ウハウハ! 廃止した議員の優遇年金が今も生きていた!
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2016/11/26 14:50 半歩前へU
▼廃止した議員の優遇年金が今も生きていた!
ねえー、これだから議員は辞められない。現職のうちは「センセイ、センセイ」と言われて散々いい目をして、高給をもらい、退職してからは破格の年金が届く。「孫に小遣いをやってもまだカネが使い切れない」などとうらやましい話をしているダンナ(元議員)がいた。
「国会議員互助年金法」に基づく国会議員の年金は、2006年に廃止が決定。ところが、すでに掛け金を払い込んだ者に対しては、引き続き年金給付が行われるという経過措置がとられている。年金給付が完全になくなるまで50年くらいかかると言われている。
国会議員は在職10年以上で受給資格を得る。掛け金は年間126万6000円。在職10年の場合、毎年412万円を受給。在職期間が1年増えるごとに毎年8万2400円が加算され、在職50年だと毎年742万円受け取る仕掛けだ。
私たちの国民年金と比べ破格の厚待遇だ。議員は10年払って受け取る年金は毎年412万円。これに対し、国民年金の場合、40年間掛け金を払い続けて受け取る額は78万100円だ。
だから10年納付の議員は、3年程度で元が取れる。その後は丸儲けである。仮に、85歳まで長生きすれば、受け取る議員年金は412万円×20年=8240万円。これに対して国民年金は80万円×20年=1600万円だ。
議員が支払った掛け金で計算すると、8240万円÷1266万円=6.5となり、掛け金の6.5倍も年金を受け取ることになる。
これは議員歴10年選手だ。20年、30年となると、加算金もプラスして、受け取る年金は掛け金の10倍近くになるのではないか。
忘れてならないのは彼ら元議員に支払う年金は私たちの税金だということである。財政難を理由に、医療費の引き上げや介護保険負担増、福祉の切り捨てが続く中で議員だけを優遇する必要があるのだろうか?
同様の優遇策は国会議員にとどまらず、都道府県、市町村議員まで適用されている。中には都議や県議、市議などの経験者は両方の年金を手にし、ウハウハの毎日を送っているそうだ。