3. 中川隆[-7617] koaQ7Jey 2017年6月01日 17:41:17 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
南米の産油国ベネズエラは原油価格値下がりで破綻寸前、というより既に破産しているのだが、面倒なので国際社会は存続させて放置している。
国家破産を認めたら日米欧や中国の損失が表面化するし、色々と不都合だから「もっと破綻するまで見なかった事にしよう」という事です。
インフレ率は500%とも1000%ともいわれ、暴動が起きて武力鎮圧しているが、面倒だからと先進国は関わりを避けている。
その破産国家の国民は通貨の価値がなくなったので輸入が出来なくなり、輸入食料はむろんの事、医療品の輸入もできなくなっている。
このベネズエラで金儲けをしていると批判されているのが「金男」ことゴールドマンサックスと、野村證券です。
報道によると野村証券は先週、約1億ドル相当のベネズエラ国債を約3000万ドルで購入した。
満期に償還してくれるなら3倍以上になるわけで、これ自体は異常ではない。
日本国債も額面より安い価格で販売し、満期に買い取る事で投資家は儲かるので、同じ事だからです。
額面と販売価格の差が金利で、信用が高い国ほど差が小さく、信用が低い国ほど差が大きく投資家は儲かる。
だが信用の低い国は破綻する確率が高いので、購入した国債が紙切れになる場合があります。
ゴールドマンサックスは28億ドル相当のベネズエラ国債を、やはり額面の3分の1以下で購入したと報道されています。
これが非難される理由は一つには、破綻国家につけいる「ハゲタカ」や「ハイエナ」的行為というのと、ベネズエラの現政権を助けている事です。
ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領は自分の失策で経済破綻させたが退陣する気はなく、抗議には武力鎮圧で対応している。
いっそのこと退陣して政権交代すれば良いのに、GSと野村が金を貸して助けているという批判です。
国債を買うのはその国を助けているが、大統領が独裁者で問題ある人物だった。
http://www.thutmosev.com/archives/71166996.html
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/780.html#c3