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赤かぶ kNSCqYLU コメント履歴 No: 100014
http://www.asyura2.com/acpn/k/kn/kns/kNSCqYLU/100014.html
[戦争b19] シリア終盤 アレッポ解放 - トルコにとって問題増大(マスコミに載らない海外記事)
シリア終盤 アレッポ解放 - トルコにとって問題増大
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2017/01/--418e.html
2017年1月 2日 マスコミに載らない海外記事


2016年12月28日
"Moon Of Alabama"

東アレッポ解放は、ロシア軍の計画通り、クリスマス前に完了した。東アレッポでは、もはやタクフィール主義者による斬首はない。その代わりに、東アレッポ旧市街にある損壊した聖エリアス大聖堂で、クリスマス・ミサがとりおこなわれた。



東アレッポ避難で、総計約88,000人が地域を去った。赤十字国際委員会によれば約35,000人(13,000人の戦士と肉親)がイドリブ県内のアルカイダが占領する地域へと去った。国連の人道救援組織は、54,000人が政府が確保している西アレッポに入ったと見ている。

現在、地雷工兵チームが地域を捜索しており、隠された爆弾も発見されている。何発かは爆発し、数十人のシリア軍兵士が死亡した。たぶん連中が非難する直前、アルカイダ、アハラール・アル・シャームや他のアメリカに支援されている集団に殺害されたシリア軍兵士と一般市民の集団墓地が発見された。シリア政府は、避難前に、彼らの解放交渉を望んでいた。しかし、交渉中のタクフィール主義者がより長く留まれば、死亡者数は更に多くなると推測され、国際政治が危機の早急な解決を要求していた。

多くの兵器と食糧備蓄と、無傷の診療所が発見された。他の住民たちが苦しむ一方、戦士と家族が十分供給されていたのは明らかだ。発見された兵器と弾薬(一つの隠し場所の映像 - 1、2)は、大半がブルガリア製で、サウジアラビアが代金を支払い、アメリカにより輸送、配送されたものは、約1億ドルの価値があると推計されている。

トルコ軍と、そのシリア人イスラム主義代理部隊が、アレッポの東にあるアル=バーブを「イスラム国」部隊から奪還しようとしている。彼らの"ユーフラテス川の盾"作戦は深刻な問題に突き当たっている。代理部隊は、ISISと戦うのではなく、逃げ去った。12月22日、自爆犯が約16人のトルコ軍兵士を殺害した。これまでの短期間の作戦で、総計約80-90人のトルコ軍兵士が死亡しており、これは一年以上前にロシアが作戦を開始して以来、シリアで死亡したロシア軍兵士よりも多い。トルコ軍の最新型ドイツ製レオパルト2A4戦車が十台、ISIS部隊により、損傷したり、破壊されたりしている。これはシリア政府と戦っている "穏健反政府派"を支援するためCIAが提供しているアメリカ製の対戦車ミサイル対戦車ミサイルによるものだ。アル=バーブにおけるISISの戦闘被害写真は、イギリス/アメリカが支援している"ホワイト・ヘルメット"による"救助"作業を示している。

トルコ軍は、アル=バーブを確保すべく、更に500人の追加特殊部隊と砲兵隊を派兵した。トルコ戦闘機は、シリア領空の飛行を許されておらず、アメリカはあらゆる航空支援を拒否している。現在、アル=バーブで、ISISと戦っているトルコ軍を航空支援しているのはロシア空軍だ(!)。(少し前まで、ネオコン宣伝屋が、ロシアがISISに空軍を与えていると主張していたことを想起されたい。)

東シリアでは、ISISはまたしても、デリゾールの政府が確保している飛び地を奪還しようとしているが、これまでのところ何の成果もあげていない。いずれもアメリカ指揮下にある、クルドYPG部隊と、(むしろ滑稽な)名前、シリア民主軍と呼ばれる買収されたアラブ部族集団が、ISISが占領している都市ラッカにゆっくりと接近している。

クリスマス直前に、アメリカ大統領は、携帯式防空ミサイルシステムを、シリア国内の "穏健反政府派"に配布することを認める新たな命令に署名した。"穏健反政府派"にCIAが配布した対戦車ミサイル同様、こうした携帯式防空ミサイルシステムの一部は、必然的にISISの手に渡り、シリア国外の民間航空機に対して使用される可能性がある。彼らにとって、唯一空軍を有する潜在的な敵はトルコNATO軍であるにもかかわらず、クルドYPG/SDFもこれらの兵器を欲しがっている。シリア国内のロシアの敵に対する携帯式防空ミサイルシステム配布を、ロシアは"敵対的行為"と理解しており、しかるべく対応するだろう。

シリアにおける損失が累積する中、今やトルコのエルドアン大統領は、おそらくアメリカが引き起こした彼に対するクーデターをかわすまでは、エルドアン自身が支援していた集団、シリア国内のISISや他のテロリスト集団を、アメリカが支援していると非難している。彼の絶えざるイデオロギー上の180度転換(親ISIS/反ISIS; 親ロシア/反ロシア/親ロシアなど)は、彼の信奉者連中に犠牲を強いている。(経済問題も助けにはならない。) 最近のイスラム主義警察官による駐トルコ・ロシア大使暗殺も、こうした混乱の結果と見なすことができる。

シリア国内の様々な関係者、同盟者や権益で混乱しているのはエルドアン信奉者だけではない。現在の"レヴァントにおける地域的、国際的バランス"に関する鋭い年末総括記事をエリヤ・マグニエが書いている。第一部は、シリア戦争におけるトルコの方針転換、第二部は、シリア戦争におけるロシアの役割とイランとの戦術的な違いを論じている。彼はこう結論している。

シリアは更なる戦闘に向かっているが、2017年の水平線上には和平協定が見えている。時として、外交では、関係者に平和を押しつけるためには、武力行使が必要な場合がある。一つ確実なことがある。彼らのイデオロギーの神髄を吹き飛ばしてしまうことになるという単純な理由から、聖戦士連中が易々とは矛を収めないのは確実だ。連中はシリア以外の国に移動することを選ばざるを得まい。

移動するタクフィール主義者にとっての第一希望は、支持基盤があり、彼らのイデオロギー信奉者が多いトルコだろう。対シリア戦争を推進し、過激イスラム主義者を支持したことで、1978年、ムハンマド・ジア=ウル=ハクが、アフガニスタンで、進歩的アフガニスタン政府に対しCIAが送り込んだムジャヒディンを支持した際、パキスタンを置いたのと同じ立場に、エルドアンはトルコを置いたことになる。その結果、それ以来、パキスタンでは、破壊的反乱がじわじわ煮え立ち続けている。元は非宗教的な国家だったトルコが、こうした致命的なガンのようなものを一掃するには、おそらく数十年はかかるだろう。

記事原文のurl:http://www.moonofalabama.org/2016/12/syria-roundup-turkeys-problems-increase.html

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http://www.asyura2.com/16/warb19/msg/449.html

[政治・選挙・NHK218] 皇居で新年一般参賀 天皇陛下「わが国と世界の人々の平安を祈ります」 
皇居で新年一般参賀 天皇陛下「わが国と世界の人々の平安を祈ります」
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-14901.html
2017.01.02 13:30 情報速報ドットコム



1月2日に新年恒例の一般参賀が皇居で行われ、2万人を超える人達が集まりました。陛下は新年の挨拶をした上で、「本年が人々にとり、穏やかで心豊かに過ごせる年となるよう願っています。年頭にあたり、わが国と世界の人々の平安を祈ります」と述べ、世界の平和を強調しています。



皇居で新年一般参賀
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170102/k10010827061000.html






2日、皇居で一般参賀が行われ、天皇陛下が「わが国と世界の人々の平安を祈ります」とあいさつされました。



皇居で新年祝賀の儀 皇族ら新年のあいさつ(17/01/01)


天皇陛下の御言葉@新年・一般参賀@2017 01 02


2017 0102 平成29年 新年一般参賀 天皇陛下おことば












記事コメント


そういえばこういうの見に行ったことないなぁ
いいな〜
[ 2017/01/02 13:35 ] 名無し [ 編集 ]


日本の発展とは日本国民の豊かさを実現することに他ならない。こんな当たり前のことに感動するようになってしまった。
[ 2017/01/02 14:49 ] 名無し [ 編集 ]


行政トップもこれぐらい ”人” の事を思いやれる人が就いてくれればなー、と思う今日この頃。
[ 2017/01/02 14:57 ] リアルゴリラ [ 編集 ]


日の丸は陛下のような日本人の鑑に振るものだね。
安倍のようなゲスに振るものではない。
[ 2017/01/02 15:18 ] 名無し [ 編集 ]


ゲス安倍はびこる日本
下痢野郎め!
[ 2017/01/02 15:48 ] 名無し [ 編集 ]


天皇が「主権回復の日」に「沖縄の主権は回復されてない」と異議を唱えていた!
昨年12月24日付の毎日新聞朝刊。「考・皇室」という連載シリーズ記事のなかに、2013年4月28日に政府主催でおこなわれた「主権回復・国際社会復帰を記念する式典」をめぐる、天皇の"注目すべき発言"が記されていたのだ。
〈陛下は、式典への出席を求める政府側の事前説明に対し、「その当時、沖縄の主権はまだ回復されていません」と指摘されていた〉
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20170101/Litera_2820.html

[ 2017/01/02 16:05 ] 名無し [ 編集 ]


素晴らしいね
誇りある日本が永遠に続きますように
[ 2017/01/02 16:20 ] 原発反対に反対 [ 編集 ]


野党推しが多いっぽいここのコメ欄が天皇陛下を持ち上げてるのを見ると、ちょっと怖い(笑)
[ 2017/01/02 17:21 ] 名無し [ 編集 ]


↑左翼だ過激派だのレッテルを貼るのは無理がある普通の、政治に興味のある人が読者に多いってことでしょう。
昔のゴリゴリ左翼は天皇制にも批判的。
だからといって天皇制批判者が全て過激派、という意味ではありません。
[ 2017/01/02 17:37 ] 名無し [ 編集 ]


[2017/01/02 16:20]原発反対に反対
>素晴らしいね
 誇りある日本が永遠に続きますように


そうですね。そのためにも、我らの国土の一部を事故によって放射能で汚染してしまい、今後もその危険性のある原発は廃止しましょう!!
なお、原発推進にのめり込む現安倍内閣を批判していきましょう!!
[ 2017/01/02 18:02 ] 名無し [ 編集 ]


[2017/01/02 17:21]名無し
>野党推しが多いっぽいここのコメ欄が天皇陛下を持ち上げてるのを見ると、ちょっと怖い(笑)


現在の明仁天皇が、基本的には、日本国憲法的価値観を重視しているかのような姿勢を示している点で、いわゆる「リベラル」的、アンチ自民的な人達にも、好感を持たれやすいのかもしてません。実際、十数年くらい前、当時、東京都の教育委員であった人物が、園遊会の場で、明仁天皇に対し、自身が都立学校の教育現場でやらせている国旗の掲揚などについて、嬉々として、話しかけたのに対し、明仁天皇は、これを窘めるように、「強制にならないのが望ましい」旨、話していたことがあったし。
特に、現安倍内閣が、「アレ」な感じでは、その対称として・・・


私個人としては、天皇制というシステム自体は、@天皇家という特定の血筋・家柄にある人達を、あたかも「尊く権威あるもの」であるかのように設定し、これを特別扱いする点で、身分差別の残りカス的なものであって、人権保障上の平等原則に反するものであること、Aその時々の為政者・権力者達が、天皇が持つとされる「権威」とやらを悪用し、それが民主主義的、自由主義的体制に対する阻害要因となる危険があることなどから、基本的には、廃止ないし縮小すべきものと考えていますが、明仁氏個人に対しては、彼が、前述のように、基本的には、日本国憲法的な価値観を重視する姿勢を示している点、また、彼は、あくまで自分自身の自由な意思による選択によって皇位に就いたのではなく、システム上そうせざるを得なかったのであって、天皇制というシステムの「被害者」的な側面もあることなどから、特に悪感情などは持っていません。


[ 2017/01/02 18:24 ] 名無し [ 編集 ]



http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/510.html

[原発・フッ素47] 福島第一汚染水(1月1週)―外洋からトリチウム―(めげ猫「タマ」の日記)
福島第一汚染水(1月1週)―外洋からトリチウム―
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-entry-2044.html
2017/01/02(月) 19:44:29 めげ猫「タマ」の日記


 福島第一原発汚染水の1月1週(2016年12月26日から17年1月1日)の状況を纏めてました。先週に続き(1)、高濃度の放射性物質が見つかっています。

 @事故から5年10ヶ月、外洋からはトリチウム等の放射性物質
 A港湾内各所で見つかるストロンチウム90
 B地下水バイパス山側井戸の全ベータが上昇中
 Cサブドレンからの2016年のトリチウム排出量約1,153億ベクレル

1.事故から5年10ヶ月、外洋からはトリチウム等の放射性物質
 以下に福島第一の外洋の汚染状況を纏めます。


 ※1(4)(5)(6)にて作成
 ※2 数値は1リットル当たりまたは1キログラム当たりのベクレル数
 ※3 全ベータはストロンチウム90由来の放射性物質(7)
 ※4 集計期間内の最大値
図―1  福島第一原発の放射性物質濃度

 図に示す通り、事故から5年10ヶ月が過ぎましたが、福島第一起きの外洋からは今週トリチウム等の放射性物質が見つかっています。以下に5,6号機放水口北側の推移を示します。


 ※1(4)にて作成
 ※2 NDは検出限未満(見つからい事)を示す。
図―2 福島第一沖外洋「5,6号機放水口北側」の放射性物質濃度

図に示す通り、トリチウムは一時は検出限界未満(ND)でしたが最近はまた見つかるようになりました。この先が心配です。

2.港湾内各所で見つかるストロンチウム90
 以下に今週の港湾内の汚染状況を纏めます。


  ※2 数値は1リットル当たりのベクレル数
  ※3 集計期間内の最大値
  ※4 SR90はストロンチウム90を示し、採取日は11月21日
 図―3 福島第一港湾内の放射性物質濃度

 図に示す通り多くの地点でストロンチウム90が見つかっています。この中で気になるのが港湾口の全ベータです。以下に推移をしめします。


 ※1(4)を集計
 ※2 NDは検出限界未満を示す。
 図―4 港湾口の全ベータ濃度

 12月前半は全ベータが見つかることはありませんでしたが、後半は見つかるようになりました。全ベータはストロンチウム90に密接に関連しており(7)、ストロンチウム90による海洋汚染が心配です。

3.地下水バイパス山側井戸の全ベータが上昇中
 地下水バイパスは、福島第一原発の汚染水対策として原子炉建屋に侵入する前の地下水を事前に汲み上げ汚染水の発生を抑えようとするものです(8)。海に流す水からは「トリチウム」が見つかっているので、(=^・^=)は立派な汚染水だと思います。東京電力は福島第一原発地下水バイパスの山側に井戸を掘って放射性物質濃度を調べています(9)。また地下水バイパスからくみ上げた汚染水の濃度も井戸毎に調べています(10)。以下に放射性物質濃度を示します。


 ※1 (9)(10)にて作成。
 ※2 数値は1リットル当たりのベクレル数
 ※3 集計期間内の最大値
 図―5 地下水バイパスと山側(上流井戸)の放射性物質濃度

地下水バイパスやサブドレンの排水基準は1リットル当たりで
  全ベータ  5ベクレル
  トリチウム 1500ベクレル
ですので(3)、排水基準を超えた放射性物質が見つかっています。この中で気になったのがE-1井戸です。以下に推移を示します。 


 ※(9)を集計
 図―6 E-1井戸の検査結果

 12月に入り、全ベータもトリチウムも12月に入り上昇傾向に転じ最大で1リットル当たり
  全ベータ 13,000ベクレル
  トリチウム 2,200ベクレル
に達しました。この先が心配です。

4.サブドレンからの2016年のトリチウム排出量約1,153億ベクレル
 サブドレンは、原子炉やタービン建屋の直ぐ傍の井戸から汚染地下水を汲み上げ、直接にタービン建屋周囲の水位を下げ汚染水の増加量を抑えるものです(11)。サブドレンの運用は2015年9月3日から始り(12)、13日より排水を開始しました(13)。濃度×排出量で月別のトリチウム排出量を求めてみました。


 ※(12)(13)を集計
 図−7 サブドレンからの月別のトリチウム放出量

 先月(2016年12月)は116億ベクレルのトリチウムが海にながされました。昨年(2016年)1年間で1,153億ベクレルです。


<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。

 今年も福島第一からの放射性物質漏れは続きそうです。福島の皆様は不安だと思います。
 福島県もイチゴ生産は盛んだそうです(14)。福島県いわき市は福島第二のイチゴ産地のです(15)。同市では昨年末から観光イチゴ園が開幕しました(16)。福島県いわき市はイチゴのシーズンです。福島・いわきのイチゴは甘くて美味しいそうです(17)。福島県は福島産イチゴは「安全」だと主張しています(18)。でも、福島県いわき市のスーパーのチラシには福島産イチゴはありません。


 ※(19)を引用
 図―8 福島産イチゴが無い福島県いわき市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県いわき市の皆様を見習い「フクシマ産」は食べません。


―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―

(1)めげ猫「タマ」の日記 福島第一汚染水(12月4週)―サブドレン排水のトリチウム濃度は上昇中―
(2)報道配布資料|東京電力
(3)サンプリングによる監視|東京電力
(4)(2)中の「福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果」
(5)(3)中の「1.海水(港湾外近傍)」
(6)(3)中の「タンクの水漏れに関するモニタリング」⇒「南放水口・排水路」
(7)めげ猫「タマ」の日記 全ベータはストロンチウム90由来の放射性物質
(8)めげ猫「タマ」の日記 福島第一原発の地下水バイパスについて
(9)(3)中の「H4エリア周辺観測孔」および「H6エリア周辺観測孔」
(10)(2)中の「福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果
(11)(コメント)福島第一原子力発電所におけるサブドレン他水処理施設の運用開始について|東京電力
(12)集水タンク・一時貯水タンクの運用状況|東京電力
(13)(2)中の「サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果」
(14)福島県オリジナル品種「ふくはる香」をお見逃し無く! | ふくしま 新発売。
(15)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(12月2週)―総理に無検査イチゴを食べさせる福島県―
(16)暖かい温室でいちご狩りを楽しもう!2015-16 | いわき市 観光情報サイト
(17)甘くて大きくておいしい苺!! - 田人観光いちご園の口コミ - じゃらんnet
(18)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(19)イトーヨーカドー 平店




http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/230.html

[政治・選挙・NHK218] 日本でも岩盤だった1%の支配構造、動くのではないか 
日本でも岩盤だった1%の支配構造、動くのではないか
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/6eec343afbf491d609fe55eb40f20ba1
2017年01月02日 のんきに介護


真珠湾の慰霊の後、

稲田が安倍をほったらかして

靖国に行ったり、

アーミテージ失脚の可能性が報じられている。

トランプの

当選で、

安倍の一強体制に間違いなく

ヒビが入っている。

NHKでは、

連日、電通を非難するかのように

自殺した

高橋まつりさんを

取り上げているという話だ

(兵頭正俊‏@hyodo_masatoshiさんのツイート〔14:10 - 2016年12月31日 〕参照 )。

時代の変化に

ビビる安倍晋三は、

天皇に

年頭所感を述べることさえ与えず。

ますます、

逆臣振りを発揮。









http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/511.html

[経世済民117] 2017年はトランプ景気が続く! 山師「中村繁夫」が占う(WEDGE)


2017年はトランプ景気が続く! 山師「中村繁夫」が占う
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/8586
2017年1月2日 中村繁夫 (アドバンスト マテリアル ジャパン社長) WEDGE Infinity


 「2017年を占う」のは至難の業である。明日のことも分からないのに今年一年に起こることを的中させることは極めて難しい。とはいっても、僕は去年のサプライズである「英国のEU離脱」「トランプ勝利」「小池候補の勝利」のうち、2つを的中させた。

 実はブレグジット「英国のEU離脱」については投票前日に面談していた英国人から英国は離脱するとの一次情報が入っていた。山師の手帳「チャーチルが泣いている」を参照して頂ければ参考になるはずだ。しかし「トランプ勝利」と「小池勝利」については大統領選挙と東京都知事選挙の数週間前には早々と内外に公言していた。トランプ勝利はメタルトレーダー仲間からの一次情報が根拠であった。「小池都知事」は個人的に新知事を知っていたから情報が入ってきた。

 英国のEU離脱は対岸の火事だからあと一つ勘が働かなかったが、「トランプ勝利」と「小池勝利」は独自の情報から的中させた。日本のメディアは独自の情報ソースがないから外れることが多いが、僕のように相場の仕事をしていると現場主義で独自の判断をしなければ生き残れないから、一般の既存情報は信じないことにしている。レアメタルトレーダーの仕事は政治経済の現場を知らなければできない。レアメタル資源の需給動向は大国の経済制裁の影響を受けるからだ。その意味でも2017年はトランプ大統領の采配次第であるといっても過言ではない。

           

■◯✖△で2017年を占う

 ずいぶん乱暴だが、私なりに端的に占うと2017年の世界情勢は総合的に「アメリカは◯、ヨーロッパは✖、日本は△である」と分析している。占いとははっきりと表明しなければ占いとは言えないから○✖△で表現することにした。

 最初のケーススタディーはアメリカから占ってみたい。アメリカは今年もトランプ景気が続くと見ている。「ご祝儀相場だから長続きはしない」という人もいるが、私はそうは思わない。

 アメリカ経済は保護主義の傾向が強くなる。ポピュリズムが蔓延してくると、排他主義に陥る。トランプ氏は、大国主義に幅を利かせて世界中の富を独り占めにするような政策に出るはずだ。つまり「保護主義」と、他国に対する「経済制裁」が強化されると占った。

 オバマ大統領の時代には経済制裁は徐々に解除の方向に向かったが、トランプ新大統領は経済制裁を強化するはずだ。ハードルを一旦あげておいて、数年たったら「経済制裁解除」と見返りにアメリカの国益を追求するに違いない。トランプ氏はビジネスマン感覚で世界の経済を引っ掻き回す政治家だと思う。今年のアメリカは経済で○、外交面でも○、軍事面でも○だから総合点では◎である。

■アメリカは元々「弱肉強食」国家である

 昔の話だが、アメリカのビジネスマンに「売り手良し、買い手良し、世間良し、三方すべて良し」との日本の格言を教えてあげたら、返ってきた答えは「アホか?」といわれた。彼の考えは「弱肉強食しかない」というものだった。アメリカのオバマ時代は行動よりも理想論が先行した。トランプの時代は理屈ではなく行動が優先するのだ。

 トランプ氏は「偉大なアメリカを再び」そして「強いアメリカを取り戻す」と訴える一方で、オバマ路線を引き継ぐかたちでアメリカは「世界の警察ではない」とも語っている。世界の盟主たるアメリカが自国第一主義をとることで、今後は覇権国なき世界になると占う。トランプ氏の言う「強いアメリカを取り戻す」というのは、経済、外交、軍事、すべてにおいて強気な姿勢を崩さないということだ。そんな「弱肉強食」の時代がやってきたのである。

■欧州は✖で、日本は△

 さて今年の欧州はどうなるのだろうか? 答えは「✖」である。欧州はEUの良さが発揮できない環境になってきた。英国のEU離脱が最たるものである。英国の民衆も排他主義を選択したのだ。イスラム諸国から難民が押し寄せてくる。しかもテロが頻発するから、EU域内は気が気ではない。難民とテロリストの見分けはつかないから不安が高まっている。去年はベルギーやフランスそしてドイツをそれぞれ3回訪問したが、毎回その前後に自爆テロが起きた。難民の中にISやアルカイダが紛れているので今やイスラム系の人々を受け入れることができないまでに反発を招いている。

 経済面ではドイツの独り勝ちである。経済格差の広がったギリシャはもちろんスペインやイタリア、ポルトガルなどの経済は破綻状態に近づいている。今年の春から始まるオランダ、仏、独の選挙でもEU離脱傾向に拍車がかかる。EUまたはユーロ圏の崩壊というシナリオが現実的になってくると占う。そうなると難民の受け入れは困難となり、経済は益々不振となってくる。

 一方、日本はアメリカが良くなれば多少のおこぼれがある。アメリカが保護主義になることは困るが、強いアメリカのドル高円安傾向は日本の輸出産業を潤してくれる。トランプがTPPから脱退するといっていることは、日本にとっては困ったことだが、今年はともかく2018年には見直しが入らないとも限らない。昨年の大納会の日経平均株価はギリギリではあったが、5年連続で前年の水準を上回った。アベノミクスは決して上手く行っているとは思わないが、経済面ではこれ以上は悪くもならない。だから(△)である。

■中東情勢は第3次世界大戦の様相

 さて、アメリカは(○)で欧州は(✖)で日本は(△)であるが実はその他の地域の方が問題である。特に世界の火薬庫である中東情勢はどうなるだろうか? 石油価格の動向が金属コモディティーにも直接間接に影響を与えるから中東情勢を読み切る必要がある。中東情勢は今や第3次世界大戦だと言っても過言ではない。

 日本に住んでいたら第3次世界大戦とは言い過ぎだと思うかもしれないが、僕が去年海外出張をしたのは120日だった。トルコに4回、ベルギーに3回、ドイツに3回、ロシアに5回の業務出張をしたが、トルコでは12回の自爆テロ事件(クーデター未遂を含む)が起こった。シリアでは15回、ベルギー、ドイツ、フランス、ロシアでも数回のテロ事件の現場を見てきた。

 出張期間の前後に実際にテロやクーデターが起こったのである。これだけ頻発していると現地に住んでいる人からするとテロという形態の第3次世界大戦だと認識するのも当然である。

            

 今やアメリカは石油の世界一の生産国だから、中東がいくら内乱になっても困らなくなった。つまりこれまでアメリカが世界の警察でなければならなかった理由(つまり石油の安定ソース確保)が消えてしまったのだ。一方、プーチン大統領はアメリカがいなくなった勢力範囲に入りこもうとするのは当然である。ウクライナをロシア領にする必要性はセバストポリが必要不可欠だったからだが、僕の見立てではプーチン大統領の方が戦略思考では一枚も二枚も上である。いくら経済制裁を強化しようが欧米に頼らなくても中国や韓国やトルコや中央アジア諸国との貿易関係はかなり強固である。確かに経済制裁はロシア経済を直撃したが、それほど困らなくなってきているようだ。

■山師「中村繁夫」が2017年を占う

 自分なりの視点で気になっていることは何か? 世界の政治経済の諸問題をかいつまんで10項目にまとめた。これだけは注目しておいた方が良いという10項目はずばりこれだ!

         

以下、○✖△で示したい。

@ 4月から始まるフランスの大統領選挙と6月の国民議会選挙では、マリーヌ・ルペン党首が勝つか?

(△)彼女は大統領選挙の台風の目となるが大統領に就任する事はない。 フランスのEU離脱はないが反移民政策は推進せざるを得ない。

A 9月のドイツ連邦議会選挙ではメルケル政権が揺らぎ極右政党(AfD)は第2党に躍進するか?

(○)メルケル首相率いる政権与党のキリスト教民主同盟(CDU)は、反移民を掲げるポピュリスト政党「ドイツのための選択肢」(AfD)に負けて3位に転落する。ただし1位の中道左派「ドイツ社会民主党」(SPD)と連立を組み1期だけは首相を続ける。

B 中国の外貨規制が強化され経済の停滞感が出るか?

(△)中国の外貨規制は強化されるが経済の停滞感はまだ先の話だ。

C 中国の金融危機は来るのか?

(△)今年はなんとか持つが、預貸比率が上限に来ているから3年以内に金融危機が来る可能性が高い。

D アメリカは35%の関税を中国に掛けるのか?

(○)対中国の貿易赤字は最大規模に増大しているから、中国が為替操作を続けるなら高関税政策を実行する。

E シリア問題は収束に向かうか?

(✖)シリア問題は一旦アサド政権と反政府グループの停戦合意が成立するがクルド問題は解決せずISやアルカイダを含む複雑な紛糾に明け暮れシリア問題はさらに混乱する。イラクとイランに中東危機が飛び火する可能性がある。

F 世界の非鉄金属・レアメタル市況は上がるか?

(○)OPECの石油減産の決定以降の石油価格の高騰に「連れ高」する形で金属コモディティーの市況は徐々に上る。商品のスーパーサイクルの終焉はカネの流れが金融(株や債券)に移行したがLMEメタルのチャートは昨年後半から大底を確認しながら上昇に転じたとみられる。レアメタル市況の動向は電子材料や機能性素材の需要の影響が大きいが石油価格や鉄鋼、LME金属に後追いするかたちで上昇に転じて行く。レアメタル市場もまちまちだが総じて大底は確認したとみるべきだ。

G 資源開発ブームの再来はあるか?

(✖)中国景気の減速は商品市場に影響を与えたが10年間も続いたスーパーサイクルの終焉は資源国の開発ブームに大きな影響を与えた。2000年代は多くの進行資源国に多くの利益をもたらしたが中国の成長の鈍化が資源開発の終焉となった。資源開発ブームの再来は2020年以降となり2017年は時期尚早である。資源開発は最低でも4年から5年かかる為に開発期間がかかることは言うまでもない。

H OPECの石油減産は維持できるか?

(△)サウジとイランが昨年1月に国交を断絶したが11月のOPEC総会では非加盟国であるロシアとイランも条件付きで石油減産に賛成した。今や石油生産国のトップはアメリカでありシェールオイル・シェールガスもあるので昔の様に中東の石油に依存する必要もないが、原油価格が上がりすぎると不況になるので価格は抑えたい思惑もある。中国や日本も不況であり石油減産は賛成出来ない。結局世界的な不況を考えると50ドル前後でバランスの取れる需給が維持されると思う。

I トランプ大統領は暗殺されるか?

(✖)これまでアメリカ大統領は4人が暗殺されている。まず第16代大統領リンカーン、第20代大統領ガーフィールド、第25代大統領マッキンリー、そして35代大統領ケネディーである。何の根拠もないが第45代大統領トランプ氏の破竹の勢いに不吉な予言をしている人もいる。私はこのような不見識な占いは一切信じないし起こって欲しいとも思わない。原理原則で考えてみてもあり得ないと考えている。




http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/401.html

[経世済民117] 2017年、最も厳しい状況に置かれる人民元 金融・経済2017の注目テーマ(その1) (WEDGE)


2017年、最も厳しい状況に置かれる人民元 金融・経済2017の注目テーマ(その1)
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/8579
2017年1月2日 青懸巣 (金融アドバイザー) WEDGE Infinity


 米国株の主要指数は軒並み最高値水準を更新中。米国大統領選に始まり、イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言による追加利上げ期待で金融株は買われ、年末要因によるリスクオフや自律調整を除けば、円安基調を背景に日本株も年初来高値水準だ。2017年はどういった年になるのだろう? 注目すべきテーマは?

■米ドル高のパーフェクト・ストーム

 米連邦準備理事会(FRB)は、昨年12月中旬に開催した連邦公開市場委員会(FOMC)でフェデラル・ファンド(FF)金利誘導目標の引き上げを1年ぶりに決定、2017年見通しでも利上げのペースを速めた。トランプ氏が富裕層減税や社会資本整備にどう取り組むかは重要だが、どちらも景気押し上げ効果が高く、米国経済が日本やEUよりも成長している事に異論はない。

 米ドル高のパーフェクト・ストーム(異なる複数の要因が同時に重なり、重大な事象を生み出す例え)が形成されつつある。

 ECBは何百ユーロもの債券購入を継続するだろう。昨年12月のイタリア憲法改正国民投票やオーストリア大統領選挙に続き、今年はオランダ、フランス、ドイツで選挙が予定されている。場合によってはイタリアと英国でも選挙となるかもしれない。極右やEU離脱派はBREXIT以降(統計手法や母集団にもよるが)増加傾向にあり、EUは今までにない過酷な試練に直面している。ECBはクレジットクランチを避けるべく地域内の資本増強を優先する一方、為替・株式市場では既にセイフヘイヴン探しが始まっている。

 日本株はセイフヘイヴンの選択肢になっている。ただ、日本もゼロ金利政策で債券を買い続けており、経済成長率の格差からも、為替ではドル高・円安傾向。もちろん、いつまでもこれを米国が黙認する訳ではないが、トランプ政権が想定通り経済成長と雇用創出への取り組みを優先するのであれば、最も難しい状況に置かれるのは日本(円)や欧州(ユーロ)ではなく、中国(人民元)であることがわかる。

 図1は米国の貿易赤字相手国のランキングだが、日本は全体のわずか9%に過ぎない。対EU地域の赤字は1556億ドル(全体の約21%)だが、これを入れても中国への赤字が巨額であることがわかる。

         

 図2には地域別の米国への直接投資残高があるが、ここでもいかに米国にとって日本や欧州(含む英国)が重要であるかがわかる。ちなみに中国からの同投資残はわずか95億ドルに過ぎない。

         

 経済成長や雇用創出を念頭に、米国の立場で貿易赤字や対米直接投資の金額を見ると、ドル高の優先注目先が中国(人民元)であることが明確だ。

■人民元と中国事情

 米国の利上げによる米ドル高トレンドは欧州(含む英国)・日本・そして中国等の輸出経済を後押しするが、中国の不安定な金融システムにとっては大きなリスクになりかねない。ひいては間接的に世界の金融市場を通じて世界景気に多大な影響が避けられない。

 今年の3月5日から北京で開催される全国人民代表大会では施政方針や予算等が討議・採択されるが、秋に北京で開催予定の中国共産党第19回全国代表大会までは予断を許さない状況が続く。

 中国当局は外為市場における人民元の安定化に向けて様々な施策を打ってきているが、ここ1年程で外貨準備高は激減し、2016年11月末段階で約3兆515億ドル(前年比11%減:2014年のピーク時は約4兆ドル)だ。財政悪化はひどく、負債の対GDP比は280%強ともいわれている。目先や当面は負債を証券化(debt to equity swap)する手段もあるが、本質的な対処にはならない。

 権力の集中に関心の高い習近平主席は第19回大会を前に景気の弱含みを見せたくない一方、不良債権の償却と金融機関の資本強化、またはシャドーバンキングセクターの牽制に力を入れる可能性が高い。これを実現するには海外からの直接投資を促す必要があり、選択肢は限られている。

 人民元がおかれている状況と中国事情は米国、欧州、日本にとっては対中政策で一つの節目ともなるべく分岐点だ。トランプ氏が対中貿易と対中投資にどう取り組むか、安倍政権がこのチャンスをどう活用するか、しっかりと見届ける必要がある。




http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/402.html

[戦争b19] イスタンブール・テロで明けた新年、2017年の国際情勢を暗示(WEDGE)
               テロの犠牲者を痛む親族(Gettyimages)


イスタンブール・テロで明けた新年、2017年の国際情勢を暗示
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/8593
2017年1月2日 佐々木伸 (星槎大学客員教授) WEDGE Infinity


■「恐怖と流血の日々に変えよう」

 それは新年になったばかりの1日午前1時15分ごろに始まった。欧州とアジアをつなぐボスポラス海峡に面したイスタンブール欧州側のオルタキョイ地区にある人気のナイトクラブ「レイナ」。ここにサンタクロースのコスチューム姿の襲撃犯が侵入し、カラシニコフで無差別に銃撃した。

 当時店内は、新年を祝うセレブの常連客、外国人観光客ら約600人で賑わっていたが、銃撃で客らは一瞬にしてパニックに陥った。一部は海に飛び込んで逃げた。トルコ当局は襲撃犯を1人としている。犯人は逃走中。襲撃犯はまだ息のある客らの頭を次々に撃ってとどめを刺すという残虐ぶりだった。死者のうち16人は外国人、と伝えられている。

 トルコ内相は「テロ」と断定、また米国家安全保障会議(NSC)の報道官もテロ攻撃と非難した。犯行声明は出ていないが、ISの犯行である可能性が限りなく高い。ISが西側の堕落した場所の象徴の1つとするナイトクラブを狙っていること、また客らを無差別に殺りくする手口は一昨年のパリ同時多発テロ事件を彷彿させるものだ。

 ただ、ISはトルコでのテロには犯行声明を出さないのが通例だ。ISは指導者のバグダディが直近の声明でトルコに対するテロ攻撃を呼び掛けたほか、同組織関連のニュース機関が数日前、年末年始の休暇を「恐怖と流血の日々に変えよう」と西側でのテロを促すメッセージを発信していた。

 このため米政府は昨年末、イスラム過激派がトルコ全土でテロを起こそうとしているとして、休暇シーズンの間、人の集まる場所などでの行動に注意するよう米市民へ警告を出していた。イスタンブールでは警官1万7000人がテロなどを警戒して警戒態勢につき、襲撃されたナイトクラブでも、この米国の警告を受けて、店の警備態勢を強化していたという。

■トランプ政権、大きなジレンマに

 トルコでは、昨年12月19日にロシア大使が暗殺されるなどこの1カ月で4回もテロが発生したことになるが、大使暗殺と同じ日にはドイツ・ベルリンでトラックによる暴走テロが起き、世界に衝撃を与えた。このテロの犯人のチュニジア人難民は遺言ビデオをISに送っており、背後に同組織が介在していたことは決定的と考えられている。

 ベルリンのテロに続く今回のイスタンブール・テロによって1月20日に正式に始動するトランプ米政権もテロ対策を焦眉の急として最優先課題にせざるを得ないだろう。ISは昨年、分かっているだけでも、16カ国42回のテロで犯行声明を出しており、イラクやシリアの戦場で一段と劣勢になる中、西側でのテロ攻撃を激化させるのは必至とみられている。

 オバマ政権のISへの攻撃を生ぬるいと批判してきたトランプ新政権は対IS空爆をオバマ政権以上に強化することになるだろう。米主導の有志連合は2014年夏以降これまでに、ISの拠点などに1万7000回の爆撃を加え、国防総省によると、戦闘員約5万人を殺害した。米空爆の1日の戦費は1250万ドル(約14億6000万円)だ。

 トランプ新政権は始動直後からこのオバマ政権下でのIS攻撃を上回る空爆強化に踏み切ると見られている。しかし空爆だけでISを壊滅するのは困難であることはこれまでの攻撃が証明しているし、テロを抑止するにも効果がないことは明らかだ。

 アナリストらによると、トランプ政権は間もなくこうした実態を思い知らされることになるが、その時、米軍の戦場での関与を強めるのかどうかが大きな分水嶺になるだろう。オバマ政権は現在、イラクに約6000人の軍事顧問団を、またシリアには約500人の特殊部隊を投入し、対IS戦での助言や訓練を行っている。

 トランプ氏は米軍のイラク侵攻などの干渉を非難し、米軍の紛争地に対する派遣には慎重な姿勢を示しているが、ISを効果的に追い詰め、テロ活動を抑止するためには、最終的には米軍の増派以外に手はない、というのが専門家の見方。トランプ政権はおっつけ大きなジレンマに直面せざるを得まい。

 テロにどう対応していくかという問題の他にも2017年はトランプ政権にとって難しい課題が目白押しだ。中国との貿易をめぐる対立、ロシアのプーチン政権との軍事的協調に踏み切るのかどうか、対ロ防衛をめぐる北大西洋条約機構(NATO)諸国との関係の行方、そして世界の火薬庫である中東への関与をどうするのか。北朝鮮の扱いも難題だ。

 トランプ政権はこうした課題に取り組むに先だって、トゲのように突き刺さったテロとの戦いにまずは振り回されることになりそうだ。


http://www.asyura2.com/16/warb19/msg/450.html

[政治・選挙・NHK218] 新春初笑い。 〜 ネトウヨ皇室芸人、竹田恒泰さんは、笑われてんの気づかないの巻 
新春初笑い。 〜 ネトウヨ皇室芸人、竹田恒泰さんは、笑われてんの気づかないの巻
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/4004a156cc5738b6b56a80f3400a8689
2017年01月02日 のんきに介護

























http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/512.html

[政治・選挙・NHK218] イノッチ、吉川晃司、水原希子も…政権批判や戦争反対を敢然と表明した「よく言った!」芸能人ベスト5、そして大賞は?(リテラ
左・TBSラジオ『今晩は吉永小百合です』公式サイトより/中・吉川晃司オフィシャルWEBサイト「K2 NET CAST」より/右・NHK『あさイチ』番組サイトより


イノッチ、吉川晃司、水原希子も…政権批判や戦争反対を敢然と表明した「よく言った!」芸能人ベスト5、そして大賞は?
http://lite-ra.com/2017/01/post-2824.html
2017.01.02. 新年特別企画◉芸能人「よく言った」大賞〈後編〉 芸能人「よく言った」5位〜2位、大賞  リテラ


 少しでも大勢に抗い、政治的な発言をしようものならすぐに炎上、ネトウヨから総攻撃を受ける状況で、敢然と発言をした芸能人にリテラが勝手に贈る「よく言った!大賞」。先ほどは10位から6位、そして特別賞を発表したが、いよいよ5位から2位、そして大賞の発表だ。昨年、もっとも勇気ある発言をしたタレント、女優、アーティストは誰だ?


★ 5位 井ノ原快彦
“安倍サマのNHK“で『あさイチ』は頑張った! 叩かれても平和を主張し続けると決意表明

 テレビ番組が「平和」や「反戦」を訴えることすら「政治的偏向」と叩かれる時代。とくに厳しい状況におかれているのが、NHKだ。籾井会長の独裁支配で局内の上から下まで政権を忖度する空気が完全に出来上がり、政権のPR以外の報道ができなくなってしまった。

 ところが、そんななか『あさイチ』が8月4日、画期的な放送をした。「戦争はイヤだ」というテロップを大きく映し出し、「憲法9条の改正が議論にあがるなかで現代の戦争を考えよう」といった内容の特集を放送したのだ。

 しかも、出演者たちもかなり踏み込んだ発言をしていた。とくに、井ノ原快彦は「いつ(戦争が)起きてもおかしくないっていうのを、もうちょっとリアルに想像できるかなって」「たとえば日本でひとつの流行が起こったときに、誰が止められるかっていえば、誰も止められないじゃないですか」と、今の状況に危機感を表明。

 さらに、NHK解説委員の柳澤秀夫が「右から左にきたものをそのまんま『こうですよ』って垂れ流すのは、ぼくらの仕事を果たしていないと思う」とNHKをはじめとする報道のありようを自己批判すると、井ノ原は有働由美子アナとともに、「叩かれてもいい」と、空気に流されずに主張し続けることを宣言した。

 “安倍サマのNHK”となった現在の同局でこうした内容の番組を放映し、こんな発言をしたというのは、高く評価されていいだろう。

 NHKは籾井勝人会長の退陣が決まったが、安倍政権による支配はさらに強まるとも言われている。井ノ原や有働にはこの宣言どおり、大きな流れにさからって、弱者や一般庶民によりそった番組づくりを続けていってほしい。


★4位 吉川晃司
CM契約切られても貫く安倍政権批判と反原発の姿勢!「金や権力では黙らない」宣言も

「俺は現政権がでえっ嫌い」

 こう口火を切ったのは、ミュージシャンで俳優の吉川晃司だ。彼は「年金運用の失敗で5兆円損したとか、川内原発の周辺は地震が起きないとか言ってたけど、ふざけんなよ」とも語り、現在の政治状況への不満をぶちまけている。

 彼がこのような姿勢を表明したのはいまに始まった話ではない。実は、吉川晃司は一貫してこのような反骨の姿勢を貫いていた。東日本大震災直後は石巻に出向いて瓦礫の撤去作業ボランティアに加わり、また、チャリティのために東京ドームでCOMPLEXの再結成ライブも行い、6億円以上の義援金を被災地に送っている。

 その後も、吉川は反原発のメッセージを送り続けており、「絶世の美女」という原発の危険性をテーマにした楽曲を書いたりもしてきた。そんなこともあり、「原発に関する発言をするなら契約はなし」とスポンサー企業から要請を受け、それに対して首を縦に振らなかったためCMの話がなくなったりもしたことがあったのだが、それでも吉川は「金や権力で人を黙らせようとするものに対しては、自分は絶対に「はい」とは言えません」と語り、自分の主張を貫いてきたのである。来年はどんなメッセージを我々に送ってくれるのか期待したい。


★3位 吉永小百合
安倍応援団の下劣な攻撃にも屈せず「憲法擁護」の姿勢を貫いた大女優の気骨に拍手!

 一貫して反戦や平和のメッセージを送り、安保法制にも毅然と反対の姿勢を示した吉永小百合。今年は安倍応援団の下劣な攻撃にも晒された。

 安倍首相の御用評論家で、『NEWS23』(TBS)への圧力で知られる報道圧力団体「視聴者の会」の事務局長も務める小川榮太郎が「正論」(産経新聞出版)で、こんないいがかりをつけてきたのだ。

〈あへて吉永さんに問ひたい、法案の意味や中身を知らずに、後から責任を取れないやうな出鱈目な批判をする事、またさういふ人達の先頭に立つて広告塔になる事は、貴女の女優としてのあり方や人としての信条に照らして、恥づかしい事ではないのですか〉。

「出鱈目」で「恥づかしい」のは安倍首相に著書を大量に買い上げしてもらい、その手先になって言論弾圧を仕掛けている小川のほうだろう、と言いたくなるが、そんな脅しに屈する吉永小百合ではなかった。

 吉永は終戦71年を迎える今年の夏、「戦争中は戦争反対と言うことすらできなかった」と母親から教わった思い出を振り返りつつ、「言えないってどういうことなんだろうと、その時には理解できなかった。けれど最近、母の言っていた意味がわかります。今の世の中を見ていると息苦しい感じがして」と語り、戦前と現在の状況を重ね合わせた。そして、「憲法9条はバイブルのように大切なもの。絶対に変えさせるわけにはいきません」と、護憲への強い思いを改めて主張したのだ。

 本来なら殿堂入りクラスの人であるが、卑劣な攻撃にも屈しなかったその気骨に敬意を表してランキングに入れさせてもらった。


★2位 水原希子
炎上に屈せず堂々と靖国にNO!「戦争に断固反対している」のメッセージ

 炎上している芸能人に噛み付くネトウヨたちの卑劣な言葉は口にするのもはばかられるが、今年最もひどい攻撃を受けたのはモデルの水原希子だろう。

 今夏、彼女が靖国神社に参拝していたり、旭日旗を背景にポーズをとっている写真が出回っているとして中国国内で炎上。水原はそれを説明する動画を配信したわけだが、これに対し、今度は日本のネトウヨが反応。アメリカ人の父と在日韓国人の母との間に生まれた出自をあげるなど、ヘイトスピーチを水原に浴びせたのだ。

 しかし、水原が配信したその動画で語っていた言葉は毅然としたものだった。

「まず第一に、私は世界平和を支持し、戦争に断固反対するものです」

 水原はこう語ってから、彼女が靖国神社に参拝しているとされる写真を取り出し、「写っているのは絶対に私ではない」と否定した。ようするに、戦争に断固反対しているから軍国主義の象徴である靖国神社に参拝するはずがない、と堂々と表明していたのだ。

 水原はさらに自分の出自も明かしたうえで、こう語っていた。

「私は多様な文化を背景にもっていて、そのために異なる文化の人々に触れて互いを尊重することを学び、世界中に友だちをつくることができました。私は自分自身を地球市民だと思っています」

「お互いがもっと理解しあうこと、そして愛と平和が私たちをつなげ、世界をよりよき場所にするだろうということを」

 ひたすら人種的な偏見や国家主義にとらわれて批判する両国のネット民に比べ、水原のこの態度はどうだろうか。偏狭な排外主義や差別思想は、残念ながら来年もますます進んでいくだろうが、本サイトは、誰がなんと言おうが、個として立ち、平和を希求し続ける彼女のことをこれからも擁護し続けたい。


★ 大賞 大橋巨泉
「安倍晋三に一泡吹かせて下さい」死の一週間前に命を削って発したこの言葉が文句なしの大賞!

 今年の大賞はやはり、7月12日、82歳で亡くなった大橋巨泉以外にないだろう。安倍政権誕生直後から、一貫して、安倍首相の危険性、憲法改正の恐ろしさを訴えてきた巨泉だが、死のわずか数週間前、体調不良を理由に最終回を迎えた「週刊現代」の連載にこう綴った。

〈今のボクにはこれ以上の体力も気力もありません。だが今も恐ろしい事や情けない事、恥知らずな事が連日報道されている。書きたい事や言いたい事は山ほどあるのだが、許して下さい。しかしこのままでは死んでも死にきれないので、最後の遺言として一つだけは書いておきたい。安倍晋三の野望は恐ろしいものです。選挙民をナメている安倍晋三に一泡吹かせて下さい。7月の参院選挙、野党に投票して下さい。最後のお願いです〉

 まさに、最後の気力ふりしぼった遺言だったが、しかし、ワイドショーやニュース番組はこの巨泉氏の言葉をことごとく無視。ベテラン司会者としての仕事を紹介するに留め、『報道ステーション』(テレビ朝日)でさえ最後のコラムの〈今も恐ろしい事や情けない事、恥知らずなことが連日報道されている〉という部分までしか紹介しなかった。安倍首相について言及した部分まで報じたのは、『NEWS23』(TBS)だけだった。

 今年、安倍首相はいよいよ本格的に憲法改正に乗り出すだろう。そのときこそ私たちは「安倍晋三に一泡吹かせて下さい」という巨泉のメッセージに応える必要がある。そうした意味もこめて、大賞は大橋巨泉に捧げたい。

………………………………………………………………………

 いかがだったろうか。芸能人「よく言った」大賞。その発言の背景や内容を知れば、このランキングに名前を連ねた芸能人や文化人たちがいかに勇気ある言動をしたか、がわかるはずだ。

 今後、メディアで政権批判をすることはさらに困難になり、同調圧力もますます強まっていくだろう。それでも、芸能人、タレント、アーティストの皆さんはぜひ、その圧力に負けずに声を出し続けて欲しい。あなたたちの言葉のひとつひとつがこの国を覆う閉塞状況を切り裂き、言論の自由を取り戻す第一歩となる。そのことを忘れないでほしい。

(編集部)


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/513.html

[経世済民117] トランプ政権誕生で米中に貿易戦争の危機、報復合戦の負の連鎖も―米メディア
29日、トランプ米次期大統領が中国に対してなんらかの制裁を科せば、中国が報復するのは必然だと指摘されている。写真はシカゴのトランプ・インターナショナル・ホテル・アンド・タワー。


トランプ政権誕生で米中に貿易戦争の危機、報復合戦の負の連鎖も―米メディア
http://www.recordchina.co.jp/a159184.html
2017年1月1日(日) 23時10分


2016年12月29日、環球網によると、米エコノミストは、米中は2017年に貿易戦争に陥る可能性があると指摘した。

1月20日の米大統領就任式まで約3週間と迫ってきた。トランプ次期大統領が選挙戦での発言通り、中国に対する経済制裁を実施するかが注目を集めている。ヘリテージ財団のデレク・シザーズ上級調査研究員は米ニュース専門放送局CNBCに出演、見通しを語った。

公約通り、就任直後に経済制裁を発動する可能性は十分に考えられるが、鋼材に対する関税引き上げなどの比較的マイルドな措置をとる可能性もあるとシザーズ氏は指摘。ただしその場合でも中国が報復し、米国が報復仕返し…という負の連鎖につながる可能性が高いという。全面的な貿易戦争を避けるには米中双方の智慧が試されるが、トランプ次期大統領が“なにかしらの行動をとる”ことは確実だとした。(翻訳・編集/増田聡太郎)

http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/403.html

[経世済民117] 「悪口ばかり言っていた私が…」、韓国人女性を変えた日本旅行
韓国のインターネット掲示板にこのほど、4泊5日で大分県を訪れた韓国人女性が日本の印象についてつづったブログが掲載された。資料写真。


「悪口ばかり言っていた私が…」、韓国人女性を変えた日本旅行
http://www.recordchina.co.jp/a158898.html
2017年1月1日(日) 22時20分


韓国のインターネット掲示板にこのほど、4泊5日で大分県を訪れた韓国人女性が日本の印象についてつづったブログが掲載された。

空港からホテルに向かうバスの中は日本人より韓国人の方が多く、「私は本当に日本に来たの?」と思ってしまうほど実感がわかなかった。ただ、たばこの吸い殻1つ落ちていないきれいな道が、ここが日本であることを教えてくれた。旅行中は時間がたてばたつほど、日本に対するイメージが良くなった。最後には日本に住みたいとまで考えていた。

「韓国人は気が強い」という認識が人々の頭の中にある。一方、日本人は礼儀正しく、大人しく、静かだという認識を持っている人が多い。私は日本を旅行しながら、ごみ1つ落ちていない美しい道に囲まれ、謝罪と譲歩が身についている人たちの中で生活したら、当然そうならざるを得ないだろうという考えが浮かんだ。恥ずかしいことに、普段は不満や悪口ばかり言っている私が日本では一度も言わなかった。日本のその穏やかな雰囲気に酔い、私もそう変わったようだ。それだけ私が出会った日本人は皆とても親切で礼儀正しかった。今回の旅行で私の中の何かが変わった気がした。一言で言うと、初めての日本旅行は大満足だった。実感がわかず、夢のような4泊5日だったが、一生忘れられない思い出となった。(翻訳・編集/堂本)

http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/404.html

[経世済民117] 日本の広告看板はダサいのか?=「中国よりずっといい」「中国の広告看板は世界一醜い」―中国ネット
30日、中国のポータルサイト・今日頭条が、日本の広告看板はダサいのかについて分析する記事を掲載した。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。写真は東京。


日本の広告看板はダサいのか?=「中国よりずっといい」「中国の広告看板は世界一醜い」―中国ネット
http://www.recordchina.co.jp/a159539.html
2017年1月2日(月) 0時0分


2016年12月30日、中国のポータルサイト・今日頭条が、日本の広告看板はダサいのかについて分析する記事を掲載した。

記事は、日本のネットユーザー自身が広告看板について、日本の街の景観は統一感がなく、汚いし、ダサいと思っていると紹介。主に、ヨーロッパの都市と比べてということのようだ。

しかし記事では、日本の広告看板は決してダサくはなく、むしろ大阪の広告看板などはどれも独創的で面白いと称賛した。また、外国人旅行者からは「面白い看板が多い」、「にぎやかな感じのものが多い」、「和風のデザインがすごくいい」、「精工でとてもきれい」など、高く評価されていると伝えた。

これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

「統一感はないけど、とてもいいと思うな」
「日本は嫌いだけど広告看板はいいと思う」
「日本の街の景観が好きだな。にぎやかな感じで生活感がある」

「おいおい、日本の看板は中国よりずっといいじゃないか」
「ハハハ!超ウケるんだけど。中国の看板が一番ひどいよ」
「中国の広告看板業界は確かにいけてない。見るに堪えないよ」

「中国の広告看板は世界一醜い。美化する法律を作ってほしい」
「中国の看板は美を追求していない。何の店かが分かればそれでいい」

「中国はナンバープレートも非常に醜い」
「日本人はメンツよりも品質と効果を重視するんだよ」
「個人的には香港の広告看板が好き」(翻訳・編集/山中)


http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/405.html

[経世済民117] <躍動!アジアの世紀(2)>日中韓印・東南アジアが主導する自由貿易協定が急浮上=人口はTPPの4倍超、経済界期待
トランプ次期米大統領の保護主義志向や英国のEU離脱方針決定など反グローバル化、反自由化機運が高まっている。一方、アジアでは新興国を中心に保護主義に対抗する新たな大規模自由貿易協定結成へ交渉が加速している。写真はタイの連絡船。


<躍動!アジアの世紀(2)>日中韓印・東南アジアが主導する自由貿易協定が急浮上=人口はTPPの4倍超、経済界期待―欧米保護主義に対抗?
http://www.recordchina.co.jp/a159233.html
2017年1月2日(月) 6時0分


世界では昨年、欧米を中心にポピュリズム(大衆迎合主義)とナショナリズムの機運が高まった。環太平洋経済連携協定(TPP)からの離脱をはじめとするトランプ次期米大統領の保護主義志向や英国のEU離脱方針決定など反グローバル化、反自由化機運が高まっている。一方、アジアでは新興国を中心に保護主義に対抗する新たな大規模自由貿易協定結成へ交渉が加速している。

米国のトランプ次期大統領がTPPからの「撤退」を明言、発効は絶望的となった。21世紀は「アジアの世紀」といわれ、発展めざましいアジア太平洋地域の貿易自由化の主役として浮上しているのが東アジア地域包括的経済連携(RCEP)である。

◆急成長する人口最大市場

中国と日本を中心に進められているRCEPは、日本・中国・韓国・オーストラリア・ニュージーランド・インドの6カ国がAEAN10カ国(ブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム)との自由貿易協定を束ねるもの。合計16カ国が参加する世界最大の自由貿易協定(FTA)だ。TPPに比べGDP総体では劣るものの、域内人口は4倍超。世界一の成長市場で、日本の貿易投資相手の大半を占めている。近隣地域でもあり、TPP以上にRCEPに期待する日本企業が多いのが実情だ。

インドネシアのエンガルティアスト貿易相は12月初めに同国で開催されたRCEP交渉会合で「世界のすべての注目はRCEPに集まっている」と演説。RCEPの早期妥結を訴えた。

しかし、関税撤廃やルールづくりをめぐって各国の隔たりはなお大きい。日本、シンガポールなどTPP参加国は、アジアでの電子商取引の急激な発展に備え、外国企業にサーバーを自国内に設置するよう義務づけることや、ソフトの中身を強制的に開示させることを制限する規定の盛り込みを主張する。中国やインドなどはこれを拒み、交渉は平行線が続く。

アジアに多い国有企業への優遇に関しても、より強い制限を求める日本などに対し中国や東南アジア諸国連合(ASEAN)は強く反対している。経済発展が遅れているインドやミャンマーなどは緩やかな制限を求めている。
 
交渉参加国はASEAN創立50周年の17年中に大筋合意にこぎ着けたい考えだ。日本はこれまで「高い質的水準」を求め、早期妥結にこだわっていなかったが、TPPの「挫折」を受けて「時期重視」の姿勢に変わりつつある。RCEPで第一の経済大国となる中国も「盟主」になるべく歩み寄りの姿勢をみせる。

RCEP交渉参加国の中で最も消極的とされたインドも妥結可能な水準まで妥協する兆しが出てきた。TPPの代わりにアジアの自由貿易の柱として期待され、各国で早期妥結の機運が高まっている。

日本はTPPを早期発効させて、RCEP交渉の主導権を握ろうとしてきたが、この思惑が崩れた。「TPP並みの高い水準」へのこだわりと早期の妥結のはざまで、難しいかじ取りを迫られている。

RCEPの次の広域自由貿易枠組みとして検討されているのがFTAAP(アジア太平洋自由貿易圏構想)。これには米国、ロシア、カナダなども含めたAPEC(アジア太平洋経済会議)全域で経済統合を加速する大構想。2010年に横浜市で開かれたAPEC首脳会議で、TPPなど進行中の経済連携の取り組みを基礎とする方向性が固まった。16年11月にリマで開かれたAPEC首脳会議でも、実現に向けた課題が協議された。

世界で突出した成長を続けるアジアは衰退する欧米に代わって世界最大の市場に成長し、膨大な資金需要がある。人口減少と低成長率にあえぐ日本としても、「地の利」を生かすべきであろう。

アジア太平洋の経済相互依存で、日本は絶好のポジションに位置し、地域と日本の繁栄と安全に繋げられる。日本が経済の相互依存よりも単純な軍事的安保優先に傾斜すれば、世界の成長センター、アジア太平洋の繁栄を損ない、アベノミクスの足を引っ張ることにもなりかねない。(八牧浩行)
<続く>

http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/406.html

[アジア21] 韓国のTHAADミサイル配備決定、国民の半数が反対、世論に弱い韓国どうする?=「中国の言う通りにしたら一体どんなことに
30日、韓国国民の半数以上がTHAADミサイルの早期配備に反対していることが分かった。この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。


韓国のTHAADミサイル配備決定、国民の半数が反対、世論に弱い韓国どうする?=「中国の言う通りにしたら一体どんなことになるか…」―韓国ネット
http://www.recordchina.co.jp/a159603.html
2017年1月2日(月) 7時0分


2016年12月30日、韓国・イーデイリーによると、韓国国民の半数以上がTHAADミサイル(終末高高度防衛ミサイル)の早期配備に反対していることが分かった。

世論調査専門機関リアルメーターが、THAADミサイル配備に関する国民世論を調査した結果、「早期配備支持」が33.8%、「配備反対」が26.7%、「次期政府が配備を決定すべき」が24.8%、「わからない」が14.7%だった。韓国政府は予定通りTHAADミサイル配備を推進すると明らかにしているが、「配備に反対」または「次期政府が配備を決定すべき」とする意見が半数を超える51.5%となった。7月13日に実施された「THAAD配備賛否世論調査」では、「賛成」が44.2%、「反対」が38.6%だった。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「THAADも日韓協定も、重要な取り決めだったら、ある程度国民の共感を形成してから進めるべきではないのか?現政権で行ったすべてのことは信用できない」
「THAAD配備は米国だけではなく、中国、ロシア、日本との外交安保にも甚大な影響を与える問題だ。黄教安(ファン・ギョアン)大統領権限代行が推進するべきではない、国民の意思によって誕生する次期政府に委ねるべきだ」

「THAADは北朝鮮の核も防げないだろうし、配備されることによって国としての損害もすごいことになる。絶対反対」
「THAADは必要ない。米国より中国との関係の方が重要だ」

「THAAD配備は米中の顔色を見て決めるしかない。配置するのであれば、今配備するの正解だし、そうでなければ、米国との対立が激化してでも強硬にTHAAD配備に反対する政治的覚悟が必要だ」
「THAADは韓国のためじゃなくて米国のためのシステム」

「米国からのTHAAD導入要求に朴槿恵(パク・クネ)政府がやっていた時間稼ぎより、崔順実(チェ・スンシル)の方がより強力な時間稼ぎ(一般人の国政介入問題により朴槿恵大統領の大統領権限が停止されたことによる混乱など)をやっている。崔順実は韓国政府だけでなく米国にも影響力を行使していると言える」

「核兵器もない状況で、国防力を強化するためにはTHAADは必ず必要になる」
「韓国の安全保障を考えると早期配備しかない」
「怒りと理念に押し流され、何が私たちにとって利益なのか考えることができていない。中国の兄貴の言うように、THAADミサイルを配備せずに、平和の市民として生きてみたらいい。一体どんなことになるか…」(翻訳・編集/三田)

http://www.asyura2.com/16/asia21/msg/839.html

[中国10] 2016年の日本は中国に対する対抗意識むき出しの1年だった!?=中国ネット「心の中では中国を恐れていることが見てとれる」
1日、中国メディアの参考消息が、米国メディアの報道を引用し、2016年の日本は中国に対する対抗意識がむき出しになった1年だったと伝えた。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。資料写真。


2016年の日本は中国に対する対抗意識むき出しの1年だった!?=中国ネット「心の中では中国を恐れていることが見てとれる」
http://www.recordchina.co.jp/a159645.html
2017年1月2日(月) 7時50分


2017年1月1日、中国メディアの参考消息が、米国メディアの報道を引用し、2016年の日本は中国に対する対抗意識がむき出しになった1年だったと伝えた。

例えば、外交面では16年の年明け早々から岸田外務大臣が、南シナ海での中国による埋め立てや飛行テストを批判し、その後もフィリピンやインドネシア、ベトナムなどへさまざまな援助をすることで中国に対抗してきたと指摘。インドとの軍事協力を進め、アフリカでの経済援助を表明するなど、中国に対する対抗意識がむき出しだったとした。

また経済面でも、アジアインフラ投資銀行へ加入しなかったことは正しかったとする論調が2016年には主流を占め、TPPを国会で通過させることで中国に対抗、12月には中国を市場経済国と認めないなど、中国に対する対抗意識をむき出しにしていると論じた。

これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

「では17年から日本製品をボイコットしよう」
「日本に行って買い物をする中国人には100%の税金をかけるべき」

「心の中では中国を恐れていることが見てとれる」
「日本も強いけど、中国は日本とは格が違うよ」
「徹頭徹尾中国に対抗するなら決して良い結果にはならないだろう」

「日本は中国についての研究を最も徹底的にしている国だ。国を守るため日本のスパイをすべて追い出さないと」
「中国に対する態度がどんなに強硬であっても、日本旅行に出かける中国人」(翻訳・編集/山中)

http://www.asyura2.com/16/china10/msg/615.html

[アジア21] 韓国次期大統領選、「出馬宣言」の潘基文国連事務総長に二つのハードル、「与党分裂」と「退任後の公職制限」
31日、韓国の次期大統領選に事実上の出馬宣言に踏み切った国連の潘基文事務総長だが、立候補できるかには、政権与党の分裂と退任後の公職制限という2つのハードルが待ち受けている。写真は潘事務総長。


韓国次期大統領選、「出馬宣言」の潘基文国連事務総長に二つのハードル、「与党分裂」と「退任後の公職制限」
http://www.recordchina.co.jp/a159291.html
2017年1月2日(月) 8時30分


2016年12月31日、韓国の次期大統領選に事実上の出馬宣言に踏み切った国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長。しかし、年末に任期満了となる潘氏が実際に立候補できるかには、二つのハードルが待ち受ける。支持母体になるとみられてきた政権与党「セヌリ党」の分裂と「退任後の公職制限」だ。

韓国メディアによると、潘氏は12月20日、米ニューヨークの国連本部で韓国報道陣との最後の記者会見を行い、「私が10年間、国連事務総長を務めながら学び、見て、感じたことが韓国の発展に役立つならば、この身を燃やしてでも努力する用意がある」と述べた。事実上、大統領選出馬を宣言したものと受け止められている。

潘氏は世論を意識してか、朴槿惠(パク・クネ)大統領とは一線を画す姿勢を示している。中央日報によると、12月中旬、ニューヨーク出の会合で、「韓国国民は国家のリーダーシップに対する信頼が裏切られたと信じているため、非常に挫折し憤っている」と語ったという。

国際舞台で活躍してきた潘氏には保守系を中心に待望論が根強い。朝鮮日報は「大統領選出馬を決めた潘基文氏に対する国民の期待と懸念」との社説を掲載。この中で「米国のオバマ大統領、中国の習近平国家主席、日本の安倍首相、ロシアのプーチン大統領や世界各国の首脳らと渡り合い、世界各国の問題に取り組んできた潘氏の知識と経験は、今のところ世界では中規模国でなおかつ強大国に囲まれた韓国にとって大いに役立つかもしれない」などと期待感をにじませた。

そんな潘氏にとって立候補の障害になりそうなのが、朴大統領の政権与党「セヌリ党」の分裂。同党は大統領の弾劾訴追をめぐり、非朴系の国会議員29人が27日、離党した。

離党組は来月にも新党を結成し、次期大統領選では潘氏擁立を目指す方針とされる。中央日報は「たもとを分かった親朴、非朴両派が潘基文争奪戦」とも報道。こうした混乱が続けば、選挙態勢づくりにも大きな支障になりかねない様相だ。

さらに、国連総会の「事務総長退任後の公職制限決議」(1946年1月)もハードルになりそう。決議は「国連加盟国は事務総長の退任直後にいかなる政府の役職も提案しないのが望ましい。事務総長自身もそのような(政府の)役職につくことを慎むべきだ」としている。

「退任直後」の明確な規定はないが、これは次期大統領選の実施時期と密接に関連する。本来なら選挙は17年末の予定だったが、弾劾訴追により大幅に前倒しされる可能性が強まった。選挙の時期によっては、野党などが問題視しそうだ。

次期大統領選の有力候補とされるのは、潘氏のほか、最大野党「共に民主党」の前代表・文在寅(ムン・ジェイン)氏、第二野党「国民の党」の前代表・安哲秀(アン・チョルス)氏、ソウル近郊・城南市の李在明(イ・ジェミョン)市長ら。聯合ニュースによると、世論調査会社のリアルメーターが19〜21日に実施した調査で、潘氏の支持率は23.1%となり、8週ぶりにトップに返り咲いた。(編集/日向)

http://www.asyura2.com/16/asia21/msg/840.html

[政治・選挙・NHK218] 辺野古基地阻止本気なら埋立承認即時撤回不可欠(植草一秀の『知られざる真実』)
辺野古基地阻止本気なら埋立承認即時撤回不可欠
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2017/01/post-b6f3.html
2017年1月 2日 植草一秀の『知られざる真実』


民主主義を適正に機能させるためには、主権者の前に複数の選択肢が明示されることが重要である。

小選挙区制度を基軸とする選挙制度の下では、

現政権

に対して

オルタナティブ

=もう一つの選択肢

が存在することが重要である。

現政権

もう一つの選択肢

においては、

対立型の複数選択肢

の場合もあれば、

類似型の複数選択肢

の場合もあり得る。

米国の場合は、

類似型の複数選択肢であり、

共和党と民主党との間に大きな相違は存在しない。

しかし、日本では事情が異なる。

日本政治が直面している政策課題について、

基本方針に全面的な対立が生じているからである。

原発、戦争、TPP、基地、格差

の主要問題について、主権者の意見は全面的な対立を示している。

したがって、

この政策路線をめぐり、

対立型の二大勢力対決が必要になる。

自公政治に対峙する政治勢力の結集が求められている。

そのための、主権者主導の政治勢力結集が強く求められている。

この政治勢力の確立を実現できるのかどうかが、日本政治の未来を握るカギになる。

こうしたなかで、2017年の年頭にあたり、とりわけ緊急を要する課題が存在する。

それは、言うまでもない。

沖縄辺野古米軍基地建設をめぐる問題である。

沖縄では2014年11月の知事選において、

「辺野古基地問題」

が最大の争点になった。

沖縄の主権者は

「辺野古に基地を造らせない」

という意思を表示した。

これを公約に明示した翁長雄志氏を新知事に選出したのである。

翁長氏はこの公約を守り抜かねばならない。

ところが、現実には、国による辺野古米軍基地建設が推進されて、翁長氏の「辺野古に基地を造らせない」公約が守られなくなるリスクが拡大している。

現時点において、もっとも有効な手法は、

「辺野古埋立承認を撤回」

することである。

「埋立承認の撤回」

については、

2015年5月1日に、

沖縄県内の弁護士や行政法研究者らでつくる「撤回問題法的検討会」が

「埋立承認を法的に撤回することは可能」

との見解をまとめた意見書を提出している。

また、「アリの一言」氏ブログによれば、

うるま市島ぐるみ会議(共同代表・仲宗根勇元判事)の翁長氏への「要請書」(2016年12月22日)も、

「行政行為の撤回は行政行為の取り消しと異なり、根拠規定がなくとも行政行為の主体がいつでも撤回権を行使できます」

としたうえで、

「知事は前知事のした埋め立て承認の撤回を必ず実行してください」

と要求している。

https://goo.gl/SgH2fl

「辺野古に基地を造らせない」

公約が本当であるなら、翁長知事は直ちに埋立承認を撤回する必要がある。

ところが、翁長氏は迅速な行動を示さない。

そして、翁長氏の知事当選に尽力した「オール沖縄」も明確な行動を示さない。

日本政治刷新のために必要なことは、安倍自公政権に対峙する政治勢力の毅然とした行動である。

これが欠けるなら、日本政治刷新は永遠に実現できないだろう。


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/515.html

[アジア21] 日本、日中韓首脳会議2月開催を打診=韓国ネット「いま参加したら韓国だけいい加減に扱われる」
1日、韓国・ニューシスによると、日本政府が、2016年に開催できなかった日中韓首脳会議を今年2月10日ごろ、東京で開く案を中韓に打診したことが分かった。この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。資料写真。


日本、日中韓首脳会議2月開催を打診=韓国ネット「いま参加したら韓国だけいい加減に扱われる」
http://www.recordchina.co.jp/a159818.html
2017年1月2日(月) 12時20分


2017年1月1日、韓国・ニューシスによると、日本政府が、2016年に開催できなかった日中韓首脳会議を今年2月10日ごろ、東京で開く案を中韓に打診したことが分かった。

複数の外交消息筋によると、日本政府は、崔順実(チェ・スンシル)被告が国政に介入した国政壟断(ろうだん)問題による韓国政府の混乱で、日中韓3カ国首脳会議を2016年中に開催することができなかったが、17年早期開催によって、日中韓の経済連携強化を図る方針だ。消息筋は「韓国側は2月中旬開催に積極的であるため、態度を留保している中国の対応が焦点となる」と指摘した。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「今は朴槿恵(パク・クネ)弾劾の件で手いっぱいだ。日中韓首脳会議に参加できる状態ではない」
「朴槿恵の弾劾裁判の最中だし、今は首脳会議に参加せずに静かにしておく方が良いと思う」
「今、首脳会議に参加したら、韓国だけいい加減に扱われるような気がする」

「日本政府は朴槿恵も含めて考えているのだろうか?」
「今の韓国代表と言えば大統領権限代行の黄教安(ファン・ギョアン)になってしまうが、なぜ各国代表が参加する会議に代行者でも良いと考えるのだ?」
「黄教安は日中韓首脳会議に参加できるクラスの政治家ではない」

「この時期になぜ日本が首脳会議開催を打診してくるのか。答えは一つだ。朴槿恵不在の今、黄教安相手にできるだけ多くのことを解決しておくためだ」
「この会議に参加したら、また日本と何かの条約を締結してくるような気がする。不安だ」
「3カ国首脳会議に誰か出席して韓国を助けてくれるよう頼んで来い」(翻訳・編集/三田)

http://www.asyura2.com/16/asia21/msg/841.html

[中国10] <日本で大成功した中国人>日本人の微笑みを軽く見てはいけない=「日本Eコマースの要塞」を作り上げた男
20年以上経済の低迷が続いている日本にとって、Eコマースは貴重な明るい材料といえる。「日本のEコマースの最も堅固な要塞」の親会社がストリームグループであり、そのトップが正真正銘の中国人であることを知る人は少ないのではないか。


<日本で大成功した中国人>日本人の微笑みを軽く見てはいけない=「日本Eコマースの要塞」を作り上げた男
http://www.recordchina.co.jp/a158894.html
2017年1月2日(月) 14時0分


ビル・ゲイツはかつて「21世紀はEコマースでなければビジネスにならない」と言った。現在のEコマース主流の世界では、好むと好まざるとにかかわらず、人々はみな巨大な時代の潮流に巻き込まれており、それにともないライフスタイルにも未曾有の変化が生じている。

20年以上経済の低迷が続いている日本にとって、Eコマースは貴重な明るい材料といえる。「ECカレント」、「イーベスト」、「特価COM」、「エックスワン」に牽引される日本のインターネット通販ウェブサイトは、日本人の消費習慣と密接に結びつけて緻密に運営され、各種の商品価格を下げ、買いやすくしたことで、日本市場に進出している世界の大手通販企業と互角の勝負をしており、「日本のEコマースの最も堅固な要塞」と呼ばれている。しかし、これらのサイトの親会社がストリームグループであり、そのトップが正真正銘の中国人であることを知る人は少ないのではないか。長年の成長の結果、グループの規模は大きくなり、多角化したクロスボーダー企業となった。Eコマース以外には販売支援事業、化粧品開発・販売、オンラインゲームなどの領域があり、アジアをメインに海外においても事業展開している。

数少ない在日華人の上場企業トップである劉海涛の世界観には哲学的オーラが溢れている。彼は広い世界に目を向けるとさまざまな「違い」が見られるが、チャンスと可能性はそういった「違い」の中に隠れているという。違う事物を認識し、それらを理解し融合させることで、異なる価値を創出することができ、違った世界に変えられるのである。

http://www.asyura2.com/16/china10/msg/616.html

[アジア21] 釜山の日本領事館前少女像「公共造形物」登録推進=「慰安婦と言えば何でもできる国」「日韓間の火種になるようなことを…」
1日、韓国・聯合ニュースによると、釜山の日本領事館前に慰安婦少女像を設置した市民団体が、少女像を「公共造形物」として登録するよう要求している。この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。写真は在韓日本大使館前の慰安婦像。


釜山の日本領事館前少女像「公共造形物」登録推進=「慰安婦と言えば何でもできる国」「日韓間の火種になるようなことを…」―韓国ネット
http://www.recordchina.co.jp/a159819.html
2017年1月2日(月) 14時40分


2017年1月1日、韓国・聯合ニュースによると、釜山の日本領事館前に慰安婦少女像を設置した「未来世代が立てる平和の少女像推進委員会」(推進委)は、管轄自治体に少女像を、噴水などと同様に公共の場に設置した美術品(公共造形物)として登録するよう要求した。

推進委は「自治体の反対と強制撤去をも勝ち抜いて市民の力で建てた少女像は、公共造形物として登録されなければならない」と述べている。日韓政府の慰安婦合意に反発して、2016年末に結成された推進委は、釜山地域の70の市民団体と一般市民が参加しており、これまで少女像建設のために活動してきた。推進委は、過去1年間で8180人の少女像建設賛成署名と、196団体と5143人の市民から少女像建設費用8500万ウォン(約824万円)を集めていた。少女像が公共造形物として登録されると、韓国文化芸術振興法により認められた合法な建造物となる。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「必ず公共造形物に登録されなければならない」

「韓国人男性も海外で女性を買ってひどいことをしている。日本ばかりを責めることはできない」
「ベトナム戦争の時に韓国軍兵士の慰安婦にされたベトナム人少女の像も作って、ベトナムの韓国領事館の前にも置いてくれ」

「慰安婦はレイプされた少女ではなく、簡単に言えば戦争売春婦だ。一方的に韓国側の主張ばかりしない方が良い。大韓民国が恥ずかしい」

「日本政府と戦うのではなく、韓国外交部と戦わねばならないのに、こんな日韓間の火種になるようなことをして…」

「こいつら、国恥をなぜ自発的に世間にさらすんだ」
「朴槿恵(パク・クネ、保守政党・与党セヌリ党所属)は嫌いだが左派は支持しない、このようなばかげたことをする姿を見ると、左派は本当にだめだと思う」
「観光ビザで日本に入国して売春をしている韓国人女性を見て、日本の人々は少女像についてどう考えるだろう」
「『設置は違法なのでだめ』と言えば、『親日派』と罵倒される現実に自治体も黙認するしかないような国。全くどうしようもない」
「韓国は慰安婦と言えば何でもできる国なんだな」(翻訳・編集/三田)

http://www.asyura2.com/16/asia21/msg/842.html

[経世済民117] 世界で中国人観光客の争奪戦!日本はご飯をプレゼント、ふりかけもつける―中国紙
世界各地で中国人観光客の争奪戦が起きている。日本はご飯を無料で配布し、英国は航空便を増発している。資料写真。


世界で中国人観光客の争奪戦!日本はご飯をプレゼント、ふりかけもつける―中国紙
http://www.recordchina.co.jp/a159289.html
2017年1月2日(月) 15時30分


今年第1〜3四半期(1〜9月)、中国の海外観光客数がのべ1億人を突破し、来年の春節(旧正月、来年は1月28日)に海外に出かける人はのべ600万人を超える見込みだ。ますます多くの人がますます遠くへ出かけるようになり、これまでのように香港・マカオ・台湾やシンガポール、マレーシア、タイなどの近場ばかりを選ぶということはなくなった。ニュージーランド・ヘラルド紙によると、今後5年で中国の海外観光客数はのべ7億人に達する見込みという。環球時報が伝えた。

▽「中国の赤いパスポート」の価値が増大

中国の普通パスポートがあれば査証(ビザ)なしでまたは到着時ビザで行ける国・地域は57に上り、「中国の赤いパスポート」の価値が徐々に増大している。米国の有効期間10年のマルチビザは大勢の中国人のパスポートに刻印されており、米国の商務省と旅行促進協会の予測では、2016年に米国を訪れた中国人観光客はのべ300万6000人に上り、前年比16%増加するという。

韓国・聯合ニュースの27日の報道によると、韓国を訪れた中国人観光客はのべ800万人を超える見込みで、訪韓外国人観光客の記録更新を後押ししている。中国人観光客の増加傾向を持続させるため、韓国は高額の韓国ツアー商品を購入した中国人観光客に「韓流ビザ」を発行しており、これがあれば5年間はいつでも韓国に行けるという。

日本は今年10月、中国人を対象としたビザ発給要件を再び緩和した。ビジネスや文化などに携わる人向けのビザは有効期間が5年から10年に延長された。日本メディアによると、日本政府観光局はこのほど、今年1〜11月には中国人観光客のべ約600万人が日本を訪れており、昨年ののべ499万人を大幅に上回ったことを明らかにした。

▽ご飯のプレゼント、航空便の増発、免税ショッピング

日本政府はより大勢の観光客を呼び込むため、2017年度予算のうち観光庁関連予算を256億円に引き上げた。日本の観光旅行の環境改善に利用され、外国人観光客の購買力増強を目指す。農林水産省は日本産のパックご飯10万食を中国人観光客に無料で配るキャンペーンを17年1〜3月に行う。ふりかけも添えるという。

航空便の増発は「虎に翼が生えた」ように、勢いをますます盛んにする措置だといえる。BBCによると、中国と英国は両国の航空輸送産業への参入の大幅拡大をめぐって合意に達し、旅客便の輸送力の大幅増強に同意し、定期便を週40便から週100便に増やすと同時に、両国間の貨物便に関する制限を撤廃した。

12月4日、中国とオーストラリアが合意に達し、両国の航空サービス分野の輸送力をめぐる制限が撤廃された。これは両国航空市場の開放にとって一里塚の意味がある出来事で、二国間貿易の発展をさらに促進し、オーストラリアの観光産業を振興することになる。

16年の中国人の観光旅行先の「ダークホース」はロシアだった。団体旅行客は前年比103.1%増加と大幅に増加した。中国人観光客のロシアでの一日あたり平均消費額は約530ドル(約6万2280円)に達し、来年には税還付制度が始まり観光客にとっては15%の費用節約になる。ロシアの観光協会「国境なき世界」によると、モスクワのグム百貨店やサンクトペテルブルクのレニングラード貿易ビルは、ロシアが17年にスタートする免税制度の対象店舗第1弾になる予定で、外国人観光客には15%の付加価値税が還付される予定だ。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/407.html

[アジア21] 北朝鮮・金正恩委員長「大陸間弾道ミサイルの発射実験は最終段階」=韓国ネット「米国に牙をむく唯一の国」
2日、韓国・東亜日報によると、北朝鮮の金正恩労働党委員長は、1日の新年の辞で、大陸間弾道ミサイル発射実験の準備が最終段階に達したことを誇示した。この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。資料写真。


北朝鮮・金正恩委員長「大陸間弾道ミサイルの発射実験は最終段階」=韓国ネット「米国に牙をむく唯一の国」「リーダーとして朴槿恵より優れている」
http://www.recordchina.co.jp/a159821.html
2017年1月2日(月) 16時20分


2017年1月2日、韓国・東亜日報によると、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長は、1日の新年の辞で「大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射実験の準備が最終段階に達したことをはじめ、多くの国防力強化事業が達成できた」とし、核・ミサイル能力の高度化を誇示した。

金委員長の1月8日の誕生日やドナルド・トランプ米政権の発足日となる1月20日を前に、ICBM発射実験の能力を誇示したことから、3月に行われる米韓合同軍事演習「キー・リゾルブ」をきっかけに、核実験を行うとの観測が出ている。金委員長の発言を受け、米国務省は1日(現地時間)、「すべてのチャネルと手段を動員して、不法行為には対価が伴うということを示す」と警告した。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「こんなことをしていたら、トランプ政権になったら何が起こるか分からないぞ」
「米国は口だけじゃない。必ず実行に移す」
「でも、米国に牙をむく唯一の国とも言える」

「従北のやつらは、このような状況を見てどう思っているのだろう」
「先制攻撃ができる万全の体制を整えなければならない」
「いっそのこと、日米の顔色を見るのはやめて、南北統一して核保有国になった方が良いのではないか」
「北朝鮮は弾道ミサイル開発を進めている中、韓国では『注射おばさん』(朴槿恵大統領に無資格で医療行為を行った疑惑がもたれている)が話題になっている」

「国民を扇動するのに、キャンドル集会(朴槿恵大統領即時退陣を求める集会)を利用した姑息な方法よりも、金正恩の方が正直かもな」
「内容はともかく、韓国の政治家も、金正恩みたいに分かりやすい話をしろ」
「もしかしてリーダーとしてみたら、朴槿恵より金正恩の方が優れてたりして」(翻訳・編集/三田)

http://www.asyura2.com/16/asia21/msg/843.html

[中国10] 中国人に人気の「韓国で整形手術」、費用は韓国人の10倍―中国紙
30日、人民日報は、中国で人気の韓国での美容整形手術について、「韓国人に比べて外国人の手術費用は10倍以上高いシステムになっている」と伝えた。資料写真。


中国人に人気の「韓国で整形手術」、費用は韓国人の10倍―中国紙
http://www.recordchina.co.jp/a159574.html
2017年1月2日(月) 17時10分


2016年12月30日、人民日報は、中国で人気の韓国での美容整形手術について、「韓国人に比べて外国人の手術費用は10倍以上高いシステムになっている」と伝えた。

中国では就職面接などに向け、美容整形手術をする人が増えている。中国全国工商連合会の統計によると、15年の中国美容業市場規模は約4500億元(約7兆5700億円)。前年同期に比べて20%拡大した。美容整形は中国の「4大サービス業」の一つに数えられている。韓国で美容整形手術を受ける人も年15%ペースで増えており、14年には年間約5万6000人に達した。

一方、韓国では医師免許を持たない業者による被害も報告されている。多くの美容整形業者が韓国人と外国人との間で手術費用に差を設けており、差は10倍に達することもあるという。外国人は韓国語ができない場合も多く、仲介手数料もかさむことが多い。いわゆる良質な医師を探すことも難しく、術後のトラブルも発生している。(翻訳・編集/大宮)

http://www.asyura2.com/16/china10/msg/617.html

[アジア21] 潘基文氏が国連離任「シンデレラになった気分」、英エコノミスト「歴代最悪の事務総長の一人」=韓国ネット「事務総長職はお手伝
31日、韓国・TV朝鮮は、潘基文氏の国連事務総長としての最後の言葉を伝えた。この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。写真は潘氏。


潘基文氏が国連離任「シンデレラになった気分」、英エコノミスト「歴代最悪の事務総長の一人」=韓国ネット「事務総長職はお手伝いさんか」
http://www.recordchina.co.jp/a159822.html
2017年1月2日(月) 18時0分


2016年12月31日、韓国・TV朝鮮は、潘基文(パン・ギムン)氏の国連事務総長としての最後の言葉を伝えた。

潘氏は30日、国連事務総長として国連で最後の日を迎え、「まるでシンデレラになった気分だ。深夜0時になれば、すべてが変わる」と述べ、23万ドル(約2700万円)の授受など、さまざまな疑惑については「良心に照らして一点の曇りもない」と明言した。また自らの韓国大統領選出馬とも絡めて、「過去、大統領選挙を控えて猛威を振るう不正政治工作を多く見てきた。そして、その被害に遭った人の痛みはどんなものかと思っていたが、今はそれを自分の痛みとして感じている」と述べた。

潘氏の離任を受け、側近と呼ばれていた呉俊(オ・ジュン)韓国国連大使は、「私が働きながら感じたことは、他人に配慮し小さなことも常に重要視するユニークなリーダー」と評した。また、「歴代最悪の事務総長」という英紙エコノミストの酷評には、「そのような批判的な評価は、どの国連事務総長にも時々出てきた」とし、「潘基文事務総長も、任期の10年間にわたってこのような批判が出ていたのではなく、そのような批判が出た時もあった」と述べた。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「早く帰国して従北組織の陰謀から解放してくれ」
「日韓慰安婦合意を支持すると言った潘基文の言葉を忘れない」
「国連事務総長までやったのに、外交能力が不足している。大統領としては不適格だ」

「国民は潘基文が第2の朴槿恵(パク・クネ)であることを知っている」
「私の周りには誰も潘基文を大統領候補だと口にする人はいないぞ」
「盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権時に閣僚を務め、盧氏の尽力もあって国連事務総長になったと言われているのに、盧氏の葬儀に出席しなかった『油うなぎ』(厳しい質問をのらりくらりとするぬけることから、こう呼ばれている)は、かば焼きになっても食えない」

「シンデレラだって?だったら国連事務総長職はお手伝いさんだったのか」
「シンデレラを侮辱するな」(翻訳・編集/三田)

http://www.asyura2.com/16/asia21/msg/844.html

[アジア21] 釜山日本総領事館前に慰安婦像、日韓合意は破綻か―中国メディア
31日、中国新聞網は記事「釜山の慰安婦像設置、日韓合意は後退か」を掲載した。朴槿恵大統領が弾劾決議で職務停止処分を受けたこともあり、韓国国内では慰安婦問題に関する日韓合意を破棄するべきとの世論が高まっている。資料写真。


釜山日本総領事館前に慰安婦像、日韓合意は破綻か―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/a159790.html
2017年1月2日(月) 18時30分


2016年12月31日、中国新聞網は記事「釜山の慰安婦像設置、日韓合意は後退か」を掲載した。

韓国・釜山市の日本総領事館前に慰安婦像が設置された。日本政府は2015年末の日韓合意の精神に反するものと反発。外務省の杉山晋輔事務次官が韓国の李俊揆駐日大使に抗議したほか、長嶺安政駐韓大使も韓国の林聖男外務第1次官に抗議と撤去の申し入れを行った。

朴槿恵大統領が弾劾決議で職務停止処分を受けたこともあり、韓国国内では慰安婦問題に関する日韓合意を破棄するべきとの世論が高まっている。稲田朋美防衛相の靖国神社参拝で日本批判が強まっているという背景もあり、韓国政府としても慰安婦像撤去に動きづらい状況だ。(翻訳・編集/増田聡太郎)

http://www.asyura2.com/16/asia21/msg/845.html

[中国10] 深刻な大気汚染のなかで3人の母親がそれぞれ考えたこと―中国ネット
31日、中国メディアの澎湃新聞は大気汚染が深刻な中国の大都市で生活する3人の母親が子供のために選んだ3つの異なる道について紹介する記事を掲載した。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。資料写真。


深刻な大気汚染のなかで3人の母親がそれぞれ考えたこと―中国ネット
http://www.recordchina.co.jp/a159612.html
2017年1月2日(月) 18時50分


2016年12月31日、中国メディアの澎湃新聞は大気汚染が深刻な中国の大都市で生活する3人の母親が、子供のために選んだ3つの異なる道について紹介する記事を掲載した。

北京市に住む母親は、2012年の時点で、スモッグがひどい日に息子が発熱しやすいことに気が付き、2014年に一家で雲南省麗江へ引っ越すことを決めた。その後息子は病気をしなくなったという。

同じく北京市内に住む別の母親は、赤色警報が出る中、市内の博物館へ出かけた。室内なら安全と思ったが、館内でもPM2.5の数値が400を超えていたという。子供は室内ということでマスクをしていなかったため、泣きたい気持ちになったそうだ。そして、いつか国外へ移民したいとの考えがよぎったという。

河北省保定市で高校教師をしている別の母親は、小学6年生の娘には高校に入ったら海外へ行って学んでもらいたいという。そして「早く海外に行ってもらいたい。遠ければ遠いほどいい」と話した。

この記事が中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で伝えられると、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

「スモッグを作った人たちは去り、罪のない市民がスモッグを吸う」
「なぜ一人っ子政策をやめたか分かった。たくさん人が死ぬからだ」

「早く海外に行き、遠ければ遠いほどいい、というのは正解」
「そうだな、能力があるなら早く去った方がいい。健康な体は何より大切だから」

「やはり早くお金をもうけないと。金がなければ移転もできない」
「スモッグの原因企業は日本軍よりすごい。血を見ずに人を殺すのだから」(翻訳・編集/山中)

http://www.asyura2.com/16/china10/msg/618.html

[中国10] 中国人収集家、乾隆帝の印章を約26億円で落札も代金未払い、競売店へも連絡せず―中国メディア
31日、大洋網は記事「中国人バイヤー、1.6億元で乾隆帝の玉爾落札も、代金未払い、競売店へも連絡せず」を掲載した。中国収集家による未払いは珍しい話ではない。100万ユーロ以上の入札では、支払い率はわずか47%にとどまっている。


中国人収集家、乾隆帝の印章を約26億円で落札も代金未払い、競売店へも連絡せず―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/a159791.html
2017年1月2日(月) 23時0分


2016年12月31日、大洋網は記事「中国人バイヤー、1.6億元で乾隆帝の玉爾落札も、代金未払い、競売店へも連絡せず」を掲載した。

フランス・パリの競売大手ドルーオは14日、清朝の皇帝、乾隆帝の玉爾(印章)をオークションに出品した。9匹の龍がからみあう精細な細工がほどこされた玉爾は想定以上の高額である2100万ユーロ(約25億8000万円)で中国の企業家、杜聖博(ドゥ・ションボー)氏によって落札された。

ところが杜氏は現在に至るまで代金を支払っていない。それどころかドルーオと連絡すら取っていないという。最大で500万ユーロ(約6億1500万円)としていた予算を大きく超えて入札してしまい、代金が支払えなかったもようだ。中国で美術品人気が高まるなか、世界のオークションでは中国人収集家による巨額入札がたびたび話題となるが、未払いで終わることも多い。100万ユーロ(約1億2300万円)以上の入札では、支払い率はわずか47%にとどまっているという。(翻訳・編集/増田聡太郎)




http://www.asyura2.com/16/china10/msg/619.html

[経世済民117] サムスンが韓国新工場にエンジニア大量投入、世界最大の半導体工場の稼働秒読み=「今の韓国はサムスンが食べさせているような
30日、韓国・ChosunBizによると、サムスン電子が京畿道平沢市に建設中の世界最大規模の半導体生産団地に技術者を大規模に派遣し、本格的に工場の立ち上げ作業に入った。この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。資料写真。


サムスンが韓国新工場にエンジニア大量投入、世界最大の半導体工場の稼働秒読み=「今の韓国はサムスンが食べさせているようなもの」―韓国ネット
http://www.recordchina.co.jp/a159604.html
2017年1月2日(月) 21時20分


2016年12月30日、韓国・ChosunBizによると、サムスン電子が京畿道平沢市に建設中の世界最大規模の半導体生産団地に技術者を大規模に派遣し、本格的に工場の立ち上げ作業に入った。

サムスン電子平沢工場は、1次投資額だけで過去最大の15兆6000億ウォン(約1兆5100億円)を投入した大規模な半導体団地だ。総敷地面積289万平方メートルに4つの生産ラインと寮を含む各種施設が建設される。中長期的には全体の投資額が100兆ウォン(約9兆6900億円)に達するとみられている。平沢工場が稼働すれば世界最大の半導体工場となる。平沢工場の稼働計画は、来年の第1四半期にウェハー(半導体素子を製造するシリコン製の薄板)投入を開始し、第2四半期に3D NAND型(内部構造を立体的したNAND型半導体素子)製品を出荷する。これにより、工場稼働が当初計画より少なくとも6カ月以上前倒しされることになる。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「サムスンが生き残るための答えは半導体しかない」
「サムスンは3D NAND型メモリーに集中するんだな。これでよい、他には浮気をするな」
「投資額だけ見たらSKハイニックスも東芝もついて来れないだろうな」

「中国に情報を盗まれないように気を付けろ」
「今度は病人を出すなよ(半導体工場で白血病患者が発生し、訴訟問題となっている)」

「多くの国民がサムスンを批判しているのに、自分の子供はサムスンに入れたがっている。全く不思議な会社だ」
「そうだ。韓国に工場を多く建設して、人材も多く採用して、給料も多く支給してくれ」
「高卒も採用してもらえるのだろうか?入社したい」
「工場建設はありがたい。実際、今の韓国はサムスンが食べさせているようなものだからな」(翻訳・編集/三田)

http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/408.html

[経世済民117] 日本に来た韓国人夫婦が感動!「日本の青年の真心は完璧な京都の庭園より美しかった」
韓国のインターネット掲示板にこのほど、旅行で京都を訪れた韓国人夫婦がその感想をつづったブログが掲載された。資料写真。


日本に来た韓国人夫婦が感動!「日本の青年の真心は完璧な京都の庭園より美しかった」
http://www.recordchina.co.jp/a158879.html
2017年1月2日(月) 19時40分


韓国のインターネット掲示板にこのほど、旅行で京都を訪れた韓国人夫婦がその感想をつづったブログが掲載された。

日本旅行を思い出す時に浮かぶのは、銀閣寺や有名なカフェのような風景ではなく、いつも“人”だ。

日本人は親切だった。道を尋ねると誰でも皆、立ち止まってくれた。言葉が通じなくても熱心に説明してくれたし、時には目的地まで連れていってくれることもあった。いつも笑顔で対応してくれて、面倒くさそうな素振りは見せなかった。

その中でも、特に印象に残っている人がいる。ある有名なカフェでのこと。運よく窓際に座ることができた私たち夫婦は、名物の抹茶ラテを飲みながら、息を呑むほど美しい庭園に吸い込まれるように見入っていた。そして、その瞬間を写真に残そうとカメラで自撮りをしていた時。私たちの後ろの席に座り、お茶を飲んでいた若い青年がふいに声を掛けてきた。私たちの写真を撮ってくれるという。自撮りしていた私たちに気を遣ってくれたようだ。慣れない異国に来た外国人に対する日本人青年の純粋な好意だった。

カメラを彼に渡した。きれいな写真を撮るためあれこれ工夫してくれたが、カメラはフラッシュがたかれないように設定されていたため、逆光で私たち夫婦の顔は真っ黒に映ってしまった。彼は申し訳なさそうに「もう一度撮らせてください」と言った。何度も「ごめんなさい」と言い、こちらが申し訳なくなるほど真剣に謝った。設定を変更してもう一度カメラを渡したが、なんということか、今度はシャッターが押せなくなってしまったようだ。実は、カメラは親戚から借りてきたもので、私たちも使い方をよく分かっていない状態だった。必死にシャッターを押そうとする彼の手は震え、おでこには汗がにじんでいた。頑張る彼が気の毒になり、「大丈夫です。最初の写真で十分です。ありがとう」と伝えた。ところが、彼は日本の庭園に感動する外国人観光客になんとかして美しい思い出をプレゼントしたかったようだ。私たちより申し訳なさそうな様子で、押せないシャッターを懸命に押そうとしていた。私たちは「背景の庭園がきれいに映らなくてもいいからフラッシュをたいて撮ってほしい」と頼んだ。そうして、やっとの思いで手にした1枚の写真。韓国から来た外国人に良い思い出を残してあげたいというあの時、あの彼の真心がそのまま収められている。私たちの顔が真っ黒に映ってしまった最初の写真を見ると、今でも冷や汗を流して頑張ってくれた彼を思い出す。彼の真心は、隅々まで手の行き届いた完璧な庭園よりはるかに美しいと、私は今でも心からそう思っている。(翻訳・編集/堂本)

http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/409.html

[戦争b19] 捕虜死亡率 / ドイツ軍:1・2%、日本軍:37・7%、ロシア:10%
捕虜死亡率 / ドイツ軍:1・2%、日本軍:37・7%、ロシア:10%
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/270d2ee1778d77b111c5278a6dd31417
2017年01月02日 のんきに介護


J.S.エコハ
‏@JS_Ecoha さんのツイート。

――ドイツ軍の捕虜となったアメリカ兵の死亡率は1.2%にすぎない。ところが、日本軍の捕虜となったアメリカ兵の死亡率は37.7%にのぼる。捕虜になる文化が日本兵になかったこともあるが、自国の軍人さえ大切にしない日本軍の性格が、どうしても、そのまま捕虜への虐待につながってくる。〔12:05 - 2017年1月1日 〕—―

これを受けて、

Simon_Sin‏@Simon_Sin さんが

こんなツイート。

――過酷だと言われているシベリア抑留の日本兵の死亡率は10%。ソ連軍よりも過酷なのが日本軍の捕虜収容所だったのですな〔19:31 - 2017年1月1日 〕—―






































http://www.asyura2.com/16/warb19/msg/451.html
[政治・選挙・NHK218] 600万人という数字、掃いて捨てるほどと言ってはいけないかな。生活保護により、補足されていない実数だ 
600万人という数字、掃いて捨てるほどと言ってはいけないかな。生活保護により、補足されていない実数だ
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/7d3299f7c0db1bf6fb59a49bb5e3e36e
2017年01月02日 のんきに介護


kaz hagiwara(萩原 一彦)@reservologic さんのツイート。

-—生活保護を受ける資格があるのに受けていない人が 600万人いる https://twitter.com/seizonken25/status/815892958868180992
とか、日本はGDPの0.3%しか生活保護費に使っていない https://twitter.com/aibineko/status/815807554542452737
とか、ごくわずかの不正受給者の問題を針小棒大に扱ってこれか?〔22:39 - 2017年1月2日 〕—―

資料は、こちら。

ベーシックインカム BI @aibinekoさんのツイート。

――『日本の貧困対策がどれほど貧困かよく分かる数字』
生活保護に充てる予算はどのくらいか、GDPにしめる生活保護費の比率
OECD加盟国平均2.4%
アメリカ3.7%
イギリス4.1%
ドイツ2.0%
フランス2.0%
日本0.3%〔15:30 - 2017年1月2日 〕—―

☆ 元記事URL:http://blogos.com/article/49904/


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/516.html

[政治・選挙・NHK218] マイナンバー取得は たったの8%!! 
マイナンバー取得は たったの8%!!
http://79516147.at.webry.info/201701/article_18.html
2017/01/02 22:11 半歩前へU

▼背景に安倍政権への不信感!!
 マイナンバー制度の導入から1日で1年となった。しかし、共同通信によると、個人番号カードの取得数は国内人口の8%程度にとどまっている。背景に安倍政権への不信感がある。

 以前勤めていた会社からも再三、マイナンバーについて「まだか、まだか」と文書で催促してくる。

電話をして言ってやった。
 私はITがよくわからない。マイナンバー制度の安全性について、政府は「大丈夫だ」という。が、信用できない。私は安倍政権の言うことはすべて疑っている。平気でウソを付くからだ。

 万全を期しているといいながら、財務省をはじめ、各省庁がハッカー攻撃を受け、各種データが流出した。民間企業も軒並みハッカーにやられた。

 あとで、「大変ご迷惑とご心配をおかけし」ウンウンと、決まり文句を並べられても無意味だ。

 そちら(元の会社)に番号を教えて、万が一、トラブルが起きた際、100%保証する自信があるのか? あるなら、一筆書いてもらいたい。そうすれば指示に従おう、と私。

 電話口で「分かりました」と言った切り、以後は督促しなくなった。

 国民の大半は元々、マイナンバー制度の導入に反対だ。まともな議論もしないまま、勝手に導入を強行した。安倍政府の常とう手段だ。国民不在のマイナンバー。

 だが、いざ実行の段になると、このありさま。当たり前だ。情報の安全性が確保されていない中で、政府の尻馬に乗るバカはいない。

http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/517.html

[政治・選挙・NHK218] 不思議なことがあれば、あるものだ! 
不思議なことがあれば、あるものだ!
http://79516147.at.webry.info/201701/article_19.html
2017/01/02 23:45 半歩前へU


 不思議なことがあれば、あるものだ。安倍晋三の12月31日の朝日新聞の記事「首相動静」から、「六本木での映画鑑賞」などの記録が何者かによって消されていた。

 毎日新聞では「首相日々」といい、東京新聞では「首相の一日」と呼んでいるが、他の新聞も朝日同様に削除されていた。

 大晦日は、安倍晋三が映画を楽しんだり、高級レストランで特上のステーキをパクついている最中に、同じ議員の山本太郎は炊き出しのボランティアの手伝いをしていた。

 「2人の大晦日」がネットにあふれ、晋三批判が沸きあがった。それが影響したのか?

12月31日
【午前】来客なく、静養先の東京・六本木のホテル「グランドハイアット東京」で過ごす。

【午後】0時20分、レストラン「フィオレンティーナ」で、昭恵夫人、母洋子さんと昼食。1時5分、昭恵夫人、洋子さんとともにグランドハイアット東京周辺を散歩。20分、同ホテル。30分、「NAGOMIスパアンドフィットネス」で運動。

3時14分、六本木の映画館「TOHOシネマズ 六本木ヒルズ」。昭恵夫人らと映画「スター・ウォーズ フォースの覚醒」を鑑賞。5時50分、同ホテル。6時30分、ステーキハウス「オークドア」で昭恵夫人らと食事。同ホテル宿泊。

ところが、午後の部分が次のように変わっていた。
【午後】0時、レストラン「フィオレンティーナ」で昭恵夫人と昼食。5時49分、ステーキハウス「オークドア」で昭恵夫人、母親の洋子さん、岸信夫外務副大臣ら親族と食事。宿泊。

関連原稿はここをクリック
http://79516147.at.webry.info/201701/article_5.html

山本太郎と安倍晋三の大晦日! 
http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/478.html


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/518.html

[政治・選挙・NHK218] 紅白は視聴者投票で白組圧勝、会場審査でも白組圧勝 。しかし、優勝は紅組。安倍さまの犬HKがヨイショして工作したのだろう

















http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/519.html

[政治・選挙・NHK218] 総統閣下は「福島の甲状腺がんは被曝の影響は考えにくい」にお怒りです :原発板リンク

原発板リンク

総統閣下は「福島の甲状腺がんは被曝の影響は考えにくい」にお怒りです 

http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/227.html


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/520.html

[経世済民117] 突然に夫を襲う「熟年離婚」増加、資産も家も失い賃貸暮らし…超重要なお金の話(Business Journal)


突然に夫を襲う「熟年離婚」増加、資産も家も失い賃貸暮らし…超重要なお金の話
http://biz-journal.jp/2017/01/post_17632.html
2017.01.03 文=黒田尚子/ファイナンシャルプランナー Business Journal


 結婚や離婚は、人生の大きな節目のひとつであるが、近年の特徴として、婚姻件数は減少、離婚件数は増加傾向にある。

 最近では、「結婚するつもりはない」という“嫌婚派”なる人々も増えているというし、筆者のところへのご相談も“おひとりさま”あるいは“おひとりさま予備軍”が多くなってきたなあ、という印象がある。

■離婚件数は最近も微増が続く

 統計によると、平成27年の離婚件数は22万6,198組で、前年の22万2107組より4,091組増加。離婚率(人口千対)は1.80で、前年の1.77より上昇している。ただ、バブル崩壊後には離婚件数が大きく増えるなど、その増減には波がある。

 離婚件数の年次推移をみると、昭和39年以降毎年増加を続けていたが、昭和59年からは減少。平成に入ってから再び増加傾向だったものの、平成14年の28万9836組をピークに減少し、落ち着きをみせていた。

 しかし、同居期間別に離婚件数をみると、平成27年はすべての同居期間で前年より増加している。

   
     ※出典:厚生労働省「平成27年人口動態統計月報年計(概数)の概況」

■熟年離婚の最大のハードルは「お金」の問題

 そこで、今回は「熟年離婚」について注目してみよう。

 熟年離婚とは、中高齢の離婚と思っている人も多いが、おおむね同居期間20年以上など長期の結婚生活の後の離婚をいう。したがって、高齢者同士でも、同居期間が短ければ熟年離婚とはいわない。

 熟年離婚の理由はさまざまだ。リタイアした夫が自宅にいることが妻のストレスになり、それが離婚のきっかけという人。以前から離婚を考えていたが、子どもが成人するまで、あるいは退職金をもらうまで我慢していたという人など。

 先日、ご相談を受けた既婚女性A子さん(50代前半)は、5歳年上のサラリーマン夫とは何十年も家庭内別居状態で、以前から離婚を切り出されてもいるという。しかし、A子さん自身はカラダが弱く病気がちで経済的に自立が難しい。さらに世間体や子どものことなどを考えて、ひたすら耐える毎日だ。

 夫はお酒が大好きで、タバコも止められない。その上、血圧も高いそうだ。A子さん曰く「定年間際の退職金が満額もらえそうな時点で、ぽっくり死んでくれたら最高なんですが……」とぽつり。まさに先般、話題になった書籍『夫に死んでほしい妻たち』(小林美希著、朝日新書)を地で行くような状況である。

 夫の突然死を望むくらいA子さんが思いつめているのなら、離婚して人生の再スタートを切ったほうがよい――、と誰しも思うだろう。A子さんがためらう最大の理由は、やはりお金の問題である。

 離婚後、経済的に不利になるのは妻のほうだ。ずっと専業主婦だったのであれば、年齢的にもフルタイムでの再就職等は難しいだろうし、将来受け取れる公的年金は、老後の生活のベースとなるが決して十分とはいえない。

■「年金分割制度」は離婚後の経済基盤安定の救世主?

 こんな状況に手を差し伸べるかのように平成19年4月に設けられたのが、「年金分割制度」(以下「本制度」)である。

 本制度は、離婚後に配偶者の一方の年金保険料の納付実績の一部を分割し、それをもう一方の配偶者が受け取れるという仕組みだ。勘違いしている人も少なくないが、これは年金自体を分け合うものではない。いわば「年金記録」を分割して、それぞれ自分の将来の年金額に反映させるというものである。

 本制度には、夫婦間の合意の手続きが必要なものと必要でないものの2種類がある。前者を「合意分割」、後者を「3号分割」という。3号分割は、平成20年4月に施行された。「専業主婦などの第3号被保険者が、平成20年5月以降に離婚した場合、自動的に1/2分割してあげよう」というものだ。分割される側にとって、請求すれば分割できるので、夫婦間で話し合う手間が省略できてありがたいと思うだろう。

 しかし、対象となるのは平成20年4月以降の婚姻期間であるため、それ以前の婚姻期間については、合意分割を使わざるを得ない。

■「年金分割制度」の注意すべきポイントとは?

 また本制度について注意すべき点はほかにもある。分割できるのは「厚生年金保険および共済年金」に相当する部分に対する「婚姻期間中の保険料納付実績」である。

 したがって、「婚姻前の期間」は対象外。そして基礎年金となる「国民年金」に相当する部分や「厚生年金基金・国民年金基金」に相当する部分は分割の対象にはならない。そのため、夫が自営業者や自由業、農業従事者等の場合、そもそも本制度を利用できない。

 また、自分のほうが年金の受給額が多いのであれば、逆に年金分割を請求される立場になってしまう。

 さらに年金受給を受ける本人が、原則として離婚後も含め、保険料納付済期間、保険料免除期間および合算対象期間の合計が25年以上ない場合、年金受給資格が発生しない(ただし、10月以降、10年に短縮の予定)。

 つまり、せっかく年金分割をしても年金自体が受け取れないのでは意味がないし、受け取れるのは、自分が年金受給開始年齢に達してからだ。それまでに空白期間がある場合は、その間の収入を確保しておく必要がある。そして分割請求には期限がある。離婚後2年以内なので、うっかり手続きを失念しないように注意したい。

 では肝心な点。どれくらい年金額が増えるか試算してみよう。

 たとえば、前述のA子さんの夫が受け取れる年金見込み額が、国民年金部分80万円、厚生年金保険部分140万円の合計220万円だとする。この半分の110万円がもらえると思っている人が多いが、対象となるのは、厚生年金保険のうち婚姻期間中の部分だけ。これが110万円だとすると、A子さんの年金に上乗せされるのは55万円のみだ。

 試算してみて、意外に少なくてがっかりする人も多いかもしれない。現実は厳しいということだろう。

■「退職金」は自分のモノと思ったら大間違い

 また、公的年金と並び老後の大切な原資である「退職金」についても、世の多くの男性が誤解しているようだ。

 定年後に受け取る退職金は夫婦で築き上げた財産。妻にも所有権が発生する。定年後に離婚した場合、退職金が妻に分割される可能性もあるのだ。

 定年直後のBさん(60代)は、ある日突然、40年近く連れ添った妻から離婚を迫られた。弁護士と協議の結果、Bさんの退職金は分割された上、自宅は妻の実家の敷地内に建てられていたため、マイホームまで失うはめに。さらに、末っ子がまだ大学生ということで、養育費も支払わなければならない。

 結局、退職金を含め3000万円近くあった資産のうち残ったのは1200万円のみ。子どもは、すでに全員妻の味方だ。「イザとなったら子どもに面倒を見てもらう」というBさんの、子どもや孫に囲まれた悠々自適な老後生活は、見果てぬ夢となりそうだ。現在Bさんは、賃貸物件に住み、定年前に働いていた会社に再雇用してもらって働いている。

■熟年離婚は財産分与が大きな争点となる

 熟年離婚がほかの離婚と区別されて問題視されるのは、婚姻期間が長くなると、その間に蓄積された財産が大きくなり、財産分与が大きな争点となるからだ。

 熟年離婚は、妻からいきなり言われて、夫は寝耳に水といったパターンが多いという。妻から離婚を切り出された夫たちは、「まさかウチが!」と口を揃える。

 そりゃあそうだろう。妻たちは、長年溜まりに溜まった不満を押し殺し、バレないよう綿密に「計画」を立て、遂行しようとしているのだから。

 しかし、実際に離婚した人に聞くと、「良かった」と答える人は半分程度。すべての人がハッピーになれるとは限らない。お金の問題をはじめ、煩雑な手続き、生活、仕事、住まい、子ども、世間体などなど、離婚後にはさまざまな問題が生じる。

「結婚の幸福度」を客観的に測定し、数値化した指数として「QOM」(Quality of Marriage)なるものが開発されている。「自己PR力」「観察力」「ケンカ力」「仲良し力」「境界力」「過去未来力」の6つのカテゴリーからなる設問に答えることで、現在の結婚の幸せが1,000点満点で数値化されるという。個人的にも、夫婦間のQOMがどうなっているか測ってみたいものだ。

 長年連れ添ってきた「自信」が「過信」に過ぎなかったということがないよう、自分たちは大丈夫と思い込まず、たまにはお互い結婚生活をどんな風に考えているか客観的に見てみるのもよいかもしれない。


(文=黒田尚子/ファイナンシャルプランナー)






http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/410.html

[経世済民117] 甘太郎のコロワイド、牛角もかっぱ寿司も次々買収し急膨張でマック逆転目前…ちらつく懸念材料(Business J)
               甘太郎の店舗(「Wikipedia」より/Kirakirameister)


甘太郎のコロワイド、牛角もかっぱ寿司も次々買収し急膨張でマック逆転目前…ちらつく懸念材料
http://biz-journal.jp/2017/01/post_17599.html
2017.01.03 文=編集部 Business Journal


 居酒屋大手コロワイドの株価が高値圏で推移している。2016年10月27日、2094円と、ここ10年来の高値をつけた。この間の安値は11年3月15日の372円。安値から5.6倍に上昇した。相次ぐM&A(合併・買収)攻勢で成長軌道に乗せたことが好感された。

 居酒屋「北海道」「甘太郎」などを手掛けるコロワイドは、居酒屋市場の伸び悩みを受け、外食事業に軸足を移す戦略に転換、M&Aに打って出た。

 12年10月、焼肉チェーン「牛角」を運営するレインズインターナショナルを、140億円で傘下に組入れた。

 16年12月16日、レインズインターナショナル創業者の西山知義氏から、北米で焼肉店「牛角」を展開する米社の全株式を取得した。北米やカナダで外食事業に進出する足がかりとする。買収額は100億円だ。

 14年10月、回転ずし店「かっぱ寿司」チェーンを運営するカッパ・クリエイトホールディングス(現・カッパ・クリエイト)の過半数の株式を取得して子会社にした。買収額は300億円でコロワイドのM&Aでは過去最大規模だった。

■ハンバーカー国内5位のフレッシュネスバーガーを買収

 16年12月1日、ハンバーガー国内5位のフレッシュネスバーガーを展開するフレッシュネスを買収した。レインズインターナショナルがユニマットグループからフレッシュネスの全株式を取得した。

 フレッシュネスのチェーン売上高は80億円。店舗数では同4位の160店。業績は低迷していた。

 ハンバーガー業界は外資系の参入や事業拡大が相次いでいる。国内最大手、日本マクドナルドホールディングスの低迷が続き、ビジネスチャンスと判断したからだろう。

 米大手ハンバーカーチェーン、ウェンディーズの日本法人が今夏、サントリーホールディングス傘下で同業のファーストキッチンを買収した。ウェンディーズは1980年に日本へ進出したが、マックとの価格競争に敗れて09年に撤退した。直営店1店舗のウェンディーズが135店舗のファーストキッチンを買収して再度挑戦する。

 15年11月には、米国で「マックキラー」の異名を持つ新興チェーン、シェイクシャックが日本で1号店を開業。16年3月には米カールスジュニアが日本1号店をオープンした。カールスジュニアは米CKEレストラン・ホールディングスが世界で展開しており、LPガスが主力のミツウロコグループホールディングスが日本での運営権を取得した。ミツウロコは10年間で150店を出す計画を立てている。

 米トランプ次期大統領が労働長官に指名したのがCKEのアンドリュー・パズダーCEO(最高経営責任者)。カールスジュニアのハンバーガーはボリュームを重視し、米国で流行している健康志向のハンバーガーとは一線を画している。セクシーなビキニ姿の女性を使ったテレビCMを流し、「女性を商品化している」と批判を浴びたこともある。最低賃金の引き上げなどの労働者保護政策に反対してきた人物が労働長官になるというので話題になっている。

■「かっぱ寿司」と「ステーキ宮」が苦戦

 M&Aの大攻勢によって、コロワイドの17年3月期の売上高は前期比2.7%増の2403億円、営業利益は27.6%増の87億円を見込む。しかし、純利益は34億円と67.5%減になりそうだ。日本会計基準からIFRS(国際会計基準)への変更に伴い、固定資産の減損損失9億円を計上するため最終減益となる。

 外食産業の王者として君臨してきた日本マクドナルドホールディングスの16年12月期の売上高は2200億円の見込み。コロワイドはマックを抜いて業界3位に浮上する公算が高まっている。

 業界地図を見ておこう。首位はゼンショーホールディングス(17年3月期の売上高は5588億円の見込み)、2位はすかいらーく(16年12月期の売上高3600億円を予定)。コロワイドは、すかいらーくの背中が見えてきた。

 M&A攻勢でコロワイドは外食部門が居酒屋を上回った。13年3月期の直営店の売上比率は居酒屋が59.8%、レストラン(外食)が41.2%だった。16年9月中間期は居酒屋29.6%、外食が70.4%となった。だからといって、M&Aが果実をもたらしているわけではない。

 05年に傘下に収めたステーキレストラン「ステーキ宮」のアトム(東証2部上場)は16年4〜9月期の売上高が263億円、営業利益は9億円。前年同期に比べて売上高は800万円の減収、営業利益は7億円2100万円減った。

 レインズインターナショナルの売上高は309億円、営業利益18億円。6億円の増収だが、営業利益は2億円のマイナス。

 深刻なのは「かっぱ寿司」のカッパ・クリエイト(東証1部上場)。17年3月期第2四半期の売上高は398億円、営業利益は1億円。22億円の大幅減収で営業利益は11億円強減ったため、大幅な減益となった。

 創業事業である居酒屋のコロワイドMDの売上収益は547億円、営業利益は3100万円の赤字。10億円の減収で、営業利益は前期の5億8400万円の黒字から3100万円の赤字に転落した。

 居酒屋が不振のため外食事業に軸足を移したわけだが、現状を見る限り成果を挙げているとはいい難い。既存店売上高は「かっぱ寿司」が前期比8%減、「ステーキ宮」は11%減で、前年同月比で実績割れが続いている。

 M&Aによる成長戦略に対する株式市場の評価は高い。とはいえ、燃えやすく冷めやすいのが株式市場の常だ。収益アップという果実を口にできなければ、評価は一転して冷めたものになる。

(文=編集部)


http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/411.html

[不安と不健康18] 「酒は百薬の長」? 1日4杯以上は「脳内出血」が約1.6倍、「くも膜下出血」が約1.8倍の発症リスク(ヘルスプレス)
                   大酒飲みには脳内出血・くも膜下出血のリスクが(shutterstock.com)
  

「酒は百薬の長」? 1日4杯以上は「脳内出血」が約1.6倍、「くも膜下出血」が約1.8倍の発症リスク
http://healthpress.jp/2016/12/post-2714.html
2016.12.17 ヘルスプレス


 あなたは「虚血性脳卒中」と「出血性脳卒中」の違いがわかるだろうか?

 前者は血栓や動脈硬化による脂肪の沈殿物が動脈に詰まり、十分な血液と酸素が供給されないために生じる脳組織の一部の壊死。いわゆる「脳梗塞」と呼ばれるもの。

 一方、後者は読んで字の如し、脳の内部で起きる「脳内出血」と、脳を覆う組織の内と外の層との間で起きる「くも膜下出血」の2つを主に指す。

 「酒は百薬の長」と考えて長生きを願う愛飲家の方々は、上記の前提を踏まえつつ、次の知見を「肴」に健康的で美味しいお酒をお愉しみいただきたい。

■<1日2〜4杯超>で「脳卒中」リスクがアップ

 少量あるいは適量の飲酒習慣は「虚血性脳卒中」のリスク低減に繋がる可能性がある。しかし、大量の飲酒習慣に浸されている人の場合、「虚血性脳卒中」ばかりか「出血性脳卒中」も含む両方のリスクを抱え込む事態となる――。

 そんな飲酒量と脳卒中リスクをめぐる明暗分岐の研究報告が、11月24日の『BMC Medicine』(オンライン版)に掲載された。スウェーデン・カロリンスカ研究所疫学准教授であるSusanna Larsson氏らによる寄稿論文だ。

 米国脳卒中協会(ASA)の公表では、脳卒中の約87%を「虚血性」が占め、残り13%が「出血性」に該当するという。つまり、毎日の大量飲酒の悪習慣を重ねれば、そのリスクを100%背負うわけである。

 Larsson氏らは信頼に値する25件の先行研究と、スウェーデン国内の全国規模で実施されたデータを詳細に解析。その結果、1日2杯までの飲酒習慣をもつ層の場合は「虚血性脳卒中」のリスク低減が読み取れた。

 同時に「出血性脳卒中」のリスクには、格別の影響を及ぼさないという傾向も認められたそうだ。

 問題なのは多量〜大量飲酒と定義される層への健康被害で、前述の如く、彼らには両方の脳卒中リスク上昇が読み取れた。しかも「多量・大量」の基準が<1日2〜4杯超>と知れば、他人事ではないと背筋を伸ばす方も少なくないはずだ。

■「百薬の長」は日本酒で1日1合未満

 同論文には酒の種類が具体的に示されていないし、北欧の愛飲家たちの好みも判然としないので、そこは近年人気の「日本酒」を例にとり、専門医の意見を仰いでみたら――。

 男性の場合で1日3合以上の摂取が「脳卒中リスクを2倍」に上昇させ、女性の場合は1日2合以上の日本酒習慣が「同リスクを1.5〜2倍」にアップさせるそうだ。

 日本酒3合を他の酒類に換算すれば、ビールで500mlの中瓶1本、ウイスキーならば60mlのダブルが1杯、焼酎が110mlの0.6合に当たるが、さて、あなたの量はいかほどか?

 ちなみに1日1合未満の嗜みであれば、「脳卒中リスクを下げる傾向」があり、いわゆる<百薬の長>の効能範囲なのだ。

■<1日4杯超>で脳内出血が約1.6倍、くも膜下出血が約1.8倍のリスクアップ

 もう一度、Larsson氏らの研究成果に話を戻せば、1日4杯超の飲酒では脳内出血リスクが約1.6倍増し、くも膜下出血リスクが約1.8倍も高くなり、「出血性」との関連性が「虚血性」よりも濃厚である事実が浮き彫りにされた。

 ただし、彼らの研究は飲酒量と脳卒中リスクの関連性を示唆しているものの、その因果関係を証明したものではない。最後にLarsson氏はこう締めくくっている。

 「飲酒とフィブリノーゲン(血栓形成を助ける体内のタンパク)低値との関連性については、従来の研究でも示されている。これにわれわれの研究を加味すれば、少量〜適量の飲酒習慣と虚血性脳卒中リスク低下との関連性が説明できる可能性が高まった」

 ただし、次のように続ける。

 「飲酒の血圧に及ぼす悪影響が出血性脳卒中リスクを高め、これらの便益を上回る可能性があるという点では、今後の研究課題を含んでいる」

 ところで「自分はお酒を飲まないし、酒席でもソフトドリンク派だから今回の話題は関係ないや」と、冷ややかなあなた(=女性陣)に一言。

 実は、ソフトドリンクと脳梗塞の発症リスクとの関連性を調べた研究では、男性陣に目立った傾向が読み取れないものの、女性層では「ほぼ毎日飲む」人の場合、「ほとんど飲まない」人の1.83倍もリスク高だって知っていましたか? 何事も「ほどほど」がいいのかも。

(文=編集部)


http://www.asyura2.com/16/health18/msg/276.html

[政治・選挙・NHK218] 言ってくれたねー、たけし!全くだ 
言ってくれたねー、たけし!全くだ
http://79516147.at.webry.info/201701/article_20.html
2017/01/03 00:07 半歩前へU


 東京スポーツのコラム【たけし世相斬り】が面白い。「小池都知事は言ったことを一つも実現できていない」。言ってくれたねー、たけし!全くだ。

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【たけし世相斬り】
 小池都政は豊洲新市場問題も五輪会場問題も完敗してる。小池百合子って人は人気あるらしいけど、言ってること一つでもやれたらすごいんだけど、やっぱり一個もできてない。

 バレーボール会場の有明アリーナを横浜アリーナにするとか、ボート会場の海の森水上競技場を宮城県の長沼ボート場にするとか言ってたけど、全部元に戻っただけ。かかった時間だけ損しただけで。

 豊洲なんて何も稼働してないのに、一日に何百万円もムダにしてる。いずれ移動するしかないのに。その補償は税金から払われるんでしょ。でも問題提起したことは評価に値するけどね。

 海の森だのなんだってのはオリンピックを名目にしてるけど、カジノまで全部入った大構想だよね。その一つがオリンピック。そもそも役人とか財界の頭のいいのがカジノの構図を描いて、

 インフラやら会場を全部決めといて、開発するいい方法はないかってとこに、オリンピック招致できて、うまく税金で開発できるってわけなんだよ。


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/521.html

[戦争b19] イラク首都で自爆攻撃、少なくとも32人死亡 ISが犯行声明(AFP)
イラクの首都バグダッドのサドルシティーで、爆発現場にある焼け焦げた自動車を調べる治安部隊員(2017年1月2日撮影)。(c)AFP/SABAH ARAR


イラク首都で自爆攻撃、少なくとも32人死亡 ISが犯行声明
http://www.afpbb.com/articles/-/3112958
2017年01月02日 20:44 発信地:バグダッド/イラク


【1月2日 AFP】(更新、写真追加)イラクの首都バグダッド(Baghdad)で1日、自動車を使った自爆攻撃が発生し、少なくとも32人が死亡、数十人が負傷した。警察と医療関係者らが明らかにした。

 警察幹部によれば、過去3日間で2度目となるバグダッド市内での大規模な爆発により、少なくとも32人が死亡し、61人が負傷したという。

 爆発については、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」がIS系通信社アマック(Amaq)を通じて犯行声明を出し、「殉教作戦」により40人前後を死亡させたと主張している。

 現場は同市北東部に位置し、イスラム教シーア派(Shiite)が多数を占めるサドルシティー(Sadr City)地区。犠牲者の多くは、仕事を求めて街の交差点に集まっていた日雇い労働者らだったという。(c)AFP


http://www.asyura2.com/16/warb19/msg/452.html

[経世済民117] Foxconn: 工場従業員を全廃して完全ロボット化へ(Business Newsline)
             Foxconn wokers at Shenzhen factry. Credit: Steve Jurvetson/Flickr (CC BY 2.0)
  

Foxconn: 工場従業員を全廃して完全ロボット化へ
http://business.newsln.jp/news/201701010258010000.html
01/01 02:58 Business Newsline


受託生産最大手のFoxconnが中国国内などに置いている工場の従業員を全廃する計画を立てていることが同社幹部による発言で明らかとなった。

この発言を行ったのは、Foxconnのオートメーション化推進委員会の委員長を務めているDai Jia-peng氏で、同紙は、業界専門紙DigiTimesによるインタビューに応じて、「現在、Foxconnでは、3段階方式で順次、作業員を減らして、オートメーション化を進める計画を立てている」ことを明らかにした。

Dai Jia-peng氏によると、最初の段階では、作業の危険度が高い工程を対象にオートメーション化を進めた上で、第2段階では、流れ作業的な生産工程部分でのオートメーション化により作業の生産効率を向上、そして最後となる第3段階では残りの作業員も全てオートメーション化することにより、生産、流通、試験、検査などの必要な最低限の人員以外は、全てロボットで置き換えられることになるとの概要を示した。

Foxconnでは、この計画を進めることにより2020年までに30%の作業員をオートメーショ化させるスケジュールを立てている模様となる。ただし、具体的に最終的にいつ頃までに完全オートメーション化が図られることになるのかなどの詳細は明らかにしはしなかった。

中国は、安価な労働力を武器に世界の工場としての役割を果たすことで、2000年以降の高度成長を続けてきた。そのため、Foxconnなどの製造メーカーが中国国内の工場の作業員を完全にオートメーション化した場合、中国に工場を残しておく大きな要件が喪失してしまうことになるが、AppleなどのFoxconnの顧客にとっては中国は世界最大の市場としての役割も果たしているため、中国に工場を残しておくことは、流通プロセスの最適化を図る上で、まだ、大きな利点が残るものともなっている。

一方、Foxconnは現在、中国国内だけで100万人の従業員を抱える最大の雇用主ともなっており、そのFoxconnが大規模な人員整理のリストラを実施することは、中国国内の雇用にも大きな影響を生じさせるものとなる。

そのため、中国政府がFoxconnの人員整理をすんなりと認める可能性は少なく、今後は、中国政府が、Foxconnの計画を受け入れるかどうかが、争点となってきそうだ。

http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/412.html

[経世済民117] スイス銀行、顧客口座の完全秘匿性を放棄(Business Newsline)
             A cantonal bank near Bern. Credit: Wikipedia


スイス銀行、顧客口座の完全秘匿性を放棄
http://business.newsln.jp/news/201701020749410000.html
01/02 07:49 Business Newsline


スイス銀行(Banking in Switzerland)が長らく伝統としてきた顧客情報の完全秘匿性が2017年1月1日から施行された法改正によって放棄された。

これにより、スイス国内の銀行に預けられた資金であっても、資金決算情報に関しては、スイス政府と協定を結んだ、一部の外国政府との間で情報の共有化が図られることとなる。

スイス銀行の口座情報の完全秘匿性を巡っては、脱税の隠れ蓑や、犯罪資金のマネーロンダリング、国際的なテロ資金の受け皿などに使用されることで、各国政府による批判の対象に晒されてきた。

2017年1月1日現在で、スイス政府と協定を締結済みの国は、オーストリア、カナダ、EU、ガーンジー、マン島、日本、ジャージー、ノルウェー、韓国の37ヶ国となっている。

Source: State Secretariat for International Financial Matters SIF
https://www.sif.admin.ch/sif/en/home/themen/internationale-steuerpolitik/automatischer-informationsaustausch.html

http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/413.html

[国際17] トランプ次期大統領、イスラエルの米国大使館をエルサレムに移転の方針(Business Newsline)
              Embassy of the United States, Tel Aviv. Credit: Wikipedia


トランプ次期大統領、イスラエルの米国大使館をエルサレムに移転の方針
http://business.newsln.jp/news/201701020618260000.html
01/02 06:18 


現在、テルアビブに置かれているイスラエルの米国大使館について、トランプ次期政権がエルサレムに移転を行う方針であることが明らかとなった。

既にオバマ政権は、国連安保理決議に異例の棄権を行うことで、イスラエルを対象にヨルダン川西岸地区入植地非難決議を通過させており、ヨルダン川西岸地区は東エルサレムに位置するエルサレムの一部であることもあり、エルサレムに大使館を移すことは、国連安保理決議とも真向から対立することとなる。

イスラエルの米国大使館をエルサレムに移転することは、クリントン大統領とジョージWブッシュ大統領も大統領就任前には、公約として掲げていたた、大使館のエルサレム移転は、国連=国際世論の意向に反することとなるため、実現はして来なかった。

一方、トランプ次期政権は、アウトロー政権とも呼ばれている程、既得権益からは、一線を画す方針を徹底しており、一旦、示した方針については、撤回はしない可能性が強まっている。

オバマ政権は政権最終局面で、これまでの親イスラエルの方針を撤回し、国連安保理決議に棄権をすることで真逆のイスラエル孤立化政策に転じることで、イスラエルに対してパレスチナとの和平交渉を進ませることを計ったが、トランプ次期大統領に関しては、これまでになく親イスラエル寄りの政策を取ることとなる。

http://www.asyura2.com/17/kokusai17/msg/115.html

[不安と不健康18] ≪試してみる価値あり?≫不安・ストレスを大幅に低減できる音楽を神経科学者が発見。(お役立ち情報の杜(もり))
【試してみる価値あり?】不安・ストレスを大幅に低減できる音楽を神経科学者が発見。
http://useful-info.com/neuroscientists-discover-most-relaxing-song-to-reduce-anxiety
2017年1月2日 お役立ち情報の杜(もり)


  
    図(音楽は脳内活動に影響を与える)

 今回は、下記のリンク先記事を紹介いたします。私の邦訳を下に記しますので参考にしてください。

「Neuroscientists Discover Most Relaxing Song to Reduce Anxiety by 65%」


邦訳始め

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アメリカ国立衛生研究所によると、米国内の10代若者の約1割、成人の約4割が不安障害を患っており、国家にとって年間420億ドル以上の損失になっているという。ケンブリッジ大学とハートフォードシャー州立大学の精神科医によると、イギリスでは800万人以上が不安障害になっており、年間で100億ポンド以上の損失につながっている。世界保健機関の発表によると、抑うつや不安による精神疾患患者数は、1990年の4億1600万人から2013年の6億1500万人へ増えている。つまり、全世界で約50%も増大しているのだ。

不安障害は恐怖や心配事に襲われるだけでなく、人間関係や仕事をも台無しにしてしまう。精神的に疲弊し、失望し、イライラしても、実際に病院で治療を受けるのは約3分の1に過ぎない。治療の具体例としては、投薬、認知療法、瞑想、ヨガ、音楽療法などが挙げられる。生活上のプレッシャー、科学技術の氾濫、取り残されるかもしれないという恐れ、そしてソーシャルメディアなどがストレス原因となっているのだ。

イギリスの神経科学者たちが、世界で最も心を落ち着かせる曲を発見した。Marconi Unionによる“Weightless”という曲は、不安を65%も減少させ、幸福感を増進し、体調を改善することができた。心拍数や血圧を下げるだけでなく、ストレス・不安原因となるステロイドホルモンの低減にもつながったという。

“Weightless”↓(8分9秒)
Marconi Union - Weightless (Official Video)


この件に関して、Mindlab Internationalという市場調査会社が2〜3年前に研究を行った。そこで被験者たちは難しいパズルを解くことを要求されたのだが、その時、異なる曲を聴かされつつ、ストレスレベルが測定された。具体的には、心拍数、血圧、呼吸、脳の活動状態だ。

神経科学者であるDavid Lewis-Hodgson博士によると、“Weightless”という曲は、他の曲よりも11%心を落ち着けやすく、被験者の不安を65%も減少させ、さらに、生理的な休息率を35%向上する効果があったという。この曲は不眠症にも効果があるというのが、博士の見解だ。

David Lewis-Hodgson博士のコメント:
「この曲には明らかに、テストした他のどの曲よりも大きなリラクゼーション効果があった。脳内の視覚化に関する研究によると、音楽は脳の深いレベルに働きかけ、音を処理する領域だけでなく、感情を左右する部分にも影響を及ぼしている。実際、“Weightless”という曲はとても効果が高いため、女性被験者の多くは眠くなってしまった。危険なので車の運転中にこの曲を聞かないようにアドバイスするよ。」

この曲は、自然界の音をギター、ピアノ、電子音で表現している。音楽療法のイギリスアカデミー創立者であるLyz Cooperがテレグラフ紙に語ったところによると、Marconi Unionは科学的理論を用いており、音楽療法家たちと協力し、世界で最もリラックスできる曲を作り上げた。

Lyz Cooperのコメント:
「“Weightless”という曲には持続的なリズムを内包しており、1分当たり60拍で始まり徐々に50拍まで下がっていく。聴いているうちに心拍数が曲のそれと同じになっていく。重要なのは、曲の長さが8分であるということだ。同調という現象が起きるのに5分間を要するからだ。心拍数が落ち着くと、血圧も下がっていく。

和音を使う時の音程の隔たりは、幸福感や快適さを生み出すように設定された。繰り返しのメロディはなく、聴き手が次を予測しないようにすることで、脳の状態が常にスイッチオフを保てるのだ。ランダムにチャイム音が散りばめられ、それが深いリラックス感を生み出している。低い音程のシューという音やハミング音はお経のようだ。高い音程は刺激的だが、低い音程は、まるで昏睡状態のような感じをもたらす。」

この研究は2011年に行われたものだが、“Weightless”という曲はネット上で反響を生んでいる。現代では、ストレス低減が大きな課題となっているからだろう。スタンフォード大学とハーバードビジネススクールの研究者たちによって最近行われた228件の研究を総合的に分析すると、次の結論が得られている。「長時間労働、不安定労働、ワークライフバランス喪失などの職場ストレスは、糖尿病・アルツハイマー・インフルエンザなどよりも死につながりやすく、アメリカでは1900億ドルの医療費が費やされている。

しかしながら、音楽療法家のFrançois-Xavier Vrait は納得していない。

François-Xavier Vrait氏のコメント
「音楽を聴くと、体内では神経生物学的な変化が起こる。エンドルフィン・ドーパミン・オキシトシンが分泌されればリラックス効果が得られるが、この程度は人により異なる。鳥や水のようなホワイトノイズの感じ方は人によりバラバラなのだ。従って、たった40人の被験者を使った調査結果を元にして、最もリラックス効果がある曲だと断定することはできない。音楽がもたらす効果や音楽の感じ方に、普遍的なものはない。」

この記事の読者の皆さんは、“Weightless”という曲の効果に納得しましたか?この8分9秒の曲を聴いてストレス状態が解消され、心が落ち着いた状態になりましたか?

******************************

邦訳終わり

以上




http://www.asyura2.com/16/health18/msg/277.html

[政治・選挙・NHK218] 複雑な思いが拭い切れない記事! 
  


  


複雑な思いが拭い切れない記事!
http://79516147.at.webry.info/201701/article_21.html
2017/01/03 01:53 半歩前へU


 東日本大震災の被災地は今回、発生から6度目の正月を迎えた。だが、プレハブの狭い仮設住宅にいまだ約3万9000人が暮らしている。

 フクイチ(東電福島第一原発)の水素爆発で、かつて全町避難だった福島県楢葉町の松本次男さん(76)は、震災後初めて町内で年を越した。津波で自宅が全壊したため、町内の災害公営住宅に入居した。

 こんな記事を目にすると、複雑な思いがする。生まれ、育ったふるさとに戻りたい気持ちはよく分かる。避難した先で、子供たちがいじめに遭うのを聞くと、なおさらだ。

 だが、放射能は5年や10年で消えるものではない。チエルノブイリはいまだ立ち入り禁止が続いている。放射能の危険があるからだ。

 福島の原発周辺地域も同じではないか。除染作業を終えたといっても、山林原野は手つかずだ。ひとたび風が吹けば山から放射能が飛来する。

 そうした場所に住民を帰還させるのはどうかと思う。百歩譲って、80歳近くの高齢の帰還希望者は仕方がない。だが、これから40年も、50年も人生が続く人たちは、解除されても帰らない方がいいと思う。放射能との同居は危険過ぎる。

 安倍政府が帰還を勧めるのは東京五輪が狙いだ。安倍晋三は五輪誘致に際して「福島原発は完全にコントロールされており、安全だ」と大風呂敷を広げ、世界にウソを付いた。

 コントロールどころか、いまだにただれて解け落ちた原子炉からは、放射能が流れている。















http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/522.html

[政治・選挙・NHK218] 有識者会議は「結論ありき」だった  小林よしのり
有識者会議は「結論ありき」だった
http://yoshinori-kobayashi.com/12120/
2017.01.02 小林よしのりオフィシャルwebサイト


天皇陛下の退位を巡る政府の「有識者会議」の座長代理・
御厨貴が東京新聞のインタビューに答えている。

「十月の有識者会議の前後で、政府から特別法でという
方針は出ていた。政府の会議に呼ばれることは、
基本的にはその方向で議論を進めるのだと、個人的には
思っていた。」


有識者会議は初めから「結論ありき」だったのである。

退位を否定する叛逆者を7人も入れて、ハードルを高く
しておき、結論で「一代限りの特別法で退位させる」という
落としどころにする。

そうすれば国民は「ともかく退位できるなら良かった」と
安堵する。

国民を愚民と見做しているから、これで「男系固執の死守」
という安倍政権の邪心は叶えられる。

「一度定まった特別法は、次に同様の問題が起きた時に
先例となる。」

「特別法なら、将来の事態にもフレキシブルに(柔軟)に
対応できる。」


これでは次の天皇陛下もまた特別法で退位させられること
になる。

時の政権の都合次第で、特別法で強制的に退位させることも
できる。

それほど特別法はフレキシブルということだ。

天皇陛下が望む「安定的な皇位継承」はとても望めない。

「恒久化する場合、どのような要件を盛り込むかが非常に
難しい。」


「天皇陛下の意思があること」
「皇太子が成人していていること」
「皇室会議の議論にかけること」

以上の3要件を皇室典範に書けば、1000年もつ。
全然、難しくない。

有識者会議は初めから「結論ありき」だったのである。


天皇陛下の「退位」特別法 将来の先例にも 有識者会議座長代理・御厨貴氏
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201612/CK2016123002000129.html
2016年12月30日 東京新聞

  

 天皇陛下の退位を巡る政府の有識者会議で座長代理を務める御厨(みくりや)貴・東京大名誉教授は本紙のインタビューで、今の陛下に限る特別法を定めて退位を認めれば、それが先例となり、将来の天皇に退位の問題が生じた場合も柔軟に対応できるとの考えを示した。具体的な法整備は、皇室典範の付則に、特別法の規定を設ける案が考えられるとの見方も明らかにした。一問一答は次の通り。 (聞き手・木谷孝洋、関口克己)

 −政府から会議立ち上げに際して、議論の方向性を示されたのか。

 「十月の有識者会議発足の前後で、政府から特別法でという方針は出ていた。政府の会議に呼ばれることは、基本的にはその方向で議論を進めるのだと、個人的には思っていた。私もこの問題は天皇の人権問題で、緊急避難の必要性があると感じていた。ただ、座長代理として予断なく議論をしたことは事実だ」

 −七回の会合で方向性を示したのは、議論を急いでいるとの印象を与えた。

 「メンバー六人の方向性が違うことはない。なぜ、あのタイミングかと言えば、十四日の議論で、退位は認めた上で法整備は特別法がいいとの議論に傾いた。年を越すに当たり、この点は明確にすべきだと思った」

 −世論調査では、特別法よりも皇室典範改正で恒久制度化を求める声が強い。

 「一度定まった特別法は、次に同様の問題が起きた時に先例となる。特別法も一代限りでおしまいではなくなる。一方、恒久化する場合、どのような要件を盛り込むかが非常に難しい。特別法なら、将来の事態にもフレキシブル(柔軟)に対応できる」

 −恒久法の問題点とは。

 「例として『高齢』が言われるが、例えば八十五歳で退位すると書くと、それが独り歩きする。次の陛下が八十五歳になっても元気であっても、世間的に『八十五歳で定年だね』となり、強制退位となる可能性は十分にある。一方、高齢の要件を入れないと、若いうちにやめたいといった恣意(しい)的な退位を許しかねない。恒久的制度の方が皇位の安定が心配になるとの思いがある」

 −専門家十六人に行った意見聴取では、皇室典範の付則に、退位は特別法で定めるとの根拠規定を置くとの案が示された。

 「一つの案として有力だろう。皇位は皇室典範が定めるとする憲法との結び付きを考えれば、特別法でも典範と関係性を持つ方が良いのではないか」

 <天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議> 8月に発表された天皇陛下のビデオメッセージを踏まえ、安倍晋三首相の私的諮問機関として設置された。10月17日に初会合を開き、専門家からの計3回の意見聴取を含めて年内に7回の会合を開いた。メンバーは今井敬・経団連名誉会長(座長)、御厨貴・東京大名誉教授(座長代理)、小幡純子・上智大大学院教授、清家篤・慶応義塾長、宮崎緑・千葉商科大国際教養学部長、山内昌之・東京大名誉教授の6人。

 <みくりや・たかし> 1951年、東京生まれ。東大法卒。専門は近代日本政治史。東京大教授などを経て、現在は東京大名誉教授。口述記録の「オーラル・ヒストリー」の第一人者で、多くの政治家や官僚らから聞き取りを行っている。著書に「天皇と政治」「『保守』の終わり」など。65歳。




http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/523.html

[政治・選挙・NHK218] 人間、甘やかされて育てられたらお終いという見本だな 
人間、甘やかされて育てられたらお終いという見本だな
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/7be165a4096a9921ded6c123cde222b2
2017年01月03日 のんきに介護


 
  転載元:怒りのピーちゃん‏@ikari_no_p_chanさんのツイート 〔20:35 - 2017年1月2日


思うに、

コンプレックスの強い

この男にとって、

徴兵制とは、

自分が徴兵される側に属しない

ということを

確認する場なんだろうな。





 


 
  民間企業の新人を戦地に投入 防衛省が画策する「隠れ徴兵制」 2015年8月29日 日刊ゲンダイ


 


関連記事
防衛省が画策する徴兵計画 〜 安倍晋三の嘘がまた暴かれる!
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/a0e61a59371a833647a09f1961c18bb0

民間企業の新人を戦地に投入 防衛省が画策する「隠れ徴兵制」(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/618.html




http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/524.html

[自然災害21] 南海トラフ地震Xデーは近い!? 地殻変動に警戒感〈週刊朝日〉
             南海トラフ地震Xデーは近い!?(※写真はイメージ)


南海トラフ地震Xデーは近い!? 地殻変動に警戒感〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161229-00000062-sasahi-soci
週刊朝日 2017年1月6−13日号


「要注意の時期に入ったと思ってください」

 東京大学地震研究所の古村孝志教授は、南海トラフ地震の発生について、こう警告する。過去の地震発生周期から、仮に2017年に起きたとしてもそれほど不思議ではないという。

「南海トラフ地震は100年から200年の周期で起きています。昭和の南海地震からも70年になります」(古村教授)

 もちろん、地震の予知は難しく、いつ起きるかはいえないが、実は8カ月前にXデーを占うような注目すべき出来事が起きていた。

 16年4月、マグニチュード(M)6クラスの地震が三重県沖で発生。専門家の間では南海トラフ地震への警戒感が広がった。プレート境界近くで起き、南海トラフ地震を誘発する可能性が否定できないからだ。過去の地震は、この付近から始まったとされている。

「巨大地震は突然起きるのではなく、2〜3日前からプレート境界が徐々に動き始めてから急速に跳ね上がる。あるいは、数年以上前からも地震発生に向けた動きが見えるかもしれない。気象庁は駿河湾付近の陸のプレートの動きを監視し、海上保安庁は南海トラフ沿いの海底の地殻変動を観測しています」(同)

 まだ明らかな異常はないものの、警戒を強めるのは、次に起こる南海トラフ地震は、その範囲や規模が桁違いになる可能性が高いからだ。前回は、M8クラスの地震が2回に分けて襲った。1944年に三重沖で発生した東南海地震と、46年に高知沖で起きた南海地震で、いずれも死者・行方不明者が1千人を超えた。

「昭和の地震では東の端の駿河湾まで震源域が広がらなかった(図参照)。つまり、駿河トラフは1854年の安政地震から160年以上もひずみがたまっていることになり、それが次の地震の巨大なエネルギーになります。宝永地震(1707年)のときには、49日後に富士山も噴火している。すでに300年以上たっており、富士山噴火を誘発する恐れも十分あります」(同)

 しかも、日本観測史上最大のM9.0を記録した東日本大震災よりも陸地に近い分、強く揺れ、津波も早いところでは5分後に到達すると予測されている。

「東日本大震災の震源域は陸から100キロ離れていました。しかし南海トラフ地震の震源域は一部が陸にかかっており、かつ浅いのです」(同)

 古村教授によると、東日本大震災では揺れの周期が0.2秒くらいでガタガタガタと小刻みに何分も長く続いたのが特徴で、こうした揺れは家屋を倒すことは少ないという。一方、揺れの周期が1〜2秒でユッサユッサとした揺れは、一瞬のうちに家屋を倒す。後者は阪神・淡路大震災や熊本地震で見られたという。

「南海トラフ地震の揺れは、両方の性質を併せ持つ。阪神・淡路大震災や熊本地震のように家屋を壊すような揺れが、東日本大震災なみに何分間も続くと考えられるのです」(同)

 強く揺れると思われる地域には、東海道新幹線や東名高速道路など経済・流通の大動脈が走る。内閣府の中央防災会議などは最大で30万人以上が死亡し、経済被害はおよそ220兆円に達すると試算している。

「津波に対する防災意識は高まりましたが、家屋を耐震補強して、家具も倒れないように固定することが先決です。家の下敷きになったら避難もできません。水や食料も今から備蓄を。備えることが大切です」

 まずは地震から生き延びることが肝要なのだ。


http://www.asyura2.com/15/jisin21/msg/733.html

[経世済民117] 時代はバブルに逆戻り 2017年はファッションも食も80年代風??〈週刊朝日〉
             人気が高まっている「ジン」を使ったお酒(※写真はイメージ)  


時代はバブルに逆戻り 2017年はファッションも食も80年代風??〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161229-00000059-sasahi-soci
週刊朝日 2017年1月6−13日号


 流行は繰り返す。2017年は、80年代ブームが来そうなのだ。

「ファッションは今、大胆な色使いや、異質なものを組み合わせるミスマッチ、肩の大きい極端なシルエットなど、明らかに80年代の影響を受けています」

 と話すのは、ファッション評論家のドン小西氏だ。この10年ほどはシンプルで個性に乏しい「リアルクローズ」の時代が続いたが、17年は一転、流行に敏感な20代の間で80年代の個性が受けるという。

「リアルタイムで80年代を知らない世代に新鮮に映るのでしょう」

 とドン氏。社会の風潮も関係しているとみる。

「不透明な時代だからこそ、無難な守りの姿勢から脱皮したい。その気持ちが服に表れてきます」

 食でも、80年代がキーワードだ。渋谷に15年、米国発のファストフード「タコベル」が開店。タコスで知られるメキシカンで、80年代に青春を過ごした人なら記憶にあるかもしれない。バブル後に撤退したが、再上陸だ。

 日本企業ではワタミも参入。16年8月に「テクスメクスファクトリー」を渋谷に開店した。平日午後2時すぎで、約120席が満席。7割は女性だという。タコスはソースを含め具が約30種。組み合わせを楽しめる点もインスタグラムの流行とマッチした。

 ダイニング事業部の熊木雄泰さんによると、米テキサス州とメキシコを結ぶ鉄道の影響で食文化が融合。米国に深く浸透し「テクスメクス」と呼ばれているという。
「米国の隠れた食文化。潜在的なニーズを感じます」

 ペルー料理も欧米を中心にレストランが増え、その波は日本にも及びつつある。食文化に詳しい、キリン食生活文化研究所の太田恵理子所長はこう説明する。

「洗練された外見で、インスタの投稿が増えています。料理は移民の影響を受けているので、各地で受け入れられやすいのでしょう」

 メキシコにしてもペルーにしても中南米だ。太田所長は分析する。

「米国とキューバの国交回復やリオ五輪などで、心理的に中南米が近くなりました。さらに欧米や中東でテロが頻発し、観光地としての関心も向き始めた。17年2月にはANAがメキシコ直行便を就航させるなど関係も深まっています」

 食事に欠かせないのがお酒。クラフトビールに続くヒットの予感がするのは果実・ハーブ系の蒸留酒「ジン」だ。

 流行の発信地は渋谷のカフェ「GOOD MEALS SHOP」。当初はクラフトビールと半々ぐらいの売れ行きだったが、今は圧倒的にジンが多くなったという。客層は主に30〜40代の男女。千葉県産生ハーブを使ったオリジナルのジンもあり、自宅で作る客もいるそうだ。

「男性でも体臭や皮脂など汚れを嫌う傾向が強まっています。香りに関心を持ち始める男性も増えました」

 と前出の太田所長は背景を推測。さらに指摘する。

「仕事上のストレスが高まっているので、アロマのように、香りを楽しめる点が好まれるのだと思います」


http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/414.html

[医療崩壊5] コンタクトレンズ「原価は数十円」なのに高値の理由(女性自身)
             あなたの大切な眼をぞんざいに扱ってはなりません  


コンタクトレンズ「原価は数十円」なのに高値の理由
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170103-00010001-jisin-soci
女性自身 1/3(火) 6:00配信


 大都市にいくと、大きなビルごとに眼科が入っているような状況です。たとえば私の開業している横浜駅近くの場合、駅の周りだけでも30以上の眼科があるでしょう。しかし、そのほとんどは「コンタクトクリニック」です。

 医療法では、コンタクトは医師が扱うべき医療材料とされています。しかし実際には、メガネ店やコンタクト会社のお店でコンタクトを扱って、宣伝して売っていることが多いものです。

 ただ、医療法上の体裁を整えるために、診療所としても届け出て、形だけ医師を雇って、コンタクトの付き具合(フィッティング)を見た後に、形だけ眼を診てもらいます。

 つまり多くのコンタクトクリニックは、「メガネ屋さんに医師が雇われている」状態なのです。本来、眼科医は「外科医」なのですが、コンタクト屋さんの診療所では、未熟な、もしくは眼科医ではない医師が、形だけ眼を診ていることが少なくありません。

 このコンタクトクリニックの問題は、実は根深いものがあります。

 そもそも、コンタクトレンズの材料費は数十円です。原価など知れています。つまりコンタクトレンズのメーカーは、数十円のものを数万円で売っているのです。

 もちろん、その中には、メーカーの研究開発費が上乗せされてはいますが、高い値段のもう一つの根拠は、以前は、医師が診療する際の医療サービス費も代金として含んでいるからということでした。

 ところが開業医たちが、「メガネ屋にコンタクトを売らせるのはけしからん」「診療所での診察を経ないとコンタクトは売らせないようにしろ」と、厚生省にねじ込んだのです。

 ところがこれはまったく裏目に出ました。今度はコンタクト屋が、診療所を併設してきたのです。コンタクトのお店とは入口を別にして、「保険診療をしている」ということで、別に診察代金を取るようになりました。コンタクトの料金は高いままです。

 さらに、コンタクト屋のほうでは、店舗とは別に診療所の入口を作ることができましたが、街の小さな眼科診療所のほうでは、コンタクトを販売するためには、お店と診療所の入口を別にしないといけないのに、小規模診療所なので入口を別に作れないのです。

 結局、町医者がコンタクト販売のもうけ話を自分たちに奪い返そうとしたことによって、かえって自分たちではコンタクトを扱えなくなる、という、皮肉な状況となりました。

 コンタクトの話題にもどりましょう。要するに、コンタクトレンズ販売は、お店にとってはすごい利益率なのです。原価数十円のものを、仮に2万円で販売したとします。

 半額の1万円で大売出しと広告を打って、それに飛びついた人に、併設の診療所で診療代金を取り、かつ1万円をもらったら、広告費をいくら打っても十分利益が上がります。どんどんと売りつけるわけです。

 もうお分かりでしょう。コンタクトレンズ販売は、未熟な診療所を併設したコンタクトクリニック兼メガネ屋での販売が普通となっているのが、日本の現状です。このために、質の悪い眼科診療所が駅の周辺に乱立してしまったのです。

 コンタクトクリニックは、もともとコンタクトレンズを販売するためだけにできた診療所なので、眼科の検査を充分にできるだけの機械はそろっていません。

 また、眼科の研修医がアルバイトで診療所に勤務したり、眼科医かどうかも怪しい医師がいることもあります。本来は皮膚科の医師が、コンタクトレンズを診る、もしくは形だけ診るふりをする場合さえもあります。

 診療所という形をとっているし、待たされることもあまりないので、あえてこうしたクリニックで診てもらうという人もいます。

 しかし、待たされない理由は、現実には流行っていないからですし、また、簡単な診療しかせず、治療を求めていない患者しか来ないので、待たされることもないのです。あなたの大切な眼を、そんな適当な診療所にまかせて、ぞんざいに扱ってはなりません。
http://www.asyura2.com/16/iryo5/msg/460.html

[経世済民117] ≪脱貧困!≫年末年始になると将来のことが不安に…。ひとり暮らしのアラサーOL、老後資金はいくら必要?(Suits-w)
寂しいから猫でも飼おうかな……なんていう気持ちになりがちなのも年末。でも、生き物を飼うってことはその分、お金がかかるってこと、絶対に忘れてはいけません。


【脱貧困!】年末年始になると将来のことが不安に…。ひとり暮らしのアラサーOL、老後資金はいくら必要?
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170102-00010001-suitsw-life
Suits-woman.jp 1/2(月) 17:00配信


働く女性の超個人的なマネーの悩みを女子マネーの賢人、森井じゅんさんがズバリ答えてくれます。

本日の相談は、広告会社に勤める佐久間奈央さん(仮名・32歳)から。

「一生、ひとりで生きていくのかもしれない、と思うと老後のことが心配です。稼げるときに稼いだほうがいいと、スナックやクラブで数日、夜も働こうかと思っているのですが、今の仕事も不規則で……いくら貯めていれば安心できますか」

さっそく森井じゅんさんに教えていただきましょう。

☆☆☆

■闇雲に働いても、出費が増えるだけという場合も

水商売は楽な世界ではありません。数日働くだけで稼げるおいしい仕事、と思って始めて後悔したという相談も度々受けます。接客や営業など気遣いも多く、遅刻のペナルティーなどで持ち出しとなってしまうケースも。

たとえスナックやクラブで働いても、バブルの頃のような時給はもらえません。一方で、華やかに見える世界に見合うようなお金の使い方をしてしまう人も多いです。逆に出費が増えて、収支としてマイナスとなってしまうことも少なくありません。こんなに頑張っているんだから、とストレスで散財してしまう、という人も多いのです。

とはいえ、将来に対する不安な気持ちはとてもよく分かります。まずは、自分自身の収支を把握しましょう。お金を貯めるため・将来の不安を解消するためにはまず現状を知ることがスタートです。

■お財布の中身、把握していますか?

あなたは今、自分のお財布にいくら入っているか言えますか? 向こう1か月の銀行引き落としのスケジュールやクレジットカード請求額をきちっと把握していますか? 銀行口座残高のうち、使える金額がいくらか計算できていますか?

まずは、自分が使っているお金、生活していくのに必要な金額をしっかり把握してください。収入のみに目が行きがちですが、貯金できるかどうかはお金との付き合い方・向き合い方で決まります。収入が低くても、少しづつコツコツと貯めていくことでお金は貯まります。

逆に高収入であっても「銀行からの引き落としを把握していない」「生活に必要な金額もわからない」「財布の残り金額も知らない」なんていう生活をしていると、お金は貯まりません。余ったお金を貯蓄する、というのも危険なケースです。さきに貯めるお金を分けておき、使えるお金を把握しておかないと人間はいくらでも使えてしまいます。

収入が上がれば貯金ができるのにな〜、という声もききますが、それは正しいとは言えません。収入が上がると、「貯金ができる人」が「より多くの金額を貯金できる」のです。例えば、世帯収入1200万円というと日本ではでトップ6%に入ります。そのトップ6%で貯蓄ゼロという人は世帯は12%もあるのです。

■65歳までに3,800万円の貯金が必要!?

総務省の調査では、60歳以上のひとり暮らし世帯の消費支出はひと月15万円程度です。持ち家でない場合、家賃負担も発生します。ここでは簡便的にひと月5万円とします。つまり、1か月に必要なお金は20万円です。

一方、現在の国民年金の支給基準では、満額(20歳から60歳まで480か月全額納付した場合)でひと月6万5000円の支給となりますが、平均支給額はひと月5万4000円強となっています。平均支給額年金開始後は、ひと月14万6000円の赤字になります。つまり10万円弱を自分の貯蓄等から取り崩しながら生活していくことになります。

厚労省の調査では日本人女性の平均寿命は87歳なので、65歳からひと月14万6000円を22年間分、つまり3,800万円の蓄えが必要です。

現在の基準では65歳支給開始なので、60歳で仕事を辞めると、60歳から65歳までの4年間については自身で準備することとなります。この4年間はひと月20万円で1,200万円かかります。

こう考えると、60歳で仕事を辞め65歳から年金をもらうと仮定すると5,000万円が必要ということになります。逆に言えば、60歳で仕事を辞めずに65歳まで働けば1,200万円蓄えは少なくてよいことになります。さらに長く働くことができれば蓄えの必要金額はさらに低くなります。

少子高齢化が進む中、60歳で引退そこから老後、というモデルは今後なくなっていくでしょう。いかに健康に長く社会で活動していけるか、という部分が大事になってきます。自分がどんな事を続けて行けるかを考え行動をしていくことが必要です。

■固定費を見直して老後資金を貯める

とはいえ、将来国民年金だけというのは不安だと思います。お金を貯めることを考えた時に、一番効果的なのは固定費の見直しです。おひとりでしたら、住宅費・保険料の見直しをお勧めします。賃貸で収入に見合わない家賃のマンションに住んでいたり、不安に駆られて保険に入りすぎていたりするようでは、日々の節約が水の泡です。

例えば、月々の固定費を5〜6万円減らすことができれば、30年で2,000万円です。最近相談にいらっしゃったシングルの方は、住居費・保険料・通信費やその他固定費の見直し月10万円ほど削減できました。30年で3,600万円の違いです。実際の自分の現状を把握し見直すことで、改善できる部分を見つけることは非常に有効です。

また国民年金に加入している方であれば、付加年金がおトクです。国民年金に月々400円プラスするだけで、なんと年金支給開始後にその支払額の半額が毎年もらえるんです。2年で元が取れる素晴らしい仕組みです。

また個人型401K(個人型確定拠出年金)は、年金支払時及び年金受取時だけでなく運用利益にかかる税金面でも優遇があります。税制面の優遇を受けながら年金受取額をアップさせることができる、個人型401Kもおすすめです。

年金もあまりいいニュースがなく心配な面もありますが、現状把握と状況改善を続けて不安を少しずつ取り除いていきましょう!

(教えてくれた人/森井じゅんさん)
1980年生まれ。高校を中退後、大検を取得。レイクランド大学ジャパンキャンパスを経てネバダ州立リノ大学に留学。留学中はカジノの経理部で日常経理を担当。一女を出産し帰国後、シングルマザーとして子育てをしながら公認会計士資格を取得。平成26年に森井会計事務所を開設し、税務申告業務及びコンサル業務を行なっている。


http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/415.html

[経世済民117] <東電再編>国が「仲介」 円卓会議、大手電力に要請
             東電の事業再編の現状と東電委の提言


<東電再編>国が「仲介」 円卓会議、大手電力に要請
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170103-00000001-mai-bus_all


 経済産業省が、大手電力会社の経営トップを集め、東京電力との事業再編や海外進出策を協議する「円卓会議」の開催を検討していることが分かった。国内外の市場の現状や経営改革について各社が意見交換する場を設けることで電力事業の再編・統合の呼び水にしたい考えで、事実上、政府が再編の仲介役に乗り出すことになる。【宮川裕章、岡大介】

 東電の経営再建や福島第1原発事故への対応策について昨年12月20日に提言をまとめた同省の有識者会議「東京電力改革・1F問題委員会」(東電委員会)で、政府が再編の「触媒」の役割をすべきだとの意見が出たことに対応。東電は提言を受け、今月以降新しい経営再建策を策定する予定で、円卓会議はその前後に設置される見通しだ。

 東電委の提言には、従来想定の11兆円から21.5兆円に膨らむ福島第1原発事故の処理費用をまかなう経営効率化策として、東電の送配電や原発の事業で、他電力と「共同事業体」を早期に設立し、再編・統合を進める案が盛り込まれた。火力発電事業を中部電力との共同出資会社「JERA(ジェラ)」に移す予定であることも参考にしている。

 提言を受けて経産省は東電の提携先を公募する案などを検討している。しかし、大手電力には「自社の利益を原発事故処理に回される」(幹部)との懸念があり、慎重だ。その打開策として円卓会議の構想が持ち上がった。東電の「全国での再編を目指す以上、個別の社で協議するより一堂に会する機会を設けたい」(幹部)との意向にも合う。

 電力業界は、省エネルギーや少子化で国内電力需要が停滞する一方、海外で需要増加傾向が続く環境変化に直面している。国際エネルギー機関(IEA)の予測によると、日本国内の電力消費量は2014年の0.95兆キロワット時が30年には0.98兆キロワット時と微増なのに対し、世界全体は同期間に19.8兆キロワット時から27.9兆キロワット時に伸びる。

 経産省内には、円卓会議の議論を通じ、再編で強化された事業による海外展開の機運を高めたい意向がある。だが業界に不本意な「官製再編」の批判が出る可能性もあるため、「民間同士の接点を最初に設定し、後は任せるのが基本」(幹部)として慎重に構想を具体化させる方針だ。

 【ことば】東電委員会の提言

 経済産業省が設置した有識者会議「東電委員会」は2016年12月20日、福島第1原発事故処理と東電再建についての提言を公表した。事故処理費用は従来想定から倍増の21.5兆円に膨らみ、東電が捻出する資金は16兆円と試算。廃炉や賠償は「福島事業」とし、東電が国と共同で行うと位置づけた。東電の経営効率化に向けて送配電、原発事業の再編・統合を求め、需要が見込める海外への展開も促した。柏崎刈羽原発の再稼働を前提に収益力を改善することも盛り込んだ。


http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/416.html

[経世済民117] 人口減「4次革命」で巻き返し ロボ・AI・IoT、現場力向上へ新製品続々(SankeiBiz)
             川崎重工業の格安ロボット「デュアロ」(写真:フジサンケイビジネスアイ)


人口減「4次革命」で巻き返し ロボ・AI・IoT、現場力向上へ新製品続々
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170103-00000000-fsi-bus_all
SankeiBiz 1/3(火) 8:15配信


 ロボットやIoT(モノのインターネット化)、AI(人工知能)などの先端技術を活用して生産性向上や人手不足の解消を図る企業現場のイノベーション(革新)の動きが今年から本格化する。これに対応し、機械メーカーやIT大手が製品やサービスを相次ぎ投入。川崎重工業はさらなる自動化需要を狙い、格安の産業用ロボットを食品業界向けに売り込み始めた。NECはAIや画像認識の技術を製造業向けに展開し、部品管理に役立てようとしている。「第4次産業革命」とも呼ばれるこの革新の取り組みで日本はドイツや米国に後れをとってきたが、少子高齢化への危機感も背景に巻き返しが始まっている。

                  ◇

 ◆電子部品から弁当へ

 2つの腕を持つロボットが、生産ラインを流れる弁当の上にしょうゆの入ったプラスチック容器を次々と置いていく。単純な作業だけに、人手をかけず完全自動化する意味がある。しかもロボットは疲れを知らない。

 川崎重工業は昨年12月、これまで電子基板の組み立てや金型の清掃に用いられてきた双腕ロボット「デュアロ」を食品業界にも売り始めた。弁当の盛りつけ以外にも、コンビニのおにぎりを「ばんじゅう」と呼ばれる容器に詰めるといった用途を想定している。

 食品業界に目をつけたのは、電子部品工場と同様、人手確保に苦しみ、人からロボットへの置き換えが見込めると踏んだためだ。一般的な産業用ロボットが1000万円程度するのに対し、デュアロは280万円とかなり安い。半導体製造に使われている既存ロボットを応用するなどして、一般的なパートタイマーの人件費水準を超えないようにしたという。

 発売から1年半で1000台以上を販売、産業用ロボットとしては異例のヒットとなっている。金花芳則社長は「自社では一番の期待」と語り、食品業界への普及に期待を寄せる。

 NECは、独自の「物体指紋認証技術」を活用、生産ラインを流れるねじなどの部品を個別管理できるサービスを今年前半から提供する。

 生産ラインの脇に置いたカメラで部品を撮影。一つ一つで異なる表面の微細な紋様(物体指紋)を識別し、AIで解析しながら不良品を見つけ出す。撮影データを保存しておけば、出荷後のトレーサビリティー(追跡管理)や真がんの判定も可能。同社では「最終的には省人化にもなる」と話す。

 同社の物体指紋認証技術はこれまで、抱っこひもブランド「エルゴベビー」の偽造品を見つけるのに使われてきた。製造現場に定着すれば、今後5年で100億円程度のより大きなビジネスが見込めるとみている。

 ◆人手不足解消の助け

 一方、建設作業の支援サービス「スマートコンストラクション」を展開するコマツが活用するのは、小型無人機のドローンや、通信機能を搭載した油圧ショベルだ。同サービスは15年2月に提供を始め、これまで2000カ所の現場で採用されている。

 人間が行っていた測量をドローンに肩代わりさせ、2人で約2週間かかっていた作業期間を1日に短縮。実際の工事では、油圧ショベルのGPSデータとドローンの測量データを組み合わせることで、どの部分をどれだけ掘ればいいかがひと目で分かる。油圧ショベルには自動掘削機能も搭載され、大まかに掘った後なら熟練者の手を借りなくてもプラスマイナス3センチの誤差で掘ることができる。

 日本建設業連合会によると、25年には350万人の労働需要に対し、130万人の不足が生じる見通し。コマツでは、スマートコンストラクションが、人手不足解消の大きな助けになるとみている。

 もともとドイツが「インダストリー4.0」を打ち出し、第4次産業革命の先陣を切った背景には、製造に従事する人口の減少があった。ドイツ以上に深刻な人手不足に直面し、課題先進国といわれる日本でも、革命が起きる可能性は十分にある。

 コマツの大橋徹二社長は「課題先進国といわれるなか、日本企業もIoT活用で競争力を高めようと本気になっている」と話し、サービスの普及に意欲をみせる。(井田通人)
http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/417.html

[経世済民117] 物価指数、春には0%復帰 リスク要因はトランプ氏…政策次第では日本の消費に悪影響(SankeiBiz)
               ニッセイ基礎研究所の矢嶋康次チーフエコノミスト(写真:フジサンケイビジネスアイ)


物価指数、春には0%復帰 リスク要因はトランプ氏…政策次第では日本の消費に悪影響
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170103-00000003-fsi-bus_all
SankeiBiz 1/3(火) 8:15配信


 2016年は労働需給の逼迫(ひっぱく)で失業率は完全雇用に近かった。円高や原油安で物価が下がったため実質賃金が上昇するなど、雇用・所得環境は比較的良かった。ただ16年の春闘では賃上げの幅が縮小するなど、(物価の影響を除かない)名目ベースの賃金はそれほど良くないため、消費者には実感がないかもしれない。

 実際、雇用・所得環境に比べ、消費は弱いのが現状だ。将来への先行き不安などが影響しているとみられる。14年に消費税率が8%に引き上げられ、その後も消費は回復していない。昨年後半は株価が上昇したものの、米次期大統領のトランプ氏の政策に不透明な部分も多く、株式で含み益があっても消費には慎重になっている。消費者物価指数(生鮮食品を除く)も昨年11月まで9カ月連続でマイナスだ。当初は円高や原油安が物価が上昇しない理由だった。だが、足元では「デフレ心理」で消費が盛り上がらないことも、物価下落の要因になっている。

 とはいえ、17年も人手不足を背景に、雇用や所得が大崩れすることはないだろう。野菜の高騰は不安要素になるが、消費も緩やかに回復するとみている。消費者物価指数は17年の春ごろには0%に戻ると予測する。

 リスク要因は、米国のトランプ政権の行方だ。期待先行で株式相場は上昇したが、政策次第では金融市場が混乱し、日本の消費にも悪影響が懸念される。
http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/418.html

[経世済民117] パナ、世界初の自動運転車いすを来年発売 スマホで行き先指定(SankeiBiz)
            パナソニックとウィルが開発している自動運転の電動車いす(写真:フジサンケイビジネスアイ) 


パナ、世界初の自動運転車いすを来年発売 スマホで行き先指定
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170102-00000016-fsi-bus_all
SankeiBiz 1/3(火) 8:15配信


 パナソニックは、スマートフォンに行き先を読み取らせるだけで、一定のエリア内を操作不要で移動できる自動運転機能を持つ電動車いすのシステムを、2018年4月にも発売する方針を固めた。同社によると、車いすの自動運転化は世界初とみられる。空港や駅、商業施設などに導入すれば、歩行が困難な高齢者や障害者をはじめ、訪日外国人らも安全・確実に移動できる仕組みを構築できる。同社は20年東京五輪を見据え、全国に普及させたい考えだ。

 パナソニックは電動車いすメーカー「ウィル」(横浜市鶴見区)と協業し、15年ごろから開発を進めてきた。専用アプリをスマホに導入し、エリア内の看板や地図にかざせば、目的地などの情報を自動で読み取る。さらに、スマホから近距離無線通信「ブルートゥース」を介して、車いすに装備された自動運転の「司令塔」となる専用端末に経路などの情報が届き、目的地まで自動走行する仕組みだ。スマホの位置情報機能も活用する。

 また車いすには、混雑する場所でも障害物や人を感知してぶつからずに進めるよう、高性能センサーによる「衝突回避システム」を搭載する。

 空港では、飛行機から降りた来訪者がすぐに利用できるよう到着出口などへの配備を想定。自動回収機能も搭載され、利用者が車いすを降りたら、元の場所まで自動的に戻る。

 パナソニックとウィルは昨年7月から羽田空港などで実証実験を行い、自動停止機能の安全性を検証した。17年度には、空港などで自動回収や自動運転の実験も行う。安全性を向上するために、障害物の動きを予測する人工知能(AI)の採用や、車いすの位置を無線通信によって遠隔で確認できる見守りサービスの導入も検討する。

 政府は、東京五輪・パラリンピック大会を契機に、全国の駅や空港などの交通機関のバリアフリー化を推進する。国際パラリンピック委員会(IPC)の最高位スポンサーであるパナソニックは、独自技術でバリアフリー先進国として日本をアピールする考えだ。


http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/419.html

[経世済民117] 「直ちに貿易戦争だ」 トランプ政権の対中タカ派怪気炎 中国は猛反発(SankeiBiz)
「直ちに貿易戦争だ」 トランプ政権の対中タカ派怪気炎 中国は猛反発
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161227-00000500-fsi-bus_all
SankeiBiz 1/2(月) 6:10配信


 米国のトランプ次期政権の対中経済政策が強硬化しそうだ。トランプ氏のブレーンにタカ派が続々集結。直ちに貿易戦争を促す過激発言も飛び出し、中国も反発を強めている。

 「遅かれ早かれ(中国との)貿易戦争が避けられないなら、すぐに片付け乗り越えたほうがいい」

 穏当ならざる発言の主は、米国でも指折りの著名投資家、カール・アイカーン氏だ。トランプ政権の特別顧問に就任することが決まっているアイカーン氏は、12月22日、CNBCテレビの取材に対し、中国との貿易戦争は不可避でやむなしとの認識を示した。

 もっともアイカーン氏の担当は専門の金融分野などの規制改革であり、冒頭の発言についても、「私が決める話ではないが」とことわってはいる。

 とはいえ、大統領選でトランプ氏が過激発言で批判にさらされていた頃、アイカーン氏は経済界でもいち早くトランプ氏支持を公言して“援護射撃”。恩を感じたトランプ氏が一時、財務長官起用を検討したと伝えられるほど信認は厚く、「経済政策運営全般に大きな影響力をもつ」米銀関係者)と指摘されている。

 アイカーン氏の中国批判は今に始まったことではない。2016年4月には、保有するアップル株のほとんどを売却したと発表したが、その理由について「中国政府がアップルの業務に干渉するのを懸念するから」とし、中国を「独裁国家だ」とこき下ろした。

 アイカーン氏だけではない。トランプ氏は通商交渉戦略について大統領にアドバイスする国家通商会議(NTC)を新設し、そのトップにカリフォルニア大教授のピーター・ナバロ氏を指名した。そのナバロ氏はこれまた経済学者の中で最もトランプ氏の信頼が厚いとされる人物で、大統領選期間中からトランプ氏の通商政策を立案してきた。

 とくに対中通商政策の専門家として知られ、タカ派として通っている。その舌鋒は鋭く、中国を「補助金や通貨安誘導で対米輸出を不当に膨らませている」と批判。

「不正な貿易政策という武器を使って、米国の7万カ所の工場を閉鎖に追い込んだ」とたたく。

 トランプ氏は声明文で、「通商政策の顧問として重要な役割を担う」とナバロ氏に期待。さらにトランプ氏はNTCについて、経済のみならず安全保障面での助言も想定し、ナバロ氏も2011年に出版され映画にもなった「デス・バイ・チャイナ(中国による死)」で、中国のサイバーテロが米国の安保に深刻な打撃を与えていると強い警告を発した。

 トランプ氏が商務長官に指名した著名投資家のウィルバー・ロス氏や、トランプ氏に近い鉄鋼大手ニューコアのダン・ディミッコ元最高経営責任者(CEO)も対中強硬派で知られる。ロイター通信は「ロス氏やディミッコ氏はこれまで対中貿易戦争の最前線に立ってきた」と指摘した。

 トランプ氏自身が、大統領の就任初日に中国を為替操作国に認定すると明言。中国からの輸入品に高関税をかけ、米国の産業と雇用を守ると大統領選を通じて訴えてきた。

 一方で、対中強硬姿勢を露骨にみせるトランプ政権に対し、中国も警戒モードを高めている。国家発展改革委員会の幹部が12月、ある米自動車メーカーに独占禁止法違反で近く制裁金を科すと表明。しかも中国メディアの取材に答えるという異例の形で、「米国を強く牽制する意図が明らかだ」(国際金融機関幹部)と注目を集めた。

 これに対し、トランプ氏の政権移行チームも、トランプ氏が次期商務長官のロス氏と対応を協議することを明らかにし、米中間に険悪なムードが漂っている。

 米中間をめぐっては、トランプ氏が12月2日、台湾の蔡英文総統と電話会談を行ったことが判明。米国の大統領や次期大統領と台湾のやりとりが公になったのは米台断交後初めてで、衝撃を受けた中国外務省はトランプ氏側に抗議。王毅外相も「米政府が長年堅持してきた『一つの中国』の政策を変えることはできない」と不快感を示した。

 ただ、英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)によると、ロス氏は、中国からの輸入品に45%の高関税を課すというトランプ氏の選挙中の脅しは「交渉戦術」に過ぎず、誤解されているとの認識も示している。

 しかし、ロス氏の言う通り交渉戦術だったとして、それはそれでトランプ政権が中国側を揺さぶっていると映る。FTも「トランプ氏の保護主義と大衆迎合主義は、遅かれ早かれ米中通商関係にダメージを与える」と気をもむ中国識者のコメントを紹介している。(柿内公輔)

http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/420.html

[政治・選挙・NHK218] したたか米中 習近平とトランプ急接近で日本は孤立化する 2017年世界はひっくり返る(日刊ゲンダイ)
             
             次期駐中米大使ブランスタッド氏(右)は習近平国家主席を「旧友」と呼ぶ仲(C)AP


したたか米中 習近平とトランプ急接近で日本は孤立化する 2017年世界はひっくり返る
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/196718
2017年1月3日 日刊ゲンダイ


 台湾総統との電話会談後、「一つの中国」政策について、「必ずしも堅持する必要はない」と、中国を“挑発”したトランプ。南シナ海では米国の無人水中探査機が中国に拿捕される事件も起きたが、今後、米中対立が深まる可能性はあるのか。

 米中の亀裂が深まった場合に考えられる展開は、「中国が保有する約130兆円の米国債の売却」「南シナ海での軍事衝突」――などだ。しかし、大量の米国債が売却された途端、あっという間に債券市場は大混乱し、米国経済を直撃。やがて中国にもブーメランのように跳ね返る。南シナ海は年間500兆円の荷が行き交う海上貿易の大動脈だから、ドンパチになれば、やはり米中経済が打撃を受ける。どう考えても、米中関係の悪化は両国にとって「百害あって一利ナシ」だ。

 トランプはツイッターで頻繁に中国批判を繰り返しているが、どこまでホンネなのか疑問だ。新たな駐中国大使に、習近平国家主席を「旧友」と呼ぶブランスタッド・アイオワ州知事を起用している。トランプと電話会談した習近平も「協力こそが両国にとって唯一の正しい選択」と強調している。

「米中とも外交戦略にたけた国ですから、全面衝突すればどうなるか理解している。両国とも“実利”のためにシタタカに柔軟に対応するでしょう。それに比べ、日本の安倍政権は“中国敵視”“対米従属”の一辺倒です。米中が接近し、日本だけが孤立化する可能性もあります」(元外交官の孫崎享氏)

「日本包囲網」が出来上がりかねない。








http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/525.html

[経世済民117] 年の瀬の愚痴 骨折したら破産寸前か とほほ @テキサス 
年の瀬の愚痴 骨折したら破産寸前か とほほ @テキサス
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/c28ddaec0f69d10f92fe2c44534e849e
2017年01月02日 のんきに介護


ケンモチヒデフミ@水曜日 @h_kenmochi さんのツイート。

-—年の瀬だから言っておこう!
今年テキサスで骨折して現地の病院で入院&手術をして、医療費の請求が2000万円だったよ!20万じゃないよ、200万じゃないよ、2000万円だよ。破産寸前だよ。みんな、アメリカでは絶対に無茶なことしちゃダメだよ…。〔19:28 - 2016年12月31日 〕―—
































http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/421.html
[政治・選挙・NHK218] 政界地獄耳 ロシア革命100年…世界は進歩したか?(日刊スポーツ)
政界地獄耳 ロシア革命100年…世界は進歩したか?
http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1760173.html
2017年1月3日8時27分 日刊スポーツ


 ★17年が明けた。今年は米国でトランプ新大統領が就任するが世界は彼に翻弄(ほんろう)されるだろう。欧州では選挙が続く。欧州での右派台頭は内向きな保守主義を内在し不安定な社会を作る。「自分だけがよければ」と、他を押しのける価値観と新自由主義が結びつく化学反応が読み切れない。民族、宗教、言語の違いを乗り越える模索が続いてきたが、それが崩れる日が来るのだろうか。

 ★今年はロシア革命から100年を迎える。近代ロシア社会と帝国主義的世界のぶつかり合いの矛盾から生じた革命。首都ペテルブルク(現サンクトペテルブルク)で「パンと平和」を求めて皇帝に請願する労働者・市民に対し軍隊が発砲した「血の日曜日」事件から皇帝専制政治のロマノフ王朝が倒れレーニンがソビエト社会主義共和国連邦を樹立するまでの連続的な革命だが、世界は、あるいは社会はこの100年でどれほど変わったのか。見方を変えれば革命前夜とはいわないが、世界は、社会は100年前の衝突から進歩しているのだろうか。

 ★今年は日本国憲法施行70年の節目の年になる。憲法は国民の中に定着している。ただ、国会内では国民の規範となるべき順法精神どころか集団的自衛権の解釈を変えるなど、憲法が軽んじられる中、改正へ向けた議論が続いている。護憲・改憲の議論は国民を巻き込み大いに論じるべきだが、順法精神自体を無視するような言動や態度は慎むべきだ。現行法体系を破壊して、憲法に不具合が多いかの印象を与えるのもいかがなものか。憲法議論は常に王道を歩むべきであり、改正に近道などないはずだ。

 ★今年、世界中もわが国もさまざまな試練にさらされるだろう。それは乗り越える英知を示す時でもある。いい年にしたいものである。(K)※敬称略


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/526.html

[政治・選挙・NHK218] おめでとう、安倍首相。ついにあなたは世界の歴史に名を遺した  天木直人

おめでとう、安倍首相。ついにあなたは世界の歴史に名を遺した
http://xn--gmq27weklgmp.com/2017/01/03/post-5854/
3Jan2017 天木直人のブログ


 ワシントン発共同が配信して、それをきょう1月3日の産経新聞が小さく報じた。

 トランプ次期米国大統領は12月31日、フロリダで記者団に語ったという。

 1月7日と13日に外遊のため米国に立ち寄る台湾の蔡英文総統と会談する可能性を聞かれて、これを否定したと。

 オバマ大統領の任期中は外国指導者と会談しないと明言したと。

 やはりトランプはオバマに叱られたのだ。

 忘れるな、1月20日までは米国の大統領は俺だぞと。

 それに対し、トランプは失礼しましたと頭を下げたのだ。

 これで安倍首相が米国の大統領に正式に就任する前にトランプ氏と会談した唯一の指導者となることが確定した。

 世界にその名を残すことになった。

 おめでとう。

 それはあなたの望んでいた事だ。

 もっとも、世界の笑いものとして名を残すことになる。

 恥をかかされた日本国民に謝罪しなければいけないだろう。

 安倍首相の新年の記者会見で、このことを聞く記者が出てきたら大したものだ(了)



http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/527.html

[政治・選挙・NHK218] 浮かれてる場合じゃない!「どアホノミクス」で今年ついに起きること 二人の辛口論客が徹底討論 佐高 信氏、浜 矩子氏対談


浮かれてる場合じゃない!「どアホノミクス」で今年ついに起きること 二人の辛口論客が徹底討論 佐高 信,浜 矩子
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/50600
2017.01.03 佐高 信,浜 矩子 現代ビジネス


安倍首相、黒田日銀、御用学者たちによる「チーム・アホノミクス」は、この国をどうしようと目論んでいるのか。大メディアの記者たちは、その目論みに気づいていて報じないのか、それとも気づいていないのか。二人の辛口論客が徹底討論!

■安倍の本当の狙い

浜矩子 アベノミクスは、すでにして行き詰まっていると言えます。屋上屋を重ねるように場当たり的な金融政策を続けているわけですが、いつそれが崩壊してもおかしくない。「アホノミクス」、いや「どアホノミクス」と言うべき状況です。

佐高信 事実、日銀の黒田東彦総裁は、すでに9月21日、アベノミクスの「総括的な検証」の記者会見で、「(金融緩和を)さらに強化して長短金利操作付き量的・質的金融緩和にした」と発言していますね。これは安倍政権の金融政策を抜本的に転換する発言で、端的にアベノミクスの失敗を意味している。

しかし、安倍総理はむろんのこと、黒田総裁自身もそのことを理解しているとは思えません。

浜 おっしゃる通りです。もはや日銀は「チームアホノミクス」の中央銀行支部になっていると言わざるをえません。日銀が中央銀行の本来の役割を放棄してしまっているので、金融政策と現実の辻褄がどんどん合わなくなってきている。

佐高 安倍総理や黒田総裁がよく使う「マーケット」という言葉も、変な言葉だなと感じます。

浜 あたかも「マーケットさん」や「市場さん」という人がいるかのごとく、「マーケットが求めている」「マーケットの言うことを聞かなければ」という言い方がなされていますが、危険な言葉ですね。「マーケット」という言い方をすることで、金に人格を与えてしまう。

安倍政権は、「自分たちは市場との対話の達人だから、自分たちの思惑通りに株も上がれば円も下がるのだ」と思いこんでいる。

しかし現実には、国民はマイナス金利政策が導入された途端に金庫を買って、そこに現金を詰め込むという自己防衛手段に出ています。株価と実体経済がまったく連動していないのです。

佐高 安倍総理が「デフレを打開するため」と言って掲げた、「一定の物価上昇率を目標として金融緩和を行う」というインフレターゲット論にも、私はそもそも疑念を抱いています。

浜 安倍政権は'13年4月に一度掲げた2%の物価上昇率目標について、「2年程度での実現」という方針を取り下げましたが、そもそも当初から本気でやる気があったのかどうか、私ははなはだ疑問ですね。

できもしない目標を掲げて、日銀による財政ファイナンス(政府の借金を引き受けること)を正当化する。そこに本当の狙いがあったのではないかと感じます。

佐高 それはズバリ、政権が触れられたくないところかもしれません。彼らは「自由主義」と言うけど、2%目標というのは完全に統制経済です。

浜 このところ、そうした統制的な考え方が多方面でまかり通っているように感じます。女性の役員比率などもお国が決めていく。「2020年までにGDP600兆円」というのは、今と比べて2割増えるわけですが、これは明らかに、そうすれば国防費を増やせるという算段でしょう。

自分たちの目的を達成するために、美味しそうなことを言って人を引き寄せる。その種の人々が本当は何を狙っているかを、我々は見透かし、見据えていく必要がある。国民には、安倍総理にすっかり安心して委ねてしまっている人が多いのが深刻なのですが。

佐高 安倍総理を支えている人の中には、経済が政治や社会とは別に自立していると錯覚している人も多い気がするんです。

安倍総理のブレーンである竹中平蔵(慶應義塾大学名誉教授)などは「経済は難しいものだから、自分たちにしかわからないんだ」という言い方をしますよね。専門性を強調して人々を寄せ付けず、好き勝手なことをやる。

浜 実はすごくシンプルな話でも、簡単にわかられては困るから複雑怪奇に見せる。日銀の記者会見なんかを見ていると、メディア側の責任もかなりあると思います。

説明を聞いて報じる側までもが、相手の繰り出した訳のわからない言葉で話してしまう。「フォワード・ルッキング」だとか「オーバーシュート型コミットメント」だとか。

記者たちは一般の人の代理として質問をぶつける役割がある。どうして「そんな言われ方をしてもわかりませんよ」と言わないのでしょうか。



■落とし穴が待っている

佐高 経営者が本を読まなくなり、哲学を持たなくなったことも、問題だと思います。

私は日本興業銀行のトップだった中山素平が好きで、何度か取材しました。中山さんは昭和2年の金融恐慌を見ていて、ああいうことを二度と起こしてはならないという思いが彼の原点にはあった。

危機の時代には哲学が必要なのだとわかっている人でした。それがわからない今の経済学者や経営者は危うい。彼らはアホノミクスに期待し、すりよってしまう。

浜 こんな情況になってしまったのは、ビジネススクールの存在が良くないのかもしれない。リーマンショックの後、ハーバード大学などは反省して、経営倫理をしっかり学んでもらう必要があると言い出しました。

しかし日本では、いまだに大学や高校での文系不要論がまかり通り、権力側は、さらにテクニックばかりを教える方向に持っていこうとしています。この傾向が進めば進むほど、技術は知っているけれど頭のなかは空っぽという人が増えていく。

実はそれは国家権力が望むところです。今の経団連の役員クラスに名を連ねている経営幹部たちにも、理念や倫理から発言する人がもういなくなってしまった。

佐高 今の日銀と安倍政権の関係で言うと、日銀は、小手先のテクニカルなことばかりやろうとしている。それが日本経済を殺すようなとてつもない結果をもたらす策であるわけですが、安倍総理がそのテクニカルなことの本当の意味がわかっているのかというと、まるでわかっていない。

浜 知的貧困が加速度的に進み、そこに悪い奴らがつけ込んでくる。知的貧困のどこにどうつけ込めばいいかということへの嗅覚を持っている人たちが、「三本の矢」などと言い出すわけです。

安倍政権は男性の支持、特に10代、20代の男子の支持が強いという調査結果があると聞きました。実際にそうなのだとすれば、それは彼らがいちばん自信をなくしていて、いちばん方向感を失っていて、いちばん不安感で一杯な層だからだと思うのです。

そういう不安でいっぱいの男子たちが、「強い日本を取り戻す」などと威勢のいいことを言われると、強さと力を掲げるメッセージに酔いしれてしまう。

佐高 アホノミクスは富国強兵の「国」を「会社」に変えましたが、しかし人々に尽くさせるスタイルは変わっていません。ただ反面、人々のほうでも忠誠の対象を求めているようにも感じます。

浜 安倍総理は大日本帝国会社の総帥になった気分でいるでしょう。しかし、このまま現実から目をそらし続けていると、日本全体が、近い将来とんでもない落とし穴にはまってしまうでしょう。


               
浜氏と佐高氏の対談本『大メディアの報道では絶対にわからない どアホノミクスの正体』(講談社+α新書)は12月20日発売




http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/528.html

[経世済民117] 前代未聞! 中国が始める外国人「ABCランクづけ」制度 日系企業は大パニック(現代ビジネス)


前代未聞! 中国が始める外国人「ABCランクづけ」制度 日系企業は大パニック
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/50496
2017.01.12 近藤 大介 『週刊現代』編集次長 現代ビジネス


「おどろきの中国」という言葉があるが、外国人を選別する極めつきの制度が、4月から始まる。北京でも上海でも、日本人駐在員たちは、前代未聞の措置に右往左往。スモッグの街からレポートする。

■現地法人社長も「Cランク」

「たしかにオレは、もうすぐ定年だし、中国語もからっきしできない。大学も私学出だ。

だがここでは一応、日系企業現地法人の総経理(社長)だよ。それなのに自分の点数を算出してみたら、Cランクの国外追放対象。しかも一緒に日本から来てる若い部下は、Bランクで許可されるって言うんだから、納得いかないよ」

PM2・5が500近くに達し、昼なんだか夜なんだかよく分からない北京の日本料理店街「好運街」の一角。いまはやりの「燕京白生ビール」のジョッキを呷りながらボヤくのは、東京に本社がある中堅メーカーから北京に派遣されている駐在員だ。同席した別の日本人駐在員も憤る。

「中国で外国人が駐在員ビザを取るには、以前から悪名高い『エイズ検査』をパスしなければならなかった。

それに加えて、習近平時代になって、『無罪証明書』の提出も義務づけられるようになった。そのため、生まれて初めて東京・桜田門の警視庁に出向いて、ドキドキしながら『犯罪記録なし』という証明書をもらったものだ。

それが今度は、駐在員のランク付けだと? 中国は一体、何様なのだ」

このほど筆者は北京と上海を一週間回ってきたが、現地の日本人駐在員たちの口からは、「A、B、C」というアルファベットが鳴り止まなかった。

それもそのはず、この11月に外国人の管理を担当する国家外国専家局の「外国人来華工作許可工作小グループ」が、世界に例を見ない制度を突然、発表したからだ。

それは、来年4月1日から、中国に居住するすべての外国人を、Aランク(ハイレベル人材)、Bランク(専門人材)、Cランク(一般人員)に3分類するというものだ。

           

発表文には、次のように記されている。

〈Aランクの外国人は、居住地域に明るい未来をもたらす優秀な人材のことで、居住を奨励する。

Bランクの外国人は、国内市場の需給や発展に応じて増減させていく人材のことで、居住を制御する。

一方、Cランクの外国人は、臨時的、季節的、及び技術を伴わないサービス業などに従事する外国人で、今後は国家政策に基づきながら、居住を厳格に制限していく〉

■早慶卒でも0点

この突然の措置に度肝を抜かれ、パニックに陥っているのが、2万社を超える中国国内の日系企業である。冒頭の駐在員のように、来年の4月になったら、「Cランクの外国人」に分類されて、中国から追放される社員が続出しかねないからだ。

「これまでは、中国で買春をやったとか、犯罪行為を犯したとかいうことで追放になっていた。それは納得がいく。

ところがこれからは、自分の水準が足りないということで追放になるのだ。毎日、中国の厳しい法律や規律に従って生活しているというのに、まるで犯罪者扱いで、やはり承服できない」(同・駐在員)

私が北京と上海で、日本人駐在員たちから聞いた一番多かった意見が、この「納得がいかない」というものだった。

下の表が、中国政府が出した評価基準である。加算方式の120点満点で、85点以上ならAランク、60点から84点まではBランク、そして60点未満がCランクに分類される。

     

例えば、年齢評価を見てみよう。日本人駐在員は、他国の駐在員に較べて、中高年層が多いのが特徴だ。だが、50代後半の駐在員は、40代前半の駐在員の3分の1しか価値がない存在とみなされるのだ。

また、「フォーチュン500強」に入っている企業の駐在員ならば、「5点」が加算されるというが、7月20日に発表された「2016年版」で、日本企業は52社しか入っていなかった。トヨタ自動車(8位)、ホンダ(36位)、日本郵政(37位)、日産自動車(53位)、NTT(60位)などだ。

同様に、「大学ランキング100」に入っている大学の卒業者も「5点」が加算されるという。だが9月6日に英クアクアレリ・シモンズ(QS)が発表した今年のランキングで、日本の大学は、東大(34位)、京大(37位)、東工大(56位)、阪大(63位)、東北大(75位)の5校しかランクインしていない。

早稲田や慶応を卒業していても、「0点」なのである。

中国教育部が主催している「中国語水準試験」(HSK)も、大半の日本人駐在員にとっては、馴染みのないものだ。一般に中国の日系企業では、公用語は日本語で、国際交流基金が主催する「日本語能力試験1級」を取得した中国人たちが働いているからだ。

■日本人はもういらないよ

こうした事態に、日本商工会議所は12月2日、北京から著名な中国人弁護士の熊琳・大地法律事務所日本部代表を東京に招いて、日本企業向け説明会を開いた。

東京駅前の新丸ビル大会議室で開かれた説明会には、200社余りの日本企業の人事・総務担当者らが顔を揃え、ものすごい熱気だった。青山学院大学で法学修士号を取得したという熊弁護士が、流暢な日本語で解説した。

「私が中国政府の担当者から聞いているのは、Aランクに選ばれるのは、ノーベル賞級の受賞歴がある外国人や、中国が国賓として招きたいような外国人だけです。つまり、大半の日本人駐在員は、BランクかCランクに選別されるのです。

また、日本の大企業の現地法人の董事長(会長)や総経理には、無条件でBランクを与えるそうです。

問題は、中国に進出している日本の中小企業の駐在員と、大企業でも一般の駐在員です。そうした人たちの駐在員ビザが、今後下りにくくなる懸念があります」

説明会は2時間半に及んだが、終了しても参加者たちが熊弁護士を取り囲み、延々と質問を浴びせていた。

北京へ戻った熊弁護士に、改めて話を聞いた。

「帰国後も日系企業からの問い合わせが殺到しています。お客様にはまず、自分たちの点数を試算していただいています。

試算結果から、Bランクのボーダーライン上にいる日本人駐在員が、かなり多いことが分かりました。この方々に何とかBランクになっていただきたい。そして今後中国に駐在員を派遣する時は、確実にBランク以上の人材を選ばれることを勧めます」

中国における日系企業の唯一の親睦団体である中国日本商会の中山孝蔵事務局長補佐も語る。

「中国日本商会としては、各企業と同様、まだ情報収集の段階です。ただ今後の手続きなどを鑑みると、来年4月以降、日系企業がある程度、混乱することは避けられないでしょう」

日本企業の昨年の対中投資は32・1億jで、'14年の43・3億jから25・8%も減少した。今年の9月までの対中投資も22・7億jに過ぎず、年間30億jを切る可能性もある。これは'12年の4割の水準だ。各国・地域別に見ても日本は8位に甘んじていて、シンガポールの投資額の半分、韓国の6割に過ぎない。

このように、ただでさえ日本企業は中国市場から引き気味だというのに、来年4月以降、Cランクが連発したら、ますます嫌気が差して後退していくだろう。

こうした話を、北京で会った中国の外交関係者に警告したところ、逆に開き直って言った。

「1972年に中日が国交正常化して以降、長い間、両国関係は、中国が日本を必要とする時代が続いた。そのため両国関係の主導権は、常に日本側にあった。

ところがいまや、中日関係は、日本が中国を必要とする時代に変わったのだ。たしかに日本企業が持っている最先端技術は、いまも変わらず貴重だが、それらのほとんどは欧米企業とのビジネスで代替可能だ。

われわれがいま、日本からどうしても欲しいのは、高齢化社会に関する知見くらいのものだ。逆に日本企業にとって、14億人の中国市場は死活問題だろう。

それなのに、日本人はいまだに、1980年代のような発想で両国関係を考えている。来年4月からの外国人の3分類も、今後は中国が主導権を取って、来てほしい外国人にのみ来てもらうということだ。われわれはもはや、パンダではなく竜になったのだ」

日中関係は、まるで北京の空気のように淀んでいくのか。


「週刊現代」2016年12月24日号より




http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/422.html

[医療崩壊5] 厚労省もついに認めた!この「睡眠薬・安定剤」の濫用にご用心 飲み続けると依存症になって…(週刊現代)


厚労省もついに認めた!この「睡眠薬・安定剤」の濫用にご用心 飲み続けると依存症になって…
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/50627
2017.01.03 週刊現代  :現代ビジネス


■飲み続けると認知症になる

「デパスは気軽に使われていた薬の代名詞です。60代、70代になってからデパスを飲み始めた結果、依存症に陥る人がたくさんいます。一般内科や整形外科などでも処方されるのですが、依存性が高いためやめられない人が多い」

こう語るのは高齢者医療に詳しい長尾クリニックの院長、長尾和宏氏だ。

'16年10月14日、エチゾラム(デパス他)、ゾピクロン(アモバン他)という2種類の精神安定剤・睡眠導入剤が、第三種向精神薬に指定された。

この指定を受けると、投与期間の上限が30日になり、取り扱いがより厳しく規制されるようになる。厚労省がこの薬の危険性を認めたのだ。

埼玉医科大学医学部教授の上條吉人氏が語る。

「デパスを始めとするエチゾラムはベンゾジアゼピン系と呼ばれる薬です。神経細胞の活動を抑制する働きがあるGABAという脳内物質の作用を増強させるので、GABA作動薬とも分類します。

エチゾラムもゾピクロンも高齢者に安易に処方されている。筋弛緩作用があるので高齢者が服用すると、ふらついて転倒して骨折するという事故が増えています。

また、せん妄の問題もあります。意識が混濁して、自分のおかれている状況がわからなくなったり実際には無いものが見えて、不安や恐怖で興奮状態になる。

さらに、これらの薬を長期間にわたって服用していると認知症の発症率が上がるということもわかってきました」

このように、デパスはとりわけ高齢者にとって恐ろしい薬であるにもかかわらず、これまで日本では野放しで処方されてきた。松田医院和漢堂院長の松田史彦氏が語る。

「30年以上も前から、救急外来に『デパスが欲しい』と言ってくる患者がいました。デパス中毒です。欧米では'70年代からベンゾジアゼピン系の薬の中毒性が問題になって、規制がかかっていましたが、日本ではそのような動きはなかった。

その結果、日本はベンゾジアゼピン系の薬の消費量で世界トップクラスの国になっているのです」

国立精神・神経医療研究センターの松本俊彦部長は、日本でどのような薬が濫用されているのかを調査しているが、その結果によると濫用されている処方薬の第1位がデパスを含むエチゾラムだった。

「精神科の薬には過量服薬(オーバードーズ)ということがよくあるのですが、以前われわれが調べた結果では、オーバードーズの患者が飲んでいる薬で最も多かったのが、やはりエチゾラムでした。

また、交通事故を起こした人から検出される薬物でいちばん多いのがエチゾラムだったとする報告もあります」(前出の上條氏)

     

■誤診されて「薬漬け」に

ようやく向精神薬指定を受けたデパスだが、これだけで処方が大幅に減るとは限らない。

「処方の上限期間が短くなったことで医師に対する注意喚起にはなる。しかし、自分がどれだけ危ない薬を出しているのか認識していない医師もいます」(前出の松田氏)

デパスの適用範囲は神経症による不安、緊張、抑うつ、睡眠障害、うつ病による不安、腰痛症など非常に広いため、急には処方数が減りそうもない。

高齢者が服用を注意すべき精神科の薬は、他にもたくさんある。

「同じベンゾジアゼピン系の睡眠薬でハルシオン、レンドルミン、リスミー、エリミン、ユーロジンなどは依存性が高い。デパス同様に転倒や認知症の危険が高まります。

他にはパキシルに代表されるSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)という抗うつ剤です。本当はアルツハイマー型認知症やレビー小体型認知症なのに、元気がないという根拠でうつ病と誤診されるケースがよくあります。

安易にSSRIを処方された結果、副作用でふらついて転倒したり攻撃的になったりする。向精神薬は急にやめると離脱症状(禁断症状)があり、医師と相談しながら徐々に減量する必要があります」(前出の長尾氏)

高齢者は肝臓や腎臓の代謝が落ちているため、体内に薬の成分が残りやすく、副作用が若い人より強く出ることも多い。

「医師も専門が細分化されており、自分の専門分野以外には興味のない人もいるので、病院で出された通りに薬を飲んでいたら、大変なことになったということもありえます」(前出の松田氏)

安定剤や睡眠薬を飲む際は、充分な注意と覚悟を持たないとかえって寿命を縮めることになる。


「週刊現代」2016年12月31日・1月7日合併号より




http://www.asyura2.com/16/iryo5/msg/461.html

[政治・選挙・NHK218] ≪マイナンバー≫ 政府に個人情報を握られてもokな人がたったの8%しかいない。これこそ、真の内閣支持率ではないか 
【マイナンバー】 政府に個人情報を握られてもokな人がたったの8%しかいない。これこそ、真の内閣支持率ではないか
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/97ad1ea4a1a347db6194688f2d703ea4
2017年01月03日 のんきに介護

社会保障や税金の徴収に当たって

政府は、

マイナンバーの記載を求め、強制的に普及させてきた。

しかし、

それで普及率がたったの8%だという。

国民は、。

不利益承知で

カードの受け取りを拒否してきた

証だろう。

政府は、

これに対し、

「マイナンバーを保険証代わりに使えます」

と言い出した。

本来秘匿すべき個人情報を犠牲にして

便利さを

表に出してカードの普及に乗り出した

ということだ。

内心、普及率の低さは、

安倍内閣に対する

国民の側からの実質的な不支持の表明になる。

きっとそれを嫌悪して

禁じ手に踏み切ったのだろう。

その無茶苦茶さ加減は、

盛田隆二 ⭐新刊『蜜と唾』(光文社)@product1954さんが
https://twitter.com/product1954/status/816086064989237250

――いくらマイナンバーカードの普及が進まないからといって、秘匿すべき番号をこんなに野放図に使えるようにするって、どう考えても制度設計ミスでしょ。まさか厚労省の天下り先確保の一環じゃないよね。〔9:57 - 2017年1月3日 〕—―

と批判される通りだ。


〔資料〕

「病院でもマイナンバーカード、保険証代わりに」

   読売新聞(1/3(火) 7:58配信)

☆ 記事URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170102-00050086-yom-pol

 政府は、2018年度にマイナンバーカードを健康保険証として利用できるようにする方針を固めた。

 患者の本人確認を迅速にし、医療事務の負担を軽減するとともに、カードの普及を図る。厚生労働省が17年度当初予算案に、システム構築の関連費用などとして243億円を計上した。

 マイナンバーカードへの対応が整った医療機関では、専用機にカードを通せば、保険証がなくても診察や薬の処方を受けられるようになる。医療機関から診療報酬の請求を受ける「審査支払機関」が、健康保険組合などの委託を受け、システム上で保険の資格確認ができるようにしておき、医療機関からの照会に答える仕組みだ。

 医療機関は、転職や離職などに伴って失効した保険証が示されてもすぐに分からず、後で失効が判明するケースも少なくない。患者が加入している保険の種類が瞬時に確認できれば、こうした事態を防ぐことができる。


〔資料ー2〕

「マイナンバー導入1年 カード取得伸び悩み8%」

   東京新聞(2017年1月2日 19時08分)

☆ 記事URL:http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017010201000978.html

 国内に住む全ての人に12桁の番号を割り当て、複数の行政機関が個人情報を管理するマイナンバー制度の導入から、1日で1年となった。ただ希望者に交付する個人番号カードの取得数は、管理システムの不具合もあって国内人口の8%程度と伸び悩んでおり、政府はカードの利便性向上などでマイナンバー制度の浸透を図る。今年7月には国や自治体の情報連携が本格的に始まり、窓口での手続き簡素化が進みそうだ。

 現在、個人番号は社会保障や税の手続きで提示を求められる。番号カードの取得は昨年12月27日時点で982万枚。

(共同)



http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/529.html

[戦争b19] シリア反体制派、和平協議めぐる交渉を凍結 停戦「違反」主張(AFP)
シリアの首都ダマスカス東郊の反体制派が掌握するドゥーマ地区で、破壊された家屋のがれきを調べる人々(2016年12月30日撮影)。(c)AFP/Abd Doumany


シリア反体制派、和平協議めぐる交渉を凍結 停戦「違反」主張
http://www.afpbb.com/articles/-/3112965
2017年01月03日 07:18 発信地:ベイルート/レバノン


【1月3日 AFP】シリア反体制派の約10組織は2日、カザフスタンの首都アスタナ(Astana)で今月開催される予定の和平協議に関する交渉を一時中止すると発表した。先月末に発効した停戦合意にシリア政府側が「違反」したためとしている。

 反体制派は共同声明を出し、「これらの違反は続いており、反体制派組織は…アスタナでの交渉に関連するあらゆる協議を凍結する」と発表した。

 アスタナでの和平協議は、シリア政府を支持するロシアと反体制派を支持するトルコが主導し、今月下旬に開催が予定されている。(c)AFP


http://www.asyura2.com/16/warb19/msg/453.html

[国際17] トランプ氏、北の核ミサイル開発をけん制 「そうはならない」(AFP)
米フロリダ州パームビーチにある自身経営のリゾート施設で、報道陣の質問に答えるドナルド・トランプ次期米大統領(2016年12月28日撮影)。(c)AFP/DON EMMERT


トランプ氏、北の核ミサイル開発をけん制 「そうはならない」
http://www.afpbb.com/articles/-/3112975
2017年01月03日 11:44 発信地:ワシントンD.C./米国


【1月3日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)次期米大統領は2日、ツイッター(Twitter)への投稿で、北朝鮮に対し、米国領土に到達可能な核ミサイルを開発することにはならないと宣言した。

 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長はこの前日、大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験が「最終段階」に入ったと宣言。トランプ氏はこれを受け、「北朝鮮は、米国の一部地域に到達可能な核兵器の開発が最終段階に入ったと発表した。そうはならない!」とツイッターに投稿した。

 米政府は、北朝鮮の核保有を認めることはないと繰り返し表明しているが、トランプ氏はこれまで同国に対する方針を明確に表明していない。

 トランプ氏は先月ツイッターで、「米国は核能力を大幅に強化・拡大しなければならない」と投稿し、冷戦時代(Cold War)の軍拡競争を再燃させるような姿勢を示唆。さらに、中国が軍拡主義を推し進め為替操作を行っていると批判する投稿を行い、中国の反感を買っている。

 対立姿勢を強める北朝鮮への対応においては、同国と最も緊密な関係にある中国の協力が必要となるが、トランプ氏は2日、北朝鮮に対する投稿に続き、事態を悪化させるような中国への批判も投稿。「中国は完全に一方的な貿易により膨大な金と富を米国から奪っているが、北朝鮮については協力しようとしない。結構なことだ!」と述べた。(c)AFP


http://www.asyura2.com/17/kokusai17/msg/117.html

[戦争b19] トルコ銃乱射 容疑者の指紋や人相判明、8人の身柄拘束(CNN)
             容疑者の写真として警察が配布した画像。CNNではいつ、どこで撮影されたものか確認できていない


トルコ銃乱射 容疑者の指紋や人相判明、8人の身柄拘束
http://www.cnn.co.jp/world/35094491.html
2017.01.03 Tue posted at 10:52 JST


イスタンブール(CNN) トルコの最大都市イスタンブールでナイトクラブが襲撃され39人が死亡した事件で、トルコのクルトゥルムシュ副首相は2日、捜査員らは容疑者の指紋を発見したほか、容疑者の外見も把握していると明らかにした。

今回の襲撃に関連して8人の身柄が拘束されたものの、この中に容疑者は含まれていないという。

クルトゥルムシュ氏は、今回の襲撃について、トルコがシリアでISISに対し展開中の地上作戦「ユーフラテスの盾」に対抗したものとみられると述べた。

少数民族クルド人の非合法組織「クルディスタン労働者党(PKK)」は同日これに先立ち、「いかなるクルド人勢力も今回の襲撃には関与していない」などとして、事件から距離を置く姿勢を示した。


http://www.asyura2.com/16/warb19/msg/454.html

[国際17] オバマ政権は一体何をたくらんでいるのか?(マスコミに載らない海外記事)
オバマ政権は一体何をたくらんでいるのか?
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2017/01/post-9e06.html
2017年1月 3日 マスコミに載らない海外記事


Paul Craig Roberts
2016年12月30日

オバマ大統領は、ロシア政府が“悪意あるサイバー活動”で、アメリカ大統領選挙の結果に影響を与えたというCIAによる裏付けのない非難に基づく新たな対ロシア経済制裁を発表した。

アメリカ国土安全保障省(DHS)は、“悪意あるサイバー活動と、いやがらせのかどで、35人のロシア人をペルソナ・ノン・グラータ(好ましからぬ人物)宣言したことに関する”報告書を発表した

報告書は、“今回のアメリカ選挙に関連する様々なアメリカ政府、政治的、私的組織のネットワークやインフラをいじって、不法に活用し、ロシア諜報機関が利用した道具やインフラ”の記述だ。

報告書は、アメリカ大統領選挙結果に影響を与えるために道具やインフラを利用したいかなる証拠も提示していない。報告書は、ロシアの能力とされるものの単なる記述に過ぎない。https://diplopundit.net/2016/12/29/dhsfbi-issues-joint-analysis-report-grizzly-steppe-russian-malicious-cyber-activity-read-report/

しかもこの報告書はこういう但し書きで始まっている。“但し書き: 本報告書は情報提供の目的で‘そのまま’提供するものである。国土安全保障省(DHS)はこれに含まれるいかなる情報に関して、いかなる保障もしない。”https://diplopundit.files.wordpress.com/2016/12/jar_16-20296.pdf

言い換えれば、報告書は、アメリカ大統領選挙に影響を与えるために、ロシアが道具やインフラを利用した証拠を提示していないのみならず、ロシアの能力に関する説明の正しささえ保証しないのだ。

だから、DHS報告書から、ロシアに更なる経済制裁をかする理由となる主張に、オバマ政権には、いかなる証拠もないことが明らかだ。

ここで、一体何が起きているのだろう?

第一に、たとえ証拠があったとしても、経済制裁の合法性の問題がある。私に自信はないが、経済制裁には、国連安全保障理事会のような機関の行動が必要で、合法的に、一方的に、ある国が制裁を課することはできまい。更に、一体なぜ、オバマが、ロシア外交官追放を“経済制裁”と呼んでいるのかはっきりしない。他のどの国も同じようにする必要はない。冷戦中に、外交官がスパイ行為のかどで国外追放された場合、“経済制裁”とは呼ばれなかった。経済制裁というのは、一方的、あるいは双方による外交官の国外以上のことを意味する。

第二に、オバマとCIAとニューヨーク・タイムズが、この主張が偽りであることを十分承知なことは明白だ。もしCIAが実際にこの主張を信じているのであれば 、この諜報機関は全く無能で、どのような話題についても信じることはできないのも明らかだ.

第三に、21日すれば、トランプ大統領が、経済制裁を解除できるのだから、経済制裁はばかげている。

すると、一体なぜ、オバマ大統領、CIAとニューヨーク・タイムズは:一片の証拠も提示せずに、自らウソと新ている非難をしているのだろう? http://www.nytimes.com/2016/12/29/opinion/president-obama-punishes-russia-at-last.html?_r=1

一つの明らかな答えは、ネオコン化したオバマ政権は、トランプが修復できないほどまで、アメリカ-ロシア関係を破壊するのに必死ということだ。ニューヨーク・タイムズが書いているように“オバマ大統領の行動は、明らかにトランプ氏にとって、問題を作り出している”。ニューヨーク・タイムズの言う問題とは、トランプに“連邦議会の民主的な同盟者たちと組むのか、クレムリンの独裁的なお友達と組むのか”と問うことだ。

トランプの外交政策を、偽の主張で支配することが可能だろうか? ニューヨーク・タイムズによれば、ポール・ライアン、ジョン・マケインやリンジー・グラハムなどの共和党議員が、それに対する何の証拠も提示されていない非難を受け入れ、オバマとCIAに歩調を合わせているので、トランプも折れて、ロシアによるハッキングに関して、CIAによるブリーフィングを受けることに同意したという。ところが、証拠無しのブリーフィングは、トランプから見れば、更にCIAの信頼を損なうことになるだろう。

私がこのコラムで強調している通り、アメリカ合州国と、その帝国において、事実にはいかなる役割もない。裁判であれ、取り調べ所、外交、国内政策、あるいは教室であれ、主張だけで十分なのだ。アメリカでは、軍事侵略さえも、偽の主張、“大量破壊兵器”に基づいている。実際、クリントン政権以来、アメリカの全ての外交政策は、もっぱら偽の主張だけに基づいている。

ロシア政府は、今頃十分承知だろうが、あそらくモスクワは、アメリカ政府の決定において、事実は重要なのだと、いまだに考えている。

更なる隠し事が色々推進されているはずだと我々は考えるべきだ。たぶん、民主主義に対するロシアのサイバー脅威に関するプロパガンダは、アメリカ、および/あるいは、ヨーロッパの国民を何か事件に備えさせるために利用されているのただ。CIAは議会、行政府や外国政府の決定を、内密の狙いに沿ったものにさせるため、偽情報やプロパガンダを駆使する“陰の政府”に変身してしまった。スティーブン・キンザーの『ダレス兄弟』や、ダグラス・ヴァレンティンの『CIA As Organized Crime』など多くの本がこうした秘密の狙いのいくつかを説明している。

トランプが、ロシアとの正常な関係を回復するのを阻止するためには、事件は、容赦のない、不可逆的なものでなければならいだろう。アメリカの世界覇権という連中の狙いが敗北したことを受け入れるのではなく、ネオコンは大きなリスクをする覚悟ができているのだ。リスクをいとわないという意欲は、次期大統領の評判を落とそうという、CIA長官による、あからさなま取り組みで明らかだ。

“経済制裁”が表面上は意味のないものに見えるので、最近の挑発に対するプーチンの対応は、予想通り控えめなものだ。(http://www.paulcraigroberts.org/2016/12/30/stephen-lendman-reports-president-putins-response-to-obamas-new-sanctions/)。しかしながら、何が危険なことが水面下に隠されているような場合には、ロシア政府は、ロシア軍に警戒体制をとらせることを考える可能性がある。

Paul Craig Robertsは元経済政策担当の財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリプス・ハワード・ニュー ズ・サービスと、クリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでいる。彼 の新刊、The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the West、HOW AMERICA WAS LOST、The Neoconservative Threat to World Order.が購入可能。

記事原文のurl:http://www.paulcraigroberts.org/2016/12/30/what-is-the-obama-regime-up-to-paul-craig-roberts/
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http://www.asyura2.com/17/kokusai17/msg/118.html

[政治・選挙・NHK218] 日本中を米軍の訓練場にさせた安倍・菅政権の責任を問う  天木直人
日本中を米軍の訓練場にさせた安倍・菅政権の責任を問う
http://xn--gmq27weklgmp.com/2017/01/03/post-5852/
3Jan2017 天木直人のブログ


 昨年暮れのニュースの中で、米軍がオスプレイ給油飛行訓練を再開すると一方的に通報して来たのに対し、安倍・菅政権がそれを了承するというのがあった。

 それにもとづいて、新年早々に訓練飛行が再開されることになるという。

 これはとんでもない話だ。

 オスプレイ墜落事故の究明もなされないまま飛行再開する。

 それだけでもとんでもない話なのに、訓練飛行を再開するというのだ。

 訓練飛行再開のどこに緊急必要性があるのか。

 そもそも訓練飛行など、米国で行ってから日本に来いという話だ。

 そう思っていたら、きょう1月3日の毎日新聞が書いた。

 防衛省は在日米軍の戦闘機訓練を受け入れた自治体向けの米軍再編交付金が今年度で終わることを踏まえ、あらたな地域振興の交付金を創設すると。

 2017年度予算案に関連経費約36億円を計上したと。

 そこに書かれている地域を見て驚いた。

 嘉手納(沖縄)、三沢(青森)、岩国(山口)の米軍基地で行われていた戦闘機訓練を、地元への影響を軽減するため、千歳(北海道)、百里(茨城)、小松(石川)、築城(福岡)、新田原(宮崎)の自衛隊基地へ移すという。

 これを要するに、日本全土を、日本国民の税金を使って、米軍の訓練場にするということだ。

 米軍は日本を守るどころの話ではない。

 訓練するために日本に来ているということだ。

 日米安保条約はいつからこんなことになってしまったのか。

 対米従属の安倍・菅政権の行き着く先がこれである(了)


          ◇

<防衛省>訓練移転先に36億円 米軍再編で新交付金案
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170103-00000011-mai-pol
毎日新聞 1/3(火) 9:30配信

 防衛省は、在日米軍の戦闘機訓練を受け入れた自治体向けの米軍再編交付金が今年度で終了することを踏まえ、地域振興の交付金を創設する。2017年度政府予算案に関連経費約36億円を計上した。

 日米両政府は06年、嘉手納(沖縄県)、三沢(青森県)、岩国(山口県)の米軍基地での戦闘機訓練について、地元への影響を軽減するため、航空自衛隊の千歳(北海道)▽三沢▽百里(茨城県)▽小松(石川県)▽築城(福岡県)▽新田原(宮崎県)−−の6基地に移すことで合意した。移転先となった基地周辺の20市町には、在日米軍再編促進特別措置法に基づく再編交付金が07年から支給されている。

 特措法は時限立法で、再編交付金は16年度で終了する。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設など完了していない事業が多いため、防衛省は今月召集される通常国会に同法を10年間延長する法案を提出するが、訓練移転は対象から外す方針だ。新たな交付金はその代替措置で、地元住民の生活環境の改善や地域振興にあてる。【村尾哲】



http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/530.html

[アジア21] 韓国の犯罪被害者、国の支援は予算の41%だけ=「韓国は犯罪者のための国」「何か釈然としない」―韓国ネット
31日、韓国・ソウル新聞は韓国政府による犯罪被害者への支援が不足している現状を伝えた。資料写真。


韓国の犯罪被害者、国の支援は予算の41%だけ=「韓国は犯罪者のための国」「何か釈然としない」―韓国ネット
http://www.recordchina.co.jp/a159609.html
2017年1月3日(火) 0時40分


2016年12月31日、韓国・ソウル新聞は韓国政府による犯罪被害者への支援が不足している現状を伝えた。

韓国法務部によると、最近5年間の犯罪被害者に対する政府省庁別統合支援予算が3500億ウォン(施設運営費などの間接支援費を含む)(約340億円)であったのに対し、犯罪者の捜査・裁判・収容・教化などへの予算は、同期間で約3兆ウォン(約2900億円)に達しており、犯罪被害者への支援予算の8倍を超える規模になっている。さらに、犯罪被害者遺族や被害者に直接渡る実質的な支援額を見ると、全体(3500億ウォン)の41.5%に過ぎなかった。性暴力・家庭内暴力・児童虐待の被害者相談などを支援する女性家族部も今年390億ウォン(約38億円)を犯罪被害者救済金に充てたが、被害者への直接支援金額は、その15.8%に過ぎなかった。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「犯罪者には人権擁護の観点から配慮がなされるが、被害者は後回しにされているのが現状」
「韓国は犯罪者のための国と言える」
「被害者は苦痛と恐怖の中で生き、中には自ら命を絶つことあるだろうに、なぜ韓国は犯罪者の人権だけを守るのだろう?いつからこの国の法律がそうなったんだ?」
「犯罪支援金を途中でねこばばしている輩がいるのではないか?」

「犯罪自体を減らすために犯罪者への処罰を強化してみてはどうだろう?」
「国が支援しないのであれば、被害者は、民事訴訟を起こして加害者から直接賠償金と言う形でお金を受け取るべきだ」
「加害者が服役するために必要な費用を国が負担するのではなく、加害者負担にして、そのお金を被害者に渡したらどうだ」

「犯罪者を教化するためにはお金を使って、被害者には支援が行き渡らないとは。何か釈然としない」(翻訳・編集/三田)

http://www.asyura2.com/16/asia21/msg/847.html

[中国10] 中国の方が日本よりマナーが良いといえる2つのこと―中国ネット
1日、中国のポータルサイト・今日頭条が、中国の方が日本よりマナーが良いといえる2つの点について紹介する記事を掲載した。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。資料写真。


中国の方が日本よりマナーが良いといえる2つのこと―中国ネット
http://www.recordchina.co.jp/a159642.html
2017年1月3日(火) 1時30分


2017年1月1日、中国のポータルサイト・今日頭条が、中国の方が日本よりマナーが良いといえる2つの点について紹介する記事を掲載した。

記事は、日本人はマナーが良いとされているものの、実はそうではないと主張。少なくとも2つの点では中国の方が勝っており、中国に学ぶべきだとした。

その1つが「立小便」だ。日本では特に夜になると、人の往来も気にせず立小便をする人をよく見かける指摘。中国では、学校に上がる前の子供にはどこでも小便をさせるものの、小学校に上がってからは恥ずかしいこととしてしなくなると主張。やむを得ず小便をする場合でも人のいないところでこっそりするもので、日本とは異なっているとした。

もう1つが「席を譲ること」だ。日本ではお年寄りだけではなく、妊婦や障がい者に対しても席を譲ることがほとんどないと指摘。中国では積極的に席を譲るのが普通であり、日本は中国からよく学ぶべきだとした。

これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

「日本人のマナーの良さを否定する必要はない。中国人は不足しているところを認識してよく学べば進歩できる」

「日本で十数年生活したことがあり、中国でも十数年生活した経験から言わせてもらうと、そこらで大小便をしている人を見る確率は中国の方が高い」

「日本が中国に及ばないのは、汚職役人の数と独身者の数」

「日本人は虚偽的でクール。迷惑になることをするなというのが彼らのやり方」

「日本では席を譲らないが、中国では席を譲る。なぜなら譲らないと年寄りに殴られるからだ」(翻訳・編集/山中)

http://www.asyura2.com/16/china10/msg/620.html

[中国10] 中国北方で人気のドイツ車、南方で人気の日本車、その理由とは?―中国ネット
30日、中国のポータルサイト・今日頭条が、中国では南方で日本車の人気が高い理由について分析する記事を掲載した。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。資料写真。


中国北方で人気のドイツ車、南方で人気の日本車、その理由とは?―中国ネット
http://www.recordchina.co.jp/a159551.html
2017年1月3日(火) 6時30分


2016年12月30日、中国のポータルサイト・今日頭条が、中国では南方で日本車の人気が高い理由について分析する記事を掲載した。

記事は、省ごとのフォルクスワーゲン販売台数のデータを紹介。月ごとに若干の違いはあるものの、全体的に南方の沿岸部では、販売台数が北方や内陸部ほど多くはない。南方沿岸部では日本車の人気が高いのだという。

その理由について記事は、北方の人は荒っぽくて豪快なため自動車に対しても頑丈さを求めるが、フォルクスワーゲンは頑丈さを売りにしているので好まれること、南方の方が自動車文化の流入が早く、初期の頃に日本車が多く入ったこと、中古車市場において日本車は値下がり率が高くないこと、早くから日本車が入った南方では、日本車の品質の高さがすでに評判になっていることを挙げた。

これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

「南方の人は利口なんだよ。いいものはいい、ただそれだけだ」
「車が分かる人は日本車を買う。耐久性があり長く使っても心配しなくていい」

「貧しい地域ほどフォルクスワーゲンがよく売れる」
「北方の人はメンツ第一。日本車を買ったら人からののしられるのを恐れる」

「南方の人は抜け目がなく実用性を求めるが、北方の人はメンツ重視。フォルクスワーゲンを運転すればすごいと思われるということだ」

「日本車の質は本当にいいんだよ。俺のカローラは14万キロ乗っているが、タイヤとブレーキパッド交換以外は全然壊れない」
「南方は売国奴が多いだけだろ」(翻訳・編集/山中)

http://www.asyura2.com/16/china10/msg/621.html

[政治・選挙・NHK218] もしかして 1泊100万円に泊まってんのか?! 
もしかして 1泊100万円に泊まってんのか?!
http://79516147.at.webry.info/201701/article_25.html
2017/01/03 11:45 半歩前へU


 この安倍晋三の「首相動静」を見ていただきたい。年末年始はゴルフに映画鑑賞、食事はというとフレンチ、イタリアン、中華と連日、高級レストランの食べ比べ。一生に一度でいいから私も経験してみたいよ。

 こんな時間があるならなぜ、正月を前に自宅も商売も失った糸魚川大火の被災者を見舞うべきではないのか? 安倍晋三よ、お前さんは心が痛まないの? お前のハートは氷のように冷たいに違いない。

 ちなみに安倍が泊まっているホテルは1泊5万円、10万円がざらの超高級ホテルだ。最高は次の通り。

1泊 1室×2名利用
合計 1,150,000円 より
(消費税込1,242,000円より)

 みなさん方、よく覚えていてもらいたい。万が一、アナタが地震や火災に遭っても安倍晋三はひとごとと受け止め、ゴルフを楽しむに違いない。そう言う男が私たちの「首相」だ!

*****************

12月29日
 【午前】8時8分、神奈川県茅ケ崎市のゴルフ場「スリーハンドレッドクラブ」。昭恵夫人、古森重隆富士フイルムホールディングス会長らとゴルフ。
 【午後】4時42分、東京・富ケ谷の自宅。7時44分、東京・玉川田園調布にある昭恵夫人の親族宅。親族らと食事。9時57分、東京・六本木のホテル「グランドハイアット東京」。

12月30日
 【午前】宿泊先の東京・六本木のホテル「グランドハイアット東京」で過ごす。
 【午後】0時、「NAGOMIスパアンドフィットネス」で運動。2時57分、東京・六本木の映画館「TOHOシネマズ 六本木ヒルズ」。映画「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」を鑑賞。5時30分、報道各社のインタビュー。35分、グランドハイアット東京。6時、中華料理店「チャイナルーム」で友人と食事。グランドハイアット東京泊。

12月31日
【午前】来客なく、静養先の東京・六本木のホテル「グランドハイアット東京」。
【午後】0時20分、レストラン「フィオレンティーナ」で、昭恵夫人、母洋子さんと昼食。1時5分、昭恵夫人、洋子さんとともにグランドハイアット東京周辺を散歩。20分、同ホテル。30分、「NAGOMIスパアンドフィットネス」で運動。

3時14分、六本木の映画館「TOHOシネマズ 六本木ヒルズ」。昭恵夫人らと映画「スター・ウォーズ フォースの覚醒」を鑑賞。5時50分、同ホテル。6時30分、ステーキハウス「オークドア」で昭恵夫人らと食事。同ホテル宿泊。

1月1日
 【午前】8時53分、宿泊先の東京・六本木のホテル「グランドハイアット東京」発。9時9分、東京・富ケ谷の自宅。10時27分、自宅玄関で、昭恵夫人と記念撮影。41分、皇居。昭恵夫人とともに新年祝賀の儀に出席。11時28分、自宅。
 【午後】2時49分、グランドハイアット東京。3時30分、東京・六本木の映画館「TOHOシネマズ 六本木ヒルズ」。昭恵夫人、岸信夫外務副大臣ら親族と映画「海賊とよばれた男」を鑑賞。6時26分、グランドハイアット東京。32分、日本料理店「旬房」で、昭恵夫人、安倍寛信三菱商事パッケージング社長、岸外務副大臣ら親族と食事。グランドハイアット東京泊。

1月2日
 【午前】7時32分、宿泊先の東京・六本木のホテル「グランドハイアット東京」発。8時26分、神奈川県茅ケ崎市のゴルフ場「スリーハンドレッドクラブ」。経団連の御手洗冨士夫名誉会長、榊原定征会長らとゴルフ。10時24分、報道各社のインタビュー。
 【午後】4時12分、グランドハイアット東京。6時、フランス料理店「THE FRENCH KITCHEN」で、昭恵夫人や友人と食事。グランドハイアット東京泊。

六本木の高給ホテル「グランドハイアット東京」はここをクリック
http://restaurants.tokyo.grand.hyatt.co.jp/

フランス料理店「THE FRENCH KITCHEN」はここをクリック
http://restaurants.tokyo.grand.hyatt.co.jp/french-kitchen-tokyo/

イタリアンはここをクリック
http://restaurants.tokyo.grand.hyatt.co.jp/fiorentina-italian-restaurant/


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/531.html

[経世済民117] 最新カプセルホテル事情 「女性専用エリア」「JR参入」など(NEWS ポストセブン)
             カプセルホテルのイメージを超えた「ファーストキャビン」


最新カプセルホテル事情 「女性専用エリア」「JR参入」など
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170103-00000015-pseven-bus_all
NEWS ポストセブン 1/3(火) 16:00配信


 訪日外国人数が過去最高を更新し続け、年間2500万人も視野に入ってきた。この勢いで2020年の東京五輪に弾みをつけたいところだが、一方で「ホテル不足」が深刻さを増している。ホテル業界はこのチャンスを逃すまいと新規開業を急いでいるものの、それでもキャパが追い付いていない現状がある。

 そこで、俄かに注目を浴びているのが、多くの収容人数を稼げる「カプセルホテル」だ。これまでカプセルホテルといえば安全性や快適性で疑問符がつけられていた宿泊形態だったが、近年のカプセルホテルは女性一人でも安心して泊まれるほどの進化を遂げている。

 ホテル評論家の瀧澤信秋氏が、2017年に注目の「最新カプセルホテル事情」を報告する。

 * * *
 カプセルホテルではいま、都心の一等地にデザインやサービスなどに気遣った“進化系”といわれる施設が注目されている。女性専用スペースを設けるケースもあり、格安に移動できる交通手段が増えたことや、訪日外国人客の激増など、若い女性の需要も増加している。

 昨年12月22日に開業した「グランパーク・イン横浜」は衝撃的だ。進化系の一翼として人気を博している系列店の「グランパーク・イン北千住」は男性専用だが、よりデザイン性を高め女性専用エリアも設けた。導線もよく考えられており、使うほどに納得しそうなハイセンス施設だ。

 供食も秀逸。レストラン「ザ・ブックカフェ」では、串カツにお好み焼きからおでんまで多彩なメニューをオシャレに楽しめる。横浜駅至近という立地は訪日外国人客の需要も見込まれる。

 男性専用施設も負けてはいない。進化系の代表格「豪華カプセルホテル安心お宿」は、新橋・秋葉原・新宿に加え2016年7月には初の郊外店となる荻窪へ出店、さらに11月には「豪華カプセルホテル安心お宿プレミア新橋汐留店」を開業した。

「男の秘密基地! 進化系カプセルホテル」をキャッチフレーズに、ミニコワーキングスペース付のカプセルとして、ビジネスデスク&高級チェアを配したビジネスプランの新設など、ビジネス街という立地に根ざしたコンセプトを打ち出す。

 一方で、カプセルホテルの象徴的存在だった老舗の「グリーンプラザ新宿」が昨年12月25日に惜しまれつつ閉館。進化系と旧態型の明暗を示すかのように、カプセルホテルのトピックが続いた激動の2016年カプセルホテルシーンであったが、2017年は新たな展開が見込まれている。

 年末に飛び込んだ大きなニュースが、JR西日本の施設内に「ファーストキャビン」を設けるというもの。

 ファーストキャビンは国内で8店舗展開、女性専用エリアも設ける“飛行機のファーストクラス”をイメージしたキャビンタイプの進化系カプセルホテルだ。今年1月に共同出資会社「JR西日本ファーストキャビン」を設立。出資比率はJR西日本が51%、ファーストキャビンが49%で、新会社の社長はファーストキャビンの来海忠男社長が務める。西日本を中心に出店を加速する方針だという。

 さらにファーストキャビンは、2月に「ファーストキャビン日本橋よこやま町」を出店。3月には羽田空港第1ターミナルに続く空港店「ファーストキャビン関西空港」「ファーストキャビン長崎」と続けての出店を予定している。一般のホテル料金が高騰する中、訪日外国人をはじめ出張客などの需要が増えており、割安なカプセルホテルの宿泊需要はますます高まると見込んでいる。

 深夜便、早朝便への搭乗でも利用価値の高い「ファーストキャビン羽田ターミナル1」は、  空港とカプセルホテルの親和性を実証したが、空港へのカプセルホテル進出へはセントレアへも。

 2017年春、Tube株式会社が中部国際空港旅客ターミナルビル1階に「TUBE Sq(チュウブ・スクウェア)」が開業する。空間と眠りのクオリティに気遣ったカプセルホテルを目指すという。LCCの就航も増加しているセントレアだけに需要が期待できそうだ。

 近年進化系の出店が増えている大阪でも新しい動きが。1月に開業予定の「カプセルホテルアスティル道頓堀」ではセキュリティゲートも完備した女性専用エリアを設ける。ビジネスから観光ユースまで幅広いニーズに対応、ウッディなデザインを基調としつつスタイリッシュなインテリアで男女幅広い世代に“カプセルホテルでリラックス”を訴求する。

 ファーストキャビンとJR西日本の提携について既述したが、現在JR東日本でもカプセルホテルを建設中だ。JR神田駅至近の「神田カプセルホテル(仮称)」で7月の開業を予定している。運営は、京都や成田空港などでカプセルホテルを展開する株式会社ナインアワーズ。

 JR東日本ではすでに2016年12月「Train Hostel 北斗星」を開業している。運行廃止となった寝台特急「北斗星」の2段ベッド、個室寝台の実車パーツの一部を内装に再利用したもの。ホステルは既述したカプセルホテルと異なる業態だが、法律上では同様の簡易宿所カテゴリー。訪日外国人客の需要を想定し、低廉で長期滞在が可能な宿泊施設を展開するという。

 一般のホテルと比較して、簡易宿所は営業許可のハードルが低くイニシャルコストも低廉、参入撤退が容易だといわれる。国際紛争や経済・環境問題など様々な要因で一気にクールダウンするリスクも内含するインバウンド需要に、簡易宿所という業態はマッチしているのかもしれない。

 事実、訪日外国人客の需要を睨んだ簡易宿所施設が続々開業しているが、簡易宿所と一括りにできない側面もある。

 カプセルホテル、ホステルなど業態毎にゲストの利用目的には差異がある。各業態が歩んできた歴史や文化も異なる。それぞれのエッセンスを理解しない上での、ブームに乗った安直な開業・運営を行う施設は淘汰されていくことだろう。リアルな利用者の声が届きやすい業態だけに、さらなる利用者目線を追求し、進化していくことを願ってやまない。


http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/423.html

[経世済民117] 中国ITトレンド2大潮流 フィンテックも「政府主導」で進む(Forbes JAPAN)

中国ITトレンド2大潮流 フィンテックも「政府主導」で進む
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170103-00014748-forbes-bus_all
Forbes JAPAN 1/3(火) 15:00配信


Eコマースのアリババや傘下の決済アプリのアリペイ、配車アプリ「滴滴出行」(ディディチューシン)によるウーバーの中国事業の買収など、中国のテック業界の動向が世界の注目を集めている。欧米企業は今やWeChatのようなモバイルアプリの成功から、何かを学びとろうとしている。ここでは2017年の中国のテック業界のトレンドを予測してみた。

■政府が牽引するフィンテックブーム

中国ではクレジットカードを持つ人は少なく、多くの人がアリババのアリペイやWeChatなどスマホの決済アプリを使う。アーンスト・アンド・ヤングのリポートによると、中国の消費者の40%が、新たな決済手段を使っている。

中国政府は2020年までに新たなクレジットスコアシステムの導入を目指しており、この事もフィンテックの成長を支えるだろう。政府は国民の買い物履歴、ソーシャルでの行動、その他の金融データに基づいてクレジットスコアを設定し、金融ローンだけでなく公務員の採用、旅行できる国などあらゆる審査への適用を計画中だ。

プライバシーを侵害しているとの批判もあるが、アリババグループのアリペイや芝麻信用など8社がすでに、政府システムに組み込める信用スコアシステムを開発中だ。

また、P2P金融セグメントも引き続き成長が続くだろう。中国最大の消費者金融サイトの一つで、クレジットスコアを持たない中間層を対象にしたChina Rapid Finance(上海信而富企業管理)は既に100万人以上にローンを提供中だ。

一方で新興企業への資金流入は減っている。2015年には大量の資金がベンチャー領域に流入し、10億ドル以上の評価がついた中国企業が19社もあった。しかし、その数は2016年11月時点で11社に減った。減少の流れは2017年も引き続くと見られている。

香港証券取引所に昨年12月初めに上場した自撮りアプリの「美図(Meitu)」は、IPOによって46億ドル(約5,390億円)を調達したが、調達額は予想を下回った。今後は資金の多くは、自動運転やAIセグメントに投じられると予測されている。

■「グローバル・ファースト」の流れ

中国企業は2016年、海外進出を加速させ国外でのM&Aに2,070億ドル(約24兆円)以上を費やした。M&Aと海外投資ブームは2017年も続きそうだ。進出先はヨーロッパ、米国、東南アジアに広がる。アリババの金融グループ会社、アント・フィナンシャルは最近、タイのフィンテック企業Ascend Moneyに出資した。

中国企業は2016年1〜9月、米企業に35億ドル(約4,100億円)を投じた。アナリストは、「2017年に勢いが衰える理由が見当たらない。欧米での投資はますます加速するだろう」と述べた。

国内マーケットを飛び越えて海外に進出する企業も現れている。モバイルツールプロバイダーの「Cheetah Mobile」(猟豹移動)は、北京に本社を置くが収益の半分以上を海外で上げている。上海を拠点とする動画SNSアプリの「Musical.ly」は、米国と欧州で最もダウンロードされているアプリの一つだ。

「中国の若い起業家は今や国内で成功を収めることよりも、海外での成功を第一に考えている」と関係者の一人は述べた。

Jordyn Dahl

http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/424.html

[経世済民117] 正月休み、お金についてすべきことは?(プレジデント)


正月休み、お金についてすべきことは?
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170102-00021030-president-bus_all
プレジデント 1/2(月) 11:15配信


 金融商品の税制変更などに合わせ年内の売却を勧めることがあるが、2016年は大きな変更なし。正月休みは「家計の総決算」に取り組みたい。

 支出を把握していない、資産の総額がわからない、という人は少なくない。負債も考慮した実質的な資産額を把握しているという人は、ほとんどいないだろう。思ったより貯蓄が増えていない、負債が多い、株式などのリスク資産に偏っているなど、問題が潜んでいることも考えられる。まずは現状把握が必須であり、気持ちを新たにするのに適した年末年始を利用して、資産の棚卸しに取り組もう。

 まず確認したいのが、資産について。銀行、証券会社など、複数の金融機関に預けている資産を一覧表にまとめる。株式や投資信託などは、銘柄ごとに投資元本(投資した額)と時価を調べて書き出したい。取引報告書を見てもいいし、ネット証券ならログイン後の画面で調べられる。利益が出ているかがわかるし、「投資先が日本株に偏っている」などの問題にも気づける。

 学資保険、養老保険など、満期金がある保険に加入していたら保険証券に記載されている解約返戻金(今解約したらいくら戻るか)を書き出す。

 勤務先で確定拠出年金の制度がある人は、その残高も資産ととらえていいだろう。ただし、原則60歳までは引き出せないことは念頭におく。

 次は不動産。自宅がいくらで売れるかを調べる。重要なのは、住宅ローンが返済できなくなった場合など、自宅の売却が可能かを知ることだ。

 仮に自宅の売却見込み額3000万円に対し、住宅ローンが3500万円残っていれば、自宅は債務超過の状態で、差額の500万円を用意しなければ原則売却できない。

 新築住宅の分譲価格には不動産会社の利益や広告宣伝費がのっているため、都心の一等地や希少価値のある物件を除けば、すぐにその価値は2〜3割下がるといわれている。ここ数年、銀行は住宅ローンを貸したがっており、頭金ゼロ、全額ローンで購入している人も珍しくないが、そのようなケースでは自宅は債務超過、預金もないなど、もしものときに売れないこともありうる。広告などで周辺相場を調べるほか、不動産会社に査定を依頼する手もあるが、面倒なら固定資産税評価額を参考にしてもいいだろう(固定資産税の通知書に記載されている)。

         

 住宅ローンについては、残債額と完済年齢を確認。定年までに完済するのが望ましく、60歳を大幅に超えるようならいずれは繰り上げ返済する必要があるので、現状を把握したい。また変動金利型で借りている人は、金利が低い今のうちに、固定型に切り替えることも検討するといい。

 住宅ローン以外の債務も含め、もしも家計全体が債務超過の状態なら、すぐに改善に乗り出そう。家計簿、なければ預金通帳の引き落としの記録、クレジットカードの利用明細などから無駄を探す。

 貯蓄が毎年順調に増えている場合は別だが、そうでないなら一定期間、家計簿をつけたい。家計簿は問題を見つけるためのデータベースになるし、いくらあれば暮らせるかを把握しておくことは、重要なリスク管理といえる。

 家計の総決算を毎年の習慣にし、夏のボーナス時には中間決算を行うのが理想的だ。

 資産を総ざらいして自分と向き合う。共働き世帯も、夫婦間では個人情報保護法を適用せず、お互いの収入、資産を公開するのが望ましい。

ファイナンシャル・プランナー 深野康彦 構成=高橋晴美




http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/425.html

[政治・選挙・NHK218] 新年第1号は「良心なき報道は悪です」
新年第1号は「良心なき報道は悪です」
http://79516147.at.webry.info/201701/article_27.html
2017/01/03 13:43 半歩前へU


▼新年第1号は「良心なき報道は悪です」
 ブログ「半歩前へU」の読者「りぼん」さんから新年第1号の投稿が届いた。「良心なき報道は悪です」―。まさしくその通り。以下に紹介する。

***************

明けましておめでとうございます。

 私は、日経新聞を親の代から半世紀以上に渡り欠かさず購読しておりましたが、安保法成立の時から購読を断り、現在、東京新聞電子版と日刊ゲンダイ電子版を購読しております。

 正義感なく真実を伝えず、国民に問題提起をせず、国民の思考を鈍化させ、保身に走り、国民を不幸にする現政権の拡声器の機能しかない大手新聞を軽蔑しております。

 報道の基本は良心がなければならないと思います。良心なき報道は悪です。


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/535.html

[原発・フッ素47] 皆さんもシエアする際は気を付けて! 
皆さんもシエアする際は気を付けて!
http://79516147.at.webry.info/201701/article_26.html
2017/01/03 13:10 半歩前へU


▼皆さんもシエアする際は気を付けて!
 ネットで高山清洲と名乗る人物が「東京都の放射能汚染は、深刻です!!」とこんなことを言っていた。
http://blog.goo.ne.jp/mokushiroku666/e/b1446cfc3189180693dfde2446b154f2

 これを見た人が「私の娘も東京に住んでおります。 帰っておいでと云っても、帰って来ません。 心配です」とコメントして、シエア。

 これに対して、わがフェイスブック仲間の愛澤弘子さんが、「シェア拡散する前に情報源を確認してね!こちらも併せてお読み下さい」と警告を発した。
http://kaleido11.blog.fc2.com/blog-entry-3557.html

 これまでにも知らずに、フェイスブックに「高山清洲の投稿」を転載している場面をしばしば見かけた。「世界平和 人類みんな兄弟」などと笹川良一バリのいかがわしいタイトルを付けているので???と疑った。

 「放射能汚染」うんぬんと言って、いろんな数字を羅列。ところが、肝心な出典が不明。出どこの判明しないデータほど怪しいものはないので私はパスした。

愛澤弘子さん、ありがとう。皆さんもシエアする際はくれぐれも気を付けて。



http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/231.html

[国際17] トランプ政権下では主要メディアは排除されます。 
トランプ政権下では主要メディアは排除されます。
http://blog.livedoor.jp/wisdomkeeper/archives/52000295.html
2017年01月03日10:50 日本や世界や宇宙の動向


トランプ氏は主要メディアがいかにねつ造報道を行ってきたかを知っています。そのため、彼はこれまでもソーシャル・メディアを介してメッセージを発信してきました。

トランプ新政権下では、情報発信を行う際、主要メディアを排除するそうです。その代わり、ツイッター、フェースブック、インスタグラムなどを介して(フィルターを介さずに)直接国民に伝えるそうです。

その結果、主要メディアは倒産します!

これは良いことです。主要メディアを支配しているのは、アメリカや世界を支配するシオニスト・ユダヤ集団です。

これまでは彼等の都合のよい情報しか流してきませんでした。また、世界を混乱させるために頻繁にねつ造報道を行なってきました。トランプ氏の方針でアメリカの主要メディアがパニック状態だということは当然でしょう。

ソロス、オバマ、ヒラリー、ブッシュ、民主党。。。そして主要メディアも、トランプ氏の大統領就任式を必死に妨害しようとしている理由の一つがこれだと思います。ソロスは日本のバブル崩壊の「黒幕」の一人であり、その結果巨額の富を得ました。日本の敵です。

ところで、トランプ氏が使用しているツイッターやフェースブックはエスタブリッシュメント側のソーシャ・メディアだと聞いています。彼等は常にツイッターやフェースブックを監視しています。それでも、真実の情報が拡散されるスピードの方が彼等のブロックのスピードよりも速いということです。

それにしても、今年はすごい変化が起こる年になりそうです。嘘ばかりついている日本のマスコミも淘汰されることでしょう。

http://www.usapoliticstoday.com/president-trump-shut-mainstream-media/
(概要)
1月2日付け



トランプ次期大統領は、国政に関する発表は主要メディアを介してではなくフェースブック、インスタグラム、ツイッターを介して行うと宣言しました。

このような動きはこれまでの大統領には見られませんでした。トランプ政権下では、主要メディアが行ってきたフィルターを通した情報発信が制限されることになります。その代わり、ソーシャル・メディアを介して米国民に直接伝えられることになります。

日曜日に、次期報道官のスパイサー氏は、「トランプ氏がツイッターに書き込むと大きな結果を生んでいる。失礼ながら、トランプ氏にはソーシャルメディアで直接会話ができる4500万人以上のフォロアーがいる、つまりこれは主要メディアを恐怖におののかせている。トランプ氏が主要メディアを通してメッセージを流す必要など全くない。」と述べました。

大統領がツイッターを使うようになれば、主要メディアは大統領のメッセージを報道できなくなります。これは主要メディアの報道官から、ホワイトハウスに入りこむ特権を奪うことになります。


トランプ氏の新たな取り組みにより、エスタブリッシュメント側のメディアは情報操作、偏向報道ができなくなるため、トランプ氏は市民ジャーナリズム(独立系新聞社が繁栄する)の新時代の火付け役となるでしょう。

一般大衆は、トランプ政権下で主要メディアによる情報操作、偏向報道で洗脳された家畜のような状態から解放され、情報をそのまま直接入手できるようになりますから、トランプ政権のやり方に対する独自の意見を持つことが可能となります。

一般大衆が真実を知ったなら、メディアは、カーター政権後に加速したグローバリストのアジェンダのプロパガンダを続行することができなくなります。一般大衆が独立的な考えを持つことができる新たな時代が到来しました。

このような状況下で、主要メディアがパニック状態で攻撃を繰り返しているのは当然でしょう。

トランプ政権下で、主要メディアは、突然、重要な情報(情報操作、偏向報道による)の発信源としての役割を失うことになるのです。

つまり、数十年間、重要情報を発信してきた既存メディアが猛省をする重要な時期が来たということです。




http://www.asyura2.com/17/kokusai17/msg/119.html

[政治・選挙・NHK218] マスメディア死亡確定!トランプ次期大統領は国政に関する発表をツイッター・フェイスブックなどで行うとのこと!日本にも影響!
【マスメディア死亡確定!】トランプ次期大統領は国政に関する発表をツイッター・フェイスブックなどで行うとのこと!
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/25598
2017/01/03 健康になるためのブログ


  
   http://www.usapoliticstoday.com/president-trump-shut-mainstream-media/


http://blog.livedoor.jp/wisdomkeeper/archives/52000295.html

トランプ次期大統領は、国政に関する発表は主要メディアを介してではなくフェースブック、インスタグラム、ツイッターを介して行うと宣言しました。

このような動きはこれまでの大統領には見られませんでした。トランプ政権下では、主要メディアが行ってきたフィルターを通した情報発信が制限されることになります。その代わり、ソーシャル・メディアを介して米国民に直接伝えられることになります。

それにしても、今年はすごい変化が起こる年になりそうです。嘘ばかりついている日本のマスコミも淘汰されることでしょう。



以下ネットの反応。












SNSやってない人は大事な情報を受け取れなくなるということですね。そして、マスメディアの記者もトランプ氏のツイッターを見ながら記事を書くという事になるんでしょうかwww

これはどんどんやって欲しいですね。そして、マスメディアというものがいかに信用できないモノであるかという事を、全世界的にもっともっと広めて欲しいです。


関連記事
トランプ政権下では主要メディアは排除されます。 
http://www.asyura2.com/17/kokusai17/msg/119.html



http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/536.html

[政治・選挙・NHK218] 「カジノ法を多数で強行可決した安倍政権はつぶさないとダメ」元民主党最高顧問 藤井裕久さん 
「カジノ法を多数で強行可決した安倍政権はつぶさないとダメ」元民主党最高顧問 藤井裕久さん
http://ameblo.jp/takumiuna/entry-12234481770.html
January 03, 2017 かばさわ洋平


カジノ法を多数で強行可決した安倍政権はつぶさないとダメ!

元財務相、元民主党最高顧問の藤井裕久さんが、刑法で禁じられた賭博を合法化するカジノ法を強行可決した安倍政権はつぶさないとだめだと怒りの声をあげています。野党は結束して自民党とたたかわなければならないと力説しています。本気の野党共闘を実現し、政治を変える2017年にしたいと私も思います。


  赤旗日曜版 1/1、1/8合併号

参院選の結果、与党が3分の2を占めたことを国民は決してよかったとは思っていません。多くのの日本人はまっとうな良識を持っています。昨年の国会はひどいものでした。刑法で禁じられてきた賭博を合法化するカジノ法を多数で強行可決した。こんな政権はつぶさないとだめです。

私の小学校の同級生の多くは、太平洋戦争中、食料難や空襲で死にました。戦争は絶対反対です。戦争法を進める、憲法解釈を勝手に変えて自衛隊を海外に出す安倍政権は終わりにしなければなりません。ですから、野党は結束して自民党とたたかわらなければならない。その点で共産党は身を捨ててよくやっていると思います。

いまだに共産党と協力することに反対する人がいますが、そういう人に私は「安倍首相と共産党のどちらが嫌いなのか」と聞きます。たいていの人が「安倍首相」。私の世代にはノンポリの人が多いですが、いまはみな「共産党の方がまともだ」と言っていますよ。





http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/537.html

[国際17] 比・ドゥテルテ大統領、ダーイシュと関係と告白(Sputnik)

比・ドゥテルテ大統領、ダーイシュと関係と告白
https://jp.sputniknews.com/politics/201701033207559/
2017年01月03日 17:21(アップデート 2017年01月03日 17:46) Sputnik


フィリピンのドゥテルテ大統領がソーシャルニュースサイト「Rappler」のインタビューを受けて、大統領の親類がテロ組織「ダーイシュ(イスラム国、IS)」と連絡を取り合っていると語った。

ドゥテルテ大統領は、親類の中には、テロ組織の利益を守り、ダーイシュのテロリストと協力しているものもいると告白した。大統領によると、これは、ミンダナオ島で過激派を支持している人もいることに関係している。

同サイトが報じるところ、ドゥテルテ大統領はテロリストと関係を維持する意図はないとした上で、「共和国にのみ仕えている」と述べた。先に大統領は、フィリピンのある過激派組織がダーイシュと緊密に協力していると語った。

先にドゥテルテ大統領は、「良い奴のふりをする暇はない」と述べた。


フィリピン大統領、俺には「格好つけてる暇はない」
https://jp.sputniknews.com/politics/201612313202196/


http://www.asyura2.com/17/kokusai17/msg/121.html

[経世済民117] <日本で大成功した中国人>日本のITバブル崩壊に希望を見出す!日中企業の協力は爆発的なエネルギー生み出す
ビジネス界は戦場だ。昔から中国人は、利益を追求するため頭を働かせる商人の様子を「リスクに富を求める」「商人に善人はいない」などと形容している。もしビジネス界にその形容に合わない人物がいれば、素人扱いされる。しかし、本当にそうだろうか。


<日本で大成功した中国人>日本のITバブル崩壊に希望を見出す!日中企業の協力は爆発的なエネルギー生み出す
http://www.recordchina.co.jp/a158895.html
2017年1月3日(火) 7時50分


ビジネス界は戦場だ。昔から中国人は、利益を追求するため頭を働かせる商人の様子を「リスクに富を求める」「商人に善人はいない」などと形容している。もしビジネス界にその形容に合わない人物がいれば、素人扱いされる。しかし、本当にそうだろうか。

「リスクを取ることはもちろん良い資質だが、富のためだけではあってはならず、挑戦によって人生を新たな高みへと到達させなければならない。悪いことをして得た成功には限界があり、昔からそれで大事をなす者はいない。百計は誠意には及ばない。顧客、従業員、サプライヤー、家族、友人に対しては誠意をもって相対しなければならない。純粋、誠実を究めてようやく真の企業家といえる」。キング・テックの王遠耀会長は穏やかに「商道」を説いた。

資本金3000万円、社員3人の零細企業が、わずか16年間で資本金2億円、年間売上高60億円超の中堅上場企業へと成長した。王遠耀には信用第一、リスクを勝ち取るという自身の「王道」がある。キング・テックもまさに「王道」によって、業界の「王者」となった。

キング・テックは日本、中国、台湾に拠点を置き、業務は電子機器の製造とサービス、電子機器貿易、投資など広範な分野をカバーしている。同時に上場企業SJIの大株主、リミックスポイントの筆頭株主でもあり、ストレージバックアップ業務では日本でもトップ企業である。同社は世界的にATM(現金自動預払機)の販売にも従事し、広範にM&Aを展開、急速に日中両国のIT市場における強力な「粘着剤」へと成長した。


http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/426.html

[戦争b19] 「見ているだけでも痛い!」北朝鮮の特殊部隊の“猟奇的”な訓練が話題
「見ているだけでも痛い!」北朝鮮の特殊部隊の“猟奇的”な訓練が話題
http://videoclip.club/post-16863/
2017/01/03 The World Video


2017年1月3日、韓国でこのほど、インターネット上に公開された北朝鮮の特殊部隊の訓練映像が「猟奇的だ」と話題になっている。

北朝鮮の朝鮮中央TVが公開した同映像には、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が見守る中、軍人らが指で電球を割ったり、斧を腹筋に打ちつけたり、ガラスの上で「受け身」を披露するなど、過酷な訓練を行う様子が映っている。また、米国の戦闘機の模型を爆破するなど挑発的な場面も登場する。

この映像について、韓国軍は「ただの脅迫用ではない」と明らかにした。北朝鮮が実際に通常戦力の強化を行っている可能性が高いという。

この映像に、韓国のネットユーザーは「見ているだけでも痛い」「北朝鮮に生まれなくて良かった」「北朝鮮サーカス団?何がしたいのか分からない」などのコメントを寄せた。
(出典:https://www.youtube.com/watch?v=9ZbsqQd-Osc

北 특수부대 '엽기훈련'...재래식 전력 강화 / YTN (Yes! Top News)



http://www.asyura2.com/16/warb19/msg/455.html

[アジア21] 崔順実被告の娘チョン・ユラ容疑者をデンマークで拘束、韓国が緊急引渡を要求=韓国ネット「デンマークでも国の恥をさらした」
2日、韓国・ニュース1によると、崔順実被告の娘チョン・ユラ容疑者が1日夜、デンマークで逮捕され、韓国警察は現地警察に緊急引渡拘束を要求することにした。この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。写真は韓国で行われた抗議デモ。


崔順実被告の娘チョン・ユラ容疑者をデンマークで拘束、韓国が緊急引渡を要求=韓国ネット「デンマークでも国の恥をさらした」「自分の親を恨め」
http://www.recordchina.co.jp/a158773.html
2017年1月3日(火) 12時0分


2017年1月2日、韓国・ニュース1によると、韓国の現政権を揺るがす国政介入問題の中心人物である崔順実(チェ・スンシル)被告の娘チョン・ユラ容疑者が1日夜(現地時間)、デンマークで逮捕され、韓国警察はチョン容疑者の身柄を迅速に確保するために、現地警察に緊急引渡拘束を要求することにした。

李哲聖(イ・チョルソン)警察庁長は2日、ソウル西大門区庁舎の記者会見で、「法務部国際刑事課、特別検察官チームと調整してチョン氏の緊急引渡拘束要求を行う」とし、「インターポールを通じて行うのが最も早いので、そうする予定」と明らかにした。デンマークは韓国と犯罪人引渡し条約を結んでいるため、韓国法務部国際刑事課がデンマーク法務部に書類によってチョン氏送還を要求することになるが、迅速な身柄確保のため、共助関係を有する警察を介して一旦地元警察に緊急引渡拘束を要求するというものだ。緊急引渡拘束は、外国で捕まえた犯罪者の引渡しを前提に、まず身柄を確保するよう要請する制度だ。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「ドイツ(資金洗浄防止法違反でドイツ検察に起訴されている)やデンマークの警察にまで迷惑をかけてしまったな」
「ドイツに続いてデンマークでも国の恥をさらした」
「デンマーク警察、頑張ってくれ」
「韓国警察はデンマーク警察任せにせずに、現地に行って仕事をしてこい」

「こんな国になってしまって…。大統領まで輸入しないといけなくなってしまった」
「ドイツで捕まったら罪が重くなる(マネーロンダリングおよび犯罪組織結成の容疑で最大無期懲役の可能性がある)から、あえてデンマークで捕まったんだ」
「一人で今のように逃亡できる訳ない。彼女を助けていた人物がいるはずだ。徹底的に調査して処罰すべき」

「自分の親を恨め」
「お金を持っていることも実力。親に力がある事も実力。しかし彼女の場合、これが実力だったんだ」
「親の育て方が間違っていた代表的な例だな。韓国には第2、第3のチョン・ユラがまだ多く残っている」(翻訳・編集/三田)

http://www.asyura2.com/16/asia21/msg/848.html

[中国10] 日本経済は中国旅行客なしではやっていけない?=「日本旅行に行く前に南京に行くべき」「日本へ買い物に行く人にはもっと高い税
31日、中国のポータルサイト・今日頭条は中国市場が日本経済を引っ張るエンジンだと主張する記事を掲載した。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。資料写真。


日本経済は中国旅行客なしではやっていけない?=「日本旅行に行く前に南京に行くべき」「日本へ買い物に行く人にはもっと高い税金を」―中国ネット
http://www.recordchina.co.jp/a159337.html
2017年1月3日(火) 13時20分


2016年12月31日、中国のポータルサイト・今日頭条は中国市場が日本経済を引っ張るエンジンだと主張する記事を掲載した。

記事は、「中国市場に依存しなくとも日本経済は変わらず発展する」との見方があるものの、それは違うと主張。中国経済こそ日本経済を引っ張るエンジンとなっていると論じた。

その上で、安倍首相以前の政権は、中国市場を軽視した政策だったため経済が低迷していたのであり、日本がもっと早くに中国市場を重視していれば、「失われた20年」は回避できたはずだと主張した。

そして、日本経済のかなりの部分が中国人旅行客で支えられているのが現状であり、このような背景の中で、日本政府が中国に対抗する処置を取るなら、中国政府は「日本への渡航制限」を課し、日本経済は大打撃を受けるだろうと結んだ。

これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

「中国は昔から売国奴には事欠かない」
「日本旅行に行った人のリストを公表すべきだ」

「世界で最も気骨がないのが中国人だと思う」
「中国人は自尊心を持ち、目覚めるべきだ。日本旅行へ行く前にまずは南京に行くべき」

「日本への渡航制限というのは支持する」
「国は日本、韓国、台湾への渡航を禁止すべき」
「日本に買い物に行く人は金持ちなんだろ?ならばもっと高い税金を課すべき」

「意見があるならスマホもテレビも身分証明書も使うべきではない。中身は日本の部品なのだから。それに最大の売国奴は政府ということになる。日中の貿易額は4000億元にもなるのだから」(翻訳・編集/山中)

http://www.asyura2.com/16/china10/msg/622.html

[中国10] 中国の深海潜水艇「彩虹魚」、1万メートル級潜水試験に成功―中国メディア
中国が開発中の1万メートル級有人深海潜水艇「彩虹魚」がこのほど、世界で最も深いマリアナ海溝の中でも一番深い「チャレンジャー海淵」で1万メートル級海中試験に成功し、サンプルを回収した。


中国の深海潜水艇「彩虹魚」、1万メートル級潜水試験に成功―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/a159562.html
2017年1月3日(火) 14時10分


中国が開発中の1万メートル級深淵科学技術移動実験室の科学調査の「重器」となる、3台の1万メートル級有人深海潜水艇「彩虹魚」がこのほど、世界で最も深いマリアナ海溝の中でも一番深い「チャレンジャー海淵」で1万メートル級海中試験に成功し、サンプルを回収した。人民日報海外版が伝えた。

写真は上海海洋大学深淵科学技術研究センターのチームが彩虹魚3号を投入する様子。(提供/人民網日本語版・編集/YF)





http://www.asyura2.com/16/china10/msg/623.html

[経世済民117] 中国の電気自動車販売、16年は65万台超を予測=欧米抜く規模に―露メディア
中国の11月の電気自動車販売台数が前年同月比56%増の約4万3500台を記録した。


中国の電気自動車販売、16年は65万台超を予測=欧米抜く規模に―露メディア
http://www.recordchina.co.jp/a159272.html
2017年1月3日(火) 16時0分


中国の11月の電気自動車販売台数が前年同月比56%増の約4万3500台を記録した。12月は3万5000台以上が予測されており、通年で65万台を超えるとみられている。

参考消息網がロシアメディアの報道として報じたもので、米国の今年の販売台数は56万台、欧州は63万台となる見通し。電気自動車が市場に占める割合は中国が1.4%、米国が1.1%、欧州が1.2%という。中国で人気の高いタイプは航続距離150−200キロの小型、低価格の車両で、国内メーカーが95%のシェアを掌握。残る5%のうちの3%を米テスラが占めている。

中国で電気自動車の普及が進む背景には、政府が環境保護に力を入れていることがあると指摘されている。中国は今年9月、地球温暖化対策のための国際的枠組みである「パリ協定」の批准を発表。ロシアメディアによると、来年末までに中国の全ての清掃車が電動化される可能性もある。(提供/Bridge・編集/Yamaguchi)

http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/427.html

[アジア21] 韓国が世界初のドローン国家基準を整備=韓国ネット「ガラパゴス基準」「韓国は世界初という言葉が本当に好きだな」
29日、韓国・電子新聞によると、韓国産業通商資源部国家技術標準院は無人航空機(ドローン)システムの国家規格を制定・告示した。この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。


韓国が世界初のドローン国家基準を整備=韓国ネット「ガラパゴス基準」「韓国は世界初という言葉が本当に好きだな」
http://www.recordchina.co.jp/a159537.html
2017年1月3日(火) 16時30分


2016年12月29日、韓国・電子新聞によると、韓国産業通商資源部国家技術標準院は無人航空機(ドローン)システムの国家規格(KSW9000)を制定・告示した。

ドローンの国家標準を作ったのは韓国が初となる。現在、世界的にドローンの国家・国際標準はなく、米国材料試験協会(ASTM)などで制定された団体の標準10種、または北大西洋条約機構(NATO)、国際民間航空機関(ICAO)、米連邦航空局(FAA)などが制定した運航・堪航認証関連の基準がある程度だった。

韓国の既存航空法では「自重150kgまで」とだけ規定していた最大離陸重量による分類をKSW9000は2kg以下から600kg超まで5段階に区分し、超小型無人動力飛行装置「2kg以下」、小型無人動力飛行装置「2kg超25kg以下」、中小型無人動力飛行装置「25kg超150kg以下」、中型無人航空機「150kg超600kg以下」、大型無人航空機「600kg以上」に分類する。KSW9000は運用の高度による無人機の分類も、高度150mまでと規定していた既存航空法よりも拡大しており、低高度(150m)から成層圏(50km)までの4段階に分類している。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「ドローン発展のためというよりは、ドローン規制につながる」
「基準・規制は利権を産む」

「拙速だ」
「ガラパゴス基準」
「他の国ではなぜ基準を作ってないのだろう?」
「韓国は世界初という言葉が本当に好きだな」

「韓国が基準を作ったら世界中がついて来るとでも思ったのか?市場の支配者が作った基準が国際標準となるのだ」
「世界を知らない韓国の公務員。恥ずかしくないのか?」
「ドローン技術はないのに基準はあるんだ」
「世界初の無人機の国家標準を作っても、空を飛ぶ国産ドローンがどれだけあるんだ」

「国が無政府状態になっているのに、ドローンの基準ってか」(翻訳・編集/三田)

http://www.asyura2.com/16/asia21/msg/849.html

[中国10] 2000年前の宝剣、河南省で出土、冷たい光放つ剣身―中国
1日、中国河南省信陽市にある戦国時代の古墳でこのほど、約2000年前のものと推定される剣が見つかった。


2000年前の宝剣、河南省で出土、冷たい光放つ剣身―中国
http://www.recordchina.co.jp/a159839.html
2017年1月3日(火) 17時0分


2017年1月1日、中国河南省信陽市にある戦国時代の古墳でこのほど、約2000年前のものと推定される剣が見つかった。中国青年網が伝えた。

河南省文物考古研究院が、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)の公式アカウントで公開した動画では、さやから抜かれた剣身が冷たい光を放つ様子が収められている。

同省では2015年3月にも、周口市で約2000年前のものと推定される青銅の剣が、良好な状態で出土している。(翻訳・編集/柳川)










http://www.asyura2.com/16/china10/msg/624.html

[アジア21] 釜山に慰安婦像設置で日本が不満、日韓通貨スワップ交渉中断の可能性=韓国ネット「これが日本の本音」「日本に頭を下げる公務員
2日、韓国・聯合ニュースによると、釜山の日本領事館前に少女像が設置されたことで、韓国の要請により合意した通貨スワップ協定の再締結交渉が中断される可能性が出てきた。この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。資料写真。


釜山に慰安婦像設置で日本が不満、日韓通貨スワップ交渉中断の可能性=韓国ネット「これが日本の本音」「日本に頭を下げる公務員は売国奴だ」
http://www.recordchina.co.jp/a159850.html
2017年1月3日(火) 18時30分


2017年1月2日、韓国・聯合ニュースによると、釜山の日本領事館前に少女像が設置されたことに対する日本政府内での不満が高まり、韓国の要請により合意した通貨スワップ協定の再締結交渉が中断される可能性が出てきた。

日本メディアの報道によると、慰安婦問題での日韓合意(2015年12月28日締結)に基づいて10億円を拠出した日本政府内では、ソウルの日本大使館前にある少女像移転の見通しも不透明な状態で、さらに釜山の日本領事館前に少女像が設置されたことについて「詐欺を働いた」とする不満が出ている。

このような批判を受け、韓国側の要求に応じて合意した「通貨スワップ協定」の再締結協議が停滞する可能性が出てきている。韓国政府は少女像撤去などについて明確な方針を明らかにしないまま継続して留保の姿勢を見せており、道路管理者権限を持っている釜山市東区庁側は昨年30日午前から日本側の連絡に反応を見せていない。韓国政府の元高官は、「大統領府や外交部も自治体に撤去を要求する考えがない」と述べた。大統領府のある関係者も「市民団体との協議を通じて問題を解決したい」と述べ、事実上撤去は難しいとする立場を見せた。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「中断してもらって結構。どうせ何もないし。国が滅びても、もう失うものはない」
「これが日本の本音だろう」
「日本側はすでにスワップ協定を行うと発表していたのに、一方的に協定は行わないと通告してきたのか?」
「われわれにはお金はないけど自尊心はある」

「日本の圧力に負けてはならない。日本に頭を下げる公務員は売国奴だ」
「高高度防衛ミサイル(THAADミサイル)配備で中国に敵視されて、少女像設置で日本に敵視されて…」
「日本との通貨スワップなし。中国とも関係が悪い。一体どうするんだ」

「少女像を撤去すべき。国益にとって良くない」
「一部の国民が国をだめにしている」
「国家間で約束したのだから、まずその約束を果たしてから、新たに交渉すべきだ」(翻訳・編集/三田)


http://www.asyura2.com/16/asia21/msg/850.html

[アジア21] 「見ているだけでも痛い!」北朝鮮の特殊部隊の“猟奇的”な訓練が話題 :戦争板リンク
「見ているだけでも痛い!」北朝鮮の特殊部隊の“猟奇的”な訓練が話題

http://www.asyura2.com/16/warb19/msg/455.html


http://www.asyura2.com/16/asia21/msg/851.html

[政治・選挙・NHK218] 司法試験制度改革で、輝けなくなっている若い人たちのこと 
司法試験制度改革で、輝けなくなっている若い人たちのこと
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/03c0e4541feeaab750803c5a2d81d3ae
2017年01月03日 のんきに介護


α‏@snjiru7 さんのツイート。
https://twitter.com/snjiru7/status/816119928012959744

――閣議決定で「司法試験合格者数を3000人に増やす」と言って大勢の前途有望な若者を騙して法科大学院に入学させ、彼らが司法試験を受験する頃には2000人以下しか合格者を出さず、結果的に大勢の若者の人生を破滅させておいて、いまさら「輝いてみろ」とか「総活躍しろ」と言っても土台無理な話。〔12:12 - 2017年1月3日 〕—―

司法試験改革で

法科大学院に受験生を囲いこんだ。

これによって

受験回数の多い受験生をふるいにかけた。

結果として

合格者の実力が大幅に低下して、

試験に合格しても使えないという事態が発生した。

ここまでは、

僕も知っていた。

しかし、合格者数を低く抑えられていた

とは知らなかった。

実力ががたがたな上、合格者数も少ないとなったら

いいところなしではないか――。

そもそも

優秀な人材を得ようとして、

「○○大学院、もしくは、○○専門校卒業のこと」、

といった絞りのかけ方では駄目ってことだな。

この話は、

教訓的じゃないか。

給付型奨学金を話すとき、

是非思い出して欲しい。

本来、

奨学金など無償のはずだ。

それを貸し付けにして学生を借金地獄にする

ことは回避すべきだった。

それを「給付型奨学金」といった

特殊な奨学金制度を認めて

ガス抜きを図るなど、やり方がグロテスクだ。

学生間に格差を設けるようなこと、

極力避けるべきだと思う。

「奨学金」を

まるで宝くじのようにしてしまって、

卒業する学生は、

運を使い果たした法科大学院の卒業生のようになるんじゃないか。

僕は、

この配慮から、

上西小百合さんの

給付型奨学金不要論に賛成したことがあった

(拙稿「上西小百合さんのツイートが炎上?」参照。*http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/12923104ca492fa1b3833df37aa46315)。


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/538.html

[政治・選挙・NHK218] 正月の新聞がつまらない理由(WEDGE)

正月の新聞がつまらない理由
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/8592
2017年1月3日 織田重明 (ジャーナリスト) WEDGE Infinity


 新しい年が明けた。2017年だ。

 元日の朝、客もまばらなコンビニで、新聞各紙を買いそろえてみた。残念なことに、いずれも目立ったスクープはない。あえていえば、読売が「中国 海底に命名攻勢」との見出しで、中国が日本の排他的経済水域周辺で海底地形の調査を行い、国際機関に中国語による命名の申請を活発に行っていたという記事くらいか。朝日や毎日は、それぞれ「試される民主主義」、「多文化主義の危機」とトランプ現象に見舞われた米国社会の病巣を描く記事を一面に掲載していた。いずれも読むと、いい記事なのだが、目を引くようなものではない。

■新聞のスクープは終わったのか?

 もはや新聞はスクープで勝負する時代ではなくなったということか。昨年は週刊文春によるスクープの連発が注目された一方で、その他のメディアがスクープから手を引く傾向が露になった年だった。調査報道の朝日の看板だったはずの特別報道部もぱっとしなかった。私の親しい記者もこの部署にいるが、酒を飲んでは覇気のない部内の空気を愚痴ってばかりだった。

 スクープは競争相手がいるからこそ、次々と出てくるもの。文春一強時代のような現状は、決して望ましいものではない。新聞も雑誌もどこの編集部でも、経費削減で取材にカネをかけないようにする傾向が強まる一方だから、業界で最もふんだんに経費を使っている文春にスクープで対抗できるような媒体が出て来るのは、難しいだろう。昨年の文春の成功は、スクープの時代の終わりの始まりなのではないか。

 そうした悲観的な業界関係者の嘆きはともかくとして、新しい年はどんなニュースに注目すべきであろうか。国際情勢について見ていきたい。まず、当然のことながら、今月20日に米大統領に就任するドナルド・トランプ氏の打ち出す新政策の行方について。今年一年を占う上で、極めて重要で、為替相場や対中政策など、いずれもトランプ氏がどう出るか、不確定な要素も多く目が離せない。

 なかでも私が注目しているのは、沖縄の基地問題への影響だ。米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設計画をめぐり、日本政府は沖縄県と争ってきた裁判で、最高裁判決を勝ち取り、中断していた辺野古での工事を新年早々にも再開する予定だ。打つ手がなくなり、追い込まれつつある翁長雄志県知事は、2月にも訪米してトランプ氏本人、あるいはその側近に直接、この計画への反対を訴えたいとしている。

 大統領選のキャンペーン期間中に、トランプ氏が在日米軍の撤退もあり得るとの発言をしたことに、突破口を見いだそうとしているのだ。トランプ周辺にアクセスするルートがうまく作れず、この直訴が実現するかは不透明だが、トランプ氏の鶴の一声で、辺野古移設計画に大きな変更が出れば、またもやこの問題が漂流することにつながりかねない。

■懸念される日韓合意の破棄と、日ソ共同宣言よりも後退した共同経済活動

 さらに、国際情勢でもうひとつ挙げるとすれば、韓国だろう。大晦日の晩に、釜山の日本総領事館前の路上に設置された少女像(いわゆる慰安婦像)の除幕式が行われた。市民団体が設置しようとしたところ、いったんは地元自治体がこの像の設置を認められないとして撤去させたはずなのだが、市民などからの猛抗議に屈服して自治体が設置を認めてしまったのである。

 少女像をめぐっては、2015年末の日韓合意で、外国公館の威厳の侵害防止を定めたウィーン条約に違反するとしてソウルの日本大使館前に設置された像の撤去を求めた日本側に対し、韓国の尹炳世外相は「日本政府が在韓国日本大使館前の少女像に対し、公館の安寧・威厳の維持の観点から懸念していることを認知し、韓国政府としても、可能な対応方向について関連団体との協議を行う等を通じて、適切に解決されるよう努力する」と約束したはず。

 もはや死に体の朴槿恵政権に、世論の猛反発を買ってまで像の設置を阻むことは期待すべくもないとはいえ、こうもあっさりと政府間の合意が反故にされてしまっては、呆れざるを得ない。

 今年予定されている大統領選挙では、年末に国連事務総長を退任したばかりの潘基文氏や野党・共に民主党の文在寅氏などが有力候補とされているが、大統領選後は日韓合意そのものを破棄することを示唆する候補が少なくない。「最終的かつ不可逆的に解決」されたはずの慰安婦問題が振り出しに戻る恐れが十分にある。残念なことではあるが、今年の日韓関係の大きな難題となるのは避けられそうにない。

 沖縄の基地問題が漂流し、日韓関係がぎくしゃくすれば、喜ぶのは誰か。

 昨年末にあった外交上の大きなイベントとして日露首脳会談がある。どうしてこの会談がもっとメディアに批判されないのか、不思議だ。平和条約締結後に、色丹と歯舞の2島を引き渡すとした1956年の日ソ共同宣言よりも後退し、共同経済活動なるふわっとしたものと引き換えに3000億円もの投資をロシア極東やシベリアに実施することを約束させられてしまったのである。日露両国の法律がどう適用されるかも分からずリスクが多いのに、人口も少なく水産資源の他にはさして何もないこの島で経済活動をしようという企業が日本にどれだけあるのだろうか。

 ロシア側の報道によると、プーチン大統領は、領土交渉に踏み込むことに意欲を示していたというが、国防省や外務省の巻き返しにあって、急速にトーンダウンしたという。やはり一筋縄ではいかない国だ。年明け以降、安倍晋三首相は訪露して交渉を続けるというが、取るものを取ったロシアが一気に冷淡な反応を示す可能性はおおいにある。公安関係者のあいだでは、外交上の失点を挽回するため、安倍首相が電撃訪朝するという怪しげな噂が早くも流れている。

■混迷が続く、中東のヨーロッパ

 年越しの晩にトルコのイスタンブールで銃の乱射事件が起きた。このところ、トルコの治安情勢が急速に悪化してきている。かつてトルコは中東でも屈指の治安の良さで知られ、それが多くの観光客を呼び込むことにもつながっていた。エルドアン政権のもとで隣国シリアの内戦への介入を続けた結果が、一連のテロだ。トルコの治安情勢の悪化は、中東の先行きに暗い影を投げかけているように思える。

 さらに、今年はEUで重要選挙が目白押しだ。3月にオランダ総選挙、4月から5月にかけてはフランス大統領選、9月にはドイツで総選挙だ。オランダやフランスでは極右勢力のいっそうの台頭が懸念され、ドイツではEUの守護神となってきたメルケル首相の与党の敗北があり得る状況となっている。極右勢力の台頭は、イギリスに続いてEU離脱の動きにつながる恐れもある。そうなれば、世界経済への影響は必至。世界同時株安の引き金になることも考えられる。

 新年早々、暗い話ばかりで恐縮だが、どこかに明るい兆しはないものだろうか。


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/540.html

[政治・選挙・NHK218] 新年だからこそ差別主義者たちのヘイト発言を振り返る! 石原慎太郎、曽野綾子、百田尚樹、長谷川豊、安倍政権(リテラ)
左・石原慎太郎公式サイトより/中・曽野綾子『人間にとって成熟とは何か』(幻冬舎新書)/右・長谷川豊公式ブログ『本気論 本音論』より


新年だからこそ差別主義者たちのヘイト発言を振り返る! 石原慎太郎、曽野綾子、百田尚樹、長谷川豊、安倍政権
http://lite-ra.com/2017/01/post-2826.html
2017.01.03. 新年特別企画◉差別事件・ヘイト発言再検証 差別主義者のヘイト発言を振り返る!  リテラ


 この年末年始、マスコミはこぞって1年を振り返り、2017年の展望や問題点を語っていたが、そのなかでほとんど触れなかったことがある。それは、この国に差別やヘイト、排外主義が蔓延しているという問題だ。

 ここ数年、とくに在日コリアンへのヘイトスピーチが深刻化してきたが、昨年には、そうした民族や国籍など、自分では容易に変更できない属性を根拠とするグロテスクな排斥運動がより広範囲にわたって広がり、同時に、社会的弱者への差別思想が、戦後最悪の虐殺事件を引き起こすに至った。

 にもかかわらず、テレビなどの大マスコミは、そんなことはまるでなかったかのように完全に無視してしまった。しかし、この現実から目を背ける態度は、たんに自己保身のためであり、むしろ差別をエスカレートさせる結果にしかならない。

 そこで、本サイトは、この1年間に起きた差別事件、政治家や有名人のヘイト発言を振り返り、どこが問題なのかを改めて批判検証することにした。いったい連中がどんなグロテスクな思想をもち、何を語ったのか。そしてどんな人間の尊厳を踏みにじる行為をしたのか。それがどれだけ聞くに耐えがたいものでも、真正面から向きあい、差別とレイシズムへの怒り、そしてこうした問題が生まれる背景をもう一度考えるきっかけにしてもらえたら、と考えている。


●相模原障がい者施設殺傷事件の背景にあった石原慎太郎や曽野綾子らの障がい者ヘイト、自民党ネトサポも同調

 戦後日本で最悪の連続殺傷事件は、ヘイトクライムだった。障がい者施設を襲撃し、一夜で46人を殺傷した容疑者は「障害者は死んだほうがいい」「何人殺せば税金が浮く」などと主張した。ナチの優生学思想そのものだ。事件自体は、2016年を象徴するものとして、この年末年始に多くのメディアに取り上げられた。だが一方でマスコミは、ネット上で「植松容疑者の主張は間違ってない」「障害者は税金を使う金食い虫」などと、容疑者の思想に共感する声が多数あがったというグロテスクな事実を直視しない。容疑者の“障害者抹殺思想”は残念ながら特殊なものではなく、事件前より“弱者は排除すべき”という考え方は政治家や文化人にも見られ、社会のなかに広く潜行しているのが現実だ。

 たとえば石原慎太郎は、都知事に就任したばかりの1999年9月、障がい者施設を訪れ、こんな発言をした。「ああいう人ってのは人格があるのかね」「絶対よくならない、自分がだれだか分からない、人間として生まれてきたけれどああいう障害で、ああいう状況になって……」「おそらく西洋人なんか切り捨てちゃうんじゃないかと思う」「ああいう問題って安楽死なんかにつながるんじゃないかという気がする」。

 曽野綾子は13年の著書で、子どもが障害をもつ野田聖子に対しこう書いていた。「自分の息子が、こんな高額医療を、国民の負担において受けさせてもらっていることに対する、一抹の申し訳なさ、感謝が全くない」「言い方は悪いが、夫婦の自然の生活の中でできた子に、こうした欠陥があるのは仕方がない。しかし野田夫妻は、体外受精という非常に計画的なやり方で子供を作った。その場合は、いささかご自分の責任において、費用の分担もされるのが当然という気がするのだ」。

 そして、相模原事件発生後、自民党公認のネット応援部隊「自民党ネットサポーターズクラブ」(通称、ネトサポ)のある会員はブログで、植松容疑者の主張に同調したうえで、このように言い放った。「知的障害者を生かしていて何の得があるか?まともな仕事もできない、そもそも自分だけで生活することができない。もちろん愛国者であるはずがない。日本が普通の国になったとしても敵と戦うことができるわけがない。せいぜい自爆テロ要員としてしか使えないのではないだろうか?つまり平時においては金食い虫である」。

 こうした発言をみても、容疑者の思想がいまの日本社会で特殊なものではなくなっていることがよくわかるだろう。弱者には「人格がなく」社会に「迷惑をかける」から「責任」をとって「切り捨てろ」。そう彼らは言っている。そして実は、これは安倍政権の政策の根幹に流れる新自由主義、そして歪んだ愛国主義とも密接に関係している。このままでは、この国は本当に後戻りのできないところまでいってしまうだろう。


●長谷川豊「人工透析患者なんてそのまま殺せ」問題の根本は医療弱者と貧困層差別

 フリーアナウンサーの長谷川豊が、「自業自得の人工透析患者なんて、全員実費負担にさせよ!無理だと泣くならそのまま殺せ!」という記事を自身のブログに投稿したところ、批判が殺到し、全レギュラー番組を降板した。あまりにも当然である。そもそも人工透析患者に限らず生活習慣病と総称される疾病は、後天的要因と先天的要因のいずれかのみに起因するわけでなく、医学的にも長谷川のいう「自己責任」ではありえない。また、仮に不摂生によってなんらかの疾病を患ったとしても、この国の憲法ではすべての国民が健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有し、国はその増進に努めなければならないと定められているから、長谷川の暴論は根本からおかしいのである。

 だが、この国の副総理が同じような発言をしているのだから笑えない。麻生太郎は2013年4月、都内の会合でこう述べている。「食いたいだけ食って、飲みたいだけ飲んで糖尿になって病院に入るやつの医療費は俺たちが払っているんだから、公平じゃない」「こいつが将来病気になったら医療費を払うのかと、無性に腹が立つときがある」。しかし欧州の研究などにより、生活習慣病は「贅沢病」ではなく、貧困層ほど発症リスクが高いことが明らかになっている。つまり、連中のがなりたてる「医療亡国論」は、ただ「貧乏人は適正な治療が受けられず死んでも仕方がない」という階級的な差別意識の表れにすぎない。

 事実、貧困叩きは熾烈さを増している。『NHKニュース7』が家庭の経済的事情から進学を諦めざるを得なかったという高校3年生の女子生徒を特集すると、放送終了後にネット上で彼女のあら探しが始まり炎上。そこに「生活保護バッシング」の片山さつき参院議員がまたぞろ参戦し、“貧乏人は贅沢するな!”と公然と批判した。いずれにせよ、貧困問題やそこに由来する医療問題がレイシズムのフィルターにかかれば「そのまま殺せ!」にまで繋がるのだ。これもやはり、差別による虐殺扇動とまったく同じ構図をなしている。


●百田尚樹が千葉大レイプ事件で「犯人は在日外国人」デマ、関東大震災朝鮮人虐殺の「再現」も

“ベストセラー作家”の百田尚樹が、千葉大医学部の学生3名が集団強姦致傷容疑で逮捕された事件で氏名が未公表だったことについて、〈犯人の学生たちは大物政治家の息子か、警察幹部の息子か、などと言われているが、私は在日外国人たちではないかという気がする〉とツイートし、問題になったことは記憶に新しい。なんの証拠もなしに“犯人は在日”と言いふらすのは明らかな人種差別の扇動。しかも、後日の週刊誌報道で容疑者のひとりが“法曹界の名家”出身者であることが報じられ、百田のツイートが実際に悪質なデマであることも確定した。

 こうした犯罪や社会的混乱の根元を「在日外国人」に求める百田やネット右翼たちの心性は、歴史的な虐殺行為を彷彿とさせる。とくに、それを痛感させられたのが、熊本地震に乗じて〈熊本の井戸に朝鮮人が毒を入れて回っているそうです!〉という、極めて悪質なデマツイートが出回ったことだ。これは、1923年9月、関東大震災の発生直後の数日間で「朝鮮人が暴動を起こした」「井戸に毒をいれた」「放火している」等のデマが広がり、日本人らによる大規模な朝鮮人の虐殺が行われた歴史を再現させようとするものだった。“差別は人を殺す”という事実は、歴史が証明してきたことだ。


●安倍首相の側近政治家たちも…女性差別やセクハラが次々とあらわに

「保育園落ちた日本死ね」の匿名ブログは待機児童問題が国会で大きく取り上げられるきっかけとなったが、その一方で昨年は、政治家による子育て問題を女性に一方的に押し付ける差別的発言が相次いだ。たとえば、安倍首相の肝いりで自民党から参院選に出馬、当選した山田宏は、「保育園落ちた」ブログに対し、「まぁ、落書きですね」「「生んだのはあなたでしょう」「親の責任でしょ、まずは」と言いたいところだ」などの暴言をブログで吐いた(しかも、直後に自身の不倫隠し子が発覚するというオチつき)。

 また、前述したネトサポを統括する自民党ネットメディア局長・菅原一秀は、3月、「週刊文春」で元愛人にモラハラ、セクハラを告発された。それによれば、菅原は当時、27歳だったこの元愛人に「女は25歳以下がいい。25歳以上は女じゃない」と言い放ったあげく、「子供を産んだら女じゃない」と女性全体に対する差別をむき出しにしたという。

 自民党では他にも、一昨年に例の「マスコミは懲らしめないといけない」発言で問題視された大西英男衆院議員が、自民党公認候補の支持を神社の巫女に依頼して断られたことについて、「『おい、巫女さんのくせに何だ』と思った」「巫女さんを誘って札幌で夜、説得しようと思った」という、職業差別とセクハラのダブル発言も明るみになった。安倍政権のいう「女性の輝く社会」とやらが、いかに口先だけで、むしろ旧態依然とした女性蔑視、差別意識が強化されているということがよく分かるというものだ。


●蓮舫の二重国籍問題で飛び出た右派のファナティックな「純血主義」

 蓮舫のいわゆる「二重国籍」問題で、右派ががなりたてたのが純血主義という人種差別の正当化だ。この問題に火をつけたウェブメディア「アゴラ」や産経新聞は、“二重国籍者は「国家への忠誠心がない」”などと言うが、実際には世界を見渡しても二重国籍の政治家は保守派も含めて珍しくもなんともない。

 しかも「アゴラ」代表の池田信夫にいたっては、日本とベトナムのハーフであるTBSの山内あゆアナウンサーを標的に、なんと“TBSは二重国籍のアナウンサーを解雇しろ!”とまで喚き始めた。言うまでもないが、仮に山内アナが「二重国籍」の状態にあるとしても、国籍を根拠に解雇することはれっきとした違法行為である(労働基準法第3条違反)。結局、証明されたのは、重国籍者バッシングに血眼になっている右派言論人や右派メディアの根っこが、グロテスクな純血思想と排外主義、差別主義に他ならないということだ。国籍を問い、「純血の日本人」でなければ血祭りにあげられるという状況は、ほとんど戦中である。

 しかし、連中は驚くほどしつこく、とくに産経新聞はいまだに蓮舫の国籍問題がどうのこうのとのたまっている。が、これは蓮舫と民進党側にも大いに問題があるものだった。もちろん、蓮舫が二重国籍状態にあったのを確認していなかったということではない。それは二重国籍問題を受けて、蓮舫が「私は日本人」と発言して火消しに走ったり、民進党内から「代表選をやり直すべきだ」なんて声が上がったことだ。それ自体が国籍や出自に対する差別を助長し、多様性を否定する行為だが、そのことになぜ気が付かないのか。はっきり言って、首を傾げざるをえない。


●右派が総攻撃を仕掛けた安倍政権による沖縄差別問題…警察と公安庁もグル

 2016年、熾烈を極めたのが国と対立する沖縄への差別だ。高江で進められている米軍ヘリパッド建設工事で、大阪府警から派遣されていた機動隊員が反対派市民に対し「触るな、土人が」「黙れコラ、シナ人」などと差別発言を行ったのも記憶に新しい。問題は、これがいち機動隊員による沖縄への差別にとどまらないということだ。

 本サイトが追及したように、実は、警察組織の中では、こうした沖縄差別、外国人差別は日常化している。実際、警察官専用雑誌「月刊BAN」(教育システム)には、沖縄ヘイトを始め、ネトウヨ丸出しの歴史修正主義者や嫌韓ヘイト本の著者、さらにはヘイト市民団体関係者らが登場。この事実からもわかるように、警察組織内では差別意識を植え付けるような講演や勉強会が日々行われており、その結果として、今回の高江で「土人」「シナ人」発言が出てきたのである。

 また、公安組織では公安調査庁が今年の調査報告のなかで、〈中国に有利な世論を沖縄でつくることによって日本国内の分断を図る狙いが潜んでいると見られる〉などとネトウヨなみのデマを飛ばしている。これは“お荷物官庁”である公安庁が予算と人員獲得のために針小棒大の謀略論を展開しているわけだが、それとは別に、第二次安倍政権以降、公安庁はかなり増長し続けているとの情報もある。

 安倍政権はこうした警察・公安組織、さらに司法と一体となって沖縄への締め付けを強化。沖縄で反対活動を行う市民や、その模様を取材中の新聞記者らが逮捕される弾圧事件も相次いだ。ところが、本土の政治家やマスコミはこうした事件を大きく扱わないどころか、デマにデマを塗り重ねて差別を強化している。鶴保庸介沖縄担当相や松井一郎大阪府知事が「土人」発言を擁護したのはもちろん、応援団メディアはトンデモ情報を拡散。たとえば“維新の腰巾着”辛坊治郎はテレビで「高江の地元ではヘリパッドを早くつくって欲しい人が圧倒的に多い」という事実無根のデマを吹聴、産経や「週刊新潮」などの保守系メディアは反対派の言動のほうがヒドいと権力関係を無視した言いがかりをつけ、百田尚樹にいたっては「土人を流行語大賞に」などとほざく始末。

 いま安倍政権は、警察や司法など権力のすべてを結集し、かつ掌握したメディアをつかって、沖縄を徹底的に追い込んでいる最中だ。沖縄を犠牲にしてきた歴史、そして今も犠牲にし続けている現実を一切かえりみないばかりか、「土人」などと差別して攻撃対象にする、政権の卑劣な沖縄ヘイトを許すわけにはいかない。

………………………………………………………………………

 いかがだったろうか。2016年の差別事件簿から、外国人差別、障害者差別、医療弱者と貧困者差別、女性差別、血統差別、そして沖縄差別について振り返った。こうした差別やヘイト発言が、たまたま異常な人間が発したものでなく、背景に日本の政治や社会のグロテスクなバックラッシュの動きとが、密接につながっていることがわかってもらえたはずだ。

 本サイトはこうした動きを食い止めるために、今年も、さまざまな事件の裏に潜む差別思想を暴き出し、徹底的に批判していくつもりだ。

(編集部)


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/542.html

[国際17] トルコより前にロシアへ接近したイスラエルのネタニヤフ首相が汚職容疑で事情聴取をうけた偶然(櫻井ジャーナル)
トルコより前にロシアへ接近したイスラエルのネタニヤフ首相が汚職容疑で事情聴取をうけた偶然
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201701020000/
2017.01.03 05:19:10 櫻井ジャーナル


イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相が汚職容疑で事情聴取されていると伝えられている。2009年にフランスの詐欺師アルノー・ミムランから100万ユーロを受け取った、あるいは著名な実業家から高価な贈り物を貰った疑いが持たれているようだ。

 ネタニヤフは2014年5月に来日した際、日本政府高官に対し、カジノのライセンスを速やかにシェルドン・アデルソンへ出すよう求めたとイスラエルのハーレツ紙が15年2月5日付け紙面で伝えた。この記事はすぐ削除されたようだが、コピーがインターネット上にアップデートされている。この口利きが事実なら、違法行為になるが、この時は問題にならなかったようだ。

 アデルソンはラスベガス・サンズの所有者で、ラスベガスだけでなくペンシルベニア、東南アジアのマカオとシンガボールでもカジノを経営している。ネオコンのスポンサーとしても知られていたが、昨年の大統領選挙では共和党のドナルド・トランプへ多額の寄付をしていた。

 1999年にアメリカのビル・クリントン政権はNATOを使ってユーゴスラビアを先制攻撃し、2001年9月11日の世界貿易センターや国防総省本部庁舎(ペンタゴン)に対する攻撃を利用してジョージ・W・ブッシュ政権はアフガニスタンやイラクを先制攻撃した。いずれも西側の有力メディアに偽情報を広めさせての侵略だった。

 本ブログでは何度も書いてきたが、クリントン大統領は軍事介入に消極的。そのクリントンを攻撃するキャンペーンをネオコンや情報機関と関係の深い富豪は展開した。ホワイトハウスでの影響力が弱まったネオコンは「民間人」としてネタニヤフに対して強硬策を求める。1996年にリチャード・パールを中心とするネオコンのグループは1992年2月に作成されたウォルフォウィッツ・ドクトリン(DPGの草稿)をベースとする提言「決別」をネタニヤフ首相に対して送っている。その中にはイラクのサダム・フセイン大統領排除も含まれていた。この提言が送られた一因は、ネオコンがネタニヤフの政策に不満を抱いていたからだろう。

 そして1997年1月に国務長官がウォーレン・クリストファーからマデリーン・オルブライトへ交代した時から政権が好戦的になる。ちなみに、オルブライトはズビグネフ・ブレジンスキーの教え子で、その当時からヒラリー・クリントンと親しい。国務長官の交代はヒラリーが夫であるビルに求めたと言われている。そして1999年のユーゴスラビア攻撃につながった。

 ブッシュ・ジュニアの後、アメリカ大統領に就任したバラク・オバマはアメリカ軍の直接的な軍事介入は行わなかったが、2011年春からアル・カイダ系武装集団を使った侵略を始める。彼の師もオルブライトと同じようにブレジンスキー。そのブレジンスキーがジミー・カーター大統領の国家安全保障担当補佐官として1970年代の終盤に始めた手口をまねたとも言えそうだ。

 2016年6月にネタニヤフ政権は国防大臣にロシアとつながりのあるアビグドル・リーバーマンを据え、ネタイヤフ本人も盛んにモスクワを訪問、6月7日にプーチン大統領と会談している。

 2016年月下旬にトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領はイスラエルとの和解を発表、イスラエルからトルコへエイタン・ナエーが大使として赴任した。そしてエルドアン大統領はロシアのウラジミル・プーチン大統領に対してロシア軍機の撃墜を謝罪、ロシアに接近していく。7月13日にはトルコの首相がシリアとの関係正常化を望んでいることを示唆した。武装蜂起はその2日後だ。

 この武装蜂起をエルドアン政権は鎮圧、ロシアとロシアとシリアの停戦について合意している。イスタンブールでナイトクラブが襲われるなどトルコでは破壊工作が続いているが、素直に考えると、戦乱の継続を願っている勢力の仕業だ。

 ブッシュ・ジュニアやオバマは中東/北アフリカやウクライナを戦乱で破壊してきた。その後継者がヒラリー・クリントンだったのだが、昨年の大統領選挙で選ばれたのはトランプ。その選挙にロシアが介入したとアメリカの有力メディアは叫んでいるが、証拠は示されていない。トランプ陣営も証拠は存在しないと言明している。

 トランプが大統領に就任した後、安全保障担当補佐官に就任すると見られているマイケル・フリンは軍の情報機関であるDIAを統括していた人物で、今でも情報力は高いと考えられる。

 これまで「冷戦」時代にソ連の脅威を捏造、あるいは誇張して宣伝する目的でCIA内に作られた「チームB」やイラクへの軍事侵攻を正当化するために偽情報を流していたOSPが存在するが、いずれもネオコン人脈が関係していた。その実態に関する情報もフリンは持っている可能性が高い。そうした情報に基づき、大統領就任後にトランプがネオコンに対する反撃を始めることもありえる。




http://www.asyura2.com/17/kokusai17/msg/122.html

[原発・フッ素47] 福島原発、回収できない高濃度放射性汚泥、汚染水とかき混ぜ回収検討(2016/12/31 福島民報)
福島原発、回収できない高濃度放射性汚泥、汚染水とかき混ぜ回収検討(2016/12/31 福島民報)
http://radiation7.blog.fc2.com/blog-entry-5773.html
Tuesday, January 03, 2017 東京江戸川放射線


 東京電力福島第一原発1〜3号機のタービン建屋で高濃度汚染水の底にある汚泥の処理が新たな課題となっている。東電は汚泥を直接吸い出すのは難しいとして、汚染水をかき混ぜて汚泥を回収する手法を検討しているが、効果や安全性は不透明だ。

 1号機のタービン建屋には深さ80センチほどの汚染水が残っており、放射性物質を含む2センチほどの汚泥が沈殿している。東電は来年3月までに、ポンプを使って約5300トンの汚染水を抜き取るとしている。2、3号機のタービン建屋内の汚泥の量は判明していないが、汚染水は平成32年度内に移送を完了させるとしている。

 東電は汚染水を抜き取る際、「攪拌(かくはん)機」と呼ばれる特殊な機材で汚染水をかき混ぜ、汚泥を浮かせてこし取る方針だが、汚泥をどの程度除去できるかは見通せていない。さらに、汚泥と混じり合った汚染水が外部に流出する危険性があり、原子力規制委員会は26日の会合で「攪拌を始める時期を検討すべき」と東電に注文した。

 汚泥が取り除けずに乾燥した場合、作業員の被ばく線量が高まる上、解体の際に放射性物質が外部に流出する可能性がある。東電は「安全性や効果を十分に検討したい」としている。

http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2016/12/post_14590.html


http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/232.html

[原発・フッ素47] 福島避難区域の牛乳出荷制限解除、住民帰還・酪農再開へ後押し(2016/12/27 福島民報)
福島避難区域の牛乳出荷制限解除、住民帰還・酪農再開へ後押し(2016/12/27 福島民報)
http://radiation7.blog.fc2.com/blog-entry-5774.html
Tuesday, January 03, 2017 東京江戸川放射線


 政府の原子力災害対策本部は26日、東京電力福島第一原発事故後に旧警戒区域、旧計画的避難区域となった5市町村の原乳の出荷制限を5年9カ月ぶりに解除した。県によると、避難区域が設定された市町村で原乳の出荷制限が解除されるのは初めて。県は営農再開や住民帰還につながるとみている。

 出荷制限が解除されたのは、旧警戒区域と計画的避難区域に設定された区域のうち、現在は避難区域外となっている田村、南相馬、楢葉、川内、葛尾の5市町村の一部。

 県は出荷制限解除に向け、28年5月から12月まで楢葉町の計31検体で放射性物質のモニタリング検査を実施した。全ての検体で食品衛生法の基準値(1キロ当たり50ベクレル)を下回り、政府の定めた解除要件を満たした。県によると、31検体は全て検出下限値未満だった。

 政府は他の4市村の一部区域についても乳牛への放射性物質の影響が楢葉町と同程度とみて解除を決めた。

 今回出荷制限が解除された区域で酪農経営を再開する場合、生産者ごとに原乳の放射性物質検査を実施し、食品衛生法の基準値を下回る必要がある。

 県によると、旧警戒区域と旧計画的避難区域では原発事故前、34軒が酪農を営んでいた。県酪農業協同組合の宗像実組合長は「避難している人が戻って営農再開しようという勇気が持てる。酪農の復興に向けた大きな一歩」と話している。

http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2016/12/post_14581.html


http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/233.html

[原発・フッ素47] 緊急時避難準備区域解除5年、女性と子供は戻らない(めげ猫「タマ」の日記)
緊急時避難準備区域解除5年、女性と子供は戻らない
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-entry-2046.html
めげ猫「タマ」の日記


 緊急時避難準備区域の避難指示が2011年9月30日に解除されて(1)から5年以上が経過しました。これについて福島県の地方紙の福島民報は1月3日付の社説で
「旧避難区域の帰還状況を見ると、広野町は今春、8割に達する見込みだ。川内村は7割近くが戻っている。」
と論じていました(2)。でも戻ったのは中年男だけで、子供や女性は戻っていません。以下に全域が緊急時避難準備区域であった福島県広野町の2011年10月1日を基準として5年間で戻った割合を示します。


 ※1(3)を集計
 ※2 年齢は解除5年後の2016年10月時点
 図―1 福島県広野町の5年帰還率

 図に示す通り40代、50代の中年男は大幅に増えていますが、50歳未満の女性は全体の4割程度しか戻っていません。
 福島原発事故後に幾つかの避難区域が設定されました。その一つに「緊急時避難準備区域」があります。


 ※1(4)の数値データを元に(5)に示す手法で1月1日時点に換算
 ※2 避難区域は(1)による
 図−2 旧緊急時避難準備区域

 その一つに緊急時避難準備区域があります。避難区域の中では避難指示解除が早く2011年9月30日
に解除されました。解除から5年以上が経過しましたが、今も国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超えた(6)地域が広がっています。これについて福島県の地方紙の福島民報は1月3日付の社説で
「旧避難区域の帰還状況を見ると、広野町は今春、8割に達する見込みだ。川内村は7割近くが戻っている。」
と論じていました(2)。本当に多くの住民が安心して戻ったのか気になります。
 国勢調査は実際に市町村に住んでいる人口を数える等の調査で、5年に1回行われます。最新の調査は2015年に行われましたが(7)、これが原発事故後の最初の調査です。福島県を始め多くの自治体でこれを元に転居、出産、死亡などの移動の届を元に「推計人口」を発表しています(3)。避難指示解除直後の2011年10月1日と5年目の2016年10月1日の推計人口を比較すると、避難指示解除後の5年間でどれだけの方が戻ったかが大よその推定ができます。

 図―2に示すように福島県広野町は全域が旧緊急時避難準備区域に指定されています。避難指示が解除された翌日の2011年10月1日時点の15〜19歳の女性の人口は129人でした。この方達は5年後の2016年10月1日には20〜24歳になっています。2016年10月1日時点の20〜24歳の人口は34人です(3)。2016年10月1日時点で戻られた推定される割合は25.2%(34÷129×100)で2016年の年齢で20〜24歳の女性は4人に1人しか戻っていません。

 広野町民として2011年10月1日〜16年9月30日の5年間に生まれた女の子は76人です。この方達は2016年10月1日には0〜4歳に成長しているはずです。2016年10月1日には0〜4歳の女性の人口は37人で、避難指示解除後の5年間で広野町民として生まれながら広野町で暮らしている女の子は全体の47.8%(37÷76×100)で、広野町民として生まれた女の子の半分は戻っています。

 このような考えで作成したのが図―1です。図に示す様に川内村の大部分も旧緊急時避難準備区域です。以下に川内村について示します。


 ※1(3)を集計
 ※2 年齢は解除5年後の2016年10月時点
 図―3 福島県川内村の5年帰還率

 福島県南相馬市は行政区域を鹿島区、原町区、小高区に分けています。事故前の人口を見ると鹿島区、小高区や約1万人ですが、原町区は約5万人で市の人口の大部分を占めていました(8)。そこで南相馬市についても以下に示します。


 ※1(3)を集計
 ※2 年齢は解除5年後の2016年10月時点
 図―4 福島県南相馬市の5年帰還率

 図―1、図―3、図―4には共通の特徴があります。
 @女性や子供の帰還が進んでいない。
 A成人男性の人口は各年代で概ね避難指示解除時点を超えているです。

成人男性の中には帰還された方がだけでなく、復興作業の為に移り住んだかたもいると思います。旧緊急時避難区域の街に戻ったのは成人男性だけで、女性や子供は戻りません。

 福島県の平均結婚年齢は男性も女性も20代後半です(9)。福島では20代後半が適齢期です。20代後半の2016年10月1日時点の人口を見ると
 広野町  男性   167人、女性  40人
 川内村  男性    76人、女性  25人
 南相馬市 男性 1,432人、女性 797人
で(3)、広野町では男性4人に1人、川内村では男性3人に1人、南相馬市では男性2人に1人の女性しかいません。成人男性が戻ったとしても相手となるべき女性がいないので、男性はパトーナーを得る子ができず、子供は生まれません。何年か先には激しい人口減が起こり、街が消滅しそうです。無論、福島県外から連れて来るのは無理です(10)。


<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 福島の女性はお隣の茨城や宮城に比べても大変に綺麗です。


 ※(11)をキャプチャー
 図―5 福島の綺麗な女性

 旧計画的避難区域の女性が地元の男性と結婚してくれる保証はありません。(=^・^=)には宮城や茨城の男性からも狙われている気がします。
 事故後の6年間を見ているとこの問題は旧計画的区域の問題では無く福島に共通する問題だと思います。以下に2016年3月〜11月の福島県の社会的増減を示します。


 ※(3)を集計
 図―6 福島県の2016年3月〜11月の社会的増減

 20代前半の女性の減少が顕著です。以下に各年3月から11月の20代前半の社会的増減を示します。


 ※(3)を集計
 図―7 福島県の各年3月〜11月の社会的増減

 図に示す通り事故後6年間、男性を大きく超える女性の減少が見られます。そして2016年は15年比べ増えており止まる気配がありません。福島全体でもやがて若い女性がいなくなり、子供が生まれなくなりそうです。しかたが無い事です。福島の皆様自身が福島を避けているようです。

福島県もイチゴ生産は盛んだそうです(12)。福島県会津地方は12月から5月にかけてイチゴののシーズンです(13)。まもなくイチゴが狩りも開幕します。(14)。福島・会津のイチゴは身の詰まったしっかりした食感で、食べると果汁が溢れるそうです(13)。福島県は福島産イチゴは「安全」だと主張しています(14)。でも、福島県会津若松市のスーパーのチラシには福島産イチゴはありません。


 ※(15)を引用
 図―8 福島産相馬市が無い福島県会津若松市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県会津若松市の皆様を見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―

(1)避難区域の変遷について−解説− - 福島県ホームページ
(2)【避難区域解除】住民主体の活動支援を(1月3日) | 県内ニュース | 福島民報
(3)福島県の推計人口(平成28年12月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(4)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成27年9月12日〜11月4日測定) 平成28年02月02日 (KMZ, CSV)」
(5)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線
(6)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(7)国勢調査 (日本) - Wikipedia
(8)避難の状況と市内居住の状況 - 南相馬市
(9)結果の概要|厚生労働省
(10)東京新聞:福島の男性 厳しい婚活 県外お見合い ほぼ門前払い:福島原発事故(TOKYO Web)
(11)福島・葛尾村で成人式 原発事故後6年ぶり|日テレNEWS24
(12)福島県オリジナル品種「ふくはる香」をお見逃し無く! | ふくしま 新発売。
(13)いちご | JA会津よつば
(14)フルーツランド北会津
(15)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(16)アピタ会津若松店│「イイこと、プラス。」 アピタ・ピアゴ





http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/234.html

[政治・選挙・NHK218] 平和国家への歩みを絶ってしまった日本

平和国家への歩みを絶ってしまった日本
http://blog.goo.ne.jp/okai1179/e/f95625eddd72611a29afad1781310087
2017-01-03 そりゃおかしいぜ第三章


私は半世紀、乳牛の診療をしてきた獣医師である。牛は反芻(噛み返し・食べた飼料をもう一度口に戻し消化を高める)する動物です。不安があったりするとこれを止めます。アメリカの海兵隊が巨大な砲弾で地響きを立てると、彼女たちは反芻を止めます。反芻するときにはゆっくりと瞼を半分落としたようにして穏やかな顔をします。乳牛は平和の動物、酪農こそ平和の産業だと思ってる。

人の世界が平和であることを望まない人はいないと思う。なのに戦争はなくならない。それまでは二国間の戦いでしかなかった戦争であるが、20世紀になってすっかり変わってしまった。

戦争が武士や軍人だけの戦いではなくなってしまったのである。第一次世界大戦の特徴は、この戦争から同盟国同士が互いに支援しあう、多国間の殺戮になったことである。同盟国の支援を現代の日本語で表現すれば、集団的自衛権の発揚といえる。誰が先に侵略したかとか、不条理はどちらにあるかとは関係なく支援しあう、ヤクザの出入りそのままである。義理と人情で支援するのが、集団的自衛権のことといえる。

正義は他国にも自国にもある。戦争は武力行使であるが、武力が戦争を止めることはなくなった。かつては敗北宣言をするなり領土を取られるなりして、決着したが現代はそれすらない。何よりも第二次世界大戦以降変わったのは、宣戦布告のない戦争ばかりになったことである。地域紛争や民族闘争や宗教戦争などが主体の戦争になり、勝者がいない戦いになった。あえて言うなら敗者は多数存在する。

そしてそれらの戦争は、ほとんどの場合は背後に大国を擁する代理戦争といえる。第二次世界大戦後のこうした紛争や戦争のすべてに関与してきたのが、アメリカである。日本のメディアは北朝鮮の危険性と不条理、何をするかわからない国とレッテルを貼るが、そのレッテルはアメリカが最も相応しい国といえる。それをいみじくもあからさまにしてくれたのが、ブッシュである。武力は報復以上の意味を持たなかった。暴力は新たな暴力を生んだに過ぎない。今日の中東の紛争のすべての原因は、アメリカの武力介入にある。

だからこの国のために、日本は専守防衛の自衛隊に銃を持って出かけるようにしたのは、日本国憲法に反するだけでなく、戦争(紛争)の傷を大きくするばかりである。戦争の本質を見過ごした、今だけのそしてアメリカだけへの回答といえる。

それではどう日本を守るかという問いへの反論は時間がかかる。ここまで好戦的な国家にしておきながら、近隣国を全く認めない外交を安倍晋三は展開してきた。その国々が軍事力増強してきたからというのは、ロジックが逆さまだといえる。

平和は銃口からは生まれない。敗戦国日本には暴力でない手段を用いる可能性が、憲法という形で残されていた国家であった。安倍晋三はそれらのすべてを潰してしまったのである。


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/543.html

[政治・選挙・NHK218] 賞味期限切れ…小池新党vs都議会自民“ドッチラケ”の結末 2017年世界はひっくり返る(日刊ゲンダイ)
            
            犬も食わないケンカだ(C)日刊ゲンダイ


賞味期限切れ…小池新党vs都議会自民“ドッチラケ”の結末 2017年世界はひっくり返る
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/196719
2017年1月3日 日刊ゲンダイ


 豊洲問題や五輪競技場の見直しで劣勢の色が濃かった小池都知事だが、都議会の自公が決裂、公明が小池与党色を鮮明にしたことで、ニンマリだ。2017年、小池と都議会自民とのバトルはどうなるのか。

「全面戦争でしょう。やはり小池さんが“政党復活枠予算”の200億円を廃止したことが大きい。都議会自民はメンツが潰され、力の源泉を奪われた。2月に始まる第1回定例会は自民が新年度予算案を通すのかどうか。大モメになる可能性があります。その先には夏の都議選ですが、小池さんが地域政党をつくって、そこから何人候補者を擁立するのか、都議会で多数派を構成できるのかが焦点です」(鈴木哲夫氏=前出)

 小池が次から次へと新ネタを仕掛けるのは、「焦りの裏返し」(都政記者)だ。ワイドショーに取り上げられ、オバちゃん層に支持され続けなければ、VS都議会自民で優位に立てない。だが、「小池劇場」もさすがにロングランが過ぎて、以前ほど高視聴率を取れなくなっている。

 そもそも小池が都政に転じたのは、永田町で疎まれ、国政で出番がなくなったからだ。一方の都議会自民は、長年自分たちが牛耳ってきた都政で小池にデカい顔をされ気に入らない。

 しょせん、“私利私欲”先行の犬も食わないケンカである。都議選で小池新党が勝とうが、都議会自民が踏みとどまろうが、ドッチラケ。早晩、都民も気づかされることになるだろう。














http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/544.html

[経世済民117] トランプノミクス「今こそが銀行株を買う絶大なチャンス」(ZUU online)
             トランプノミクス「今こそが銀行株を買う絶大なチャンス」(写真=PIXTA)
  

トランプノミクス「今こそが銀行株を買う絶大なチャンス」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170102-00000013-zuuonline-bus_all
ZUU online 1/2(月) 17:10配信


米銀行株が元気だ。2016年前半には規制強化や、銀行の利幅を押し下げる金融緩和政策がダラダラと長引いたことで、軒並みさえなかった。ところが、ほんの数か月の間に状況は一変した。足元では米長期金利が低下し、長短金利差の縮小懸念から弱含んでいるものの、中長期的には有望な銘柄に変身した。

米投資顧問会社メンドン・キャピタル・アドバイザーズのチーフ・インベスト・オフィサーのアントン・シャッツ氏は12月29日の米経済ニュース専門局CNBCに出演し、「銀行株の伸びは直近では休止しているが、その今こそが銀行株を買う絶大なチャンスだ」と語った。

その理由についてシャッツ氏は、「トランプ新政権が発足して大幅な法人減税を実施すれば、金融機関は真っ先に恩恵に浴する。また、米連邦準備制度理事会(FRB)が年内に3回の利上げを見込むなか、銀行の貸し出しにかかる金利の収入も増え、さらにトランプ次期大統領が公約している金融関連の規制緩和も大きな追い風だ」と説明した。

特に、米当局の景気対策が従来の金融政策頼みから、財政出動へと大きく転換することが期待されるため、長期金利上昇の傾向は当面持続するという期待が、金融機関の収益性への楽観を強めている。

■「敵」トランプ氏の政策で儲けのふくらむバフェット氏

米銀大手のなかでも、特にバンクオブアメリカが「買い」だと、シャッツ氏は推奨する。貸出残高が他行に比べて大きく、金利の上昇により、2017年だけで前年比53億ドルの増収が見込めるからだという。こうしたなか、バンカメ株はトランプ氏の当選直前から、37%も上げている。

ちなみに、同行には米著名投資家のウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社バークシャー・ハザウェイが2011年に投資している。50億ドルの現金と引き換えに、普通株に比べ配当金などを優先的に受取れる優先株50億ドル分と、7億ドル分のバンカメ株を一株当たり当時の価格である12ドル前後より安い、割引価格の7.14ドルで2021年9月までに買う権利を得た。優良銘柄を安く仕入れて、じっくり保持して値上がりを待つ、バフェット流の投資術だ。

金融危機の後遺症が強かった当時は、額面から47%の大幅値引きをしなければ誰も買わなかったバンカメ株。だが、現在では33%ものプレミアがつく。今の額面は、一株当たりおよそ22ドル。しかも、受け取った優先株の価格も当時に比べて跳ね上がっているため、「オマハの賢人」との異名をとるバフェット氏の投資は約3倍の150億ドルに膨れ上がったことになる。

有望株のバンカメがトランプ氏の政策とFRBの利上げでさらに上げれば、「投資の神様」の笑みはさらに大きくなる。リベラルな立場のバフェット氏は、トランプ氏の大統領当選を阻もうとした「敵」なのだが、清濁併せ呑む度胸も持ち、敵の政策で肥え太ってしまうところが、「神様」の神様たる所以であろう。

具体的な米銀の銘柄に話を戻そう。地方銀行ではBNCバンコープやシノバス・ファイナンシャル、ウェスタン・アライアンス・バンコープも同じく金利上昇環境での勝者になると予想されており、「規制緩和によって互いに吸収合併を行い、より儲かる体質になる可能性がある」という。

いずれにせよ、2017年の米株式市場で、景気の良い話の出所や話題の中心となるのは、銀行株であることは間違いない。

■規制緩和には落とし穴も

だが米銀にとり、トランプ政権の金融規制緩和には「落とし穴」もある。米『ウォール・ストリート・ジャーナル』紙の分析によれば、トランプ政権は、やみくもに規制緩和を進めるのではないという。確かに銀行への規制の多くは取り払われるのだが、代償がある。

トランプ氏がFRBの金融監視担当副議長に指名すると目される共和党の候補者たちは、資本要件と呼ばれる手元資金を銀行がより多く積み増すことを主張する人物ばかりだ。共和党は、規制を緩めても、万が一の失敗のツケを政府が血税で支払う「大きな政府」状態は避けたいのである。銀行にとっては、規制緩和でもうけやすくなっても、高いリスクを取り、資金を思うままに動かせることができなくなれば、うまみが減る。

どうやらトランプ氏は、銀行に優しいだけではないようだ。事実、米企業の工場海外移転を断念させるなど、ルールに従えば何をやってもよかった従来の法治的なやり方ではなく、大統領の意向に企業の方針が左右される「統制経済的」「人治的」な政治を目指しているフシがある。そのなかで、銀行が恣意的・意図的なターゲットにされる可能性は少なくない。

そうしたなか、規制緩和を喜んでいるはずの米大手銀JPモルガンのジェームズ・ダイモン氏は12月上旬、「我々は、金融危機後に規制強化を目指して成立したドッド=フランク・ウォール街改革・消費者保護法を丸ごと廃止せよと、要求しているのではない」と言明した。すでに同法に適応すべく、多額の資金を投じてビジネスモデルをはじめ、システムや内部文化を変革しており、今さら急激な変化は望まないというわけだ。また、同法が各行の経営やビジネスの健全性を高めたことも事実だ。

米銀はトランプ政権下で2000年代のような過度なリスクを取り、資本要件などの「壁」を無力化しようとするのか。トランプ政権中枢に進出するゴールドマン・サックス出身のスティーブ・マヌーチン氏(財務長官候補)など元有力バンカーたちは規制撤廃に邁進するのか、それともトランプ氏の「統制経済的」政策を実行に移して出身母体と反目するのか。これからの「役者たち」のせめぎあいに注目が集まっている。(在米ジャーナリスト 岩田太郎)

http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/429.html

[経世済民117] 業界再編待ったなし。地方銀行のサバイバル戦略とは?(ZUU online)
             業界再編待ったなし。地方銀行のサバイバル戦略とは?(写真=PIXTA)


業界再編待ったなし。地方銀行のサバイバル戦略とは?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170103-00000014-zuuonline-bus_all
ZUU online 1/3(火) 18:10配信


私たちが日常的に利用している普通銀行は、大きく都市銀行と地方銀行に分けられます。法的な違いがあるわけではなく、得意とする業務や営業エリアが異なることから区別されています。

都市銀行は東京や大阪などに本店を置き、そのサービスは広域を網羅しています。これに対して、地方銀行の本店があるのは各都道府県です。主な顧客は地元の中小企業や個人で、地域経済の要ともいえる存在となっています。地方にあるから地方銀行と思ってしまいがちですが、東京都民銀行や横浜銀行、千葉銀行、京都銀行など大都市圏に本店を置く地方銀行もたくさんあります。

小回りの利く地方銀行ならではの商品やサービスもいろいろあります。生き残りをかけた、それぞれの戦略をのぞいてみましょう。

■一歩先行く便利なATMサービス

注目されている地方銀行の一つに、岐阜県大垣市に本店を置く大垣共立銀行があります。人口約16万人の大垣市民の約7割が利用しているという圧倒的なシェアを支えているのは、ユニークなサービスの数々です。ATMでは取引の種別ごとに異なるゲームが登場し、現金のプレゼントや時間外手数料が無料になるなどの特典が当たるという、ATMらしからぬサービスが提供されています。車に乗ったまま操作できる「ドライブスルーATM」は、車高に合わせて運転席窓側に自動でATMが移動してくるという優れものです。

手のひら静脈認証ATMサービスを日本で初めて取り入れたのも大垣共立銀行です。災害時に、通帳やカードが無くてもATMが使えるようにと考えてのことです。2017年春には口座開設も静脈認証で可能になり、投資信託などの預かり資産についても印鑑なしで取引できます。

■顧客目線のユニークな商品にも注目

大垣共立銀行はローン商品も独特です。離婚に関連する慰謝料、財産分与資金、裁判等の費用に使える「離婚関連専用ローン」、健康・育児無料電話相談サービスまでついた「シングルマザー応援ローン」など、顧客のニーズを取り入れた商品が取り揃えられています。

地域に根ざしたローン商品があるのも地方銀行の特色です。スルガ銀行では、静岡県立静岡がんセンターで先進医療を受ける人に向けたローン「静岡がんセンター先進医療プラン」を用意しています。神奈川県立がんセンターで受ける重粒子線治療の治療費をサポートしてくれるのは、スルガ銀行の「神奈川県立がんセンター重粒子線治療プラン」や、横浜銀行の「先進医療ローン」です。

顧客に嬉しいサービスは地方銀行の先行が目立ちますが、居住地が他県の場合は口座開設が難しいのが現状です。しかし、昨今はインターネット支店でエリア外の顧客に対応する銀行も増えてきました。高金利や宝くじつき定期預金などの商品もあります。岡山県の「トマト銀行ももたろう支店」、「香川銀行セルフうどん支店」など、ユニークなネーミングにも注目です。

■生き残りをかけた再編・業務提携

一方で、地方銀行を取り巻く環境は厳しさを増し、再編の動きが活発化しています。

横浜銀行は東日本銀行と経営統合し、日本最大の広域地銀グループへと進化しました。常陽銀行と足利ホールディングスも経営統合し、日本3位のグループになっています。東京都民銀行と八千代銀行が率いる東京TYフィナンシャルグループへは、新銀行東京が加わりました。経営統合ではありませんが、千葉銀行は武蔵野銀行と業務・資本提携を結び、ITシステムなどの共同開発などを進めています。

手数料収入の拡大や、ノウハウの吸収を目指した異業種との提携も盛んです。「ほけんの窓口グループ」と業務提携し、行内に相談窓口がある地方銀行は2016年11月現在で16行です。クラウドファンディング大手のミュージックセキュリティーズと提携する地銀は60行を超えています。

最近では横浜銀行が三井住友信託銀行と資産運用会社を設立するなど、業態を超えた提携も進んでいます。静岡銀行のように全自動家計簿サービスを提供する「マネーフォワード」と業務提携し、専用アプリをリリースするといった独自の取り組みを積極的に行う地銀もあります。

地方銀行の既存の枠を超えた連携に、今後も目が離せません。(提供:IFAオンライン)
http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/430.html

[経世済民117] 「2016年最も海外からの訪問者が多かった都市ランキング」日本の2都市がランクイン(ZUU online)
    「2016年最も海外からの訪問者が多かった都市ランキング」日本の2都市がランクイン(写真=Thinkstock/Getty Images)


「2016年最も海外からの訪問者が多かった都市ランキング」日本の2都市がランクイン
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170103-00000004-zuuonline-bus_all
ZUU online 1/3(火) 9:40配信


2016年最も海外からの訪問者が多かった3都市は、バンコク、ロンドン、パリであることがわかった。

日本からは東京(9位)と大阪(17位)がトップ20にランクイン。同じ日本の大都市だが、訪問の目的やピーク時期はかなり異なる。ビジネスを目的とした訪問者の割合は、東京が27.5%であるのに対し大阪は12%。東京を訪れる訪問者数のピークは4月・7月・10月、大阪は7月・8月となっている。

両都市ともにショッピングを楽しむ訪問者も多く、滞在費の43%以上が買い物に消費されている。大阪は訪問地として世界一急速な成長を遂げており、CAGR(年平均成長率)は24.15%と5位の東京(18.48%)を大きく上回っている。

このレポート(Global Destination Cities Index)を作成したマスターカードは、大阪の急成長が特に中国を含む近隣国からの訪問者を誘致する、戦略のたくみさに起因するものと分析している。次いで中国の成都市(20.14%)、アラブ首長国連邦のアブダビ(19.81%)などもCAGRが高い都市として挙げられている。

ビジネス訪問として人気の年は上海(54.6%)、パリ(29.7%)、ミラノ(27.2%)だ。

■2016年最も海外からの観光客の多かった20都市

20位 プラハ(チェコ)581万人
19位 上海(中)612万人
18位 ウィーン(オーストリア)669万人
17位 大阪(日)702万人
16位 ローマ(伊)712万人
15位 台北(台湾)735万人
14位 ミラノ(伊)765万人
13位 アムステルダム(蘭)800万人
12位 バルセロナ(スペイン)820万人
11位 香港(中)837万人

10位 ソウル(韓)1020万人
9位 東京(日)1170万人
8位 イスタンブール(トルコ)1195万人
7位 クアラルンプール(マレーシア)1202万人
6位 シンガポール(シンガポール)1211万人
5位 ニューヨーク(米)1275万人
4位 ドバイ(アラブ首長国連邦)1527万人
3位 パリ(仏)1803万人
2位 ロンドン(英)1988万人
1位 バンコク(タイ)2147万人

(ZUU online 編集部)


http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/431.html

[政治・選挙・NHK218] アメリカ外交文書の日本部分の大半の非公開を求める「日本政府」。「全ての同盟国と友好国の中で、日本が最も公開政策に非協力的
アメリカ外交文書の日本部分の大半の非公開を求める「日本政府」。「全ての同盟国と友好国の中で、日本が最もわれわれの外交記録の公開政策に非協力的だ」
http://ryuma681.blog47.fc2.com/blog-entry-1908.html
03, 2017 22:00 リュウマの遺言


 早朝はそうではなかったのだが9時ごろから急に霧に包まれた。日が昇って昼には晴天となったのだが… こんな「天気」とは裏腹に我が家の購読紙『西日本新聞』の一面と三面ではこんなニュースを伝えている。全国紙ではないので、紹介しておこうと思う。

   

    2017年01月03日 西日本新聞
             外務省が「核密約」非公開要請

 【ワシントン山崎健】日本の外務省が1987年、米政府に対し、核兵器の持ち込みに関する密約を含む50年代後半の日米安全保障条約改定交渉など、広範囲にわたる日米関係の米公文書の非公開を要請していたことが、西日本新聞が米情報自由法に基づき入手した米公文書で明らかになった。密約などについて米側は要請通り非公開としていた。米公文書公開への外務省の介入実態が判明したのは初めて。

文書は87年4月、米公文書の機密解除審査部門責任者の一人、故ドワイト・アンバック氏が作成した「機密解除に関する日本の申し入れ書」。作成から30年たち機密解除の審査対象となる50年代の米公文書について、在米日本大使館は87年1、3月、機密を解除して国務省刊行の外交史料集に収録しないよう同省東アジア太平洋局に文書で申し入れており、同局とアンバック氏が対応を協議した3ページの記録だ。申し入れは米歴史学者の調査で判明していたが内容は不明だった。

 文書によると、日本側が非公開を求めたテーマは(1)「核兵器の持ち込み、貯蔵、配置ならびに在日米軍の配置と使用に関する事前協議についての秘密了解」(2)「刑事裁判権」(3)「ジラード事件」(57年、群馬県で在日米軍兵士が日本人主婦を射殺した事件)(4)「北方領土問題」(5)「安保改定を巡る全般的な討議」。(1)(2)については「引き続き(公開)禁止を行使する」との結論が明記されていた。

 日米外交史に詳しい菅英輝・京都外国語大教授は(1)について安保改定時の「米核搭載艦船の通過・寄港を事前協議の対象外とした核持ち込み容認の密約」だと指摘。今も関連文書の一部は非公開だ。(2)は53年の日米行政協定(現在の日米地位協定)の改定時に、米兵らの公務外犯罪のうち重要事件以外は日本政府は裁判権を放棄したとされる問題とみられるという。

 一方、(3)(4)(5)については事実上、要請を拒否する方針が記されていた。

 文書によると、アンバック氏は「われわれは広範囲にわたる際限のない非公開要請には同意できない」と強調。外交史料集刊行などに「深刻な問題を引き起こす」と警告し、全て受け入れれば関係する二つの巻のうち1巻は全体の約3分の1、残る1巻は60%以上の分量が影響を受けると懸念。「これは米政府による情報公開を外国政府が統制できるのかという根源的な問いを提起している。答えは明らかにノーだ」と強い不快感を示していた。

      外務省、隠蔽体質あらわ 元国務相担当者が証言  --3面の記事 --

 【ワシントン山崎健】外務省が1987年、広範囲にわたる米公文書の非公開を米政府に要請した際、国務省東アジア太平洋局日本担当として米政府内の協議に参加した元駐韓米大使のトマス・ハバード氏(73)が西日本新聞の取材に応じた。ハバード氏は日本からの非公開要請は他にもあったと指摘。民主主義の根幹をなす国民の「知る権利」を無視した外務省の隠蔽(いんぺい)体質が浮き彫りになった。

 国務省刊行の米外交史料集編さん史の共著者で、87年に在米日本大使館から同局に非公開の公式な申し入れがあったことを突き止めた米歴史学者のジョシュア・ボッツ氏(37)によると、要請を米政府の機密解除審査部門に伝えたのがハバード氏だった。   -- 中略 --

 米政府は最終的に核密約と「刑事裁判権」以外のテーマの非公開要請には応じられないと決定。ボッツ氏によると87年8月までに日本大使館に伝えられた。

 西日本新聞が入手した米公文書には「全ての同盟国と友好国の中で、日本が最もわれわれの外交記録の公開政策に非協力的だ」との記述もあった。ハバード氏も「日本が最も嫌がっていたというのは間違いなかったと思う」と振り返った。ハバード氏は情報公開に対する当時の日米の姿勢の相違は「両国の政治的な成長の段階の違いが反映されていたと考えていた」と指摘した。

 一方、米中央情報局(CIA)が50〜60年代に自民党政治家らに資金提供していた問題についても外務省が90年代、関連の公文書の公開に強く反対する意向を米政府に伝えていたと、米外交史料集編さんに携わった米アリゾナ大教授が2015年、西日本新聞に証言。外務省はこの件について「確認できなかった」とするが、80年代から慣例化し現在も随時行われていると思われる非公開要請の一環だったとみられる。

                                 -- 引用終り --

 日本政府が持っている「公文書」なるものの信頼性は低い、これが世界の常識であろうと思う。上の記事でいうと、「沖縄密約」に関しては「核付き返還、日本側の費用負担」であることは、この公文書がいったん公開され、もしくは付帯文書などが公開された事ではっきりしているのだが(その後日本側の要求で非公開)、外務省は「確認できない。」の一辺倒であって、そういう事実を認めていない。もちろん、政府も「知らぬ顔の半兵衛」を決め込んだままである。米軍に対する「刑事裁判権」は、その交渉過程がいったん公開され、それを読むと、なんと日本側から積極的に『裁判の放棄』を申し出ているのであるから驚く。それが事実でないなら「政府から抗議」すればよいが、事実なら公開されたくないだろう。何しろ、「余程の重犯罪でない限り、起訴しない。」と言うのだから… こういう史実があって、「米軍の犯罪は少ない」などと統計資料を持ち出しての議論は鼻からかみ合わないわけだ。

 日本国内にいると、さほど不自然とは思わないかもしれないが、周りから見れば、「信用できない国家」ということになる。アメリカの偉大さは、間違いを間違いと認める事であって、その政権時にはたとえ行われなくとも、後世で実施し、それを記録として残していく。今度のトランプ大統領も、その政権時には『誤った政策』を実行するかもしれないが、必ず「検証」され、記録されていく。国会議事録を改変したり、それに合わないからと「その部分の映像」を削除したり、総理発言を勝手に書き換えたりすることに、何の反発も日本社会に起きないのなら、「やはり、おかしい」と思う方が自然だろう。
 
                                          布施祐仁
アメリカは元々、密約にするつもりはなかったんですよね。でも、日本側が国民に説明がつかないからと秘密にすることを求めて密約になったのです。日本政府はアメリカの無茶な要求を拒否するのではなく、国民に秘密にすることを条件に飲むというのが日米間の安保協議の一つのパターンになってきました。

   

       密約でも記録




http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/545.html

[政治・選挙・NHK218] 東電、公的支援受け、海外に210億円蓄財 
東電、公的支援受け、海外に210億円蓄財 
http://79516147.at.webry.info/201701/article_28.html
2017/01/03 22:13 半歩前へU


 東電が1兆円の税金投入を受けながら、裏で税逃れをしていた。海外に210億円のカネを隠していた。東京新聞がスクープした。

*******************

 東電が海外の発電事業に投資して得た利益を、免税制度のあるオランダに蓄積し、日本で納税していないままとなっていることが東京新聞の調べでわかった。投資利益の累積は少なくとも2億ドル(約210億円)。

 東電は、福島第一原発の事故後の経営危機で国から一兆円の支援を受け、実質国有化されながら、震災後も事実上の課税回避を続けていたことになる。 

 東電や有価証券報告書などによると、東電は1999年、子会社をオランダ・アムステルダムに設立。この子会社を通じ、アラブ首長国連邦やオーストラリアなどの発電事業に投資、参画していた。

 子会社はこうした発電事業の利益を配当として得ていたが、日本には送らず、オランダに蓄積していた。

 オランダの税制について米国議会の報告書は、「タックスヘイブン(租税回避地)の特徴のある国」と指摘。

 東電がオランダから日本に利益を還流させていれば、2008年度までは約40%、それ以降は5%の課税を受けていたとみられる。

東京新聞はここをクリック
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/nucerror/list/CK2014010102100006.html


関連記事
東電、海外に210億円蓄財 公的支援1兆円 裏で税逃れ (東京新聞) 
http://www.asyura2.com/13/genpatu35/msg/542.html

  



http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/546.html

[政治・選挙・NHK218] 総理大臣というのは、国の最高責任者ではない。当たり前の話なんだが、わざわざ言わねばならない政治の劣化! 
総理大臣というのは、国の最高責任者ではない。当たり前の話なんだが、わざわざ言わねばならない政治の劣化!
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/d46f6704e0111b14af91b7277bffeb98
2017年01月03日 のんきに介護


松井計
‏@matsuikei さんのツイート。

――そもそも、総理大臣というのは、国の最高責任者でもなければ、リーダーでもない。国家元首ですらないわけですから。立法府が作った法に基づいて、行政を担当する責任者に過ぎない。この頃は、そこのところがすっぽり抜けちゃってますよね。〔9:36 - 2017年1月3日 〕—―

民主主義の何たるかを分かっていないから、

「私は、最高責任者」発言が

出たのだろうな。

これ、先進国と言われる国で

出てはいけない発言だ。

安倍晋三が

決め台詞として

「価値観を共有する」という

先進国にあるとされる

精神的な絆が

ヨーロッパ諸国と日本との間にはないという

ことなんだろう。


























http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/548.html

[不安と不健康18] 「卵アレルギー」の発症が8割も減少! 有効な予防は離乳食からの少量摂取?(ヘルスプレス)
                  最新研究で「卵アレルギー」の予防に朗報(shutterstock.com)


「卵アレルギー」の発症が8割も減少! 有効な予防は離乳食からの少量摂取?
http://healthpress.jp/2016/12/8-5.html
2016.12.13 ヘルスプレス

 じんましんや呼吸困難、さらには、時として生命さえも脅かすアナフィキラシーショックなど、さまざまな症状を引き起こすアレルギー疾患――。

 食物アレルギーやアトピー性皮膚炎もそのなかに含まれ、国民の2人に1人がかかっているともいわれる。

 厚生労働省は12月2日、「アレルギー対策の方向性を示す基本指針案」を初めてまとめた。この指針案では、全国どこでも科学的知見に基づく適切なアレルギー疾患医療を正しく受けられることを目標に掲げ、地域の拠点となる医療機関や、かかりつけ医との連携協力体制を整備する方針を打ち出している。

 この指針案は、2015年12月に施行された「アレルギー疾患対策基本法」に基づいて作成されたもの。その第2条で、アレルギー疾患を、次のように定義づけている。

 「この法律において『アレルギー疾患』とは、気管支ぜん息、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、花粉症、食物アレルギーその他アレルゲンに起因する免疫反応による人の生体に有害な局所的又は全身的反応に係る疾患であって政令で定めるものをいう」

 いずれも、幼い子供を持つ母親にとっては悩みの種だが、特に多くの親子を苦しませているのは「食物アレルギー」だろう。

 食物アレルギーは嘔吐や下痢などの消化器症状も出るが、じんましんなどの皮膚症状が多いのが特徴。アレルギーとはいわば「免疫反応が生体に不都合な反応を起こす現象」で、その反応の対象になるのは主に「タンパク質分子」だ。

 乳幼児に食物アレルギーが多いのは消化能力が未熟でより多くのタンパク質が血液中に入るためだろうと思われている。

■生後6カ月からの微量摂取で「卵アレルギー」の発症が8割減

 その食物アレルギーの予防につながるかもしれない興味深い研究が12月9日、英医学誌『ランセット』に掲載された。

 研究を行なったのは、日本の国立成育医療研究センター。研究は「卵アレルギー」に関するもので、アトピー性皮膚炎と診断された乳児を対象に、生後6カ月から毎日少量の固ゆで卵の粉末を摂取するグループと、卵が入っていない粉末を摂取するグループに分け、卵アレルギーを発症する割合を調べた。

 すると、1歳時点の発症率は、卵を摂取しないグループは61人中23人(38%)。それに対し、摂取したグループは60人中5人(8%)となった。卵を少量摂取したグループのほうが、約8割も発症が少なかったのだ。

 これにより、食物アレルギーのなかでも最も多い卵アレルギーは、離乳早期から少量の卵を摂取することで8割が予防できると言えるのではないかと、研究チームは結論づけている。

■ただし自己流で予防を試みるのは早計

 以前から、「食物アレルギーを予防するには、原因となる食材を早期に摂取した方がいいのではないか」という考えが、研究者の間では有力になっていたが、今回の研究はそれを裏付けた結果だ。

 もっとも、今回の研究は専門医の指導のもと、アトピー性皮膚炎の治療も並行して行なっており、専門家だからこそできたと言える。

 「一般の母親が自己流で予防を試みるのは危険性が高く、思いとどまるべきだ」と専門家も注意を呼びかけている。

 とは言うものの、いまだ謎の多いアレルギーの発症要因の解明に一歩近づいたことは喜ばしい。アレルギーに苦しむ親子が一日も早く少なくなるよう、さらなる研究結果の精査と進展が望まれる。

(文=編集部)

http://www.asyura2.com/16/health18/msg/278.html

[政治・選挙・NHK218] 室井佑月はキッパリ言った 間違ってると言えるのが愛国者だ 
室井佑月はキッパリ言った 間違ってると言えるのが愛国者だ
http://79516147.at.webry.info/201701/article_30.html
2017/01/03 23:11 半歩前へU


 室井佑月はキッパリ言った。あたしは政府が間違ったことをしていたら、間違ってると言えるのが愛国者だと思うけど。メディアは、もうメディアの体をなしていない。

*******************

 12月13日の夜、米軍のオスプレイが沖縄県名護市沖に墜落した。15日付の毎日新聞によると、

 <沖縄県の安慶田(あげた)光男副知事は14日、在沖縄米軍トップのローレンス・ニコルソン沖縄地域調整官に直接抗議した。安慶田副知事によると、ニコルソン氏は「パイロットは住宅や住民に被害を与えなかった。感謝されるべきだ」などと述べ、抗議に不満を示したという。

 安慶田副知事はニコルソン氏に、オスプレイの飛行中止と配備撤回を求める抗議文を手渡した。これに対し、ニコルソン氏は「政治問題にするのか」と言い、怒りが収まらない様子だったという>

 普段、あたしの発言に「売国」だとかなんだとか執拗にいちゃもんをつけている「自称愛国者」の人たちは、こういうことをどう思うんだろう。こういうときこそ、文句やクレームをつけるべきなんじゃないの?

 てか、そういう人たちを相手にして、視聴率やヒット回数を伸ばしているメディアの人たちは、もうそろそろ恥ずかしいと思ったほうがいい。

 たぶん、メディアの人たちのほうが悪なのよ。完全にすっとぼけだもん。

 その発言があった翌日の15日、テレビの時事ネタは、ずーっとロシアのプーチン大統領について。

 プーチンさんが2時間半遅刻し、まだまだ来ないとわかってもなお、朝から山口の旅館前を実況中継。繰り返し、繰り返し。

 それって意味があるのかしら? 在沖縄米軍トップのニコルソンさんの暴言を取り上げ、オスプレイの危険性や、沖縄に基地を押し付ける意味、理不尽な日米地位協定などについての特集を組めばいいのに。

 ちゅうか、とことん腐っているのな。15日の沖縄タイムスに、「事故は『墜落』か『不時着』か 米軍は機体大破でも『墜落』使わず」という記事が載っていた。

 米軍が使っちゃダメと言ったからかね? 大手新聞もテレビのニュースもみんな「不時着」という言葉に統一されていた。

 機体が大破していても、不時着。事故を大したことにしたくないからだろう。

 これから佐賀県でも千葉県の木更津でもオスプレイは飛ぶことになる。人々の考えるきっかけを奪おうとするメディアは、もうメディアの体をなしていない。

 カジノ法案についてもきちんと報道している? なぜ、この国の刑法は賭博を禁止しているのか?

 12月2日、国会の中で質問されて、法務省の人がはっきり答えていた。

 「勤労の美風を害するばかりでなく、副次的な犯罪を誘発し、さらに国民経済の機能に重大な障害を与える恐れすらある」

 わかりやすい。ワイドショーなど、ボードでも取り上げやすいと思うが。

 ま、政府が右と言うことを左と言うわけにはいかないのね、きっと。

 あたしは政府が間違ったことをしていたら、間違ってると言えるのが愛国者だと思うけど。 (週刊朝日  2017年1月6‐13日号より)


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/549.html

[政治・選挙・NHK218] おい、手順が違うじゃねーか、このバカ! 
おい、手順が違うじゃねーか、このバカ!
http://79516147.at.webry.info/201701/article_31.html
2017/01/03 23:58 半歩前へU


▼おい、手順が違うじゃねーか、このバカ!
 こんなに余裕があるなら安倍晋三は、大火に襲われ糸魚川大火の被災者の見舞いに行くべきだ。戦後の歴史に残る大火が町を舐めた。多くの人が、正月を前に自宅も商売も失った。

 こっちの方が映画見物やゴルフより先ではないか。遊ぶ暇があったらお見舞いに行って来いこのバカ。

ゴルフ、映画、グルメ三昧はここをクリック
http://79516147.at.webry.info/201701/article_25.html

もしかして 1泊100万円に泊まってんのか?! 
http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/531.html


<安倍首相>早期解散「ない、ない」 神奈川のゴルフ場で
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170102-00000018-mai-pol
毎日新聞 1/2(月) 18:24配信

 安倍晋三首相は2日、神奈川県茅ケ崎市のゴルフ場で、経団連の榊原定征会長ら財界人と今年初めてのゴルフを楽しんだ。記者団に「幸先の良いゴルフになってますよ」と語った。また、早期の衆院解散・総選挙の可能性について問われると、笑いながら「ない、ない」と否定した。

 首相は1日は、夫人の昭恵さん、岸信夫副外相ら親族と映画「海賊とよばれた男」を鑑賞。3日までは休み、4日に伊勢神宮を参拝して年頭の記者会見に臨む。【真野敏幸】


安倍首相が静養終える=4日から公務再開
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170103-00000037-jij-pol
時事通信 1/3(火) 17:30配信

 安倍晋三首相は3日午後、東京・富ケ谷の私邸に戻り、昨年12月29日から続けていた都内のホテルでの静養を終えた。

 首相は冬休み中、趣味のゴルフや映画観賞を楽しみ、英気を養った。3日午前はホテル周辺を昭恵夫人と散歩し、通行人に記念写真を求められると笑顔で応じ、十分にリフレッシュした様子だった。

 4日は公務を再開し、三重県伊勢市の伊勢神宮を参拝、年頭の記者会見に臨む。



http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/550.html

[経世済民117] 日本の自動車、トランプ就任で米国から一斉に「締め出し」の危機…輸入品に「制裁的」超高額関税の恐れ(Business J)
               ドナルド・トランプ次期大統領(ロイター/アフロ)


日本の自動車、トランプ就任で米国から一斉に「締め出し」の危機…輸入品に「制裁的」超高額関税の恐れ
http://biz-journal.jp/2017/01/post_17615.html
2017.01.04 文=編集部 Business Journal


 トヨタ自動車は2016年11月14日、19年に稼働するメキシコ新工場の建設予定地で起工式を行った。メキシコ新工場の総投資額は10億ドル(約1080億円)。現地で2000人を雇用し年間20万台のカローラを生産する予定だ。

 現地からの報道によると、式典にはトヨタの内山田竹志会長やメキシコのグアハルド経済相が出席。あいさつしたグアハルド経済相は、ドナルド・トランプ次期米大統領が廃止か見直しを主張している北米自由貿易協定(NAFTA)に関して「(米国、カナダ、メキシコの)北米の競争力を生み出している源泉だ」と重要性を強調した。

 トランプ氏が目の敵にしているNAFTA問題の最中に、トヨタは新工場の建設に着手したのである。

■製造業のメキシコへの工場移転計画を阻止

「雇用拡大」を公約に掲げて当選したトランプ氏は、国内製造業者へ圧力を強めている。隣国メキシコで生産を検討しているメーカーに、ツイッターで国内生産を維持するよう“口撃”した。

 世界有数の空調機器メーカーで、東芝と合弁会社を持つキヤリア社は16年2月、19年をめどにインディアナ州の工場を閉鎖し、生産をメキシコに移すと発表した。1400人が解雇される予定だった。

 トランプ氏は選挙戦中に「大統領になれば計画を100%撤回させる」と主張し、労働者の不満の象徴としてキヤリア社の名前を使い続けた。

 当選したトランプ氏は、いちはやくキヤリア社に乗り込み、1000人の雇用の維持を押し通した。キヤリア社のメキシコ移転の翻意を勝ち取ったトランプ氏が、凱旋将軍さながらに労働者に迎えられるシーンが日本のテレビ番組でも大きく報じられた。

 キヤリア社の工場移転中止に関し、アーネスト大統領報道官は12月1日の記者会見で「次期大統領が、あと804回(移転中止に)成功すれば、オバマ政権下での製造業の雇用創出規模に届く」と述べ、こうした手法による雇用維持策は非効率だとの認識を示した。

■NAFTAの撤廃か見直しを主張

 トランプ氏が選挙前に掲げた政策は、日本企業のビジネスにも影響を与えることになる。メキシコはNAFTA経済圏であり、NAFTAを前提に日系企業は生産拠点を整備してきたからだ。

 NAFTAとは米国、カナダ、メキシコ3カ国が相互に市場を開放し自由貿易圏をつくるための地域協定である。1994年1月に発効し、08年1月に関税が完全に撤廃された。カナダやメキシコへの農畜産物の輸入増など米国にもメリットは大きいが、一方で自動車を中心とする製造業の生産拠点の流出を招いた。

 トランプ氏は選挙期間中、国内の雇用を維持するとしてNAFTAの再交渉を公約に掲げた。米国がNAFTAから離脱や再交渉することになれば日系企業が形成してきたサプライチェーンは崩壊しかねない。

 地下資源に恵まれ経済発展が著しい国々をBRICSと呼んだ時期がある。ブラジル(B)、ロシア(R)、インド(I)、中国(C)、南アフリカ(S)をつなげた造語だ。日系企業はこぞって、ブラジルに進出した。

 しかし、資源バブルが弾けブラジル経済は急激に悪化。日系企業が次の進出対象地域としたのがNAFTA経済圏である。

 東京商工リサーチがこのほどまとめた調査によると、NAFTA経済圏である米国、カナダ、メキシコに進出している日系企業は1919社。合わせて5931拠点を展開している。拠点数は製造業が3分の1でもっとも多く、そのなかでは自動車関連の比率が高い。

 国別に見ると、米国が5010、カナダは392、メキシコは529。メキシコについては製造業が5割を占め、業種では自動車部品・付属品製造業がもっとも多い。

 NAFTAの見直しや関税の引き上げが実施された場合、日系企業は世界戦略の見直しや再構築を迫られる可能性があり、日本経済に大きな影響を与えそうだと、商工リサーチは指摘している。東日本大震災の際に、自動車産業が世界規模で生産ストップしたことを例に挙げ、メキシコでの生産計画に支障が生じた場合、NAFTA経済圏に直接進出していない日本国内の中小企業にも影響が波及しかねないとしている。

■日系自動車メーカーはメキシコに軒並み進出中

 メキシコは米国、カナダをはじめ日本を含めた世界45カ国と自由貿易連携協定(FTA)を結んでいる。メキシコで生産した工業製品はフリーパスで北米に輸出できるメリットがある。

 しかも、メキシコの人件費は米国の10分の1程度で、中国やブラジルよりも安く安定している。日産自動車、トヨタ、本田技研工業(ホンダ)は第2工場を建設し、マツダも工場を建設するなど、日本の自動車メーカーの進出ラッシュとなった。

 マツダと日産はメキシコを米国市場だけでなく、欧州や中南米をにらんだ世界的な生産・輸出拠点と位置付けている。デンソーなど自動車部品メーカーも集積し、メキシコへの自動車産業の進出が急ピッチで進んだ。

 一方でメキシコへの進出ラッシュは米国で雇用をめぐる軋轢を招いた。米ビッグスリーの1社であるフォードのメキシコでの小型車工場新設計画について、トランプ氏は「恥知らず」と批判。「メキシコから入ってくる車に35%の関税をかけてやる」と恫喝した。
 
 日産はメキシコに進出した日本企業のパイオニアだ。1959年にメキシコに進出した。そのおかげで、日産の生産台数はメキシコでNO.1を誇る。

 メキシコ自動車工業会の(AMIA)の資料によると、16年1〜11月の累計生産台数は322万台。このうち輸出は255万台で、8割弱を占める。メキシコが自動車の輸出拠点であることを数字が裏付けしている。14年に米国で走る外国産車のシェアは、日本産を抜いてメキシコ産が最多となった。

 メーカー別では、日産が第1位で79万台、シェアは24.6%に上る。このうち輸出台数は46万台だ。ホンダは生産台数24万台(シェア7.5%)、輸出は19万台。マツダは生産台数13万台(同4.3%)、輸出は12万台で92%が輸出に振り向けられている。トヨタは生産台数12万台(同4.0%)で全量輸出されている。

 トランプ氏は大統領就任後、NAFTAの離脱や再交渉を考えている。メキシコから米国に輸出する車に高額関税をかけることになれば、自動車各社は北米戦略の大幅修正を迫られることになる。もっとも打撃を受けるのは、メキシコでトップの日産だ。

(文=編集部)

http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/432.html

[経世済民117] 年収100万円未満…アニメ制作現場、超絶ブラックで崩壊の危機か…離職率9割、人材使い捨て常態化(Business J)

年収100万円未満…アニメ制作現場、超絶ブラックで崩壊の危機か…離職率9割、人材使い捨て常態化
http://biz-journal.jp/2017/01/post_17614.html
2017.01.04 文=藤野ゆり/清談社 Business Journal


 昨年11月、富山県のアニメ制作会社「P.A.WORKS(ピーエーワークス)」の労働実態が「ブラックすぎる」と大きな話題になった。

 同社に勤務しているという人物がソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で、弁当代、寮費、バスの定期代などを控除後の支払額がわずか1477円の報酬支払明細書の画像を公開。さらに、「動画担当」から「原画担当」にステップアップできないまま3年目を迎えると、「机代」として月当たり6000円を徴収されていることを明かしたのだ。また、この人物が公開した給与のうち、もっとも高額だったのは平成28年10月支払分の6万7569円だった。

 この騒動について、同社はすでに公式サイトで説明しているが、あらためて当サイトがピーエーワークスに確認したところ、机代6000円の徴収については否定したが、1477円と6万7569円の給与については事実を認めた。

 しかし、こうした過酷な労働実態とは対照的に、日本のアニメ業界はクールジャパンの牽引役として、世界に通用するコンテンツを量産している。大ヒットしているアニメ映画『君の名は。』(東宝)は興行収入200億円を突破、邦画としては宮崎駿監督の『千と千尋の神隠し』(同)以来の快挙を達成した。深夜を中心にテレビ放送のアニメ作品も年々増えており、人気作の関連グッズは飛ぶように売れている。

 それなのに、なぜアニメ制作の現場で働く人たちは、ひどい労働環境を強いられているのだろうか。数々のアニメに制作・監督として携わり、日本アニメーター・演出協会の理事も務めるヤマサキオサム氏は、「アニメ業界には、いまだにしっかりした人材育成や雇用形態の保証がなされていない、という構造的な問題が存在します」と指摘する。

■9割が辞める…高齢化するアニメ制作現場

 まず問題なのは、離職率の高さだ。全国各地には、絵を描くのが好きだったりジブリ作品が好きだったりという理由でアニメーターを志す若者が大勢いる。しかし、そうした若者の大半が早々に夢をあきらめて、アニメ業界から去っていってしまうという。

「割合としては、アニメ業界に入ってくる人のうち10人に1人ぐらいしか残らないのが現状です。若いアニメーターがどんどん辞めていくので、全体的に高齢化も進んでいます。年代的に一番多いのが僕らで、だいたい40代後半から50代。かつて『宇宙戦艦ヤマト』(日本テレビ系)や『機動戦士ガンダム』(テレビ朝日系)を観てアニメ業界を志した世代です。あと10年もたてば多くが60代になってしまうわけで、いよいよアニメ制作の未来は厳しくなるかもしれません」(ヤマサキ氏)

■若手は年収100万円未満のケースも

 離職率が高い理由のひとつに、アニメ業界の低賃金がある。ヤマサキ氏は「本人の実力次第ですが、若手アニメーターの収入は年間100万円未満というケースもよくあります」と語る。
「出来高制の現場では、本人の仕事のスピードや要領の良し悪しによって収入が大きく左右されるため、生活できなくなる人も多い。また、アニメ制作の仕事は1日の拘束時間が10時間を超えることもザラなので、空いている時間にアルバイトするなど副収入を得る時間の余裕もありません」(同)

 一方で、実力や交渉力があるアニメーターの場合、「20代で年収500〜600万円以上を稼いでいる人もいる」(同)という。低賃金で長時間労働に耐えているアニメーターが多い中で、その数倍もの収入を得ている人もいるわけだ。こうした厳しい現実も、貧困アニメーターを絶望させる一因となっている。

 アニメ業界では、「最初の3年間をどれだけ我慢できるか」が勝負ともいわれているが、その壁を乗り越える前に辞めてしまうパターンが多いのだ。

■育った優秀な人材は大手が引き抜くアニメ業界

 また、ヤマサキ氏は、離職率の高さや人材難は、アニメ業界の「雇用形態の不安定さ」にも原因があると語る。

「アニメーターは『業務委託』『フリーランス』というかたちの個人事業主であるケースがほとんどで、きちんとした雇用形態が保証されていないんです。本来は実力とやる気に加え、ギャランティなどの交渉能力が必要とされる職業なのですが、新人アニメーターは交渉力や技術力の教育が一切行われないまま、いきなり現場に出されてしまう。フリーランスとして活躍するには圧倒的に実力がない状態です」(同)

 そのため、多くのアニメ制作会社はアニメーターを正社員としては雇用しない。非正規雇用で作品ごとに駆り出されるという、まるで単発の作業員や期間工のような状態に置かれているのだ。上司や先輩からしっかりした指導を受けられない上、非正規のままでは実力がつかず、仕事の効率も上がらない。

「仮に制作会社が地道に人材を育てたとしても、非正規という雇用形態では資金が潤沢な大手の制作会社に人材を引き抜かれてしまうことも多い。うまく育った新人を大手が引き抜く風潮が横行していることも、制作会社側に『優秀なアニメーターを育てよう』という気概をより失わせている気がします」(同)

 そうやって、大手アニメ制作会社に生産性の高いアニメーターが集まり、中小の制作会社には経験が浅く、技術の足りないスタッフばかりという構図ができあがっていく。当然、生産性が下がり、利益率も低い。その結果、ますます非正規の若手アニメーターを低賃金で酷使せざるを得ないという悪循環に陥っていくのである。

■ヒット作が出てもアニメーターは潤わない

 さらに、それに拍車をかけているのがアニメ業界特有の「多層構造」だ。

 業界では、新人アニメーターは動画担当としてキャリアをスタートし、経験や実力を高めて原画担当にステップアップしていくという流れが一般的だ。この「原画担当」とは、絵コンテにしたがってアニメーションの動きの元になるラフ画を描き、タイミングを決める仕事である。「動画担当」は、その原画を清書して動画として完成させる仕事だ。作品にもよるが、制作現場では100人以上のスタッフがかかわることもあるという。

 こうした手間と時間のかかる作業を積み重ねるため、アニメ制作には莫大な費用がかかる。一般的に、30分のアニメ作品にかかるコストはおおよそ1000万円から2500万円。1クール13話とすると、1作品におよそ2億円前後のコストがかかる計算だ。自社出資で制作して作品がヒットしなかった場合、アニメ制作会社には多額の負債が残ることになる。そのリスクを軽減するため、スポンサーや代理店が間に入るのだ。

 その上、次々と公開されるアニメ作品を世に出すには、大手制作会社が元請けとなり、実際のアニメ制作を中小の制作会社に分散して下請けに出さなければならない。もちろん、制作費からマージンが中抜きされるので、下請けになればなるほど利益が少なくなっていく。この建設業界や人材派遣業界のような多層構造で成り立っているのが、アニメという業界なのである。

 この構造では、仮にアニメがヒットしたとしても、末端のアニメーターが恩恵にあずかることなど皆無だ。『君の名は。』では大ヒットによる利益の還元が末端の動画スタッフまで行なわれているが、このようなケースは稀で、最近では「新人だけではなく、アニメーター全体の収入も減ってきている」とヤマサキ氏は言う。

「僕たちの世代までは、2〜3年がんばれば、ひとり暮らしでも困らない程度の賃金を得ることができました。しかし、近頃はアニメーターの収入を聞いて『3年も業界にいるのに、それしか稼げていないのか?』と驚くことが多い。アニメ業界がいくら脚光を浴びても、実際に作品を制作している現場に下りてくるお金が圧倒的に少ないのです」(同)

■庵野秀明も警鐘を鳴らすアニメ業界の寿命

 そして、この問題を複雑にしているのが、アニメーターという職業に「やりがい」を求めている人が多いことだろう。

 収入や拘束時間など、労働環境に不満を持っているアニメーターは数多くいる。その一方、アニメ業界には「好きなアニメにかかわれるだけでも十分」「絵が描けるだけでもありがたい」という人も多く、業界全体に「好きなことを仕事にできているのだから、待遇は我慢しよう」といった風潮があるのだという。

 ヤマサキ氏も「もともと、アニメーターにはお金の問題をあまり気にしなかったり、一致団結して経営側と交渉したりすることが苦手なタイプが多く、なかなか声を上げる人がいない」と語る。

 いわば「アニメが好き」という一点につけ込まれ、「やりがい搾取」され続けているのが現場のアニメーターたちなのだ。こうした問題点については、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズなどで監督を務める庵野秀明氏も指摘したことがある。

 庵野氏は以前、今のアニメ制作システムはかろうじてもっている状態で崩壊は時間の問題であり、いずれは人材も資金も枯渇する、として「日本アニメの寿命はあと5年」と発言して話題になったことがある。

「そういった危機感は、多くのクリエイターが持っています。アニメーターたちの窮状を救うためにも、アニメ業界は新しいビジネスモデルをつくる必要があるのかもしれませんね」(同)

 古くは手塚治虫の時代につくられ、脈々と受け継がれてきたというアニメ制作現場の過酷な実態。アニメがクールジャパンの旗手となり、一大産業となった今こそ、業界そのものを改革する必要があるのかもしれない。

(文=藤野ゆり/清談社)

http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/433.html

[政治・選挙・NHK218] 安倍首相の下僕・経団連会長、次期候補者ゼロの異常事態…ことごとく固辞か(Business Journal)
               榊原定征経団連会長(右/AP/アフロ)


安倍首相の下僕・経団連会長、次期候補者ゼロの異常事態…ことごとく固辞か
http://biz-journal.jp/2017/01/post_17636.html
2017.01.04 文=編集部 Business Journal


 榊原定征日本経済団体連合会(経団連)会長が、昨年末からピリピリしている。経団連会長の任期は2期4年であり、2014年6月に就任した榊原会長の任期は18年6月まである。

「昨年12月に発売された『文藝春秋』(文藝春秋/新年特別号)が“ポスト榊原”に関する記事を掲載し、まだ任期切れまで時間もあるのに、なぜポスト榊原の話が出るのかと、本人ははなはだ面白くない様子。榊原氏の周辺は『今はいつ企業不祥事が起きてもおかしくない時代。こんな早い時期に次を決めるわけがない』と、早期にレームダックにならないよう、火消しに躍起になっている。だが、次期経団連会長人事はすでに動き出しており、今年の年央から後半にかけてほぼ固まるとみられている」(財界担当記者)

 このタイミングで次期会長人事が報じられたのは、次期会長の大本命であるトヨタ自動車の豊田章男社長が就任を断ったからだ。2020年の東京五輪を迎える経団連トップにはトヨタがふさわしいということで、財界の意向はほぼ一致していた。トヨタからは内山田竹志会長が経団連副会長に選ばれているが、任期は今年6月まで。後任として豊田氏が副会長になり、榊原会長の後を受けて18年に経団連会長に就任するというのが、財界主流派が描いていたシナリオだった。

 ところが、「副会長はまだ早すぎる」と言って豊田氏本人が固辞している。もし豊田氏が経団連会長になるなら、今年春には内山田会長と交代して経団連副会長にならなければならないが、トヨタ社内にそうした動きはない。

「榊原さんと安倍晋三首相はまるで“上下関係”。豊田氏は内心、それを嫌悪している。現在の経団連会長の椅子に、まったく魅力を感じていない」(トヨタ関係者)

 経団連会長は出身企業では会長になるのが通例だが、豊田氏は現役バリバリの社長。しかも現在60歳で、油が乗りきっている。会長に退くには早すぎる。豊田氏が就任をはっきりと断った。というより、父親でトヨタ名誉会長の章一郎氏が断ったというのが真相に近いといわれている。

「そもそも章男氏が経団連会長になるには、章一郎氏のOKが大前提」(経団連元副会長)

■消える候補者

 経団連会長になるための必要十分条件は、暗黙のうちにメーカーのトップということになっている。現在の経団連副会長でこの条件を満たすのは、日立製作所の中西宏明会長と三菱重工業の宮永俊一社長、住友化学の十倉雅和社長。だが、三菱重工は16年9月中間決算で7年ぶりの赤字。造船部門を切り離すほか、国産初のジェット旅客機MRJが離陸するかどうかも不透明な状態で、経営は三重苦、四重苦。経団連会長どころではない。宮永社長には交代の観測さえ出ている。

 住友化学の十倉社長は前任の経団連会長だった同社の米倉弘昌相談役が辞めるに当たって、強引に副会長に押し込んだといわれている。

「十倉氏は経団連会長の器ではない」(現経団連副会長)

 英国のテリーザ・メイ首相と日立の中西会長が会談――。16年11月1日にこのニュースが流れて、財界はざわついた。中西会長はEU離脱を決めた英国国会議員らとの懇談会に出席するため、ロンドン入りしたもの。日立は英国に鉄道車両関連の工場を持ち、英国工場をEUに鉄道車両を売り込む戦略拠点としてきた。それだけに英国のEU離脱の影響は大きい。「次期経団連会長を視野に入れた政治的な動き」との観測が財界を駆けめぐった。

 本命に浮上した感のある中西氏だが、日立元会長の川村隆氏は当時の米倉経団連会長から次期会長就任を強く要請されたにもかかわらず引き受けず、米倉氏があまりに固執するので業を煮やし、日立会長退任と経団連副会長の任期切れによる辞任を先回りして発表した経緯がある。そのため、中西氏も経団連会長を引受けないとの見方が強い。

 経団連審議員会副議長にまで枠を広げるとコマツの野路國夫会長がいるが、同社前会長の坂根正弘氏が「企業の規模、企業の格」を理由に経団連会長就任を断った経緯があり、可能性は低いとみられている。

■ポストの魅力消失

 冷静にみてくると、最適な候補者がいないのが実情だ。米倉前経団連会長が候補者に次々と断られ、OBにまで選択の幅を広げた結果、榊原氏が会長に就任したように、意外な人物が飛び出してくることもあり得る。かつて“財界総理”といわれた経団連会長のポストの魅力がなくなった上に、人材難という事情も重なっている。

「米倉氏、榊原氏と軽量級の会長が二代続いたことも影響している」(元経団連副会長)
「米倉氏は安倍首相から疎まれ、榊原氏は安倍首相の下僕のような存在だと酷評する向きもある」(別の財界首脳)

 榊原氏は豊田氏や今井敬新日鉄住金名誉会長ら“経団連御三家”の会長経験者と相談しながら後継者を決めることになるが、「米倉氏には相談しないとみられている。キヤノンの御手洗冨士夫会長も経団連会長経験者だが、安倍首相が経済人とゴルフをやる時にメンバーを人選する窓口という役割しか担っていない」(経団連関係者)との声もある。

 安倍首相に近過ぎると批判されることが多い榊原氏だけに、後任人事は難航が予想されている。

(文=編集部)

http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/551.html

[政治・選挙・NHK218] 小池氏が自民党籍のままの不思議。第二自民党会派を作って、安倍晋三の下に駆け付けるつもりだろう。要は、東京都で自分がボス…
小池氏が自民党籍のままの不思議。第二自民党会派を作って、安倍晋三の下に駆け付けるつもりだろう。要は、東京都で自分がボスでいたい
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/557f0b76664b078fb153479c39019888
2017年01月04日 のんきに介護


斉藤かすみ(戦争法 ⚡原発再稼働NO!)‏@Remember311919さんのツイート。

――小池氏は自民党籍のまま、自分が親分の政治団体から、40人規模の候補者擁立を目指しているという。つまり、都議会自民会派に抵抗する振りをして、第2都議会自民会派を作るつもりだ。都民はメディアの喧伝に踊らされていることに早く気付くべきだ。〔23:32 - 2017年1月3日〕—―





小池知事、都議選で40人規模を擁立へ 最大会派めざす
http://www.asahi.com/articles/ASJDZ64SJJDZUTIL01D.html
2017年1月3日05時01分 朝日新聞 後段文字お越し

 東京都の小池百合子知事が、夏の都議選で自身の政治塾などから全42選挙区に近い40人規模の候補者擁立をめざしていることがわかった。単独過半数には届かないが、対立する都議会自民党の議席を奪い、最大会派となって主導権を握ることを狙う。1月下旬にも第1次公認候補を発表する。

 関係者によると、擁立するのは、小池氏が塾長を務める政治塾「希望の塾」の塾生や現職都議ら。一部にはすでに公認予定の通知を出した。7日の筆記試験や、面談などを通して正式に公認を決める。

 都議会(定数127)は最大会派の自民党(離脱表明の3人を除き57人)と公明党(23人)で過半数(64人以上)を占める。

 小池氏は昨年12月、都議選への候補者擁立を表明。所属する自民党は離党せずに、塾を運営する政治団体「都民ファーストの会」として公認する案が有力だ。都選挙管理委員会によると、政治団体の公認候補は既存の政党と同様、ポスターなどに団体名を記すことができる。

 今後、自民の有力都議がいる選挙区を中心に擁立を進める。全42選挙区の多くに候補者を立てる考えで、公明や、民進(2会派で計18人)などと調整しつつ、最大会派を狙う。

 すでに自民会派から3人が、離脱して新会派を設立すると表明し、小池氏と連携する構えを見せている。

 小池氏は昨年7月の知事選で自民や公明などが推薦する候補者を破って初当選した。その後、自民と対立を深め、新年度の予算編成では、自民の反対を押し切って200億円の「政党復活予算」を廃止するなどしている。一方で都政改革の姿勢で一致する公明とは距離を縮めている。(伊藤あずさ、小林恵士)




http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/552.html

[自然災害21] 「熊本・鳥取は前兆」専門家の指摘と「ブロック境界」「南海トラフ巨大地震の発生を早める震源」


「熊本・鳥取は前兆」専門家の指摘と「ブロック境界」「南海トラフ巨大地震の発生を早める震源」
http://jishin-news.com/archives/1492
2016/12/30 地震ニュース


12月29日にMBSが南海トラフ巨大地震に関する専門家の見解を掲載した記事において、4月の熊本地震や10月の鳥取県中部地震が南海トラフ巨大地震の前兆であったと指摘し注目を集めているようだが、知っておくべきことは他にもある(画像はMBSより)。

■「熊本と鳥取は南海の前兆」

これは京大防災研の西村准教授が語っていたもので、南海トラフ巨大地震の前には内陸の地震活動が増えていくとして熊本や鳥取での強い地震もこうした前兆の一環だったとの見方を示しているが、同時に今後も内陸での地震が続く可能性を示唆しプレートとは異なるブロックの境界を図示(上記画像)してこう語っている。

「西村准教授はGPSの観測データから一枚のプレートと思われていた西日本が、複数のブロックに分断されていると指摘。海側の大きなプレートが陸側に潜り込む力が内陸に伝播し、歪みが集中するブロックの境界で地震が発生したと見ています。」

熊本も鳥取もブロックの境界線上に震源があったことがわかるが、今後内陸で強い地震が起き得る場所としてこのブロック境界は要注意と言える。

■4月にも注目集めたブロック境界

実は氏は熊本や鳥取における地震が起きる前からこのブロック境界という概念からライン上における地震発生に警鐘を鳴らしていた。2016年4月3日に放送されたNHK「巨大災害 MEGA DISASTER II 日本に迫る脅威 地震列島 見えてきた新たなリスク」において従来のプレートがいくつものブロックに分割されているという説に触れ、これがハーバード大学でも研究されるなど世界的な注目を集めているとして紹介していたのだ。

カリフォルニアでの大地震や中国の四川大地震もブロックの境界で発生していたと言うことだったが、果たして番組から約半月後には熊本で震度7が2回という強い地震が実際にブロック境界で起きていたのである。

NHKの番組内では上記に示したブロック境界とほぼ同等の図が用いられていたが、関西だけではなく東日本のブロック境界についても挙げていたため参考にしておくべきだろう。(画像はNHKの番組より)




■南海トラフ巨大地震を早める場所とは

さて、NHKの「MEGA DISASTER II」では南海トラフ巨大地震に関連して更に興味深い調査結果にも言及していた。1,000年間のシミュレート結果から、日向灘で強い地震が発生した場合南海トラフ巨大地震が通常よりも短い間隔で誘発するというのだ。

南海トラフ巨大地震の発生間隔は100〜150年と言われているが、日向灘でM7.5の地震が発生すると従来の半分の間隔で南海トラフにおける地震が起きる可能性もあるとしていることから、前回の昭和東南海・昭和南海地震以降70年が経過した現在、日向灘で強い地震が起きるようなことがあればそれは即ち南海トラフ巨大地震の逼迫と考えてよいだろう。

MBSの記事では「次の南海地震が今後数十年で起きるとすると」と切迫しているわけではないとの前提ではあったが、日向灘が揺れた場合、この前提を排除して南海トラフ巨大地震に備える必要が出て来てしまう。

ブロック境界での強い地震に対する警戒に加えて、日向灘という震源への注目も高めておくべきであろう。




http://www.asyura2.com/15/jisin21/msg/734.html

[テスト31] Re: テスト
  


「池上彰の2017年 世界を見に行く」で紛争国誘拐事件を取り上げました。その事件の解決ビジネス、誘拐交渉人や誘拐ビジネスの著作者などのインタビューが放送されました。その見解の一つを文字お越しいました。詳しくは動画をご覧ください。

誘拐ビジネスに詳しいロレッタ・ナポレオーニさんの見解。

「生きて帰れない人質はお金ではなく政治的に利用されることが多いです」

「例えば『イスラム国』、かれらは自分たちで誘拐せずに他の集団が誘拐した人実を買います。
その人質をお金に代えるか、政治的に利用するか判断するのです」

「政治的に利用する場合は生かすより殺害するほうが効果があります」

「そこに当てはまるのがアメリカ人やイギリス人の人質です」

「後藤さんは政治的な理由で連れてこられたわけではありません」

「しかし、日本の総理大臣が『イスラム国』対策として2億ドルの援助を約束しました」

「その結果、後藤さんは政治に利用されることになったのです」

「殺害することで日本の世論に影響を与えることができます」

「それが『イスラム国』の狙いです」

池上彰さんは「あくまでもナポレオーニさんの見解であり、諸説があります」と話されましたが放送されてことは大きいものがあります。


安倍総理の『イスラム国』対策として2億ドルの援助を会見されたことが湯川遥菜さん、後藤健二さんの殺害の引き金になったのは間違いないでしょう。事実、イスラム国は安倍総理を名指しして糾弾しています。


後藤健二さん殺害-首を切断した写真画像の動画 イスラム国が公開(ニュース速報Japan) 閲覧注意
http://www.asyura2.com/15/senkyo179/msg/169.html
抜粋

「日本政府は邪悪な有志連合に参加した愚かな同盟国と同じように『イスラム国』の力と権威を理解できなかった。われわれの軍はお前たちの血に飢えている。安倍総理大臣よ、勝てない戦争に参加した向こう見ずな決断によってこのナイフは後藤健二を殺すだけでなく今後もあなたの国民はどこにいても殺されることになる。日本の悪夢が始まる」

黒装束の男は、「日本政府はイスラム国の全軍がお前たちの血に飢えていることがまだ分かっていない」と述べたうえで、安倍総理を名指しして次のように述べました。

 「安倍(首相)勝つことのできない戦争に参加するお前の無謀な判断によって、このナイフはケンジを殺すのみならず、日本人を見つければ殺りくを続けることになる。日本にとっての悪夢を始めよう」(黒装束の男)


  


  


  


  


  
   http://ayasoku.net/thread.php?t=1483446862より


※動画
池上彰の2017年: 1月3日 170103 - 世界を見に行く
https://www.youtube.com/watch?v=2_gYfDJhlUI
※1:33:22〜誘拐交渉人インタビュー 
 1:48:13〜後藤健二さん誘拐、殺害の見解。 















http://www.asyura2.com/14/test31/msg/580.html

[政治・選挙・NHK218] 安倍総理「1月解散」は準備万端!? 選択肢は一つしかない 野党がまとまる前に…(週刊現代)

安倍総理「1月解散」は準備万端!? 選択肢は一つしかない 野党がまとまる前に…
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/50592
2017.01.04 週刊現代  :現代ビジネス


■もう布石は打ってある

「麻生(太郎財務相)さんも『1月解散』賛成派。『財務省の連中の話だと、ここで見送って秋まで引っ張っても、景気回復は難しいぞ。待ったあげくに追い込まれ解散になるとまずい』と言っている。

選挙に弱い議員の間でも『ウチの選挙区の野党票を足し合わせると、オレはやばい。野党がまとまる前に早く解散してくれ』という声が日に日に高まっています」(自民党中堅議員)

カジノ法案・年金法案の採決、ロシアのプーチン大統領訪日と、目白押しの重要日程を何とかこなした安倍総理。最後の大物、12月26・27日の真珠湾訪問も果たした。

安倍総理はこの真珠湾訪問で「支持率爆上げ」を見込んでいる。その流れで、1月の通常国会での冒頭解散へと一気になだれ込む、という算段である。

「国民の反応がよければ、真珠湾が解散に向けての決定打になるでしょう。圧勝とはいかないまでも、大負けする心配もない。'18年の総裁選まで選挙の心配をしなくて済むのは、総理にとっても大きな負担減になります」(前出・自民党中堅議員)

実は、自民党本部の最新の世論調査結果は、決して芳しくなかった。

「1期生・2期生であわせて20〜30人は落ちる。現有の294議席から13議席減で3分の2を割りますから、総理は『こりゃ冒険はできないかもな』と漏らしていた」(自民党ベテラン議員)

しかし、決断直前の総理の言動ほど信用できないものはない。多少の議席減ならば、もとより織り込み済み。しかも安倍総理は昨年来、新人議員たちに不祥事でさんざん悩まされてきた。問題児がいなくなるなら、かえって都合がいい。

議席減を補うための布石はもう打っている。それが、12月15日未明に衆院本会議で可決・成立したカジノ法だ。成立後、一部で「1月解散は見送り」とも報じられたが、背後にはこんな策があった。

「総理がカジノ法案の早期通過にこだわったのは、これでカジノ法案に賛成している維新の会に恩を売れるからですよ。

もし解散して自民党の新人が20人落ちても、維新と正式に組めばかなりカバーできる。そのための『貸し』を作るのが、この法案のもうひとつの目的だった」(前出と別の自民党中堅議員)

12月12日から「駆けつけ警護」ができるようになった南スーダンの自衛隊に何かあってからでは、選挙はできない。しかも、今年6月には衆院の区割り変更が待ち受けているため、もたもたすると議員同士が揉め始める。

今後の政治スケジュールを考えても、選択肢は一つしかない。

「前回の参院選では、東北でTPPの影響を受けて大敗しました。でも今年度の補正予算では、5000億円以上のTPP対策予算を組んでいるし、これは(TPPが)発効しなくても執行される。もちろん、東北で巻き返しを図るための予算ですよ。

すでに公明党の了解も『1月解散』で取り付けています」(前出・ベテラン議員)

実は準備万端なのだ。

「週刊現代」2016年12月31日・1月7日合併号より


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/553.html

[政治・選挙・NHK218] 南スーダンの自衛隊撤退には与野党の“手打ち”が必要…つまり「お金」で解決するしかない(週プレNEWS)
           アフリカやインドネシア、アフガニスタンなどで国連の平和維持ミッションや武装解除に関わってきた伊勢崎賢治教授


南スーダンの自衛隊撤退には与野党の“手打ち”が必要…つまり「お金」で解決するしかない
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170104-00077758-playboyz-pol
週プレNEWS 1/4(水) 6:00配信


昨年成立した「安保関連法制」に基づく新任務「駆けつけ警護」を付与された、陸上自衛隊PKO(国連平和維持活動)派遣部隊が南スーダンの首都・ジュバへと派遣され、現地での活動を開始した。

停戦合意が崩壊し、事実上の内戦状態にあるとも言われる南スーダンで「新任務」を課された自衛隊が今後、なんらかの形で戦闘に巻き込まれる可能性はゼロではない。

このまま「何も起きないこと」を祈り続けるしかないのか? 今後、日本はこの問題についてどのように対処していくべきなのか? 過去に国連の平和維持ミッションや武装解除に関わってきた東京外語大の伊勢崎賢治教授(平和構築学)に自衛隊の南スーダン派遣の問題点と自衛隊撤退の可能性について聞いた。

* * *

─伊勢崎さんは「現地住民の保護」という、非常に重い責任の一端を「国連PKO部隊の一部」として担っている自衛隊を「治安状況が悪化している」という理由で撤退させることは国際社会に対する責任の放棄とみなされ、日本が強い批判にさらされることは避けられないので事実上不可能だと主張されています。

しかし、「そもそも交戦権のない自衛隊をPKO南スーダンに送るべきではない」けれど「今さら、危険だからという理由で撤退はできない」というのでは、解決策がない。こうなった以上、「何事も起きない」ことを、祈り続ける以外にないというコトでしょうか?

伊勢崎 結論としては、現地の状況が少し落ち着いたところで時期を見て撤退させるべきでしょうね。国連はPKO部隊を4千人規模で増員することを決めましたし、当初、これに難色を示していた南スーダンのキール大統領も最終的には国連の決議を受け入れましたから、今は少しずつ「小康状態」に近づきつつあります。

もちろん、自衛隊が現地からの撤退をするのであれば、日本としてなんらかの「埋め合わせ」をする必要があります。そこで僕は以前から「交戦権の問題を抱える自衛隊の代わりに文民警察官を派遣すべき」と訴え続けてきました。「PKFの一部」として送られる自衛隊と違い、PKOの文民警察官は受け入れ国政府の「警察権」を代行する立場ですから、仮に武器の使用が必要になっても、それは「交戦権」の行使ではない。これなら「交戦権」を否定する憲法9条との齟齬(そご)はないからです。

ただ、国連PKOへの文民警察官派遣については、1992年に日本が最初に参加したPKO活動である「国連カンボジア暫定統治機構」(UNTAC)への派遣で、75名の日本人警察官が選挙監視要員として派遣され、このミッションで岡山県警の高田晴行警部補が殉職。(日本人としては他に国連ボランティアの中田厚仁氏も殉職)警視庁はそのことがトラウマになっているので、これも現実的ではない…。とすれば、あとは日本政府が資金面での負担を増やす、つまり「お金」で解決するしかないでしょうね。

─ただ、政府としては昨年、あれだけの反対を押し切って「安保関連法案」を強引に成立させ、今回も野党の反対を無視して自衛隊派遣と安保関連法案に基づく「駆けつけ警護」任務の付与を行なった以上、簡単に「自衛隊を撤収させる」とは言いづらいのでは?

伊勢崎 そこで重要なのが、与野党共にこの問題を「政局にしない」という点に合意し、双方が「手打ち」をすることです。そのためにはまず、最大野党である民進党が自らの責任をきちんと認めて、自民党に歩み寄る必要がある。今から5年前、南スーダンの国連PKOに自衛隊を派遣することを決めたのは、当時の民主党(民進党の前身)政権だったからです。

民主党が2011年に自衛隊の南スーダンへの派遣を行なった時点で、かつての「PKO派遣5原則」(※)は時代遅れの全く意味のないものになっていたにも関わらず、当時の民主党政権は自衛隊の派遣を決めてしまった。つまり、彼らは今の自民党と同じ過ちを犯していたわけです。現在の民進党が自分たちの責任を棚に上げて「安保法制」を根拠に政府・自民党を批判しても説得力がありません。
※(1)紛争当事者間で停戦合意が成立している (2)現地政府や紛争当事者が参加に同意している (3)中立厳守 (4)以上のいずれかが満たされない場合、撤収することができる (5)武器使用は必要最小限にする

もちろん、僕自身も昨年の「安保関連法案」には反対の立場でした。さらにいえば、国連も「停戦合意は事実上崩壊している」と認めている今の南スーダンを「首都の治安は比較的安定している」として自衛隊を派遣し、日本以外の国にはそうした「概念」すら存在しない、つまり、それを英語に訳す言葉すらない「駆けつけ警護」なる任務を付与してしまう現政権はメチャクチャだと思います。

しかし、民進党が自分たちの過ちや責任を棚に上げたままで、この問題を「安保法制がらみ」の政局にし続ける限り、政府与党にもメンツがあり引っ込みがつかない。「今さら引くに引けない」というのが正直なところでしょう。

もちろん、自民党議員の中には、東大の法学部を出た人たちだっていっぱいいるわけですから、決して「バカ」じゃありません。今の状況がどのくらいマズイのか、合理的には説明できない矛盾に満ちているのかを本当はよくわかっているはずです。

だとすれば、まずは民進党が自らの過ちと責任を認め、その上でこの問題を「安保法制絡み」の政局にするべきではない。僕がかねてから訴えているように「国連PKOミッションの変質」によって、従来の「PKO派遣5原則」が意味を失っているという論点で扱うことで、与野党がひとまず「手打ち」を行ない、その上で、具体的な自衛隊の「撤収」に向け議論を行なうことが、現実的な解決策になるのではないでしょうか。

─伊勢崎さんはかねてから自衛隊のPKO派遣について「憲法で『交戦権』が認められていない自衛隊を紛争地に送ってはいけない」と8月にも主張されていますが…。

★【参照記事】専門家が指摘!「南スーダンにいる自衛隊が戦争に巻き込まれかねない」、「知られざる“戦地”南スーダンの自衛隊員約350人は撤退できるのか?」

伊勢崎 当然です。以前の取材でもお話したと思いますが、国連PKOの役割は1994年のルワンダ虐殺を契機に大きく変わりました。あの時、「停戦監視」のみを任務としていた国連PKOはルワンダで80万人を超える民間人の虐殺を止めることができなかった…。

その反省から99年にコフィ・アナン国連事務総長(当時)が「住民保護などの任務遂行のためにPKOは国際人道法に従って行動しなければならない」と官報で告示しました。これは人道上の問題が起きることが予想される場合、先制攻撃を含めた積極的な武力の行使も辞さないという意味で、つまり、国連PKOにおけるPKF(平和維持軍)は紛争地における国際法上の「交戦主体」となることを受け入れたのです。

そのように「交戦主体」としての性質を持つ現在の国連PKFの現場、つまり、国際法上の「交戦権」が支配する空間に、憲法9条で「交戦権」を明確に否定されている日本の自衛隊を派遣していいはずがないし、その条件となっている「PKO派遣5原則」も、国連PKOの現状を反映していないと言わざるを得ない。

ところが、20年以上前に「国連PKO」の任務や性質が大きく変化したにも関わらず、日本はそれ以前の国連PKOを前提とした「PKO派遣5原則」に基づいて、その後も何の議論もないまま自衛隊の海外PKO派遣を続けてきました。その意味で言えば、これは「安保法制」や「駆けつけ警護」以前の問題で、そもそも2011年の時点で南スーダンに自衛隊を送ることを決めたこと自体が根本的な間違いだったのです。

─今後、こうした事態が繰り返し起きないためには何が必要なのでしょう?

伊勢崎 取り急ぎ、すでに時代遅れとなった「PKO派遣5原則」は抜本的な見直しが必要ですし、自衛隊の「交戦権」についても、これを機会により具体的で現実的な議論が起きなければならないと思っています。そもそも、政治家も含めて、日本人の多くは「交戦権」とは何かということがよくわかっていない。国際法上「交戦権を認めない」ということは、戦車や機関銃じゃなく「竹やり」で戦うことも認めない…という意味です。このままでは従来の「専守防衛」に徹した活動ですら、憲法違反になってしまいます。

憲法改正については、どうしても「護憲」対「改憲」の単純な二元論になりがちで「憲法9条改正」イコール「自衛隊が普通の軍隊になり、海外の戦争にも巻き込まれてゆく」と考えてしまう人が多いのですが、僕の主張している「新9条論」のように自衛隊に「交戦権」を認め、様々な国際法上の矛盾から解放した上で、憲法9条の精神を活かし、自衛隊の海外派兵については厳しく制限するという選択肢もある。そうした幅広い可能性を前提にした改憲議論が行なわれてほしいですね。

(取材・構成/川喜田研)


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/554.html

[政治・選挙・NHK218] 靖国神社の前で「後に続く」と誓う価値観の行き着くところ、徴兵制あり。自己保身の面々がそれを訴える異様 
靖国神社の前で「後に続く」と誓う価値観の行き着くところ、徴兵制あり。自己保身の面々がそれを訴える異様
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/d46621e3771dbaa15fc57b8d062a3d44
2017年01月04日 のんきに介護


徴兵制?!稲田朋美 防衛大臣半泣き答弁 福島みずほに追及されシドロモドロ


靖国神社の前で誓うとされる

「後に続く」は、

正確には「後に続け」ということだ。

瞬間的に

頭が可笑しくなるらしい

「命をかけて国を守る」覚悟を云々する

稲田防衛相には

学芸会でヒロインを演じているかのような

必死さが漂う。

しかし、所詮は、芝居だ。

命がけで食事を作る、

命がけで通勤する、

命がけで喫茶店で休憩する、

命がけで屁をひる

庶民の、

そのような命がけの日常の一コマ一コマを

愛おしむ気があれば、

簡単に

戦場を体験させたいという気持ちは起きないと思う。

庶民の日々の命がけを切って捨てて、

たとえば、

南スーダンに派遣されてどんな意味があるのか。

日本は、

武器禁輸の制裁措置に反対して、

南スーダン政府に媚を売っただけではないか。

考え方が安易なんだ。

自分が関わり合いを持たずに済むことだという

皮算用があるから

言葉が芝居がかってきて、

表情が引きつっている。

だから意味を改めて問われると言葉につまづくのだ。

実際、

この動画を見て彼女の

「国益を守るために政治おぉやっていきたいという覚悟をしめしたものでございます」

という答弁ほど、

彼女の本心を欺くものはないだろう。

本心は、

軍需株を大量に持っていて、

私腹を肥やす以外、

何の興味も持ってません

という身も蓋もない話になるのだろうな。

ただ、

この人も

安倍晋三と同じで

自己陶酔に陥りやすいタイプに違いない。

拍手されると、

茫然自失状態になるのだろう。

そして

熱病にうなされるように

「靖国神社の前で『後に続く』誓いをする」

などという説法をする。

この文言から明らかなように

この誓いをする場所は、

戦争の犠牲者の死を弔う場所ではない。

天皇のために

命を捧げた功をもって神になった者を賛美し崇拝するところだ。

想田和弘‏@KazuhiroSoda さんが指摘するように

この点、

誤解している人が多い。

また、宗教上の理由等で

祀られることを辞退する申し出を親族が申し入れても

聞き入れてもらえない、

という暴力的な運営がなされていることも

忘れてはいけない

(拙稿「安倍晋三は、人間、甘やかされて育てられたらお終いという見本だな」参照。
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/7be165a4096a9921ded6c123cde222b2)。

すなわち、死者となっても、

兵隊のとき同様、

何時までも自由が与えられない

という

不都合が待っている。

つまりは、

「安らかにお眠りください」

という祈りの成り立たない不道徳な、かつ、人情を逆なでする

宗教施設だということ、

改めて肝に銘じて置こう。。




http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/555.html

[国際17] 世論調査、もう使わない=昨年外れ続け、信頼失う―仏紙(時事通信)
世論調査、もう使わない=昨年外れ続け、信頼失う―仏紙
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170103-00000050-jij-eurp
時事通信 1/3(火) 23:04配信


 【パリAFP=時事】フランスの日刊紙パリジャンは3日、世界各地の大統領選や国民投票で昨年、世論調査がことごとく外れたことを踏まえ、世論調査結果の公表中止を決めたことを明らかにした。

 調査会社イプソスへの調査委託をやめ、今年の仏大統領選に関する報道は記者の取材だけに基づいて伝える。パリジャンの編集幹部は「世論調査を非難しているわけではない。どう使うかという点が難しい」と述べている。

 2016年は、欧州連合(EU)離脱の是非を問う6月の英国民投票の離脱派勝利、11月の米大統領選でのトランプ氏勝利と、世論調査は次々外れた。フランスではさらに、11月の最大野党・共和党など右派・中道陣営の大統領候補予備選でフィヨン元首相の勝利を予想できず、信頼は地に落ちていた。 


http://www.asyura2.com/17/kokusai17/msg/125.html

[国際17] 有名歌手出演拒否 前代未聞 トランプ次期大統領就任式
有名歌手出演拒否 前代未聞 トランプ次期大統領就任式
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170103-00000526-san-n_ame
産経新聞 1/3(火) 18:20配信


 1月20日に不動産王のドナルド・トランプ氏(70)が米国の第45代大統領に就任するまで残りわずかとなった。選挙後も過激な発言を繰り返すトランプ氏への賛否をめぐり、米社会の対立は深まるばかり。1月20日に首都ワシントンで行われる就任式の前後には、類をみない大規模な抗議デモが計画される一方、トランプ氏の支持者も大勢駆けつけることが予想される。緊迫ムードの中、歴史的な行事を迎える。

     ◇

 2009年に行われたオバマ大統領の1期目の就任式では「過去最高の200万人超」(米メディア)という観衆が、黒人初の大統領の誕生に熱狂した。トランプ氏の就任式にも100万人規模の参加者が見込まれているが、特記すべきは抗議活動の多さだ。就任式前後を含めて数十万人が抗議に参加するとみられている。

 ワシントンの関係当局にはこれまでに少なくとも15団体がデモ行進の許可を申請。女性団体が21日に行うデモ行進についてはすでに許可が出ているが、それだけで約22万人が参加するという。

 過去にも、抗議活動が目立った就任式があった。米誌ニューヨーカーによると、いずれも共和党の大統領で、ひとつは1973年のリチャード・ニクソン大統領の2期目の就任式。ベトナム戦争に反対して6万人が抗議した。また、2001年に1期目の就任式を行ったジョージ・W・ブッシュ氏は、選挙の集計結果をめぐり民主党候補だったアル・ゴア氏と法廷闘争にまで発展するなど混乱をきたし、2万人がブッシュ氏に抗議したという。

 トランプ氏の就任式ではこれらを上回ることが予想されている。当局者が懸念しているのは、トランプ氏支持者とデモ隊が衝突する不測の事態だ。すでにワシントンでは厳戒な警備態勢が敷かれており、米紙ニューヨーク・タイムズは、11月8日の大統領選後から就任式までの警備費は、1億ドル(約116億円)を超える見通しだと伝えている。

 有名な歌手にとっても、4年に1度の大舞台となる大統領就任式。前回の2013年には、国歌斉唱した歌手のビヨンセに口パク疑惑が浮上して話題となった。

 だが、トランプ氏は出演してくれる有名人探しに難航しているという。米メディアによると、これまでにセリーヌ・ディオンやエルトン・ジョンら多くの有名人が就任式の出演を拒否。排斥主義的な発言を繰り返すトランプ氏に対する有名人の反発は根強い。

 「いわゆるトップクラスの有名人がこぞって就任式のチケットをほしがっているが、彼らがヒラリー(クリントン前国務長官)のために何をしたのか見てほしい。何もしていない! 私が望むのは一般の人々だ」

 トランプ氏は12月23日にツイッターでこう不満をぶちまけた。クリントン氏は大統領選でビヨンセ、ジェニファー・ロペス、ケイティ・ペリー、レディ・ガガら超人気歌手を次々と投入。セレブ支持率では圧倒したが、トランプ氏を打ち負かすことができなかったことを皮肉ってみせた。

 トランプ氏がこれまで確保できた出演者は、国歌斉唱する16歳のジャッキー・エヴァンコのほか、モルモン・タバナクル合唱団、ダンスカンパニーのラジオシティ・ロケッツなど。ロケッツの女性ダンサーの一部は、トランプ氏の女性差別発言を受けて出演を嫌がっているとも報じられた。歴代の就任式と比べて地味な印象は否めないが、トランプ氏側は「国民のための就任式」とその意義を強調している。

 一方、就任式で最も注目されるのは演説内容だ。

 米国民に語り継がれている名演説の一つは、1930年代の世界恐慌の最中に、フランクリン・ルーズベルト大統領が発した「私たちが唯一恐れるべきものは、恐れそのものだ」(Only thing we have to fear is fear itself)。

 また、米ソ冷戦中の1961年に就任したジョン・F・ケネディ大統領による「国家があなたに何をするかではなく、あなたが国家のために何ができるかを問え」(Ask not what your country can do for you,ask what you can do for your country)は、あまりにも有名だ。

 政治専門サイト「ポリティコ」によると、トランプ氏の就任式での演説原稿は、政策担当の大統領補佐官に起用されたスティーブン・ミラー氏が担当するという。ミラー氏は司法長官に指名されるセッションズ上院議員の元側近で31歳。ミラー氏は1日に3本の演説原稿を書くといい、トランプ氏の側近は「かれは機械だ」とその能力に太鼓判を押す。

 大統領選で自分に投票しなかった人々からも、支持を得ることができるか。不安を抱える米国民を勇気づけることができるのか。トランプ氏には、最初の大きな難題が課せられている。


http://www.asyura2.com/17/kokusai17/msg/126.html

[経世済民117] クルマの未来が変わる!米新鋭企業たちの「スゴイ技術」(ダイヤモンド・オンライン)
クルマの未来が変わる!米新鋭企業たちの「スゴイ技術」
http://diamond.jp/articles/-/112755
2017年1月4日 長野美穂 ダイヤモンド・オンライン


昨年11月下旬にロサンゼルス(LA)で開催された自動車ショー(2016ロサンゼルスオートショー)。その会場で注目を浴びたのが米スタートアップ企業が手掛けた最新技術だ。究極のクルマ社会でアントレプレナー(起業家)たちが発案した未来型のクルマとサービスは?現地で彼らの本音と最新のイノベーションに迫った。(取材・文・撮影/ジャーナリスト 長野美穂)

■LAの自動車ショーで見た業界の未来を背負う起業家の胎動


業界の風雲児でローカルモータースのCEO、ジェイ・ロジャース

「米国はアントレプレナーたちにとって天国のような国だ。でも、この国で唯一、アントレプレナーたちを毛嫌いしている産業がある。それが自動車業界だ」

 LA自動車ショーの基調講演で、GMやフォードの幹部らを前に、1人の男性がこう言い放った。ジーンズに蝶ネクタイ姿で壇上に現れた男の名はジェイ・ロジャース。ローカルモータースという企業のCEO(最高経営責任者)だ。

 彼は「Olli」(オリー)という箱型のミニバスに乗って会場に登場した。オリーは自動運転で走る、ハンドルがついていない電気自動車(EV)だ。滑るようにスルスルと走るそのボックス型の車体に、参加者たちの目が釘付けになった。

 GMやフォードなどの大手メーカーが社運を賭けて自動運転車開発に血道をあげる中、アリゾナ州を拠点とし、社員90名の小さな企業であるローカルモータースが、3D印刷技術とIBMワトソンを合体し、100%自動運転のEV(電気)バスを作り上げることに成功したのだ。


(上)ローカルモータースが開発した自動運転EVミニバス「Olli」、(下)無人でロサンゼルスの道路を自動運転中の「Olli」

「これまで大手自動車メーカーは、アントレプレナーたちにこう言ってきた。『君たちはソフトウェアだけつくってくれればいいんだ。自動車の生産は大量生産技術を持つわが社に任せなさい』と。だが、時代は変わった。配車サービスのウーバーが車の利用法を劇的に変えたように、うちのような小さな企業がマイクロファクトリーで自動運転車を生産する時代が来たんだ」とロジャース氏。

 巨大な工場で製品を大量生産し、自社の技術は特許でガッチリ守り、外に流出させないという自動車業界のビジネスモデルに真っ向から対抗するのが、ロジャース氏だ。

「特許を取って囲い込むより、技術や情報を広くシェアしてみんなで共有しようと考えるのがミレニアルズ世代(2000年以降に成人になったアメリカの若者)だ。たとえ技術やデザインをシェアしても、金儲けは十分できると私たちが証明して見せる」と自信に満ち溢れた顔で言った。

 例えば、ローカルモータスの車体デザインは、オープンソースのアイデアによって決められている。自社お抱えのデザイナーがデザインを決めていく大手メーカーの従来方式とは異なり、エンジニア、デザイナー、消費者、車マニアたちがチームを組み、アイデアを協議する。時には、フリーランスのデザイナーらのコンテストを通じてデザイン案を募集することもある。

 デザインが採用されたコンテスト優勝者には、車が1台売れるごとに利益が直接還元される仕組みだ。

■祖父の遺志を引き継ぎ自動運転の革命を目指す中小企業社長

 オリーの内装や外装には3D印刷技術が使われ、乗客は配車サービスのウーバーを呼ぶのと同じような方法で、スマホのアプリで自分が乗車したい場所を自由に選べる。例えば、乗客が「この近くでおススメのレストランは?」と車体に話しかけるとしよう。すると、IBMのワトソンが「魚料理ならここがおススメ」というように、具体的なレストランを提示する機能もついている。

 時速5〜25マイル(キロ換算で時速8〜40キロ)の速度で、12人まで一度に乗車が可能である。現在はワシントンDCの一部の道路やラスベガスで試運転されている。

 ロジャースの祖父は、伝説的な二輪車メーカー「インディアン・モーターサイクル」のオーナーだった。 

 ロジャースは、「祖父が二輪車製造にチャレンジして苦労し、失敗したのを知っているから、最初はこの業界に入る気はなかった。でも、全ての人が安心して使える交通手段が必須だった。米国にはその解決策がないのに、一部の金持ちたちが、次はどのテスラを買えばいいのかという議論をしているのを見て、歯がゆくて、何かしなければいけないと思い、この世界に飛び込んだ」と当時を振り返る。


(上)高速道路も走れる3輪車 の「Elio」、(下)意外と広いElioの運転席。パワーウィンドウも完備

 LA自動車ショーの入口近くを見ると、ちょっと異色な3輪車が展示されていた。「通勤に使える新車を8000ドル(1ドル=118円換算で約94万円)以下で提供する」というのが、謳い文句の三輪車「Elio」(エリオ)だ。

 エリオモータースというアリゾナ州のスタートアップ企業が開発した3シリンダーのエンジンの燃費は、1ガロン(約3.8リットル)のガソリンにつき84マイル(約135キロ)と抜群にいい。

 車体の前に2つのタイヤ、後ろには大きなタイヤが1つついている。3輪車だが、法規上は二輪バイクの扱いだ。車内には複数のエアバッグがついていて、クラッシュテストも合格している。渋滞する高速道路でも、比較的空いているカープールレーン(通常車線とは分けられた 特別な車線のこと)を走れるのが通勤者には嬉しい。

 価格は1台7300ドル(約86万円)。現時点ですでに6万4000件の注文が殺到している。生産はルイジアナ州のGMの古い工場を改装して再利用する予定だ。唯一の難点は資金繰り面であり、あいにく1台も納入できていない。かつてのテスラのように、多額の負債を抱えつつ株式上場し、資金調達に奔走しているところだ。

 ターゲット層は「経済的に苦しく、新車が買えない若者たち」と同社のスタッフは言う。そのために価格はローンを組まなくてもギリギリ若者が買えそうな7000ドル(約83万円)台に抑えたとのことだ。

■身近なニーズがヒントになった女性客専用の配車サービス


女性客専用の配車サービス「See Jane Go」。人物写真左が創設者のティファニー・ジョーダン氏

 車の開発ばかりがスタートアップ企業の腕の見せ所ではない。車関係のユニークなサービスも次々と発表されている。

 女性ドライバーによる女性客専用の配車サービス「See Jane Go」(シー・ジェイン・ゴー)はその1つ。同社を創設したティファニー・ジョーダン氏は、18歳の娘がウーバーを利用して帰宅した際にこうつぶやいたのを聞いた。

「私、1人で夜ウーバーに乗るのが怖い。ドライバーが全員女性の配車ビジネスがあればいいのに……」

 ジョーダン氏が住むカリフォルニア州のラグナビーチ地域では、11月に、ウーバーの男性運転手が17歳の女性客を車内でレイプした容疑で逮捕される事件が起きた。また、同州サンディエゴでもウーバー運転手による客への性犯罪事件が起きている。

 ジョーダン氏らが地元の女性たちに聞き込み調査をしたところ、10代の若い女性ばかりだけではなく、35歳以上の高収入の女性たちの間でも、女性ドライバーを望む声が特に高いことがわかった。

「夜でも安心できる女性ドライバーの運転であれば、チップをはずんででも、ぜひ乗りたいという声が多かった」とジョーダン氏。

 そこで、同州のオレンジ郡を拠点にしている400人の女性ドライバーと契約し、女性客専用のサービスを開始した。契約している女性ドライバーの数がまだ少ないため、ウーバーのように、アプリで予約してから5分以内に客の元へ到着するのは不可能であるが、予約後20分以内にはほとんどの客の元に到着することが可能だと言う。

 ウーバーと比較すると、料金は8〜10ドルと割高である。チップも料金の10〜25%の範囲で客が選んで払う仕組みになっており、チップ不要のウーバーとは異なる。

「女性ドライバーにとっても、夜、泥酔した男性客を乗せなくて済むため、ピーク時の夜の稼ぎ時に不安なくガンガン稼ぐことができて好評ですよ」とジョーダン氏は言う。

 10年以上の古いクルマは検査をパスさせないなど、ジョーダン氏の会社は安心・安全面で万全を期している。スマホを持たない高齢者の女性たちからも、「サービスを利用したい」という声が上がったため、同社では電話通話による予約も始めたばかりだ。

■自宅に自動車整備士を呼び修理を頼めるサービスまで


自宅に整備士を呼べるサービス「Your Mechanic」と、提供するYour Mechanic社

 カーシェアリングもいいが、車社会のLAでは、ほとんどの住民がマイカーを持っている。マイカーの修理とメンテナンスは車社会のアメリカでは巨大な市場だ。

 そんな中で、「客が自分の家にアプリで自動車整備士を呼び、自宅でマイカーを修理してもらえる」というサービスを提供するのが、シリコンバレーのスタートアップ企業「ユア・メカニック」だ。現在、米国内2500都市で修理を展開しており、スパークプラグの取替から、エンジンの不具合の修理まで、500種類以上を、同社と契約しているフリーランスの整備士が担当する。

「ディーラーに修理を頼むと、価格が高い上に、担当する整備士とは直接話せないし、プロセスが不透明。だからそんな問題を解決したかった」と話すのは同社広報のリー・フロリダ氏だ。

 アプリやネット画面で、客が自分の車の車種や年式、修理して欲しい点を打ち込むと、同地域で働く整備士たちのプロフィールが表示される。その中から1人を選び、2〜3日先の予約をすることが可能で、整備士が客の元へ必要な修理道具を持って出張し、その場で修理してくれる。

 故障の原因がわからない場合は、検査も予約できる。問題点が特定されると、修理する前に、費用がいくらになるかがアプリ上に表示される。各整備士が得意とする修理の内容や、どのメーカーの車が専門であるかなどの項目についても予約前にわかるから安心だ。また、各整備士に客がつけた評価も5段階で表示されるため、誰を呼ぶか、じっくり吟味してから予約できる。

 料金は修理の項目ごとに決まっており、同じ修理であれば、どの整備士を呼んでも一律料金である。

「ディーラーでマイカーを修理した経験がある人なら、誰でも予期せぬ追加料金にうんざりしたことがあるはず。弊社はそれがないので安心できる。さらに、修理光景を目の前で見ることができるので、疑問があればその場で整備士にどんどん質問してほしい」と同社。毎日夜9時まで営業しているため、ディーラーよりも予約できる時間の幅が大きいのも利点だ。

 サンフランシスコのテッククランチのコンテストで優勝した同社の創設者、アート・アグラワル氏は自動車業界の出身ではない。90年製の愛車ホンダアコードを何度も修理に出すうちに、「ディーラーのサービスよりも安く、料金設定が明確なサービスがあればいいのに……」と思った経験が起業の理由だ。同社は、ソフトバンクやその他の投資会社から合計3200万ドル(約38億円)の資金を得て、社員90人と数千人の契約整備士を抱えている。

 さらに、もう1つ、ショー会場で注目されていたのが、消防車や救急車の交通事故を防ぐためのサービス「ハースアラート」だ。

 ハース社のCEOのコーリー・ホース氏は、シカゴの交差点で二輪車に乗っていた際、救急車に追突された経験がある。「たまたまサイレンを鳴らしていない救急車だったから、その存在に気がつかなかった。もう少しで死ぬところだった」と交通事故時の恐怖体験を語るホース氏。

■人を救うための救急車や消防車が一般車両の脅威になることも?


緊急車両との追突を防ぐアラート「Haas Alert」と、自身の事故経験をもとに開発したコーリー・ホース氏

 その体験を元に、救急車や消防車などの緊急車両の存在が、周囲のドライバーにすぐわかるようなアプリを開発した。このアプリは消防隊員や救急隊員が自らのスマホにダウンロードするものだ。彼らが一度ダウンロードすれば、その後一切アプリを開く必要はなく、彼らが運転する緊急車両の位置が自動的に発信される仕組みだ。

 そのデータを集積し、緊急車両のスピード、進行方向、現在位置をリアルタイムで把握できるシステムが、フォードで採用された。フォードが2018年までに生産する車に搭載される予定である。

 道を走る一般ドライバーたちは、スマホに同社のアプリをダウンロードする必要はなく、運転中にスマホをチェックする必要もない。

「例えば、消防車がどの程度のスピードで自分に近づいてきているのか、車のダッシュボード画面にアラートが流れ、音とテキストで表示されるようになっている。その結果、一般ドライバーは十分余裕を持って近づいて来る緊急車両を回避できる」とホース氏。

 警察車両などが一般市民にその位置を知られたくない場合は、警察官がアプリ上で「オフ」を選べば、位置表示を消すことが可能だ。ホース氏は前述した交通事故時の恐怖体験からアプリの開発に心血を注ぎ、命の尊さを切実に訴える。

「消防士や救急隊員の死因のトップは、実は現場へ急行する際の交通事故。全米では年に実に6万件もの緊急車両事故が起きている。その結果、例えばシカゴ市が負担する弁護士費用は年に1000万ドル(約11億8000万円)。LAならその倍。命と税金を無駄にしないためのツールとして役立ててほしい」


(上)新鋭企業だけでなく名だたる大企業も続々出展。ポルシェの新車発表では、マリア・シャラポワと俳優のパトリック・デンプシーが登場。(下)日産のブースでは映画スター・ウオーズがテーマに

 全ての自動車メーカーや、GPSメーカー、地図アプリメーカーなどとパートナーシップを組み、リアルタイムのデータを広く提供するのが同社の目標だ。

 現在はシカゴ、デトロイト、パロアルトなどの都市の消防士や救急隊がこのアプリで自らの車両の位置を発信中だ。消防車や救急車以外にも、スクールバス、レッカー車、道路工事の車両など、道路上で一瞬でも止まる可能性がある車両の運転手に対して、「同社のアプリをダウンロードしてほしい」とホース氏は語る。

「自動運転車が一般道路で実用化されると、緊急車両だけでなく、スクールバスのような独特の動きをする車両の詳細な走行データが必ず必要になる。今からそんなデータを先取りで蓄積しておき、自動運転車と緊急車両の事故を防ぎたい」という同氏の言葉から、彼の事故防止に対する熱い思いが伝わってくる。

 カーシェアリングと自動運転が当たり前となる時代に、必要とされるサービスを自ら考え作り出していくのは、一般にはあまり名を知られていないこうした新進気鋭のスタートアップ企業なのだ。


世論調査
質問1 自動車のイノベーションは業界の既成概念を打ち崩すと思う?
○思う
○思わない
○どちらとも言えない





http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/434.html

[経世済民117] 富裕層の節税術にメス、もはや国外にも逃げ場はない(週刊ダイヤモンド)
               渡航先の一番人気はシンガポール


富裕層の節税術にメス、もはや国外にも逃げ場はない 
http://diamond.jp/articles/-/112725
2017年1月4日 「週刊ダイヤモンド」2016年10月8日号特集「国税は見ている 税務署は知っている」より


合法的に相続税を払わず子孫に資産を残そうと、富裕層は次々とタックスヘイブンへ渡り、慣れない生活に苦労しながらその時を待つ。一方で国税も切り札を懐に忍ばせ、時機をうかがう。(「週刊ダイヤモンド」2016年10月8日号特集「国税は見ている 税務署は知っている」より)

 相続人と被相続人が5年間海外に住めば、相続税は日本国内の資産にしか課税されない──。実はこのルールは、日本で築いた巨万の富を、合法的に相続税を払わず、そっくり子孫に残したい富裕層にとっては広く知られた税制の穴だった。

 実際にここ数年、富裕層たちはこの穴を擦り抜け、築いた富と共にわれ先にと海を渡った。そして相続税から逃れ、晴れて帰国できる日を夢見て、慣れない異国での生活を送っている。

 渡航先の一番人気はここでもシンガポール。相続税と贈与税がないだけでなく、生活インフラが整っているため、タックスヘイブンの中では格段に住みやすいからだ。そのシンガポールに親と子が5年以上住み続け、その上で贈与や相続を行えば、無税となるわけだ。


最近、シンガポール在住の日本人富裕層はセントーサ島(1)に引っ越しているという。

 だが、国税庁は5年間という期間を、10年間に延長する方向で最終調整していることが、本誌の取材で分かった。

 「すでに主税局に要望を出している。早ければ今年度の改正で議論され、いずれ決着するだろう」(国税庁幹部)

 富裕層たちが擦り抜けてきた穴を、国税庁は限りなく小さくしようと動きだしているのだ。

 現地に与える波紋は大きそうだ。


オーチャード周辺(2)やカジノ(3) 、駐在員が多く住む高級コンドミニアム「ザ・セイル アット マリーナベイ」(4)といった日本人の多いエリアから離れ、静かな環境を求めているのだとか。

 シンガポールで日本人富裕層をサポートする税理士は、「出国税導入後、移住を検討する富裕層の相談は減ってはいたが、5年間が10年間に延びれば、富裕層の移住は完全についえる」と話す。

 庶民からすれば、10年間に延長されたとしても、莫大な資産と共に、悠々自適にシンガポールで暮らすことをうらやましく思ってしまう。だが、実際は苦痛でしかないという。

「弊社のお客さんにも5年住んで相続税を逃れようとしている方はいるが、暇で仕方ないと嘆いている。こちらでは娯楽といってもゴルフとカジノくらいしかなく、四季もない蒸し暑い単調な日が続くと、半年もすれば飽きてしまう」

 こう話すのは現地の移住コンサルタントだ。

 海外在住者、つまり日本の非居住者として国税庁から認定されるには幾つかの条件があるが、1年のうち半分である183日は国外に住むことが最低条件。その客は毎日、一日の終わりにエクセルシートにシンガポール滞在日を打ち込み、日本に一時帰国できる日が来るのを指折り数えているという。

 こうした現地の声を聞けば、10年間への延長がいかに有効かが想像できる。シンガポールでこうなのだから、その他のタックスヘイブンは推して知るべし。裏を返せば、国税庁はそれだけ富裕層に白旗を揚げさせようと必死なのだ。


相続税対策のために暇を持て余す富裕層には、美しい夜景はどのように見えるのだろうか(5)

■国税庁のトラウマ
武富士事件が最大の原動力

 国税庁を突き動かすのは、言うまでもなく税の公平性を保つことだ。だがそれ以上に、国税関係者が今でも苦々しく思う、ある敗北の記憶が最大の原動力だと指摘する声は多い。

 1999年、消費者金融最大手だった武富士の創業者は、オランダ法人を介して香港在住の長男へオランダ法人株と武富士株を譲渡した。海外資産を海外在住者に譲渡しているため、日本の課税ルールは及ばなかった。

「隙を突かれた、という空気が国税庁にまん延していた」

 ある国税OBは当時を振り返る。

 翌年、その隙を埋めるべく冒頭の5年ルールが作られたのだが、後の祭り。2005年、国税庁は創業家に贈与税の申告漏れを指摘し、合計1600億円の追徴課税に踏み切ったものの、11年、最高裁は追徴課税を取り消す判決を言い渡した。創業家は追徴課税で1600億円を納付していたため、判決後に国税庁は還付加算金を加えた総額約2000億円を創業家へ還付。完全な敗北だった。



 国税OBで、国際税務の専門家である立石信一郎・エヌエムシイ税理士法人税理士は、国税の最近の動きを「すぐに法律を変えて対応している。隔世の感がある」と舌を巻く。

 もはや国外に逃げ場はない──。10年間へ延長する国税庁の“宣戦布告”が聞こえてくるようだ。



『週刊ダイヤモンド』10月8日号の第1特集は「国税は見ている 税務署は知っている あなたに迫りくる徴税包囲網の真実」です。
 情報保秘を徹底し秘密のベールに包まれた国税ファミリーは、頂に君臨する国税庁、全国に12ある国税局(沖縄国税事務所を含む)、同524ある税務署で構成されます。
 1949年に旧大蔵省(現財務省)の外局として設置され、査察権という強力な武器を手に、政界や財界から官僚、マスコミに至るまで各方面に対し強力なけん制効果を持つ、約5万5000人の大組織です。
 国税が今、ターゲットに据えるのは富裕層です。海外に5000万円以上の財産を保有する個人に調書提出を義務付けた「国外財産調書制度」、超富裕層を監視するプロジェクトチームの発足、そして海外の税務当局間で金融口座情報を交換する「自動的情報交換制度」などの“カード”を次々に切り、富裕層の包囲網を狭めています。
 一方、国内では全納税者の懐をガラス張りにするマイナンバーという“最終兵器”も手に入れました。今後、マイナンバーと預金口座がひも付けば、所得と資産の把握が捕捉可能となります。
 そんな“最恐”組織も一皮むけば、汗と涙で形作られたサラリーマン社会の縮図があります。税務調査先で猟銃を向けられたり、商社マンに小ばかにされたり……。あまり知られていない国税マンの実像に迫ります。





http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/435.html

[政治・選挙・NHK218] 政界地獄耳 勤務外はメールも見ない…うらやましいフランス(日刊スポーツ)
政界地獄耳 勤務外はメールも見ない…うらやましいフランス
http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1760534.html
2017年1月4日8時47分 日刊スポーツ


 ★外電などが伝えるところによると、フランスは既に週35時間労働が法制化されているが、昨年5月に成立した「オフラインになる権利」法が施行され、今月1日から従業員50人を超える企業は、従業員が業務メールを送受信してはならない時間帯を明記する行動規範の策定が義務付けられた。つまり、勤務時間外の仕事のメールを見なくても良いという権利を有した。

 ★昨年来、働き方や働くということに対してさまざまな問題が生じている。また、過重労働やサービス残業、セクハラやパワハラによる過労死や自殺なども労使ともに突き付けられている現在、労働者の企業への依存も社畜(しゃちく)化していく社員の解放も大きなテーマだ。実はインターネットなどの導入によってさまざまな労働環境が簡素化し、今後は人が関わる必要がなくなる仕事が増えるといわれている。その中でこの問題に官邸も積極的に取り組んでいる。

 ★その1つが官製春闘と呼ばれるものだ。アベノミクスの効果を表すために、社員のベースアップを首相や財務相が企業のトップに促すというもの。しかし、春闘は本来、企業側と労働組合側が協議して決めるもので首相が給料を上げてくれるものではない。一部の企業がそれに呼応したものの、好景気や消費が促進されるなど劇的な効果が認められるまでには至っていない。その間、連合は官邸と蜜月になり官製春闘を支えた。

 ★2日、今年の春闘についてテレビのインタビューに応じた連合会長・神津里季生は「頑張れば賃金が上がるという常識を取り戻すことが極めて大事だ」と発言した。しかし労使ともずっと頑張ってきているのではないか。その中で過重労働やサービス残業、セクハラやパワハラ、結果過労死や自殺につながっているのではないか。今問われているのは現代社会で働くことや労働とは何かの議論が必要なのではないか。フランスがうらやましい。(K)※敬称略


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/556.html

[経世済民117] 日銀のETF買いで歪む日経平均、米株価指標と謎の連動(週刊ダイヤモンド)
              日銀のETF購入による「官製相場」の今後への影響が懸念されている


日銀のETF買いで歪む日経平均、米株価指標と謎の連動
http://diamond.jp/articles/-/112764
2017年1月4日 「週刊ダイヤモンド」2016年11月26日号特集「リスクを学んで投資に勝つ!」より


日経平均株価をはじめとする株価指数の動きと連動し、低コストの上場投資信託(ETF)は投資初心者向けの入門商品だ。そんな株価指数連動型ETFを取り巻く現状を解説していく。(「週刊ダイヤモンド」2016年11月26日号特集「リスクを学んで投資に勝つ!」より)

「日本銀行が買ってくれるから大丈夫」。相場関係者の間で、本来は市場にあるまじき“お上頼み”の発言を耳にすることも珍しくなくなった。

 今や日銀は上場投資信託(ETF)を年6兆円も取得する巨大な買い手だけに、期待感が高まるのも無理はない。

 とはいえ、日銀がETFを通じて株を買った結果、実力以上に株価がゆがめられ、経営監視機能が失われるなどの批判も少なくない。

 下図下表はニッセイ基礎研究所の井出真吾チーフ株式ストラテジストが試算した、日銀の間接保有割合が高いとみられる銘柄群だ。


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 日銀は7月末に年ごとの買い入れ額倍増を発表しており、今後も保有比率は高まっていく。だが、金融緩和の出口を見据えれば、ETFがいつか放出されるリスクを念頭に置かなければならない。市場に混乱を来さず売却できるのかと、うたぐり深い目も向けられる。

■2011年頃から強まりだした日米株価指標の連動性

 こうした“官製相場”の様相が強まる前から、実は日経平均株価には不可思議な現象が指摘される。

 T&Dアセットマネジメントの神谷尚志チーフ・エコノミストが注目するのは、日経平均と、円換算した米ダウ平均株価の間に見られる、極めて高い連動性だ。驚くことに、日中の分単位で両指標の先物取引のチャートを並べてみても、ほぼぴったりと動きが重なる。

 はっきりした理由は分からないそうだが、神谷氏によると、両指標の連動性が強まりだしたのは2011年ごろから。興味深いのはその時期だ。

 東京証券取引所が新たな売買システム「アローヘッド」を導入したのは10年。日本でも外国の機関投資家などを通じ、「アルゴリズム」と呼ばれるコンピューターの自動売買を使った高速取引が広がりだしたあたりと重なっている。ヘッジファンドが仕掛けるアルゴリズム取引などが、日米株価指標の強固な連動性に一役買っている可能性がないとは言い切れない。

 高速取引の影響には金融庁も目を光らせている。現在は有識者を集め対応を協議しているところだ。

 株価指数の裏側にある動きを見てきたが、結局誰しもが気になるのは、今後の株価の行方だろう。

 マネックス証券の広木隆チーフ・ストラテジストは最近のチャートの動きから、日本株が大相場を演じる兆しを感じているという。

 いわく、日経平均は13週移動平均線が26週移動平均線を上回り、チャート上に「ゴールデンクロス(黄金線)」が形成され始めた。

 この黄金線は12年10月、14年7月、今回と約2年周期で現れている。12年と14年は12月に衆議院の解散総選挙が行われた後、株は息の長い上昇相場を演じた。2016年も12月の日ロ首脳会談後、安倍首相が一気に総選挙に打って出るシナリオがくすぶる。

 米大統領選挙後、潮目が変わり始めた日本市場。リスクを点検しつつ、相場がさらに花開く前触れなのか、注視したいところだ。





http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/436.html

[経世済民117] 5分でわかる、今年「国債危機」が懸念される理由(ダイヤモンド・オンライン)

5分でわかる、今年「国債危機」が懸念される理由
http://diamond.jp/articles/-/112750
2017年1月4日 宿輪純一 [経済学博士・エコノミスト] ダイヤモンド・オンライン


 財務省と日本銀行が組んだ量的金融緩和=国債購入政策がまさに限界に来ている。2017年の金融政策は、日本の長期金利(10年物国債金利)のプラス0.1%をめぐる攻防が焦点になるだろう。今回はその理由を解説しよう。

■量的緩和の基本的な構造

 金融緩和の構造は、単に日本銀行が資金を市場に供給しているわけではない。日本銀行は市場から国債を購入して、その同額の代金を市場に供給している。資金量の供給を増やす量的緩和は、国債の購入量を増やすことでもある。

 財政法第5条によって、日本銀行の財務省からの直接買入(引受)は禁止されているため、金融市場(金融機関)から間接的に購入している。結果としては一緒である。

 国債および国庫短期証券の発行額は約1000兆円もある。日本銀行は現在、その約3割をも保有しており、このぺースでは2020年には4割を突破するという事態になる。

■マイナス金利で金融機関の収益悪化

 2016年1月に日本銀行は当座預金にマイナス金利(マイナス0.1%)を導入した。この効き目は大きく、10年物国債の金利(長期金利)もマイナスになり、さらには20年物国債の金利もマイナスになった。

 金融機関への影響も大きかった。金融機関の主たる収益の源泉は、預金を原資にした貸し出しと国債の購入だが、実際には貸し出しの方の収益性は非常に低い。さらに、金融機関は主として20年国債を購入しており、20年物国債までがマイナス金利となってしまった。この経営に対するマイナスインパクトは極めて大きく、とくに貸し出しが低迷する地銀・信金などで顕著だ。

■量から金利誘導へ政策転換、金融機関を救済

 9月にはその問題に対応するため、日銀は10年物国債の金利(長期金利)を“0%前後”に誘導する政策を発表した。10年物国債の金利が0%になるということは、20年物国債の金利はプラスになるということであり、金融機関の収益は改善される。

 国債の価格と金利の関係は、価格が上昇=金利は下落で、価格が下落=金利は上昇となる。そして、国債も金融商品であり、会計的には時価評価しなければならない。株式と一緒で、国債も価格が下がると、評価損を計上しなければならないのだ。それは300兆円を超える国債を保有する日本銀行でも同様だ。つまり、国債価格が下がる=金利が上がると、日銀にも損失が発生してくるのである。

■トランプ相場の影響でさらに金利上昇

 そこへ11月、ドナルド・トランプ氏がアメリカ大統領に当選し、トランプノミクスといわれる景気刺激的な経済政策が発表された。規制緩和、減税、そしてインフラ投資等の戦略によって、経済成長率のアップ、そして財政赤字の拡大(国債発行額の増加)が予想されている。そのため、米国債価格の下落=米国長期金利の上昇が発生している。

 金融市場には連れ高・連れ安という言葉がある。たとえば米国の株価が上昇すると、日本の株価も上昇するということだが、これは国債=長期金利でも発生する。現在、米国債の価格が下落=長期金利が上昇し、日本国債も価格が下落=長期金利が上昇している。これが問題を起こしているのである。日本銀行が大量に保有している日本国債の価格が上昇=長期金利が上昇すると、評価損が発生し、現在のところ日銀は約10兆円の赤字となっている。このままだと中央銀行でありながら赤字決算ということになる。

■長期金利「0%前後」をめぐる攻防

 さらに、10年物国債の金利=長期金利の目標として設定した「0%前後」という枠が、問題を引き起こしている。

 当局の数字の解釈に、金融関係者は大変神経を使う。たとえばこの「0%前後」というのは、現在は様々な状況から判断して「マイナス0.1%〜プラス0.1%」と考えられており、このレンジ内での政策運営をしようとしている。金利が上がりすぎても、下がりすぎても、問題が発生する。

 このようなレンジの運営は、通貨制度における為替介入と同様のメカニズムだ。たとえば、長期金利(10年物国債の金利)が上限にくると国債を購入し、国債価格を上げて金利を下げるという操作をおこなう。国債の場合には、国債買入オペと指し値オペがある。

 現在、トランプ相場に連られて長期金利が上昇し、上限のプラス0.1%に近づいてきている。日本銀行は当然、国債を買わなければならない。最近では、オペ予告も実施している。

■日銀の国債買入が限度額に近づいたら?

 通貨制度では自国通貨の為替レートが下落してくると、自国通貨買い=外貨準備のドルを売る為替介入を行う。しかし、外貨準備が底を突けば、それ以上介入はできない。そうなれば為替レートの下落は止められず、通貨危機に陥る。同じことが国債でも発生し得るのだ。

 今年度、日本銀行は年間の長期国債の買い入れ額80兆円という「めど」をもって政策運営している。すなわち買入限度があるのである。投機筋がこの金額を念頭に、市場に挑戦してくる可能性がある。基本的には「めど」を超えての買い入れはできない。逆に世界的には、国債買い入れ額を削減する方向にもなっている。

 こうした日本の長期金利(10年物国債金利)のプラス0.1%をめぐる攻防から目が離せない。今年の金融政策はこの長期金利=国債管理政策がメインになる可能性が高いと考える。


http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/437.html

[政治・選挙・NHK218] トランプの米国と日本外交のあるべき姿  天木直人
トランプの米国と日本外交のあるべき姿
http://xn--gmq27weklgmp.com/2017/01/04/post-5856/
4Jan2017 天木直人のブログ 


 私は昨年末に、ある組織の機関紙に、トランプ後の国際情勢と日本の取るべき外交、というテーマで、寄稿を頼まれ、年末に書き終えて送付した。

 その要旨は一言でいえばこうだ。

 トランプの米国がどのような米国になるか世界が注視している。しかしそれを議論してもあまり意味はない。誰もわからないからだ。本人自身もわからないのではないか。はっきりしている事は、世界がますます不透明、不安定になるということだ。重要な事は、トランプの登場によって世界が混乱するのではないということだ。世界が混乱したからこそトランプが登場し、そのトランプが世界を更に混乱させるということだ。世界の混乱の原因は、米国発の行き過ぎた金融資本主義によって極端な格差拡大が世界中に広がり、米国発の行き過ぎた軍事覇権主義が世界をこれまでにない対立と軍拡に走らせたことだ。トランプ大統領がどのような政策をとろうとも、米国は自らの矛盾を解決できず、だからといって米国に変わる正しい指導国が出てくるはずがなく、世界は更なる混乱に苦しむことになる。いまこそ日本は日米同盟最優先しかないという固定観念から自立し、憲法9条の精神を唯一の頼りにして、人権重視と共存の外交に舵を切る時だ。トランプの登場はその絶好のチャンス到来と前向きに考えるべきだ。

 年が明け、世界は動き出した。

 それを見るにつけ、年末に書いた私の思いは強まる一方だ。

 トルコとイラクで立て続けにテロが起きた。

 米ロ中の軍事対立は強まる一方だ。

 そのような中で、トランプ大統領との首脳会談を急ぎ、バカの一つのように日米同盟の強化しか語れない安倍首相は、みずから日本の可能性を閉ざしているようなものだ。

 米ロ中の軍事対立が表面化すれば真っ先に犠牲になるのは日本だ。

 万が一米ロ中が軍事的に手を結ぶようなことになれば、日本の出番はない。

 トランプ後の日本外交は、ひとり安倍首相、安倍政権だけの問題ではない。

 どのような政権が出来ても、どのような政治家がこの国の指導者になっても、日米同盟最優先の外交を続ける限り日本に未来はない(了)


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/557.html

[国際17] 対イランで試されるトランプ(WEDGE)

対イランで試されるトランプ
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/8510
2017年1月4日 岡崎研究所 WEDGE Infinity


 欧州外交評議会の政策フェローEllie Geranmayehが、11月25日付ニューヨークタイムズ紙掲載の論説にて、イラン核合意の当事者のEU、ロシア、中国はトランプがイラン合意を順守するよう説得すべきで、トランプが聞かない場合には、米国抜きでイラン合意を実行することを明らかにすべきである、と述べています。要旨、次の通りです。

 イラン核合意は、核拡散防止に貢献したのみならず、米国がイランの核武装を止めるため軍事手段に頼ることを防止した。トランプが安全保障問題についてのブリーフィングを受け、イラン核合意の重要性を再認識するかもしれない。またイラン市場に関心を持つ米国のビジネス界に説得されるかもしれない。他方でトランプは取り巻きのタカ派に説得されるかもしれない。トランプが公約通りイラン核合意を反故にするのには、てっとり早く対イラン制裁の緩和ないし解除を止めるほかにも、イランに新たな制裁を科したり、イランの核活動に合意以上の厳しい条件を課すなど、いろいろな手段が考えられる。

 どのような手段が取られるにせよ、世界はイランに同情するだろう。11月14日、欧州28か国の首脳全員が、米国の動きに関係なくイラン核合意を順守する決意を表した。トランプがイラン核合意を反故にすれば、欧州、ロシア、中国の指導者は米国に裏切られたと思うだろう。そうすれば米国がイラン核合意だけではなく、シリア内戦のように米国が協力を必要とする分野についても、欧州、ロシア、中国と対決する可能性がある。

 トランプがイラン核合意を反故にしようとするのであれば、欧州、ロシア、中国はそれぞれ対イラン制裁の緩和ないし解除を継続すべきである。また欧州の会社を米国財務省による制裁から守るという、大胆な措置を取る必要がある。これは前例がないわけではない。

 トランプがイラン核合意をどう扱うかは、トランプの大統領の資質を占う最初の機会である。それはまた国連安保理の正統性が試される機会でもある。米国民は、国際社会の指導者同様、米国が中東で新たな軍事的危機に巻き込まれるのは望まないことをトランプに明言すべきである。

出典:Ellie Geranmayeh,‘Will Donald Trump Destroy the Iran Deal?’(New York Times, November 25, 2016)
http://www.nytimes.com/2016/11/25/opinion/will-donald-trump-destroy-the-iran-deal.html

 トランプは選挙中にイラン核合意は「大失敗」(disaster)で反故にする(dismantle)と言っていました。その上、もともと共和党内にイラン核合意反対派が少なからずおり、またトランプ政権の中枢を占めると思われる人物の中に対イラン強硬派がいるので、トランプ政権発足後にイラン核合意が見直される可能性が高いでしょう。

 イラン核合意は、イランの核開発能力を原則10年大幅に制限し、中東の一層の不安定化に歯止めをかけた画期的な合意でした。しかし、合意に関しては米国、イランの双方の国内に根強い反対があり、国際的にもイスラエルが強硬に反対していて、基本的に脆弱な合意です。事実、制裁解除はイランが望んでいた規模にはなっておらず、イラン国内には強い不満があります。

 これは、米国の制裁解除が米国個人、法人に及んでいないこと、大量破壊兵器、テロ、人権などを理由として制裁は維持されていて、イランで広く経済活動に従事している革命防衛隊が制裁対象とされており、欧州などの企業がそのリスクのためイランとの経済取引再開を躊躇しているなどのためです。

■合意が崩れるリスク

 もしトランプ政権が合意の見直しを始めれば、イランの不満はさらに強まり、合意が壊れるリスクが高まります。論説は、米国が合意を実施しない場合には欧州、ロシア、中国が実施を続ければよい、と言っていますが、イランはそれで良しとはしないでしょう。

 合意が崩れてイランが核開発を再開すれば、サウジをはじめ再び中東での核拡散の恐れが高まるでしょう。今度はイスラエルのイランの核施設空爆が実施される恐れがあります。論説が警告しているように、米国自身が空爆をする可能性も否定できません。中東の不安定性が一層高まることは必至です。

 トランプはこのリスクを十分認識すべきです。また欧州、ロシア、中国はそのリスクがあることをトランプに伝え、イラン核合意を反故にしないよう説得に努めるべきでしょう。


http://www.asyura2.com/17/kokusai17/msg/127.html

[国際17] トランプ時代、我々はお互い助け合うしかない(マスコミに載らない海外記事)
トランプ時代、我々はお互い助け合うしかない
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2017/01/post-eb83.html
2017年1月 4日 マスコミに載らない海外記事


Chris Hedges
2016年12月26日
"Truth Dig"

今年のクリスマス、ドナルド・トランプの政治支配をもたらした、アメリカ民主主義の長く緩慢な死を私は悼んだ。彼が掻き立てた暴力と頑迷さに対する原始的熱望を人々が奉じる高揚感を私は恐れている。こうした排外主義勢力は、アメリカ史上終始、有色人種の人々や、本質的に意見を異にする人々に対して向けられてきた、白人自警団による一連の暴力の一環が、またもや、大衆を脅し、恐怖させる手段として仕立てあげられているのだ。新自由主義に毒され、大企業国家にとらわれている我が国の文化的、政治的機構は、我々を守る意志も能力も持ち合わせていないのを私は知っている。我々は自力で行くしかないのだ。これは楽しいことではない。

一週間前、ニューヨークで、マッカーシズムに関してアメリカ最高の歴史家で“多くは犯罪だ: アメリカにおけるマッカーシズム”、“象牙の塔ではない: マッカーシズムと大学”や“高等教育の失われた魂: 民営化、学問の自由に対する攻撃とアメリカ大学の終焉”の著者であるエレン・シュレッカーと話をした。

“私は一体何を目にしているのでしょう?”アメリカの政治的、文化的状況について彼女は質問した。“マッカーシー時代の再演を目にしているのでしょうか? かなりの程度、いくつかの類似には驚くべきものがあります。遙かに広範な弾圧的運動を象徴していた[ジョセフ]マッカーシー上院議員のような人物を検討することが可能です。トランプは、現在、実際には、アメリカ政府を乗っ取った右翼反動運動のために、同じ役割を演じているのだと言えるでしょう。”

“様々な、かなり表面的な比較が可能です”シュレッカーは続けた。“マッカーシーもトランプも、いささか忌まわしい人物で、たぶん、社会病質も多少からんでいると思います。マッカーシーはマスコミ対応の天才でした。彼はどうすれば一面に載れるかを知っていました。彼は個々の記者たちの締め切り時間を知っていました。彼は、記者たちに、どうやって話題を提供すれば良いかを知っていました。類似は実に明らかだと思います。トランプは、マスコミ対応の天才です。”

ウィスコンシン州上院議員はそうだったが、今のトランプも、非常に楽観的だと彼女は言った。共和党員になる前は、民主党員だったマッカーシーは、1950年に飛びついた彼は、赤の恐怖を利用する上で、“いささか出遅れ気味”だったとシュレッカーは言う。“その頃には、非米活動委員会が、ハリウッドしつこく追いかけていました。”

トランプと、彼のキリスト教ファシスト下役連中は、我々の多くが予想するよりも早く、自由な表現に残されたわずかな余地を潰そうとするだろう。異議申し立ては困難な、時には危険なことになる。非登録労働者、イスラム教徒、アフリカ系アメリカ人や異議を唱える人々を含む一連の国内の敵に対して向けられる公然の差別や、ヘイト・クライム活動が行われることになるだろう。キリスト教右派は、女性の権利を後退させ、学校のカリキュラムに、連中の呪術思考を押し込み、イスラム教徒やGBLT集団をテロで弾圧する免許を与えられるだろう。トランプ政権は、わが国のキリスト教聖戦士連中に、キリスト教信仰の象徴と言辞を、アメリカ資本主義、帝国主義と白人優越主義と融合させた、ひどい宗教的排外主義を主張する演壇を与えるだろう。

弾圧措置は素早く実施されるだろうと私は予想している。速度のせいで、魂を抜かれた国民には、起きている事態を見えないままになるだろう。弱々しい司法制度、二大政党やマスコミを含む民主的伝統や機構は、攻撃によって崩壊するだろう。トランプは、専制主義国家を可能にする、おなじみの手段を活用するだろう。大量投獄、軍隊化した警察、司法制度の衰退化、現実的、および想像上の敵の悪魔化や、プライバシーと市民的自由の破壊、こうした全てが、政治エリート連中によって、大企業権力のために、愚かにも推進される。

シュレッカーは、トランプの興隆は、四十年かけて作り上げられたものだと言う。1960年代に作り上げられた文化的、社会的、政治的空間、とりわけ、大学、マスコミ、労働運動や芸術を閉鎖すべく、大企業が諸々の組織に資金投入し、設立したのだ。これら大企業の勢力が、政府を破壊力へと変えた。アメリカは、利益のために、略奪され、共食いされた。今や産業が空洞化した荒れ地に、我々は暮らしている。この焦土作戦攻撃が、扇動政治家にとって、肥沃な土壌を産み出した。

1971年に、アメリカ商工会議所の弁護士で、後に最高裁判事になった故ルイス・バウエルが、文書題名“アメリカの自由企業体制に対する攻撃”と称するものに反撃するための運動概略をまとめた8ページのメモを書いた。このメモのおかげで、企業円卓会議が設置され、それが政府政策を決定し、世論を形成する、膨大な資金と政治的影響力を生み出した。パウエル・メモは大企業が“大学のキャンバス、説教壇、マスコミ、知識人や文芸雑誌”にいる大企業権益に敵対的な連中を沈黙させるのに使える手法を列記していた。

バウエルは、ふんだんに資金提供されたシンクタンクや保守派組織の設立を呼びかけた。政府による規制や環境保護に対するイデオロギー攻撃を、一般大衆に向けるよう、彼は提案した。大企業に好意的な学者やネオリベラル・エコノミストを大学に配置し、自由奔放な大企業権力に異議を申し立てる人々-特にラルフ・ネーダーを個人名をあげ、公的場面から追放することを彼は主張した。マスコミが、大企業権益の増大に有利なように物事を報じるよう監視し、圧力をかける諸機関を設立する必要があった。企業寄りの裁判官が裁判官席につけられた。

学者は右翼の監視リストによる圧力で支配され、大学経営者や裕福な寄贈者は取り込まれた。長期間にわたる攻撃で、マスコミ同様、大学はついに従順、凡庸、単色化した。

“学問的知識に対する代替物の必要性を彼は明確にしたのです”とシュレッカーは、パウエルについて述べた。“彼は、学界が左翼によって浸食されていると考えていました。彼は、これに取って代わる専門知識の情報源を設立することを望んでいました。それで1970年代に実現したのが、アメリカン・エンタープライズ研究所[1938年から存在している]や、ヘリテージ財団などの、マスコミの人々が専門知識を得られる一連の右翼シンクタンクの発展です。しかし、それには政治的動機があったのです。”

“信じられないことですが、これは成功しました”と、このキャンペーンについて、彼女は言った。“非常にまずいことです。我々が現在目にしているのは、知識に対する攻撃です。これで実現したのが、脱構築主義者なる一連の型にはまった教授連中、男性を憎悪する怒れるフェミニスト、異性の服装をする人々、もっと酷い現実離れしている連中を産み出した、1980年代末と1990年代の文化戦争です。”

イデオロギー攻撃には、公立学校や大学、公共放送や芸術への出資をやめるという大企業キャンペーンが並行した。人文科学は骨抜きにされた。大学における金融や経済学研究の拡大を含む職業訓練が、学生が自身の殻から抜け出して、他者への共感を抱き、表現するのを可能にする文化的、歴史的読解力を学生に会得させていた学科に置き換わった。学生は、もはや、どのように考えるべきか教えられず、何を考えるべきかを教えられる。市民教育は死滅した。トランプが典型である異様な無学が慶賀される。膨大な富だけが成功の目安だ。大企業支配の精髄である個人主義カルトこそが最高のものと化した。

マッカーシー時代、大半の赤狩り、ブラックリスト作成や検閲は、政府、特にJ. エドガー・フーバーの連邦捜査局FBIが行っていたとシュレッカーは言う。フーバーとマッカーシー、リチャード・ニクソンやロイ・コーンらは、連中の卑劣な審問の結果、人生と評判の破滅を残した。彼らは、事実上、言論の自由と思想の自由を破壊したのだ。ジュリアス・ローゼンバーグとエセル・ローゼンバーグ夫妻を電気椅子に送ったスパイ事件の検事だったコーンは、後にトランプの弁護士となり、13年間、親しい友人だった。コーンは、死の直前、1986年に、裁判所が、道義に反する、職業倫理に反する“特に不届きな”行為と呼ぶもののかどで、法曹資格を剥奪された。

現在の反民主的キャンペーンに関与している“遥かに多くの私的団体があります”とシュレッカーは言った。“色々なものが含まれます。だから非常に危険なのです。トランプだけではないのです。トランプが極めて強力になるのは明らかです。しかも、こうした勢力、地球温暖化否定論者、石油業界の連中がいます。今のこの時点で、彼ら全員が一致協力しているのです。”

我々は再度始めなければならない。市民社会復元の希望は、小規模な地方集団や共同体組織にある。それは、チャーター・スクール拡張を阻止し、環境規制を実施し、農家市場を構築し、最低賃金のために戦い、不法就労者を庇護し、憎悪犯罪に抗議し、国家の行き過ぎを軽減しようとする人々を地方の役所に選出するなどの日常的な課題から始まるのだ。

“我々は市民社会を再構成しなければなりません”シュレッカーは言う。“学界やマスコミのような仲介組織は空洞化しています。確かに、ジャーナリズムは生命維持装置につながれています。萎縮した組織を復活させなければなりません。”

“アメリカ人の心が攻撃されているのです”と彼女は言う。“トランプと共に我々が目にしている多くのものは、40年間にわたる知的水準低下の産物です。”

国家を封じ込めるため、独裁主義的、全体主義政権は、伝統的に危機を利用してきた。経済メルトダウン、大規模な国内テロ攻撃、気候変動による広範な荒廃や、おそらくイランか中国という他国に対する巧妙に仕組まれた敵意で、トランプと彼のならず者将官、億万長者や陰謀論者が、アメリカ合州国を暗黒郷に陥れることになるだろう。

戦争は、国内の弾圧を正当化し、確固たる権力をふるうため、扇動政治家連中が利用するおなじみの手段だ。もし連邦政府が、新たな敵を生み出すために、アメリカの戦争を拡大すれば、局所的抵抗さえも許されなくなるだろう。異議を唱える人々全員、罪をおわされることになる。怯えた脆弱な組織は、堂々と意見を主張する少数の人々の粛清を実行するだろう。社会の大半は、戦争精神病で萎縮し、標的にされるのを避けるため従順になる。抵抗は自殺に等しいものとなろう。

故ダニエル・ベリガン神父は、2008年に、私との会話で、アメリカ帝国は、変更不可能な衰退状態にあると断言した。この崩壊を目の前にして、我々は、同情、質朴、愛と正義という非歴史的価値観を堅持しなければならないと彼は言った。文明の盛衰は、循環的な自然の歴史の一環なのだと彼は言っていた。

“世界中での悲劇は、我々が余りに多くの他者を引きずり下ろしていることです”彼は言った。“我々は潔く倒れることはありません。実に多くの人びとがこのために、自らの命を失っています。”

我々は、抵抗の短期的効果に夢中になってはならない。我々の多くにとって、失敗は不可避だ。過去、暴君連中は、良心の声を沈黙させてきた。彼らは再びそうするだろう。我々の品位を固守し、残骸の真ん中に、共同体を構築し、新たな組織を産み出して、我々は持ちこたえるのだ。お互いに支え合うのだ。おそらく、十分な人数の人々が持ちこたえて、再び始めることができるだろう。

クリス・ヘッジズは、かつて、ほぼ二十年間、中米、中東、アフリカや、バルカンで海外特派員をつとめた。彼は、50ヶ国以上の国々から報道し、15年間、海外特派員として、クリスチャン・サイエンス・モニター、ナショナル・パブリック・ラジオ、ダラス・モーニング・ニューズや、ニューヨーク・タイムズで働いた。

記事原文のurl:http://www.truthdig.com/report/item/in_the_time_of_trump_all_we_have_is_each_other_20161225
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http://www.asyura2.com/17/kokusai17/msg/128.html

[政治・選挙・NHK218] 池上彰の世界を見に行く 「後藤健二さんは、安倍総理がテロ対策援助を約束した結果、政治的に殺害された」との見解を放送!
  


「池上彰の2017年 世界を見に行く」で紛争国のテロ、誘拐事件を取り上げました。その事件の解決ビジネス、誘拐交渉人や誘拐ビジネスの著作者などのインタビューが放送されました。その見解の一つを文字お越しいました。詳しくは動画をご覧ください。

誘拐ビジネスに詳しいロレッタ・ナポレオーニさんの見解。

「生きて帰れない人質はお金ではなく政治的に利用されることが多いです」

「例えば『イスラム国』、かれらは自分たちで誘拐せずに他の集団が誘拐した人実を買います。
その人質をお金に代えるか、政治的に利用するか判断するのです」

「政治的に利用する場合は生かすより殺害するほうが効果があります」

「そこに当てはまるのがアメリカ人やイギリス人の人質です」

「後藤さんは政治的な理由で連れてこられたわけではありません」

「しかし、日本の総理大臣が『イスラム国』対策として2億ドルの援助を約束しました」

「その結果、後藤さんは政治に利用されることになったのです」

「殺害することで日本の世論に影響を与えることができます」

「それが『イスラム国』の狙いです」


池上彰さんは「あくまでもナポレオーニさんの見解であり、諸説があります」と話されましたが放送されたことは大きいものがあります。

安倍総理の『イスラム国』対策として2億ドルの援助を会見されたことが後藤健二さんの殺害の引き金になったのは間違いないでしょう。事実、イスラム国は安倍総理を名指しして糾弾しています。


後藤健二さん殺害-首を切断した写真画像の動画 イスラム国が公開(ニュース速報Japan) 閲覧注意
http://www.asyura2.com/15/senkyo179/msg/169.html
抜粋

「日本政府は邪悪な有志連合に参加した愚かな同盟国と同じように『イスラム国』の力と権威を理解できなかった。われわれの軍はお前たちの血に飢えている。安倍総理大臣よ、勝てない戦争に参加した向こう見ずな決断によってこのナイフは後藤健二を殺すだけでなく今後もあなたの国民はどこにいても殺されることになる。日本の悪夢が始まる」

黒装束の男は、「日本政府はイスラム国の全軍がお前たちの血に飢えていることがまだ分かっていない」と述べたうえで、安倍総理を名指しして次のように述べました。

 「安倍(首相)勝つことのできない戦争に参加するお前の無謀な判断によって、このナイフはケンジを殺すのみならず、日本人を見つければ殺りくを続けることになる。日本にとっての悪夢を始めよう」(黒装束の男)


  


  


  


  


  
   http://ayasoku.net/thread.php?t=1483446862より


池上彰の2017年 世界を見に行く 2017年1月3日 170103

※1:24:46〜誘拐交渉人(セキュリティーアドバイザー)インタビュー 
 1:37:01〜後藤健二さん誘拐、殺害の見解。 


※動画
池上彰の2017年: 1月3日 170103 - 世界を見に行く
https://www.youtube.com/watch?v=2_gYfDJhlUI
※1:33:22〜誘拐交渉人インタビュー 
 1:48:13〜後藤健二さん誘拐、殺害の見解。 















http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/558.html

[経世済民117] 東証前引け、大幅反発 昨年来高値上回る、世界の景況感改善が支え 前場、415円31銭(2.17%)高
         400円超値を上げ、1万9500円台の値を付けた午前の日経平均株価(4日午前、東京都中央区)
  

東証前引け、大幅反発 昨年来高値上回る、世界の景況感改善が支え
http://www.nikkei.com/article/DGXLASS0ISS13_U7A100C1000000/
2017/1/4 11:48 日経新聞


 2017年の大発会となった4日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅に反発した。前営業日比415円31銭(2.17%)高の1万9529円68銭で前場を終えた。上げ幅は400円を超え、昨年来高値を上回った。取引時間中に1万9500円を回復するのは2016年12月21日以来2週間ぶり。世界の景況感が改善しつつあるとの見方を手がかりに運用リスクを取る動きが強まった。JPX日経インデックス400は反発し、東証株価指数(TOPIX)は続伸した。

 日本市場が休場の間に発表された米中の経済指標を受け、市場心理が好転した。3日に米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した16年12月の製造業景況感指数が市場予想を上回ったうえ、中国国家統計局などが1日公表した16年12月の製造業購買担当者景気指数(PMI)が5カ月続けて景気判断の節目となる50を上回った。休暇明けの海外勢、それも中長期志向の投資家の資金が流入しているとの声は多く、円相場が1ドル=118円台前半に下げ幅を広げると、日経平均は一段と上げ幅を広げた。

 前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆3445億円、売買高は12億4514万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1813と、全体の90.4%を占めた。値下がりは137、変わらずは53銘柄だった。

 三井住友トラや三菱UFJなど銀行株の上昇が目立った。富士重の上げが大きくスズキは昨年来高値を更新した。JFEやT&Dも上昇した。半面、「米アップルがiPhoneを17年1〜3月期に前年同期比1割程度、減産する」と伝わり、アップルに部品を供給しているとされるアルプスが下落した。小野薬や花王も安い。大塚HDや任天堂も下げた。

 東証2部株価指数は続伸。シャープやフュトレックが上げ、フライトHDと朝日インテクが下げた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕


http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/438.html

[政治・選挙・NHK218] 新聞の投稿欄のこんな記事が 
新聞の投稿欄のこんな記事が
http://79516147.at.webry.info/201701/article_32.html
2017/01/04 11:07 半歩前へU


新聞の投稿欄のこんな記事が載っていた。
 今の自民党には、安倍晋三に苦言を呈し、反対意見を言う人がいない。唯々諾々と従うだけで、国民や自分の支持者のために堂々と正論や意見を述べる気骨ある議員がいなくなった。なんと情けないことだろう。

 過去の自民党には、中曽根内閣で掃海艇のペルシャ湾派遣反対を貫いた後藤田正晴元官房長官や「表紙を変えても中身を変えなければダメ」と自民党総裁就任を断った伊東正義元外相らがいた。信念と気骨で国の進路が誤らぬよう動いた真の政治家いた。

 反対意見なき世界には進歩も発展もあり得ない。自民党議員よ。君たちの主(あるじ)は首相ではなく国民のはずだ。主のために信念を貫け。

******************

 こうした思いは国民の共通項だ。なぜ、自民党議員がモノを言えないか。異論を唱えた瞬間、次の選挙で当選が見込めないからだ。

 どうして? 自民党の総裁である安倍晋三が党の公認権からカネ、人事に至るまですべての権限を「総裁」が握っているからだ。

 どうして? 選挙制度のせいだ。以前は中選挙区制といって、同じ選挙区から3人、5人と当選できた。しかし、今は小選挙区制となり、一選挙区から当選者は1人。

 当選したければ「絶対」に、安倍晋三に逆らえない。「正論や気骨ある議員」が希望なら小選挙区制を廃止する以外にない。この小選挙区制が小泉や安倍の独裁を生んだ。

 小選挙区制が存続する限り、同じ「過ち」を繰り返す恐れがある。小選挙区制は諸悪の根源である。

 関連原稿はここをクリック
http://26663082.at.webry.info/201508/article_11.html


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/559.html

[経世済民117] 驚きの節税効果、個人型DCのメリットとデメリット 変わる国民年金、「じぶん年金」の必要性高まる(前編) (JBpress
             個人型DCに誰でも加入できるようになった。メリットとデメリットは?(写真はイメージ)
 


驚きの節税効果、個人型DCのメリットとデメリット 変わる国民年金、「じぶん年金」の必要性高まる(前編)
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/48834
2017.1.4 岡田 正樹 JBpress


 2016年は、国民年金に関わる法律の改正が相次ぎました。まず、5月に「確定拠出年金(DC)」の改正法が成立し、個人型DCに誰でも加入できるようになりました。そして12月14日には、年金の給付を抑える「改正国民年金法」が成立しました。

 国民年金の仕組みが変わり、「じぶん年金」の必要性が高まっています。以下では、それぞれの法改正の内容を2回にわたって解説しましょう。まず今回は「確定拠出年金(DC)」の改正法についてです。

■個人型DCは「運営管理機関」に申し込む

 確定拠出年金(DC)の改正によって、すでに企業年金に入っている会社員や公務員(第2号被保険者)、専業主婦(第3号被保険者)など、誰でも個人型DCに加入できるようになりました。

 個人型DCは「iDeCo(イデコ)」という愛称が付けられており、2017年1月から基本的にすべての人が加入できます。企業年金に入っている従業員がiDeCoに加入するには、事業主が個人型DCを実施する国民年金基金連合会に事業所登録する必要があります。

 個人型DCの加入は「運営管理機関」と呼ばれる金融機関に申し込みます。運用管理機関は銀行53、信用金庫68、労働金庫13、証券会社5、信託銀行1、投信会社2、保険会社8、専業会社3が行っています。受付業務のみを行う金融機関も137あります(2016年12月24日現在)。

 国民年金基金連合会のホームページには運営管理機関が金融機関ごとに掲載されています。コールセンターや担当部署の電話番号、ホームページが載っているので、問い合わせてみるといいでしょう。

 金融機関の支店はいくつかの大手銀行を除いて、個人型DCを扱っていないため、相談しにくいのが難点です。支店窓口では営業職員が制度の説明はできますが、運用関連の業務はしていません。2001年に出された制度の法令解釈で「営業職員にかかる運用関連業務の兼業の禁止」が通知されているからです。

■中途解約できないデメリットも

 iDeCoのメリットとして挙げられるのは、3つの税制優遇措置があることです(表1)。

          
           表1 iDeCoの3つの税制優遇措置

 なかでも掛け金が全額所得控除できる点は大きいと言えるでしょう。

 例えば所得税率20%の人(課税所得330万円〜695万円)が月額2万円を掛け金として拠出すると、住民税と合わせて30%、年間7万2000円の節税効果を生み出します。30%という運用利回りを得られる金融商品は見当たりません(「課税所得」は給与所得から基礎控除や配偶者控除、社会保険料や生命保険料などの控除額を差し引いたもの)。

 ただし、金融機関はiDeCoのメリットばかりを強調して、中途解約ができないといったデメリットをきちんと伝えない傾向があります。

 専業主婦は配偶者控除を受けるためには給与収入が103万円以下でなければならないという“103万円の壁”があります。所得がないので、掛け金を拠出しても所得控除は受けられません。一般に専業主婦は投資に関するリテラシー(理解力)が低いことから、元本確保型商品で運用する傾向が高くなります。運用益が非課税というメリットも受けられない人も出てきそうです。

 こうしたデメリットに加えて、いったん加入すると中途で解約できない点も、個人型DCを扱う金融機関ではきちんと説明していないと思われます。

 中途での引き出しに制限があり、原則として60歳まで引き出すことができません。運用指図者になれば、掛け金の拠出は止められますが、各種の手数料で引かれるものもあり、資産は目減りしていきます(表2)。

          
           表2 iDeCo加入時に留意すべき点


          
           表3 iDeCoの拠出限度額 *1 企業型DCにのみ加入している*2 それ以外(公務員・私学共済加入者を含む)

■「マッチング拠出」との同時利用はできない

 企業型DCをすでに実施している会社がiDeCoを導入するケースは、規約変更が必要になります。事業主の掛け金に加入者が上乗せ拠出できる「マッチング拠出」を行っている場合は、iDeCoを同時に利用することはできません。会社として、どちらかを選択することになります。

 専業主婦だけでなく、会社を退職した場合など、一時的に第3号被保険者になった人も引き続き、iDeCoに加入できるようになります。第3号被保険者は拠出時の所得控除は原則としてありません。夫婦でiDeCoに加入した場合であっても、給与の源泉控除は従業員のみが対象となります。

 個人型DCの加入者が掛け金を拠出するためには、国民年金の保険料を納付することが必要条件になっています。国民年金基金連合会では毎年3月に前年1〜12月の保険料納付状況をチェックして、保険料未納付の月に掛け金を納付していた場合、未納月の掛け金相当額が還付されます。還付の手数料として1029円徴収されます。




http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/439.html

[経世済民117] フォード、メキシコ投資計画を撤回 トランプ氏が再三批判(AFP)
                フォードのロゴ。米首都ワシントンで(2016年1月27日撮影)。(c)AFP/Mandel Ngan


フォード、メキシコ投資計画を撤回 トランプ氏が再三批判
http://www.afpbb.com/articles/-/3113021
2017年01月04日 09:59 発信地:ワシントンD.C./米国


【1月4日 AFP】米フォード・モーター(Ford Motor)は3日、メキシコに新工場を建設する計画を撤回すると発表した。同社によるメキシコ工場新設をめぐっては、米国の雇用を重視するドナルド・トランプ(Donald Trump)次期米大統領が再三批判していた。そのトランプ氏は、メキシコで生産した車を米国に輸入している米ゼネラル・モーターズ(GM)にも新たに矛先を向けた。

 フォードは16億ドル(約1880億円)を投じてメキシコ中部サンルイスポトシ(San Luis Potosi)州に工場を新設する計画だった。しかしこれを取りやめ、代わりに米ミシガン(Michigan)州のフラットロック(Flat Rock)工場に向こう4年間で7億ドル(約820億円)を投資して設備を拡張し、電気自動車(EV)と自動運転車を生産すると明らかにした。

 同社のマーク・フィールズ(Mark Fields)最高経営責任者(CEO)は米CNNに対し「トランプ氏が示してきた成長促進策に対する文字通りの信任票だ。だから米国、ミシガンへの投資を決めた」と述べ、トランプ氏の政策が米製造業を後押しすることに期待感を示した。

 フォードの発表の数時間前、トランプ氏はGMをやり玉に挙げ、同社が台数は少ないながらメキシコから米国に輸入しているセダン「シボレー・クルーズ(Chevy Cruze)」に高関税を科すとツイッター(Twitter)で警告した。

 また「米国は雇用と富を追い払うのではなく、イノベーションと雇用創出に関して世界の大きな磁場となる」とも書き込み、フォードの決定を歓迎した。

 一方、メキシコ経済省は3日、フォードによる工場新設計画の撤回に遺憾の意を表明。投資中止に関連するあらゆる費用について、フォードがサンルイスポトシ州側に補償するとの確約を得ているとも明らかにした。(c)AFP


http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/440.html

[政治・選挙・NHK218] こんなところまで人口減少の影響が・・・ 
こんなところまで人口減少の影響が・・・
http://79516147.at.webry.info/201701/article_33.html
2017/01/04 11:33 半歩前へU


 きのうの会話で英国人が私に言った。「周りをサイクリングした。道、歩いている人、誰もいない。駅の周りに人いっぱいいた」―。郊外電車で15分の場所でこれだ。もちろん東京都内である。

 日本の人口はこれからどんどん減っていく。安倍政府が雇用の多様化などとデタラメを言って非正規を増やしたので若者は使い捨て。低賃金でこき使われ、車どころか結婚も出来ない。

 子どもも産めない。独身ばかりで人口減少に歯止めがかからない。地方は過疎が進み、すでに、祭りや踊りなどの伝統行事がやれないところが相次いでいるという。日本の伝統文化が消えていく。人口減少は様々なところに影響を及ぼしている。

******************

 都道府県が無形民俗文化財に指定した祭りや踊りなどの伝統行事のうち、継続的な実施が難しくなり休廃止されたものが20県で計60件あることが3日、共同通信の調査で分かった。

 日本の代表的な祭りを集めた「山・鉾・屋台行事」が2016年、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されたが、都道府県指定の地域行事は継続が困難になっている実態が浮き彫りになった。

 文化庁によると、都道府県指定の無形民俗文化財は16年5月時点で1651件ある。休廃止事例が多い県への聞き取りでは、背景として過疎や少子化、若者の都市部への流出などによる担い手減少を挙げる声が目立った。


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/564.html

[経世済民117] 百貨店“大閉店時代”を迎えて、凋落する国内大手アパレル(エコノミックニュース)
百貨店業界では、都心型大型店の収益で、収益の低い郊外&地方店を支える構図が崩れ“百貨店大閉店時代”が訪れた。収益が低下する国内アパレル大手に更なる打撃を与えそうだ。写真は日本一の売上を誇る「伊勢丹」新宿本店


百貨店“大閉店時代”を迎えて、凋落する国内大手アパレル
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170104-00000012-economic-bus_all
エコノミックニュース 1/4(水) 12:43配信


 国内大手アパレル各社が販売不振から抜け出せない。かつてバブル期以降、百貨店や大規模ショッピングセンターなどへ出店して拡大路線を進めた大手アパレルメーカーの苦戦が目立っている。具体的には、ワールド、オンワードホールディングス、TSIホールディングス(旧サンエー・インターナショナル)、三陽商会、レナウンといったアパレル企業の不調である。消費者の嗜好の変化と流通業界の大幅な更新に対応できず、その経営はまさに破綻といっても良いほどの惨状だ。日本のファッション業界を牽引してきた国内アパレルは、どこに向かうのだろう。

 日本のアパレル産業が大きな岐路に差し掛かっているのは、百貨店を主たる販路としてきたこれまでのビジネスモデルが崩れつつあるからだ。アパレル企業が自ら販路を作るという意識が薄く、事業改革が完全に後手に回ったからだ。結果として、軒並み事業規模縮小を余儀なくされている。こうした状況に追い討ちをかけているのが、大手百貨店の不採算店閉鎖だ。国内アパレル事業存続の危うい。

 国内アパレル不振の要因は複合的な要因が大きい。が、1990年代のバブル経済崩壊をきっかけにした業界全体の構造変化が大きく影響していることは間違いない。

 バブル経済が崩れる1990年代初頭まで、価格は多少高くても品質が良くファッション性が高い商品は売れた。それは、トレンドセッターたるファッション感度の高い消費者が、消費をリードしていたからだ。そのため、百貨店を主な販路にするアパレルメーカーは十分な利益を上げ、商品開発に大きな投資もできた。そしてそれが、目の肥えたトレンドをリードする感度の高い消費者を育てることにもつながるという好循環が生まれた。

 ところが、バブル崩壊を機に状況は一変する。現在も払拭されていない「デフレの波」が、高品位で高価格国内アパレル産業に襲いかかる。

 低迷する国内アパレル消費、「高品質で値段も高い」商品は売れなくなり、廉価な商品が求められるようになった。当然だが、アパレルメーカーは商品原価や経費の削減に手をつける。当時、急速に業績が悪化するなかで利益を確保する手段として当然の施策だった。

 こうした苦境にあたって、アパレルメーカーに売場を貸す百貨店も、30%〜50%に達する売上歩率を下げ、メーカーとリスクを分け合うなどすれば、今のような事態にはならなかったかも知れない。が、古臭い商慣習に縛られた百貨店にそんな意識は生まれるはずもない。それが後に百貨店自身の首を絞める。

 アパレルメーカーは、より安い原価で製品を確保できる海外生産に本格的に乗り出す。国内生産工場の高い工賃、人件費では採算がとれないためだ。大手商社と組み、中国などの東南アジア地域へ生産拠点を移していく。そして、原価が安い海外製アパレル製品が国内流通で主流となる。

 日本繊維輸入組合の「日本のアパレル市場と輸入品概況」によると、国内における全アパレル品の国産比率は1990年に50.1%だった。が、2000年に6.7%にまで急減した。ちなみに、2015年はさらに2.8%まで減少した。国内アパレル産業の生産現場では、技術の消滅や後継者不足で回復困難な状況に陥っている。

 こうした国内アパレルの構造不況を象徴するのは、老舗の三陽商会だ。英国高級ブランド「バーバリー」のライセンス契約が昨年6月に切れ、その穴を埋められず、7月末には2016年12月期の連結業績見通しの大幅な下方修正を迫られた。従来、3億円の黒字としていた最終損益は95億円と過去最大の赤字に転落する見通しだ。

 同社が表明していた全従業員の20%に当たる250人程度の早期退職者募集の社内的影響は大きい。追加処置として、2017年2月に8ブランドを廃止し、売場総数の1割に当たる190カ所のテナント閉鎖とする新たなリストラ案も示されている。

 しかし、国内アパレルを襲う恐慌は三陽商会だけではない。イトキンは2016年2月、国内投資ファンドのインテグラルが買収しブランドと売り場を大幅削減して経営立て直しの真っ只中だ。また、東京スタイルとサンエー・インターナショナルが経営統合したTSIホールディングス。神戸に本拠を置くワールドも大規模な売り場縮小や複数のブランド廃止と大規模リストラを余儀なくされた。

 一方、主要販路である百貨店の経営環境はここにきて大きく様変わりしてきており、老舗アパレルに新たな波紋を広げそうだ。百貨店大手が今年から来年にかけて、相次ぎ郊外型店と地方店の閉鎖に乗り出すからだ。セブン&アイ・ホールディングスは、傘下の百貨店「そごう・西武」の西武八尾店、西武筑波店の2店舗を来年2月に閉鎖する。これに先立ち、2016年2月の西武春日部店に続き、9月末には西武旭川店、そごう柏店を閉店した。

 また、三越伊勢丹は、三越千葉店と三越多摩センター店を2017年3月に閉鎖。阪急阪神百貨店が2017年7月末に堺北花田阪急を閉店するなど、百貨店に大量閉鎖時代が訪れつつある。都心型大型店舗の収益で、収益の低い郊外&地方店を支える構図が崩れてきた。

 アパレル産業では、1990年代後半から数多くの新業態が台頭した。新業態の代表格はファーストリテイリングの「ユニクロ」だ。1984年、広島市に「ユニクロ」第1号店を開いた同社は、1999年に売上高が初めて1000億円の大台に到達。1015年には、国内ユニクロ事業の売上規模が約7800億円に拡大した。これは、大手アパレル3社(ワールド、オンワード、TSI)の売上高の合計に相当する。

 1970年代に日本アパレル業界は黄金時代を迎えた。いわゆるプレタポルテ(高級既製服)のファッション性の高さと縫製などの技術の高さが国際的にも評価された。日本製の洋服は作れば売れた。さらに、1980年代になると日本のファッション業界のデザイナーがパリコレクションで華々しくデビューし、そこで賞賛されもした。その時代、各社が獲得した利益を大手も含めて、再投資しなかったのである。それが、現在の国内アパレルの凋落に繋がったとするのは、穿った見方だろうか。国内アパレル産業は、未だに「何か一発当たれば、起死回生」との“一発屋”根性から抜け切れていない。まさに“書籍の一発ヒット”に賭ける日本の出版社に似ていなくもない。(編集担当:吉田恒)

Economic News

http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/441.html

[経世済民117] 景気見通し「拡大」6割強 トランプ新政権の不透明感…不安と期待交錯(SankeiBiz)
景気見通し「拡大」6割強 トランプ新政権の不透明感…不安と期待交錯
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170104-00000003-fsi-bus_all
SankeiBiz 1/4(水) 8:15配信


 主要企業122社へのアンケートで、2017年の国内景気見通しについて「拡大」「やや拡大」とする回答が6割強に上り、景気は拡大傾向との見方が過半を占めた。ただ、15、16年の同時期の調査はそれぞれ計8割強の企業が拡大を見込んでおり、全体の景況感には減速の兆しもある。回答からはトランプ次期米大統領の政策手腕や中国の経済減速に対する不安が垣間見えた。

 17年の景気は「拡大」が4%、「やや拡大」が58%、「横ばい」が35%、「やや後退」が3%だった。1年前の調査に比べて「やや拡大」が20ポイント減り、「横ばい」が18ポイント増えた。16年11月以降、トランプ次期米政権への期待感による「トランプ相場」で平均株価も持ち直したが、17年の景況感には不安と期待が入り交じっている。

 景気拡大と回答した理由では「トランプ新政権下の米国景気が財政出動で上振れる」(銀行)との期待や「円安の進行に伴う企業業績の回復」(運輸)とする声があった。また、「世界経済の回復で輸出と設備投資の増加が見込まれる」(化学)との回答もあった。

 一方、景気低迷を想定する理由としては「トランプ新政権の政策不透明感」(電機)に加え、米連邦準備制度理事会(FRB)が昨年12月に利上げを決め、投資家が新興国から投資マネーを引き揚げ、米国に振り向けることに対する懸念などもあがった。「中国、新興国の大幅な経済減速」(証券)、「海外経済の先行き不透明感」(建設)を不安要素とする企業も多い。このほか「独や仏の国政選挙の行方次第で市場の混乱や悪化を招きかねない」(銀行)との意見もあった。

 こうした中で、政府が昨年8月に決定した事業費28兆1000億円の経済対策については、17年の国内景気を「押し上げる効果がある」(商社)と期待する声が根強い。政府は、17年度の実質国内総生産(GDP)の成長率を1.5%程度と予測するが、企業側も「好調な公共投資に支えられる」(素材)ことで、「潜在成長率を上回る成長を続ける」(保険)と予測。この結果、「設備投資や個人消費の回復にもつながる」(電機)と期待をかけている。

 過去のアンケートを見ると、15年は原油価格の急落とギリシャ情勢の政情不安、16年は中国の経済減速、英国のEU(欧州連合)離脱決定など、世界経済の混乱が懸念材料だった。16年の国内景気の動向は、不安定な株価や為替の動向、個人消費の伸び悩みを理由に「足踏みした」との見方が55%と最も多く、「緩やかに拡大」(42%)を上回った。


http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/442.html

[経世済民117] 3月末株価「1万9000円台」4割 期待の声目立つ(SankeiBiz)
3月末株価「1万9000円台」4割 期待の声目立つ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170104-00000002-fsi-bus_all
SankeiBiz 1/4(水) 8:15配信


 金融市場は昨年、海外発の想定外の出来事に振り回された。為替相場にショックをもたらしたのは、6月の英国によるEU(欧州連合)離脱決定だ。円相場は1ドル=99円台まで急騰し、年初の水準から20円以上も円高が進んだ。円高は株安に直結、企業の景況感も冷やした。無回答を除く64%が「収益に悪影響があった」と回答。「輸出の採算が悪化した」(自動車)、「訪日客の購入単価が下がった」(小売り)と悲鳴が上がった。

 一方、今年3月末の金融市場に対しては、多くの企業が楽観的だ。為替については、約2割が現在と同水準の「1ドル=116〜120円台」と予想。「111〜115円台」と「106〜110円台」はともに約3割を占めた。「米国のトランプ新政権への期待が先行している側面もあり、いったん調整局面になる」(銀行)といった意見もあった。

 日経平均株価の予想は「1万9000円台」が40%とトップ。「1万8000円台」(31%)、「2万円台」(15%)と続いた。「日本経済は堅調な企業収益、雇用情勢もあり、緩やかな回復が続く」(素材)と期待する声が目立った。


http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/443.html

[経世済民117] トランプ政権「期待」51% 主要122社、保護主義加速を警戒(SankeiBiz)
トランプ政権「期待」51% 主要122社、保護主義加速を警戒
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170104-00000004-fsi-bus_all
SankeiBiz 1/4(水) 8:15配信


 フジサンケイビジネスアイが主要企業122社を対象に実施したアンケートで、今月20日に発足するトランプ次期米政権について「期待する」との回答が、無回答を除いて計算すると51%に達した。減税やインフラ投資など、米国の景気を刺激する政策への期待が目立つ。一方、トランプ氏が環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の脱退方針を表明していることなどから、自国の産業を優先する保護主義が米国で広がることへの警戒感も浮き彫りとなった。

 トランプ次期米政権に「期待する」との回答が51%だったのに対し、「期待しない」は3%にとどまった。「どちらでもない」は46%だった。

 トランプ次期米政権の経済政策で期待することを2つまで挙げてもらったところ、最も多かったのは「減税やインフラ投資」の57社で、「各種規制の緩和」が36社で続いた。減税やインフラ投資は「世界経済の中心である米国の景気が上向きになれば、波及効果で他国の景気にも良い影響をもたらす」(建設)、各種規制の緩和は「既存の複雑な規制の簡素化を期待」(金融)との意見があった。

 一方、警戒する政策を2つまで聞いたところ、「TPPへの対応」(62社)が最多で、「為替政策」(33社)や「北米自由貿易協定(NAFTA)への対応」(24社)が続き、保護主義加速への懸念が強い。

 TPPについてトランプ氏は米大統領就任初日に脱退を通告するとしている。主要企業には「最大の経済国である米国が加わらなければTPPの意義が失われてしまう」(通信)との危機感が強く、安倍晋三政権に対して「TPPの重要性をトランプ氏に理解、支持してもらえるよう、さまざまな形で努力してほしい」(化学)と、粘り強い取り組みを求める声も出た。

 トランプ次期米政権の発足を見据えた社内での対応については、状況の注視に加え、米国の現地法人を通じた情報収集にとどまる。「最も保護主義的な政策がとられた場合に想定される自社への影響の精査」(電機)との回答もあった。

 アンケートは、昨年12月上旬〜中旬に実施。122社から回答を得た。


http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/444.html

[政治・選挙・NHK218] トランプ強要確実 日本が強いられる安保とFTAの巨額負担 2017年世界はひっくり返る(日刊ゲンダイ)
            
             大統領就任前にトランプ氏に会いに行った安倍首相(C)ロイター


トランプ強要確実 日本が強いられる安保とFTAの巨額負担 2017年世界はひっくり返る
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/196720
2017年1月4日 日刊ゲンダイ


 2017年は日米関係が一気に悪化する可能性が高い。安倍首相の周辺は、「安倍首相とトランプ次期大統領は相性が良さそうだ」などと根拠のない楽観論を唱えているが、トランプを甘く見ない方がいい。

 今後の日米関係は、安倍とトランプとの初会談が暗示している。安倍が「信頼できる指導者だ」とヨイショした直後、トランプは「TPPから離脱する」と、平然と安倍の顔に泥を塗った。相性ウンヌンは、まったく意味がない。

「歴代の米大統領も国益を優先していましたが、それでも多少は個人的な友情や信義、善悪に左右されてきました。しかし、ビジネスマン出身のトランプが大統領に就くことで日米関係はビジネスの取引のように変質しかねないと思います。心配なのは、ビジネスの取引は、立場が上の方が有利になることです。安倍首相は一貫してアメリカに従属してきた。日本は国益にマイナスの取引を次々に結ばされる恐れがあります」(元外交官の天木直人氏)

 はやくも懸念されているのが、2国間の「日米FTA」を強要されることだ。かねてトランプは、日本が米国産牛肉に38%の関税をかけていることを引き合いに、日本車にも38%の輸入関税(現行2.5%)をかけろと訴えている。TPPよりアメリカに有利なFTAを提案してくるのは間違いない。さらに、現在、日本が7割負担している在日米軍駐留経費を「100%負担しろ」と選挙中に主張している。

 2017年は、日本の植民地化がますます進みかねない。




















http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/565.html

[政治・選挙・NHK218] トランプ・ショックで外交日程を組み直した安倍首相−(天木直人氏)
トランプ・ショックで外交日程を組み直した安倍首相−(天木直人氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1spgh0c
4th Jan 2017 市村 悦延 · @hellotomhanks


きょう1月4日の日経新聞に驚くべき記事を見つけた。

 その記事は、安倍首相の外交日程が、トランプ氏に勝利によって急きょ変更されたという記事だ。

 すなわち、安倍政権は昨秋に、

2017年の最初の外国訪問先としてイランを含む中東が予定されていたという。

 イランとの核合意を主導したオバマ政権の中東政策を側面的支援する狙いがあったからだ
(確かにそのような報道はあった)。

 ところが、それがトランプ氏の大統領選挙の勝利によって立ち消えになったという。

 なぜならトランプ氏はイランに強硬姿勢を示し、核合意に否定的だからだ。

 そこで急きょ安倍政権はオーストラリアと東南アジア3カ国訪問に変更したというのだ。

 これが事実としたら驚くべき対米従属外交だ。

 首脳外交の日程を米国大統領の意向でここまで簡単に差し替えるとは、外交もへったくれもない。

 日経新聞のその記事は次のように書いている。

 安倍首相の地球儀俯瞰外交がトランプ大統領の誕生で揺さぶられることになると。
 
 親ロ路線への転換を唱えるトランプ氏の登場で、ロシアにとっての日本の戦略的価値が低下すると。

 米朝対話が動きだせば日朝協議を動かす価値が低下し、拉致問題の解決がさらに遠のくと。

 オバマ政権の圧力で作られた慰安婦問題の不可逆的な解決も、

韓国大統領の交代で不透明になった上に、

オバマ大統領の遺産をことごとく否定するトランプ大統領の登場で、

白紙になる可能性もあるといわんばかりだ。

 安倍首相の外交はここまで対米従属であるということだ。

 TPPでトランプを説得してみせると息巻いていたことは真っ赤なウソだったという事である。


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/566.html

[政治・選挙・NHK218] 本質は「国民ファースト」対「ハゲタカファースト」−(植草一秀氏)
本質は「国民ファースト」対「ハゲタカファースト」−(植草一秀氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1spghcj
4th Jan 2017 市村 悦延 · @hellotomhanks


1月4日の大発会で2017年の東京市場が幕を開けた。

日経平均株価は前年末比415円高の19,529円で前場の取引を終えた。

昨年12月20日の終値を超えている。

後場の取引がどの水準で終了するかは未確定だが、

昨年11月8日の米国大統領選後の株価上昇の基調は、まだ終了していないと見ておくべきだろう。

11月8日以降の東京市場の推移は、

「円安=株高」

である。

日本円は米ドルだけでなく、ほぼすべての通貨に対して下落している。

この通貨下落が輸出製造業の収益を改善させる効果を発揮する。

日本経済全体は低迷を続け、とりわけ、

「格差拡大推進」

の経済政策により、一般庶民の生活環境はまったく改善されていないが、

大企業収益だけは順調な改善を示しているのである。

日本経済のいびつな構造がより強まっていると言わざるを得ない。

昨年12月に上梓した

『反グローバリズム旋風で世界はこうなる』(ビジネス社)

(消費税込み1620円)

https://goo.gl/CxeiSg

サブタイトルには、

NYダウ2万ドル、日経平均2万3000円時代へ

と記した。

金融市場の予測は、トランプ当選=株安・ドル安だったが、

現実は、トランプ当選=株高・ドル高である。

金融市場の多数派見解は大間違いを犯すことが少なくない。


拙著について、反ジャーナリストの高橋清隆氏が書評を掲載下さったので、以下に転載させていただく。

http://blog.livedoor.jp/donnjinngannbohnn/archives/1918488.html

【書評】『反グローバリズム旋風で世界はこうなる』植草一秀(ビジネス社)

政治経済学者の植草一秀氏による最新の投資指南書。
氏が執筆する会員制レポート『金利・為替・株価特報』

http://www.uekusa-tri.co.jp/report/index.html

の年度版に当たり、市場動向を占うため政治・経済に関する卓越した分析が行われている。

同書は後半に「最強・常勝5カ条の極意」や「注目すべき株式銘柄2017」15などを掲載するが、

大半は政治・経済分析に当てられている。

「これらを読み抜くことなくして現実の経済を正確に予測することはできない」からである。

12年の第2次安倍政権誕生以降、マスコミは「アベノミクスの成功」をもてはやしたが、本当か。

日本の実質GDP成長率(年率換算)の平均値は民主党政権時代の2.0%に対し、

安倍政権発足後は0.8%にすぎない。

労働者の実質賃金は減少を続けていて、

一人親世帯の相対的貧困率54.6%はOECD加盟33カ国中、堂々の1位にある。

この1年間の金融市場変動で大きな注目を集めたのが中国株価調整=チャイナショックだった。

15年6月以降に中国株価が下落に転じ、

同年8月の人民元切り下げ措置実施後に世界市場に波及した際、

麻生太郎財務相が中国バブルについて

「何年も前から言われており、ついに来たかという感じで、みんな驚くことはなかったと思う」と発言した。

しかし、植草氏がチャートを示して説明しているように「バブル崩壊」はたった1年間急騰した株価の一部が

破裂したもので、「何年も前から言われて」いたことでは全くない。

「日本の経済政策の司令塔にいる重要閣僚が、

基本的な知識と情報を持たずに政策運営を行っていることは恐ろしい」と嘆く。


うならされたのが、各種指標を使った株価動向の解説である。

日経平均株価は2月12日と6月24日の1万4952円でダブルボトムを形成して現在に至る。

15年6月を転換点に円高に連動した株価下落波動が始まったが、

それに中国株下落という新たな要因が加わった。

止めたのは2月末に上海で開かれたG20会合。世界経済の下方リスクを明示し、

参加国の政策総動員方針を打ち出した。

日経株価はニューヨーク株価、ドイツ株価とともに反転上昇する。

6月24日に再び安値を付けた主因は、円高・ドル安の進行だった。

6月3日に5月の米国雇用統計が発表され、

雇用者増加数が3.8万人にとどまることが分かったからである。

しかし、翌月8日発表の6月雇用統計で雇用者増加数が28.8万人に急増し、

米国の追加利上げ実施観測が再浮上。ドルは反発し、

これに連動して日経平均株価も反発したのである。

同書を読んでいると、金融市場が実に論理的に推移していることが分かる。

まさに目からうろこの連続。

「ばらばらに見える経済指標と金融変動は、

ジグソーパズルが1枚の美しい絵画に転じるように理路整然と理解し得るものになる」と植草氏。

超一流の分析がそこにある。

何度聞いても腹立たしいのは、国民資産を預かる政府の「失敗」である。

GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)は直近1年間に11兆4197億円の損失を出した。

14年10月の新運用方針で、外国株式や外国債券などリスク資産を65%に引き上げたのが裏目に出た。

植草氏は「結果論で言っているのではない。

そのプロセスにおいて、初歩的、そして致命的な過ちを犯している」と強調する。

植草氏はドル円相場や日経平均株価、日本国債先物価格、NYダウの各種チャートを掲げ、

株価が2倍に上昇した局面で株式の運用比率を大幅に引き上げていること、

1ドル=78円が1ドル=112円に上昇した局面で外貨運用比率を大幅に引き上げていることを問題視し、

「まさに、成績が最悪の素人の運用そのものである」と喝破する。

さらに為替変動による外貨準備金の評価損は、この1年間に30兆円に上る。

15年6月にドル円レートが125円までドル高になったとき、

政府は米国債を売るべきだと植草氏はレポートやブログで主張していた。

年金と外貨準備合わせて41兆円の損失。私には「失敗」でなく、わざとやっているとしか思えない。


世界政治における16年の「3大ミステリー」を挙げている。

すなわち

@米大統領選における異常なトランプたたき

A英国EU離脱国民投票におけるメディアのヒステリー

B日本のTPP前のめり対応である。

これらの理解し難い動きを植草氏は「グローバリズムに対する、

世界の各地から示され始めた狼煙(のろし)、反抗=レジスタンスのうねりに対する、巨大資本勢力、

いわゆる1%勢力の動揺、あせりの裏返しである」とみる。

Bは次期米大統領が「脱退」と言っているのになぜ突き進むのか。

それは反グローバリズムのうねりの中で、

1%勢力は窮地を打開すべく安倍首相に早期TPP批准の強行を命令したからではないかと推論している。

同書の帯には「株価再躍動」とある。

植草氏は17年が4、5年に1度の「大相場」になる可能性が生まれ始めていると記す。

中国経済とともにわが国に強い影響を及ぼすのが米国経済の動向。

FRB(連邦準備制度理事会)のイエレン議長は15年10月、

「高圧経済“high-pressure economy”」という言葉を使って、

緩和的政策を維持するのが得策との見解を示している。

同書が可能性を示唆した通り、

14日に米連邦公開市場委員会(FOMC)で1年ぶりの利上げが決まった。

植草氏は直近レポートで、トランプ新政権の成長政策を背景に、

「高圧経済」論に基く金利引上げ路線が修正されて利上げが加速されるとの見通しを示しているが、

09年のサブプライム危機から完全に立ち直っていない米国経済において、

早急な金融引き締め策に慎重な姿勢を貫いてきたイエレン議長の手腕を植草氏は評価している。

懸念の1つは、トランプ次期大統領との関係だ。

「トランプ新政権がFRBの真意を正確に理解し、FRBと良好な折り合いをつけて、

米国経済の回復と安定的な金融政策運営、さらに世界経済の緩やかな回復実現に向けて、

適正なマクロ経済政策運営の体制を構築することが強く望まれる」。

17年は安定した内外の政治経済運営を願う。同書は資産運用だけでなく、

激動する社会情勢を読み解くための羅針盤である。


高橋清隆氏はフーミー社の有料メルマガ

「高橋清隆のニュース研究」

http://foomii.com/00103

の執筆を始められたので、ご参照賜りたい。


2016年6月の英国国民投票では、事前のメディア予想に反して英国民はEU離脱の判断を示した。

私は、投票結果がEU離脱になる可能性が十分にあると予測していた。

メディアの情報流布には、

「希望」

ないし

「誘導」

という要因が含まれていた。

国民投票結果が判明した時点で、私は、この投票結果が

「反グローバリズム旋風」

の端緒になることを指摘した。

主要メディアが、

「世紀の誤判断」

と大報道しているなかで、これとはまったく次元の異なる判断を示したのである。

「反グローバリズム起点になる英国民EU離脱決定」

http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2016/06/post-9c1b.html


このなかで、次のように記述した。

「「移民の増加を嫌うEU離脱派は外国人排斥派である」

とのレッテル貼りが横行した。

これは、グローバリズムを推進する強欲巨大資本による情報操作である。

EU離脱の根本精神には、

「自国のことは自国の主権者が決める」

という民族自決の原則の尊重がある。

第2次大戦後に世界中で広がった国家の独立は、

「自国のことは自国の主権者が決める」

というものだった。

この考え方が、正当に、そして当然の主張として、表面化しているに過ぎない。

EU離脱派が「他国人排斥者」であると決めつけるのはあまりにも短絡的である。」


11月8日の米国大統領選でトランプ氏が勝利した。

メディアはクリントン氏当選確実情報を開票日当日まで流布していた。

安倍晋三氏などは、クリントン氏当選を疑わず、選挙戦の最終局面で、

訪米の際にクリントン氏とだけ会談するという「失態」を演じた。

11月にトランプ私邸詣でに「馳せ参じ」、文字通りの「土下座外交」を展開する状況に追い込まれた。

メディアがクリントン氏当選情報を流布し続けたのは、やはり、

「希望」

「誘導」

によるものである。

しかし、米国民はメディアの誘導に流されなかった。


トランプ氏の主張には多くの問題がある。

しかし、重要なことは、それらの問題点を認識した上で、米国民が、

「多国籍企業の支配下にあるクリントン氏」

ではなく

「多国籍企業の支配下にはないトランプ氏」

を選択したという点にある。

米国民が米国民の利益を優先することは当然のことである。

「グローバリズム」の名の下に、米国民の利益が損なわれることに対して、

反対の意思を表明することは間違っていない。

トランプ氏は、この点を訴えて、米国民の支持を獲得したのである。


安倍政権が推進する「成長戦略」が、

「誰の利益を追求するものであるか」

を考えることが重要である。

安倍政権は漂流するTPPをあえて強行批准するという奇怪な行動を示した。

この行動についても、

「誰の利益を追求するためのものか」

の視点から見つめることが重要である。

考察から導かれる結論は、

安倍政権が

強欲巨大資本の利益極大化を目指しており、

その結果として、一般国民の利益が損なわれることを厭わない

というものである。


「働き方改革」

と表現すると耳に心地が良いが、

究極の狙いは

「労働コストの圧縮」

である。

最終的に目指されていることは、

外国人労働力の活用

残業代支払ゼロ

金銭解雇の全面解禁

であり、

一億総非正規化

なのである。


同時に、強欲巨大資本が狙う

農業と医療の市場収奪

を政府が全面支援しようとしているのだ。

日本国民は真実を見抜いて、

こうした「ハゲタカファースト」の政策路線に

YES

と言うのか、それとも

NO

と言うのかを判断しなければならない。

それが、次の総選挙の争点になる。


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/567.html

[不安と不健康18] 間違えていませんか? 認知症予防の“俗説”ウソとホント(日刊ゲンダイ)
             目や耳、口も脳に影響する(C)日刊ゲンダイ


間違えていませんか? 認知症予防の“俗説”ウソとホント
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/196743
2017年1月3日 日刊ゲンダイ


 正月休みに帰省すると、親の様子が……。認知症患者は、2025年に700万人を超えると推計され、65歳以上の5人に1人がつらい晩年を送る計算だ。そんな目に遭わないように、認知症予防に努めている人も少なくないだろう。

 認知症予防の俗説のウソ・ホントをまとめたのが別表。その中でも大切なポイントについて、日本認知症学会指導医で「くどうちあき脳神経外科」院長の工藤千秋氏に聞いた。

「認知症の中で予防できるタイプが血管性認知症です。血栓で脳の血流が滞って、その部分の脳機能が衰えて認知症を起こす。いわゆるドロドロ血液になるような食生活や運動不足が続くと、血栓がいくつもできる恐れがあるため、よくないのです」

■目や耳も脳に影響

 心筋梗塞の発症と同じカラクリだから、野菜や魚を中心とした食事がいいのだが、別表の1については補足もある。

「肉一辺倒の食事はもちろんいけませんが、脂身の少ない良質な赤身肉は適量必要です。赤身肉に含まれる鉄は、必須ミネラルのひとつで、脳や細胞に酸素を運ぶ役割があります。実は、鉄の不足によって貧血になると、認知機能が低下しやすいという報告もある。脳の酸素量が不足し、神経が損傷したり、記憶力や思考力が低下したりするためと考えられます。ですから、鉄を補うためにもタンパク源としても、赤身肉が必要なのです」

 それが別表の2と関係する。

「市販のサプリメントは成分の含有量がまちまちで、医科向けのような十分量が含まれていないのです。買うなら医科向けを選び、赤身肉も取るのがベター」

 食事でよく噛むと、脳が刺激される。よく噛めない人は、脳への刺激が減るため、認知症が進みやすい。インプラントは高いと歯周病を放置している人は、保険で入れ歯を作るなどした方がいい。

 同じような理屈が目や耳についてもいえる。「老眼鏡は老けて見える」と裸眼でガンバる人がいるが、見た目はともかく、こと認知症予防に関してはダメ。よく見えるようにメガネをかけた方が、視神経を通じて脳がよく刺激される。

 脳トレは、同じような問題を長時間繰り返しても飽きるから、意味がないのだが……。

「ウオーキングしながら俳句を作るとか、頭を使いながら体を動かすのがいい」

 段取りを考えながら手を動かす料理はうってつけだろう。



http://www.asyura2.com/16/health18/msg/280.html

[政治・選挙・NHK218] 共産党の小池晃議員は良識の人だ  小林よしのり
共産党の小池晃議員は良識の人だ
http://yoshinori-kobayashi.com/12124/
2017.01.03 小林よしのりオフィシャルwebサイト


「朝ナマ」で、共産党の小池晃議員を見直した。

共産党は日本国憲法を守る立場だと言う。

その日本国憲法に天皇の地位が「日本国民の総意に基づく」と
書かれているからには、今のところ天皇制を容認するしかない
と言うのだ。

自民党は「日本国民の総意」を裏切って、ほんの一部のノイジー・
マイノリティーである男系カルト勢力の意のままになっている、
だから「一代限りの特例法」を認めないという理屈である。

共産党は天皇の譲位には、皇室典範の改正が必要と主張する。

これは自民党に反対するために主張する理屈ではない。

政争の具では全然ない。

「朝ナマ」終了後に、小池氏と話したが、とても良識的な人だ。

唯一、男の中で、和服で出演していたのが小池氏である。

愛国心のある人なのだ。

共産党には「生前退位(譲位)は皇室典範改正で」という戦いを
ぜひ貫徹してほしい。

小池晃議員、がんばれ!


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/568.html

[国際17] CNN: ロシアによる大統領選挙介入の証拠映像として「Fallout 4」の映像を使用(Business News)
               CNN uses screenshot from ‘Fallout 4’


CNN: ロシアによる大統領選挙介入の証拠映像として「Fallout 4」の映像を使用
http://business.newsln.jp/news/201701040009560000.html
01/04 00:09 Business Newsline


CNNが12月30日付けで報じたロシアによる大統領選挙介入問題ニュースの中で、人気のTVゲーム「Fallout 4」の映像をあたかもロシアによるサイバー攻撃による証拠であるかのように視聴者に対して誤った印象を与えかねない報道を行っていたことが明らかとなった。

BGRによると、CNNによるこのニュースはオバマ大統領による対ロシア制裁の発表に関わるもので、ニュース映像の中で紹介されていたハッキング画面の映像は、実は、Fallout 4のゲーム内で使用されている映像を加工して使用したものが判ったとしている。

ニュースでは、参考映像として、ニュースとは直接関連性のない映像が使用されることはよく行われているが、こうした場合、映像には出典と映像は「参考映像」であることを明示的に表示するのが普通となっており、今回のCNNの報道の在り方は、ニュース報道倫理を逸脱したものとして批判の対象となっている。

CNNに関しては、視聴者数を獲得するために、最近になりよりセンセーショナルな報道を行う傾向が強まっており、トランプ次期大統領も昨年11月に大手マスコミ各社の代表者を集めたミーティングの席上で、特にCNNを名指ししてその報道姿勢を批判していた。


http://www.asyura2.com/17/kokusai17/msg/130.html

[国際17] 米政府、大統領選へのサイバー干渉の公式報告書を公開・ロシア政府が行ったとする証拠は示せず(Business News)
The tactics and techniques used by APT29 and APT 28 to conduct cyber intrusions against target systems. Source: NCCIC/FBI


米政府、大統領選へのサイバー干渉の公式報告書を公開・ロシア政府が行ったとする証拠は示せず
http://business.newsln.jp/news/201701040201360000.html
01/04 02:01 Business Newsline


米国土安全保障省(DHS)とFBIは12月29日、大統領選挙に対してロシア政府がネット攻撃などの手法を用いて干渉を行った問題に関わる、公式の報告書「Joint Analysis Report (JAR) 」を発表した。

この報告書は、DHIとFBIが行った捜査のまとめたもので、GRIZZLY STEPPEというハッカーが複数のハッキング手法を駆使することにより、大統領選に対する干渉工作を行っていたことを示した。

DHIとFBIでは、GRIZZLY STEPPEの背後に居たのは、ロシア軍情報部(RIS)だとみている。

ただし、今回公表された報告書の中では、大統領選への干渉を行ったGRIZZLY STEPPE=RISであるとする明確な証拠は何も示されてはおらず、歯切れの悪いものともなった。

この問題ではオバマ大統領は既に、ロシアに対する制裁の実施を発表するなど、干渉を行ったのはロシア政府だと断定していた。

いる。

一方、トランプ次期大統領の政権移行チームは、オバマ政権がロシアが大統領選に介入を行ったとする証拠を示さなかったのは、そうした証拠がないためする考え方を示しており、この問題を巡っては、オバマ政権と、トランプ次期政権の間で考え方に違いが生じる形ともなっている。

Source: Joint Analysis Report (PDF)


http://www.asyura2.com/17/kokusai17/msg/131.html

[政治・選挙・NHK218] 国家主義者が跋扈しテロ多発 2017年は“戦争前夜”の様相へ 2017年世界はひっくり返る(日刊ゲンダイ)
            
             独ベルリンのテロ現場では哀悼のろうそくが(C)AP 


国家主義者が跋扈しテロ多発 2017年は“戦争前夜”の様相へ 2017年世界はひっくり返る
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/196721/2
2017年1月4日 日刊ゲンダイ


 英オックスフォード辞書が、2016年を象徴する言葉に「ポスト真実(post−truth)」を選んだ。「客観的事実よりも感情的な訴えかけの方が世論形成に大きく影響する状況」を意味し、英国のEU離脱もトランプ米大統領の誕生も「ポスト真実」が猛威を振るった結果といえよう。

 ネット万能社会は便利な半面、情報は玉石混交だ。ウソも真実も検索画面には平等に並び、英国の離脱派が吹聴したEU拠出金のデマも、トランプの攻撃的でマユツバな主張も、検証は二の次でSNSを通じてドンドン拡散されていった。

 その結果、いま世界は国家主義者が跋扈し、テロが多発する最悪の事態に突入している。ドイツのクリスマステロが象徴的だ。トランプら欧米各国の国家主義的指導者は、ロクに裏を取らずに「イスラムテロ」と決めつけ、IS系サイトは根拠レスに「実行犯はISの戦士」と断定した。

 この調子でデマとテロがはびこれば、2017年は世界中が戦争前夜の様相となりかねない。

「熱狂と憎悪、排斥が世界を席巻すれば戦争の足音は確実に近づいてきます。この国も対岸の火事と思ったら大間違い。自分に都合のいい事実ばかり強調する安倍首相を担ぎ、メディアが機能不全に陥り、ヘイトスピーチが蔓延する日本こそ『ポスト真実』の最前線に立っているのです」(政治評論家・森田実氏)

 世界が激動の荒波に揉まれる2017年は、場当たり軽挙妄動政権の存在が、この国にとって最大のネックとなる。












http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/569.html

[政治・選挙・NHK218] 大失敗 マイナンバーカードの普及率はわずか8%であることが判明!⇒政府は健康保険証として利用できる方針に(予算243億円
【大失敗】マイナンバーカードの普及率はわずか8%であることが判明!⇒政府は健康保険証として利用できる方針に(予算243億円)
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/25609
2017/01/04 健康になるためのブログ




http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017010201000978.html

国内に住む全ての人に12桁の番号を割り当て、複数の行政機関が個人情報を管理するマイナンバー制度の導入から、1日で1年となった。ただ希望者に交付する個人番号カードの取得数は、管理システムの不具合もあって国内人口の8%程度と伸び悩んでおり、政府はカードの利便性向上などでマイナンバー制度の浸透を図る。今年7月には国や自治体の情報連携が本格的に始まり、窓口での手続き簡素化が進みそうだ。



以下ネットの反応。












http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170102-00050086-yom-pol

政府は、2018年度にマイナンバーカードを健康保険証として利用できるようにする方針を固めた。

 患者の本人確認を迅速にし、医療事務の負担を軽減するとともに、カードの普及を図る。厚生労働省が17年度当初予算案に、システム構築の関連費用などとして243億円を計上した。




http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/570.html

[政治・選挙・NHK218] 小池新党“40人擁立”は本当か 狙いは都議会自民の分裂加速(日刊ゲンダイ)
     


小池新党“40人擁立”は本当か 狙いは都議会自民の分裂加速
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/196896
2017年1月4日 日刊ゲンダイ

  
   小池都知事の狙いは…(C)日刊ゲンダイ

「小池知事、都議選に30人超」「自民へ“刺客” 新党準備」――と、産経新聞が元日の1面トップで報じたことで、都議会自民党に衝撃が走っている。朝日新聞も1月3日に、「小池氏 40人規模擁立へ」と大々的に伝えている。朝日によると、全42選挙区に近い40人規模の擁立を考えているという。

 しかし、本当に「小池新党」は40人も擁立できるのか、疑問の声が上がっている。

「40人の擁立はどう考えても現実的ではない。ヒトとカネの工面が難しいからです。新党を結成するには最低5億円は必要とされています。何より40人の擁立は容易じゃない。もちろん、案山子でもOKなら明日にでも集められるでしょうが、当選する可能性のある候補者を40人も探すのは簡単じゃない。都議選は投票率が低い上、地元密着型なので、地盤がないと当選は難しい。日本新党が93年に都議選に挑んだ時も、20人しか当選させられなかった。本当に40人も擁立できるのか疑問です」(都庁事情通)

 朝日、産経の2つの記事は、小池知事周辺が意図的にリークした可能性がある。

 小池サイドの狙いは、都議会自民党を分裂させることだという。

「小池さんにとって最良のシナリオは、都議会自民党が分裂し、党を離れた都議が“小池新党”から出馬することです。地盤のある現職都議なら当選させやすく、カネもかからない。同時に、都議会ドンの内田茂都議が牛耳る自民党を少数に追い込める。恐らく小池サイドは、“自民へ刺客”“40人擁立”と大手メディアが報じれば、選挙に弱い自民党都議が不安に駆られ、“自民党にいたら落選する”“刺客を立てられる前に小池新党に加わろう”と動きだすと計算したはずです。すでに昨年末、自民党都議3人が自民党会派を離脱している。分裂の動きが加速する可能性があります」(都政関係者)

 7月の都議選まで、まだ半年以上。都民と無関係に〈小池知事VS自民〉の戦いが勃発している。










http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/571.html

[経世済民117] 注目の自動車テクノロジー 自動運転、EV、IoTの未来(NEWS ポストセブン)
             手離し運転が当たり前になる時代はくるか(写真:アフロ)
 

注目の自動車テクノロジー 自動運転、EV、IoTの未来
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170104-00000015-pseven-bus_all
NEWS ポストセブン 1/4(水) 16:00配信


 究極のエコカーと呼ばれる「電気自動車(EV)」や「燃料電池車(FCV)」、人や障害物を察知して止まる「自動制御」、ハンドルを握らなくてもクルマが動き出す「自動運転」──。いま、世界中の自動車業界は新技術をめぐる覇権争いで激しい火花を散らしている。

 いったいクルマの未来はどうなっていくのか。自動車ジャーナリストの井元康一郎氏に、2017年に注目の自動車テクノロジーと、その行方を解説してもらった。

 * * *
(1)自動運転

 Googleがハンドルのないセルフドライビングカーを公開したのは2014年。それを機に、世界の自動車メーカーが秘密裏に進めていた自動運転の研究成果を次々に公開し、今や自動運転はクルマの研究開発の中でも最もホットなジャンルとなっている。2017年も引き続きこの研究は、自動車工学のなかで最大の注目を浴び続けるだろう。

 最新の自動運転の区分けは何もないレベル0から完全自動運転のレベル5までの6段階。このうち、普段はスロットル、ブレーキ、ステアリングの3つの操作をクルマが自律的に行うレベル3の市販車を2017年に投入すると、ドイツのアウディが発表した。

 新システムが採用されるのは同社のセダンのトップモデル「A8」の次期型で、高速道路での渋滞区間走行時限定で、手放し運転が可能になるという。が、これは何もアウディの専売特許ではなく、類似のシステムは今後、各メーカーから続々と飛び出してくるだろう。

 自動運転について、日本陣営が後れを取っているという報道が散見されるが、とくに上位メーカーは昔からこの技術を熱心に研究しており、言うほどの後進性はない。

 本当に世の中に自動運転を投入すべきかどうかということについて疑念を持っていたのと、コンピューティングの進化を甘く見ていただけで、本気でかかればすぐに最先端をキャッチアップできるものと思われる。

 日産は早くから海外の有力大学やラボラトリーとのコラボレーションを進めてきた。トヨタもここにきて、海外との連携強化を強めている。ホンダはGoogleから分社した自動運転開発会社ウェイモとのコラボを検討と発表している。

 世界中の自動車メーカーやIT企業が参画し、急速に進む自動運転の研究。いかにもハンドルも何もない完全自動運転車が路上を走り回る日が遠からずやってくると煽るようなニュースがしょっちゅう飛び出しているが、クルマやソフトウェアのエンジニアの大半はそうは考えていない。

 完全自動運転車がもし実用化されれば、これは世界のモビリティ革命になる。免許がない人でも酔っ払った人でもクルマに乗ることができ、クルマの中でシートベルトだけしていれば、新聞を読もうが映画を観ようが仕事をしようが昼寝をしようが自由。

 通る道にも制限はなく、もし事故が起こっても、自動車側の原因分についてはメーカーが全面的に責任を負ってくれる。そんなクルマが普通の人が買える価格で販売されれば、運転免許もいらなくなるし、ハンディキャップを持つ人や高齢者もクルマで自由に行き来できるようになる。これは夢いっぱいだ。

 2年前、自動運転に関する国際的ガイドラインの策定に関わっている自動車業界関係者のひとりは、

「本当にそうなるには50年スパンの長い長い年月がかかるという見方が大勢を占めていて、少なくとも近い将来にそれが実現できるという人は、自動運転推進論者を含めてほとんど誰もいない。それをやれるようになるかどうかのカギは、道路がクルマを誘導する外部管制方式を自律走行と併用できるような時代が来るかどうかだ」

 と語っていた。その人物に話を聞いてみたところ、今も認識はまったく変わっていないそうだ。

 用途、地域限定の自動運転車は出てきても、今のクルマと同じ使い方をドライバーなしでこなせるようなものが出てくるのははるか先。ただ、運転支援の高度化の範疇にとどまる自動運転も、認知、判断、操作の運転3要素におけるミスをカバーし、事故を防ぐという一点に限ってもバリューはきわめて大きい。

 また、自動運転は運転の疲労軽減にも効果があり、また驚くことに、作り方によってはクルマの楽しさをむしろ増やすポテンシャルも秘めている。

 筆者は2016年夏、メルセデス・ベンツの大型SUV「GLS」で東京〜鹿児島を走ってみた。そのクルマにはディストロニックプラスという先進安全システムが装備されていたが、果たしてそれを作動させるとドライバーのやることがなくなって運転が退屈になるかと思いきや、さにあらず。

 コンピュータ制御によってクルマの直進性は増し、動きはスムーズになり、また運転操作の負担が小さくなったことで景色への注意力は大幅に増した。作り方によっては自動化は、クルマをむしろ楽しいものにするのに役立つという方向性を見た気がした。

 2017年にはそんな自動運転に関する新しい技術が多数登場するだろう。また、それを巡る有力企業同士の合従連衡も注目に値する。

(2)電気駆動

 2016年はクルマを電気で走らせるというトレンドが加速する兆しを見せた年でもあった。

 よく、EV対燃料電池車、EV対プラグインハイブリッド(充電可能なハイブリッドカー)といった対立軸が取り沙汰されるが、実はそういう比較にはあまり意味がない。現時点では、全部アメリカの環境規制適合のためのアイテムの域を出ず、市場もきわめて小さいからだ。技術面もまだまだ未熟だ。

 が、クルマを電気で走らせるのは効率の面では非常にいいことは事実で、今後、この特性を生かすつもりのないメーカーもない。2017年はコストが高い、航続距離が短い、充電に時間がかかるといったEVの弱点を克服しようとする技術の開発競争が激化するものと考えられる。

 航続距離の実数については、ルノー・日産アライアンスがルノー「ZOE」で欧州モード走行時400kmにまで引き上げるなど、十分とは言えないまでも徐々に伸びてきている。また、プラグインハイブリッドはEV航続距離は短いが、バッテリーを最後まで使い切ることができるため、これまた結構EVらしく走れる。

 これらがもっと進歩するには、バッテリーの技術革新が必要。小さく軽いバッテリーに大量の電力を詰め込むことが可能になるような個体電解質、新電極、新電解液など、複数の技術が今年発表になるかもしれない。

 電池そのものの発達と並び、バッテリーに素早く電力をチャージする急速充電の改良も始まるだろう。

 欧州では自動車メーカーや電気設備メーカーが集まり、超急速充電の普及に取り組み始めた。これは現在の欧州充電規格の2倍近く、定格50kWの日本のChaDeMo急速充電器の実に7倍に相当するのに対し、350kWというものすごいパワーを持つ。

 ChaDeMoも100kW化が検討されているが、もう一段の技術革新が求められるかもしれない。いずれにせよ、EVの間口を一般顧客に広げていくためには大幅な技術革新が不可欠で、世界を巻き込んだ競争が展開されるだろう。

(3)IoT

 世の中で騒がれているIoT(Internet of Things=モノのインターネット)。コンピュータ制御が高度に進んだ今日のクルマはIoTへの親和性は高いはず。だが、日本の自動車メーカーはIoTに口先ではポジティブに取り組んでいると言うものの、実際にはおしなべて及び腰だ。

 クルマのIoTを本格的に行うとなると、ECU(車載コンピュータ)がクルマをどう制御しているか、そのかなり重要な部分まで公開する必要が出てくる可能性がある。

 技術志向が高く、それだけに技術の囲い込み意識が強い日本の自動車メーカーは、なるべく自分たちの秘中の秘としている部分がばれないよう、公開する範囲を慎重に選んでいる。IoTによるビジネスの変革をキャッチアップ、あるいは先取りするという観点では、この慎重姿勢は裏目に出る恐れがある。

 実際、日本メーカーが提唱するIoTの多くは、クルマを人とインターネットを結ぶデバイスくらいのものにとどまる。が、IoTにとって、顧客にドライブ情報やエンターテインメントを提供するというのは、むしろ枝葉末節の部分。

 クルマが「眠くないですか」と語りかける程度のことにどれほどの付加価値があるのかを考えれば、くだらなさが実感できよう。その観点では、前出の自動運転やクルマの電動化より、よほど日本陣営の立ち位置が心配になる分野だ。

 IoTに関して、技術的に一番進歩的な日本メーカーはトヨタだが、クルマの位置情報、制御情報などを積極公開し、クルマ単体については純粋にエモーショナル、省エネルギー、安全で勝負するという割り切りを一番持てているのは、オープンソースに慣れた欧州のルノーと協業している日産だろう。

 今後、自動車産業が頂点という意識を捨てて、囲い込んできた利権を手土産に、ITプラットフォームベンダーなど他業界とどれだけ良い関係を築けるかどうか。自動車メーカー側の意識改革がどういう形で出てくるかは、2017年の焦点になるだろう。

http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/445.html

[経世済民117] だから海外投資家は「黄金の国・ジパング」に殺到する(週刊ポスト)
             海外投資家は「黄金の国・ジパング」を目指す 


だから海外投資家は「黄金の国・ジパング」に殺到する
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170104-00010000-moneypost-bus_all
週刊ポスト2017年1月1・6日号


 トランプ相場で日本株が活況を呈している。「かつてない好景気」の波にいち早く反応しているのが海外投資家だ。日本市場を客観的視点からウォッチする彼らは、すでに黄金の国・ジパングへの大航海に乗り出している。

「2017年の日本株市場には魅力的な投資機会があると考えています。すでに外国人投資家は“日本買い”に動き出した」

 そう語るのはゴールドマン・サックス証券のキャシー松井氏。2016年1月から9月までに外国人投資家が売った日本株は約6兆円にも達したが、10月以降は資金流出が止まり、これまでに1.3兆円の買い越しに転じた。いま外国の投資家たちは、日本の株式市場に熱い視線を送っているのだ。

 背景にあるのはトランプ政権の誕生だ。仏系の資産運用会社コムジェストのリチャード・ケイ氏が語る。

「トランプの1兆円規模の経済対策と減税を好感してドルが急上昇し、世界が同時株高になった。その追い風が日本に集まっている」

 世界的株高の中で彼らが特に「日本株」を選ぶのには別の理由もある。前出の松井氏が語る。

「堅調な経済環境に加えて、外国人投資家はアベノミクスによる構造改革の具体的な進展に好感を持っている。特に株主の権利を適切に行使できるよう環境整備を促すなど、上場企業の行動指針を定めた『コーポレートガバナンス・コード』の導入により、企業に対する株主の関与の度合いが著しく高まり、欧米に近づいてきた。

 また、規制緩和により、日本を訪れるインバウンドの外国人旅行者数は2012年の800万人が2015年には2000万人にまで増えている。今後、日本株にはさらに上昇する“余地”が残されている」

■日本人投資家の「弱気」を外国人投資家は「信頼」

 フランスを拠点とする前出のケイ氏は、「欧州の投資家たちも、日本企業に高い関心を寄せている」と断言する。

「日本には実績があるのに知名度が低く、株価が過小評価されて割安な“お宝企業”が多い。優秀な日本企業と同じ職種の欧米企業を比較すれば株価の“お得感”は歴然です。

 例えば日本の重機メーカー『コマツ』と米国の『キャタピラー』を比較すると、コマツは世界シェアで上回るうえ増益基調ですが、キャタピラーの利益は横ばいです。ところがPBR(株価純資産倍率)などの株式指標で計算すると、コマツはキャタピラーより株価が3〜4割も割安です。

 2012年に米国の『グッドマン』を買収した後、世界一のエアコンメーカーになった『ダイキン』も同様です。そうした日本企業に注目し、長期的に投資しようという投資家が増えている」

 海外投資家の事情に詳しいパルナッソス社チーフ・ストラテジストの宮島秀直氏も外国人投資家による割安な日本株選好の傾向を指摘する。

「私が11月から1か月間に訪問した168社の欧米の大手投資機関のうち、159社が日本株に投資していた。その7割以上が、日本株をPBRの低い銘柄から選定していると回答しました」

 また、日本人投資家の“弱気”を外国人投資家は“信頼”していると前出・松井氏は指摘する。

「欧米では“期待”が株価上昇の最大の原動力だが、日本では多くの投資家が経済成長に懐疑的であり、日本株市場には期待による株価上昇がほとんどありません。株価上昇の主な要因は企業の利益成長です。そのため、外国人投資家は日本株市場の上昇を信頼している」

 バブルのような“期待”ではなく、実体を伴った「利益成長」がベースにあるため、日本株市場の上昇は「さらなる上昇」を導くのだ。これこそ外国人が憧れる「黄金の国」の最大の強みである。



http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/446.html

[原発・フッ素47] フランス原発で日本製の欠陥部品が大問題。国内原発17基にも使われている!? (日刊SPA!)
フランス原発で日本製の欠陥部品が大問題。国内原発17基にも使われている!?
https://nikkan-spa.jp/1262153
2016.12.30 日刊SPA!


フランスの原発で、日本製の欠陥部品が使われていることが判明。フランスでは大問題になっている。しかし日本ではほとんど話題になっていない。そこで専門家を直撃、この問題がどれだけヤバいのかをリポートする!

◆最悪の場合はメルトダウンの恐れあり!?

   
     交換作業のため、シェルブール港に搬入されたフラマンビル原発の蒸気発生器

 原発大国フランスで、原発12基が、緊急点検のために停止させられるという異常事態になっている。蒸気発生器や圧力容器などの原発の最重要部品の鋼材の強度不足が発覚したためだ。問題は、この強度不足の部品を提供した企業「日本鋳鍛鋼」は、日本の原発にも部品を提供しているということだ。

 日本の原発でも、強度不足の部品が使われている可能性があるのだが、原子力規制委員会は書面上のデータだけで「問題なし」としてしまっている。

「これはフランスのみならず、世界の原発業界全体を揺るがしかねない大問題です」。深刻な面持ちで語るのは、ショーン・バーニー氏。環境NGO「グリーンピース・ドイツ」で原発問題を担当する専門家で、今回発覚した強度不足問題についての調査や意見交換のため、緊急来日中だ。

「’14年末に建設中のフラマンビル原発3号機の原子炉圧力容器に使われている鋼材が基準を満たさないものであることが発覚し、ASN(フランス原子力安全局)は、同じような問題がないか、フランスで58基ある原発すべての調査を行うよう指示しました。その結果、18基の原発で類似の問題があるとされ、うち深刻だと思われる12基の原発を停止するよう、ASNは命令。順次、原発を停止して徹底的な点検を行っています。これらの停止命令が下された12基の原発に鋼材を提供していたのが、日本鋳鍛鋼です。そして、日本で再稼働した川内原発1号機、2号機など、日本でも17基の原発で日本鋳鍛鋼から供給された鋼材が使用されています。つまり日本においてもフランスと同じように、原発の最重要部品で強度不足の鋼材が使われている疑いがあるのです」(バーニー氏)

 具体的に、どのような問題が日本鋳鍛鋼の鋼材にあるのか。バーニー氏が解説する。

         
          ショーン・バーニー氏

「’95年から’06年にかけて日本鋳鍛鋼がフランスの原発に供給した鋼材には、基準値である0.22%を超える炭素が含まれており、特にトリカスタン原発1号機と3号機の蒸気発生器の鋼材は、0.39%という基準値の1.7倍もの高い濃度の炭素が含まれることが発覚しました。一般的に炭素濃度が濃い鋼材は、壊れやすくなります。こうした異常が見つかった鋼材が使われている部品は、いずれも『クラス1』に分類されるもの。つまり原発の安全機能の中で最も重要とされる部品です。だからこそ原発を停止させて点検を行う必要があるのです。私たちは、英国の原子力コンサルタントのジョン・ラージ博士に依頼し、この問題について分析をしてもらいました。ラージ博士はその報告書の中で、今回の問題で停止した原発の運転再開には、蒸気発生器を原発内から取り外し、新たなものに取り替える必要があると指摘しています。また、それは大変困難な作業で、時間や1か月あたり約1億5000万ユーロ(約183億円)もの莫大なコストがかかることや、新たな蒸気発生器をいくつも作る生産能力があるか、という点も同時に指摘しています」

◆そのまま放置すれば破局的事故の可能性も

 金属材料学が専門の井野博満・東大名誉教授も、炭素を多く含む鋼材が原発に使われることの危険性を懸念している。

「今回、問題になっている原発部品用の鋼材について『強度』という言葉がよく使われますが、より正確に言うと『破壊靭性』です。炭素を多く含む鋼材は硬くなりますが、その分脆くもなります。例えるならば、包丁などの刃物がそうです。硬くてよく切れますが、破壊靭性があまりないため、使っているうちに刃こぼれしてしまう。反対に、含まれる炭素が少ない鉄は、加わった力に対してのねばり強さ、つまり破壊靭性がある。なぜ原発の部品で破壊靭性が必要なのかというと『熱衝撃』、つまり急な温度の変化に耐えるためです。例えば、熱したガラスのコップに冷たい水を急に注ぐとパリンと割れてしまうことがあります。これと同じように、何らかのトラブルで原子炉に緊急冷却水を流し込まなければいけない場合に、原子炉の部品は急激な温度変化に耐えられる必要があります。ですから、炭素を多く含む鋼材でできた原子炉は緊急冷却の際の熱衝撃でダメージを負い、重大な事故を引き起こす可能性があるのです」

◆稼働中の原発を含む国内17基に欠陥部品!?

       
        「欠陥部分」疑惑!? 17原発マップ

 原発の危険性についての数々の著書がある小出裕章・元京都大学原子炉実験所助教も「原発の蒸気発生器や、圧力容器が壊れることは、絶対に避けないといけません」と強調する。

「フランスで見つかった事例では、蒸気発生器の下部の『水室』と呼ばれる部位で鋼材の強度不足があったのですが、これは、核燃料に直接触れる一次冷却水が流れるところですから、もし水室にヒビや穴ができたら大変です。そこから一次冷却水が漏れ、核燃料を冷やせなくなるという、原発で一番あってはならない極めて深刻な事態になります。フランスの事例では、圧力容器にも鋼材の強度不足が見つかりましたが、これは蒸気発生器より輪をかけて危険だと言えます。圧力容器は原子炉そのもので、ここに穴が開いたら、冷却のための水が原子炉内にたまらなくなってしまう。核燃料が冷却できなくなれば、核燃料が溶け落ちるメルトダウンが起きます。つまり、福島第一原発事故と同じか、最悪の場合、もっとひどい事故も起こりうるのです」

 もし国内17基の原発が強度不足という爆弾を抱えているのであれば、日本の存亡を左右しかねない大スキャンダルだ。だが、原子力規制委員会の対応には、あまり危機感が感じられない。早々と「日本鋳鍛鋼製の国内向けの製品については、いずれも製品中に規格で定められた炭素濃度を超えるような部分が残っているおそれはないと評価できる」との判断を示した(今年11月22日、第45回原子力規制委員会)。日本鋳鍛鋼や各電力会社から提出されたデータを根拠に「問題なし」としているが、バーニー氏はこれに疑問を呈する。

「日本の電力会社のデータ評価には、2つの大きな問題があります。原発用の鋼材には鍛造鋼と鋳造鋼という製造方法がありますが、最初から、鋳造鋼は調査の対象として除外されています。しかし、炭素偏析、つまり炭素濃度が不均一になり濃い部分ができるということが鋳造鋼でも起こるのです。ですから、鋳造鋼も調査対象にすべきです。もうひとつは、鋼材の製造当時のデータを評価していることです。しかし、完成した製品は検査する部位によって炭素過剰が検出されない場合もあります。ですから、製造当時のデータだけを見て問題ないと評価するのは適切ではありません」

 前出の井野氏も「規制委の調査は不十分です」と批判する。

        
          井野博満氏

「規制委が参考としているデータは、過去の分析データや解析結果だけで、実物の検査をやっていません。特に日本鋳鍛鋼がフランス向けの蒸気発生器のものとして出したデータは、鋼材中の炭素の割合についての予測値が0.29%とされていますが、誤差の設定が大きすぎて、最大値はフランスの基準値をはるかに超えた0.37%にもなります。これでは信頼のおけるデータだとは言えません。実際の部品を超音波などによる非破壊検査や原発部品の表面の分析を行うべきでしょう。これらの検査はすぐできるはずです。また、廃炉が決定している国内の原発で、実際の部品の破壊検査もしてみるべきでしょう」

 日本の規制委の呑気さに対し、ASNの調査は徹底している。「フランスは’14年末の問題発覚以来、約2年かけて徹底的な調査を行っています」とバーニー氏。

「製造当時の編集されていない生データや、外部表面の非破壊検査、超音波検査、計算による分析、問題の部品のレプリカを使用しての化学・機械検査や破壊検査、未使用の交換用の蒸気発生器を使っての検査などです。これだけのことをやって、フランスの多くの原発に深刻な問題があることが改めてわかったのです」

【ショーン・バーニー氏】
グリーンピース・ドイツ核問題シニアスペシャリスト。過去30年以上、原発の問題に取り組む。原発の鋼材強度問題を調査、日本側に伝えるために来日

【井野博満】
東京大学名誉教授。工学博士、専門は金属材料学。共著に『福島原発事故はなぜ起きたか』(藤原書店)『材料科学概論』(朝倉書店)など

【小出裕章】
元京都大学原子炉実験所助教。福島第一原発事故以前から原発の危険性を訴え続けてきた。『原発のウソ』(扶桑社)など著書・共著多数

― 原発17基[重大欠陥疑惑]を追う ―




http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/237.html

[経世済民117] 日経平均は大幅反発、大発会は終値で4年ぶり上昇(ロイター)
 1月4日、東京株式市場で日経平均は大幅反発。先物主導でじりじりと上げ幅を拡大し、高値引けとなった。写真は都内で撮影(2017年 ロイター/Kim Kyung Hoon)


日経平均は大幅反発、大発会は終値で4年ぶり上昇
http://jp.reuters.com/article/tokyo-stock-idJPKBN14O0GP
2017年 01月 4日 15:43 JST 


[東京 4日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は大幅反発。先物主導でじりじりと上げ幅を拡大し、高値引けとなった。終値ベースでは2015年12月7日以来の水準。連休中の堅調な海外指標を受けた米国株の上昇や円安進行を背景に、外需大型株や銀行株を中心に幅広い銘柄に買いが広がった。TOPIXは続伸。

年明けに公表された海外指標はいずれも強い内容となり、投資家心理は好転した。財新/マークイットが1日に発表した12月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が51.9となり、2013年1月以来の高水準。米12月ISM製造業景気指数も、1.5ポイント上昇の54.7と、2年ぶりの高水準を記録した。

ドル/円<JPY=EBS>が118円を超え、円安が進行したこともトヨタ自動車(7203.T)や日立製作所 (6501.T)など自動車・電機株の一段高を後押しした。東証33業種すべてが上昇し、売買代金は2兆6851億円と12月16日以来の活況。

4年ぶりの堅調な滑り出しとなった大発会に市場からは「海外投資家が大型の銀行株などを買っている。財政出動や減税などトランプ次期大統領の政策期待による上昇相場は12月末に失速したが、新年入りし、再開してきたようだ」(JPモルガン・アセット・マネジメント株式運用部ポートフォリオ・マネジャーの内田正樹氏)との声が聞かれた。

個別銘柄ではシャープ(6753.T)が大幅高。東証2部売買代金のトップとなった。台湾の鴻海精密工業(2354.TW)とシャープが出資している堺ディスプレイプロダクトは、中国広東省広州市に液晶表示装置(LCD)の製造工場を建設する計画を発表した。工場新設による中長期的な業績拡大期待を追い風とした買いが集まっている。

東芝(6502.T)は乱高下。不正会計問題を巡る粉飾決算の疑いが報じられたことを嫌気し一時6%を超す下げとなった。個人の短期資金とみられる買いによりプラス圏に浮上したが、2%安で引けた。

東証1部騰落数は、値上がり1851銘柄に対し、値下がりが121銘柄、変わらずが31銘柄だった。

日経平均.N225

終値      19594.16 +479.79

寄り付き    19298.68

安値/高値   19277.93─19594.16

TOPIX.TOPX

終値       1554.48 +35.87

寄り付き     1533.04

安値/高値    1532.56─1554.79

東証出来高(万株) 237573

東証売買代金(億円) 26851.68

(辻茉莉花)


http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/447.html

[政治・選挙・NHK218] NHK、受信料の徴収の仕方がヤクザ。マイナンバー普及宣伝のやり方と同じだ。禁じ手に頼るのか? 
NHK、受信料の徴収の仕方がヤクザ。マイナンバー普及宣伝のやり方と同じだ。禁じ手に頼るのか?
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/81974e677ac0c9174e9ece386f30a0c7
2017年01月04日 のんきに介護


サイト「情報速報ドットコム」が

「NHKが制度を見直し!事実上の義務化、テレビ保有の虚偽申告には罰則!申告なしは受信料支払い対象」

と題する記事がある。

ホラッチョ・安倍晋三の広報局と堕したNHKとの

受信契約を

強制するやり方について、

コメントしてあった。

「契約していない世帯にダイレクトメールを送り、本当にテレビがない場合は申告してもらう。申告がない世帯は『テレビがある』とみなす。ネット常時同時配信が認められた場合は、PCやスマホの世帯からも受信料徴収」

という方針は、

どこの国の話かと思う内容だ。

――どうしてこんなヤクザみたいな事が許されるんだか、未だに理解できん!
http://fb.me/623814wvR
2016年12月27日 00:23 〕—―

という

安西史孝‏@f_anzai さんのツイートに

一番、共感できた。


〔資料〕

「NHK、テレビ設置「申告制」提示 受信料制度を改革へ」

   産経新聞(2016/12/26(月) 21:00配信 )

☆ 記事URL:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161226-00000562-san-bus_all

 NHK改革で受信料に関する制度が変わりそうだ。NHKは12月の総務省の有識者会議で、受信契約を結んでいない世帯にテレビの設置状況を申告させる案を示し、事実上、法改正の検討を求めた。一方、インターネットで番組を常時同時配信することになれば、テレビの受信契約を結んでいない世帯からも料金を徴収したい考えだ。

 受信料の水準については、高市早苗総務相が引き下げを求めている。政府は平成29年、受信料を含むNHKの「三位一体」改革の議論を本格化させる。

 NHKが提示した案はイタリア公共放送が導入したもので、受信料の支払い率の向上が確認されたという。NHKの受信料の支払い率は77%にとどまっているが、「テレビがない」ことを理由に契約を結ばない世帯が多いようだ。

 改革案では、契約していない世帯にダイレクトメールを送り、本当にテレビがない場合は申告してもらう。虚偽の場合は罰則を科す一方、申告がない世帯は「テレビがある」とみなす。NHKは「視聴者、国民の理解を得ることが前提だが、契約収納活動の困難性を大幅に軽減できる」と強調している。

 このほか、インターネット常時同時配信が認められた場合、NHKと視聴契約を結んだスマートフォンやパソコンの保有世帯から受信料を徴収する。

 新制度で支払い率が向上すれば、1世帯当たりの受信料を引き下げる原資になり得る。(高橋寛次)




http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/572.html

[経世済民117] コラム:スピード違反の円安、正念場は秋か=植野大作氏(ロイター)
コラム:スピード違反の円安、正念場は秋か=植野大作氏
http://jp.reuters.com/article/column-forexforum-daisaku-ueno-idJPKBN14O07S
2017年 01月 4日 12:34 JST


植野大作三菱UFJモルガン・スタンレー証券 チーフ為替ストラテジスト

 1月4日、三菱UFJモルガン・スタンレー証券のチーフ為替ストラテジスト、植野大作氏は、今年のドル円が2桁円台の円高に逆戻りするか、120円超の円安になるかの鍵は秋までの米景気動向だと指摘。提供写真(2017年 ロイター)


[東京 4日] - 2017年のドル円相場が開幕した。1月2日に一時116円台に小緩む場面もあったが、その後は117―118円台に買い戻されて推移している。年末年始にありがちな攪(かく)乱需給による相場環境の急変が起きなかったことにホッとしている市場関係者は多い。

昨年のドル円相場は1年間で何度も風景が激変する大荒れの展開だった。想定外の価格変動にもみくちゃにされた市場関係者の売買疲れは著しく、「休むも相場」の年末年始を過ごしたドル円ファンが多かったのかもしれない。まずは無難な新春相場の船出だった。

ただ、つかの間の休息で英気を養った市場関係者の本格復帰が始まる今週から、マーケットは徐々に「戦闘モード」に転じるだろう。今年はどんな相場展開が待ち受けているのだろうか。以下、現時点における筆者の見解をまとめておきたい。

<年前半にスピード調整の公算大>

まず年前半に関しては、昨年終盤に加速した「トランプラリー」がいったんよどむ「スピード調整」の局面を迎えると見ている。昨年11月9日安値の101.20円から12月15日高値の118.66円まで、ドル円相場はわずか約5週間で17.46円も急騰したが、これを単純に延長すると今年3月末のドル円相場は160円前後に達する計算になる。

いくら何でも「スピード違反」の疑いが濃厚であり、どこかで自律反落が起きないと見る方が不自然な速度で吹き上がっている。通常、どんなに強い上昇ないし下降トレンドが発生している相場でも、一次関数のような動きには絶対にならない。自律反落や反転による短期的な「ジグザグ」は必ずあるものだ。

今月20日に発足するトランプ政権の政策に対する市場の期待が非常に強いのは事実だが、冷静な目で今後の米財政審議の日程を眺めると、2月頃に提出される大統領予算教書を皮切りに議会との協議が始まり、円滑な合意形成に至った場合でも現在の「オバマ予算」から「トランプ予算」に切り替わるのは、新しい会計年度が始まる10月以降になる。昨年終盤に猛威を振るった「トランプラリー」は、まだ実像が明らかでない「トランプノミクス」の良さそうな面ばかりを先行して織り込み過ぎている。

古今東西、新政権が発足する前後の時期には政治的な高揚感が盛り上がってメディアもマーケットも「いいとこ取り」の心理状態に陥りがちだ。しかし、先行して盛り上がる「景気の良い話」に対して「総論賛成」の空気が漂ったとしても、「一体誰が金を出すのか」という議論が始まると、必ずもめるのが人間社会の常だ。

実際、昨年の米議会選挙で上下両院の過半数を維持した共和党議員の中には、数年前に米国の市場を混乱させた「財政の崖」騒動の時に活躍した財政均衡論者も多い。トランプ次期大統領が主張する大規模な減税や公共投資に必要な財源問題は、今後の財政協議で議論されるだろう。例えば「社会保障の削減」や「輸入関税の一部引き上げ」などが財源論議の対象になるだけでも、市場が現実を見つめ直す機会を提供しそうだ。

<52週線が示す「アノマリー破り」>

もちろん、あれだけ強く米国経済の再生を主張する人物が次の大統領になる以上、最終的には景気浮揚効果のある経済政策が採用される可能性が高い。だが、市場が織り込む順番としてプラス面への期待が先行している場合、マイナス方向への削り込みを行う段階になると、「トランプラリー」によって上昇した分の何割かは自律反落の対象になるだろう。

具体的な調整幅をピッタリ当てるのは困難だが、仮に「5週間で17円超」という上昇幅の38.2%押しを見るなら1ドル=112円前後、半値押しまで意識するなら同110円前後が攻防のめどになる。米財政審議が始まった後、どこかのタイミングで115円割れはあるのではなかろうか。

だが一方で、米大統領選の前後で相場の景色が一変した現実は認めざるを得ない。テクニカル的に見ると、米大統領選後に急激に進んだドル高の結果、足元のドル円相場は筆者が「トレンド判定の師」として仰ぐ52週移動平均線を下から上へ大幅に突き破る水準へ巡航高度を上げている。

1990年代以降、下降に転じた52週線との「ファーストタッチ」がこれほど明確な「ファーストブレイク」に発展した前例はない。過去のドル円相場は長期トレンドがいったん下向きに転じると少なくとも1年以上はその傾向が続くケースがほとんどだった。

昨年の米大統領選後に観測された「トランプラリー」は、古参の市場関係者が培ってきた「日柄の感覚」を暴力的に破壊した。これほど見事な「アノマリー(経験則)破り」で相場観察の目線が一気に引き上げられた結果、平均的な市場参加者が頭の中に思い描くドル円売買の想定レンジは大幅な上方修正を強いられている。

この先、ドル円相場が自律反落に転じたとしても、それほど深く差し込まず、「浅い押し目」しか作らなかった場合、筆者が想定しているドル高・円安の「スピード調整」は、「水準」ではなく「時間」で進む可能性がある。その場合、今年中頃には52週線が上向きに転じて、ドル高・円安の大局観を持つ市場関係者が一段と増えるかもしれない。

<2桁円台に逆戻りか、120円台再トライか>

今年の大みそかになってドル円相場を振り返ったときに、昨年終盤に加速した「トランプラリー」が「だましのドル高サインだった」と評価されているのか、「前例破りのドル高シグナルだった」と言われているのか、今年前半のドル円相場はチャートフェイス作りの正念場になる。「市場の審判」は一体どちらに下されるのだろうか。

鍵を握るのは、今秋までの米国景気になりそうだ。足元で期待先行気味に加速したドル高による景気下押し圧力に潰されて米国経済がトランプ財政の稼動前に失速した場合、先行して盛り上がった期待の反動で「倍返し」のようなドル安・円高局面が到来する可能性がある。その場合、ドル円相場は昨年半ばに岩盤の堅さを誇った99円台のフロアーを突き抜け、今年の大みそかは「2桁円台」で越年するだろう。

他方、今後の米国経済が緩やかな拡大基調を維持したままトランプ財政による景気刺激が入るなら、「ほぼ完全雇用の経済にカンフル剤が打たれる」との期待がいよいよ実現することになる。その場合、昨年末に1年ぶりの利上げに踏み切った米国と、昨秋に導入した「長短金利操作付き異次元緩和」によって超低金利策の持久力を高めた日本との金融政策の印象格差が、ドル高・円安圧力を育む温床になりそうだ。

こちらのシナリオが実現するなら、「トランプラリー」による急激なドル高は、当初こそ期待先行の「勇み足」だったが、後から見れば「先見の明」があったと市場で評価され、年後半のドル円相場はドル高方向に切り返してくるだろう。具体的な水準を特定するのは至難だが、今年の大みそかには120円絡みの攻防もあるのではなかろうか。

どちらのシナリオが実現するかについては、イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長がいつも言っているように、「データ次第(Data-dependent)」で判断するしかない。

足元の経済指標を見ると、米国景気は堅調に推移しており、年後半にはドル高基調が復活する可能性が高そうだが、「トランプノミクス」に対する市場評価は今後始まる米予算協議を見るまで固まらない。政策的な不透明感が非常に強い時期であるがゆえ、丁寧な事実確認の積み重ねが大切だ。今後の米財政審議に目配せしつつ、地道な米経済指標観察に軸足を置いた相場予測を心掛けたい。

*植野大作氏は、三菱UFJモルガン・スタンレー証券のチーフ為替ストラテジスト。1988年、野村総合研究所入社。2000年に国際金融研究室長を経て、04年に野村証券に転籍、国際金融調査課長として為替調査を統括、09年に投資調査部長。同年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画、12月より主席研究員兼代表取締役社長。12年4月に三菱UFJモルガン・スタンレー証券入社、13年4月より現職。05年以降、日本経済新聞社主催のアナリスト・ランキングで5年連続為替部門1位を獲得。

*本稿は、ロイター日本語ニュースサイトの外国為替フォーラムに掲載されたものです。

(編集:麻生祐司)



http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/448.html

[政治・選挙・NHK218] 大阪(無法地帯)の闇(simatyan2のブログ)
大阪(無法地帯)の闇
http://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-12234867832.html
2017-01-04 14:43:32NEW ! simatyan2のブログ


2017年、平和な元日を過ごした人が大半だと思いますが、
各地で場所によっては修羅の街特有の事態が発生しています。

治安の良さが売り物の日本も、一歩裏に踏み込むと非日常的
な無法世界を垣間見ることになるのです。

その中でも大阪は筆頭格じゃないでしょうか?

元旦、若者の車離れも何のその、昭和を蘇らせるべく中年暴走族
がパトカーを襲撃し、壊しています。

0:00 / 2:31
元日に大阪のドリフト集団が大暴走 覆面パトカーを破壊 2017年1月1日


煽ってる連中も馬鹿ばかりですが、こういうときの警察も本当
にだらしないですね。

まあ大阪府知事の松井一郎からして元暴走族のチンピラなので
取り締まるつもりも無いのかも知れません。



この松井大阪府知事は、チンピラ集団の日本維新の会の代表でも
あるわけですね。

少し前まで代表をやっていた橋下徹は今は顧問です。

その橋下徹は、「日本の闇」の象徴、飛田新地の遊郭(売春宿)で
顧問をしてました。



飛田遊郭


これが料理旅館に見えますか?



今もなお橋下総合法律事務所として請け負ってるようです。



この橋下徹の弁護士仲間の吉村洋文が現在の大阪市長で、
百田尚樹と共に「やしきたかじん」の遺産相続の遺言書を
製作した人物でもあります。



こうした闇に関わる人たちは全て、読売テレビが生んだ
「やしきたかじんファミリー」です。

安倍首相


菅官房長官


松井一郎(日本維新の会代表)


橋下徹(日本維新の会顧問)


たかじんの死後は、シンクタンク代表の辛坊治郎がファミリーを
引き継いでいます。



つまり大阪の闇が無くならないどころか、読売グループに
よって大阪の闇は更に深くなったのです。

そして今、このグループは東京五輪を小池百合子で固めた後、
大阪に万博を誘致するため安倍晋三と策謀を練っている最中です。





http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/573.html

[政治・選挙・NHK218] <次期衆院選>野党協力で逆転58区 14年基に試算 与党は「3分の2」を大きく割り込み、270議席前後まで減らす可能性…
     4野党の幹事長、書記局長会談=国会内で2016年10月5日、川田雅浩撮影


<次期衆院選>野党協力で逆転58区 14年基に試算
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170104-00000005-mai-pol
毎日新聞 1/4(水) 7:30配信

 衆院議員の任期(2018年12月)が残り2年を切り、安倍晋三首相は年内の衆院解散を探る。次期衆院選は自民、公明両党が衆院の3分の2を超す議席を維持するか、野党が巻き返すかが焦点。14年衆院選の結果に基づく毎日新聞の試算によると、民進、共産、自由、社民4党が候補者を一本化すれば、計58の小選挙区で与党の現職を逆転する可能性がある。

 試算で野党4党が勝利する「逆転区」は、北海道ブロック5▽東北9▽北関東8▽南関東4▽東京8▽北陸信越6▽東海5▽近畿6▽中国1▽四国1▽九州5−−で東日本に多い。

 衆院の現有議席は自民党292、公明党35の計327議席。比例代表の獲得議席を前回並みと仮定すると、次期衆院選の小選挙区で野党4党が協力した場合、与党は「3分の2」(317議席)を大きく割り込み、計270議席前後まで減らす可能性が出てくる。

 ただ「逆転区」のうち51選挙区では4党系の候補予定者が競合し、現時点で「すみ分け」は秋田3区、福島5区、神奈川12区、長野4区、愛知4区、香川1区、熊本1区の7選挙区にとどまる。

 一方、毎日新聞の3日現在の集計では、次期衆院選の小選挙区に883人(男性755人、女性128人)、比例代表に55人(男性46人、女性9人)の計938人が立候補を予定。自民党が298人で、共産党274人▽民進党219人▽日本維新の会45人▽公明党35人−−などとなっている。【中田卓二、吉田啓志】

 ◇試算の方法

 2014年衆院選の小選挙区で、当時の民主、共産、生活、社民4党と、この4党系無所属、維新の党の一部が得た票数を合計し、自民、公明両党の当選者と比較した。維新の党に関しては、後に民進党に合流した候補者の票を加算し、現在の日本維新の会系候補の票は除外した。北海道5区、東京10区、京都3区、福岡6区は昨年行われた補選の結果を用いた。

































http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/574.html

[政治・選挙・NHK218] 真相!!  水素爆発の元凶は安倍晋三だった 
                  デタラメ答弁の罪は大きい(首相官邸ホームページより)


真相!!  水素爆発の元凶は安倍晋三だった
http://79516147.at.webry.info/201701/article_34.html
2017/01/04 17:59 半歩前へU


▼水素爆発の元凶は安倍晋三だった
 故郷を追われた多くの被災者を生み、放射能をまき散らし、農作物を汚染し、国土や海を汚し続けているフクイチ(東電福島第一原発)。だが、この重大事故で語られてこなかった事実がある。首相、安倍晋三の罪だ。

 福島水素爆発の元凶は安倍晋三だった。安倍が事前警告に従って対策を講じていれば原発の爆発は起きなかった。放射能の流失は起きなかった。“福島爆発”は安倍晋三の「犯罪」である

 第一次政権で安倍首相は国会で福島原発事故と同じ事態が起きる可能性を指摘されながら、「日本でそういう事態は考えられない」と対策を拒否した。

 原発事故から5年前の国会質問。京大工学部原子核工学科出身の吉井英勝(共産党)は原発が地震や津波で冷却機能を失う可能性があると再三、追及した。

 第一次安倍政権が誕生して3カ月後の2006年12月13日に「巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から国民の安全を守ることに関する質問主意書」を政府宛に提出。電源喪失により原子炉が冷却不能となる危険性を指摘した。

 これに対して、同年12月22日、「内閣総理大臣 安倍晋三」名で答弁書が出たが、質問に何一つまともに答えず、平気でデタラメを強弁。

 この中で吉井は「原発からの高圧送電鉄塔が倒壊すると、原発の負荷電力ゼロとなって原子炉停止だけでなく、停止した原発の機器冷却系を作動させるための外部電源が得られなくなるのではないか」と疑問を投げかけた。

 安倍の答弁書は、「外部電源から電力の供給を受けられなくなった場合でも、非常用所内電源からの電力により、停止した原子炉の冷却が可能である」

 吉井は「自家発電機の事故で原子炉が停止するなど、バックアップ機能が働かない原発事故があったのではないか」とたたみかけた。

 これについても、安倍は「わが国において、非常用ディーゼル発電機のトラブルにより原子炉が停止した事例はなく、また、必要な電源が確保できずに冷却機能が失われた事例はない」と一蹴。

 吉井はスウェーデンのフォルスマルク原発で、4系列あったバックアップ電源のうち2系列が事故にあって機能しなくなった事実を指摘。

 「日本の原発の約6割はバックアップ電源が2系列ではないのか。仮に、フォルクスマルク原発1号事故と同じように、2系列で事故が発生すると、機器冷却系の電源が全く取れなくなるのではないか」と糾した。

 すると、安倍はこう言い切った。
「わが国の原子炉施設は、フォルスマルク発電所一号炉とは異なる設計となっている。同様の事態が発生するとは考えられない」

 吉井が問題にしているのはバックアップ電源の「数」であり、原子炉の設計とは関係ない。実際、福島原発はバックアップ電源が全部ダメになって、あの深刻な事故が起きた。

それを安倍は「設計が違うから、同様の事態が発生するとは考えられない」とデタラメを強弁していたのだ。

 世界を震撼させる重大事故を起こした最大の原因は、「バックアップ電源の喪失」である。もし、安倍がバックアップ電源の検証をして、海外並みに4系列に増やす対策を講じていたら、福島原発事故は起きなかったかもしれない。

 安倍は重大な罪を犯しながら、反省する素振りも謝罪する様子もない。それどころか、原発事故の直後から、海水注入中止命令などのデマをでっちあげて菅直人首相を攻撃。その罪を民主党にすべておっかぶせ続けてきた。その厚顔ぶりにア然とさせられる。

詳しくはここをクリック
http://lite-ra.com/2015/03/post-933.html


安倍首相が原発事故前に「全電源喪失はありえない」と地震対策を拒否していた(リテラ)
http://www.asyura2.com/15/senkyo181/msg/340.html

もう一度言う、福島原発事故の主犯は安倍晋三だ! 第一次政権時に地震対策拒否、事故後もメディア恫喝で隠蔽…(リテラ)
http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/655.html


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/575.html

[政治・選挙・NHK218] 安倍サマのためならデマも平気で垂れ流す、安倍政権御用ジャーナリスト大賞を発表! 2017年もコイツらには要注意(リテラ)
  左・フジテレビ『ワイドナショー』番組ページより/中・日本経営開発協会HPより/右・テレビ朝日『報道ステーション』番組出演者ページより


安倍サマのためならデマも平気で垂れ流す、安倍政権御用ジャーナリスト大賞を発表! 2017年もコイツらには要注意
http://lite-ra.com/2017/01/post-2828.html
2017.01.04. 安倍政権御用ジャーナリスト大賞  リテラ


 昨年2016年は『報道ステーション』(テレビ朝日)から古舘伊知郎が、『NEWS23』(TBS)では膳場貴子と岸井成格が、『クローズアップ現代』(NHK)で国谷裕子が一気に番組を降板するという異常事態が起こった。いずれも安倍政権が目の敵にしてきたキャスターたちだ。

 その一方、テレビでは“安倍応援団”であるジャーナリスト、文化人たちが跋扈。「権力の監視」という使命も忘れ、ただひたすらにヨイショに励んだ。結果、安倍政権で噴出した白紙領収書問題も、大臣たちの賄賂疑惑や女性スキャンダルも国民にしっかりと伝えられることなく覆い隠されてしまった。

 今回は、そうして報道を機能不全に陥らせている元凶ともいうべき「安倍アシスト隊」であるジャーナリスト、文化人をランキング形式で振り返りたい。


7位●岩田明子(NHK政治部記者、解説委員)

失態をすべて美化する「安倍首相にもっとも近い女性記者」

 安倍政権の広報部と化しているNHKにおいてもっとも露骨に安倍首相の功績をアピールする岩田記者。2007年に安倍首相が退陣した際には体重が5キロも減り、精神不安定になったとさえ言われるほどで、その盲信ぶりに「安倍教の信者」「安倍の喜び組」とも揶揄されている。
 もちろん、昨年も安倍首相の広報に精を出し、真珠湾訪問では「(安倍首相には)日米の間に刺さった、いわば心のトゲを抜き去って戦後を完全に終わらせたい、こういう思いがあった」などと気持ち悪い解説を展開。とくに9月に放送された『クローズアップ現代+』では、プーチン大統領からの贈り物エピソードを語り、日本政府関係者の「まるで日本への島の引き渡しを示唆しているように見えた」という言葉を披露、“安倍首相が領土問題を解決するはず!”と、さんざん盛り上げた。

 しかし、肝心のプーチン来日による日露首脳会談も大失敗で終了。すると岩田記者はその日の夜の『時論公論』で安倍首相が乗り移ったかのように「新しいアプローチ」というフレーズを連発して空疎な外交成果を大々的に喧伝した。“総理のやることは何でも素晴らしい”と言わんばかりのその姿は、もはや痛々しいほどである。


6位●青山和弘(日本テレビ報道局解説委員、政治部副部長)

単独インタビューのご褒美でフォローに走る「政権の腹話術人形」

 2015年の安保法制議論では「この法案が廃案にされては困りますので、うまくこう、巻き込んでいく」と安倍首相の思いを代弁して見せたことで本サイトが“政権の腹話術人形”と命名した青山記者は、2016年も絶好調。憲法記念日を目前にした4月下旬には安倍首相の単独インタビューをおこない、そこで安倍首相は憲法改正の必要性を強調するという舞台を用意した。

 そんななかでも、プーチン来日時には岩田記者同様、フォロー係として邁進。領土返還は絶望的であることは明白だったが、『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ)での解説で青山記者は「共同声明は出さない。共同声明を出すとなると大変なんで」などと官邸に代わって言い訳を開始。司会の宮根誠司も「ああ、共同声明だとおおごとになりすぎるんでね」と言い、一緒になって外交の失敗を公にするまいと励んだ。

 ちなみに青山記者は、15年に『安倍さんとホンネで話した700時間』(PHP研究所)なるヨイショ本を出版。そのなかで〈メディアは真っ当な批判、正確な反論を続ける本当の力、強さが試されている〉などと述べている。実態は安倍首相の腹話術人形のくせに、この上から目線──政治部副部長がこんな態度なのだから、日テレの報道に期待しようというのが無理な話なのだ。


5位●辛坊治郎(キャスター)

デマを流してまで安倍政権をアシストする「大阪の腰巾着」

 ネトウヨ製造番組『そこまで言って委員会NP』(読売テレビ)で司会を務め、安倍首相にとって大阪の腰巾着となっている辛坊治郎だが、昨年も2月20日には冠のラジオ番組『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』(ニッポン放送)に安倍首相が生出演。安倍首相は「辛坊さんの番組に出るというのは大きなリスクなんですが(笑)」などと語ったが、何をか言わんや。辛坊は「(北方領土問題を)動かせるのはプーチン・安倍しかいない」と盛大にもちあげた。

 だが、辛坊が本領発揮するのは、日々の“政権アシスト”ぶりだ。たとえば、3月6日放送の『委員会』では、国民が支払った年金積立金140兆円を「ゴミみたいな額」と述べ、安倍政権が拡大させた公的年金の株式運用についても「こんなもの株で全部損したところで、年金財政全体に与える影響はゴミみたいなもの」と断言。また、稲田朋美防衛相ら閣僚の白紙領収書問題が取り沙汰されたときは、「(帳簿が)合ってる限りはじつはそんなに問題はない」(読売テレビ『朝生ワイド す・またん!』での発言)と言い放った。一般社会では文書偽造罪に問われる問題なのに“政治家の慣行だから”と目をつぶったのだ。

 さらに、辛坊は高江のヘリパッド建設工事問題でも「高江の地元ではヘリパッドを早くつくって欲しい人が圧倒的に多い」とデマを流したが(既報【http://lite-ra.com/2016/10/post-2640.html】)、先月起こったオスプレイ墜落でも「夜間の空中給油、怖いだろうな〜」と、周辺住民の安全よりも米軍を心配。「少なくとも降りるときはコントロールできていますからこれは間違いなく不時着です」と断言した。

 辛坊は朝日新聞のインタビューで「安倍政権になって、メディアの縛りが厳しくなったと言う人がいますけど、私はまったくそうは思いません」などと語っているが、そりゃこれだけ擁護しているのだから当然というもの。逆にここまで“偏向”を極める辛坊が野放図になっている事実こそ、都合の悪い報道だけを締め上げようとする安倍政権のメディア圧力の実態を表しているのだ。

 それにしても、ここまで目に余る言論を展開する者が報道キャスターを名乗っていることに戦慄を覚えるが、不幸中の幸いは、いずれもローカル番組での発言ということ。昨年はTBSの全国ネットでメインMCとしてゴールデン進出を果たしたものの3カ月で打ち切りとなったが、これ以上、この男をのさばらせてはいけないはずだ。


4位●後藤謙次(『報道ステーション』コメンテーター)

自民党から金を受け取っていた過去も!「ダラダラ解説」で安倍政権をフォロー

 昨年4月、古舘伊知郎の降板とともに『報ステ』の月〜木曜コメンテーターとなった元共同通信社編集局長の後藤謙次。いまではダラダラと論点のボケた解説をして視聴者を煙に巻き、しかし結果的に安倍政権をフォローするという芸を身につけたようだ。

 なかでも、昨年5月に沖縄で起こった米軍属男性による強姦殺人事件へのコメントは、後藤のスタンスが露わになった。このとき、最初は「政府は早急にアメリカ政府に対して厳重抗議をするべき」「政府は果敢に動くことが大切」と語っていた後藤だが、岸田文雄外相とケネディ駐日米大使の会談が開かれるという速報が入ると「政府はやっぱり早く初動しようということだと思うんですね。この問題を封じるということだと思うんですね」と述べたのだ。

 つまり後藤が「政府は果敢に動くことが大切」と述べていたことの真意は、厳重抗議を行うことではなく「問題を封じる」こと、ようするに事件への怒りの声が沖縄で広がり、外交や政治問題へと発展する前に、政府は事件を「封じ」るべきだと述べたのだ。後藤が政権側に立って物事をみて解説していることは明白だろう。

 だが、それも当然だ。後藤には2011年から13年にかけて自民党の政党交付金から約37万円が支払われていたことが発覚。「遊説及び旅費交通費」として処理されていることから講演会に登壇した際のギャラと交通費と思われるが、安倍首相と会食する“お仲間”なだけでなく、政党から金をもらって“スポークスマン”となっているのだ。

 これで報道番組のコメンテーターを平気な顔をして務めているのだから、厚かましいにもほどがある。


3位●松本人志

孤高の芸人もいまは昔…安倍首相と同調し尻尾を振る「権力の犬」

 安保法制議論で「安倍さんがやろうとしていることに対して『反対だ!』っていう意見って、意見じゃないじゃないですか。対案が出てこないんで」と見事な安倍話法を踏襲させてみせ、すっかり安倍政権応援団に仲間入りした松本人志。こうしたエールに気を良くしたのはもちろん安倍首相で、昨年4月には『ワイドナショー』(フジテレビ)についに出演。熊本大地震の発生で放送は5月に延期されたが、そもそも予定されていた放送日は衆議院補欠選の選挙期間中で、安倍首相はこの前哨戦のために、自分の味方である松本と同番組を利用しようとしたのだ。

 選挙期間中に単独で情報バラエティ番組に出演……これぞまさに公平中立に反した放送法違反と言うべき放送が行われるところだったのだが、しかし、実際の放送を見ると、松本は安倍首相に利用されたわけではなかった。自ら尻尾をブンブン振り回していたからだ。

 たとえば松本は、安倍首相と同じように「おじいちゃん子だった」と言うと、「おじいちゃんたちが守ってきた日本が僕は大好き」「どこの国にも指図されたくないし、もうどこの国にも謝ってほしくないなって思う」と、ネトウヨでも言わなさそうな頭の悪い話を展開し、安倍首相に露骨に迎合したのである。

 おそらく、松本人志という芸人は想像以上に権力に対して弱いポチ体質をもっている、ということなのだろう。実際、松本は安倍首相が退場するとき、座ったまま4回ほど頭を下げた後、最後にさらに立ち上がり、90度体を追って深々とお辞儀していた。こんな礼儀正しい松本は見たことがない。

 孤高の芸人もいまでは権力の犬。──他の自称ジャーナリストたちとは違い、松本は図抜けた注目度を誇るだけに、その罪は深い。


2位●山口敬之(ジャーナリスト、元TBS記者)

「安倍首相と温泉に行った」と自慢しプロパガンダを垂れ流す癒着ジャーナリスト

 昨年6月、気持ちが悪いほどの安倍礼賛本『総理』(幻冬舎)を発表し、一躍“安倍応援団”の大型新人として名乗りを上げた山口敬之。じつは前職のTBS官邸担当記者時代から、NHKの岩田明子、産経の阿比留瑠比と並んで“安倍の太鼓もち番記者三羽烏”と呼ばれていた典型的な癒着ジャーナリストなのだが、本の出版を機にワイドショーに進出。“安倍首相のことなら何でも知っている”と言わんばかりの態度でプロパガンダを流すようになったのだ。

 たとえば、先月のプーチン来日時には『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日)に出演し“安倍首相に大谷山荘へ2回連れていってもらった”“相当仲良くならないと連れていってもらえない”と自ら語り、御用ジャーナリストっぷりを恥ずかしげもなく開陳したかと思えば、「まだあまり新聞には出ていませんが、プーチン大統領に対して『ロシアの法制度でも日本の法制度でもない枠組みで北方4島の共同経済協力をしましょう』と、これ繰り返し言ったそうです」などと述べた。つまり「北方領土返還」という外交ハードルを下げるためにポイントをずらしにかかったのだ。

 また、トランプ会談の際も、いかに安倍首相がトランプから特別待遇を受けているのかを熱心に語り、会談終了から30分ほど経った段階で「私、現地の関係者からついさっき話を聞いたんですが」と前置きし「日米同盟についてと、TPPについては、それぞれが自分のいまの考え方を述べられたと見られています、ほぼそういうことのようです」「(TPPのように)多国間でもルールをつくっていく、これが中国に対してもいいメッセージになるんだというのが日本のこれまでの立場ですというのを伝えたはずです」と解説した。同時刻にここまで会談の詳細を伝えたメディアはなかったが、これは安倍の側近からもたらされた事前情報をそのまま喋ったか、あるいは自分で政権の意向を忖度して適当に話したとしか思えないものだ。

 そんなものを垂れ流すことはジャーナリストの仕事ではないが、しかし今年はさらにこの山口がワイドショーで活躍することは必至。新顔だからと油断せず、この男の解説には十分に注意を払ってほしい。


1位●田崎史郎(時事通信社特別解説委員)

待機児童問題でもデマ、寿司だけじゃなく自民党から金も! 自他ともに認める「安倍政権の代弁者」

 安倍首相と会食を繰り返していることからネット上で“田崎スシロー”と揶揄されている田崎史郎だが、昨年も相変わらずメディアに引っ張りダコ。既報の通り【http://lite-ra.com/2016/12/post-2764.html】、『ひるおび!』(TBS)では司会の恵俊彰にも“政権の代弁者”というお墨付きが与えられたが、毎日のようにワイドショーで安倍政権をバックアップするその働きぶりで、当ランキングもぶっちぎりの1位となった。

 たとえば、先月9日放送の同番組で田崎は、カジノ法案を「会期内に必ず成立させるっていう決意でやっている」と、視聴者ではなく政権サイドに立って解説。しかも、ほかの解説者から強行的なスケジュールに対して批判が起こると、「政権側はどうしようとしてるかっていう説明を僕はしているんです!」と言って“政権の代弁者”であることを自分から強調するという醜態までさらした。

 さらには、3月に「保育園落ちた日本死ね!!!」のブログに端を発した待機児童問題が話題になった際は、「いい小学校に入れるためにはいい幼稚園、その前にいい保育園に入れなければいけない、その人気の保育園に集中していて、そこに入ろうとすると結果的に待機児童になってしまうと。そういう面もあるんですね」などと、保育園不足をお受験問題と意図的に混同しすりかえるデマ発言までしている。

 だが、こうした言動こそ田崎の特徴であり、同時に安倍首相と共通するものだ。現に安保法制のときも、共演者の室井佑月が“多くの国民が反対している”と述べると、田崎は「『国民』って誰のことですか? どこにいるんですか?」と発言。国民を軽視していることを開き直って堂々と居直るなんて、政治家は無論、ジャーナリストとしても信じがたい態度だろう。

 しかし、この田崎スシローにジャーナリズムなんぞを問うほうがバカバカしい話なのかもしれない。というのも、前出の後藤謙次同様、田崎もまた2013年に自民党本部から合計26万360円が支払われていることが判明。しかも、そのカネの出どころは政党交付金であり、言うまでもなく原資は国民の血税だ。

 このような人物をありがたがってコメンテーターに採用すること自体がバカげているが、田崎にはとにかく「恥を知れ」と言いたい。

………………………………………………………………………

 ……いかがだろうか。めまいがするようなランキングとなってしまったが、こうした者たちが権力の思惑を代弁することで事実を隠蔽し歪めている、それがこの国の実情なのだ。そして、今年も安倍政権の暴走を彼らがアシストしていくことは目に見えている。だからこそ、視聴者がきっちり監視することが重要になってくるだろう。

(編集部)



http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/576.html

[原発・フッ素47] 真相!!  水素爆発の元凶は安倍晋三だった :政治板リンク
真相!!  水素爆発の元凶は安倍晋三だった 

http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/575.html


http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/238.html

[政治・選挙・NHK218] 安倍外交を持ち上げる大メディアの恐るべきトンチンカン(日刊ゲンダイ)
   


安倍外交を持ち上げる大メディアの恐るべきトンチンカン
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/196919
2017年1月4日 日刊ゲンダイ 文字お越し

  
   正月休みもゴルフを満喫(C)日刊ゲンダイ

 何が起きるか分からない。混沌の年の幕開けだ。今月20日には、米国で暴言王トランプが新大統領に就任。ドイツやフランスなど欧州各国でも重要な選挙が予定されていて、極右勢力の台頭に注目が集まる。米ロ関係、中国と各国との距離感をはじめ、国際情勢はガラッと変わり、これまで日本人が無自覚に受け入れてきた世界秩序が一変するかもしれない。ところが、相変わらず安倍首相の言動を無批判に垂れ流し、日米同盟を盲目的に持ち上げているのが、この国の大メディアなのである。

 記憶に新しいところでは昨年末、安倍の真珠湾訪問を伝えた礼賛報道もひどかった。

「耳を澄ますと、寄せては返す波の音が聞こえてきます。降り注ぐ陽の、やわらかな光に照らされた、青い、静かな入り江。私の後ろ、海の上の、白い、アリゾナ・メモリアル……」

 アリゾナ記念館をオバマ大統領とともに訪れた安倍が、強風にあおられて髪を振り乱しながら読み始めた演説は、聞いている方が恥ずかしくなるくらい甘ったるいものだった。

「この地で命を落とした人々の御霊に、ここから始まった戦いが奪った、全ての勇者たちの命に、戦争の犠牲となった、数知れぬ、無辜の民の魂に、永劫の、哀悼の誠を捧げます。戦争の惨禍は、二度と、繰り返してはならない」――。

 紋切り型の表現を羅列しただけの安倍の演説には、歴史作家の保阪正康氏も朝日新聞(12月29日)で「戦争の一部だけを切り取り、ポエムのように語っている感じだった」と苦言を呈していたが、お涙ちょうだいの「ポエム」をメディアはことさら感動的に取り上げ、「歴史的瞬間だ」「和解の力だ」と称賛するのだ。政治評論家の森田実氏が言う。

「日本が米国の従属国という事実を覆い隠すことに、メディアや御用学者は必死です。日米同盟は厳然とした軍事同盟なのに、美しい友情で結ばれた気高い関係のごとく賛美して、真実を見えなくしている。和解の力というなら、まずは基地問題で対立する沖縄との和解の方が先でしょう。どっちを向いて政治をしているのかという話です。本土だって本質的には沖縄と同じで、米国に軍事的にも経済的にも支配されている。それを安倍政権やメディアは、友情の同盟などという架空の物語で隠蔽し、従属国の卑屈な行為を合理化しているのです」

  
   「希望の同盟」の欺瞞(C)AP

加害者側が「寛容」を求める筋違い

 演説では、米国の作家アンブローズ・ビアスの詩「To E.S. Salomon」から「勇者は勇者を敬う」の一節を引用し、「戦い合った敵でも敬意を表する。米国民の寛容の心だ」と持ち上げていたが、安倍もスピーチライターも、この詩の本来の意味を理解しているのかどうか。

「悪魔の辞典」で有名なビアスの作風は、徹底した冷笑とアイロニーで知られている。この詩も、南北戦争で亡くなった南軍兵士を手厚く葬ることに反対した北軍士官の「非寛容」な態度を、痛烈に皮肉ったものだ。

 安倍のスピーチは、いつだって上っ面の言葉だけで奇麗事を並べ立てるのが特徴で、だから、こういうトンチンカンな引用になる。

 大体、RPG(ロールプレーイングゲーム)の「ドラゴンクエスト」じゃあるまいし、戦没者に対して勇者、勇者の連呼はどうなのか。ゲームキャラのマリオに扮してご満悦の首相だから仕方ないのかもしれないが、悲惨な戦争も、しょせんはゲーム感覚でしか捉えていないように見える。

 早大法学学術院教授の水島朝穂氏は、新年のブログでこう書いていた。

〈そもそも安倍首相が「寛容の心」を語ることに違和感がある。「寛容の心」は侵略戦争を開始した側が侵略された側に示すものではない。中国や東南アジア、韓国などに対して、日本から「寛容の心」を求めることは筋違いである。米国との間で言葉だけの「寛容の心」を示して(戦争の性格などについては棚上げして)、「過去」に強引に決着をつける。真珠湾攻撃とヒロシマ・ナガサキとを同列に並べて、日米がともに「寛容の心」を示して、謝罪なしに「和解」しようという段取りだとすれば、真の和解にはつながらない〉

 加害者側が謝罪もせずに、相手に「寛容」を求め、未来志向などとうそぶくのは、言葉遊びでしかないということだ。もちろん、真珠湾で謝罪の言葉はなかった。

「それどころか、真珠湾に同行した稲田防衛相は、帰国するなり靖国神社に参拝し、安倍首相はゴルフと娯楽映画観賞にふけっていた。あまりに不誠実な態度で、やはり、真珠湾での不戦の誓いも口から出任せだったかと国際社会は呆れたはずです。米国に忠誠を誓う一方で、日本の侵略や戦争犯罪を頑として認めず、アジア諸国に対して一方的に和解と寛容を求める。そうやって、不都合な事実にフタをしようとしているだけだと見抜かれています。そこをメディアがきちんと批判しないから、勘違い首相がますますつけ上がり、日本は世界から不信の目で見られる一方です」(政治評論家・本澤二郎氏)

■時代遅れの新自由主義に固執する愚

 年明けの新聞各紙の社説でも、安倍が自由主義世界の牽引役を務めるべし、みたいな論調が目立った。欧米で保護主義が台頭していることを憂うふうを装いながら、「日本が自由貿易の旗手になるべきだ」とけしかける。要はTPPの推進であり、安倍ヨイショの一環だ。中には「粘り強くトランプを説得すべし」なんて笑っちゃうような言説もある。

 核能力強化や軍拡競争にも言及し、次々と米国第一主義の本性を露わにするトランプを「説得する」ことが、日米の力関係や、安倍個人の能力からいってあり得ないというだけでなく、時代の潮流が見えていない。トランプ大統領を誕生させたのも、欧州で極右勢力が支持を集めているのも、根底にあるのは経済問題だ。新自由主義に対する大衆の抗議、反発が顕在化したわけで、あちこちで資本主義の限界が露呈している。それなのに、何周も遅れて、「アベノミクス」などという新自由主義と心中しようとしているのが今の日本だ。そこに警鐘を鳴らすでもなく、アベノミクス推進を後押しするメディアのオメデタさは犯罪的と言うほかない。

「国内の貧困問題を放置し、社会保障費を削ってでも軍事費を増大させる安倍首相は時代に逆行しているし、都合のいい美辞麗句で問題の本質にフタをしてしまう風潮は危険です。メディアがマトモに機能していれば、こんな無能独裁政権は三日天下で終わっておかしくないのですが、メディアが率先して安倍サマのお先棒を担いでいるのだから話になりません」(本澤二郎氏=前出)

 世界が激変する中、メディアが国民から情報を奪い、思考停止に導く閉鎖的な日本の現状。それで自由貿易の旗振り役なんて、よく言う。まったくの喜劇だ。



        



http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/577.html

[原発・フッ素47] 2016年セシウム汚染食品ランキング―1位は福島産イノシシ30,000ベクレル、3年連続―(めげ猫「タマ」の日記)
2016年セシウム汚染食品ランキング―1位は福島産イノシシ30,000ベクレル、3年連続―
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-entry-2045.html
2017/01/04(水) 19:55:21 めげ猫「タマ」の日記


食品中の放射性物質の検査結果を厚生労働省は発表しています(1)。(=^・^=)なりに2016年のランキングをまとめてみました。数字は1キログラム当たりの値です。単位の説明は(=^・^=)の過去の記事を見てください(2)。

1.総合部門
  1位 福島県相馬市産  イノシシ   30,000ベクレル
  2位 福島県田村市産  イノシシ   13,000ベクレル
  3位 福島県南相馬市産 イノシシ   10,000ベクレル
  4位 宮城県村田町産  イノシシ    3,800ベクレル
  5位 福島県相馬市産  イノシシ    3,100ベクレル
  6位 福島県二本松市産 イノシシ    2,500ベクレル
  7位 栃木県産     コシアブラ   2,200ベクレル(流通品)
  8位 群馬県産     ムラサキシメジ 2,000ベクレル(流通品)
  9位 福島県伊達市産  イノシシ    1,900ベクレル
 10位 福島県国見町産  イノシシ    1,200ベクレル
福島産イノシシが上位を占めています。2014年,2015年のトップも福島県産イノシシでした(3)(4)。3年連続の栄冠です。トップの相馬市産イノシシのセシウム137の濃度が1キログラム当たり24,300ベクレルです。基準値の1キログラム当たり100ベクレル(5)を下回るのはセシウム137の半減期が約30年(6)なので、238年後(24,300×0.5(238÷30)=100)です。すべての福島産を安心して食べらるのは238年後です。

2.一般食品部門
 野生鳥獣がスーパーや直売所で売られていることはまずないので、野生鳥獣を除くランキングを集計してみました。
  1位 栃木県産       コシアブラ   2,200ベクレル(流通品)
  2位 群馬県産       ムラサキシメジ 2,000ベクレル(流通品)
  3位 山梨県富士吉田市産  ショウゲンジ   970ベクレル
  4位 山梨県富士河口湖町産 ショウゲンジ   850ベクレル
  5位 宮城県栗原市産    コシアブラ    720ベクレル
  6位 宮城県大崎市産    コシアブラ    720ベクレル
  7位 宮城県気仙沼市産   コシアブラ    570ベクレル
  8位 茨城県内で流通    コシアブラ    520ベクレル(流通品)
  9位 長野県軽井沢町産   タラノメ     420ベクレル
 10位 産地不詳産      ハツタケ     400ベクレル(流通品)

2016年の特徴は1,2位共に市場に流出した「流通品」から見つかっていることです。8位の茨城県内で流通のコシアブラを含め北関東産です。福島だけでなく北関東3県(茨城、栃木、群馬)産を買うときも注意が必要です。産地はセシウム汚染食品の市場への流出を阻止する意思を失くしているようです。
 福島産がありません。ちなみに1キログラム当たりの値で福島産の最高値はタラの芽の180ベクレルです。山菜類が多く並んでいますが、福島産山菜は他に比べ大幅に低くなっています。厚生労働省の発表(1)を見ると福島県以外の検査は複数の検査機関が実施しているのですが、野生鳥獣を除く福島産の検査は福島県農業総合センターの独占です。ここが検査を間違えたら(意図をもっても含む)福島産は他より低い検査で「安全」とされ出荷されている事になります。

3.流通品部門
 お店で売られていた食材のランキングです。買って食べた人もいると思います。
  1位 栃木県産    コシアブラ   2,200ベクレル
  2位 群馬県産    ムラサキシメジ 2,000ベクレル
  3位 茨城県内で流通 コシアブラ    520ベクレル
  4位 産地不詳産   ハツタケ     400ベクレル
  5位 山形県産    コシアブラ    260ベクレル
  6位 福島県内で流通 ハツタケ     250ベクレル
  7位 宮城県産    アカヤマドリ   220ベクレル
  8位 山形県産    コシアブラ    170ベクレル
  9位 宮城県産    乾燥わらび    120ベクレル
 10位 岩手県産    サクラシメジ   105ベクレル

2年連続でトップ10全てで基準値超えです。ちなみにトップの栃木県産コシアブラのセシウム137の濃度が1キログラム当たり1,800ベクレルです。基準値を下回るのは125年後(1800×0.5(125÷30)=100)です。たとえ検査されていて安全と市場に出荷されていても(7)、あと125年、すなわちひ孫の代までは注意が必要です。

3.牛肉部門
 牛肉は基準値超えはないので、あまり記事することはありせんでしたが、よく見ると問題もあります。
  1位 宮城県栗原市産  簡易検査 54ベクレル
  2位 福島県二本松市産 精密検査 51ベクレル
  3位 岩手県奥州市産  簡易検査 49ベクレル
  4位 岩手県盛岡市産  簡易検査 37ベクレル
  5位 宮城県登米市産  簡易検査 34ベクレル
  6位 宮城県石巻市産  簡易検査 31ベクレル
  7位 岩手県一関市産  簡易検査 29ベクレル
  8位 宮城県登米市産  簡易検査 28ベクレル
  9位 宮城県登米市産  簡易検査 28ベクレル
 10位 宮城県登米市産  簡易検査 27ベクレル

 セシウムの検査方法には「ゲルマニウム半導体検出器によるガンマ線スペクトロメトリー」(8)等で定められる「精密検査」と「食品中の放射性セシウムスクリーニング法」(9)に定められる「簡易検査」があります。「簡易検査」では1キログラム当たり50ベクレルを超えるもは「精密検査」に回す様に定められています(9)。ところが1位の宮城県栗原市産「54ベクレル」は50ベクレルを超えているのもかかわらず、精密検査に回されることなく「安全」だとして市場に出荷されたようです。
 2位の福島県二本松市産「51ベクレル」で50ベクレルを超えています。福島県が実施する検査は他に比べ低く出る傾向があるので(10)、注意すべきと思います。
 上位10件は全て、いわゆる被災3県(岩手、宮城、福島)(11)で、地域的な方よりがあります。


<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
福島県は福島産は検査されているので「安全」であり、避ける行為は「風評被害」と非難しています(12)。2016年にトップを取った福島県の皆様のご判断が気になります
 福島県もイチゴ生産は盛んだそうです(13)。明日はいちごの日、その1です(14)。福島県いわき市は福島県第二位のイチゴの産地です(15)。イチゴ狩りも楽しめます。(16)。同市のイチゴはおいしいそうです(17)。福島県は福島産イチゴは「安全」だと主張しています(18)。でも、福島県いわき市のスーパーのチラシには福島産イチゴはありません。


※(19)を引用
 図―1 福島産イチゴが無い福島県いわき市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県いわき市の皆様を見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)報道発表資料 |厚生労働省
(2)めげ猫「タマ」の日記 ベクレルとシーベルト
(3)めげ猫「タマ」の日記 2014年セシウム汚染食品ランキング―1位は福島産イノシシ5000ベクレル―
(4)めげ猫「タマ」の日記 2015年セシウム汚染食品ランキング―1位は福島産イノシシ30,000ベクレル、2014年の6倍―
(5)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(6)半減期 - Wikipedia
(7)栃木県/放射能に関する農林水産物の安全性確認状況
(8)ゲルマニウム半導体検出器によるガンマ線スペクトロメトリー
(9)食品中の放射性セシウムスクリーニング法の一部改正について |報道発表資料|厚生労働省
(10)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(2016年)―デタラメな検査で安全とされる福島産―
(11)安倍総理、被災3県を訪問 | 首相官邸ホームページ
(12)【風評対策の新組織】試される国の本気度(1月4日) | 県内ニュース | 福島民報
(13)福島県オリジナル品種「ふくはる香」をお見逃し無く! | ふくしま 新発売。
(14)1月5日 今日は何の日〜毎日が記念日〜
(15)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(12月3週)―茨城産ブリからセシウム、福島産は69件連続ND―
(16)体験プログラム<平成28年度> | いわき市 観光情報サイト
(17)いわきの太陽をたくさん浴びた甘いいちご狩り体験!(いわき市) | ふくしま 新発売。
(18)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(19)イオンいわき店




http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/239.html

[アジア21] 韓国次期大統領選、潜在候補の支持率、潘基文氏は2位―中国メディア
3日、韓国の次期大統領選の潜在候補に関する世論調査で、前国連事務総長の潘基文氏の支持率は、最大野党「共に民主党」の文在寅前代表に次いで2番目に高かった。


韓国次期大統領選、潜在候補の支持率、潘基文氏は2位―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/a159309.html
2017年1月3日(火) 23時40分


2017年1月3日、韓国の次期大統領選の潜在候補に関する世論調査で、前国連事務総長の潘基文(パン・ギムン)氏の支持率は、最大野党「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)前代表に次いで2番目に高かった。環球網が伝えた。

韓国・聯合ニュースによると、調査は聯合ニュースとKBSが共同で調査会社のコリアリサーチに依頼し、昨年12月28〜29日に全国の成人2022人を対象に実施した。

それによると、支持率が最も高かったのは、文氏で21.6%。潘氏が17.2%で続き、城南市長の李在明(イ・ジェミョン)氏が11.4%、第2野党「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス)前代表と忠清南道知事の安熙正(アン・ヒジョン)氏は共に4.6%だった。(翻訳・編集/柳川)


http://www.asyura2.com/16/asia21/msg/853.html

[中国10] 日本では野菜や果物が高すぎて買えない人が3割!中国ネット「中国では3割どころの話ではない」
2日、中国のポータルサイト・今日頭条が、日本は野菜や果物が高すぎると紹介する記事を掲載した。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。資料写真。


日本では野菜や果物が高すぎて買えない人が3割!中国ネット「中国では3割どころの話ではない」
http://www.recordchina.co.jp/a159825.html
2017年1月4日(水) 0時10分


2017年1月2日、中国のポータルサイト・今日頭条が、日本は野菜や果物が高すぎると紹介する記事を掲載した。

記事は、スーパーで販売されている野菜や果物の写真の数々を紹介。厚生労働省が行った国民健康・栄養調査報告によると、3割の日本人が生鮮食品の値段が高すぎるため購入を控えたり購入しなかったりすると回答したという。また、47.4%の世帯が災害時に備え食糧を備蓄していると伝えた。

これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

「だから中国が最大の勝ち組ということですね」
「日本人はなんてかわいそうなんだ。3割の人が野菜も食べられないなんて。俺たちは毎日野菜を食べられて幸せだな」

「中国の物価ほど高くはないだろ」
「収入を考えたら物価は安いと思う」
「日本は果物が高いけど野菜はそれほどでもない」

「でも日本は海鮮が安いんだろう」
「牛肉の値段は中国と同じくらいだし、野菜も中国より少し高い程度だ。でも給料は日本の方がずっと高い」

「日本人は青汁を飲むことにしているんだよ」
「日本人は果物や野菜を食べなくても長寿世界一」
「日本は日本産の果物や野菜が高いんだよ。輸入品は安い」

「中国では3割どころの話ではないと思う」
「どういう意味だ。また国内の物価が上がる準備ということか」(翻訳・編集/山中)

http://www.asyura2.com/16/china10/msg/625.html

[中国10] パトカーがタイルを運んでいる!私的利用だと批判殺到、警察は「廃車が勝手に使われた」と釈明―中国
28日、パトカーがタイルを運んでいる写真がネット上に掲載され、公用車を私的に使っていると問題視されている。


パトカーがタイルを運んでいる!私的利用だと批判殺到、警察は「廃車が勝手に使われた」と釈明―中国
http://www.recordchina.co.jp/a159218.html
2017年1月4日(水) 1時10分


2016年12月28日、銭江晩報によると、パトカーがタイルを運んでいる写真がネット上に掲載され、公用車を私的に使っていると問題視されている。批判を受け、警察当局が釈明のコメントを発表した。

書き込みによると、24日正午ごろ、浙江省杭州市余杭区で、警察車両とみられる車に作業員らしき人々が大理石製化粧タイルなどの建築資材を次々に積んでいたという。ネット上では「いったいどういうことだ」「これは規則上どうなんだ」と疑問や批判が噴出した。

問題視されていることを受け、杭州市公安局余杭分局は、「問題となっている車両は同分局の車両に間違いない」としつつ、「12月16日で廃車手続きがとられ、所有権は区の資産処理会社に移っている」とし、タイルなどの資材を積んでいたのは、車両を回送していた運転士が勝手にしたことだと釈明。

運転士の家はちょうど改修工事をしている最中だったが、工事に使う化粧タイルを置く場所がなかった。回送する車両はバンタイプで、職場を一時的なタイル置き場にしようと思っていた運転士は渡りに船と、タイルなどを載せ、運ぼうとしているところを写真に撮られ、ネット上に掲載されてしまったのだという。

地元政府機関は、廃棄する公用車を私的に流用することは禁じられているとし、公安機関は調査を継続しているとするが、ネット上では批判的な見方が絶えない。「こんな言い訳、どう信用しろと?」「廃車にしたら普通には走行できないけど、そこはさすが警察車両だ」「どう見ても廃車にする車両じゃない」「もし犯罪に使われていたら、大変な事態になっていた」「利益のつながりがこれで明らかになったな」などの意見が寄せられた。(翻訳・編集/岡田)

http://www.asyura2.com/16/china10/msg/626.html

[アジア21] 韓国人の26%、1年間に一度も旅行していない=「そんな人生に何の意味があるのか」「家で寝ているのが一番」―韓国ネット
1日、韓国国民の10人に2〜3人は1年間に一度も旅行に出かけていないことが分かった。この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。写真は仁川国際空港。


韓国人の26%、1年間に一度も旅行していない=「そんな人生に何の意味があるのか」「家で寝ているのが一番」―韓国ネット
http://www.recordchina.co.jp/a159820.html
2017年1月4日(水) 1時40分


2017年1月1日、韓国・聯合ニュースによると、韓国国民の10人に2〜3人は1年間に一度も旅行に出かけていないことが分かった。

韓国産業研究院の報告書「韓国国民の観光選択と支出行動分析」によると、1年間に一度も旅行に出かけていない人は、調査対象3万1871人のうちの26.7%だった。男女別にみると、男性が女性より5.3%高かった。旅行に行ったことのある人についてみると、「国内旅行だけ」との回答は60.7%、「海外旅行だけ」は2.7%、「国内と海外の両方」は10.3%だった。所得水準別の旅行回数は、月100万ウォン(約9万7000円)未満が1年間で1.8回に対し、月500万ウォン(約48万円)以上の所得者は1年間で3.1回だった。産業研究院は「韓国人が旅行を選択する際の重要な要因は所得であり、旅行の際に消費する支出額も所得水準に応じて変わる」とし、「世帯と個人の特性を反映した観光商品を提供することが必要」と述べた。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「旅行はおろか、夏休みもまともに取ったことない」
「お金も時間もなくて、旅行なんて行けない」
「そういえば、俺も最近旅行してないな」
「40歳を過ぎたが、今まで一度も飛行機に乗ったことがない」

「逆に10人中7人も旅行に行っていることに驚いた」
「旅行より家で寝ているのが一番」
「出かけると言っても市内バスで近所の景色の良い所に行って写真を撮るくらいかな」

「お金や時間がなくて旅行をしないのではなくて、行きたくないからしないのではないか?」
「最近の若者は、娯楽が多くて旅行をする余裕がないとも言える」
「1年に1回も旅行すらできないような人生に何の意味があるのだろうか?」(翻訳・編集/三田)

http://www.asyura2.com/16/asia21/msg/854.html

[アジア21] 韓国人の7割「自国の安全保障水準は深刻」「戦争になれば参戦」―韓国メディア
3日、韓国人の7割が自国の安全保障水準を「深刻だ」と認識し、「戦争になれば参戦する」という意思を持っていることが明らかになった。資料写真。


韓国人の7割「自国の安全保障水準は深刻」「戦争になれば参戦」―韓国メディア
http://www.recordchina.co.jp/a159873.html
2017年1月4日(水) 5時40分


2017年1月3日、韓国人の7割が自国の安全保障水準を「深刻だ」と認識し、「戦争になれば参戦する」という意思を持っていることが明らかになった。韓国・聯合ニュースが伝えた。

韓国国家報勲処は3日、昨年10月に全国15歳以上の男女1000人を対象に実施した「愛国意識指数」調査結果を発表した。それによると、回答者の73.1%が「戦争になれば参戦する」と答えた。15年の調査からは1ポイント上昇した。国家報勲処は「志願の意思は、学歴水準や収入水準に反比例し、年齢に正比例している」としている。

また、韓国の安全保障水準を「深刻だ」と答えた人は71.4%に上り、15年調査から20ポイント上昇した。20代と30代の危機意識が大幅に高まっている。(翻訳・編集/柳川)

http://www.asyura2.com/16/asia21/msg/855.html

[経世済民117] もうすぐ1年になる日本のマイナス金利政策は失敗だったのか=中国ネット「アベノミクスは自滅の道を行っている」
2日、中国中央テレビが、日本のマイナス金利政策は失敗だったとする番組を放送した。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。資料写真。


もうすぐ1年になる日本のマイナス金利政策は失敗だったのか=中国ネット「アベノミクスは自滅の道を行っている」「日本のことを笑えない」
http://www.recordchina.co.jp/a159823.html
2017年1月4日(水) 6時10分


2017年1月2日、中国中央テレビが、日本のマイナス金利政策は失敗だったとする番組を放送した。

日本銀行は16年1月29日、金融政策決定会合の結論としてマイナス金利政策の導入を発表し、金利をマイナス0.1%とした。番組では、日本はマイナス金利の導入でデフレ局面から脱却を目指したものの、結果として金庫がよく売れるようになり、国民の多くが自宅でお金を貯めるようになったと紹介。市場に出回る現金の不足に対応するため、1億8000万枚の1万円札をさらに投入せざるを得なくなったと伝え、予期した効果が得られていないと分析した。

これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

「なんだか日本人の生活は疲れそうだな」
「ニュースを見ると、日本が滅ぶのは数十年早まりそうだ」
「アベノミクスは自滅の道を行っているようだ。でも中国にとってはいい教訓になっている」

「でも中国が勝ち組になるわけでもないだろう」
「それでも日本の株式市場は中国より強い」
「日本のことを笑えるだろうか。まずは自分のことをよく見た方がいいのでは」

「これでなぜ円安にならないのか、だれか説明してくれ」
「日本経済はこんなにも悪いのに、なぜ英国のEU離脱決定時に円を買うのがリスク回避になるんだ」
「自分の国が一番よくて他国はダメなんて、なんだか中国は北朝鮮みたいな感じがする」(翻訳・編集/山中)

http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/449.html

[アジア21] 韓国国政介入事件、サムスンの李在鎔副会長に偽証罪適用か=「世の中そんなに甘くはなかったということ」「国がめちゃくちゃだ」
3日、韓国・サムスン電子の李在鎔副会長に偽証罪適用の可能性が浮上している。この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。写真はソウルで行われたデモ。


韓国国政介入事件、サムスンの李在鎔副会長に偽証罪適用か=「世の中そんなに甘くはなかったということ」「国がめちゃくちゃだ」―韓国ネット
http://www.recordchina.co.jp/a158802.html
2017年1月4日(水) 7時10分


2017年1月3日、韓国・京郷新聞によると、サムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)副会長に偽証罪適用の可能性が浮上している。

崔順実(チェ・スンシル)被告と娘のチョン・ユラ容疑者に数百億ウォン(1億ウォン=約980万円)台の支援を約束し、実際に数十億ウォンを支払ったサムスンが「朴槿恵(パク・クネ)大統領の強い圧力に勝てず支援した」という趣旨の捜査対応戦略を事前に立てていたことが明らかとなった。京郷新聞は「朴槿恵大統領から圧力を受けた被害者という点を主張し、贈賄罪を避ける戦略とみられる」と述べた。しかし、法曹界は「李副会長は少なくとも偽証の疑いは避けられない」と見ている。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「グローバル企業であるサムスンの総帥がうそをついたとしたら、しっかりと罪を問わねばならならない。大韓民国が生まれ代わるきっかけになる」
「この機会にサムスンの世襲制を終わりにすべき」
「国中がめちゃくちゃだ。盧武鉉(ノ・ムヒョン)の時代が懐かしい」

「李在鎔よ、一度麦飯を食べてこい」
「一度、刑務所に入ってみるのも良いかもよ」
「法の下には財閥も例外ではない。李在鎔を処罰すべき」
「李在鎔が捕まって刑務所に入っても、その間に資産は自動的に増える。納得いかない」

「李在鎔よ、心配するな。創業家が滅んでも、サムスンが滅ぶことはない」
「いま権力者層は恐怖を感じているのだろうな」
「世の中そんなに甘くはなかったということだ」(翻訳・編集/三田)

http://www.asyura2.com/16/asia21/msg/856.html

[経世済民117] 中国が象牙の取り引きを全面禁止、日本が最大の購入国へ―中国メディア
2日、中国政府が象牙商取引の全面禁止を発表したことを受け、環境保護団体「ワイルドエイド」はこのほど、「中国市場が閉鎖されることで、日本が合法的に取り引きを認める世界一の象牙購入国になる」と指摘した。写真はデザイナーの尤小寧氏が制作・提供したポスター。


中国が象牙の取り引きを全面禁止、日本が最大の購入国へ―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/a159832.html
2017年1月4日(水) 7時30分


2017年1月2日、澎湃新聞によると、中国政府が象牙商取引の全面禁止を発表したことを受け、環境保護団体の「ワイルドエイド」は1日、「中国市場が閉鎖されることで、日本が合法的に取り引きを認める世界一の象牙購入国になる」と指摘した。

ワイルドエイドは「米環境調査当局が最近発表した報告書によると、日本の象牙登録制度には抜け道がある。私的に取り引きされた象牙が日本で『ロンダリング』され、市場で売り買いされている」と批判した。

絶滅の恐れがあるアフリカゾウなどの象牙は、ワシントン条約で国際取引が原則的に禁止されている。しかし、日本は国内市場の閉鎖に反対し、印鑑などで象牙の加工・販売を続けている。ワイルドエイドは「日本が国際社会の大勢にならえば、象牙取引は過去の歴史となる」と表明した。(翻訳・編集/大宮)

http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/450.html

[中国10] 「中国人を嫌いにならないでください」=携帯電話を盗まれた日本人の先生に教え子たちが…―中国人学生
日中関係が芳しくない時期が長く続いているが、集美大学の張若童さんは人と人との付き合いと同様に、国と国の関係も「心」が大事だと訴えている。写真は携帯電話。


「中国人を嫌いにならないでください」=携帯電話を盗まれた日本人の先生に教え子たちが…―中国人学生
http://www.recordchina.co.jp/a158758.html
2017年1月4日(水) 7時50分


日中関係が芳しくない時期が長く続いているが、集美大学の張若童さんは人と人との付き合いと同様に、国と国の関係も「心」が大事だと訴えている。以下は、張さんの作文。

日本の国花は?と聞かれたら、多くの中国人は迷わず「桜」と答えるであろう。正解は菊と桜であるが、日本といえば、桜の花びらが風の中でふわふわ舞い上がっている様子が頭に浮かぶのである。それに「桜」という歌も有名だ。

中学のとき、沖縄からやってきたコーラス隊が私の学校を訪れた。そのとき、私たちのコーラス隊はみんなで楽しめる歓迎会を作るために、「桜」の歌を日本語で練習しておいた。そして、本番のとき、私の学校のコーラスが日本語の「桜」を歌い、一方、相手コーラスは中国語でその歌を歌った。相手コーラスもきっと私たちがわかりやすいように、わざわざ中国語の「桜」を用意しておいたのだろう。正直に言えば、当時の私たちの日本語も、相手コーラスの中国語も、上手ではなかった。けれども、言葉では伝えられない心遣いがその歌に含まれていて、みんな感動せずにはいられなかった。

人と人との付き合いは、相手がお金持ちか貧乏な人かは問わず、性格も同じでなくていい。一番大事なのはお互いの心である。国と国の関係もそうであろう。今でも、中国人の中には日本のことを憎んでいる人がたくさんいる。それと同時に、日本人にも中国に対して偏った見解を持っている人は少なくない。もしみんなそういう気持ちをいつまでも抱えていたら、WINWIN関係を築くことはできないのではないか。

1年前に教えて下さった日本人の先生の話なのだが、その先生は、いつも首に携帯電話をぶら下げていた。ある日、先生がその携帯電話について話してくださった。それは、先生が前の学校で授業している頃に、学生が買ってあげた携帯だそうだ。先生が町の中をぶらぶらしているときに携帯を盗まれたのを知って、先生の教え子たちはみんなでお金を出し合って、新しい携帯を買ったという。そして、先生にあげた時、学生たちは「中国人を嫌いにならないでください」という言葉を添えて贈ったそうだ。その話を聞いて、とても感心した。世界中にはどこでも悪い人がいるかと思えば、いい人もいる。しかも、悪い人にもきっといいところもあるはずであろう。ほんの少数の悪いことを気にして忘れないのは、社会の発展にはよくないと思う。

日本と中国の間には確かにいろいろあったが、平和のために一生懸命走っている人もたくさんいる。みんなに過去を忘れてほしいのでなく、ただ、過去を顧みてばかりいるのはちょっと賢明ではないと思う。心を広くして、お互いのいいところにもっと気付けばいいのではないか。優しい心でお互いを理解し合おうとしたら、きっといろいろな素晴らしいことがあると思う。私たちもこれから、桜の花びらになって優しい春風に乗ろう。そうすると、日本人でも中国人でも、きっと今まで知らなかったお互いの姿が見えるのではないか。(編集/北田)

※本文は、第四回中国人の日本語作文コンクール受賞作品集「私の知っている日本人」(段躍中編、日本僑報社、2008年)より、張若童さん(集美大学)の作品「春風に乗った桜」を編集したものです。文中の表現は基本的に原文のまま記載しています。なお、作文は日本僑報社の許可を得て掲載しています。

http://www.asyura2.com/16/china10/msg/627.html

[戦争b19] 世界軍事力ランキング、アジア最強国は中国=しかし周辺には無数の“狼”―米メディア
1日、中国は世界3位でアジア最強国との評価を受けている。ただし周辺国の実力も軽視できるものではない。


世界軍事力ランキング、アジア最強国は中国=しかし周辺には無数の“狼”―米メディア
http://www.recordchina.co.jp/a159836.html
2017年1月4日(水) 8時20分


2017年1月1日、参考消息網によると、米メディアは東アジアで最強の軍事力を持つ中国だが、周囲には幾多の「狼」が存在すると指摘した。

12月28日、米誌フォーブス・ウェブ版は世界各国の軍事力ランキングを発表した。中国は世界3位でアジア最強国との評価を受けている。ただし周辺国の実力も軽視できるものではない。

日本が4位、韓国が6位、マレーシアが8位、ベトナムが9位と、中国の隣国には強力な軍事力を持つ国が少なくない。その多くは中国への対抗から軍事力の強化を進めており、専門家は「中国こそアジアの軍事力近代化及び戦力拡張の最大の要因だ」と指摘した。(翻訳・編集/増田聡太郎)

http://www.asyura2.com/16/warb19/msg/456.html

[原発・フッ素47] 「何が放射能だ、ここで死ぬなら本望!」訪日韓国人が日本のコンビニ食に感激(Record china)
3日、韓国のインターネット掲示板にこのほど、旅行で初めて日本を訪れた韓国人がその感想をつづったブログが掲載された。 資料写真。


「何が放射能だ、ここで死ぬなら本望!」訪日韓国人が日本のコンビニ食に感激
http://www.recordchina.co.jp/a157563.html
2017年1月4日(水) 8時40分 Record china


2017年1月3日、韓国のインターネット掲示板にこのほど、旅行で初めて日本を訪れた韓国人がその感想をつづったブログが掲載された。

初めての日本旅行。大阪に着いた私は朝からほとんど何も食べていなかった。「お腹が空いたな」と思っていたその時、目の前にコンビニを発見!友達から「日本のコンビニは最高」と聞いていたので、入らずにはいられなかった。日本のコンビニは商品の種類がとても豊富で驚いた。大きな駅の近くにあり、観光客も多く訪れるからか、立派な箱に入ったお土産用のお菓子まで売られていた。特に、パンはどれもおいしそうで、全て買い占めたいほどだった。日本のコンビニ最高!

次に私の目に飛び込んできたのは、駅に設置されていた不思議な自動販売機。あまりのクオリティーの高さに当惑してしまった。コーヒーだけでなく、コーンポタージュやジュース、かき氷まで出てくる自動販売機がこの世に存在したなんて!さらに、韓国の自動販売機のように簡易な紙コップではなく、カフェのテイクアウトのようなカップで出てくる。これにはカルチャーショックを受けた。

そうしているうちに列車が到着。席に着いたところでついに、さきほど立ち寄ったコンビニで買った牛乳とクリーム入りメロンパンを食べる時間がやってきた。一口食べてまた驚いた。パンも牛乳も最高の味!クリームがとても柔らかく、生地との相性も抜群だった。放射能の影響を心配するなら日本では乳製品と生ものを避けるようにと言われていたが、一口食べた瞬間から、私は「何が放射能だ、ここで死ぬなら本望だ!」という気持ちになっていた。2泊3日の旅行中、私の食事は乳製品のオンパレードだった。(翻訳・編集/堂本)

http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/240.html

[経世済民117] 2017年の世界M&A市場、中国に代わり日本が主役に―中国メディア
31日、経済停滞と人口減少が続くなか、豊富なキャッシュを持つ日本企業は海外に成長チャンスを求めている。資料写真。


2017年の世界M&A市場、中国に代わり日本が主役に―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/a159621.html
2017年1月4日(水) 9時10分


2016年12月31日、参考消息網によると、中国政府は資本流出を規制しており、2017年のM&Aは日本企業が優位に立つとみられている。

ロイター通信は28日、2017年の世界M&A事情を予測する記事を掲載した。2016年は中国企業が2170億ドル(約25兆4000億円)を企業買収に投じて主役となったが、来年は大きな変化があると銀行関係者や弁護士らは予測している。資金流出を恐れる中国政府は規制を強化しており、中国企業によるM&Aは急減するという。

新たな主役として注目されるのが日本だ。2016年は930億ドル(約10兆9000億円)を投資し、前年に続く高水準を維持している。経済停滞と人口減少が続くなか、豊富なキャッシュを持つ日本企業は海外に成長チャンスを求めており、今後も活発な企業買収が続きそうだ。(翻訳・編集/増田聡太郎)

http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/451.html

[中国10] 東北新幹線の新型車両に乗ってみた!=「やっぱり日本は進んでいる」「中国高速鉄道が一番だ」―中国ネット
3日、中国のポータルサイト・今日頭条は日本の東北新幹線の新型車両について紹介する動画記事を掲載した。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。写真は新幹線。


東北新幹線の新型車両に乗ってみた!=「やっぱり日本は進んでいる」「中国高速鉄道が一番だ」―中国ネット
http://www.recordchina.co.jp/a159871.html
2017年1月4日(水) 9時30分


2017年1月3日、中国のポータルサイト・今日頭条は日本の東北新幹線の新型車両について紹介する動画記事を掲載した。

動画では、秋田新幹線「こまち」や東北新幹線「はやぶさ」が映っている。動画の撮影者は「はやぶさ」と「こまち」が連結した新幹線に東京駅から乗車したと思われるが、ホームから撮影した「こまち」の外観や、走行中の車内から外の景色の様子、車内の様子などが写っており、仙台駅で下車して終わっている。

これを見た中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

「清潔できれいだ」
「やっぱり日本は進んでいるな」
「覇気がある。さすがは高速鉄道技術の先駆者だ」

「空気がきれいそうだ。スモッグがない」
「乗務員の態度がいいな。一礼してから車両を出ていく」

「日本の塗装技術に学ぶべきだ。日本の塗装技術は1流だ」
「外国の塗装はどうして中国よりきれいに見えるのだろう」
「乗車率が低すぎはしないか?」

「この先頭形状は醜すぎる」
「中国の車両ほど見た目がよくはない」
「どう見てもアヒルのくちばしをした怪物にしか見えない」

「ごみだな。中国高速鉄道が一番だ」
「中国ほど揺れが少なくはなさそうだ。窓を見れば分かる」
「走行速度、騒音、座席の間隔のすべてにおいて中国高速鉄道に及ばないが、座席の快適性では日本の新幹線の方が良さそうだ」(翻訳・編集/山中)

http://www.asyura2.com/16/china10/msg/628.html

[政治・選挙・NHK218] ≪スゲー納得≫「ニュース女子」と「そこまで言って委員会」の制作会社は同じということが判明!
【スゲー納得】「ニュース女子」と「そこまで言って委員会」の制作会社は同じということが判明!
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/25612
2017/01/04 健康になるためのブログ








以下ネットの反応。










今まで「ニュース女子」って何なの?とモヤモヤしてた人も多いと思いますが、これでスッキリしましたね。「制作会社が一緒」。もうこれ以上の言葉は必要ないって感じですね。




http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/579.html

[中国10] トランプ氏「中国は米国から巨額の金を奪うが、北朝鮮の非核化に協力しない」=中国外交部が反論「中国の努力は誰の目にも明らか
3日、中国外交部の耿爽報道官は、トランプ次期米大統領が2日、「中国は一方的な貿易で米国から巨額の金や富を奪っているが、北朝鮮の非核化に関しては協力しない」などとツイッターに投稿したことについて、「中国側の努力は誰の目にも明らかだ」と反論した。


トランプ氏「中国は米国から巨額の金を奪うが、北朝鮮の非核化に協力しない」=中国外交部が反論「中国の努力は誰の目にも明らか」
http://www.recordchina.co.jp/a159956.html
2017年1月4日(水) 10時20分


2017年1月3日、中国外交部の耿爽(グン・シュアン)報道官は、トランプ次期米大統領が2日、「中国は一方的な貿易で米国から巨額の金や富を奪っているが、北朝鮮の非核化に関しては協力しない」などとツイッターに投稿したことについて、「中国側の努力は誰の目にも明らかだ」と反論した。仏RFIの中国語ニュースサイトが伝えた。

耿報道官は「われわれは朝鮮半島の非核化を実現し、平和的安定を維持し、対話を通じて問題を解決するという立場を堅持している。これに対する中国側の努力は誰の目にも明らかだ」とした上で、「関係各国が朝鮮半島の緊張を激化させる行動を避け、早急に交渉の軌道に戻ることを希望する」と述べた。(翻訳・編集/柳川)

http://www.asyura2.com/16/china10/msg/629.html

[アジア21] 韓国人留学生が日本でカルチャーショック!「今考えるととても恥ずかしい」
4日、韓国のインターネット掲示板にこのほど、日本に住む韓国人留学生が、大学の授業中に感じた「カルチャーショック」についてつづった文章が掲載された。写真は日本。


韓国人留学生が日本でカルチャーショック!「今考えるととても恥ずかしい」
http://www.recordchina.co.jp/a157771.html
2017年1月4日(水) 10時40分


2017年1月4日、韓国のインターネット掲示板にこのほど、日本に住む韓国人留学生が、大学の授業中に感じた「カルチャーショック」についてつづった文章が掲載された。

私が日本留学中に「最も変わった」と感じることの1つが「秩序を守ること」だ。日本人は地下鉄に乗る時も一列に並び、降りる人が全員降り終わってから乗り始める。飲食店でもどこでも一列に並んで待つ。ごちゃごちゃしているところは見たことがない。

ある日のこと、大学で自然観察という授業があった。公園に行き、木や花を観察する授業だ。この授業に私は遠足気分で参加し、たくさんのお菓子に敷物まで持っていった。今考えるととても恥ずかしい。さらに、課外授業ならではの開放感から、私は授業中にお菓子をボリボリ食べ、「昼食ののり巻きはいつ食べようかな?」との考えで頭がいっぱいだった。私の友達(韓国人)ときたら、においの強い唐揚げまで持参!日本の学生たちは当然のように、おにぎり1つとお茶だけを持って参加していた。いざ昼食の時間、私と友達が「敷物をどこに広げようか?」と悩んでいると、日本の学生たちは他の人の邪魔にならないよう一列に並んで座り、食事を始めた。それも12時ぴったりに。これには大きなカルチャーショックを受けた。

別の日の授業では東京都庁を訪れた。その帰り道、見学に来ていた日本の小学生たちに遭遇したのだが、やっぱり一列に並んで食事していた。その姿がとてもかわいらしく、私が写真に収めようとカメラを構えると、子供たちはポーズを取ってくれた。さらに、礼儀正しく大きな声で「ありがとう」とまで言ってくれた。(翻訳・編集/堂本)

http://www.asyura2.com/16/asia21/msg/857.html

[アジア21] 「日本なら切腹だ!」韓国与党臨時代表が親朴系を批判=韓国ネット「日本式で責任を取るべき」「表現には気を付けてほしい」
3日、韓国与党・セヌリ党の印名鎮非常対策委員長が、「日本なら切腹ものだ」との表現で「親朴系」議員らを批判した。これに、韓国のネットユーザーがコメントを寄せた。写真はソウル。


「日本なら切腹だ!」韓国与党臨時代表が親朴系を批判=韓国ネット「日本式で責任を取るべき」「表現には気を付けてほしい」
http://www.recordchina.co.jp/a158805.html
2017年1月4日(水) 11時50分


2017年1月3日、韓国・スポーツ京郷によると、韓国与党・セヌリ党の印名鎮(イン・ミョンジン)非常対策委員長が、「日本なら切腹ものだ」との表現で「親朴系」議員らを批判した。

印委員長は同日開かれた記者懇談会で、「朴槿恵(パク・クネ)大統領が弾劾されたのに、国会議員はまだバッジをつけるのか」とし、「日本なら切腹ものだ」と述べた。同委員長は続けて、「ここは日本でないからそうしてはいけないが、それでも何か責任を取らなければならない。その程度の礼儀はあるべきではないか」と述べた。また、「人的清算も腫瘍の根っこを取り除かなければならない。そうすれば二度と広がることはない。メディアは(人的清算の対象が)5人、8人などと報じているが、核さえ除去すれば悪性腫瘍は転移しない」などと主張。さらに、「親朴系」のリーダー格である徐清源(ソ・チョンウォン)議員が所属議員全員に「人為的な人的清算拒否」の立場を記した手紙を送ったことについて、「徐議員は私に、そんなにも無礼に接してはいけない」と批判した。

これについて、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せた。

「切腹も忠臣だからこそできること」
「“掃除”をするため、国会議員を召喚できる法律をつくってほしい。本当は自ら責任を取るべきだけど…」

「同感だ。親日派の親朴系らしく、日本式で責任を取ることを勧める」
「正しい主張をする時も、表現には気を付けてほしい」

「断食もできないのに切腹などできるはずがない」
「この機会に悪の根源を全て除去してほしい」
「ここは韓国。最後まで耐えればまた復活できると考えているのだろう」(翻訳・編集/堂本)

http://www.asyura2.com/16/asia21/msg/858.html

[アジア21] 韓国がまた慰安婦像を設置へ、自治体が一転許可=韓国ネット「他の地域も続いてくれたら」「少女像は1つで十分…」
3日、韓国メディアによると、旧日本軍の慰安婦を象徴する「平和の少女像」が、韓国西部の忠清南道舒川郡にも設置されることが分かった。これに、韓国のネットユーザーがコメントを寄せた。資料写真。


韓国がまた慰安婦像を設置へ、自治体が一転許可=韓国ネット「他の地域も続いてくれたら」「少女像は1つで十分…」
http://www.recordchina.co.jp/a138136.html
2017年1月4日(水) 12時30分


2017年1月3日、韓国・聯合ニュースによると、旧日本軍の慰安婦を象徴する「平和の少女像」が、韓国西部の忠清南道舒川郡にも設置されることが分かった。

韓国の市民団体「舒川郡平和の少女像建立推進委員会」は同日、「舒川郡から少女像設置の許可が下りたため、17日に郡内にある総合施設『春の村』広場で除幕式を行う」と明らかにした。郡はこれまで、「民間団体は共有財産に施設物を設置できない」との立場を維持し、市民団体と対立してきた。

少女像は、舒川地域の市民団体や学生らが中心となって集めた募金2000万ウォン(約195万円)で昨年11月に制作されたが、郡が「春の村」広場に設置することを認めなかったため、広場の片隅に臨時設置されていた。

この報道に、韓国のネットユーザーは「舒川郡民に拍手を送ろう。彼らの愛国心を見習いたい」「誇らしい。他の地域も続いてくれたら…」「なぜ全国に設置しようとするのか。自慢するような歴史ではないのに」「慰安婦像を設置すれば歴史の痛みが癒えるの?日本から謝罪を受けたいなら、別の方法でアプローチするべき」「少女像は一つで十分。元慰安婦が独立運動をしたわけでもないし」「像を建てるより、被害者に関心を持って、集めた募金で生活を支援してあげた方がいい」などのコメントを寄せた。(翻訳・編集/堂本)

http://www.asyura2.com/16/asia21/msg/859.html

[中国10] こんなにあった!日本の世界ワースト1位=「人が出来ていないところを見て自分を慰める典型」「これは笑い話として読むのが一番
3日、中国のポータルサイト・今日頭条は日本の世界ワースト1位のことについて紹介する記事を掲載した。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。資料写真。


こんなにあった!日本の世界ワースト1位=「人が出来ていないところを見て自分を慰める典型」「これは笑い話として読むのが一番」―中国ネット
http://www.recordchina.co.jp/a159866.html
2017年1月4日(水) 13時10分


2017年1月3日、中国のポータルサイト・今日頭条は日本の世界ワースト1位のことについて紹介する記事を掲載した。

記事によると、日本が世界でもワースト1位のこととは、インターネットの安全知識(16カ国中)、学生のPC保有率とIT知識(46カ国中)、大学進学率(日米仏独伊中韓の7カ国中)、睡眠時間(100カ国中)、男性が家事を分担している割合、雇用者に対する信用度(28カ国中)、有給休暇使用率だ。記事は、日本はすごい国のように見えるが、こんなにも多くの世界ワーストがあるのだと伝えた。

これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

「人が出来ていないところを見て自分を慰める典型だな」
「俺は日本が大嫌いで憎んでもいるが、このように俺の知能をばかにする記事はいいとは思えない」

「人の欠点しか見えず、長所は目に入らないんだな」
「頭の悪い学生が、頭の良い学生も難しい問題に頭を悩ませているのを見て笑うようなもの」

「まあこういう記事は笑い話として読むのが一番だな」
「どれも重要ではないことじゃないか。だから先進国となることを妨げるものではない」

「中国の残業率は世界一」
「日本はワースト1位を認める勇気があるが、中国はどうだろうか?」

「それでも日本はアジア最強の国」
「日本にはファーウェイのような世界レベルの企業が数十社あるが、中国は1社だけ」(翻訳・編集/山中)

http://www.asyura2.com/16/china10/msg/630.html

[政治・選挙・NHK218] 新聞には絶対に載らない記事!! 
新聞には絶対に載らない記事!!
http://79516147.at.webry.info/201701/article_35.html
2017/01/04 21:46 半歩前へU


▼新聞が絶対に載せられない記事!!
 こうして一覧表にしてみると圧巻だ。ここまでやるか、という思いがする。新聞・通信、テレビを取り込んで「政権批判を封じ込めよう」との魂胆がミエミエだ。

 ここには出てこないが、出版・雑誌、ネット関係者も、右に同じで取り込み作戦の対象だ。

 それにしても、ここまで露骨にマスコミ対策をする内閣は見たことがない。また、呼ばれたからといって、ヒョコヒョコ出ていく連中もどうかしている。

 幹部がこれでは、現場が戦意喪失するのは当然だ。「権力の監視」という基本を忘れたメディアは、ますます大衆の信頼を失うに違いない。

 一覧表を見て気が付かないか? そう、「東京新聞」が見当たらない。権力批判を忘れない「東京新聞」は安倍晋三から声がかからない。

 今後、さまざまな圧力がかかろう。みなさん、東京新聞を購読しよう。東京新聞を読んで応援しよう。首都圏以外の人は東京新聞の電子版が読めるのでそちらを購読しよう!最後の砦を私たちで守ろう。

 この表は新聞には絶対に載らない。当事者だから載せられない。

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安倍首相とマスメディア幹部との会食(2016年)

 日時    会食相手(会食場所)

 1・21  渡辺恒雄「読売」本社会長、橋本五郎・同特別編集委員、今井環・NHKエンタープライズ社長、清原武彦「産経」相談役、ジャーナリスト・後藤謙治、芹川洋一「日経」論説委員長、評論家・屋山太郎(読売新聞東京本社ビル)

 1・29  西沢豊・時事通信社社長、田崎史郎・同特別解説委員、渡辺祐司・同編集局長、阿部正人・同政治部長(東京・飯田橋のグランドホテル内、フランス料理店「クラウンレストラン」)

 2・12  阿比留瑠比「産経」論説委員、有元隆志・同政治部長(東京・赤坂エクセルホテル東急内、レストラン「赤坂ジパング」)

 2・18  田中隆之「読売」政治部長ら(東京・霞ケ丘町の日本料理店「外苑うまや信濃町」)

 3・9   芹川「日経」論説委員長、内山清行・同政治部長(東京・新橋の日本料理店「京矢」新橋店)

 5・16  大久保好男・日本テレビ社長、秋山光人・日本映像社長らマスコミ関係者(東京・銀座の中国料理店「飛雁閣」)

 6・2   石川一郎・BSジャパン社長付、小田尚「読売」論説主幹、粕谷賢之・日本テレビメディア戦略局長、島田敏男NHK解説副委員長、曽我豪「朝日」編集委員、田崎時事特別解説委員、山田孝男「毎日」特別編集委員(東京・京橋の日本料理店「京都つゆしゃぶCHIRIRI」)

 8・16  日枝久フジテレビ会長〔他に加藤勝信1億総活躍担当相、岸信夫外務副大臣ら〕(山梨県山中湖村のホテルマウント富士内、宴会場「メヌエット」)

 9・1   渡辺「読売」本社会長、清原「産経」相談役、福山正喜・共同通信社社長ら(読売新聞東京本社ビル)

 10・17 阿比留「産経」論説委員兼政治部編集委員ら(「赤坂ジパング」)

 10・21 田中孝之「読売」編集局総務、前木理一郎政治部長(東京・赤坂の日本料理店「古母里」)

 12・2  喜多恒雄「日経」会長、岡田直敏・同社長ら(東京・内幸町の帝国ホテル内、宴会場「梅の間」)

 12・3  渡辺「読売」本社会長〔他に御手洗冨士夫経団連名誉会長ら〕(神奈川・茅ケ崎市のゴルフ場「スリーハンドレッドクラブ」内のクラブハウス)

 12・6  朝比奈豊「毎日」会長、丸山昌宏・同社長ら(東京・元麻布の日本料理店「東郷」)

 12・20 石川・BSジャパン社長、小田「読売」論説主幹、粕谷・日本テレビ解説委員長、島田NHK解説副委員長、曽我「朝日」編集委員、田崎時事特別解説委員、山田「毎日」特別編集委員(日本料理店「京都つゆしゃぶCHIRIRI」)    しんぶん赤旗より転載。

http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/583.html

[政治・選挙・NHK218] 新しいスローガンは「結集」であります。議会制民主主義を再生させべく、本年も全力で取り組んで参ります。 小沢一郎(事務所)



































http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/584.html

[政治・選挙・NHK218] 沖縄県の翁長知事、来月にも訪米へ!ドナルド・トランプ新大統領に基地移設断念を要請!
沖縄県の翁長知事、来月にも訪米へ!ドナルド・トランプ新大統領に基地移設断念を要請!
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-14937.html
2017.01.04 22:00 情報速報ドットコム



沖縄県の翁長知事が辺野古基地反対を主張するために、来月にもアメリカを訪問して翁長知事に要請することが分かりました。翁長知事は最高裁の判決後も辺野古基地反対の方針を変えておらず、政府が今月にも工事を本格的に再開することから反対を改めて強調すると見られています。

ただ、実際にドナルド・トランプ氏が翁長知事に会うかは不透明で、トランプ氏も辺野古基地に関しては前政権の方針を引き継ぐと表明していました。


辺野古移設工事が本格化 阻止できるか翁長知事は正念場
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170102/k10010826861000.html






これに対して翁長知事は、移設阻止に向けてあらゆる手段を講じる構えで、工事の再開前に求めていた県との協議に国が応じなかったことや、国際機関が辺野古沖の生態系を守る対策をとるよう勧告したことなどを理由に承認を撤回できないか検討を進めています。

また翁長知事は、来月にもみずからアメリカを訪問し、トランプ新政権に対して直接、移設計画の断念を求める考えです。



以下、ネットの反応






















RBC THE NEWS「年頭あいさつで翁長知事 辺野古阻止へ決意新た」2017/01/04


辺野古埋め立て「承認の取り消し」撤回へ 翁長知事(16/12/26)




http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/585.html

[政治・選挙・NHK218] トランプ人事 通商代表も対中強硬派…過去には日本叩きも(日刊ゲンダイ)
        


トランプ人事 通商代表も対中強硬派…過去には日本叩きも
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/196899
2017年1月4日 日刊ゲンダイ


 トランプ政権の通商政策の中枢に、またも対中強硬派が起用された。

 トランプ次期米大統領は3日、通商代表部(USTR)代表に、米鉄鋼大手USスチールの顧問弁護士のロバート・ライトハイザー氏(69)を指名すると発表した。

 同氏は1980年代にレーガン政権でUSTR次席代表を務めた。その際、対日鉄鋼協議で日本叩きを展開、対米輸出の自主規制に追い込んだ実績がある。その後はUSスチールの顧問弁護士となり、中国製鉄鋼に対する反ダンピング(不当廉売)関税の適用を米政府に執拗に働きかけてきた。

 トランプ政権では、やはり対中強硬派で知られるピーター・ナバロ(カリフォルニア大教授)が新設される「国家通商会議(NTC)」の委員長に就任。米中の貿易摩擦の激化は必至だが、日本も安閑とはしていられない。

 トランプは日本製自動車の関税引き上げをほのめかし、アベノミクスを「通貨安誘導」と批判している。ライトハイザーも「全ての米国人の利益につながる通商政策」を標榜しており、対米貿易黒字が大きい日本も標的になる恐れも大きい。








http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/586.html

[政治・選挙・NHK218] 公園に施錠! 収益優先の渋谷区 防災、福祉は二の次(田中龍作ジャーナル)
公園に施錠! 収益優先の渋谷区 防災、福祉は二の次
http://tanakaryusaku.jp/2017/01/00015086
2017年1月4日 22:14 田中龍作ジャーナル



土木清掃部の管理課長はポケットに手を突っ込んだまま終始ぞんざいに対応した。「5分なら調整がつく」ともったいつけた。=4日、渋谷区役所 撮影:筆者=


 公園は誰のためにあるのだろうか? 渋谷区が防災や福祉よりも、収益事業を優先することを あからさまに 認めたのである。

 宮下公園の夜間施錠や年末年始の全面閉鎖をめぐって、きょう、野宿者と支援者が渋谷区役所を追及した。

 渋谷区は宮下公園を毎日夜10時30分から翌日の明け方まで、施錠する。さらに年末年始(12月29日〜1月3日)は全面封鎖する。

 加えて宮下公園の外周をフェンスで覆ったり、水を使わせないように栓を固定したりしている。災害が起きたら住民はどこに逃げ込めばいいのだろうか? 水は貧乏人の生存権に関わる。

 野宿者側が年末年始の全面封鎖について、公園を管理する土木清掃部長と管理課長に聞いた。

 土木清掃部長は「公園を管理する立場としてこの間(12月29日〜1月3日)、供用を停止した」と答えた。

 供用停止について管理課長は「(有料の)スケートボードやウォールクライミングでケガ人が出たら、管理責任を問われるから」と説明した。



新宮下公園整備事業の核心を突く貼り紙。=4日、宮下公園前 撮影:筆者=


 公園を閉めるのは「有料スポーツ施設の安全確保」のためとしたが、それを大義名分に野宿者を排除したい底意も見える。

 2010年と2013年、渋谷区は機動隊を大量に投入して野宿者を宮下公園から強制排除した“実績”がある。

 野宿者と支援者が長谷部健・渋谷区長に「年末年始に宮下公園を閉鎖しないよう」申し入れたところ、次のような回答が文書で返ってきた ―

 「来街者の流入等に伴う治安や風紀の乱れにより公園利用の危険が想定される・・・」(12月26日、渋谷区長 長谷部健)

 明らかに屁理屈だ。年末年始(12月29日〜1月3日)、野宿者たちの体を張った施錠阻止行動により公園は開いていた。

 だが風紀の乱れも危険性も全くなかった。いつものようにストリートダンスに興じる若者の姿があった。

 渋谷区は全国の自治体に先駆けてLGBTに婚姻証明書を出す施策を打ち出した。一見、マイノリティーに寛容であるかのように映る。

 だが公園行政を見る限りでは「弱者を排除する不寛容な自治体」という他ない。

 渋谷区は東京オリンピック(2020年)までに宮下公園を商業ビルに建て替える計画だ。

  〜終わり〜






http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/587.html

[政治・選挙・NHK218] 自民党が新たな改憲策動 改憲に関する議論など弊害あるのみ 議論もダメなのかという自称リベラルに要注意! 
自民党が新たな改憲策動 改憲に関する議論など弊害あるのみ 議論もダメなのかという自称リベラルに要注意!
http://inotoru.blog.fc2.com/blog-entry-2545.html
2017/01/04 10:52 弁護士 猪野 亨のブログ


 自民党は、日本国憲法を押し付けられたものだとして「自主憲法制定」を党是としています。

 日本国憲法が憎くて憎くてたまらないのが今の安倍自民党です。

 改憲こそ自分の使命だと思い込んだ安倍氏のもとで大嘘を並べての改憲論議が推進されています。

 「憲法改正」などと公約の中では片隅に追いやり、自民党公認候補に至っては、そのビラの中では「憲法改正」など文字にもしないという卑劣な人たちが選挙で勝った勝ったと言って「憲法改正」を推進しているのです。

 民主主義に対する冒涜です。

 それでも本丸の憲法9条の「改正」は国民の拒否反応が強く、大嘘によって得た3分の2の議席をもってしても無理ということは安倍氏自身も自覚しています。

 現時点で国民投票になれば憲法9条改正が信任されることはありません。憲法9条改正を公約にして自民党候補者が連呼しようものなら落選します。

憲法「改正」などの文言が出てくることはない


 だからとにかく「改憲」アレルギーをなくせということで、何でもいいから「改正」しろということになってくるわけです。

 自民党は、憲法9条の本丸をとりあえず引っ込めました。

自民、新改憲案策定へ 合区解消や緊急事態 合意優先、9条除外」(北海道新聞2017年1月3日)

「新改憲案は各条文の改正点を網羅する形でまとめた05年と12年の草案とは異なり、他党が具体的な議論に入りやすい改憲項目のみを選んで載せる形式にする。

 9条改正については、これまで安倍晋三首相が必要性に言及してきたが「国会に持ち出せば改憲論議が止まる」(自民党の衆院憲法審委員)として、新改憲案から外す方向で調整に入る。」

 本丸が憲法9条であることに変わりはありません。

 自民党が持ち出した改憲は、次の項目です。ほかにもあるようですが。

@参院選挙区の合区解消
A緊急事態条項創設
B環境権の創設
C公教育以外への公金支出などを禁じた89条を改正し私学助成の合憲性を明記する案
D財政規律条項の創設

 緊急事態条項は論外です。憲法9条と並んで危険この上のない条項であり、戦前の戒厳令の現代的な名称を「緊急事態条項」としただけのものです。

 参議院選挙区の合区ですが、これはもうはっきり言えば自民党の事情に過ぎません。特に地方ではそれぞれの県での地元の保守層が自分たちの候補として担ぎ、それが「自民党公認」に直結しているので、その議席がなくなってしまうと地元後援会が動かなくなる、だから合区を解消しろというものです。自民党の都合だけのものです。

 だいたい地方自治体の強制合併を推進してきたのが自民党です。道州制は都道府県単位での合併であり、この道州制の導入を主張してきたのはこの自民党です。

 財界からの要求ですが、細分化されている自治体では効率も悪くカネが掛かりすぎる、だからまとめてしまえという構造改革からの要求です。地方自治を守り育てるという発想ではなく、むしろ敵視です。

 その自民党が党内事情から合区解消などというのは党利党略そのものでしかありません。

 環境権も論外です。ないよりはあった方がいいなんて単純に考えてはダメです。

 原発推進、そして東電の原発事故による自然破壊、米軍基地の辺野古移設のために貴重な海を破壊しています。無駄な道路の建設、ダム建設なども自然破壊の最たるもので、これを推進してきたのが自民党です。

 環境権などということを言うのであれば、これら自然環境を破壊する行為を自らやめなさい、原発に汚染された地域に対する責任を持ちなさい、ということに尽きるのであって、これを実行せずに環境権創設などというのは欺瞞にもほどがあります。

 今、憲法に明記しなければならない必然性は全くありません。

 それこそ憲法9条改悪のためのワンステップにしかならないという中で、敢えて環境権を憲法に明記するための改憲など有害でしかありません。

 環境運動をしてきた人たちの中には、「環境権の創設はいいんじゃないか」などという人たちもいるかもしれません。

 ギャンブル依存症対策のためにカジノ導入に「賛成」するという依存症対策運動をしている方、福祉を破壊する自民党と対話することが福祉への理解を得られるなどと言っている方がいますが、これと同じレベルで間違った主張です。あくまで憲法は政治の中で議論されているわけですから、その「環境権」だけを取り出して「賛成」などというのは、「憲法9条改正」の手助けをするようなもので、それくらいは自覚すべきものです。

憲法に環境権を加える改憲ならOK? いいえ、ダメです。憲法の破壊行為です

 私学助成についても、既に合憲ということで決着がついていますし、今後も問題にされることもありません。これを今、何故、「改正」する必要があるのかという根拠は全くありません。

 財政規律条項とは、次世代に借金を引き継がせないという条項なのですが、借金ばかりで税金の垂れ流しをしている安倍自民党がどの口で言うのかというものです。

 このような条項ができれば大手を振って消費税大増税を実現できるということでしょうか。

 いずれをとってもとにかく「憲法を「改正」したい」という動機だけが見え見えで、これでは論議すること自体が有害でしかありません。

 中には、議論自体が何故、ダメなんだ、だからサヨクはダメだとかというリベラルを自称する人たちもいますが、政治の中での「改憲議論」であるということをまるで理解できていないと言わざるを得ません。学級会レベルだったら、それで構わないのですが、実際の政治は違います。何故、その条項の「改正」が必要なのかという問題にまで考えが至らず、かえって安倍自民党の憲法9条改悪に加担していることくらい自覚してもらいたいものです。というより自覚していて影ながら安倍自民党をの改憲策動を応援しているのでしょう。

 こういった人たち(自称リベラル)には要注意です。




http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/588.html

[政治・選挙・NHK218] 成長神話にようやく疑問(森功のブログ)
成長神話にようやく疑問
http://mori13.blog117.fc2.com/blog-entry-2035.html
2017-01-04 森功のブログ


 元旦スクープもなく、ぱっとしない新聞各紙。朝日もすっかり元気がありませんが、この記事はよかった。たとえば、

<社会思想家の佐伯啓思・京都大名誉教授によると、国家が成長を必要としたのはもともと冷戦期に資本主義陣営が社会主義陣営に勝つためだった。「それだけのことにすぎない。なぜ成長が必要なのかという根源的な問いに、経済理論には実は答えがないのです」>

 というくだり。アベノミクスがまるでダメななか、日本に経済成長は本当に必要なのか、という素朴な疑問は誰もが抱いているのではないでしょうか。先進国のこれ以上の経済成長は人類滅亡を早めるだけでは。


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/589.html

[政治・選挙・NHK218] ≪沖縄県民アンケート≫「日本の一地域(県)のまま」15.7ポイント減り46.1%に(前回調査は5年前)
【沖縄県民アンケート】「日本の一地域(県)のまま」15.7ポイント減り46.1%に(前回調査は5年前)
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/25606
2017/01/04 健康になるためのブログ




https://news.nifty.com/article/domestic/society/12182-shimpo420582/

沖縄の県民像やその変化を探るため、琉球新報は昨年10〜11月、県民意識調査を実施した。調査は2001年、06年、11年に続き4回目。「今後の日本における沖縄の立場をどうすべきか」という質問に「現行通り、日本の一地域(県)のまま」と答えた人が前回から15・7ポイント減って半数を割り、46・1%となった。一方で独立を含め、内政、外交面で沖縄の権限を現状より強化すべきだと考える人が計34・5%に上った。沖縄の自治に関する権限を現状より強化すべきだと考える層が3分の1を超え、現状を支持する層に迫った背景には、基地問題で沖縄の民意が政府に聞き入れられないことへの不満があるとみられる。



以下ネットの反応。








安倍政権の横暴に沖縄県民がNOを叩きつけた調査結果です(沖縄はずっとNOですが)。「独立」とまで考える人は少数ですが、「自治権の強化」を求める声は高まっているようです。




http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/590.html

[戦争b19] アル・カイダ系集団によってダマスカスへの給水が止められる中、白ヘルが施設修理できる不思議(櫻井ジャーナル)


アル・カイダ系集団によってダマスカスへの給水が止められる中、白ヘルが施設修理できる不思議
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201701040000/
2017.01.04 21:30:54 櫻井ジャーナル


シリアの首都ダマスカスへの給水が止まっている。貯水池にディーゼル燃料などが混ぜられて12月22日から使用できない状態になり、その翌日から水源地を奪還する作戦をシリア政府軍は始めたが、27日に給水施設が爆破されたようだ。

 施設を修理するためのチームを政府は編成しているものの、水源地は依然としてアル・カイダ系武装集団に制圧されているために派遣できない状態。そうした中、「白ヘル」を含む「民間団体」が政府軍の攻撃中止を条件に、給水施設を直すとする声明を出した。

 白ヘルは2013年に創設された。人道的な援助活動をしている非武装で中立な団体だと自称しているが、CIAが資金を供給するために利用しているUSAIDを通じ、アメリカの国務省は彼らに2300万ドル(総額か年額か不明)提供していることを認めている。創設者であるジェームズ・ル・メジャーの出身国イギリスだけでなく、日本のJICA、デンマークやオランダの政府も資金を提供しているようだ。

 その一方、白ヘルはアル・カイダ系武装集団やそこから派生したダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)と緊密な関係にあり、シリア政府軍兵士の処刑に立ち会って死体を処理したりしている。しかも、シリアで活動している「白ヘル」の責任者ラエド・サレーはアメリカへの入国を拒否されている。「テロリスト」と結びついている疑いがあると判断されているわけだ。

The Syria White Helmets Exposed as US UK Agents Embedded with Al Nusra and ISIS




http://www.asyura2.com/16/warb19/msg/457.html

[政治・選挙・NHK218] パク・クネと小池百合子  山崎行太郎
http://yamazakikoutarou.hateblo.jp/entry/2017/01/04/
2017-01-04 山崎行太郎ブログ『毒蛇山荘日記』


【パク・クネと小池百合子】さて、東京都知事に当選し、都政改革を推し進めようとしている小池百合子だが、オリンピック会場問題などで、失態を演じたにもかかわらず、マスコミに頻繁に登場し、ますます意気軒昂のようである。……


ーーここから本文です(⬇︎⬇︎⬇︎)ーー

【パク・クネと小池百合子】ー

世界中に女性政治家や女性指導者が台頭してきている。女性大統領や女性首相、女性知事。それが、何を意味しているかは分からない。男女平等や女性活躍推進の思想や立場からみれば、歓迎すべき傾向のように見える。しかし、それが、手放しで歓迎すべきことかどうかも、容易には分からない。

現代は、ある意味で「弱者の時代」である。「弱者」が特権化され、「弱者」が優先される時代である。もし、「女性=弱者」という観点から、女性が優遇され活躍しているとすれば、ニーチェのような思想家ならば、そういう時代を、「不健康な時代」と呼ぶかもしれない。

韓国のパク・クネ大統領は、任期半ばで 、国民の圧倒的な抗議デモによって、弾劾され、大統領職を失職することになった。期待されて登場した女性大統領だったにもかかわらず、あっけなく大統領職を追放されてしまった。これは、何を意味するのか?韓国の国民は、「女性=弱者」に飽きたのか?それとも、単なる政界スキャンダルによる失職なのか?

さて、東京都知事に当選し、都政改革を推し進めようとしている小池百合子だが、オリンピック会場問題などで、失態を演じたにもかかわらず、マスコミに頻繁に登場し、ますます意気軒昂のようである。

小池百合子知事は、改革派都知事人気をステップにして、女性初の総理を目指しているという噂もある。別にそれに反対する理由もないが、マスコミを中心に作り上げられた「人気」だけを頼りに、都政改革から国政改革まで、手をひろげることは、危険である、と私は思う。パク・クネの二の舞になりはしないか、と懸念する。

▼▼▼▼▼▼▼▼以下引用▼▼▼▼▼▼▼▼

 小池百合子東京都知事が毎日新聞の新春インタビューで、7月の都議選に絡んで注目の「小池新党」問題について見解を明らかにした。知事は、新党を結成するか、政治団体「都民ファーストの会」を拡充するかは選択的な問題であると強調。

「ある意味、(新党は)もうできている」と述べ、自信を示した。

 「都民ファーストの会」は、昨年の都知事選で小池氏支持に回った豊島区議らを中心に発足した。9月に政治団体として都選挙管理委員会に届け出ており、知事自ら設立した政治塾「希望の塾」を運営している。  知事は「都民ファーストの会」を足がかりとして、都政改革勢力を結集していく考えを明らかにした。

 既成政党からの参加を促すため、政治団体の名称を変更する可能性にも言及。政治情勢によっては、法律上の要件を満たした新政党を結成する意向も示した。どちらを選ぶかは、初の「小池予算」をめぐる都議会論戦を踏まえ、3月に判断すると述べた。

 都議会の定数は127。知事は、「希望の塾」などから少なくとも30人、できれば40人程度の候補者を擁立したい意向で、今月中に第1次公認候補を発表できるよう準備を進めている。

 一方、2020年東京五輪・パラリンピックの費用負担問題に関連し、都内に死蔵されている携帯電話の回収作業に力を入れる意向を表明。五輪メダルの素材になる金・銀・銅を、いわゆる「都市鉱山」から掘り出す取り組みを広げ、組織委員会の財政を支えていきたいと提案した。

 築地市場(中央区)の豊洲(江東区)移転については「夏ごろに総合判断するが、1月半ばに発表される新市場地下水モニタリングの最終調査結果次第で早くも遅くもなる」と語った。インタビューは昨年12月29日に行われた。【山田孝男】

▲▲▲▲▲▲▲▲引用終り▲▲▲▲▲▲▲▲

(続く)


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/591.html

[経世済民117] 未曽有の世界経済危機の兆候…中国は資金流出、EU各国は排他主義で分裂、米国急失速(Business Journal)

未曽有の世界経済危機の兆候…中国は資金流出、EU各国は排他主義で分裂、米国急失速
http://biz-journal.jp/2017/01/post_17640.html
2017.01.05 文=真壁昭夫/信州大学経法学部教授 Business Journal


 2016年11月8日に米国の大統領選挙で共和党のドナルド・トランプ氏が当選して以降、金融市場では米国経済への強気な見方が増えてきた。それは、トランプ氏が財政出動、減税、規制緩和を進め、米国経済の成長率を2〜4%程度に押し上げると主張してきたことに影響されている。リーマンショック後の世界経済では、各国が金融政策を駆使して低金利環境を整備し、投資や消費を促そうとしてきた。エコノミストらの間でもこうした政策の効果にはさまざまな見方がある。そのなかでも世界的に需要は盛り上がりに欠け、需給ギャップが拡大基調にあるというのは多くの専門家が認識しているポイントだろう。

 その状況下、トランプ氏が主張する5000億ドルとも1兆ドル(59兆〜117兆円程度)ともいわれる大規模なインフラ投資が本当に進むと、世界的に需要は回復し物価も上昇しやすくなる。それが大統領選挙以降の米国株式、ドルの上昇につながった。すでに米連邦準備理事会(FRB)関係者が2017年に3回の利上げを予想していることを踏まえても、トランプ氏の経済政策(トランプノミクス)の潜在的な影響は無視できない。

 こうした期待がどうなるかは、今後の政治次第だ。17年、米国だけでなく欧州でも独仏蘭で総選挙などの重要な政治イベントが控える。各国の政治動向次第で世界経済に無視できない影響が及びやすいことは冷静に考えるべきだ。

■17年はまさしく政治の年

 17年の世界経済の展開を論じる際、無視できないのが主要国の政治動向だ。まず注目されるのは大統領選挙後、急速に先行きの期待が高まってきた米国の動向だろう。1月20日、トランプ氏は正式に大統領に就任する。その後、予算編成や債務上限の引き上げなど、議会との交渉などを通して政治的に解決されなければならない案件は多い。

 財政出動を主張しているように、トランプ氏は“大きな政府”を志向している。一方で、伝統的に共和党は“小さな政府”を重視し、経済の営みは市場に任せるべきだとの考えを持っている。選挙戦のなかでトランプ氏と共和党指導部の関係が悪化したことを踏まえると、同氏が共和党や議会との利害調整を円滑に進め、有権者から一定の支持を維持していくことができるかは不透明だ。政治経験の乏しい同氏にとって、それは簡単なことではない。すでに財政出動観測から金利は上昇し、住宅投資や耐久財の消費動向は不透明だ。ドル高が輸出や企業業績に与える影響も無視できない。今後の米国経済はトランプ氏の政治手腕次第だろう。

 欧州でも重要な政治イベントが目白押しだ。1月、英国ではEU離脱(ブレグジット)交渉を開始するために議会の承認が必要か否かについて、最高裁が判決を出す。判決を受けて議会が離脱交渉にかかわる場合、EU単一市場へのアクセス確保よりも移民の制限が優先される“ハードブレグジット”の可能性は低下すると考えられている。そして、3月にはオランダ総選挙、4月下旬から5月上旬にフランス大統領選挙、そして秋にはドイツの総選挙が実施される予定だ。

 現在、欧州各国では移民や難民に対する反感が追加的に高まっている。特に、ドイツでは首都ベルリンで、クリスマス商戦でにぎわうマーケットにトラックが突入するテロ事件が発生し、難民受け入れを積極的に進めたメルケル政権への批判が高まっている。ドイツ以外のEU加盟国でも自国第一を主張する右派のポピュリズム政党への支持が高まっている。今後の選挙などの結果次第では、金融市場が混乱する可能性も排除できない。

■要注意のフランス大統領選挙

 なかでも注意が必要なのは、フランスの大統領選挙だ。同国の大統領選挙では、1回目の投票で50%以上の得票率を確保する候補がいない場合、上位2名での決選投票が行われる。各種世論調査などを見ていると、1回目の投票では勝負がつかず、右派・共和党の候補であるフィヨン元首相と、極右・国民戦線のル・ペン党首の一騎打ちになるとの見方が多い。

 決選投票に関して、多くの政治アナリストらの見方では、左派の社会党と共和党の反ル・ペン票がフィヨン元首相に流れ、ル・ペン党首は当選しないとの予想が多い。強硬に移民、難民の排斥やEU懐疑主義を唱えるル・ペン党首の主張は、かなり過激だ。理性的に考えると、フィヨン氏の当選がフランスと欧州にとって良い決定であることは確かだ。

 しかし、16年6月の英国国民投票、11月の米国大統領選挙のように、想定外の展開もありうる。共和党の候補者選びに関しても、多くのアナリストらはフィヨン氏が大統領候補に選出される可能性は低いと考えていた。それは、フィヨン氏が親ロシア、シリアの考えを持っており、ル・ペン党首ほどではないにせよ反移民の考えを持っているからだろう。

 そう考えると、フランスの政治は徐々に自国優先、EUからの離反に向かっている。そして、難民が関与するテロが続いていることを考えると、5月の決選投票にてル・ペン党首が当選する可能性は排除すべきではない。独英に次ぐ欧州第3位、世界第6位の経済規模を誇る同国で極右政党が政権を獲れば、欧州全体に無視できない影響が及ぶ。オセロをひっくり返すように、各国に排他主義、自国優先、反EUの世論が広まりかねない。

 これが現実のものとなればEUの拡大は行き詰まり、分裂への動きが目立ち始めるだろう。エコノミスト、政治アナリストらの間ではEUの分裂、単一通貨ユーロの分裂は実際に発生する確率が低いとの見方が多いものの、各国が内向き志向を強めていることは確かだ。フランスの大統領選挙の結果は、EU加盟国間の連携が進みづらくなるなど、今後の動向に無視できない影響を与える要因になると考えられる。

■先行き不透明かつ不安定な世界経済

 11月の米国大統領選挙以降、市場参加者が米国を中心に先行きに強気になってきただけに、「政治が世界経済の足を引っ張るといわれても、にわかには信じがたい」というのが大方の反応だろう。冷静に考えると、金融市場に影響を与えているのは先行き期待を強める投資家心理だ。「噂で買って事実で売る」という相場格言のように、次期大統領と米議会の交渉がうまく進まないなど政治の実態が明らかになるにつれ、強気相場の調整は進みやすい。

 そのタイミングで欧州の政治不安が高まると、それなりのマグニチュードで株価やドルが下落し、世界の金融市場がリスクオフに向かう可能性がある。すでに、イタリアのモンテ・パスキ銀行は自力での再建をあきらめ公的支援を申請した。近い将来、イタリアでも総選挙が実施される可能性があり、政治混乱が銀行システムの再建を阻害し、実体経済にマイナスの影響を与えることは十分に考えられる。

 また、リーマンショック時と異なり世界経済には十分な支えが見当たらない。中国を筆頭に新興国経済は世界経済の成長のエンジンではなく、重石になっているからだ。中国では過剰な生産能力の解消が不可避な中、鉄鋼や石炭の増産が進んでいる。金融市場ではシャドーバンキング(影の銀行:正規の銀行システムを介さない資金調達)を通した融資が増え、債務のリスクが懸念されている。秋に共産党の党大会を控え、習近平国家主席は自動車減税やインフラ投資など、財政出動により景気を支えようとするだろう。それでも、先行きの経済への懸念を受けて本土市場からは資金が流出している。16年年初のように人民元安、株安などが同時に進むと、世界経済の下振れリスクも高まるはずだ。

 注意したいのは、米国への期待剥落から世界経済の先行き懸念が高まるなかで、欧州の政治、中国経済の減速への懸念が同時に高まるシナリオだ。その場合、世界経済は未曽有の経済危機に直面する可能性がある。各国の金融・財政政策に手詰まり感が出ているなか、政策当局がどう金融市場の混乱を鎮静化させ、景気を支えられるかもはっきりしない。基調として世界経済に不安定な部分があり、状況次第で先行き不透明感が高まりやすいことは冷静に考える必要がある。

(文=真壁昭夫/信州大学経法学部教授)

http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/452.html

[経世済民117] 住友銀行役員→楽天副会長をお不倫で辞任のあの人物、お騒がせの某ベンチャー社長をひっそり辞任(Business J)

住友銀行役員→楽天副会長をお不倫で辞任のあの人物、お騒がせの某ベンチャー社長をひっそり辞任
http://biz-journal.jp/2017/01/post_17643.html
2017.01.05 文=編集部 Business Journal


 住友銀行・イトマン事件の内幕を暴露した『住友銀行秘史』(講談社)は、ビジネス書としては異例の13万部を超えるベストセラーとなった。著者の元住友銀行取締役の國重惇史氏は、かつて楽天の副会長を務め、「三木谷浩史会長の右腕」と称されていたが、2014年に不倫および女性への暴行が「週刊新潮」に報じられ、辞任した。その後、15年6月から東証マザーズ上場のリミックスポイントの会長(その後、社長)に転身していたが、16年12月20日に社長を退いた。

 リミックスポイントは、社長の國重氏が退任し、副社長の小田玄紀氏が社長に就任したと発表した。國重氏は取締役も辞任した。辞任の理由は、17年3月期の通期業績予想を大幅に下方修正したことに対して、経営責任を明確にするためとしている。本人から辞任の申し出をしたという。

 17年3月期通期の非連結(単独)の業績予想を下方修正した。売上高は46億8700万円の見込みで、当初予想の85億3200万円から38億4500万円の減収となる。収益の柱と位置付けている電力売買事業で価格競争が激化し、そのうえ新規開拓が進まなかったことから、エネルギー関連事業のセグメント売上高が当初計画の55億円から17億円へと大きく減少する見込みだ。

 その結果、営業利益は2億3500万円の予想が4900万円、純利益は1億4600万円から2500万円に下方修正した。

 今後は、新社長のもとで16年3月に設立したビットポイントジャパン(仮想通貨取引所・交換所の運営、フィンテック関連事業の推進)や同年8月に新設したジャービス(宿泊施設の運営、訪日観光客向けの情報サービス)の新規事業に注力したいとしている。

■香港マネーに支配されるリミックスポイント

 リミックスポイントは、04年に業務用ソフトウェアを開発するベンチャー企業として設立された。06年に東証マザーズに上場したが、業績が悪化して09年に新たな株主が経営に参画した。その後、株主は頻繁に入れ替わった。

 14年9月、新電力の日本ロジテック協同組合と業務提携。成長著しい新電力との提携を材料にリミックスポイント株は急騰した。ところが、日本ロジテック協同組合は16年4月15日、負債163億円を抱えて破産宣告を受けた。

 そんなマネーゲームの最中に、國重氏がトップにスカウトされた。

 リミックスポイントは16年11月25日、「非上場の親会社等の決算情報について」開示した。親会社の名称はSUNNY IDEA INTERNATIONAL LIMITED(香港)である。16年3月31日現在、議決権ベースで20.30%のリミックスポイント株式を保有している。

 16年6月23日、第三者割当増資による新株式および新株予約権の発行で総額25億円の資金を調達した。割当先はUnited Asia Hong Kong Group Limited(UAHG)とK−style investment partners。

 UAHGは過去に、仕手銘柄として名前が通るジャスダック上場のA.Cホールディングス(現アジアゲートホールディングス)の第三者割当増資を引き受けていた。

 また16年10月13日、警視庁捜査2課と証券取引等監視委員会は東証マザーズ上場のストリーム株をめぐる相場操縦の容疑で、合同会社メタルバンク代表・松浦正親氏の事務所などに強制調査を行った。ストリームの株価は14年5月頃、120円台だったものが、同年9月下旬に約4倍の530円まで上昇した。不正に株価を吊り上げて売り抜け、利益を得た疑いがもたれている。このストリーム社長の劉海涛氏は、リミックスポイントの社外取締役を務めていたことがある。

 このようにリミックスポイントは、香港マネーと香港人脈に取り囲まれている。次のマネーゲームのカードが仮想通貨のビットコイン。同社は16年5月27日、ビットコイン等仮想通貨取引所サイトを開設している。そして6月23日には、UAHGなどを引受先として第三者割当増資を実施している。

 リミックスポイントの社長を退任した國重氏には、ぜひとも実態をすべて実名で書いてもらいたいものだ。

(文=編集部)

http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/453.html

[経世済民117] セブン&アイ、鈴木敏文路線を全面否定…容赦ないヨーカ堂&百貨店縮小、負の遺物を一斉整理か(Business J)
               セブン-イレブンの看板(撮影=編集部)


セブン&アイ、鈴木敏文路線を全面否定…容赦ないヨーカ堂&百貨店縮小、負の遺物を一斉整理か
http://biz-journal.jp/2017/01/post_17641.html
2017.01.05 文=編集部 Business Journal


 セブン&アイ・ホールディングスの2017年2月決算での人事が、にわかに注目され始めた。オムニチャネル(インターネットとリアル店舗の融合)を推進してきた鈴木敏文前会長(現名誉顧問)の二男、鈴木康弘取締役が年末に退任することになったからだ。井阪隆一氏が社長になり、居場所がなくなったことが原因と社内ではみられている。

 一方、16年12月19日付で、グループ創業者で現名誉会長の伊藤雅俊氏の二男、伊藤順朗取締役が常務に昇格する。新設する経営推進室でグループのガバナンス体制の構築を担う。「中期経営計画づくりに伊藤氏も参画した。中経を推進し、リーダーシップを発揮してもらうための人事だ」と説明されている。創業家である伊藤家の存在感が高まるのに対して、これまで君臨してきた鈴木親子が名実ともに表舞台から消えることになる。

 そのため、“鈴木派”と目されている後藤克弘副社長、古屋一樹セブン-イレブン・ジャパン社長などのトップ人事が焦点となる。人事でも明確に井阪色を出せるのかの試金石となる。

 16年10月、セブン&アイは新体制になって初めての中期経営計画を発表した。関西地区の百貨店の売却、イトーヨーカ堂の大量閉鎖が骨子である。今後、鈴木氏が相次いで買収したネット関連の流通企業の整理を進められるかどうかが注目される。5月に退任した「カリスマ経営者」鈴木氏の路線と決別するための中経といえる。

 鈴木氏は「ネットを制する者がリアルを制する」として、「omni7(オムニセブン)」と称するオムニチャネル戦略を推進してきた。オムニセブン関連で売り上げ1兆円を目指したが、15年度で910億円にとどまり苦戦に陥った。

 16年10月、中期経営計画発表の際に井阪氏は「これまでEC(電子商取引)は、システムの視点でやってきたことが失敗の原因。今後は顧客視点で全面的にやり方を変える」と述べ、いわばオムニセブンを全面的に転換すると宣言したわけだ。

「カリスマ経営者」といわれた鈴木氏は、いまでも社内に信奉者が少なくない。井阪氏が少しでもミスを犯せば大逆襲が始まる。“脱鈴木”路線を結果(数字)の人事で示さねばならない。まさに正念場だ。

■鈴木路線との決別

 セブン&アイは百貨店事業を大幅に縮小し、関西圏から事実上、撤退する。そごう神戸店、そごう西神店、西武高槻店の3店舗を、阪急阪神百貨店を運営するエイチ・ツー・オーリテイリング(H2O)に譲渡することが決まった。

 セブン&アイとH2Oは資本業務提携し、相互に57億円分の株式を持ち合うことになった。セブン&アイはH2Oの発行済み株式の3%、H2Oはセブン&アイ株式の0.1%程度を取得する。

 セブン&アイは06年にミレニアムリテイリング(現そごう・西武)を買収し、百貨店業界の再編を主導した歴史を持つ。これまでに百貨店事業に4000億円以上を注ぎ込んできた。

 しかし、セブン&アイが16年10月6日に発表した17年2月期第2四半期決算で、百貨店事業は18億2300万円の営業赤字となった。前年同期より赤字額が9億5400万円拡大しており、百貨店事業の見直しが急務となっていた。

 関西では滋賀県の西武大津店など小規模店は残るが、3店舗の売却は関西圏での百貨店事業から完全に撤退する布石と受け止められている。

 これに対して首都圏の旗艦店の東京・西武池袋本店(16年2月期の売上高1900億円)や、そごう横浜店はテコ入れして競争力を高める。井阪社長は「地域の1番店と2番店以下の差は拡大する。百貨店市場の縮小は不可避」と認識している。

 16年10月6日付で、そごう・西武の松本隆社長が引責辞任し、グループ内でカルチャー教室を運営するセブンカルチャーネットワークの林拓二社長がそごう・西武の社長に就任した。これが井阪人事の、実質的な第1弾となった。林氏は、そごう・西武取締役神戸店長などを歴任している。

 そして、伊藤順朗氏の常務昇格が第2弾である。中期経営計画を策定した中心メンバーは、井阪氏など執行役員1人を含めて5人。この「改革5人組」の中に創業家出身の伊藤順朗取締役(当時)も入っていた。

 中経ではセブン-イレブンの出店を抑制するが、この判断を評価する向きは多い。最近、新規出店したセブン店舗の日商(1日当たり売り上げ)と新生ファミリーマートのそれとの差が、以前の半分以下に縮小している。明らかにセブンの「売る力」が落ちている。これは無理な出店を重ねた結果である。

 セブン-イレブン・ジャパン社長の古屋氏と井阪氏の考え方に微妙な差が生じているが、セブン&アイが主導して生命線であるコンビニの稼ぐ力を維持していかないと、鈴木会長時代の“負の遺産”を処理するための原資を確保できなくなる。

 改革はすぐに実を結びはしないが、着実に最初の一、二歩を踏み出している。イトーヨーカ堂の店舗削減も40店舗から増える方向だ。また、百貨店の閉店、店舗の売却には地元の説得が不可欠だ。ただ店を閉めればいいというわけではなく、強力な受け皿となるH2Oのような存在が必要になる。

 次の改革ポイントとして、赤字を垂れ流すニッセンホールディングスを核とした通販事業や、生活雑貨店「フランフラン」を展開するバルス、高級衣料品店「バーニーズニューヨーク」を展開するバーニーズジャパンの売却をいつ決断するのか、株式市場は注視している。

 これらは、いずれも鈴木氏が買収した負の遺産だ。採算の悪いファミレス事業をどうするかについても、突っ込んだ議論が待たれる。

 いずれにせよ井阪氏は、“鈴木敏文路線”を全否定して突き進むしかない。人事で井阪色をどこまで出せるかだ。流通業の盛衰を決めるのは、結局は人である。

(文=編集部)

http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/454.html

[経世済民117] 乳酸菌ショコラ、バカ売れの理由…チョコの欠点を利点に転換、体に良い乳酸菌が百倍届く(Business Journal)
                ロッテ『スイーツデイズ 乳酸菌ショコラ』(「Amazon HP」より)


乳酸菌ショコラ、バカ売れの理由…チョコの欠点を利点に転換、体に良い乳酸菌が百倍届く
http://biz-journal.jp/2017/01/post_17637.html
2017.01.05 文=星野達也/ノーリツプレシジョン取締役副社長、ナインシグマ・ジャパン顧問 Business Journal


■チョコレートは消化に悪い

「お腹の調子が悪い時にチョコレートを食べてはいけない」と言われたことはないだろうか。チョコレートは脂肪分が多く、胃での滞留時間が長くなるため、消化が悪い食物の代表として認識されている。消化が悪い原因はチョコレートの主成分であるカカオではなく、その脂肪分であるが、胃の調子が悪い時にはチョコレートを控えるほうが良いということは、一般的な認識だろう。

 また、チョコレートは、親が子供に食べさせたくないお菓子としても、常に上位に位置している。含まれる糖分と脂肪分が多く、虫歯や肥満の原因にもなるためである。

 もちろん、大人の我々だって(大人だからこそ)、健康のためには控えたほうが良いだろう。そんなことは百も承知であるものの、チョコレートの消費量は、実は年々増えている。体に良くないとわかってはいても、なかなかやめられないのがチョコレートの魅力なのだ。ちょっとした罪悪感を持ちながら、少しずつ食べてはその味わいをかみしめる喜びは、チョコレート好きにはたまらないのではないだろうか。

■チョコレートの消化の悪さを逆手に取ったアイデア商品

 そんななか、チョコレートを食べる「罪悪感」を大きく軽減してくれる商品が出た。ロッテの『スイーツデイズ 乳酸菌ショコラ』だ。乳酸菌をチョコレートで包み込むことで、乳酸菌を生きたまま腸に届けることができるという画期的な商品だ。チョコレートで包まない場合に比べて100倍の乳酸菌を腸に届けられるというから驚きである。単純にチョコレートを食べるのに比べ、チョコレートを食べながら、体に良い乳酸菌を摂れると考えると、圧倒的に手を伸ばしやすくなるのではないだろうか。

■乳酸菌の効果

 乳酸菌といえば、腸内環境を整える働きがあるだけでなく、アトピー性皮膚炎の改善や、花粉症の予防・軽減、コレステロール値の低下にも効果的ということで、最近高い注目を集めている。乳酸菌により腸の活動を整える「腸活」という言葉もできたくらいだ。

 ただし、乳酸菌の弱点は、熱と酸に弱いこと。37度で強酸性の胃酸が渦巻く胃袋の中はまさに乳酸菌にとっては最悪の環境であり、せっかく摂取してもそのほとんどが腸に届く前に死滅してしまう。

 この商品が実現した背景にあるのは、これまでチョコレートの弱点とされていたその消化の悪さだ。つまり、「胃で消化されない」というチョコレートの弱みを強みに変えたからにほかならない。

 また、常温保存が難しい乳酸菌を、1年間常温で保存することを可能とした技術も、商品開発を後押しした。つまり、いつでもどこでも、おいしく乳酸菌を摂ることできるようになったのである。

■売上絶好調

 発売以降売上は好調で、当初計画の140%で推移するとともに、半年で20億円の売上を記録した。半年間のうちに、日本人の約18人に1人が購入した計算だ。500種類の商品がしのぎを削るチョコレート市場においては、破格の売れ行きである。これこそ、チョコレートの弱みを逆手にとることで強みにかえた、アイデア商品ではないだろうか。

 ただし、食べすぎには要注意。必要な乳酸菌を摂取するためであれば、ひと箱食べる必要はない。何しろ、ほかの乳酸菌食品の100倍近く腸まで届くのだ。健康に良いからといって摂りすぎると、カロリーの取りすぎで逆効果になる。ご参考まで。

(文=星野達也/ノーリツプレシジョン取締役副社長、ナインシグマ・ジャパン顧問)


http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/455.html

[政治・選挙・NHK218] ほらっちょ・安倍晋三が年の初め、天皇退位問題で虫を出すの巻か 
ほらっちょ・安倍晋三が年の初め、天皇退位問題で虫を出すの巻か
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/5475ef836a75ece466e71da945dd147e
2017年01月05日 のんきに介護


天皇退位問題で

さんざ非常識なことを言い、有識者会議という

デマ組織まで作った。

挙句の果てに

天皇の影響力を削ごうと、

宮内庁の天皇寄りの官僚を自分の命令に忠実な

バカ鬼に挿げ替えた。

あるいは、

天皇の年頭のご挨拶も中止に追い込んだ。

その国賊が

今更のように他人事か。

「長い歴史と、これからの未来にかけての極めて重い課題であり、決して政争の具にしてはならない」「政治家が良識を発揮しなければならない課題だ」(下記〔資料〕参照)

と述べたという。

自分がこれまで言ったことを頬被りして

嘘の連発だ。


〔資料〕

「通常国会20日召集=天皇退位「政治家は良識を」−安倍首相年頭会見」

   時事通信(2017/01/04-17:09)

☆ 記事URL:http://www.jiji.com/jc/article?k=2017010400558&g=pol

 安倍晋三首相は4日、三重県伊勢市で年頭の記者会見に臨んだ。首相は通常国会の召集日について「20日から始まる」と明言し、「未来を開く国会だ」と決意を表明。今年の政権運営に関し、「本年も経済最優先。デフレ脱却に向けて金融政策、財政政策、成長戦略の3本の矢を撃ち続けていく」との方針を示した。

 第193通常国会の会期は6月18日までの150日間。政府・与党は、災害対策費を盛り込んだ2016年度第3次補正予算案を早期に成立させた後、1億総活躍社会の実現を柱とする17年度予算案の成立に全力を挙げる。後半国会では、天皇陛下の退位を認める法案や働き方改革関連法案が焦点になりそうだ。

 首相は天皇退位について「長い歴史と、これからの未来にかけての極めて重い課題であり、決して政争の具にしてはならない」と重ねて指摘。「政治家が良識を発揮しなければならない課題だ」とも述べ、冷静に議論して一致点を見いだすよう与野党に呼び掛けた。

 衆院解散・総選挙に関しては、「今年に入って4日間、解散の2文字を全く考えたことはない」と強調。「アベノミクス(のエンジン)をしっかり吹かし、経済を成長させていくことが私たちに与えられた使命だ。最大の経済対策は来年度予算の早期成立だ」と述べ、当面は17年度予算案の成立に注力する考えを示した。

http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/592.html

[原発・フッ素47] 原発の重大欠陥疑惑を追う…大問題になったフランス。話題にならない日本(日刊SPA!)
原発の重大欠陥疑惑を追う…大問題になったフランス。話題にならない日本
https://nikkan-spa.jp/1262154
2017.01.04 


 フランスの原発で、日本製の欠陥部品が使われていることが判明。フランスでは大問題になっている。しかし日本ではほとんど話題になっていない。そこで専門家を直撃、この問題がどれだけヤバいのかをリポートする!

◆大問題になったフランス。話題にならない日本


     ※写真はイメージです

 原発大国フランスで、原発12基が、緊急点検のために停止させられるという異常事態になっている。蒸気発生器や圧力容器などの原発の最重要部品の鋼材の強度不足が発覚したためだ。問題は、この強度不足の部品を提供した企業「日本鋳鍛鋼」は、日本の原発にも部品を提供しているということだ。

 日本の原発でも、強度不足の部品が使われている可能性があるのだが、原子力規制委員会は書面上のデータだけで「問題なし」としてしまっている。

 日本鋳鍛鋼の供給した鋼材を使っている原発は、全国で17基。その中には、現在稼働中の川内原発1号機と2号機、稼働40年を超える老朽原発である高浜原発1号機と2号機も含まれている。問題は、日本鋳鍛鋼だけではない。原発用の鋼材を供給している日本製鋼所も、ASN(フランス原子力安全局)から強度不足があるのではないかと調査の対象になっている。日本鋳鍛鋼と日本製鋼所のいずれか、あるいはその両方からの鋼材を使用している原発は40基となり、現存あるいは建設中の国内の原発のほとんどを占めることになる。さらに日本製鋼所の鋼材は、各国の原発に使われており、鋼材強度不足スキャンダルはさらに拡大していく可能性もあるのだ。

「日本製鋼所の鋼材は、米国や中国、ベルギーやスイス、スペインなどの原発でも使われています。まさに全世界的な前代未聞の大スキャンダルに発展する可能性もあるのです」(環境NGO「グリーンピース・ドイツ」で原発問題を担当するショーン・バーニー氏)

 フランスでは大問題となり、連日、テレビや新聞、雑誌などで報じられている原発の強度不足問題。ようやく国会でもこの問題が追及され始めた12月9日、衆議院の原子力問題調査特別委員会で初鹿明博衆議院議員が規制委の田中俊一委員長に質疑を行った。田中委員長は「検出されたのはブランク材(素材)からで、(炭素が濃い部分を)削り出す前のものであれば問題ない」としたものの、問題の鋼材が削り出した前のものか後のものかは「わからない」と認めた。

 さらに初鹿議員が廃炉の決まっている玄海原発1号機の鋼材の破壊検査や、再稼働準備が進められている玄海原発2号機の非破壊検査を求めたところ、規制委側も「前向きに検討」「確認を深める」と答えざるを得なかった。日本での鋼材強度不足疑惑の追及はこれからが本番だと言えるだろう。

【ショーン・バーニー氏】
グリーンピース・ドイツ核問題シニアスペシャリスト。過去30年以上、原発の問題に取り組む。原発の鋼材強度問題を調査、日本側に伝えるために来日

― 原発17基[重大欠陥疑惑]を追う ―




http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/242.html

[戦争b19] ロシア空軍の支援のもと、シリアで3万5千の戦闘員殲滅(Sputnik)

ロシア空軍の支援のもと、シリアで3万5千の戦闘員殲滅
https://jp.sputniknews.com/middle_east/201701043210762/
2017年01月04日 23:03(アップデート 2017年01月04日 23:11)  Sputnik


ロシア航空宇宙軍の支援の元、シリアで3万5000人の戦闘員が殲滅された。ロシア国防省のイーゴリ・コナシェンコフ報道官が次のように述べた。

「ロシア航空宇宙軍の支援の元、シリア領土の1万2360平方キロと499個の居住地域が戦闘員から解放された。725の養成キャンプ、405の弾薬製造工場と工房、テロリストの軍事兵器1500個、204人の指揮官を含む3万5000人の戦闘員が殲滅された。」

報道官は、テロ組織から448台の戦車や他の軍事装甲車、57の多連装ミサイルシステム、418のお手製多連装ロケット砲、410の迫撃砲、2万8000以上の火器が押収されたと指摘。

さらに、1420ヘクタールで爆発のおそれがある物体26853個が除去、処理された。

シリアには数万トンの人道支援物資、医療品、必需品が運び込まれ、地元住民に渡されている。また、支援物資供給には国連、アルメニア、ベラルーシ、セルビア、インド、中国、カザフスタンが参加している。


http://www.asyura2.com/16/warb19/msg/458.html

[国際17] ウィキリークス ヒラリー・クリントン氏の消えた電子メールの情報提供に2万ドルの報酬を出すと発表(Sputnik)


ウィキリークス ヒラリー・クリントン氏の消えた電子メールの情報提供に2万ドルの報酬を出すと発表
https://jp.sputniknews.com/politics/201701043210729/
2017年01月04日 22:26(アップデート 2017年01月04日 22:30)  Sputnik


内部告発サイト「ウィキリークス」は、民主党の元大統領候補ヒラリー・クリントン氏の消えた電子メールの情報提供に2万ドルの報酬を出すと発表した。

ウィキリークスは、重要な情報の破棄に関与したオバマ政権の人物の摘発あるいは逮捕につながる情報提供に報酬を出すという。




​このきっかけとなったのは、ウィキリークスのサイトに掲載された2009年付けの米国立公文書館の内部向けの書簡。同書簡では、当時クリントン氏が国務長官を務めていた米国務省の情報が入った容量2TBのハードディスクの紛失について伝えられている。

ディスクには、「マル秘」の公印のある書類も含まれていた。





http://www.asyura2.com/17/kokusai17/msg/134.html

[戦争b19] 露国防省 巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」航空隊のシリア沖での活動を公開≪動画≫ (Sputnik)


露国防省 巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」航空隊のシリア沖での活動を公開【動画】
https://jp.sputniknews.com/russia/201701043210538/
2017年01月04日 21:01(アップデート 2017年01月04日 22:12)  Sputnik


露国防省は、シリア沖で巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」号の航空隊が出動する様子を映した動画を公開した。

Боевая работа авиации ТАВКР «Адмирал Кузнецов» в Средиземном море у берегов Сирии (2016 год)


先に、「アドミラル・クズネツォフ」号と原子力ミサイル重巡洋艦「ピョートル大帝」号が1月に地中海遠征を終了する可能性があると報じられた。




http://www.asyura2.com/16/warb19/msg/459.html

[経世済民117] 歴史データで予測、大荒れ2017年相場はこうなる!(会社四季報オンライン)
               干支別勝率表と「丁酉」チャートは四季報オンラインに掲載中
 

歴史データで予測、大荒れ2017年相場はこうなる!
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170104-00152337-shikiho-bus_all
会社四季報オンライン 1/4(水) 21:06配信


 新年相場が始まった。今回は「大発会に考える2017年の相場展望」を書いてみたい。結論を先にいえば、2017年は波乱続きで日経平均株価は年末にかけて下落するものの、企業業績は全体として回復局面に入り、テーマや個別企業の選別が重要ということだ。

 まずは先月発売された『会社四季報』2017年1集(新春号)の決算業績集計表から今期の業績予想を確認すると、足元では売上高、利益ともに減少する「減収減益」が加速している。具体的な数字は、3219社合計の売上高は2.8%減収、営業利益は2.6%減益で、3カ月前の秋号と比較するとそれぞれ1.2%ポイント、0.1%ポイント悪化している。

 もっとも、これら企業の80%は2月または3月決算のため、「今期」も残すところあと2〜3カ月となり、市場の関心は今期の結果よりも「来期」の予想に向かうと考えられる。来期の業績予想を同じく3219社合計で見ると、売上高は4%増収、営業利益は9.8%増益と、売上高も利益も増加する「増収増益」に転じる見通しだ。つまり業績は不調なマイナスから好調のプラスに大転換する。業種別で言えば変化率の大きい「輸送用機器」「鉄鋼」「精密機器」などが注目だろう。

 次に年間のイベントを確認しながらテーマを探っていきたい。

 私は2017年をひと言でいえば「トランプ始動と選挙ラッシュの年」ととらえている。トランプ氏の影響については、コラム91「検証! 米大統領選後にやってくる大相場の中身」で詳しく書いているのでそちらを参照していただきたいが、過去を検証すると、時の政権が進める政策に沿って株式市場のテーマも決まっているため、トランプ政権の政策の方向性と執行状況をしっかり確認することが重要である。トランプ氏の任期である今後4年もしくは8年間にわたり、銘柄を大きく外さないようにしたい。

 選挙については、早ければ2月と噂されるイタリア総選挙を皮切りに、3月オランダ議会選、4〜5月フランス大統領選、7月東京都議選挙、そして9月のドイツ連邦議会選挙と続く。時期は未定だが韓国大統領選も控えている。オランダとフランスはどちらも極右政党が支持を拡大しており、結果次第ではEU離脱の議論も巻き起こりそうだ。

 選挙の結果次第で世の中の流れが大きく変わることは、昨年11月の米大統領選挙のトランプ氏勝利で、誰もが目の当たりにした。選挙ラッシュの2017年は、昨年に続き世界的な波乱が起きる年と肝に銘じておく必要がある。

 さてイベントや制度の改正については、気になるものをいくつか挙げてみたい。

 1月は個人型確定拠出年金、通称「iDeCo(イデコ)」がスタートする。iDeCoとは、公的年金制度に加入する60歳未満のすべての人が加入でき、自己の判断で運用することで成果が大きく変わる私的年金だ。税制メリットも、(1)掛け金全額が所得控除になる、(2)通常は課税される運用益も非課税で再投資される、(3)受取るときも大きな控除がある、の三つが挙げられる。

 個々人の豊かな老後生活をサポートするだけでなく、多くの人が株式市場に関心を持つきっかけになる可能性がある。四季報新春号コメントでは、電話やWebを使った顧客対応代行を展開するりらいあコミュニケーションズ <4708> は、「確定拠出年金業務を専門に行う拠点を新設」とあり、同制度の恩恵を受けるようだ。

 3月はエイチ・アイ・エス <9603> の子会社ハウステンボスが運営する「変なホテル」の2号店が千葉県浦安市に開業する。「変なホテル」とは、先進技術を導入し、ワクワクと心地よさを追求した、ギネスも“The first robot-staffed hotel(初めてロボットがスタッフとして働いたホテル)”として世界記録に認定するロボットホテルだ。

 フロントでは多言語対応のロボットがチェックインなどの手続きを行い、クロークではロボットアームが荷物を預かり、手荷物はポーターロボットが部屋まで運ぶというホテルだそうで、3カ月前の四季報秋号では「3年で100店体制目指す」となっていて、ここからの急展開が期待できる。

 4月はJ.フロント リテイリング <3086> が運営する松坂屋銀座店の跡地に「GINZA SIX」が開業する。オフィス、能楽堂、屋上庭園や観光機能のほか約240の世界のブランドが集結するこの施設のコンセプトは「Life At Its Best 最高に満たされた暮らし」。「五感全てを満たすモノやコトが集まり、五感を超越した喜びや満足など新たな価値を提案する、6つ星級の価値をもった施設」(同社プレスリリース)になるといい、シチズン時計 <7762> も「【旗艦店】銀座商業施設に大型店を出店。ブランド価値向上と訪日客需要深耕狙う」(四季報新春号)らしい。J.フロントは秋をメドに、パルコやTOHOシネマズが入居する松坂屋上野店南館もグランドオープンさせる予定で注目だ。

 4月は都市ガスの小売り自由化もスタートする。昨年の電力小売り自由化ほどの盛り上がりは見えないが、流量計など流体計測機器最大手のオーバル <7727> は「自由化控えガス流量計にも動意」とコメントされており、ニッチなところで恩恵を受ける企業が出始めている。

 ほかにもいろいろテーマがあるが、すべては紹介できないので、それぞれでテーマと関連企業を探して欲しい。

 続いて相場格言や歴史(過去のデータ)を参考に2017年の株式相場を占ってみたい。

 2017年「酉(とり)年」は、相場格言では「申酉(さるとり)騒ぐ」で、格言からも今年は波乱が予想される。さらに戦前の指南本によると、60年のサイクルである十干(じっかん)十二支にも格言があり、今年の「丁酉(ひのととり)」は「寄付高し昼より安し」となっている。これは年央から後半にかけて株価が安くなることを示唆している。

 今度は株式市場の代表的な指標の「年間勝率(年間プラスは勝ち、マイナスは負け)」と「年間騰落率平均」を、「西暦下一桁」と「干支」に分けて検証してみた。条件は以下のとおりだ。

 ・1878(明治11)年の東京株式取引所開設以降138年のデータを使い年間騰落を計算
・株価は、戦前は「東京株式取引所」修正株価、戦後は日経平均を採用
・全期間は1878年から2016年末、戦後は1949年から2016年末までとする

 この表を見ると、西暦下一桁「7」の年の戦後勝率は16.7%と最も低く、下一桁7の2017年は期待薄だ。具体的には1勝5敗だが、唯一1勝の1987年は秋にブラックマンデーの大暴落が起きた波乱の年だった。

 ちなみに「5」の年は全期間で全勝、「9」の年は戦後全勝かつパフォーマンスも高いので2019年は期待できそうだ。

 では干支別ではどうかだが、「酉年」の勝率は戦後80%と高い。全期間でも勝率は70%(7勝3敗)と上々だが、気になるのは3敗のうち2敗は何と「丁酉」であることだ。

 チャートを見ると年央から年末にかけて株価が下がっていて、格言どおりの「寄付高し昼より安し」のように見える。

 最後にあらためてまとめると、2017年「丁酉年」は波乱の年でチャンスでもあるが、日経平均の下落は要注意で、テーマや個別企業の選別が重要といえそうだ。

 渡部 清二(わたなべ・せいじ):大手証券会社に23年間在籍。中堅企業、個人投資家向けの資産コンサルティング、世界の運用会社向けの日本株セールスに携わる。2014年四季リサーチ設立、2016年「複眼経済観測所」設立、所長。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

渡部 清二
http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/461.html

[経世済民117] 日本で最も影響力のあるベンチャー投資家BEST10(Forbes JAPAN)
             1位 仮屋薗聡一、2位 渡辺洋行


日本で最も影響力のあるベンチャー投資家BEST10
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170104-00014754-forbes-bus_all
Forbes JAPAN 1/4(水) 8:00配信


「日本版Midas List(最も影響力のあるベンチャー投資家ランキング)」は、2016年10月に東証マザーズに上場したユーザベースなどに投資をした仮屋薗聡一氏がトップとなった。

フォーブスジャパンは、日本ベンチャーキャピタル協会の協力のもと、58社の会員企業に調査を行い、「日本版Midas List」を作成した。2015年11月から16年10月までの1年間におけるIPO(新規株式公開)、M&A(合併・買収)によって得たキャピタルゲイン(値上がり益)が対象。18人がランクインし、その中からベスト10を選定した(注:キャピタルゲインについては編集部推計金額)。

1位 仮屋薗聡一

企業名:グロービス・キャピタル・パートナーズ
キャピタルゲイン:23億円(編集部推計)
投資先:ユーザベース、コマースニジュウイチ

グロービス・キャピタル・パートナーズ・マネージング・パートナー。三和総合研究所を経て、1996年にグロービスのベンチャーキャピタル事業設立に参画、現在に至る。2015年7月、日本ベンチャーキャピタル協会会長。

2位 渡辺洋行

企業名:B Dash Ventures
キャピタルゲイン:約18億円(編集部推計)
投資先:マイネット、そとあそび、WritePath Pteなど

B Dash Ventures代表取締役社長。三和総合研究所に入社し、コンサルティング、リサーチ業務を行う。三菱UFJキャピタル、ngi group投資事業本部長を経て、2011年にB Dash Venturesを設立、現在に至る。

3位 金子雄一

企業名:SBIインベストメント
キャピタルゲイン:約14億円(編集部推計)
投資先:ビジョン

SBIインベストメント取締役執行役員投資第二部長。日本長期信用銀行、ソフトバンク・インベストメントを経て、SBIインベストメントに入社。複数の投資先企業に取締役として参画、フルハンズオン支援に取り組む。

4位 赤浦 徹

企業名:インキュベイトファンド
キャピタルゲイン:約13億円(編集部推計)
投資先:Misoca、コマースニジュウイチ、ダブルスタンダード、Sprocket

インキュベイトファンドゼネラルパートナー。ジャフコにて8年半投資部門に在籍、1999年にベンチャーキャピタル業務を独立開業。以来11本総額275億円のファンドを立ち上げ、一貫して創業期に特化した投資育成事業を行う。

5位 今野 穣

企業名:グロービス・キャピタル・パートナーズ
キャピタルゲイン:約7億円(編集部推計)
投資先:アカツキ、キラメックス

グローバル・キャピタル・パートナーズ最高執行責任者(COO)およびジェネラルパートナー。東京大学法学部卒。アーサーアンダーセンビジネスコンサルティング(現・PwC)を経て、2006年に同社に入社。13年より現職。

■6位から10位はこちら

6位 柴田泰成

企業名:ソラシード・スタートアップス
キャピタルゲイン:約6億円(編集部推計)
投資先:サムライト、candle

ソラシード・スタートアップス代表パートナー。楽天、リクルートを経て、2013年に事業創造型のベンチャー投資ファンド「ソラシード・スタートアップス」を設立。同時にサムライトも設立し、16年朝日新聞社に売却した。

7位 東 明宏

企業名:グロービス・キャピタル・パートナーズ
キャピタルゲイン:約3億円(編集部推計)
投資先:ホープ

グロービス・キャピタル・パートナーズ・プリンシパル。セプテーニ・ホールディングス、グリーにて経営企画、事業立ち上げからマネジメントを経て、2012年グロービス・キャピタル・パートナーズに入社し、現在に至る。

8位 田口順一

企業名:三菱UFJキャピタル
キャピタルゲイン:約3億円(編集部推計)
投資先:非公開

三菱UFJキャピタル投資第一部副部長。早稲田大学商学部卒業、デロイト・トーマツ・コンサルティング(現・アビームコンサルティング)に経て、2001年ダイヤモンドキャピタル(現・三菱UFJキャピタル)に入社。

9位 村田祐介

企業名:インキュベイトファンド
キャピタルゲイン:約2億円(編集部推計)
投資先:ブレイハート、KOMPEITO

インキュベイトファンド代表パートナー。立教大学経済学部卒。1999年エンタープライズソフトベンダーに創業参画、2003年エヌ・アイ・エフベンチャーズ(現・大和企業投資)を経て、10年インキュベイトファンドを設立。

10位 田中 将

企業名:SBIインベストメント
キャピタルゲイン:約2億円(編集部推計)
投資先:ソーシャルワイヤー

SBIインベストメント営業企画部長。あおぞら銀行、子会社のあおぞらインベストメント投資営業部長を経て、SBIインベストメントにおいてはICT分野の複数の投資先にハンズオン支援を実施している。

Forbes JAPAN 編集部

http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/462.html

[経世済民117] 日経平均が2017年末2万3000円に向かう理由(東洋経済)
            1月4日の日経平均は大幅に反発し、大発会としては4年ぶりの上昇を記録した(撮影:尾形文繁)
  

日経平均が2017年末2万3000円に向かう理由
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170104-00152354-toyo-bus_all
東洋経済オンライン 1/4(水) 17:30配信


 日本が休場中に発表された米中での景気改善を示す経済指標を好感し、年明け1月4日の日本株は大幅高と絶好のスタートを切った。果たしてトランプ相場はこのまま続くのか。高値更新の条件と注目のテーマ、セクターは? 大和証券チーフテクニカルアナリスト兼シニアストラテジストの木野内栄治氏に聞いた。

■レパトリ減税の成否が日本株の行方を決める

 米トランプ新政権が、春までにレパトリ減税を決められるかどうかが2017年相場の最大のポイントだ。

 レパトリ減税とは、米国外にある余剰資金を米国内に還流(レパトリ)させる際に課す税金で、これを減税することで、米国内への資金還流が促される。減税とはいえ、資金還流が増えれば税収は拡大する。

 レパトリ減税が実現すれば、トランプ新大統領が掲げるインフラ投資などの積極財政政策が進み、米国景気の拡大を牽引することになるだろう。

 現在、米国は景気拡大局面にあり、その状態でさらに景気を刺激する財政政策が採られれば、いわゆる「高圧経済」状態となり経済成長が加速される。

 レパトリ減税にメドが立てば、ドル需要が高まり、為替は大きく円安の方向に振れるだろう。また米国での積極財政支出で高圧経済となれば、日本にもデフレ脱却の期待が高まる。年末に日経平均株価で2万3000円を想定する。

■注目のテーマ、セクターは?

 一方でレパトリ減税が決まらないと、このシナリオは大きく変わる。財政支出も限定的となり、景気拡大の期待は剥落する。為替は1ドル100円水準へ向かい、株価も1万6000円への調整が懸念される。

 高圧経済が日本にも及ぶようになれば、企業が雇用や設備投資、研究開発に積極的になるだろう。人手不足への対応、生産性の向上が見込まれる分野に期待できる。

■建設や物流が有望、電池・半導体材料も注目

 たとえば、建設セクターはドローンや情報技術の活用が進み、生産性が改善している。システム業界も恒常的な人手不足で、従来のように人手のかかるオーダーメイド型から、生産性の高いセミオーダー型・パッケージ型への移行が進んでいる。

 物流も共同配送やドローン宅配など効率化の取組が盛んだ。外食や小売りなどもIoTの活用で効率化が期待できる分野だ。

 技術革新で成長が期待される分野としては、電池、半導体に注目している。電池は自動車向けに大幅な需要拡大が見込める。材料中心に有望な銘柄は多い。半導体は3次元NANDメモリや有機ELパネルなどに注目する。部材や製造装置などニッチな分野で強い日本メーカーは数多い。

木野内 栄治


http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/463.html

[経世済民117] <東証>幸先良いスタートも…強気と懸念交錯
          2017年の日経平均株価と為替相場の予想


<東証>幸先良いスタートも…強気と懸念交錯
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170104-00000086-mai-brf
毎日新聞 1/4(水) 21:50配信


 大発会を迎えた4日の東京株式市場は日経平均株価が1年1カ月ぶりの高値となる1万9500円台で取引を終え、幸先の良いスタートを切った。米国のトランプ次期政権への期待などを背景に「2万円台は近い」と市場関係者の鼻息は荒いが、トランプ政権の政策の不透明感は強い。就任後の政策への失望で株価が急落するリスクもあり、今年も海外情勢に左右される一年になりそうだ。【片平知宏、中島和哉、和田憲二】

 「2015年の最高値である2万868円を抜くのはほぼ間違いない。2万3000円に今年こそいけるのでは」。4日開かれた証券業界の新年会で、大和証券グループ本社の日比野隆司社長は強気の見通しを語った。楽観的ムードを裏付けるように、出席者からは「今年は相当明るい」といった声が相次いだ。

 市場関係者が強気の見方を示すのは、トランプ次期米大統領が大規模なインフラ投資などの積極的な財政出動を掲げていることに加え、中国などの景気も着実に持ち直しているとの見方があるためだ。東京市場が休場中に公表された米国や中国の景気指標は市場予測を上回り、みずほ証券の鈴木健吾チーフFXストラテジストは「中国市場の不安定化や原油安といった昨年の混乱要因が薄れ、市場環境全体が改善している」と指摘する。

 だが、市場には急落の懸念もくすぶっている。中国の為替操作国指定や北米自由貿易協定の再交渉を主張しているトランプ氏が実際に政権に就いた後、現実的な路線に修正するのか、それとも保護主義的政策を貫くのか見通せないためだ。

 野村ホールディングスの永井浩二グループ最高経営責任者(CEO)は、日経平均株価の高値を「2万1000円前後」と予想する一方で「不確実性の時代で、昨年に引き続き『まさか』がたくさん起きると思うので、予想は難しい」と言葉を濁した。

 ニッセイ基礎研究所の上野剛志シニアエコノミストは「トランプ政権の経済閣僚のメンバーを見ても、対中融和的な政策を出すとは考えにくく、米中の2大経済大国がもめることで、市場の不安感が高まる可能性もある」と先行きを警戒する。一方で、「今年後半には減税や公共投資拡大といったトランプ政権の政策がある程度示され、期待が持ち直すのではないか」(エコノミスト)と、株価がいったん下落した後に回復する「V字」になると予測する声も多い。

http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/465.html

[経世済民117] 2017年「原油市場見通し」 55ドルを目指しての我慢比べ(ZUU online)
              2017年「原油市場見通し」 55ドルを目指しての我慢比べ(写真=PIXTA)
  

2017年「原油市場見通し」 55ドルを目指しての我慢比べ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170104-00000024-zuuonline-bus_all
ZUU online 1/4(水) 17:50配信


2016年の原油価格(WTI、期近)は年初から急落となり、リーマンショック後の安値を飛び越えて約12年ぶりの低水準まで値を崩す場面もあった。しかし、その後は産油国による「増産凍結」や「減産」の動きが伝わったことで持ち直し、終わってみれば約45%上昇と7年ぶりの大幅高となった。

8年ぶりとなったOPECの減産決定後のテーマは何か。2017年の原油市場の注目点を探ってみよう。

■12月のリビアとナイジェリアの生産量を確認

2014年以降、OPECと米シェール企業によるシェア争いが原油価格の下落を招いていたが、シェール企業の相次ぐ破たんとOPECの減産合意を経てようやくこの流れに終止符が打たれた。とはいえ、原油価格のポイントはOPECとシェール企業が握っているという構図に変化はなく、今後の注目点も両者の動きが中心となる。

まずOPECから見ていくと、最初の注目点はリビアとナイジェリアの生産動向だ。具体的な数字は1月18日に公表されるOPECの月報で確認することになる。

OPECは昨年11月、今年1月から10月比で約120万バレル(日量、以下同)減産し、加盟国全体での生産量を3250万バレルに制限することで合意した。ただし、この減産には政情不安で生産が落ち込んでいるリビアとナイジェリアは含まれていない。

リビアの10月の生産量は52.8万バレルだったが、11月は57.5万バレルに増加し、12月は62.2万バレルに達する見通しだ。今後数カ月で90万バレルを目指すとしており、10月比で40万バレル近い増産が見込まれている。生産能力は160万バレル程度あるので、最終的には約100万バレルの増産余力を持っている。

ナイジェリアの10月の生産量は162.9万バレルだったが、11月には169.2万バレルへと増加、今後は220万バレルまで引き上げられる予定となっている。実施できれば、50万バレル強の増産となる。

リビアとナイジェリアでの増産はそのまま目標値である3250万バレルに上乗せされるので、生産の回復が順調に進むようだと、目標値が大きく上振れる可能性がある。

1月の月報では他国の12月の生産実績も確認できる。11月から増産しているようだと、減産への姿勢が疑われるかも知れない。

■2月の月報で遵守率を確認

2017年の最大の注目点と言えるのが「減産の遵守率」である。

ゴールドマン・サックスによると、1982年以降OPECは17回の生産調整を行っているが、遵守率は約60%だった。また、ダラス連銀が12月29日に公表した四半期エネルギー企業調査によると、エネルギー企業147社のうち、減産が遵守されると答えたのは42%、遵守されないのは58%となり、約6割が減産の遵守には懐疑的であることが分った。

このように、OPECの減産に対してはそもそも期待値が低い。120万バレルの6割、約70万バレルは一つの目安となる。また、過去に実績からすると、サウジアラビアとクウェート、UEA(アラブ首長国連邦)の遵守率が高く、今回この3カ国は合計で75.6万バレル減産する予定となっている。

細かな数字では、アンゴラの生産基準が10月ではなく9月となっており、約18万バレル多い。また、イランの1月からの生産量は380万バレルと公表されているが、基準値が398万バレルと高く、発表されている数字と辻褄が合っていない。これらの数字も実際の数字での確認が必要となる。

こうした状況を踏まえると、1月のOPEC生産量が見込まれている3250万バレルとなることはかなり難しく、むしろ10月の3370万バレルに近い数字となるかも知れない。

減産が遵守されない場合、2017年後半と見込まれている供給過剰の解消は、2018年以降へと先送りされることになり、原油価格には弱材料だ。

■米シェール企業は増産体制を整える

米国では、原油生産量の先行指標とされるリグ稼動数が順調に回復していることから、原油価格の上昇に合わせて生産も緩やかに拡大する見通しだ。

12月30日現在のリグ稼動数は525基と5月27日時点の316基を底に順調な回復を続けている。一方、米国内での原油生産量は、12月23日現在で日量877万バレルと7月1日の843万バレルをボトムに緩やかな増加が続いている。

リグ稼動数は昨年末の536基にほぼ並んだが、当時の原油生産量は920万バレルと現在より43万バレル多かった。リグ当たりの生産能力が拡大していることを踏まえると、既に50万バレル以上の増産余力があると推測される。

主な掘削作業を終了し、生産を待つ段階の井戸数が11月まで3カ月連続で増加しており、シェール企業は増産体制を整えつつも、そのタイミングを見計らっており、さらに価格が上昇するのを待っている模様だ。

OPECは価格が上昇しても、米シェール企業が反応することはないとし、2017年の米石油生産は前年比で微減と予想しているが、IEA(国際エネルギー機関)は原油価格の上昇で生産は増加するとみている。

EIA(米エネルギー省)によると1月の主要シェールオイル生産地での生産量は前月比で微増となる見通し。ダラス連銀のエネルギー企業調査(12月29日公表)でも生産を増やすと回答した企業が減らすを上回っており、目先的にシェールオイルの生産が増加するのはほぼ確実と言えそうだ。

■55ドルを目指しての我慢比べ、リスクは下向き

OPECは55ドルから60ドルのレンジで原油価格が推移することを望むとしており、市場関係者の予想もほぼこのラインに沿っている。

例えば、ゴールドマン・サックスは2017年下半期の原油価格を55ドルと予想している。OPECと非OPEC産油国が減産を遵守した場合、一時的に60ドルを超えることもありうるとする一方で、価格が上昇すれば米国でのシェールオイルの生産が回復することから、価格は55ドルに押し戻されるとしている。シティバンクやバンク・オブ・アメリカもほぼ同じような見解から2017年の平均価格をそれぞれ55ドルと59ドルと予想している。

結局のところ、2017年は55ドルを目指してOPECとシェール企業の我慢比べと見ることができそうだ。55ドルを超えた場合、OPECとシェール企業には常に増産の誘惑が付きまとうことになり、55ドル以上を維持するためには誘惑に負けず、減産を遵守し、増産を控える必要がある。誘惑に負けた場合には原油価格の下落という代償を払うことになる。

波乱要因としては地政学的リスクが挙げられる。リビアやナイジェリアでの供給障害に加え、不安的な中東情勢はいつ緊迫化してもおかしくはない。前回の共和党政権下では2001年に20ドル前後を推移していた原油価格が2008年には一時140ドル台まで上昇している。

オバマ政権は中東とは距離を置いていたが、「偉大な米国」の復活を掲げるトランプ次期政権が中東への関与を強めないとも限らない。結果、中東情勢が混乱し、原油価格が乱高下するような状況も頭の片隅には置いておくべきだろう。(ZUU online 編集部)

http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/467.html

[経世済民117] コンビニ業界の熾烈な「2番手争い」 セブンの背中はまだ遠い(ZUU online)
             コンビニ業界の熾烈な「2番手争い」 セブンの背中はまだ遠い(写真=GettyImages)


コンビニ業界の熾烈な「2番手争い」 セブンの背中はまだ遠い
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170104-00000025-zuuonline-bus_all
ZUU online 1/4(水) 18:10配信


日常生活に欠かせない存在と言っても大げさではないコンビニエンスストア。2016年秋には、店舗数で業界3位だったファミリーマートが同4位のサークルKサンクスと経営統合し、業界再編が起きた。

この統合により、店舗数ではローソン <2651> を抜いてトップのセブン-イレブンに次ぐ規模となり、コンビニ業界の2番手を巡る熾烈な戦いが幕を開けた。

■店舗数で引き離すも売上高の相乗効果は限定的

コンビニ業界は、セブン-イレブンが1万9166店舗(16年11月末時点)を構え、数の上ではローソンの1万2839店舗(同)を大きく上回る独走状態だった。そこに割って入ろうとしたのが、今回の業界再編で、ローソンより少なかったファミリーマートの店舗は、一気に1万8140店舗(同)まで拡大し、店舗数ではセブン-イレブンに肉薄した。

店舗数だけを見れば、セブン-イレブンとファミリーマートの2強時代に突入し、ローソンが後を追いかけるような構図となる。しかし、その他の業績に着目すると、そう単純な2トップ体制とはいかない。

まず売上高をみると、2016年2月期の実績では、セブン-イレブンは7936億円に上る。一方、同期の統合前のファミリーマートは3258億円、サークルKは1563億円で、2つのコンビニを合わせてもトップのセブン-イレブンの6割程度にとどまる。この時期、店舗数では2位だったローソンの売上高は、3338億円。店舗数ではセブン-イレブンと肩を並べたファミリーマートだが、売上に関してはまだまだ水をあけられた状態だ。

■ファミマ、統合で1店舗の「1日あたり売上」下落

さらに、コンビニ各店舗の1日当たりの売上に着目すると、そこにもまだ大きな差がある。平均日販とも呼ばれるデータで、業界首位のセブン-イレブンは65万6000円に達するが、ファミリーマートは51万6000円にとどまる。この数字は、ローソンの54万円も下回る。統合による相乗効果を図りたいところだが、新たなパートナーとなったサークルKの平均日販は43万1000円と50万円を切る水準にとどまる。単純に計算すれば、統合後のファミリーマートの平均日販の数字は下がり、ローソンとの差が拡大することを意味する。

これまでの平均日販のデータの実績は、店舗数が多いコンビニほど高い数字を残す傾向があった。店舗数でローソンを抜き2位となったファミリーマートだが、各店舗の稼ぐ力は、ローソンに引けを取り、業界3位に甘んじてしまう。ローソンとの競争に勝ち、セブン-イレブンとの一騎打ちに持ち込むためには、平均日販をいかに上げていくかが課題として残る。

■1品買い足しのヒット商品がカギ

ファミリーマートの店舗が、セブン-イレブン、ローソンの店舗に稼ぐ力で差をつけられているのはなぜか。

セブン―イレブンを訪れる客数は1日約1000人で、各店舗の平均日販(65万6000円)から平均客単価は656円となる。一方のファミリーマートのマニュアルリポート2016によると、1日の平均客数は914人で、客単価は565円だ。セブン―イレブンを訪れた客はファミリーマートの客より85円多く消費する計算となる。客単価でみれば、わずかな印象を受けるが、毎日1000人規模の来客者があるコンビニ業界では、この僅差が勝敗を分ける。

同じような店舗を営むコンビニ各社だが、類似した商品でも少し値段の張る高価格帯のラインナップを展開したり、スイーツなどを充実させたりすることで、もう1品買い足しを促進させることで差別化を図っている。

実際に、コンビニ業界をけん引するセブン-イレブンは、セブン&アイ・ホールディングス <3382> のプライベートブランドであるセブンプレミアムの商品で、惣菜やスイーツなどの商品を充実させるほか、ワンランク上の味を提供するセブンゴールドシリーズも好調で、通常商品より価格が高めに設定されているが、食パンやビーフシチューなどが人気を呼び、客単価のアップに寄与する。

また、ローソンは大ヒットとなったプレミアムロールケーキをはじめ、「ウチカフェスイーツ」のラインナップを揃え、客のもう1品買いを促進することで、平均日販の数値を上げている。

業界再編によって店舗数では2位に上り詰めたファミリーマートだが、トップを行くセブン-イレブンの背中はまだ遠く、追い越したローソンには平均日販売で差をつけられているのが現状だ。もう1品、客が手を伸ばしたくなるようなヒット商品を生み出すことができるかが、ローソンとの差を埋め、セブン-イレブンへの挑戦の鍵となりそうだ。コンビニ業界は、番手競争が繰り広げられる中、3強時代の熾烈な競争が繰り広げられていきそうだ。(ZUU online 編集部)
http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/468.html

[政治・選挙・NHK218] 社会保障が貧弱になって喜ぶのは、保険会社。消費者金融(奨学金ローン)は、保険会社の投資先なんすよ 
社会保障が貧弱になって喜ぶのは、保険会社。消費者金融(奨学金ローン)は、保険会社の投資先なんすよ
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/6e1c0311cc058b0a5f899fc543fa3ca5
2017年01月05日 のんきに介護


非自公民の脱原発に一票(しろ)‏@xciroxjp さんのツイート。

――「消費増税」なのになぜ
「年金削減」「保険料アップ」か

高齢者は格差拡大し、二極化している。
なのに、年金は減額されるのに保険料はアップ
僅かな年金収入に頼っている高齢者の生活は成り立たない。
『老後破産』が大問題に

#サギノミクス
#自民支持_自業自得
#安倍晋三に殺される〔21:43 - 2017年1月4日 〕—―



何を考えてか、大手保険会社が一斉値上げ検討。

日銀の

マイナス金利政策が理由にされている。

しかし、保険業界が繁盛する裏側に国民の命を脅かす危険がある。

という風に考えたら、

どれだけ

保険業界が戦争を待ち望んでいるものか

納得できる。

また、戦争を生み出す

貧困の増大を

大きなビジネスチャンスと

捉えている

裏側の事情が呑み込める。

すなわち、

経済が次のように

循環するのが保険業界の理想だという

悲しい現実がある。


「原発への投資」(※)

   ↓

(戦争優先経済の成立。社会保障が軽視される)   


他方で、

(貧困を招く循環が起きる)


「貧困者の増大」

   ↓

「潜在的な兵隊という鉄砲の弾が増産」

   ↓

「戦争が商売として成り立つ」

   ↓

「保険料の便乗値上げ」 ←今、ここ

   ↓

「家計にしわ寄せ」(※ー2)

   ↓

「貧困者の増大」(循環の最初に立ち戻る)


(※)保険会社は、原発の大株主である。

(※−2)消費者金融は、保険会社の投資先である。




http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/594.html

[自然災害21] 2017年01月04日フィジーでM6.9の地震が発生、その後日本で地震が起きていた例は

2017年01月04日フィジーでM6.9の地震が発生、その後日本で地震が起きていた例は
http://jishin-news.com/archives/1559
2017/01/04 地震ニュース


1月4日の日本時間6:52にフィジーでM6.9の強い地震が発生した(画像はUSGSより)。

■フィジーでM6.9、その後日本で揺れた例は

フィジー付近では1月2日の夜から強い地震が起きており、日本時間1月2日19:15にはフィジーの南側で深さ561km・M5.3、22:14には同深さ555km・M6.3の地震が発生していたが、1月4日の早朝4:27にも深さ550kmの地点でM4.9、そしてこれらから北西にずれた浅い震源で問題の6:52・M6.9が起きたという流れであった。

現地ではM5台の強い余震が10時までに8回発生しているが、フィジーで強い地震が起きた場合、その後日本における揺れに繋がったケースはどの程度あったのだろうか。

今回の震源の深さが17.1kmであったとされているため、フィジー周辺で過去に発生していたM6.5以上で且つ震源の深さ30km未満という条件で抽出し、その後2ヶ月間の間に日本でM6以上の地震が起きていたかを調べたのが下記の一覧である。

フィジーでの地震直後に日本でも揺れていたケースとしては1997年8月8日にフィジーでM6.7が発生するとその5日後、8月13日に宮古島近海でM6.2・震度4、また2005年12月13日にフィジーでM6.7が起きた4日後の12月17日に宮城県沖M6.2・震度4、更に2006年のケースでは4月7日のフィジーM6.5から9日後に鳥島近海でM6.0・震度2。

最も最近のケースでも2015年4月17日のフィジーM6.5からわずか3日後、4月20日に与那国島近海でM6.8・震度4という地震が起きるなど少ないという印象は与えない。

■フィジー付近・深さ30km未満・M6.5以上地震とその後の日本M6以上

1928年06月21日 M6.7 フィジー
1928年07月08日 M6.0 震度3  釧路沖

1949年12月26日 M6.9 フィジー
-

1952年06月10日 M6.5 フィジー
1952年07月18日 M6.7 震度4  奈良県
1952年07月25日 M6.1 震度4  釧路沖

1971年08月14日 M6.6 フィジー
1971年09月15日 M6.3 震度2  三陸沖
1971年09月24日 M6.1 震度2  三陸沖

1972年01月01日 M6.8 フィジー
1972年02月29日 M7.0 震度5弱 八丈島東方沖

1992年11月08日 M6.7 フィジー
1992年12月07日 M6.1 震度3  北海道東方沖

1997年08月08日 M6.6 フィジー
1997年08月13日 M6.2 震度4  宮古島近海

1998年01月12日 M6.7 フィジー
1998年02月07日 M6.4 震度2  硫黄島近海

2005年12月13日 M6.7 フィジー
2005年12月17日 M6.2 震度4  宮城県沖

2006年04月07日 M6.5 フィジー
2006年04月16日 M6.0 震度2  鳥島近海

2015年04月17日 M6.5 フィジー
2015年04月20日 M6.8 震度4  与那国島近海
2015年04月20日 M6.4 震度2  与那国島近海
2015年05月13日 M6.6 震度5強 宮城県沖
2015年05月30日 M8.5 震度5強 小笠原諸島西方沖
2015年05月31日 M6.3 震度1  鳥島近海
2015年06月03日 M6.0 震度1  父島近海

http://www.asyura2.com/15/jisin21/msg/735.html

[政治・選挙・NHK218] 共産党が新ポスター発表 野党共闘呼び掛け 「野党+市民」 「力あわせ、未来ひらく。」 
               共産党の新しいポスターを発表する小池書記局長=4日、東京・千駄ケ谷 


共産党が新ポスター発表 野党共闘呼び掛け
https://this.kiji.is/189275440582623237?c=39546741839462401
2017/1/4 16:20 共同通信


 共産党は4日、今年用の新しいポスターを発表した。昨年の参院選でも使用した「力あわせ、未来ひらく。」のキャッチフレーズの上に、「野党+市民」との文言を新たに加えた。次期衆院選で野党共闘を積極的に呼び掛ける党の姿勢を示した形だ。

 ポスター中央では、志位和夫委員長が「結束」を意味する手話のポーズを取った。小池晃書記局長は記者会見で「野党と市民が力を合わせて新しい政治をつくろうと正面から訴えた。私たちがいま一番伝えたいメッセージだ」と説明した。












http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/595.html

[不安と不健康18] 睡眠不足がアルツハイマーの原因に…「7時間睡眠が理想」の真相は(週刊新潮)
                   アルツハイマー型認知症との関係も…(写真はイメージ)
 

睡眠不足がアルツハイマーの原因に…「7時間睡眠が理想」の真相は
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170105-00515310-shincho-life
「週刊新潮」2016年12月1日号 掲載


■万病から身を守る「理想的な睡眠」の新常識(3)

 ここまで、睡眠不足や睡眠の質の低下によってもたらされる様々な病気のリスク、そして理想の睡眠方法について紹介してきた。

 もうひとつ怖い話に触れておくべきだろう。睡眠時間とアルツハイマー型認知症との関係である。

「神経細胞を取り囲んで支えているグリア細胞とリンパ球を合わせてグリンパと呼び、グリンパが行う脳内の老廃物排出システムをグリンパティックシステムと呼びますが、最近、これとアルツハイマーとの関係性が見えてきたのです」

 国立精神・神経医療研究センター部長の三島和夫氏はこのように語って、続ける。

「細胞から排出された老廃物を含む体液は、リンパ液となって全身に張り巡らされたリンパ管に入り、最終的には血管に流れ、腎臓で尿となって処分されます。これまで脳内には、このリンパ系システムが見つかっていませんでしたが、実はグリア細胞の働きが関係していた。脳は神経細胞とグリア細胞で埋め尽くされていますが、睡眠中はグリア細胞が小さくなって細胞間の隙間を広げ、そこに脳脊髄液が入り込み、リンパ液として老廃物を含んで脳外に運び出される。そのことがわかり、このリンパ液がアルツハイマーの原因のひとつ、タンパク質のアミロイドβも捨てているようなのです。実際、睡眠効率が低い人ほど、アミロイドβの髄液中濃度が異常に高い数値を示すという論文も発表されています」

 また、うつ病との関係を述べるのは雨晴クリニック副院長の坪田聡氏で、

「不眠症の人が治療をせずに放っておくと、健康な人とくらべ、うつ病になるリスクが35倍になると言われています」

■睡眠時間と年齢の関係

 とまれ、われわれが最も避けたい数々の病気のリスクを考えたとき、3時間睡眠のナポレオン式が最悪であることは火を見るより明らかだ。

 先に睡眠時間は7時間程度が望ましい旨を書いたが(※(1)を参照のこと)、三島氏は必ずしもそうではないと話す。

「疫学調査をすると、7時間睡眠の人が病気のリスクも死亡率も低いという結果が出るのは、経済的に最も問題がなく、アクティブに活動できている人の睡眠時間がそれくらいだ、ということ。長時間寝ている人のなかには無職ですることがなく、惰眠をむさぼっているだけの人も入っているはず。“仕事があるから十分に眠れない”という社会的制限を外せば、健康で8時間以上眠っている人はもっと増えるはずです」

 それでも、睡眠不足が万病の元であることには変わりはない。ただし、睡眠時間と年齢の関係は考慮したほうがよさそうだ。

「年齢を重ねるほど、人は眠れなくなります。脳の奥にあって寝たり起きたりという指令を出す脳幹の力が弱まって、眠る力が衰えることが理由のひとつ。もうひとつは、若いころほど体力も頭脳も使わなくなって疲労度も低くなり、そんなに寝る必要がなくなるから。若いころ長時間寝た記憶があるので“昔は長く深く寝られた”と考えてしまいますが、健康で病気がない人は20年に30分ほどの割合で睡眠時間が減少していくとされています」(坪田氏)

 6時間台から8時間台の間で、年齢も考慮して、いまの自分に合った睡眠時間を規則正しくとる。それが最大の健康法であることは疑いなさそうだ。

特集「がん・糖尿病・アルツハイマー……万病から身を守る『理想的な睡眠』の新常識」より



http://www.asyura2.com/16/health18/msg/282.html

[経世済民117] AI社会到来で300万人が失業 米ホワイトハウスがリポート(Forbes JAPAN)

AI社会到来で300万人が失業 米ホワイトハウスがリポート
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170105-00014759-forbes-sci
Forbes JAPAN 1/5(木) 8:00配信


人工知能(AI)の普及は新たな産業の勃興を促そうとしている。しかし、それと同時に膨大な数にのぼる雇用がテクノロジーによって脅かされる。12月20日、米ホワイトハウスはAIの普及が経済に与えるインパクトを考察したリポートを発表した。

それによるとAIの台頭により産業革命以来の変化が訪れ、人々は自動化により仕事を失う。新たな仕事に就くために別のスキルを学ぶ必要に迫られる。リポートは脅威にさらされる職種は全体の9%から47%としており、AIは単一のテクノロジーというより、テクノロジーの集合体であるため、様々な分野にまだらに浸透していくと述べている。

最初にインパクトを受けるのは自動化が容易な分野で、学歴が低い人々ほど影響を強く受けるという。リポートは特に自動運転に関して詳しくリポートしており、米国の220万人から310万人の雇用に影響するという。ただし、この数値には今後新たに創出される雇用は含まれていない。

では、AIにより創出される仕事とはどんなものなのか? 「未来の仕事」を予測することは極めて難しいが、いくつかの大まかな予測は立てている。その一つはAIの普及により、顧客とのエンゲージメントが増加し、そこに人間の手が必要になる場面が増えるケース。もう一つは、AIが業務を効率化し、より高い生産性をもたらずケースだ。

例えば、遠隔地の顧客の事務所までクルマを運転するセールスマンの場合、自動運転の登場により、運転に注意を払う必要が無くなり、その時間を販売の準備や分析に充てられるようになる。

また、AI技術の浸透により、AIの開発を行なうプログラマーの雇用は増大する。さらにAIの運用がプログラム通りに行なわれているかを監視するチームも必要になるだろう。

リポートはAIの普及により、雇用のパラダイムシフトが起こると結論づけている。自動運転が完全に普及したならば、それにふさわしい都市計画の遂行が必要になるだろう。

■AI社会に対応した労働人口の育成が必要

しかし、特筆すべきはAIが生むほとんどの仕事で、教育レベルやスキルの高さが求められることだ。AIの台頭に備え、現状よりも多様性に富んだ労働力の拡大が必要であるとリポートは述べている。

「調査結果から、同質集団よりも多様性を持つグループのほうが、課題解決を効率的にこなせる」とリポートは指摘する。「そのためには科学テクノロジー分野で多様な人材を育成し、AI領域に多様な労働者を送り込むことが必要になる」としている。

未来の仕事に米国人が適応するためには、教育制度や就業訓練の改善も必要になる。全ての人々がコンピュータやデジタル機器へのアクセスを持つことも重要だ。また、大学等に限らず職場でのトレーニングの重要性も指摘されている。

最終章でリポートは、AIの普及で膨大な数の人々が失った場合、どう対処すべきかにふれている。AIによる自動化による最もネガティブなインパクトは、失業だ。これに対処するため、失業給付などの社会的セーフティーネットの増強が求められる。

各州は失業給付期間の延長や、職業訓練プログラムの導入を検討すべきだ。全体的には、今回のリポートはAIの台頭が経済的メリットをもたらすとしているが、行政側が対応を怠れば、そのメリットは全国民には行き渡らない。「自動化の恩恵を最大化するためには、行政側の多大な働きかけが必要だ」とリポートは結論づけている。

Alex Knapp

http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/469.html

[経世済民117] 都心部新築マンションは高値圏で推移か 17年予測(NIKKEI STYLE)


都心部新築マンションは高値圏で推移か 17年予測
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170105-00000005-nikkeisty-bus_all
NIKKEI STYLE 1/5(木) 7:47配信


 2012年の自民党への政権交代以降、不動産市場は都心部の新築・中古マンションをけん引役として好調を維持し、価格上昇を続けてきたが、15年夏のチャイナショックを契機に15年後半から現在に至るまでさえない状況が続いている。米国でトランプ氏が大統領に就任する17年、不動産市場はどのように推移するだろうか。今回は、マンション市場について考えてみたい。

■新築マンション、発売戸数は横ばいか

 不動産経済研究所によれば、16年の首都圏新築マンションの発売戸数は前年比12%減の3万5700戸と3年連続の減少となった。マイナス金利の影響で住宅ローン金利が一段と低下した場面があったにもかかわらず、こうした結果に終わったのは、とりもなおさず価格が上昇し過ぎたことが大きい。

 12年後半には4000万円台中盤だった首都圏新築マンション価格が、資材価格や人件費の高騰などを受け15年後半には6000万円台に突入、契約率は好不調の目安とされる70%を恒常的に下回るようになった。

 その後は発売戸数も大幅に減少し「バブル崩壊か」とも囁(ささや)かれたが、実態はそこまでひどい地合いではない。

 リーマン・ショック前と異なり、現在では大手による市場の寡占化が進んでいる。マンションは立地厳選・タワー化・大型化が進んだことで事業規模が大きくなり、中小規模のデベロッパーは手を出しにくいことが理由のひとつだ。また中小デベロッパーはリーマン・ショックの反省から、中古マンション再生や仲介、介護事業などに事業ポートフォリオを多角分散させており、以前に比してかなり慎重な経営姿勢を見せてもいる。

 発売戸数が少ないのは、市場動向を伺いつつ、体力のある大手が供給調整を行っている、というのが実態だ。こうした弾力性のある市場では、世界的な経済・金融危機や大規模な災害でも起きない限り、大きく崩れることはないだろう。

 別の話だが、タワーマンションの行き過ぎた節税に関し、20階建て以上のマンションについて固定資産税を見直す17年度税制改正大綱を政府が閣議決定した。現時点ではタワマンの相続税評価額は見直しの対象になっていないが、いずれは相続税引き上げも行われるとみられている。ただ、見直し幅は軽微なものと想定できるので、相続税についてタワマンの相対的優位は変わらないだろう。

 トランプ氏当選以降、為替は大幅に円安へと振れ、しぼみかかっていたインバウンド需要には追い風だ。トランプ氏が公約として掲げていた大幅減税や大規模なインフラ投資が実際にどの程度行われるのか不透明だが、トランプラリーが続く間は米経済もある程度好調を維持しよう。

 16年12月、米連邦準備理事会(FRB)は基準金利を0.5%から0.75%に0.25ポイント引き上げることを決めた。一部で過熱感のある米国不動産市場を適度にスローダウンさせ、今年3回程度と想定されている利上げも米株式市場は織り込み済みであろうことから、米経済は好景気である可能性が高い。

 日本も円安・株高基調なら景気には追い風、国内不動産市場もしかり。17年の新築マンション市場は供給調整で積み上がった在庫を販売しつつ、新規発売戸数は3万戸台中盤程度で推移しよう。

 価格については、都心部などの好立地では用地取得競争が激しく、高値圏で取引される状況が続きそうだ。資材価格が横ばいから下落に転じたが、今後はほぼ横ばいかやや下落するといった程度ではないだろうか。郊外でのマンション分譲を困難にしていた資材価格の高止まりが解消され、都心部より郊外・地方都市で供給増の可能性がある。



■都心の中古マンションはいまが底値圏か

 以前、「不動産市場はバブルにあらず 金利動向に注目(2016年10月5日付)」でも触れたとおり、都心部の中古マンション市場は日経平均株価と連動性が高い(グラフ)。

 15年前半は軟調だった日経平均株価に対し、高止まりしていたかに見えた都心中古マンション市場だが、株式市場が上昇基調になったことで、現行の価格水準が市場に肯定される可能性が高い。やはり新築マンション市場同様、15年後半から積み上げてきた販売中の在庫の消化が確認できれば、都心部の中古マンション市場は上がり始めると思われるので、いまが直近の底値圏とみていいだろう。

 一方で郊外に立地する中古マンションは、「駅徒歩7分程度」までは都心マンション市場からの波及効果を見込める可能性があるが、少子化・高齢化、人口減少といった大きな流れのなかで、価格が維持される一部の物件と、下落し続ける大半の物件とのコントラストがますますはっきりするだろう。

 16年6月に公布された改正宅建業法では、不動産取引の媒介契約締結時・重要事項説明時・売買契約締結時に宅建業者は「インスペクション(建物状況調査)」の説明を義務付けられることが決まった(施行は公布日より2年以内)。これを受けて業界・消費者ともにホームインスペクション(住宅診断)への関心が大きく高まり、不動産取引時にインスペクションを入れ、建物のコンディションを把握するといったケースが増加しよう。

長嶋修(ながしま・おさむ) 1999年、業界初の個人向け不動産コンサルティング会社「さくら事務所()」を設立、現会長。「第三者性を堅持した個人向け不動産コンサルタント」の第一人者。国土交通省・経済産業省などの委員を歴任し、2008年4月、ホームインスペクション(住宅診断)の普及・公認資格制度を整えるため、NPO法人日本ホームインスペクターズ協会を設立し、初代理事長に就任。『「空き家」が蝕む日本』(ポプラ新書)など、著書多数。




http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/470.html

[経世済民117] 食費を抑える意外に簡単な方法とは? 老後破綻に陥らないためにできること〈dot.〉
             赤字家計が6カ月で黒字家計に変身した事例(「定年後のお金と暮らし2017」より) 


食費を抑える意外に簡単な方法とは? 老後破綻に陥らないためにできること〈dot.〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161229-00000104-sasahi-bus_all
dot. 1/5(木) 7:00配信


 定年退職まで5年というのに、家計は大赤字。しかも、子どもたちは大学入学を控えてお金がかかる……。週刊朝日MOOK「定年後のお金と暮らし2017」で、家計診断をしてもらった結果、なんと月5万3000円も貯金が可能に。メタボ家計のダウンサイジング法について、家計再生コンサルタントの横山光昭さんに聞きました。

横山光昭(よこやま・みつあき)
家計の借金を中心に解決、これまで1万人以上の赤字家計を再生した。『年収200万円からの貯金生活宣言』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『はじめての人のための3000円投資生活』(アスコム)など著書多数。

■メタボ家計を見直すなら50代がラストチャンス

「安心した老後生活を送るためには3000万円必要ですか?」。定年を控えた方からは、こんな相談をよく受けます。退職金が1000万円ぐらい出るのはわかっていて、貯蓄額を含めて2500万円にはなるが、3000万円には届かない。月々もらえる年金額と現在の支出の差を考えると、十数年で貯金は底をついてしまい、長生きするほど老後の生活は成り立たなくなる──。

 このような老後破綻に陥らないためにも、現役世代のうちに家計の見直しをすることをおすすめしています。50代のうちに家計を見直し、定年までに老後の蓄えを増やしておくことです。とくに、保険の見直しは40代がラストチャンス。50代で見直すと、健康上の問題などから、保険料が割高になってしまう恐れがあります。

 実際に夫の年齢が55歳のケースでメタボ家計を見直した事例があります。夫の手取り月収は35万円。妻のパート収入と合わせて世帯収入は45万円もあるのに、毎月8万1000円も赤字が出て、貯金がほとんどできない状態でした。

 このまま定年を迎えて年金生活に入ってしまうと、退職金は数年でなくなり、家計は破綻してしまいます。

 注意したいのは、お勤めの会社で「役職定年制」が導入されていると、55〜58歳で管理職から外れてしまうこと。子どもの教育費など、いちばんお金がかかる時期に給料が減額してしまうことが考えられますので、会社の人事制度をきちんと把握しておきましょう。

 事例の一家も、お子さん2人がこれから大学に入るのでまとまった資金が必要になる。月々の収支で赤字をなくして、少しでも多く貯金を増やすというのが、家計を見直すテーマでした。

 そこで、実践してもらったのは、まず1カ月の間、買い物のレシートをとりおき、支出を把握すること。貯金ができないメタボ家計に共通しているのは、「食費」がかかりすぎていることです。

 この一家も、1カ月で10万円もかかっていました。水道光熱費、通信費、生命保険料、自動車関連費などにも、お金がかかりすぎていました。

■生活スタイルが変わるので家族での話し合いが大事

 支出から“コストカット”したポイントをみてみましょう。

 まず、「住居費」。目安は月収の25%といわれているので、月11万2000円という金額は適正な範囲といえます。マイナス金利の今は、住宅ローンの金利が低くなっていますので、金利差が1%程度、残債1000万円以上、返済期間が10年以上残っている場合は、借り換えを検討してもいいでしょう。

「食費」を抑えるコツは意外と簡単で、高級食材やデパ地下のお総菜など、高額な買い物を控えるだけでもかなり効果が出ます。食費が高い人には、毎日その日に食べたい物を家族に聞いて、毎日スーパーに買い物に行っているケースをよく見かけます。一度に支払う金額は少なくても、つい余計なものまで買ってしまう。うまくやりくりしている人は、週に一度、まとめ買いをして、足りないものを買い足す。買い物に行く回数は1週間で2?3回程度で済ませています。この一家も、買い物の頻度を見直すとともに、予算を決めました。

 月3万円少ない7万円と設定したら、それを5週分に分けて、1週間1万4000円でやりくりする。週単位で予算を管理するのがポイントです。

 仮に3000円余ったら翌週に繰り越してもいいし、ごほうびで外食してもいい。反対に3000円オーバーしてしまったら、翌週は1万1000円でやりくりをする。そういうルールを決めて行動に移したことで、1カ月7万円の範囲内で収まりました。「日用品」も予算を決めて、ドラッグストアなどでの買いすぎに注意しました。

「水道光熱費」はお風呂のシャワーを「節水シャワーヘッド」に変えたら、水道代よりもガス代がかなりコストカットできました。また、子どもたちの夜更かしを禁止しただけで、電気代を節約できました。

「通信費」は固定電話を解約しても、大手通信会社のスマートフォンを使えば1台あたり月8000円ぐらいかかってしまいます。そこで、家族全員のスマホを「格安スマホ」に変えて、1台あたり2000?3000円の範囲に抑えました。

 削減効果が大きいのは、食費に続いて「生命保険料」です。

 生命保険は夫が加入している「定期特約付き終身保険」を解約して、下のお子さんが大学を卒業するまでの10年間、「収入保障保険」に加入し直しました。

 定期特約付き終身保険とは、一生涯続く「終身保険」をベースに、死亡保険の保険金額を上乗せしたもの。上乗せ部分を「定期保険特約」といい、60歳までに亡くなったら2000万円、60歳以降は300万円が受け取れる手厚い保障内容の契約でしたが、その分、保険料は高く、合計で月4万4000円もかかっていました。

 残された家族のために、数千万円の死亡保障が受け取れる保険に加入している人が多いのですが、住宅ローンは団体信用生命保険に加入していれば残債を払う義務がなくなります。妻と子ども3人の生活が成り立つための「月々の生活費」を考えればいいのです。月々の生活費は、夫が死んでから受け取れる遺族基礎年金と遺族厚生年金の額を把握してから、足りない分を収入保障保険で補う方法を選択しました。

 新たに加入した収入保障保険は、保険料は掛け捨てで月6000円ほど。現在13歳(中1)の下の子が大学を卒業する10年間の契約。加入直後に夫が亡くなったら保険金は2400万円受け取れますが、1年ごとに240万円ずつ保険金が下がっていき、10年後には0円になります。ほかに、万が一のときに備えて、夫婦で掛け捨ての医療保険にも加入しました。

 さらに、週末しか乗らないマイカーを手放して、遠出するときはレンタカーやカーシェアリングを利用するようにしました。

 気をつけたいのは、家計の見直しは生活スタイルを変えることになるので、夫婦だけでなく家族で話し合うことが大事です。たとえば「教育費」は、親が習わせたいと思っていても子どもはそれほど熱心ではないなどと、親子間で“温度差”があります。この一家でも、親子でよく話し合ってもらった結果、ピアノ教室と通信教育をいったん休むことにしました。お小遣いもお父さんだけでなく、家族全員分を減らすように、家族全員での協力が必要です。

 黒字家計を続けるために家計簿をつける習慣をもつことも重要です。

■リタイア後は孫支出よりも介護を見据えて貯金を

 年金生活に入ったときも、家計の考え方は同じです。

 総務省の家計調査「高齢夫婦無職世帯の日常生活費」によりますと、消費支出の総額は夫婦2人で、1カ月24万3864円という数字が出ています。住宅ローンが完済していれば住居費がなくなり、子どもたちが独立すれば食費や水道光熱費が少なくなるので、現役時代よりもコストカットできます。

 一方で、高齢夫婦が受け取れる年金などの実収入は、同調査によると2人で約21万円なので、生活費を縮減し、毎月の赤字を最小限に抑えられれば、3000万円の貯金がなくても生活できます。

 定年後に住宅ローンや教育費がかからなくなった分、子どもたちと2世帯住宅を建てたり、孫のためにお金を使ったりという人が意外に多いものです。こういった人には、「将来、介護が必要になったときのお金を残しておくことを忘れないで」と注意をうながしています。(構成/村田くみ)

※週刊朝日MOOK「定年後のお金と暮らし2017」より


http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/471.html

[経世済民117] 「何が放射能だ、ここで死ぬなら本望!」訪日韓国人が日本のコンビニ食に感激(Record china) :原発板リンク
「何が放射能だ、ここで死ぬなら本望!」訪日韓国人が日本のコンビニ食に感激(Record china)

http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/240.html

http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/472.html

[政治・選挙・NHK218] 安倍外交で米隷従化 中曽根政権以前に戻ったと大前研一氏(週刊ポスト)
                   大前研一氏の安倍外交の評価は?


安倍外交で米隷従化 中曽根政権以前に戻ったと大前研一氏
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170105-00000008-pseven-soci
週刊ポスト2017年1月13・20日号


 歴代首相の在任日数ランキングをみると、安倍晋三首相の通算在職日数が戦後歴代4位、戦前をあわせても7位になった。このまま新年度を迎えると、戦後歴代3位になる。経営コンサルタントの大前研一氏が、ロシア・プーチン大統領との会談、真珠湾訪問と外交手腕を評価されつつある現在の安倍外交について分析する。

 * * *
 安倍晋三首相の通算在職日数は1830日を超え、すでに中曽根康弘元首相の1806日を抜いて戦後歴代4位となっている。このまま今年3月の自民党大会で総裁任期が延長されれば、5月末には小泉純一郎元首相の1980日を超えて3位になる。

 さらに次の衆議院選挙にも勝てば、再来年の2019年8月に戦後歴代1位の大叔父・佐藤栄作元首相の2798日を抜き、同年11月には明治期の桂太郎元首相の2886日を上回って歴代最長を更新する可能性もあり、長期政権として歴史に名が刻まれることになる。

 しかし、改めて問うてみたい。安倍首相はその栄誉に値する政治家なのだろうか、と。

 安倍首相は昨年からしきりに「戦後政治の総決算」を強調し、アメリカ・オバマ大統領の広島訪問、ロシア・プーチン大統領との平和条約交渉、さらに年末のハワイ真珠湾訪問と、それを目指した外交を矢継ぎ早に展開している。

 だが、もともと「戦後政治の総決算」というスローガンを使ったのは30年前の中曽根元首相である。安倍首相はその中曽根元首相の通算在職日数を超えたわけだが、政治家としての評価は別だ。今のところ、安倍首相は中曽根元首相の足元にも及ばないと思う。

 今さら説明するまでもないが、首相としての中曽根氏の功績は、まず外交では、当時のアメリカ・レーガン大統領との間で「ロン・ヤス」と呼び合う信頼関係を構築して日米が「イコールパートナー」になることを目指し、それを可能な限り達成したことである。

 国内でも、レーガン大統領やイギリスのサッチャー首相に倣い、規制撤廃と3公社(日本国有鉄道、日本電信電話公社、日本専売公社)の民営化などを、臨時行政改革推進審議会(行革審)会長を務めた土光敏夫氏や国鉄再建監理委員会委員長に起用した亀井正夫氏らと共に、文字通り命がけで成し遂げた。まさに「戦後政治の総決算」である。

 それに対して安倍首相はどうか? 私に語っていた憲法改正への決意は、2014年の衆議院選挙と昨年の参議院選挙で「改憲勢力」が3分の2以上の議席を獲得したことで一気に前進するかと思われた。参院選後の新聞各紙も「改憲勢力が3分の2議席を獲得し、国会で改憲を発議する要件が整った」などと伝えたが、細かく比較してみると、微妙に表現が違っていた。

 現実には安倍流の改憲(自民党の改憲草案)に対する国民の本能的な反感を察知して時期尚早と判断したのか、改憲論議については参院選から半年過ぎても、事実上“放置”している。

 その一方では「大胆な金融政策」「機動的な財政政策」「投資を喚起する成長戦略」というアベノミクス「3本の矢」についてきちんと総括しないまま、「1億総活躍社会」なるものを実現するための「強い経済」「夢をつむぐ子育て支援」「安心につながる社会保障」という「新3本の矢」を発表した。その時の相手関係や世論の空気を読みながら、昨日までのことは忘れて今日求められたことを厚顔無恥に言ってのけ、結果については頓着しない。

 だから、その主張には一貫性がなく、まるでカジノのルーレットのように、投げた玉が止まるまで、当たりと外れのどちらに転ぶかわからないのである。

 たとえば、当初、安倍首相は「戦後レジームからの脱却」を標榜し、アメリカを慌てさせた。アメリカが作った戦後秩序を見直し、第二次世界大戦の戦犯を裁いた極東国際軍事裁判(東京裁判)についても「勝者の判断によって断罪された」との見解を披瀝したのである。

 ところが、それで警戒したアメリカに冷たくされて二進も三進もいかなくなったら、結局、アメリカ議会で「日本にとって、アメリカとの出会いとは、すなわち民主主義との遭遇でした」「戦後世界の平和と安全は、アメリカのリーダーシップなくして、あり得ませんでした」などと歯の浮くような演説を行ない、戦後レジームからの脱却どころかアメリカべったりの土下座外交、朝貢外交に転じてしまった。

 その延長線上に出てきたのがハワイ真珠湾訪問であり、今や日米関係はイコールパートナーではなく、日本がアメリカに隷従する中曽根政権以前の時代に戻ったのである。

 しかも安倍首相は、アメリカの力を背景に強硬姿勢で中国に対峙していくという新しいパワーバランスのかたちを作ろうとしている。これは、いくら反日・嫌日であっても中国とはまろやかに付き合っていく、という従来の田中角栄的なアプローチとは正反対のやり方であり、対中関係がいっそう悪化するのは火を見るより明らかだ。

 たしかに今の中国におもねる必要はないと思うが、次期アメリカ大統領のトランプ氏がこれまでの対中政策をひっくり返そうとしている中では、火に油を注ぐ展開にもなりかねない。


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/596.html

[医療崩壊5] 早期胃がん5年生存率95%以上だからこその問題点とは?〈dot.〉
                 金沢大学病院 胃腸外科診療科長 伏田幸夫医師


早期胃がん5年生存率95%以上だからこその問題点とは?〈dot.〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161229-00000109-sasahi-hlth
dot. 1/5(木) 7:00配信


 胃がんは日本人に発生しやすい代表的ながん。早期ならば負担が少なく、「完治」を前提とした手術が行われる。週刊朝日MOOK「新名医の最新治療2017」から詳しく紹介する。

*  *  *
 胃は食道からきた食べ物を消化し、十二指腸に送る重要な臓器だ。がんの発生には食習慣やピロリ菌がかかわるとされ、胃の下半分にできやすい。

 がんは胃袋の内側の粘膜から発生し、徐々に粘膜下層、筋層、漿膜へと深く入り込んでいく。初期の段階では典型的な症状はほとんどない。

「粘膜、粘膜下層にとどまっているものが早期がん、筋層より深く達したものが進行がんです。内視鏡検査の進歩で、日本で見つかる胃がんの約半数は早期がんです」

 こう話す金沢大学病院胃腸外科診療科長の伏田幸夫医師は続ける。

「がん治療で厄介なのは転移です。ただし、早期胃がんならば胃周囲のリンパ節に転移する割合も低く、他臓器への転移もまれです」

 がんが胃粘膜にとどまり、がん細胞が成長しきった分化型ならば、大きさに関係なく内視鏡治療で対応できる。胃切除の必要はない。

 しかし、早期がんでも粘膜下層に達している場合は外科手術が行われる。

「粘膜下層にはリンパ管がいくつもあり、がんが広がっていく危険性があります。そのため胃周囲のリンパ節を含め胃の3分の2を切除します。進行がんの場合は胃から少し離れたリンパ節まで切除します(D2胃切除)」(伏田医師)

 早期がんの5年生存率は95%以上と、ほぼ完治させることができる。ただし、「治るがん」だからこその問題点もある。手術後は胃が小さくなり、食事量が減る、胸やけがするなどの「胃切除後後遺症」に悩む患者が少なくないのだ。

 実は手術で切除したリンパ節を顕微鏡で詳しく調べると、転移があった割合は2割ほどに過ぎない。約8割の人のリンパ節は、万一の懸念から切除していることになる。

 中部地方に住む神田道子さん(仮名・58歳)は2012年、腹痛を訴えて近所の病院で内視鏡検査を受けた。胃の中央部分である体中部大弯の粘膜に陥凹している腫瘍があり、早期胃がんと診断された。粘膜下層にもがんは広がっていたが、早期がんとして内視鏡を使った粘膜下層剥離術(ESD)で治療。切除した組織の断端にはがん細胞は認められなかった。

 しかしリンパ管にはがん細胞の浸潤が認められ、手術が必要となり、金沢大学病院に移された。腹部に数カ所の穴を開け、腹腔鏡や鉗子を挿入する腹腔鏡下で胃とリンパ節を切除した。

 切除したリンパ節に転移はなかったが、がん細胞が漿膜まで達する進行がんであったことが、切除した胃の病理診断で明らかとなった。幸い神田さんは現在も再発はなく、元気だ。

 胃がんの手術では近年、切除後の胃機能の温存を考慮した縮小手術が行われるようになっている。

「発生部位や進行度に合わせて、術後に残る胃にできるだけ悪影響が出ない手術を行います。くわえて、高齢者や肥満の人に多い胃食道逆流症が併存する場合には、ルーワイ法など術後の障害を軽減する胃の再建を行います」(同)

 また同病院など一部の施設では、がん転移が最も起こりやすいセンチネルリンパ節への転移の有無を手術中に詳しく調べ、切除範囲を最小かつ適正にする取り組みが行われている。

 乳がんや悪性黒色腫の治療として定着しているこの手法は、胃がんにも有効と考えられている。腹腔鏡を利用した術中検査でセンチネルリンパ節への転移が陰性ならば、胃を温存して内視鏡でがんのみをとるという方法も将来的には可能となる。

「胃がんは早期ならば確実に治り、治療後も快適な生活が送れるようになっています。ピロリ菌除菌や定期的な内視鏡検査で予防、早期発見することも大切です」(同)

(文/ライター・山崎正巳)

※週刊朝日MOOK「新名医の最新治療2017」より抜粋

http://www.asyura2.com/16/iryo5/msg/463.html

[経世済民117] 実は駅前の信用金庫がめちゃくちゃ使える! 元メガバンク支店長が教える、金融機関を上手に使ってお金を増やす方法 
             『年収300万円でもお金の心配がなくなるたった1つの方法』(菅井敏之/KADOKAWA)


実は駅前の信用金庫がめちゃくちゃ使える! 元メガバンク支店長が教える、金融機関を上手に使ってお金を増やす方法
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170105-00343621-davinci-life
ダ・ヴィンチニュース 1/5(木) 6:30配信


 駅前や商店街などでよく見かける信用金庫。実際に利用している人はあまりいないかもしれない。それどころか、「信用金庫って何してるところ?」という意見も少なくないだろう。信用金庫は銀行と同様、れっきとした金融機関だ。銀行と異なるのは、営業地域が限定されていることと、中小企業や個人のための専門金融機関ということ。

 要は地域に根ざした庶民のための金融機関なのである。

 貯金口座をつくろうと思ったとき、真っ先に思い浮かぶのはメガバンクや郵貯という人が大半ではないだろうか。しかし、ここで信金を選ぶという選択肢もぜひ考えてもらいたいのである。

『年収300万円でもお金の心配がなくなるたった1つの方法』(菅井敏之/KADOKAWA)によると、信金こそまさに庶民がお付き合いすべき金融機関だったということがわかる。

 たとえば銀行に自分の担当者がいる、なんて普通の人は考えもしないだろう。しかし信金では望めば普通の人にも担当者がついてくれるのだ。

 ではどうすれば担当者を作れるのか。

 簡単な話、口座を作る際、「今後もお付き合いのできる担当者をつけてほしい」とお願いするだけ。その後はお金を預けるときに、担当者を介するようにすればよいのである。お金を預けるといっても、高額である必要はない。たとえば月々数万円でもいいし、ボーナス月のみ数万円を預けるだけでもいい。要は定期的に担当者と顔を合わせる状況をつくりさえすればいいのだ。

 これは信金が地域に根ざした金融機関だからこそできる裏ワザ。大企業や大金持ちとの付き合いが中心で、普通の人など相手にしてくれないメガバンクとは違い、信金はまさに我々のための金融機関なのである。

 さて、担当者をつくることで得られるメリットはなんだろうか。

 オトクな金融商品の情報を教えてくれる、とは誰しも思いつくことかもしれない。または、自分の預貯金に関する相談や、資産の運用方法の相談ができる、というのも予想できる。

 確かにそれらも担当者がいることのメリットかもしれないが、むしろ信金と付き合うことで得られる情報は、それ以外のところにある。

 ここで思い出してほしいのが、信金が地域に根ざした金融機関ということ。つまり、その地域で事業を行っている業者と密な付き合いをしているのが信金なのだ。

 たとえば家のリフォームを考えているとしよう。そのとき、普通は大手のリフォーム会社に……、と思いがちだが、実際のリフォーム作業はそれぞれの地域の工務店が下請けしている。元請け会社がリフォーム代金の3割くらいを抜いて、地元の工務店に任せているのが現状なのだ。ということは、地元の腕のいい工務店を知ることができれば、大手リフォーム会社と同じクオリティのリフォームをより安い料金で依頼できる可能性があるということ。地元の金融機関の取引先であれば、値段の高い低いは別にしても、少なくともぼったくりをするような業者ではないだろう。リフォーム業者を選ぶ際にも、信金の力を利用して、信頼のおける工務店を選ぶことができるというわけだ。

 このほか、司法書士や税理士、弁護士といった職業の人たちともつながりを持っているのが信金の特質。そのため、法律や税金などに関する困りごとがあれば、何かしらの対策案をアドバイスしてくれる確率が高いとみていい。さらに困りごとだけでなく、ビジネスを始める場合にも、仕入れ先や潜在的な客先を紹介してくれるかもしれない。これはビジネスマッチングと言われているもので、信金をはじめとした金融機関が普段から積極的に行っていることだ。

 なぜ信金がそんなことをしているかというと、金利で差をつけることができない今、金融機関はどこも顧客が抱える課題を解決することで顧客を引き付け、ビジネスにつなげていこうと考えるようになっている。特にメガバンクよりも高金利を付けないと経営を維持することができない信金は、生き残りに必死なのだ。

 意外と知られていない、信金の魅力。これを機にお付き合いを考えてみるのはいかがだろうか。



http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/473.html

[政治・選挙・NHK218] 沖縄の怒りが頂点に! 海外からも「人権蹂躙」との声も…〈週刊朝日〉
             12月20日、沖縄県の敗訴が確定した最高裁前で講義する人々   


沖縄の怒りが頂点に! 海外からも「人権蹂躙」との声も…〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161229-00000076-sasahi-soci
週刊朝日 2017年1月6−13日号


 2017年に工事は本格再開され、基地移設は着々と進むのか──。

 沖縄県名護市辺野古の新基地建設をめぐって、最高裁は翁長雄志知事が行った埋め立て承認取り消しを違法とする高裁判決を確定させた。事故を起こした新型輸送機オスプレイが飛行を再開した翌日だった。

 沖縄問題に詳しい立教大学特任教授の西谷修氏が、行方を語る。

「裁判所は権力の横暴を追認し、住民の不安や犠牲を顧みないことがはっきりした。知事や住民、支援者は結束し、工事は容易に進まないだろう」

 まず考えられる対抗策は、岩礁破砕許可の更新見送りだ。仲井真弘多前知事が出した許可で、17年3月末に期限が切れる。このほかにも知事承認が必要な工事の計画があり、翁長知事が変更や更新を認めなければ、工事はストップする。さらに切り札として、埋め立て承認の「撤回」もある。

「承認後でも状況の変化などを理由に撤回することができる。裁判になればまた1年くらいかかるだろう」(司法関係者)

 ただこうした対抗策は時間稼ぎにすぎない。国と県の膠着状態を打開するカギはどこにあるのだろうか。

「いま辺野古や高江で取り組まれている運動は、かつて党派や労働組合などが主導した左翼運動とは明らかに様相が異なることです」(西谷氏)

 例えば、基地反対運動のリーダーで、沖縄平和運動センターの山城博治議長(傷害罪などで起訴)が10月に逮捕されてから2カ月以上勾留が続くが、海外の識者も「人権蹂躙(じゅうりん)が目に余る」と早期釈放を求める声明を出した。

「傷害罪も沖縄防衛局職員と揉み合いになって転んだだけ。ヘイトスピーチに対してカウンター活動をしていた男性も一緒に逮捕され、狙い撃ちは明らかです」(同)

 さらに、山城議長は11月に威力業務妨害容疑で再逮捕。1月にキャンプ・シュワブのゲート前にブロックを積み上げて工事車両の搬入を妨害したという理由だ。

「現行犯逮捕ではなく、なぜいまなのか。工事を強行するため反対派のリーダーを強引に拘束し、運動を封じようとしている」(同)

 沖縄ではすでに米軍基地をめぐる保守と革新の対立の構図が変わってきている。翁長知事はもともと保守派の政治家だ。政府の沖縄差別の構造があらわになるにつれ、県民以外も当事者意識を持つようになっている。

「本土からの支援も、労組などの動員ではなく、ごく普通の市民が次々と参加しています。実際に現地に足を運べなくても、潜在的な支援者はもっと多く存在するはずです。危機感を募らせているのは政府のほうです」(同)

 沖縄は希望を失っていない。


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/597.html

[政治・選挙・NHK218] 手を取り合って幻想空間を遊泳する安倍首相と今井秘書官 永田町の裏を読む(日刊ゲンダイ)
   


手を取り合って幻想空間を遊泳する安倍首相と今井秘書官 永田町の裏を読む
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/196902
2017年1月5日 日刊ゲンダイ

  
   幼稚極まりない外交(安倍首相と今井秘書官)/(C)日刊ゲンダイ

 アンデルセンの「裸の王様」は、「馬鹿の目には見えない不思議な布でできている」という触れ込みの高価な衣装を、家臣も王様本人も「見えない」と言えば馬鹿と思われるから、お互いに本当のことを言わず、そのため王様は裸のままパレードに出ていってしまうというお話だが、今の安倍晋三首相と今井尚哉首席秘書官の関係もそれに似ている。

 外務省のロシア専門家を押しのけて、対ロ外交の総括責任者に就いたのは今井で、経済協力で大盤振る舞いをした上で、ロシアのプーチン大統領を高級温泉旅館でもてなせば、北方領土で妥協するだろうという幼稚極まりないシナリオを描いて安倍に振り付け、大失敗に終わった。それですぐに目先を変えて、「戦後の首相として初めて」と銘打った安倍の真珠湾訪問を仕掛け、それがうまくいけば「真珠湾解散だ」とまで新聞に書かせてあおり立てたが、「初めて」どころか吉田茂も鳩山一郎も岸信介も訪問していたことが判明して、ずっこけてしまった。

 自民党中堅議員が嘆く。

「とにかく今井は、外交舞台をその場限りの派手なサプライズ演出のチャンスとしか考えておらず、うまくいけばその勢いで解散・総選挙を打って政権延命という一本やりの単純思考。5月の伊勢志摩サミットで、偽データのパネルを作って『リーマン・ショック級の世界経済危機』を演出してダブル選挙に持ち込もうとしたのも、今井。プーチン来日に大いに期待を持たせて、年末年始の北方領土解散をさんざんあおったのも、今井。それがダメなら真珠湾というのも、今井。彼は、自分の仕掛けたことが失敗だとは言えないから『成功した』と安倍に囁き、マスコミにもそう書かせる。安倍も自分が失敗したとは思いたくないので、今井の言葉や、彼が切り抜いてきた新聞記事を信じようとする。2人で手を取り合って幻想空間を遊泳しているかのようだ」と。

 次の場面は今月末で調整中のトランプ新大統領との会談である。同議員の言うには、これについても今井は安倍に対して「何も分かっていないトランプに注文をつけて世界が大混乱に陥るのを防ぐのが、豊富な政治・外交経験を持つ総理の役目ですから」などと、誇大妄想を吹き込んでいるらしい。それで妙に自信過剰になった安倍が、仮にもトランプを見下すような発言をしたりすると、大惨事に陥ることになろう。


高野孟 ジャーナリスト
1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。

















中原 正光
https://www.facebook.com/permalink.php?id=100002080521037&story_fbid=1240271529385519
日本の崔順実(チェ・スンシル)が、この今井秘書官かい?
知能の低い安倍晋三をころがしているのは、この今井秘書官か?



http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/598.html

[経世済民117] 日銀・黒田総裁も青息吐息…浜田宏一がデフレに白旗(週刊新潮)
                    日銀本店


日銀・黒田総裁も青息吐息…浜田宏一がデフレに白旗
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170105-00516162-shincho-soci
「週刊新潮」2016年12月29日・2017年1月5日新年特大号 掲載


 端的に言って、ハシゴを外された格好である。2013年の就任以来、おびただしいマネーを市場に流してきた黒田東彦・日銀総裁。その「量的緩和」政策の理論的支柱が、続くデフレに白旗を上げ、持論を撤回したのだ。これに黒田氏、白目を剥いて、青息吐息、か。

 ***

〈「アベノミクス」私は考え直した〉

 12月9日発売の「文藝春秋」誌に論考が載った。

 筆者は、米イェール大学名誉教授で内閣官房参与の浜田宏一氏。言わずと知れた「アベノミクス」、中でもその「一の矢」である「大胆な金融政策」を首相に進言したブレーンである。

 従来、浜田氏は大幅な金融緩和を行えば、円安が進み、物価は上昇、デフレから脱却できるという「リフレ理論」を唱え続けてきた。

 しかし、先の論考では、“昨年末から量的、質的緩和政策は頭打ちになっているのではないかと思える”と、行き詰まりを明かし、“自分の考える枠組みに変化が”“金融政策だけではうまくいかない。財政とセットで行っていかないと”と、その限界をはっきり認めてしまったのである。

 これに驚いているのが黒田総裁か。なぜなら、日銀はこれまでリフレ理論に従って、市中から国債や投信を異常に買い集めてきた。しかし、当の親分がその方法に留保を付けたのだから。

■ノーベル賞学者も…

 就任当初こそ、円安、株高を誘引し、評価が高かった「黒田バズーカ」。しかし、この2年は失敗続きだ。

 経済部のデスクは言う。 

「2年間で2%上昇を謳っていた物価は伸び悩み、追加緩和、マイナス金利を導入しても流れは変わりません。それを受け、9月の金融政策決定会合では、量だけでなく、金利も操作の対象にする『方針転換』を表明。11月の会合に至っては、インフレ目標の達成時期を『19年3月まで』つまり、『18年4月まで』の自らの任期の後に先送りした。すなわち『敗北宣言』を出したワケです」

 それに続いての、バックボーン・浜田氏の“変節”だ。「リフレ派」の信用が地に墜ちたのは、想像に難くあるまい。

 エコノミストの中原圭介氏は言う。

「実は、浜田さんが影響を受けたノーベル経済学賞学者・クルーグマンも15年、“日本の量的緩和政策は失敗するかもしれない”とコラムで述べています。つまり、日米のご本尊2人が共にリフレの失敗を認めている。今後の黒田さんは、量的緩和の規模を縮小する方向で、更なる政策転換に努めていかざるをえなくなると思います」

 元日銀金融研究所長で、千葉商科大学大学院の三宅純一・名誉アドバイザーも言う。

「黒田さんはもともと腰の据わったリフレ派ではない。浜田さんや、副総裁の岩田規久男さん、審議委員の原田泰さんといったラディカルなリフレ派に引っ張られてきたのです。その彼らが前言撤回ですから、複雑な思いでしょう。今後は、日銀企画局などの事務方が志向する、金利操作を中心とした政策に重点を置いていくと思います」

 となれば、総裁にとって残り任期の1年余りは、自らの誤りを正す日々になる。

 経済学者の“マネーゲーム”に使われた代償は、途方もなく高く付きそうなのだ。

ワイド特集「夜明けの鶏(チキン)レース」より


http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/474.html

[経世済民117] 酒類の原価割れ販売に6月から罰金 商店保護目的、案件ごとに個別判断(SankeiBiz)
酒類の原価割れ販売に6月から罰金 商店保護目的、案件ごとに個別判断
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170104-00000019-fsi-bus_all
SankeiBiz 1/5(木) 8:15配信


 国税庁はビールなど酒の過度な安売りに歯止めをかける新ルール案をまとめ、意見公募を始めた。仕入れ代に人件費などを加えた「総販売原価」を割り込む赤字販売を続け、周辺の店に「相当程度の影響を及ぼす恐れがある」取引を禁止。違反業者に販売免許取り消しの行政処分や50万円以下の罰金を科せるようにする。

 昨年成立した改正酒税法などの細目に当たり、改正法と合わせて今年6月に施行する予定。苦境に立つ「町の酒屋さん」を保護して税収を確保するとの趣旨だが、安売りの経営努力まで否定すれば消費者が不利益を被りかねず、慎重な運用が求められそうだ。

 改正法は議員立法で成立し「公正な取引の基準」に違反した場合の業者名公表や是正命令などを規定した。命令に従わないと免許取り消しや罰金刑の対象になる。不当廉売を取り締まる公正取引委員会と国税庁との情報共有も制度化し、規制を大幅に強化する。

 新ルールは、原価割れの程度や販売量、地域シェアが大きく、周辺店の業績が悪化したり対抗値下げを強いられたりするケースを違法取引として例示した。一律の数値基準は定めず、案件ごとに個別に判断する。

 安売りの背景にはメーカーや卸が特定の店にリベート(販売奨励金)を支払う不透明な取引慣行もあるとされ、国税庁は「見過ごせない取引は是正する必要がある」と説明する。


http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/475.html

[国際17] 米情報機関よりもアサンジ氏信頼? トランプ氏、攻撃また疑問視(AFP)
米フロリダ州パームビーチで報道陣の質問に答えるドナルド・トランプ次期大統領(2016年12月28日撮影)。(c)AFP/DON EMMERT


米情報機関よりもアサンジ氏信頼? トランプ氏、攻撃また疑問視
http://www.afpbb.com/articles/-/3113142
2017年01月05日 10:04 発信地:ワシントンD.C./米国


【1月5日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)次期米大統領は4日、内部告発サイト「ウィキリークス(WikiLeaks)」創設者のジュリアン・アサンジ(Julian Assange)容疑者の主張を引き合いに、ロシアがサイバー攻撃を通じて米大統領選に干渉したとの米政府の結論に改めて疑問を投げ掛けた。

 トランプ氏は6日、この問題をめぐって米情報当局トップから説明を受ける予定。情報各機関からは今月20日の大統領就任後は常時報告を受けることになるが、それらの機関よりアサンジ容疑者を信頼しているかのようだと広い批判を浴びている。

 トランプ氏は3日夜からツイッター(Twitter)に連続投稿し、中央情報局(CIA)や連邦捜査局(FBI)をはじめとする米機関について、ロシアが米民主党のコンピューターに侵入してウィキリークスに情報を流していたとの証拠を依然としてつかんでいないと主張。

「いわゆる『ロシアのハッキング』に関する『情報機関』のリーフィングが6日に延期された。証拠を固めるのにもっと時間が必要ということか。まったく変な話だ!」と書き込んだ。

 アサンジ容疑者は同日、米FOXニュース(Fox News)のインタビューで、盗み出された民主党の文書をロシア政府がウィキリークスに渡したというのは事実でないと否定した。

 トランプ氏はその後の4日未明、「ジュリアン・アサンジは、14歳の子どもだって(ヒラリー・クリントン、Hillary Clinton氏陣営の選対本部長を務めた)ジョン・ポデスタ(John Podesta)をハッキングしようと思えばできたと言っている。民主党全国委員会(DNC)はなぜそんなに不注意だったのか」と再びツイートした。

 トランプ氏が言及したのは、ハッカーがDNCとポデスタ氏のコンピューターから入手した電子メールや文書で、11月8日の米大統領選挙の数週間前にウィキリークスによって公開された。文書の一部はクリントン氏陣営にとって都合の悪い内容だったことから、トランプ氏の勝利に寄与した可能性があるとみられている。(c)AFP/Paul HANDLEY


http://www.asyura2.com/17/kokusai17/msg/136.html

[政治・選挙・NHK218] あの東条英機もやらなかったことを・・・ 
                日銀、株高下支えの上場投信購入 「10%超保有」が年内、13社に 東京新聞


あの東条英機もやらなかったことを・・・
http://79516147.at.webry.info/201701/article_36.html
2017/01/05 08:44 半歩前へU


▼東条英機もやらなかったことを・・・
 一時期を除き戦後、自民党政権は長く続いたが、「政権維持」のために、こんなことをした内閣は、戦前戦後を通じて皆無だった。戦争内閣を指揮した東条英機でさえ、やらなかった。

 国のカネ、つまり私たちのカネを総動員して株価を下支え。その結果、内閣支持率が保たれ、安倍晋三の長期政権につながる。

 だが、こうした「官製相場」は株価をゆがめ、企業の経営内容を正しく反映しなくなる、と市場関係者は警告している。

優れた東京新聞の記事を紹介する。

******************

 金融緩和の一環として年6兆円のペースで上場投資信託(ETF)を買う日銀が今年、株式市場のゆがみを拡大させる恐れが強まっている。

 ETFは複数の株を集めてつくる金融商品で、これを日銀が多く買うことにより、日銀が実質的な大株主になる企業が増加。

 このペースで買い続ければ、今年末には日銀の保有率が10%を超える企業が13社に達することが、専門家の試算で分かった。

 ニッセイ基礎研究所の試算では、今年末に日銀の株の保有率が10%を超える企業は、昨年末の3倍超の社にまで増える見通し。

 ユニクロを経営するファーストリテイリングでは、日銀の保有率が今年末に14・4%に到達。会長兼社長の柳井正氏(21・67%)に次ぐ第二位の大株主に浮上する。

 日銀が多くの企業の株を持つ問題点は、株価にもゆがみをもたらすことだ。T&Dアセットマネジメントの神谷尚志氏は「日銀は潜在的に日経平均を3000円押し上げる力がある」と話す。

 国民が納めた年金保険料の積立金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)も約30兆円の日本株を持つ。

 「官製相場」が株価をゆがめているとの見方もある中、日銀が買うETFを構成する株には、業績が悪い企業の銘柄が含まれることも問題点だ。

 試算した井出氏は「株価が経営内容を正しく反映しなくなる恐れがあり、投資家は投資の判断が難しくなる」と話した。

東京新聞はここをクリック
日銀、株高下支えの上場投信購入 「10%超保有」が年内、13社に
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017010590070331.html


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/599.html

[経世済民117] マーケット予想は「必ず外れる人」の逆張りがいちばん当たる!? 「当るも八卦当らぬも八卦」とはいうが(現代ビジネス)


マーケット予想は「必ず外れる人」の逆張りがいちばん当たる!? 「当るも八卦当らぬも八卦」とはいうが
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/50644
2017.01.05 安達 誠司 エコノミスト 現代ビジネス


いよいよ2017年が始まった。新年最初(1月4日)の日経平均株価は、前場が終了した時点で前日比400円以上の大幅高となっている。非常に幸先のいいスタートを切ったといえよう。めでたし、めでたし。

市場関係者による今年の株式市場の見通しも、「セールス・トーク」の側面が否定できないものの、堅調に推移すると考えている人が多いようだ。

一方、エコノミストの見方は幾分、慎重なようだ。筆者は某社の「2017年の見通し」というアンケートで、今年の日経平均のレンジを15000円〜21500円と回答した。幾分弱気かなと思ったが、結果をみてみると、他の回答者も17000円〜22000円程度のレンジを想定しており、筆者の見通しと大して変わらなかった(ただし、下値は筆者が飛びぬけて低かったが)。

通常、この手のアンケートの平均的な予想は、外れることが多いので、残念ながら、今回の筆者の予想も外れる可能性が高いだろう(正直なところ、「来年の見通しは?」と訊かれても、いろいろなリスクは指摘できるが、特段のアイデアは浮かんでこなかった)。

そのため、適時、修正したいと思っているが、予想のレンジが非常に中庸なものになったということは、今年の株価はひょっとしたら思い切り上振れるか、思い切り下振れるかのどちらかかもしれない。いずれにせよ、まだ全貌がみえないトランプ米新大統領の政策次第ということになろう。

■毎回「的中」させる人はいない

ところで、筆者は飲み会などでも、知人とマーケットの話をすることが多いが、そのときに、自分のことは棚に上げて半ば冗談で言うのが、「マーケットには、予想がほとんど的中する人は存在しないが、なぜか、必ず外れる人が存在する」ということだ。

メディアを通じてマーケットや経済についての予想を出す人の大多数は、「当るも八卦当らぬも八卦」で予想的中確率は5分5分といってよいだろう(筆者もその中の一人だと思う)。

だが、最近のマーケットや経済関連の本では、著者によっては、帯に「○○を的中させた」という売り文句がつけられていることが多い。だが、このような「当る」ことを「売り」とする論者の予想は、このような形でメディアに出るときには得てして外れる。

そもそも「予想が的中する」という定義も人によってバラバラであるし、場合によっては、リスクシナリオを何種類も出して、そのうちの一つが実現しただけで「当った」と声高に主張する人も少なからず存在する。困るのは、マスメディアがそれに無批判に乗っかったりするケースも多々あることだが、そのような予想は鵜呑みにしないほうがよい。

「予想が当たる人」がもし存在するとすれば、それは、インサイダー情報を持っている人か、自らの情報発信で、マーケットを誘導できる人だろう。もしそういう人を知っているのであれば、その人をフォローすることは有用かもしれない。

例えば、筆者は同業他社の話には全く興味はないが、ジョージ・ソロスなど老舗ヘッジファンドマネージャーの発言が耳に入ったときには、それが何を意味しているのかを割と真剣に考える。それは、彼らにはマーケットを「先導する」能力があるためである(とはいえ、インサイダーを装う人も経済評論家の中にはたくさんいるので注意が必要だが)。

■メディアの予想をどう見るか

話が脇にそれたが、マーケットの先行きを考える際に、「百発百中」ではないにしろ、極めて有用だと思われるのは、前述の「マーケット予想が必ず外れる人」の予想に耳を傾け、その逆の事象が実現すると考えることである。

この「マーケット予想が必ず外れる人」にはいくつかのパターンがある。1つめは、既に「消費」された(使い古された)情報に基づいて予想する人である。より具体的にいえば、有力な新聞や雑誌で取り上げられた情報を元に予想をする人である。このような予想では、現在のマーケットのトレンドが今後もそのまま続いていくという見方になってしまう。

昔のように、ある程度の知識がなければ経済(紙)誌を読みこなすことができない時代であれば、この手の情報が「消費」されるスピードは緩やかで、新聞や雑誌の情報を収集することにもそれなりの意味があったと思う。

しかし、現在のように、インターネットなどの発達で情報の流通速度が飛躍的に上がり、しかも、これらの経済(紙)誌のレベルが下がっている時代に、必死で新聞や雑誌の情報を集めても、集めた段階でその情報は陳腐化してしまっているケースがほとんどであろう。

また、マーケットでは、誰が買って誰が売っているという「需給分析」も重宝されている。このような「需給分析(もしくはそれに付随するチャート分析)」は、極めて短期的な取引(例えば、デイトレード)には有効であるようだ。その最たる例が、コンピューターによる「HFT(High Frequency Trade:高速取引)」ではないかと考える。

「HFT」では、現場のリアルタイムの売り買い情報(「板」という)から瞬時に価格の上げ下げを予想し、秒単位(もっと頻度は多いかもしれない)で売り買いの注文を繰り返し出すようなことがされているらしい。一つひとつの取引での収益は少ないが、取引の回数が多いので累積すると莫大な収益になりうる取引形態である。

だが、現場のディーラーなり、トレーダーからその手の情報を入手して、それをメディアなどを通じて伝えるアナリストの情報は役に立たない。そのような「需給」の情報の鮮度は極めて短期で落ちてしまうためだ。

従って、メディアを通じて流される「需給分析」は、一般投資家には知りえない情報であり、目を引くため、場合によっては説得されそうになるが、ある程度期間の長い(といっても週次や月次以上)予想には役に立たないことが多い。為替の予想などでは、「需給分析」が比較的長期の予想のツールとして用いられることもあるようだが、筆者にとって、この手の情報が役に立った記憶は全くない。



■「日経平均4万円説」は出るか?

2つめは、「極端なシナリオ」を提示する人である。マーケットは勢いがつくと一方向に流れやすいので、その過程で予想もどんどん「先鋭化」していく。

筆者がまだ新人だった1989年(バブルの終盤)に、「日経平均10万円説」というのがまことしやかに流れた。当時、日経平均株価はまもなく4万円に到達する状況だった。さすがに1年で10万円まで上がるとは誰も思っていなかったが、「約5年後の姿」として、多くの人が「日経平均10万円」の世界を思い描いていた(年率で20%の上昇を5年続ければ、実際の1994年末には10万円に肉薄していた計算となる)。

現時点で、そのような極論を出す人はまだ少数である。だが、区切りがいいところで、東京オリンピックが開催される2020年まで、当時の「日経平均10万円説」と同じように年率20%のペースで上昇していくと仮定した場合、2020年末の日経平均株は約4万円となる。

つまり、「東京オリンピックが開催される2020年に日経平均4万円説」は、80年代終盤のバブル期の「日経平均10万円説」とほぼ同じである。今回、これが真面目に語られるようになったら、株価はピークかもしれない。

もう一つの極論といえば、「世界経済崩壊説」である。名前は敢えて出さないが、ほぼ毎年、年末恒例となった「世界経済崩壊」本の出版が、昨年にはなかったことが一部で話題になった。話題になった理由は、これまでに、この本のシリーズが出版されなかったことが過去1回あり、それが、リーマンショックの前の年であったためだ。

すなわち、サンプル数は少ないが、この本の「逆神度」は極めて高く、この法則が当てはまるとすると、2017年にはリーマンショック並みの危機が到来することになってしまう。これは非常に不気味である。

3つめは、誤って理論を適用する人(もしくは理論を単純に適用する人)である。これは、何をもって「正しい」、あるいは「誤っている」を判断するのが難しいし、かつて正しかった理論が現在は誤っているという場合もある。

そのため、ここではこれについて言及しないが、結論だけいえば、筆者は、まことに失礼ながら、経済学者、シンクタンクのエコノミスト、公的機関(及びその出身者)の予想は信じない。IMFやOECDの経済予想のパフォーマンスをみれば納得いただけるだろう(ただし、その分析のフレームワークなどはおおいに参考にさせていただいているし、それを理解しようと努める)。

* * *

今回はいろいろとくだらない話をしたが、筆者が知る限り、マーケットでそれなりに成果を上げている人は、いろいろな情報を入手しながらも、それをすべて自分で咀嚼して、自分の「モデル(勝ちパターン)」の枠組みで消化している人である。

その「モデル」はその人それぞれで、これといった定型的なものはない。投資ホライズン(期間)も投資対象もまちまちである。要は情報を鵜呑みにせずに自分で考えるということであろう。

筆者も他人の意見に惑わされず、「自分で考える」ことを心がけたいと思う。




http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/476.html

[政治・選挙・NHK218] 政界地獄耳 年頭のあいさつで党勢が見える(日刊スポーツ)
政界地獄耳 年頭のあいさつで党勢が見える
http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1760997.html
2017年1月5日8時46分 日刊スポーツ


 ★4日、首相・安倍晋三は年頭会見で国会召集は1月20日とした。また通常国会を「未来を拓く国会」と位置づけ、今年を「この国の未来をひらく1年とすることを年頭にあたって強く決意している」と述べた。官房長官・菅義偉は首相官邸で内閣官房職員に年頭訓示を行い、働き方改革や1億総活躍社会の実現、地方創生、テロ対策など「1つ1つスピード感を持ってしっかりと結果を出していきたい」と述べた。

 ★この「スピード感」は都知事・小池百合子の口癖だが、小池は都庁で職員を前にあいさつし、「今年も『都民ファースト』で見たことのない都政を進めてまいりたい」と余裕のあいさつ。民進党代表・蓮舫は会見で「自民都議会で、いまなお古い政治の手法がまかり通っていることに対して、行革の旗を掲げて戦っている小池百合子都知事に共鳴している。小池さんが候補者を擁立するのであれば、見ている方向は同じだ」と秋波を送る。同党幹事長・野田佳彦は「われわれは背水の陣ではない。もう水中に沈んでいる。そこからどうやってよじ登っていくのか、という覚悟が問われる」とした。どうも2人ともピントがずれている。民進党こそ、国政レベルの野党共闘が必要ながらブレーキをかけている張本人。党代表は都議会のことばかりだし、幹事長は選挙をリードするはずなのに「党は今水中にいる」では年頭のあいさつにもならない。

 ★共産党委員長・志位和夫は党の旗開きで42分にわたる大演説を行った。そこでは15日から始まる第27回党大会に触れ、党の歴史の中でも格別の意義を持つ大会と位置付けた。また野党共闘の実現と野党と市民の信頼と連帯の形は勝利の方程式といえると、こちらは今年が衆院選挙であるとする覚悟を示した。年頭のあいさつで党勢が見えたような気がした。(K)※敬称略


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http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/600.html

[政治・選挙・NHK218] 新年早々再開されるオスプレイ空中給油訓練とそれを許す日本  天木直人
新年早々再開されるオスプレイ空中給油訓練とそれを許す日本
http://xn--gmq27weklgmp.com/2017/01/05/post-5858/
5Jan2017 天木直人のブログ


 きょう1月5日の各紙が当然のように書いている。

 在日米軍はあす6日にもオスプレイの空中給油訓練を再開する方針を固めたと。

 私が驚いたのは、そのことを「日本政府関係者が4日、明らかにした」と書かれているところだ。

 在日米軍が一方的に日本政府に伝え、それをそのまま日本政府関係者がメディアに流して書かせる。

 メディアは米軍に取材することなく、日本政府の対応を追及することなく、そのまま、日本政府の代弁者のように、それを報道する。

 その間、野党の代表は誰一人として反対行動に立ち上がらず、国会で止めさせようとしない。

 沖縄が見捨てられるはずだ。

 あの衝撃的な事故が起きてからまだ1か月もたっていないというのに。

 安全性についての検証や改善措置について、何一つ日本国民は知らされていないというのに。

 それよりも、なによりも、これは給油訓練だ。

 給油訓練中に起きた事故を、そのまま繰り返す。

 まさしく危険な訓練を日本本土を使って行っているということだ。

 訓練のどこにそれほど急がなくてはならない理由があるというのか。

 ここまで在日米軍の日本支配が白日の下に明らかになっても、何一つ日本は米軍に文句を言わない。

 こんな国が世界にあるか。

 メディアは一言もその不条理を糾弾しない。

 そんなメディアが世界にあるか。

 何もかも異常だ。

 屈辱的だ。

 すべては政治が機能していないからである。

 安倍・菅対米従属、暴政コンビはもとより、反対行動を起こさない野党ももまた、国民を裏切っている(了)


          ◇

オスプレイの空中給油訓練 あす再開へ
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201701/CK2017010502000121.html
2017年1月5日 東京新聞

 在日米軍は、普天間(ふてんま)飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)所属の新型輸送機オスプレイの空中給油訓練を六日に再開する方針を固め、日本政府側に伝えた。昨年十二月十三日に起きた不時着事故の原因が訓練中のトラブルだったため、同十九日の飛行再開後も休止していた。日本政府は、事故の再発防止策に関し詳しい情報提供を受けた上で容認する見通しだ。日本政府関係者が四日、明らかにした。

 防衛省沖縄防衛局は五日、沖縄県や名護市などの関係自治体に説明する。沖縄ではオスプレイの安全性に対する懸念が高まっており、飛行再開に続いて事故から一カ月も経過しないタイミングでの訓練再開に一層反発が強まりそうだ。

 不時着事故は、沖縄本島沖約三十キロの上空で給油訓練中、オスプレイのプロペラが給油ホースの接触で損壊して飛行が不安定になり、沖縄県名護市の浅瀬に不時着、機体は大破した。

 菅義偉(すがよしひで)官房長官は四日夜のBSフジ番組で訓練再開について「聞いていない」とした上で「徹底した原因究明と対策を強く求めている。日本として納得できる回答があるかどうかだ」と述べた。



http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/601.html

[国際17] ロシアのアジア回帰は見せかけか?(WEDGE)

ロシアのアジア回帰は見せかけか?
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/8511
2017年1月5日 岡崎研究所 WEDGE Infinity


 南シナ海での中ロ合同軍事演習やプーチンの訪日等、ロシアのアジア回帰が言われるが、ロシアの真の戦略的関心は欧米にありアジア関与は表面的なものだと、11月26日付の英エコノミスト誌が論じています。要旨は以下の通りです。

 ロシアのアジア回帰が識者の間で話題になっている。2014年には中国と天然ガス契約が成立し、10年前に停止した先端兵器の輸出も再開し、9月には、南シナ海で合同軍事演習を実施した。また、ロシアは、民生用原子力協力や武器輸出を介して対印関係を強化し、ベトナムのカムラン湾にもロシア船が寄港するようになった。さらに、プーチンは2012年にロシア初のAPEC首脳会談をウラジオストクで開催した。

 この12月には、安倍首相の招きで訪日し、経済協力と共に、行き詰まっている北方領土問題についても協議する。安倍は、プーチンと温泉で裸の付き合いをしながら北方領土を取り戻すことを期待している。プーチンはこの経験を楽しむかもしれない。彼は日本が中国を大きな脅威と見て、中国からロシアを引き離したがっていることを知っている。それに安倍には北方領土で成果を上げたい個人的理由がある。特に日ロ平和条約の締結は、安倍の父、安倍晋太郎外相の悲願だった。結局、プーチンは安倍の経済提案を受け入れ、北方領土についてはごく僅かしか提示しないだろう。

 何よりもプーチンは、オバマが結集した反ロシア統一戦線から米国の主要同盟国を引き剥すと見えることにほくそ笑むだろう。実際、ロシアのアジア回帰はそれ自体が目的ではないことがわかる。ロシアの対アジア貿易はアジア貿易全体の僅か1%にすぎない。ロシアのアジア回帰は、欧米と対決するロシアの立場強化が目的であり、この戦略にとってアジアは本質的要素ではなく、中国とのガス取引も、西側の制裁で欧州での選択肢が限られたから実現した。

 しかし、ロシアと米国の関係が変わったらどうなるのか。プーチンもトランプも関係改善を望むと言っている。その場合、プーチンのアジア回帰はどうなるのか。極東のロシア人は、ロシアの国章、双頭の鷲は東西両方を見ているが、アジアに背を向けていると冷やかに見ている。

出 典:Economist‘Russia’s pivot to Asia’(November 26, 2016)・
http://www.economist.com/news/asia/21710832-vladimir-putin-leaning-east-his-engagement-superficial-russias-pivot-asia

 上記論説は、ロシアのアジア回帰政策は欧米に対するロシアの立場を強化するもので、アジア関与は表面的なものにすぎないと論じていますが、これは、欧米中心に情勢を見すぎている嫌いがあります。

 世界の情勢を決める要因としてのアジアの重要性が増していることは否めません。プーチンのアジア回帰を欧米への反発の副産物に過ぎないと片づけてしまうのには賛成しかねます。ロシアは常に欧州とアジアの間に位置し、歴史的には、ある時は欧化論者が主導し、ある時はスラブ主義者やユーラシア主義者が主導してきた国です。プーチンはユーラシア主義者で、彼の発想の中には、欧州もアジアも重視すべきであるとの考え方があるように思われます。

 ただ、プーチンがアジア重視を言っても、それに実質を与えるように精力的に動いているかというと、そうでもありません。今はプーチンの関心はシリアやウクライナにあるようです。ロシア極東の人口は減り続け、今や620万人に過ぎません。ロシアの対アジア貿易はアジア貿易全体の1%に過ぎないと上記論説は指摘していますが、ロシア経済の実力から、その状況も簡単には変わらないでしょう。要するにロシアのアジア回帰には物質的・経済的な裏付けが小さいとの問題があります。

 北方領土を日本に返還し、対日関係を抜本的に改善すれば状況は変わり得ますが、プーチンのリマでの発言や国後、択捉への対艦ミサイル配備発表など、対日関係を抜本的に改善する措置をとる気はないようです。

■韓国以下になったロシアのGDP

 中ロ関係については、ロシアは中国のジュニア・パートナーとなることを屈辱的と考えるかもしれないと言われますが、ロシアはそういう感情を克服し、中国と協力するのが既定路線になっているようです。ロシア人は力関係をよく見て、自らをそれに適応させるのには長けています。
プーチンは、資源依存経済を利権擁護のために改革しえませんでした。その結果、ロシアのGDPはIMF統計では韓国以下になってしまいました。

 トランプ次期米大統領の政策、態度が今後の米ロ関係にとり重要です。トランプはプーチンを尊敬する、米ロ関係を見直すと言っています。そのためにウクライナやシリアでどうするのでしょうか。ロシアに主導権を渡すことは考えられません。トランプは、シェール開発の規制緩和を進めるとしているので、ロシアの石油・ガス価格を低下させ、ロシア経済は改善されないでしょう。

 北方領土をめぐる日ロ間交渉の今後については、プーチンのリマ発言、北方領土への対艦ミサイル配備、プーチンの国内政治基盤などに鑑み、大きな成果は期待できないように思います。一部たりとも固有の領土を放棄しないのはもちろん、1993年の東京宣言から後退しないことが望まれます。


http://www.asyura2.com/17/kokusai17/msg/139.html

[経世済民117] 労働組合をぶち壊す、労組委員長(WEDGE)
                上北沢自動車学校


労働組合をぶち壊す、労組委員長
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/8562
2017年1月5日 吉田典史 (ジャーナリスト・記者・ライター) WEDGE Infinity


 今回は、上北沢自動車学校(世田谷区)のベテランの教習員で、労働組合委員長の斉藤孝行さんを取材した。

 前職の自動車学校では「使えない上司」に仕え、理不尽な思いをした。その教習所は経営難となり、倒産。現在の職場に移り、労組の委員長として会社の改革を訴える。そのベースには、前職で味わった苦い思いがある。

■俺がいないと、職場が成り立たない!

 前職の役員や管理職は、既得権のうえにあぐらをかいていました。特権意識をもっていて、危機感がない。自分の仕事を手放さない。「俺がいないと、職場が成り立たない」と言わんばかりでした。ワークシェアをすることなく、自分の仕事だけをして、介入をさせない。部下を育てようとなんて思っていない。

 倒産したのは、当然のことでしょう。当時の役員や管理職は、まさに「使えない上司」でした。結局、部下が路頭に迷い、苦しむのです。

 私は、今の会社では機会あるごとに言っています。「役員や管理職は、部下を育成しないといけない」と。世代交代も進めていかないと、若い人も入社したいと思わない。

 当社(上北沢自動車学校)は、都内47の指定自動車教習所の中で、昨年の「事故者率」が最も低かったのです。しかも、ゼロパーセント。事故を起こした人がいないのです。この業界で30年ほど働きましたが、こんな数字は聞いたことがありません。

 「事故者率」とは、指定自動車教習所を卒業し、普通自動車の運転免許を取得した方のうち、取得後1年以内に人身交通事故を起こした方の占める割合のこと。警視庁が、都内47の指定教習所の卒業者の「事故」をすべて把握しているのです。

 様々な教習所があります。「学費が安い」ことを売りにしているところもあります。当社は、「教官の質」が売りです。教官らの意識は高く、丁寧に教えます。「事故率」が最も低かったのは、卒業者が安全を心がけて運転していたことがもっとも大きいです。これからも、ぜひ、安全運転を心がけてほしいですね。

 社内では、「教官らのレベルは高いから、世代交代をどんどんと進めましょうよ」と呼びかけています。一部では、煙たがれているかもしれませんが…(苦笑)。

■あぐらをかいてはいけない


斉藤孝行さん

 私は、労働組合の委員長をしています。労組も変わらないとダメ。賃上げを求めるだけでなく、経営側に提案もしないといけない。交渉の場では、人事、財務、営業、広報などと様々な案を示すようにはしています。

 ひどい管理職がいるならば、労組が降格を経営側に求めてもいい、と思っています。そうでないと、部下が気の毒。若い人が育たない。そんな管理職が増えると、私の前職のようになりかねない。あの頃のみじめな思いを皆にさせたくないのです。

 「あいつは使えない」と部下にレッテルをはり、育成しない管理職に労組として厳しく迫ることは当然だと思います。管理職になっても、部下を育てることができない人はいます。管理職手当をもらい、自分の仕事だけをしている人もいます。私は、そのような人を昇格させること自体、間違いだと思うのです。

 管理職ならば、業界や経済の行方、会社のあり方、社員の育成など、広い視野で考え、語ることができる人こそ、ふさわしい。その意味での考える力と、語ることで説得できる力ですよ、大切なものは……。それでこそ、「使える上司」でしょう。

 この業界では、労組に古い考えが浸透しています。「会社は敵だ。協力をするな!」「自分の仕事以外はしてはいけない。会社の犬になるな!」……。前職では、優秀な社員が労組に潰されていました。労組と保身のかたまりの経営側が一体化していました。ぶら下がりの管理職が多かった。そのあおりをくうのが、若い部下たちです。

 今の職場ではそれをぶち壊してやろう、労組のあり方も変えてやる、と思っています。労組が、ダメな管理職の降格を経営側に求めたり、優秀な組合員(非管理職)を管理職にするように推薦するべきなのです。若い人を管理職に大胆に抜擢してほしい、と提案もしたい。

 私は可能なかぎり、古いしきりたりや慣習をひとつずつ、解きほぐしたい。組合員には、管理職になっていきたいならば、どんどんと手をあげろ。部下をもつ身になって、若い人を育ててくれよ!と言っています。今の時代に、労組のリーダーが「会社は敵だ」なんて考えているようでは、組合員はついてきません。

■自動車教習所なんていらない時代

 当社の経営陣は、我々との交渉を拒むことはしないし、誠実に向かい合ってくれます。不当な労働行為もなく、働きやすい職場にはなっていると思います。だけど、そこであぐらをかいてはいけない。今後、業界を取り巻く環境が厳しくなることは避けられません。数年もすると、18歳人口は激減します。

 様々な試みはしておくべきなのです。ここ数年、労組として、高齢者が増えることを踏まえ、高齢者講習(70歳から74歳までの運転手の免許更新)の体制を整えようと経営側に訴えてきました。社長が指揮をとり、体制を急ピッチで進めました。都内の教習所では、高齢者講習に通う方の数は相当に多いことで知られるようになっています。

 教官が高校へ行き、自動車の運転などについて話すことを始めました。企業研修もスタートしています。消防団にも、組合員が参加することにしました。

 地域から慕われる教習所を目指しているのです。2011年の震災以降、防災体制も強化しました。いずれも労組と経営側が知恵をしぼり、取り組み始めたものです。

 自動車の運転技術は、「レベル3」(条件付きの自動化)になっています。早いうちに、「レベル4」(完全自動化)になるでしょう。自動車教習所なんていらない時代が来るのかもしれません。そのくらいのことを想像し、産業や会社のことを考えないといけない。

労組であろうと、会社の経営のことを考えるべきであるし、提言や提案を積極的にするべきでしょう。それをしない労組ならば、潰れたほうがいいと私は思っています。賃上げだけを求める労組なんて、いりませんよ。




http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/477.html

[経世済民117] 不透明なマンション市況に惑わされない「普遍の売買鉄則」(ダイヤモンド・オンライン)
2017年のマンション市場には様々な影響要因がある。これから自宅を売買しようとする人にとって、移ろうトレンド、普遍的に変わらないトレンドを区別して対処する必要性が高そうだ


不透明なマンション市況に惑わされない「普遍の売買鉄則」
http://diamond.jp/articles/-/112759
2017年1月5日 沖有人 [スタイルアクト(株)代表取締役/不動産コンサルタント] ダイヤモンド・オンライン


 2017年1回目となる今回は、過去1年を振り返り、今年の住宅の売買に必要な戦略を読者と一緒に考えたいと思う。不動産市場に様々な影響要因があるなか、これから自宅を売買しようとする人にとって、移ろいつつあるトレンド、普遍的に変わらないトレンドを区別して対処する必要性が、高い年になりそうである。不動産市場は不透明感があっても急に大きく動いたりしない。現状の延長線上で、落ち着いてとるべき振る舞いを決めておいた方がいい。

■「杭問題」以降のマインドは低下
2016年のマンション市場を総括

 まずは、2016年のマンション市場の総括をしよう。昨年の新築マンション価格は、3年間連騰した後を受けて、当初は上昇相場が継続すると思われた。これは、アベノミクスの金融緩和により不動産価格が堅調にインフレしてきたことからも想定しやすかった。しかし、2015年秋に発生した「杭問題」以降、急速にマンション需要は冷え込んでしまった。価格が安くない中で、スタイルアクトが提供する「住まいサーフィン」での購入者調査でも「買い時」と思う層が減り、マインドの低下は売れ行き悪化につながった。結果的に、2016年の価格は前年比でやや高くなったものの、供給戸数は15%ほど減少した。

 中古市場については、筆者は2015年10月の当連載で、在庫が急増し始めたため、売るなら在庫が多くなる前に対処すべしと警告していた。その結果は、同じく2月に検証したように「潮目が変わった」と位置づけられ、価格も頭打ちになる形で証明された。売出と成約の価格差はかつてないほど大きく開き、成約する物件数が減ることになった。

 そんな中にあって、売れ行きをある程度保てたのは、金融緩和の最終局面におけるマイナス金利導入の影響が大きい。金利が1%下がることで住宅購入者の月々のローン返済額は15%超下がる。つまり、十数パーセント価格が上昇しても金利が1%下がれば、返済額は同額の負担になる。家賃負担との関係でローン返済額を考えるならば、金利が相当な追い風であったことは改めて確認しておきたい。

■価格水準は横ばいに?
2017年の市場はどうなる

 次に、2017年の市場予測だ。2016年の価格水準では、供給者側が今後も販売リスクを抱える状況は変わらない。売れ残りが増え、値下げ交渉ができるようになるかもしれないが、金融緩和は継続されるので、表向きの価格水準は横ばいを続けるのではないかと予測している。

 なぜなら、仕入れた土地価格や発注予定の建築費はすでにほぼ決まっており、デベロッパーの粗利益しか変更できないからである。実際の取引価格は緩やかな下落傾向になっても、それは止むに止まれず売主側が妥協点を見つけるという状況に過ぎないと理解した方がいいだろう。これは中古市場でも同様で、売出と成約の乖離は大きいまま、売買期限がある(いつまでに売らなければならないということが決まっている)人が妥協する構図と同じになるであろう。売主受難の時代にすでに突入している。

 買い手優位の中で、割安な物件は少なからず発生する可能性が高い。売れ行きをよくするために広告掲載される割安住戸などは、つぶさに広告に目を通すことで見つけ出すことができるし、新築マンション価格を予測した「沖式新築時価」より割安な物件も、最近増えてきた。これは周辺の中古時価からして割安な新築物件であることを表しており、「住まいサーフィン」上でいつでも比較できるので、参考にしてもらいたい。

■マンション市場への影響が大きい
金融緩和は長期化しそうな予感

 金融緩和によるマネーは融資先として担保の取れる不動産に流れやすく、それまでよりも多くローンを貸し込むことでバランスシート上の資産もインフレするという構造を、まずは理解しておいてもらいたい。

 では、アベノミクスの3本の矢の1つである金融緩和はいつまで続くのかというと、これが長期化しそうな条件が揃ってきている。まず、2017年3月の自民党大会で党則が改正される見通しが出始めたことにより、自民党の総裁任期が3年×3期に延長される可能性が高くなっている。こうなると、安倍政権は9年、2021年まで継続する可能性が高まる。

 政権だけではない。2018年の黒田日銀総裁の任期も、今後5年延びて2023年まで続くかもしれない。それまで現状と同じリフレ派の総裁が続投するとなれば、金融緩和は長期にわたって継続されることになる。こうなると、不動産価格は高止まりする傾向が強まり、大きくは下がらない可能性が高くなる。

 とはいえ、景気循環や金融ショックが約10年という長期間に起こらないという保証はどこにもない。一時的な相場の動揺がいつか起こることを想定し、その際に慌てないことが必要になる。そのためには、ローン設定(低金利への借り換えや長期固定への変更など)を考慮する必要がある。

■築1年で2%の価格下落を念頭に
不動産売買のタイミングを吟味

 では、不動産の売買において、今後は具体的に何を意識すればいいのか。不動産購入においては売主が強気になれない状況の中、情報収集を丹念にしていけば、割安で資産価値の高い新築・中古物件に行き着く可能性は高まっている。

 その際に最も重要なのは、周辺の中古相場をつぶさに調べることだ。新築は築1年を経て中古になる際に価格が平均で10%下がる。都区部は5%ほどで、それ以外のエリアは10%以上の下落幅になる。ここ数年は相場自体が上昇していたので、中古になっても下がらないという感覚を持ち得たが、これからは価格が横ばいからやや軟調の中で、築1年経つと2%程度の価格下落を見込んでおいた方がいいだろう。

 もちろん、タワーマンションや駅近物件の方が価格は下がりにくいという傾向はあるものの、ここでは標準ケースの2%下落で考えてみよう。

 そうなると、元本返済が1年で2%以上下がるように、ローン条件を設定したおいた方がいつでも含み益を増やしながら引越しできることになる。ローンの借り方の原則は、次に述べるように3つある。

(1)金利を安くする

 金利が安いぶん、元本の減り方が早くなる

(2)期間を長く借りる

 期間を長くした方が毎月の返済が楽で、余裕資金で繰上げ返済を適宜行える

(3)頭金を多くする

 贈与の特例などを活かして、なるべく頭金を増やすと返済負担が下がる

 この原則を守りながら、バランスよく年間で元本を2%以上返済できるようにローン設定を考えよう。以下のように、前述の3つのバランスで初年度の元本返済額は変わる。2年目以降は元本の減り方はこれ以上に早いので、1年目をクリアすれば大丈夫である。35年ローンの場合、頭金1割で金利が1.5%以下なら、元本は2%以上減少することがわかる。

 2017年は価格が軟調になりがちであるがゆえに、物件の選び方と同様、ローン設定は非常に重要になる。価格が高い現在の市場で、活かすべきは超低金利である。今年は不動産価格と元本残とを比較せざるを得ない状況にある。

◆ローン設定による1年間の元本減少額
 

■キャッシュフローが変わってしまう
マンション選びの「3つの要点」

 ここで、いつの時代にも物件の選び方で重要なことを3つ挙げておこう。これは数百万円単位でキャッシュフローを変えてしまう可能性があるので、注意が必要である。

(1)管理費・大規模修繕積立金

 財政難のマンションでは「高い管理費」と「修繕積立金不足」が発生する。この問題は早めに対処しないと無駄な出費に苛まれることになってしまう。これを同時に解決する方法はこれまでにも書いてきたが、管理水準を上げながらコストを下げ、修繕積立金に回すことで一件落着することができる。その際に、管理会社の選択とコストパフォーマンスの判断は専門家を含めて行わないと、実現は難しい。

(2)災害・施工リスク

 地盤や杭問題などの施工リスクは、事前にある程度回避することができる。地震・火災・河川の氾濫・液状化などの災害リスクの高いエリアは、自治体が詳細な地図で公表している。ここでリスクが高いエリアは、一旦その災害が起こると不動産価格は大きく下がり、安全なエリアの不動産価格が上がるという結果になる。これは東日本大震災後の不動産価格の変化を見れば、一目瞭然である。何も起きていないときほど、これには敏感になった方がいい。

(3)公立小中学校区

 不動産広告で「○○小学校区域内」というものは、よく目にする。それだけ一般的で購入を後押しする理由になっている。「小学校の『学区別世帯年収』と人気住宅地域との知られざる相関関係」で公立小中学校の学区年収の高さが学力レベルと相関が高いことは、当連載で明らかにしてきた。この学区年収は「住まいサーフィン」上で公開している。今月中に千葉と埼玉も公開し、1都3県に範囲を拡げる予定だ。これは不動産価格を安定させる1つの要因になっているので、注目したい。

 このように、いつの時代でも、どんな市場環境下でも変わらない戦略として、思わぬ出費回避や価格の下支え要因がある。この意味で、管理費・大規模修繕積立金、災害・施工リスク、公立小中学校区に注目して、エリアや物件の選択に活かしてもらいたい。

(スタイルアクト(株)代表取締役/不動産コンサルタント 沖有人)





http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/478.html

[政治・選挙・NHK218] 成果なき北方領土交渉と真珠湾訪問に見る安倍外交の迷走(ダイヤモンド・オンライン)

成果なき北方領土交渉と真珠湾訪問に見る安倍外交の迷走
http://diamond.jp/articles/-/112757
2017年1月5日 山田厚史の「世界かわら版」 山田厚史 [デモクラTV代表・元朝日新聞編集委員] ダイヤモンド・オンライン


 トランプ大統領が登場するアメリカ、極右政党が台頭する欧州。先進国と呼ばれた国々が波乱含みとなる今年、日本外交の針路はどうなるのか。年末に行われたロシアとの北方領土交渉と首相の真珠湾訪問に、安倍外交の危うい現実が見えている。

 真珠湾で慰霊に臨んだ稲田朋美防衛相は、帰国すると真っ先に靖国神社を訪れた。防衛相としての参拝が中国・韓国を刺激することは承知の上での強行である。安倍首相は真珠湾で「米国との和解」を強調したがアジアへの贖罪には触れなかった。太平洋の向こうに気遣いながら、アジアの近隣に尻を向ける日本の姿勢を内外に示した。

■安倍外交迷走の象徴 期待外れの日ロ首脳会談

 直前に行われ北方領土交渉に安倍外交の迷走ぶりと限界が露呈している。

 首相は選挙区である山口県長門市にプーチン大統領を迎えた。外交成果が期待できると判断したからだろう。政治ショーを彩るイベントの準備は手抜かりなかったが、肝心の交渉の中味は惨憺たるものだった。

 プーチンは2時間40分遅れで会場にやって来た。首脳会談に遅刻する非礼は、よほどの事情がない限り「不快の表明」である。こんな会談は意味がない、というロシア側の意思表示である。

 なぜか。すでにひと月も前から、領土交渉は頓挫することが見えていた。

 11月9日、モスクワを訪れた谷内正太郎国家安全保障局長はロシアのパトルシェフ安全保障会議書記と予備交渉に臨んだ。ロシア側は歯舞・色丹の2島を返還することを想定し、「米軍の基地が置かれることはあり得るのか」とパトルシェフ書記が念を押した。

 谷内局長は「可能性はある」と答え、ロシア側を仰天させた。

 返還後の領土に米軍基地が建設されるなら領土交渉には応じられない、というのがロシア側の一貫した態度だった。分かっていながら「基地建設の可能性」を予備会談で表明するのは交渉を止めるに等しい。

 プーチンは2000年6月に森首相(当時)との間で「返還後の米軍基地」について確認している。森氏は「あり得ないこと」と答えた。これが両国間の共通認識とされてきた。

 体制転換を果たしたとはいえロシアと米国の軍事的緊張は続いている。返還後の北方領土に米軍基地などあり得ない、というのがロシアの立場だ。パトルシェフ書記の問いは、返還を前提にした最終確認だった。報告を聞いたプーチンは激怒した、という。

 2013年4月、就任して半年も経たない安倍首相はモスクワを訪問し、領土交渉を持ちかけた。「双方に受け入れ可能な解決策を探る」という共同声明が出され、交渉入りが確認された。この声明によって「米軍基地の可能性」は皆無のはずだった。それが首脳会談のお膳立てを話し合う会合で話は振り出しに戻る。プーチンでなくても憤慨するだろう。

 10日後、ペルーのリマで開かれたAPEC首脳会議で、2人は会った。朝日新聞によるとプーチンは笑みを浮かべながら安倍首相に「君の側近が『島に米軍基地が置かれる可能性はある』と言ったそうだが、それでは交渉は終わる」と語った。首相は「それは誤解だ。原則論を言えばそうだ。だが、われわれはそのことについて本音で話をしたい」と釈明したという。

 日本側は12月の長門会談までに「これなら米軍基地はできない」とプーチンを納得させる打開策を提示することができなかった。

■「米国の了解」なしに決められない日本

「日本政府だけで決められない。米国の了解しなしに進まない案件だ」と外務省OBは指摘する。

 日米安保条約で、米国は日本の施政権が及ぶ地域の防衛義務を負っている。その地域に米軍は展開できる。つまり北方領土が返還されれば、島に日本の施政権が及び、米軍は基地を置ける、というのが安保条約の原則だ。

 歯舞・色丹に米軍施設を作ることが、現時点であり得ないとしても、米軍が必要と考えれば基地建設の「可能性」は否定できない。首相が「原則論ではそうだ」と言うなら、原則を適用しない方策をロシア側に示すことが日本の責務だった。

 北方領土を取り戻すには、「米軍基地の除外」を米国に内諾させる必要があった。ところが米国と話をつけられないまま、ロシアへの経済協力で突破口を開こうとしたのである。

 元外務省分析官の佐藤優氏は、その危うさに気づいていた。

「交渉に当たる谷内氏はロシア側を納得させる秘策を持っているのか」と雑誌などで指摘していた。

 谷内氏は米国と深くつながる外交官だった。米国大使館参事、条約局長などを経て2005年から3年間外務次官を務めた。民主党政権のころは民間に出ていたが、安倍首相が復権した2012年12月、内閣官房参与として首相の外交ブレーンになり、政権と米国をつなぐパイプ役となった。

「戦後体制からの脱却」を唱える安倍の右翼的体質を警戒するオバマ政権に、谷内は日本の外交は日米同盟が基軸だと説得し、関係を取り持ってきた。

 尖閣問題では、「尖閣は日米安保の対象地域」と米国に表明させ、軍事的圧力を高める中国を牽制したのも谷内の功績のひとつとされている。戦後70年の首相談話で、歴史認識を巡る表現を米国と調整したのも谷内だった。

■日米安保条約が阻んだ北方領土2島返還

 だがウクライナ問題で米ロ関係は悪化する。クリミアを併合したプーチンに欧米がこぞって反発、オバマは経済制裁に同調することを日本に求めた。プーチンからは北方領土を餌に協力を持ちかけられ、日本は板挟みになる。

 北朝鮮と交渉していた拉致問題の解決が挫折し、官邸は目先を変える次の施策を求めていた。ロシアが経済制裁に苦しむ今こそ北方領土を取り戻す好機と安倍政権は前のめりになる。そんな日本を米国は面白く思うはずはない。

 日米安保に例外規定を設け、ロシアに配慮する措置を米国が許すはずがないことは外交官なら分かる。谷内氏はツテを頼って米国の要人に打開策を模索しただろうが、政権末期の米国に、日本のために動いてくれる人がいたとは思えない。米国の了解を得られないままモスクワを訪れ、領土返還は「見果てぬ夢」に終わった。

 首脳会談を前にプーチンは読売新聞とのインタビューで「日本はどの程度、独自に物事を決められるのか」と疑問を投げかけた。

 領土交渉という重大な局面でアメリカの了解がないと動けない日本、という日米同盟の現実を知った。

 首脳会談の後、記者会見でプーチンは率直に語った。

「ウラジオストクの少し北に二つの海軍基地があり、艦船が太平洋に出ていく。我々はこの地域に何が起きるのか知らなければならない。しかし日米安保条約の条約上の義務を念頭に置き、日露関係がどうなっていくのか私たちには分からない。日本の友人に、こうした微妙な問題とロシア側の疑念を理解してほしい」

 日本の主要メデャアは「プーチン氏、日米同盟に疑念」(朝日新聞)などと、ロシア側に責任があるように報じた。

「北方領土返還の壁は日米安保」と見出しで打ったのは産経新聞だった。

 交渉を実質的に止めたのはロシアではなく米国。産経が書いたように、領土交渉を阻んだのは日米安保条約だった。

■経済支援3000億円の見返りは領土ではなく「交渉継続」

 それでもプーチンは日本にやって来た。3000億円の経済支援をまとめるために。領土交渉が進まなくても日本はカネを出すというのだからプーチンにとって悪い話ではない。

 安倍政権は、3000億円で「交渉継続」を買った。投資案件が進む限りロシアは交渉を打ち切ることはないだろう。領土交渉があたかも進んでいるかのような幻想を有権者に振りまいた。宣伝役になったのが新聞やテレビなど大手メディアである。

 私はシベリヤや北方4島で日本とロシアが共同事業をすることは良いことだと思う。領土問題より、平和条約の締結や日本海の対岸で日露が友好的に事業を進めることは、地域の平和と繁栄にとって必要なことだと考える。

 更に突っ込んで言えば、ロシア人がすでに定住している国後・択捉が返って来なくても、日本人や企業の居住・活動の自由が認められればいいと思う。

 日本は戦争でアジア太平洋の領土を失った。にもかかわらずアメリカに次ぐ世界2位の経済大国になった。国境が経済活動を制約する時代は終わったのだ。領土は大きければいいという時代ではない。

 安倍政権は領土にこだわり、領土交渉が支持率を上げると考え取り組んでいた。国民への約束は「4島返還交渉」。対ロ外交のゴールに領土返還を定めていたのなら、その総括が問われるべきだろう。

 3000億円の投資は領土との取引ではなかったのか。領土は日米安保で頓挫し3000億円だけ差し出す結果になった。交渉は失敗である。

■トランプ外交で米ロが接近すれば日本の立場は微妙に

 オバマ政権に邪魔された、と首相は思っているかもしれない。トランプが大統領になれば状況が変わる、と期待しているのかもしれない。経済協力で交渉をつなぎ、トランプ政権が誕生したら、安保条約の特例を認めてもらえる交渉をしようと考えているのかもしれない。

 それは甘い。米露関係が改善されれば、ロシアは日本に頼る必要性は少なくなるだろう。プーチンは日本を飛び越え、トランプと組むに違いない。

 ビジネスマンのトランプは、外交に駆け引きを持ち込む。日米安保を緩めるどころか、安保のコストを更に日本に求めるのではないか。

 大統領就任が決まると、安倍は真っ先に駆けつけ「信頼できる人物」と世界に発信した。傍若無人のトランプとどう付き合うか、多くの国が戸惑っている中で、突出した行動だった。政策に共鳴したわけでもなく「白地手形」を差し出してトランプ支持を表明したようなものだ。

 もう1ヵ国、早々とトランプ支持を宣言した国がある。イスラエルだ。当選後、最初に首脳が電話で祝福したのがイスラエルだった。だが日本とイスラエルは対米関係で正反対だ。

 イスラエルは米国内に強固なユダヤ人脈を張り巡らしホワイトハウスを自国の都合に引き込むことができる。日本は米国に付き従うだけの国、米国の了解がないと外交方針も決めらえない。この二つの国が真っ先にトランプ支持を表明した。どういうことが起こるのか。

 イスラエルが中東政策やパレスチナ問題でトランプを強硬路線に引き込み、日本もその方向に引きずられる恐れさえある。

 小泉政権の頃から首相は「アメリカのポチ」と言われた。新大統領ににじり寄る首相は「トランプのペット」になりかねない。

 日米安保に縛られ領土の返還条件さえ自国で決められない。領土交渉の失敗を隠すように真珠湾でオバマ大統領と2ショットを撮り、反発する右翼をなだめるかのように防衛相が靖国神社にお参りに行く。

 地球を俯瞰する外交どころか、落ち着きのない迷走外交が今年も続くのか。揺るがないのはアメリカに付き従う路線だ。オバマに従ったように「悲しきトランペット」の道を安倍政権は進むのだろうか。



http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/602.html

[経世済民117] 2017年中国経済のリスク、外資系投資銀行8社はこう読む(ダイヤモンド・オンライン)

2017年中国経済のリスク、外資系投資銀行8社はこう読む
http://diamond.jp/articles/-/112760
2017年1月5日 陳言 [在北京ジャーナリスト] ダイヤモンド・オンライン


2017年の中国経済には、米国トランプ政権の発足と共産党指導部の改選というビッグイベントが控える。有力な外資系投資銀行の見方を概観しながら、新年の中国経済の行方を考察してみよう。(在北京ジャーナリスト 陳言)

年早々の1月20日には、米国で中国との貿易に厳しい姿勢を見せるトランンプ新政権が発足する。秋には5年に一度の中国共産党の全国代表者会議が開催され、首脳陣の改選が行われる。その意味で、世界第2の経済大国である中国経済の行方には大きな注目が集まる。

 果たして、2017年の中国経済はどう動くのか。昨年末に出た著名な外資系投資銀行8社が発表した2017年の展望レポートや、その研究部門の高級幹部が発表した評論などは偶然とも思われるほど一致している。ここではそのレポートで語られた17年の中国経済に関する見解を総括したい。

 多くの専門家は17年における中国のGDP(国内総生産)成長率は、16年よりもう少し下がり、6.5%程度で安定していくだろうと見込んでいる。中国では16年に1000万人の新規雇用が生み出され、失業はあまり問題になっていない。

 16年12月14〜16日、17年の経済政策を討議する中央経済活動会議が開かれた。国家発展改革委員会の学術委員会の張燕生事務局長によると、「経済発展の新常態について重大な判断を下し、いままでの規模や発展速度の追求から品質や効率への追求にシフトしていく。それに供給サイドの改革を断行して、さらにイノベーションによって経済発展のモデルを変えていく」と語り、安定の維持が大きな特徴となっている。

 それでは外資系投資銀行の予測を概観してみよう。

■共産党指導部改選もあり
中国経済は安定維持が通認識

 マクロ経済の側面からすると、中国経済の成長は市場予想を上回っている。各大手投資銀行は次々に中国のGDP成長率に対する予測を上方修正している。

 数字から見れば、米国のメリルリンチが最も楽観視しており、17年における中国のGDP成長率を約6.7%と予測している。これに対して、クレディ・スイスは比較的慎重な見方を示しており、中国の年間GDP成長率を6.3%と予測している。これより前には、同行は中国の17年のGDP成長率を6.0%と予測していた。

 現在の市場における共通認識とは、「中国経済の構造が今後も引き続き投資から消費にシフトし、17年は中国の指導部が改選される年だが、改選を控えた中国経済は安定を維持する」というものだ。

 メリルリンチの取締役兼グレートチャイナ・チーフエコノミストの喬虹氏は香港で開かれた経済展望会で、16年の中国経済の情勢を「驚くべきもの」と表現し、「GDP成長率が力強いインフラ整備と不動産投資のニーズを背景に2015年夏の不調から上昇に転じているとともに、金融緩和政策が明らかに投資を刺激する働きを見せている」と指摘している。

 さらに「17年、中国経済の成長は引き続き安定に向かい、不動産市場政策の引き締めおよびインフラ整備投資の減少が進むにつれて、来年の経済成長の原動力は投資から消費にシフトし、消費およびサービスがGDPに占める割合は引き続き高まる」と、喬虹氏は語った。

 クレディ・スイスは12月初めに発表した展望レポートの中で、「中国経済はこの6年間で成長が著しく減速したが、ついに安定する兆しが見られるようになった」と指摘している。「17年、中国国内経済とりわけ消費の分野において喜ばしい状況が訪れると予測している。同時に、世界で大口商品(石炭、石油など)の価格が回復することによって関連業界の利潤が回復し、続いて労働市場と消費支出を支えるだろう。不動産業界もまた活況を維持し、在庫の減少と固定資産投資の回復が見られるだろう」。

 ゴールドマン・サックスは、「中国指導部の改選などの政治的要素が17年の中国経済の周期的成長に安定をもたらす条件となる」と指摘する。

 しかし、モルガン・スタンレーは、「政府指導部の改選を前に経済成長の安定を政策の主旋律にするとしても、このような融資によってけん引された成長は経済の質にマイナスの影響を及ぼすだけでなく、国家主導の過剰生産能力の削減および勢いが鈍化した国有企業改革の遅れもまた、経済効率の犠牲を代償としている」と考えている。

■深刻化する外部リスク
米中貿易戦争は起こるか

 中国国内のマクロ環境と比較して、17年には中国が直面する外部リスクはさらに顕著なものになるだろう。その最大のリスクの一つは米国大統領選でトランプ氏が勝利したことで、中米関係の不確実性が大いに高まっていることだ。中米間で貿易戦争が勃発するか否かに関しては、各投資銀行の間で意見が分かれている。

「全体的に見れば、外部リスクは内部リスクよりも大きいと我々は見ている」とシティグループのアジア首席エコノミストである蔡真真氏は語っており、さらに「中米間で貿易戦争は起こらない。なぜなら貿易面で関係する範囲があまりに広すぎるからだ。しかし、1980年代に米国が日本を目の敵にしたように、中米両国間で貿易協定を妥結することは困難になるという状況が起こらないとは断言できない」と続けた。

 これに対して、野村総合研究所は異なった見方をしている。「トランプ氏はホワイトハウスで政権を担うようになった後、特定のアジア製品に対して課している輸入割当や関税を引き上げ、また為替レートのミスアラインメント(均衡相場からの乖離)を輸入制限の口実とし、貿易戦争を仕掛けてくる」と同社は見ている。その影響を真っ先に受けるのは中国で、その後、アジアの他の国々にもたちまち広がることだろう。「アジアの国々の大多数は中国向け部品の大口サプライヤーであり、また世界で最もオープンな経済体でもある」からだ。

 ソシエテ・ジェネラルは見方が比較的中立的だ。「トランプ氏が発言した事柄の実現性に関して、我々は懐疑的だ。なぜならそうした政策が米国議会を通過するとも限らないからである。貿易の分野において、トランプ氏が希望しているTPP(環太平洋経済連携協定)の撤回がまだ議会を通過していない以上、現状維持となるだろう」。

 ゴールドマン・サックスは、「選挙時にトランプ氏が取り上げて物議を醸した多くの議題において、今のところ移民問題やオバマ医療改革、メキシコとの関係などに対する彼の態度は和らぎつつあり、また彼は中国を為替操作国として非難しているが、中国がその条件を満たしていない以上、実現は不可能だ。しかし、懸念すべき点は、中国最大の貿易相手国は米国であり、現在、中国の貿易輸出全体の18%が米国に対するものであることだ。それゆえ、いかなる貿易引き締め策も中国経済の展望に影響を及ぼすことになる」という見解を示している。

 モルガン・スタンレーの首席中国エコノミストである〓自強氏(〓は「刑」のつくりが阝)も似たような見方を持っており、次のように語っている。「米国は中国最大の輸出相手国である。輸出の大幅な減少が人民元の下落を加速させ、国内需要の増加を後押しするように、中国政府がより思い切った緩和政策を取ることになる引き金となる恐れがある」。

■為替相場の変動がもたらす
資本流出というリスク

 このほかに、人民元の変動が中国経済にもたらすリスクもある。中でもゴールドマン・サックスやモルガン・スタンレーは、人民元相場に対して最も悲観的な見方を示している。「2017年末までに人民元はドルに対して7.3元まで下落する」(1月1日現在1ドル=6.944元)と両社は予測している。

 JPモルガンは展望レポートで、「強さを維持しつづけているドルとドル金利の上昇は中国の資本流出を促し、17年も比較的に高い水準を維持する」と指摘し、「17年第1四半期に中国の外貨準備高は3兆ドル以下に落ち込み、同時に1人当たり5万ドルという中国国内におけるドルへの両替上限金額も来年1月に更新されるため、今年の同時期に発生したような人民元資本の大量流出が生じる可能性がある」と述べている。

 資本流出によって国内の投資がますます少なくなり、元安しても商品の輸出が増えず、輸入する原燃料の価格が高くなり、中国経済はより厳しい局面に遭遇してしまう。

「今後数カ月以内に、資本流出をさらに抑制するための措置が講じられ、個人による資産の海外移転を厳しく取り締まるのはもっともなことだ」と、JPモルガン中国首席エコノミストの朱海斌氏は語っている。

 ただ、メリルリンチの喬虹氏は、「中国経済の調整とドルが強さを増しているという背景の下で、中国人民銀行(中央銀行)による為替管理などの管理手段も加えて、たとえ近い将来に中国の外貨準備高が3兆ドル以下に落ち込むとしても過剰に心配する必要はなく、平常心を持って臨んでいけばよい」と強調している。

 シティグループの蔡真真氏は、「17年に中国のA株がMSCI(株価指数)に加えられ、また中国債券市場が多くの世界的な債券指数に組み込まれることによって、中国資本の流出が是正される可能性がある」と考えている。シティグループは、「17年末までにドルに対する人民元のレートが7.05元になる」と予測している。

 中国で公表された外資系投資銀行のレポートは、いずれも17年の中国経済をそれほど悲観しておらず、また中国国内でも経済が失速する恐れがあるという報道もほとんど見かけない。結局、この安定成長を乱すものがあるとすれば、それはやはり中米経済関係、世界経済を非常に不確実性を持たせるトランプ・リスクだろう。

http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/479.html

[政治・選挙・NHK218] ≪要注目≫自民党が「新・改憲案」を作るとのこと。9条改正は除外へ 
【要注目】自民党が「新・改憲案」を作るとのこと。9条改正は除外へ
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2017/01/05 健康になるためのブログ


  



http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/politics/1-0354114.html

自民党が近く、新たな憲法改正案の策定作業に入ることが分かった。2005年と12年に発表した党改憲草案では各条文の改正点を網羅的に掲げたが、新たな改憲案は各党の理解を得やすい項目のみを抽出する形式に変更する。昨年の参院選で導入された人口の少ない県同士を一つの選挙区に統合する「合区」を解消する項目や、大災害に対処する緊急事態条項の創設などを盛り込む一方、各党に反対論が根強い9条改正は外す方向だ。年内にまとめて衆参両院の憲法審査会に提出し、国会発議に向けた改憲原案の決定を目指す。



以下ネットの反応。





















まだどのような「改憲案」になるのかわからないので何とも言えませんが、「改憲案」を作る段階から注目度を上げていく必要があるでしょう。黙ってたら、またトンデモナイ案を作って出してきますよ。


 

http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/603.html

[政治・選挙・NHK218] 野田佳彦幹事長 / 「(党の立場は)背水の陣ではない。すでに水中に沈んでいる」 
野田佳彦幹事長 / 「(党の立場は)背水の陣ではない。すでに水中に沈んでいる」
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/11031b814d7f42fc98a62c907169f23c
2017年01月05日 のんきに介護


毎日新聞‏@mainichi さんのツイート。

――民進党の野田佳彦幹事長は4日、党本部で開かれた仕事始めのあいさつで党の立場を「背水の陣ではない。すでに水中に沈んでいる」と指摘しました。〔20:04 - 2017年1月4日〕—―

これを受けて、

松尾貴史「季刊 25時」‏@Kitsch_Matsuo さんが

こんなコメント。

――沈ませた張本人が他人(ひと)ごとのように言っている珍妙な光景に、今年もここはダメだとの確信が。〔23:09 - 2017年1月4日 〕—―


野田幹事長は、

初笑いを狙ったとしか思えない。



<民進>「背水」でなく「水中」 野田氏、党勢回復に発破
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170104-00000064-mai-pol
毎日新聞 1/4(水) 19:43配信

 「背水の陣ではない。すでに水中に沈んでいる」。民進党の野田佳彦幹事長は4日、党本部で開かれた仕事始めのあいさつで党の立場を指摘し「そこからどうやって浮き上がって、岩肌に爪を当ててよじ登っていくか覚悟が問われる」と発破をかけた。

 野田氏は参院選や民進党結党など昨年のトピックスを列挙し「今年はそれ以上に党として正念場を迎える」と強調。「通常国会の早い段階の解散・総選挙の可能性もまだ残っている。その段階での選挙がないとしても今年中の解散・総選挙は十分ありえる」と述べ、党勢回復に向け選挙準備を加速するよう求めた。【葛西大博】






















http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/604.html
[政治・選挙・NHK218] 安倍総理の年頭会見は様々な解散・総選挙の形を考えさせたー(田中良紹氏)
安倍総理の年頭会見は様々な解散・総選挙の形を考えさせたー(田中良紹氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1spgjvl
5th Jan 2017 市村 悦延 · @hellotomhanks


仕事始めの4日、安倍総理は伊勢神宮参拝後の年頭会見で、

衆議院の解散・総選挙を「全く念頭にない」と言いながら、

過去の酉年には歴史の節目となる解散・総選挙が行われたことを強調した。

解散・総選挙を問う記者からの質問に安倍総理は

「今質問されて初めて解散の言葉が脳裏に浮かんだ」と、頭にないことをわざとらしく装いながら、

一方で酉年については「12年前には劇的な郵政解散があった」、

「さらにその12年前には自民党が戦後初めて野党になり55年体制が崩壊した選挙があった」、

「そして佐藤総理が沖縄返還を合意して解散・総選挙に打って出た昭和44年も酉年だった」と

酉年と選挙とを結び付けた。

安倍総理の発言についてフーテンはこれまで、

地に足のつかない歯の浮くような大衆迎合の表現が多いのに辟易し、

過去に取材した田中角栄、中曽根康弘、金丸信氏らのように言葉の裏に隠された意味を読み解く必要を

感じないできたが、戦後7回ある酉年の話をするのに、解散・総選挙の年だけを引き出したことに興味を覚えた。

日本が戦争に敗れた1945年は酉年である。

日本は連合国軍の占領下におかれ手取り足取りされながら戦後を歩むことになる。

次の酉年は1957年である。日本は占領期を脱して独立を果たし、

朝鮮戦争を機に経済成長の足掛かりをつかみ、自民党と社会党による二大政党制が始まり、

「もはや戦後ではない」と言われるようになった。

そしてその直後の酉年に安倍総理の祖父である岸信介氏が総理に就任した。

しかし安倍総理は岸内閣誕生の1957年とアメリカにレーガン大統領が誕生した1981年の酉年は除き、

1969年、1993年、2005年の酉年だけを取り上げた。

それらはいずれも安倍総理が言うように「劇的な解散・総選挙」の年なのである。

そして安倍総理は話を手前から過去へと遡らさせた。

まずは前回の酉年、2005年は小泉総理が自民党を分裂させ、

その分裂のエネルギーで野党を木っ端みじんに蹴散らした「郵政選挙」の年である。

劇場型選挙がここから始まる。最近では昨年の東京都知事選挙で小池百合子氏がそれを再現させた。

今年、小池都知事は都議会議員選挙に政治生命をかける。

その選挙で自民党支配の都議会を変えることが出来なければ小池知事の政治力は終わりを迎えることになる。

一方の自民党はそれと対峙しなければならないが、公明党都議団は小池知事寄りを鮮明にし、

自民党との連携を拒否した。

これが国政レベルに影響すればことは極めて深刻である。

公明党内には一昨年の安保法案や昨年のカジノ法案強行可決を巡り安倍政権への反発も少なからずある。

昨年の参議院選挙で自民党が重点区とした一人区で予想外に負けたのは、野党共闘の成果もあるが、

公明党の地方組織が思うように動かなかったというか、陰で野党統一候補に協力したという話もある。

都議選をどう戦うかは安倍総理にとって重大な問題である。

安倍総理が次に言及したのは1993年の酉年である。

安倍総理はその年の衆議院選挙に初当選したが、

それは政治改革を巡って自民党が分裂し、

小沢一郎氏らが宮沢内閣不信任案に賛成したため解散となった選挙である。

自民党は結党以来初めて野党になるが、それは選挙の結果ではない。

小沢氏らが離党した分だけ自民党が議席を減らした結果である。

選挙では自民党が第一党となり、他の政党と連立すれば政権を維持することはできた。

ところが小沢氏の政治力が自民党を上回る。

あっという間に8党派を糾合して日本新党の細川護熙氏を総理に担ぎ、自民党から政権を奪った。

この選挙で初当選したのは安倍総理だけではない。

小池都知事も日本新党から出馬して国政に進出した。

現在、与党は衆議院で3分の2を上回り参議院との「ねじれ」もない。

自公が了承すれば法案は何でも成立する。

しかしそれは自公協力を前提とした話で、それが崩れればあっという間に自民党は政権から転落する。

また小沢氏や共産党の志位委員長らが進める野党協力がうまくいけば、

与党は現有議席を50議席以上減らすと言われている。

現状の自民党はいわば水ぶくれの状態で選挙をやれば議席を減らすことは確実だ。

93年の酉年を考えると選挙には慎重にならざるを得ないという話になる。

しかし麻生総理が解散のタイミングを失い、追い込まれ解散となって自民党が政権を失った例もある。

先に延ばせば伸ばすほど不利な状況が生まれてくる可能性もある。

政治は一寸先が闇なのである。本来は昨年末か年明けに解散する予定でいた安倍政権である。

野党共闘が整わないうち、また新たな選挙制度にならないうちに解散するはずだったが、

米大統領選挙や日ロ外交が思い通りにならなかった。

そこで安倍総理がすがるように考えているのが1969年の酉年だと思う。

11月末に佐藤総理は訪米して沖縄返還に合意し、

戦争で失った領土を獲得した勢いで12月に解散に打って出た。

合意から10日ほどでの解散である。

結果は自民党の大勝で追加公認を入れると300議席の大台を確保した。

先月の北方領土交渉は敗北と批判されたが、

何とかプーチン大統領に取り入って2島引き渡しを認めてもらい、

それを成果に解散に打って出る構想を安倍総理は描いているのではないか。

安倍総理の年頭会見はそんなことを思わせたが、しかしそれは願望の域を出るものではない。

今年の政治課題の中でフーテンが最も注目しているのは「天皇の退位問題」である。

安倍政権は一代限りの特別法で対応するために「有識者会議」なるものを作り、

国民を誘導しようとしているが、

しかしこれこそ「国のかたち」の根本にかかわる問題で国民の総意に基づくものでなければならない。

永い天皇の歴史の中で明治から敗戦までの間が異質だったとフーテンは考えている。

詳しくはまた書くことにするが、

国民と共にある「シラス」の政治と国民を支配しようとする「ウシハク」の政治について

日本人は民主主義と併せて考える時に来たと思っている。

その議論をないがしろにすると安倍政権は思わぬ失敗を犯す気がする。


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/605.html

[政治・選挙・NHK218] 空中給油訓練 6日再開の方針を容認 
空中給油訓練 6日再開の方針を容認
http://79516147.at.webry.info/201701/article_38.html
2017/01/05 10:25 半歩前へU


▼空中給油訓練 6日再開の方針を容認
 共同通信によると、在日米軍は、オスプレイの空中給油訓練を6日に再開する方針を固め、日本政府側に伝えた。日本政府は、事故の再発防止策に関し詳しい情報提供を受けた上で容認する見通し。

 沖縄ではオスプレイの安全性に対する懸念が高まっており、飛行再開に続いて事故から1カ月も経過しないタイミングでの訓練再開に一層反発が強まりそうだ。

*********************
 
 日ごろ大口をたたく割に安倍政府はだらしがない。“空飛ぶ棺桶”の空中給油を容認する見通しだという。何があっても米軍につき従っている。属国意識が抜け切れないらしい。

 もうひとつ、この記事の書き方はおかしい。本土のマスコミは判で押したように「沖縄では」と書く。去年暮れに起きたオスプレイの墜落は、沖縄だけの問題ではない。日本全体の問題だ。

 ことしは、木更津をはじめ本土のあちこちで、オスプレイの訓練飛行が始まるというではないか。なぜ、沖縄「地域」の問題に閉じ込めようとするのか? 「沖縄でも」だ。


 オスプレイの記事は防衛省担当記者が書いている。日ごろから防衛省からレクを受けているので、頭の中まで防衛省に取り込まれ、いつの間にか、発想がおかしくなる。

 防衛省は米軍の下請けだ。その結果、米軍寄りの記事が氾濫する。そうした記事を読んで日本人が洗脳される、という仕組みだ。

 記者が「当事者」になってはダメだ。


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/606.html

[政治・選挙・NHK218] 最終章に入った安倍晋三の野心! 
最終章に入った安倍晋三の野心!
http://79516147.at.webry.info/201701/article_40.html
2017/01/05 12:44 半歩前へU


▼最終章に入った安倍晋三の野心!
 安倍晋三は5日、自民党本部で開いた新年仕事始めであいさつし、「憲法施行から70年の節目の年だ。新しい時代にふさわしい憲法はどんな憲法か議論を深め、形作っていく年にしたい」と強調した。

****************

 いよいよ、本性を現した。特定秘密保護から武器輸出の解禁、集団自衛権の行使、戦争法と築き上げ、最終章が改憲だ。

 「議論を深め」? 安倍晋三が「議論を深めた」ことがただの一度もあるか?国会議事堂のどこを探してもそんなものは見つからない。

 当然だ。「丁寧に説明」したことも、「議論を深めた」こともないからだ。

 そのうえ、おそれを知らない安倍晋三は、生前退位を望まれる天皇陛下まで「棚上げ」しようと目論む。憲法擁護にご熱心な陛下が目障りなのだ。とんでもない輩である。


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/607.html

[戦争b19] シリア戦争は始まりに過ぎない(マスコミに載らない海外記事)
シリア戦争は始まりに過ぎない
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2017/01/post-fcdb.html
2017年1月 5日 マスコミに載らない海外記事


2017年1月2日
Tony Cartalucci

北シリアの都市アレッポ解放で、ダマスカスのシリア政権は、約六年も続いた極めて破壊的な紛争を終わらせる途上にあるように見える。

しかし、シリア紛争が今にも解決しようとしていると決めてかかるのは、シリア紛争が地域、更には、世界的狙いと切り離された地政学的真空の中で戦われていると見なすも同然だ。

実際、欧米がシリアに仕掛ける代理戦争は、開始前から長年検討されており、計画・準備段階では、対イラン戦争や、ロシアの再登場と中国勃興を阻止するための、より大規模なグローバル紛争の前提条件に過ぎなかった。

勃興する超大国の抹殺を狙うアメリカ覇権

冷戦終了時、アメリカは世界唯一の超大国としての立場を確立し維持することを狙っていた。

ウェズリー・クラーク陸軍大将は、2007年“主導すべき時”と題するフローラTVのトーク番組で、1991年という早い時点での、当時アメリカ国防副長官ポール・ウォルフォウィッツとの会話に触れ、冷戦後の狙いをこう述べて明らかにした(強調は筆者による)

国防副長官に、デザート・ストームにおける軍隊の実績にはかなりご満足でしょうと言った。すると彼は言った。「そう」。しかし彼は本当には満足していないと言った。サダム・フセインを倒しておくべきだったのだが、そうしなかったからだと。しかも、我々が引き起こした91年3月のシーア派蜂起直後なのに、わが軍を傍観させたままにして、干渉しなかった。そして彼は言った。一つ学んだことがある。中東地域で、我々は軍隊を使用することが可能で、ソ連は我々を止めないことを学んだ。彼は言った。次の巨大超大国が我々に挑戦する前に、ソ連傀儡政権の全ての国々、シリア、イラン、イラクを一掃するのに、我々には五年から十年、猶予がある。

クラーク大将発言で暴露されていることは明白だ。デザート・ストーム、バルカン半島での紛争、アメリカによるアフガニスタン侵略と占領や、アメリカによるイラク侵略と占領、更に、2001年9月11日、ニューヨークと、ワシントンDCでの攻撃後のアメリカ軍“対テロ戦争”戦力展開の全体的な拡張から、冷戦後に始まった特異な計画は明らかだということだ。

アメリカの“政権転覆”騒ぎは、上記の戦争だけでなく、東ヨーロッパ中の一連のいわゆる“カラー革命”も含んでいる。これには、1998年から2004年までの、セルビアにおけるオトポール!の活動、2003年のジョージア“バラ革命”や、2004年-2005年のウクライナ“オレンジ革命”も含まれる。

アメリカが支援したこうした政権転覆作戦に関わったのは、アメリカ国内の国務省とアメリカ民間企業(商業マスコミや、フェイスブックやグーグルなどの巨大IT企業)や、2011年のアメリカが画策した“アラブの春”に先駆けた、2008年に始まったアラブ世界の反政府派指導者訓練で育てられた、各国の“活動家”たちだ。

アメリカ国務省自身、2008年のプレス・リリースで、“青年運動同盟サミット”を組織したことを認めてこう書いている。

既に、世界中の青年運動オンライン、携帯、デジタル・メディアを活用して、最良のやり方を、お互いに話し合っているという点で、この青年運動同盟の始まりは、組織的なものだ。国務省は、フェイスブック、ハウキャスト、グーグル、MTVやコロンビア・ロー・スクールなどの組織と結びつけ、この動きの立ち上げを支援するまとめ役として機能した。

プレス・リリースに述べられている内容は、エジプトやリビアから、シリアやイエメンに至るまでの必然的に暴力的な政権転覆作戦の隠れ蓑役を果たすのに使われた戦術そのものだ。アメリカ国務省の“青年運動同盟サミット”参加者を見れば、エジプトの4月6日青年運動を含み、中東に帰国するやいなや抗議行動の先頭に立った多くの集団がいる。

最終的に、“アメリカの各種集団がアラブ蜂起の養成を支援”と題する記事で、ニューヨーク・タイムズはこう認めている。

ここ数週間のインタビューやウィキリークスが入手したアメリカ外交電報によれば、地域で広がる反乱や改革には、国際共和研究所、全米民主国際研究所やフリーダム・ハウスなどの、ワシントンを本拠とする非営利人権団体などからの訓練と資金援助を受けた、エジプトの4月6日青年運動、バーレーン人権センターや、イエメンの青年指導者エンツァール・カディなどの草の根活動家を含む多数のグループや個人が直接関与している。

直接的な軍事介入とアメリカが画策する“カラー革命”双方の狙いは、クラーク大将が、冷戦終焉以来、アメリカ政策立案者たちが追い求めていると主張するもの、究極的にアメリカ世界覇権のライバルとなり得る独自に動いている国々の根絶を実現することだ。

途上の通過点に過ぎないシリア

イラク破壊、2006年 イスラエルの南レバノンのヒズボラに対する戦争、テヘラン政権を孤立化し、打倒する絶えざる取り組みは、全てこの並外れた計画の一環だ。長年にわたり、あらゆるアメリカ政策論文の中で、究極的なイラン打倒の重要な鍵はレバノンのヒズボラ破壊と、イラン同盟国としてのシリア絶滅であることが認められている。

2007年、ピューリッツァー賞受賞ジャーナリスト セイモア・ハーシュは記事“リディレクション(方向転換): 政権の新政策は対テロ戦争における我々の敵に恩恵を与えるのか?”でこう書いていた。(強調は筆者による):

シーア派が多数のイランを弱体化させるため、ブッシュ政権は、事実上、中東における優先事項再編を決定した。レバノンでは、政権は、イランが支援するシーア派組織ヒズボラを弱体化することを狙った秘密作戦で、スンナ派のサウジアラビア政府に協力した。アメリカは、イランと同盟国シリアを狙う秘密作戦にも参加した。こうした活動の副産物が、イスラム主義の戦闘的構想を奉じ、アメリカに対して敵対的で、アルカイダに共鳴するスンナ派過激派集団の強化だ。

2009年、アメリカの大企業-金融業界が資金提供する地政学的政策シンクタンク、ブルッキングス研究所が“ペルシャへの道はいずれか?: 対イラン・アメリカ新戦略のための選択肢” (PDF)と題する170ページの報告書を発表したが、そこで、アメリカ政府のために、イスラエルにイランを攻撃させることを含む、いくつかの選択肢を提案している。報告書にはこうある(強調は筆者による):

…イスラエルは、様々なことで、アメリカの支援を要請する可能性がある。イスラエルは、アメリカ合州国以上に、イランの報復と国際的非難を受けるリスクを負う覚悟がある可能性があるが、不死身というわげではなく、攻撃をする用意が調う前に、アメリカ合州国によるある種の確約を要求する可能性がある。たとえば、ヒズボラによる、また可能性として、ハマースの反撃をも緩和するのに役立つ、シリアとの和平協定が実現するまで(エルサレムが、それが実現可能だと考えているとして)イスラエルが先送りをしたがる可能性がある。その結果、彼らはアメリカ政府に、エルサレムと、ダマスカスの仲介を強く推進するよう希望する可能性がある。

いかなる“和平協定”も結ばれず、そのかわりに、国の大規模破壊が画策されていることは明らかだ。ブルッキングス報告書に書かれている、紛争を引き起こすことと、イラン政権転覆に関する提案の多くは代わりに、シリアに対して使われたのだ。

2011年、アメリカが率いたアルカイダとつながる戦士を活用したリビア破壊で、東リビアの都市ベンガジを、トルコ・シリア国境への兵站上の足場へと変え、シリアの都市部で、既に衝突が継続する最中、シリア代理侵略が始まった。

2012年、戦士たちがトルコ-シリア国境から殺到し、都市アレッポを侵略した。それに続く破壊的戦争が国を荒廃させ、シリアの同盟者、ヒズボラとイラン、更にはロシアまで引き込み、東方のイラン、更には、南ロシアにまで紛争を拡大する前に、連合を十分弱体化させている可能性がある。

イランとの戦争に備えて、だれが閣僚に入ったかを見よう

次期大統領ドナルド・トランプは、デイヴィッド・フリードマンのような親イスラエル派強硬派のみならず、ブライトバート・ニュースのスティーブン・バノンや、退役アメリカ海兵隊員ジェームズ・マティス大将を含む長年、イランとの戦争を主張してきた連中で、周囲を固めた。

似たような顔ぶれの政策立案者連中が、彼女が選挙に勝っていれば、2016年アメリカ大統領候補で、元アメリカ国務長官ヒラリー・クリントンで、入閣していたであろうことは確実だ、彼女はアメリカ国務長官時代、まさにこの紛争の前提条件たるリビアとシリアの破壊に夢中だった。

要するに、アメリカ政府は、シリアにおける代理戦争が、まさに全過程を済ませたように見える中、イランとのより広範な紛争のための姿勢を確立しつつあり、2016年アメリカ大統領選挙に誰が勝とうと、この来る戦争のため姿勢をとり始めていたに違いないのだ。

おそらく、アメリカの政策立案者たちは、シリアを、もっと早く、経費も少なく、陥落できると踏んでいただろう。ロシアがシリアに大規模軍事駐留し、シリア軍が、極めて効果的な、経験を積んだ戦闘部隊へと進化し、イランとヒズボラ部隊が地域紛争で戦って経験を積んでいるので、紛争を、イラン国内に進めるのは容易な課題ではなない。

おそらく、このせいで、次期大統領トランプは、ロシアと“同盟”の可能性があるかのごとく演出され、ロシアによるアメリカ選挙“ハッキング”という非難は“偽ニュース”と戦うという装いのもと、代替メディアを萎縮させるために利用されているのだ。代替メディアを黙らせなければ、ブルッキングスの“ペルシャへの道はいずれか?”報告書が勧めているように - シリア紛争をイラン領にまで拡大し、そこにアメリカが関与するのを正当化するため、アメリカ政策立案者が、またもや大規模挑発を画策するのは困難なはずだ。

シリア紛争の間 - レバノンとシリア全体で、イスラエルは、ヒズボラ・インフラストラクチャーを組織的に攻撃してきたことにも留意すべきだ。イスラエルの政策立案者 連中と、アメリカが支援するイスラエルによる対イラン攻撃の後で、報復するだろう連中との間に緩衝地帯を維持する狙いである可能性が高い - ブルッキングスが、2009年に提案した通り。

選挙がアメリカ覇権を潰すことはなく、それを潰せるのは多極的な勢力均衡のみ

アメリカの既得権益集団は、冷戦終焉以来、彼らが世界覇権と考えるものに対するあらゆる脅威と対決し、抹殺することに夢中になってきた。ウェズリー・クラーク退役アメリカ陸軍大将が長年警告している通り、アメリカは、1990年年代以来、誰がホワイト・ハウスの主であろうと、どのような言辞が使われようと無関係に、世界覇権を徐々に実現し維持するために必要な無数の戦争や“カラー革命”を売り込む特異な計画を推進しているのだ。

ロシアと中国が、世界的な勢力の均衡をもたらし、アメリカによる侵略をはばみ、世界の舞台で、アメリカ覇権を、より釣り合った、多極的役割で押し返す中、アメリカは、モスクワと北京の両方への直接対決や、益々暴力化する代理戦争作戦や、世界中での政権転覆作戦で対処するようなりつつある。

大統領選挙が、この特異な長年の計画を頓挫させることができるという幻想は危険だ。現実には、アメリカ既得権益集団と世界覇権実現に対する唯一の障害は、競合する中核権力なのだ。そうしたものには、ロシアや中国のような国民国家や、代替メディアのような草の根運動や、このような運動が実現する権力と影響力の上に構築される代替の現行のものを阻止する経済モデルや政治運動がある。そのような代替物が、政治状勢を支配しているアメリカや大企業-金融業者独占体が現在享受している不当な権力や影響力を弱体化させることができるだろう。

Tony Cartalucciは、バンコクに本拠を置く地政学専門家、著者で、特にオンライン誌“New Eastern Outlook”に寄稿している。

記事原文のurl:http://journal-neo.org/2017/01/02/syrias-war-was-only-ever-the-beginning/

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