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2017-07-10
今日の閉会中審査は30分遅れで始まったが、素人ならではか
もしれないが、野党の質問は歯切れが悪くて、生ぬるかった。
歯がゆい。
その中で、山本大臣の答弁の酷さは際立っていた。
紙に書いてあるものを早口で棒読みまくし立て、まったく何を言
っているのかさっぱりわからない。
しかも常に偉そうにしていた。態度悪すぎ!
前川氏の答弁は、丁寧に理路整然としていて腑に落ちる答弁
ばかりだったが、なぜ前川氏の発言が見ている方にとても良く
伝わるのだろうか考えてみた。
前川氏は、聞かれたことをほとんど前を向いて自分の言葉で
語っていたが、他の参考人たちはほとんど文章を読み上げる
だけで少しもこちらの心に入ってこない。
私の思いのたけをすべて洗いざらい語ると言っていた、国家戦
略特区ワーキンググループの原という参考人も、文章を持って
来て、文章に書いてある「私の思いのたけを洗いざらい語る」と
言葉を読み上げるだけ。
これで、その思いのたけが伝わるとは思えないが。。。
しかも政府側の参考人らしく、自分たちの議論はすべて正しか
ったと言っていた。
やはり人に自分の熱い思いを分かって貰おうと思えば、前川
氏のように自分の言葉で語らないと、伝わるものも伝わらない
と私は思うが。。。。
自民党の議員の質問は、天下り問題で引責辞任をした前川前
次官と言うような印象操作に持って行きたいようで、見ている
人に前川氏の答弁は信用ならないと思わせたいのだろうが、
加計問題と天下りはまったく関係ないから。。。。
そういうところに持ってく所は自民党議員らしいと言えばらしい。
ネチネチ・ネチネチ、個人攻撃みたいなことがお得意のようだ。
証人喚問の際の、籠池氏への個人攻撃を思い出した。
今日のひるおびは、さっそく閉会中審査についての議論になっ
ていて伊藤敦夫と元文科省の寺脇に挟まれて田崎スシローが
出ていたが、嫌になるほど政府への徹底擁護。
伊藤敦夫が言った一言一言、田崎はああでもない、こうでもな
いと反論をしていた。
が、田崎の反論は、両脇の伊藤敦夫と寺脇にことごとく否定さ
れていて、残念だったね(笑)
田崎と、伊藤&寺脇では残念ながら自頭が全然違う。
次は参議院の閉会中審査を見てみよう。
蓮舫の質問で、菅官房長官は前川氏の事を地位に恋々としが
みついていると言っておられますが、どうなんですか?
菅官房長官は、前川氏が3月まで続けさせてほしいと言って
おられますが。
菅
>杉田副長官からそういう報告を受けている。
>だから地位に恋々としがみついていると思った。
前川
>まったくそのような事はありません
菅官房長官の誹謗中傷とも取れる答弁にものすごく腹が立っ
たのだろう、定年延長とか、3月までいさせて欲しいと菅が語
ったくだりを、前川氏は、今までと違って早口になり、何の文
書も持たず、ものすごく丁寧に詳細に強く反論をしている。
菅の姿勢とは大違いで、すべて正直に話していると感じる前
川氏の真摯な姿勢は誰もが応援したくなるだろう。
自民党の質問者は青山繁晴で、後ろ姿・横顔しか見えなかっ
た。
なんであんな変則的な姿勢を取るのだろう、そればかり気にな
った。
愛媛県前県知事は既得権益側の発想で語っていたが、見る
方向が違うとまったく違う答弁になる見本みたいなものだった。
獣医師界を抵抗勢力だと語っていたが、総合的に見て、前川
氏の圧勝だと私は思った。
冷静な理路整然とした語り口で、多くの人の胸にすとんと落ち
る、これはまねできない。
そして衆議院でも参議院でもわかったことは、この問題のキー
マンは和泉補佐官だと言う事で、この人抜きでは真相が分か
らないと言う事だった。