1. 中川隆[-14880] koaQ7Jey 2020年1月05日 12:01:26 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-1876]
20投稿者:千原温泉 投稿日:2006年04月04日(火) 07時37分28秒
千原温泉 島根県邑智郡美郷町千原1070
千原温泉 千原湯谷湯治場(再訪)
ここは全国四回目の100点とする。
足元湧出、この鄙び具合と良い泉質、まったく素晴らしい。
まったく、良くこのように原始的な状態で、温泉宿が残っていた物だ。そして山陰の温泉を深みを増している重炭酸土類泉や土類食塩泉、含炭酸重炭酸土類泉などの湯脈の総大成とも言える最良の泉質である。
さらに足元湧出の源泉浴槽、ブクブクと湧き出す炭酸泡や苦い薬味の効いた食塩泉、炭酸の清涼感などもあり非の打ち様がない。
渓流に沿って山奥の細い道をたどって行くと沢に寄り添うように古い造りの宿がこじんまりと存在している。川に沿って連立した棟があり旅館の奥にもっとも風格のある浴室棟がある。
3回目の訪問で以前は湯治客専用で、突然行ったら断られたことがあり、以後の2回は丁重に事前連絡をしてから訪問するようにしている。
浴室棟の隣は温泉神社が奉ってある。浴室棟と神社の間には源泉湧出穴があり黄褐色の湯が自噴している。更に先の川沿いにも源泉湧出穴があり持ちかえり専用源泉としている。この度新築で整備してあった。
さて本題の湯であるが浴室に入りその外観を見ただけで圧巻である。コンクリートの四角い浴槽一杯に濃い茶色の湯が入り、炭酸の気泡が全体より立ち昇っていて沸騰状態である。
温度は31.8度の含炭酸重曹食塩泉である。やや暖かいこの温度が絶妙であった。私にとってはまったくヌルイとは思わず、良い湯を長く満喫できるだけ天の恵みとして感動するのである。総計11529mgの高張性の濃い食塩泉が骨格となっている。
しかし1262mgの炭酸と4.2mgの鉄で存在感のある湯となっている。味覚が個性的である。
21投稿者:千原温泉 投稿日:2006年04月04日(火) 07時38分53秒
足元より湧出する新鮮さがあるので炭酸が強い酸味となり、カリウム、カルしウム、マグネシウムなどの金属類によって渋い薬味になりメインの塩味に加わると不思議な味となっていた。
匂いは少ないが少炭酸金気臭が僅かに感知できる程度である。ヌル湯で長時間入浴の湯治場である。
また薪で沸かす一人用の五右衛門風呂が併設されておりやや熱めに沸かされている。傍らのバケツで源泉を足しながら寒い時は暖まるために入浴する。しかし源泉浴槽があまりにすばらしくこちらは補助的な使い方となっている。これが当然、正解である。
源泉に浸かって周囲を眺めていると古さから醸し出される落ち着いた雰囲気に包まれ満足する。風格があるとはこのような空間であろう。綺麗に使われており、脱衣場の木製の個人棚や木の扉が風情がある。現在宿はやっていないとのことであるが部屋も瀟洒で良い。泊まりで来たかったものだ。
浴槽の周囲は少量ではあるが析出物で綺麗にコーティングされており、都城の湯穴温泉に類似している。
温泉、宿の風情、使い方どれも理想的な存在で、私などが評価するのも心苦しいが満点の評価としたい。今回の旅行はここを目的で訪れたようなものでそれを深く達成できて満足至極である。
http://allabout.co.jp/travel/hotspring/closeup/CU20030701A/index2.htm
22投稿者:千原温泉 投稿日:2006年04月04日(火) 07時48分40秒
火山の噴火口にいるようなボコッとわき上がる湯と二酸化炭素がまっすぐに楽しい とにかく楽しい。夏場は息苦しくなるから扇風機を回して、なんて張り紙があるくらい、ボコバコと湯と二酸化炭素がわき上がる中に体を沈めるのだ。
ただーーし、ほとんどの人には向かない。何故か。鄙びを通り越して、朽ちる寸前の古さだからだ。プライバシーも全くない。衆人環視で、脱ぐのが平気でないといけない(まあ、どうせじいさんとばあさんしかいないが)。
元々、経営者(おばあさん)が療養者を大切にするということで、宣伝媒体にはのらなかった湯治場だ。 というより、おばあさんが門番で立っていて、病気を持たない一見客を追い返していた。しかし、強者のばあさんから娘に代替わりして、ずいぶんとソフトになった(建物は一緒だが)。
農家の座敷のような部屋から続く風呂が凄い。源泉湧き出し口に男女別に作られた一坪ほどの木造の風呂は、天井が高く、太い古い梁をむき出しにしている。
圧巻は、ただ土を四角く掘って、そこを木枠で囲っただけの超原始浴槽。緑がかった黄褐色の湯。 なんと、底板のあちこちから、湯とともに「ボコッボコッ、バン!!!!」と火山ガス(二酸化炭素が主成分)が吹き上がってくる。「夏場は息苦しくなるから扇風機を回して」なんて極楽行きな注意書きまである(笑)。
湯温は30℃あまり。冬場は辛いはずだ。30分以上浸かっていると、背中に清涼感を感じつつ、血行がよくなり、
風呂からあがって1時間後には体中が遠赤外線発生装置になったようである。とにかく、湯治場むんむんの雰囲気である。
まず、殆どの客には絶対に向いていないし、現代的プライバシーなどほとんど無いが、ここを知ってしまった温泉強者は一生抜け出られないだろう。
http://homepage3.nifty.com/umayu/page085.html
23投稿者:千原温泉 投稿日:2006年04月04日(火) 07時50分38秒
「島根の山奥にすごいお湯がある」と聞いて、ずっと行きたいと思っていたのが、千原(ちはら)温泉です。ここは湯治メインの宿で、フラフラと遊び半分(?)で入浴に行くと、女将さんに嫌がられるとか、「インターネットで聞いて来た」なんて言おうものなら、入浴を断られるとか、色々な前評判を聞いて、ちょっと恐れていました。
でも、代替わりしたのか、わたし達を迎えてくれたのは、若い女将さんで、とても愛想よく、浴室に案内してくれました。ホッ。。。。
半地下のような場所にある浴室は、男女別に別れていますが、その間は、カーテンで仕切られているだけで、行き来ができるようにな
っています。というのも、ぬるい源泉に入った後に浸かる五右衛門風呂(写真一番下)があるのは、男性側だけなのです。
わたし達がいったときには、雪の降る寒い日で、「誰も来ないから、男性用の方に入っていいです。もし誰か来たら、教えてあげるから」と言われました。
さぁ入浴しよう、と湯船を見て、びっくり!赤茶色のお湯は、透明度10cm以下の濃さで、更に、湯船のあちらこちらから、ブクブクとお湯が湧いて、泡立っているんです。湯船に入ってみると、底に敷いてあるスノコのような木の下は、泥地??「たまたまお湯が湧いていた沼地を仕切って湯船にした」って感じです。34.5度という超ぬる湯。ゆっくり1時間ほど浸かってから、五右衛門風呂で体を温めました。
奇跡的なお湯と、それが素朴な湯治場として残っていることに感動した島根の旅の始まりでした。
http://www.yukemuri.jp/shimane/chihara.html
24投稿者:千原温泉 投稿日:2006年04月04日(火) 08時00分02秒
千原温泉HP
http://www.chihara-onsen.jp/
25投稿者:微温湯温泉 投稿日:2006年04月04日(火) 08時57分01秒
微温湯温泉 旅館二階堂 福島市桜本字温湯
「旅館二階堂」の一軒宿の微温湯温泉は、享保年間に開湯以来、300年以上の歴史を持つ。男女別に分かれた浴場は、ほぼ同じ造り、木の浴槽とポリの浴槽が並んで備えられている。手前の大きな木の浴槽には、加熱していない源泉そのままの温泉が、ポリの浴槽には加熱してちょうどいい温度の湯が流れ込んでいる。
泉質はPH2.9という、酸性-含鉄(T、U)-アルミニウム硫酸塩泉で、源泉の温度は体温より少し低いくらいの、三十二度から三十四度。口に含むと、酸性特有のレモン味と錆の味が混ざった変な味。「ぬるゆ」という名前の通り、普通では入らない温度の温泉だ。しかし、ここは眼病にすぐれた効能があることがよく知られ、県内外から大勢の人々が訪れる。木の浴槽で目を洗い、加熱された湯で温まり、そして再び源泉にという入浴方法だ。結膜炎なら一週間、白内障ならおよそ一ヶ月で快方に向かうと言われており、仮性近視の子供たちが一、二週間過ごして行くこともあるそうだ。
そんな話が次第に広まり、全国から訪れた湯治客は、ゆっくりと源泉のほうに浸かり、湯口から流れ出すお湯で、何度も何度も目を洗っている温度が低いため長湯が出来、源泉だけに入浴している湯治客は、一、二時間は平気で浸かっている。のぼせる事がないので、ゆっくると浸かっていると、次第に体の奥のほうから、じんわりと温まってくる。江戸時代から親しまれてきた山の湯は、ゆっくりとのんびりと、温泉の効能を体に染み込ませる、そんな入浴法がこの宿では確立されてきたのだ。
こんな、山間の一軒宿は例年、冬季は閉鎖、五月一日から十一月中旬までの営業となっているそうだ。
http://www001.upp.so-net.ne.jp/onsen/onsen/02004001.htm
26投稿者:微温湯温泉 投稿日:2006年04月04日(火) 09時11分03秒
旅館二階堂 本当の秘湯を味わえる宿
人里から、さらに車で30分ぐらい山を登ると、ようやく微温湯(ぬるゆ)温泉のシンボルである茅葺きの屋根が見えてくる。
300年の歴史がある微温湯(ぬるゆ)温泉は昔から眼病に効果があるとされ、現在でも全国から湯治客が集まってくる。
この宿の先代、二階堂哲三氏は吾妻山の自然保護や山の安全、登山者の指導にもあたり、山のガイドも書かれ、お世話になったハイカーも多いことと思う。
微温湯温泉は吾妻小富士の中腹、標高900mの温泉だ。浄土平から行く吾妻小富士の頂上の賑わいに比べ、何とも静かなところである。
最近、秘湯の宿といっても鉄筋コンクリートなどの旅館が増えたが、ここは違う。古いのは明治時代に建てた茅葺き3階建ての湯治棟だけではない。木造の2階建て宿泊棟も年期の入った、いい味わいの建物だ。
部屋には6月の末だというのにコタツがだされている。このくらいの標高があれば、梅雨寒の時にはけっこう冷え込むはずである。
お風呂へは渡り廊下を渡っていく。廊下の途中にある湯治客用の自炊場では夕食の準備もはじまっている。
こぢんまりとした浴場には湯船が2つあるだけだ。奥にある白っぽいお風呂は加熱された上がり湯。
手前の板張りの湯船には眼病に効く「目の湯」が注ぎ込まれている。溢れでたお湯のせいか湯船も床もいい色あいになっている。
透明なお湯は30度ぐらいの「ぬる湯」だ。もちろんこれが温泉の名前「微温湯」になった。
最初は冷たく感じるが、この微妙な温度で、しだいに気持ち良くなってくる。特に食後に入浴すると眠気を誘われる。
湯治客どうし賑やかにやっている湯治場も良いが、こういう静かな雰囲気の湯治場もまた良い。
湯船には、かなりの勢いでお湯が注ぎこまれている。湯治客はこのお湯で目を洗ったり、腰や肩に打たせ湯として当ている。飲泉も可能で味はかなり酸っぱい。
微温湯は人里離れた静かな場所、建物、お湯などゆっくり泊まって秘湯の雰囲気を味わいたい温泉である。
http://www.joy.hi-ho.ne.jp/ma0011/T-Fukushima08.htm
27投稿者:微温湯温泉 投稿日:2006年04月04日(火) 09時15分30秒
夏はやっぱりぬるい湯がいい。。。と、選んだ宿は、その名も「微温湯(ぬるゆ)温泉」。
ガイドブックで見た通り、宿はボロボロ...って感じですが、古い建物を生かして、中はちゃんとメンテされています。トイレは水洗、浴室も最近建て直されたようです。お部屋は、6畳くらいの大きさで、隣との仕切は、フスマ1枚、廊下との間も、障子1枚。鍵などありません。何もかも筒抜けの状態を楽しむ心の余裕は必要です。
湯小屋は、最近新しくしたようですが、木造の雰囲気のよいものです。
男女別の浴室には、6-7人は入れる大きめの木の源泉浴槽と、3-4人は入れる加熱のポリ浴槽があります。
源泉浴槽からは、ザンザン、豊富にお湯が流れています。期待した通り、30度ちょっとのお湯は、冷たいくらいで、のぼせない温泉は、この時期、天国のよう!夕食前や深夜はもちろん、朝も1時間近く入浴して帰ってきました。
お湯は、無色透明ですが、口に含むと、レモンのように酸っぱい上に、鉄臭く、グエッとなりました。
お風呂で一緒になったおばさんによると、眼や肌の病気で湯治に来る人も多いそうです。
食事は...家庭的で、まあよいのですが、特に、「おいしい!」って絶賛するものでもなかったです。いのしし肉(?)の鉄板焼きや、おでん、お魚を味噌味でホイル焼きしたものなどが出ました。
2人で宿泊して、一人10,500円(税込)でした。
また、あのお湯に入りに行きたいなぁ。。。。
でも、あまりの気持ちよさに、夜中、湯船で寝てしまって、溺れそうになってたおじさんがいるそうなので、気をつけてください。
http://www.yukemuri.jp/fukushima/nuruyu.html
28投稿者:ニセコ薬師温泉 投稿日:2006年04月04日(火) 09時34分12秒
ニセコ薬師温泉旅館 北海道磯谷郡蘭越町日の出370
以前から憧れだった北海道を代表する足元自噴温泉のニセコ薬師温泉を訪れることができました。今回は万全を期して宿泊し思いきりお湯を堪能するつもりです。この旅館には足元自噴の源泉が3本もあり、2本が内湯、1本が露天と贅沢極まりない使い方をされています。
「濁り湯」の浴槽は基本的に混浴で、脱衣所は別々ですが浴室内で一緒になってしまいます。洗い場のスペースなどはあまりなく、浴室内がほとんど浴槽という造りで10人ぐらいが入れる広さの浴槽が1つあります。全部が木でできており感触はとてもよいです。お湯は何と年に何回もないというほぼ無色透明な色でびっくりです。普通は赤茶色の濁り湯らしいですが、本日は私を歓迎するかのようにちょっぴりうすーく濁った感じがする程度のほとんど透明のお湯です
お湯はぬるめながら浸かった瞬間「おっ」と声が出るくらい心地のよいものです。浴槽の底の石の間からポロローンと源泉が湧きだしてきます。お湯の注ぎ口がないのにかなりの量のお湯が浴槽から溢れてザーザー常時捨てられています。凄い湧出量です。金気臭のするやわらかなお湯はじっとしていると身体中に気泡がくっつきます。これが堪らないほど心地が良いもので、まったりして思い切りお湯を堪能することができます。時折大きな湯玉がお尻の下からポロロンと駆け上がってきる感触がたまんないです。
29投稿者:ニセコ薬師温泉 投稿日:2006年04月04日(火) 09時34分46秒
「透明湯」の浴室は男女別に真ん中で仕切られています。こちらの浴槽も素晴らしいです。木で縁取りされた7〜8人が入れる浴槽で無色透明のお湯がざんざん掛け流しになっています。勿論お湯の注ぎ口はありません。こちらはお湯に浸かった瞬間にアワアワになります。うーん、これは凄いや。浴槽の底には石が敷いてあり、その間からポロローンと大小の湯玉が駆け上がってきます。あちこちから湯玉が現れては消えていきます。そのお湯の中に身を任せてとっぷりと浸かります。
ナントモ柔らかな肌触りのお湯が身体中を包み込み例えようのない心地よさが身体中を襲ってきます。浴槽もかなり深くほとんど立って入っているような感じです。立ったままお湯の中でぼーっとしているとたちまち湯玉に囲まれます。いやあ、ホント気持ちがいいです。こんな素晴らしいお湯を一人占めしながら入れるなんてシアワセ過ぎて笑いが止まらなくなります。欲張りすぎて3度目に入ったときに足を滑らせてちょっと足を切ってしまいました。
宿は鄙びているかと勝手に想像していましたが、割と明るい感じに綺麗に改装されており一安心です。食事は地のものが中心で決して豪華ではないですが満足のいくレベルのものです。ただご飯はあんまり美味しくないです。暖房費込みで7700円の宿泊料金でこの素晴らしいお湯をたっぷりと楽しめるのですから安いといってもいいくらいだと思います。ここのお風呂は最高の部類に入るものだと言っていいと思います。
宿から少し離れたところにある露天風呂はかなりぬるい上、管理もほとんどされず野湯状態だったので足を怪我していたこともあり見学のみでした。一度きちんと掃除してから入ってみたいものです。(2004/11/13/Hot Midnight)
http://kumaken.3.pro.tok2.com/onsen/hokkaido/niseko_yakusi.html
30投稿者:ニセコ薬師温泉 投稿日:2006年04月04日(火) 09時57分34秒
ここは「薄毛に効く」という評判の珍しい温泉。
興味があったので、2種類ある浴室のどちらの湯が効くのかまず女将さんに尋ねてみた。「両方とも効くよ。お湯に潜るといい。髪の生え際がシュワ〜っとするのが分かるっていう人もいる」とのこと。温泉で潜るのを勧められたのは初めてだ。
まず、手前左側にあるコンヨクの濁り湯へ。脱衣所は別になっている。中は灯りをつけても薄暗い。コンクリートの床はほとんどない。浴室に比べて浴槽が大きいのだ。掛け湯をして浴槽に入ろうにも、茶褐色の濁り湯のため足元が見えない。たまに底からぶくぶくっと泡が上ってくる。浴槽内部に木製の板で踏み段ができているけど、この板が心もとない。体重でぎ〜っとかしぐ。底はデコボコでちょっとしたプールぐらいの深さがある。ほかに入浴客がいなかったこともあり、妙にくつろげた。浴室と脱衣所の間のドアは浴室側からカギがかけられるようになっていた(男性用のみチェック)。ここの湯はたまに色が透明になったり青くなったりと変わるそうだ。
コンヨクの濁り湯
ついで奥にある透明湯へ。もともとはここもコンヨクだったみたいで、底で男女の浴槽がつながっている。無理やり真ん中で2つに分けたせいか妙に細長い。濁り湯ほどのダイナミックさなないものの、底から泡がふつふつと上がってきて肌にまとわりつく。こちらも足元湧出なので源泉の投入量はわからないものの、浴槽奥の側溝にあふれる湯の量をみると、湧出量は半端じゃなさそう。こちらは濁り湯よりもぬるめなのに、ちょっとつかっただけでドバ〜ッと汗が出てくる。気のせいかもしれないけど、毛細血管の先まで一気に広がって血流がよくなった感じがする。この透明湯は特に気に入った。
http://www.rakuda-j.net/onsen/ktohoku/yakushi.htm
31投稿者:ニセコ薬師温泉 投稿日:2006年04月04日(火) 10時00分24秒
薬師温泉のお湯には、驚きました!
ニセコっていうと、「硫黄」のイメージが強かったのですが、ここのお湯は、全然、違います。
宿は、湯治中心なので、きれいとか立派とは、程遠いです。ちょっとくたびれた感じがします。 でも、お湯は、いいです。ぬるくって泡がつくお湯が好きな人には、絶対、お勧め!
ここには、「濁湯」と「透明湯」の2種類がありますが、どちらもとても良く、ニセコの奥深さを感じた一湯でした。
濁湯は、混浴ですが、脱衣所は、男女別だし、お湯は濁っていて体が見えないので、入浴しやすいと思います。
湯船は、10人くらいは入れる大きさで、体を洗うためのカランなどはありません。浴室は、窓が小さく、薄暗くって、ちょっと不気味な感じ。
お湯は、砂利道にできた水溜まりみたいに、茶色に濁っています。そして、濁ったお湯の底からは、何かが潜んでいるのではないか、と思うくらいブクブクと泡が出てきます。どんどんお湯が湧いてきているようで、湯船から流れ出るお湯の量は結構多かったです。
お湯は、炭酸を含んでいて、体に細かい泡がついて、ぬるっとした肌触りです。鉄の臭いがします。ぬるいお湯は、いつまでも入っていられるくらいの温度でした。
もう一つの透明湯は、ちゃんと男女別に仕切られています。
透明なお湯は、湯船の底まですっかり見通せるくらい澄んでいますが、鉄分を含んでいるようで、鉄の臭いがするし、湯船も赤っぽく染まっていました。
川底そのままって感じの岩と砂利でできた湯船からは、やはり、かなり大量のお湯が湧いているようで、大量の湯が流れ出していました。
そして、すごいのは、ここの泡の付き方!ぬるい湯に浸かっていると、体にびっしりと泡がついて、気泡はどんどん大きくなってきます。その泡を手で払うと、シュワシュワして、サイダーの中に入っているような清涼感が味わえるんです!
http://www.yukemuri.jp/hokkaido/nisekoyakushi.html
32投稿者:ニセコ薬師温泉 投稿日:2006年04月04日(火) 10時11分21秒
ニセコグランドホテルを出た私たちは、今来たばっかりの道を引き返し、途中で細い道に曲がろうとします。そして、その分岐点にはあまりにすばらしい看板がデカデカと掲げられていました。いわく、「奇跡的に病気に効く!」。まぁたぶんは二股らぢうむへの対抗で誇大広告エスカレーションといったところでしょうかね(笑)。
ここは3つの源泉があり、内湯2つ、露天1つの湯船の足元から自噴しています。露天風呂は冬は雪に埋もれてて入湯不可(でも噂によれば、夏も汚れてて入湯にはかなりの勇気と決断力がいるらしいのですが、笑)。また内湯のうちの透明な方は以前は混浴だったのですが、現在は中央に仕切りが設置されてしまい別浴になってしまっています(ただし湯船の底ではつながっているそーです、笑)。そんなわけで、私の狙いは混浴の濁り湯です。
浴室いっぱいに浴槽があります。これではもちろん、体を洗うことなどできません。ここでできることは、とにかくひたすら、湯に浸かることだけです。
先客はお1人。私も混ぜていただきます。で、よくわからないでそろーりと足をつっこんだところ、底がありません!…ってそんなハズはなく、ここはすごく深くなっていて、中央ではほぼ立ち湯状態。↑に写っている先客の方は、踏み台に腰掛けて長湯している形です。
…という状況を把握して、私もまずはこしかけます。
まずはお湯の観察。38℃くらいのヌル湯で(炭酸泉としては高温)、皮膚には微気泡がびっしり。黄色く濁ったお湯は、少金気臭プラス微土臭さ、お味は炭酸味プラス金属味。
もう、これだけでもとってもすばらしい炭酸泉なのですが、だがしかし、ここのグレイトさはそれだけではありません。
深い浴槽の下は砂利が敷き詰められていますが、その隙間から、ときどき「ゴボゴボッ」と音をたてて、大きな炭酸のアブクが出てくるのです。それも、出てくるときはそこここかしこでいっせいに出てくるのです。
33投稿者:ニセコ薬師温泉 投稿日:2006年04月04日(火) 10時11分52秒
私は迷わず、中央部に進みます。これですと、私のようなデカ女(笑)は中腰にならざるを得ず、ラクチンとは言えないわけですが、だがしかし! こうすると、炭酸のアブクが体をかけめぐるのです!
いや、もうすばらしいです!
そしてよくよく見ると、お湯のオーバフローは浴槽からはありません。これは、男女2箇所のドアから反対側の浴槽上部に排水口があるためで、お湯はそこから流れ出るわけです。
よくあるろ過循環の温泉では、「湯口から湯がざーざー注がれているのにお湯があふれない」わけで、それはもちろん底の吸込口からお湯を吸い取って、ろ過塩素殺菌して湯口から出してるだけなわけです。しかしこちらはそのまったく逆で、「どこからも湯が注がれてないように見えて実は底から自噴した温泉が湯面上部から捨てられている」わけです。あぁすばらしき逆循環湯状態!
私はもちろんこの後、こしかけたり、また中央に移動したりを繰り返しまして、都合45分間、浸かりっぱなしで堪能しました。
http://spa.blog.izumichan.com/index.php?eid=473
34投稿者:お薦め温泉情報サイト 投稿日:2006年04月05日(水) 12時40分22秒
郡司 勇 温泉マニア
http://allabout.co.jp/travel/hotspring/
郡司 勇 正しい温泉の楽しみ方
http://www.als-net.com/tatsujin/main.html
立ち寄り温泉みしゅらん
http://www.asahi-net.or.jp/~ue3t-cb/index.htm
温泉道名鑑
http://www11.ocn.ne.jp/~on1000ss/index.htm
@nifty温泉クチコミ情報
http://kuchikomi.nifty.com/onsen/index.jsp
温泉・銭湯フォーラム
http://forum.nifty.com/fonsen/index.htm
全国温泉ガイド検索
http://forum.nifty.com/fonsen/guide/index.htm
35投稿者:お薦め温泉情報サイト 投稿日:2006年04月05日(水) 13時09分39秒
混浴露天風呂データ一覧表
http://youkoso.nce.buttobi.net/deta.htm
湯治療養温泉突撃取材
http://www.a-spa.co.jp/totugeki-index.htm
源泉かけながしネット
http://www.kakenagashi.net/index.html
源泉かけ流し温泉を求めて
http://www.asahi-net.or.jp/~ds2m-kns/index.html
全国秘湯&日帰り・立寄り温泉・共同浴場発掘ページ
http://haltomo-web.hp.infoseek.co.jp/haltomo/index.htm
ゆかの温泉クリッピング
http://www.yukemuri.jp/index.html
旨し湯旨し宿倶楽部
http://homepage3.nifty.com/umayu/index.html
36投稿者:お薦め温泉情報サイト 投稿日:2006年04月05日(水) 13時12分11秒
熊谷温泉
http://kumaken.3.pro.tok2.com/onsen/
温泉の通知簿
http://ten-spa.web.infoseek.co.jp/index.htm
オクムの湯
http://www.gld.mmtr.or.jp/~okuch/kum/index.html
俺流四国温泉道
http://www5f.biglobe.ne.jp/~sparoad/
ぶらり温泉ひとり旅
http://homepage3.nifty.com/zigen/
湯けむり天使さんのクチコミ一覧
http://kuchikomi.nifty.com/onsen/kk/KuchikomiUserInfoList.do?Theme_ID=255&uid=00001455&order=date
37投稿者:お薦め温泉情報サイト 投稿日:2006年04月05日(水) 13時41分43秒
ONKEN21さんの温泉アルバム
http://www.travelog.jp/user/?userid=ONKEN21
らくだジャーナル旅と温泉
http://www.rakuda-j.net/index.htm
ドライブde温泉
http://www5f.biglobe.ne.jp/~ayasen/
よねざわいずみの温泉blog
http://spa.blog.izumichan.com/
38投稿者:お薦め温泉情報サイト 投稿日:2006年04月05日(水) 16時14分23秒
日本温泉総合研究所
http://www.onsen-r.co.jp/
日本温泉遺産を守る会
http://www.onsen-isan.com/index.html
簾田彰夫の温泉物語
http://www.jrea.co.jp/index.shtml
松田忠徳の御名湯温泉
http://www.gomeito.com/
温泉部屋〜イトウ家の浴室
http://www.d6.dion.ne.jp/~masa.ito/index.html
SSS' HOME PAGE
http://www5f.biglobe.ne.jp/~akiesumi/
39投稿者:お薦め温泉情報サイト 投稿日:2006年04月05日(水) 16時44分41秒
日本秘湯に入る会
http://www.hitou.net/index.html
秘境温泉 神秘の湯
http://www.hikyou.jp/
快楽秘湯 表編
http://www.pre-proj.net/
日本の秘湯
http://www.ht-net21.ne.jp/~terasawa/hitoojapan.htm
日本秘湯を守る会
http://www.asahiryoko.co.jp/hito/
あっ!露天風呂
http://www.asahi-net.or.jp/~ck4t-hri/
GOGO地熱愛好会
http://spa.s5.xrea.com/index.html
40投稿者:奥津温泉は何故復活できたか? 投稿日:2006年04月05日(水) 17時53分19秒
究極の温泉とは?
新鮮な温泉に尽きる。源泉湧出直後のものであればどんな泉質であっても、その優劣はつけがたい:
奥津温泉 川原共同湯 、奥津荘
川原の洗濯露天風呂のとなりの共同湯にはいり、上の湯の一番上から出ている源泉がほのぼのとしていて良いと思う。
その後奥津荘に行く。ここは始めてだ、
湯の個性はないが岩の間から流れ出る適温の温泉が浴室の床の上を流れ落ちていくのを見て感動する。岩の割れ目からは絶えず気泡があがっている。
おかみさんと話すうちに女湯もどうぞとのことになって入浴するとさらに素晴らしい光景があった。こちらは岩が深くえぐってあり、男湯のように一部コンクリートで加工されていることなく大きな岩そのものである。温泉とはこれだ!といった良さがあった。
http://allabout.co.jp/travel/hotspring/closeup/CU20010807A/
41投稿者:奥津温泉は何故復活できたか? 投稿日:2006年04月05日(水) 17時57分26秒
奥津温泉が、30年以上も脱ダム宣言で国と闘ってきたことは、皆さんご存じだろうか。しかし、失礼ながら奥津の場合は「闘う」と言うより、やられっぱなしという方が適切かもしれない。
美作三湯「湯郷・湯原・奥津」と言いながら、しかも湯原より圧倒的に関西に近いのに道路整備もされず、観光客はあまりにも少なかった。その結果、廃墟のような温泉街となってしまった。バブルの頃、あちこちに大型ホテルが出来、ボーリングをして、循環して、水道水を混ぜて、、、、、それでも客は押しかけたが、奥津には関係のない話しだった。
奥津は、西日本、いや、日本でも希な自噴適温の足下湧出極上湯の里。しかも、そのほとんどが、枯れて鄙びていて、我々の郷愁を誘う。こんな雛にも希な奥津温泉を、「良く守った」と脳天気な温泉評論家は賞賛するが、そんな生やさしいものではなかったはずだ。
足下自噴の極上湯の里で、しかもエロスと退廃の文学的なムードを醸し出す町はこうして出来上がったのだ。現在、多くの人はやっとその価値を認め、奥津は再び脚光を浴び始めた。
42投稿者:奥津温泉は何故復活できたか? 投稿日:2006年04月05日(水) 17時57分52秒
奥津のすばらしさは、街道沿いに並ぶ奥津荘、東和楼、河鹿園の隣り合った三軒の旅館が、そろって足下湧出の極上湯であることだ(河鹿園は現在は足下湧出に近いかけ流し)。自然噴出だけに、それぞれ湯温も湯質も微妙に異なる。
奥津は、アルカリ性の放射能泉である。人体に危険でない微弱の放射線を浴びると、細胞に僅かの傷がつき、その傷を治そうと修復機能・免疫機能が活性化する。そのため自然治癒力が上昇する効果をホルミシス効果という。放射能泉のラドンを含む温泉に入浴したり、飲むことでこの効果が活性化している可能性がある。が、中国地方には放射能泉が多いが、そのほとんどは冷泉である。このラドンは空気中にでるとあっという間に飛散する。万一加熱したら、その時点でほとんど消え去る。よって、放射能線では適温の自然湧出の放射能泉を足下湧出の極上湯で入ることが温泉効果を得る絶対条件となる。
同じような放射能泉の足下湧出の三朝では、やや高温で長湯が出来ないのに対し、適温の奥津は長湯が出来、自然の恩恵を十分に味わえる。
http://homepage3.nifty.com/umayu/page068.html
43投稿者:奥津温泉は何故復活できたか? 投稿日:2006年04月05日(水) 18時08分20秒
奥津は、西日本、いや、日本でも希な自噴適温の足下湧出極上湯の里。しかも、そのほとんどが、枯れて鄙びていて、我々の郷愁を誘う。こんな雛にも希な奥津温泉は、どうして出来たのだろう。
「がんばっていればいつか花が咲くからさ」、そのように言う世の中の人はつくづく勝手である。実際には、日の目を見ず埋もれていく屍が多い中で、たまたま脚光を浴びたものだけを「時代があなたを呼んだ」などと賞賛し、「苦しかった日々が報われたね」と喝采する。
急に訪れた拍手の嵐の中で、舞い上がり、自らの本質を見誤り、やがて移り気で勝手な人々から忘れ去られるという歴史は枚挙にいとまはない。
温泉の世界にも、そんな話しはたくさんある。秘湯がマスコミに取り上げられて大挙して一見客が押しかけ、舞い上がって借金して設備投資して、潮が引いたように客が遠ざかり・・・・・悲しいパターンは多い。
これも人の世の無情であろう。奥津温泉は、美作三湯の中では、時代に取り残されたような存在である。関西圏に近いという利点がある割に、交通事情も改善されなかった。何十年にもわたる国とのダム闘争の果てに、必要な公共投資が全て見送られたからのようだ。高度成長時代の大ホテル化にも、現在の演出型秘湯時代にも取り残された。
その中で、奇跡が起こった。まさに、至極ともいえるべき湯、足下湧出極上湯が、21世紀の日本に残された。奥津荘は、そんな奥津温泉を代表する旅館だ。
44投稿者:奥津温泉は何故復活できたか? 投稿日:2006年04月05日(水) 18時10分44秒
木造の黒光りした玄関を通ると、やがて、湯に降りる階段がある男女別の内湯に家族風呂が並んである。このうち、男性用大浴場が旧津山藩専用で普段は鍵を掛けたという「鍵湯」だ。
湯を見て初めて気づく。なぜ、平地の玄関から階段を下りたか。ここは、元は河原なのだ。河原の岩で作った自噴の湯の上に建物を建てたのだ。
よって、浴槽の底は、ごつごつの岩で尻を落ち着ける場所を探すのに手間取る。40℃あまりの青光りする妖艶な湯が、岩の間から噴出し、湯船から溢れ浴槽の床を川のごとく流れていく。岩の間から時々あがる気泡を見続けていると「一生このままでいい」と、湯に引き込まれ魅せられていく自分に気づく。
奥津の湯は、あなたの温泉感を、根底から覆すに違いない。成分を見てもわかるように、奥津の湯は決して濃く無い。手を握っても濃度感は、全くない。しかし、心から、贅沢な気分とは何なのか、湯に癒されるとは何なのか、それがわかる湯だ。温泉ファンのみならず、心に針がちくっと来ている人も、ぜひ、訪れるべきだ。
http://homepage3.nifty.com/umayu/page056.html
45投稿者:奥津温泉は何故復活できたか? 投稿日:2006年04月05日(水) 18時21分45秒
岡山の代表的な温泉は、美作三湯といって湯郷・奥津・湯原である。
その中で、棟方志功はじめ多くの芸術家に愛され、映画の舞台にもなった奥津は一段上等な温泉地だった。上等の証は、各家の鴨居や襖絵、軒下の飾りに実に色っぽくセピア色に残されている。
しかし、奥津は政治的に社会から見捨てられた。それは、数十年に渡る町長を先頭としたダム反対闘争の影響と言われている。その間、日本には高度経済成長が来た。観光ニッポンとなった。JALパックで海外にも多く出かけた。高速道路が出来た。中国縦貫道が大阪から伸びて岡山の湯郷温泉は栄えた。ただ、高度経済成長らしく、見渡すばかり大旅館ばかりで湯量が追いつかず、循環ばかりである。
湯原も、大山・蒜山のリゾート開発とともに発展し大旅館ばかりになったが、バブル崩壊とともに廃墟になりかけた。しかし、タイミング良く高速米子道がつき、大阪からのアクセスも便利で、温泉街の努力もあり息を吹き返した。湯量は桁違いに抱負で、大ホテルが並んでもびくともしないかけ流しは立派だが、集中管理方式で新鮮さには疑問が残る。 しかし、奥津には、まともに大形バスは入らなかった。ハイデッガーのバスなどとんでもなかった。数軒あった鉄筋の施設は倒産。結局、奥津温泉には高度経済成長も、バブルも関係無かった。
しかし、その後、政治的なことで奥津にダムが出来ることとなった。ダムは奥津を変えた。津山ICからの接続道路は見事に綺麗になった。ハイデッカーだろうが二階建てだろうが、苦もなく大形バスが来るようになった。第3セクターの巨大な日帰り施設の「花美人の里」もできた。ここまでのお決まりのパターンなら、この後に奥津は大旅館・ホテルへの道をたどるはず。
しかし、時代は温泉に「源泉掛け流し」「大形宿より秘湯ムードの小粋な宿」を求めるようになった。まさに、奥津にぴったりの時代。
46投稿者:奥津温泉は何故復活できたか? 投稿日:2006年04月05日(水) 18時27分34秒
ついに奥津が動き始めた。枯れて朽ち果てそうになっていた河鹿園と奥津荘が、昨年相次いでリニューアル。そして現在、東和楼が改築中である。足下湧出・源泉掛け流し御三家がどうなったのか? どこへ向かうのか? 足下湧出泉はどうなったのか? 興味津々で奥津荘に向かった。
かつて津山藩の君主が、あまりの快適さに自分だけがこの湯を独占しようと鍵をかけた曰く付きの鍵湯。エントランスや脱衣場は古さを残してリニューアルされていた。さあ、浴槽に入ろう。足下の岩盤の割れ目から、適温の湯が蕩々と湧き出し、そこが浴槽になっている足下湧出泉。ポコポコとガスとともに湧いて、浴槽の縁から川のように排水溝に消えていく。至極快適、手から足から体の細胞が脱力感に包まれていく。湯は、実に丸いアルカリ性。肌にすべすべで、若干の鉱物臭アロマが香しい。ここは一つずっと湯に浮かんでいようか、そんな気分にもさせられた。
夜8時には、男女の浴槽が交代し、鍵湯が女性になり立湯が男性になる。立湯は、真賀温泉館や長門湯本の恩湯のように非常に深い浴槽で、130cmの深さがある。3人程度しか入られないが、宿の規模から言うと適切。足下の岩盤にパイプがさしてあり、そこから湯が噴出するという準足下湧出。湯の中で建って目を閉じていると、無重力の気分で浮遊感があるから不思議。
さて、お待ちかねの夕食だ。かつては部屋食で、若干地味な印象のある宿だった。頑なに山のもの地元のものにこだわり、それなりに固定客はあった。ところが、リニューアルで川の流れに面した食事処が新設された。決して豪華ではないが、清潔。壁にはさりげなく奥津を愛した署名な画家の作品が飾ってある。時価にするといったいいくらなんだろう。いかにも無防備に飾ってあが、これがこの宿のもてなし。
http://homepage3.nifty.com/umayu/page167.html
47投稿者:奥津温泉は何故復活できたか? 投稿日:2006年04月05日(水) 18時44分32秒
河鹿園
昭和初期のモダニズムとエロスを感じさせる雛にも希な佳宿
風呂なら、間違いなく奥津荘の鍵湯が素晴らしい。アワとともに湧き出す足下湧出の極上湯だ。東和楼も負けない。同じく足下湧出で、体が浮きそうなほどの勢いでわき上がる。温泉好きの2軒だろう。
ただし、自らの身と心を委ね、心から癒されたいと思うなら、当倶楽部はこの河鹿園をお勧めする。奥津荘も、東和楼も素晴らしい。しかし、河鹿園には形ではない何か、そう、空気だ、空気がおそらく日本の宿の中でも図抜けているのだ。たとえて言うなら、葉山・大磯あたりの戦前の別荘か。大人の、密やかな、そして秘したエロスを感じるのだ。こんな湯宿は、そうはあるまい。
ここ河鹿園は、奥津源泉宿3軒の最奥部にたつ宿。旧津山藩主の元別荘で、文化の薫りに溢れている。特に、棟方志功のお気に入りの宿で、館内には志功の作品を始め、多くの日本画・洋画・版画が溢れ、宿全体が画廊のようである。
湯に入る前に、まずはこれらの芸術で心を満たそう。そして館内を歩くうち、ここが単なる芸術の宿ではないと気付く。そこはかとないエロスを感じる。大人の、上品なエロスだ。それは映画「ツイゴルネルワルゼン」を彷彿させる品のよい昭和初期の内装であるが、きちんと手が入れられて、何とも落ち着くではないか。棟方志功設計の茶室や日本庭園の向こうに佇む別荘も在りし日の風雅な遊びが想像される。そのような愉しいひとときを味わったら湯にいこう。
48投稿者:奥津温泉は何故復活できたか? 投稿日:2006年04月05日(水) 18時45分45秒
女性が半地下、男性が半2階(男女入れ替え制)にあるが、大きさも風情も、何もかも違う浴槽だ。半2階の浴槽は奥津としては近代的で大きく、吉井川の流れと、浴槽から大量に掛流されるアルカリ性放射能泉の流れる音が合いの手を打って、目をつむって静かに音を聞いていると午睡に微睡む。半地下の風呂は、小さく野性的な岩風呂風。足下湧出のように継ぎ足される柔らかき湯は男性のそれより新鮮と感じ、蕩々と掛流されていく。
河鹿園はやや湯温が低いらしく、若干加熱をしているようだが、その加熱の仕方が嬉しい。たっぷりのかけ流しの湯がつぎ込まれ、湯船の底からは、湯をかき混ぜるための加熱湯も勢いよく水圧噴射される。このために、大量の川の如きかけ流しとなるのだ。ただのかけ流しだと、流し込んだ湯が湯面のみを走りオーバーフローして、湯船の底には滞留した湯が残り滅法汚い。温泉ファンあこがれの湯宿で、湯の底に髪の毛が大量にふわふわしているケースさえあるのだ。多くの温泉ファンは、「かけ流しは素晴らしい」「循環なんか駄目だ」と理知的ではなく感情的に走る。しかし、本当に素晴らしいかけ流しはこのスタイルだろう。
100%許容範囲である。掛流し量は奥津で最大で、日本でもトップクラス。贅沢を感じる風呂だ。
http://homepage3.nifty.com/umayu/page007.html
49投稿者:鉄輪温泉神和苑 投稿日:2006年04月05日(水) 20時25分38秒
大分県別府市鉄輪345
内風呂と露天風呂の日帰り入浴ができる別府の老舗宿。敷地内に自噴する沸騰蒸気泉は、初めは無色透明、日を追ってコバルトブルーから乳白色に変化する名物の湯。
http://kuchikomi.nifty.com/onsen/cs/catalog/th_255/catalog_44010127_1.htm
鉄輪温泉、神和苑 (再訪)
青い色の温泉は湯布院の庄屋の館やはげの湯、雲取温泉、などでもあるが神和苑の内湯で見た新鮮この上ない紫色透明のものが最も美しい。
今回の神和苑は改修後で混浴の大露天風呂が2つに分けられ内湯も改装されていたが良い方向の改良であった。露天が2つに分けられ時間差で湯を入れていることで一つは青乳白色と青紫色透明の完全に違う2色が一目でわかり驚くべき美しさである。
鉄輪特有の濃い塩薬味は今回も健在であった。噴気の鉄輪臭は珪酸の匂いであるという斎藤氏の見解は、今回注意深く観察してみるとほぼ同感である。鉄輪の高温蒸気には強い塩化物と珪酸のガスが含まれていてあのような特徴ある湯になるのであろう。平野富雄氏による箱根の高温蒸気の記述とよく符合している。
全国でも最良の温泉で100点の評価をしたい。これ以上の温泉は考えにくいというほど素晴らしい温泉である。
http://allabout.co.jp/travel/hotspring/closeup/CU20020320A/index.htm
50投稿者:鉄輪温泉神和苑 投稿日:2006年04月05日(水) 20時34分12秒
以前、観海寺温泉にあるいちのいで会館で青い湯に感動したがそれ以上に青い湯があるという事を知り、今回急遽別府へ3日間滞在する事となっていた私達は最後のとりとして別府最終日に宿泊する事に決めた。
旅館の敷地は1万4千坪と大きく、手入れの行き届いたすばらしい日本庭園が広がる。庭園には冬だというのに桜が咲いていた。
日帰りの料金、宿泊の料金共に高めの旅館だが、その料金を払う価値があるぐらいいい温泉がある。宿泊される方は男性よりも女性にお勧め。女性を優遇したサービス、設備となっている。
神和苑の湯はだんだん青みがましてきて3日目ぐらいまでは鮮やかな透明感のある青い湯が保たれる。4日目からだんだん白が混ざり6日目までは青みがかった白となり7日目でほとんど白になるという地球の神秘のような変化をする。透明感のある青であれば新鮮という意味にもとれる。私が訪れた時の露天風呂は既に白がかった青色をしていた。それでも十分美しかったが内湯や家族風呂の青色の方が透明度の高い青色でそれこそ神秘的な色だった。匂いはほとんどなく、味は多少しょっぱかった。
http://www.hikyou.jp/ooita/beppu/kannawa/kannawaen/nannawaen.htm
51投稿者:鉄輪温泉神和苑 投稿日:2006年04月05日(水) 20時41分04秒
【外来入浴の営業時間と定休日】10時から16時半
【料金】800円
ここのお湯は色が変わることで有名なのだ。
内湯は少し階段を降りた半地下のスペースに。ここのお湯は白味がかったブルー。予想以上に乳白色が強い印象。ということは、お湯を入れてから日がたっているということらしい。浴槽は2つに分かれていて熱めとぬるめになっている。熱めの浴槽は本当に熱くてとても入れなかった。
露天はさらに階段を降りたところにある。露天は割と細長い形。内湯よりも青みが強く感じられる(それでもこの写真に比べたら実際はもっと白っぽい印象)。手ですくっても色は感じないのに不思議だ。自然の不思議を十分に堪能する。湯口の近くの岩は白っぽくなったり緑色になったりしているけど、熱くて近寄れない。上の方のパイプを隠していたらしいトタン板がずれているのはご愛嬌か? そのほかにもゴミ取り用の網などが無造作に放置されているのがちょっと気になった。男性用の露天は2つあるそうだけど、女性用は1つしかない。
お湯は内湯と露天で時期をずらしながら1週間に1度お湯を取り替えているそう。最初は無色透明、それから透明な青になり、段々と白味が増して行くとか。ということは、私がみた段階では内湯のほうが古くなっていたようだ。青いのはシリカ(珪酸)成分のせいだと教えていただいたうえ、日を追うごとに成分量も変わって行くとことを示す貴重な資料をいただいた。泉質は「単純温泉」とうかがった。いただいた分析書には泉質「弱アルカリ」となっている。ただし、各成分をみるとなんか数字がおかしい。陽イオン0.131mgで0.18mval%などと、まるで陽イオンが1つの成分のように記載されている。マグネシウムとカルシウムをそれぞれ2900mg、1700mg含有しているというのもちょっと疑問なので、下記には分析書の数値ではなくて、露天風呂の成分が日を追って変化していく数値を転記しておく。(2004年3月)
http://www.rakuda-j.net/onsen/oita/kannawaen.htm
52投稿者:鉄輪温泉神和苑 投稿日:2006年04月05日(水) 20時45分31秒
鉄輪温泉の「神和苑」を初めて訪れました(別府温泉道126番)。
以前からブルーの湯と知って入ってみたいと思いつつも、 800円という入浴料のため後回しにしていました。でもやっぱり入りたい。。。
階段の上から露天風呂を見下ろしたとき、来て良かったなぁと思いました。
とても美しい乳青色です。
女湯は広い露天風呂1つ、内湯が2つですが、ネットでよく見る男湯の露天風呂は2つあるようなので、女湯とは露天と内湯の数が逆のようです。
奥(画像右)から源泉が掛け流されているので、そちらは熱めの44〜43度、離れた場所では42度くらいでした。
露天では時折、隣の山地獄から「クェェェ!」というクジャク(?)の鳴き声が聞こえてきて、優美な温泉の雰囲気と馴染まずちょっと笑えます(笑)。
内湯は2つですが、1つの浴槽を真ん中で仕切られた状態です。
左の浴槽に源泉が注がれていて、オーバーフローしたお湯が右(右の画像では奥)の浴槽に注がれるようになっているため、右(奥)の方が温度が低く40度くらい、時間も経過しているため乳青色が濃く表れています(もちろん露天が一番濃い乳青色)。
逆に色が薄い左の方が新鮮なお湯です。41度くらいでした。
透明な方が新鮮なお湯とはいえ、やはり濃い乳青色に惹かれてしまいますね。
お湯は温泉成分表には単純温泉、源泉温度48度、pH6.0と記してありましたが、「神和苑」のHPでは『神和苑庭園内に湧き出す湯は、轟音をとどろかせながら噴き上がる沸騰蒸気泉。』『そして今ひとつが、泉温七十五度、不思議なブルーの湯をたたえる「青の湯」』と書いてありました。何本かあるのかしら?
確かに露天の源泉は48度どころじゃなかったような。。。
ちなみに温泉本では塩化物泉になってます。湯口には塩化物泉によく見られるベージュ色のスケールも見られました
http://www.geocities.jp/room1010_tenten/spa/b126_kannawaen.html
53投稿者:鉄輪温泉神和苑 投稿日:2006年04月05日(水) 20時56分23秒
海地獄、神和苑、かまど 三丁目、かまど5丁目の4湯を比べたいと思う。それぞれ同系であるが違いを持っているので以下に列記する。
色 塩味、薬味 匂いの順
海地獄 透明、塩薄い、しっかりした芒硝味、
芒硝臭あり
神和苑 青白、塩やや濃い、薬苦味強し
鉱物臭強い
三丁目 微青白(ほぼ透明)塩薄いが海地獄
より濃い、芒硝味は一番強い
弱い硫黄臭あり
五丁目 うす青三丁目より濃い 塩やや濃い
神和より少なし、
苦味は残る感じ 少硫黄臭(3丁目と同じ)
色は青い順では 神和>五丁目>三丁目>海
塩味 神和>五丁目>三丁目>海
薬味または芒硝味 三丁目>神和>海>五丁目
匂い 神和>海>三丁目=五丁目
となります。海地獄は思ったより薄くいちのいでのような感触をもっている。小さい個人用家庭風呂なので色を感じないのか、それとも昨日から汲み置き半分、足し湯半分という時間的な問題なのか不明だが青は感知できず。もしいちのいでと同系の分析結果であればやはりメタ珪酸の大きさによるものであの池の大きさと湯の循環する(または入れ替わるまで)の時間による絶妙さで青さが美しいのではないでしょうか。
http://allabout.co.jp/travel/hotspring/closeup/CU20011211A/index.htm
54投稿者:鉄輪温泉神和苑 投稿日:2006年04月05日(水) 20時57分51秒
鉄輪の湯は、浴室に掲示されている温泉分析表では「食塩泉」となっていることが多い。食塩泉は保温効果が高く、事実、鉄輪には「熱の湯」という共同浴場がある。コップで湯口の湯を飲むと明確な塩味とわずかな苦味を感じることが多い。ただし、100℃近い源泉ではやけどに注意したい。飲泉はヨーロッパでは「野菜を食べるのと同じ」とされ、全身浴よりも人気がある。効能もさることながら、舌で味わうことで湯の個性を手っ取り早く理解できる。浴感はもとより、味、香り、色などを五感総動員で楽しむ、とは温泉の達人が異口同音に薦める「入湯のコツ」である。
鉄輪温泉独特の個性として、薬のような石鹸のような不思議な芳香を持つことがあげられる。「渋の湯」では特に強く感じられ、初めて訪れたとき私は隣の人の使うシャンプーと勘違いした程である。湯上り数時間後に自分の肌から漂う芳香に、初めてそれが湯自体の発するものであると気づいた。マニアが「鉄輪臭」と呼ぶこの香りは、温泉街を歩くとふんわりと身体を包み込み、「鉄輪だなぁ」と思わせてくれる。芳香の原因は硫化水素、珪酸成分など諸説あって結論が出ていない。
さて、先述の「メタ珪酸」はもう一つ面白い現象を引き起こす。結晶の粒径が徐々に大きくなり光を反射し、湯が青くなるのである。全国でも別府の他には二、三箇所しかない超珍湯である。神和苑やカマド地獄などで見られ、「透明」「青」「青白」と日を追って変化する。特に、透明から青に変わった直後の湯は絶品で、淡い青紫色である。温泉チャンピオンの郡司勇氏とラジオ出演した際の神和苑の露天風呂がこの状態で、二人して湯の美しさに息を飲んだものである。この透明な青紫色の湯は一日ほどしか見られず翌日からは白濁が混じる。真に美しいものは蜻蛉のように命短くはかない。もちろん青白濁の湯も十分素晴らしいが、やはり青紫の湯を一度ご覧になることをお奨めしたい。
http://www.coara.or.jp/~aichukai/kikougokujou.html
55投稿者:鉄輪温泉神和苑 投稿日:2006年04月05日(水) 21時02分10秒
神和苑HP
http://www16.ocn.ne.jp/~kannawae/
神和苑の庭
http://www.ctb.ne.jp/~ynakamra/panorama/beppu/kannawaen.html
この高級旅館の開業はわずか50年前だが、その前身は炭鉱王の別荘だった。広大な敷地やそこに散在する貴重な文化財も見事だとのことだが、何より素晴らしいのは庭園内から湧出する露天風呂「青の湯」であろう。湧出時には無色透明なのだが、数日後にはコバルトブルーに透ける色合いとなり、さらに時間を追って青みが増しつつ乳白色へと変化していくという珍しい湯である。男湯女湯共に、内湯とあわせて3つの湯舟があるのは、この色合いの変化を見て浸かって楽しめるようにとのものであろう。
この独特な岩組みの露天風呂の青い湯は、温泉に興味を持つようになってからずっと私の憧れの1つだった。そそくさと本館受付で800円を払って、「青の湯」と書かれた看板にしたがって中に入ると先客が1名いるらしい。脱衣所に入ると「いらっしゃい」と言って入れ替わるように出て行った所を見ると、入浴していた従業員さんだったようだ。脱衣所を出て階段を下りると、先ず四角く湯舟が切ってある石造りの内風呂がある。こちらの湯はまだ湧出したてものもらしく、周囲の湯舟の色合いから黒っぽく見えるが透明である。
わずかに熱めの内湯にゆっくり浸かるのももどかしく、そこを出てさらに石造りの階段を下りていくと、岩作りの露天風呂が2つ、緑豊かな庭園の木々に抱かれるように輝いている。右側の湯舟はそこに入ると体までその色合いに染まってしまいそうなコバルトブルーに透き通った湯が入っている。そして左側には美しい空色に白濁した湯が満ちている。この双方に林の奥に隠された給湯装置から熱い湯が上品に注ぎ込まれている。
http://homepage1.nifty.com/metatron/zone-25/059spa.htm
56投稿者:古遠部温泉 投稿日:2006年04月06日(木) 00時02分13秒
青森県平川市碇ケ関西碇ケ関山1-467
薬湯と云われる程泉質に優れたお湯が豊富で、湯治療養として有名な一軒宿。毎分500リットルの大量の源泉がおしげもなく湯船に掛け流され、洗い場まで豪快に流れ込んでていく。
http://kuchikomi.nifty.com/onsen/cs/catalog/th_255/catalog_0401160142_1.htm
ここはやはり凄い、体感清涼感は寒いほどだ!
青森と秋田県境の山には素晴らしい温泉がある。この山地には炭酸分が多量に含有されていて久吉温泉や八九郎温泉群などの非常に個性的な温泉群を湧出させている。個人的な意見であるが、古遠部温泉や八九郎温泉群は天然記念物として大切に保存する必要があると思われるほどの貴重な天然資源だと思う。
この古遠部温泉は小さな浴室に自噴の湧出量全ての湯を使い切っており凄い掛け流し量になっている。分析表では毎分800リットルである。それを男女2つの小さな浴室に使っているので浴槽から溢れた湯は洗い場の上を厚み3センチから5センチほどになって全面に流れ去っている。湯量の豊富な温泉として記憶に残る豪快なものである。全国でほかに思いつくところは新菊島温泉や芹沢温泉で同様の凄い掛け流しが見られる。特に旧芹沢温泉は1500リットルが掛け流しされ、空の桶は浮いて流れてしまう凄さであった。
57投稿者:古遠部温泉 投稿日:2006年04月06日(木) 00時03分08秒
ここの湯は総計6362mgの含重炭酸土類食塩泉でNaCa−Cl,HCO3泉と表記される。Na 860 Ca 522 Mg 98 Fe 21 Al 73.6 Cl 1673 SO4 688 HCO3 1347 というもので重金属や土類成分も含み硫酸塩や重曹も含む多彩な含有物である。しかし炭酸泉にはならないが炭酸分を762mg含みこの存在感が非常に強いのでその他の微妙な感触が良く観察しないとわからないほどになっている。透明、炭酸味強し+渋味+薬味、炭酸刺激臭と記録した。飲泉するとまず炭酸味がありその中に土類、硫酸塩の薬味や金属の渋味がかなりあることに気づく、メインは食塩泉であるが重炭酸土類泉と硫酸塩泉の双方を兼ねた複雑な感触であった。匂いも本来は多彩であろうが新鮮な炭酸分のために刺激炭酸臭が勝っていて、ほかの匂いが隠されてしまっていた。この湯量豊富さで成分も6グラム以上あるという恵まれた泉質である。
入浴すると41.5度という温度以上に熱く感じ、その直後にヒヤッとした炭酸清涼感がある。ここは炭酸を感触できる貴重な温泉の一つである。
エントランスが改修され小奇麗になっていたがそのほかは昔ながらのちいさな宿である。次に凄いのがこの温泉の析出物である。浴室では極めて新鮮なので析出物が少なめであるが流れ出した時点から析出開始するのか、沢は黄色い小山になりうろこ状の丘になっている。今回は湯の流れる溝を作ってあり広く流れ去っていないので落ち葉で埋まっていたが真ッ黄色な析出物丘は壮観である。
http://allabout.co.jp/travel/hotspring/closeup/CU20030203A/index.htm
58投稿者:古遠部温泉 投稿日:2006年04月06日(木) 00時05分16秒
盛大なかけ流しの湯治宿
温泉ファンの間では有名な古遠部(ふるとおべ)温泉は、青森県と秋田県の県境の山の中にある。狭い林道をたどっていくと、谷がだんだん狭まるところで、道路から谷にせり出したように小さな建物がある。
宿の入り口は道路沿いにあるが、浴室は谷に降りるようになっている。離れて見ると浴室は温泉成分が固まった石灰華のドームの上に乗っている。北海道の二股ラジウム温泉を思わせるような光景だ。
きさくなお婆ちゃんに挨拶して、階段を下って浴室に入る。それほど広くはない浴室は、床も浴槽も赤茶色に染まっている。5人ほど浴槽に大量のお湯が注がれ勢いよく流れ出している。床に流れるお湯で手桶が流されしまう。話に聞いていたとおり驚く光景だ。
先客に挨拶してさっそく飛び込む。お湯は茶褐色の濁り湯、温度は源泉そのままでまったくの適温、キシキシとする浴感がある。飲んでみると金気と苦味の強い塩味がする。泉質は含石膏弱食塩泉、源泉の温度41.5度、成分総計6362mg、湧出量は500L/分もある。
温泉の析出で浴室の床は赤茶色の厚い層に覆われている。浴槽はヒノキ製だったそうだが、今ではすっかり析出で覆われて何かは分からないほどだ。カランがないので、完全な湯治用と考えたほうがいい。床に流れるお湯のところで桶を枕にトドになるのは極楽だ。
59投稿者:古遠部温泉 投稿日:2006年04月06日(木) 00時07分26秒
同浴の方は奥さんの腰痛治療に来たという。「ここは手術の後とか腰痛に効くよ。上がり湯がないのできれい好きな人は困るけど。」と力説してくれた。湯治客は10日一回りをしっかりやっているそうだ。
小さいけれど本格的な湯治場だ。湯治料金もずいぶん安い。家族的な雰囲気もとてもすばらしい。お湯も雰囲気も満足できる。ここはじっくり泊まってみたいところだ。
営業時間 9:00−20:00
休館日 無休 料金 250円
http://www.asahi-net.or.jp/~UE3T-CB/spa/furutobe/furutobe.htm
60投稿者:古遠部温泉 投稿日:2006年04月06日(木) 00時10分37秒
お湯がすばらしいと聞き、私達もついに訪れる事となった古遠部温泉は温泉好きの間では有名。
青森の方達は温泉グルメなのかいい温泉には地元の日帰り客がごったがえす。
古遠部温泉への日帰り客はというと、有名な温泉なみのごったがえし振りだ。
私は宿泊したのに貸切状態を楽しむ事なく終わった温泉ははじめてだった。
これは日帰り時間が朝9:00〜20:00と長い事と湯治のお客さんが日帰り客が帰るのを待って入浴というのがあっての事。貸切を楽しみたければ朝は湯治の方達が入るので宿泊をして深夜を狙ったほうがいいだろう。こんなに宿泊してこそと思った温泉は今までにないかもしれない、と思うほど感動の大きかった温泉!何度でも宿泊したい宿だった。
掛け流し量は毎分500L!湯船からこぼれた湯に寝転んで浸かる入浴法に感激!
内湯 男女各1
温泉は一言、すばらしい!ちょっと熱めなのを除けば完璧すぎる湯。源泉がドバドバと掛け流され湯船へ入ったと思ったらすぐに出て行く、新鮮そのものの湯だった。湯船からこぼれる湯量もすさまじく床から2cmほどの厚みがすべてお湯、床に寝そべってそのお湯へ浸かるのがここ独特の入浴法で寝そべっていると汗がジワジワとでてくる。味、匂い共に新鮮な鉄味鉄臭、緑がかっている。
http://www.hikyou.jp/aomori/furutoube/furutoube.htm
61投稿者:古遠部温泉 投稿日:2006年04月06日(木) 00時36分26秒
1人泊で訪れた。宿泊客は津軽湯の沢駅から送迎してもらえる。駅から5キロ余りだろうか。途中、冬の降雪期に道の目印となるポールがあちこち立っていて、このあたりはかなり雪が降るんだろうなと思う。思っていた以上に山の中にある。気の弱そうな犬がやる気なさそうに尻尾を振ってお出迎えしてくれた。
外観は山のロッジ風でもある。入ってすぐのソファで日帰り入浴の客がくつろいでいた。入口のある階はフロント(帳場のほうが適切かな)、小さなロビー、食堂と一部の客室があり、私の部屋は客室はギーギーいう階段を1階分降りたところだった。台風が迫りつつあるという天気のせいもあるのだろうか、なんとなく薄暗くて湿っぽい。
すでに布団が敷いてあるのでゴロゴロできる
6畳の部屋は最初から布団が敷いてあった。お茶の道具は座卓の上に用意されている。テレビもあるのだが、BSはともかく地上波は白黒で、画像は原型をとどめていない。「電波の関係でこれ以上よく映りません」と紙が貼ってあった。質素ながら、必要なものはちゃんとそろっている。トイレはボットン式。窓の外は浴室から捨てられた湯が流れていくのが見える。周囲は黄土色に盛り固まっている。
肝心の浴室は私の部屋のすぐ隣。時間を気にせず何回でも入れてよかった。客室階からさらに階段を降りたところにある。脱衣所も浴室もプリミティブだ。脱衣所は棚にプラスチックの脱衣カゴとアナログの体重計があるだけ。浴室に1歩足を踏み入れると、長方形の浴槽からあふれた湯が床のほぼ全体に広がって漂っている。湯が広がっていない隅っこの部分の床は板張りの原型をとどめているが、あとの90%以上は析出物がコテコテにくっついている。全体がヒバ造りだなんて到底信じられない。
62投稿者:古遠部温泉 投稿日:2006年04月06日(木) 00時38分16秒
浴室に入っただけで金気臭を感じる。お湯は緑・灰が混ざったところに黄土色を少し入れたような色合い。湯口の湯をすくってなめてみると炭酸+軽い塩味の中に甘みもある複雑な味がした。浴感はキシキシ系。床の洪水はヒタヒタなんてもんじゃなく深さ5センチぐらいあるところも。床には複雑な流れができていて、浴槽からあふれ出た湯が「まだ、出て行きたくない!」と駄々をこねているかのよう。独占状態のときに、洪水状態の床にトドのように寝そべっていて、ふと『このまま一晩ここにいようか』などと思ってしまった。シャンプーや石鹸といったものは一切ない。
カランなどは一切ない。壁に鏡が2枚あり、その下に棚状の板があるだけ。あくまで原始的だ。新鮮なお湯さえあれば他には何もいらないのだということを再認識した。部屋にあったペラペラの白いタオルは1回使っただけで、まだらに茶色く染まってしまった。基本的に1日中入浴できるが、夜8時から8時半は清掃時間になっているそう。あと、朝の8時前も脱衣所に掃除機をかけている人がいた。
湯口近くの床に穴があり、あふれた湯が捨てられる
駅まで送ってもらう途中、ご主人に話をうかがった。温泉が見つかったのは鉱山調査の際で1962年のこと。旅館を経営して20年になるそうだ。通年営業していて「冬でも駅から歩いてやってくる人がいるのだから、閉めるわけにはいかない」と言うところに湯治客への思いやりと温泉への自信を感じた。温泉の析出物はたまに削り落としていて、昨年は2、30人がかりで数時間かけて厚さ3センチほど削ったそうだ。
なお、昨年(2004年)は過去20年で初めてクマを見かけたそうなので、駅から歩いて行こうなんていう人はくれぐれも注意しましょう。ぜひまた泊まりで行きたい。1人泊は2食付税込みで7200円、2人以上なら1人同6900円。湯治なら1人泊2800円、2人泊2500円、3人以上2300円。自炊料金にはテレビ、ガス、水道、電気を含むが布団は1日700円。冬期暖房費は別は(2005年9月)
http://www.rakuda-j.net/onsen/ktohoku/furutobe.htm
63投稿者:人吉温泉旅館たから湯 投稿日:2006年04月06日(木) 01時14分39秒
熊本県人吉市温泉町湯ノ元
完璧な宿、浴槽、湯
たから湯は印象的であった。人吉温泉の発祥の地で、最も古い一角なのであろう。温泉町という地名である。となりは老舗の翠嵐楼である。
この湯は公衆浴場として開放されているが旅館の内湯である。新築の木造旅館で以前は写真でしか知らないが、改築後素晴らしい浴室、浴槽と宿になった。さらに湯も良く完璧な温泉として存在していた。46度の含食塩重曹泉で総計1197mgの薄いものであるが自噴掛け流しで個性もある。
瀟洒な木造建築で玄関は広い板敷きで奇麗に磨かれている。浴場は玄関前すぐにあり扉を空けて入るが、空けてみると思いもよらない大きな空間があった。立派な欄干手摺のついた階段があり遥か下方に浴槽が見えた。木の浴槽に木の床で壁が御影石である。本当に良いものを目指して長年にわたり使用するために建築した、という思いが一瞬にして伝わってくる良い造りの浴室である。浴室のみ見てこれほどのインパクトを受けたのは数少なく、金谷旅館の千人風呂や武雄の殿様湯以来であった。壁に古くからあった分析表を掲げてあり風情を増していた。
名湯は下に下れという感じで下って行くと自噴掛け流しのやや熱めの湯があった。HSを0.6mg含有し透明、少たまご味、弱い油臭であった。中神温泉の硫黄臭やしらさぎ温泉の油臭も持ち合わせている湯であった。入浴していると階段や高い天井の造りが良く見え開放的である。入浴後に良い芸術作品を鑑賞した後にあるような感慨があり最高の評価としたい。
http://allabout.co.jp/travel/hotspring/closeup/CU20030303A/index3.htm
64投稿者:人吉温泉旅館たから湯 投稿日:2006年04月06日(木) 01時23分08秒
【泉質】ナトリウム−炭酸水素泉・塩化物泉
【泉温】48度 【湧出量】46.08リットル 自然湧出
【営業時間と定休日】8時から22時 【料金】500円
人吉の中心部から離れたところにある旅館。いただいたパンフレットには「人吉温泉発祥の地」とある。割とこじんまりとした旅館だけど、かなりこだわりを感じるおしゃれ系?なところ。日帰り入浴したいことを伝えて入浴料を払ったら、玄関をあがった目の前が浴室入口だった。こんな旅館も珍しい。
浴室はワクワクしちゃう造り。入ると木製の階段と壁に温かみを感じる。階段を少し降りたところが脱衣スペース。ロッカーはない。そこからさらに階段を降りた半地下の部分が浴室。浴室から見上げると木製の手すりの向こうに中2階の脱衣所が見える。間を妨げる扉はない。そのためか窓が大きく開け放たれ、浴室には湯気がこもっていない。写真も撮りやすい。
浴室の床はデコボコになった木で出来ている。スノコではない。浴槽も木製で、自然のぬくもりにこだわっているとみた。浴槽は2つにくぎられていて、湯口のある奥があつめ、手前がぬるめながら、それほど温度差はない。ぬる湯好きの私にしてはやや熱めの印象。源泉の投入は文句のない量で気持ちいい。やや黄緑色がかっているようにみえる。先客2人が出ていったので独占状態で長時間まったりさせてもらった。ついつい長居をしてしまうような居心地の良さがある。壁の分析書もレトロで「たから温泉鉱泉分析成績表」とあった。全体的に雰囲気が秀逸。カラン(シャワー付き)は2カ所。ボディソープ、リンスインシャンプー、石鹸完備。(2004年3月)
http://www.rakuda-j.net/onsen/kyushu/hitoyoshi03.htm
65投稿者:人吉温泉旅館たから湯 投稿日:2006年04月06日(木) 01時27分22秒
母(親戚の結婚式と母の旧友を訪ねるために)と初めての二人旅。
最初に予約した宿の対応がイマイチだったので、他の宿を探しているとき偶然みつけた「旅館たから湯」さん。
写真を見て直感でココにしようと決めてしまった。その直感はどうやらとっても当たりのステキなお宿でした。
人吉温泉発祥の地「たから湯」は、明治時代の建物をそのまま活かし、オーナーのセンスがあちらこちらにちりばめられた部屋数わずか5室のアットホームなお宿です。
そしてお楽しみの温泉は。。。 効能、婦人科系や神経痛など
ここが人吉温泉の源泉らしく。かけ流しのお湯は熱めの42度。
シャワーの水をかなり入れないと入れないほど温度が高い。
お湯はぬるりとした感触だが、湯上りはさらりと水切れが良い。
天井が高くて気持ちいい。湯気がこもらないような構造になっているみたい。 浴槽は2つ並んである。 お湯が出ているほうはとてもじゃないけど熱くて入れない。
http://gokigen.gozaru.jp/outdoor/takarayu.htm
66投稿者:人吉温泉旅館たから湯 投稿日:2006年04月06日(木) 01時30分34秒
町名から連想する温泉街ではなく、川沿いの住宅地に囲まれた閑静な雰囲気でした。たから湯は老舗で存続が危ぶまれたところ、思い切ってリニューアルし素敵な宿に変貌しています。古い木造2階建ての外観を残し、内部は上等の木材をたっぷり使って清楚に造り変えられており、変にごてごてとした民芸調やデザイナーズ風にならず、小粋な風情があって好ましく思います。オヤジの小生にはまったく不似合いですが、セレブな女性客に支持されているのはよくわかります。
ここの浴場のつくりは素晴らしく、名作の美術品に接するするような感慨を覚えました。浴場の建坪じたいは小旅館サイズなのに、ちっとも狭さを感じさせない快適な浴室になっています。掘り下げの床から屋根まで吹き抜けで、脱衣所がその中層にあるせいで上下空間がたいへん広大に見えます。脱衣所と浴室が一体なのに湿気を感じないのは、煙突状の構造のため湯気抜きがよく効いているからで、木造の浴場を長持ちさせるためにも重要なことだと思います。木組みの仕上げも丁寧で、細かい切り子ガラスを透けてくる柔らかい光をうけて荘厳な雰囲気さえ感じます。
2槽に仕切られた1.5x2.5mの木枠タイル浴槽に、湯口から47℃の源泉が40 L/min投入で熱め42℃。ほぼ無色澄明で、微かに緑茶ふうの匂いとタマゴ風味。薄い重曹湯で柔らかく淡白な浴感。いささか平凡な泉質ですが、この浴室にはアクの強い湯は似合わないのでこれで良いと思います。(2004.2.16)
http://www.asahi-net.or.jp/~ue3t-cb/bbs/special/yamasemi_kagosima/yamasemi_kagosima_7.htm
67投稿者:人吉温泉旅館たから湯 投稿日:2006年04月06日(木) 01時41分30秒
旅館たから湯HP
http://agehakingdom.com/takarayu1.htm
人吉温泉旅館たから湯 - ウェブリアルバム
http://webryalbum.biglobe.ne.jp/myalbum/100407700cb878036eb0329a042ffab118c63f430/02571413098456311
68投稿者:加賀井温泉一陽館 投稿日:2006年04月06日(木) 10時33分45秒
長野県長野市松代町東条55
強烈な石灰成分の温泉
長野の近く松代町に、たいへん濃い温泉があると聞いていたので、行ってみることにした。高速道路の長野ICからすぐ近く、松代町の東に加賀井温泉一陽館がある。
加賀井温泉は古い名称で、現在は松代温泉と呼ばれているが、一陽館はいまだに加賀井温泉と呼ばれる。首位は田圃や畑がある郊外だが、一陽館の辺りは小さな森になっている。
江戸時代に村でやっていた温泉を、大正時代に復活させたものだそうだ。湯気抜きがある立派な浴舎に休憩室の建物がついている。
温泉のご主人が温泉井戸に案内してくれた。浴舎の隣に温泉井戸があって、そこから太いパイプが伸びている。
浴室は細長い浴槽がある。左から右にふんだんに掛け流されている。お湯は緑かかった茶色で濁りが強い。床は一面の石灰華で赤茶色だ。プラスチックの風呂桶も石灰華まみれだ。浴槽のふちが石灰華で横にせり出している。常連さんに聞くと昔は木の浴槽だったというからたいへんな変わりようだ。
入ってみるとぬるめでよい。泉質は含鉄−ナトリウム・カルシウム−塩化物泉、源泉の温度は41度、蒸発残留物が12680mg/Lもある。源泉をそのまま流し込んで丁度良いぬる湯だ。お湯をなめると塩辛くて苦い味がする。
浴舎の西側に大きな混浴の露天風呂がある。四角い湯船が2つに仕切られている。周囲は、簡単な生垣がある。お湯は濃い赤茶色だ。手のひらを5cm沈めるともう見えない。タオルはもちろん赤茶色に染まってしまう。
69投稿者:加賀井温泉一陽館 投稿日:2006年04月06日(木) 10時34分54秒
露天風呂に入るには、内湯の入り口からいったんサンダル履きで外へ出なければならない。女性はタオルを巻いて入っている。露天風呂はかなり温めなので、ゆっくり浸かっている人が多い。2,3時間入り放しの人もいるそうだ。
ご主人の話では、お湯がどんどんあふれるときは色が薄くて、お湯がたまってくるとにごりが強くなるそうだ。そういえば流れの多い内湯は、それほど赤くなく露天に比べれば濁りが少ない。露天はお湯の動きが少ないようだ。
お湯から上がると体が石灰分がついたようだ。乾いてくると肌がさらさらする。お湯から出て涼んみながら、ご主人の話を聞かせてもらった。せっかく来てもお湯に入らない観光客もいるのがざんねんだと言っていた。
維持管理にたいへん手間のかかる温泉は一時閉鎖されたけれど、地元住民の希望で再開されたそうだ。いまは旅館部が休業中だが、いつまでも続けてもらいたい良い温泉だと思う。
http://www.asahi-net.or.jp/~ue3t-cb/spa/kagai/kagai.htm
70投稿者:加賀井温泉一陽館 投稿日:2006年04月06日(木) 10時39分56秒
名物御主人が湯守りする濃ゆい湯の湯治場
「初めてですか?」『はい』
「どこから来たの?」『北陸の金沢からです』
「あんたネットででも調べて来たんじゃないの?ここは宣伝など一切してない地元の湯治場なんだから」
『(クチコミを思い出し(図星‥。))』「とにかくついてきなさい」
内湯と露天の間の源泉槽に連れられて「ここに顔を突っ込んでごらん」『(炭酸のすごさに)うわぁぁぁ〜!!!』
露天の2つの浴槽の違いなどを説明された後「1時間以上入らないとここの良さがわからないよ、ごゆっくりどうぞ」
他の方も語られてる通り名物御主人とこんな会話をしてから内湯脇で脱衣、いかにも湯治場の雰囲気です。
いったん玄関から外へ出て露天へ、内湯同様見た目にも濃厚な黄土色の湯があふれております。
景色こそ望めませんが年季が入った湯色と同じ成分の固まりを見ながらの湯、
湯口から湯舟に落ちた湯を見てると、サイダーのように炭酸成分が若干シュワーと飛び散るのが確認できます。
タオルが変色してしまいますので、鉄泉専用のタオルを用意されるといいでしょう。
(常連の方は湯の色と同じ色の専用タオルを持参してました。)
飲泉もしましたがとてもエグイ味、飲めたものではないどころか湯上り後も口に残ってました。
露天は混浴ですが常連の女性の方は専用のバスタオルを巻いてそのまま入浴してました。
ぬる湯なので御主人に言われたとおり1時間ほど長湯、常連さんもだいたい1時間くらい入っておりました。
http://kuchikomi.nifty.com/onsen/cs/catalog/th_255/catalog_20010135_1.htm
71投稿者:加賀井温泉一陽館 投稿日:2006年04月06日(木) 10時59分40秒
風呂名主
地元の人に愛されている温泉というものは、やはりとてもいい温泉なわけであるが、しかし一見さんにしてみればちょっとばかし気を遣う場合もあるわけで…。訪問して早々、その洗礼は始まった。
田舎の住宅街をうろうろして、やっと見つけた一陽館。舗装のない、土がむき出しの駐車場に車を止め歩いて行くと、道の左右に古くさい建物がある。農家の庭先に迷いこんだかと錯覚してしまうような所で、どこが受付なのかわからない。適当に、薄暗い売店のような建物の縁側のようなところで数人とだべっていたおじさんに、入浴料300円也を支払った。格好もごく普通の普段着で、ちょいと入浴に来たおっちゃんとなんら変わりない。正直な話、このおじさんが本当に一陽館の人だという確証はなかったが、まあいいや。
普通の旅館ならここで風呂への行き方を教えてもらって、どうぞごゆっくりとなるはずなのだが、「はじめて?」と聞かれ、そうだと答えると何故だかいきなり正面の建物の脇に連れていかれた。どうやらそこが源泉の湧き出し口らしい。鍾乳石のようにこってりと茶色い堆積物で固まった四角い井戸状のものの中を見せ、お湯の説明を始める。中には三矢サイダーを製造中かと思わせるような、白く泡立つ液体が満たされていた。これが源泉なのだ。始めて来た人間には全員こうやって説明するのだろうか。お湯に対する自信なのか、ただ者ではない。しかし、おじさんごめん、説明全部忘れた。
脱衣所は内湯の建物に男女別にある。そこで服を脱ぎ、しかし内湯を通って露天風呂に行くわけでなく、裸のまままた外に出て露天風呂に向かう。運が悪ければ、今入浴に来た人や入浴後に涼んでいる服を着た人と素っ裸で御対面である。料金を払った売店のような建物からも見えている。なんともばつが悪い。
露天風呂に行くと、先客がふたり。湯船には縁まで溢れる程オレンジ色のお湯が満たされている。オレンジ色っていうか、泥水? ていうか、水溜まり? 頭がくらくらした。
72投稿者:加賀井温泉一陽館 投稿日:2006年04月06日(木) 11時01分33秒
真っ茶色に染まった多分昔はケロリン桶であったであろう桶で身体を流し、「おじゃましま〜す」と恐る恐る湯に浸かった。ぬるい。ぬる湯好きの自分でも、かなりぬるく感じた。お湯の中は全く視界が利かない。湯船の縁にはかりかりに温泉の成分が固まっている。湯量豊富で掛け流しだけあって、成分の濃さは感じられた。
そうこうしているうちに、ひとり、またひとりとおじいさん達が入りに来る。このとき気づいたのだが、皆が皆入浴中のあるひとりのおじいさんに必ず挨拶するのだ。どうも常連さんばかりのようだ。
やがてひとりのおじさんが、私たちに話しかけてきた。
「どこから来たの?」
「東京からです。」
まあ、お決まりの会話である。しかし、そこからが長かった。ぬるい湯のため、誰もが相当な長湯である。おじさんは、この湯を絶賛していた。「色々行ったけど、こんな温泉他にないよ。」いや、話が長い長い。温泉で話し好きのおじさんはよくいるが、これほどの人は初めてだ。こちらの口を挟む隙もない。
そのうちこのおじさん、妙なことを言い出した。
「こういう所にはなぁ、元締めみたいなのがいるんだよ。言ってみれば、牢名主みたいなもんさね。その人に気に入られればいいけど、そうじゃなかったらもう来れなくなっちまう。挨拶だけはちゃんとした方がいいぞ。」
脅されてしまった。
どうやら、皆の挨拶していたあのおじいさんがそうらしい。
http://www.pre-proj.net/monologue/monologue-10.html
73投稿者:加賀井温泉一陽館 投稿日:2006年04月06日(木) 11時10分16秒
長野市松代町の東、尼厳(あまかざり)山の麓に湧く日帰り温泉。松代の温泉といえば、すぐ近くの「松代温泉・松代荘」が有名なのだが、我々より上の年代の人たちは、松代の温泉といえばこの加賀井温泉を指す。
加賀井温泉の歴史は江戸時代に始まる。もともとこの地を流れていた藤沢川の河原には、「茶色じみた泥をこねたようなむるま湯がたくさんふき出していた」(松代の民話「加賀井の湯」)という。そこでこの「出湯」を利用するべく、「村民総意で松代藩に<湯宿>建設を願い出たところ、早速許可され、まもなく加賀井の村人による温泉営業がなされるようになった」(同)。その後の経緯は不明だが、昭和の初期には営業が行われていたというから、相応の需要があったのだろう。ただ、湯治客が宿泊していた旅館は、残念ながら今は営業をしておらず、立派な建物だけが敷地内に残り、往時の賑わいぶりを偲ぶことができる。
この温泉の特徴は、旅行ガイドや温泉特集のある雑誌、ネット上に公開されている入浴者の体験記などでも紹介されているように、温泉の成分に含まれる炭酸カルシウムが析出し、そこに付着した鉄分が徐々に酸化することで赤(黄)褐色の湯が生成されること。もともとの湯が赤(黄)いのではなく、あくまで湯に含まれる鉄分が酸化して赤くなるという、温泉通の方々にはよく知ることがここでは重要な意味を持つ。
というのも、実はこの温泉のもうひとつの特徴に、管理人の懇切丁寧な温泉解説があるのだ。その語りぶりを楽しみにしている人、些か驚れる人等々、受け止め方は様々であるが、無愛想な人間の多い長野市民からして、これほど親切に教えてくれる人は反対に珍しい部類に入る。
74投稿者:加賀井温泉一陽館 投稿日:2006年04月06日(木) 11時12分29秒
その管理人に「ここの湯は本当に赤いですね」と尋ねてみよう。出てきた管理人は、それを遮るように「そうではない」と一蹴するはずだ。そして、ここの湯はあくまで無色透明であることを強調する。その証拠に…と見せてくれるのが、湯屋の横にあるこの温泉の源泉が湧き出る槽。管理人の導きでこの槽を覗いてみるが、炭酸ガスとともに勢いよく湧き出る湯の色は、確かに透明。湯を舐めても、味は塩っぱいが鉄分を含む独特な味は感じないし、パイプを通じて湯船に注ぎ込まれる湯にも変化はない。
話は続く。松代群発地震の際にはここの水量などを測り地震の研究したこと、湧出する湯の成分は入浴剤の八十倍もあることなどなど。ただ、話のなかで、この温泉の話題に欠かせない「鉄分の付着で赤くなる湯」ということについてはあまり説明はなかった。せいぜいあっても、もともとは無色透明だが時間の経過とともにこうした色に変色する…くらいだ。
管理人の話は続く。「あんたのように若い人には物足りないかもしれんが、年寄りのなかには長湯く浸かっている(カラダを癒している)人が大勢いる」と。たまたま居合わせた入浴客の会話を何気に聞いていると、長く浸かっているとカラダが温まる…とか、体調(胃腸)を崩したのでここに浸かって整えているだとかがほとんどだった。
管理人の話が終ってから、湯屋に戻って男性浴場に掲げられている温泉成分表を見てみた。そこには、ナトリウム・カルシウム−塩化物温泉 (中性高張性温泉) との記述(平成十一年五月調査)。ナトリウムもカルシウムも、基準となる一リットル中の含有量が 1,000mg を超え、かなり濃度の高いものであることがわかる。だが、不思議と鉄分を意味する「含鉄」という記載はなかった。
75投稿者:加賀井温泉一陽館 投稿日:2006年04月06日(木) 11時15分42秒
さて、湯についての講釈はともかく、早速、話題の温泉に浸かってみる。内湯は、写真にもあるように、鄙びた温泉街の片隅にあるような公衆浴場といった趣き。洗い場はなく、ひたすら湯に浸かることに精進する。露天風呂は混浴でこの湯屋の隣にある。入口を出たらスタスタと裸のまま歩いて行く。男性は見慣れているので気にもならないが、女性はどうなのだろう。今回、浴場で一緒になった年配の女性数人は、黄色のエプロンに水玉のある湯衣を着て入浴されていたが…。
露天風呂は二槽構成。湯はかけ流し。左と右との違いは引き込む湯の量が異なることで、右側は左の倍とのこと。そのせいか、左は温(ぬる)めで、右はやや温かめ。赤(黄)褐色度は、滞留時間が多いためか左のほうが幾らか高くなっている。どちらでもゆっくり浸かれるが、年配の方々は左側の浴槽でくつろいでいるようだった。
加賀井温泉の名は、温泉通の間ではかなり有名な存在にある。ただ、地元・松代以外の長野市民に「加賀井温泉」と尋ねて、正確な場所やどんな温泉か答えられる人はかなり限られているのが実情だ。「赤(黄)い湯の…」と付け加えても、間違って「松代荘」を紹介するケースがほとんどだろう。市民にも知られていない温泉。市街地にある秘湯とは、まさにこうした温泉を指すのだろう。機会があれば、ぜひ訪ねてほしい温泉だ。
源泉名は 加賀井温泉一陽館三号泉、湧出地は 長野市松代町東条 55ノ1 、泉温は湧出地で 41. 0度、pH 6. 7。
http://www.asahi-net.or.jp/~MI5H-SKRI/nagano/onsen/n_spa/020825_nagano_yumeguri.html
76投稿者:海潟温泉江之島共同湯 投稿日:2006年04月06日(木) 12時56分52秒
掛け流しの共同湯が硫黄臭とつるつるで絶品
夜のうちに捜し回ったが見付からず、朝発見した。洗い場全体に流れる掛け流しの湯と泉質の良さで素晴らしい。過去に入った国民宿舎風の施設は廃業していた。つるつるは健在で更に良かったのは硫黄臭である。透明、たまご味、少硫黄臭。CO3と思われる「つるつるやや強し」で写真を撮っていると転倒しそうになったほどだ。鄙びた浴場と良い泉質で記憶に残る1湯であった。
http://allabout.co.jp/travel/hotspring/closeup/CU20020618A/index.htm
仙寿の里ラムネ温泉、中津川温泉などに浸かり、日当山温泉によって一気に海潟温泉へ。江之島共同湯は潟海ドライからはいり堤防沿いの小さな橋を渡ってすぐにPがありそこに車を止めました。雰囲気が素敵でわくわくします。湯は弱くですが湯口付近は硫黄臭を感じ、しっかりとしたたまご味もしましたので独占状態の湯船で感動していました。ナトリウム塩化物泉の分析表とアルカリ性単純温泉とかかれた簡易分析表の2源泉ありましたが相互リンクさせて頂いているらくださんのHPでは混合泉らしいことを後から知りました。垂水フェリー乗り場から鴨池まで渡り桜島を眺めながら鹿児島まで来たのだなあ、と実感しました。
http://sea.ap.teacup.com/applet/penpen/msgcate3/archive
77投稿者:海潟温泉江之島共同湯 投稿日:2006年04月06日(木) 12時59分08秒
【泉質】1号泉 ナトリウム−塩化物泉、2号泉 アルカリ性単純温泉
【泉温】1号泉44.9度(気温25度) 2号泉47.6度 【湧出量】掲示なし ポンプ揚湯
営業時間と定休日 7時から18時半 第2、第4月曜休み 料金 200円
一部の温泉ファンにたいへん評判のいい温泉。ご多分に漏れず、私もファンになってしまった。海潟のバス停からは道案内の表示に従って海際に進み、江之島荘に突き当たりそうになったところで右側の細い路地奥に「江之島温泉」の看板を見つけてホッとする。
先客は1人。番台のおばちゃんは「うちはインターネットに出ているから、わざわざ探してくる人が多いんだ。この前は横浜の人が来たよ」と言う。広めの浴室中央に長方形の湯船。2つに区切られていて、湯口のある奥の部分が熱めになっている。浴槽の縁全面からあふれた湯がコンクリートの床を音もなくひたひたと流れているのが嬉しい。無色透明のお湯はふくよかな卵臭と卵味がした。
78投稿者:海潟温泉江之島共同湯 投稿日:2006年04月06日(木) 13時00分05秒
この日は土砂降り。10センチほど開いた窓の外で、バナナの大きな葉っぱが雨に打たれている。南国の共同浴場ムードは十分だ。肌寒い1日だったので、湯加減はちょうどいい。42度ぐらいかな。先客のおばちゃんが出たあとは、時間が止まったかのように静かになった。脱衣所のロッカーといい、なんともいえない鄙び味がある。
所でシャワー、備品をみて気が付いたのだが、分析書はナトリウム−塩化物泉の1号泉とアルカリ性単純温泉の2号泉の2枚貼ってあった。出てきたら番台のおばちゃんもいなくなっていて、尋ねることができなかった。あとで温泉好きの方に教えていただいたところによると、男性用の脱衣所には混合泉だと掲示されているそう。女性の脱衣所にもあったかな。気付かなかった。カランは5ヵ所でシャワー、備品なし。(2004年3月)
http://www.rakuda-j.net/onsen/kyushu/kaigata.htm
79投稿者:海潟温泉江之島共同湯 投稿日:2006年04月06日(木) 13時03分26秒
海潟温泉に含めてよいと思いますが、ちょっと分かりにくい場所にあります。
江洋館の建物裏手になるのでしょうか。
江洋館の前を通り過ぎると海潟温泉橋があり、橋の手前(江洋館側)を右折すると突き当たりは江之島荘という旅館で、その手前の細い路地を入って行くと江ノ島温泉が現れます。
車でこの路地は通れません。駐車場所は考えないといけないですね。
この路地の奥に宝物がみかんが浮かべられていました
鹿児島で一番好きな共同浴場です。「真珠の湯」と勝手にネーミング。
伯母さんがやってたのを引き継いだと言われる管理人さんは、きっときれい好きな方でしょう。
鄙びた建物、浴室、湯船、でも、それらの全てがほんとに清潔です。
そこに注がれている熱い源泉はぷ〜んと硫黄臭がし、つるつる多くとても良い湯です。
塩分少々まるで調和のとれただし汁のような感じです。
あぁ、いつまでも浸かっていたい、すぐにでも行きたい温泉です。 (2002/4/2,2003/12/12再訪)
http://www14.plala.or.jp/yaa/onsen/enosima.html
80投稿者:海潟温泉江之島共同湯 投稿日:2006年04月06日(木) 13時05分09秒
海潟温泉にある温泉銭湯です。ここへ行くアプローチが秘密の隠れ家に行くような感じの独特なムードがありとてもいいです。細い路地を通っていくと目指す施設があり、いきなり女湯の暖簾が目に飛び込んできます。こじんまりとした施設で、お風呂は内湯×2があります。
「あつ湯」と「ぬる湯」に分かれており、「ぬる湯」が少し広めで7〜8人が入れる広さです。浴槽には無色透明のお湯が勢いよく注がれ見事に掛け流されていきます。
「あつ湯」に入ってみます。うーんん、堪りません、この感じ!!気持ち熱めながら、ほのかに香る硫黄臭とシルキーなお湯の肌触り、そしてぴりりとくるお湯の感触。これらが微妙なバランスを取り合い素晴らしいハーモニーを奏でているのです。しかもみずみずしいまでに新鮮なお湯をたっぷり味わうことが事ができます。お湯の中で体中が深呼吸しているような感じです。ただひたすらお湯に身をゆだねるのみです。とにかく至福の一浴!に違いありません。家族を鹿児島港に置き去りにして単身ここまの風呂に入りに来た甲斐がありました。大変満足しました。(2003/04/01/PM2:00)
http://3.pro.tok2.com/~kumaken/onsen/kagoshima/kaigata_enosima.html
81投稿者:万座温泉豊国館 投稿日:2006年04月06日(木) 15時33分05秒
万座の中で一番成分が濃いと言われている鄙びた雰囲気の豊国館は、スキー場も目の前で春夏秋冬全て満喫でき、スキーシーズン以外は自炊の宿として大変安く泊まる事もできます。
豊国館は効能豊かな「苦湯」の湯元を有し、たっぷり堪能できます。万座へ行ったら豊国館ははずせません。
日進館も苦湯ですが別の源泉で、万座地熱を使用しているようです。
万座温泉には数十箇所の源泉があり、昔から療養温泉として知られていますが、成分中に硫化水素が含まれていますので泉源から7箇所のタンクへ一度ためて硫化水素も抜いてから泉温を下げているとの事です。
http://www.hikyou.jp/gunma/manza/houkokukan.htm
万座温泉といったら苦湯が有名。世界一の良質を誇る温泉と「苦湯の会」という会もあるほどだ。
一番良質な苦湯は豊国館、なのでその次に良質なのが万座温泉ホテルだろう。
日進館というのは、万座温泉ホテルの旧館にある湯小屋を指している。万座温泉ホテルのお風呂といえば、館内の長寿の湯、日進館、露天風呂の極楽湯の三種類をさしていて、長寿の湯や日進館の中にもそれぞれ種類の違うお風呂がいくつかある。
日進館の苦湯というのが最も濃厚でよく効くと有名だったが、二年ほど前の水害でつぶれてしまったと聞いている。
「苦湯というのが一番良いと聞いたのですが」
--前はこの日進館にあったのよ。熱くて濃くて引き湯の距離も近くて良かったんだけど、三年くらい前かしら、鉄砲水でつぶれちゃってね。
--本館の長寿の湯に名前だけ残してるけど、あれは全然違うわ、良くないもの。
--丸二年は過ぎたわね
--本館の苦湯は前と同じ苦湯らしいけど、でも今は薄めちゃって駄目よ。前はもっと熱かったし差し湯もできなかったからとても長くは入れなかったけど。
--薄めても、元々が濃いから仕方ないんじゃないの?
--今は…本館なら姥湯、あとは極楽湯が濃いわねぇ。
http://spa.s5.xrea.com/haruna8/15f.htm
http://3.pro.tok2.com/~kumaken/onsen/gunma/manzahotel.html
82投稿者:万座温泉豊国館 投稿日:2006年04月06日(木) 15時42分04秒
豊国館 苦湯を堪能できる露天風呂
万座温泉の楽しみのひとつは源泉の違い。
豊国館が引いているのは「苦湯」という源泉で豊国館の売り物のひとつだ。成分が濃いということで温泉ファンにも人気のお湯である。
鄙びた感じの木造の浴室・湯船にはこの白いお湯がよく似合う。硫黄の臭いも旅情を駆り立ててくれる。
お湯は熱く水を加えないと入れないが、それでも十分お湯の良さを堪能できる。掛け流し。
乳白色のお湯をたたえた露天風呂。
これも豊国館の顔といえるもの。大きな木の湯船は30人ぐらいは入れる大きさ。底は深く1mくらいはある。
湯船のまわりは階段状になっていて、これを使えば半身浴や足湯などもできる。湯船自体が広いので人さえいなければ歩行浴にももってこいだ。
お湯は飲泉することもできる。味はレモン水のようにスッパイ。温度は適温で掛け流し
露天風呂からは周囲の紅葉の山々や万座温泉の名物「空吹き」も眺めることができる。ともかく時を忘れてのんびりと浸かるにはもってこいのお風呂だ。
このお風呂は実は混浴。他に女性専用の露天風呂もある。
http://www.joy.hi-ho.ne.jp/ma0011/T-Gunma77.htm
83投稿者:万座温泉豊国館 投稿日:2006年04月06日(木) 15時44分01秒
万座温泉のバスターミナルに近い湯治宿。私が行った時は独占状態だった。内湯の雰囲気は抜群。ただし湯は熱い。加水用のホースからは水が出たままになっていた。外にはこじんまりとした露天風呂がある。ここも露天風呂の方が日差しの反射のせいか白さが際立つように感じる。ちょっと離れたところからみると、牛乳が入っているかのよう。ここはバスターミナルに近いから坂を上らなくてもたどりつけるんだけど、その分だけ露天風呂からの眺めは地味というか、高台から見下ろす爽快感はない。
コンヨクの露天は女性用露天の数倍の広さ。一応、コンヨク露天用の脱衣所もある。ただし、脱衣所は中で男性用の脱衣所とつながっている。配置的にいうと、奥から女湯、男湯、コンヨク露天の順なので、女性がコンヨク露天に入るにはいったん廊下に出ないといけない。中から男性数人の話し声がしたので遠慮していたところ、ちょうどその人たちが出て行って「もう誰も入っていないよ」というので、素早く入った。
こっちは広くて深くてなんだかプールみたいな感じもする。いったん入ってしまうと女性用の露天はどうしても見劣りしちゃう。男性がたくさん入っているとちょっと難易度が高いかもしれないけど、お湯は白濁しているので入ってしまえば気にならない。女性も挑戦する価値のあるコンヨク露天風呂だと思う。
http://www.rakuda-j.net/onsen/kanto/manza03.htm
84投稿者:万座温泉豊国館 投稿日:2006年04月06日(木) 15時48分55秒
万座温泉の中ではこじんまりした感のある旅館ですが、内部は意外に広く見えました。
帳場の前を通り階段を下りると、男女別の浴場があります。年季の入った木造浴場は、窓が広く開いているので、内湯でも露天風呂感覚です。シャワーはありません。10人は入れそうな湯舟には、真っ白な湯が溢れています。板貼りの集水溝にこびりついた黄色い湯の花が、心くすぐります。
この日は水道が壊れていたとかで、熱湯の源泉に対して、注がれる水の量が極端に少なかったのです。7,8人のお客さんは皆、洗い場で掛け湯をしており、とても入れる状況ではありませんでした。手を入れてみると、今まで経験した以上の温度ではないような気がしたので、意を決して入ってみました。うーん、確かに熱い。47℃はあるでしょう。肌にチクチクギリギリと熱湯が突き刺さります。しかし、成分的な刺激はあまり感じない気がしました(熱すぎて、よく分からなかっただけかもしれません)。他の人の羨望の眼差しに、少し優越感を感じながらも、徐々に熱さに慣れていきました。まことに温泉らしい硫黄臭と、酸味のある湯は、しばらく温泉活動のなかった私の温泉心を、しっかりと開かせてくれました。
女湯には、専用の露天風呂があります。こちらは、内湯以上の量の源泉が注ぎ込まれ、掛け湯すらできない湯温でした。
豊国館の名物は、広くて深い露天風呂です。こちらは混浴です。男湯から続いており、女性専用の脱衣所があります。私は内湯でぐったりしてしまったので、入りませんでした。次回のお楽しみにします。
半自炊もできるようなので、一泊して、満天の星を眺めながら浸かってみたい温泉です。
(2004年7月11日)
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Forest/5671/manza_hokoku.html
85投稿者:万座温泉豊国館 投稿日:2006年04月06日(木) 16時02分57秒
リゾートホテルが建つ万座温泉の中で、鄙びた湯治宿といった雰囲気を残す旅館です。「信州秘湯会」の宿でもあります。万座に来る度に吸い込まれてしまうので、もう何回訪問したのかもわからない状態です。
受付で料金を支払い、古びた廊下をギシギシと進むと男女別の浴室があります。脱衣所(下に源泉を通しているので床がポカポカ)を抜けると、まずは内湯です。木造の浴槽には真っ白な湯が滔々と流し込まれています。酸っぱく苦い湯で、キリリとした熱さが心地よい。薄暗い鄙びた浴室で白い湯に浸かっていると、まるで東北の温泉場にでもいるような錯角さえおぼえます。そして続く外には眺めのいい露天風呂。女性用は混浴露天風呂の四分の一程度の大きさで、深さも浅く、比較的新鮮な湯が楽しめます。高所特有の冷え冷えとした風に吹かれながら熱い湯に浸かるのは、なんとも心地良いものです。浴室は、どこも硫化水素臭プンプン(それでも配湯の途中で随分飛ばしているとかで、湯元は相当凄いらしく、パイプの修理中にクラッとする事もあるらしい)。シャワーなし。真湯の出るカランがひとつのみ。シャンプー、ボディソープ、ドライヤー有り。
お次は混浴露天風呂です。男女別の他に混浴専用の脱衣所があり、女性はそこから混浴露天風呂へ行く事ができます。豊国館では他のお客さんと一緒になる事が少なく、湯は真っ白、混浴露天風呂はプールのように広いので女性でも気兼ねなく楽しむ事ができると思います。
最近気になる事としては、どの浴槽もメチャメチャ加水されている事が時々あるという事。加水の後、水のホースをそのまま湯の中に放置して行くのが原因と思いますが、そうなると本来の源泉のよさ、浴感がまったく楽しめません。酷い時は人肌程度の時もあるのです(あの湯が人肌ですよ!浸かった時のショックといったら、甘柿だと思って食べた柿が渋柿だった位のショックがあります)。先客がどのような行動に出るか、こればかりは運と思うので、1回2回の訪問でなく温泉は何度も足を運んだ方が楽しいな、と思います。
http://www.geocities.jp/oyu_web/t270.html
86投稿者:妙見温泉石原荘 投稿日:2006年04月06日(木) 17時03分44秒
湯の使い方最良。全く大気に触れずに源泉から湯口に持ってきている。
まさに源泉直掛け流し。毎分300リットルに絞っているが熱交換で温度を下げている。高温ながら炭酸清涼感あり、石原荘は妙見温泉で雅叙園と並ぶ高級宿である。
渓谷に沿った庭園に配置された宿と露天風呂の風情が良い。内湯を挟んで上下に2ヶ所露天風呂があるが、渓流は水量の多い川で間近に見える水の流れと岩刳り抜きの露天風呂の取り合わせが良くたいへん美しい景観である。小さな川のように流入する源泉掛け流しである。
またアプローチも風情があり1級の温泉宿として各雑誌類で紹介されているのが肯ける。内湯は多量の掛け流しで壁面全体が大きなレリーフで落ち着いた雰囲気が良い。さて湯は高温の重炭酸土類泉で透明、炭酸味、少金気臭である。源泉を配管のままで熱交換し適温にしてそれぞれの湯口まで持ってきている。そのため高温ながら炭酸の味覚とやや熱く感じる体感が残っており素晴らしい使い方であると思った。
http://allabout.co.jp/travel/hotspring/closeup/CU20030214A/index.htm
87投稿者:妙見温泉石原荘 投稿日:2006年04月06日(木) 17時09分03秒
泉質 炭酸水素塩泉 外来入浴料 1200円
効能 鎮静効果・美肌効果など
外来時間 午前10時午後3時
憧れの宿として名高い妙見温泉の高級旅館
外来入浴料1200円と高いけど本屋さんでみた九州の温泉100のベスト1位に輝いた「妙見石原荘」に行ってみたくて平成16年1月22日に拠点とした安楽温泉から5分もかからない距離にあるので行ってみました
さすが、一泊二食2万円以上する高級旅館!敷地も広くて玄関も素敵〜
フロントで外来入浴料を払うと入浴券を渡され、また車移動で湯小屋のある駐車場へお風呂番の気さくなおじさんがいる立派な湯小屋の写真3枚です
広い湯上りロビーにレモンが入った天然水のサービス(後でみかんもサービスで頂きました)
この湯小屋の中にこれまた立派な男女別内湯(黄金湯・天降殿)があります
真っ白なバスタオル、温泉タオルがたくさん積み上げてあってさすが1200円!
露天風呂は湯小屋からお宿正面玄関の近くまでず〜っと歩いて行きます
敷地2万坪を誇る石原荘なので、広い、広い!
途中、休憩スペースや源泉飲泉所などもありました
降川(あもりがわ)沿いにあるこの露天風呂は午後3時までは女性専用タイム
3時以降は宿泊者専用の貸切露天風呂となります
苦味のあるラムネ系炭酸水素塩泉で、若干白濁したにごり湯
56℃の源泉が流れ落ちている部分は赤茶けた錆色でいいわ〜いいわ〜〜(^o^)
川に降りれる階段が5段ほどあって、夏は川遊びもできそうですね
貸切露天風呂になるだけあって、湯壷はちょっと小さめ
88投稿者:妙見温泉石原荘 投稿日:2006年04月06日(木) 17時10分36秒
女性専用露天風呂から、また湯小屋の前を通って、さらに外来者用の駐車場を抜けて…ε=( ̄。 ̄;)フゥ〜
混浴の「むくの木露天風呂」にやっとこさ到着です
こちらは午後3時までは男性専用タイムで、3時以降は混浴となります
従って午後3時ちょっと前に外来で訪れれば、混浴露天風呂として利用できます
ただし、本来は宿泊者用なので、あまり長湯はしないほうがいいと思います
(内湯外来は午後7時まで受け付けています)
脱衣場は男女一緒の屋根付きオープン棚ですが、ここにも真っ白なバスタオルがっ!さすがぁ〜
脱衣場から階段とトントンと降りて行くと渓流が目の前に流れる岩作りの露天風呂が!
思ったより大きくはありませんでしたが、女性用露天風呂(貸切露天風呂)よりはずっと大きい!
こちらのむくの木露天風呂からは川には容易には降りれません
屋根もありません…宿泊棟からとっても遠いので雨の日は行くのも辛いかも…
同じく妙見温泉の混浴露天風呂がある高級旅館、「忘れの里雅叙苑」と「ホテル華耀亭」は外来入浴不可なので、この「妙見石原荘」で贅沢な一時をお楽しみください
http://youkoso.nce.buttobi.net/index.htm
89投稿者:妙見温泉石原荘 投稿日:2006年04月06日(木) 17時31分48秒
「うちのオーナーは本当にお湯にこだわっています。天降殿という湯殿を作るときも、源泉から近い場所を選んで浴槽を設けました。昨今、温泉問題が噴出していますが、うちではその前から、熱交換器を使って湯温を調整、水を1滴も加えないよう工夫をしています。また情報をきちんと開示し、安心してお湯に浸かっていただけるようにと考えています」とスタッフの中崎善道さん。
石原荘の温泉情報開示は、確かに他の宿のお手本になりそうな詳細なもの。源泉と浴槽との距離(14〜35メートル)、浴槽がいっぱいになる時間(20〜60分)、湧出形態(約180メートルの掘削自噴)など、浴槽ごとに湯の品質を一目で確認できるようになっています。
お風呂は男女別の内湯に、混浴の露天(10時〜15時は男性用)、貸し切りの露天(10時〜15時は女性用)と3カ所。いずれも湯の貯め置きをせず、源泉から直接フレッシュなお湯が注がれています。妙見の湯は二酸化炭素が含まれています。二酸化炭素は毛細血管を拡張させ、心臓の働きを良くする効能がありますが、気体のため失われやすい特徴があります。そのため貯め置きをしないなどの工夫がされているのです。
入浴すると、かすかにしゅわっとした肌当たり。赤と緑が混じり合ったようなにごり湯で、白い湯花が無数に舞っています。しばらくすると胸のあたりに泡がつき始めます。つるつるとしたいいお湯ですが、成分豊富なためか、湯が重く、あまり長時間は入っていられません。入浴後は肌がほわっと柔らかくなり、自分の肌ながら「触るとマシュマロみたいで気持ちいいな」と思えるほどでした。
露天風呂の造りのすばらしさも特筆もの。大きな岩を組み合わせて造った浴槽は、天降川と一体になったよう。大量の湯が注がれる音と、渓流の音とが混ざり合い、川の中に入っているような気分です。昼間は川向こうの旅館や道路から丸見えではありますが、夜になるとそれらも気にならなくなります。自然のただ中、真っ裸でお湯に浸かる気持ちの良さが、五感を包み込んでくれました
90投稿者:妙見温泉石原荘 投稿日:2006年04月06日(木) 17時39分29秒
妙見温泉の二つの宿
妙見温泉には、天降川を隔てた両岸に向かい合う形で、この温泉街を代表する、全国区でも有名になった二つの宿があります。
一つが今回宿泊する「忘れの里 雅叙苑」、もう一つは、かつて Tomotubby が連れられて泊り好印象を持ち続けている「ぬくもりの宿 妙見 石原荘」です。二つの宿は、顧客ターゲット、建物・設備、サービス等々が全く異なっていて、好対照といってよいでしょう。「石原荘」に泊ったとき、天降川べりにある貸切の露天風呂に入ったのですが、すごく開放的で気持ちの良い体験ができました。そのときに川の向こう側に藁葺き屋根が見え、そこが「雅叙苑」という、少数の離れの部屋だけの高級旅館であることを教えてもらいました。離れの部屋は、常に予約でいっぱいで、泊りたくても泊れないとも聞かされました。
今回、鹿児島に行くことにしたのは、「雅叙苑」の部屋が、それも一番リーズナブルな部屋が一室空いていたためです。既に旅行の二週間前だったので、まさか「雅叙苑」の予約は取れないだろうと思い込み、最初に「石原荘」に泊れないか(ホームページで見たところ満室そうなので)電話をかけて確認しました。やはり部屋は空いておらず、駄目元で「雅叙苑」にも問い合わせたところ、幸運なことに奇跡的に一室が空いていたというわけです.
温泉の泉質は両者ともさして変わらないと思いますが、石原荘は源泉から湧き出したままの状態を保つのに工夫しているそうです。
雅叙苑はお部屋に一枚岩を削った野性味あるお風呂のある部屋が多いです。また宿泊者数が少なく、立ち寄り客を受け入れてないため、お風呂を独り占めできて、のんびりできます。
露天風呂は、両方ともこのブログに写真を載せていますが、個人的には石原荘のほうが好きです。
内風呂は雅叙苑のアジアンテイストのお風呂が好きです。特に夜はいい雰囲気。
http://blog.goo.ne.jp/tomotubby/e/c5f832c659fcb5e31ccc9988254bfd53
91投稿者:妙見温泉石原荘 投稿日:2006年04月06日(木) 17時51分37秒
石原荘HP
http://www.m-ishiharaso.com/02/index.html
雅叙苑HP
http://gajoen.jp/bath.html
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/395.html#c1