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中川隆 koaQ7Jey コメント履歴 No: 100037
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[リバイバル3] 自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間"を捨てられるか 中川隆
59. 中川隆[-7323] koaQ7Jey 2017年7月02日 10:06:37 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

将来、自分の能力は今よりも劣化しているという残酷な事実


人間は、いつまでも成長し続けるわけではない。体力、気力、知的能力の成長がピークに達すると、あとは下り坂に落ちるのを生き続ける人生となる。

これは誰もが避けられない運命だ。

人間の反射神経のピークは20代の前半であると言われる。それを過ぎると反射神経は鈍っていき、以後は回復することもなく衰えていく。

ということは、「自分のやりたいこと」が反射神経を必要とするものであれば、20代の前半に没頭できている状態でなければならないということになる。10代で取り組み、20代の前半に熟練しているというのが理想だ。

反射神経を必要とする職業と言えば、真っ先に浮かぶのはアスリートである。一般論で言えば、アスリートになるという目標は30代や40代で立てるには厳しすぎる。

ただ、反射神経のピークを越えたアスリートが経験や熟練の技で衰えをカバーしながら30代や40代まで生き残るというのはあり得る。全盛期から比べると能力は落ちているが、その世界で生き残る人も稀にいる。

しかし、反射神経のピークが20代の前半なのだから、それが重要な職業では、もはやタイムリミットがきているという現実からは逃れられない。

人間の身体はピークに達する年齢が決まっている

「自分のやりたいこと」が体力を要するものであれば、20代の後半に没頭できている状態でなければならないということになる。なぜなら、体力や筋力のピークは20代の後半にやってきて、あとは衰えていくからである。

体力が必要な仕事はいくらでもある。肉体労働のほとんどは体力と筋力がモノを言う世界だ。直接的な肉体労働でなくても、夜討ち朝駆けの仕事、あるいは長距離ドライバーのような仕事も激しく体力を消耗する。

こうした仕事を平気でこなせるのは20代後半までだ。30代に入ると体力が落ちていく一方なので、体力任せの仕事は徐々に身体がキツくなる。

体力が衰えるということは、持久力も衰えるということになる。すぐに疲れて、しかも疲れが回復しなくなるのもこの頃だ。徹夜しても一晩寝れば回復するようなバイタリティもなくなってしまう。

仕事の中で体力・筋力・持久力を求められると、ついていけなくなる。

ということは、こうしたものが求められる職業に30代以後に飛び込むと、なかなか生き残れないということを意味する。かなりキツイことになる。

アスリートは反射神経の衰えと共に体力の衰えも重なるので、ほとんどが30代の半ばでリタイアを余儀なくされる。本人の意志や気力に関係なく、身体がピークアウトしてしまうから実績が出せなくなってしまうのだ。

もちろん、知的能力の方もいつまでも成長するわけではない。

ユニオン大学では300万人のデータを解析して、人間の暗記能力、認知機能、情報処理能力を体系的に調査したのだが、その結果としてやはり知的能力にもピークアウトの段階があることが分かったという。

情報処理スピードが最も早いのは18歳から19歳である。20代以後はどんどん理解するスピードが衰えていく。

情報処理スピード能力のピークと反射神経のピークがだいたい重なっているというのは、別に不思議なことではない。脳の処理速度が反射神経に関わるのだから、むしろ当然の結果であると言えるかもしれない。


将来、すべてにおいて自分は今よりも劣化する

記憶力のピークは人によってまちまちなので範囲がとても広く、25歳から35歳であると言われている。

これは、「自分のやりたいこと」が記憶力を必要とするものであれば、25歳から35歳がキャリアの絶頂期であれば存分に能力が発揮できるということだ。

しかし、35歳から少しずつ記憶力の低下が避けられなくなっていき、以後は新しい記憶よりも今ある記憶を忘れないようにする方が精一杯になっていく。

だから、記憶力を必要とする職業は25歳から35歳の間に就いていなければ厳しいということである。

40歳以後は、知的能力でも体力でも気力でも、ありとあらゆるものがピークアウトしていくと考えるべきだ。肉体が劣化するのだから、あらゆる能力も劣化して当然だ。

こうした一般的な考察を前にして「自分は何歳だが、まだピークアウトしていない」とか「他の人はそうかもしれないが自分は違う」と考える人もいる。

重要なのはそちらではない。

人間の身体は必ず老化や退化が始まり、いくら細心の注意を払って自分の身体をメンテナンスしても、いつか必ずピークアウトが始まるということを重く見なければならない。

もっと分かりやすく言えば、「将来、すべてにおいて自分は今よりも劣化する」という残酷な事実を受け入れなければならないということだ。

劣化というのは容姿や見た目だけにくるのではない。肉体的能力も知的能力も一緒にくるのだ。

そして、これは中年や高齢層だけの話をしているわけではない。30代も10代からみたら充分に劣化した人である。熟練した技を持っている人でも、やがて肉体的な劣化に負ける。


人生にはピークアウトとタイムアウトがある

ということは、何かをやりたいことがあるのであれば、それは急がなければならないということでもある。

人間の人生は一度きりであり、二度目はあり得ない。これはどんなに金持ちだろうと権力者だろうと同じだ。生老病死は誰も避けられず、死は誰にも平等にやってくる。死の前に、自分が劣化するのも避けられない。

時間は消費したら買い戻しはできないので、自分の人生をどのように時間を使うのかは早いうちに決めておくのが合理的な生き方だ。

人間の寿命は80歳であっても、人間の身体のピークアウトは早い段階でくるのだから、能力を存分に活かすのであれば早いうちにやっておかなければ不利になる。

20歳から「やりたいことをやる」のと、60歳で「やりたいことをやる」のとでは、気力的にも体力的にも、そして「世間の目」からもチャンスの度合いはまったく違う。

「何かを始めるには遅すぎるということはない」とはよく言われる。それは、40代になっても50代になっても60代になっても、「やりたいことはできるはず」という前向きな言葉としてよく使われる。

しかし、遅くスタートすればするほど、自らの能力が発揮できない可能性もあるし、それを別の何かでカバーできたとしても分が悪いという現実が付きまとう。

自分が何かやりたいと思っているのであれば、「いつかやろう」ではもう遅い。

年齢がいけばいくほどピークアウトが顕著になって時間切れになってしまうのだから、「いつかやろう」と悠長に言っている場合ではないのである。

やりたいことは、もうやっていなければならないのだ。

寿命が80歳を超えているとしても、今の体力や気力や能力のまま80歳まで生きていけるわけではないのだから、「もう残されている時間はほとんどない」と考えるべきだ。

人生にはピークアウトとタイムアウトがある。「いつかやろう」と言っている間に人生は終わる。将来、自分の能力は今よりも劣化しているという残酷な事実が分かっていれば、「いつかやろう」はないことに気付くはずだ。


自分が何かやりたいと思っているのであれば、年齢がいけばいくほどピークアウトが顕著になって時間切れになってしまうのだから、「いつかやろう」と悠長に言っている場合ではない。
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2017/07/20170701T1824060900.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/564.html#c59

[番外地7] 「面従腹背」に官邸疑心=加計問題、霞が関の不満影響か 中川隆
1. 中川隆[-7322] koaQ7Jey 2017年7月02日 10:10:30 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017年07月02日
事務次官とは何か、前川前次官で注目エリート集団

この人が騒いでいる本当の理由は、「自分の方が総理大臣より身分が上だ」という事です。
引用:http://blogc.fujitv.co.jp/simg/blogimg/6db29/90119/537660_pcl.jpg

総理より地位が高い事務次官

加計学園をめぐる「忖度」騒動は前川喜平・前文部科学事務次官の告発から騒動が広まった。

なぜ前川氏はこのように安倍首相を憎み、敵愾心を露にして噛み付くのか、事務次官という身分階級を知らないとわかり難い。

各省庁の事務次官は「次官」なので文字を読んだだけでは「2番目の事務員」かなと思うが、実際には省庁の大統領のような地位にある。

         

事務次官は表向きの法律では大臣を補佐する役割だが、実際には大臣を上回る最高権威です。

大臣と事務次官の関係については、2001年に小泉内閣で外務大臣を(9ヶ月だけ)勤めた田中眞紀子議員が良く喋っていた。(喋りすぎた)

その前に田中眞紀子が外務大臣に選ばれた理由を説明すると、2001年4月の自民党総裁選で小泉純一郎を当選させた功労者だった。


超不人気だった森首相が退陣し、次の首相は橋本龍太郎で決まりと言われていて、国民は「またあのバカ総理か」と失望していた。

小泉純一郎は出馬しても負けそうなので立候補するつもりはなかったが、当時人気絶頂だった田中眞紀子が「あんた出なさいよ」とけしかけたと言われている。

人気者の眞紀子に後押しされて小泉旋風が吹き、めでたく総理大臣になり田中眞紀子は論功行賞で外務大臣になった。


欧米メディアは「次の総理は田中眞紀子」「初の女性総理誕生へ」と報道し、小泉自身より人気が高かったほどだった。

その大功労者が些細なことで外務官僚と対立して、クビになったのは田中眞紀子大臣の方だった。

日本政府の方針と異なる発言を、外相として勝手に発言したり、外相会談のドタキャンなど様々な出来事があった。

官僚を激怒させた安倍首相の行為

だが一番の対立点は「外務大臣と事務次官のどちらに人事権があるか」という事で、眞紀子大臣は自分に逆らう事務次官の更迭を小泉首相に要求した。

結果は書いたとおり、クビになったのは大臣のほうだったので、大臣の人事権は事務次官が握っているが、逆はありえない。

法律はどうであれ大臣より事務次官のほうが地位が上なのが日本の制度であり、主要な省の事務次官となると総理大臣より地位が上である。


ロッキード事件で田中角栄元首相が逮捕されたが、事務次官は決して逮捕されず、責任を取らされたりもしない。

思い出して欲しいがあらゆる政治スキャンダルで責任を取るのは大臣と総理だけで、事務次官や官僚はマスコミから責任の追求すらされない。

もし事務次官が責任を取らされるような事が起きれば、明治以来の大事件であり、絶対に有り得ない筈だった。


朝日新聞は平気で天皇や総理大臣の悪口を書くが、それでいて事務次官の悪口を絶対に書かず、官僚は神聖にして汚すべからずを貫いている。

朝日新聞も日本の最高権力者が怖いのであり、許認可権から逮捕権、裁判権まで握っている官僚たちには逆らいません。(最高裁判官も官僚)

その有り得ないはずの事が森友、加計騒動の根源である文部科学省で起きていて、事務次官がクビになっていました。

「キXXX」の言い分

前川喜平前事務次官は退職した文部官僚が民間機関に天下りする仲介役をしていて、2017年1月20日に辞職した。

2017年3月に懲戒免職になる予定だったが、文部省側は猛反発しして自主退職になったうえ、退職金5000万円以上が支払われた。

軽い処分で済んで助かったように見えるが、官僚目線では「どうして上司である事務次官が部下である総理大臣から追放されるのか」という事になる。


ニュースを見ていると異常な事件で犯人が意味不明な事をしゃべる場合があるが、「キXXX」の言い分は彼らにしか分からない。

前川喜平と官僚たちには「総理大臣風情がでかい面しやがって」「今に見ておれ小僧」という恨みだけが残ったようです。

そして文部科学省は自分のスキャンダルである森友、加計を暴露する事で安倍首相を糾弾するという捨て身の戦法に出た。


過去の政治スキャンダルで責任を問われたのは政治家だけで、官僚が罪に問われた事は無いので、こうした戦法は実は良く行われている。

大阪地検や東京地検は森友加計を捜査しているが、検察官僚の身内である文部官僚は決して捜査対象にならない。

うまく行けば前川喜平前事務次官は高給で天下りできるだろうし、それどころか政治家として権力を握る事もできる。


突き詰めると官僚と総理のどちらが上か、どちらが日本の権力者かという対立です。
http://www.thutmosev.com/archives/71597964.html
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/114.html#c1

[政治・選挙・NHK228] <悲報>安倍総理が都議選応援でやじを浴びる「早く国会を開け」「憲法違反だ」「討論になってないんだよ」 赤かぶ
38. 中川隆[-7321] koaQ7Jey 2017年7月02日 10:14:28 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

前川前次官が騒いでいる本当の理由は、「自分の方が総理大臣より身分が上だ」という事です。


総理より地位が高い事務次官

加計学園をめぐる「忖度」騒動は前川喜平・前文部科学事務次官の告発から騒動が広まった。

なぜ前川氏はこのように安倍首相を憎み、敵愾心を露にして噛み付くのか、事務次官という身分階級を知らないとわかり難い。

各省庁の事務次官は「次官」なので文字を読んだだけでは「2番目の事務員」かなと思うが、実際には省庁の大統領のような地位にある。

         

事務次官は表向きの法律では大臣を補佐する役割だが、実際には大臣を上回る最高権威です。

大臣と事務次官の関係については、2001年に小泉内閣で外務大臣を(9ヶ月だけ)勤めた田中眞紀子議員が良く喋っていた。(喋りすぎた)

その前に田中眞紀子が外務大臣に選ばれた理由を説明すると、2001年4月の自民党総裁選で小泉純一郎を当選させた功労者だった。


超不人気だった森首相が退陣し、次の首相は橋本龍太郎で決まりと言われていて、国民は「またあのバカ総理か」と失望していた。

小泉純一郎は出馬しても負けそうなので立候補するつもりはなかったが、当時人気絶頂だった田中眞紀子が「あんた出なさいよ」とけしかけたと言われている。

人気者の眞紀子に後押しされて小泉旋風が吹き、めでたく総理大臣になり田中眞紀子は論功行賞で外務大臣になった。


欧米メディアは「次の総理は田中眞紀子」「初の女性総理誕生へ」と報道し、小泉自身より人気が高かったほどだった。

その大功労者が些細なことで外務官僚と対立して、クビになったのは田中眞紀子大臣の方だった。

日本政府の方針と異なる発言を、外相として勝手に発言したり、外相会談のドタキャンなど様々な出来事があった。


官僚を激怒させた安倍首相の行為

だが一番の対立点は「外務大臣と事務次官のどちらに人事権があるか」という事で、眞紀子大臣は自分に逆らう事務次官の更迭を小泉首相に要求した。

結果は書いたとおり、クビになったのは大臣のほうだったので、大臣の人事権は事務次官が握っているが、逆はありえない。

法律はどうであれ大臣より事務次官のほうが地位が上なのが日本の制度であり、主要な省の事務次官となると総理大臣より地位が上である。


ロッキード事件で田中角栄元首相が逮捕されたが、事務次官は決して逮捕されず、責任を取らされたりもしない。

思い出して欲しいがあらゆる政治スキャンダルで責任を取るのは大臣と総理だけで、事務次官や官僚はマスコミから責任の追求すらされない。

もし事務次官が責任を取らされるような事が起きれば、明治以来の大事件であり、絶対に有り得ない筈だった。


朝日新聞は平気で天皇や総理大臣の悪口を書くが、それでいて事務次官の悪口を絶対に書かず、官僚は神聖にして汚すべからずを貫いている。

朝日新聞も日本の最高権力者が怖いのであり、許認可権から逮捕権、裁判権まで握っている官僚たちには逆らいません。(最高裁判官も官僚)

その有り得ないはずの事が森友、加計騒動の根源である文部科学省で起きていて、事務次官がクビになっていました。


「キXXX」の言い分

前川喜平前事務次官は退職した文部官僚が民間機関に天下りする仲介役をしていて、2017年1月20日に辞職した。

2017年3月に懲戒免職になる予定だったが、文部省側は猛反発しして自主退職になったうえ、退職金5000万円以上が支払われた。

軽い処分で済んで助かったように見えるが、官僚目線では「どうして上司である事務次官が部下である総理大臣から追放されるのか」という事になる。


ニュースを見ていると異常な事件で犯人が意味不明な事をしゃべる場合があるが、「キXXX」の言い分は彼らにしか分からない。

前川喜平と官僚たちには「総理大臣風情がでかい面しやがって」「今に見ておれ小僧」という恨みだけが残ったようです。

そして文部科学省は自分のスキャンダルである森友、加計を暴露する事で安倍首相を糾弾するという捨て身の戦法に出た。


過去の政治スキャンダルで責任を問われたのは政治家だけで、官僚が罪に問われた事は無いので、こうした戦法は実は良く行われている。

大阪地検や東京地検は森友加計を捜査しているが、検察官僚の身内である文部官僚は決して捜査対象にならない。

うまく行けば前川喜平前事務次官は高給で天下りできるだろうし、それどころか政治家として権力を握る事もできる。


突き詰めると官僚と総理のどちらが上か、どちらが日本の権力者かという対立です。
http://www.thutmosev.com/archives/71597964.html

http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/386.html#c38

[番外地7] 「面従腹背」に官邸疑心=加計問題、霞が関の不満影響か 中川隆
2. 中川隆[-7320] koaQ7Jey 2017年7月02日 10:17:27 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]


2017年06月29日
加計騒動とは 内閣人事局を巡る官僚と首相の人事権闘争

官僚側の目的は、官僚の人事権を内閣が握る「内閣人事局」を撤回させる事。
人事が公正に行われたりしたら、官僚は美味い汁を吸えなくなってしまう。
引用:http://www.kantei.go.jp/jp/96_abe/actions/201405/__icsFiles/afieldfile/2014/05/30/30jinjikyoku1.jpg

加計騒動を支援している「闇の天皇」

安倍首相周辺と加計学園を巡る騒動は一向に治まる気配が無く、7月2日の東京都議会選でも惨敗が予想されている。

前川前文部科学次官がマスコミにしゃべっている間は「怪文書」だと言っていたが、文部科学省の内部調査で同じ文書が出てきた。

文書は日付や作成者の署名がない匿名で、これでは公式文書ではないが、萩生田官房副長官が安倍首相の名前を出して働きかけをしていた。

          


萩生田氏は事実無根だとしていたが、今度は萩生田氏と文部官僚との録音テープなるものが出てくると言われている。

仮にこれらが事実だとすると一連の出来事が一つにつながり、その出所は萩生田官房副長官だった事になる。

まず萩生田氏が文部科学省に押しかけて家計学園獣医学部の新設を認可するよう働きかけ「総理の意向だ」と言って期日を区切って要求した。


萩生田氏の要請に基づいて恐らく文部科学省の次官か局長が、『官邸の最高レベル』からの要請だというメールを作成し送信した。

『総理は平成30年(2018年)4月開学とおしりを切っていた』という文面があり、文部省では今年8月までに認可の判断を行う。

加計学園獣医学部は戦略特区制度によって愛媛県今治市が新設を希望し、用地を無償で提供した上、認可を強く希望している。


いったい四国の田舎の獣医学校の何が重要なのか、どうでも良いような気がするが、前川前次官と文部省にとっては重大事件だった。

加計学園騒動が始まる半年前の2017年2月に文部科学省の天下りが発覚し、前川喜平次官が責任を取らされて辞任した。

前川氏と文部官僚はこの懲罰を不満に思って官邸と全面戦争を始めるのだが、その背後には「闇の天皇」と呼ばれる財務省の後押しがあった。

本当の戦いは官僚の人事権

安倍政権は2014年)5月30日に内閣人事局を設置し、それまで各省庁がやっていた官僚人事を、官邸で行う事とした。

つまり今まで官僚の人事は官僚自身が決めていて、総理大臣や国会といえども絶対に口を出す事は出来なかった。

それを今日から総理大臣が官僚人事を決めるとなったので、官僚側は猛反対し財務省を中心に反安倍闘争を展開した。


2015年ごろに安保法制が異様な盛り上がりを見せ、日本中のマスコミが左翼化したかのように(左翼だが)反自衛隊、反米軍キャンペーンを始めた。

日本の全マスコミに対して一斉に指示を出せるのは官僚だけで、反安保闘争を操っていたのは財務省だったと見られる。

財務省はすべての省庁の財政を握っており、クビを横に振れば簡単に干す事ができるからです。


財務省の強大な権限は官僚自身が人事権を握っているからで、人事権が総理に移れば権力も総理に移ってしまいます。

安倍首相が消費増税に反対しているのもあって財務省は安倍政権を潰したくてしょうがなく、加計問題は渡りに船でした。

今冶の山奥の獣医学校は本当はどうでも良く、官僚特に財務官僚と安倍首相との、官僚人事権を巡る闘争なのでした。


そこに乗っかって安倍首相を退陣に追い込んで自分が総理になろうとしているのが、石破・麻生・二階・岸田・菅らの自民党幹部たちで、必ずしも安倍首相の味方ではない。

石破氏ははっきりと野党に加勢して安倍首相を退陣に追い込む姿勢を見せていて、狙いは次期総理です。

こうした「安倍包囲網」に乗っかっているのが野党や小池勢力で、都議会選挙は小池新党に有利だといわれています。
http://www.thutmosev.com/archives/71561248.html
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/114.html#c2

[政治・選挙・NHK228] <悲報>安倍総理が都議選応援でやじを浴びる「早く国会を開け」「憲法違反だ」「討論になってないんだよ」 赤かぶ
39. 中川隆[-7319] koaQ7Jey 2017年7月02日 10:18:21 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

売国官僚に騙されるな


加計騒動とは 内閣人事局を巡る官僚と首相の人事権闘争

官僚側の目的は、官僚の人事権を内閣が握る「内閣人事局」を撤回させる事。
人事が公正に行われたりしたら、官僚は美味い汁を吸えなくなってしまう。
引用:http://www.kantei.go.jp/jp/96_abe/actions/201405/__icsFiles/afieldfile/2014/05/30/30jinjikyoku1.jpg


加計騒動を支援している「闇の天皇」

安倍首相周辺と加計学園を巡る騒動は一向に治まる気配が無く、7月2日の東京都議会選でも惨敗が予想されている。

前川前文部科学次官がマスコミにしゃべっている間は「怪文書」だと言っていたが、文部科学省の内部調査で同じ文書が出てきた。

文書は日付や作成者の署名がない匿名で、これでは公式文書ではないが、萩生田官房副長官が安倍首相の名前を出して働きかけをしていた。

          


萩生田氏は事実無根だとしていたが、今度は萩生田氏と文部官僚との録音テープなるものが出てくると言われている。

仮にこれらが事実だとすると一連の出来事が一つにつながり、その出所は萩生田官房副長官だった事になる。

まず萩生田氏が文部科学省に押しかけて家計学園獣医学部の新設を認可するよう働きかけ「総理の意向だ」と言って期日を区切って要求した。


萩生田氏の要請に基づいて恐らく文部科学省の次官か局長が、『官邸の最高レベル』からの要請だというメールを作成し送信した。

『総理は平成30年(2018年)4月開学とおしりを切っていた』という文面があり、文部省では今年8月までに認可の判断を行う。

加計学園獣医学部は戦略特区制度によって愛媛県今治市が新設を希望し、用地を無償で提供した上、認可を強く希望している。


いったい四国の田舎の獣医学校の何が重要なのか、どうでも良いような気がするが、前川前次官と文部省にとっては重大事件だった。

加計学園騒動が始まる半年前の2017年2月に文部科学省の天下りが発覚し、前川喜平次官が責任を取らされて辞任した。

前川氏と文部官僚はこの懲罰を不満に思って官邸と全面戦争を始めるのだが、その背後には「闇の天皇」と呼ばれる財務省の後押しがあった。


本当の戦いは官僚の人事権

安倍政権は2014年)5月30日に内閣人事局を設置し、それまで各省庁がやっていた官僚人事を、官邸で行う事とした。

つまり今まで官僚の人事は官僚自身が決めていて、総理大臣や国会といえども絶対に口を出す事は出来なかった。

それを今日から総理大臣が官僚人事を決めるとなったので、官僚側は猛反対し財務省を中心に反安倍闘争を展開した。


2015年ごろに安保法制が異様な盛り上がりを見せ、日本中のマスコミが左翼化したかのように(左翼だが)反自衛隊、反米軍キャンペーンを始めた。

日本の全マスコミに対して一斉に指示を出せるのは官僚だけで、反安保闘争を操っていたのは財務省だったと見られる。

財務省はすべての省庁の財政を握っており、クビを横に振れば簡単に干す事ができるからです。


財務省の強大な権限は官僚自身が人事権を握っているからで、人事権が総理に移れば権力も総理に移ってしまいます。

安倍首相が消費増税に反対しているのもあって財務省は安倍政権を潰したくてしょうがなく、加計問題は渡りに船でした。

今冶の山奥の獣医学校は本当はどうでも良く、官僚特に財務官僚と安倍首相との、官僚人事権を巡る闘争なのでした。


そこに乗っかって安倍首相を退陣に追い込んで自分が総理になろうとしているのが、石破・麻生・二階・岸田・菅らの自民党幹部たちで、必ずしも安倍首相の味方ではない。

石破氏ははっきりと野党に加勢して安倍首相を退陣に追い込む姿勢を見せていて、狙いは次期総理です。

こうした「安倍包囲網」に乗っかっているのが野党や小池勢力で、都議会選挙は小池新党に有利だといわれています。
http://www.thutmosev.com/archives/71561248.html

http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/386.html#c39

[政治・選挙・NHK228] <悲報>安倍総理が都議選応援でやじを浴びる「早く国会を開け」「憲法違反だ」「討論になってないんだよ」 赤かぶ
40. 中川隆[-7318] koaQ7Jey 2017年7月02日 10:22:21 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

安部首相より文部省次官の方が偉い理由

日本の官僚に指示を与えて動かしている日米合同委員会とは

日本政治を図らずも30年近く見てきて、いつも不思議に感じてきたことがある。

それは、「地方分権」と言われながら、いまだにすべての情報は中央、東京に集中し、内政における大枠の情報がほとんど東京に集中していることである。しかも国家主権にわたる外交、安全保障、国の経済政策、教育政策、福祉政策、医療政策、その他の分野でも大きな方針、政策は、すべて霞ヶ関から、国会議員に「勉強会」という形で官僚から卸されてくるのである。

そこで国会議員になった人間は、その中の一つか二つの分野に精通し、期数を重ねることによっていわゆる族議員というものになって、その内政の利権のお裾分けに預かる。この仕組みが、今も続く戦後の日本政治である。

さらに不思議なことは、その霞ヶ関に大きな政策を棚卸ししてくるのが、戦勝国であるアメリカなのである。

今回は、その大きな役割の一つを担っている「日米合同委員会」なるものを改めて紹介したい。不勉強の小生はこの組織のことを知ったのが、十年ちょっと前である。2011年の311以降、ネットや一部の本でもやっと言及されるようになったが、多くの日本人はマスコミがほとんど報道しないので全く知らないのではないだろうか。

そのためにいまだに一般の日本人には、認識されていないが、「日米合同委員会」というものが、戦後日本政治をコントロールしてきた最重要会議であることは間違いないのである。憲法で規定された国権の最高機関である国会を現実には超越していると言っても過言ではない。今回の安保法制を巡ってもテレビのニュース等で、あたかも日本が独立国としてこの法制を審議しているかのような報道がなされているが、残念ながら、このような報道は戦後に創られた共同幻想を維持するためものでしかない。

ところで、話題の書である矢部宏治氏は『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』で、矢部宏治氏は、「日米合同委員会」についてこう書いている。

日本はなぜ帰途と原発を止められないか

「官僚というのは法律が存在基盤ですから、下位の法体系(日本の国内法)より、上位の法体系(安保法体系)を優先して動くのは当然です。裁判で負ける側には絶対に立たないというのが官僚ですから、それは責められない。

しかも、この日米合同委員会のメンバーがその後どうなっているかを調べてみると、このインナー・サークルに所属した官僚は、みなそのあと、めざましく出世している。

とくに顕著なのが法務省で、省のトップである事務次官のなかに、日米合同委員会の元メンバー(大臣官房長経験者)が占める割合は、過去17人中12人。そのうち9人は、さらに次官より格上とされる検事総長になっているのです」


日米合同委員会の構成メンバーを見ると、米側がほとんど軍人である。

米側代表は在日米軍司令部副司令官である。

代表代理として在日米大使館公使、在日米軍司令部第五部長、在日米陸軍司令部参謀長、在日米空軍司令部副司令官、在日米海軍司令部参謀長、在日米海兵隊基地司令部参謀長である。在日米軍の軍人が威嚇するかのごとく居並んでいる。


日米合同委員会の日本側代表は外務省北米局長である

代表代理は、法務省大臣官房長、農林水産省経営局長、防衛省地方協力局長、外務省北米局参事官、財務省大臣官房審議官である。選挙で選ばれた政治家は一人も入っていない。


これは極めて象徴的な演出で、米国側は意識的に軍人を出している。現在も日本が米国の軍事占領下にあることの象徴なのだろう。わかりやすく言えば、日本官僚はネイティブの日本支配者であり、在日米軍の意向を受けて官僚の利権を維持拡大しているというわけである。

そして、日米合同委員会から多くの検事総長を出す。そして日本の対米隷属に異を唱え、真の独立を目指す人間を裁判にかけて攻撃する。その対象になったのが、最近では小沢一郎氏であった。

また、日米合同委員会で決まったことが公表されることはない。記録として残されることもない。いわば密約である。それが日本官僚を通じて政権与党である自民党に降ろされている。前回のレポートでも指摘した覇権国である米国経済の実情を考えると、もっと多くの日本人がこのことを知るべき時を迎えている。


日米合同委員会1日米合同委員会2

下記の参考資料を読んでいただければ、総理になった人間ですら、日米合同委員会のことを知らなかったことがわかる。日本の政治は見事なまでに空洞化しているのである。

<参考資料>

(*週プレNews 2014年12月16日より)

「日本はなぜ基地と原発を止められないのか」で話題の矢部宏治が鳩山友紀夫と“日本の真の支配者”を語った!


矢部宏治

鳩山友紀夫元首相(右)と矢部宏治氏が日本が「真の独立国」として新しい戦後を歩むための方法を議論

<民主党・鳩山政権の崩壊と沖縄の基地問題を出発点に、日本の戦後史を振り返った話題の新刊

『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』(集英社インターナショナル)
https://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%9C%E3%80%81%E3%80%8C%E5%9F%BA%E5%9C%B0%E3%80%8D%E3%81%A8%E3%80%8C%E5%8E%9F%E7%99%BA%E3%80%8D%E3%82%92%E6%AD%A2%E3%82%81%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%8B-%E7%9F%A2%E9%83%A8-%E5%AE%8F%E6%B2%BB/dp/4797672897

の著者・矢部宏治(やべ・こうじ)氏。
そして、まさにこの本を執筆するきっかけとなった鳩山友紀夫元首相。

このふたりが、辺野古移設反対派の圧勝に終わった11月の沖縄県知事選や総選挙を踏まえ、事実上、今も米軍の占領状態が続いているこの国の姿と、日本が「真の独立国」として新しい戦後を歩んでいくためにはどうすればいいのか、その方法を考えた!>


首相の時はわからなかった「見えない敵」の正体

―まずは鳩山さんに、矢部さんの本を読まれた率直な感想から伺いたいのですが?

鳩山  正直申し上げて“ぶったまげた”というか、矢部さんがここまで勇気を持って取材され、この本を書かれたことに敬服しました。先にこの本を読んでいれば、私も総理を辞めずに済んだかもしれない、と(笑)。

もちろん、私は自分の非力について言い訳する気はありません。総理として一度は沖縄県民に期待感を与えながら(県外移設を)実現できなかったのは私に大きな責任があります。

ただ、この本を読んで、当時、自分がもっと政治の裏側にある仕組みを深く理解していれば、結果が違っていた部分もあるのかなとは思いました。それだけに、自分が総理という立場にありながら、この本に書かれているような現実を知らなかったことを恥じなきゃいかんと感じるわけです。

矢部  鳩山さんは以前、インタビューで「官僚たちは総理である自分ではなく『何か別のもの』に忠誠を誓っているように感じた」と言われていましたが、その正体がなんであるか、当時はわからなかったのでしょうか?

鳩山  物事が自分の思いどおりに進まないのは、自分自身の力不足という程度にしか思っていませんでした。本来ならば協力してくれるはずの官僚の皆さんには、自分の提案を「米軍側との協議の結果」と言って、すべてはね返されてしまって。分厚い壁の存在は感じながらも「やっぱりアメリカはキツイんだなぁ」ぐらいにしか思っていなかった。その裏側、深淵の部分まで自分の考えは届いていなかったのです。

 しかし、矢部さんのこの本はもっと深いところで米軍と官僚組織、さらには司法やメディアまでがすべてつながって一体となった姿を見事に解き明かしてくれて、いろんなことが腑(ふ)に落ちました。この本を読んで、目からうろこが何枚落ちたかわからないくらい落ちましたね。

矢部  在日米軍と日本のエリート官僚で組織された「日米合同委員会」の存在は、当時ご存じなかったということでしょうか?

鳩山  お恥ずかしい話ですが、わかりませんでした。日米で月に2度も、それも米軍と外務省や法務省、財務省などのトップクラスの官僚たちが、政府の中の議論以上に密な議論をしていたとは! しかもその内容は基本的には表に出ない。

 私が総理の時にアメリカから「規制改革をやれ」という話があって、向こうからの要望書に従って郵政の民営化とかがドンドンと押しつけられた。そこで「この規制改革委員会はおかしいぞ」というところまでは当時もわかっていたのですが。

矢部  日米合同委員会は基本的に占領以来続く在日米軍の特権、つまり「米軍は日本の国土全体を自由に使える」という権利を行使するための協議機関なのですが、この組織が60年間続いていくうちに、そこで決まったことには、もう誰も口出しできないという状況になってしまった。

 なかでも一番の問題は、日米合同委員会のメンバーである法務官僚が、法務省のトップである事務次官に占める割合は過去17人中12人、そのうち9人が検事総長にまで上り詰めている。つまり、米軍と日本の高級官僚をメンバーとするこの共同体が、検察権力を事実上握っているということなんです。

 しかも、在日米軍基地の違憲性をめぐって争われた1959年の砂川裁判で、当時の駐日米国大使だったダグラス・マッカーサー2世が裁判に不当な形で介入し、「日米安保条約のような高度な政治性を持つ問題については、最高裁は憲法判断をしない」という判例を残してしまった。ですから日米合同委員会の合意事項が仮に憲法違反であっても、日本国民にはそれを覆(くつがえ)す法的手段がない。

鳩山  それはつまり日米合同委員会の決定事項が、憲法も含めた日本の法律よりも優先されるということですよね。そのことを総理大臣の私は知らなかったのに、検事総長は知っていたし役人も知っていたわけだ。

矢部  ですから、鳩山さんの言う「官僚たちが忠誠を誓っていた何か別のもの」、つまり鳩山政権を潰(つぶ)したのは、この60年続く日米合同委員会という米軍と官僚の共同体であり、そこで決められた安保法体系だというのが現時点での私の結論ですね。

―そうした仕組みの存在を知った今、鳩山さんはどのような思いなのでしょうか。

鳩山  日米合同委員会に乗り込んでいきたいぐらいだね。「何をやってるんだ、おまえら!」みたいな感じで。

 ただ、そういうものが舞台裏で、しかも、憲法以上の力を持った存在として成り立っていたとしても、決してメディアで報道されることもないし、このメンバー以外にはほとんど知られないような仕組みになっているわけですよね。


矢部  このような「見えない力」の存在は、政権内にいないと、野党の立場ではまったく知り得ないものなのでしょうか?

鳩山  私も自民党時代がありましたので、8年は政権党にいたわけですが、当選1回や2回の新人議員の間は、官邸内部で何が動いているか知りようもありませんでした。でも与党の一員としては扱ってもらっていたと思います。

 それが野党となると、与党、特に与党の中枢の方々とは情報量が圧倒的に違う。官僚も野党に話す場合と与党に説明に行く場合では、丁寧さも説明に来る人の役職も全然違う。そのぐらい野党に対しては、官僚は区別し、冷たい対応をしていました。

 つまり、自民党政権と官僚機構が完全に一体化していたということです。野党は圧倒的に情報過疎に置かれているのは事実で、国民はその野党よりも情報が少ない。

 この先、特定秘密保護法によって、ますます国民には何も知らせない国になるわけで、非常に恐ろしいことだと思います。

日本全土が「米軍の基地」という現実

矢部  「横田空域」という、1都8県の上に米軍が管理している広大な空域がありまして、日本の飛行機はここを飛べない。これなんか典型的な「米軍が自由に日本の国土を使える」事例ですね。

鳩山  私も横田空域のせいで、日本の航空会社が非常に不自然な飛行ルートで飛ばされていることは知っていましたが、「沖縄と同じように、米軍の優位性というのが東京や関東周辺にもあるんだな」という程度にしか理解していなかった。

 しかし、具体的に図を見ると、関東上空がこれほど広範囲に米軍に「占領」されているという事実に仰天しますよね。沖縄だけではなくて、実は日本全体がアメリカに今でも支配されているも同然ですから。

矢部  飛行ルートの阻害もありますが、それより問題なのは、米軍やCIAの関係者が日本の国境に関係なく、この空域から自由に出入りできる、入国の「裏口(バックドア)」が存在することです。これはどう考えてもおかしな話で、こんなことは普通の主権国家ではあり得ません。

 この問題なんて国際社会にアピールしたら、みんなすごく驚くと思うんです。これは今、日本で起きているほかの問題、特に原発の問題にも絡んでくる話ですが、日本という国が置かれている状況の歪(ゆが)みやおかしさを伝えるいい事例になると思っています。

 結局、日米安保条約とは、米軍が「日本の基地」を使う権利ではなく、「日本全土」を基地として使う権利を定めたものなのです。

 旧安保条約の第1条で米軍にその権利が認められ、60年の安保条約で文言は変わっていますが、その権利は残されている。これを「全土基地方式」というのですが、これはなんとしても国際社会にアピールして変えていかないといけない

鳩山  矢部さんの本だと、米軍がそんなことをできる根拠は、敗戦国である日本を今でも「敵国」と見なした、国連憲章の「敵国条項」があるから、という話でしたが。

矢部  そこの説明は少し複雑で、旧安保条約第1条には、そうしたメチャクチャな軍事利用のあり方は、日本側が望み、アメリカ側がそれに応えたものだということが書かれている。そうした戦後処理を日本が望んだ以上、日本の主権や国民の人権がいくら侵害されていても、国連は口を出せないというロジックになっているんです。一種の法的トリックと言ってもいい。

 ですから、日本にちゃんとした政権が誕生して、国際社会で堂々と議論し、「全土基地方式はやめてくれ」と言ったら「それは敵国条項があるから無理だ」とは絶対ならないと思います。


米軍の占領状況を米国民に訴えろ!

鳩山  矢部さんのような方の努力もあって、私もようやく目隠しが外れて真実が見えてきたわけですが、問題はそこから先をどうするかです。やはり一部の人たちだけが目隠しを外すんじゃなくて、日本の国民の多くに触れられるPR戦術というか、日本の戦後の背後には何があるのかをきちんと解き明かす手段が必要だと思いますね。

 それと、日米関係に関わっている米軍関係者を除けば、アメリカの議会や国民は日米合同委員会なるものがどういう役割を果たしてきたのか、それが今も日本の主権をさまざまな形で侵害している事実も知らないと思います。しかし、こうした状況はアメリカの国民から見ても「異常なこと」だと映るはずですから、われわれが海外、特にアメリカの議会や国民に対して「日本は今も事実上、米軍に占領されているけれど、本当にこれでいいのか?」と訴えることが重要です。

矢部  情報発信という意味では、今、ドイツなど多くの国が日本の原発汚染に対して「何を考えてるんだ!」って相当に怒っている。基地の問題だけだと「勝手にやっててくれ」となるかもしれないけれど、原発の問題はそうはいかない。全地球的な問題です。

 あれだけ深刻な原発事故を起こした日本がなぜ、今再び原発推進への道を進もうとしているのか? その背景には「日米原子力協定」という、自国のエネルギー政策すらアメリカの同意なしには決められないという、客観的に見ても非常に歪(いびつ)な構造がある。それをうまく国際社会にアピールできたら、こうした日本の歪んだシステムに世界の光が当たる可能性はあります。


鳩山  そうですね、日本のメディアも完全に取り込まれてしまっているのであれば、基地の問題だけではなく、原発も併せて海外に訴えるほうが、圧倒的に意義があると思います。

ただし、そうした「外圧」に頼るだけでなく、結局はこの国の政治を変えない限り、そして多数派にならない限り、こうした流れは大きく変えられません。

*2015.03.16 NEWSポストセブンより

「米軍幹部と日本の官僚が進路決める「日米合同委員会」の存在」

東京都港区南麻布。都内屈指の閑静な高級住宅地も、そこだけは異空間が広がる。

入り口には屈強なガードマンが立ち、脇には「100%、IDチェック」と書かれた案内書きがある。米軍施設の「ニューサンノーホテル」である。


 在日米軍関係者は、

「ここは赤坂の米国大使館以上に、米国にとって重要な施設。表向きは来日した米軍関係者の宿泊施設ですが、米海軍情報部や CIA の拠点が置かれていて、日米のインテリジェンスの集積地です」

と説明する。

 日本のメディアどころか、政治家も立ち入れない。そんな場所で、日本の高級官僚と在日米軍関係者は、定期的に会合を重ねていた。それが日米合同委員会後述するが1960年に締結された日米地位協定(※注1)をどう運用するかを協議する実務者会議だ。

※注1/1952年に旧安保条約と同時に発効した「日米行政協定」が前身。1960年に日米安全保障条約を締結した際に改めて交わされた。 

そこでは、日本の安全保障の根幹に直接かかわる問題から、米軍基地と周辺住民の諍いまで協議される。 前者は在日米軍基地の移転・縮小、米海兵隊の新型輸送機オスプレイの配備といった問題、後者は基地内のゴミ処理、航空機の騒音問題などだ。

かつては、米兵の犯罪並びにその処遇も、開かれた法廷ではなく、密室の話し合いによって、解決がなされたこともあった。 

日米合同委の組織は、米国側は在日米軍司令部副司令官、在日米大使館公使など、日本側は外務省北米局長を代表として法務省大臣官房長、防衛省地方協力局長といった面子だ。

 日本側の代表者及び代表代理は、将来的に事務次官を狙えるポストにある。そんな高級官僚が、在日米軍や米大使館の有力者と密議を交わすことから、日米合同委は「影の政府」との異名もつく。

 ただし、彼らが一堂に会するわけではない。同委員会は、基地問題、刑事、環境など35の分科会や部会に分かれ、担当ごとに参加者が決まる。実際に出席したことのある官僚が明かしてくれた。

「日米の責任者(担当者)が最低一人、書記および通訳などの職員が最低二人は出席する。対話は基本的には日本語で行なわれますが、日本側も英語の話せる通訳を連れているため、微妙なニュアンスで日米の解釈が異なるという事態は生じない」

 関係者らの話をまとめると、毎月2回ほど開かれ、開催場所は米国と日本で持ち回りとなる。米国ならニューサンノーホテル、日本の場合は外務省を中心に、分科会や部会ごとに代表者の所属する官庁内で開催されているという。

 だが、会合の中身は一切明かされない。合意の一部は外務省、防衛省のホームページに公表されているが、それも簡潔に記されているだけだ。

 同委員会を所管する外務省北米局に日米合同委の詳細を問い合わせても、「回答できるのは、既に公表しているものだけ」の一点ばりで、防衛省広報課に問い合わせても、「外務省が所管なので、外務省に聞いてください」という堂々巡りだった。

 元琉球新報論説委員で、在日米軍基地問題に詳しい沖縄国際大学大学院教授・前泊博盛氏は語る。

「日米合同委に合意内容を公表する義務はない。日米双方の合意がない限り公表しない取り決め(※注2)になっているからです。」

※注2/1996年2月に、日米両政府は日米地位協定の9項目についての運用改善で合意。「日米合同委員会の公表」もそこに含まれた。しかし、結果的に「合意内容」の公表こそ一部改善はされたものの、会合内容が公表されることはなかった。

 「基本的に軍事関係の取り決めなので米軍側は、情報を出したくない。また、米軍に有利に推移した合意内容を表に出して、日本人の神経を逆なでしたくないという思いもある。日本側としても、米国との交渉に負けた、との誹りを避けるために、できるだけ隠密に事を収めたい」

 必然的に日米合同委は「密約の温床」になってしまう。(終わり)
http://www.yamamotomasaki.com/archives/1991  



http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/386.html#c40

[番外地7] 「面従腹背」に官邸疑心=加計問題、霞が関の不満影響か 中川隆
3. 中川隆[-7317] koaQ7Jey 2017年7月02日 10:26:22 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

安部首相より文部省次官の方が偉い理由

日本の官僚に指示を与えて動かしている日米合同委員会とは


日本政治を図らずも30年近く見てきて、いつも不思議に感じてきたことがある。

それは、「地方分権」と言われながら、いまだにすべての情報は中央、東京に集中し、内政における大枠の情報がほとんど東京に集中していることである。しかも国家主権にわたる外交、安全保障、国の経済政策、教育政策、福祉政策、医療政策、その他の分野でも大きな方針、政策は、すべて霞ヶ関から、国会議員に「勉強会」という形で官僚から卸されてくるのである。

そこで国会議員になった人間は、その中の一つか二つの分野に精通し、期数を重ねることによっていわゆる族議員というものになって、その内政の利権のお裾分けに預かる。この仕組みが、今も続く戦後の日本政治である。

さらに不思議なことは、その霞ヶ関に大きな政策を棚卸ししてくるのが、戦勝国であるアメリカなのである。

今回は、その大きな役割の一つを担っている「日米合同委員会」なるものを改めて紹介したい。不勉強の小生はこの組織のことを知ったのが、十年ちょっと前である。2011年の311以降、ネットや一部の本でもやっと言及されるようになったが、多くの日本人はマスコミがほとんど報道しないので全く知らないのではないだろうか。

そのためにいまだに一般の日本人には、認識されていないが、「日米合同委員会」というものが、戦後日本政治をコントロールしてきた最重要会議であることは間違いないのである。憲法で規定された国権の最高機関である国会を現実には超越していると言っても過言ではない。今回の安保法制を巡ってもテレビのニュース等で、あたかも日本が独立国としてこの法制を審議しているかのような報道がなされているが、残念ながら、このような報道は戦後に創られた共同幻想を維持するためものでしかない。


ところで、話題の書である矢部宏治氏は『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』で、矢部宏治氏は、「日米合同委員会」についてこう書いている。


日本はなぜ帰途と原発を止められないか


「官僚というのは法律が存在基盤ですから、下位の法体系(日本の国内法)より、上位の法体系(安保法体系)を優先して動くのは当然です。裁判で負ける側には絶対に立たないというのが官僚ですから、それは責められない。

しかも、この日米合同委員会のメンバーがその後どうなっているかを調べてみると、このインナー・サークルに所属した官僚は、みなそのあと、めざましく出世している。

とくに顕著なのが法務省で、省のトップである事務次官のなかに、日米合同委員会の元メンバー(大臣官房長経験者)が占める割合は、過去17人中12人。そのうち9人は、さらに次官より格上とされる検事総長になっているのです」

日米合同委員会の構成メンバーを見ると、米側がほとんど軍人である。

米側代表は在日米軍司令部副司令官である。

代表代理として在日米大使館公使、在日米軍司令部第五部長、在日米陸軍司令部参謀長、在日米空軍司令部副司令官、在日米海軍司令部参謀長、在日米海兵隊基地司令部参謀長である。在日米軍の軍人が威嚇するかのごとく居並んでいる。


日米合同委員会の日本側代表は外務省北米局長である

代表代理は、法務省大臣官房長、農林水産省経営局長、防衛省地方協力局長、外務省北米局参事官、財務省大臣官房審議官である。選挙で選ばれた政治家は一人も入っていない。


これは極めて象徴的な演出で、米国側は意識的に軍人を出している。現在も日本が米国の軍事占領下にあることの象徴なのだろう。わかりやすく言えば、日本官僚はネイティブの日本支配者であり、在日米軍の意向を受けて官僚の利権を維持拡大しているというわけである。

そして、日米合同委員会から多くの検事総長を出す。そして日本の対米隷属に異を唱え、真の独立を目指す人間を裁判にかけて攻撃する。その対象になったのが、最近では小沢一郎氏であった。

また、日米合同委員会で決まったことが公表されることはない。記録として残されることもない。いわば密約である。それが日本官僚を通じて政権与党である自民党に降ろされている。前回のレポートでも指摘した覇権国である米国経済の実情を考えると、もっと多くの日本人がこのことを知るべき時を迎えている。

日米合同委員会1日米合同委員会2

下記の参考資料を読んでいただければ、総理になった人間ですら、日米合同委員会のことを知らなかったことがわかる。日本の政治は見事なまでに空洞化しているのである。


<参考資料>

(*週プレNews 2014年12月16日より)

「日本はなぜ基地と原発を止められないのか」で話題の矢部宏治が鳩山友紀夫と“日本の真の支配者”を語った!

矢部宏治

鳩山友紀夫元首相(右)と矢部宏治氏が日本が「真の独立国」として新しい戦後を歩むための方法を議論


<民主党・鳩山政権の崩壊と沖縄の基地問題を出発点に、日本の戦後史を振り返った話題の新刊

『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』(集英社インターナショナル)
https://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%9C%E3%80%81%E3%80%8C%E5%9F%BA%E5%9C%B0%E3%80%8D%E3%81%A8%E3%80%8C%E5%8E%9F%E7%99%BA%E3%80%8D%E3%82%92%E6%AD%A2%E3%82%81%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%8B-%E7%9F%A2%E9%83%A8-%E5%AE%8F%E6%B2%BB/dp/4797672897


の著者・矢部宏治(やべ・こうじ)氏。
そして、まさにこの本を執筆するきっかけとなった鳩山友紀夫元首相。

このふたりが、辺野古移設反対派の圧勝に終わった11月の沖縄県知事選や総選挙を踏まえ、事実上、今も米軍の占領状態が続いているこの国の姿と、日本が「真の独立国」として新しい戦後を歩んでいくためにはどうすればいいのか、その方法を考えた!>


首相の時はわからなかった「見えない敵」の正体

―まずは鳩山さんに、矢部さんの本を読まれた率直な感想から伺いたいのですが?


鳩山  正直申し上げて“ぶったまげた”というか、矢部さんがここまで勇気を持って取材され、この本を書かれたことに敬服しました。先にこの本を読んでいれば、私も総理を辞めずに済んだかもしれない、と(笑)。

もちろん、私は自分の非力について言い訳する気はありません。総理として一度は沖縄県民に期待感を与えながら(県外移設を)実現できなかったのは私に大きな責任があります。

ただ、この本を読んで、当時、自分がもっと政治の裏側にある仕組みを深く理解していれば、結果が違っていた部分もあるのかなとは思いました。それだけに、自分が総理という立場にありながら、この本に書かれているような現実を知らなかったことを恥じなきゃいかんと感じるわけです。


矢部  鳩山さんは以前、インタビューで「官僚たちは総理である自分ではなく『何か別のもの』に忠誠を誓っているように感じた」と言われていましたが、その正体がなんであるか、当時はわからなかったのでしょうか?


鳩山  物事が自分の思いどおりに進まないのは、自分自身の力不足という程度にしか思っていませんでした。本来ならば協力してくれるはずの官僚の皆さんには、自分の提案を「米軍側との協議の結果」と言って、すべてはね返されてしまって。分厚い壁の存在は感じながらも「やっぱりアメリカはキツイんだなぁ」ぐらいにしか思っていなかった。その裏側、深淵の部分まで自分の考えは届いていなかったのです。

 しかし、矢部さんのこの本はもっと深いところで米軍と官僚組織、さらには司法やメディアまでがすべてつながって一体となった姿を見事に解き明かしてくれて、いろんなことが腑(ふ)に落ちました。この本を読んで、目からうろこが何枚落ちたかわからないくらい落ちましたね。


矢部  在日米軍と日本のエリート官僚で組織された「日米合同委員会」の存在は、当時ご存じなかったということでしょうか?


鳩山  お恥ずかしい話ですが、わかりませんでした。日米で月に2度も、それも米軍と外務省や法務省、財務省などのトップクラスの官僚たちが、政府の中の議論以上に密な議論をしていたとは! しかもその内容は基本的には表に出ない。

 私が総理の時にアメリカから「規制改革をやれ」という話があって、向こうからの要望書に従って郵政の民営化とかがドンドンと押しつけられた。そこで「この規制改革委員会はおかしいぞ」というところまでは当時もわかっていたのですが。


矢部  日米合同委員会は基本的に占領以来続く在日米軍の特権、つまり「米軍は日本の国土全体を自由に使える」という権利を行使するための協議機関なのですが、この組織が60年間続いていくうちに、そこで決まったことには、もう誰も口出しできないという状況になってしまった。

 なかでも一番の問題は、日米合同委員会のメンバーである法務官僚が、法務省のトップである事務次官に占める割合は過去17人中12人、そのうち9人が検事総長にまで上り詰めている。つまり、米軍と日本の高級官僚をメンバーとするこの共同体が、検察権力を事実上握っているということなんです。

 しかも、在日米軍基地の違憲性をめぐって争われた1959年の砂川裁判で、当時の駐日米国大使だったダグラス・マッカーサー2世が裁判に不当な形で介入し、「日米安保条約のような高度な政治性を持つ問題については、最高裁は憲法判断をしない」という判例を残してしまった。ですから日米合同委員会の合意事項が仮に憲法違反であっても、日本国民にはそれを覆(くつがえ)す法的手段がない。


鳩山  それはつまり日米合同委員会の決定事項が、憲法も含めた日本の法律よりも優先されるということですよね。そのことを総理大臣の私は知らなかったのに、検事総長は知っていたし役人も知っていたわけだ。


矢部  ですから、鳩山さんの言う「官僚たちが忠誠を誓っていた何か別のもの」、つまり鳩山政権を潰(つぶ)したのは、この60年続く日米合同委員会という米軍と官僚の共同体であり、そこで決められた安保法体系だというのが現時点での私の結論ですね。


―そうした仕組みの存在を知った今、鳩山さんはどのような思いなのでしょうか。

鳩山  日米合同委員会に乗り込んでいきたいぐらいだね。「何をやってるんだ、おまえら!」みたいな感じで。

 ただ、そういうものが舞台裏で、しかも、憲法以上の力を持った存在として成り立っていたとしても、決してメディアで報道されることもないし、このメンバー以外にはほとんど知られないような仕組みになっているわけですよね。

矢部  このような「見えない力」の存在は、政権内にいないと、野党の立場ではまったく知り得ないものなのでしょうか?


鳩山  私も自民党時代がありましたので、8年は政権党にいたわけですが、当選1回や2回の新人議員の間は、官邸内部で何が動いているか知りようもありませんでした。でも与党の一員としては扱ってもらっていたと思います。

 それが野党となると、与党、特に与党の中枢の方々とは情報量が圧倒的に違う。官僚も野党に話す場合と与党に説明に行く場合では、丁寧さも説明に来る人の役職も全然違う。そのぐらい野党に対しては、官僚は区別し、冷たい対応をしていました。

 つまり、自民党政権と官僚機構が完全に一体化していたということです。野党は圧倒的に情報過疎に置かれているのは事実で、国民はその野党よりも情報が少ない。

 この先、特定秘密保護法によって、ますます国民には何も知らせない国になるわけで、非常に恐ろしいことだと思います。

日本全土が「米軍の基地」という現実

矢部  「横田空域」という、1都8県の上に米軍が管理している広大な空域がありまして、日本の飛行機はここを飛べない。これなんか典型的な「米軍が自由に日本の国土を使える」事例ですね。


鳩山  私も横田空域のせいで、日本の航空会社が非常に不自然な飛行ルートで飛ばされていることは知っていましたが、「沖縄と同じように、米軍の優位性というのが東京や関東周辺にもあるんだな」という程度にしか理解していなかった。

 しかし、具体的に図を見ると、関東上空がこれほど広範囲に米軍に「占領」されているという事実に仰天しますよね。沖縄だけではなくて、実は日本全体がアメリカに今でも支配されているも同然ですから。


矢部  飛行ルートの阻害もありますが、それより問題なのは、米軍やCIAの関係者が日本の国境に関係なく、この空域から自由に出入りできる、入国の「裏口(バックドア)」が存在することです。これはどう考えてもおかしな話で、こんなことは普通の主権国家ではあり得ません。

 この問題なんて国際社会にアピールしたら、みんなすごく驚くと思うんです。これは今、日本で起きているほかの問題、特に原発の問題にも絡んでくる話ですが、日本という国が置かれている状況の歪(ゆが)みやおかしさを伝えるいい事例になると思っています。

 結局、日米安保条約とは、米軍が「日本の基地」を使う権利ではなく、「日本全土」を基地として使う権利を定めたものなのです。

 旧安保条約の第1条で米軍にその権利が認められ、60年の安保条約で文言は変わっていますが、その権利は残されている。これを「全土基地方式」というのですが、これはなんとしても国際社会にアピールして変えていかないといけない

鳩山  矢部さんの本だと、米軍がそんなことをできる根拠は、敗戦国である日本を今でも「敵国」と見なした、国連憲章の「敵国条項」があるから、という話でしたが。


矢部  そこの説明は少し複雑で、旧安保条約第1条には、そうしたメチャクチャな軍事利用のあり方は、日本側が望み、アメリカ側がそれに応えたものだということが書かれている。そうした戦後処理を日本が望んだ以上、日本の主権や国民の人権がいくら侵害されていても、国連は口を出せないというロジックになっているんです。一種の法的トリックと言ってもいい。

 ですから、日本にちゃんとした政権が誕生して、国際社会で堂々と議論し、「全土基地方式はやめてくれ」と言ったら「それは敵国条項があるから無理だ」とは絶対ならないと思います。

米軍の占領状況を米国民に訴えろ!

鳩山  矢部さんのような方の努力もあって、私もようやく目隠しが外れて真実が見えてきたわけですが、問題はそこから先をどうするかです。やはり一部の人たちだけが目隠しを外すんじゃなくて、日本の国民の多くに触れられるPR戦術というか、日本の戦後の背後には何があるのかをきちんと解き明かす手段が必要だと思いますね。

 それと、日米関係に関わっている米軍関係者を除けば、アメリカの議会や国民は日米合同委員会なるものがどういう役割を果たしてきたのか、それが今も日本の主権をさまざまな形で侵害している事実も知らないと思います。しかし、こうした状況はアメリカの国民から見ても「異常なこと」だと映るはずですから、われわれが海外、特にアメリカの議会や国民に対して「日本は今も事実上、米軍に占領されているけれど、本当にこれでいいのか?」と訴えることが重要です。


矢部  情報発信という意味では、今、ドイツなど多くの国が日本の原発汚染に対して「何を考えてるんだ!」って相当に怒っている。基地の問題だけだと「勝手にやっててくれ」となるかもしれないけれど、原発の問題はそうはいかない。全地球的な問題です。

 あれだけ深刻な原発事故を起こした日本がなぜ、今再び原発推進への道を進もうとしているのか? その背景には「日米原子力協定」という、自国のエネルギー政策すらアメリカの同意なしには決められないという、客観的に見ても非常に歪(いびつ)な構造がある。それをうまく国際社会にアピールできたら、こうした日本の歪んだシステムに世界の光が当たる可能性はあります。

鳩山  そうですね、日本のメディアも完全に取り込まれてしまっているのであれば、基地の問題だけではなく、原発も併せて海外に訴えるほうが、圧倒的に意義があると思います。

ただし、そうした「外圧」に頼るだけでなく、結局はこの国の政治を変えない限り、そして多数派にならない限り、こうした流れは大きく変えられません。

*2015.03.16 NEWSポストセブンより

「米軍幹部と日本の官僚が進路決める「日米合同委員会」の存在」


東京都港区南麻布。都内屈指の閑静な高級住宅地も、そこだけは異空間が広がる。

入り口には屈強なガードマンが立ち、脇には「100%、IDチェック」と書かれた案内書きがある。米軍施設の「ニューサンノーホテル」である。


 在日米軍関係者は、

「ここは赤坂の米国大使館以上に、米国にとって重要な施設。表向きは来日した米軍関係者の宿泊施設ですが、米海軍情報部や CIA の拠点が置かれていて、日米のインテリジェンスの集積地です」

と説明する。

 日本のメディアどころか、政治家も立ち入れない。そんな場所で、日本の高級官僚と在日米軍関係者は、定期的に会合を重ねていた。それが日米合同委員会後述するが1960年に締結された日米地位協定(※注1)をどう運用するかを協議する実務者会議だ。


※注1/1952年に旧安保条約と同時に発効した「日米行政協定」が前身。1960年に日米安全保障条約を締結した際に改めて交わされた。 

そこでは、日本の安全保障の根幹に直接かかわる問題から、米軍基地と周辺住民の諍いまで協議される。 前者は在日米軍基地の移転・縮小、米海兵隊の新型輸送機オスプレイの配備といった問題、後者は基地内のゴミ処理、航空機の騒音問題などだ。

かつては、米兵の犯罪並びにその処遇も、開かれた法廷ではなく、密室の話し合いによって、解決がなされたこともあった。 

日米合同委の組織は、米国側は在日米軍司令部副司令官、在日米大使館公使など、日本側は外務省北米局長を代表として法務省大臣官房長、防衛省地方協力局長といった面子だ。

 日本側の代表者及び代表代理は、将来的に事務次官を狙えるポストにある。そんな高級官僚が、在日米軍や米大使館の有力者と密議を交わすことから、日米合同委は「影の政府」との異名もつく。

 ただし、彼らが一堂に会するわけではない。同委員会は、基地問題、刑事、環境など35の分科会や部会に分かれ、担当ごとに参加者が決まる。実際に出席したことのある官僚が明かしてくれた。


「日米の責任者(担当者)が最低一人、書記および通訳などの職員が最低二人は出席する。対話は基本的には日本語で行なわれますが、日本側も英語の話せる通訳を連れているため、微妙なニュアンスで日米の解釈が異なるという事態は生じない」


 関係者らの話をまとめると、毎月2回ほど開かれ、開催場所は米国と日本で持ち回りとなる。米国ならニューサンノーホテル、日本の場合は外務省を中心に、分科会や部会ごとに代表者の所属する官庁内で開催されているという。

 だが、会合の中身は一切明かされない。合意の一部は外務省、防衛省のホームページに公表されているが、それも簡潔に記されているだけだ。

 同委員会を所管する外務省北米局に日米合同委の詳細を問い合わせても、「回答できるのは、既に公表しているものだけ」の一点ばりで、防衛省広報課に問い合わせても、「外務省が所管なので、外務省に聞いてください」という堂々巡りだった。


 元琉球新報論説委員で、在日米軍基地問題に詳しい沖縄国際大学大学院教授・前泊博盛氏は語る。


「日米合同委に合意内容を公表する義務はない。日米双方の合意がない限り公表しない取り決め(※注2)になっているからです。」


※注2/1996年2月に、日米両政府は日米地位協定の9項目についての運用改善で合意。「日米合同委員会の公表」もそこに含まれた。しかし、結果的に「合意内容」の公表こそ一部改善はされたものの、会合内容が公表されることはなかった。


 「基本的に軍事関係の取り決めなので米軍側は、情報を出したくない。また、米軍に有利に推移した合意内容を表に出して、日本人の神経を逆なでしたくないという思いもある。日本側としても、米国との交渉に負けた、との誹りを避けるために、できるだけ隠密に事を収めたい」


 必然的に日米合同委は「密約の温床」になってしまう。(終わり)
http://www.yamamotomasaki.com/archives/1991  

http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/114.html#c3

[リバイバル3] 自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間"を捨てられるか 中川隆
60. 中川隆[-7316] koaQ7Jey 2017年7月02日 10:30:35 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]


高齢者の実態 長い老後の過ごし方分からずテレビを見るだけ

多くの高齢者は社会と関わりを持たず、一日中テレビを見ている
引用:http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/c3/0bbd5d85cdaa7fd2452a975a447e0e38.jpg

中高年の労働事情

中高年の労働実態に関するいくつかの統計が発表され、その一つは中年ニートが120万人に増えた事だった。

もう一つは生活保護世帯が164万人で、その過半数が65歳以上だった事だった。

高齢化が進んでいるのが数字で示されたが、一方の少子化も着々と進んでいるのが分かった。

          

2016年の出生数は初めて100万人を割り、出生率は1.44と期待したほどは回復しなかった。

日本の総人口は1年間で33万人減少したが、さらに若者が減って高齢者が増えた。

日本病とまで言われたニートだが、OECDによると日本の「ニート率」は10.1%で、OECD平均の14.7%より低かった。


OECDはニートを29歳以下と定義し30歳以上を数えていないが、当然ながら30歳以上にもニートが存在する。

30歳以上の中年ニートが日本には120万人存在していると考えられ、多くは非正規労働を転々としている。

もっと高齢になると高齢者になるが、日本の生活保護受給者のうち過半数が高齢者なのが分かった。


厚生労働省によると生活保護受給世帯数は164万1532世帯で、このうち65歳以上は83万7008世帯も占めていました。

内閣府によると65歳以上の人が属する世帯は23,572千世帯で、すべての世帯の46.7%を占めている。

厚生労働省のは高齢者だけの世帯で、内閣府のは高齢者が1人でも属する世帯だが、高齢世帯が増えているのは分かる。

何もせずテレビを見ている高齢者

「老後資金最低3000万円なければ貧困老人になる」とマスコミが恐怖心を煽って如何わしい投資商品を宣伝しているが、当たっていない事もない。

65歳で仕事を引退して仮に夫婦とも95歳まで生きたら30年間であり、3000万円あっても単純計算では年間100万円しか使えない。

因みに自民党最高齢の中曽根もと総理は99歳で、男性でも100歳の時代は来るかもしれない。


こういう時代になったら預金が幾らあっても長生きすれば使い切るわけで、むしろ生活保護を社会に組み込んだほうが現実的と思われます。

日本人全員が65歳までに3000万円貯めてもまったく足りないので、長生きした人を生活保護などの制度で養うほうが理に叶っています。

生活保護受給者数は2014年の216万世帯から164万世帯に減少していて、失業率の低下などを反映している。


仕事を引退したら趣味や生き甲斐を見つけて自由に暮らしていると思いきや、経産省によると引退者の多くが何もしていなかった。

65歳以上で働いているのは26%だけで、働く意欲のある人が6割以上なのに多くは仕事がない状態だった。

そして仕事をしていない高齢者の多くは、一日中テレビを見ているだけで、社会活動や個人活動を何もしていなかった。


日本の男性は特に、働く以外の生き方をしてこなかったので、引退しても趣味や社会活動をしない人が多い。

これではまずます社会との関わりがなくなるし、体力や頭の働きが衰えてしまうでしょう。
http://www.thutmosev.com/archives/71554020.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/564.html#c60

[番外地7] 「面従腹背」に官邸疑心=加計問題、霞が関の不満影響か 中川隆
4. 中川隆[-7315] koaQ7Jey 2017年7月02日 10:49:44 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

内田樹の研究室 日本の覚醒のために

僕の眼にはいま日本のさまざまなシステムが劇的な劣化局面にあるように見えます。

僕が直接に見聞して、事情を熟知しているのは大学教育ですけれども、これはもう「手が付けられない」というくらいにひどいことになっています。昨年の10月にはアメリカの政治外交研究誌である『フォーリン・アフェアーズ』が、今年の3月にはイギリスの科学誌『ネイチャー』が、相次いで「日本の大学教育の失敗」についての特集を組みました。

21世紀に入ってからの日本の学術的発信力の劣化は、先進国唯一の事例であり、海外メディアの研究対象になるほどに例外的なものなのです。

でも、文科省もメディアもこれを無視しています。「それは違う、日本の高等教育は成功している」と思っていればきちんと反論すべきですし、「ご指摘の通りである」というのであれば、過去の教育政策の何が悪かったのかを自己点検し、修正すべきものを修正すべきでしょう。でも、どちらもしなかった。

現に失敗しており、それを当事者たちも知っているのだけれど、失敗を認めず、引き続き失敗の「上塗り」をしている。それが大学教育について僕が知っていることです。こんなことがもうしばらく続けば、日本の学校教育のインフラは破壊され、教育研究のレベルが20世紀末の水準に復活することはもうないでしょう。

こういう劣化現象はシステムの局所に単発的・例外的に発生するものではないはずです。おそらく政治経済学術を含めてシステム全体が壊死し始めている。そう診立てた方がいい。 ご存じの通り「失敗を認めず、失敗を検証せず、失敗を重ねた」というのは大日本帝国戦争指導部の「失敗」の構造そのものです。そのせいで、日本人は国家主権を失い、国土を失い、国民的な誇りを失った。その失敗から戦後日本は重要な教訓を得たはずでした。でも、今の日本を見ていると、この歴史的経験から学んだようには見えません。

現に、敗戦に至る政治過程の失敗を「失敗」と認めない人たちが政権の中枢を占めている。敗戦という近代日本最大の惨禍を正しく受け止め、なぜこれほどひどい失敗を犯したのかその理由を吟味し、二度と同じ失敗をしないようにシステムを補正するという作業を拒否する人たちが日本の国の方針を決定する立場にある。そこに僕は大日本帝国の破局的失敗から何一つ学ぶまいという強固な意思のようなものを感じます。

僕の考える「国を愛する」というのは、現代日本についてなら、

「国家主権を回復する」
「国土に外国軍隊を常駐させない」
「不平等条約である日米地位協定を平等で双務的なものに改定する」

といった散文的な課題を一つひとつこつこつと仕上げてゆくことに他なりません。日本は過去一度も失敗なんかしたことがないし、昔も今も世界中から敬愛されているというような夜郎自大な自己評価にしがみつくことでも、目を血走らせて「非国民」探しをすることでもありません。でも、主権国家として当然のこれらの重い政治課題を何よりも先に解決しようという強い意欲を今の日本人からは僕は感じることができません。

みんなはどうする気なのでしょう。

選ぶことのできる道は二つです。

一つは「日本はアメリカの属国である」という痛苦な現実をまっすぐ受け止めて、その上で、どうやって国家主権を回復し、国土を回復するかという困難な課題にクールかつリアルに取り組むという道。

もう一つは「日本はアメリカの属国である」という現実から眼を背け、国家主権の回復も国土の回復も諦めて、国家主権を持たないのに主権国家のようなふりをし、二流国なのに政治大国のような顔をするというファンタジーと自己欺瞞のうちで眠り込むという道です。

現代日本を見ていると、どうやら日本人の過半は「ファンタジーと自己欺瞞の道」を選ぼうとしているように見えます。それは「国家主権と国土を回復する」という国家目標があまりに重く、困難であり、とても今の日本の国力では担えそうにないという気がしているからです。達成目標があまりに困難なので、「私たちには達成すべき目標なんか、ないよ」というしかたで仕事をニグレクトしようとしている。外の世界を直視したくないので、頭からふとんをかぶってふて寝しているような感じです。

この本のメッセージは一言で言えば、「もう起きなよ」という呼びかけです。ふて寝しててもしかたがないでしょう。そんなこといつまで続けていても、いいことは何も起きないよ。誰もあなたの代わりに学校に行って勉強したり、仕事に行って生計の道を立てたり、家の中を掃除したり、洗濯したり、ご飯を作ってくれたりはしません。そういうことは面倒でも自分でやるしかない。

「主権の回復」という日本の国家的課題は、日本人の代わりに誰かがしてくれるというような仕事ではありません。僕たちが身銭を切ってやるしかない。72年かけてじりじりと失っていった主権なんだから、今さら起死回生の大逆転というようなシンプルで劇的なソリューションがあるはずもない。

僕たち日本人は長い時間をかけて、日々のたゆみない実践を通じて、こんな「主権のない国」を作りあげてしまった。だから、主権を回復するためには、それと同じだけの時間をかけて、同じような日々のたゆみない実践を通じて働くしかない。毎日の平凡で、散文的な努力を通じてしか目標は達成されない。それが面倒だという人たちが

「日本はもうとっくの昔から主権国家なのである。だから、主権回復のための努力なんか不要だし、ありえない」

という夢想を語っている。

彼らの眼には「日本が属国である」という現実がどうしても見えてこないようです。

自分たちが日米合同委員会や年次改革要望書やジャパン・ハンドラーたちからのレポートを一字一句たがえずに実現していることについても、

「これは命令されてやっているんじゃなくて、自分で『そうしたい』から主体的にやっているのだ」

というふうに人に説明し、自分にも言い聞かせている。

沖縄に米軍基地があるのも、首都上空に米軍主権の空域が広がっているのも

「『日本の安全保障のために必要』と日本政府が判断して、こちらからアメリカに要望してそうしてもらっているのだ」

というふうに説明し、自分にも言い聞かせている。

宗主国から属国に命じられてきたことを、一つひとつ「自分の意思でしていること」に書き換えるという手間のかかる詐術を通じて、彼らは「目覚める」ことを先送りしている。
http://blog.tatsuru.com/

http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/114.html#c4

[政治・選挙・NHK228] <悲報>安倍総理が都議選応援でやじを浴びる「早く国会を開け」「憲法違反だ」「討論になってないんだよ」 赤かぶ
41. 中川隆[-7314] koaQ7Jey 2017年7月02日 11:00:40 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

ネット工作員が流す反安部のデマに騙されるな


経済コラムマガジン 17/7/3(945号)官邸への報復


加戸守行前愛媛県知事の証言

加計学園の獣医学部新設が問題になっているが、メディア主導で変な方向に向かっている。前川という前文科省事務次官が、行政が歪められたと官邸を告発した。しかし実態を調べると、むしろ正反対の話がどんどん出て来る。

最近の産経新聞や日テレニュースだけがその正しいと思われる経緯を少し伝えている。しかし主要な新聞やテレビはこれらのことをどういう理由か伝えない(調べれることは簡単に分ることばかり)。まず今治における獣医学部新設は、加戸守行前愛媛県知事達が10年以上前に立ち上げた四国4県(四国は獣医師不足が深刻)のプロジェクトであった。しかし加戸氏が獣医学部新設で先頭に立って奔走したが、獣医師会や自民党の獣医師議員連盟が猛烈に反対し実現が難しかった。ところが民主党政権が発足し局面が変わった。地元選出の民主党の白石洋一衆議院議員が獣医学部新設に取組み始めたのである。ところで当初から獣医学部新設に積極的だったのは加計学園であり、加計が学部新設するものと想定されていた。民主党・鳩山政権の終盤には構造改革特区で「対応不可」から「実施に向け検討」に格上げされた。

また先週号で述べたように、加計学園の地元である岡山選出の民進党の高井崇志衆院議員や江田五月最高顧問などもこの案件を積極的に押し進めた。このように加計学園の獣医学部新設は、自民党ではなく元々は民主党・民進党の案件であった。ところが新設が実現する寸前になって、今度は民主党の中にこれに反対する獣医師議員連盟ができた。安倍総理と加計学園の理事長の仲を国会で追求した玉木雄一郎民進党幹事長代理などは、この民主党獣医師議員連盟の事務局長であり獣医師会から政治献金を受けていた(父と弟は獣医師)。


日本のメディアは、安倍総理と加計理事長が友人だからの獣医学部新設が実現したというストーリを作っている。そのため安倍総理と加計理事長が一緒に写っている写真は何回となく放送されてる。しかしこのような報道は明らかに印象操作である。要するに安倍総理が友人のために行政を曲げて、獣医学部新設を実現したという事実とは異なる話を作り上げることが目的である。

安倍総理は、国会でこのストーリを何回も否定している。しかし作り上げられた嘘話を否定することは難しい。特に反安倍の報道機関がこぞってこのストーリを毎日流し続けているため、世間の人々はこの嘘話を半分以上信じている。


加戸前愛媛県知事はこの話を即座に否定している。またテロ等準備罪(共謀罪)がなければ、獣医学部新設は話題にもなっていなかったと感想を述べている。つまりテロ等準備罪(共謀罪)の法案成立を阻止したいメディアが、一斉に加計学園問題に飛びついて安倍総理を攻撃したと述べている。筆者も同感である。

加戸氏は文科省の官僚OBで、偶然にも前川前文科省事務次官の上司であった。加戸氏は「前川君は地方の獣医師不足の実状を全く知らないのだろう」と言っている。また驚くことに加戸氏は安倍総理と加計理事長が昔からの友人だったことは全く知らなかったという。

ちなみに加計理事長は安倍総理と昔からの知り合いであるが、一方で獣医学部新設で動いてくれている民進党の高井崇志衆院議員や江田五月最高顧問とも親しい。両者と加計理事長が一緒に写っている写真を筆者はネットで一度見たことがある。どうも加計理事長は自民党だけでなく民進党も強く支援してきたと見られる。


次に考えることは、前川前文科省事務次官が「官邸によって行政が歪められた」「加計ありきでことが進んだ」と告発した目的である。反安倍のメディアは、前川氏の告発を「正義の告発」「硬骨漢の元官僚が官邸に立ち向かっている」という話に仕立てている。これは前川氏の狙い通りであった。また前川氏の思惑通り、加計学園疑惑は連日報道され野党を巻込み大騒ぎになった。

前川氏は森友学園問題が「総理への忖度」ということで大騒ぎになっているのを見て、部下が作った「官邸の意向」という文言のある文章をマスコミに送ったと筆者は考える。朝日新聞や週刊文春は情報元を隠しているが、文章は前川氏が送ったものと一般には見られている。どうも問題の文章をマスコミ各社が受取ったが、新聞の中で取上げのは朝日だけだったようだ。ただし前日夜にNHKもこれを流したが「官邸の意向」という部分は伏せられていたという話である。


天下り斡旋、出会い系バー、新国立競技場

「官邸によって行政が歪められた」という前川氏の言い分はもちろんマスコミ向けであり、真相ではないと筆者は言いたい。どう見ても文科省の天下り問題が発覚し、就任からわずか6ヶ月で事務次官職を辞任するよう官邸に迫られたことへの「報復」と見るのが妥当である。これは永田町・霞ヶ関では常識になっていると思われるが、マスコミは分っていてもほとんどこれに触れない。「正義の告発者」という自分達が勝手に作ったストーリを壊したくないのである。ちなみに「官邸の意向」といった文言は、加戸前愛媛県知事が現役の文科省官僚時代にもよく使ったという。

文科省は組織的に天下りの斡旋を行っていた。昔はこのようなことを他の官庁でも行っていたが、これが禁止されてからは組織的にやっていたのは文科省だけであった。このことは天下り斡旋禁止令を作った張本人である高橋洋一氏がテレビで指摘している。高橋氏は「こんな法律に引っ掛かるなんて文科省は本当にアホだ」と言っていた(他の官庁はもっと巧妙にやっているのであろう)。しかもその中心人物が前川事務次官だったという話も出ている。


「出会い系バー」への出入りも、当然、辞任に関係していると思われる。前川氏は昨年9月頃に杉田副官房長官からこの件で叱責されている。この「出会い系バー」は暴力団関係者が経営しており、常に警察にマークされていた。警察庁出身の杉田官房副長官にこの情報が届いたと見られる。官邸は読売新聞が報道するまでこの話を知らなかったと言っているが、おそらく前から知らされていたと筆者は見ている。

天下りの斡旋の話に戻れば、何かと官邸に反抗していた文科省の局長がある大学に斡旋され天下っていたことを官邸が見つけ腹を立てたという。この違法な天下り斡旋が発覚し、官邸は前川事務次官に斡旋に関わった文科省幹部への処分案を作るよう命じた。前川氏はこれに応じ処分案を作成し官邸に持って行った。ところがこの処分案の中に、なんと前川事務次官自身の名がなかったという(前川氏は斡旋の中心人物と目されているのに)。さすがにこれに官邸は立腹し前川氏にとうとう辞任を迫ったようである。菅官房長官の「前川事務次官は自分の地位に恋々としていた」というセリフはこのような経緯があったからと考える。


「官邸によって行政が歪められた」うんぬんのセリフは明らかにマスコミ向けであり、官邸告発の真相とは関係がないと筆者は考える。そもそも前川氏は獣医学部新設に関心はなかったと筆者は見ている(上司であった加戸守行前愛媛県知事の「前川君は地方の獣医師不足の実状を全く知らないのだろう」発言でも明らか)。実際、月間文芸春秋7月号に前川氏の手記が掲載されているが、そこでも加計学園の獣医学部新設に自分は関わってこなかったと述べている。当然、6ヶ月で事務次官を辞めさせられたことが原因と考える。たまたま「官邸の意向」という告発に都合の良い文章(部下が言い訳のために作った嘘と本当が混じった)が手元にあったと見るのが自然であろう。

辞任を迫られた前川氏は「天下りの斡旋は他の省庁でもやっている」と反論したという話がある。ところが最近の2回目の記者会見では「天下り斡旋が禁止されていることを知らなかった」と言い方を変えていると高橋洋一氏が指摘している。しかし前川氏を持上げているマスコミは、このような点を全く追求しない。


前川氏が深く関わっていたのは新国立競技場の建設であった。しかし旧競技場の解体費用が異常に増えたり、設計に無理があり期限までに完成するか不安視されていた。政府は建築の素人である文科省に任せておく訳には行かないと判断し、急遽、競技場建設の主体を国交省に変更し設計のコンペをやり直した。この時動いたのが国交省出身の和泉首相補佐官と言われている。前川氏の口からよく和泉首相補佐官の話が出るのは、このことが影響していると筆者は見ている。

国民の7割が加計学園問題の真相が分らず何かを政府が隠していると思っていると言う。しかしそれは大々的に問題を取上げている大手メディア(一部を除く)が、本誌の先週・今週号で述べたような本当と思われることに全く触れないからである。本誌の先週号と今週号の内容は、新聞・テレビで見聞きしネットで調べたことに筆者の若干の憶測を加えたものである。しかし個人的な特別ルートで得たような情報は一切含まれていない。要するにちょっと調べれば全て分ることばかりである。
http://www.adpweb.com/eco/
http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/386.html#c41

[政治・選挙・NHK228] 街頭に立って国民を敵呼ばわりした安倍首相の断末魔  天木直人 赤かぶ
12. 中川隆[-7313] koaQ7Jey 2017年7月02日 11:09:40 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

詐欺師 天木直人に騙されるな


経済コラムマガジン 17/7/3(945号)官邸への報復


加戸守行前愛媛県知事の証言

加計学園の獣医学部新設が問題になっているが、メディア主導で変な方向に向かっている。前川という前文科省事務次官が、行政が歪められたと官邸を告発した。しかし実態を調べると、むしろ正反対の話がどんどん出て来る。

最近の産経新聞や日テレニュースだけがその正しいと思われる経緯を少し伝えている。しかし主要な新聞やテレビはこれらのことをどういう理由か伝えない(調べれることは簡単に分ることばかり)。まず今治における獣医学部新設は、加戸守行前愛媛県知事達が10年以上前に立ち上げた四国4県(四国は獣医師不足が深刻)のプロジェクトであった。しかし加戸氏が獣医学部新設で先頭に立って奔走したが、獣医師会や自民党の獣医師議員連盟が猛烈に反対し実現が難しかった。ところが民主党政権が発足し局面が変わった。地元選出の民主党の白石洋一衆議院議員が獣医学部新設に取組み始めたのである。ところで当初から獣医学部新設に積極的だったのは加計学園であり、加計が学部新設するものと想定されていた。民主党・鳩山政権の終盤には構造改革特区で「対応不可」から「実施に向け検討」に格上げされた。

また先週号で述べたように、加計学園の地元である岡山選出の民進党の高井崇志衆院議員や江田五月最高顧問などもこの案件を積極的に押し進めた。このように加計学園の獣医学部新設は、自民党ではなく元々は民主党・民進党の案件であった。ところが新設が実現する寸前になって、今度は民主党の中にこれに反対する獣医師議員連盟ができた。安倍総理と加計学園の理事長の仲を国会で追求した玉木雄一郎民進党幹事長代理などは、この民主党獣医師議員連盟の事務局長であり獣医師会から政治献金を受けていた(父と弟は獣医師)。


日本のメディアは、安倍総理と加計理事長が友人だからの獣医学部新設が実現したというストーリを作っている。そのため安倍総理と加計理事長が一緒に写っている写真は何回となく放送されてる。しかしこのような報道は明らかに印象操作である。要するに安倍総理が友人のために行政を曲げて、獣医学部新設を実現したという事実とは異なる話を作り上げることが目的である。

安倍総理は、国会でこのストーリを何回も否定している。しかし作り上げられた嘘話を否定することは難しい。特に反安倍の報道機関がこぞってこのストーリを毎日流し続けているため、世間の人々はこの嘘話を半分以上信じている。


加戸前愛媛県知事はこの話を即座に否定している。またテロ等準備罪(共謀罪)がなければ、獣医学部新設は話題にもなっていなかったと感想を述べている。つまりテロ等準備罪(共謀罪)の法案成立を阻止したいメディアが、一斉に加計学園問題に飛びついて安倍総理を攻撃したと述べている。筆者も同感である。

加戸氏は文科省の官僚OBで、偶然にも前川前文科省事務次官の上司であった。加戸氏は「前川君は地方の獣医師不足の実状を全く知らないのだろう」と言っている。また驚くことに加戸氏は安倍総理と加計理事長が昔からの友人だったことは全く知らなかったという。

ちなみに加計理事長は安倍総理と昔からの知り合いであるが、一方で獣医学部新設で動いてくれている民進党の高井崇志衆院議員や江田五月最高顧問とも親しい。両者と加計理事長が一緒に写っている写真を筆者はネットで一度見たことがある。どうも加計理事長は自民党だけでなく民進党も強く支援してきたと見られる。


次に考えることは、前川前文科省事務次官が「官邸によって行政が歪められた」「加計ありきでことが進んだ」と告発した目的である。反安倍のメディアは、前川氏の告発を「正義の告発」「硬骨漢の元官僚が官邸に立ち向かっている」という話に仕立てている。これは前川氏の狙い通りであった。また前川氏の思惑通り、加計学園疑惑は連日報道され野党を巻込み大騒ぎになった。

前川氏は森友学園問題が「総理への忖度」ということで大騒ぎになっているのを見て、部下が作った「官邸の意向」という文言のある文章をマスコミに送ったと筆者は考える。朝日新聞や週刊文春は情報元を隠しているが、文章は前川氏が送ったものと一般には見られている。どうも問題の文章をマスコミ各社が受取ったが、新聞の中で取上げのは朝日だけだったようだ。ただし前日夜にNHKもこれを流したが「官邸の意向」という部分は伏せられていたという話である。


天下り斡旋、出会い系バー、新国立競技場

「官邸によって行政が歪められた」という前川氏の言い分はもちろんマスコミ向けであり、真相ではないと筆者は言いたい。どう見ても文科省の天下り問題が発覚し、就任からわずか6ヶ月で事務次官職を辞任するよう官邸に迫られたことへの「報復」と見るのが妥当である。これは永田町・霞ヶ関では常識になっていると思われるが、マスコミは分っていてもほとんどこれに触れない。「正義の告発者」という自分達が勝手に作ったストーリを壊したくないのである。ちなみに「官邸の意向」といった文言は、加戸前愛媛県知事が現役の文科省官僚時代にもよく使ったという。

文科省は組織的に天下りの斡旋を行っていた。昔はこのようなことを他の官庁でも行っていたが、これが禁止されてからは組織的にやっていたのは文科省だけであった。このことは天下り斡旋禁止令を作った張本人である高橋洋一氏がテレビで指摘している。高橋氏は「こんな法律に引っ掛かるなんて文科省は本当にアホだ」と言っていた(他の官庁はもっと巧妙にやっているのであろう)。しかもその中心人物が前川事務次官だったという話も出ている。


「出会い系バー」への出入りも、当然、辞任に関係していると思われる。前川氏は昨年9月頃に杉田副官房長官からこの件で叱責されている。この「出会い系バー」は暴力団関係者が経営しており、常に警察にマークされていた。警察庁出身の杉田官房副長官にこの情報が届いたと見られる。官邸は読売新聞が報道するまでこの話を知らなかったと言っているが、おそらく前から知らされていたと筆者は見ている。

天下りの斡旋の話に戻れば、何かと官邸に反抗していた文科省の局長がある大学に斡旋され天下っていたことを官邸が見つけ腹を立てたという。この違法な天下り斡旋が発覚し、官邸は前川事務次官に斡旋に関わった文科省幹部への処分案を作るよう命じた。前川氏はこれに応じ処分案を作成し官邸に持って行った。ところがこの処分案の中に、なんと前川事務次官自身の名がなかったという(前川氏は斡旋の中心人物と目されているのに)。さすがにこれに官邸は立腹し前川氏にとうとう辞任を迫ったようである。菅官房長官の「前川事務次官は自分の地位に恋々としていた」というセリフはこのような経緯があったからと考える。


「官邸によって行政が歪められた」うんぬんのセリフは明らかにマスコミ向けであり、官邸告発の真相とは関係がないと筆者は考える。そもそも前川氏は獣医学部新設に関心はなかったと筆者は見ている(上司であった加戸守行前愛媛県知事の「前川君は地方の獣医師不足の実状を全く知らないのだろう」発言でも明らか)。実際、月間文芸春秋7月号に前川氏の手記が掲載されているが、そこでも加計学園の獣医学部新設に自分は関わってこなかったと述べている。当然、6ヶ月で事務次官を辞めさせられたことが原因と考える。たまたま「官邸の意向」という告発に都合の良い文章(部下が言い訳のために作った嘘と本当が混じった)が手元にあったと見るのが自然であろう。

辞任を迫られた前川氏は「天下りの斡旋は他の省庁でもやっている」と反論したという話がある。ところが最近の2回目の記者会見では「天下り斡旋が禁止されていることを知らなかった」と言い方を変えていると高橋洋一氏が指摘している。しかし前川氏を持上げているマスコミは、このような点を全く追求しない。


前川氏が深く関わっていたのは新国立競技場の建設であった。しかし旧競技場の解体費用が異常に増えたり、設計に無理があり期限までに完成するか不安視されていた。政府は建築の素人である文科省に任せておく訳には行かないと判断し、急遽、競技場建設の主体を国交省に変更し設計のコンペをやり直した。この時動いたのが国交省出身の和泉首相補佐官と言われている。前川氏の口からよく和泉首相補佐官の話が出るのは、このことが影響していると筆者は見ている。

国民の7割が加計学園問題の真相が分らず何かを政府が隠していると思っていると言う。しかしそれは大々的に問題を取上げている大手メディア(一部を除く)が、本誌の先週・今週号で述べたような本当と思われることに全く触れないからである。本誌の先週号と今週号の内容は、新聞・テレビで見聞きしネットで調べたことに筆者の若干の憶測を加えたものである。しかし個人的な特別ルートで得たような情報は一切含まれていない。要するにちょっと調べれば全て分ることばかりである。
http://www.adpweb.com/eco/



前川前次官が騒いでいる本当の理由は、「自分の方が総理大臣より身分が上だ」という事です。

総理より地位が高い事務次官

加計学園をめぐる「忖度」騒動は前川喜平・前文部科学事務次官の告発から騒動が広まった。

なぜ前川氏はこのように安倍首相を憎み、敵愾心を露にして噛み付くのか、事務次官という身分階級を知らないとわかり難い。

各省庁の事務次官は「次官」なので文字を読んだだけでは「2番目の事務員」かなと思うが、実際には省庁の大統領のような地位にある。

         

事務次官は表向きの法律では大臣を補佐する役割だが、実際には大臣を上回る最高権威です。

大臣と事務次官の関係については、2001年に小泉内閣で外務大臣を(9ヶ月だけ)勤めた田中眞紀子議員が良く喋っていた。(喋りすぎた)

その前に田中眞紀子が外務大臣に選ばれた理由を説明すると、2001年4月の自民党総裁選で小泉純一郎を当選させた功労者だった。


超不人気だった森首相が退陣し、次の首相は橋本龍太郎で決まりと言われていて、国民は「またあのバカ総理か」と失望していた。

小泉純一郎は出馬しても負けそうなので立候補するつもりはなかったが、当時人気絶頂だった田中眞紀子が「あんた出なさいよ」とけしかけたと言われている。

人気者の眞紀子に後押しされて小泉旋風が吹き、めでたく総理大臣になり田中眞紀子は論功行賞で外務大臣になった。


欧米メディアは「次の総理は田中眞紀子」「初の女性総理誕生へ」と報道し、小泉自身より人気が高かったほどだった。

その大功労者が些細なことで外務官僚と対立して、クビになったのは田中眞紀子大臣の方だった。

日本政府の方針と異なる発言を、外相として勝手に発言したり、外相会談のドタキャンなど様々な出来事があった。


官僚を激怒させた安倍首相の行為

だが一番の対立点は「外務大臣と事務次官のどちらに人事権があるか」という事で、眞紀子大臣は自分に逆らう事務次官の更迭を小泉首相に要求した。

結果は書いたとおり、クビになったのは大臣のほうだったので、大臣の人事権は事務次官が握っているが、逆はありえない。

法律はどうであれ大臣より事務次官のほうが地位が上なのが日本の制度であり、主要な省の事務次官となると総理大臣より地位が上である。


ロッキード事件で田中角栄元首相が逮捕されたが、事務次官は決して逮捕されず、責任を取らされたりもしない。

思い出して欲しいがあらゆる政治スキャンダルで責任を取るのは大臣と総理だけで、事務次官や官僚はマスコミから責任の追求すらされない。

もし事務次官が責任を取らされるような事が起きれば、明治以来の大事件であり、絶対に有り得ない筈だった。


朝日新聞は平気で天皇や総理大臣の悪口を書くが、それでいて事務次官の悪口を絶対に書かず、官僚は神聖にして汚すべからずを貫いている。

朝日新聞も日本の最高権力者が怖いのであり、許認可権から逮捕権、裁判権まで握っている官僚たちには逆らいません。(最高裁判官も官僚)

その有り得ないはずの事が森友、加計騒動の根源である文部科学省で起きていて、事務次官がクビになっていました。


「キXXX」の言い分

前川喜平前事務次官は退職した文部官僚が民間機関に天下りする仲介役をしていて、2017年1月20日に辞職した。

2017年3月に懲戒免職になる予定だったが、文部省側は猛反発しして自主退職になったうえ、退職金5000万円以上が支払われた。

軽い処分で済んで助かったように見えるが、官僚目線では「どうして上司である事務次官が部下である総理大臣から追放されるのか」という事になる。


ニュースを見ていると異常な事件で犯人が意味不明な事をしゃべる場合があるが、「キXXX」の言い分は彼らにしか分からない。

前川喜平と官僚たちには「総理大臣風情がでかい面しやがって」「今に見ておれ小僧」という恨みだけが残ったようです。

そして文部科学省は自分のスキャンダルである森友、加計を暴露する事で安倍首相を糾弾するという捨て身の戦法に出た。


過去の政治スキャンダルで責任を問われたのは政治家だけで、官僚が罪に問われた事は無いので、こうした戦法は実は良く行われている。

大阪地検や東京地検は森友加計を捜査しているが、検察官僚の身内である文部官僚は決して捜査対象にならない。

うまく行けば前川喜平前事務次官は高給で天下りできるだろうし、それどころか政治家として権力を握る事もできる。


突き詰めると官僚と総理のどちらが上か、どちらが日本の権力者かという対立です。
http://www.thutmosev.com/archives/71597964.html


本当の戦いは官僚の人事権

安倍政権は2014年)5月30日に内閣人事局を設置し、それまで各省庁がやっていた官僚人事を、官邸で行う事とした。

つまり今まで官僚の人事は官僚自身が決めていて、総理大臣や国会といえども絶対に口を出す事は出来なかった。

それを今日から総理大臣が官僚人事を決めるとなったので、官僚側は猛反対し財務省を中心に反安倍闘争を展開した。


2015年ごろに安保法制が異様な盛り上がりを見せ、日本中のマスコミが左翼化したかのように(左翼だが)反自衛隊、反米軍キャンペーンを始めた。

日本の全マスコミに対して一斉に指示を出せるのは官僚だけで、反安保闘争を操っていたのは財務省だったと見られる。

財務省はすべての省庁の財政を握っており、クビを横に振れば簡単に干す事ができるからです。


財務省の強大な権限は官僚自身が人事権を握っているからで、人事権が総理に移れば権力も総理に移ってしまいます。

安倍首相が消費増税に反対しているのもあって財務省は安倍政権を潰したくてしょうがなく、加計問題は渡りに船でした。

今冶の山奥の獣医学校は本当はどうでも良く、官僚特に財務官僚と安倍首相との、官僚人事権を巡る闘争なのでした。


そこに乗っかって安倍首相を退陣に追い込んで自分が総理になろうとしているのが、石破・麻生・二階・岸田・菅らの自民党幹部たちで、必ずしも安倍首相の味方ではない。

石破氏ははっきりと野党に加勢して安倍首相を退陣に追い込む姿勢を見せていて、狙いは次期総理です。

こうした「安倍包囲網」に乗っかっているのが野党や小池勢力で、都議会選挙は小池新党に有利だといわれています。
http://www.thutmosev.com/archives/71561248.html


http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/441.html#c12

[番外地7] 「面従腹背」に官邸疑心=加計問題、霞が関の不満影響か 中川隆
5. 中川隆[-7312] koaQ7Jey 2017年7月02日 11:16:25 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

経済コラムマガジン 17/7/3(945号)官邸への報復


加戸守行前愛媛県知事の証言

加計学園の獣医学部新設が問題になっているが、メディア主導で変な方向に向かっている。前川という前文科省事務次官が、行政が歪められたと官邸を告発した。しかし実態を調べると、むしろ正反対の話がどんどん出て来る。

最近の産経新聞や日テレニュースだけがその正しいと思われる経緯を少し伝えている。しかし主要な新聞やテレビはこれらのことをどういう理由か伝えない(調べれることは簡単に分ることばかり)。まず今治における獣医学部新設は、加戸守行前愛媛県知事達が10年以上前に立ち上げた四国4県(四国は獣医師不足が深刻)のプロジェクトであった。しかし加戸氏が獣医学部新設で先頭に立って奔走したが、獣医師会や自民党の獣医師議員連盟が猛烈に反対し実現が難しかった。ところが民主党政権が発足し局面が変わった。地元選出の民主党の白石洋一衆議院議員が獣医学部新設に取組み始めたのである。ところで当初から獣医学部新設に積極的だったのは加計学園であり、加計が学部新設するものと想定されていた。民主党・鳩山政権の終盤には構造改革特区で「対応不可」から「実施に向け検討」に格上げされた。

また先週号で述べたように、加計学園の地元である岡山選出の民進党の高井崇志衆院議員や江田五月最高顧問などもこの案件を積極的に押し進めた。このように加計学園の獣医学部新設は、自民党ではなく元々は民主党・民進党の案件であった。ところが新設が実現する寸前になって、今度は民主党の中にこれに反対する獣医師議員連盟ができた。安倍総理と加計学園の理事長の仲を国会で追求した玉木雄一郎民進党幹事長代理などは、この民主党獣医師議員連盟の事務局長であり獣医師会から政治献金を受けていた(父と弟は獣医師)。


日本のメディアは、安倍総理と加計理事長が友人だからの獣医学部新設が実現したというストーリを作っている。そのため安倍総理と加計理事長が一緒に写っている写真は何回となく放送されてる。しかしこのような報道は明らかに印象操作である。要するに安倍総理が友人のために行政を曲げて、獣医学部新設を実現したという事実とは異なる話を作り上げることが目的である。

安倍総理は、国会でこのストーリを何回も否定している。しかし作り上げられた嘘話を否定することは難しい。特に反安倍の報道機関がこぞってこのストーリを毎日流し続けているため、世間の人々はこの嘘話を半分以上信じている。


加戸前愛媛県知事はこの話を即座に否定している。またテロ等準備罪(共謀罪)がなければ、獣医学部新設は話題にもなっていなかったと感想を述べている。つまりテロ等準備罪(共謀罪)の法案成立を阻止したいメディアが、一斉に加計学園問題に飛びついて安倍総理を攻撃したと述べている。筆者も同感である。

加戸氏は文科省の官僚OBで、偶然にも前川前文科省事務次官の上司であった。加戸氏は「前川君は地方の獣医師不足の実状を全く知らないのだろう」と言っている。また驚くことに加戸氏は安倍総理と加計理事長が昔からの友人だったことは全く知らなかったという。

ちなみに加計理事長は安倍総理と昔からの知り合いであるが、一方で獣医学部新設で動いてくれている民進党の高井崇志衆院議員や江田五月最高顧問とも親しい。両者と加計理事長が一緒に写っている写真を筆者はネットで一度見たことがある。どうも加計理事長は自民党だけでなく民進党も強く支援してきたと見られる。


次に考えることは、前川前文科省事務次官が「官邸によって行政が歪められた」「加計ありきでことが進んだ」と告発した目的である。反安倍のメディアは、前川氏の告発を「正義の告発」「硬骨漢の元官僚が官邸に立ち向かっている」という話に仕立てている。これは前川氏の狙い通りであった。また前川氏の思惑通り、加計学園疑惑は連日報道され野党を巻込み大騒ぎになった。

前川氏は森友学園問題が「総理への忖度」ということで大騒ぎになっているのを見て、部下が作った「官邸の意向」という文言のある文章をマスコミに送ったと筆者は考える。朝日新聞や週刊文春は情報元を隠しているが、文章は前川氏が送ったものと一般には見られている。どうも問題の文章をマスコミ各社が受取ったが、新聞の中で取上げのは朝日だけだったようだ。ただし前日夜にNHKもこれを流したが「官邸の意向」という部分は伏せられていたという話である。


天下り斡旋、出会い系バー、新国立競技場

「官邸によって行政が歪められた」という前川氏の言い分はもちろんマスコミ向けであり、真相ではないと筆者は言いたい。どう見ても文科省の天下り問題が発覚し、就任からわずか6ヶ月で事務次官職を辞任するよう官邸に迫られたことへの「報復」と見るのが妥当である。これは永田町・霞ヶ関では常識になっていると思われるが、マスコミは分っていてもほとんどこれに触れない。「正義の告発者」という自分達が勝手に作ったストーリを壊したくないのである。ちなみに「官邸の意向」といった文言は、加戸前愛媛県知事が現役の文科省官僚時代にもよく使ったという。

文科省は組織的に天下りの斡旋を行っていた。昔はこのようなことを他の官庁でも行っていたが、これが禁止されてからは組織的にやっていたのは文科省だけであった。このことは天下り斡旋禁止令を作った張本人である高橋洋一氏がテレビで指摘している。高橋氏は「こんな法律に引っ掛かるなんて文科省は本当にアホだ」と言っていた(他の官庁はもっと巧妙にやっているのであろう)。しかもその中心人物が前川事務次官だったという話も出ている。


「出会い系バー」への出入りも、当然、辞任に関係していると思われる。前川氏は昨年9月頃に杉田副官房長官からこの件で叱責されている。この「出会い系バー」は暴力団関係者が経営しており、常に警察にマークされていた。警察庁出身の杉田官房副長官にこの情報が届いたと見られる。官邸は読売新聞が報道するまでこの話を知らなかったと言っているが、おそらく前から知らされていたと筆者は見ている。

天下りの斡旋の話に戻れば、何かと官邸に反抗していた文科省の局長がある大学に斡旋され天下っていたことを官邸が見つけ腹を立てたという。この違法な天下り斡旋が発覚し、官邸は前川事務次官に斡旋に関わった文科省幹部への処分案を作るよう命じた。前川氏はこれに応じ処分案を作成し官邸に持って行った。ところがこの処分案の中に、なんと前川事務次官自身の名がなかったという(前川氏は斡旋の中心人物と目されているのに)。さすがにこれに官邸は立腹し前川氏にとうとう辞任を迫ったようである。菅官房長官の「前川事務次官は自分の地位に恋々としていた」というセリフはこのような経緯があったからと考える。


「官邸によって行政が歪められた」うんぬんのセリフは明らかにマスコミ向けであり、官邸告発の真相とは関係がないと筆者は考える。そもそも前川氏は獣医学部新設に関心はなかったと筆者は見ている(上司であった加戸守行前愛媛県知事の「前川君は地方の獣医師不足の実状を全く知らないのだろう」発言でも明らか)。実際、月間文芸春秋7月号に前川氏の手記が掲載されているが、そこでも加計学園の獣医学部新設に自分は関わってこなかったと述べている。当然、6ヶ月で事務次官を辞めさせられたことが原因と考える。たまたま「官邸の意向」という告発に都合の良い文章(部下が言い訳のために作った嘘と本当が混じった)が手元にあったと見るのが自然であろう。

辞任を迫られた前川氏は「天下りの斡旋は他の省庁でもやっている」と反論したという話がある。ところが最近の2回目の記者会見では「天下り斡旋が禁止されていることを知らなかった」と言い方を変えていると高橋洋一氏が指摘している。しかし前川氏を持上げているマスコミは、このような点を全く追求しない。


前川氏が深く関わっていたのは新国立競技場の建設であった。しかし旧競技場の解体費用が異常に増えたり、設計に無理があり期限までに完成するか不安視されていた。政府は建築の素人である文科省に任せておく訳には行かないと判断し、急遽、競技場建設の主体を国交省に変更し設計のコンペをやり直した。この時動いたのが国交省出身の和泉首相補佐官と言われている。前川氏の口からよく和泉首相補佐官の話が出るのは、このことが影響していると筆者は見ている。

国民の7割が加計学園問題の真相が分らず何かを政府が隠していると思っていると言う。しかしそれは大々的に問題を取上げている大手メディア(一部を除く)が、本誌の先週・今週号で述べたような本当と思われることに全く触れないからである。本誌の先週号と今週号の内容は、新聞・テレビで見聞きしネットで調べたことに筆者の若干の憶測を加えたものである。しかし個人的な特別ルートで得たような情報は一切含まれていない。要するにちょっと調べれば全て分ることばかりである。
http://www.adpweb.com/eco/


http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/114.html#c5

[原発・フッ素47] 反原発派は知恵遅れ _ 原発再稼動で温室効果ガスが減少 再生可能エネルギーの限界 中川隆
206. 中川隆[-7319] koaQ7Jey 2017年7月02日 18:18:29 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017年07月02日
孫正義のメガソーラーのせいで、 家計負担が年間2兆円 

孫氏に乗せられて多くの自治体や企業がメガソーラーを建設した
引用:http://ironna.jp/file/a58fb78470410a4f64315b7cfa3d3761.jpg

孫正義が語らない成功談


孫氏がマスコミへの自慢話で決して語らないのが、2011年に熱心に推進していた太陽光やメガソーラーの事です。

孫氏は原発を廃止して全ての発電を太陽光にし、しかも東電を解体して無料で払い下げを受ける計画を進めていると、当時盛んに報道されていました。


孫正義は管直人と共謀し、東電をタダで払い下げる計画だったと、当時報道されていた
引用:https://i2.wp.com/moneypress.net/wp-content/uploads/2016/08/15c0f424.jpg?fit=823%2C553

太陽光で稼いだ金

2011年以前、ソフトバンクは電力事業に進出したがっていたが、業界の壁は厚く食い込む事が出来ずに居た。

そこへ降って沸いた『嬉しい話』が東日本大震災と福島原発事故で、日本中が東電を批判し倒産させろ、解体しろという声が高まった。

孫氏と当時の総理大臣管直人は非常に親密な関係で、孫氏の秘書が民主党員だったほか、頻繁に会合を重ね、孫正義入閣も検討されていた。


太陽光買取制度は孫氏が管首相にごり押しして実現させたのは周知の事実で、当時孫氏は「自分が実現させた」と大威張りだった。

その太陽光買取制度は総額7兆円、2017年だけで2兆円の赤字を出し、全額を電気料金として国民に負担させています。

ところがソフトバンク自体は1円も払わずに、太陽光発電買取制度で巨額の収入を受け取り続けています。


太陽光買い取りは最初42円だったが今後は20円以下になり、最初に契約した事業者は買取金額が20年間保証されます。

この42円という買取価格は発電コストの2倍という破格であり、発電事業としては世界で最も儲かる仕組みです。

しかも太陽光買取では送電や変電などの設備一切を東電など大手電力が負担し、売電企業は「発電するだけ」なのです。


孫氏は「日本の発電は全て太陽光になる」と法螺話を吹聴し、地方自治体や企業や個人に金を出させ、メガソーラーなどを推進させました。

はっきり言えば最も儲かったのはソフトバンクと孫正義だけであり、国民は孫氏の金儲けの為に7兆円を払わされました。

太陽光発電の赤字はソフトバンクの資産を没収して支払わせるべきではないのか。
http://www.thutmosev.com/archives/71605697.html
http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/781.html#c206

[番外地7] 「面従腹背」に官邸疑心=加計問題、霞が関の不満影響か 中川隆
6. 中川隆[-7318] koaQ7Jey 2017年7月02日 18:54:17 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

経済コラムマガジン 17/6/26(944号)

加計学園の獣医学部新設騒動


民主党政権が進めた案件

マスコミや野党は加計学園の獣医学部新設認可が問題と騒ぎ立てている。次から次と新しいことが出て来て、マスコミと野党はこれらを材料に安倍政権を攻撃している。森友学園問題を含めここ半年近く、安倍政権というより安倍総理個人や総理周辺を狙った追求が連日国会で繰り広げられてきた。

疑惑は、安倍総理が友人である加計学園理事長に便宜を図ったということである。もちろん官邸サイドはこれを否定している。これは安倍総理周辺の関与を臭わせる文科省役人が作成した文章が朝日新聞に掲載されたことが発端である。また前川前文科省事務次官がこれらは本物と週刊誌に明かし騒動が大きくなった。これに対する官邸サイドの説明が一転するなどして、さらに混乱は大きくなった。


しかし客観的に見て、総理の直接指示によって新設認可が出たとは考えにくい。愛媛県・今治市と加計学園はこれまで何度となく獣医学部新設の申請を行って来たのである。もし総理の威光が有効でこれが働くものならば、とうの昔に学部新設は実現していたはずである。また加計学園理事長が安倍総理に近いことを承知していたからこそ、むしろ総理周辺はなお一層慎重に事を進めて来たと考える。また安倍総理自身もなるべく獣医学部新設の件に近付かないようにしていたと筆者は推測する。

17/5/22(第939号)「半島有事への日本の備え」
http://www.adpweb.com/eco/eco939.html


で述べたように、そもそも加計学園の獣医学部新設は、民進党の高井崇志衆院議員や江田五月最高顧問などが民主党政権時代から押し進めてきた案件である。これらの事実を踏まえれば、どうして安倍政権がこの獣医学部新設認可問題で攻撃されているのかまことに奇妙である。またマスコミや野党の追求が効き、安倍内閣の支持率が下がったとしたなら由々しきことである。

マスコミや野党は、文科省から出た文章やメールを元に疑惑に対する官邸の説明が不十分と騒いでいる。これに対し官邸は文章やメールに書かれていることには事実と異なる点が多いと反論している。しかしマスコミと野党はこれに満足せず「真相隠し」と反発している。


色々な政治評論家(主にマスコミ出身)などが、加計学園問題について発言しているが、ほとんどは出演するメディアの意向(つまり台本)に沿うものである。彼等の論評を聞いていては、真相がますます分らなくのが現実である。そんな中で筆者が一番納得するのは高橋洋一氏の説明である。さすがに官僚や内閣参事官としてこれまで政策決定現場に深く関わってきただけに、官僚や政治家の行動パターンの解説は適確である。

高橋氏によれば、4条件を付け獣医学部新設認可の方針を閣議決定したのが2015年6月である。これに伴い新設に反対する文科省に対しては、4条件の一つである将来の獣医師の「需要見通し」を作成することを求めた。ところで獣医学部新設認可など複数の省庁に関係する案件については、ほとんどが課長レベルの会議で方針を決定するという(話がこじれ局長以上(事務次官、大臣)のレベルまで行くケースは稀)。閣議決定から9ヶ月後の16年3月にこの担当課長レベル(文科、農水、内閣府)の会議が行われた。

本来ならここで方針が決定し話は終わる予定であった。ところが文科省は約束の「需要見通し」(新設に反対する文科省であるから将来獣医師は余るといった需要見通しになろう)を用意できなかった。そこで文科省は各省に決定を半年延期してもらうよう懇願したようだ。ところで文科省の不手際によるこの延期は、開校準備を急いでいた加計学園にとってスケジュールを厳しくしたと筆者は考える。ところが半年後、16年9月16日の2回目の課長レベル会議で、またしても文科省は「需要見通し」が用意できなかったのである。文科省が有効な反論ができなかったので、獣医学部新設認可の基本方針はここで決まったのである(要するに文科省はこの政策論争で負けた)。

担当課長レベルの会議は正式なもので議事録も残っていると高橋氏は言う。しかし何故か民進党などの野党やマスコミはこの議事録については触れない。また筆者は「需要見通し」が作成できなかったのは、逆に獣医師が決定的に不足している現実があるからと考える(特に公務員獣医師の不足は深刻)。文科省OBの愛媛県知事が獣医学部を新設するよう文科省に陳情しているくらいである。


高橋洋一氏が明かす官僚の実態

16年9月16日の課長レベルの2回目会議の結論を踏まえ、加計学園の獣医学部新設は16年12月22日に内閣特命担当相、文科相、農水相の間で正式に合意された。(ここからまた高橋の話)問題の文章やメールは、全て16年9月の2回目の課長レベル会議からこの12月22日までの間に作成されている。議論に負けて獣医学部新設を容認せざるを得なかった担当課長やその周辺が、局長以上の上層部への説明のためにこれらを作成したものと見られる。この目的が文科省上層部への言い訳であるから、「有ること」「無いこと」が混在した文章を作った可能性が強い。

そもそも課長レベルの会議で物事が決定するのだから、安倍総理がこの程度の会議に具体的な指示を出すはずがない。せいぜい内閣府の課長が「総理も特区の規制改革は強力に進めろと言っている」といったハッタリをかますくらいであろう。さらに「総理の意向」うんぬんの話が出ているが、議事録があるのだからこれを読めばはっきりするはずである。


筆者が知っている限りでは、高橋洋一氏は6月18日「そこまで言って委員会NP」(読売テレビ系・・東京では放送されず)と6月19日「橋下×羽鳥の番組」(テレビ朝日系)に出演してこの話をしている。両番組には他の元官僚が出演していたが、高橋氏の一連の発言に反論する者はいなかった。むしろ高橋氏の説明を補強するような話が次々と出た。特に「そこまで言って委員会NP」には8人くらいの元官僚が出演し、その中には元文科官僚もいたと筆者は記憶する。この番組ではほぼ出演者の全員が「文科省はどうしようもない役所」という声を上げていた。また高橋氏の説明はZAKZAK(夕刊フジのインターネット版)に何回か掲載されている。

つまり高橋氏の説明では、前川前事務次官は部下の言い訳の文章(「有ること」「無いこと」が書かれている)を信じたようである(むしろ筆者は信じたことにしたと考える・・薄々嘘が混じっていることは承知)。要するに文章の内容がどれだけ正確なのか確かめてはいないと見られる。もし課長レベルの会議議事録でも取り寄せれば、部下がどの程度の嘘を言っているかはっきりしたはずである。

テレビ番組に出演した元官僚によれば、上司にこのような言い訳めいた報告書(時には嘘が混じる)を提出することはよくあると言う。しかし前川氏やその周辺者のように文章のことを外部に漏らす者がいないので、他の省庁ではこれらのことが表沙汰になっていないだけと言う。


ここからは高橋氏の説明を踏まえた筆者の憶測である。会議に出席した文科省の担当課長は、バックに獣医師会が控える農水省も反対するものと想定したと筆者は見る。したがって農水省が「将来獣医師は不足しない・・したがって獣医学部新設は不要」といった需要見通しを作って来るものと、文科省は勝手に思い込んでいたと考える(たしかこのセリフは獣医学部新設が問題となった最初の頃に聞いた)。ところがおそらく農水省は賛成しないまでも、反対はしなかったのであろう。したがって農水省がそのような需要見通しを用意するはずはなかった。

おそらく農水省とは一校新設で話がついていた(水面下で)と筆者は推測する。もちろん獣医師会はこれを否定している(おそらく表向きであろう)。またこの話は霞ヶ関や永田町ではある程度知られていたと思われる。ただ情報に疎く空気を読めない文科官僚だけが知らなかった可能性が強い。高橋氏はテレビ番組で文科省を「アホ官庁」と言い、他の元官僚は「三流官庁」と言っていたが筆者もこれらの表現に納得が行く。


52年間も新設学部が認められなかったため(しかも申請は全て門前払い)、安倍政権はわざわざ特区まで作り獣医学部新設を政策の目玉に据えたのである。また日本の獣医学部の8割は東日本に集中し、西日本の獣医師不足ははっきりしている。空気を読んだ農水省が「ゼロ回答」はまずいと考えても不思議はない。「アホ」だったのが最後まで抵抗した文科省と見て良いであろう。

先日(6月23日)、前川前事務次官は2回目の記者会見を行ったが、発言を微妙に変えている。問題は「30年4月開校と期限を切られたこと」であると言い始めたのである。しかし課長レベル会議での決定を半年延期してもらいたいと懇願したのは文科省である。しかもその半年の間に需要見通しさえ作成できなかったのである。この半年が本当に無駄だったのだから、期限を切られとしても当然と筆者は考える。それどころか文科省がモタモタしている間に、想定外にも京都産業大が獣医学部新設を申請して来るなど事態の収拾が困難な状況が出てきたのである。
http://www.adpweb.com/eco/eco944.html
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[政治・選挙・NHK228] 「こんな人たち」に負けた安倍首相 辞任が秒読みへ(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
1. 中川隆[-7317] koaQ7Jey 2017年7月03日 00:41:59 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

安倍首相を支えるのは、今は日本の安定と国益に沿う行動だ

マスコミは安倍首相を追い込もうと連日のように政権攻撃を行っているのだが、マスコミの狙いはもちろん「中国・韓国・北朝鮮に優しい政権」の転換である。

マスコミはすでにこれらの国々の工作員に乗っ取られた状況になっており、自分たちの都合の悪い保守派・国益派をことごとく追い落としにかかっている。

日本が中国・韓国・北朝鮮のような侵略国家に対して毅然と対峙するのはマスコミにとっては許しがたいことであると思っている。

中国・韓国・北朝鮮の工作員にとって、自分たちにおもねてくれる政権が必要なのだ。

だからマスコミは徹底的に安倍政権を叩き、何でもないことを針小棒大に騒ぎ立て、逆に民進党や共産党や社民党を擁護したりしている。

「中国・韓国・北朝鮮に優しい政権」を作るためには、まずは安倍政権を崩壊させるというのが売国者たちの当面の目標になる。「アベ政権を許さない」という彼らの執拗で異様な政権攻撃はここからきているのである。

それでは私たちは何をしなければならないのか。


日本を再びまともな国に引き戻してくれた安倍首相

まだ安倍首相に代わる、あるいは安倍首相のような安定感のある国益主義の政治家は見当たらない。萌芽はあるがまだ育っていないし力強くない。

だから、私たちがしなければならないことは単純で、安倍首相を支える、あるいは自民党を力強く支えることである。

別に安倍首相や自民党に身も心も捧げる必要はない。

むしろ、支持しながら、もっと国益に沿うように大きな声を安倍首相や自民党に届ける必要がある。

何しろ安倍首相は、いつまで経っても韓国に報復外交をしようとしないし、自民党の中にもうじゃうじゃと反日議員が存在する。今の安倍政権も自民党も生半可だ。

日本を大事だと思っている日本人が強く求めているのは、韓国のような反日国家と国交断絶を宣言できる政治家である。日韓合意のようなものでお茶を濁して韓国を図に乗らせるような政治家ではない。

韓国に弱腰すぎるという意味で、国を愛する日本人は安倍首相には激しい不満と物足りなさを感じている。

そして、国内の売国勢力を放置しているという意味でも、安倍政権はまだできることをやっていないように見える。

しかし、それでも歴代の首相の中では非常に優秀な政治家であり、ここまで安定した政治運営ができているということについては誰もが敬意を示すべきだ。

2009年に民主党政権が樹立したとき、「これで日本は終わった」と保守派の多くは絶望した。

事実、その後の民主党政権の混乱した3年間で、日本人は地獄の苦しみを味わった。2012年の冬まで、誰もが日本という国に絶望していたのである。

しかし、日本は「終わり」ではなかった。

安倍晋三首相は再び返り咲き、この日本をまともな国に引き戻してくれた。日本にはまだ中国・韓国・北朝鮮に対抗できる政治家がいるという希望を与えてくれた。


日本を大事に思う人にとっては非常に重要な政権

もし2012年に安倍晋三氏が立ち上がってくれなかったら、日本はいったいどうなっていたのか。

それを考えると身の毛がよだつ。

中国・韓国・北朝鮮の工作員は間違いなく日本の中枢をすべて乗っ取っていた。日本は政治を乗っ取られるだけでなく、経済も崩壊し、国民生活も混乱に次ぐ混乱だったはずだ。

安倍首相は日本が崩壊していくのを、際どいところで阻止してくれた。

外交も売国一辺倒から国益を考える外交に引き戻し、経済も円安に舵取りを変えて日本企業の競争力を取り返し、株価も日経平均を8000円台から2万円台近くにまで引き上げた。

民主党(現・民進党)が行った売国政治と政治不信と社会的混乱をやっと終わらせて今の安定に導いたのが安倍首相である。

民主党政権の3年で崩壊の瀬戸際にあった日本は、安倍政権という「神風」が吹いて救われたのだ。すべての日本人はこれを脳裏に刻み込んでおかなければならない。

安倍政権は日本を大事に思う人にとっては非常に重要な政権であると言える。

確かに安倍政権は韓国に対してまだ甘すぎるとか、自民党も売国政治家が潜んでいるという点で問題を抱えているのは間違いない。

しかし、できる範囲で日本の国益に沿う形で動いてくれているという点では申し分がない政権であると言える。

もし安倍首相が退陣しても、下に多くの国益派の政治家が控えているというのであれば安心できるが、今の政治界はそのようになっていない。

国益派の政治家も徐々に台頭してきているのだが、まだ心もとないものがある。とすれば現実問題として私たちは何をすべきなのかは言うまでもない。まだ、安倍政権を支え続ける必要があるということだ。


マスゴミは都合の良い人間の知名度を上げさせる

選挙があるたびに、マスコミは猛烈な勢いで安倍政権と自民党を追い込もうと攻勢をかける。それに乗せられるのは、自ら国を終わらせるのと同じである。

今のマスコミは「マスゴミ」と言われるようになっているが、すでにマスゴミは自分たちが反日活動家であることを隠さない。マスコミはマスゴミになった。

類は友を呼ぶのだから、ゴミが賞賛するのはゴミだ。だからマスゴミが好きな政党である民進党もゴミだし、マスコミが好きな知識人も売国のゴミばかりだ。

そのうち、ゴミのような記事や知識人の発言に流され、動揺し、間違った選択をする人も出てくる。

こうしたことを放置していれば、いずれは安倍政権も弱体化していくし、政治が混乱するとまたもや売国政治家が政権を取ったりする危険が高まる。

そうであれば、やるべきことは1つしかない。

問題を認識しながらも、安倍首相を支えていき、自民党を支えることである。日本を大切に思う人であれば、今のところそれが最も現実的な選択肢である。

日本にきちんと国益を主張し、中国・韓国・北朝鮮と一歩も引かずに戦える政治家がどんどん増えるまで、安倍首相を支え続けるのは日本人のためになる。

選挙があれば、自分が投票する人物が過去に売国的な発言や行動をしていないのか、じっくりと調べる必要がある。

知名度がある売国者は山ほどいる。マスゴミは自分たちの都合の良い人間の知名度を上げさせて、知名度で当選させようとする戦略を採っているので、売国者ほど知名度があるという側面もある。

だから知名度で選ぶのではなく、「この人は愛国者である。売国者ではない」というのを前提に選ばなければならない。インターネットは何のためにあるのか。

売国者を炙り出して排除するためにある。

問題を認識しながらも、安倍首相を支えていき、自民党を支える。日本を大切に思う人であれば、今のところそれが最も現実的な選択肢である。


http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/473.html#c1

[政治・選挙・NHK228] 「こんな人たち」に負けた安倍首相 辞任が秒読みへ(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
2. 中川隆[-7316] koaQ7Jey 2017年7月03日 00:44:32 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

経済コラムマガジン 17/7/3(945号)官邸への報復


加戸守行前愛媛県知事の証言

加計学園の獣医学部新設が問題になっているが、メディア主導で変な方向に向かっている。前川という前文科省事務次官が、行政が歪められたと官邸を告発した。しかし実態を調べると、むしろ正反対の話がどんどん出て来る。

最近の産経新聞や日テレニュースだけがその正しいと思われる経緯を少し伝えている。しかし主要な新聞やテレビはこれらのことをどういう理由か伝えない(調べれることは簡単に分ることばかり)。まず今治における獣医学部新設は、加戸守行前愛媛県知事達が10年以上前に立ち上げた四国4県(四国は獣医師不足が深刻)のプロジェクトであった。しかし加戸氏が獣医学部新設で先頭に立って奔走したが、獣医師会や自民党の獣医師議員連盟が猛烈に反対し実現が難しかった。ところが民主党政権が発足し局面が変わった。地元選出の民主党の白石洋一衆議院議員が獣医学部新設に取組み始めたのである。ところで当初から獣医学部新設に積極的だったのは加計学園であり、加計が学部新設するものと想定されていた。民主党・鳩山政権の終盤には構造改革特区で「対応不可」から「実施に向け検討」に格上げされた。

また先週号で述べたように、加計学園の地元である岡山選出の民進党の高井崇志衆院議員や江田五月最高顧問などもこの案件を積極的に押し進めた。このように加計学園の獣医学部新設は、自民党ではなく元々は民主党・民進党の案件であった。ところが新設が実現する寸前になって、今度は民主党の中にこれに反対する獣医師議員連盟ができた。安倍総理と加計学園の理事長の仲を国会で追求した玉木雄一郎民進党幹事長代理などは、この民主党獣医師議員連盟の事務局長であり獣医師会から政治献金を受けていた(父と弟は獣医師)。


日本のメディアは、安倍総理と加計理事長が友人だからの獣医学部新設が実現したというストーリを作っている。そのため安倍総理と加計理事長が一緒に写っている写真は何回となく放送されてる。しかしこのような報道は明らかに印象操作である。要するに安倍総理が友人のために行政を曲げて、獣医学部新設を実現したという事実とは異なる話を作り上げることが目的である。

安倍総理は、国会でこのストーリを何回も否定している。しかし作り上げられた嘘話を否定することは難しい。特に反安倍の報道機関がこぞってこのストーリを毎日流し続けているため、世間の人々はこの嘘話を半分以上信じている。


加戸前愛媛県知事はこの話を即座に否定している。またテロ等準備罪(共謀罪)がなければ、獣医学部新設は話題にもなっていなかったと感想を述べている。つまりテロ等準備罪(共謀罪)の法案成立を阻止したいメディアが、一斉に加計学園問題に飛びついて安倍総理を攻撃したと述べている。筆者も同感である。

加戸氏は文科省の官僚OBで、偶然にも前川前文科省事務次官の上司であった。加戸氏は「前川君は地方の獣医師不足の実状を全く知らないのだろう」と言っている。また驚くことに加戸氏は安倍総理と加計理事長が昔からの友人だったことは全く知らなかったという。

ちなみに加計理事長は安倍総理と昔からの知り合いであるが、一方で獣医学部新設で動いてくれている民進党の高井崇志衆院議員や江田五月最高顧問とも親しい。両者と加計理事長が一緒に写っている写真を筆者はネットで一度見たことがある。どうも加計理事長は自民党だけでなく民進党も強く支援してきたと見られる。


次に考えることは、前川前文科省事務次官が「官邸によって行政が歪められた」「加計ありきでことが進んだ」と告発した目的である。反安倍のメディアは、前川氏の告発を「正義の告発」「硬骨漢の元官僚が官邸に立ち向かっている」という話に仕立てている。これは前川氏の狙い通りであった。また前川氏の思惑通り、加計学園疑惑は連日報道され野党を巻込み大騒ぎになった。

前川氏は森友学園問題が「総理への忖度」ということで大騒ぎになっているのを見て、部下が作った「官邸の意向」という文言のある文章をマスコミに送ったと筆者は考える。朝日新聞や週刊文春は情報元を隠しているが、文章は前川氏が送ったものと一般には見られている。どうも問題の文章をマスコミ各社が受取ったが、新聞の中で取上げのは朝日だけだったようだ。ただし前日夜にNHKもこれを流したが「官邸の意向」という部分は伏せられていたという話である。


天下り斡旋、出会い系バー、新国立競技場

「官邸によって行政が歪められた」という前川氏の言い分はもちろんマスコミ向けであり、真相ではないと筆者は言いたい。どう見ても文科省の天下り問題が発覚し、就任からわずか6ヶ月で事務次官職を辞任するよう官邸に迫られたことへの「報復」と見るのが妥当である。これは永田町・霞ヶ関では常識になっていると思われるが、マスコミは分っていてもほとんどこれに触れない。「正義の告発者」という自分達が勝手に作ったストーリを壊したくないのである。ちなみに「官邸の意向」といった文言は、加戸前愛媛県知事が現役の文科省官僚時代にもよく使ったという。

文科省は組織的に天下りの斡旋を行っていた。昔はこのようなことを他の官庁でも行っていたが、これが禁止されてからは組織的にやっていたのは文科省だけであった。このことは天下り斡旋禁止令を作った張本人である高橋洋一氏がテレビで指摘している。高橋氏は「こんな法律に引っ掛かるなんて文科省は本当にアホだ」と言っていた(他の官庁はもっと巧妙にやっているのであろう)。しかもその中心人物が前川事務次官だったという話も出ている。


「出会い系バー」への出入りも、当然、辞任に関係していると思われる。前川氏は昨年9月頃に杉田副官房長官からこの件で叱責されている。この「出会い系バー」は暴力団関係者が経営しており、常に警察にマークされていた。警察庁出身の杉田官房副長官にこの情報が届いたと見られる。官邸は読売新聞が報道するまでこの話を知らなかったと言っているが、おそらく前から知らされていたと筆者は見ている。

天下りの斡旋の話に戻れば、何かと官邸に反抗していた文科省の局長がある大学に斡旋され天下っていたことを官邸が見つけ腹を立てたという。この違法な天下り斡旋が発覚し、官邸は前川事務次官に斡旋に関わった文科省幹部への処分案を作るよう命じた。前川氏はこれに応じ処分案を作成し官邸に持って行った。ところがこの処分案の中に、なんと前川事務次官自身の名がなかったという(前川氏は斡旋の中心人物と目されているのに)。さすがにこれに官邸は立腹し前川氏にとうとう辞任を迫ったようである。菅官房長官の「前川事務次官は自分の地位に恋々としていた」というセリフはこのような経緯があったからと考える。


「官邸によって行政が歪められた」うんぬんのセリフは明らかにマスコミ向けであり、官邸告発の真相とは関係がないと筆者は考える。そもそも前川氏は獣医学部新設に関心はなかったと筆者は見ている(上司であった加戸守行前愛媛県知事の「前川君は地方の獣医師不足の実状を全く知らないのだろう」発言でも明らか)。実際、月間文芸春秋7月号に前川氏の手記が掲載されているが、そこでも加計学園の獣医学部新設に自分は関わってこなかったと述べている。当然、6ヶ月で事務次官を辞めさせられたことが原因と考える。たまたま「官邸の意向」という告発に都合の良い文章(部下が言い訳のために作った嘘と本当が混じった)が手元にあったと見るのが自然であろう。

辞任を迫られた前川氏は「天下りの斡旋は他の省庁でもやっている」と反論したという話がある。ところが最近の2回目の記者会見では「天下り斡旋が禁止されていることを知らなかった」と言い方を変えていると高橋洋一氏が指摘している。しかし前川氏を持上げているマスコミは、このような点を全く追求しない。


前川氏が深く関わっていたのは新国立競技場の建設であった。しかし旧競技場の解体費用が異常に増えたり、設計に無理があり期限までに完成するか不安視されていた。政府は建築の素人である文科省に任せておく訳には行かないと判断し、急遽、競技場建設の主体を国交省に変更し設計のコンペをやり直した。この時動いたのが国交省出身の和泉首相補佐官と言われている。前川氏の口からよく和泉首相補佐官の話が出るのは、このことが影響していると筆者は見ている。

国民の7割が加計学園問題の真相が分らず何かを政府が隠していると思っていると言う。しかしそれは大々的に問題を取上げている大手メディア(一部を除く)が、本誌の先週・今週号で述べたような本当と思われることに全く触れないからである。本誌の先週号と今週号の内容は、新聞・テレビで見聞きしネットで調べたことに筆者の若干の憶測を加えたものである。しかし個人的な特別ルートで得たような情報は一切含まれていない。要するにちょっと調べれば全て分ることばかりである。
http://www.adpweb.com/eco/

前川前次官が騒いでいる本当の理由は、「自分の方が総理大臣より身分が上だ」という事です。

総理より地位が高い事務次官

加計学園をめぐる「忖度」騒動は前川喜平・前文部科学事務次官の告発から騒動が広まった。

なぜ前川氏はこのように安倍首相を憎み、敵愾心を露にして噛み付くのか、事務次官という身分階級を知らないとわかり難い。

各省庁の事務次官は「次官」なので文字を読んだだけでは「2番目の事務員」かなと思うが、実際には省庁の大統領のような地位にある。

         

事務次官は表向きの法律では大臣を補佐する役割だが、実際には大臣を上回る最高権威です。

大臣と事務次官の関係については、2001年に小泉内閣で外務大臣を(9ヶ月だけ)勤めた田中眞紀子議員が良く喋っていた。(喋りすぎた)

その前に田中眞紀子が外務大臣に選ばれた理由を説明すると、2001年4月の自民党総裁選で小泉純一郎を当選させた功労者だった。


超不人気だった森首相が退陣し、次の首相は橋本龍太郎で決まりと言われていて、国民は「またあのバカ総理か」と失望していた。

小泉純一郎は出馬しても負けそうなので立候補するつもりはなかったが、当時人気絶頂だった田中眞紀子が「あんた出なさいよ」とけしかけたと言われている。

人気者の眞紀子に後押しされて小泉旋風が吹き、めでたく総理大臣になり田中眞紀子は論功行賞で外務大臣になった。


欧米メディアは「次の総理は田中眞紀子」「初の女性総理誕生へ」と報道し、小泉自身より人気が高かったほどだった。

その大功労者が些細なことで外務官僚と対立して、クビになったのは田中眞紀子大臣の方だった。

日本政府の方針と異なる発言を、外相として勝手に発言したり、外相会談のドタキャンなど様々な出来事があった。


官僚を激怒させた安倍首相の行為

だが一番の対立点は「外務大臣と事務次官のどちらに人事権があるか」という事で、眞紀子大臣は自分に逆らう事務次官の更迭を小泉首相に要求した。

結果は書いたとおり、クビになったのは大臣のほうだったので、大臣の人事権は事務次官が握っているが、逆はありえない。

法律はどうであれ大臣より事務次官のほうが地位が上なのが日本の制度であり、主要な省の事務次官となると総理大臣より地位が上である。


ロッキード事件で田中角栄元首相が逮捕されたが、事務次官は決して逮捕されず、責任を取らされたりもしない。

思い出して欲しいがあらゆる政治スキャンダルで責任を取るのは大臣と総理だけで、事務次官や官僚はマスコミから責任の追求すらされない。

もし事務次官が責任を取らされるような事が起きれば、明治以来の大事件であり、絶対に有り得ない筈だった。


朝日新聞は平気で天皇や総理大臣の悪口を書くが、それでいて事務次官の悪口を絶対に書かず、官僚は神聖にして汚すべからずを貫いている。

朝日新聞も日本の最高権力者が怖いのであり、許認可権から逮捕権、裁判権まで握っている官僚たちには逆らいません。(最高裁判官も官僚)

その有り得ないはずの事が森友、加計騒動の根源である文部科学省で起きていて、事務次官がクビになっていました。


「キXXX」の言い分

前川喜平前事務次官は退職した文部官僚が民間機関に天下りする仲介役をしていて、2017年1月20日に辞職した。

2017年3月に懲戒免職になる予定だったが、文部省側は猛反発しして自主退職になったうえ、退職金5000万円以上が支払われた。

軽い処分で済んで助かったように見えるが、官僚目線では「どうして上司である事務次官が部下である総理大臣から追放されるのか」という事になる。


ニュースを見ていると異常な事件で犯人が意味不明な事をしゃべる場合があるが、「キXXX」の言い分は彼らにしか分からない。

前川喜平と官僚たちには「総理大臣風情がでかい面しやがって」「今に見ておれ小僧」という恨みだけが残ったようです。

そして文部科学省は自分のスキャンダルである森友、加計を暴露する事で安倍首相を糾弾するという捨て身の戦法に出た。


過去の政治スキャンダルで責任を問われたのは政治家だけで、官僚が罪に問われた事は無いので、こうした戦法は実は良く行われている。

大阪地検や東京地検は森友加計を捜査しているが、検察官僚の身内である文部官僚は決して捜査対象にならない。

うまく行けば前川喜平前事務次官は高給で天下りできるだろうし、それどころか政治家として権力を握る事もできる。


突き詰めると官僚と総理のどちらが上か、どちらが日本の権力者かという対立です。
http://www.thutmosev.com/archives/71597964.html


本当の戦いは官僚の人事権

安倍政権は2014年)5月30日に内閣人事局を設置し、それまで各省庁がやっていた官僚人事を、官邸で行う事とした。

つまり今まで官僚の人事は官僚自身が決めていて、総理大臣や国会といえども絶対に口を出す事は出来なかった。

それを今日から総理大臣が官僚人事を決めるとなったので、官僚側は猛反対し財務省を中心に反安倍闘争を展開した。


2015年ごろに安保法制が異様な盛り上がりを見せ、日本中のマスコミが左翼化したかのように(左翼だが)反自衛隊、反米軍キャンペーンを始めた。

日本の全マスコミに対して一斉に指示を出せるのは官僚だけで、反安保闘争を操っていたのは財務省だったと見られる。

財務省はすべての省庁の財政を握っており、クビを横に振れば簡単に干す事ができるからです。


財務省の強大な権限は官僚自身が人事権を握っているからで、人事権が総理に移れば権力も総理に移ってしまいます。

安倍首相が消費増税に反対しているのもあって財務省は安倍政権を潰したくてしょうがなく、加計問題は渡りに船でした。

今冶の山奥の獣医学校は本当はどうでも良く、官僚特に財務官僚と安倍首相との、官僚人事権を巡る闘争なのでした。


そこに乗っかって安倍首相を退陣に追い込んで自分が総理になろうとしているのが、石破・麻生・二階・岸田・菅らの自民党幹部たちで、必ずしも安倍首相の味方ではない。

石破氏ははっきりと野党に加勢して安倍首相を退陣に追い込む姿勢を見せていて、狙いは次期総理です。

こうした「安倍包囲網」に乗っかっているのが野党や小池勢力で、都議会選挙は小池新党に有利だといわれています。
http://www.thutmosev.com/archives/71561248.html

http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/473.html#c2

[政治・選挙・NHK228] 「こんな人たち」に負けた安倍首相 辞任が秒読みへ(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
3. 中川隆[-7315] koaQ7Jey 2017年7月03日 00:47:03 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

官僚とマスコミが反安部扇動をしている理由

日本の官僚に指示を与えて動かしている日米合同委員会とは


日本政治を図らずも30年近く見てきて、いつも不思議に感じてきたことがある。

それは、「地方分権」と言われながら、いまだにすべての情報は中央、東京に集中し、内政における大枠の情報がほとんど東京に集中していることである。しかも国家主権にわたる外交、安全保障、国の経済政策、教育政策、福祉政策、医療政策、その他の分野でも大きな方針、政策は、すべて霞ヶ関から、国会議員に「勉強会」という形で官僚から卸されてくるのである。

そこで国会議員になった人間は、その中の一つか二つの分野に精通し、期数を重ねることによっていわゆる族議員というものになって、その内政の利権のお裾分けに預かる。この仕組みが、今も続く戦後の日本政治である。

さらに不思議なことは、その霞ヶ関に大きな政策を棚卸ししてくるのが、戦勝国であるアメリカなのである。

今回は、その大きな役割の一つを担っている「日米合同委員会」なるものを改めて紹介したい。不勉強の小生はこの組織のことを知ったのが、十年ちょっと前である。2011年の311以降、ネットや一部の本でもやっと言及されるようになったが、多くの日本人はマスコミがほとんど報道しないので全く知らないのではないだろうか。

そのためにいまだに一般の日本人には、認識されていないが、「日米合同委員会」というものが、戦後日本政治をコントロールしてきた最重要会議であることは間違いないのである。憲法で規定された国権の最高機関である国会を現実には超越していると言っても過言ではない。今回の安保法制を巡ってもテレビのニュース等で、あたかも日本が独立国としてこの法制を審議しているかのような報道がなされているが、残念ながら、このような報道は戦後に創られた共同幻想を維持するためものでしかない。


ところで、話題の書である矢部宏治氏は『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』で、矢部宏治氏は、「日米合同委員会」についてこう書いている。


日本はなぜ帰途と原発を止められないか


「官僚というのは法律が存在基盤ですから、下位の法体系(日本の国内法)より、上位の法体系(安保法体系)を優先して動くのは当然です。裁判で負ける側には絶対に立たないというのが官僚ですから、それは責められない。

しかも、この日米合同委員会のメンバーがその後どうなっているかを調べてみると、このインナー・サークルに所属した官僚は、みなそのあと、めざましく出世している。

とくに顕著なのが法務省で、省のトップである事務次官のなかに、日米合同委員会の元メンバー(大臣官房長経験者)が占める割合は、過去17人中12人。そのうち9人は、さらに次官より格上とされる検事総長になっているのです」

日米合同委員会の構成メンバーを見ると、米側がほとんど軍人である。

米側代表は在日米軍司令部副司令官である。

代表代理として在日米大使館公使、在日米軍司令部第五部長、在日米陸軍司令部参謀長、在日米空軍司令部副司令官、在日米海軍司令部参謀長、在日米海兵隊基地司令部参謀長である。在日米軍の軍人が威嚇するかのごとく居並んでいる。


日米合同委員会の日本側代表は外務省北米局長である

代表代理は、法務省大臣官房長、農林水産省経営局長、防衛省地方協力局長、外務省北米局参事官、財務省大臣官房審議官である。選挙で選ばれた政治家は一人も入っていない。


これは極めて象徴的な演出で、米国側は意識的に軍人を出している。現在も日本が米国の軍事占領下にあることの象徴なのだろう。わかりやすく言えば、日本官僚はネイティブの日本支配者であり、在日米軍の意向を受けて官僚の利権を維持拡大しているというわけである。

そして、日米合同委員会から多くの検事総長を出す。そして日本の対米隷属に異を唱え、真の独立を目指す人間を裁判にかけて攻撃する。その対象になったのが、最近では小沢一郎氏であった。

また、日米合同委員会で決まったことが公表されることはない。記録として残されることもない。いわば密約である。それが日本官僚を通じて政権与党である自民党に降ろされている。前回のレポートでも指摘した覇権国である米国経済の実情を考えると、もっと多くの日本人がこのことを知るべき時を迎えている。

日米合同委員会1日米合同委員会2

下記の参考資料を読んでいただければ、総理になった人間ですら、日米合同委員会のことを知らなかったことがわかる。日本の政治は見事なまでに空洞化しているのである。


<参考資料>

(*週プレNews 2014年12月16日より)

「日本はなぜ基地と原発を止められないのか」で話題の矢部宏治が鳩山友紀夫と“日本の真の支配者”を語った!

矢部宏治

鳩山友紀夫元首相(右)と矢部宏治氏が日本が「真の独立国」として新しい戦後を歩むための方法を議論


<民主党・鳩山政権の崩壊と沖縄の基地問題を出発点に、日本の戦後史を振り返った話題の新刊

『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』(集英社インターナショナル)
https://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%9C%E3%80%81%E3%80%8C%E5%9F%BA%E5%9C%B0%E3%80%8D%E3%81%A8%E3%80%8C%E5%8E%9F%E7%99%BA%E3%80%8D%E3%82%92%E6%AD%A2%E3%82%81%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%8B-%E7%9F%A2%E9%83%A8-%E5%AE%8F%E6%B2%BB/dp/4797672897


の著者・矢部宏治(やべ・こうじ)氏。
そして、まさにこの本を執筆するきっかけとなった鳩山友紀夫元首相。

このふたりが、辺野古移設反対派の圧勝に終わった11月の沖縄県知事選や総選挙を踏まえ、事実上、今も米軍の占領状態が続いているこの国の姿と、日本が「真の独立国」として新しい戦後を歩んでいくためにはどうすればいいのか、その方法を考えた!>


首相の時はわからなかった「見えない敵」の正体

―まずは鳩山さんに、矢部さんの本を読まれた率直な感想から伺いたいのですが?


鳩山  正直申し上げて“ぶったまげた”というか、矢部さんがここまで勇気を持って取材され、この本を書かれたことに敬服しました。先にこの本を読んでいれば、私も総理を辞めずに済んだかもしれない、と(笑)。

もちろん、私は自分の非力について言い訳する気はありません。総理として一度は沖縄県民に期待感を与えながら(県外移設を)実現できなかったのは私に大きな責任があります。

ただ、この本を読んで、当時、自分がもっと政治の裏側にある仕組みを深く理解していれば、結果が違っていた部分もあるのかなとは思いました。それだけに、自分が総理という立場にありながら、この本に書かれているような現実を知らなかったことを恥じなきゃいかんと感じるわけです。


矢部  鳩山さんは以前、インタビューで「官僚たちは総理である自分ではなく『何か別のもの』に忠誠を誓っているように感じた」と言われていましたが、その正体がなんであるか、当時はわからなかったのでしょうか?


鳩山  物事が自分の思いどおりに進まないのは、自分自身の力不足という程度にしか思っていませんでした。本来ならば協力してくれるはずの官僚の皆さんには、自分の提案を「米軍側との協議の結果」と言って、すべてはね返されてしまって。分厚い壁の存在は感じながらも「やっぱりアメリカはキツイんだなぁ」ぐらいにしか思っていなかった。その裏側、深淵の部分まで自分の考えは届いていなかったのです。

 しかし、矢部さんのこの本はもっと深いところで米軍と官僚組織、さらには司法やメディアまでがすべてつながって一体となった姿を見事に解き明かしてくれて、いろんなことが腑(ふ)に落ちました。この本を読んで、目からうろこが何枚落ちたかわからないくらい落ちましたね。


矢部  在日米軍と日本のエリート官僚で組織された「日米合同委員会」の存在は、当時ご存じなかったということでしょうか?


鳩山  お恥ずかしい話ですが、わかりませんでした。日米で月に2度も、それも米軍と外務省や法務省、財務省などのトップクラスの官僚たちが、政府の中の議論以上に密な議論をしていたとは! しかもその内容は基本的には表に出ない。

 私が総理の時にアメリカから「規制改革をやれ」という話があって、向こうからの要望書に従って郵政の民営化とかがドンドンと押しつけられた。そこで「この規制改革委員会はおかしいぞ」というところまでは当時もわかっていたのですが。


矢部  日米合同委員会は基本的に占領以来続く在日米軍の特権、つまり「米軍は日本の国土全体を自由に使える」という権利を行使するための協議機関なのですが、この組織が60年間続いていくうちに、そこで決まったことには、もう誰も口出しできないという状況になってしまった。

 なかでも一番の問題は、日米合同委員会のメンバーである法務官僚が、法務省のトップである事務次官に占める割合は過去17人中12人、そのうち9人が検事総長にまで上り詰めている。つまり、米軍と日本の高級官僚をメンバーとするこの共同体が、検察権力を事実上握っているということなんです。

 しかも、在日米軍基地の違憲性をめぐって争われた1959年の砂川裁判で、当時の駐日米国大使だったダグラス・マッカーサー2世が裁判に不当な形で介入し、「日米安保条約のような高度な政治性を持つ問題については、最高裁は憲法判断をしない」という判例を残してしまった。ですから日米合同委員会の合意事項が仮に憲法違反であっても、日本国民にはそれを覆(くつがえ)す法的手段がない。


鳩山  それはつまり日米合同委員会の決定事項が、憲法も含めた日本の法律よりも優先されるということですよね。そのことを総理大臣の私は知らなかったのに、検事総長は知っていたし役人も知っていたわけだ。


矢部  ですから、鳩山さんの言う「官僚たちが忠誠を誓っていた何か別のもの」、つまり鳩山政権を潰(つぶ)したのは、この60年続く日米合同委員会という米軍と官僚の共同体であり、そこで決められた安保法体系だというのが現時点での私の結論ですね。


―そうした仕組みの存在を知った今、鳩山さんはどのような思いなのでしょうか。

鳩山  日米合同委員会に乗り込んでいきたいぐらいだね。「何をやってるんだ、おまえら!」みたいな感じで。

 ただ、そういうものが舞台裏で、しかも、憲法以上の力を持った存在として成り立っていたとしても、決してメディアで報道されることもないし、このメンバー以外にはほとんど知られないような仕組みになっているわけですよね。

矢部  このような「見えない力」の存在は、政権内にいないと、野党の立場ではまったく知り得ないものなのでしょうか?


鳩山  私も自民党時代がありましたので、8年は政権党にいたわけですが、当選1回や2回の新人議員の間は、官邸内部で何が動いているか知りようもありませんでした。でも与党の一員としては扱ってもらっていたと思います。

 それが野党となると、与党、特に与党の中枢の方々とは情報量が圧倒的に違う。官僚も野党に話す場合と与党に説明に行く場合では、丁寧さも説明に来る人の役職も全然違う。そのぐらい野党に対しては、官僚は区別し、冷たい対応をしていました。

 つまり、自民党政権と官僚機構が完全に一体化していたということです。野党は圧倒的に情報過疎に置かれているのは事実で、国民はその野党よりも情報が少ない。

 この先、特定秘密保護法によって、ますます国民には何も知らせない国になるわけで、非常に恐ろしいことだと思います。

日本全土が「米軍の基地」という現実

矢部  「横田空域」という、1都8県の上に米軍が管理している広大な空域がありまして、日本の飛行機はここを飛べない。これなんか典型的な「米軍が自由に日本の国土を使える」事例ですね。


鳩山  私も横田空域のせいで、日本の航空会社が非常に不自然な飛行ルートで飛ばされていることは知っていましたが、「沖縄と同じように、米軍の優位性というのが東京や関東周辺にもあるんだな」という程度にしか理解していなかった。

 しかし、具体的に図を見ると、関東上空がこれほど広範囲に米軍に「占領」されているという事実に仰天しますよね。沖縄だけではなくて、実は日本全体がアメリカに今でも支配されているも同然ですから。


矢部  飛行ルートの阻害もありますが、それより問題なのは、米軍やCIAの関係者が日本の国境に関係なく、この空域から自由に出入りできる、入国の「裏口(バックドア)」が存在することです。これはどう考えてもおかしな話で、こんなことは普通の主権国家ではあり得ません。

 この問題なんて国際社会にアピールしたら、みんなすごく驚くと思うんです。これは今、日本で起きているほかの問題、特に原発の問題にも絡んでくる話ですが、日本という国が置かれている状況の歪(ゆが)みやおかしさを伝えるいい事例になると思っています。

 結局、日米安保条約とは、米軍が「日本の基地」を使う権利ではなく、「日本全土」を基地として使う権利を定めたものなのです。

 旧安保条約の第1条で米軍にその権利が認められ、60年の安保条約で文言は変わっていますが、その権利は残されている。これを「全土基地方式」というのですが、これはなんとしても国際社会にアピールして変えていかないといけない

鳩山  矢部さんの本だと、米軍がそんなことをできる根拠は、敗戦国である日本を今でも「敵国」と見なした、国連憲章の「敵国条項」があるから、という話でしたが。


矢部  そこの説明は少し複雑で、旧安保条約第1条には、そうしたメチャクチャな軍事利用のあり方は、日本側が望み、アメリカ側がそれに応えたものだということが書かれている。そうした戦後処理を日本が望んだ以上、日本の主権や国民の人権がいくら侵害されていても、国連は口を出せないというロジックになっているんです。一種の法的トリックと言ってもいい。

 ですから、日本にちゃんとした政権が誕生して、国際社会で堂々と議論し、「全土基地方式はやめてくれ」と言ったら「それは敵国条項があるから無理だ」とは絶対ならないと思います。

米軍の占領状況を米国民に訴えろ!

鳩山  矢部さんのような方の努力もあって、私もようやく目隠しが外れて真実が見えてきたわけですが、問題はそこから先をどうするかです。やはり一部の人たちだけが目隠しを外すんじゃなくて、日本の国民の多くに触れられるPR戦術というか、日本の戦後の背後には何があるのかをきちんと解き明かす手段が必要だと思いますね。

 それと、日米関係に関わっている米軍関係者を除けば、アメリカの議会や国民は日米合同委員会なるものがどういう役割を果たしてきたのか、それが今も日本の主権をさまざまな形で侵害している事実も知らないと思います。しかし、こうした状況はアメリカの国民から見ても「異常なこと」だと映るはずですから、われわれが海外、特にアメリカの議会や国民に対して「日本は今も事実上、米軍に占領されているけれど、本当にこれでいいのか?」と訴えることが重要です。


矢部  情報発信という意味では、今、ドイツなど多くの国が日本の原発汚染に対して「何を考えてるんだ!」って相当に怒っている。基地の問題だけだと「勝手にやっててくれ」となるかもしれないけれど、原発の問題はそうはいかない。全地球的な問題です。

 あれだけ深刻な原発事故を起こした日本がなぜ、今再び原発推進への道を進もうとしているのか? その背景には「日米原子力協定」という、自国のエネルギー政策すらアメリカの同意なしには決められないという、客観的に見ても非常に歪(いびつ)な構造がある。それをうまく国際社会にアピールできたら、こうした日本の歪んだシステムに世界の光が当たる可能性はあります。

鳩山  そうですね、日本のメディアも完全に取り込まれてしまっているのであれば、基地の問題だけではなく、原発も併せて海外に訴えるほうが、圧倒的に意義があると思います。

ただし、そうした「外圧」に頼るだけでなく、結局はこの国の政治を変えない限り、そして多数派にならない限り、こうした流れは大きく変えられません。

*2015.03.16 NEWSポストセブンより

「米軍幹部と日本の官僚が進路決める「日米合同委員会」の存在」


東京都港区南麻布。都内屈指の閑静な高級住宅地も、そこだけは異空間が広がる。

入り口には屈強なガードマンが立ち、脇には「100%、IDチェック」と書かれた案内書きがある。米軍施設の「ニューサンノーホテル」である。


 在日米軍関係者は、

「ここは赤坂の米国大使館以上に、米国にとって重要な施設。表向きは来日した米軍関係者の宿泊施設ですが、米海軍情報部や CIA の拠点が置かれていて、日米のインテリジェンスの集積地です」

と説明する。

 日本のメディアどころか、政治家も立ち入れない。そんな場所で、日本の高級官僚と在日米軍関係者は、定期的に会合を重ねていた。それが日米合同委員会後述するが1960年に締結された日米地位協定(※注1)をどう運用するかを協議する実務者会議だ。


※注1/1952年に旧安保条約と同時に発効した「日米行政協定」が前身。1960年に日米安全保障条約を締結した際に改めて交わされた。 

そこでは、日本の安全保障の根幹に直接かかわる問題から、米軍基地と周辺住民の諍いまで協議される。 前者は在日米軍基地の移転・縮小、米海兵隊の新型輸送機オスプレイの配備といった問題、後者は基地内のゴミ処理、航空機の騒音問題などだ。

かつては、米兵の犯罪並びにその処遇も、開かれた法廷ではなく、密室の話し合いによって、解決がなされたこともあった。 

日米合同委の組織は、米国側は在日米軍司令部副司令官、在日米大使館公使など、日本側は外務省北米局長を代表として法務省大臣官房長、防衛省地方協力局長といった面子だ。

 日本側の代表者及び代表代理は、将来的に事務次官を狙えるポストにある。そんな高級官僚が、在日米軍や米大使館の有力者と密議を交わすことから、日米合同委は「影の政府」との異名もつく。

 ただし、彼らが一堂に会するわけではない。同委員会は、基地問題、刑事、環境など35の分科会や部会に分かれ、担当ごとに参加者が決まる。実際に出席したことのある官僚が明かしてくれた。


「日米の責任者(担当者)が最低一人、書記および通訳などの職員が最低二人は出席する。対話は基本的には日本語で行なわれますが、日本側も英語の話せる通訳を連れているため、微妙なニュアンスで日米の解釈が異なるという事態は生じない」


 関係者らの話をまとめると、毎月2回ほど開かれ、開催場所は米国と日本で持ち回りとなる。米国ならニューサンノーホテル、日本の場合は外務省を中心に、分科会や部会ごとに代表者の所属する官庁内で開催されているという。

 だが、会合の中身は一切明かされない。合意の一部は外務省、防衛省のホームページに公表されているが、それも簡潔に記されているだけだ。

 同委員会を所管する外務省北米局に日米合同委の詳細を問い合わせても、「回答できるのは、既に公表しているものだけ」の一点ばりで、防衛省広報課に問い合わせても、「外務省が所管なので、外務省に聞いてください」という堂々巡りだった。


 元琉球新報論説委員で、在日米軍基地問題に詳しい沖縄国際大学大学院教授・前泊博盛氏は語る。


「日米合同委に合意内容を公表する義務はない。日米双方の合意がない限り公表しない取り決め(※注2)になっているからです。」


※注2/1996年2月に、日米両政府は日米地位協定の9項目についての運用改善で合意。「日米合同委員会の公表」もそこに含まれた。しかし、結果的に「合意内容」の公表こそ一部改善はされたものの、会合内容が公表されることはなかった。


 「基本的に軍事関係の取り決めなので米軍側は、情報を出したくない。また、米軍に有利に推移した合意内容を表に出して、日本人の神経を逆なでしたくないという思いもある。日本側としても、米国との交渉に負けた、との誹りを避けるために、できるだけ隠密に事を収めたい」


 必然的に日米合同委は「密約の温床」になってしまう。(終わり)
http://www.yamamotomasaki.com/archives/1991  

http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/473.html#c3

[政治・選挙・NHK228] 安倍首相が秋葉原の都議選応援演説で「安倍やめろ」コール殺到に逆ギレ! 国民に向かって「こんな人たちに負けない」(リテラ) 赤かぶ
71. 中川隆[-7314] koaQ7Jey 2017年7月03日 01:36:27 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

「こんな人たちに負けない」というのは、官僚とマスコミとCIAに向けて言った言葉だよ:


官邸への報復

加戸守行前愛媛県知事の証言

加計学園の獣医学部新設が問題になっているが、メディア主導で変な方向に向かっている。前川という前文科省事務次官が、行政が歪められたと官邸を告発した。しかし実態を調べると、むしろ正反対の話がどんどん出て来る。

最近の産経新聞や日テレニュースだけがその正しいと思われる経緯を少し伝えている。しかし主要な新聞やテレビはこれらのことをどういう理由か伝えない(調べれることは簡単に分ることばかり)。まず今治における獣医学部新設は、加戸守行前愛媛県知事達が10年以上前に立ち上げた四国4県(四国は獣医師不足が深刻)のプロジェクトであった。しかし加戸氏が獣医学部新設で先頭に立って奔走したが、獣医師会や自民党の獣医師議員連盟が猛烈に反対し実現が難しかった。ところが民主党政権が発足し局面が変わった。地元選出の民主党の白石洋一衆議院議員が獣医学部新設に取組み始めたのである。ところで当初から獣医学部新設に積極的だったのは加計学園であり、加計が学部新設するものと想定されていた。民主党・鳩山政権の終盤には構造改革特区で「対応不可」から「実施に向け検討」に格上げされた。

また先週号で述べたように、加計学園の地元である岡山選出の民進党の高井崇志衆院議員や江田五月最高顧問などもこの案件を積極的に押し進めた。このように加計学園の獣医学部新設は、自民党ではなく元々は民主党・民進党の案件であった。ところが新設が実現する寸前になって、今度は民主党の中にこれに反対する獣医師議員連盟ができた。安倍総理と加計学園の理事長の仲を国会で追求した玉木雄一郎民進党幹事長代理などは、この民主党獣医師議員連盟の事務局長であり獣医師会から政治献金を受けていた(父と弟は獣医師)。


日本のメディアは、安倍総理と加計理事長が友人だからの獣医学部新設が実現したというストーリを作っている。そのため安倍総理と加計理事長が一緒に写っている写真は何回となく放送されてる。しかしこのような報道は明らかに印象操作である。要するに安倍総理が友人のために行政を曲げて、獣医学部新設を実現したという事実とは異なる話を作り上げることが目的である。

安倍総理は、国会でこのストーリを何回も否定している。しかし作り上げられた嘘話を否定することは難しい。特に反安倍の報道機関がこぞってこのストーリを毎日流し続けているため、世間の人々はこの嘘話を半分以上信じている。


加戸前愛媛県知事はこの話を即座に否定している。またテロ等準備罪(共謀罪)がなければ、獣医学部新設は話題にもなっていなかったと感想を述べている。つまりテロ等準備罪(共謀罪)の法案成立を阻止したいメディアが、一斉に加計学園問題に飛びついて安倍総理を攻撃したと述べている。筆者も同感である。

加戸氏は文科省の官僚OBで、偶然にも前川前文科省事務次官の上司であった。加戸氏は「前川君は地方の獣医師不足の実状を全く知らないのだろう」と言っている。また驚くことに加戸氏は安倍総理と加計理事長が昔からの友人だったことは全く知らなかったという。

ちなみに加計理事長は安倍総理と昔からの知り合いであるが、一方で獣医学部新設で動いてくれている民進党の高井崇志衆院議員や江田五月最高顧問とも親しい。両者と加計理事長が一緒に写っている写真を筆者はネットで一度見たことがある。どうも加計理事長は自民党だけでなく民進党も強く支援してきたと見られる。


次に考えることは、前川前文科省事務次官が「官邸によって行政が歪められた」「加計ありきでことが進んだ」と告発した目的である。反安倍のメディアは、前川氏の告発を「正義の告発」「硬骨漢の元官僚が官邸に立ち向かっている」という話に仕立てている。これは前川氏の狙い通りであった。また前川氏の思惑通り、加計学園疑惑は連日報道され野党を巻込み大騒ぎになった。

前川氏は森友学園問題が「総理への忖度」ということで大騒ぎになっているのを見て、部下が作った「官邸の意向」という文言のある文章をマスコミに送ったと筆者は考える。朝日新聞や週刊文春は情報元を隠しているが、文章は前川氏が送ったものと一般には見られている。どうも問題の文章をマスコミ各社が受取ったが、新聞の中で取上げのは朝日だけだったようだ。ただし前日夜にNHKもこれを流したが「官邸の意向」という部分は伏せられていたという話である。


天下り斡旋、出会い系バー、新国立競技場

「官邸によって行政が歪められた」という前川氏の言い分はもちろんマスコミ向けであり、真相ではないと筆者は言いたい。どう見ても文科省の天下り問題が発覚し、就任からわずか6ヶ月で事務次官職を辞任するよう官邸に迫られたことへの「報復」と見るのが妥当である。これは永田町・霞ヶ関では常識になっていると思われるが、マスコミは分っていてもほとんどこれに触れない。「正義の告発者」という自分達が勝手に作ったストーリを壊したくないのである。ちなみに「官邸の意向」といった文言は、加戸前愛媛県知事が現役の文科省官僚時代にもよく使ったという。

文科省は組織的に天下りの斡旋を行っていた。昔はこのようなことを他の官庁でも行っていたが、これが禁止されてからは組織的にやっていたのは文科省だけであった。このことは天下り斡旋禁止令を作った張本人である高橋洋一氏がテレビで指摘している。高橋氏は「こんな法律に引っ掛かるなんて文科省は本当にアホだ」と言っていた(他の官庁はもっと巧妙にやっているのであろう)。しかもその中心人物が前川事務次官だったという話も出ている。


「出会い系バー」への出入りも、当然、辞任に関係していると思われる。前川氏は昨年9月頃に杉田副官房長官からこの件で叱責されている。この「出会い系バー」は暴力団関係者が経営しており、常に警察にマークされていた。警察庁出身の杉田官房副長官にこの情報が届いたと見られる。官邸は読売新聞が報道するまでこの話を知らなかったと言っているが、おそらく前から知らされていたと筆者は見ている。

天下りの斡旋の話に戻れば、何かと官邸に反抗していた文科省の局長がある大学に斡旋され天下っていたことを官邸が見つけ腹を立てたという。この違法な天下り斡旋が発覚し、官邸は前川事務次官に斡旋に関わった文科省幹部への処分案を作るよう命じた。前川氏はこれに応じ処分案を作成し官邸に持って行った。ところがこの処分案の中に、なんと前川事務次官自身の名がなかったという(前川氏は斡旋の中心人物と目されているのに)。さすがにこれに官邸は立腹し前川氏にとうとう辞任を迫ったようである。菅官房長官の「前川事務次官は自分の地位に恋々としていた」というセリフはこのような経緯があったからと考える。


「官邸によって行政が歪められた」うんぬんのセリフは明らかにマスコミ向けであり、官邸告発の真相とは関係がないと筆者は考える。そもそも前川氏は獣医学部新設に関心はなかったと筆者は見ている(上司であった加戸守行前愛媛県知事の「前川君は地方の獣医師不足の実状を全く知らないのだろう」発言でも明らか)。実際、月間文芸春秋7月号に前川氏の手記が掲載されているが、そこでも加計学園の獣医学部新設に自分は関わってこなかったと述べている。当然、6ヶ月で事務次官を辞めさせられたことが原因と考える。たまたま「官邸の意向」という告発に都合の良い文章(部下が言い訳のために作った嘘と本当が混じった)が手元にあったと見るのが自然であろう。

辞任を迫られた前川氏は「天下りの斡旋は他の省庁でもやっている」と反論したという話がある。ところが最近の2回目の記者会見では「天下り斡旋が禁止されていることを知らなかった」と言い方を変えていると高橋洋一氏が指摘している。しかし前川氏を持上げているマスコミは、このような点を全く追求しない。


前川氏が深く関わっていたのは新国立競技場の建設であった。しかし旧競技場の解体費用が異常に増えたり、設計に無理があり期限までに完成するか不安視されていた。政府は建築の素人である文科省に任せておく訳には行かないと判断し、急遽、競技場建設の主体を国交省に変更し設計のコンペをやり直した。この時動いたのが国交省出身の和泉首相補佐官と言われている。前川氏の口からよく和泉首相補佐官の話が出るのは、このことが影響していると筆者は見ている。

国民の7割が加計学園問題の真相が分らず何かを政府が隠していると思っていると言う。しかしそれは大々的に問題を取上げている大手メディア(一部を除く)が、本誌の先週・今週号で述べたような本当と思われることに全く触れないからである。本誌の先週号と今週号の内容は、新聞・テレビで見聞きしネットで調べたことに筆者の若干の憶測を加えたものである。しかし個人的な特別ルートで得たような情報は一切含まれていない。要するにちょっと調べれば全て分ることばかりである。
http://www.adpweb.com/eco/


前川前次官が騒いでいる本当の理由は、「自分の方が総理大臣より身分が上だ」という事です。

総理より地位が高い事務次官

加計学園をめぐる「忖度」騒動は前川喜平・前文部科学事務次官の告発から騒動が広まった。

なぜ前川氏はこのように安倍首相を憎み、敵愾心を露にして噛み付くのか、事務次官という身分階級を知らないとわかり難い。

各省庁の事務次官は「次官」なので文字を読んだだけでは「2番目の事務員」かなと思うが、実際には省庁の大統領のような地位にある。

         

事務次官は表向きの法律では大臣を補佐する役割だが、実際には大臣を上回る最高権威です。

大臣と事務次官の関係については、2001年に小泉内閣で外務大臣を(9ヶ月だけ)勤めた田中眞紀子議員が良く喋っていた。(喋りすぎた)

その前に田中眞紀子が外務大臣に選ばれた理由を説明すると、2001年4月の自民党総裁選で小泉純一郎を当選させた功労者だった。


超不人気だった森首相が退陣し、次の首相は橋本龍太郎で決まりと言われていて、国民は「またあのバカ総理か」と失望していた。

小泉純一郎は出馬しても負けそうなので立候補するつもりはなかったが、当時人気絶頂だった田中眞紀子が「あんた出なさいよ」とけしかけたと言われている。

人気者の眞紀子に後押しされて小泉旋風が吹き、めでたく総理大臣になり田中眞紀子は論功行賞で外務大臣になった。


欧米メディアは「次の総理は田中眞紀子」「初の女性総理誕生へ」と報道し、小泉自身より人気が高かったほどだった。

その大功労者が些細なことで外務官僚と対立して、クビになったのは田中眞紀子大臣の方だった。

日本政府の方針と異なる発言を、外相として勝手に発言したり、外相会談のドタキャンなど様々な出来事があった。


官僚を激怒させた安倍首相の行為

だが一番の対立点は「外務大臣と事務次官のどちらに人事権があるか」という事で、眞紀子大臣は自分に逆らう事務次官の更迭を小泉首相に要求した。

結果は書いたとおり、クビになったのは大臣のほうだったので、大臣の人事権は事務次官が握っているが、逆はありえない。

法律はどうであれ大臣より事務次官のほうが地位が上なのが日本の制度であり、主要な省の事務次官となると総理大臣より地位が上である。


ロッキード事件で田中角栄元首相が逮捕されたが、事務次官は決して逮捕されず、責任を取らされたりもしない。

思い出して欲しいがあらゆる政治スキャンダルで責任を取るのは大臣と総理だけで、事務次官や官僚はマスコミから責任の追求すらされない。

もし事務次官が責任を取らされるような事が起きれば、明治以来の大事件であり、絶対に有り得ない筈だった。


朝日新聞は平気で天皇や総理大臣の悪口を書くが、それでいて事務次官の悪口を絶対に書かず、官僚は神聖にして汚すべからずを貫いている。

朝日新聞も日本の最高権力者が怖いのであり、許認可権から逮捕権、裁判権まで握っている官僚たちには逆らいません。(最高裁判官も官僚)

その有り得ないはずの事が森友、加計騒動の根源である文部科学省で起きていて、事務次官がクビになっていました。


「キXXX」の言い分

前川喜平前事務次官は退職した文部官僚が民間機関に天下りする仲介役をしていて、2017年1月20日に辞職した。

2017年3月に懲戒免職になる予定だったが、文部省側は猛反発しして自主退職になったうえ、退職金5000万円以上が支払われた。

軽い処分で済んで助かったように見えるが、官僚目線では「どうして上司である事務次官が部下である総理大臣から追放されるのか」という事になる。


ニュースを見ていると異常な事件で犯人が意味不明な事をしゃべる場合があるが、「キXXX」の言い分は彼らにしか分からない。

前川喜平と官僚たちには「総理大臣風情がでかい面しやがって」「今に見ておれ小僧」という恨みだけが残ったようです。

そして文部科学省は自分のスキャンダルである森友、加計を暴露する事で安倍首相を糾弾するという捨て身の戦法に出た。


過去の政治スキャンダルで責任を問われたのは政治家だけで、官僚が罪に問われた事は無いので、こうした戦法は実は良く行われている。

大阪地検や東京地検は森友加計を捜査しているが、検察官僚の身内である文部官僚は決して捜査対象にならない。

うまく行けば前川喜平前事務次官は高給で天下りできるだろうし、それどころか政治家として権力を握る事もできる。


突き詰めると官僚と総理のどちらが上か、どちらが日本の権力者かという対立です。
http://www.thutmosev.com/archives/71597964.html


本当の戦いは官僚の人事権

安倍政権は2014年)5月30日に内閣人事局を設置し、それまで各省庁がやっていた官僚人事を、官邸で行う事とした。

つまり今まで官僚の人事は官僚自身が決めていて、総理大臣や国会といえども絶対に口を出す事は出来なかった。

それを今日から総理大臣が官僚人事を決めるとなったので、官僚側は猛反対し財務省を中心に反安倍闘争を展開した。


2015年ごろに安保法制が異様な盛り上がりを見せ、日本中のマスコミが左翼化したかのように(左翼だが)反自衛隊、反米軍キャンペーンを始めた。

日本の全マスコミに対して一斉に指示を出せるのは官僚だけで、反安保闘争を操っていたのは財務省だったと見られる。

財務省はすべての省庁の財政を握っており、クビを横に振れば簡単に干す事ができるからです。


財務省の強大な権限は官僚自身が人事権を握っているからで、人事権が総理に移れば権力も総理に移ってしまいます。

安倍首相が消費増税に反対しているのもあって財務省は安倍政権を潰したくてしょうがなく、加計問題は渡りに船でした。

今冶の山奥の獣医学校は本当はどうでも良く、官僚特に財務官僚と安倍首相との、官僚人事権を巡る闘争なのでした。


そこに乗っかって安倍首相を退陣に追い込んで自分が総理になろうとしているのが、石破・麻生・二階・岸田・菅らの自民党幹部たちで、必ずしも安倍首相の味方ではない。

石破氏ははっきりと野党に加勢して安倍首相を退陣に追い込む姿勢を見せていて、狙いは次期総理です。

こうした「安倍包囲網」に乗っかっているのが野党や小池勢力で、都議会選挙は小池新党に有利だといわれています。
http://www.thutmosev.com/archives/71561248.html




官僚とマスコミが反安部扇動をしている理由

日本の官僚に指示を与えて動かしている日米合同委員会とは


日本政治を図らずも30年近く見てきて、いつも不思議に感じてきたことがある。

それは、「地方分権」と言われながら、いまだにすべての情報は中央、東京に集中し、内政における大枠の情報がほとんど東京に集中していることである。しかも国家主権にわたる外交、安全保障、国の経済政策、教育政策、福祉政策、医療政策、その他の分野でも大きな方針、政策は、すべて霞ヶ関から、国会議員に「勉強会」という形で官僚から卸されてくるのである。

そこで国会議員になった人間は、その中の一つか二つの分野に精通し、期数を重ねることによっていわゆる族議員というものになって、その内政の利権のお裾分けに預かる。この仕組みが、今も続く戦後の日本政治である。

さらに不思議なことは、その霞ヶ関に大きな政策を棚卸ししてくるのが、戦勝国であるアメリカなのである。

今回は、その大きな役割の一つを担っている「日米合同委員会」なるものを改めて紹介したい。不勉強の小生はこの組織のことを知ったのが、十年ちょっと前である。2011年の311以降、ネットや一部の本でもやっと言及されるようになったが、多くの日本人はマスコミがほとんど報道しないので全く知らないのではないだろうか。

そのためにいまだに一般の日本人には、認識されていないが、「日米合同委員会」というものが、戦後日本政治をコントロールしてきた最重要会議であることは間違いないのである。憲法で規定された国権の最高機関である国会を現実には超越していると言っても過言ではない。今回の安保法制を巡ってもテレビのニュース等で、あたかも日本が独立国としてこの法制を審議しているかのような報道がなされているが、残念ながら、このような報道は戦後に創られた共同幻想を維持するためものでしかない。


ところで、話題の書である矢部宏治氏は『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』で、矢部宏治氏は、「日米合同委員会」についてこう書いている。


日本はなぜ帰途と原発を止められないか


「官僚というのは法律が存在基盤ですから、下位の法体系(日本の国内法)より、上位の法体系(安保法体系)を優先して動くのは当然です。裁判で負ける側には絶対に立たないというのが官僚ですから、それは責められない。

しかも、この日米合同委員会のメンバーがその後どうなっているかを調べてみると、このインナー・サークルに所属した官僚は、みなそのあと、めざましく出世している。

とくに顕著なのが法務省で、省のトップである事務次官のなかに、日米合同委員会の元メンバー(大臣官房長経験者)が占める割合は、過去17人中12人。そのうち9人は、さらに次官より格上とされる検事総長になっているのです」


日米合同委員会の構成メンバーを見ると、米側がほとんど軍人である。

米側代表は在日米軍司令部副司令官である。

代表代理として在日米大使館公使、在日米軍司令部第五部長、在日米陸軍司令部参謀長、在日米空軍司令部副司令官、在日米海軍司令部参謀長、在日米海兵隊基地司令部参謀長である。在日米軍の軍人が威嚇するかのごとく居並んでいる。


日米合同委員会の日本側代表は外務省北米局長である

代表代理は、法務省大臣官房長、農林水産省経営局長、防衛省地方協力局長、外務省北米局参事官、財務省大臣官房審議官である。選挙で選ばれた政治家は一人も入っていない。


これは極めて象徴的な演出で、米国側は意識的に軍人を出している。現在も日本が米国の軍事占領下にあることの象徴なのだろう。わかりやすく言えば、日本官僚はネイティブの日本支配者であり、在日米軍の意向を受けて官僚の利権を維持拡大しているというわけである。

そして、日米合同委員会から多くの検事総長を出す。そして日本の対米隷属に異を唱え、真の独立を目指す人間を裁判にかけて攻撃する。その対象になったのが、最近では小沢一郎氏であった。

また、日米合同委員会で決まったことが公表されることはない。記録として残されることもない。いわば密約である。それが日本官僚を通じて政権与党である自民党に降ろされている。前回のレポートでも指摘した覇権国である米国経済の実情を考えると、もっと多くの日本人がこのことを知るべき時を迎えている。


日米合同委員会1日米合同委員会2

下記の参考資料を読んでいただければ、総理になった人間ですら、日米合同委員会のことを知らなかったことがわかる。日本の政治は見事なまでに空洞化しているのである。


<参考資料>

(*週プレNews 2014年12月16日より)

「日本はなぜ基地と原発を止められないのか」で話題の矢部宏治が鳩山友紀夫と“日本の真の支配者”を語った!


矢部宏治

鳩山友紀夫元首相(右)と矢部宏治氏が日本が「真の独立国」として新しい戦後を歩むための方法を議論


<民主党・鳩山政権の崩壊と沖縄の基地問題を出発点に、日本の戦後史を振り返った話題の新刊

『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』(集英社インターナショナル)
https://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%9C%E3%80%81%E3%80%8C%E5%9F%BA%E5%9C%B0%E3%80%8D%E3%81%A8%E3%80%8C%E5%8E%9F%E7%99%BA%E3%80%8D%E3%82%92%E6%AD%A2%E3%82%81%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%8B-%E7%9F%A2%E9%83%A8-%E5%AE%8F%E6%B2%BB/dp/4797672897


の著者・矢部宏治(やべ・こうじ)氏。
そして、まさにこの本を執筆するきっかけとなった鳩山友紀夫元首相。

このふたりが、辺野古移設反対派の圧勝に終わった11月の沖縄県知事選や総選挙を踏まえ、事実上、今も米軍の占領状態が続いているこの国の姿と、日本が「真の独立国」として新しい戦後を歩んでいくためにはどうすればいいのか、その方法を考えた!>


首相の時はわからなかった「見えない敵」の正体

―まずは鳩山さんに、矢部さんの本を読まれた率直な感想から伺いたいのですが?


鳩山  正直申し上げて“ぶったまげた”というか、矢部さんがここまで勇気を持って取材され、この本を書かれたことに敬服しました。先にこの本を読んでいれば、私も総理を辞めずに済んだかもしれない、と(笑)。

もちろん、私は自分の非力について言い訳する気はありません。総理として一度は沖縄県民に期待感を与えながら(県外移設を)実現できなかったのは私に大きな責任があります。

ただ、この本を読んで、当時、自分がもっと政治の裏側にある仕組みを深く理解していれば、結果が違っていた部分もあるのかなとは思いました。それだけに、自分が総理という立場にありながら、この本に書かれているような現実を知らなかったことを恥じなきゃいかんと感じるわけです。


矢部  鳩山さんは以前、インタビューで「官僚たちは総理である自分ではなく『何か別のもの』に忠誠を誓っているように感じた」と言われていましたが、その正体がなんであるか、当時はわからなかったのでしょうか?


鳩山  物事が自分の思いどおりに進まないのは、自分自身の力不足という程度にしか思っていませんでした。本来ならば協力してくれるはずの官僚の皆さんには、自分の提案を「米軍側との協議の結果」と言って、すべてはね返されてしまって。分厚い壁の存在は感じながらも「やっぱりアメリカはキツイんだなぁ」ぐらいにしか思っていなかった。その裏側、深淵の部分まで自分の考えは届いていなかったのです。

 しかし、矢部さんのこの本はもっと深いところで米軍と官僚組織、さらには司法やメディアまでがすべてつながって一体となった姿を見事に解き明かしてくれて、いろんなことが腑(ふ)に落ちました。この本を読んで、目からうろこが何枚落ちたかわからないくらい落ちましたね。


矢部  在日米軍と日本のエリート官僚で組織された「日米合同委員会」の存在は、当時ご存じなかったということでしょうか?


鳩山  お恥ずかしい話ですが、わかりませんでした。日米で月に2度も、それも米軍と外務省や法務省、財務省などのトップクラスの官僚たちが、政府の中の議論以上に密な議論をしていたとは! しかもその内容は基本的には表に出ない。

 私が総理の時にアメリカから「規制改革をやれ」という話があって、向こうからの要望書に従って郵政の民営化とかがドンドンと押しつけられた。そこで「この規制改革委員会はおかしいぞ」というところまでは当時もわかっていたのですが。


矢部  日米合同委員会は基本的に占領以来続く在日米軍の特権、つまり「米軍は日本の国土全体を自由に使える」という権利を行使するための協議機関なのですが、この組織が60年間続いていくうちに、そこで決まったことには、もう誰も口出しできないという状況になってしまった。

 なかでも一番の問題は、日米合同委員会のメンバーである法務官僚が、法務省のトップである事務次官に占める割合は過去17人中12人、そのうち9人が検事総長にまで上り詰めている。つまり、米軍と日本の高級官僚をメンバーとするこの共同体が、検察権力を事実上握っているということなんです。

 しかも、在日米軍基地の違憲性をめぐって争われた1959年の砂川裁判で、当時の駐日米国大使だったダグラス・マッカーサー2世が裁判に不当な形で介入し、「日米安保条約のような高度な政治性を持つ問題については、最高裁は憲法判断をしない」という判例を残してしまった。ですから日米合同委員会の合意事項が仮に憲法違反であっても、日本国民にはそれを覆(くつがえ)す法的手段がない。


鳩山  それはつまり日米合同委員会の決定事項が、憲法も含めた日本の法律よりも優先されるということですよね。そのことを総理大臣の私は知らなかったのに、検事総長は知っていたし役人も知っていたわけだ。


矢部  ですから、鳩山さんの言う「官僚たちが忠誠を誓っていた何か別のもの」、つまり鳩山政権を潰(つぶ)したのは、この60年続く日米合同委員会という米軍と官僚の共同体であり、そこで決められた安保法体系だというのが現時点での私の結論ですね。


―そうした仕組みの存在を知った今、鳩山さんはどのような思いなのでしょうか。

鳩山  日米合同委員会に乗り込んでいきたいぐらいだね。「何をやってるんだ、おまえら!」みたいな感じで。

 ただ、そういうものが舞台裏で、しかも、憲法以上の力を持った存在として成り立っていたとしても、決してメディアで報道されることもないし、このメンバー以外にはほとんど知られないような仕組みになっているわけですよね。


矢部  このような「見えない力」の存在は、政権内にいないと、野党の立場ではまったく知り得ないものなのでしょうか?


鳩山  私も自民党時代がありましたので、8年は政権党にいたわけですが、当選1回や2回の新人議員の間は、官邸内部で何が動いているか知りようもありませんでした。でも与党の一員としては扱ってもらっていたと思います。

 それが野党となると、与党、特に与党の中枢の方々とは情報量が圧倒的に違う。官僚も野党に話す場合と与党に説明に行く場合では、丁寧さも説明に来る人の役職も全然違う。そのぐらい野党に対しては、官僚は区別し、冷たい対応をしていました。

 つまり、自民党政権と官僚機構が完全に一体化していたということです。野党は圧倒的に情報過疎に置かれているのは事実で、国民はその野党よりも情報が少ない。

 この先、特定秘密保護法によって、ますます国民には何も知らせない国になるわけで、非常に恐ろしいことだと思います。


日本全土が「米軍の基地」という現実

矢部  「横田空域」という、1都8県の上に米軍が管理している広大な空域がありまして、日本の飛行機はここを飛べない。これなんか典型的な「米軍が自由に日本の国土を使える」事例ですね。


鳩山  私も横田空域のせいで、日本の航空会社が非常に不自然な飛行ルートで飛ばされていることは知っていましたが、「沖縄と同じように、米軍の優位性というのが東京や関東周辺にもあるんだな」という程度にしか理解していなかった。

 しかし、具体的に図を見ると、関東上空がこれほど広範囲に米軍に「占領」されているという事実に仰天しますよね。沖縄だけではなくて、実は日本全体がアメリカに今でも支配されているも同然ですから。


矢部  飛行ルートの阻害もありますが、それより問題なのは、米軍やCIAの関係者が日本の国境に関係なく、この空域から自由に出入りできる、入国の「裏口(バックドア)」が存在することです。これはどう考えてもおかしな話で、こんなことは普通の主権国家ではあり得ません。

 この問題なんて国際社会にアピールしたら、みんなすごく驚くと思うんです。これは今、日本で起きているほかの問題、特に原発の問題にも絡んでくる話ですが、日本という国が置かれている状況の歪(ゆが)みやおかしさを伝えるいい事例になると思っています。

 結局、日米安保条約とは、米軍が「日本の基地」を使う権利ではなく、「日本全土」を基地として使う権利を定めたものなのです。

 旧安保条約の第1条で米軍にその権利が認められ、60年の安保条約で文言は変わっていますが、その権利は残されている。これを「全土基地方式」というのですが、これはなんとしても国際社会にアピールして変えていかないといけない


鳩山  矢部さんの本だと、米軍がそんなことをできる根拠は、敗戦国である日本を今でも「敵国」と見なした、国連憲章の「敵国条項」があるから、という話でしたが。


矢部  そこの説明は少し複雑で、旧安保条約第1条には、そうしたメチャクチャな軍事利用のあり方は、日本側が望み、アメリカ側がそれに応えたものだということが書かれている。そうした戦後処理を日本が望んだ以上、日本の主権や国民の人権がいくら侵害されていても、国連は口を出せないというロジックになっているんです。一種の法的トリックと言ってもいい。

 ですから、日本にちゃんとした政権が誕生して、国際社会で堂々と議論し、「全土基地方式はやめてくれ」と言ったら「それは敵国条項があるから無理だ」とは絶対ならないと思います。


米軍の占領状況を米国民に訴えろ!

鳩山  矢部さんのような方の努力もあって、私もようやく目隠しが外れて真実が見えてきたわけですが、問題はそこから先をどうするかです。やはり一部の人たちだけが目隠しを外すんじゃなくて、日本の国民の多くに触れられるPR戦術というか、日本の戦後の背後には何があるのかをきちんと解き明かす手段が必要だと思いますね。

 それと、日米関係に関わっている米軍関係者を除けば、アメリカの議会や国民は日米合同委員会なるものがどういう役割を果たしてきたのか、それが今も日本の主権をさまざまな形で侵害している事実も知らないと思います。しかし、こうした状況はアメリカの国民から見ても「異常なこと」だと映るはずですから、われわれが海外、特にアメリカの議会や国民に対して「日本は今も事実上、米軍に占領されているけれど、本当にこれでいいのか?」と訴えることが重要です。


矢部  情報発信という意味では、今、ドイツなど多くの国が日本の原発汚染に対して「何を考えてるんだ!」って相当に怒っている。基地の問題だけだと「勝手にやっててくれ」となるかもしれないけれど、原発の問題はそうはいかない。全地球的な問題です。

 あれだけ深刻な原発事故を起こした日本がなぜ、今再び原発推進への道を進もうとしているのか? その背景には「日米原子力協定」という、自国のエネルギー政策すらアメリカの同意なしには決められないという、客観的に見ても非常に歪(いびつ)な構造がある。それをうまく国際社会にアピールできたら、こうした日本の歪んだシステムに世界の光が当たる可能性はあります。


鳩山  そうですね、日本のメディアも完全に取り込まれてしまっているのであれば、基地の問題だけではなく、原発も併せて海外に訴えるほうが、圧倒的に意義があると思います。

ただし、そうした「外圧」に頼るだけでなく、結局はこの国の政治を変えない限り、そして多数派にならない限り、こうした流れは大きく変えられません。


*2015.03.16 NEWSポストセブンより

「米軍幹部と日本の官僚が進路決める「日米合同委員会」の存在」


東京都港区南麻布。都内屈指の閑静な高級住宅地も、そこだけは異空間が広がる。

入り口には屈強なガードマンが立ち、脇には「100%、IDチェック」と書かれた案内書きがある。米軍施設の「ニューサンノーホテル」である。


 在日米軍関係者は、

「ここは赤坂の米国大使館以上に、米国にとって重要な施設。表向きは来日した米軍関係者の宿泊施設ですが、米海軍情報部や CIA の拠点が置かれていて、日米のインテリジェンスの集積地です」

と説明する。

 日本のメディアどころか、政治家も立ち入れない。そんな場所で、日本の高級官僚と在日米軍関係者は、定期的に会合を重ねていた。それが日米合同委員会後述するが1960年に締結された日米地位協定(※注1)をどう運用するかを協議する実務者会議だ。


※注1/1952年に旧安保条約と同時に発効した「日米行政協定」が前身。1960年に日米安全保障条約を締結した際に改めて交わされた。 

そこでは、日本の安全保障の根幹に直接かかわる問題から、米軍基地と周辺住民の諍いまで協議される。 前者は在日米軍基地の移転・縮小、米海兵隊の新型輸送機オスプレイの配備といった問題、後者は基地内のゴミ処理、航空機の騒音問題などだ。

かつては、米兵の犯罪並びにその処遇も、開かれた法廷ではなく、密室の話し合いによって、解決がなされたこともあった。 

日米合同委の組織は、米国側は在日米軍司令部副司令官、在日米大使館公使など、日本側は外務省北米局長を代表として法務省大臣官房長、防衛省地方協力局長といった面子だ。

 日本側の代表者及び代表代理は、将来的に事務次官を狙えるポストにある。そんな高級官僚が、在日米軍や米大使館の有力者と密議を交わすことから、日米合同委は「影の政府」との異名もつく。

 ただし、彼らが一堂に会するわけではない。同委員会は、基地問題、刑事、環境など35の分科会や部会に分かれ、担当ごとに参加者が決まる。実際に出席したことのある官僚が明かしてくれた。


「日米の責任者(担当者)が最低一人、書記および通訳などの職員が最低二人は出席する。対話は基本的には日本語で行なわれますが、日本側も英語の話せる通訳を連れているため、微妙なニュアンスで日米の解釈が異なるという事態は生じない」


 関係者らの話をまとめると、毎月2回ほど開かれ、開催場所は米国と日本で持ち回りとなる。米国ならニューサンノーホテル、日本の場合は外務省を中心に、分科会や部会ごとに代表者の所属する官庁内で開催されているという。

 だが、会合の中身は一切明かされない。合意の一部は外務省、防衛省のホームページに公表されているが、それも簡潔に記されているだけだ。

 同委員会を所管する外務省北米局に日米合同委の詳細を問い合わせても、「回答できるのは、既に公表しているものだけ」の一点ばりで、防衛省広報課に問い合わせても、「外務省が所管なので、外務省に聞いてください」という堂々巡りだった。


 元琉球新報論説委員で、在日米軍基地問題に詳しい沖縄国際大学大学院教授・前泊博盛氏は語る。


「日米合同委に合意内容を公表する義務はない。日米双方の合意がない限り公表しない取り決め(※注2)になっているからです。」


※注2/1996年2月に、日米両政府は日米地位協定の9項目についての運用改善で合意。「日米合同委員会の公表」もそこに含まれた。しかし、結果的に「合意内容」の公表こそ一部改善はされたものの、会合内容が公表されることはなかった。


 「基本的に軍事関係の取り決めなので米軍側は、情報を出したくない。また、米軍に有利に推移した合意内容を表に出して、日本人の神経を逆なでしたくないという思いもある。日本側としても、米国との交渉に負けた、との誹りを避けるために、できるだけ隠密に事を収めたい」


 必然的に日米合同委は「密約の温床」になってしまう。(終わり)
http://www.yamamotomasaki.com/archives/1991  



http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/417.html#c71

[政治・選挙・NHK228] 「こんな人たち」に負けた安倍首相 辞任が秒読みへ(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
9. 中川隆[-7313] koaQ7Jey 2017年7月03日 02:44:09 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
>>8
>安倍という裸の王さまを創った自由民主党には、都民はノーを突き付けた。


だからそれが勘違いだというのを示す為に識者の意見をそのままコピペしたんだよ

都民はマスコミに扇動されて官僚の流した嘘を信じた

官僚は安部さんに都合の悪い自民党のスキャンダルをマスコミに流させた

官僚はCIAの指示通りに動いただけだから黒幕はCIAなんだ

アメリカは安部さんを解任したいから、スキャンダル情報を官僚に流してマスコミを使って日本人を操作したんだ

安部さんは官僚に


http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/473.html#c9

[政治・選挙・NHK228] <卑怯者>都議選「自民党歴史的大敗」で安倍総理が会見をせず! 「結果が悪すぎる。総理は今夜、会見などしない」 赤かぶ
3. 中川隆[-7312] koaQ7Jey 2017年7月03日 02:49:13 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
これが総括


都民はマスコミに扇動されて官僚の流した嘘を信じた

官僚は安部さんに都合の悪い自民党のスキャンダルをマスコミに流させた

官僚はCIAの指示通りに動いただけだから黒幕はCIAなんだ

アメリカは安部さんを解任したいから、スキャンダル情報を官僚に流してマスコミを使って日本人を操作したんだ

安部さんは官僚とそのバックのCIAとの闘争に負けた

アホ日本人にはそういう背景が全くわからない

http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/476.html#c3

[番外地6] 財務省は日本人の敵 中川隆
11. 中川隆[-7321] koaQ7Jey 2017年7月03日 09:53:39 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017年7月3日【三橋貴明】国家存亡の危機


現在、財務省の緊縮財政の影響で、どれほど我が国が小国化したのか(過去形)について書いているわけですが(仮タイトルは「財務省亡国論」)、

財政均衡主義者たちの「妄念」には、本当に恐るべきものがあります。

PB黒字化目標という「狂気」に固執し、
挙句の果てに財務省や緊縮財政派の一部は、財政均衡を「憲法」に書き込もうと図っています。

実際、自民党が作成した「自民党憲法草案」には、

「財政の健全性は、法律の定めるところにより、確保されなければならない」

という、嫌な予感しかしない文章が盛り込まれています。

「財政の健全」が何を意味するのかは不明ですが、
例えば「PB黒字化」と法律で定義されてしまうと、
事実上「憲法で財政均衡を定める」という話になってしまうわけです。

安倍政権が閣議決定した骨太の方針2017には、
日本経済の喉元に刺さった毒矢とでもいうべき「プライマリーバランス黒字化目標」が残っています。

もっとも、日本のPB黒字化目標は、内閣が判断すれば、抜き取ることができます。
閣議決定は、確かに重いですが、「閣議」決定であるため、内閣が変更することは可能です。

例えば、PB黒字化が「憲法」で定められたら、
あるいは「国際協定」で決まっていたら、どうなるでしょうか。
毒矢を抜き取ることは、限りなく不可能に近くなります。喉に毒矢を突き刺し、
ガムテープで抜けないように固定するようなものですね。

実際、ドイツは財政均衡主義を「憲法」で定めています。ドイツ基本法(憲法)には、
「連邦および州の財政は、原則として、借入による収入なしに、これを均衡させなければならない」
と、書かれているのです。

ドイツはリーマンショック後の2009年、
基本法に「債務ブレーキ条項」を盛り込みました。
結果、ドイツは赤字国債を発行することは(原則)禁止となっています。

また、EU(欧州連合)のマーストリヒト条約では、
単年度の財政赤字を対GDP比で3%以内に収めなければならない「ルール」になっています。
国際法は国内法の上に立つわけです。

マーストリヒト条約を批准したEU加盟国は、国内状況がどうであれ、
財政赤字を対GDP比3%以内とすることを「要請」されてしまいます。

憲法にせよ、国際協定にせよ、
財政均衡主義が固定化されてしまった場合、
日本のデフレ超長期化と「小国化」「後進国化」は決定的になります。

何といいますか、財務省の緊縮財政至上主義により、
既に現在の日本国は「国家存亡の危機」に瀕しているというのが、
「財務省亡国論」を書いている三橋の印象です。
https://38news.jp/economy/10708
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/773.html#c11

[政治・選挙・NHK228] 自民党候補・中村あや氏の敗戦の弁が話題「(自民党は)人を罵倒したり、お金の問題、恋愛問題、国民の信頼を失い恥ずかしい… 赤かぶ
22. 中川隆[-7320] koaQ7Jey 2017年7月03日 09:59:19 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

これが総括

都民はマスコミに扇動されて官僚の流した嘘を信じた

官僚は安部さんに都合の悪い自民党のスキャンダルをマスコミに流させた

官僚はCIAの指示通りに動いただけだから黒幕はCIAなんだ

アメリカは安部さんを解任したいから、スキャンダル情報を官僚に流してマスコミを使って日本人を操作したんだ

安部さんは官僚とそのバックのCIAとの闘争に負けた

アホ日本人にはそういう背景が全くわからない


自民党と都民ファーストの会はタグを付け替えただけで中身は同じだと理解したうえでの投票だろう


7月2日に実施された東京都議会議員選挙の結果、127議席のうち自民党23議席と都民ファーストの会55議席を会わせて78議席になった。選挙前はそれぞれ57議席と6議席で合わせると63議席。この2党の実態は同じであり、タグの付け替えで人心を操作しているにすぎない。人心操作はうまくいったようだ。

この結果はフランスの大統領選挙と議会選挙を連想させる。大統領選挙では共和国前進のエマニュエル・マクロンが当選、議会選挙ではマクロンの与党が577議席のうち308議席を獲得している。圧勝だ。

このマクロンは2006年から09年まで社会党に所属、その間、08年にロスチャイルド系の巨大投資銀行へ入り、重役として200万ユーロという報酬を得ていたという人物。ロスチャイルド資本の代理人だ。

2012年から14年にかけてマクロンはフランソワ・オランド政権の大統領府副事務総長を務め、14年に経済産業デジタル大臣に就任すると巨大資本のカネ儲けを支援する新自由主義的な政策を推進した。私的権力が公的権力を支配するシステムを実現しようとしている、つまりファシスト。マクロンは「イスラエル・ファースト」でも知られ、イスラエルに対するBDS(ボイコット、資本の引き揚げ、制裁)運動に強く反対している。

このマクロンもタグの付け替えで人びとを誑かして勝利した。小池百合子やその周辺も同じ手法を採用して成功したわけだ。有権者もそうした実態を理解、安心して自民党とは別のタグをつけた体制派に投票したのだろう。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201707020000/

「こんな人たちに負けない」というのは、官僚とマスコミとCIAに向けて言った言葉だよ:

官邸への報復

加戸守行前愛媛県知事の証言

加計学園の獣医学部新設が問題になっているが、メディア主導で変な方向に向かっている。前川という前文科省事務次官が、行政が歪められたと官邸を告発した。しかし実態を調べると、むしろ正反対の話がどんどん出て来る。

最近の産経新聞や日テレニュースだけがその正しいと思われる経緯を少し伝えている。しかし主要な新聞やテレビはこれらのことをどういう理由か伝えない(調べれることは簡単に分ることばかり)。まず今治における獣医学部新設は、加戸守行前愛媛県知事達が10年以上前に立ち上げた四国4県(四国は獣医師不足が深刻)のプロジェクトであった。しかし加戸氏が獣医学部新設で先頭に立って奔走したが、獣医師会や自民党の獣医師議員連盟が猛烈に反対し実現が難しかった。ところが民主党政権が発足し局面が変わった。地元選出の民主党の白石洋一衆議院議員が獣医学部新設に取組み始めたのである。ところで当初から獣医学部新設に積極的だったのは加計学園であり、加計が学部新設するものと想定されていた。民主党・鳩山政権の終盤には構造改革特区で「対応不可」から「実施に向け検討」に格上げされた。

また先週号で述べたように、加計学園の地元である岡山選出の民進党の高井崇志衆院議員や江田五月最高顧問などもこの案件を積極的に押し進めた。このように加計学園の獣医学部新設は、自民党ではなく元々は民主党・民進党の案件であった。ところが新設が実現する寸前になって、今度は民主党の中にこれに反対する獣医師議員連盟ができた。安倍総理と加計学園の理事長の仲を国会で追求した玉木雄一郎民進党幹事長代理などは、この民主党獣医師議員連盟の事務局長であり獣医師会から政治献金を受けていた(父と弟は獣医師)。


日本のメディアは、安倍総理と加計理事長が友人だからの獣医学部新設が実現したというストーリを作っている。そのため安倍総理と加計理事長が一緒に写っている写真は何回となく放送されてる。しかしこのような報道は明らかに印象操作である。要するに安倍総理が友人のために行政を曲げて、獣医学部新設を実現したという事実とは異なる話を作り上げることが目的である。

安倍総理は、国会でこのストーリを何回も否定している。しかし作り上げられた嘘話を否定することは難しい。特に反安倍の報道機関がこぞってこのストーリを毎日流し続けているため、世間の人々はこの嘘話を半分以上信じている。


加戸前愛媛県知事はこの話を即座に否定している。またテロ等準備罪(共謀罪)がなければ、獣医学部新設は話題にもなっていなかったと感想を述べている。つまりテロ等準備罪(共謀罪)の法案成立を阻止したいメディアが、一斉に加計学園問題に飛びついて安倍総理を攻撃したと述べている。筆者も同感である。

加戸氏は文科省の官僚OBで、偶然にも前川前文科省事務次官の上司であった。加戸氏は「前川君は地方の獣医師不足の実状を全く知らないのだろう」と言っている。また驚くことに加戸氏は安倍総理と加計理事長が昔からの友人だったことは全く知らなかったという。

ちなみに加計理事長は安倍総理と昔からの知り合いであるが、一方で獣医学部新設で動いてくれている民進党の高井崇志衆院議員や江田五月最高顧問とも親しい。両者と加計理事長が一緒に写っている写真を筆者はネットで一度見たことがある。どうも加計理事長は自民党だけでなく民進党も強く支援してきたと見られる。


次に考えることは、前川前文科省事務次官が「官邸によって行政が歪められた」「加計ありきでことが進んだ」と告発した目的である。反安倍のメディアは、前川氏の告発を「正義の告発」「硬骨漢の元官僚が官邸に立ち向かっている」という話に仕立てている。これは前川氏の狙い通りであった。また前川氏の思惑通り、加計学園疑惑は連日報道され野党を巻込み大騒ぎになった。

前川氏は森友学園問題が「総理への忖度」ということで大騒ぎになっているのを見て、部下が作った「官邸の意向」という文言のある文章をマスコミに送ったと筆者は考える。朝日新聞や週刊文春は情報元を隠しているが、文章は前川氏が送ったものと一般には見られている。どうも問題の文章をマスコミ各社が受取ったが、新聞の中で取上げのは朝日だけだったようだ。ただし前日夜にNHKもこれを流したが「官邸の意向」という部分は伏せられていたという話である。


天下り斡旋、出会い系バー、新国立競技場

「官邸によって行政が歪められた」という前川氏の言い分はもちろんマスコミ向けであり、真相ではないと筆者は言いたい。どう見ても文科省の天下り問題が発覚し、就任からわずか6ヶ月で事務次官職を辞任するよう官邸に迫られたことへの「報復」と見るのが妥当である。これは永田町・霞ヶ関では常識になっていると思われるが、マスコミは分っていてもほとんどこれに触れない。「正義の告発者」という自分達が勝手に作ったストーリを壊したくないのである。ちなみに「官邸の意向」といった文言は、加戸前愛媛県知事が現役の文科省官僚時代にもよく使ったという。

文科省は組織的に天下りの斡旋を行っていた。昔はこのようなことを他の官庁でも行っていたが、これが禁止されてからは組織的にやっていたのは文科省だけであった。このことは天下り斡旋禁止令を作った張本人である高橋洋一氏がテレビで指摘している。高橋氏は「こんな法律に引っ掛かるなんて文科省は本当にアホだ」と言っていた(他の官庁はもっと巧妙にやっているのであろう)。しかもその中心人物が前川事務次官だったという話も出ている。


「出会い系バー」への出入りも、当然、辞任に関係していると思われる。前川氏は昨年9月頃に杉田副官房長官からこの件で叱責されている。この「出会い系バー」は暴力団関係者が経営しており、常に警察にマークされていた。警察庁出身の杉田官房副長官にこの情報が届いたと見られる。官邸は読売新聞が報道するまでこの話を知らなかったと言っているが、おそらく前から知らされていたと筆者は見ている。

天下りの斡旋の話に戻れば、何かと官邸に反抗していた文科省の局長がある大学に斡旋され天下っていたことを官邸が見つけ腹を立てたという。この違法な天下り斡旋が発覚し、官邸は前川事務次官に斡旋に関わった文科省幹部への処分案を作るよう命じた。前川氏はこれに応じ処分案を作成し官邸に持って行った。ところがこの処分案の中に、なんと前川事務次官自身の名がなかったという(前川氏は斡旋の中心人物と目されているのに)。さすがにこれに官邸は立腹し前川氏にとうとう辞任を迫ったようである。菅官房長官の「前川事務次官は自分の地位に恋々としていた」というセリフはこのような経緯があったからと考える。


「官邸によって行政が歪められた」うんぬんのセリフは明らかにマスコミ向けであり、官邸告発の真相とは関係がないと筆者は考える。そもそも前川氏は獣医学部新設に関心はなかったと筆者は見ている(上司であった加戸守行前愛媛県知事の「前川君は地方の獣医師不足の実状を全く知らないのだろう」発言でも明らか)。実際、月間文芸春秋7月号に前川氏の手記が掲載されているが、そこでも加計学園の獣医学部新設に自分は関わってこなかったと述べている。当然、6ヶ月で事務次官を辞めさせられたことが原因と考える。たまたま「官邸の意向」という告発に都合の良い文章(部下が言い訳のために作った嘘と本当が混じった)が手元にあったと見るのが自然であろう。

辞任を迫られた前川氏は「天下りの斡旋は他の省庁でもやっている」と反論したという話がある。ところが最近の2回目の記者会見では「天下り斡旋が禁止されていることを知らなかった」と言い方を変えていると高橋洋一氏が指摘している。しかし前川氏を持上げているマスコミは、このような点を全く追求しない。


前川氏が深く関わっていたのは新国立競技場の建設であった。しかし旧競技場の解体費用が異常に増えたり、設計に無理があり期限までに完成するか不安視されていた。政府は建築の素人である文科省に任せておく訳には行かないと判断し、急遽、競技場建設の主体を国交省に変更し設計のコンペをやり直した。この時動いたのが国交省出身の和泉首相補佐官と言われている。前川氏の口からよく和泉首相補佐官の話が出るのは、このことが影響していると筆者は見ている。

国民の7割が加計学園問題の真相が分らず何かを政府が隠していると思っていると言う。しかしそれは大々的に問題を取上げている大手メディア(一部を除く)が、本誌の先週・今週号で述べたような本当と思われることに全く触れないからである。本誌の先週号と今週号の内容は、新聞・テレビで見聞きしネットで調べたことに筆者の若干の憶測を加えたものである。しかし個人的な特別ルートで得たような情報は一切含まれていない。要するにちょっと調べれば全て分ることばかりである。
http://www.adpweb.com/eco/


本当の戦いは官僚の人事権

安倍政権は2014年)5月30日に内閣人事局を設置し、それまで各省庁がやっていた官僚人事を、官邸で行う事とした。

つまり今まで官僚の人事は官僚自身が決めていて、総理大臣や国会といえども絶対に口を出す事は出来なかった。

それを今日から総理大臣が官僚人事を決めるとなったので、官僚側は猛反対し財務省を中心に反安倍闘争を展開した。


2015年ごろに安保法制が異様な盛り上がりを見せ、日本中のマスコミが左翼化したかのように(左翼だが)反自衛隊、反米軍キャンペーンを始めた。

日本の全マスコミに対して一斉に指示を出せるのは官僚だけで、反安保闘争を操っていたのは財務省だったと見られる。

財務省はすべての省庁の財政を握っており、クビを横に振れば簡単に干す事ができるからです。


財務省の強大な権限は官僚自身が人事権を握っているからで、人事権が総理に移れば権力も総理に移ってしまいます。

安倍首相が消費増税に反対しているのもあって財務省は安倍政権を潰したくてしょうがなく、加計問題は渡りに船でした。

今冶の山奥の獣医学校は本当はどうでも良く、官僚特に財務官僚と安倍首相との、官僚人事権を巡る闘争なのでした。


そこに乗っかって安倍首相を退陣に追い込んで自分が総理になろうとしているのが、石破・麻生・二階・岸田・菅らの自民党幹部たちで、必ずしも安倍首相の味方ではない。

石破氏ははっきりと野党に加勢して安倍首相を退陣に追い込む姿勢を見せていて、狙いは次期総理です。

こうした「安倍包囲網」に乗っかっているのが野党や小池勢力で、都議会選挙は小池新党に有利だといわれています。
http://www.thutmosev.com/archives/71561248.html


官僚とマスコミが反安部扇動をしている理由

日本の官僚に指示を与えて動かしている日米合同委員会とは


日本政治を図らずも30年近く見てきて、いつも不思議に感じてきたことがある。

それは、「地方分権」と言われながら、いまだにすべての情報は中央、東京に集中し、内政における大枠の情報がほとんど東京に集中していることである。しかも国家主権にわたる外交、安全保障、国の経済政策、教育政策、福祉政策、医療政策、その他の分野でも大きな方針、政策は、すべて霞ヶ関から、国会議員に「勉強会」という形で官僚から卸されてくるのである。

そこで国会議員になった人間は、その中の一つか二つの分野に精通し、期数を重ねることによっていわゆる族議員というものになって、その内政の利権のお裾分けに預かる。この仕組みが、今も続く戦後の日本政治である。

さらに不思議なことは、その霞ヶ関に大きな政策を棚卸ししてくるのが、戦勝国であるアメリカなのである。

今回は、その大きな役割の一つを担っている「日米合同委員会」なるものを改めて紹介したい。不勉強の小生はこの組織のことを知ったのが、十年ちょっと前である。2011年の311以降、ネットや一部の本でもやっと言及されるようになったが、多くの日本人はマスコミがほとんど報道しないので全く知らないのではないだろうか。

そのためにいまだに一般の日本人には、認識されていないが、「日米合同委員会」というものが、戦後日本政治をコントロールしてきた最重要会議であることは間違いないのである。憲法で規定された国権の最高機関である国会を現実には超越していると言っても過言ではない。今回の安保法制を巡ってもテレビのニュース等で、あたかも日本が独立国としてこの法制を審議しているかのような報道がなされているが、残念ながら、このような報道は戦後に創られた共同幻想を維持するためものでしかない。


ところで、話題の書である矢部宏治氏は『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』で、矢部宏治氏は、「日米合同委員会」についてこう書いている。


日本はなぜ帰途と原発を止められないか


「官僚というのは法律が存在基盤ですから、下位の法体系(日本の国内法)より、上位の法体系(安保法体系)を優先して動くのは当然です。裁判で負ける側には絶対に立たないというのが官僚ですから、それは責められない。

しかも、この日米合同委員会のメンバーがその後どうなっているかを調べてみると、このインナー・サークルに所属した官僚は、みなそのあと、めざましく出世している。

とくに顕著なのが法務省で、省のトップである事務次官のなかに、日米合同委員会の元メンバー(大臣官房長経験者)が占める割合は、過去17人中12人。そのうち9人は、さらに次官より格上とされる検事総長になっているのです」


日米合同委員会の構成メンバーを見ると、米側がほとんど軍人である。

米側代表は在日米軍司令部副司令官である。

代表代理として在日米大使館公使、在日米軍司令部第五部長、在日米陸軍司令部参謀長、在日米空軍司令部副司令官、在日米海軍司令部参謀長、在日米海兵隊基地司令部参謀長である。在日米軍の軍人が威嚇するかのごとく居並んでいる。


日米合同委員会の日本側代表は外務省北米局長である

代表代理は、法務省大臣官房長、農林水産省経営局長、防衛省地方協力局長、外務省北米局参事官、財務省大臣官房審議官である。選挙で選ばれた政治家は一人も入っていない。


これは極めて象徴的な演出で、米国側は意識的に軍人を出している。現在も日本が米国の軍事占領下にあることの象徴なのだろう。わかりやすく言えば、日本官僚はネイティブの日本支配者であり、在日米軍の意向を受けて官僚の利権を維持拡大しているというわけである。

そして、日米合同委員会から多くの検事総長を出す。そして日本の対米隷属に異を唱え、真の独立を目指す人間を裁判にかけて攻撃する。その対象になったのが、最近では小沢一郎氏であった。

また、日米合同委員会で決まったことが公表されることはない。記録として残されることもない。いわば密約である。それが日本官僚を通じて政権与党である自民党に降ろされている。前回のレポートでも指摘した覇権国である米国経済の実情を考えると、もっと多くの日本人がこのことを知るべき時を迎えている。


日米合同委員会1日米合同委員会2

下記の参考資料を読んでいただければ、総理になった人間ですら、日米合同委員会のことを知らなかったことがわかる。日本の政治は見事なまでに空洞化しているのである。


<参考資料>

(*週プレNews 2014年12月16日より)

「日本はなぜ基地と原発を止められないのか」で話題の矢部宏治が鳩山友紀夫と“日本の真の支配者”を語った!


矢部宏治

鳩山友紀夫元首相(右)と矢部宏治氏が日本が「真の独立国」として新しい戦後を歩むための方法を議論


<民主党・鳩山政権の崩壊と沖縄の基地問題を出発点に、日本の戦後史を振り返った話題の新刊

『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』(集英社インターナショナル)
https://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%9C%E3%80%81%E3%80%8C%E5%9F%BA%E5%9C%B0%E3%80%8D%E3%81%A8%E3%80%8C%E5%8E%9F%E7%99%BA%E3%80%8D%E3%82%92%E6%AD%A2%E3%82%81%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%8B-%E7%9F%A2%E9%83%A8-%E5%AE%8F%E6%B2%BB/dp/4797672897


の著者・矢部宏治(やべ・こうじ)氏。
そして、まさにこの本を執筆するきっかけとなった鳩山友紀夫元首相。

このふたりが、辺野古移設反対派の圧勝に終わった11月の沖縄県知事選や総選挙を踏まえ、事実上、今も米軍の占領状態が続いているこの国の姿と、日本が「真の独立国」として新しい戦後を歩んでいくためにはどうすればいいのか、その方法を考えた!>


首相の時はわからなかった「見えない敵」の正体

―まずは鳩山さんに、矢部さんの本を読まれた率直な感想から伺いたいのですが?


鳩山  正直申し上げて“ぶったまげた”というか、矢部さんがここまで勇気を持って取材され、この本を書かれたことに敬服しました。先にこの本を読んでいれば、私も総理を辞めずに済んだかもしれない、と(笑)。

もちろん、私は自分の非力について言い訳する気はありません。総理として一度は沖縄県民に期待感を与えながら(県外移設を)実現できなかったのは私に大きな責任があります。

ただ、この本を読んで、当時、自分がもっと政治の裏側にある仕組みを深く理解していれば、結果が違っていた部分もあるのかなとは思いました。それだけに、自分が総理という立場にありながら、この本に書かれているような現実を知らなかったことを恥じなきゃいかんと感じるわけです。


矢部  鳩山さんは以前、インタビューで「官僚たちは総理である自分ではなく『何か別のもの』に忠誠を誓っているように感じた」と言われていましたが、その正体がなんであるか、当時はわからなかったのでしょうか?


鳩山  物事が自分の思いどおりに進まないのは、自分自身の力不足という程度にしか思っていませんでした。本来ならば協力してくれるはずの官僚の皆さんには、自分の提案を「米軍側との協議の結果」と言って、すべてはね返されてしまって。分厚い壁の存在は感じながらも「やっぱりアメリカはキツイんだなぁ」ぐらいにしか思っていなかった。その裏側、深淵の部分まで自分の考えは届いていなかったのです。

 しかし、矢部さんのこの本はもっと深いところで米軍と官僚組織、さらには司法やメディアまでがすべてつながって一体となった姿を見事に解き明かしてくれて、いろんなことが腑(ふ)に落ちました。この本を読んで、目からうろこが何枚落ちたかわからないくらい落ちましたね。


矢部  在日米軍と日本のエリート官僚で組織された「日米合同委員会」の存在は、当時ご存じなかったということでしょうか?


鳩山  お恥ずかしい話ですが、わかりませんでした。日米で月に2度も、それも米軍と外務省や法務省、財務省などのトップクラスの官僚たちが、政府の中の議論以上に密な議論をしていたとは! しかもその内容は基本的には表に出ない。

 私が総理の時にアメリカから「規制改革をやれ」という話があって、向こうからの要望書に従って郵政の民営化とかがドンドンと押しつけられた。そこで「この規制改革委員会はおかしいぞ」というところまでは当時もわかっていたのですが。


矢部  日米合同委員会は基本的に占領以来続く在日米軍の特権、つまり「米軍は日本の国土全体を自由に使える」という権利を行使するための協議機関なのですが、この組織が60年間続いていくうちに、そこで決まったことには、もう誰も口出しできないという状況になってしまった。

 なかでも一番の問題は、日米合同委員会のメンバーである法務官僚が、法務省のトップである事務次官に占める割合は過去17人中12人、そのうち9人が検事総長にまで上り詰めている。つまり、米軍と日本の高級官僚をメンバーとするこの共同体が、検察権力を事実上握っているということなんです。

 しかも、在日米軍基地の違憲性をめぐって争われた1959年の砂川裁判で、当時の駐日米国大使だったダグラス・マッカーサー2世が裁判に不当な形で介入し、「日米安保条約のような高度な政治性を持つ問題については、最高裁は憲法判断をしない」という判例を残してしまった。ですから日米合同委員会の合意事項が仮に憲法違反であっても、日本国民にはそれを覆(くつがえ)す法的手段がない。


鳩山  それはつまり日米合同委員会の決定事項が、憲法も含めた日本の法律よりも優先されるということですよね。そのことを総理大臣の私は知らなかったのに、検事総長は知っていたし役人も知っていたわけだ。


矢部  ですから、鳩山さんの言う「官僚たちが忠誠を誓っていた何か別のもの」、つまり鳩山政権を潰(つぶ)したのは、この60年続く日米合同委員会という米軍と官僚の共同体であり、そこで決められた安保法体系だというのが現時点での私の結論ですね。


―そうした仕組みの存在を知った今、鳩山さんはどのような思いなのでしょうか。

鳩山  日米合同委員会に乗り込んでいきたいぐらいだね。「何をやってるんだ、おまえら!」みたいな感じで。

 ただ、そういうものが舞台裏で、しかも、憲法以上の力を持った存在として成り立っていたとしても、決してメディアで報道されることもないし、このメンバー以外にはほとんど知られないような仕組みになっているわけですよね。


矢部  このような「見えない力」の存在は、政権内にいないと、野党の立場ではまったく知り得ないものなのでしょうか?


鳩山  私も自民党時代がありましたので、8年は政権党にいたわけですが、当選1回や2回の新人議員の間は、官邸内部で何が動いているか知りようもありませんでした。でも与党の一員としては扱ってもらっていたと思います。

 それが野党となると、与党、特に与党の中枢の方々とは情報量が圧倒的に違う。官僚も野党に話す場合と与党に説明に行く場合では、丁寧さも説明に来る人の役職も全然違う。そのぐらい野党に対しては、官僚は区別し、冷たい対応をしていました。

 つまり、自民党政権と官僚機構が完全に一体化していたということです。野党は圧倒的に情報過疎に置かれているのは事実で、国民はその野党よりも情報が少ない。

 この先、特定秘密保護法によって、ますます国民には何も知らせない国になるわけで、非常に恐ろしいことだと思います。


日本全土が「米軍の基地」という現実

矢部  「横田空域」という、1都8県の上に米軍が管理している広大な空域がありまして、日本の飛行機はここを飛べない。これなんか典型的な「米軍が自由に日本の国土を使える」事例ですね。


鳩山  私も横田空域のせいで、日本の航空会社が非常に不自然な飛行ルートで飛ばされていることは知っていましたが、「沖縄と同じように、米軍の優位性というのが東京や関東周辺にもあるんだな」という程度にしか理解していなかった。

 しかし、具体的に図を見ると、関東上空がこれほど広範囲に米軍に「占領」されているという事実に仰天しますよね。沖縄だけではなくて、実は日本全体がアメリカに今でも支配されているも同然ですから。


矢部  飛行ルートの阻害もありますが、それより問題なのは、米軍やCIAの関係者が日本の国境に関係なく、この空域から自由に出入りできる、入国の「裏口(バックドア)」が存在することです。これはどう考えてもおかしな話で、こんなことは普通の主権国家ではあり得ません。

 この問題なんて国際社会にアピールしたら、みんなすごく驚くと思うんです。これは今、日本で起きているほかの問題、特に原発の問題にも絡んでくる話ですが、日本という国が置かれている状況の歪(ゆが)みやおかしさを伝えるいい事例になると思っています。

 結局、日米安保条約とは、米軍が「日本の基地」を使う権利ではなく、「日本全土」を基地として使う権利を定めたものなのです。

 旧安保条約の第1条で米軍にその権利が認められ、60年の安保条約で文言は変わっていますが、その権利は残されている。これを「全土基地方式」というのですが、これはなんとしても国際社会にアピールして変えていかないといけない


鳩山  矢部さんの本だと、米軍がそんなことをできる根拠は、敗戦国である日本を今でも「敵国」と見なした、国連憲章の「敵国条項」があるから、という話でしたが。


矢部  そこの説明は少し複雑で、旧安保条約第1条には、そうしたメチャクチャな軍事利用のあり方は、日本側が望み、アメリカ側がそれに応えたものだということが書かれている。そうした戦後処理を日本が望んだ以上、日本の主権や国民の人権がいくら侵害されていても、国連は口を出せないというロジックになっているんです。一種の法的トリックと言ってもいい。

 ですから、日本にちゃんとした政権が誕生して、国際社会で堂々と議論し、「全土基地方式はやめてくれ」と言ったら「それは敵国条項があるから無理だ」とは絶対ならないと思います。


米軍の占領状況を米国民に訴えろ!

鳩山  矢部さんのような方の努力もあって、私もようやく目隠しが外れて真実が見えてきたわけですが、問題はそこから先をどうするかです。やはり一部の人たちだけが目隠しを外すんじゃなくて、日本の国民の多くに触れられるPR戦術というか、日本の戦後の背後には何があるのかをきちんと解き明かす手段が必要だと思いますね。

 それと、日米関係に関わっている米軍関係者を除けば、アメリカの議会や国民は日米合同委員会なるものがどういう役割を果たしてきたのか、それが今も日本の主権をさまざまな形で侵害している事実も知らないと思います。しかし、こうした状況はアメリカの国民から見ても「異常なこと」だと映るはずですから、われわれが海外、特にアメリカの議会や国民に対して「日本は今も事実上、米軍に占領されているけれど、本当にこれでいいのか?」と訴えることが重要です。


矢部  情報発信という意味では、今、ドイツなど多くの国が日本の原発汚染に対して「何を考えてるんだ!」って相当に怒っている。基地の問題だけだと「勝手にやっててくれ」となるかもしれないけれど、原発の問題はそうはいかない。全地球的な問題です。

 あれだけ深刻な原発事故を起こした日本がなぜ、今再び原発推進への道を進もうとしているのか? その背景には「日米原子力協定」という、自国のエネルギー政策すらアメリカの同意なしには決められないという、客観的に見ても非常に歪(いびつ)な構造がある。それをうまく国際社会にアピールできたら、こうした日本の歪んだシステムに世界の光が当たる可能性はあります。


鳩山  そうですね、日本のメディアも完全に取り込まれてしまっているのであれば、基地の問題だけではなく、原発も併せて海外に訴えるほうが、圧倒的に意義があると思います。

ただし、そうした「外圧」に頼るだけでなく、結局はこの国の政治を変えない限り、そして多数派にならない限り、こうした流れは大きく変えられません。


*2015.03.16 NEWSポストセブンより

「米軍幹部と日本の官僚が進路決める「日米合同委員会」の存在」


東京都港区南麻布。都内屈指の閑静な高級住宅地も、そこだけは異空間が広がる。

入り口には屈強なガードマンが立ち、脇には「100%、IDチェック」と書かれた案内書きがある。米軍施設の「ニューサンノーホテル」である。


 在日米軍関係者は、

「ここは赤坂の米国大使館以上に、米国にとって重要な施設。表向きは来日した米軍関係者の宿泊施設ですが、米海軍情報部や CIA の拠点が置かれていて、日米のインテリジェンスの集積地です」

と説明する。

 日本のメディアどころか、政治家も立ち入れない。そんな場所で、日本の高級官僚と在日米軍関係者は、定期的に会合を重ねていた。それが日米合同委員会後述するが1960年に締結された日米地位協定(※注1)をどう運用するかを協議する実務者会議だ。


※注1/1952年に旧安保条約と同時に発効した「日米行政協定」が前身。1960年に日米安全保障条約を締結した際に改めて交わされた。 

そこでは、日本の安全保障の根幹に直接かかわる問題から、米軍基地と周辺住民の諍いまで協議される。 前者は在日米軍基地の移転・縮小、米海兵隊の新型輸送機オスプレイの配備といった問題、後者は基地内のゴミ処理、航空機の騒音問題などだ。

かつては、米兵の犯罪並びにその処遇も、開かれた法廷ではなく、密室の話し合いによって、解決がなされたこともあった。 

日米合同委の組織は、米国側は在日米軍司令部副司令官、在日米大使館公使など、日本側は外務省北米局長を代表として法務省大臣官房長、防衛省地方協力局長といった面子だ。

 日本側の代表者及び代表代理は、将来的に事務次官を狙えるポストにある。そんな高級官僚が、在日米軍や米大使館の有力者と密議を交わすことから、日米合同委は「影の政府」との異名もつく。

 ただし、彼らが一堂に会するわけではない。同委員会は、基地問題、刑事、環境など35の分科会や部会に分かれ、担当ごとに参加者が決まる。実際に出席したことのある官僚が明かしてくれた。


「日米の責任者(担当者)が最低一人、書記および通訳などの職員が最低二人は出席する。対話は基本的には日本語で行なわれますが、日本側も英語の話せる通訳を連れているため、微妙なニュアンスで日米の解釈が異なるという事態は生じない」


 関係者らの話をまとめると、毎月2回ほど開かれ、開催場所は米国と日本で持ち回りとなる。米国ならニューサンノーホテル、日本の場合は外務省を中心に、分科会や部会ごとに代表者の所属する官庁内で開催されているという。

 だが、会合の中身は一切明かされない。合意の一部は外務省、防衛省のホームページに公表されているが、それも簡潔に記されているだけだ。

 同委員会を所管する外務省北米局に日米合同委の詳細を問い合わせても、「回答できるのは、既に公表しているものだけ」の一点ばりで、防衛省広報課に問い合わせても、「外務省が所管なので、外務省に聞いてください」という堂々巡りだった。


 元琉球新報論説委員で、在日米軍基地問題に詳しい沖縄国際大学大学院教授・前泊博盛氏は語る。


「日米合同委に合意内容を公表する義務はない。日米双方の合意がない限り公表しない取り決め(※注2)になっているからです。」


※注2/1996年2月に、日米両政府は日米地位協定の9項目についての運用改善で合意。「日米合同委員会の公表」もそこに含まれた。しかし、結果的に「合意内容」の公表こそ一部改善はされたものの、会合内容が公表されることはなかった。


 「基本的に軍事関係の取り決めなので米軍側は、情報を出したくない。また、米軍に有利に推移した合意内容を表に出して、日本人の神経を逆なでしたくないという思いもある。日本側としても、米国との交渉に負けた、との誹りを避けるために、できるだけ隠密に事を収めたい」


 必然的に日米合同委は「密約の温床」になってしまう。(終わり)
http://www.yamamotomasaki.com/archives/1991  

http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/468.html#c22

[近代史02] 株で儲ける方法教えてあげる(こっそり) 中川隆
411. 中川隆[-7319] koaQ7Jey 2017年7月03日 10:17:50 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

今のマーケット|杉田勝のFXブログ 2017-06-30


最近のマーケットは方向感がはっきりしていても急にアップダウンするのでやりにくい。

儲けるためには、(トレンドが上なら)急落後の押し目買いか順張りでポジションを持っても比較的若い段階で利益確定しないと つまらないことになる。

「おっ、儲かってる!もうすこし伸ばすかなぁ?!」

なんて1時間仕事した後でスマホをみたら...

「大きく損になってるじゃないか!泣」

って経験ありますよね〜汗

今のマーケットは専業でない人には結構難しいかもしれない。
とはいえ「難しい〜」と言う泣き言を言っていても仕方ない。

で、どうしたらいいの?

早めの利食い...しかないかなぁ?!

「利喰い千人力!」か。

そう考えると逆指値で高値更新して買うよりも押し目買いのほうが良い感じ...

あくまでトレンドの方向の押し目買い。

トレンドの方向ならピンポイントで押し目の底値が分かんなくったって儲かる確率は高いからだ。

基本に忠実が一番良いかなあ?!
http://ameblo.jp/win-sugita/entry-12288296019.html
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/430.html#c411

[近代史02] 株で儲ける方法教えてあげる(こっそり) 中川隆
412. 中川隆[-7318] koaQ7Jey 2017年7月03日 10:33:50 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

(07/03)
注目の都議選が終わり、結果は小池氏率いる都民ファーストが圧勝となりました。

候補者50人中49人が当選という快挙であり、自民党は大幅に議席を減らし大敗を喫しました。

本来、政策で争われるべき選挙が、スキャンダル叩きの様な選挙になり、本当にこれで良いのか?という疑念が有ります。

しかしまあ、今回の都議選ですが「秘書にパワハラ」「自衛隊からもお願い」「加計学園理事長からの献金」等々、狙いすましたかのように次々に出てきましたね。

出て来たというか、出されてきたというか、明らかに都議選を狙った材料放出が、どうも気になります。

まあ、「自衛隊からもお願い」に関しては裏切りでないとすれば、単なるボーナス材料でしかありませんが、追い詰められておかしくなっていたとでも考えれば、納得できない事もないかなと。

これを見ていて思ったのは、株の世界でも狙いすましたかのように次々と悪材料が出てきて売り叩かれる企業であるとか、どんどん買われて行く企業だとか、良くある話と言えば良くある話です。

ところで、材料株におけるこうした動きとは、動きに合わせて材料が出て来るのか?

材料に合わせて株価を動かしているのか?

その辺も分かるような情報があれば、売買の仕方も変わってくるというものです。
http://ssoubakan.com/blog-entry-2577.html


日本のジャーナリズムを監視する米軍組織
http://alternativereport1.seesaa.net/article/122853746.html


 神奈川県の座間キャンプ内にある、米軍第500軍事情報旅団「アジア研究分遣隊」Asian Studies Detachmentでは、日本国内で刊行される書物・雑誌等々を網羅的に「チェック」し、米国の政策に反対する人間、反米の思想家・評論家を監視している。

さらに、この軍隊は、こうした反米的思想の持ち主の身辺を「探り」、その金銭関係、異性関係、趣味・性癖の「情報収集」に当たっている。不倫関係、多額の借金、他人に言えない性癖等々の情報を収集し、「反米的な」思想家・評論家・ジャーナリスト・大学教授を「脅迫」し、口封じを行うためである。

 「必要に応じて」こうした情報は日本のマスコミに流され、スキャンダル流布による、特定のジャーナリスト・大学教授「ツブシ」が行われる。これは米軍による「日本支配のための軍事行動」である。そのエージェントが、マスコミである(注1)。

*注1・・・小泉元首相の郵政民営化を厳しく批判した植草一秀教授に対する、捏造スキャンダルによる、司法とマスコミの、リンチ報道・裁判に、その極めて悪質な典型を見る事が出来る。植草教授に対する、この捏造スキャンダル=リンチ事件は、日本から表現の自由・言論の自由が無くなる歴史的出発点として、言論暗黒時代へ向かう分岐点として、50年後、日本現代史にゴシック体文字で印刷・刻印されるであろう。以下、参照。


日本の金融をボロボロにして乗っ取ったのは1992年からのクリントンの対日戦略でした。日本を自分たちが自由に操れる国にしたのです。ロバート・ルービンとローレンス・サマーズを実施部隊の司令官にして、何かあるとサマーズが来日して大使公邸で怒鳴りつけるのです。

  当時、首相だった橋本龍太郎はさすがに行かなかったのですが、幹事長以下の実力者が全員呼びつけられて、「アメリカに逆らうな」と怒鳴りつけられる。そういう政治が行なわれてきました。今もそうです。そのことを知っている日本の新聞記者たちが、なぜかまったく書かない。ここに問題があるのです。

  1998年10月からの“金融ビッグバン”も、橋本龍太郎が無理やり約束させられたものです。当時は、「金融自由化だ」「ビッグバンだ」とあれほど騒がれたのに、今は誰も口にしない。なぜなら、「金融自由化」の掛け声とはまったく逆で、結果的にできあがったのは「金融統制」の体制でした。

  日本は騙されたのです。あの時に外資すなわちニューヨークの投機マネーが自由に日本に入ってこれるようにした。そして少額で日本の大銀行を乗っ取れるようにした。

  この1998年2月、“ノーパンしゃぶしゃぶ事件”を起こし、大蔵官僚たちを計画的に叩きのめしたのです。日銀官僚の福井俊彦(現日銀総裁)もあのリストに入っていました。名刺があった連中は皆さらし者にされ、官僚として出世が止まったのです。

  CIAはこの名簿をインターネット上に流し、さらに愛国派官僚たちが引きずり降ろされる不祥事に発展しました。いわゆる“大蔵落城”です。マスコミはCIAの尻馬に乗って、日銀と大蔵官僚叩きをやったのです。

  この時、すでに自民党の政治家たちは一人ひとり弱みを握られてアメリカの軍門に下っていたのですが、日本の官僚たちはアメリカの言うことを聞かないで抵抗していました。その結果、叩きつぶされたのです。
http://www.h2.dion.ne.jp/~apo.2012/hitokuchi013.html


日本のジャーナリズムを監視する米軍組織
http://alternativereport1.seesaa.net/article/122853746.html

 神奈川県の座間キャンプ内にある、米軍第500軍事情報旅団「アジア研究分遣隊」Asian Studies Detachmentでは、日本国内で刊行される書物・雑誌等々を網羅的に「チェック」し、米国の政策に反対する人間、反米の思想家・評論家を監視している。

さらに、この軍隊は、こうした反米的思想の持ち主の身辺を「探り」、その金銭関係、異性関係、趣味・性癖の「情報収集」に当たっている。不倫関係、多額の借金、他人に言えない性癖等々の情報を収集し、「反米的な」思想家・評論家・ジャーナリスト・大学教授を「脅迫」し、口封じを行うためである。

 「必要に応じて」こうした情報は日本のマスコミに流され、スキャンダル流布による、特定のジャーナリスト・大学教授「ツブシ」が行われる。これは米軍による「日本支配のための軍事行動」である。そのエージェントが、マスコミである(注1)。

*注1・・・小泉元首相の郵政民営化を厳しく批判した植草一秀教授に対する、捏造スキャンダルによる、司法とマスコミの、リンチ報道・裁判に、その極めて悪質な典型を見る事が出来る。植草教授に対する、この捏造スキャンダル=リンチ事件は、日本から表現の自由・言論の自由が無くなる歴史的出発点として、言論暗黒時代へ向かう分岐点として、50年後、日本現代史にゴシック体文字で印刷・刻印されるであろう。以下、参照。


このCIAが日本を含め世界各国の国会議員、政治家達の女性スキャンダル、裏金作り情報、松岡農林水産大臣の「なんとか還元水」問題等の情報を調査・把握し、米国に逆らえば日本の東京地検特捜部に匿名ファックスを送り付けて来る事は日常的に行われている、常識的な「慣例」である。

小泉元総理が学生時代に犯した日本女子大学の大学生に対する強姦事件と、神奈川県警に逮捕された小泉元総理の警察の取り調べ調書も米国側は当然握っていた。小泉はこれで完全に 「操り人形」と化していた。

現在では、極東最大のスパイ組織キャンプ座間にある米国陸軍第500軍事情報大隊が総力を上げ、日本の政治家、企業経営者達のスキャンダル情報の調査・ 蓄積を行っている。

相手は軍隊である。無防備な農林水産大臣1人を「潰す」事は簡単である。
http://alternativereport1.seesaa.net/article/49609103.html


官邸への報復

加戸守行前愛媛県知事の証言

加計学園の獣医学部新設が問題になっているが、メディア主導で変な方向に向かっている。前川という前文科省事務次官が、行政が歪められたと官邸を告発した。しかし実態を調べると、むしろ正反対の話がどんどん出て来る。

最近の産経新聞や日テレニュースだけがその正しいと思われる経緯を少し伝えている。しかし主要な新聞やテレビはこれらのことをどういう理由か伝えない(調べれることは簡単に分ることばかり)。まず今治における獣医学部新設は、加戸守行前愛媛県知事達が10年以上前に立ち上げた四国4県(四国は獣医師不足が深刻)のプロジェクトであった。しかし加戸氏が獣医学部新設で先頭に立って奔走したが、獣医師会や自民党の獣医師議員連盟が猛烈に反対し実現が難しかった。ところが民主党政権が発足し局面が変わった。地元選出の民主党の白石洋一衆議院議員が獣医学部新設に取組み始めたのである。ところで当初から獣医学部新設に積極的だったのは加計学園であり、加計が学部新設するものと想定されていた。民主党・鳩山政権の終盤には構造改革特区で「対応不可」から「実施に向け検討」に格上げされた。

また先週号で述べたように、加計学園の地元である岡山選出の民進党の高井崇志衆院議員や江田五月最高顧問などもこの案件を積極的に押し進めた。このように加計学園の獣医学部新設は、自民党ではなく元々は民主党・民進党の案件であった。ところが新設が実現する寸前になって、今度は民主党の中にこれに反対する獣医師議員連盟ができた。安倍総理と加計学園の理事長の仲を国会で追求した玉木雄一郎民進党幹事長代理などは、この民主党獣医師議員連盟の事務局長であり獣医師会から政治献金を受けていた(父と弟は獣医師)。


日本のメディアは、安倍総理と加計理事長が友人だからの獣医学部新設が実現したというストーリを作っている。そのため安倍総理と加計理事長が一緒に写っている写真は何回となく放送されてる。しかしこのような報道は明らかに印象操作である。要するに安倍総理が友人のために行政を曲げて、獣医学部新設を実現したという事実とは異なる話を作り上げることが目的である。

安倍総理は、国会でこのストーリを何回も否定している。しかし作り上げられた嘘話を否定することは難しい。特に反安倍の報道機関がこぞってこのストーリを毎日流し続けているため、世間の人々はこの嘘話を半分以上信じている。


加戸前愛媛県知事はこの話を即座に否定している。またテロ等準備罪(共謀罪)がなければ、獣医学部新設は話題にもなっていなかったと感想を述べている。つまりテロ等準備罪(共謀罪)の法案成立を阻止したいメディアが、一斉に加計学園問題に飛びついて安倍総理を攻撃したと述べている。筆者も同感である。

加戸氏は文科省の官僚OBで、偶然にも前川前文科省事務次官の上司であった。加戸氏は「前川君は地方の獣医師不足の実状を全く知らないのだろう」と言っている。また驚くことに加戸氏は安倍総理と加計理事長が昔からの友人だったことは全く知らなかったという。

ちなみに加計理事長は安倍総理と昔からの知り合いであるが、一方で獣医学部新設で動いてくれている民進党の高井崇志衆院議員や江田五月最高顧問とも親しい。両者と加計理事長が一緒に写っている写真を筆者はネットで一度見たことがある。どうも加計理事長は自民党だけでなく民進党も強く支援してきたと見られる。


次に考えることは、前川前文科省事務次官が「官邸によって行政が歪められた」「加計ありきでことが進んだ」と告発した目的である。反安倍のメディアは、前川氏の告発を「正義の告発」「硬骨漢の元官僚が官邸に立ち向かっている」という話に仕立てている。これは前川氏の狙い通りであった。また前川氏の思惑通り、加計学園疑惑は連日報道され野党を巻込み大騒ぎになった。

前川氏は森友学園問題が「総理への忖度」ということで大騒ぎになっているのを見て、部下が作った「官邸の意向」という文言のある文章をマスコミに送ったと筆者は考える。朝日新聞や週刊文春は情報元を隠しているが、文章は前川氏が送ったものと一般には見られている。どうも問題の文章をマスコミ各社が受取ったが、新聞の中で取上げのは朝日だけだったようだ。ただし前日夜にNHKもこれを流したが「官邸の意向」という部分は伏せられていたという話である。


天下り斡旋、出会い系バー、新国立競技場

「官邸によって行政が歪められた」という前川氏の言い分はもちろんマスコミ向けであり、真相ではないと筆者は言いたい。どう見ても文科省の天下り問題が発覚し、就任からわずか6ヶ月で事務次官職を辞任するよう官邸に迫られたことへの「報復」と見るのが妥当である。これは永田町・霞ヶ関では常識になっていると思われるが、マスコミは分っていてもほとんどこれに触れない。「正義の告発者」という自分達が勝手に作ったストーリを壊したくないのである。ちなみに「官邸の意向」といった文言は、加戸前愛媛県知事が現役の文科省官僚時代にもよく使ったという。

文科省は組織的に天下りの斡旋を行っていた。昔はこのようなことを他の官庁でも行っていたが、これが禁止されてからは組織的にやっていたのは文科省だけであった。このことは天下り斡旋禁止令を作った張本人である高橋洋一氏がテレビで指摘している。高橋氏は「こんな法律に引っ掛かるなんて文科省は本当にアホだ」と言っていた(他の官庁はもっと巧妙にやっているのであろう)。しかもその中心人物が前川事務次官だったという話も出ている。


「出会い系バー」への出入りも、当然、辞任に関係していると思われる。前川氏は昨年9月頃に杉田副官房長官からこの件で叱責されている。この「出会い系バー」は暴力団関係者が経営しており、常に警察にマークされていた。警察庁出身の杉田官房副長官にこの情報が届いたと見られる。官邸は読売新聞が報道するまでこの話を知らなかったと言っているが、おそらく前から知らされていたと筆者は見ている。

天下りの斡旋の話に戻れば、何かと官邸に反抗していた文科省の局長がある大学に斡旋され天下っていたことを官邸が見つけ腹を立てたという。この違法な天下り斡旋が発覚し、官邸は前川事務次官に斡旋に関わった文科省幹部への処分案を作るよう命じた。前川氏はこれに応じ処分案を作成し官邸に持って行った。ところがこの処分案の中に、なんと前川事務次官自身の名がなかったという(前川氏は斡旋の中心人物と目されているのに)。さすがにこれに官邸は立腹し前川氏にとうとう辞任を迫ったようである。菅官房長官の「前川事務次官は自分の地位に恋々としていた」というセリフはこのような経緯があったからと考える。


「官邸によって行政が歪められた」うんぬんのセリフは明らかにマスコミ向けであり、官邸告発の真相とは関係がないと筆者は考える。そもそも前川氏は獣医学部新設に関心はなかったと筆者は見ている(上司であった加戸守行前愛媛県知事の「前川君は地方の獣医師不足の実状を全く知らないのだろう」発言でも明らか)。実際、月間文芸春秋7月号に前川氏の手記が掲載されているが、そこでも加計学園の獣医学部新設に自分は関わってこなかったと述べている。当然、6ヶ月で事務次官を辞めさせられたことが原因と考える。たまたま「官邸の意向」という告発に都合の良い文章(部下が言い訳のために作った嘘と本当が混じった)が手元にあったと見るのが自然であろう。

辞任を迫られた前川氏は「天下りの斡旋は他の省庁でもやっている」と反論したという話がある。ところが最近の2回目の記者会見では「天下り斡旋が禁止されていることを知らなかった」と言い方を変えていると高橋洋一氏が指摘している。しかし前川氏を持上げているマスコミは、このような点を全く追求しない。


前川氏が深く関わっていたのは新国立競技場の建設であった。しかし旧競技場の解体費用が異常に増えたり、設計に無理があり期限までに完成するか不安視されていた。政府は建築の素人である文科省に任せておく訳には行かないと判断し、急遽、競技場建設の主体を国交省に変更し設計のコンペをやり直した。この時動いたのが国交省出身の和泉首相補佐官と言われている。前川氏の口からよく和泉首相補佐官の話が出るのは、このことが影響していると筆者は見ている。

国民の7割が加計学園問題の真相が分らず何かを政府が隠していると思っていると言う。しかしそれは大々的に問題を取上げている大手メディア(一部を除く)が、本誌の先週・今週号で述べたような本当と思われることに全く触れないからである。本誌の先週号と今週号の内容は、新聞・テレビで見聞きしネットで調べたことに筆者の若干の憶測を加えたものである。しかし個人的な特別ルートで得たような情報は一切含まれていない。要するにちょっと調べれば全て分ることばかりである。
http://www.adpweb.com/eco/


本当の戦いは官僚の人事権

安倍政権は2014年)5月30日に内閣人事局を設置し、それまで各省庁がやっていた官僚人事を、官邸で行う事とした。

つまり今まで官僚の人事は官僚自身が決めていて、総理大臣や国会といえども絶対に口を出す事は出来なかった。

それを今日から総理大臣が官僚人事を決めるとなったので、官僚側は猛反対し財務省を中心に反安倍闘争を展開した。


2015年ごろに安保法制が異様な盛り上がりを見せ、日本中のマスコミが左翼化したかのように(左翼だが)反自衛隊、反米軍キャンペーンを始めた。

日本の全マスコミに対して一斉に指示を出せるのは官僚だけで、反安保闘争を操っていたのは財務省だったと見られる。

財務省はすべての省庁の財政を握っており、クビを横に振れば簡単に干す事ができるからです。


財務省の強大な権限は官僚自身が人事権を握っているからで、人事権が総理に移れば権力も総理に移ってしまいます。

安倍首相が消費増税に反対しているのもあって財務省は安倍政権を潰したくてしょうがなく、加計問題は渡りに船でした。

今冶の山奥の獣医学校は本当はどうでも良く、官僚特に財務官僚と安倍首相との、官僚人事権を巡る闘争なのでした。


そこに乗っかって安倍首相を退陣に追い込んで自分が総理になろうとしているのが、石破・麻生・二階・岸田・菅らの自民党幹部たちで、必ずしも安倍首相の味方ではない。

石破氏ははっきりと野党に加勢して安倍首相を退陣に追い込む姿勢を見せていて、狙いは次期総理です。

こうした「安倍包囲網」に乗っかっているのが野党や小池勢力で、都議会選挙は小池新党に有利だといわれています。
http://www.thutmosev.com/archives/71561248.html


官僚とマスコミが反安部扇動をしている理由

日本の官僚に指示を与えて動かしている日米合同委員会とは


日本政治を図らずも30年近く見てきて、いつも不思議に感じてきたことがある。

それは、「地方分権」と言われながら、いまだにすべての情報は中央、東京に集中し、内政における大枠の情報がほとんど東京に集中していることである。しかも国家主権にわたる外交、安全保障、国の経済政策、教育政策、福祉政策、医療政策、その他の分野でも大きな方針、政策は、すべて霞ヶ関から、国会議員に「勉強会」という形で官僚から卸されてくるのである。

そこで国会議員になった人間は、その中の一つか二つの分野に精通し、期数を重ねることによっていわゆる族議員というものになって、その内政の利権のお裾分けに預かる。この仕組みが、今も続く戦後の日本政治である。

さらに不思議なことは、その霞ヶ関に大きな政策を棚卸ししてくるのが、戦勝国であるアメリカなのである。

今回は、その大きな役割の一つを担っている「日米合同委員会」なるものを改めて紹介したい。不勉強の小生はこの組織のことを知ったのが、十年ちょっと前である。2011年の311以降、ネットや一部の本でもやっと言及されるようになったが、多くの日本人はマスコミがほとんど報道しないので全く知らないのではないだろうか。

そのためにいまだに一般の日本人には、認識されていないが、「日米合同委員会」というものが、戦後日本政治をコントロールしてきた最重要会議であることは間違いないのである。憲法で規定された国権の最高機関である国会を現実には超越していると言っても過言ではない。今回の安保法制を巡ってもテレビのニュース等で、あたかも日本が独立国としてこの法制を審議しているかのような報道がなされているが、残念ながら、このような報道は戦後に創られた共同幻想を維持するためものでしかない。


ところで、話題の書である矢部宏治氏は『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』で、矢部宏治氏は、「日米合同委員会」についてこう書いている。


日本はなぜ帰途と原発を止められないか


「官僚というのは法律が存在基盤ですから、下位の法体系(日本の国内法)より、上位の法体系(安保法体系)を優先して動くのは当然です。裁判で負ける側には絶対に立たないというのが官僚ですから、それは責められない。

しかも、この日米合同委員会のメンバーがその後どうなっているかを調べてみると、このインナー・サークルに所属した官僚は、みなそのあと、めざましく出世している。

とくに顕著なのが法務省で、省のトップである事務次官のなかに、日米合同委員会の元メンバー(大臣官房長経験者)が占める割合は、過去17人中12人。そのうち9人は、さらに次官より格上とされる検事総長になっているのです」


日米合同委員会の構成メンバーを見ると、米側がほとんど軍人である。

米側代表は在日米軍司令部副司令官である。

代表代理として在日米大使館公使、在日米軍司令部第五部長、在日米陸軍司令部参謀長、在日米空軍司令部副司令官、在日米海軍司令部参謀長、在日米海兵隊基地司令部参謀長である。在日米軍の軍人が威嚇するかのごとく居並んでいる。


日米合同委員会の日本側代表は外務省北米局長である

代表代理は、法務省大臣官房長、農林水産省経営局長、防衛省地方協力局長、外務省北米局参事官、財務省大臣官房審議官である。選挙で選ばれた政治家は一人も入っていない。


これは極めて象徴的な演出で、米国側は意識的に軍人を出している。現在も日本が米国の軍事占領下にあることの象徴なのだろう。わかりやすく言えば、日本官僚はネイティブの日本支配者であり、在日米軍の意向を受けて官僚の利権を維持拡大しているというわけである。

そして、日米合同委員会から多くの検事総長を出す。そして日本の対米隷属に異を唱え、真の独立を目指す人間を裁判にかけて攻撃する。その対象になったのが、最近では小沢一郎氏であった。

また、日米合同委員会で決まったことが公表されることはない。記録として残されることもない。いわば密約である。それが日本官僚を通じて政権与党である自民党に降ろされている。前回のレポートでも指摘した覇権国である米国経済の実情を考えると、もっと多くの日本人がこのことを知るべき時を迎えている。


日米合同委員会1日米合同委員会2

下記の参考資料を読んでいただければ、総理になった人間ですら、日米合同委員会のことを知らなかったことがわかる。日本の政治は見事なまでに空洞化しているのである。


<参考資料>

(*週プレNews 2014年12月16日より)

「日本はなぜ基地と原発を止められないのか」で話題の矢部宏治が鳩山友紀夫と“日本の真の支配者”を語った!


矢部宏治

鳩山友紀夫元首相(右)と矢部宏治氏が日本が「真の独立国」として新しい戦後を歩むための方法を議論


<民主党・鳩山政権の崩壊と沖縄の基地問題を出発点に、日本の戦後史を振り返った話題の新刊

『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』(集英社インターナショナル)
https://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%9C%E3%80%81%E3%80%8C%E5%9F%BA%E5%9C%B0%E3%80%8D%E3%81%A8%E3%80%8C%E5%8E%9F%E7%99%BA%E3%80%8D%E3%82%92%E6%AD%A2%E3%82%81%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%8B-%E7%9F%A2%E9%83%A8-%E5%AE%8F%E6%B2%BB/dp/4797672897


の著者・矢部宏治(やべ・こうじ)氏。
そして、まさにこの本を執筆するきっかけとなった鳩山友紀夫元首相。

このふたりが、辺野古移設反対派の圧勝に終わった11月の沖縄県知事選や総選挙を踏まえ、事実上、今も米軍の占領状態が続いているこの国の姿と、日本が「真の独立国」として新しい戦後を歩んでいくためにはどうすればいいのか、その方法を考えた!>


首相の時はわからなかった「見えない敵」の正体

―まずは鳩山さんに、矢部さんの本を読まれた率直な感想から伺いたいのですが?


鳩山  正直申し上げて“ぶったまげた”というか、矢部さんがここまで勇気を持って取材され、この本を書かれたことに敬服しました。先にこの本を読んでいれば、私も総理を辞めずに済んだかもしれない、と(笑)。

もちろん、私は自分の非力について言い訳する気はありません。総理として一度は沖縄県民に期待感を与えながら(県外移設を)実現できなかったのは私に大きな責任があります。

ただ、この本を読んで、当時、自分がもっと政治の裏側にある仕組みを深く理解していれば、結果が違っていた部分もあるのかなとは思いました。それだけに、自分が総理という立場にありながら、この本に書かれているような現実を知らなかったことを恥じなきゃいかんと感じるわけです。


矢部  鳩山さんは以前、インタビューで「官僚たちは総理である自分ではなく『何か別のもの』に忠誠を誓っているように感じた」と言われていましたが、その正体がなんであるか、当時はわからなかったのでしょうか?


鳩山  物事が自分の思いどおりに進まないのは、自分自身の力不足という程度にしか思っていませんでした。本来ならば協力してくれるはずの官僚の皆さんには、自分の提案を「米軍側との協議の結果」と言って、すべてはね返されてしまって。分厚い壁の存在は感じながらも「やっぱりアメリカはキツイんだなぁ」ぐらいにしか思っていなかった。その裏側、深淵の部分まで自分の考えは届いていなかったのです。

 しかし、矢部さんのこの本はもっと深いところで米軍と官僚組織、さらには司法やメディアまでがすべてつながって一体となった姿を見事に解き明かしてくれて、いろんなことが腑(ふ)に落ちました。この本を読んで、目からうろこが何枚落ちたかわからないくらい落ちましたね。


矢部  在日米軍と日本のエリート官僚で組織された「日米合同委員会」の存在は、当時ご存じなかったということでしょうか?


鳩山  お恥ずかしい話ですが、わかりませんでした。日米で月に2度も、それも米軍と外務省や法務省、財務省などのトップクラスの官僚たちが、政府の中の議論以上に密な議論をしていたとは! しかもその内容は基本的には表に出ない。

 私が総理の時にアメリカから「規制改革をやれ」という話があって、向こうからの要望書に従って郵政の民営化とかがドンドンと押しつけられた。そこで「この規制改革委員会はおかしいぞ」というところまでは当時もわかっていたのですが。


矢部  日米合同委員会は基本的に占領以来続く在日米軍の特権、つまり「米軍は日本の国土全体を自由に使える」という権利を行使するための協議機関なのですが、この組織が60年間続いていくうちに、そこで決まったことには、もう誰も口出しできないという状況になってしまった。

 なかでも一番の問題は、日米合同委員会のメンバーである法務官僚が、法務省のトップである事務次官に占める割合は過去17人中12人、そのうち9人が検事総長にまで上り詰めている。つまり、米軍と日本の高級官僚をメンバーとするこの共同体が、検察権力を事実上握っているということなんです。

 しかも、在日米軍基地の違憲性をめぐって争われた1959年の砂川裁判で、当時の駐日米国大使だったダグラス・マッカーサー2世が裁判に不当な形で介入し、「日米安保条約のような高度な政治性を持つ問題については、最高裁は憲法判断をしない」という判例を残してしまった。ですから日米合同委員会の合意事項が仮に憲法違反であっても、日本国民にはそれを覆(くつがえ)す法的手段がない。


鳩山  それはつまり日米合同委員会の決定事項が、憲法も含めた日本の法律よりも優先されるということですよね。そのことを総理大臣の私は知らなかったのに、検事総長は知っていたし役人も知っていたわけだ。


矢部  ですから、鳩山さんの言う「官僚たちが忠誠を誓っていた何か別のもの」、つまり鳩山政権を潰(つぶ)したのは、この60年続く日米合同委員会という米軍と官僚の共同体であり、そこで決められた安保法体系だというのが現時点での私の結論ですね。


―そうした仕組みの存在を知った今、鳩山さんはどのような思いなのでしょうか。

鳩山  日米合同委員会に乗り込んでいきたいぐらいだね。「何をやってるんだ、おまえら!」みたいな感じで。

 ただ、そういうものが舞台裏で、しかも、憲法以上の力を持った存在として成り立っていたとしても、決してメディアで報道されることもないし、このメンバー以外にはほとんど知られないような仕組みになっているわけですよね。


矢部  このような「見えない力」の存在は、政権内にいないと、野党の立場ではまったく知り得ないものなのでしょうか?


鳩山  私も自民党時代がありましたので、8年は政権党にいたわけですが、当選1回や2回の新人議員の間は、官邸内部で何が動いているか知りようもありませんでした。でも与党の一員としては扱ってもらっていたと思います。

 それが野党となると、与党、特に与党の中枢の方々とは情報量が圧倒的に違う。官僚も野党に話す場合と与党に説明に行く場合では、丁寧さも説明に来る人の役職も全然違う。そのぐらい野党に対しては、官僚は区別し、冷たい対応をしていました。

 つまり、自民党政権と官僚機構が完全に一体化していたということです。野党は圧倒的に情報過疎に置かれているのは事実で、国民はその野党よりも情報が少ない。

 この先、特定秘密保護法によって、ますます国民には何も知らせない国になるわけで、非常に恐ろしいことだと思います。


日本全土が「米軍の基地」という現実

矢部  「横田空域」という、1都8県の上に米軍が管理している広大な空域がありまして、日本の飛行機はここを飛べない。これなんか典型的な「米軍が自由に日本の国土を使える」事例ですね。


鳩山  私も横田空域のせいで、日本の航空会社が非常に不自然な飛行ルートで飛ばされていることは知っていましたが、「沖縄と同じように、米軍の優位性というのが東京や関東周辺にもあるんだな」という程度にしか理解していなかった。

 しかし、具体的に図を見ると、関東上空がこれほど広範囲に米軍に「占領」されているという事実に仰天しますよね。沖縄だけではなくて、実は日本全体がアメリカに今でも支配されているも同然ですから。


矢部  飛行ルートの阻害もありますが、それより問題なのは、米軍やCIAの関係者が日本の国境に関係なく、この空域から自由に出入りできる、入国の「裏口(バックドア)」が存在することです。これはどう考えてもおかしな話で、こんなことは普通の主権国家ではあり得ません。

 この問題なんて国際社会にアピールしたら、みんなすごく驚くと思うんです。これは今、日本で起きているほかの問題、特に原発の問題にも絡んでくる話ですが、日本という国が置かれている状況の歪(ゆが)みやおかしさを伝えるいい事例になると思っています。

 結局、日米安保条約とは、米軍が「日本の基地」を使う権利ではなく、「日本全土」を基地として使う権利を定めたものなのです。

 旧安保条約の第1条で米軍にその権利が認められ、60年の安保条約で文言は変わっていますが、その権利は残されている。これを「全土基地方式」というのですが、これはなんとしても国際社会にアピールして変えていかないといけない


鳩山  矢部さんの本だと、米軍がそんなことをできる根拠は、敗戦国である日本を今でも「敵国」と見なした、国連憲章の「敵国条項」があるから、という話でしたが。


矢部  そこの説明は少し複雑で、旧安保条約第1条には、そうしたメチャクチャな軍事利用のあり方は、日本側が望み、アメリカ側がそれに応えたものだということが書かれている。そうした戦後処理を日本が望んだ以上、日本の主権や国民の人権がいくら侵害されていても、国連は口を出せないというロジックになっているんです。一種の法的トリックと言ってもいい。

 ですから、日本にちゃんとした政権が誕生して、国際社会で堂々と議論し、「全土基地方式はやめてくれ」と言ったら「それは敵国条項があるから無理だ」とは絶対ならないと思います。


米軍の占領状況を米国民に訴えろ!

鳩山  矢部さんのような方の努力もあって、私もようやく目隠しが外れて真実が見えてきたわけですが、問題はそこから先をどうするかです。やはり一部の人たちだけが目隠しを外すんじゃなくて、日本の国民の多くに触れられるPR戦術というか、日本の戦後の背後には何があるのかをきちんと解き明かす手段が必要だと思いますね。

 それと、日米関係に関わっている米軍関係者を除けば、アメリカの議会や国民は日米合同委員会なるものがどういう役割を果たしてきたのか、それが今も日本の主権をさまざまな形で侵害している事実も知らないと思います。しかし、こうした状況はアメリカの国民から見ても「異常なこと」だと映るはずですから、われわれが海外、特にアメリカの議会や国民に対して「日本は今も事実上、米軍に占領されているけれど、本当にこれでいいのか?」と訴えることが重要です。


矢部  情報発信という意味では、今、ドイツなど多くの国が日本の原発汚染に対して「何を考えてるんだ!」って相当に怒っている。基地の問題だけだと「勝手にやっててくれ」となるかもしれないけれど、原発の問題はそうはいかない。全地球的な問題です。

 あれだけ深刻な原発事故を起こした日本がなぜ、今再び原発推進への道を進もうとしているのか? その背景には「日米原子力協定」という、自国のエネルギー政策すらアメリカの同意なしには決められないという、客観的に見ても非常に歪(いびつ)な構造がある。それをうまく国際社会にアピールできたら、こうした日本の歪んだシステムに世界の光が当たる可能性はあります。


鳩山  そうですね、日本のメディアも完全に取り込まれてしまっているのであれば、基地の問題だけではなく、原発も併せて海外に訴えるほうが、圧倒的に意義があると思います。

ただし、そうした「外圧」に頼るだけでなく、結局はこの国の政治を変えない限り、そして多数派にならない限り、こうした流れは大きく変えられません。


*2015.03.16 NEWSポストセブンより

「米軍幹部と日本の官僚が進路決める「日米合同委員会」の存在」


東京都港区南麻布。都内屈指の閑静な高級住宅地も、そこだけは異空間が広がる。

入り口には屈強なガードマンが立ち、脇には「100%、IDチェック」と書かれた案内書きがある。米軍施設の「ニューサンノーホテル」である。


 在日米軍関係者は、

「ここは赤坂の米国大使館以上に、米国にとって重要な施設。表向きは来日した米軍関係者の宿泊施設ですが、米海軍情報部や CIA の拠点が置かれていて、日米のインテリジェンスの集積地です」

と説明する。

 日本のメディアどころか、政治家も立ち入れない。そんな場所で、日本の高級官僚と在日米軍関係者は、定期的に会合を重ねていた。それが日米合同委員会後述するが1960年に締結された日米地位協定(※注1)をどう運用するかを協議する実務者会議だ。


※注1/1952年に旧安保条約と同時に発効した「日米行政協定」が前身。1960年に日米安全保障条約を締結した際に改めて交わされた。 

そこでは、日本の安全保障の根幹に直接かかわる問題から、米軍基地と周辺住民の諍いまで協議される。 前者は在日米軍基地の移転・縮小、米海兵隊の新型輸送機オスプレイの配備といった問題、後者は基地内のゴミ処理、航空機の騒音問題などだ。

かつては、米兵の犯罪並びにその処遇も、開かれた法廷ではなく、密室の話し合いによって、解決がなされたこともあった。 

日米合同委の組織は、米国側は在日米軍司令部副司令官、在日米大使館公使など、日本側は外務省北米局長を代表として法務省大臣官房長、防衛省地方協力局長といった面子だ。

 日本側の代表者及び代表代理は、将来的に事務次官を狙えるポストにある。そんな高級官僚が、在日米軍や米大使館の有力者と密議を交わすことから、日米合同委は「影の政府」との異名もつく。

 ただし、彼らが一堂に会するわけではない。同委員会は、基地問題、刑事、環境など35の分科会や部会に分かれ、担当ごとに参加者が決まる。実際に出席したことのある官僚が明かしてくれた。


「日米の責任者(担当者)が最低一人、書記および通訳などの職員が最低二人は出席する。対話は基本的には日本語で行なわれますが、日本側も英語の話せる通訳を連れているため、微妙なニュアンスで日米の解釈が異なるという事態は生じない」


 関係者らの話をまとめると、毎月2回ほど開かれ、開催場所は米国と日本で持ち回りとなる。米国ならニューサンノーホテル、日本の場合は外務省を中心に、分科会や部会ごとに代表者の所属する官庁内で開催されているという。

 だが、会合の中身は一切明かされない。合意の一部は外務省、防衛省のホームページに公表されているが、それも簡潔に記されているだけだ。

 同委員会を所管する外務省北米局に日米合同委の詳細を問い合わせても、「回答できるのは、既に公表しているものだけ」の一点ばりで、防衛省広報課に問い合わせても、「外務省が所管なので、外務省に聞いてください」という堂々巡りだった。


 元琉球新報論説委員で、在日米軍基地問題に詳しい沖縄国際大学大学院教授・前泊博盛氏は語る。


「日米合同委に合意内容を公表する義務はない。日米双方の合意がない限り公表しない取り決め(※注2)になっているからです。」


※注2/1996年2月に、日米両政府は日米地位協定の9項目についての運用改善で合意。「日米合同委員会の公表」もそこに含まれた。しかし、結果的に「合意内容」の公表こそ一部改善はされたものの、会合内容が公表されることはなかった。


 「基本的に軍事関係の取り決めなので米軍側は、情報を出したくない。また、米軍に有利に推移した合意内容を表に出して、日本人の神経を逆なでしたくないという思いもある。日本側としても、米国との交渉に負けた、との誹りを避けるために、できるだけ隠密に事を収めたい」


 必然的に日米合同委は「密約の温床」になってしまう。(終わり)
http://www.yamamotomasaki.com/archives/1991  

2017.07.03
自民党と都民ファーストの会はタグを付け替えただけで中身は同じだと理解したうえでの投票だろう


7月2日に実施された東京都議会議員選挙の結果、127議席のうち自民党23議席と都民ファーストの会55議席を会わせて78議席になった。選挙前はそれぞれ57議席と6議席で合わせると63議席。この2党の実態は同じであり、タグの付け替えで人心を操作しているにすぎない。人心操作はうまくいったようだ。

この結果はフランスの大統領選挙と議会選挙を連想させる。大統領選挙では共和国前進のエマニュエル・マクロンが当選、議会選挙ではマクロンの与党が577議席のうち308議席を獲得している。圧勝だ。

このマクロンは2006年から09年まで社会党に所属、その間、08年にロスチャイルド系の巨大投資銀行へ入り、重役として200万ユーロという報酬を得ていたという人物。ロスチャイルド資本の代理人だ。

2012年から14年にかけてマクロンはフランソワ・オランド政権の大統領府副事務総長を務め、14年に経済産業デジタル大臣に就任すると巨大資本のカネ儲けを支援する新自由主義的な政策を推進した。私的権力が公的権力を支配するシステムを実現しようとしている、つまりファシスト。マクロンは「イスラエル・ファースト」でも知られ、イスラエルに対するBDS(ボイコット、資本の引き揚げ、制裁)運動に強く反対している。

このマクロンもタグの付け替えで人びとを誑かして勝利した。小池百合子やその周辺も同じ手法を採用して成功したわけだ。有権者もそうした実態を理解、安心して自民党とは別のタグをつけた体制派に投票したのだろう。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201707020000/
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/430.html#c412

[政治・選挙・NHK228] 熱狂なき小池都民ファーストの大勝利  天木直人 赤かぶ
4. 中川隆[-7317] koaQ7Jey 2017年7月03日 10:42:31 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

天木直人は IQ 低過ぎて本質が全然わからないんだよ

注目の都議選が終わり、結果は小池氏率いる都民ファーストが圧勝となりました。
候補者50人中49人が当選という快挙であり、自民党は大幅に議席を減らし大敗を喫しました。

本来、政策で争われるべき選挙が、スキャンダル叩きの様な選挙になり、本当にこれで良いのか?という疑念が有ります。

しかしまあ、今回の都議選ですが「秘書にパワハラ」「自衛隊からもお願い」「加計学園理事長からの献金」等々、狙いすましたかのように次々に出てきましたね。

出て来たというか、出されてきたというか、明らかに都議選を狙った材料放出が、どうも気になります。

まあ、「自衛隊からもお願い」に関しては裏切りでないとすれば、単なるボーナス材料でしかありませんが、追い詰められておかしくなっていたとでも考えれば、納得できない事もないかなと。


日本のジャーナリズムを監視する米軍組織
http://alternativereport1.seesaa.net/article/122853746.html


 神奈川県の座間キャンプ内にある、米軍第500軍事情報旅団「アジア研究分遣隊」Asian Studies Detachmentでは、日本国内で刊行される書物・雑誌等々を網羅的に「チェック」し、米国の政策に反対する人間、反米の思想家・評論家を監視している。

さらに、この軍隊は、こうした反米的思想の持ち主の身辺を「探り」、その金銭関係、異性関係、趣味・性癖の「情報収集」に当たっている。不倫関係、多額の借金、他人に言えない性癖等々の情報を収集し、「反米的な」思想家・評論家・ジャーナリスト・大学教授を「脅迫」し、口封じを行うためである。

 「必要に応じて」こうした情報は日本のマスコミに流され、スキャンダル流布による、特定のジャーナリスト・大学教授「ツブシ」が行われる。これは米軍による「日本支配のための軍事行動」である。そのエージェントが、マスコミである(注1)。

*注1・・・小泉元首相の郵政民営化を厳しく批判した植草一秀教授に対する、捏造スキャンダルによる、司法とマスコミの、リンチ報道・裁判に、その極めて悪質な典型を見る事が出来る。植草教授に対する、この捏造スキャンダル=リンチ事件は、日本から表現の自由・言論の自由が無くなる歴史的出発点として、言論暗黒時代へ向かう分岐点として、50年後、日本現代史にゴシック体文字で印刷・刻印されるであろう。以下、参照。


日本の金融をボロボロにして乗っ取ったのは1992年からのクリントンの対日戦略でした。日本を自分たちが自由に操れる国にしたのです。ロバート・ルービンとローレンス・サマーズを実施部隊の司令官にして、何かあるとサマーズが来日して大使公邸で怒鳴りつけるのです。

  当時、首相だった橋本龍太郎はさすがに行かなかったのですが、幹事長以下の実力者が全員呼びつけられて、「アメリカに逆らうな」と怒鳴りつけられる。そういう政治が行なわれてきました。今もそうです。そのことを知っている日本の新聞記者たちが、なぜかまったく書かない。ここに問題があるのです。

  1998年10月からの“金融ビッグバン”も、橋本龍太郎が無理やり約束させられたものです。当時は、「金融自由化だ」「ビッグバンだ」とあれほど騒がれたのに、今は誰も口にしない。なぜなら、「金融自由化」の掛け声とはまったく逆で、結果的にできあがったのは「金融統制」の体制でした。

  日本は騙されたのです。あの時に外資すなわちニューヨークの投機マネーが自由に日本に入ってこれるようにした。そして少額で日本の大銀行を乗っ取れるようにした。

  この1998年2月、“ノーパンしゃぶしゃぶ事件”を起こし、大蔵官僚たちを計画的に叩きのめしたのです。日銀官僚の福井俊彦(現日銀総裁)もあのリストに入っていました。名刺があった連中は皆さらし者にされ、官僚として出世が止まったのです。

  CIAはこの名簿をインターネット上に流し、さらに愛国派官僚たちが引きずり降ろされる不祥事に発展しました。いわゆる“大蔵落城”です。マスコミはCIAの尻馬に乗って、日銀と大蔵官僚叩きをやったのです。

  この時、すでに自民党の政治家たちは一人ひとり弱みを握られてアメリカの軍門に下っていたのですが、日本の官僚たちはアメリカの言うことを聞かないで抵抗していました。その結果、叩きつぶされたのです。
http://www.h2.dion.ne.jp/~apo.2012/hitokuchi013.html


日本のジャーナリズムを監視する米軍組織
http://alternativereport1.seesaa.net/article/122853746.html

 神奈川県の座間キャンプ内にある、米軍第500軍事情報旅団「アジア研究分遣隊」Asian Studies Detachmentでは、日本国内で刊行される書物・雑誌等々を網羅的に「チェック」し、米国の政策に反対する人間、反米の思想家・評論家を監視している。

さらに、この軍隊は、こうした反米的思想の持ち主の身辺を「探り」、その金銭関係、異性関係、趣味・性癖の「情報収集」に当たっている。不倫関係、多額の借金、他人に言えない性癖等々の情報を収集し、「反米的な」思想家・評論家・ジャーナリスト・大学教授を「脅迫」し、口封じを行うためである。

 「必要に応じて」こうした情報は日本のマスコミに流され、スキャンダル流布による、特定のジャーナリスト・大学教授「ツブシ」が行われる。これは米軍による「日本支配のための軍事行動」である。そのエージェントが、マスコミである(注1)。

*注1・・・小泉元首相の郵政民営化を厳しく批判した植草一秀教授に対する、捏造スキャンダルによる、司法とマスコミの、リンチ報道・裁判に、その極めて悪質な典型を見る事が出来る。植草教授に対する、この捏造スキャンダル=リンチ事件は、日本から表現の自由・言論の自由が無くなる歴史的出発点として、言論暗黒時代へ向かう分岐点として、50年後、日本現代史にゴシック体文字で印刷・刻印されるであろう。以下、参照。


このCIAが日本を含め世界各国の国会議員、政治家達の女性スキャンダル、裏金作り情報、松岡農林水産大臣の「なんとか還元水」問題等の情報を調査・把握し、米国に逆らえば日本の東京地検特捜部に匿名ファックスを送り付けて来る事は日常的に行われている、常識的な「慣例」である。

小泉元総理が学生時代に犯した日本女子大学の大学生に対する強姦事件と、神奈川県警に逮捕された小泉元総理の警察の取り調べ調書も米国側は当然握っていた。小泉はこれで完全に 「操り人形」と化していた。

現在では、極東最大のスパイ組織キャンプ座間にある米国陸軍第500軍事情報大隊が総力を上げ、日本の政治家、企業経営者達のスキャンダル情報の調査・ 蓄積を行っている。

相手は軍隊である。無防備な農林水産大臣1人を「潰す」事は簡単である。
http://alternativereport1.seesaa.net/article/49609103.html

本当の戦いは官僚の人事権

安倍政権は2014年)5月30日に内閣人事局を設置し、それまで各省庁がやっていた官僚人事を、官邸で行う事とした。

つまり今まで官僚の人事は官僚自身が決めていて、総理大臣や国会といえども絶対に口を出す事は出来なかった。

それを今日から総理大臣が官僚人事を決めるとなったので、官僚側は猛反対し財務省を中心に反安倍闘争を展開した。


2015年ごろに安保法制が異様な盛り上がりを見せ、日本中のマスコミが左翼化したかのように(左翼だが)反自衛隊、反米軍キャンペーンを始めた。

日本の全マスコミに対して一斉に指示を出せるのは官僚だけで、反安保闘争を操っていたのは財務省だったと見られる。

財務省はすべての省庁の財政を握っており、クビを横に振れば簡単に干す事ができるからです。


財務省の強大な権限は官僚自身が人事権を握っているからで、人事権が総理に移れば権力も総理に移ってしまいます。

安倍首相が消費増税に反対しているのもあって財務省は安倍政権を潰したくてしょうがなく、加計問題は渡りに船でした。

今冶の山奥の獣医学校は本当はどうでも良く、官僚特に財務官僚と安倍首相との、官僚人事権を巡る闘争なのでした。


そこに乗っかって安倍首相を退陣に追い込んで自分が総理になろうとしているのが、石破・麻生・二階・岸田・菅らの自民党幹部たちで、必ずしも安倍首相の味方ではない。

石破氏ははっきりと野党に加勢して安倍首相を退陣に追い込む姿勢を見せていて、狙いは次期総理です。

こうした「安倍包囲網」に乗っかっているのが野党や小池勢力で、都議会選挙は小池新党に有利だといわれています。
http://www.thutmosev.com/archives/71561248.html

官僚とマスコミが反安部扇動をしている理由

日本の官僚に指示を与えて動かしている日米合同委員会とは


日本政治を図らずも30年近く見てきて、いつも不思議に感じてきたことがある。

それは、「地方分権」と言われながら、いまだにすべての情報は中央、東京に集中し、内政における大枠の情報がほとんど東京に集中していることである。しかも国家主権にわたる外交、安全保障、国の経済政策、教育政策、福祉政策、医療政策、その他の分野でも大きな方針、政策は、すべて霞ヶ関から、国会議員に「勉強会」という形で官僚から卸されてくるのである。

そこで国会議員になった人間は、その中の一つか二つの分野に精通し、期数を重ねることによっていわゆる族議員というものになって、その内政の利権のお裾分けに預かる。この仕組みが、今も続く戦後の日本政治である。

さらに不思議なことは、その霞ヶ関に大きな政策を棚卸ししてくるのが、戦勝国であるアメリカなのである。

今回は、その大きな役割の一つを担っている「日米合同委員会」なるものを改めて紹介したい。不勉強の小生はこの組織のことを知ったのが、十年ちょっと前である。2011年の311以降、ネットや一部の本でもやっと言及されるようになったが、多くの日本人はマスコミがほとんど報道しないので全く知らないのではないだろうか。

そのためにいまだに一般の日本人には、認識されていないが、「日米合同委員会」というものが、戦後日本政治をコントロールしてきた最重要会議であることは間違いないのである。憲法で規定された国権の最高機関である国会を現実には超越していると言っても過言ではない。今回の安保法制を巡ってもテレビのニュース等で、あたかも日本が独立国としてこの法制を審議しているかのような報道がなされているが、残念ながら、このような報道は戦後に創られた共同幻想を維持するためものでしかない。


ところで、話題の書である矢部宏治氏は『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』で、矢部宏治氏は、「日米合同委員会」についてこう書いている。


日本はなぜ帰途と原発を止められないか


「官僚というのは法律が存在基盤ですから、下位の法体系(日本の国内法)より、上位の法体系(安保法体系)を優先して動くのは当然です。裁判で負ける側には絶対に立たないというのが官僚ですから、それは責められない。

しかも、この日米合同委員会のメンバーがその後どうなっているかを調べてみると、このインナー・サークルに所属した官僚は、みなそのあと、めざましく出世している。

とくに顕著なのが法務省で、省のトップである事務次官のなかに、日米合同委員会の元メンバー(大臣官房長経験者)が占める割合は、過去17人中12人。そのうち9人は、さらに次官より格上とされる検事総長になっているのです」


日米合同委員会の構成メンバーを見ると、米側がほとんど軍人である。

米側代表は在日米軍司令部副司令官である。

代表代理として在日米大使館公使、在日米軍司令部第五部長、在日米陸軍司令部参謀長、在日米空軍司令部副司令官、在日米海軍司令部参謀長、在日米海兵隊基地司令部参謀長である。在日米軍の軍人が威嚇するかのごとく居並んでいる。


日米合同委員会の日本側代表は外務省北米局長である

代表代理は、法務省大臣官房長、農林水産省経営局長、防衛省地方協力局長、外務省北米局参事官、財務省大臣官房審議官である。選挙で選ばれた政治家は一人も入っていない。


これは極めて象徴的な演出で、米国側は意識的に軍人を出している。現在も日本が米国の軍事占領下にあることの象徴なのだろう。わかりやすく言えば、日本官僚はネイティブの日本支配者であり、在日米軍の意向を受けて官僚の利権を維持拡大しているというわけである。

そして、日米合同委員会から多くの検事総長を出す。そして日本の対米隷属に異を唱え、真の独立を目指す人間を裁判にかけて攻撃する。その対象になったのが、最近では小沢一郎氏であった。

また、日米合同委員会で決まったことが公表されることはない。記録として残されることもない。いわば密約である。それが日本官僚を通じて政権与党である自民党に降ろされている。前回のレポートでも指摘した覇権国である米国経済の実情を考えると、もっと多くの日本人がこのことを知るべき時を迎えている。


日米合同委員会1日米合同委員会2

下記の参考資料を読んでいただければ、総理になった人間ですら、日米合同委員会のことを知らなかったことがわかる。日本の政治は見事なまでに空洞化しているのである。


<参考資料>

(*週プレNews 2014年12月16日より)

「日本はなぜ基地と原発を止められないのか」で話題の矢部宏治が鳩山友紀夫と“日本の真の支配者”を語った!


矢部宏治

鳩山友紀夫元首相(右)と矢部宏治氏が日本が「真の独立国」として新しい戦後を歩むための方法を議論


<民主党・鳩山政権の崩壊と沖縄の基地問題を出発点に、日本の戦後史を振り返った話題の新刊

『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』(集英社インターナショナル)
https://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%9C%E3%80%81%E3%80%8C%E5%9F%BA%E5%9C%B0%E3%80%8D%E3%81%A8%E3%80%8C%E5%8E%9F%E7%99%BA%E3%80%8D%E3%82%92%E6%AD%A2%E3%82%81%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%8B-%E7%9F%A2%E9%83%A8-%E5%AE%8F%E6%B2%BB/dp/4797672897


の著者・矢部宏治(やべ・こうじ)氏。
そして、まさにこの本を執筆するきっかけとなった鳩山友紀夫元首相。

このふたりが、辺野古移設反対派の圧勝に終わった11月の沖縄県知事選や総選挙を踏まえ、事実上、今も米軍の占領状態が続いているこの国の姿と、日本が「真の独立国」として新しい戦後を歩んでいくためにはどうすればいいのか、その方法を考えた!>


首相の時はわからなかった「見えない敵」の正体

―まずは鳩山さんに、矢部さんの本を読まれた率直な感想から伺いたいのですが?


鳩山  正直申し上げて“ぶったまげた”というか、矢部さんがここまで勇気を持って取材され、この本を書かれたことに敬服しました。先にこの本を読んでいれば、私も総理を辞めずに済んだかもしれない、と(笑)。

もちろん、私は自分の非力について言い訳する気はありません。総理として一度は沖縄県民に期待感を与えながら(県外移設を)実現できなかったのは私に大きな責任があります。

ただ、この本を読んで、当時、自分がもっと政治の裏側にある仕組みを深く理解していれば、結果が違っていた部分もあるのかなとは思いました。それだけに、自分が総理という立場にありながら、この本に書かれているような現実を知らなかったことを恥じなきゃいかんと感じるわけです。


矢部  鳩山さんは以前、インタビューで「官僚たちは総理である自分ではなく『何か別のもの』に忠誠を誓っているように感じた」と言われていましたが、その正体がなんであるか、当時はわからなかったのでしょうか?


鳩山  物事が自分の思いどおりに進まないのは、自分自身の力不足という程度にしか思っていませんでした。本来ならば協力してくれるはずの官僚の皆さんには、自分の提案を「米軍側との協議の結果」と言って、すべてはね返されてしまって。分厚い壁の存在は感じながらも「やっぱりアメリカはキツイんだなぁ」ぐらいにしか思っていなかった。その裏側、深淵の部分まで自分の考えは届いていなかったのです。

 しかし、矢部さんのこの本はもっと深いところで米軍と官僚組織、さらには司法やメディアまでがすべてつながって一体となった姿を見事に解き明かしてくれて、いろんなことが腑(ふ)に落ちました。この本を読んで、目からうろこが何枚落ちたかわからないくらい落ちましたね。


矢部  在日米軍と日本のエリート官僚で組織された「日米合同委員会」の存在は、当時ご存じなかったということでしょうか?


鳩山  お恥ずかしい話ですが、わかりませんでした。日米で月に2度も、それも米軍と外務省や法務省、財務省などのトップクラスの官僚たちが、政府の中の議論以上に密な議論をしていたとは! しかもその内容は基本的には表に出ない。

 私が総理の時にアメリカから「規制改革をやれ」という話があって、向こうからの要望書に従って郵政の民営化とかがドンドンと押しつけられた。そこで「この規制改革委員会はおかしいぞ」というところまでは当時もわかっていたのですが。


矢部  日米合同委員会は基本的に占領以来続く在日米軍の特権、つまり「米軍は日本の国土全体を自由に使える」という権利を行使するための協議機関なのですが、この組織が60年間続いていくうちに、そこで決まったことには、もう誰も口出しできないという状況になってしまった。

 なかでも一番の問題は、日米合同委員会のメンバーである法務官僚が、法務省のトップである事務次官に占める割合は過去17人中12人、そのうち9人が検事総長にまで上り詰めている。つまり、米軍と日本の高級官僚をメンバーとするこの共同体が、検察権力を事実上握っているということなんです。

 しかも、在日米軍基地の違憲性をめぐって争われた1959年の砂川裁判で、当時の駐日米国大使だったダグラス・マッカーサー2世が裁判に不当な形で介入し、「日米安保条約のような高度な政治性を持つ問題については、最高裁は憲法判断をしない」という判例を残してしまった。ですから日米合同委員会の合意事項が仮に憲法違反であっても、日本国民にはそれを覆(くつがえ)す法的手段がない。


鳩山  それはつまり日米合同委員会の決定事項が、憲法も含めた日本の法律よりも優先されるということですよね。そのことを総理大臣の私は知らなかったのに、検事総長は知っていたし役人も知っていたわけだ。


矢部  ですから、鳩山さんの言う「官僚たちが忠誠を誓っていた何か別のもの」、つまり鳩山政権を潰(つぶ)したのは、この60年続く日米合同委員会という米軍と官僚の共同体であり、そこで決められた安保法体系だというのが現時点での私の結論ですね。


―そうした仕組みの存在を知った今、鳩山さんはどのような思いなのでしょうか。

鳩山  日米合同委員会に乗り込んでいきたいぐらいだね。「何をやってるんだ、おまえら!」みたいな感じで。

 ただ、そういうものが舞台裏で、しかも、憲法以上の力を持った存在として成り立っていたとしても、決してメディアで報道されることもないし、このメンバー以外にはほとんど知られないような仕組みになっているわけですよね。


矢部  このような「見えない力」の存在は、政権内にいないと、野党の立場ではまったく知り得ないものなのでしょうか?


鳩山  私も自民党時代がありましたので、8年は政権党にいたわけですが、当選1回や2回の新人議員の間は、官邸内部で何が動いているか知りようもありませんでした。でも与党の一員としては扱ってもらっていたと思います。

 それが野党となると、与党、特に与党の中枢の方々とは情報量が圧倒的に違う。官僚も野党に話す場合と与党に説明に行く場合では、丁寧さも説明に来る人の役職も全然違う。そのぐらい野党に対しては、官僚は区別し、冷たい対応をしていました。

 つまり、自民党政権と官僚機構が完全に一体化していたということです。野党は圧倒的に情報過疎に置かれているのは事実で、国民はその野党よりも情報が少ない。

 この先、特定秘密保護法によって、ますます国民には何も知らせない国になるわけで、非常に恐ろしいことだと思います。


日本全土が「米軍の基地」という現実

矢部  「横田空域」という、1都8県の上に米軍が管理している広大な空域がありまして、日本の飛行機はここを飛べない。これなんか典型的な「米軍が自由に日本の国土を使える」事例ですね。


鳩山  私も横田空域のせいで、日本の航空会社が非常に不自然な飛行ルートで飛ばされていることは知っていましたが、「沖縄と同じように、米軍の優位性というのが東京や関東周辺にもあるんだな」という程度にしか理解していなかった。

 しかし、具体的に図を見ると、関東上空がこれほど広範囲に米軍に「占領」されているという事実に仰天しますよね。沖縄だけではなくて、実は日本全体がアメリカに今でも支配されているも同然ですから。


矢部  飛行ルートの阻害もありますが、それより問題なのは、米軍やCIAの関係者が日本の国境に関係なく、この空域から自由に出入りできる、入国の「裏口(バックドア)」が存在することです。これはどう考えてもおかしな話で、こんなことは普通の主権国家ではあり得ません。

 この問題なんて国際社会にアピールしたら、みんなすごく驚くと思うんです。これは今、日本で起きているほかの問題、特に原発の問題にも絡んでくる話ですが、日本という国が置かれている状況の歪(ゆが)みやおかしさを伝えるいい事例になると思っています。

 結局、日米安保条約とは、米軍が「日本の基地」を使う権利ではなく、「日本全土」を基地として使う権利を定めたものなのです。

 旧安保条約の第1条で米軍にその権利が認められ、60年の安保条約で文言は変わっていますが、その権利は残されている。これを「全土基地方式」というのですが、これはなんとしても国際社会にアピールして変えていかないといけない


鳩山  矢部さんの本だと、米軍がそんなことをできる根拠は、敗戦国である日本を今でも「敵国」と見なした、国連憲章の「敵国条項」があるから、という話でしたが。


矢部  そこの説明は少し複雑で、旧安保条約第1条には、そうしたメチャクチャな軍事利用のあり方は、日本側が望み、アメリカ側がそれに応えたものだということが書かれている。そうした戦後処理を日本が望んだ以上、日本の主権や国民の人権がいくら侵害されていても、国連は口を出せないというロジックになっているんです。一種の法的トリックと言ってもいい。

 ですから、日本にちゃんとした政権が誕生して、国際社会で堂々と議論し、「全土基地方式はやめてくれ」と言ったら「それは敵国条項があるから無理だ」とは絶対ならないと思います。


米軍の占領状況を米国民に訴えろ!

鳩山  矢部さんのような方の努力もあって、私もようやく目隠しが外れて真実が見えてきたわけですが、問題はそこから先をどうするかです。やはり一部の人たちだけが目隠しを外すんじゃなくて、日本の国民の多くに触れられるPR戦術というか、日本の戦後の背後には何があるのかをきちんと解き明かす手段が必要だと思いますね。

 それと、日米関係に関わっている米軍関係者を除けば、アメリカの議会や国民は日米合同委員会なるものがどういう役割を果たしてきたのか、それが今も日本の主権をさまざまな形で侵害している事実も知らないと思います。しかし、こうした状況はアメリカの国民から見ても「異常なこと」だと映るはずですから、われわれが海外、特にアメリカの議会や国民に対して「日本は今も事実上、米軍に占領されているけれど、本当にこれでいいのか?」と訴えることが重要です。


矢部  情報発信という意味では、今、ドイツなど多くの国が日本の原発汚染に対して「何を考えてるんだ!」って相当に怒っている。基地の問題だけだと「勝手にやっててくれ」となるかもしれないけれど、原発の問題はそうはいかない。全地球的な問題です。

 あれだけ深刻な原発事故を起こした日本がなぜ、今再び原発推進への道を進もうとしているのか? その背景には「日米原子力協定」という、自国のエネルギー政策すらアメリカの同意なしには決められないという、客観的に見ても非常に歪(いびつ)な構造がある。それをうまく国際社会にアピールできたら、こうした日本の歪んだシステムに世界の光が当たる可能性はあります。


鳩山  そうですね、日本のメディアも完全に取り込まれてしまっているのであれば、基地の問題だけではなく、原発も併せて海外に訴えるほうが、圧倒的に意義があると思います。

ただし、そうした「外圧」に頼るだけでなく、結局はこの国の政治を変えない限り、そして多数派にならない限り、こうした流れは大きく変えられません。


*2015.03.16 NEWSポストセブンより

「米軍幹部と日本の官僚が進路決める「日米合同委員会」の存在」


東京都港区南麻布。都内屈指の閑静な高級住宅地も、そこだけは異空間が広がる。

入り口には屈強なガードマンが立ち、脇には「100%、IDチェック」と書かれた案内書きがある。米軍施設の「ニューサンノーホテル」である。


 在日米軍関係者は、

「ここは赤坂の米国大使館以上に、米国にとって重要な施設。表向きは来日した米軍関係者の宿泊施設ですが、米海軍情報部や CIA の拠点が置かれていて、日米のインテリジェンスの集積地です」

と説明する。

 日本のメディアどころか、政治家も立ち入れない。そんな場所で、日本の高級官僚と在日米軍関係者は、定期的に会合を重ねていた。それが日米合同委員会後述するが1960年に締結された日米地位協定(※注1)をどう運用するかを協議する実務者会議だ。


※注1/1952年に旧安保条約と同時に発効した「日米行政協定」が前身。1960年に日米安全保障条約を締結した際に改めて交わされた。 

そこでは、日本の安全保障の根幹に直接かかわる問題から、米軍基地と周辺住民の諍いまで協議される。 前者は在日米軍基地の移転・縮小、米海兵隊の新型輸送機オスプレイの配備といった問題、後者は基地内のゴミ処理、航空機の騒音問題などだ。

かつては、米兵の犯罪並びにその処遇も、開かれた法廷ではなく、密室の話し合いによって、解決がなされたこともあった。 

日米合同委の組織は、米国側は在日米軍司令部副司令官、在日米大使館公使など、日本側は外務省北米局長を代表として法務省大臣官房長、防衛省地方協力局長といった面子だ。

 日本側の代表者及び代表代理は、将来的に事務次官を狙えるポストにある。そんな高級官僚が、在日米軍や米大使館の有力者と密議を交わすことから、日米合同委は「影の政府」との異名もつく。

 ただし、彼らが一堂に会するわけではない。同委員会は、基地問題、刑事、環境など35の分科会や部会に分かれ、担当ごとに参加者が決まる。実際に出席したことのある官僚が明かしてくれた。


「日米の責任者(担当者)が最低一人、書記および通訳などの職員が最低二人は出席する。対話は基本的には日本語で行なわれますが、日本側も英語の話せる通訳を連れているため、微妙なニュアンスで日米の解釈が異なるという事態は生じない」


 関係者らの話をまとめると、毎月2回ほど開かれ、開催場所は米国と日本で持ち回りとなる。米国ならニューサンノーホテル、日本の場合は外務省を中心に、分科会や部会ごとに代表者の所属する官庁内で開催されているという。

 だが、会合の中身は一切明かされない。合意の一部は外務省、防衛省のホームページに公表されているが、それも簡潔に記されているだけだ。

 同委員会を所管する外務省北米局に日米合同委の詳細を問い合わせても、「回答できるのは、既に公表しているものだけ」の一点ばりで、防衛省広報課に問い合わせても、「外務省が所管なので、外務省に聞いてください」という堂々巡りだった。


 元琉球新報論説委員で、在日米軍基地問題に詳しい沖縄国際大学大学院教授・前泊博盛氏は語る。


「日米合同委に合意内容を公表する義務はない。日米双方の合意がない限り公表しない取り決め(※注2)になっているからです。」


※注2/1996年2月に、日米両政府は日米地位協定の9項目についての運用改善で合意。「日米合同委員会の公表」もそこに含まれた。しかし、結果的に「合意内容」の公表こそ一部改善はされたものの、会合内容が公表されることはなかった。


 「基本的に軍事関係の取り決めなので米軍側は、情報を出したくない。また、米軍に有利に推移した合意内容を表に出して、日本人の神経を逆なでしたくないという思いもある。日本側としても、米国との交渉に負けた、との誹りを避けるために、できるだけ隠密に事を収めたい」


 必然的に日米合同委は「密約の温床」になってしまう。(終わり)
http://www.yamamotomasaki.com/archives/1991  

2017.07.03
自民党と都民ファーストの会はタグを付け替えただけで中身は同じだと理解したうえでの投票だろう


7月2日に実施された東京都議会議員選挙の結果、127議席のうち自民党23議席と都民ファーストの会55議席を会わせて78議席になった。選挙前はそれぞれ57議席と6議席で合わせると63議席。この2党の実態は同じであり、タグの付け替えで人心を操作しているにすぎない。人心操作はうまくいったようだ。

この結果はフランスの大統領選挙と議会選挙を連想させる。大統領選挙では共和国前進のエマニュエル・マクロンが当選、議会選挙ではマクロンの与党が577議席のうち308議席を獲得している。圧勝だ。

このマクロンは2006年から09年まで社会党に所属、その間、08年にロスチャイルド系の巨大投資銀行へ入り、重役として200万ユーロという報酬を得ていたという人物。ロスチャイルド資本の代理人だ。

2012年から14年にかけてマクロンはフランソワ・オランド政権の大統領府副事務総長を務め、14年に経済産業デジタル大臣に就任すると巨大資本のカネ儲けを支援する新自由主義的な政策を推進した。私的権力が公的権力を支配するシステムを実現しようとしている、つまりファシスト。マクロンは「イスラエル・ファースト」でも知られ、イスラエルに対するBDS(ボイコット、資本の引き揚げ、制裁)運動に強く反対している。

このマクロンもタグの付け替えで人びとを誑かして勝利した。小池百合子やその周辺も同じ手法を採用して成功したわけだ。有権者もそうした実態を理解、安心して自民党とは別のタグをつけた体制派に投票したのだろう。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201707020000/

http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/490.html#c4

[番外地6] 東芝を破綻寸前に追い込んだ「日本の病」 _ 米国に足元を見られる理由とは? 中川隆
5. 中川隆[-7316] koaQ7Jey 2017年7月03日 10:55:38 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

戦後最大の「1兆円倒産」タカタはどこで何を間違えたのか 銀行はこうして創業家を見捨てた
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/52158
2017.06.03 週刊現代  :現代ビジネス


自動車業界でも例を見ない巨額のリコール問題の中心になったタカタ。だが、創業家会長は説明責任を果たす気もないらしい。世界トップシェアを誇った優良企業が転落するにいたった失敗の本質とは。

■最後まで抵抗した高田一族

「6月16日に日経新聞が『タカタが民事再生法申請へ』と報じましたが、このような形で民事再生法手続きの報道が先行することは極めて異例です。

株式も16日当日は報道の真偽確認のため、終日売買停止。週明けの19日は取引は再開されたものの大量の売り注文が残り、大混乱。東京証券取引所もタカタの情報開示の遅さに業を煮やしていました」

こう語るのは東京商工リサーチ松岡政敏氏。

タカタ自身は「現時点において当社として何ら決定した事実はございません」と法的手続きに入る予定を否定しているが、26日にも申請されるという報道もある。そうなれば負債総額は1兆円を超え、製造業の倒産としては戦後最大になる。

「タカタは、TKJという不動産事業などを行う高田家の資産管理会社、高田重久会長とその母である暁子氏が全株式の6割も握る典型的なオーナー企業。一族はぎりぎりまで私的整理を望み、民事再生法適用による再建に抵抗していた。私的整理ならオーナー一族も経営陣に残ることができるし、株式も紙切れにならずに済みますからね。

しかし、いつまでもリコールの処理が長引いて余計なとばっちりは受けたくない自動車メーカー、再建のスポンサー候補、そして監督官庁である国交省などの思惑が一致し、タカタの外堀を埋めるためにリークしたというのが市場関係者の見立てです」(大手経済誌記者)

もともとタカタはエアバッグで約2割という世界のトップシェアを誇る超優良企業だった。それがこうして破綻寸前に追い込まれるに至るまでには、いくつもの経営判断の誤りがあった。

事が大きくなった発端は'14年9月に米NYタイムズ紙が、タカタとホンダがエアバッグの欠陥を認識していたにもかかわらずそれを公開していなかったと報じたこと。だが、問題の根源はその10年以上前から明らかになっていた。元ペンタックス社長で現エクスキャリバー代表浦野文男氏が語る。

「'04年に、アメリカ本社は問題があることを把握していたことがわかっています。アラバマでエアバッグの破裂事故が報告された後、ミシガンにある米国本社で試験を行っていたのです。この段階で問題の火薬を使った製品の製造をストップするべきでした。

当時の社長、高田重一郎氏(重久氏の父)まで情報が上がっていたかはわかりません。もし上がっていて、それを握りつぶしていたのならば言語道断ですが、現場が『問題はあるようだが、事故が実際に起きる危険性は極めて低い。社長に上げるような案件ではない』と、殿様社長を『忖度』した可能性が高い。

このとき問題に正面から向き合っていれば、リコールの対象車が1億台というとんでもない数になることもなかった。小さな問題であっても上に報告するコンプライアンスがまったく働いていなかったことがいちばんの原因でしょう」

■謝罪を嫌がるトップ

問題がメディアで大々的に報じられてからも、タカタの対応は後手後手に回る稚拙なものだった。佃モビリティ総研代表の佃義夫氏が語る。

「問題発覚後、本来であれば、高田会長が出てきてきちんと謝罪をするべきなのに、ほとんど表に出てこない。今年の3月期決算でも会長本人ではなく、野村洋一郎取締役が出てきて改めてエアバッグの件を謝罪していた。

ホンダをはじめとしたメーカーは、創業家によるガバナンスを問題視し、改革の提言を行ってきましたが、タカタに一切変化の兆しが見られないので見切りをつけざるをえなかったのです」

そもそもタカタは、エアバッグ問題が発覚してもかなり強気だった。それどころか、

「タカタが破綻したら、搭載するエアバッグはどこが作るんですか」と自動車メーカーに対して支援を要請していたともいわれる。

「タカタの経営者はダウンサイドリスクを見誤ったということに尽きる。ダウンサイドリスクとは、被る可能性のある最大限のリスク。エアバッグ以外にもシートベルトやチャイルドシートなどで高いシェアを誇っていたため危機感が薄れていたのだろう」(経営コンサルタント小宮一慶氏)

これまで安定した優良経営が続いていたので、銀行からの貸し付けも少なかった。最も多いメインバンクの三井住友銀行で約130億円。銀行側も大きな貸し付けがあれば、一緒になって本気で再建策を練るだろうが、この程度の額なら、最悪ドブに捨ててもしかたないくらいにしか考えていない。

主要行は連鎖倒産を防ぐための特別融資枠にも応じる予定だが、タカタを本気で再建できるとは考えていないだろう。

経済ジャーナリストの町田徹氏が語る。

「ホンダとタカタはもともと一蓮托生でしたが、リコール問題が拡大するなか、あまりに危機感の薄いタカタに業を煮やしたホンダが'15年11月に他社のエアバッグを採用することを発表し、完全にタカタと決別しました。

自動車メーカーは消費者との大きな接点を持っているので早めに率先してリコールに対応しなければいけないし、実際に対応してきた。しかし、タカタは自動車メーカーのエアバッグの設置場所が悪かったと主張するばかりで、なかなか責任を取ろうとしなかった。

自動車メーカーに提供する試験データを隠蔽したことで、タカタの社員3人が訴えられたこともありました。自分たちの隠蔽は棚に上げて、配置レイアウトの問題だと言っていたのですから、自動車メーカーが頭に来るのもわかります」

■実権を握るゴッドマザー

タカタの危機対応が遅れたのは、部品メーカー独特の企業文化も根底にある。これまではリコール問題があっても、自動車メーカーが矢面に立つことが多かった。だから部品メーカーは、あえてメディアに出る必要もなかったし、広報戦略などほとんどないに等しかったのだ。

「部品メーカーの社長がメディアにしゃしゃり出てきて、悪目立ちすると自動車メーカーににらまれる。『そんなに景気がいいことを言うなら、納入価格をもっと下げられるだろう』と脅されかねないから黙っているんです。

高田会長が表に出てこないのは、『良いときに出ないなら、悪いときにも出なくていい』という意識なのでしょう」(大手自動車メーカー下請け社員)

たとえば、トヨタは'09年に大規模リコールがあり、全米でバッシングの嵐が吹き荒れたが、米議会での公聴会に豊田章男社長が出席し、しっかりした英語で質疑応答を行った。対してタカタの場合は公聴会に高田会長は出席せず、代わりに品質管理の担当者を出した。

「技術的な質問をされたら答えに窮するという理由もあったかもしれませんが、こういうときはトップが出ていくのが当然のこと。

同族経営の会社には往々にしてこういうことがあります。私がかつて社長を務めたペンタックスも同族企業だったが、いいときも悪いときも創業家が表に出ることを好まなかった。創業家は江戸時代の大名と同じで、次世代に引き継ぐことが最大の使命なので、表に出てもなんの得にもならないと考える人が多いのです」(前出の浦野氏)

以前タカタに勤めたことのあるバリエント・マーケット・リサーチのCEOスコット・アップハム氏が高田会長のことを語る。

「私は20年ほど前の彼のことを知っています。頭はいいのですが、引っ込み思案で物静かなパソコンオタクでした。タカタのような危機に陥った会社の経営には、向いていないタイプではないでしょうか。一方、会長の母親である暁子氏は非常に実務能力の高い人です」

暁子氏は表向きは直接経営に関与していないことになっているが、隠然たる影響力を持っている。今年5月には日経新聞のインタビューにも答えているから驚きだ。

「なぜ息子の重久氏でなく母の暁子氏が答えるのか、理解に苦しみます。リコール拡大が止まらなかった理由を問われ、『クルマの中に組み込まれる安全部品メーカーとしての限界もあり、問題が起きた時に自主的に動き、自動者メーカーともっと共同で取り組むべきだったと反省しています』と、あたかも自動車メーカーが問題解決に協力してくれなかったような口ぶりでした」(全国紙経済部デスク)

法的整理ということになれば、タカタの株は紙切れになる。保身に走るあまり、表舞台に出て頭を下げることを嫌った創業家の人間が、再び経営の手綱を握ることはないだろう。

「週刊現代」2017年7月8日号より

http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/774.html#c5

[近代史02] 株で儲ける方法教えてあげる(こっそり) 中川隆
413. 中川隆[-7315] koaQ7Jey 2017年7月03日 12:23:02 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017年07月03日
都議選敗北 安倍政権のレイムダック化と、これからの日本


最近の安倍首相は攻める姿勢がなく、現状維持だけになっていた。
引用:http://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/022/325/48/N000/000/002/134868643756013205904.jpg

安倍政権のレイムダック化

7月2日の東京都議会選挙で自民党は127議席中23議席しか得られず、結党以来最低の議席数に留まった。

それが国政選挙に反映するかの議論は脇に置くとして、安倍政権のレイムダック(弱体)化が確実に進む。

レイムダックを食い止めるには一か八かで大胆な政策を掲げて衆院解散し、選挙で大勝する方法があるが、安倍首相がそうするとは思わない。

          
麻生総理のようにぎりぎりまで冒険を避け、何も対抗策がなくなってから選挙に追い込まれて大敗する人が殆どです。

人は勝ち戦で勢いに乗ってる時は冒険できるが、負け戦で撤退の最中に、できれば冒険は避けたいものです。

都議会選で大敗した理由は、安倍首相が攻める姿勢を失った事で、有権者から見て魅力がなくなったのだと認識しています。


直接的には「もりかけ」や稲田防衛相の発言、下村博文幹事長代行(東京都連会長)の収賄疑惑があったが、安倍首相自身が変わってしまった。

就任後の2年間くらいは金融政策や防衛政策、エネルギー、経済政策など次々に新機軸で攻めたが、ある時期から攻め気を無くした。

その時期とは2015年に消費増税延期と安保法制で、財務省やマスコミから総攻撃されてからだったように思います。


一時は安倍退陣は確実とか次期首相候補は小渕優子か小泉進次郎などと言われていました。

この頃から安倍首相は新しい政策を打ち出すのを辞めてしまい、ひたすら妥協を重ねて「安倍1強」を作っていった。

だが人事や党内統制で作り上げた政権がいかに脆いかは、過去のあらゆる総理が証明していました。

円高進行の恐れ

そこにもちあがったのが「もりかけ」で、タイミング良く登場したのが小池勢力だったが、2013年頃の安倍首相なら果敢に戦って跳ね返していた筈です。

「もりかけ」でも安倍首相は混乱を避けてひたすら追求をやり過ごすだけで、積極的に解決する姿勢を見せなかった。

一番の問題は籠池でも前川・小池でもなく、安倍首相自身の気持ちが弱くなってしまった事のように思えます。


さて安倍政権のレイムダックが進行するとしたら、今まで4年半やってきた事に逆向きの圧力が掛かり、かなりマズイ事が起きるでしょう。

一番のマズイ事は日銀の金融政策で、黒田総裁の元でバズーカ砲を何度も撃ったり、金融緩和政策を進めてきました。

反対を押し切って大胆な金融政策ができたのは安倍首相に力が在り、後ろ盾になっていたからで、安倍首相の力の源は支持率が高く「選挙に勝てる総理」だったからです。


選挙に勝てない総理は、試合に勝てない野球の監督と同じで誰も言う事を聞いてくれず、非常に惨めな存在になります。

後ろ盾を失った黒田総裁は金融緩和の終了を宣言するか、実質的にやめてしまう事が考えられます。

すると今までお金をじゃんじゃんばら撒いて「使って下さい」と言っていたのが「貸した金を返せよ」と回収し始め、日本中が大混乱に陥ります。


安倍首相就任以来円安が維持されてきたが、これは日銀の金融緩和とセットのもので、金融緩和なくして円安を維持できません。

すると現在110円のドル円レートは、じりじりと円高が進行し、最終的には1ドル70円台に突入すると思っています。

何をバカな事を言っているんだと思うでしょうが、実質実効レートから計算すると1ドル90円が昔の120円程度に相当し、80円以下でも何ら不思議はないのです。

実質実効レートは日本でデフレ、アメリカでインフレが進行すると、実質的な為替レートの「物差し」が移動してしまう事を表しています。

外交も不安定になる

現在の1ドル110円は1995年時点の1ドル140円に相当し、公式為替レート以上に円安になっているのです。

今まで「安倍=黒田」で円高を食い止めていたが、安倍政権レイムダックで円高になるのは自然な流れです。

おそらく急に円高になるのではなく、数年かけてじわじわと進行して最後にドカンと落ちるでしょう。


安倍首相は就任2年くらいは強気な発言で外国メディアから「右翼」と呼ばれていたが、最近はおとなしくなり物議を醸す事を言わなくなった。

政権がレイムダック化したら一貫した外交姿勢を保てなくなり、不安定になると予想できます。

例えば国内意見を統一できないために、「従軍慰安婦」で簡単に韓国に謝罪したり、北京に出かけて「侵略戦争」に謝罪するような事です。


安倍首相は2007年に一度退陣しているが、その時も最初は威勢が良く、最後はレイムダックになりどんどん流されていった。

最初靖国神社を参拝していたが、政権が不安定化すると辞めてしまい、末期には政権を維持するため「靖国に入っているのは犯罪者だ」と批判までしていた。

2007年4月にはブッシュ大統領との非公式会談で、安倍首相は従軍慰安婦への謝罪をさせられ、日本にとって歴史的な汚点を作った。


この時はブッシュから「従軍慰安婦に謝罪しないなら首脳会談はしない。このまま日本に帰れ」と言われたそうである。

レイムダック化した総理とはこれほどまでに他国からも自国民からも、自民党内からもバカにされる存在になる。

安倍首相はこれらの屈辱をバネにして2012年の総裁選で再起するのだが、もう一度攻める気力を取り戻す事は出来るだろうか?
http://www.thutmosev.com/archives/71619056.html.

http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/430.html#c413

[近代史02] 株で損した理由教えてあげる 中川隆
492. 中川隆[-7314] koaQ7Jey 2017年7月03日 12:44:31 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]


2017年7月3日 米国への輸出2割なのに、日本で注目度が最高の理由
塚崎公義 (久留米大学商学部教授)


日本の景気を考える時、海外の景気は極めて重要です。日本の輸出はGDPの13%程度しかありませんが、日本経済は内需が弱いので、輸出が落ち込むと容易に国内景気が落ち込んでしまうのです。実際、リーマン・ショックは記憶にあたらしいですが、これに限らずバブル崩壊後の日本の景気後退の多くは海外景気の後退に起因するものでした。

 従って、日本の景気を見ている人々は、海外の景気にも関心を持っています。そこで不思議なのは、中国や欧州の景気に比べて、圧倒的に米国の景気に対する注目度が高いのです。ちなみに、日本の輸出に占める米国のウエイトは20%、中国(プラス香港)のウエイトは23%、EUのウエイトは11%です。なぜなのでしょうか?

日本の対米輸出は米国景気で大きく増減

 米国の景気が悪化して米国の消費者が節約をする時、中古の車を新車に買い換えるのは我慢しますが、故障した自動車の修理は我慢しません。修理工は米国内の米国人で、新車を売っているのは世界中の自動車メーカーです。従って、米国人が倹約をすると、米国人よりも外国人の方が失業しやすかったりします。

 米国人の中にも、自動車を買う人が少しはいますが、彼らは「高品質高価格」の日本車ではなく、「低品質低価格」のメキシコ車を買いますから、諸外国の中でも日本製品の輸出は落ち込みます。

日本の対中輸出等も米国景気の影響が大

 米国は、圧倒的に世界最大の輸入国です。米国の景気が悪化すると、世界中の国が対米輸出の減少により打撃を受けます。それにより世界経済が減速したりすれば、日本の対世界輸出が減少してしまいます。

 それだけではありません。米国が中国等から輸入している物の中には、日本製の部品や素材が大量に使われています。心臓部の部品や重要な素材は日本から輸入し、それ以外は中国国内で調達して製品を作って米国に輸出する、という中国企業が多いからです。

 米国の中国からの洋服の輸入が減ると、日本から中国への洋服製造機の輸出が減ります。これは結構ドラスチックな変化です。10台の洋服製造機が中国で洋服を作っていて、10年に1台ずつ壊れるので日本から輸入しているとします。中国の対米洋服輸出が1割減ると、中国内で必要な洋服製造機が9台になりますから、毎年1台ずつ日本から買っている機械を今年は買わずに済んでしまいます。対日輸入は10割減るのです。

米国が不況だとドル安円高に

 米国が不況になると、FRB(米国の中央銀行)が金融を緩和します。すると、ドル安円高になります。それは、日本人が米国債を買わなくなるからです。

 米国債を買うためには円をドルに替える必要があります。そうなると、為替差損を被る(ドル安円高になった時に保有しているドルに値下がり損が出る)リスクがあります。金利差が大きければ、「多少リスクはあっても、儲かりそうだから投資しよう」という投資家が大勢いますが、金利差が小さくなると「リスクを取ってまで米国債に投資したくない」と考える日本人投資家が増えてくるので、ドル買需要が減ってドル安円高になるのです。

 ドルは基軸通貨で、世界各国との貿易に使われているので、ドル安円高になると対米輸出のみならず対世界輸出が減ることになります。これは打撃です。

 なお、米ドルは世界の資金の貸し借りにも使われていますので、米国がインフレになると金融が引き締められて、借金国には負担となる場合があります。これが借金国の債務危機を招いたりすると、国際金融市場の混乱に伴って為替相場や株価が動く場合がありますので、米国のインフレには注意が必要です。

米国の株価が日本株にも影響

 景気の話とは直接関係ありませんが、日本の株価が米国の株価に大きく影響されることも、米国関連の経済ニュースが多い理由の一つです。株価は美人投票の世界なので、人々が「米国の株価が下がると日本の株価も下がる」と考えている以上、「米国の株価が下がっているから、日本の株価も下がるだろう。今のうちに売っておこう」という注文が増えて、実際に日本の株価も下がるのです。

 たとえば、米国には石油関係の巨大企業が数多くあるため、原油価格が下がると、米国の株価が下がります。そうなると、日本の株価も下がります。日本は原油をほぼ全量輸入しているので、原油安が株安になる理由は全くないのですが、美人投票の世界では、原油が下がると日本株も値下がりするのです。

中国の景気も日本に影響するが、限定的

 中国の景気が悪化しても、上記からわかるように、米国の中国からの輸入が減らなければ、日本の対中部品輸出、洋服製造機輸出などは減りません。日本から中国に部品を輸出して、中国で組み立てて日本に輸入している製品も多いため、そうした部品輸出も減りません。

 もちろん、中国人が使う日本製品については、中国人が不況で節約すると対日輸入が減りますから、日本にとってマイナスになる事は間違いありませんが、米国の不況と比べれば、影響は遥かに軽微です。

 中国が不況になって中国の中央銀行が利下げをしても、それによって人民元の対ドルレートが安くなったとしても、日本の貿易への影響はほとんどありません。これが米国の景気との決定的な違いです。

 今ひとつ、中国は大量の資源を輸入していますから、中国が不況になると世界の資源の需給関係が変化して、資源価格が値下がりします。これは、同じく資源を大量に輸入している日本にとっては、景気にプラスに働く要因です。中国の景気悪化は、日本にとってマイナスなことばかりではないのです。

欧州との貿易関係は希薄

 欧州は、経済規模は大きいのですが、日本との貿易はそれほど多くありません。一つには距離が遠いことですし、日米関係と比べて政治的にも歴史的にもそれほど親しいわけではありません。今ひとつは、日本と欧州は、得意分野が似ているため、貿易するインセンティブが小さいのです。たとえば日本とドイツは自動車が得意ですから、お互いに貿易をしなくても良いのです。そうしたことから、欧州の景気は、あまり日本の景気に影響しないので、米国の景気と比べると、遥かに注目度が小さくなっているわけです。
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/9836

http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/428.html#c492

[近代史02] 株で損した理由教えてあげる 中川隆
493. 中川隆[-7318] koaQ7Jey 2017年7月03日 19:49:34 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

日本人の知らない「クレムリン・メソッド」-世界を動かす11の原理 2014/12/15
北野 幸伯 (著)
https://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E3%81%AE%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84%E3%80%8C%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%A0%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%A1%E3%82%BD%E3%83%83%E3%83%89%E3%80%8D-%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%82%92%E5%8B%95%E3%81%8B%E3%81%9911%E3%81%AE%E5%8E%9F%E7%90%86-%E5%8C%97%E9%87%8E-%E5%B9%B8%E4%BC%AF/dp/4797672811


「基軸通貨」を握るものが世界を制す
http://www.kanekashi.com/blog/2017/06/5334.html

3つ子とも4つ子とも言われるアメリカの赤字ですが、そういう状況にもかかわらず、アメリカ経済が崩壊しない理由を解説しています。

それは大きく以下の2点で説明ができるとのこと。

@「ドルが還流している」

A「ドルが基軸通貨」

但し、ドルの価値はこれまでも今後も確実に下がり始めている。

どのような展開になるのか?

以下、「クレムリン・メソッド」〜世界を動かす11の原理〜(北野幸伯著)からの紹介です。

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■ドルが「基軸通貨」でいられることが、アメリカの全てを支えている

ドル基軸通貨

どうしてアメリカだけは、こうして「世界最大の貿易赤字国」「世界最大の貿易赤字国」「世界最大の対外債務国」であり続けることができるのか?

★一つ目の理由は、「ドルが還流している」こと。

これは、一度アメリカから出て行ったドルが、再びアメリカにかえってくることを意味します。

どうやって?

まず、アメリカは貿易赤字超大国。

たとえば、日米貿易収支は2013年、日本が6兆1134億円の黒字になっています(アメリカは、同額の赤字)。

つまり、その分アメリカからドルが日本国内に入ってきた。

ところが、そのドルは、日本国内に留まらず、アメリカに戻っていく、還流するわけです。なぜ?

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@アメリカの高金利政策

ここ数年、アメリカでも低金利が続いていますが、リーマン・ショックによる今回の世界経済危機が始まるまで、アメリカは常に日本より高金利でした。

もし日本の金利がゼロで、アメリカが5%であれば、日本の銀行にお金を置いておくより、ドルでアメリカの銀行に預けた方が、より高い利息が付いて儲かります。

だから日本人は、ドルを買って、それをアメリカの銀行に預ける。

つまり、貿易赤字で日本に来たドルを、またアメリカに戻すわけです。

「アメリカの銀行にドルで持っていたほうが儲かる」という理由で。

Aアメリカ国債

日本、中国を筆頭に、世界中の国々が、世界で最も信用のある(あった)アメリカ国債を買っています。

たとえば、中国は、対アメリカで膨大な貿易黒字を計上している。

そして、米中貿易はドルで行われるため、中国側にどんどんドルが増えてしまいます。

しかし、中国は、そのドルでアメリカ国債を買い、ドルをアメリカに戻して(還流させる)いるのです。

Bアメリカ株

最もいい例は、1990年代後半。ITバブルが起こった95年から2000年1月まで、ダウ(米主要業種の代表的な30の優良銘柄で構成される平均株価指数。日本の日経平均株価指数のようなもの)は3900ドルから1万1900ドルまで、5年間で300%も上昇しました。ナスダック(アメリカにある世界最大のベンチャー企業向け株式市場)の株価は、同じ時期に5倍になっています。貿易赤字超大国アメリカからドルはどんどん外国に出て行く。しかし、皆が「アメリカ株を買う」ために、自国通貨を売ってドルを買う。そのドルを売って、アメリカ企業の株を買う。この過程で、一度出ていたドルが、アメリカに戻ってきます。(還流)

★アメリカが破産しないもう一つの理由は、「ドルが基軸通貨」だから。

通貨の上がり下がりは、商品と同じで需要と供給で決まります。

普通、貿易赤字の国では、自国通貨の需要が外貨よりも少なく、どんどん下がっていきます。

これはどういうことか?

貿易赤字というのは、国として、買い(輸入)が売り(輸出)よりも多い状態です。

そして、普通の国は、自国通貨でものを買う(輸入する)ことができない。

まず、自国通貨を売って貿易決済に使える外貨(しばしばドル)を買わなければならない。ところが、この国は貿易赤字国で、買い(輸入)が売り(輸出)より多い。外貨をどんどん買う、つまり、外貨の需要が増えているということですから、外貨はどんどん高くなります。その一方で、自国通貨はどんどん売られ、需要がないということですから、どんどん下がっていくのです。

しかし、「基軸通貨」である「ドル」の需要は常に世界中にあります。

では、どんな需要?

@アメリカと他国(世界共通)の貿易決済通貨として

たとえばアメリカとロシア、アメリカと中国が貿易をするとき、理論的にはルーブルや人民元で取引をしてもいいはずですね。ところがそんな話は聞きません。

ロシア企業がアメリカ製品を輸入する(買う)時、一旦ルーブルをドルで買い、その後、ドルで支払をする。

ロシア企業がアメリカに何かを輸出する(売る)とき、その代金はルーブルではなく、ドルで受け取る。

A他国と他国の貿易決済通貨として

たとえば、日本が中東から石油を買う。その取引に、アメリカは全く関係ありません。ところが、どういうわけか、その支払に使う通貨は、円でも中東の通過でもありません。日本の会社はまず一旦ドルを買い、そのドルで石油の代金を支払う。

B外貨準備として

世界の国々の中央銀行が、外貨を保有することを「外貨準備」といいます。

そして、その額のことを、「外貨準備高」といいます。

因みに日本の外貨準備高は2013年、1兆2668億ドル(約126兆円)で、世界2位でした。

そして、世界中の中央銀行が、外貨準備として「ドル」を保有しています。

C世界中の民間人がドルを保有している

これは、なかなか日本人にはわかりにくいですね。

しかし、事実として経済が不安定で、自国通貨が信用できない発展途上国の人達は、自国通貨ではなく、ドルを貯めていることがよくあります。ロシアも10年くらい前までは、そうでした。

(中略)

長期的には、アメリカの膨大な貿易赤字により、ドルは下がり続けていく。

いかに「ドルが還流している」とはいえ、また以下に「基軸通貨」とはいえ、ドルを世界中にばら撒き続ければ価値は下がっていく。

しかし、ドルがいまだに「基軸通貨」の地位を保ち続けているがゆえに、その下落過程は緩やかなのです。嘗てのクリントンのように「ドル還流」を効果的に行えれば、資金がアメリカに集中し、ドル高になることもある、となります。

(中略)

さて、私たちは、「アメリカの弱点」の話をしていました。

それはなんでしょうか?

確かに、ドルは現在「基軸通貨」ではあります。

しかし、それは、「国際法」で決められているわけではない。

理論的には、ドルが基軸通貨のポジションから転げ落ちる可能性もある。

因みに、ドルの前の基軸通貨は、英ポンドでしたが、第一次世界大戦後から徐々に米ドルにとってかわられました。

では、ドルが基軸通貨でなくなると、どうなるの?

輸入品の支払をドルでできなくなる。ドルを売って(貿易決済に使われる)外貨を買い、支払わなければならなくなる。すると、アメリカは、普通の貿易赤字大国となり、ごく普通の恒常的貿易赤字国と同じ危機に陥ります。ですから、

理論的にアメリカを没落させる方法は簡単なのです。

ドルを基軸通貨の地位から引き摺り下ろせばいい。

どうやって?これも簡単。

ドルの使用料を減らし、他の通貨で決済するようにしてしまえばいい。

因みに、このことは、世界の上層部では「常識的な」話です。

しかし、私たちは、「そんなことできるの!?」と思いますね。

これを実際に「やっちゃった人たち」がいるのです。
http://www.kanekashi.com/blog/2017/06/5334.html


http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/428.html#c493

[リバイバル3] マルクスはやはり正しかった _ もうすぐ共産革命の嵐が吹き荒れる時代がやって来る 中川隆
57. 中川隆[-7317] koaQ7Jey 2017年7月03日 20:48:53 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

人工知能に駆逐される側にいたら、次の時代は生き残れない


人工知能はすでにチェスや囲碁や将棋等のゲームの世界で人間を完膚なまでに叩きのめしているのだが、これは単なる余興のようなものでしかない。

人工知能が人間社会で人間よりも上位に立つ「予兆」であり、本番はこれからだ。

人工知能は膨大なデータを分析・解析して正しい答えを導き出したり、的確な成果物を生み出したり、コミュニケーションしたり、仕事を完遂させたりする。

そのため、ほとんどの仕事は不必要になる時代がやってくる。残る仕事もまた人工知能によって仕事の方法が変わる。

深い知識と専門性が必要な分野でも、専門家に判断させるよりも人工知能に判断させた方が的確で能力も高いので、専門家も要らなくなっていく。

「判断」は経営者がディープ・ラーニングに裏打ちされた人工知能を使って行うので、部長・課長等の上司の仕事もなくなっていく。

事務系の仕事も人間が必要なくなっていくので、サラリーマンのやっている仕事の多くも人工知能が浸透して消えていくことになる。

人工知能は「仕事を喪失させる社会現象」である

すでに新聞社では株式速報や決算記事やスポーツの勝敗報告などの記事は「人工知能」が書いているというのはよく知られている。そのため、記者・ライターはどんどん切り捨てられていくようになっている。

今後は投資銀行もディーリングを人工知能に任せ、投資信託の購入相談も受け付け対応も人工知能が引き受けるようになっているので、こうした仕事に就いている人間も一掃されつつある。

人工知能は前倒しで取り入れられるようになっているのだが、そこで起きているのは、やはりというべきか「人減らし」に他ならなかった。

仕事は消えるのである。

人工知能によって数百種類もの職業が消えると言われている。その時になって転職しようと思っても、あらゆる分野で仕事が消えているので失職したままになる可能性も高い。

ありとあらゆるものが人工知能に取って変わると、その傾向はますます強いものになっていく。

本格的に人工知能が社会に浸透していくのは2020年頃からだと言われているので、それ以後の社会は今まで私たちが知っているのとはまったく違う社会になっていく確率が相当高い。

今ではまだ誰もが他人事のように見ているが、これから人工知能が浸透するに従って、急激に立場が危うくなってしまう人が激増する。

グローバル化によって中国等から安い品物が大量に日本に流れ込んで、「100円ショップ」等が席巻したとき、日本人は「安い商品が買えるようになって嬉しい」と単純に喜んでいた。

しかし、安い商品が大量に入り込んでいくということは、世界から見て高い自分たちの給料が安い方に引き下げられていくという仕組みに気付いた人はほとんどいなかった。

100円ショップでモノを買って喜んでいたら、自分たちの首が絞まっていくのがグローバル化の正体だった。

(100円ショップでの安物買いが、人生を破綻させる5つの理由)
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2012/08/20120827T1458000900.html


グローバル化は「賃金を引き下げる社会現象」だった。これから来る人工知能は「仕事を喪失させる社会現象」であることに気付いている人は、どれだけいるだろうか。


人工知能はインターネットを超える変革になる

2000年代に入ってから日本企業のグローバル化も急激に進んでいったのだが、それと共に日本独自の年功序列も終身雇用も崩れていった。

100円ショップで「安いモノが買えた」と喜んでいた人は、ついに100円ショップでしかモノを買えない人になっていったというのが日本のグローバル化の結末だった。彼らは気が付かなかったのだ。

社会がこれから大きく変革するのに気付かないというのは珍しくない。

インターネットもそうだった。

1990年代、インターネットが拡散していくとき、「これは自分の仕事を変えてしまう恐るべき技術だ」と考えた人がいる一方で、「こんなものが自分の職場を変えるとは思えない」と考える人も多かった。

たとえば、音楽業界・出版業界・報道界・小売業界の多くの経営者や従業員はそうだった。音楽業界は相変わらず人々がCDを買うと思い込んでいたし、出版業界は紙の本が売れなくなることはないと信じ込んでいた。

報道界は記者が書いて紙に印刷したものが情報だと思い込んでいたし、小売業界の人は人々は店で商品を見て買うのが普通でインターネットで買わないと想像していた。

しかし、間違っていた。すべての業界はインターネットに取って食われるようになっていった。

2000年代の後半からスマートフォンの時代に入ると、人々のインターネット依存は急激に深まり、インターネット側に立ち位置を変えられなかった企業の多くは淘汰されていく流れに入った。

人工知能では同じことが起こり得る。

社会の変革で言えば、人工知能はインターネットを超える凄まじい社会変革のイノベーションとなる。


自分の仕事は人工知能の時代でも生き残れるか?

グローバル化の時代で起きたこと、インターネット化の時代で起きたことは、人工知能の時代になっても繰り返されていく。

グローバル化やインターネット化で起きたのは雇用の削減である。職場に20人いたら、これらの波が浸透するに従って人が減っていった。

20人は15人になり5人がリストラされる。15人が10人になり5人がリストラされる。10人が5人になり再び5人がリストラされる……。

じわじわと、しかし確実に人員削減が為されていく。

社会のすべてでそれが起きるので雇用が縮小していき、いったんリストラされたら次は雇われにくいという現象が発生する。そのため、リストラされるたびに低い賃金でやむなく働くしかなくなるので貧困は拡大していく。

グローバル化とインターネット化で起きたこれらの流れは、大きな格差社会を生み出したのだが、人工知能の時代はそれがより鮮明に、かつ大規模になっていくのは避けられない。

何しろ、人工知能は「正しい答えを導き出したり、的確な成果物を生み出したり、コミュニケーションしたり、仕事を完遂させたりする」のだ。

今までのイノベーションとはレベルがひとつもふたつも違うと言っても過言ではない。

多くの人は人工知能に駆逐される側になってしまうのだが、いったん駆逐されてしまうと二度と仕事が見付からないような最悪の事態に陥ってしまうはずだ。

このような未来はグローバル化やインターネット化で起きたことを見れば容易に予測できる。しかし、多くの人はまったく何も気付かないまま人工知能の時代を迎え入れる。

そして、自分が人工知能に駆逐されてから「実は人工知能は雇用を喪失させるイノベーションだったのだ」と気付いて蒼白になる。

100円ショップが社会に蔓延しても自分の賃金が引き下げられるということに気付かなかった人が人工知能の猛威で雇用が消えると気付かないのは仕方がないのかもしれない。

しかし、あなたは知っておくべきだ。

人工知能に駆逐される側にいたら次の時代は生き残れない。今のうちに自分の立ち位置が人工知能の時代でも生き残れるか、よく考えておくべき時期にきている。


多くの人は人工知能に駆逐される側になってしまうのだが、いったん駆逐されてしまうと二度と仕事が見付からないような最悪の事態に陥ってしまう。しかし、多くの人はまったく何も気付かないまま人工知能の時代を迎え入れる。
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2017/07/20170703T1734100900.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/704.html#c57

[近代史02] 株で損した理由教えてあげる 中川隆
494. 中川隆[-7316] koaQ7Jey 2017年7月03日 21:09:54 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

円高進行の恐れ

さて安倍政権のレイムダックが進行するとしたら、今まで4年半やってきた事に逆向きの圧力が掛かり、かなりマズイ事が起きるでしょう。

一番のマズイ事は日銀の金融政策で、黒田総裁の元でバズーカ砲を何度も撃ったり、金融緩和政策を進めてきました。

反対を押し切って大胆な金融政策ができたのは安倍首相に力が在り、後ろ盾になっていたからで、安倍首相の力の源は支持率が高く「選挙に勝てる総理」だったからです。


選挙に勝てない総理は、試合に勝てない野球の監督と同じで誰も言う事を聞いてくれず、非常に惨めな存在になります。

後ろ盾を失った黒田総裁は金融緩和の終了を宣言するか、実質的にやめてしまう事が考えられます。

すると今までお金をじゃんじゃんばら撒いて「使って下さい」と言っていたのが「貸した金を返せよ」と回収し始め、日本中が大混乱に陥ります。


安倍首相就任以来円安が維持されてきたが、これは日銀の金融緩和とセットのもので、金融緩和なくして円安を維持できません。

すると現在110円のドル円レートは、じりじりと円高が進行し、最終的には1ドル70円台に突入すると思っています。

何をバカな事を言っているんだと思うでしょうが、実質実効レートから計算すると1ドル90円が昔の120円程度に相当し、80円以下でも何ら不思議はないのです。

実質実効レートは日本でデフレ、アメリカでインフレが進行すると、実質的な為替レートの「物差し」が移動してしまう事を表しています。


現在の1ドル110円は1995年時点の1ドル140円に相当し、公式為替レート以上に円安になっているのです。

今まで「安倍=黒田」で円高を食い止めていたが、安倍政権レイムダックで円高になるのは自然な流れです。

おそらく急に円高になるのではなく、数年かけてじわじわと進行して最後にドカンと落ちるでしょう。
http://www.thutmosev.com/archives/71619056.html.

http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/428.html#c494

[政治・選挙・NHK228] 都議会選挙、「Abe is MAIN敗因」(かっちの言い分) 笑坊
1. 中川隆[-7315] koaQ7Jey 2017年7月03日 22:01:02 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

全然わかってないな

CIA と官僚とマスコミに嵌められたんだろ

注目の都議選が終わり、結果は小池氏率いる都民ファーストが圧勝となりました。
候補者50人中49人が当選という快挙であり、自民党は大幅に議席を減らし大敗を喫しました。

本来、政策で争われるべき選挙が、スキャンダル叩きの様な選挙になり、本当にこれで良いのか?という疑念が有ります。

しかしまあ、今回の都議選ですが「秘書にパワハラ」「自衛隊からもお願い」「加計学園理事長からの献金」等々、狙いすましたかのように次々に出てきましたね。

出て来たというか、出されてきたというか、明らかに都議選を狙った材料放出が、どうも気になります。


これが総括

都民はマスコミに扇動されて官僚の流した嘘を信じた

官僚は安部さんに都合の悪い自民党のスキャンダルをマスコミに流させた

官僚はCIAの指示通りに動いただけだから黒幕はCIAなんだ

アメリカは安部さんを解任したいから、スキャンダル情報を官僚に流してマスコミを使って日本人を操作したんだ

安部さんは官僚とそのバックのCIAとの闘争に負けた

アホ日本人にはそういう背景が全くわからない

官僚たちは人事権を事務次官が持つことによって政治家には介入させなかった。

それが内閣人事局が人事権を持つことによって、官僚の権力の源泉が失われて、これが官僚には面白くないことだった。

だから官僚たちにとっては、安倍総理は敵であり、第一次安倍内閣は官僚たちによるマスコミへのスキャンダルリーク作戦で退陣に追い込んだ。それがまさかの第二次安倍内閣の発足によって、官僚たちへの「内閣人事局」による報復が始まった。文科省の天下り問題はその一例に過ぎない。

組織の論理から言えば、官僚の人事は行政のトップである総理大臣や各省の大臣が持つのが当たり前ですが、以前は各省の事務次官が人事権を持っていた。だから官僚たちは、内閣の言うことよりも事務次官の言うことを聞いて、内閣総理大臣の言うことは面従腹背だった。

それが「内閣人事局」ができたことで、内閣総理大臣の権力は非常に大きくなった。それが官僚たちには面白くない。だからまたしてのスキャンダルリーク作戦で安倍総理の足を引っ張り出した。政治家のスキャンダルは警察や検察庁の官僚が握って持っている。豊田真由子議員もそうだし、中川俊直議員もそれでやられている。

いずれも二回生議員で安倍チルドレンとマスコミは呼んでいる。安倍総理がどこまで巻き返せるかは国民の支持率次第ですが、マスコミは連日安倍ネガティブキャンペーンを張っている。やらせているのが財務省官僚たちであり、籠池騒動の元は財務省官僚の安倍総理への裏切りにある。

このような官僚たちの裏切り行為に対して、安倍総理が「内閣人事局」を使っての報復人事が行われるだろう。まさに中堅官僚にとっては安倍総理につくか事務次官につくかの選択を迫られる事態となっている。安倍総理が踏ん張りきれれば官僚のスキャンダルリーク作戦も収まるのでしょうが、マスコミも官邸につくか官僚につくかで分かれている。

もっとも、政界でも反安倍の動きが有り、石破・麻生・二階・岸田・菅らの自民党幹部の動きが怪しくなっている。ここでも反安倍に舵を切った石破氏もいれば、安倍政権を支えるかで処遇も違ってくるだろう。問題は安倍政権への支持率であり、共謀罪強行採決では大きく支持率を下げた。

文科省の前川前次官が告発の記者会見を開いて抵抗しているのも、官僚と官邸との権力闘争が主体であり、人事権を取り上げられた官僚の抵抗は続くだろう。しかし安倍政権が長期化すれば官僚への人権発動で、反安倍の官僚たちは飛ばされるから官僚たちも必死だ。
http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/513.html#c1

[番外地7] 「面従腹背」に官邸疑心=加計問題、霞が関の不満影響か 中川隆
7. 中川隆[-7314] koaQ7Jey 2017年7月03日 22:06:30 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

官僚側の目的は、官僚の人事権を内閣が握る「内閣人事局」を撤回させる事。
人事が公正に行われたりしたら、官僚は美味い汁を吸えなくなってしまう。
2017年6月29日

「株式日記」では、森友学園問題や加計学園問題は、官僚と安倍総理との権力闘争であると書いてきました。官僚たちは人事権を事務次官が持つことによって政治家には介入させなかった。それが内閣人事局が人事権を持つことによって、官僚の権力の源泉が失われて、これが官僚には面白くないことだった。

だから官僚たちにとっては、安倍総理は敵であり、第一次安倍内閣は官僚たちによるマスコミへのスキャンダルリーク作戦で退陣に追い込んだ。それがまさかの第二次安倍内閣の発足によって、官僚たちへの「内閣人事局」による報復が始まった。文科省の天下り問題はその一例に過ぎない。

組織の論理から言えば、官僚の人事は行政のトップである総理大臣や各省の大臣が持つのが当たり前ですが、以前は各省の事務次官が人事権を持っていた。だから官僚たちは、内閣の言うことよりも事務次官の言うことを聞いて、内閣総理大臣の言うことは面従腹背だった。

それが「内閣人事局」ができたことで、内閣総理大臣の権力は非常に大きくなった。それが官僚たちには面白くない。だからまたしてのスキャンダルリーク作戦で安倍総理の足を引っ張り出した。政治家のスキャンダルは警察や検察庁の官僚が握って持っている。豊田真由子議員もそうだし、中川俊直議員もそれでやられている。

いずれも二回生議員で安倍チルドレンとマスコミは呼んでいる。安倍総理がどこまで巻き返せるかは国民の支持率次第ですが、マスコミは連日安倍ネガティブキャンペーンを張っている。やらせているのが財務省官僚たちであり、籠池騒動の元は財務省官僚の安倍総理への裏切りにある。

このような官僚たちの裏切り行為に対して、安倍総理が「内閣人事局」を使っての報復人事が行われるだろう。まさに中堅官僚にとっては安倍総理につくか事務次官につくかの選択を迫られる事態となっている。安倍総理が踏ん張りきれれば官僚のスキャンダルリーク作戦も収まるのでしょうが、マスコミも官邸につくか官僚につくかで分かれている。

もっとも、政界でも反安倍の動きが有り、石破・麻生・二階・岸田・菅らの自民党幹部の動きが怪しくなっている。ここでも反安倍に舵を切った石破氏もいれば、安倍政権を支えるかで処遇も違ってくるだろう。問題は安倍政権への支持率であり、共謀罪強行採決では大きく支持率を下げた。

文科省の前川前次官が告発の記者会見を開いて抵抗しているのも、官僚と官邸との権力闘争が主体であり、人事権を取り上げられた官僚の抵抗は続くだろう。しかし安倍政権が長期化すれば官僚への人権発動で、反安倍の官僚たちは飛ばされるから官僚たちも必死だ。
http://2013tora.jp/kabu387.html

http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/114.html#c7

[昼休み53] 千葉県にだけは住んではいけない 中川隆
105. 中川隆[-7313] koaQ7Jey 2017年7月03日 22:15:39 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

夫にキレる妻が急増、解決法は 男性脳・女性脳とホルモンの違い

【NHKスペシャル 家族が非常事態!】(NHK)2017年6月11日放送
妻が夫にキレる本当のワケ

夫にキレる妻と妻のイライラの原因に気づかない夫。今、夫婦のすれ違いが深刻化している。年間21万7000組が離婚しているが、7割が妻からの申し出だ。また、夫からの申し出では、離婚動機の第2位に「妻からの精神的虐待」が浮上している。

なぜ妻は夫にキレるのか? 最新研究から男女の脳とホルモンの違いが、「共感」や「思いやり」といった夫婦仲を左右する能力に影響を与えていることが明らかになった。お互いの違いを理解し、絆を強めるため解決法を探る。


キレる理由がわかった


共感できない男性脳、気持ちを読み取る女性脳

番組では冒頭、夫に罵詈雑言を浴びせる妻の殺伐とした映像を映し出した。結婚5年目の佐々木ケイスケ・ナツミさん夫婦。夫婦の日常を居間に取り付けたカメラで追った3日目。ナツミさんが「転職しようかな」と口に出した。ナツミさんの転職の話しは過去何度も行われてきた。その度に現状のまま頑張ろうと確認してきたという。「またか」と思ったケイスケさんが「わかってる」と生返事をした途端、ナツミさんの形相が変わり、物を放り投げた。

“ナツミさん「わかってねーし!」

「なぜキレたんですか」という番組スタッフの問いに、ナツミさんは泣きながら「自分がキレる理由をわからない」と話した。福祉関係の会社で働くナツミさんは、時短勤務で夕方に帰社し1時間半かけて2人の子を預ける保育所に向かう。キレる時は、ケイスケさんが自分の悩みに向き合わないと感じる時だ。一方、ケイスケさんには結論が出ている話をなぜ蒸し返すのか理解できない。ナツミさんがケイスケさんに求めたものは転職へのアドバイスではなく、悩みに対する「共感」だったのだが......。

ナツミさんがキレたシーンの録画映像を持って、番組スタッフは米ペンシルバニア大学の脳科学者ルーベン・ガー教授を訪れた。男性脳・女性脳の研究の第一人者で、2013年に脳内における情報伝達の仕組みに男女差があることを初めて突きとめた人物だ。録画映像を見せると、ガー教授はこう分析した。

“ガー教授「非常に典型的なすれ違い夫婦ですね。夫には妻の悩みをわかってあげようとする共感力がありません」

ガー教授が発見した男性脳・女性脳の違いはこうだ。人間の脳には右脳と左脳がある。右脳は主に感覚的に認識する能力、左脳は論理的に認識する能力をつかさどる。たとえば人間と向き合った時、相手の表情を視覚として捉えるのが右脳、その表情が持つ意味を分析しようとするのが左脳だ。女性の脳は、右脳と左脳の連携が非常に強く、女性は表情から相手の気持ちを読み取り、深く理解しようとする。つまり「共感」するのが得意だ。ところが、男性は右脳と左脳の連携が弱い。相手の表情を単なる「映像」と見るため、気持ちを読み取ろうとせず、共感することが苦手だ。

それを確かめるため、ガー博士は約11万人の男女を対象に、さまざまな顔写真の表情から感情を読み取るテストを行なった。すると、回答の正確さも答える速さも女性の方が圧倒的に成績はよかった。

“MCのお笑い芸人・恵俊彰「いや?意外ですね。女性は相手の表情を見て、どうして怒っているか、どうして笑っているかを考えようとするのですね。女性の方が理論的で、男性の方が感覚的ですね」

男性脳と女性脳の発達の違いについて、京都大学霊長類研究所の中村克樹教授は人類の進化からこう解説した。

“中村教授「男は狩りに出て獲物を持って帰る。残った女性が木の実や葉っぱを集めて食事を作り、子育てをした。女性のコミュニティーの中でいい関係を作ってきました。そして周りのメンバーのちょっとした表情やしぐさの変化から相手の気持ちを読む共感力を高めてきたのです」

「根に持つ女」「すぐ忘れる男」覚える場所の差

男女のすれ違いは「共感力」だけではない。「記憶力」も影響する。結婚して28年になる今井タカヤ・ミチヨさん夫婦の日常をカメラで追った。ミチヨさんが冷蔵庫の中を見て、突然キレた。中の物をバンバン床にぶちまけた。

“ミチヨさん「家にある物をなぜこんなにたくさん買い込むんだよ〜! ええ〜、何とか言ってみなよ!」

タカヤさんはオロオロして何も言えない。キレた理由についてミチヨさんは「ずっと我慢して今日まできた。この人、浪費癖があって私もだいぶ苦労したんです」と話した。かつて苦労した記憶が突然よみがえり、キレるのだ。「どうせこの人、覚えていないよ」と言いながら、ミチヨさんは具体例をいくつか話した。番組スタッフが「覚えていますか?」とタカヤさんに聞くと、「いや、全然」と首を振った。

なぜ、嫌な記憶に大きなギャップがあるのか。米カリフォルニア大学の脳学者ラリー・ケイヒル教授は、ネガティブな経験が脳内にどのように記憶されるか研究を行っている。脳の奥深くにある扁桃体(へんとうたい)は怒りや悲しみなどの感情を生み出す中枢だ。そうした感情は記憶をつかさどる海馬に伝わり、つらかった怖かったといったネガティブな記憶として残る。この扁桃体と海馬のペアは左右の脳に1組ずつある。

研究を重ねるうち、ケイヒル教授は驚きの発見をした。男性はネガティブな出来事を右脳のペアで、女性は左脳のペアで記憶することがわかったのだ。右脳は感覚的に認識するから、記憶は漠然としたイメージしか残らない。ところが、左脳は論理的に認識するから、記憶は些細なことまではっきりと残る。「女性は根に持つ」といわれるように、妻が夫の不始末をいつまでも覚えているのに対し、夫が覚えていないのは、「男は都合の悪いことは忘れる」わけではなく、記憶する場所の違いからきていたわけだ。

“ゲストのモデル押切もえ「なるほど。私もそういう(嫌な記憶の)引き出しがありますね。いざという時、ぶちまけちゃいます(笑い)」

それにしてもなぜ、嫌な出来事に対して女性はよく覚えているのに、男性は覚えていないだろうか。「それは、進化の歴史から理解することが大切です」と、中村教授が解説した。

“中村教授「女性が、ネガティブなことを事細かに記憶するのは、敵から子どもと自分を守るためのリスク回避の要素があるのです。女性は体が弱いですし。一方、男性は狩りに出ていくわけですから、いちいち嫌なことを記憶していては、不安になって狩りになんか行けませんからね」


妻の男性ホルモンが夫の数倍という逆転現象

妻が夫にキレるの理由は、脳の違いだけではなく、女性の働き方からくる「ホルモン」の乱れも影響している。石井サトル・ヨウコさん夫婦は、ヨウコさんが在宅で海外の企業を相手にコンサルティングの仕事をしている。バリバリのキャリアウーマンだ。サトルさんが家事や育児を担い、子どもの弁当まで作る。ヨウコさんもよくサトルさんにキツイ言葉で当たり散らす。

番組では、石井夫婦の唾液を採取、ホルモンをチェックした。男性ホルモン・テストステロンの量を検査したのだ。テストステロンは筋肉や骨をたくましく成長させ、攻撃性を高めるため「闘争ホルモン」とも呼ばれる。驚いたことに3回の検査の結果、ヨウコさんの方が3〜8倍の割合でサトルさんを上回った。男女逆転現象が起こっているのだ。

“ヨウコさん「(苦笑いしながら)ショックです。考えないといけませんね」

ホルモンを研究している麻布大学の菊水健史教授がこう解説した。

“菊水教授「米国で行われた実験では、女性のテストステロンが高いカップルほど男性の満足度が低くなる傾向があります。管理職の女性は高い傾向があるといわれています」

さて、キレる妻を救い、夫婦円満になる秘訣はないのだろうか。米クレアモント大学のポール・ザック教授は人間の愛情に関わるホルモンを研究している。教授は、夫婦たちを集め、わざと相手を怒らせることを言い合う実験を行なった。険悪になるカップル。そこで、カップルにあるスプレーを鼻から吸わせる。すると、カップルの表情が和らぎ、互いに手を取り合って話し始めた。

このスプレーに入っていた成分が、「愛情ホルモン」と呼ばれるオキシトシンだ。オキシトシンは、脳の報酬系と言われる部分に作用し、「この人とずっと一緒にいたい」という気持ちを起こさせる。もともとは、赤ちゃんに授乳する時に母親の体内で分泌され、母と子の絆を深める「母性愛の源」のホルモンだ。哺乳類はすべて持っている。


魔法の「愛情ホルモン」を増やす方法

実は、人類の歴史はほぼ数百万年の間、一夫多妻だった。チンパンジーやゴリラのように力の強い男性が多くの女性を得ていた。一夫一妻制になったのは、ほんの数千年前で、一説によると、人類の存亡を脅かすほどの性感染症が流行したためだという。そこで、一夫一妻制を選択したわけだが、その時に夫婦の絆の役に立ったのがオキシトシンだった。男性の脳にオキシトシン受容体が誕生し、1人の女性だけを好きになるようになり始めた。テストステロン支配から抜けて、オキシトシン受容に変わったのだ。支配から、

“ザック教授「進化の過程で人は複数のパートナーと関係を結んできましたが、オキシトシンにより1人のパートナーを選ぶように動機づけられるようになりました。しかし、まだ一夫一妻制の歴史が浅いため、体の中でテストステロンとオキシトシンの葛藤が続いているのです」

オキシトシンが多く分泌されるようになると、妻もキレにくくなるし、夫も妻に共感するようになれる。「魔法のホルモン」増やすにはどうしたらよいだろうか。ザック教授はこう語った。

“ザック教授「2人で向かい合い、手をつないで話すのです。2人で料理を作るなど、同じ目標に向かって共同作業をするとよいでしょう。きれいなレストランで食事をし、夫が妻にサプライズの手紙と花束を贈るもいいですよ。オキシトシンを増やすには努力が必要です。その代わり、オキシトシンの分泌を繰り返すと、分泌しやすい体質になります」
https://www.j-cast.com/healthcare/2017/06/19300922.html?p=all
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/390.html#c105

[文化2] 女は東大出でも思考力・判断力・知性すべてゼロ _ 通産官僚 宗像直子は何故こんなにアホなの? 中川隆
72. 中川隆[-7312] koaQ7Jey 2017年7月03日 22:16:54 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

夫にキレる妻が急増、解決法は 男性脳・女性脳とホルモンの違い
【NHKスペシャル 家族が非常事態!】(NHK)2017年6月11日放送


妻が夫にキレる本当のワケ

夫にキレる妻と妻のイライラの原因に気づかない夫。今、夫婦のすれ違いが深刻化している。年間21万7000組が離婚しているが、7割が妻からの申し出だ。また、夫からの申し出では、離婚動機の第2位に「妻からの精神的虐待」が浮上している。

なぜ妻は夫にキレるのか? 最新研究から男女の脳とホルモンの違いが、「共感」や「思いやり」といった夫婦仲を左右する能力に影響を与えていることが明らかになった。お互いの違いを理解し、絆を強めるため解決法を探る。


キレる理由がわかった


共感できない男性脳、気持ちを読み取る女性脳

番組では冒頭、夫に罵詈雑言を浴びせる妻の殺伐とした映像を映し出した。結婚5年目の佐々木ケイスケ・ナツミさん夫婦。夫婦の日常を居間に取り付けたカメラで追った3日目。ナツミさんが「転職しようかな」と口に出した。ナツミさんの転職の話しは過去何度も行われてきた。その度に現状のまま頑張ろうと確認してきたという。「またか」と思ったケイスケさんが「わかってる」と生返事をした途端、ナツミさんの形相が変わり、物を放り投げた。

“ナツミさん「わかってねーし!」

「なぜキレたんですか」という番組スタッフの問いに、ナツミさんは泣きながら「自分がキレる理由をわからない」と話した。福祉関係の会社で働くナツミさんは、時短勤務で夕方に帰社し1時間半かけて2人の子を預ける保育所に向かう。キレる時は、ケイスケさんが自分の悩みに向き合わないと感じる時だ。一方、ケイスケさんには結論が出ている話をなぜ蒸し返すのか理解できない。ナツミさんがケイスケさんに求めたものは転職へのアドバイスではなく、悩みに対する「共感」だったのだが......。

ナツミさんがキレたシーンの録画映像を持って、番組スタッフは米ペンシルバニア大学の脳科学者ルーベン・ガー教授を訪れた。男性脳・女性脳の研究の第一人者で、2013年に脳内における情報伝達の仕組みに男女差があることを初めて突きとめた人物だ。録画映像を見せると、ガー教授はこう分析した。

“ガー教授「非常に典型的なすれ違い夫婦ですね。夫には妻の悩みをわかってあげようとする共感力がありません」

ガー教授が発見した男性脳・女性脳の違いはこうだ。人間の脳には右脳と左脳がある。右脳は主に感覚的に認識する能力、左脳は論理的に認識する能力をつかさどる。たとえば人間と向き合った時、相手の表情を視覚として捉えるのが右脳、その表情が持つ意味を分析しようとするのが左脳だ。女性の脳は、右脳と左脳の連携が非常に強く、女性は表情から相手の気持ちを読み取り、深く理解しようとする。つまり「共感」するのが得意だ。ところが、男性は右脳と左脳の連携が弱い。相手の表情を単なる「映像」と見るため、気持ちを読み取ろうとせず、共感することが苦手だ。

それを確かめるため、ガー博士は約11万人の男女を対象に、さまざまな顔写真の表情から感情を読み取るテストを行なった。すると、回答の正確さも答える速さも女性の方が圧倒的に成績はよかった。

“MCのお笑い芸人・恵俊彰「いや?意外ですね。女性は相手の表情を見て、どうして怒っているか、どうして笑っているかを考えようとするのですね。女性の方が理論的で、男性の方が感覚的ですね」

男性脳と女性脳の発達の違いについて、京都大学霊長類研究所の中村克樹教授は人類の進化からこう解説した。

“中村教授「男は狩りに出て獲物を持って帰る。残った女性が木の実や葉っぱを集めて食事を作り、子育てをした。女性のコミュニティーの中でいい関係を作ってきました。そして周りのメンバーのちょっとした表情やしぐさの変化から相手の気持ちを読む共感力を高めてきたのです」

「根に持つ女」「すぐ忘れる男」覚える場所の差

男女のすれ違いは「共感力」だけではない。「記憶力」も影響する。結婚して28年になる今井タカヤ・ミチヨさん夫婦の日常をカメラで追った。ミチヨさんが冷蔵庫の中を見て、突然キレた。中の物をバンバン床にぶちまけた。

“ミチヨさん「家にある物をなぜこんなにたくさん買い込むんだよ〜! ええ〜、何とか言ってみなよ!」

タカヤさんはオロオロして何も言えない。キレた理由についてミチヨさんは「ずっと我慢して今日まできた。この人、浪費癖があって私もだいぶ苦労したんです」と話した。かつて苦労した記憶が突然よみがえり、キレるのだ。「どうせこの人、覚えていないよ」と言いながら、ミチヨさんは具体例をいくつか話した。番組スタッフが「覚えていますか?」とタカヤさんに聞くと、「いや、全然」と首を振った。

なぜ、嫌な記憶に大きなギャップがあるのか。米カリフォルニア大学の脳学者ラリー・ケイヒル教授は、ネガティブな経験が脳内にどのように記憶されるか研究を行っている。脳の奥深くにある扁桃体(へんとうたい)は怒りや悲しみなどの感情を生み出す中枢だ。そうした感情は記憶をつかさどる海馬に伝わり、つらかった怖かったといったネガティブな記憶として残る。この扁桃体と海馬のペアは左右の脳に1組ずつある。

研究を重ねるうち、ケイヒル教授は驚きの発見をした。男性はネガティブな出来事を右脳のペアで、女性は左脳のペアで記憶することがわかったのだ。右脳は感覚的に認識するから、記憶は漠然としたイメージしか残らない。ところが、左脳は論理的に認識するから、記憶は些細なことまではっきりと残る。「女性は根に持つ」といわれるように、妻が夫の不始末をいつまでも覚えているのに対し、夫が覚えていないのは、「男は都合の悪いことは忘れる」わけではなく、記憶する場所の違いからきていたわけだ。

“ゲストのモデル押切もえ「なるほど。私もそういう(嫌な記憶の)引き出しがありますね。いざという時、ぶちまけちゃいます(笑い)」

それにしてもなぜ、嫌な出来事に対して女性はよく覚えているのに、男性は覚えていないだろうか。「それは、進化の歴史から理解することが大切です」と、中村教授が解説した。

“中村教授「女性が、ネガティブなことを事細かに記憶するのは、敵から子どもと自分を守るためのリスク回避の要素があるのです。女性は体が弱いですし。一方、男性は狩りに出ていくわけですから、いちいち嫌なことを記憶していては、不安になって狩りになんか行けませんからね」

妻の男性ホルモンが夫の数倍という逆転現象

妻が夫にキレるの理由は、脳の違いだけではなく、女性の働き方からくる「ホルモン」の乱れも影響している。石井サトル・ヨウコさん夫婦は、ヨウコさんが在宅で海外の企業を相手にコンサルティングの仕事をしている。バリバリのキャリアウーマンだ。サトルさんが家事や育児を担い、子どもの弁当まで作る。ヨウコさんもよくサトルさんにキツイ言葉で当たり散らす。

番組では、石井夫婦の唾液を採取、ホルモンをチェックした。男性ホルモン・テストステロンの量を検査したのだ。テストステロンは筋肉や骨をたくましく成長させ、攻撃性を高めるため「闘争ホルモン」とも呼ばれる。驚いたことに3回の検査の結果、ヨウコさんの方が3〜8倍の割合でサトルさんを上回った。男女逆転現象が起こっているのだ。

“ヨウコさん「(苦笑いしながら)ショックです。考えないといけませんね」

ホルモンを研究している麻布大学の菊水健史教授がこう解説した。

“菊水教授「米国で行われた実験では、女性のテストステロンが高いカップルほど男性の満足度が低くなる傾向があります。管理職の女性は高い傾向があるといわれています」

さて、キレる妻を救い、夫婦円満になる秘訣はないのだろうか。米クレアモント大学のポール・ザック教授は人間の愛情に関わるホルモンを研究している。教授は、夫婦たちを集め、わざと相手を怒らせることを言い合う実験を行なった。険悪になるカップル。そこで、カップルにあるスプレーを鼻から吸わせる。すると、カップルの表情が和らぎ、互いに手を取り合って話し始めた。

このスプレーに入っていた成分が、「愛情ホルモン」と呼ばれるオキシトシンだ。オキシトシンは、脳の報酬系と言われる部分に作用し、「この人とずっと一緒にいたい」という気持ちを起こさせる。もともとは、赤ちゃんに授乳する時に母親の体内で分泌され、母と子の絆を深める「母性愛の源」のホルモンだ。哺乳類はすべて持っている。

魔法の「愛情ホルモン」を増やす方法

実は、人類の歴史はほぼ数百万年の間、一夫多妻だった。チンパンジーやゴリラのように力の強い男性が多くの女性を得ていた。一夫一妻制になったのは、ほんの数千年前で、一説によると、人類の存亡を脅かすほどの性感染症が流行したためだという。そこで、一夫一妻制を選択したわけだが、その時に夫婦の絆の役に立ったのがオキシトシンだった。男性の脳にオキシトシン受容体が誕生し、1人の女性だけを好きになるようになり始めた。テストステロン支配から抜けて、オキシトシン受容に変わったのだ。支配から、

“ザック教授「進化の過程で人は複数のパートナーと関係を結んできましたが、オキシトシンにより1人のパートナーを選ぶように動機づけられるようになりました。しかし、まだ一夫一妻制の歴史が浅いため、体の中でテストステロンとオキシトシンの葛藤が続いているのです」

オキシトシンが多く分泌されるようになると、妻もキレにくくなるし、夫も妻に共感するようになれる。「魔法のホルモン」増やすにはどうしたらよいだろうか。ザック教授はこう語った。

“ザック教授「2人で向かい合い、手をつないで話すのです。2人で料理を作るなど、同じ目標に向かって共同作業をするとよいでしょう。きれいなレストランで食事をし、夫が妻にサプライズの手紙と花束を贈るもいいですよ。オキシトシンを増やすには努力が必要です。その代わり、オキシトシンの分泌を繰り返すと、分泌しやすい体質になります」
https://www.j-cast.com/healthcare/2017/06/19300922.html?p=all

http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/544.html#c72

[政治・選挙・NHK228] 政治への信頼を取り戻す方法(小笠原誠治の経済ニュースゼミ) 赤かぶ
2. 中川隆[-7312] koaQ7Jey 2017年7月04日 07:15:02 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

全然わかってないな
CIA と官僚とマスコミに嵌められたんだろ

注目の都議選が終わり、結果は小池氏率いる都民ファーストが圧勝となりました。
候補者50人中49人が当選という快挙であり、自民党は大幅に議席を減らし大敗を喫しました。

本来、政策で争われるべき選挙が、スキャンダル叩きの様な選挙になり、本当にこれで良いのか?という疑念が有ります。

しかしまあ、今回の都議選ですが「秘書にパワハラ」「自衛隊からもお願い」「加計学園理事長からの献金」等々、狙いすましたかのように次々に出てきましたね。

出て来たというか、出されてきたというか、明らかに都議選を狙った材料放出が、どうも気になります。


これが総括

都民はマスコミに扇動されて官僚の流した嘘を信じた

官僚は安部さんに都合の悪い自民党のスキャンダルをマスコミに流させた

官僚はCIAの指示通りに動いただけだから黒幕はCIAなんだ

アメリカは安部さんを解任したいから、スキャンダル情報を官僚に流してマスコミを使って日本人を操作したんだ

安部さんは官僚とそのバックのCIAとの闘争に負けた

アホ日本人にはそういう背景が全くわからない


官僚側の目的は、官僚の人事権を内閣が握る「内閣人事局」を撤回させる事。
人事が公正に行われたりしたら、官僚は美味い汁を吸えなくなってしまう。


官僚たちは人事権を事務次官が持つことによって政治家には介入させなかった。

それが内閣人事局が人事権を持つことによって、官僚の権力の源泉が失われて、これが官僚には面白くないことだった。

だから官僚たちにとっては、安倍総理は敵であり、第一次安倍内閣は官僚たちによるマスコミへのスキャンダルリーク作戦で退陣に追い込んだ。それがまさかの第二次安倍内閣の発足によって、官僚たちへの「内閣人事局」による報復が始まった。文科省の天下り問題はその一例に過ぎない。

組織の論理から言えば、官僚の人事は行政のトップである総理大臣や各省の大臣が持つのが当たり前ですが、以前は各省の事務次官が人事権を持っていた。だから官僚たちは、内閣の言うことよりも事務次官の言うことを聞いて、内閣総理大臣の言うことは面従腹背だった。

それが「内閣人事局」ができたことで、内閣総理大臣の権力は非常に大きくなった。それが官僚たちには面白くない。だからまたしてのスキャンダルリーク作戦で安倍総理の足を引っ張り出した。政治家のスキャンダルは警察や検察庁の官僚が握って持っている。豊田真由子議員もそうだし、中川俊直議員もそれでやられている。

いずれも二回生議員で安倍チルドレンとマスコミは呼んでいる。安倍総理がどこまで巻き返せるかは国民の支持率次第ですが、マスコミは連日安倍ネガティブキャンペーンを張っている。やらせているのが財務省官僚たちであり、籠池騒動の元は財務省官僚の安倍総理への裏切りにある。

このような官僚たちの裏切り行為に対して、安倍総理が「内閣人事局」を使っての報復人事が行われるだろう。まさに中堅官僚にとっては安倍総理につくか事務次官につくかの選択を迫られる事態となっている。安倍総理が踏ん張りきれれば官僚のスキャンダルリーク作戦も収まるのでしょうが、マスコミも官邸につくか官僚につくかで分かれている。

もっとも、政界でも反安倍の動きが有り、石破・麻生・二階・岸田・菅らの自民党幹部の動きが怪しくなっている。ここでも反安倍に舵を切った石破氏もいれば、安倍政権を支えるかで処遇も違ってくるだろう。問題は安倍政権への支持率であり、共謀罪強行採決では大きく支持率を下げた。

文科省の前川前次官が告発の記者会見を開いて抵抗しているのも、官僚と官邸との権力闘争が主体であり、人事権を取り上げられた官僚の抵抗は続くだろう。しかし安倍政権が長期化すれば官僚への人権発動で、反安倍の官僚たちは飛ばされるから官僚たちも必死だ。

____


スキャンダル情報はCIAが官僚とマスコミに流していた:


日本のジャーナリズムを監視する米軍組織
http://alternativereport1.seesaa.net/article/122853746.html


 神奈川県の座間キャンプ内にある、米軍第500軍事情報旅団「アジア研究分遣隊」Asian Studies Detachmentでは、日本国内で刊行される書物・雑誌等々を網羅的に「チェック」し、米国の政策に反対する人間、反米の思想家・評論家を監視している。

さらに、この軍隊は、こうした反米的思想の持ち主の身辺を「探り」、その金銭関係、異性関係、趣味・性癖の「情報収集」に当たっている。不倫関係、多額の借金、他人に言えない性癖等々の情報を収集し、「反米的な」思想家・評論家・ジャーナリスト・大学教授を「脅迫」し、口封じを行うためである。

 「必要に応じて」こうした情報は日本のマスコミに流され、スキャンダル流布による、特定のジャーナリスト・大学教授「ツブシ」が行われる。これは米軍による「日本支配のための軍事行動」である。そのエージェントが、マスコミである(注1)。

*注1・・・小泉元首相の郵政民営化を厳しく批判した植草一秀教授に対する、捏造スキャンダルによる、司法とマスコミの、リンチ報道・裁判に、その極めて悪質な典型を見る事が出来る。植草教授に対する、この捏造スキャンダル=リンチ事件は、日本から表現の自由・言論の自由が無くなる歴史的出発点として、言論暗黒時代へ向かう分岐点として、50年後、日本現代史にゴシック体文字で印刷・刻印されるであろう。以下、参照。


日本の金融をボロボロにして乗っ取ったのは1992年からのクリントンの対日戦略でした。日本を自分たちが自由に操れる国にしたのです。ロバート・ルービンとローレンス・サマーズを実施部隊の司令官にして、何かあるとサマーズが来日して大使公邸で怒鳴りつけるのです。

  当時、首相だった橋本龍太郎はさすがに行かなかったのですが、幹事長以下の実力者が全員呼びつけられて、「アメリカに逆らうな」と怒鳴りつけられる。そういう政治が行なわれてきました。今もそうです。そのことを知っている日本の新聞記者たちが、なぜかまったく書かない。ここに問題があるのです。

  1998年10月からの“金融ビッグバン”も、橋本龍太郎が無理やり約束させられたものです。当時は、「金融自由化だ」「ビッグバンだ」とあれほど騒がれたのに、今は誰も口にしない。なぜなら、「金融自由化」の掛け声とはまったく逆で、結果的にできあがったのは「金融統制」の体制でした。

  日本は騙されたのです。あの時に外資すなわちニューヨークの投機マネーが自由に日本に入ってこれるようにした。そして少額で日本の大銀行を乗っ取れるようにした。

  この1998年2月、“ノーパンしゃぶしゃぶ事件”を起こし、大蔵官僚たちを計画的に叩きのめしたのです。日銀官僚の福井俊彦(現日銀総裁)もあのリストに入っていました。名刺があった連中は皆さらし者にされ、官僚として出世が止まったのです。

  CIAはこの名簿をインターネット上に流し、さらに愛国派官僚たちが引きずり降ろされる不祥事に発展しました。いわゆる“大蔵落城”です。マスコミはCIAの尻馬に乗って、日銀と大蔵官僚叩きをやったのです。

  この時、すでに自民党の政治家たちは一人ひとり弱みを握られてアメリカの軍門に下っていたのですが、日本の官僚たちはアメリカの言うことを聞かないで抵抗していました。その結果、叩きつぶされたのです。
http://www.h2.dion.ne.jp/~apo.2012/hitokuchi013.html


日本のジャーナリズムを監視する米軍組織
http://alternativereport1.seesaa.net/article/122853746.html

 神奈川県の座間キャンプ内にある、米軍第500軍事情報旅団「アジア研究分遣隊」Asian Studies Detachmentでは、日本国内で刊行される書物・雑誌等々を網羅的に「チェック」し、米国の政策に反対する人間、反米の思想家・評論家を監視している。

さらに、この軍隊は、こうした反米的思想の持ち主の身辺を「探り」、その金銭関係、異性関係、趣味・性癖の「情報収集」に当たっている。不倫関係、多額の借金、他人に言えない性癖等々の情報を収集し、「反米的な」思想家・評論家・ジャーナリスト・大学教授を「脅迫」し、口封じを行うためである。

 「必要に応じて」こうした情報は日本のマスコミに流され、スキャンダル流布による、特定のジャーナリスト・大学教授「ツブシ」が行われる。これは米軍による「日本支配のための軍事行動」である。そのエージェントが、マスコミである(注1)。

*注1・・・小泉元首相の郵政民営化を厳しく批判した植草一秀教授に対する、捏造スキャンダルによる、司法とマスコミの、リンチ報道・裁判に、その極めて悪質な典型を見る事が出来る。植草教授に対する、この捏造スキャンダル=リンチ事件は、日本から表現の自由・言論の自由が無くなる歴史的出発点として、言論暗黒時代へ向かう分岐点として、50年後、日本現代史にゴシック体文字で印刷・刻印されるであろう。以下、参照。


このCIAが日本を含め世界各国の国会議員、政治家達の女性スキャンダル、裏金作り情報、松岡農林水産大臣の「なんとか還元水」問題等の情報を調査・把握し、米国に逆らえば日本の東京地検特捜部に匿名ファックスを送り付けて来る事は日常的に行われている、常識的な「慣例」である。

小泉元総理が学生時代に犯した日本女子大学の大学生に対する強姦事件と、神奈川県警に逮捕された小泉元総理の警察の取り調べ調書も米国側は当然握っていた。小泉はこれで完全に 「操り人形」と化していた。

現在では、極東最大のスパイ組織キャンプ座間にある米国陸軍第500軍事情報大隊が総力を上げ、日本の政治家、企業経営者達のスキャンダル情報の調査・ 蓄積を行っている。

相手は軍隊である。無防備な農林水産大臣1人を「潰す」事は簡単である。
http://alternativereport1.seesaa.net/article/49609103.html



http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/522.html#c2

[政治・選挙・NHK228] 崩壊自民 内閣改造まで持たない 政界地獄耳(日刊スポーツ) 赤かぶ
21. 中川隆[-7311] koaQ7Jey 2017年7月04日 07:23:39 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

安部はCIA と官僚とマスコミに嵌められたんだよ


注目の都議選が終わり、結果は小池氏率いる都民ファーストが圧勝となりました。
候補者50人中49人が当選という快挙であり、自民党は大幅に議席を減らし大敗を喫しました。

本来、政策で争われるべき選挙が、スキャンダル叩きの様な選挙になり、本当にこれで良いのか?という疑念が有ります。

しかしまあ、今回の都議選ですが「秘書にパワハラ」「自衛隊からもお願い」「加計学園理事長からの献金」等々、狙いすましたかのように次々に出てきましたね。

出て来たというか、出されてきたというか、明らかに都議選を狙った材料放出が、どうも気になります。


これが総括

官僚はCIAの指示通りに動いただけだから黒幕はCIAなんだ

アメリカは安部さんを解任したいから、スキャンダル情報を官僚に流してマスコミを使って日本人を操作したんだ

官僚は安部さんに都合の悪い自民党のスキャンダルをマスコミに流させた

都民はマスコミに扇動されて官僚の流した嘘を信じた

安部さんは官僚とそのバックのCIAとの闘争に負けた

アホ日本人にはそういう背景が全くわからない


官僚側の目的は、官僚の人事権を内閣が握る「内閣人事局」を撤回させる事。
人事が公正に行われたりしたら、官僚は美味い汁を吸えなくなってしまう。


官僚たちは人事権を事務次官が持つことによって政治家には介入させなかった。

それが内閣人事局が人事権を持つことによって、官僚の権力の源泉が失われて、これが官僚には面白くないことだった。

だから官僚たちにとっては、安倍総理は敵であり、第一次安倍内閣は官僚たちによるマスコミへのスキャンダルリーク作戦で退陣に追い込んだ。それがまさかの第二次安倍内閣の発足によって、官僚たちへの「内閣人事局」による報復が始まった。文科省の天下り問題はその一例に過ぎない。

組織の論理から言えば、官僚の人事は行政のトップである総理大臣や各省の大臣が持つのが当たり前ですが、以前は各省の事務次官が人事権を持っていた。だから官僚たちは、内閣の言うことよりも事務次官の言うことを聞いて、内閣総理大臣の言うことは面従腹背だった。

それが「内閣人事局」ができたことで、内閣総理大臣の権力は非常に大きくなった。それが官僚たちには面白くない。だからまたしてのスキャンダルリーク作戦で安倍総理の足を引っ張り出した。政治家のスキャンダルは警察や検察庁の官僚が握って持っている。豊田真由子議員もそうだし、中川俊直議員もそれでやられている。

いずれも二回生議員で安倍チルドレンとマスコミは呼んでいる。安倍総理がどこまで巻き返せるかは国民の支持率次第ですが、マスコミは連日安倍ネガティブキャンペーンを張っている。やらせているのが財務省官僚たちであり、籠池騒動の元は財務省官僚の安倍総理への裏切りにある。

このような官僚たちの裏切り行為に対して、安倍総理が「内閣人事局」を使っての報復人事が行われるだろう。まさに中堅官僚にとっては安倍総理につくか事務次官につくかの選択を迫られる事態となっている。安倍総理が踏ん張りきれれば官僚のスキャンダルリーク作戦も収まるのでしょうが、マスコミも官邸につくか官僚につくかで分かれている。

もっとも、政界でも反安倍の動きが有り、石破・麻生・二階・岸田・菅らの自民党幹部の動きが怪しくなっている。ここでも反安倍に舵を切った石破氏もいれば、安倍政権を支えるかで処遇も違ってくるだろう。問題は安倍政権への支持率であり、共謀罪強行採決では大きく支持率を下げた。

文科省の前川前次官が告発の記者会見を開いて抵抗しているのも、官僚と官邸との権力闘争が主体であり、人事権を取り上げられた官僚の抵抗は続くだろう。しかし安倍政権が長期化すれば官僚への人権発動で、反安倍の官僚たちは飛ばされるから官僚たちも必死だ。

____


スキャンダル情報はCIAが官僚とマスコミに流していた:


日本のジャーナリズムを監視する米軍組織

 神奈川県の座間キャンプ内にある、米軍第500軍事情報旅団「アジア研究分遣隊」Asian Studies Detachmentでは、日本国内で刊行される書物・雑誌等々を網羅的に「チェック」し、米国の政策に反対する人間、反米の思想家・評論家を監視している。

さらに、この軍隊は、こうした反米的思想の持ち主の身辺を「探り」、その金銭関係、異性関係、趣味・性癖の「情報収集」に当たっている。不倫関係、多額の借金、他人に言えない性癖等々の情報を収集し、「反米的な」思想家・評論家・ジャーナリスト・大学教授を「脅迫」し、口封じを行うためである。

 「必要に応じて」こうした情報は日本のマスコミに流され、スキャンダル流布による、特定のジャーナリスト・大学教授「ツブシ」が行われる。これは米軍による「日本支配のための軍事行動」である。そのエージェントが、マスコミである(注1)。

*注1・・・小泉元首相の郵政民営化を厳しく批判した植草一秀教授に対する、捏造スキャンダルによる、司法とマスコミの、リンチ報道・裁判に、その極めて悪質な典型を見る事が出来る。植草教授に対する、この捏造スキャンダル=リンチ事件は、日本から表現の自由・言論の自由が無くなる歴史的出発点として、言論暗黒時代へ向かう分岐点として、50年後、日本現代史にゴシック体文字で印刷・刻印されるであろう。以下、参照。


日本の金融をボロボロにして乗っ取ったのは1992年からのクリントンの対日戦略でした。日本を自分たちが自由に操れる国にしたのです。ロバート・ルービンとローレンス・サマーズを実施部隊の司令官にして、何かあるとサマーズが来日して大使公邸で怒鳴りつけるのです。

  当時、首相だった橋本龍太郎はさすがに行かなかったのですが、幹事長以下の実力者が全員呼びつけられて、「アメリカに逆らうな」と怒鳴りつけられる。そういう政治が行なわれてきました。今もそうです。そのことを知っている日本の新聞記者たちが、なぜかまったく書かない。ここに問題があるのです。

  1998年10月からの“金融ビッグバン”も、橋本龍太郎が無理やり約束させられたものです。当時は、「金融自由化だ」「ビッグバンだ」とあれほど騒がれたのに、今は誰も口にしない。なぜなら、「金融自由化」の掛け声とはまったく逆で、結果的にできあがったのは「金融統制」の体制でした。

  日本は騙されたのです。あの時に外資すなわちニューヨークの投機マネーが自由に日本に入ってこれるようにした。そして少額で日本の大銀行を乗っ取れるようにした。

  この1998年2月、“ノーパンしゃぶしゃぶ事件”を起こし、大蔵官僚たちを計画的に叩きのめしたのです。日銀官僚の福井俊彦(現日銀総裁)もあのリストに入っていました。名刺があった連中は皆さらし者にされ、官僚として出世が止まったのです。

  CIAはこの名簿をインターネット上に流し、さらに愛国派官僚たちが引きずり降ろされる不祥事に発展しました。いわゆる“大蔵落城”です。マスコミはCIAの尻馬に乗って、日銀と大蔵官僚叩きをやったのです。

  この時、すでに自民党の政治家たちは一人ひとり弱みを握られてアメリカの軍門に下っていたのですが、日本の官僚たちはアメリカの言うことを聞かないで抵抗していました。その結果、叩きつぶされたのです。
http://www.h2.dion.ne.jp/~apo.2012/hitokuchi013.html


日本のジャーナリズムを監視する米軍組織

 神奈川県の座間キャンプ内にある、米軍第500軍事情報旅団「アジア研究分遣隊」Asian Studies Detachmentでは、日本国内で刊行される書物・雑誌等々を網羅的に「チェック」し、米国の政策に反対する人間、反米の思想家・評論家を監視している。

さらに、この軍隊は、こうした反米的思想の持ち主の身辺を「探り」、その金銭関係、異性関係、趣味・性癖の「情報収集」に当たっている。不倫関係、多額の借金、他人に言えない性癖等々の情報を収集し、「反米的な」思想家・評論家・ジャーナリスト・大学教授を「脅迫」し、口封じを行うためである。

 「必要に応じて」こうした情報は日本のマスコミに流され、スキャンダル流布による、特定のジャーナリスト・大学教授「ツブシ」が行われる。これは米軍による「日本支配のための軍事行動」である。そのエージェントが、マスコミである(注1)。

*注1・・・小泉元首相の郵政民営化を厳しく批判した植草一秀教授に対する、捏造スキャンダルによる、司法とマスコミの、リンチ報道・裁判に、その極めて悪質な典型を見る事が出来る。植草教授に対する、この捏造スキャンダル=リンチ事件は、日本から表現の自由・言論の自由が無くなる歴史的出発点として、言論暗黒時代へ向かう分岐点として、50年後、日本現代史にゴシック体文字で印刷・刻印されるであろう。以下、参照。


このCIAが日本を含め世界各国の国会議員、政治家達の女性スキャンダル、裏金作り情報、松岡農林水産大臣の「なんとか還元水」問題等の情報を調査・把握し、米国に逆らえば日本の東京地検特捜部に匿名ファックスを送り付けて来る事は日常的に行われている、常識的な「慣例」である。

小泉元総理が学生時代に犯した日本女子大学の大学生に対する強姦事件と、神奈川県警に逮捕された小泉元総理の警察の取り調べ調書も米国側は当然握っていた。小泉はこれで完全に 「操り人形」と化していた。

現在では、極東最大のスパイ組織キャンプ座間にある米国陸軍第500軍事情報大隊が総力を上げ、日本の政治家、企業経営者達のスキャンダル情報の調査・ 蓄積を行っている。

相手は軍隊である。無防備な農林水産大臣1人を「潰す」事は簡単である。
http://alternativereport1.seesaa.net/article/49609103.html

http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/492.html#c21

[お知らせ・管理21] 管理人さまへ 天橋立の愚痴人間
9. 中川隆[-7310] koaQ7Jey 2017年7月04日 07:41:51 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

教えてあげる(こっそり)

『知る大切さ』君 と『けろりん』君 の報酬は

・1レス50円 
・アンカーが帰ってくると、1アンカーにつき100円
・多くアンカーが帰ってくると、アンカー数×100円 + 別途200円

だからストーカーしないと稼げないんだよ
二人共 お金に困ってるみたいだから助けてあげてね

http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/489.html#c9

[お知らせ・管理21] ついでに管理人さんへ 天橋立の愚痴人間
13. 中川隆[-7309] koaQ7Jey 2017年7月04日 07:42:31 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

教えてあげる(こっそり)

『知る大切さ』君 と『けろりん』君 の報酬は

・1レス50円 
・アンカーが帰ってくると、1アンカーにつき100円
・多くアンカーが帰ってくると、アンカー数×100円 + 別途200円

だからストーカーしないと稼げないんだよ
二人共 お金に困ってるみたいだから助けてあげてね

http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/490.html#c13

[昼休み53] 千葉県にだけは住んではいけない 中川隆
106. 中川隆[-7308] koaQ7Jey 2017年7月04日 08:14:37 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

豊田真由子議員の両親を直撃! 淡々と話す父、それにイラだち激しい口調で割り込む母
7/3(月) 23:30配信 週刊女性PRIME

 暴言劇場はまだ終わっていなかった……。豊田真由子衆院議員の「このハゲぇーーっ!」という怒声には度肝を抜かれたが、さらに衝撃的な音声が公開されたのだ。

「運転中に道を間違えた秘書に対して“豊田真由子様に向かって、お前のやっていることは違うっていうわけ!?”と激怒。自分の名前に“様”をつけて威嚇していたことが明らかになりました。 “死ねば? 生きてる価値ないだろ”と耳を疑う暴言も」(ワイドショースタッフ)

 報道以来、すっかり行方をくらましている豊田議員。選挙区(埼玉県新座市)にあるマンションには寄りつかず、住んでいるのは湾岸地区のタワーマンションだという。

「いつもピンクのスーツを着ているから目立つんですが、騒動からは見かけていませんね。2人いるお子さんはとても優秀で、上の子は模擬試験でトップクラスだそうですよ」(マンションの住人)

 取材を進めていくと、どうやら彼女は、現在のマンションでも住人とトラブルを起こしていたようだ。

「マンションの前でお母さんたちが日焼け止めのスプレーを使っていたんですが、近づいてくるなり“におうし、煙たいからやめなさいよ!”と怒鳴られたんです。周りのお母さんたちも驚いていましたね。近くの薬局で偶然見かけたときも、リップクリームを買おうとしていたのですが“陳列がわかりにくい”とキツい口調でクレームをつけていました……」(前出・住人)

 明らかに常軌を逸しているが、そもそも豊田議員の両親は、この騒動をどのようにとらえているのだろうか。彼女が生まれ育った千葉県内の実家を訪ねてみた。
.

 午後4時を過ぎたころ、車で両親が帰ってきたため「娘さんの件で……」と父親を直撃すると、記者の声をさえぎるように話し始めた。

「その件はいま話しても意味はないでしょう。君たちは結論が決まっとるから。いずれ山ほど話すことはあるよ。約束はできないけど……」

 白髪でヒゲをたくわえており、話し方は落ち着いている。

─娘さんがこのようになる兆候は、小さいころからありましたか? 

「君に幼い娘がいたとして、今の段階でそういった兆候が見えると思うかい? 見えないだろう。子どもというのはそういうものだ」

─暴言を吐いたときは機嫌が悪かったんでしょうか? 

「なにか事情があったんだと思いますよ」

 娘の心情を必死に理解しようとするあたり、父親としては何があっても信じてあげたいのだろう。ここで母親が現れ、苛立った様子で割り込んできた。

「マスコミは相手にしませんので…」

 続けて激しい口調で、「もう、いいから早く家に入んな!」と夫にまくしたてると、こちらの取材には答えてくれなかった。所作や話し方が豊田議員とそっくりだ。

 近所の住民によると、

「あの家は父親が東大、母親が東京外語大出で、娘3人も高学歴。長女は医者、三女は弁護士だから、次女の豊田議員も東大卒とはいえ、四方八方からプレッシャーを感じながら育ったんでしょうね」

 父は“山ほど話すことがある”と語っていたが、その中身が明らかになることは、この先あるのだろうか……。

http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/390.html#c106

[お知らせ・管理20] 世間の噂 _ 阿修羅はCIAに乗っ取られた? 中川隆
13. 中川隆[-7307] koaQ7Jey 2017年7月04日 09:14:08 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

阿修羅掲示板 - Wikipedia

★阿修羅♪掲示板(あしゅらけいじばん)は、インターネット電子掲示板サイトの1つ。
主にオカルト、陰謀論に関する話題を取り扱っている。


歴史

1995年4月11日、オウム真理教との関係をニュースステーションで取り上げられる。また 文藝春秋 (雑誌)、Bartなどでも掲載される。

1995年12月、インターネットホームページとして登場

1997年3月、電子掲示板を開設
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%98%BF%E4%BF%AE%E7%BE%85%E6%8E%B2%E7%A4%BA%E6%9D%BF

18. 管理人さん[1955] iseXnZBsgrOC8Q 2017年7月04日 04:28:00 : goJCZio63dQ[443]

阿修羅掲示板はもともとは★阿修羅♪という私の書いた記事だけがあったサイトに
掲示板も有った方がいいかな、と考えてその辺から掲示板スクリプトを拾ってきて配置したのがはじまりです。

掲示板に投稿数が多くなり、カテゴリ分けした方が便利かな、ということで何でもOK板、経済板、戦争板、議論板、など一つづつ増やしていきました。

こんな感じ。


阿修羅掲示板最初の投稿
97/3/31 05:37 From ★阿修羅♪ asyura@asyura.com
★阿修羅♪ページに興味のある方の意見、観想、
気が付いたこと、リクエスト、情報提供、など
にかぎらず、広くご意見をよろしく。
http://www.asyura2.com/bdlog/asyura4/keiji01.htm


国家破産、経済破綻関連情報の掲示板です。 - 管理人さん 2001/7/25 18:07:29 (0)
http://www.asyura2.com/sora/hasan1/index.html

戦争・国際情勢掲示板を設置しました。 - 管理人さん 01/8/28 13:44:49
http://www.asyura2.com/sora/war1/index.html

議論掲示板を起動しました - 管理人さん 01/12/25 08:36:13 (19)
http://www.asyura2.com/sora/dispute1/index.html

選挙板を起動します - 管理人さん 2003/10/12 05:32:52 (1)
http://www.asyura2.com/0311/senkyo1/index.html

このように板を増やしたり放置したりした結果、現状のように使われています。

★阿修羅♪掲示板の道案内http://www.asyura2.com/bbsnew.htm に全記録があります。

掲示板の管理人は多くの人が活用しやすいように交通整理をするのが仕事です。
で、交通整理をしつつ多くの人が今の活用方法をしているので今のようになっています。
http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/503.html#c18

http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/582.html#c13

[番外地7] 「面従腹背」に官邸疑心=加計問題、霞が関の不満影響か 中川隆
8. 中川隆[-7306] koaQ7Jey 2017年7月04日 09:48:40 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

CNNといえば、選挙期間中からトランプ政権を執拗に叩いていたので
すが、なんとそれが視聴率のため、金儲けのためだったと暴露された
2017年7月2日


最近のテレビはモリカケ報道に終始していますが、印象操作が露骨になってきました。このようにしているのは官邸と官僚との権力闘争で、財務官僚などが安倍追い落しのためにスキャンダルをリークしているのでしょう。

第一次安倍内閣はそれで辞任に追い込まれましたが、今は当時とだんだん状況が似てきた。稲田防衛大臣の失言もタイミングよく出ましたが、安倍総理もなんとか手を打たないと自身に火の粉が回ってきます。豊田真由子議員のパワハラ問題もタイミングよく出ましたが、女性活躍社会と旗を振ってもなかなかうまくいかないようだ。

アメリカのメディアもトランプのロシアスキャンダルで追い込めると思ってのキャンペーンなのでしょうが、国民自身は冷めた目で見ているようだ。国民のメディアリテラシーがあるかどうかが試されますが、ネットを読まない人はテレビの印象報道に騙されてしまう。だから安倍内閣の支持率もネットを見る若い人ほど安倍内閣の支持率が高い。

日本のモリカケ報道も違反行為をしていなければ辞任に追い込むのは無理だ。これは政治家と官僚とマスコミの権力闘争であり、以前なら官僚とマスコミとで政治家を動かせたのでしょうが、今は官邸が官僚の人事を決めるようになった。マスコミにしても安部総理を辞任に追い込められなければ報復が待っているだろう。

テレビや新聞といったマスコミがプロパガンダを垂れ流す機関となってしまったのは、ネットの登場によって批判する側から批判される側になったからでしょう。日本でも朝日新聞などが誤報記事で社内処分されたことがありましたが、カネを稼ぐためには商売のために誤報記事を垂れ流します。

広告宣伝料が新聞やテレビからネットにシフトしているから、新聞やテレビ業界は営業に必死なのです。このことは日本にアメリカも変わりがなく、CNNでもその実態が明らかにされました。それでCNNの記者が3人クビになりました。記者が言うには商売のためにフェイクニュースを垂れ流している。

日本ではまだ新聞やテレビの報道を真に受ける人が多いのですが、多くがプロパガンダであり、特に選挙が近くなると溜め込んでいたスキャンダルを垂れ流します。そのようなニュースを毎月3000円〜4000円も支払って購読している。だけどだんだんと新聞の購読者も減ってきてテレビの視聴率も落ちてきている。

最近では週刊誌がスキャンダルを暴露していますが、新聞やテレビはそれらを後追いしているだけだ。それらの記事が本当かどうかはネットなどが検証していますが、新聞やテレビが報道しても読者や視聴者は以前のように真に受けなくなってきた。だからトランプ大統領もCNNをフェイクニュースと批判した。
http://2013tora.jp/kabu388.html


http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/114.html#c8

[原発・フッ素47] 反原発派は知恵遅れ _ 原発再稼動で温室効果ガスが減少 再生可能エネルギーの限界 中川隆
207. 中川隆[-7305] koaQ7Jey 2017年7月04日 10:28:32 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017年07月04日
福島第1の凍土壁が完成 叩いたマスコミは「報道しない権利」


失敗したときだけ報道し成功したら一切報道しない。
テレビ新聞は一体何様なのか?
引用:https://pbs.twimg.com/media/Cx1xUg3UsAAMhxY.jpg


1年前に完成していた凍土壁

「絶対に不可能」「予算の無駄遣い」とマスコミに全否定されていた福島第一原発の凍土壁が、ついに完成する。

実は凍土壁は1年も前に完成していたのだが、規制委員会の命令で5箇所(最終的に一箇所)を未凍結にしていた。

また規制委員会の嫌がらせかと思えるがそれなりの言い分があり、原発施設内の構造物には大量の汚染水が貯まっている。

          

この状態で周辺からの地下水を断ってしまうと、原発周辺の水位が原発施設より下がってしまい、汚染水が流出する。

つまり底に穴が開いた水槽を風呂の中に入れている状態で、風呂に水が満たされていたら、水槽の水は周囲の水圧に押されて流出しない。

ところが風呂の水を抜いてしまうと逆に、水槽内の水圧によって、底の穴から汚染水が出て行ってしまいます。


それでは困るというので原子力規制委員会は、自分で「地下水を止めろ」といったくせに、いざ止められるとなると「やっぱり止めるな」と言っているのです。

それでいてマスコミには「凍土壁がまた失敗した」と説明するので、読売や朝日のような大新聞はオウムのように「凍土壁また封鎖に失敗」などと報道しました。

これが凍土壁失敗報道の真実で、施設内の汚染水をどうやって抜き取るかという問題なのです。


2020年東京5輪を招致したときに安倍首相は「凍土壁によって汚染水流出は完全に遮断できる」と話したが、マスコミは全否定を繰り返した。

凍土壁はとっくに完成していたのに、「凍土壁失敗で5輪返上が確実」などと嘘の報道をして政治批判に利用していた。

だが嘘つきは原子力規制委員会と大手マスコミの方で、それを鵜呑みにする国民がダメなのです。


汚染水ろ過装置ALPSも故障したときだけ報道したので、国民は失敗したと思っている。
だが既に完成し、大量の汚染水を毎日浄化している。
11694dd5f24b35bfbb5fb3555e6a6aee
引用:http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/c7/11694dd5f24b35bfbb5fb3555e6a6aee.jpg

規制委員会とマスコミ

さて凍土壁は1年前に完成しながら規制委員会が「封鎖するな」と命令し、一方で「また凍土壁が失敗しました」と嘘の発表を繰り返していたが、ようやく封鎖される見通しになった。

凍土壁の工事には多くの企業が参加し、金目当てだけではない使命感で作業に従事している人も多い。

原子力規制委員会とクソマスコミは彼らを叩き続け「公金を使い込んでいる」「凍土壁は使い物にならない」と嘘をつき続けています。


福島第一原発の汚染水対策にはもう一つアルプス(ALPS)という放射能除去装置があるが、これもまったく報道されなくなった。

ALPSの実験段階では多くの故障があり、その時はマスコミは「ALPSは失敗」「予算の無駄遣い」「公金横領と同じだ」と騒いでいた。

実はその後ALPSは完成し、故障もせずに汚染水を処理し続けているが、そうしたらマスコミは面白くないので一切報道しなくなった。


この連中が「正義」や「公正」を語って毎日他人を説教しているのだから、呆れるというより吐き気がします。

凍土壁もALPSも失敗すると1面トップ記事で「大失敗」「不可能」と書き、成功すると1行も書こうとしない。

東京電力は6月28日、すべての凍土壁を凍結させても内部汚染水は流出しないとして、完全凍結を申請し規制委員会が了承しました。

建屋への地下水の流入量は、凍土壁運用前は一日400トンだったが、現在は100トン以下になり効果が出ている。

これもマスコミは「まったく効果が出ていない」と嘘の報道を繰り返していた。

実はマスコミは大雨や台風の後だけ「凍土壁建設で地下水が増えた」と報道し、乾季で地下水が減ると「報道しない権利」を行使していました。


この分では恐らく凍土壁の完全凍結後も、何かしら不完全な部分を見つけて「凍土壁また失敗」と報道するでしょう。

そしてもし完全に地下水の流れが止まったら、今度は一切報道しなくなるでしょう。
http://www.thutmosev.com/archives/71633595.html

http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/781.html#c207

[政治・選挙・NHK228] 2007年の転落と酷似…安倍首相“政権ブン投げ”のXデー(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
3. 中川隆[-7304] koaQ7Jey 2017年7月04日 10:56:45 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

安部はCIA と官僚とマスコミに嵌められたんだよ

注目の都議選が終わり、結果は小池氏率いる都民ファーストが圧勝となりました。
候補者50人中49人が当選という快挙であり、自民党は大幅に議席を減らし大敗を喫しました。

本来、政策で争われるべき選挙が、スキャンダル叩きの様な選挙になり、本当にこれで良いのか?という疑念が有ります。

しかしまあ、今回の都議選ですが「秘書にパワハラ」「自衛隊からもお願い」「加計学園理事長からの献金」等々、狙いすましたかのように次々に出てきましたね。

出て来たというか、出されてきたというか、明らかに都議選を狙った材料放出が、どうも気になります。


これが総括

官僚はCIAの指示通りに動いただけだから黒幕はCIAなんだ

アメリカは安部さんを解任したいから、スキャンダル情報を官僚に流してマスコミを使って日本人を操作したんだ

官僚は安部さんに都合の悪い自民党のスキャンダルをマスコミに流させた

都民はマスコミに扇動されて官僚の流した嘘を信じた

安部さんは官僚とそのバックのCIAとの闘争に負けた

アホ日本人にはそういう背景が全くわからない


最近のテレビはモリカケ報道に終始していますが、印象操作が露骨になってきました。このようにしているのは官邸と官僚との権力闘争で、財務官僚などが安倍追い落しのためにスキャンダルをリークしているのでしょう。

第一次安倍内閣はそれで辞任に追い込まれましたが、今は当時とだんだん状況が似てきた。稲田防衛大臣の失言もタイミングよく出ましたが、安倍総理もなんとか手を打たないと自身に火の粉が回ってきます。豊田真由子議員のパワハラ問題もタイミングよく出ましたが、女性活躍社会と旗を振ってもなかなかうまくいかないようだ。

アメリカのメディアもトランプのロシアスキャンダルで追い込めると思ってのキャンペーンなのでしょうが、国民自身は冷めた目で見ているようだ。国民のメディアリテラシーがあるかどうかが試されますが、ネットを読まない人はテレビの印象報道に騙されてしまう。だから安倍内閣の支持率もネットを見る若い人ほど安倍内閣の支持率が高い。

日本のモリカケ報道も違反行為をしていなければ辞任に追い込むのは無理だ。これは政治家と官僚とマスコミの権力闘争であり、以前なら官僚とマスコミとで政治家を動かせたのでしょうが、今は官邸が官僚の人事を決めるようになった。マスコミにしても安部総理を辞任に追い込められなければ報復が待っているだろう。

テレビや新聞といったマスコミがプロパガンダを垂れ流す機関となってしまったのは、ネットの登場によって批判する側から批判される側になったからでしょう。日本でも朝日新聞などが誤報記事で社内処分されたことがありましたが、カネを稼ぐためには商売のために誤報記事を垂れ流します。

広告宣伝料が新聞やテレビからネットにシフトしているから、新聞やテレビ業界は営業に必死なのです。このことは日本にアメリカも変わりがなく、CNNでもその実態が明らかにされました。それでCNNの記者が3人クビになりました。記者が言うには商売のためにフェイクニュースを垂れ流している。

日本ではまだ新聞やテレビの報道を真に受ける人が多いのですが、多くがプロパガンダであり、特に選挙が近くなると溜め込んでいたスキャンダルを垂れ流します。そのようなニュースを毎月3000円〜4000円も支払って購読している。だけどだんだんと新聞の購読者も減ってきてテレビの視聴率も落ちてきている。

最近では週刊誌がスキャンダルを暴露していますが、新聞やテレビはそれらを後追いしているだけだ。それらの記事が本当かどうかはネットなどが検証していますが、新聞やテレビが報道しても読者や視聴者は以前のように真に受けなくなってきた。だからトランプ大統領もCNNをフェイクニュースと批判した。


http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/526.html#c3

[政治・選挙・NHK228] 2007年の転落と酷似…安倍首相“政権ブン投げ”のXデー(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
4. 中川隆[-7303] koaQ7Jey 2017年7月04日 10:59:06 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

阿修羅政治板で流されているのもすべてフェイクニュース

だから騙されない様にね
http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/526.html#c4

[お知らせ・管理20] これが阿修羅に巣食う電通工作員 中川隆
104. 中川隆[-7302] koaQ7Jey 2017年7月04日 11:44:26 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

4地震雷火事名無し(芋)2015/11/25(水) 17:54:49.67ID:L9KiIsYl

ホワイトフードの宣伝掲示板

この指摘で管理人と汁が大慌て(笑)

8地震雷火事名無し(芋)2015/11/25(水) 20:37:41.21ID:vVYIrI+Y

阿修羅原発板

ホワイトフード工作員 知る大切さ、魑魅魍魎男

赤かぶ、魑魅魍魎男は定期的にあからさまなホワイトフード宣伝投稿をする

赤かぶ、魑魅魍魎男が定期的に放射能汚染食品、放射能による病気の投稿をするのは、国民に危険を知らせるためじゃなくて、ホワイトフードの商品を売るために危険を煽りまくってるだけ。

要するに、原発事故をネタにした金儲け掲示板。

ホワイトフード顧問の小出裕章を批判すると魑魅魍魎や知る大切さなどの工作員が徹底的に罵倒し、管理人が削除しまくる。
https://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/lifeline/1448373329/
http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/603.html#c104

[リバイバル3] 反原発運動は中国・朝鮮工作員が扇動していた 中川隆
4. 中川隆[-7301] koaQ7Jey 2017年7月04日 11:46:35 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

4地震雷火事名無し(芋)2015/11/25(水) 17:54:49.67ID:L9KiIsYl

ホワイトフードの宣伝掲示板

この指摘で管理人と汁が大慌て(笑)

8地震雷火事名無し(芋)2015/11/25(水) 20:37:41.21ID:vVYIrI+Y

阿修羅原発板

ホワイトフード工作員 知る大切さ、魑魅魍魎男

赤かぶ、魑魅魍魎男は定期的にあからさまなホワイトフード宣伝投稿をする

赤かぶ、魑魅魍魎男が定期的に放射能汚染食品、放射能による病気の投稿をするのは、国民に危険を知らせるためじゃなくて、ホワイトフードの商品を売るために危険を煽りまくってるだけ。

要するに、原発事故をネタにした金儲け掲示板。

ホワイトフード顧問の小出裕章を批判すると魑魅魍魎や知る大切さなどの工作員が徹底的に罵倒し、管理人が削除しまくる。
https://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/lifeline/1448373329/


ホワイトフードの放射能検査食品‎
https://www.whitefood.co.jp/store/

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/702.html#c4

[お知らせ・管理20] これが阿修羅に巣食う電通工作員 中川隆
105. 中川隆[-7300] koaQ7Jey 2017年7月04日 11:48:05 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

阿修羅掲示板にカンパすると思ってホワイトフードの放射能検査食品‎を買ってね


ホワイトフードの放射能検査食品‎
https://www.whitefood.co.jp/store/
http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/603.html#c105

[お知らせ・管理21] ついでに管理人さんへ 天橋立の愚痴人間
14. 中川隆[-7302] koaQ7Jey 2017年7月04日 11:51:19 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

4 地震雷火事名無し(芋)2015/11/25(水) 17:54:49.67ID:L9KiIsYl

ホワイトフードの宣伝掲示板

この指摘で管理人と汁が大慌て(笑)

8 地震雷火事名無し(芋)2015/11/25(水) 20:37:41.21ID:vVYIrI+Y

阿修羅原発板

ホワイトフード工作員 知る大切さ、魑魅魍魎男

赤かぶ、魑魅魍魎男は定期的にあからさまなホワイトフード宣伝投稿をする

赤かぶ、魑魅魍魎男が定期的に放射能汚染食品、放射能による病気の投稿をするのは、国民に危険を知らせるためじゃなくて、ホワイトフードの商品を売るために危険を煽りまくってるだけ。

要するに、原発事故をネタにした金儲け掲示板。

ホワイトフード顧問の小出裕章を批判すると魑魅魍魎や知る大切さなどの工作員が徹底的に罵倒し、管理人が削除しまくる。
https://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/lifeline/1448373329/

阿修羅掲示板にカンパすると思ってホワイトフードの放射能検査食品‎を買ってね

ホワイトフードの放射能検査食品‎
https://www.whitefood.co.jp/store/


http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/490.html#c14

[お知らせ・管理21] 管理人さまへ 天橋立の愚痴人間
10. 中川隆[-7301] koaQ7Jey 2017年7月04日 11:52:14 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

4 地震雷火事名無し(芋)2015/11/25(水) 17:54:49.67ID:L9KiIsYl

阿修羅掲示板はホワイトフードの宣伝掲示板

この指摘で管理人と汁が大慌て(笑)

8 地震雷火事名無し(芋)2015/11/25(水) 20:37:41.21ID:vVYIrI+Y

阿修羅原発板

ホワイトフード工作員 知る大切さ、魑魅魍魎男

赤かぶ、魑魅魍魎男は定期的にあからさまなホワイトフード宣伝投稿をする

赤かぶ、魑魅魍魎男が定期的に放射能汚染食品、放射能による病気の投稿をするのは、国民に危険を知らせるためじゃなくて、ホワイトフードの商品を売るために危険を煽りまくってるだけ。

要するに、原発事故をネタにした金儲け掲示板。

ホワイトフード顧問の小出裕章を批判すると魑魅魍魎や知る大切さなどの工作員が徹底的に罵倒し、管理人が削除しまくる。
https://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/lifeline/1448373329/

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http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/489.html#c10

[お知らせ・管理21] 記事監視人の姿勢についてお伺いする 天橋立の愚痴人間
229. 中川隆[-7300] koaQ7Jey 2017年7月04日 11:52:54 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

4 地震雷火事名無し(芋)2015/11/25(水) 17:54:49.67ID:L9KiIsYl
阿修羅掲示板はホワイトフードの宣伝掲示板

この指摘で管理人と汁が大慌て(笑)


8 地震雷火事名無し(芋)2015/11/25(水) 20:37:41.21ID:vVYIrI+Y

阿修羅原発板

ホワイトフード工作員 知る大切さ、魑魅魍魎男

赤かぶ、魑魅魍魎男は定期的にあからさまなホワイトフード宣伝投稿をする

赤かぶ、魑魅魍魎男が定期的に放射能汚染食品、放射能による病気の投稿をするのは、国民に危険を知らせるためじゃなくて、ホワイトフードの商品を売るために危険を煽りまくってるだけ。

要するに、原発事故をネタにした金儲け掲示板。

ホワイトフード顧問の小出裕章を批判すると魑魅魍魎や知る大切さなどの工作員が徹底的に罵倒し、管理人が削除しまくる。
https://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/lifeline/1448373329/

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http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/488.html#c229

[政治・選挙・NHK228] 自民・壊滅的大敗総括<本澤二郎の「日本の風景」(2658) <特定秘密・戦争法・共謀罪+レイプ事件もみ消し> 笑坊
2. 中川隆[-7299] koaQ7Jey 2017年7月04日 12:04:07 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

安部先生はCIA と官僚とマスコミに嵌められたんだよ


注目の都議選が終わり、結果は小池氏率いる都民ファーストが圧勝となりました。
候補者50人中49人が当選という快挙であり、自民党は大幅に議席を減らし大敗を喫しました。

本来、政策で争われるべき選挙が、スキャンダル叩きの様な選挙になり、本当にこれで良いのか?という疑念が有ります。

しかしまあ、今回の都議選ですが「秘書にパワハラ」「自衛隊からもお願い」「加計学園理事長からの献金」等々、狙いすましたかのように次々に出てきましたね。

出て来たというか、出されてきたというか、明らかに都議選を狙った材料放出が、どうも気になります。


これが総括

官僚はCIAの指示通りに動いただけだから黒幕はCIAなんだ

アメリカは安部さんを解任したいから、スキャンダル情報を官僚に流してマスコミを使って日本人を操作したんだ

官僚は安部さんに都合の悪い自民党のスキャンダルをマスコミに流させた

都民はマスコミに扇動されて官僚の流した嘘を信じた

安部さんは官僚とそのバックのCIAとの闘争に負けた

アホ日本人にはそういう背景が全くわからない

最近のテレビはモリカケ報道に終始していますが、印象操作が露骨になってきました。このようにしているのは官邸と官僚との権力闘争で、財務官僚などが安倍追い落しのためにスキャンダルをリークしているのでしょう。

第一次安倍内閣はそれで辞任に追い込まれましたが、今は当時とだんだん状況が似てきた。稲田防衛大臣の失言もタイミングよく出ましたが、安倍総理もなんとか手を打たないと自身に火の粉が回ってきます。豊田真由子議員のパワハラ問題もタイミングよく出ましたが、女性活躍社会と旗を振ってもなかなかうまくいかないようだ。

アメリカのメディアもトランプのロシアスキャンダルで追い込めると思ってのキャンペーンなのでしょうが、国民自身は冷めた目で見ているようだ。国民のメディアリテラシーがあるかどうかが試されますが、ネットを読まない人はテレビの印象報道に騙されてしまう。だから安倍内閣の支持率もネットを見る若い人ほど安倍内閣の支持率が高い。

日本のモリカケ報道も違反行為をしていなければ辞任に追い込むのは無理だ。これは政治家と官僚とマスコミの権力闘争であり、以前なら官僚とマスコミとで政治家を動かせたのでしょうが、今は官邸が官僚の人事を決めるようになった。マスコミにしても安部総理を辞任に追い込められなければ報復が待っているだろう。

テレビや新聞といったマスコミがプロパガンダを垂れ流す機関となってしまったのは、ネットの登場によって批判する側から批判される側になったからでしょう。日本でも朝日新聞などが誤報記事で社内処分されたことがありましたが、カネを稼ぐためには商売のために誤報記事を垂れ流します。

広告宣伝料が新聞やテレビからネットにシフトしているから、新聞やテレビ業界は営業に必死なのです。このことは日本にアメリカも変わりがなく、CNNでもその実態が明らかにされました。それでCNNの記者が3人クビになりました。記者が言うには商売のためにフェイクニュースを垂れ流している。

日本ではまだ新聞やテレビの報道を真に受ける人が多いのですが、多くがプロパガンダであり、特に選挙が近くなると溜め込んでいたスキャンダルを垂れ流します。そのようなニュースを毎月3000円〜4000円も支払って購読している。だけどだんだんと新聞の購読者も減ってきてテレビの視聴率も落ちてきている。


阿修羅政治板で流されているのもすべてフェイクニュース
だから騙されない様にね


http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/531.html#c2

[政治・選挙・NHK228] 安倍総理に対する国民の怒り ENMAZ
1. 中川隆[-7307] koaQ7Jey 2017年7月04日 12:19:35 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
見当外れの事言ってるから、僕が間違いを訂正してあげるね


今回の都議選における大惨敗の原因を見誤ってはならない。

原因の核心はCIAの扇動に騙された国民の強い怒りである。

注目の都議選が終わり、結果は小池氏率いる都民ファーストが圧勝となりました。
候補者50人中49人が当選という快挙であり、自民党は大幅に議席を減らし大敗を喫しました。

本来、政策で争われるべき選挙が、スキャンダル叩きの様な選挙になり、本当にこれで良いのか?という疑念が有ります。

しかしまあ、今回の都議選ですが「秘書にパワハラ」「自衛隊からもお願い」「加計学園理事長からの献金」等々、狙いすましたかのように次々に出てきましたね。

出て来たというか、出されてきたというか、明らかに都議選を狙った材料放出が、どうも気になります。


これが総括

官僚はCIAの指示通りに動いただけだから黒幕はCIAなんだ

アメリカは安部さんを解任したいから、スキャンダル情報を官僚に流してマスコミを使って日本人を操作したんだ

官僚は安部さんに都合の悪い自民党のスキャンダルをマスコミに流させた

都民はマスコミに扇動されて官僚の流した嘘を信じた

安部さんは官僚とそのバックのCIAとの闘争に負けた

アホ日本人にはそういう背景が全くわからない


官僚側の目的は、官僚の人事権を内閣が握る「内閣人事局」を撤回させる事。
人事が公正に行われたりしたら、官僚は美味い汁を吸えなくなってしまう。


官僚たちは人事権を事務次官が持つことによって政治家には介入させなかった。

それが内閣人事局が人事権を持つことによって、官僚の権力の源泉が失われて、これが官僚には面白くないことだった。

だから官僚たちにとっては、安倍総理は敵であり、第一次安倍内閣は官僚たちによるマスコミへのスキャンダルリーク作戦で退陣に追い込んだ。それがまさかの第二次安倍内閣の発足によって、官僚たちへの「内閣人事局」による報復が始まった。文科省の天下り問題はその一例に過ぎない。

組織の論理から言えば、官僚の人事は行政のトップである総理大臣や各省の大臣が持つのが当たり前ですが、以前は各省の事務次官が人事権を持っていた。だから官僚たちは、内閣の言うことよりも事務次官の言うことを聞いて、内閣総理大臣の言うことは面従腹背だった。

それが「内閣人事局」ができたことで、内閣総理大臣の権力は非常に大きくなった。それが官僚たちには面白くない。だからまたしてのスキャンダルリーク作戦で安倍総理の足を引っ張り出した。政治家のスキャンダルは警察や検察庁の官僚が握って持っている。豊田真由子議員もそうだし、中川俊直議員もそれでやられている。

いずれも二回生議員で安倍チルドレンとマスコミは呼んでいる。安倍総理がどこまで巻き返せるかは国民の支持率次第ですが、マスコミは連日安倍ネガティブキャンペーンを張っている。やらせているのが財務省官僚たちであり、籠池騒動の元は財務省官僚の安倍総理への裏切りにある。

このような官僚たちの裏切り行為に対して、安倍総理が「内閣人事局」を使っての報復人事が行われるだろう。まさに中堅官僚にとっては安倍総理につくか事務次官につくかの選択を迫られる事態となっている。安倍総理が踏ん張りきれれば官僚のスキャンダルリーク作戦も収まるのでしょうが、マスコミも官邸につくか官僚につくかで分かれている。

もっとも、政界でも反安倍の動きが有り、石破・麻生・二階・岸田・菅らの自民党幹部の動きが怪しくなっている。ここでも反安倍に舵を切った石破氏もいれば、安倍政権を支えるかで処遇も違ってくるだろう。問題は安倍政権への支持率であり、共謀罪強行採決では大きく支持率を下げた。

文科省の前川前次官が告発の記者会見を開いて抵抗しているのも、官僚と官邸との権力闘争が主体であり、人事権を取り上げられた官僚の抵抗は続くだろう。しかし安倍政権が長期化すれば官僚への人権発動で、反安倍の官僚たちは飛ばされるから官僚たちも必死だ。

____


スキャンダル情報はCIAが官僚とマスコミに流していた:


日本のジャーナリズムを監視する米軍組織

 神奈川県の座間キャンプ内にある、米軍第500軍事情報旅団「アジア研究分遣隊」Asian Studies Detachmentでは、日本国内で刊行される書物・雑誌等々を網羅的に「チェック」し、米国の政策に反対する人間、反米の思想家・評論家を監視している。

さらに、この軍隊は、こうした反米的思想の持ち主の身辺を「探り」、その金銭関係、異性関係、趣味・性癖の「情報収集」に当たっている。不倫関係、多額の借金、他人に言えない性癖等々の情報を収集し、「反米的な」思想家・評論家・ジャーナリスト・大学教授を「脅迫」し、口封じを行うためである。

 「必要に応じて」こうした情報は日本のマスコミに流され、スキャンダル流布による、特定のジャーナリスト・大学教授「ツブシ」が行われる。これは米軍による「日本支配のための軍事行動」である。そのエージェントが、マスコミである(注1)。

*注1・・・小泉元首相の郵政民営化を厳しく批判した植草一秀教授に対する、捏造スキャンダルによる、司法とマスコミの、リンチ報道・裁判に、その極めて悪質な典型を見る事が出来る。植草教授に対する、この捏造スキャンダル=リンチ事件は、日本から表現の自由・言論の自由が無くなる歴史的出発点として、言論暗黒時代へ向かう分岐点として、50年後、日本現代史にゴシック体文字で印刷・刻印されるであろう。以下、参照。


日本の金融をボロボロにして乗っ取ったのは1992年からのクリントンの対日戦略でした。日本を自分たちが自由に操れる国にしたのです。ロバート・ルービンとローレンス・サマーズを実施部隊の司令官にして、何かあるとサマーズが来日して大使公邸で怒鳴りつけるのです。

  当時、首相だった橋本龍太郎はさすがに行かなかったのですが、幹事長以下の実力者が全員呼びつけられて、「アメリカに逆らうな」と怒鳴りつけられる。そういう政治が行なわれてきました。今もそうです。そのことを知っている日本の新聞記者たちが、なぜかまったく書かない。ここに問題があるのです。

  1998年10月からの“金融ビッグバン”も、橋本龍太郎が無理やり約束させられたものです。当時は、「金融自由化だ」「ビッグバンだ」とあれほど騒がれたのに、今は誰も口にしない。なぜなら、「金融自由化」の掛け声とはまったく逆で、結果的にできあがったのは「金融統制」の体制でした。

  日本は騙されたのです。あの時に外資すなわちニューヨークの投機マネーが自由に日本に入ってこれるようにした。そして少額で日本の大銀行を乗っ取れるようにした。

  この1998年2月、“ノーパンしゃぶしゃぶ事件”を起こし、大蔵官僚たちを計画的に叩きのめしたのです。日銀官僚の福井俊彦(現日銀総裁)もあのリストに入っていました。名刺があった連中は皆さらし者にされ、官僚として出世が止まったのです。

  CIAはこの名簿をインターネット上に流し、さらに愛国派官僚たちが引きずり降ろされる不祥事に発展しました。いわゆる“大蔵落城”です。マスコミはCIAの尻馬に乗って、日銀と大蔵官僚叩きをやったのです。

  この時、すでに自民党の政治家たちは一人ひとり弱みを握られてアメリカの軍門に下っていたのですが、日本の官僚たちはアメリカの言うことを聞かないで抵抗していました。その結果、叩きつぶされたのです。
http://www.h2.dion.ne.jp/~apo.2012/hitokuchi013.html


日本のジャーナリズムを監視する米軍組織

 神奈川県の座間キャンプ内にある、米軍第500軍事情報旅団「アジア研究分遣隊」Asian Studies Detachmentでは、日本国内で刊行される書物・雑誌等々を網羅的に「チェック」し、米国の政策に反対する人間、反米の思想家・評論家を監視している。

さらに、この軍隊は、こうした反米的思想の持ち主の身辺を「探り」、その金銭関係、異性関係、趣味・性癖の「情報収集」に当たっている。不倫関係、多額の借金、他人に言えない性癖等々の情報を収集し、「反米的な」思想家・評論家・ジャーナリスト・大学教授を「脅迫」し、口封じを行うためである。

 「必要に応じて」こうした情報は日本のマスコミに流され、スキャンダル流布による、特定のジャーナリスト・大学教授「ツブシ」が行われる。これは米軍による「日本支配のための軍事行動」である。そのエージェントが、マスコミである(注1)。

*注1・・・小泉元首相の郵政民営化を厳しく批判した植草一秀教授に対する、捏造スキャンダルによる、司法とマスコミの、リンチ報道・裁判に、その極めて悪質な典型を見る事が出来る。植草教授に対する、この捏造スキャンダル=リンチ事件は、日本から表現の自由・言論の自由が無くなる歴史的出発点として、言論暗黒時代へ向かう分岐点として、50年後、日本現代史にゴシック体文字で印刷・刻印されるであろう。以下、参照。


このCIAが日本を含め世界各国の国会議員、政治家達の女性スキャンダル、裏金作り情報、松岡農林水産大臣の「なんとか還元水」問題等の情報を調査・把握し、米国に逆らえば日本の東京地検特捜部に匿名ファックスを送り付けて来る事は日常的に行われている、常識的な「慣例」である。

小泉元総理が学生時代に犯した日本女子大学の大学生に対する強姦事件と、神奈川県警に逮捕された小泉元総理の警察の取り調べ調書も米国側は当然握っていた。小泉はこれで完全に 「操り人形」と化していた。

現在では、極東最大のスパイ組織キャンプ座間にある米国陸軍第500軍事情報大隊が総力を上げ、日本の政治家、企業経営者達のスキャンダル情報の調査・ 蓄積を行っている。

相手は軍隊である。無防備な農林水産大臣1人を「潰す」事は簡単である。
http://alternativereport1.seesaa.net/article/49609103.html

http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/534.html#c1

[国際19] 北朝鮮 午後3時半から「特別重大報道」と予告か NHK 赤かぶ
1. 中川隆[-7306] koaQ7Jey 2017年7月04日 14:45:06 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
空売りして何兆円も儲けるんだろ
http://www.asyura2.com/17/kokusai19/msg/772.html#c1
[政治・選挙・NHK228] 悪夢は繰り返されるのか?安倍官邸「支持率の堤防」がついに決壊 霞が関の「大反乱」で転落は止まらない(週刊現代) 赤かぶ
3. 中川隆[-7316] koaQ7Jey 2017年7月04日 15:16:51 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

安部先生は CIA と官僚とマスコミに嵌められたんだよ

注目の都議選が終わり、結果は小池氏率いる都民ファーストが圧勝となりました。
候補者50人中49人が当選という快挙であり、自民党は大幅に議席を減らし大敗を喫しました。

本来、政策で争われるべき選挙が、スキャンダル叩きの様な選挙になり、本当にこれで良いのか?という疑念が有ります。

しかしまあ、今回の都議選ですが「秘書にパワハラ」「自衛隊からもお願い」「加計学園理事長からの献金」等々、狙いすましたかのように次々に出てきましたね。

出て来たというか、出されてきたというか、明らかに都議選を狙った材料放出が、どうも気になります。


これが総括

官僚はCIAの指示通りに動いただけだから黒幕はCIAなんだ

アメリカは安部さんを解任したいから、スキャンダル情報を官僚に流してマスコミを使って日本人を操作したんだ

官僚は安部さんに都合の悪い自民党のスキャンダルをマスコミに流させた

都民はマスコミに扇動されて官僚の流した嘘を信じた

安部さんは官僚とそのバックのCIAとの闘争に負けた

アホ日本人にはそういう背景が全くわからない


官僚側の目的は、官僚の人事権を内閣が握る「内閣人事局」を撤回させる事。
人事が公正に行われたりしたら、官僚は美味い汁を吸えなくなってしまう。

官邸への報復

加戸守行前愛媛県知事の証言

加計学園の獣医学部新設が問題になっているが、メディア主導で変な方向に向かっている。前川という前文科省事務次官が、行政が歪められたと官邸を告発した。しかし実態を調べると、むしろ正反対の話がどんどん出て来る。

最近の産経新聞や日テレニュースだけがその正しいと思われる経緯を少し伝えている。しかし主要な新聞やテレビはこれらのことをどういう理由か伝えない(調べれることは簡単に分ることばかり)。まず今治における獣医学部新設は、加戸守行前愛媛県知事達が10年以上前に立ち上げた四国4県(四国は獣医師不足が深刻)のプロジェクトであった。しかし加戸氏が獣医学部新設で先頭に立って奔走したが、獣医師会や自民党の獣医師議員連盟が猛烈に反対し実現が難しかった。ところが民主党政権が発足し局面が変わった。地元選出の民主党の白石洋一衆議院議員が獣医学部新設に取組み始めたのである。ところで当初から獣医学部新設に積極的だったのは加計学園であり、加計が学部新設するものと想定されていた。民主党・鳩山政権の終盤には構造改革特区で「対応不可」から「実施に向け検討」に格上げされた。

また先週号で述べたように、加計学園の地元である岡山選出の民進党の高井崇志衆院議員や江田五月最高顧問などもこの案件を積極的に押し進めた。このように加計学園の獣医学部新設は、自民党ではなく元々は民主党・民進党の案件であった。ところが新設が実現する寸前になって、今度は民主党の中にこれに反対する獣医師議員連盟ができた。安倍総理と加計学園の理事長の仲を国会で追求した玉木雄一郎民進党幹事長代理などは、この民主党獣医師議員連盟の事務局長であり獣医師会から政治献金を受けていた(父と弟は獣医師)。


日本のメディアは、安倍総理と加計理事長が友人だからの獣医学部新設が実現したというストーリを作っている。そのため安倍総理と加計理事長が一緒に写っている写真は何回となく放送されてる。しかしこのような報道は明らかに印象操作である。要するに安倍総理が友人のために行政を曲げて、獣医学部新設を実現したという事実とは異なる話を作り上げることが目的である。

安倍総理は、国会でこのストーリを何回も否定している。しかし作り上げられた嘘話を否定することは難しい。特に反安倍の報道機関がこぞってこのストーリを毎日流し続けているため、世間の人々はこの嘘話を半分以上信じている。


加戸前愛媛県知事はこの話を即座に否定している。またテロ等準備罪(共謀罪)がなければ、獣医学部新設は話題にもなっていなかったと感想を述べている。つまりテロ等準備罪(共謀罪)の法案成立を阻止したいメディアが、一斉に加計学園問題に飛びついて安倍総理を攻撃したと述べている。筆者も同感である。

加戸氏は文科省の官僚OBで、偶然にも前川前文科省事務次官の上司であった。加戸氏は「前川君は地方の獣医師不足の実状を全く知らないのだろう」と言っている。また驚くことに加戸氏は安倍総理と加計理事長が昔からの友人だったことは全く知らなかったという。

ちなみに加計理事長は安倍総理と昔からの知り合いであるが、一方で獣医学部新設で動いてくれている民進党の高井崇志衆院議員や江田五月最高顧問とも親しい。両者と加計理事長が一緒に写っている写真を筆者はネットで一度見たことがある。どうも加計理事長は自民党だけでなく民進党も強く支援してきたと見られる。


次に考えることは、前川前文科省事務次官が「官邸によって行政が歪められた」「加計ありきでことが進んだ」と告発した目的である。反安倍のメディアは、前川氏の告発を「正義の告発」「硬骨漢の元官僚が官邸に立ち向かっている」という話に仕立てている。これは前川氏の狙い通りであった。また前川氏の思惑通り、加計学園疑惑は連日報道され野党を巻込み大騒ぎになった。

前川氏は森友学園問題が「総理への忖度」ということで大騒ぎになっているのを見て、部下が作った「官邸の意向」という文言のある文章をマスコミに送ったと筆者は考える。朝日新聞や週刊文春は情報元を隠しているが、文章は前川氏が送ったものと一般には見られている。どうも問題の文章をマスコミ各社が受取ったが、新聞の中で取上げのは朝日だけだったようだ。ただし前日夜にNHKもこれを流したが「官邸の意向」という部分は伏せられていたという話である。


天下り斡旋、出会い系バー、新国立競技場

「官邸によって行政が歪められた」という前川氏の言い分はもちろんマスコミ向けであり、真相ではないと筆者は言いたい。どう見ても文科省の天下り問題が発覚し、就任からわずか6ヶ月で事務次官職を辞任するよう官邸に迫られたことへの「報復」と見るのが妥当である。これは永田町・霞ヶ関では常識になっていると思われるが、マスコミは分っていてもほとんどこれに触れない。「正義の告発者」という自分達が勝手に作ったストーリを壊したくないのである。ちなみに「官邸の意向」といった文言は、加戸前愛媛県知事が現役の文科省官僚時代にもよく使ったという。

文科省は組織的に天下りの斡旋を行っていた。昔はこのようなことを他の官庁でも行っていたが、これが禁止されてからは組織的にやっていたのは文科省だけであった。このことは天下り斡旋禁止令を作った張本人である高橋洋一氏がテレビで指摘している。高橋氏は「こんな法律に引っ掛かるなんて文科省は本当にアホだ」と言っていた(他の官庁はもっと巧妙にやっているのであろう)。しかもその中心人物が前川事務次官だったという話も出ている。


「出会い系バー」への出入りも、当然、辞任に関係していると思われる。前川氏は昨年9月頃に杉田副官房長官からこの件で叱責されている。この「出会い系バー」は暴力団関係者が経営しており、常に警察にマークされていた。警察庁出身の杉田官房副長官にこの情報が届いたと見られる。官邸は読売新聞が報道するまでこの話を知らなかったと言っているが、おそらく前から知らされていたと筆者は見ている。

天下りの斡旋の話に戻れば、何かと官邸に反抗していた文科省の局長がある大学に斡旋され天下っていたことを官邸が見つけ腹を立てたという。この違法な天下り斡旋が発覚し、官邸は前川事務次官に斡旋に関わった文科省幹部への処分案を作るよう命じた。前川氏はこれに応じ処分案を作成し官邸に持って行った。ところがこの処分案の中に、なんと前川事務次官自身の名がなかったという(前川氏は斡旋の中心人物と目されているのに)。さすがにこれに官邸は立腹し前川氏にとうとう辞任を迫ったようである。菅官房長官の「前川事務次官は自分の地位に恋々としていた」というセリフはこのような経緯があったからと考える。


「官邸によって行政が歪められた」うんぬんのセリフは明らかにマスコミ向けであり、官邸告発の真相とは関係がないと筆者は考える。そもそも前川氏は獣医学部新設に関心はなかったと筆者は見ている(上司であった加戸守行前愛媛県知事の「前川君は地方の獣医師不足の実状を全く知らないのだろう」発言でも明らか)。実際、月間文芸春秋7月号に前川氏の手記が掲載されているが、そこでも加計学園の獣医学部新設に自分は関わってこなかったと述べている。当然、6ヶ月で事務次官を辞めさせられたことが原因と考える。たまたま「官邸の意向」という告発に都合の良い文章(部下が言い訳のために作った嘘と本当が混じった)が手元にあったと見るのが自然であろう。

辞任を迫られた前川氏は「天下りの斡旋は他の省庁でもやっている」と反論したという話がある。ところが最近の2回目の記者会見では「天下り斡旋が禁止されていることを知らなかった」と言い方を変えていると高橋洋一氏が指摘している。しかし前川氏を持上げているマスコミは、このような点を全く追求しない。


前川氏が深く関わっていたのは新国立競技場の建設であった。しかし旧競技場の解体費用が異常に増えたり、設計に無理があり期限までに完成するか不安視されていた。政府は建築の素人である文科省に任せておく訳には行かないと判断し、急遽、競技場建設の主体を国交省に変更し設計のコンペをやり直した。この時動いたのが国交省出身の和泉首相補佐官と言われている。前川氏の口からよく和泉首相補佐官の話が出るのは、このことが影響していると筆者は見ている。

国民の7割が加計学園問題の真相が分らず何かを政府が隠していると思っていると言う。しかしそれは大々的に問題を取上げている大手メディア(一部を除く)が、本誌の先週・今週号で述べたような本当と思われることに全く触れないからである。本誌の先週号と今週号の内容は、新聞・テレビで見聞きしネットで調べたことに筆者の若干の憶測を加えたものである。しかし個人的な特別ルートで得たような情報は一切含まれていない。要するにちょっと調べれば全て分ることばかりである。
http://www.adpweb.com/eco/


前川前次官が騒いでいる本当の理由は、「自分の方が総理大臣より身分が上だ」という事です。

総理より地位が高い事務次官

加計学園をめぐる「忖度」騒動は前川喜平・前文部科学事務次官の告発から騒動が広まった。

なぜ前川氏はこのように安倍首相を憎み、敵愾心を露にして噛み付くのか、事務次官という身分階級を知らないとわかり難い。

各省庁の事務次官は「次官」なので文字を読んだだけでは「2番目の事務員」かなと思うが、実際には省庁の大統領のような地位にある。

         

事務次官は表向きの法律では大臣を補佐する役割だが、実際には大臣を上回る最高権威です。

大臣と事務次官の関係については、2001年に小泉内閣で外務大臣を(9ヶ月だけ)勤めた田中眞紀子議員が良く喋っていた。(喋りすぎた)

その前に田中眞紀子が外務大臣に選ばれた理由を説明すると、2001年4月の自民党総裁選で小泉純一郎を当選させた功労者だった。


超不人気だった森首相が退陣し、次の首相は橋本龍太郎で決まりと言われていて、国民は「またあのバカ総理か」と失望していた。

小泉純一郎は出馬しても負けそうなので立候補するつもりはなかったが、当時人気絶頂だった田中眞紀子が「あんた出なさいよ」とけしかけたと言われている。

人気者の眞紀子に後押しされて小泉旋風が吹き、めでたく総理大臣になり田中眞紀子は論功行賞で外務大臣になった。


欧米メディアは「次の総理は田中眞紀子」「初の女性総理誕生へ」と報道し、小泉自身より人気が高かったほどだった。

その大功労者が些細なことで外務官僚と対立して、クビになったのは田中眞紀子大臣の方だった。

日本政府の方針と異なる発言を、外相として勝手に発言したり、外相会談のドタキャンなど様々な出来事があった。


官僚を激怒させた安倍首相の行為

だが一番の対立点は「外務大臣と事務次官のどちらに人事権があるか」という事で、眞紀子大臣は自分に逆らう事務次官の更迭を小泉首相に要求した。

結果は書いたとおり、クビになったのは大臣のほうだったので、大臣の人事権は事務次官が握っているが、逆はありえない。

法律はどうであれ大臣より事務次官のほうが地位が上なのが日本の制度であり、主要な省の事務次官となると総理大臣より地位が上である。


ロッキード事件で田中角栄元首相が逮捕されたが、事務次官は決して逮捕されず、責任を取らされたりもしない。

思い出して欲しいがあらゆる政治スキャンダルで責任を取るのは大臣と総理だけで、事務次官や官僚はマスコミから責任の追求すらされない。

もし事務次官が責任を取らされるような事が起きれば、明治以来の大事件であり、絶対に有り得ない筈だった。


朝日新聞は平気で天皇や総理大臣の悪口を書くが、それでいて事務次官の悪口を絶対に書かず、官僚は神聖にして汚すべからずを貫いている。

朝日新聞も日本の最高権力者が怖いのであり、許認可権から逮捕権、裁判権まで握っている官僚たちには逆らいません。(最高裁判官も官僚)

その有り得ないはずの事が森友、加計騒動の根源である文部科学省で起きていて、事務次官がクビになっていました。


「キXXX」の言い分

前川喜平前事務次官は退職した文部官僚が民間機関に天下りする仲介役をしていて、2017年1月20日に辞職した。

2017年3月に懲戒免職になる予定だったが、文部省側は猛反発しして自主退職になったうえ、退職金5000万円以上が支払われた。

軽い処分で済んで助かったように見えるが、官僚目線では「どうして上司である事務次官が部下である総理大臣から追放されるのか」という事になる。


ニュースを見ていると異常な事件で犯人が意味不明な事をしゃべる場合があるが、「キXXX」の言い分は彼らにしか分からない。

前川喜平と官僚たちには「総理大臣風情がでかい面しやがって」「今に見ておれ小僧」という恨みだけが残ったようです。

そして文部科学省は自分のスキャンダルである森友、加計を暴露する事で安倍首相を糾弾するという捨て身の戦法に出た。


過去の政治スキャンダルで責任を問われたのは政治家だけで、官僚が罪に問われた事は無いので、こうした戦法は実は良く行われている。

大阪地検や東京地検は森友加計を捜査しているが、検察官僚の身内である文部官僚は決して捜査対象にならない。

うまく行けば前川喜平前事務次官は高給で天下りできるだろうし、それどころか政治家として権力を握る事もできる。


突き詰めると官僚と総理のどちらが上か、どちらが日本の権力者かという対立です。
http://www.thutmosev.com/archives/71597964.html


本当の戦いは官僚の人事権

安倍政権は2014年)5月30日に内閣人事局を設置し、それまで各省庁がやっていた官僚人事を、官邸で行う事とした。

つまり今まで官僚の人事は官僚自身が決めていて、総理大臣や国会といえども絶対に口を出す事は出来なかった。

それを今日から総理大臣が官僚人事を決めるとなったので、官僚側は猛反対し財務省を中心に反安倍闘争を展開した。


2015年ごろに安保法制が異様な盛り上がりを見せ、日本中のマスコミが左翼化したかのように(左翼だが)反自衛隊、反米軍キャンペーンを始めた。

日本の全マスコミに対して一斉に指示を出せるのは官僚だけで、反安保闘争を操っていたのは財務省だったと見られる。

財務省はすべての省庁の財政を握っており、クビを横に振れば簡単に干す事ができるからです。


財務省の強大な権限は官僚自身が人事権を握っているからで、人事権が総理に移れば権力も総理に移ってしまいます。

安倍首相が消費増税に反対しているのもあって財務省は安倍政権を潰したくてしょうがなく、加計問題は渡りに船でした。

今冶の山奥の獣医学校は本当はどうでも良く、官僚特に財務官僚と安倍首相との、官僚人事権を巡る闘争なのでした。


そこに乗っかって安倍首相を退陣に追い込んで自分が総理になろうとしているのが、石破・麻生・二階・岸田・菅らの自民党幹部たちで、必ずしも安倍首相の味方ではない。

石破氏ははっきりと野党に加勢して安倍首相を退陣に追い込む姿勢を見せていて、狙いは次期総理です。

こうした「安倍包囲網」に乗っかっているのが野党や小池勢力で、都議会選挙は小池新党に有利だといわれています。
http://www.thutmosev.com/archives/71561248.html


官僚とマスコミが反安部扇動をしている理由

日本の官僚に指示を与えて動かしている日米合同委員会とは


日本政治を図らずも30年近く見てきて、いつも不思議に感じてきたことがある。

それは、「地方分権」と言われながら、いまだにすべての情報は中央、東京に集中し、内政における大枠の情報がほとんど東京に集中していることである。しかも国家主権にわたる外交、安全保障、国の経済政策、教育政策、福祉政策、医療政策、その他の分野でも大きな方針、政策は、すべて霞ヶ関から、国会議員に「勉強会」という形で官僚から卸されてくるのである。

そこで国会議員になった人間は、その中の一つか二つの分野に精通し、期数を重ねることによっていわゆる族議員というものになって、その内政の利権のお裾分けに預かる。この仕組みが、今も続く戦後の日本政治である。

さらに不思議なことは、その霞ヶ関に大きな政策を棚卸ししてくるのが、戦勝国であるアメリカなのである。

今回は、その大きな役割の一つを担っている「日米合同委員会」なるものを改めて紹介したい。不勉強の小生はこの組織のことを知ったのが、十年ちょっと前である。2011年の311以降、ネットや一部の本でもやっと言及されるようになったが、多くの日本人はマスコミがほとんど報道しないので全く知らないのではないだろうか。

そのためにいまだに一般の日本人には、認識されていないが、「日米合同委員会」というものが、戦後日本政治をコントロールしてきた最重要会議であることは間違いないのである。憲法で規定された国権の最高機関である国会を現実には超越していると言っても過言ではない。今回の安保法制を巡ってもテレビのニュース等で、あたかも日本が独立国としてこの法制を審議しているかのような報道がなされているが、残念ながら、このような報道は戦後に創られた共同幻想を維持するためものでしかない。


ところで、話題の書である矢部宏治氏は『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』で、矢部宏治氏は、「日米合同委員会」についてこう書いている。


日本はなぜ帰途と原発を止められないか


「官僚というのは法律が存在基盤ですから、下位の法体系(日本の国内法)より、上位の法体系(安保法体系)を優先して動くのは当然です。裁判で負ける側には絶対に立たないというのが官僚ですから、それは責められない。

しかも、この日米合同委員会のメンバーがその後どうなっているかを調べてみると、このインナー・サークルに所属した官僚は、みなそのあと、めざましく出世している。

とくに顕著なのが法務省で、省のトップである事務次官のなかに、日米合同委員会の元メンバー(大臣官房長経験者)が占める割合は、過去17人中12人。そのうち9人は、さらに次官より格上とされる検事総長になっているのです」


日米合同委員会の構成メンバーを見ると、米側がほとんど軍人である。

米側代表は在日米軍司令部副司令官である。

代表代理として在日米大使館公使、在日米軍司令部第五部長、在日米陸軍司令部参謀長、在日米空軍司令部副司令官、在日米海軍司令部参謀長、在日米海兵隊基地司令部参謀長である。在日米軍の軍人が威嚇するかのごとく居並んでいる。


日米合同委員会の日本側代表は外務省北米局長である

代表代理は、法務省大臣官房長、農林水産省経営局長、防衛省地方協力局長、外務省北米局参事官、財務省大臣官房審議官である。選挙で選ばれた政治家は一人も入っていない。


これは極めて象徴的な演出で、米国側は意識的に軍人を出している。現在も日本が米国の軍事占領下にあることの象徴なのだろう。わかりやすく言えば、日本官僚はネイティブの日本支配者であり、在日米軍の意向を受けて官僚の利権を維持拡大しているというわけである。

そして、日米合同委員会から多くの検事総長を出す。そして日本の対米隷属に異を唱え、真の独立を目指す人間を裁判にかけて攻撃する。その対象になったのが、最近では小沢一郎氏であった。

また、日米合同委員会で決まったことが公表されることはない。記録として残されることもない。いわば密約である。それが日本官僚を通じて政権与党である自民党に降ろされている。前回のレポートでも指摘した覇権国である米国経済の実情を考えると、もっと多くの日本人がこのことを知るべき時を迎えている。


日米合同委員会1日米合同委員会2

下記の参考資料を読んでいただければ、総理になった人間ですら、日米合同委員会のことを知らなかったことがわかる。日本の政治は見事なまでに空洞化しているのである。


<参考資料>

(*週プレNews 2014年12月16日より)

「日本はなぜ基地と原発を止められないのか」で話題の矢部宏治が鳩山友紀夫と“日本の真の支配者”を語った!


矢部宏治

鳩山友紀夫元首相(右)と矢部宏治氏が日本が「真の独立国」として新しい戦後を歩むための方法を議論


<民主党・鳩山政権の崩壊と沖縄の基地問題を出発点に、日本の戦後史を振り返った話題の新刊

『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』(集英社インターナショナル)
https://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%9C%E3%80%81%E3%80%8C%E5%9F%BA%E5%9C%B0%E3%80%8D%E3%81%A8%E3%80%8C%E5%8E%9F%E7%99%BA%E3%80%8D%E3%82%92%E6%AD%A2%E3%82%81%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%8B-%E7%9F%A2%E9%83%A8-%E5%AE%8F%E6%B2%BB/dp/4797672897


の著者・矢部宏治(やべ・こうじ)氏。
そして、まさにこの本を執筆するきっかけとなった鳩山友紀夫元首相。

このふたりが、辺野古移設反対派の圧勝に終わった11月の沖縄県知事選や総選挙を踏まえ、事実上、今も米軍の占領状態が続いているこの国の姿と、日本が「真の独立国」として新しい戦後を歩んでいくためにはどうすればいいのか、その方法を考えた!>


首相の時はわからなかった「見えない敵」の正体

―まずは鳩山さんに、矢部さんの本を読まれた率直な感想から伺いたいのですが?


鳩山  正直申し上げて“ぶったまげた”というか、矢部さんがここまで勇気を持って取材され、この本を書かれたことに敬服しました。先にこの本を読んでいれば、私も総理を辞めずに済んだかもしれない、と(笑)。

もちろん、私は自分の非力について言い訳する気はありません。総理として一度は沖縄県民に期待感を与えながら(県外移設を)実現できなかったのは私に大きな責任があります。

ただ、この本を読んで、当時、自分がもっと政治の裏側にある仕組みを深く理解していれば、結果が違っていた部分もあるのかなとは思いました。それだけに、自分が総理という立場にありながら、この本に書かれているような現実を知らなかったことを恥じなきゃいかんと感じるわけです。


矢部  鳩山さんは以前、インタビューで「官僚たちは総理である自分ではなく『何か別のもの』に忠誠を誓っているように感じた」と言われていましたが、その正体がなんであるか、当時はわからなかったのでしょうか?


鳩山  物事が自分の思いどおりに進まないのは、自分自身の力不足という程度にしか思っていませんでした。本来ならば協力してくれるはずの官僚の皆さんには、自分の提案を「米軍側との協議の結果」と言って、すべてはね返されてしまって。分厚い壁の存在は感じながらも「やっぱりアメリカはキツイんだなぁ」ぐらいにしか思っていなかった。その裏側、深淵の部分まで自分の考えは届いていなかったのです。

 しかし、矢部さんのこの本はもっと深いところで米軍と官僚組織、さらには司法やメディアまでがすべてつながって一体となった姿を見事に解き明かしてくれて、いろんなことが腑(ふ)に落ちました。この本を読んで、目からうろこが何枚落ちたかわからないくらい落ちましたね。


矢部  在日米軍と日本のエリート官僚で組織された「日米合同委員会」の存在は、当時ご存じなかったということでしょうか?


鳩山  お恥ずかしい話ですが、わかりませんでした。日米で月に2度も、それも米軍と外務省や法務省、財務省などのトップクラスの官僚たちが、政府の中の議論以上に密な議論をしていたとは! しかもその内容は基本的には表に出ない。

 私が総理の時にアメリカから「規制改革をやれ」という話があって、向こうからの要望書に従って郵政の民営化とかがドンドンと押しつけられた。そこで「この規制改革委員会はおかしいぞ」というところまでは当時もわかっていたのですが。


矢部  日米合同委員会は基本的に占領以来続く在日米軍の特権、つまり「米軍は日本の国土全体を自由に使える」という権利を行使するための協議機関なのですが、この組織が60年間続いていくうちに、そこで決まったことには、もう誰も口出しできないという状況になってしまった。

 なかでも一番の問題は、日米合同委員会のメンバーである法務官僚が、法務省のトップである事務次官に占める割合は過去17人中12人、そのうち9人が検事総長にまで上り詰めている。つまり、米軍と日本の高級官僚をメンバーとするこの共同体が、検察権力を事実上握っているということなんです。

 しかも、在日米軍基地の違憲性をめぐって争われた1959年の砂川裁判で、当時の駐日米国大使だったダグラス・マッカーサー2世が裁判に不当な形で介入し、「日米安保条約のような高度な政治性を持つ問題については、最高裁は憲法判断をしない」という判例を残してしまった。ですから日米合同委員会の合意事項が仮に憲法違反であっても、日本国民にはそれを覆(くつがえ)す法的手段がない。


鳩山  それはつまり日米合同委員会の決定事項が、憲法も含めた日本の法律よりも優先されるということですよね。そのことを総理大臣の私は知らなかったのに、検事総長は知っていたし役人も知っていたわけだ。


矢部  ですから、鳩山さんの言う「官僚たちが忠誠を誓っていた何か別のもの」、つまり鳩山政権を潰(つぶ)したのは、この60年続く日米合同委員会という米軍と官僚の共同体であり、そこで決められた安保法体系だというのが現時点での私の結論ですね。


―そうした仕組みの存在を知った今、鳩山さんはどのような思いなのでしょうか。

鳩山  日米合同委員会に乗り込んでいきたいぐらいだね。「何をやってるんだ、おまえら!」みたいな感じで。

 ただ、そういうものが舞台裏で、しかも、憲法以上の力を持った存在として成り立っていたとしても、決してメディアで報道されることもないし、このメンバー以外にはほとんど知られないような仕組みになっているわけですよね。


矢部  このような「見えない力」の存在は、政権内にいないと、野党の立場ではまったく知り得ないものなのでしょうか?


鳩山  私も自民党時代がありましたので、8年は政権党にいたわけですが、当選1回や2回の新人議員の間は、官邸内部で何が動いているか知りようもありませんでした。でも与党の一員としては扱ってもらっていたと思います。

 それが野党となると、与党、特に与党の中枢の方々とは情報量が圧倒的に違う。官僚も野党に話す場合と与党に説明に行く場合では、丁寧さも説明に来る人の役職も全然違う。そのぐらい野党に対しては、官僚は区別し、冷たい対応をしていました。

 つまり、自民党政権と官僚機構が完全に一体化していたということです。野党は圧倒的に情報過疎に置かれているのは事実で、国民はその野党よりも情報が少ない。

 この先、特定秘密保護法によって、ますます国民には何も知らせない国になるわけで、非常に恐ろしいことだと思います。


日本全土が「米軍の基地」という現実

矢部  「横田空域」という、1都8県の上に米軍が管理している広大な空域がありまして、日本の飛行機はここを飛べない。これなんか典型的な「米軍が自由に日本の国土を使える」事例ですね。


鳩山  私も横田空域のせいで、日本の航空会社が非常に不自然な飛行ルートで飛ばされていることは知っていましたが、「沖縄と同じように、米軍の優位性というのが東京や関東周辺にもあるんだな」という程度にしか理解していなかった。

 しかし、具体的に図を見ると、関東上空がこれほど広範囲に米軍に「占領」されているという事実に仰天しますよね。沖縄だけではなくて、実は日本全体がアメリカに今でも支配されているも同然ですから。


矢部  飛行ルートの阻害もありますが、それより問題なのは、米軍やCIAの関係者が日本の国境に関係なく、この空域から自由に出入りできる、入国の「裏口(バックドア)」が存在することです。これはどう考えてもおかしな話で、こんなことは普通の主権国家ではあり得ません。

 この問題なんて国際社会にアピールしたら、みんなすごく驚くと思うんです。これは今、日本で起きているほかの問題、特に原発の問題にも絡んでくる話ですが、日本という国が置かれている状況の歪(ゆが)みやおかしさを伝えるいい事例になると思っています。

 結局、日米安保条約とは、米軍が「日本の基地」を使う権利ではなく、「日本全土」を基地として使う権利を定めたものなのです。

 旧安保条約の第1条で米軍にその権利が認められ、60年の安保条約で文言は変わっていますが、その権利は残されている。これを「全土基地方式」というのですが、これはなんとしても国際社会にアピールして変えていかないといけない


鳩山  矢部さんの本だと、米軍がそんなことをできる根拠は、敗戦国である日本を今でも「敵国」と見なした、国連憲章の「敵国条項」があるから、という話でしたが。


矢部  そこの説明は少し複雑で、旧安保条約第1条には、そうしたメチャクチャな軍事利用のあり方は、日本側が望み、アメリカ側がそれに応えたものだということが書かれている。そうした戦後処理を日本が望んだ以上、日本の主権や国民の人権がいくら侵害されていても、国連は口を出せないというロジックになっているんです。一種の法的トリックと言ってもいい。

 ですから、日本にちゃんとした政権が誕生して、国際社会で堂々と議論し、「全土基地方式はやめてくれ」と言ったら「それは敵国条項があるから無理だ」とは絶対ならないと思います。


米軍の占領状況を米国民に訴えろ!

鳩山  矢部さんのような方の努力もあって、私もようやく目隠しが外れて真実が見えてきたわけですが、問題はそこから先をどうするかです。やはり一部の人たちだけが目隠しを外すんじゃなくて、日本の国民の多くに触れられるPR戦術というか、日本の戦後の背後には何があるのかをきちんと解き明かす手段が必要だと思いますね。

 それと、日米関係に関わっている米軍関係者を除けば、アメリカの議会や国民は日米合同委員会なるものがどういう役割を果たしてきたのか、それが今も日本の主権をさまざまな形で侵害している事実も知らないと思います。しかし、こうした状況はアメリカの国民から見ても「異常なこと」だと映るはずですから、われわれが海外、特にアメリカの議会や国民に対して「日本は今も事実上、米軍に占領されているけれど、本当にこれでいいのか?」と訴えることが重要です。


矢部  情報発信という意味では、今、ドイツなど多くの国が日本の原発汚染に対して「何を考えてるんだ!」って相当に怒っている。基地の問題だけだと「勝手にやっててくれ」となるかもしれないけれど、原発の問題はそうはいかない。全地球的な問題です。

 あれだけ深刻な原発事故を起こした日本がなぜ、今再び原発推進への道を進もうとしているのか? その背景には「日米原子力協定」という、自国のエネルギー政策すらアメリカの同意なしには決められないという、客観的に見ても非常に歪(いびつ)な構造がある。それをうまく国際社会にアピールできたら、こうした日本の歪んだシステムに世界の光が当たる可能性はあります。


鳩山  そうですね、日本のメディアも完全に取り込まれてしまっているのであれば、基地の問題だけではなく、原発も併せて海外に訴えるほうが、圧倒的に意義があると思います。

ただし、そうした「外圧」に頼るだけでなく、結局はこの国の政治を変えない限り、そして多数派にならない限り、こうした流れは大きく変えられません。


*2015.03.16 NEWSポストセブンより

「米軍幹部と日本の官僚が進路決める「日米合同委員会」の存在」


東京都港区南麻布。都内屈指の閑静な高級住宅地も、そこだけは異空間が広がる。

入り口には屈強なガードマンが立ち、脇には「100%、IDチェック」と書かれた案内書きがある。米軍施設の「ニューサンノーホテル」である。


 在日米軍関係者は、

「ここは赤坂の米国大使館以上に、米国にとって重要な施設。表向きは来日した米軍関係者の宿泊施設ですが、米海軍情報部や CIA の拠点が置かれていて、日米のインテリジェンスの集積地です」

と説明する。

 日本のメディアどころか、政治家も立ち入れない。そんな場所で、日本の高級官僚と在日米軍関係者は、定期的に会合を重ねていた。それが日米合同委員会後述するが1960年に締結された日米地位協定(※注1)をどう運用するかを協議する実務者会議だ。


※注1/1952年に旧安保条約と同時に発効した「日米行政協定」が前身。1960年に日米安全保障条約を締結した際に改めて交わされた。 

そこでは、日本の安全保障の根幹に直接かかわる問題から、米軍基地と周辺住民の諍いまで協議される。 前者は在日米軍基地の移転・縮小、米海兵隊の新型輸送機オスプレイの配備といった問題、後者は基地内のゴミ処理、航空機の騒音問題などだ。

かつては、米兵の犯罪並びにその処遇も、開かれた法廷ではなく、密室の話し合いによって、解決がなされたこともあった。 

日米合同委の組織は、米国側は在日米軍司令部副司令官、在日米大使館公使など、日本側は外務省北米局長を代表として法務省大臣官房長、防衛省地方協力局長といった面子だ。

 日本側の代表者及び代表代理は、将来的に事務次官を狙えるポストにある。そんな高級官僚が、在日米軍や米大使館の有力者と密議を交わすことから、日米合同委は「影の政府」との異名もつく。

 ただし、彼らが一堂に会するわけではない。同委員会は、基地問題、刑事、環境など35の分科会や部会に分かれ、担当ごとに参加者が決まる。実際に出席したことのある官僚が明かしてくれた。


「日米の責任者(担当者)が最低一人、書記および通訳などの職員が最低二人は出席する。対話は基本的には日本語で行なわれますが、日本側も英語の話せる通訳を連れているため、微妙なニュアンスで日米の解釈が異なるという事態は生じない」


 関係者らの話をまとめると、毎月2回ほど開かれ、開催場所は米国と日本で持ち回りとなる。米国ならニューサンノーホテル、日本の場合は外務省を中心に、分科会や部会ごとに代表者の所属する官庁内で開催されているという。

 だが、会合の中身は一切明かされない。合意の一部は外務省、防衛省のホームページに公表されているが、それも簡潔に記されているだけだ。

 同委員会を所管する外務省北米局に日米合同委の詳細を問い合わせても、「回答できるのは、既に公表しているものだけ」の一点ばりで、防衛省広報課に問い合わせても、「外務省が所管なので、外務省に聞いてください」という堂々巡りだった。


 元琉球新報論説委員で、在日米軍基地問題に詳しい沖縄国際大学大学院教授・前泊博盛氏は語る。


「日米合同委に合意内容を公表する義務はない。日米双方の合意がない限り公表しない取り決め(※注2)になっているからです。」


※注2/1996年2月に、日米両政府は日米地位協定の9項目についての運用改善で合意。「日米合同委員会の公表」もそこに含まれた。しかし、結果的に「合意内容」の公表こそ一部改善はされたものの、会合内容が公表されることはなかった。


 「基本的に軍事関係の取り決めなので米軍側は、情報を出したくない。また、米軍に有利に推移した合意内容を表に出して、日本人の神経を逆なでしたくないという思いもある。日本側としても、米国との交渉に負けた、との誹りを避けるために、できるだけ隠密に事を収めたい」


 必然的に日米合同委は「密約の温床」になってしまう。(終わり)
http://www.yamamotomasaki.com/archives/1991  


http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/540.html#c3

[お知らせ・管理20] これが阿修羅に巣食う電通工作員 中川隆
106. 中川隆[-7316] koaQ7Jey 2017年7月04日 19:36:10 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

阿修羅掲示板 - Wikipedia

★阿修羅♪掲示板(あしゅらけいじばん)は、インターネット電子掲示板サイトの1つ。
主にオカルト、陰謀論に関する話題を取り扱っている。


歴史

1995年4月11日、オウム真理教との関係をニュースステーションで取り上げられる。また 文藝春秋 (雑誌)、Bartなどでも掲載される。

1995年12月、インターネットホームページとして登場

1997年3月、電子掲示板を開設
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%98%BF%E4%BF%AE%E7%BE%85%E6%8E%B2%E7%A4%BA%E6%9D%BF


真実は阿修羅掲示板にある! [転載禁止]©2ch.net

152地震雷火事名無し(帝国中央都市)2016/02/16(火) 22:34:10.44ID:WGKhI5mn

投稿者がみんなイカレてる

153 地震雷火事名無し(わたあめ)2016/02/16(火) 23:10:21.89ID:1n8hyCvt

汁と魑魅魍魎男と taked4700 と会員番号4153番の自爆投稿で信用ど度0のオカルト掲示板になりました

6 地震雷火事名無し(庭)2015/11/25(水) 18:32:18.36ID:bOzUwbff

以前阿修羅はオームの信者が作ったとか聞いたお


402 地震雷火事名無し(東京都)2016/06/08(水) 18:51:08.54ID:ZW4MpKnV

オウム真理教運営の掲示板て本当?


440 地震雷火事名無し(家)2016/06/18(土) 13:25:54.01ID:1WbxG64Q

おまいら、阿修羅は元々オウム教団の関係者が始めた板だってこと知らないのかよw

オウム騒動のときにオウム捜査の内部情報がリークされている出色の情報源で、マスコミの一部の注目を浴び、

立花隆がオウムカルトの情報源として絶賛したせいで、おまいらのような一般の愚鈍どもが寄りつくようになったって事実を知らないのか?

おまいらは所詮ゴキブリなんだよw


157 地震雷火事名無し(庭)2016/02/18(木) 12:30:56.41ID:OC+vyhQm

管理人が麻原のシンパ。w
やっぱ真理教だね。w

169 地震雷火事名無し(庭)2016/02/19(金) 13:33:35.85ID:WsceSgLQ

麻原支持者の管理人が作った変なシステム。
妄想全開で楽しそうだな。


580 地震雷火事名無し(庭)2017/02/24(金) 12:13:18.13ID:oPUR7Uid

シールズ・ミドルズ・オールズなんてのが、むかし流行ってた。

「チミ」「汁」「ボケ」「阿修羅」とかいうホーリーネームのやつらは、「オウムズ」でよろしいと思います。

162 地震雷火事名無し(庭)2016/02/18(木) 23:53:20.99ID:/nAb3h3r

管理人が言うには、地下鉄サリン事件は国家による陰謀だそうだ。
こりゃかないませんな。w

ふくいち事故被災者は陰謀論に関わってる暇など無いのだが。
陰謀論に疑問を持ったら工作員って、なんだよ。

麻原のスパイ妄想と同じじゃん。
とんだ有害サイトでした。

アイツらオウムだよ。w
たとえ入信してなくても、脳内は同じ。

ケムトレイルとかB層とか善悪二極化とか、分かって見ると、オウムと同じ思考だな。w


170 地震雷火事名無し(庭)2016/02/19(金) 14:49:03.29ID:gmlVI3gO

プチ尊師が経営するプチアレフ掲示板。

ぜんぜん反原発じゃないじゃん。
アナーキズムでもマルキシズムでもポストモダニズムでもシュールレアリスムでもない。
インボーロンw

ちゃんとカルト宗教の掲示板だって書いといてほしいな。

玉石混淆と言いながらポアすんなw


184 地震雷火事名無し(庭)2016/02/21(日) 19:56:07.40ID:QdVcOFNS

管理人が言う「サリン事件陰謀説」が、アレフの主張と同じ。
あぁくだらねえ。

197 地震雷火事名無し(帝国中央都市)2016/02/22(月) 12:48:30.73ID:mp3nxo3B

オウム真理教と阿修羅掲示板の関係を指摘されて大慌ての汁。
管理人がオウム真理教礼賛してる時点でバレバレなのに。

198 地震雷火事名無し(庭)2016/02/22(月) 15:48:56.65ID:krWDzBUc

汁が、エートス推進なのが、ハッキリしてよかった。

汁、コシギンチャクができてうれしそう。

管理人も苦笑いのクソスレw

シールズにはアレフも混ざってるのかな。
各団体、ここぞとばかりに、オルグ・勧誘してたからなあ。

あのバカチンども、MLやRPG持ってる本物の右翼とは戦わないのかね。w


221 地震雷火事名無し(やわらか銀行)2016/02/25(木) 01:51:43.58ID:o0qZp1LO

魑魅魍魎がオウムガイが大事だって言ってた
やっぱり日本を救うのはオウムだね!

558 地震雷火事名無し(大阪府)2016/11/22(火) 18:03:49.20ID:D4/n95eb

オウム真理教プロデュース阿修羅掲示板


531 地震雷火事名無し(新疆ウイグル自治区)2016/10/06(木) 13:06:18.00ID:oqHYVnoq

管理人のあからさまなエコひいきがひどい
オウム信者の溜まり場か?


43 地震雷火事名無し(東京都)2015/12/04(金) 13:47:47.35ID:MRxhstIL

阿修羅真理教の妄想
管理人や魑魅魍魎男を批判するのは全て工作員(笑)


168 地震雷火事名無し(庭)2016/02/19(金) 13:29:59.62ID:WsceSgLQ

工作員とみなしたら削除って、スパイ妄想してポアすんのと同じなんですけどw


441 地震雷火事名無し(家)2016/06/18(土) 13:27:30.64ID:1WbxG64Q

ついでに言っておくが、あそこに書き込んだらIP取られて
故人情報が裏世界に流れてるから、それくらいのことは覚悟して使えよw


559 地震雷火事名無し(家)2016/11/22(火) 18:44:25.99ID:HaC6HlDC>>560

あそこに投稿すると
個人データが公安に売られるという特典がありま〜すw

560 地震雷火事名無し(大阪府)2016/11/22(火) 19:00:25.98ID:D4/n95eb
>>559
それで汁や魑魅魍魎男は投稿しろと騒ぐわけか。

3 地震雷火事名無し(家)2015/11/25(水) 03:26:18.03ID:JZ60Zd36

阿修羅は荒らしとキチガイの溜まり場に成り果てた。
そもそも管理人からして変態の前科者「中川隆」に脅迫されてムチャクチャな運営をしてるからなw
あそこに書き込むとログやIPが公安に流れていくから要注意だぞ!

471 地震雷火事名無し(pc?)2016/06/26(日) 12:29:07.57ID:Hy1/ncBh

オウム真理教の信者の書き込みの特徴

放射能汚染に対する極端なアレルギー
健康被害は全て放射能のせいという思考停止、ヒステリー
反対意見を聞く耳を持たない、初期非表示にして終わり
反対するものは工作員という極度に狭い視野

汁はオウム真理教の信者の真似をしているだけなので、どこか冷めてる

136 地震雷火事名無し(庭)2016/02/09(火) 12:52:38.49ID:bi76p0g2

チミは尊師の言葉を噛み締めろよ。w
シミュレーションを経ないまま「日本はおしまい」などとデタラメほざいてたクソ尊師だが。w

コイデ「疫学調査を経ないまま『福島でこんな障害が』とすべてを被曝にむすびつけるでたらめも多い」
http://app.m-cocolog.jp/t/typecast/610475/515571/78863320


137 地震雷火事名無し(千葉県)2016/02/09(火) 16:36:40.28ID:arhRolYv
>>136
この記事の中で小出裕章氏すらこう嘆いているのを聞くと、なんともいえない複雑な感情にさせられます。

「疫学調査を経ないまま『福島でこんな障害が』とすべてを被曝にむすびつけるでたらめも多い」(同)

私はこれを読んで唖然となりました。

何言っているんだ、他ならぬ脱原発教の教祖的存在だったあなたが、福島事故が広島原爆の400発から500発分だという馬鹿なことを言い出すからじゃないですか。

原爆のようにほとんどセシウムが残留しないものと、セシウムのような軽い揮発性の核種が大量に出る原発事故を比較すること自体が間違っているということは、原子力の専門家の小出氏はよく知っていたはずです。
いわゆる「嘘ではないが ほんとうではない」という発言です。

魑魅魍魎男のことだな


158 地震雷火事名無し(pc?)2016/02/18(木) 14:18:12.24ID:mnx+G0xQ

オウム真理教(アレフ)の「核汚染対策の手引き」
http://www015.upp.so-net.ne.jp/sinzinrui/doc/kaku.html

オウム真理教は放射能に対して極端に警戒心が強い。

魑魅魍魎男のヒステリックな大騒ぎとまさに合致する。

オウムの内部では小出裕章は神と祭り上げられてるのか?


163 地震雷火事名無し(芋)2016/02/19(金) 00:05:29.93ID:ZjgR9rKJ

オウム真理教の布教に原発事故を利用してるのか。
正大師知る大切さと魑魅魍魎男は。

165 地震雷火事名無し(庭)2016/02/19(金) 10:29:36.42ID:uEP9trvH

オウムに関する管理人の言及を見てると、噂話を面白がってるただの陰謀論者だな。
早い話が、無責任な妄想ジジイ。
反原発でも無いし、もちろんジャーナリズムでもない。
無差別殺人でも、面白けりゃあいいって人だな。
妄想はするが、想像力は無い。w

コイデなんかおもしろがって使ってる時点で、おかしいと気づくべきだった。w
おおかたの人は気づいていて、板を利用するだけ利用して去って行ったのが、やっと理解できた。
我ながら、どんくさいね。w

166 地震雷火事名無し(庭)2016/02/19(金) 11:37:34.68ID:WsceSgLQ

陰謀論は画一的なステロタイプだから、阿修羅もオウムもアレフも他の新興宗教も全部同じ。
左翼に傾けば、オコチャマな日共や新左翼になるんだな。これも全部同じ。
こまかい差異による内ゲバは、商品の差異化で競争してるのとたいして変わらん。どうでもいい。
勉強になった。w

キャッチコピーが実際には誇大広告であるように、「玉石混交」と言ってるけど、ほとんどゴミだな。w
無料の噂話だから、あたりまえか。w

167 地震雷火事名無し(庭)2016/02/19(金) 12:01:13.67ID:WsceSgLQ

事故後1年半くらいは、良心的な知識人による投稿があったけど、あれはむしろ想定外の出来事ですな。
ああ、勘違い。アシュラってスゲーとか思っちゃったよ。
いまみたいに妄言があふれているのが常態なんだなあ。
どうってことはない。マスコミと同じじゃん。w
ゴミだらけでいいと思います。
高度情報化社会とはそういうものだから。
事故後にネットを始めて、やっと時代に追いついた。w

286 地震雷火事名無し(霧の向こうに繋がる世界)2016/03/05(土) 20:51:02.42ID:9FCJPJxR

魑魅魍魎男の削除依頼を簡単に受け付ける馬鹿管理人


407 地震雷火事名無し(東京都)2016/06/08(水) 21:11:05.51ID:EquNRVXg

魑魅魍魎男にシンパがいるのが不思議。
管理人も魑魅魍魎男にべったりだし。


149 地震雷火事名無し(catv?)2016/02/16(火) 09:51:40.14ID:er1M4yEJ

管理人が魑魅魍魎男と汁のいいなりなのが不自然。


367 地震雷火事名無し(pc?)2016/05/31(火) 12:50:14.20ID:carDgsd7

阿修羅の掲示板は魑魅魍魎男のポチになってるよね。
初期非表示にしろと命令されると喜んで初期非表示にする。
カンパしたからかな?
知る大切さは悪い頭を振り絞って投稿してるのに、誰にも相手にされない。
笑える。


289 地震雷火事名無し(catv?)2016/03/06(日) 18:56:42.45ID:d2B4La66

管理人も常連も馬鹿ばっかり。
Twitter 根拠にデマ飛ばしてハンゲンパツ気取りの馬鹿。
それを擁護する汁や暇人などの精神異常の常連。
おはなしになりません。


301 地震雷火事名無し(黄昏の大砂漠)2016/03/11(金) 20:49:26.54ID:ewMO9UDy

三浦屋助六のペンネームで書いてるのに

[32初期非表示理由]:担当:毎回IDが変わってしまう方が、ペンネームを使わずにコメントし、管理人がネット工作員判定した場合には苦情を受け付けません。

などというふざけた理由で削除しやがった。
管理人が工作員認定?
ふざけるな馬鹿。
荒らし認定なら理解できるが、工作員認定ってなんだよw
超能力者なのか?

魑魅魍魎男や知る大切さ、HIMAJIN など阿修羅関係者と思われる人物の荒らしまがいの妄想投稿、暴言、言いがかりの削除依頼は全部無視。

彼らと論争する人間は工作員。
頭おかしいんじゃねえの?

360 地震雷火事名無し(東京都)2016/05/30(月) 11:11:13.43ID:qUKb6gL+

都合の悪い質問は非表示にして逃げまくるという姑息なやりかたは管理人と魑魅魍魎男は全く同じだね。
同一人物なのか、同じ組織の統一見解なのかのどちらかだね。
しかし杖をつく人が増えてきたというのは笑える書き込みだね。
杖をつく若い人なんて見たことないからw

361 地震雷火事名無し(新疆ウイグル自治区)2016/05/30(月) 14:28:24.26ID:hH13VDtG

初期非表示の目的は異分子の締め出しだね。
削除よりたちが悪い。

362 地震雷火事名無し(dion軍)(愛媛県)2016/05/30(月) 15:06:41.68ID:VlduPA1j

リチャコシカキコ断られたんだってね

363 地震雷火事名無し(家)2016/05/30(月) 15:36:11.84ID:PhSZDSa3

だってリチャード(笑)興水は
2ちゃんとか阿修羅を広告板として乱用して商売してる
洗脳カルトだもんねw
支那人がやりそうな手口w

469 地震雷火事名無し(pc?)2016/06/26(日) 12:23:33.35ID:Hy1/ncBh

おそらく汁は公安の工作員。
汁の目的はオウム真理教の信者とその他の人間を区別すること。
端的に言えばオウム真理教の書き込み者を特定すること。
汁が擁護している魑魅魍魎男、ボケ老人、けろりん、暇人あたりはオウム真理教の信者確定。


532 地震雷火事名無し(広西チワン族自治区)2016/10/06(木) 17:33:12.43ID:ky3ExO5z

汁はカンパしてたな。あいつは馬鹿だから管理板で自らカンパしたことを白状してた。たぶん魑魅とかもカンパしてんじゃないの。
カンパすりゃ何でもありのクソ掲示板だよ。

223 地震雷火事名無し(芋)2016/02/25(木) 09:28:59.79ID:bzXruQb5

さっき阿修羅見てたら、汁って一日中阿修羅に常駐しているんだな。
自称自営業だが、自営業ってそんなに暇なものなのか?
アルバイト工作員は汁のほうなんじゃないのか?

224 地震雷火事名無し(庭)2016/02/25(木) 12:41:17.23ID:ZDU3XQUl

憶測でモノを言ってよいのなら、アレフから金が出てるに違いない。w
アレフ掲示板の擁護に、必死の汁。
管理人がオウムのシンパと知って、アイデンティティーが崩壊寸前の汁。
阿修羅とオナニーで完結してる人生だから、仕方ない。


227 地震雷火事名無し(pc?)2016/02/26(金) 16:47:19.22ID:X/nYe2Xz

必死に魑魅魍魎男のフォローをする汁。
魑魅魍魎男は上級幹部で汁は末端信者なのか?
二人とも一日中阿修羅にいるし。

228 地震雷火事名無し(やわらか銀行)2016/02/26(金) 19:59:53.56ID:zkB9jTxh

上級幹部にしては頭悪いな 
完全に専業だよね 仕事があったらあんなことしてらんない
というかあれが仕事なんだな どっちが工作員だよまったく・・

233 地震雷火事名無し(やわらか銀行)2016/02/26(金) 20:25:00.38ID:zkB9jTxh>>234

魑魅魍魎男はオウムの幹部にしては頭が悪いね、って言ってんだよ
反論あるなら、何か言ってみろよ

234 地震雷火事名無し(イーモバイル ne)2016/02/26(金) 23:16:08.90ID:iwp/ZDP0
>>233
同意です。
あんな頑なな馬鹿見たことない。

235 地震雷火事名無し(やわらか銀行)2016/02/26(金) 23:50:39.80ID:H2S6jygJ

あんなバカがいるから幸福の科学に負けるんだよ
さっさとクビにしろ

261 地震雷火事名無し(pc?)2016/02/29(月) 13:03:14.65ID:XnQDOZd5

ついに全ての病気の原因は放射能と言い出した魑魅魍魎男。
自分の頭の病気をまず心配しろよ。

180 地震雷火事名無し(pc?)2016/02/20(土) 22:18:16.43ID:SKzaF5XO

さっき阿修羅掲示板を見て思った

魑魅魍魎男の狙い

放射能の恐怖話を乱発
放射能を幽霊と同じように怪談のネタに仕立て上げる

一般人は放射能は幽霊やUFOや宇宙人と同じような者だと思い込む

魑魅魍魎男は村のスパイか?
あるいは完全に洗脳されたアレフの狂信者か?

いずれにしても非常にウザイ


386 地震雷火事名無し(九州地方)2016/06/07(火) 11:46:52.41ID:cTFFE/Yo

最近、焦りからか「デマ魑魅」が駄投稿を乱発している。

コメント者も「デマ魑魅」「バカ汁」「茶色のうさぎ」、加えて「HIMAZIN」「ボケ老人」「狂犬病のesmsVHFkrM」等で固定化してきた。

まあ、この連中の好きにやらせておけば、確実に「阿修羅原発板」の寿命は短くなるから、干渉せずに放置するのが一番だろう。

反原発の害毒にしかならない「阿修羅原発板」はもはや不要だ。


171 地震雷火事名無し(庭)2016/02/19(金) 16:35:48.72ID:AaoKs9IF

汁、またひとりぼっち?w

汁は、コーサクインに罠を張ってる暇があったら、東電とか首相官邸前とかでデモをやるべきだな。

プチアレフの工作員マニュアルを読んでないのかね。
場をアラシて、真の敵から目を逸らすのがコウサクインの役目と、ちゃんと書いてあるのにな。

ボウフラが湧くことより再稼働を問題にしろよ。w
アホなことばかりやってるから、上祐に「やる気がねえ」とダメ出しされんだよ。w

管理人に「あなたには困ってるのが分かりますか」と言われても、全然分かってないバカ。w
出来の悪い社員と同じだな。いずれクビだ。w

172 地震雷火事名無し(黄昏の大砂漠)2016/02/19(金) 23:56:32.92ID:4sRjNvHc

批判者のIDを収集して喜んでる汁
キモい変態。


175 地震雷火事名無し(庭)2016/02/20(土) 12:05:21.94ID:pq5xzNPt

ID収集による監視と削除。w

176 地震雷火事名無し(dion軍)2016/02/20(土) 14:14:12.60ID:KYpOuHj1

汁痴黴の監視と削除を徹底擁護する管理人。w
もう完全にお里が知れてんじゃん。


178 地震雷火事名無し(空)2016/02/20(土) 16:22:31.27ID:AsDZqRMA

汁は暗に阿修羅掲示板を批判する者はポアするぞと脅している。
いや本当にやりかねないから恐ろしい。

179 地震雷火事名無し(庭)2016/02/20(土) 20:19:28.27ID:pP8yBEq4

汁は自分がインテリだと思ってるらしいw


377 地震雷火事名無し(pc?)2016/06/02(木) 17:45:05.65ID:EB7WWIpa

九州在住(佐賀か福岡あたりのようだ)

年齢 40過ぎらしい

家族 嫁と子供がいるらしい

職業 太陽光売電

性格 慇懃無礼 人を馬鹿にしている
   言葉遣いは丁寧だが、人の話は全く聞かない
   妥協を知らない 腹黒い うそつき

信仰 小出裕章を盲信している 小出の批判に対しては感情的になる

その他 一応反原発 反被曝

容姿 禿でデブ

魑魅魍魎男を批判する者に対して同調して敵対しているが、魑魅魍魎男は汁にはあまり関心がないように見える。

多摩散人からは絶縁されている。

管理人からは距離を置かれている。

かつて言い合いをしていた多くの敵対者からはほぼ完全に無視されている

右翼から恨みを買い個人情報を暴露されたらしい

愛読書は少年ジャンプ

125 地震雷火事名無し(新疆ウイグル自治区)2016/02/05(金) 18:46:01.98ID:1h0Vj8Ta

広告主のホワイトフードの小出、ソフトバンクの悪口は絶対書かない魑魅魍魎男と知る大切さ。

わかりやすい奴らだ。

ソフトバンクなんて東電とタッグを組んで売り込みしてるのに。
原発事故で金儲けする汚い奴ら。

4 地震雷火事名無し(芋)2015/11/25(水) 17:54:49.67ID:L9KiIsYl

ホワイトフードの宣伝掲示板
この指摘で管理人と汁が大慌て(笑)


8 地震雷火事名無し(芋)2015/11/25(水) 20:37:41.21ID:vVYIrI+Y

阿修羅原発板

管理人=赤かぶ=会員番号4153番

ホワイトフード工作員 知る大切さ、魑魅魍魎男

赤かぶ、魑魅魍魎男は定期的にあからさまなホワイトフード宣伝投稿をする

赤かぶ、魑魅魍魎男が定期的に放射能汚染食品、放射能による病気の投稿をするのは、国民に危険を知らせるためじゃなくて、ホワイトフードの商品を売るために危険を煽りまくってるだけ。

要するに、原発事故をネタにした金儲け掲示板。

ホワイトフード顧問の小出裕章を批判すると魑魅魍魎や知る大切さなどの工作員が徹底的に罵倒し、管理人が削除しまくる。


109 地震雷火事名無し(芋)2016/02/02(火) 16:45:39.54ID:JcSjZo9n

わざと原発問題を煽り立てて広告料を稼ぐ悪徳商法掲示板だな。
小出を擁護するのはスポンサーのソフトバンクとホワイトフードの顔色を伺ってるから。
全部金のため。
https://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/lifeline/1448373329/
http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/603.html#c106

[お知らせ・管理20] 世間の噂 _ 阿修羅はCIAに乗っ取られた? 中川隆
14. 中川隆[-7315] koaQ7Jey 2017年7月04日 19:37:45 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]


真実は阿修羅掲示板にある! [転載禁止]©2ch.net


152 地震雷火事名無し(帝国中央都市)2016/02/16(火) 22:34:10.44ID:WGKhI5mn

投稿者がみんなイカレてる


153 地震雷火事名無し(わたあめ)2016/02/16(火) 23:10:21.89ID:1n8hyCvt

汁と魑魅魍魎男と taked4700 と会員番号4153番の自爆投稿で信用ど度0のオカルト掲示板になりました


6 地震雷火事名無し(庭)2015/11/25(水) 18:32:18.36ID:bOzUwbff

以前阿修羅はオームの信者が作ったとか聞いたお

402 地震雷火事名無し(東京都)2016/06/08(水) 18:51:08.54ID:ZW4MpKnV

オウム真理教運営の掲示板て本当?

440 地震雷火事名無し(家)2016/06/18(土) 13:25:54.01ID:1WbxG64Q

おまいら、阿修羅は元々オウム教団の関係者が始めた板だってこと知らないのかよw

オウム騒動のときにオウム捜査の内部情報がリークされている出色の情報源で、マスコミの一部の注目を浴び、

立花隆がオウムカルトの情報源として絶賛したせいで、おまいらのような一般の愚鈍どもが寄りつくようになったって事実を知らないのか?

おまいらは所詮ゴキブリなんだよw

157 地震雷火事名無し(庭)2016/02/18(木) 12:30:56.41ID:OC+vyhQm

管理人が麻原のシンパ。w
やっぱ真理教だね。w


169 地震雷火事名無し(庭)2016/02/19(金) 13:33:35.85ID:WsceSgLQ

麻原支持者の管理人が作った変なシステム。
妄想全開で楽しそうだな。

580 地震雷火事名無し(庭)2017/02/24(金) 12:13:18.13ID:oPUR7Uid

シールズ・ミドルズ・オールズなんてのが、むかし流行ってた。

「チミ」「汁」「ボケ」「阿修羅」とかいうホーリーネームのやつらは、「オウムズ」でよろしいと思います。


162 地震雷火事名無し(庭)2016/02/18(木) 23:53:20.99ID:/nAb3h3r

管理人が言うには、地下鉄サリン事件は国家による陰謀だそうだ。
こりゃかないませんな。w

ふくいち事故被災者は陰謀論に関わってる暇など無いのだが。
陰謀論に疑問を持ったら工作員って、なんだよ。

麻原のスパイ妄想と同じじゃん。
とんだ有害サイトでした。

アイツらオウムだよ。w
たとえ入信してなくても、脳内は同じ。

ケムトレイルとかB層とか善悪二極化とか、分かって見ると、オウムと同じ思考だな。w

170 地震雷火事名無し(庭)2016/02/19(金) 14:49:03.29ID:gmlVI3gO

プチ尊師が経営するプチアレフ掲示板。

ぜんぜん反原発じゃないじゃん。
アナーキズムでもマルキシズムでもポストモダニズムでもシュールレアリスムでもない。
インボーロンw

ちゃんとカルト宗教の掲示板だって書いといてほしいな。

玉石混淆と言いながらポアすんなw


184 地震雷火事名無し(庭)2016/02/21(日) 19:56:07.40ID:QdVcOFNS

管理人が言う「サリン事件陰謀説」が、アレフの主張と同じ。
あぁくだらねえ。


197 地震雷火事名無し(帝国中央都市)2016/02/22(月) 12:48:30.73ID:mp3nxo3B

オウム真理教と阿修羅掲示板の関係を指摘されて大慌ての汁。
管理人がオウム真理教礼賛してる時点でバレバレなのに。


198 地震雷火事名無し(庭)2016/02/22(月) 15:48:56.65ID:krWDzBUc

汁が、エートス推進なのが、ハッキリしてよかった。

汁、コシギンチャクができてうれしそう。

管理人も苦笑いのクソスレw

シールズにはアレフも混ざってるのかな。
各団体、ここぞとばかりに、オルグ・勧誘してたからなあ。

あのバカチンども、MLやRPG持ってる本物の右翼とは戦わないのかね。w


221 地震雷火事名無し(やわらか銀行)2016/02/25(木) 01:51:43.58ID:o0qZp1LO

魑魅魍魎がオウムガイが大事だって言ってた
やっぱり日本を救うのはオウムだね!


558 地震雷火事名無し(大阪府)2016/11/22(火) 18:03:49.20ID:D4/n95eb

オウム真理教プロデュース阿修羅掲示板


531 地震雷火事名無し(新疆ウイグル自治区)2016/10/06(木) 13:06:18.00ID:oqHYVnoq

管理人のあからさまなエコひいきがひどい
オウム信者の溜まり場か?


43 地震雷火事名無し(東京都)2015/12/04(金) 13:47:47.35ID:MRxhstIL

阿修羅真理教の妄想
管理人や魑魅魍魎男を批判するのは全て工作員(笑)


168 地震雷火事名無し(庭)2016/02/19(金) 13:29:59.62ID:WsceSgLQ

工作員とみなしたら削除って、スパイ妄想してポアすんのと同じなんですけどw

441 地震雷火事名無し(家)2016/06/18(土) 13:27:30.64ID:1WbxG64Q

ついでに言っておくが、あそこに書き込んだらIP取られて
故人情報が裏世界に流れてるから、それくらいのことは覚悟して使えよw

559 地震雷火事名無し(家)2016/11/22(火) 18:44:25.99ID:HaC6HlDC>>560

あそこに投稿すると
個人データが公安に売られるという特典がありま〜すw


560 地震雷火事名無し(大阪府)2016/11/22(火) 19:00:25.98ID:D4/n95eb
>>559
それで汁や魑魅魍魎男は投稿しろと騒ぐわけか。


3 地震雷火事名無し(家)2015/11/25(水) 03:26:18.03ID:JZ60Zd36

阿修羅は荒らしとキチガイの溜まり場に成り果てた。
そもそも管理人からして変態の前科者「中川隆」に脅迫されてムチャクチャな運営をしてるからなw
あそこに書き込むとログやIPが公安に流れていくから要注意だぞ!


471 地震雷火事名無し(pc?)2016/06/26(日) 12:29:07.57ID:Hy1/ncBh

オウム真理教の信者の書き込みの特徴

放射能汚染に対する極端なアレルギー
健康被害は全て放射能のせいという思考停止、ヒステリー
反対意見を聞く耳を持たない、初期非表示にして終わり
反対するものは工作員という極度に狭い視野

汁はオウム真理教の信者の真似をしているだけなので、どこか冷めてる


136 地震雷火事名無し(庭)2016/02/09(火) 12:52:38.49ID:bi76p0g2

チミは尊師の言葉を噛み締めろよ。w
シミュレーションを経ないまま「日本はおしまい」などとデタラメほざいてたクソ尊師だが。w

コイデ「疫学調査を経ないまま『福島でこんな障害が』とすべてを被曝にむすびつけるでたらめも多い」
http://app.m-cocolog.jp/t/typecast/610475/515571/78863320


137 地震雷火事名無し(千葉県)2016/02/09(火) 16:36:40.28ID:arhRolYv
>>136
この記事の中で小出裕章氏すらこう嘆いているのを聞くと、なんともいえない複雑な感情にさせられます。

「疫学調査を経ないまま『福島でこんな障害が』とすべてを被曝にむすびつけるでたらめも多い」(同)

私はこれを読んで唖然となりました。

何言っているんだ、他ならぬ脱原発教の教祖的存在だったあなたが、福島事故が広島原爆の400発から500発分だという馬鹿なことを言い出すからじゃないですか。

原爆のようにほとんどセシウムが残留しないものと、セシウムのような軽い揮発性の核種が大量に出る原発事故を比較すること自体が間違っているということは、原子力の専門家の小出氏はよく知っていたはずです。
いわゆる「嘘ではないが ほんとうではない」という発言です。

魑魅魍魎男のことだな

158 地震雷火事名無し(pc?)2016/02/18(木) 14:18:12.24ID:mnx+G0xQ

オウム真理教(アレフ)の「核汚染対策の手引き」
http://www015.upp.so-net.ne.jp/sinzinrui/doc/kaku.html

オウム真理教は放射能に対して極端に警戒心が強い。

魑魅魍魎男のヒステリックな大騒ぎとまさに合致する。

オウムの内部では小出裕章は神と祭り上げられてるのか?

163 地震雷火事名無し(芋)2016/02/19(金) 00:05:29.93ID:ZjgR9rKJ

オウム真理教の布教に原発事故を利用してるのか。
正大師知る大切さと魑魅魍魎男は。


165 地震雷火事名無し(庭)2016/02/19(金) 10:29:36.42ID:uEP9trvH

オウムに関する管理人の言及を見てると、噂話を面白がってるただの陰謀論者だな。
早い話が、無責任な妄想ジジイ。
反原発でも無いし、もちろんジャーナリズムでもない。
無差別殺人でも、面白けりゃあいいって人だな。
妄想はするが、想像力は無い。w

コイデなんかおもしろがって使ってる時点で、おかしいと気づくべきだった。w
おおかたの人は気づいていて、板を利用するだけ利用して去って行ったのが、やっと理解できた。
我ながら、どんくさいね。w


166 地震雷火事名無し(庭)2016/02/19(金) 11:37:34.68ID:WsceSgLQ

陰謀論は画一的なステロタイプだから、阿修羅もオウムもアレフも他の新興宗教も全部同じ。
左翼に傾けば、オコチャマな日共や新左翼になるんだな。これも全部同じ。
こまかい差異による内ゲバは、商品の差異化で競争してるのとたいして変わらん。どうでもいい。
勉強になった。w

キャッチコピーが実際には誇大広告であるように、「玉石混交」と言ってるけど、ほとんどゴミだな。w
無料の噂話だから、あたりまえか。w


167 地震雷火事名無し(庭)2016/02/19(金) 12:01:13.67ID:WsceSgLQ

事故後1年半くらいは、良心的な知識人による投稿があったけど、あれはむしろ想定外の出来事ですな。
ああ、勘違い。アシュラってスゲーとか思っちゃったよ。
いまみたいに妄言があふれているのが常態なんだなあ。
どうってことはない。マスコミと同じじゃん。w
ゴミだらけでいいと思います。
高度情報化社会とはそういうものだから。
事故後にネットを始めて、やっと時代に追いついた。w


286 地震雷火事名無し(霧の向こうに繋がる世界)2016/03/05(土) 20:51:02.42ID:9FCJPJxR

魑魅魍魎男の削除依頼を簡単に受け付ける馬鹿管理人


407 地震雷火事名無し(東京都)2016/06/08(水) 21:11:05.51ID:EquNRVXg

魑魅魍魎男にシンパがいるのが不思議。
管理人も魑魅魍魎男にべったりだし。


149 地震雷火事名無し(catv?)2016/02/16(火) 09:51:40.14ID:er1M4yEJ

管理人が魑魅魍魎男と汁のいいなりなのが不自然。


367 地震雷火事名無し(pc?)2016/05/31(火) 12:50:14.20ID:carDgsd7

阿修羅の掲示板は魑魅魍魎男のポチになってるよね。
初期非表示にしろと命令されると喜んで初期非表示にする。
カンパしたからかな?
知る大切さは悪い頭を振り絞って投稿してるのに、誰にも相手にされない。
笑える。


289 地震雷火事名無し(catv?)2016/03/06(日) 18:56:42.45ID:d2B4La66

管理人も常連も馬鹿ばっかり。
Twitter 根拠にデマ飛ばしてハンゲンパツ気取りの馬鹿。
それを擁護する汁や暇人などの精神異常の常連。
おはなしになりません。


301 地震雷火事名無し(黄昏の大砂漠)2016/03/11(金) 20:49:26.54ID:ewMO9UDy

三浦屋助六のペンネームで書いてるのに

[32初期非表示理由]:担当:毎回IDが変わってしまう方が、ペンネームを使わずにコメントし、管理人がネット工作員判定した場合には苦情を受け付けません。

などというふざけた理由で削除しやがった。
管理人が工作員認定?
ふざけるな馬鹿。
荒らし認定なら理解できるが、工作員認定ってなんだよw
超能力者なのか?

魑魅魍魎男や知る大切さ、HIMAJIN など阿修羅関係者と思われる人物の荒らしまがいの妄想投稿、暴言、言いがかりの削除依頼は全部無視。

彼らと論争する人間は工作員。
頭おかしいんじゃねえの?


360 地震雷火事名無し(東京都)2016/05/30(月) 11:11:13.43ID:qUKb6gL+

都合の悪い質問は非表示にして逃げまくるという姑息なやりかたは管理人と魑魅魍魎男は全く同じだね。
同一人物なのか、同じ組織の統一見解なのかのどちらかだね。
しかし杖をつく人が増えてきたというのは笑える書き込みだね。
杖をつく若い人なんて見たことないからw


361 地震雷火事名無し(新疆ウイグル自治区)2016/05/30(月) 14:28:24.26ID:hH13VDtG

初期非表示の目的は異分子の締め出しだね。
削除よりたちが悪い。


362 地震雷火事名無し(dion軍)(愛媛県)2016/05/30(月) 15:06:41.68ID:VlduPA1j

リチャコシカキコ断られたんだってね


363 地震雷火事名無し(家)2016/05/30(月) 15:36:11.84ID:PhSZDSa3

だってリチャード(笑)興水は
2ちゃんとか阿修羅を広告板として乱用して商売してる
洗脳カルトだもんねw
支那人がやりそうな手口w


469 地震雷火事名無し(pc?)2016/06/26(日) 12:23:33.35ID:Hy1/ncBh

おそらく汁は公安の工作員。
汁の目的はオウム真理教の信者とその他の人間を区別すること。
端的に言えばオウム真理教の書き込み者を特定すること。
汁が擁護している魑魅魍魎男、ボケ老人、けろりん、暇人あたりはオウム真理教の信者確定。

532 地震雷火事名無し(広西チワン族自治区)2016/10/06(木) 17:33:12.43ID:ky3ExO5z

汁はカンパしてたな。あいつは馬鹿だから管理板で自らカンパしたことを白状してた。たぶん魑魅とかもカンパしてんじゃないの。
カンパすりゃ何でもありのクソ掲示板だよ。


223 地震雷火事名無し(芋)2016/02/25(木) 09:28:59.79ID:bzXruQb5

さっき阿修羅見てたら、汁って一日中阿修羅に常駐しているんだな。
自称自営業だが、自営業ってそんなに暇なものなのか?
アルバイト工作員は汁のほうなんじゃないのか?


224 地震雷火事名無し(庭)2016/02/25(木) 12:41:17.23ID:ZDU3XQUl

憶測でモノを言ってよいのなら、アレフから金が出てるに違いない。w
アレフ掲示板の擁護に、必死の汁。
管理人がオウムのシンパと知って、アイデンティティーが崩壊寸前の汁。
阿修羅とオナニーで完結してる人生だから、仕方ない。


227 地震雷火事名無し(pc?)2016/02/26(金) 16:47:19.22ID:X/nYe2Xz

必死に魑魅魍魎男のフォローをする汁。
魑魅魍魎男は上級幹部で汁は末端信者なのか?
二人とも一日中阿修羅にいるし。


228 地震雷火事名無し(やわらか銀行)2016/02/26(金) 19:59:53.56ID:zkB9jTxh

上級幹部にしては頭悪いな 
完全に専業だよね 仕事があったらあんなことしてらんない
というかあれが仕事なんだな どっちが工作員だよまったく・・


233 地震雷火事名無し(やわらか銀行)2016/02/26(金) 20:25:00.38ID:zkB9jTxh>>234

魑魅魍魎男はオウムの幹部にしては頭が悪いね、って言ってんだよ
反論あるなら、何か言ってみろよ


234 地震雷火事名無し(イーモバイル ne)2016/02/26(金) 23:16:08.90ID:iwp/ZDP0
>>233
同意です。
あんな頑なな馬鹿見たことない。


235 地震雷火事名無し(やわらか銀行)2016/02/26(金) 23:50:39.80ID:H2S6jygJ

あんなバカがいるから幸福の科学に負けるんだよ
さっさとクビにしろ

261 地震雷火事名無し(pc?)2016/02/29(月) 13:03:14.65ID:XnQDOZd5

ついに全ての病気の原因は放射能と言い出した魑魅魍魎男。
自分の頭の病気をまず心配しろよ。


180 地震雷火事名無し(pc?)2016/02/20(土) 22:18:16.43ID:SKzaF5XO

さっき阿修羅掲示板を見て思った

魑魅魍魎男の狙い

放射能の恐怖話を乱発
放射能を幽霊と同じように怪談のネタに仕立て上げる

一般人は放射能は幽霊やUFOや宇宙人と同じような者だと思い込む

魑魅魍魎男は村のスパイか?
あるいは完全に洗脳されたアレフの狂信者か?

いずれにしても非常にウザイ


386 地震雷火事名無し(九州地方)2016/06/07(火) 11:46:52.41ID:cTFFE/Yo

最近、焦りからか「デマ魑魅」が駄投稿を乱発している。

コメント者も「デマ魑魅」「バカ汁」「茶色のうさぎ」、加えて「HIMAZIN」「ボケ老人」「狂犬病のesmsVHFkrM」等で固定化してきた。

まあ、この連中の好きにやらせておけば、確実に「阿修羅原発板」の寿命は短くなるから、干渉せずに放置するのが一番だろう。

反原発の害毒にしかならない「阿修羅原発板」はもはや不要だ。

171 地震雷火事名無し(庭)2016/02/19(金) 16:35:48.72ID:AaoKs9IF

汁、またひとりぼっち?w

汁は、コーサクインに罠を張ってる暇があったら、東電とか首相官邸前とかでデモをやるべきだな。

プチアレフの工作員マニュアルを読んでないのかね。
場をアラシて、真の敵から目を逸らすのがコウサクインの役目と、ちゃんと書いてあるのにな。

ボウフラが湧くことより再稼働を問題にしろよ。w
アホなことばかりやってるから、上祐に「やる気がねえ」とダメ出しされんだよ。w

管理人に「あなたには困ってるのが分かりますか」と言われても、全然分かってないバカ。w
出来の悪い社員と同じだな。いずれクビだ。w


172 地震雷火事名無し(黄昏の大砂漠)2016/02/19(金) 23:56:32.92ID:4sRjNvHc

批判者のIDを収集して喜んでる汁
キモい変態。


175 地震雷火事名無し(庭)2016/02/20(土) 12:05:21.94ID:pq5xzNPt

ID収集による監視と削除。w


176 地震雷火事名無し(dion軍)2016/02/20(土) 14:14:12.60ID:KYpOuHj1

汁痴黴の監視と削除を徹底擁護する管理人。w
もう完全にお里が知れてんじゃん。


178 地震雷火事名無し(空)2016/02/20(土) 16:22:31.27ID:AsDZqRMA

汁は暗に阿修羅掲示板を批判する者はポアするぞと脅している。
いや本当にやりかねないから恐ろしい。


179 地震雷火事名無し(庭)2016/02/20(土) 20:19:28.27ID:pP8yBEq4

汁は自分がインテリだと思ってるらしいw


377 地震雷火事名無し(pc?)2016/06/02(木) 17:45:05.65ID:EB7WWIpa

九州在住(佐賀か福岡あたりのようだ)

年齢 40過ぎらしい

家族 嫁と子供がいるらしい

職業 太陽光売電

性格 慇懃無礼 人を馬鹿にしている
   言葉遣いは丁寧だが、人の話は全く聞かない
   妥協を知らない 腹黒い うそつき

信仰 小出裕章を盲信している 小出の批判に対しては感情的になる

その他 一応反原発 反被曝

容姿 禿でデブ

魑魅魍魎男を批判する者に対して同調して敵対しているが、魑魅魍魎男は汁にはあまり関心がないように見える。

多摩散人からは絶縁されている。

管理人からは距離を置かれている。

かつて言い合いをしていた多くの敵対者からはほぼ完全に無視されている

右翼から恨みを買い個人情報を暴露されたらしい

愛読書は少年ジャンプ

125 地震雷火事名無し(新疆ウイグル自治区)2016/02/05(金) 18:46:01.98ID:1h0Vj8Ta

広告主のホワイトフードの小出、ソフトバンクの悪口は絶対書かない魑魅魍魎男と知る大切さ。

わかりやすい奴らだ。

ソフトバンクなんて東電とタッグを組んで売り込みしてるのに。
原発事故で金儲けする汚い奴ら。


4 地震雷火事名無し(芋)2015/11/25(水) 17:54:49.67ID:L9KiIsYl

ホワイトフードの宣伝掲示板
この指摘で管理人と汁が大慌て(笑)

8 地震雷火事名無し(芋)2015/11/25(水) 20:37:41.21ID:vVYIrI+Y

阿修羅原発板

管理人=赤かぶ=会員番号4153番

ホワイトフード工作員 知る大切さ、魑魅魍魎男

赤かぶ、魑魅魍魎男は定期的にあからさまなホワイトフード宣伝投稿をする

赤かぶ、魑魅魍魎男が定期的に放射能汚染食品、放射能による病気の投稿をするのは、国民に危険を知らせるためじゃなくて、ホワイトフードの商品を売るために危険を煽りまくってるだけ。

要するに、原発事故をネタにした金儲け掲示板。

ホワイトフード顧問の小出裕章を批判すると魑魅魍魎や知る大切さなどの工作員が徹底的に罵倒し、管理人が削除しまくる。


109 地震雷火事名無し(芋)2016/02/02(火) 16:45:39.54ID:JcSjZo9n

わざと原発問題を煽り立てて広告料を稼ぐ悪徳商法掲示板だな。
小出を擁護するのはスポンサーのソフトバンクとホワイトフードの顔色を伺ってるから。
全部金のため。
https://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/lifeline/1448373329/

http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/582.html#c14

[番外地6] 東大出身の人間が経営に関わり出すと組織が崩壊する 中川隆
3. 中川隆[-7314] koaQ7Jey 2017年7月04日 21:23:35 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

一流大学の学生が大量に入り込む企業が衰退する理由とは?



1876年、スコットランド生まれの科学者グラハム・ベルは世界初の「電話」を発明した。

グラハム・ベルは、それを電報会社、送金業務会社として巨大な企業となっていたウエスタンユニオン社に特許の購入を持ちかけたところ、当時の社長だったウィリアム・オートンはそれを見て嘲笑し、電話を「電気製のおもちゃ」と言った。

「電話」という得体の知れないものの真価が分からなかった。そのため、ウエスタンユニオン社は莫大な儲けを取り損ねたばかりか、その後の電話の普及によって存在価値がどんどん低下してしまったのだった。

その後、電話は長い間、形も機能も変わらなかったが、やがては携帯電話が普及するようになっていった。

さらに時代が変わってアップル社のスティーブ・ジョブズが「電話を再発明する」と言ってスマートフォンという概念を打ち出した。

マイクロソフト社の当時の会長であるスティーブ・バルマーはそれを見て「世界一高い。キーボードもない」と鼻でせせら笑った。

しかし、このアップルのスマートフォンは歴史を変えて、マイクロソフトのPCを瞬く間に時代遅れにした。マイクロソフトのバルマーは「スマートフォン」という得体の知れないものの真価が分からなかった。

「わけのわからない存在」が、のし上がっていく

そういうマイクロソフトが独占を欲しいままにしているPCも、1970年代当初は「わけのわからない存在」で、一部のマニアが遊んでいるような玩具そのものだった。

確かにIBMの大型コンピュータのような存在があって、コンピュータそのものは畏怖されていた。しかし、パソコンとなると、それは単なるおもちゃ扱いだったのである。

だから、アップルやマイクロソフトが出てきたとき、こんなものが世の中を変えると思った人はほとんどいなかった。

しかし、表計算やワープロのようなソフトが実は非常に役に立つと分かったら、多くの人たちがPCに殺到するようになり、1980年には早くもPC時代がやって来ている。

IBMはこんなものが自分たちを脅かす存在になるとは思ってもいなかったので、PCの中枢であるOSをマイクロソフト社に作らせてマイクロソフトの台頭を許し、IBMは没落を余儀なくされた。

インターネットもまた1990年代には「わけのわからない存在」で、こんなものが現代文明の中で最重要のインフラになるとは一部の慧眼な人間たち以外には分からなかった。

「リンクをクリックして別のネットワークにある文書に飛ぶことができる」と説明しても、当時の大多数の人にはその意味も、さらには重要性も理解できなかった。

新聞業界も、音楽業界も、こんなものが自分たちのビジネスを窮地に追いやるなど夢にも思わなかった。しかし、気が付いた時は、もう遅かった。

時代は変わっていて、「わけのわからない存在」だったものが、今やすべてを飲み込む「王者」として君臨するようになっているのである。

世の中を変えるパラダイムシフトは静かにやってくる。最初は小さくて奇妙で理解ができないものである。だから、生まれたての時は誰もがそれが巨大なものになるとは気付かない。

エリート? エリートはそんなわけのものには見向きもしない。エリートはプライドがあるので、すでに名声が確立された業界や企業でないと興味を示さないのである。


君臨しているものは、その時がピークである

「わけの分からない存在」は、最初はいかにも怪しく、安っぽく、説明不可能で、理解不可能な「形」で現れる。

内容が怪しげなものだから、こういったものを扱っている人間、集団、会社もまた怪しげだ。だから、大多数の人間はそれを見落とす。エリートも近寄らない。

知名度もあって、評価も高く、現在の世の中に君臨していると誰もが認知するものは、みんなそこで働きたいと思う。しかし、難関をくぐり抜けて社員になれるのはエリートが占める。だからエリートの自尊心は満たされる。

ところが、そこにワナがある。

トップ企業は往々にしてその時がピークであって、これからは下り坂になっていく可能性が高い。パラダイムシフトでも起きようものなら一気に凋落する。

自動車が出る前の馬の飼育ビジネス、ムチ製造会社は、史上最強だった。馬ビジネスは、自動車が出てくるまで世の中に君臨していたのである。

テレビが爆発的に売れる前の映画会社もそうだ。映画会社は娯楽の王として世の中に君臨していた。コンピュータが出る前のタイプライター企業もまたそうだ。タイプライターはビジネスに欠かせない道具だった。

インターネットが出る前の新聞会社もそうだ。まさか、新聞ビジネスが時代に叩きのめされるなど、いったい誰が想像しただろうか。

もちろん、今でも映画会社も、タイプライターも、新聞もなくなっていないし、なくなることもない。馬のビジネスでさえも細々と生き残っている。

写真の時代になっても絵画は生き残ったし、Tシャツとジーンズの時代になっても、相変わらず着物が残っているのと同様に、古いものに惹かれる層は一定数いて、規模を縮小させながら生き残る。

しかし、パラダイムシフトに乗れなかった業界や企業は規模が小さくなるばかりである

マイクロソフト社はコンピュータ業界の覇者となって長らく時代に君臨して「帝国」とも言われた存在だった。今でもマイクロソフトは強大な力を持っているのは間違いないが、かつてほどの影響力は持っていない。

検索の時代、SNSの時代、スマートフォンの時代になっても、マイクロソフトはそのすべてに出遅れた。


「わけのわからない存在」に、やがて打倒される

頂点に君臨しているものは、敵がいないような状態になったところから終わりが始まる。今は「わけのわからない存在」だと思われているものに、やがては打倒される。

やがて打倒されそうな存在というのは、どのように見抜けばいいのだろうか。簡単だ。その国のエリートが大量に入り込んでいく企業は、やがて近いうちに衰退を迎える。

日本で言えば、旧帝大卒業の人間が大量に入り込む業界や企業は、衰退が約束されたと言ってもいい。

1950年代は繊維・紡績の時代だった。繊維は作れば作るほど売れてその時代の覇者となった。だから、当時の旧帝大卒業はみんな繊維・紡績の会社に入った。すると、繊維・紡績の業界は没落していった。

1960年代は、電機業界の時代だった。当然、旧帝大卒業は電機業界を目指した。すると1970年代には石油ショックが起きて電機業界は大苦境に落ちるようになった。

1980年代は金融の時代だった。すると旧帝大卒業が銀行や証券会社に入り込んでいく。1980年代はそれが顕著になった時代だった。するとバブルが崩壊して1990年代には銀行も証券会社も地盤沈下を引き起こした。

なぜ、こんなことになってしまうのか。

一流大学の学生は、その当時の最も「羽振りの良い業界・会社」に向かうからだ。彼らはエリートであり、エリートは抜け目ない。抜け目ないからその時代の最強の企業に入る。

しかし時代は変わるのだ。羽振りが良いその時がその業界・会社の頂点で、その後は時代の大きなパラダイムシフトが起きて、トップ企業のビジネスモデルを破綻させてしまう。

エリートが大量に集まって徒党を組む企業は、その時代では最強の企業なのだ。

しかし多くの企業は最強を極めれば、そこからのピークアウトを避けることができない。さらに時代のパラダイムシフトにも乗り遅れる。

だからエリートはピークアウトの波をまともにかぶることになって一緒に沈んでいくのである。

そして、エリートが寄りつかなかった「得体の知れない企業」が次の時代の覇者となる。歴史はそれを繰り返している。


電話を発明したグラハム・ベル。「おもちゃ」と嘲笑された電話は、その後の社会を大きく変えるパラダイムシフトになった。今後もパラダイムシフトは必ず起きる。「得体の知れない企業」が次の時代の覇者となる。
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2017/07/20170704T0140580900.html
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/761.html#c3

[政治・選挙・NHK228] 総理が放った「こんな人たち…」 官房長官はこれを常識的な発言だという。誠に「おぞましい」人々である。 小沢一郎(事務所) 赤かぶ
1. 中川隆[-7318] koaQ7Jey 2017年7月05日 04:56:33 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

「こんな人たち…」 というのは CIA工作員を指している

安部先生は反安部運動の黒幕が CIA と官僚だというのがわかっているからね。

官僚の目的は、官僚の人事権を内閣が握る「内閣人事局」を撤回させる事。
人事が公正に行われたりしたら、官僚は美味い汁を吸えなくなってしまう:


注目の都議選が終わり、結果は小池氏率いる都民ファーストが圧勝となりました。
候補者50人中49人が当選という快挙であり、自民党は大幅に議席を減らし大敗を喫しました。

本来、政策で争われるべき選挙が、スキャンダル叩きの様な選挙になり、本当にこれで良いのか?という疑念が有ります。

しかしまあ、今回の都議選ですが「秘書にパワハラ」「自衛隊からもお願い」「加計学園理事長からの献金」等々、狙いすましたかのように次々に出てきましたね。

出て来たというか、出されてきたというか、明らかに都議選を狙った材料放出が、どうも気になります。

官僚はCIAの指示通りに動いただけだから黒幕はCIAなんだ

アメリカは安部さんを解任したいから、スキャンダル情報を官僚に流してマスコミを使って日本人を操作したんだ

官僚は安部さんに都合の悪い自民党のスキャンダルをマスコミに流させた

都民はマスコミに扇動されて官僚の流した嘘を信じた

安部さんは官僚とそのバックのCIAとの闘争に負けた

アホ日本人にはそういう背景が全くわからない

スキャンダル情報はCIAが官僚とマスコミに流していた:


日本のジャーナリズムを監視する米軍組織

 神奈川県の座間キャンプ内にある、米軍第500軍事情報旅団「アジア研究分遣隊」Asian Studies Detachmentでは、日本国内で刊行される書物・雑誌等々を網羅的に「チェック」し、米国の政策に反対する人間、反米の思想家・評論家を監視している。

さらに、この軍隊は、こうした反米的思想の持ち主の身辺を「探り」、その金銭関係、異性関係、趣味・性癖の「情報収集」に当たっている。不倫関係、多額の借金、他人に言えない性癖等々の情報を収集し、「反米的な」思想家・評論家・ジャーナリスト・大学教授を「脅迫」し、口封じを行うためである。

 「必要に応じて」こうした情報は日本のマスコミに流され、スキャンダル流布による、特定のジャーナリスト・大学教授「ツブシ」が行われる。これは米軍による「日本支配のための軍事行動」である。そのエージェントが、マスコミである(注1)。

*注1・・・小泉元首相の郵政民営化を厳しく批判した植草一秀教授に対する、捏造スキャンダルによる、司法とマスコミの、リンチ報道・裁判に、その極めて悪質な典型を見る事が出来る。植草教授に対する、この捏造スキャンダル=リンチ事件は、日本から表現の自由・言論の自由が無くなる歴史的出発点として、言論暗黒時代へ向かう分岐点として、50年後、日本現代史にゴシック体文字で印刷・刻印されるであろう。以下、参照。


日本の金融をボロボロにして乗っ取ったのは1992年からのクリントンの対日戦略でした。日本を自分たちが自由に操れる国にしたのです。ロバート・ルービンとローレンス・サマーズを実施部隊の司令官にして、何かあるとサマーズが来日して大使公邸で怒鳴りつけるのです。

  当時、首相だった橋本龍太郎はさすがに行かなかったのですが、幹事長以下の実力者が全員呼びつけられて、「アメリカに逆らうな」と怒鳴りつけられる。そういう政治が行なわれてきました。今もそうです。そのことを知っている日本の新聞記者たちが、なぜかまったく書かない。ここに問題があるのです。

  1998年10月からの“金融ビッグバン”も、橋本龍太郎が無理やり約束させられたものです。当時は、「金融自由化だ」「ビッグバンだ」とあれほど騒がれたのに、今は誰も口にしない。なぜなら、「金融自由化」の掛け声とはまったく逆で、結果的にできあがったのは「金融統制」の体制でした。

  日本は騙されたのです。あの時に外資すなわちニューヨークの投機マネーが自由に日本に入ってこれるようにした。そして少額で日本の大銀行を乗っ取れるようにした。

  この1998年2月、“ノーパンしゃぶしゃぶ事件”を起こし、大蔵官僚たちを計画的に叩きのめしたのです。日銀官僚の福井俊彦(現日銀総裁)もあのリストに入っていました。名刺があった連中は皆さらし者にされ、官僚として出世が止まったのです。

  CIAはこの名簿をインターネット上に流し、さらに愛国派官僚たちが引きずり降ろされる不祥事に発展しました。いわゆる“大蔵落城”です。マスコミはCIAの尻馬に乗って、日銀と大蔵官僚叩きをやったのです。

  この時、すでに自民党の政治家たちは一人ひとり弱みを握られてアメリカの軍門に下っていたのですが、日本の官僚たちはアメリカの言うことを聞かないで抵抗していました。その結果、叩きつぶされたのです。
http://www.h2.dion.ne.jp/~apo.2012/hitokuchi013.html


日本のジャーナリズムを監視する米軍組織

 神奈川県の座間キャンプ内にある、米軍第500軍事情報旅団「アジア研究分遣隊」Asian Studies Detachmentでは、日本国内で刊行される書物・雑誌等々を網羅的に「チェック」し、米国の政策に反対する人間、反米の思想家・評論家を監視している。

さらに、この軍隊は、こうした反米的思想の持ち主の身辺を「探り」、その金銭関係、異性関係、趣味・性癖の「情報収集」に当たっている。不倫関係、多額の借金、他人に言えない性癖等々の情報を収集し、「反米的な」思想家・評論家・ジャーナリスト・大学教授を「脅迫」し、口封じを行うためである。

 「必要に応じて」こうした情報は日本のマスコミに流され、スキャンダル流布による、特定のジャーナリスト・大学教授「ツブシ」が行われる。これは米軍による「日本支配のための軍事行動」である。そのエージェントが、マスコミである(注1)。

*注1・・・小泉元首相の郵政民営化を厳しく批判した植草一秀教授に対する、捏造スキャンダルによる、司法とマスコミの、リンチ報道・裁判に、その極めて悪質な典型を見る事が出来る。植草教授に対する、この捏造スキャンダル=リンチ事件は、日本から表現の自由・言論の自由が無くなる歴史的出発点として、言論暗黒時代へ向かう分岐点として、50年後、日本現代史にゴシック体文字で印刷・刻印されるであろう。以下、参照。


このCIAが日本を含め世界各国の国会議員、政治家達の女性スキャンダル、裏金作り情報、松岡農林水産大臣の「なんとか還元水」問題等の情報を調査・把握し、米国に逆らえば日本の東京地検特捜部に匿名ファックスを送り付けて来る事は日常的に行われている、常識的な「慣例」である。

小泉元総理が学生時代に犯した日本女子大学の大学生に対する強姦事件と、神奈川県警に逮捕された小泉元総理の警察の取り調べ調書も米国側は当然握っていた。小泉はこれで完全に 「操り人形」と化していた。

現在では、極東最大のスパイ組織キャンプ座間にある米国陸軍第500軍事情報大隊が総力を上げ、日本の政治家、企業経営者達のスキャンダル情報の調査・ 蓄積を行っている。

相手は軍隊である。無防備な農林水産大臣1人を「潰す」事は簡単である。
http://alternativereport1.seesaa.net/article/49609103.html

官僚側の目的は、官僚の人事権を内閣が握る「内閣人事局」を撤回させる事。
人事が公正に行われたりしたら、官僚は美味い汁を吸えなくなってしまう。

官邸への報復

加戸守行前愛媛県知事の証言

加計学園の獣医学部新設が問題になっているが、メディア主導で変な方向に向かっている。前川という前文科省事務次官が、行政が歪められたと官邸を告発した。しかし実態を調べると、むしろ正反対の話がどんどん出て来る。

最近の産経新聞や日テレニュースだけがその正しいと思われる経緯を少し伝えている。しかし主要な新聞やテレビはこれらのことをどういう理由か伝えない(調べれることは簡単に分ることばかり)。まず今治における獣医学部新設は、加戸守行前愛媛県知事達が10年以上前に立ち上げた四国4県(四国は獣医師不足が深刻)のプロジェクトであった。しかし加戸氏が獣医学部新設で先頭に立って奔走したが、獣医師会や自民党の獣医師議員連盟が猛烈に反対し実現が難しかった。ところが民主党政権が発足し局面が変わった。地元選出の民主党の白石洋一衆議院議員が獣医学部新設に取組み始めたのである。ところで当初から獣医学部新設に積極的だったのは加計学園であり、加計が学部新設するものと想定されていた。民主党・鳩山政権の終盤には構造改革特区で「対応不可」から「実施に向け検討」に格上げされた。

また先週号で述べたように、加計学園の地元である岡山選出の民進党の高井崇志衆院議員や江田五月最高顧問などもこの案件を積極的に押し進めた。このように加計学園の獣医学部新設は、自民党ではなく元々は民主党・民進党の案件であった。ところが新設が実現する寸前になって、今度は民主党の中にこれに反対する獣医師議員連盟ができた。安倍総理と加計学園の理事長の仲を国会で追求した玉木雄一郎民進党幹事長代理などは、この民主党獣医師議員連盟の事務局長であり獣医師会から政治献金を受けていた(父と弟は獣医師)。


日本のメディアは、安倍総理と加計理事長が友人だからの獣医学部新設が実現したというストーリを作っている。そのため安倍総理と加計理事長が一緒に写っている写真は何回となく放送されてる。しかしこのような報道は明らかに印象操作である。要するに安倍総理が友人のために行政を曲げて、獣医学部新設を実現したという事実とは異なる話を作り上げることが目的である。

安倍総理は、国会でこのストーリを何回も否定している。しかし作り上げられた嘘話を否定することは難しい。特に反安倍の報道機関がこぞってこのストーリを毎日流し続けているため、世間の人々はこの嘘話を半分以上信じている。


加戸前愛媛県知事はこの話を即座に否定している。またテロ等準備罪(共謀罪)がなければ、獣医学部新設は話題にもなっていなかったと感想を述べている。つまりテロ等準備罪(共謀罪)の法案成立を阻止したいメディアが、一斉に加計学園問題に飛びついて安倍総理を攻撃したと述べている。筆者も同感である。

加戸氏は文科省の官僚OBで、偶然にも前川前文科省事務次官の上司であった。加戸氏は「前川君は地方の獣医師不足の実状を全く知らないのだろう」と言っている。また驚くことに加戸氏は安倍総理と加計理事長が昔からの友人だったことは全く知らなかったという。

ちなみに加計理事長は安倍総理と昔からの知り合いであるが、一方で獣医学部新設で動いてくれている民進党の高井崇志衆院議員や江田五月最高顧問とも親しい。両者と加計理事長が一緒に写っている写真を筆者はネットで一度見たことがある。どうも加計理事長は自民党だけでなく民進党も強く支援してきたと見られる。


次に考えることは、前川前文科省事務次官が「官邸によって行政が歪められた」「加計ありきでことが進んだ」と告発した目的である。反安倍のメディアは、前川氏の告発を「正義の告発」「硬骨漢の元官僚が官邸に立ち向かっている」という話に仕立てている。これは前川氏の狙い通りであった。また前川氏の思惑通り、加計学園疑惑は連日報道され野党を巻込み大騒ぎになった。

前川氏は森友学園問題が「総理への忖度」ということで大騒ぎになっているのを見て、部下が作った「官邸の意向」という文言のある文章をマスコミに送ったと筆者は考える。朝日新聞や週刊文春は情報元を隠しているが、文章は前川氏が送ったものと一般には見られている。どうも問題の文章をマスコミ各社が受取ったが、新聞の中で取上げのは朝日だけだったようだ。ただし前日夜にNHKもこれを流したが「官邸の意向」という部分は伏せられていたという話である。


天下り斡旋、出会い系バー、新国立競技場

「官邸によって行政が歪められた」という前川氏の言い分はもちろんマスコミ向けであり、真相ではないと筆者は言いたい。どう見ても文科省の天下り問題が発覚し、就任からわずか6ヶ月で事務次官職を辞任するよう官邸に迫られたことへの「報復」と見るのが妥当である。これは永田町・霞ヶ関では常識になっていると思われるが、マスコミは分っていてもほとんどこれに触れない。「正義の告発者」という自分達が勝手に作ったストーリを壊したくないのである。ちなみに「官邸の意向」といった文言は、加戸前愛媛県知事が現役の文科省官僚時代にもよく使ったという。

文科省は組織的に天下りの斡旋を行っていた。昔はこのようなことを他の官庁でも行っていたが、これが禁止されてからは組織的にやっていたのは文科省だけであった。このことは天下り斡旋禁止令を作った張本人である高橋洋一氏がテレビで指摘している。高橋氏は「こんな法律に引っ掛かるなんて文科省は本当にアホだ」と言っていた(他の官庁はもっと巧妙にやっているのであろう)。しかもその中心人物が前川事務次官だったという話も出ている。


「出会い系バー」への出入りも、当然、辞任に関係していると思われる。前川氏は昨年9月頃に杉田副官房長官からこの件で叱責されている。この「出会い系バー」は暴力団関係者が経営しており、常に警察にマークされていた。警察庁出身の杉田官房副長官にこの情報が届いたと見られる。官邸は読売新聞が報道するまでこの話を知らなかったと言っているが、おそらく前から知らされていたと筆者は見ている。

天下りの斡旋の話に戻れば、何かと官邸に反抗していた文科省の局長がある大学に斡旋され天下っていたことを官邸が見つけ腹を立てたという。この違法な天下り斡旋が発覚し、官邸は前川事務次官に斡旋に関わった文科省幹部への処分案を作るよう命じた。前川氏はこれに応じ処分案を作成し官邸に持って行った。ところがこの処分案の中に、なんと前川事務次官自身の名がなかったという(前川氏は斡旋の中心人物と目されているのに)。さすがにこれに官邸は立腹し前川氏にとうとう辞任を迫ったようである。菅官房長官の「前川事務次官は自分の地位に恋々としていた」というセリフはこのような経緯があったからと考える。


「官邸によって行政が歪められた」うんぬんのセリフは明らかにマスコミ向けであり、官邸告発の真相とは関係がないと筆者は考える。そもそも前川氏は獣医学部新設に関心はなかったと筆者は見ている(上司であった加戸守行前愛媛県知事の「前川君は地方の獣医師不足の実状を全く知らないのだろう」発言でも明らか)。実際、月間文芸春秋7月号に前川氏の手記が掲載されているが、そこでも加計学園の獣医学部新設に自分は関わってこなかったと述べている。当然、6ヶ月で事務次官を辞めさせられたことが原因と考える。たまたま「官邸の意向」という告発に都合の良い文章(部下が言い訳のために作った嘘と本当が混じった)が手元にあったと見るのが自然であろう。

辞任を迫られた前川氏は「天下りの斡旋は他の省庁でもやっている」と反論したという話がある。ところが最近の2回目の記者会見では「天下り斡旋が禁止されていることを知らなかった」と言い方を変えていると高橋洋一氏が指摘している。しかし前川氏を持上げているマスコミは、このような点を全く追求しない。


前川氏が深く関わっていたのは新国立競技場の建設であった。しかし旧競技場の解体費用が異常に増えたり、設計に無理があり期限までに完成するか不安視されていた。政府は建築の素人である文科省に任せておく訳には行かないと判断し、急遽、競技場建設の主体を国交省に変更し設計のコンペをやり直した。この時動いたのが国交省出身の和泉首相補佐官と言われている。前川氏の口からよく和泉首相補佐官の話が出るのは、このことが影響していると筆者は見ている。

国民の7割が加計学園問題の真相が分らず何かを政府が隠していると思っていると言う。しかしそれは大々的に問題を取上げている大手メディア(一部を除く)が、本誌の先週・今週号で述べたような本当と思われることに全く触れないからである。本誌の先週号と今週号の内容は、新聞・テレビで見聞きしネットで調べたことに筆者の若干の憶測を加えたものである。しかし個人的な特別ルートで得たような情報は一切含まれていない。要するにちょっと調べれば全て分ることばかりである。
http://www.adpweb.com/eco/


前川前次官が騒いでいる本当の理由は、「自分の方が総理大臣より身分が上だ」という事です。

総理より地位が高い事務次官

加計学園をめぐる「忖度」騒動は前川喜平・前文部科学事務次官の告発から騒動が広まった。

なぜ前川氏はこのように安倍首相を憎み、敵愾心を露にして噛み付くのか、事務次官という身分階級を知らないとわかり難い。

各省庁の事務次官は「次官」なので文字を読んだだけでは「2番目の事務員」かなと思うが、実際には省庁の大統領のような地位にある。

         

事務次官は表向きの法律では大臣を補佐する役割だが、実際には大臣を上回る最高権威です。

大臣と事務次官の関係については、2001年に小泉内閣で外務大臣を(9ヶ月だけ)勤めた田中眞紀子議員が良く喋っていた。(喋りすぎた)

その前に田中眞紀子が外務大臣に選ばれた理由を説明すると、2001年4月の自民党総裁選で小泉純一郎を当選させた功労者だった。


超不人気だった森首相が退陣し、次の首相は橋本龍太郎で決まりと言われていて、国民は「またあのバカ総理か」と失望していた。

小泉純一郎は出馬しても負けそうなので立候補するつもりはなかったが、当時人気絶頂だった田中眞紀子が「あんた出なさいよ」とけしかけたと言われている。

人気者の眞紀子に後押しされて小泉旋風が吹き、めでたく総理大臣になり田中眞紀子は論功行賞で外務大臣になった。


欧米メディアは「次の総理は田中眞紀子」「初の女性総理誕生へ」と報道し、小泉自身より人気が高かったほどだった。

その大功労者が些細なことで外務官僚と対立して、クビになったのは田中眞紀子大臣の方だった。

日本政府の方針と異なる発言を、外相として勝手に発言したり、外相会談のドタキャンなど様々な出来事があった。


官僚を激怒させた安倍首相の行為

だが一番の対立点は「外務大臣と事務次官のどちらに人事権があるか」という事で、眞紀子大臣は自分に逆らう事務次官の更迭を小泉首相に要求した。

結果は書いたとおり、クビになったのは大臣のほうだったので、大臣の人事権は事務次官が握っているが、逆はありえない。

法律はどうであれ大臣より事務次官のほうが地位が上なのが日本の制度であり、主要な省の事務次官となると総理大臣より地位が上である。


ロッキード事件で田中角栄元首相が逮捕されたが、事務次官は決して逮捕されず、責任を取らされたりもしない。

思い出して欲しいがあらゆる政治スキャンダルで責任を取るのは大臣と総理だけで、事務次官や官僚はマスコミから責任の追求すらされない。

もし事務次官が責任を取らされるような事が起きれば、明治以来の大事件であり、絶対に有り得ない筈だった。


朝日新聞は平気で天皇や総理大臣の悪口を書くが、それでいて事務次官の悪口を絶対に書かず、官僚は神聖にして汚すべからずを貫いている。

朝日新聞も日本の最高権力者が怖いのであり、許認可権から逮捕権、裁判権まで握っている官僚たちには逆らいません。(最高裁判官も官僚)

その有り得ないはずの事が森友、加計騒動の根源である文部科学省で起きていて、事務次官がクビになっていました。


「キXXX」の言い分

前川喜平前事務次官は退職した文部官僚が民間機関に天下りする仲介役をしていて、2017年1月20日に辞職した。

2017年3月に懲戒免職になる予定だったが、文部省側は猛反発しして自主退職になったうえ、退職金5000万円以上が支払われた。

軽い処分で済んで助かったように見えるが、官僚目線では「どうして上司である事務次官が部下である総理大臣から追放されるのか」という事になる。


ニュースを見ていると異常な事件で犯人が意味不明な事をしゃべる場合があるが、「キXXX」の言い分は彼らにしか分からない。

前川喜平と官僚たちには「総理大臣風情がでかい面しやがって」「今に見ておれ小僧」という恨みだけが残ったようです。

そして文部科学省は自分のスキャンダルである森友、加計を暴露する事で安倍首相を糾弾するという捨て身の戦法に出た。


過去の政治スキャンダルで責任を問われたのは政治家だけで、官僚が罪に問われた事は無いので、こうした戦法は実は良く行われている。

大阪地検や東京地検は森友加計を捜査しているが、検察官僚の身内である文部官僚は決して捜査対象にならない。

うまく行けば前川喜平前事務次官は高給で天下りできるだろうし、それどころか政治家として権力を握る事もできる。


突き詰めると官僚と総理のどちらが上か、どちらが日本の権力者かという対立です。
http://www.thutmosev.com/archives/71597964.html


本当の戦いは官僚の人事権

安倍政権は2014年)5月30日に内閣人事局を設置し、それまで各省庁がやっていた官僚人事を、官邸で行う事とした。

つまり今まで官僚の人事は官僚自身が決めていて、総理大臣や国会といえども絶対に口を出す事は出来なかった。

それを今日から総理大臣が官僚人事を決めるとなったので、官僚側は猛反対し財務省を中心に反安倍闘争を展開した。


2015年ごろに安保法制が異様な盛り上がりを見せ、日本中のマスコミが左翼化したかのように(左翼だが)反自衛隊、反米軍キャンペーンを始めた。

日本の全マスコミに対して一斉に指示を出せるのは官僚だけで、反安保闘争を操っていたのは財務省だったと見られる。

財務省はすべての省庁の財政を握っており、クビを横に振れば簡単に干す事ができるからです。


財務省の強大な権限は官僚自身が人事権を握っているからで、人事権が総理に移れば権力も総理に移ってしまいます。

安倍首相が消費増税に反対しているのもあって財務省は安倍政権を潰したくてしょうがなく、加計問題は渡りに船でした。

今冶の山奥の獣医学校は本当はどうでも良く、官僚特に財務官僚と安倍首相との、官僚人事権を巡る闘争なのでした。


そこに乗っかって安倍首相を退陣に追い込んで自分が総理になろうとしているのが、石破・麻生・二階・岸田・菅らの自民党幹部たちで、必ずしも安倍首相の味方ではない。

石破氏ははっきりと野党に加勢して安倍首相を退陣に追い込む姿勢を見せていて、狙いは次期総理です。

こうした「安倍包囲網」に乗っかっているのが野党や小池勢力で、都議会選挙は小池新党に有利だといわれています。
http://www.thutmosev.com/archives/71561248.html


官僚とマスコミが反安部扇動をしている理由

日本の官僚に指示を与えて動かしている日米合同委員会とは


日本政治を図らずも30年近く見てきて、いつも不思議に感じてきたことがある。

それは、「地方分権」と言われながら、いまだにすべての情報は中央、東京に集中し、内政における大枠の情報がほとんど東京に集中していることである。しかも国家主権にわたる外交、安全保障、国の経済政策、教育政策、福祉政策、医療政策、その他の分野でも大きな方針、政策は、すべて霞ヶ関から、国会議員に「勉強会」という形で官僚から卸されてくるのである。

そこで国会議員になった人間は、その中の一つか二つの分野に精通し、期数を重ねることによっていわゆる族議員というものになって、その内政の利権のお裾分けに預かる。この仕組みが、今も続く戦後の日本政治である。

さらに不思議なことは、その霞ヶ関に大きな政策を棚卸ししてくるのが、戦勝国であるアメリカなのである。

今回は、その大きな役割の一つを担っている「日米合同委員会」なるものを改めて紹介したい。不勉強の小生はこの組織のことを知ったのが、十年ちょっと前である。2011年の311以降、ネットや一部の本でもやっと言及されるようになったが、多くの日本人はマスコミがほとんど報道しないので全く知らないのではないだろうか。

そのためにいまだに一般の日本人には、認識されていないが、「日米合同委員会」というものが、戦後日本政治をコントロールしてきた最重要会議であることは間違いないのである。憲法で規定された国権の最高機関である国会を現実には超越していると言っても過言ではない。今回の安保法制を巡ってもテレビのニュース等で、あたかも日本が独立国としてこの法制を審議しているかのような報道がなされているが、残念ながら、このような報道は戦後に創られた共同幻想を維持するためものでしかない。


ところで、話題の書である矢部宏治氏は『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』で、矢部宏治氏は、「日米合同委員会」についてこう書いている。


日本はなぜ帰途と原発を止められないか


「官僚というのは法律が存在基盤ですから、下位の法体系(日本の国内法)より、上位の法体系(安保法体系)を優先して動くのは当然です。裁判で負ける側には絶対に立たないというのが官僚ですから、それは責められない。

しかも、この日米合同委員会のメンバーがその後どうなっているかを調べてみると、このインナー・サークルに所属した官僚は、みなそのあと、めざましく出世している。

とくに顕著なのが法務省で、省のトップである事務次官のなかに、日米合同委員会の元メンバー(大臣官房長経験者)が占める割合は、過去17人中12人。そのうち9人は、さらに次官より格上とされる検事総長になっているのです」


日米合同委員会の構成メンバーを見ると、米側がほとんど軍人である。

米側代表は在日米軍司令部副司令官である。

代表代理として在日米大使館公使、在日米軍司令部第五部長、在日米陸軍司令部参謀長、在日米空軍司令部副司令官、在日米海軍司令部参謀長、在日米海兵隊基地司令部参謀長である。在日米軍の軍人が威嚇するかのごとく居並んでいる。


日米合同委員会の日本側代表は外務省北米局長である

代表代理は、法務省大臣官房長、農林水産省経営局長、防衛省地方協力局長、外務省北米局参事官、財務省大臣官房審議官である。選挙で選ばれた政治家は一人も入っていない。


これは極めて象徴的な演出で、米国側は意識的に軍人を出している。現在も日本が米国の軍事占領下にあることの象徴なのだろう。わかりやすく言えば、日本官僚はネイティブの日本支配者であり、在日米軍の意向を受けて官僚の利権を維持拡大しているというわけである。

そして、日米合同委員会から多くの検事総長を出す。そして日本の対米隷属に異を唱え、真の独立を目指す人間を裁判にかけて攻撃する。その対象になったのが、最近では小沢一郎氏であった。

また、日米合同委員会で決まったことが公表されることはない。記録として残されることもない。いわば密約である。それが日本官僚を通じて政権与党である自民党に降ろされている。前回のレポートでも指摘した覇権国である米国経済の実情を考えると、もっと多くの日本人がこのことを知るべき時を迎えている。


日米合同委員会1日米合同委員会2

下記の参考資料を読んでいただければ、総理になった人間ですら、日米合同委員会のことを知らなかったことがわかる。日本の政治は見事なまでに空洞化しているのである。


<参考資料>

(*週プレNews 2014年12月16日より)

「日本はなぜ基地と原発を止められないのか」で話題の矢部宏治が鳩山友紀夫と“日本の真の支配者”を語った!


矢部宏治

鳩山友紀夫元首相(右)と矢部宏治氏が日本が「真の独立国」として新しい戦後を歩むための方法を議論


<民主党・鳩山政権の崩壊と沖縄の基地問題を出発点に、日本の戦後史を振り返った話題の新刊

『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』(集英社インターナショナル)
https://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%9C%E3%80%81%E3%80%8C%E5%9F%BA%E5%9C%B0%E3%80%8D%E3%81%A8%E3%80%8C%E5%8E%9F%E7%99%BA%E3%80%8D%E3%82%92%E6%AD%A2%E3%82%81%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%8B-%E7%9F%A2%E9%83%A8-%E5%AE%8F%E6%B2%BB/dp/4797672897


の著者・矢部宏治(やべ・こうじ)氏。
そして、まさにこの本を執筆するきっかけとなった鳩山友紀夫元首相。

このふたりが、辺野古移設反対派の圧勝に終わった11月の沖縄県知事選や総選挙を踏まえ、事実上、今も米軍の占領状態が続いているこの国の姿と、日本が「真の独立国」として新しい戦後を歩んでいくためにはどうすればいいのか、その方法を考えた!>


首相の時はわからなかった「見えない敵」の正体

―まずは鳩山さんに、矢部さんの本を読まれた率直な感想から伺いたいのですが?


鳩山  正直申し上げて“ぶったまげた”というか、矢部さんがここまで勇気を持って取材され、この本を書かれたことに敬服しました。先にこの本を読んでいれば、私も総理を辞めずに済んだかもしれない、と(笑)。

もちろん、私は自分の非力について言い訳する気はありません。総理として一度は沖縄県民に期待感を与えながら(県外移設を)実現できなかったのは私に大きな責任があります。

ただ、この本を読んで、当時、自分がもっと政治の裏側にある仕組みを深く理解していれば、結果が違っていた部分もあるのかなとは思いました。それだけに、自分が総理という立場にありながら、この本に書かれているような現実を知らなかったことを恥じなきゃいかんと感じるわけです。


矢部  鳩山さんは以前、インタビューで「官僚たちは総理である自分ではなく『何か別のもの』に忠誠を誓っているように感じた」と言われていましたが、その正体がなんであるか、当時はわからなかったのでしょうか?


鳩山  物事が自分の思いどおりに進まないのは、自分自身の力不足という程度にしか思っていませんでした。本来ならば協力してくれるはずの官僚の皆さんには、自分の提案を「米軍側との協議の結果」と言って、すべてはね返されてしまって。分厚い壁の存在は感じながらも「やっぱりアメリカはキツイんだなぁ」ぐらいにしか思っていなかった。その裏側、深淵の部分まで自分の考えは届いていなかったのです。

 しかし、矢部さんのこの本はもっと深いところで米軍と官僚組織、さらには司法やメディアまでがすべてつながって一体となった姿を見事に解き明かしてくれて、いろんなことが腑(ふ)に落ちました。この本を読んで、目からうろこが何枚落ちたかわからないくらい落ちましたね。


矢部  在日米軍と日本のエリート官僚で組織された「日米合同委員会」の存在は、当時ご存じなかったということでしょうか?


鳩山  お恥ずかしい話ですが、わかりませんでした。日米で月に2度も、それも米軍と外務省や法務省、財務省などのトップクラスの官僚たちが、政府の中の議論以上に密な議論をしていたとは! しかもその内容は基本的には表に出ない。

 私が総理の時にアメリカから「規制改革をやれ」という話があって、向こうからの要望書に従って郵政の民営化とかがドンドンと押しつけられた。そこで「この規制改革委員会はおかしいぞ」というところまでは当時もわかっていたのですが。


矢部  日米合同委員会は基本的に占領以来続く在日米軍の特権、つまり「米軍は日本の国土全体を自由に使える」という権利を行使するための協議機関なのですが、この組織が60年間続いていくうちに、そこで決まったことには、もう誰も口出しできないという状況になってしまった。

 なかでも一番の問題は、日米合同委員会のメンバーである法務官僚が、法務省のトップである事務次官に占める割合は過去17人中12人、そのうち9人が検事総長にまで上り詰めている。つまり、米軍と日本の高級官僚をメンバーとするこの共同体が、検察権力を事実上握っているということなんです。

 しかも、在日米軍基地の違憲性をめぐって争われた1959年の砂川裁判で、当時の駐日米国大使だったダグラス・マッカーサー2世が裁判に不当な形で介入し、「日米安保条約のような高度な政治性を持つ問題については、最高裁は憲法判断をしない」という判例を残してしまった。ですから日米合同委員会の合意事項が仮に憲法違反であっても、日本国民にはそれを覆(くつがえ)す法的手段がない。


鳩山  それはつまり日米合同委員会の決定事項が、憲法も含めた日本の法律よりも優先されるということですよね。そのことを総理大臣の私は知らなかったのに、検事総長は知っていたし役人も知っていたわけだ。


矢部  ですから、鳩山さんの言う「官僚たちが忠誠を誓っていた何か別のもの」、つまり鳩山政権を潰(つぶ)したのは、この60年続く日米合同委員会という米軍と官僚の共同体であり、そこで決められた安保法体系だというのが現時点での私の結論ですね。


―そうした仕組みの存在を知った今、鳩山さんはどのような思いなのでしょうか。

鳩山  日米合同委員会に乗り込んでいきたいぐらいだね。「何をやってるんだ、おまえら!」みたいな感じで。

 ただ、そういうものが舞台裏で、しかも、憲法以上の力を持った存在として成り立っていたとしても、決してメディアで報道されることもないし、このメンバー以外にはほとんど知られないような仕組みになっているわけですよね。


矢部  このような「見えない力」の存在は、政権内にいないと、野党の立場ではまったく知り得ないものなのでしょうか?


鳩山  私も自民党時代がありましたので、8年は政権党にいたわけですが、当選1回や2回の新人議員の間は、官邸内部で何が動いているか知りようもありませんでした。でも与党の一員としては扱ってもらっていたと思います。

 それが野党となると、与党、特に与党の中枢の方々とは情報量が圧倒的に違う。官僚も野党に話す場合と与党に説明に行く場合では、丁寧さも説明に来る人の役職も全然違う。そのぐらい野党に対しては、官僚は区別し、冷たい対応をしていました。

 つまり、自民党政権と官僚機構が完全に一体化していたということです。野党は圧倒的に情報過疎に置かれているのは事実で、国民はその野党よりも情報が少ない。

 この先、特定秘密保護法によって、ますます国民には何も知らせない国になるわけで、非常に恐ろしいことだと思います。


日本全土が「米軍の基地」という現実

矢部  「横田空域」という、1都8県の上に米軍が管理している広大な空域がありまして、日本の飛行機はここを飛べない。これなんか典型的な「米軍が自由に日本の国土を使える」事例ですね。


鳩山  私も横田空域のせいで、日本の航空会社が非常に不自然な飛行ルートで飛ばされていることは知っていましたが、「沖縄と同じように、米軍の優位性というのが東京や関東周辺にもあるんだな」という程度にしか理解していなかった。

 しかし、具体的に図を見ると、関東上空がこれほど広範囲に米軍に「占領」されているという事実に仰天しますよね。沖縄だけではなくて、実は日本全体がアメリカに今でも支配されているも同然ですから。


矢部  飛行ルートの阻害もありますが、それより問題なのは、米軍やCIAの関係者が日本の国境に関係なく、この空域から自由に出入りできる、入国の「裏口(バックドア)」が存在することです。これはどう考えてもおかしな話で、こんなことは普通の主権国家ではあり得ません。

 この問題なんて国際社会にアピールしたら、みんなすごく驚くと思うんです。これは今、日本で起きているほかの問題、特に原発の問題にも絡んでくる話ですが、日本という国が置かれている状況の歪(ゆが)みやおかしさを伝えるいい事例になると思っています。

 結局、日米安保条約とは、米軍が「日本の基地」を使う権利ではなく、「日本全土」を基地として使う権利を定めたものなのです。

 旧安保条約の第1条で米軍にその権利が認められ、60年の安保条約で文言は変わっていますが、その権利は残されている。これを「全土基地方式」というのですが、これはなんとしても国際社会にアピールして変えていかないといけない


鳩山  矢部さんの本だと、米軍がそんなことをできる根拠は、敗戦国である日本を今でも「敵国」と見なした、国連憲章の「敵国条項」があるから、という話でしたが。


矢部  そこの説明は少し複雑で、旧安保条約第1条には、そうしたメチャクチャな軍事利用のあり方は、日本側が望み、アメリカ側がそれに応えたものだということが書かれている。そうした戦後処理を日本が望んだ以上、日本の主権や国民の人権がいくら侵害されていても、国連は口を出せないというロジックになっているんです。一種の法的トリックと言ってもいい。

 ですから、日本にちゃんとした政権が誕生して、国際社会で堂々と議論し、「全土基地方式はやめてくれ」と言ったら「それは敵国条項があるから無理だ」とは絶対ならないと思います。


米軍の占領状況を米国民に訴えろ!

鳩山  矢部さんのような方の努力もあって、私もようやく目隠しが外れて真実が見えてきたわけですが、問題はそこから先をどうするかです。やはり一部の人たちだけが目隠しを外すんじゃなくて、日本の国民の多くに触れられるPR戦術というか、日本の戦後の背後には何があるのかをきちんと解き明かす手段が必要だと思いますね。

 それと、日米関係に関わっている米軍関係者を除けば、アメリカの議会や国民は日米合同委員会なるものがどういう役割を果たしてきたのか、それが今も日本の主権をさまざまな形で侵害している事実も知らないと思います。しかし、こうした状況はアメリカの国民から見ても「異常なこと」だと映るはずですから、われわれが海外、特にアメリカの議会や国民に対して「日本は今も事実上、米軍に占領されているけれど、本当にこれでいいのか?」と訴えることが重要です。


矢部  情報発信という意味では、今、ドイツなど多くの国が日本の原発汚染に対して「何を考えてるんだ!」って相当に怒っている。基地の問題だけだと「勝手にやっててくれ」となるかもしれないけれど、原発の問題はそうはいかない。全地球的な問題です。

 あれだけ深刻な原発事故を起こした日本がなぜ、今再び原発推進への道を進もうとしているのか? その背景には「日米原子力協定」という、自国のエネルギー政策すらアメリカの同意なしには決められないという、客観的に見ても非常に歪(いびつ)な構造がある。それをうまく国際社会にアピールできたら、こうした日本の歪んだシステムに世界の光が当たる可能性はあります。


鳩山  そうですね、日本のメディアも完全に取り込まれてしまっているのであれば、基地の問題だけではなく、原発も併せて海外に訴えるほうが、圧倒的に意義があると思います。

ただし、そうした「外圧」に頼るだけでなく、結局はこの国の政治を変えない限り、そして多数派にならない限り、こうした流れは大きく変えられません。


*2015.03.16 NEWSポストセブンより

「米軍幹部と日本の官僚が進路決める「日米合同委員会」の存在」


東京都港区南麻布。都内屈指の閑静な高級住宅地も、そこだけは異空間が広がる。

入り口には屈強なガードマンが立ち、脇には「100%、IDチェック」と書かれた案内書きがある。米軍施設の「ニューサンノーホテル」である。


 在日米軍関係者は、

「ここは赤坂の米国大使館以上に、米国にとって重要な施設。表向きは来日した米軍関係者の宿泊施設ですが、米海軍情報部や CIA の拠点が置かれていて、日米のインテリジェンスの集積地です」

と説明する。

 日本のメディアどころか、政治家も立ち入れない。そんな場所で、日本の高級官僚と在日米軍関係者は、定期的に会合を重ねていた。それが日米合同委員会後述するが1960年に締結された日米地位協定(※注1)をどう運用するかを協議する実務者会議だ。


※注1/1952年に旧安保条約と同時に発効した「日米行政協定」が前身。1960年に日米安全保障条約を締結した際に改めて交わされた。 

そこでは、日本の安全保障の根幹に直接かかわる問題から、米軍基地と周辺住民の諍いまで協議される。 前者は在日米軍基地の移転・縮小、米海兵隊の新型輸送機オスプレイの配備といった問題、後者は基地内のゴミ処理、航空機の騒音問題などだ。

かつては、米兵の犯罪並びにその処遇も、開かれた法廷ではなく、密室の話し合いによって、解決がなされたこともあった。 

日米合同委の組織は、米国側は在日米軍司令部副司令官、在日米大使館公使など、日本側は外務省北米局長を代表として法務省大臣官房長、防衛省地方協力局長といった面子だ。

 日本側の代表者及び代表代理は、将来的に事務次官を狙えるポストにある。そんな高級官僚が、在日米軍や米大使館の有力者と密議を交わすことから、日米合同委は「影の政府」との異名もつく。

 ただし、彼らが一堂に会するわけではない。同委員会は、基地問題、刑事、環境など35の分科会や部会に分かれ、担当ごとに参加者が決まる。実際に出席したことのある官僚が明かしてくれた。


「日米の責任者(担当者)が最低一人、書記および通訳などの職員が最低二人は出席する。対話は基本的には日本語で行なわれますが、日本側も英語の話せる通訳を連れているため、微妙なニュアンスで日米の解釈が異なるという事態は生じない」


 関係者らの話をまとめると、毎月2回ほど開かれ、開催場所は米国と日本で持ち回りとなる。米国ならニューサンノーホテル、日本の場合は外務省を中心に、分科会や部会ごとに代表者の所属する官庁内で開催されているという。

 だが、会合の中身は一切明かされない。合意の一部は外務省、防衛省のホームページに公表されているが、それも簡潔に記されているだけだ。

 同委員会を所管する外務省北米局に日米合同委の詳細を問い合わせても、「回答できるのは、既に公表しているものだけ」の一点ばりで、防衛省広報課に問い合わせても、「外務省が所管なので、外務省に聞いてください」という堂々巡りだった。


 元琉球新報論説委員で、在日米軍基地問題に詳しい沖縄国際大学大学院教授・前泊博盛氏は語る。


「日米合同委に合意内容を公表する義務はない。日米双方の合意がない限り公表しない取り決め(※注2)になっているからです。」


※注2/1996年2月に、日米両政府は日米地位協定の9項目についての運用改善で合意。「日米合同委員会の公表」もそこに含まれた。しかし、結果的に「合意内容」の公表こそ一部改善はされたものの、会合内容が公表されることはなかった。


 「基本的に軍事関係の取り決めなので米軍側は、情報を出したくない。また、米軍に有利に推移した合意内容を表に出して、日本人の神経を逆なでしたくないという思いもある。日本側としても、米国との交渉に負けた、との誹りを避けるために、できるだけ隠密に事を収めたい」


 必然的に日米合同委は「密約の温床」になってしまう。(終わり)
http://www.yamamotomasaki.com/archives/1991  



http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/576.html#c1

[お知らせ・管理20] これが阿修羅に巣食う電通工作員 中川隆
107. 中川隆[-7317] koaQ7Jey 2017年7月05日 06:20:55 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

377 地震雷火事名無し(pc?)2016/06/02(木) 17:45:05.65ID:EB7WWIpa

知る大切さ

九州在住(佐賀か福岡あたりのようだ)

年齢 40過ぎらしい

家族 嫁と子供がいるらしい

職業 太陽光売電

性格 慇懃無礼 人を馬鹿にしている
   言葉遣いは丁寧だが、人の話は全く聞かない
   妥協を知らない 腹黒い うそつき

信仰 小出裕章を盲信している 小出の批判に対しては感情的になる

その他 一応反原発 反被曝

容姿 禿でデブ

魑魅魍魎男を批判する者に対して同調して敵対しているが、魑魅魍魎男は 知る大切さ にはあまり関心がないように見える。

多摩散人からは絶縁されている。

管理人からは距離を置かれている。

かつて言い合いをしていた多くの敵対者からはほぼ完全に無視されている

右翼から恨みを買い個人情報を暴露されたらしい

愛読書は少年ジャンプ

526地震雷火事名無し(東京都)2016/09/28(水) 16:42:44.00ID:VtwS2gGR

知る大切さ は再生エネルギー工作員というより、再生エネルギーの当事者。

太陽光発電の問題点を指摘されて逆上中。


264地震雷火事名無し(庭)2016/03/02(水) 12:35:38.49ID:ofT9YytX

知る大切さ の税金対策。
やるなら去年のうちにやれよな。
よほど貧乏らしい。

266地震雷火事名無し(庭)2016/03/02(水) 18:10:25.40ID:2DSRk7+V

脱税ですか?

267地震雷火事名無し(dion軍)2016/03/02(水) 23:23:21.41ID:hL2nW8JI

知る大切さ、売電ニート。寄生虫。w

271地震雷火事名無し(庭)2016/03/03(木) 09:15:52.12ID:tFyc0otH

なるほど。
売電で借金は返せない。

272地震雷火事名無し(イーモバイル ne)2016/03/03(木) 10:55:19.99ID:L0XmPli/

九電たしか太陽光の電気の買取中止してなかったか?
知る大切さ の怒りの根源はそこだな。


273地震雷火事名無し(庭)2016/03/03(木) 12:04:38.97ID:Ez66+Nye

投資にリスクがあるのは当たり前
騙された 知る大切さ が悪い

274地震雷火事名無し(庭)2016/03/03(木) 12:19:39.45ID:Ez66+Nye

太陽光は、付帯設備更新でも、借金地獄におちいる。

275地震雷火事名無し(霧の向こうに繋がる世界)2016/03/03(木) 14:02:07.80ID:Z2vDRyrg

借金まみれの 知る大切さ ♂

276地震雷火事名無し(庭)2016/03/03(木) 16:24:55.90ID:deJXD6Wf

家庭用でも、初期投資は100万や200万くらい掛かるもんね。
ビジネスでやるなら、2000万くらいの投資かな。
たいへんだね。

277地震雷火事名無し(庭)2016/03/03(木) 19:19:08.50ID:QVWlQrUZ

架台も、ザムとかスパイクとかロクでもない素材を使っていて、東電並みの偽造構造計算が、まかり通ってるしな。

実質的な耐用年数は、福一の汚染水タンクと同程度。

一攫千金狙いの新規参入業者だらけだから、当たり前といえば、当たり前かな。
投資するなら、定着してからだね。

一昔前に、中国やベトナムなんかで、あやしい投資家が蠢いてたのと変わらないのが、いまの太陽光業界。

まさかパネルは国産を使ってないよな。w

281地震雷火事名無し(庭)2016/03/04(金) 16:38:41.31ID:AXphsgOJ

腐る一方だな、ニッポンの反原発w
興信所を使って、知る大切さ の個人情報を調べてるクサレ右翼のレベルに落ちるまで、もう一歩w

282地震雷火事名無し(pc?)2016/03/05(土) 12:53:22.76ID:nSWY8u1k

インターネットに入り浸りのニート 知る大切さ

情けない

539地震雷火事名無し(庭)2016/10/13(木) 10:36:51.53ID:WFhwAsi3

てか、税金払いたくないとか言って、阿修羅で脱税宣言してたし。
叩けばホコリだらけの 知る大切さ。

540地震雷火事名無し(やわらか銀行)2016/10/13(木) 22:25:33.90ID:DBswi4+t

太陽光のスレが大変なことになってるみたいだけど
何か有意義な議論がされてるの?
https://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/lifeline/1448373329/
http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/603.html#c107

[お知らせ・管理21] 管理人さまへ 天橋立の愚痴人間
11. 中川隆[-7316] koaQ7Jey 2017年7月05日 06:31:09 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

377 地震雷火事名無し(pc?)2016/06/02(木) 17:45:05.65ID:EB7WWIpa

知る大切さ 個人情報

九州在住(佐賀か福岡あたりのようだ)

年齢 40過ぎらしい

家族 嫁と子供がいるらしい

職業 太陽光売電

性格 慇懃無礼 人を馬鹿にしている
   言葉遣いは丁寧だが、人の話は全く聞かない
   妥協を知らない 腹黒い うそつき

信仰 小出裕章を盲信している 小出の批判に対しては感情的になる

その他 一応反原発 反被曝

容姿 禿でデブ

魑魅魍魎男を批判する者に対して同調して敵対しているが、魑魅魍魎男は 知る大切さ にはあまり関心がないように見える。

多摩散人からは絶縁されている。

管理人からは距離を置かれている。

かつて言い合いをしていた多くの敵対者からはほぼ完全に無視されている

右翼から恨みを買い個人情報を暴露されたらしい

愛読書は少年ジャンプ


526地震雷火事名無し(東京都)2016/09/28(水) 16:42:44.00ID:VtwS2gGR

知る大切さ は再生エネルギー工作員というより、再生エネルギーの当事者。

太陽光発電の問題点を指摘されて逆上中。

264地震雷火事名無し(庭)2016/03/02(水) 12:35:38.49ID:ofT9YytX

知る大切さ の税金対策。
やるなら去年のうちにやれよな。
よほど貧乏らしい。


266地震雷火事名無し(庭)2016/03/02(水) 18:10:25.40ID:2DSRk7+V

脱税ですか?


267地震雷火事名無し(dion軍)2016/03/02(水) 23:23:21.41ID:hL2nW8JI

知る大切さ、売電ニート。寄生虫。w


271地震雷火事名無し(庭)2016/03/03(木) 09:15:52.12ID:tFyc0otH

なるほど。
売電で借金は返せない。


272地震雷火事名無し(イーモバイル ne)2016/03/03(木) 10:55:19.99ID:L0XmPli/

九電たしか太陽光の電気の買取中止してなかったか?
知る大切さ の怒りの根源はそこだな。

273地震雷火事名無し(庭)2016/03/03(木) 12:04:38.97ID:Ez66+Nye

投資にリスクがあるのは当たり前
騙された 知る大切さ が悪い


274地震雷火事名無し(庭)2016/03/03(木) 12:19:39.45ID:Ez66+Nye

太陽光は、付帯設備更新でも、借金地獄におちいる。


275地震雷火事名無し(霧の向こうに繋がる世界)2016/03/03(木) 14:02:07.80ID:Z2vDRyrg

借金まみれの 知る大切さ ♂


276地震雷火事名無し(庭)2016/03/03(木) 16:24:55.90ID:deJXD6Wf

家庭用でも、初期投資は100万や200万くらい掛かるもんね。
ビジネスでやるなら、2000万くらいの投資かな。
たいへんだね。


277地震雷火事名無し(庭)2016/03/03(木) 19:19:08.50ID:QVWlQrUZ

架台も、ザムとかスパイクとかロクでもない素材を使っていて、東電並みの偽造構造計算が、まかり通ってるしな。

実質的な耐用年数は、福一の汚染水タンクと同程度。

一攫千金狙いの新規参入業者だらけだから、当たり前といえば、当たり前かな。
投資するなら、定着してからだね。

一昔前に、中国やベトナムなんかで、あやしい投資家が蠢いてたのと変わらないのが、いまの太陽光業界。

まさかパネルは国産を使ってないよな。w


281地震雷火事名無し(庭)2016/03/04(金) 16:38:41.31ID:AXphsgOJ

腐る一方だな、ニッポンの反原発w
興信所を使って、知る大切さ の個人情報を調べてるクサレ右翼のレベルに落ちるまで、もう一歩w


282地震雷火事名無し(pc?)2016/03/05(土) 12:53:22.76ID:nSWY8u1k

インターネットに入り浸りのニート 知る大切さ

情けない

539地震雷火事名無し(庭)2016/10/13(木) 10:36:51.53ID:WFhwAsi3

てか、税金払いたくないとか言って、阿修羅で脱税宣言してたし。
叩けばホコリだらけの 知る大切さ。


540地震雷火事名無し(やわらか銀行)2016/10/13(木) 22:25:33.90ID:DBswi4+t

太陽光のスレが大変なことになってるみたいだけど
何か有意義な議論がされてるの?
https://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/lifeline/1448373329/

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15. 中川隆[-7315] koaQ7Jey 2017年7月05日 06:32:07 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

377 地震雷火事名無し(pc?)2016/06/02(木) 17:45:05.65ID:EB7WWIpa

知る大切さ 個人情報

九州在住(佐賀か福岡あたりのようだ)

年齢 40過ぎらしい

家族 嫁と子供がいるらしい

職業 太陽光売電

性格 慇懃無礼 人を馬鹿にしている
   言葉遣いは丁寧だが、人の話は全く聞かない
   妥協を知らない 腹黒い うそつき

信仰 小出裕章を盲信している 小出の批判に対しては感情的になる

その他 一応反原発 反被曝

容姿 禿でデブ

魑魅魍魎男を批判する者に対して同調して敵対しているが、魑魅魍魎男は 知る大切さ にはあまり関心がないように見える。

多摩散人からは絶縁されている。

管理人からは距離を置かれている。

かつて言い合いをしていた多くの敵対者からはほぼ完全に無視されている

右翼から恨みを買い個人情報を暴露されたらしい

愛読書は少年ジャンプ


526地震雷火事名無し(東京都)2016/09/28(水) 16:42:44.00ID:VtwS2gGR

知る大切さ は再生エネルギー工作員というより、再生エネルギーの当事者。

太陽光発電の問題点を指摘されて逆上中。

264地震雷火事名無し(庭)2016/03/02(水) 12:35:38.49ID:ofT9YytX

知る大切さ の税金対策。
やるなら去年のうちにやれよな。
よほど貧乏らしい。


266地震雷火事名無し(庭)2016/03/02(水) 18:10:25.40ID:2DSRk7+V

脱税ですか?


267地震雷火事名無し(dion軍)2016/03/02(水) 23:23:21.41ID:hL2nW8JI

知る大切さ、売電ニート。寄生虫。w


271地震雷火事名無し(庭)2016/03/03(木) 09:15:52.12ID:tFyc0otH

なるほど。
売電で借金は返せない。


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九電たしか太陽光の電気の買取中止してなかったか?
知る大切さ の怒りの根源はそこだな。

273地震雷火事名無し(庭)2016/03/03(木) 12:04:38.97ID:Ez66+Nye

投資にリスクがあるのは当たり前
騙された 知る大切さ が悪い


274地震雷火事名無し(庭)2016/03/03(木) 12:19:39.45ID:Ez66+Nye

太陽光は、付帯設備更新でも、借金地獄におちいる。


275地震雷火事名無し(霧の向こうに繋がる世界)2016/03/03(木) 14:02:07.80ID:Z2vDRyrg

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276地震雷火事名無し(庭)2016/03/03(木) 16:24:55.90ID:deJXD6Wf

家庭用でも、初期投資は100万や200万くらい掛かるもんね。
ビジネスでやるなら、2000万くらいの投資かな。
たいへんだね。


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281地震雷火事名無し(庭)2016/03/04(金) 16:38:41.31ID:AXphsgOJ

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興信所を使って、知る大切さ の個人情報を調べてるクサレ右翼のレベルに落ちるまで、もう一歩w


282地震雷火事名無し(pc?)2016/03/05(土) 12:53:22.76ID:nSWY8u1k

インターネットに入り浸りのニート 知る大切さ

情けない

539地震雷火事名無し(庭)2016/10/13(木) 10:36:51.53ID:WFhwAsi3

てか、税金払いたくないとか言って、阿修羅で脱税宣言してたし。
叩けばホコリだらけの 知る大切さ。


540地震雷火事名無し(やわらか銀行)2016/10/13(木) 22:25:33.90ID:DBswi4+t

太陽光のスレが大変なことになってるみたいだけど
何か有意義な議論がされてるの?
https://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/lifeline/1448373329/

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232. 中川隆[-7314] koaQ7Jey 2017年7月05日 06:34:37 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

阿修羅掲示板 - Wikipedia

★阿修羅♪掲示板(あしゅらけいじばん)は、インターネット電子掲示板サイトの1つ。
主にオカルト、陰謀論に関する話題を取り扱っている。


歴史

1995年4月11日、オウム真理教との関係をニュースステーションで取り上げられる。また 文藝春秋 (雑誌)、Bartなどでも掲載される。

1995年12月、インターネットホームページとして登場

1997年3月、電子掲示板を開設
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%98%BF%E4%BF%AE%E7%BE%85%E6%8E%B2%E7%A4%BA%E6%9D%BF

真実は阿修羅掲示板にある! [転載禁止]©2ch.net


152地震雷火事名無し(帝国中央都市)2016/02/16(火) 22:34:10.44ID:WGKhI5mn

投稿者がみんなイカレてる


153 地震雷火事名無し(わたあめ)2016/02/16(火) 23:10:21.89ID:1n8hyCvt

汁と魑魅魍魎男と taked4700 と会員番号4153番の自爆投稿で信用ど度0のオカルト掲示板になりました


6 地震雷火事名無し(庭)2015/11/25(水) 18:32:18.36ID:bOzUwbff

以前阿修羅はオームの信者が作ったとか聞いたお

402 地震雷火事名無し(東京都)2016/06/08(水) 18:51:08.54ID:ZW4MpKnV

オウム真理教運営の掲示板て本当?

440 地震雷火事名無し(家)2016/06/18(土) 13:25:54.01ID:1WbxG64Q

おまいら、阿修羅は元々オウム教団の関係者が始めた板だってこと知らないのかよw

オウム騒動のときにオウム捜査の内部情報がリークされている出色の情報源で、マスコミの一部の注目を浴び、

立花隆がオウムカルトの情報源として絶賛したせいで、おまいらのような一般の愚鈍どもが寄りつくようになったって事実を知らないのか?

おまいらは所詮ゴキブリなんだよw

157 地震雷火事名無し(庭)2016/02/18(木) 12:30:56.41ID:OC+vyhQm

管理人が麻原のシンパ。w
やっぱ真理教だね。w


169 地震雷火事名無し(庭)2016/02/19(金) 13:33:35.85ID:WsceSgLQ

麻原支持者の管理人が作った変なシステム。
妄想全開で楽しそうだな。

580 地震雷火事名無し(庭)2017/02/24(金) 12:13:18.13ID:oPUR7Uid

シールズ・ミドルズ・オールズなんてのが、むかし流行ってた。

「チミ」「汁」「ボケ」「阿修羅」とかいうホーリーネームのやつらは、「オウムズ」でよろしいと思います。


162 地震雷火事名無し(庭)2016/02/18(木) 23:53:20.99ID:/nAb3h3r

管理人が言うには、地下鉄サリン事件は国家による陰謀だそうだ。
こりゃかないませんな。w

ふくいち事故被災者は陰謀論に関わってる暇など無いのだが。
陰謀論に疑問を持ったら工作員って、なんだよ。

麻原のスパイ妄想と同じじゃん。
とんだ有害サイトでした。

アイツらオウムだよ。w
たとえ入信してなくても、脳内は同じ。

ケムトレイルとかB層とか善悪二極化とか、分かって見ると、オウムと同じ思考だな。w

170 地震雷火事名無し(庭)2016/02/19(金) 14:49:03.29ID:gmlVI3gO

プチ尊師が経営するプチアレフ掲示板。

ぜんぜん反原発じゃないじゃん。
アナーキズムでもマルキシズムでもポストモダニズムでもシュールレアリスムでもない。
インボーロンw

ちゃんとカルト宗教の掲示板だって書いといてほしいな。

玉石混淆と言いながらポアすんなw


184 地震雷火事名無し(庭)2016/02/21(日) 19:56:07.40ID:QdVcOFNS

管理人が言う「サリン事件陰謀説」が、アレフの主張と同じ。
あぁくだらねえ。


197 地震雷火事名無し(帝国中央都市)2016/02/22(月) 12:48:30.73ID:mp3nxo3B

オウム真理教と阿修羅掲示板の関係を指摘されて大慌ての汁。
管理人がオウム真理教礼賛してる時点でバレバレなのに。


198 地震雷火事名無し(庭)2016/02/22(月) 15:48:56.65ID:krWDzBUc

汁が、エートス推進なのが、ハッキリしてよかった。

汁、コシギンチャクができてうれしそう。

管理人も苦笑いのクソスレw

シールズにはアレフも混ざってるのかな。
各団体、ここぞとばかりに、オルグ・勧誘してたからなあ。

あのバカチンども、MLやRPG持ってる本物の右翼とは戦わないのかね。w


221 地震雷火事名無し(やわらか銀行)2016/02/25(木) 01:51:43.58ID:o0qZp1LO

魑魅魍魎がオウムガイが大事だって言ってた
やっぱり日本を救うのはオウムだね!


558 地震雷火事名無し(大阪府)2016/11/22(火) 18:03:49.20ID:D4/n95eb

オウム真理教プロデュース阿修羅掲示板


531 地震雷火事名無し(新疆ウイグル自治区)2016/10/06(木) 13:06:18.00ID:oqHYVnoq

管理人のあからさまなエコひいきがひどい
オウム信者の溜まり場か?


43 地震雷火事名無し(東京都)2015/12/04(金) 13:47:47.35ID:MRxhstIL

阿修羅真理教の妄想
管理人や魑魅魍魎男を批判するのは全て工作員(笑)


168 地震雷火事名無し(庭)2016/02/19(金) 13:29:59.62ID:WsceSgLQ

工作員とみなしたら削除って、スパイ妄想してポアすんのと同じなんですけどw

441 地震雷火事名無し(家)2016/06/18(土) 13:27:30.64ID:1WbxG64Q

ついでに言っておくが、あそこに書き込んだらIP取られて
故人情報が裏世界に流れてるから、それくらいのことは覚悟して使えよw

559 地震雷火事名無し(家)2016/11/22(火) 18:44:25.99ID:HaC6HlDC>>560

あそこに投稿すると
個人データが公安に売られるという特典がありま〜すw


560 地震雷火事名無し(大阪府)2016/11/22(火) 19:00:25.98ID:D4/n95eb
>>559
それで汁や魑魅魍魎男は投稿しろと騒ぐわけか。


3 地震雷火事名無し(家)2015/11/25(水) 03:26:18.03ID:JZ60Zd36

阿修羅は荒らしとキチガイの溜まり場に成り果てた。
そもそも管理人からして変態の前科者「中川隆」に脅迫されてムチャクチャな運営をしてるからなw
あそこに書き込むとログやIPが公安に流れていくから要注意だぞ!


471 地震雷火事名無し(pc?)2016/06/26(日) 12:29:07.57ID:Hy1/ncBh

オウム真理教の信者の書き込みの特徴

放射能汚染に対する極端なアレルギー
健康被害は全て放射能のせいという思考停止、ヒステリー
反対意見を聞く耳を持たない、初期非表示にして終わり
反対するものは工作員という極度に狭い視野

汁はオウム真理教の信者の真似をしているだけなので、どこか冷めてる


136 地震雷火事名無し(庭)2016/02/09(火) 12:52:38.49ID:bi76p0g2

チミは尊師の言葉を噛み締めろよ。w
シミュレーションを経ないまま「日本はおしまい」などとデタラメほざいてたクソ尊師だが。w

コイデ「疫学調査を経ないまま『福島でこんな障害が』とすべてを被曝にむすびつけるでたらめも多い」
http://app.m-cocolog.jp/t/typecast/610475/515571/78863320


137 地震雷火事名無し(千葉県)2016/02/09(火) 16:36:40.28ID:arhRolYv
>>136
この記事の中で小出裕章氏すらこう嘆いているのを聞くと、なんともいえない複雑な感情にさせられます。

「疫学調査を経ないまま『福島でこんな障害が』とすべてを被曝にむすびつけるでたらめも多い」(同)

私はこれを読んで唖然となりました。

何言っているんだ、他ならぬ脱原発教の教祖的存在だったあなたが、福島事故が広島原爆の400発から500発分だという馬鹿なことを言い出すからじゃないですか。

原爆のようにほとんどセシウムが残留しないものと、セシウムのような軽い揮発性の核種が大量に出る原発事故を比較すること自体が間違っているということは、原子力の専門家の小出氏はよく知っていたはずです。
いわゆる「嘘ではないが ほんとうではない」という発言です。

魑魅魍魎男のことだな

158 地震雷火事名無し(pc?)2016/02/18(木) 14:18:12.24ID:mnx+G0xQ

オウム真理教(アレフ)の「核汚染対策の手引き」
http://www015.upp.so-net.ne.jp/sinzinrui/doc/kaku.html

オウム真理教は放射能に対して極端に警戒心が強い。

魑魅魍魎男のヒステリックな大騒ぎとまさに合致する。

オウムの内部では小出裕章は神と祭り上げられてるのか?

163 地震雷火事名無し(芋)2016/02/19(金) 00:05:29.93ID:ZjgR9rKJ

オウム真理教の布教に原発事故を利用してるのか。
正大師知る大切さと魑魅魍魎男は。


165 地震雷火事名無し(庭)2016/02/19(金) 10:29:36.42ID:uEP9trvH

オウムに関する管理人の言及を見てると、噂話を面白がってるただの陰謀論者だな。
早い話が、無責任な妄想ジジイ。
反原発でも無いし、もちろんジャーナリズムでもない。
無差別殺人でも、面白けりゃあいいって人だな。
妄想はするが、想像力は無い。w

コイデなんかおもしろがって使ってる時点で、おかしいと気づくべきだった。w
おおかたの人は気づいていて、板を利用するだけ利用して去って行ったのが、やっと理解できた。
我ながら、どんくさいね。w


166 地震雷火事名無し(庭)2016/02/19(金) 11:37:34.68ID:WsceSgLQ

陰謀論は画一的なステロタイプだから、阿修羅もオウムもアレフも他の新興宗教も全部同じ。
左翼に傾けば、オコチャマな日共や新左翼になるんだな。これも全部同じ。
こまかい差異による内ゲバは、商品の差異化で競争してるのとたいして変わらん。どうでもいい。
勉強になった。w

キャッチコピーが実際には誇大広告であるように、「玉石混交」と言ってるけど、ほとんどゴミだな。w
無料の噂話だから、あたりまえか。w


167 地震雷火事名無し(庭)2016/02/19(金) 12:01:13.67ID:WsceSgLQ

事故後1年半くらいは、良心的な知識人による投稿があったけど、あれはむしろ想定外の出来事ですな。
ああ、勘違い。アシュラってスゲーとか思っちゃったよ。
いまみたいに妄言があふれているのが常態なんだなあ。
どうってことはない。マスコミと同じじゃん。w
ゴミだらけでいいと思います。
高度情報化社会とはそういうものだから。
事故後にネットを始めて、やっと時代に追いついた。w


286 地震雷火事名無し(霧の向こうに繋がる世界)2016/03/05(土) 20:51:02.42ID:9FCJPJxR

魑魅魍魎男の削除依頼を簡単に受け付ける馬鹿管理人


407 地震雷火事名無し(東京都)2016/06/08(水) 21:11:05.51ID:EquNRVXg

魑魅魍魎男にシンパがいるのが不思議。
管理人も魑魅魍魎男にべったりだし。


149 地震雷火事名無し(catv?)2016/02/16(火) 09:51:40.14ID:er1M4yEJ

管理人が魑魅魍魎男と汁のいいなりなのが不自然。


367 地震雷火事名無し(pc?)2016/05/31(火) 12:50:14.20ID:carDgsd7

阿修羅の掲示板は魑魅魍魎男のポチになってるよね。
初期非表示にしろと命令されると喜んで初期非表示にする。
カンパしたからかな?
知る大切さは悪い頭を振り絞って投稿してるのに、誰にも相手にされない。
笑える。


289 地震雷火事名無し(catv?)2016/03/06(日) 18:56:42.45ID:d2B4La66

管理人も常連も馬鹿ばっかり。
Twitter 根拠にデマ飛ばしてハンゲンパツ気取りの馬鹿。
それを擁護する汁や暇人などの精神異常の常連。
おはなしになりません。


301 地震雷火事名無し(黄昏の大砂漠)2016/03/11(金) 20:49:26.54ID:ewMO9UDy

三浦屋助六のペンネームで書いてるのに

[32初期非表示理由]:担当:毎回IDが変わってしまう方が、ペンネームを使わずにコメントし、管理人がネット工作員判定した場合には苦情を受け付けません。

などというふざけた理由で削除しやがった。
管理人が工作員認定?
ふざけるな馬鹿。
荒らし認定なら理解できるが、工作員認定ってなんだよw
超能力者なのか?

魑魅魍魎男や知る大切さ、HIMAJIN など阿修羅関係者と思われる人物の荒らしまがいの妄想投稿、暴言、言いがかりの削除依頼は全部無視。

彼らと論争する人間は工作員。
頭おかしいんじゃねえの?


360 地震雷火事名無し(東京都)2016/05/30(月) 11:11:13.43ID:qUKb6gL+

都合の悪い質問は非表示にして逃げまくるという姑息なやりかたは管理人と魑魅魍魎男は全く同じだね。
同一人物なのか、同じ組織の統一見解なのかのどちらかだね。
しかし杖をつく人が増えてきたというのは笑える書き込みだね。
杖をつく若い人なんて見たことないからw


361 地震雷火事名無し(新疆ウイグル自治区)2016/05/30(月) 14:28:24.26ID:hH13VDtG

初期非表示の目的は異分子の締め出しだね。
削除よりたちが悪い。


362 地震雷火事名無し(dion軍)(愛媛県)2016/05/30(月) 15:06:41.68ID:VlduPA1j

リチャコシカキコ断られたんだってね


363 地震雷火事名無し(家)2016/05/30(月) 15:36:11.84ID:PhSZDSa3

だってリチャード(笑)興水は
2ちゃんとか阿修羅を広告板として乱用して商売してる
洗脳カルトだもんねw
支那人がやりそうな手口w


469 地震雷火事名無し(pc?)2016/06/26(日) 12:23:33.35ID:Hy1/ncBh

おそらく汁は公安の工作員。
汁の目的はオウム真理教の信者とその他の人間を区別すること。
端的に言えばオウム真理教の書き込み者を特定すること。
汁が擁護している魑魅魍魎男、ボケ老人、けろりん、暇人あたりはオウム真理教の信者確定。

532 地震雷火事名無し(広西チワン族自治区)2016/10/06(木) 17:33:12.43ID:ky3ExO5z

汁はカンパしてたな。あいつは馬鹿だから管理板で自らカンパしたことを白状してた。たぶん魑魅とかもカンパしてんじゃないの。
カンパすりゃ何でもありのクソ掲示板だよ。


223 地震雷火事名無し(芋)2016/02/25(木) 09:28:59.79ID:bzXruQb5

さっき阿修羅見てたら、汁って一日中阿修羅に常駐しているんだな。
自称自営業だが、自営業ってそんなに暇なものなのか?
アルバイト工作員は汁のほうなんじゃないのか?


224 地震雷火事名無し(庭)2016/02/25(木) 12:41:17.23ID:ZDU3XQUl

憶測でモノを言ってよいのなら、アレフから金が出てるに違いない。w
アレフ掲示板の擁護に、必死の汁。
管理人がオウムのシンパと知って、アイデンティティーが崩壊寸前の汁。
阿修羅とオナニーで完結してる人生だから、仕方ない。


227 地震雷火事名無し(pc?)2016/02/26(金) 16:47:19.22ID:X/nYe2Xz

必死に魑魅魍魎男のフォローをする汁。
魑魅魍魎男は上級幹部で汁は末端信者なのか?
二人とも一日中阿修羅にいるし。


228 地震雷火事名無し(やわらか銀行)2016/02/26(金) 19:59:53.56ID:zkB9jTxh

上級幹部にしては頭悪いな 
完全に専業だよね 仕事があったらあんなことしてらんない
というかあれが仕事なんだな どっちが工作員だよまったく・・


233 地震雷火事名無し(やわらか銀行)2016/02/26(金) 20:25:00.38ID:zkB9jTxh>>234

魑魅魍魎男はオウムの幹部にしては頭が悪いね、って言ってんだよ
反論あるなら、何か言ってみろよ


234 地震雷火事名無し(イーモバイル ne)2016/02/26(金) 23:16:08.90ID:iwp/ZDP0
>>233
同意です。
あんな頑なな馬鹿見たことない。


235 地震雷火事名無し(やわらか銀行)2016/02/26(金) 23:50:39.80ID:H2S6jygJ

あんなバカがいるから幸福の科学に負けるんだよ
さっさとクビにしろ

261 地震雷火事名無し(pc?)2016/02/29(月) 13:03:14.65ID:XnQDOZd5

ついに全ての病気の原因は放射能と言い出した魑魅魍魎男。
自分の頭の病気をまず心配しろよ。


180 地震雷火事名無し(pc?)2016/02/20(土) 22:18:16.43ID:SKzaF5XO

さっき阿修羅掲示板を見て思った

魑魅魍魎男の狙い

放射能の恐怖話を乱発
放射能を幽霊と同じように怪談のネタに仕立て上げる

一般人は放射能は幽霊やUFOや宇宙人と同じような者だと思い込む

魑魅魍魎男は村のスパイか?
あるいは完全に洗脳されたアレフの狂信者か?

いずれにしても非常にウザイ


386 地震雷火事名無し(九州地方)2016/06/07(火) 11:46:52.41ID:cTFFE/Yo

最近、焦りからか「デマ魑魅」が駄投稿を乱発している。

コメント者も「デマ魑魅」「バカ汁」「茶色のうさぎ」、加えて「HIMAZIN」「ボケ老人」「狂犬病のesmsVHFkrM」等で固定化してきた。

まあ、この連中の好きにやらせておけば、確実に「阿修羅原発板」の寿命は短くなるから、干渉せずに放置するのが一番だろう。

反原発の害毒にしかならない「阿修羅原発板」はもはや不要だ。

171 地震雷火事名無し(庭)2016/02/19(金) 16:35:48.72ID:AaoKs9IF

汁、またひとりぼっち?w

汁は、コーサクインに罠を張ってる暇があったら、東電とか首相官邸前とかでデモをやるべきだな。

プチアレフの工作員マニュアルを読んでないのかね。
場をアラシて、真の敵から目を逸らすのがコウサクインの役目と、ちゃんと書いてあるのにな。

ボウフラが湧くことより再稼働を問題にしろよ。w
アホなことばかりやってるから、上祐に「やる気がねえ」とダメ出しされんだよ。w

管理人に「あなたには困ってるのが分かりますか」と言われても、全然分かってないバカ。w
出来の悪い社員と同じだな。いずれクビだ。w


172 地震雷火事名無し(黄昏の大砂漠)2016/02/19(金) 23:56:32.92ID:4sRjNvHc

批判者のIDを収集して喜んでる汁
キモい変態。


175 地震雷火事名無し(庭)2016/02/20(土) 12:05:21.94ID:pq5xzNPt

ID収集による監視と削除。w


176 地震雷火事名無し(dion軍)2016/02/20(土) 14:14:12.60ID:KYpOuHj1

汁痴黴の監視と削除を徹底擁護する管理人。w
もう完全にお里が知れてんじゃん。


178 地震雷火事名無し(空)2016/02/20(土) 16:22:31.27ID:AsDZqRMA

汁は暗に阿修羅掲示板を批判する者はポアするぞと脅している。
いや本当にやりかねないから恐ろしい。


179 地震雷火事名無し(庭)2016/02/20(土) 20:19:28.27ID:pP8yBEq4

汁は自分がインテリだと思ってるらしいw


377 地震雷火事名無し(pc?)2016/06/02(木) 17:45:05.65ID:EB7WWIpa

九州在住(佐賀か福岡あたりのようだ)

年齢 40過ぎらしい

家族 嫁と子供がいるらしい

職業 太陽光売電

性格 慇懃無礼 人を馬鹿にしている
   言葉遣いは丁寧だが、人の話は全く聞かない
   妥協を知らない 腹黒い うそつき

信仰 小出裕章を盲信している 小出の批判に対しては感情的になる

その他 一応反原発 反被曝

容姿 禿でデブ

魑魅魍魎男を批判する者に対して同調して敵対しているが、魑魅魍魎男は汁にはあまり関心がないように見える。

多摩散人からは絶縁されている。

管理人からは距離を置かれている。

かつて言い合いをしていた多くの敵対者からはほぼ完全に無視されている

右翼から恨みを買い個人情報を暴露されたらしい

愛読書は少年ジャンプ

125 地震雷火事名無し(新疆ウイグル自治区)2016/02/05(金) 18:46:01.98ID:1h0Vj8Ta

広告主のホワイトフードの小出、ソフトバンクの悪口は絶対書かない魑魅魍魎男と知る大切さ。

わかりやすい奴らだ。

ソフトバンクなんて東電とタッグを組んで売り込みしてるのに。
原発事故で金儲けする汚い奴ら。


4 地震雷火事名無し(芋)2015/11/25(水) 17:54:49.67ID:L9KiIsYl

ホワイトフードの宣伝掲示板
この指摘で管理人と汁が大慌て(笑)

8 地震雷火事名無し(芋)2015/11/25(水) 20:37:41.21ID:vVYIrI+Y

阿修羅原発板

管理人=赤かぶ=会員番号4153番

ホワイトフード工作員 知る大切さ、魑魅魍魎男

赤かぶ、魑魅魍魎男は定期的にあからさまなホワイトフード宣伝投稿をする

赤かぶ、魑魅魍魎男が定期的に放射能汚染食品、放射能による病気の投稿をするのは、国民に危険を知らせるためじゃなくて、ホワイトフードの商品を売るために危険を煽りまくってるだけ。

要するに、原発事故をネタにした金儲け掲示板。

ホワイトフード顧問の小出裕章を批判すると魑魅魍魎や知る大切さなどの工作員が徹底的に罵倒し、管理人が削除しまくる。


109 地震雷火事名無し(芋)2016/02/02(火) 16:45:39.54ID:JcSjZo9n

わざと原発問題を煽り立てて広告料を稼ぐ悪徳商法掲示板だな。
小出を擁護するのはスポンサーのソフトバンクとホワイトフードの顔色を伺ってるから。
全部金のため。
https://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/lifeline/1448373329/

http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/488.html#c232

[リバイバル3] 反原発運動は中国・朝鮮工作員が扇動していた 中川隆
5. 中川隆[-7313] koaQ7Jey 2017年7月05日 06:49:08 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

377 地震雷火事名無し(pc?)2016/06/02(木) 17:45:05.65ID:EB7WWIpa
知る大切さ 個人情報

九州在住(佐賀か福岡あたりのようだ)

年齢 40過ぎらしい

家族 嫁と子供がいるらしい

職業 太陽光売電

性格 慇懃無礼 人を馬鹿にしている
   言葉遣いは丁寧だが、人の話は全く聞かない
   妥協を知らない 腹黒い うそつき

信仰 小出裕章を盲信している 小出の批判に対しては感情的になる

その他 一応反原発 反被曝

容姿 禿でデブ

魑魅魍魎男を批判する者に対して同調して敵対しているが、魑魅魍魎男は 知る大切さ にはあまり関心がないように見える。

多摩散人からは絶縁されている。

管理人からは距離を置かれている。

かつて言い合いをしていた多くの敵対者からはほぼ完全に無視されている

右翼から恨みを買い個人情報を暴露されたらしい

愛読書は少年ジャンプ


526地震雷火事名無し(東京都)2016/09/28(水) 16:42:44.00ID:VtwS2gGR

知る大切さ は再生エネルギー工作員というより、再生エネルギーの当事者。

太陽光発電の問題点を指摘されて逆上中。


264地震雷火事名無し(庭)2016/03/02(水) 12:35:38.49ID:ofT9YytX

知る大切さ の税金対策。
やるなら去年のうちにやれよな。
よほど貧乏らしい。


266地震雷火事名無し(庭)2016/03/02(水) 18:10:25.40ID:2DSRk7+V

脱税ですか?


267地震雷火事名無し(dion軍)2016/03/02(水) 23:23:21.41ID:hL2nW8JI

知る大切さ、売電ニート。寄生虫。w


271地震雷火事名無し(庭)2016/03/03(木) 09:15:52.12ID:tFyc0otH

なるほど。
売電で借金は返せない。


272地震雷火事名無し(イーモバイル ne)2016/03/03(木) 10:55:19.99ID:L0XmPli/

九電たしか太陽光の電気の買取中止してなかったか?
知る大切さ の怒りの根源はそこだな。


273地震雷火事名無し(庭)2016/03/03(木) 12:04:38.97ID:Ez66+Nye

投資にリスクがあるのは当たり前
騙された 知る大切さ が悪い


274地震雷火事名無し(庭)2016/03/03(木) 12:19:39.45ID:Ez66+Nye

太陽光は、付帯設備更新でも、借金地獄におちいる。


275地震雷火事名無し(霧の向こうに繋がる世界)2016/03/03(木) 14:02:07.80ID:Z2vDRyrg

借金まみれの 知る大切さ ♂


276地震雷火事名無し(庭)2016/03/03(木) 16:24:55.90ID:deJXD6Wf

家庭用でも、初期投資は100万や200万くらい掛かるもんね。
ビジネスでやるなら、2000万くらいの投資かな。
たいへんだね。


277地震雷火事名無し(庭)2016/03/03(木) 19:19:08.50ID:QVWlQrUZ

架台も、ザムとかスパイクとかロクでもない素材を使っていて、東電並みの偽造構造計算が、まかり通ってるしな。

実質的な耐用年数は、福一の汚染水タンクと同程度。

一攫千金狙いの新規参入業者だらけだから、当たり前といえば、当たり前かな。
投資するなら、定着してからだね。

一昔前に、中国やベトナムなんかで、あやしい投資家が蠢いてたのと変わらないのが、いまの太陽光業界。

まさかパネルは国産を使ってないよな。w


281地震雷火事名無し(庭)2016/03/04(金) 16:38:41.31ID:AXphsgOJ

腐る一方だな、ニッポンの反原発w
興信所を使って、知る大切さ の個人情報を調べてるクサレ右翼のレベルに落ちるまで、もう一歩w


282地震雷火事名無し(pc?)2016/03/05(土) 12:53:22.76ID:nSWY8u1k

インターネットに入り浸りのニート 知る大切さ

情けない


539地震雷火事名無し(庭)2016/10/13(木) 10:36:51.53ID:WFhwAsi3

てか、税金払いたくないとか言って、阿修羅で脱税宣言してたし。
叩けばホコリだらけの 知る大切さ。


540地震雷火事名無し(やわらか銀行)2016/10/13(木) 22:25:33.90ID:DBswi4+t

太陽光のスレが大変なことになってるみたいだけど
何か有意義な議論がされてるの?
https://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/lifeline/1448373329/

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/702.html#c5

[リバイバル3] 反原発運動は中国・朝鮮工作員が扇動していた 中川隆
6. 中川隆[-7312] koaQ7Jey 2017年7月05日 06:51:30 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

阿修羅掲示板 - Wikipedia

★阿修羅♪掲示板(あしゅらけいじばん)は、インターネット電子掲示板サイトの1つ。
主にオカルト、陰謀論に関する話題を取り扱っている。


歴史

1995年4月11日、オウム真理教との関係をニュースステーションで取り上げられる。また 文藝春秋 (雑誌)、Bartなどでも掲載される。

1995年12月、インターネットホームページとして登場

1997年3月、電子掲示板を開設
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%98%BF%E4%BF%AE%E7%BE%85%E6%8E%B2%E7%A4%BA%E6%9D%BF


真実は阿修羅掲示板にある! [転載禁止]©2ch.net


152地震雷火事名無し(帝国中央都市)2016/02/16(火) 22:34:10.44ID:WGKhI5mn

投稿者がみんなイカレてる


153 地震雷火事名無し(わたあめ)2016/02/16(火) 23:10:21.89ID:1n8hyCvt

汁と魑魅魍魎男と taked4700 と会員番号4153番の自爆投稿で信用ど度0のオカルト掲示板になりました


6 地震雷火事名無し(庭)2015/11/25(水) 18:32:18.36ID:bOzUwbff

以前阿修羅はオームの信者が作ったとか聞いたお


402 地震雷火事名無し(東京都)2016/06/08(水) 18:51:08.54ID:ZW4MpKnV

オウム真理教運営の掲示板て本当?


440 地震雷火事名無し(家)2016/06/18(土) 13:25:54.01ID:1WbxG64Q

おまいら、阿修羅は元々オウム教団の関係者が始めた板だってこと知らないのかよw

オウム騒動のときにオウム捜査の内部情報がリークされている出色の情報源で、マスコミの一部の注目を浴び、

立花隆がオウムカルトの情報源として絶賛したせいで、おまいらのような一般の愚鈍どもが寄りつくようになったって事実を知らないのか?

おまいらは所詮ゴキブリなんだよw


157 地震雷火事名無し(庭)2016/02/18(木) 12:30:56.41ID:OC+vyhQm

管理人が麻原のシンパ。w
やっぱ真理教だね。w


169 地震雷火事名無し(庭)2016/02/19(金) 13:33:35.85ID:WsceSgLQ

麻原支持者の管理人が作った変なシステム。
妄想全開で楽しそうだな。


580 地震雷火事名無し(庭)2017/02/24(金) 12:13:18.13ID:oPUR7Uid

シールズ・ミドルズ・オールズなんてのが、むかし流行ってた。

「チミ」「汁」「ボケ」「阿修羅」とかいうホーリーネームのやつらは、「オウムズ」でよろしいと思います。


162 地震雷火事名無し(庭)2016/02/18(木) 23:53:20.99ID:/nAb3h3r

管理人が言うには、地下鉄サリン事件は国家による陰謀だそうだ。
こりゃかないませんな。w

ふくいち事故被災者は陰謀論に関わってる暇など無いのだが。
陰謀論に疑問を持ったら工作員って、なんだよ。

麻原のスパイ妄想と同じじゃん。
とんだ有害サイトでした。

アイツらオウムだよ。w
たとえ入信してなくても、脳内は同じ。

ケムトレイルとかB層とか善悪二極化とか、分かって見ると、オウムと同じ思考だな。w


170 地震雷火事名無し(庭)2016/02/19(金) 14:49:03.29ID:gmlVI3gO

プチ尊師が経営するプチアレフ掲示板。

ぜんぜん反原発じゃないじゃん。
アナーキズムでもマルキシズムでもポストモダニズムでもシュールレアリスムでもない。
インボーロンw

ちゃんとカルト宗教の掲示板だって書いといてほしいな。

玉石混淆と言いながらポアすんなw


184 地震雷火事名無し(庭)2016/02/21(日) 19:56:07.40ID:QdVcOFNS

管理人が言う「サリン事件陰謀説」が、アレフの主張と同じ。
あぁくだらねえ。


197 地震雷火事名無し(帝国中央都市)2016/02/22(月) 12:48:30.73ID:mp3nxo3B

オウム真理教と阿修羅掲示板の関係を指摘されて大慌ての汁。
管理人がオウム真理教礼賛してる時点でバレバレなのに。


198 地震雷火事名無し(庭)2016/02/22(月) 15:48:56.65ID:krWDzBUc

汁が、エートス推進なのが、ハッキリしてよかった。

汁、コシギンチャクができてうれしそう。

管理人も苦笑いのクソスレw

シールズにはアレフも混ざってるのかな。
各団体、ここぞとばかりに、オルグ・勧誘してたからなあ。

あのバカチンども、MLやRPG持ってる本物の右翼とは戦わないのかね。w


221 地震雷火事名無し(やわらか銀行)2016/02/25(木) 01:51:43.58ID:o0qZp1LO

魑魅魍魎がオウムガイが大事だって言ってた
やっぱり日本を救うのはオウムだね!


558 地震雷火事名無し(大阪府)2016/11/22(火) 18:03:49.20ID:D4/n95eb

オウム真理教プロデュース阿修羅掲示板


531 地震雷火事名無し(新疆ウイグル自治区)2016/10/06(木) 13:06:18.00ID:oqHYVnoq

管理人のあからさまなエコひいきがひどい
オウム信者の溜まり場か?


43 地震雷火事名無し(東京都)2015/12/04(金) 13:47:47.35ID:MRxhstIL

阿修羅真理教の妄想
管理人や魑魅魍魎男を批判するのは全て工作員(笑)


168 地震雷火事名無し(庭)2016/02/19(金) 13:29:59.62ID:WsceSgLQ

工作員とみなしたら削除って、スパイ妄想してポアすんのと同じなんですけどw


441 地震雷火事名無し(家)2016/06/18(土) 13:27:30.64ID:1WbxG64Q

ついでに言っておくが、あそこに書き込んだらIP取られて
故人情報が裏世界に流れてるから、それくらいのことは覚悟して使えよw


559 地震雷火事名無し(家)2016/11/22(火) 18:44:25.99ID:HaC6HlDC>>560

あそこに投稿すると
個人データが公安に売られるという特典がありま〜すw


560 地震雷火事名無し(大阪府)2016/11/22(火) 19:00:25.98ID:D4/n95eb
>>559
それで汁や魑魅魍魎男は投稿しろと騒ぐわけか。


3 地震雷火事名無し(家)2015/11/25(水) 03:26:18.03ID:JZ60Zd36

阿修羅は荒らしとキチガイの溜まり場に成り果てた。
そもそも管理人からして変態の前科者「中川隆」に脅迫されてムチャクチャな運営をしてるからなw
あそこに書き込むとログやIPが公安に流れていくから要注意だぞ!


471 地震雷火事名無し(pc?)2016/06/26(日) 12:29:07.57ID:Hy1/ncBh

オウム真理教の信者の書き込みの特徴

放射能汚染に対する極端なアレルギー
健康被害は全て放射能のせいという思考停止、ヒステリー
反対意見を聞く耳を持たない、初期非表示にして終わり
反対するものは工作員という極度に狭い視野

汁はオウム真理教の信者の真似をしているだけなので、どこか冷めてる


136 地震雷火事名無し(庭)2016/02/09(火) 12:52:38.49ID:bi76p0g2

チミは尊師の言葉を噛み締めろよ。w
シミュレーションを経ないまま「日本はおしまい」などとデタラメほざいてたクソ尊師だが。w

コイデ「疫学調査を経ないまま『福島でこんな障害が』とすべてを被曝にむすびつけるでたらめも多い」
http://app.m-cocolog.jp/t/typecast/610475/515571/78863320


137 地震雷火事名無し(千葉県)2016/02/09(火) 16:36:40.28ID:arhRolYv
>>136
この記事の中で小出裕章氏すらこう嘆いているのを聞くと、なんともいえない複雑な感情にさせられます。

「疫学調査を経ないまま『福島でこんな障害が』とすべてを被曝にむすびつけるでたらめも多い」(同)

私はこれを読んで唖然となりました。

何言っているんだ、他ならぬ脱原発教の教祖的存在だったあなたが、福島事故が広島原爆の400発から500発分だという馬鹿なことを言い出すからじゃないですか。

原爆のようにほとんどセシウムが残留しないものと、セシウムのような軽い揮発性の核種が大量に出る原発事故を比較すること自体が間違っているということは、原子力の専門家の小出氏はよく知っていたはずです。
いわゆる「嘘ではないが ほんとうではない」という発言です。

魑魅魍魎男のことだな


158 地震雷火事名無し(pc?)2016/02/18(木) 14:18:12.24ID:mnx+G0xQ

オウム真理教(アレフ)の「核汚染対策の手引き」
http://www015.upp.so-net.ne.jp/sinzinrui/doc/kaku.html

オウム真理教は放射能に対して極端に警戒心が強い。

魑魅魍魎男のヒステリックな大騒ぎとまさに合致する。

オウムの内部では小出裕章は神と祭り上げられてるのか?


163 地震雷火事名無し(芋)2016/02/19(金) 00:05:29.93ID:ZjgR9rKJ

オウム真理教の布教に原発事故を利用してるのか。
正大師知る大切さと魑魅魍魎男は。


165 地震雷火事名無し(庭)2016/02/19(金) 10:29:36.42ID:uEP9trvH

オウムに関する管理人の言及を見てると、噂話を面白がってるただの陰謀論者だな。
早い話が、無責任な妄想ジジイ。
反原発でも無いし、もちろんジャーナリズムでもない。
無差別殺人でも、面白けりゃあいいって人だな。
妄想はするが、想像力は無い。w

コイデなんかおもしろがって使ってる時点で、おかしいと気づくべきだった。w
おおかたの人は気づいていて、板を利用するだけ利用して去って行ったのが、やっと理解できた。
我ながら、どんくさいね。w


166 地震雷火事名無し(庭)2016/02/19(金) 11:37:34.68ID:WsceSgLQ

陰謀論は画一的なステロタイプだから、阿修羅もオウムもアレフも他の新興宗教も全部同じ。
左翼に傾けば、オコチャマな日共や新左翼になるんだな。これも全部同じ。
こまかい差異による内ゲバは、商品の差異化で競争してるのとたいして変わらん。どうでもいい。
勉強になった。w

キャッチコピーが実際には誇大広告であるように、「玉石混交」と言ってるけど、ほとんどゴミだな。w
無料の噂話だから、あたりまえか。w


167 地震雷火事名無し(庭)2016/02/19(金) 12:01:13.67ID:WsceSgLQ

事故後1年半くらいは、良心的な知識人による投稿があったけど、あれはむしろ想定外の出来事ですな。
ああ、勘違い。アシュラってスゲーとか思っちゃったよ。
いまみたいに妄言があふれているのが常態なんだなあ。
どうってことはない。マスコミと同じじゃん。w
ゴミだらけでいいと思います。
高度情報化社会とはそういうものだから。
事故後にネットを始めて、やっと時代に追いついた。w


286 地震雷火事名無し(霧の向こうに繋がる世界)2016/03/05(土) 20:51:02.42ID:9FCJPJxR

魑魅魍魎男の削除依頼を簡単に受け付ける馬鹿管理人


407 地震雷火事名無し(東京都)2016/06/08(水) 21:11:05.51ID:EquNRVXg

魑魅魍魎男にシンパがいるのが不思議。
管理人も魑魅魍魎男にべったりだし。


149 地震雷火事名無し(catv?)2016/02/16(火) 09:51:40.14ID:er1M4yEJ

管理人が魑魅魍魎男と汁のいいなりなのが不自然。


367 地震雷火事名無し(pc?)2016/05/31(火) 12:50:14.20ID:carDgsd7

阿修羅の掲示板は魑魅魍魎男のポチになってるよね。
初期非表示にしろと命令されると喜んで初期非表示にする。
カンパしたからかな?
知る大切さは悪い頭を振り絞って投稿してるのに、誰にも相手にされない。
笑える。


289 地震雷火事名無し(catv?)2016/03/06(日) 18:56:42.45ID:d2B4La66

管理人も常連も馬鹿ばっかり。
Twitter 根拠にデマ飛ばしてハンゲンパツ気取りの馬鹿。
それを擁護する汁や暇人などの精神異常の常連。
おはなしになりません。


301 地震雷火事名無し(黄昏の大砂漠)2016/03/11(金) 20:49:26.54ID:ewMO9UDy

三浦屋助六のペンネームで書いてるのに

[32初期非表示理由]:担当:毎回IDが変わってしまう方が、ペンネームを使わずにコメントし、管理人がネット工作員判定した場合には苦情を受け付けません。

などというふざけた理由で削除しやがった。
管理人が工作員認定?
ふざけるな馬鹿。
荒らし認定なら理解できるが、工作員認定ってなんだよw
超能力者なのか?

魑魅魍魎男や知る大切さ、HIMAJIN など阿修羅関係者と思われる人物の荒らしまがいの妄想投稿、暴言、言いがかりの削除依頼は全部無視。

彼らと論争する人間は工作員。
頭おかしいんじゃねえの?


360 地震雷火事名無し(東京都)2016/05/30(月) 11:11:13.43ID:qUKb6gL+

都合の悪い質問は非表示にして逃げまくるという姑息なやりかたは管理人と魑魅魍魎男は全く同じだね。
同一人物なのか、同じ組織の統一見解なのかのどちらかだね。
しかし杖をつく人が増えてきたというのは笑える書き込みだね。
杖をつく若い人なんて見たことないからw


361 地震雷火事名無し(新疆ウイグル自治区)2016/05/30(月) 14:28:24.26ID:hH13VDtG

初期非表示の目的は異分子の締め出しだね。
削除よりたちが悪い。


362 地震雷火事名無し(dion軍)(愛媛県)2016/05/30(月) 15:06:41.68ID:VlduPA1j

リチャコシカキコ断られたんだってね


363 地震雷火事名無し(家)2016/05/30(月) 15:36:11.84ID:PhSZDSa3

だってリチャード(笑)興水は
2ちゃんとか阿修羅を広告板として乱用して商売してる
洗脳カルトだもんねw
支那人がやりそうな手口w


469 地震雷火事名無し(pc?)2016/06/26(日) 12:23:33.35ID:Hy1/ncBh

おそらく汁は公安の工作員。
汁の目的はオウム真理教の信者とその他の人間を区別すること。
端的に言えばオウム真理教の書き込み者を特定すること。
汁が擁護している魑魅魍魎男、ボケ老人、けろりん、暇人あたりはオウム真理教の信者確定。


532 地震雷火事名無し(広西チワン族自治区)2016/10/06(木) 17:33:12.43ID:ky3ExO5z

汁はカンパしてたな。あいつは馬鹿だから管理板で自らカンパしたことを白状してた。たぶん魑魅とかもカンパしてんじゃないの。
カンパすりゃ何でもありのクソ掲示板だよ。


223 地震雷火事名無し(芋)2016/02/25(木) 09:28:59.79ID:bzXruQb5

さっき阿修羅見てたら、汁って一日中阿修羅に常駐しているんだな。
自称自営業だが、自営業ってそんなに暇なものなのか?
アルバイト工作員は汁のほうなんじゃないのか?


224 地震雷火事名無し(庭)2016/02/25(木) 12:41:17.23ID:ZDU3XQUl

憶測でモノを言ってよいのなら、アレフから金が出てるに違いない。w
アレフ掲示板の擁護に、必死の汁。
管理人がオウムのシンパと知って、アイデンティティーが崩壊寸前の汁。
阿修羅とオナニーで完結してる人生だから、仕方ない。


227 地震雷火事名無し(pc?)2016/02/26(金) 16:47:19.22ID:X/nYe2Xz

必死に魑魅魍魎男のフォローをする汁。
魑魅魍魎男は上級幹部で汁は末端信者なのか?
二人とも一日中阿修羅にいるし。


228 地震雷火事名無し(やわらか銀行)2016/02/26(金) 19:59:53.56ID:zkB9jTxh

上級幹部にしては頭悪いな 
完全に専業だよね 仕事があったらあんなことしてらんない
というかあれが仕事なんだな どっちが工作員だよまったく・・


233 地震雷火事名無し(やわらか銀行)2016/02/26(金) 20:25:00.38ID:zkB9jTxh>>234

魑魅魍魎男はオウムの幹部にしては頭が悪いね、って言ってんだよ
反論あるなら、何か言ってみろよ


234 地震雷火事名無し(イーモバイル ne)2016/02/26(金) 23:16:08.90ID:iwp/ZDP0
>>233
同意です。
あんな頑なな馬鹿見たことない。


235 地震雷火事名無し(やわらか銀行)2016/02/26(金) 23:50:39.80ID:H2S6jygJ

あんなバカがいるから幸福の科学に負けるんだよ
さっさとクビにしろ

261 地震雷火事名無し(pc?)2016/02/29(月) 13:03:14.65ID:XnQDOZd5

ついに全ての病気の原因は放射能と言い出した魑魅魍魎男。
自分の頭の病気をまず心配しろよ。


180 地震雷火事名無し(pc?)2016/02/20(土) 22:18:16.43ID:SKzaF5XO

さっき阿修羅掲示板を見て思った

魑魅魍魎男の狙い

放射能の恐怖話を乱発
放射能を幽霊と同じように怪談のネタに仕立て上げる

一般人は放射能は幽霊やUFOや宇宙人と同じような者だと思い込む

魑魅魍魎男は村のスパイか?
あるいは完全に洗脳されたアレフの狂信者か?

いずれにしても非常にウザイ


386 地震雷火事名無し(九州地方)2016/06/07(火) 11:46:52.41ID:cTFFE/Yo

最近、焦りからか「デマ魑魅」が駄投稿を乱発している。

コメント者も「デマ魑魅」「バカ汁」「茶色のうさぎ」、加えて「HIMAZIN」「ボケ老人」「狂犬病のesmsVHFkrM」等で固定化してきた。

まあ、この連中の好きにやらせておけば、確実に「阿修羅原発板」の寿命は短くなるから、干渉せずに放置するのが一番だろう。

反原発の害毒にしかならない「阿修羅原発板」はもはや不要だ。


171 地震雷火事名無し(庭)2016/02/19(金) 16:35:48.72ID:AaoKs9IF

汁、またひとりぼっち?w

汁は、コーサクインに罠を張ってる暇があったら、東電とか首相官邸前とかでデモをやるべきだな。

プチアレフの工作員マニュアルを読んでないのかね。
場をアラシて、真の敵から目を逸らすのがコウサクインの役目と、ちゃんと書いてあるのにな。

ボウフラが湧くことより再稼働を問題にしろよ。w
アホなことばかりやってるから、上祐に「やる気がねえ」とダメ出しされんだよ。w

管理人に「あなたには困ってるのが分かりますか」と言われても、全然分かってないバカ。w
出来の悪い社員と同じだな。いずれクビだ。w


172 地震雷火事名無し(黄昏の大砂漠)2016/02/19(金) 23:56:32.92ID:4sRjNvHc

批判者のIDを収集して喜んでる汁
キモい変態。


175 地震雷火事名無し(庭)2016/02/20(土) 12:05:21.94ID:pq5xzNPt

ID収集による監視と削除。w


176 地震雷火事名無し(dion軍)2016/02/20(土) 14:14:12.60ID:KYpOuHj1

汁痴黴の監視と削除を徹底擁護する管理人。w
もう完全にお里が知れてんじゃん。


178 地震雷火事名無し(空)2016/02/20(土) 16:22:31.27ID:AsDZqRMA

汁は暗に阿修羅掲示板を批判する者はポアするぞと脅している。
いや本当にやりかねないから恐ろしい。


179 地震雷火事名無し(庭)2016/02/20(土) 20:19:28.27ID:pP8yBEq4

汁は自分がインテリだと思ってるらしいw


377 地震雷火事名無し(pc?)2016/06/02(木) 17:45:05.65ID:EB7WWIpa

九州在住(佐賀か福岡あたりのようだ)

年齢 40過ぎらしい

家族 嫁と子供がいるらしい

職業 太陽光売電

性格 慇懃無礼 人を馬鹿にしている
   言葉遣いは丁寧だが、人の話は全く聞かない
   妥協を知らない 腹黒い うそつき

信仰 小出裕章を盲信している 小出の批判に対しては感情的になる

その他 一応反原発 反被曝

容姿 禿でデブ

魑魅魍魎男を批判する者に対して同調して敵対しているが、魑魅魍魎男は汁にはあまり関心がないように見える。

多摩散人からは絶縁されている。

管理人からは距離を置かれている。

かつて言い合いをしていた多くの敵対者からはほぼ完全に無視されている

右翼から恨みを買い個人情報を暴露されたらしい

愛読書は少年ジャンプ


125 地震雷火事名無し(新疆ウイグル自治区)2016/02/05(金) 18:46:01.98ID:1h0Vj8Ta

広告主のホワイトフードの小出、ソフトバンクの悪口は絶対書かない魑魅魍魎男と知る大切さ。

わかりやすい奴らだ。

ソフトバンクなんて東電とタッグを組んで売り込みしてるのに。
原発事故で金儲けする汚い奴ら。


4 地震雷火事名無し(芋)2015/11/25(水) 17:54:49.67ID:L9KiIsYl

ホワイトフードの宣伝掲示板
この指摘で管理人と汁が大慌て(笑)


8 地震雷火事名無し(芋)2015/11/25(水) 20:37:41.21ID:vVYIrI+Y

阿修羅原発板

管理人=赤かぶ=会員番号4153番

ホワイトフード工作員 知る大切さ、魑魅魍魎男

赤かぶ、魑魅魍魎男は定期的にあからさまなホワイトフード宣伝投稿をする

赤かぶ、魑魅魍魎男が定期的に放射能汚染食品、放射能による病気の投稿をするのは、国民に危険を知らせるためじゃなくて、ホワイトフードの商品を売るために危険を煽りまくってるだけ。

要するに、原発事故をネタにした金儲け掲示板。

ホワイトフード顧問の小出裕章を批判すると魑魅魍魎や知る大切さなどの工作員が徹底的に罵倒し、管理人が削除しまくる。


109 地震雷火事名無し(芋)2016/02/02(火) 16:45:39.54ID:JcSjZo9n

わざと原発問題を煽り立てて広告料を稼ぐ悪徳商法掲示板だな。
小出を擁護するのはスポンサーのソフトバンクとホワイトフードの顔色を伺ってるから。
全部金のため。
https://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/lifeline/1448373329/

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/702.html#c6

[お知らせ・管理21] 管理人さまへ 天橋立の愚痴人間
13. 中川隆[-7312] koaQ7Jey 2017年7月05日 11:32:01 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
>>12
知る大切さ氏が自分で言った事を他の人が纏めただけだと思いますが

知る大切さ氏が不利益を被る情報ではないですから

http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/489.html#c13

[お知らせ・管理21] 管理人さまへ 天橋立の愚痴人間
14. 中川隆[-7311] koaQ7Jey 2017年7月05日 12:08:38 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
>>12
>>12
知る大切さ氏が自分で言った事を他の人が纏めただけだと思いますが

知る大切さ氏が不利益を被る情報ではないですから

http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/489.html#c14

[政治・選挙・NHK228] 「政策連合」の軸は弱肉強食から共生への転換ー(植草一秀氏) 赤かぶ
2. 中川隆[-7310] koaQ7Jey 2017年7月05日 12:12:37 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

都議選の総括


都民はマスコミに扇動されて官僚の流した嘘を信じた

官僚は安部さんに都合の悪い自民党のスキャンダルをマスコミに流させた

官僚はCIAの指示通りに動いただけだから黒幕はCIAなんだ

アメリカは安部さんを解任したいから、スキャンダル情報を官僚に流してマスコミを使って日本人を操作したんだ

安部さんは官僚とそのバックのCIAとの闘争に負けた

アホ日本人にはそういう背景が全くわからない

自民党と都民ファーストの会はタグを付け替えただけで中身は同じだと理解したうえでの投票だろう


7月2日に実施された東京都議会議員選挙の結果、127議席のうち自民党23議席と都民ファーストの会55議席を会わせて78議席になった。選挙前はそれぞれ57議席と6議席で合わせると63議席。この2党の実態は同じであり、タグの付け替えで人心を操作しているにすぎない。人心操作はうまくいったようだ。

この結果はフランスの大統領選挙と議会選挙を連想させる。大統領選挙では共和国前進のエマニュエル・マクロンが当選、議会選挙ではマクロンの与党が577議席のうち308議席を獲得している。圧勝だ。

このマクロンは2006年から09年まで社会党に所属、その間、08年にロスチャイルド系の巨大投資銀行へ入り、重役として200万ユーロという報酬を得ていたという人物。ロスチャイルド資本の代理人だ。

2012年から14年にかけてマクロンはフランソワ・オランド政権の大統領府副事務総長を務め、14年に経済産業デジタル大臣に就任すると巨大資本のカネ儲けを支援する新自由主義的な政策を推進した。私的権力が公的権力を支配するシステムを実現しようとしている、つまりファシスト。マクロンは「イスラエル・ファースト」でも知られ、イスラエルに対するBDS(ボイコット、資本の引き揚げ、制裁)運動に強く反対している。

このマクロンもタグの付け替えで人びとを誑かして勝利した。小池百合子やその周辺も同じ手法を採用して成功したわけだ。有権者もそうした実態を理解、安心して自民党とは別のタグをつけた体制派に投票したのだろう。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201707020000/

http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/583.html#c2

[リバイバル3] ハイエンド・スピーカーの世界 中川隆
42. 中川隆[-7309] koaQ7Jey 2017年7月05日 13:49:22 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

スーパーハイエンド!驚異のアプリックスサウンド♪ 公開日: 2016/04/29
http://otomani.jp/off/2059

アプリックスさんの所へマジコのQ3を聴きにお邪魔してきました。

オーディオシステム総額70,000,000円を軽く超えるハイエンドシステム♪

スーパーハイエンドの力でマジコの Q3 のポテンシャルを余す所なくサクっと引き出していますw

Telos 2500+ですので軽々とスピーカーをドライブしていましたw

マジコはドライブ力のないアンプだと音が軽くなってしまい、魅力が半減してしまうんですよね(ノД`)・゜・。

特に Mimesis 22HistoryとTelos 2500+のコンビがまた絶品で相性が凄くいいんです。

24MEでも十分に良いのですが 22History の前だと霞みます。

デジタルソースでも 22History を通すと温もりが出て凄く音が滑らかになり、サ行がきつくなりません。

これだけの情報量を引き出せるのってそうそうないと思いますw

音が鮮明とかそういう次元ではありません。

コンサートホールのような感動がアプリックスさんの部屋に感じられました♪

アプリックスさんの好きなまどマギ・ガルパンは本当に良かったですwww

まどマギガルパンに関しては【 ガルパンはいいぞ! 】って連呼したくなる気持ちでした(*´ω`*)ガルパンガルパンのBDがTVの前に置いてあったので見たかったです♪

水樹奈々さんも本当に良い感じで再生されていましたし、ClariSとの相性も抜群に良かったですw

雑な所もピークを感じさせず、上手く浄化されていますので耳あたりが良かったですw

細部に渡ってディテールが明確で低域も締まりがあってざらつきの少ない美しい音です。

アニソンがリラックスして聴けるシステムってすごく大事だと思います。

素晴らしい音で毎日音楽を聴くのが楽しくなるシステムに感じれましたヽ(•̀ω•́ )ゝ✧

この美音はスーパーハイエンドならではの醍醐味ですね♪ケーブルのチョイスも抜かりありませんw

NordostのODINも入っていました。 勿論!本物ですw!

Nordost ODINヤフオクに出ている偽物ではありませんwww

でも本当、ヤフオクって中華製の偽物ケーブルが大量に出るようになりましたね・・・(。-`ω-)

本物のODINは滑らかさときめ細かさを両立した透明感の高いサウンドで埋もれた音を鮮やかに補間してくれるんです。

そのおかげでLiaさんが歌う鳥の詩や青空の曲も映像を見ずに美鈴ちんを感じる事が出来ますw

アニソンソースが充実しているアプリックスサウンドは今後も目が離せません♪


Speaker:MAGICO Q3 価格6,500,000円
http://www.electori.co.jp/magico/Q3.pdf

Poweramp:Goldmund Telos 2500+ 価格 33,500,000円
http://www.goldmund.co.jp/pro.html

Preamp:GOLDMUND Mimesis 22History 価格14,000,000円
http://www.goldmund.co.jp/pro.html

Preamp:GOLDMUND Mimesis 24ME 価格 5,800,000円
SACD Player:CH Precision D1 + X1 価格 3,400,000円 + 2,000,000円
http://www.zephyrn.com/chprecision

Clock:Antelope Isochrone 10M 価格 850,000円
http://antelopeaudio.com/

Analog Player:Acoustic Solid Solid Royal 価格 1,880,000円
http://www.ortofon.jp/product/catalog/acoustic201112.pdf

PhonoEQ:Phase Tech EA-1 価格 700,000円
http://www.phasemation.jp/product/ea-12.html

AC Cable:Nordost Odin 価格 1,600,000円 x2
http://www.electori.co.jp/nordost.html

AC Power:RGPC 400Pro 価格 182,000円
http://stella-inc.com/07rgpc/

Rack:Finite Elemente Pagode APS 価格 2,240,000円
http://www.axiss.co.jp/brand/finite-elemente/finite-elemente/

http://otomani.jp/off/2059


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/697.html#c42

[お知らせ・管理21] 管理人さまへ 天橋立の愚痴人間
18. 中川隆[-7308] koaQ7Jey 2017年7月05日 17:16:50 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
>>15
>貴方は他人の記事を多く用いるコメントを繰り返しているが見苦しく思う。
>貴方のやり方を見ていると、まだらっこしいい。


僕は何かを読者に訴えようという気は全く無いんですね

単に現時点で確実だと思われる情報をすべて集めて記録として残しておく

という作業をしているだけですから。

阿修羅掲示板がこんなに人気が有るのは、コピペした情報が半永久的に残って何年経ってからでも読む事ができるからです

日本の無数に有る掲示板でこれだけの物は一つも無いし、今後ももう作れないでしょう

そういう意味で僕は阿修羅管理人さんの文化的業績を非常に高く評価しています

阿修羅管理人さんがオウムの残党だとか、どういう思想を持っているかというのはどうでもいい事ですね


http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/489.html#c18

[お知らせ・管理21] 管理人さまへ 天橋立の愚痴人間
22. 中川隆[-7308] koaQ7Jey 2017年7月05日 18:36:48 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
>.19
>情報の提供は赤かぶはじめ、投稿者自身がスレッドでやっているもの。
>貴方もスレッドを立てられるか、意見がないなら余計なおせっかいはしない方が読者にとってはありがたい。


僕も前は色々な板に自分でスレッドを建てていたんですが、余りに他の人と意見が違い過ぎるので、阿修羅管理人さんに、

迷惑だからリバイバル板以外にはスレを建てるな

と指示されてしまったのです。

そしてそのリバイバル板は僕が投稿する様になってから阿修羅リンクから故意に外され、一般の阿修羅読者は簡単にアクセスできない様にされてしまいました。

阿修羅管理人さんは僕のスレをどんな事が有っても他の人に見せたくないんでしょうね
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/489.html#c22

[お知らせ・管理21] 管理人さまへ 天橋立の愚痴人間
23. 中川隆[-7307] koaQ7Jey 2017年7月05日 18:53:36 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
阿修羅掲示板は基本的に反体制的意見は掲載不可なのです

オウムはCIAの下部組織なので、オウム残党が運営している阿修羅掲示板では国際金融資本やグローバリズムに都合の悪い情報を書く投稿者は排除されるのですね
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/489.html#c23

[政治・選挙・NHK228] 霞が関官庁の仰天人事 森友“論功行賞”とお気に入り抜擢(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
2. 中川隆[-7306] koaQ7Jey 2017年7月05日 19:01:01 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

安部先生は売国官僚と戦っているんだよ:

官僚側の目的は、官僚の人事権を内閣が握る「内閣人事局」を撤回させる事。
人事が公正に行われたりしたら、官僚は美味い汁を吸えなくなってしまう。

官邸への報復

加戸守行前愛媛県知事の証言

加計学園の獣医学部新設が問題になっているが、メディア主導で変な方向に向かっている。前川という前文科省事務次官が、行政が歪められたと官邸を告発した。しかし実態を調べると、むしろ正反対の話がどんどん出て来る。

最近の産経新聞や日テレニュースだけがその正しいと思われる経緯を少し伝えている。しかし主要な新聞やテレビはこれらのことをどういう理由か伝えない(調べれることは簡単に分ることばかり)。まず今治における獣医学部新設は、加戸守行前愛媛県知事達が10年以上前に立ち上げた四国4県(四国は獣医師不足が深刻)のプロジェクトであった。しかし加戸氏が獣医学部新設で先頭に立って奔走したが、獣医師会や自民党の獣医師議員連盟が猛烈に反対し実現が難しかった。ところが民主党政権が発足し局面が変わった。地元選出の民主党の白石洋一衆議院議員が獣医学部新設に取組み始めたのである。ところで当初から獣医学部新設に積極的だったのは加計学園であり、加計が学部新設するものと想定されていた。民主党・鳩山政権の終盤には構造改革特区で「対応不可」から「実施に向け検討」に格上げされた。

また先週号で述べたように、加計学園の地元である岡山選出の民進党の高井崇志衆院議員や江田五月最高顧問などもこの案件を積極的に押し進めた。このように加計学園の獣医学部新設は、自民党ではなく元々は民主党・民進党の案件であった。ところが新設が実現する寸前になって、今度は民主党の中にこれに反対する獣医師議員連盟ができた。安倍総理と加計学園の理事長の仲を国会で追求した玉木雄一郎民進党幹事長代理などは、この民主党獣医師議員連盟の事務局長であり獣医師会から政治献金を受けていた(父と弟は獣医師)。


日本のメディアは、安倍総理と加計理事長が友人だからの獣医学部新設が実現したというストーリを作っている。そのため安倍総理と加計理事長が一緒に写っている写真は何回となく放送されてる。しかしこのような報道は明らかに印象操作である。要するに安倍総理が友人のために行政を曲げて、獣医学部新設を実現したという事実とは異なる話を作り上げることが目的である。

安倍総理は、国会でこのストーリを何回も否定している。しかし作り上げられた嘘話を否定することは難しい。特に反安倍の報道機関がこぞってこのストーリを毎日流し続けているため、世間の人々はこの嘘話を半分以上信じている。


加戸前愛媛県知事はこの話を即座に否定している。またテロ等準備罪(共謀罪)がなければ、獣医学部新設は話題にもなっていなかったと感想を述べている。つまりテロ等準備罪(共謀罪)の法案成立を阻止したいメディアが、一斉に加計学園問題に飛びついて安倍総理を攻撃したと述べている。筆者も同感である。

加戸氏は文科省の官僚OBで、偶然にも前川前文科省事務次官の上司であった。加戸氏は「前川君は地方の獣医師不足の実状を全く知らないのだろう」と言っている。また驚くことに加戸氏は安倍総理と加計理事長が昔からの友人だったことは全く知らなかったという。

ちなみに加計理事長は安倍総理と昔からの知り合いであるが、一方で獣医学部新設で動いてくれている民進党の高井崇志衆院議員や江田五月最高顧問とも親しい。両者と加計理事長が一緒に写っている写真を筆者はネットで一度見たことがある。どうも加計理事長は自民党だけでなく民進党も強く支援してきたと見られる。


次に考えることは、前川前文科省事務次官が「官邸によって行政が歪められた」「加計ありきでことが進んだ」と告発した目的である。反安倍のメディアは、前川氏の告発を「正義の告発」「硬骨漢の元官僚が官邸に立ち向かっている」という話に仕立てている。これは前川氏の狙い通りであった。また前川氏の思惑通り、加計学園疑惑は連日報道され野党を巻込み大騒ぎになった。

前川氏は森友学園問題が「総理への忖度」ということで大騒ぎになっているのを見て、部下が作った「官邸の意向」という文言のある文章をマスコミに送ったと筆者は考える。朝日新聞や週刊文春は情報元を隠しているが、文章は前川氏が送ったものと一般には見られている。どうも問題の文章をマスコミ各社が受取ったが、新聞の中で取上げのは朝日だけだったようだ。ただし前日夜にNHKもこれを流したが「官邸の意向」という部分は伏せられていたという話である。


天下り斡旋、出会い系バー、新国立競技場

「官邸によって行政が歪められた」という前川氏の言い分はもちろんマスコミ向けであり、真相ではないと筆者は言いたい。どう見ても文科省の天下り問題が発覚し、就任からわずか6ヶ月で事務次官職を辞任するよう官邸に迫られたことへの「報復」と見るのが妥当である。これは永田町・霞ヶ関では常識になっていると思われるが、マスコミは分っていてもほとんどこれに触れない。「正義の告発者」という自分達が勝手に作ったストーリを壊したくないのである。ちなみに「官邸の意向」といった文言は、加戸前愛媛県知事が現役の文科省官僚時代にもよく使ったという。

文科省は組織的に天下りの斡旋を行っていた。昔はこのようなことを他の官庁でも行っていたが、これが禁止されてからは組織的にやっていたのは文科省だけであった。このことは天下り斡旋禁止令を作った張本人である高橋洋一氏がテレビで指摘している。高橋氏は「こんな法律に引っ掛かるなんて文科省は本当にアホだ」と言っていた(他の官庁はもっと巧妙にやっているのであろう)。しかもその中心人物が前川事務次官だったという話も出ている。


「出会い系バー」への出入りも、当然、辞任に関係していると思われる。前川氏は昨年9月頃に杉田副官房長官からこの件で叱責されている。この「出会い系バー」は暴力団関係者が経営しており、常に警察にマークされていた。警察庁出身の杉田官房副長官にこの情報が届いたと見られる。官邸は読売新聞が報道するまでこの話を知らなかったと言っているが、おそらく前から知らされていたと筆者は見ている。

天下りの斡旋の話に戻れば、何かと官邸に反抗していた文科省の局長がある大学に斡旋され天下っていたことを官邸が見つけ腹を立てたという。この違法な天下り斡旋が発覚し、官邸は前川事務次官に斡旋に関わった文科省幹部への処分案を作るよう命じた。前川氏はこれに応じ処分案を作成し官邸に持って行った。ところがこの処分案の中に、なんと前川事務次官自身の名がなかったという(前川氏は斡旋の中心人物と目されているのに)。さすがにこれに官邸は立腹し前川氏にとうとう辞任を迫ったようである。菅官房長官の「前川事務次官は自分の地位に恋々としていた」というセリフはこのような経緯があったからと考える。


「官邸によって行政が歪められた」うんぬんのセリフは明らかにマスコミ向けであり、官邸告発の真相とは関係がないと筆者は考える。そもそも前川氏は獣医学部新設に関心はなかったと筆者は見ている(上司であった加戸守行前愛媛県知事の「前川君は地方の獣医師不足の実状を全く知らないのだろう」発言でも明らか)。実際、月間文芸春秋7月号に前川氏の手記が掲載されているが、そこでも加計学園の獣医学部新設に自分は関わってこなかったと述べている。当然、6ヶ月で事務次官を辞めさせられたことが原因と考える。たまたま「官邸の意向」という告発に都合の良い文章(部下が言い訳のために作った嘘と本当が混じった)が手元にあったと見るのが自然であろう。

辞任を迫られた前川氏は「天下りの斡旋は他の省庁でもやっている」と反論したという話がある。ところが最近の2回目の記者会見では「天下り斡旋が禁止されていることを知らなかった」と言い方を変えていると高橋洋一氏が指摘している。しかし前川氏を持上げているマスコミは、このような点を全く追求しない。


前川氏が深く関わっていたのは新国立競技場の建設であった。しかし旧競技場の解体費用が異常に増えたり、設計に無理があり期限までに完成するか不安視されていた。政府は建築の素人である文科省に任せておく訳には行かないと判断し、急遽、競技場建設の主体を国交省に変更し設計のコンペをやり直した。この時動いたのが国交省出身の和泉首相補佐官と言われている。前川氏の口からよく和泉首相補佐官の話が出るのは、このことが影響していると筆者は見ている。

国民の7割が加計学園問題の真相が分らず何かを政府が隠していると思っていると言う。しかしそれは大々的に問題を取上げている大手メディア(一部を除く)が、本誌の先週・今週号で述べたような本当と思われることに全く触れないからである。本誌の先週号と今週号の内容は、新聞・テレビで見聞きしネットで調べたことに筆者の若干の憶測を加えたものである。しかし個人的な特別ルートで得たような情報は一切含まれていない。要するにちょっと調べれば全て分ることばかりである。
http://www.adpweb.com/eco/


前川前次官が騒いでいる本当の理由は、「自分の方が総理大臣より身分が上だ」という事です。

総理より地位が高い事務次官

加計学園をめぐる「忖度」騒動は前川喜平・前文部科学事務次官の告発から騒動が広まった。

なぜ前川氏はこのように安倍首相を憎み、敵愾心を露にして噛み付くのか、事務次官という身分階級を知らないとわかり難い。

各省庁の事務次官は「次官」なので文字を読んだだけでは「2番目の事務員」かなと思うが、実際には省庁の大統領のような地位にある。

         

事務次官は表向きの法律では大臣を補佐する役割だが、実際には大臣を上回る最高権威です。

大臣と事務次官の関係については、2001年に小泉内閣で外務大臣を(9ヶ月だけ)勤めた田中眞紀子議員が良く喋っていた。(喋りすぎた)

その前に田中眞紀子が外務大臣に選ばれた理由を説明すると、2001年4月の自民党総裁選で小泉純一郎を当選させた功労者だった。


超不人気だった森首相が退陣し、次の首相は橋本龍太郎で決まりと言われていて、国民は「またあのバカ総理か」と失望していた。

小泉純一郎は出馬しても負けそうなので立候補するつもりはなかったが、当時人気絶頂だった田中眞紀子が「あんた出なさいよ」とけしかけたと言われている。

人気者の眞紀子に後押しされて小泉旋風が吹き、めでたく総理大臣になり田中眞紀子は論功行賞で外務大臣になった。


欧米メディアは「次の総理は田中眞紀子」「初の女性総理誕生へ」と報道し、小泉自身より人気が高かったほどだった。

その大功労者が些細なことで外務官僚と対立して、クビになったのは田中眞紀子大臣の方だった。

日本政府の方針と異なる発言を、外相として勝手に発言したり、外相会談のドタキャンなど様々な出来事があった。


官僚を激怒させた安倍首相の行為

だが一番の対立点は「外務大臣と事務次官のどちらに人事権があるか」という事で、眞紀子大臣は自分に逆らう事務次官の更迭を小泉首相に要求した。

結果は書いたとおり、クビになったのは大臣のほうだったので、大臣の人事権は事務次官が握っているが、逆はありえない。

法律はどうであれ大臣より事務次官のほうが地位が上なのが日本の制度であり、主要な省の事務次官となると総理大臣より地位が上である。


ロッキード事件で田中角栄元首相が逮捕されたが、事務次官は決して逮捕されず、責任を取らされたりもしない。

思い出して欲しいがあらゆる政治スキャンダルで責任を取るのは大臣と総理だけで、事務次官や官僚はマスコミから責任の追求すらされない。

もし事務次官が責任を取らされるような事が起きれば、明治以来の大事件であり、絶対に有り得ない筈だった。


朝日新聞は平気で天皇や総理大臣の悪口を書くが、それでいて事務次官の悪口を絶対に書かず、官僚は神聖にして汚すべからずを貫いている。

朝日新聞も日本の最高権力者が怖いのであり、許認可権から逮捕権、裁判権まで握っている官僚たちには逆らいません。(最高裁判官も官僚)

その有り得ないはずの事が森友、加計騒動の根源である文部科学省で起きていて、事務次官がクビになっていました。


「キXXX」の言い分

前川喜平前事務次官は退職した文部官僚が民間機関に天下りする仲介役をしていて、2017年1月20日に辞職した。

2017年3月に懲戒免職になる予定だったが、文部省側は猛反発しして自主退職になったうえ、退職金5000万円以上が支払われた。

軽い処分で済んで助かったように見えるが、官僚目線では「どうして上司である事務次官が部下である総理大臣から追放されるのか」という事になる。


ニュースを見ていると異常な事件で犯人が意味不明な事をしゃべる場合があるが、「キXXX」の言い分は彼らにしか分からない。

前川喜平と官僚たちには「総理大臣風情がでかい面しやがって」「今に見ておれ小僧」という恨みだけが残ったようです。

そして文部科学省は自分のスキャンダルである森友、加計を暴露する事で安倍首相を糾弾するという捨て身の戦法に出た。


過去の政治スキャンダルで責任を問われたのは政治家だけで、官僚が罪に問われた事は無いので、こうした戦法は実は良く行われている。

大阪地検や東京地検は森友加計を捜査しているが、検察官僚の身内である文部官僚は決して捜査対象にならない。

うまく行けば前川喜平前事務次官は高給で天下りできるだろうし、それどころか政治家として権力を握る事もできる。


突き詰めると官僚と総理のどちらが上か、どちらが日本の権力者かという対立です。
http://www.thutmosev.com/archives/71597964.html


本当の戦いは官僚の人事権

安倍政権は2014年)5月30日に内閣人事局を設置し、それまで各省庁がやっていた官僚人事を、官邸で行う事とした。

つまり今まで官僚の人事は官僚自身が決めていて、総理大臣や国会といえども絶対に口を出す事は出来なかった。

それを今日から総理大臣が官僚人事を決めるとなったので、官僚側は猛反対し財務省を中心に反安倍闘争を展開した。


2015年ごろに安保法制が異様な盛り上がりを見せ、日本中のマスコミが左翼化したかのように(左翼だが)反自衛隊、反米軍キャンペーンを始めた。

日本の全マスコミに対して一斉に指示を出せるのは官僚だけで、反安保闘争を操っていたのは財務省だったと見られる。

財務省はすべての省庁の財政を握っており、クビを横に振れば簡単に干す事ができるからです。


財務省の強大な権限は官僚自身が人事権を握っているからで、人事権が総理に移れば権力も総理に移ってしまいます。

安倍首相が消費増税に反対しているのもあって財務省は安倍政権を潰したくてしょうがなく、加計問題は渡りに船でした。

今冶の山奥の獣医学校は本当はどうでも良く、官僚特に財務官僚と安倍首相との、官僚人事権を巡る闘争なのでした。


そこに乗っかって安倍首相を退陣に追い込んで自分が総理になろうとしているのが、石破・麻生・二階・岸田・菅らの自民党幹部たちで、必ずしも安倍首相の味方ではない。

石破氏ははっきりと野党に加勢して安倍首相を退陣に追い込む姿勢を見せていて、狙いは次期総理です。

こうした「安倍包囲網」に乗っかっているのが野党や小池勢力で、都議会選挙は小池新党に有利だといわれています。
http://www.thutmosev.com/archives/71561248.html

http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/597.html#c2

[お知らせ・管理21] 管理人さまへ 天橋立の愚痴人間
24. 中川隆[-7305] koaQ7Jey 2017年7月05日 19:11:12 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
オウムとCIAの関係については

カルトの世界 _ 創価学会とオウム真理教を背後から操っている組織とは…
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/215.html


http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/489.html#c24

[お知らせ・管理21] 管理人さまへ 天橋立の愚痴人間
27. 中川隆[-7304] koaQ7Jey 2017年7月05日 19:38:45 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
>>25
>要するに、貴方のアナーキズムは偽物と言うこと。


基本的な事で誤解されているみたいですね

天橋立の愚痴人間さんはアナーキズムの事を老荘思想みたいな隠居の思想、あるいは小さな政府運動だと思い込んでしまっているのでしょうね

アナーキズムというのは反権力、反体制、反官僚主義という事です

従って、体制側の意見ばかりになったら その異常さを指摘するのがアナーキストの社会的責任ですね


http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/489.html#c27

[お知らせ・管理21] 管理人さまへ 天橋立の愚痴人間
28. 中川隆[-7303] koaQ7Jey 2017年7月05日 19:43:19 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
>>26
麻薬の総元締めはCIAですね

オウムが麻薬商売をやっていた以上、CIAと深い関係にあるのですね

それからオウムの洗脳技術はCIAの研究していたものそのままですね

林郁夫も洗脳の仕方を学ぶ為にアメリカに行っています


http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/489.html#c28

[昼休み53] 千葉県にだけは住んではいけない 中川隆
107. 中川隆[-7302] koaQ7Jey 2017年7月05日 20:05:36 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

豊田真由子議員 元秘書らが証言「誤った選民意識」「差別意識の塊」

「週刊新潮」2017年7月13日号 掲載


豊田真由子議員の元秘書らの座談会が6日発売の「週刊新潮」に掲載される
ある元秘書は「周りはアホだらけと、誤った選民意識を持っている」と指摘
別の元秘書は豊田氏について「差別意識の塊」と語っている


「豊田真由子」ヤメ秘書たちの座談会 「裏では『ああいう底辺の人は……』と」


 初当選からの4年半で、およそ100人の秘書たちが豊田真由子代議士(42)の事務所を辞めたという。彼らは皆、程度の差こそあれ彼女のパワハラの被害者だ。ヤメ秘書たちの証言によれば、これまで明らかになった被害は氷山の一角に過ぎず……。
 ***

――豊田代議士を一躍有名にした「このハゲーーーーーっ!」の暴言。こうした台詞を吐かれたのは、件の男性秘書だけではないようだ。

ヤメ秘書C「私も豊田に、『あんたのその態度は、育ちに何か問題があるからよ。どっかで診てもらったほうがいい』と言われたことがある。そのままの言葉を、豊田にお返ししてあげたかったね」


ヤメ秘書B「口癖が『世の中、ホントにバカばっかり』。基本、彼女は自分以外、周りはアホだらけと、誤った選民意識を持っているんです」


豊田真由子代議士(42)

C「国会では『弱者のために』みたいなことを言っていますが、差別意識の塊ですよ。平気で『ああいう底辺の人は……』という言い方をしますからね」

ヤメ秘書D「彼女は厚労省出身だから、障害者施設を回る機会も多い。そうやって、表向きは弱者に寄り添っている風を演じる。でも、裏では全く違います。なにしろ、そういう施設で障害者が作ったお菓子なんかをもらって帰ってくると、『こんなの、中に何が入ってるか分かったもんじゃない!』とか言って、絶対に口をつけようとしませんからね。この行動が、彼女の全てを物語っています」

――豊田事務所は、こうした声を否定するのだが……。

 ***

 匿名のヤメ秘書たちからは、他にも「人手不足で秘書は3、4時間睡眠」「議員に友だちがおらず昼食は“ぼっち飯”」「食べ残しを『食え』と強要された」といった証言が。7月6日発売の「週刊新潮」にて全文を掲載すると共に、未公開の絶叫音声も公開する。



http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/390.html#c107

[昼休み53] (伊藤貫) 米中衝突は起こらない! アメリカが日本を守らない理由 中川隆
6. 中川隆[-7301] koaQ7Jey 2017年7月05日 20:13:49 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017年07月05日
北ミサイル、中ロに見透かされる日米の防衛


北は毎月毎週のように日本周辺にミサイルを撃ち込んでいる
引用:http://www.chunichi.co.jp/s/article/images/2017070401001410.jpg

掛け声総理

北朝鮮は6月5日に再びICBMと見られる弾道ミサイルを、佐渡沖のEEZに発射しました。

安倍首相は「外国の軍隊を日本の領海に近づけさせない」と明言して総理になったが、今では毎週中国軍艦が素通りしている。

北朝鮮も毎週毎月のように日本のEEZに弾道ミサイルを発射しているが、「絶対に許されない」と喋るだけです。

宮沢総理とか橋本総理は「遺憾の意」を使っていたが、言葉が変わっただけで安倍首相がやっているのは宮沢首相と変わらない。

          

このように安倍首相が何を言ったとしても、掛け声だけなのは中ロ北にも十分伝わっていて、カカシかマネキンとしか思われていない。

ミサイル防衛は口先だけで使わず、敵基地先制攻撃も議論だけ、防衛力強化が公約だったのに防衛費はGDP比で増えていない。

そうしている間にも中ロ北は着々と装備を更新しているので、相対的に日本の装備は老朽化、弱体化している。


頼みの綱はアメリカ軍だけだが、最近米軍は連続して醜態を晒し、戦える状態にないと推測されている。

まず北朝鮮が最もICBMを発射する可能性が高いとされた日に、日本周辺の米空母は危険を避けて遠ざかっていた。

トルコ軍が領土内に侵入したロシア軍機を撃墜したときには、「トルコ側から攻撃したからロシアが正しい。アメリカは関係ない」と突き放した。


日米が同盟国のようにトルコとアメリカも同盟国なので、日中が戦争になった時も、アメリカは同様に言い逃れて逃げる可能性がある。

「日本が先に中国軍機を撃墜したのだから中国が被害者だ」と言い出すかも知れず、まったく信用できなくなった。

そしてシリアやイラク、黒海やバルト海でロシア軍機は米軍への挑発を繰り返しているが、一度の例外も無く米軍のほうが逃げ出した。

張子の虎の米軍

南シナ海でも中国軍機が米軍機に「幅寄せ」や「曲芸」で挑発しているが、やはり全て米軍機側が逃げ出した。

米軍にはそもそも戦う能力など無いのではないか、と考えるのも突拍子がない事ではない。

オバマ大統領になってから米軍は無人機に頼りっきりになり、有人機による空爆や戦闘をほとんどしなくなった。


予算も削減され、米国の報道では米海軍航空機の過半数は、整備不良で飛行不能の状態にある。

横須賀などに展開している空母も、おそらく半分が「飛行用」で残りは「展示品」の疑いが強い。

戦える状態になかったから米空母は北朝鮮から逃げざるを得なかったのなら、非常に合理的な行動です。


掛け声だけの安倍首相や張り子の虎になった米軍を、中ロ北が恐れる必要はないのです。

日米の防衛構想は破綻しつつあり、敵に攻撃されてから迎撃するというミサイル防衛では対処できなくなった。

欧米の専門家によると北朝鮮が毎週発射している「新型ミサイル」は実はロシア製で、ロシア軍が北朝鮮領内から発射している。


あまりにも早すぎる新型ミサイルの開発ペースからは、そうかも知れないと納得するものがある。

掛け声だけで何もしない日本、弱体化する米軍、強化されつづける中ロ北の力関係は、いずれ中ロ北が優勢になる。

その時真っ先に標的になるとしたら、日本ではなく韓国のソウルだと考えられる。


理由は簡単で日本より韓国は弱く、在日米軍より在韓米軍は手薄、しかもソウルは攻略しやすく価値が高い。
http://www.thutmosev.com/archives/71647570.html
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/524.html#c6

[お知らせ・管理21] 管理人さまへ 天橋立の愚痴人間
30. 中川隆[-7300] koaQ7Jey 2017年7月05日 20:19:54 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
>>29

天橋立の愚痴人間さんは日本語の読解力に難が有りますね

ネット時代に対応できないでしょう?


アナキズム(英語: Anarchism)は、既成の国家や権威の存在を望ましくない・必要でない・有害であると考え、調和的な社会結合を目指す政治思想。 アナーキズムと表記されることもある。 また、無政府主義とも訳される。「 アナーキー」の語源は古代ギリシア語で「支配する者のない」を意味する。
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/489.html#c30

[お知らせ・管理21] 管理人さまへ 天橋立の愚痴人間
34. 中川隆[-7299] koaQ7Jey 2017年7月05日 20:58:37 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
>中川氏、貴方は革命をめざし反体制、反権力を言っているが、革命のテーゼが見つからない。


最初から最後マネージャー誤解されているみたいですが、僕は革命なんか目指していないですよ

そもそも国家権力を否定するアナーキストが革命を起こして新国家を作るという事自体が矛盾してるんですよね


>アナーキズムと言う言葉が出てきたのは、サルトルなどの実存主義哲学から、またニーチェが最終的にはアナーキズムの考えに達した。

アナーキズムはプルードン、バクーニン、クロポトキンの3人で尽きているですよ

思想的中身なんか最初からゼロだしね


バクーニンの聖書解釈

アダムとイブはサタンのお陰で神の専制支配から逃れることが出来た。

神は『知恵の木の実を食うべからず』と命じただけなのであるが、自由とは分割不可能なものなのであるゆえ、これは恐るべき専制政治の始まりに他ならない。

もしもアダムとイブの両人がこの神の命令に従うのみであったならば、人類は最も屈辱的な奴隷状態に陥っていたことであろう。

しかしサタンの知恵によって勇気を振り絞ったアダムの行動によって、われわれは自由を得たのである。
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/489.html#c34

[お知らせ・管理21] 管理人さまへ 天橋立の愚痴人間
35. 中川隆[-7298] koaQ7Jey 2017年7月05日 21:08:28 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
>われわれは自由を得たのである。


何からの自由かというと、世間一般の価値観からの自由ですね

世間ではテストで一番の人間が一番優秀だとか、一流大学を出た人は頭がいいという価値観が有るのですが、その価値観自体が間違っているのですね

何故、俺が他の人と同じ物差しに基づいて上を目指す必要が有るんだ

俺を世間のアホ共と同じ物差しで評価するな

というのがアナーキストの価値観ですね
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/489.html#c35

[近代史02] 弥生人の起源 _ 自称専門家の嘘に騙されない為に これ位は知っておこう 中川隆
83. 中川隆[-7298] koaQ7Jey 2017年7月06日 07:21:23 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

ナショナル歴史民族ミュージアム研究報告 2014年7月

雑草からみた縄文時代晩期から 弥生時代移行期における イネと雑穀の栽培形態
那須浩郎 著 - ‎2014
https://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:_BJAweQUWKMJ:https://rekihaku.repo.nii.ac.jp/%3Faction%3Drepository_uri%26item_id%3D300%26file_id%3D22%26file_no%3D1+&cd=1&hl=ja&ct=clnk&gl=jp&lr=lang_ja

 縄文時代晩期から弥生時代移行期におけるイネと雑穀(アワ・キビ)の栽培形態を,随伴する雑 草の種類組成から検討した。

最古の水田は,中国の長江中・下流域で,約6400年前頃から見つかっているが,湖南省城頭山遺跡では,この時期に既に黄河流域で発展した雑穀のアワ栽培も取り入れており,小規模な水田や氾濫原湿地を利用した稲作と微高地上での雑穀の畑作が営まれていた。

この稲作と雑穀作のセットは,韓半島を経由して日本に到達したが,その年代にはまだ議論があり, プラント・オパール分析の証拠を重視した縄文時代の中期〜後期頃とする意見と,信頼できる圧痕 や種子の証拠を重視して縄文時代晩期終末(弥生時代早期)の突帯文土器期以降とする意見がある。

縄文時代晩期終末(弥生時代早期)には,九州を中心に初期水田が見つかっているが,最近,京都 大学構内の北白川追分町遺跡で,湿地を利用した初期稲作の様子が復元されている。この湿地では, 明確な畦畔区画や水利施設は認められていないが,イネとアワが見つかっており,イネは湿地で, アワは微高地上で栽培されていたと考えられる。

この湿地を構成する雑草や野草,木本植物の種類 組成を,九州の初期水田遺構である佐賀県菜畑遺跡と比較した結果,典型的な水田雑草であるコナ ギやオモダカ科が見られず,山野草が多いという特徴が抽出できた。

この結果から,初期の稲作は, 湿地林を切り開いて明るく開けた環境を供出し,明確な区画を作らなくても自然地形を利用して営 まれていた可能性を示した。

はじめに

 縄文時代から弥生時代への移行は,一般に水田稲作の開始によって特徴づけられる。しかし,明 確な水田遺構(水田跡)や畠遺構が見つかる以前にも,炭化米や籾痕土器,プラント・オパールな どのイネ資料の報告があり,これにより,縄文時代の稲作が議論されてきた。さらには,イネだけ でなく,雑穀のアワ・キビの種子や圧痕もほぼ同時期から見つかっており,縄文時代におけるイネ と雑穀の複合的な栽培が想定されてきた[佐々木,2003;2011など]。

この栽培形態については,遺 跡立地や民俗例などをもとに,焼畑や切り替え畠などで行われていたと考えられることが多かったが,実際に,縄文時代に焼畑があったことを積極的に示す証拠はまだ見つかっていない[能登,2002]。

縄文時代の原初的な天水田,畑地,焼畑などの耕作地を,遺構として明確に捉えることは困難だか らである。  縄文時代のイネや雑穀の栽培形態を示すひとつの方法として,雑草に着目する方法がある。雑草 は,「人為環境下に良く生育し,かつ人間活動に干渉する植物群」と定義され,野生植物と栽培植物 の両方の性質を部分的に持っている植物である[山口,1997]。

雑草植生は人為の干渉の度合いによっ て種類組成が異なるため,遺跡から出土する雑草の種類組成から,当時の人為干渉の度合いを推定 することができる。笠原安夫は遺跡から出土する雑草種子を精力的に分析し,縄文時代から弥生時 代にかけて水田雑草が増加することを明らかにした[笠原,1976;1982;笠原・武田,1979など]。こ のように,作物に付随する雑草の種類組成を調べることで,当時の立地環境や栽培形態を間接的に 推定することが可能である。  

本報告では,イネや雑穀などの穀物資料に随伴する野草や雑草の組成に着目して,イネと雑穀の 栽培形態を検討する。まず,中国で水田稲作が始まった頃のイネと雑穀の栽培形態を,湖南省城頭 山遺跡の雑草種子分析の例から検討する。

次に,縄文時代のイネと雑穀の出土記録を整理し,イネ と雑穀の渡来時期を検討する。最後に,最近筆者が調査した京都府北白川追分町遺跡の例から,縄 文時代晩期末(九州北部の弥生前期初頭に相当)の湿地を利用した初期稲作について検討し,佐賀 県菜畑遺跡の初期水田遺構と雑草種子を比較することで,初期湿地稲作の栽培形態を推定する。


❶……………稲作と雑穀農耕の起源と伝播

 まず,日本列島の初期稲作・雑穀作の栽培形態を検討する前に,稲作と雑穀農耕が,大陸でどの ように始まったのかを振り返ってみたい。稲作が中国の長江流域で始まったことは,既に多くの研 究から明らかにされている[Cohen, 2011; Zhao, 2011;Fuller, 2012など]。

野生イネ採集の記録は, 15,000〜11,500年前頃の長江中下流域南部の丘陵地帯(湖南省玉蟾岩遺跡,江西省仙人洞遺跡・吊 桶環遺跡,浙江省上山遺跡)で見つかっており,その後,9,000〜7,000年前頃に長江中下流域で栽 培化されたとされている。9,000〜8,000年前頃には,湖南省彭頭山遺跡・八十 遺跡,浙江省上山 遺跡,河南省賈湖遺跡などでイネが多数見つかるようになるが,これらが栽培種か野生種かで議論 が分かれている[Li et al., 2007; Fuller et al., 2007]。籾軸の脱粒痕により栽培種だと判定された確実な栽培イネは,7,900〜7,000年前頃の長江下流域の浙江省跨湖 遺跡が最も古い例である。

イネの 栽培が定着するのは,長江下流域の浙江省田螺山遺跡で,6,600年前頃から栽培イネが野生イネより も多く出土するようになる[Fuller et al., 2009]。さらに,つづく6,400〜5,500年前頃になると長江中 流域の湖南省城頭山遺跡や長江下流域の江蘇省草鞋山遺跡で水田が造られるようになる[Yasuda et al., 2004]。

 一方,雑穀のアワ・キビ作は,黄河流域で始まっている。黄河中流域の東部低地の河北省磁山遺 跡から10,300〜8,700年前頃のキビが出土している[Lu et al., 2009a;2009b]。ただし,これは種子の 出土記録ではなく,土壌に含まれるキビの種子の表皮細胞に含まれる珪酸体から特定されたもので ある。表皮の長細胞の形態がキビ属の野生種の一種であるヌカキビと異なることから栽培種のキビ であると示されているが,ヌカキビはキビの直接の野生種ではなく,上述したようにキビの野生種 はまだ見つかっていないので,この指標で本当にキビの栽培/野生を識別できるか疑問とする見方 もある[Nasu et al.,2012]。

さらに,年代測定も土壌の年代を測定しており,遺構との関係から年代 が古すぎるという見解もある[Zhao, 2011]。この遺跡からはアワの表皮細胞の珪酸体も見つかって いるが,アワはキビより遅れて8,700年前頃に出土するとされている。確実な栽培雑穀の証拠が出てくるのは,9,000〜8,000年前頃で,黄河中流域東部低地で栽培キビとアワの種子が出土するようになる。

河南省裴李崗遺跡などでは,9,000〜7,400年前のキビとアワの種子の記録があり,磁山遺 跡でも,今度は確実なキビとアワの種子の記録が8,100〜7,600年前頃から出てくる。その後,7,000 〜6,500年前頃には,雑穀栽培が黄河下流域,黄河中流域西部台地,中国東北部や内モンゴル自治区 まで拡散する[Cohen, 2011]。  

これらの稲作と雑穀作は,水田稲作が始まった頃には既に融合していた。湖南省城頭山遺跡では, 最古の水田跡が見つかっているが,黄河流域で起源して発達してきた雑穀栽培も取り入れていた証 拠が見つかっている[Nasu et al., 2007]。

城頭山遺跡は,6,400〜5,300年前頃の環濠遺跡で,大渓文 化初期,中期,後期,そして屈家嶺文化期の4つの時期の環濠が見つかっている[湖南省文物考古研 究所,2007]。そして,これらの各時期の環濠の増改築とともに遺跡が次第に拡大していたことが判明した。

このような環濠に含まれる植物遺体を分析したところ,イネだけでなく雑穀のアワも見つかり,大渓文化中期からアワが増加していく様子が明らかになった。

城頭山遺跡ではイネの栽培だ けでなく,時代を経て遺跡を拡大するとともに,イネだけでなく雑穀のアワの栽培も取り入れていた。これらの栽培植物に随伴する雑草類の出土状況を調べてみたところ,アワの栽培増加とともに, 畑地雑草が増加していることが明らかになった[那須・百原,2007;Nasu et al., 2012]。

この結果は, 遺跡の拡大とアワ,シソ属などの畑作物の増加と同調しており,遺跡の内部で畑作を取り入れていく様子が明らかになった。

イネの栽培が行われていた大規模な水田跡は見つかっていないが,おそらく遺跡の外の氾濫原を利用して水田稲作を行っていたと考えられる。このように発達した稲作と 雑穀の農耕は,3,400年前頃には韓半島に伝播している[Lee, 2011]。

❷……………縄文時代のイネと雑穀

 それでは,イネと雑穀は,いつ頃から日本でも見つかりだすのだろうか? 近年のレプリカ法やプラント・オパール(植物珪酸体)分析の普及,炭化米の直接年代測定の推進により,縄文時代の イネと雑穀の記録の洗い直しが進められている[中沢,2009;中山,2010;小畑,2011]。

イネについ ては,外山・中山[1992],中山[1999]などによって縄文時代から弥生時代の信頼できるイネ資料 (土器圧痕,炭化米,プラント・オパール,花粉)の集成が進められ,最近の中山[2010]による集 成が現在のところ最もまとまった資料である。

これによると,イネ資料の最古例は,縄文時代中期の鹿児島大学構内遺跡のプラント・オパール資料になる[古環境研究所,1994]。

ただし,これは土壌中のプラント・オパール分析により得られた資料であるため,この縄文時代中期のイネ資料を稲 作の証拠として積極的に採用する研究者と採用しない研究者とで意見が分かれている。

プラント・ オパールは土壌粒子の一部であるため,土壌と挙動を共にして移動する。従って,土壌中のプラン ト・オパールは,土壌中の生物や植物の根系などによる擾乱作用により,堆積した当時の地層よりも下層に移動する可能性を完全には否定できない。

中山[2010]もこの例を,

「定量分析による増減 が層位ごとに示されておりデータとしての信頼性は高いが,それを裏付ける大型植物遺存体や耕地遺構などが不明である」

としている。

筆者は,現時点ではまだ証拠が不十分であることや,韓国に 稲作が伝わるのが青銅器時代前期の3,400年前頃[Lee, 2011]であることを考慮すると,縄文時代中期段階にイネが日本に伝来していた可能性は低いと考える。  

縄文時代中期例の評価がまだ難しいとすれば,縄文時代後期ではどうだろうか? 

縄文時代後期 になると,土器圧痕資料や炭化米資料でもイネの記録が増加してくるが,中沢[2009]や中山[2010] によれば,その全てに疑問符が付けられている。

熊本県石の本遺跡から見つかったイネの土器圧痕 は,圧痕が本当にイネかどうか,疑問が出されている[中沢,2009]。筆者も報告書の写真を見る限り,これをイネと同定する根拠を見つけることができない。

最近見つかった鹿児島県水天向遺跡の 圧痕資料が,唯一縄文時代後期後半のイネの存在の可能性を示す資料である[小畑・真邊,2011]が, これについては土器の時期比定について一致した見解が得られてなく,突帯文土器の可能性が高い との指摘がある[宮地,2013]。

岡山県南溝手遺跡の圧痕資料も同様に土器の年代に疑問が出されて いる[中沢,2009]が,ここでは土器胎土のプラント・オパール分析でもイネが見つかっている[藤 原,1995]。

土器胎土中のプラント・オパールは,土壌中のプラント・オパールよりもコンタミネー ションの可能性が低いため,信頼性が高い。しかしながら,圧痕資料が見つかった土器の年代に疑問が出されていることを考慮すると,胎土分析を行った土器の時期比定も多方面からの再検討が必要であると思われる。

また,イネのプラント・オパールの同定についても,報告書の顕微鏡写真が 鮮明ではなく,重要な資料であるにもかかわらず形態記載が無いため,本当にイネのプラント・オ パールが含まれていたのかどうか疑問がある。この分析ではイネとともにモロコシ(Sorghum bicolor)も報告されているが,モロコシはアフリカで4,000年前頃に栽培化されたと考えられてい るので[Smith, 1995],縄文時代後期に日本に到達していたとは考えにくい。

おそらく,野生のモロコシ属のプラント・オパールだと考えられるが,明確に示されていないため混乱の原因になってい る。

筆者は,縄文時代後期については,可能性はあるものの,まだ証拠が不十分であると考える。  

縄文時代晩期になると,信頼できるイネ資料が増加する[中山,2010]。

ただし,確実な縄文時代晩期のイネ資料は縄文時代晩期終末(九州北部の弥生早期〜前期中頃に相当)の突帯文期までだとする見解があり[中沢,2013],晩期前半の評価が問題になっている。最近の中沢[2013]の圧痕資料の集成では,確実なイネ圧痕資料は島根県の板屋III遺跡の突帯文I期(表1)のものであるとされており,これを遡るような確実なイネ資料はないという。

突帯文期以降は,種実同定と時期比定 の両方で確実なイネ資料が,圧痕[中沢,2013]だけでなく,炭化米やプラント・オパール,花粉で も増加している[中山,2010]。

年代測定が直接行われた炭化米も,この突帯文期相当の2,800–2,400 14C BP前後にあたるものがほとんどで[西本編,2009],それを遡る年代結果はまだ得られていないのが現状である。  

このように,縄文時代の稲作については,縄文時代晩期終末(弥生時代早期)の資料は大方の一 致をみているが,それ以前の資料については,イネ資料の真偽について評価が分かれているのが現状である。

これが,縄文時代晩期前半や縄文時代後期にまで遡るかどうかについては,さらなる確 実な証拠が必要であるが,今後このような重要な資料の発表に際しては,異なる立場の3名以上の 複数の専門家によるクロスチェックが必要だと考える。

特に最古例に近い資料に関しては,植物の 種同定と土器の時期比定,年代測定のすべてにおいてクロスチェックを行ったうえで報告書に発表する体制を,早急に整備する必要があるように思われる。  


雑穀についてはどうだろうか? 

雑穀は,アワ,キビ,ヒエなどがあるが,このうちヒエについ ては,縄文時代前期頃から北海道や東北地方を中心に,いわゆる「縄文ヒエ」が出土している。

これは,野生種のイヌビエと異なり,やや胴部が膨らんだヒエ属種子である[吉崎,1992]。阪本[1988] やCrawford[2002]などは,ヒエは日本列島で独自に栽培化された可能性が高いと指摘している。

一方,アワとキビについては,中国で栽培化されたものが,イネとほぼ同時期に日本に伝播したと考える。

この理由として,アワとキビの野生種はおそらく日本には分布していなかったと考えられ るからである。アワの野生種はエノコログサであり,エノコログサは現在日本の各地に分布してい るが,最終氷期や縄文時代前半の地層からアキノエノコログサやキンエノコロは出土するものの, エノコログサは出土しない。このことから,エノコログサは,アワとともにアワ作の雑草として大 陸から伝来した史前帰化植物ではないかと考えている。

キビについてはその野生種自体がまだ見つ かっておらず,日本にはヌカキビなどの直接栽培化に関わっていない野生のキビ属しか自生しない ため,キビも大陸から伝来したものだと考える。  

アワやキビの炭化種子は縄文時代晩期終末頃(九州北部の弥生前期初頭に相当)に見つかってお り,直接年代が測られた例としては,滋賀県竜ケ崎A遺跡の2,550±25 14C BPの値が最古である

表1 本論に出てくる土器型式と相対年代と炭素14年代の対応表

土器型式 相対年代 炭素14年代 突帯文I期(板屋III) 縄文晩期終末 2800 14CBP 台 山の寺式 (菜畑) 弥生早期 2700 14CBP 台 板付I式 (菜畑) 弥生前期初頭 2500 14CBP 台 長原式 (竜ヶ崎) 縄文晩期終末 2500 14CBP 台 滋賀里V:長原式・船橋式 (北白川追分町) 縄文晩期終末 2500 14CBP 台 弥生I期 2400 14CBP 台
[松谷,2006;宮田他,2007]。


アワに関しては,後述するように,筆者が分析した京都府北白川追分 町遺跡の例で,2,530±20 14C BPの炭化アワが出ており[冨井他,2012],ほぼ同時期にキビとアワ が近畿地方にまで伝来していたのはほぼ確実である。

最近では圧痕資料によるアワとキビの証拠が 急速に増加している。

特に中部地方から関東地方では,精力的な調査により,縄文時代晩期後半〜 終末のキビとアワの圧痕資料が多数見つかっている[佐々木他,2010;中沢,2011;中沢・佐々木, 2011;Takase et al.,2011;遠藤・高瀬,2011;2012;遠藤,2012;中山・閏間,2012;中山・佐野,2012]。

アワとキビに関しては,イネのように縄文時代中期や後期とされる報告はないため,今のところ縄 文時代晩期終末頃(九州北部の弥生前期初頭に相当)が最古であると考えて良いようである。  

このように,イネと雑穀の伝来時期については,まだ確定したものではないが,概ね,縄文時代 晩期終末(九州北部では弥生時代早期〜弥生時代前期初頭)にはイネも雑穀も伝来していたと考えられる。

イネと雑穀の伝来の時期差について,筆者は今のところ,イネと雑穀(アワ・キビ)は同 じ時期にセットで伝来したのではないかと考えている。

中部地方の例では,イネに先行してアワ・ キビが拡散したという考え[遠藤・高瀬,2011]と,イネも雑穀もほぼ同時に波及したが中部高地で は高標高のために積極的に採用されなかった[中沢,2011;中山・閏間,2012]という考えの2通り があるが,筆者も,イネも雑穀も同時に伝来していたが,それぞれ立地を分けて栽培していたので, 出土状況に地域差があるのではないかと考えている。

❸……………イネと雑穀の栽培形態

3–1.イネの焼畑,水田,天水田栽培の検討

 以上のように,縄文時代晩期終末(九州北部では弥生時代早期〜弥生時代前期初頭)には,イネ と雑穀は伝来していたが,これらはどのように栽培されていたのだろうか? 

イネについては,古 くから,古代米の品種が水稲か陸稲か,あるいは水陸未分化稲かの議論があり,農法や立地につい ても焼畑,常畑,水田,湿地などで,意見が分かれている。

佐藤[2002]による弥生時代の古代米 のDNA分析により,古代米には熱帯ジャポニカ種が含まれていることが見いだされ,これにより 陸稲の焼畑栽培が想定されることが多かったが,安藤[2009]のように,栽培導入時期にイネが陸 稲や焼畑で栽培された可能性を否定する見解もある。

実際,佐藤[2002]も述べているように,古 DNA分析により熱帯ジャポニカと判断されたイネは,縄文時代のイネではなく弥生時代のイネで あり,「水田跡」のある遺跡から見つかったイネも含まれている。

従って,弥生時代に熱帯ジャポニカの品種があったからといって,それが直ぐに焼畑農耕や陸稲に結びつくものではないと考える。 熱帯ジャポニカ種でも湿地や水田で生育可能だからである。

水田が見つかる以前の稲作が畑作や焼畑の可能性もあるかもしれないが,まず先に検討したように,縄文時代中期,後期,晩期前半の確実なイネ資料はまだないこと,確実なイネ資料が増加する時期と水田跡が増加する時期がほぼ一致している[中山,2010]ことを考慮すると,当時の稲作を無理に焼畑に結びつける必要はないように 思われる。

佐々木[2003]は,水田,焼畑,畑地とも区別し難いような天水田で原初的な稲作が始 められたと述べている。笠原[1976b]は,縄文時代の出土種子と現在の焼畑に生える雑草を比較して,共通種が多いことから,縄文時代に焼畑が存在したと推定した。

その後,菜畑遺跡での分析結果から,イネとアワが出土し,畑地雑草が多いことから,水陸未分化の稲作がまず伝来したとした [笠原,1982]。

筆者自身も,以前は同様の考えを持っていたが[那須,2004],笠原[1976b]が示し た焼畑雑草のキイチゴ類,ヤマブドウ類,ヌカキビ,キランソウ,アザミ類,コウゾリナ類は,焼 畑でなくとも水田の畦や畑の周囲にも普通に生育する種類であり,これらの出土を持って焼畑の証 拠とすることはできないだろう。

先に述べたように,中国湖南省の城頭山遺跡の分析結果を再検討 した結果[Nasu et al.,2012],イネは湿地や水田で,アワは畑地で立地を違えて営まれていた可能性 が高いと考えるようになった。

このように見ると,湿った土地でイネを栽培し,乾いた土地で雑穀を栽培するような稲作と雑穀の複合農耕がセットで伝わった可能性が考えられる。  

縄文時代晩期終末(九州北部の弥生早期〜前期中頃)の初期水田の形態については,田崎[2002] により詳しくまとめられている。

田崎[2002]によれば,初期の水田は,畦畔による明確な区画が ありかつ水利施設を伴うI型と,区画は認められるが水利施設を伴わないII型に区分される。

I型 はさらに地下水位との関係において,地下水位の低い地形に作られたIa型(半乾田タイプ),地下 水位の高い地形に作られたIc型(湿田タイプ),その中間のIb型(半湿田タイプ)に区分される。

水利施設を伴わないII型の水田は,すべてが地下水位の高い地形に造られた湿田タイプであり,地 形条件の利用様態(造田方法)により,IIa型(人工地形造成)とIIb型(自然微地形利用)に区分される。

水利施設を伴うI型の例として,福岡県野多目遺跡(Ia型),福岡県板付遺跡(Ib型),佐 賀県菜畑遺跡(Ic型)などが挙げられ,水利施設を伴わないII型の水田として,福岡県比恵遺跡 (IIa型),宮崎県坂元A遺跡(IIb型)が挙げられている[田崎,2002]。  

このうち,水利施設を伴わないII型の水田については,「天水田」と呼ばれることが多いが,安藤 [2009]のように,これらを「天水田」と呼ぶのに批判的な見解もある。

水路や堰がない初期水田も, 自然の微傾斜を利用して地下水や湧水を畦畔によって引き込み湛水させることに意味があり,「灌漑」していることに変わりはないという。

確かに「天水田」の用語は,地下水よりも,雨水を頼りに 湛水する印象が強く,一般に誤解を与えやすいのかもしれない。

いずれにせよ,初期の水田には地 形条件に応じて様々なタイプがあったとする点は,田崎[2002]も安藤[2009]も共通している。  

最近筆者らは,田崎の分類によるIIb型の坂元A遺跡の水田に近いか,それよりも原初的だと考 えられる稲作の遺構を調査した。京都大学構内の北白川追分町遺跡では,縄文時代晩期終末(九州 北部では弥生時代前期初頭)の湿地が発掘され,そこからイネとアワが見つかった[冨井他,2012]。

この湿地では,明確な畦畔による区画や水利施設は見つかっていない。
田崎の分類によるIIb型の 湿田に近い可能性はあるが,明確な畦畔による区画は認められなかった。

したがって,ここでは地 下水が高く湿った土地だったが,「意識的に水を引き込んで潤していた」のかどうかは不明である。

いずれにせよこの湿地は,湿地を利用した初期稲作の形態を考えるうえで参考になる事例である。 以下にその湿地稲作の様子を詳しく見てみよう。


3–2.水田以前の湿地稲作―北白川追分町遺跡の例

 北白川追分町遺跡は,京都大学の北部構内の北辺中央に位置する。地形的には,京都盆地の比叡 山西麓に広がる北白川扇状地の末端に位置する[冨井他,2012;千葉,2012]。調査区周辺では,弥生時代前期末の水田遺構も見つかっているが,今回イネとアワが見つかったのは,水田遺構ではなく 泥炭〜シルト質の腐植土層からで,時期は縄文時代晩期終末(滋賀里V:船橋式・長原式に相当)である(図1)。

この腐植土層は弥生前期(弥生I期)の堆積物よりも明らかに下位の地層で,間に 洪水による厚い砂層を挟むためコンタミネーションの影響はない。  この腐植土層の堆積物を面的にサンプリングし,大型植物遺体の分析により,空間的な植生分布 の復元を試みた。その結果,発掘区の南西側の地点から未炭化のイネ籾軸38点と籾殻破片79点が 出土した。北白川追分町遺跡では,過去の調査でも,同じ滋賀里Vの時期の晩期末の泥炭層からイ ネの籾殻破片4点が確認されており[南木,1985],同時期の土器胎土のプラント・オパール分析で もイネが確認されていた[外山,2002]。

このように,複数の証拠により,縄文時代晩期終末(九州 北部では弥生時代早期〜前期中頃に相当)にこの地でイネが栽培されていたことはほぼ間違いないと考えられる。

さらに,今回の調査では,イネだけでなく雑穀のアワも見つかった。

イネが見つかった地点よりも北西側の地点から,炭化したアワの種子が14点出土した。アワの炭化種子を使って年 代測定を行った結果,2,530±20 14C BPの炭素14年代値が得られ,暦年代に較正すると,791BC– 551BCの値が得られ,縄文時代晩期終末(九州北部では弥生時代前期初頭に相当)の年代値が確認できた[冨井他,2012]。  

イネや雑穀だけでなく,一緒に出てくる雑草や野草,木の実の種子を調べると,そこがどのよう な土地だったかを詳しく知ることができる。

これらを空間的に調べた結果,縄文人が湿地林を切り 開いて明るい湿地を供出し,そこでイネを栽培していたことが明らかになってきた。

イネが出土し た遺跡西側からは木本はほとんど出土せず,草本のみが出土し,開けた湿地が広がっていたと解釈できる。

その種類組成は,特にイネが見つかった南西側では,ヒシ,ミゾソバ,ボントクタデ,ヒ ルムシロ属,イグサ属,ホタルイ属,ハリイ属などの現在の水田雑草にもなる種類が比較的多く含まれていた。

一方,アワが見つかった北西側の地点では,カヤツリグサ属,クワクサ,ツユクサな ど種数は少なかったが,畑地雑草にもなる種類が多かった。

このことは,イネは南西側の開けた湿地で栽培されており,アワは北側周辺の微高地で栽培され,火を受けて炭化したアワが何らかの原因で流れ込んで堆積したと考えられる。


図1 北白川追分町遺跡より出土した滋賀里V併行の土器 [冨井他,2012より引用]


 一方,遺跡の東側の扇状地末端に隣接する地点では,湿地林が成立しており,その組成が下層と 上層で変化していた。

下層からはオニグルミ, ミズキ, タラノキ,ニワトコ,マルミノヤマゴボウ, ヤマネコノメソウ,ネコノメソウ属,ヤブミョウガなどが多く,比較的林内が暗い閉鎖的な湿地林が復原できるが,上層では,コナラ節,カヤ,カエデ属,カラスザンショウ,フジ,カナムグラ, イヌタデ近似種, イヌコウジュ属,ナス属,ツユクサ属,スゲ属アゼスゲ節などが多くなった。

稲作が開始される頃には,斜面にコナラ節,ハクウンボク,カエデ属,フジ,カラスザンショウが生 育し,湿地にイヌタデ近似種,イヌコウジユ属,スゲ属,ミゾソバ,カナムグラが生育するような, 比較的明るく開けた湿地林に変化した可能性がある。

これは,人為的な干渉の結果,閉鎖的な森林 環境から,開放的な疎林環境に変化し,そのような開けた湿地環境を利用して,稲作が開始された 可能性を示唆する。

木材分析の結果では,石斧による伐採痕のあるコナラ節の倒木も見つかっている。花粉分析の結果では,周辺はアカガシ亜属を主体とした常緑広葉樹林が復元されているが,こ の湿地付近だけにコナラ亜属(落葉ナラ類)の花粉が多く見つかっているのも示唆的である[冨井 他,2012]。  

以上のように,北白川追分町遺跡では,イネの栽培が始まる前には扇状地の末端にあたる東側斜面に落葉ナラ類やクリの二次林があり,湿地にはオニグルミやトチノキの湿地林が成立していた。

周辺ではトチノキやイチイガシの貯蔵穴も見つかっており[千葉他,1998;冨井他,2007],ドングリ やクリ,オニグルミなどの堅果類が利用されていた。

そのような中で縄文人は,湿地周辺の樹木を 伐採して,明るい湿地環境も供出していた。そのようにして開けた湿地には,ホタルイ属やボント クタデ,ハリイ属,ミゾソバ,イヌビエなどの雑草が生育していた。

ヨシのような高茎草本は見られないことから,適度に攪乱された湿地だった可能性が推定できる。


3–3.菜畑遺跡の初期水田との雑草種組成の比較

 それでは,北白川追分町遺跡でイネが栽培されていた湿地は,水田とどのように異なるのだろうか? 

これを知るために,北白川追分町遺跡の雑草種子の組成を,初期水田遺構の雑草種子が詳しく検討されている佐賀県の菜畑遺跡[笠原,1982]とで比較してみる。

菜畑遺跡の初期水田遺構は, 2つの時期に分けられる。

ひとつは,縄文時代晩期終末頃/弥生時代早期(山ノ寺式)と考えられる初期水田で,もうひとつは,弥生時代前期(板付I式)の水田である。

この2時期の水田から得 られた種子の組成を,北白川追分町遺跡の種子組成と比較し,その特徴を抽出した(表2)。  

まず,菜畑水田との共通種として挙げられるのが,水田(水中)雑草のホタルイ属,ハリイ属, ボンドクタデ,田畑(湿性)共通雑草のスゲ属,ミゾソバ,イヌビエ類,イヌコウジュ属,カヤツ リグサ属,ツユクサ,畑地(人里)雑草のハコベ属,イヌタデ属,クワクサ,イラクサ科,イヌホ オズキ,カナムグラ,スミレ属,ヘビイチゴ,そして木本植物のヤマグワ,マタタビ属,キイチゴ 属,カジノキなどである。

このように比較的水田との共通種は多い。

その一方で,菜畑水田との大きな違いは,典型的な水田雑草のコナギやオモダカ科が見られないことと,山野草や木本植物の量 がまだ圧倒的に多いことである。

抽水植物であるコナギやオモダカ科が見られないことは,畝で区画された狭い帯水域が無かったことを示している。そして,山野草や木本植物が多いことは,この 湿地のすぐそばにはまだ森林が豊富にあったことを示している。


表2 北白川追分町遺跡と菜畑遺跡における出土植物種の比較

縄文晩期終末/ 弥生前期初頭
縄文晩期終末/ 弥生早期
弥生前期 縄文晩期終末/ 弥生前期初頭
縄文晩期終末/ 弥生早期
弥生前期
北白川追分町遺跡 菜畑遺跡 菜畑遺跡 北白川追分町遺跡 菜畑遺跡 菜畑遺跡 湿地 水田 水田 湿地 水田 水田 栽培植物 3種 3種 3種 畑(人里)雑草 10種 10種 26種 イネ ++ + ++++ ハコベ属 ++ +++ + アワ ++ + イヌタデ属 ++ + ++ シソ/エゴマ + + + クワクサ ++ + マクワウリ + イラクサ科 ++ 水田(水中)雑草 6種 5種 17種 イヌホオズキ + ++ ++ イグサ属 ++++ カナムグラ + + + ホタルイ属 ++ + ++ スミレ属 + + + ハリイ属 ++ + ヘビイチゴ + + ヒルムシロ属 ++ ザクロソウ + + ボントクタデ + + + マメ科 + ヒシ + カヤツリグサ ++ + コナギ ++ ++++ カタバミ + ++ ヤナギタデ + +++ ヒユ科 + ++ オモダカ科 + + スベリヒユ + + タガラシ ++++ オオバコ + + セリ + カラムシ + イボクサ + イタドリ + コウガイゼキショウ + ヤブマオ + スブタ + コアカソ + イトトリゲモ + キランソウ + イヌノヒゲ + エノコログサ + ミズアオイ + ヤブジラミ + キクモ + メナモミ + キカシグサ + メヒシバ + タマガヤツリ + カワラケツメイ + 田畑(湿性)共通雑草 11種 10種 17種 キツネアザミ + スゲ属 ++++ + オヘビイチゴ + ミゾソバ ++ +++ ++ 木本植物 19種 11種 10種 イヌビエ類 ++ + ++ ヤマグワ +++ + ++ カヤツリグサ属 ++ マタタビ属 ++ + + イヌコウジュ属 + + キイチゴ属 ++ ツユクサ + + オニグルミ ++ イネ科 + アカガシ/ツクバネガシ ++ シロバナサクラタデ + コナラ節 ++ セリ科 + トチノキ ++ アザミ属 + ハクウンボク ++ ヤブタビラコ + カジノキ ++ アリノトウグサ ++++ タラノキ ++ チドメグサ ++ + ノブドウ ++ ヒメクグ + ++ ニワトコ + タネツケバナ + ++ マツ属複維管束亜属 + タカサブロウ + + カヤ + コゴメガヤツリ + + クリ + ギシギシ + + ミズキ + ノミノフスマ ++++ カエデ属 + クグガヤツリ + カラスザンショウ + ムシクサ + フジ + ヒデリコ + ツツジ属 ++ ++ サナエタデ + ヒサカキ ++ + オトギリソウ + クサイチゴ + ++ イヌガラシ + エゴノキ + + 山野草 5種 イヌザンショウ + + ヤマネコノメソウ +++ コウゾ属 + + マルミノヤマゴボウ + ナワシロイチゴ + + ネコノメソウ属 + クスノキ + ミズ属 + クコ + ヤブミョウガ + フユイチゴ +  1–9粒(+),10–49粒(++),50–99粒(+++),100粒以上(++++)


 出土植物の種数を生態カテゴリー別に分けて百分率で比較すると(図2),北白川追分町遺跡の湿地稲作では,雑草の種類が50%程度で少なく,山野草や木本植物が40%ほどを占めるが,菜畑前 期の水田では山野草が0%に,木本植物が10%程度まで減少し,雑草が80%まで多くなる傾向が見られた。

また,生活形のカテゴリー別にみると(図3),北白川追分町遺跡の湿地稲作では,1年生 草本が35%程度だったのに対し,菜畑前期の水田では50%まで増加していたことが明らかになった。

この結果は,耕作による撹乱の頻度が強い菜畑前期の水田では,撹乱の少ない北白川追分町遺跡の湿地稲作よりも,撹乱環境に強い1年生草本が多くなったと考えられる。


図3 北白川追分町遺跡と菜畑遺跡における出土 植物種数の生活形カテゴリー別比較(%)

図2 北白川追分町遺跡と菜畑遺跡における出土 植物種数の生態カテゴリー別比較(%)

 このように,明確な水田区画が遺構として見つからない場合でも,随伴する雑草の種子を詳しく 分析することで,湿地を利用した初期稲作の様子を復原することができる。このような状態が,お そらく,田崎[2002]や中山[2010]が指摘しているような,原初的水田の形態だったと考えられる。

北白川追分町遺跡では,この湿地稲作の層を厚い洪水砂層が覆っており,その上部に弥生時代 前期(弥生I期)の水田が現れる。洪水砂によって湿地が埋積されたため,その後は場所を変えて, 水利施設を伴う灌漑水田で稲作を行うようになったと考えられる。


まとめ

 以上みてきたように,中国で始まったイネと雑穀(アワ・キビ)の農耕は,城頭山遺跡の例から, 約6,400年前頃には水田稲作の開始とともに融合し,イネは湿地や水田で,雑穀は畑地でそれぞれ 立地を分けて栽培していたと考えられる。

このような稲作と雑穀作の伝来時期はまだ議論があるが, 遅くとも縄文時代晩期終末頃(九州北部の弥生早期〜前期初頭)には日本へ伝来していた。

この時期にはまだ本格的な灌漑水利施設を伴う水田はなく,区画のみの湿地水田がほとんどである。

北白 川追分町遺跡の例では,水田区画が確認できないような湿地を利用した稲作が確認でき,湿地林を 切り開いて供出した明るく開けた湿地でイネを栽培し,周囲の微高地でアワの畑作を行っていたと考えられた。

縄文時代晩期にはまだ,堅果類やベリー類などの森の恵みが主要な食糧であり,それ を獲得しやすい森林の縁の湿地を切り開いて,稲作と雑穀作を生業に組み入れていた可能性がある。

その後,水利施設を伴う灌漑水田稲作に早くから移行していく地域,原初的水田を継続する地域, 雑穀などの畑作を主体とする地域など,立地や社会状況によって地域差や時間差があったと思われる。

これらの地域差や時間差を明らかにし,どのように農耕社会が拡散していったのかを知るため にも,イネや雑穀などの穀物資料に着目するだけでなく,それに随伴して出土する雑草,野草,堅果類,ベリー類などの種類構成と割合を検討していくことが必要だと考えられる。

http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/547.html#c83

[経世済民122] 日経平均は2万1000円を超えたら「青空天井」相場へ?(マネーポスト) 赤かぶ
2. 中川隆[-7297] koaQ7Jey 2017年7月06日 08:10:19 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
このオバサンは何もしらないんだよ

そもそも「フィボナッチ76.4%戻りの法則」なんて存在しないしね

フィボナッチ比率は61.8%だよ

0.764 というのは 0.618 の平方根でそれ自体にはあまり意味がない


ジグザグ調整では戻りは61.8%を目途に 50%乃至76.4%で終わる

フラット調整では 100%を目途に 76.4%乃至127%で終わる

というのがフィボナッチ・リトレースメントの目標値

従って

>2015年の高値を上抜けてしまえばその後、青空天井で相場が上昇する可能性が高いと考えられます。

というのはド素人の妄想だな


http://www.asyura2.com/17/hasan122/msg/473.html#c2

[経世済民122] 日経平均は2万1000円を超えたら「青空天井」相場へ?(マネーポスト) 赤かぶ
3. 中川隆[-7296] koaQ7Jey 2017年7月06日 08:26:38 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
>2015年の高値である2万967円から、今年4月の安値である1万8202円まで下落した値幅に対する76.4%戻りの価格を計算してみます。
>2万967円から1万8202円まで下落した値幅は2765円です。


これは何を見てるのかな?

2015年の高値 2万952円から、2016年6月の安値である1万4864円

に対する戻しを見るのがフィボナッチ・リトレースメント

61.8% 戻しは 18626円なので

現在はフラット調整 又は 戻りではなく上昇トレンドに入っている のどちらか

このオバサンは完全なアホだと思った方がいい


http://www.asyura2.com/17/hasan122/msg/473.html#c3

[リバイバル3] カルトの世界 中川隆
11. 中川隆[-7295] koaQ7Jey 2017年7月06日 09:22:30 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2012-03-23 オウム真理教の年代記1 ロシア10月革命以降 CommentsAdd Star
http://d.hatena.ne.jp/orourke/20120323

以下、ネット上で見付けられるオウム真理教の噂を年代記順にまとめてみました。いずれもソースが不明な情報ばかりなので、多々間違っているところがあるはずですが、中には事実も含まれているはずです。各自判断して下さい。

CIAの公式の報告書によれば、KGBはオウムに関与していたそうです。ニュースサイトロシアの声によれば、今でもロシアは2万人を超えるオウム信者がいます。そのため、オウムの全体像を理解するにはロシアの政治史を学ぶことが重要だと考えています。

ここではソ連設立の10月革命以降でオウムと関連性のありそうな事件も記述しました。オウムの直接的な事件が知りたい人は1977年以前の歴史は読み飛ばして下さい。

・1917年11月6日 ★★★★★【露】10月革命勃発。10月革命を指導した者のほとんどはユダヤ人だった。10月革命の前に、トロツキーをリーダーとする70人のユダヤ人グループが、ニューヨークからやって来ていた。アメリカのユダヤ人資本家ヤコブ・シフは、このトロツキーのグループを支援していた。

※ロンドンタイムズのロシア特派員ロバ・1991年12月27日ート・ウィルソンの記事より

★★共産主義となったソ連新政府の人民委員会384名の人種構成は、黒人2名、ロシア人13名、中国人15名、アメリカ人22名、300名以上のユダヤ人。ユダヤ人のうち64名は、帝国政府崩壊後アメリカからロシアにわたってきたものである。

※政府のトップ・クラスの人々はすべてユダヤ人であった。政権内部のロシア人は2〜5%ときわめて少なかったのである。

※★★★★★カガノビッチはどのようにしてロシアの国家内国家、すなわちユダヤ国家を指導していったのだろうか。共産党によったのではない。共産党も表向きの形式にすぎなかった。実際には裏の組織があった。それが国家保安省(後の国家保安委員会=KGB)である。国家保安省の幹部のすべてがユダヤ人だった。トップだけではなく、中間層も下層も、ほとんどがユダヤ人で占められていた。

※★ロックフェラーの片腕キッシンジャーは親中派で、KGBとの繋がりもある。毛沢東やスターリンの後継者に好意的だった。

キッシンジャーは、第二次世界大戦中、アメリカでカウンターインテリジェンスとして働き、また米軍軍曹だった間に、西ドイツのオーバーアマーガウに本部があるソビエトのインテリジェンス(諜報)ネットワーク(コードネームODRA)の学校で指導家・扇動家として働いていた。

※アメリカ国務省の公文書を元にした分析 アントニー・サートン教授『西側の技術とソ連経済の発達』より

アメリカは西側の重要な技術情報を悉くソ連に渡してきた。ソビエトが現在所有しているものは、事実上全て西側、特にアメリカから入手したものであった。

※『勝利は可能だ』(コリン・グレイ、キース・ペリング)より

ソ連の指導者たちはアメリカの限定核オプションを使うという「意志」よりも、アメリカの具体的な「勝利戦略」のほうを恐れるはずだ、ということだ。このような戦略には、ソ連という国家の消滅までも視野に入れたものでなければならない。アメリカはソ連を打ち負かすことを計画しなければならないのだが、それはその後のアメリカの復興を妨げるような、コストのかかるものであってはいけないのだ。ワシントンの戦争の狙いは、最終手段としてソ連の政治システムを破壊することや、その後の世界秩序が西洋の価値観と合うようなものにすることでなければいけない。

ソ連が最も恐れる脅威は、その政治システムの破壊やその機能に対する重大な損害であろう。したがって、アメリカはソ連のリーダーシップの中枢や、彼らの情報伝達手段、そして国内政治を統治するための手段を破壊できなければならない。モスクワにある大規模な官僚機能に代表される、きわめて中央集権的な政治構造を持つソ連は、そのような攻撃にはかなり弱いはずである。国家の安全保障機関であるKGBが深刻な危機に陥ると、ソ連政府の機能は麻痺するはずだ。もしモスクワの官僚たちを消滅させたり、被害を与えたり、もしくは孤立化させることができれば、ソ連は混乱に陥って崩壊し、ソ連の指導者たちを残すために国内において徹底した予防措置をとることになるはずだ。アメリカが目標選別と兵器購入において賢明な政策をとることができれば、ソ連のリーダーシップの生き残りを防ぐこともできるのだ。

・1922年 【米国】チェース・ナショナル銀行は、利潤を追求する資本家の大敵とされていたボルチェビキを助けるため、米ソ商工会議所を設立した。

・1926年 【露】ニューヨークのスタンダード石油とその子会社バキューム石油は、ヨーロッパ市場にソ連の石油を輸出する取り決めを結んだ。当時の報道によれば、この取引の一部は、ロックフェラーからソ連共産党に貸し付けられた7500万ドルの資金で穴埋めされた。

・1927年 【露】ソ連共産党の秘密の相棒、ニューヨークのスタンダード石油は、ロシアに石油精製施設を建てた。

・1928年 【アメリカ】ロックフェラーのチェース・ナショナル銀行は、アメリカ国内でボルチェビキ債権を売った。その為チェース・ナショナル銀行は「国際的盗品取引銀行」と非難され、ロックフェラーは「アメリカの面汚し」、「利益の為なら何でもする男」と批判された。

・1940年代 【露】ソ連の原爆開発には米側の科学者の手助けがあった。

プーチン「米ロの戦略核のバランス維持が必要だ。その実例として、米国の原爆開発プロジェクト「マンハッタン計画」の参加者らが1940年代、核の均衡による抑止力を認識して意図的にソ連に協力するに至った」

「米国に核兵器があってソ連にまだない時、情報の大部分を対外情報機関のラインで受け取った。マイクロフィルムとかではなく、文字通りスーツケースでだ」(朝日新聞デジタル記事 2012年2月24日より)

・1944年 【朝鮮】 文鮮明は、鹿島組(のちに「鹿島建設」。現在は「鹿島」)の京城支店に電気技師として就職。

・1953年3月5日 【露】スターリンの死。

・1953年9月7日 【露】党中央委員会にて、ニキータ・フルシチョフはソ連共産党中央委員会第一書記に選出された。

※副島隆彦説

ニキータ・フルシチョフは旧ロシア貴族階級の血筋を引き、欧州ロスチャイルド系の勢力とつながってた。彼は、反スターリン路線を唱えて、「ソビエトの恐怖政治からの脱却」を図った。これがヨーロッパ・ロスチャイルド勢力を背景にしたフルシチョフの政治だった。彼は、‘冷戦からの雪解け‘とデタント(緊張緩和)政策を推進した。

ソ連ではヨシフ・スターリン独裁政権や次のニキータ・フルシチョフ政権下での「五カ年計画」で、1950年代には、急激に日本や西ドイツに次ぐ高成長を実現した。ところが、その結果、稼働していない「幽霊工場」を大量に建設してしまい、70年代のレオニード・ブレジネフ独裁政権下では急失速してしまった

※佐藤優説

プレジネフ時代にソ連はオイルマネーの増加と緊張緩和政策の成功で安定した社会をつくり上げた。その結果、エリートも民衆も弛緩してしまい、ソ連は腐敗帝国になった。

※ブレジネフ政権下の「停滞の時代」に闇経済マフィアが発生した。

・1957年 日蓮正宗総本山 大石寺で、創価学会青年部全国大会開催。戸田城聖第二会長は、有人の岸信介首相を来賓として招待したが、代理として安倍晋太郎が出席。 (溝口敦「池田大作−権力者の構造」)

・1960年代初頭 【キューバ】ソビエト首脳はキューバへのミサイル配備を押し進めた。

※ソビエト将校かつアメリカスパイであるオレク・ペンコフスキーはキューバにおけるミサイル発射サイトの計画案をなどの情報をアメリカに提供し、アメリカはソビエトの軍事力の限界を知る。それはケネディとフルシチョフの会談分析にも影響を与えた。

・1962年10月 【米国】KCIA(韓国中央情報局)の金局長が訪米した。その際に同行したのが文鮮明だった。金と文はCIAのジョン・マッコーン並びにキャロル陸軍中将と会談するのが目的だったが、この訪米でネルソン&ディヴィッド・ロックフェラーと会った。文鮮明とネルソン・ロックフェラーは、ぜひ自分達の目で世界統一政府実現を見届けたいと、たちまち意気投合した。

※ソースはアメリカの歴史修正学者 F・スプリングマイヤー著『蛇の如く狡猾に』(1991年)

※統一教会とはCIAの下請け組織KCIAのフロント機関であり、北朝鮮・金政権の最大の支援者

・1962年10月14日 - 28日【キューバ】キューバ危機。アメリカはペンコフスキーからロシア側ミサイルの操作マニュアルまで手に入れていた。

・1962年10月22日【露】ペンコフスキーは逮捕され、その後、銃殺刑となった

・1964年三月 統一教会は、東京・品川で『統一産業』が鉄砲取り扱いを始めたのにつづいて、『ナニワ機販売』(大阪、京都)、『アングス精機販売』(東京都立川市、目黒区)、『佐藤銃砲店』(水戸市)、『天宇興産』(千葉市)『越後商事』(新潟市)、『種ヶ島』(静岡市)、『飛騨』(岐阜)、『西日本工機販売』(福岡市)その他、銃砲店はモデルガンの流行とともにほとんどの府県に拡がっている。 「統一協会はどうなるか!」

・1964年 【露】デイヴィド・ロックフェラーとソ連の首相ニキタ・フルシチョフは、モスクワで二時間半に亘る秘密会議を持った。 

本日、デイヴィッド・ロックフェラーは、先に行われたソビエトの首相フルシチョフとの会談の模様を、ジョンソン大統領に掻摘んで報告した。それによると、ソ連共産党の指導者は「米ソ間の貿易を更に促進すべきである」と語り、ロックフェラーに 「アメリカの長期クレジットをソ連についても適用するよう働き掛けてもらいたい」と述べたという。(同年9月12日付シカゴ・トリビューン紙より)

・1964年10月25日 【露】フルシチョフが突如、解任・失脚さられた。

※副島隆彦説によればその黒幕がデイヴィッド・ロックフェラー。

・1965年 【東京】KGBの東京駐在官事務所が当時のベトナム反戦デモに合わせ、起爆装置を米国製たばこの箱に隠した爆弾を、日本にいる協力者に米国文化センターの書棚に仕掛けさせ、翌朝に爆破させる計画を立案した。

・1960年代後半 【米国】アメリカは、ソ連に対する「究極の処罰」として、人口の20〜25%や工業生産能力の50〜75%を破壊することを定めている。『勝利は可能だ』(コリン・グレイ、キース・ペリング)より

・1966年10月7日 【米国】ジョンソン大統領はソ連圏諸国に”橋渡し”するという新しい政策を発表した。

曰く「我々は、ヨーロッパの共産圏諸国に対して、最恵国並に税率を引下げる事が出来るよう、法的な手続きに従って貿易協定を結ぶつもりである。 又我々は、東西貿易に於ける数百の非戦略的品目に関する輸出規制を弱めるつもりだ。」

※当時アメリカはベトナム戦争の最中にあり、共産主義者はこの戦争をどんどん拡大させていた。しかもこの戦争で使われた北ベトナムの軍需品は、全てソ連圏の軍事工場から送られてきたものであった。

事実上これらの非戦略品目は、全て直接、或は間接的にベトナム戦争で使う事が出来た。そして驚くべき事に、その後、ライフル洗浄剤や電子装置、コンピューターやレーダーさえも非戦略品目であると申告され、ソビエトへの船積み手続が認められたのである。議会は戦略物質を共産主義者へ送ることを制限しているが、その制限を骨抜きにする秘訣は、殆ど全ての品目を「非戦略物資」と申告するだけだった。要するに機関銃は戦略品目であるが、その部品や、弾丸を発射させる化学製品は、「非戦略品目」と申告され、共産主義者の手に渡ったのである。ベトコンと北ベトナムは、その軍需品の85%をソビエトや東欧諸国から受入れていた。彼等の経済力では戦争を継続させる事が出来ない為、この戦争を推進した二つのグループの内、一方の共産主義者グループが他方の金融資本家グループに援助を求めたのである。アメリカ政府は、あの激しいベトナム戦争において、奇妙な事に南北両陣営を資金面、物資面で援助した。その結果、約5万5千人のアメリカ兵士が、アメリカ製の武器で殺されてしまったのである。

※ロックフェラーは、共産主義者の為に特許を買取る事により、事実上、ソビエト軍事機構の為の研究開発を受持っている。彼等の目標は、ソビエトにアメリカが開発したものを大量生産させる事である。

・1967年1月日 【米国】インタナショナル・ベーシック・エコノミー社とタワー・インターナショナル社は、ソビエトを含む鉄のカーテン諸国との貿易を促進する点で協力する事を約束した。

※ニューヨーク・タイムズ紙の報道

ウォール街と中西部の二人の富豪の同盟は、自由世界と共産主義ヨーロッパを結ぶ経済的な架橋をつくろうとしている。 ロックフェラー兄弟が支配するインタナショナル・ベーシック・エコノミー社と、クリープランドの金融業者サイラス・S・イートンが率いるタワー・インターナショナル社は、ソビエトを含む鉄のカーテン諸国との貿易を促進する点で協力する事を約束した。

・1968年1月13日 ★★★★★【韓国】文鮮明が韓国で世界基督教統一神霊協会(統一教会)、国際勝共連合を創設した。

・1968年4月 世界基督教統一神霊協会(統一教会)、国際勝共連合設立を日本で設立した。名誉会長は笹川良一、安倍晋太郎も勝共推進議員名簿に名を連ねた。

・1969年 【朝鮮】統一教会の原理運動の会員たちがいっせいに、銃所持を申請して社会問題化した「統一協会はどうなるか!」

・1969年 【露】KGBは日米離間を狙った東京湾への放射性物質撒き散らしを企図していた。(ミトロヒン文書?』)

目的は、横須賀基地の米原潜への非難を引き起こすこと。

・1969年10月20日 ★【米国】インタナショナル・ベーシック・エコノミー社(IBEC)はヨーロッパの世界的大富豪ロスチャイルド一族が経営するロンドンのN・M・ロスチャイルド&サン社と提携した事を発表した。IBECは、連邦準備制度の創設者ネルソン・ロックフェラーの息子ロドマン・ロックフェラー(CFR)が経営していた。

※ニューヨーク・タイムズ紙の報道

「タワー・インタナショナル社は、ソビエトの特許事務を担当する組織と仮協定を結んだ。この組織はライセンシングトルクと呼ばれ、将来のライセンス及び特許処理を受持つ。イートン氏によれば、今迄ソビエトはライセンスの特許の売買をアトムルグ・トレーディング社(米ソ貿易促進の為の米国におけるソビエトの公式出先機関)に任せてきたとの事である。」

「イートン氏は、アムトルグの代表者が当地でアメリカの企業とライセンス協定を結ぶのは、以前はとても困難であった事を認めている。「御承知のとおり、ソ連の人間がアメリカの航空機会社の研究部門に入っていき、特許の購入を取決める事は殆ど不可能である」と彼は語った。」

この記事は、ロックフェラーとイートンが、大資本家の仮想敵国であるソビエトに対して、技術を譲渡する独占権を持つに至った事を意味している。今後アメリカの企業は、ソビエト政府の公式出先機関と取引する代りに、ロックフェラーと取引する事になるであろう。つまり共産主義者に対して、非常に多くの門戸が開かれようとしているのである。

・1970年3月【北朝鮮】赤軍派学生が日航機よど号を乗っ取り、北朝鮮に亡命した。赤軍派学生への本当の資金源は、統一教会だった。統一教会が赤軍派学生に資金を提供して、 北朝鮮に亡命させた目的は、米CIAと北朝鮮軍・情報機関とのパイプを設置するためだった。

「例えば、北朝鮮の対日工作グループが日本国内の友好関係にあるメンバーを通じ、オウム真理教に資金とサリン製造のノウハウを伝授したと考えられないだろうか。オウムを隠れ蓑にして、毒ガス兵器や自動小銃を大量生産し、日本国内に備蓄する。AK74は、北朝鮮軍の制式使用銃と同じ弾丸を使っているから都合がいい。サリンはテロ効果は大きいが、持ち運びが困難だから、日本国内で製造するのが合理的である。これを利用して対日破壊工作を進め、日本国内にパニックが生じた段階で軍事侵攻を目論んでいた。こんなことを言うと、すぐ考えすぎだとか飛躍しすぎだと笑う人が多いが、この論理だと、何故サリンを自前で生成する必要があったか、なぜAK74なのかと言うことが、すべて説明つくだろう。」そう話すのは、CIA報告書の作成に携わったエージェントの一人である。

月刊日本 2009年12月号  野間健が読む(43)『金正日は日本人だった』(佐藤守・著)


統一教会は、教祖文鮮明のカルト資質に目を付けた韓国中央情報部と、反共カルト宗教育成に血道を上げていた米CIAのバックアップによって育成された統一教会が覚醒剤を製造させた。統一教会は、自らもケシを栽培しヨーロッパで売り捌いている。オウムは後藤組の販売ルートを使って覚醒剤を売り捌いていたが、統一教会はこの販路を利用しようとした。それに、この統一教会は武器売買もやっている。オウムに武器を購入させれば、その分稼げるわけです」

 この捜査関係者は、オウムと「組織」をつなぐ窓口が早川紀代秀だったという。

「早川のロシア娘好きは有名ですが、ロシア娘に骨抜きにされ、『組織』に取り込まれたのです。 仲間にするのに女を使うのはよくある話だ。早川は、『組織』のスパイだったとみます」(ある公安捜査官)

週刊現代 1995年7月29日号  警察も手を出せない恐怖の「組織」がある!?  「村井刺殺・国松長官狙撃」事件はなぜ全容解明できないのか

・1970年代 【米国】アメリカはソ連経済の回復力に目を向けはじめた。『勝利は可能だ』(コリン・グレイ、キース・ペリング)より

・1972年年10月18日 【米国】リチャード・ニクソンが「大統領決定書」にサインし、エクジム・バンクとして知られる輸出入銀行が、対ソ貿易に融資を始めた。後に、リチャード・ニクソンは輸出入銀行の頭取にロックフェラーの支配するCFRの会員ウィリアム・カージーを任命した。

ソビエトが熱心に提案したシベリアの天然ガス開発に対して輸出入銀行が与えた信用供与は15億ドルだが、その額は同行が今迄扱った最高のものである。

・1973年3月2日【露】ソ連共産党中央委員会及びソ連閣僚会議によって国営企業コンツェルンの設立や制度化が決定された。

・1973年7月 【米国】デイヴィド・ロックフェラーの発言

「私はとても勇気づけられている。私が巨大な銀行の長であり、又私の名前は資本主義と殆ど同一視されているにも関わらず、どんな場合にも我々は社会主義政府から招かれ、しかも暖かく、寛大に受入れられてきた」

・1973年8月10日 【米国】デイヴィド・ロックフェラーはニューヨーク・タイムズに「中国旅行の印象」と題する大袈裟な賞賛文を投降。

「人間は、国民的団結を目の当りにして感動するものである。中国革命の代償が何であったにせよ、それがより効率的で、より人民に奉仕する政府を造っただけでなく、高い士気と目的を持った共同体を育てるのに成功したのは明らかである。・・毛沢東主席の指導の下で中国が行った社会的実験は、人類史上最も重要で、最も成功した例の一つである。」

「忘れてはならない事は、中国人は果敢で知的であるばかりでなく、安い労働力の大きな溜り場を持っていると云う事だ。これにより彼等は、貿易資金を容易く手に入れる事が出来る」

※副島隆彦氏インタビューより

 共産主義運動を操ったディヴィット・ロックフェラー自身も、なんと共産党主義者だったんです。「自分たち賢人がすべてをコントロールして、人類の理想的世界をつくる」というプラトン的哲人としての世界観が、一九三〇年代の共産主義イデオロギーの恐るべき一面でした。

・1975年 ★【露】池田大作はモスクワ大学(KGB養成大学)名誉博士号の受賞した。

・1975年8月25日 【米国】ウォール・ストリート・ジャーナル紙は「アメリカ、密かにソビエト向けの燃料用ウラニウムの船積みを許可」と報道した。

・1976年半 【韓国】統一教会は、韓国政府によって防衛契約業者に指定され、バルカン砲の製造にかかわった。(フレーザー委員会報告書より)

・1970年代後半【米国】アメリカは、戦争を支持するための産業や経済回復に重要となるソ連の広範囲にわたる経済基盤を攻撃目標とすることを決定した。

※『勝利は可能だ』(コリン・グレイ、キース・ペリング)より

アメリカはソ連という国家を打ち負かす計画を立てなければならないし、しかもそれは、アメリカの核戦争後の復興の妨げになるようなものであってはならないのだ。ソ連に攻撃を行う際には、KGBを含んだトップの政治・官僚のリーダーたちが移動しながら隠れている掩蔽壕や、共産党、軍事、そして政府の主な情報通信センター、そして多くの政治の経済、政治、軍事に関する記録が残っている場所を特定して狙う必要があるのだ。問題の焦点としなければならないのは、ソ連の支配構造を本当に攻撃できるのか、という点だ。

・1977年4月と5月 桐山靖雄(阿含のリーダー。新左翼をターゲット)は軍国主義者のヘッドバンドをして、パラオと沖縄での日本人戦没者への供養を行なった。翌年、阿含宗は東京都庁から宗教法人の認可を受けた。

※麻原彰晃のチベット仏教(とシヴァ信仰)への興味は、彼が阿含宗に入ったころに始まる。

・1979年 【韓国】ユダヤ人実業家として知られるアイゼンバーグが朴正熙政権に接近した。アイゼンバーグは李大鎔らの釈放をベトナムと秘密交渉すると提案してきた。

・1983年【露】炭疽菌がモスクワで流出した。

・1980年代 ★★★安倍晋太郎(親米派元外相)は、ロシアと取引をして、ロシア-日本カレッジを後援しているが、ここはオウム真理教(外国諜報機関のフロント)に運営され、崩壊したロシアから軍事科学者を雇っていた。

・1981年7月17日 【ボリビア】コカイン政変(クーデター)が起きた。ボリビアのWACL(統一教会の世界反共連盟)とCAUSA(統一協会の反共組織)も重要な役割を演じ、ボリビアのコカインクーデターの実行者たち全員のリストに、クーデターのメンバーと登録されていた。 ※マリオ・サントス氏記事より

・1982年5月6日★ 「よど号犯」は、金正日総書記から「日本破壊工作」の極秘指令を受けていた(直筆の指令書が実在する)。

内容は、 金日成主義によって日本革命を準備・達成せよ、というもの。金正日は、自衛隊工作や軍事クーデターの中核的人間の育成などを、赤軍派に指示していた。

※金日成の著作集には、毒ガスや細菌兵器についての大量の論文。教示がある。朝鮮戦争後、北朝鮮では毒ガスや細菌兵器の研究が行われている。

・1983年 【露】駐カナダ大使をしていたアレクサンドル・ヤコブレフはゴルバチョフによってモスクワへ呼び戻され、ソ連最高のシンクタンクとして名高いソ連科学アカデミー付属世界経済国際関係研究所(IMEMO)所長に起用された。のちに「ペレストロイカの設計者」、「ペレストロイカのゴッドファーザー」と呼ばれた。ヤコブレフは、ゴルバチョフ時代の保守派(ブレジネフの流れを汲むグループ)、中間派(穏健改革派、狭義のゴルバチョフ派)急進改革派の分類では、中間派に位置したが、この中ではゴルバチョフより急進的であった。ヤコブレフは教条的な共産主義、ナショナリズムに批判的であり、国際政治の多極化、多元主義を主張した。

・1983年夏 松本智津夫死刑囚は「鳳凰慶林館」を設立

・1983年9月1日 【露】大韓航空のボーイング747が、ソビエト連邦の領空を侵犯(航路逸脱の原因については後述) したために、ソ連防空軍の戦闘機により撃墜された事件。乗客には、右翼団体のジョン・バーチ・ソサエティの会員で、アメリカの民主党の保守派議員として知られ、ソウルでの式典に参加するために搭乗していたラリー・マクドナルド下院議員も含まれていた。

・1984年1月 シェワルナゼ外相の訪日

・1984年2月 麻原は「オウム神仙の会」の前身ヨーガ道場「オウムの会」を設立。

・1984年2月12日 〜 2月16日【露】 安倍外相、アンドロポフ書記長の葬儀(2.14)出席のため訪ソ(安倍・グロムイコ会談 2.15)

・1984年5月 桐山管長は東京武道館での記念儀式にダライ・ラマを招待した。このイベントは松本/麻原が最初にダライ・ラマを見た最初であっただろう(これは会見の一つとしてカウントされていない)。

・1984年10月31日  安倍・中曽根、訪ソに向けて会合。

・1984年11月4日 【露】 中曽根・チーホノフ会談(於ニューデリー、ガンジー葬儀の際)

・1984年 【英】当時のサッチャー英首相は側近のハウ外相の進言を受け入れ、ゴルバチョフ・ソ連議会外交委員長(後に大統領)を招請した。英外務省がチェルネンコ書記長の後釜はゴルバチョフと判断していたからだ。この会談が冷静終結に役立った

・1985年 【露】KGB研究所のアンドロポフは、経済行き詰まりのために、経済改革を試みた。

※岩上安身によるもとKGBへのインタビュー

「現行の刑法はあまりにも役に立たない。これでは警察官は武器をもたずにマフィアと戦えといっているようなものです。しかも警察の装備はマフィアよりはるかに劣り、給料もおそろしく低い。末端の警官がたやすく買収されてしまうのは、給料だけでは生活できないからです。生活苦から転職する者も多く、新規のなり手はほとんどない。元警察官がマフィアに雇われるケースも少なくない」

「軍隊の内部はすごく乱れてた。酒も麻薬も、兵舎の中に女を連れこんでセックスもした。ちゃんと規律を守ってる奴もいたけど、そういうのはバカさ。もちろん規律違反がバレれば独房にいれられるけど、マキシマムで5日間だから、どうってことないよ。僕はあそこで、いろんな手口を学んだ。ソ連の軍隊なんて、そんなものさ。腐ってる」

※ロシアンマフィアとは

ロシア国内にあっては、中部地方、シベリア地方、ウラル地方、南部地方で組織の数が多い。

ロシア系マフィアは、ウクライナ、チェチェン、クロアチア、グルジアで核物質と核兵器の密売をしている。旧赤軍や旧KGBの兵士基地への勤務経験がある物がいる。いずれも、シチリアやナポリのイタリア系ギャングと組んでいる。

(イタリアの組織犯罪集団、たとえばカモッラやドランゲータ・ギャングは欧州の原発から出た放射性廃棄物の違法処理を取り仕切っている。ハンガリーのマフィアは、イタリア(シチリア、ナポリ、カラブリア、プッリャ)と手を組んで核物質の密売をしている。)

ヨーロッパに活動するロシアンマフィアの人員総数はおよそ16万と見積もられ、イタリア系の7万を超える最大勢力となっている。

ポーランドでは2万名以上が活動しているものと見られている。

欧州原発の放射性物質はイタリアンマフィアが違法に処理をする。地中海に放棄するケースが多い。

イタリアにおいてはコーサ・ノストラと提携したうえで農林関係産業と船舶業者を事実上の完全支配下に置き、スペインにおいては違法薬物ならびに違法銃器市場の9割を掌握していると見られている。

アメリカ大陸にあっては、南アメリカから北アメリカへの潜水艦を用いての違法薬物の密輸。

マリアナ諸島やグアムを用いてのマネーロンダリング(資金洗浄)への着手。

メキシコのいわゆる麻薬王らが米国への麻薬輸出から上げた利益のうちの3割はロシアンマフィアを通して洗浄されているという。

南米コロンビアの左翼ゲリラ・FARC(コロンビア革命軍)に武器を供給する代わりに同ゲリラから麻薬を仕入れていると見られている。コロンビアからヨーロッパへのコカイン流通の3割以上を掌握しているという。

極東のウラジオストックは外国マフィアとの窓口であり、北東アジア諸国を相手に武器と麻薬を密輸している。

サハリン州ではおよそ13の大規模な組織が活動しており、日本の水産関係者とのトラブルが確認されてきたほか、日本のヤクザと連携しているともいわれる。 日本における活動の拠点は北海道で、盗難車の密輸出や、大麻・アヘンなどの違法薬物の密輸入、銃器の密輸入、オホーツク海で密漁したカニの密輸入などに着手してきたという。 盗難車の密輸出に関しては、小樽港や石巻港、新潟港などを経由してこれを行ってきたという当事者による証言がある。


・1985年 【露】「1985年の損失」。ソ連諜報機関内部のCIAスパイが次々に逮捕され、CIAが大打撃を蒙ったことを指す。

これは、オールドリッチ・エイムズ、ロバート・ハンセン、エドワード・リー・ハワード、および、現在でも正体不明なKGB側スパイが、ソ連当局に彼らの名前を教えたためだった。

・1980年代半ば 【中央アジア】中央アジアに、サウジ資本流入と共に,「ワッハーブ派」をうたったNGOが押し寄せた。多数のモスクが建設され,青少年を指導するコーラン学校が開校するに至った。これは歴代のアメリカ政権によって奨励されたこの「ワッハーブ化」政策だった。

江頭寛著『プーチンの帝国

・1985年2月 おそらく新實その他の阿含宗に不満がある数人の目撃者の前で、松本はいわゆる空中浮揚を行ない、そして彼らは独立したヨーガ団体を設立した。空中浮揚によって松本は、個人的な評判が初期より低くなっていた師をしのいだのである。

・1985年3月12日 〜 3月14日 【露】中曽根総理、チェルネンコ書記長の葬儀出席のため訪ソ(中曽根・ゴルバチ

ョフ会談 3.14) チェルネンコ死去、後継者としてゴルバチョフが書記長に就任。

※チェルネンコの死後、ゴルバチョフがソ連共産党書記長に就任した

・1985年 雑誌『ムー』に麻原彰晃の空中浮遊が掲載され、一躍有名になった。

・1985年6月 麻原は、岩手の五葉山で酒井勝軍(戦前の神秘研究家)と行動を共にした最後の生き残りから「今世紀末、ハルマゲドンが起こる。生き残るのは、慈悲深い神仙民族だ。指導者は日本から出現する」との予言を聞いたとれる(上祐の証言)。

・1985年7月 ★★★【露】ゴルバチョフはペレストロイカ(国内改革)の重要性を訴え、エドゥアルド・シェワルナゼを新たに外務大臣に指名し、厳しい冷戦状態の打開を図る新思考外交を提唱した。

ゴルバチョフは書記長就任演説で「グラスノスチ(情報公開)」によってソ連を改革し、経済を立て直し、科学技術発展を行うことを宣言します。

「ペレストロイカが起こった原因は、決してゴルバチョフが登場したからでも、共産党の善意でもなく、それはコンピュータリゼーションと情報化、新しいテクノロジーの開発によって、情報を独占することが不可能になったことが大きな原因である−−。」『ペレストロイカとコンピューター』(岩上安身)

・1985年の夏頃 麻原の発言「2006年には核戦争の第一段階は終わっているだろう。核戦争は浄化の手段」

・1985年 大内 利裕がオウム神仙の会に入会。

・1985年9月24日 安倍外相、第 40 回国連総会一般討論演説において北方領土問題に言及

・1985年9月 【露】チーホノフ・ソ連首相、健康上の理由から辞任。ルイシコフが新首相に。

・1985年9月 米国の貿易赤字問題解消のため、主要先進国蔵相と中央銀行総裁が米国で会議を開催(G9)

・1985年9月 ドル安政策の実施を合意。いわゆる「プラザ合意」。このために急激に円高が進行し、過剰流動性が発生、日本のバブル経済の端緒を開く。

・1986年1月 【インド】麻原はインドを訪問し、各地でスワミ・アガンダナンダ師やパイロット・ババ師等の「聖者」といわれる人物と会った。

・1986年1月 ソ連のシュワルナゼ外相が来日、安部外相との間で、八年ぶり六度目の日ソ外相定期協議。

・1986年 衆参ダブル選挙では、130人の勝共推進議員が当選した。

・1986年4月 麻原はそれまでの組織を「オウム神仙の会」と変更。

・1986年4月26日 【ウクライナ】ウクライナ共和国に立地するチェルノブイリ原子力発電所の4号炉が爆発。

・1986年5月29日-31日 ★★【露】安倍晋太郎日本国外務大臣は、(日ソ外相間定期協議及び平和条約交渉のため)ソ連邦政府の招待によりソヴィエト社会主義共和国連邦を公式訪問し、エム・エス・ゴルバチョフ・ソ連邦共産党中央委員会書記長と会見した。

・1986年5月31日 ★★【露】署名に日ソ文化協定に署名(・1.文化、教育及び学術の分野における両国間の交流に包括的な枠組み ・2.学者、学生等の交換を奨励する等) 署名:河野外務大臣、イワノフ外務大臣

※河野洋平は米国スタンフォード大学留学。中曽根派に入会。山口敏夫にもつながる。河野は慰安婦連行に強制性がみられるとした「慰安婦関係調査結果発表に関する河野内閣官房長官談話」(「河野談話」)を発表した。

※イワノフはKGBの安全保障系。プーチンがロシア連邦保安庁(FSB)長官に就任すると、1998年8月、FSB次官/分析・予測・戦略計画部長に登用された。1981年、イワノフは二等書記官として駐ロンドンソビエト大使館に勤務したが、1983年、スパイ容疑で国外追放。その外、KGBでは、フィンランド、ケニアで対外諜報活動を行っていた。モスクワ国際大学国際研究所の専門家。

・1986年7月2日 我が国の北方領土問題に関する立場を害さない形での合意が日ソ間で成立

・1986年8月26日 〜 8月29日 【露】 山口衆院外務委員会委員長他議員団の訪ソ。

・1986年10月 【米】米ソ首脳が、レイキャビク会談。米の戦略防衛構想(SDI)を巡り対立し、会議は決裂。

・1986年11月 【イラン】イラン・ゲート。レバノンの米人人質をめぐって、米国がイランに仲介を頼み武器を供給したことをレーガン大統領が認めた。

・1986年 上祐史浩はオウム神仙の会に入会。

・1986年 【露】M.S.ゴルバチョフ及びE.A.シェワルナゼにより発議されたアフガニスタンの和平調停に関するジュネーブ交渉過程が始動した。

 日本はこのときからバブル景気に突入。株価も地価も、急カーブを描いて上昇してゆく。

・1986年末 - 1987年初頭 麻原の口から「ポア」(チベット語で魂の「転移」 を意味する)という言葉が出てきた。(ポアとは、 相手を殺害することによってより高い世界 に送り届けることを意味している。

・1987年 麻原はこの時期に既にグルの思想を提唱していた。

「グルのためだったら死ねる、グルのためだったら殺しだってやるよと、こういうタイプの人は、クンダリニー・ヨーガに向いてるということになる。グルがやれといったことをすべてやれる状態、例えばそれは殺しを含めてだ、これも功徳に変わるんだよ。例えばグルがそれを殺せという時は、例えば相手はもう、死ぬ時期にきている。そして、弟子に殺させることによって、その相手をポアさせるというね、一番いい時期に殺させるわけだね。」

・1987年前半のある時期 麻原は周辺の弟子に限定して、「フリーメーソンと戦わなければならない」「中国に核を撃ち込むビジョンを見た、自分が核のボタンを押す」旨の話をしていた。その後、1988年以降に、核を撃ち込む相手はアメリカだと訂正した。

しかし、7月26日に核を否定する発言も「そして、三万人が世界に散ったならば、そのサットヴァのエネルギーによって、例えば核兵器を持つことが無意味であるとか、例えば他の、宗教理論の中に矛盾があるだとかいうことがどんどんどんどん暴露されてこよう。」

・1987年 【露】エリツィンはゴルバチョフが守旧派と妥協していくことに反発したため1987年にモスクワ市党第1書記を解任された。

・1987年7月 麻原は、イスラム世界をを訪れた。日本における旱魃と熱波による洪水の予言をしたあと、彼は夏休みをナイルの岸で過ごし、"古代エジプト・クンダリニー・ヨーガ文明の神秘を解くことに成功"した。彼は特に立ち上がった蛇のレリーフに感銘を受けた。それは大いなる世界の創造、インドのロープ魔術やヨーガと生物学的に等しいというのだ。ピラミッドでの瞑想から直感して、麻原は日本に戻ってすぐ、彼の新しい宗教「オウム真理教」という名称を決定した。

・1987年 ★阿含宗で麻原彰晃と早川紀代秀(統一教会出身。後藤組とのつながりが噂される)が運命の出会い。

オウム真理教と改称。すべての財産を投げ出して出家する制度を始める。

※殺された石井議員の発言

石井:ロシアにオウムが進出していきましたね。ロシアには五万人もオウムの信者がいたそうですが、オウムが行く前に統一教会が、ロシアに進出していました。ところが、そういう連中が、どうも何時の間にかオウム信者とすりかわってしまった。

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※麻原とは(主に高山文彦は『麻原彰晃の誕生』から)

・朝鮮人かどうか不明だが、朝鮮で仕事をしていた父のもとに生まれた。

・松本家は朝鮮半島の出自ではなく、朝鮮から引き揚げてきた日本人。

・兄の鍼灸院で働いていたが傷害事件を起こし逮捕された。それがきっかけで九州の山口組に身を寄せていた。

・鍼灸院をきっかけにダイエット食品の会社を起業したが薬事法違反で逮捕された。それがきっかけで仏教の修行をし、後に自己啓発セミナーの会社にもぐりこんだ。

・天理教が基盤となっている天理市を研究し、宗教を中心にした街創りを目指した。

・日猶同祖論で有名な酒井勝軍に関心を持った

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※★オウムの教義とは(苫米地説)

ダンデスダイジ『ニルヴァーナのプロセスとテクニック』がオウムのタネ本。オウムの教義は中沢新一氏の唱えた『虹の階梯』そのもの。

佐保田鶴治氏の『ヨーガ根本経典』も麻原が獄中から取り寄せた本。

苫米地:「オウムは、1999年に人類が滅亡すると本気で信じ、そのハルマゲドンの放射線や大洪水から自分たちだけが生き残るために、富士山麓に異様なサティアン群を構え、また、滅亡後の日本国の政府としてオウム内に大臣や省庁をおいた。」

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※★オウムの教義とは(財団法人国際宗教研究所書評より、ブログ管理人が一部修正した) ロバート・J・リフトン(渡辺学訳)『終末と救済の幻想−オウム真理教とは何か』岩波書店、2000年。

リフトンは、麻原と弟子たちの関係を「グルイズム」と呼ぶ(グルと弟子たちが相互依存関係にあることを示唆する)。

誇大妄想的なグルイズムは世界を支配できるという観念から、「世界の破壊・刷新」という神話的イメージを、まさに現実のものと考えるようになった。

リフトンの用語では、「終末の強要」と言える心性。彼らは終末を熱望するあまり、自ら終末的状況を「作り出そう」とした。ここが、普通終末を待ち焦がれるだけの他集団との大きな違い。

ポアによる「癒し」は加害者と被害者の両方を包括する宗教的境地へと導いた。

たとえ麻原の終末の予言を信じなかった者も、麻原が「ポア」の思想の中に表明していた現代日本社会への根深い憎悪に言わば「感電」して、そこに自分の安住の地を見出した。

ナチズムに協力した医師たちを調査・取材したことのあるリフトンは、オウムとナチズムの共通点を「等制gleichschaltung」に見る。これは、そのメンバーは自分の職業を放棄するのではなく、どんな職業であっても、最終的にはそのイデオロギーに奉仕するべく自身の職業を改編する事を意味する。医者は医者として、エンジニアはエンジニアとして、究極的目標に奉仕する状態がオウムには確かに存在した。

そして問題は、彼らの「グル」の叡智が、以前に弟子たちが学んだどんな知識にも取って代わるとされたので、弟子たちは自身が過去に経験したいかなることも繰り返し冒涜できた、ということ。

オウムの思想は、端的に言って「この世があまりにも悪くなりすぎているから、超人たる我々が極端な手段をもって正義を回復しなければならない」ということだった。

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※★★★オウムは統一協会の仏教部との噂も。

殺された石井議員曰く「ロシアにオウムが進出していきましたね。ロシアには五万人もオウムの信者がいたそうですが、オウムが行く前に統一教会が、ロシアに進出していました。ところが、そういう連中が、どうも何時の間にかオウム信者とすりかわってしまった。オウム真理教は、宗教法人制度をうまく利用してアンダーグラウンドで儲けようという要素を非常に強く持っていたのだと思います。それが暴力団と結びつき、国際的に密貿易をしたり、薬物を流したりしたのはいったい何のためだったのか。」

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・1987年2月24日 ★★★★★【インド】ダライ・ラマ14世は麻原と亡命先のインドで会談した。1度目。

※上祐インタビューより −JanJanニュース

――ダライ=ラマ法王には何故、会えたのですか?

上祐:元代表(麻原)は法皇に1986年に最初に会ってから、たびたび謁見しています。背景には膨大なお布施があります。法皇側に1億円くらいお布施したといいます

・1987年2月 麻原はヨーガ道場「オウムの会」を「オウム神仙の会」に改称した。

・1987年3月初旬 ★★★★★★【露】ソロスがモスクワでソ連文化財団と提携し、ハンガリー財団型の財団を設立した。ライサ・ゴルバチョフが後援者だった。

※1987年までに、ソロスは、ポーランド、中国、ソ連に財団を立ち上げた。

・1987年6月29日 【韓国】六・二九民主化宣言。韓国の盧泰愚大統領候補(民主正義党代表委員)が発表した政治宣言。

・1987年7月 麻原は「オウム神仙の会」を「オウム真理教」に改称した。

・1987年11月 ★★★★★★★★【米国】麻原は、ニューヨークに教団支部を設立。

・1988年末頃まで ★★★★★★★★教団は、このニューヨーク支部の布教には力を入れないという決定をすることになります(上祐の証言)

・1988年2月 【露】エリツィンはゴルバチョフが守旧派と妥協していくことに反発したため政治局員候補から外される。

・1988 年 【露】ホドルコフスキーは、共産党青年組織コムソモールのモスクワ支部の幹部だった 。25 歳自前の銀行Bank Menatepの設立を計画し,商業銀行設立の認可を得た。Bank Menatepは、スイスに投資会社を設立し、さらにジブラルタル、マン島、キプロスに会社を設立して、海外への資金移転のシステムを構築した。

・1988年2月 プレスコット・ブッシュのマンハッタンの不動産コンサルティング会社は稲川会のフロント会社であるウエスト通商から連絡をもらった。

・1988年6月18日 リクルート事件。 川崎駅前再開発を巡り、小松秀煕川崎市助役へのコスモス株譲渡を、朝日新聞がスクープ。

・1988年7月 マスコミ各社の後追い報道により、中曽根康弘前首相、竹下登首相、宮沢喜一副総理・蔵相、安倍晋太郎自民党幹事長、渡辺美智雄自民党政調会長ら、自民党派閥領袖クラスに、軒並みコスモス株が譲渡されていたことが発覚。

・1988年7月 プレスコットブッシュはウエスト通商のコンサルタントとなり、ウエスト通商がNYのアセットマネージメント会社AIMFSを買収できるようにした。

※ウエスト通商は稲川会系列の会社。

・1988年7月6日 ★★★★★【インド】麻原は、ダライ・ラマ14世に亡命先のインドで謁見し、イニシエーション(ヤーマンタカイニシエーション)を受講。2度目。またダライ・ラマ14世は「オウム真理教から布施の名目で1億円にのぼる巨額の寄付金を受領した」

・1988年 【米国】1987年9月にクンダリニー・ヨーガを成就させたとする上祐氏を支部長として派遣。上祐(テスラに興味あり)、ニューヨーク支部に派遣され、翌年帰国。

・1988年4月 オウムはボアの教えを広める。「ポア」はチベット語で魂の「転移」 を意味し、オウムでは相手を殺害することによってより高い世界に送り届けることを意味している。

・1989年4月 【露】トビリシ事件、ソ連軍による諸民族への武力弾圧

・1988年7月 ★★【露】ミハイル・ゴルバチョフの諜報部長官イェフゲニー・プリマコフと、長老政治家中曽根康弘が、モスクワでの会談で日露科学技術協力の基礎を築いた。

※佐藤優の評価では、プリマコフはロシアの国益のみを追求するタフネゴシエーター。

※1970年にソ連最高のシンクタンクとして名高いソ連科学アカデミー付属世界経済国際関係研究所(IMEMO)の副所長となった。後任はカナダから戻ってきたアレクサンドル・ヤコブレフ。

・1988年7月 【不明】麻原はカギュ派の瞑想の師カル・リンポチェと、またブータン国王と会見

※カル・リンポチェ師は、チベット仏教カギュ派の総帥格であり、高名な存在。その後、麻原と教団は、同師の称賛の言葉を布教に利用した。

・1988年8月 静岡県富士宮市に富士山総本部道場を開設し、その開設記念式典にカル・リンポチェ師を招待。

・同月 オウムの信徒数は3000名に。

・1988年9月 【韓国】ソウルオリンピック開催

・1988年 ★麻原も早川も阿含宗を飛び出してオウム神仙の会を作っている。静岡県富士宮市富士山総本部道場を開設。

未成年者に高額なお布施をさせて出家させることに親たちが反対運動を起こす。

・1988年頃 ★オウムは統一教会系企業と交流を深める。

・★★1989年12月 【バチカン】ゴルバチョフはマルタ共和国でのパパブッシュ大統領との会談に先立ってバチカンを訪問した。ヨハネ・パウロ2世との間で初のソ連・バチカン首脳会談を実施した。

・★1988年12月 【北朝鮮】シェワルナゼ・ソ連外相平壌訪問「ソ連は『クロス承認』と南北国連加盟によって『2 つの朝鮮』を作り出そうとする南朝鮮当局(韓国)の企てに反対する。南朝鮮との関係における原則立場を変更しない・・・南朝鮮当局と外交関係を結ばない」と明言。

一般討論演説において北方領土問題に言及

・1988年12月 ★★★★★★【ドイツ】オウムドイツ支部設立。オウム真理教のドイツ支部は早川らが積極的に動いて、に設立された海外支部のひとつ。布教活動などはいっさい行っていない。ドイツ制の印刷器で、北朝鮮の技術指導のもと、偽ドルを刷ってた。

※高沢皓司より(週刊現代 1999年10月8日号)

オウムは、この時期に、ドイツで早川が手配した精巧な中古の印刷機をつかって、北朝鮮の技術指導のもとに偽ドルを作っていたか、あるいは北朝鮮にドイツ製の印刷機を納入した見返りに、北朝鮮製の偽ドルを大量にもらっていた、ということです。

(偽札とは北朝鮮が偽造したスーパーKのこと)

・1989年1月21日 麻原は、チベット亡命者への援助と宗教的事業のため、ダライ・ラマに10万ドルの布施をした。

・1989年2月 田口修二事件。島田裕巳氏は、『オウム― ―なぜ宗教はテロリズムを生んだのか』の中で、の合理化のためにヴァジラヤーナの教えを説いたのではないかと述べている。「麻原が殺人を肯 定するヴァジラヤーナの教えを説いていた のは、オウムが東京都に宗教法人の認証を 求めていた時期にあたり、認証されるまで にかぎられている」

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島田裕巳『オウム/なぜ宗教はテロリズムを生んだのか』フリーライター前原政之の要約より

 「マハー・ムドラー」とは、グル(導師)が弟子に「最も耐えがたい苦」を耐えさせることにより、一気に解脱に向かわしめる。

 オウムの犯した殺人は、一種のマハー・ムドラーだったのではないか。オウムの信徒にとって、仏教の五戒(破ったら解脱できない、とされる5つの禁)のうちひときわ重要な「殺生戒」を破ることこそ「最も耐えがたい苦」であり、だからこそ、グルの命令に従って殺人を犯すことはマハー・ムドラーになり得た。

ヴァジラヤーナの教義とマハー・ムドラーの修行法が結びついたとき、オウムがテロに走る教義上の必要十分条件が満たされた。

そして、実際にテロに走るトリガーとなったのが、教団内で起きた信徒の事故死という事件。麻原は事件の隠蔽のため、事件を知る別の信徒が脱会しようとしたとき、その信徒の殺害を命じてしまう。そしてそこから、その殺人を正当化するために教義の逸脱が始まり、大量殺人に向け、教団は暴走を始めるのだった。 

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・1989年5月 ベーカー米国務長官、ソ連シュワルナゼ外相と会談。ベーカー、(パパ)ブッシュ大統領に行動を進言。ソ連ペレストロイカが本物か、帝国の維持に軍事力を使わないという明確な証拠が必要との結論に。

ベーカー「1989年の5月中旬にテストを開始した。」

※ブッシュ父は大統領就任以来2年足らずの間にゴルバチョフと4回首脳会談を行ったが,ベーカー=シュワルナゼ外相会談は実に 25回も行われた。

※ベーカー元国務長官は、このパイプライン計画のコンサルタントをしており、パパブッシュと一緒に石油利権で稼いできた人物。隣国アゼルバイジャンにあるカスピ海沖のバクー油田の石油をトルコの地中海岸のジェイハン港まで運ぶ「バクー・トビリシ・ジェイハン・パイプライン」

・1989年5月2日 【ハンガリー】ハンガリー政府、ハンガリー・オーストリア国境の有刺鉄線を除去。このニュースが東ドイツに伝わる。

・1989年6月 坂本堤弁護士らが「オウム真理教被害対策弁護団」を結成。

・1989年7月11日 【ハンガリー】ブッシュ大統領ハンガリー訪問。ハンガリー首相ネーメトから国境から切り取られた有刺鉄線を受け取る。

・1989年8月初め 【ハンガリー】東ドイツ人が数万人規模でハンガリー入り。

・1989年8月 オウム真理教と名称を変え、東京都から「宗教法人」の認証を受ける(ダライ・ラマ14世は東京都に推薦状を提出してオウム真理教を支援した)。この頃からすでに、山梨県上九一色村の土地を買い始めている

・1989年11月4日 ★坂本堤弁護士一家3人殺害事件。

・1989年11月10日 【ドイツ】ベルリンの壁崩壊。

・1989年8月 オウムは東京都から「宗教法人オウム真理教」の認定を得た

・1989年9月26日 中山太郎外相、第 44 回国連総会一般討論演説において北方領土問題に言及

※中山太郎は、元ソビエト連邦外務大臣で、元グルジア大統領のエドゥアルド・シェワルナゼ(穏健改革派)と仲がよく電話をし合う中である。また、グルジアではソ連崩壊後苦境に陥っていたシェワルナゼを助けた盟友として知られている。

※派閥清和会(福田派→安倍派→三塚派)に属し、安倍晋太郎会長下で加藤六月、塩川正十郎、森喜朗、三塚博が「安倍派四天王」と称されると、これに続く「安倍派第5の男」と呼ばれた。

・1989月11月4日 坂本弁護士一家殺害。

・1989年11月15日 神奈川県警(創価学会とのつながりの噂あり)が公開捜査に踏み切ってから、解決までに約6年がかかった。

・1989年12月2日 - 3日 【イギリス連邦マルタ共和国】アメリカ合衆国大統領ジョージ・H・W・ブッシュとソビエト連邦最高会議議長兼ソビエト共産党書記長 ミハイル・ゴルバチョフによる首脳会談で、第二次世界大戦末期のヤルタ会談に始まった米ソ冷戦の終結を宣言した。

・1989年12月末 オウムは上九一色村で事務所などを建設しはじめている

・1980年代末 【北朝鮮】北朝鮮政府は、寧辺・平壌・開城等の地までケシ栽培面積を大幅に拡大する等、麻薬事業に本格的に乗り出した。麻薬・阿片を「中央党39号室」主管下に、傘下貿易会社である大成総局、チャンセン・メボン・タンプン商事等の貿易商事と海外公館等を通して、合法的な交易物品・医薬品等に偽装して、公然と密輸している。

・1990年代近く 【韓国】文鮮明はそれまでの『勝共思想』に代わって、『頭翼思想』を唱え出す。

・1990年代初頭 【露】アフガンからヨーロッパへの大量のヘロインは、ロシアの軍事拠点と輸送を利用している。

それはコロンビアのコカインをロシアに輸入すると同じような方法だ。ちなみにコカインの卸売行の80%はここを通る。

・1989年 - 1991年 【露】ソ連の金準備1500トンのうち1000トンが処分された。

・1990年 【露】アレクセイ・クドリンは、レニングラード市長のアナトリー・サプチャークのもとで同市執行委員会経済改革委員会副議長に就任。

・1990年1月13日 - 16日【露】自民党訪ソ団の団長安倍晋太郎とゴルバチョフの会談はモスクワのクレムリンでおこなわれた。安倍晋三も同席した。

日本の領土返還の主張は「固有の権利である」とする回答を引き出すことになった。

・1990年1月 【露】バクー事件、ソ連軍による諸民族への武力弾圧

・1990年1月 【露】ソビエト大統領ミハイル・ゴルバチョフとエドガー・ブロンフマンおよびADLに対する有力資金提供者である穀物商デーン・アンドレアスとの間で一連の会談が行われた。会談後、年末までにADLがモスクワ事務所を開設することを計画していると発表されたモスクワ事務所を設ける目的は、表向きにはソビエト政府が国内の反ユダヤ運動を抑えるのを支援するためというものである。しかし、ADLとソビエトKGBとの長年にわたる共謀に詳しいアメリカの上級情報職員によれば、その本当の目的は米国内でのソ連の宣伝工作と諜報活動のためのパイプ役を果たすためのものだということである。 「ユダヤの告白」より

※3代目のエドガー・ブロンフマンは、1957年に「シーグラム社」の社長に就任し、「世界ユダヤ人会議」の会長であり、「ADL」の名誉副会長でもある。また彼は、「デュポン社」の過半数を支配している大株主でもあった。ブロンフマン一族は、熱烈なシオニストとして知られている

・1990年2月 麻原彰晃は「真理党」を組織し、二五名が総選挙に打って出るが、惨敗する。この総選挙出馬は、早川紀代秀の案によるもので、当時は幹部の上祐史浩(穏健派)らが猛反対したと伝えられるが、早川が押し勝つ。この選挙惨敗によりオウム真理教は、「米びつに米一粒さえもなくなった」というほどの経済的打撃を受ける。

衆院選では統一教会から選挙活動のコンサルティングを受けていた。選挙後に統一教会からオウムに大量に信者が移った(オウム帝国の正体より)。

・1990年2月 【露】ソ連政府代表やロシアのユダヤ人社会の指導者たちと会談するため、ADLの一行をモスクワへ率いていったのは、この国際問題担当理事のケネス・ヤコブソンであった。そしてADLがブッシュ政権と共同して反日キャンペーンを行うのを支援したのもこのヤコブソンである。 「ユダヤの告白」より

・1990年3月 ★ 麻原が第一サティアンで幹部たちに、「人類を救えるのはヴ ァジラヤーナしかない。今の人類はポアするしかない」と 無差別殺人を説く。ヴァジラヤーナ路線の開始。 *武力による現行社会秩序の破壊が必要であると唱える。

・1990年3月 【東ドイツ】初の自由選挙を実施。

・1990年3月 【ハンガリー】初の自由選挙を実施。

・1990年4月 【露】エリツィンら急進改革派が結成した地域間代議員グループに所属するガブリール・ポポフがモスクワ市長になった。

・1990年4月 ★都内で大量のボツリヌス菌散布による無差別殺人を計画し、信者を避難させるため石垣島セミナーを開催するが菌の分離に失敗。

オウムの出家信者が300名から800名に急増。

・1990年4月30日 麻原はダライ・ラマへの手紙を送った。理由は、チベットの日本代表ペマ・ギャルポは、いくつかのテレビ・トークショーに出演し、オウムの商業主義と信仰不足を批判したためだった。

「いくつかの不愉快な問題について書かなければならないのは残念です。ペマ・ギャルポ氏は……いくつかの無責任で三流の日本のマスメディアに協力し、わたしたちの組織を非難しました。……この問題の背後には誤解と、去年から始まったわたしたちの組織に関係するいくつかのマスメディアのセンセーショナルな報道があります。わたしたちはダルマに反することは何もしていません。彼らは宗教に対する無知と根深いアレルギーによって攻撃しているのです。……ギャルポ氏は、この状況を自分の個人的利益に利用しているようですし、あなたもそのことは簡単に推測できると思います」

★・1990年5月 【アメリカ】ワシントンにおける米ソ首脳会談。ゴルバチョフとブッシュの間には取引があった。冷戦秩序に代わる新世界秩序の構築のために、アメリカがソ連に共同パートナーとしての役割を認め、資金援助をすることと引き換えに、ゴルバチョフはドイツ統一とNATO残留を承認するとの取引。

・1990年5月 ★資金ゼロのはずのオウムが、熊本県波野村に六ヘクタールの土地を購入。波野村はオウムが5000万円で手に入れた土地を9億2000万円で買戻すことで合意。オウムの大きな資金源となる。

・1990年5月 ホスゲン爆弾を製造し、マスコミや官庁などで爆発させて散布するという無差別大量殺人計画を立案

・1990年6月 【露】第1回ロシア人民代議員大会は、憲法委員会を設置し、草案の作成作業が始まる。国家主義宣言。共産党の「指導的役割」条項の削除。

大統領(エリツィン);改革派: 約60%

議会=反大統領;保守派: 約40%

・1990年6月、 【韓国】ソ連のゴルバチョフ大統領は韓国との国交正常化に合意

・1990年7月 【露】党大会でゴルバチョフが書記長に再選されるが、エリツィンがゴルバチョフの書記長続投に反発し離党。

・1990年7月17日 創価学会、日蓮正宗との連絡会議の席上、創価学会側が宗門や法主を批判して席を立つ

・1990年7月17日 【イラク】イラク駐在のグラスピーというアメリカ女性大使が、フセインの国家再建努力を褒めちぎりながら語った「アメリカはイラクの行動には関心がない」という甘い誘い文句。

・1990年8月2日 【クウェート】イラクのサダム・フセインはアメリカの甘い罠にまんまとはまり、安心してクウェートに侵攻し、全土を占領した。サバ・クウェート首長は事前にCIAより侵攻の情報を伝えられていたため、イラク軍の侵攻前にクウェートを脱出し、ロンドンに落ち着いていた。

・1990年8月2日 【露】イラクのクウェート侵攻当日、ベーカー国務長官はソ連のイルクーツクで、シェワルナゼ外相と米ソ外相会談をしながら、仲良く魚釣りに興じていた。
http://d.hatena.ne.jp/orourke/20120323
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/215.html#c11

[リバイバル3] カルトの世界 中川隆
12. 中川隆[-7294] koaQ7Jey 2017年7月06日 09:23:55 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2012-03-24 オウム真理教の年代記2 ソ連−韓国 国交樹立以降 CommentsAdd Star
http://d.hatena.ne.jp/orourke/20120324

・1990年8月 【北朝鮮】シェワルナゼ外相、ソ連が韓国と外交関係を樹立する旨記した書簡を北朝鮮に送った。

・1990年秋 ★★★オウムの建設大臣にして武器購入の長である早川紀代秀は、在日ロシア大使館経済担当公使(当時は一等書記官)だったボリゾフ・ニコラエヴィッジをもてなした。

・1990年8月13日 オウムは波野村にコミュニティを作ろうとして地元と軋轢を起こし(には両者が衝突、機動隊100人が出動するに至った)

・1990年9月2日 【北朝鮮】シェワルナゼ外相平壌訪問。ソ連が韓国と外交関係を樹立する旨を伝えるため朝鮮に通告。シェワルナゼ外相は、韓国と翌年1月から国交正常化する方針を伝え、それが北朝鮮にとっても悪いことではないと強調した。韓国を説得して、在韓米軍の撤退を促し、核兵器も撤去させると述べた。

 北朝鮮のキム・ヨンナム外相は、「韓国との正常化は、朝ソ同盟を崩壊させる。核兵器を開発しないとのソ連への約束は解消される」と脅した。

翌日、シェワルナゼ外相は金日成主席との会談を求めたが、キム・ヨンナム外相は拒否した。怒りに震えるシュエワルナゼ外相は予定を変更して、翌日平壌を去った。

・1990年9月5日 ★ミハイル・ゴルバチョフは当時のソ連外務大臣、エドゥアルト・シュワルナゼとともに東京に到着した。翌日のジャパン・タイムスの朝刊では、こう述べている。「日本の議員山口敏夫(元首相中曽根康弘の親友にして子分?)によれば、日本とソ連は、モスクワ郊外に、私的技能と技術についての大学を共同設置しようとしている」さらに「ソ連と東欧の学生が、約6か月間、日本の企業で実用的な訓練を受けることになるだろう」

その後援会社の一つは、貿易会社の日商岩井であることがわかった。

・1990年9月20日 - 9月25日【露】自民党代表団の訪ソ(小渕元官房長官団長他約 60 名)

・1990年9月月下旬 ★【北朝鮮】金丸が訪朝した。

・1990年9月25日 中山外相、第 45 回国連総会一般討論演説において北方領土問題に言及

・1990年9月30日 【韓国】ソ連−韓国 国交樹立

・1990年9月 【サウジアラビア】ソ連−サウジアラビア 国交樹立。旧ソ連に伴うサウジアラビア外交団のロシアへの登場によって、ロシアのイスラム教団体と外国の関係が復活した。サウジアラビア大使館は1993年までにモスクワその他の都市に「イスラム連帯組織」などのさまざまな名称の組織を作り上げた。数千万部規模のコーランの無償配布,イスラム留学生の外国派遣や支援に、サウジアラビアの豊富な資金が投下された。

『プーチンの帝国』(江頭寛)

・1990年10月 【露】国民投票法成立。

・1990年11月16日 第35回本部幹部会における池田のスピーチに対し、日蓮正宗側は法主や僧を軽視するものだとして学会に説明を求める「お尋ね」文書を送る。れに対し、学会側は日蓮正宗側の方が自分たちを誹謗・中傷していると回答を拒否。これを受け、日蓮正宗は規約を改正し、1984年1月に再任されていた池田の総講頭の役職を解くことにした。

・1990年12月 【露】私的所有が容認される。

・1990年12月 【露】新思考外交の立て役者・シュワルナゼ、ソ連外相を辞任。

・1990年 【露】ルツコイは新たにロシア連邦共産党が創設された際、中央委員に選出された

・1990年 ★石川公一がオウム真理教に入信。各種イニシエーションの開発を行った。苫米地英人曰く、石川 公一こそがオウムの洗脳、および教義を作り上げた張本人であり、麻原の側近中の側近。(石川公一の父は後藤田正晴後援会幹部)

・1990年後半 【露】小沢一郎がモスクワへ行き、ゴルバチョフと直接談判して1兆円で四島を買い戻そうとした。

外務省当局を差し置いた小沢一郎のスタンドプレーだったため、モスクワに降り立った時点で話はご破算となっていた。

・1990年11月 麻原は核戦争に関する予言やアメリカを敵視する説法を始めた。

これは考えられることは、核であると。ではその時期はいつだと。それは96年から98年の1月までの間に起きると。ではどのような形でどこが攻めるのかと。それはアメリカを中心とした連合国であると。

・1990年11月 【露】ソ連中央銀行とKGBが外国での資金管理・運用に使ったのが、オフショアのタックス・ヘイブン地であるジャージー島に設立された Fimacoと呼ばれる会社で、およそ 500億ドルの資産を運用していたことが暴露された。

・1990年 ★★★【露】サプチャク市長は、プーチンとアナトリー・チュバイスを同時に顧問として招いた。アレクセイ・クドリンもサプチャクの要職に登用された。後にアナトリー・チュバイス民営化を好み、それを部下のクドリンが実行していく。

※エリツィン政権の中枢にいたアナトリー・チュバイス。彼の進めた民営化でロシア経済は混乱し、多くの腐敗を生み出した。

※プーチンは、アナトリー・チュバイスの側近にCIAがいたとインタビューで公言した。

※オリガルヒといったらベレゾフスキーやホドルコフスキーらの名前が直ぐに頭に浮かぶが、過去と現在のオリガルヒを観察する上でアナトリー・チュバイス(ユダヤ系)は最重要人物。オリガルヒと称される集団の中で、サンクトペテルブルグ(レニングラード)でキャリアを積んできたというのも異質。(HEAT2009)

※【ロシアの最高実力者】ロシアの支配者はプーチンでもメドヴェージェフでもなく、アナトリー・チュバイスとアレクセイ・クドリン財務大臣とほのめかす記事がNYTに。プーチンを大統領に据えたのはこの二人。今はリベラルな改革路線で脱石油依存経済を目指す。ロシアにおける新党結成にも絡む。(中田安彦)

・1990-1993 年 ホドルコフスキーは政府に入り、閣僚会議顧問から石油・エネルギー省の副大臣なった。その間、商業共同組合の取引は増加し、Mentep銀行を核とする産業グループを形成することになった。

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外国での資産運用のノウハウをもっていたソ連中央銀行の担当部局か、共産党や KGBの対外資金管理局の誰かが、将来のソ連共産党とソ連邦の崩壊を見越して、ホドルコフスキーたちに知恵を与えたのではないか。体制転換の過程で、解体された KGBのような秘密公安警察の要員は私的な警備会社を設立するか、マフィアを取り仕切る集団を形成するかして、新たな時代の生活の糧を得ようとした。海外のオペレーションに長けていた連中は、秘密裏に操作した資産をかすめて、実業家への転身を図った。まさに糸が切れた凧のように、旧体制の監視・管理者が独立自営の「赤いマフィア」へ転身した。

(ロシアのリスク・プレミアム−ホドルコフスキー逮捕の裏の裏  盛田常夫)

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・1991年1月 【クウェート】アメリカはクウェートに侵攻し、100日間でイラク軍をクウェートから撃退した。

・1991年1月 ★★★★【露】早川は21回渡航することになるロシアへの最初の訪問を行なった(人材発掘と武器購入が目的との噂あり)。

・ロシアの武器をロシア→ウクライナのキエフ→北朝鮮→日本へ。

(出典不明)

「ドイツ支部がそうした特殊な支部であった傍証は、ほかにもあります。それは彼の渡朝の事実です。早川自身は取り調べでも公判でもこのことはいっさい言っていないようですが、頻繁にウクライナの首都・キエフに行き、そこから北朝鮮に入っていたという事実です。ロシアと北朝鮮の国境地帯にある豆満江の経済特区についてもよく口にしていました。豆満江という地名は、麻原を囲んで村井、早川、上祐(史浩)ら側近が集まった席でも何度も挙げられていました。ロシアから大量に買いつけた武器や戦車、薬物などを、ここから船で税関を通さずに日本まで密輸するための謀議だったと思います。いずれにせよ、早川が密命を帯びて北朝鮮に渡っていたことは間違いありません」

・1991年1月22日 〜 1月23日 【露】中山外相の訪ソ(第 11 回外相間定期協議及び第 10 回平和条約交渉)

・1991年1月 【北朝鮮】自民党の実力者金丸信が、自民・社会合同代表団を北朝鮮に導いていた。アエロフロートのチケットでは、早川紀代秀は17回平壌に行っている。

★統一教会は九十年代に入って、旧ソ連を中心とする共産圏、北朝鮮とのつながりを密にする。

・1991年初め ★★ ハズブラーフ・ロシア最高会議議長代行が日本を訪問し、海部俊樹首相にロシア大統領の親書を手渡した。

旧ソ連も新生ロシアも日本の経済的支援を得て、シベリア、樺太、千島列島などの経済開発を行うことを、ゴルバチョフを初めとして真剣に考えはじめていた。 その意味から、長い間停滞してきた「北方領土の問題」は、90年代に、それを打開する絶好のチャンスを迎えていた。

・1991年1月 【露】ソ連軍がバルト三国に軍事介入し13人の死者が出た。

・1991年1月 自民党の実力者金丸信が、自民・社会合同代表団を北朝鮮に導いていた。アエロフロートのチケットでは、早川紀代秀は17回平壌に行っている。中国を含む日露計画は、一つの支障を除けばうまくいったかもしれない。北京(中国との国境対立は90年代初めに噴出していた)とロシアの前身に対立していた北朝鮮の老齢の指導者金日成は、1994年春まで、頻繁に入院していた。

・1991年1月13日 ★★★【露】国会議員大鷹淑子はモスクワへの自民党事前使節を率いた安倍に随行した(毎日グループの上級通信員も随行)。露日大学は、この使節で最初に、中曽根派の代表として山口敏夫によって提案された。そこにいた人々小渕恵三(竹下派)、山口(中曽根派)、元農林水産大臣加藤六月(安倍派――この二月に肺の動脈破裂で急死)、葉梨伸行(宮沢派)、伊藤宗一郎、参議院議員大鷹淑子、大木浩。このツアーに含まれていた高級官僚:兵藤長雄(外務省官房総括審議官ロシア・ポーランド専門家)、東郷和彦(外務省ソ連課長)。モスクワ大使はえだむらすみおであった。

・1991年4月16日〜19日 【露】ゴルバチョフはエリツィンと和睦し、ソ連邦の基本条約に調印した。この頃、ソ連の国民世論はエリツィンら急進改革派支持に傾いていった。

・1991年4月 【露】ソ連のゴルバチョフ大統領がソ連の元首として初来日。日ソ共同声明。

・1991年4月 【朝鮮】訪朝団には金丸信・元自民党副総裁の長男・信吾氏、野中広務氏などの政府関係者をはじめ、経済界、マスコミ関係者も数多く参加した。この北朝鮮訪問団のなかで、もっとも人数の多かった集団が統一教会である。

(『神の国の崩壊』一六四ページ)

・1991年5月26日〜6月9日 【インド】麻原は弟子らとインドの仏蹟巡礼。

・1991年5月 【露】大統領制が採用された。

・1991年6月 【露】急進改革派を支持するアナトリー・サプチャークがレニングラード市長に当選した。

・1991年6月12日 ★【露】ルツコイが選挙でロシア連邦副大統領に選出された。安全保障評議会常任メンバー。

・1991年7月頃 【露】ゴルバチョフは、身辺に危険が及ぶ恐れがあると当時のジョージ・H・W・ブッシュ米大統領から忠告を受けていた。

・1991年7月3〜13日 【インド】麻原は弟子らとインドの仏蹟巡礼。

・1991年7月16日 【ロンドン】中山・ベススメルトヌィフ会談(ロンドン・サミット)

・1991年8月 ★★★★★★★★★★★【露】8月クーデター(KGB主体による民族派による反改革派クーデター)が起こった。この守旧派=民族派によるクーデターをリビア、イラクは支持した。アメリカ、フランス、イギリスはクーデーターに反対し、現政権の改革派を支持した。

ソ連保守派が起こしたクーデターの際、エリツィン自身が当時は盟友だったルツコイらとともに立てこもった。

クーデター失敗後に下記事項が起こった。

※エリツィン・グループが政権を握った。エリツィン大統領の補佐官は80%がユダヤ人であり、彼の補佐官の中には20人のアメリカ人がいた。 エリツィンもユダヤ人の妻を持つ。ジェフリー・サックス・ハーバード大学の教授もエリツィン取り巻き。

※クーデター事件直後に、エリツィン大統領が自らサインした大統領令。ロシア軍の軍人が企業を設立し、「ビジネス」に参画することが許さた。ロシアの将軍達は国費を使って不当に高い値段で品物を買い込み、差額をポケットにしまい、更にその品々を自分達が作った会社へタダ同然の値段で払い下げて再転売していた。

※急進的な市場開放路線を議会で承認させると、ガイダル政権を発足。

ロボフはクーデター後短期間首相代行を務めた。

※新憲法の脱ソビエト化と脱社会主義化が加速した。

・1991年8月 小和田恒が外務省事務次官となる

・1991年8月24日 【露】ゴルバチョフ最高会議議長が共産党の解散を宣言。

・1991年8月24日 【露】ロシア共和国がエストニア、ラトビアの独立を認めた。

・1991年8月19〜26日 【チベット】麻原はチベット訪問。

・1991年8月26〜31日 【ラオス】麻原はラオスを訪問。国賓として迎えられる。

・1991年9月 ★★【露】ロシア大統領選挙でバズラーフ議長が後任の最高会議議長に選出された。

・1991年9月9日 〜 9月13日 ロシア共和国のハズブラートフ最高会議議長代行が訪日をして、エリツィン大統領の親書を携えた。

1.第二次世界大戦の戦勝国と敗戦国との区別を放棄する。

2.土問題を法と正義に基づいて解決をする。

3.に、昨年の一月に提案をしておったエリツィンの五段階の提案を急速に短縮する

・1991年9月17日 【北朝鮮・韓国】北朝鮮と韓国が同時に国際連合に加盟した。

・1991年9月23日 【アメリカ】中山・パンキン会談(於ニューヨーク)

・1991年9月24日中山外相、第 46 回国連総会演説において対ソ政策の五原則を発表

・1991年9月 【北朝鮮】北朝鮮は外貨獲得策としてケシの自家栽培や麻薬を密売・密輸が本格化。

・1991年9月30日〜10月3日 【スリランカ】麻原はスリランカ訪問。総理大臣らと面会、仏舎利の贈呈を受ける。

・1991年10月5〜12日 【インド】インド巡礼ツアー。(総勢389名)

・1991年10月12日 〜 10月17日 【露】 中山外相の訪ソ(第 13 回外相間定期協議及び第 12 回平和条約交渉)

・1991年10月30日 【チェチェン】チェチェンでは元ソ連空軍少尉であるジョハル・ドゥダエフを大統領に選出。

 しかし、チェチェンの旧共産党政権は、91年の8月クーデター事件の時、非常事態委員会を支持していた。エリツィンは、これらの勢力と闘い、倒して政権に就いたのだが。 エリツィンは、ドルダーエフ政権はロシア共和国憲法に違反しているとして承認しなかった。しかし、エリツィン政権自らが、ロシア共和国憲法の上位に位置するソ連憲法に違反して、ソ連共産党の活動を停止し、最高会議を無視し、新憲法草案提出し、議会の解散令。(「二重基準」=ダブルスタンダード)

・1991年11月 ★★★★★★★★【露】麻原はロシアを訪問、エリツィン大統領の旧友であり側近のロボフ氏に面会して、有名な「露日本大学」構想をぶち上げる。ロシア政府の有力スポンサーとなった麻原彰晃。(岩上曰く、ロボフの名前が浮上してきた時点で、ロシア検察局に対して圧力が加えられた。)

※日基金・ロボフ氏サイドから、「1億円出せばエリツィン大統領と会える」との話が教団に来た(上祐より)。

1)オウムはこの大学への願書を使って、勧誘と軍事スパイ活動の目的のためにロシアの科学者を狙った。

2)大学の資金的後援は、日本の官僚と自民党(と新進党)の最高級の人物をオウムと紛れもなく結びつけている。

オウムが露日大学申込書を使用したのは、多くは軍事関連分野の研究に携わっている物理学者、化学者、生物学者を選択的に募集するためであった。

ロシアで募集された中には、研究所の広報官であるアンドレイ・ガガーリンスキーによると、ロシアの最先端核研究機関であるというクルチャトフ協会のトップ研究員と数人の従業員が含まれていた。

早川紀代秀はプラズマ兵器研究のためのガス・レーザーの購入を試みており、ロシア軍事基地でオウム信者のためのヘリコプター・パイロット訓練と軍事教育を行なおうとしていた。

朝日テレビによると、早川は、化学兵器専門家を募集しようとし、適切な経験のある産業技術者を見つけることに失敗し、上級技術者(その教え子の一人は、日本に送られて某研究所で働いた)を勧誘するためにヴォルヴォグラードの神経ガス工場に行った。

国会の元広報官、ルスラン・ハズブラートフは、オウムがミール17ヘリをアゼルバイジャンからの空輸で東京に運ぶように手配した。ヌン・レポートによると、そこで関税を通過した。

オレグ・ロボフは、50万ドル〜1億ドルをオウムから支払われた。

※モスクワにおいて麻原は、当時ロシア副大統領だったアレクサンドル・ウラージミロヴィッチ・ルツコイやヴィクトル・チェルノムイルジン、ユーリ・ルシコフ等ロシア政界の上層部と接触。

※現実にオウム真理教とロシア政府との仲を取り持った人物は、加藤六月、草川昭三、後に山口敏夫(中曽根に極めて近い。イラクへの技術輸出に関係)が関っている。この三人の政治家のなかで、とくに熱心だったのが草川昭三である。

草川昭三は、オウム真理教麻原彰晃をロシア政府に紹介した政治家と噂される。創価学会員であり、朝鮮と密接な関係を持つ男。早くから在日朝鮮人の差別問題に取り組み、公明党のなかでも朝鮮半島に明るい人物とされる

※眉つばの情報、リチャードコシミズ系?

露日大学を設立し、これが自民党とオウム真理教をまぎれもなく結びつける機関となった。フォーカス誌によると、オウムの諜報省長官井上嘉浩が山口を尊敬していたという。井上は、山口を軍事クーデター後の滅亡の日の政府の首相に据えようと計画していたという。

中曽根内閣の元労働大臣として、山口は、労働大臣の認可が必要な職業斡旋会社だったリクルートから株式贈与を受けていた主要人物の一人。

リクルートの支払いは、山口が労働大臣だった1985年から、オウム真理教が宗教法人認可を得た前年の1988年に行なわれている。

1991年 【露】エリツィンは、他の共和国大統領をまきこんで、2つを決めた。

1「ソ連を解体すること」

2「そして新たに独立国家共同体(CIS)を創設すること」

・1991年 創価学会は『聖教新聞』紙上等において日蓮正宗批判キャンペーンを開始。時やそれ以前に宗門との間で起こった出来事や阿部日顕をはじめとする宗門僧侶への公私問わない批判が次々と展開されていく。かつては宗門との関係を損ねることがないよう学会側が配慮していた出来事であったとされている。

・1991年10月 中山外相がモスクワを訪問し、エリツィン大統領に対し、「法と正義」に基づき一日も早く北方領土問題を解決して平和条約を締結することの必要性を改めて表明

・1991年11月28日 ★★★★★日蓮正宗宗門は、当時の第67世法主日顕の名前で「創価学会」と「創価学会インタナショナル」(SGI)を破門を破門処分にした。

「創価学会が大石寺を破門された時、日蓮宗との全面戦争を考えたはずだ。オウムが作ろうとしたサリンは、ほんらいは大石寺の日蓮正宗信徒を狙ったもの。大石寺を叩く、といって統一教会経由で創価学会からカネを受け取ったのだ」

オウムの施設が林立する上九一色村という所は、日蓮正宗総本山・大石寺から直線距離にして三キロの位置にある。オウム真理教への創価学会の関与がなければ、大石寺を攻撃目標とすること自体、考えられない話である。

・1991年12月 この年、バブル崩壊。地価、株価とも暴落。

・1991年12月27日 創価学会は1600万人の署名を大石寺に送り、同時に、阿部日顕上人の退座を要求した。

・1991年12月 【北朝鮮】統一教会の文鮮明教祖は、反共という金看板を掲げていたのに、北朝鮮を電撃訪問し、金日成主席と和解した。北朝鮮に対し、35億ドル(約4400億円)の支援を約束した。

・1991年12月 ★★★★★★【露】早川はボリス・エリツィンの最も近い親友であるオレグ・ロボフを紹介された。ロボフはそのとき露日大学の学長であった。

・★★★時期不明だが早川は「ロ日大学基金事務局」の局長であるアレクサンドル・ムラビヨフと接触することになるが、このムラビヨフはオウムに毒ガス検出器を売った「グルーマー社」の社長だった。

・ロボフは1960年から1972年にSverdlovskにある化学・建設産業で働いていた。

・1991年12月8日 ロシア・ベラルーシ・ウクライナの三大統領合意によるソ連からの脱退宣言

・1991年12月 ★★★★【露】ソ連を正式に解体

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※当時のペレストロイカの状況

腐りきった官僚と軍の内部にはびこる汚職シンジケート。

1.政治家のマフィア化

2.軍隊のビジネス化

 武器密売には、三つのレベルがあるという。

@トップレベルの権力者が関与:国際的な取引、表沙汰にならない

A汚職官僚や軍の将校:主としてカフカスや中央アジアなどの紛争地帯を市場に

軍部のビジネス:エリツィンが最高権力を掌握してから、真っ先にサインした大統領令が、近代国家の軍隊では類例のない、ビジネスの自由化の許可だった。

B末端の軍人やマフィアや闇商人:小ロットの盗みや横流し

博打、強盗、売春、麻薬などのブラック・マーケットを支配するマフィアの闇経済規模は国家歳出総額の二分の一にも達した。戦車やミサイルまでが密売される。

世界最大級の組織犯罪集団(プロフェッショナルな組織だけを数えても5千以上、構成員数は推定で約20万人!)と化したロシア・マフィア。

古いノーメンクラトゥーラ(特権的共産党官僚)と、利権を奪おうとするニューリッチ(新興成金)の利害対立が起こった。

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※上祐インタビューより −JanJanニュース

ロシアにオウムが何故、進出したのですか

上祐:92年から色々な海外の仏教国に行って、仏教の権威と会ったりして、それを教団の宣伝に使いました。ダライ=ラマ法王やスリランカのラオ、ブータンの高僧に会いました。海外の権威から評価されて、それを国内の布教に使うという戦略を教団はとったのです。

政治家との交流も始まり、ロシア関係者が自分のコネを使えば、モスクワ大学で講演をして名を上げられるという話を持ってきたのですよ。ロシアに行き、政治関係者と交流していくと、「エリツィン大統領(当時)に会わせてあげよう」という話が出ました。大統領には会えませんでしたが、ルツコイ副大統領やハズブラートフ国会議長(いずれも当時)という国家ナンバー2の2人に会い、各大臣とも会いました。

ロシアではテレビ局のある時間帯を買い取って、自主制作の番組を放送するということができるんですね。ロシア国営放送のトップと会談して、オウムの番組を放送することが決まりました。

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・1992年 【露】麻原はモスクワでノーベル賞受賞の物理学者Nikolai Basovと対談した。

・1992年 【露】アレクセイ・クドリンは、サプチャーク市政の下、サンクトペテルブルク市財政局長。

・1992年1月 金丸は自民党副総裁に就任

・1992年1月 国連初の安保理首脳会議が開かれ、ソ連に代わりロシアのエリツィンが出席。

・1992年1月 ★★★★★【露】ガイダルが「ショック療法」と呼ばれる価格自由化政策を断行する。後にロシアはハイパーインフレーションに。

※後に、ガイダル元首相代行が、エリツィン大統領の側近のロボフ安全保障会議書記がロシアでのオウム真理教の活動に協力するように要請する文書を政府各機関に出していたことを明らかにする。

・1992年2月12日 ★★★★★★★【露】麻原が、来日したオレグ・ロボフ前ソ連首相代行(大統領直属専門評議会議長兼露日基金会長)と会談。

ロボフはロシア・日本大学構想の実現のために来日(ロボフは後に、エリツィンの安全保障理事会議長に)。日本政府や財界から断られたロボフに500万ドルの資金提供を申し出たのが麻原だった。見返りにロボフはロシアでのオウム布教に最大級の便宜を図ることを約束したという。(国際派日本人養成講座サイトより)

2月12日 、3月のロシア公式訪問を決定。

・1992年3月7〜16日  ★★★★【露】麻原、約300人の信者を連れてモスクワを訪問し、「ロシア救済ツアー」を実施。ハズブラトフ最高会議議長(当時のエリツィン大統領に次ぐ実力政治家)、ルツコイ副大統領、ロボフ露日基金会長、サドウニチ モスクワ大学第一副学長、レーザー研究でノーベル賞を受賞したバソーフ博士、ロシア正教最高実力者ペテリウム府主教と会談して本格的な布教活動を開始する(統一教会が五〇億円を出したといわれている)。「死と転生」公演、モスクワ大学での説法会等を実施。

また、麻原、村井、早川紀代秀は、プロトン・ロケット工場と自動兵器工場を訪れ、世界でもトップクラスのレーザー専門家を訪ねた。

・1992年3月 文鮮明が来日している。この時は、文が米国で脱税のため実刑判決を受け、本来なら入管法の規定で入国できないところを、金丸サイドが法務省に工作し、超法規的に入国している。金丸・文会談は北朝鮮への援助資金の調達方方法などについて話し合われたと言われる。しかし、公安幹部の話では、『実際は、利権話の相続だった。統一教会側は朝鮮半島の南北統一を目指し、それが達成された暁には、日本国内に混乱を起こさせ、自ら対米、対ロシアの中心的存在となるため、さまざまな対日工作を繰り広げる危険性が高い、というのが我々の見方です。』『オウム帝国の正体』一

※韓国の富豪で統一教会の創設者であるムン・ソン・メン氏はPyeonghwa Motors に自らの保有する株式を北朝鮮に譲渡するよう遺書で書き記していた。この自動車コンツェルンは北朝鮮で唯一の自動車メーカーで、株式の70%を保有する統一教会と北朝鮮との合弁企業となっている。設立は2002年で、2008年の南北関係悪化後も残った数少ない合弁企業の1つ。

・1992年4月5日 午後7時頃、パンパンパンという音とガラスの割れる音で、日蓮正宗総本山は騒然となった。

 何者かによって銃弾6発が妙遠坊に撃ちこまれた。

・1992年4月 【露】第六回人民議会大会

3つの勢力に別れた。

★1.改革連合

2.建設的勢力

3.ロシアの統一

※プーチンはロシアの統一に属した。

・1992年4月21日 【露】麻原、ロシア訪問。情報通信大臣と会談、全世界向け放送、ロシア国内向けラジオ放送、テレビ放送などを正式契約。モスクワ政府首相が、宗教法人としての認可、道場建設など全面的支援を約束。モスクワ国際関係大学、モスクワ・ラジオ電子自動制御大学で講演会開催。

・1992年5月 【ベラルーシ】ベラルーシのキルシャ駅、民間の協同組合貸切の貨物列車に、新品のT72戦車24輌が貨物列車に積載。輸送許可証には「旧型の戦車を廃棄・解体したスクラップ」と記載。その民間協同組合の出資者の半分はソ連の軍人。

・1992年6月 【露】民営化改正法・国家民営化プログラムが成立した。

・1992年6月15日 【露】ロシアから全世界向けの英語ラジオ放送『エウアンゲリオン・テス・バシレイアス』を開始。

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KGB関係者の証言(オウム帝国の正体より)

「最初、統一教会や創価学会に話を持って行ったが、相手にされなかった。途方に暮れていた時、ある宗教団体の関係者から、オウムを推薦されたんだ」

ソース不明 (信頼できる事情通の話らしい)

「文鮮明が池田大作にたのんで五〇億円を出させ、そのうちの三〇億円をオウムに渡したといわれる。なぜオウムにカネを渡したのか−−それは、創価学会の最大の敵をオウムの力で叩かせるつもりだったのだ。」

・オウムのラジオ放送枠の獲得や特殊部隊施設を使った軍事訓練、ヘリコプターなどの軍事物資の輸入にあたっては、ロボフの意向が働いたと。

・軍事転用も可能な大型ヘリコプターを購入し、サリンの空中散布を計画したり,AK74(ロシア製機関銃)を国内に持ち込んだり、重火器や戦車、潜水艦などの購入計画があった。(早川ノート)。

・「国内で行われたオウムの軍事訓練で、少なくとも50丁のAK74を見た(CIA報告書)

????? 覚醒剤の製造法は台湾から教わったらしい。暴力団が、オウムに委託して製造させたらしい。『その橋渡しと資金提供したのが早川で、製造・密売が村井秀夫、実際に覚醒剤を密輸して捌いていたのが、暴力団、という図式。

この訪問で、ロボフは、麻原に紹介された。なぜロシア人は日本の仏教教団に心から挨拶したのか? 金、それが一つ。技術がもう一つである。ロシアは日本の高度先端技術が必要であった。東京は、ロシアの核・軍事技術を求めていた。さらに大きな地政学的動機として、東アジアにおける新しい安全保障配置についてのゴルバチョフ・シュワルナゼ計画(エリツィンも採用)があった。ロシアは、そのアジアの属国――ベトナム、北朝鮮、モンゴル――に日本の投資をさせ、その代わりに、日本が合衆国との安全保障関係を弱めるよう期待したのだ。しかし、その目的は、あっけなく、中国の抑制によって断念された。

合衆国は「チャイナ・カード」をちらつかせ、ロシアと日本(とロシアの兵器を釣ろうとしていた台湾)は、中国拡張を制限するという共通の利益を有していた。

誰が、何のために?:毒ガス攻撃の別の見方として、宗教テロの不合理で時期尚早の行動としてではなく、ロシアと日本と台湾の間での、おそらくは核兵器とその技術についての、増大する武器貿易を制止するための、冷たい、意図的な試みの一部であるという見方がある。オウムは、あまりにも多くの微妙な技術がアジアのバランスを崩す前に止められる必要があった。合衆国上院調査のロシアでの報告によれば、この見方のほうがよく理解できる。

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※★★村井秀夫経歴

大阪大学理学部物理学科入学、同大学院修士課程を卒業後、神戸製鋼に入社し金属加工の研究(同期入社した中には、学者の飯田哲也、法務大臣を務めることとなる柳田稔)。物理学の専門家であり、原発のデータを理解することができた。

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※★★★安倍晋三経歴(親米派)

1979年、株式会社神戸製鋼所入社。安倍には、難解なテクノロジーに対する広い知識がある。彼の1980年代最初の仕事は、神戸製鋼のマネージャーだった。その研究者のうちの1人が、天体物理学者の村井秀夫で、彼はソビエトの電磁気テクノロジーを「常温形成」鋼に適応させた。

村井秀夫は後にオウム真理教の主任科学者になったが、オウム真理教は安倍の父によって始められたプログラムの下、ソビエトの武器技術者を雇い入れた。

安倍は政府の活動を始めると、JETRO(日本貿易振興会)の米国支所に配属された。そのニューヨーク事務所は、ペンタゴンと主な防衛システム開発請負業者の先進技術を盗み出すための、データベースを解読するコンピュータのホストをつとめた。そのハッカー・チームは東京大学の最高のゲーマーにより率いられ、村井秀夫はオウムに入った。

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・1992年7月 【露】オウムは宗教法人認可を得た。

・1992年7月 ★バンコクで早川と日本赤軍の田中義三が密会した噂あり。田中義三はタイやカンボジアに姿をあらわしていた。偽札のロンダリングや麻薬取引が目的。

・オウム真理教はインドを訪問。ダライ・ラマ法王や高僧と会談。チベット亡命政府に経済援助。

・ブータン王国を訪問。国賓として迎えられる。国王、法王、前法王と会談(教団側から多額の金銭の提供があった)。

・1992年8月 【北朝鮮】金正日がケシ栽培事業を「ペクトラジ事業」とし、また100万ドル以上の麻薬を販売した者に「ペクトラジ英雄」称号を付与し、「外貨獲得のため、阿片を大々的に輸出しろ」と指示したことに従い、内閣・国家保衛省・社会安全省・人民武力省等の国家機関が総動員され、ケシ栽培を管理・督励、ケシ栽培面積が大きく拡大され、阿片生産量も急増した。

・1992年9月 ★★★★★オウム真理教モスクワ支部開設、支部長は上祐史浩に。オウム真理教の海外支部で、ロシア連邦モスクワ市にあった。

モスクワ支部ではオウム真理教放送を流したり、ロシアの有力政治家(オレグ・ロボフ、アレクサンドル・ルツコイ、ルスラン・ハズブラートフなど)との接触が図られるなど、教団の支部としては特異な存在を占めていた。

・モスクワ郊外に11の拠点を、少なくとも7つの拠点をモスクワ市内に作っていた。他のいくつかのオウム本部はSt. Petersburg, Kazan, Perm, Vorkuta, Tyumen, Samara, Vladivostok, Elista, and Vladikavkazの近くにあった.

オウムのロシアでの採用活動は一部に限られていて、大半は不満を抱いた大学生だった。オウムは300人以上の高学歴協力者を採用した。科学者たちはオウムの思想と、チャンスに魅了された。見込みのあるメンバーを集めて、将来やりたいことを24の専攻の中から選んでもらうよう求めた。薬学、生物化学、生物学、遺伝子工学、しかし明らかな核物理学者はいなかった。オウムは思うがままに研究ができるチャンスと無制限の資金を約束することで、科学者たちを魅了した。ある一人のオウム科学者は核戦争の恐怖による悩みをもっていた。

ある核兵器開発のメンバーによれば、少なくとも核開発するには、最低でも核科学者、機械工学者、電機工学者、爆発物専門家が必要である。しかし、ほとんどのオウムの科学者は二流だった。その専門分野でのリーダーではない。

・さらに、オウムはロシア最大のラヂオ局the state-run Mayak Radioと3年間の契約を結んだ。費用は、年間80万ドルだった。毎日1時間オウムの番組が放送された。オウムのラヂオ局の番組はウラジオストックから日本へ毎晩放送された。

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・佐藤優によるオウム思想分析の一部を要約

オウムはロシアへ行き、輪廻転生を否定する、解脱を目指さなくなった。キリスト教的な輪廻転生の肯定。復活の肯定。

ルターとの類似点。農民を生かすと、魂が汚れる、だから、殺せ、それが善だ。

警察官僚をこのまま生かしておくと、魂が汚れる、だから、殺してやる、それが善だ。

オウムは「モスクワのソクラテス」と呼ばれている思想家ニコライ・フョードロフの「万人復活の思想」を、「日本のある宗教学者」から紹介され、その思想に大きな影響を受けていて、それが無差別殺人の原動力になった

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1992年10月 【グルジア】シェワルナゼは、最高会議議長に当選。ナンバー2(副議長)に、グルジア・マフィアのボスが就任。

・1992年11月 破門後の学会は機関紙『創価新報』に宴席写真を掲載し日顕を批判。後に写真は偽造と判明し日蓮正宗との間で訴訟沙汰に発展。学会が敗訴したが賠償請求は棄却される

・1992年 - 94年 【東欧】チェチェンやカラチャエヴォ・チェルケス、ダゲスタンその他の地域で、イスラムの原理を研究する研修所がサウジアラビアの組織によって作られていた。この研修所では若者達が「将来のイスラム守護者」として,イデオロギーにとどまらず軍事教育まで受けていた。

『プーチンの帝国』(江頭寛)

・1992年の西側からロシアへの投資額は10億ドル超、こんなマフィア資本主義の国に投資が増えているという不可思議なパラドックスの答えはマネー・ロンダリング
http://d.hatena.ne.jp/orourke/20120324
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/215.html#c12

[リバイバル3] カルトの世界 中川隆
13. 中川隆[-7293] koaQ7Jey 2017年7月06日 09:25:15 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2012-03-25 オウム真理教の年代記3 露日大学設立以降 CommentsAdd Star
http://d.hatena.ne.jp/orourke/20120325

・1992年11月 ★★★★★★【露】「露日大学」が設立。麻原彰晃はロ日大学のロボフ(に900万ドルを提供。彼の上は、ボリゾフ駐日公使経済担当(退官後も、日本原子力産業嘱託のため日本に残った)。

・1992年11月 【韓国】エリツィン大統領、韓国を訪問。韓露基本関係条約に調印。韓ロ首脳会談でエリツィン大統領、ソ朝条約の廃棄か大幅修正を示唆。ロシアは、北朝鮮に対し攻撃的兵器は供給しないと明言。

・1992年12月 東京都港区に東京総本部道場を開設。

・1992年末 【露】ユーリ・アンドロポフが書記長となりソ連の権力を握った。

・1993年2月末 ★★【米国】アメリカ、テキサス州ウェイコでブランチ・デヴィディ アンと捜査当局が銃撃戦を演じ、オウム真理教団の籠城が始まる。

※1992年 日本財団の研究所は、国立国際問題研究所(通商チャタムハウス、ロンドン)と、年2回、東京で専門家によるセミナーを開催し、最後には日欧から有識者を集めシンポジウムを東京で開催した。

[1]日露セミナーには、日本から中曽根元総理(当研究所会長)、ロシアからゴルバチョフ元ソ連大統領を招聘

[2]日米セミナーには、日本から中曽根元総理(当研究所会長)、アメリカからキッシンジャー元国務長官を招聘

テーマは、90年代の世界システム構築とその課題だった。

・1993年 【露】オウムモスクワ支部はロシアのエネルギー大臣に対談を申し入れたが断られた。

・1993年 麻原の発言「オウム真理教は、やはり、最終的には軍事力を有することになるんだろう」

「このオウム真理教の教団は、つまり、単なる宗教団体ではなく、世界統治の機構に変化する時期が来ると予言されている」 

・1993年始め ★麻原の教団内での発言『これは秘密だが……ドイツには精巧な印刷機がある。われわれが入手しているのは中古だが、それで印刷すれば、いくらでもカネはできる。(カネなんて)刷ればいいんだ』

・1993年頃 関東で供給源の解らない覚醒剤が大量に流れたことがあり、暴力団が出所を調べたところ、オウムとわかった。通常の密輸ルート品の三分の一の価格だった。オウムはサティアンで覚醒剤を密造すると同時に、台湾で技術指導を受けている。村井が視察される前に、教団の資産は1000億円と口走った背景には、覚せい剤収入があったのでないか?(オウム帝国の正体 P.157)

・1993年1月15日 〜 1月18日 ★★★【露】櫻内義雄衆議院議長の訪露(ハズブラートフ最高会議議長との会談)

※櫻内義雄は、日蓮宗全国檀信徒協議会会長職。日蓮宗檀徒の国会議員で組織する「一乗会」の会長なども務め、こうした桜内の功績に対し、日蓮宗宗務院は1977年と1993年の2度にわたり、一級法労章を贈った。1982年12月 - 政策科学研究所(中曽根派)会長。衆議院議長を退任後は渡辺派→村上・亀井派→江藤・亀井派に属する。

※1954年から、櫻内義雄はキッシンジャーと中曽根繋がりで原発推進に参加。

※森首相は、首相の地位を退いた後2003年に、櫻内義雄会長(元衆議院議長)の後を継いで、(財)日印協会の会長となった。

※1966年福田康夫元衆議院議長桜内義雄の姪の嶺貴代子に「政治家の女房にはしない」と誓い結婚

・1993年1月〜4月 【露】ルツコイは、組織犯罪・汚職対策省庁間委員会議長。

・1993年2月 【露】ルツコイは、法秩序の確保と犯罪取締まりのためにロシア軍の部隊その他の組織を参加させる件に関する決定のロシア最高会議における審議における公式代理人。

・1993年3月 『麻原彰晃、戦慄の予言』を出版、1997年に「ハルマゲドン」が起きると予言。

・1993年3月 ★★【オーストラリア】オウムは化学兵器の実験をするためにBanjawarnの500,000 acreの羊農園とウラン鉱山を買った。購入するために、オウムはClarity Investments, Ltd.と同年5月にMaha Posya Australia, Ltd.を農園と鉱山を買うために設立した。また、オウムは船でオーストラリアから日本へウランを運ぶ可能性を模索した。

・1993年春 ★★★★【露】ルツコイは最高会議議長のルスラン・ハズブラーフとともに反エリツィンに(彼らがソ連の全体主義体制を滅ぼした)。

1993.4.19 ★★【米国】ブランチ・デヴィディアンを連邦捜査局が強制排除を敢行、出火などにより72名が焼死、惨劇が幕を閉じる。

・1993年 自民党の副総裁をつとめた金丸信が、脱税容疑で逮捕された。金丸信の事務所から無印の金塊が発見された。

・1993年 自民党は有志議員が憲法20条を考える会を結成(会長は亀井静香)、民主党は菅直人や石井一が国会で創価学会の施設で公明党の選挙運動を行う事に批判を繰り返すなど各党が創価学会への攻勢を行った。

・1993年年3月 【北朝鮮】北朝鮮のNPT(核不拡散条約)脱退宣言

・1993年5月(松本毒ガス事件の1年前) ★★【米国】FBIは、オウムのサリン積み荷とされるものがニューヨーク宛てに送られるという告発を受けていた。SWATスタイルのチームが装備し、武装して、ニューヨークのオウム支部に強制捜査をかけるため、ワシントン郊外のアンドリューズ空軍基地で空軍機に乗り込んでいた。しかし、裁判官が間際になって令状を公表することを拒否した――恐らく、日本の外務省から国務省に対する圧力によって。(ARCHIPELAGOさんの阿修羅書き込みより)

・1993年9月 【露】ハズブラーフはテレビ発言で反エリツィンを鮮明に。(この争いは内戦までエスカレート。 その後、すべての政党が協定を結び、どんな政争があっても二度と内乱は起こさないと誓った。)

釈中も教団幹部として3年余に21回ロシアを訪れた。

・1993年9月21日 ★★★【露】訪日を直前に控えたエリツィンはテレビ演説で突然、人民代議員大会及び最高会議解散の「大統領令1400号」を発布。議会の即時権能停止と解散、議会の権力の大統領への移行、改選を宣言。議会を中心とする反エリツィン陣営の除去に取りかかった。しかし、

最高会議解散の大統領令が発布されると、ルツコイは、最高会議の緊急会議で「大統領」に就任した。

抗議のために議会ビルへ立てこもった議員たちを戦車で砲撃、100名以上、議員側の主張では約1500名を殺害している。これがエリツィン時代の幕開け。

これを日本のマスコミは肯定的に描いた。

・1993年9月以降から閉鎖まで ★★★★★★【露】オウム真理教モスクワ支部の支部長は上祐史浩、副支部長は大内利裕であった。

日本国内の信者よりも多い35,000人もの信者を獲得したという。

オウム真理教の海外支部はロシアの他にもアメリカ・ドイツ・スリランカにあったが、モスクワ支部が最大の規模を誇った。ソ連崩壊後の宗教的空白に乗じて教勢を拡大し、オウム真理教の幹部らによると、1994年1月、モスクワには3万5000人、ロシア全体では少なくとも5万人の信者がいた。

オウム真理教はラジオ局「マヤーク(灯台)」で毎日1時間の放送、テレビ「2×2」で毎週30分の放送を開始し、「オリンピック」スタジアムでは大規模な瞑想も定期的に行うようになった。

ロシアの有力政治家(オレグ・ロボフ、アレクサンドル・ルツコイ、ルスラン・ハズブラーフなど)との接触が図られるなど、教団の支部としては特異な存在を占めていた。

※殺された石井議員の発言

★★★石井:「ロシアにオウムが進出していきましたね。ロシアには五万人もオウムの信者がいたそうですが、オウムが行く前に統一教会が、ロシアに進出していました。ところが、そういう連中が、どうも何時の間にかオウム信者とすりかわってしまった。

・1993年10月 【露】10月政変。ロシアの新憲法制定をめぐって当時のエリツィン大統領と、バズブラートフ最高会議議長・ルツコイ副大統領を中心とする議会派勢力との間いで起きた政治抗争。エリツィンが、かつて立て籠もった最高会議ビルは、反対派の牙城となり、エリツィン側が攻撃するという皮肉な構図となった。エリツィンは、戦車部隊に命じ、最高会議ビルを砲撃し鎮圧した。

・オウムの原発技術

★オウムは原発に関する膨大な機密書類を手に入れていた。村井(サリンの製造責任者)らが200人もの作業員を潜入させて収集したもので、専門家も初めて見るような詳細な資料だった。こうした原発の機密資料が、早川ルートによって北朝鮮に流出していた可能性がある。

※早川が窓口としていたのは、北朝鮮の核兵器関連物資やIC機器の調達を行う部署、「経済第2委員会」だった可能性が、最も高い。

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※今は亡きARCHIPELAGOのキャッシュにも『本多繁邦』が登場より http://www.asyura.com/0403/bd34/msg/606.html

・政治的な後援者:ロシアでのオウムの活動は、熱狂的教団の単純な活動ではなくロシアと日本の諜報機関と高位高官によって組織された隠された作戦の一部である。誰が日本でのオウムの後援者なのか?

元自民党内閣の大臣浜田幸一は、二人の政治家を名指しし、不明の一人について言及した(噂によれば、その二名は、元科学技術庁長官(伊藤宗一郎?)と民社党タカ派だという)。

・一人とは石原慎太郎。石原はロシアとの先端技術同盟を訴え、それは日露科学技術協力協定によって実現された。彼は、東京都庁におけるオウムの宗教登録の後援者として非公式に名指しされたあと、議会を辞任した。

・★名指しされたもう一人の政治家は、山口敏夫である。オウム事件の背後での立案者であり、石原よりも大きな役目を果たしたようにみえる。

中曽根康弘系の山口は、自民党外事委員会の指導的人物だった。その権限で彼は露日大学を設立に関与し、これが自民党とオウム真理教を結びつける機関になった(かもしれない)。フォーカス誌によると、オウムの諜報省長官井上嘉浩が山口を尊敬していたという。井上は、山口を軍事クーデター後の滅亡の日の政府の首相に据えようと計画していたという。これほどその関係は密接であった。

中曽根内閣の元労働大臣として、山口は、労働大臣の認可が必要な職業斡旋会社だったリクルートから株式贈与を受けていた主要人物の一人。安全・共和信用金庫スキャンダルが日本で徹底的に報道されていたとき、どの主要メディアも、山口の兄弟によって管理された使途不明金について――あるいはリクルート疑惑で彼が以前に得ていた不正利得や、元労働大臣関係資金がオウムの資金に転用されたかどうかについて――はまったく調査しなかった。リクルートの支払いは、山口が労働大臣だった1985年から、オウム真理教が宗教法人認可を得た前年の1988年に行なわれている。

警察捜査官と議会秘書がすべて、山口がオウムの後援をしていたことを知っているのに、東京都検察庁は今月、東京地下鉄毒ガス事件の一周年をまえに、オウム事件全体を調査終了すると決めた。なぜ山口はオウム事件について起訴されないのだろうか?おそらく、彼の起訴から政治的に波及するならば、数十人の最高級の官僚と政治家の没落、不名誉、刑務所入りが導かれるからだ。そのなかには、最低一人の元首相も含まれている――山口の派閥の長であり指導者が。

・オウム・自民党のコネクションを知っていたと思われる政治家・官僚は誰か? はじめに、露日大学創設を見る必要がある。

満州コネクション:大学は栄光のグラスノスチ時代の産物である。具体的にいうと、ミハイル・ゴルバチョフの諜報部長官イェフゲニー・プリマコフと、長老政治家中曽根康弘が、1988年7月、モスクワでの会談で日露科学技術協力の基礎を築いたのだ。

・しかし、オウムのロシア浸透の起源は、もっと古い時代にさかのぼる――1930年代の満州国。このとき、不安な平和がソヴィエトと日本の諜報機関のあいだに、デ・ファクト(既成事実)の協力が保たれていた。地下鉄毒ガス事件後、外国人記者のなかには、満州国、その不名誉な731細菌兵器部隊、オウム真理教の生物化学兵器とその抗毒素についての研究とのあいだに歴史的つながりがあるのではないかという可能性を調べた。研究所で作られた未来兵器と「最終戦争」理論の強調は、すべて、1930年代、日蓮の熱狂的信者で関東軍の満州国奪取計画者である石原完爾によって考案されたものだ。

そこにはコネクションがあった。岸信介と李香蘭。満州国の、最も傑出した二人の生存者。

★毎日新聞と密接な関係のあった年輩の自民党政治家・安倍晋太郎(親米派)は、満州経済を建設した元首相・岸信介の義理の息子である。

国会議員大鷹淑子は、芸名の李香蘭で知られている満映の魅力的で有名なスターにしてスパイ、満州国の体現化であった。大鷹は、1991年1月13日のモスクワへの自民党事前使節を率いた安倍に随行した。露日大学は、この使節で最初に、中曽根派の代表として山口敏夫によって提案された。会議は大集団セッションとして開かれ、他の随行員たちは双方の大学提案を知っていたはずなのだ。そこにはこの人々がいた。小渕恵三(竹下派)、山口(中曽根派)、元農林水産大臣加藤六月(安倍派――この二月に肺の動脈破裂で急死)、葉梨伸行(宮沢派)、伊藤宗一郎、参議院議員大鷹淑子、大木浩。

このツアーに含まれていた高級官僚:兵藤長雄(外務省官房総括審議官ロシア・ポーランド専門家)、東郷和彦(外務省ソ連課長)。モスクワ大使はえだむらすみおであった。

・ミハイル・ゴルバチョフは、安倍に、その提案の一覧について考えると約束した。肯定的な答えは、1990年9月5日、当時のソ連外務大臣、エドゥアルト・シュワルナゼとともに東京に到着した。

翌日のジャパン・タイムスの朝刊では、こう述べている。「日本の議員山口敏夫によれば、日本とソ連は、モスクワ郊外に、私的技能と技術についての大学を共同設置しようとしている」さらに「ソ連と東欧の学生が、約6か月間、日本の企業で実用的な訓練を受けることになるだろう」

・その後援会社の一つは、貿易会社の日商岩井であることがわかった。これは、1992年の初期に、日本にオレグ・ロボフを招待している。この訪問で、ロボフは、麻原に紹介された。なぜロシア人は日本の仏教教団に心から挨拶したのか? 金、それが一つ。技術がもう一つである。ロシアは日本の高度先端技術が必要であった。東京は、ロシアの核・軍事技術を求めていた。さらに大きな地政学的動機として、東アジアにおける新しい安全保障配置についてのゴルバチョフ・シュワルナゼ計画(エリツィンも採用)があった。ロシアは、そのアジアの属国――ベトナム、北朝鮮、モンゴル――に日本の投資をさせ、その代わりに、日本が合衆国との安全保障関係を弱めるよう期待したのだ。しかし、その目的は、あっけなく、中国の抑制によって断念された。合衆国は「チャイナ・カード」をちらつかせ、ロシアと日本(とロシアの兵器を釣ろうとしていた台湾)は、中国拡張を制限するという共通の利益を有していた。

・誰が、何のために?:毒ガス攻撃の別の見方として、宗教テロの不合理で時期尚早の行動としてではなく、ロシアと日本と台湾の間での、おそらくは核兵器とその技術についての、増大する武器貿易を制止するための、冷たい、意図的な試みの一部であるという見方がある。オウムは、あまりにも多くの微妙な技術がアジアのバランスを崩す前に止められる必要があった。合衆国上院調査のロシアでの報告によれば、この見方のほうがよく理解できる。

・北朝鮮は計画の鍵となる要素だった。1990年はじめに安倍使節がモスクワに到着した数日前、自民党の実力者金丸信が、自民・社会合同代表団を北朝鮮に導いていた。アエロフロートのチケットでは、早川紀代秀は17回平壌に行っている。中国を含む日露計画は、一つの支障を除けばうまくいったかもしれない。北京(中国との国境対立は90年代初めに噴出していた)とロシアの前身に対立していた北朝鮮の老齢の指導者金日成は、1994年春まで、頻繁に入院していた。

・1994年6月までに、ロシアに病的嫌悪を抱いている息子金正日(父の前妻の一人がモスクワに住んでいて、その異母兄弟を育てていた)は、すでに北朝鮮軍の軍事司令官であり、いまや、ベッドの上の父とともに、行動の自由を得ていた。北朝鮮はその対外関係において急展開しようとしており、平壌は高度な秘密情報を北京にもたらしていた。

・1994年6月に起こった長野県松本での神経ガス攻撃は、金日成が死の床に横たわっているときであり、まもなく、上九一色村のオウム施設の近くで奇妙なガス噴霧が続いた。それから1年たって、地下鉄毒ガス事件が起きた。

オウム事件全体を再び開くために、疑うべき十分な土台がある。決してオウム裁判に使われなかった裁判所と化学的証拠は、国際的な調査委員会に示される必要がある。そして、すべての証拠と容疑者は、信用できる国際的専門家たちの面前で証言するために召喚されるべきである。そのときにのみ、私たちはオウム事件の底を見ることができる。その手始めに、議会はモスクワへの安倍使節に参加した全員から証拠を請求すべきだ。

・現代日本は、政治的都合によるつるし上げ裁判の野蛮な歴史を有している――無政府主義者公徳秋水の不敬罪事件から、松山事件における国労リーダーに至るまで。歴史は繰り返す。

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・1993年10月4日 ★★★★★【露】抵抗は失敗した(モスクワ騒乱事件)。ルツコイ、ハズブラーフは逮捕され、レフォルトヴォ刑務所に収容される。

・1993年12月18日 ★土谷と中川がサリン3キロ生成に成功、八王子市の創価学会施設の周辺で噴霧し、池田大作名誉会長殺害を図るが失敗、新實がサリンを吸入し、重体に陥る。

・1993年12月 【露】ロシア連邦議会選挙実施。新たに設置されたロシア連邦議会の国家院(下院)と連邦院(上院)の議員を選出するために行われた。

エリツィン派は、ロシアの統一と合意党を結成した。ガスプロムとその関連企業、全ロシア両替銀行、インペリアル銀行、アルタイエネルゴ銀行などの資金提供。彼らの政策は、穏健な自由主義、健全な民族関係の構築、社会国家(社会政策、社会プログラム)の支持、ロシアの領土保全。

一方、急進改革派は、ロシアの選択を結成した。エリツィンの側近のエゴール・ガイダル元首相代行やブルブリスらを中心とした。アナトリー・チュバイスらも支持し、当時のプーチンも支持した。

※『ドキュメント・プーチンのロシア』(山内聡彦)、『プーチン』(池田元博)、『プーチンの帝国』(江頭寛)より

「この時期のプーチンは、合併企業を創立したり、外国銀行の支店や代表部をサンクトペテルブルクに開設したりするのに大変大きな仕事をした。1995年までにサンクトペテルブルクにはロシアで登録された合併企業のほぼ半数があり、外資導入の面では他の都市よりかなり抜きん出ていたのですが、これはプーチンの努力に負うところが大きい。やがてプーチンが第一副市長に就任した際には、ソプチャクは全面的に信頼を寄せた。サンクトペテルブルクで私が市長をしていた時に、彼は第一副市長でしたが、態度は極めて控えめで、人目につかず、私生活はこんな要職につく以前とまったく変わったことはありませんでした。

権力欲がなく、遠慮深いこと、これがプーチンの特徴だった。決して人をだまさず、違法な決定には絶対に署名せず、つねに法律を守る誠実な人物であることを知り、信用された。

仕事振りの確かさ、慎重さ、決定を下す前に徹底的に考え抜いた。また、タバコも吸わなければ、酒も殆ど飲まないという、ロシアの政治家としては珍しい人物で、仕事一筋に生きるタイプだった。」

・1993年12月 【露】金融資本系の新興財閥は、大統領令によって「金融産業グループ」として認定された。

・1993年頃 関東で供給源の解らない覚醒剤が大量に流れたことがあり、暴力団が出所を調べたところ、オウムとわかった。通常の密輸ルート品の三分の一の価格だった。

・1994年 - 1996年 【チェチェン】第一次チェチェン紛争。ロシア連邦からの独立を目指すチェチェン共和国独立派武装勢力と、それを阻止しようとするロシア連邦軍との間で発生した紛争。

人口わずか60〜100万人のチェチェン人。世界最古の民族。

バクーに近いこの地域でも油田があり,バクー程ではないにしろ石油が産出されていた。

チェチェンはもともと国家予算の90%近くをロシア連邦からの補助金に頼っていた。

チェチェンの首都グロズヌイの近くにあるグデルメスには、石油精製施設が造られ、20世紀初頭には、鉄道も敷かれた。

「チェチェンには、独特の「血の報復の掟」が有ります。もし祖先の七代までの内に殺された人がいたら、誰に殺されたかも同時に暗記させるんです。それで、殺した奴の七代前まで報復をしなければいけないのです」(佐藤優)

・1994年 【露】サプチャクはプーチンを第一副市長に登用。

・1994年 【露】プーチンがサンクトペテルベルグ副市長に登用された。アレクセイ・クドリンも第一副市長になり、経済・財政委員会議長を務めた。プーチンとの関係もこの頃形成された。

・1994年 【露】アナトリー・チュバイスはロシアの第一副首相に就任した。大統領はエリツィン、首相はガスプロムのトップをつとめるチェルノムイルジンだった。

・1994年 【露】オウムはモスクワ本部のある建物内に約16万ドルの資本金で警備会社を立ち上げた。

・1994年 【コーカサス】コーカサスとのつながり。オウムは軍用ヘリ・ミル17の販売と輸送を手配した。これはアゼルバイジャン航空のジェット機で運ばれ(オランダのロッテルダム港経由で海上輸送の説もあり)、東京税関を通り、上九一色村の教団施設に運び込んだ。

オウムはさらに大きなミル26ヘリコプターの輸入申請を用意していた。ヘリコプターはタタールスタン共和国で組み立てられたが、そこに200人のオウム信徒がいたと報道されている。

・1994年2月1日 〜 2月2日 日米露三極会議(於東京)

・1994年2月27日 麻原が東京都内のホテルに教団幹部十数名を集め、「サリン70トンをぶちまくしかない」などと述べた上、滝沢和義らに対し、サリンプラントの建設進捗状況を報告させるなどした。

・1994年2月28日 麻原は全国の支部を回るなどして説法を続け、出家信者らに軍事訓練を行わせた。

旧ソ連の諜報機関KGBのOBらが設立したRFA(ロシア法務機関職員対応基金)という、実際はテロや非合法の諜報活動を行う暗黒組織において、オウム関係者45人が94年2月と4月の2回、射撃や破壊工作の訓練を受けている。(国際派日本人養成講座サイト)

・1994年4月 ★【露】ツルコイは、下院国家会議の恩赦決議で釈放されるたのちに、愛国主義団体「大国」を創設し代表に。

・1994年前後? ★★【露】早川はロシア人医師からLSDを購入。元KGBで統一教会との繋がりも噂されるマセンコから武器購入。

・1994年4月 ★【露】オウム信者たちがロシアで軍事訓練を受ける(第1回目)。また、帰国の際には、日本国内で使用するため化学兵器等の検知器、LSDの原料および小銃の実弾などを持ち帰らせる。

・1994年 【露】平田信は教団の多数の信者をロシアに送り込んで行った「軍事訓練ツアー」に参加し、射撃訓練を受けていた。

・1994年5月1日 ★★土谷と遠藤が lsd の合成に成功。麻原は人体事件の後、幻覚剤LSDの入った液体を麻原から受け取って飲む「キリストのイニシエーション」が始まった。

・1994年5月 オウムは、ロシアで信者だけでつくったオーケストラ「キーレン」を日本に招き、名古屋、大阪、京都、福岡、東京等12回公演させた(統一協会経営のホテルに宿泊させた)。

・1994年5月 ★★【ドイツ】ドイツ当局がシュツットガルト郊外でプルトニウムを押収。モスクワ近郊の核施設から持ち出されたものだった。

・1994年6月 【北朝鮮】核査察の受け入れと拒否をめぐり、北朝鮮はIAEA(国際原子カ機関)脱退

・1994年6月 【露】早川は大型ヘリコプター「ミル17」をロシアから購入(サリンか炭疽菌噴霧のために)

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『CIA洗脳実験室~父は人体実験の犠牲になった』(苫米地英人訳) まえがきより

「地下鉄サリン事件では、発生直後に各国のエージェントがデータを取りに来ていた。日本以外はみんな事件を知っていた。本書で、アメリカ人であるCIAが、同じ人間ではないかのように、カナダ人に洗脳実験を施したように、欧米人にとっては日本人はただの実験材料だったのだろう。オウム自体も実験の対象であり、食事に炭素菌やLSDを混ぜられるなど、信者たちは知らぬうちに実験材料となっていた。これがオウム真理教の実態である。」

苫米地英人曰く

「オウムで行なわれていた医療的洗脳行為は、『拷問と医者』(カナダの精神科医ユーイン・キャメロン)に書かれた内容より、遥かに詳細なレベルで再現されていた。また、CIAの洗脳手法とオウムの洗脳手法には類似点が多い。林郁夫は夫婦でデトロイトに出張していたそうだが、洗脳テクニックについての関連本を入手するためだったのかもしれない。アメリカのエージェントか、逆にそれを研究した共産主義圏の人間かは不明だが、そういったプロから林郁夫が直接情報を仕入れていた可能性は、否定できない。」

「オウムにおける洗脳テクニックは、たんに麻原彰晃が信者をコントロールする方法として利用していただけでなく、麻原自身が『LSD』によって人格崩壊したことを考え合わせても、オウムのサティアンが1つの洗脳実験室であったような、オウム全体が、ユーイン・キャメロンの運営していた精神病院であり、信者一人一人が実験台にされた患者であったような印象も受ける。」

「『根絶治療』は、イタリアの精神科医ルシオ・ビニによって開発されたもので、彼は、食肉処理されるブタが頭部に電気ショックを与えられて従順になる様子を見て、それを患者に実験し、同様の効果があることを発見したのである。『PSI』も、一定の電流を頭部に流すことで、信者を従順にする効果を狙っていたと考えられる。」

「ユーイン・キャメロンは様々な洗脳手法の情報を収集し、患者を実験台にしてそれらを1つの体系にまとめあげたが、それをそのまま日本人に対して実践したのが、オウム教団の医師たちだった。被験者数は3000人以上、おそらくキャメロンを遥かに凌ぐ数字であろう。」

「オウムは、いわゆる通常のカルトとは全く違った組織である。過去に、信者の頭に高圧電流を流したカルトがあっただろうか? 世界中見渡しても、他に類例はない。アメリカで開発された洗脳テクニックを、彼らは忠実に再現したテロ集団なのだ。」

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・1994年6月 元教団幹部の中川智正が東京地方裁判所で行われた松本智津夫の公判に証人として出廷した際の証言。

裁判記録より

遠藤誠一と中川智正は、静岡県富士宮にある日蓮正宗の大石寺(住所:静岡県富士宮市上条2057)に、村井の指示で、サリン撒布の下見が行なわれていた。その際には、遠藤が富士市でレンタカーを借り、中川を伴って、大石寺まで行った。遠藤によれば、サリンを撒く対象についての下見ということではあったが、中川が、「なぜ大石寺にサリンを撒くのか。」について尋ねたところ、遠藤は「分からない。」と述べた。

・1994年6月27日 松本サリン事件が発生。

・1994年9月 ★【露】オウム信者たちがロシアで軍事訓練を受ける(第2回目)。また、帰国の際には、日本国内で使用するため化学兵器等の検知器、LSDの原料および小銃の実弾などを持ち帰らせる。

※上祐インタビューより −JanJanニュース

上祐:ロシアの国軍が金さえ払えば軍事演習をさせてくれるんですね。そこで、94年にはオウム信者が射撃の訓練を受けます。ロシア軍からヘリコプターを買って、日本に持っていったけど、動かなかったということもありました。

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・1994年11月 「オウム教団に関する基礎捜査報告書」より (警視庁警備局作成)

オウム教団は、麻原教祖の(ハルマゲドン、すなわち世界最終戦争の)予言を的中させるために、首都圏で数百万人規模の死傷者を出させるテロを実行するしかないところまで追い詰められている。そして廃墟と化した首都に、オウムの理想共同体である独立国家を建設しようとしている。

・・・計画は5段階に分かれ、第一段階はサリンを使った無差別テロ。

第二段階は銃器や爆発物を使用した要人テロ。

第三段階は細菌兵器を上水道に混入する無差別テロ。

第四段階はサリンなどの薬剤の空中散布による無差別テロ。

そして、第五段階は核兵器による首都壊滅である。・・・

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・1994年11月19日 〜 11月20日 【露】 日米露三極会議(於モスクワ)

・1994年12月 【チェチェン】ロシア大統領ボリス・エリツィンはチェチェンの独立を防ぐために連邦軍をチェチェン共和国に投入。チェチェンの中央銀行もロシア軍が空爆。アル=カーイダのメンバーとされるオマル・ハッダード司令官をはじめイスラーム諸国から多数のムジャーヒディーンと呼ばれる兵が参集した。

※佐藤優説 これは戦前に何度も数億ドル単位の不正送金をクレムリンにしていたから。その罪証を全部隠滅する必要がある、徹底的に中央BKを絨毯爆撃したので書類は全く残らなかった。

※通説

ロシア最大の外貨獲得資源である石油パイプラインの経路の一端を持つチェチェンの独立に更なる危機感を持ったため。

※チェチェン・マフィアにとって、ロシアからの『半独立』は、「自由犯罪解放区」になるため非常に都合が良かった。

※1994年の戦闘で捕虜となった暫定評議会部隊の中に、ロシア連邦防諜局とロシア軍の将兵が混じっていた。捕虜となった将校達は「反ドゥダーエフ派の軍事計画には、ロシア連邦民族対策委員会や連邦防諜局の指導部などが加わっていた」とあっさり白状。

・1994年12月 総裁大川隆法は東京ドーム公演や自著で「現代社会における二つの悪」として、一つは悪徳マスコミ、もう一つの悪が「邪教・創価学会」であると厳しく批判。対立姿勢を鮮明

・1994年 - 1995年 ★★石川公一によって作られた尾崎ビデオによって洗脳。(あらすじ: 尾崎豊の死の原因がアメリカにある。日本はすでにアメリカのコントロール下にあり、アメリカは「影の世界政府」の支配下にある。影の世界政府は世界人口30億人の大虐殺計画を持っており、その作戦の一貫として、日本を滅ぼそうとして攻撃してくる。尾崎はその計画に都合が悪いので暗殺された。そして、その「影の世界政府」・アメリカの攻撃には対抗して戦わなければならない。アフガニスタンやヴェトナムやキューバのようにレジスタンスを繰り広げなければならない。そして、その戦いを率いる救世主は、日本に現われる…。)

このようなユダヤ陰謀論であり、教団の方向性を決めたきわめて重要なビデオ。他にも米国から毒ガス攻撃を受けるという洗脳も。

・1995年 【チェチェン】ロシア側は、一方的に休戦を宣言し、軍隊の撤退を始めた。暫定評議会部隊のグローズヌイ攻撃は、実は連邦防諜局が秘密裏にお膳立てして、ロシア軍のカンテミール戦車師団の将兵を送り込んで行った「特別任務」だったことが明るみ出てしまった。チェチェン共和国内部の政争を内戦のレベルにまで激化させることを目的としたこの秘密作戦は、全てエリツィン大統領、連邦防諜局長、大統領警護局長、国防相、内相らの承認の下で遂行された。

・1995年3月15日 【露】ロシア・モスクワ地区裁判所、オウム真理教の資産の差押。

・1995年3月17日から22日まで ★★【露】早川はロシアに滞在し、大量の武器を購入、貨物機をチャーターして北オセチアからウラジオストックまで飛んでいる。ただしこの大量武器のその後は現在も不明のままだ。

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・1995年〜 【露】ロシアの日刊紙「イズベスチヤ」より(2000年2月25日付)

ロシア捜査当局の情報として、オウム真理教の信者と見られるグループがロシアの農村の家屋で共同生活を続けていると報じた。グループは、モスクワから北西約二百キロのトベリ州内の「エリツィ村」と呼ばれる村で家屋の建設を始め、現在三棟目を建築中。土地購入にあたり届け出た書類にオウム真理教モスクワ支部の通訳ら複数の信者の名前があるほか、エリツィ村に多数のオウム真理教関連図書が配布されているという。また、建物の内部には「礼拝堂」、庭には野菜畑や温室、貯蔵庫などがあるという。オウム真理教信者は現在、ロシア国内に約二百人いると見られ、モスクワでは、日本からの資金供与を受けて、不動産売買や浄水器販売などの事業を営んでいるという。・時事通信(2003年12月25日付)より

【モスクワ24日=花田吉雄】

ロシアの日刊紙「イズベスチヤ」(二十四日付)は、ロシア捜査当局の情報として、オウム真理教の信者と見られるグループがロシアの農村の家屋で共同生活を続けていると報じた。それによると、グループは「エリツィ村」と呼ばれる村で九五年から家屋の建設を始め、現在三棟目を建築中。「オウム真理教」と確認できるような目印はないが、土地購入にあたり届け出た書類にオウム真理教モスクワ支部の通訳ら複数の信者の名前があるほか、エリツィ村に多数のオウム真理教関連図書が配布されているという。また、建物の内部には「礼拝堂」、庭には野菜畑や温室、貯蔵庫などがあるという。イズベスチヤ紙はエリツィ村の細かい所在地などは明らかにできないとしているが、モスクワ北西約二百キロのトベリ州内に同名の村がある。オウム真理教のモスクワ支部は、九五年の麻原彰晃こと松本智津夫被告らの逮捕後、ロシアの司法当局によって解散させられた。同紙によると、オウム真理教信者は現在、ロシア国内に約二百人いると見られ、モスクワでは、日本からの資金供与を受けて、不動産売買や浄水器販売などの事業を営んでいるという。

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・1995年3月18日 麻原彰晃が村井秀夫に地下鉄サリン事件の総指揮を指示。(リムジン共謀)

・1995年3月20日 ★★★★地下鉄サリン事件発生。

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・地下鉄サリン事件の前日と前々日には、防毒マスク・メーカーの重松製作所の店頭株式が大量に「防衛庁関係者によって購入され」、サリン事件で大幅に値上がりした同社の株式を売却し、防衛庁の巨額の「裏金」が作られた。

・地下鉄サリン事件の「前日に」、自衛隊と機動隊は、合同で「毒ガス・テロ事件」対策訓練を行っていた。

・「化学兵器」を使用した世界初の「化学兵器テロ事件」であった。現在、「化学兵器」は、国際的には1997年に発効した「化学兵器禁止条約(CWC)」によって使用のみならず、製造・保有も禁じられている。

・松本、地下鉄両サリン事件後、大量脱会したオウム信者のほぼ全員が統一教会の脱会者で、中核は元自衛官を含む十人前後。

・1995年3月20日の午後、パレスサイドビルの毎日本部に、創価学会員がそこ(と朝日新聞事務所)にある外国報道事務所を訪問し、オウム真理教と呼ばれる教団が東京地下鉄毒ガス事件に関与していると外国人社員に告げた。

→東京が麻痺して、オウムの関与の可能性について1週間以上経ってはじめて警察が情報を流したというのに、創価学会活動家はどうやってそんなに整然と動くことができたのか?

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・1995年3月22日 上九一色村など全国の教団施設25ヶ所を強制捜査。この頃、出家信者1600人、在家信者1万5000人、ロシアで自称3万人。

ウム教団の強制捜査の再発見された無印の金塊10キロは、93年の脱税事件で、金丸信の事務所から発見されたものとほぼ同一の規格、品質であり、同じ高炉で精錬されたものとわかった。北朝鮮は、金塊を国家資産として保有し、功績のあった人への贈呈品としてだけ使っていた。金丸サイドは、亡くなった夫人が財テクで買っていたもので、北朝鮮からもらったものではないと否定した。

・1995年3月23日 【露】ロシア発のラジオ番組で、「私は君たちが...救済計画の手伝いをしてくれることを待っている」と呼びかける。 *この日本は1996 年の終わりを契機として大きな転換に至る。その前に大きな殺戮がなされると唱える。

・1995年3月23日  ★【露】ロシア・モスクワ地区裁判所はオウム真理教の宗教活動を禁止し、ロシア政府は当時ロシア国内にいた大内利裕を逮捕した(支部長の上祐史浩は日本に呼び戻され不在だった)。大内利裕は拘留中に脱会届を教団に送付した。

※上祐は逮捕直前に指示した極秘計画で「今月中旬にも幹部 数十人を米ニューヨーク、独ボン、スリランカの各支部に異動する。計画では各所に10人前後が移住する。教団では時期を見て、これら幹部に40億円ともいわれる教団海外資産の回収もさせる方針」

・1995年3月26日★★★ 【露】モスクワ市の露日大学のある4階建ての建物から出火し、オウム真理教のモスクワ支部のある4階の一部が全焼する(機密書類が完全に燃えてしまった)。

・1995年3月30日 ★★国松孝次警察庁長官狙撃事件。

 ※1995年3月30日から半月後の4月14日に石原慎太郎が議員辞職を公にした

・1995年4月4日 オウム広報部長上祐史浩の外国通信記者クラブでの会見であった。上祐は、諜報省がオウム防衛組織の背景を調べた結果、少なくとも27人は元創価学会員であったと公表した。

・1995年4月18日 ★★【露】ロシア全土のオウム真理教の宗教活動禁止命令の判決下る。

・1995年4月5日 村井は外国報道機関からただ一度のインタビューを受けたが、このとき二人のアメリカ人ジャーナリストと45分にわたって議論している。このとき、彼は警察とFBIにすべてを公開する準備ができていると述べた。

・1995年4月20日 早川は拳銃を別の車に移し変えようとしたところを不法侵入罪で逮捕された。早川は逮捕時に統一教会系商社の社長だったという噂がある。

・1995年4月23日 ★★★村井秀夫刺殺事件。犯人の除裕行は、1965年、群馬県高崎市生まれの在日韓国人二世(山口組と親交あり)。

※徐が犯行直前に住んでいたのが、拉致犯辛光洙(シンガンス)の愛人の妹の家だった。(板垣英憲氏のニュースレターより)

※村井は、当時1000億円収入ある(覚醒剤によって)と公言したあと消された。「北朝鮮の核」機密保持のために殺害された説あり。オウム真理教は、日本各地の原発に、信者200人を作業員として送り込んでいた。殺された村井秀夫が「原発の機密をスパイせよ」と極秘指令をしていたという。原発に関する膨大な機密資料を手中に入れていたという。これが北朝鮮にわたったのではないかともいわれ、この秘密を喋りそうな村井秀夫を暗殺したのではないかとの説がある。(板垣英憲情報局11/22)

・1995年5月6日 ★林郁夫の自供で地下鉄サリン事件の全容解明。

・1995年5月16日 ★麻原彰晃が殺人容疑で逮捕。

★サリン事件後日 連合赤軍の田中は、北朝鮮の偽ドルを使用した容疑で、カンボジアで逮捕

1995年6月1日 〜 6月3日 【アメリカ】米露三極フォーラム(於ワシントン)

・1995年6月 山口敏夫元労相と中西啓介元防衛庁長官が証人喚問される。その後、山口は背任罪や偽証罪などで逮捕、起訴され、懲役3年6か月の実刑判決が確定した。

・1995年7月 【アメリカ】米・ベトナムとの国交樹立を発表。

・1995年10月8日 上祐史浩は逮捕される(国土法違反などで懲役3年の実刑)。

・1995年10月31日 【米国】米国上院委員会が「大量破壊兵器のグローバルな拡散 ――オウム真理教の事例研究」に関する公聴会を開催。

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米国CIAは、95年に100頁に及ぶ「オウム真理教事件報告書」をまとめ、上院に提出した。

※★オウムとKGB(CIAの報告書作成に携わった関係者より)

「我々は外交や経済戦略上、日本に拠点と人脈を作りたいと考えていたロシア政府が、資金と人員が豊富なオウム真理教に目をつけ、自国の国益を満たすように操ろうとした可能性が高いと見ています。それで、軍部や旧KGBの関係者を通じ、二束三文の旧式武器を高額で売り付け、武装化を煽りながら、巧みに反米思想を植え付けたというのが真相ではないでしょうか。何しろ、オウム信者たちはマインドコントロールされやすいですから、KGBの手にかかったら赤子の手を捻るようなものでしょう。」[3,p133]

オウムと北朝鮮(CIA関係者より)

「もし、そうだとすれば、北朝鮮は完成したプラントが手にはいるし、松本・地下鉄サリン事件も彼らには恰好の検討材料になった。独裁国家といえども、大量殺戮ガスの効果を調べる機会は滅多にない。サリンはいったい、どのくらいの量をどのように散布すれば、どれだけの被害が出るか、運搬方法は? 解毒剤は効果があるのか、被害地域を拡大するにはどうすればいいかなど、多くのデータが収集できたはずだ。北朝鮮がそのためにオウムの犯罪を支援したとまでは言えないが、高い関心を抱いていたのは間違いないだろう」[3,p182]

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・1995年11月23日以降 ★「SGI憲章」が制定された。憲章の7番目の項目として「仏法の寛容の精神を根本に、他の宗教を尊重して、人類の基本的問題について対話し、その解決のために協力していく」と記述され、方針転換を正式に表明

・1995年11月 【露】ロシアでのオウム調査を率いた国会宗教問題委員会の委員長ヴィタリー・サヴィトスキーは「自動車事故」で突然の事故死。彼によれば、オウムの活動はロシアの諜報機関に支援されていた。

・1995年11月 【露】金融資本系の新興財閥は「金融産業グループ法」が制定されるに至って、各種の優遇措置を受けられるようになった、

・1995年12月 【フランス】創価学会セクト指定。フランスの下院(フランス国民議会)で採択された「通常の宗教か、セクト(カルト)か」を判定する国際的な指針は調査委員会の委員長の名前を取って『アラン・ジュスト報告書』

・1996年2月 【露】ベレゾフスキーはエリツィンを支持しようと決意した。メディア王のグシンスキーを始め、ほとんどの新興財閥を説得した。

・1996年 【露】プライスウォーターハウスが発表したロシア連邦銀行の監査報告で、ロシア連邦銀行に融資された IMFの資金120億ドルが、Fimacoに移されていることが明らかにされた。

・1996年 【露】アナトリー・チュバイスが大統領府長官に就任し、アレクセイ・クドリンが同副長官になった。

アナトリー・チュバイスが第一副首相兼財務相に就任すると、アレクセイ・クドリンは財務第一次官になった。

アナトリー・チュバイスが電力独占体の「統一エネルギーシステム」社長に就任すると、アレクセイ・クドリンは第一副社長になった。

※後に、アレクセイ・クドリンはプーチン内閣で副首相兼財務相。

・1996年1月29日 創価大学の、吉上昭三焼死。

・1996年2月29日 毎日デイリーニュースに阿含宗の星祭りの一面広告が登場した

・1996年3月 【米国】上院調査小委員会顧問のエーデルマンは上院公聴会で、オウムが旧ソ連領内で核兵器を購入しようとしていた事を明らかにした。

・1996年3月 【カンボジア】田中義三は偽ドル紙幣を使用した容疑で、カンボジア当局に逮捕されている。

・1996年3月末 日本テレビが、オウムのロシア兵器工場訪問のビデオを放送した。

・1996年4月 【中国・露】中ロ北京共同宣言。(21世紀に向かっての戦略的提携)

・1996年5月27日 【チェチェン】エリツィンはチェチェンの抵抗運動のリーダーたちと初めて会見した。

・1996年6月 【露】サプチャクが市長選で敗れた。

・1996年6月 【露】プーチンがモスクワに移り大統領府総務次長に就いた。

・1996年6月 【チェチェン】多大の損害を出しながらもロシア軍はグロズヌイを制圧、掃討戦へと移行した。その後、チェチェン側の指導者ドゥダエフが掃討戦の最中に戦死。

・1996年7月 【露】アナトリー・チュバイスが大統領府長官に就任した。

・1996年8月 【チェチェン】双方の間で休戦条約(ハサヴユルト協定)が結ばれた。ロシアとチェチェン共和国との間で1996年に結ばれた。

・1996年10月 【露】新興財閥の長ベレゾフスキーはロシア安全保障会議副書記に就任した。

・1996年11月 【露】北朝鮮林業省要員、阿片22kgを汽車でロシアのハサンに密搬入を企図し、摘発された。

※ロシアの場合は、北朝鮮伐採工・林業代表省職員等の現地に派遣された北朝鮮人を活用、ロシア極東地域を中心に阿片・ヘロイン等を販売しており、一部は、欧州等の地に密搬出しているが、この過程において、ロシアン・マフィア等と連係、海外販売網を持続的に拡充しているものと推定される。  (イズベスチヤ紙)

・1997年3月 【露】プーチンは、大統領府副長官兼監督局長に昇格。

・1997年3月 【露】アナトリー・チュバイスは第一副首相兼財務相に就任。

・1997年 【チェチェン】ロシア軍は完全に撤退した。コーカサス研究の廣瀬陽子によれば、チェチェン側はハサヴユルト協定により実質的に独立を確立した。この戦争で推定10万人の市民と、ロシア兵およそ5700人、チェチェン武装勢力17000人が死亡したと推定されている

・1997年 【韓国】韓国大統領選挙。候補者の金大中が日本で秘密裏に公明党幹部と面会し、日本の公明党の影響下にある韓国創価学会から支持を得られるように依頼し公明党幹部が了承した。

・1997年7月  【露】北朝鮮人伐採江、ロシアのハバロフスクで阿片5kgの密売を企図し、摘発された。  (イズベスチヤ紙 )

・1997年7月 【アジア】アジア通貨危機が、タイを中心に始まった。

・1997年11月 【モスクワ】ドゥダーエフ大統領の提案を携えた使者が、チェチェン侵攻直前のモスクワを訪れた。提案は、ロシアがドゥダーエフ政権の正統性を承認することを条件に、ドゥダーエフ側もチェチェンがロシア連邦に編入されることに合意するという内容。大統領評議会はその方向での解決を勧めたが、エリツィンはこの提案を拒み、チェチェン問題の平和的解決の芽をつぶして、武力行使に踏み切った。

・1998年 【チェチェン】チェチェンのイスラーム武装勢力がダゲスタン共和国に侵入を開始したことに呼応しロシア軍も軍事行動を開始。チェチェン全土に空爆を行い20万人の難民が発生した

プーチンは1999年8月に首相に就任してから三ヵ月足らずで武力によりチェチェン紛争をとりあえず封じ込め、その功績で後継大統領の座を確保する。

「それまで、KGBは隠れて権力を行使してきたのだが、1999年以降は明らかに堂々と権力を行使しており」、「KGB帝国」が完成したのだ。

・1998年1月24日 〜 1月30日 【露】 秋山防衛事務次官の訪露(モスクワ、ハバロフスク)

・1998年3月 【露】大内利裕は国外退去処分を受け、ロシアを出国した。その後、キプロスに潜伏しているところを現地警察に逮捕され、日本に強制送還され、警視庁に逮捕された。

・1998年4月 【露】新興財閥の長ベレゾフスキーはCIS(独立国家共同体)執行書記に就任した。これはエリツィン再選を支援した褒美だった。ベレゾフスキーは、エリツィン政権における黒幕と呼ばれた。

※ベレゾフスキーはエリツィン一家と癒着した。そのせいで、欧米でエリツィンの評判は悪かった。

・1998年4月 【露】アナトリー・チュバイスは統一エネルギーシステムの社長に就任する。

・1998年5月 【スイス】ビルダーバーグ会議開催。サマーズ、アナトリー・チュバイスが出席した。「HIIDには米政府上層部に支持者がいた。元ハーバード大学経済学部教授で1993年にクリントン政権で財務次官に任命されたローレンス・サマーズである

・1998年7月20日 【露】IMFが総額110億ドルの対露融資を決定した。48億ドルはロシア政府指定の外国の口座に様々に分けて移転された。ところが金融危機のどさくさの中で、この巨額資金は行方知れずになってしまった。第1に、48億ドルはついにモスクワには到達することなく、いずこかへ消えた。第2に、すべての資金の移動は、IMFとの債務関係を仕切っていた財務次官カシヤノフの指示によって行われたと言うことだった。江頭寛著『プーチンの帝国』より

・1998年8月 【露】ロシア通貨・金融危機が起こった。チュバイスはガイダルと共に、キリエンコ首相(当時)にルーブルの切り下げを迫った。同首相は、その勧告に従ったが、これが引き金となり金融危機が発生。

※チェースにもアナトリー・チュバイスの名前。「アナトーリー・チュバイス氏は、JPモルガンの国際諮問委員会のメンバーとなった。ロシアの財界人が同国際諮問委員メンバーとなるのは初めて。」

・1998年 【露】ベレゾフスキー(米英友好派)はFSB長官のプーチン(国益重視派)をまず首相にした。

・1998年8月31日 【北朝鮮】北朝鮮はテポドンミサイル打ち上げ実験を行った。翌日に行われた自民党国防部会で、米ミサイル防衛構築のための研究開発費の大幅増額が認められ、今後10数年をかけて、数兆円に上る支出が既定方針となり、アメリカ国防省と軍需企業を喜ばせた。

・1998年9月 【露】首相のセルゲイ・キリエンコが解任されると、プリマコフが後任に就任した。プリマコフはKGB出身だった。

※ベレゾフスキーと新興財閥はKGB出身者が首相になり、焦った。

そこに、パーティでプーチンに会った。

ベレゾフスキー「プーチンは何になりたいのか?」

プーチン「ベレゾフスキーになりたい!」

ベレゾフスキーは傀儡政権に使えると思い、エリツィンの次にプーチンを選んだ。

・1998年9月23日 【露】ロシア軍が「テロリスト掃討」のため再びチェチェンへの空爆を開始し、ハサヴユルト協定は完全に無効となった

・1999年1月 【露】アレクセイ・クドリンは統一エネルギーシステム社の第一副社長に就任した。チュバイスは社長だった。

※大統領府でも財務省でも統一エネルギーシステムでも、常にクドリンの上にはチュバイスがいた。

・1999年1月20日【露】ロシアのイズベスチヤ紙は、北朝鮮がロシア極東地方において、麻薬密輸により稼いだ外貨で戦闘ヘリ等のロシア製軍事装備を購入していると暴露した。 イズベスチヤ紙 。

・1999年 【露】モスクワなどロシア国内3都市で発生し、300人近い死者を出したロシア高層アパート連続爆破事件(リャザン事件)は、 チェチェン独立派武装勢力によるテロと断定されたが、実は第2次チェチェン侵攻の口実を得ようとしていたプーチンを権力の座に押し上げるために、FSBが組織的に仕組んだ偽装テロだった。『Blowing Up Russia:Terror From Within』(リトビネンコ)より

・1999年8月 【露】プーチンは首相に就任してから三ヵ月足らずで武力によりチェチェン紛争をとりあえず封じ込め、その功績で後継大統領の座を確保する。

「それまで、KGBは隠れて権力を行使してきたのだが、1999年以降は明らかに堂々と権力を行使しており」、「KGB帝国」が完成したのだ。

・1999年8月 【チェチェン】チェチェン独立を求めるイスラーム過激派IIPBがチェチェンからダゲスタンへ進出してきた。ロシア連邦軍も出動した激しい戦闘が、1ヶ月ほど続き、IIPBは撤退。この間、一般市民も含んだ千人ほどの死傷者が出、また、IIPBはテロも併用したため、それが第2次チェチェン紛争の要因ともなった。

・1999年9月25日 東京都足立区の西新井病院(北朝鮮系)勤務の霜鳥隆二が逮捕。北朝鮮工作員との噂もあり。

林郁夫の右腕だった工作員霜鳥隆二は、共産党系の病院に医師として勤務していた時に、オウムに入信した。ある時、突然、都内にある北朝鮮系の病院に移り、さらにオウム付属病院へ移った。霜鳥隆二は、以後、林の右腕となり、麻酔剤・電気ショック・LSDなどを用いて、信者に洗脳 を行っていた。これらの方法は、高沢氏によると「北朝鮮の洗脳技術と瓜ふたつ」だ。北の毒ガス等の兵器開発と「まったく同じ軌道上にあるもの」という。しかも霜鳥隆二は、「教祖・麻原に対しても心理療法、あるいは催眠療法などの『イニシエーション』を行える立場にあった」。

・1999年後半 日本の警察は、オウムが、インターネットを使ってロシア、中国、韓国、ウクライナ、PRC、台湾の核施設の先端情報を集めていることを発見した。オウムはデータを獲得するためのコンピューターネットワークを破壊した。また、オウムは日本に核燃料を輸送するやり方と経路の情報を詳しく調査した。なぜなら、オウムは核兵器を購入することができなかったので、自ら核施設を建設しようとしたからだ。

・1999年12月31日 【露】エリツィン(米英友好派)を辞任させ、プーチン(国益重視派)を大統領にした。

※プーチンは米英友好派を演じていたが、全然ユダヤ系新興財閥に忠誠心なんてなかった。大統領になり、強大な権限を手に入れるとアッという間に裏切った。ベレゾフスキーはイギリスに亡命。ユダヤ系メディア王グシンスキーはイスラエルに亡命。

・2000年 【露】ロシアでチェチェンの武装勢力と徹底対決を主張するウラジーミル・プーチンが大統領に就任し、紛争は新たな段階へ移行してゆく。

・2000年 【グルジア】ソロスはグルジアを訪問した。シュワルナゼ大統領は、グルジアの市民社会を発展させたいと考えてソロスに頼み、ソロスが運営する組織「オープン・ソサエティ財団」のグルジア支部を作ってもらった。

・2000年頃 【コンゴ共和国】麻原彰晃らオウム真理教幹部がザイール(現コンゴ共和国)を訪問した。その目的は致死率100%とも言われるエボラ菌だったと噂される。ジョン・ムルアカは、多額の報酬と引き換えに教団に協力した。このとき、ムルアカは、鈴木宗男代議士の私設秘書でコンゴ通商代表部だった。

・2000年5月 【露】プーチンは連邦管区の設置を提案。ベレゾフスキーは猛反対し、公開質問状を投げるが、プーチンは無視。ベレゾフスキーは傀儡政権樹立に失敗した。

・2000年6月22日 もとKGBのドミトリー・シガチョフが来日。オウム過激派の最重要人物と目されている。シガチョフはウラジオストクから新潟空港へ入り、日本でのテロ行為の準備を行なおうとした。これに対し、他のロシア人信者からシガチョフの行動についての連絡を受けたアレフ、上祐史浩は、まず東京入国管理局(新潟空港のある新潟県を管轄)と交渉して入国を阻止しようとした。しかし入管は入国を認めてしまう。上祐は警視庁公安部と連絡をとりつつ、信者を派遣して24時間行動確認を行なう。シガチョフは福岡に移動し、さらに当時開かれようとしていた九州・沖縄サミット会場の沖縄へ向かうつもりだったが、警視庁・福岡県警の説得により、自由な行動が不可能であると悟り、断念。新潟に戻り、6月25日に帰国する。

日本側からの制止にも拘わらず、シガチョフを思いとどませることはできなかった。

・2000年6月28日 【露】シガチョフはFSB職員と接触し、日本に対するテロ行為の意図について表明した

・2000年7月4日 【露】FSB沿海地方局の捜査官によりシガチョフは逮捕され、後にヴォロノフとトゥペイコも逮捕されたが、ユルチュクは逃亡に成功した。

・2000年9月4日 【イラク】フセインが石油の決済にドルを使わない。フランスのシラク大統領が唆した。イラクは、石油の決済にユーロが使われるようになった。

※2003年のイラク戦争後に、ドルに戻した。

・2000年12月25日 【露】鈴木宗男とセルゲイ・イワノフ安全保障会議書記との会談(佐藤優・国際情報調査局主任分析官が同席)。鈴木は会談後、「2島先行返還論を含む段階的解決論を模索すべきだ」と発言。

※佐藤優「鈴木さんにしたって僕だって、森総理に(秘密のパイプを作れと)言われてセルゲイ・イワノフとの会談を準備したんだから」 (国家の罠)

・2001年6月15日 【中国】上海協力機構が設立。中華人民共和国・ロシア・カザフスタン・キルギス・タジキスタン・ウズベキスタンの6か国による多国間協力組織、もしくは国家連合。

・2001年7月13日 【露】ユルチュクは指名手配され、逮捕された。ハバロフスクでの医療鑑定において、ユルチュクは社会的に危険人物と認められた(別件で資金調達の際にモスクワで殺人を犯している)。

2001年、2004年 創価学会は2度にわたり日蓮正宗を誹謗中傷するデマのビラを配布。配布された範囲は10都府県、34の市町村に及んだ。その後日蓮正宗との裁判に発展し学会が敗訴。損害賠償を命じられた。またこの裁判に絡み妙観講の婦人講員二名が不当逮捕されるという事件が発生。その後警視庁筋から今回の逮捕は元公明党都議が警察署へ赴き立件を要請したとの情報が寄せられた。

・2001年10月 【露】プーチン政権化で土地基本法が採択された。土地の私有と売買を自由化した。

※プーチン政権は、同年に所得税の減額も実施した。

・2001年11月 【露】ベレゾフスキーはイギリスに亡命した。ベレゾフスキーらオリガルヒはエリツィン一族の政治資金作りに深くかかわっており、大統領顧問をつとめるエリツィンの娘(二女ジヤチェンコ)ら一族とオリガルヒは一心同体の「ファミリー」と呼ばれ、それがロシアの権力中枢だった。

・2001年 創価学会幹部が天理警察署長に就任して以降、公権力の横行による弾圧を受けていると主張している。

・2001年12月  【露】ホドルコフスキーはオープンロシア財団を設立した。理事に、ヤコブ・ロスチャイルド、キッシンジャーがいた。

・2002年 【露】プーチン政権は、法人税を減税した。

※90年代は、生産と販売実績の90%は政府に報告されていなかった。半分以上税金を過小報告されたいた。実際は、統計上のGDPの二倍はあった。これは高い正金のため、脱税されていたためだった。(Aシャーマ ニューメキシコ大学教授の論文より)

法人税減税後は、統計上の税収が増えた。これは、減税のため、素直に申告するようになったと考えられる。、

・2002年 創価学会、携帯電話通話記録窃盗事件。当時創価大学剣道部監督だった創価学会幹部が交際していた女性の浮気を疑い通信会社に勤務していた部下の学会員に浮気調査の名目で女性や女性が付き合っていた別の男性 A(仮名)の通信記録を調べるよう指示し盗み出したというもの。日本国憲法で保護されている通信の秘密を侵すものとして学会員3名が電気通信事業法違反で逮捕され、全員が有罪判決を受けた。また捜査の中で創価学会に反目する団体幹部やジャーナリストの通信記録も盗んでいたことが発覚した。

・2002年8月 【チェチェン】ロシアのイワノフ国防相は、公式にパンキシ渓谷にロシア軍を派遣し、チェチェン民兵を排除する権利があると主張した。

・2002年10月25日 ★★★★石井紘基議員刺殺事件。犯人は、指定暴力団山口組系の右翼団体と云われてる『守皇塾』の伊藤白水こと本名:尹白水。石井氏はソ連留学(モスクワ大学大学院)経験者であり、奥様もロシア人。

※石井紘基は、オウム問題議員の会の会長をしていた。オウム進出を調べにロシアへ行った。その後、話をしたロシア人のアパートが爆破され、その人は死んだ。

★★『オウム事件は終わらない』

「石井:ロシアにオウムが進出していきましたね。ロシアには五万人もオウムの信者がいたそうですが、オウムが行く前に統一教会が、ロシアに進出していました。ところが、そういう連中が、どうも何時の間にかオウム信者とすりかわってしまった。

捜査についてですが、日本ではオウムの全容が明らかにされません。オウム事件というのは、いったいどういうことだったのか。僕は、岡崎さんがおっしゃったように、オウム真理教は、宗教法人制度をうまく利用してアンダーグラウンドで儲けようという要素を非常に強く持っていたのだと思います。それが暴力団と結びつき、国際的に密貿易をしたり、薬物を流したりしたのはいったい何のためだったのか。」

★統一教会はCIAの下請け組織KCIAのフロント機関であり、北朝鮮・金政権の最大の支援者

・2002年10月26日 【アメリカ】 小泉総理・カシヤノフ首相会談(APEC、於ロス・カボス)

・2003年1月9日 〜 1月12認知 【露】 小泉総理の訪露(モスクワ、ハバロフスク)

・2003年1月13日 〜 1月15日 【露】石破防衛庁長官の訪露

・2003年 【グルジア】ベーカー元国務長官がグルジアにやってきた。ベーカーとシュワルナゼは、共に米ソ冷戦を終わらせた歴史的人物で親友。ベーカーは「11月の議会選挙は公正にやったほうがいい。不正があるとアメリカは貴方を支援しなくなるから。野党と話し合って選挙管理委員会を作りなさい」。また、サアカシビリ元法相ら野党指導層と会談し、既に「ポスト・シュワルナゼ」に視線を移していることを露骨に示した。

「中国・ロシア同盟がアメリカを滅ぼす日」(北野幸伯)

※シュワルナゼは辞任直後、BBCのインタビューで「私はずっとアメリカの政策を完全に支持していた。」

・2003年2月8日 ラムズフェルドとイワノフ対談。議論内容についてロシア国防相は「先ず朝鮮半島情勢の解決、アフガニスタンとその周辺の情勢、安全保障と国防に関するロシア・米国の関係などを話し合った」と発言。

・2003年3月 【露】ヨーコフとジブネフチが合併で合意した。米メジャー石油がユーコスあるいはその米メジャー石油との合弁会社に出資が決定した。

・2003年5月22日 【露】ブッシュ大統領はワシントン訪問中のロシア国防相セルゲイ・イワノフと会談し、米ロ関係の強化を支持すると発言。ブッシュ大統領とロシア国防相は双方関心のある、とりわけ国際テロ対策で米ロの協力など、広い分野の問題について話し合った。

・2003年5月30日 〜 6月1日 【露】 小泉総理の訪露

・2003年6月 【アメリカ】ホドルコフスキーは、ディックチェイニー副大統領とアメリカンケンタープライズ研究所の世界パーティにロシア人として唯一一人だけ出席した。

・2003年10月10日 【露】ロシア国防相セルゲイ・イワノフは「ロシアと米国は対ミサイル防衛分野の協力計画を立案している」と表明。「こうした協力はNATOとも行われている」「あちこちに具体的計画はある」「交渉では大量破壊兵器使用問題にも触れた」と発言。

・2003年10月25日 【露】ユコス事件勃発。世界16位の富豪石油王ホドルコフスキーが逮捕された。ロシア国内のユダヤ人に対してわ、ロシア人が勝利した事件とも言える。

この事件の解釈として、ユコス事件以降、欧米はロシアをコントロールできなくなった、と考えられる。

・2003年11月8日 【グルジア】バラ革命は。ジョージソロスに支援されたサアカシビリ大統領によって成功した。バラ革命でシェワルナゼを追放して親米欧化を進めた。NATOに加盟しようかどうかと言っているような状態だった。これはロシア包囲網だった。

・2004年7月7日 ★★★★★殺人未遂の疑いで警視庁の元巡査長で会社員の小杉敏行、植村哲也、砂押光朗の3人と爆発物取締罰則違反の疑いで石川公一が逮捕。

・2004年8月16日 〜 8月20日 【露】 中川経産相の訪露(サハリン、ハバロフスク)

・2004年9月 【露】ロシアの北オセチア共和国ベスラン市の学校をチェチェン独立派を中心とする武装勢力が占拠し、350人以上の死者を出した大惨事が起きた

・2004年12月 【ウクライナ】オレンジ革命で親米欧化を進めた。これは、ロシア包囲網だった。

※ウクライナの元大統領レオニード・クルフチュクが、「ベレゾフスキーがオレンジ革命を支援するために1500万ドルを費やした」と述べていた

・2005年3月 【キルギス】チューリップ革命が起こった。これは、ロシア包囲網だった。

チューリップ革命は、アメリカ政府の予算で支援してもらったNPOが民主化革命を起こしたものだった。

※しかし、この後のウズベキスタンでの革命にアメリカは失敗した。手口がばれたからだ。ロシアでNGO規制を始めていた。

・2005年5月8日 〜 5月9日【露】小泉総理の訪露(第二次世界大戦終了 60 周年記念式典、於モスクワ)

・2005年7月5日 【中・露】上海協力機構の首脳会議。アスタナ宣言。中央アジアで駐留米軍の撤退要求した。

・2005年7月30日 【ウズベキスタン】ウズベキスタンのカリモフ大統領は、駐留米軍の正式撤退を要求した。

・2005年12月16日 【ウクライナ】ウクライナの首都キエフにおいて、ウクライナ大統領ユシュチェンコ氏とCIA長官ポーター・ゴスの会談が行われた。

・2006年5月13日 統一教会の関連団体とされる「天宙平和連合」(UPF)主催の「祖国郷土還元日本大会」で、安倍晋三・官房長官(当時)、保岡興治・元法相、中川秀直・自民党政調会長、増原義剛・衆議院議員らの祝電が披露されたとしている。

・2006年6月27日 〜 6月30日 【露】 麻生外相の訪露(日露外相会談、G8外相会合)(於モスクワ)

・2006年7月15日 〜 7月17日 【露】 小泉総理の訪露(日露首脳会談、G8首脳会合)(於サンクトペテルブルク)

・2006年11月末日 安倍晋三首相の召請により、ロシアの防諜機関、連邦保安局(FSB)のパトルシェフ長官が数日間来日した。目的は「拉致事件でロシア側の情報を確認したかったから」(政府関係者)。

※ ロシアのパトルシェフ安全保障会議書記インタビュー(2009/11/20 ロシアの朝刊より)

「ロシアは何よりもまず、核兵器保有量を攻撃や核保有国に対する抑止力として見ている」

「世界の軍事戦略的状況と2020年までの世界の発展の見通しの分析の結果、我が国に対する潜在的が軍事的脅威がなくなっていない事が明らかになった」

「それらの脅威の中で、彼はロシア国境でのNATOの拡張と同盟軍の活動開始をリストアップした。彼は、9年間の中断後に再開した核兵器の使用に対する支配を訓練するための米戦略部隊の演習を例として言及した。

他の不安定要因は、核、化学、生物等の兵器技術の拡散、大量破壊兵器の製造と国際テロを含む。」

「エネルギーや他の天然資源の争いのために、北極地域を含む境界地域で紛争の可能性が高まりつつあると言った。その他にも、日本のような国からロシアに対する領有権主張が強まっている」

「国内の軍事的脅威も存在し、大部分は北コーカサスに由来する」

・2007年頃 【チェチェン】チェチェンの青年たちのほとんどが

1.戦災で教育を受ける機会がなかったまま、ロシアではカルト的な新興宗教の性格があるワッハーブ派に感化された人達

2.親族をロシア軍に殺されたり、FSBの強制収容所で拷問を受けたりした結果、復讐心の塊となった青年たち

『ロシアで語られなかった戦争』(常岡) 

・2007年 公安部佐々淳行は石原慎太郎の選挙対策本部長だった。

・2007年4月28日 〜 5月2日 【露】 中川自民党政務調査会長他 3 名の訪露(モスクワ、サンクトペテルブルク、

ニジニノヴゴロド)

・2007年5月3日 【露】麻生外相の訪露(日露外相会談)

・2007年12月20日 〜 12月21日 【露】森喜朗元総理の訪露(トヨタ工場ラインオフ式出席、プーチン大統領との会

談、於サンクトペテルブルク)

・2009年3月末 【チェチェン】スリムヤマダエフが暗殺された。ほぼ間違いなくチェチェン共和国のラムザン・カディロフ大統領が黒幕。

・2009年7月17日 早川の死刑が確定した。

・2010年 指定暴力団山口組系後藤組(現在は除籍)組長後藤忠政が、暴露本『憚りながら』の中で創価学会と暴力団後藤組との関係を詳細に告白している。

・2012年1月1日未明 オウム真理教の特別手配犯、平田信(まこと)容疑者(46)が警察に出頭。

・2012年6月4日 【露】地下鉄サリン事件をめぐり、殺人容疑などでオウム真理教元幹部の菊地直子容疑者(40)が逮捕された。

※2012年6月4日のvoice of Russia報道 報道ロシアの複数の専門家らは、オウム真理教は禁止されているものの、ロシアでは活動が不法で続けられており、5万―10万人の信者がいると考えている。

●おすすめネットサイト

ARCHIPELAGOのキャッシュにも『本多繁邦』が登場より http://www.asyura.com/0403/bd34/msg/606.html

◎統一教会とオーム真理教と北朝鮮の関係 http://itisyugyousya.dousetsu.com/touitukyoukai1.html

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とくめいとくめい 2015/01/15 16:01
週刊ポスト2/25号
驚愕スクープ!第1弾
麻原側近幹部Xが初めて告白
消えた「オウム金塊と現金7億円」これが全真相だ
http://www.asyura2.com/sora/bd5/msg/462.html

週刊ポスト3/3号
麻原側近幹部Xが初告白!第2弾
麻原が村井に命じた徳川・武田埋蔵金発掘マル秘計画
http://www.asyura.com/sora/bd5/msg/524.html


オウム真理教の無刻印金塊と金丸信
http://oriharu.net/gabana_n/kin/kin-oumu.htm

強制捜査で教団の金庫から七億円の現金と共に十キロの金塊が見つかっている。その金塊は無刻印で金丸信事件と同質と思われている。出所は北朝鮮ではないかとの報道も流れた。実行部隊のトップ早川「建設大臣」は93年から頻繁に北朝鮮を訪れていた。
「北朝鮮の中央銀行はロンドンのゴールドマーケットに認められた刻印をもっている。可能性はないかと言われれば分からないが、無刻印のままでは流通性がなくなる。いずれにせよ正規の流通ルート以外から手に入れたものだろう」(田中貴金属工業)
「北朝鮮からと言うのは材料不足。話としては面白いが短絡的だ。しかし、市場流通性がない無刻印金塊を所持していたのが、ともに山梨に関係する金丸、オウムだったという点には、何らかの意味が有ろう。
山梨、とくに甲府は宝飾産業のメッカなので、工業用として入ってきた可能性もある」(アジア国際通信、神保隆見氏)
オウムは無刻印金塊を何処から手に入れ、何に使おうとしていたのか。
【参考『月刊現代・1995年七月号』88頁「オウム事件13の謎」より抜粋】


とくめいとくめい 2015/01/15 16:07
オウム真理教:元アジトから「隠し財産」245万円
http://web.archive.org/web/20090613021512/http://mainichi.jp/select/today/news/20090611k0000m040116000c.html

オウム真理教が以前アジトにしていたマンションから現金約245万円が見つかり、警視庁はオウムの「隠し財産」として「オウム真理教犯罪被害者支援機構」(理事長・宇都宮健児弁護士)に返還した。
同機構が10日に会見するなどして判明した。現金は教団を巡る事件の被害者救済に充てられるという。

 同機構や警視庁公安部によると、現金は東京都昭島市のワンルームマンションの天井裏で今年3月に見つかった。札や硬貨が封筒5枚に小分けされ、黒いポーチに入っていた。

  部屋は96年12月から00年8月まで、当時オウム信者だった女性が賃貸借契約していた。

 その後、部屋にはオウムとは無関係の女性が住んでいたが、03年4月に元オウム幹部の男性がマンションを訪れ、管理人に「部屋に忘れ物をしたので浴槽の換気口を見せてほしい」と申し出た。

管理人が断ると男性は「今の入居者が退去したら連絡してほしい」と頼み、オウム関連のコンピューター会社名が入った名刺を差し出したという。

女性が転出した今年3月、管理人がユニットバスの天井裏を確認し現金を発見、警視庁昭島署に拾得物として届け出た。

 公安部の調べに対し、マンションを訪ねた元教団幹部は「教団の資金を隠していた」と説明。

 公安部は、オウムが特別手配犯の逃走支援などに充てる現金を保管するアジトとして使っていた疑いがあるとみている。

 オウムは96年3月に破産宣告を受け、今年3月、破産管財人による手続きを終えた。

 残りの債権を譲り受けた同機構の宇都宮理事長は「被害者救済のため(隠し財産があれば)正直に申告してほしい」と話している。


とくめいとくめい 2015/01/15 16:08
旧オウム施設から「隠し金」発見 244万円、被害者への配当に
http://www.47news.jp/CN/200906/CN2009061001000580.html
 
オウム真理教犯罪被害者支援機構と教団の元破産管財人、阿部三郎弁護士は10日、教団施設として使われていた東京都内のマンション一室から現金244万7351円が見つかったと発表した。

機構側は「隠し資産」とみて、被害者への配当に充てる方針。

 3月の破産手続き終了後、教団の資産が新たに見つかったのは初めて。

 機構や警視庁公安部によると、現金は今年3月、昭島市にあるマンション一室のユニットバスの天井裏で発見。

黒いポーチの中で五つの紙封筒に小分けされており、紙幣の一部は変色していた。ポーチの中には、核シェルターを設置する会社の名刺もあったが、現金や教団との関係は不明という。

 教団側が退去した後の2003年4月、元幹部がマンションの管理人に「知人が忘れ物をした。浴室の天井裏を見たい」と連絡。住人の退去後、警視庁の立ち会いで天井裏を確認し見つけた。

元幹部は警視庁の参考人聴取に「教団の金だった」と認めたという。
http://d.hatena.ne.jp/orourke/20120325
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/215.html#c13

[リバイバル3] アナーキストが誰にも相手にされない理由 _ 一般大衆は自由であるよりも支配されることを望んでいる

大杉栄もバクーニンやクロポトキンの影響を受けたそうだが、彼のものなら、もう25年ほど前に目を通していた。そのときは左よりの人間という印象しか持たなかったように記憶しているが、今改めて読み返してみると、まったくの自由主義者の意見としか思えない。当時は、多分今でも多少はそうであると思うが、時代の雰囲気に呑まれていたのかもしれない。

マルクスに近いというよりは、極端な言い方をすると、夏目漱石などの自由思想家に近いような印象さえ受ける。

1820年の『新秩序の創造』
https://www.amazon.co.jp/%E6%96%B0%E7%A7%A9%E5%BA%8F%E3%81%AE%E5%89%B5%E9%80%A0-%E5%A4%A7%E6%9D%89-%E6%A0%84-ebook/dp/B0105P9Y24

の中で、

「僕らは今の音頭とりだけが嫌いなのじゃない。今のその犬だけがいやなのじゃない。音頭とりそのもの、犬そのものが嫌なんだ。そして一切そんなものはなしにみんなが勝手に躍って行きたいんだ。そしてみんなのその勝手が、ひとりでに、うまく調和するようになりたいんだ」

と、彼はアナーキズムの本質を語っている。この言葉だけ聞くと、太宰治とか有島武郎とかもろもろの詩人などもそういうことはいいそうだ。詩人の金子光晴という人に『反対』という詩があったが、アナーキストの権力への反抗思想など、せいぜいそのくらいのものであったのかもしれない。

どうも政府やメディアが勝手に騒いでいたのを、国民のほうで鵜呑みにしていたという感じがする。


さて、

世界の名著42 プルードン/バクーニン/クロポトキン
バクーニン「神と国家」(勝田吉太郎訳)
https://www.amazon.co.jp/%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%AE%E5%90%8D%E8%91%97-53-%E3%83%97%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%B3-%E4%B8%AD%E5%85%AC%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9/dp/4124006632/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1499303321&sr=1-1

でバクーニンが展開している聖書解釈というものは非常にユニークなものであって、

アダムとイブはサタンのお陰で神の専制支配から逃れることが出来た。

神は『知恵の木の実を食うべからず』と命じただけなのであるが、自由とは分割不可能なものなのであるゆえ、これは恐るべき専制政治の始まりに他ならない。もしもアダムとイブの両人がこの神の命令に従うのみであったならば、人類は最も屈辱的な奴隷状態に陥っていたことであろう。

しかしサタンの知恵によって勇気を振り絞ったアダムの行動によって、われわれは自由を得たのである。――バクーニンはこのように述べている。

彼は神の存在を認めているが、それでもサタンの知恵にくみしているが故に、無神論なのである。神を信じるものは、霊魂の不死を信じるが故に、反社会的であって、他者の存在を認める必要もなければしなければ、愛情を注ぐ必要もない。それ自身で完成された存在に、他者という不純な要素はいらないであろう。そうであるから、少なくとも、霊魂が不死ではないことは確かだという。

バクーニンは、無神論ではあるが、マルクスやエンゲルスとは異なって、自身では「霊魂の存在も自由意志も信じない唯物論者ないし現実主義者」などと語ってはいるが、実際にはプルードンのような観念論の立場であったといえる。彼は「神学は不条理」というが、逆にバクーニンの解説によって、サタンがなぜ天使でなければならなかったのかということがおぼろげながらに理解できて、この1872年の春に5日ばかりの間の暇の間に走り書きされたという手紙のような草稿を見ながら、古来数千年の昔に神学の体系を作り上げたヘブライの神官に賛歌を贈ることが出来た。

まあ、バクーニンのこの書物に関して言えば、興味を引かれるのは聖書解釈のほうで、残りの部分についてはあまり共感は持たなかった。ソクラテスとかプラトン、それともピタゴラスと言った人であれば、人間には宇宙との共鳴による「光の道」のような生き方が最高なのだと説くであろうが、そういった野のはこの種の本には載っていないのが残念だ。それはバクーニン自身も言っている。

「無知な大衆だけでなく、特権的な上流階級においても同様に、圧倒的な数の人間は、彼らの回りのすべての人が望み、考えることしか、望み、考えようとはしないのだ」。

「諸個人のこうした盲従、旧套墨守、いつ果てるとも知れない陳腐さ、反逆的な意思力の欠如、自発的な思考の欠如、これら一切合財が、人類史の発展に見られる嘆かわしい緩慢さを生み出す主要な原因なのだ」。

――と、そういうことであるから、宇宙との共鳴により、人は個人であるときにこそ他者と一体になれるなどとこのような場で説いても、誰にも通用しなかったのであろう。それとも時代のサイクルの問題で、この19世紀後半という時期は、宇宙との共鳴を感じ取ることの出来る人間が極端に少なかったのであろうか。

上のバクーニンの言葉は、ずっと昔、禅宗か何かの坊さんが引用していたものを読んで以来、ずっと頭に引っかかっていたが、原点はこんなところにあった。孤独を求める宗教人の必然的な隠遁生活というのは、バクーニンがいうような単純な動機から起こるものではないとか何とか、そういう内容であったように思う。

魂が不死なものである故に、宗教人は必然的に社会とは遠ざかるというバクーニンの論拠は、もちろん誤りである。しかし、現代では自発的な人間というのは、バクーニンの時代に比べてはるかに少ないであろう等ともいっていたように記憶している。

こういった大衆の無気力な態度を批判する人物は、何もヒトラーに限ったことではなく、古今ずいぶん多くの学者に指摘され続けてきた。しかし、バクーニンも、こんなにはっきりいうから落選したのではないかとも考えられる。しかし、これについては、獄中で

「そんなに大衆をあしざまに語っても選挙に悪影響は出ないのですか?」

と聞いた筆記者に、

「いや、あいつらは能無しだから問題はない」

とヒトラーが語ったもので、事実問題はなかった。

残念ながら、大衆は自由であるよりも支配されることを望んでいるようだ。

その方が決定的に楽だからのようである。
勘違いでもなんでもなく、本当に楽なのであるから、そちらを選ぶ。
将来どうなるかなどということは、たいてい考慮しない。

それで朝三暮四といったことが人間にもおこるということが観察される。

なるほど、一日のことであれば、人はサルを軽蔑することが出来るが、一年後のことになると、サルと同じだというのである。

利息ということを考えると、先にたくさんもらったほうが、確かに得ではあるが、社会全体の活力が落ちるほうを選ぶというのは、懸命だとはいえない行為だ。


バクーニンは、プルーストとは異なり、大変な行動派であったが、いつも行動はドン・キホーテ型であって、たいていは失敗に終わったらしい。

第一インターナショナルでも、19世紀の労働運動における一方の代表的指導者として、散々マルクスと対抗したが、ついに敗退した。民主主義的暴政について散々に説き、「いかなる独裁も、自己の永続化以外になんらの目的も持ちえない」といったが、ついに無駄であった。

アナーキストというものは、元来が個人主義で自由を重んじる人間であるからして、グループを作ったところで、結束力というものは、マルクス側にかなうはずもない。

どういう考えを持とうと自由であると主張するものにとって、他人の考えを否定することは非常に難しく、せいぜい批判段階で終わってしまったものと思う。
http://s.webry.info/sp/30932531.at.webry.info/201012/article_7.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/737.html

[リバイバル3] アナーキストが誰にも相手にされない理由 _ 一般大衆は自由であるよりも支配されることを望んでいる 中川隆
1. 中川隆[-7295] koaQ7Jey 2017年7月06日 10:53:29 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

カラマゾフの兄弟  ドストエーフスキイ / 中山省三郎訳 (角川文庫・上巻)
第五編 Pro et contra

大審問官
http://www013.upp.so-net.ne.jp/hongirai-san/pro/pro3.html
http://www013.upp.so-net.ne.jp/hongirai-san/pro/pro4.html


 「ところで、これには、前置きを省くわけにはいかないんだよ、つまり、文学的序文というやつをな、ふん」とイワンは笑った、「それにしても、たいした作者になったものだ! さて、舞台は十六世紀に起こったことになっているんだが。

それはちょうどあの、――もっともこんなことはおまえも学校で習って、ちゃんと知ってる話だが、――詩の中で、天上界の力を地上に引きおろすことが流行した時代なんだ。

ダンテのことは言わずもがな。フランスでは裁判所の書記や修院の坊さんが、マドンナや、聖徒や、キリストや、神様御自身までも舞台へ引っぱり出して、いろんな芝居をやらせたものだ。当時はそれがすべて至極単純に取り扱われていたものだ。

ユゴオの Notre-Dame de Paris (ノトル・ダム ド パリ)のなかには、ルイ十一世の時代に王子誕生祝賀のため、パリの市会議事堂で Le bon jugement de la très saint et gracieuse Vierge Marie (いとも神聖にして優しき、処女マリヤのねんごろなる裁判)という外題(げだい)の教化的な演劇が、人民のために無料で公開されたことが書いてある。

この劇では、聖母がみずから舞台に現れて、そのいわゆる bon jugement を宣告することになっているのだ。ロシアでもピョートル大帝以前の昔には主として旧約聖書から題材を取った同じような劇が、やはりときどき演ぜられていたんだが、こうした演劇のほかにも、作中に聖徒や、天使や、あらゆる天国の力を必要に応じて活躍させた、いろんな小説や『詩』が世上に現われたものだよ。ロシアの修院でもやはりそうした物語の翻訳をやったり、写本をとったり、中には創作にまで手を出す者があったけれど、しかも、それがダッタン侵入時代のことなんだからな、その一例として、ある修院でできた(と言っても、むろん、ギリシア語からの翻訳だが、)小劇詩に、『聖母の苦難の道』というのがあるが、それはダンテにも劣らぬ大胆な場面の描写に満ちている。

聖母が大天使ミハイルに導かれて、地獄の中の苦難の道を遍歴する。そして聖母が罪人やその苦難を目撃するのだ。その中に、火の湖に落とされている、実にすさまじい罪人の一群れがある。その連中のなかには、火の湖の底深く沈んで、もはや浮かび上がることができず、ついに『神様にも忘れられる』罪人もあるのだ、――実に深刻な力強い表現じゃないかよ。そこで聖母はそれを見て驚き悲しみながら、神の御座の前に身を伏せて、地獄に落ちたすべての人――彼女の目撃したすべての罪人に対していっさい平等に憐憫(れんびん)をたれたまえと哀願する。

この聖母と神との対話が非常に興味があるんだ。聖母は一心に哀願して、かたわらを離れようとしない、神はその子キリストの釘づけにされた手足を指して尋ねる、『彼を苦しめた者どもを、どうして許すことができようぞ?』聖母はすべての聖者、すべての殉教者(じゅんきょうしゃ)、すべての天使、すべての大天使に向かって、自分と共に神の御前にひれ伏して、あらゆる罪人の平等なる赦免を哀願してくれと頼むのだ。そこで、結局、聖母は神から毎年神聖金曜日から三位一体祭までの間の五十日間は、すべての苦患(くげん)を中止するという許しを得る。

すると、罪人たちは地獄の底から主に感謝して、『主よ、かく裁(さば)きたるなんじは正し』と叫ぶのだ。ところで、僕の劇詩としても、そのころに現われたとしたら、これと同じ部類に属したことだったろうよ。

僕の劇詩でも、キリストが舞台へ出て来るが、なんにも言わずに、ただ現われるだけで、通り過ぎてしまうのだ。彼が『われすみやかに来たらん』と言って、みずからの王国へ再び出現すると約束してから、もう十五世紀もたっている。

『われその日と時を知らず、神の子みずからも知らざるなり、ただ天にましますその父のみ知りたもう』と予言者もしるし、キリスト自身もまだ地上に生きているころこう言った時からだ。

だが、しかし、人類は以前と同じ不変の信仰と不変の感激をもって彼の出現を待っている。おお、さらに大きな信仰をもって待っているのだ。なにしろ人間が天国からの証(あか)しを見なくなってから、もう十五世紀もたっているんだよ。


  信ぜよ胸のささやきを
  天よりの証(あか)し今はなければ、

 胸のささやきを信ずるよりほかないわけだよ! もっともその当時にも、多くの奇跡があったのは事実だ。奇跡的な治療を行なった聖者もあったし、その伝記によれば、聖母の訪れを受けたような人々もあった。しかし、悪魔も居眠りをしてはいなかったから、これらの奇跡の真実さを疑う者が、人類の中に現われだしたのだ。

ちょうどそのころ、北方ゲルマニヤに恐ろしい邪教が現われた。『燃火(ともしび)のごとき』(つまり教会のごときだ)大いなる星が『水の源泉(みなもと)に落ちて水は苦くなりぬ』だ。これらの邪気が不敵にも奇跡を否定し始めたのだ。

しかし、信仰に残った人々は、さらに熱烈に信じ続けていった。人類の涙が天国のキリストのもとまで昇って行って、依然として彼を待ち彼を愛(いつく)しみ、相も変わらず彼に望みをつないで、神のためには苦しみかつ死ぬべくあこがれていたのだ、……こうして幾世紀も、幾世紀も人類が信仰と熱情をもって、『おお、主なる神よ、とくわれらに現われたまえ』と祈念したため、広大無辺の慈悲をもたれたキリストは、ついに祈れる人々のところへ天降(あまくだ)ってやろう、という御心になったのだ。

その前にも彼は天国へ降(くだ)って、まだこの地上に生きている義人や、殉教者や、気高い隠者たちを訪れたということは、それらの人たちの伝記にも見えている。わが国でも、自分の言いぐさの真実を深く信じきっていたチュッチェフがこんな風に歌っている。

  十字架の重荷に脳まされ、
  奴隷(しもべ)のすがたに身をやつし、ああ、生みの地よ、
  主キリストは、汝が土のいやはてまでも、
  祝福(みめぐみ)をたれたまいつつ、ゆかせたまいぬ

 それは実際そのとおりだったに違いない、全くだ。そこで、キリストはほんのちょっとでも、人類のところへ降ってやろうという御心を起こしたんだよ、暗い罪に陥って、苦しみ悩みながらも幼児のように彼を愛慕している人類のところへさ。僕の作はスペインのセヴィリヤを舞台にとって、神の栄光のために日ごとに国内に炬火(たいまつ)が燃えて、

  華麗なる火刑の庭に
  おぞましき異教の者が焼かれたる

恐ろしい宗教裁判のときのことを扱ったものなんだ。もちろん、このキリスト降臨は、彼がかつて約束したように天国の栄光につつまれて、最後に出現したのとは全然、違っている。けっして、東から西へと輝きわたる、稲妻のような出現ではないんだ、キリストはほんの一瞬間でもいいから、わが子らを訪れてみようと思ったのだ。そして、いたずらに異教の輩(やから)を焼く炬火の爆音のすさまじい土地を選んだわけなのだ。

きわまりない慈愛をもったキリストは、十五世紀前に三十三年のあいだ、人類のあいだを歩き回ったときと同じ人間の姿をかりて、もう一度、民衆の中へ現われたのだ。彼は南方の市の『熱き巷(ちまた)』へ降臨したが、それはちょうど、『華麗なる火刑の庭』で、ほとんど百人に近い異教徒が、 ad majoriam Dei (神の栄光を大ならしめんがため)国王をはじめ、朝臣や、騎士や、僧正や、艶麗な女官や、その他セヴィリヤの全市民の眼の前で、大審問官の僧正の指揮のもとに、一挙に焼き殺されたあくる日であった、キリストはこっそりと、人知れず姿を現わしたのだ

が、人々は――不思議なことに、――キリストだとすぐに感づいてしまう、ここが僕の劇詩の中ですぐれた部分の一つなんだ、――つまり、どうして人々がそれを感づくかというところがさ。

民衆は不可抗力に引きずられて、彼の方へどっと押し寄せたかと思うと、たちまちにしてそのまわりを取り囲み、しだいに厚い人垣を築きながら、その後ろについて行くのだ。彼は限りない憐憫のほほえみを静かにたたえながら、黙々として群集の中を進んで行く、愛の太陽はその胸に燃え、光明と力とはその眼からほとばしり、その輝きが人々の上に照り渡り、彼らの心はそれにこたえるような愛におののく。

キリストは人々の方へ手をさし伸べて祝福を与えたが、その体どころか、着物の端に触れただけで、すべてのものを癒(い)やす力が生ずるのだった。と、その時、幼少からの盲目であった一人の老人が群集の中から、『主よ、わたくしをおなおしくださりませ、さすれば、あなた様を拝むことができまする』と叫んだのだ。と、たちまち眼から鱗(うろこ)でも落ちたように、盲人には主の顔が見えるようになった。

民衆は泣きながら、彼の踏んで行く土を接吻する。子供たちは彼の前に花を投げて、歌をうたいながら、『ホザナ!』と叫ぶ。『これはキリスト様だ、キリスト御自身だ』とみんながくり返す。『これはキリスト様に違いない、キリスト様でなくて誰だろう?』

彼はふと、セヴィリヤ寺院の入口に立ち止まった。ちょうどその時、蓋(ふた)をしない小さな白い棺(かん)が泣き声に送られて寺院へかつぎこまれるところだった。その棺には、ある有名な市民の一人娘で、七つになる女の子が眠っていた。その幼い死骸は花に埋まっている。

『あのおかたが、あなたの子供さんを生き返らせてくださいますぞ』と、悲嘆にくれた母に向かって、群集の中から叫ぶ声が聞こえた。棺を迎えに出た寺僧は、けげんな顔をして眉をひそめながら、それを眺めている。すると、その時、死んだ子供の母のけたたましい叫び声が聞こえる。彼女は、主の足もとへ身を投げて、

『もし主キリストでいらっしゃいますならば、この子を生き返らせてくださいませ』

と彼の方へ両手を差し伸べながら、叫ぶのだ。葬列は立ち止まって、棺は寺の入口へ――彼の足もとへおろされた。

彼は憐憫の眼でそれを見守っていたが、その口は静かに、あの『タリタ・クミ』(少女よ、われなんじに言う、起きよ)をいま一度くり返した。すると、娘は棺の中で起き上がって坐ると、びっくりしたような眼を大きく見開いて、にこにことあたりを見回す。その手には白ばらの花束が握られていたが、それは彼女と共に棺の中へ入れてあったものだ。

群集のあいだには動揺と叫喚と嗚咽(おえつ)が起こる。

この瞬間、寺院の横の広場を、大審問官である僧正が通りかかる。
それはほとんど九十に近い老人で、背の高い腰のしゃんとした人で、顔は痩せこけ眼は落ちくぼんでいるが、その中にはまだ火花のような光がひらめいている。

彼の着物は、昨日ローマ教の敵を焼いたときに、人民の前で着ていたような、きらびやかな大僧正の袍衣(ほうい)ではなく、古い粗末な法衣であった。その後ろからは陰気な顔をした補祭や、奴隷や、『神聖な』警護の士などが、かなりの距離をおいて続いていた。僧正は群集の前に立ち止まると、遠くから様子を眺めていた。

彼は何もかも見てしまったのだ、キリストの足もとへおろされて女の子がよみがえったのを見たのだ、そして、彼の顔は暗くなった。その白い濃い眉はひそめられ、眼は不吉な火花を散らし始めた。彼はその指を伸ばして、警護の士に向かい、かの者を召し捕れと命令した。

彼はそれほどの権力を持ち、群集はあくまでも従順にしつけられ、戦々恐々として彼の命に服することに慣らされていたので、さっと警護の者に通路をあけた。そして、急にしいんと墓場のように静まり返った沈黙の中で警護の者はキリストに手をかけて引き立てて行く。

群集はまるでただ一人の人間のように、いっせいに土下座せぬばかりに老審問官の前にひれ伏す。彼は無言のまま一同を祝福しつつ通り過ぎて行く。警護の者は囚人(めしうど)を神聖裁判所の古い建物内にある、陰気で狭苦しい丸天井の牢屋へ引きたてて来ると、その中へ監禁してしまった。

その日も暮れて、暗くて暑い、『死せるがごとき』セヴィリヤの夜が訪れた。空気は『月桂樹とレモンの香に匂(にお)って』いる。暗い闇の中で、不意に牢獄の鉄扉があいて、老大審問官が手に明かりを持って、そろそろと牢屋の中へはいって来た。彼はたった一人きりで、扉はすぐに閉ざされた。

彼は入口に立ち止まると、しばらくのあいだ、一分か二分、じっとキリストの顔に見入っていた。とうとう静かにそばへ近寄って、明かりをテーブルの上に載せると、口をきった。

『そこに御座るのはキリストかな? キリストかな?』

しかしなんの答えもないので、すぐにまたつけ足した、

『返事はしないがいい。黙っておるがいい。それにおまえは何を言うことができよう? わたしにはおまえの言うことがわかりすぎるくらいわかっているのだ。それにおまえは、もう昔、言ってしまったことよりほかには何一つ言い足す権利も持っていないのだ。

それにしても、なぜおまえはわしらの邪魔をしに来たのだ? 
おまえはわしらの邪魔をしに来たのだ。

それはおまえにもわかっておるはずだ。しかし、おまえが明日どんなことが起こるか知っておるかな? 

わしにはおまえが何者かは知らぬ、また知りたくもない。おまえは本当のキリストか、それとも贋者(にせもの)か、そんなことはどうでもよい、とにかく、明日はおまえを裁判して、邪教徒の極悪人として火烙(ひあぶ)りにしてしまうのだ。

すると今日おまえの足を接吻した民衆が、明日は、わしがちょっと合い図をしさえすれば、おまえを焼く火の中へ、われ勝ちに炭を掻(か)きこむことだろう、おまえはそれを知っておるのか? おそらく知っていられるであろうな』と彼は片時も囚人(めしうど)から眼を離そうとしないで、考えこむような風に、こう言い足したのだ」

 「僕にはなんのことだかよくわかりませんよ、兄さん、いったいそれは何のことです?」ずっと黙って聞いていたアリョーシャは、ほほえみながら、こう尋ねた、「それはただでたらめな妄想(もうそう)なんですか、それとも何か老人の考え違いなんですか。なんだか本当にはなさそうな、 qui pro quo (矛盾)じゃありませんか」

 「じゃ、そうしておくさ」とイワンは笑いだした、「もしも、おまえが現代のリアリズムに心酔していて、幻想的なことには全然我慢することができないで、それを qui pro quo と考えたいというんなら、まあ、そんなことにしといてもいいよ、ほんとに」

と彼はまた笑った、

「その老人はもう九十という年なんだから、いいかげんにもう気ちがいじみた観念になっているかもしれない。それに囚人の風貌だって老人の心を打ったはずだからな。いや、ことによったら、それは九十になる老人の臨終(いまわ)のきわのうわごとかもしれない。幻想かもしれない。

おまけに昨日火刑場で百人からの異教徒を焼き殺したため、まだ気が立ってるのかもしれないよ、しかし、僕にとっても、おまえにとっても、 qui pro quo だろうが、でたらめな妄想だろうが、それはどうせ同じことじゃないかな、要するに、老人は自分の腹の中を、すっかり吐き出してしまいたかっただけの話だ。九十年のあいだ、だまって腹の中にしまっていたことを、すっかり吐き出してしまいたかっただけの話さ」

 「で、囚人はやっぱり黙っているんですか? 相手の顔を見つめながら、一言も口をきかないのですか?」

 「そりゃあ、そうなくっちゃならないよ、どんな場合でもね」と、イワンはまた笑いだした、

「老人は自分から、キリストは昔言ってしまったこと以外には、何一つ言い足す権利を持っていないと断言しているじゃないか。なんなら、その中にローマン・カトリックの最も根本的な本質が含まれているといってもいいくらいだ、少なくとも僕の意見ではね。

『もうおまえはいっさいのことを法王に任せてしまったのじゃないか、今はいっさいが法王の手に握られているのだ、だから、今ごろになって、のこのこ出て来ることだって、よしてもらいたいものだ、少なくとも、ある時期までは邪魔をしてもらいたくはない』

と、こう言うのさ。こんな意味のことを少なくともエズイタ派の連中は、口で言うばかりではなく、本にまで書いているのだよ。僕は自分でもこの派の神学者の書いたものを読んだことがある。

『いったいおまえは、自分が出て来たあの世の秘密を、たとい一つでもわれわれに伝える権利をもっておるのか?』

と大審問官はキリストに尋ねておいて、すぐ自分で彼に代わって答えたのだ、

『いや、少しも、もっていない。それはおまえが前に言ったことばに、何一つつけ足すことができないためだ。それは、おまえがまだこの地上におったころ、あれほど主張した自由を、人民から奪わないためだ。おまえが、今新しく伝えようとしていることは、すべて人民の信仰の自由を犯すものだ。なぜならば、それは奇跡として現われるから。

しかも、人民の自由は、まだあのころから、千五百年も前から、おまえにとっては何より大切なものだったではないか、あの当時、《われなんじらを自由にせん》と、よく言っていたのはおまえではなかったか、ところが今、おまえは彼らの《自由な》姿を見たのではないのか』

と、物思わしげな薄ら笑いを浮かべながら、老人は急にこう言い足したのだ、

『ああ、この事業はわれわれにとって高価なものについた』

いかめしい眼眸(まなざし)で相手を見つめながら、彼はことばを続けて、

『だが、今われわれはおまえの名によって、この事業を完成した。十五世紀のあいだ、われわれはこの自由のために苦しんできたが、やっと今は完成した。立派に完成した、おまえは立派に完成したといっても本当にはしないだろうな? 

おまえはつつましやかにわしを見つめたまま、憤慨するのもおとなげないというような顔をしておる、しかし、人民は今、いつにもまして、現に今、自分たちが完全に自分になったと信じておるのだ。

しかも、その自由を、彼らはみずから進んでわれわれに捧げてくれた。そして、ねんごろにわれわれの足もとへそれを置いてくれたのだ。けれど、それを成し遂げたのはわれわれなのだ。そしておまえが望んだのはこんなことではなかったのかい、こんな自分ではなかったのか』

と言ったのだ」

 「僕は、またわからなくなりましたよ」とアリョーシャがさえぎった、「老人は皮肉を言ってるんですか、あざけっているんですか?」

 「けっしてそうじゃないんだ、彼はついに自由を征服して、人民を幸福にしてやったのを、自分や仲間の者の手柄だと思っているのさ。『なぜなら、今(もちろん、彼は審問のことを言ってるんだよ)、はじめて人間の幸福を考えることができるようになったからだ。

人間はもともと反逆者にできあがっておるのだが、反逆者が幸福になると思うか?

 おまえはよく警告を受けた――と彼はキリストに向かって言ったのだよ――おまえは注意や警告を飽くほど聞かされながら、それに耳をかさないで、人間を幸福にすることのできる唯一の方法をしりぞけてしまったではないか。

しかし、仕合わせにも、おまえがこの世を去るときに、自分の事業をわれわれに引き渡して行った。おまえはその口から誓って、人間を結びつけたり解いたりする権利をわれわれに授けてくれた。だから、もちろん、今となっては、その権利はわれわれから取りあげるというわけにはいかぬ。なんのためにおまえはわれわれの邪魔をしに来たのだ?』」

 「注意や警告を飽くほど受けた、というのはいったい何のことでしょう?」と、アリョーシャは聞いた。

 「そこが老人の言おうとした肝心な点なんだよ。」

 「『恐ろしくて、しかも賢明なる精霊が』と老人は語り続けるのだ、

『自滅と虚無の精霊――偉大なるあの精霊が、荒野でおまえと問答をしたことがあるだろう、書物に書いてあるところでは、それがおまえを《試みた》ことになるのだそうだ。それは本当のことかな? 

しかし、その精霊が三つの問いの中でおまえに告げて、おまえに否定されたあの、書物の中で《試み》と呼ばれていることば以上に、より真実なことが何か言い得られるだろう? 

もしいつかこの地上で、本当に偉大な奇跡が行なわれる時があるとすれば、それこそあの三つの試みの中に奇跡が含まれているのだ。もし仮りにこの恐ろしき精霊の三つの問いが、書物の中から跡かたもなく消失してしまったとして、再びこれを元どおり書物の中へ書き入れたるため新たに考案して書き上げねばならなくなったとする。

そのために世界の賢人――政治家、長老、学者、哲人、詩人などを呼び集めて、さあ三つの問いをくふうして作り出してくれ、しかし、それは事件の偉大さに適合しているのみならず、ただ三つのことばでもって、三つの人間のことばでもって、世界と人類の未来史をことごとく表現していなくてはならぬ、という問題を提出したとする。そうしたら世界中の知恵を一束にしてみたところで、力と深みにおいて、かの強くて賢い精霊が荒野でおまえに発した、三つの問いに匹敵するようなものを考え出すことがはたしてできるかどうか、それはおまえにだってわかりそうなものではないか? 

この三つの問いだけから判断しても、その実現の奇跡だけから判断しても、移りゆく人間の知恵でなくて、絶対不滅の英知を向こうに回している、ということがわかるではないか。なぜなら、この三つの問いの中に人間の未来の全歴史が、完全なる一個のものとなって凝縮しているうえに、地上における人間性の歴史的矛盾をことごとく包含した、三つの形態が現われているからである。

もちろん、未来を測り知ることはできないから、その当時こそ、それはよくわからなかったのだけれど、それから十五世紀を経た今日になってみれば、もはや抜き差しならぬほど安全に、この三つの問いの中にいっさいのことが想像されて、予言されて、しかもその予言がことごとく的中していることが、よくわかるではないか。

 『いったいどちらが正しいか、自分で考えてみるがよい――おまえ自身か、それともあの時おまえに質問をしたものか? 第一の問いはどうだろう、ことばは違うかもしれぬが、こういう意味だった。

《おまえは世の中へ行こうとしている、しかも自由の約束とやらを持ったきりで、空手で出かけようとしている。しかし生来単純で粗野な人間は、その約束の意味を悟ることができないで、かえって恐れている。なぜなら、人間や人間社会にとって、自由ほど耐えがたいものは他にはないからである! 

このむき出しになって焼け果てた荒野の石を見よ。もしおまえがこの石をパンに変えることができたら、人間は上品で従順な羊の群れのように、おまえの後を追うだろう、そうしておまえが手を引いて、パンをくれなくなりはせぬか、とそのことばかりを気づかって、絶えず戦々恐恐としておるに違いないぞ》といった。

ところが、おまえは人民の自由を奪うことを欲しないで、その申し出をしりぞけてしまった。おまえは、もし服従がパンで購(あがな)われたものならば、どうして自由が存在し得るか、という考えだったのだ。

そのときおまえは人はパンのみにて生くるものにあらずと答えたが、しかし、この地上のパンの名をもって、地の精霊がおまえに反旗を翻し、おまえと戦って勝利を博するのだ。そしてすべてのものは、

《この獣に似たるものこそ、天より火を盗みてわれらに与えたるものなり》

と絶叫しながら、その後に従って行くのをおまえは知らないのか。長い年月の後に、人類はおのれの知恵と科学の口をかりて、犯罪もなければ、罪障もない、ただ飢えたる者があるばかりだ、と公言するだろうことをおまえは知らないのか。

《食を与えよ、しかる後われらに善行を求めよ!》

と書いた旗を押し立てて、人々はおまえに向かって暴動を起こす。そしてその旗がおまえの寺を崩壊するのだ。おまえの寺の跡には、やがて新しい建築ができる。そしてさらに恐ろしいバビロンの塔が築かれるのだ。

もっとも、この塔も以前の塔と同じように落成することはあるまいが、それにしても、おまえはこの新しい塔の建築を差し止めて、人類の苦痛を千年だけ短縮することができるはずなのだ。なぜならば、彼らは千年のあいだ、自分の塔のために苦しみ通したあげく、われわれの所へ帰って来るに違いないからだ! 

そのとき彼らは再び地下の墓穴の中に隠れているわれわれを捜し出すだろう(われわれは再び迫害を受け、苦しめられるからだ)。彼らは捜し出したらわれわれに向かって、

《わたくしどもに食物をください、わたくしどもに天国の火を取って来てやると約束した者が、嘘をついたのです》

と絶叫するだろう。その時、はじめてわれわれが彼らの塔を落成さしてやるのだ。なぜなら、それを落成さすことのできるのは、彼らに食を与える者のみで、われわれはおまえの名をもって、彼らに食を与えてやるからだ。しかしおまえの名をもってと言うのは、ほんの出まかせにすぎないのだ。

そうとも、われわれがいなかったら、彼らは永久に食を得ることができないのだ!

 彼らが自由であるあいだは、いかなる科学でも彼らにパンを与えることはできない。結局、彼らは自分の自由をわれわれの足もとに投げ出して、

《わたくしどもを奴隷になすってもかまいませんから、どうか食べ物をください》

というようになるだろう。つまり、自由とパンはいかなる人間にとっても、両立しがたいことを、彼らはみずから悟るだろう。

実際どんなことがあっても、けっして彼らは自分たちのあいだで、うまく分配するということができないに決まっているから、また彼らは無力で、不徳で、無価値な暴徒にすぎないのだから、けっして自由になり得ないことも悟るだろう。

おまえは彼らに天上のパンを約束したが、何度もくり返すようだが、はたしてあの無力で、永久に不徳な、永久にげすばった人間の眼から見て、天上のパンが地上のパンと比べものになるだろうか?

 よし幾千万の人間が、天上のパンが欲しさに、おまえの後からついて行くにしても、天上のパンのために地上のパンを捨てることのできない幾百、幾千万の人間は、いったいどうなるというのだ? 

それともおまえに大切なのは、立派な、力強い幾万かの人間だけで、その他の弱い、けれどもおまえを愛している幾百万の人間、いや、浜の真砂(まさご)のように数えきれない人間は、すぐれた力強い人間の材料とならなければならぬというのか? 

いや、われわれには弱い人間も大切なのだ、彼らは不徳感で反逆者ではあっても、最後にはかえってこういう人間が従順になるのだ。彼らはわれわれに感嘆して、神とまで崇(あが)めるに至るだろう。なぜならば、われわれは彼らの先頭に立って、彼らの恐れている自由に甘んじて耐えて、彼らの上に君臨することを諾(うべな)うからだ。かくして、結局、彼らは、自由になることを恐ろしいと感じだすに違いない! 

しかしわれわれは彼らに向かって、自分たちもやはりキリストに従順なものだから、おまえたちの上に君臨するのはキリストの御名によるのだ、と言って聞かせる。こうしてわれわれはまた彼らを欺くが、もはや断じておまえを自分たちのそばへ近づけはしないのだ。この偽りのなかにわれわれの苦悩がある。しかもわれわれは偽らざるを得ないのだ。

荒野における第一の問いはこういう意味を持っているのだ。おまえは自分が何にも増して尊重した自由のために、これだけの物を拒否したのだ。さらに、この問題のうちには、この世界の大きな謎(なぞ)が潜んでいるのだ。おまえがもし『地上のパン』を受け入れたなら、個人および全人類に共通な永遠の悩み、――《何人を崇拝すべきか?》という疑問に対して、回答を与えることになったのだ。

自由になった人間にとって、最も苦しい、しかも絶え間なき問題は、一刻も早く自分の崇むべき者を捜し出すことである。しかし、人間という者は議論の余地なく崇拝に値する者を求めている、万人ことごとく打ちそろって、一時にその前にひざまずき拝し得るような、絶対的に崇むるに足る対象を求めているのだ。これらの哀れな被造物の心労は、めいめい勝手な崇拝の対象を求めるだけではなく、万人が信服してその前にひざまずくことのできるような者を捜し出すことにあるのだ。どうしても、《すべての人といっしょ》でなければ承知しないのだ。

この共通な崇拝の要求が、この世の初まりから、各個人および全人類のおもなる苦悩となっている。崇拝の共通ということのために、彼らは互いに剣をもって殺戮(さつりく)し合った。彼らはおのおのの神を創り出して互いに招き合っている。つまり、

《おまえたちの神を崇めないか、そうしなければ、おまえたちもおまえたちの神も死あるのみだぞ!》

というのだ。これは世界の終わるまでこのとおりだ。神というものが地上から消え失せてしまった時でも、やはり同じことだ。彼らは偶像の前にでも、ひざまずくだろうから。おまえはこの人間性の根本の秘密を知っていたろう、いや知らないはずはない。ところが、おまえはすべての人間を無条件で自分の前にひざまずかせるため、精霊がおまえにすすめた唯一絶対の旗幟――つまり地上のパンという旗幟――を拒否したのだ、しかも天上のパンの名をもって拒否したではないか。

それからさきにおまえはどんなことをしたか、考えてみるがよい。何事によらず、例によって、自由の名をもって行なったではないか! 

わしがおまえに言っておるとおり、人間という哀れな生き物は、生まれ落ちるとより授けられている自由の賜物を、いちはやく誰かに譲り渡そうとして、その相手を捜し出すことにきゅうきゅうとしていて、この苦しみほど人間にとって切実なものはないのだ。それにしても、人間の自由を支配し得るのは、彼の良心を安んずることのできる者に限ることだ。ところで、おまえにはパンという絶対的な旗幟が与えられたのだから、パンさえ与えれば、人間はおまえの足もとにひざまずくに決まっている。なぜといって、パンほど確実なものはないからだ。

が、もしその時おまえのほかに、人間の良心を支配する者が出現した暁には、――おお、その時こそは、おまえのパンを捨てても、人間は自分の良心を籠絡(ろうらく)する者について行くに違いない。この場合においてはおまえも正しかったのだ。なぜなら、人間生活の神秘はただ生きるということに存するから。何のために生きるかという確固たる観念がなかったら、人間はたとえ周囲にパンの山を積まれても、生くることを楽しとせずに、こんな地上にとどまるよりは、むしろ自殺の道を選んだに相違ない。これは確かにそのとおりだったろう。

ところが、実際はどうであったか。おまえは人間の自由を支配するどころか、かえっていっそう彼らに自由を増してやったではないか! 

それとも、おまえは人間にとって、安らいのほうが時としては死でさえも、善悪の認識界における自由の選択よりは、はるかに高価なものであることを忘れたのか? それは、むろん人間としては、良心の自由ほど愉快なものはないのだけれど、これはどまた悩ましいものもないのだ。しかるに、おまえは人間の良心を永久に慰める確固たる根拠を与えないで、あるとあらゆる異常な謎のような、しかも取り留めもない、人間の力にはそぐわぬ代物を取って与えた。それゆえ、おまえの行為は全然人類を愛することなくして、行なったと同じ結果になってしまった、しかも、それが誰かといえば、人類のために一命を投げ出した人なのだ! 

おまえは人間の自由を支配しようとして、かえってその自由を多くして、その苦悩によって永久に、人間の心の王国の負担を多くしてやったではないか。おまえは自分でそそのかして俘(とりこ)にした人間が、自由意志でおまえについて来るために、人間に自由の愛を求めたのだ。人間はこれからさき、確固たる古代の掟(おきて)を捨てて、自分の自由意志によって何が善で何が悪であるかを、一人で決めなければならなくなった。しかも、その指導者としては、おまえの姿が彼らの前にあるだけなのだ。

だがおまえはこんなことを考えはしなかったか、――もしも、選択の自由というような、恐ろしい重荷が人間を圧迫するとすれば、ついにはおまえの姿やおまえの真理を排斥するに至る。そして《真理はキリストの中にはない》と叫ぶようになる。というのは、おまえがあまりに多くの心労と、とても解決できない問題を課したため、人間は困惑と苦痛の中にとり残されたからだ。実際、これ以上に残酷なことはとてもできるものではない。こうしておまえは自分で自分の王国の崩壊する根本を作ったのだから、誰も他人をとがめることはできない。

とはいえ、おまえがすすめられたのは、はたしてこんなことであったろうか?

 ここに三つの力がある。つまり、これらのいくじない反逆者の良心を、彼らの幸福のために永久に征服して、俘(とりこ)にすることのできる力は、この地上にたった三つよりないのだ。その力というのは、奇跡と神秘と政権である。

おまえは第一も第二も第三も拒否して、みずからその先例を作った。あの恐ろしくも、おぞましい精霊が、おまえを宮殿の頂きに立たせて、

《もしも、おまえが神の子か否かを知りたいなら、試みに下へ飛んでみよ。なぜなら、下へ落ちて身を粉砕しないように、中途で天使に受け止めてもらう人の話が本にも書いてあるから、その時おまえは自分が神の子かどうかを知ることができるし、天なる父に対するおまえの信仰のほども知れるわけだ》

しかし、おまえはそれを聞くと、そのすすめをしりぞけ、かかる術策に引っかかって下へ身を投げるようなことをしなかった。それはもちろん、おまえは神としての誇りを保って、立派にふるまったに違いない。しかし人間は――あのいくじのない反逆者の種族はけっして神ではないからな。おお、もちろんあの時、あまえがたった一足でも前へ進み出て、下へ身を投ずる構えだけでもしたのなら、神を試みたことになって、たちまちすべても信仰を失い、おまえが救うためにやって来た土に当たって粉砕し、おまえを誘惑したさかしい精霊を喜ばしたに違いない、わしはそれを知っていたのだ。が、くり返して言うが、いったいおまえのような人間がたくさんいるだろうか? 

このような誘惑を持ち耐える力がほかの人間にもあるなどと、おまえは本当にただの一分間でも考えることができたか? 

人間の本性というものは、奇跡を否定するようにはできていないのだ。いわんや、そのような生死に関する恐ろしい瞬間に、――最も恐ろしい、根本的な、苦しい精神的疑問の湧き起こった瞬間に、自由な心の決定にのみ頼っていくようにはできていないのだ。

おまえは自分の言行が書物に記録されて、時の窮み、地の果てまで伝えられることを知っていたので、すべての人間も自分の例にならって、奇跡を必要としないで神と共に暮らすだろう、そんなことを当てにしていたのだ。けれども、人間は奇跡を否定すると同時に、ただちに神をも否定する。なぜならば、人間は神よりもむしろ奇跡を求めているのだから、――この理(ことわり)をおまえは知らなかったのだ。人間というものは奇跡なくして生きることができないから、自分で勝手に新しい奇跡を作り出して、果ては祈禱 師(きとうし)の奇跡や、巫女(みこ)の妖術(ようじゅつ)まで信ずるようになる。そして相手が百倍もひどい悪党で、邪教徒で、不信心者であっても意としないのだ。おまえは多くの者が、

《十字架からおりてみろ、そうしたらおまえが神であることを信じてやる》

と、ひやかし半分にからかった時、おまえは十字架からおりて来なかった。つまり、またしても人間を奇跡の奴隷にすることを潔しとせず、自由な信仰を渇望したから、おりなかったのだ。おまえは自由な愛を渇望したが、恐ろしい偉力によって、凡人の心に奴隷的な歓喜を呼び起こしたくなかったのだ。しかしおまえは人間をあまりに高く見積りすぎたのだ。

それは天性彼らは暴徒にできあがっていても、やはり奴隷に違いないからだ。まあよく観察して判断するがよい。もう十五世紀も過ぎたのだから、よく人間を観察するがよい。あんなやつらをおまえは自分と同じ高さまで引き上げたのだ。わしは誓って言うが、人間はおまえの考えたより、はるかに弱くて卑劣なものなのだ! 

いったいおまえのしたと同じことが人間にできると思うのか? あんなに人間を尊敬したために、かえっておまえの行為は彼らに対して同情のないものになってしまったのだ。それはおまえがあまりにも多くのものを彼らに要求したからである。これおが人間を自分の身より以上に、愛した、おまえのなすべきことといえるだろうか? 

もしもおまえがあれほど彼らを尊敬さえしなかったら、あれほど多くのものを要求もしなかったろう。そしてこのほうがはるかに愛に近かったに違いない。
つまり人間の負担も軽くて済んだわけだ。

人間というものは弱くて卑しいものだ。今彼らはいたるところで、われわれの教権に反抗して、それを誇りとしているがそんなことはなんでもない。それは赤ん坊か小学生の自慢だ。それは教室で騒動を起こして、教師を追い出すちっぽけな子供なのだ。しかし今にそんな子供らしい喜びは終わりを告げて、それに対して彼らは高い支払いをしなければならない。彼らは寺院を破壊して地上に血を流すことだろう。

しかし、結局はこの愚かな子供たちも、自分らは暴徒とはいっても、最後まで反抗を持続することのできない、いくじない暴徒にすぎないことを悟るだろう。やがては、愚かな涙を流しながら、自分たちを暴徒として創った者は、疑いもなく自分たちを冷笑するためだと自覚するだろう。彼らがこんなことを言いだすのは絶望に陥った時、そのことばは神を冒瀆(ぼうとく)するものとなり、それによって彼らはいっそう不幸に陥るだろう。それは、人間の本性がとうてい、冒瀆 を耐え忍ぶことのできないもので、結局、自分で自分にその復讐(ふくしゅう)をするに決まっているからだ。

かかるがゆえに、不安と惑乱と不幸と――これがおまえが彼らの自由のためにあれだけの苦しみを忍んだ後で彼らに与えられた、今の人間の運命なのだ! おまえの偉大なる予言者はその幻想と譬喩(ひゆ)の中で、最初の復活に参与したすべての人を見たが、その数はあらゆる種族を通じて一万二千人ずつあったといっておる。

しかし、それほど多くの者がいたとしても、それは人間ではなくて神であったといってもいいくらいだ。彼らはおまえの十字架を耐え忍び、荒れ果てた不毛の広野の幾十年を、蝗(いなご)と草の根によって露命をつないできたのだから、もちろん、自由の子、自由な愛の子、おまえの名のために自由と偉大なる犠牲となった子として、大威張りでこれらの人々を指すことができるだろう。

しかし、考えてもみるがいい。それはわずか数千人の、しかも神ともいうべき人間だけである。あとの人間はどうなるのだ? 

そうした偉大な人々の耐え忍んだことを、他の弱い人間が同じように耐え忍ぶことができなかったからとて、彼らになんの罪があろう? 

そのような恐ろしい賜物を、受け入れることができなかったとて、弱い魂を責めるわけにはいくまい。それともおまえは、ただ選ばれたる者のために、選ばれたる者のもとへ来たのにすぎなかったのか? 

仮にそうだとすれば、それこそ神秘で、もはや、われわれにはわからないことだ。しかし本当に神秘だとすれば、われわれは神秘を伝道して、彼らに向かって、いちばん肝要なものは良心の自由なる判断でもなければ、愛でもなく、ただ一つの神秘あるのみだ、すべての人間は自分の良心にそむいてまでも、この神秘に盲従しなければならないと教える権利を持っているわけだ。

実際われわれはそのとおりにしてきた。われわれは、おまえの事業を訂正して、それを奇跡と神秘と教権の上にすえつけたのだ。すると民衆は、再び自分たちを羊の群れのように導いてくれる者ができ、それほど彼らに苦痛をもたらしたあの恐ろしい贈り物を。ついに取りのけてもらえる時が来たのを喜んだのだ。われわれがこんな風に教えたのは間違っているかどうか、ひとつ聞かせてもらいたい。われわれが優しく人間の無力を察して、情をもって彼らの重荷を減らしてやり、弱い彼らの本性を、たといそれが悪いことであっても大目に見て許してやったのが、はたして人類を愛したことにならぬのだろうか? 

いったいおまえは、今ごろになってなんのためにわれわれの邪魔をしにやって来たのだ? どうしておまえはそのやさしい眼でじっと見抜くように、黙ってわしを見つめておるのだ? 

怒るのなら勝手に怒るがよい、わしはおまえの愛なんか欲しくはない、わしのほうでもおまえを愛してはいないのだから。それにわしは、何もおまえに隠しだてをする必要もない。それともわしが今、誰と話をしているか、知らないとでも思うのか? 

わしが今言おうと思っていることは、何もかもおまえにわかっているはずだ。それはおまえの目つきでちゃんと読める。しかし、わしはおまえにわれわれの秘密を隠そうとは思わぬ。ことによると、おまえはぜひわしの口からそれが聞きたいのかも知れぬ。

それなら、聞かせてあげよう。われわれの仕事仲間はおまえでなくてやつ(悪魔)なのだ。これがわれわれの秘密だ! 

われわれはすでにずっと前から、もう八世紀のあいだもおまえを捨てて、やつといっしょになっているのだ。ちょうど八世紀以前、われわれは彼の手からおまえが憤然としてしりぞけたところのものを取ったのだ。それは地上の王国を示しながら、やつがおまえにすすめた最後の賜物だったのだ。

われわれは彼の手からローマとシーザーの剣を取って、われわれこ地上の唯一の王者だと宣言したのだ。もっとも、いまだこの事業を十分に完成することはできなかったが、それはわれわれの罪ではない。この事業は今日に至るまで、ほんの初期の状態にあるけれど、とにかく緒についてはいるのだ。その完成はまだまだ長く待たねばならぬし、まだまだこの地球も多くの苦しみをなめなければならないが、しかし結局、その目的を貫徹してわれわれは皇帝となり、やがては人類の世界の世界的幸福を企てることができるのだ。ところが、おまえはまだあの時にシーザーの剣を取ることができたのだ。どうしておまえはこの最後の贈り物をしりぞけたのだ?

 おまえがこの偉大なる精霊の第三の勧告を受け入れていらなら、人類が地上で捜し求めているいっさいのものを満たすことができたはずだ。言い換えれば、崇(あが)むべき人と良心を託すべき人と、すべての人が世界的に一致して、蟻塚(ありづか)のように結合する方法である。なぜというに、世界的結合の要求は、人間の第三にしてかつ最後の苦悩だからである。

全体としての人類は常に世界的に結合しようと努力している。偉大な歴史を持った偉大なる国民が多くあったにはあったけれど、これらの国民は高い地歩を占めれば占めるほど、いっそう不幸になってゆくのだった。というのは人にすぐれて強い者ほど、人類の世界的結合の要求をより激しく感じるからである。チムールやジンギスカンというような偉大な征服者は、さながら疾風のように地上を席捲(せつけん)して、宇宙を併合しようと努力した。そして、これらの人々も無意識にではあるが、やはり、人類の世界的結合の要求を表現したのだ。全世界とシーザーの紫色の袍(ほう)をとってこそ、はじめて、世界的王国を建設して、宇宙的平和を設定することができるのだ。

なぜというのに、人類の良心を支配し、かつ、人類のパンをその手に把握している者でなくしては、人類を支配することができないからだ。われわれはもちろん、おまえを捨ててやつの後について行った。おお、人類の自由な知恵と、科学と、人肉啖食(じんにくたんしょく)の放肆(ほうし)きわまりなき時代が、まだこのうえに幾世紀も続くだろう。まさしく人肉啖食だ。なぜなら、彼らは、われわれの力をかりずして、バビロンの塔を建て始めたのだから、彼らはついに人肉啖食で終わるのは当然なのだ。しかし、最後にはこの獣が、われわれのもとへはい寄って、われわれの足をなめまわしながら、血の涙を注ぐことだろう。

そこで、われわれはその獣にまたがって杯を挙げる。そして、その杯には《神秘》と書かれているだろう。しかし、その時になって、はじめて平和と幸福の王国が人類を訪れるのだ。おまえは自分の選ばれた者ども以外にはないのだ。ところが、われわれは、すべての者をいこわせることができる。まだまだそれくらいのことではない、これらの選ばれた者どもや、選ばれたる者になり得る強者の多くは、もはやおまえの出現を待ちくたびれて、自分の精神力や情熱をまるで見当違いの畑へ移してしまっている。まだこれからも移してゆくだろう。

そしてついには、おまえにそむいて自由の反旗を翻すに違いない。しかし、おまえ自身もこの反旗を翻したではないか。ところが、われわれのほうでは万人が幸福になって、もはや反逆を企てる者も、互いに殺傷し合う者もなくなるのだ。これに反して、おまえの自由な世界では、それが随所に行なわれている。おお、われわれは、彼らがわれわれのために自分の自由を捨てて、われわれに服従したとき、はじめて彼らは幸福になれるのだとよく皆のものに聞かしてやろう。

ところで、どうだろう、われわれの言うことは正しいだろうか、正しくないだろうか? いや彼ら自身でわれわれの言うことが正しいことを悟るに違いない。それは、おまえの自由のおかげで、どれほど恐ろしい奴隷状態と混乱に落とされていたかを思い出しさえすれば十分だからな。自由だとか、自由な知恵だとか、科学だとかは、彼らをものすごい渓谷に連れこんで、恐ろしい奇跡や、解きがたい神秘の前に立たせるため、彼らのうち頑強(がんきょう)で獰猛(どうもう)な者は自殺してしまうし、頑固であっても弱い者は互いに滅ぼし合うだろう、その他のいくじのない不仕合わせな者たちは、われわれの足もとへはい寄って、こう叫ぶのだ、

《あなたがたは正しゅうございました。あなたがたのみがキリストの神秘を持っていらっしゃいます。でありまするから、わたくしどもはあなたがたのところへ帰ります。どうか、わたくしどもを自分自身から救ってくださいまし》

そこで、われわれは彼ら自身の得たパンをその手から取り上げると、石をパンに変えるというような奇跡などは何も行なわないで、再び彼らにそれを、分配してやる、彼らはパンを受け取る時に、このことをはっきり承知しているけれど、彼らが喜ぶのはパンそのものよりも、むしろ、それをわれわれの手から受け取るということなのだ! 

なぜならば、以前われわれのいなかったころには、彼らの得たパンがその手の中で石ころになってしまったが、われわれのところへ帰って来てからは、その石がまた彼らの手の中でパンになったことを、悟りすぎるくらい悟っているからである。永久に服従するということがどんな意味を持っているかも、彼らは理解し過ぎるほど理解するに違いない! 

この理に合点のゆかぬあいだは、彼らはいつまでも不幸なのだ。だが、これを彼らに知らさないようにしたのは第一誰なのか、それが聞きたい。羊の群れを散り散りにして、不案内な道へ追いやったのはのは誰だ? 

でも、羊の群れもまた再び呼び集められて、今度こそ永久に服従することだろう。その時になって、われわれは彼らに穏やかなつつましい幸福を授けてやる。彼らの本来の性質たるいくじのない動物としての幸福を授けてやるのだ。おお、われわれは最後に彼らを説き伏せて、けっして誇りをいだかないようにしてやる。つまり、おまえが彼らの位置を高めるために、彼らに誇りを教えこんだからだ。

そこでわれわれは彼らに向かって、おまえたちはいくじなしでほんの哀れな子供のようなものだ、そして子供の幸福ほど甘いものはないと言い聞かせてやる。すると、彼らは臆病になって、まるで巣についた牝鶏(めんどり)が雛(ひな)に寄り添うように、恐ろしさに震えながら、われわれのほうへ身をすり寄せて、われわれを振り仰ぐに違いない。彼らはわれわれのほうへ詰め寄りながらも、同時にわれわれを崇(あが)め恐れて、荒れさわぐ数億の羊の群れを鎮撫(ちんぶ)することのできる偉大な力と知恵とをもったわれわれを、誇りとするに至るだろう。

彼らはわれわれの怒りを見て、哀れにも震えおののいて、その心は臆(おく)し、その眼は女や子供のように涙もろくなるだろう。しかし、われわれがちょっと合い図さえすれば、たちまち身も軽々と、歓楽や、笑いや、幸福の子供らしい歌へ移るのだ。むろん、われわれは彼らに労働を強いるけれど、暇なときには彼らのために子供らしい歌と合唱と、罪のない踊りの生活を授けてやる。ちょうど子供のために遊戯を催してやるようなものだ。

もちろん、われわれは彼らに罪悪をも許してやる。彼らは弱々しい力ない者だから、罪を犯すことを許してやると、子供のようにわれわれを愛するようになる。どんな罪でもわれわれの許しさえ得て行なえばあがなえる、とこう彼らに言い聞かせてやる。罪悪を許してやるのは、われわれが彼らを愛するからだ。その罪悪に対する応報は、当然われわれ自身で引き受けてやるのだ。そうしてやると、彼らは神様に対して自分たちの罪を引き受けてくれた恩人として、われわれをますます崇めるようになる。したがってわれわれに何一つ隠しだてをしないようになる。

彼らが妻の他に情婦と同棲(どうせい)することも、子供を持つことも、持たぬことも、すべては彼らの従順であるか従順でないか、したがって、許しもすれば、とがめもする。こうして彼らは楽しく喜ばしくわれわれに服従してくるのである。最も悩ましい良心の秘密も、それから――いや、何もかも、本当に何もかも、彼らはわれわれのところへ持って来る。するとわれわれはいっさいのことを解決してやる。この解決を彼らは喜んで信用するに違いない。というのは、それによって大きな心配を免れることもできるし、今のように自分で勝手に解決するという恐ろしい苦痛を免れることができるからだ。

かくてすべての者は、幾百万というすべての人類は幸福になるだろう。しかし、彼らを統率する十数万の者は除外されるのだ。すなわち、秘密をほじしているわれわれのみは、不幸に陥らねばならぬのだ。何億かの幸福な幼児と、何万人かの善悪の知識ののろいを背負うた受難者ができるわけだ。

彼らはおまえの名のために静かに死んでゆく、静かに消えてゆく。そうして、棺(かん)のかなたにはただ死以外の何ものをも見いださないだろう。しかも、われわれは秘密を守って、彼ら自身の幸福のために、永遠の天国の報いを餌(えさ)に彼らを釣っていくのだ。なぜといって、もしあの世に何かがあるにしても、とうてい彼らのごとき人間に与えられるはずはないからだ。

人の話や予言によると、おまえは再びこの世へやって来るそうだ。再びすべてを征服して、選ばれたる人や、誇りと力を持った者たちを連れてやって来るそうだ、けれどわれわれはこう言ってやる――彼らはただ自分を救ったばかりだが、われわれはすべての者を救ってやった、とな。またこんな話もある。やがてそのうちにいくじのない連中がまたもや蜂起(ほうき)して、獣の上にまたがって、《秘密》を手にした姦婦(かんぷ)の面皮を引っ剥(ぱ)がし、その紫色のマントを引き裂いて、《醜い体》を裸にするということだ。もっとも、その時はわしが立ち上がって、罪を知らぬ何億という幸福な幼児を、おまえに指して見せてやる。彼らの幸福のために彼らの罪を一身に引き受けたわれわれは、おまえの行く手にたちふさがって、

《さあできるものならわれわれをさばいてみろ》

と言ってやる。いいかえ、わしはおまえなんぞを恐れはしないぞ。いいかえ、わしもやはり荒野へ行って、いなごと草の根で命をつないだことがあるのだぞ。おまえは自由をもって人間を祝福したが、わたしもその自由を祝福したことがあるのだ。

わしも《数の埋め合わせ》をしたいという渇望のために、おまえの選ばれたる人々の仲間へ――偉大なる強者の仲間へはいろうと思ったこともある。しかしあとで眼がさめたから、気ちがいに仕えることが嫌になったのだ。それでまた引き返して、《おまえの仕事を訂正した》人々の群れに投じたのだ。つまり、わしは傲慢(ごうまん)な人々のかたわらを去って、謙遜(けんそん)な人々の幸福のために、謙遜な人々のところへ帰って来たのだ。今わしの言ったことは実現されて、われわれの王国は建設されるだろう。

くり返して言うが、明日はおまえもその従順な羊の群れを見るだろう。彼らは、わしがちょっと手で合い図をすれば、われがちにおまえを焼く炬火へ炭を掻(か)きこむことだろうよ。

それはつまり、おまえがわれわれの邪魔をしに来たからだ。実際、もし誰が、最もわれわれの炬火に焼かれるにふさわしい者があるとすれば、それはまさしくおまえだ。明日はおまえを焼き殺してくれるぞ。Dixi(これでおしまいだ)』」


 イワンは口をつぐんだ。彼は話しているうちにすっかり熱して、酔ったようになって話を続けたが、語り終わった時、不意ににやりとした。

 黙々としてずっと聞き入っていたアリョーシャは、しまいには異常な興奮を覚えて幾度も躍起に兄のことばをさえぎろうとする衝動をかろうじて押えていたのであるが、突然、その場から飛び上がりざまに口をきった。

 「しかし……それはばかばかしい話ですよ!」と彼はまっかになって叫んだ、

「兄さんの劇詩はイエスの賛美です、けっして非難じゃありません……、兄さんが期待した結果にはなっていません、それに誰が兄さんの自由観なんか信じるものですか! そんな、そんな風に自由というものを解釈してもいいものでしょうか! 

それがはたして正教の解釈でしょうか……それはローマです、いやローマ全体を尽くしたものではありません、それは嘘(うそ)です、それはカトリック教の中でもいちばん良くないものです、審問官や、エズイタ思想です!……それに兄さんのおっしゃる審問官のような奇怪な人間はとうていあり得るものではありません。自分の一身に引き受けた人類の罪とは、いったい何のことですか? 

人類の幸福のために何かのろいを背負った、秘密の保持者とはいったいどんなものです? いつそんな人がありましたか? 

僕らはエズイタ派のことは知っていますが、彼らはずいぶんひどいことを言われてますけれど、兄さんの考えてるようなものではありません! 

まるで違いますよ、全然そんなものじゃありません……、彼らはただ頭に皇帝を――ローマ法王をいただいた、未来の世界的王国の建設に向かって邁進(まいしん)するローマの軍隊にすぎません。それが彼らの理想で、そこにはなんの神秘もなければ、高遠な憂愁もありません……、権力と、卑しい地上の幸福と、隷属に対する最も単純な希望があるにすぎないのです……、いわば、未来の農奴制度というべきものですが、それには彼ら自身が地主になろうとしているのです……これっくらいが彼らのもっているすべての考えですよ、おそらく彼らは神だって信じてはいないでしょう。兄さんの言う苦しめる審問官はただの幻想ですね……」

 「まあ、待てよ、待てっ」とイワンは笑って、「いやに逆(のぼ)せ上がるじゃないか、おまえが幻想というんなら、それでもいいよ! 

むろん、幻想さ、だがな、おまえは本当に、近世のカトリック教の運動の全部が、けがれた幸福のみを目的とする権力の希望にすぎないと思ってるのかい? 
そいつはパイーシイ神父にでも教わったことじゃないかな?」

 「いいえ、いいえ、反対に。パイーシイ神父はいつだったか、兄さんと同じようなことを言われたことさえありますよ……しかし、むろん違います、まるで違いますよ」

と、アリョーシャはあわてて言いなおした。

 「いや、そいつは、おまえが『まるで違う』と言ったところで、なかなか貴重な報告だぜ。そこで一つおまえに聞きたいのはね、どういうわけでおまえのいうエズイタや審問官たちは、ただ物質的な卑しい幸福のためのみに団結したというんだい? 

なぜ彼らのなかには、偉大なる憂鬱に悩みながら、人類を愛する受難者が一人もいないというのだい? ね、けがれた物質的幸福のみ渇仰(かつごう)している、こういう連中のなかにも、せめて一人ぐらい、僕の老審問官のような人があったと想像してもいいじゃないか、彼は荒野で草の根を食いながら、みずから自由な完全なものになるために、自分の肉体を征服しようとして狂奔したのだが、人類を愛する念には生涯変わりがなかったのさ。ところが、一朝、忽然として意志の完成に到達するという精神的な幸福はそれほど偉大なものではない、ということを大悟したのだ。それは、意志の完成に到達した時には、自分以外の数億の神の子が、ただ嘲笑の対象物となってしまう、ということを認めざるを得ないからだ。

全く彼らは自分の自由をどう処理していいかもわからないのだ、こういう哀れな暴徒の中から、バビロンの塔を完成する巨人が出て来ようはずはない、『偉大なる理想家』が、かの調和を夢みたのは、こんな鵞鳥(がちょう)のような連中のためではない、こういうことを悟ったので、彼は引っ返して……賢明なる人々の仲に加わったわけだが、そんなことはあり得ないというのかぇ?」

 「誰の仲間へ加わるのです、賢明なる人とは誰のことですか?」アリョーシャはほとんど激情にかられながら、こう叫んだ、

「彼らにはけっしてそんな知恵もなければ、そんな神秘だの秘密だのというものもありません……あるのはただ、無神論だけです、それが彼らの秘密の全部です、兄さんの老審問官は神を信じていやしません、それが老人の秘密の全部です!」


 「そうだとしても、かまわんよ! やっとおまえも気がついたってわけだね、いや、本当にそのとおりなんだ、本当に彼の秘密はただその中にのみ含まれているのだよ、しかし、それは彼のような人間にとっても苦しみではないだろうか。彼は荒野における苦行のために自分の一生を棒に振ってしまいながら、それでも人類に対する愛という病を、癒(い)やすことができなかったのだよ。

やっと自分の生涯の日没ごろになって、あの恐ろしい精霊の勧告だけが、いくじのない反逆者どもを――『嘲笑(ちょうしょう)のために作られた、未完成な試験的生物』を、幾らかしのぎよい境遇におくことができる、ということをはっきりと確信したのだ。それを確信すると同時に、賢明なる精霊、恐ろしい死と破壊の精霊のさしずに従って進まねばならぬということを悟ったのだ。このために虚偽と詐欺とを取り入れて、人間をば故意に死と破壊へ導き、しかも彼らがどうかしたはずみで、自分らの行く手に感づかないようにする必要がある、つまり、せめてそのあいだだけなりと、この哀れな盲人どもに、自分を幸福なものと思わせておくためなんだ。だが、注意して欲しいことは、この虚偽もキリストの名のためだという点だよ。老人は生涯、熱烈にキリストの理想を信じていたのさ! 

これでも不幸ではなかろうか? もしもあの『けがれた幸福のためのみの権力に渇している』軍隊の頭に、ほんの一人でも、こんな人物が現われたら――その一人だけでも悲劇を生むに十分じゃないか? そればかりか、こんな人がたった一人でも頭に立っていたら、ローマの事業(その軍隊もエズイタ派もみんな引っくるめて)ローマの事業に対する本当の指導的な理想を生むに十分じゃないか、僕はこう断言する――こうした『唯一人者』は、あらゆる運動の指導者のあいだに、今までけっして絶えたことがない。ことによったら、ローマ僧正のあいだにも、この種の唯一人者がなかったとも限らないからなあ。

それどころか、こうして執拗(しつよう)に、非常に自己流に人類を愛しているこの呪うべき老人は、同じような『唯一人者的』老人の大群集の形をとって、今も現に存在しているかもしれないのだ、そかもそれはけっして偶然ではなく、ずっと前から秘密を守るために組織された同盟、もしくは秘密結社として存在しているかもしれない、この秘密を不幸ないくじのない人間どもから隠すのは、つまり彼らを幸福にするためなんだ。つまり、彼らを幸福にするためなんだ、これは必ず存在する、また存在しなければならないはずだよ、僕はなんだかメーソンの基礎にも、何かこんな秘密に類したものがあるんじゃないか、というような気がする、カトリック教徒がメーソン組合員を憎むわけは、彼らを自分の競争者、つまり、自分の理想の分割者と見るからだ、羊の群れも一つでなくちゃならないし、牧者も一人でなくちゃならないからな……それはそうと、こんな風に僕が自分の思想を弁護していると、どうやらおまえの批評をたたきつけたれてしまった作者のようだね、さあ、こんなことはもうたくさんだよ」

 「兄さんは、もしかしたら自分がメーソンかもしれませんね!」と、不意にアリョーシャは口をすべらせた、「兄さんは神を信じていないのですよ」と彼は言い足したが、その声はもう非常に強い悲しみを帯びていた。そのうえ彼には、兄が冷笑的に自分を眺めているように感じられた。

「それで、兄さんの劇詩はどんな風に完結するんです?」と、不意に彼は地面を見つめながら尋ねた。「それとも、もう完結してるんですか?」

 「僕はこんな風に完結させたいと思ったのさ、審問官は口をつぐんでから、しばらくのあいだ囚人がなんと答えるかを待ち設けていた。彼には相手の沈黙が苦しかったのだ。見ると囚人は始終しみ入るように、静かにこちらの顔を見つめたまま、何一つことばを返そうとも思わぬらしく、ただじっと聞いているばかりだ。

老人は、どんな苦しい恐ろしいことでもかまわないから、何か言ってもらいたくてたまらないのだ。が、不意に囚人は無言のまま老人に近づいて、九十年の星霜を経た血の気のない唇をそっと接吻したのさ。それが回答の全部なのだ、老人はぎくりとした。なんだか唇の両端がぴくりと動いたようであった。と、彼は扉(とびら)のそばへ近づいて、それをさっとあけ放しながら、囚人に向かって、

『さあ、出て行け、そしてもう来るな……二度と来るな……どんなことがあっても!』

と言って、『暗い巷(ちまた)』へ放してやる。すると囚人はしずしずと歩み去るのだ」

 「で、老人は?」

 「例の接吻が胸に燃えさかっていたのだけれど、やはり、元の理想に踏みとどまったんだ」

 「そして兄さんも老人といっしょなんでしょう、兄さんも?」とアリョーシャは憂わしげに叫んだ。イワンは笑いだした。

 「だって、アリョーシャ、こんなものはほんのでたらめじゃないか、これまで二行の詩も書いたことのない、無分別な学生のとりとめもない劇詩にすぎないんだよ、なんだってそうおまえはきまじめにとるんだい? 

ほんとにおまえは僕がエズイタ派の仲間へ走って、キリストの事業を訂正しようとしている連中の群れへ投じるだろうなんて、思ってるのかい? 

とんでもないこったよ! 僕はおまえに言ったとおり、三十まではこうしてだらだらと生きのびるんだ、そして三十が来たら杯を床へたたきつけるまでさ!」

 「じゃ、粘っこい若葉や、立派な墓や、青空や、愛する女はどうなんです! それじゃ兄さんは何をあてに生きてゆくのです、どうしてそういうものを愛してゆくつもりなんです?」

アリョーシャは痛ましげに叫んだ、

「胸や頭にそんな地獄を持ちながら、兄さんはどうしてやってゆくのです? いいえ、兄さんはきっとああいう仲間にはいるために出かけて行きます……でなかったら自殺しますよ、とてもしんぼうしきれたものはありません!」

 「なんでもしんぼうすることのできる力があるさ!」と、もうひややかな嘲笑を帯びた声でイワンが言った。

 「どんな力が?」

 「カラマゾフの力さ……カラマゾフ式の下劣な力なのさ」

 「それは淫蕩(いんとう)に溺(おぼ)れて、堕落の中に魂を押しつぶすことですね、ね、ね?」

 「まあ、そうかもしれんな……、しかし、ただ三十までだ。ひょっとしたら、逃げ出せるかもしれんが、しかしそのときは……」

 「どんな風に逃げ出すんです? どうして逃げ出すんです? 兄さんのような考えを持っていたんでは、とてもだめです」

 「こいつもやっぱりカラマゾフ式にやるさ」

 「それはあの『すべてが許されている』というやつですか? 本当にすべてのことが許されているというのですか、そうなんですか、そうなんですか?」

 イワンは眉をひそめたが、急に不思議なほどまっさおな顔になった。

 「あ、おまえは、昨日ミウーソフが腹を立てた、例の文句をもちだしたんだな……、あのとき、ドミトリイが不細工に飛び出して、あの文句をくり返したっけな」と彼はゆがんだような薄笑いを漏らした、

「ああ、ことによったら、『すべてが許されてる』かもしれないよ。綸言(りんげん)汗のごとしさ、それにミーチカのこじつけもなかなかうまいぞ」

 アリョーシャは黙って兄を見つめた。

 「僕はね、アリョーシャ、ここを去るに当たって、世界じゅうでおまえだけは親友だと思っていたんだが」と、突然思いがけない真情をこめてイワンが言った、「今となってはおまえの胸にも、僕をいれる場所がないことに気がついたよ、可愛(かわい)い隠者さん。だがね、『いっさいのことが許されている』という定義は否定しないよ、ところで、どうだい、おまえはこの定義のためには僕を否定するだろうね、え、え、そうだろう?」

 アリョーシャは立ち上がってそばに近寄ると、無言のまま静かにその唇に接吻した。

 「文学的剽竊(ひょうせつ)だぞ!」と、イワンは急に一種の歓喜に浸りながら、叫んだ、「おまえはその接吻を僕の劇詩から盗み出したな! でも、まあ、ありがとう、さあお立ち、アリョーシャ、出かけようよ、僕にもおまえにももう時間だから」

 二人は外へ出たが、居酒屋の戸口のところで立ち止まった。

 「なあ、おい、アリョーシャ」とイワンはしっかりした語調で言いだした。「もしも、本当に粘っこい小さい葉を愛するだけの気力が僕にあるとしたら、それはおまえを思い起こしたためにそれを愛するということになるんだ。おまえがこの世界のどこかにいると思っただけで、もう僕にはたくさんだ。そしたら僕は人生に全く愛想をつかさないでいられる。しかし、おまえはこんなこと飽き飽きしたろうな?

 なんなら、これは恋の打ち明け話と思ってくれてもいい、でも、もうこれで、おまえは右へ、僕は左へだ、――それでたくさん、ねえ、もうたくさんだよ。つまり、もし僕が明日立たないで(しかし、きっと立ちそうなんだが)、まだどうかしておまえに会うことがあっても、この問題については、もうなんにも言わないようにしてくれ。くれぐれも頼んだぞ。

それから、ドミトリイのことについても、特に頼んでおくが、どうか二度と僕に口をきかないでくれ」と、急に彼はいらいらした調子でこういい足した、「もう話すこともなくなったよ、言うべきことは言ってしまったんだ、そうだろう? ところで、僕のほうからも一つおまえに約束をしておこう。三十近くなって、『杯を床へたたきつけ』たくなった時には、僕はどこにおまえが住んでいようと、もう一度おまえのとことへ話しに来るよ……たとえアメリカからでもやって来る。

覚えておいてくれ、わざわざやって来るんだから。それにおまえが、その時分に、どんなになっているかを、ちょっと見に来るだけでも、ほんとに愉快だろうからな。いや、ずいぶん大げさな約束だ。しかし、実際に七年か、十年も別れることになるかもしれない。さあ、もうおまえの Pater Seraphicus (ペーター・セラフィカス)のところへ行ったほうがよかろうぜ、もう今は死にかかってるんだからね、おまえの帰らないうちに死んだら、僕が引きとめてたからだといって、腹を立てるかもしれないよ、さようなら、もう一度接吻してくれ、そうだ、そうだ、じゃ行けよ……」

 イワンは不意に身をかわすと、もうふり返ろうともせずに、思う方をさしてずんずん歩き出した。それはちょうど昨日兄ドミトリイが、アリョーシャのそばを離れて行った時の様子に似てはいたが、その性質においては全く趣を異にしていた。この奇妙な印象は、ちょうどそのとき、憂いに閉ざされたアリョーシャの顔を、矢のようにかすめ過ぎたのであった。彼は兄の後ろ姿を見送りながら、しばしのあいだ、ただずんでいた。

ふっと、イワンが妙にふらふらしながら歩いて行くのに気がついた。それに、後ろから見ると右肩が左肩より少し下がっている。こんなことは、これまでについぞ見たことのないことである。が、彼もくるりと身を転ずると、ほとんど駆け出さんばかりにして、修道院を指して急いで行った。

すでにあたりは、急にたそがれて、無気味に思われるくらいであった。自分にもはっきりと説明することのできない、何かしら新しいあるものが、彼の心のうちにわきあがっていた。彼が庵室の森へはいった時、また昨日のように風が吹き起こって、松の老い木がものすごく、彼の身のまわりに、ざわめきだした。彼はほとんどはしらないばかりであった。

 『Pater Seraphicus――兄さんはこんな名まえをどこから、……』こんな考えがアリョーシャの頭に浮かんできた、『イワン、イワン兄さん、可哀(かわい)そうに、今度はいつ会えることだろう?……ああ、もう庵室だ! そうだ、そうだ、ここに Pater Seraphicus がいらっしゃるのだ、この人が僕を……悪魔から永久に救ってくださるのだ!』

 その後、彼は生涯のあいだにいくたびか、この時のことを思い出して、イワンに別れを告げたとき、どうして急に、――午前中、ほんの数時間前にはどんなことがあっても探し出さなければならぬ、それを果たさぬうちは、たとい今夜じゅう修道院へ帰れなくとも、断じて中途で引き返したりなどはしないとまで決心していた兄のドミトリイのことを忘れはててしまったのかと、少なからぬ疑惑に包まれるのであった。
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/737.html#c1

[昼休み53] 千葉県にだけは住んではいけない 中川隆
108. 中川隆[-7294] koaQ7Jey 2017年7月06日 12:26:16 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

【第4弾】〈チョギ!〉そして罵倒… 「豊田真由子」代議士の絶叫暴行 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=coFWcHDxSL4

【レア】豊田真由子議員 貴重な学生時代! ブチギレ動画 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=_vP9FwqSyq4


http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/390.html#c108

[お知らせ・管理20] これが阿修羅に巣食う電通工作員 中川隆
108. 中川隆[-7293] koaQ7Jey 2017年7月06日 14:14:31 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

“犯罪予防”監視技術、社会的要注意者リスト
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2017/07/post-cd34.html
マスコミに載らない海外記事 Graham Vanbergen 2017年6月27日 TruePublica

“思いがけず暴かれたイギリスの『マイノリティー・レポート』風‘犯罪予防’プログラム“と題する記事で、イギリスでは最新の犯罪防止技術が既に利用されていることを、私は5月に報じた。

既にイギリスが、欧米世界中で、自国民に対する最も立ち入った監視システムを採用しているという評判をどのように得て、まだ法律に違反していないが、法律に違反する可能性がある人々の跡をそっと追うビッグ・データを使った“犯罪予防”システムが警察によって、どのように実験されているかを述べた。

その時、どこで、違法な行動が一番起こりそうか、そして最も重要なことに、一体誰がそれを行う可能性が最も高いかを予測すべく、公的データ、個人情報やプログラムの利用で、世界中の警察が私企業と提携していることにも私は触れた。

最近のカナダで放送された“犯罪予防’というドキュメンタリーは犯罪予防システムに焦点を当てていた。アメリカのあるそうしたシステムは、こうした技術の最先端にある。

“シカゴには、1,500人が掲載されているリストがある。彼らは警察の監視下におかれており、彼らが罪を犯すリスクを計算する特殊なプログラムがある。”

この犯罪予防技術は、罪がいつ、誰によって犯されるかを予測すると主張している。わずか数カ月の間に、様々なシステムが既に世界中で稼働している。こうしたシステムについて、我々が知れば知るほど、大変なものが背後についてやってくるおかげで、そうしたシステムは益々陰惨なものに見えてくる。

まず、ブルームバーグ 中国: “安定性に対する脅威を一掃する中国の取り組みは、かつては暗黒郷SFの中にだけ存在していた分野にまで拡大している。犯罪予防だ。共産党は、中国最大の国営国防請負企業の一つ、中国電子科技集団公司に、起きる前に‘テロ’行為を予測するため、普通の国民の仕事、趣味、消費習慣や、他の行動データを照合するソフトウエアを開発するよう命じた。“テロ行為の後に、原因を吟味するのは極めて重要だ” 国防請負企業の技師長、Wu Manqingは、12月の会議で記者団に語った。“しかし、より重要なことは、来る活動を予測することだ。”

プライバシー保護法の保障措置が皆無で、市民的自由擁護者たちからの反対が最小限なのだから、ソフトは未曾有のものだ”。世界中のこうしたあらゆる例で、通例、国民をテロから守るという口実の下、法律は素早く変更されつつある。

デイリー・ビースト: “東京-2017年6月14日木曜日朝、人目を欺くために“対テロ”法案と名付けられたものが、“共謀罪法案”として知られている法案に関するこれ以上厄介な質問を避けるべく、与党連立政権が標準的立法手順をとばし、国会て強引に押し通された。法律は、計画あるいは単に議論したかどで、警察が人を逮捕できる277の犯罪を規定している。法規上、ソーシャル・メディアも法律の対象になっているので、関連するツイートにリンクしたり、リツイートしたりするだけでも、共謀のかどで逮捕する理由となり得る。”

BigThink - “アメリカ合州国: アメリカ国土安全保障省に率いられる、国土安全保障省が、現実の害を引き起こそうという意図や願望として定義する“悪意を示唆する”手掛かりを“迅速に、確実に、離れて”探知するために、センサー技術を利用することを目指すFuture Active Screening Technology、略称FAST構想がある。国土安全保障省によれば、テロと戦うのに利用されるという。

FASTシステムは、接触せずに、心理的、行動的手掛かりを監視することができる。これは、飛行機に搭乗する乗客の心拍や視線の安定性などのデータを取得することを意味している。手掛かりは、更に、その人物が罪を犯そうと計画している確率をリアルタイムで計算するプログラムにかけられる。科学雑誌ネイチャーによれば、このソフトの一回目の実地試験は数ヶ月前に、北東の秘密の場所で完了した。実験室でのテストでは、FASTは精度70%だったと報じられている。”

こうしたものは全て犯罪予防技術だ。ぞっとさせられる話かも知れないが、次に登場するのは‘社会信用メカニズム’だ。

Civil Society Futureは監視時代の市民社会に関する最近の記事でこう指摘している。

“市民は益々、例えば、データ評点や、中国で開発されている社会信用評点のようなデータの集合により分類され、人物像分析されるようになっている。そのような評点の狙いは、将来の行動を予想し、それに従って、サービス(あるいは懲罰)用の資源と適格性を割り当てることだ。

言い換えれば 市民が、それに従って生きる規則が決められることになるのだ。

しかも、こうした規則は、単なる仮説上のものではない。ライデン大学、ファン・フォレンホーフェン研究所で中国法と統治を専門にしている研究者Rogier Creemersによれば、中国では、社会信用メカニズムの一部が既に実用化されている。

“規則を破り、適時に改めない場合‘信頼を損なった執行対象者’リストに載せられ、様々なことができなくなる。”

中華人民共和国国務院が発表した文書によれば“信頼を裏切った人々は”助成金や、出世や、資産購入や、政府から名誉称号を受ける資格に、罰を科される。

同様の趣旨で、借金を返済し損ねた人々は、罰として旅行を制限される。現地のマスコミによれば、つい先月、最高人民法院は、裁判所の命令に従わなかったかどで、過去四年間に、615万人の中国人が、飛行機旅行を禁じられたと発表した。

処罰するために、総計44の政府機関と協力していると裁判所は発表した。

わずか四年前、イギリスとアメリカの監視機関、イギリス政府通信本部とアメリカ国家安全保障局が、電子メール、電話、会話、接触、医療や金融情報から、許可無しでの自宅における性的写真の撮影に至るまで、ありとあらゆる国民のデータを集めているのが明らかになった際、人々はすぐさまオンライン行動を変え始めた。これは自己検閲と呼ばれるものだ。しかも、更に政府は、次には、国民に報奨・懲罰制度を用意している。

二カ月前のイギリスの急速に衰退しつつある民主主義に関するガーディアンの記事では、もう一つの実に恥ずべき技術の利用が、国民的論議も無しに既に実用化されている。

“(オブザーバーが)見た文書は、国民の閲覧実績を一斉に記録し、電話会話を録音し、録音された音声データを自然言語処理にかけ、国民一人一人に罪を犯す性向について評点をつけて完成する全国警察データベース構築の提案だった。大臣に提出された計画は『マイノリティー・レポート』だった。犯罪予防だ。しかも、(データ収集に関わっている企業)ケンブリッジ・アナリティカが今やペンタゴン内で作業しているという事実は心底恐ろしい。”

いわば反則金や運転免許に対する点数をつけるスピード違反罰金制度の強化でたとえてみよう。人はスピード違反を、スピード違反取り締まりカメラでみつけられ、罰金通知が、自動的に発行され、免許証に点が追加される。保険会社リスクが増えたことが分かって、保険料があがり、スピード違反で捕まらないよう気をつけることになる。水圧破砕現場での抗議行動や、このような制度に疑問を投げ掛ける市民的自由擁護団体への参加に、同じ制度が適用されるのを想像願いたい。

労働組合員を要注意リストに載せることが、既にイギリスの建設業界の企業によって秘かに行われている。何千人もの人々が、単に労働組合員だという理由で、契約や雇用を得るのを妨げられている。イギリス政府は、いくつかの企業を、まずい発注先として、要注意リストに載せているが、同社が国家に対して無数の犯罪をおかした後も、民間軍事・警備会社のG4Sに発注している。問題は、本人たちが知らないうちに、政府の都合のために、人々や企業を、政府が積極的に管理していることだ。スピード違反加点から、要注意リストへの飛躍は、決して大きなものではなく、我々が知っていることは、読者が考えるより早く実現する。結局、エドワード・スノーデンが、アメリカ政府の大きな秘密を暴露するまで、自宅で自分たちの写真が撮影され、会話が録音され、インターネット閲覧が追跡されていることを我々の誰も知らなかったではないか。

犯罪予防システム技術は既に実現しているが、その目的は単なる犯罪予測だけではないのをお忘れなく。この技術を他の大量データ収集と結びつければ、本質的に、自己検閲を強いる能力があるのは明らかで、時間とともに、社会信用システムのような技術が、現在中国でテストされているシステムに似た懲罰・報酬に使用されることになろう。

____

441 地震雷火事名無し(家)2016/06/18(土) 13:27:30.64ID:1WbxG64Q

ついでに言っておくが、阿修羅掲示板に書き込んだらIP取られて
故人情報が裏世界に流れてるから、それくらいのことは覚悟して使えよw

559 地震雷火事名無し(家)2016/11/22(火) 18:44:25.99ID:HaC6HlDC>>560

阿修羅掲示板に投稿すると
個人データが公安に売られるという特典がありま〜すw


560 地震雷火事名無し(大阪府)2016/11/22(火) 19:00:25.98ID:D4/n95eb
>>559
それで汁や魑魅魍魎男は投稿しろと騒ぐわけか。


3 地震雷火事名無し(家)2015/11/25(水) 03:26:18.03ID:JZ60Zd36

阿修羅は荒らしとキチガイの溜まり場に成り果てた。
あそこに書き込むとログやIPが公安に流れていくから要注意だぞ!
https://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/lifeline/1448373329/
http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/603.html#c108

[リバイバル3] サラダ油を使うと認知症になる 中川隆
2. 中川隆[-7292] koaQ7Jey 2017年7月06日 14:29:53 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

睡眠障害、アルツハイマーの原因か 米研究 2017.07.06

(CNN) 睡眠の質が悪いと脳内に老廃物や病変タンパク質が蓄積し、アルツハイマー病を引き起こす原因になる可能性があるという研究結果が、このほど米神経学会誌に発表された。十分な睡眠が取れずにいる人は、米国の人口の約3分の1、世界では45%に上っている。

今回の研究は米ウィスコンシン・アルツハイマー病研究センターなどの研究チームが実施。認知症状のない健康な大人101人(平均年齢63歳)の脊髄(せきずい)液を調べて、睡眠の質と、アルツハイマー病に関連するさまざまなタンパク質との関係を調査した。

その結果、睡眠障害を訴える人ほど、タウ・タンパク質の病変や脳細胞の損傷および炎症の形跡が見られることが判明した。タウ・タンパク質は細胞の安定や構造を支えるタンパク質で、最近の研究では病変したタウ・タンパク質の蓄積が、アルツハイマー病進行の兆候である可能性が指摘されている。

論文共著者のバーバラ・ベンドリン氏は今回の研究結果について、「睡眠障害はアルツハイマーに関連したタンパク質が脳内で蓄積される原因になり得る、という考え方に沿っている」と解説。「認知的には健康な、中年に近い人にもそうした影響があることが分かった」と指摘する。

そうしたリスクがある人のアルツハイマー病発症を5年間遅らせるだけで、今後30年の間にアルツハイマー病の患者を570万人減らし、医療費は3670億ドル(約41兆円)削減できるとも同氏は指摘した。

睡眠と認知の関係を調べているワシントン大学の研究者は今回の研究について、「夜間の睡眠障害だけでなく、日中に感じる眠気も、アルツハイマー病の初期症状と関係があることが判明した」と話し、「今回の研究では全般的に、初期のアルツハイマー病と睡眠障害との関係が確認された」としている。

マサチューセッツ総合病院のルドルフ・タンジ医師も、「脳を健康に機能させるためには少なくとも7〜8時間の睡眠が欠かせない」「脳は最も深い睡眠の間に、アルツハイマー病の引き金となる老廃物などの有毒物質を除去する。これは今回の研究結果と一致している」と指摘した。

ただしベンドリン氏は「睡眠障害を経験している誰もが、アルツハイマー病に起因する認知症発症の心配をしなければならないわけではない」と強調。

まだ明らかな因果関係が確認されたわけではないと話している。


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/725.html#c2

[リバイバル3] サラダ油を使うと認知症になる 中川隆
3. 中川隆[-7291] koaQ7Jey 2017年7月06日 14:34:31 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

※ 電子レンジは使用しないこと。

――エッ、電子レンジはいけないの……。

電子レンジにかけるとタンパク質の元であるアミノ酸の型式が変わってしまうのです。地球上にあるアミノ酸というのはL型。私たちの体も、肉も魚も全部L型のアミノ酸でできています。ところがそれを電子レンジにかけるとD型に変化してしまう。そうすると、私たちはいくらD型のアミノ酸を摂取しても髪の毛も皮膚も血液も作れない。酵素も遺伝子も作れないわけです。

お弁当買ってきて電子レンジでチーンすると、お弁当の中のお魚・ご飯・お肉の中のアミノ酸の一部がD型に変化してしまう。一度変化してしまうと、L型に戻せる酵素を人間は持っていない。

これは深刻な問題ですね。 若い人にアルツハイマーが増えていますが、アルツハイマーの若者の脳の血液の中に、なんかくずみたいなものがいっぱいウヨウヨしていると言うのです。ぼくはこれはD型のアミノ酸ではないかと思っているのです。 便利だからと、みんな平気で電子レンジでチンしている。

電子レンジをやめただけで病人は15%〜20%ぐらい減るのではないか。環境問題と同時に食事の環境も問題にしてほしい。「自然が一番」とかいいながら電子レンジでチンというのはどうですかね。
http://www.npo-gancon.jp/rigi/index.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/725.html#c3

[リバイバル3] アナーキストが誰にも相手にされない理由 _ 一般大衆は自由であるよりも支配されることを望んでいる 中川隆
2. 中川隆[-7290] koaQ7Jey 2017年7月06日 15:05:43 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

バクーニンは、こう述べています。

そこへ登場したのはサタン、あの永遠の反逆者であり、最初の自由思想家であり、世界の解放者である、あのサタンである。

彼は、人間に対して、その無知であること、獣のように従順であることの恥ずかしさを教えた。

彼は、人間に従順を捨てさせ、知恵の木の実を取って食べさせた。

そうすることによって、サタンは人間を解放し、その額に自由と人間性という刻印を押したのである。

___


上条さんは、今日も静かに本を読んでいた。僕は、本を読んでいる彼女に話しかけた。

智樹「上条さん。こんにちは。」

一葉「・・・・・・こんにちは。」

 彼女は本から目を離し、僕を見た。

智樹「上条さん。この前、サクヤ姫とイワナガ姫の話をしたじゃないですか。そのことについて、社会思想を専門としている教授と話をしてみたんですよ。」

とも樹「教授・・・。誰でしょうか?」

一葉「知ってるでしょうか? 三宮教授って人なんですけど・・・。」

智樹「三宮教授・・・。それで、どのような話をされたのですか?」

 彼女が三宮教授を知っているかは分からなかったが、僕が教授と話した内容には興味を示してもらえたみたいだ。僕は、彼女の隣に座る。

智樹「サクヤ姫とイワナガ姫の話は、バナナ型神話と呼ばれているのはご存じですか?」

一葉「はい。知っています。」

 そう言って、彼女はにっこりと笑った。なんだ、知っていたのか。ちぇっ。

智樹「それで、バナナ型神話つながりで、『旧約聖書』の話とかもしたんですよ。」

一葉「エデンの園の話でしょうか?」

 僕は、かなり驚いた。

智樹「すごいですね。正解です。」

一葉「正解ですか。生命の樹と知恵の樹の話ですよね?」

智樹「・・・そうです。」

 僕は彼女の知性を侮っているつまりはなかったのだけれど、改めて感心した。彼女の知識の範囲は、かなり幅広いのかもしれない。
 ここは、彼女に三宮教授の意見を紹介してみることにしよう。

智樹「三宮教授と話して、面白いことを教えてもらったんですよ。」

一葉「アダムとイブの話ですか?」

智樹「そうです。アダムとイブは、ヘビにそそのかされて禁断の果実に手をつけるじゃないですか? でも、実はヘビは、嘘を吐いているわけではないんですよ。」

 彼女は、僕の目を見つめて黙ってしまった。僕は、彼女の反応をうかがった。しばらく反応がないので、続きを話すことにした。

智樹「えっと、神様は、知恵の樹の果実について、食べると死んでしまうとアダムとイブに言っているわけです。それに対してヘビは、食べても死なないこと、それに、食べると神のように善悪を知るようになることをイブに語るんです。それでイブは、その果実がおいしそうに思えてきて、アダムと一緒に食べてしまうんです。」

 彼女は静かに僕を見た。

一葉「つまり、嘘を吐いているのは神様で、ヘビは真実を述べているだけだと。」

 彼女は、この話の本質をずばりと言い当てた。

智樹「・・・そうです。なかなかに、面白いでしょう。」

一葉「はい。そうですね。」

 彼女は、うなずいた。

智樹「ヘビは、何を考えていたんでしょうね?」

 この質問を、僕は彼女にたずねてみたかったのだ。

一葉「ヘビは、実はサタンだったという解釈がありますね。」

智樹「サタン・・・。悪魔の王様でしたっけ?」

一葉「そうです。キリスト教では、神の敵対者です。」

 そう言うと、彼女は分厚い革製の手帳を取り出した。以前も、彼女は手帳に書かれている言葉を使って話していた。色々とメモっているんだっけか。彼女は、手帳をパラパラとめくって言った。

一葉「佳山くんは、アナーキストのバクーニンを知っていますか?」

智樹「・・・知りません…。アナーキスト…。上条さんは…。」

 僕が質問するより速く、彼女は答えた。

一葉「私自身は、アナーキズムはあまり好きではありません。」

 そう言って、にっこりと笑った。僕は、少しゾクっとした。彼女の笑顔の裏に、何かしらの強い意志が感じられた。

智樹「では、なぜ突然、バクーニン?」

 何か、変な返しになってしまった。

一葉「バクーニンの思想はあまり好きではないのですが、『神と国家』という著作に面白い意見があるのですよ。」

智樹「どのような意見でしょうか?」

 彼女は、手帳に眼を落とした。

一葉「バクーニンは、こう述べています。〈そこへ登場したのはサタン、あの永遠の反逆者であり、最初の自由思想家であり、世界の解放者である、あのサタンである。彼は、人間に対して、その無知であること、獣のように従順であることの恥ずかしさを教えた。彼は、人間に従順を捨てさせ、知恵の木の実を取って食べさせた。そうすることによって、サタンは人間を解放し、その額に自由と人間性という刻印を押したのである〉と。」

 僕は、彼女が何を言いたいのか分かった気がした。

智樹「なるほど。つまり、神様の言いつけを守っている間は、人間は神様の奴隷だったと。その奴隷の地位から人間を解放したのが、ヘビ。つまり、サタンだった、と。」

一葉「たいへん良くできました。」

 彼女は薄く微笑んだ。僕は嬉しくなる。

智樹「上条さんは、ヘビの役割をそう解釈しているのですね?」

一葉「物語を聴く者の思考によって、物語は異なった姿を見せます。神の加護を失ったと見るか、神の呪縛から解き放たれたと見るか。どちらも魅力的な考え方ですが、私は後者の方に、より共感を覚えます。」

 そう言う彼女は、僕には不思議な魅力をもって映る。
 話が一段落したと思って別れを告げようとしたとき、彼女の方から話題を振ってくれた。

一葉「ところで、生命の樹と知恵の樹の話をバナナ型神話と見なすのは、私には違和感があるのです。」

智樹「どういうことですか?」

一葉「聞きたいですか?」

智樹「是非。」

 彼女は薄く微笑んで、嬉しそうに語り出した。

一葉「アダムとイブの話をバナナ型神話として見たとき、生命の樹による永遠の命と、知恵の樹による善悪の知識の選択が問題となります。人間が、生命の樹の果実ではなく、知恵の樹の果実を選んだことにより、永遠の命を失い、その代わりに善悪の知識を得た・・・。」

智樹「そういう話ではないんですか?」

一葉「私は、違うことを考えています。」

智樹「どういうことでしょうか?」

一葉「神は最初、知恵の樹の果実を取ることを禁止しており、生命の樹の果実の方は、明確に禁止していなかったのです。ですから、生命の樹と知恵の樹の二者択一ではなかった可能性があるのです。」
 
 僕は驚いた。僕は、彼女と話をするため、その部分を読んで来たんだ。彼女は、当然ながら、突然振られた話のはずだ。それなのに、僕よりも深く話すことができている。僕は、彼女と僕の間にある隔たりの大きさをあらためて思い知った。

 彼女は、彼女の説を続ける。

一葉「原文の通りに読むなら、神は最初、知恵の樹の果実を取ることを禁止しており、生命の樹の果実を取ることは禁止していませんでした。そして、神は、アダムとイブが知恵の樹の果実を食べ、善悪を知る者となった後に、生命の樹の果実を食べることを恐れたのです。」

 僕は、彼女の言うことがまだ分からない。彼女は、何かを意図している。それが、まだ分からない。でも、彼女は何か重要なことを言おうとしていることは分かった。

 彼女は、静かに語り続ける。

一葉「最初、生命の樹の果実を食べることは、禁止されていませんでした。ということは、アダムとイブは、実は、生命の樹の果実を食べていたのではないでしょうか? 神は、善悪を知る前のアダムとイブを必要としていたのです。そのために、アダムとイブは生命の樹の果実を食べ、神のために永遠に生きるようになっていたのです。」

 僕は、彼女が恐ろしく感じられた。彼女は、僕の恐怖を知ってか知らずか、僕を見つめたまま話を続ける。

一葉「神は、知恵を付ける前のアダムとイブを愛していたのです。知恵をつけない限りで、神はアダムとイブを愛していたのです。しかし、アダムとイブが知恵をつけてしまったら、神はアダムとイブを今まで通りに愛することはできなくなってしまう。神は、知恵をつけたアダムとイブが、生命の樹の果実を食べ続けて、永遠の命で居続けることを許さなかったのです。

神は、アダムとイブをエデンの園から追い出しました。アダムとイブは、すなわち人間は、エデンの園を追放されて、必ず死ぬようになったのです。」

 僕は、おそるおそる話した。

智樹「でも、それはおかしいじゃないですか。それなら、神は、生命の樹は作っても、知恵の樹は作らなければよかったんじゃないですか?」

 彼女は、薄く微笑んだ。

一葉「神は、アダムとイブを愛していました。目の前に知恵を得る方法があるのに、それに手を出さずいる二人を。」

 彼女の声は、透き通っていた。

智樹「それなら、ヘビは・・・。」

一葉「ヘビがサタンであるかどうかは、私には分かりません。でも、もし私がヘビなら、同じ言葉を吐いたことでしょう。」

智樹「上条さんが、ヘビだったら・・・。」

一葉「神は、人間が善悪の知識と永遠の命を得ることを許しません。なぜなら、それは、人間が神になることだからです。神は、人間が愚かであることを楽しみ、神と同じ知性を持つことを憎むのです。生命の樹と知恵の樹が、互いに相反する性質を持つのなら、それは神の意図に由来します。」

智樹「それは・・・。」

一葉「自分と同じ知性を嫌う神、これは、人間性の顕著な特徴の一つです。」

 そう言って、彼女は微笑むのだ。
 僕は、ふと思ったことを口にした。

智樹「そういえば、ヘビ自身は、知恵の樹の実を食べていたのでしょうか?」

 そういった僕を、彼女は不思議そうに見詰めた。

一葉「それは、・・・・・・面白い視点ですね。」

 そう言って、彼女は静かに微笑んだ。
http://asread.info/archives/3101/6

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/737.html#c2

[リバイバル3] アナーキストが誰にも相手にされない理由 _ 一般大衆は自由であるよりも支配されることを望んでいる 中川隆
3. 中川隆[-7289] koaQ7Jey 2017年7月06日 16:59:15 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

神が存在するなら、人間は奴隷だ。人間は自由でありえるし、またそうでなければならない。結論として、神は存在していない。 - ミハイル・バクーニン

"Wenn Gott existiert, ist der Mensch ein Sklave; der Mensch kann und soll aber frei sein: folglich existiert Gott nicht." - Michail Bakunin

神がもし存在するなら、神を廃止しなければならない。- ミハイル・バクーニン

"If God would have existed, it would be necessary to abolish Him" --Mikhail Bakunin (On God and the State)
https://ja.wikiquote.org/wiki/%E7%A5%9E
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/737.html#c3

[リバイバル3] アナーキストが誰にも相手にされない理由 _ 一般大衆は自由であるよりも支配されることを望んでいる 中川隆
4. 中川隆[-7288] koaQ7Jey 2017年7月06日 17:33:42 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

何故、大部分のアナキストは無神論者なのか?


大部分のアナキストが無神論者、これは事実である。
アナキストは神という考えを拒絶し、あらゆる形態の宗教、特に組織宗教に敵対する。

今日、非宗教化された西欧諸国では、宗教は、社会の中でそれ以前に持っていた支配的立場を失っている。このために、多くの場合、アナキズムの戦闘的無神論は奇妙なものに思われてしまっている。しかし、宗教が持つネガティブな役割を理解すれば、リバータリアン無神論の重要性はハッキリとする。

アナキストが宗教という考えに異議を唱え、宗教反対論を宣伝することに時間を費やしているのは、宗教と宗教諸機関が持つ役割のためなのだ。

 何故、それ程までに多くのアナキストは無神論を受け入れているのだろうか?
最も単純な答えは次のようなものだ。

無神論はアナキズム思想の論理を拡大したものであるが故に、大部分のアナキストは無神論者なのである。

アナキズムが不当な権威の拒絶だとすれば、それはいわゆる最高権威・神の拒絶だということになる。

アナキズムが根差しているのは、理性・論理・科学的思考であって、宗教的思考ではない。

アナキストは、信奉者ではなく、懐疑者になることが多い。

大部分のアナキストは、教会は偽善まみれであり、聖書は矛盾・不合理・恐怖が充満した作り話だ、と見なしている。

聖書が女性の品位を貶めていることは周知の事実であり、その性差別主義は悪名高い。
しかし、男性にしてもほんの少しましに扱われているに過ぎない。

聖書の何処にも、人間が生・自由・幸福・尊厳・公平・自治の権利を生まれながらに持っていることを認めた箇所などない。

聖書では、人間は罪人・虫けら・奴隷である(比喩的にも文字通りにも、奴隷制を認めている)。神が全ての権利を持ち、人間は無価値なのだ。


 宗教の性質を考えれば、これは驚くべきことではない。
バクーニンは次のように上手く述べている。


 神という観念は、人間理性と正義の放棄を意味する。
それは、人間的自由を最も決定的に否定し、最終的に、理論的にも実践的にも人間の奴隷化を必ずやもたらすことになる。

 そこで、人間の奴隷化と堕落とを望まないのであれば、我々は、神学の神や形而上学の神のいずれにも、ほんの僅かな譲歩もできないし、すべきでもない。

この神秘的文字体系では、Aで始める者は、必ずやZで終わる。神を崇拝しようとする者は、その内容ついて子供じみた幻想を抱くことなく、自分の自由と人間性を大胆にも放棄しなければならないのである。


 神が存在するならば、人間は奴隷である。
さて、人間は自由になり得るし、ならねばならない。従って、神は存在しない。[God and the State, p. 25]


 大部分のアナキストにとって無神論が必要なのは、宗教の性質のためである。

バクーニンは次のように論じている。

『人間性が持つ雄大で、公正で、高潔で、美しいもの全てを神的だと公言することは、人間性それ自体ではそれを生み出すことができない−−つまり、人間に委ねられているから、人間の性質は悲惨で不正で低劣で醜悪なのだ−−とそれとなく認めることである。

このようにして、我々は、あらゆる宗教の本質−−言い換えれば、神性の偉大なる栄光のために人間性を非難すること−−に立ち戻るのである。』


従って、人間性と人間が持つ潜在的可能性のために正義を行うべく、アナキストは、神という有害な神話や神に付随する全てのことなどなくても物事を行うことができ、そして『人間の自由・尊厳・繁栄』のために、『強奪された能力を天国から救いだし、地上に戻すことこそ我々の義務だと信じているのだ。』[前掲書, p. 37 and p. 36]


 宗教は、人間性と人間の自由を理論的に堕落させるだけでなく、アナキストの観点からすればもっと実際的な諸問題を持っている。

まず第一に、宗教は不平等と抑圧の源泉であった。

例えば、キリスト信仰(イスラム教同様に)は、政治的・社会的支配力を持っているときには、常に抑圧勢力であった(神への直接的繋がりを自分が持っていると信じることこそ、権威主義社会を創造する確実な道なのである)。

教会は、ほぼ二千年にわたり、社会的抑圧を行い、大量殺戮をし、あらゆる圧制者を正当化する勢力であった。機会が与えられれば、教会は君主や独裁者と同じぐらい残酷に支配したのである。このことは驚くべきことではない。


神が全てであれば、現実世界と人間とは無である。

神が真実・正義・善・美・力・生であれば、人間は虚偽・不正・悪・醜・無能・死なのだ。

神が主人ならば、人間は奴隷である。

人間は、自分の努力で正義・真実・永遠の命を見つけることができず、神の黙示を通じてのみそれらを獲得できる。だが、黙示を述べる者は皆、告知者であろうと救世主であろうと予言者であろうと司祭であろうと立法者であろうと、神自身によって霊感を与えられたと言うのだ。

こうした人々は、人間性の聖なる指導者として救済の道を示すべく神自身に選ばれたということで、必ずや絶対的権力を行使する。万人はそうした人々に無制限の受動的服従をする義務を負う。なぜなら、聖なる理性に対抗する人間理性などなく、神の正義に対して地上の正義など適用されないからだ。[Bakunin, 前掲書, p. 24]

 キリスト教が寛容ある平和愛好のものに変わるのは、それが権力を持たないときのみであった。しかし、そうしたときであっても、権力者を擁護する役割を続けていた。アナキストが教会に敵対する第二の理由がこれである。

抑圧の源泉になっていないときも、教会は抑圧を正当化し、その継続を確かなものにしていたのだ。地上の権威が支配することを是認し、労働者にこの権威と闘うことは間違っていると教えることで、労働者階級を数世代に渡り奴隷にし続けていたのだ。

政治的(支配者たちは神の意志によって権力の座にいると主張する)にであれ、経済的(金持ちは神に褒美を与えられたのだ)にであれ、地上の支配者たちは天上の神から正統なものと見なされた。

聖書は服従を賞賛し、最大の美徳だと持ち上げている。
プロテスタント労働倫理のような最近の発明も、労働者の従属に寄与しているのだ。

 宗教が権力者の利権を助長するために利用されているということ、これは、歴史の大部分ですぐに見ることができる。

宗教は、抑圧される側を従順にし、天国でのご褒美を待つように説得することで、人生における自分の立場を謙虚に受け入れるように条件付ける。

エマ=ゴールドマンは次のように主張していた。

キリスト教(宗教一般もそうであるが)は『権威と富の体制にとって何ら危険なものを含んでいない。

自己否定と自己犠牲、懺悔と後悔を支持し、人類に押しつけられたあらゆる侮辱・あらゆる暴挙の面前では絶対的に何も行わないのだ。』[Red Emma Speaks, p. 234]


 第三に、宗教は常に社会の中の保守勢力だ、ということである。

これは驚くに値しない。宗教は現実世界の調査と分析にではなく、上から手渡された真実・幾つかの聖なる書物に含まれている真実を繰り返すことにその根拠を置いているからだ。

有神論は『思弁理論』であり、無神論は『実証科学』である。

『一方は理解を超えたものという極めて抽象的な雲に垂れ下がり、他方は大地にしっかりと根を下ろしている。人間が真に救済されようと望むのなら、人間が救わねばならないのは地上であって、天上ではない。』

従って、無神論は『人間精神の拡充と成長を表現しており』、一方有神論は『静的で固定している。』

『無神論が全力を尽くして闘っているのは、有神論の絶対主義・人間に対するその有害な影響・思想と行動を混乱させるその効果なのだ。』[Emma Goldman, 前掲書, p. 243, p. 245 and pp. 246-7]


 聖書は次のように述べている。

『その果によりて彼等を知るべし。』

私たちアナキストもこれに同意するが、教会とは異なり、この真実を宗教にも適用する。だからこそ、アナキストは概して無神論者なのだ。私たちは教会が果たしている破壊的役割を認識し、組織的一神教、特にキリスト教が人々に及ぼす有害な効果について認識している。エマ=ゴールドマンは次のように要約している。

宗教は『理性に対する無知の謀議、光に対する影の謀議、自立と自由に対する服従と隷属の謀議、強さと美しさを否定する謀議、生の享受と栄光を肯定することに対する謀議である。』(前掲書、240ページ)


 さて、教会の果実について考えたとき、アナキストは次のように論じる。

それを根絶し、新しい樹木を植えよう、理性と自由の樹木を植えよう、と。


 とは言うものの、アナキストは、宗教が重要な倫理思想や真実を含んでいることを否定しない。それどころか、宗教は、強力で愛情に満ちたコミュニティやグループの基盤になり得る。日常生活の疎外と抑圧から逃れる場所を提供し、万物が売り物になっている世界の中で行動を起こす指針を提供できる。

例えば、イエスやブッダの人生や教えの多くの側面は、私たちを鼓舞し、従うに値するものである。このことが真でなければ、宗教が単なる権力者の道具だったとすれば、宗教はとうの昔に拒絶されていたであろう。むしろ、宗教は二重の性質を持っているのであり、豊かな生活をおくるために必要な思想と権力護教論の双方を含んでいるのである。二重の性質を持っていない場合、抑圧された側は宗教を信奉せず、権力を持つ側は危険な異端だとしてその宗教を弾圧するであろう。

 実際、弾圧は、急進的メッセージを伝導していたあらゆるグループの運命であった。中世時代、数多くの革命的キリスト教運動と教派が、主流派の教会の確固たる支援を受けた地上の当局によって破壊された。

スペイン市民戦争中、カトリック教会はフランコのファシストを支持し、共和国支持者がフランコ賛同牧師を殺害したと非難していたが、その一方では、民主的に選ばれた政府を支持したバスクの牧師をフランコ軍が殺害したことには沈黙を保っていた(法王ヨハネ=パウロ二世は、死亡したフランコ賛同牧師を聖者に祭り上げようとしたが、共和国賛同の牧師については口を閉ざし続けていた)。

エル=サルバドルの大司教、オスカル=アルヌルフォ=ロメロは当初保守的だったが、政治的・経済的権力が民衆を搾取しているやり方を目にして、歯に衣着せぬ民衆擁護者になった。このために、彼は、1980年に右翼民兵組織によって暗殺された。これは、解放神学(社会主義思想とキリスト教的社会見解を融和させようとして福音書を急進的に解釈した)の支持者の多くに襲いかかった運命であった。

 また、アナキストが宗教に反対だからといって、宗教人が社会を改良すべく社会闘争に参画しないということを意味しているわけではない。全く違う。

宗教人は、教会ヒエラルキーのメンバーを含めて、1960年代の米国市民権運動で重要な役割を演じた。メキシコ革命中のサパティスタ農民軍内部には宗教的信念があったが、だからといって、アナキストが参加しないわけではなかった(事実、農民軍はアナキスト闘士リカルド=フロレス=マゴンの思想に強く影響されていたのだった)。

宗教の二重性質こそが、多くの民衆運動と民衆蜂起(特に農民の)とが宗教のレトリックを使っていた理由を説明してくれる。自分達の信念の良い側面を守り続けようとすることが、地上の不公正と闘うことを決意させたのである。

アナキストにとって大切なことは、不公正と闘おうとしているかどうかであって、人が神を信じているかどうかではない。私たちは、ただ、宗教の社会的役割は叛乱を挫くことであって、勇気づけることではない、と考えているだけなのである。

主流の司祭たちや右翼の司祭たちに比べて、急進的司祭はほんの一握りしかいない。このことが私たちの分析の妥当性を示しているのである。


 アナキストは、教会と従来の宗教が持つ考えに対し徹底的に敵意を抱く一方、民衆が、自分だけで、もしくはグループで、宗教的信念を実践することに異議を唱えはしない。ただし、その実践は他者の自由を侵害しない限りにおいてである。

例えば、人間を生け贄にしたり奴隷にしたりしなければならないカルト宗教は、アナキズム思想とは正反対のものであり、アナキストはそれに反対する。

しかし、平和的な信念システムは、アナキスト社会内部でも調和して存在することができる。

アナキズムの観点は、宗教は何にもまして私的な事柄だ、というものである−−

人々が何かを信じているとすれば、それはその人の事柄であり、他者にその考えを押しつけない限り、他人には関係ない。

私たちにできることは、その考えを議論し、その誤りを説得しようとすることだけである。


 終わりに記しておかねばならないが、私たちは、アナキストであるためには無神論でなければならない、などと述べているのではない。全く逆だ。

A.3.7 宗教的アナキストはいるのか?
http://www.ne.jp/asahi/anarchy/anarchy/faq/faqa3.html#seca37

で論じたように、神や何らかの宗教をしっかりと信奉しているアナキストもいる。

例えば、トルストイはリバータリアン思想を献身的なキリスト教信念と組み合わせていた。彼の思想は、プルードンの思想と共に、アナキストのドロシー=デイとピーター=モーリンが1933年に設立し、現在も活動しているカトリック労働者組織に影響を与えた。現代の反グローバリゼーション運動で活発に活動しているスターホークは、アナキスト活動家であると同時に主導的ペーガン(多神教徒)であるが、何の問題もない。

しかし、エマ=ゴールドマンが次のように述べているように、大部分のアナキストにとって、アナキズム思想は論理的に無神論を導く。

『神を否定することは、同時に人間を最も強く肯定することである。
人間を通じて、生・意図・美に永遠の賛同をするのである。』[Red Emma Speaks, p. 248]
http://www.ne.jp/asahi/anarchy/anarchy/faq/faqa25.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/737.html#c4

[リバイバル3] アナーキストが誰にも相手にされない理由 _ 一般大衆は自由であるよりも支配されることを望んでいる 中川隆
5. 中川隆[-7287] koaQ7Jey 2017年7月06日 17:37:12 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

「なぜ、神様は人間を創造したの?」

シュメール神話によれば、神様もまた、粘土をこねて人間を創った。

「なぜ、神様は人間を創造したの?」

というのが、キリスト教徒やイスラム教徒の親が、子供に質問されて返答に窮する素朴な疑問。

それに対して、世界最古の宗教・シュメール神話は、明快な回答を与えている。


「神々が働かなくてもよいように、労働者として人間は創造された」

と、シュメール神話の粘土板には明記されているのだ。


いわく、つらい農作業や、治水事業に従事していた神々からは、不平不満が絶えなかった。

「こんなに俺たちを働かせやがって、どういうつもりだ、コンチクショー」

と怒っていた。

原初の母なる女神・ナンムは、この事態を深く憂慮していたが、「神々の中でも、頭ひとつ抜けた知恵者」と評判のエンキ神は、そうともしらずに眠りこけていた。

あるとき、ナンム女神は、エンキ神をたたき起こして言った。

「息子よ、起きなさい。あなたの知恵を使って、神々がつらい仕事から解放されるように、身代わりをつくりなさい」。

             
母の言葉にあわてたエンキ神は、粘土をこねて人間を創った。

おかげで、神々に代わって人間が働くようになり、神々はめでたく労働から解放された。シュメール神話の最高神である天空の神アン(エンキの父)や、大気の神エンリル(エンキの兄)も、これには大喜び。神々は祝宴を開き、したたかにビールを痛飲して人類創造を祝った(シュメールは、ビールの発祥地でもある)。

このとき、ビールを飲んで酔っぱらった人類の始祖エンキは、地母神・ニンフルサグ(エンリルやエンキの異母妹)とともに、人間づくりの競争をした。


「広げた手を曲げることができない人間」や、
「排尿をガマンできない人間」、
「性器を持たない人間」、
「よろよろして立ち上がることができない人間」

など、いろんな人間が創られたという
(人権擁護団体が聞いたら、激怒しそうなエピソードですな・・・)。
http://blog.goo.ne.jp/konsaruseijin/e/20278c1470953be34e1163edce926967

『アルコーンの本質』 『ナグ・ハマディ文書』より


■3.「不滅性」の自己啓示とアダムの創造


 「不滅性」は下なる領域を眺め降ろした。両性具有のアルコーンたちは、水面に映ったその像を見て欲情するが、弱さのゆえにそれをつかむことができない。アルコーンたちは協議して、土の塵から人間を造り、「不滅性」がそれに近づいてくるようにと策略を立てる。彼らは、彼らの身体に似せて、また、水の中に現れた神の像に従って、一人の人間を造った。

サマエールは人間に息を吹き込み、それによって人間は心魂的なものとなるが、彼はいまだ立ち上がることができない。アルコーンたちは上なる神を欺こうとしてこれらのことを行ったが、これらすべてのことは実は、「万物の父」の意志によって生じたものであった。父からの「霊」が「アダマンティネーの地」(堅固な地、の意)から到来し、それによって人間は生ける者となり、アダムと名づけられた。
アルコーンたちは地のあらゆる獣と天の鳥を集め、アダムに名前をつけさせた。

■4.アダムの楽園への拘禁とエバの創造、「霊的な女」の到来


 アルコーンたちはアダムを拘束して楽園に閉じこめ、

「善と悪の知識の樹から食べてはならない。食べる日に必ず死ぬだろうから」

と告げた。次にアルコーンたちは、アダムの上に忘却をもたらし、アダムの脇腹を開いて、その肋骨を生ける女に変えた。そしてアダムの脇腹に、代わりの肉を詰めた。これによってアダムは心魂的なものとなってしまい、起き上がることができないが、「霊的な女」が到来し、アダムを立ち上がらせる。アダムは彼女を賛美した。


■6.「霊的な女」が蛇になって行なう啓示と楽園追放


 霊的な女は、蛇の、とはすなわち教示者の姿で、アダムとエバのところにやってきた。そして、知識の木から取って食べても

「決して死ぬことはない。なぜなら、彼がそうお前たちに命じたのも、妬んでいるからなのだ。むしろお前たちの目が開くことになるであろう。そして、お前たちは善と悪とを知る神々のようになるだろう」

と啓示する。これを聞いて二人は、知識の木の実を取って食べ、自分たちが「霊的なもの」を剥がれて裸であることに気づいた。アルコーンたちは二人が知識の木の実を食べたのを知り、蛇を呪って、アダムとエバを楽園から追放した。それは、彼らが生活の労苦に追われて、聖霊に心を配る時間の余裕がないようにするためであった。
http://gnosticthinking.nobody.jp/gnosismyth005.html


人類最初の女性 リリス( Lilith )


旧約聖書では、神によってアダムが土から生まれ、その次にイヴがアダムの肋骨から生まれたとされていますが、実はアダムと同様にリリスという土から生まれた女性がいて、アダムと結婚していました。

リリスは、アダムと同様に土から生まれたので、アダムとは対等な存在であるため、アダムとの性行為において、正常位によるアダムの支配的地位を拒否し、彼女は空を飛び、エデンの園を去り、紅海沿岸に住みつきます。


神はリリスを説得しますが、彼女は聞く耳を持たなかったので、罰としてリリスは下半身を蛇に変えられ、毎日おびただしい数の子供(リリン)を産み、そのうち100人を殺される運命を負うことになります。

彼女はこれに大変ショックを受け、海に身を投げて死んでしまいました。 


旧約聖書で、アダムとイヴが禁断の果実を食べるシーンがありますが、この2人をそそのかした蛇こそがリリスの化身なのであります。 これは、パリのノートルダム大聖堂にある彫刻にも、リリスが蛇として描かれていることからも分かるでしょう。
http://wave.ap.teacup.com/renaissancejapan/1033.html


人間は大地母神によって泥から造られて、神々のために「これ(エデンの園)を耕させ、これを守らせ」るようにエデンに置かれた(『創世記』第2章 15節)。


なぜならば神々はたいそう怠惰で農耕をしようとせず、植え、穫り入れ、自分たちに捧げ物をする奴隷が欲しかったからである 。神々は奴隷たちが自分たちより偉くなって働こうとしなくなるのを恐れて、神々の持つ不死の秘密を決して彼らに知らせてはならないことを申し合わせた。エデンの神は、同僚の神々に向かって言った。


「見よ、人はわれわれのひとりのようになり、善悪を知る者となった」。

したがって彼は「命の木からも取って食べ、永久に生きるかも知れない」ので、ただちにエデンの園から追い出さなければならない
(『創世記』第3章 22節)。


蛇の教えは、人間を、生を征服し神のような存在にしたであろうに、これは神々elohimの意志に反することであった。

 『支配者たちの本質』Hypostasis of the Archonsは、蛇は女神のトーテムとしての姿であることを示している。蛇は明らかに、女神の創造した死ぬ運命を持った生物を憐れんで、永遠の生命に到達する方法を教示しようとした。

「女性の霊的原理が『教示者―蛇』の中に入り、蛇は彼らに教示して言う。


『あなたがたは死ぬことはないであろう。神がそう告げたのは、あなたがたを嫉妬したからである。それどころか、あなたの眼を大きく開きなさい。そうすれば、あなたは善悪を識別して神のようになるであろう』」。


そこで「傲岸な支配者(神)」は、蛇と女性を呪ったのである 。

 聖書の物語の現在の型は、太女神と蛇の本来の話を明らかに大幅に改定したものである。バビロニアの図像は、蛇にかしずかれ、人間に不死の食物を捧げている女神の姿を描いている。ピラミッド・テキストは、永遠なる生命の食物を提供したのは蛇であると述べている
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/tiakio/antiGM/serpent.html


 ユダヤ・キリスト教において、「この世の天国」とまで謳われたはずのエデンの園は、グノーシスにおいては造物主の牢獄として扱われる。そしてこの《善悪を知る木》の実を食すことを禁じたヤハウェは、先述したように造物主に割り当てられ、人間を無知のままにとどめおく、知識による救済の可能性を閉ざす存在となる。

逆にそれを食すことをそそのかした蛇は、ユダヤ・キリスト教においては人間に原罪を負わせたものとして、忌むべき存在とされていたが、グノーシスではそうではなく、至高神からの人間へ知識を授け、救済への道を開示する啓示的役割を担った聖なる存在へと変貌するのだ。

 忌むべき悪魔のような役割から、救済者として、あるいは啓示的存在としての役割へと一変した《蛇》は、人間が救済への道を切り開くための秘密の鍵を握る存在として、グノーシス主義において神聖視された。尻尾を銜えた円環状の蛇《ウロボロス》は、《完全なるもの》としての意味を含んでいる。

この救世主としての《蛇》は原初においてはソフィアとされた。
http://homepage3.nifty.com/kiraboshi2/Abraxas/Gnosis_intro4.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/737.html#c5

[リバイバル3] アナーキストが誰にも相手にされない理由 _ 一般大衆は自由であるよりも支配されることを望んでいる 中川隆
6. 中川隆[-7286] koaQ7Jey 2017年7月06日 17:41:50 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

アナキズム FAQ
http://www.ne.jp/asahi/anarchy/anarchy/faq/contents.html


このページは

「An Anarchist FAQ Webpage」
http://anarchism.pageabode.com/afaq/index.html

の一部を翻訳したものです。


セクション A - アナキズムとは何か?

イントロダクション

A.1 アナキズムとは何か?


A.1. 1 「アナーキー」は何を意味するのか?
A.1. 2 「アナキズム」は何を意味するのか?
A.1. 3 アナキズムは何故「リバータリアン社会主義」とも呼ばれるのか?
A.1. 4 アナキストは社会主義者なのか?
A.1. 5 アナキズムはどこから生まれて来たのか?

A.2 アナキズムは何を主張しているのか?


A.2. 1 アナキズムのエッセンスは何か?
A.2. 2 何故、アナキストは自由を強調するのか?
A.2. 3 アナキストは組織を容認するのか?
A.2. 4 アナキストは「無制限の」自由を認めるのか?
A.2. 5 何故、アナキストは平等を支持するのか?
A.2. 6 何故、アナキストにとって連帯が重要なのか?
A.2. 7 何故、アナキストは自己解放を主張するのか?
A.2. 8 ヒエラルキーに反対しなくてもアナキストになれるのか?
A.2. 9 アナキストはどのような社会を望んでいるのか?
A.2.10 ヒエラルキーの廃絶は何を意味し、何を成し遂げるのか?
A.2.11 何故、大部分のアナキストが直接民主主義を支持するのか?
A.2.12 コンセンサスは、直接民主主義に代わりうるのか?
A.2.13 アナキストは個人主義なのか、それとも集団主義なのか?
A.2.14 何故、任意主義は不充分なのか?
A.2.15 「人間の本性」についてはどうなのか?
A.2.16 アナキズムには「完全な」人間が必要なのか?
A.2.17 大部分の民衆はバカなため、自由社会を作れないのではないのか?
A.2.18 アナキストはテロを支持するのか?
A.2.19 アナキストの倫理観はどのようなものか?
A.2.20 何故、大部分のアナキストは無神論者なのか?

A.3 アナキズムにはどの様な種類があるのか?


A.3. 1 個人主義的アナキズムと社会的アナキズムの間にはどんな違いがあるのか?
A.3. 2 社会的アナキズムにも種類があるか?
A.3. 3 グリーン=アナキズムにはどの様な種類があるか?
A.3. 4 アナキズムは平和主義なのか?
A.3. 5 アナルカフェミニズムとは何か?
A.3. 6 文化的アナキズムとは何か?
A.3. 7 宗教的アナキストはいるのか?
A.3. 8 「形容詞のないアナキズム」とは何か?
A.3. 9 アナルコプリミティビズムとは何か?


A.4 アナキズムの主な思想家は誰か?


A.4. 1 アナキズムに近い思想家はいるのか?
A.4. 2 アナキズムに近い自由主義思想家はいるのか?
A.4. 3 アナキズムに近い社会主義思想家はいるのか?
A.4. 4 アナキズムに近いマルクス主義思想家はいるのか?


A.5 「アナーキーの実践」の実例は?


A.5. 1 パリ=コミューン
A.5. 2 ヘイマーケットの犠牲者
A.5. 3 サンジカリスト組合の構築
A.5. 4 ロシア革命のアナキストたち
A.5. 5 イタリア工場占拠運動におけるアナキズム
A.5. 6 アナキズムとスペイン革命
A.5. 7 1968年フランス5月〜6月叛乱

セクション B - 何故アナキストは今日の社会システムに異議を唱えるのか?


イントロダクション


B.1 何故アナキストは権威及びヒエラルキーに反対するのか?


B.1.1 権威主義的な社会関係の影響とは何か?

D.6 アナキストはナショナリズムに反対なのか?

D.7 アナキストは民族解放闘争に反対しているのか?

セクション E - アナキストは生態系諸問題の原因をどのように考えているのか?

イントロダクション

E.1 生態系諸問題の根本原因は何か?


E.1.1 工業は環境諸問題の原因なのか?
E.1.2 環境保護主義と生態学の違いは何か?

E.2 エコアナキストは資本主義の代わりに何を提案しているのか?

E.3 私有財産権は環境を保護できるのか?

E.3.1 自然の私有化は自然を守るのだろうか? NEW

G.6 マックス・シュティルナーの思想とは何か?

セクション I - アナキズム社会はどのようなものになるのか?

イントロダクション

I. 1 リバータリアン社会主義という言葉は矛盾ではないのか?


I.1. 1 ルードヴィッヒ=フォン=ミーゼスの「経済計算論」は、社会主義が機能し得ないことを証明したのではないか?
I.1. 2 ミーゼスの主張は、リバータリアン共産主義が不可能だという意味なのだろうか?
I.1. 3 市場の何が悪いのだろうか?
I.1. 4 資本主義が搾取的だと言うのならば、社会主義だってそうなのではないのか?

I.2 これはアナキスト社会の青写真なのか?


I.2. 1 何故、アナキスト社会がどのようなものになるのかを論じるのか?
I.2. 2 資本主義から一足飛びにアナキスト社会へ進むことはあり得るのか?
I.2. 3 アナキスト社会が創り出される枠組みはどのようなものなのか?

I.3 アナーキーの経済構想はどのようなものになるのか?


I.3. 1 「シンジケート」とは何か?
I.3. 2 労働者自主管理とは何か?
I.3. 3 「経済」においてシンジケートはどのような役割を果たすのか?
I.3. 4 個々のシンジケートの間にはどのような関係が存在するのか?
I.3. 5 シンジケートの諸連邦は何を行うのだろうか?
I.3. 6 シンジケート間の競争についてはどうなのか?
I.3. 7 シンジケートに参加したくない人たちはどうなるのか?
I.3. 8 アナキストは「小規模生産に専念する小規模自律型地域社会」を求めているのか?

I.4 アナキズム経済はどのように機能することになるのか?


I.4. 1 アナーキーにおける経済的活動の意義は何か?
I.4. 2 何故、アナキストは労働を廃絶したいと思っているのか?
I.4. 3 アナキストはどのようにして労働を廃絶しようとしているのか?
I.4. 4 アナーキーではいかなる経済的意志決定基準を使うことができるのだろうか?
I.4. 5 「需要と供給」についてはどうなのか?
I.4. 6 無政府共産主義では本当に需要が供給を凌ぐことになりはしないのだろうか?
I.4. 7 生産者が消費者を無視しないようにするためにはどうすればよいのだろうか?
I.4. 8 投資決定についてはどうなのか?
I.4. 9 テクノロジーの進歩は反アナキズムだと見なすべきなのか?
I.4.10 剰余分配を幅広く行うことの利点は何か?
I.4.11 リバータリアン社会主義が利益追求動機を取り除いた場合、創造性と業務遂行に悪影響があるのではないか?
I.4.12 いかなる社会主義社会でも、資本主義事業が再出現する傾向はないのだろうか?
I.4.13 「汚い仕事」や不愉快な仕事は誰が行うことになるのか?
I.4.14 仕事をするつもりがない人についてはどうなのか?
I.4.15 未来の仕事場はどのようなものになるのだろうか?
I.4.16 リバータリアン共産主義社会は効率が悪くならないのだろうか?

I.5 アナーキーの社会構造はどのようなものになり得るのか?


I.5. 1 参加型コミュニティとはどのようなものか?
I.5. 2 何故、参加型コミュニティの連邦は必要なのか?
I.5. 3 連邦の規模とレベルはどの程度のものになるのか?
I.5. 4 こうした会議全てで、本当に何かが決定されるのだろうか?
I.5. 5 参加型コミュニティと連邦は、単に新しい国家に過ぎないのではないか?
I.5. 6 リバータリアン社会主義の下では「多数派の暴政」の危険はないのだろうか?
I.5. 7 コミューンに参加したくない場合はどうなのか?
I.5. 8 犯罪についてはどうなのか?
I.5. 9 アナキズム下での言論の自由はどうなのか?
I.5.10 政党についてはどうなのか?
I.5.11 利益団体などの団体についてはどうなのか?
I.5.12 アナキズム社会は保健医療などの公共サービスを提供するのか?
I.5.13 アナキズム社会は権力の亡者に対して脆弱にならないのだろうか?
I.5.14 アナキズム社会はどのようにして自衛するのだろうか?

I.6 「コモンズの悲劇」についてはどうなのか?共有は本当に乱用と環境破壊をまねくのだろうか?


I.6. 1 「世界中の全ての人が所有する」財産の使い方をどのようにして決定するのか、アナキストはどう説明するのか?
I.6. 2 いかなる共有形態であっても個人の自由を制限することはないのだろうか?

I.7 リバータリアン社会主義は個性を破壊しないのだろうか?


I.7. 1 部族文化は、コミュナリズムが個性を保護することを示しているのだろうか?
I.7. 2 これは過去や「高潔な野蛮人」を崇拝しているのではないか?
I.7. 3 個人の権利を保護するために法律が必要なのだろうか?
I.7. 4 資本主義は個性を保護しているのか?


I.8 革命中のスペインはリバータリアン社会主義が実行可能だと示しているのだろうか?


I.8. 1 スペイン革命は主として田舎の事件であり、産業化された現代社会のモデルとしては当てはまらないのではないか?
I.8. 2 アナキストはどのようにしてスペイン一般大衆の支持を獲得できたのか?
I.8. 3 スペインの産業集産体はどのように組織されていたのか?
I.8. 4 スペインの産業集産体はどのように調整されていたのか?
I.8. 5 スペインの農業協同組合はどのように組織され、調整されていたのか?
I.8. 6 農業集産体は何を成し遂げたのか?
I.8. 7 田舎の集産体は力ずくで創られたと聞いたことがあるが、本当なのか?
I.8. 8 だが、スペインの集産体は新しい技術を導入したのか?
I.8. 9 それほどまでに良いものだったなら、何故存続しなかったのか?
I.8.10 何故、CNTは国家に協力したのか?
I.8.11 協調路線の決定がアナキズム理論の産物だとすれば、アナキズムは間違っていると示されているのではないか?
I.8.12 協調路線の決定はCNT組合員に強制されたのか?
I.8.13 革命からどのような政治的教訓を学んだのか?
I.8.14 革命からどのような経済的教訓を学んだのか?

セクション J - アナキストは何を行うのか?

イントロダクション

J.1 アナキストは社会闘争に参画するのか?


J.1. 1 何故、社会闘争は重要なのか?
J.1. 2 アナキストは改良に反対するのか?
J.1. 3 アナキストは何故改良主義に反対するのか?
J.1. 4 アナキストは「単一争点」キャンペーンにどの様な態度を取っているのか?
J.1. 5 アナキストは何故社会闘争を一般化しようとするのか?


J.2 直接行動とは何か?


J.2. 1 なぜアナキストは、物事を変えるために直接行動を使うのが望ましいとしているのか?
J.2. 2 なぜアナキストは変革手段として投票を拒絶しているのか?
J.2. 3 投票はどのような政治的意味を持っているのか?
J.2. 4 革新政党に対する投票は本当に効果的なのか?
J.2. 5 何故アナキストは投票拒否を支持しているのか、そしてその意味は何か?
J.2. 6 急進主義者が選挙を使う効果はどのようなものか?
J.2. 7 改良主義政党の実態を示すために、改良主義政党に投票すべきだというのは正しいのか?
J.2. 8 投票拒否は右翼政党が勝利する選挙をもたらすだろうか?
J.2. 9 投票の代わりに、アナキストは何を行うのか?
J.2.10 選挙を拒否するということは、アナキストは政治に無関心なのか?

J.3 アナキストはいかなる組織を構築するのか?


J.3. 1 親和グループとは何か?
J.3. 2 「統合」連盟とは何か?
J.3. 3 「綱領主義」とは何か?
J.3. 4 何故、多くのアナキストは「綱領」に反対なのか
J.3. 5 他種のアナキスト連盟はあるのか?
J.3. 6 アナキズム理論では、こうしたグループはどのような役割を果たしているのか?
J.3. 7 バクーニンの「不可視の独裁」は、アナキストが隠れ権威主義者だという証拠ではないのか?
J.3. 8 アナルコサンジカリズムとは何か?
J.3. 9 何故多くのアナキストはアナルコサンジカリストではないのか?

J.4 社会におけるいかなる傾向が、アナキスト活動の手助けをするのか?


J.4. 1 何故、社会闘争は良い兆候なのか?
J.4. 2 社会闘争は益となるよりも害となることの方が多いのではないか?
J.4. 3 新しい社会運動は、アナキストにとってポジティブな発展なのか?
J.4. 4 「経済構造危機」とは何か?
J.4. 5 何故この「経済構造危機」は、社会闘争にとって重要なのか?
J.4. 6 反政府・反大企業感情は何を暗示しているのか?
J.4. 7 コミュニケーション革命についてはどうなのか?
J.4. 8 変革の加速と情報爆発の意義は何なのか?
J.4. 9 ネット戦争とは何か?

J.5 アナキストはどのような代替社会組織を創り出すのか?


J.5. 1 地域組合主義とは何か?
J.5. 2 何故アナキストは産業別労働組合を支持するのか?
J.5. 3 既存労組に対してアナキストはどのような態度をとっているのか?
J.5. 4 産業別ネットワークとは何か?
J.5. 5 アナキストはいかなる形態の共同金融を支持しているのか?
J.5. 6 相互クレジット構想の鍵となる特徴は何か?
J.5. 7 大部分のアナキストは、相互クレジットだけで資本主義を廃絶するのに充分だと考えているのか?
J.5. 8 近代的な相互銀行システムはどのようなものになるのか?
J.5. 9 相互クレジットはどのように機能するのか?
J.5.10 何故アナキストは協同組合を支援するのか?
J.5.11 労働者が本当に自主管理をしたいと思っているのなら、何故生産者協同組合がもっと増えていないのだろうか?
J.5.12 自主管理が効率的ならば、資本主義企業は市場によって強制的にそれを導入させられるのだろうか?
J.5.13 「近代学校」とは何か?
J.5.14 リバータリアン自治体連合論とは何か?
J.5.15 社会保障制度に対してアナキストはどのような態度を取っているのか?
J.5.16 集団的自助には歴史的前例があるのか?


J.6 アナキストが主唱する子育ての方法は何か?


J.6. 1 自由な子供達を育てる主要原理とその原理を実行するときの主要な障害物は何か?
J.6. 2 新生児の養育に適用されたリバータリアン子育て法にはどのような実例があるのか?
J.6. 3 幼児の養育に適用されたリバータリアン子育て法にはどのような実例があるのか?
J.6. 4 子供が何も恐れないのなら、どのようにして子供たちは善良になることが出来るのか?
J.6. 5 だが、罰・禁制・宗教的教育がないのに、子供たちはどのようにして倫理を学習できるというのだろうか?
J.6. 6 だが、そもそも自由な子供はどのようにして利他性を学ぶのだろうか?
J.6. 7 「リバータリアン子育て」と呼んでいるものは、単に、子供を甘やかす方法の別名なのではないか?
J.6. 8 十代の性の解放についてアナキストはどのような立場をとっているのか?
J.6. 9 だが、十代の性の解放に関するこうした懸念は、経済の再構築のようなアナキストがもっと懸念すべき諸問題から関心をそらしてしまうのではないか?


J.7 アナキストは、「社会革命」ということで何を意味しているのか?


J.7. 1 アナキストは皆、革命家なのか?
J.7. 2 社会革命は可能なのか?
J.7. 3 革命は暴力を意味しているのではないか?
J.7. 4 社会革命はどのようなものになるのか?
J.7. 5 社会革命においてアナキストはどのような役割を果たすのか?
J.7. 6 アナキスト革命はどのようにして防衛されるのか?

付録:アナーキーのシンボル
付録:ロシア革命
訳者ノート 04/06更新
http://www.ne.jp/asahi/anarchy/anarchy/faq/contents.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/737.html#c6

[原発・フッ素47] 反原発派は知恵遅れ _ 原発再稼動で温室効果ガスが減少 再生可能エネルギーの限界 中川隆
208. 中川隆[-7285] koaQ7Jey 2017年7月06日 18:14:28 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017年07月06日
欧州の自然エネルギー、全部うそだった?

欧州が言っている発電コストは、補助金をたっぷり受け取り、設備や送電費用は除外した数字
引用:http://www.newsweekjapan.jp/stories/assets_c/2017/07/reuters20170701120426-thumb-720xauto.jpg

自然エネルギーのミステリー

自然エネルギーのコストが大幅に下がったというニュースを頻繁に目にするが、内容を調べるとどれも信憑性が無く、確認できない話ばかりだった。

自然エネルギーのコストは非常に分かりにくく、従来エネルギーより大幅に安いとも高いとも言われている。

アメリカは1kw当たり太陽光11円、風力3.8円、原発8円から10円とされていたが、もっと安いという数字もあります。

アメリカでは太陽光が1キロワット当たり6.5円、風力が1.6円という数字もあり、原発はやはり8から10円になっている。

          

日本は石炭9.5円、天然ガス10円、太陽光32円、風力22円、原発10円とされていて(2015年頃)アメリカよりかなり高い。

欧州は洋上風力10円程度、陸上風力が7円程度、太陽光発電は10円程度と見られるが、日米のようにコストの明示をしていなかった。

欧州のこれらのコストも業者の「入札価格」に過ぎないので、実は発送電にかかったコストではない。


日本に比べて欧米の自然エネルギー発電コストは4分の1程度であり、日本は遅れているのは常識として言われている。

だがこれらの数字とは矛盾するニュースが当の欧州委員会から出され、今後大半の自然エネルギーが赤字になるという。

自然エネルギーへの補助金は段階的に廃止されるのが決まっているが、ニューズウィーク紙によると欧州の風力発電は発電収入の半分を補助金で得ている。


つまり風力発電コストが7円/1KWだとしても実際には14円かかっていて、政府が7円を補填している事になる。

太陽光もこの方式で、ドイツの太陽光は安いといっても半分は政府補助金を出している。

一方日本は固定買取制度で大手電力会社に買い取らせ、最終的に大手電力利用者に全額支払わせています。

「コスト」とは何か

日本と欧米では「コスト」そのものの定義が違い、日本の数分の1の発電コストと言っても、それは補助金で補填した後の数字です。

さらに自然エネルギーのコストには不自然な点があり、日本では発電した後の設備費用や送電費用を、全て大手電力に負担させています。

太陽光は発電したらそれで終わりだが、その送電費用は原発や火力発電に上乗せされています。


欧米も同じで太陽光や風力は発電したらそれで終わり、原子力や火力が自然エネルギーの送電費用を負担させられています。

「そのくらい良いじゃないか」と思うでしょうが、日本中のすべての送電設備を再建築するとGDPと同額くらいかかるとされています。

「そのくらい」では済まない話であり、太陽光や風力にも設備負担を上乗せしたら、コストは数倍違ってくるでしょう。


仮にドイツのすべての発電を太陽光と風力だけにしたら、もう送電費用を従来発電に転嫁できないので、本当の「コスト」が現われてきます。

アメリカの場合は風力発電コストが1.6円になったと言っていますが、これも業者の販売価格であって「コスト」ではない。

補助金をたっぷり支給して土地は無償提供、業者が負担するのは風車そのものの建設費だけの費用が「1.6円/kw」なのでした。


アメリカのメガソーラーは一つの都市ほどの巨大さですが、費用の大半を自治体や政府、従来発電が負担しています。

太陽光発電の事業者が負担しているのは、パネル代と設置費用だけだと言われています。

自然エネルギーの「本当のコスト」は原子力潜水艦の性能並みに秘密にされていて、まるで国家機密のように守られています。

少なくとも日本と欧米の「コスト」は、自分で言ってるほどは違わない筈です。
http://www.thutmosev.com/archives/71652182.html
http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/781.html#c208

[お知らせ・管理21] 管理人さまへ 天橋立の愚痴人間
41. 中川隆[-7284] koaQ7Jey 2017年7月06日 20:13:41 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

>>34 の続きを纏めておきました:


アナーキストが誰にも相手にされない理由 _ 一般大衆は自由であるよりも支配されることを望んでいる
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/737.html
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/489.html#c41

[番外地7] 「面従腹背」に官邸疑心=加計問題、霞が関の不満影響か 中川隆
9. 中川隆[-7283] koaQ7Jey 2017年7月06日 20:49:56 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

世論は無視できても…中曽根大勲位と米国を敵に回した安倍官邸の誤算=斎藤満
2017年6月20日
http://www.mag2.com/p/money/246663


安倍政権は加計学園問題の対応を間違えました。理由として、中曽根康弘元首相の存在と、背後に控える米国の意向が誤算を招いた可能性があります。

アメリカのお墨付き?支持率急落で加速する「ポスト安倍」機運

浮き足立つ官邸

いわゆる「共謀罪」が15日朝、参議院法務委員会の採決を省略して強行採決され、可決成立しました。会期延長できない事情のもとで、米国からの催促もあり、とにかく急いで片づける必要があったようです。

この会期延長の障害となったのが加計学園問題で、安倍政権はこの問題をほじくり返されないうちに国会を閉会したかったものと見られます。

しかし安倍政権は、この加計学園問題のハンドリングを間違えた可能性があります。これまでメディアや野党議員を抑え込んで、何とか総理の先輩が経営する加計学園に獣医学部設置で便宜を図ろうとしたのが、内情が暴露され、思わぬ世間の批判を招いてしまいました。

もともと森友学園問題よりも大きな危険性をはらんでいただけに、官邸も浮足立ってきた感があります。

象徴的だったのが、先々週末の菅官房長官の会見です。女性記者(編注:東京新聞の望月衣塑子記者)からこの問題を執拗に質問され、「同じ問題ばかり質問しないように」と表向きは穏やかに言っていましたが、記者から「国民が納得するようなお答えをいただけないから何度も質問する」と言われ、天下の官房長官としては珍しく動揺の色を隠せませんでした。

「アンダーコントロール」に失敗

この加計学園問題、もともと大きな問題をはらんでいました。

市場評価が37億円もする国有財産としての土地を、総理の先輩、親友とされる加計理事長が経営する加計学園に無償で譲渡し、さらに運営費まで何十億という税金をつぎ込み、支援するだけの「大義」を説明すること自体が困難で、不自然な利益供与、行政の歪み、官邸の関与が疑われました。

このため、当初から野党議員やメディアに対して様々な形で「圧力」をかけ、表ざたにしないようにしてきたのですが、一部の週刊誌などから次第に情報が漏れ始めました。

そしてついに関係省庁である文科省、内閣府の関与情報が「資料」の形で出現し、官邸や担当大臣が「知らぬ存ぜぬ」を通し、「怪文書」の調査は不要、の姿勢を貫きました。

ところが、かつての現場のトップであった前川喜平前文科省事務次官が資料の存在を認めたことから、「事件」は広がりました。

官邸は森友学園問題で籠池理事長夫妻を「信用ならぬ人物」に祭り上げ、抹殺したのと同じ作戦で、前川氏を陥れようとしました。読売新聞に誰が書かせたかはともかく、前川氏は出会い系のバーに出入りするいい加減な人物で信用できない、としました。

中曽根康弘元首相という「誤算」

しかし、前川氏はこの政府の仕打ちにひるまず、「黒を白とは言えない」と頑張り通しました。その裏には、官邸が読み違えた大きな力が働いていた可能性があります。

1つは、元首相である中曽根康弘大勲位の存在です。

中曽根元首相、文科相、財務省の「反安倍連合」

前川氏の上の妹は、中曽根大勲位の息子で元文部大臣、外務大臣の中曽根弘文氏の夫人にあたります。つまり前川氏は親戚になります。

官邸がその前川叩きをしたことで、大勲位が反安倍に動く可能性があります。

そしてもう1つの力が、文科省の多くの職員が前川前次官を支援していることで、資料の存在を現場の職員が認める結果となり、もはや前川氏個人の「作り事」では片づけられなくなったことです。

この文科省の背後で、財務省が後押ししているとの見方もあります。

米国ネオコンにとって安倍政権は「用済み」

さらに、中曽根大勲位や財務省の後ろには米国がついています。

中曽根大勲位と関係省庁、財務省を敵に回すだけでもかなりの労力を要し、足をすくわれるリスクがありますが、これに米国の後ろ盾がつけば、安倍政権も楽観を許されなくなります。

米国のネオコンが安倍総理を支援し、利用しているのは確かですが、彼らは安倍総理に代わる人間を利用することもできます。

こうした状況から、安倍政権のおしりに火がつき、安倍一強長期政権の前提が揺らぎ始めました。

共謀罪のように、なかなか国民の理解が得られず、内外から批判の多い法案については、本来、国会を延長してでも審議を尽くし、国民の理解を得る努力が必要です。

ところが、国会を開けておくと加計学園問題を攻められるので、早々に採決して国会を閉会してしまいたかった、これが野党の反発を呼びましたが、ついには与党内にも安倍総理の暴走にクレームをつける人が現れるようになりました。

「安倍降ろし」はアメリカのお墨付きか?

口火を切ったのが石破元防衛相。

安倍総理の憲法改正の進め方について、「私の趣味ではない」と批判しました。9条の1,2項を残して自衛隊を合法化する項を追加する「加憲」は公明党を取り込むためで、高等教育の無償化は維新を取り込むためと批判しました。さらに――

http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/114.html#c9

[リバイバル3] アナーキストが誰にも相手にされない理由 _ 一般大衆は自由であるよりも支配されることを望んでいる 中川隆
7. 中川隆[-7282] koaQ7Jey 2017年7月06日 21:45:43 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]


ダニエル・ゲラン編 神もなく主人もなく
Daniel Guerin Ni Dieu Ni Maitre 1970

河出書房新社 1973 [訳]江口幹
https://www.amazon.co.jp/%E7%A5%9E%E3%82%82%E3%81%AA%E3%81%8F%E4%B8%BB%E4%BA%BA%E3%82%82%E3%81%AA%E3%81%8F%E3%80%882%E3%80%89%E2%80%95%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%82%AD%E3%82%BA%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%BD%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%83%BC-1973%E5%B9%B4-%E6%B1%9F%E5%8F%A3-%E5%B9%B9/dp/B000J9O8NM


941夜『神もなく主人もなく』ダニエル・ゲラン編松岡正剛の千夜千冊
http://1000ya.isis.ne.jp/0941.html


 1921年2月8日の早朝、モスクワ郊外の寒村でクロポトキンが死んだ。翌日、特赦された数名のアナキストを先頭に、ノヴォジェヴィチの修道院にいたる5マイルの道に、チャイコフスキーの第1と第5が流れた。その葬列には黒旗が林立した。

 葬列がトルストイ博物館にさしかかったときは、ショパンの葬送曲が流れ出した。修道院での出棺には200人の合唱団がふたたびチャイコフスキーの『永遠の追憶』を歌った。そして、アアロン・バロンの燃えるような怒りに満ちた告別の辞が、時の空気を黒く切り裂いたのだ。

 「神もなく主人もなく、クロポトキンはこう言った、さあ、命なんぞは君が持っていきたまえ!」。

 ルイ・ルーヴェの『世界アナキズム史』には15世紀ドイツの格言が扉に印刷されていた。それが「神もなく主人もなく」である。

 1870年、オーギュスト・ブランキの最も若い弟子のシュシュは、皇帝の人民投票にあたって「神はもうたくさんだ、主人はもうたくさんだ」というリーフレットを配った。それを受けてかどうか、晩年のブランキも新たな雑誌を創刊したとき、それに「神もなく主人もなく」というタイトルをつけた。これをクロポトキンが一人の反逆者のために使って広めた。

 1893年、オーギュスト・ヴァイヤンはフランス下院に爆弾を投じて逮捕された。逮捕されただけでなく、議会はこれをきっかけに暴力行為準備集会取締り法を強引に可決した。この審議のときにアレクサンドル・フランダンは下院の高い演壇から叫んだものだ、「アナキストたちは神もなく主人もないのです」。

 その後もこの壮絶で感動的な標語は、あたかも間歇泉のごとくにアナキストたちの唇を震わせた。第一次世界大戦終了後のパリでは、アナーキーな青年たちが自分たちのことを“Ni Dieu Ni Maitre”と自称した。

 そろそろ950冊に達する「千夜千冊」のなかで、この書名『神もなく主人もなく』はおそらく最も美しい。

 本書はダニエル・ゲランによる珠玉のアナキズム・アンソロジーである。こういう本はほかにない。

 第1巻ではシュティルナー、プルードン、バクーニン、ド・バーブ、ギョーム、クロポトキンのテキストについての解説を進め、第2巻ではマラテスタ、エミール・アンリ、デ・サンティリャン、ヴォーリン、ネストル・マフノからクロンシュタットやスパニッシュ・アナキズムまでを扱って、その貴重な文献をことごとく組み上げた。こういうことはゲランにしかできない。

 ゲランには『ファシズムと大資本』『植民地の人々のために』『模索するアルジェリア』(未訳)、『現代のアナキズム』『現代アナキズムの論理』(三一新書)、『人民戦線』(現代思潮社)、『エロスの革命』(太平出版社)などの旺盛な著作活動があって、どの本を開いても、数ケ国語におよぶ語学能力と卓抜なジャーナリスト精神と、そのリバータリアニズムやアナキズムに寄せる熱くて真摯な思いが特徴になっている。

 本書のほかにもゲランを訳してきた江口幹は、ダニエル・ゲランのような決定的な生き方の著作者と出会えたことに、感動に近い崇敬を抱いたと書いていた。これにはぼくも共感する。アナキズムを知ることは、ゲランの勇敢で旺盛な執筆意識を感じることでもあろうということを――。

 アナキズムの起源については、いくら溯ってもかまわない。ぼくの『遊学』(中公文庫)では、ジャイナ教のマハーヴィラ、アタラクシア哲学のエピクロス、鉱物仙人の葛洪にさえアナキズムを感じると書いた。

 フランソワ・ラブレーやトマス・モア、あるいはディドロやサドにアナキズムの萌芽を見る者もいる。ハーバート・リードや大沢正道などはその一人であろう。

 このような見方によれば、その時代ごとに絶対自由や相対自由を果敢に表明した者に先駆的アナキストの称号が与えられてきたということなのである。リードの『アナキズムの哲学』(法政大学出版局)では、ヴィーコ(第874夜)やフンボルトにもアナキズムの種が植えられていると書いていた。

 こういう見方に、むろんぼくは反対しない。それどころかスウィフト(第324夜)やブレイク(第742夜)にもアナキズムの光の条痕はついていると叫びたい。

 が、ふつうの見方では、近代アナキズムの創始者はせいぜい溯っても、ゴドウィン、シュティルナー、プルードン、ウォーレン、そしてバクーニンなのである。ここから何が始まったのか、本書をたどって少し案内してみたい。

 1848年の革命。この革命の前後でいっさいが起動した。フランス二月革命である。

 ルイ・ブランが工場労働者を産業軍の内側に逆編成する計画を発表し、マルクスとエンゲルスが『共産党宣言』を刊行し、そしてアナキズムが狼煙を上げようとしていた。

 それまでにすでにアナーキーな「時の機」は熟しつつあった。シュティルナーの『唯一者とその所有』が既存社会の打破のための結社の自由を謳い、偶像の思想を破壊することを奨め、国家の生存を真っ向から否定した。またプルードンが『貧困の哲学』を書いて、「アナルシ」(an-archie 権力の不在)という言葉を“anarchie”と綴り字をつなげ、貴族主義にも君主主義にも、共和主義にも民主主義にも、連合主義にも組合主義にも属さない立場がありうることを暗示した。これがアナキズムという言葉の生誕だった。

 そこへロシアにいたバクーニンが、急ぎ足で燃えるパリに戻ってきた。これで準備が整った。

 バクーニンはそれまでは、汎スラブ主義的な民族主義活動の中にいた。社会主義の前哨戦からはまったく孤立した存在である。それが1848年をさかいに極度にラディカルになっていく。

 バクーニンはプルードンのような協同的アナキズムには満足していなかった。むしろ革命家の前衛組織による破壊活動が先行し、この破壊によって生まれた突破口から民衆の建設活動が溢れ出てくるようなプランをもっていた。協同アナキズムではなくて、一握りのアナーキーな革命家の出現こそが必要だと考えていた。

 だからこう言うのも憚らない、「革命家は前もって死を宣告された人間である」。この瞬間、「命を持っていきたまえ」という革命家を先頭に立てるアナキズムが発芽した。

 マルクスについてはここでは何も書かないが(第789夜)、ごくごく象徴的にいうなら、プルードンからマルクスとバクーニンという二人の反抗児が出てきたということなのだ。

 問題はしかし、そのマルクスとバクーニンが対立したことである。1848年に同じように革命を計画した二人が対立したことは、いままさに生まれつつあるコミュニズムを真っ二つに分断していった。

 ロシアの貴族に生まれたバクーニンは、すでにプラーグやドレスデンで革命のための叛乱を組織し、サクソニアで捕らわれて死刑の宣告をうけ、ロシア送還ののちは6年にわたって幽閉されていたという経歴がある。また、その後にシベリア流刑となってはここをドラマテイックに脱出して、日本・アメリカをへて12年目にヨーロッパに戻ってきたという世界遊民的な経歴がある。

 一方のマルクスはバクーニンのようには行動をおこしてはいない。あくまでイデオロギーを見極め、社会を分析して、そこに革命の計画がありうることを展望した。バクーニンが遊民なら、マルクスは常民だった。世界をぐるりと駆けめぐったスラブ派のバクーニンには、こういうマルクスのようなあり方には承服しがたいものがある。

 加えてとくにバクーニンが嫌ったのが、中心を手放さない「鞭のゲルマン帝国」である。

 マルクスはそのドイツに育ち、その厄災(つまりドイツ・イデオロギー)を切り払うために立ち上がったのであるけれど、そこには、バクーニンから見れば、いくらでもゲルマン的な権威主義が残響していたのであろう。

 それでも1864年、ロンドンで第1インターナショナルが結成されたときは、マルクスとバクーニンは「革命」の可能性と労働者の連帯組織の萌芽を前にして、まだ互いに相手の出方を窺っていた。

 ところが1869年、第1インターのバーゼル会議ではバクーニンは財産相続の廃止を訴えて、これを拒否された。ついにバクーニンは「私は共産主義が大嫌いだ。それは自由の否定だ。共産主義は社会のすべての勢力を国家に吸収させようとしている」と言い出した。

 こうしてバクーニンの組織する社会民主主義同盟は第1インター加盟を許可されず、マルクスの構想は一歩も踏み出せないままに、あの1871年のパリ・コミューンを迎えることになる。

 パリ・コミューンは、労働者と小役人と思想傾向のタチが悪いジャーナリストと阿呆なアーティストたちが、パリの崩壊を食い止めようとしてつくりあげた継ぎ接ぎだらけの都市戦場である。

 そこにジャコバン党、ブランキ主義者、プルードン派、第1インター加盟者たちがあっちこっちから乗りこんできた。ランボオも駆けつけた(第690夜)。しかし、パリは急激に燃え、パリは急速に沈んだ。

 労働者の自由な活動によってもパリを救えなかった事態に対して、さっそくマルクスは各国にプロレタリアートの党をつくって、これらが国家権力を掌握できるように全運動を組み替えることを計画した。それなら第1インターこそはその国際本部となるべきだった。

 しかしこんな提案はアナキストには承服しかねるもので、1872年のハーグ大会でマルクスは多数派をとれなくなった。アナキストたちはサン・ティミエに集まって、バクーニンの指導のもとにいわゆる“黒色インターナショナル”をおこす。この時点では、マルクスよりもバクーニンの追随者のほうが多かったのである。

 1876年にバクーニンが死に、アナキズムの活動を支えていたジャム・ギョームが引退すると、天秤はぐらりと逆に動いた。

 いや、マルクスのほうにすぐ動いたのではない。インターナショナルな活動から締め出されたアナーキーな粒子が、バクーニンの原郷ロシアに飛び火してナロードニキの動きとなり、さらにテロリズムの様相を呈していったのである。これは意外な転換だった。

 1881年のアレクサンドル2世の暗殺はこうしておこる。この先鋭化したテロは、フランスではティエールの像の爆破となり、炭鉱都市モンソーの教会焼打ちに、さらに各地の教会爆破に連鎖した。モンソーの焼打ち事件では65人のアナキストが逮捕されるのだが、そこには次の時代の指導者の一人クロポトキンが入っていた。

 2年後、マルクスが死ぬ。コミュニズムはアナーキーな混乱のなかで、なんらの稔りもないままに19世紀を終えた。

 アナキズムのほうは1897年の第2インターナショナルのロンドン大会に、クロポトキン、マラテスタ、ルイズ・ミッシェル、エリゼ・ルクリュ、グラーヴが揃って乗りこんでいったのたが、たちまち除名され、やはり前途を断たれたかのようである。

 こうしてコミュニズムもアナキズムも、20世紀を前にして頓挫してしまったのだ。

 ところで、ぼくがアナキズムに最初に関心をもったのはバクーニンの『神と国家』を古本屋で見つけたときからである。春秋社版の世界思想全集の一冊になっていた『神と国家』(昭和6年・麻生義訳)は、ぼくの生っちょろい体に闇夜の電撃を走らせた。

 すでに大学でマルクスの読者会に毎週出ていたにもかかわらず、どうみてもバクーニンのほうが決然としているように思えたのだ。

 とりわけ「私は、私の周囲のすべての人間が男女を問わず同じように自由なときだけ、自由である。他の人間の自由こそ私の自由にとっての必要な条件である」というような絶対自由の表明と、「社会主義のない自由は特権と不正義をあらわし、自由のない社会主義は奴隷と野蛮をあらわしている」というような激越なアジテーションには、心がぐらぐらとした。

 バクーニンについては『遊学』にも書いたように、「破壊なき創造はありえない」というスローガンに痺(しび)れたまま、ぼくの中の基本像を変更してこなかった。ぼくが長らく反議会主義のはしくれにいたことも、元をただせばバクーニンの影響である。

 またバクーニンの友人でもあったネチャーエフの言動にも、ずっと考えさせられてきた。ネチャーエフの異様な呻吟こそ、ドストエフスキーの『悪霊』と、そして埴谷雄高の『不合理ゆえに吾信ず』や『死霊』の核心につながっていたからだ(第932夜)。

 20世紀のアナキズムの最初の国際大会は、1907年にアムステルダムで開かれる。この報告は日本にも届いた。報告者は「平民新聞」の幸徳秋水である。

 しかし、この大会ですでにその後のアナキズムを分かつ方針が並び立っていた。第1にはピエール・モナットの組合型の労働者によるゼネスト敢行路線、第2にはエッリコ・マラテスタがその見解を代表したのだが、アナキズムの真情を高らかにもったままに自分の仕事を続けなさいという方針だ(これは倫理を重視したクロポトキン思想の表明でもあった)。そして第3にはマルクス主義との共同戦線をはるというものである。

 このあとアナキズムは、直接行動的なアナルコ・サンジカリズム、アナキズムを人類の倫理志向の高みに赴かせようという思想行動的インディヴィジアリズム、絶対自由をこそ探求すべきだという戦闘的リバータリアニズムという流れになっていく。

 本書は第U巻において、インディヴィジアリズムとリバータリアニズムを中心に展開される。ここからが圧巻なのである。

 当初、20世紀のアナキズムは、フランスでは主としてアナルコ・サンジカリズムの様相を強くした。たとえば1904年の労働総同盟アミアン大会は賃金制度の廃絶を決議し、サボタージュ、ボイコット、ストライキの戦術の展開を打ち出した。ここにはブランキズムが混入されていた。

 革命的労働組合の運動はパリ・コミューンの記憶を打ち払うようにしてふたたびフランスで動き出すのだが、ここに予想もつかない新たな革命組織の形態が登場する。1905年の第一次ロシア革命が生み出した「ソヴィエト」(労働評議会)である。

 アナルコ・サンジカリズムからすれば、ゼネストがおこなわれることが革命のための最大の目標だった。それが、サンクト・ペテルブルクの工場ではゼネスト状態は自然発生的につくられたのだ。あれほど待ち望んでいたゼネストはおこなわれたのである。しかもそれはロシア革命では出発点のひとつにすぎず、それを動かしたソヴィエトという新たなエンジンこそが重要だった。

 ソヴィエトとは何なのか。数カ月後、複数にふえたソヴィエトの議長となったトロツキーはいみじくも書いている、「ソヴィエトの活動は無政府状態の組織を意味していた。その存在とその活動は無政府状態の強化を意味していた」。

 ロシア革命はソヴィエトというアナキズムの鬼っ子から始まったのである。少なくともトロツキーはそのように判断し、最初のソヴィエトの誕生にかかわったヴォーリンも、ここに新たなアナキズムの凱歌がおこったと確信した。

 しかしながら、第二次ロシア革命がおこった1917年に向かっては、ソヴィエトはアナキズムの特色をしだいに失って、ボルシェヴィキの党派活動の中に吸収されていく。

 「すべての権力をソヴィエトに」やそれを拡張した「すべての権力をボルシェヴィキに」というスローガンは、いっさいの権力を認めないアナキズムの理想からはあきらかに遠のくものだった。

 レーニンはトロツキー同様に、革命の初期を彩ったアナキズムを理解していた(と、思いたい)。しかしレーニンには、巨大なロシアを動かしていくという使命がのしかかっていた。ドイツ国家社会主義を分析し、クリークスヴィルトシャフト(戦争経済体制)を組み替え、近代工場制に学び、さらにはPTT(郵便・電信・電話)の集中管理などを計画する。レーニンはこれらを研究しつくして、これをプロレタリア独裁国家に移行するための最大の関心事とする作業に没入せざるをえなかった(第104夜)。

 しかし、ソヴィエトこそがアナキズムの拠点であるとするアナキストからすれば、これらのレーニンの計画はことごとく権力中枢を強化するものとしか映らない。

 このような事情のなか、革命は進行し、ソヴィエトの権力集中がはかられる一方で、アナキストたちは民衆の中に入りこみ、ついにボルシェヴィキ政府に対する過激な要望をつきつけるにいたっていた。

 これで、ボルシェヴィキがアナキストを粛正しなければならい理由がすっかり揃ってしまったのである。1918年にはモスクワで25軒のアナキストの家が赤軍に襲われ、以降もアナキストは害虫のごとく駆除されていく。が、赤軍の粛正もいつも順調とはかぎらない。そして、ここに、ロシア革命史上最も難解な事態が、そして20世紀アナキズムの歴史において最も重篤な抵抗が勃発したのである。

 ウクライナにおけるネストル・マフノによる“もうひとつの革命”の運動が動き出してのだ。

 ネストル・マフノがおこしたことは、ウクライナの農民を指揮して雄渾であって、壮絶であって、独得のものである。これをマフノ運動という。

 第一次ロシア革命(十月革命)では、マフノ運動は700万の住民を擁する地域に農民自治組織の拠点をつくりあげることだった。その後、この地域に第一次世界大戦時のドイツ・オーストリア軍が軍事的に及んだときは、マフノ運動はグリャーイ・ポーレを逆占拠して、独墺軍を撤退させた。マフノ運動は大量の武器と資材と貯蔵庫を得た。

 こうして第二次ロシア革命(二月革命)の時点では、史上初めての自由共産主義の原理が解放ウクライナに出現し、自治管理が進み、地主と争った土地はコミューンあるいは自由労働ソヴィエトとして、共同耕作されていった。

 このすべてを指揮したのがアナキズムのロビン・フッドともいうべきネストル・マフノだったのである。

 貧農の子であった。青年期にアナキズムに傾倒し、革命運動に参加したときはケレンスキー内閣から死刑を宣告されもした。しかし、つねに不屈の闘争心が彼をかきたててきた。とくに自治組織と自衛軍の組織化と軍事化には、天才的な才能を発揮した。いまなら、その戦術がゲリラ組織の本質を備えていたとも判定できる。しかし、それはモスクワには厄介なものになりつつあったのだ。

 案の定、マフノはウクライナに成立しつつあった自治管理機構が、モスクワのソヴィエト政府と拮抗するものであり、かつ各地のソヴィエト機構と連動的に結ばれるものだと認識し、その可能性をモスクワに打診した。ソヴィエト政府がそんなことを認めるわけはなかった。それどころかゲリラ的なウクライナ軍は中央の赤軍の管轄下におかれるべきだと申し渡した。

 マフノはこの要請を拒絶する。中央政府はマフノ運動の弾圧に踏み切った。赤軍の最高司令官は、そのときトロツキーになっていた。


ウクライナ・アナキストの旗

 マフノ運動は、ぼくが大学時代に出会った最大の難関だった。当時はトロツキーに憧れていたぼくは、マフノ運動こそが真の革命運動であるとする親友の湯川洋と議論しつづけた。

 学生運動の活動家たちは、マフノ運動などとんでもないと言下に否定した。その言い切りがあまりに単純なので、これに逆らおうとすると、活動家たちは何の説明もなく、おまえのマルクス主義の理解が乏しいだけだよと、冷酷に切り捨てた。そのとたん、マフノ運動の本来がぼくにもキラリと見えてきた。大杉栄が伊藤野枝とのあいだに生んだ子にネストルと名付けた「希望」が、瞬時に放電した。

 それからである。ぼくがアナキズムの文献を片っ端から読みはじめたのは――。

 今夜はすでにバクーニンやリードやゲランの書物を紹介しておいたけれど、マフノ運動を知ってからの、ぼくのアナキズム渉猟は格段に果敢になった。

 まず、プルードンやブランキやクロポトキンが加わり、そこへマックス・ノーマッドの『反逆の思想史』(太平出版社)が、大沢正道の『アナキズム思想史』(現代思潮社)や『虚無思想研究』(蝸牛社)や『反国家と自由の思想』(川島書店)が加わった。そして日本のアナキズム運動の全貌を伝える秋山清の『日本の反逆思想』(現代思潮社)を突破口に、大杉栄その人の著作が、辻潤の著作が、石川三四郎や山鹿泰治の著作が広がっていった。

 これらの読書において実感したことは、もし政治や革命にダンディズムがあるのなら、アナキストこそがダンディズムの極みではなかったかということだった。『遊学』にも書いたことだが、こうしてぼくは、ウィリアム・ブレイクからジョン・ケージまでを、オスカー・ワイルドからナムジュン・パイクまでを、心のアナキストとよぶようになったのだ。

 ワイルドがこんなことを書いていたのも気にいった。「私の体験のなかで出会った二人の完璧な人物はヴェルレーヌとクロポトキン公爵だ。両人とも獄中生活を送ったことがある。ひとりはダンテ以来唯一のキリスト教的詩人であり、ひとりはロシア出身であの美しく清浄なキリストの魂をそなえた人である」。うーん、泣けてくる。

 さて、無政府将軍ネストル・マフノは、1年に及ぶ赤軍の攻撃に敗退して、そのパルチザン的なマフノ軍事運動に終止符を打つ。それとともに祖国ウクライナの自治組織は解体した。

 すでに多くの評者たちから指摘されていることであるが、実はマフノ運動にはひとつ大きく欠けていたものがあった。それは農民の中から知識人や文人を輩出させられなかったことである。それゆえマフノ運動は、内部の知が語る雄弁で大胆な文章を欠いてきた。

 ネストル・マフノが手を打たなかったわけではなかった。ヴォーリンをはじめとする外からの知識人の導入をはかり、その活動を「ナパート」と名付けて運動を知的にも補強しようとしたのだが、間に合わなかった。強烈な知の持ち主でもあったトロツキーとはそこが違っていた。もっとも、そのトロツキーも、結局は“裏切られた革命”の陰の主役にまわされたのだ(第130夜)。

 マフノは1921年ルーマニアに亡命、その後はパリに誰に知られることもなく住んで、1935年に赤貧に戻って死んだ。しかしその活動のモデルは、その後は毛沢東に、アルジェリアに、ゲバラに、ベトナムに蘇生した。

 二次にわたったロシア革命の血を駆け抜けたアナキズムは、クロンシュタットの叛乱などさらにいくつかの激越な事態をつくりながら、消えていく。あとはスターリンの圧政が待っているだけになる。

 その不幸な切り返し点こそ、1921年2月8日のクロポトキンの葬列にあった。

 ではアナキズムがその後どこへ行ったかといえば、イタリアに、スペインに、日本に飛び火した。またクロポトキン主義としてトルストイに、ガンジーに、オロビンド・ゴーシュに散華した。本書はそのすべてまでは追っていないけれど、その意伝子はおそらく多くの黒人運動のなかにも結晶をもたらした。第519夜の『マルコムX自伝』にもその共鳴は響いている。

 しかしその一方、ゲランがこのアンソロジーを編んだときすでに、アナキズムには謂れのない中傷と曲解が下されていたのでもあった。その謂れなき判定が下ったのは1960年代後半でのことだった。

 中傷者はアナキズムは死滅したという判定をくだした。その理由のひとつは、アナキズムはロシア革命とスペイン革命に耐えられなかったというものだ。少し同情気味のヴィクトル・セルジュすら「アナキズムは革命的マルクス主義と一緒くたになるだろう」と予想した。

 けれども、こんな中傷は当たらない。これは考えてみればごくごく当たり前のことで、そもそもバクーニンがマルクスと袂を分かったときにアナキズムは政治的な狼煙をあげたのだから、アナキズムの半分以上はつねにマルクス主義と交じってきたわけである。言うまでもない。

 だから、そのマルクス主義にスターリン主義やスペイン革命によって翳りが見えてきたからといって、それでたしかに半分くらいはアナキズムの思想と行動が変質したろうが、もう半分は“異生”して、新たなリゾームをつくっていったとみるべきなのである。

 とくに戦闘的リバータリアニズムはヨーロッパと日本のアナキズムを浄化させ、新たな絶対自由思想を説く一群をつくっていった。その一人がハーバート・リードであり、ダニエル・ゲランであり、そしておそらくはシモーヌ・ヴェイユであって(第258夜)、マルティン・ブーバーだったのである(第588夜)。

 日本にもこの意伝子は深々と突き刺さっている。大杉栄(第736夜)や辻潤や石川三四郎や萩原恭次郎や武林夢想庵はすぐに見当がつくだろうが、それとともにここには、野口雨情(第700夜)が、野川隆が、金子光晴(第165夜)が、稲垣足穂(第879夜)が、また埴谷雄高(第932夜)が、そしていままた町田康(第725夜)が、戸川純が、椎名林檎が連なっている。

 いやいや、もう一度、われわれは遡及もするべきであろう。アナキズムは魂の起源の歴史そのものに宿っているはずなのだ。

 そうなのである、アナキズムはマハーヴィラや葛洪にも芽生えていたが、実は一茶(第767夜)にも、一休(第927夜)にも、ずっと遠くの墨子(第817夜)にも、早々に突き刺さっていたはずなのだ。そうでなければ、われわれがこれほどにアナキズムの日々を懐かしくも熱く、激しくも清明に、思い出せるはずがない。

 以上、今宵のささやかな黒色振動を、宝生能楽堂の五番五流能の夜に初めて出会ってロビーの片隅でアナキズムの断片を交わし、その後はつねに断固たるメッセージをぼくにもたらしてくれているISIS編集学校「懐来さらさら教室」の相京範昭君に、贈りたい。
http://1000ya.isis.ne.jp/0941.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/737.html#c7

[リバイバル3] アナーキストが誰にも相手にされない理由 _ 一般大衆は自由であるよりも支配されることを望んでいる 中川隆
8. 中川隆[-7281] koaQ7Jey 2017年7月06日 22:03:05 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]


NAMs出版プロジェクト: バクーニン:メモ
http://nam-students.blogspot.jp/2016/12/blog-post_25.html


276~7
(バクーニンは)極端なツリー型の秘密結社(前衛党)を作ろうとしたのである。
バクーニンは「革命家の教理間答」にこう書いている。

《一人一人の同志の手元には、数人の第二、第三の革命家がいるベきである。
これらの革命家は完全には革命に身を委ねていない人たちである。

革命家はこれらの人々を自分の管理下にある共通の革命的資本のー部と見なすベきである。彼は自らの資本の分け前をつねにそこから最大の利益を引き出すことができるよう、経済的に使わなければならぬ》。

486~7

(40)ネチャーエフはバクーニンが「革命家の教理問答」に書いた組織論を実行した。
それがバクーニンの意に反したことであれ、彼の組織論から生じたことは否定できない。一八四〇年代のロシアの社会主義運動は、バクーニンもふくめて、フォイエルバッハの影響から始まっている。

若いドストエフスキーもそこにコミットし、シベリア流刑に処せられたのである。彼がのちにネチャーエフ事件に触発されて『悪霊』を書いたことはいうまでもないが、革命政治ヘの彼の洞察は、マルクス主義者ではなく、アナーキストの運動から来ることに注意べきである。

もしそれが二〇世紀のマルクス主義者の運動に妥当するのだとすれば、それがマルクス主義だけでなく、アナーキズムにも共通する問題であったということを意味する。

アナーキストは「理性」の支配を否定する。しかし、「理性」によってしか「理性」の批判をなしえないというパラドックスを忘れてはならない。たとえば、ベルグソンの「知性」批判も、理性による理性の批判のー形態である。そのことが忘れられると、直観や生命の優位が端的に主張されるようになる。しかし、それは実は、別のかたちをとった「理性の越権」にほかならないのである。

たとえば、ソレルは、ベルグソンにもとづいて、国家権力をーつの force 労働者ゼネストを violence と呼んだ。前者が抑圧的な知性で、後者は生の躍動である、という。しかし、彼の理論が実を結んだのがむしろムッソリーニのファシズムにおいてであったということは、偶然ではない。

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ネチャーエフ「カテキズム」が読める本は? - 文学 | 【OKWAVE】
http://okwave.jp/qa/q7397770.html

『革命家の教理問答集』あるいは『革命家の教理問答書』のタイトルでバクーニン著作集5(白水社ほか)で邦訳は読めるようです。

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38.社民党批判6.(アナーキズムとは何か?) ( 政党、団体 ) - 安岡明夫HP(yasuoka.akio@gmail.com) - Yahoo!ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/oyosyoka803/15341856.html?__ysp=44OQ44Kv44O844OL44OzIOS6lOS6uue1hA%3D%3D

 では、問題のネチャーエフ作成の文書「革命家の教理問答書」(同p.399-408)を見てみよう。
 
 「革命家は死すべく運命づけられた人間である。彼には・・感情も愛着も・・ない。・・すべての法律、・・道徳とのあらゆるきずなを絶っている。

彼にとってこの世界は容赦なき敵であり、もし彼がその中で生き続けるならば、それはこの世界をより確実に破壊せんがためにほかならない」(同p.401)。

 「彼は世論を無視する。彼は現在の社会道徳を・・軽蔑し、憎悪する」(同p.402)。

 「自らに厳しい革命家は、他に対してもきびしくあらねばならぬ。肉親の情、友情、恋愛、感謝・・は、革命の事業の唯一の冷たい感情によって、自らの中に抑圧せねばならぬ」(同p.402)。

 「仮借なき破壊の目的のために、革命家は社会の中で偽りを装って生活する・・」(同p.404)。

 「第一のカテゴリーは、猶予せずに死刑を宣告される。・・死刑を宣せられた者のリストを作成すべきである。・・リストの先に出てくる者から片付けるのである(同p.405)。

 「第二のカテゴリーは、一時的に生かしておく人々である。彼らの残忍な行為が人民に不可避的に反乱を引き起こすようにする為である」(同p.405)。

 「第三のカテゴリーは・・なるべく彼らの汚い秘密をつかんで自分たちの奴隷にしたりする・・」(同p.405)。

 「女性は・・三つの種類にわけらる・・その一は・・利用することが出来る」(同p.406)。

 「結社は全ての力と手段を尽くして、ついには人民をして忍耐の極、一人残らず蜂起に立ち上がらせるような諸悪を発達させ、これを断ち切るべくつとめるであろう」(同p.407)。

 「ロシアにおいて、真の、唯一の革命家である大胆な強盗の社会と結びつこうではないか」(同p.408)。

 色々此処には問題があるが、最重要な事は、アナーキストは人々の生活の悪化を狙っているということだ。どん底まで導き、そこで革命を狙うということだ。この事はバクーニン等の正統派アナーキストも例外ではない。また、盗賊と結びつけと言うのも共通で、バクーニンは言う。

「人民の堕落は・・権利・・」
「私は人民による盗奪行為を擁護する・・」(同p.355)。

「盗賊団を人民革命の武器として用い」るべきと(同p.356)。

 1869年11月26日、ロシア国内でネチャーエフによって頭部を撃ち抜かれた他殺体が発見された。最後は130名が逮捕され、ネチャーエフも捕まり、35歳で獄死した。之をモデルにしたのが、ドストエフスキーの有名な小説『悪霊』である。

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参考:

勝田バクーニン論
http://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/bitstream/2115/4937/1/KJ00000113130.pdf
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/737.html#c8

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