米国は対露「デジタル爆弾」を開発=ワシントン・ポスト紙
https://jp.sputniknews.com/politics/201706233799035/
2017年06月23日 23:21(アップデート 2017年06月23日 23:33) Sputnik
オバマ前大統領は昨年、ロシアインフラへサイバー兵器を仕掛けることを承認した。ワシントン・ポスト紙が報じた。
同紙はこの兵器を、米国がロシアとの関係がエスカレートしていると見た場合には爆発する可能性のある、「デジタルな爆弾相当物」だと呼んだ。
このプロジェクトは、オバマ大統領辞任時には開発段階にあった。使用決定は、トランプ大統領にかかっているかもしれないと同紙は指摘する。
作戦は、NSAが開発した「インプラント」をロシアの重要なインフラネットワークに展開するというもの。米国の元高官がワシントン・ポスト紙に語った。
ワシントン・ポスト紙によると、「デジタル爆弾」の準備は、昨年8月、CIAが当時のオバマ大統領に、ロシアによる米大統領選挙の介入を伝えてから始まった。情報は機密扱いにされ、NSAやCIAからの報告書の確認が待たれた。
この前、プーチン大統領はNBCテレビのインタビューで米大統領選挙への介入について、西側諸国がロシア人だとしているハッカーは、「巧妙にプロフェッショナルに矢印の向きを変えた」米国のハッカーである可能性があると述べた。
また、スプートニクは米議会の公聴会で出された10の最も馬鹿げたクレーム証言を集めた。