7. 中川隆[-10411] koaQ7Jey 2019年5月17日 15:10:56 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1892]
EAR 861(販売終了、出力管の在庫無し)
標準販売価格:¥978,000(税込\1,026,900)
https://www.yoshinotrading.jp/product-details/ear-861/
EAR V12
標準販売価格:¥898,000(税込\942,900)
https://www.yoshinotrading.jp/product-details/v12/
ヤフオク! - アンプ - 「EAR」の検索結果
https://auctions.yahoo.co.jp/search/search;_ylt=A7dPDi01WVxa1w8AAiR8WDd8?p=EAR&aq=-1&oq=&fixed=0&ei=UTF-8&slider=0&tab_ex=commerce&auccat=23792&x=0&y=0
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独特の美音を放つ EAR のアンプは熱狂的なファンが多く、僕もその一人かもしれない。数年前になるが新宿のダイナミック・オーディオで数台のEARを聞く機会がありEAR861のその美音には驚いた。視聴スピーカーのヨーロッパ小型スピーカーとの相性もあったのだろうが、とにかく美しいの一言。
それ以来レビンソン LNP2 と合わせたらどうなるのだろう?と思っていたが過去に真空管パワーを使い失敗しているのですんなりと手が出なかった。数ヶ月前、会社近くのオーディオショップに EAR861 があったので、相場よりも安いので失敗してもともと、と購入してしまった。サブとして置いてある
ガラード → ML6 → LNP2 → NO.29 →ロジャース LS5/9
に早速、NO.29をEAR861に換え視聴。
ロジャース LS5/9
http://audio-heritage.jp/ROGERS/speaker/ls5-9.html
いやぁ〜マイッタ。今までこのような絶品のLS5/9を聞いたことがない。何とも繊細で甘く美しい音なのだろう。
一つ一つの音の密度感はこのパワー独特のものでありEARのパワーの中では一番「濃い」音で、とてもトランジスタのアンプでは表現出来ないかもしれない。
EAR のプリアンプの組み合わせで過去何度か聞いた美音とは別物の美音で LNP と EAR の良いところが両方いい感じで出ている。EAR は比較的聞く機会が多かったがスピーカーとの相性で時には独特の美音が消えてしまう組み合わせもあった。チョイ聞きでは判断できないアンプである
http://more.main.jp/zakkichou01.html
ティム・デ・パラヴィッチーニといえば、いわずと知れたヨーロッパ・アンプ界の重鎮で、鬼才という形容詞が冠される。その理由は、独創的な回路デザインにある。たとえば、これまで出力管としては使われなかったミニチュア管(ECC82、83)を30本も使ったEAR−V20など、ユニークこのうえないアンプを考案し、しかもその音が極めて音楽的であることなど、凡人の域をはるかに越えた活躍をしている。
そのフィールドは、自らの会社EARにとどまらない。英国各社のアンプづくりにそのアイディアを提供しているのである。
私のメイン機になっている、アルケミストAPD20ASSもそうしたアンプの1つである。そして、魅せられながら入手を果たせずにいるミュージカルフェディリティのA2もまた、彼の作品である。
名前からも偲ばれるように、彼のルーツはイタリアにある。何でも、中世、税金徴収のためローマ法王からイギリスに派遣されたのが彼の祖先であったという。
彼はまた、日本とも格別縁が深い。70年代の初め、かのラックスで設計者として数年を過ごしている。C1000、M6000、MB3045等が彼の関与したアンプだとのこと。彼はスチュワーデスをしていた日本女性を妻にして76年英国に帰り、EARを設立した。
彼のつくるアンプは決して力では押さない。あくまでも情感豊かに、音楽の楽しさを伝えようとするかのようである。
日本のある評論家が、彼の目指す音について質問したことがある。答えは「Hifidelity」すなわち高忠実度だった。評論家氏が案外当たり前の答えに拍子抜けしていると、「ただし」と彼は続けた。「誰もが Hifi を目指しているが、結局は開発者の音、Myfi になってしまうのさ」
音作りなどと言われるが、そんなことをしようとする技術者はいない。誰もが色付けのない高忠実度の再生装置を目指している。それでも、出てくる音はその人の音になってしまうのだと彼は笑ったそうである。
再生される音もまた然り。オーディオが趣味として成り立つ所以がここにある。
コメント
V20ですかぁ…凄いアンプですよ、熱も凄い。私はEAR859を使っていましたがいいアンプでした。この人のアンプは目で愛でることができるのも素晴らしい、ただ奇抜でなく操作系や機能も十分設計した人ですね。
イタリア系てのもうなずける、EARを設立してデザイン面が開花したんですね、音は、MFの頃から開花していたと思います。
日本にもたくさん優秀な設計者はいますが、欧米の方の設計するAUDIOはどこか違うオーラを感じます。余裕があると言うか優雅であると言うか、日本人も「わびさび」的な設計すればいいと思うのですが。
2009/7/24(金) 午前 10:43 [ Nally ]
>欧米の方の設計するAUDIOはどこか違うオーラを感じます。
私も同様です。音楽との距離の取り方が日本の技術者とは違うのではないでしょうか。
アキュ、ラックスがかろうじて残っているというのも、故あることだと思います。オーディオ製品は単に音が出れば良いというものではなかったということでしょう。
2009/7/24(金) 午後 1:34
http://blogs.yahoo.co.jp/tatupulin/42163876.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/947.html#c7