1. 2017年7月28日 20:04:54 : nJF6kGWndY : n7GottskVWw[4045]
ただし
単に100人死亡のエビデンスが見つからなかっただけで
危険であることには変わりは無い
http://horikawad.hatenadiary.com/entry/2017/07/19/090335
「ヒアリ死亡例は確認されなかった」という一部報道を検証する
国内で相次いで発見されているヒアリについて、海外での死亡例は確認できなかったとして、環境省はホームページから表現を削除した。
日テレNEWS24
しかし、このブログの前回の記事でも検証したように、アメリカではヒアリの死亡例が確認されているのは明らかだ。
horikawad.hatenadiary.com
1998年までに累計で少なくとも44例のヒアリによる死亡ケースが確認されている。そして、これはだいぶ少なく見積もった数だ。個々の死亡ケースは、たびたびニュースになっている。たとえば2016年には、母親が死去した翌日に、葬式のアレンジのために干し草の上で電話をしていた娘が、ヒアリに襲われて亡くなったことが報告されている。
www.independent.co.uk
環境省が本当に「海外でのヒアリによる死亡例は確認できなかった」と伝えたのだろうか。さすがにそうとは、考えられない。
おそらく、専門書『ヒアリの生物学』に書かれていた「ヒアリで年間100人死亡」の根拠となる文献が確認されなかった、ということなのだろう(これについては、前回の記事で検証した)。そして、中国と台湾ではヒアリによる死亡例が確認されていない、という情報をごっちゃにして、日本テレビがミスリードするような報道をしてしまったのだと思われる。
実際に、NHKなどでは「アメリカで年間100人がヒアリで死亡という表記を削除した」と伝えている。
www3.nhk.or.jp
環境省はアメリカで年間およそ100人がヒアリに刺されて死亡していると紹介したホームページの表記が不正確なおそれがあるとして削除しました。
NHK NEWS WEB
日本テレビの報道により、多くの人々が「ヒアリに刺されても絶対に死ぬことはない」と勘違いしてしまっているようだ。LINE社系の信憑性が低いまとめサイトなどがこぞって「ヒアリでは死なない」という誤情報を拡散しており、悪影響が広がっている。
それにしても、報道機関はきちんとした情報を伝えて欲しいものだ。
【関連記事】
horikawad.hatenadiary.com
horikawad.hatenadiary.com
http://www.asyura2.com/16/health18/msg/547.html#c1