円のプットの売りが利益を出すように仕組んである今の状況は、ポートフォリオとして望ましいと言える。
http://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/6826

http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/430.html#c435

[政治・選挙・NHK232] 「思想犯」にされた日々 95歳と96歳 治安維持法を語る  赤かぶ
2. 中川隆[-6406] koaQ7Jey 2017年9月13日 23:49:20 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

マスコミ報道は時々「なぜこのタイミングで?」と考えてしまう

少なくとも日本全体が北朝鮮の脅威を正確に認識し、あらゆる選択肢を真剣に考えて実行に移さなければならない段階において、マスコミが一方的に共謀罪へのアレルギーを増幅させる番組をタイミングよく放送したことになります


安倍総理が憲法改正を言い出した途端にモリカケ問題で振り回されるようになった。

モリカケ問題で安倍降ろしが始まっていますが、マスコミにも北朝鮮や中国の工作員が入り込んで工作している。石破茂というムンジェインのような受け皿も用意されたようだ。石破氏は自民党を離党したり合流したりと謎の人物だ。中国は石破氏を首相にすれば、情報は中国に筒抜けになる。


詳細は

共謀罪批判は中国・朝鮮工作員が扇動していた
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/711.html

護憲運動はCIA・中国・朝鮮工作員が扇動していた
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/703.html

「面従腹背」に官邸疑心=加計問題、霞が関の不満影響か _ 加計問題は CIA が扇動していた
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/114.html
http://www.asyura2.com/17/senkyo232/msg/284.html#c2

[昼休み52] 日本人女性2人、リゾート地・セブ島で知り合った韓国人の男2人と飲酒→集団強姦される…フィリピン 中川隆
125. 中川隆[-6405] koaQ7Jey 2017年9月14日 08:30:16 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

半島国家の悲しき世界観 宮家邦彦(外交政策研究所代表) 『Voice』 2014年11月号
http://ironna.jp/article/563


事大主義とは何か


 日本の嫌韓派の人々が韓国を批判する際によく使う言葉が、「事大主義」の弊害なるものだ。事大主義といっても若い読者はあまりピンと来ないだろうが、北東ユーラシアの地政学を理解するうえで、「事大主義」は「華夷思想」「冊封体制」「朝貢関係」などとともに、必須の概念だといえよう。


 事大主義とは、「小」が「大」に事える、つまり、強い勢力には付き従うという行動様式であり、語源は『孟子』の「以小事大」である。国語辞典によれば、「はっきりした自分の主義、定見がなく、ただ勢力の強いものにつき従っていく」という意味で、たとえば次のように使われる。


 事大主義とは朝鮮の伝統的外交政策だ。大に事えるから事大。この大というのはむろん中国のことなのだが。つまり中国は韓国の上位にある国だったから、そこから侵略されても、ある程度仕方がないとあきらめる。しかし、日本は韓国より下位の国だ、だから侵略されると腹が立つ。上司になぐられても我慢できるが、家来になぐられると腹が立つ、という心理だ。(2013年12月16日付『NEWSポストセブン』)


 朝鮮は、中国に貢ぎ物をささげる朝貢国として存続してきた。大国に事える事大主義の伝統が抜きがたくある。日本が近代化に懸命に汗を流しているころも、官僚らは惰眠をむさぼり、経済も軍事力も衰亡していた。その朝鮮を国家として独立させ、西洋の進出に備えようというのが日本の姿勢だった。(2014年7月19日付『産経新聞』WEB版)


 以上の例では、いずれも「小国である自国はその分を弁え、自国よりも大国の利益のために尽くすべきである」といった「支配的勢力や風潮に迎合し自己保身を図る卑屈な考え」を意味している。いずれにせよ、決して良い意味では使われていないようだ。


 コリア半島の歴代王朝は、漢族中華王朝だけでなく周辺の非漢民族王朝に対しても「事大外交」を続けてきた。今風の言葉で言い換えれば、新羅・高麗・李朝などコリア半島に生まれた王朝の多くは、漢族系、非漢族系を問わず、周辺の強大国家に対し「事大」して、自国の安全保障を確保してきたということだろう。


 他方、新羅や高麗などは中華王朝と冊封関係に入りつつも、同時にこれら中華王朝と対決したり、自ら独自の年号を使用したりするなど、きわめて柔軟で強かな外交を繰り広げたケースもある。事大主義がすべて卑屈な追随外交というわけでもなかったのだ。


主体思想と事大主義

 この韓国の「事大主義」を最も厳しく批判しているのが、他ならぬ北朝鮮だ。ピョンヤンがいわゆる「米軍慰安婦問題」で韓国を「卑屈で間抜けな事大主義の売国奴」と非難している姿はほとんど滑稽としかいいようがないが、北朝鮮側にもロジックはそれなりにある。まずは関連記事をご紹介しよう。


 北朝鮮国営の朝鮮中央通信は2014年8月11日付で、米軍慰安婦問題で韓国を非難する記事を発表した。同問題について沈黙を続けているソウルに対し、「このような卑屈で間抜けな売国奴らが権力のポストに就いているので、南朝鮮では今も米軍犯罪行為が日ごとにはびこり、数多くの人民が不幸と苦痛の中で身もだえしている」などと論じた。


 同記事は、米軍慰安婦問題について「米帝と南朝鮮の傀儡こそ、人間であることをやめた野獣の群れ、恥しらず」であり、「米国の植民地支配」が続く南朝鮮の傀儡は「事大主義の売国奴」であり、現状が続くかぎり「人民はいつになっても羞恥と侮辱を免れることができず、不幸と災難から脱することができない」と主張した。


 同様の批判は、7月31日発の以下の朝鮮中央通信報道にもみられる。


 ある在米同胞が7月28日、事大主義に陥っている現南朝鮮の執権者を非難する記事を在米同胞全国連合会のホームページに掲載し、南朝鮮は米国の軍事的占領と植民地支配の下で自主権がひどく蹂躙されていると非難した。また、南朝鮮の政治圏と事大勢力は自主的に生きようとする民族の志向と要求を拒否し、米国の南朝鮮に対する永久占領を哀願する現代版奴隷の本性を余地もなくさらけ出しているとも糾弾した。


 南朝鮮の現実は、まさに代を継いだ親日、骨髄まで親米、反民族的な現執権者の事大主義政策の所産であると暴いた。同記事は、現執権者がこれからでも事大主義的根性を捨ててわが民族同士の立場に立って自主的に、民族の統一と平和を成し遂げるために努めるべきだと強調した。


 とまあ、こんな具合だ。いかに北朝鮮でも「事大主義」が軽蔑されているかがよくわかるだろう。それもそのはず、北朝鮮と朝鮮労働党の最も重要な政治思想である「主体思想」の意味する「自主・自立」とは、中華王朝などに対する「事大主義」の克服を意味しているからだ。


つねに変わる事大先


 事大主義が「はっきりした自分の主義、定見がなく、ただ勢力の強いものに付き従っていく」行動様式であれば、弱者の付き従うべき強者がつねに一定とは限らない。そもそも定見がないのだから、定義上も、弱者は事大する先をときどきの状況に応じ、より強い相手に変えていったのだ。


 実際に歴史を振り返れば、コリア半島の事大主義の相手は必ずしも漢族中華王朝だけではなかった。たとえば紀元前108年に漢王朝に挑戦した衛氏朝鮮は漢の武帝に滅ぼされ、それから約400年間、コリア半島の一部はいわゆる「漢四郡」により直轄支配されている。


 高句麗は1世紀に後漢、4世紀には非漢族の鮮卑族が建国した前燕、前燕を滅ぼしたチベット系といわれるテイ族の前秦に、それぞれ冊封された。また、百済は唐に、新羅も北斉、陳、隋、唐に朝貢し、それぞれ冊封を受けている。


 10世紀にコリア半島を統一した高麗は、漢族の宋、明だけでなく、契丹系の遼、女真系の金、モンゴル系の元にも朝貢し、それぞれ冊封を受けた。李氏朝鮮も漢族の明、女真族の清と冊封関係を維持した。李氏朝鮮が清の冊封体制から離脱したのは、1894年の日清戦争後のことである。


 下関条約締結後、コリア半島は1897年に大韓帝国として独立したが、1910年には全土が日本に併合され、第二次大戦後には大韓民国と朝鮮民主主義人民共和国に分裂する。伝統的な東アジアの冊封・羈縻関係ではないが、20世紀以降のコリア半島が日本、米国、中国の強い影響下にあったことは間違いない。


 以上のとおり、コリア半島歴代王朝は例外なく、なんらかの隣国と冊封・羈縻関係を結び、強者の臣下として臣従関係を誓わざるをえなかった。しかし、こうした冊封・羈縻関係は必ずしも屈辱的なものばかりではなく、また、つねに変化していったものであることを忘れてはならない。


 このように、コリア半島の事大主義がかくも変幻自在であった最大の理由は、歴史的にコリア半島北西部に自然の要塞がなく、地政学的に脆弱だったからだと思われる。高句麗・渤海滅亡後のコリア半島の諸国家は、中華王朝の一部や満州・蒙古の遊牧帝国など半島北方からの攻撃に抗しきれなかったのだ。


 とくに、高麗が元に降伏して以降、中華王朝はコリア半島独自の皇帝号の使用を厳しく制限するようになった。さらに、李氏朝鮮末期になると、国内で政変が起きるたびに事大先が清、ロシア、日本、米国と代わっていった。事大主義の柔軟性とその限界を示す興味深いエピソードだ。


 いかに安全保障を確保するためのやむをえざる措置とはいえ、李朝末期の高宗や閔妃が事大先を次々に変えた行動はあまりに場当たり的な対応であった。韓国の朴槿惠大統領の父親である朴正熙元大統領は生前、「民族の悪い遺産」の筆頭として事大主義を挙げ、その改革を真剣に模索していたという。


 こうみてくると、コリア半島の対中華事大主義は中華に対する「憧れ」を示すと同時に、中華王朝に対する「劣等意識」を反映したものでもあったことが理解できるだろう。しかし、この「事大主義」に象徴される対中華「劣等感」は、じつは対中華「優越感」の裏返しでもあった。それを理解するための概念が「小中華思想」である。


小中華思想とは何か


 「事大主義」と同様、韓国を理解するうえで非常に重要な概念が「小中華思想」だ。この二つの概念は一見相反するようで、じつは「コンプレックス」という同じコインの表裏である。この醜い劣等感・優越感の塊こそが、コリア人の魂の叫びなのかもしれない。


 小中華とは、中華文明圏のなかで、非漢族的な政治体制と言語を維持した勢力が、自らを中華王朝(大中華)に匹敵する文明国であって、中華の一部をなすもの(小中華)と考える一種の文化的優越主義思想である。


 コリア半島の歴代王朝の多く、とくに李氏朝鮮は伝統的な「華夷秩序」を尊重した。表面的には中華王朝に事大する臣下という屈辱的地位に甘んじながらも、内心は自らを漢族中華と並ぶ文明国家と位置づけ、精神的に優越した地位から漢族中華以外の周辺国家を見下していたのだろう。


 ところが17世紀に入り、その李氏朝鮮が拠り所としていた明王朝が滅亡してしまう。しかもよりによって、これまで李氏朝鮮が見下していたマンジュ(満州)地方の女真族が明を圧倒し、中華に征服王朝を樹立したのだ。当時の李氏朝鮮の儒者たちにとっては青天の霹靂であろう。


 それまで夷狄だ、禽獣だと蔑んできたマンジュの女真族には中華を継承する資格などなく、李朝こそが中華文明の継承者だと彼らが考えたのも当然かもしれない。一方、実際には軍事的に清朝に挑戦することは不可能であり、李朝の仁祖は清への臣従を誓わざるをえなかったのだろう。


 夷狄とは文明化しない、すなわち儒教化しない野蛮人であり、禽獣とは人間ではなく獣に等しい存在をいう。17世紀以降、コリア半島の指導者たちは女真系の清を徹底的に蔑む一方で、事大主義に基づいて、その夷狄・禽獣に朝貢を行なって冊封関係に入るという矛盾した世界観と行動様式を維持してきた。


 この屈折したコンプレックスの塊とも思えるコリア半島の住民の民族性は、李氏朝鮮以降、事大主義という劣等感と小中華思想という優越感を、心中で巧みに均衡させることによって維持されてきたのではないだろうか。そう考えれば、激高しやすい韓国の国民性の理由も理解できるだろう。


 ならば、コリア半島の住人のこの屈折・矛盾した「事大主義・小中華」的世界観は、最近の韓国外交が大きく変節した原因なのだろうか。韓国は中国との関係をほんとうに全面的に見直すつもりなのだろうか。


ネオ民族主義の時代


 現在、世界各地で地政学的な大地殻変動が起きている。半世紀近く続いた東西冷戦が終了してから早くも、四半世紀近くの年月が流れた。共産主義超大国・ソ連の崩壊によって真の平和と安定が始まるはずだった欧州では、皮肉なことに「ロシアの巨熊」が復活しつつある。


 顧みれば冷戦とは、共産主義と自由主義という二つのイデオロギー・国際主義同士の戦いであった。幸いなことに、欧州各国の不健全で、ときには暴力的な民族主義は米ソ冷戦の陰で事実上、封印されてきた。ナショナリズムよりもインターナショナリズムが優先した時代だったからだろう。


 ソ連の崩壊とは、共産主義イデオロギーの崩壊だけでなく、それまで封印されてきたロシア民族主義復活の可能性をも意味していた。危機感を抱いた欧州各国は、1990年代以降、旧東欧社会主義地域までEU・NATOを拡大し、ユーロ通貨まで創設してロシア民族主義の復活を回避しようとした。


 2014年3月のロシアによるクリミア併合は、こうした欧州諸国の過去20年間の努力が失敗したことを示す歴史的事件だ。もちろん、あの不健全で、ときに暴力的な民族主義はロシアの専売特許ではない。英、仏、ハンガリー、ウクライナなどで極右ナショナリストが台頭していることは偶然ではない。


 このような「プレ冷戦的」「ロシア革命前」の醜い民族主義が復活しているのは欧州だけではなく、東アジアでも中国、韓国などにみられるとおり、各民族の不健全で、ときに暴力的な民族主義が徐々に頭をもたげつつあるとみるべきである。


 実際に、ロシアが欧州の陸上で行なっていることは、中国が東アジアの海上で行なっていることとなんら変わらない。東西の二つの旧大帝国は、その不健全な民族主義的衝動により、近年失われた帝国の既得権を回復すべく、力によって国際秩序の現状を変更しようとしている。これが筆者の考える現実である。


コリア半島をめぐる国際情勢

http://ironna.jp/article/563

 当然ながら、東アジア最大の地政学的地殻変動といえるのは中国の台頭だろう。韓国・北朝鮮を含む周辺国は、この新たな地政学的大変動に対して、これまでの外交政策を適応させる必要に迫られている。最近の韓国外交の微妙な変化の背景には、こうした計算が働いているとみるべきだ。


 そうであれば、最近日本を軽視し、中国を重視しはじめたようにもみえる韓国外交の変化には、たんなる国内政治的事情だけではなく、最近の中国の台頭に対応した、より戦略的・地政学的な理由があると考えるべきではないか。


 しかも韓国を取り巻く国際政治状況は一時期、一世を風靡したポスト・モダニズムのいう“21世紀のグローバル化現象”などといった「新しいもの」ではない。誤解を恐れずに申し上げれば、現在の韓国をとりまく国際情勢は欧州の状況と同様、100年以上前の李氏朝鮮末期の国際情勢に似てきているかもしれないのだ。


 北朝鮮からの軍事的脅威に直面していた冷戦時代の韓国にとっては、日米韓の三国連携こそが、対北朝鮮に対応するために唯一、機能する安全保障の枠組みだった。しかし、改革開放を断行できない北朝鮮の国力拡大は不可能に近く、第二次朝鮮戦争が勃発すれば北朝鮮側の軍事的敗北と体制崩壊は、おそらく不可避だろう。


 だから北朝鮮は韓国に対して小規模の軍事的挑発を続けても、総攻撃を仕掛けることはない。一方、米韓側から北朝鮮を攻撃することもない。戦争には勝利するが、ソウルは火の海となり、韓国経済が壊滅するからだ。双方が合理的判断を続けるかぎり、今後、コリア半島で大戦争が再発する可能性は低いだろう。


 つまり、北朝鮮は韓国にとって危険でありながらも「先のみえたエピソード」となりつつある。これに代わって韓国外交の中心課題となりつつあるのが対中関係だ。これからも韓国は、日清戦争以降考えたこともなかった巨大な隣国・中国との安定的関係を再構築すべく、さまざまな選択肢を模索していくのだろう。


不幸な地政学的「罠」


 米国、ロシア、中国、インドなどは大規模国家だが、国連加盟国の大半は中小規模国家だ。そのなかには、日本のように四方を海という自然の要塞に囲まれ、外敵の侵入を比較的容易に防ぐことが可能な海洋国家があれば、列強に囲まれた平坦な土地で、外敵の侵入を防ぐ自然の要塞をもたない大陸国家もある。


 後者の中小大陸国家の典型例は、独露に挟まれたポーランドや、ローマ・トルコ・ペルシャ・ベドウィンに囲まれたイラクだろう。だが先に述べたように、コリア半島も地理的にみれば、ポーランドやイラクに勝るとも劣らない、不幸な地政学的「罠」に嵌った地域である。


 このコリア半島がポーランドやイラクと最も異なる点は半島、すなわち北部は大陸国家、南部は海洋国家の特徴を併せ持っていることだろう。コリア半島の場合、北部はツングース・モンゴル系の狩猟・遊牧民、南部では韓族系の定住農耕民の影響がそれぞれ強かったようだ。


 筑波大学の古田博司教授は洞察鋭くコリア半島を「廊下」と見立てる。たしかにコリア半島の北東側には険しい山々があり、外敵が侵入するルートは同半島北西側の比較的なだらかな地域、すなわち遼東半島から現在のピョンヤン、ソウルを通り、半島南西部に抜ける回廊しかないからだろう。


 しかも、この回廊は先が海で「行き止まり」だ。なるほど、だからコリア半島は「廊下」なのかと納得した。軍事専門家はこの種の「行き止まり廊下」のことを「戦略的縦深がない」と表現する。撤退できる余地に限りがあるため、長期戦に耐えられない悲劇的地形という意味だ。


 だが、コリア半島の地政学的特徴は「廊下」だけではない。「廊下」は遼東半島からコリア半島南部に至るルートだが、遼東半島北方にはもう一つの回廊、すなわち靺鞨、女真、契丹など多くの北方狩猟・遊牧民族が華北方面に向かうルートもある。これら二つのルートが半島北西部でつながっているのだ。


「渋谷駅のハチ公前交差点」


 こうした地形のコリア半島にとって、華北の中華王朝やマンジュ地方の遊牧・狩猟勢力の強大化はただちに、潜在的脅威を意味する。一度外敵が件の「廊下」を通って南下を開始すれば、これを防ぐことは容易ではないからだ。こうした事態を回避するため、コリア半島の住民は二つの戦術を編み出してきた。


 第一は、潜在的脅威となりうる外敵が出現すれば、これとは戦わず、むしろ取り込み、朝貢し、冊封関係に入って自国の安全保障を確保する方法だ。「名」を捨てても、しっかりと「実」をとる戦術だが、戦略的縦深のないコリア半島には、きわめて現実的な選択である。


 これに対して第二の戦術は、侵入した外敵と徹底的に戦うことだ。戦うといっても、劣勢になれば歴代の王族は国民を置いて逃げることが多かった。外敵と徹底的に戦ったのはむしろ、一般庶民だったのかもしれない。しかも、この半島の住民は外敵に激しやすく、ときに暴力的であり、少なくとも従順では全くなかった。


 先に述べたように、個人的にはコリア人の性格はイラク人に似ていると思う。東西南北をトルコ、クルド、ペルシャ、ローマ、ベドウィンに囲まれ、チグリス・ユーフラテスに挟まれたこの肥沃で平坦な土地には自然の要塞がない。コリア半島が「行き止まりの廊下」なら、イラクは「渋谷駅のハチ公前交差点」だろう。


 幸か不幸か、筆者はこのバグダッドに2回赴任している。コリア半島と同様、イラク人も激しやすく、ときに暴力的で、外国人には扱いがたい人々だった。しかし、2度の在勤を通じ、こうしたイラク人の国民性の根源が彼らの「強さ」ではなく、むしろ「弱さ」であることがわかってきた。


 イラク人に「激情的で、狭量で、自尊心ばかり強く、協調性に欠ける」人々が多いのは、過去3000年間、東西南北の列強がこの「渋谷駅のハチ公前交差点」の住人を殺戮・搾取しながら通りすぎていったからだろう。イラクほどではないが、コリア半島の住人にも自然の要塞をもたない民族の地政学的悲哀を感じる。


征服コストの高さ


 コリア半島は、アフガニスタンにも似ている。外国勢力が出兵・侵入しても国力を消耗するだけで、征服・支配のコストが高過ぎるからだ。それは唐、元、清などの中華王朝や日本と半島との歴史をみれば明らかだろう。外敵にとってコリア半島は侵入しやすいが、支配が難しい土地だったと思われる。


 中国は漢の時代にコリア半島の一部を400年ほど支配したが、その後、少なくとも漢族の中華王朝がコリア半島を直轄支配したことはない。コリア半島の内政に深く干渉した元朝ですら、高麗を併合することはなかった。それには二つの理由が考えられる。


 第一は、先ほど述べた征服・支配コストの高さだ。コリア半島に侵入・干渉した唐、元、清はいずれも国力を消耗したのか、ほどなく滅亡している。これが事実かどうかについては別途、検証が必要かもしれないが、少なくとも多くの韓国人はそのように考えていると聞かされた。


 第二の理由は、中華王朝にとってコリア半島支配は地政学的に不可欠ではないということだ。歴史的にみても、中華王朝は遼東半島の維持を優先した。彼らが戦略的に関心をもった幹線ルートは遼東地域から北方に抜ける回廊であり、コリア半島の「行き止まり廊下」はあくまで支線だったようだ。


 漢族中華王朝とコリア半島との関係も微妙である。たしかに歴史上、両者が助け合ったことは何度かある。たとえば7世紀に新羅は唐の支援を受け、百済と高句麗を滅ぼしたが、その後、唐は新羅を攻めている。李氏朝鮮も明の支援を受けて、侵入する日本の豊臣秀吉軍と戦っている。


 しかし、その李氏朝鮮も建国当初は拡張主義政策をとり、明を討つ計画を進めていた。後金の圧力を受けた明が李氏朝鮮に援軍を要請した際も、当時の光海君は出兵こそしたものの、最終的には中立を守っている。コリア半島と中華王朝の関係はつねに緊張感のある、是々非々の付き合いだったようだ。


 実際、コリア半島には清朝以降の中華に対する愛着や憧れが感じられない。コリア半島の住人は北方の靺鞨・女真系狩猟民と南部韓族系の農耕民の混血であり、必ずしも全面的な「親」中華ではないらしい。だからだろうか、今日、コリア半島にいまだ神戸・横浜のような「チャイナタウン」は存在しない。

漂流する韓国外交


 隣国に信頼できない魑魅魍魎をもちながら、自然の要塞のない中小大陸国家の住民は、外国人を基本的に信用しない。自らがその地域の覇権を握る可能性は低いが、特定の列強だけに依存すれば、いずれ他の列強の反発を買い、中長期的には自らの安全そのものが危うくなるからだ。


 そのような国家の外交に「機軸」は不要である。逆に必要とされるのは、隣接する列強の力関係に関する「バランス感覚」。特定の列強に過度に依存しないことこそが生き残りの秘訣だからである。こうした発想は、ポーランド、イラク、クウェートなど魑魅魍魎に挟まれた多くの中小国の外交に共通している。


 コリア半島の住民にとって現在の中国、ロシア、日本、米国はいずれも信用できない大国である。ロシアにはどうしても信頼が置けず、そもそも日本とは格が違うと思っている。米国は唯一の域外国だが、しょせんはコリア半島にとっては新参者に過ぎない。


 とくに、中国との関係は複雑だった。潜在的に最大の脅威でありつづけた漢族中華王朝に対する憧憬と劣等意識、非漢族王朝に対する反発と優越意識。この2種類の(繰り返すが実際にはコインの裏表でしかない)コンプレックスを併せ持つのが、コリア半島の対中観の特徴なのである。


*本論考は、宮家邦彦氏の新刊『哀しき半島国家 韓国の結末』(PHP新書)の一部を収録したものです。



http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/334.html#c125

[政治・選挙・NHK232] そんなに戦争したい? ネトウヨが東京新聞を標的に興奮中 “北のカリアゲ君”有事に踊る人たち(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
4. 中川隆[-6404] koaQ7Jey 2017年9月14日 08:40:42 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

官僚とマスコミの嘘に騙されるな

安倍総理が憲法改正を言い出した途端にモリカケ問題で振り回されるようになった。
NHKはアメリカの指示で護憲反核番組を作った


日本では自前の核武装が、国内の権力構造の根本的な転覆につながる。

戦後日本の権力を握ってきたのは官僚機構であるが、彼らは、本来なら自分たちより上位なはずの政治家(国会)を牛耳るため、対米従属(日米安保体制)の国家戦略を必要としている(日本の官僚機構が勝手に米国=お上の意志を代弁して日本を支配する構図)。

日本が核武装すると、米国は、日本を核の傘から外して対米自立させるので、官僚が権力を詐取し続けられなくなり、政治家(国会)に権力が移る。

対米従属による権力維持の永続を望む官僚機構は、日本独自の核武装に反対している。

対米従属型の官僚独裁を主導してきた日本外務省とその傀儡「専門家」たちは、核武装論になると、急に平和主義者として振る舞い、核武装に強く反対する。
https://tanakanews.com/170910japan.htm

2015年ごろに安保法制が異様な盛り上がりを見せ、日本中のマスコミが左翼化したかのように(左翼だが)反自衛隊、反米軍キャンペーンを始めた。

日本の全マスコミに対して一斉に指示を出せるのは官僚だけで、反安保闘争を操っていたのは財務省だったと見られる。

財務省はすべての省庁の財政を握っており、クビを横に振れば簡単に干す事ができるからです。


財務省の強大な権限は官僚自身が人事権を握っているからで、人事権が総理に移れば権力も総理に移ってしまいます。


日本は現在、アメリカの「核の傘」によって守られています。今後、北朝鮮がアメリカに届く核弾頭ICBMを開発したことが「認定」されてしまうと、日本は核の傘から外れる可能性があります。といいますか、そのような事態を想定するべきです。
 北朝鮮が日本を攻撃し、アメリカが反撃した際に、アメリカの大都市に核ミサイルが落ちる「可能性がある」というだけで、日米安保は有名無実化します。アメリカが「自国の都市が攻撃される可能性」を無視し、北朝鮮に対し軍事行動を起こすとは、とても思えないのです。

 そういう意味で、対中国の場合も話は同じです。アメリカ大統領が、

「尖閣諸島は日米安保の対象範囲」

 という発言を繰り返したとしても、アメリカが「同盟国の辺境の無人島」を守るために、核保有国である中国を敵に回し、アメリカ国民が命を失うことを認めるなど、考えられません。


 このまま北朝鮮のミサイル・核開発が続くと、最終的に我が国は核武装の道を歩まざるを得ません。というよりも、中国という核保有国が隣に存在し、彼らが日本に核ミサイルを向けている以上、もっと早い段階から核武装の議論をしなければならなかったのです。


 最近、マスコミで北朝鮮の「核容認論」が見受けられ、ゾッとしています。


 8月29日、テレビ朝日「「羽鳥慎一 モーニングショー」において、武貞秀士氏は、

「北朝鮮は核兵器を持ったままで使わせないようにしながら議論し、戦略として最終的に放棄してもらう、とせざるを得ないのではないか」

 と、発言。さらに、青木理氏も、

「いったんは核を持った北朝鮮を容認しなければならない、ということがある」

 と、主張しました。


 北朝鮮の核容認論は、アメリカでも出ています。オバマ政権で大統領補佐官(国家安全保障担当)を務めたライス氏は、8月10日のNYにおいて、

「必要であれば、我々は北朝鮮の核兵器を容認できる」

 と、語りました。


 わたくしが何が一番怖いかと言えば、本来、北朝鮮の核容認論は、「日本の核武装」の議論とセットでなければならないはずが、絶対にそうはならないという点です。

「北朝鮮の核保有は認めざるを得ない。ならば、我が国も核武装しよう」

 ならば話は分かるのですが、現実には、

「北朝鮮の核保有は認めざるを得ない。それでも、日本は何もしない」

 という論調がマスコミで主流になるに決まっているのです。


 さらに問題なのは、北朝鮮の指導者である金正恩は、「合理性に欠けた選択」をする傾向が頻繁に見られる点です。


 合理性を期待できない北朝鮮が、核武装を果たす。もちろん、日本に届く弾道ミサイルも保有している。


 その状況であっても、日本の政治家が敵基地反撃能力の保有や核武装の議論をしようとすると、

「日本を戦争ができる国にするのか!」

 と、ヒステリックに喚き立てる連中が、それこそ雨後の筍のごとくマスコミに湧き出し、国民や政治家の判断を狂わせます。それが、日本国の現実なのです。


 この「日本国の現実」の中、我々は生き残りの道を探らなければなりません。


 我が国は「亡国の危機」にあるという現実を受け止め、その上で核武装に対するタブーを消し、

「北朝鮮の核を容認するならば、核武装の議論を始めなければならない」

 といった「正論」を国民が共有しない限り、未来は暗澹たるものにならざるを得ないのです。
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/


日本も今すぐ核保有を宣言して大量の核兵器を所有すべきだ

北朝鮮がなぜ日本側に向けてミサイルを撃つのか。もちろん日本が「最も弱い周辺国」だからだ。韓国がなぜ日本に常に謝罪と賠償を上から目線で要求するのか。もちろん日本が「最も弱い周辺国」だからだ。

日本が今のような状況になっているのは、報復外交を行わず、さらにミサイルを撃たれても撃ち返さず、先制攻撃も行わず、その能力すらもないからだ。

現実を見ると、日本は「最も弱い周辺国」なのである。だから、日本は足元を見透かされて、中国・韓国・北朝鮮に狙われている。

自然界は常に自分が生き延びるために「最も弱い個体」を狙う。たとえば野生のライオンがシマウマの群れを襲うとき、どの個体をターゲットにするのか。

それは、シマウマの中で「最も弱い個体」である。怪我をしていたり、子供だったり、老いて走るのが遅かったり、群れから外れていたり、妊娠して動きが鈍い個体を選ぶ。

なぜか。こういった個体は「弱いから、仕留めやすい」という単純な理由に過ぎない。

百獣の王だから、群れの中で最も若く強いシマウマと一騎打ちするようなフェアプレイなどない。最小の努力で、獲物を手に入れる。だから、最初から「最も弱い個体」を選ぶ。


理不尽な暴力に対する「抑止力」とは何か?

野生は常に「最も弱い個体」を選ぶ。百獣の王ライオンでさえ、戦う時は弱い個体を選ぶ。子供のシマウマが弱ければ、当然それを狙う。

そこに「子供だから可哀想」だとか「残酷」という発想はない。野生の世界では、「強い者がより弱い存在を仕留める」という冷徹な法則がそこにある。

「弱肉強食」という言葉はそれを意味している。

動物の世界だけがそうではない。たとえば、強盗がいたとする。この強盗が誰かを襲う計画を立てたとき、平和を愛する丸腰の人と、筋骨隆々で武器を持った人がいたとしたら、どちらをターゲットにするだろうか。

もちろん、丸腰の人を襲うだろう。最初から「最も弱いターゲット」を選ぶのだ。

そのターゲットが平和主義かどうか、憲法第九条を信奉しているのかどうかなどまったく関係ない。襲っている最中に相手が「私は平和主義だ、憲法第九条を守れ、暴力反対」と叫んでも関係がない。

襲いかかる側の強盗にとって、相手の主義主張など興味がない。ターゲットが弱く、単に「襲いやすい」から襲うのである。

「弱いターゲット」を襲うのは、相手が自分よりも弱ければ、確実に相手を仕留められるからだ。

では、強盗がうようよしているような場所で、身を守るにはどうしたらいいのか。治安の悪い場所に身を置かざるを得ない場合、多くの人は「自衛のために武器を持つ」と言うだろう。

武器を持つ……。

もちろん、それが正解だ。武器を持つことによって、相手を牽制することができる。そして、被害を抑止することが可能になる。つまり、武器を持つことは、理不尽な暴力に対する「抑止力」になるのである。


日本はどの角度から見ても「最も弱い国」なのだ

国と国の関係でも同じだ。日本のまわりには中国・韓国・北朝鮮のような野蛮で暴力的で恫喝外交を好む危険な国が存在している。

北朝鮮に至っては警告もなくミサイルを飛ばし、核実験を繰り返し、ついに核兵器を持とうとしている。では、北朝鮮がさらに暴走して核を落とすとしたら中国を狙うのか、アメリカを狙うのか、日本を狙うのか。

もちろん、攻撃しても反撃できない弱い国「日本」をターゲットにするに決まっている。

北朝鮮は当初「グアムに向けて弾道ミサイルを発射する」と言っていたが、それをせずに日本の上空を横切るようにミサイルを発射した。

なぜグアムを狙わなかったのか。分かりきった話だ。「グアムを狙ったら報復する」とアメリカのトランプ大統領ははっきり明言していた。そして、アメリカは本当に北朝鮮を壊滅的打撃を与える軍事的能力を持ち合わせている。

アメリカは反撃できる強い国なのである。北朝鮮は中国を狙うこともまったくないが、これも中国を狙ったら完全に報復されるからである。

だから北朝鮮は「最も弱い個体」を狙った。それが日本だったのである。日本なら何をやっても報復してこない。「遺憾の意」だか何だかで抗議するのが関の山だ。

さらに国民の中には「みんな仲良く」「北朝鮮と対話しろ」というお花畑の勢力が未だに存在していて、中国・韓国・北朝鮮のプロパガンダ紙みたいになってしまっているマスコミが、そうした声だけしか取り上げない。

日本はどの角度から見ても「最も弱い国」なのだ。だから北朝鮮は「弱いから、仕留めやすい」という単純な理由で、まずは弱い国「日本」を血祭りに上げようとしている。

日本は完全に舐められている。日本は外向的な問題が起きるとすぐに謝罪と賠償をして、それでも解決できなければ問題を先延ばしし、その過程で問題をうやむやにして事なかれ主義でやってきた。そのツケが返っている。

叩き潰しておくべき国を放置して、問題が巨大化して為す術もなく右往左往している。未だに報復外交もできなければ、防衛のための核兵器を検討もしない。こんな「弱い国」は見たことがない。


日本も「防衛のために核を保有する」と宣言せよ

人間の歴史は戦争の歴史だ。これが現実だ。私たちは誰もが平和主義でありたいと願うが、自分だけが平和主義であってもまわりが暴力主義なのであれば平和になり得ない。

世の中には暴力が渦巻いている。

中東では超暴力テロリスト集団ISISが残虐な暴力で広大な地を破壊し、アフリカでも中南米でも血みどろの暴力が各地を覆い尽くしている。

そして、東アジアでも中国が膨張主義を取るようになっていて、チベット、新疆ウイグル自治区、モンゴル、インド、ミャンマー、ベトナム、フィリピン、台湾、香港、日本と、次々と衝突するようになっている。

そして、北朝鮮が凄まじい勢いでミサイルを飛ばし、核保有に向けて邁進している。

すでに、世界は対立と衝突が渦巻くようになっており、グローバル化が加速することによってこの傾向はさらに広範囲に広がっていく。

何しろ「世界はつながってしまった」のだ。世界が暴力化したら、70年以上も平和ボケしていた日本もこの暴力の渦に巻き込まれれるのは必然だ。

そうであれば、日本が何をすべきなのかは明白だ。

日本は襲われないように「抑止力」を持たなければならないのである。抑止力とは、言うまでもなく「敵を攻撃し得る軍隊」のことであり「防衛のための核兵器」のことである。

「日本を攻めたら、自分たちも無傷でいられない」
「日本を攻めたら、自分たちがやられる」

「弱い個体」は真っ先に襲われる。これは、小学生にも分かる簡単な論理だ。だから日本はこれから「北朝鮮が核を保有するというのであれば、日本もまた防衛のために核を保有する」と宣言しなければならない。

座してやられるわけにはいかない。

核に対抗できるのは核しかないのだから、日本も今すぐ核保有を宣言し、北朝鮮を10回でも20回でも石器時代に戻せるくらいの核兵器を所有すべきである。

「最も弱い個体」はやられるのだから、日本は核武装で「強い個体」にならなければならない。そうしなければやられるのだから何を躊躇しているのか。日本の政治家は国民を守る気持ちが本当にあるのか?

日本人は現実をよく認識し、これから「防衛のための核保有」を訴え、核保有の世論を盛り上げ、政治家に「早く核を持て」と突き上げる必要がある。


核に対抗できるのは核しかないのだから、日本も今すぐ核保有を宣言し、北朝鮮を10回でも20回でも石器時代に戻せるくらいの核兵器を所有すべきである。「最も弱い個体」はやられるのだから、日本は核武装で「強い個体」にならなければならないのである。
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2017/09/20170905T1659170900.html

アメリカの手先の官僚とマスコミ、CIA・中国の工作員から日本を守ろう


共謀罪批判は中国・朝鮮工作員が扇動していた
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/711.html

護憲運動はCIA・中国・朝鮮工作員が扇動していた
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/703.html

「面従腹背」に官邸疑心=加計問題、霞が関の不満影響か _ 加計問題は CIA が扇動していた
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/114.html

http://www.asyura2.com/17/senkyo232/msg/291.html#c4

[経世済民123] 日本の地方都市が人口争奪戦、在日外国人の転入促す―華字メディア 赤かぶ
1. 中川隆[-6403] koaQ7Jey 2017年9月14日 08:47:29 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

小沢にロスチャイルドが指示したのは日本に中国人移民を二億人入れる事

もう中国は人間が住めない国になってしまったからどうしても日本に中国人を最低でも5億人は受け入れさせないと困るんだな。

子供手当てと外国人参政権と道州制はそのためにどうしても必要なんだな。

取り合えず中国人移民を1000万人入れれば、家族を呼び寄せてすぐに3000万人になる。

子供手当てを貰って一家庭当たり子供を10人づつ作ればすぐに二億人まで増える。

日本の農業が壊滅すれば、東京以外のブロックは中国人しか住まないから、外国人参政権を認めれば政治家も中国人ばかりになる。

独立運動が起きると殆んどの州は中国小日本省になる。

独立したら更に中国人を数億人呼び寄せられる。


小沢が何故中国と朝鮮ばかり重視しているかわかるだろ。


50年後の日本地図 (日本人は放射能汚染された東日本に押し込められる)
http://blog.goo.ne.jp/hps777/e/ee6e8a91af4cf1c9b0adb452f1667b7e

なぜ中国は「北海道」の土地を買い漁るのか? 狙われた永住権 2017.08.29
http://www.mag2.com/p/news/261944

外国人観光客から絶大な人気を誇る「北海道」ですが、近年その土地を取得する中国人が増えているようです。メルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』の著者で台湾出身の評論家・黄文雄さんは、北海道「買収」の実情を暴露した上で、日本政府に対して「自治体が中国人に支配される危険性や、有事の際に国防動員法が発令されることを踏まえてビザの規制緩和は見直すべきだ」と警告しています。


【中国】日本の土地を買い漁る中国人が工作員になる日


● 北海道が「中国の省の1つに?」 中国資本が北海道を狙う理由=中国報道(サーチナ)
http://news.searchina.net/id/1641997?page=1


かねてより、中国人が日本の土地を買い漁っていることは、国会などでも問題視されてきました。

2017年4月28日に農林水産省が発表した「外国資本による森林買収に関する調査の結果」によれば、2016年に外国資本が買収した日本の森林面積は202ヘクタールに及び、前年の67ヘクタールの約3倍になったそうです。

しかも、その森林のほとんどが北海道であり、中華系(香港・台湾含む)土地取得者の買収面積が、その81%にのぼるとされています。また、国内に拠点を持つ外資系企業による買収事例を含めると、2016年の外国資本による買収面積は777ヘクタール、東京ディズニーランド15個分に及ぶそうです。もちろん、ここにも中華系資本は多く入っているはずです。


● 北海道が中国の“北海省”になる日も遠くない? 事態は逼迫(NEWS ポストセブン)
https://www.news-postseven.com/archives/20170601_559613.html


さらに衝撃的な数字として、産経新聞の宮本雅史氏によれば、すでに北海道は中国に2411ヘクタール、東京ドーム400個分の土地が買収されているといいます。しかもこれは水源地に限られるデータで、それ以外の土地を含めると、その10倍以上の東京ドーム5000個分も買収されている可能性があるといいます。

北海道を取材した宮本氏によれば、中国人に買収された土地近隣では中国語や中国文化学習が行われているそうで、中国人による北海道の乗っ取りや、中国の拠点化が懸念されています。


● 「爆買いされる日本の領土」宮本雅史氏(日刊ゲンダイ)
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/book/211593


また同氏によれば、中国人は沖縄を訪問すると観光ビザが90日に延長されるという規制緩和を利用して沖縄に入り、それから北海道に渡って90日間で法人を設立し、土地を探して法人名義で購入しているそうです。これは2011年から始まった「沖縄を訪問する中国人個人観光客に対する数次ビザ発給」を利用しているのでしょう。

● 沖縄を訪問する中国人個人観光客に対する数次ビザについて(外務省)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/23/5/0528_02.html

そしてその法人の資本金が500万円以上、従業員が2人以上常駐すると、中国人経営者は、中長期在留のための経営・管理ビザを取得でき、さらに滞在年数が10年を経過すると永住権が取得できるのだそうです。

こうして中国人は、日本の水源地取得以外にも、永住権を狙っているといいます。また、北海道のみならず、沖縄などでも中国資本による土地買収は拡大の一途を続けています。


なぜ中国人は日本の土地を欲しがるのでしょうか。一つには、資産保全のためということもあるでしょう。中国では土地を所有することはできません。土地はあくまでも国家のものだからです(農業用地については農民の集団所有)。売買できるのはあくまでも使用権だけです。その使用権も住居用で70年、工業用地で50年、商業・観光・娯楽用地で40年と、期間が決められています。

● 知っておこう中国の土地使用権 日本貿易振興機構(ジェトロ) 2008年4月

使用期間が切れれば、再申請して、さらに更新のために新たな契約料が必要となります。また、国や地方政府が更新を拒否すれば、土地は再び国に没収されてしまいます。権力者の恣意によって法律などどうにでも運用できる中国ですから、資産家にとってこれは大きなリスクです。

ですから、さかんに外国で土地を買収し、自らの住居や商業目的で購入するわけです。これは日本のみならず、アメリカやカナダ、オーストラリアなどでも同様です。資産家になればなるほど、人民元を売ってドルに換えて、巨額のカネを海外に移そうとします。それが中国の外貨準備高の減少と、人民元安へとつながったのです。

● “人民元流出” 苦悩する中国(NHKニュース)

そのため、中国当局は2016年に海外送金や外貨購入に規制をかけ、外貨流出を防がざるを得なかったというわけです。こうしたキャピタルフライトは、中国の未来が信用できない中国人たちによるものです。


もう一つは、中国企業や中国政府系ファンドによる買収です。すでにトマムの「星野リゾートトマム」は、中国の商業施設運営会社「上海豫園旅游商城」に買収されました。また、サホロリゾートも実質上、中国資本の傘下になっています。

日本では中国資本による水源地買収に各地方自治体が危機感を募らせ、日本全国で水資源に絡む土地取引を制限する「水資源保全条例」が制定されています。北海道では2012年にこの条例が制定されましたが、それ以降、中国の国営企業などが北海道の観光業買収へ乗り出す動きが加速したといいます。

こういったものは、明らかに中国政府の意向で日本の土地買収を行っています。そしてその裏には、「日本の中国化」という目的があるのは明らかです。いざというときに日本の内政を撹乱し、中国の意向を反映させる狙いがあるわけです。

● 中国が観光施設“爆買い” 進むチャイナタウン化 住民に危機感「中国人の街ができてしまう」(産経新聞)

しかも、北海道には永住資格のある外国人の住民投票を認める自治体がすでに数カ所あり、中国人の発言権も強くなってきているといいます。前述したような方法で永住権を獲得し、自治体を支配してしまうことも可能なのです。

すでに中国政府ファンドによる企業買収については、それによる国家技術の流出が警戒されています。ドイツでは福建芯片投資基金(FGC)がドイツの半導体製造装置メーカー「アイクストロン」を買収の認可を取り消しました。ドイツはアメリカから軍事転用できる技術が流出すると警告されたからです。

● 中国企業の買収攻勢に警戒強めるドイツ(ニューズウィークジャパン)


中国人の土地買収についても、同様に、日本はもっと警戒すべきです。中国は「国防動員法」という法律があり、有事の際にこれが発令されれば、国内外の中国人が中国の国防のために働かなくてはならないのです。

つまり、中国国内のみならず、在外中国人も、中国のために動かなくてはならないということです。これは中国から日本へキャピタルフライトした中国人だろうが、中国人留学生だろうが同様です。そのときは誰もが中国の工作員として、中国に利するように動くということです。

極端な話をすれば、人民解放軍が北海道や沖縄に攻め入った際、この国防動員法が発令されれば、北海道や沖縄に在住する中国人たちは、解放軍の侵攻を助けるように、内側から呼応することが義務化されます。

このように、中国の日本の土地買収については、非常に大きな問題をはらんでいます。そもそも、日本人が中国の土地を買えないのに、中国人が日本の土地を買えてしまうことがおかしいのです。

2016年末時点で在留中国人は69万5000人、いまや在留韓国・朝鮮人(計48万5000人)を抜いて、ダントツトップです。日本政府は中国人へのビザ発給要件を緩和するといったことも積極的に行っていますが、安全保障上の問題から、今一度、制度見直しを行うべきでしょう。
http://www.mag2.com/p/news/261944

中国資本による自衛隊基地周辺の土地買い占めが急激に進行…「見えない戦争」で安全保障上の危機高まる
http://biz-journal.jp/2017/09/post_20428.html
2017.09.04 文=福田晃広/清談社 Business Journal

 2015年にユーキャン新語・流行語大賞の年間大賞に選ばれた「爆買い」。訪日中国人観光客の旺盛な購買欲を表した言葉で、家電や医薬品などを大量購入する姿が各メディアで報じられた。

「爆買いは一息ついた」ともいわれるが、実際には北海道の土地にまで手が伸びているという。中国資本が北海道の広大な土地を買収している現状について、『爆買いされる日本の領土』(KADOKAWA)の著者で産経新聞社編集委員の宮本雅史氏に話を聞いた。

■水源地や自衛隊基地周辺を中国資本が爆買い…

 中国人観光客が大挙して北海道を訪れるようになったのは、北海道を舞台にした08年の中国映画『狙った恋の落とし方。』の大ヒットがきっかけといわれる。

 北海道有数の観光地であるニセコは、それまで外国人観光客といえばオーストラリア人やニュージーランド人がメインだった。しかし、近年では約6割を中国人が占めるという。そして、同時に始まったのが土地の爆買いだ。

「外国人に人気のあるニセコ周辺だけでなく、北海道の土地や不動産が、中国資本によってどんどん買収されているのです。観光施設だけでなく、農地、森林などの水源地、自衛隊基地周辺の土地、太陽光発電の用地なども買い占められており、その実態を知った住民たちが、ようやく危機感を持ち始めました」(宮本氏)

 ニセコ町は11年4月に「ニセコ町水道水源保護条例」を制定、そのあとを追うかたちで北海道が12年3月に「北海道水資源の保全に関する条例」を制定した。内容は、水源地がからむ土地を外国資本が購入する取引には事前の届け出が必要というものだ。しかし、これはあくまでも「条例」で法的な罰則がないため、状況はまったく変わっていない。

 そして、宮本氏が言うように、水源地だけでなく自衛隊基地周辺の土地も中国資本による買い占めの動きが北海道各所で見られる。

 すでに、滝川市の陸上自衛隊滝川駐屯地が一望できる山林を中国系企業が買収。ニセコ町の隣町である倶知安(くっちゃん)町の陸上自衛隊倶知安駐屯地に隣接する約100ヘクタール(東京ドーム21個分)の土地も、中国系企業に買収された。水源地と違い、自衛隊基地周辺の土地については規制する条例すら制定されていない。

■北海道には中国人専用ゴルフ場も

 ニセコ町と同じく羊蹄山麓に位置する喜茂別(きもべつ)町には、中国人による中国人のためのゴルフ場もあるという。

「その中国人専用のゴルフ場は、約210ヘクタール(東京ドーム45個分)を有する非常に広大なもの。中国人オーナーの知人の中国人富裕層が使っているようだが、実態は不明。当初は広大な別荘地を開発する計画もあったようだが、それも進んでいないようで、地元の人たちも不審に感じています」(同)

 15年末までの北海道庁のデータによれば、外国資本に買収された北海道全体の森林面積は1878ヘクタールに及び、東京ドーム約400個分。15年の買収取引としては全部で11件あり、国別で見ると、香港を含む中国が7件(91.1ヘクタール)、シンガポール1件(2ヘクタール)、英領バージン諸島2件(2.8ヘクタール)、オーストラリア1件(11ヘクタール)と、中国資本が突出している。

 この数字は水源地である森林の土地買収に限られ、中国資本が直接買収したものにすぎない。これ以外にも、中国と関係のある日本企業が買収しているケースや中国企業が日本企業を買収してそのまま不動産の所有権を引き継ぐ事例もあるため、実際はより多くの土地が「中国のもの」になっている可能性が高い。

「独自に調査を続けている専門家の話では、北海道で中国資本に買収された森林や農地などは推定7万ヘクタールにのぼり、JR山手線の内側全体の11倍以上の広さになるといいます」(同)

 さらに、宮本氏によれば、買収された不動産の2〜3割ほどは表向きの用途とは別の意図がある可能性が高いという。大規模な不動産買収には、背後に組織的な動きがあると思われる上、永住権取得のための個人的な不動産買収などグレーなケースも多い。

■「外国資本の土地買収は“武器を持たない戦争”」

 とはいえ、何より問題なのは、こうした中国をはじめとする外国資本による土地買収が、現状では「合法的な行為」であることだろう。

「そもそも日本以外の国では、外国資本がよその国で土地や不動産を買収する際には、規制する法律が設けられていることが多い。なぜなら、土地や不動産は国にとって重要な資産であり、基本的に自国民の所有物という意識があるからです」(同)

 たとえば、中国、ベトナム、タイ、インドネシアなどでは外国人の土地所有が原則不可だという。

 確かに、日本にも「外国人土地法」という法律があり、第1条で「その外国人・外国法人が属する国が制限している内容と同様の制限を政令によってかけることができる」と定めている。これを適用すれば、日本も中国人に対して同様のルールを課すことは法的には可能だ。

 ところが、宮本氏によると、これまで土地規制に関する政令が制定されたことは一度もないという。

「外国資本による土地買収は『武器を持たない戦争』といえる事態。にもかかわらず、危機感を持つ官僚や政治家があまりにも少なすぎます。政府主導で外国資本に対する法整備やルールづくりを急いで進めなければ、取り返しのつかない事態になるでしょう」(同)

 政府が速やかに動けば、現状の野放し状態を規制するのは決して困難なことではない。今、日本に求められているのは、現状認識および買収対策を早急に講じることだろう。北海道が中国の32番目の省になってからでは、遅いのである。
http://biz-journal.jp/2017/09/post_20428.html


旭川で梅毒患者急増 若年層の性交渉感染も 無料検査へ 09/06 17:20 更新

 旭川市は、市内で性感染症の一つである梅毒の感染者が急増しているのを受け、10月から梅毒の無料検査に乗り出す。今年は今月4日時点で15人と、記録が残る2003年以降で最多だった昨年と同ペースで推移。今後さらに増える可能性もあり、市保健所は「早期発見、早期治療につなげ、まん延防止を図りたい」としている。

 梅毒は基本的に性交渉で感染する病気で、リンパ節の腫れや発疹、性器にしこりができるなどの症状が特徴。痛みはなく、症状が消えたりするため、知らないうちに他人にうつすこともあるという。長期間の放置で、心臓などに菌が回って重篤化すれば死に至る場合もあるが、抗生物質で完治するため、無料検査で、早期治療を促す方針だ。

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中国人客急増で“性病”大流行 日本の風俗業界に猛威
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/565.html

http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/610.html#c1

[経世済民123] 日本の地方都市が人口争奪戦、在日外国人の転入促す―華字メディア 赤かぶ
2. 中川隆[-6402] koaQ7Jey 2017年9月14日 09:03:55 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

中国人は悪い _ 中国に未来が無い理由 _ 田代秀敏 混沌の大国 中国と中国人を知る
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/291.html
http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/610.html#c2
[昼休み52] "新喜び組"は23歳以下の美女たち! 中川隆
43. 中川隆[-6401] koaQ7Jey 2017年9月14日 09:14:13 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

北朝鮮「列島、核で海に沈める」=制裁に便乗と日本非難
9/14(木) 8:21配信 時事通信


 【ソウル時事】14日の朝鮮中央通信によると、北朝鮮の朝鮮アジア太平洋平和委員会は13日、報道官声明を出し、国連安保理での対北朝鮮制裁決議に関し「日本は米国の制裁騒動に便乗した」と非難した。

 その上で「日本列島4島を核爆弾で海に沈めなければならない」と威嚇した。

 声明は「わが軍や人民の声」として、「日本の領土上空を飛び越えるわれわれの大陸間弾道ミサイル(ICBM)を見ても正気を取り戻さない日本人をたたきのめさなければならない」と主張した。

 さらに、米国を「決議でっち上げの主犯」と決めつけ、「わが軍や人民は、米国人を狂犬のように棒で打ち殺さなければならないと強く主張している」と警告。声明の英語版は日本人を「ジャップ」、米国人を「ヤンキー」と蔑称でののしっている。 

http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/906.html#c43

[近代史02] 株で儲ける方法教えてあげる(こっそり) 中川隆
436. 中川隆[-6400] koaQ7Jey 2017年9月14日 09:48:18 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

ダウ平均はなぜ最高値を更新し続けるのか?で考える投資のヒント=栫井駿介 2017年2月12日


1998年からの18年間におけるアメリカのインフレ率は年平均2.2%です。

インフレ率の高い国では、インフレ率以上に株価が上昇しなければ、実質的に損が出てしまうのです。


指標 S&P500 TOPIX ダウ平均 日経平均
1998年12月 1,229.23 1,086.99 9,181.43 13,842.17
2016年12月 2,238.83 1,518.61 19,762.60 19,114.37
上昇率 82.1% 39.7% 115.2% 38.1%
インフレ調整後 23.8% 40.1% 46.3% 38.5%

ダウ平均が強いのは「厳選」かつ「入れ替え」

表を見る限り、ダウ平均はインフレ調整後でもS&P500、TOPIX、日経平均の全てを上回っています。それぞれを株のポートフォリオとして見れば、やはりダウ平均はこの中で最も優秀なポートフォリオと言えます。

ダウ平均はわずか30銘柄で構成され、日経平均の225銘柄、S&P500の500銘柄、TOPIXの約2000銘柄に対して圧倒的に少なくなっています。

30銘柄は米国の超一流企業であり、その構成は数年に一度見直しが行われます。1999年以降で見ても、30銘柄のうち13銘柄が入れ替わっています。

例えば、1999年にインテルやマイクロソフト、2013年にゴールドマン・サックス、2015年にアップルが組み入れ銘柄に採用されています。現在の構成銘柄で当初から採用されているのはGEのみで、そのGEですら出入りを繰り返しています。

つまり、ダウ平均の30銘柄は厳しいふるいにかけられた超優良銘柄ばかりなのです。そこから入れ替えが行われることにより、昔ながらの銘柄だけではなく、ITなどの最近勃興してきた企業も含んでいます。

計算する期間等により一概には言えない部分もありますが、ダウ平均が大きく株価を伸ばしたのは、多くの銘柄を機械的に組み入れるからではなく、銘柄を絞ることで「勝ち組企業」の成長を反映してきたことが理由の一つと言って差し支えないでしょう。

厳選・割安投資で最高のポートフォリオを目指す

この考え方は、個人投資家のポートフォリオにも応用できます。S&P500のようなに玉石混交の銘柄を購入していては大きなリターンを上げることは難しく、厳選銘柄を組み入れていれば、長期的にみて力強い成長力を有する可能性があります。

重要なのは、厳選銘柄のメンテナンスです。落ち目にある企業はポートフォリオから外し、将来に期待が持てる銘柄を購入することをいつも意識しなければなりません。そのために、投資家は社会の動きをチェックしなければならないのです。

ダウ平均の惜しい点は、割安銘柄をポートフォリオに組み入れにくいということです。時価総額などがある程度大きくならなければ採用されないため、安い時に買うのが難しいのです。それでも優良銘柄を組み入れるだけで高いリターンを出せるという事実には目を向けるべきでしょう。

個人投資家のポートフォリオでは、時価総額の制限はありません。そのため、理想のポートフォリオは厳選された優良銘柄を、価格が安い時に購入することです。この2つを遵守することで、より高いパフォーマンスをあげることができるでしょう。

まとめ

◾ダウ平均が強いのは、厳選銘柄で構成され、常に入れ替えが行われているから

◾優良銘柄を割安な時に購入すれば、長期的に高いパフォーマンスが得られる
http://www.mag2.com/p/money/33186

http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/430.html#c436

[政治・選挙・NHK232] 中枢がヒビ割れを起こした安倍政権はもう長くはもたない 永田町の裏を読む(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
1. 中川隆[-6399] koaQ7Jey 2017年9月14日 09:59:22 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

アメリカと官僚が安部降ろしを仕組んだんだろ:


倍総理が憲法改正を言い出した途端にモリカケ問題で振り回されるようになった。
NHKはアメリカの指示で護憲反核番組を作った


日本では自前の核武装が、国内の権力構造の根本的な転覆につながる。

戦後日本の権力を握ってきたのは官僚機構であるが、彼らは、本来なら自分たちより上位なはずの政治家(国会)を牛耳るため、対米従属(日米安保体制)の国家戦略を必要としている(日本の官僚機構が勝手に米国=お上の意志を代弁して日本を支配する構図)。

日本が核武装すると、米国は、日本を核の傘から外して対米自立させるので、官僚が権力を詐取し続けられなくなり、政治家(国会)に権力が移る。

対米従属による権力維持の永続を望む官僚機構は、日本独自の核武装に反対している。

対米従属型の官僚独裁を主導してきた日本外務省とその傀儡「専門家」たちは、核武装論になると、急に平和主義者として振る舞い、核武装に強く反対する。
https://tanakanews.com/170910japan.htm


官僚の流すデマに騙されるな

加計騒動とは 内閣人事局を巡る官僚と首相の人事権闘争


官僚側の目的は、官僚の人事権を内閣が握る「内閣人事局」を撤回させる事。
人事が公正に行われたりしたら、官僚は美味い汁を吸えなくなってしまう。


加計騒動を支援している「闇の天皇」

安倍首相周辺と加計学園を巡る騒動は一向に治まる気配が無く、7月2日の東京都議会選でも惨敗が予想されている。

前川前文部科学次官がマスコミにしゃべっている間は「怪文書」だと言っていたが、文部科学省の内部調査で同じ文書が出てきた。

文書は日付や作成者の署名がない匿名で、これでは公式文書ではないが、萩生田官房副長官が安倍首相の名前を出して働きかけをしていた。

          

萩生田氏は事実無根だとしていたが、今度は萩生田氏と文部官僚との録音テープなるものが出てくると言われている。

仮にこれらが事実だとすると一連の出来事が一つにつながり、その出所は萩生田官房副長官だった事になる。

まず萩生田氏が文部科学省に押しかけて家計学園獣医学部の新設を認可するよう働きかけ「総理の意向だ」と言って期日を区切って要求した。


萩生田氏の要請に基づいて恐らく文部科学省の次官か局長が、『官邸の最高レベル』からの要請だというメールを作成し送信した。

『総理は平成30年(2018年)4月開学とおしりを切っていた』という文面があり、文部省では今年8月までに認可の判断を行う。

加計学園獣医学部は戦略特区制度によって愛媛県今治市が新設を希望し、用地を無償で提供した上、認可を強く希望している。


いったい四国の田舎の獣医学校の何が重要なのか、どうでも良いような気がするが、前川前次官と文部省にとっては重大事件だった。

加計学園騒動が始まる半年前の2017年2月に文部科学省の天下りが発覚し、前川喜平次官が責任を取らされて辞任した。

前川氏と文部官僚はこの懲罰を不満に思って官邸と全面戦争を始めるのだが、その背後には「闇の天皇」と呼ばれる財務省の後押しがあった。


本当の戦いは官僚の人事権

安倍政権は2014年)5月30日に内閣人事局を設置し、それまで各省庁がやっていた官僚人事を、官邸で行う事とした。

つまり今まで官僚の人事は官僚自身が決めていて、総理大臣や国会といえども絶対に口を出す事は出来なかった。

それを今日から総理大臣が官僚人事を決めるとなったので、官僚側は猛反対し財務省を中心に反安倍闘争を展開した。


2015年ごろに安保法制が異様な盛り上がりを見せ、日本中のマスコミが左翼化したかのように(左翼だが)反自衛隊、反米軍キャンペーンを始めた。

日本の全マスコミに対して一斉に指示を出せるのは官僚だけで、反安保闘争を操っていたのは財務省だったと見られる。

財務省はすべての省庁の財政を握っており、クビを横に振れば簡単に干す事ができるからです。


財務省の強大な権限は官僚自身が人事権を握っているからで、人事権が総理に移れば権力も総理に移ってしまいます。

安倍首相が消費増税に反対しているのもあって財務省は安倍政権を潰したくてしょうがなく、加計問題は渡りに船でした。

今冶の山奥の獣医学校は本当はどうでも良く、官僚特に財務官僚と安倍首相との、官僚人事権を巡る闘争なのでした。


そこに乗っかって安倍首相を退陣に追い込んで自分が総理になろうとしているのが、石破・麻生・二階・岸田・菅らの自民党幹部たちで、必ずしも安倍首相の味方ではない。

石破氏ははっきりと野党に加勢して安倍首相を退陣に追い込む姿勢を見せていて、狙いは次期総理です。

こうした「安倍包囲網」に乗っかっているのが野党や小池勢力で、都議会選挙は小池新党に有利だといわれています。


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官僚たちは人事権を事務次官が持つことによって政治家には介入させなかった。

それが内閣人事局が人事権を持つことによって、官僚の権力の源泉が失われて、これが官僚には面白くないことだった。

だから官僚たちにとっては、安倍総理は敵であり、第一次安倍内閣は官僚たちによるマスコミへのスキャンダルリーク作戦で退陣に追い込んだ。それがまさかの第二次安倍内閣の発足によって、官僚たちへの「内閣人事局」による報復が始まった。文科省の天下り問題はその一例に過ぎない。

組織の論理から言えば、官僚の人事は行政のトップである総理大臣や各省の大臣が持つのが当たり前ですが、以前は各省の事務次官が人事権を持っていた。だから官僚たちは、内閣の言うことよりも事務次官の言うことを聞いて、内閣総理大臣の言うことは面従腹背だった。

それが「内閣人事局」ができたことで、内閣総理大臣の権力は非常に大きくなった。それが官僚たちには面白くない。だからまたしてのスキャンダルリーク作戦で安倍総理の足を引っ張り出した。政治家のスキャンダルは警察や検察庁の官僚が握って持っている。豊田真由子議員もそうだし、中川俊直議員もそれでやられている。

いずれも二回生議員で安倍チルドレンとマスコミは呼んでいる。安倍総理がどこまで巻き返せるかは国民の支持率次第ですが、マスコミは連日安倍ネガティブキャンペーンを張っている。やらせているのが財務省官僚たちであり、籠池騒動の元は財務省官僚の安倍総理への裏切りにある。

このような官僚たちの裏切り行為に対して、安倍総理が「内閣人事局」を使っての報復人事が行われるだろう。まさに中堅官僚にとっては安倍総理につくか事務次官につくかの選択を迫られる事態となっている。安倍総理が踏ん張りきれれば官僚のスキャンダルリーク作戦も収まるのでしょうが、マスコミも官邸につくか官僚につくかで分かれている。

もっとも、政界でも反安倍の動きが有り、石破・麻生・二階・岸田・菅らの自民党幹部の動きが怪しくなっている。ここでも反安倍に舵を切った石破氏もいれば、安倍政権を支えるかで処遇も違ってくるだろう。問題は安倍政権への支持率であり、共謀罪強行採決では大きく支持率を下げた。

文科省の前川前次官が告発の記者会見を開いて抵抗しているのも、官僚と官邸との権力闘争が主体であり、人事権を取り上げられた官僚の抵抗は続くだろう。しかし安倍政権が長期化すれば官僚への人権発動で、反安倍の官僚たちは飛ばされるから官僚たちも必死だ。



http://www.asyura2.com/17/senkyo232/msg/293.html#c1

[経世済民123] 日銀は日本経済に金をばらまく「打出の小槌」ではない(ダイヤモンド・オンライン) 赤かぶ
1. 中川隆[-6398] koaQ7Jey 2017年9月14日 10:08:16 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
消費税を廃止して所得税の累進度を昔に戻せばすべて解決する問題だけどね
http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/612.html#c1
[政治・選挙・NHK232] 日本国民はこのまま黙ってトランプ訪日を歓迎していいのか  天木直人 赤かぶ
1. 中川隆[-6397] koaQ7Jey 2017年9月14日 10:30:21 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
トランプは反グローバリズムの闘士だからマスコミ・官僚・国際金融資本が必死にトランプ叩きをやってるんだろ

天皇も国際金融資本の手先だしね:


1975年、昭和天皇はウィリアムズバーグに到着して後、2週間にわたってアメリカに滞在し、10月4日のニューヨークでロックフェラー邸訪問

アメリカのマスコミは連日大々的に報道し、新聞紙面のトップは天皇の写真で埋まった(在米日本大使館の職員たちは、その写真をスクラップして壁に張り出したという)。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%AD%E5%92%8C%E5%A4%A9%E7%9A%87


ロックフェラー3世邸を訪問、昭和天皇は余りの豪華な邸宅に驚いた様子であったが、ロックフェラー3世の「私どもの銀行の東京支店が皇居に近いからぜひ利用してください」という問いかけに「預ける方か借りる方か」と答えて、「どちらでも結構です」とロックフェラー3世に返されて一座は笑いの渦となったという。
http://blogs.yahoo.co.jp/success0965/12929545.html


皇皇后両陛下のアメリカ合衆国御訪問の御日程について
6月16日(木)
ロックフェラー家との晩餐会(ロックフェラー邸)


カトリック教徒になろうとした昭和天皇


「昭和天皇実録」を読む (岩波新書)
昨年公開された『昭和天皇実録』は、あまり新事実がないという評判だったので興味がなかったのだが、本書を読んで驚いたのは、戦後に昭和天皇がカトリックに改宗しようと考えていた事実だ。1948年には次期ローマ法王とされていたスペルマン枢機卿と面会し、改宗について相談している(当時は単なる儀礼的訪問と発表された)。

これは天皇が「現人神」だとするとありえない話で、靖国神社もカトリック教会に改造しなければいけない。しかし天皇はそういう矛盾を気にかける様子もなく、「こういう戦争になったのは宗教心が足りなかったからだ」と述懐している。つまり彼も、国家神道なんて宗教とは思っていなかったわけだ。

これは退位問題ともからんでいた。天皇自身は退位したいと考えていたようだが、皇太子が未成年なので摂政を立てざるをえない。しかしそれはむずかしいので、天皇は改宗して国家神道を捨て、戦争責任に決着をつけようと考えたらしい。今でも日本の「保守派」には天皇制=国家神道=靖国神社と信じている人が多いが、天皇は信じていなかったのだ。
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51969028.html


日本は第2次世界大戦の前からウォール街やシティに従属していた。ウォール街の代理人、例えばハーバート・フーバーのような人物なら日米主従関係は安泰だったのだろうが、1932年11月の大統領選挙でウォール街と対立関係にあったニューディール派のフランクリン・ルーズベルトが当選してしまった。
 投票から3カ月後、大統領就任式が17日後に迫った1933年2月15日にルーズベルトはフロリダ州マイアミの集会で銃撃事件に巻き込まれている。レンガ職人のジュゼッペ・ザンガラが撃った弾丸はルーズベルトの隣にいたシカゴ市長に命中、市長は死亡している。動機は何なのか、本当は誰を狙ったのか、背後関係はあるのかなど調べることはあったはずだが、銃撃犯から何も聞き出さないまま、ザンガラは3月20日に処刑されてしまった。

 1933年から34年にかけてJPモルガンを中心とするウォール街の大物たちがルーズベルトの排除を狙ったクーデターを計画していたことはスメドリー・バトラー退役少将の議会証言で明らかにされている。バトラー少将の知り合いだったジャーナリストのポール・フレンチはクーデター派を取材、「コミュニズムから国家を守るため、ファシスト政府が必要だ」と言われたと議会で語っている。
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201701250000/

かつて、経済が破綻した日本は1931年9月に柳条湖事件(南満州鉄道の線路を日本軍が爆破した偽旗作戦)を引き起こして中国を本格的に侵略しはじめ、満州国なる傀儡国家を築いて略奪体制を整えた。資源は略奪対象の重要部分ではあるが、一部にすぎない。
 第2次世界大戦前、日本経済の苦境はウォール街の巨大金融資本にとっても深刻な問題だった。関東大震災以降、多額の資金を日本へ投入していたからだ。

 その金融資本の中心的な存在がJPモルガンだが、そのJPモルガンが担いでいたハーバート・フーバー第31代大統領は1932年の選挙で再選されず、ニューディール派のフランクリン・ルーズベルトが選ばれてしまう。ルーズベルトは支配階級の出身だが、自身が病気で下半身不随になってから弱者に目を向けるようになり、巨大企業の活動を制限し、労働者の権利を認めるという看板を掲げていた。

 一方、フーバーはスタンフォード大学を卒業した後、鉱山技師としてアリゾナにあるロスチャイルド系鉱山で働いていた人物。利益のためなら安全を軽視するという姿勢を見込まれて出世したという。(Gerry Docherty & Jim Macgregor, “Hidden History,” Mainstream Publishing, 2013)

 1932年11月8日の投票で勝利したルーズベルトだが、翌年の2月15日にフロリダ州マイアミで演説中に銃撃される。その際、隣に立っていたシカゴ市長のアントン・セルマクが殺されているが、ルーズベルトが狙われていた可能性も小さくない。銃撃したジュゼッペ・ザンガラは3月6日、大統領就任式の2日後に処刑されてしまった。事件の背景などは詳しく調べられていない。

 大統領就任後、ルーズベルトを排除しようとする計画がウォール街で立てられている。スメドリー・バトラー退役少将の議会証言によると、1934年の夏に訪ねてきた「コミュニズムの脅威」を訴える人物は巨大金融資本が派遣した使者だった。

 彼らはルーズベルト政権を倒すためにドイツのナチス、イタリアのファシスト党、フランスのクロワ・ド・フ(火の十字軍)の戦術を参考にし、新聞を利用して大統領を攻撃してクロワ・ド・フのような50万名規模の組織を編成、大統領をすげ替える計画だった。

 しばらくの間、バトラーはクーデター派と接触し、その計画内容を聞き出した上で申し出を拒否する。その当時、アメリカ軍の内部で強い影響力をもっていたバトラー少将の説得にクーデター派は失敗したのだ。50万人の兵士を利用してファシズム体制の樹立を目指すつもりなら、自分はそれ以上を動員して対抗するとバトラー少将は通告したという。

 バトラー少将の知り合いだったジャーナリストのポール・フレンチもクーデター計画について議会で証言している。彼によると、クーデター派は「コミュニズムから国家を守るため、ファシスト政府が必要だ」と語っていたしている。(Public Hearings before the Special Committee on Un-American Activities, House of Representatives, 73rd Congress, 2nd Session)

 反ルーズベルトの動きは民主党の内部にもあった。デュポンや「右翼実業家」から資金の提供を受け、「アメリカ自由連盟」なる組織を設立している。1972年のジョージ・マクガバン候補に対する民主党内の動き、あるいは現在のドナルド・トランプに対する共和党内の動きと似ている。

 1935年にバトラー少将はFBIのJ・エドガー・フーバー長官に接触してウォール街の計画を説明したが、起訴するために必要の証拠はなく、自分には捜査を命令する権限がないとして断っている。(Peter Dale Scott, “The American Deep State,” Rowman & Littlefield, 2015)

 そのFBIは1940年にポール・ニッチェとナチスとの関係を調査、ニッチェはネルソン・ロックフェラーの米大陸問題調整官室へ逃げ込んだ。大戦後の1947年にニッチェはCIAの創設させた国家安全保障法を執筆、また1970年代、ジェラルド・フォード政権でデタント(緊張緩和)派が粛清された際の黒幕は彼だった。

 1945年4月、ドイツが降伏する前の月にルーズベルト大統領は急死、ウォール街がホワイトハウスを奪還した。ルーズベルトが死ぬ前からOSSのアレン・ダレス(ウォール街の弁護士)はナチスの幹部たちと接触、ルーズベルト大統領が死亡してからはナチスの幹部や科学者、協力者を逃亡させて保護、さらに雇用する。

 冷戦がアメリカの姿勢を変えさせたのではなく、こうしたアメリカ支配層の一貫した政策が冷戦を生み出したと言うべきだ。第2次世界大戦後、こうしたアメリカの支配層に立ち向かった大統領はジョン・F・ケネディくらいだろう。

 なお、1932年から真珠湾攻撃まで駐日大使を務めたジョセフ・グルーはJPモルガンの総帥(ジョン・ピアポント・モルガン・ジュニア)の義理の従兄弟で、戦後は日本を「右旋回」させるジャパン・ロビーの中心的な存在になっている。

 ニュルンベルクの「国際軍事裁判」にしろ、東京の「極東国際軍事裁判」にしろ、基本的にファシズムを支持していたアメリカの支配層が大戦前の権力秩序を維持するために実施したセレモニーにすぎない。その延長線上に現在のファシズム的な状況はあり、圧倒的多数を占める庶民の富が奪われるのは必然だと言える。
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201703010000/

http://www.asyura2.com/17/senkyo232/msg/294.html#c1

[政治・選挙・NHK232] 日本国民はこのまま黙ってトランプ訪日を歓迎していいのか  天木直人 赤かぶ
3. 中川隆[-6397] koaQ7Jey 2017年9月14日 10:37:44 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
売国奴の天皇一族は戦前はJPモルガンの手先、戦後はロックフェラーの手先になったんだな:

戦前の日本はウォール街、つまりアメリカの巨大資本に支配されていた。
その切っ掛けは1923年の関東大震災。その復興資金を調達するため、日本政府はアメリカの巨大金融資本、JPモルガンに頼ったのだが、それ以降、日本はウォール街の影響下に入り、最近の用語を使うならば、新自由主義を導入する。

 その当時、日本で最もJPモルガンと親しくしていたのは井上準之助だと言われている。「適者生存」、つまり弱者切り捨てを主張していた井上がJPモルガンとの関係を深めるのは1920年の対中国借款交渉以降。浜口雄幸内閣と第2次若槻礼次郎内閣で大蔵大臣を務めている。

 1932年までの日米関係は基本的に今と同じで、日本政府の新自由主義的政策は不況を深刻化させた。そのころ、東北地方では娘の身売りが増え、欠食児童、争議などが問題になっている。支配層は裕福になり、庶民は貧困化、つまり貧富の差が拡大している。

 こうした政策を推進した浜口雄幸首相は1930年11月に東京駅で銃撃されて翌年の8月に死亡し、32年2月には大蔵大臣だった井上準之助が本郷追分の駒本小学校で射殺された。その翌月には三井財閥の大番頭だった団琢磨も殺され、5月には五・一五事件が引き起こされている。そして1936年2月には二・二六事件だ。

 ウォール街の戦略に従うならば、攻撃する相手はソ連。1939年に日本軍は中国東北部とモンゴルの国境地域でソ連軍と衝突している。ノモンハン事件だ。参謀本部と陸軍省の意向に反して関東軍が戦闘を拡大したが、ソ連軍の機械化部隊が攻撃で日本軍は壊滅してしまった。このソ連軍との衝突は日清戦争、日露戦争、韓国併合、シベリア派兵、満州事変という流れの中で引き起こされている。
 グルー/JPモルガンという座標軸で流れを見るならば、松岡も岸も井上も浜口もウォール街の傀儡にすぎない。
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201609040000/


広島に原爆投下させたのも昭和天皇の直接の指示だった

アメリカのロックフェラー、モルガンという巨大な財閥が戦前の世界金融を支配していた。 

ロックフェラーとメロン両財閥は共同作戦をとり、ウラン爆弾の開発に乗り出した。すると少し遅れて、モルガン財閥もデュポンという巨大な化学トラストと組んで、プルトニウム爆弾の製造に着手した。ここに、新しくてしかも巨大な軍需産業が出現したのである。

ウラン爆弾は、ウラン238からウラン235を抽出し、このウラン235を使い原爆を製造する。プルトニウム爆弾は、ウラン238から原子炉を用いてプルトニウム(引用注:に変換後)を抽出し、これを使って原爆を製造する。

ウラン爆弾の製造は一九四五年の春には完成していた。しかし、プルトニウム爆弾の製造は遅れた。しかも、核実験しなければ実用の可能性があやぶまれた。一九四五年七月十六日、プルトニウム爆弾の実験がようやく成功する。時あたかも、トルーマン大統領とチャーチル首相(英国)、スターリン首相(ソ連)がポツダム会談をしていたときであった。

この実験が遅れたために、プルトニウム爆弾の完成が遅れたために、日本の降伏も遅れたと私は書いた。それは、核兵器カルテルのために日本の敗戦が遅れたことを意味するのだと私は結論した。

この原爆製造と投下の総指揮をとったのは、陸軍長官ヘンリー・ステイムソンである。彼はモルガン財閥の一員でもある。 アメリカのみのためではなく、モルガンのために、国際金融寡頭勢力のために、要するに核兵器カルテルのために、スティムソン陸軍長官は原爆投下の総指揮をとったのである。

そのために、スティムソンは日本の「あるルート)」を通して昭和天皇との秘密交渉を続けた。原爆を完成し、これを広島と長崎に落とすまで、天皇に敗北宣言をさせなかったのである。

無条件降伏とは、原爆を落とすために考え出されたアメリカの謀略であった。何も知らない日本人は完全にスティムソンと天皇に騙されたのである:

「あるルート」 = ヘンリー・ステイムソン → ジョセフ・グルー
→ ヨハンセングループ( 吉田茂, 牧野伸顕, 樺山愛輔, 白洲次郎,岡田啓介, 米内光政) → 貞明皇太后 → 昭和天皇


第二次大戦末期、米国そしてロスアラモス研究所は、日本が米国に降伏の準備を行っているのを知りながら広島・長崎に原爆を投下した。 

ロスアラモスの目的は、原爆兵器の効果を広島・長崎で「人体実験」する事にあった。

米国は日本に対し戦争で勝つ事は十分に知った上で、人体実験のために広島・長崎に原爆を投下した。 何故ならロスアラモスもFEMAも、新型兵器の効果とそれが「どの位抵抗心を失わせ支配を容易にするか」の実験、研究を元々専門にした機関、つまり「心理戦争局」だったからだ。
http://satehate.exblog.jp/9318506/


アメリカ合衆国ご訪問(平成6年)
天皇皇后両陛下のアメリカ合衆国御訪問について 平成6年3月18日

かねてより,アメリカ合衆国大統領閣下夫妻から,天皇皇后両陛下に対し同国を御訪問になるよう招請があった。

ついては,我が国と同国との友好親善関係にかんがみ,本年夏,両陛下に同国を公式に御訪問願うことといたしたい。

御日程については,今後アメリカ合衆国政府と協議の上決めることとなるが,6月10日東京御出発で,2週間余となる予定である。


天皇皇后両陛下のアメリカ合衆国御訪問の御日程について

主要行事

6月16日(木)
ロックフェラー家との晩餐会(ロックフェラー邸)
http://www.kunaicho.go.jp/activity/gonittei/01/gaikoku/h06america/eev-h06-america.html
http://www.asyura2.com/17/senkyo232/msg/294.html#c3

[リバイバル3] マルクスはやはり正しかった _ もうすぐ共産革命の嵐が吹き荒れる時代がやって来る 中川隆
79. 中川隆[-6404] koaQ7Jey 2017年9月14日 11:26:56 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

高齢貧困社会。認知症、心中、ホームレス、ゴミ屋敷、孤独死

1990年までは、日本人が日本に生まれるというのは、それだけで無条件に幸せなことだったと思われていた。日本は稀に見る経済大国だったし、自他共に認める先進国だ。

退屈な仕事でも、どこかで真面目にきちんと働けば終身雇用が当たり前で生活は安定した。だから、結婚してマイカーを買ってマイホームを持って子供を作って和気藹々と暮らすという普通の生活は普通に実現できた。

しかし、バブル崩壊以後、就職氷河期が始まり、土地神話が吹き飛んで資産も減少、終身雇用を約束してくれていたはずの企業も経営が苦しくなり、2000年以後はそれを約束しなくなっていった。

人を雇うのであれば、いつでもクビにできる非正規雇用を増やすようになり、雇用も不安定化した。格差が拡大し、貧困が広がり、重苦しい不安が社会を覆い尽くすようになった。

そこに、子供が減って高齢者ばかりが増えるという少子高齢化の問題も深刻になっていく。すでに日本は世界でも類を見ない超絶的な高齢化社会に突入している。

それは、ただの高齢化社会になるのではない。日本は社会保障費の増大で国家財政は極度の負債を抱えているので、高齢層の面倒を見れなくなる。

「早く死にたいが死ねない」という絶望の貧困

少子化も加わっており、さらに家族の解体も進んで親と子の絆も弱まり、人々が孤独になっているので、高齢層は貯蓄の乏しい層から貧困に転がり落ちる。

つまり、日本は「高齢貧困社会」になっていく。

国は頼りにならないのだが、それでも国の保護にすがらないと生きていけない高齢者が爆発的に増える社会になる。生活保護を受けている世帯の半数以上がすでに高齢者になっているのを見ても分かるはずだ。

高齢者の貧困は、当事者にとっても社会にとっても実に致命的な問題である。

現実問題として、65歳を過ぎた高齢者を雇うような職場はあまりないし、雇われても低賃金だし、体力的にも無理が効かなくなっている。

だから、ほとんどが収入を得る手段がないまま世の中にも捨てられ、「早く死にたいが死ねない」という絶望の貧困に放り込まれる。

今の社会保障費は早晩、限界に達する日がくる。国が貧困の高齢層を見捨てて、社会も彼らを無視すれば、住むところもなくした高齢層はホームレスになるしかない。

地方では朽ち果てそうな「あばら家」に住んでいる高齢者を西日本で見かけたが、今後地方の6割は少子高齢化によって街や村の存続が危機に落ちる。

都会ではどうなのか。都会でも今後は主要なターミナル駅に高齢のホームレスが集まるような光景になっていく。

1970年代の石油ショック以後、見捨てられた労働者たちがターミナル駅の地下で段ボールを敷いて暮らし始めた時期があったが、その再現となるかもしれない。

行政は彼らを追い出そうと努力するが、夥しいホームレスの出現に、そのうちに予算も気力もなくして放置されるようになっていく。


現実問題として、65歳を過ぎた高齢者を雇うような職場はあまりないし、雇われても低賃金だし、体力的にも無理が効かなくなっている。だから、ほとんどが収入を得る手段がないまま世の中にも捨てられ、「早く死にたいが死ねない」という絶望の貧困に放り込まれる。


街全体が貧困に乗っ取られるような状況になる

貧困層が増えると、都会では地価の安い昔からの貧困地区に引っ越す層が増えていく。その地域は人口過密になっていき、明らかな貧困地区として街全体が貧困に乗っ取られるような状況になっていく。

東京の山谷や大阪のあいりん地区は今も貧困地区だが、安い宿は外国人観光客を呼び寄せて街の光景を変えている。昔と雰囲気が変わった。

その一方で、相変わらず貧困層がそこに寝泊まりしている姿もある。よく見ると、その人たちは「ほとんどが高齢層」と化してしまっている。

この姿は各都市の未来の姿でもある。これからの日本の絶対貧困層は高齢者が占めるので、貧困の街は全体が老人ホームのようになる。

そのため、貧困高齢者のホームレス、スラム化したマンションやアパートが街を覆い尽くすことになる。

日本は1960年代までとても貧しい国だった。東南アジアとは変わらない世界があった。しかし、日本はそこから飛躍して、豊かな国に変貌した。

しかし、豊かな国が人口政策を間違え、少子高齢化と社会保障費の増大を放置すれば貧しくなるのは必然であり、日本もまたその宿命から逃れられない。

再び貧困が日本に戻ってくるのだ。

多くの日本人が「このままでは国が駄目になるかもしれない」と気付いたのは、2005年を過ぎたあたりからだった。

バブルが崩壊して15年。社会構造が変化して経済的な勢いを取り戻すことなく貧困と格差が広がり、若者や女性と高齢者が困窮しているのに人々は気付いた。

統計を見ても、若者が経済的に追い詰められているのは隠しようがない事実だったし、企業の非正規労働者の拡大が若者の将来設計を奪うという流れも見えていた。


豊かな国が人口政策を間違え、少子高齢化と社会保障費の増大を放置すれば貧しくなるのは必然であり、日本もまたその宿命から逃れられない。再び貧困が日本に戻ってくるのだ。


増税やインフレで高齢層は絶望の貧困に落ちていく

貧困と格差は止めることができず、2012年を過ぎた頃から団塊の世代の引退によって貯蓄のない層から貧困に追いやられていくようになった。

「こうなることは、あらかじめ予測されていた」という部分に注意して欲しい。そうなるのは分かっていたのだ。にも関わらず、誰もそれを止めなかった。

少子化も進んでいたが、これも放置されるがまま放置されてきた。今でも放置され続けている。だから人口構成のいびつさで日本の成長は不可能になることも「すでに予測されている」のである。

ほんの数年前まで、「団塊の世代は勝ち逃げで引退後は年金で悠々自適の生活に入る」などと夢みたいなことを言っている馬鹿丸出しの経済学者もいた。

現実的に考えて、1071兆円の借金を抱えて政府が苦境にもがき、高齢層だけが爆発的に増えていく社会の中で、悠々自適などあり得るわけがない。

日本人の貯蓄率を見ると、すでに貯金が100万円未満で7割以上を占めている。

若者であれば、貯金があってもなくても労働すれば生きていけるかもしれないが、高齢者には仕事などない。何もできないまま見捨てられる。

何が起きるのかは火を見るよりも明らかだ。

これから高齢者が見捨てられて、大量に死んでいく時代になるのである。年金が削減され、増税やインフレが来たら、それが合図になって高齢層は極限の貧困に落ちていく。

施設に預けられても金が切れて、そのまま路上に放り出される高齢者も出てくる。

孤独死も山ほど増える。高齢者の夫婦が心中する事件も増える。のたれ死にする高齢者も増える。ホームレスになって凍死する高齢者も増える。

認知症の高齢者も増える。ゴミ屋敷で暮らす高齢者も増える。餓死する高齢者も増える。

すでに少子高齢化は日本を蝕んでいる。地方は人口減で自壊しつつある。ボロボロになってしまっているのだ。地方が先に壊れ、街は見るからに貧相な状況になっていく。その次に都会が壊れていく。

こうした日本の未来の姿を、想像したことがあるだろうか?


すでに少子高齢化は日本を蝕んでいる。地方は人口減で自壊しつつある。ボロボロになってしまっているのだ。地方が先に壊れ、街は見るからに貧相な状況になっていく。その次に都会が壊れていく。
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20170914T0401200900.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/704.html#c79

[昼休み53] 千葉県にだけは住んではいけない 中川隆
139. 中川隆[-6403] koaQ7Jey 2017年9月14日 11:29:04 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

千葉県はこれからスラムとホームレスの集積地になる


高齢貧困社会。認知症、心中、ホームレス、ゴミ屋敷、孤独死


1990年までは、日本人が日本に生まれるというのは、それだけで無条件に幸せなことだったと思われていた。日本は稀に見る経済大国だったし、自他共に認める先進国だ。

退屈な仕事でも、どこかで真面目にきちんと働けば終身雇用が当たり前で生活は安定した。だから、結婚してマイカーを買ってマイホームを持って子供を作って和気藹々と暮らすという普通の生活は普通に実現できた。

しかし、バブル崩壊以後、就職氷河期が始まり、土地神話が吹き飛んで資産も減少、終身雇用を約束してくれていたはずの企業も経営が苦しくなり、2000年以後はそれを約束しなくなっていった。

人を雇うのであれば、いつでもクビにできる非正規雇用を増やすようになり、雇用も不安定化した。格差が拡大し、貧困が広がり、重苦しい不安が社会を覆い尽くすようになった。

そこに、子供が減って高齢者ばかりが増えるという少子高齢化の問題も深刻になっていく。すでに日本は世界でも類を見ない超絶的な高齢化社会に突入している。

それは、ただの高齢化社会になるのではない。日本は社会保障費の増大で国家財政は極度の負債を抱えているので、高齢層の面倒を見れなくなる。


「早く死にたいが死ねない」という絶望の貧困

少子化も加わっており、さらに家族の解体も進んで親と子の絆も弱まり、人々が孤独になっているので、高齢層は貯蓄の乏しい層から貧困に転がり落ちる。

つまり、日本は「高齢貧困社会」になっていく。

国は頼りにならないのだが、それでも国の保護にすがらないと生きていけない高齢者が爆発的に増える社会になる。生活保護を受けている世帯の半数以上がすでに高齢者になっているのを見ても分かるはずだ。

高齢者の貧困は、当事者にとっても社会にとっても実に致命的な問題である。

現実問題として、65歳を過ぎた高齢者を雇うような職場はあまりないし、雇われても低賃金だし、体力的にも無理が効かなくなっている。

だから、ほとんどが収入を得る手段がないまま世の中にも捨てられ、「早く死にたいが死ねない」という絶望の貧困に放り込まれる。

今の社会保障費は早晩、限界に達する日がくる。国が貧困の高齢層を見捨てて、社会も彼らを無視すれば、住むところもなくした高齢層はホームレスになるしかない。

地方では朽ち果てそうな「あばら家」に住んでいる高齢者を西日本で見かけたが、今後地方の6割は少子高齢化によって街や村の存続が危機に落ちる。

都会ではどうなのか。都会でも今後は主要なターミナル駅に高齢のホームレスが集まるような光景になっていく。

1970年代の石油ショック以後、見捨てられた労働者たちがターミナル駅の地下で段ボールを敷いて暮らし始めた時期があったが、その再現となるかもしれない。

行政は彼らを追い出そうと努力するが、夥しいホームレスの出現に、そのうちに予算も気力もなくして放置されるようになっていく。

現実問題として、65歳を過ぎた高齢者を雇うような職場はあまりないし、雇われても低賃金だし、体力的にも無理が効かなくなっている。だから、ほとんどが収入を得る手段がないまま世の中にも捨てられ、「早く死にたいが死ねない」という絶望の貧困に放り込まれる。


街全体が貧困に乗っ取られるような状況になる

貧困層が増えると、都会では地価の安い昔からの貧困地区に引っ越す層が増えていく。その地域は人口過密になっていき、明らかな貧困地区として街全体が貧困に乗っ取られるような状況になっていく。

東京の山谷や大阪のあいりん地区は今も貧困地区だが、安い宿は外国人観光客を呼び寄せて街の光景を変えている。昔と雰囲気が変わった。

その一方で、相変わらず貧困層がそこに寝泊まりしている姿もある。よく見ると、その人たちは「ほとんどが高齢層」と化してしまっている。

この姿は各都市の未来の姿でもある。これからの日本の絶対貧困層は高齢者が占めるので、貧困の街は全体が老人ホームのようになる。

そのため、貧困高齢者のホームレス、スラム化したマンションやアパートが街を覆い尽くすことになる。

日本は1960年代までとても貧しい国だった。東南アジアとは変わらない世界があった。しかし、日本はそこから飛躍して、豊かな国に変貌した。

しかし、豊かな国が人口政策を間違え、少子高齢化と社会保障費の増大を放置すれば貧しくなるのは必然であり、日本もまたその宿命から逃れられない。

再び貧困が日本に戻ってくるのだ。

多くの日本人が「このままでは国が駄目になるかもしれない」と気付いたのは、2005年を過ぎたあたりからだった。

バブルが崩壊して15年。社会構造が変化して経済的な勢いを取り戻すことなく貧困と格差が広がり、若者や女性と高齢者が困窮しているのに人々は気付いた。

統計を見ても、若者が経済的に追い詰められているのは隠しようがない事実だったし、企業の非正規労働者の拡大が若者の将来設計を奪うという流れも見えていた。

豊かな国が人口政策を間違え、少子高齢化と社会保障費の増大を放置すれば貧しくなるのは必然であり、日本もまたその宿命から逃れられない。再び貧困が日本に戻ってくるのだ。


増税やインフレで高齢層は絶望の貧困に落ちていく

貧困と格差は止めることができず、2012年を過ぎた頃から団塊の世代の引退によって貯蓄のない層から貧困に追いやられていくようになった。

「こうなることは、あらかじめ予測されていた」という部分に注意して欲しい。そうなるのは分かっていたのだ。にも関わらず、誰もそれを止めなかった。

少子化も進んでいたが、これも放置されるがまま放置されてきた。今でも放置され続けている。だから人口構成のいびつさで日本の成長は不可能になることも「すでに予測されている」のである。

ほんの数年前まで、「団塊の世代は勝ち逃げで引退後は年金で悠々自適の生活に入る」などと夢みたいなことを言っている馬鹿丸出しの経済学者もいた。

現実的に考えて、1071兆円の借金を抱えて政府が苦境にもがき、高齢層だけが爆発的に増えていく社会の中で、悠々自適などあり得るわけがない。

日本人の貯蓄率を見ると、すでに貯金が100万円未満で7割以上を占めている。

若者であれば、貯金があってもなくても労働すれば生きていけるかもしれないが、高齢者には仕事などない。何もできないまま見捨てられる。

何が起きるのかは火を見るよりも明らかだ。

これから高齢者が見捨てられて、大量に死んでいく時代になるのである。年金が削減され、増税やインフレが来たら、それが合図になって高齢層は極限の貧困に落ちていく。

施設に預けられても金が切れて、そのまま路上に放り出される高齢者も出てくる。

孤独死も山ほど増える。高齢者の夫婦が心中する事件も増える。のたれ死にする高齢者も増える。ホームレスになって凍死する高齢者も増える。

認知症の高齢者も増える。ゴミ屋敷で暮らす高齢者も増える。餓死する高齢者も増える。

すでに少子高齢化は日本を蝕んでいる。地方は人口減で自壊しつつある。ボロボロになってしまっているのだ。地方が先に壊れ、街は見るからに貧相な状況になっていく。その次に都会が壊れていく。

こうした日本の未来の姿を、想像したことがあるだろうか?

すでに少子高齢化は日本を蝕んでいる。地方は人口減で自壊しつつある。ボロボロになってしまっているのだ。地方が先に壊れ、街は見るからに貧相な状況になっていく。その次に都会が壊れていく。
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20170914T0401200900.html

http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/390.html#c139

[政治・選挙・NHK232] 歴史から学ぶということ。日本人は、決定的にこれができていないと思う  赤かぶ
1. 中川隆[-6402] koaQ7Jey 2017年9月14日 12:04:35 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
>歴史から学ぶということ。日本人は、決定的にこれができていないと思う


日本の支配階級が朝鮮から渡って来た中国人移民だったというのをもう忘れて
移民受け入れまで積極的にやってるもんね


日本はカースト制の多民族国家

現代日本人は

縄文人の末裔
弥生人の末裔
朝鮮から渡来した漢民族


の3系統から構成されていて Y-DNA が全く違う。

日本を支配していた天皇家や武家は朝鮮から渡来した漢民族(Y-DNA は O3)で、縄文人・弥生人系の日本の一般民とは殆ど混血していない。

現代の日本の政治家や資産家は殆どが渡来漢民族(Y-DNA O3)


地主や自作農は 弥生系「O2b」,「O2b1」

貧農や小作人や部落民は 縄文系「D2」


太平洋戦争で最前線に送られて死んだのは縄文人・弥生人系の日本人だけ

これから中国人移民と競争させられて搾取され食っていけなくなるのも縄文人・弥生人系の日本人だけ

なんだな

縄文人・弥生人系の日本人の問題は羊より従順でかつ自分が搾取されて滅ぼされる劣等民族だという自覚が無い事だな

お上には絶対に逆らわないもんな


中国人は有史以来、戦争に勝ったことが無い

漢民族は戦争にめちゃくちゃ弱いので、むやみに人数を増やして集まる。
それが始皇帝の兵馬俑で、北方の蛮族より弱かった。

引用:http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/20/97ae91cd74d02dab5763add74c395063.jpg


ユーラシア大陸の真ん中に陣取っている中国とロシアは、有史以来ほとんど戦争に勝った事が無い。


勝てないロシア

中国とロシア(ソ連)は外国に出て行って戦争に勝ったことが一度も無い。

もしかしたら紛争程度の小競り合いでは勝っているかも知れないが、国同士の戦争ではない。

その代わり内陸の領土に敵を誘い込んで、補給を絶って包囲するような戦いを得意としている。


1979年にソ連は国ですらないアフガニスタンの武装勢力に惨敗し、10年後の1989年に撤退しました。

この敗戦はチェルノブイリ事故や大韓航空撃墜とともに、ソ連崩壊の原因になった。

この時アメリカが結成した武装勢力が「アルカイダ」で2001年にNYで9.11テロを起こし、現在も活動している。


「アルカイダ」はさらに湾岸戦争時に米軍グリーンべレーの軍事訓練を受けて「イスラム国」へと進化しました。

アメリカが軍事訓練したのはイラクのフセイン政権と戦わせるためでしたが、今はアメリカが「イスラム国」と戦っています。

こういう理由でソ連が戦ったアルカイダは、今考えるとかなり強く、もしかしたら当時の米軍でも負けたかも知れない。


ロシアの領土はもともとアイヌ人のような北方民族の土地で、彼らを追い出して住み着き、国を作った。

以来千島樺太を含めて、領土化したのは全て北方民族の土地で、その領土を守る事に掛けては強い。

だが日露戦争など他の列強と呼ばれた国には、ほぼ勝った事がない。


勝てない中国

中国も同様で、秦の始皇帝が初の国家を作ってから、その領土を守っているだけで、対外戦争で勝った事はほぼない。

モンゴル帝国は強かったが、あれは「モンゴル」が植民地にしたので、中国は植民地側でした。

局地的には朝鮮半島で勝利を得たりしているが、必ず朝鮮の統治者に追い出されています。


ベトナムなどインドシナ半島には何度も侵攻しているが、やはりほとんど勝った事が無い。

台湾にすら負け、日本軍にはコテンパンに負け続け、何度も植民地になっています。

清国はイギリスとの戦争に負けて植民地化したが、その清国がそもそも中国を植民地化し征服した国です。


清国は女真族といい、いわゆる中国人とは別の人種で、満州人、満州民族とも言います。

だから辛亥革命で清国を倒したとき、中国人たちは異民族による植民地支配が終わったと言って喜んでいた。

さらにその前には、「中国人」とは北京周辺に住む黄河文明起源の人たちの事で、長江周辺の長江文明とは別な国だった。


今日「中国が発明した」と言っている文字とか火薬とか印刷とかは、ほとんどが長江文明の発明で長江こそ先進地域でした。

黄河文明はただの植民地、蛮族という位置づけで日本や半島と比べても先進地域ではなかった。

この黄河文明起源の「現在の中国人=漢民族」は粗野で教養が低く、戦争に弱いという特徴を持っています。


戦争に勝てなくても領土を増やす方法

そんな漢民族がなぜ中国を支配できたかというと、長江文明や半島や日本よりも、圧倒的に人口増加率が高かったからでした。

稲作によって大量の食料を得て、子作りに励んでついに女真族やモンゴル族、長江人を数で圧倒して吸収したのでした。

長江文明の子孫である長江人は、漢民族に押し出されるようにして、現在のインドシナ半島に住んでいると言われています。


漢民族の戦略はまず人口を爆発的に増やし、歩いて敵国に侵入して住み着き、その国を支配して領土化します。

これなら戦争に勝つ必要がなく、例えば女真族が住んでいた旧満州では、人口の99%は漢民族になったとされています。

女真族は戦争では圧倒的に強かったが、人口を増やさなかったので漢民族の侵入で吸収されてしまいました。


チベット、ウイグル、内蒙古、旧満州など多くの周辺民族をこの方法で倒してきました。

半島に住んでいる朝鮮民族も最初は中国の東北部に住んでいたが、漢民族が移住してきて追い出されて、歩いて半島にやってきた。

台湾島も島民が住んでいた場所に、多くの漢民族が移住してきて、今では人口の95%以上を移住者の子孫が占めている。


このように中国からの移民や移住者を受け入れるのは、他の国の住民を受け入れるのとは、重大さがまったく違う。

中国の場合は移住は軍事戦略であって、住民を移住させて国を乗っ取り、それから軍隊で占領するのです。
http://thutmose.blog.jp/archives/66023396.html

50年後の日本地図 (日本人は放射能汚染された東日本に押し込められる)
http://blog.goo.ne.jp/hps777/e/ee6e8a91af4cf1c9b0adb452f1667b7e

中国人は悪い。

遠からず中国人は大陸の資源を完全に食い尽くして、日本に何億人もの難民が押し掛ける事になるよ。5年先か10年先かはわからないが。

もし中国にこちらから侵略戦争を仕掛けないのなら、海上封鎖の準備をして日本に侵入して来る中国人難民を全滅させる方法を考えておいた方がいい。

中国人の頭上からガソリンを撒いて火炎放射器で火を付けるのが一番簡単か。

硫酸をかけて体ごと溶かす方が良いか?

とにかく早急に日本人の知恵を集めて何としても中国人難民の日本上陸を阻止しないといけないね。

まあ、そういう時代になれば中国人・朝鮮人撲滅ビジネスで日本中好景気に沸く訳だ。 めでたいことだな。 小沢先生の最愛の祖国は地上から消滅するけどねwwww


とりあえず、道で中国人を見つけたら必ず生卵をぶつけてやる習慣をつけた方がいいね

http://www.asyura2.com/17/senkyo232/msg/297.html#c1

[政治・選挙・NHK232] 歴史から学ぶということ。日本人は、決定的にこれができていないと思う  赤かぶ
2. 中川隆[-6401] koaQ7Jey 2017年9月14日 12:11:35 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

中国人は悪い _ 中国に未来が無い理由 _ 田代秀敏 混沌の大国 中国と中国人を知る
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/291.html

中国人客急増で“性病”大流行 日本の風俗業界に猛威
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/565.html

中国人の為にもう風俗行けなくなっただろ


http://www.asyura2.com/17/senkyo232/msg/297.html#c2

[政治・選挙・NHK232] 「キムチを食べて頭がおかしくなったか」と韓国を罵倒した中国ー(天木直人氏)  赤かぶ
1. 中川隆[-6400] koaQ7Jey 2017年9月14日 12:17:09 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

お花畑の売国奴 天木直人に騙されるな

北朝鮮「列島、核で海に沈める」=制裁に便乗と日本非難
9/14(木) 8:21配信 時事通信


 【ソウル時事】14日の朝鮮中央通信によると、北朝鮮の朝鮮アジア太平洋平和委員会は13日、報道官声明を出し、国連安保理での対北朝鮮制裁決議に関し「日本は米国の制裁騒動に便乗した」と非難した。

 その上で「日本列島4島を核爆弾で海に沈めなければならない」と威嚇した。

 声明は「わが軍や人民の声」として、「日本の領土上空を飛び越えるわれわれの大陸間弾道ミサイル(ICBM)を見ても正気を取り戻さない日本人をたたきのめさなければならない」と主張した。

 さらに、米国を「決議でっち上げの主犯」と決めつけ、「わが軍や人民は、米国人を狂犬のように棒で打ち殺さなければならないと強く主張している」と警告。声明の英語版は日本人を「ジャップ」、米国人を「ヤンキー」と蔑称でののしっている。 
____


日本は現在、アメリカの「核の傘」によって守られています。今後、北朝鮮がアメリカに届く核弾頭ICBMを開発したことが「認定」されてしまうと、日本は核の傘から外れる可能性があります。といいますか、そのような事態を想定するべきです。
 北朝鮮が日本を攻撃し、アメリカが反撃した際に、アメリカの大都市に核ミサイルが落ちる「可能性がある」というだけで、日米安保は有名無実化します。アメリカが「自国の都市が攻撃される可能性」を無視し、北朝鮮に対し軍事行動を起こすとは、とても思えないのです。
 そういう意味で、対中国の場合も話は同じです。アメリカ大統領が、

「尖閣諸島は日米安保の対象範囲」

 という発言を繰り返したとしても、アメリカが「同盟国の辺境の無人島」を守るために、核保有国である中国を敵に回し、アメリカ国民が命を失うことを認めるなど、考えられません。


 このまま北朝鮮のミサイル・核開発が続くと、最終的に我が国は核武装の道を歩まざるを得ません。というよりも、中国という核保有国が隣に存在し、彼らが日本に核ミサイルを向けている以上、もっと早い段階から核武装の議論をしなければならなかったのです。


 最近、マスコミで北朝鮮の「核容認論」が見受けられ、ゾッとしています。


 8月29日、テレビ朝日「「羽鳥慎一 モーニングショー」において、武貞秀士氏は、

「北朝鮮は核兵器を持ったままで使わせないようにしながら議論し、戦略として最終的に放棄してもらう、とせざるを得ないのではないか」

 と、発言。さらに、青木理氏も、

「いったんは核を持った北朝鮮を容認しなければならない、ということがある」

 と、主張しました。


 北朝鮮の核容認論は、アメリカでも出ています。オバマ政権で大統領補佐官(国家安全保障担当)を務めたライス氏は、8月10日のNYにおいて、

「必要であれば、我々は北朝鮮の核兵器を容認できる」

 と、語りました。


 わたくしが何が一番怖いかと言えば、本来、北朝鮮の核容認論は、「日本の核武装」の議論とセットでなければならないはずが、絶対にそうはならないという点です。

「北朝鮮の核保有は認めざるを得ない。ならば、我が国も核武装しよう」

 ならば話は分かるのですが、現実には、

「北朝鮮の核保有は認めざるを得ない。それでも、日本は何もしない」

 という論調がマスコミで主流になるに決まっているのです。


 さらに問題なのは、北朝鮮の指導者である金正恩は、「合理性に欠けた選択」をする傾向が頻繁に見られる点です。


 合理性を期待できない北朝鮮が、核武装を果たす。もちろん、日本に届く弾道ミサイルも保有している。


 その状況であっても、日本の政治家が敵基地反撃能力の保有や核武装の議論をしようとすると、

「日本を戦争ができる国にするのか!」

 と、ヒステリックに喚き立てる連中が、それこそ雨後の筍のごとくマスコミに湧き出し、国民や政治家の判断を狂わせます。それが、日本国の現実なのです。


 この「日本国の現実」の中、我々は生き残りの道を探らなければなりません。


 我が国は「亡国の危機」にあるという現実を受け止め、その上で核武装に対するタブーを消し、

「北朝鮮の核を容認するならば、核武装の議論を始めなければならない」

 といった「正論」を国民が共有しない限り、未来は暗澹たるものにならざるを得ないのです。
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/


日本も今すぐ核保有を宣言して大量の核兵器を所有すべきだ

北朝鮮がなぜ日本側に向けてミサイルを撃つのか。もちろん日本が「最も弱い周辺国」だからだ。韓国がなぜ日本に常に謝罪と賠償を上から目線で要求するのか。もちろん日本が「最も弱い周辺国」だからだ。

日本が今のような状況になっているのは、報復外交を行わず、さらにミサイルを撃たれても撃ち返さず、先制攻撃も行わず、その能力すらもないからだ。

現実を見ると、日本は「最も弱い周辺国」なのである。だから、日本は足元を見透かされて、中国・韓国・北朝鮮に狙われている。

自然界は常に自分が生き延びるために「最も弱い個体」を狙う。たとえば野生のライオンがシマウマの群れを襲うとき、どの個体をターゲットにするのか。

それは、シマウマの中で「最も弱い個体」である。怪我をしていたり、子供だったり、老いて走るのが遅かったり、群れから外れていたり、妊娠して動きが鈍い個体を選ぶ。

なぜか。こういった個体は「弱いから、仕留めやすい」という単純な理由に過ぎない。

百獣の王だから、群れの中で最も若く強いシマウマと一騎打ちするようなフェアプレイなどない。最小の努力で、獲物を手に入れる。だから、最初から「最も弱い個体」を選ぶ。


理不尽な暴力に対する「抑止力」とは何か?

野生は常に「最も弱い個体」を選ぶ。百獣の王ライオンでさえ、戦う時は弱い個体を選ぶ。子供のシマウマが弱ければ、当然それを狙う。

そこに「子供だから可哀想」だとか「残酷」という発想はない。野生の世界では、「強い者がより弱い存在を仕留める」という冷徹な法則がそこにある。

「弱肉強食」という言葉はそれを意味している。

動物の世界だけがそうではない。たとえば、強盗がいたとする。この強盗が誰かを襲う計画を立てたとき、平和を愛する丸腰の人と、筋骨隆々で武器を持った人がいたとしたら、どちらをターゲットにするだろうか。

もちろん、丸腰の人を襲うだろう。最初から「最も弱いターゲット」を選ぶのだ。

そのターゲットが平和主義かどうか、憲法第九条を信奉しているのかどうかなどまったく関係ない。襲っている最中に相手が「私は平和主義だ、憲法第九条を守れ、暴力反対」と叫んでも関係がない。

襲いかかる側の強盗にとって、相手の主義主張など興味がない。ターゲットが弱く、単に「襲いやすい」から襲うのである。

「弱いターゲット」を襲うのは、相手が自分よりも弱ければ、確実に相手を仕留められるからだ。

では、強盗がうようよしているような場所で、身を守るにはどうしたらいいのか。治安の悪い場所に身を置かざるを得ない場合、多くの人は「自衛のために武器を持つ」と言うだろう。

武器を持つ……。

もちろん、それが正解だ。武器を持つことによって、相手を牽制することができる。そして、被害を抑止することが可能になる。つまり、武器を持つことは、理不尽な暴力に対する「抑止力」になるのである。


日本はどの角度から見ても「最も弱い国」なのだ

国と国の関係でも同じだ。日本のまわりには中国・韓国・北朝鮮のような野蛮で暴力的で恫喝外交を好む危険な国が存在している。

北朝鮮に至っては警告もなくミサイルを飛ばし、核実験を繰り返し、ついに核兵器を持とうとしている。では、北朝鮮がさらに暴走して核を落とすとしたら中国を狙うのか、アメリカを狙うのか、日本を狙うのか。

もちろん、攻撃しても反撃できない弱い国「日本」をターゲットにするに決まっている。

北朝鮮は当初「グアムに向けて弾道ミサイルを発射する」と言っていたが、それをせずに日本の上空を横切るようにミサイルを発射した。

なぜグアムを狙わなかったのか。分かりきった話だ。「グアムを狙ったら報復する」とアメリカのトランプ大統領ははっきり明言していた。そして、アメリカは本当に北朝鮮を壊滅的打撃を与える軍事的能力を持ち合わせている。

アメリカは反撃できる強い国なのである。北朝鮮は中国を狙うこともまったくないが、これも中国を狙ったら完全に報復されるからである。

だから北朝鮮は「最も弱い個体」を狙った。それが日本だったのである。日本なら何をやっても報復してこない。「遺憾の意」だか何だかで抗議するのが関の山だ。

さらに国民の中には「みんな仲良く」「北朝鮮と対話しろ」というお花畑の勢力が未だに存在していて、中国・韓国・北朝鮮のプロパガンダ紙みたいになってしまっているマスコミが、そうした声だけしか取り上げない。

日本はどの角度から見ても「最も弱い国」なのだ。だから北朝鮮は「弱いから、仕留めやすい」という単純な理由で、まずは弱い国「日本」を血祭りに上げようとしている。

日本は完全に舐められている。日本は外向的な問題が起きるとすぐに謝罪と賠償をして、それでも解決できなければ問題を先延ばしし、その過程で問題をうやむやにして事なかれ主義でやってきた。そのツケが返っている。

叩き潰しておくべき国を放置して、問題が巨大化して為す術もなく右往左往している。未だに報復外交もできなければ、防衛のための核兵器を検討もしない。こんな「弱い国」は見たことがない。


日本も「防衛のために核を保有する」と宣言せよ

人間の歴史は戦争の歴史だ。これが現実だ。私たちは誰もが平和主義でありたいと願うが、自分だけが平和主義であってもまわりが暴力主義なのであれば平和になり得ない。

世の中には暴力が渦巻いている。

中東では超暴力テロリスト集団ISISが残虐な暴力で広大な地を破壊し、アフリカでも中南米でも血みどろの暴力が各地を覆い尽くしている。

そして、東アジアでも中国が膨張主義を取るようになっていて、チベット、新疆ウイグル自治区、モンゴル、インド、ミャンマー、ベトナム、フィリピン、台湾、香港、日本と、次々と衝突するようになっている。

そして、北朝鮮が凄まじい勢いでミサイルを飛ばし、核保有に向けて邁進している。

すでに、世界は対立と衝突が渦巻くようになっており、グローバル化が加速することによってこの傾向はさらに広範囲に広がっていく。

何しろ「世界はつながってしまった」のだ。世界が暴力化したら、70年以上も平和ボケしていた日本もこの暴力の渦に巻き込まれれるのは必然だ。

そうであれば、日本が何をすべきなのかは明白だ。

日本は襲われないように「抑止力」を持たなければならないのである。抑止力とは、言うまでもなく「敵を攻撃し得る軍隊」のことであり「防衛のための核兵器」のことである。

「日本を攻めたら、自分たちも無傷でいられない」
「日本を攻めたら、自分たちがやられる」

「弱い個体」は真っ先に襲われる。これは、小学生にも分かる簡単な論理だ。だから日本はこれから「北朝鮮が核を保有するというのであれば、日本もまた防衛のために核を保有する」と宣言しなければならない。

座してやられるわけにはいかない。

核に対抗できるのは核しかないのだから、日本も今すぐ核保有を宣言し、北朝鮮を10回でも20回でも石器時代に戻せるくらいの核兵器を所有すべきである。

「最も弱い個体」はやられるのだから、日本は核武装で「強い個体」にならなければならない。そうしなければやられるのだから何を躊躇しているのか。日本の政治家は国民を守る気持ちが本当にあるのか?

日本人は現実をよく認識し、これから「防衛のための核保有」を訴え、核保有の世論を盛り上げ、政治家に「早く核を持て」と突き上げる必要がある。


核に対抗できるのは核しかないのだから、日本も今すぐ核保有を宣言し、北朝鮮を10回でも20回でも石器時代に戻せるくらいの核兵器を所有すべきである。「最も弱い個体」はやられるのだから、日本は核武装で「強い個体」にならなければならないのである。
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2017/09/20170905T1659170900.html

http://www.asyura2.com/17/senkyo232/msg/298.html#c1

[政治・選挙・NHK232] 「キムチを食べて頭がおかしくなったか」と韓国を罵倒した中国ー(天木直人氏)  赤かぶ
2. 中川隆[-6399] koaQ7Jey 2017年9月14日 12:19:15 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

安倍総理が憲法改正を言い出した途端にモリカケ問題で振り回されるようになった。

モリカケ問題で安倍降ろしが始まっていますが、マスコミにも北朝鮮や中国の工作員が入り込んで工作している。石破茂というムンジェインのような受け皿も用意されたようだ。石破氏は自民党を離党したり合流したりと謎の人物だ。中国は石破氏を首相にすれば、情報は中国に筒抜けになる。


詳細は

共謀罪批判は中国・朝鮮工作員が扇動していた
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/711.html

護憲運動はCIA・中国・朝鮮工作員が扇動していた
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/703.html

「面従腹背」に官邸疑心=加計問題、霞が関の不満影響か _ 加計問題は CIA が扇動していた
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/114.html
http://www.asyura2.com/17/senkyo232/msg/298.html#c2

[番外地7] 中国に未来が無い理由 _ 田代秀敏 混沌の大国 中国と中国人を知る 中川隆
17. 中川隆[-6404] koaQ7Jey 2017年9月14日 12:44:13 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
この厄介な国、中国
 
岡田英弘著「この厄介な国、中国」2001年ワック刊から


「中国人は分からない」からの出発


 一衣帯水という言葉がある。一本の帯のように見える水という意味で、川や海の幅が狭いことを指す言葉である。この言葉は、日本と中国の関係を言うときに、よく使われてきた。それほど、日本と中国の関係は地理的にも精神的にも深いと言われている。

 ところが、それほど親密な隣人であるはずの中国人との付合いにおいて、戦前にしてもそうだが、ことに戦後半世紀以上にわたって、政府にしても、企業にしても、日本人はことごとく対応を誤ってきた。「中国人のやることは分からない」これが少しでも中国人と付き合ったことのある日本人の率直な感想だろう。いや、親しくなればなるほど分からなくなる、と言ったほうがいいかもしれない。

 なぜこのようなことが起こるのだろう。私に言わせれば、この一衣帯水、同文同種という言葉こそが、すべてのトラブルの源となる。

 このことは後で詳説するが、中国および中国人を理解するためには、「書かれていること」より「書かれていないこと」のほうが重要なのである。

 私も東洋史学者のひとりとして、十代のころから無数とも言えるほどの漢籍・・・・つまり「書かれていること」と格闘して、中国の本質を理解しようとしてきた。自分で言うのもおこがましいが、こと漢籍の読書量に関しては、現在の東洋史学界において、私は誰にも引けを取らないと自負している。

 だが、いくら漢籍を読んでみても、中国の本質は分からない・・・・皮肉なことに、私が漢籍と格闘した結果、到達した結論はこれであった。漢籍に「書かれていないこと」のほうが、実は中国理解にとって本質的に重要なのである。

 古来、日本人は「同文同種」の民族として、漢文を読み込むことで、中国を知ったつもりになってきた。しかし、それは、きわめて危険なことで、日本人が中国および中国人を理解することに失敗してきた最大の原因は、実はここにあるといっても過言ではない。

 中国人を知ろうと思うなら、まず同文同種、一衣帯水という幻想から自由になる必要がある。「書かれていること」だけを読めば、さながら彼らは日本人の同胞であり、友人のように見える。

 だが、それは違う。中国人には、中国人独自の行動原理がある。そして、それらは日本人とは極端にかけ離れている。だが、それを理解しないかぎり中国人を理解することはできないのである。
http://wachauf.cocolog-nifty.com/blog/2013/08/1-e14d.html

「指桑罵槐」とはなにか


 中国人の行動原理を表わすものに、「指桑罵槐(桑を指して槐を罵る)」ということわざがある。桑は畑に植えられる木で、葉は蚕のエサになるが、槐は街路樹や庭木として植えられ、家具を作る際の材料となる喬木であって、似ても似つかない。つまり「桑の木を指して槐を罵る」というのは、「本当の怒りの対象とはぜんぜん別のものを攻撃する」という意味である。

「ニワトリを指して犬を罵る」と言っても意味は同じである。

 中国人が怒っているとき、その言葉を鵜呑みにしてはいけない。中国人は、どんなときも表立って誰かを批判したり、攻撃することはけっしてない。当事者を直接批判することはほとんどなく、この「桑を指して槐を罵る」というやり方を採る。つまり、ある相手を攻撃しているように見せて、実は別のところにいる人を批判しているのである。

 だから、もし中国人が面と向かって罵り言葉や批判を投げ付けたときには、それにただちに反応してはならない。よく相手を観察し、彼らが真に攻撃したい対象が別のところにあるのでほないかと考えるべきである,言い換えるなら、彼らが書かないこと、語らないことにこそ、事の本質が潜んでいるとみるべきなのである。

 そのことが最も顕著に現われるのが外交関係である。

 その典型的な例が、二〇〇一年に再燃したいわゆる歴史教科書問題である。ここでは、一九八二年に起きた教科書問題を取り上げてみよう。これは、文部省が世界史の教科書の検定で「侵略」という表現を「進出」に書き直させたと日本の新聞が報じたことがきっかけで、中国で大々的な反日キャンペーンが起こり、外交問題となった事件である。

 しかし、念のために付け加えるなら、この発端となった日本の新聞報道はまったくの誤報で、後の調査でも書替えが行なわれた教科書は一冊も確認されなかった。だが、当時はそれが事実として論じられていたのである。

 この「誤報」に対して、当初、中国当局はきわめて無関心であった。

 日本の新聞が初めて教科書検定における文部省の「圧力」を問題にしたのは、この年の六月二十六日のことである。この報道が出た直後、中国ではただ一紙『人民日報』にだけ記事が出たが、コメント抜きで新華社電を引用しただけの、ひじょうにクールなもので、またそれにつづく報道もまったく見られなかった。連日、文部省批判が繰り広げられていた日本とは大違いであった。

 しかし、これは考えてみれば当然のことで、教科書検定は日本の内政問題であり、本来、中国が発言すべき筋合いのものではない。

 ところがそれから一ヶ月後に、事態は一変する。一ヶ月前には無関心だった『人民日報』が、突如として「この教訓はしっかりと覚えておくべきだ」との評論を発表した。そして、これ以後、中国の政府やマスコミの論調が、雪崩を打って反日強硬路線になっていった。明らかに、この対日批判の後ろには中国高官が関与していた。

 私は、この中国の急変ぶりを見て、「ああ、また " 指桑罵槐 " か始まったな」と思った。彼らがこれほど露骨な日本攻撃をしてくる背後には、もっと別の意図があるにちがいない、中国のマスコミは日本攻撃を利用することで、誰か別の相手を罵っているのである。
http://wachauf.cocolog-nifty.com/blog/2013/08/2-ff99.html


歴史教科書問題の火付け


 日本の最初の新聞報道から二ヶ月ほどたったころ、いよいよ主役が姿を現わした。人民解放軍である。八月二日付の人民解放軍機関紙に、次のような論説が掲載された。「今回の教科書問題で、日本の野望は明確になった。日本人は再び中国を侵略するつもりである」・・・・論文にはそこまでしか書かれていないが、その意図するところは誰にでも分かる。つまり「日本の再侵略に備えるために人民解放軍を強化しろ」と言うわけである。

 これを読んで、私はすべてがよく見えるようになった。中国マスコミが日本批判を繰り広げている陰で糸を引いているのは、人民解放軍の長老たちであった。そして、その軍の長老たちが本当に攻撃したがっているのは、中国共産党中央、もっと正確に言えば、当時中国の最高権力者であったケ小平だったのである。

 文化大革命によって、中国では党と行政の組織が完全に破壊され、混乱が長くつづいたことは、読者もご存じのことだろう。工業生産はおろか、食料生産も止まり、数十万、数百万の餓死者が出た。そんな中で唯一無傷であったのが人民解放軍であった。軍は文革の混乱の中、うまく立ち回り、その影響を受けなかった。この結果、中国において軍の力が強くなり、彼らの意向を無視してはなにも決められない状態になったのである。幸い、ケ小平自身は、国共内戦中(一九二七年〜三七年および四五〜四九年の中国国民党と中国共産党の内戦)には人民解放軍第二野戦軍の政治委員であったため、軍人の間に太い人脈を持っており、目下のところ、軍をある程度は抑えていける。だが、その後継者と目されている胡耀邦らには軍歴がなく、軍を掌握していくことはできそうにもない。これが当時・・・・そしていまも・・・・の中国が抱えている最大の問題である。

 そこでケ小平は、いまや共産党内で軍の最も強力な権力機構となった党中央軍事委員会を廃止し、国家軍事委員会に移管することによって、軍の力を弱めるというドラスチックな改革をやろうとしていた。

 これに対して、当時総参課長であった楊尚昆をはじめとする、国共内戦以来、人民解放軍を率いてきた長老たちが危機感を覚えたのは言うまでもない。何とか、ケ小平に揺さぶりをかけ、彼の改革に歯止めをかけたい・・・・そんなときに起こったのが、日本の教科書問題であった。彼らはこれがケ小平攻撃の格好の材料に使えることに気づいたわけである。

 だから、軍の長老にとって、実は教科書問題などどうでもよかった。そもそも日本のマスコミは「侵略」が「進出」に書き替えられたと騒いでいるが、その「進出」という言葉の意味すら中国人にはピンとこないのである。

 実は、この問題が反日キャンペーンに発展したあとになって、新華社通信が「進出」の意味を解説している。中国語では「進」は「入」と同じ意味であるし、「進出」という中国語もない。そのため「進出」という語を中国流にあえて読めば「出入」という意味だと思われてしまう。だから、この教科書問題について、一般の中国人には言葉の意味すら分からない。当然、なにが問題なのかということも分からなかった。このことからも、教科書問題キャンペーンが中国人民の自発的な感情から生じたものではなく、一部の意志に基づいて仕組まれたものであることは一目瞭然なのである。
http://wachauf.cocolog-nifty.com/blog/2013/08/3-45e0.html


他人はすべて敵


 大家族の中で暮らすのが理想・・・・これは一見すると、ひじょうに美しく麗しく、懐かしい話に聞こえるかもしれない。しかし、日本人とまったく違うのは、中国人の場合、これは裏を返せば、同じコミュニティーに属さない人間はまったく信用しない、ということに繋がる点である。

 つまり、他人はすべて敵であり、油断をすれば、いつ寝首を掻かれるか分からないという考えが、中国人のメンタリティーの中に牢固として根ざしているのである。

 台湾の作家・柏揚が書いた『醜い中国人』(光文社刊)、これは中国人の書いた中国論の中で出色のものだと考えているが、その中に、こういう話が記されている。

 柏揚氏が講演旅行のためにアメリカに行ったとき、アメリカ在住の友だち(中国人)から忠告されたことがひとつあった。それは「ドアを通ったら、次に来る人のために、そのドアを押さえていろ」というアドバイスである。

 しかし、大陸生まれで台湾で長く暮らした柏楊氏には、なぜ、そんなことをするのか理解できなかった。「赤の他人のために、そんなことをしてやる義理はない」と彼は思う。

 それでビルに入るときに、いつものとおりにビルの入り口で、ドアを後ろも見ずにバタンと閉めた。すると、後ろから悲鳴が聞こえてくるではないか。振り返ると、戻ってきたドアにぶつかつて老人が引っくり返って、大騒ぎになっている。

 そこでさすがに反省した柏楊氏は、次からは自分につづく人のためにドアを押さえてみることにした。すると仰天したことに、ドアを押さえてもらったアメリカ人たちが、彼に「サンキュー」と言うではないか。

 なにしろ、「ありがとう」などという言葉は、中国人社会において、他人には絶対使わない文句である。自分も言わないが、相手も言ってくれない・・・・これが普通の社会だと思っていたところ、ドアを押さえておいたくらいで、「ありがとう」とは・・・・。

 しかし、驚くと同時に柏楊氏は、何だか温かい気持ちになった。「そうか、他人から『ありがとう』と言われるのは、こんなに気持ちがいいことなのか」、彼は台湾に帰っても、この習慣を守ろうと心に決めた。

 さて、台湾に戻った柏楊氏は、さっそくアメリカで覚えた習慣を実践した。台北市内のビルに入ったとき、後ろから来る人のために、ドアを押さえてあげたのである。すると、後ろからきた女性が、ドアを押さえている彼を「死んだ魚のような目」でジロッと睨んだのである。それは「いったい、こいつは何の下心があるのか」という顔であったという。

 この話は日本人から見れば、できすぎた笑い話に聞こえるかもしれない。だが、これこそが中国人の真骨頂なのである。中国人にとって、他人はすべて敵である。だから、見ず知らずの他人が自分に親切心を見せても、そこには何らかの打算や罠があるにちがいないと彼らは考える。もし、そこで「ありがとう」などと言えば、かえって付け込まれるのではないかと身構えるのである。

 中国大陸を旅行した多くの人が口にするのは、中国人商店のサービス精神の欠如である。実際に中国を旅行された方はよく分かると思うが、中国人の店員というのは、まずもって無愛想である。

 なにしろ、こちらは客だというのに、店員は「いったいお前はなにしにきた」という顔である。日本なら、こちらが呼ぶ前に店員が飛んでくるのだが、中国では呼んでもすぐにはやってこない・・・・こういう情景を見て、たいていの日本人は「だから共産主義はだめなんですよ」と言うのだが、それは見当違いの発想である。

 そもそも中国人に日本流のサービス精神など、最初から存在しない。「買うのかどうだか分からない客に、愛想を振りまいても一銭の得にもならない」というのは、中国の伝統的メンタリティーであり、共産主義とは関係ない。

(ただし、日本人客専用の土産物屋は別である。だがそれは、「日本人に対しては、むやみやたらに媚びを売り、愛想を振りまくのが儲けるコツ」と彼らが学習しているにすぎない。日本人のように、「お客さまは神様」などと思ってやっているわけでは、けっしてない)
http://wachauf.cocolog-nifty.com/blog/2013/08/4-69ae.html


殺伐たる夫婦関係


 宴会や会議と並んで、相手の人脈を探るうえで重要なのは麻雀である。

 中国の麻雀パーティーは、たいてい有力者の奥さんが主催者である。旦那はいつも宴会で飛び歩いているから、奥さんは閑を持てあましている。そこで毎晩のように、権力者の家庭では麻雀パーティーが開かれ、そこには出世欲に満ちた部下たちが集まるという寸法。

 ただし、この様子を日本人は、「なるほど、ボスの奥さんにゴマを擦っておこうというわけだ」と早合点するが、それは間違いである。そうではなくて、自分のボスの弱味を最も知っているのが、その奥さんだからである。奥さんと仲よくなることによって、ボスの弱点を摑み、そこから出世の糸口を探そうというのである。また、同期のライバルたちに「俺はボスの奥さんとも仲がいいのだ」と知らしめることで、彼らの戦意を沮喪させようという意味もある。

 中国人は一歩表に出れば、敵だらけだと思っていると書いたが、実のところは、それ以上に厳しい世界に住んでいる。彼らは家庭に帰っても、気を緩めることができない。なにしろ、男にとって最大の敵は、自分の妻であるからだ。

 妻ほど自分の私生活を知りつくしている人間はいない。つまり自分の弱点を最も握っている危険人物は、妻なのである。

 どうして、中国において夫婦間が敵対関係になるのか・・・・その理由はいくつかあるが、その最大の原因は中国社会が父系社会であることにある。

 ご存じのように、中国では結婚しても女性は姓が変わらない。いまの日本では夫婦別姓論議がさかんだが、中国の場合、女性の姓が変わらないのは、彼女の地位が高いからではない。結婚しても姓が変わらないというのは、要するに、いつまでたってもよそ者扱いされているということである。

 極論を言えば、中国において女性とは、跡継ぎを作るための道具に他ならない。もちろん、この場合の跡継ぎとは、男の子のことであを女の子を産むようでは問題外である。

 なぜそこまで男の子にこだわるのかというと、中国では男系の子孫だけが死んだ人の魂を祀ることができるからである。そうでない者、つまり娘がいくら供物をしても、それは死者の口に届かない。そのため、男系の子孫が絶えた家では、死者は永遠に腹を空かせていなければならない・・・・だから、男の子を産むかどうかが「家」の最大の関心事となるのである。

 しかし、男の子を産んだからといって、扱いが変わるわけではない。あくまでもよそ者はよそ者なのだが、跡継ぎの母親ということで、多少大事にされるくらいのことである。

 先年話題になった『ワイルド・スワン』(講談社刊)では、主人公のお婆さんの世代の話(つまり、革命前の時代)が事細かに書かれている。それを読めばよくお分かりいただけると思うが、要するに嫁に来た女性というのは実質的には奴隷である。働かされるだけ働かされて、さらには跡継ぎを催促され、男の子が生まれなければ、ただちに放り出される。
 
『ワイルド・スワン』のおばあさんは、せっかく男の子を産んだのだが、「うちに必要なのは跡継ぎだけだ」と言われて、婚家から放り出されてしまう。このメンタリティーは、革命後の中国でも基本的には変わらない。

 ちなみに、今日の中国の都市では一人っ子政策が採られているのはご存じのとおりだが、男女の出生率は最新版の中国統計年鑑によると女子百に対し、男子百十七である。普通どんな人種でも、出生時の性比は男子のほうが若干高めになるのだが、それでも女子百に対し、男子は百五ないし百六である。この中国の出生性比は不自然であり、何らかの人為的な力が働いていると考えるのが自然だが、いずれにしても、現代中国においても男系重視の伝統は脈々と流れつづけている。

 そんなわけだから、いきおい女性のほうも防衛上、強かにならざるをえない。ありとあらゆる手段を講じ、亭主の弱昧を摑んでいなければ自分の身が危なくなる。ちなみに、中国人の夫婦ゲンカの激しさは有名な話で、たがいに大声で罵りあい、近所の人や通行人にまで自分の正当性や相手の不実を訴えるわけだが、これもまた「バルネラビリティの原理」なのである。

 そうなると、今度は夫のほうでも防衛策を講じることになる。妻に弱昧を見せないのは当然のこと、妻の弱昧を摑まえようと必死になる・・・・かくして、中国の夫婦関係はどんどん殺伐たるものになっていくのである。

 中国史には毒婦、悪妻の例は、殷の紂王の妲己から始まって、毛沢束の江青夫人に至るまで枚挙に暇がないが、それは当然のことなのである。
http://wachauf.cocolog-nifty.com/blog/2013/08/5-f040.html


古くからの隣人という幻想


 例えば、有名な話だがアメリカのマクドナルドが北京の天安門広場に開店したハンバーガーショップ第一号店は、北京市当局の理不尽な政策によって、立退きを余儀なくされた。それまでかなりの収益を上げていた店が、一片の通達によって閉店させられるという事態は、たいていの経営者にとって不愉快きわまりないことだろう。だが、そのような目に遭ったマクドナルドが中国から撤退したという話は聞かない。それどこ力で総店舗数を、どんどん増やしつつある。

 なぜ、同じ中国に進出した企業でも、日本と欧米資本とではこのように対応が異なるのか・・・・その最大の原因は、欧米人が中国人に対して、いっさいの先入観や思い入れがないという点にあるためである。逆に言えば、日本人は中国および中国人にたいして、過剰な期待や幻想を抱いているため、中国人とのビジネスに失敗してしまうことが多い。

 つまり、欧米人は中国人のやり方に接しても、「なるほど中国人というのは、そういう連中か」と学習するだけで、けっしてがっかりしない。しかし、日本人の場合、そうした中国人の「あこぎなやり方」に接すると、裏切られたという思いが先に立ち、やる気を喪失してしまう。

 日本人の中には、中国に対する抜きがたい「幻想」が居すわっている。それはなにかと言えば、「日本人と中国人は古くからの " 隣人 " である」という幻想であり、「日中は理解しあえる」という間違った思い込みである。この幻想から自由にならないかぎり、日本人はこれから先も中国人と付き合っていくことは永遠にできないであろう。これは、歴史学者としての私の実感である。

 かつてギリシアの哲人ソクラテスは「無知の知」を説いた。つまり、自分がなにも知らないという事実を認識することから哲学は始まるというのだが、日本人にとっての中国もそれと同じである。つまり、中国や中国人のことをなにも知らないのだという自覚を持たないかぎり、日本人は永遠に中国を知ることはできない。日中合弁企業が成功しないのも、日本人が中国のことを知っているつもりになっていることが最大の原因となっている。

 繰り返し強調するが、日本人は中国や中国人のことをなにも知らない。これは、中国について不勉強であるという意味ではない。

 そもそも、日本という国ができて以来、日本人は真の中国や中国人に接する機会はほとんどなかったのだから、知らなくて当然なのである。

 地理的には、たしかに中国大陸と日本列島は至近距離にあるわけだが、こと相互理解という点に関しては、日中間はほとんど絶無に等しい。このような例は世界史的に見ても、ひじょうに珍しいのではないだろうか。
http://wachauf.cocolog-nifty.com/blog/2013/08/6-7ae1.html

日中の国交は二十世紀までなかった


 日本人は建国以来、真の中国に接した期間がほとんどない、と私は書いた。これはけっして文学的な比喩として述べた表現ではない。

 歴史的事実を指摘すれば、日中間に国交関係が樹立されるのは、一九一三年以降のことであり、それ以前には、ただの一度も日中間に国交関係がなかった。一八七一年に日本が日清修好条規を結んだ相手は満洲人の清朝で、中国を支配してはいたが、中国人の国ではなかった。

 つまり、日本人が中国ときちんと接触するのは二十世紀に入ってからのことであり、日本人が中国を「知る」ようになって、わずか九十年間しかたっていないということなのである。これは言うまでもなく、日英関係、日米関係よりも短い。ましてや、共産中国の成立(一九四九年)から日中国交が正常化するまでの二十三年間は、実質的には絶縁状態だったのだから、日本人が中国を知らないのは、きわめて当然のことと言わねばならない。

 日本と中国の正式な国交が二十世紀まで存在しなかったと言うと、たいていの人は「そんなな馬鹿な」という反応を見せる。たしかに日本の歴史教育では、古代の朝廷は遣唐使を通じて日本が中国と国交を持っていたと教えているのだから、そう思うのも無理はない。

 しかし、事実は違うのである。日本は建国以来、二十世紀に入るまで中国と正式に国交を持ったこともないし、持とうと思ったことすらない。

 まず遣唐使のことから説明したい。

 ご存じのように、遣唐使は六三一年から始まった。そして、菅原道真の献策により八九四年に廃止されるまで、数十回の使節が派遣された。

 さて、この二百五十年あまりの間に、日本列島においては重大な変化が起こっている。それは「倭国」から「日本」への変化であった。

 中国の記録を丁寧に検証してみればただちに分かることだが、当初の遣唐使は「倭国」からの使者であった。ところが七〇二年、つまり文武天皇の大宝二年に唐に到着した使節は「日本からの使者」と名乗ったとある。その直前の六七〇年の遣唐使までは、たしかに倭国からの使者であったから、その三十二年の間に「日本」という国家が成立したことになる。

 もちろん、倭国から日本への変化が起きたといっても、そこでクーデターが起きて政権の主体が変わったわけではない。同じ倭王の朝廷が「倭国」という名称を廃して、対外的に「日本」を名乗ることに決めたということである。

 しかし、これは単なる名称の変更というだけのことではない。この「倭国」から「日本」への変更には、重要な意味が秘められていた。それはなにかと言えば、独立国家としての「日本の誕生」であり、それは同時に、中国に対する「絶縁」を宣言しているということでもあった。
http://wachauf.cocolog-nifty.com/blog/2013/08/7-bdbd.html

反中国としての「日本」の誕生


「日本」という国家が誕生する前、つまり倭国の時代の日本列島には、さまざまな人間が暮らしていた。もとから日本列島に住んでいた人もあれば、朝鮮半島や大陸から移り住んできた人々もいた。そうした人たちが渾然と暮らしていたのが倭国であって、そこには当然のことながら、日本人という意識はない。なにしろ、国境という概念もないのだから、それは無理もない話である。また、倭王の朝廷にしても、日本列島全体が自らのテリトリーであるという明確な意識もなかったことであろう。

 ところが、そのような曖昧な状況に終止符を打たざるをえない状況が海の向こうで起こった。それは唐帝国の出現である。隋を滅ぼした唐は朝鮮半島に勢力を伸ばし、新羅をまず属国にした。そして、その新羅は唐からの軍事介入を得て百済、高句麗を滅ぼし、ついに六七六年、朝鮮半島全体が唐=新羅の支配下になったのである。

 ここに至って、「倭国」はついに二者択一の選択を迫られることになる。つまり、朝鮮半島同様、唐の支配を受けるか、それとも独立を保って彼らに抵抗するか・・・・。

 当初、倭国は唐に対する接近策を採った。「倭国」としての最後の遣唐使が持って行ったのは、その二年前の六六八年に新羅=唐の連合軍が高句麗を滅ぼしたことへの祝辞であった。それまで倭国は、百済と結んで新羅=唐の侵略に対抗していたわけだから、祝辞を出した背景に、唐帝国に対して低姿勢を採ることで、倭国への侵略を防ごうという意図があったことは明白である。

 しかし、誰が考えても分かるように、そうした「お世辞」を言ったところで、唐の姿勢が変わるわけではない。その一方、日本列島にいた人々は、大陸や朝鮮半島からの移住組も含めて、自衛のために団結することに衆議一決した。それが七〇二年の遣唐使が「日本」からの使者を名乗った理由であるというのが、私の解釈である。

 だから、七〇二年以後の遣唐使は一度として、正式な国書を携えなかった。それ以前の倭国からの遣隋使、遣唐使は、かの「日出る処の天子・・・・」の国書で分かるように、曲がりなりにも国書を持って行ったわけだが、「日本」成立以後は国書を持っては行かなかった。そのことは中国側の史書にも記されていて、日本の遣唐使が国書を持っていないために、彼らの身元確認に苦労したということも書かれている。

 なぜ、国書を持たなかったかと言えば、もし正式な国書を持って行けば、それは唐に対する明確な不服従を表明することになるからである。

 というのも、日本が国書を起草することになれば、「日本天皇」という文字を使わなければならない。天皇という称号も、日本という国号制定と同時に定められたものであるが、天皇の「皇」という文字に、「中国皇帝と対等なる主権者」という意味が込められているのは言うまでもない。だから、天皇による国書を呈示するということは、「唐の皇帝の支配を日本国は認めない」ということの表明に他ならない。

 もちろん、日本は最初から「中国の支配下に入らない」ということを国是にして誕生した国家であるわけだが、現実論として、それをあからさまに相手に宣告するのは喧嘩を売るような愚行でしかない。そこで、日本の朝廷は「政経分離」、つまり正式な国交関係は持たずに、中国との経済関係を保つという方針を選択した。それが「国書なき遣唐使」なのである。

 この「政経分離」の方針は、十九世紀に日本が欧米に対して開国するまで貫かれた。

 その間、足利義満が「日本国王」を名乗って、明と貿易を行なったり、あるいは江戸幕府が朝鮮からの通信使を受け入れたという事実はあるが、日本側から見れば、義満も徳川家も日本の正式なる主権者ではなく、建前のうえからは、あくまでも朝廷から任命された征夷大将軍にすぎない。日本の主権者は、建国以来、ずっと天皇である。だから、足利義満や江戸幕府のやったことは単なる「私交」であって、正式な外交関係とは呼べないわけである。

 日本が中国大陸を支配する政権と、史上初めて正式の外交関係を待ったのは、一八七一年の日清修好条規からである。しかし、その時代の中国はそもそも満洲族の「植民地」なのだから、中国本来の政権とは言いがたい。本当の意昧での中国との正式外交は、一九一二年の中華民国成立を待だなければならなかったのである。

 重ねて言うが、日中両国間の国交は二十世紀まで、一度もなかった。日本という国は、もともと中国と絶縁することを目的として建国されたのだから、それはまことに当然のことである。鎖国はなにも江戸幕府の専売特許ではない。日本という国は、鎖国を基本政策に据えることから始まった国家だったのである。
http://wachauf.cocolog-nifty.com/blog/2013/08/8-3be9.html

中国は中国である限り、永遠に変わらない


 中国共産党の本質は、国民国家というベールをまとった皇帝システムである。つまり、共産党は皇帝であり、二千年来つづいてきた " 政党 " の後継者なのである。

 だが、それも無理はない。中国大陸は、あまりにも広大であり、また、それを構成している民族の歴史や文化といったものもあまりに違いが大きすぎる。結局、中国なるものを統治するシステムは、秦の始皇帝以来の「皇帝システム」以外にはないのである。

 先ほども記したように、日本人もアメリカ人もやがては中国も近代化すると思っている。しかし、中国が近代化を実現するときは、中国が崩壊するときである。少数民族による自治や、言論の自由といったものを実現させれば、中国というシステムはその瞬間に消えてしまう。

 これは、中国人そのものに問題があるのではない。結局、近代国家にはサイズの上限というものが存在するということなのである。

 その好例が台湾である。台湾は、国土の大きさも人口も、国民国家としてきわめて適正なサイズである。また、強制的ではあったが、曲がりなりにも北京語が共通語として機能している。台湾人の北京語にはひどい台湾訛りがあるが、それを訛りと考えず、独自の言語であると考えれば、それは充分、台湾の国語として通用する水準にある。

 しかも、台湾は五十年間日本に統治されたことで、台湾人としての連帯感を持つことができた。だから訛りを恥じず、それが台湾独自の言語なのだという意識が持てれば、国民国家にスムーズに移行できる条件がそろう。総統直接選挙で事実上の独立を果たした台湾には、国民国家としての洋々たる前途があると私は確信している。

 繰り返すが、いまのままの " 中国 " が本当に近代化することは、未来永劫ありえない。中国は中国であるかぎり、秦の始皇帝以来の皇帝システムによる支配をつづけていかざるをえないのである。万が一、そのシステムが崩壊するときがあるとすれば、それは中国が中国でなくなるとき、つまり皇帝システムとともに中国も崩壊するときである。結局、中国は中国でありつづけるかぎり永遠に変わらない・・・・これが、私の結論である。

 その中国という存在が、いつの日にか崩壊することがあるのか、それとも赤い皇帝が永遠に君臨しつづけるのか。それは誰にも分からない。

 だが、ただひとつだけ間違いなく言えることがある。それは日本が中国の隣に未来永劫ありつづけるということであり、日本人は否が応でも中国人という世界にも稀な行動原理を持つ人々と付き合っていかなければならない、という事実である。

 日本という国家は、その建国からして中国という存在を抜きにしては語れない国である。日本人が日本人であるかぎり、中国という存在はつねに最大のテーマであることに変わりはないのだ。
http://wachauf.cocolog-nifty.com/blog/2013/08/post-24e4.html



http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/291.html#c17

[番外地7] 中国に未来が無い理由 _ 田代秀敏 混沌の大国 中国と中国人を知る 中川隆
18. 中川隆[-6407] koaQ7Jey 2017年9月14日 13:04:01 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

中国人がみんな日本に来たがる理由
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/292.html

【討論】『外人天国』日本の危機[桜H28/9/24]
https://www.youtube.com/watch?v=diB3kYjJTTc&feature=youtu.be

◆『外人天国』日本の危機

パネリスト:
 小野寺まさる(前北海道議会議員)
 河添恵子(ノンフィクション作家)
 小坂英二(東京都荒川区議会議員)
 菅沼光弘(アジア社会経済開発協力会会長・元公安調査庁第二部長)
 坂東忠信(元警視庁通訳捜査官・外国人犯罪対策講師)
 三橋貴明(経世論研究所所長)
 宮崎正弘(作家・評論家)
司会:水島総

___

中国人観光客 小樽でもやりたい放題で日本人大迷惑!
https://www.youtube.com/watch?v=YEm_VCiz9Go

新千歳空港で中国人が大暴れ【中国人在新千歳機場喧哗】 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=LYxwkTbDHQo

中国人観光客の呆れた実態 浅草 富士山   (大陸遊客 無禮的行徑) - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=BHepZGOLi8k&spfreload=10

続・中国人観光客の呆れた実態 大阪 奈良 京都編   (大陸遊客 無禮的行徑) - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=vC5RWvQtTWc&spfreload=10

世界でも悪評、中国人のマナー違反
https://www.youtube.com/watch?v=iFZEtT80CmA

討論!中国人マナー問題   青山繁晴 VS 中国人
https://www.youtube.com/watch?v=hlzr3B26Fgs


中国人観光客お風呂場にウンチ 名無し(匿名) 16/01/06 12:51

ホテルで働いている方で、中国人観光客による迷惑行為にあった人いませんか?

私が一番嫌なのがお風呂場掃除とトイレ掃除です。とにかく汚いったらない!

浴槽にウンコするのはやめてぇ〜泣きたくなる

お風呂場は排便する場所じゃない!トイレでしろ!

韓国人観光客も似たり寄ったり、部屋はキムチとニンニクの匂いが酷くてカーテンから絨毯からベットに使うカバーにシーツから全て交換して消臭剤撒かないと部屋が使い物にならない。お陰で売上どころか、部屋の清掃費、盗まれた備品の補充費

もう中国人、韓国人観光客は日本に来るな!
http://mikle.jp/threadres/1902945/


中国の日常風景 階段でウンコ

中国では幼児に股が割れているズボンをはかせて、 便意を催したら、どこでも用を足させる光景をしばしば見かけます。

もちろん日本に来ても彼らは変わりません。

団地のごみ出しルールを守らず、ベランダから子供のオムツを放り投げたり、火のついたタバコをポイポイ捨てたり、エレベーターでオシッコをしたり、踊り場や階段でウンコをしたりするのだそうです。

大小便するな、上からものを落とすな、と団地内に張り紙

埼玉県川口市の芝園団地。全2400世帯のうち、3分の1を中国人世帯が占める。文化・習慣の違いから、当然ながら、さまざまな場面で軋轢が生まれている。外国人との共生というが、きれいごとでは済まない現実がここにある。現場からのレポートである。

「ホラ、あのベランダごらんなさい。洗濯物干しがロープでしょう。中国人の住んでいる部屋だってすぐわかる。もうすぐ春になるとおじさんが上半身裸で、部屋の中やベランダをウロウロするのが見えるよ」

 広場のベンチに座った70代の男性住人は、団地を見渡しながら言う。

「痰や唾を吐くのは中国の空気が乾燥しているからかな、と思っていたら、習慣なんだな。この団地でもよく吐いているよ」

「まず中国人はゴミ出しができませんね」

 というのは、芝園団地自治会の瀬川剛一会長(80)である。

「日本のマナーに同化しようという中国人は少ない。中国も都市化が進んでいるので、ある程度の社会教育を受けていると思うし、ここの中国人はホワイトカラーが多いのに、マナーを守れないのはどういうことなのでしょうか」

彼らの多くは、分別などお構いなしに、ゴミを捨てる。

「生ゴミでも缶でもビンでも一つにまとめて燃えるゴミとして出してしまう。それを毎日、掃除のおばさん達が袋を開けて仕分けしているんですよ」

こう言うのは、団地に住んで25年の男性住人だ。

「踊り場に置いてあるゴミ箱に生ゴミを捨てちゃうのもいる。“生ゴミを捨てないで”という張り紙があっても捨てる。ゴミ袋の中には中国文字のインスタントラーメンの袋とか、中国食材店で売っている食料品の包み紙とかがあるので彼らが捨てたとわかる。夏場など、ウッとなるほど臭い。勘弁して欲しい」

問題はゴミ分別や置き場所だけではない。

「もっと嫌なのは、自分の部屋の玄関先から廊下のゴミを掃きだすこと。紙屑やホコリに混じって髪の毛なんかが廊下に掃きだしてあると気持ちが悪い」

とは団地内の掃除を担当する女性だが、粗大ゴミでもルールを守らないという。

「使わなくなったソファや椅子、古自転車、冷蔵庫などを粗大ゴミとして市に引き取ってもらう、というルールを守ろうとしません。市に払う310円のシール代金は他の自治体寄りも安いのですが、お金を払ったり、電話をかけて引き取りに来てもらうのが面倒なんでしょう。粗大ゴミを玄関ホールや各階のフリースペース、非常階段の踊り場などに置き去りにしていきます。私達がそれを回収して川口市に引き取ってもらっていますが、その代金は居住者たちから集めている管理費から出ているのです。日本人居住者が可哀相になってしまいます」


だが、ゴミ問題はそれだけでは終わらない。何と、この団地では空からゴミが降ってくるのだ。

「彼らはベランダからゴミを投げ捨てるんですよ。人参の切れ端など生ゴミは当たり前。中には子供のオムツを放り投げた奴もいました。下の階で干していた布団に汚物がついたことがありました。もっと酷いのは火のついているタバコを投げ捨てるんです。この前も洗濯物が焦げて問題になりましたよ」(同)

傍若無人な振る舞いだと日本人なら誰もが思うが、彼らにとっては当たり前のことなのだという。

「中国には“白害”という言葉があります。列車の窓から弁当の包み紙や紙コップ、食べ残しなどをポイ捨てして、ゴミが線路沿いにずっと続く状態を表現しています。現在中国では立派なマンションが次々に建てられていますが、居住する彼らは窓からゴミをポイポイ捨てるので、建物の周辺にはビルの形に沿って、四角いゴミの山ができているほどです」(中国問題専門家)

日本人には何とも理解し難い行為だが、さらに信じられないことがある。

「辺り構わず痰や唾などをペッペッと吐くなんてまだ序の口、エレベーターの中や踊り場でオシッコをするんですよ。催すと、家に戻らず、そこらでしちゃうんでしょうね。よくエレベーターの床に水たまりができています」(団地の関係者)

団地内の公園には噴水があったが、しばしば彼らが立ち小便するからと撤去されてしまったという。日本人も、だいぶ少なくなったとはいえ、今でも立ち小便をしないわけではない。しかし、日本人は団地の踊り場や階段で大便をしたりはしない。ところが、この団地では日常的に大便が発見されているのである。

「毎朝のように水で流して掃除をしていますよ。ホームレスが犯人だという人もいますが、誰が13階や14階まであがってやりますか」

とは先の掃除担当者だが、30代の男性住人は言う。

「ある時、日本人のおばさんが、中国人女性が階段で用を足している所を見つけた。注意すると、こう言われたそうです。“トイレで流す水がもったいない”」

聞いた人は人は二の句が継げなかったというが、

「日本に来ている中国人でキチンと礼儀を知っているのは少数派。多くの中国人は痰や唾を吐き捨てることを悪いとは思っていません。誰も見ていなければ、植え込みにだってウンチをするでしょう。それが中国式なのですから。そんな連中に注意しても無駄ですよ。うるさいと思えば“日本語がわからない”と開き直ってしまいます。とくに集団になると仲間意識が働いて、ますます中国式にこだわるようになります」

というのは、07年、中国から日本に帰化した石平氏。

ここの中国人には、郷に入っては郷に従えという考えはないようである。実際、彼らは団地の自治会にも入ろうとしない。

「中国人で年間3,000円の自治会費を払っているのは、800世帯のうち1世帯だけですよ。この人はIT関連会社のお偉いさんです。ああいう中国人ばかりだといいのですが、他の中国人は、“3,000円払って何のメリットがあるのか”と平気で断ります」(瀬川会長)

勝手といえば、騒音問題も深刻である。
http://kanryuudaisuki.ldblog.jp/archives/33528245.html

日本には年間140万人もの中国人が訪れており、トラブルも急増している。

列への割り込みや、路上で痰を吐く行為などは当たり前。冒頭の大便事件ならぬ大事件に似た例が銀座のデパートでも起きていたのだ!!

偶然、居合わせた従業員がいう。

「店内に、お客様が休めるスペースがあって、そこに鉢植えが置いてあるんですが、中国のお客様が鉢植えに向かって立ち小便を始めて……。同じフロアにトイレもありますから、勇気を出して、中国語のわかる同僚と注意しました」

しかし、返ってきたのは「肥料になるだろ」のひと言。バカモン!

中国事情に詳しい評論家の宮ア正弘氏によれば、「中国人は他人の視線をあまり気にしませんから、どこで用を足しても不思議ではありません」とのこと。

今年のゴールデンウイークに、東北地方から観光で上京したある夫婦は、東京の人混みもさることながら、中国人のマナーの悪さに驚かされたという。

「都心の観光地をいくつか回って、途中、おみやげ屋さんにも寄ったんだよ。そしたら、中国人が試食に群がっていてね。お店の商品にまで手を伸ばしたのには、ビックリしたよ」

また、宿泊先のホテルでのトラブルも多い。

試食の例でわかるように"無料"に目がないらしく、「バスローブ、タオル、灰皿などの備品を持ち帰るのは当たり前。枕がなかったことさえあります」(某有名ホテルの客室係)

それ以上にこのホテルマンが困ってしまったのが、部屋の使い方だ。

「中国人のお客様がご使用になったあとは、とにかく汚いことが多い。灰皿が落ちて、タバコの灰が床にバラまかれていたり、尻を拭いたトイレットペーパーを便器に流さないで、備え付けのゴミ箱に捨ててあるなんてことは日常茶飯事ですよ!!」

中国のトイレは紙が詰まりやすいため、ゴミ箱に捨てるのが常識なのだというが、始末させられるほうはたまらない。
http://taishu.jp/detail/2238/


関西の温泉街にある某大型ホテルは、上階に大浴場と露天風呂がある。

「その風呂に中国人の親子が入ってきた。父親はデジカメを風呂に持ち込んで、子供が浴槽に飛び込む様子を撮っとるんや。"風呂で泳ぐな"と怒る客がおっても、一向にやめようとせん」(日本人旅行客)

ようやく、"撮影会"が終わったかと思うと、今度は湯船に浸かりながら歯磨きを始め、「2人とも、浴槽のお湯で口をゆすいで、そのまま湯船に出したんやで。アホか思うて注意したら、"温泉も濁っているのに"みたいな感じでな。ホンマに調子狂うわ」

北海道の旅館を家族旅行で訪れたNさん一家は、中国人のマナーの悪さを食事処で痛感したという。

その中国人団体客たちは時間とともに大声で話すわ、歌うわ、踊るわ。自分たちが食べたゴミも平気で周囲にまき散らし、Nさん一家のテーブルには複数の海老の頭が飛んできた。
しまいには、自分たちの酒がなくなったからと、Nさんが飲んでいたビール瓶を持っていってしまったという。

前出の宮ア氏は次のように解説する。

「中国料理は基本的に円卓で、いろいろなものを食い散らかしていくでしょ。日本のように、一つ一つきれいに平らげるということがない。円卓のテーブルクロスは、もともとグチャグチャになった食べ物を、全部ゴミとしてまとめるためにあるんです」

文化の違いといってしまえばそれまでだが、中国のような食べ方をする国は世界でも少数派。結果、「下品」に見えてしまうという。

新宿・歌舞伎町で中国人を相手に観光の案内をする李小牧氏は、こう話す。

「中国には、そもそも"マナー"という言葉がありません。いまの中国は経済発展の途中で、とにかく稼ぐことが重要。"カネさえ払えば何をやってもいい"と考えてしまうんですよ」
http://taishu.jp/detail/2237/


私自身はビルを経営していて、韓国人や中国人の会社にテナントに入ってもらった事がありましたが、家賃の滞納やゴミ捨てなどのビルの規則を守らず、家賃の催促をしても社長と連絡がつかないなどとトラブル続きだった。3か月の家賃の滞納で賃貸契約を解除しましたが、預かっていた保証金で家賃を充当した。

最近でも3階のリラクサロンが閉店しますが、居抜きでテナント募集したところ中国人経営のリラクサロンが借りたいと申し込んできた。条件として保証金を50万円まけるという事で譲歩して、契約する段階になって、また1か月のフリーレントにしてくれと言ってきた。このように次々と条件を突き付けてくる。

このような交渉方法は、シャープの例を見れば分かるように中国人は最初は好条件で話を纏めても、後になって次々と勝手な条件を言い出してくる。だから交渉はキャンセルしましたが、入居されたら家賃の滞納や規則を守らないなどのトラブルを起こされて立ち退きでまたごねられる恐れがあったからだ。

仲介する不動産会社も話を纏めたいから、経営者が中国人や韓国人であることを隠して話を持ってくる事がありますが、契約者が日本人でも実質的な経営者は中国人や韓国人だったりする事もあった。他のビルの経営者も中国人や韓国人とのトラブルで貸すのを避ける傾向があるからだ。韓国人がヘイトだと言う前に、契約や規則をきちんと守る事がヘイトを避ける第一の事だ。

ZAKZAKの記事にもあるように、韓国人経営者は従業員への給料の不払いが多発していますが、給料不払いがどのような結果をもたらすか分からないのだろうか。だからビルの家賃を不払いするのも平気であり、自分の利益が第一なのだ。だから店舗や事務所を借りたいと思っても貸してくれるビルが限られてしまう。
http://2013tora.jp/kabu369.html

2015.09.12
タワーマンション購入の恐ろしい話 中国人住人との対立
文=牧野知弘/オラガHSC代表取締役
http://biz-journal.jp/2015/09/post_11514.html

 かつてタワーマンションは超高級マンションの代名詞。圧倒的な眺望と贅沢な共用設備を売り物に一般庶民にはなかなか手の届かない存在でした。しかし、いまや新しくマンションを買う人の4人に1人がタワーマンションオーナーです。タワーマンションとしての希少性は薄くなり、もはや一般的なマンション形態になったともいえるでしょう。

 このように人気のタワーマンションですが、将来に向けて気を付けなければいけない事象が2つあります。「修繕維持費用の不足」と「区分所有者の所有目的、人種等の違いによるコミュニティ維持の困難さ」です。


タワーマンションが抱える厄介な問題が、住民構成です。

 ある都心のタワーマンションでの出来事です。筆者の知人であるマンション会社社員がマンション管理組合の第一回目の設立総会に出向き、役員の選任や今後の組合の活動予定などの説明を始めたときのことです。最高層部を数億円で購入した区分所有者である中国人が、彼の説明を遮って発言しました。

「なぜ、この管理組合総会の議事進行は日本語で行われるのだ。私は中国人。このマンションの所有者の多くは中国人と聞いている。ならば総会における使用言語は中国語で行うべきだ」


会場中がこの発言に凍りついたそうです。たしかにこのタワーマンションは東京都心で立地は抜群。特に高層部の高額の住戸はほとんどが中国人の購入。なかには数戸まとめて購入した人までいたといいます。

 世界第2位の経済大国に発展した中国は、日本の不動産に大量の投資を始めています。東京都心部などで売りに出される高額のマンションを、中国人がほいほい買っていくことは不動産業界でも話題となっています。特に中国人はタワーマンションの高層部から東京の街並みを眼下に眺めることがお好み。話題の物件ともなると、高層部の一番高い住戸から中国人投資家に順次売れていくのだそうです。

 これに味をしめたデベロッパーのなかには、都内でタワーマンションの発売を計画すると真っ先にシンガポールに出向いて中国人相手に「先行販売」をして、まず売り上げを確保する業者も珍しくありません。

 知人のマンションでは、結果的にはなんとか使用言語は日本語ということで収まったそうなのですが、その後もマンションの共用部の使用をめぐって日本人対中国人の対立が続いているそうです。

 共用施設に仲間を呼び込んで大騒ぎをする中国人。共用部でところかまわず痰を吐く、エレベーター内で食事をする親子。彼らが降りたエレベーターの中は南京豆の殻だらけといったこともあったそうです。

 中国人のなかには、修繕積立金の積み立てを拒む人も多いと聞きます。中国では修繕に備えて積み立てをするという概念がそもそもないのです。管理費ですら支払を渋る人もいると聞きます。彼らのほとんどが「投資用」での購入。東京五輪開催の前後にはマーケットに一斉に売りに出すという噂もあります。

 住宅に対するこうした価値観の相違は、使用言語で揉めているうちはまだ序の口なのかもしれません。昨今の人民元の切り下げにみられるように、中国経済にもいろいろな見方があります。いつなんどき中国に大きな政治的、経済的な変動などのリスクが顕在化するかわかりません。

 その時、タワーマンション内を闊歩していた中国人オーナーはどうなるのでしょうか。彼らが本国に戻って、管理費を支払うことなどすっかり忘れてしまう。あるいは狼狽してとんでもない安値で他者に売り渡してしまうようなことが起きると、社会の縮図のようなタワーマンションが街に与える影響は甚大なものとなるでしょう。

 空き住戸だらけになったタワーマンションでは、建替えはおろか大規模修繕すら満足に行えずにスラム化するところも出現するかもしれません。タワーマンションの将来は必ずしも「視界良好」ではあり続けないというリスクを、考える必要がありそうです
http://biz-journal.jp/2015/09/post_11514.html

使用済みおむつや避妊具が降ってくる!マンション高層階からのごみ投棄が問題に―重慶市 2016年11月28日(月) 15時30分
http://www.recordchina.co.jp/a156199.html
http://www.asyura2.com/16/china10/msg/377.html
 

28日、中国重慶市にある25階建てのマンションで、上層階の住民によるごみの投げ捨てが問題となっている。写真は重慶のマンション。

2016年11月28日、中国重慶市にある25階建てのマンションで、上層階の住民によるごみの投げ捨てが問題となっている。未来網が伝えた。

この問題を訴えた市民の話によると、マンション低層階に住む73歳の女性のベランダには毎日のようにたばこの吸い殻やちり紙、使用済みの避妊具やおむつなどさまざまなごみが落ちてくるという。女性は今年5月、落ちてきた残飯の片付けの最中に転倒して入院し、治療のために2万元(約32万円)余りを支払ったこともあった。今月は17日、21日と立て続けに大きなごみ袋が落ちてきたため女性の親族らがごみを手掛かりに1軒1軒調査。最終的に今月の2件に関しては17階に住む9歳の女の子が落としていたことが判明したが、保護者は以前の投棄については「わが家ではない」と否定している。

このマンションと同じ敷地にある別の棟でも上層階からのごみ投棄は問題となっており、管理会社担当者は「どの棟でも同じ現象が起きている」とコメント。注意喚起のための貼り紙や各階にごみ箱を設置するといった対策の効果も上がっておらず、同担当者は「ごみ投棄がなくなるかどうかは住民のマナー意識にかかっている」と指摘する。

同市では2015年、マンション敷地内にいた1歳2カ月の女の子の頭部に上空から落ちてきたれんがが当たるという事故が起きている。(翻訳・編集/野谷)
http://www.asyura2.com/16/china10/msg/377.html

老朽化マンションは外国人の賃貸利用者増加が「スラム化」に拍車をかける。


神奈川県横浜市中区・関内。最寄りの市営地下鉄の駅から徒歩5分ほどの好立地に、Cマンションがある。周辺にはコンビニエンスストアや大規模スーパーもある便利な場所。

高級マンションが林立する一帯にぽつりと佇む、くすんだ外壁が、物寂しい雰囲気を醸す。壁にはひび割れが目立ち、バルコニーの手すりのまわりのコンクリートは崩れ、いつ手すりが外れて人が転落してもおかしくない状態だ。

このマンションは築40年程度の9階建てで、総戸数は40弱と規模が小さいこともあり、地主が自主管理をしていたが、5年前、地主が亡くなったのを機に、状況が一気に悪化した。

一室を所有している70代の女性住民が嘆く。

「建物の老朽化が進んでいるのに、修繕の手立てがなかった。あちこちで起こる水漏れなどに耐えられなくなり、住民有志であわてて管理組合を立ち上げました」

そこで衝撃の事実が発覚する。地主が生前に徴収していた管理費を使い込み、残高が0になっていたのだ。

あわてて修繕費積立金を集め出したものの、予想外の出費は高齢の住人たちには荷が重く、瞬く間に滞納者が増えた。なかなか積み立てが進まず手をこまねくうちに、生活に大きな支障をきたすレベルの不調が、マンションのあちこちで起こりはじめた。

「まともなマンションなら年に数回は行われる給排水の高圧洗浄ができなかったので、しょっちゅう水が詰まるようになりました。屋上にある受水槽の清掃もしておらず、水質検査が必要なのですが、その費用さえなかった」(前出・女性住民)

■地獄のような悪臭

悪化する状況に、賃貸住民が逃げ出し、オーナー所有者たちが空室をなんとかしようと借り手を選ばなくなったことで、中国人の居住者が一挙に増えだした。

「彼らは、料理で使った油を普通に排水口に流して捨てるんです。もともとサビやゴミで詰まり気味のところに油を流し込むから、排水管の中で固まってしまう。水が流れないので洗い物はおろか、洗濯もまともにできない。

組合理事が抗議をしに行っても、『何が悪いんだ』と開き直られ、話し合いにすらならない。そのうち下水も詰まって、汚物が逆流し、お風呂場に溢れるようになった。悪臭なんてもんじゃない。

もう地獄です。仕方がないから、吐き気を抑えながら、誰のものかもわからぬ汚物を風呂桶ですくってはゴミ袋にためて捨てに行く。この歳になってなにをしているんだろうと、涙が出ました。

結局修理してもらうために、業者を呼ぶことが決まったのですが、長年の老朽化で、『洗浄時に破損するリスクがあるから』といってほとんどのところに断られてしまい、途方に暮れました」(前出・女性住民)
http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/362.html



2016年07月06日
中国人や台湾人が部屋を借りて中国人などの外国人を闇民泊させている


大阪アジア系闇民泊 警察と政府が黙認


政府が外国人観光客を誘致しているせいで、GDPは増えないのにホテルだけ不足し、闇民泊が激増しています。

民泊は世界各国でテロリストの潜伏場所に使われ、治安悪化の原因になっています。


闇民泊が激増中

政府はマンションをホテル代わりにする民泊を進めようとしているが、一足先に「闇民泊」が横行しています。

マンションに客を泊めるだけだが事態は深刻で、欧州ではテロリストの温床になっている。

パリやベルギーで過激派による同時テロが発生したが、彼らが隠れていたのが「民泊」だった。

欧州には簡易ホテルの登録制度が無く、経営者の名前も所在地も、ホテル名や宿泊客の名前も不明です。

テロ発生時も誰がどこに宿泊しているのか警察は把握できず、犯行グループはやりたい放題に活動できました。

日本の闇民泊は数千室存在するといわれており、欧州同様経営者の名前も所在地も、まったく不明です。


こんな物を放置したら、日本もフランスやバングラディシュのような大規模テロが起きるのは、時間の問題でしょう。

闇民泊経営者の多くは外国人や非合法組織と見られ、日本に訪問する外国人を宿泊させています。

無許可民泊は既に住民や地域とトラブルを起こしていて、警察に取り締まりを求める声が強まっています。


中国人や台湾人が部屋を借りて、中国人などの外国人を宿泊させています。

大阪では中国人が堂々とマンションを借りてウェブサイトにホテルとして紹介し、客を集めている。

大阪という土地柄なのか、見て見ぬ振りをする人が多いが、未登録(に決まっているが)の民泊は違法行為です。


警察が見て見ぬ振り、政府も黙認

困った事に大阪府警もなんとなく見逃している為、数十人もの中国人観光客が、昼間から堂々とマンションに出入りしている。

警察の言い分では「所在地を登録していないので場所を把握出来ない」そうだが、真剣に取り締まっていない印象も受ける。

数十人、数百人もの中国人が大きな旅行カバンをゴロゴロと転がしていて、その行き先は普通の住宅街でホテルとかはない。


大阪にはドヤ街があり、1泊2000円以下で止まれるのだが、民泊は5000円以上もする。

ホテル不足で普通のホテルは1万円以上になり、カプセルホテルすら高級化し料金を値上げしている。

1泊6000円でも安いので人気があり、泊める側も犯罪行為という認識が薄い。


中国人留学生が2部屋以上のマンションを借り、一部を民泊にして家賃を払っている例もある。

こうした事件の常として中国人には罪悪感はなく、ビジネスとしてやっています。

被害を受けるのは周辺住人で、見知らぬ外国人が常にマンションに出入りし、夜中に騒ぎ、間違えてドアをこじ開けようとする。


こういうマンションにはもう住めなくなるので急速にスラム化し、その地域全体が「ドヤ街」になっていきます。

あいりん地区や山谷といった地域も、最初はこんな風に安い木賃宿が集まる地域でした。

不動産屋や大家は一応、違法民泊が分かれば退去させる事になっているが、今マンションが余っていて空き室が多い。


日本人は毎年20万人減っているのに、マンションは毎年何万室も増えているので、どうしたって空室だらけになります。

「金を払うなら誰だって良い」と思う大家や不動産屋が増えるのも自然な流れで、堂々と「民泊可能物件」を掲げています。

むろんここでいう「民泊可能物件」とは違法な民泊OKの意味で、自治体の認可を得た民泊ではない。

今のうちに違法民泊を取り締まらないと、パリやベルギーのように、テロリストがどこに居るのか分からない事態が起きるでしょう。
http://thutmose.blog.jp/archives/62918194.html


タワマンで民泊中国人がドンチャン騒ぎ 翌日はゴミだらけ 2016.05.11

タワマンでも民泊トラブルが増加中


 昨今日本国内でも盛り上がりを見せている「民泊」について、都内の高級タワーマンションに住む40代男性が怒りを露わにする。

「マンション内の居住者専用の歓談スペースで、中国人グループが夜な夜なドンチャン騒ぎを繰り広げている。飲酒禁止なのに明らかに酔っ払っているうえに、後片付けもしないから翌日はゴミだらけ。

 靴の空き箱が10箱も捨てられていたこともあった。何より厄介なのは、彼らがマンションの住人じゃないことです。『民泊』で一時的に宿泊している観光客だから日本語が通じず、苦情を言っても無駄。本当に勘弁してほしい」

「民泊」とは、民家やマンションの1室をホテル代わりにして宿泊できるサービスのこと。主にネット仲介が主流で、仲介の世界最大手企業であるエアビーアンドビー(Airbnb)の日本法人によると、日本国内でも昨年までに宿泊件数が100万を突破。訪日外国人の急増と宿泊施設の不足を解消する新たな手段として注目を集め、政府も2020年に控える東京五輪を見越して民泊に関する法的整備や規制緩和に向けて動き出している。

 その中で利用客が際だって多いのが、いまや訪日外国人の4分の1を占める中国人観光客である。

 利用数が多いことに加え、もともと中国人観光客のマナーが問題視されてきたこともあり、「民泊」する中国人とマンション住民との間でトラブルが相次いでいるのだ。

※週刊ポスト2016年5月20日号


2015.12.31
「中国人がホテル代わりに泊まっている」…マンション住民の切実な悲鳴、民泊「対策考えなくていいのか」住民不安募る


 民泊のルール作りを進める厚生労働省が床面積規制の引き下げを検討している背景には、訪日外国人の急増に伴う慢性的な宿泊施設不足がある。

外国人観光客が前年比3倍のペースで訪れている大阪府は全国に先駆けて国家戦略特区法に基づく「民泊条例」を制定、来年4月に施行されるが、買い物目的などの中国人観光客が殺到する大阪市は対象外。無届けで民泊を行っている悪質業者の排除や、近隣トラブルなども含めた総合的な対応策が求められている。(大森貴弘)

急増する違法民泊

 「マンションのエントランスに観光客らしき中国人を見た。ホテル代わりに泊まっているのではないか」

 「私も外国人観光客とすれ違った。対策を考えなくていいのか」

 平成27年12月上旬、大阪市内のホテルで開かれた新築マンションの住民総会で、入居したばかりの住民は、管理会社に対して次々と不安を訴えた。

 夜中まで騒ぎ、共用部分にごみを捨てるなどマナーの悪い外国人の宿泊が常態化すれば、マンションの資産価値が下がりかねない。住民らの懸念は、「違法民泊」が野放しとなっている現状を示している。

 実際、大阪市内では無許可で旅館業を営むケースは急増している。市が住民からの情報に基づき違法民泊の疑いがあるとして調査したのは22年度は5件だったが、26年度は22件に増加。今年度は9月末までの半年間で、すでに30件にのぼっている。


ホテル不足解消の一助に

 「大阪出張の時は、カプセルホテルでもとれればラッキー。まさに“ホテル難民”ですよ」。九州から月1〜2回は大阪に出張するという男性会社員(31)は語る。

 観光庁によると、今年1〜8月の大阪のホテルの平均稼働率は86・6%。全国平均より8・4ポイント高く、東京(83%)を上回り、全国で最も宿泊が困難な地域になっている。

 大きな要因は、外国人観光客の急増にある。大阪観光局によると、昨年は年間376万人だった来阪外国人数が今年1〜9月ですでに525万人。最も多い中国人は約208万人で、前年同時期と比べて約2・8倍増となっている。


こうした状況を解消する特効薬として、民泊への期待は大きい。民泊条例を制定した大阪府の担当者は「ホテル不足解消の一助になる」と話す。ただ、適用範囲は府内43市町村のうち37市町村。旅館業の許可を受け付ける保健所がある大阪市や堺市などの大都市は含まれない。今年の9月議会に同様の条例案を提出した大阪市では、施設の安全面などへの懸念が指摘され、採決が先送りされた。

カギは住民の納得

 無許可で民泊を行っている悪質業者をどう排除するかという課題も残る。京都府警は12月、京都市内のマンションで違法民泊を繰り返していたとして、旅館業法違反容疑で東京の旅行会社役員らを書類送検したが、実態把握の困難さもあり、摘発にまで至るケースは少ない。

 民泊に詳しい和歌山大学観光学部の広岡裕一教授(観光学)は「民泊成功のカギは、住民にいかに納得してもらえるか。今は無秩序に違法民泊が乱立しているが、法令などが整備されて事業者を許可制で管理できるようになれば悪質業者が減り、警察の取り締まりも効果を発揮しやすくなる」と指摘している
http://www.sankei.com/west/news/151231/wst1512310022-n1.html




中国人観光客のマンション“民泊乗っ取り”実態 2015年11月24日


戎橋にたむろする中国人観光客

 あなたのマンションが中国人に乗っ取られる≠ニいう悪夢が明日、現実化するかもしれない。中国をはじめとする外国人観光客の増加で横行している違法行為が「民泊」(一般の居住用マンションなどを宿泊施設として貸し出すもの)。住民との間でトラブルが頻発しており、マンション住民の退去→外国人観光客専用化が進みつつあるという。中国人向けの民泊が行われている大阪市内のマンションの実態に迫った。

 近年の外国人観光客の増加に伴って注目を集めているのが民泊だ。安倍晋三首相(61)は10月の規制改革会議で民泊の拡大に向けた規制緩和を検討するよう指示した。

 これを受け、大阪府議会は同月、全国で始めて民泊を承認する条例を可決。東京・大田区でも近く認められる見込みだ。

 大阪市をはじめとする多くの自治体はまだ認めていないが、中国人観光客が特に多い大阪・ミナミでは公的な許可のない闇民泊がすでに横行している。実際に外国人観光客向けの民泊が行われている大阪・日本橋のあるマンションの住民は、こう話す。

「今年に入って中国人の出入りが多くなったと思ったら、入居者ではなくホテルとして利用している観光客だった。正確な数はわからないけど、マンション内の何室かが民泊の宿泊施設となっているようだ。管理会社や大家からは事前に何の説明もなかった」

 住民によると、中国人宿泊客のマナーの悪さから来るトラブルがマンション内で相次いでいるという。

「中国人の団体は、夜になると大声でどんちゃん騒ぎをする。ドアを開けっ放しにしていることが多いので、とても寝られたものではない」

 他にも「空き缶などのゴミをマンションのエントランスに放置する」「爆買いで購入した大量の商品を入り口に並べて座り込んで山分けする」

「マンション内のあちこちで記念撮影をはじめ、こちらに向けていきなりシャッターを切られた」

「マンションを出たら大型バスが横付けされており驚いた」などなど。民泊中国人観光客の迷惑行為を複数のマンション住人が証言した。

 このような闇民泊はインターネットの仲介サイトによると大阪市内で約2000件あるとみられており、全国では1万件以上あるとされている。その背景にあるのが深刻なホテル不足だ。

 大阪市内の比較的安価なビジネスホテルは満室状態が続き、3か月先まで予約が取れない。それに伴い宿泊料も高騰しており、以前は1泊6000〜7000円程度だった料金が1万円超となっているホテルも少なくない。

 梅田や難波への観光に便利な地下鉄御堂筋線沿線のホテルはもちろんのこと、堺市など周辺地域も同じような状態だ。

 大阪・ミナミの賃貸マンション事情に詳しい関係者によると「この辺りのマンションでは中国人観光客向けの民泊がどんどん増えつつあり、日本人の入居希望者がなかなか入れない状態になっている。観光客のマナーの悪さにうんざりした日本人入居者がマンションを出て行くケースも多いが、空いた部屋を民泊にしたほうが儲かるので、大家さんも多少のトラブルがあっても黙認している。賃貸では月6〜7万円の部屋でも、民泊にすれば月30万円は儲かる」とのことだ。

 日本人は入居したくてもできず、出て行くだけでは、気がつけば自分以外は中国人観光客という事態になりかねない。

 そんな状況が日々進行中というわけ。分譲マンションを何室も購入した中国人富裕層が日本への渡航者向けに営業しているという話もある。これがミナミのマンションの現状だ。

 中国人観光客による、マンションのっとりは大阪市内を中心に増加傾向にある。

 手遅れにならないうちに、早急に歯止めをかけなければならないだろう。

「ホテル不足の救世主」とも言われる民泊も、このままでは無法地帯を増やすだけ。あなたのマンション、大丈夫ですか?
http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/475586/

中国系の民泊サイトまとめ・一覧
http://min-paku.biz/list/china-vacation-rental

今、世界でAirbnbをはじめとする欧米系の民泊仲介サイトが非常に動向を気にしているのが、中国系の民泊仲介サイト勢です。

現在、中国および中国人は世界の旅行市場を牽引する存在となっており、中国国家観光局によると、2015年の中国国内旅行者数は40億人、海外旅行者数は1億2,000万人に達し、国内旅行者数、海外旅行者数、国内観光消費、海外観光消費のいずれもが世界一となりました。

この巨大な旅行市場を成長ドライバーとして急速に世界中でシェアを拡大しているのが中国系の民泊仲介サイトなのです。


また、中国国内では不動産の空き家問題が深刻化しており、現在空き家は5,000万件ほどあると言われています。中国政府はこの空き家問題の解決策として民泊に注目しており、そうした政策的な後押しも中国民泊仲介サイト勢にとっては大きな追い風となっています。

中国系の民泊仲介サイトは複数存在しており、今後も増えていくことが想定されますが、代表的なサイトとしては下記が挙げられます。


途家(Tujia):北京発。不動産会社らと提携し、中国国内物件に強み

自在客(Zizaike):上海発。FIT(個人手配の自由旅行)に強み。台湾物件が8割

住百家(Zhubajia):深圳発。富裕層に強み。民泊関連企業初の上場企業

大魚(Fishtrip):北京発。台湾と日本に強み

AsiaYo:台湾発

小猪短租網(Xiaozhu):北京発

蚂蟻短租(Mayi):北京発

Ctrip(シートリップ):上海発。中国最大のオンライン旅行サイト


上記のようにそれぞれのサイトによっても強みやサービス内容は多少異なり、各社が特徴的な事業展開をしています。
http://min-paku.biz/list/china-vacation-rental




http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/291.html#c18

[政治・選挙・NHK232] 安倍改憲案は必ず「国民投票」で否決される。愚か者に追従する自民党は致命的墓穴を掘る。  赤かぶ
1. 中川隆[-6408] koaQ7Jey 2017年9月14日 13:33:18 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

共謀罪批判は中国・朝鮮工作員が扇動していた
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/711.html

護憲運動はCIA・中国・朝鮮工作員が扇動していた
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/703.html

「面従腹背」に官邸疑心=加計問題、霞が関の不満影響か _ 加計問題は CIA が扇動していた
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/114.html

1972年2月、当時のニクソン米大統領とキッシンジャー補佐官が北京を訪問し、
周恩来首相と会談した時に、日本に対して三つの密約が交わされた。
米中密約の内容

1.日本に核武装そして単独防衛させない
2.これを防ぐために米軍は日本に駐留する(ビンの蓋論)
3.朝鮮半島および台湾問題で日本に発言権を与えない

この密約は、2002年10月、当時の江沢民中国国家主席が、
テキサスの牧場に当時のブッシュ大統領を訪ねたときにも再確認された。

安倍総理が憲法改正を言い出した途端にモリカケ問題で振り回されるようになった。
NHKはアメリカの指示で護憲反核番組を作った


2017年09月12日 スクープ「沖縄と核」


 表題は昨日(9月10日)午後9時から50分間放送されたNHKスペシャルの番組名です。国民から半ば強制的に徴収する受信料により年間1600億円もの潤沢な制作費があるNHKですが、時々ある「なぜこのタイミングで?」と考えてしまう番組でした。

 内容は、施政権返還(1972年5月)以前の沖縄米軍基地に、最大1300発もの核弾頭が配備されており、敵国(旧ソ連へは米国本土から攻撃するため主に中国が狙いだったようですが)への核攻撃を想定した訓練が繰り返され、事故(核弾頭の誤発射)まで発生していたというものです。

 当時の日本政府はもちろん了承しており、本土にさえ核兵器が持ち込まれなければよいと考えた結果、すべての核弾頭が沖縄に配備されたことになります。もちろん沖縄県人には全く知らされていませんでした。

 そして施政権が返還された時点ですべての核弾頭が撤去されたようですが、それでも「有事の際はいつでも再配備できる」という秘密合意があったようです。政府は公式見解として秘密合意の存在自体を(その前に沖縄に核弾頭が配備されていた事実も含めて)すべて否定しています。

 さて現時点においては「この事実」をここから議論するのではなく、あくまでも「今そこにある北朝鮮の危機」にどう対応するかを考えなければなりません。

 このNHKの番組は、確かにかなりの時間をかけて元米兵を中心に丹念に取材していたようで、それなりに「よくできた番組」ではあります。また沖縄県民だけが知らないうちに大変な危険にさらされていたという全体のトーンも、報道番組とすればある程度はやむを得ません。

 しかし現実は、日本と目と鼻の先にある北朝鮮という「ならずもの国家」が核実験とミサイル発射実験を繰り返す中で、少なくとも米国の核の傘を活用するという「日本国民を守るためのギリギリの選択」に対するアレルギー効果しかなかったと感じます。

 ここのところ小野寺防衛大臣の「北朝鮮は核保有国」、石破元防衛大臣の「非核三原則は見直す必要がある」などの発言もあり、遅ればせながら北朝鮮の脅威に対する現状認識や今後の対策について「すこしだけ」前進が見られていた中で、まさにアレルギー効果となってしまいました。

 ここで本誌は「日本も核武装すべき」など短絡的な議論を展開するつもりはありません。しかし少なくとも日本全体が北朝鮮の脅威を正確に認識し、あらゆる選択肢を真剣に考えて実行に移さなければならない段階において、NHKが一方的に核へのアレルギーを増幅させる番組をタイミングよく放送したことになります。

 放送すべきではなかったといっているのではなく、現在の北朝鮮の脅威に対してもっと国民に考えさせるよう工夫すべきだったと感じます。

 本誌はそもそもあまりテレビを見ませんが、NHKの番組については時々「その目的とタイミングについて」疑問に感じることがあり、記事にしています。2012年12月25日付け「NHKスペシャル・日本国債の、とんでもない内容」、2015年3月11日付け「NHKの預金封鎖報道の背景とは?」、2017年4月26日付け「訳がわからないスノーデン・インターセプト・NHKの三者関係と思惑」などです。

 初めの2つは消費増税を実施しなければ国債が暴落して預金も封鎖されるという「脅し」に近いもので、最後は国家として必要な諜報活動を暴露して批判するものでした。

 「今そこにある」北朝鮮の危機については、米国時間本日(9月11日)の国連安全保障理事会で北朝鮮に対する制裁措置を採決するはずですが、米国が提案していた原油輸出の全面禁止や金正恩の個人資産凍結などは早くも骨抜きにされており、それでも中国とロシアが拒否権を行使する可能性もあり、すでにほとんど意味がなくなっています。

 つまり米国や日本が会議の場で憤れば憤るほど、中国やロシアは反対に回るため、そもそも北朝鮮という「ならずもの国家」に対して常識的な手続きで解決を図っても全く意味がありません。

 そこで日本はあくまでも自力でこの「ならずもの国家」に対峙しなければなりません。そうなるとまず頼るべきは日米安保条約であり米国の核の傘ですが、そのためには応分の役割を果たす必要があり、何よりも国民すべてが危機感を共有しなければなりません。

 NHKのこの番組に限らず、マスコミの報道を見ている限りは、危機感が全く感じられません。このままでは北朝鮮という「ならずもの国家」がますます増長し、まもなく手遅れとなってしまいます。
http://yamikabu.blog136.fc2.com/blog-entry-2084.html


安倍総理が憲法改正を言い出した途端にモリカケ問題で振り回されるようになった。

「株式日記」では、霞ヶ関が国政の実権を握っており、その権力の源泉は米軍にあると以前に書いたことがありますが、沖縄の問題ひとつとっても密約だらけであり、そのことは日本の政治家も国民も知らないことが多いようだ。密約を結ぶのは政治家であっても、総理も大臣もコロコロ代わっていくうちに密約のことを知らない政治家ばかりになる。

しかし霞ヶ関には密約の番人がおり、密約を破ろうとすると官僚が動いてスキャンダルを暴露されて失脚するか、不慮の病死で葬り去られる。安倍総理もプーチンとの会談を重ねて北方領土返還に動こうとしたのに、待ったをかけたのは外務官僚であり、米軍との密約で日本のどこにでも米軍基地を作れるという文言があるらしい。

だからプーチンが北方領土には米軍基地を作らせないという約束ができるのかと聞かれて、安倍総理はその密約を知らなかったらしい。でなければ安倍総理が北方領土返還交渉をするわけがない。プーチンの方が日米間の密約のことはよく知っており、そこをプーチンは突いてきたのだ。

安倍総理が憲法改正を言い出した途端にモリカケ問題で振り回されるようになったのも、日米間には日米安保と現行憲法とはセットであるという密約のことを知らなかったのかもしれない。安倍総理の祖父は岸元総理だから誰よりも密約のことは知っているはずですが、密約は密約であり公式の外交条約ではないから守る必要はない。

最近では日韓合意がありますが、これも密約のようなものですが正式な外交条約ではない。だから守らなくてもいいのですが紳士協定のようなものであり、日本は密約を守る国であり韓国は密約を守らないというだけの事だ。外交的に難しい交渉をする時には表向きの条約と裏側の密約とに分かれていることが多く、国民には密約は公開されない。

外務官僚が日本の内閣内部の動きを逐一アメリカに報告しているのは、明らかにスパイ行為ですがウィキリークスでこのような行為が行われていることが暴露された。それに対して日本はアメリカの政府内部の動きを何も掴むことができない。日本にスパイ防止法ができないのもこのような密約があるからだろう。

日本は在日米軍が存在する限りはアメリカの植民地であり、日本の独自外交など存在はしない。逐一外務省がアメリカに日本政府部内の動きを報告しているからだ。そのようなスパイ行為が正々堂々と出来て、日本の政治家がどうすることもできないのは在日米軍が目を光らせているからだ。

だから安倍総理がいくら頑張っても、外交は元外務次官の谷内正太郎国家安全保障局長が行っており、岸田外務大臣は蚊帳の外だった。このように政治家と官僚とのずれが生じるのは、政治家が通訳を介さないと交渉ができないのに対して、官僚は通訳を通さずに交渉ができるから、アメリカは密約を官僚に持ちかけてくる。

矢部氏によれば、「そして残念なことに、そういう掟のほとんどは、じつは日米両政府のあいだではなく、米軍と日本のエリート官僚のあいだで直接結ばれた、占領期以来の軍事上の密約を起源としているのです。」と書いているように、日本の日米交渉は密約だらけで伏魔殿のようになってしまっている。

率直に言えば日本国憲法も占領期間中に作られたものであり、だから無効だと宣言できるのでしょうが、日米安保とセットだからどうすることもできないのは密約によるものだ。日米地位協定も密約の塊であり、日本の政治家は誰も改正を持ち出せない。日本は法治国家ではなく米治国家であり、憲法以上の日米間の「掟」が存在している。
http://2013tora.jp/kabu390.html

http://www.asyura2.com/17/senkyo232/msg/303.html#c1

[政治・選挙・NHK232] 東電福島第一原発の事故で世界を汚染、日本を壊滅させそうになった無責任集団が原発再稼働推進 :原発板リンク  赤かぶ
2. 中川隆[-6408] koaQ7Jey 2017年9月14日 16:41:37 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

菅、枝野、北沢が妨害しなければ原発事故は起きなかった

「炉心溶融はない」「放射能は漏れていない」「健康被害はない」と大嘘を付いていた枝野幸男
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引用:http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-b5-6d/level4level4/folder/172944/49/29051549/img_0


福島原発の事故で、菅首相の指示で「炉心溶融」を2ヶ月間隠していたのが分かりました。

菅内閣は当時他にも、放射能漏れや、健康被害の可能性も隠していました


あの日責任者達は何をしていたのか

6月16日、2011年の福島原発事故でメルトダウン、(炉心溶融)の公表が2ヶ月遅れた問題で、調査報告書が出されました。

東京電力の依頼で調べていた弁護士らの第三者委員会が、2016年3月から調査していました。

福島第一原発は2011年3月11日の津波で冷却水用発電機が海水を被り、全電源停止に至りました。

翌3月12日には建屋が次々に、充満した水素で爆発し、冷却水の水位が下がって燃料棒が剥き出しになりました。

燃料棒は冷却水が循環する事で冷やされているが、水から露出すると高温になり、やがて自らの熱で溶け出します。

燃料棒が溶けて下に落ちる状態がメルトダウン(炉心溶融)で、原発事故で最も深刻な事態とされています。


福島原発では隔壁で仕切られた原子炉の中に溶けた燃料棒が溜まっていると考えられるが、チェルノブイリでは外部に放出されました。

この炉心溶融が事故当時秘密にされ、事故から2ヵ月後にようやく明らかにされました。

事故直後は放射能漏れも否定していて、枝野官房長官が「人体には影響が無い」と何度も強調していたのが印象的でした。


後に枝野官房長官は人体に影響があるのを知っていたと認めたが「ただちに影響がないとはとは言っていない」という名言を残しました。

枝野は炉心溶融も知っていたし、放射能漏れも知っていたが、同じような論法で言い逃れていました。

「炉心溶融は起きていない」と記者会見で何回も断言していたが、それも嘘でした。


「炉心溶融」を禁止したのは菅直人

調査報告書では事故3日後の3月14日に、記者会見中だった武藤副社長に広報担当者からメモが渡されていました。

メモには「炉心溶融」という言葉を使わないように、清水正孝社長からの手書きの指示が書かれていました。

清水社長から副社長には、炉心溶融を使ってはならないという、官邸からの指示があったと説明していました。


東京電力は「明確な定義がなく誤解を与えるので炉心溶融を使わなかった」という嘘の説明をしていました。

事故後の一部報道によると、東電の清水社長は地震の30分後に自衛隊幹部に電話を掛け「メルトダウンは避けられない」と助けを求めたとされています。

自衛隊の動きは素早く、必要な機材を大型ヘリで運んだり人員を投入する準備を始めました。


3月11日に清水社長は名古屋に居たので、東京で指示を出す為、自衛隊機に乗せて羽田に向いました。

だが枝野官房長官と北沢防衛長官の2人が「無断で自衛隊が動いているのは軍事クーデターだ」と大騒ぎして、着陸数分前に名古屋に引き返させました。

清水社長は翌日未明に陸路で東京に戻ったが、この間に貴重な10時間ほどが失われました。


枝野、北沢、菅の3人は自衛隊が東京電力と電話する事を禁止し、今後一切自衛隊は関わるなと命令しました。

自衛隊の支援を絶たれた東京電力は大混乱に陥ったが、冷却の為に海水を入れることと、水素ガスの放出が必要と判断しました。

燃料棒は水から出ると水素を放出するので、建屋に水素が充満しているのは、燃料棒が露出していると考えられました。


菅、枝野、北沢は「現場から逃げ出そうとした東電を止めた」などと大嘘をついて、全てを吉田所長のせいにした
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引用:http://livedoor.blogimg.jp/kimito39/imgs/9/4/94c1b802.jpg


「なんだ、馬鹿野郎」

ここで菅直人首相は歴史に残る名言「ボクは原発の事は良く分かっている」と口にし、水素放出と海水注入の許可を出しませんでした。

菅首相は翌3月12日朝、ヘリコプターで原発を視察する為に、水素放出を禁じたといわれています。

首相の視察が終わった後でようやく水素放出が許可されたが、この頃には圧力が上がりすぎて弁が動かず、放出が不可能になっていました。


結局建屋は次々に爆発し、福島原発の吉田所長と東電本社の珍問答が延々と続けられます。

所長は海水注入の許可を求めたが東電本社は禁止し、禁止した理由は菅首相が「海水を入れたら爆発する」と主張したからとされている。

しかも菅首相は「自分が海水注入や水素放出を指示した事にしろ」と言って東電に責任をなすりつけ、「東電が東電が」と騒いでいました。


自分が東電の清水社長を名古屋に追い返しておきながら「東電の社長は連絡もしない」などと言っていました。

自衛隊についても自分が活動を禁止したのに、「自衛隊の動きが遅い」などいかにも自分が自衛隊を急がせているように装っていた。

アメリカ軍についても、核処理部隊の協力申し出が初日に来ていたのに「米軍は地震を利用して日本占領を目論んでいる」などと言っていました。


吉田所長は東電社長や菅首相の命令を無視して、無断で海水注入し、本当の核爆発だけは防止しました。

海水注入の是非を検討する会議では所長が菅首相に「なんだ、馬鹿野郎」と言ったとされています。


嘘だらけの閣僚達

その後も菅首相は「東電の吉田所長は原発を放棄して逃げ出そうとしたが、私が止めました」などと嘘八百を繰り返しました。

菅、枝野、北沢、海江田らの閣僚は次から次に事故対策を妨害し、例えば消防には最初福島入りを禁止していました。

だが次の瞬間には直ぐに現場入りするよう指示し、現場に入ったら「指示があるまで何もするな」といって活動を禁止しました。


だがそう言った次の瞬間には「なぜ早く原子炉を冷やさないんだ、さっさとやれ」と罵倒したりもしました。

要するに「自分のお陰で危機から救われた」という演出をしたいがために、テレビの前で自分が指示したかったのでした。

こういった行動が現場を大混乱に落しいれ、例えば菅首相は「ヘリで原子炉に水を撒け」と指示しました。


空から少量の水を撒いても、水は空中に拡散するだけで、作業を妨害しただけでした。

だが次の瞬間には、「消防車で原子炉に水を入れろ」とまるで自分が思いついたように指示していた。

果たして菅、枝野、北沢そして海江田らが閣僚でなかったら、原発は爆破しなかったのか、推測はできるが仮定にすぎない。


だがもし森首相や小泉首相や安倍首相であったら、大型ヘリで発電機やポンプを原発に輸送し、自衛隊は原子炉を冷却しようとしたでしょう。

最初から水素は放出され海水注入が行われたら、おそらく単なる放射能漏れで済んだでしょう。

その上でやっぱり水素が充満して爆発した可能性もあるが、その可能性はかなり低い。

なにより緊急時に最善を尽くさず、作業の妨害ばかりしていた閣僚らが、未だに罪を裁かれていないのは納得出来ないのではないか。
http://thutmose.blog.jp/archives/62021694.html

反原発運動は中国・朝鮮工作員が扇動していた
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/702.html

反原発派は知恵遅れ _ 原発再稼動で温室効果ガスが減少 再生可能エネルギーの限界
http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/781.html
http://www.asyura2.com/17/senkyo232/msg/304.html#c2

[原発・フッ素48] 東電福島第一原発の事故で世界を汚染、日本を壊滅させそうになった無責任集団が原発再稼働推進(櫻井ジャーナル) 赤かぶ
1. 中川隆[-6407] koaQ7Jey 2017年9月14日 16:44:33 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
、枝野、北沢が妨害しなければ原発事故は起きなかった
「炉心溶融はない」「放射能は漏れていない」「健康被害はない」と大嘘を付いていた枝野幸男
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引用:http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-b5-6d/level4level4/folder/172944/49/29051549/img_0


福島原発の事故で、菅首相の指示で「炉心溶融」を2ヶ月間隠していたのが分かりました。

菅内閣は当時他にも、放射能漏れや、健康被害の可能性も隠していました


あの日責任者達は何をしていたのか

6月16日、2011年の福島原発事故でメルトダウン、(炉心溶融)の公表が2ヶ月遅れた問題で、調査報告書が出されました。

東京電力の依頼で調べていた弁護士らの第三者委員会が、2016年3月から調査していました。

福島第一原発は2011年3月11日の津波で冷却水用発電機が海水を被り、全電源停止に至りました。

翌3月12日には建屋が次々に、充満した水素で爆発し、冷却水の水位が下がって燃料棒が剥き出しになりました。

燃料棒は冷却水が循環する事で冷やされているが、水から露出すると高温になり、やがて自らの熱で溶け出します。

燃料棒が溶けて下に落ちる状態がメルトダウン(炉心溶融)で、原発事故で最も深刻な事態とされています。


福島原発では隔壁で仕切られた原子炉の中に溶けた燃料棒が溜まっていると考えられるが、チェルノブイリでは外部に放出されました。

この炉心溶融が事故当時秘密にされ、事故から2ヵ月後にようやく明らかにされました。

事故直後は放射能漏れも否定していて、枝野官房長官が「人体には影響が無い」と何度も強調していたのが印象的でした。


後に枝野官房長官は人体に影響があるのを知っていたと認めたが「ただちに影響がないとはとは言っていない」という名言を残しました。

枝野は炉心溶融も知っていたし、放射能漏れも知っていたが、同じような論法で言い逃れていました。

「炉心溶融は起きていない」と記者会見で何回も断言していたが、それも嘘でした。


「炉心溶融」を禁止したのは菅直人

調査報告書では事故3日後の3月14日に、記者会見中だった武藤副社長に広報担当者からメモが渡されていました。

メモには「炉心溶融」という言葉を使わないように、清水正孝社長からの手書きの指示が書かれていました。

清水社長から副社長には、炉心溶融を使ってはならないという、官邸からの指示があったと説明していました。


東京電力は「明確な定義がなく誤解を与えるので炉心溶融を使わなかった」という嘘の説明をしていました。

事故後の一部報道によると、東電の清水社長は地震の30分後に自衛隊幹部に電話を掛け「メルトダウンは避けられない」と助けを求めたとされています。

自衛隊の動きは素早く、必要な機材を大型ヘリで運んだり人員を投入する準備を始めました。


3月11日に清水社長は名古屋に居たので、東京で指示を出す為、自衛隊機に乗せて羽田に向いました。

だが枝野官房長官と北沢防衛長官の2人が「無断で自衛隊が動いているのは軍事クーデターだ」と大騒ぎして、着陸数分前に名古屋に引き返させました。

清水社長は翌日未明に陸路で東京に戻ったが、この間に貴重な10時間ほどが失われました。


枝野、北沢、菅の3人は自衛隊が東京電力と電話する事を禁止し、今後一切自衛隊は関わるなと命令しました。

自衛隊の支援を絶たれた東京電力は大混乱に陥ったが、冷却の為に海水を入れることと、水素ガスの放出が必要と判断しました。

燃料棒は水から出ると水素を放出するので、建屋に水素が充満しているのは、燃料棒が露出していると考えられました。


菅、枝野、北沢は「現場から逃げ出そうとした東電を止めた」などと大嘘をついて、全てを吉田所長のせいにした
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引用:http://livedoor.blogimg.jp/kimito39/imgs/9/4/94c1b802.jpg


「なんだ、馬鹿野郎」

ここで菅直人首相は歴史に残る名言「ボクは原発の事は良く分かっている」と口にし、水素放出と海水注入の許可を出しませんでした。

菅首相は翌3月12日朝、ヘリコプターで原発を視察する為に、水素放出を禁じたといわれています。

首相の視察が終わった後でようやく水素放出が許可されたが、この頃には圧力が上がりすぎて弁が動かず、放出が不可能になっていました。


結局建屋は次々に爆発し、福島原発の吉田所長と東電本社の珍問答が延々と続けられます。

所長は海水注入の許可を求めたが東電本社は禁止し、禁止した理由は菅首相が「海水を入れたら爆発する」と主張したからとされている。

しかも菅首相は「自分が海水注入や水素放出を指示した事にしろ」と言って東電に責任をなすりつけ、「東電が東電が」と騒いでいました。


自分が東電の清水社長を名古屋に追い返しておきながら「東電の社長は連絡もしない」などと言っていました。

自衛隊についても自分が活動を禁止したのに、「自衛隊の動きが遅い」などいかにも自分が自衛隊を急がせているように装っていた。

アメリカ軍についても、核処理部隊の協力申し出が初日に来ていたのに「米軍は地震を利用して日本占領を目論んでいる」などと言っていました。


吉田所長は東電社長や菅首相の命令を無視して、無断で海水注入し、本当の核爆発だけは防止しました。

海水注入の是非を検討する会議では所長が菅首相に「なんだ、馬鹿野郎」と言ったとされています。


嘘だらけの閣僚達

その後も菅首相は「東電の吉田所長は原発を放棄して逃げ出そうとしたが、私が止めました」などと嘘八百を繰り返しました。

菅、枝野、北沢、海江田らの閣僚は次から次に事故対策を妨害し、例えば消防には最初福島入りを禁止していました。

だが次の瞬間には直ぐに現場入りするよう指示し、現場に入ったら「指示があるまで何もするな」といって活動を禁止しました。


だがそう言った次の瞬間には「なぜ早く原子炉を冷やさないんだ、さっさとやれ」と罵倒したりもしました。

要するに「自分のお陰で危機から救われた」という演出をしたいがために、テレビの前で自分が指示したかったのでした。

こういった行動が現場を大混乱に落しいれ、例えば菅首相は「ヘリで原子炉に水を撒け」と指示しました。


空から少量の水を撒いても、水は空中に拡散するだけで、作業を妨害しただけでした。

だが次の瞬間には、「消防車で原子炉に水を入れろ」とまるで自分が思いついたように指示していた。

果たして菅、枝野、北沢そして海江田らが閣僚でなかったら、原発は爆破しなかったのか、推測はできるが仮定にすぎない。


だがもし森首相や小泉首相や安倍首相であったら、大型ヘリで発電機やポンプを原発に輸送し、自衛隊は原子炉を冷却しようとしたでしょう。

最初から水素は放出され海水注入が行われたら、おそらく単なる放射能漏れで済んだでしょう。

その上でやっぱり水素が充満して爆発した可能性もあるが、その可能性はかなり低い。

なにより緊急時に最善を尽くさず、作業の妨害ばかりしていた閣僚らが、未だに罪を裁かれていないのは納得出来ないのではないか。
http://thutmose.blog.jp/archives/62021694.html


反原発運動は中国・朝鮮工作員が扇動していた
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/702.html

反原発派は知恵遅れ _ 原発再稼動で温室効果ガスが減少 再生可能エネルギーの限界
http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/781.html

http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/674.html#c1

[政治・選挙・NHK232] 沖縄で米軍の核ミサイルが事故! Nスペ衝撃のスクープは過去の話じゃない、北朝鮮危機に乗じ核配備を狙う安倍政権(リテラ) 赤かぶ
1. 中川隆[-6406] koaQ7Jey 2017年9月14日 16:47:09 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
安倍総理が憲法改正を言い出した途端にモリカケ問題で振り回されるようになった。
NHKはアメリカの指示で護憲反核番組を作った


2017年09月12日 スクープ「沖縄と核」


 表題は昨日(9月10日)午後9時から50分間放送されたNHKスペシャルの番組名です。国民から半ば強制的に徴収する受信料により年間1600億円もの潤沢な制作費があるNHKですが、時々ある「なぜこのタイミングで?」と考えてしまう番組でした。

 内容は、施政権返還(1972年5月)以前の沖縄米軍基地に、最大1300発もの核弾頭が配備されており、敵国(旧ソ連へは米国本土から攻撃するため主に中国が狙いだったようですが)への核攻撃を想定した訓練が繰り返され、事故(核弾頭の誤発射)まで発生していたというものです。

 当時の日本政府はもちろん了承しており、本土にさえ核兵器が持ち込まれなければよいと考えた結果、すべての核弾頭が沖縄に配備されたことになります。もちろん沖縄県人には全く知らされていませんでした。

 そして施政権が返還された時点ですべての核弾頭が撤去されたようですが、それでも「有事の際はいつでも再配備できる」という秘密合意があったようです。政府は公式見解として秘密合意の存在自体を(その前に沖縄に核弾頭が配備されていた事実も含めて)すべて否定しています。

 さて現時点においては「この事実」をここから議論するのではなく、あくまでも「今そこにある北朝鮮の危機」にどう対応するかを考えなければなりません。

 このNHKの番組は、確かにかなりの時間をかけて元米兵を中心に丹念に取材していたようで、それなりに「よくできた番組」ではあります。また沖縄県民だけが知らないうちに大変な危険にさらされていたという全体のトーンも、報道番組とすればある程度はやむを得ません。

 しかし現実は、日本と目と鼻の先にある北朝鮮という「ならずもの国家」が核実験とミサイル発射実験を繰り返す中で、少なくとも米国の核の傘を活用するという「日本国民を守るためのギリギリの選択」に対するアレルギー効果しかなかったと感じます。

 ここのところ小野寺防衛大臣の「北朝鮮は核保有国」、石破元防衛大臣の「非核三原則は見直す必要がある」などの発言もあり、遅ればせながら北朝鮮の脅威に対する現状認識や今後の対策について「すこしだけ」前進が見られていた中で、まさにアレルギー効果となってしまいました。

 ここで本誌は「日本も核武装すべき」など短絡的な議論を展開するつもりはありません。しかし少なくとも日本全体が北朝鮮の脅威を正確に認識し、あらゆる選択肢を真剣に考えて実行に移さなければならない段階において、NHKが一方的に核へのアレルギーを増幅させる番組をタイミングよく放送したことになります。

 放送すべきではなかったといっているのではなく、現在の北朝鮮の脅威に対してもっと国民に考えさせるよう工夫すべきだったと感じます。

 本誌はそもそもあまりテレビを見ませんが、NHKの番組については時々「その目的とタイミングについて」疑問に感じることがあり、記事にしています。2012年12月25日付け「NHKスペシャル・日本国債の、とんでもない内容」、2015年3月11日付け「NHKの預金封鎖報道の背景とは?」、2017年4月26日付け「訳がわからないスノーデン・インターセプト・NHKの三者関係と思惑」などです。

 初めの2つは消費増税を実施しなければ国債が暴落して預金も封鎖されるという「脅し」に近いもので、最後は国家として必要な諜報活動を暴露して批判するものでした。

 「今そこにある」北朝鮮の危機については、米国時間本日(9月11日)の国連安全保障理事会で北朝鮮に対する制裁措置を採決するはずですが、米国が提案していた原油輸出の全面禁止や金正恩の個人資産凍結などは早くも骨抜きにされており、それでも中国とロシアが拒否権を行使する可能性もあり、すでにほとんど意味がなくなっています。

 つまり米国や日本が会議の場で憤れば憤るほど、中国やロシアは反対に回るため、そもそも北朝鮮という「ならずもの国家」に対して常識的な手続きで解決を図っても全く意味がありません。

 そこで日本はあくまでも自力でこの「ならずもの国家」に対峙しなければなりません。そうなるとまず頼るべきは日米安保条約であり米国の核の傘ですが、そのためには応分の役割を果たす必要があり、何よりも国民すべてが危機感を共有しなければなりません。

 NHKのこの番組に限らず、マスコミの報道を見ている限りは、危機感が全く感じられません。このままでは北朝鮮という「ならずもの国家」がますます増長し、まもなく手遅れとなってしまいます。
http://yamikabu.blog136.fc2.com/blog-entry-2084.html


安倍総理が憲法改正を言い出した途端にモリカケ問題で振り回されるようになった。

「株式日記」では、霞ヶ関が国政の実権を握っており、その権力の源泉は米軍にあると以前に書いたことがありますが、沖縄の問題ひとつとっても密約だらけであり、そのことは日本の政治家も国民も知らないことが多いようだ。密約を結ぶのは政治家であっても、総理も大臣もコロコロ代わっていくうちに密約のことを知らない政治家ばかりになる。

しかし霞ヶ関には密約の番人がおり、密約を破ろうとすると官僚が動いてスキャンダルを暴露されて失脚するか、不慮の病死で葬り去られる。安倍総理もプーチンとの会談を重ねて北方領土返還に動こうとしたのに、待ったをかけたのは外務官僚であり、米軍との密約で日本のどこにでも米軍基地を作れるという文言があるらしい。

だからプーチンが北方領土には米軍基地を作らせないという約束ができるのかと聞かれて、安倍総理はその密約を知らなかったらしい。でなければ安倍総理が北方領土返還交渉をするわけがない。プーチンの方が日米間の密約のことはよく知っており、そこをプーチンは突いてきたのだ。

安倍総理が憲法改正を言い出した途端にモリカケ問題で振り回されるようになったのも、日米間には日米安保と現行憲法とはセットであるという密約のことを知らなかったのかもしれない。安倍総理の祖父は岸元総理だから誰よりも密約のことは知っているはずですが、密約は密約であり公式の外交条約ではないから守る必要はない。

最近では日韓合意がありますが、これも密約のようなものですが正式な外交条約ではない。だから守らなくてもいいのですが紳士協定のようなものであり、日本は密約を守る国であり韓国は密約を守らないというだけの事だ。外交的に難しい交渉をする時には表向きの条約と裏側の密約とに分かれていることが多く、国民には密約は公開されない。

外務官僚が日本の内閣内部の動きを逐一アメリカに報告しているのは、明らかにスパイ行為ですがウィキリークスでこのような行為が行われていることが暴露された。それに対して日本はアメリカの政府内部の動きを何も掴むことができない。日本にスパイ防止法ができないのもこのような密約があるからだろう。

日本は在日米軍が存在する限りはアメリカの植民地であり、日本の独自外交など存在はしない。逐一外務省がアメリカに日本政府部内の動きを報告しているからだ。そのようなスパイ行為が正々堂々と出来て、日本の政治家がどうすることもできないのは在日米軍が目を光らせているからだ。

だから安倍総理がいくら頑張っても、外交は元外務次官の谷内正太郎国家安全保障局長が行っており、岸田外務大臣は蚊帳の外だった。このように政治家と官僚とのずれが生じるのは、政治家が通訳を介さないと交渉ができないのに対して、官僚は通訳を通さずに交渉ができるから、アメリカは密約を官僚に持ちかけてくる。

矢部氏によれば、「そして残念なことに、そういう掟のほとんどは、じつは日米両政府のあいだではなく、米軍と日本のエリート官僚のあいだで直接結ばれた、占領期以来の軍事上の密約を起源としているのです。」と書いているように、日本の日米交渉は密約だらけで伏魔殿のようになってしまっている。

率直に言えば日本国憲法も占領期間中に作られたものであり、だから無効だと宣言できるのでしょうが、日米安保とセットだからどうすることもできないのは密約によるものだ。日米地位協定も密約の塊であり、日本の政治家は誰も改正を持ち出せない。日本は法治国家ではなく米治国家であり、憲法以上の日米間の「掟」が存在している。
http://2013tora.jp/kabu390.html

安倍総理が憲法改正を言い出した途端にモリカケ問題で振り回されるようになった。
モリカケ問題で安倍降ろしが始まっていますが、マスコミにも北朝鮮や中国の工作員が入り込んで工作している。石破茂というムンジェインのような受け皿も用意されたようだ。石破氏は自民党を離党したり合流したりと謎の人物だ。中国は石破氏を首相にすれば、情報は中国に筒抜けになる。


詳細は

共謀罪批判は中国・朝鮮工作員が扇動していた
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/711.html

護憲運動はCIA・中国・朝鮮工作員が扇動していた
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/703.html

「面従腹背」に官邸疑心=加計問題、霞が関の不満影響か _ 加計問題は CIA が扇動していた
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/114.html


http://www.asyura2.com/17/senkyo232/msg/308.html#c1

[近代史02] 株で儲ける方法教えてあげる(こっそり) 中川隆
437. 中川隆[-6411] koaQ7Jey 2017年9月14日 17:37:20 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

大量の情報や予測よりも優れている「凄いもの」とは何か?


現在は大量情報時代であり、誰でもインターネットで大量の情報が集められ、分析できる時代となっている。そのため、「分析すべき大量の情報があれば、世の中がどう動くかが予言者のように分かるはずだ」と考える人もいる。

結果はどうだったのか。

インターネット時代になって大量の情報が溢れても、結局は誰も世の中を見通すことはできないという事実が明らかになっただけだった。世の中は、見通せなかったのである。

専門家に何かの問題点についてアドバイスを求めても無駄だ。その専門家のアドバイスを打ち消すような情報も大量に溢れているので、ますます世の中が分からなくなっていく。

大量の情報があるくらいでは「何も分からない」ことだけが分かるようになったのだ。誰も世の中を見通せないし、誰も予言者になることもできない。

もちろん、世の中を動かしているはずの世界的リーダーも、別に世の中が見通せているわけではない。

アナリストやジャーナリストやコメンテーターの予想も役に立たない。

立派なグラフも、ケインズも、マルクスも、役に立たない。

では、役に立つのは何か。


Hope for the best, prepare for the worst.

誰も将来のことなど分からないのであれば、どうすればいいのかは「人並みの常識」があれば分かることだ。たとえば、イギリスにはこのような諺がある。

Hope for the best, prepare for the worst.
(最高を望み、最悪に備えよ)

予測は往々にして当てが外れるが、決まっていないことに対処しなければならない。どうするのか。それが「最高を望み、最悪に備えよ」なのである。

別にイギリス人に常識を聞かなくても年配の日本人に聞けばこのように言ってくれるはずだ。

「備えあれば憂いなし」

厚い雲が覆っていて昼間なのに暗ければ、雨が降る確率が高い。とは言っても雨は降らないかもしれない。しかし「降りそうだ」という方向性は間違っていない。どうするのか。

雨は降らないかもしれないが傘を持っていけばいい。別にいちいち予測する必要はない。「最高を望み、最悪に備えよ」「備えあれば憂いなし」というのは、そういうことだ。

ある程度の常識が分かっていれば、世の中がどっちに転ぼうが最悪の痛手を被らなくても済むし、想定内の最悪であればきちんと対処ができる可能性が高い。

「最高を望み、最悪に備えよ」というのは、将来における安全域を確保するということでもある。その「常識」によって自分の予測が外れたら破産するような賭けや言動から身を守ることができる。

ここまで来ると、大量の情報を集めるよりも優れているものが何かが分かるはずだ。

それは「常識」である。

大量の情報を集め、それを過信する前に身につけなければならないのは「常識」だったのだ。現実的に生きるというのは、常識を持って生きるということである。きちんと常識を身につけていれば、予測で自滅することはない。

雨は降らないかもしれないが傘を持っていけばいい。別にいちいち予測する必要はない。「最高を望み、最悪に備えよ」「備えあれば憂いなし」というのは、そういうことだ。
http://www.bllackz.com/?m=c&c=20161125T1732160900

http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/430.html#c437

[近代史02] 株で儲ける方法教えてあげる(こっそり) 中川隆
438. 中川隆[-6410] koaQ7Jey 2017年9月14日 17:41:26 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

アナリストの予想は逆になる

経済メディアやエコノミスト、投資の専門家は少しでも上昇すると「上げ相場だ」と言い、少し下げると「下げ相場だ」と言っているだけです。

XXX銀行チーフエコノミストのような立派な肩書きを書いていても、やっている事はオウムと一緒で、早くAIで自動化したほうが良い。

オウムよりはしっかりした著名投資家や投資機関は中長期の見通しを発表するが、これがまた当たらない。


世界一の投資会社はゴールドマンサックスで、取引高は国家を遥かに上回る数千兆円とも言われていて、さぞ的確な予想をしているだろうと想像する。

だが2011年に東日本大震災が起きた後、GSの責任者は「日本売りで年末には1ドル195円を超え、国債大暴落が起きる」と言っていました。

現実には日本国債は大暴落どころか大人気でマイナス金利になり、年末に1ドルは80円でした。


予想の上手さと投資成績は無関係

GSの経済予想を時系列で並べても当たった例はほとんど無く、わざと逆の事を言って騙そうとしているのではという邪推すら起きてくる。

世界一の投資家のWバフェットも同様で、2008年の北京オリンピックの頃「中国の一人当たりGDPはアメリカ人と同じになり、中国のGDPはアメリカの5倍になる」という計算を披露しました。

この計算では中国の経済規模は日本の10倍になるが、現実には「水増し」を差し引くと未だにアメリカの半分、日本の1.5倍程度で頭打ちになっています。


バフェットと共に大投資家として名高いJソロスはトランプ大統領当選でドルが暴落すると予想したが、逆にドル高株高になって数千億円も損をしたとされています。

ソロスは2016年に中国人民元暴落も予想し、少しは下げたのだが暴落はしなかったので、これも儲からなかったでしょう。

冒険投資家Jロジャーズも2008年ごろは「子供を中国に移住させ、自分も中国人になるつもりだ」と述べるなど大変な入れ込みようだった。


「中国人はアメリカの4倍いるのだから4倍のガソリンを消費し、4倍の買い物をする」だから中国人になれば世界一の投資家になれると言っていました。

その後中国の失速が明らかになるとロジャースは中国の話をしなくなり、ベトナムとかミャンマーとか怪しげな国を「将来有望だ」と言っていました。

日本で経済や投資のニュース解説に必ず登場するのが元財務官僚のアナリストで、中でも「ミスター円」榊原英資は大人気です。


大恐慌でも投資家の財布は痛まない

だが榊原氏の相場予想となると、当たったことが一度も無いと言えるほど外れまくり、それでいて経済番組に必ず登場するので、テレビと財務省の癒着ではないかと疑っています。

このように経済専門家や投資専門家、アナリストから世界最大の投資機関まで、彼らの予想は99%まで外れる事になっていて、一般の人と同じレベルです。

それでもバフェットやソロスやGSは、我々一般人の年収を数分で稼いでいるので、相場の予想と投資で稼ぐのは無関係だと分かります。


彼らが運用する数兆円というような金額になると、「どこにいくら配分するか」という運用配分が重要になります。

どの国の株式に何%、どの国の国債にそれぞれ何%、あるいは成長分野の企業買収とか、細分化することで「絶対に損をしない」ようにします。

例えばリーマンショックの時ですら、世界全体では1年だけ0.05%マイナス成長だっただけで、分散していれば打撃を受けなかった筈です。


こうした事がお金持ちや大投資家の投資なので、予想が当たろうが外れようが、彼らの資産は守られているのです。

自分でリスクを負っているようで、実は株価が半分になっても、資産は保護される仕組みになっています。

一般の個人投資家はそうではなく、日経平均やNY株が1割も下がったら、資産の大半を失う人が続出します。


お金持ちや投資機関責任者の発言を真に受けると、個人投資家は酷い目に遭うでしょう。
http://www.thutmosev.com/archives/70226723.html

http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/430.html#c438

[近代史02] 株で儲ける方法教えてあげる(こっそり) 中川隆
439. 中川隆[-6409] koaQ7Jey 2017年9月14日 18:10:50 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

本当はプロと同じ程度の勝率(5%〜15%) を上げるのは素人でも超簡単なんですけどね:

投資は利益5%で成功 大きな利益は大きなリスクを支払う

儲かる投資ほど損をする仕組み

堅実な投資家はどの程度のリスクを負うべきなのか、例えば今人気のマンション投資やアパート投資は年利10%の利益なら成功とされています。

年利10%は表面上の売上げなので、そこから税金や諸経費を引いたら年利5%で成功と言われています。

世の中の大半の企業の利益率を調べると5%以下で、トヨタですら10%には届いていません。


200万円のプリウスのうち、利益になるのは15万円くらいで、そこから将来への投資などもするので、ほとんど残りません。

銀行や証券会社のプロ投資家で継続して年利10%も上げたらスーパースターで業界の伝説になれるでしょう。

それどころかかなりのプロディーラーは手数料込みでは損失が出ていて、その損失を個人投資家に負わせています。

投資で毎年5%安定して勝てたら実はその人は相当投資がうまい人で、物足りないかも知れないがそういうものなのです。
http://thutmose.blog.jp/archives/68355165.html


要は、騰落レシオが70以上では一切動かず、騰落レシオが70以下になったらナンピンで現物買いを始めればいいのです。

損切りは絶対に NG

利食うタイミングはエリオット波動と P&F で判断します。

テクニカル分析で役に立つのはエリオット波動と P&F の二つだけです。

間違っても一目均衡表とか移動平均線、ボリンジャーバンド、オシレーターなんかは参考にしない様にしましょう。


知識としては次の3冊だけで十分でしょう:

あなたのトレード判断能力を大幅に鍛えるエリオット波動研究– 2017/7/16
一般社団法人日本エリオット波動研究所 (著) ¥ 3,024
https://www.amazon.co.jp/dp/4775991523/


フィボナッチ ブレイクアウト売買法 (ウィザードブックシリーズ) 2010/5/14
ロバート・C・マイナー (著), 長尾慎太郎 (監修)
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%9C%E3%83%8A%E3%83%83%E3%83%81%E3%83%96%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%83%88%E5%A3%B2%E8%B2%B7%E6%B3%95-%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%82%B6%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA-%E3%83%AD%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BBC%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%BC/dp/4775971336/ref=cm_cr_pr_product_top


最強のポイント・アンド・フィギュア分析 トーマス・J・ドーシー (著)
第2章 ポイント・アンド・フィギュア分析の基本
第3章 チャートパターン――需給の攻防の記録
http://www.panrolling.com/books/wb/pointfigure.html
http://www.amazon.co.jp/%E6%9C%80%E5%BC%B7%E3%81%AE%E3%83%9D%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%AE%E3%83%A5%E3%82%A2%E5%88%86%E6%9E%90-%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%82%B6%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA-%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%83%BBJ%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%BC/dp/4775970305


相場の本は沢山読めば役に立つというものではありません。


イソップ童話 猫と狐

ある森の中で、ネコはキツネとバッタリ出会いました。ネコはニコニコしながら、キツネに話しかけます。

「こんにちは、キツネさん。このごろ獲物(えもの)がすくなくなって、狩りがやりにくくなりましたね。でもキツネさんは頭がいいから、どんなときでもうまくやっていらっしゃるんでしょうね」

するとキツネは、めんどくさそうに返事をしました。

「ぼくがうまくやっているかだって? きみは、どんなやりかたを知っているの?」

「わたしは、イヌから逃げる方法をたったひとつしか知らないんです」

「どんな?」

ネコは、はずかしそうに答えました。

「もし、イヌが追いかけてきたら、すぐ木に登る。それだけです」

「へー、それだけ」

キツネは、ネコをばかにしたように言います。

「ぼくは、百よりも、たくさんの逃げ方を知ってるよ。それから、相手をワナに引っかける技もね。みんなぼくの知恵袋(ちえぶくろ)の中に入っているんだ。あわれなネコくん、ひとつ教えてあげようか?」

キツネが得意(とくい)になって、夢中(むちゅう)でしゃべっているときです。イヌを4匹つれた狩人が、すぐそばまで来ました。

ネコは、すばやく木にのぼりました。これで安心、木の枝や葉っぱがネコをスッポリとおおいかくしてくれます。

「キツネさん、はやく知恵の袋を開けなきゃ!」

ネコが言ったときにはもう遅く、キツネはつかまってしまいました。

「キツネさんどうして? 百以上のやり方を知っているのに。あっ、そうか。どのやり方にするのかまよっているうちに、つかまってしまったんだ。わたしは、ひとつしか逃げ方を知らなくて助かったよ」

ネコは、ホッとため息をつきましたとさ。


http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/430.html#c439

[政治・選挙・NHK232] 北朝鮮「核兵器で日本の4つの列島を海へ沈め、国連を廃墟に」と威嚇(ロイター) :国際板リンク 赤かぶ
1. 中川隆[-6408] koaQ7Jey 2017年9月14日 18:54:26 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
とりあえず日本の原発を爆破して、日本を人間が住めない国にするのが一番効率的だね

護憲バカも自分がお花畑だったのに気付くだろうな

もう手遅れになってるけど
http://www.asyura2.com/17/senkyo232/msg/311.html#c1

[国際20] 北朝鮮「核兵器で日本の4つの列島を海へ沈め、国連を廃墟に」と威嚇(ロイター) 赤かぶ
1. 中川隆[-6407] koaQ7Jey 2017年9月14日 18:55:29 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
とりあえず日本の原発を爆破して、日本を人間が住めない国にするのが一番効率的だね
護憲バカも自分がお花畑だったのに気付くだろうな

もう手遅れになってるけど


共謀罪批判は中国・朝鮮工作員が扇動していた
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/711.html

護憲運動はCIA・中国・朝鮮工作員が扇動していた
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/703.html

「面従腹背」に官邸疑心=加計問題、霞が関の不満影響か _ 加計問題は CIA が扇動していた
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/114.html
http://www.asyura2.com/17/kokusai20/msg/593.html#c1

[中国12] <中国人観光客が見た日本>中国語史上に残る3度の大変化、うち2回は日本が関係 赤かぶ
1. 中川隆[-6406] koaQ7Jey 2017年9月14日 18:57:46 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

中国人は悪い _ 中国に未来が無い理由 _ 田代秀敏 混沌の大国 中国と中国人を知る
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/291.html

中国人客急増で“性病”大流行 日本の風俗業界に猛威
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/565.html


中国人の為にもう風俗行けなくなっただろ(怒)
http://www.asyura2.com/17/china12/msg/136.html#c1

[経世済民123] 日本留学経験者が語る、起業には日本より中国の方が良い理由―中国メディア 赤かぶ
2. 中川隆[-6409] koaQ7Jey 2017年9月15日 00:41:53 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

中国人は日本に何十年居ても日本語ができる様にならないからね

日本で仕事をやるだけの能力が無いのさ


中国人はアホだった _ タマタマ来ただけ〜中国教育事情と社会をお伝えします〜
https://ameblo.jp/xiang-xia/



http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/621.html#c2

[中国12] <コラム>「日本に生まれたことは神様にもらったラッキーだよ」、中国人夫の言葉の意味を考える 赤かぶ
2. 中川隆[-6408] koaQ7Jey 2017年9月15日 00:47:04 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

中国人はアホだった _ タマタマ来ただけ〜中国教育事情と社会をお伝えします〜
https://ameblo.jp/xiang-xia/

http://www.asyura2.com/17/china12/msg/135.html#c2

[番外地7] アメリカ人は完全なアホだった

米国民、憲法や政治制度で理解の低さ露呈 世論調査
2017.09.14 Thu posted at 17:59 JST


米国民の多くが自国の憲法などについての知識に著しく乏しい実態が明らかになった

(CNN) 3権分立機関を回答出来る米国人は26%に過ぎないなど米国人の自国の基本的な政体や連邦憲法の内容についての理解度が極めて低水準にあることが最新世論調査結果で14日までにわかった。

調査は米ペンシルベニア大学の「アンネンバーグ公共政策センター」が実施した。これによると、憲法修正第1条で保障されている権利を1つでも挙げることが出来ない可能性があるのは37%。

53%は、修正第1条は不法移民にいかなる権利も付与していないと思い込んでいた。第1条は言論、報道や集会開催の自由、宗教選択の自由な権利などを保障している。

また、33%は3権分立機関の1つさえも言い当てることが出来なかった。

過去の調査でも米国民の民主主義の基本的財産への包括的な知識不足やこれら財産への知識が過去の世代と比べ乏しい実情が判明していた。

米シンクタンク「ピュー・リサーチ・センター」が2010年に実施した調査結果によると、連邦最高裁判所のジョン・ロバーツ長官の名前を正確に回答したのは28%のみだった。同センターが1986年に実施した同様の調査では、ウィリアム・レンキスト元長官の名前を言い当てていたのは43%だった。

10年調査で長官の名前を知らなかったのは53%。8%が最高裁判事の経験者ながらも死去から17年たっていた人物を挙げ、別の4%は最高裁判事とは一切無関係な人物に触れていた。

http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/292.html

[リバイバル3] 中川隆 _ 欧米文化関係投稿リンク 中川隆
22. 中川隆[-6407] koaQ7Jey 2017年9月15日 00:57:14 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

アメリカ人は完全なアホだった
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/292.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/464.html#c22
[番外地7] アメリカ人は完全なアホだった 中川隆
1. 中川隆[-6406] koaQ7Jey 2017年9月15日 01:01:44 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

日本人は金髪美女に弱い _ 小布施からセーラ・カミングスの姿が消えた
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/444.html

アメリカ・アングロサクソンの凶暴性・アメリカインディアンが絶滅寸前に追い込まれた仮説
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/367.html

誰も知らないアメリカ格差社会の実情
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/110.html

竹中平蔵物語 _ 竹中先生が理想とするアメリカ社会とは
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/301.html

ドッグヴィルの世界
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/269.html

誰がケネディーを殺したか?
http://www.asyura2.com/12/kokusai7/msg/447.html

西尾幹二 日本人が戦った白人の選民思想
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/767.html

日本人を馬鹿にしきったアメリカ人 _ 基地に入れば、日本とアメリカの関係がよくわかる
http://www.asyura2.com/10/senkyo91/msg/566.html

白人はなぜ白人か _ 白人が人間性を失っていった過程
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/390.html

白人は人間ではない:高山正之
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/400.html

元弟子が語るイエス教団「治療」の実態 _ 性を敵視する欧米の文化
http://www.asyura2.com/09/cult7/msg/605.html

他人には絶対に知られたくない秘密って沢山あるよ _ フロイトが妄想だと信じた近親相姦の話はすべて事実だった
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/418.html

http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/292.html#c1

[番外地7] アメリカ人は完全なアホだった 中川隆
2. 中川隆[-6405] koaQ7Jey 2017年9月15日 01:08:39 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

米ネオコンとは?
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/751.html

「しょぼくれたアメリカ」への怒りが より過激なトランプ新大統領を生み出した
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/105.html

ヒッピー文化は何もかも破壊していく文化だった
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/104.html

西部邁ゼミナール 「アメリカ文明は欠陥品である」 伊藤貫
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/522.html

西部邁ゼミナール 「アメリカ帝国大混乱」伊藤貫〔評論家ワシントンD.C.在住〕
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/520.html

西部邁ゼミナール 「アメリカニズムを如何にせん」 佐伯啓思×伊藤貫×西部邁
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/521.html

ハウス・ニグロとフィールド・ニグロ
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/546.html

アメリカの医者は儲かって幸せなのか?
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/456.html

天才が老害になるまで ヘンリー・フォードの場合
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/743.html

ヒラリー・クリントンの正体
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/719.html


http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/292.html#c2

[政治・選挙・NHK232] 脱原発を訴え続ける坂本龍一が受けた政治圧力と誹謗中傷!「『中立を』という言い方で体制批判が封じ込められる」(リテラ) 赤かぶ
1. 中川隆[-6404] koaQ7Jey 2017年9月15日 01:13:40 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

坂本龍一みたいな無知蒙昧なアホは自分がアホだと気付かないだけさ

反原発運動は中国・朝鮮工作員が扇動していた
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/702.html

反原発派は知恵遅れ _ 原発再稼動で温室効果ガスが減少 再生可能エネルギーの限界
http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/781.html
http://www.asyura2.com/17/senkyo232/msg/330.html#c1

[近代史02] 中国大好き 中川隆
69. 中川隆[-6404] koaQ7Jey 2017年9月15日 07:32:24 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

加藤徹のホームページ
http://www.geocities.jp/cato1963/index.html

中国の人口の歴史 −−人口推定の方法、人口崩壊のサイクル、など

広島大学総合科学部助教授 加藤徹


   本稿は、広島県発行の広報誌『統計の泉』(広島県統計協会)平成11年6月号(通巻587号)のために書いた原稿をアップしたものです。

 「広島大学総合科学部助教授」という肩書きも、平成11年=1999年当時のものです。

 その後、本稿の記述を加筆し、

拙著『貝と羊の中国人』(新潮新書 2006年刊)
https://www.amazon.co.jp/%E8%B2%9D%E3%81%A8%E7%BE%8A%E3%81%AE%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E4%BA%BA-%E6%96%B0%E6%BD%AE%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E5%8A%A0%E8%97%A4-%E5%BE%B9/dp/4106101696

第4章 「人口から見た中国史」

として発表しました。


 中国人は古くから人口についての記録を残してきた。人口の増減は政府の租税収入に直結し、また、人口の増減が政治の良否の指標であると考えられてきたからである。

 歴史的に見ると、中国の人口は、常に世界最大級の規模を維持し、周辺世界との人口の流出・流入の比率が少なく、また人口増加と人口崩壊が周期的におとずれた、など興味深い特徴が見られる。

 ちなみに現在われわれが「中国」と呼ぶ地域は、ほとんどが中華人民共和国の領土と重なる。しかし歴史的に見れば、中国という語が指し示す領域の面積は、時代によってかなり変化してきた。古代の黄河文明の時代には、中国と呼びうる領域は今よりはるかに狭かったし、逆に、最後の王朝である清(西暦1636−1912年)の領域は現在の「中国」よりも広く、ロシアの一部やモンゴルも含んでいた。

 以下、本稿で「中国」と呼ぶ場合、原則として、その時代の漢民族の居住範囲、という意味で使用する。

•戸籍以前の時代の人口推定 ◦夏から西周まで
◦春秋時代の人口推定は保有戦車数が根拠
◦戦国時代は兵員数が人口推定の根拠に
◦秦・漢帝国の人口について

•中国の人口増減の基本的サイクル
•中国の人口史から学ぶこと


戸籍以前の時代の人口推定


 日本で最初に全国的な戸籍が作成されたのは天智天皇9年(西暦670年)である。残念ながら当時の戸籍は現存していないが、日本では7世紀以前の人口は推定によるしかないわけである。

 一方、中国の全国的な戸籍登録人口の最古の記録は、前漢の平帝の元始2年(西暦2年)の数字で、人口59,594,978人、戸数12,233,062戸、という数字が残っている。この数字には課税の対象外だった少数民族や奴婢が含まれず、また、相当な脱漏・遺漏があると見込まれるので、実人口は約7千万から8千万くらいだったと推定されている。

 これ以前の中国の人口については、種種のやり方で推定するほかはない。その推定の方法が中国の歴代の社会を反映しているので、以下にやや長くなるが紹介しておく。

夏から西周まで

 俗に「中国四千年の知恵」と言うが、中国最初の王朝は、伝承によれば、約4000年前に成立した夏王朝である。夏の領土は黄河流域の狭い領域を占めるにすぎなかった。はるか後世、西晋(西暦265−316年)に書かれた『帝王世紀』という書物には、夏王朝の人口として13,553,923人という数字がまことしやかに書かれているが、もちろん信用しがたい。そもそも、夏という王朝自体がなかば神話伝説の世界にあり、中国の歴史学界でこそ実在した中国最古の王朝とされているものの、日本など外国の学界ではまだその実在を疑問視されている。

 現時点で実在したことが世界的に認められている中国最古の王朝は、殷(紀元前千五百年ごろから紀元前千年ごろ)である。その領土も現在の「中国」よりはるかに狭いものであるが、すでに高度な青銅器文明の段階に入っていた。直接的に総人口を示す資料は残っていないが、断片的に人口の規模を伺わせる考古学的遺物が残されている。例えば、•1.甲骨文字の記録によれば、婦好という名の王妃は女性ながら一万三千人の軍隊を率いて西の異民族と戦争したという。

•2.殷のころはまだ殉死や人身御供の風習が残っており、多数の人間が祭の度にいけにえとなった。甲骨文の資料によれば、武丁という王が死んだときは三百人の異民族が犠牲になり、また、一度の祭祀で五百人もの奴隷や戦争捕虜が犠牲になったこともあるという。実際、殷墟の遺跡からは大量の殉死者の人骨が発見されている。


 これらから考えると、殷の時代の人口の具体的な実数は不明なものの、対外戦争や大量の犠牲を可能にする相当規模の人口であったことがわかる。

 紀元前11世紀ごろ、殷が滅び、周王朝が興った。前述の『帝王世紀』は周初の人口として13,714,923人、というまことしやかな数字を伝えるが、もちろん信用できない。周初の人口については、三百万人から一千万人前後まで種種の推計があるが、いずれも推定の域を出ない。

 周は紀元前770年に、西の異民族の圧迫を受けて、都を東に遷した。これ以前を西周、東遷以降を東周(前770−221年)と呼ぶ。ちなみに周の東遷のとき、周王室が保管していた多数の歴史史料が混乱の中で失われたため、中国の年号・年代で確定されているのは、この周王朝が東遷した紀元前770年が最古である。これ以前の歴史的事件についての年代は、すべて推定である。

春秋時代の人口推定は保有戦車数が根拠

 東周は統治力が衰えたため、各地で諸侯が割拠し、それぞれ富国強兵政策を行った。春秋時代(西暦紀元前770−前403年)にはまだ戸籍調査は行われた気配はないが、国力を戦車の保有数であらわすようになったので、この数字をもとに当時の人口を推定することができる。

 「千乗の国」とか「万乗の君主」という言い方がある。これは、「千両の戦車をもつ大国」「一万両の戦車を保有する偉大な王」という意味である。『周礼』によれば、一般に、戦車1両につき、馬4頭、甲士10人、歩兵20人が随うと規定されており、また別に輜重車もあって一定の比率で戦車にまぜて配備された。当時の記録によれば、春秋時代後期の各国の戦車保有数の合計は25,000両であった。戦車・輜重車の比率とそれぞれの規定随行人数から単純計算すると、各国の兵力合計87万5千人となる。古代中国では、戦争の形態が現在とは違い、徴兵率は全国民の五人に一人という高率が一般的だったので、結局、春秋時代の後期の総人口は推定で500万人前後になる。これが中国の学界の定説に近い数字となっている。

 ただし、筆者が思うに、戦車の保有数などというのは、戦前の日本陸軍の「員数主義」などと同じような気がする。また、徴兵率が全国民の五人に一人というのも高すぎるように思われる。ともあれ、兵器の保有数を基準に当時の人口が推定せざるを得ないというところが、いかにも春秋時代の時代雰囲気を反映していて興味深い。


戦国時代は兵員数が人口推定の根拠に

 戦国時代(紀元前403−前221年)には鉄製農具が普及し、また、中国世界自体が周辺に拡大しはじめたため、人口は増加した。人口増加は戦争の形をも変えた。春秋時代には都市国家どうしの戦車戦が主流であったが、この戦国時代には領土国家どうしの歩兵戦が主流になった。一回の戦闘に参加する兵員の数もほぼ十倍に増え、戦闘も長期化するなど、戦争形態は大きく変化し、有名な『孫子』の兵法があらわれた。

 戦国時代の中国は「戦国の七雄」と呼ばれる七大国に分裂していた。各国の人口統計の記録は残っていないが、兵力数は残っている。司馬遷の『史記』によれば、秦・楚の兵力は百万、魏は七十万、あとの四カ国は数十万ずつだったという。

 仮に強国だった趙と斉の兵力をそれぞれ80万、小国だった韓と燕をそれぞれ50万と仮定すると、七カ国の総兵力は合計530万となる。春秋時代の兵力総計90万弱の、実に6倍である。当時の法令の記録によると、当時の一戸の平均人数は大体5人、その5人のうち2人を「卒」とした、とある。これで計算すると七カ国の戸数合計は265万戸、人口1325万人となる。当時の中国には、七大国以外にも、衛や宋などの小国があり、また、中国の西南部・南部にも相当数の人口が存在したと推定されるので、戦国時代の中国の全人口は約2千万人前後と推定される。

 筆者の私見によれば、秦や楚の兵力が百万などというのは、戦時中の日本でよく「関東軍百万」と言っていた類の、たぶんに宣伝的な数字という気がする。しかし、戦車の保有数ではなく、歩兵の兵員数で国力を表現するようになったことは、戦国時代の特徴をよく表している。

 推定2千万という人口は、現在から見れば少数であるが、当時の中国世界の面積から見ればすでに過密ぎみであった。中国で環境破壊が社会問題となるのは、実にこの戦国時代にはじまる。たとえば、儒教の思想家である孟子(前372年−前289年ごろ)も「斉の大都会の郊外にある牛山という山は、かっては美しい森林で覆われていたのに、木材の乱伐と過放牧の結果ハゲ山となってしまい、今の人はもともと牛山はハゲ山だったと誤解している」と嘆いている。

 孟子と同時代の日本列島は、やっと縄文時代から弥生時代への移行期である。中国の環境破壊問題の歴史の長さと深刻さが、わかるような気がする。

秦・漢帝国の人口について

 秦の始皇帝が中国を統一した紀元前221年、中国の人口は、戦国時代とそれほど変わっていなかったろう。秦はわずかな期間に万里の長城を作り、壮大な始皇帝陵を作り、直道を作った。約2千万人という当時の国力では無理があったようで、秦の国力は疲弊し、始皇帝の死後まもなく秦は滅亡した。

 前漢(前202−後8年)の人口についてもいろいろな推定方法があるが、ここでは省略する。

 前述のように、中国で最初に全国的な戸籍が作られたのは、前漢の末期、平帝の元始2年(後2年)で、全国の人口59,594,978人、戸数12,233,062戸、であった。これ以降の中国の総人口については、ともかく戸籍登録人口をもとに論じることができるようになる。

中国の人口増減の基本的サイクル
 これ以降の中国の歴史は、模式的に言うと、以下のようなサイクルを繰り返しであった。


•1.建国期 新しい王朝が建国されたときは、人口は少なく、政府は一般に税金を安くして民を休めるという「小さな政府」の政策を進める。その結果、農民を中心とする中国の人口は急激に増え、太平の世の中となる。

•2.繁栄期 人口増加の結果、税収が増える。この豊かな財政を背景に、王朝は、大規模な土木工事や領土拡張など積極的な政策を行いはじめる。ただし外見の繁栄とはうらはらに、民の負担が増えるため、生活は悪化する。また農地の開拓は一般に人口増加に追いつかないため、農民一人あたりの可耕地面積は減少し、世代がくだるにつれて生活環境が悪化する。ちなみに、儒教思想が徹底していた中国の伝統社会は、江戸時代の日本と違い、兄弟による均分相続が普通に行われていたため、農地は細分化されやすかった。

•3.衰退期 建国後おおむね十世代ほどで一人あたりの食糧供給量が飢餓線のラインに近づき、社会不安が広まり、農民反乱が頻発するようになる。はじめは王朝政府による反乱鎮圧などの政策が奏功するが、いずれそれも無効になる。

•4.交代期 王朝政府の支配力が弱まり、地方政権・地方軍閥が半独立状態となる。戦乱が起こり、王朝は滅亡する。人民の大量死亡と出生率の激減の結果、人口崩壊が起こり、人口は減少して適正ラインにまで下がる。そして新しい王朝が勃興し、サイクルの最初にもどる。ちなみに新しい王朝の支配階級は、多くの場合、前王朝末期の農民反乱グループなり軍閥なりの一つであるか、あるいは、前王朝末期の混乱に乗じて中国本土にはいってきた異民族集団である。


 中国の歴史は、おおむね上記のサイクルの繰り返しであった。一つの王朝の寿命は十世代三百年を越えて存続することは難しく、人口崩壊期には極端な人口減少が見られる。

 特にわれわれ現代人の興味を引くのは、王朝交代期の人口崩壊である。これは、日本の歴史には見られなかった現象である。以下、具体例に即して述べる。

•具体例1: 前漢末、六千万人近かった戸籍登録人口は、短命に終わった新王朝(西暦8−23年)期の動乱によって激減した。この動乱を収束し、後漢王朝を開いた光武帝(西暦25−57年)は、都を大都市である長安から、より小振りな洛陽にうつし、対外消極政策を取り、内政の充実をはかった。それでも光武帝の治世末期の中元2年(西暦57年)の戸籍登録人口は、わずか21,007,820人にすぎなかった。六千万から二千万へ、政府の戸籍把握力の低下を考慮に入れても、戦慄すべき減少ぶりである。現代の中国の人口学者たちは、両漢交代期の人口崩壊によってわずか一世代の間に人口が半減したと見積もっている。


•具体例2: 後漢末の永寿3年(西暦157年)、戸籍登録人口は前漢末に近い、56,486,856人にまで回復した。しかし、当時の中国の可耕地面積と農業技術では、戸籍登録人口六千万という数字が一つの限界であった。一人あたりの食糧供給量が低下し、社会不安が広まった結果、中国史上屈指の規模の農民反乱である黄巾の乱が起き(西暦184年)、いわゆる「三国志」の英雄豪傑が地方に群雄割拠する動乱期となり、後漢は滅亡した(西暦220年)。中国は魏・呉・蜀の三国に分裂したが、それぞれの戸籍登録人口は蜀が940,000人(西暦263年)、魏が4,432,881(西暦263年)、呉が2,300,000人(西暦280年)に過ぎなかった。三国合計でも戸籍登録人口は一千万人に届かなかった訳である。ちなみに、この三国を統一した西晋(西暦265−316年)の戸籍登録人口は16,163,863人(西暦280年)であった。

 実人口の減少はこれほどではなかったと推定されるが、西暦3世紀が中国史上、空前絶後の人口崩壊期であったことは確実視されている。現に、中国の人口崩壊に乗じて北方の遊牧民族が南進し、次の4世紀には「五胡十六国」時代(西暦304−439年)がはじまる。中国は、後漢の滅亡(西暦220年)から隋の中国統一(西暦589年)まで、中国史上異例ともいえる長期に渡って分裂・混乱を繰り返し、統一王朝が現れなかった(途中、西晋が一時期中国を統一したかに見えたが、その期間はわずか一世代にすぎない)。その最大の要因は3世紀の人口崩壊の痛手がなかなか回復しなかったためである。

 ちなみに、隋の戸籍登録人口は46,019,956人(西暦609年)、唐の玄宗皇帝の天宝14年の戸籍登録人口は52,919,309人であり、いずれも前漢末の数字に及ばない。中国の戸籍登録人口が前漢末の記録を追い抜くのは、実に北宋(西暦960−1127年)まで待たねばならない。


 これ以後も中国の人口歴史はジグザグ状に拡大して現代に至るが、途中の経緯は長くなるので省略する。

 近代の中国の人口について見ると、清朝の康熙帝(在位1661−1722年)の統治の末年、一億人の大台に乗ったころから未曾有の人口増加がはじまった。乾隆帝(在位1735−1795年)の末年には約3億にまでふくれあがり、道光帝の道光13年(西暦1833年)の戸籍登録人口は398,942,063人となった。わずか百年あまりの間に、実に四倍にまで増加したのである。

 この清の人口爆発を説明できる決定的な学説はなく、今でも中国史上の謎の一つとされている。

 ちなみに、19世紀以降、中国の近代化が遅れた原因の一つは、人口増加にともない一人あたりの生活水準が劇的に低下し、資本の原始的蓄積ができなかったからである。一方、日本は江戸時代中期以降、「間引き」などの荒っぽい人口抑制法により静止人口を維持したため、江戸時代後期の一人あたりの生活水準は急速に向上した。この江戸時代の蓄積なくして、明治以降の急速な近代化は不可能だったと言われる。

 近代の中国は、毛沢東(1893−1976)が死去するまで「生めよ増やせよ」の時代が続く。

 現在、中国人の人口は約13億人と言われる。中国政府の「ひとりっ子政策」の結果、人口増加率は減少しつつある。この政策が成功するかどうかまだ不明であるが、これを「新しいタイプの自発的人口崩壊」と見なすうがった観測もある。

中国の人口史から学ぶこと


 人口崩壊という現象自体は、実は、世界的に見れば珍しいものではない。中世のフランスは百年戦争の戦禍と黒死病の結果、人口が半減したと言われるし、近世のドイツも三十年戦争の結果、全人口が三分の二に減少した。近代における南北アメリカ大陸の先住民の激減と、タスマニア先住民の絶滅は、人類史上最悪の人口崩壊であった。

 われわれ日本人は、一度も全国規模の人口崩壊を経験していない。縄文時代の最末期に人口崩壊があったと主張する学説もあるが、それも有史以前のことである。日本は、16世紀の戦国時代ですら、各地の大名の富国強兵策によって人口が増加していた。あの過酷な第二次大戦のときですら、日本人の人口損耗は一割にも達しなかった。人類史上の例外といえる。

 一方、中国は何度も人口崩壊を経験してきた。飢饉や戦乱による直接的な死者数もさることながら、乳児死亡率の急上昇と出生率の低下で、人口は短期間に減少してしまったのである。その「もろさ」の原因は、人口の構造的不安定さにあった。

 そもそも中国に限らず、前近代社会の人類の平均寿命はおおむね二十歳代であり、子供を5人生んでも大人まで育つのは2人か3人というのが普通だった。ヨーロッパでさえ、たとえば産業革命期のイギリスの労働者階級の出生時平均余命は20歳程度にすぎなかったという(エンゲルスのあげた数字)。

 前近代の人口構造は、どの国でも、本質的に不安定で崩壊しやすかった。

 ただ、近世のヨーロッパ人は「捨て子」によって(童話のヘンゼルとグレーテルがその典型)、近世の日本人は「間引き」や姨捨によって人口増加を抑えようと試みた。江戸時代の日本では「田分けは、たわけ」という論理で、次男坊以下に遺産を分けないことまで行われた。

 しかし中国では、儒教思想の影響で、財産は均分相続が原則で、老人は大事にされ、子供の数は多いほどよいとされた。人口増加を抑制する歯止めが存在せず、結局、いつの時代も行き着くところまで行くしかなかった。

 かくて、中国の人口崩壊は、他の地域に見られぬ特徴を持つようになった。すなわち、


•1.周期的に繰り返したこと

•2.歴代の王朝政府があらゆる知恵を結集して人口崩壊の予防策を講じたにもかかわらず、結局、人口崩壊の回避に一度も成功しなかったこと

•3.人口崩壊のあと、中国は必ずよみがえったこと
の三点である。

 近代以前の中国は、他の文明圏からほとんど孤立状態にあり、人口の出入りも少なかった。残酷な言い方をすれば、この巨大な「金魚鉢」の中で、中国人は人口崩壊と回復のサイクルという壮大な実験を、生物学の法則どおりに繰り返してきたわけである。

 ただし、中国は毎回、必ずよみがえり、現在に至るまで世界最大の人口規模を確保した。これは、シュメールやローマなど他の多くの文明が一度の人口崩壊のあと二度とよみがえらなかったのと対照的であり、驚くべきことである。

 中国が不死鳥のようによみがえった理由は何か。いろいろと考えられるが、最大の理由は、「農業」という再生産可能な資源を、ともかく確保できたからである。例えばシュメール文明が一回かぎりで滅亡したのは、千年以上にわたって灌漑農業を繰り返したため、地下水位上昇による塩害をまねき、農地が荒廃したからである。中国の場合、南中国では水田稲作、北中国では灌漑によらない小麦栽培を行うことで、なんとか数千年にわたって耕地の地味を保全してきた。

 日本人が弥生時代以降、一度も全国規模の人口崩壊を招かなかったのは、島国という地理的条件もさることながら、水田稲作農業という地味保全型の農業を行ってきたことが大きい。その日本の水田は今日、どうなっているのだろう。−−−
 現在、われわれが住む地球は、小さな金魚鉢になってしまった。これまで急増する人類の人口をかろうじて支えてきたのは、近代的灌漑農業技術の技術革新であったが、それも限界に近い。現に、北米大陸ではコンピューターと連動した巨大スプリンクラーを使って灌漑農地を行ってきたが、近年、急速な地味低下が報告されている。人類は、かつてシュメール文明がたどった滅亡の過程を、フィルムの早回しのように繰り返しているだけなのかもしれない。

 どうやら、人類の人口は、あと一世代か二世代で限界に達しそうである。
 そのとき、一体なにが起きるのか。こんな不吉な問題提起で筆を置くのは残念であるが、中国の人口史を振り返ることは、同時に、人類の未来を考えることにもなるのである。


(1999.5.20)
http://www.geocities.jp/cato1963/jinkou996.html#14
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/287.html#c69

[番外地7] 中国に未来が無い理由 _ 田代秀敏 混沌の大国 中国と中国人を知る 中川隆
20. 中川隆[-6403] koaQ7Jey 2017年9月15日 07:39:23 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

加藤徹のホームページ
http://www.geocities.jp/cato1963/index.html

中国の人口の歴史

『貝と羊の中国人』(新潮新書 2006年刊) 第4章 「人口から見た中国史」
https://www.amazon.co.jp/%E8%B2%9D%E3%81%A8%E7%BE%8A%E3%81%AE%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E4%BA%BA-%E6%96%B0%E6%BD%AE%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E5%8A%A0%E8%97%A4-%E5%BE%B9/dp/4106101696

 中国人は古くから人口についての記録を残してきた。人口の増減は政府の租税収入に直結し、また、人口の増減が政治の良否の指標であると考えられてきたからである。

 歴史的に見ると、中国の人口は、常に世界最大級の規模を維持し、周辺世界との人口の流出・流入の比率が少なく、また人口増加と人口崩壊が周期的におとずれた、など興味深い特徴が見られる。

 ちなみに現在われわれが「中国」と呼ぶ地域は、ほとんどが中華人民共和国の領土と重なる。しかし歴史的に見れば、中国という語が指し示す領域の面積は、時代によってかなり変化してきた。古代の黄河文明の時代には、中国と呼びうる領域は今よりはるかに狭かったし、逆に、最後の王朝である清(西暦1636−1912年)の領域は現在の「中国」よりも広く、ロシアの一部やモンゴルも含んでいた。

 以下、本稿で「中国」と呼ぶ場合、原則として、その時代の漢民族の居住範囲、という意味で使用する。


戸籍以前の時代の人口推定

 日本で最初に全国的な戸籍が作成されたのは天智天皇9年(西暦670年)である。残念ながら当時の戸籍は現存していないが、日本では7世紀以前の人口は推定によるしかないわけである。

 一方、中国の全国的な戸籍登録人口の最古の記録は、前漢の平帝の元始2年(西暦2年)の数字で、人口59,594,978人、戸数12,233,062戸、という数字が残っている。この数字には課税の対象外だった少数民族や奴婢が含まれず、また、相当な脱漏・遺漏があると見込まれるので、実人口は約7千万から8千万くらいだったと推定されている。

 これ以前の中国の人口については、種種のやり方で推定するほかはない。その推定の方法が中国の歴代の社会を反映しているので、以下にやや長くなるが紹介しておく。

夏から西周まで

 俗に「中国四千年の知恵」と言うが、中国最初の王朝は、伝承によれば、約4000年前に成立した夏王朝である。夏の領土は黄河流域の狭い領域を占めるにすぎなかった。はるか後世、西晋(西暦265−316年)に書かれた『帝王世紀』という書物には、夏王朝の人口として13,553,923人という数字がまことしやかに書かれているが、もちろん信用しがたい。そもそも、夏という王朝自体がなかば神話伝説の世界にあり、中国の歴史学界でこそ実在した中国最古の王朝とされているものの、日本など外国の学界ではまだその実在を疑問視されている。

 現時点で実在したことが世界的に認められている中国最古の王朝は、殷(紀元前千五百年ごろから紀元前千年ごろ)である。その領土も現在の「中国」よりはるかに狭いものであるが、すでに高度な青銅器文明の段階に入っていた。直接的に総人口を示す資料は残っていないが、断片的に人口の規模を伺わせる考古学的遺物が残されている。例えば、•1.甲骨文字の記録によれば、婦好という名の王妃は女性ながら一万三千人の軍隊を率いて西の異民族と戦争したという。

•2.殷のころはまだ殉死や人身御供の風習が残っており、多数の人間が祭の度にいけにえとなった。甲骨文の資料によれば、武丁という王が死んだときは三百人の異民族が犠牲になり、また、一度の祭祀で五百人もの奴隷や戦争捕虜が犠牲になったこともあるという。実際、殷墟の遺跡からは大量の殉死者の人骨が発見されている。


 これらから考えると、殷の時代の人口の具体的な実数は不明なものの、対外戦争や大量の犠牲を可能にする相当規模の人口であったことがわかる。

 紀元前11世紀ごろ、殷が滅び、周王朝が興った。前述の『帝王世紀』は周初の人口として13,714,923人、というまことしやかな数字を伝えるが、もちろん信用できない。周初の人口については、三百万人から一千万人前後まで種種の推計があるが、いずれも推定の域を出ない。

 周は紀元前770年に、西の異民族の圧迫を受けて、都を東に遷した。これ以前を西周、東遷以降を東周(前770−221年)と呼ぶ。ちなみに周の東遷のとき、周王室が保管していた多数の歴史史料が混乱の中で失われたため、中国の年号・年代で確定されているのは、この周王朝が東遷した紀元前770年が最古である。これ以前の歴史的事件についての年代は、すべて推定である。

春秋時代の人口推定は保有戦車数が根拠

 東周は統治力が衰えたため、各地で諸侯が割拠し、それぞれ富国強兵政策を行った。春秋時代(西暦紀元前770−前403年)にはまだ戸籍調査は行われた気配はないが、国力を戦車の保有数であらわすようになったので、この数字をもとに当時の人口を推定することができる。

 「千乗の国」とか「万乗の君主」という言い方がある。これは、「千両の戦車をもつ大国」「一万両の戦車を保有する偉大な王」という意味である。『周礼』によれば、一般に、戦車1両につき、馬4頭、甲士10人、歩兵20人が随うと規定されており、また別に輜重車もあって一定の比率で戦車にまぜて配備された。当時の記録によれば、春秋時代後期の各国の戦車保有数の合計は25,000両であった。戦車・輜重車の比率とそれぞれの規定随行人数から単純計算すると、各国の兵力合計87万5千人となる。古代中国では、戦争の形態が現在とは違い、徴兵率は全国民の五人に一人という高率が一般的だったので、結局、春秋時代の後期の総人口は推定で500万人前後になる。これが中国の学界の定説に近い数字となっている。

 ただし、筆者が思うに、戦車の保有数などというのは、戦前の日本陸軍の「員数主義」などと同じような気がする。また、徴兵率が全国民の五人に一人というのも高すぎるように思われる。ともあれ、兵器の保有数を基準に当時の人口が推定せざるを得ないというところが、いかにも春秋時代の時代雰囲気を反映していて興味深い。


戦国時代は兵員数が人口推定の根拠に

 戦国時代(紀元前403−前221年)には鉄製農具が普及し、また、中国世界自体が周辺に拡大しはじめたため、人口は増加した。人口増加は戦争の形をも変えた。春秋時代には都市国家どうしの戦車戦が主流であったが、この戦国時代には領土国家どうしの歩兵戦が主流になった。一回の戦闘に参加する兵員の数もほぼ十倍に増え、戦闘も長期化するなど、戦争形態は大きく変化し、有名な『孫子』の兵法があらわれた。

 戦国時代の中国は「戦国の七雄」と呼ばれる七大国に分裂していた。各国の人口統計の記録は残っていないが、兵力数は残っている。司馬遷の『史記』によれば、秦・楚の兵力は百万、魏は七十万、あとの四カ国は数十万ずつだったという。

 仮に強国だった趙と斉の兵力をそれぞれ80万、小国だった韓と燕をそれぞれ50万と仮定すると、七カ国の総兵力は合計530万となる。春秋時代の兵力総計90万弱の、実に6倍である。当時の法令の記録によると、当時の一戸の平均人数は大体5人、その5人のうち2人を「卒」とした、とある。これで計算すると七カ国の戸数合計は265万戸、人口1325万人となる。当時の中国には、七大国以外にも、衛や宋などの小国があり、また、中国の西南部・南部にも相当数の人口が存在したと推定されるので、戦国時代の中国の全人口は約2千万人前後と推定される。

 筆者の私見によれば、秦や楚の兵力が百万などというのは、戦時中の日本でよく「関東軍百万」と言っていた類の、たぶんに宣伝的な数字という気がする。しかし、戦車の保有数ではなく、歩兵の兵員数で国力を表現するようになったことは、戦国時代の特徴をよく表している。

 推定2千万という人口は、現在から見れば少数であるが、当時の中国世界の面積から見ればすでに過密ぎみであった。中国で環境破壊が社会問題となるのは、実にこの戦国時代にはじまる。たとえば、儒教の思想家である孟子(前372年−前289年ごろ)も「斉の大都会の郊外にある牛山という山は、かっては美しい森林で覆われていたのに、木材の乱伐と過放牧の結果ハゲ山となってしまい、今の人はもともと牛山はハゲ山だったと誤解している」と嘆いている。

 孟子と同時代の日本列島は、やっと縄文時代から弥生時代への移行期である。中国の環境破壊問題の歴史の長さと深刻さが、わかるような気がする。


秦・漢帝国の人口について

 秦の始皇帝が中国を統一した紀元前221年、中国の人口は、戦国時代とそれほど変わっていなかったろう。秦はわずかな期間に万里の長城を作り、壮大な始皇帝陵を作り、直道を作った。約2千万人という当時の国力では無理があったようで、秦の国力は疲弊し、始皇帝の死後まもなく秦は滅亡した。

 前漢(前202−後8年)の人口についてもいろいろな推定方法があるが、ここでは省略する。

 前述のように、中国で最初に全国的な戸籍が作られたのは、前漢の末期、平帝の元始2年(後2年)で、全国の人口59,594,978人、戸数12,233,062戸、であった。これ以降の中国の総人口については、ともかく戸籍登録人口をもとに論じることができるようになる。

中国の人口増減の基本的サイクル
 これ以降の中国の歴史は、模式的に言うと、以下のようなサイクルを繰り返しであった。


•1.建国期 新しい王朝が建国されたときは、人口は少なく、政府は一般に税金を安くして民を休めるという「小さな政府」の政策を進める。その結果、農民を中心とする中国の人口は急激に増え、太平の世の中となる。

•2.繁栄期 人口増加の結果、税収が増える。この豊かな財政を背景に、王朝は、大規模な土木工事や領土拡張など積極的な政策を行いはじめる。ただし外見の繁栄とはうらはらに、民の負担が増えるため、生活は悪化する。また農地の開拓は一般に人口増加に追いつかないため、農民一人あたりの可耕地面積は減少し、世代がくだるにつれて生活環境が悪化する。ちなみに、儒教思想が徹底していた中国の伝統社会は、江戸時代の日本と違い、兄弟による均分相続が普通に行われていたため、農地は細分化されやすかった。

•3.衰退期 建国後おおむね十世代ほどで一人あたりの食糧供給量が飢餓線のラインに近づき、社会不安が広まり、農民反乱が頻発するようになる。はじめは王朝政府による反乱鎮圧などの政策が奏功するが、いずれそれも無効になる。

•4.交代期 王朝政府の支配力が弱まり、地方政権・地方軍閥が半独立状態となる。戦乱が起こり、王朝は滅亡する。人民の大量死亡と出生率の激減の結果、人口崩壊が起こり、人口は減少して適正ラインにまで下がる。そして新しい王朝が勃興し、サイクルの最初にもどる。ちなみに新しい王朝の支配階級は、多くの場合、前王朝末期の農民反乱グループなり軍閥なりの一つであるか、あるいは、前王朝末期の混乱に乗じて中国本土にはいってきた異民族集団である。


 中国の歴史は、おおむね上記のサイクルの繰り返しであった。一つの王朝の寿命は十世代三百年を越えて存続することは難しく、人口崩壊期には極端な人口減少が見られる。

 特にわれわれ現代人の興味を引くのは、王朝交代期の人口崩壊である。これは、日本の歴史には見られなかった現象である。以下、具体例に即して述べる。

•具体例1: 前漢末、六千万人近かった戸籍登録人口は、短命に終わった新王朝(西暦8−23年)期の動乱によって激減した。この動乱を収束し、後漢王朝を開いた光武帝(西暦25−57年)は、都を大都市である長安から、より小振りな洛陽にうつし、対外消極政策を取り、内政の充実をはかった。それでも光武帝の治世末期の中元2年(西暦57年)の戸籍登録人口は、わずか21,007,820人にすぎなかった。六千万から二千万へ、政府の戸籍把握力の低下を考慮に入れても、戦慄すべき減少ぶりである。現代の中国の人口学者たちは、両漢交代期の人口崩壊によってわずか一世代の間に人口が半減したと見積もっている。


•具体例2: 後漢末の永寿3年(西暦157年)、戸籍登録人口は前漢末に近い、56,486,856人にまで回復した。しかし、当時の中国の可耕地面積と農業技術では、戸籍登録人口六千万という数字が一つの限界であった。一人あたりの食糧供給量が低下し、社会不安が広まった結果、中国史上屈指の規模の農民反乱である黄巾の乱が起き(西暦184年)、いわゆる「三国志」の英雄豪傑が地方に群雄割拠する動乱期となり、後漢は滅亡した(西暦220年)。中国は魏・呉・蜀の三国に分裂したが、それぞれの戸籍登録人口は蜀が940,000人(西暦263年)、魏が4,432,881(西暦263年)、呉が2,300,000人(西暦280年)に過ぎなかった。三国合計でも戸籍登録人口は一千万人に届かなかった訳である。ちなみに、この三国を統一した西晋(西暦265−316年)の戸籍登録人口は16,163,863人(西暦280年)であった。

 実人口の減少はこれほどではなかったと推定されるが、西暦3世紀が中国史上、空前絶後の人口崩壊期であったことは確実視されている。現に、中国の人口崩壊に乗じて北方の遊牧民族が南進し、次の4世紀には「五胡十六国」時代(西暦304−439年)がはじまる。中国は、後漢の滅亡(西暦220年)から隋の中国統一(西暦589年)まで、中国史上異例ともいえる長期に渡って分裂・混乱を繰り返し、統一王朝が現れなかった(途中、西晋が一時期中国を統一したかに見えたが、その期間はわずか一世代にすぎない)。その最大の要因は3世紀の人口崩壊の痛手がなかなか回復しなかったためである。

 ちなみに、隋の戸籍登録人口は46,019,956人(西暦609年)、唐の玄宗皇帝の天宝14年の戸籍登録人口は52,919,309人であり、いずれも前漢末の数字に及ばない。中国の戸籍登録人口が前漢末の記録を追い抜くのは、実に北宋(西暦960−1127年)まで待たねばならない。


 これ以後も中国の人口歴史はジグザグ状に拡大して現代に至るが、途中の経緯は長くなるので省略する。

 近代の中国の人口について見ると、清朝の康熙帝(在位1661−1722年)の統治の末年、一億人の大台に乗ったころから未曾有の人口増加がはじまった。乾隆帝(在位1735−1795年)の末年には約3億にまでふくれあがり、道光帝の道光13年(西暦1833年)の戸籍登録人口は398,942,063人となった。わずか百年あまりの間に、実に四倍にまで増加したのである。

 この清の人口爆発を説明できる決定的な学説はなく、今でも中国史上の謎の一つとされている。

 ちなみに、19世紀以降、中国の近代化が遅れた原因の一つは、人口増加にともない一人あたりの生活水準が劇的に低下し、資本の原始的蓄積ができなかったからである。一方、日本は江戸時代中期以降、「間引き」などの荒っぽい人口抑制法により静止人口を維持したため、江戸時代後期の一人あたりの生活水準は急速に向上した。この江戸時代の蓄積なくして、明治以降の急速な近代化は不可能だったと言われる。

 近代の中国は、毛沢東(1893−1976)が死去するまで「生めよ増やせよ」の時代が続く。

 現在、中国人の人口は約13億人と言われる。中国政府の「ひとりっ子政策」の結果、人口増加率は減少しつつある。この政策が成功するかどうかまだ不明であるが、これを「新しいタイプの自発的人口崩壊」と見なすうがった観測もある。

中国の人口史から学ぶこと


 人口崩壊という現象自体は、実は、世界的に見れば珍しいものではない。中世のフランスは百年戦争の戦禍と黒死病の結果、人口が半減したと言われるし、近世のドイツも三十年戦争の結果、全人口が三分の二に減少した。近代における南北アメリカ大陸の先住民の激減と、タスマニア先住民の絶滅は、人類史上最悪の人口崩壊であった。

 われわれ日本人は、一度も全国規模の人口崩壊を経験していない。縄文時代の最末期に人口崩壊があったと主張する学説もあるが、それも有史以前のことである。日本は、16世紀の戦国時代ですら、各地の大名の富国強兵策によって人口が増加していた。あの過酷な第二次大戦のときですら、日本人の人口損耗は一割にも達しなかった。人類史上の例外といえる。

 一方、中国は何度も人口崩壊を経験してきた。飢饉や戦乱による直接的な死者数もさることながら、乳児死亡率の急上昇と出生率の低下で、人口は短期間に減少してしまったのである。その「もろさ」の原因は、人口の構造的不安定さにあった。

 そもそも中国に限らず、前近代社会の人類の平均寿命はおおむね二十歳代であり、子供を5人生んでも大人まで育つのは2人か3人というのが普通だった。ヨーロッパでさえ、たとえば産業革命期のイギリスの労働者階級の出生時平均余命は20歳程度にすぎなかったという(エンゲルスのあげた数字)。

 前近代の人口構造は、どの国でも、本質的に不安定で崩壊しやすかった。

 ただ、近世のヨーロッパ人は「捨て子」によって(童話のヘンゼルとグレーテルがその典型)、近世の日本人は「間引き」や姨捨によって人口増加を抑えようと試みた。江戸時代の日本では「田分けは、たわけ」という論理で、次男坊以下に遺産を分けないことまで行われた。

 しかし中国では、儒教思想の影響で、財産は均分相続が原則で、老人は大事にされ、子供の数は多いほどよいとされた。人口増加を抑制する歯止めが存在せず、結局、いつの時代も行き着くところまで行くしかなかった。

 かくて、中国の人口崩壊は、他の地域に見られぬ特徴を持つようになった。すなわち、


•1.周期的に繰り返したこと

•2.歴代の王朝政府があらゆる知恵を結集して人口崩壊の予防策を講じたにもかかわらず、結局、人口崩壊の回避に一度も成功しなかったこと

•3.人口崩壊のあと、中国は必ずよみがえったこと
の三点である。

 近代以前の中国は、他の文明圏からほとんど孤立状態にあり、人口の出入りも少なかった。残酷な言い方をすれば、この巨大な「金魚鉢」の中で、中国人は人口崩壊と回復のサイクルという壮大な実験を、生物学の法則どおりに繰り返してきたわけである。

 ただし、中国は毎回、必ずよみがえり、現在に至るまで世界最大の人口規模を確保した。これは、シュメールやローマなど他の多くの文明が一度の人口崩壊のあと二度とよみがえらなかったのと対照的であり、驚くべきことである。

 中国が不死鳥のようによみがえった理由は何か。いろいろと考えられるが、最大の理由は、「農業」という再生産可能な資源を、ともかく確保できたからである。例えばシュメール文明が一回かぎりで滅亡したのは、千年以上にわたって灌漑農業を繰り返したため、地下水位上昇による塩害をまねき、農地が荒廃したからである。中国の場合、南中国では水田稲作、北中国では灌漑によらない小麦栽培を行うことで、なんとか数千年にわたって耕地の地味を保全してきた。

 日本人が弥生時代以降、一度も全国規模の人口崩壊を招かなかったのは、島国という地理的条件もさることながら、水田稲作農業という地味保全型の農業を行ってきたことが大きい。その日本の水田は今日、どうなっているのだろう。−−−
 現在、われわれが住む地球は、小さな金魚鉢になってしまった。これまで急増する人類の人口をかろうじて支えてきたのは、近代的灌漑農業技術の技術革新であったが、それも限界に近い。現に、北米大陸ではコンピューターと連動した巨大スプリンクラーを使って灌漑農地を行ってきたが、近年、急速な地味低下が報告されている。人類は、かつてシュメール文明がたどった滅亡の過程を、フィルムの早回しのように繰り返しているだけなのかもしれない。

 どうやら、人類の人口は、あと一世代か二世代で限界に達しそうである。
 そのとき、一体なにが起きるのか。こんな不吉な問題提起で筆を置くのは残念であるが、中国の人口史を振り返ることは、同時に、人類の未来を考えることにもなるのである。
(1999.5.20)
http://www.geocities.jp/cato1963/jinkou996.html#14

5000万人も人口が減っていた。本当にあった怖い三国志


三国志といえば、中国史上最大の動乱時期。大軍同士の合戦で、この時期には中国の人口が破滅的に減少したとも言われています。今でこそ10億人を超える中国ですが、三国志時代はどれくらいの人口だったのでしょうか?

吉川英治の『三国志』をあらためて読み直してみて、かつて抱いた疑問がまたまたおきてきました。

この時代(後漢〜三国時代)に、中国にどれぐらいの人が住んでいたんだろう?

一口に「中国」と言っても漠然としていますが、とりあえず主役となっている「漢民族」の居住エリア、としておきます。

というのも、物語の中で頻繁に「曹操軍100万」などの数字が出てくるのですが、これが本当の数字か、誇張した数字なのか、ということが気になるのです。

古来「白髪三千丈」など、数字に関する誇張表現はよくある話です。

「50万の大軍」だとか「5万の軍勢を焼き滅ぼした」と出てきても、「ほんまかいな?」と。

ちなみに日本における一大決戦の「関ヶ原の戦い」では、東西両軍合わせて15万から20万ほどです。

いくら中国が広いとはいえ、1000年以上前に、その10倍以上の軍隊が動くなんてことがあるのだろうか? などと思っていました。

今は本当に便利になりましたね。疑問に思ってネット検索をしてみると、そういうことをきちんと調べて書いてあるサイトに行き当たりました。

明治大学法学部の加藤徹教授のサイトで、いろいろなデータをもとに時代ごとの中国の人口をまとめていらっしゃいます。


後漢から三国時代だと、戸籍という非常に有力な根拠があります。

それによれば後漢末(西暦157年)に約5600万人だそうです。

なんとすごい数字です。

当時の中国では耕作面積などなどからおおよそ6000万人ぐらいの人口は養える状況だったとのことです。

後漢が滅亡して、三国時代に突入した頃の戸籍登録人口では

魏 4,432,881人(西暦263年)
呉 2,300,000人(西暦280年)
蜀  940,000人(西暦263年)

となっているそうです。

なんと三国合わせて780万人ほどしかいません。激減もいいところです。

中国の王朝の興隆・滅亡の繰り返しでは,滅亡間近の頃に、人口の激減が見られるとも書かれていました。

食料供給不安から政治不安、それによる動乱などで、人口が激減するようですが,100年ほどの間に5600万人から780万人とは恐ろしいほどの激減ぶりです。

この激減がまさに当時の不安や動乱を表していると感じました。三国志はまさに激動、動乱の時なのです。国の基本は民にあり、と言います。

大勢の人が安心して暮らしていけることこそ、国の繁栄だというのを実感します。

※人口の差からも,蜀が魏にはなかなか勝てない、というのがよくわかります。
http://www.mag2.com/p/news/19617/2
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/291.html#c20

[近代史02] 中国大好き 中川隆
70. 中川隆[-6402] koaQ7Jey 2017年9月15日 07:40:27 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

5000万人も人口が減っていた。本当にあった怖い三国志


三国志といえば、中国史上最大の動乱時期。大軍同士の合戦で、この時期には中国の人口が破滅的に減少したとも言われています。今でこそ10億人を超える中国ですが、三国志時代はどれくらいの人口だったのでしょうか?

吉川英治の『三国志』をあらためて読み直してみて、かつて抱いた疑問がまたまたおきてきました。

この時代(後漢〜三国時代)に、中国にどれぐらいの人が住んでいたんだろう?

一口に「中国」と言っても漠然としていますが、とりあえず主役となっている「漢民族」の居住エリア、としておきます。

というのも、物語の中で頻繁に「曹操軍100万」などの数字が出てくるのですが、これが本当の数字か、誇張した数字なのか、ということが気になるのです。

古来「白髪三千丈」など、数字に関する誇張表現はよくある話です。

「50万の大軍」だとか「5万の軍勢を焼き滅ぼした」と出てきても、「ほんまかいな?」と。

ちなみに日本における一大決戦の「関ヶ原の戦い」では、東西両軍合わせて15万から20万ほどです。

いくら中国が広いとはいえ、1000年以上前に、その10倍以上の軍隊が動くなんてことがあるのだろうか? などと思っていました。

今は本当に便利になりましたね。疑問に思ってネット検索をしてみると、そういうことをきちんと調べて書いてあるサイトに行き当たりました。

明治大学法学部の加藤徹教授のサイトで、いろいろなデータをもとに時代ごとの中国の人口をまとめていらっしゃいます。


後漢から三国時代だと、戸籍という非常に有力な根拠があります。

それによれば後漢末(西暦157年)に約5600万人だそうです。

なんとすごい数字です。

当時の中国では耕作面積などなどからおおよそ6000万人ぐらいの人口は養える状況だったとのことです。

後漢が滅亡して、三国時代に突入した頃の戸籍登録人口では

魏 4,432,881人(西暦263年)
呉 2,300,000人(西暦280年)
蜀  940,000人(西暦263年)

となっているそうです。

なんと三国合わせて780万人ほどしかいません。激減もいいところです。

中国の王朝の興隆・滅亡の繰り返しでは,滅亡間近の頃に、人口の激減が見られるとも書かれていました。

食料供給不安から政治不安、それによる動乱などで、人口が激減するようですが,100年ほどの間に5600万人から780万人とは恐ろしいほどの激減ぶりです。

この激減がまさに当時の不安や動乱を表していると感じました。三国志はまさに激動、動乱の時なのです。国の基本は民にあり、と言います。

大勢の人が安心して暮らしていけることこそ、国の繁栄だというのを実感します。

※人口の差からも,蜀が魏にはなかなか勝てない、というのがよくわかります。
http://www.mag2.com/p/news/19617/2

http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/287.html#c70

[番外地7] 中国に未来が無い理由 _ 田代秀敏 混沌の大国 中国と中国人を知る 中川隆
21. 中川隆[-6401] koaQ7Jey 2017年9月15日 07:57:41 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

始皇帝 その時歴史が動いた - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E5%A7%8B%E7%9A%87%E5%B8%9D++%E3%81%9D%E3%81%AE%E6%99%82%E6%AD%B4%E5%8F%B2%E3%81%8C%E5%8B%95%E3%81%84%E3%81%9F

項羽と劉邦 - 古代中国の英雄 - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E9%A0%85%E7%BE%BD%E3%81%A8%E5%8A%89%E9%82%A6+-+%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E3%81%AE%E8%8B%B1%E9%9B%84

三国志 その時歴史が動いた - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E4%B8%89%E5%9B%BD%E5%BF%97++%E3%81%9D%E3%81%AE%E6%99%82%E6%AD%B4%E5%8F%B2%E3%81%8C%E5%8B%95%E3%81%84%E3%81%9F


新シルクロード 01 「楼蘭 四千年の眠り」(2005年1月2日) - YouTube
小河墓で発見された3800年前のミイラ「小河の美女」
https://www.youtube.com/results?search_query=%E6%96%B0%E3%82%B7%E3%83%AB%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89+++%E6%A5%BC%E8%98%AD+%E5%9B%9B%E5%8D%83%E5%B9%B4%E3%81%AE%E7%9C%A0%E3%82%8A

シルクロード 謎の民/タクラマカン砂漠/楼蘭の 末裔? - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=vJy4Mx7QKKk&index=17&list=PL68Eg7O2Flae_s6n1BfiPUGgs6t80-qrA


 黄河文明の古代遺跡から発掘される人体はコーカソイドの特徴を持っていることは、考古学ではよく知られています。 これは寒冷地適応や黄砂適応を獲得するまえのY-DNA「O3」はY-DNA「CF」の子孫としてふさわしい彫深の外観であったことを示しています。

新疆ウイグル住民の遺伝子は、今でも、60%がヨーロッパ系です。

詳細は

白人はなぜ白人か _ 中国文明はコーカソイドによって築かれた
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/390.html#c103
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/390.html#c108



http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/291.html#c21

[政治・選挙・NHK232] 北朝鮮を大戦前夜の日本のように追い詰めるだけが解決策ではない。(日々雑感) 笑坊
2. 中川隆[-6400] koaQ7Jey 2017年9月15日 08:25:53 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

小さな国が必死に頑張っているのを見ると誰でも応援したくなるよね

今度は日本の原発をすべて爆破して日本を人間の住めない国にして欲しい

頑張れ 刈り上げ君

北朝鮮「列島、核で海に沈める」=制裁に便乗と日本非難
9/14(木) 8:21配信 時事通信


 【ソウル時事】14日の朝鮮中央通信によると、北朝鮮の朝鮮アジア太平洋平和委員会は13日、報道官声明を出し、国連安保理での対北朝鮮制裁決議に関し「日本は米国の制裁騒動に便乗した」と非難した。

 その上で「日本列島4島を核爆弾で海に沈めなければならない」と威嚇した。

 声明は「わが軍や人民の声」として、「日本の領土上空を飛び越えるわれわれの大陸間弾道ミサイル(ICBM)を見ても正気を取り戻さない日本人をたたきのめさなければならない」と主張した。

 さらに、米国を「決議でっち上げの主犯」と決めつけ、「わが軍や人民は、米国人を狂犬のように棒で打ち殺さなければならないと強く主張している」と警告。声明の英語版は日本人を「ジャップ」、米国人を「ヤンキー」と蔑称でののしっている。 


http://www.asyura2.com/17/senkyo232/msg/337.html#c2

[番外地6] 米ネオコンとは? 中川隆
29. 中川隆[-6399] koaQ7Jey 2017年9月15日 09:27:50 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017.09.15
ベトナム戦争で経済が破綻した米はペトロダラーの仕組みでドルを循環させ始めたが、それが破綻へ
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201709150000/

​ベネズエラのニコラス・マドゥロ政権は石油取引の決済に人民元を主とする通貨バスケット制を採用​するとしていたが​、石油の取引にドルは使わず、ユーロに切り替える​とも報道されている。

前にも書いたが、中国は石油の支払を金に裏付けられた人民元で支払う方針を打ち出している。その仕組みが実現した場合、人民元は上海と香港の取引所で金に換金することが可能だ。

ベネズエラがドル離れを推進する引き金はアメリカによる「制裁」、つまり経済戦争の開始。これまでもアメリカは戦術として「制裁」を使ってきた。例えば、​7月25日に下院で419対3、27日に上院で98対2という圧倒的な賛成を得てロシア、イラン、朝鮮に対する「制裁」法案が可決​されている。

しかし、制裁の対象になっている国を支援することもある。例えば、中東のアパルトヘイト国家、イスラエルに対するボイコット(Boycott)、投資撤退(Divestment)、制裁(Sanctions)、いわゆる​BDS運動​が2005年7月から展開されているが、それを禁止しようという法案がアメリカ議会で浮上している。また、現在、ロシアを挑発する発言を続けている国連大使のニッキー・ヘイリーはサウス・カロライナ州知事だった当時、BDS運動に反対していた。


BDS運動が始まる前からイスラエルに対する批判は高まっていた。その切っ掛けは1982年に引き起こされたサブラとシャティーラ(パレスチナ難民キャンプ)における虐殺。その年の1月にアリエル・シャロン国防相がベイルートを極秘訪問、親イスラエル派とイスラエル軍が軍事侵攻した際のことについて話し合い、その直後にペルシャ湾岸産油国の国防相とも秘密裏に会合、そして9月にファランジスト党のメンバーがイスラエル軍の支援を受けながらサブラとシャティーラで数百人、あるいは3000人以上の難民を殺したのである。

それはともかく、石油取引のドル決済はアメリカの支配システムを維持する上で非常に重要。1970年頃になるとアメリカ経済は破綻、71年8月にはリチャード・ニクソン大統領がドルと金との交換停止を発表している。ドルの下落を食い止めるためにさまざまな政策が打ち出されたが、その中で最も重要なものがペトロダラー。サウジアラビアなどの産油国に石油取引の決済をドルに限定させ、その代償として各国の防衛、そうした国々を支配する人々の地位と収入を保障した。ドルを貯め込んだ産油国はアメリカの財務省証券や高額兵器を購入してドルをアメリカへ循環させたのである。日本もドルの循環と凍結に協力してきた。

ドルの循環を効率的に行うため、石油相場の上昇が図られる。1973年10月に勃発した第4次中東戦争の直後にOPECは価格を4倍に引き上げたのだが、サウジアラビアのファイサル国王の腹心で、その当時に石油鉱物資源相を務めたシェイク・ヤマニによると、​1973年5月にスウェーデンで開かれた秘密会議でアメリカとイギリスの代表が400%の原油値上げを要求、それで値上げが決まった​という。その秘密会議はスウェーデンで開催されたビルダーバーグ・グループの会合。その後、巨大な投機市場を創設してドルを吸い上げるようになるが、それでもペトロダラーの仕組みはアメリカ支配層にとって重要だ。すでにロシアや中国もドル離れを進めているが、そこへ産油国のイランが加わる可能性は高い。そこにベネズエラも加わるわけで、アメリカにとっては深刻な事態だと言えるだろう。

この苦境から脱することは容易でない。アメリカに残された手段は限られている。つまり軍事力だが、それも怪しい。正規軍が衝突した場合、アメリカ軍がロシア軍に勝てないことはジョージア(グルジア)やシリアで明確になっている。そこで、かつて作った傭兵の仕組みを利用したが、これもシリアで粉砕された。
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/751.html#c29

[リバイバル3] 大矢誠が猫グロ虐待で逮捕! 2ちゃん生き物苦手板のカールおじさん 中川隆
12. 中川隆[-6398] koaQ7Jey 2017年9月15日 09:36:36 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017年07月10日 カルおじ作品を振り返る

失禁gato
初代熱湯。30秒くらいの
短い作品だが、鳴き声・リアクション
ともにトップクラスの作品。

5連熱湯
カルおじ最高傑作。何度熱湯を
かけられてもシャー!シャー!
と威嚇するガッツのあるgatoは黒ムツ
からも一目置かれている。

顔芸gato
ショコ棒を使った異色の作品。
喉を締め付けているため、
鳴き声が出なかったのが残念。

8連熱湯(ハチワレ)
あまり鳴かない耐久性の高いgato

脱糞gato
神聖な捕獲器の中でクソを漏らしたgato
痙攣したgatoにカルおじの手がぴくつく。

爆竹gato
熱湯をかけられて捕獲箱の中で
激しく動き回り鳴き声も秀逸。
ラストはアナルへの水攻め。

バーナー1
カルおじの新兵器、バーナー初登場。
毛を焼いた後の熱湯が200%有効なことを
実証した作品。

失敗作
カメラのバッテリーぎれなのか
途中で終わってしまったのが残念。

バーナー2
黒こげから真っ白い体に変身。
その様子はまるで白猫プロジェクト。


よだれgato
最初からよだれを垂らしまくりの
汚らしいgato
http://gatosine.seesaa.net/article/451684311.html

2CHでは、時系列で、書かれていた。

一匹目 熱湯を一回だけぶっかけておしまい

二匹目 吊るされた猫が熱湯風呂に落とされて悶絶

三匹目 熱湯5回で虫の息

四匹目 妊娠してるメスが熱湯地獄で悶絶

五匹目 くだばるまで熱湯がけ

六匹目 爆竹 熱湯 ケツの穴にホースで水責め

七匹目 バーナーで焦がした皮膚に熱湯ぶっかけ 一番残酷

八匹目 熱湯で悶絶 くたばるシーンは無し
https://watchdogkisiwada.wordpress.com/2017/09/04/%E5%8B%95%E7%89%A9%E8%99%90%E5%BE%85%E6%84%9B%E5%A5%BD%E5%AE%B6%E3%82%92%E8%87%AA%E7%A7%B0%E3%81%97%E3%80%81%E7%8C%AB%E3%82%92%E7%84%BC%E3%81%8D%E6%AE%BA%E3%81%99%E3%80%81%E3%81%95%E3%81%84%E3%81%9F/

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/751.html#c12

[昼休み53] 苛めは愉しい _ 大矢誠が猫 13匹 を拷問して逮捕される! 中川隆
1. 中川隆[-6397] koaQ7Jey 2017年9月15日 09:37:24 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017年07月10日 カルおじ作品を振り返る


失禁gato
初代熱湯。30秒くらいの
短い作品だが、鳴き声・リアクション
ともにトップクラスの作品。

5連熱湯
カルおじ最高傑作。何度熱湯を
かけられてもシャー!シャー!
と威嚇するガッツのあるgatoは黒ムツ
からも一目置かれている。

顔芸gato
ショコ棒を使った異色の作品。
喉を締め付けているため、
鳴き声が出なかったのが残念。

8連熱湯(ハチワレ)
あまり鳴かない耐久性の高いgato

脱糞gato
神聖な捕獲器の中でクソを漏らしたgato
痙攣したgatoにカルおじの手がぴくつく。

爆竹gato
熱湯をかけられて捕獲箱の中で
激しく動き回り鳴き声も秀逸。
ラストはアナルへの水攻め。

バーナー1
カルおじの新兵器、バーナー初登場。
毛を焼いた後の熱湯が200%有効なことを
実証した作品。

失敗作
カメラのバッテリーぎれなのか
途中で終わってしまったのが残念。

バーナー2
黒こげから真っ白い体に変身。
その様子はまるで白猫プロジェクト。


よだれgato
最初からよだれを垂らしまくりの
汚らしいgato
http://gatosine.seesaa.net/article/451684311.html

2CHでは、時系列で、書かれていた。

一匹目 熱湯を一回だけぶっかけておしまい

二匹目 吊るされた猫が熱湯風呂に落とされて悶絶

三匹目 熱湯5回で虫の息

四匹目 妊娠してるメスが熱湯地獄で悶絶

五匹目 くだばるまで熱湯がけ

六匹目 爆竹 熱湯 ケツの穴にホースで水責め

七匹目 バーナーで焦がした皮膚に熱湯ぶっかけ 一番残酷

八匹目 熱湯で悶絶 くたばるシーンは無し
https://watchdogkisiwada.wordpress.com/2017/09/04/%E5%8B%95%E7%89%A9%E8%99%90%E5%BE%85%E6%84%9B%E5%A5%BD%E5%AE%B6%E3%82%92%E8%87%AA%E7%A7%B0%E3%81%97%E3%80%81%E7%8C%AB%E3%82%92%E7%84%BC%E3%81%8D%E6%AE%BA%E3%81%99%E3%80%81%E3%81%95%E3%81%84%E3%81%9F/

http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/836.html#c1

[昼休み52] "新喜び組"は23歳以下の美女たち! 中川隆
44. 中川隆[-6396] koaQ7Jey 2017年9月15日 09:53:29 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017年09月15日
北朝鮮に帰国した在日朝鮮人はどうなったのか

帰国者は割れんばかりの拍手と羨望で見送られ、新潟港を出港した
引用:https://i1.wp.com/asian-reporters.com/wp-content/uploads/2017/08/img-804124825-0003-e1502595384884.jpg?fit=1200%2C848

終戦で日本人と朝鮮人に分かれた

1945年8月15日に日本はポツダム宣言受諾を宣言し、第二次世界大戦は終結しました。

戦争が終わった事で日本帝国は崩壊し、国や国民の定義が変更されました。

中国大陸や朝鮮半島、樺太や千島列島、太平洋の島々に居住していた日本人は、終戦後数年をかけて本土に帰国しました。


          

日本が戦争に負けたことで日本国民が外地で築いた資産は没収され、無一文で放り出されました。

同時に日本国内に居た多くの朝鮮人の身分も不安定になり、数年間は処分未定なままでした。

1948年に北朝鮮と韓国が独立し、日本政府は本土に残っていた朝鮮人を、韓国に送り返す事にしました。


在外日本人が資産を没収された上に米英中ソの兵士から略奪されたのに比べ、朝鮮人の資産は没収されず換金されました。

だが独立したばかりの南北朝鮮の将来を不安視し、このまま日本に残ろうとした朝鮮人が数十万人存在しました。

1948年の韓国独立までに日本に居た半島人150万人が帰国しました。


1950年に朝鮮戦争が勃発し半島が焦土と化すと、一時中断した後帰国を促したが、もはや帰国したいと言う朝鮮人はほとんど居ませんでした。

1952年にサンフランシスコ講和条約が締結され、日本は再び独立国になり、朝鮮人は外国人と定義され、全員を帰国させるのが決定した。

1953年に朝鮮戦争は終了し、1955年に小泉首相の父の純也法務次官が「在日朝鮮人全員に帰国を促したが帰りたいという者が一人も居なかった。」と答弁した。


荒れ果てた北朝鮮に着いた帰国者は、騙されたのにすぐ気づいた。
引用:http://blog-imgs-59.fc2.com/n/o/b/nobody0728/blog_import_524f6d7aa365e.jpg

北朝鮮帰国事業とは

「それどころか半島から密航などでどんどん日本に渡ってきている」「強制送還するべきだが韓国政府が拒否している」と述べた。

現在日本に居住している在日韓国朝鮮人は全員が、この時帰国を拒否した人と子孫で、面談の結果強制連行された人は一人も居ないのが分かっている。

1965年に日韓基本条約が締結され1世と2世に永住権が与えられ、永住権はないのに3世以降もズルズルと日本に居住しています。


日本政府はあの手この手で朝鮮人を追い出そうとしたが、その一貫が「北朝鮮帰国事業」でした。

日本政府は一人でも多くの朝鮮人を追い出したがっていて、北朝鮮は国家の威信のために在外朝鮮人を受け入れようとしました。

北にとって北朝鮮が唯一の半島における国家なのに、在日朝鮮人が韓国に「帰国」しているのは許せない事でした。


両者の思惑が一致して帰国事業が始まったのだが、最初から在日朝鮮人自身の利益や幸福は、まったく考えられていませんでした。

日本における北朝鮮の代理機関である朝鮮総連が窓口になり、北朝鮮がいかに魅力的かを朝鮮人に宣伝しました。

日本には直接北朝鮮の情報が伝わらない中で、『北朝鮮は地上の楽園』『帰国者は日本人が羨むような生活をしている』と宣伝しました。


日本政府も帰国を後押しするために、渡航費用を負担するなどしたために、9万3000人以上が北朝鮮に渡った。

そして朝鮮人と結婚した日本人妻6,800人以上も、夫や子供と一緒に北朝鮮に渡った。

帰国者のほとんどが実は北朝鮮ではなく韓国出身だったのだが、朝鮮総連の嘘を真に受けて「日本や韓国より北朝鮮の方が、良い暮らしが出来る」と信じたのでした。


北朝鮮の素晴らしさを伝える産経新聞
d75c8ba1887846b65a37f2e92a51e005
引用:http://dailynk.jp/wp/wp-content/uploads/2015/12/d75c8ba1887846b65a37f2e92a51e005.jpg

北朝鮮の生活

帰国した在日朝鮮人は当初は一般の朝鮮人よりも優遇され、日本から持ってきた資産などによって裕福な生活をしていました。

帰国事業は1959年から1984年まで続いたので、少なくとも帰国事業が盛んだった頃は、悪い噂が立たないように一定以上の生活が保障されていました。

だが1970年代も半ばになると、様々な理由をつけて帰国者の身分を降格させたり、罪をとがめて収容所に入れるようになった。


日本で生活していた在日朝鮮人にとって「日本レベル」が当たり前であり、不平不満が絶えませんでした。

北朝鮮での自由の無さや生活水準の低さについて不満を口にすると、たちどころに警察や公安に知られ、移住を命じられます。

北朝鮮では身分によって居住地が決められていて、平穣の金一族に近いほど身分が上で、離れるほど低くなります。


平穣から遠ざかり、身分を降格されると給料が減り、支給される食料も減り、仕事内容は管理職から下級労働者に落とされます。

だがこれも良いほうで、「資産階級」「反革命分子」と見做されれば収容所で隔離されます。

自分が金持ちである事を自慢したら「資産階級」、「北はこれだから駄目なんだ」などと批判すれば「反革命分子」になります。


収容所には2種類あり、1つはいつか出所できる可能性がある「革命化区域」と、絶対に出れない「完全統制区域」に分かれます。

多くの人は最初地方に降格され、次に「革命化区域」に入れられ、最後に「完全統制区域」に落とされます。


この刑罰は家族ぐるみなので、家族の中で1人でも金日成批判や不満を漏らしたのが知れると、親戚全員が収容所に入れられます。

「革命化区域」であっても出所するまで10年以上はかかるのが普通で、収容所と言っても広大な面積の荒野と山林です。

収容者は家族単位で小屋に住み、僅かな食料が支給されるが、それだけでは栄養失調になり1年も持たずに亡くなります。


収容者は自給自足農業を行うが、収穫物の多くは取り上げられてしまい、昆虫や野ネズミで食いつないでいるという話です。

帰国したとき富裕層だった在日たちは、降格され資産を没収されたうえに、収容所送りになった人が相当数に達しました。

幸運だったのは金正恩の母になった高英姫のような一家だが、むろんそれは滅多に無い例外で、大半は帰国を後悔する破目になりました。
http://www.thutmosev.com/archives/72604967.html

http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/906.html#c44

[原発・フッ素47] 反原発派は知恵遅れ _ 原発再稼動で温室効果ガスが減少 再生可能エネルギーの限界 中川隆
222. 中川隆[-6395] koaQ7Jey 2017年9月15日 09:56:09 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

【9月14日 AFP】地球温暖化によって今世紀末までに、アジアの山岳氷河の氷質量の3分の1以上が失われるとの研究結果が13日、発表された。これにより、淡水を氷河に依存している数百万の人々に悲惨な結果がもたらされるという。

 英科学誌ネイチャー(Nature)に発表された論文によると、これは地球の気温上昇幅が産業革命前の水準から1.5度未満に抑えられるとする仮定に基づいた「最良」のシナリオだという。気温上昇幅が3.5度、4.0度、6.0度では、それぞれ49%、51%、65%の氷質量がアジアの氷河から失われる可能性があるという。

 チベット高原(Tibetan Plateau)を囲む地理的領域で構成されるアジア高山地域(HMA)には、極地以外で最も大量の凍結水が蓄えられている。

 HMAはガンジス川(Ganges)、インダス川(Indus)、ブラマプトラ川(Brahmaputra)などを含む多くの世界的大河の水源となっており、数億の人々がこれらの水系に依存している。南アジア一帯と中国は、飲用水、発電、かんがい用水などをヒマラヤ山脈(Himalayas)の氷河融解水に依存している。

 2015年に200か国近くが採択した地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定(Paris Agreement)」では、2.0度を「優に下回る」水準に気温上昇を抑えつつ、さらに1.5度というより低い上限を達成するための「努力を追求する」との目標が掲げられている。

 科学者らによれば、地球の表面温度はすでに約1.0度上昇しているという。

 7月に英科学誌ネイチャー・クライメート・チェンジ(Nature Climate Change)に発表された研究によると、地球温暖化が2.0度未満に抑えられる確率は5%しかないという。1.5度未満については、確率は1%ほどだ。

 一部の専門家らは、現在の傾向が続いた場合、地球は約3.0度の気温上昇に向かうと予測している。(c)AFP
http://www.afpbb.com/articles/-/3142884?cx_position=1  

http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/781.html#c222

[番外地7] 中国に未来が無い理由 _ 田代秀敏 混沌の大国 中国と中国人を知る 中川隆
22. 中川隆[-6394] koaQ7Jey 2017年9月15日 12:03:11 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

中国人に まともな人間が一人も居ない理由

中国教育|タマタマ来ただけ〜中国教育事情と社会をお伝えします〜

中国の大学受験「高考」 2013-03-14

中国の大学受験制度は日本と大きく違います。

中国では大学入試は一発勝負です。

年に1回の試験があるだけです。

全国共通同日に実施されます。

これを「高考(ガオ・カオ)」と言います。

「高」は高等の高、「考」は中国語の考試(試験)の考です。

「高等教育入学考試」の略称です。


つまり、日本で言うところのセンター試験があるのみです。

その後の二次試験などはありません。

面接や書類選考などによる加点も一切無し。


私立の大学もこの「高考(ガオ・カオ)」に含められてしまいます。

独自の試験なんて認められていません。


そしてこの時の1回きりの試験の本番の点数によって大学の進路が決まるわけです。

細かく言うといろいろありますが、この時の点数によって、北京大学から順に学生が割り振られていくと考えてもらってOKです。


世界に冠たる超学歴社会の中国ですから、高校三年生になった学生は、みなこの年に1回のチャンスである「高考(ガオ・カオ)」に向かって、必死に勉強するわけです。


つまり日本だけでなく、欧米諸国とも異なる教育制度だということがわかります。(韓国は知りませんが)


こうした受験制度は学生の教育にどのように影響するのでしょうか。

中国における高校時代の学生生活や、自身の大学での専攻の選択 などから、引き続き書いていきたいと思います。


最後に蛇足ですが、「高考(ガオ・カオ)」は日本で言うところの「大学受験」という一般名詞ではありません。「センター試験」を指すわけです。中国では「センター試験」=「大学受験」ということですから。

中国語では「大学受験」という一般名詞は存在しないんですね。
https://ameblo.jp/xiang-xia/entry-11490427373.html

中国の高校生の進路選択 2013-03-15


 中国においては、進路選択はいかようになされているのでしょうか。


 日本の場合は、たとえ「勉強のためではない、就職のために大学へ行くんだ」と言ってみたところで、受験の前にまずどこの大学のどの専攻に入りたいのか決めないことには受験できません。

 ですから就職のためと言うことで、経済・経営といった大まかな範囲の中で志望大学・学部を決めたり、文学部であってもその中で、外国文学であったり歴史・哲学等、自身の興味にあった学部を志望したりすると思います。

 もちろん何かこだわりがあれば、こだわりのある専攻に応じて志望大学を決めたりします。

 人によっては「何したいかわからないから大学へは行かない」という選択する人もいます。


 良くも悪くも、大学受験を前に一度何か考える、それが結構いいことなんじゃないかと思います。

 自分がなにも考えていなかったことを発見するのも、自分を見つめ直すいいきっかけになるでしょう。

中国の場合


 しかし、中国の高校生は受験の前に、大学へ入った後何がしたいのかということは一切考えません。

 学校の教師も学生に求めないし、父兄も子供に考えさせることはありません。

 教師、親を含めて、受験生の関心事はただ一点、「高考」 (年1回のセンター試験)で何点取るかです。


 そして、取れた点の中で出来るだけランクの高い大学を選びます。

 専攻などはそのあとです。

 「高考」 が行われ、その後各人の点数が確定した後で、約2週間程度のスパンの中で志望大学と専攻を決めてしまいます。

 学生に問えば、「この専攻に興味があって選んだ」となるのでしょうが、「外国語学部」や「法律学部」「金融学」といった名前だけで選んでしまったという感は否めません。

 何せ長い時間熟慮されたわけではありませんから。

 当然の事ながら経済が発展中で将来性のある「法律」や「金融」といった学部というのはもともと点数が高くないと入れませんので、たった1回の成績が良くなければ選ぼうにも選べないと言うことになります。


 ですから、日本語学科の学生の中にも「私は女の子なので外国語学部を選びました」という学生がいて、しかも「入学したら英語と日本語が選べたので、日本語を選びました」、「それは英語は人が多くて競争が激しいからです。」というわけです。

 しかしながら「日本語がこんなに難しいとは思いませんでした。選んだことを後悔しています。」と。こんな学生がたくさんいます。


 例えば最初から法律家を目指し、その目標に向かって勉強し、目標を達成するというサイクルではないわけです。

 とりあえず何も考えないで、「高考」 で出来るだけいい点数をとり、取った点数の結果、「法律家になることができる」とか「金融の世界に入ることができる」といって自分の進路を選んでいるわけです。

 この結果が北京大学を筆頭とする「エリート」といわれる人を生み出しているわけです。

 中国の「エリート」については、また教育制度を一通り語ってからお話ししましょう。

中国の大学受験はどうしてこのようになってしまうのでしょうか。


 もちろん制度の問題もあると思います。

 しかし、中国人の思想とも大きく関わっていると思います。

 中国の社会は、とにかく学歴だけが重視される社会です。

 これは就職のみならず、その人そのものの価値・評価をも左右するのが中国社会です。

 特に中国人にとって格別重要なのが「面子」です。

 これは日本人には理解できないレベルの重さです。

 親戚との集まり、また知人との関係、高校時代の同窓会などで、学歴と収入は大きな意味を持ち、一般より劣れば、それは自身の人生の全否定に繋がります。

 当然親にとっては子供の学歴・収入は親の面子に繋がりますので、親も受験では成績の善し悪しだけを重視します。

 「うちの子供は「高考」 が何点だった」「どこの大学に入った」というのが自慢にもなり、劣等感にもなるわけです。

 親にとって専攻の選択など、後からついてくるものです。

 日本でも親戚が集まったり近所の人とのコミュニティーの中で存在すると思いますが、中国人の「面子」の感覚は想像を絶します。

 こうした学歴重視をもたらす「面子」があるかぎり、親も子供も受験に対する姿勢は変わらないのだろうと思います。

「面子」について


 「面子」という言葉はそのまま日本語で翻訳できるわけですが、中国人にとっての「面子」と日本人にとっての「面子」の意味合いは全く対応しません。

 日本人の感覚で「面子」を計ると理解できません。

 簡単に中国人の面子の特徴を書いておきます。

1.他人の面子には無頓着で自分の面子だけを重視。ただし、他人の面子には無頓着なのに、相手には自分の面子を重視するよう求める。

2.面子を失うことに善悪の別がない。悪いことをして他人から非難されても「面子が潰された」となる。わがままが通らなくても「面子が潰された」となる。

3.相手の「面子」をたてるのは、相手が自分よりも「力」が上位の時だけ。


 対処法としては、

 中国人個人にとって「面子」が大事なものであっても、他人が顧慮する必要はなし。

 ただし、中国の社会は「法治」ではなく「人治」社会ですので、公私を問わず「権力」を持つ人の面子にだけは注意すること。

 となります。
https://ameblo.jp/xiang-xia/entry-11490912114.html

中国の高校生の生活 2013-03-16

 中国でも、よほどの貧困家庭でない限り、ほぼ全員が高校へ進学します。

 ただ、貧困家庭という概念が日本とは大きく異なります。

 食べるのに精一杯で、子供を学校へやる余裕もない家庭です。


 13億の人口の7割、9億人ほどは農民で、そのうち2億人ほどは都市で出稼ぎをしています。

 出稼ぎででも子供にお金を出せる家庭は何とか進学させます。

 高校から大学へ進学すればいい貧困から抜け出せると思いこみ、また、もし高学歴でも得られれば人生の大逆転が得られるという夢を持っているからです。

 進学する子の親にも根深い学歴信仰があるわけです。

 さて、高校へ進学した生徒は、職業訓練校を除き、ほぼ例外なく大学受験を目指します。

 大学卒業以下の学歴などあってないようなもので、普通科へ進学した高校生および学歴信仰のある親にとっては、大学へ進学しなければ意味がないわけです。

一週間の生活

 高校は朝8時に始まり12時まで、午後は14時から17時まで。

 これが一般的な授業時間。

 受験に力を入れた高校なら1年生から、遅くても3年生になると、上記に加えて夜も19時から23時まで補充授業をさせられます。

 また、朝も7時から朝の授業が始まります。

 そして土曜日と日曜日の午前中も補充授業。

 日曜日の午後だけようやく自分の時間が持てます。

 補充授業が始まれば、全員学校の中に住みます。

 夏休みも春休みもありません。

(ちなみに、小学校、中学校でも、朝8時から夜17時まで勉強しています。)


補充授業について


 夜は、補充授業と言っても授業があるわけではなく、その日の授業の課題をやります。

 要は教師の監視の元宿題をさせられるわけです。

 もちろん強制参加です。

 土日の補充授業は、教師が授業をします。

 ただし、参加料を取ります。

 参加料を取る補充授業でありながら、強制参加です。

 中国の教師の給料は安いですから、アルバイト代わりに開催されます。

 もちろん、アルバイトは表向きは禁止ですが、公然の秘密として行われます。


体罰について


 今日本では、体罰等が問題になっていますが、中国の場合は、こうした学習の場でも平気で体罰が行われます。

 勉強と言っても目標は「高考」 。その「高考」 は、知識を暗記してさえいれば点数が高くなりますので、とにかく覚えることが勉強です。

 教師が行ったことを覚えてこなければ、体罰が行われるわけです。

 (ちなみに中国では家庭でも体罰は行われます。儒教文化では子供は親の「所有物」にしか過ぎませんので。子供に人権はありません。)

 ですから生徒は教師の体罰が怖くて必死に知識を暗記していくわけです。


身の回りの世話


 中国の高校生は、朝8時から、昼、夜の2時間ずつの休憩を除き、夜23時まで机に向かわされます。

 当然、23時に終わってからようやく寝る準備が始まり、朝は6時には起きなければなりません。

 全員が学校内の寮に住んでいるからといって、身の回りの事を自分でするわけではありません。

 なにせ生徒は勉強だけで精一杯。

 親だって、子供によけいなことをさせて勉強の時間を一分でも無駄にさせたくないわけです。

 親は毎日学校へやって来ては子供の身の回りのことはやってしまいます。

 こうして親に甲斐甲斐しく身の回りの世話をされて授業にだけ出て、教師の言うとおりに暗記だけして時間が過ぎていくという受験生活を送るわけです。


クラブ活動・課外活動・趣味


 中国の高校にはクラブ活動など一切ありません。

 修学旅行もありません。

 とにかく勉強のみ。

 これは、小学校、中学校から一貫しています。

 前回、中国の高校生は年一回のセンター試験である「高考」 の結果が出てから初めて自分の進路を決めると書きましたが、このような高校生活では自分の進路など考えようがないことがわかるでしょう。

 親としてもよけいなことを考えるぐらいなら「高考」 の点数が1点でも多い方がいいと考えているわけで、

 子供によけいな夢など考えさえません。

 クラブ活動もなく、勉強のみの生活ですから、生徒も当然勉強以外のことに興味を持ちようがありません。

 仮に音楽や絵画など、芸術方面に興味を持とうものなら親から叱りつけられます。

 親不孝だと言われるようです。

 芸術方面の学校もあるにはありますが、これはよっぽど成績が悪く、また裕福な家庭の子供に限られています。

 芸術方面への進学は、一般の家庭からは軽蔑されているわけです。

 当然恋愛も禁止。

 教師も生徒がよけいな事に興味を持ったり、よけいな夢を持つのを嫌います。

 とにかく「高考」 のことだけ考えなさいと。

 ですから、高校生に夢を聞けば、「『高考 』でいい成績を取ること」という答えが返ってきます。


 理系であっても、生物や自然に興味があって進学するわけではありません。

 とにかく「理系」というブランドが欲しいわけです。

 高校生活だけでなく、小学校時代から日本での想像以上に勉強漬けにさせられている中国の生徒は、自分が何に興味があるかもわからないまま成長し、「高考」 を終えた瞬間、大学での進路を選ばされるわけです。


 中国の高校では、学校も教師もどうしてここまで勉強に取り組むのでしょうか。

学校側が熱心な理由


 ある意味非常に熱心であると言えます。

 これには二つの側面があります。

 一つは学校というのは地方政府の管轄なので、地方政府の「面子」です。

 簡単に言えば、地元から北京大学へ進学する子供が出れば、一躍その地は有名になり、非常に「面子」があるからです。

 二つ目は、教師のボーナスへの影響です。

 こうれは上記とも関連しますが、生徒の進学先はボーナスに大きく影響します。

 教師が担当する生徒が優秀な大学へ入れば入るほどボーナスの査定が高くなります。

 万が一北京大学などへ入ろうものなら、一攫千金となります。

 中国の教師は月給は低いです。

 そのため補充授業と称してアルバイトをしなければならないほどです。

 結果として教師はボーナスの査定を気にして生徒を指導するわけです。

 教師は自分の生活のため、生徒に手を出してでも必死に覚えさせるのです。

 そして、北京大学へ合格する生徒に、一攫千金の夢を掛けているのです。


 これが中国の受験戦争であり、そしてそこから生み出される大学生およびエリートの基盤となっているのです。


日本では


 日本では詰め込み教育だと言われていましたが、どこが詰め込み教育なのでしょうか。

 どこにゆとり教育が必要なのでしょうか。

 お金にあくせくせず「教育」をしっかりと行える日本の制度は、悪くないと思います。

 一部の妙な人達の主張に惑わされず、日本の教育のいい面は大事にしてもらいたいと思います。
https://ameblo.jp/xiang-xia/entry-11491018068.html

中国の大学のカリキュラム 2013-03-17


 これまで、中国の高校生の生活と大学受験について書いてきました。

 続いては、大学のカリキュラムについて書きたいと思います。

単位制じゃない

 まず、中国の大学は単位制ではありません。

 そして専攻ごとにクラスがあり、そのクラスごとに授業の時間割が決まっています。

 我々の高校までの授業カリキュラムがそのまま大学でも行われていると思ってもらえればOKです。

 ただ、教科がそれぞれの専攻に合わせて専門の教科があるというだけです。

 我々が大学生の時にシラバス、時間割とにらめっこして授業の時間割を決めたという姿はないわけです。

クラスがあってゼミはない


 クラスには「班長」もいるし、「委員」もあります。

 外国語の授業はありますが、「ゼミ」はありません。

 最初赴任してきたときはビックリしましたが、つまり高校の延長線上にあるわけです。


一般教養


 専門の授業はあっても、かえって「一般教養」はありません。

 その分、日本語学科の学生は授業が豊富に感じますが、経済学部等では延々理論を身につけるわけです。

 最近「選択科目」として何時間か行われるようになりましたが、1学期に1科目、せいぜい数時間程度です。

卒業論文


 ゼミがないのに、卒業論文は書かされます。

 しかし、4年間一切自身の理論の発表も他人の論文をみたり、発表を聞いたりする機会も無いわけです。

 論文もまともに読まず、まさにコピーアンドペースト。

 まともなものが書けるはずがありません。

 指導する教師も、研究者ではありませんし。(研究にたずさわらない大学教員が多数。)

 一応最後は論文の提出と、その論文に基づいた発表があるので、一度見に行きましたがまったく見れたものではありませんでした。

 やる気のない日本の大学一年生のゼミでももう少しましな方です。

職業訓練学校


 そもそも大学なのに日本語学科ということで、4年間みっちり日本語を身につける専攻ってどうなの、って思います。

 何せ、文法、読解、リスニング、会話と1週間の時間割はみっちりと日本語の教育で満たされています。

 そのぶん、卒業した頃には日本語がそこそこ話せるようになるわけですが。

 しかし、これではまったく職業訓練学校でしかないように思われます。

 日本の場合、英文学や中国文学の専攻ならありますが、それは英語や中国語を身につけるのではなく、あくまでも「文学」を学問として捉える専攻です。

 中国語学科があっても、「中国語」を学問として捉える学科であり、あくまで学問です。

 英語を身につけたり、中国語を身につけたりするのは、自分でやることで大学生になってまで学校から与えられるものではありません。

 先に職業訓練学校と書きましたが、中国の大学はどんな学科でもこのような形で、あくまでも専攻の範囲内で資格を取っていくことが授業のメインです。


 これは大学のレベルによらずどこでも同じです。

 中国においては大学生になっても、知識は与えられるものなのです。

研究機関ではない


 ある意味、日本のように勉強しない学生が増えているという状況から考えれば、このような実践に沿った授業というのは良いのかもしれませんが、それではあくまでも「学校」であり、学問の場としての「アカデミー」ではないと言えます。

 また、「大学の先生が研究をしていない」という実態があります。

 外国では考えられない話ですが、大学での授業があくまで「勉強」ですから、そんなものなのでしょう。

 世界標準から言えば、中国の大学の卒業生は、「大学卒業生」としての資格を満たさないと言えます。

 ところがこうした現実を知ってから知らずか、中国の大学の卒業の資格を認め、日本のみならず世界でも「大学」として通用しているわけです。

 真面目に「学問」をしている各国の大学生としては、同列に扱うのは大きな問題だと思われます。

 大学に入っても4年間、高校生と同じようなカリキュラムで過ごす。

 たとえやる気があっても、「自ら考える」「自分で資料にあたる」「さまざまな資料を検討して答えを導く」といったことは、このカリキュラムからは生まれてこないでしょう。
https://ameblo.jp/xiang-xia/entry-11491067074.html

中国の大学生の学生生活 2013-03-18


 前回は大学でのカリキュラムについて書いてきました。

 続いて、学生の大学での生活を書きたいと思います。


学校の場所


 中国の大学は、町の郊外にあります。

 もともとは市内のはずれにあったものが、都市の発展とともに郊外へ追いやられ、かなり辺鄙で不便な場所にあります。

 外国人教師向けに学内に宿舎もあるんですが、あまりに辺鄙すぎて困ります。

 学生に勉強させたい学校にとってはいいんでしょうが。



 学生は学校の中で寮生活をします。全寮制です。

 例え家が近くても学内に住まなければなりません。

 夜点呼があったりして、完全管理です。

 学生を勉強させるためと言えば聞こえはいいですが、大学は学費以外にちゃっかり寮費も取ります。強制入寮でも寮費も徴収。

 食堂は学生食堂があります。

 何千人が食事可能な馬鹿でかい食堂です。

 寮では自炊禁止です。

 学内には小さい商店はあって、日々の生活には困りません。

 ただし、商店は個人の商店ばかりで、アルバイトをするような場所はありません。


アルバイト


 学内にアルバイトをする場所もなく、学校自体が辺鄙な場所にあるので、アルバイトをする学生はほとんどいません。

 生活費は全て親が出します。

 私たちは大学生にもなれば、学費は出してもらえましたが日々のお金は自分でやりくりしていましたので、隔世の感があります。

 アルバイトもしないですから、卒業したての学生は全く何も知りません。

 何せ20年間あまり勉強しかしたことがないわけですから。

 私たちでもそんな学生が役に立たないのは想像に難くないですが、中国人の管理職までが新卒生は役に立たないと言うぐらいです。


一週間


 そして、朝8時から夕方5時まで時間割に沿って授業を受けます。

 さすがに大学生なので、空き時間があります。

 しかし午前中無ければ昼間で寝て、昼から授業がなければ昼寝をするといった感じです。他にはインターネットで映画やドラマを見たり、音楽を聴いたりといったところです。(もちろん海賊版で無料の物)

 夜はなんと自習です。

 図書館へ行ったり空き教室へ行ったり。

 朝寝坊や昼寝を長くしても、夜は自習をするようです。

 自習と言っても宿題です。大学の授業で宿題があるんです。

 レポートではなく宿題です。

 大学一年生は、なんと強制的に自習に行かせられるそうです・・・。

 土日は授業がありませんが、たまに補講をします。

 大学生になっても土日に補講って・・・。

 何も予定がなくても市内へ行くのは、買い物ぐらいです。

 買い物に行くのは大体女の子です。 

 市内でも若者が行く買い物の場所というのは一ヶ所で決まっていて、そこ以外にはほとんど行きません。

 学生によっては、学期中ほとんど出かけないという学生もいます。

 学生の間でも言い方があるようで、中国語で寮と食堂と教室の三点往復とかなんとか。

 もちろん、ごくごく一部の親が金持ちの学生は、親の金を使って遊び歩いていますが。


市内の地理


 そんな訳ですから、学生は市内の地理などはほとんど疎いです。

 私なんかは、赴任してから地図を片手にあちこち歩き回ったもので、もうバスの路線もほとんど頭に入っているぐらいです。

 私より市内の地理に詳しい学生というのは見たことがありません。

 もちろんスマホも普及しているので、スマホを駆使して行き方を見つける学生はいます。


遊ぶ情報


 そして、遊ぶ情報がびっくりするほどありません。

 もちろんそもそも遊ぶところがないわけですが。

 日本だと大学生であれば買うような「街」の情報雑誌のような物がありません。

 そもそも学生は雑誌に金を使わないようです。

 ファッション雑誌は売っていますが、ファッション雑誌を読んでいる学生は見たことがありません。

 だから、買い物は好きですが、ファッションのセンスははっきり言ってかなりひどいです。

 学生は自分の住む町でも全く情報にうとく、ある時動物園にパンダがいるという話を聞き、学生に聞いてみたところ、「いません」という返事が返ってきました。

 ガセネタかと思い再度確認してみるとやっぱい「いる」とのこと。

 再び学生に問いかけてみるとスマホかなんかで調べてみて、「いません」、「いるわけがない」という返事。

 しかし、独自に調べてみたところやはりいることが判明。

 いろいろ聞いてみると、学生の知り合いには動物園へ行ったことがある学生もいて、パンダもみたという。

 だけど、その情報が学生の中で広まるわけでもないらしい。

 まあ、こんな調子です。


飲み会


 週末に学校にいるからと行って飲み会があるわけでもない。

 そもそもアルバイトもせず、割り勘という習慣もないので、どうも行き辛いようです。

 彼女や彼氏が欲しいというので、日本式の割り勘でのコンパのやり方を教えて薦めてみましたが、その後やるわけでもありません。

 だから酒の飲み方も知らないわけです。

 たまに学生とお酒でも飲んでご飯を食べようとしても、学生達はご飯を一心不乱に食べてたりするわけです。

 そうした場での食べながらの会話の仕方も知らない。

 シーンとしてても気にもならないようで、こちらが気をつかって話題を作ってみたりしなければならないのです。

 日本のサークルのように先輩から教えられることもない。

 中国には中国の酒の飲み方もあるわけですが、会社勤めしている中国人と酒を飲んでも、彼らは本当にガバガバ飲むだけ。

 アルコールの入った飲み物をどれだけ飲んだかが勝負、といった飲み方です。

 とにもかくにも、大学生にもなって寮と教室と食堂の往復しかしない学生を見ていると、先が思いやられます。
https://ameblo.jp/xiang-xia/entry-11491165515.html



http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/291.html#c22

[番外地7] 「白人至上主義」は「(マイノリティとなった)白人の文化を尊重せよ」という多文化主義

2017年9月14日
欧米で台頭する「白人至上主義」は「(マイノリティとなった)白人の文化を尊重せよ」という多文化主義
http://diamond.jp/articles/-/142244

 南北戦争で南軍の英雄だったロバート・リー将軍の銅像を市内の公園から撤去しようとする計画に白人の極右団体などが反発し、アメリカ南部のバージニア州シャーロッツビルに集結した際に、極右の若者が反対派に車で突っ込み死者1名と多数の負傷者が出た。この事件に対し、トランプ大統領が「一方の集団は悪かったが、もう一方の集団もとても暴力的だった」などと“喧嘩両成敗”的な発言をしたことで、「人種差別」とのはげしい非難にさらされることになった。

 シャーロッツビルに集まったような「極右」の白人たちは、アメリカのエリートから「レイシスト」のレッテルを貼られて毛嫌いされている。だが『ニューヨーク・タイムズ』のコラムニスト、デイヴィッド・ブルックスは、彼らを「保守的な白人アイデンティティ主義者」と呼び、人種差別と共通する部分もあるが、両者は同じものではないと述べている。

 米国公共宗教研究所の調査では、共和党員の約48%が米国のキリスト教徒が多くの差別を受けていると思い、約43%は白人が多く差別を受けていると考えているのだという。この調査を受けてブルックスはいう。

「人種差別というのは、ほかの人が自分より劣ると感じることだ。白人アイデンティティ主義は、自分が虐げられていると思うことなのだ」(朝日新聞2017年9月8日付朝刊「コラムニストの眼」)。

「白人アイデンティティ主義」は人種主義の一種ではあるものの、それを一概に「人種差別」と決めつけることはできない。彼らは、「自分が白人であるということ以外に、誇るもの(アイデンティティ)のないひとたち」なのだ。

クリスマスのニューヨーク              (Photo:©Alt Invest Com)

「白人は差別されている」

 朝日新聞8月29日付朝刊の「再びうごめく白人至上主義 デモ衝突で犠牲者 米に深い傷」は、今年4月にアパラチア山脈の町、ケンタッキー州パイクビルで行なわれた白人至上主義団体の集会を金成隆一記者が取材し、シャーロッツビルの事件を受けて掲載したものだ。

 パイクビルは人口7000人ほどで、「住人の98%超が欧州白人」「子どもの3人に1人、高齢者の5人に1人が貧困層」「トランプ氏の得票が8割を超えた」という、典型的な「貧しい白人たち」の町だ。ここで白人至上主義の団体が集会を開くのは、現状に不満を抱える白人労働者を勧誘するためだ。

 彼らは腰に銃やナイフを携行し、ライフル銃を担ぐ者もいる(アメリカは憲法で国民が武装する権利が認められている)。KKK(クー・クラックス・クラン)や、ナチスと似た「国家社会主義」「神の兵士」「戦うキリスト教徒」を名乗る団体もいる。その異様な姿は、まさに「白人至上主義」そのものだ。

 ところが記者の質問に対して、団体幹部は自分たちの主張をこう説明する。

「米国で白人は優遇されてきたと言われるが、この一帯を車で走れば、違うとわかる。彼らの声は代弁されていない。エリートに見捨てられた白人だ」

「白人やユダヤ人のエリートに虐げられているのは(黒人やヒスパニックら)人種的な少数派と思い込む人が多いが、この産炭地では白人も被害を受けている。帝国主義時代の植民地のようだ」

 ここからわかるのは、ブルックスが指摘するように、彼らが「白人は差別されている」と考えていることだ。

 町での示威行動のあと、「白人至上主義」団体は山奥の私有地での集会に移動した。金成記者がこの集会を取材した場面はきわめて興味深いので、その部分を引用しよう。

 会場は白人ばかり。記者は好奇の目にさらされたが、日本から来たと自己紹介すると彼らの態度が変わった。敬礼する者もいる。

 KKKの名刺を差し出してきた若者が言った。「私は(戦前の)帝国主義時代の日本を尊敬している。みんなも同じだ。どの民族にも固有の文化があり、尊重されるべきだ。日本は模範だ」

 白人の優越を信じているのかと質問すると、口々に否定した。「日本人にIQテストで勝てないのは自明だ」。一人が冗談っぽく答えると、隣の男性がまじめな顔で続けた。「私の本業は自動車の修理工だが、日本車の方が米国車より優秀だ。白人の方が優れているというつもりはない。ただ、それぞれの民族が固有の土地を持つべきだと言っているだけだ。

「白人の優越」を否定し、「日本は模範だ」「日本車の方が米国車より優秀だ」という彼らは、はたして「白人至上主義」なのだろうか。

 このやりとりでわかるのは、そもそも彼らは自分たちが「人種差別」をしているとは思っていないことだ。そんな彼らに「レイシスト」のレッテルを貼って批判しても、話がかみ合わないのは当たり前なのだ。
http://diamond.jp/articles/-/142244

「白人至上主義」は「(マイノリティとなった)白人の文化を尊重せよ」という多文化主義
http://diamond.jp/articles/-/142244?page=2

 KKKの若者は日本人の記者に「日本は模範だ」といったが、同じように、日本のような国を目指している「極右」の政治家がいる。フランスの国民戦線(FN)党首マリーヌ・ルペンだ。

 風刺雑誌『シャルリー・エブド』襲撃事件のあと、朝日新聞のインタビューに応じたマリーヌは、「(両親が外国人でもフランスで生まれた子どもは国籍を付与される)出生地主義の国籍法を改定し、二重国籍を廃止すべきだとしたうえで、「めざすは(どちらも実現している)日本のような制度」と明言してる。EU加入とユーロ導入で通貨主権を失ったことを嘆き、「日本はすばらしい。フランスが失った通貨政策も維持している。日本は愛国経済に基づいたモデルを示しています」とも述べている。さらに、国民戦線の新世代を代表する政治家(仏北部エナンボモン副市長)は、「今は安倍晋三氏の自民党に近い政策の党だ」と自分たちを紹介している(2015年1月27日付朝刊「マリーヌ・ルペン「国民戦線」党首インタビュー」/インタビュアー国末憲人)。

 大西洋をはさんで同じようなイデオロギーが台頭しているのは偶然ではない。それは、「右翼の多文化主義(マルチカリチュラリズム)への反転」ともいうべき奇妙な事態だ。

 マリーヌの父親であるジャン=マリー・ルペンが党首だった1980年代に、国民戦線は白人至上主義を離脱し、多文化主義に転換したとされる。

 フランスのオールドリベラル(共和主義者)は、宗教は私的なもので、公的な場では人種や宗教に関係なくだれもが「フランス人」として振る舞わなければならないとして、ムスリムの女子生徒が学校でヴェールを着用すること法で禁じている。それに対してイスラーム主義団体は、自分たちの文化や伝統・宗教を尊重することを求めて「同化政策」を批判している。

 意外なことに、国民戦線はイスラーム急進派の主張に賛同し、ムスリム女性がヴェールをかぶる権利を認めるし、イスラーム法(シャリーア)も尊重する。すべてのひとが、自分にもっともふさわしい「文化」のもとで暮らす権利をもっているとするからだ。それを世俗的で無味乾燥な社会に変えようとするエリートたちの「グローバル資本主義」こそが、彼らの共通の敵なのだ。

 フランスの大統領選では、ルペンと同じく、左翼党のジャン=リュック・メランションがEUからの離脱を唱えて、第1回投票で20%近い票を集めた。米大統領選でのトランプとバーニー・サンダースの関係も同じで、「極右」と「極左」は反グローバリズム、反エリート主義で通底しているのだ。

 ではどこかちがうかというと、左派の多文化主義者はフランス社会のなかで、すべてのひとが自分たちの文化・民族・宗教をアイデンティティとして生きる権利をもっていると主張するのに対して、右派の多文化主義者は、文化や伝統・宗教の異なる集団が共生することは困難なので、「フランス人はフランスで、ムスリム移民はイスラーム国家で」それぞれの幸福を追求すればいい、と主張することだ。

 フランスの右派知識人は「人種主義」を捨て、いまやそれぞれの文化のちがいを尊重するよう求めている。ただし彼らの認識では、北アフリカからの移民の流入と同化政策によって“マイノリティ”として危機にさらされているのはフランス人(白人)であり、だからこそフランス的な共同体を守らなければならない。なぜならフランス人は、そこでしか幸福になれないのだから(中野裕二『フランス国家とマイノリティ』国際書院)。

 すぐにわかるように、フランスの右派知識人の主張は、アメリカのトランプ支持者とまったく同じだ。「白人至上主義」というのは、「(マイノリティとなった)白人の文化を尊重せよ」という多文化主義のことなのだ。

ニューヨークのトランプタワー               (Photo:©Alt Invest Com)

ホワイト・ワーキング・クラスの死亡率が増加している理由

 2002年にジャン=マリー・ルペンが大統領選の決選投票に残ったことにフランスのリベラルな知識人は驚愕し、はじめて「極右」の思想と真剣に向き合うことなった。それから15年遅れて、いまではアメリカのリベラルな知識人が、「なぜ自分たちの国の大統領がドナルド・トランプなのか?」を自問している。

 トランプを支持する白人労働者階級は、アメリカでは、「White Trash(ホワイトトラッシュ/白人のゴミ)」として蔑まれている。だが彼らに「人種差別」「性差別」のレッテルを貼るだけでは、問題はなにひとつ解決しないと考えるリベラルが現われた。いま必要なのは、彼らを馬鹿にしたり、茶化したりすることではなく、理解することなのだ。

 カリフォルニア大学法科大学院で労働法を講じるジョーン・C・ウィリアムズの『アメリカを動かす「ホワイト・ワーキング・クラス」という人々』は、そうした試みのひとつだ。

 ウィリアムズはこの本のなかで、「ワーキング・クラスとは、どんな人々なのか?」「なぜ、ワーキング・クラスは大学に行こうとしないのか?」「ワーキング・クラスは人種差別主義者なのか?」から、「なぜ、民主党は共和党に比べて、ワーキング・クラスの扱いが下手なのか?」まで、さまざまな疑問に誠実にこたえようとしている。

 すでに繰り返し指摘されているように、アメリカでは「階級」間の経済格差の拡大が顕著で、ホワイト・ワーキング・クラスの生活は苦しくなっている。彼らの家計所得は、第二次大戦後の30年間で2倍になったが、それ以降はほとんど増えていない。1970年には、貧困率10%の地区に暮らす白人の子どもは全体の25%に過ぎなかったが、2000年には40%に達した。

 だがもっとも象徴的なのは、ホワイト・ワーキング・クラスの死亡率が増加していることだ。アメリカでも世界でも平均寿命が延びつづけているというのに、彼らの平均寿命は短くなっているのだ。

 プリンストン大学のアン・ケース教授とアンガス・ディートン教授は、白人の低学歴層で平均寿命が短くなっている主な原因はドラッグ、アルコール、自殺だとして、これを「絶望死」と名づけた。

 2人によれば、25〜29歳の白人の死亡率は2000年以降、年率約2%のペースで上昇しているが、他の先進国では、この年代の死亡率はほぼ同じペースで低下している。50〜54歳ではこの傾向がさらに顕著で、米国における「絶望死」は年5%のペースで増加しているという。

 誰が「絶望死」しているのかも、データから明らかだ。アメリカでは、高卒以下のひとびとの死亡率は、あらゆる年代で全国平均の少なくとも2倍以上のペースで上昇しているのだ。

 アメリカの裕福な白人は、貧困層、有色人種、性的少数者(マイノリティ)に同情する一方で、ホワイト・ワーキング・クラスを馬鹿にし、無視してきた。だが気づいてみれば、彼らこそがアメリカ社会でもっとも不幸で、もっとも苦しんでいるひとびとになっていたのだ。

 だがウィリアムズは、ホワイト・ワーキング・クラスの苦境を強調して、彼らを「弱者」として扱うのは逆効果だという。

 ウィリアムズのリベラルな同僚は、「私たちには彼らを助ける道徳的・倫理的義務がある」と述べた。だがこれは、トランプ支持者を激怒させるだけだろう。

冬のサンフランシスコ  
http://diamond.jp/articles/-/142244?page=2


ホワイト・ワーキング・クラスにとっての幸福は円満な家庭を築くこと

 トランプを支持するホワイト・ワーキング・クラスをひと言でいうならば、「アメリカの伝統に根づいた“善きひとびと”」だとウィリアムズはいう。

 彼らは敬虔なキリスト教徒で、教会のつながりを大切にする。子どもに高等教育を受けさせないかもしれないが(彼らはそもそも「エリート」を信用しない)、職業人として自立し、自分と家族の生活を支えるよう強く促す。

 彼らの人生の目標は、大富豪になることでもなければ、仕事で「自己実現」することでもない。ホワイト・ワーキング・クラスにとっての幸福とは、円満な家庭を築くことだ。

 学歴もなければ特別な技能や才能ももたない彼らは「アメリカンドリーム」から排除されているが、そのこと自体を不満に思っているわけではない。幸福な家庭生活を通じてアメリカの伝統に結びつくことで、「道徳的成功」を主張できるのだから。

 ホワイト・ワーキング・クラスの怒りがスーパーリッチではなく、有色人種の貧困層に向かうのは、彼らが「アメリカの伝統」をないがしろにし、家庭を顧みずに税金でのうのうと暮らしている、と思っているからだ。

 たとえば、一日じゅう家にいる貧困層の既婚の母親は、中間層の既婚の母親の2倍以上いる(貧困層は60%、中間層は23%)。フルタイムで働くワーキング・クラスの母親は60%近くいるが、貧困層の母親は42%しかいない。託児所に子供を預けている世帯のうち、貧困層は30%の世帯が助成を受けているが、ワーキング・クラスはほとんどの世帯が助成を受けていない(3%程度)。

 これはすべて事実だが、詳細を調べると事情はすこし異なる。

 貧困層に対する育児助成は散発的で、涙が出るほど少ない(1時間につき2ドルという場合もある)。貧困層の母親が家にいるのは、最低賃金があまりに低いために働くとかえって損をするからだ。さらに、貧困層の男性がフルタイムの仕事をなかなか見つけられないのは、パートタイムにすれば雇用主が医療保険を支払わずにすむからなのだ。

 問題はアメリカの社会保障制度が破綻し、機能不全を起こしていることにあるが、ホワイト・ワーキング・クラスは「システム」に責任を負わせることをたんなる言い訳として嫌う。たとえどのような逆境でも、努力によって切り開くことができるはずだ。それをやろうとしないのは、「怠惰」以外のなにものでもないのだ。

 そのためアメリカでは、失業者給付や障害者給付は「これまでの(危険な)労働の対価」と見なされるが、生活保護のような所得制限のある給付を受ける者は「怠け者」の烙印を押され、バッシングの標的にされる。これは日本のネット上で頻繁に炎上する「ナマポ(生活保護)」バッシングと同じ構図だ。

 だが皮肉にも、彼ら誇り高きホワイト・ワーキング・クラスは、いまや仕事を失い、貧困層に落ちつつある。

 そのときヒラリー(民主党の伝統的リベラル)は、「困っているならお金をあげましょう」と提案し、トランプは「アメリカに製造業を復活させ、君たちの誇りを取り戻す」と約束した。実現可能性がどうあれ、ホワイト・ワーキング・クラスがどちらに投票するかは自明だろう。

 そんな彼らに対して、エリートの白人リベラルはどのような態度をとるべきだろうか。

 ウィリアムズの指摘で重要なのは、「恵まれた白人は、恵まれない白人に人種差別の責任を転嫁することで、人種差別から距離を置こうとしている」というものだ。白人のリベラルが同じ白人に「レイシスト」のレッテルを貼ってバッシングするのは、自らの「内なる人種差別」を免責するお手軽な方法なのだ。

 ウィリアムズの提案は、そうした不愉快な事実から目を背けることなく、またホワイト・ワーキング・クラスを「貧しくかわいそうなひとたち」と同情するのでもなく、ともに理解できるように自分たち(白人エリート)が変わるべきだ、というものだ。

 これはリベラルとして、とても良心的な立場だと思う。もっとも、その誠実さが受け入れられるかどうかはかなりこころもとないが。
http://diamond.jp/articles/-/142244?page=3


http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/293.html

[リバイバル3] 中川隆 _ 欧米文化関係投稿リンク 中川隆
23. 中川隆[-6393] koaQ7Jey 2017年9月15日 12:45:49 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

「白人至上主義」は「(マイノリティとなった)白人の文化を尊重せよ」という多文化主義
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/293.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/464.html#c23
[番外地7] 「白人至上主義」は「(マイノリティとなった)白人の文化を尊重せよ」という多文化主義 中川隆
1. 中川隆[-6392] koaQ7Jey 2017年9月15日 12:48:19 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]


2017年08月04日 米名門ハーバード大、黒人や中国人は特権入学
http://www.thutmosev.com/archives/72046142.html


合格できない成績なのに黒人特権で入学したオバマの娘
引用:https://www.thestar.com/content/dam/thestar/news/world/2016/05/01/malia-obama-to-attend-harvard-in-2017-after-she-takes-a-gap-year/malia-obama.jpg.size.custom.crop.1086x705.jpg


オバマ娘の合法な裏口入学

2016年5月、当時のオバマ大統領の長女マリアが、名門ハーバード大に入学するのが話題になりました。

大統領の子供だからきっと成績が良く、難関大学に合格したのだろうという気がするがそうではなかった。

長女マリアはざっくり言えばあまり学業は得意でなく、正規のハーバードの試験に合格していないと考えられている。


では裏口入学なのか、大統領の「忖度」なのか、その可能性もあるが人種優遇制度で入学したと考えられている。

アメリカでは人種問題に社会が非常に敏感で、様々な優遇制度が講じられています。

学校や進学でも「差別階級」である黒人や一部アジア人、アフリカ人は特別の配慮をされ、成績が悪くても入学できるのです。


例えば入学試験で白人が80点、黒人が60点だったら本来なら白人が合格するのに、黒人が合格し白人は不合格になります。

同じ制度がアジア人やアフリカ人にも適用され、はっき言えばバカでも金を払えば合格するようになっています。

因みに日本は先進国なので「白人待遇」であり、よほど頭が良いか巨額の寄付をしないと入学が許可されません。


オバマの長女マリアは大統領の子供という超特権階級に所属しているにも関わらず、黒人という差別階級の特典を行使して入学しました。

これはおかしいという非難の声が当然上がり、白人は怒って反オバマの声を上げ、ついにトランプ大統領が誕生する契機になりました。

白人以外が入学試験で優遇されているという事は、白人はよほど成績優秀で、満点を取るぐらいの秀才か金持ちでないと入学できないのです。


太子党を一躍有名にした薄瓜瓜、こんな風にハーバード生活をエンジョイした
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引用:http://livedoor.blogimg.jp/ascension_coaching/imgs/2/f/2fbb3c61.jpg


ハーバードは金で学歴を買える

クリントン大統領の娘のチェルシーはコロンビア大学という3流大学で、ブッシュの娘はイェール大学という白人優遇で知られる大学に入学した。

ブッシュの娘のもう一人の双子はテキサス大学という、ブッシュ家の地元で白人が多い大学に入学していた。

アジア系団体が起こした裁判によると、米アイビーリーグ(名門大学の総称)では明確な成績フィルターが存在している。


訴状によるとアジア人は白人より140点、ヒスパニックより270点、黒人より450点高いSATスコア(進学試験)を取らないと入学できない。

最も優遇されているのは黒人で、満点が何点なのか分からないが、オバマの娘は日本人より450点低くても合格できたわけだ。

こうした大学による入学差別は皮肉な事に「差別是正措置(アファーマティブ・アクション)」という名称で呼ばれている。


差別されている人種を救済するための制度だが、具体的にどうするかは各大学にまかされていて、要するに教授や大学側のさじ加減次第になっている。

経営状態が悪い大学はこうした制度を悪用し、成金のバカ娘バカ息子を集めていると言われている。

アジア人は差別されているとアジア系団体はいうが、中国人は明らかに優遇されている。


やはり2016年のニュースでは、中国共産党幹部の成金子弟が事実上無試験で大量に入学し、ほとんど勉強せずにハーバード大を卒業していた。

アメリカには留学生が100万人居て、その3割が中国人だが、中国では「留学斡旋屋」が必ず入学できると言って金持ちの学生を集めています。

大半は日本人が知らない大学だが、入学金と裏金を払い込めば無試験で入学でき、遊んでいても卒業できる約束になっている。


ハーバード大のような名門でも、人種や様々なフィルターが恣意的に適用されていて、アフリカ系人種の女性がもっとも合格しやすい。

白人や日本人は高校の成績トップ、入学試験でも合格基準を満たし、その他の項目で優秀でも次々に不合格になっている。


その一方で中国共産党子弟や富裕層の、どう見ても1年中遊んでいる連中が、高級車を乗り回しながらがら大学生活を楽しんでいる。

中国共産党子弟は太子党と呼ばれる特権階級で、親は権力者である上に数千億円や数兆円という資産を持っていると言われている。

その子供たちは勉強をせず学校にも行かずに4年間遊びまわっているのに、ちゃんと卒業して中国に帰り、自分も共産党幹部になる。


こうした制度を始めたのは中国の江沢民総書記で、息子をアメリカに留学させて、孫はハーバードを卒業している。

今ではハーバード大学は「中国共産党第二大学」と呼ばれるほど、中国共産党子弟を多く受け入れている。

共産党の子供はみんな全米一の難関に合格するほど優秀なのかというと、誰も入学試験なんか受けていないのです。


江沢民とか習近平とかは資産10兆円以上と推測され、共産党幹部は数兆円、要職でも数千億円の資産があるといわれている。

要するにハーバードは金の力に屈したのであり、オバマの娘も権力に近づくため、優遇措置で入学させたのでした。

これが全米一の名門大学の正体で、『このハゲー』で有名になった豊田真由子衆議院議員もハーバード卒です。


世界一の名門はいまや世界一「金で学歴を買える」大学です。
http://www.thutmosev.com/archives/72046142.html


2017年08月17日 アメリカの白人差別と白人暴動

白人は少数民族になり、今では白人男性が差別されているが、それを口に出すと非難される。
引用:http://www.denverpost.com/wp-content/uploads/2017/08/830762776.jpg?w=640


白人暴動と南北戦争

アメリカでは白人極右集団などが中心になって白人至上主義を唱え、有色人種のデモを襲撃していると報道されています。

だが詳細な事情を知ると、そういう単純なことではなく、白人側の言い分にも一理あるように見えます。

事件は8月12日、南部バージニア州のシャーロッツビルで白人集会と反対派が衝突し、1人がなくなった。


        


シャーロッツビルでは4月から、白人国家主義団体らが南軍側将軍の像撤去撤回を求めて、抗議運動を繰り返していた。

南北戦争はリンカーン大統領率いるアメリカ合衆国とジェファーソン大統領のアメリカ連合国の戦争で、リンカーンの北軍が武力でアメリカを統一した。

戦争の原因は黒人解放を主張した北部と、制度存続を主張した南部の対立とされているが、真相は違うとも言われている。


いち早く工業化が進んだ北部には黒人を消費者として物を売ったり労働者にする事に利益があり、つまり金儲けの為だった。

南部は農業地帯であり黒人を無料で使役する必要があり、こちらも金の為だったと言われている。

ともかく北軍が勝利して黒人は解放され、南北戦争を批判するのは日本で「大東亜戦争は日本が正しかった」と言う以上のタブーとなっています。


焦点になっていたのは南軍で活躍した「リー将軍」の銅像を撤去するかどうかで、白人団体は撤去反対、抗議団体は撤去を求めていました。

リー将軍は南軍の軍司令官で、兵力では半分、資金や近代兵器ではもっと劣っていたが、名将として北軍を苦しめた。

リー将軍は南軍の白人司令官だったので、白人至上主義者は彼を英雄視し、白人団体の象徴的存在になっている。


アメリカの白人差別

抗議グループはリー将軍を差別主義者の象徴だとして銅像撤去を求め、バージニア州はリー将軍像の撤去を決定した。

ここから両グループの対立は激化したが、実際のリー将軍は自分の職業に忠実だっただけだと考えられる。

話が難しいのは現代のアメリカではむしろ白人が差別される側になっている場合があり、部分的に立場が逆転しているのです。


2008年の大統領選で黒人のオバマが当選して驚かせたが、既にアメリカでは新生児で白人の割合が半数を下回っている。

白人の出生率は日本人より少し多い程度なのに、黒人やヒスパニックや中国人は激増している。

この状況は選挙でも反映され、もはや有色人種の組織票を得られない候補は当選できなくなっています。


アメリカで従軍慰安婦の像が建てられて白人市長が支援していたりするのは、選挙で韓国や中国系団体の支援を受けているからです。

白人の地位は目に見えて低下し、例えばクリントンやブッシュの娘(白人)は3流大学なのに、オバマの娘(黒人)はハーバードに入学しました。

他の人と同じ試験を受けて合格したのだが、黒人優遇枠で入学したのは公然の事実でした。


アメリカでは人種差別を禁止するため、白人は入学試験で制限枠を儲けたり、ハンデをつけて不利にしています。

この結果有名大学であるほど白人に不利になり、逆に黒人やヒスパニックには有利になっています。

ハーバードは裏口入学が効くので有名で、中国共産党のバカ息子が巨額献金で入学し、遊びまくってちゃんと卒業しています。


白人男性の孤立

つまり白人であっても巨額献金をすれば入学できるが、中流以下ではよほど黒人より成績が良くないと不合格になります。

企業の採用もそうで、有名企業はどこでも有色人種優遇、白人には制限を設けています。

先日某超有名IT企業で、白人男性の社員が「女性や有色人種は優遇されている」と告発したら、すぐ解雇されていました。


つまり白人側も社会で差別を受けているのだが、それを言うと「白人優越主義者」にされ、アメリカには発言する場所も無い。

さらに厄介なのはアメリカは女性差別にも厳しく、採用や昇進、入学などあらゆる機会で男性がハンデをつけられる。

入学試験で女性が80点、男性が90点だと大学は「差別を調整するため」成績が劣っている女性を合格させています。


白人男性はますます孤立し、白人女性は「男性より優遇されているからこのままで良い」と協力してくれません。

これが白人男性が怒っている根本原因で、自分たちこそ差別されている被害者なのに、それを口に出すと「差別主義者」にされるのです。

こうした不満が白人男性に蓄積されて、暴動や過激な運動でしか意思表示ができなくなっています。
http://www.thutmosev.com/archives/72196579.html




2017年08月20日
アメリカで白人男性が労働意欲失い社会の底辺に


白人同士で対立してますます立場を弱めている
引用:https://s.yimg.com/uu/api/res/1.2/VWPv8p1Qn8cCr_GlCThpfg--/aD02ODI7dz0xMDI0O3NtPTE7YXBwaWQ9eXRhY2h5b24-/http://media.zenfs.com/en_us/News/afp.com/6a16b325a222fbf3ca4f33eaf4bfe916d4eb78da.jpg


逆転した支配構造

アメリカでは白人団体が白人優位主義を掲げて暴動を起こしていると報道されていて、それは本当であると同時に嘘でもある。

数十年前には多数派であり他の人種より優位だったのだが、現在は少数派に転落し、差別される側になった。

白人差別を公然と正当化する法律まであり、大学や企業や自治体は「白人を差別しなくてはならない」と定められている。

昔「猿の惑星」という映画があって猿に乗っ取られた地球のSF映画だったが、本当のテーマは「有色人種に乗っ取られる地球」だったそうです。

映画の中で人間は迫害されたり差別されたり散々な目に遭うのだが、数十年後に(白人にとって)映画が現実になった。

アメリカにはアファーマティブ・アクション(積極的差別是正措置)が義務化されており、例えば大学進学では一部の有色人種を優遇しなくてはならない。


優遇されるのは黒人や南米系、日本人を除く一部のアジア人などで、白人は優遇対象にならない。

アイビー・リーグ大学では黒人と白人では100点満点で20点程度の差がつけられていて、白人は黒人よりも21点以上多く取らないと不合格になる。

さらに女性は男性より是正措置によって優遇されるので、白人男性は黒人女性よりも100点満点で30点は多く取らないと不合格になる。


同じ制度は企業の就職にも適用され、国家公務員試験などあらゆる試験で格差が付けられている。

この格差はほとんどの白人男性にとって「絶対に超えられない壁」になっていて、何をやっても絶対に黒人には勝てません。

例えば一流企業に黒人女性と白人男性が入社し、どんな基準で比較しても白人男性の実績が優れているとします。


それでも企業は「差別是正措置」に基づいて、有色人種や女性を先に昇進させています。

これでやる気が出る男が居るとしたら、最初から心がないか、よほどのハングリー精神の持ち主でしょう。

もし白人男性がこの不平等を会社の上層部に訴えたりしたら、間違いなくその人は解雇されます。


白人である事はもはやマイナスにしかならない
P1020098
引用:http://4.bp.blogspot.com/_5WcMb8u-12g/S79colMoC7I/AAAAAAAAAcg/PK5gi_RLsqQ/s1600/P1020098.JPG


差別是正という名の人種差別

最近アメリカ政府でも米企業でも、女性の重役やCEOがとても多いのに、皆気づいていると思います。

これも政府の格差解消政策で、能力や実績と関係なく「女性を昇進させるノルマ」が存在しています。

自分よりずっと実績や能力が劣っている黒人や女性がすぐに昇進し、自分は白人男性というだけの理由で一生彼らより昇進できないのです。


こうした社会の現状に失望し、働く意欲をなくした白人男性が、アメリカでは急増しています。

社会学者や政治家は「理由がわからない」などと言っていますが、本当は是正措置が原因だと分かっています。

だがアメリカでは「白人男性は差別されている」と事実を口に出す事すら、白人優越主義者の証拠にされてしまうのです。


無気力になるのではなく、声に出して反撃しているのが白人団体で、白人差別に抗議したり、有色人種を襲ったりしています。

日本の右翼団体と根本的に違うのは、在日が「外国人」なのに対して、白人は同じアメリカ人から差別されている点です。

アファーマティブ・アクションの結果、白人男性の収入は減少し、失業率が増大し、ホームレスが増加しています。


白人男性は高校、大学、就職、昇進と差別され続け、社会に参加できずに落ちこぼれているのが、本当のアメリカの姿です。

彼らがこの状況を改善して欲しいと投票したのがトランプ大統領で、トランプもまた「白人優越主義者」のレッテルを貼られています。
http://www.thutmosev.com/archives/72239827.html


http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/293.html#c1

[中国12] 日本の大学に通い始めて分かった、本当の日本の姿―中国人留学生 赤かぶ
1. 中川隆[-6391] koaQ7Jey 2017年9月15日 16:53:57 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

中国人は悪い _ 中国に未来が無い理由 _ 田代秀敏 混沌の大国 中国と中国人を知る
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/291.html

中国人は完全なアホだった _ タマタマ来ただけ〜中国教育事情と社会をお伝えします〜
https://ameblo.jp/xiang-xia/

中国人客急増で“性病”大流行 日本の風俗業界に猛威
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/565.html


中国人の為にもう風俗行けなくなっただろ(怒)
http://www.asyura2.com/17/china12/msg/139.html#c1

[リバイバル3] 高層マンションには住んではいけない 中川隆
24. 中川隆[-6390] koaQ7Jey 2017年9月15日 17:02:45 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

中国人の「タワマン爆買い終了」で、日本の不動産が大ピンチに そのうえICBMまで飛んで来たら…
http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/628.html
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/52723
2017.09.15 週刊現代  :現代ビジネス


「被害者」は湾岸タワマン生活を謳歌する住民だけではない。2020年の東京五輪を前に始まったマネーの大脱走は序章。湾岸発の不動産パニック劇は間もなく、日本列島全体に悲鳴を響かせる。

投げ売り、そして叩き売り

東京湾を望む湾岸エリアでも屈指の人気を誇る豊洲地区。優に10を超えるタワーマンションがそびえたつ日本有数の「タワマン街」にあって、コンシェルジュ付きでホテル並みの豪華さで知られる有名物件に住む酒井隆氏(仮名、42歳)はいま、頭を抱えている。

事の発端は酒井氏が転職で職場が遠くなるため、いま住む部屋を売却しようとしたことにある。

酒井氏の住むタワマンは近くに緑豊かな公園が広がる好立地なうえ、丸の内まで電車で十数分という交通の至便さもあり、東京駅周辺で働くファミリー層に人気。設備も申し分なく、夜景を一望できるラウンジスペースからジェットバス完備の大浴場もある。

それだけに売りに出せばすぐに成約すると思ったが、そんな酒井氏の「楽観」は見事に裏切られることになる。

「売り出してから半年以上経っても、一向に買い手がつく気配すらない」(酒井氏)

売買仲介を頼む不動産業者に理由をたずねても、「こういうのはタイミングですから」と曖昧な返事が返ってくるのみ。そこで、不可解に思った酒井氏が旧知の不動産関係者に調べてみてもらったところ、衝撃的な事実を知ることになった。

まずわかったのは、このタワマンは中国人が多くの部屋を所有する「チャイナ・マンション」として業界内では知られた物件であったということ。販売当初には1000近い部屋を売り切れるのかと業界関係者の間で囁かれていたところ、中国人たちが上層階を中心に「爆買い」したことで完売した経緯があった。

一方、ここ1年くらいは、中国人による爆買いの活況から打って変わって、マンションから「売り」に出る物件が急増していたこともわかった。

しかも、その数は1件、2件ではなく、酒井氏が売りに出した時にはすでに20件近い大量の売り物件がこのマンションから市場に出回っていたことが発覚したのである。

「しかも、相場より安い『セールス価格』での安売りも始まっていて、安値に落とした物件から成約していく投げ売り状態になっていた。私も値段を度外視しないと売れないが、それでは住宅ローンの支払いが残るので、どうすべきか」

実はこの酒井氏のケースのように、湾岸エリアのタワマンで中国人による「爆売り」があちこちで勃発。気付いた一部の関係者の間で、大異変として騒がれ出した。

マンション評論家の榊淳司氏が言う。

「たとえば豊洲エリアに建つ有名物件で住民がプールも楽しめる高級タワーマンションがあるのですが、ここは投資目的の中国マネーが3割ほど入る人気物件だった。

それがいまでは、30件以上の大量の売りが出る『爆売りタワマン』と化しています。あまりに売りが殺到して、月に1件ほどしか成約しない。投資目的の中国人からすれば坪単価300万円弱で十分に儲けが出るので、その水準で売れるうちに売ってしまおうという動きが加速している」

中国や台湾の富裕層に太いパイプを持つマンションデベロッパーが、顧客の中国人に新規物件の営業に行ったところ、むしろ手持ち物件をすべて「売りたい」と持ち掛けられて震撼した――タワマン業界ではそんな「夏の怪談」のようにゾッとする話も語られ出した。

湾岸エリアのタワマン事情に詳しい不動産コンサルタントによれば、最近では中国人による「即売り」という新現象も急増している。

「即売り」とはなにかといえば、中国人が数年前にこぞって買ったタワマンがここへきて竣工ラッシュ。引き渡しが行われる物件が大量に出ている中で、引き渡し直後、即座に「転売」に出すケースが続出しているというのだ。

「中国人投資家が大量に購入したあるタワマンでは、引き渡しが行われた直後に100件近い『即売り』が出たと話題です。引き渡し前に手付け金を放棄して解約するケースも出てきた」(前出・不動産コンサルタント)

湾岸エリアのタワーマンションは、東京オリンピックの効果もあって絶好調。中国人ら海外マネーの買いも旺盛なので、まだまだ価格は上がっていく――。

そんな景気のいい話がいまも多くのメディアで流されているが、それとは正反対の異常事態が水面下で起き始めているのだ。

価格が3分の1になる

「日本のメディアは報じませんが、そもそも中国人によるタワマン『爆買い』はすでに1年前に終わっていた。中国本土では『常識』です」

そう指摘するのは、中国本土事情に詳しいジャーナリストの姫田小夏氏である。

「なぜかと言えば、日本のタワマンは利回りが落ちて、投資妙味がないと気付かれてきたから。まず賃貸に出そうにもすでに実需が飽和していて、家賃の高騰は望めない。

次に民泊に出す動きが活発化したが、日本では民泊を嫌がった管理組合が規約で民泊を禁止するようになってきた。それならば日本のタワマン価格がまだ高いうちに売って、もっと投資効率のいい国に投資しようという動きが加速していったのです。

実際、いま中国人の間で改めて見直されているのが中国本土での不動産投資。中国の不動産市場はバブルと言われてきたが、上海や北京ではいまも上昇を続けているところもあり、『上海の物件であっという間に1億円の利益を出した』という景気のいい話も聞こえてくる」

中国人の間では、東南アジアや欧州に投資する動きも活発化。ロンドンで10億円を超す「豪邸投資」がブームになったり、東南アジアの1000万円クラスの物件を現物も見ずに、スマホサイトを通じて「爆買い」するのが人気化したりしている。姫田氏が続ける。

「そもそも日本の不動産の『爆買い』が盛り上がったのは、1元=20円ほどの円安・元高が進んだから。

それなのに、昨年くらいから1元=15〜16円へ円高・元安が進展したことで投資妙味がなくなり、日本の不動産を買うどころか、いつ売り抜けるかに関心が移っていった。

それに、いまや経済では中国が一流、日本は二流。将来性のない日本より、まだまだ値上がりが見込める中国本土やアジア諸国のほうが魅力的なのです」

要するに、中国人からすれば、もはや日本のタワマン投資など見向きするに値しないというのがリアルな現実。

追い打ちをかけるように、これからは「タワマンの5年問題」なるものが噴出して、中国人の「爆売り」がとてつもない勢いで加速していく。

「トリガーとなるのが、5年ルールと言われる日本の不動産税制。日本では不動産の取得から5年以内に売却した場合、売却益に対して39%の高税率がかけられる一方、5年を超えればこれが20%に下がる。

中国人による爆買いはアベノミクスが始まった'12年末からなので、この年末がその『5年目』に当たる。ここから一気に売り物件が急増しかねない。

これまで『爆買い』してきた中国人が、今度は所有が5年を超えた物件から投げ売りし始めれば、売りが売りを呼ぶようなパニック状況に陥るでしょう。湾岸エリアのタワマンでは、いま坪単価300万円ほどのところが、数年以内に100万円台まで落ちてもおかしくない」(前出・榊氏)

9000万円の物件が3000万円まで暴落すると考えれば、そのヤバさがよくわかるだろう。そんな目を覆いたくなる「Xデー」が眼前に迫ってきたのである――。

REITはもう下がり始めた

自分はタワマンに住んでいないので関係ないという向きもあるだろうが、「他人事」と思わないほうがいい。というのも、中国人によるタワマン「爆売り」をきっかけに、今後は不動産市場、日本経済全体を巻き込んだ大パニック劇が勃発していくからである。

そもそも現在の不動産市況を支えているのはタワマンを中心とした投資物件で、それを買い支えていたのが中国人を中心とした海外マネー。

人口減少で実需がない日本の不動産市場にあって唯一のホットマネーだが、それが消えてなくなるのだから、市場が足元から崩れていくことは誰でも想像できる。

実際、住宅ジャーナリストの山下和之氏は、「すでに市況が崩れる『予兆』が出てきた」と言う。

「市場の先行指標と言われている中古マンションの新規登録価格(新しく売り出す際の価格)が6月に48ヵ月ぶりに前年同月比でマイナスになったのです。これは、そろそろ売り時だと判断する人が増えてきているということ。市況はすでに潮目が変わり始めている。

恐ろしいのは、一度値崩れが始まると、それが大きなうねりとなって『売りの連鎖』につながっていくことです。まず中古マンションで値下がりが始まれば、次に新築マンション市場も価格を下げざるを得なくなり、投げ売りが始まってもおかしくない。

こうした事態が年内にも現実化する可能性が出てきた。不動産市況は一気に2割ほど下げるかもしれない」

崩れ始めれば瞬く間に崩壊するのが不動産市場の「習性」で、気づいた人から我先にと逃げ始めた。誰もが知る大手外資系金融機関数社が、日本の不動産市場から軒並み撤退するとの話も浮上してきたから、恐ろしい。

みずほ証券上席研究員の石澤卓志氏も言う。

「不動産価格が2割以上下げた場合、REIT(不動産投資信託)市場にも甚大な悪影響が出てくるでしょう。

REITが保有する資産が含み損を抱える可能性が高まることで、資産売却が増加。それが不動産価格をさらに下げる悪循環に陥る。そうなれば金融機関のREIT向け融資が停滞し、中には破綻するREITも出かねない」

REIT市場は日本銀行が年間900億円近い巨額マネーを投じているにもかかわらず、年始から値下がりが止まらないのは、REIT市場から投資マネーを引く外資系ファンドが増えているから。

いまだ「不動産の未来」に楽観的なのは日本人だけで、海外勢は日本市場の暴落を見越して、すでに大脱走を開始している。当然、これからは逃げ遅れた日本人の「被害者」が続出していくことになる。

「真っ先にやられるのは、アパートローンを借りて不動産投資をしている人でしょう」

そう指摘するのは、シグマ・キャピタルでチーフエコノミストを務める田代秀敏氏だ。

「まず投資物件の価格が暴落するのにともない、家賃収入が激減。借金の返済よりも利回りが少なくなり、資金繰りが回らなくなっていくでしょう。

物件を売却して借金を返済しようにも、すでに市場は暴落しているので売るに売れない。破綻する投資家が急増する中で、アパートローンの不良債権が大量発生することになる。当然、融資している銀行の経営も大打撃を受けることになる。

持ち家の住宅ローンが残っている人にも大打撃です。物件価格が暴落しているにもかかわらず、従来通りのローン支払いを続けなければいけないので、家計は『逆資産効果』に直撃される。アベノミクスで盛り上がっていた資産効果が一気に剥落して、消費不況が吹き荒れることにもなる」

多くの不動産を所有する大企業もバランスシートが毀損して、赤字決算に追い込まれていく。田代氏が続ける。

「すると、日本企業は海外資産の売却で不動産の下落や業績の悪化を埋め合わせしようとしますが、これがまた落とし穴。日本企業による海外資産の売却を見越した海外投機筋が、一斉に円買いを仕掛けてきて、円高が急伸してしまうからです。

そうなると、今度は円高と業績悪化に襲われた日本企業の株が売り浴びせられていく。為替は1ドル=90円台に逆戻りして、日経平均株価も1万5000円を割れる水準まで簡単に暴落するでしょう。

日本経済は'90年代初頭の不動産バブルの崩壊をきっかけに、『失われた20年』に突入した。いま再び、あのバブル崩壊劇が巻き起こりかねない」

青山、白金、赤坂でも暴落

バブル当時は日本政府が公的資金注入を発動することで金融崩壊を食い止められたが、いま借金まみれの日本政府にはそれも期待できないため、事態はより深刻。

おまけに、「不動産が暴落すると、固定資産税や相続税などの税収が激減して財政はより逼迫する」(法政大学教授の小黒一正氏)ので、日本政府はさらに袋小路に追い込まれていく。

不動産コンサルタントの長嶋修氏も言う。

「いま不動産業界で最悪の暴落シナリオとして語られているのが、このタイミングで北朝鮮からICBMが飛んでくる事態です。

ただでさえ海外マネーが引き始めているところに拍車がかかって、不動産市場では3割、5割が当たり前の暴落劇が巻き起こる。

投資マネーが集まる都心部の青山、白金、赤坂エリアや京都などから一気に冷え込み、1億円クラスの高級マンションが売り浴びせられる状況になる。同時に都心部のオフィスビル市況も悪化し、そのまま札幌、仙台、名古屋、大阪、広島、福岡の都市部に波及していく。

そうなれば三菱地所や三井不動産といった大手デベロッパーの経営も悪化。名目GDPの多くの割合を占める不動産業界が窮地に陥れば、今度は日本銀行がさらなる国債購入などで経済対策に動き出すことになるでしょうが、これが逆効果。

金利がコントロールできない状態で上昇し、ローン破綻者が続出することになる。日本経済が国家としてのデフォルト、さらにハイパーインフレに襲われるシナリオさえ見えてくる」

その風景はもはや、リーマンやサブプライムどころではない。

目下、日本では不動産向けの貸出残高が70兆円規模に膨らみ、バブル期を優に超えた。それがまもなく破裂する――。もう何が起きてもおかしくない。


「週刊現代」2017年9月9日号より

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/654.html#c24

[リバイバル3] 廃墟と化した水上温泉 中川隆
50. 中川隆[-6390] koaQ7Jey 2017年9月15日 18:06:17 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017年09月15日
観光ブームの欧州で「嫌観光客」旅行者襲撃も


トレビの泉はもっと観光客を増やすために、池の周りに通路を増設した
引用:https://st2.depositphotos.com/1184024/11890/i/950/depositphotos_118901056-stock-photo-tourists-at-trevi-fountain-in.jpg

増えすぎた観光客に住民が悲鳴

最近30年間ほど世界では外国観光客が急増し、各国は観光客誘致に力を入れてきました。

冷戦期には世界で5億人以下だったのだが、1995年には5.3億人、2005年に8.1億人、2015年には11.8億人に増加しました。

特に世界的な人気観光地に旅行者が集中し、イタリアやスペインは外国人旅行者が急増しました。


だがおかしな事にこれら外国人旅行者が急増した国の多くは、最近経済苦境に陥っている国と一致しています。

外国人旅行者が増えると外国人からお金を受け取り、自国民がサービスを提供するので、やっている事はフィリピンのメイドと同じです。

フィリピン人は国が破綻しているため、外国に出稼ぎメイドをして仕送りしているが、それで国が豊かになる事はありません。


貴重な労働力を外国人のために使い、自国では何も生産していないので、外国人観光や派遣メイドで経済成長はしないのです。

外国人向けサービスで外貨を得て利点があるのは、失業率が高い国で失業率を下げる場合で、既に十分に失業率が低い場合はマイナスしかありません。

多くの人にこんな理屈は無関係だが、なんとなく「外国人旅行者が増えても暮らしは良くならない」「むしろどんどん悪化している」のは気づいています。


イタリアやスペインでは増えすぎた外国人観光客への嫌悪感が高まっていて、外国人を襲撃する過激グループも存在します。

両国の住民は増えすぎた観光客に苦情を訴えているが、政府は努力しないで外貨を稼げる観光を奨励している。

ローマの「トレビの泉」は後ろを向いてコインを投げると願いが叶うらしいが、コインを投げる前に数時間並ばなくてはならない。

観光客制限は人種差別?

ディズニーランドと同じでただのアトラクションであり、金を使わせるための遊戯施設になっている。

エッフェル塔もピラミッドもベネツィアもドイツの古城も全部こうした有様で、イナゴがキャベツ畑を食い荒らす様子に似ている。

日本でも奈良公園や大阪城など外国で有名な観光地では、歩いているのは7割が中国人と韓国人で、残りはアジア人や欧米人で、日本人は2割も居ません。


昔は存在した神秘的な雰囲気は根こそぎなくなってしまい、奈良公園は「中国人が鹿と記念写真を撮る場所」になりました。

鹿達も多すぎる観光客にスレてしまい、人を襲って(荷物を引っ張るだけだが)食べ物を奪うようになり、目つきの悪い鹿が増えた。

地元住民の5倍、10倍もの外国人が小さな町に押しかけたら、もう住める環境ではなくなるでしょう。


イタリア北西部の小さな漁村チンクエ・テッレは5つの村を合計して人口5000人だが、去年250万人の外国人観光客が押し寄せた。

住民の生活は完全に破壊され、静かな公園や散歩する道、買い物する店は全て観光客で溢れている。

住民は怒り狂っているが、行政や政府、観光産業の人間は「人権」などを持ち出してもっと観光客を誘致している。


観光業の人間が言っている「人権」とは「外国人を差別するのは難民を差別するのと同じで、お前は人種差別主義者だ」という事です。

多すぎる観光客に不満を訴えると住民は「ネオナチ」「差別主義者」とレッテルを貼られて攻撃されています。

日本政府は外国人観光客2000万人を達成したと鼻高々ですが、あっという間にイタリア、スペインと同じ状況になるでしょう。


もうひとつ住民を窮地に陥れているのが「世界遺産」で、その土地に住んでいる住民にとっては呪いでしかありません。

世界遺産になったとたん、自分の土地なのに自分のものではなくなり「人類共有の財産」になるからです。

人口千人の村に政府は毎年100万人の観光客を押し込んで「政府の政策の輝かしい成果だ」などと言っています。


日本でも中国人や韓国人に文句を言ったり入店禁止にすると「人種差別主義者」のレッテルを貼られ、テレビや新聞で叩かれます。

そして今の政策を続けると、日本もすぐにイタリアやスペインになるのです。
http://www.thutmosev.com/archives/72596845.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/624.html#c50

[政治・選挙・NHK232] 「モリ・カケ隠し」月内解散は果たしてあるのか?(田中龍作ジャーナル)  赤かぶ
1. 中川隆[-6389] koaQ7Jey 2017年9月15日 18:10:02 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
最近はマスコミの力によって、法に触れずとも国民感情に触れると追い落とされますからね。
本当に恐ろしい世の中です。
既に忘却の彼方になっているかも知れませんが、東京の元知事であった舛添要一氏も、「セコイ」だけで法律に触れた訳ではないのですが、マスコミが世論を煽って辞任に追い込みました。

まあ、確かにセコイとは思いましたが、政治家としてはそれ程悪くなかったと思うのですが、本当にマスコミとは恐ろしい存在であります。

これは今の加計学園問題にも言える事で、特区なんだから総理が独断で決めても良い事であり、何も法律に触れている訳ではないのです。

本来マスコミは特区を作る法そのものが間違っていると報道すべきだと思うところです。


安部先生は反安部運動の黒幕が CIA と官僚だというのがわかっているからね。

官僚の目的は、官僚の人事権を内閣が握る「内閣人事局」を撤回させる事。
人事が公正に行われたりしたら、官僚は美味い汁を吸えなくなってしまう:


注目の都議選が終わり、結果は小池氏率いる都民ファーストが圧勝となりました。
候補者50人中49人が当選という快挙であり、自民党は大幅に議席を減らし大敗を喫しました。

本来、政策で争われるべき選挙が、スキャンダル叩きの様な選挙になり、本当にこれで良いのか?という疑念が有ります。

しかしまあ、今回の都議選ですが「秘書にパワハラ」「自衛隊からもお願い」「加計学園理事長からの献金」等々、狙いすましたかのように次々に出てきましたね。

出て来たというか、出されてきたというか、明らかに都議選を狙った材料放出が、どうも気になります。


官僚はCIAの指示通りに動いただけだから黒幕はCIAなんだ

アメリカは安部さんを解任したいから、スキャンダル情報を官僚に流してマスコミを使って日本人を操作したんだ

官僚は安部さんに都合の悪い自民党のスキャンダルをマスコミに流させた

都民はマスコミに扇動されて官僚の流した嘘を信じた

安部さんは官僚とそのバックのCIAとの闘争に負けた

アホ日本人にはそういう背景が全くわからない

スキャンダル情報はCIAが官僚とマスコミに流していた:


日本のジャーナリズムを監視する米軍組織

 神奈川県の座間キャンプ内にある、米軍第500軍事情報旅団「アジア研究分遣隊」Asian Studies Detachmentでは、日本国内で刊行される書物・雑誌等々を網羅的に「チェック」し、米国の政策に反対する人間、反米の思想家・評論家を監視している。


____


安倍総理が憲法改正を言い出した途端にモリカケ問題で振り回されるようになった。
モリカケ問題で安倍降ろしが始まっていますが、マスコミにも北朝鮮や中国の工作員が入り込んで工作している。石破茂というムンジェインのような受け皿も用意されたようだ。石破氏は自民党を離党したり合流したりと謎の人物だ。中国は石破氏を首相にすれば、情報は中国に筒抜けになる。


詳細は

共謀罪批判は中国・朝鮮工作員が扇動していた
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/711.html

護憲運動はCIA・中国・朝鮮工作員が扇動していた
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/703.html

「面従腹背」に官邸疑心=加計問題、霞が関の不満影響か _ 加計問題は CIA が扇動していた
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/114.html
http://www.asyura2.com/17/senkyo232/msg/348.html#c1

[政治・選挙・NHK232] トランプ暴走の危機? 日米地位協定を破棄しなければ(サンデー毎日) 赤かぶ
2. 中川隆[-6388] koaQ7Jey 2017年9月16日 07:59:20 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

問題は日米地位協定ではなくこっちの方だよ:

安倍総理が憲法改正を言い出した途端にモリカケ問題で振り回されるようになった。

「株式日記」では、霞ヶ関が国政の実権を握っており、その権力の源泉は米軍にあると以前に書いたことがありますが、沖縄の問題ひとつとっても密約だらけであり、そのことは日本の政治家も国民も知らないことが多いようだ。密約を結ぶのは政治家であっても、総理も大臣もコロコロ代わっていくうちに密約のことを知らない政治家ばかりになる。

しかし霞ヶ関には密約の番人がおり、密約を破ろうとすると官僚が動いてスキャンダルを暴露されて失脚するか、不慮の病死で葬り去られる。安倍総理もプーチンとの会談を重ねて北方領土返還に動こうとしたのに、待ったをかけたのは外務官僚であり、米軍との密約で日本のどこにでも米軍基地を作れるという文言があるらしい。

だからプーチンが北方領土には米軍基地を作らせないという約束ができるのかと聞かれて、安倍総理はその密約を知らなかったらしい。でなければ安倍総理が北方領土返還交渉をするわけがない。プーチンの方が日米間の密約のことはよく知っており、そこをプーチンは突いてきたのだ。

安倍総理が憲法改正を言い出した途端にモリカケ問題で振り回されるようになったのも、日米間には日米安保と現行憲法とはセットであるという密約のことを知らなかったのかもしれない。安倍総理の祖父は岸元総理だから誰よりも密約のことは知っているはずですが、密約は密約であり公式の外交条約ではないから守る必要はない。

最近では日韓合意がありますが、これも密約のようなものですが正式な外交条約ではない。だから守らなくてもいいのですが紳士協定のようなものであり、日本は密約を守る国であり韓国は密約を守らないというだけの事だ。外交的に難しい交渉をする時には表向きの条約と裏側の密約とに分かれていることが多く、国民には密約は公開されない。

外務官僚が日本の内閣内部の動きを逐一アメリカに報告しているのは、明らかにスパイ行為ですがウィキリークスでこのような行為が行われていることが暴露された。それに対して日本はアメリカの政府内部の動きを何も掴むことができない。日本にスパイ防止法ができないのもこのような密約があるからだろう。

日本は在日米軍が存在する限りはアメリカの植民地であり、日本の独自外交など存在はしない。逐一外務省がアメリカに日本政府部内の動きを報告しているからだ。そのようなスパイ行為が正々堂々と出来て、日本の政治家がどうすることもできないのは在日米軍が目を光らせているからだ。

だから安倍総理がいくら頑張っても、外交は元外務次官の谷内正太郎国家安全保障局長が行っており、岸田外務大臣は蚊帳の外だった。このように政治家と官僚とのずれが生じるのは、政治家が通訳を介さないと交渉ができないのに対して、官僚は通訳を通さずに交渉ができるから、アメリカは密約を官僚に持ちかけてくる。

矢部氏によれば、「そして残念なことに、そういう掟のほとんどは、じつは日米両政府のあいだではなく、米軍と日本のエリート官僚のあいだで直接結ばれた、占領期以来の軍事上の密約を起源としているのです。」と書いているように、日本の日米交渉は密約だらけで伏魔殿のようになってしまっている。

率直に言えば日本国憲法も占領期間中に作られたものであり、だから無効だと宣言できるのでしょうが、日米安保とセットだからどうすることもできないのは密約によるものだ。日米地位協定も密約の塊であり、日本の政治家は誰も改正を持ち出せない。日本は法治国家ではなく米治国家であり、憲法以上の日米間の「掟」が存在している。
http://2013tora.jp/kabu390.html

なぜ、日本では国会議員が地方議員の仕事をしているのか 2015年6月15日

日本政治を図らずも30年近く見てきて、いつも不思議に感じてきたことがある。

それは、「地方分権」と言われながら、いまだにすべての情報は中央、東京に集中し、内政における大枠の情報がほとんど東京に集中していることである。しかも国家主権にわたる外交、安全保障、国の経済政策、教育政策、福祉政策、医療政策、その他の分野でも大きな方針、政策は、すべて霞ヶ関から、国会議員に「勉強会」という形で官僚から卸されてくるのである。

そこで国会議員になった人間は、その中の一つか二つの分野に精通し、期数を重ねることによっていわゆる族議員というものになって、その内政の利権のお裾分けに預かる。この仕組みが、今も続く戦後の日本政治である。

さらに不思議なことは、その霞ヶ関に大きな政策を棚卸ししてくるのが、戦勝国であるアメリカなのである。

今回は、その大きな役割の一つを担っている「日米合同委員会」なるものを改めて紹介したい。不勉強の小生はこの組織のことを知ったのが、十年ちょっと前である。2011年の311以降、ネットや一部の本でもやっと言及されるようになったが、多くの日本人はマスコミがほとんど報道しないので全く知らないのではないだろうか。

そのためにいまだに一般の日本人には、認識されていないが、「日米合同委員会」というものが、戦後日本政治をコントロールしてきた最重要会議であることは間違いないのである。憲法で規定された国権の最高機関である国会を現実には超越していると言っても過言ではない。今回の安保法制を巡ってもテレビのニュース等で、あたかも日本が独立国としてこの法制を審議しているかのような報道がなされているが、残念ながら、このような報道は戦後に創られた共同幻想を維持するためものでしかない。

ところで、話題の書である矢部宏治氏は『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』で、矢部宏治氏は、「日米合同委員会」についてこう書いている。

日本はなぜ帰途と原発を止められないか

「官僚というのは法律が存在基盤ですから、下位の法体系(日本の国内法)より、上位の法体系(安保法体系)を優先して動くのは当然です。裁判で負ける側には絶対に立たないというのが官僚ですから、それは責められない。

しかも、この日米合同委員会のメンバーがその後どうなっているかを調べてみると、このインナー・サークルに所属した官僚は、みなそのあと、めざましく出世している。

とくに顕著なのが法務省で、省のトップである事務次官のなかに、日米合同委員会の元メンバー(大臣官房長経験者)が占める割合は、過去17人中12人。そのうち9人は、さらに次官より格上とされる検事総長になっているのです」


日米合同委員会の構成メンバーを見ると、米側がほとんど軍人である。

米側代表は在日米軍司令部副司令官である。

代表代理として在日米大使館公使、在日米軍司令部第五部長、在日米陸軍司令部参謀長、在日米空軍司令部副司令官、在日米海軍司令部参謀長、在日米海兵隊基地司令部参謀長である。在日米軍の軍人が威嚇するかのごとく居並んでいる。


日米合同委員会の日本側代表は外務省北米局長である

代表代理は、法務省大臣官房長、農林水産省経営局長、防衛省地方協力局長、外務省北米局参事官、財務省大臣官房審議官である。選挙で選ばれた政治家は一人も入っていない。


これは極めて象徴的な演出で、米国側は意識的に軍人を出している。現在も日本が米国の軍事占領下にあることの象徴なのだろう。わかりやすく言えば、日本官僚はネイティブの日本支配者であり、在日米軍の意向を受けて官僚の利権を維持拡大しているというわけである。

そして、日米合同委員会から多くの検事総長を出す。そして日本の対米隷属に異を唱え、真の独立を目指す人間を裁判にかけて攻撃する。その対象になったのが、最近では小沢一郎氏であった。

また、日米合同委員会で決まったことが公表されることはない。記録として残されることもない。いわば密約である。それが日本官僚を通じて政権与党である自民党に降ろされている。前回のレポートでも指摘した覇権国である米国経済の実情を考えると、もっと多くの日本人がこのことを知るべき時を迎えている。


日米合同委員会1日米合同委員会2

下記の参考資料を読んでいただければ、総理になった人間ですら、日米合同委員会のことを知らなかったことがわかる。日本の政治は見事なまでに空洞化しているのである。

<参考資料>

(*週プレNews 2014年12月16日より)

「日本はなぜ基地と原発を止められないのか」で話題の矢部宏治が鳩山友紀夫と“日本の真の支配者”を語った!


矢部宏治

鳩山友紀夫元首相(右)と矢部宏治氏が日本が「真の独立国」として新しい戦後を歩むための方法を議論

<民主党・鳩山政権の崩壊と沖縄の基地問題を出発点に、日本の戦後史を振り返った話題の新刊

『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』(集英社インターナショナル)
https://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%9C%E3%80%81%E3%80%8C%E5%9F%BA%E5%9C%B0%E3%80%8D%E3%81%A8%E3%80%8C%E5%8E%9F%E7%99%BA%E3%80%8D%E3%82%92%E6%AD%A2%E3%82%81%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%8B-%E7%9F%A2%E9%83%A8-%E5%AE%8F%E6%B2%BB/dp/4797672897

の著者・矢部宏治(やべ・こうじ)氏。
そして、まさにこの本を執筆するきっかけとなった鳩山友紀夫元首相。

このふたりが、辺野古移設反対派の圧勝に終わった11月の沖縄県知事選や総選挙を踏まえ、事実上、今も米軍の占領状態が続いているこの国の姿と、日本が「真の独立国」として新しい戦後を歩んでいくためにはどうすればいいのか、その方法を考えた!>


首相の時はわからなかった「見えない敵」の正体

―まずは鳩山さんに、矢部さんの本を読まれた率直な感想から伺いたいのですが?

鳩山  正直申し上げて“ぶったまげた”というか、矢部さんがここまで勇気を持って取材され、この本を書かれたことに敬服しました。先にこの本を読んでいれば、私も総理を辞めずに済んだかもしれない、と(笑)。

もちろん、私は自分の非力について言い訳する気はありません。総理として一度は沖縄県民に期待感を与えながら(県外移設を)実現できなかったのは私に大きな責任があります。

ただ、この本を読んで、当時、自分がもっと政治の裏側にある仕組みを深く理解していれば、結果が違っていた部分もあるのかなとは思いました。それだけに、自分が総理という立場にありながら、この本に書かれているような現実を知らなかったことを恥じなきゃいかんと感じるわけです。

矢部  鳩山さんは以前、インタビューで「官僚たちは総理である自分ではなく『何か別のもの』に忠誠を誓っているように感じた」と言われていましたが、その正体がなんであるか、当時はわからなかったのでしょうか?

鳩山  物事が自分の思いどおりに進まないのは、自分自身の力不足という程度にしか思っていませんでした。本来ならば協力してくれるはずの官僚の皆さんには、自分の提案を「米軍側との協議の結果」と言って、すべてはね返されてしまって。分厚い壁の存在は感じながらも「やっぱりアメリカはキツイんだなぁ」ぐらいにしか思っていなかった。その裏側、深淵の部分まで自分の考えは届いていなかったのです。

 しかし、矢部さんのこの本はもっと深いところで米軍と官僚組織、さらには司法やメディアまでがすべてつながって一体となった姿を見事に解き明かしてくれて、いろんなことが腑(ふ)に落ちました。この本を読んで、目からうろこが何枚落ちたかわからないくらい落ちましたね。

矢部  在日米軍と日本のエリート官僚で組織された「日米合同委員会」の存在は、当時ご存じなかったということでしょうか?

鳩山  お恥ずかしい話ですが、わかりませんでした。日米で月に2度も、それも米軍と外務省や法務省、財務省などのトップクラスの官僚たちが、政府の中の議論以上に密な議論をしていたとは! しかもその内容は基本的には表に出ない。

 私が総理の時にアメリカから「規制改革をやれ」という話があって、向こうからの要望書に従って郵政の民営化とかがドンドンと押しつけられた。そこで「この規制改革委員会はおかしいぞ」というところまでは当時もわかっていたのですが。

矢部  日米合同委員会は基本的に占領以来続く在日米軍の特権、つまり「米軍は日本の国土全体を自由に使える」という権利を行使するための協議機関なのですが、この組織が60年間続いていくうちに、そこで決まったことには、もう誰も口出しできないという状況になってしまった。

 なかでも一番の問題は、日米合同委員会のメンバーである法務官僚が、法務省のトップである事務次官に占める割合は過去17人中12人、そのうち9人が検事総長にまで上り詰めている。つまり、米軍と日本の高級官僚をメンバーとするこの共同体が、検察権力を事実上握っているということなんです。

 しかも、在日米軍基地の違憲性をめぐって争われた1959年の砂川裁判で、当時の駐日米国大使だったダグラス・マッカーサー2世が裁判に不当な形で介入し、「日米安保条約のような高度な政治性を持つ問題については、最高裁は憲法判断をしない」という判例を残してしまった。ですから日米合同委員会の合意事項が仮に憲法違反であっても、日本国民にはそれを覆(くつがえ)す法的手段がない。

鳩山  それはつまり日米合同委員会の決定事項が、憲法も含めた日本の法律よりも優先されるということですよね。そのことを総理大臣の私は知らなかったのに、検事総長は知っていたし役人も知っていたわけだ。

矢部  ですから、鳩山さんの言う「官僚たちが忠誠を誓っていた何か別のもの」、つまり鳩山政権を潰(つぶ)したのは、この60年続く日米合同委員会という米軍と官僚の共同体であり、そこで決められた安保法体系だというのが現時点での私の結論ですね。

―そうした仕組みの存在を知った今、鳩山さんはどのような思いなのでしょうか。

鳩山  日米合同委員会に乗り込んでいきたいぐらいだね。「何をやってるんだ、おまえら!」みたいな感じで。

 ただ、そういうものが舞台裏で、しかも、憲法以上の力を持った存在として成り立っていたとしても、決してメディアで報道されることもないし、このメンバー以外にはほとんど知られないような仕組みになっているわけですよね。


矢部  このような「見えない力」の存在は、政権内にいないと、野党の立場ではまったく知り得ないものなのでしょうか?

鳩山  私も自民党時代がありましたので、8年は政権党にいたわけですが、当選1回や2回の新人議員の間は、官邸内部で何が動いているか知りようもありませんでした。でも与党の一員としては扱ってもらっていたと思います。

 それが野党となると、与党、特に与党の中枢の方々とは情報量が圧倒的に違う。官僚も野党に話す場合と与党に説明に行く場合では、丁寧さも説明に来る人の役職も全然違う。そのぐらい野党に対しては、官僚は区別し、冷たい対応をしていました。

 つまり、自民党政権と官僚機構が完全に一体化していたということです。野党は圧倒的に情報過疎に置かれているのは事実で、国民はその野党よりも情報が少ない。

 この先、特定秘密保護法によって、ますます国民には何も知らせない国になるわけで、非常に恐ろしいことだと思います。

日本全土が「米軍の基地」という現実

矢部  「横田空域」という、1都8県の上に米軍が管理している広大な空域がありまして、日本の飛行機はここを飛べない。これなんか典型的な「米軍が自由に日本の国土を使える」事例ですね。

鳩山  私も横田空域のせいで、日本の航空会社が非常に不自然な飛行ルートで飛ばされていることは知っていましたが、「沖縄と同じように、米軍の優位性というのが東京や関東周辺にもあるんだな」という程度にしか理解していなかった。

 しかし、具体的に図を見ると、関東上空がこれほど広範囲に米軍に「占領」されているという事実に仰天しますよね。沖縄だけではなくて、実は日本全体がアメリカに今でも支配されているも同然ですから。

矢部  飛行ルートの阻害もありますが、それより問題なのは、米軍やCIAの関係者が日本の国境に関係なく、この空域から自由に出入りできる、入国の「裏口(バックドア)」が存在することです。これはどう考えてもおかしな話で、こんなことは普通の主権国家ではあり得ません。

 この問題なんて国際社会にアピールしたら、みんなすごく驚くと思うんです。これは今、日本で起きているほかの問題、特に原発の問題にも絡んでくる話ですが、日本という国が置かれている状況の歪(ゆが)みやおかしさを伝えるいい事例になると思っています。

 結局、日米安保条約とは、米軍が「日本の基地」を使う権利ではなく、「日本全土」を基地として使う権利を定めたものなのです。

 旧安保条約の第1条で米軍にその権利が認められ、60年の安保条約で文言は変わっていますが、その権利は残されている。これを「全土基地方式」というのですが、これはなんとしても国際社会にアピールして変えていかないといけない

鳩山  矢部さんの本だと、米軍がそんなことをできる根拠は、敗戦国である日本を今でも「敵国」と見なした、国連憲章の「敵国条項」があるから、という話でしたが。

矢部  そこの説明は少し複雑で、旧安保条約第1条には、そうしたメチャクチャな軍事利用のあり方は、日本側が望み、アメリカ側がそれに応えたものだということが書かれている。そうした戦後処理を日本が望んだ以上、日本の主権や国民の人権がいくら侵害されていても、国連は口を出せないというロジックになっているんです。一種の法的トリックと言ってもいい。

 ですから、日本にちゃんとした政権が誕生して、国際社会で堂々と議論し、「全土基地方式はやめてくれ」と言ったら「それは敵国条項があるから無理だ」とは絶対ならないと思います。


米軍の占領状況を米国民に訴えろ!

鳩山  矢部さんのような方の努力もあって、私もようやく目隠しが外れて真実が見えてきたわけですが、問題はそこから先をどうするかです。やはり一部の人たちだけが目隠しを外すんじゃなくて、日本の国民の多くに触れられるPR戦術というか、日本の戦後の背後には何があるのかをきちんと解き明かす手段が必要だと思いますね。

 それと、日米関係に関わっている米軍関係者を除けば、アメリカの議会や国民は日米合同委員会なるものがどういう役割を果たしてきたのか、それが今も日本の主権をさまざまな形で侵害している事実も知らないと思います。しかし、こうした状況はアメリカの国民から見ても「異常なこと」だと映るはずですから、われわれが海外、特にアメリカの議会や国民に対して「日本は今も事実上、米軍に占領されているけれど、本当にこれでいいのか?」と訴えることが重要です。

矢部  情報発信という意味では、今、ドイツなど多くの国が日本の原発汚染に対して「何を考えてるんだ!」って相当に怒っている。基地の問題だけだと「勝手にやっててくれ」となるかもしれないけれど、原発の問題はそうはいかない。全地球的な問題です。

 あれだけ深刻な原発事故を起こした日本がなぜ、今再び原発推進への道を進もうとしているのか? その背景には「日米原子力協定」という、自国のエネルギー政策すらアメリカの同意なしには決められないという、客観的に見ても非常に歪(いびつ)な構造がある。それをうまく国際社会にアピールできたら、こうした日本の歪んだシステムに世界の光が当たる可能性はあります。


鳩山  そうですね、日本のメディアも完全に取り込まれてしまっているのであれば、基地の問題だけではなく、原発も併せて海外に訴えるほうが、圧倒的に意義があると思います。

ただし、そうした「外圧」に頼るだけでなく、結局はこの国の政治を変えない限り、そして多数派にならない限り、こうした流れは大きく変えられません。

*2015.03.16 NEWSポストセブンより

「米軍幹部と日本の官僚が進路決める「日米合同委員会」の存在」

東京都港区南麻布。都内屈指の閑静な高級住宅地も、そこだけは異空間が広がる。

入り口には屈強なガードマンが立ち、脇には「100%、IDチェック」と書かれた案内書きがある。米軍施設の「ニューサンノーホテル」である。


 在日米軍関係者は、

「ここは赤坂の米国大使館以上に、米国にとって重要な施設。表向きは来日した米軍関係者の宿泊施設ですが、米海軍情報部や CIA の拠点が置かれていて、日米のインテリジェンスの集積地です」

と説明する。

 日本のメディアどころか、政治家も立ち入れない。そんな場所で、日本の高級官僚と在日米軍関係者は、定期的に会合を重ねていた。それが日米合同委員会後述するが1960年に締結された日米地位協定(※注1)をどう運用するかを協議する実務者会議だ。

※注1/1952年に旧安保条約と同時に発効した「日米行政協定」が前身。1960年に日米安全保障条約を締結した際に改めて交わされた。 

そこでは、日本の安全保障の根幹に直接かかわる問題から、米軍基地と周辺住民の諍いまで協議される。 前者は在日米軍基地の移転・縮小、米海兵隊の新型輸送機オスプレイの配備といった問題、後者は基地内のゴミ処理、航空機の騒音問題などだ。

かつては、米兵の犯罪並びにその処遇も、開かれた法廷ではなく、密室の話し合いによって、解決がなされたこともあった。 

日米合同委の組織は、米国側は在日米軍司令部副司令官、在日米大使館公使など、日本側は外務省北米局長を代表として法務省大臣官房長、防衛省地方協力局長といった面子だ。

 日本側の代表者及び代表代理は、将来的に事務次官を狙えるポストにある。そんな高級官僚が、在日米軍や米大使館の有力者と密議を交わすことから、日米合同委は「影の政府」との異名もつく。

 ただし、彼らが一堂に会するわけではない。同委員会は、基地問題、刑事、環境など35の分科会や部会に分かれ、担当ごとに参加者が決まる。実際に出席したことのある官僚が明かしてくれた。

「日米の責任者(担当者)が最低一人、書記および通訳などの職員が最低二人は出席する。対話は基本的には日本語で行なわれますが、日本側も英語の話せる通訳を連れているため、微妙なニュアンスで日米の解釈が異なるという事態は生じない」

 関係者らの話をまとめると、毎月2回ほど開かれ、開催場所は米国と日本で持ち回りとなる。米国ならニューサンノーホテル、日本の場合は外務省を中心に、分科会や部会ごとに代表者の所属する官庁内で開催されているという。

 だが、会合の中身は一切明かされない。合意の一部は外務省、防衛省のホームページに公表されているが、それも簡潔に記されているだけだ。

 同委員会を所管する外務省北米局に日米合同委の詳細を問い合わせても、「回答できるのは、既に公表しているものだけ」の一点ばりで、防衛省広報課に問い合わせても、「外務省が所管なので、外務省に聞いてください」という堂々巡りだった。

 元琉球新報論説委員で、在日米軍基地問題に詳しい沖縄国際大学大学院教授・前泊博盛氏は語る。

「日米合同委に合意内容を公表する義務はない。日米双方の合意がない限り公表しない取り決め(※注2)になっているからです。」

※注2/1996年2月に、日米両政府は日米地位協定の9項目についての運用改善で合意。「日米合同委員会の公表」もそこに含まれた。しかし、結果的に「合意内容」の公表こそ一部改善はされたものの、会合内容が公表されることはなかった。

 「基本的に軍事関係の取り決めなので米軍側は、情報を出したくない。また、米軍に有利に推移した合意内容を表に出して、日本人の神経を逆なでしたくないという思いもある。日本側としても、米国との交渉に負けた、との誹りを避けるために、できるだけ隠密に事を収めたい」

 必然的に日米合同委は「密約の温床」になってしまう。(終わり)
http://www.yamamotomasaki.com/archives/1991  



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「「日米合同委員会」「国会を関与させないための仕掛けだったんです」吉田敏浩氏インタビュー:岩上安身氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/21239.html
2016/12/6 晴耕雨読

https://twitter.com/iwakamiyasumi

12月2日(金)「岩上安身による『日米合同委員会の研究』著者・吉田敏浩氏インタビュー」の実況を行います。

戦後日本社会における最大のタブーとも言える「日米合同委員会」の実態について、岩上安身が吉田氏にお話をお聞きします。

岩上「吉田さんは今はフリーのジャーナリストですけれど、どういった所から取材を始めましたんですか?」

吉田氏「大学在学中からビルマ(現・ミャンマー)のことを取材を始めました。これまでに新聞社などの社員になったことはなく、ずっとフリーです」

岩上「まず、そもそも日米合同委員会とはいったい何か?といったところから入っていきたいと思います。日米合同委員会は、港区南麻布のニューサンノー米軍センターというところで開催されているんですね」

吉田氏「最寄り駅では地下鉄広尾駅です」

吉田氏「日米合同委員会について本格的に調査した記事や本はほとんどありません。ここで密約を作り、国会での審議を通すことなく、米軍に有利な取り決めが次々と作られているのです」

吉田氏「ニューサンノー米軍センターには、銃を持った日本人警備員がいます。本来は日本人は銃刀法違反になるので銃を持ってはいけないんです。しかし、日米合同委員会での密約で持ってよいことになっているんですね」

岩上「米国と日本の関係というよりも、在日米軍と日本の関係になっているんですね。日本は米軍の下部組織にすぎないと」

吉田氏「日米合同委員会で話し合われている内容は、在日米軍から本国の統合参謀本部まで上がっています」

岩上「基本的には、在日米軍の利益を図ることが最優先になっているんですね」

吉田氏「辺野古新基地建設について、キャンプ・シュワブの水域を立ち入り禁止にしたのも、日米合同委員会での決定によります。しかし、どう話しあわれたかは分からないのです」

吉田氏「既存大手メディアの中でこの日米合同委員会について報じたのは、1957年の読売新聞の記事くらいです。やはり文書が出てこないということと、メディアまでもが日米同盟を神聖不可侵なものと捉えているからではないでしょうか」

岩上「この、黒塗りになっている『日米合同委員会議事録インデックス』とは何ですか?」

吉田氏「私の開示請求に対して、表紙だけが出されました。つまり表紙があるということは、中身があるということですよね。しかし、肝心のその中身はすべて不開示です」

岩上「さて、次のチャプターに移りたいと思います。なぜ、在日米軍兵士は正当に裁かれないのか。その背景には、日米合同委員会で合意された『裁判権放棄密約』『身柄引き渡し密約』『民事裁判権密約』がある、と」

吉田氏「『裁判権放棄密約』とは、米軍兵士の公務外の犯罪を日本が裁くな、というものです。その理由は『兵士の士気の維持』と『部隊の人員充足』というもの」

岩上「ちょっと、呆れ返るような理由なんですけど」

吉田氏「米兵犯罪者は、不起訴が多いんです。その一件一件の報告書が存在するはずです。しかしこれを法務省に情報開示請求をしても、文書が出てこないし、出てきたとしても黒く塗りつぶされているんです。これでは、検証のしようがありません」

吉田氏「民主党政権の時、岡田克也外相のもとで外務省の密約調査が行われました。その時に、この『裁判権放棄密約』に関する文書が部分的に出てきたんですね」

岩上「しかしこういうことがあったため、民主党政権はつぶされたのだとも言えるでしょう」

吉田氏「この『裁判権放棄密約』に関しては、法務省から『米軍関係者を特別扱いしますよ』という通達が出されています」

岩上「日本の司法が在日米軍に完全に従属してしまっている、ということですね」

岩上「その結果、日本の裁判が今どうなっているか、ということです。この密約は今も生き続けている、と」

吉田氏「公務外の米軍人・軍属の刑法犯は起訴率17.4%。一方で、全国の一般刑法犯は起訴率45.4%です。明らかな違いがあるのです」

岩上「さらなる驚きの事実です!なんと最高裁にも在日米軍のための裏マニュアルがあったと」

吉田氏「これは、最高裁判所の事務総局が作成したものです。民事裁判で、米軍は証拠提出も証人出頭もしなくてもよい、という内容です」

吉田氏「日米合同委員会での密約文書には、『合衆国の利益を害すると認められる場合には、かかる情報を公表し、又は使用に供することができない』と書かれています。これが、最高裁判所の裏マニュアルに書かれているのです」

岩上「これはショックです」

岩上「この『民事裁判権密約』が事件の真相解明を阻んだ事例が、1977年9月27日の横浜米軍機墜落事件なんですね」

吉田氏「この裁判では、米軍関係者は最後まで出廷せず、事故調査報告書の提供も行われませんでした」

岩上「さて、次のチャプターが米軍による航空管制の問題です。米軍の横田基地上空は『横田ラプコン』と呼ばれ、日本の民間航空機が入れないようになっていますね」

吉田氏「はい、これもまた日米合同委員会での密約にもとづいています」

吉田氏「これも密約文書そのものは不開示なのですが、外務省の裏マニュアル『日米地位協定の考え方』からその内容は分かります。それによると横田空域について『合同委員会の合意のみしかなく、航空法上積極的な根拠規定はない』などと書いてあります」

吉田氏「日米合同委員会の密約文書では『事実上の問題として委任した』となっています。つまり法的根拠はなにもないけれど、既成事実を合同委員会が追認する、ということなんです」

岩上「つまり占領体制が、今も既成事実として今も続いているということですね」

岩上「こうした空域は、横田だけではなく沖縄にもありますね。それが嘉手納ラプコンです。これは一応、2010年に日本側に移管されました。しかし実態は、新たに『アライバル・セクター』というものが設置されていたと」

岩上「密約というものは、1950年代に生まれたものだと思われてきました。ところがこの嘉手納ラプコンの問題でも分かるように、今も日米合同委員会の中でドンドン密約が生まれているんですね!? これは本当に驚きです」

岩上「ここまでは沖縄の空域に関する話だったんですけど、実はこうした空域制限は全国に拡大されていると。それが『アルトラブ』ということだというのですが」

吉田氏「移動型と固定型がありますが、日本列島を縦断するかたちで米軍専用に設定されています」

岩上「さて、最後のチャプターです。いったい、この日米合同委員会はそもそも何のために作られたのか、という点です」

吉田氏「日米合同委員会の前身に予備作業班というものがありました。これが、国会を関与させないための仕掛けだったんです」

吉田氏「そしてその上で、米軍の特権を保障するための国内立法措置が次々と講じられていくことになります。例えば国有財産管理法では、米軍基地のために国有地を無償で提供できることになっています。他にも土地等使用特別措置法では、民有地の強制収用も」

吉田氏「なんでこんなことになってしまっているかというと、日本には『安保法体系』と『憲法体系』の2つが存在しているからだと思います。そして、前者が後者を侵食している。そのことを可能にする装置として機能しているのが日米合同委員会なのです」

岩上「そしてこの、『安保法体系』の前身が『占領管理法体系』であると。天皇による勅令のうえに、連合国最高司令官(マッカーサー)の指令や覚書が位置していたと」

岩上「長時間となりましたが、最後にまとめをお願いします」

吉田氏「戦後の日本には、『憲法体系』の外に『安保法体系』と日米合同委員会の『密約体系』がある。そしてそれが、今も米軍の占領体制を継続させているのではないでしょうか」

以上で「岩上安身による『日米合同委員会の研究』著者・吉田敏浩氏インタビュー」

の実況を終了します。動画アーカイブは準備が整い次第、IWJのホームページ(http://iwj.co.jp/ )にアップいたします。




「米側の代表者が軍人であることは、現在も日本がGHQの占領継続下にあることの象徴です:兵頭正俊氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/21257.html
2016/12/9 晴耕雨読

https://twitter.com/hyodo_masatoshi

日米合同委員会。


米側の代表者が軍人であることは、現在も日本がGHQの占領継続下にあることの象徴です。


日本もいずれ「制服組」がこの場に出席することになるでしょう。


日本には、すでに文官統制も文民統制(シビリアンコントロール)も、ありません。


観念の「制服組」(安倍晋三)が、武器輸出を可能にしました。


集団的自衛権行使を可能にし、これからアフリカ・中東に参戦し、改憲もやるでしょう。


制服を着ているか否かの違いだけであって、この国の軍事は「背広を着た制服組」(安倍政権)にすでにとって代わられています。


日米合同委員会。


米日1%は、植民地を永続化するために、日本を軍事国家に変えます。


軍人の権力を拡大し、最終的には日米合同委員会を、宗主国の軍人と植民地の軍人とで仕切ることになるでしょうね。


>矢部宏治日米合同委員会を特集した報道ステーションに拍手。こうした形でジワジワと事実が国民に広まっていく。しかしなぜメイン・コメンテーターに、安保村代表の後藤謙次などを使っているのか。「日米合同委員会は単なる手続き機関」というコメントは全くの虚偽。それなら協議内容を完全非公開にする筈がない 


日米合同委員会。


米側代表は在日米軍司令部副司令官。


これは戦勝国にして宗主国の軍人が、まだ占領の延長上であることを威圧的に示していますね。


同時に、実際の政治的な権力者が出席しているのだと思います。


軍人の位置づけが米国は高いですからね。


>Tad #報ステ 日米合同委員会 鳩山元総理「日本側は高級官僚が出席しても、アメリカ側は高級官僚ではなく軍人が出席する。まさに占領されているのに等しいと思います」

日米合同委員会からは多くの検事総長を出しています。


つまり、日米合同委員会には官僚の最高のエリートが出席しています。


実質的な日本の重要な政策はここで決められます。


ここで決められたことが官僚によって法案化され、政府に降ろされるのです。


>萩原 一彦 見てない人は見たほうがいい。今の日米政府がとっても不均衡な力関係にあることがわかる。国民の代表ではない日本の高級官僚と、米国民の代表ではなく高級官僚ですらない米軍人が日本の運命を決める。→報ステ特集「日米合同委員会と日米地位協定」憲法を越える存在!?非公開の日米合同委員会20161206houdoustation @gomizeromirai より - http://www.dailymotion.com/video/x54jwia_%E6%86%B2%E6%B3%95%E3%82%92%E8%B6%8A%E3%81

日本の現実は、上位法として、日米合同委員会で作る不可視の「密約法体系」があります。


続いて安保法体系が存在しています。


その後に下位法として憲法が存在しているのです。


これが植民地日本の現実です。


>徳永みちお 官僚が服従を誓う相手は国民でもなく、政治家でもなく、日米合同委員会だ。日本の政治、行政、司法の歪さの原因の一端は日米合同委員会という存在にある。


実は、自民党がいくら気張って新しい憲法を作ったとしてもあまり意味はないのです。


憲法の上に安保法体系が存在し、さらにその上位に日米合同委員会などの不可視の密約法体系が存在するからです。


日本は大きな虚妄の上に成り立った国家なのです。


>よーすけ 鳩山由紀夫のこの証言により日本の基本政策が、日米合同委員会で決められてる事が明らかになったと言える。いわばGHQの延長がこれである。これに逆らったために鳩山氏も嘗ての田中角栄も総理の座を追われたとも言える。許しがたい仕組みである。


安倍晋三が、極端なまでに軍事国家建設に走っています。


これは、背広を着た制服組(安倍晋三)が、背広組のトップに立っているのと同じです。


すでに文民統制(シビリアンコントロール)は、実質的な制服組(安倍晋三)に奪われているのです。


いずれ日米合同委員会に、自衛隊の幹部が出席するようになるでしょうね。


つまり植民地を永続化するために、日本を軍事国家に変える。


軍人の権力を拡大し、日米合同委員会を、宗主国の軍人と植民地の軍人とで仕切る。


その可能性が強くなっています。


安倍晋三は、12月の26、27両日、ハワイでオバマに会うが、プレゼントに「カジノ法案」を強行採決する。


宗主国でのカジノが斜陽になった現在、自国にうじゃうじゃといるギャンブル依存症には目をつぶり、わずか6時間の審議で衆議院可決させた。


安倍晋三が真珠湾を訪れる。


保守の反発を恐れて、首相周辺は、首相は訪問に際して謝罪は予定していない、と必死だ。


「犠牲者の慰霊のための訪問だ」。


バカである。


戦争のできる国へと日本を堕落させ、軍拡に努め、南スーダンにも派兵している。


矛盾したその場しのぎを平気で口にする。


安倍晋三がハワイの米国記者たちに「謝罪はしない」といえるかといえば、とてもおぼつかない。


しかし、こういうことは明確にいわねば、米国では一方的に謝罪にきた、と喧伝され、その見方が定着するだろう。


相手がどう受け取るか。


これが、かれの世界では一貫して欠如している。


「主観の嘘」ばかりだ。


太平洋戦争は、米国に開戦へと追い込まれた、強いられた戦争であった。


真珠湾攻撃も、事前に米国は知っており、参戦の大義を得るために、あえて日本に奇襲させたのである。


このことは米国ばかりか、すでに世界の共通理解になっている。


日本国民だけが米日1%に都合の悪い歴史を知らされていないのだ。


@米国の言い分は、太平洋戦争は日本の宣戦布告なしのパールハーバー急襲から始まり、広島・長崎への原爆投下によって終わった、というものだ。


原爆投下は、戦争を終わらせるためにやむを得ないものであった、とする。


オバマの広島見物はこのストーリー強化の第一幕だった。


A卑怯な真珠湾奇襲、のストーリーを完成させるためには、第二幕として日本の首相にパールハーバーを訪問させ謝罪させなければならない。


そこで初めて米国は太平洋戦争の贖罪意識を払拭できるのだ。


パールハーバーによって広島・長崎を相対化するのだ。


広島とパールハーバーを両国の首脳が相互訪問する戦略は、 1 米国の広島・長崎への贖罪意識の払拭 2 米日軍事同盟の強化 の2点から成っている。


行き着く果ては米日軍事同盟の強化なのだ。


第一幕はすでに上がった。


オバマの広島見物で日本が失ったものは大きい。


相当に国民の暮らしが苦しくなり、生活保護の受給者が増えてきています。


「死ね死ね団」安倍晋三の悪政が、追い詰めているのです。


結局は社会コストの増大になって跳ね返っています。


安倍には自分のやっていることの意味がわかっていませんね。


なぜ日本はアメリカの「いいなり」なのか?知ってはいけないウラの掟 内閣改造でも絶対に変わらないこと
2017.08.05 矢部 宏治  現代ビジネス
http://www.asyura2.com/17/senkyo230/msg/292.html

私たちが暮らす「戦後日本」という国には、国民はもちろん、首相でさえもよくわかっていない「ウラの掟」が数多く存在し、社会全体の構造を大きく歪めてしまっているという。

たとえば2016年、安倍晋三首相による「北方領土返還交渉」が、大きな注目を集めたが、日本での首脳会談が近づくにつれて事前交渉は停滞し、結局なんの成果もあげられなかった。なぜ、いつまでたっても北方領土問題は解決しないのか。はたして、この国を動かしている「本当のルール」、私たちの未来を危うくする「9つの掟」とは?

『知ってはいけない――隠された日本支配の構造』の著者・矢部宏治氏が、「戦後史の闇」を解き明かす。

■事実か、それとも「特大の妄想」か

それほどしょっちゅうではないのですが、私がテレビやラジオに出演して話をすると、すぐにネット上で、「また陰謀論か」「妄想もいいかげんにしろ」「どうしてそんな偏った物の見方しかできないんだ」などと批判されることが、よくあります。

あまりいい気持ちはしませんが、だからといって腹は立ちません。自分が調べて本に書いている内容について、いちばん「本当か?」と驚いているのは、じつは私自身だからです。「これが自分の妄想なら、どんなに幸せだろう」いつもそう思っているのです。

けれども、8月17日発売の新刊『知ってはいけない――隠された日本支配の構造』をお読みになればわかるとおり、残念ながらそれらはすべて、複数の公文書によって裏付けられた、疑いようのない事実ばかりなのです。

ひとつ、簡単な例をあげましょう。

以前、田原総一朗さんのラジオ番組(文化放送「田原総一朗 オフレコ!」)に出演し、米軍基地問題について話したとき、こんなことがありました。ラジオを聞いていたリスナーのひとりから、放送終了後すぐ、大手ネット書店の「読者投稿欄」に次のような書き込みがされたのです。

<★☆☆☆☆〔星1つ〕 UFO博士か?
なんだか、UFOを見たとか言って騒いでいる妄想ですね。先ほど、ご本人が出演したラジオ番組を聞きましたが(略)なぜ、米軍に〔日本から〕出て行って欲しいというのかも全く理解できないし、〔米軍〕基地を勝手にどこでも作れるという特大の妄想が正しいのなら、(略)東京のど真ん中に米軍基地がないのが不思議〔なのでは〕?>

もし私の本を読まずにラジオだけを聞いていたら、こう思われるのは、まったく当然の話だと思います。私自身、たった7年前にはこのリスナーとほとんど同じようなことを考えていたので、こうして文句をいいたくなる人の気持ちはとてもよくわかるのです。

けれども、私がこれまでに書いた本を1冊でも読んだことのある人なら、東京のまさしく「ど真ん中」である六本木と南麻布に、それぞれ非常に重要な米軍基地(「六本木ヘリポート」と「ニューサンノー米軍センター」)があることをみなさんよくご存じだと思います。

そしてこのあと詳しく見ていくように、日本の首都・東京が、じつは沖縄と並ぶほど米軍支配の激しい、世界でも例のない場所だということも。

さらにもうひとつ、アメリカが米軍基地を日本じゅう「どこにでも作れる」というのも、残念ながら私の脳が生みだした「特大の妄想」などではありません。

なぜなら、外務省がつくった高級官僚向けの極秘マニュアル(「日米地位協定の考え方 増補版」1983年12月)のなかに、

○ アメリカは日本国内のどんな場所でも基地にしたいと要求することができる。
○ 日本は合理的な理由なしにその要求を拒否することはできず、現実に提供が困難な場合以外、アメリカの要求に同意しないケースは想定されていない。

という見解が、明確に書かれているからです。

つまり、日米安全保障条約を結んでいる以上、日本政府の独自の政策判断で、アメリカ側の基地提供要求に「NO」ということはできない。そう日本の外務省がはっきりと認めているのです。


六本木ヘリポート(googlemapより)

■北方領土問題が解決できない理由

さらにこの話にはもっとひどい続きがあって、この極秘マニュアルによれば、そうした法的権利をアメリカが持っている以上、たとえば日本とロシア(当時ソ連)との外交交渉には、次のような大原則が存在するというのです。

○ だから北方領土の交渉をするときも、返還された島に米軍基地を置かないというような約束をしてはならない。*註1

こんな条件をロシアが呑むはずないことは、小学生でもわかるでしょう。

そしてこの極秘マニュアルにこうした具体的な記述があるということは、ほぼ間違いなく日米のあいだに、この問題について文書で合意した非公開議事録(事実上の密約)があることを意味しています。

したがって、現在の日米間の軍事的関係が根本的に変化しない限り、ロシアとの領土問題が解決する可能性は、じつはゼロ。ロシアとの平和条約が結ばれる可能性もまた、ゼロなのです。

たとえ日本の首相が何か大きな決断をし、担当部局が頑張って素晴らしい条約案をつくったとしても、最終的にはこの日米合意を根拠として、その案が外務省主流派の手で握り潰されてしまうことは確実です。

2016年、安倍晋三首相による「北方領土返還交渉」は、大きな注目を集めました。なにしろ、長年の懸案である北方領土問題が、ついに解決に向けて大きく動き出すのではないかと報道されたのですから、人々が期待を抱いたのも当然でしょう。

ところが、日本での首脳会談(同年12月15日・16日)が近づくにつれ、事前交渉は停滞し、結局なんの成果もあげられませんでした。

その理由は、まさに先の大原則にあったのです。

官邸のなかには一時、この北方領土と米軍基地の問題について、アメリカ側と改めて交渉する道を検討した人たちもいたようですが、やはり実現せず、結局11月上旬、モスクワを訪れた元外務次官の谷内正太郎国家安全保障局長から、「返還された島に米軍基地を置かないという約束はできない」という基本方針が、ロシア側に伝えられることになったのです。

その報告を聞いたプーチン大統領は、11月19日、ペルー・リマでの日ロ首脳会談の席上で、安倍首相に対し、「君の側近が『島に米軍基地が置かれる可能性はある』と言ったそうだが、それでは交渉は終わる」と述べたことがわかっています(「朝日新聞」2016年12月26日)。

ほとんどの日本人は知らなかったわけですが、この時点ですでに、1ヵ月後の日本での領土返還交渉がゼロ回答に終わることは、完全に確定していたのです。

もしもこのとき、安倍首相が従来の日米合意に逆らって、「いや、それは違う。私は今回の日ロ首脳会談で、返還された島には米軍基地を置かないと約束するつもりだ」などと返答していたら、彼は、2010年に普天間基地の沖縄県外移設を唱えて失脚した鳩山由紀夫首相(当時)と同じく、すぐに政権の座を追われることになったでしょう。

■「戦後日本」に存在する「ウラの掟」

私たちが暮らす「戦後日本」という国には、国民はもちろん、首相でさえもよくわかっていないそうした「ウラの掟」が数多く存在し、社会全体の構造を大きく歪めてしまっています。

そして残念なことに、そういう掟のほとんどは、じつは日米両政府のあいだではなく、米軍と日本のエリート官僚のあいだで直接結ばれた、占領期以来の軍事上の密約を起源としているのです。


日米安全保障条約:外務省外交史料館で展示されている署名(1960年1月19日・Photo by World Imaging creativecommons)

私が『知ってはいけない――隠された日本支配の構造』を執筆したのは、そうした「ウラの掟」の全体像を、「高校生にもわかるように、また外国の人にもわかるように、短く簡単に書いてほしい」という依頼を出版社から受けたからでした。

また、『知ってはいけない』というタイトルをつけたのは、おそらくほとんどの読者にとって、そうした事実を知らないほうが、あと10年ほどは心穏やかに暮らしていけるはずだと思ったからです。

なので大変失礼ですが、もうかなりご高齢で、しかもご自分の人生と日本の現状にほぼ満足しているという方は、この本を読まないほうがいいかもしれません。

けれども若い学生のみなさんや、現役世代の社会人の方々は、そうはいきません。みなさんが生きている間に、日本は必ず大きな社会変動を経験することになるからです。

私がこの本で明らかにするような9つのウラの掟(全9章)と、その歪みがもたらす日本の「法治国家崩壊状態」は、いま沖縄から本土へ、そして行政の末端から政権の中枢へと、猛烈な勢いで広がり始めています。

今後、その被害にあう人の数が次第に増え、国民の間に大きな不満が蓄積された結果、「戦後日本」というこれまで長くつづいた国のかたちを、否応なく変えざるをえない日が必ずやってきます。

そのとき、自分と家族を守るため、また混乱のなか、それでも価値ある人生を生きるため、さらには無用な争いを避け、多くの人と協力して新しくフェアな社会をいちからつくっていくために、ぜひこの本を読んでみてください。

そしてこれまで明らかにされてこなかった「日米間の隠された法的関係」についての、全体像に触れていただければと思います。


本書の内容をひとりでも多くの方に知っていただくため、漫画家の、ぼうごなつこさんにお願いして、各章のまとめを扉ページのウラに四コマ・マンガとして描いてもらいました。全部読んでも3分しかかかりませんので、まずは下に掲げたマンガを読んでみてください。
http://www.asyura2.com/17/senkyo230/msg/292.html




4. 中川隆[-6590] koaQ7Jey 2017年8月24日 19:43:05 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

▲△▽▼

安倍総理が憲法改正を言い出した途端にモリカケ問題で振り回されるようになった。
「株式日記」では、霞ヶ関が国政の実権を握っており、その権力の源泉は米軍にあると以前に書いたことがありますが、沖縄の問題ひとつとっても密約だらけであり、そのことは日本の政治家も国民も知らないことが多いようだ。密約を結ぶのは政治家であっても、総理も大臣もコロコロ代わっていくうちに密約のことを知らない政治家ばかりになる。

しかし霞ヶ関には密約の番人がおり、密約を破ろうとすると官僚が動いてスキャンダルを暴露されて失脚するか、不慮の病死で葬り去られる。安倍総理もプーチンとの会談を重ねて北方領土返還に動こうとしたのに、待ったをかけたのは外務官僚であり、米軍との密約で日本のどこにでも米軍基地を作れるという文言があるらしい。

だからプーチンが北方領土には米軍基地を作らせないという約束ができるのかと聞かれて、安倍総理はその密約を知らなかったらしい。でなければ安倍総理が北方領土返還交渉をするわけがない。プーチンの方が日米間の密約のことはよく知っており、そこをプーチンは突いてきたのだ。

安倍総理が憲法改正を言い出した途端にモリカケ問題で振り回されるようになったのも、日米間には日米安保と現行憲法とはセットであるという密約のことを知らなかったのかもしれない。安倍総理の祖父は岸元総理だから誰よりも密約のことは知っているはずですが、密約は密約であり公式の外交条約ではないから守る必要はない。

最近では日韓合意がありますが、これも密約のようなものですが正式な外交条約ではない。だから守らなくてもいいのですが紳士協定のようなものであり、日本は密約を守る国であり韓国は密約を守らないというだけの事だ。外交的に難しい交渉をする時には表向きの条約と裏側の密約とに分かれていることが多く、国民には密約は公開されない。

外務官僚が日本の内閣内部の動きを逐一アメリカに報告しているのは、明らかにスパイ行為ですがウィキリークスでこのような行為が行われていることが暴露された。それに対して日本はアメリカの政府内部の動きを何も掴むことができない。日本にスパイ防止法ができないのもこのような密約があるからだろう。

日本は在日米軍が存在する限りはアメリカの植民地であり、日本の独自外交など存在はしない。逐一外務省がアメリカに日本政府部内の動きを報告しているからだ。そのようなスパイ行為が正々堂々と出来て、日本の政治家がどうすることもできないのは在日米軍が目を光らせているからだ。

だから安倍総理がいくら頑張っても、外交は元外務次官の谷内正太郎国家安全保障局長が行っており、岸田外務大臣は蚊帳の外だった。このように政治家と官僚とのずれが生じるのは、政治家が通訳を介さないと交渉ができないのに対して、官僚は通訳を通さずに交渉ができるから、アメリカは密約を官僚に持ちかけてくる。

矢部氏によれば、「そして残念なことに、そういう掟のほとんどは、じつは日米両政府のあいだではなく、米軍と日本のエリート官僚のあいだで直接結ばれた、占領期以来の軍事上の密約を起源としているのです。」と書いているように、日本の日米交渉は密約だらけで伏魔殿のようになってしまっている。

率直に言えば日本国憲法も占領期間中に作られたものであり、だから無効だと宣言できるのでしょうが、日米安保とセットだからどうすることもできないのは密約によるものだ。日米地位協定も密約の塊であり、日本の政治家は誰も改正を持ち出せない。日本は法治国家ではなく米治国家であり、憲法以上の日米間の「掟」が存在している。
http://2013tora.jp/kabu390.html

共謀罪批判は中国・朝鮮工作員が扇動していた
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/711.html

護憲運動はCIA・中国・朝鮮工作員が扇動していた
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/703.html

「面従腹背」に官邸疑心=加計問題、霞が関の不満影響か _ 加計問題は CIA が扇動していた
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/114.html

http://www.asyura2.com/17/senkyo232/msg/368.html#c2

[政治・選挙・NHK232] 露骨モリカケ追及逃れ 国会冒頭解散なら安倍首相はドツボ(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
1. 中川隆[-6387] koaQ7Jey 2017年9月16日 08:03:58 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

最近はマスコミの力によって、法に触れずとも国民感情に触れると追い落とされますからね。

本当に恐ろしい世の中です。

既に忘却の彼方になっているかも知れませんが、東京の元知事であった舛添要一氏も、「セコイ」だけで法律に触れた訳ではないのですが、マスコミが世論を煽って辞任に追い込みました。
まあ、確かにセコイとは思いましたが、政治家としてはそれ程悪くなかったと思うのですが、本当にマスコミとは恐ろしい存在であります。

これは今の加計学園問題にも言える事で、特区なんだから総理が独断で決めても良い事であり、何も法律に触れている訳ではないのです。

本来マスコミは特区を作る法そのものが間違っていると報道すべきだと思うところです。


安部先生は反安部運動の黒幕が CIA と官僚だというのがわかっているからね。

官僚の目的は、官僚の人事権を内閣が握る「内閣人事局」を撤回させる事。
人事が公正に行われたりしたら、官僚は美味い汁を吸えなくなってしまう:


注目の都議選が終わり、結果は小池氏率いる都民ファーストが圧勝となりました。
候補者50人中49人が当選という快挙であり、自民党は大幅に議席を減らし大敗を喫しました。

本来、政策で争われるべき選挙が、スキャンダル叩きの様な選挙になり、本当にこれで良いのか?という疑念が有ります。

しかしまあ、今回の都議選ですが「秘書にパワハラ」「自衛隊からもお願い」「加計学園理事長からの献金」等々、狙いすましたかのように次々に出てきましたね。

出て来たというか、出されてきたというか、明らかに都議選を狙った材料放出が、どうも気になります。


官僚はCIAの指示通りに動いただけだから黒幕はCIAなんだ

アメリカは安部さんを解任したいから、スキャンダル情報を官僚に流してマスコミを使って日本人を操作したんだ

官僚は安部さんに都合の悪い自民党のスキャンダルをマスコミに流させた

都民はマスコミに扇動されて官僚の流した嘘を信じた

安部さんは官僚とそのバックのCIAとの闘争に負けた

アホ日本人にはそういう背景が全くわからない

スキャンダル情報はCIAが官僚とマスコミに流していた:


日本のジャーナリズムを監視する米軍組織

 神奈川県の座間キャンプ内にある、米軍第500軍事情報旅団「アジア研究分遣隊」Asian Studies Detachmentでは、日本国内で刊行される書物・雑誌等々を網羅的に「チェック」し、米国の政策に反対する人間、反米の思想家・評論家を監視している。


____


安倍総理が憲法改正を言い出した途端にモリカケ問題で振り回されるようになった。
モリカケ問題で安倍降ろしが始まっていますが、マスコミにも北朝鮮や中国の工作員が入り込んで工作している。石破茂というムンジェインのような受け皿も用意されたようだ。石破氏は自民党を離党したり合流したりと謎の人物だ。中国は石破氏を首相にすれば、情報は中国に筒抜けになる。


詳細は

共謀罪批判は中国・朝鮮工作員が扇動していた
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/711.html

護憲運動はCIA・中国・朝鮮工作員が扇動していた
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/703.html

「面従腹背」に官邸疑心=加計問題、霞が関の不満影響か _ 加計問題は CIA が扇動していた
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/114.html

http://www.asyura2.com/17/senkyo232/msg/372.html#c1

[近代史02] 株で儲ける方法教えてあげる(こっそり) 中川隆
440. 中川隆[-6386] koaQ7Jey 2017年9月16日 08:23:52 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

株が上がれば、株を推奨する人も多くなり、ゴールドが上がればゴールドを推奨する人が多くなり、ユーロが上がればユーロを推奨する人が多くなります。

これで、多くの投資家が右往左往する事になり、結果気がつけば、膨大な損を抱えて身動きが取れない事態に陥ることになるのは、今までの相場上昇期・下降期に見られた事です。

相場で利益をあげようと思えば、一年に一度の売買で良いと言われる程であり、いわば、勝ち逃げですが、これが出来る投資家は、100人に1人か2人しかいません。

お客様の中に、この1人がいますが、私がお奨めした銘柄をそのままじっと保有されている方がいます。

下がったら、買い増しを行い、相場が天井をつける段階で売り逃げるそうですが、この方は、そろそろ、ポートフォリオ銘柄以外は、全て売却すると言われています。

既に、持ち株の収益は、2倍以上になっているようですが、見事という他ありません。

一切雑音に耳を貸さず、大局を見て買い続け、今、最後の<売り>場を探しているようです。

そして、当分は株には手を出さないと言われています。
個人が動いてきたために、もう終わりという判断をされています。
http://www.asyura2.com/0406/hasan36/msg/278.html

資産運用は昔は本当の資産家だけのものでしたが、日本経済が発展するに従って本当の資産家ではない、『にわか資産家』が登場するようになり、

この『にわか資産家』はお金は握ったものの、そのお金の本当の価値がわからず、不安にさいなまれ、とにかく増やしたい、守りたいとしてバランスを崩すことになるのです。


『にわか資産家』は日々動きをチェックし、自分の資産が今日はこれだけ増えた、今日はこれだけ減ったと一喜一憂しています。

結果、資産が減り続けると不安になり『何か良い運用法はないかな』と動き回ります。

金融界からすれば『かも』が登場することになります。

素晴らしい宣伝文句を掲げてこれら『かも』が登場するのを待っているからです。

結果、数年もしない間に資産は激減することになります。

そして更に動き回り最後には殆どの資産を失い『消えていく』ことになります。
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/


http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/430.html#c440

[リバイバル3] 錯聴 (auditory illusion) _ 音の錯覚

錯聴について 柏野牧夫

視覚と同様、聴覚にもさまざまな錯覚があります。それを錯聴(auditory illusion)といいます。周波数の高い音が低く聞こえたり、右にある音が左に聞こえたり、同じ音に対する聞こえ方が変化したり、存在していない音が聞こえたり、いろいろと不思議なことが起こります。あるものは視覚の錯覚に似ていたり、しかし聴覚独特の部分もあったりします。イリュージョンフォーラムのデモで錯視と錯聴をあれこれ比べてみるのもおもしろいでしょう。

錯聴は私たちにいろいろなことを教えてくれます。まず、私たちが知覚している音の世界は、耳に入ってくる音そのものではないということ。しかし、これは必ずしも、私たちの聴覚システムが不正確であることを意味しません。むしろ逆で、そこにあらわれているのは、聞きたい音やそれを妨害する音が混在する日常の環境で、安定して効率よく音を聞き取るための数々の巧妙なしくみです。このようなしくみが無自覚のうちに働いているからこそ、耳に入ってくる音「以上の」ものが聞こえるのです。

裏を返せば、「耳」だけでは音は聞こえないということです。耳はあくまでも聴覚システムの入り口であって、その後に続く脳での膨大な情報処理が、錯聴の背後に見え隠れする巧妙なしくみを支えています。錯聴を詳しく分析すれば、脳での音の処理メカニズムについての手がかりが得られます。

ところで、こんなに多種多様な錯聴があるのに、なぜ一般には錯視ほど知られていないのでしょうか。ひとつには、音は絵のように紙に書いて眺めることができないので、音の特性と聞こえ方とのずれが気づかれにくかったからかもしれません。しかし、音に対する関心は人類の文化発祥以来とも言えるもので、あえて錯聴と名付けなくとも、知覚特性を巧妙に利用した音の提示法はさまざまな分野で開発され、利用されてきました。例えばバロック音楽では、一度に複数の音を出せない楽器で、異なった音をすばやく交互に鳴らすことで、あたかも複数の旋律が同時に奏でられているように錯覚させる手法(音の流れの分凝)が使われました。オーディオも、限られたチャンネル(通常のステレオなら2チャンネル)による音の提示によって、あたかもその場で演奏されているような感覚をいかにして生じさせるかという錯覚の探求といえるかもしれません。今後さらに巧妙な錯聴の使い方が開発されれば、音に関わる芸術や技術はますます豊かになっていくでしょう。

錯聴の研究は、1960年代から70年代にかけて第一次黄金期を迎えました。イリュージョンフォーラムでとりあげたいくつかの現象、例えば連続聴効果や音階の錯覚、反復の変形などは、 この時代に発見されたものです。1990年代には、このような現象をより定量的に把握したり、計算モデルで説明したりしようという試みが盛んになりました。2000年代に入ると、 聴覚に関わる脳のメカニズムを解明する研究の中で、錯聴も格好の素材として取り上げられるようになりました。現在も日々新しい研究成果が報告されています。イリュージョンフォーラムに来場されたみなさまの中からも、新たな発見が生まれるかもしれません。
http://www.kecl.ntt.co.jp/IllusionForum/ja/auditory.html


錯覚や脳のしくみについてより深く知りたい皆さんへ、参考になる本をご紹介いたします。

このリストは、今皆さんに来ていただいている「イリュージョンフォーラム」の作成に関わった関係者が執筆した本だけを載せておりますので、ごく一部の紹介にとどまっています。その点は、なにとぞご容赦ください。


◾「脳から心へ」 宮下保司・下條信輔編 岩波書店 1995年

◾「脳科学大事典」 外山敬介編 朝倉書店 2000年

◾「認知科学辞典」  日本認知科学会編 共立出版 2002年

◾「新・心理学の基礎知識」 中島義明・繁桝算男・箱田祐司編 有斐閣 2005年

◾「脳の計算機構―ボトムアップ・トップダウンのダイナミクス―」 銅谷賢治・五味裕章・阪口豊・川人光男編 朝倉書店 2005年

◾「新編 感覚・知覚心理学ハンドブック Part2」 大山正・今井省吾・和氣典二・菊地正 編 誠信書房 2007年

◾「イラストレクチャー 認知神経科学」 村上郁也編 オーム社 2010年

◾「知覚心理学」 北岡明佳編 ミネルヴァ書房 2011年

◾「音のイリュージョン ― 知覚を生み出す脳の戦略 ―」 柏野牧夫著 岩波書店 2010年

◾「空耳の科学―だまされる耳、聞き分ける脳」 柏野牧夫著 ヤマハミュージックメディア 2012年
http://www.kecl.ntt.co.jp/IllusionForum/ja/auditory_book.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/756.html

[昼休み52] 日本人女性2人、リゾート地・セブ島で知り合った韓国人の男2人と飲酒→集団強姦される…フィリピン 中川隆
126. 中川隆[-6400] koaQ7Jey 2017年9月16日 19:15:37 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017-09-16


日本政府は「韓国に遊びに行くな」と国民に強く言うべきだ



戦後70年以上過ぎても、韓国は未だに慰安婦問題の蒸し返しを続けており、これは今の文在寅(ムン・ジェイン)大統領になってもまったく変わっていない。

2017年9月9日、関西のテレビ番組でデヴィ夫人が「全日本人に韓国に遊びに行くなと政府が呼びかけるべき」と持論を述べたという。これは、正しい意見だ。

一時期に比べて、確かに日本人は韓国のような反日国家に行かなくなっている。数は減った。しかし、まだ韓国に行くような人間がいるというのは事実だ。

韓国人の反日は異常であり、日本はありとあらゆる分野で反日の攻勢を受けている。日本は国際的にも「韓国人によって」貶められている。

それに気付いたら、絶対に韓国に行くべきではないというのは、まともな人間であれば誰でも分かるはずだが、それでもトランジットを含めて数百万人も韓国に向かっている。

マスコミが韓国の反日の実態を隠している上に、韓流みたいな薄気味悪いもので日本人を洗脳しにかかっているので、騙されている日本人が大勢いる。

そうであれば、日本政府が「韓国に遊びに行くな」と国民に明確で強いメッセージを伝えるべきなのである。

反日国家に行くというのがどうかしている

反日というのは、日本人を問答無用に憎めという思想であり、「日本人差別」そのものである。日本人差別が韓国で蔓延しているのだ。

前大統領の朴槿恵(パク・クネ)も、あからさまに日本を憎んでいた。「加害者と被害者という歴史的立場は、1000年の歴史が流れても変わることはない」と言って「恨み千年」を明確に主張した。

これは2013年3月1日のことだ。

さらに朴槿恵は、まったく関係のない国に対しても日本蔑視を押しつけて、日本は悪い国だという「告げ口外交」をした。

2013年11月にこの薄気味悪い無能大統領は欧州訪問を行ったが、イギリスでも、ベルギーでも、そしてフランスでもやはり日本を批判していた。

2015年9月3日には、中国の「抗日戦勝70周年記念式典」に参加して、中国と共に日本の敵視を明確にした。

結局、朴槿恵は無能過ぎて国民に見捨てられて刑務所行きになったが、新大統領である文在寅に変わって状況が良くなったわけでもない。

現在、韓国は経済不況の真っ只中にあるので、日本にすり寄りを開始しつつある。

文在寅はそれを「ツートラック」とか言って「歴史問題とは別」というのだが、歴史問題では責め立てて、金はしっかり毟り取る政治が「ツートラック」なのだ。

都合が悪いときは日本を袋叩きにして、自分たちが経済的に落ち込んで行けば日本を利用する。それが韓国の政治戦略であり、いかに日本人は舐められているのかがこれで分かる。

韓国が変わることがないのは、日韓合意の後も慰安婦像を立てまくって執拗に蒸し返しているのを見ても分かるはずだ。

歴史プロパガンダはますます加速しており、これはさらにひどくなっていく。そんな反日国家に「旅行」に行くというのがどうかしているし、まして子供を修学旅行などで行かせる場合ではない。


日本を貶める国を「好き」という方が異常だ

韓国では「親日」と言われるのは、ほとんど蔑称に近いものになっていると言われている。親日的発言をした老人が殴り殺されるという事件もあった。

韓国人は基本的に日本人を嫌悪しており、日本人が失敗したり、苦しんだり、不幸な目に遭うと喜ぶ傾向が強い。

2011年3月11日の東日本大震災のときも、彼らは歓喜で打ち震え「災害をお祝いします」と嘲笑した。

台風が日本に来て甚大な被害を与えると喜ぶのも韓国人の特徴だ。日本人が苦難に落ちるのが嬉しくて仕方がないのである。韓国人の精神構造はそのようになっている。

日本人旅行者が韓国に行くと、食べ物の中にツバや痰を入れられたり、日本人の持ち物を盗んだり、壊したり、あるいはあらゆる場面でぼったくる。日本人が嫌いだからだ。

もちろん、韓国人の全員が悪い人間であるとは言わないし、中には良識的な人もいるのは間違いない。しかし、そんな良識的な人が沈黙してしまうしかないほどの反日が蔓延してしまっている。

いくら日本のマスコミが隠しても、もう隠しきれないほど韓国の反日が表に出てきている。

だから、韓国という国自体が日本にとって非常に危険な存在になってしまったことは、鈍感な日本人ですらも分かるようになってきた。

これは、総務省が行った世論調査でもはっきりと示されており、韓国に「親しみを感じない」「どちらかというと親しみを感じない」を合わせて約60%に近い数字になっている。

ほぼ半数以上の日本人も、韓国の反日と歩調を合わせるように嫌韓や反韓になっているのである。

韓国人が日本人差別である反日を鮮明に出していて、それでも韓国が好きだという思う人の方がどうかしている。普通ではない。おかしい。


歴史プロパガンダと反日は輸出されているのだ

2012年は李明博という前大統領が竹島に勝手に上陸した上に「天皇は土下座して謝罪しろ」と放言し、ロンドン五輪サッカー男子日韓戦では韓国人選手が独島パフォーマンスを行った。

それからも韓国は世界中のあちこちで慰安婦像を建て、仏像を盗み、壊し、靖国神社に放尿し、放火し、挙げ句の果てに爆破しようとする韓国人まで来日して現行犯逮捕されている。

これで「韓国が好き」というのは、もはや日本人ではない。

日本人は今や韓国の工作によって世界中から貶められている。世界中で従軍慰安婦像を設置しているのを見ても分かる通り、歴史プロパガンダと反日は輸出され、捏造を信じる人間が続々と生まれているのである。

これが現実だ。

韓国に黙認していると、日本人は犯罪民族というレッテルを世界中に貼られる。日本人は悪辣な犯罪民族で、私たち自身も卑しい人間だと貶されるのである。

まともな日本人であれば、韓国と関わるべきではないと思うはずだ。日本のために、日本人のために、反日国家を全力で拒絶しなければならないと思うはずだ。

憎悪という感情は私たちが思っている以上に強く激しく執拗なものであり、容易なことで消えることはない。

韓国人の持つ激しい憎悪を甘く見るべきではないし、容易にその憎悪が消えると楽観してもならない。

むしろ、一度火が付いた憎悪は互いに新たな憎悪を生み出して、最終的には破滅的な結果に落ちていくと思った方が現実的でもある。

憎悪は増殖し、拡大し、深化し、そして互いに相手を破壊し尽くすまで止まらない。世界の歴史は、憎悪の衝突で成り立っている。そんな国に行って何をするのだろう。

デヴィ夫人が言うように、「あそこ(韓国)でお金を落とさせない」ように政府が指導しなければいけないのは当然のことである。


文在寅も反日の人間だ。まともな日本人であれば、韓国と関わるべきではないと思うはずだ。日本のために、日本人のために、反日国家を全力で拒絶しなければならないと思うはずだ。
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2017/09/20170916T0610230900.html
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/334.html#c126

[昼休み52] "新喜び組"は23歳以下の美女たち! 中川隆
45. 中川隆[-6399] koaQ7Jey 2017年9月16日 19:33:57 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017.09.16
自らの戦略を実現するために軍事的な緊張を高め侵略している米国は、そのために武器兵器も密輸

9月15日に朝鮮がIRBM(中距離弾道ミサイル)を発射したのだという。東アジアの軍事的な緊張を緩和させようとしていた韓国の​文在寅大統領​も朝鮮のICBM(大陸間弾道ミサイル)の発射実験や水爆の爆破実験などでアメリカや日本の好戦派に押されているが、そうした流れを加速させるような動きだ。

本ブログでは何度も指摘しているが、朝鮮の軍事的な行動を最も喜んでいるのは日米好戦派にほかならない。ロシアや中国は経済発展を推進するために戦争を嫌い、そうした中露の計画を妨害しようとしているアメリカにとっては好都合ということだ。朝鮮は講和条約の締結を望み、アメリカ支配層がそれを拒否するという構図があったが、中国やロシアを睨んで東アジアの軍事的な緊張を高めたいアメリカ、軍事技術を手に入れたい朝鮮、両国の利害が一致しているように見える。

​朝鮮の新しいミサイルが搭載しているエンジンはウクライナから持ち込まれた可能性が高いとする分析結果​が8月14日、ミサイル防衛を専門にしているマイケル・エルマンによって明らかにされた。ウクライナで西側の専門家が目撃した情報とも合致しているという。ウクライナから朝鮮への技術移転にイスラエルが関与しているとする情報もある。この推測が正しければ、アメリカも関与している可能性が高い。

調査ジャーナリストのロバート・パリーによると、エンジンの出所だと疑われている工場の所在地はイゴール・コロモイスキーという富豪(オリガルヒ)。ウクライナ、キプロス、イスラエルの国籍を持つ人物で、2014年2月のクーデターを成功させたネオ・ナチのスポンサーとしても知られている。勿論、その背後にはアメリカのネオコンがいる。2014年7月17日にマレーシア航空17便を撃墜した黒幕だとも噂されている人物だ。

ウクライナはアメリカの好戦的な親イスラエル派、つまりネオコンがネオ・ナチを使ったクーデターで乗っ取られた国だが、アメリカはシリアの体制を転覆させるために送り込んだアル・カイダ系傭兵集団やダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)へも武器を供給してきた。

ダーイッシュが売り出される2年前、​2012年にアメリカ軍の情報機関DIA(国防情報局)は反シリア政府軍の主力はサラフィ主義者、ムスリム同胞団、そしてアル・カイダ系武装集団だと指摘​、バラク・オバマ政権が宣伝していた「穏健派」は存在しないとする報告書をホワイトハウスへ提出している。その中で東部シリア(ハサカやデリゾール)にサラフィ主義者の支配国が作られる可能性があるとも警告されているが、それはダーイッシュという形で現実になった。

この報告書が作成された当時のDIA局長がマイケル・フリン中将。ダーイッシュが売り出された直後の2014年8月に退役させられているが、翌年の8月にアル・ジャジーラの番組へ出演、​ダーイッシュが勢力を拡大できたのはバラク・オバマ政権の政策があったからだと指摘​している。そのフリンをドナルド・トランプ大統領は国家安全保障補佐官に据えるが、有力メディアを含む支配システムが総攻撃してホワイトハウスから追い出されてしまった。

シリアの侵略軍へ物資を運ぶルートの中心はトルコからのものだったが、そこへ運び込むルートを​ブルガリアのジャーナリスト​が7月2日、明らかにした。公文書を根拠にした記事で信頼できる。アメリカ、イスラエル、サウジアラビアなどが購入した武器をアゼルバイジャンの国営航空会社がさまざまなルートでアル・カイダ系武装集団、ダーイッシュやクルドなどへ運んでいるとしている。なお、この大スクープをものにしたジャーナリストは8月24日に解雇された。ドイツの基地も武器密輸に利用されていたとする報道もある。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201709150000/
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/906.html#c45

[リバイバル3] 錯聴 (auditory illusion) _ 音の錯覚 中川隆
1. 中川隆[-6398] koaQ7Jey 2017年9月16日 19:37:54 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

耳トレ!


耳トレ!-こちら難聴・耳鳴り外来です。 – 2011/10/3 中川雅文 (著)
https://www.amazon.co.jp/%E8%80%B3%E3%83%88%E3%83%AC-%E3%81%93%E3%81%A1%E3%82%89%E9%9B%A3%E8%81%B4%E3%83%BB%E8%80%B3%E9%B3%B4%E3%82%8A%E5%A4%96%E6%9D%A5%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82-%E4%B8%AD%E5%B7%9D%E9%9B%85%E6%96%87/dp/476781202X

                      

大学教授で現役のお医者さんが書いたこの本には「耳の健康」に対する情報が満載で実に”ため”になる本だった。


☆ 日本語は世界一「難聴者」にやさしい言語

どの国の言語にもそれぞれ固有の周波数帯というものがあり、母国の言語を繰り返し聞いて育つうちにその周波数帯以外の音を言語として聞き取る脳の感受性が失われていく。

そのため生後11歳くらいまでには母国語を聞いたり発音する能力に特化した脳が出来上がる。

日本語で頻繁に使われる周波数帯は125〜1500ヘルツで、英語は200〜12000ヘルツと随分と違う。日本語は世界の言語の中でもっとも低い周波数帯の言語で、英語は世界一高い周波数帯の言語である。

したがって、英語民族は高齢になると早い段階で高い音が聞き取りにくくなって不自由を感じるが、日本人はすぐには不自由を感じない。その点で日本語は世界一難聴者にやさしい言語である。

※ これは一人で二か国の言語を操るバイリンガルの「臨界期」が10歳前後と言われる所以でもある。また、英語圏の国で製作されたアンプやスピーカーなどのオーディオ製品には、高音域にデリカシーな響きをもったものが多いが、これで謎の一端が解けたような気がする。その一方で、とかく高音域に鈍感な日本人、ひいては日本のオーディオ製品の特徴も浮かび上がる。


☆ 聴力の限界とは

音の高い・低いを表す単位がヘルツなら、音の強さや大きさ(=音圧レベル)は「デシベル(dB)」であらわす。

人間が耳で聞き取ることのできる周波数の範囲は「20〜2万ヘルツ(空気中の1秒間の振動が20回〜2万回)」の間とされているが、イルカやコウモリなどは耳の形や構造が違うのでこの範囲外の超音波でさえ簡単に聞き取れる。

ただし人間の場合は20ヘルツ以下の音は聴覚ではなく体性感覚(皮膚感覚)で感じ取り、2万ヘルツ以上の音(モスキート音)は光や色として感じ取りその情報を脳に伝えている。

※ 人間の耳は一人ひとりその形も構造も微妙に違うし、音を認知する脳の中味だって生まれつき違う。したがって同じオーディオ装置の音を聴いたとしても各人によって受け止め方が千差万別というのが改めてよくわかる。

自分でいくら「いい音だ」と思ってみても、他人にとっては「それほどでもない」という日常茶飯事のように起こる悲劇(?)もこれで一応説明がつくが、音に光や色彩感覚があるように感じるのは超高音域のせいだったのだ!


☆ 音が脳に伝わるまでの流れ

耳から入った空気の振動は外耳道と呼ばれる耳の穴を通り、アナログ的に増幅されて鼓膜に伝わり、アブミ骨などの小さな骨に伝わってリンパ液のプールである蝸牛へ。そこで有毛細胞によって振動が電気信号に変換され、聴神経から脳に伝わる。これで耳の中の伝達経路はひとまず終了。

この電気信号が言語や感情と結びついた「意味のある音」として認識されるまでにはもう少し脳内での旅が続く。

電気信号が聴神経や脳幹を経て脳内に入ると、まず、大脳の中心部にある「視床」に送られる。ここは、脳内の情報伝達の玄関口となっている。視覚、聴覚、皮膚感覚などあらゆる感覚情報が必ず通る場所で、単純に音だけを聴いているつもりでも、様々な感覚情報とクロスオーバーしている。

また「視床」を通過すると音の伝達経路は「言語系ルート」と「感情系ルート」の二つに大きく分かれる。前者は最終的に「言語野」に到達するが、後者は大脳の一次聴覚野を通らず、いきなり「扁桃体」に直結していて「イヤな音」「うれしい音」というように音を直感的・情緒的に受け止める。

※ 音楽を聴くときにカーテンなどでスピーカーを隠してしまったり、あるいは目を瞑って聴いたりすると、機器の存在を意識しないでより一層音楽に集中できるのは経験上よく分かる。

さらに、直感的なイメージとしてオーディオマニアが音楽を聴くときには主として「感覚系ルート」がはたらき、それ以外の人たちが(音楽を)聴くときには主として「言語系ルート」が働いているように思うが果たしてどうだろうか・・・。
http://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/c85e3a32c3aca5331dd2fb7adaf73d2a



>日本語で頻繁に使われる周波数帯は125〜1500ヘルツで、英語は200〜12000ヘルツと随分と違う。
>日本語は世界の言語の中でもっとも低い周波数帯の言語で、英語は世界一高い周波数帯の言語である。

>英語圏の国で製作されたアンプやスピーカーなどのオーディオ製品には、高音域にデリカシーな響きをもったものが多い。

>その一方で、とかく高音域に鈍感な日本人、ひいては日本のオーディオ製品の特徴も浮かび上がる。

>人間の場合は20ヘルツ以下の音は聴覚ではなく体性感覚(皮膚感覚)で感じ取り、2万ヘルツ以上の音(モスキート音)は光や色として感じ取りその情報を脳に伝えている。

共感覚

共感覚(きょうかんかく、シナスタジア、synesthesia, synæsthesia)は、ある刺激に対して通常の感覚だけでなく異なる種類の感覚をも生じさせる一部の人にみられる特殊な知覚現象をいう。

例えば、共感覚を持つ人には文字に色を感じたり、音に色を感じたり、形に味を感じたりする。 英語名 synesthesia は、ギリシア語で共同を意味する接頭辞 syn- と感覚を意味する aesthesis から名づけられた。感性間知覚。


音に色が見える共感覚

色聴と呼ばれ、日本にも専門の研究者が存在する。

共感覚者であると確証される現在の海外の人物

共感覚者であることを第三者が確証できるほどの極めて具体的な自らの共感覚の例を掲げた著作・芸術作品などの活動が確認できるほか、大学などの研究機関において被験者として検証実験を受けたり、研究者の著作・学術論文中にて引用・言及されており、共感覚者であると確証するに足る人物を挙げる。


エレーヌ・グリモー (ピアニスト)

アメリカ公共放送PBSとのインタビューで本人が語っている。


Helene Grimaud interviewed by Alexis Bloom for Quick Hits
https://www.youtube.com/watch?v=N_dw9-Bt_sM


いつもCは黒、Bは青、Fは赤、リストの曲は金色がかった色調に感じる。


また、11歳の時にバッハの平均律クラヴィーア曲集Fシャープメイジャー(嬰ヘ長調)のプレリュードを弾いている時に明るい暖かな赤とオレンジの間の色調を感じた。

数字にも色を感じる。2は黄色、4は赤、5は緑。

曲によってはいつも特殊な色の世界を感じる。時によって調性に影響される。

Cマイナー(ハ短調)は黒、Dマイナー(ニ短調)は青。

ベートーヴェンのテンペストソナタは黒、合唱幻想曲は黒、緑、赤、黄色のらせんを感じる。

___


マイケル・トーキー(作曲家)

音階や母音などに色を感じ、その色を主題として題名に取り入れたバレエ音楽『グリーン』『エクスタティック・オレンジ』などを作曲した。インタビューの中で、ひとつの実験として始めたが、特定の趣を押し付け「観客が音楽を楽しめる幅を狭めてしまったのではないか」と心配もしたと述べている。


___


イツァーク・パールマン(ヴァイオリニスト)

パールマンは、G線でBフラットを弾くときは深緑色、E線でAを弾くときは赤を感じる。

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フランツ・リスト(作曲家・ピアニスト・指揮者)

オーケストラを指揮したとき、「ここは紫に」など、音を色として表現した指示ばかり出し、団員たちが困惑したエピソードが有名[要出典]。


____

女性の高い声を「黄色い声」などと言うように、人類、あるいは特定の環境・文化において複数の種類の感覚を結びつける比喩的習慣が広く存在するが、共感覚はそのようなものと直接は関係しておらず、共感覚を持たない人には感じられない上述の数字に色を見るなどの感覚を、主観的な知覚現象 (クオリア) として生々しく感じている。

共感覚は五感のような基本的な感覚の種別に関してだけではなく、感情や単語や数などに関して起こることもある。 共感覚者の間での複合した知覚の関係に相関は認められていない。 例えば、ある人がある文字を青く感じたとしても、他の共感覚者が同様に感じる傾向があるとは限らない。

共感覚を手がかりに主観的な心の世界と客観的な脳との関係を深く探る手がかりとしようとする研究が継続的に行われている。

赤ちゃんにおいては視覚、聴覚、味覚、触覚、嗅覚等の異なる種類の感覚が未分化な知覚を生み出しており、通常その後の成長による感覚の発達にともなう脳の結合の変化によってこうした共感覚は失われていくとされる。この場合、成人して共感覚を保持している人は発達の過程で何らかの理由で脳の異なる部位への結合が保たれ、これらの複合した知覚もそのまま保たれているとする説もある。

共感覚の中でも、音楽や音を聞いて色を感じる知覚は「色聴」といわれる。

絶対音感を持つ人の中には、色聴の人がいる割合が高い。

また、色聴は共感覚の中で一番発生率が高いと報告されている。

色を感じる音にも様々なものがあり、音程、和音、単語、または音楽自体が聴こえることもある。 似たような感覚として「音視」というものもある。これは色に形や音が聴こえるという色聴とは反対の感覚である。


かつては共感覚で感じる知覚というのは共感覚者によって異なるとされてきたが、最近の研究では、多くの被験者を対象にした実験の場合、知覚にいくつかの共通点が見られることが分かった。

例えば、聞こえた音に色が付いて聞こえるサウンド・カラー共感覚(sound-color synesthesia:色聴)保有者の集団実験では、高い音ほど明るい色に見えるという傾向が見られたという。

また黒字の文字を見ても別の色に見えることがあるというグラフィーム・カラー共感覚(grapheme-color synesthesia:書記素色覚)保有者の集団実験では、やはりある文字には似たような色を感じる傾向があるということがわかった。

ところが、ある傾向が見られることは確かだが、あらゆる種類の共感覚があり、いずれの共感覚にしても個人によって誘因や症状の度合いは異なることも分かっている。この多様性のせいで、個人のもつ共感覚を定義するのは容易なことではないし、彼ら自身、自分の持っている感覚に名前が付いていないことに気付いていないことが多い。

色の付いていない文字なのに色が付いて見える人がいる。これを共感覚という。また、音声に色がついて見える人や、円周率の数列に美しさを感じる人もいる。
神経学者のリチャード・E. シトーウィックは、共感覚の診断のために用いる基準を以下のように決定した。


1.共感覚者のイメージは空間的な広がりをもち、はっきりと限定されたロケーション(位置)を特定できることが多い。 [訳註]共感覚者は空間的なイメージの中で、自分の位置している場所がはっきりと分かる。

2.共感覚は無意識的に起こる。

3.共感覚の知覚表象は一貫性がある。

4.共感覚はきわめて印象的である。

5.共感覚は感情と関係がある。


シトーウィックは、空間の広がりを見据えた実験を提言したが、最近の多くの研究はこれを正しくないとしている。例えば、共感覚者の中には文字の色や、単語の味が「わかる」のであり、実際に視覚器や味覚器で感じているわけではないのである。


共感覚者の多くは子供のころに他人とは異なる隠れた感覚に気づく。

そして彼らは自然とその感覚を日常生活に適用させていく。

また、共感覚で人の名前を覚えたり、電話番号を覚えたりすることに使うこともあれば、暗算に利用することもできる。しかし同時に、絵画・映画などの視覚的な作品や音楽を創造する上での困難になることさえある。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%B1%E6%84%9F%E8%A6%9A


音に色や温度を感じる 「共感覚」が不思議すぎる! 2016.01.12
http://eye-media.jp/entertainment/%e5%85%b1%e6%84%9f%e8%a6%9a%e3%81%ae%e4%b8%8d%e6%80%9d%e8%ad%b0/

音に色を感じる――。

なんだか詩的な表現のように感じますが、本当に音を色として感じることのできる人々が、世の中には存在しているのです。

こうした特殊な知覚現象を『共感覚』と呼びますが、共感覚を持つ人々にとって、音は単なる音ではなく、また形は単なる形ではありません。今回は、人が持つ特殊な感受性『共感覚』の不思議をご紹介します。


脳による五感の錯綜が「共感覚」を引き起こす?

共感覚は、英語では『シナスタジア』と呼ばれています。シナスタジアとは“感性間知覚”の意味を持つ言葉で、脳に存在する複数の感覚器官が同時に音や形を知覚する現象のことを指しています。


例えば、本来なら脳の一次聴覚野だけで処理される音情報を、視覚野でも処理することで、音から色を感じるなどの感性間知覚が引き起こされます。このように、ある現象に対して、五感の異なる感覚が作用することで起こる主観的なクオリア(感覚質)が、共感覚の原因だといわれています。

これにより、共感覚を持つ人にとっては、数字が特定の色を持つ絵として感じられたり、音を聞けば音階によって色が感じられたりします。こうした共感覚にはさまざまのパターンがありますが、「形に味がついて感じられる」、「人の容姿が色として感じられる」などの例が報告されています。


著名人にも共感覚の持ち主はいる!

中でも発生率がもっとも高い共感覚は“色聴”と呼ばれていますが、この現象は、文字通り「音に色を感じる」というものです。色聴は絶対音感を持つ人に一定の割合で存在するといわれており、ピアニストのエレーヌ・グリモーなど、自ら共感覚者であることを表明している著名人も数多く存在しています。

そして、色聴と逆の知覚現象が“音視”という共感覚です。音視を持つ人にとっては、色が特定の音階として感じられるのだそうです。

実は、私たち全員がかつて共感覚者だった!?


とても不思議な共感覚ですが、実は私たちも、新生児の頃には共感覚を持っていたといわれています。

というのも、生後間もない赤ちゃんは脳の受容器官が未分化なため、複数の器官で感覚を同時に処理していると考えられているのです。

音を色で感じ、形を音で感じる。こうした知覚の不思議を、私たちが考えるよりもずっと多くの人が経験し、記憶しているのかもしれませんね。
http://eye-media.jp/entertainment/%e5%85%b1%e6%84%9f%e8%a6%9a%e3%81%ae%e4%b8%8d%e6%80%9d%e8%ad%b0/


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/756.html#c1

[リバイバル3] 錯聴 (auditory illusion) _ 音の錯覚 中川隆
2. 中川隆[-6397] koaQ7Jey 2017年9月16日 19:39:11 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

>人間の場合は20ヘルツ以下の音は聴覚ではなく体性感覚(皮膚感覚)で感じ取り、2万ヘルツ以上の音(モスキート音)は光や色として感じ取りその情報を脳に伝えている。

音色は倍音成分の入り方で決まるので、音色というのは本当に色彩の色なのです

ブラームスは灰色、ドビュッシーは水中の光の色、モーツアルトは 1小節毎に音色が変わる

というのはイメージではなく本当にそういう色が付いているのですね

僕もプリアンプの marantz 7c を使っていた時は音に緑色の色が付いていて不思議だったです


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/756.html#c2

[リバイバル3] 錯聴 (auditory illusion) _ 音の錯覚 中川隆
3. 中川隆[-6396] koaQ7Jey 2017年9月16日 19:40:47 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]


野生のしらべ – 2004/5/11 エレーヌ グリモー (著)
https://www.amazon.co.jp/%E9%87%8E%E7%94%9F%E3%81%AE%E3%81%97%E3%82%89%E3%81%B9-%E3%82%A8%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%8C-%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%A2%E3%83%BC/dp/4270000163


2007年06月28日 狼女=エレーヌ・グリモー


・性別: 女性。
・姓名: エレーヌ・グリモー Helene Grimaud。
・何人?: フランス人。
・何者?: クラシックのピアニスト。
・生年月日: 1969年11月7日生。
・備考: 美人ドキドキ

対称性の強迫


・子供の頃は奇行と奇癖の目立つ問題児。集団生活に馴染めず、いじめられっ子で友達もできなかった。


・幼少時からの対称性の強迫行為。勉強机の上で本の両側に同数の鉛筆が配され、本はノートから等距離に並べられなければならない。靴紐は両足とも同じようになるまで結んでは解いてを何時間も繰り返した(エレーヌ・グリモー『野生のしらべ』p.59)。


・コンサート・ピアニストになってからも強迫行為は暫く続いた。演奏旅行中に投宿したホテルの家具や備品を左右対称に並べ替えないと気が済まない。コンサート後は疲れているにもかかわらず、気を利かせたメイドが凝りに凝った強迫的ディスプレイを元に戻してしまったと確信して、恐れつつ電気も点けずに、ベッドルーム、バスルーム、洗面台と巡り、全てを並べ直して回った(同上。p.59-60)。


・しかし日本を演奏旅行中のある日、ホテルに帰り疲労の極致にあって猶、イルカのプリントされたセーターをその柄が上下左右対称になるよう物差し(!)を使って折り畳んでいた時に、発作的にセーターを窓から投げ捨て、以後強迫症状は止んだ(同上。p.60)。


・楽器の演奏やスポーツ等、完璧の追及が要求される営みには生得的な強迫的性格が必要、とエレーヌ・グリモーは主張する(同上。p.65)。

就眠の儀式


・眠る前にベッドの中で、教理問答で習った祈りを一定の規則で繰り返し声に出して唱える。そうして漸く眠りに就くことができた。言い間違えたり、発音やイントネーションが気に入らないと最初から唱え直し、満足するまで何時間でも続け、時には明け方に疲れ切って眠り込む、ということもあった(同上。p.51-52)。


・後、この儀式は音楽で役立つことになる。音楽学校の試験前夜、課題のシャルパンティエがどうにも退屈で憶える気が起こらず、諦めて床に就いたが、突然祈りの習慣が甦り、無意識的にスキャンされていたシャルパンティエの譜面を全て、かつて祈りを反復したようにリズムとアクセントに満足が行くまで飽くことなく繰り返してイメージ・トレーニングし、翌日試験ではその曲を完璧に弾きこなした(同上。p.52-53)。

自傷行為或いはエンドルフィン嗜癖(?)


・自傷行為が対称強迫の対象となる。6歳の時、母の故郷コルシカの海岸でかかとに傷を負い、麻酔無しで縫合の手術を受けたのだが、その最中に思わず笑みがこぼれるほどの至福感を体験する。たぶんエンドルフィン(*)が大量に分泌されたんだと思う。しかし心配する両親を尻目にめくるめく快感に浸っている自分に対して後ろめたさを感じてしまい、苦痛と涙を装ってことがこじれる。数分後に全ては忘却されたが、これを契機に全ての障害が始まった、とグリモー自身は記している(それが隠蔽記憶でなければね)(同上。p.40-44)。

(*)エンドルフィンについては ↓

「報酬系・ドーパミン・渇望:コルトレーン、ヘロインを断つ その16」
http://ameblo.jp/lm199781/entry-10017910374.html

「練習による依存の適正な代替:コルトレーン、ヘロインを断つ その28」 参照。
http://ameblo.jp/lm199781/entry-10025913975.html


・数年後、砂利道で偶然転んで膝に傷を負い、生を強く実感、エンドルフィン体験が甦る。自傷行為が勃発し、しまいには対称強迫と連動して右手に傷をつけると左手にも傷をつけないではいられなくなる。両手・両膝・両肘に絆創膏を貼った以前にも増して奇妙な子供とグリモーはなってしまう。(同上。p.57-59)。


[覚書: エンドルフィンは自傷行為が習慣化する理由の一つであるかもしれないが、事後的に(或いは発端として)生ずる自罰衝動はエンドルフィンでは説明できない? やはりエンドルフィンだけではタナトスを説明できない? そりゃそうか。]


・7歳の時、情操教育のため(まあ、問題児だったから)両親に音楽教室へ連れて行かれ、女性ピアノ教師が弾くシューマンを聴き、深く魅惑される。

自身の内奥から生ずる魔力、とグリモーは表現するが、それってやっぱエンドルフィンじゃないだろうか(音楽に感動するとエンドルフィンが出ます)。明らかに音楽はグリモーの性に合っていた。以後ピアノにのめり込み、自ら進んで練習する。両親はさらに偏った性格になるのではないかと心配するがもう遅い(*)。音楽という全く別種の刺激に触れて報酬系は新たに賦活され、グリモーを猛烈に駆り立てる。それかあらぬかパリ音楽院に入学した13歳の頃に自傷行為は自然に消えた(**)(強迫性プラス報酬系駆動、というのはコルトレーンの生涯を理解する上でもかなり参考になる)。


(*)この辺はグレン・グールドとちょっと似ている。手袋おやじも子供の頃はむちゃくちゃ練習大好きで、変人になることを危惧した両親から練習時間を日に4時間と制限されていた。そしてグールドもまたグリモー同様友達のできないいじめられっ子だった。しかし性格はちょっと(いやかなり)違う。グールドの場合は強迫じゃなくって分裂病質だとかアスペルガー症候群だとか言われたりしている。ミシェル・シュネデール『孤独のアリア』、宮澤淳一「グールドと精神医学」(KAWADE夢ムック文藝別冊『グレン・グールド』)参照。
(**)『野生のしらべ』p.64, p.59


・エンドルフィン仮説(ドーパミンでもいいけど)をさらに裏付けるのは、くたくたになるまで運動することを好んだ、というエピソード。延々と続く歩行や階段の駆け上り、バーベルや鉄アレイ、ランニング・マシーンを通じての肉体の酷使。この女、疲労を超越した快楽の味を占めているのが見え見えですぜ、ニセ医者の旦那(ちなみに歩行やジョギングといった反復運動はセロトニン神経を活性化する。セロトニンについては後で触れるかも)(同上。p.256-257)。

狼大好き


狼マニア。「狼女」たる由縁の症状。

アメリカ移住後、狼と運命的な出会いを経験、強く嵌り込む。

狼について大学で勉強し、果ては土地を買い込み放し飼いにして狼保護センターを設立するに至る。狼についての生物学的・博物学的な知識は『野生のしらべ』にも惜しみなく投入され、自伝的エピソードのカウンター・メロディを成す。気に入るととことん強迫的(いちず、とルビを振りたい)になるタイプみたいです。狼のために恋人も捨ててしまいました。
http://ameblo.jp/lm199781/entry-10038082588.html

youtube エレーヌ・グリモー 名演集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/150.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/756.html#c3

[リバイバル3] 錯聴 (auditory illusion) _ 音の錯覚 中川隆
4. 中川隆[-6395] koaQ7Jey 2017年9月16日 19:46:40 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

トスカニーニ -  季節はずれのインテルメッツォ(続) 2009年08月26日

DVDの全集が出たり、どこかで必ず話題になったり、相変わらずこの人は音楽演奏の場には何らかの影響を持っているようだ。

そろそろ本当にものが言える人が出てもよさそうなものだが、その気配すらないから僕が言ってしまおう。損な役割だよなあ。

この男はばか者である、と。あるいは単なる道化役者だ。音楽家は皆、正直ではない。言質を取られないように言を左右に、むにゃむにゃ言ってごまかしているものだから、理屈を言うに長けた愛好家がいつのまにか先導している有様さ。

一言でいうならばこれで足りてしまうのだが、それでは子供の喧嘩ではないかと思う人が大半だろうから、少し言葉を補足しておく。

とにかく厄介なのは、この指揮者が作曲家に心から畏敬の念を持っていたということだ。たとえばプッチーニの「トゥーランドット」は最後の部分が作曲家が死んだせいで欠けている。

トスカニーニはこのオペラを演奏した際、プッチーニが書き記した音符まで来たとき指揮棒を置き「先生がお書きになったのはここまでです」と言ったと伝えられる。

話を逸らせると、プッチーニをそこまで尊敬する気持ちが僕には分からない。「トゥーランドット」は成る程人気のあるオペラかもしれないけれど、プチーニという人は「ラ・ボエーム」ですべてを出し尽くしてしまった人ではないだろうか。

それはさておき、トスカニーニの態度は律義者のそれに見える。ベートーヴェンと何とかのコラボなんていう催しばかりが流行する今日から見ればなんとまあ可愛い、と思えなくもない。美談だ。

つい数日前にも「美しい巻き毛のエリーゼ」だったか、少なくともそういう類の名の「エリーゼのために」を愚にもつかぬアレンジした楽譜を見せられて疲労した。

そういう意味では彼は野心家ではないのかもしれない。自分の成功のためには手段を選ばなかったカラヤンとは違う。自分が指揮するとき以外は、楽員の数を減らしていた、それを絶対に譲らなかったといった真似はできなかったかもしれない。

僕はこの人の演奏をすべて聴いたことがあるわけではない。批評家ならそれが要求もされるかもしれないけれど、そこまで暇人ではない。いくつか聴いてあとは判断してしまえばもう聴かない。

例えばマイラ・ヘスと共演したベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番、あるいはルドルフ・ゼルキンとの、やはりベートーヴェンの第1番を聴いてみよう。

前奏ひとつとっても、とてもとても音楽とは思えない代物である。

なぜこんな男が当代きっての指揮者と見做されるようになったか。原因のひとつは、楽員も当時はそれなりに作曲家への畏敬の念を持っていたからだろう。どこにそんなことが書いてある、作曲家の意図を踏みにじるつもりか、君たちは、と猛烈な勢いで怒鳴りつけられてごらん。悪いのは自分たちだ、と恐れ入ってしまうような可愛らしい時代だった。演奏家ならば少しマンネリ化してサボってしまっている、という後ろめたさは皆持っているだろうし。

人間はそんなに単純なものだろうか、という疑問を持つ人もいるだろう。しかし、警察で厳しく尋問されて、覚えもない犯行を「自供」してしまうのも人間だ。

ましてや、自分の演奏の不備でも衝かれてごらんなさい。いったん守勢に回ったが最後、そう易々と形勢を転じることはできないものだ。

上述のヘスと共演しているベートーヴェンの3番は比較的楽に手に入る。聴いてご覧なさい。この曲の冒頭の付点のリズムひとつとっても、正確に聴こえないのである。つんのめって聴こえる。

それはちょうど、コンピュータが演奏したものがイン・テンポに聴こえないのと同じである。
http://blog.goo.ne.jp/dummkopf_1950/e/0908680381da03e522e00bccaf55cfc2


トスカニーニ 2 -  季節はずれのインテルメッツォ(続)2009年08月28日


トスカニーニによるベートーヴェンが、付点のリズムひとつとっても正確ではない、というところまで前回書いた。


なぜそういうことが起こったのか。誰の耳にも明らかな「間違い」を犯すということが。トスカニーニは正確さの権化ではなかったか。思うに、トスカニーニという人は、作曲家を尊敬するあまり、自分の感覚を否定したのだ。

彼の頭にはメトロノームはイン・テンポを刻めないかもしれない、という疑念はただの一度たりとも生じなかったはずだ。

自分が感じたものに「刻む」時をあてはめて、その感覚を修正していったのだと思う。気の毒としか言いようがない。

個人的に見れば今となっては気の毒な男だ、と言っても差し支えないが、音楽家がこの人への態度を曖昧にしたおかげで、現在に至るまで、いろいろな弊害が起こる。いい加減に清算したら、と僕が思うのも無理もない。

清算するなんて、学生運動華やかなりしころを思い起こさせるね。僕はこういう言葉が嫌いである。ただ、どうしていつまでも正直に見ないのかと、多少イライラしたので使ってしまった。

音大の練習棟に行って御覧なさい、ほとんどの学生がカチコチメトロノームで練習していますよ。

なにせ専科の教師からそうやって練習しろと言われているのだからもう救いようがない。これでも機会あるごとに、メトロノームはイン・テンポを刻めない、ということを噛んで含めるように言い聞かせているのだが、如何せん衆寡敵せず、焼け石に水、臭いものに蓋、いやそうなってはいけないな。

それに、メトロノームを使わなくなったからといって上達が保障されるわけではないからね。もしそんなことでよかったら、これはあまりに簡便で、なりたい人は誰でも上手になる道理だ。

メトロノームでイン・テンポを保障してその上で、それは音楽ではないからと勝手に「自由に」演奏する。その結果、自由な演奏は、たがが外れた、安定感を欠いたものになってしまった。

たとえばルバートひとつでも、ルバートを可能にする質量感がないまま、あさっての方角へすっ飛んでしまうようになった。

ギドン・クレーマーの唐突な表情は、吉田秀和さんによれば「アッと驚く、予期しない稲妻のような」ものらしいが、僕にはそう聴こえない。予期できないよ、確かに。でも、大抵の人が(日本人以外は)人のしないことをしようとただただ狙っている。投機師のようだ。

他の例を挙げれば一世を風靡した感のあるアノンクーアのオーケストラだって、素直に聴けば、ただの下手くその集団ではないか。こちらは「自由主義」ではなくて「研究」による結果、当時は奏者の腕前は低かったという見識から導かれた結果かもしれないけれどね。

そういう「自由主義者」の大量発生は、トスカニーニ流の厳格主義の裏面にすぎない。ただの一人も、今日トスカニーニ流インテンポの演奏はしない。でも、基本のイン・テンポはメトロノームに代表される刻まれた時間にある、という漠然とした盲信は持ち続けている。

だから「ロマンティックな余分なものを排除した演奏」というレッテルだけは大切に保管しているのだ。

本当は時間、テンポはただ経験されていく。その点ではまるでベルグソンの時間論そのものだと言っても良い。曲の流れは、たとえ厳格なテンポが要求される場合でさえも、それは微妙な揺らぎの中で(人間的に)捉えられるものである。話題がテンポになってしまったが、これはひとつの例にすぎない。

僕の記憶違いかもしれないけれど、たしかベルグソンは「自分の論は、いずれの日にか音楽の演奏家が正しく理解するであろう」と言った。それは時間論の中の一節だったような気がする。当時、その通りだ、と激しく気持ちが高ぶったことだけを記憶していて、出典を失念してしまった。

僕が興奮したわけは、音楽家がいずれ理解する、ということではなく、ベルグソンが演奏という行為をじつに正確に理解しているということにあった。

とんでもない、難しい横道に入り込みそうになったが、演奏における「正確さ」は何か、を問わない限りとんでもない「自由主義」は形を変えて次々にやってくる。

トスカニーニは正確さの権化と見做されていたし、今もその精神の後ろ盾のように見えるが、僕は彼は正確さを欠いた人物だと言いたいのである。

揺らいだ中でと書いたけれど、その揺らぎの中で得た安定だけが、さながらシャボン玉がさまざまな形状になりながらも安定した状態を保つように、自由な演奏を保障する。
http://blog.goo.ne.jp/dummkopf_1950/e/adf6f0e3a708df0388819bccc59e006e

youtube アルトゥーロ・トスカニーニ 名演集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/159.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/756.html#c4

[番外地6] グローバリズムの世界 中川隆
64. 中川隆[-6394] koaQ7Jey 2017年9月16日 20:17:24 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

日本よ、いい加減、現実を見よう 自由貿易が社会を傷だらけにする
世界も国内も、グローバル化で分断された

柴山 桂太 京都大学准教授
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/52829



「アメリカ・ファースト」を強調するトランプ大統領。EUからの離脱を決めた英国。先進各国では「アンチ・グローバリズム」の動きが、今も続いている。一方、日本政府は「自由貿易こそ経済発展のかなめ要だ」という構えを崩さない。しかし、それは「時代を読み違えた態度」なのではないか? そう語るのは、経済思想が専門の京都大学准教授・柴山桂太氏だ。近著

『グローバリズム その先の悲劇に備えよ』(集英社新書)
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で、自由貿易が社会に深刻な「分断」をもたらすと指摘した柴山氏に、グローバリズムがもたらした矛盾をどう見るべきかを聞いた。

自由貿易の擁護にまわったBRICs

自由貿易についての国際世論に、変化の兆しが見られる。

これまで自由貿易の推進役だった先進国で反自由貿易の機運が高まり、どちらかと言えば保護貿易に傾きがちだった新興国から、「自由貿易を守れ」との声が上がり始めている。

先日開かれたBRICs首脳会議では、「あらゆる国と人々がグローバル化の利益を分かち合える、開放的な世界経済の重要性を強調する」とする共同宣言が採択されたという。これが、保護貿易に傾きつつあるアメリカ・トランプ政権への牽制であることは明らかだ。


BRICsBRICsサミットに集まったブラジル、ロシア、中国、南アフリカ、インドの新興5ヵ国首脳(Photo by Getty Images)

少し前まで、世界中の国々に市場開放を押しつけていたのはアメリカだった。ところが今では、新興国が自由貿易の意義を強調し、当のアメリカでは反自由貿易派の大統領が選ばれる。時代の変化をこれ以上、雄弁に物語るものはない。

自由貿易への幻滅が拡がっているのはアメリカだけではない。

世界18ヵ国を対象に行われた英エコノミスト誌の調査によると、「グローバル化で世界は良い方向に向かっている」と考える人の割合は、アメリカ、イギリス、フランスなどの先進国で軒並み5割を切っている。ベトナム、フィリピン、インドで、8割以上がグローバル化に好意的なのとは対照的だ。

この調査では、総じて新興国の方がグローバル化に好意的で、先進国は批判的という傾向が見られる(残念ながら、日本は調査対象に入っていない)。

「グローバル化が人々に利益をもたらす」は本当か?

なぜ、先進国で反自由貿易の機運が高まっているのだろうか。マスメディア等でおなじみの解釈は、「自由貿易の利益が正しく理解されていない」というものだ。

自由貿易は先進国、新興国を問わず全ての国に恩恵をもたらす。それぞれの国が、自国のもっとも優位な分野に特化した生産を行えば、世界全体の労働生産性は上昇し、消費者は安くて質のいい財やサービスを享受できる。保護貿易で海外製品をブロックすると、一部の生産者は助かるかもしれないが、消費者は割高な国産品しか買えなくなるので、社会全体で見ると損失の方が大きくなる――。

こうした説明を、誰もが一度は聞いたことがあるはずである。

実際には、経済学者は市場が教科書通りに働かないケースが多々あることを認めており、貿易についてももっと複雑な見方をしている。しかし世間一般には、自由貿易についての通り一遍の説明で済ませることが多い。

世界中のメディアも、この立場を支持している。日本も例外ではない。自由貿易に反対する者は、経済学の基本(特に「比較優位の原理」)をわきまえていないか、関税や補助金をあてにする圧力団体(JAなど)に与しているかのどちらかだ、というわけである。

この伝でいくと、アメリカなどの先進国で保護貿易派の政治家が出てくるのは、「有権者が貿易について正しい知識を持っていないからだ」ということになる。反対に、グローバル化を歓迎している新興国の人々は、「立派に教育されている」ということになるはずだが、本当にそうなのだろうか。


低賃金サービス業に追いやられる先進国の中間層

先進国の人々がグローバル化に幻滅しているのは、端的に所得がほとんど増えていないからである。経済学者のB・ミラノヴィッチの推計では、1988年から2008年までの20年間で、実質所得を大幅に増やしたのはグローバルな上位1%と、グローバルな上位40〜50%にあたる中国・インドなどの都市労働者で、先進国の大多数の労働者(グローバルな上位10〜20%層にあたる)はその恩恵にあずかっていない。

先進国の中間層は没落し、グローバルな富裕層とグローバルな中間層が隆盛したのである。

なぜ、そうなったのか。いくつもの説明が考えられるが、大きな要因は国際貿易の質的変化だ。

経済学者のR・ボールドウィンは、20世紀後半から始まった生産システムの世界的な変化を(それ以前との質的違いを強調する意味で)「新グローバル化」と呼んでいる。20世紀中盤までの国際分業は、先進国が工業化し、途上国が脱工業化(農産物や原材料の生産に特化)するというかたちで進んでいた。

ところが1980年代以後は、それまで先進国に集中していた工業の大部分が、賃金の安い新興国へと流れていった。生産拠点の海外移転、いわゆるアウトソーシングである。

その結果、新興国が工業化し、先進国は脱工業化(ハイテクや一部サービスに特化)していくという、全く新しいタイプの国際分業が見られるようになったのである。

工業化の進む新興国では、比較的幅広い層の都市労働者が恩恵を受ける。一方で、先進国では先端的なハイテク産業に関わる知識労働者が恩恵を受けるが、その割合は限られている。大多数は都市部の低賃金サービス労働に従事することになり、当然ながら所得の格差は広がることになる。


オキュパイ・ウォールストリート格差是正を訴える「オキュパイ・ウォールストリート」運動は毎年のように続いている(Photo by Getty Images)

以上は、ごく単純化した説明に過ぎないが、なぜ先進国の平均的な労働者がグローバル化の「負け組」になったのかを分かりやすく示している。

中間層の発言力を奪い、税負担を増やすグローバル化

もう一つ、資本と労働の力関係が変化したという点も無視できない。

投資に関わる国境の壁が大幅に削減されたことで、企業や投資家は資本を自由に動かせるようになった。しかし労働者はそうではない。国境を跨いで活躍の場を求めることのできる層は、全体のごく一握りだ。多くは、自分の住み慣れた国を簡単に離れることはできないし、離れたいとも考えていない。

経済学者のD・ロドリックは、企業や資本の国際移動がもたらす国内政治への負の影響を問題視している。アウトソーシングが進むと、先進国の労働者の立場はどうしても弱くなる。労働者の権利が弱い国に仕事を移す(あるいは「移す」と脅す)ことで、経営者や投資家は譲歩を引き出すことができるからだ。


あるいは法人税引き下げ競争を例に出しても良い。1980年代初頭から、世界中の法人税率は明らかに低下している。企業が税金の安い国に逃げるのを防ぐために、一つの国が税率を下げたら別の国も追従せざるを得ない。

反対に労働者は、税を逃れる方法がない。法人税は下がり、消費税や付加価値税は上がる。国際的に移動出来る資本から、移動出来ない労働者に税の負担が移ってしまう。グローバル化が進むと、資本にアクセス出来る者の発言力が大きくなり、労働者の発言力は小さくなる傾向にあるのだ。

なるほど、自由貿易で消費者は安くて高品質な財やサービスを手にできるようになったかもしれない。しかし、消費者は労働者でもある。「新グローバル化」の下で進む国際分業は、先進国の平均的な労働者を不利な立場に追いやってもいる。単に所得が増えないだけでなく、政治的な発言力も低下する一方だ。

他方で、新興国の労働者は着実に所得を増やし、国内の富裕層は着実に富を増やしていく。自由貿易が利益をもたらすという一般的な見方が正しいのだとしても、利益の分配は、国際的にも国内的にも、先進国の中間層にとって厳しいものになっている。反自由貿易の機運の高まっている背景には、そのような事情がある。

日本もグローバリズムへの幻想を捨てよ

この点、昨年のアメリカ大統領選挙は示唆的だったと言える。旋風を巻き起こしたのはトランプとサンダースだが、トランプは中間層の富が新興国の労働者に横取りされたと力説し、サンダースは中間層の富がトップ1%に吸い取られたと強調していた。二人とも、過去20〜30年のグローバル化の所得分配が不公平だと訴えて、人気を獲得したのだ。


サンダースとプラカード民主党の大統領候補サンダースの背後にも「アメリカの労働者」「職を守ろう」のプラカードが(Photo by Getty Images)

もちろん、私個人は「国境に壁を」といった、彼らの個々の主張に賛同しているわけではない。しかし、確認するべきは、自由貿易が国際社会と国内社会の至る所に歪みと亀裂を作り出してしまった、という歴然たる事実だ。

政治の不安定化は、アメリカだけで終わることはないだろう。先進国は遅かれ早かれ、似たような困難に直面していくことになるはずだ。そして保護貿易の機運は、それが成功するか失敗するかに関わらず、これから高まっていくはずである。

日本では、今のところアメリカや一部の欧州諸国に見られるような、極端な反グローバル化の機運は見られない。だが、この先はどうか。中間層の没落は、先進国全体で起きている現象であり、日本もその例外とはなり得ない。

もちろん、中間層が没落した原因は、グローバル化の他にもある。技術進歩、産業構造や社会規範の変化など、多くの研究者がさまざまな要因を指摘している。しかしグローバル化がもっとも重要な理由の一つであることは、今や否定し得ない事実である。

「あらゆる国と人々がグローバル化の利益を分かち合える」世界経済が理想であるというBRICs首脳会議の宣言は、字面だけを見れば正しいことを言っている。しかし、その実現は決して容易なことではない。

自由貿易やグローバル化がもたらしてきた、負の側面に目を向ける。日本が次の針路を定めるには、まずそこから始めるしかないだろう。


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