ワルにだまされたアホ(C)日刊ゲンダイ
小池百合子に母屋を乗っ取られたアホの前原誠司!
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2017年10月09日 半歩前へ
小池と前原が並んで写った写真に日刊ゲンダイが「ワルにだまされたアホ」との説明を付けた。しかし、アホでは済まされない。民進党の金庫に眠っている150億円の政党交付金の大半を小池百合子にかすめ取られる恐れがあるともっぱらの噂だ。
それにしてもいまだに解せないのは、なぜ前原が民進党の公認を全員取り消した上で、小池新党に合流を決めたのか、である。
前原は安倍政権を倒すには野党の一本化が必要として一端は共産党などとの野党共闘に前向きの姿勢を示していた。それが選挙直前になって突然、小池新党への引っ越しを決めた。
確かに小池百合子は都議選で大勝した。しかし、それは公明党とのバーターがあったからである。小池人気だけではあそこで大勝しなかった。一方、民進党は前原代表になってからも議員の離党が続いた。前原が焦っていたのは確かだが小池百合子にあそこまでへりくだることはない。
凋落に歯止めがかからないとはいえ民進党は野党第一党だ。民主党時代から20年続いた歴史がある全国組織の政党だ。政治資金もそれなりに保有。事務スタッフ、街宣車も揃っている。
これに対し、小池新党はどうか。母体の都民ファーストの会は東京に限った地域政党で、そのほかの道府県には足場がない。資金もゼロに近い。そんな地域政党の女親分に前原はどうしてひざを折るのか?
しかも候補者選定では民進党出身者に安保と憲法で「踏み絵」まで押し付けた。屈辱と言うほかないのに“命令”に従った。今、小池新党が使っている全国の選挙事務所は民進党の支部などだ。小池百合子が次に狙っているのは「民進党の軍資金」だと噂されている。
ここまでくると前原は、「ワルにだまされたアホ」では済まない。民進党には50人の参院議員がいるので看板は降ろしていない。選挙後に総会を開くというが前原誠司の再選はないという。
それにしても一連の前原誠司の奇怪な行動の背景には何があったのか?それとも、誰か裏で糸を引いていた者が別にいるのか?(敬称略)