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DbsSfawrpEw コメント履歴 No: 100127
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[戦争b16] 強姦は神聖な行為〜「イスラム国」がつくった性奴隷制度の恐るべき実態 監禁から脱出した少女たちが証言する 赤かぶ
19. 中川隆[-12974] koaQ7Jey 2018年6月12日 13:56:29 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15235]

【閲覧要注意】イスラム教の男性って女性をどんな風に扱うの? 
ロシアのスレッド
http://blog.livedoor.jp/sekaiminzoku/archives/24115706.html

2013年03月04日 パキスタン


もし貴方のガールフレンドが人生に対し不平不満を言っている様だったらこの画像を見せてください。彼女の価値観は変わり、貴方を更に愛してくれるでしょう。

パキスタンでは女性が家庭や夫による虐待等を受け、ショッキングな容姿や、不快な顔になってしまった女性が働く為の美容院がオープンしました。

オーナーがリハビリセンターを開いた時女性はその火傷に苦しんでいました。

ここパキスタンでは、「酸」や「可燃物」による女性に対する虐待が頻繁に行われています。

今ここにその卑劣な復讐の犠牲者となった女性の物語を紹介します。
因みに仮に女性がこのセンターで働けても苦しみが終わる訳ではありません。


26歳のSair Liaquatは彼女が16歳だった頃の画像と一緒に取材に同意してくれました。

彼女は15歳の頃親戚の男性と結婚しました。

しかしその男性は彼女が男性と一緒に暮らす事を強要する為に彼女の容姿を台無しにしたのです。
その怪我から彼女は9回の手術を受ける結果となりました。
彼女は現在リハビリセンターであるビューティーサロンで働いています。


18歳のShamim Akhterは彼女が住むパキスタンの街Jhangでカメラマンにポーズを取ってくれました。

彼女は3年前3人の男性に強姦され、その後酸を浴びさせられました。
彼女は治療の為10回の手術を耐え抜き現在も容姿を回復する為に努力してます。


30歳のこの化粧をしている女性 Sabir Sultanは妊娠中彼女の夫によってガソリンを浴びせられ、その後火を放たれました。

その原因は彼女の両親が払う結納金が少なかった為です。
彼女は現在まで20回の整形手術を受けました。


このイスラマバードに住む30歳の Irumu Saidは、12年まえある男性に求婚されましたがそれを拒否しました。

その復讐により彼女の顔、肩、背中に道の真ん中で酸を掛けられたのです。
彼女は25回に及ぶ整形手術を受け現在に至ります。


16歳のKhalil Atiyuは近所の男性の求婚を断った為に酸をかけられました。
既に彼女は3回の手術を受けています。


28歳のAkbar Uruzhは3年前彼女が寝ている時、怒り狂った夫により灯油をかけられ、火を放たれました。現在彼女はサロンで働き、娘を養っています。


現在16歳の Najaf Sultanaは5歳の頃実の父に寝ているときに放火されました(放火方法は記載なし)。

その理由は単純で「これ以上女の子が必要ない」でした。

火傷で失明した彼女は家族に捨てられ保護されました。彼女は15回に及ぶ手術を受け現在に至ります。


32歳のパキスタンの都市Jhelumに住むShahnazさんは、19年前親戚の男性に求婚されました。

しかし彼女の両親が拒否した所、その男性に酸を浴びせられその傷から8回の整形手術を受け現在に至ります。


このビューティーサロンの顧客であるSair Liaquatさんに寄れば、彼女達の仕事は丁寧で信用できますが、彼女達の視力の弱さに少し心配があるそうです。


ソース記事:http://www.dezinfo.net/foto/6135-kak-musulmane-vospityvayut-zhenshhin-9-foto-tekst.html




▲△▽▼

アラブの人々 〜恋愛編〜

シリア ヨルダン

地図イスラム教では、男は4人まで奥さんを持つ事を許されている。法律でそれを規定している国は、今ではもうないとは思うのだが、とにかくムスリムの男はそれを理由によく女を口説く。

俺が女の子と二人でいる時に、ムスリムの男と話す機会があったとする。道端で声を掛けてきたおっさんでも、たばこ屋のおっさんでも、とにかくまずは俺達2人の関係を聞いてくる。

「友達だ」と答えると、その瞬間から俺には目もくれずに女の子を口説きに入る。

「恋人だ」と答えると、俺がいないタイミングを見計らって口説き始める。

「夫婦」と答えた時は、さすがに大人しく引き下がる。そして、その口説きの内容とは、真剣に、真剣に結婚しようと言っているのだ!

もちろん全てがそうではない。俺をシリアの彼氏にしてくれというパターンもあるが、おっさんやおじいさんの多くは結婚を迫る。


「俺には1人女房がいるんだが、2番目の奥さんになってくれないか?」

「ダメです」

「大切にするから。絶対に幸せにするよ」

「イヤです」

「俺はラクダを100頭持っているぞ」

「そんなの関係ない」

「馬だって50頭持っているし、家だってある」

「ダメだと言ったらダメ」

「何故なんだ?どうしてラクダも馬もたくさん持っているのに、何の不満があるんだ?」


こんな事を大真面目に言っているのだ。

一度、「恋人だ」と答えた時に、そのおっさんは俺に交渉を持ちかけて来た事があった。

「お前の彼女をラクダ200頭で俺に譲らないか?」

「それはちょっと難しいな」と俺が答えると、

「よーし、300頭でどうだ!」と言って来た。

「よしっ、それで手を打った!」と俺が言った時、一緒にいた女の子は大慌てだった。それで本当に手を打っていたら、俺はラクダをまじで貰えたんだろうか・・。

イスラム教では、性が厳しく抑制されている。女の人が全身を黒い布で覆い、顔まで隠すのは、体を人目にさらさないようにする為だ。

だからムスリムの男達は、とにかく性に飢えている。

そんな中に外国人の女性がいると、ムスリムの男達にジロジロ見られる事になる。

胸元やヒップラインだけでなく、顔、うなじや腕などの露出した肌、髪の毛までもが、彼らの“性”の対象になるのだ。

いや、彼らの見方はジロジロなんかではとても表現できない。限られた目に見える範囲から可能な限りに想像力を働かせるように全神経を集中させて見つめる。ひょっとしてこいつら透視ができるんじゃないかと思わせるくらい、穴の開く程の眼力で凝視する。

だが、さすがに彼らもカップルの女に対しては、そこまであからさまに見ることは出来ない。

俺が女の子とバスの一番後ろの席に座って、二人して眠っていた事があった。ふと、俺が目を開けると、男達がささっと前を向いたような気配を感じた。そこで俺は、今度は薄めを開けて眠ったふりをしてみた。

すると、次第に男達が後ろを向き、隣の女の子の寝顔をまじまじと見つめている。しかもバスの中のほぼ全員がだ。そしてまた俺が目を開けると、一斉に彼らは前を向いた。俺は一人笑いを耐えていた。
https://www.waja.co.jp/corp/essay/syria7.html



▲△▽▼

中東No.1ロリ巨乳ミア·ハリファちゃん!
こんなSEXジハードはイスラム的にOKなの!? 2015/2/25 2015/2/25

この美少女の名前は、ミア·ハリファちゃん21歳。

出身は中東のレバノンなんだそうです。

イスラム教圏にAV女優がいることにも衝撃ですが、このロリ巨乳っぷりはもはやテロですよ。爆乳テロリスト。もし、こんな子がシリアにいたら、秒速で

「イスラム国」の人たちにレイプされちゃうよ!早く逃げて〜!

そもそも、イスラム教徒って婚前交渉OKなのかな?おそらく死刑だったはず。

しかも、ひどいのがレイプされたとしても、教義に反するとかで死刑にされても文句が言えないんだとか。ガクブルですね。

ちなみに、イスラム教徒は結婚初夜に初SEXをするんですが、その翌日、本当に処女だったかを親に証明しなくちゃいけなくて、その方法が、「血がついたシーツを見せる」というものらしいんですよ。

なかには血が出ない人もいますよね。そんな時は、非処女と疑われて、離婚はもちろん、最悪の場合、死刑になってしまうんだとか。

だから、あそこに鶏かなんかの血のりを仕込んでおく子もいるんだそうです。

そして、そんな感じに性に厳格な国なのに、なぜか女性の下着ビジネスは発展してて、イスラム教徒の女性はあの布の下にものすごいセクシーな勝負下着を着ているらしいんです。

でも、結婚初夜で処女だと思ってたら、ものすごいド派手な下着を着ていたら、童貞夫は面食らっちゃいますよね。


そんな、このアダルト動画のみどころは・・・

★ざっくりいうと

【1】メガネをかけた高校生風のミア·ハリファちゃん
【2】爆乳をゆらしてのディープスロート
【3】美しすぎる寝乳正常位

SEXジハード2!中東No.1ロリ巨乳がイスラム男根の自爆テロで狂乱祭り! 2015/2/28


大人気ミア·ハリファちゃん第二弾。

前回の

「中東No.1ロリ巨乳ミア·ハリファちゃん! こんなSEXジハードはイスラム的にOKなの!?」

が大好評だったので、もう一発お届けします。

ちなみに、「SEXジハード」という言葉を知ってますか?

「ジハード」は日本語で「聖戦」と訳され、イスラム教が他教から脅かされる際に使われたりします。

一方、「SEXジハード」は女たちの聖戦なのです。

男達がアラーのために命をかけるのであれば、女たちはその男達のために身をささげようという発想のもと、村を代表してうら若き女子数名が戦地を訪れ、文字通り、身をささげるんだそうです。

つまり、生死をかけて戦う男達に精子をかけてもらおうということです。

夜な夜な男達のキャンプを回って、殺気立った男達の股間を鎮めてまわるんだとか。

そのため、一回のSEXジハードを行うと、行く前は処女だったのに帰ってきたら経験人数数百人だったということもままあるんだそうです。

なかには、子どもを身ごもって帰ってくる女性もいるんだとか。

父親は誰かわからないけど、ジハードに参加した勇者の子ということで、村をあげて歓迎するそうです。

ちなみに、SEXジハードに参加した女性は、村では勇敢な女傑として権力を持つことができ、その後の生活も安泰なんだとか。

これもう間接的な出稼ぎですよね。僻地に売春に行ってたんまり稼いで、その後の余生をすごすあたりとか。

いわゆるイスラム教的な考えからいけば、結婚前のSEXは死罪に値するんですが、なぜかSEXジハードに関しては特に問われないという、まさに男尊女卑の極み。

そんな世界が嫌でミアちゃんは脱走してきたのかな。

そんな、このアダルト動画のみどころは・・・

★ざっくりいうと
【1】天然レバノン乳があばれるバック
【2】悶絶のミアちゃん
【3】とにかくチンコがでかい



http://www.asyura2.com/15/warb16/msg/553.html#c19

[戦争b16] 強姦は神聖な行為〜「イスラム国」がつくった性奴隷制度の恐るべき実態 監禁から脱出した少女たちが証言する 赤かぶ
20. 中川隆[-12994] koaQ7Jey 2018年6月12日 14:53:12 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15256]

という事で、

欧米のインテリから見ると「イスラム国」も「大日本帝国」も同じ様な狂ったカルト宗教を信じている国に見えるんですね。

我々が「イスラム国」は滅ぼした方がいいと思っている様に
戦時中の欧米人も「大日本帝国」は滅ぼした方がいいと思っていたのです:

人類の未来の為に「イスラム国」と「大日本帝国」は絶滅させなければならない


西洋人の日本人観

チャーチル 「日本人は中国娘と猿との野合の末に生まれた類人猿のようなもの」
ルーズベルト「日本人は獣である」

「マンハッタン計画」をスタートさせたフランクリン・ルーズベルト大統領は、日本人を“劣等人種”として激しく差別していたことで知られている。

一般のアメリカ人の間にも、日本人に対する人種差別意識が蔓延していた。 当時のアメリカの雑誌にはこう書かれていた。

「アメリカ人はドイツ人を憎むことを学ばなければならないが、日本人に対しては憎しみが自然と湧いてくる。これはかつてインディアンたちと戦ったときと同様に自然なものだ。」


「普通の日本人は知性が低く、無知である。
たぶん人間なのだろうが、人間であることを示すような点はどこにもない。」
 

当時、トマス・ブレーミー将軍も、こう演説していた。

「諸君らが闘っているのは奇妙な人種である。
人間と猿の中間にあると言っていい。
文明存続のために我々は最後まで戦いぬかねばならない。
日本人を根絶しなければならない!」


ウィリアム・ハルゼー海軍元帥

 日本軍との戦闘に際し

「敵を殺せ!敵をもっと殺せ!猿肉をもっと作れ!」

など度々過激な発言を繰り返したことで知られている。
http://inri.client.jp/hexagon/floorA4F_ha/a4fhc700.html#ex15


ハイドパーク協定

1944(昭和19)年9月18日

フランクリン・ルーズベルト米大統領とウィンストン・チャーチル英首相が
米ニューヨーク州ハイドパークで会談し、日本への原爆投下と将来の核管理について
申し合わせた秘密協定

1972(昭和47)年に初めて公開された

ニューヨーク州ハイドパークの大統領私邸でルーズベルトと会談した英国の
ロナルド・キャンベル大使がルーズベルトから「劣等アジア人種」の品種改良と
いうとんでもない提案を受けたと本国に宛てた書簡に書き残している。

「インド系、あるいはユーラシア系とアジア系を、さらにはヨーロッパ人とアジア
人種を交配させ、それによって立派な文明をこの地に生み出していく。

ただ日本人は除外し、もとの島々に隔離して衰えさせる」


ハル・ノート:日本が対米開戦を決断した無理な米国側の要求。

米国に潜伏するソ連スパイが日米を衝突させるために作成した。
http://mikomo.hp.infoseek.co.jp/a-f2.htm#03


トルーマンのカバートへの返事

1945年8月11日

日本人の理解する唯一の言語は、彼らを爆撃することのように思われます。

獣と相対したときは、獣として扱う他はありません。
http://www.inaco.co.jp/isaac/shiryo/RE_sammuel_1945_8_11.htm


トルーマン回想録

"Japanese are beast. So are treated as"(「日本人は獣だ。だから、そのように扱った」)

アメリカからみると対独戦より対日戦の方が、はるかに「人種戦争」という面が濃厚であった。

ダワー教授によれば、アメリカ側の、日本人に対するステレオタイプの典型は「猿」であり、野蛮人、劣等人間、人間以下、害虫、と続いた。それは、個性もなく次々とわいてくるものであったという。

ところがアメリカのヨーロッパでの敵は、ドイツ人自体ではなくヒトラー一派であり、ジャーナリズムも、日本軍の残虐行為については盛んに報道したという。

ダワー教授は、このような相手を人間以下とみなす発想は、日本人に対して初めてではなく、歴史上繰り返してきた非白人に対する蔑視、具体的にはインディアンと黒人に投げつけてきた表現が噴出したものにすぎないとしている。
http://inri.client.jp/hexagon/floorA4F_ha/a4fhc700.html#ex15

日本を見るユダヤ人の目は今も厳しいのです。

ユダヤ人学生は、広島の平和記念公園に、ホロコースト慰霊碑があることに驚いて、
「ヒロシマ」の横に「アウシュヴィッツ」を並べて、同列に扱うのはおかしいと言いました。

「むしろ『南京虐殺』を並べて、原因と結果の因果関係を展示すべきではないか」と。

また、ホロコースト生存者の映画を撮ったユダヤ人女性は、
「原爆は日本への罰」と言いました。つまり、原爆の被害を受けた日本でも、
ユダヤ人から見れば、加害者でしかないということです。


ノイマンや投下の乗組員は差別主義者で狂ったサルには神の裁きをと死ぬまで攻撃支持しています。

エノラゲイではアロハシャツを着て原爆を落としていったとどこかで聞きました。

ポール・ティベッツは確か「人類初の原爆投下をした男」というTシャツを作って、得々として着ていたはずですし、「眠れない夜などない」発言でも知られています。


【原爆投下搭乗員の中のユダヤ人について】

原爆を落とした爆撃機の機長、ポール・ティベッツ大佐はユダヤ系のアメリカ人です。
その爆撃機はユダヤ人の母親の. エノラ・ゲイ・ティベッツにちなんで、「エノラ・ゲイ」と 名付けられました。

全人口に対してユダヤ人口が5〜6%にしか過ぎなかった当時のアメリカで、広島に原爆を投下したB29「エノラ・ゲイ号」の搭乗員として特別に選ばれた15名のうち、ユダヤ人が7名も占めていた。

機長のポール・ティベッツもユダヤ人である。広島に原爆を落としたとき、彼はまだ30歳だった。ポール・ティベッツ機長をはじめ搭乗員の多くは、戦後もずっと「全く後悔していない。夜眠れなくなったことも一度もない。あの時、我々は人類にとって最善のことをしたんだ」と述べ、原爆投下の正当性を強調している。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1012944300



http://www.asyura2.com/15/warb16/msg/553.html#c20

[戦争b16] 強姦は神聖な行為〜「イスラム国」がつくった性奴隷制度の恐るべき実態 監禁から脱出した少女たちが証言する 赤かぶ
21. 中川隆[-12999] koaQ7Jey 2018年6月12日 16:36:12 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15262]

まあ、イスラム教もキリスト教もクルクルパー・カルトであるのは変わらないんですけどね:

回心者ブッシュの演説に聞き入る「十字軍」兵士達

アメリカには「ポーン・アゲン」を なのり、そう呼ばれる人びとがいる。 人生の道半ばで、神に、キリスト に、聖書に出会い、キリスト教徒とし て新しく生まれ変わった人びとであ る。改宗ではなくて、回心と再生を誓う、プロテスタント教会のなかの行動的な一派である。

◆40歳にして「回心再生」

ブッシュニ世はボーン・アゲンのひとりになった。飲酒にふけって、安易 な生活を送っていたのが、名高い伝道師の説教を聞いてからは、四十歳にして酒を断ち、回心再生の人となった。

朝は祈りと聖書の読誦にはじまり、閣議も祈りではじまる。

演説には聖書のことばがちりばめられている。

「アメリカに昧方しないやつは敵だ」というブッシュニ世の人物を特色づける発言も聖書からでている。

「わたしの側に立たない者はわたしに逆らう者、わたしと共に集めない者は散らす者である」


神仏の信仰を問わず、ボーン・アゲ ンの宗教体験をもつ人びとのおおくは、個人の内面の間題として回心をうけとめている。

ところが、アメリカの 「生まれ変わり」は異様に猛烈である。かれらは公の場で回心の体験を声高 に語って、人間は罪を負って生まれた存在であるから回心しなさい、改俊しなさいと、説得と折伏の活動に訴えることを神に奉仕する使命と信じている。

その特徴は徹底した二元論である。人間は神に選ばれて救われる者と、救 われない者に分かれている。回心者に は永遠の平和、福音に耳ふさぐ者は悪魔の子で永遠の地獄が待っている。

善と悪、神と悪魔、味方と敵、白と黒、光と闇が現世を二分して戦ってい るという論理を用いて、迷える小羊に選択をせまるのである。

原理主義(ファンダメンタリズム) はイスラムの 「専売」のように思われて いるが、この 言葉と運動は はじめて一九 二〇年代アメ リカの白人プロテスタントの環境からうまれた。

ボーン・アゲンは原理主義の三つの 教条を継承している。

聖書に書かれてあることはすべて神の言葉であって、解釈や考証はゆるされない。

人間は神によってつくられた被造物で、サルから進化したなどという「妄説」はゆるされない。

やがてキ リストがこの世に再臨して至福の千年 が始まるから、神への奉仕にいそしまなければならない。


◆悪魔うけいれる土壌

最近のギャラップ世論調査による と、アメリカ人の48%は神が人間をつ くったと信じ、28%が進化論に傾いている。そして、悪魔の存在を68%が信 じている。

テロリズムも「九・一一」の悲劇も、バグダッドに巣食う悪魔の仕業だ という圧倒的な政治宣伝がたやすくう けいれられる精神的土壌がそろっている。 プロテスタント教会の少数派であっ たボーン・アゲン原理主義と、帝国を夢みる新保守覇権主義の二つの特殊な 潮流と人脈が、アメリカ政治の中枢を乗とってしまった。

神の下なる道義の国アメリカの指揮 官ブッシュニ世は、「万軍の王の王、主の主」(ヨハネ黙示録)として、神の御業を実践する十字軍に立つのであ る。

しかし、利得の追求を宗教的熱狂で紛飾した十字軍は、中東のみならず、 世界の現状にひそむ限りない複雑さ と、そして、人間の惨害を無視して強行されるのだから、前途には、とほうもない魔の陥弊が待っている。


現在の狂ったアメリカ人の精神構造を探るには、アメリカを覆っているキリスト教原理主義的教義が分からないと理解できない。

回心再生と言ったって何のことか分からない。

回心再生して神に仕え、そうでない福音に耳を塞ぐ者たちを、悪魔の子として永遠の地獄に突き落とすことが、彼らの使命なのだ。


このようなキリスト教原理主義の教義が分かっていれば、ラムズフェルドの冷酷さも理解できる。

彼はアフガニスタンの戦場における、タリバン兵の捕虜達をクンドゥスに集め、爆撃して皆殺しにした。悪魔の子として地獄に突き落としたわけだ。

彼らにとっては異教徒は人間とはみなさないのだ。
http://www.asyura2.com/0304/bd25/msg/114.html

http://www.asyura2.com/15/warb16/msg/553.html#c21

[文化2] ゆとり教育を推進した三浦朱門の妻 曽野綾子がした事 _ これがクリスチャン 中川隆
85. 中川隆[-13004] koaQ7Jey 2018年6月12日 18:45:37 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15268]

<科学技術白書>「国際的地位は低下」研究力の低迷あらわに
6/12(火) 15:49配信 毎日新聞

 政府は12日、2017年度の科学技術白書を閣議決定した。人材力、知の基盤、研究資金といった科学技術・イノベーションの「基盤力」に多くの課題を挙げ「わが国の国際的な地位のすう勢は低下していると言わざるを得ない」と指摘。近年の日本の研究力の低迷ぶりを如実に表す内容になった。

 各国の政府の科学技術関係予算の伸び具合を00年と比べると、中国が13.48倍(16年)、韓国が5.1倍(同)、米国が1.81倍(17年)になったのに対し、日本は1.15倍(18年)とほぼ横ばい。

 博士課程への進学者も03年度の約1万8000人をピークに減り始め、16年度に1万5000人を割った。海外へ派遣する研究者の数は00年度(7674人)をピークに15年度は4415人と減っているほか、国際共著論文の数も伸び悩むなど、国際性の低下も問題になっている。

 新たな研究分野への挑戦不足も指摘している。注目度の高い研究分野への参画度合い(14年)では、米国91%、英国63%、ドイツ55%に対し、日本は32%と低迷。研究者を対象にしたアンケートでも、挑戦的・探索的研究が減っている、との回答が多かった。

http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/492.html#c85

[リバイバル3] 月山スキー場 中川隆
1. 中川隆[-13009] koaQ7Jey 2018年6月12日 19:43:34 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15274]

〈月山ペアリフト運休のお知らせ〉

当社では、グリーンシーズンへの移行を前に下記の日程でリフトの整備点検を行いますのでリフト運休とさせて頂きます。


運休期間 : 6月12日(火)〜6月14日(木)

運行再開 : 6月15日(金)※ 往復乗車開始
http://www.gassankanko.jp/
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/867.html#c1

[リバイバル3] スキー場の選択は雪質だけで決めよう 中川隆
106. 中川隆[-13008] koaQ7Jey 2018年6月12日 19:44:22 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15274]

〈月山ペアリフト運休のお知らせ〉
当社では、グリーンシーズンへの移行を前に下記の日程でリフトの整備点検を行いますのでリフト運休とさせて頂きます。


運休期間 : 6月12日(火)〜6月14日(木)

運行再開 : 6月15日(金)※ 往復乗車開始
http://www.gassankanko.jp/

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/782.html#c106

[リバイバル3] 株で儲ける方法教えてあげる(こっそり) 新スレ 中川隆
67. 中川隆[-13007] koaQ7Jey 2018年6月12日 20:10:10 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15274]

現役と定年後でこんなに違う、長期投資家がとるべき自分に合った戦略とは?=栫井駿介 2018年6月12日
http://www.mag2.com/p/money/471887


バリュー株投資を行うにしても、目的や状況によってその人に合ったやり方は異なります。今回は現役と定年後で、それぞれの運用でとるべき有効な戦略を考えましょう。

大きな違いは「持ち時間」。余裕がない退職世代が使える奥の手は


世代ごとにベストな投資方法は違う

投資は、目的や状況によってその人に合ったやり方があります。同じバリュー株投資でも、それぞれが置かれた状況によって違ったやり方があってしかるべきです。特に、現役世代と退職世代の運用では大きな違いがあります。

この記事では「現役世代」「退職世代」を以下のように定義します。

現役世代:給与などの定期的な収入があり、そこから投資資金を捻出できる。投資期間は10年以上の余裕がある。

退職世代:貯蓄や退職金などのまとまった資金を運用し、追加の資金拠出は望めない。年齢を考えると、10年は長すぎる。

大きな違いは「定期的な収入があるか」「10年以上の超長期で考えられるか」です。世代だけでなく自分がどちらの状況に近いか考えながら読んでみてください。

現役世代:「割安買い+ホールド」で時間を味方につける

長期投資家を悩ませるのは、「相場がいつ急落するか」ということです。いくら割安株を買ったとしても、相場全体の下落を一時的には逃れることができません。資産も目減りしてしまうでしょう。

しかし、いくら急落したとしても、相場はやがて回復します。何年かかるかはわかりませんが、時間に余裕のある現役世代にとっては大きな問題ではありません。優良・割安銘柄を持っている限り、相場の回復をじっと待っていればいいのです。

「定期収入」「時間の余裕」は、現役世代の大きな強みです。積み上がる預金から順次割安銘柄を買い付ければ、時間の経過とともに資産は増加していくでしょう。割安と確信できる銘柄を持っている限り、多少上下しても慌てて売る必要はありません。

定期収入があれば、相場下落時にも割安な価格で買いを続けることができます。逆に、相場過熱時には無理に割高なものを買わないことで、相場下落のショックを和らげることができるでしょう。

現役世代にとって、相場変動は無視して良いものです。どんな相場にあろうとも、絶対基準で割安なものを淡々と買い続ければ、10年も経てばきっと成果が出るでしょう。ドルコスト平均法の応用とも言えます。株価の変動に気を揉む必要もありません。

バフェットが実践しているのはまさにこの方法です。彼がCEOを務めるバークシャー社は保険会社ですから、保険料という定期収入があります。その収入を投資に充てるからこそ、買い持ちの姿勢を崩さずにいられるのです。

退職世代:「配当+ヒット&アウェイ」でリスクを回避

退職世代の運用は、貯蓄や退職金などまとまった資金があることが強みです。一方で、それ以上の積み上がりが難しく、年金で生活費が賄えなければ資産を食いつぶす形になります。

時間をかけて増やすと言っても、待てる時間には限界があります。死ぬときに資産額がピークを迎えても仕方がないのです。

現金の積み上がりが見込めず、時間を味方につけるのが難しいとなれば、資産が目減りするリスクを可能な限り回避しつつ、資産増加のチャンスに抜け目なく乗る必要があります。

リスクを抑えるという観点では、安定配当の高利回り銘柄をうまく使うと良いでしょう。キャッシュフローが安定していて、かつ利回りの高い銘柄の下落余地は限定的です。配当収入があれば、生活費による資産の減少も抑えることができるでしょう。

もちろん、配当だけでは資産の増加には限界があります。大きな資産増加を目指すなら、キャピタルゲインを活用しなければなりません。

現役世代のような買い持ち戦略は必ずしも適切とは言えません。現役世代なら相場の回復をただ待っていればいいのですが、退職世代にはその時間の余裕が与えられていません。回復するのが10年後では遅いのです。

そこで提案するのが、「ヒット&アウェイ」方式です。明らかな割安銘柄に投資し、一定の上昇率(例えば30%)に達した時点で機械的に売却します。そこからさらに上がる可能性はありますが、必要以上の欲を出さないことで相場が崩れるリスクを回避するのです。売却資金は、再び大きく割安な銘柄が現れるまで待機させます。

この戦略を実行するには、保有銘柄を入れ替えつつ、常に資金余力を用意しておく必要があります。追加資金が見込めない以上、余力がなければ割安銘柄を買うチャンスをみすみす逃すことになってしまいかねません。

退職世代の奥の手:限定的な信用取引の活用

ただし、資金余力を残していたとしてもその金額には限りがあります。リーマン・ショックのような暴落はバリュー株投資家にとってはまたとないチャンスですが、資金が少なければそのチャンスを活かすことはできません。



そこで活躍するのが信用取引です。信用取引とは、現金や株式を担保にして、元手より大きい金額の取引をすることです。

よく「信用取引は危険」と言われます。信用倍率2倍の取引をしたとすれば、利益が2倍になる一方で損失も2倍になり、株価が下落すると「追証」が発生してしまうことがあるからです。私自身も、原則として信用取引に手を出すべきではないと考えます。

したがって、信用取引を使うのはよほどチャンスが差し迫った時に限るべきと前置きします。

一度暴落していれば、その後の下落余地は限定的と見ることができます。業績の安定した割安株ならその傾向が強く、信用買いのリスクを抑えることができます。

信用取引には担保が必要ですが、そこで活躍するのが上記の安定配当銘柄です。担保となる株式の値下がりは追証のリスクを上昇させますが、値下がりリスクの小さい安定配当銘柄なら担保として適しています。


それでも、リスク管理のために信用倍率は1.5倍程度までに抑えることが肝心です。また、割安であっても一気に上限まで買うのではなく、少しずつ買うのが望ましいでしょう。買い始めてからさらに値下がりしない保証はどこにもないのです。

自分の状況がどちらに近いか、イメージが掴めたでしょうか。もちろん、これだけで全ての状況を説明できるわけではありません。ぜひ様々なパターンを想定しながら、ご自身に合った方法を見つけてみてください。
http://www.mag2.com/p/money/471887


まあ、信用取引は空売りも含めて止めておいた方がいいです。

信用買いの場合は現物買いと違って、建て玉毎に清算できるので

信用倍率を1倍以下にして、利が乗った順に建て玉を利食って現金化していく

というのが一番有益な使い方になります。

明らかに長期上昇トレンド進行中とわかる時以外は、建て玉はなるべく早く利食った方がいいです。



http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/822.html#c67

[リバイバル3] 中川隆 _ 美術・文芸関係投稿リンク 中川隆
79. 中川隆[-13006] koaQ7Jey 2018年6月13日 06:02:55 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15274]

1992年 TBS テレビドラマ 『ずっとあなたが好きだった』
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/868.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/452.html#c79
[昼休み54] 「紀州のドンファン」こと野崎幸助さん 急性覚醒剤中毒死 _ 55歳下の新婚妻は AV女優だった? 中川隆
28. 中川隆[-13005] koaQ7Jey 2018年6月13日 06:33:12 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15274]

185可愛い奥様2018/06/12(火) 12:48:24.33ID:8fhT+n8b0

ローランドに少しお金積めば色々話してくれそう
どのくらい貢いでくれたかとか
当然嫁はエースだろうから肉体関係あるよね


188可愛い奥様2018/06/12(火) 13:23:44.07ID:M49KyKgu0
>>185
帝一の國のは、氷室ローランド
桐島かれんの弟で 江角マキコの元カレで写真家が
桐島ローランド


191可愛い奥様2018/06/12(火) 14:36:31.96ID:8be5Eo0L0
>>185
売り上げ考えれば嫁のお駄賃でエースはむりだと思う 2時間もあれば100万なんてすぐ消える

164可愛い奥様2018/06/12(火) 08:59:58.73ID:ZKWQjlto0

ローランド
ビフォー
https://i.imgur.com/1LTbZc4.jpg

アフター
https://i.imgur.com/xI0OzF1.jpg

170可愛い奥様2018/06/12(火) 09:34:23.72ID:QJ0d/+HY0
>>164
アフターの顔もキモイけどビフォーの顔が酷いねw
嫁はこんな奴に貢ぐ為に身体を売ってたんだと思うと笑いが止まらん


171可愛い奥様2018/06/12(火) 09:38:39.40ID:k2zH345H0
>>170
整形前の顔も、目だけ弄ってると思う 親からもらった顔は高畑「ザ・強姦魔」裕太
ばりの、眠そうな一重だったと思う


259可愛い奥様2018/06/12(火) 22:51:15.17ID:FVYGhvXc0
>>171
うん、目やってるね
整形後のは、スッピンだとこんなもんだしねw

整形鑑定士の私に言わせると、向かって左の
目が分かりやすいけど、これだけ腫れぼったい
瞼なのに、二重が途中から始まるとか不自然過ぎるw


192可愛い奥様2018/06/12(火) 14:38:19.21ID:+WrNHZUa0
>>164
整形前は顔の下半身大久保佳代子じゃん
おばちゃん顔


197可愛い奥様2018/06/12(火) 15:43:26.27ID:qqhJP1Wa0
>>164
すごいなw
メンテに莫大な費用かかりそう

196可愛い奥様2018/06/12(火) 15:38:17.16ID:nAAfZ0Vh0

ローランドのビフォアフ衝撃
整形したいw 鼻は鼻尖延長、小鼻縮小
輪郭はどうしたんだろう 整形トーク聞きたいw


199可愛い奥様2018/06/12(火) 15:59:11.78ID:jOFMYgEg0

ローランド、動画で接客してる映像見たけど、実際はゴリラ風味がかなり残ってる。
写真ほどきれいじゃない。この写真は詐欺。すごいオレ様キャラ。
「新宿の店で一流とそうでない店の違いわかる?オレがいるかいないかの違い」みたいなこと言ってた。

この顔でよくいうわあと思った。
やっぱり整形はある程度元の土台がよくないと、メスいれたところで見栄えのする顔にはならないものなのね。


200可愛い奥様2018/06/12(火) 16:04:14.89ID:6vNXm/qt0

http://www.cyzowoman.com/images/makosama02.jpg

遺伝子のブサイクさ加減はやっぱり消せないよね〜>ゴリラ風味
間延びした長顔、顔の下半分が大きい感じ、鼻下口周りに残るゴボ感
全然かっこよくないわw


230可愛い奥様2018/06/12(火) 18:31:24.94ID:wfAGWoij0

>>200
ブサッ

>>199
不細工なりに盛り上げ上手とか性格がいいとかならともかく腹立たしいなオイ

210可愛い奥様2018/06/12(火) 16:41:16.55ID:nAAfZ0Vh0

>>200 観ると、やっぱ整形限界・・
そしてビフォのがマシでは と思ったりも

223可愛い奥様2018/06/12(火) 17:31:16.29ID:EwGbkze40
>>200
みきママ顔

225可愛い奥様2018/06/12(火) 17:38:13.16ID:DlK9+N8A0
>>200
カバちゃんかと思った


239可愛い奥様2018/06/12(火) 19:18:48.37ID:6K9oVzDc0
>>200
ゴージャス松野かぁ?


264可愛い奥様2018/06/12(火) 23:42:12.00ID:fr4mzpxp0
>>200
AKBの大家さんに似ているわ


201可愛い奥様2018/06/12(火) 16:05:53.46ID:xc0oC+ct0

この顔で満足してるのかw

206可愛い奥様2018/06/12(火) 16:29:47.14ID:TTBy5iCQ0>>208>>258>>260>>262

上にある画像は奇跡の一枚なんじゃないの?

この人がドンファン嫁が復縁したってホストなの?

https://pbs.twimg.com/media/DfPHk2kVAAAjf1B.jpg

258可愛い奥様2018/06/12(火) 22:41:39.28ID:vSE9GWtV0
>>206
これなら整形前と変わらないけどな


260可愛い奥様2018/06/12(火) 22:56:41.38ID:FVYGhvXc0
>>206
上のは修正が入ってるよ、肌の質感が変じゃんw

262可愛い奥様2018/06/12(火) 23:32:32.69ID:1Y65SaVg0
>>206
整形&画像加工して、この程度の不細工でもホストの仕事で稼げるのか

こんな化け物顔のチンピラホストに大金を貢ぎ、いつまでも追い回している馬鹿どもの気が知れない


208可愛い奥様2018/06/12(火) 16:36:12.64ID:bnE0hvfM0
>>206
白薔薇100本の花束を渡されて復縁したってエピソードだよね?w
このホストならやりそうww


211可愛い奥様2018/06/12(火) 16:46:01.81ID:TTBy5iCQ0
>>208
そうそう

でもその白バラ100本のホストとこのローランドってホストはまた別なのかな?


214可愛い奥様2018/06/12(火) 16:52:32.23ID:qqhJP1Wa0

ローランド、坂口アンリっぽくない?
上にあったアフター画像は奇跡の1枚だね


217可愛い奥様2018/06/12(火) 17:06:04.08ID:bnE0hvfM0

ローランド様()ビフォー、アフター別バージョン

http://p.mamastar.jp//2017-03/0/0651f8586272e3b4.jpg


218可愛い奥様2018/06/12(火) 17:16:38.50ID:k2zH345H0

なんかヴァニラっていう頭に釘ささってる整形フリークの女思い出したわ
どんなに切っても、細胞が元のゴリラに戻ろうと必死な感じね

219可愛い奥様2018/06/12(火) 17:24:06.62ID:NIgXqsli0
>>217
クリニックの写真?
左も既にいじってるように見える
顔の長さを変えるのは難しいんだなぁ

231可愛い奥様2018/06/12(火) 18:37:00.29ID:DgON8fMg0
>>217
ビフォーの方がマシ


238可愛い奥様2018/06/12(火) 19:12:55.09ID:lZLv2jlv0
>>217
アフターが高畑裕太にソックリw
ヨシキかカミジョーにでもなりたいんかこやつは


243可愛い奥様2018/06/12(火) 20:26:58.86ID:y8YW6GNZ0
>>217
鼻の形のせいなのか整形後の方が鼻下が長くよりゴボッてるように見えるね

261可愛い奥様2018/06/12(火) 22:58:50.22ID:FVYGhvXc0
>>243
右は中のプロテで鼻先が下がってるから、
短く見えるんだと思う


263可愛い奥様2018/06/12(火) 23:36:22.18ID:TuDtTbx00>>265

ビフォーアフターの元ネタの美容整形外科のサイトをみれば
医師がビフォーの段階で目、鼻、輪郭を他医院で整形されてました、と書いてる
つまり、ビフォー以上に不細工男だったんだろうね


265可愛い奥様2018/06/12(火) 23:53:23.00ID:up+5GwZc0
>>263
輪郭までは気がつかなかった!
鼻は怪しいとは、思ったけどw

目もやったのは分かったw


220可愛い奥様2018/06/12(火) 17:24:19.20ID:KT8orhFl0

ローランドって字面を見る度に笑ってしまう
あの顔でローランド
って今気づいたけど、純日本人の金髪がローランドって名乗るインパクトと面白さも含めてつけたんだよね、上手いねローランド
金髪の根本いっつもキープしてるし、努力の魔王って感じ

嫁の彼氏はローランドの店の他のホストじゃないかな、ローランド売れっ子なんでしょ
結婚前ならいくらでも稼げる仕事出来ただろうからわからないけど、結婚後はそんなにホストにつぎ込める程持ってなかったと思う
でもローランドが面白いのでローランドで話が進んでも構わない

221可愛い奥様2018/06/12(火) 17:26:02.66ID:aBabXmpa0

桑田真澄の息子みたい


226可愛い奥様2018/06/12(火) 18:05:38.85ID:RwFOwlfh0

ローランド、顔はともかく
仕事熱心で向上心のあるところは見習いたいと思ったわ


228可愛い奥様2018/06/12(火) 18:23:51.15ID:404hgLPm0

割と最近ローランドがお願いランキングていう深夜番組に出てたわ
キャラ的には面白かったけどまさかドンファン嫁が貢いでたなんて!

229可愛い奥様2018/06/12(火) 18:27:30.98ID:/L8e1V840

整形しても高畑淳子にしかならないんだね
元のベースって大事。


235可愛い奥様2018/06/12(火) 18:52:29.69ID:Tul/Mb+g0

整形前のローランド
ブサって書いてる人が多いけど
ああいう人普通にいるしお世辞にもキレイじゃないけど
特段にブサイクでもない気がするなぁ
整形後の方がナルシストの成れの果てって感じで
漫画みたくなっちゃってキモい

237可愛い奥様2018/06/12(火) 19:01:54.75ID:bnE0hvfM0

ドンファン嫁が貢いでるローランド様()は同棲してる女がいるらしいねw

いまホスラブを遡ってローランドの勤務する店のスレを見てるけどほとんど話題に出てないわね
ホスト界の帝王とか伝説のホストとか言われ本当かどうか疑わしいわww


242可愛い奥様2018/06/12(火) 20:06:51.49ID:bnE0hvfM0>>247

水商売で「色恋営業」「枕営業」があるのは知ってたけどローランドは『結婚営業』なるものをしてるらしい

結婚営業ってなんぞ?結婚詐欺みたいなものなのかしら…さきちゃんがホストに白薔薇100本の花束を渡されて復縁(求婚?)されたエピソードがあるけど相手はローランドな気がしてきたわ

247可愛い奥様2018/06/12(火) 20:46:52.03ID:ITSydDj30
>>242
良くわからんけど大勢の顧客を抱えつつ結婚宣言する営業方法って
アイドルの立て看板の前でウエディングドレス来て写真撮る商法の
亜流っぽいね

190可愛い奥様2018/06/12(火) 14:15:35.72ID:jDOXeWQ/0

しかしこの業界のは男も女もどうしてこんなに下品で安っぽいの?

http://matsuri.5ch.net/test/read.cgi/ms/1528648604/
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/198.html#c28

[番外地6] 牧野田 彩(AYA)が AV に出演させられた理由とは 中川隆
115. 中川隆[-13004] koaQ7Jey 2018年6月13日 06:34:05 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15274]

185可愛い奥様2018/06/12(火) 12:48:24.33ID:8fhT+n8b0
ローランドに少しお金積めば色々話してくれそう
どのくらい貢いでくれたかとか
当然嫁はエースだろうから肉体関係あるよね


188可愛い奥様2018/06/12(火) 13:23:44.07ID:M49KyKgu0
>>185
帝一の國のは、氷室ローランド
桐島かれんの弟で 江角マキコの元カレで写真家が
桐島ローランド

191可愛い奥様2018/06/12(火) 14:36:31.96ID:8be5Eo0L0
>>185
売り上げ考えれば嫁のお駄賃でエースはむりだと思う 2時間もあれば100万なんてすぐ消える


164可愛い奥様2018/06/12(火) 08:59:58.73ID:ZKWQjlto0

ローランド
ビフォー
https://i.imgur.com/1LTbZc4.jpg

アフター
https://i.imgur.com/xI0OzF1.jpg


170可愛い奥様2018/06/12(火) 09:34:23.72ID:QJ0d/+HY0
>>164
アフターの顔もキモイけどビフォーの顔が酷いねw
嫁はこんな奴に貢ぐ為に身体を売ってたんだと思うと笑いが止まらん


171可愛い奥様2018/06/12(火) 09:38:39.40ID:k2zH345H0
>>170
整形前の顔も、目だけ弄ってると思う 親からもらった顔は高畑「ザ・強姦魔」裕太
ばりの、眠そうな一重だったと思う

259可愛い奥様2018/06/12(火) 22:51:15.17ID:FVYGhvXc0
>>171
うん、目やってるね
整形後のは、スッピンだとこんなもんだしねw

整形鑑定士の私に言わせると、向かって左の
目が分かりやすいけど、これだけ腫れぼったい
瞼なのに、二重が途中から始まるとか不自然過ぎるw

192可愛い奥様2018/06/12(火) 14:38:19.21ID:+WrNHZUa0
>>164
整形前は顔の下半身大久保佳代子じゃん
おばちゃん顔


197可愛い奥様2018/06/12(火) 15:43:26.27ID:qqhJP1Wa0
>>164
すごいなw
メンテに莫大な費用かかりそう


196可愛い奥様2018/06/12(火) 15:38:17.16ID:nAAfZ0Vh0

ローランドのビフォアフ衝撃
整形したいw 鼻は鼻尖延長、小鼻縮小
輪郭はどうしたんだろう 整形トーク聞きたいw

199可愛い奥様2018/06/12(火) 15:59:11.78ID:jOFMYgEg0

ローランド、動画で接客してる映像見たけど、実際はゴリラ風味がかなり残ってる。
写真ほどきれいじゃない。この写真は詐欺。すごいオレ様キャラ。
「新宿の店で一流とそうでない店の違いわかる?オレがいるかいないかの違い」みたいなこと言ってた。

この顔でよくいうわあと思った。
やっぱり整形はある程度元の土台がよくないと、メスいれたところで見栄えのする顔にはならないものなのね。

200可愛い奥様2018/06/12(火) 16:04:14.89ID:6vNXm/qt0

http://www.cyzowoman.com/images/makosama02.jpg

遺伝子のブサイクさ加減はやっぱり消せないよね〜>ゴリラ風味
間延びした長顔、顔の下半分が大きい感じ、鼻下口周りに残るゴボ感
全然かっこよくないわw

230可愛い奥様2018/06/12(火) 18:31:24.94ID:wfAGWoij0

>>200
ブサッ

>>199
不細工なりに盛り上げ上手とか性格がいいとかならともかく腹立たしいなオイ

210可愛い奥様2018/06/12(火) 16:41:16.55ID:nAAfZ0Vh0

>>200 観ると、やっぱ整形限界・・
そしてビフォのがマシでは と思ったりも


223可愛い奥様2018/06/12(火) 17:31:16.29ID:EwGbkze40
>>200
みきママ顔


225可愛い奥様2018/06/12(火) 17:38:13.16ID:DlK9+N8A0
>>200
カバちゃんかと思った

239可愛い奥様2018/06/12(火) 19:18:48.37ID:6K9oVzDc0
>>200
ゴージャス松野かぁ?

264可愛い奥様2018/06/12(火) 23:42:12.00ID:fr4mzpxp0
>>200
AKBの大家さんに似ているわ


201可愛い奥様2018/06/12(火) 16:05:53.46ID:xc0oC+ct0

この顔で満足してるのかw


206可愛い奥様2018/06/12(火) 16:29:47.14ID:TTBy5iCQ0>>208>>258>>260>>262

上にある画像は奇跡の一枚なんじゃないの?

この人がドンファン嫁が復縁したってホストなの?

https://pbs.twimg.com/media/DfPHk2kVAAAjf1B.jpg


258可愛い奥様2018/06/12(火) 22:41:39.28ID:vSE9GWtV0
>>206
これなら整形前と変わらないけどな

260可愛い奥様2018/06/12(火) 22:56:41.38ID:FVYGhvXc0
>>206
上のは修正が入ってるよ、肌の質感が変じゃんw


262可愛い奥様2018/06/12(火) 23:32:32.69ID:1Y65SaVg0
>>206
整形&画像加工して、この程度の不細工でもホストの仕事で稼げるのか

こんな化け物顔のチンピラホストに大金を貢ぎ、いつまでも追い回している馬鹿どもの気が知れない

208可愛い奥様2018/06/12(火) 16:36:12.64ID:bnE0hvfM0
>>206
白薔薇100本の花束を渡されて復縁したってエピソードだよね?w
このホストならやりそうww

211可愛い奥様2018/06/12(火) 16:46:01.81ID:TTBy5iCQ0
>>208
そうそう

でもその白バラ100本のホストとこのローランドってホストはまた別なのかな?

214可愛い奥様2018/06/12(火) 16:52:32.23ID:qqhJP1Wa0

ローランド、坂口アンリっぽくない?
上にあったアフター画像は奇跡の1枚だね

217可愛い奥様2018/06/12(火) 17:06:04.08ID:bnE0hvfM0

ローランド様()ビフォー、アフター別バージョン

http://p.mamastar.jp//2017-03/0/0651f8586272e3b4.jpg


218可愛い奥様2018/06/12(火) 17:16:38.50ID:k2zH345H0

なんかヴァニラっていう頭に釘ささってる整形フリークの女思い出したわ
どんなに切っても、細胞が元のゴリラに戻ろうと必死な感じね


219可愛い奥様2018/06/12(火) 17:24:06.62ID:NIgXqsli0
>>217
クリニックの写真?
左も既にいじってるように見える
顔の長さを変えるのは難しいんだなぁ


231可愛い奥様2018/06/12(火) 18:37:00.29ID:DgON8fMg0
>>217
ビフォーの方がマシ


238可愛い奥様2018/06/12(火) 19:12:55.09ID:lZLv2jlv0
>>217
アフターが高畑裕太にソックリw
ヨシキかカミジョーにでもなりたいんかこやつは

243可愛い奥様2018/06/12(火) 20:26:58.86ID:y8YW6GNZ0
>>217
鼻の形のせいなのか整形後の方が鼻下が長くよりゴボッてるように見えるね

261可愛い奥様2018/06/12(火) 22:58:50.22ID:FVYGhvXc0
>>243
右は中のプロテで鼻先が下がってるから、
短く見えるんだと思う

263可愛い奥様2018/06/12(火) 23:36:22.18ID:TuDtTbx00>>265

ビフォーアフターの元ネタの美容整形外科のサイトをみれば
医師がビフォーの段階で目、鼻、輪郭を他医院で整形されてました、と書いてる
つまり、ビフォー以上に不細工男だったんだろうね

265可愛い奥様2018/06/12(火) 23:53:23.00ID:up+5GwZc0
>>263
輪郭までは気がつかなかった!
鼻は怪しいとは、思ったけどw

目もやったのは分かったw

220可愛い奥様2018/06/12(火) 17:24:19.20ID:KT8orhFl0

ローランドって字面を見る度に笑ってしまう
あの顔でローランド
って今気づいたけど、純日本人の金髪がローランドって名乗るインパクトと面白さも含めてつけたんだよね、上手いねローランド
金髪の根本いっつもキープしてるし、努力の魔王って感じ

嫁の彼氏はローランドの店の他のホストじゃないかな、ローランド売れっ子なんでしょ
結婚前ならいくらでも稼げる仕事出来ただろうからわからないけど、結婚後はそんなにホストにつぎ込める程持ってなかったと思う
でもローランドが面白いのでローランドで話が進んでも構わない


221可愛い奥様2018/06/12(火) 17:26:02.66ID:aBabXmpa0

桑田真澄の息子みたい

226可愛い奥様2018/06/12(火) 18:05:38.85ID:RwFOwlfh0

ローランド、顔はともかく
仕事熱心で向上心のあるところは見習いたいと思ったわ


228可愛い奥様2018/06/12(火) 18:23:51.15ID:404hgLPm0

割と最近ローランドがお願いランキングていう深夜番組に出てたわ
キャラ的には面白かったけどまさかドンファン嫁が貢いでたなんて!


229可愛い奥様2018/06/12(火) 18:27:30.98ID:/L8e1V840

整形しても高畑淳子にしかならないんだね
元のベースって大事。

235可愛い奥様2018/06/12(火) 18:52:29.69ID:Tul/Mb+g0

整形前のローランド
ブサって書いてる人が多いけど
ああいう人普通にいるしお世辞にもキレイじゃないけど
特段にブサイクでもない気がするなぁ
整形後の方がナルシストの成れの果てって感じで
漫画みたくなっちゃってキモい

237可愛い奥様2018/06/12(火) 19:01:54.75ID:bnE0hvfM0

ドンファン嫁が貢いでるローランド様()は同棲してる女がいるらしいねw

いまホスラブを遡ってローランドの勤務する店のスレを見てるけどほとんど話題に出てないわね
ホスト界の帝王とか伝説のホストとか言われ本当かどうか疑わしいわww

242可愛い奥様2018/06/12(火) 20:06:51.49ID:bnE0hvfM0>>247

水商売で「色恋営業」「枕営業」があるのは知ってたけどローランドは『結婚営業』なるものをしてるらしい

結婚営業ってなんぞ?結婚詐欺みたいなものなのかしら…さきちゃんがホストに白薔薇100本の花束を渡されて復縁(求婚?)されたエピソードがあるけど相手はローランドな気がしてきたわ


247可愛い奥様2018/06/12(火) 20:46:52.03ID:ITSydDj30
>>242
良くわからんけど大勢の顧客を抱えつつ結婚宣言する営業方法って
アイドルの立て看板の前でウエディングドレス来て写真撮る商法の
亜流っぽいね


190可愛い奥様2018/06/12(火) 14:15:35.72ID:jDOXeWQ/0

しかしこの業界のは男も女もどうしてこんなに下品で安っぽいの?

http://matsuri.5ch.net/test/read.cgi/ms/1528648604/

http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/190.html#c115

[リバイバル3] 北海道の最低市町村ランキング 中川隆
143. 中川隆[-13003] koaQ7Jey 2018年6月13日 06:34:35 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15274]

185可愛い奥様2018/06/12(火) 12:48:24.33ID:8fhT+n8b0
ローランドに少しお金積めば色々話してくれそう
どのくらい貢いでくれたかとか
当然嫁はエースだろうから肉体関係あるよね


188可愛い奥様2018/06/12(火) 13:23:44.07ID:M49KyKgu0
>>185
帝一の國のは、氷室ローランド
桐島かれんの弟で 江角マキコの元カレで写真家が
桐島ローランド

191可愛い奥様2018/06/12(火) 14:36:31.96ID:8be5Eo0L0
>>185
売り上げ考えれば嫁のお駄賃でエースはむりだと思う 2時間もあれば100万なんてすぐ消える


164可愛い奥様2018/06/12(火) 08:59:58.73ID:ZKWQjlto0

ローランド
ビフォー
https://i.imgur.com/1LTbZc4.jpg

アフター
https://i.imgur.com/xI0OzF1.jpg


170可愛い奥様2018/06/12(火) 09:34:23.72ID:QJ0d/+HY0
>>164
アフターの顔もキモイけどビフォーの顔が酷いねw
嫁はこんな奴に貢ぐ為に身体を売ってたんだと思うと笑いが止まらん


171可愛い奥様2018/06/12(火) 09:38:39.40ID:k2zH345H0
>>170
整形前の顔も、目だけ弄ってると思う 親からもらった顔は高畑「ザ・強姦魔」裕太
ばりの、眠そうな一重だったと思う

259可愛い奥様2018/06/12(火) 22:51:15.17ID:FVYGhvXc0
>>171
うん、目やってるね
整形後のは、スッピンだとこんなもんだしねw

整形鑑定士の私に言わせると、向かって左の
目が分かりやすいけど、これだけ腫れぼったい
瞼なのに、二重が途中から始まるとか不自然過ぎるw

192可愛い奥様2018/06/12(火) 14:38:19.21ID:+WrNHZUa0
>>164
整形前は顔の下半身大久保佳代子じゃん
おばちゃん顔


197可愛い奥様2018/06/12(火) 15:43:26.27ID:qqhJP1Wa0
>>164
すごいなw
メンテに莫大な費用かかりそう


196可愛い奥様2018/06/12(火) 15:38:17.16ID:nAAfZ0Vh0

ローランドのビフォアフ衝撃
整形したいw 鼻は鼻尖延長、小鼻縮小
輪郭はどうしたんだろう 整形トーク聞きたいw

199可愛い奥様2018/06/12(火) 15:59:11.78ID:jOFMYgEg0

ローランド、動画で接客してる映像見たけど、実際はゴリラ風味がかなり残ってる。
写真ほどきれいじゃない。この写真は詐欺。すごいオレ様キャラ。
「新宿の店で一流とそうでない店の違いわかる?オレがいるかいないかの違い」みたいなこと言ってた。

この顔でよくいうわあと思った。
やっぱり整形はある程度元の土台がよくないと、メスいれたところで見栄えのする顔にはならないものなのね。

200可愛い奥様2018/06/12(火) 16:04:14.89ID:6vNXm/qt0

http://www.cyzowoman.com/images/makosama02.jpg

遺伝子のブサイクさ加減はやっぱり消せないよね〜>ゴリラ風味
間延びした長顔、顔の下半分が大きい感じ、鼻下口周りに残るゴボ感
全然かっこよくないわw

230可愛い奥様2018/06/12(火) 18:31:24.94ID:wfAGWoij0

>>200
ブサッ

>>199
不細工なりに盛り上げ上手とか性格がいいとかならともかく腹立たしいなオイ

210可愛い奥様2018/06/12(火) 16:41:16.55ID:nAAfZ0Vh0

>>200 観ると、やっぱ整形限界・・
そしてビフォのがマシでは と思ったりも


223可愛い奥様2018/06/12(火) 17:31:16.29ID:EwGbkze40
>>200
みきママ顔


225可愛い奥様2018/06/12(火) 17:38:13.16ID:DlK9+N8A0
>>200
カバちゃんかと思った

239可愛い奥様2018/06/12(火) 19:18:48.37ID:6K9oVzDc0
>>200
ゴージャス松野かぁ?

264可愛い奥様2018/06/12(火) 23:42:12.00ID:fr4mzpxp0
>>200
AKBの大家さんに似ているわ


201可愛い奥様2018/06/12(火) 16:05:53.46ID:xc0oC+ct0

この顔で満足してるのかw


206可愛い奥様2018/06/12(火) 16:29:47.14ID:TTBy5iCQ0>>208>>258>>260>>262

上にある画像は奇跡の一枚なんじゃないの?

この人がドンファン嫁が復縁したってホストなの?

https://pbs.twimg.com/media/DfPHk2kVAAAjf1B.jpg


258可愛い奥様2018/06/12(火) 22:41:39.28ID:vSE9GWtV0
>>206
これなら整形前と変わらないけどな

260可愛い奥様2018/06/12(火) 22:56:41.38ID:FVYGhvXc0
>>206
上のは修正が入ってるよ、肌の質感が変じゃんw


262可愛い奥様2018/06/12(火) 23:32:32.69ID:1Y65SaVg0
>>206
整形&画像加工して、この程度の不細工でもホストの仕事で稼げるのか

こんな化け物顔のチンピラホストに大金を貢ぎ、いつまでも追い回している馬鹿どもの気が知れない

208可愛い奥様2018/06/12(火) 16:36:12.64ID:bnE0hvfM0
>>206
白薔薇100本の花束を渡されて復縁したってエピソードだよね?w
このホストならやりそうww

211可愛い奥様2018/06/12(火) 16:46:01.81ID:TTBy5iCQ0
>>208
そうそう

でもその白バラ100本のホストとこのローランドってホストはまた別なのかな?

214可愛い奥様2018/06/12(火) 16:52:32.23ID:qqhJP1Wa0

ローランド、坂口アンリっぽくない?
上にあったアフター画像は奇跡の1枚だね

217可愛い奥様2018/06/12(火) 17:06:04.08ID:bnE0hvfM0

ローランド様()ビフォー、アフター別バージョン

http://p.mamastar.jp//2017-03/0/0651f8586272e3b4.jpg


218可愛い奥様2018/06/12(火) 17:16:38.50ID:k2zH345H0

なんかヴァニラっていう頭に釘ささってる整形フリークの女思い出したわ
どんなに切っても、細胞が元のゴリラに戻ろうと必死な感じね


219可愛い奥様2018/06/12(火) 17:24:06.62ID:NIgXqsli0
>>217
クリニックの写真?
左も既にいじってるように見える
顔の長さを変えるのは難しいんだなぁ


231可愛い奥様2018/06/12(火) 18:37:00.29ID:DgON8fMg0
>>217
ビフォーの方がマシ


238可愛い奥様2018/06/12(火) 19:12:55.09ID:lZLv2jlv0
>>217
アフターが高畑裕太にソックリw
ヨシキかカミジョーにでもなりたいんかこやつは

243可愛い奥様2018/06/12(火) 20:26:58.86ID:y8YW6GNZ0
>>217
鼻の形のせいなのか整形後の方が鼻下が長くよりゴボッてるように見えるね

261可愛い奥様2018/06/12(火) 22:58:50.22ID:FVYGhvXc0
>>243
右は中のプロテで鼻先が下がってるから、
短く見えるんだと思う

263可愛い奥様2018/06/12(火) 23:36:22.18ID:TuDtTbx00>>265

ビフォーアフターの元ネタの美容整形外科のサイトをみれば
医師がビフォーの段階で目、鼻、輪郭を他医院で整形されてました、と書いてる
つまり、ビフォー以上に不細工男だったんだろうね

265可愛い奥様2018/06/12(火) 23:53:23.00ID:up+5GwZc0
>>263
輪郭までは気がつかなかった!
鼻は怪しいとは、思ったけどw

目もやったのは分かったw

220可愛い奥様2018/06/12(火) 17:24:19.20ID:KT8orhFl0

ローランドって字面を見る度に笑ってしまう
あの顔でローランド
って今気づいたけど、純日本人の金髪がローランドって名乗るインパクトと面白さも含めてつけたんだよね、上手いねローランド
金髪の根本いっつもキープしてるし、努力の魔王って感じ

嫁の彼氏はローランドの店の他のホストじゃないかな、ローランド売れっ子なんでしょ
結婚前ならいくらでも稼げる仕事出来ただろうからわからないけど、結婚後はそんなにホストにつぎ込める程持ってなかったと思う
でもローランドが面白いのでローランドで話が進んでも構わない


221可愛い奥様2018/06/12(火) 17:26:02.66ID:aBabXmpa0

桑田真澄の息子みたい

226可愛い奥様2018/06/12(火) 18:05:38.85ID:RwFOwlfh0

ローランド、顔はともかく
仕事熱心で向上心のあるところは見習いたいと思ったわ


228可愛い奥様2018/06/12(火) 18:23:51.15ID:404hgLPm0

割と最近ローランドがお願いランキングていう深夜番組に出てたわ
キャラ的には面白かったけどまさかドンファン嫁が貢いでたなんて!


229可愛い奥様2018/06/12(火) 18:27:30.98ID:/L8e1V840

整形しても高畑淳子にしかならないんだね
元のベースって大事。

235可愛い奥様2018/06/12(火) 18:52:29.69ID:Tul/Mb+g0

整形前のローランド
ブサって書いてる人が多いけど
ああいう人普通にいるしお世辞にもキレイじゃないけど
特段にブサイクでもない気がするなぁ
整形後の方がナルシストの成れの果てって感じで
漫画みたくなっちゃってキモい

237可愛い奥様2018/06/12(火) 19:01:54.75ID:bnE0hvfM0

ドンファン嫁が貢いでるローランド様()は同棲してる女がいるらしいねw

いまホスラブを遡ってローランドの勤務する店のスレを見てるけどほとんど話題に出てないわね
ホスト界の帝王とか伝説のホストとか言われ本当かどうか疑わしいわww

242可愛い奥様2018/06/12(火) 20:06:51.49ID:bnE0hvfM0>>247

水商売で「色恋営業」「枕営業」があるのは知ってたけどローランドは『結婚営業』なるものをしてるらしい

結婚営業ってなんぞ?結婚詐欺みたいなものなのかしら…さきちゃんがホストに白薔薇100本の花束を渡されて復縁(求婚?)されたエピソードがあるけど相手はローランドな気がしてきたわ


247可愛い奥様2018/06/12(火) 20:46:52.03ID:ITSydDj30
>>242
良くわからんけど大勢の顧客を抱えつつ結婚宣言する営業方法って
アイドルの立て看板の前でウエディングドレス来て写真撮る商法の
亜流っぽいね


190可愛い奥様2018/06/12(火) 14:15:35.72ID:jDOXeWQ/0

しかしこの業界のは男も女もどうしてこんなに下品で安っぽいの?

http://matsuri.5ch.net/test/read.cgi/ms/1528648604/

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/588.html#c143

[昼休み54] 「紀州のドンファン」こと野崎幸助さん 急性覚醒剤中毒死 _ 55歳下の新婚妻は AV女優だった? 中川隆
29. 中川隆[-13001] koaQ7Jey 2018年6月13日 07:19:45 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15274]

205名無しさん@1周年2018/06/07(木) 20:49:12.38ID:SRCXhOMW0

野崎氏の知人は

「幸助は金で手に入れた女性への扱いがひどい。
2年前に6000万円を盗んで逮捕されたハーフの愛人は

『最初は金払いもいいけど、だんだんケチになった。
それなのに何度も変態行為を強制されて割に合わない。逃げたい』

と私に話した。
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1528369764/99-n


6000万円窃盗フリーモデルの本業は1回30万円の高級嬢だった 2016年3月13日

 大富豪の自宅から約6000万円の金品を盗みだした疑いで逮捕されたのは宮原真理容疑者(27)。ふだんは「フリーモデル」を自称していたが、事件発覚によって驚愕の私生活が明るみに出た。

「全国各地に“パパ”と呼ぶ男性がいました。新宿に賃貸マンションを借りていましたが、月の半分は“出張”で留守にして、地方に遠征しては1回に30万円くらいもらっていたようです。田舎はそういうサービスが少ないからニーズがあるんだと語っていました」

 宮原容疑者の知人がこう明かすように、本業はモデルではなく、フリーの「高級デリヘル嬢」だった。

 まずは事件を振り返りたい。窃盗の被害にあったのは、和歌山県田辺市に住む70代の会社経営者A氏。

「昨年1月に、A氏が宮原容疑者を自宅に残したまま外出。戻るとそこに彼女の姿はなく、ボストンバッグに入れておいた現金600万円と5400万円相当の貴金属類がなくなっていた。防犯カメラに金品を持ち出す際の姿が映っており、2月22日に逮捕されました」(社会部記者)

 取り調べに対し、宮原容疑者は、

「持って行っていいと言われたから持ち出した」

 と、容疑を否認している。

 和歌山県の片田舎で起きた事件は、好奇の目で全国に報じられた。県警関係者はこう話す。

「逮捕直後、A氏は自分の実名が出ないよう、捜査関係者に訴えていました。県警も二次被害を防止する意味で、匿名での報道をメディアに要請したのに、当のA氏は顔出しでテレビに登場するばかりか、自宅の高価な名画をひけらかしていた。一貫性のない行動に、激怒する県警幹部もいた」

 この事件の最大のミステリーは50歳近く年が離れた2人のなれそめだが、2月28日放送の「サンデー・ジャポン」(TBS系)のインタビュー取材で、A氏はこう答えている。

「銀座の交際クラブの紹介で知り合った。外国人が好きなので、いいなと思って。私も気に入って、向こうも気に入ったから」

 宮原容疑者は日本人とノルウェー人のハーフ。その派手な顔だちは、交際クラブの男性会員を魅了した。そもそも交際クラブとは、男女の出会いをセッティングする紹介業だが、

「真理さん(宮原容疑者)は『風俗より全然稼げる』と言っていました。最初に会うのは都内のホテルと決めていて、そこでどれだけお金があるか見極めるのが重要だとも。他にも資産家のオヤジをたくさん紹介してもらっていたようなので、盗みに手を出すとは意外でした」(前出・知人)

 交際クラブと売春斡旋は紙一重だ。性風俗ライターの中山美里氏が言う。

「表向きは自由交際をうたっていても、女性会員をランク別に格付けしたうえで男性会員には女性が希望する1回当たりの“料金”を伝える紹介所も存在します」

 資産家のA氏にとって、ハーフ美女はあまりに高すぎる買い物となった。
https://www.asagei.com/excerpt/54301
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/198.html#c29

[番外地6] 牧野田 彩(AYA)が AV に出演させられた理由とは 中川隆
116. 中川隆[-13000] koaQ7Jey 2018年6月13日 07:20:30 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15274]

205名無しさん@1周年2018/06/07(木) 20:49:12.38ID:SRCXhOMW0

野崎氏の知人は

「幸助は金で手に入れた女性への扱いがひどい。
2年前に6000万円を盗んで逮捕されたハーフの愛人は

『最初は金払いもいいけど、だんだんケチになった。
それなのに何度も変態行為を強制されて割に合わない。逃げたい』

と私に話した。
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1528369764/99-n


6000万円窃盗フリーモデルの本業は1回30万円の高級嬢だった 2016年3月13日

 大富豪の自宅から約6000万円の金品を盗みだした疑いで逮捕されたのは宮原真理容疑者(27)。ふだんは「フリーモデル」を自称していたが、事件発覚によって驚愕の私生活が明るみに出た。

「全国各地に“パパ”と呼ぶ男性がいました。新宿に賃貸マンションを借りていましたが、月の半分は“出張”で留守にして、地方に遠征しては1回に30万円くらいもらっていたようです。田舎はそういうサービスが少ないからニーズがあるんだと語っていました」

 宮原容疑者の知人がこう明かすように、本業はモデルではなく、フリーの「高級デリヘル嬢」だった。

 まずは事件を振り返りたい。窃盗の被害にあったのは、和歌山県田辺市に住む70代の会社経営者A氏。

「昨年1月に、A氏が宮原容疑者を自宅に残したまま外出。戻るとそこに彼女の姿はなく、ボストンバッグに入れておいた現金600万円と5400万円相当の貴金属類がなくなっていた。防犯カメラに金品を持ち出す際の姿が映っており、2月22日に逮捕されました」(社会部記者)

 取り調べに対し、宮原容疑者は、

「持って行っていいと言われたから持ち出した」

 と、容疑を否認している。

 和歌山県の片田舎で起きた事件は、好奇の目で全国に報じられた。県警関係者はこう話す。

「逮捕直後、A氏は自分の実名が出ないよう、捜査関係者に訴えていました。県警も二次被害を防止する意味で、匿名での報道をメディアに要請したのに、当のA氏は顔出しでテレビに登場するばかりか、自宅の高価な名画をひけらかしていた。一貫性のない行動に、激怒する県警幹部もいた」

 この事件の最大のミステリーは50歳近く年が離れた2人のなれそめだが、2月28日放送の「サンデー・ジャポン」(TBS系)のインタビュー取材で、A氏はこう答えている。

「銀座の交際クラブの紹介で知り合った。外国人が好きなので、いいなと思って。私も気に入って、向こうも気に入ったから」

 宮原容疑者は日本人とノルウェー人のハーフ。その派手な顔だちは、交際クラブの男性会員を魅了した。そもそも交際クラブとは、男女の出会いをセッティングする紹介業だが、

「真理さん(宮原容疑者)は『風俗より全然稼げる』と言っていました。最初に会うのは都内のホテルと決めていて、そこでどれだけお金があるか見極めるのが重要だとも。他にも資産家のオヤジをたくさん紹介してもらっていたようなので、盗みに手を出すとは意外でした」(前出・知人)

 交際クラブと売春斡旋は紙一重だ。性風俗ライターの中山美里氏が言う。

「表向きは自由交際をうたっていても、女性会員をランク別に格付けしたうえで男性会員には女性が希望する1回当たりの“料金”を伝える紹介所も存在します」

 資産家のA氏にとって、ハーフ美女はあまりに高すぎる買い物となった。
https://www.asagei.com/excerpt/54301
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/190.html#c116

[リバイバル3] 北海道の最低市町村ランキング 中川隆
144. 中川隆[-12999] koaQ7Jey 2018年6月13日 07:21:01 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15274]

205名無しさん@1周年2018/06/07(木) 20:49:12.38ID:SRCXhOMW0

野崎氏の知人は

「幸助は金で手に入れた女性への扱いがひどい。
2年前に6000万円を盗んで逮捕されたハーフの愛人は

『最初は金払いもいいけど、だんだんケチになった。
それなのに何度も変態行為を強制されて割に合わない。逃げたい』

と私に話した。
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1528369764/99-n


6000万円窃盗フリーモデルの本業は1回30万円の高級嬢だった 2016年3月13日

 大富豪の自宅から約6000万円の金品を盗みだした疑いで逮捕されたのは宮原真理容疑者(27)。ふだんは「フリーモデル」を自称していたが、事件発覚によって驚愕の私生活が明るみに出た。

「全国各地に“パパ”と呼ぶ男性がいました。新宿に賃貸マンションを借りていましたが、月の半分は“出張”で留守にして、地方に遠征しては1回に30万円くらいもらっていたようです。田舎はそういうサービスが少ないからニーズがあるんだと語っていました」

 宮原容疑者の知人がこう明かすように、本業はモデルではなく、フリーの「高級デリヘル嬢」だった。

 まずは事件を振り返りたい。窃盗の被害にあったのは、和歌山県田辺市に住む70代の会社経営者A氏。

「昨年1月に、A氏が宮原容疑者を自宅に残したまま外出。戻るとそこに彼女の姿はなく、ボストンバッグに入れておいた現金600万円と5400万円相当の貴金属類がなくなっていた。防犯カメラに金品を持ち出す際の姿が映っており、2月22日に逮捕されました」(社会部記者)

 取り調べに対し、宮原容疑者は、

「持って行っていいと言われたから持ち出した」

 と、容疑を否認している。

 和歌山県の片田舎で起きた事件は、好奇の目で全国に報じられた。県警関係者はこう話す。

「逮捕直後、A氏は自分の実名が出ないよう、捜査関係者に訴えていました。県警も二次被害を防止する意味で、匿名での報道をメディアに要請したのに、当のA氏は顔出しでテレビに登場するばかりか、自宅の高価な名画をひけらかしていた。一貫性のない行動に、激怒する県警幹部もいた」

 この事件の最大のミステリーは50歳近く年が離れた2人のなれそめだが、2月28日放送の「サンデー・ジャポン」(TBS系)のインタビュー取材で、A氏はこう答えている。

「銀座の交際クラブの紹介で知り合った。外国人が好きなので、いいなと思って。私も気に入って、向こうも気に入ったから」

 宮原容疑者は日本人とノルウェー人のハーフ。その派手な顔だちは、交際クラブの男性会員を魅了した。そもそも交際クラブとは、男女の出会いをセッティングする紹介業だが、

「真理さん(宮原容疑者)は『風俗より全然稼げる』と言っていました。最初に会うのは都内のホテルと決めていて、そこでどれだけお金があるか見極めるのが重要だとも。他にも資産家のオヤジをたくさん紹介してもらっていたようなので、盗みに手を出すとは意外でした」(前出・知人)

 交際クラブと売春斡旋は紙一重だ。性風俗ライターの中山美里氏が言う。

「表向きは自由交際をうたっていても、女性会員をランク別に格付けしたうえで男性会員には女性が希望する1回当たりの“料金”を伝える紹介所も存在します」

 資産家のA氏にとって、ハーフ美女はあまりに高すぎる買い物となった。
https://www.asagei.com/excerpt/54301
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/588.html#c144

[昼休み54] 「紀州のドンファン」こと野崎幸助さん 急性覚醒剤中毒死 _ 55歳下の新婚妻は AV女優だった? 中川隆
30. 中川隆[-12998] koaQ7Jey 2018年6月13日 07:35:50 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15274]

1 いちごパンツちゃん ★ 転載ダメ©2ch.net 2016/02/25(木) 12:42:59 ID:CAP_USER*

和歌山県田辺市の会社経営者男性(74)が、自宅から6000万円相当の現金や貴金属類を盗まれた事件が、大きな話題となっている。

とりわけ、窃盗容疑で逮捕された東京都新宿区に住む自称フリーモデルの女(27)と男性が出会った理由について、多くのネットユーザーが「どうやって」「謎すぎる」と不思議がっている。

和歌山と東京、およそ450キロの距離を結んだのは「交際クラブ」だったとの報道も出ている。

和歌山県警田辺署は16年2月22日、男性宅から15年1月に現金600万円と貴金属など29点(約5400万円相当)を盗んだ疑いで女を逮捕した。

女は「盗んだつもりはない。 男性が『持って行っていい』と言ったので持ち出した」と容疑を否認しているという。

男性は同日、女を自宅に残して外出していた。しかし、帰宅後すでに自宅はもぬけの殻。

翌29日に現金や貴金属がなくなっているのに気付いた。それ以降、女とは連絡がつかない状態だという。

男性はかなりのお金持ちのようで、テレビ局などの取材に対し、
「1億円なんて紙切れだから」「謝っていただければ、別にね」などとも答えている。

男性が自宅に多額の金品を保管していたことや、フリーモデルという見慣れない肩書きなど様々な点がクローズアップされている今回の事件。

とくに、男性と女の50歳近い年齢差からか、2人の出会ったきっかけがネットで注目されている。

ツイッターには「いったいどうやって知り合いになった」「謎すぎる関係」といった声が相次いでいる。

情報番組「モーニングショー」(テレビ朝日系)や「白熱ライブ ビビット」(TBS系)によると、

2人は東京・銀座にある「交際クラブ」で出会った。男性はそこで女を紹介され、これまで11回自宅へ招いた。

女が訪れるたび、航空チケット代や30万円〜40万円もの現金を渡していたようだ。

交際クラブは別名「デートクラブ」とも言われ、入会すると、女性会員とデートをしたり、連絡をとりあったりできる。

その多くは会員制。紹介料がその都度必要となるため出会い系サイトより費用がかさむ一方、指名すれば「必ず出会える」という強みもある。

東京都内にも、広尾や南青山、銀座など至るところに店舗がある。

それぞれの公式サイトで示されている料金システムを見ると、入会金の相場は5万円、年会費の相場は3万円といったところだろうか。

加えて、紹介を受けるごとに3万円から5万円ほどの紹介(セッティング)料が必要となる。

「デートクラブ」が注目された事件が過去にもあった。交際していた男性らを次々殺害したとして、
1審、2審で死刑判決を受けた木嶋佳苗被告(最高裁に上告中)もかつて交際クラブの女性会員だった。

19歳の頃に渋谷で交際クラブにスカウト。以後数十人と「愛人契約」を交わしたとされ、
「愛人」から得た収入は月150万円に上るとも報じられている。

今回逮捕された容疑者の女は、「盗んでない。男性が持って行っていいと言った」と話しているという。


212 名無しさん@1周年 2016/02/25(木) 15:29:37 ID:GkuvGccg0

本当に持って行っていいといったんだと思うよ

それでサービスして長時間にわたるねっとりとしたフェラやら
全身、肛門なめなんかをしたんだな

だから盗んだとは思っていないはずだ

234 名無しさん@1周年 2016/02/25(木) 15:56:11 ID:RUetWnHW0

そんなに何回も出入りしてたならも少しづつ搾り取れば、
一度に欲張りすぎだよ、 変態行為とかされて嫌になったか
https://2ch.live/cache/view/newsplus/1456371779
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/198.html#c30

[番外地6] 牧野田 彩(AYA)が AV に出演させられた理由とは 中川隆
117. 中川隆[-12997] koaQ7Jey 2018年6月13日 07:36:47 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15274]

1 いちごパンツちゃん ★ 転載ダメ©2ch.net 2016/02/25(木) 12:42:59 ID:CAP_USER*

和歌山県田辺市の会社経営者男性(74)が、自宅から6000万円相当の現金や貴金属類を盗まれた事件が、大きな話題となっている。

とりわけ、窃盗容疑で逮捕された東京都新宿区に住む自称フリーモデルの女(27)と男性が出会った理由について、多くのネットユーザーが「どうやって」「謎すぎる」と不思議がっている。

和歌山と東京、およそ450キロの距離を結んだのは「交際クラブ」だったとの報道も出ている。

和歌山県警田辺署は16年2月22日、男性宅から15年1月に現金600万円と貴金属など29点(約5400万円相当)を盗んだ疑いで女を逮捕した。

女は「盗んだつもりはない。 男性が『持って行っていい』と言ったので持ち出した」と容疑を否認しているという。

男性は同日、女を自宅に残して外出していた。しかし、帰宅後すでに自宅はもぬけの殻。

翌29日に現金や貴金属がなくなっているのに気付いた。それ以降、女とは連絡がつかない状態だという。

男性はかなりのお金持ちのようで、テレビ局などの取材に対し、
「1億円なんて紙切れだから」「謝っていただければ、別にね」などとも答えている。

男性が自宅に多額の金品を保管していたことや、フリーモデルという見慣れない肩書きなど様々な点がクローズアップされている今回の事件。

とくに、男性と女の50歳近い年齢差からか、2人の出会ったきっかけがネットで注目されている。

ツイッターには「いったいどうやって知り合いになった」「謎すぎる関係」といった声が相次いでいる。

情報番組「モーニングショー」(テレビ朝日系)や「白熱ライブ ビビット」(TBS系)によると、

2人は東京・銀座にある「交際クラブ」で出会った。男性はそこで女を紹介され、これまで11回自宅へ招いた。

女が訪れるたび、航空チケット代や30万円〜40万円もの現金を渡していたようだ。

交際クラブは別名「デートクラブ」とも言われ、入会すると、女性会員とデートをしたり、連絡をとりあったりできる。

その多くは会員制。紹介料がその都度必要となるため出会い系サイトより費用がかさむ一方、指名すれば「必ず出会える」という強みもある。

東京都内にも、広尾や南青山、銀座など至るところに店舗がある。

それぞれの公式サイトで示されている料金システムを見ると、入会金の相場は5万円、年会費の相場は3万円といったところだろうか。

加えて、紹介を受けるごとに3万円から5万円ほどの紹介(セッティング)料が必要となる。

「デートクラブ」が注目された事件が過去にもあった。交際していた男性らを次々殺害したとして、
1審、2審で死刑判決を受けた木嶋佳苗被告(最高裁に上告中)もかつて交際クラブの女性会員だった。

19歳の頃に渋谷で交際クラブにスカウト。以後数十人と「愛人契約」を交わしたとされ、
「愛人」から得た収入は月150万円に上るとも報じられている。

今回逮捕された容疑者の女は、「盗んでない。男性が持って行っていいと言った」と話しているという。

212 名無しさん@1周年 2016/02/25(木) 15:29:37 ID:GkuvGccg0

本当に持って行っていいといったんだと思うよ

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234 名無しさん@1周年 2016/02/25(木) 15:56:11 ID:RUetWnHW0

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http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/190.html#c117

[リバイバル3] 北海道の最低市町村ランキング 中川隆
145. 中川隆[-12996] koaQ7Jey 2018年6月13日 07:37:19 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15274]

1 いちごパンツちゃん ★ 転載ダメ©2ch.net 2016/02/25(木) 12:42:59 ID:CAP_USER*

和歌山県田辺市の会社経営者男性(74)が、自宅から6000万円相当の現金や貴金属類を盗まれた事件が、大きな話題となっている。

とりわけ、窃盗容疑で逮捕された東京都新宿区に住む自称フリーモデルの女(27)と男性が出会った理由について、多くのネットユーザーが「どうやって」「謎すぎる」と不思議がっている。

和歌山と東京、およそ450キロの距離を結んだのは「交際クラブ」だったとの報道も出ている。

和歌山県警田辺署は16年2月22日、男性宅から15年1月に現金600万円と貴金属など29点(約5400万円相当)を盗んだ疑いで女を逮捕した。

女は「盗んだつもりはない。 男性が『持って行っていい』と言ったので持ち出した」と容疑を否認しているという。

男性は同日、女を自宅に残して外出していた。しかし、帰宅後すでに自宅はもぬけの殻。

翌29日に現金や貴金属がなくなっているのに気付いた。それ以降、女とは連絡がつかない状態だという。

男性はかなりのお金持ちのようで、テレビ局などの取材に対し、
「1億円なんて紙切れだから」「謝っていただければ、別にね」などとも答えている。

男性が自宅に多額の金品を保管していたことや、フリーモデルという見慣れない肩書きなど様々な点がクローズアップされている今回の事件。

とくに、男性と女の50歳近い年齢差からか、2人の出会ったきっかけがネットで注目されている。

ツイッターには「いったいどうやって知り合いになった」「謎すぎる関係」といった声が相次いでいる。

情報番組「モーニングショー」(テレビ朝日系)や「白熱ライブ ビビット」(TBS系)によると、

2人は東京・銀座にある「交際クラブ」で出会った。男性はそこで女を紹介され、これまで11回自宅へ招いた。

女が訪れるたび、航空チケット代や30万円〜40万円もの現金を渡していたようだ。

交際クラブは別名「デートクラブ」とも言われ、入会すると、女性会員とデートをしたり、連絡をとりあったりできる。

その多くは会員制。紹介料がその都度必要となるため出会い系サイトより費用がかさむ一方、指名すれば「必ず出会える」という強みもある。

東京都内にも、広尾や南青山、銀座など至るところに店舗がある。

それぞれの公式サイトで示されている料金システムを見ると、入会金の相場は5万円、年会費の相場は3万円といったところだろうか。

加えて、紹介を受けるごとに3万円から5万円ほどの紹介(セッティング)料が必要となる。

「デートクラブ」が注目された事件が過去にもあった。交際していた男性らを次々殺害したとして、
1審、2審で死刑判決を受けた木嶋佳苗被告(最高裁に上告中)もかつて交際クラブの女性会員だった。

19歳の頃に渋谷で交際クラブにスカウト。以後数十人と「愛人契約」を交わしたとされ、
「愛人」から得た収入は月150万円に上るとも報じられている。

今回逮捕された容疑者の女は、「盗んでない。男性が持って行っていいと言った」と話しているという。

212 名無しさん@1周年 2016/02/25(木) 15:29:37 ID:GkuvGccg0

本当に持って行っていいといったんだと思うよ

それでサービスして長時間にわたるねっとりとしたフェラやら
全身、肛門なめなんかをしたんだな

だから盗んだとは思っていないはずだ


234 名無しさん@1周年 2016/02/25(木) 15:56:11 ID:RUetWnHW0

そんなに何回も出入りしてたならも少しづつ搾り取れば、
一度に欲張りすぎだよ、 変態行為とかされて嫌になったか
https://2ch.live/cache/view/newsplus/1456371779

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/588.html#c145

[戦争b16] 強姦は神聖な行為〜「イスラム国」がつくった性奴隷制度の恐るべき実態 監禁から脱出した少女たちが証言する 赤かぶ
22. 中川隆[-12995] koaQ7Jey 2018年6月13日 07:52:37 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15274]

イスラム教もキリスト教もクルクルパー・カルトであるのは変わらない _ 2


キリスト教原理主義

キリスト教原理主義の本質は、主に米国が過去に行った過失を正当化できるからこそ普及しているのであり、キリスト教よりもユダヤ教の亜種に近い性質を帯びている。

プロテスタントといえば、多くの日本人はルター派とカルバン派しか思いつかないだろうが、英米のプロテスタントの多くは、英国国教会の亜種である。

英国国教会は、設立当初から血塗られている。
ローマ教会が離婚を許さないのを理由に、ローマ教会を離脱して英国王が首長となる教会を設立したのであるが、そのヘンリー8世は6人の妻を持ち、2番目の妻アン・ブーリンと5番目の妻キャサリン・ハワードを姦通罪で処刑している。6人のうち死別は3番目の妻ジェーン・シーモアのみである。
英国国教会の成立には、ローマ教会を通して仏の影響力を廃したかったのもあるだろう。アビニョン捕囚(1309〜77)の影響でフランスはローマ教会への影響力を強化していた。

また、ローマ教会自体が各国の王の上に己の存在を置く状態であり、英国内の反発があるからこそ、英国国教会は存続したのだろう。
つまり、設立自体が、エゴイズムとナショナリズムが動機である。
そのため、エリザベス一世時代に英国国教会から清教徒が反発して分離するのだが、彼らがローマ教会へ戻らずに新しい諸派を建てていった理由も、ナショナリズムによるローマ教会への反発があった。

もちろん、当時のローマ教会は相当腐敗していたのも事実だ。
つまり、英米のプロテスタントの場合、ルター派とカルバン派ほど純粋な動機とは言い難い部分が元来強かったのである。


ローマ教会を離れた時に、教皇に替わる宗教的権威は、何になるか。

自派内のヒエラルキーの頂点である。
古い宗派の中で頂点を極めることは難しいが、新派を建てれば己自身が頂点になりうる可能性がある。

「英国人は六十の宗派を抱えているが、料理のソースは一つだ」というイタリアの諺があるほど、英米のプロテスタントは多数の派がある。
己が宗教的権威になりたいという我欲こそが、多数の派が存在する理由の最大の要因ではないかと憶測している。

一番の問題は、聖書無謬性という偏向なのだが、これはルター派が聖書中心主義を唱えた影響から英米のキリスト教原理主義に多い。
キリスト教において本来一番大切なのは、イエス=キリストの言葉であった筈だが、イエス=キリストの言葉と矛盾する見解を米国人が頻繁に出すのは、聖書無謬性の影響ではないかと思う。

聖書無謬性、というよりも、旧約聖書無謬性こそが、キリスト教原理主義の中心に存在するのではないか。

旧約聖書は、無謬どころか矛盾だらけだが、キリスト教原理主義で重要視されているのは、旧約聖書の内容とヨハネの黙示録なのである。
ヨハネの黙示録の諸派にとって都合の良い解釈することと、旧約の内容が、キリスト教原理主義の根本のようだ。
これでは、キリスト教というよりも、選民思想が極端に強いユダヤ教の亜種である。


まず、北米インディアンの土地を奪ったことについては、「アメリカは約束の地である」と説明する。

鉄砲隊に向かって「特攻」を続けた北米インディアンを、虐殺し続けるのに当たって、「北米インディアンは聖書に書かれていない。だから、あれらは人間ではない」と説明する。

奴隷貿易の中心は実は英国だったが、「黒人は聖書に書かれていない。だから、あれらは人間ではない」と同様に説明している。

聖書の無謬性という信仰を利用することによって、自分達のエゴイズムや貪欲な物欲、選民思想を合理化できるのだ。

どんな人間だとて、異民族でも多数の人間を無差別虐殺すれば、潜在的に罪悪感を感じるものである。
もちろん、本物の「見せかけだけの善人」ならば、潜在的にも罪悪感を感じないだろうが。
米国人の心に在った潜在的罪悪感や不安感を薄れさせ、自らの虐殺・軍事的及び経済的侵略を正当化するために、聖書無謬性は、実に利用価値の高い説なのである。

聖書無謬性は、選民思想を強化し、エゴイズムの発現と経済侵略を正当化する。
だから、英国は「死の商人」として長年成功できたのだろう。日本で有名なグラバーも、英国の武器商人である。

第二次世界大戦後、英国の国土は荒廃していた。
戦争の被害のない米国が「世界の中心」となったのは必然であるが、その世界の中心とは、「世界の武器工場」なのである。この情けない地位は、この先当分揺るぎそうにない。

人殺しで儲ける「商売」は、私は世界中で最も卑しい職業だと思う。
殺傷兵器を多数生産することにも、自己正当化と合理化が必ず必要になる。
「我々は、民主主義を世界に普及するために武器を製造しているのである」とか工場で合理化の言葉を言わなければ、現場の労働意欲が必ず低下していく筈だからだ。


米国で武器を多数製造しなくても、たくさんある別の産業に大半を転換すればいいだけの筈だ。日本は、戦後ちゃんとできたのだから。
だが、恐らく、最早不可能だろう。

なぜなら、米国は「民主的な豊かな社会」から「憎悪と恐怖の対象」「言論を弾圧する強国」へと変質して行っているからである。
報復を恐れて先制攻撃し、無差別攻撃するために、他国民の憎悪と怒りが増し、死を賭しても抵抗を表したいという人々をどんどん増やしているという、ごく当たり前の論理が、米国人には理解できないようだ。

恐らく、欧米人以外の人々を、無意識下で「人間」と認めていないからである。

世界中から恨まれ憎まれていることを、米国人の大半が9.11まで気づかずに済めたのは、エバンジェリカルが米国民が潜在的に持つ罪悪感や不安感を合理化し、選民思想を強化してくれているためである。

戦争があるたびに、米国内のエバンジェリカルは信者数を増していく。
今や、聖書無謬性を信じる米国人が半数以上なのではないか。

例え、神が言ったことが正しかったとしても、転記を続けた古代ユダヤ人が自分達に都合の良い内容に書き換えなかったと何故信じられるのかは、理解に苦しむ。
古代ユダヤ人の知っている世界しか書かれていないからといって、それ以外の土地に住むのは人間ではない、あるいは被差別民族だと信じられるのは、何故なのか。
「木を見る西洋人 森を見る東洋人」に従えば、西洋人の世界観があまりに単純だからと説明できるだろう。
そんなに、世の中、単純なわけなかろうが。
あらゆる物事は、複雑に絡み合っている。
人体の一部が悪くなれば、全体に影響が及ぶようにだ。

潜在的罪悪感を引きずるからこそ、米国は犯罪大国になったのではないか。


エバンジェリカルは「核戦争を待望する人びと―聖書根本主義派潜入記 朝日選書」によると、ヨハネの黙示録の「ゴグとマゴク」、つまりイスラエルに進攻して戦う二つの大国とは、ロシアと中国だと教えているそうだ。

信者を増やすために、「核戦争はすぐ来る」とエバンジェリカルが米国民の恐怖を煽れば煽るほど、「どうせ先はないんだから」と自暴自棄の心境に陥り、犯罪に走る者は増えていったのだろう。

潜在的罪悪感や不安感は、潜在的犯罪者を増加させていき、米国民の人心を荒廃させて行ったのである。

「人のふり見て我がふり直せ」と言う。
経団連が武器輸出を求めた結果、内閣が勝手に、当座米国にのみミサイルを輸出することに決めてしまったが、これは米国の轍を踏むことになるだろう。
潜在的罪悪感を合理化する装置としての宗教は、日本において国家神道と靖国である。

次第に国粋主義者が再度増えて行っている現状を、よく考えてほしい。
米国の事実上支配下に入っている日本では、精神的には戦後の混乱が続いたままなのである。
恐らく、潜在的罪悪感や社会の矛盾を合理化するために、日本人の多数が、再び自発的に国家神道と靖国に縋り始めたのである。

それを否定する者に対して、「非国民」扱いが始まっている。
戦後の精神的混乱を「日教組の偏向が」等とする、安易な合理化を続けているようでは、昭和初期と同じ状況を自ら作り出してしまうだろう。

そして、潜在的罪悪感と社会の矛盾を合理化するのに、靖国では駄目だと考える人々が新・新興宗教に縋っていくのである。
この状況が長く続けば、オウムのような極端な教義を必要とする人々が増えていくはずだ。

武器輸出は、第二・第三のオウムを作り出し、アーレフを強化する。
エゴイズム、利己主義と物質主義、利益優先主義、選民思想などの、「アメリカナイゼーション」が「グローバリズム」の名で一層進行していけば、犯罪発生率が増加するのは当然である。


物事は連鎖していると考えるのは、東洋的発想らしいが、過去の清算が充分に済まないならば、潜在的罪悪感や不安感が、国を誤った方向へと導くのは避けがたいだろう。

良い商品を世界に供給するのを止めて、死の商人への道を進むのが、日本国の将来のために素晴らしいことと思いますか。
経済的論理のみを追求すれば、犯罪発生率は高まり、要人暗殺や報道機関への武力攻撃等の右翼テロが頻発する時代をもたらすだろう。
その先にあるのは、五‐一五事件(1932年犬養毅首相暗殺)、二‐二六事件(1936年陸軍クーデター)のような時代が来るだろう。

貴方は、奥田経団連会長や小泉首相が、そういうことまで考えて武器輸出を決めたと思いますか。

重要案件が国会の議決を経ないで決まる事態は、民主主義の形骸化の進行です。
「誰がなっても変らない」と賢しらに言う人々が多数日本にはいますが、本来、日本の未来を選ぶのは、国民の一票の筈です。
貴方は、どんな未来を選びたいと考えていますか?
何もせずに他人(政治家や官僚)のせいにするというのも、一つの選択であり、その選択に相応しい未来が待っているはずです。


【福音派】聖書の外典・偽書と「聖書の絶対不可謬性」

キリスト教史の中で、旧約聖書が正式に聖典の扱いを受けるようになった歴史は意外に浅く、トリエント公会議(1545)の時である。
2世紀には既に旧約聖書を認めない派が存在し、それに反対するためにも4世紀に聖書のラテン語訳が始まり、397年「正典」が一応決まった。

特に、ヨハネの黙示録を新約に残すかどうかで、随分揉めたらしい。
東方正教会は、長く認めていなかったという。

1世紀末に書かれたもので、「ヨハネによる福音書」「ヨハネの手紙」の著者とは別人が書いているが、今でも諸説あり、作者が福音書作者でないと文献学等で否定されていることを聞くと激怒する宗派もあるらしい。

どの文書が聖書として認められるべきか否かで、長く揉めて来た歴史というのは、大抵の宗教にあることだ。例えば、「北伝仏教の経典の多数は偽書である」という研究もある(「梅原猛の授業 仏教」をご参照下さい)

そんな歴史があるのに、特に、キリスト教原理主義者達を中心に「聖書の絶対不可謬性」を固く信じているキリスト教徒が結構いるのだそうだ。

聖書の中には、これを聖書に含めるかで揉めた文書があるという歴史等を、清教徒は全く知らなかったらしい。そのため、アメリカを中心に「聖書の絶対不可謬性」という、珍奇な教義をもつ教団が多いのだそうだ。

しかも、彼らが「間違いがない」と主張するのは、大抵、本来は聖典ではなかった旧約聖書のほうで、新約と違って間違いだらけの書物だ。
281投稿者:狂ったアメリカ人の精神構造  投稿日:2007年06月10日(日) 08時50分55秒


旧約聖書は盲信されると、世界の迷惑になる話が多すぎるのだ。

聖書と言っても旧約聖書は、基本的に泊付けのために導入されたものであり、どう考えても新約聖書の「神」と矛盾している。
旧約聖書の「神」は、所詮民族宗教の神なので、イエスと違い、人を幸福にすることのない神なのだ。

その「神」とイエスが三位一体であると言ったものだから、それから、キリスト教の神は相当残虐な「神」に変化し、教会の教えも残虐なものに変質してしまったのかもしれない。

ローマカトリックが新教の発生と共に今までの教会のあり方を見直して現在に至るのと対照的に、「自分達こそ、(旧教の輩と違って)汚れなき者である」と主張し続けて来た人々は、随分人殺しが好きな人々になっていき、全く自分達の行動を振り返ろうとはしない。

「神に選ばれた」とか「(自分達だけは)清浄なるものである」とか、「アメリカは『神の国』である」とか言うのは、明らかな(誇大)妄想である。
民族宗教の神ならともかく、キリスト教の神が、そんなに驕り高ぶり尊大で、「自分達は選ばれているから何をやっても許される」といった論理で他国民を無差別虐殺するような信者を、そんなに高く評価するだろうか。

「汝の敵のために祈れ」と言った神がだ。

聖書を書き記したのは所詮古代ユダヤ人であり、聖書の中にサハラ以南の黒人、インド以東のアジア人、北米南米・オーストラリア・ミクロネシアの現地人の存在が書かれていないのは、単に、当時の古代ユダヤ人の知識が足らなかっただけである。


ところが、「聖書の絶対不可謬性」を盲信する人々は、聖書に出て来ない人々を「人間として認めてはならない」という、見解になりがちだ。

清教徒が最初にこの考え方を米国に伝え、英国の清教徒が奴隷貿易を擁護した。自分達は清い名を名乗り、その行動は実に血なまぐさい。

聖書が誤っていることを認めぬ代わりに、世界や現実のほうを自分達の信念に合わせようとすると、随分多数の人々の人権を侵害し、戦争を次々起こし、多数の国を弱体化させ、...たくさんの異教徒をアジア・アフリカ・南北アメリカで殺さなければならない。
実際に、合わせようと今まで努力してきたのが、アメリカ合衆国という国の「裏の歴史」ではないのだろうか。

「キリスト教原理主義のアメリカ」(p.94)では、「聖書の絶対不可謬性」を信じる信者の割合を表示している。

 ユニタリアン・ユニバーサリスト        6%
 統一キリスト教会              12%
 アメリカン・福音ルーテル教会        21%
 エビスコーパル・チャーチ(聖公会)     22%
 統一長老派教会               25%
 統一メソディスト教会            34%
 エホヴァの証人               51%
 チャーチ・オブ・クライスト         55%
 サザン・バプティスト会議          58%
 チャーチ・オブ・ナザレン          58%
 アセンプリーズ・オブ・ゴッド        65%
 ユナイテッド・ペンテコスタイル・チャーチ  69%
 チャーチ・オブ・ゴッド           80%
http://hoffnungenlied.cocolog-nifty.com/kaizen/cat1966234/index.html


「敵を妥協せず徹底的に叩く」というアメリカの精神的背景について
http://www.kanekashi.com/blog/2017/10/5503.html
アメリカに移住したピューリタンは、「キリスト教原理主義」を貫いて、「エルサレムの建国」を「マニフェスト・デスティニー(明白なる使命)」として、西部開拓(実際は先住民殺戮)を推し進めた。


この「キリスト教原理主義」の精神性が連綿と続いているという。

「キリスト教原理主義」は聖書(:福音)絶対であるのと同時に、選民思想であるという。これが他部族みな殺しを正当化させているとのこと。


元々、ヨーロッパ自体が

「古代・地中海周辺における皆殺し戦争の結果としての共同体の徹底破壊」
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=330205

により、選民思想も登場してきているという背景があります。


ヨーロッパは、17世紀中頃に徹底殺戮の宗教戦争(:「神」と「悪魔」の戦い)をやめる条約を取り交わしました。しかし、アメリカ(に渡った移民)はその後も長きにわたって、みな殺しの殺戮を繰り広げてきたことが、今尚「敵を妥協せず徹底的に叩く」という精神性に繋がっているのだと思います。


以下、

『世界を操るグローバリズムの洗脳を解く(馬渕睦夫著)
https://www.amazon.co.jp/%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%82%92%E6%93%8D%E3%82%8B%E3%82%B0%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%AA%E3%82%BA%E3%83%A0%E3%81%AE%E6%B4%97%E8%84%B3%E3%82%92%E8%A7%A3%E3%81%8F-%E9%A6%AC%E6%B8%95%E7%9D%A6%E5%A4%AB/dp/4908117144


からの紹介です。

****************************

■アメリカを新しいエルサレムの地にする

イギリスでピューリタン革命が起こる前、宗教的な迫害を受けたピューリタンの一部の人たちは、新天地を求めてイギリスからアメリカ大陸に向いました。1620年にピルグルム・ファーザーズがメイフラワー号でアメリカに渡ったのです。

ピューリタン(清教徒)というのは、purity(純水、清浄)という言葉から来たものですが、文字通り、宗教的な純粋、純化を求めていた人たちです。


彼らは、当時のカソリックの腐敗した状況を見て、ルターの宗教改革をさらに徹底してやらなければいけないと考えました。

ある意味で、キリスト教の原理主義であり、相当極端な過激な思想であったと思われます。それゆえに、イギリス国内での迫害も強かったのでしょう。ピューリタンたちはイギリスで食い詰めた最下層の人たちだったという説もあります。


いずれにせよ、彼らの一部はイギリスを逃れてアメリカに移住しました。

彼らピューリタンは、司祭の言葉ではなく、聖書の言葉こそ神の言葉と考えて、聖書の言葉を忠実に実践しようとしました。そして「この地に自分たちにとってのエルサレムを建国しよう」と考えたのです。


ピューリタンたちは旧約聖書を重視しましたが、旧約聖書に忠実に従ったという点ではユダヤ人たちと考え方は同じです。

ユダヤ人は自分達を選民と考えていましたが、ピューリタンも自分達を現代の選民と考えて、アメリカという地をエルサレムにして、神の福音を世界に伝えようと考えました。これが「マニフェスト・デスティニー(明白なる使命)」と呼ばれるものです。建国の精神に立ち戻って考えれば、アメリカと言うのは宗教国家であることが分かります。

彼らは、神の福音を伝えることを使命と考えていましたから、それを妨害する勢力は皆敵と見なしました。その観点に立てば、先住民の殺戮も正当化されました。


そして神の福音を妨害する勢力を西へ、西へとなぎ倒していったのがフロンティア・スピリットです。フロンティア・スピリットは、ピューリタニズムと表裏一体です。

西へ、西へと進んでいって最終的にたどり着いたのがカリフォルニア。そこから先は海に遮られています。しかし、太平洋を越えて福音を伝えようと考え、アメリカはハワイ、フィリピンに進出し、さらに日本、中国にも福音を伝えようと考えました。

このように、アメリカのたどってきた歴史は、マニフェスト・デスティニーの歴史と考えると筋が通ります。


■宗教国家のアメリカには「妥協」がない

現代のアメリカには、ピューリタニズムの精神はもうほとんど残っていません。アメリカの国体はすっかり変わってしまいました。国体は変質してしまいましたが、彼らのマニフェスト・デスティニーの考え方は変わっていません。アメリカ的な発想を世界に普及させる、あるいは押し付けるというやり方を続けています。つまり、「アメリカン・ウェイ・オブ・ライフ」を世界に広げることが、一貫したアメリカの世界戦略です。


彼らは、「自分達は植民地主義者ではない。帝国主義者ではない」とずっと主張し続けていますが、実際の現象を見れば、遅れてきた帝国主義者の様相を呈しています。彼らは「門戸開放」という言葉を使いましたが、言い方を変えれば、「オレたちにも分け前をよこせ」という意味です。


神の福音を伝えることが目的であったにせよ」、「アメリカン・ウェイ・オブ・ライフ」を広げることが目的であったにせよ、実質的には帝国主義と同じです。


建国の経緯を見れば、アメリカと言う国の本質は宗教国家であることが見えてきます。宗教を広げることを理念としている以上、彼らに妥協というものはありません。その点を理解しておくことが重要です。宗教国家の側面は、アメリカの戦争のやり方にも影響しています。


ヨーロッパにおける戦争というのは、妥協が成立することがよくあります。17世紀に宗教戦争によって疲弊しきったヨーロッパ諸国は、1648年にウェストファリア条約を結んで宗教戦争を止めることを決めました。


宗教戦争というのは、「神」と「悪魔」の戦いですから、悪魔は徹底的に叩くほかなく、どちらかが破滅するまで行われます。続けていけば際限が無くなり、ヨーロッパ全体が破壊されてしまうため、宗教を理由とした戦争を止めるウェストファリア条約が結ばれました。


ウェストファリア条約以降は、ヨーロッパでは戦わずして対立が終わることもありましたし、話し合いによって妥協が成立することもありました。

アメリカの場合は、選民思想によるマニフェスト・デスティニーが根本にあるため、アメリカにとっての戦争は、いずれも宗教戦争的意味合いが濃く、彼らには妥協というものがありません。


第二次世界大戦においては、アメリカは日本を徹底的に攻撃して壊滅状態に追い込みました。その後の占領政策では日本の国体を徹底的に潰そうとしました。一切の妥協はありませんでした。それが宗教国家のやり方です。

今は、ピューリタニズムのアメリカ的な精神を持った人たちは、ほとんどいなくなりました。アメリカの国体が変質して、宗教国家の要素はなくなっていますが、妥協しないやり方は変わっていません。
http://www.kanekashi.com/blog/2017/10/5503.html


http://www.asyura2.com/15/warb16/msg/553.html#c22

[戦争b16] 強姦は神聖な行為〜「イスラム国」がつくった性奴隷制度の恐るべき実態 監禁から脱出した少女たちが証言する 赤かぶ
23. 中川隆[-13000] koaQ7Jey 2018年6月13日 08:03:16 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15280]

イスラム教もキリスト教もクルクルパー・カルトであるのは変わらない _ 3


◆エリート以外の米国民は全員 知恵遅れのカルト信者
 

 とにかく、米国の成人の5人に1人は天動説を信じていますし、26%しか進化論を信じていません。そもそも、高卒以下の人々の約45%は聖書に書かれていることはすべて真実だと信じています。

それどころか、白人の原理主義的(evangelical)キリスト教徒の60%は、議会ではなく、聖書に拠って米国の法律が制定されるべきだと考えているのです。

 また、成人のたった57%しか年間に1冊以上ノンフィクションの本を読んでおらず、若い成人の3分の2はイラクがどこにあるか地図上で示すことができず、成人の3分の2は米国の3権を列挙することができず、同じく3分の2は1人の最高裁判事の名前も挙げることができません。

15歳の数学の力はOECD加盟29カ国中24位ですし、2007年の研究では読む力が男女とも、しかも教育レベルの相違にかかわらず、低下気味であることが明らかになっています。
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu181.htm


313 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2009/10/10(土) 21:14:27

ところで、アメリカはどうか。
アメリカではだいたい三割が実質的文盲です。

また、さらに八割はアンダードッグ(=負け組)です。

日常の情報は入るけれども、少し高度な情報となると入らないという人が八割くらいいるわけです。

逆に、勝ち組になればなるほど情報の流通が非常に制限されてしまう。
自分だけで握って人に話さない(笑)。
すでにロックフェラーの支配が確立されているのですね。

そういう意味で、アメリカは情報化社会になればなるほど、
情報の流通に対するロックフェラーの抵抗が大きい。
今、アメリカではこれが大問題となってきている。

このロックフェラー支配は中国とロシアでも、日本とくらべれば同じですね。
ロシアなんて最もひどい。
ヨーロッパではまあ少しはいい。
そういう意味で、これからは日本が非常に有利となる。

>3
何度か、英語字幕付きの日本映画を見たけど登場人物が難しいことを言いだすと、長い単語が画面にズラズラと流れてこれは無理だと思ったよ。

8 :名無シネマさん[sage]:2009/07/19(日) 20:34:54 ID:ShU9guzs

ドイツに半年いたことがあったけど、
映画館は約8割はハリウッド映画を吹き替え上映してたよ。 
1日一本週4日、メジャーな映画(天使と悪魔、グラントリノ、ターミネーター等)の英語のオリジナル(字幕なし)上映があってたけど。

>>4が最初のほうでいってるように、
吹き替え上映はアメリカに限らず、けっこういろんな国で多数派なのでは?


10 :名無シネマさん[sage]:2009/07/28(火) 18:02:21 ID:W/Jd8xzS

吹替えって結構徹底してるみたいです。
しかし一度「John Rabe」というドイツ映画を見に行ったことがあるんだけど、
これがドイツ映画でドイツ語が主言語のくせにせりふがすべて吹替え!

なぜかというと、この映画はシンドラーのリストドイツ版?
日本軍の南京大虐殺から中国人を救ったドイツ人ビジネスマンの話。

なので、せりふもドイツ語のほか、英語、フランス語、中国語、日本語といくつかある。(IMDbで確認した)

日本人の将校役の俳優さんたちは日本語だな!と期待したらだめだった。
明らかにドイツ語でしゃべってる部分まで調整のため?かふきかえられてんだもん。

まじで徹底した吹替えっぷり。 これはドイツでの一例なので、ほかの国でどうなのかは未体験だが・・・
外国いって字幕で外国映画を見ようなんて、アメリカに限らずどこの国いっても期待しないほうがいいぞ。

そしてその結果、アメリカ人の知性はこの有様:


 「アメリカでは大人の4人に1人が自分の名前程度しか読み書きできない」。新聞や雑誌で、こんな統計に出くわしてハッとする。

 ただそれは、ぼくが4人に1人という数に驚くからではなく、

「やっぱりそうか、アメリカの非識字率ってそんなとこだったんだよな・・・・・」

と改めて意識させられ、でもショックは受けず、危機感もイマイチわかず、

「ま、別段新しい数字でもないし・・・・・」

と片付けそうになる、とそこで気がつく。そしてハッとするのだ。慣れっこになってはならない、深刻な問題なのだ。

 しかしまったく、ぼくの母国はどこを見ても、危機的な統計がゴロゴロしている。


――国民健康保険の制度はなく、アメリカ人のおよそ6人に1人が無保険状態で、事実上、医療が受けられない。


――ブッシュ政権が1期目で実施した大型減税は、総額の半分以上が超富裕層のトップの1パーセントの懐に入った。


――米国人は世界人口の5%にも満たないが、世界の石油消費量の4分の1以上を、一国だけで燃やしている。


――マリア様がセックス抜きに、処女のまま妊娠してキリスト様を産んだという「処女懐胎」を、アメリカの成人の8割が信じている。


 25%の非識字率と、その他もろもろのトンデモ統計と、当然みんな地続きのものだ。字がうまく読めないと、テレビが主な情報源になってしまい、テレビ報道は、「処女懐胎」と同じくらい現実から掛け離れていることが多々ある。

では、もし一生懸命ABCを勉強し、どうにかディクショナリーと首っぴきで新聞が読めるようになったとして、それで確かな情報にありつけるかというと、そうはメディア屋が卸さない。

 例えば、二年前の古新聞を見てみると、『ニューヨーク・タイムズ』を始めアメリカの全国紙も地方紙も、妄想とイリュージョンの記事で埋め尽くされている。「死との隠れん坊・なおくすぶるイラクの核兵器の謎」「細菌博士・世界一の殺傷力を持つ女」―― 2002年の暮れは、イラクが隠し持っているに違いない生物兵器と化学兵器と核兵器と弾道ミサイルの脅威の話題で100%持ち切りだった。
http://www.web-nihongo.com/back_no/column_01b/041221/index1.html

世界一豊かなアメリカはこんな国  

▽3100万人の国民が飢えている。

▽4500万人が医療保険に入っていない(国民健康保険制度がない)

▽国民の8人に1人が貧困レベル以下(2人家族で年収140万円以下)の暮らし振り。

▽貧困児童数は先進国でもっとも多い1300万人。

▽乳児死亡数は1日あたり77人。

▽国内に350万人のホームレスがいる(そのうち50万人が退役軍人)。

▽国内には約2億3000万丁の銃がある。

▽銃によって死ぬ子どもは1日平均13人。

▽選挙では不正が横行(黒人投票者を露骨に排除など)。

▽大学に行けなかった者は一生のあいだ時給5ドル(あるいはそれ以下)の仕事にしか就けない。

▽成人の4人に1人が自分の名前程度しか読み書きできない。

▽処女懐胎を、アメリカの成人の8割が信じている。

▽ブッシュ政権が1期目で実施した大型減税は、総額の半分以上が超富裕層のトップの1パーセントの懐に入った。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4875252307/ref=sr_11_1/503-0687016-2159947?ie=UTF8


1.スーパーのレジが異様に遅い。(日本の5倍くらいはかかってるw)

2.ファーストフードのセットメニューを頼むと、時々一品抜けてる。(3品しかないのにねw)

3.まともな運行時刻表すらないアメリカのバス・電車。(アメリカでは新幹線なんてとてもムリw)

4.殆どのアメリカ人って、外国に行った事も無い、外国語も話せない。要は、無知な田舎者w

5.レディーファーストなんてカッコつける割には、旦那の暴力が社会問題&驚異的な離婚率w

6.アメリカ人の運転マナーの悪さ・自分勝手度合い・・・ 日本人には『想定外』の連続ですw

7.何かを発注したとき、まず守られない納期。稀に納期を守る会社があるとビックリするw

8.議論は長いが何の結論も出ないアホな会議が、実は日本より多いw

9.必ず下らないギャクを入れるプレゼン。アメリカ人はプレゼン上手だと勘違いしてる模様w

10.テメーの稼ぐ金よりも、多くの金を浪費してる国・国民。愚かな・・・(以下省略w

11.コミュニケーションという言葉が好きみたいだが、要はペチャクチャ話して仕事せずw

12.自由を守る!テロとの戦いだ!などと他国に騒いでるが、要は、親米か反米か、それだけw

13.ミーティングでは“No Problem. We can do that” し か し・・・行動が伴わないw

14.ゴミの分別などお構いなし。誰も居ない週末のオフィスでも冷房ガンガン。環境を語る資格ナシw

15.駐車場で白線内にクルマを停めない馬鹿が多過ぎw、世間の程度が知れるw

16.セクハラ訴訟で何百億円、タバコ訴訟で何千億円・・・素晴らしい常識の国だよw

17.国民総肥満w、何食ってどれだけ怠惰に生活すれば、あんな肥満になるのか誰か教えてくれw

18.いまだにアメリカだけポンド・ガロン・インチ・・・の世の中w ま、彼らに国際単位系への変更なんて理解不能かw

19.終わってる製造業w 武器以外に輸出できるようなモノって一体何があるの?誰か教えてくれw

20.たかだか二百数十年の『アメリカ史』w なんせ白人は人々が暮らしているのにアメリカ大陸“発見”だからw

皮肉な事に、日本の負け組みに限って渡米希望w


◆米国民の知的劣化 

これは、米国民が、知的に劣化したせいだと考えられるのです。

 とにかく、米国の成人の5人に1人は天動説を信じていますし、26%しか進化論を信じていません。そもそも、高卒以下の人々の約45%は聖書に書かれていることはすべて真実だと信じています。

それどころか、白人の原理主義的(evangelical)キリスト教徒の60%は、議会ではなく、聖書に拠って米国の法律が制定されるべきだと考えているのです。

 また、成人のたった57%しか年間に1冊以上ノンフィクションの本を読んでおらず、若い成人の3分の2はイラクがどこにあるか地図上で示すことができず、成人の3分の2は米国の3権を列挙することができず、同じく3分の2は1人の最高裁判事の名前も挙げることができません。

15歳の数学の力はOECD加盟29カ国中24位ですし、2007年の研究では読む力が男女とも、しかも教育レベルの相違にかかわらず、低下気味であることが明らかになっています。
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu181.htm

アメリカ人の優位性は自国語が国際語になっているという事だけ:

ヨーロッパ連合(EU)では、医師免許をはじめとする諸種の国家資格が共有化されようとしている。そこでは英語が共通言語だ。この国家の壁を乗り越えたヨーロッパの歴史的で壮大な試みを無視してよかろうはずがない。医学生に限らず、わが国の大学生は皆、日本語の教科書だけで学問ができる。その例外性に多くの人は気づいていない。

日本以外の国では、英語(最低、ヨーロッパ系言語)ができなければよい教科書が読めないし、医者にも看護師にも臨床検査技師にもなれない。日本語は漢字のおかげで、外来語を簡単に母国語化するすばらしい能力を有していることを再確認したい。タイ語やスワヒリ語では医学用語の大部分が表現できない。韓国でも、医学生は英語でばかり勉強して、ちっともハングルで勉強してくれないと多くの教員が嘆いている。

EUでは医師免許をはじめとして、いろいろな国家資格が英語で統一されようとしている。最近になってフランス文化やドイツ文化の最先端科学部門における劣勢がはっきりしてきて、ドイツ人もフランス人もその他のヨーロッパ人は最先端科学部門は英語が出来ないと母国語では無理らしい。

同じアルファベットを使い、ラテン語からの派生語や、大きな影響を受けた同じ文化圏の言葉だから、専門用語はいちいち翻訳するよりも英語をそのまま使ったほうが手っ取り早いのでしょう。もはやフランス語やドイツ語はローカル言語であり、英語でないと最先端科学分野の学問は出来なくなっている。だからドイツ人やフランス人のお医者さんは英語が堪能なのは国家資格が英語で行われるからだろう。

アジア、アフリカ、中南米諸国の医学生は英語ができなくては最先端医療が学ぶことが出来ないし、多くの留学生を欧米に送り込んで学ばせている。タイ語やスワヒリ語では専門用語が翻訳できないからだ。2010年9月7日の株式日記ではスウェーデンの化学や文化の事を書きましたが、スウェーデン語と英語の二重言語生活を強いられる結果をもたらしている。他のヨーロッパ諸国も大なり小なり同じだろう。英語を学ばなければ最先端科学について行けない。

中国や韓国が大量の留学生をアメリカに送り込んでいるのも同じ理由によるものだろう。まさに英語帝国主義の大勝利であり、英語がグローバルスタンダード言語となり、非英語国では二重言語生活を余儀なくされている。その反面では英米人は外国語を学ぶ必要が無く、その時間を科学分野の研究に割り当てることが出来る。英語で国家試験が行われるようになると言うことは、それだけ非英語国民は負担を強いられることになる。

スウェーデンにおいても、スウェーデン語で書かれた文章と、英語で書かれた文章を読ませて、理解力を比べてみたら25%も英語で読んだグループは劣っていた。

つまり国際競争力においてもアメリカイギリスといった英語を母国語とする国民が圧倒的に有利になり、スウェーデンなどのヨーロッパの小国は言葉も文化もやがては失われていくのだろう。アイルランドもかつてはアイルランド語を話していましたが、今では英語が国語となりアイルランド語は文化財として残っている程度だ。

IT用語や金融用語や医学用語などは英語が共通語となり、日本も例外ではない。かつては武力が帝国の力の象徴になっていましたが、現代では言語が帝国の象徴となり、非英語国では二重言語生活を余儀なくされて、25%ものハンデを背負っているようなものだ。
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu232.html

http://www.asyura2.com/15/warb16/msg/553.html#c23

[戦争b16] 強姦は神聖な行為〜「イスラム国」がつくった性奴隷制度の恐るべき実態 監禁から脱出した少女たちが証言する 赤かぶ
24. 中川隆[-12999] koaQ7Jey 2018年6月13日 08:10:11 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15280]

異教徒は「人間」ではないので殺してもいい


平和や愛を説いている宗教が大量殺戮を生み出す皮肉な現実
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20180130T0221060900.html


アメリカの調査機関ピュー・リサーチ・センターは、2015年に世界人口における宗教人口の変動を予測した結果、今のままで推移すると、2100年にはイスラム教徒が最大勢力になると報告した。 アメリカの調査機関ピュー・リサーチ・センターは、2015年に世界人口における宗教人口の変動を予測した結果、今のままで推移すると、2100年にはイスラム教徒が最大勢力になると報告した。 

人口の35%はイスラム教徒になる。イスラム教徒と言えば、私たちは中東・北アフリカをイメージするが、世界最大のイスラム人口を抱えているのはインドネシアである。人口の35%はイスラム教徒になる。イスラム教徒と言えば、私たちは中東・北アフリカをイメージするが、世界最大のイスラム人口を抱えているのはインドネシアである。

今後はインドも巨大なイスラム人口を抱えることになるのが分かっている。アジアもまたイスラム人口で覆い尽くされていくことになる。今後はインドも巨大なイスラム人口を抱えることになるのが分かっている。アジアもまたイスラム人口で覆い尽くされていくことになる。

この予測は実は2008年頃にカトリック総本山のバチカンでも統計年鑑で示されていたことである。今後はキリスト教徒も全体数として増えるのだが、イスラム教徒の方が多産なので人口で完全に抜かれるのである。この予測は実は2008年頃にカトリック総本山のバチカンでも統計年鑑で示されていたことである。今後はキリスト教徒も全体数として増えるのだが、イスラム教徒の方が多産なので人口で完全に抜かれるのである。

この科学万能時代に宗教人口が増えるというのも興味深いが、どんなに科学が発達しても人々は神を捨てることはない。この科学万能時代に宗教人口が増えるというのも興味深いが、どんなに科学が発達しても人々は神を捨てることはない。

私は無宗教を通り越して確信的な無神論者だが、私のような無神論者は全世界の人口から見ると2.2%でしかなく、完全に少数派(マイノリティー)である。私は無宗教を通り越して確信的な無神論者だが、私のような無神論者は全世界の人口から見ると2.2%でしかなく、完全に少数派(マイノリティー)である。

人類の70%がキリスト教・イスラム教・ヒンズー教・仏教のいずれかを信じている。人類の70%がキリスト教・イスラム教・ヒンズー教・仏教のいずれかを信じている。

多くの国で、私は神に祈る人々に接してきた

多くの国で、私は神に祈る人々に接してきた。私が愛した女性たちもまた数多くの宗教を信じていた。多くの国で、私は神に祈る人々に接してきた。私が愛した女性たちもまた数多くの宗教を信じていた。

たとえば、タイ女性の多くは車の中から寺院や祠が見えると、そっと合掌(ワイ)をした。どんなに若い女性であってもそうだ。私はその姿が美しいと思った。たとえば、タイ女性の多くは車の中から寺院や祠が見えると、そっと合掌(ワイ)をした。どんなに若い女性であってもそうだ。私はその姿が美しいと思った。

インドネシアで知り合った女性たちは、もちろんイスラム教徒が多くて彼女たちの誰かと暮らすようになったら私もまたイスラム教徒にならないといけないのかもしれないと漠然と思っていたこともある。インドネシアで知り合った女性たちは、もちろんイスラム教徒が多くて彼女たちの誰かと暮らすようになったら私もまたイスラム教徒にならないといけないのかもしれないと漠然と思っていたこともある。

普段は派手な格好をしてタバコを吸って男とやり合っていた女性たちが、ある時にジルバブを付けてモスク(イスラム寺院)に行く姿を見た時、私は派手な格好をしている彼女たちよりもジルバブの姿の方に感銘を受けたものだった。普段は派手な格好をしてタバコを吸って男とやり合っていた女性たちが、ある時にジルバブを付けてモスク(イスラム寺院)に行く姿を見た時、私は派手な格好をしている彼女たちよりもジルバブの姿の方に感銘を受けたものだった。

インドネシアのジルバブはカラフルで美しい。

(ジルバブをつけたインドネシアの女性たちはとても華やか)
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20141007T2223520900.html


インドでは、売春宿にいる女性たちは自分に客が付くと、ドアの上やベッドの壁に飾っているシヴァ神の写真に向かって感謝の儀式をした。インドでは、売春宿にいる女性たちは自分に客が付くと、ドアの上やベッドの壁に飾っているシヴァ神の写真に向かって感謝の儀式をした。

夕方、泊まっていたホテルを抜けてスラムに入ると、スラムの一角ではヒンドゥー教の何かの儀式があって、私も誘われてヒンドゥー教のお参りを見よう見まねでした。その儀式で私は彼らに受け入れられた。夕方、泊まっていたホテルを抜けてスラムに入ると、スラムの一角ではヒンドゥー教の何かの儀式があって、私も誘われてヒンドゥー教のお参りを見よう見まねでした。その儀式で私は彼らに受け入れられた。

フィリピンではどうだったのか。フィリピンでは出会う女性は、細かい宗派は違うとしても、基本的にみんなキリスト教徒だった。女性たちはみんな十字架のペンダントをしていた。フィリピンではどうだったのか。フィリピンでは出会う女性は、細かい宗派は違うとしても、基本的にみんなキリスト教徒だった。女性たちはみんな十字架のペンダントをしていた。

何気なく入ったショッピングモールでは礼拝堂があって、そこでも多くの客が礼拝を受けていたのに驚いたこともある。何気なく入ったショッピングモールでは礼拝堂があって、そこでも多くの客が礼拝を受けていたのに驚いたこともある。

私が行ったすべての国で、それぞれの人々が生活の中で神と密着した日常を送っていたのだ。それぞれの文化、それぞれの伝統はそこで定着している。そして、時には美しい。私が行ったすべての国で、それぞれの人々が生活の中で神と密着した日常を送っていたのだ。それぞれの文化、それぞれの伝統はそこで定着している。そして、時には美しい。

しかし、私が彼らに影響されることはない。私は依然として何も信じていない。私は無神論者である。しかし、私が彼らに影響されることはない。私は依然として何も信じていない。私は無神論者である。


私が行ったすべての国で、それぞれの人々が生活の中で神と密着した日常を送っていたのだ。それぞれの文化、それぞれの伝統はそこで定着している。そして、時には美しい。


信じなければ、生きていけない世の中だった

神を信じる人は圧倒的多数である。信じないのであれば、その時点で人類のデファクトスタンダード(事実上標準)から弾き飛ばされる。神を信じる人は圧倒的多数である。信じないのであれば、その時点で人類のデファクトスタンダード(事実上標準)から弾き飛ばされる。

信じている人間から見ると、信じない人間は、共同体に属する意思がない人間であると認識される。信じている人間から見ると、信じない人間は、共同体に属する意思がない人間であると認識される。

共同体に帰属できない人間は爪弾きされるのだが、かつて「村」という狭い共同体の中で爪弾きされたら生きることすらも困難になる。共同体に帰属できない人間は爪弾きされるのだが、かつて「村」という狭い共同体の中で爪弾きされたら生きることすらも困難になる。

中世のキリスト教徒たちは、非キリスト教徒を人間扱いしなかったのはよく知られている。ユダヤ教徒も、異教徒は人間ではないと考える層もいた。中世のキリスト教徒たちは、非キリスト教徒を人間扱いしなかったのはよく知られている。ユダヤ教徒も、異教徒は人間ではないと考える層もいた。

現代のイスラム教でも、イスラム原理主義が跋扈するようになると、大勢の異教徒が殺されていった。これは中世ではなく、現代シリアで起きていたことだ。

(人類の歴史は殺戮の歴史であり、地獄はどこにでも口を開く)
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20170728T0151200900.html


戦争している国だからそんな悲劇が起きるので、普段は排斥なんか起こらないと思うのも間違っている。戦争している国だからそんな悲劇が起きるので、普段は排斥なんか起こらないと思うのも間違っている。

パキスタンでは、「イエス・キリストは人類の罪のために十字架で死んで下さった。ムハンマドは何をしたの?」と問いかけた普通の女性が死刑を宣告されている。

(少しでもイスラム教をけなすと、冒涜罪で死刑になる危険な国)
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20130802T2244050900.html


宗教を信じている人たちの中で異端でいるというのは、このような恐ろしい目に遭うこともあるのだ。宗教を信じている人たちの中で異端でいるというのは、このような恐ろしい目に遭うこともあるのだ。

共同体の中で、人々が信じているものを信じないのは実は恐ろしいことなのである。信じないことを隠していればいいというわけでもない。信じていないことは、何気ない態度の端々に現れるからだ。共同体の中で、人々が信じているものを信じないのは実は恐ろしいことなのである。信じないことを隠していればいいというわけでもない。信じていないことは、何気ない態度の端々に現れるからだ。

人は信じていないものを信じていると言い続けることはできない。覆っていたものは暴かれる。口で言わなくても、態度で信じていないことが周知の事柄になっていく。公言してもしなくても結果は同じということだ。人は信じていないものを信じていると言い続けることはできない。覆っていたものは暴かれる。口で言わなくても、態度で信じていないことが周知の事柄になっていく。公言してもしなくても結果は同じということだ。

本音のところで共同体を構成する最も重要な部分を信じていなければ、それは共同体では危険人物と見なされていき、徐々に排斥の対象になっていく。本音のところで共同体を構成する最も重要な部分を信じていなければ、それは共同体では危険人物と見なされていき、徐々に排斥の対象になっていく。


共同体の中で、人々が信じているものを信じないのは実は恐ろしいことなのである。信じないことを隠していればいいというわけでもない。信じていないことは、何気ない態度の端々に現れるからだ。


異教徒は「人間」ではないので殺してもいい?

アメリカでは宗教の自由が保障されており、もちろんイスラム教徒も多い。アメリカでは宗教の自由が保障されており、もちろんイスラム教徒も多い。

しかし、全体を見れば依然としてこの国にはキリスト教が根を下ろしている。大統領も、日曜日になれば教会に行って牧師の話を聞く国でもある。しかし、全体を見れば依然としてこの国にはキリスト教が根を下ろしている。大統領も、日曜日になれば教会に行って牧師の話を聞く国でもある。

キリスト原理主義的価値観は、まったく廃れる気配もない。ドナルド・トランプ大統領を支持していたのもキリスト教の福音派、宗教右派、キリスト教原理主義者たちだった。キリスト原理主義的価値観は、まったく廃れる気配もない。ドナルド・トランプ大統領を支持していたのもキリスト教の福音派、宗教右派、キリスト教原理主義者たちだった。

福音派の定義は曖昧だが、狭義の意味で言うと「聖書を神の言葉であると信じ最終権威と考える人たち」を指す。ここから進化論すらも否定するのがキリスト教原理主義者となる。福音派の定義は曖昧だが、狭義の意味で言うと「聖書を神の言葉であると信じ最終権威と考える人たち」を指す。ここから進化論すらも否定するのがキリスト教原理主義者となる。

キリスト原理主義者の信じているもののひとつが、あの有名な終末論だ。キリスト原理主義者の信じているもののひとつが、あの有名な終末論だ。

すなわち、「世界が終わる(神の審判が下る)とき、イエス・キリストが降臨して千年王国が始まる」というものだ。すなわち、「世界が終わる(神の審判が下る)とき、イエス・キリストが降臨して千年王国が始まる」というものだ。

聖書は、確かに歴史書としては興味深いものがあるのかもしれない。しかし、それを一字一句信じるのは愚かであることは現代人であれば誰でも感じるはずだ。聖書は、確かに歴史書としては興味深いものがあるのかもしれない。しかし、それを一字一句信じるのは愚かであることは現代人であれば誰でも感じるはずだ。

処女懐妊から死者復活、そしてキリストの昇天まで、どう読んでも科学的ではない。しかし、信じないでいると、このように脅迫される。処女懐妊から死者復活、そしてキリストの昇天まで、どう読んでも科学的ではない。しかし、信じないでいると、このように脅迫される。

「信じない者は救われない」「サタンから来た者だ」「信じない者は救われない」「サタンから来た者だ」

キリスト教は世の中の文化にも定着している。人類の教養の基礎にもなっている。アメリカでも、そうした人々が選挙権を行使して世の中に影響を及ぼす。キリスト教は世の中の文化にも定着している。人類の教養の基礎にもなっている。アメリカでも、そうした人々が選挙権を行使して世の中に影響を及ぼす。

「隣人を愛しなさい」と説く美しい宗教なのだから、さぞかし世界は平和になりそうだ。「隣人を愛しなさい」と説く美しい宗教なのだから、さぞかし世界は平和になりそうだ。

ところが、現実は真逆だ。ところが、現実は真逆だ。

「隣人を愛しなさい」と説くキリスト教の国が世界最大の軍産複合体を持ち、「自由はただではない」と言い、全世界で戦争を仕掛けて回っている。どうしたことなのか。「隣人を愛しなさい」と説くキリスト教の国が世界最大の軍産複合体を持ち、「自由はただではない」と言い、全世界で戦争を仕掛けて回っている。どうしたことなのか。

宗教が平和や愛を説くのは、同じ宗教を信じている人たちに対して言っているというのが分かる。自分たちの宗教が否定されると、突如として牙を剥く。宗教が平和や愛を説くのは、同じ宗教を信じている人たちに対して言っているというのが分かる。自分たちの宗教が否定されると、突如として牙を剥く。

そして、「異教徒は自分たちの宗教が理解できない劣等民族であり、そもそも人間ではないので殺してもいい」という論理で正当化して大量殺戮に走っていく。平和や愛を説いている宗教が大量殺戮を生み出す。皮肉な現実だ。そして、「異教徒は自分たちの宗教が理解できない劣等民族であり、そもそも人間ではないので殺してもいい」という論理で正当化して大量殺戮に走っていく。平和や愛を説いている宗教が大量殺戮を生み出す。皮肉な現実だ。


世界最大の軍事力を持つアメリカ。「隣人を愛しなさい」と説くキリスト教の国が世界最大の軍産複合体を持ち、「自由はただではない」と言い、全世界で戦争を仕掛けて回っている。
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20180130T0221060900.html

http://www.asyura2.com/15/warb16/msg/553.html#c24

[戦争b16] 強姦は神聖な行為〜「イスラム国」がつくった性奴隷制度の恐るべき実態 監禁から脱出した少女たちが証言する 赤かぶ
25. 中川隆[-12998] koaQ7Jey 2018年6月13日 08:11:08 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15280]

祈りとは「よけいなことを考えさせない」ための行為である 2013-09-02
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現代人は、もう宗教というのは勝手に考えた妄想だと知っているし、神を信じていない人も多い。

それでも、この時代にも宗教を必要とする人たちがいるのは、いったいなぜなのだろうか。それは、それを信じていることにしたほうが「共同体の維持」に好都合だからだ。

別に神がいようがいまいが、もうどうでもいい。全員が同じ妄想を信じることにしたら、それで対立が減るし、共同体が維持できる。

「みんな同じ考え方」というのは、余計な対立がないということなのである。つまり、共同体の中では安心して暮らせるということなのだ。

ある人がキリスト教を信じていて、右隣の人はイスラム教を信じていて、左隣の人は仏教を信じているとする。習慣も、文化も、何もかも違う。

違うだけならいいが、互いに「他の宗教は間違っている」と思っていたら、毎日がいがみ合いの生活になり、共同体が成り立たない。


宗教には必ず上下関係(ヒエラルキー)がある

だから、隣近所はみんな同じ宗教・同じ宗派であったほうが安心して暮らせる。いちいち、他人の思想を確認しなくても済むし、相手が理解できるし、自分も理解してもらえる。

人類はそれが欲しかったのだ。

また、権力志向の人間にとっても、それは重要だった。自分が司祭の立場になると、勘違いした信者が司祭を「神」か「神の使者」と間違えて一緒に祈ってくれる。それは、都合が良かったのだ。

宗教には上下関係(ヒエラルキー)がある。ヒエラルキーの上部にいる人間は、わざと一般的ではない、どこか奇妙な服を着て、神々しく振る舞う。それは、「演出」である。

演出して、無理やり自分を祈らせ、あがめさせようとする。

そうなると、宗教に名を借りた支配が可能になるので、人を疑うことを知らない人間を服従させることができるようになる。

宗教のコミュニティーの中では「疑うことを知らない純真さ」が尊ばれる。なぜ、それを徹底して教えるのか。

いちいち、他人のことを疑う人間がいたら、ピラミッドの上部にいる人が居心地が悪くて眠れないからである。

「神などいない」と考えるような人間が出てくると、上層部はとたんに「ただの人」にまで落とされる。

だから、信者がよけいなことを考えないように「祈りなさい」と祈りを強要し、共同体でがんじがらめにしてしまう。祈りとは、実は「よけいなことを考えさせないこと」なのである。


フィリピンでの子供たちの祈り。祈りとは、実は「よけいなことを考えさせないこと」なのである。


疑う人間は、一心不乱に祈らせて考えさせない

胡散臭い宗教であればあるほど、長時間祈らせたり、頻繁に祈らせたりする。疑問を感じると「それは雑念だ」と言って恫喝する。

祈るというのは、自分自身を自分で洗脳することだ。

キリスト教も、イスラム教も、そうやって長い間、子供の頃から祈りを通じて、自己洗脳を強制し、洗脳し、共同体に組み込んできた。

疑う人間は、一心不乱に祈らせて考えないように仕向けた。

大人になって、「実は神はいないのではないか?」「仏はいないのではないか?」「この宗教は間違っているのではないか?」と思ったときはもう遅い。

そう思った瞬間に、共同体から弾き飛ばされる。そして、今まで信じていたものが崩れると、人格崩壊の可能性もある。

だから、大人になってからの、「この宗教は、何か違う」という違和感や「宗教は妄想だ」という覚醒は危険なのだ。

みんなが妄想に浸っているときに自分だけ覚醒してしまうというのは、突如として自分が異分子になるということだ。信じている仲間を裏切り、文化を裏切ることにつながる。

信じ込んでいる人であればあるほど、「正気に返れない」ようになっている。正気に戻ったら、共同体から出て行かなければならないからだ。

そこで、洗脳が解けそうになると、共同体にいたいがために、人は必死で「祈る」ことになる。つまり、自己洗脳を強化するということだ。

もっとも、湧き上がる疑念は抑えられないこともある。

アメリカでもイタリアでも、あるいはアフガンやイランでも、本当はキリストやイスラムに懐疑的な人が山ほどいるのだが、あえてそれを言わない。何食わぬ顔をして、信じているふりをしている。

しかし、覚醒しているので、本当は心の中で馬鹿馬鹿しくてつきあってられないと考えている。


アフガニスタンで、イスラム教に疑問を持ったら、果たして生きていけるかどうか分からない。


不可知論者という、一種の「気配り」が考え出された

欧米では、無神論者だと思われたら共同体から爪弾きにされ、差別や報復の対象になってしまう。

だから、神を信じていなくても「自分は無神論者だ」と主張する人は少ない。

しかし、今どき「男から女を作った」「処女懐妊でキリストが生まれた」「キリストは死んでから3日後に復活した」と言われて純粋に信じる人も少なくなった。

そこで、「不可知論者」という概念が生まれている。

日本語も難しいが、英語も「アグノスチック」という難しい言い回しが使われている。不可知論というのは「神はいるともいないとも言えない」という立場である。

「神などいるわけない」と口に出して言えば危ない。自分は白い目で見られるし、相手も傷つく。親や友人が宗教を信じていて、それを嘲笑したくないときもある。

そういうときは、「神がいるかいないか私の中では未知なので、不可知論者なんですよ」とやんわりと無神論であることを主張できる。

欧米人が考え出した一種の「気配り」が、不可知論というものであると捉えれば分かりやすい。

欧米人は自分の考えや思いを主張して、ディベートする民族ではある。

それでも宗教批判はコミュニティを破壊し、相手の全人格を破壊するので、非常に「微妙」な扱いにされている。欧米人にして、「気配り」が必要なほど微妙な問題なのである。


こんな時代になっても、いまだに宗教は続いて行く

昔は、交通機関が発達していなかった。人類が「村」や「町」という共同体の中で、小さく暮らしていた。

そんな時代、宗教は共同体の維持に役に立った。

しかし、やがて人類が「国」単位で暮らすようになると、宗教は多種多様な考え方をする人を取り込めなくなってしまった。

そして、人類が「国際」「世界」単位で暮らす現代になると、今度は宗教そのものが、対立や紛争を引き起こす災厄の種になってしまっている。

宗教というのは、まだ人類が小さな共同体、つまり「村」や「町」で暮らしていた頃の伝統である。

これだけ世界がつながってしまうと、もう宗教という「共同体維持のための仕組み」は、かえって人類の足を引っ張る厄介者に過ぎなくなった。

宗教対立・宗教戦争・宗教弾圧をなくすにはどうしたらいいのか。本来であれば、「もう宗教は役に立たないので、みんなで一緒にやめましょう」と、やめてしまえばいい。

しかし、現実的にはそれは不可能である。

宗教という枠組みの中で、ヒエラルキーの上部にいる人間は、絶対にそれをさせない。共同体が崩れ去ると、自分がただの人に転がり堕ちるからだ。

また、宗教は、その人の思想、文化、両親の存在、共同体の存続すべてに関わっている。宗教を否定するというのは、その人の全人生と歴史を否定するということになる。

だから、こんな時代になっても、いまだに宗教は続いて行く。そして、裏切り者は殺され、異宗教との戦いも続く。

そして、疑い深い人がいたら、とにかく祈らせる。祈らせて、考えさせないようにする。一日に何度も、あるいは長時間に渡って祈らせる宗教は、そういうことなのだ。

祈りは、とても危険な行為なのである。
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20130903T0014520900.html?a=l0ll

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[戦争b16] 強姦は神聖な行為〜「イスラム国」がつくった性奴隷制度の恐るべき実態 監禁から脱出した少女たちが証言する 赤かぶ
26. 中川隆[-12997] koaQ7Jey 2018年6月13日 08:12:13 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15280]

イスラム教では女性が自分の頭では何も考えられない様に教育している:


タリバンが女性に課したルール

http://www.jca.apc.org/ 」では、アフガン女性のどのような制約を強いているのか書かれている。一部、抜粋・要約して紹介したい。厳格なイスラム教を信奉するタリバンは以下を女性に強要している。


女性が家の外で仕事することは一切禁止

男性の付き添いなしに屋外で活動することは一切禁止

女性は男性の店主から物を買ってはならない

女性は、男性の医師から手当てを受けてはならない

女性は勉強することを許されない

女性は、ブルカをかぶらなくてはならない。

従わない女性は、鞭打ち、殴打、および言葉による暴力の刑

足首を隠していない女性は、公開鞭打ち刑

婚外交渉をもったと告発された女性は公開投石刑

化粧品の使用禁止

爪を染めた女性は指を切断

女性は親族以外の男性と話したり、握手をすることを禁止

女性は大声で笑ってはならない

女性は知らない人に声を聞かれてはならない

女性は、音のする靴を履いてはならない

男の親族と一緒でない女性はタクシーに乗ってはならない

女性は、公衆の集まりに出てはならない

女性はスポーツをしてはいけない

女性は自転車やバイクに乗ってはならない

女性は明るい色の洋服を着てはならない

女性は娯楽目的の場へ出かけてはならない

女性は公衆の場や川の脇で洗濯をしてはならない

女性はバルコニーから姿を見せてはならない

女性家のすべての窓に色を塗らなくてはならない

女性は公衆浴場に行ってはならない

女性と男性が同じバスに乗ってはならない

女性を写真や映画に撮られてはならない


言うことを聞かない女たちに暴力を振るってもアシッド・アタックをしても許される。アフガンの家庭内暴力の凄惨さは目を覆わんばかりの悲惨さだ。


女性に対する脅威

タリバンの説くイスラムは「厳格なイスラム」であって、たとえば戒律の緩いインドネシアではまったく様相が違う。

しかし、そのインドネシアでさえイスラム原理主義社のような人間たちがいて、このような「貞操の強制」を求めている。

先進国の女たちは、なぜイスラムを強制されている女性たちに無関心でいられるのか不思議に思うことがある。

家長主義を根本に持つ宗教、ユダヤ教・キリスト教・イスラム教・ヒンドゥー教・儒教などは、女性に対する脅威であり、女性に対して有害なものであり、女性を抑圧する「暴力装置」である。

女性たちは宗教が自分たちにとって壮絶な危険思想であることをもっと明確に気がつく必要がある。女性たちは、あまりにも危険なものを長い間放置しすぎた。

そろそろ、これらの危険思想を世の中から一掃すべきだと思わないだろうか?

男はみんな女の子供だ。だから、母親は「宗教」という女性を縛る危険思想に自分の子供たちが染まらないように子供の頃から教育することができる。

宗教は単なる共同幻想だ。女たちは神はいないと自分の子供に教育するだけで宗教を破壊できる。

そうでもしない限り、女性の地獄はどこまでも続くだろう。馬鹿げた宗教がいつまでも女性を縛る。人類は2000年前に間違った。

男はあまりの宗教に染まりすぎてもう修復不可能だ。今や、それを正せるのは女性だけになってしまった。ひとりでも多くの女性がそれに気がつくことを願いたい。
http://www.bllackz.com/2011/12/blog-post_03.html

http://www.asyura2.com/15/warb16/msg/553.html#c26

[戦争b16] 強姦は神聖な行為〜「イスラム国」がつくった性奴隷制度の恐るべき実態 監禁から脱出した少女たちが証言する 赤かぶ
27. 中川隆[-13020] koaQ7Jey 2018年6月13日 08:22:24 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15304]

イスラム教、キリスト教やヒンズー教の様なクルクルパー・カルト宗教が何時まで経っても滅びない理由


2015-01-28
それぞれの宗教を信じていた女性を、心から愛し続けたい


タイで初めてパッポンに向かい、とても惹かれた女性がいた。彼女は仏教徒だった。タイの国民はその多くがほぼ仏教徒であり、街の祠(ほこら)で手を合わせるタイ女性の姿はとても美しい。そんな彼女たちの姿には、素直に感銘を受けた。

私がカンボジアで知り合ったあるベトナムから来た女性は、キリスト教徒だった。彼女はとても貧しい境遇の中にあったが、彼女が裸になると、その胸には小さなシルバーの十字架が暗い売春宿の中できらめいた。

「私は彼(キリスト)を信じているのよ」と彼女は柔和に笑って、十字架をぎゅっと握りしめた姿をまだ覚えている。私は彼女の真っ直ぐな性格が好きだった。

私がインドで知り合った売春女性たちの多くは、ヒンドゥー教のシヴァ神を信じていた。売春宿のドアの上に神棚があったり、壁にシヴァ神のポスターが飾ってあったりした。

みんな、シヴァに手を合わせて売春ビジネスを行った。彼女たちは信じることによって安らぎを得ていた。赤ん坊の絵はクリシュナ神だ。彼女たちは、まるで我が子のように、クリシュナを見て顔をほころばせた。


私は、彼女たちの信仰を否定することは決してない

私がフィリピンで知り合った売春女性の多くは、キリスト教徒だった。彼女たちも、街を歩いていてキリスト教会を通り過ぎるとき、一瞬立ち止まって十字を切る。

弾けるような明るい女性が、急に恭しくなって、そっと目を閉じ十字を切る。

「自分が貧しいながらも何とか生きていけるのは、イエス・キリストのお陰」と彼女たちは真剣に考えていた。

やはり、彼女たちもみんな十字架のペンダントをして神を身につけていた。それはファッションではない。彼女たちにとっては信仰の対象だ。

私は無神論者であり、今まで一度も神を信じたこともなければ、すがったこともない。これから信じることもない。

私が好きだった女性がそれぞれの神を信じており、とても真剣に神に祈っていても、私が彼女たちの宗教に寄り添うことはなかった。これからもないだろう。

しかし、私は彼女たちの信仰を否定することもない。私が信じていないというのは「私の信念」であり、それは彼女たちに何の関係もないからだ。

私は彼女たちが信じているものを信じていないが、それを信じている彼女たちの姿は美しいと思った。信仰とは、本来は幸せと平和を祈るものである。

彼女たちが信じているものが何であれ、幸せと平和を祈念する女性の姿は、とても美しくて癒やされた。

慈愛に包まれた信仰心のある女性の姿は愛している。彼女たちの心の中にある「深い優しさ」を感じるからだ。


私は、イスラムの女性がとても気に入っている

インドネシアの売春地帯にいたとき、そこで知り合った女性たちはみんなイスラム教徒だった。私は、インドネシアの女性がとても気に入っている。

なぜなら、彼女たちの優しさや、穏やかさや、もの柔らかさは、まるで底なしの湖のように深いからだ。とても繊細で、一緒にいて心地良い女性が多い。

あるときは、すべてを捨ててインドネシアで暮らしたいと思い詰めたほど惚れた女性もいる。インドネシアのイスラム女性とは、とても気質が合う女性が高確率で存在する国だった。

イスラム教徒の女性も、自分の写真をとてもたくさん持っている。それを見せてもらうと、必ず彼女たちの写真の中に、ジルバブをつけた姿がある。

ジルバブはイスラム教の女性独特の頭を覆う布だが、それを見ると彼女たちも普段は敬虔なイスラム教徒であるのが分かる。彼女たちの優しさは、イスラム文化の中で形作られたものなのである。

信じられないかもしれないが、イスラムの女性もごく普通の感情を持ち、ごく普通に暮らしているわけで、日本女性と何ら変わるところがない。文化的な差異はあったとしても、本当に拍子抜けするほど「普通」だ。

私はバングラデシュも好きなのだが、バングラデシュの女性もまた優しい。人なつっこく、素朴で、邪心がない。スレたインド女性よりも、むしろバングラデシュの女性の方が私には合っている。

バングラデシュはもちろんイスラム教が国教になっているので、彼女たちはみんなイスラム教徒である。皮肉なことに、こわもてのイスラムのイメージとは裏腹に、イスラム教徒の女性の方が私には心が通える。


民族は民族に、国は国に敵対して立ち上がる時代に

今後、世界は大きな暴力に包まれていく、アメリカは2001年から巨大な暴力をイラクやアフガニスタンで行使し、反米感情から多くのイスラム教徒をテロリスト側に追いやった。

彼らはテロで対抗し、世界中にテロが拡散していった。そのテロによってイスラムに対する嫌悪や憎悪は膨れあがり、それがまた新たな対立を生み出す。

そうやって、世界は暴力の渦に包まれていく。

さらに、資本主義が暴走しており、経済格差はとどまるところを知らない。経済格差は貧困をもたらすが、その貧困は鬱積した不満となって必ず爆発する時がくる。これもまた暴力を生み出す元凶になる。

そしてグローバル化した社会もまた、国家間の相互不信を生み出しており、その軋轢は新たな衝突の芽を生み出す。

いろんなものが、暴力に向かって突き進んでいるのが今の時代であり、その不穏な時代の空気は、誰もが感じ取っているはずだ。2001年9月11日の同時多発テロから、暴力の時代へと突き進むベクトルはまったくぶれていない。

「民族は民族に、国は国に敵対して立ち上がり、方々に飢饉と地震が起こる」という新約聖書のマタイの福音書の如く、時代が暴力に向かって進んでいる。

しかし、暴力が吹き荒れる中で、私は多くの国々で知り合った女性を想い続ける。それぞれの宗教を信じていた、それぞれの国の女性を、私は心から愛し続けるだろう。

仏陀に祈り、キリストに祈り、シヴァに祈り、イスラムの神に祈る堕ちた女性たちが、自分の人生と共にあったことを忘れない。みんな、大事な女性たちだった。

今でも、それは変わらない。
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20150128T0350180900.html


無意識を自覚する方法。自分が何に洗脳されているか、一瞬で知る方法


インドの女性は歌が好きだ。

インド・コルコタにいたとき、ひとりの女性が口ずさむように、静かで優しい歌を歌ってくれたことがある。

彼女は普段はどちらかと言えば粗野な喋り方をする女性で、感傷的な感情をほとんど持っていないようにも見えた。

しかし、物憂げな部屋の中で暇を紛らわすように歌ったその歌は、とても感傷的なリズムで、抑制された美しい声に私は聞き惚れて涙がこぼれそうになった。


マントラという歌

声のトーンも彼女の普段の粗野なものが消えていて、まるで彼女が別人になったかのような不思議なものであった。

「それは何の歌だい?」と尋ねると、彼女は部屋の神棚に飾っている私の知らない神の写真を指さして「昔の歌(Old Song)よ」と答えた。

確かにそうだろうと思う。街の騒々しいボリウッドソングとはまったく違った趣(おもむき)の歌だった。

そのとき、私は知らなかったのだが、のちにこのような歌をマントラというのだと分かった。

マントラという言葉は初めて聞く言葉ではない。それは呪文だか呪術だとか、そういうニュアンスで私は覚えていたので、歌までマントラという括りをすることに驚いた。

今となっては彼女がアカペラで歌ったそのマントラがどんなものだったのか旋律が思い出せないのだが、その歌を聞いたときの感情は生々しく思い出すことができる。

美しい歌を聞いたときの感動の震えがそこにあった。そして、ずいぶん後になって私は「これは危険だな」と意識したのだった。

美しさに取り込まれてしまいそうなのが分かっていた。

その歌がマントラなのであれば、その歌の先にヒンドゥー教が待っている。

ガヤトリ・マントラ

人は美しい歌を聞いて感動し、その歌の世界観に浸って自分の心を癒すことができる。

宗教はそういった歌の効用をよく知っていて、それを巧みに使って心を操っていく。

キリスト教徒は賛美歌やゴスペルに涙を流す。

たとえば、「アメイジング・グレイス」や「What A Friend We Have In Jesus」などをじっくり聞いていると、キリスト教徒は涙がとまらなくなるという。

人口に膾炙する美しい旋律(リズム)と、その詩の内容の優しさが加わって心に響くようだ。

インドのマントラも美しい旋律のものがいくつかあって、ガヤトリ・マントラ(GAYATRI MANTRA)などはよく知られている。

ただ、古い歌にはよくあることだが、ひとことでガヤトリ・マントラと言っても、膨大な種類のリズムと歌詞があって、同じ歌でもまったく違うように聞こえる。

私が聞いているガヤトリ・マントラは YouTube で見つからないのだが、近いのはドイツ出身の歌手、デヴァ・プレマールの歌うガヤトリ・マントラかもしれない。

Deva Premal and Miten - Gayatri Mantra
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=d63COahIpVM

Om bhur bhuvah svaha
tat savitur varenyam
bargo devasya dhimahi
dhiyo yonah prachodayat

彼女はドイツ人だ。なぜドイツ人女性がヒンドゥー語でガヤトリ・マントラを歌っているのか最初は戸惑った。

調べてみると、彼女は子供の頃から父親にマントラを聞かされていたらしく、その影響が強かったようだ。

こういった珍しい経歴の人もいる。彼女は歌を通してヒンドゥーに取り込まれていた。

欧米でも、このようなヒーリング的なものを求める人たちにはよく売れているようだ。

人は、このような歌から精神世界や宗教に取り込まれていく。その典型的な例がマントラの旋律にあった。

美しさは無条件に人の心に染み入っていく。

そして何度も何度もそれを繰り返すことによってその歌の世界が自分の感情と同化していく。

そこに宗教的なメッセージがあれば、歌と同時に人はそれをも無意識に受け入れてしまう。歌が美しいゆえに拒絶反応すら起きることがない。


美しい旋律の歌が人生を変える

これは一種の巧妙な洗脳とも言える。

アメイジング・グレイスやガヤトリ・マントラのような美しい旋律の中に宗教を散りばめて人々を取り込んでいくのである。

教会や寺院で人々は何をやっているのか。賛美歌を歌っているのではなかったか。

賛美歌は神を讃える歌詞をリズムに載せたものである。それを皆と一緒に歌い、感動を共有し、その宗教と一体化する。

日本が無神論者のような人が多いのは、仏教が美しい歌を「開発」しなかったからだと私は強く思っている。

念仏は眠気を誘うが宗教心を芽生えさせない。そういう意味で仏教の親玉は他の宗教と比べると知恵が足りなかったのだろう。

ヒンドゥー教もキリスト教も、歌だらけだ。

インド人は幼い頃からマントラを聞いて、歌って、その世界観の中で生きていき、成人する頃には頭の中はその思考から離れられない。

あの真っ青な荒唐無稽な神は私にとっては単なる滑稽なフィクションだが、彼らにはそうではない。それが自分の血肉に染み付いた大切な精神世界なのだ。

同じことがキリスト教にも言える。あの十字架にぶら下がっている死体は、やはり私にとっては滑稽なフィクションだが、彼らはそれを「なんという友、私たちのジーザスよ」と感極まっている。

子供の頃からくり返しくり返しそれを聞いて、それを歌い、それが思考の基盤になっていている。

父親も母親も、そして兄弟も地域社会も、自分のまわりがすべてそのひとつの宗教に染まっている。

そこまで行くと、その宗教を否定することは両親や地域社会や文化をすべて裏切ることになる。

美しい歌があり、心地良い思い出がすでに蓄積されている。だから、いくら荒唐無稽だとしても、その宗教を否定することなどできなくなってしまっている。否定する意味もない。

そして、村ぐるみで、町ぐるみで、国ぐるみで宗教を擁護し、それを認めない者を「自分を否定した」と憎むようになる。


アメイジンググレイス
http://www.youtube.com/watch?v=uofG9z66LXg&feature=player_embedded#!


多くの国の美しい曲

たったひとつの美しい旋律の歌が、そのような篤い宗教心の人間を生み出しているのは間違いない。

私が感銘を受けたガヤトリ・マントラは、その一曲で私をヒンドゥー教に向かわせる威力もあったはずだ。

美しい旋律の曲が人生を変えるというのは本当だ。自分の気に入った歌を思い出して欲しい。

あなたは無意識にその歌の世界をなぞって生きているはずだ。

それに気がつかなかった人もいるかもしれない。そして、それに気がつくと、恐ろしくなる人もいるかもしれない。

あなたが子供の頃から知っている好きな歌が、あなたを洗脳した歌だ。そして、その歌の世界が、あなたの世界観である。

あなたの自分の世界観は、実はあなたが考えた世界観ではなく、歌で洗脳された世界観だ。

あなたが何に洗脳されたか知る方法は、あなたがどんな歌が好きなのかを思い出すだけでいい。

自分の愛する歌は、それ自体が自分の感情に対する訴えかけを失ってからもずっと後まで、意思決定や性格形成に影響を与え続ける。

私がガヤトリ・マントラでヒンドゥーに染まらなかったのは、理由はひとつだ。

私は、タイでタイの美しい歌に聞き惚れ、カンボジアでカンボジアの美しい歌にしっとりとし、インドネシアでやはり美しい歌に心を奪われた。

多くの国の美しい曲が、私をひとつの思考や哲学や宗教や国にとどまらせるのを許さなかった。
http://www.bllackz.com/2011/02/blog-post_3799.html

 

釈迦が理解できなかった本当の信仰とは:

ディーバ。アプサラ。巫女。神聖なる女性に隠された闇とは?


今から1000年ほど前、ちょうどインドで大勢力を誇っていたのがチョーラ帝国(チョーラ朝)だった。

最盛期のチョーラ帝国は現在のインド・ベンガル州からバングラデシュを抜け、東南アジア南部、あげくにインドネシアまでを含む大帝国だった。

そして、インドのみならずアジア一帯のあちこちに石窟寺院を残している。

こういった寺院には非常に多彩で複雑な彫刻が施されているが、そこに描かれている女性が、「デバダシ(Devadasi)」である。

チョーラ帝国の時代、寺院で信者ややってくる人々に踊りや歌やサービスを提供する女性たちがいた。

彼女たちが「デバダシ」と言われる存在であり、初期は恐らく崇高で崇められる女性たちであったと思われる。

若干ニュアンスは違うが、日本の巫女(みこ)を想像すれば、彼女たちの存在は分かりやすいかもしれない。


ディーバ、デバダ、デバダシ。この共通点

アンコールワットもびっしりと女性の彫刻が施されているが、彼女たちはデバダ(Devada)と呼ばれており、やはりチョーラ帝国のデバダシと同様の役割があった。

こちらはよく「仙女」と訳されている。現代のカンボジアでは、仙女と言えば、デバダという古語ではなく、アプサラという言葉のほうが使われている。

ベトナム戦争からポルポト政権の激動を生き抜いたカンボジアのシハヌーク王は、ことさらアプサラたちが踊るのを見るのが好きだったと言われる。

あの手首を独特に回すアプサラたちの踊りは確かに優雅で美しく魅力的だ。歌や踊りの訓練を受けて、寺院に来る人々を魅了したデバダシ、デバダ……。

ヨーロッパではオペラ歌手のプリマドンナのことをディーヴァ(Diva)というが、これは「歌姫」と訳される。

今はもう歌姫というのはオペラのプリマドンナのことだけではなく、カリスマのある女性歌手はみんな歌姫(ディーヴァ)と言うようになっている。

この Diva というのが、Devadasi、Devada に近い語感があるので、もしかしたらチョーラ帝国のデバダシから派生した用語なのかもしれない。

Devadasi
Devada
Diva

並べて見ると、一目瞭然だ。


デバダシ・カーストの女性。チョーラー帝国の巫女がデバダシだ。


神聖なるものと裏返しの、「闇」が存在している

1981年にはフランスでそれを題名にしたディーヴァという映画が公開されているが、出てくるのはオペラ歌手であり、これに映画の主人公と「娼婦」が絡んでくる。

このフランス映画の監督が、ディーヴァと娼婦を登場させたのは、深い意味があったのかどうかは知らない。しかし、それほど奇妙な取り合わせではなかった。

カンボジアの仙女(アプサラ)をことさら愛したシハヌーク国王だったが、かつてアプサラは歌や踊りだけではなく、妖艶な「性の化身」でもあった。

そして、ポルポト政権からその崩壊までの東南アジア史上最悪のジェノサイド(大量虐殺)を生き抜いたアプサラたちは、その貧しい教え子たちに踊りを継承させることになる。

しかし、教え子たちは踊る前に生きる必要があり、若い女性が売春に駆り立てられていたのが1980年代以降の現状だった。

2000年に入っても、アプサラ志願の女性は、相変わらず売春ビジネスをしていた。(アプサラを踊る娘。貧困地区に棲む天使(アプサラ)の笑み)

日本の巫女はかつては処女性が重視されていたのだが、一方で密教の巫女には「性の儀式」もあったという噂もあって、その姿は一様ではない。

宗教の裏側で、なぜか神聖なるものと裏返しの、「闇」が存在しているのである。神聖なる女性に隠された「闇」とは、すなわち「セックスの提供」だ。

巫女はかつて漢字で「神子」と書くこともあった。

そして、「神子」と言えば、英語では「シャーマン(shaman)」、すなわち呪術師と同一にされている。

だから、巫女を Devada ではなく、Shaman と訳すのが正しい現代語かもしれない。


写真はカンボジアのアプサラ。カンボジアのアプサラは「仙女」。インドでのアプサラは「水の妖精」になる。


現在、デバダシは寺院に囚われた「娼婦」

シャーマンとはシャーマニズム(呪術)を通して神と交信する人なのだが、密教系のシャーマンは、しばしばセックスを通して神と交信する。Shaman と Devada と 性がここでも結びついている。

密教と言えばキリスト教にも拝蛇の密教があって、その教義は性と結びついていた。

キリスト教は歴史的にも数々の異端の教え、異端の集団を生み出しており、セックス教団も数多く存在する。これらの教団に属する女性たちは信者であって、デバダでもある。

では、チョーラ帝国のデバダシはどうなっているのだろうか。

もともとインドは神々と性は別に秘されているものではない。神々が何百日にも渡ってセックスをやめなかったような伝承が残っているくらいで、リンガ・ヨーニに至っては、それが何を意味しているのか誰もが知っている。

シヴァリンガというのは、シヴァ神の男性器をそのまま現しており、ヒンドゥー寺院にはそれらのシンボルが安置されている。女性たちは男性器に礼拝し、油を先端に差す。

リンガ・ヨーニのミニチュア版もインドではどこにでも売っているが、それらはすべて聖なるものであり、礼拝に欠かせないものである。

ヒンドゥー教というのはそのような宗教であり、はじめてインドにやってきてトラヴィダ人やタミル人と接したアーリア人は、その土着のアミニズムに取り込まれて、今では彼らもインド人でありヒンドゥー教徒になった。

そして、そのヒンドゥー教の中にデバダシはしっかりと根づいているが、時代が繰り上がるたびにデバダシは世俗化し、カースト化し、そして意味合いが変質した。

現在、デバダシは寺院に囚われた「娼婦」として残されており、一種の売春カーストになってしまっているという。

貧困家庭が子供をデバダシとして売り飛ばし、少女は性奴隷としてずっと売春をしながら生きていく。

聖女、巫女、神子、仙女、歌姫、と様々な単語や意味となって世界の歴史をくぐり抜けてきた Devadasi が、最後には売春カーストとなっているわけだ。

男は誰でも彼女たちを金で買うことができる。しかし、かつての神聖なる姿がそこにあるのかどうかは分からない。


デバダシ・カーストの女性。
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20130113T0403570900.html


光が乱舞する心の深層の世界

仏教タントラではブラフマン(創造神)とアートマン(真我)の合一を体験することをサマジー(三昧耶)・・・暝想の極致という。
ダンマ(真理)に接近しこれと合一する(即身成仏)ことを目的にした、究極的な高度で、深い暝想のはてに、浄化がある。


○想像力は目にみえないものを見させる

 ハワイのフラダンスは、もともと神に奉げれていた神舞であった。
フラの巫女には、女神ペレのマナ(霊力)が感応してくる。
ハワイ語でマナとはスピリチャル・パワーのことだという。
そこで、もともとフラは神霊との交流の儀式であった。

 始めに、詔(みことなり)や、リズムと歌で、神々しい雰囲気と聖なる場を整える。
「真如」の導入である。

次に、フラのダンサーは、そのリズムで踊りながら陶酔し、やがて「没我」となる。
そこに、神霊が「感応」する。
恍惚が踊り手を支配する。
すると、神からの返答が現れ、「天恵」が現象化する。

こうしたプロセスをもつ古代儀式は、世界中に普遍的にある。
ダンスがそもそも交霊術であることを示してくれる明確な例はスーフィのダンス、鎌倉時代に起きた一遍の「踊念仏」などが上げられよう。
不乱の舞は、「没我」に至るには欠かせなかったのだろう。


 古代的な交霊は、表面的にしか物事を見ない人々には理解できない。
エンタテインメント化されたショウとしてのフラよりも、マナ(スピリチャル・パワー)と一体になったフラは偉大で神聖である。
ハワイ島では、古代と同じ”のり”で女神ペレへの感謝のフラが、今でも行われている。

これが奇跡なのだろう。

 なんであれ、音楽とダンスとは一体であり、それは神楽(かぐら)だった。
日本の祭の神輿(みこし)の”のり”が、それなのだろうか。
洸惚感、あの陶酔感は、御輿(御神体)を担ぐことによって、はじめて感じることができる。

神輿を担ぐことは、スピリチャル・ダンスだった。
真の芸能には、「真如」「天応」「没我」「天恵」の4つのプロセスが必ず組み込まれている。

だからこそ喜びと生きる力を与えていた。
現代では、真のイベントは少なく、その一部か、残り物だけとなってしまっている。

それは、大音響のロックの陶酔感とはあきらかに違うものである。
http://hwbb.gyao.ne.jp/akione-pg/Japanese/008.html

仏教がインドに根付かなかった理由


アメイジンググレイス ヘイリーによるア・カペラ
https://www.youtube.com/watch?v=uofG9z66LXg
https://www.youtube.com/watch?v=uofG9z66LXg&feature=player_embedded#!


無意識を自覚。自分が何に洗脳されているか一瞬で知る方法 2015-02-05


インドの女性は歌が好きだ。インド・コルコタにいたとき、ひとりの女性が口ずさむように、静かで優しい歌を歌ってくれたことがある。

彼女は普段はどちらかと言えば粗野な喋り方をする女性で、感傷的な感情をほとんど持っていないようにも見えた。

しかし、物憂げな部屋の中で暇を紛らわすように歌ったその歌は、とても感傷的なリズムで、抑制された美しい声に私は聞き惚れて涙がこぼれそうになった。

声のトーンも彼女の普段の粗野なものが消えていて、まるで彼女が別人になったかのような不思議なものであった。

「それは何の歌だい?」と尋ねると、彼女は部屋の神棚に飾っている私の知らない神の写真を指さして「昔の歌(Old Song)よ」と答えた。

確かにそうだろうと思う。街の騒々しいボリウッドソングとはまったく違った趣(おもむき)の歌だった。そのとき、私は知らなかったのだが、のちにこのような歌は「マントラ」と呼ばれていることに気付いた。


宗教ソングの美しい旋律の歌にある世界観に危機感

彼女が歌っていたのは、こちらだ。「ガヤトリ・マントラ」という。ガヤトリ・マントラも同名で別曲がいくつもあるが、この曲が一番美しい。


マントラという言葉は初めて聞く言葉ではない。それは呪文だか呪術だとか、そういうニュアンスで私は覚えていたので、歌までマントラという括りをすることに驚いた。

今となっては彼女がアカペラで歌ったそのマントラがどんなものだったのか旋律が思い出せないのだが、その歌を聞いたときの感情は生々しく思い出すことができる。

美しい歌を聞いたときの感動の震えがそこにあった。そして、ずいぶん後になって私は「これは危険だな」と意識したのだった。美しさに取り込まれてしまいそうなのが分かっていた。

その歌がマントラなのであれば、その歌の先にヒンドゥー教が待っている。人は美しい歌を聞いて感動し、その歌の世界観に浸って自分の心を癒すことができる。

宗教はそういった歌の効用をよく知っていて、それを巧みに使って心を操っていく。

キリスト教徒は賛美歌やゴスペルに涙を流す。

たとえば、「アメイジング・グレイス」や「What A Friend We Have In Jesus」などをじっくり聞いていると、キリスト教徒は涙がとまらなくなるという。

人口に膾炙する美しい旋律(リズム)と、その詩の内容の優しさが加わって心に響くようだ。

インドのマントラも美しい旋律のものがいくつかあって、ガヤトリ・マントラ(GAYATRI MANTRA)などはよく知られている。

ただ、古い歌にはよくあることだが、ひとことでガヤトリ・マントラと言っても、膨大な種類のリズムと歌詞があって、同じ歌でもまったく違うように聞こえる。


シヴァ神と、妻パールバティ。ヒンドゥー教お馴染みの世界観。


美しさは無条件に人の心に染み入っていく

ガヤトリ・マントラは様々な歌手が歌っている。たとえば、ドイツ出身の歌手、デヴァ・プレマールの歌うガヤトリ・マントラも私が聞いた上記のものと同一のものだ。

Om bhur bhuvah svaha
tat savitur varenyam
bargo devasya dhimahi
dhiyo yonah prachodayat

彼女はドイツ人だ。なぜドイツ人女性がヒンドゥー語でガヤトリ・マントラを歌っているのか最初は戸惑った。

調べてみると、彼女は子供の頃から父親にマントラを聞かされていたらしく、その影響が強かったようだ。こういった珍しい経歴の人もいる。彼女は歌を通してヒンドゥーに取り込まれていた。

欧米でも、このようなヒーリング的なものを求める人たちにはよく売れているようだ。

人は、このような歌から精神世界や宗教に取り込まれていく。その典型的な例がマントラの旋律にあった。

美しさは無条件に人の心に染み入っていく。

そして何度も何度もそれを繰り返すことによってその歌の世界が自分の感情と同化していく。

そこに宗教的なメッセージがあれば、歌と同時に人はそれをも無意識に受け入れてしまう。歌が美しいゆえに拒絶反応すら起きることがない。

これは一種の巧妙な洗脳とも言える。アメイジング・グレイスやガヤトリ・マントラのような美しい旋律の中に宗教を散りばめて人々を取り込んでいくのである。


皆と一緒に歌い、感動を共有し、その宗教と一体化

教会や寺院で人々は何をやっているのか。賛美歌を歌っているのではなかったか。

賛美歌は神を讃える歌詞をリズムに載せたものである。それを皆と一緒に歌い、感動を共有し、その宗教と一体化する。

日本が無神論者のような人が多いのは、仏教が美しい歌を「開発」しなかったからだと私は強く思っている。

念仏は眠気を誘うが宗教心を芽生えさせない。そういう意味で仏教の親玉は他の宗教と比べると知恵が足りなかったのだろう。

ヒンドゥー教もキリスト教も、歌だらけだ。

インド人は幼い頃からマントラを聞いて、歌って、その世界観の中で生きていき、成人する頃には頭の中はその思考から離れられない。

あの真っ青な荒唐無稽な神は私にとっては単なる滑稽なフィクションだが、彼らにはそうではない。それが自分の血肉に染み付いた大切な精神世界なのだ。

同じことがキリスト教にも言える。あの十字架にぶら下がっている死体は、やはり私にとっては滑稽なフィクションだが、彼らはそれを「なんという友、私たちのジーザスよ」と感極まっている。

子供の頃からくり返しくり返しそれを聞いて、それを歌い、それが思考の基盤になっていている。

父親も母親も、そして兄弟も地域社会も、自分のまわりがすべてそのひとつの宗教に染まっている。

そこまで行くと、その宗教を否定することは両親や地域社会や文化をすべて裏切ることになる。

美しい歌があり、心地良い思い出がすでに蓄積されている。だから、いくら荒唐無稽だとしても、その宗教を否定することなどできなくなってしまっている。否定する意味もない。

そして、村ぐるみで、町ぐるみで、国ぐるみで宗教を擁護し、それを認めない者を「自分を否定した」と憎むようになる。たったひとつの美しい旋律の歌が、そのような篤い宗教心の人間を生み出しているのは間違いない。

自分の気に入った歌の世界観が、あなたの世界観

私が感銘を受けたガヤトリ・マントラは、その一曲で私をヒンドゥー教に向かわせる可能性も威力もあった。

美しい旋律の曲が人生を変えるというのは本当だ。自分の気に入った歌を思い出して欲しい。

あなたは無意識にその歌の世界をなぞって生きているはずだ。

それに気がつかなかった人もいるかもしれない。そして、それに気がつくと、恐ろしくなる人もいるかもしれない。

あなたが子供の頃から知っている好きな歌が、あなたを洗脳した歌だ。そして、その歌の世界が、あなたの世界観である。

あなたの自分の世界観は、実はあなたが考えた世界観ではなく、歌で洗脳された世界観だ。

あなたが何に洗脳されたか知る方法は、あなたがどんな歌が好きなのかを思い出すだけでいい。

自分の愛する歌は、それ自体が自分の感情に対する訴えかけを失ってからもずっと後まで、意思決定や性格形成に影響を与え続ける。

私がガヤトリ・マントラでヒンドゥーに染まらなかったのは、理由はひとつだ。

私は、タイでタイの美しい歌に聞き惚れ、カンボジアでカンボジアの美しい歌にしっとりとし、インドネシアでやはり美しい歌に心を奪われた。

多くの国の美しい曲が、私をひとつの思考や哲学や宗教や国にとどまらせるのを許さなかった。
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20150205T0253220900.html



http://www.asyura2.com/15/warb16/msg/553.html#c27

[リバイバル3] 中川隆 _ 宗教関係投稿リンク 中川隆
34. 2018年6月13日 08:35:42 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15304]

強姦は神聖な行為〜「イスラム国」がつくった性奴隷制度の恐るべき実態 監禁から脱出した少女たちが証言する
へのコメント
http://www.asyura2.com/15/warb16/msg/553.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/459.html#c34
[リバイバル3] 苗場スキー場の元高級リゾートマンションが遂に10万円になった 中川隆
467. 中川隆[-13025] koaQ7Jey 2018年6月13日 08:56:34 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15310]


2018年06月13日
出社しないで働くリモートワークが増加

会社に行くことはその仕事で本当に必要だろうか
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出社しないで働く人達

日本でも多様な働き方が認められるようになり、会社に出社しなくて良い企業も徐々に増えている。

以前は長時間労働を象徴する言葉として「ほう・れん・そう」報告・連絡・相談が尊ばれ、出社することが要求されていました。

会社や上司に報告するために朝会社に出社して、仕事が終わってからも会社に行き、日中も連絡のために電話して会社に行く。



労働時間の大半を会社や上司に縛られていて、実はほとんど「仕事」をしていない会社すら存在する。

報告すること自体が仕事になってしまっている例は、案外多いのではないだろうか。

物を生産するにしても、サービスを提供するにしても、IT関連にしても、会社への報告がお金を産むわけではない。


30分に一度上司に連絡し、朝昼晩会社に顔を出しても、その行為はお金を生み出していないかもしれない。

お金にならないのならもう会社への出社を要求するのを辞め、お金を稼ぐ生産活動に専念しようという企業もある。

業務のほとんどがネット上で完結するのに、打ち合わせ、会議、報告、連絡と毎日何度も会社に出向くのは合理的ではない。

労働時間の多くは「移動時間」に過ぎない

プログラマーやシステムエンジニアなど、好きな場所で仕事ができるリモートワーカーが増加している。

ネット上で出社し会議も報告もネットで済ませ、会社という建物に出社する必要はない。

日本人は長時間労働しているが、その「労働」の中身の多くは、移動と連絡と物を動かすのに費やされている。


つまり移動しなくていいのに車や飛行機や電車で数時間かけて移動し、「働いた」と考えている。

お金を産まない会社への報告や上司への連絡にも年間では長時間かけていて、お金を稼いでいないのに「働いた」と言っている。

もし報告連絡相談をネットで済ませ、自分は移動せず商談もネットで済ませたら、劇的に生産性は向上する。


それをやっているのがアマゾンなど米IT企業で、移動せずに済むことは全てネット上で済ませている。

リモートワーク化された業務では通勤が不要になり、報告や連絡するために会社に出向く必要もなくなる。

すると毎日12時間「働いていた」人は、半分の6時間程度で同じ仕事量をこなせるようになる。


出社しない仕事には欠点もある

もちろん全ての仕事がネット上で完結する訳ではないし、「その場所」に行く事が絶対に必要な場合もある。

例えば大工が建設現場にいなくては家が建たないし、販売員が店にいなくては商品を販売できない。

だが一日中社内に拘束されているオフィス業務では、IT化すれば会社の外でも良いという場合が多いのではないか。


リモートワークの欠点としては社員の間の意思疎通が取れなくなったり、社長の意図が社員に伝わり難くなるとされている。

同じ部屋で一緒に仕事をすれば共通の目的意識が生まれるが、離れた場所で別々に仕事をしたら共同体意識は薄れる。

また仕事量の負担が特定の人に偏り、不公平感を産みやすいとも言われている。


同じ部屋で仕事をしていれば、誰が暇で誰が忙しいかは一目瞭然で、手が空いた人に仕事を回す。

だが別々に仕事をするとそうした事が分からないので、結局会社に出社した人が多くの仕事を押し付けられる。

こうした欠点もあるものの、長時間労働を改善するには、出社するためなどの移動時間をなくすのは効果がある。
http://www.thutmosev.com/archives/76488242.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/565.html#c467

[リバイバル3] マルクスはやはり正しかった _ もうすぐ共産革命の嵐が吹き荒れる時代がやって来る 中川隆
183. 中川隆[-13024] koaQ7Jey 2018年6月13日 09:23:35 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15310]
「努力しても報われない」世界がある

私は「必死で働く人は報われる」と頑なに思い込んでいた。

「怠惰な人が運だけで豊かになって、必死で努力している人が報われないのは、正義ではないし、残酷だ」という考え方が、ずっとこびりついて離れなかったからだ。

私は自覚していなかったが、それは日本の教育の成果だったのだ。「必死に努力すれば道は拓ける」というのは、今も昔も学校教育の基礎だ。

本当は、人間ひとりひとりに能力があって、生まれつき頭の良い子供もいれば、どう努力しても能力の足りない子供もいる。この差は、生まれつきのものなので埋めがたいものがある。

しかし、学校教育は駄目な子供も面倒を見なければならないし、彼らをある程度「向上」させなければならない。そこで、学校は「必死に努力すれば道は拓ける」と教えることになる。

子供たちは、自分が勉強ができないのは「生まれつきではなく努力が足りないから」だと教育される。

自分を客観的に見つめられる子供は「ひょっとして自分は頭が悪いのか?」と冷静に思うのだが、教育はそれを認めず「努力が足りない」と言って「本当にできない子」を勉強に駆り立てていく。

本当は能力は人によってバラバラで、その差は決して埋まることはないのだが、「努力すれば報われる」と思い込まされるのである。

私も日本の教育を受けてきたので、無意識に「努力すれば報われる」という現実的ではない哲学が身についていた。

しかし、東南アジアで必死で生きている人たちを見て、気付いてしまったのである。必死で働き、必死で努力している人が報われるのであれば、なぜ彼らが報われないのか……。

現実を客観的に分析すると、努力など「何ひとつ」していない私の方が彼らよりも経済的余裕があった。日本に生まれて、なおかつ時代がバブルだったという僥倖があったからだ。

私はたまたま日本の良い時代に生まれていた。努力はまったく関係なかったし、私に持って生まれた特別な才能があったわけでもない。

私は愚かではないが天才でもない。本当に普通の人間だった。日本という国は素晴らしかったが、私自身は語るべきものは何もなかった。

それなのに、私は必死で生きようともがいている人たちよりも圧倒的に恵まれていた。

「努力すれば報われる」というのであれば、これは不可解な現実だ。「もしかすると、努力しても報われない」のが現実なのではないか、と私はうっすらと思うようになっていった。


とどめになったのは、カンボジアの売春地帯にいた女性たちと付き合うようになってからだ。

彼女たちは、もう生まれたときから家が貧しく、教育もなく、計算もできず、身体を売るしか生きる方法がなかった。

そんな中で売春宿のオーナーに搾取され、乱暴な客に罵られ、這い上がることなど到底不可能な世界の中でもがいていた。

「努力したら報われる」どころの話ではない。あまりにも極限の底辺に堕ちると、足りないものが多すぎて必死で働いても浮かばれないのである。

借金もある。計算できないから売春宿のオーナーからピンハネされ放題だ。抜け出しても、字も書けず、計算もできないから普通の職業に就けない。教育を受けるにも金が要るが、そんな金もない。今を生きなければならない。

そんな世界で「努力したら報われる」など、きれい事でしかなかった。しかも、途上国で必死で働いても、先進国のアルバイトの時給にも負ける。時間が経てば経つほど差が開いていく。

先進国で生まれるか途上国で生まれるかは、それこそ運でしかない。富裕層で生まれるか貧困層で生まれるかも運だ。いろいろな環境が本人の努力を超えた部分で決まり、人生が左右される。

もし私がカンボジアの底辺で生まれていたら。あるいは、インドの低カーストで生まれていたら……。

私が生まれた国と時代が悪ければ、「一匹狼だ、野良犬だ、ハイエナだ」と斜に構えて生きることなど到底できなかった。必死で働いても何も得られず、社会に押しつぶされながら生きていたはずだ。

「努力しても報われない」世界があるのだ。
https://blackasia.net/?p=7713
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/704.html#c183

[文化2] ゆとり教育を推進した三浦朱門の妻 曽野綾子がした事 _ これがクリスチャン 中川隆
86. 中川隆[-13023] koaQ7Jey 2018年6月13日 09:28:25 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15310]

「努力しても報われない」世界がある

私は「必死で働く人は報われる」と頑なに思い込んでいた。

「怠惰な人が運だけで豊かになって、必死で努力している人が報われないのは、正義ではないし、残酷だ」という考え方が、ずっとこびりついて離れなかったからだ。

私は自覚していなかったが、それは日本の教育の成果だったのだ。「必死に努力すれば道は拓ける」というのは、今も昔も学校教育の基礎だ。

本当は、人間ひとりひとりに能力があって、生まれつき頭の良い子供もいれば、どう努力しても能力の足りない子供もいる。この差は、生まれつきのものなので埋めがたいものがある。

しかし、学校教育は駄目な子供も面倒を見なければならないし、彼らをある程度「向上」させなければならない。そこで、学校は「必死に努力すれば道は拓ける」と教えることになる。

子供たちは、自分が勉強ができないのは「生まれつきではなく努力が足りないから」だと教育される。

自分を客観的に見つめられる子供は「ひょっとして自分は頭が悪いのか?」と冷静に思うのだが、教育はそれを認めず「努力が足りない」と言って「本当にできない子」を勉強に駆り立てていく。

本当は能力は人によってバラバラで、その差は決して埋まることはないのだが、「努力すれば報われる」と思い込まされるのである。

私も日本の教育を受けてきたので、無意識に「努力すれば報われる」という現実的ではない哲学が身についていた。

しかし、東南アジアで必死で生きている人たちを見て、気付いてしまったのである。必死で働き、必死で努力している人が報われるのであれば、なぜ彼らが報われないのか……。

現実を客観的に分析すると、努力など「何ひとつ」していない私の方が彼らよりも経済的余裕があった。日本に生まれて、なおかつ時代がバブルだったという僥倖があったからだ。

私はたまたま日本の良い時代に生まれていた。努力はまったく関係なかったし、私に持って生まれた特別な才能があったわけでもない。

私は愚かではないが天才でもない。本当に普通の人間だった。日本という国は素晴らしかったが、私自身は語るべきものは何もなかった。

それなのに、私は必死で生きようともがいている人たちよりも圧倒的に恵まれていた。

「努力すれば報われる」というのであれば、これは不可解な現実だ。「もしかすると、努力しても報われない」のが現実なのではないか、と私はうっすらと思うようになっていった。


とどめになったのは、カンボジアの売春地帯にいた女性たちと付き合うようになってからだ。

彼女たちは、もう生まれたときから家が貧しく、教育もなく、計算もできず、身体を売るしか生きる方法がなかった。

そんな中で売春宿のオーナーに搾取され、乱暴な客に罵られ、這い上がることなど到底不可能な世界の中でもがいていた。

「努力したら報われる」どころの話ではない。あまりにも極限の底辺に堕ちると、足りないものが多すぎて必死で働いても浮かばれないのである。

借金もある。計算できないから売春宿のオーナーからピンハネされ放題だ。抜け出しても、字も書けず、計算もできないから普通の職業に就けない。教育を受けるにも金が要るが、そんな金もない。今を生きなければならない。

そんな世界で「努力したら報われる」など、きれい事でしかなかった。しかも、途上国で必死で働いても、先進国のアルバイトの時給にも負ける。時間が経てば経つほど差が開いていく。

先進国で生まれるか途上国で生まれるかは、それこそ運でしかない。富裕層で生まれるか貧困層で生まれるかも運だ。いろいろな環境が本人の努力を超えた部分で決まり、人生が左右される。

もし私がカンボジアの底辺で生まれていたら。あるいは、インドの低カーストで生まれていたら……。

私が生まれた国と時代が悪ければ、「一匹狼だ、野良犬だ、ハイエナだ」と斜に構えて生きることなど到底できなかった。必死で働いても何も得られず、社会に押しつぶされながら生きていたはずだ。

「努力しても報われない」世界があるのだ。
https://blackasia.net/?p=7713

http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/492.html#c86

[番外地6] 経済格差は知能の格差 中川隆
12. 中川隆[-13022] koaQ7Jey 2018年6月13日 09:29:23 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15310]

「努力しても報われない」世界がある

私は「必死で働く人は報われる」と頑なに思い込んでいた。

「怠惰な人が運だけで豊かになって、必死で努力している人が報われないのは、正義ではないし、残酷だ」という考え方が、ずっとこびりついて離れなかったからだ。

私は自覚していなかったが、それは日本の教育の成果だったのだ。「必死に努力すれば道は拓ける」というのは、今も昔も学校教育の基礎だ。

本当は、人間ひとりひとりに能力があって、生まれつき頭の良い子供もいれば、どう努力しても能力の足りない子供もいる。この差は、生まれつきのものなので埋めがたいものがある。

しかし、学校教育は駄目な子供も面倒を見なければならないし、彼らをある程度「向上」させなければならない。そこで、学校は「必死に努力すれば道は拓ける」と教えることになる。

子供たちは、自分が勉強ができないのは「生まれつきではなく努力が足りないから」だと教育される。

自分を客観的に見つめられる子供は「ひょっとして自分は頭が悪いのか?」と冷静に思うのだが、教育はそれを認めず「努力が足りない」と言って「本当にできない子」を勉強に駆り立てていく。

本当は能力は人によってバラバラで、その差は決して埋まることはないのだが、「努力すれば報われる」と思い込まされるのである。

私も日本の教育を受けてきたので、無意識に「努力すれば報われる」という現実的ではない哲学が身についていた。

しかし、東南アジアで必死で生きている人たちを見て、気付いてしまったのである。必死で働き、必死で努力している人が報われるのであれば、なぜ彼らが報われないのか……。

現実を客観的に分析すると、努力など「何ひとつ」していない私の方が彼らよりも経済的余裕があった。日本に生まれて、なおかつ時代がバブルだったという僥倖があったからだ。

私はたまたま日本の良い時代に生まれていた。努力はまったく関係なかったし、私に持って生まれた特別な才能があったわけでもない。

私は愚かではないが天才でもない。本当に普通の人間だった。日本という国は素晴らしかったが、私自身は語るべきものは何もなかった。

それなのに、私は必死で生きようともがいている人たちよりも圧倒的に恵まれていた。

「努力すれば報われる」というのであれば、これは不可解な現実だ。「もしかすると、努力しても報われない」のが現実なのではないか、と私はうっすらと思うようになっていった。


とどめになったのは、カンボジアの売春地帯にいた女性たちと付き合うようになってからだ。

彼女たちは、もう生まれたときから家が貧しく、教育もなく、計算もできず、身体を売るしか生きる方法がなかった。

そんな中で売春宿のオーナーに搾取され、乱暴な客に罵られ、這い上がることなど到底不可能な世界の中でもがいていた。

「努力したら報われる」どころの話ではない。あまりにも極限の底辺に堕ちると、足りないものが多すぎて必死で働いても浮かばれないのである。

借金もある。計算できないから売春宿のオーナーからピンハネされ放題だ。抜け出しても、字も書けず、計算もできないから普通の職業に就けない。教育を受けるにも金が要るが、そんな金もない。今を生きなければならない。

そんな世界で「努力したら報われる」など、きれい事でしかなかった。しかも、途上国で必死で働いても、先進国のアルバイトの時給にも負ける。時間が経てば経つほど差が開いていく。

先進国で生まれるか途上国で生まれるかは、それこそ運でしかない。富裕層で生まれるか貧困層で生まれるかも運だ。いろいろな環境が本人の努力を超えた部分で決まり、人生が左右される。

もし私がカンボジアの底辺で生まれていたら。あるいは、インドの低カーストで生まれていたら……。

私が生まれた国と時代が悪ければ、「一匹狼だ、野良犬だ、ハイエナだ」と斜に構えて生きることなど到底できなかった。必死で働いても何も得られず、社会に押しつぶされながら生きていたはずだ。

「努力しても報われない」世界があるのだ。
https://blackasia.net/?p=7713

http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/759.html#c12

[文化2] ゆとり教育を推進した三浦朱門の妻 曽野綾子がした事 _ これがクリスチャン 中川隆
87. 中川隆[-13021] koaQ7Jey 2018年6月13日 09:31:58 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15310]
2017年03月08日
家庭環境が貧しいと子どもの脳は「貧困脳」になる
http://gigazine.net/news/20170308-brain-on-poverty/

貧困が「子どもの脳の発達」に強い影響を与えることが研究により明らかになっていますが、コロンビア大学の神経科学者であるキンバリー・ノーブル氏が「貧困と脳の関係」を視覚化した画像を一般向けの科学雑誌としては世界最古のScientific Americanの中で公開しています。

This Is Your Brain on Poverty - Scientific American Blog Network
https://blogs.scientificamerican.com/sa-visual/this-is-your-brain-on-poverty/

貧困が脳に強い影響を与えることが明らかになっていますが、これはお金が脳の構造や機能に直接何かしらの影響を与えるわけではなく、貧困に伴う環境や遺伝的影響が合わさった影響が脳構造に出ている可能性が高いそうです。これは相関関係にあるのか因果関係にあるのかを解き明かすことが実質的に不可能なのではないかという問題でもあるのですが、ノーブル氏は現在利用可能なさまざまなツールを用いて「貧困と脳のつながり」を解き明かそうとしています。

「貧困と脳のつながり」をひもとく上で必要なのは、「貧困はどのように脳機能に影響を与えるのか?」を定義することです。そのためにノーブル氏はさまざまな社会経済的背景(SES)を持つ約150人の子どもを被験者として集め、脳の特定部分に関連する認知能力を評価するための標準的な心理テストを行いました。

心理テストの結果を示したのが以下のグラフで、横軸が被験者のSES(高いほど裕福な家庭であることを示す)、縦軸がテストのスコアを示しています。

グラフは左上から

「Language Skills(言語能力)」
「Perception of Spatial Relationships(空間的関係の認識)」
「Memory of Facts and Events(真実と出来事の記憶)」
「Cognitive Control(認知制御)」
「Short-Term Memory(短期記憶)」

を示しており、程度の違いこそあるものの、すべての認知能力で「貧しいほど認知能力が低い」という正の相関があることがわかります。


http://i.gzn.jp/img/2017/03/08/brain-on-poverty/s01.png


上記のグラフは「貧困はどのように脳機能に影響を与えるのか?」を明確に示していますが、「貧困が脳に物理的にどのような影響を与えるのか?」まではわかりません。そこで、ノーブル氏は約1100人の小児および青年の脳をスキャンし、SESに基づく差異を見いだそうとしました。

「貧困環境で育った子どもは脳の皮質の一部面積が減少している」ということを示したのが以下の図。

「皮質面積の減少」が見られる領域は帯状回・楔前部・下前頭回・上前頭回・下側頭回で、図では赤色に塗られています。


http://i.gzn.jp/img/2017/03/08/brain-on-poverty/s02.png


以下のグラフは横軸が家庭の年間収入、縦軸が脳の皮質面積を示したもの。

特に注目すべきなのは、年間収入が5万ドル(約570万円)以下の家庭の子どもは収入が低ければ低いほど皮質面積が指数関数的に縮小する傾向にあるという点。


http://i.gzn.jp/img/2017/03/08/brain-on-poverty/s03.png


最も低所得な貧困環境で育った子どもたちは、脳の発達において重度の損失を被っている、というわけです。
http://gigazine.net/news/20170308-brain-on-poverty/



▲△▽▼

知能指数が高ければ、社会がどんなに悪くなっても要領良く生きて豊かになると思われがちだ。

しかし、イギリスのジャーナリストであるマルコム・グラッドウェル氏は知能指数の高い人々を調べた結果、必ずしもそうとは限らないという結論に至っている。
神童と呼ばれていた子供が成人しても、凡人以下の貧困生活に落ちている人たちがいる。彼らは高度な知能を持ちながら、社会では落ちこぼれた。

その理由は、親の貧困を受け継いだり、学歴が得られなかったり、家庭環境が崩壊していたりして、知能を発揮できる環境が最初からなかったからだった。

虐げられ、家庭でも冷遇され、社会からも見捨てられた子供時代を送ると、知能を社会的な成功に向けようとする努力さえなくなってしまうのだ。

社会的な成功に意味を見出せなくなり、場合によっては社会から背を向けて生きるようにもなっていく。成功する素質はあっても、子供時代や自分を取り巻く社会環境が不幸なものであれば知能は生かせない。

インドでは10億人の人口があって、しばしば天才的な知能を持つ人たちが生まれる。しかし、その多くはがんじがらめのカースト制度や根の深い貧困によってその芽が潰されていく。

自分を取り巻く社会環境が悪すぎれば、成功しようという気持ちそのものが早い段階から台無しにされる。
http://darkness-tiga.blogspot.jp/2018/04/20160414T1644580900.html




▲△▽▼

人類の知能指数(IQ)は向上し続けている。

これは現シカゴ大学のジェームズ・フリン氏が1980年代に気付いたもので「フリン効果」と呼ばれている。

「IQの平均は1947年から2002年の間に18上昇している」のである。

なぜ人類の知能は向上し続けているのか。それは遺伝子が変わったからではない。遺伝子はそんなに早く変化するようなことはない。変わったのは「環境」である。

人類は知能を向上させる環境を効率的に作り上げており、多くの人々がその知能向上の環境に接することができるようになっている。だから知能指数は向上し続けているのだ。


この知能指数の向上には、人々が抽象的概念をうまく扱えるようになったのと同時に、推論する能力も向上したことが挙げられている。
全世界で就学率が上がった結果、多くの人々が基本的な「読み・書き・計算」ができるようになった。

それによって、誰もが「情報」を自発的に受け取れるようになり、結果として抽象的概念を考える能力も推論する能力も向上することが可能になった。

この抽象概念と推論能力を力強く発達させるのが、他でもなく「情報」である。

人々は多種多様な情報に接することによって様々なことを考えるようになる。抽象概念と推論能力を深めることができるようになり、結果的に知能指数を向上させていく。

知能指数がさらに伸びていくことが約束されているのは、この高度情報化社会という「環境」は終わったのではなく、むしろこれから始まるからだ。
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2018/04/20180409T1636220900.html

http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/492.html#c87

[文化2] ゆとり教育を推進した三浦朱門の妻 曽野綾子がした事 _ これがクリスチャン 中川隆
88. 中川隆[-13020] koaQ7Jey 2018年6月13日 09:33:06 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15310]

貧困家庭の子供が成長してもお金を稼げない本当の理由
http://diamond.jp/articles/-/162585

2018.3.8 松原麻依:清談社  ダイヤモンド・オンライン

『文化資本』とは金銭以外の個人的資本を指す言葉で、経済資本とは異なる意味を持つ。そして貧困の連鎖や子どもの貧困といった問題とも無関係ではない。そんな文化資本の側面から見た、日本の格差の構造とは?(清談社 松原麻依)

裕福になれるかどうかを決める
「文化資本」とは何か


幼い頃から読書や音楽、美術などに親しむ環境に身を置いていれば、「文化資本」は自然と身に付く。そしてこの文化資本は、大人になってからの「金を稼ぐ能力」とも密接に結びついている

 文化資本とは、金銭以外の個人的資本を指す言葉だ。フランスの社会学者、ピエール・ブルデューは「身体化された文化資本」「客体化された文化資本」「制度化された文化資本」の3つの形態に分類している。

「身体化された文化資本」とは、さりげない仕草や立ちふるまいから知識・技能にいたるまで、文字通りその人の身体に染み付いているものを指す。「客体化された文化資本」は、美術品や書籍といった物として獲得されるもの、「制度化された文化資本」は学歴などのように、目には見えないが社会的に「意味がある」と認められているものをいう。
 
 そして、これらの文化資本は、「金を稼ぐ能力」とも密接に結びついている。理屈上は、金持ちでない家に生まれた子どもであっても、ハイレベルの文化資本を身につけられれば、自分でしっかりと稼ぐことができるということになる。
 
 しかし、現実は残酷である。ブルデューは文化資本も経済資本同様、「主に親から子へと『再生産」されていく』と述べている。つまり、お金や土地などの資産同様、文化資本も親から子へ受け継がれていく性質が色濃いというのだ。

 しかし、たとえば本ひとつをとっても大衆小説から古典文学まで様々なジャンルが存在する中、なにをもってして「文化資本」と言えるのか。ライター、コラムニストの北条かや氏は、「ブルデューが活躍した1990年代のフランスと現代の日本では、文化資本の内容もやや異なってくるのかもしれません。ただし、両者とも基本的には『より中央に近い文化』を価値の高い文化とみなす点では同じです。すなわち、この社会を支配している層が有する文化が、文化資本として評価されるわけです」と話す。

金があるだけではダメ
文化資本を持てる家庭環境とは

 日本の場合だと、マンガよりも古典文学、仲間内でしか分からない方言よりも就職活動などで論理的に共通語を話す能力、ジャンクフードを早食いする能力よりも綺麗なテーブルマナー…といった要素が「文化資本」となりえる。

「文化資本を有する人が社会的な階層を上げやすくなっていることは確かで、それがいわゆる経済格差や貧困の連鎖に結びついていると考えられます。たとえば、『教科書を座って読む』という行為も身体化された文化資本ですから、学校教育自体が中央の文化を基準にして作られているとも言えます」

 家に本棚があれば、それが読書習慣へとつながる。座って文字を読む行為そのものは学校教育と親和性が高く、学校教育で評価されれば高い学歴を得やすくなる。これらの要素はすべて文化資本であり、それぞれがリンクして増大していくことが分かる。

「文化的再生産」、つまり文化資本が親から子へと受け継がれていくというのは、どのような構造なのだろうか?

「文化的再生産の過程では、地域や学校のコミュニティなど様々な要素と関わりがあります。その中でも、最も大きな役割を果たすのは家庭環境でしょう。文化資本の有無は幼少期の経験の積み重ねによるところも大きく、いつでも本が読める環境を用意したり、コンサートや美術鑑賞の経験などを子に与えるかどうかは、親の嗜好や経済状況に左右されるのです」

 仮に宝くじで3億円が当たったとしても、それだけで高い文化資本を持てるとは限らない。幼少期に親から文化資本を持てるような経験を提供してもらえるかどうかが、非常に大きなカギを握っているのだ。

 また、北条氏は「その人が文化資本的なものに価値を見出すかどうかは、属しているコミュニティに影響を受けやすい」と話す。たとえば、日本なら地方のヤンキーよりも都市部の富裕層のほうが、文化資本的なものに価値を見出しやすいコミュニティといえそうだ。

学校では強者のはずのヤンキーが
社会では通用しない理由

「好きな小説について語り合って交友を深めるコミュニティもあれば、拳で語り合うコミュニティもある。しかし、日本の支配者層が支持するカルチャーを文化資本とするなら、いわゆるヤンキー文化的なものは文化資本の範疇には入りません。地域によってはヤンキーがスクールカーストの頂点になる学校もありますが、社会という枠組みで見たら、彼らのほうが不利な状況に陥りやすくなるのです。もちろんヤンキー的なコミュニティーに属する人たちの全てが不利だと言っているわけではなく、あくまで社会的地位の取得において不利になりやすい人が多くなるという意味です」

 机に座って勉強することを『ダサい』と捉えるコミュニティより、学校教育に馴染みのあるコミュニティの出身者が高い文化資本を有することになり、後者のほうが社会的階層を上げやすくなる。社会的階層が上がれば、当然ながら経済的にも有利になりやすい。

 本来、優等生もいればヤンキーもいるというのは当然のこと。個人の差異はあってしかるべきで、逆に優等生ばかりの社会などというものが成立するはずもない。だが、この差異は単なる「違い」では済まされない。なぜなら、北条氏が指摘するように、その先にある「貧困」が問題だからだ。

「社会学の階層調査では、年代を重ねるごとに親の地位が再生産されやすくなっていることが分かりました。『ブルーカラーの子どもが医者になる』というような事例が極端に少なくなっているわけです。経済が急成長している時期なら、社会全体で賃金も底上げされているため、子は親の稼ぎを上回りやすい。しかし、今の日本は完全にマイナス成長で、身一つで階層を上げていくことが難しくなっているのです。そうなると、親の階層が子の階層に直接影響するようになってくるわけです」

 こうして経済格差が固定化されれば、貧困の問題はより深刻になっていくという。

文化資本を考慮に入れれば
安直な「貧困自己責任論」には陥らない

 このように文化資本の「格差」などというと、地方のマイルドヤンキーよりも都市部に暮らす富裕層の文化のほうがエライ、と言っているように聞こえなくもない。「文化資本」の存在を認めることは、ある種の差別とも感じられるのではないか。

 しかし、北条氏は「文化資本の格差が存在しない前提で貧困問題を語ると、『自己責任論』に陥りやすくなる』と指摘する。

「会社で評価されるようなコミュニケーション能力、マナーや作法、お金の管理能力、机に長時間座っていられるような持久力、それらもすべて文化資本と言えます。どれも今の日本社会で有利となる要素ですが、一昼夜で身につけられるものではなく、ましてや経済的な支援のみで解決できる話でもありません。スタートラインの平等を信じることは、ある意味危険なことだと思います」

 たとえば子どもの貧困対策を考えた時、子ども食堂や無料塾など、目に見える支援を行えば万事解決なのか。それでも将来貧困に陥ったら、その子自身に問題があると言えるのか。あるいは、なけなしの給料を毎月、酒につぎ込んでしまう人がいたとしたら、それは100%、その人の「自己責任」なのか。

 文化資本の有無は、その人の優劣でもなければ、ましてや良し悪しでもない。ただ、文化資本を持っていない人が割を食うような社会システムが存在することは確かなようだ。育ってきたコミュニティの違いで不平等が生じているのなら、「文化資本」の側面から貧困を考えてみることは無駄ではないはずだ。

http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/492.html#c88

[文化2] ゆとり教育を推進した三浦朱門の妻 曽野綾子がした事 _ これがクリスチャン 中川隆
89. 中川隆[-13019] koaQ7Jey 2018年6月13日 09:33:55 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15310]

貧困層が資産を持てない7つの理由とそれを克服する処方箋

世の中は恵まれている人ばかりではない。

知的能力が高くて論理的な思考ができていても、家庭が貧しすぎて学歴を得られなかった人もいるし、学業を途中で放棄せざるを得なかった人たちも数多く存在する。

それが将来的に自分の人生に不利な状況になってしまうことを分かっていても、貧困のために学歴を重ねられなかったという人もいるのである。

現代社会は学歴社会なので、学歴がないというのはそれだけで不利な立場に追いやられていく。

高度な仕事、あるいは正社員の地位の多くは高学歴の人たちのものであり、諸般の事情で学歴が得られなかった人は、それだけで就職の入口から排除されてしまう。そのため、学歴の欠如は貧困に直結しやすい傾向にある。

貧困層が貧困から逃れられないのは、学歴だけが問題なのではない。貧困の世界で生まれ、育ち、そこで生きてきた人たちの多くは「貧困思考」というものを持っている。

貧困思考というのは、貧困から抜け出すことができない思考法を指す。長く貧困で生きたことによって、それが貧困から抜け出せない思考に染まってしまうのである。具体的には、どんなものなのか。


浮かばれない人生の底には「貧困思考」がある

「貧困思考」の中で、最も危険なのは何か。それは「自暴自棄」であると言える。

貧困の中で暮らし、貧困に苦しめられ、貧困の中でもがいて抜け出せない地獄を味わい続けると、やがてその人の心は荒んでいき、その心の荒廃はひとつの傾向を示すようになる。それが自暴自棄だ。

希望を失い、失望を重ねたことによって、「もう自分なんかどうなってもいい」とすべてを投げ出してしまう。

自分に怒りを感じ、あきらめ、「もう何をしても無駄だ」と思って向上心をも捨て去り、流されて生き、まわりからの救済があっても「余計なことをするな」と拒絶する。

自暴自棄が自分の心に定着すると、もはや貧困から抜け出すどころではなくなってしまう。長く生きるということすらもできなくなってしまうのである。資産を形成するどころではないのは確かだ。

「貧困思考」は合理的思考の欠如をも含む。たとえば、いくつかの選択肢があった時、自分がどの選択肢を選べば利益を得られるのかを冷静に考えられない。あえて、選んではいけない方を選んだりする。

たとえば、意味もなく高額なものを買ったり、不必要なものに散財したりする人もいる。合理的に考えれば経済的に苦しい時こそ「貯める」という選択肢が必要なのだが、理由を付けて消費する。

それでいて、必要なところに金を回さないで、自業自得のように自分を追い詰める。こうした行き当たりばったりや衝動的な感情に振り回されて合理的な思考や決断をしないというのも貧困思考の特徴だ。

この衝動性は、ギャンブルに強い関心を持つことにも表れる。ギャンブルは勝てば大金を得られるのだが、一方で「勝つ確率が極度に低い」という見過ごせない一面がある。

勝つ確率が低いものに賭け続けていると、負けが込んですべてを失うのは目に見えている。しかし、貧困思考にとらわれていると、その最も重要な一面が見えないのである。

それだけではない……。
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2017/12/20171210T1639280900.html

http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/492.html#c89

[文化2] ゆとり教育を推進した三浦朱門の妻 曽野綾子がした事 _ これがクリスチャン 中川隆
90. 中川隆[-13018] koaQ7Jey 2018年6月13日 09:34:34 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15310]

甘い希望など持つな。貧困層の子供はもう抜け出せない現実

政治家の子供たちは大抵が政治家になっている。なぜか。政治家は儲かるからである。

金持ちの子供たちも大抵が金持ちである。遊び狂って財産を散財するだけの息子たちもいるが、こういった息子たちは、金があるから散財できる。

また金持ちの家庭の子供たちは高学歴が普通だ。なぜなら、子供の教育に金を出す余裕もあれば、安心して学業に励める快適な環境もあるからだ。親のコネや人脈で有名大学に入るルートもある。

現に、ハーバード大学やオックスフォード大学は世界各国の権力者の子弟を受け入れている。おまけに大学卒業後も、仕事や役職が約束されている。

端的に言うと、エリートや金持ちや権力者の子供たちというのは、最初から社会的な地位が用意されており、貧困家庭にはない多くのメリットを享受できる。

アメリカでは親の所得が高いほど子供の成績が良いのが確認されているが、その理由は言うまでもなく教育に最適な環境を整備できるからである。

子供が将来、社会的に成功しやすいかどうかというのは、本人の努力が問われる以前に、親の収入も影響する。世の中は公平ではない。それは冷徹な事実である。


極貧の家庭は、常に何らかのトラブルに追われる

これは別に社会学者が統計を出さなくても、普通の人ですら日常を観察してしみじみと思う現象でもある。

収入のある家庭では、子供にいろんな習い事をさせることができる。塾にも行かせることができるし、家庭教師を呼ぶこともできる。

また、親が精神的余裕も経済的余裕もあるので、子供に目をかけやすい。家族の団欒を持てたり、一緒に旅行ができたり、一緒に勉強したり遊んだりすることができる。

もちろん、すべての富裕層がそんな理想的な家庭ばかりではなく、それぞれ複雑な事情を抱えているのも事実だ。何の悩みもない家庭はひとつもない。

しかし一般的な比較で言うと、総じて富裕層は子供に最適な環境を与えることができる。それが、子供の能力を伸ばすので、富裕層の子供に社会的能力の高い子供が多いのは別におかしなことでも何でもない。

では、極貧の家庭で育つ子供たちはどうなのか。彼らは富裕層の子供たちが持つメリットは何もないだけでなく、大きなマイナスをも抱えている。

極貧の家庭は、常に何らかのトラブルに追い込まれている状態であると言ってもいい。親はストレスにまみれ、家庭そのものが破綻していることもある。

経済問題はありとあらゆる問題を先鋭化させるのだ。今を生きていくだけで精一杯であり、子供の教育などはすべて後回しにされる。

習い事をさせる余裕もない。塾や家庭教師など、とんでもない話である。義務教育が終われば、あとは一刻も早く社会に出て金を稼いで欲しいと考える家庭も多い。

そのように口に出して言わなくても、子供たちは親の貧窮ぶりを見て育っているので、悠長に教育を受けるよりも、さっさと社会に出て稼ごうと考える。

環境的に、低学歴で社会に出るしかない。

そうすると結局はそれが仇になって、低収入の仕事に甘んじるしかなくなっていく。もちろん、彼らに人脈やコネがあろうはずがなく、折に触れて助けてくれる人もいない。


貧困家庭に生まれたことから、すべてが始まっている

富裕層の子供たちが多くの良き助言者を持っているのに比して、貧困層の子供たちは多くの悪い友人を持っている。だから、マイナスの方向に引っ張られやすい。

そして、低学歴を余儀なくされた子供たちには、条件の良い仕事はあまりない。

低学歴でもできる収入の良い仕事というのは、極度に体力を使う仕事であったり、極度に危険な仕事であったり、反社会的なものであったりすることが多い。

その仕事に就いていること自体がトラブルの元になり、やがては自分の人生がトラブルによって潰される。しかし、そこから逃れられない。

良い仕事に就きたいと思っても、現実には低収入の仕事しかなく、将来の展望は見えてこない。

貧困家庭に生まれたことから、すべてが始まっている。「経済格差が遺伝する」というのは、こういった現象から言われているものだ。

日本は2000年代に入ってから、極度に格差が広がる社会になった。この「労働者使い捨て時代」に成人して社会に出た人々は今は30代から40代に入ろうとしている。

2017年、厚生労働省は20年間の国民生活基礎調査の家計所得を分析した結果を出した。

これによると「世帯主が40歳代の世帯では、単独世帯やひとり親世帯の増加で総所得が300万円未満の低所得世帯の割合が増加した」と報告している。

今「生活はやや苦しい、大変苦しい」が合わせて62.4%にまで増えた。

将来の展望もなく、低収入を余儀なくされているわけだから、結婚が激減して少子化が加速しても当然だ。しかし、それでも非正規労働のまま結婚し、将来の安定のない中で子供を持つ人たちも、もちろんいる。

重要なのは、こういった貧困を余儀なくされている人たちを社会が救済できなければ、彼らの子供たちもまた貧困層から抜け出せなくなる可能性があるということだ。


貧困層の子供はもう抜け出せない現実を知るべき

「6人に1人の子供が貧困状態にある」とはよく言われるようになっているのだが、この子供たちが助からない。貧困の子供たちを貧困のまま固定化させる現象が日本で生まれている。

2017年9月17日、総務省は65歳以上の高齢者人口が総人口の27.7%になったと報告した。そして90歳以上も初の200万人台に入ったことも合わせて報告している。

少子化も急加速で進んでいるのだが、超高齢化も止まらない。だから人口動態が日本の致命傷になっていくのは、もう結論的に分かっている。

経済大国としての日本は外国に抜かれていき、日本人が豊かになるチャンスも減少していく。内需が消え、社会が萎縮し、イノベーションを生み出す力も衰え、ありつけるパイがどんどん小さくなっていく。

その中で、富の大部分を富裕層がごっそりと持っていき、残りを大勢の貧困層が奪い合うという醜悪な社会になっていく。

いよいよ、そういった社会が見えてきている。

政府も無力になる。財政赤字が膨れ上がり、高齢者を養うために社会保障費の増大に苦しむ政府に余裕などない。余裕がないから、私たちからもっと税金を取り立てて奪ってくる。

隣人が何かしてくれるだろうか。それも期待できない。格差社会は、激烈な競争が生み出したものだからだ。助け合うのではなく、競争し合って他人を蹴落とす。

では、競争に勝つのは誰か。

もちろん最初から恵まれた富裕層の子供たちである。社会はフェアではない。フェアではない競争社会では、最初から何も持たない不利な貧困の子供たちは助からないのだ。

現実を見れば、すでにそんな強烈な社会になっている。そして、この問題は完全に放置されている。

だから、金があるかないかできれいに分離する一種の身分社会になって、ピラミッドの底辺が底辺のまま抜け出せない社会が到来する。

今の社会に甘い希望など持ってはいけない。貧困層の子供はもう抜け出せない現実を見る必要がある。この現実に気付いて危機感を持たないと、すべての日本人が不幸になる。
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2017/09/20170922T1712200900.html

http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/492.html#c90

[文化2] ゆとり教育を推進した三浦朱門の妻 曽野綾子がした事 _ これがクリスチャン 中川隆
91. 中川隆[-13017] koaQ7Jey 2018年6月13日 09:35:57 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15310]

貧乏な家の子どもがお金持ちになれない本当の理由と「思考格差」の正体=午堂登紀雄
2017年9月3日
http://www.mag2.com/p/money/293416


子どもに貧困が連鎖する本当の原因は「親の子育て」にあります。「所得格差が教育格差を生み、貧困が連鎖していく」という説は、厳密には正確ではありません


「親の経済格差⇒子の教育格差⇒連鎖する貧困」はどこまで本当か

相関関係はあっても、因果関係はない

雑誌やネットのコラムなどで、「親の所得格差が子の教育格差を生み、貧困が連鎖する」という記事がたびたび取り上げられます。

確かに相関関係はあると思いますが、私は直接的な因果関係はないと考えています。

昨今ではすでに、高等教育を受ければいい会社に就職もできて安泰という図式は崩れつつありますし、奨学金制度があるので大学に進学できないというケースは稀でしょう(私自身、高校・大学には奨学金で進学し、15年かけて完済しました)。

貧困が連鎖する本当の原因は、親の子育てではないかと私は考えます。

それは、低所得の親の思考パターンと行動パターンが子に伝わるからです。

低所得の親が抱える「本当の問題」とは

そもそも、なぜ親は低所得なのか。それはたとえば、難しい課題に取り組もうとしない、新しい仕事に挑戦しようとしない、困難にもくじけず耐えようとしない、逆境を乗り越えて目標を達成しようとしない、勉強して能力を高めてより成長しようという意欲が低いために起こることではないでしょうか。

つまり、親自身が勉強することの価値を理解していないのです。親自身が「学ぶこと、努力することによってのみ自分を成長させることができるのだ」と認識していなければ、それを子どもに伝えることはできません。

たとえば「勉強しろ」「早く宿題済ませろ」などというのは教育でも何でもなく、単なる強制です。

大人でも会社で上司から「仕事しろ」「さっさと終わらせろ」などと言われたら気分は良くないでしょう。

そして、そういうマインドは当然、日常生活の親の振る舞い、そして子供にかける言葉にも違いを生じさせます。

「自分にはムリ」と思っている親の口から出る言葉は、「お前にはムリ」ではないでしょうか。

貧困は「親の思考と行動」によって連鎖する

じっくり考えるのを面倒くさがる親は、子どもが「それどういうこと?」と聞いてきても「知らない」「どうでもいいよ」で終わってしまうかもしれません。

家族でテレビを見ていて、事故のニュースが流れた時に発するセリフも「怖いねえ」くらい。

そんな親の言葉、態度、何かに取り組むときの姿勢を見ていれば、子どもも当然それを見習います。そうして親と同じような思考パターン、行動パターンが形成されます。

虐待されて育った子どもが親になったとき、また子に虐待するというケースがあるのもそのためで、子にどう接していいかわからない親に育てられれば、本人もやはり自分の子にどう接していいかわからず、結局親と同じことをしてしまいやすいのです。

つまり、親自身が低学歴・低所得となるような思考と行動をしているわけで、それが子どもに伝わっていることが「連鎖する貧困」の原因と言えるのです。


高所得な親の「思考と行動」は何が違う?

反対に、高所得な親の思考と行動はどうでしょうか。

彼らは積極的に学習する姿勢を持ち、難しい問題に果敢に挑戦したり、スキルアップのために日々研鑽してきたからこそ高所得になったと考えられます。

そういう親は、学ぶことの意義を認識していますから、子どもにもそのように伝えます。親自身も積極的に学び、努力する姿勢を持っていますから、子もそんな親の姿を見て育ちます。

親自身が「努力が大切だ」と思っているから、「やってみろよ。失敗したってまた頑張ればいいんだから」と子にも挑戦することの大切さを教えます。「お前にはムリ」ではなく「お前ならできる」というところでしょうか。

子どもが「それどういうこと?」と聞いてきたら、「それはね、これこれこういうことで、こういう理由があるからなんだよ」と答えるか、わからなければ「なんでだろうね、一緒に調べてみようか」と答えるでしょう。

事故のニュースをテレビで見たら「こういう事故に遭わないようにするには、どう行動したらいいかな?」というセリフを発するかもしれません。

そういう親の態度に毎日毎日、何年間も接して育てば、子どもも親と同じような思考パターンや行動パターンを受け継いでいきます。

そのため、「勉強しろ」などと直接言わなくても、日々の会話の中から、親の論理的な考え方や勉強することの大切さは子に伝わるものです。

だからなのか、高学歴の親の子どももまた高学歴になりやすいですし、東大に合格した学生のほとんどは、子どものころから一度も親に「勉強しろ」と言われたことがないそうです。

子どもの人生を左右する「親の思考格差」

さらに、高所得の親は部下や組織をマネジメントしている立場である人が多いと考えられますから、「どうすれば人は動くか?やる気になるか?」という人間のモチベーションに配慮する姿勢を持っているでしょうそういうスキルを発動すれば、子どもがやる気になるように促すこともできると言えます。

逆に低所得者は末端従業員であることが多く、人のモチベーションがどうこうより自分が不平不満を言っている立場でしょうから、人間心理に疎い可能性があります。それはもしかしたら、子どもの学習意欲や進学意欲の適切な形成を損なっているかもしれません。

ただしこれは高所得家庭でも起こり得ることですが、たとえば親があれこれ先回りしすぎたり、支配的に押し付けるような子育てをすれば、子は自分の頭で考える機会を奪われ、それが子の貧困化につがることがあります。

後半はうがった見方かもしれませんが、いずれにせよ貧困の連鎖を生んでいるのは、親の所得格差ではなく、それに伴う教育格差でもなく、「親の思考格差」なのです(なお、結果的には同じなので、冒頭でも直接的な因果関係はないと表現したわけです)。

「鳶が鷹を生む」現象

そしてもちろん、どの世界にも例外はあり、貧困世帯からでも偉大な人物が出てくることもあります。

親を反面教師にして努力し大成した人もいれば、逆に立派過ぎる親に反発してドロップアウトする人もいますが、それらはほんの一握り。珍しいからこそ、そうした人がテレビや書籍で取り上げられるのです。

では、そんな「一握り」に子どもが育つ条件とは何でしょうか?


子どもの論理的思考を鍛えよ

「ではどうすればいいのか?」ですが、私のひとつの提案は、子どもの義務教育を変えることです。

本来は親がすべきことであっても、強制することはできません。そこで親ができないなら、学校教育を変えるしかないというわけです。

具体的には、まず理系科目のウエイトを高くすることが挙げられます。理系科目は論理的思考の基礎となるからです。

私が知る限り、低所得者の多くは数学や物理などの理系科目が苦手です(もちろん全員ということではありません)。

それはつまり、論理的思考が苦手であることを意味します。だから感情や思いつきで判断したり、自分の行動がどういう結果を招くのかという想像もできない。

ただ、現状でも授業数はいっぱいなのに、今後英語やプログラミングの授業も入ってくるとなると、これ以上コマ数を増やすのも難しそうですが……。

子どもが「自分で考える」習慣の大切さ

もうひとつは、学校の中で、自分で考える習慣をつけるような授業の頻度を増やすこと。

現在の学校教育の多くは、教師が知識を伝え、児童生徒は受け取るのみであり、そこに「自分の頭で考える」「自分の意見・主張を持つ」「自分の考えを発表し、他者との違いを認め合う」という場はほとんどありません。また、テストでは問いを与えられ、最初から答えが存在していることばかりですから、自ら問いを発する、つまり課題を発見する機会にも乏しい。

国語にいたっては、たとえば小説の問題でも「こういうふうに捉えなさい」と感じ方まで強制されます。むろん正確に読む書く話す能力は重要なので、それを否定するわけではありません。

そういう基本は押さえつつ、でも「そういう意見や考えもあっていい」という多様性が認められる場を盛り込もうという意味です。

そもそも低所得者は、現状に疑問を持つことが少なく、一方で「こうすべき」「こうしてはいけない」という強固な固定観念に縛られ、自由な発想ができません。

言われたことしかできないとか、標準化された仕事はできるけど創意工夫して変えることが苦手な人は、思い込みが激しく多様性を認めない傾向があります。そのような柔軟性がないため、環境変化にも適応できず、所得は下がっていきます。

そしてそれを「しつけ」と称して子にも教えている可能性があり、だから親のそういう根拠のない常識や思い込みから解放させ、自由に発想させる場が必要です。

それにはたとえば「あなたはどう考えるの?」「僕はこう思う」「私はこう考える」という一人一人の個性を発揮させる授業、たとえば討論やディベート、グループ研究・発表会などが考えられます。

ただ、これも前述と同様、現状の授業枠の中でそこまでの時間が取れるかどうか難しいですが……。

変わるべきは親自身

「自分は貧しかったから、子どもには良い教育を与えてあげたい」という親の気持ちは当然だとしても、やはり変わらなければならないのは親自身ではないか。

親が変われば子に接する態度が変わり、子も親の影響を受けて変わるはず。

そして親の手を借りずとも「大学ではなく専門学校に行く」とか「日本の大学ではなく海外の大学に行く。そのため給付型のスカラシップが取れるよう頑張る」などと、自己責任において進路を決めるようになるかもしれません。


子どもの人生に、本当に大切なこと

「親の経済力によって大学進学率に差がつくのはおかしい」「親が貧しく進学させてあげられないから教育格差が生まれ、子も貧しくなる」と考える人は、奨学金の無償化や、公的な教育投資を増やすよう働きかけています。

しかしそれは「大学に行けばすべて解決する」と言っているようなもので、本質とは言えません。

むろん、義務教育をちょっと変えるくらいで解決できるテーマではないし、集団の中ではどうしても差ができてきます。だから完全に格差をなくすことは不可能。

とはいえ大学以前に、子どもが自分の頭でしっかり考えるような教育をすれば、「雇われるため」の進学だけではなく、たとえば高校生で起業家デビューとか、多様な人生の展開ができるようになる人が増えるのではないでしょうか。


そういえば、お金に関する知識は学校教育では習わないですよね。生きる上ではとっても大切なことなのに。同様に、子育てに関する知識も学校では習わない。論理的な思考方法やコミュニケーション技術も習わない。

ということは、学校では教わらないことの方が、実は人生においては重要なのかもしれません。

http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/492.html#c91

[文化2] ゆとり教育を推進した三浦朱門の妻 曽野綾子がした事 _ これがクリスチャン 中川隆
92. 中川隆[-13016] koaQ7Jey 2018年6月13日 09:37:12 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15310]

米調査で判明。本が多い家ほど子供の読解力はグイグイ上がる 2017.06.23

算数の文章題を解くにしても、論理的な文章を書くにしても、とかく必要となってくるのが国語の読解力。そんないつの時代にも求められる「読解力」を簡単につけられるかもしれない方法があるようです。

無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』の著者・真井花さんが詳細に記してくださっています。


500で2.2!!

さて、本日は家にあるだけでOK! なもののお話。

以前、算数ができないという親戚の子に算数を教えていました。そのころ繰り返し解説しても、ぜんっっぜんひとっつも出来るようにならなかったのが「文章題」でしたorz 

こっちが悪戦苦闘して解説しても、全く出来ない。ポカ〜〜〜〜ンなその子を見ていて感じたのは、「こりゃ、算数がモンダイなんじゃないな」ということでしたね。なんていうか、少しでも抽象的だと概念そのものが理解できないんですよね。たとえば、「連続した3つの整数」という問題設定だと、「連続した」「3つの」「整数」はそれぞれぼんやり解るけど、これがくっつくと、もう完全にお手上げ(T-T)。本当に「ニホンゴ、解ってる?(`ー´;」なレベルでした。算数以前の、抽象的な語彙力、論理的な文章の読解力自体がモンダイだったんです。

算数が苦手なコドモは多いものですが、その真の原因が国語力だとすると、これはこれでタイヘンです。国語力って一朝一夕には、アップしないですからね。

ところがね(0_0)

家にあるだけでコドモの国語力がアップするモノがあるんです。そう、それは、想像どおり「本」なんです。アメリカでの調査によると、子供の読解力は


•100冊あると、1.5学年上の子供と同レベル
•500冊あると、2.2学年上の子供と同レベル


なんだそうです。読解力が1.5学年分ってどうやって測ったのかビミョーに不明ですが(^Д^)、ま、それでも納得の結果ですよね。

その調査では、「家にあるだけじゃだめで、ちゃんと親が本を読む環境で…」と注意書き(?)がありましたけど、本を読まない親が100冊分500冊分のお金とスペースを本に投資するとは思えません。フツー、その親、読書が好きでしょ。

また、この本は子供用でなくても良く、オトナが読むレベルのものでOKのようです。そうなるとグッと選べる本の範囲が広がりますね。要は、
•本が身近にある環境で、周囲の大人が本を読んでいる

ということを本の所有冊数から検証したということでしょう。

逆に、この調査からすると、数百冊単位の本を持っている家庭は学習環境としてトップ数パーセントに入っている可能性が高いんじゃないでしょうか。1.5学年2.2学年上の学力を持つ子供って、当該学年ではトップ数パーセントに入るはずですからね。

文庫本が1冊500円くらいとして、100冊で5万…。夏休みに塾に行かせたら、あっという間に吹き飛ぶ金額ですよね。ですが、そのお金を使って優れた学習環境を整えられるわけですからずいぶんカンタンに感じますね。

家には本をたくさん置く。なかなか上げられない国語力や算数の文章題が出来るようになるための、悪くない投資だと思いますよ。
http://www.mag2.com/p/news/254190

中国農村の子どもの半数、知力発育に遅れ、米経済学者が指摘―米メディア
http://www.recordchina.co.jp/b190840-s0-c30.html
2017年9月18日(月) 8時0分

2017年9月16日、米ボイス・オブ・アメリカは、中国の農村の子どもの半数が知力発育に遅れが生じていると指摘している。

米スタンフォード大の経済学者スコット・ロジール氏は、中国の河南省鄭州市にあるアップル社のOEMメーカーを視察した際、工場が採用したがるのは学歴が高くなく、しかも知的能力の高くない人ばかりだということに気づいた。

ロジール氏は「知的能力の低い高校中退者が好まれていた」とし、「応募してきた人たちに知能指数(IQ)テストを行い、成績が目立って高い人は採用しない」と、工場の採用について明かした。工場の単純なライン作業は10分程度で仕事が覚えられ、知性の高い人はその単純な反復作業がすぐにいやになってしまうからだという。

だが中国では、そうした単純作業に向く労働力があふれている。10年の国勢調査によると、高校卒業者は労働力全体の24%でしかなく、トルコやブラジル、メキシコ、南アフリカ、インドネシアなどよりも低い水準にある。経済協力開発機構(OECD)加盟国全体で見ると、全労働力のうち高卒以上の学歴を持つ人は74%もいる。

中国は、都市部では高校進学率が93%に上る。米国よりも高い水準だが、農村では37%と著しく低い。ロジール氏は「中国の農村に特有の現象だが、問題は根深い」と話す。

中国の3歳児は50%近くが貧困状態の農村で生活し、約25%は都市部の出稼ぎ労働者の住む貧しい地区で暮らしている。ロジール氏によると、農村の教育問題は、学校や教科書の不足だけでなく、栄養不足や健康面も多く、就学前から問題の種子が植えつけられるという。

ロジール氏を中心とする研究グループが14年から行っている調査によると、陝西省や河北省、雲南省の農村に住む生後18〜30カ月児の45〜53%がIQ85よりも低く、正常な水準を下回るという。他の地域でも同様の結果が出ている。

また遺伝子や栄養の問題以外に、成長の過程で大脳に刺激を与えて知能的発達を促すような育児が行われていないことも深く影響しているという。ロジール氏は、今後4〜5億人もの中国人が治る見込みのない知的障害を抱えて生きていくことになることになるかもしれないと話している。

http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/492.html#c92

[文化2] ゆとり教育を推進した三浦朱門の妻 曽野綾子がした事 _ これがクリスチャン 中川隆
93. 中川隆[-13057] koaQ7Jey 2018年6月13日 09:38:30 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15352]

「経済格差は知能の格差」という現実から目を背けるな[橘玲の日々刻々]
http://diamond.jp/articles/-/114447


 2016年に国際社会を揺るがした最大の事件は、イギリスのEU離脱を決めた6月の国民投票だと思っていたら、11月のアメリカ大統領選でそれを上回る衝撃が起きました。もうひとつの驚きはAI(人工知能)で、ディープラーニングによってコンピュータがチェスだけでなく、より複雑な将棋や囲碁でプロを圧倒する時代がやってきました。

 じつはこのふたつの出来事は、「知識社会化」という同じコインの裏表です。

『ワイアード』創刊編集長のケヴィン・ケリーは、人間がテクロジーを開発しているのではなく、テクノロジーが人間を利用して自ら進化しているのだという「テクニウム(テクノロジー生態系)」を唱えました。テクノロジーはまるで生物のように、さまざまな知を吸収して未知の領域へと自己組織化していくのです。

 社会が高度に知識化すれば、それに適応するにはより高い知能・技能が求められます。――パソコンを使いこなせないと事務の仕事すらできない、というように。仕事に必要とされる知能のハードルが上がれば、必然的に多くの労働者が仕事を失うことになるでしょう。これが「格差社会」とか「中流の崩壊」と呼ばれる現象です。

 しかし失業したブルーワーカーは、なぜ自分が虐げられるのかがわかりません。その怒りを動員するのがポピュリストの政治家で、今年はフランスやイタリア、ドイツなどでも同じ光景を見ることになるでしょう。なぜなら、知能の格差が経済格差を生み、社会を混乱させるのは、(新興国との競争にさらされる所得の高い)先進国に共通の問題だからです。

 AIがその驚くべき能力を示しはじめたとき、多くのひとが、人間がロボットに支配されるSF的なディストピアを予感しました。しかしその後、すこし冷静になると、AIは人間に取って代わるものではなく、人間の知能を拡張するツールだといわれるようになりました。脳(身体)とコンピュータは仕組みが本質的に異なっているので、AIがどれほど学習しても、人間のような認知能力や共感能力を持つことはできないからです。

 しかしこの事実も、あまり明るい未来は見せてはくれません。

 AIが知的能力を大きく引き上げるとしても、それはすべてのひとに平等に恩恵を与えるわけではありません。そこからもっとも大きな利益を得るのが、高度で複雑なテクノロジーを効果的に使いこなす、知的能力の高いひとであることは間違いないからです。同様のことはビッグデータ(統計解析)などの分析手法や、ビットコイン(ブロックチェーン)、3Dプリンタ、VR(ヴァーチャル・リアリティ)のような新しい技術にもいえるでしょう。

 このようにしてテクノロジーの「進化」がますます知能の格差を広げ、それによって富は局在化し、経済格差が深刻になり、社会は分断されていきます。これは知識社会化がもたらす必然ですから、人類がこの運命を避けることは(おそらく)できないでしょう。

 だとすれば、私たちはどうすればいいのでしょうか。

 そのこたえを私は持ち合わせませんが、ひとつだけ確かなことがあります。それは、「経済格差は知能の格差」という現実から目を背けるなら、私たちはグロテスクな「陰謀論」の世界に落ちていく以外の未来はない、ということです。

参考:ケヴィン・ケリー『テクニウム――テクノロジーはどこへ向かうのか?』
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4622077531/ref=as_li_tf_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4622077531&linkCode=as2&tag=mailmagazin0asyuracom-22
 

http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/492.html#c93

[文化2] ゆとり教育を推進した三浦朱門の妻 曽野綾子がした事 _ これがクリスチャン 中川隆
94. 中川隆[-13056] koaQ7Jey 2018年6月13日 09:40:07 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15352]

お金持ちが経験、お金がお金を呼ぶ「ゾーン」とは?
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170326-00000011-zuuonline-bus_all
ZUU online 3/26(日) 18:30配信

お金持ちは、お金を引き寄せる。
お金の性質を理解して、
お金がお金を呼ぶ「ゾーン」を体験せよ。

私は、よく「菅下さんはお金持ちでいいですね」と言われます。
自分の貯金額を明かしたことはないのですが、なぜかそう言われます。どうも、私は「お金持ち顔」なのだそうです。

(本記事は、菅下清廣氏の著書

『今こそ「お金の教養」を身につけなさい 稼ぎ、貯め、殖やす人の”37のルール”』(PHPビジネス新書)
https://www.amazon.co.jp/%E4%BB%8A%E3%81%93%E3%81%9D%E3%80%8C%E3%81%8A%E9%87%91%E3%81%AE%E6%95%99%E9%A4%8A%E3%80%8D%E3%82%92%E8%BA%AB%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%91%E3%81%AA%E3%81%95%E3%81%84-%E7%A8%BC%E3%81%8E%E3%80%81%E8%B2%AF%E3%82%81%E3%80%81%E6%AE%96%E3%82%84%E3%81%99%E4%BA%BA%E3%81%AE-37%E3%81%AE%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%AB-PHP%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E8%8F%85%E4%B8%8B/dp/4569812058


の中から一部を抜粋・編集しています)

でも中学生で父が事業に失敗したあのころ、私はしばらくお金に嫌われてしまいました。大学生の頃もアルバイトをしていましたが、貯金をするほどの余裕はなかった。必死にアルバイトをしていた私と、いまの「お金持ち顔」の私。何が違うのでしょう。

私は「貧乏」も「お金持ち」もどちらも経験しましたが、明らかに違うことがあります。それは「お金が向こうから寄ってくるかどうか」です。

お金を持つと、お金がお金を吸い寄せ、さらにお金が集まります。なぜか。お金持ちの人には、お金儲けの話が集まるからです。

「あの人はお金持ちだから、おそらくいい頭脳と人脈をもっているに違いない。相談にいってみよう」

と、なるわけです。有益な相談もたくさんありますから、結果としていい人脈やお金が集まってきます。

よく考えたら、当然のことです。貧乏な人にお金儲けの案件を持ち込んでも、無駄ですから、貧乏な人には、人も金も集まってきません。

■お金がお金を呼ぶ「ゾーン」とは?

お金持ちは、一定額以上貯まったら、あえて貯金をしようとはしていません。お金が向こうから寄ってきて、よほど浪費しなければ結果として貯金できてしまうからです。

私も年収10年分貯まった頃から、「お金を貯めよう」という意識は無くなりました。10年分の貯金があれば、人間は気前が良くなります。すると、さらにいい人が集まってきます。ですから、もともとお金持ちの家に生まれた人は、お金が集まりやすいはずなんです。それでもお金が貯まらないということは、頭が悪いか、素行が悪い。どちらかです。

話を戻します。お金がお金を呼びはじめると、お金は勝手に増えてくれます。たとえば、1千万円をローリスクで利息10%の商品に投資すると、年間100万円になります。月8万円程度のお小遣いがもらえれば、これまで食事などに使っていたお金を、別のことに投資できるようになります。

でもこれでは、「お金がお金を呼ぶ」と言うほどではないです。まだ、少し甘い。本当に「お金がお金を呼ぶ」スパイラルをつくるには、5千万円、1億円クラスのお金が必要です。

1億円あれば、たとえ5%の運用であっても、年間500万円のキャッシュフローが生まれる。30代くらいの方の年収が、そっくりそのままもらえちゃうわけです。

こうなると、お金がお金を呼ぶ「ゾーン」に入ります。あなたに関係のない話をしているのではありません。1億円だって、今は夢のように思えても、貯まります。その「はじめの一歩」が、この本でおすすめしている「恒産」なのです。

お金というのは不思議なもので、10万円しかない人には減る一方、100万円くらいなら横ばい、1000万円になるともう減りません。1億円貯まったら、もう楽勝ゾーン。

■金融リテラシーや投資頭脳は、お金の量に比例

貯蓄が一定のレベルを超えると、貯金の利子もつきますし、お金につながる情報も自然に寄ってきます。おそらくあなたの頭には、最低限の金融リテラシーも備わっているでしょう。さらに一定額になると、「もう少し増やしたい」と思いはじめるから、自然と投資や金融の勉強をはじめます。

お金もリテラシーもないときは、勉強も苦痛です。でもお金が増えると、さらに知識量が増え、お金も増える。すると勉強が楽しくなるから、やっぱりお金も増えます。

金融リテラシーや投資頭脳は、お金の量に比例します。資産家ほど、実はとても勉強家なのです。やっぱり、樽に小銭を貯めていてもダメなんです。

■ピンチをチャンスに変えた経験

お金持ちは、素直。
浅はかな失敗をしても、すぐに方向転換できるかどうか。

エニグモの田中さんは、ピンチをチャンスに変えました。ピンチを機に、自身の人生を上昇気流に乗せました。でもピンチの渦中にいる時には、どうすれば上昇できるのか、一体なんで下降しているのか、わからないことが多いものです。私もそうでした。

私は大和証券時代、常にトップセールスを誇っていました。しかし、当時の日本企業は成果主義を導入していませんでしたから、どんなに頑張っても月給以上はもらえません。私は、転職を考えました。

私の先輩で、相場能力の優れた方がいました。営業成績が極めて高く、良質なお客さんをたくさん持っていた先輩は、大和証券を辞め、小さな証券会社の外務員になりました。

外務員になると、取引手数料の一部が収入になるので、成績が上がるほど手取りも増えます。証券会社に机と電話を貸してもらい、「身ひとつ」で営業します。頑張りによっては、年収1億円も夢ではありません。

その先輩から、「菅下君、一緒にやろう」と誘われたのです。まだ新人でしたが、「君の相場観は抜群だし、営業もできる。2人でチームを組めば、自分がいないときにお客さんを見てもらうこともできるから都合がいい」と言われ、うかつにも「やってやろう」と思ってしまいました。22歳か、23歳のころです。

大和証券という一流の証券会社に入社したわけですから、その後の人生も、一流で終えられる可能性があります。でも小さな証券会社に行ったら、先はないかもしれない。でも若いから思慮が浅く、新しい会社に「来週からお世話になります」と挨拶に行ってしまったのです。先輩の隣に、席が用意されていました。

こんな私を救ってくれたのが、当時私が勤めていた大和証券の大阪営業部長です。「思い立ったたが吉日」と私は大和証券にさっさと辞表を提出し、過去にお世話になったこの部長に挨拶に行きました。大阪の営業を仕切っている方で、めちゃくちゃ偉い人です。

その部長に、「『大番』のギューちゃんを目指して、相場で勝負します」と言ったら、すごい剣幕で怒られました。彼のデスクは、100坪くらいのフロアの一番前にありました。500人の部下のデスクが整然と並び、営業マンたちは忙しく電話をしています。その前で、飛び上がるほど怒られました。500人、ほぼ全員が私を見ました。

「目先の金儲けに目をくらませて、人生を誤るとは何事だ。辞表を提出してしまったのなら、しょうがない。俺が口をきくから、世界最大の証券会社に行け」

その言葉が、ピンチをチャンスに変えました。当時、世界最大の証券会社だったメリルリンチが、日本に進出したばかりだったのです。先輩も「同じ相場師になるなら、ちっぽけな大阪の相場師より、世界の相場師になれ」と言ってくれました。

私がメリルリンチに入社できたのも、先輩が大和証券の国際部門経由で、推薦してくれたからです。メリルリンチの採用担当者は「大和証券の推薦なら採ります」と言ってくれました。

些細なことで、ピンチはチャンスに変わります。特に若いと、人生経験が少ないから、判断も浅い。判断を簡単に誤り、人生を下降させます。私を叱ってくれた部長は、私にとって人生の神様です。彼はのちに大和証券の副社長になり、私がメリルリンチに行ったあともずっと応援してくれました。

いい先輩や上司に恵まれた方は、是非大切にしてください。そして先輩の言葉には、素直に耳を傾けましょう。もしも、悪い遊びに誘う先輩に恵まれてしまったら、それは悪い運です。さっさと断ち切って、遊びや飲みの時間を勉強に充てましょう。それが、幸運を呼び込む秘訣です。

http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/492.html#c94

[文化2] ゆとり教育を推進した三浦朱門の妻 曽野綾子がした事 _ これがクリスチャン 中川隆
95. 中川隆[-13055] koaQ7Jey 2018年6月13日 09:41:28 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15352]

年収5億円vs.186万円「新・階級社会」日本の真実 もはや「格差」ではなく「階級」だ
2018.02.05 週刊現代  :現代ビジネス
http://www.asyura2.com/17/hasan125/msg/734.html

頑張れば報われる――それは、昭和の牧歌的な風景だったのかもしれない。努力しても報われない、現代日本の残酷な現実。

入会金540万円のスポーツジム

仮にW氏としよう。40代男性。シンガポールに住む投資家である。元々、メーカー勤務のサラリーマンだったが、ベンチャー投資で財を成した。その後、資産は倍々ゲームで増えている。

そのW氏が語る。

「資産がいくらあるのか――正直、自分でも正確に把握できていないんですよ。数百億円といったところでしょうか。複数のプライベートバンカーに運用を任せていて、株や債券、外貨、資源、ゴールドなど、ありとあらゆる金融商品に分散投資をしています。

何かで損が出たとしても他が補ってくれますから、資産は安定的に増えていく。年収5億円?それくらいは優にありますかね」

豊かな人はより豊かになり、貧しい人はより貧しくなっていく――。トマ・ピケティ氏が『21世紀の資本』で喝破した現実は、現代の日本でも着実に進行している。
W氏が続ける。

「月に1000万円を使うって大変なんですよ。昔は酒とオンナで浪費しました。入会金100万円を払って、VIP向けの会員制交際クラブに入り、有名グループの女性アイドルを買ったこともあります。でも、実際に寝てみたら『こんなものか』という感想。

ワインは多少高いものを飲みますが、飲める量には限度がある。結局、酒もオンナもほどほどで、健康が一番という結論に辿り着きました。

ああ、時計は買いましたね。アラスカでオーロラを見た後、スイスに寄った際に。リシャール・ミルの1億円の時計を2本買った。一つは自分がつけて、もう一つは保存用です。これも希少性が高く、今では買った価格よりも高値で取り引きされているようです」


使っても使ってもカネが減らない。年収5億円以上の超富裕層が日本にも存在する。彼らに共通するのは、こんな特徴だ。

●限度額が著しく大きなブラックカードを持ち、現金は原則使わない。

●事故を起こすリスクを考え、自分で車は運転しない。移動はハイヤーかタクシーを利用する。

●会員制高級ジムに通って健康維持に励む。

資産数十億円、年収1億円の上場企業創業者A氏はこう話す。

「カネを使うのは、自己研鑽、情報収集、人脈形成のためですね。たとえば、一般の方がとても入会できない高額のスポーツジムで汗を流しています。

大手町にある超高級ホテル内にあるフィットネスクラブです。入会金は540万円、年会費64万8000円。ここには私のような経営者や投資家が集まり、体を鍛えると同時に情報交換の場になっています」

超富裕層はこういった場で、公になっていない情報をやり取りし、新しい儲けのタネを仕込んでいく。前出のW氏は、こんな豪快なカネの使い方をしたと言う。

「ミシュランの星付きの店はたいてい行きましたが、高くておいしいのは当たり前。

むしろ私は、安くておいしいものに目がありません。博多で一人前800円のもつ鍋が評判だったので、シンガポールからビジネスクラスに乗って食べに行ったこともあります。

800円のもつ鍋を食べるのに、30万円くらいかかりましたが、まあ、いくら使ってもおカネはなくなりませんので……」

7割近くが結婚していない

超富裕層の中には財布が膨れるのが嫌というだけの理由で、お釣りの小銭を全額募金箱に入れる人もいる。一方で、日々の生活もままならない「階級以下」の層=アンダークラスが登場している。

「格差社会」が社会問題として一般に認知されるようになったのは、この言葉が流行語大賞トップテンに選ばれた'06年のことだった。所得が低く、結婚もできない「非正規労働者」の存在が問題視された。

その後、格差は縮小するどころか、拡大し、今や絶対に超えられない壁=階級となった。早稲田大学人間科学学術院教授(社会学)の橋本健二氏は著書『新・日本の階級社会』で膨大なデータを用いて分析している。

「これまでの社会は、資本家階級があり、中間階級がいて、一番下に労働者階級がいると考えられてきました。労働者階級の給料は安いですが、正規労働者として身分は安定し、生活できるだけの所得はもらっていた。

ところが近年、その条件に当てはまらない非正規労働者、『階級以下』の存在(アンダークラス)が増えています。彼らはたしかに雇われて働き、賃金をもらっている労働者です。しかし、身分は不安定で、給料も安く抑えられている。

社会調査データから明らかになった、彼らの平均年収は186万円で、貧困率は38.7%。男性の未婚率は66.4%にも上ります。こうした人が929万人も存在し、就業人口の14.9%を占めているのです」

彼らの暮らしぶりはどのようなものか。東京都武蔵野市に住む日雇いバイト(45歳・男性)の話。

「20代の頃、人気グループのバックダンサーをやっていました。'90年代には小室哲哉さんと何度も仕事をしたことがありますよ。

でも年齢を重ねるごとにダンス関係の仕事は減っていき、安定した収入を得るために、洋服の包装・仕分け工場で非正規社員として働いたこともあります。

40歳を過ぎたとき、年下の上司と揉めて契約を更新されなくなりました。それ以来、イベント会場の設営などの日雇いバイトで収入を得ています。月の収入は15万円程度です。

中央線の駅から徒歩30分のボロアパートに住んでいます。家賃は6万5000円。夕食は100均で買ったカレールーを湯でとかしたもの。少し野菜も入れますが、この歳になると米は太るし、節約のために食べません。

2週間に一度、ラーメン屋に行って食べるのが唯一の贅沢です。移動は基本、人からもらった自転車。現場によっては交通費が支給されるので、それが浮くのがありがたい」


収入が低いと、異性と付き合うことにも困難を伴う。介護職に従事する男性(29歳)が物悲しいエピソードを披露する。

「学生時代から付き合っていた彼女がいたのですが、卒業後はデートをするにも交通費や食事代がかかり、厳しいものになりました。クリスマスはおカネのかかるイベントですから大変でしたね。

プレゼントは、彼女の革のブーツをピカピカに磨いてあげるというもの。おカネがないなりに相手を笑わせようとした精一杯の誠意だったのですが、彼女は笑うどころか引いていましたね。それが彼女との最後のクリスマスになりました」

一日頑張っても500円

愛知県在住の派遣労働者(26歳・男性)は、派遣労働の合間に小銭を稼ぐのに四苦八苦している。

「部品工場に派遣され、流れてくる部品を組み立てたり、運んだりします。時給900円で、一日7000円程度にはなる。

景気のいいときは月収12万〜13万円ですが、派遣先が見つからないときもあり、そういうときはネット上のニュース記事を書くバイトをしています。500文字書くと50円もらえる仕事。一日頑張ると、500円くらいにはなります」


一日頑張っても500円。かたや財布がかさばるから小銭はすべて募金箱に投げ入れ。たしかに「格差」という言葉では生ぬるい。

アンダークラスの多くに共通するのは、正規労働者になりたいという切実な願いだ。

だが、企業は一度採用するとなかなかクビを切れない正規社員の雇用を渋っている。
'03年の時点で「年収300万円時代」の到来を予見した経済アナリストの森永卓郎氏は、今後、階級間の断絶はさらに広がると指摘する。

「資本家階級と労働者階級は、同じ日本で暮らしているかもしれませんが、超富裕層にとって、自分たち以外の人は人間ですらない。彼らにとっては金儲けの道具でしかないのです。

資本家と労働者階級が対立するのが、マルクス経済学が読まれた時代の資本主義でした。しかし、今の階級社会では、両者の間に接点がないので、対立になりようがない」

これがアベノミクスの背後に隠れた「日本の不都合な真実」なのである。


「週刊現代」2018年2月10日号より
http://www.asyura2.com/17/hasan125/msg/734.html

http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/492.html#c95

[文化2] ゆとり教育を推進した三浦朱門の妻 曽野綾子がした事 _ これがクリスチャン 中川隆
96. 中川隆[-13072] koaQ7Jey 2018年6月13日 10:01:31 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15370]

“独立”する富裕層  - NHK クローズアップ現代 2014年4月22日(火)放送
〜アメリカ 深まる社会の分断〜

100万ドル以上の資産を持つアメリカの富裕層。

その富裕層が今、自治体の在り方を変えようとしています。


貧富の格差による社会の分断が進むアメリカ。

富裕層は税金が貧困層のためばかりに使われていると反発。
みずからが住む地区を周囲と切り離し、新たな自治体を作る動きを強めています。

女性
「高い税金を払っているのに、それに見合うサービスを受けていません。」

全米で富裕層の自治体は急増。
社会を2分する議論が起きています。

報道官
「反対派を押し切って、新たな市が誕生しました。」

オバマ大統領も危機感を強めています。

オバマ大統領
「アメリカの格差は拡大し、固定化している。」

一方、富裕層を失った自治体は税収が減り、公共サービスを削減。
貧困層が打撃を受けています。

男性
「公立病院の予算が削減されたので、私たち家族は困っています。」

深まる富裕層と貧困層の分断。
アメリカ社会はどこへ向かうのか。
最前線からの報告です。


“独立”する富裕層 税に対する不満


アメリカ南部、ジョージア州の議事堂。
先月(3月)新たな自治体の設立を求める法案を巡り、議論が交わされていました。
この法案を提出したのは会社経営者や弁護士など、富裕層を中心とした住民のグループです。

住民
「私たちが作る市の方が、税金をより有効に使える。
この法案の支持を求める。」

住民
「今の自治体は住民の方を向いていない。
私の会社をサポートしてくれる自治体を作りたい。」

一方、法案は富裕層の身勝手だと批判する声も上がりました。

反対派
「これは有色人種や貧困層を隔離するための意図的な行為だ。」


自治体の設立は地域住民の意思だとする富裕層の報告書にも、抗議が殺到しました。

反対派
「あなたが作る自治体に住みたい人はいない。
あなたはおかしい。
うその報告をしている。」

男性
「いや、おかしいのはあなただ。
私たちの報告は正しい。」

法案を提出したグループの代表、ウッドワースさんです。
経営コンサルタントの夫を持ち、自身もインテリア関係の会社を経営。
湖畔に邸宅を構えています。
自治体の設立に動いたきっかけは税金の使われ方への不満でした。
特に問題にしているのが警察官の配置です。

マリーケイ・ウッドワースさん
「私の家の近くでも麻薬取引や売春が行われるようになってきた。」

警察官は貧困層が多く住む治安の悪い地区にばかり回され、自分の地区はおざなりにされていると感じていたのです。

マリーケイ・ウッドワースさん
「自分たちが支払う税金に見合う行政サービスを受けているとは思えません。
私たちは社会を分断したいわけではありません。
ただこれまでの自治体に代わって、より自分たちに合った自治体を作りたいだけなのです。」


富裕層が作る自治体 衝撃の運営手法とは


富裕層の動きを後押ししているのが、同じジョージア州で大きな成功を収めた市の存在です。
州の北部にある人口9万4,000人のサンディ・スプリングス市です。
市民の平均年収は1,000万円近く。
医師や弁護士、会社経営者などが多く住む高級住宅地です。

市が誕生したのは2005年。
住民投票で94%の圧倒的賛成を得て、それまで属していたフルトン郡から分離したのです。
貧困層に多く配分されていた税金を取り戻そうという主張が、富裕層だけでなく中間層にも支持されたのです。

サンディ・スプリングス市 エバ・ガランボス初代市長
「私たちの税金はほかの場所で使われ、私たちのためには使われていませんでした。
1ドルの税金につき半分の50セントしか、サンディ・スプリングスに使われていなかったのです。」

住民グループ代表 オリバー・ポーターさん
「政府による所得の再分配には反対です。
人のお金を盗む行為だと思います。」

ジョージア州で50年ぶりに新たな市として誕生した、サンディ・スプリングス。
州の法律によってさまざまな財源が与えられました。
市民が支払う固定資産税の15%。
売上税の一部。
そして酒税や事業の登録料など、市の去年(2013年)の収入は、日本円にしておよそ90億円。
州で1、2を争う豊かな自治体が誕生したのです。

さらに富裕層は、市の運営にビジネスのノウハウを取り入れました。
警察と消防を除く、すべての業務を民間に委託。
同じ規模の市なら数百人は必要な職員の数を9人に抑え、徹底的なコストカットを進めました。

市民課や税務課。
道路や公園などを造る建設課。
さらに、市の裁判所の業務まで民間に委託しました。
裁判長は必要なときだけ時給100ドルで短期雇用します。


この結果、当初年間5,500万ドルと試算された市の運営費を、半分以下に抑えることに成功したのです。
コストカットによって生まれたお金は富裕層の要望によって、市民の安全を守るサービスに使われています。


女性職員
「事故発生、けが人なし。」

ここは24時間市民から通報を受け付ける、民間の緊急センターです。
市民の承諾を得て、住所や家族構成、持病の有無など、さまざまなデータが登録されています。

10秒以内に電話を取ることが義務づけられ、90秒で警察や消防が出動します。
市が市内全域に配置する警察官はおよそ150人。
早ければ2分で、現場に警察官が到着するといいます。
現在、市民の9割が公共サービスに満足と回答。
うわさを聞いた富裕層が、全米から相次いで流入し人口が増えています。

市民
「(この街が)好きかって?
大好きよ。
ニューヨークから移り住んで来たけど、ここにはすべてが揃っているわ。」

市民
「とても安全だと感じています。
サンディ・スプリングス市に住めて幸せです。」

今サンディ・スプリングス市の設立と運営のノウハウを知りたいと、全米各地から視察が相次いでいます。
そのほとんどが、税金の使われ方に不満を持つ富裕層だといいます。
サンディ・スプリングス市を手本に誕生した自治体は、ジョージア州ですでに5つ。
現在、フロリダ州、テキサス州カリフォルニア州などで30余りの自治体が、新たに誕生しようとしています。

サンディ・スプリングス市 ラスティ・ポール市長
「自治体は税金を当たり前だと思わないことです。
税金に見合うサービスを提供しなければ、市民はすぐ不満をため、税金を払わなくなります。
公共サービスの質を高めて、市民に税金を払う動機を与え続けるのです。」


“独立”する富裕層 アメリカ 深まる分断

このように富裕層が、自治体を作る動き、今後、全米に拡大していくと見られています。
一方で富裕層がいなくなった自治体は、歳入が減って、一部公共サービスの削減を始めています。
貧困層の暮らしに暗い影を落とし始めています。


富裕層を失った自治体 貧困層に打撃が


ジョージア州フルトン郡。
サンディ・スプリングス市の設立などによって、年間40億円余り税収が減りました。
南部のサウス・フルトン。
郡の中で最も貧しい地域で、住民の生活に大きな影響が出ています。

機械部品のセールスをする、アブラハム・ワトソンさんです。
今年(2014年)に入り、次々と公共サービスが打ち切りになっていると訴えています。

アブラハム・ワトソンさん
「臭いです。
ごみが腐り始めています。
ごみ収集車がめったに来なくなったので。」

3人の子どもを持つワトソンさん。
暮らしに余裕がない中、公共サービスの利用は欠かせません。
家の近くにある、フルトン郡が運営する図書館です。
子どもたちは放課後や週末、ここで読書や宿題をしてきました。
しかし今年の2月、突然開館時間が2時間以上短縮されました。

算数の勉強に使っているパソコンも、閉館時間が来れば強制的にシャットダウンされます。

子ども
「閉館につき使用不可。」

アブラハム・ワトソンさん
「閉館するから切ったんだ。」

閉館時間の変更は、事前に住民には知らされていませんでした。

アブラハム・ワトソンさん
「誰が閉館時間を決めているのか?」

職員
「議会で承認されたんですよ、予算が削減されたから。」

アブラハム・ワトソンさん
「郡の議会で?
予算の削減が理由?」

職員
「予算の削減。」

フルトン郡の一般会計です。
歳入が減少し続け、ついに2年前歳出が上回るようになり、公共サービスの削減が余儀なくされているのです。
図書館のほかに、郡が運営する公園の予算も削減されました。
20か所ある高齢者センターの食事代は、一部値上げになりました。

中でも深刻なのが、貧困層の治療を中心に行う公立病院の予算削減です。
2,500万ドル、日本円でおよそ26億円が削減されることになりました。
医師の数が減らされ、診察に支障が出るのではないかと不安が広がっています。

フルトン郡 ビル・エドワーズ議員
「郡の税収が少なくなれば、当然その範囲でやりくりしなければなりません。
やむをえずサービスをカットしているのです。
私は、フルトン郡の住民が状況を理解することを望んでいます。
さもなければ、フルトン郡の財政は破綻してしまいます。
これだけは、なんとしても防がなくてはなりません。」

ワトソンさんは公立病院の予算削減が、息子のキャメロン君に与える影響を心配しています。

アブラハム・ワトソンさん
「この子には右耳に障害があります。
耳がふさがった状態になっているのです。
息子の治療ができる専門医の数が削られてしまうから、予算の削減は本当に困ります。」

全米で貧富の格差の研究をしてきたコナー准教授です。
富裕層の自治体設立が格差の拡大に拍車をかけていると、警鐘を鳴らしています。

テキサス大学 公共社会学部 マイカン・コナー准教授
「アメリカ社会では分断が深まっています。
同じ地域の中でも少し離れただけで、全く違う社会が生まれています。
経済面でも教育面でも、機会の平等が失われているのです。
このまま富裕層の独立が続けば、公共サービスを支える人がいなくなってしまいます。
それを顧みず、社会の分断は進む一方です。」


“独立”する富裕層 アメリカ 深まる分断

ゲスト堤未果さん(ジャーナリスト)

●格差拡大し加速化する社会の分断 この動きをどう受け止める?

今まさにアメリカは、経済格差が完全に1%の持てる者とそれからそれ以外の持たざる者、完全に国を分断してしまっていると。
そういう状況になっています。
(分断されていると。これが法律の下に行われている。自治体を作るという動きはそうだったが?)
はい。
もともと合法的に市が独立するということはもちろん可能なんですけれども、サンディ・スプリングス市のように、統治機能まで含めて民営化してしまう、民間に委託して、そうするともう税金というものが全く意味が変わってきて、サービスをお金で買うという契約社会になっていくわけですね。
その分税が、税金が囲い込まれることになるので、不動産の価格は上がる、その周りの地域が税収が減って、荒廃していくと。
ですから全米の都市の中に、捨てられた居住区のようなものが、点々と今存在している状況になっております。

●富裕層やその周辺地域 実際に取材に行ってどうだったか?

サンディ・スプリングス市自体は、本当にお金持ちの社会主義国のような、天国のような、ぴかぴかですばらしい所だったんですけど、本当に目に見えないフェンスが建っていて。
(目に見えないフェンス?)
はい、フェンスで囲われている、合法的な特権地区というような形ですね。
先ほども言いましたように、税収がほかで減っていきますので、やはり仕事がなくなって、まず治安が悪くなるんですね。
そうすると犯罪率が高くなりますから、ますますフェンスは高くなっていく。
ここがやっぱり1番大きいです。
サンディ・スプリングス市のような所の近くにある都市で取材をしたときに、公共サービスの1つとして刑務所を維持できないから開放すると。
(刑務所を開放する?すると、どうなるのか?)
そうなると囚人が街に解放されて、たくさん普通に歩くようになるんですけれども、警察もまた公務員ですから、警察は失業中なわけです。
ですから非常に恐ろしいSFのような状況になっていて、片や、目に見えないフェンスの中の富裕層の地区は、非常にハイテクでハイセキュリティーの地区になっていると、すごくコントラストが激しかったですね。

●公共サービスの1つ 教育という点ではどうだったか?

アメリカは、教育予算が連邦と自治体と半分ずつ予算を出すんですけれども、サンディ・スプリングス市のような例えば富裕層の街というのは、公立の学校にやる必要がないので、公教育にお金を出すという概念がなくなっていくんですね。
そうしますと、公立の学校が切り捨てられていった州では、自治体では、貧困層の子どもの受け皿がなくなっていくので、教育難民、学校に行かれなくなった子どもたちが、もう全米各地の都市であふれているという、そこまで事態が進んでおります。
(先進国のアメリカで、そういうことがすでに起きている?)
そうですね。
ブッシュ政権、オバマ政権と続いた2大政権で公教育を解体して、教育ビジネスという民間サービスに委託するということを国が後押ししてやってきたんですね。
ですから公教育というのは、弱い立場の子どもたちを平等にすくい取るという社会的共通資本ですから、これが徐々に解体されているということです。

●フェンスを隔て、本当に互いが見えないのか?

そうですね。
これは本当に今、アメリカで起きていることというのは、1つの国の中に2つの違う国が存在しているような感じで、例えば日本で若年ホームレスは私たちの目に映らないというようなこといわれますけれども、フェンスの中の富裕層にとって、フェンスの外の荒廃した、捨てられた居住区の人たちは、やはり見えないわけですね。
全くお互い別の次元に住んでいるような、そんな状況になっています。
(別の次元?)
はい。

●格差是正のためにある公共サービス 富裕層がその義務を放棄するとどうなる?

公共ですとか税金ですとか、共同体とか、もっといってしまうと、もう国とは何かという、そのコンセプトが全く違うものになっていく。
お金を払って、その分のサービスをもらうという契約社会のようになっていくわけですよね。
ですから言ってみれば、お金がなくなったらそこでそのコミュニティーに、地区の中には恐らくいられなくなると、それが縁の切れ目のようになってしまう。
公共という概念があれば、弱い立場になったり、急に事故に遭って障害を負ってしまったり、高齢になってしまったりという、困った立場になったときは、税金を払っている分、国や自治体が守ってくれると、それが公共の概念なんですけれども、全くこれが対極にあるという、こちらは株式会社化された自治体であり、国家だということになっています。

●アメリカンドリーム 今は存在しないような状況?

80年代ぐらいまでは頑張れば報われるとか、努力すればチャンスをつかめば、マイノリティーでもスターになれる、そういうのがあったんですけれど、今、構造として1%が99%を切り捨てていく構造を、国の政策が後押しをしているために、アメリカンドリームが機能する構造自体が崩れていると。
そしてまた中流層が消滅していますから、ますます富める者はますます富む、それ以外の者は地盤沈下していくという、国の構造が全く変わってしまっているんですね。

●アメリカという国は今後どうなっていくのか?

今アメリカ国内にも2つの流れがありまして、オバマ大統領はブッシュ政権の政策を継承して、1%のための、より1%が大きくなっていくような政策の方向性を進めてはいるんですけれども、一方で、1対99%の分断はおかしいじゃないかと、失われたものをもう一度取り戻したいという声が、相当アメリカで大きくなっている。
これ今、どちらの流れがこの国を、未来を引っ張っていくかという、今ちょうど岐路にいるという。
(岐路とは、国を見つめ直す時期ということか?)
国とか共同体は何かということですね。
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail02_3488_all.html  

http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/492.html#c96

[文化2] ゆとり教育を推進した三浦朱門の妻 曽野綾子がした事 _ これがクリスチャン 中川隆
97. 中川隆[-13071] koaQ7Jey 2018年6月13日 10:05:07 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15370]

(2010.10.15) ジャーナリスト・堤 未果さんに聞く  貧困大国アメリカで今、起きていること
http://www.jacom.or.jp/archive03/tokusyu/2010/tokusyu101015-11261.html


 米国には1960年代から貧困層に食料交換クーポン券を配布する「フードスタンプ」という食料費補助政策があるほか、学校給食にも「無料―割引給食プログラム」がある。これらは同国が食料・農業を重視している姿勢を示すものとの受け止め方もある。

 しかし、

『ルポ貧困大国アメリカ』
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4004314305/asyuracom-22/


で堤さんが描いたのは、市場原理の導入で食ビジネスに参入し利益を上げようとジャンクフードを大量に提供する巨大企業と、それによる肥満児童の急増、医療費の増大、そして格差拡大の悪循環という姿だった。

 堤さんは「いのち、暮らし、教育といった人間の根幹が『市場化』されたとき、一体どうなるのか、私たちは考えるべきです」と話す。市場原理主義の行き着く先、を聞いた。


「オバマを動かせ!」

◆ジャンクフードでも死にはしない!?


ジャーナリスト・堤 未果さんに ――最初にフードスタンプ制度の実態からお聞かせいただけますか。


 アメリカは今、史上最大に格差が広がってしまったこともありフードスタンプはまさに生命線です。新規申請者が一日2万人のペースで増えています。フードスタンプ自体はやはり考え方がキリスト教ベースいうこともあり、困っている人への福祉政策としてとても支持されています。

 しかし、この制度は人間にとって食とはどういう意味があるかを考えてのものではなく、ぎりぎりのところで飢え死にはさせないようにという政策です。予算もかなり絞られている。

 するとたとえば4人家族で1か月平均100ドル(約1万円)のフードスタンプをもらい、さあ1か月の食事をまかなおうと思ったとき、どうなるか。多くの家庭ではできるだけ安く、調味料も調理器具もいらない、栄養の知識がなくても作れて少量でお腹がいっぱいになるもの、ということになる。

 そうすると当然インスタント食品が中心になりますから、それを99セントストアで買ってくる。99セントストアや大手ディスカウントフードショップが潤っていくわけですが、そういった企業はたとえば、途上国で大量生産した安い農産物を原料に添加物などをたっぷり入れることで食品を安く市場に出している。

 99セントストアが出てきたときには、よかったね、これで貧しい人たちも人並みの食事ができるね、とアメリカでも言われたのを覚えています。しかし、実は安売りストアがたくさん出てくるということは食の質も文化もやせ細り、アメリカ国内の農業もやせ細っていくということ、結局、「食も職も」なくなってしまうことに気がつかなかった。

 安ければ安いほどいいんだという安価信奉が、90年代に起きた「外注革命」を加速させて、本当にひどいことになってしまったのだと思います。


◆学校給食も利益の標的


 なぜそうなったか? 一言でいえば、食も含めた子育て、医療、教育、雇用など国の根幹を、政府が責任を持つ代わりに市場化してしまったからです。

 かつて中流層がしっかりしていた「よきアメリカ」の時代には税金を社会保障として還元するという考え方を、当時はソ連に対抗するという政治的な意味からも大事にしていた。ところが、ソ連が崩壊しナンバーワンになったとき、世界で力を持つにはやはり大企業の国際力だと、法人税を下げ社会福祉を切り捨てた。

 大企業を大事にするのは市場化を進めることと同義語ですから、競争力をつけるために、たとえば食であればいちばん効率よく利益を出すために人件費とクォリティが削られる。

 ですからフードスタンプとは「食べ物は心と体をつくるとても大事なもので人間の基礎であり国にとっては財産なんだ」という考え方が前提にあっての政策ではなく、市場化の加速とともに「貧困肥満」を増大させています。いまアメリカ人の死因の第2位である「肥満」は医療費をどんどん押し上げ、年間6万人が死亡しています。フードスタンプはこうして間接的に社会問題を深刻化させる制度と化しているのです。

 食の市場化はフードスタンプだけでなく子どもたちの学校給食にもじわじわと浸透しています。

 アメリカでもかつて学校で自前で給食をつくっていたんです。ところが国が教育予算をどんどん削っていったためにできなくなった。経営が苦しい学校に、待ってましたとばかりにピザハットなどのファストフード企業が「ウチと契約すれば大量に安く給食を提供できますよ」と近づいてくる。それで給食のコストだけでなく質がどんどん低下しました。保育園まで契約していて離乳食が終わったばかりの子どもがピザを食べています。

 国民の心と体の健康は財産だという考え方を、国は放棄したということです。みなさん、どうぞご自由に。大企業さん、どうぞマーケットに、と。


◆教育でも民営化レース!?


 最近、アメリカ法務省は史上最悪の貧困率だと、とうとう発表しました。本当に貧困大国になったと政府が公式に認めたということですね。大人の失業率は実質20%ですから、フードスタンプをもらう人は史上最高の5000万人近くになっています。07年は約2800万人でしたから異常な増え方です。

 一方で大統領夫人、ミシェル・オバマは新しく肥満児対策のキャンペーンを始めました。栄養を考えた食事を、そして、もっと体を動かそうよ、と。

 ところが、今、アメリカは教育を市場化しています。日本ではあまり報道されていませんが、すべての自治体が赤字なので大統領は賞金をエサに州に教育民営化レースをさせている。

 これは、たとえばテストの点数を上げるため、関係ないムダな教科は廃止するといったまさに市場原理でアイデアを競争させ、これにそった政策を成立させた州が賞金を獲得するというレースです。赤字の公立学校をつぶしてできるだけ民営に変えていくという条件に教育現場は悲鳴をあげて反対していますが、不況のうえ国が教育予算をどんどん切っているために州に選択肢はなく、立て直すにはこの賞金を狙うしかない。

 そうするとどうなるか? 競争強化の中でテストに関係ない体育の授業が減らされる、もしくはなくなっていくわけですよ。運動しないからジャンクフードを食べている子どもたちの肥満をさらに深刻化させる。 そもそも政府が公教育予算を切り民営化を進めたところから、給食のジャンクフード化も子どもの肥満も始まっているのに、大統領夫人は食品業界にもっと栄養表示をして塩分を減らせとよびかけ、こどもたちにはもっと体を動かしましょうというキャンペーンをやる(笑)。こういう非常に矛盾したことが起きているわけです。

 アメリカはブレーキが壊れた市場原理主義が暴走しているのです。取材していて思うのは、市場化、日本で言う民営化ですが、これは一度やってしまうと勝手に動き出し、自分で加速していくということです。どこまでも効率良く、どこまでも利益を上げるように走り出し、終わりがありません。


◆「個」を「数」にする社会


 ――ルポ第二弾では「刑務所という名の巨大労働市場」というショッキングなレポートがありますが、まさに象徴ですね。

 「刑務所ビジネス」を取材した時、ああこれが市場原理主義による労働市場の最終完成形だ、と確信しました。国内の非正規労働力よりももっと安くと、最初はインドなどの労働者を使ったけれども、インドの労働者だって月800ドルかかる。そこでもっと安い時給はないかと考えたら、灯台もと暗し、刑務所にいる受刑者に働かせることだった、というわけです。

 ところでアメリカは「テロとの戦争」をしていますが、実際は敵がいるようで見えないわけですからテロリストの最後の1人がいなくなるまでずっと戦争状態にしておけるわけですね。国はそれを最優先するという名目で教育、労働、医療などは後回しにできる。

 これを後押しするのが「愛国者法」という法律ですが、テロリストから国民の安全を守るといいながら自国民を監視している。これは市場化を邪魔させないためです。市場化とは国民を分断することですから。それに対してものが言えないようにするためには、まずはテロの恐怖で押さえつけるということをやった。

 そして、それに対しておかしいと人々がまとまって声を上げた労働組合や協同組合的な組織は次々にターゲットになりました。

 つまり、仮想敵を作り恐怖で人々を押さえつけつつ、実は市場化を邪魔しないよう個人をバラバラにしておく政策も進めてきた。

 わかりやすい例をあげましょう。社会の治安を守るという名目で導入された「スリーストライク法」というのがあります。これは前科が何かに関わらず3度目の有罪で終身刑になるという法律。これで受刑者が増えるから刑務所の安い労働力も増え企業は競争力を保つ――。こういう構造になっているわけです。

 今、不穏な気配を感じさせたらそれだけでみんな捕まりかねない。警官にもノルマがあるから。ここまで市場原理主義の徹底です。

 「市場化」からわかることは、市場化の下では国民が名前や顔、それぞれの歴史、家族、夢、などを持った一人ひとりの「個」ではなくて、「数」になってしまうんですね。あるいは「消費者」とか「モノ」になる。

 これに対してヨーロッパなどでは国民を市民として見ている。市民は権利を持った個です。今、世界が2つに分かれていて、では日本はどっちを選ぶのか? という岐路に立っていると思います。

 そのとき「個」にとって非常に大事なファクターに「食」がある。だから農協のみなさんは、国の未来にとっての「食」の意味を投げかける存在として大きな使命をもっていらっしゃると思います。なぜなら、食とは一体国にとって何なのか、ということが今ほど強く問われた時代はなかったように思うからです。食やエネルギーを他国に依存してしまうと絶対的に弱い立場になります。

 だから自給率を上げることはあらゆる面で日本が対等になる必要不可欠なことだと思います。


◆結託強める政治と企業


 ――日本に先駆けたアメリカの政権交代には期待も高かったと思いますが。


 「チェンジ」をかかげた選挙は、本当に期待が高かったです。けれどあれから1年がたち、いまアメリカの市民で起きているのは「ムーブ・オバマ」の運動です。オバマが大統領になって全てうまくいくかと思ったらその逆で、貧困率は急上昇し戦争は拡大し教育はさらに競争が強化され、格差はついに史上最大になってしまった。

◆ ◆ ◆

 国民はハッと気がついたのです。素敵なリーダーに丸投げして終わりではなく、もっと1人ひとりが社会がどうなっているのかきちんと知って、リーダーを動かしていかなければならなかったことに。

 たとえばオバマ大統領誕生は「黒人がなった=誰でも大統領になれる時代が来た!」とどこでも言われましたが、本当は巨額の選挙資金が必要で、やはり大企業から献金を受けたほうが当選しやすくなるという構造になっていることを証明した選挙でした。

 今年の1月、アメリカの最高裁判所は選挙の献金に国境をなくすことを認めました。つまり、この先の選挙ではたとえばサウジアラビアの大金持ちが献金できて、アメリカの軍事でも農業政策でも動かせるのです。献金額の上限も撤廃しました。ますます企業が政治と結託し市民の声は届きにくくなる。ほとんど日本では報道されていませんが実に恐ろしいことです。

 これを国民が知っているのと知らないのとでは絶対未来は違ってくる。

 ムーブ・オバマとはオバマが大統領になったからもう大丈夫だということではなく、まず社会の構造をしっかり見よう、選挙のあともずっと監視し続ける、政治で何が起きているのか情報を自分でつかんでいくということです。これはアメリカの後を追うように政権交代をし、1年たって同じように「あれ? おかしいな」という声がそこかしこで上がっている日本の私たちにとっても他人事ではない話ですね。

 アメリカでは「気づき」が始まっています。やはり民主主義というのはメンテナンスがいるしくみだとつくづく思います。「食」を通して社会を見ると本当に沢山の箇所に矛盾がみえるからです。日本も今まさに、メンテナンスをするいい機会ではないかと思います。

オバマになれば「チェンジ」と思ったが……。(「9.11」追悼式、ホワイトハウスHPより)


PROFILE
つつみ・みか
東京都生まれ。ニューヨーク市立大学大学院国際関係論学科修士課程修了。国連婦人開発基金(UNIFEM)などを経て米国野村證券に勤務中に9.11同時多発テロに遭遇。以後ジャーナリストに。「ルポ・貧困大国アメリカ」(岩波新書)(08年日本エッセイストクラブ賞受賞等)。近く「アメリカ弱者革命」(新潮文庫)「もうひとつの核なき世界」(小学館)刊行予定。
http://www.jacom.or.jp/archive03/tokusyu/2010/tokusyu101015-11261.html


2013-07-08 【読書感想】(株)貧困大国アメリカ
http://fujipon.hatenadiary.com/entries/2013/07/08#p1


内容紹介

1% vs 99%の構図が世界に広がる中、本家本元のアメリカでは驚愕の事態が進行中。それは人々の食卓、街、政治、司法、メディア、人々の暮らしを、音もなくじわじわと蝕んでゆく。あらゆるものが巨大企業にのまれ、株式会社化が加速する世界、果たして国民は主権を取り戻せるのか!? 日本の近未来を予言する、大反響シリーズ待望の完結編。


堤未果さんの『貧困大陸アメリカ』シリーズの最新作(完結編だそうです)。

この新書を読んでいる途中で、「あーはいはい、そんな感じだよなー」と、特に驚くことすらなく、読み流している自分に気づき、愕然としました。

シリーズの第1作『貧困大陸アメリカ』を読んだときには、「自由の国」で行われている、「貧困ビジネス」の実態に僕も怒りまくっていたのです。

その後、さまざまな本を読み、今の「グローバル企業と政治の癒着」についての知識も得てきたのですが、なんというか、もう読んでいるだけで疲れてきた……というのもあって。

「企業の『帝国化』」と、「多くの市民、国民の健康や幸福よりも、一部の大企業の利益を優先する政治」は、ほとんど変わっていないどころか、「それが当然」のようにすら、思えてくるようになりました。


 SNAPとはアメリカ政府が低所得層や高齢者、障害者や失業者などに提供する食料支援プログラムだ。以前は「フードスタンプ」と呼ばれていたが、2008年10月にSNAPと名称を変えている。クレジットカードのような形のカードをSNAP提携店のレジで専用機械に通すと、その分が政府から支払われるしくみだ。

 受給額は州や受給者の収入によって異なるが、ニューヨーク州では、単身者で月収1180ドル(約11万8000円)以下なら月117ドル(約1万1700円分)支給される。全米の平均支給月額は132ドル(約1万3200円)。カードは全国23万1000店舗で使用できる。が、嗜好品は買えず、あくまでも食品のみという条件付きだ。

 SNAPは月に一度、夜中0時に支給されるため、毎月その日は夜中過ぎから全米各地の安売りスーパーに受給者があふれるという。

 ミシェルの買い物袋も、加工食品や炭酸飲料、缶詰やインスタント食品でいっぱいだった。


 アメリカの貧困率と失業者の数は、リーマンショック以来増え続けている。

 四人家族で年収2万3314ドル(約230万円)という、国の定める貧困ライン以下で暮らす国民は現在4600万人、うち1600万人が子どもだ。失業率は9.6%(2010年)だが、職探しをあきらめた潜在的失業者も加算すると実質20%という驚異的な数字となる。16歳から29歳までの若者の失業率を見ると、2000年の33%から45%に上昇、経済的に自立できず親と同居している若者は600万人だ。

 ミシェルのようなSNAP受給者は年々増加。2012年8月31日のUSDA(農務省)発表では、約4667万373人と過去最高に達した。1970年には国民の50人に1人だったのが、今では7人に1人がSNAPに依存していることになる。

 考えようによっては、「それでも、最低限の食べものを保障してくれるだけ、マシなんじゃない? 世界には飢えている国だってたくさんあるのだから」とも言えるのかもしれません。

 財政の厳しさから、生活保護を「水際作戦」などと極力行わないようにしている日本に比べて、アメリカ政府は、国民にSNAPを利用するようにアピールしているそうですし。

 ところが、このSNAP受給者が増えていく一方で、失業率は全然改善されない。

 SNAPでは、安くてカロリーが高いジャンクフードやジュースなどが選択されがちで、「この20年、アメリカでは子どもの2型糖尿病が激増している」そうです。

 貧困層ほど、偏った食事をしており、健康状態も悪化しやすい。
 こうして、負の連鎖が止まらなくなっているのです。


 なぜそんな制度が続いている、というか、いっそう拡大されていっているのか?


 ウォルマート広報部門担当で副社長のレスリー・ダックは、同社の収益におけるSNAPの重要性をこう協調した。

「SNAPからの収入は我が社にとって大変大きいですね。多くの州でSNAP利用者の2人に1人が、ウォルマートで食品を購入してくれています」

「公共のための科学センター(Center for Science in the Public Interest)」の調査によると、炭酸飲料や砂糖を含む清涼飲料水産業も、2010年度だけでSNAPによる売り上げが40億ドル(約4000億円)と、こちらもSNAPから巨額の利益が流れ込んでいる。

「ワーキングプア人口の拡大で、黙っていても利用者がどんどん増えるSNAPは、食品業界にとってドル箱になっているんです」

 要するに「まともな待遇の雇用を確保するよりも、低賃金の単純労働+SNAPでとりあえずなんとか食べられるくらいの保障はして生き延びさせ、その食費も大企業に吸収される」ようになっているのです。

 明らかに「国民の健康を害する」システムなのに、政府は、見てみぬふりをして、大企業の利益を優先しています。

 これって、間接的な「奴隷制度」じゃないのか?


 また、アメリカでは、GM(遺伝子組換え)作物が食生活に占める割合が、年々上昇しているそうです。


 だがGMは新しい技術であるため、長期にわたる環境や人体のへの影響を検証した実験結果が確立されていない。そのため安全性を巡る議論は今も続いており、現在世界では35ヵ国が、GM作物の輸入を規制または全面禁止措置中だ。

 アイオワ州の農業従事者のラッセル・リードは、多くのGM作物が耐性を持つ、「ラウンド・アップ」という商品名の除草剤についてこう語る。

「『ラウンドアップ』はGM種子最大手のモンサント社が販売する、世界で最も普及しているグリホサートを主成分とする除草剤です。モンサント社はこの除草剤を、これに耐性を持つGM種子と必ずセットで販売する。農家がこの除草剤を散布すると、GM種子以外の雑草だけが枯れるしくみです。

ですがヨーロッパではすでにこの除草剤は発がん性を有し、奇形、喘息発症を誘発するなど安全性に問題があるとして、禁止されています。

さらに1996年にはニューヨークで、2001年にはフランスで、それぞれ消費者団体や環境活動家たちが、モンサント社のこの除草剤に対し訴訟を起こしているのです」

 それは「土に落ちると無害化して土壌に残らない」というラウンドアップの「生分解性」ラベル表示が虚偽であるという内容だった。結果はどちらも裁判所がモンサント社側に「虚偽広告」の判決を下している。

 この「GM種子+特定の除草剤」の組み合わせは、一度使い始めると、ずっと続けざるをえなくなるのです。

 除草剤に耐性を持つGM種子じゃないと、生育できない土壌になってしまうので。
 そして、この種子を世界各国で使わせることによって、多国籍企業は各国の農業を「支配」していくのです。

 ちなみに、科学雑誌に、このGM種子の危険性を訴える研究論文を載せたりすると、壮絶な「あら探し」がはじまり、論文を書いた人は大バッシングを受けるのだとか。科学の世界も、企業の営利活動と無縁ではありません。

 研究にはお金がかかるし、お金を持っている企業の力で、科学者の「警告」はもみ消されてしまう。
 

 この本を読んでいると、アメリカの荒廃っぷりには愕然とします。

 義務教育レベルの学校が「自由競争」という名目で選別され、公立学校が無くなり、授業料が高い私立ばかりになる「ビジネス化」。

 民営化され、不採算部門が削られていくことによる公共サービスの劣化。


 2012年10月。
 メジャーリーグの試合で盛り上がるミシガン州デトロイト市のタイガース球場入り口では、こんなチラシが配られていた。


「注意! デトロイトには自己責任でお入りください」

・デトロイトは全米一暴力的な町です。

・デトロイトは全米一殺人件数の多い町です。

・デトロイト市警は人手不足です。

・人手不足のため12時間シフトで働かされ……警官は疲労困憊しています。

・デトロイト市警の賃金は全米最低ですが、市はさらに1割カットしようとしています。


 配布していたのは、現役のデトロイト市警官たちだ。

 デトロイトは2000年から2010年の10年間で、住民の4分の1が郊外や州外に逃げ出してしまった町だ。財政破綻による「歳出削減」で犯罪率が増えているにもかかわらず市は公共部門の切り捨てを実施、学校や消防署、警察などのサービスが次々に凍結されている。

 こうした傾向はミシガン州だけでなく、全米の自治体で起きている。2010年7月にはやはり財政難に陥ったオレゴン州の自治体が維持費が続かずに刑務所を閉鎖、すでに警官が大量解雇された町中に刑期を終えていない囚人があふれだし、恐怖のあまり州外に逃げる住民が急増した。

 これ、『リアル北斗の拳』の世界じゃないですか……

 また、大企業は「安い給料でも辞めずに働く労働力」として「囚人」に目をつけて、どんどん酷使してもいるのです。

 州によっては、囚人労働力確保のため、早期釈放を行わない制度まで導入されているのだとか。

 名目上は「犯罪者に厳罰を与える」ということで。

 一般社会で生活している人が、どんなに安い賃金でガマンするといっても、囚人にはかないません。

 なんかもう、「金のためなら、なんでもあり」すぎて、笑えてくるほどです。


 また、2005年には「完全民間経営自治体サンディ・スプリングス」が誕生したそうです。

 人口10万人のこの町は、富裕層で占められ、大手建設会社によって「運営」されています。

 この町ができた経緯を、著者はこんなふうに紹介しています。


 2005年8月、ハリケーン・カトリーナによって大きな水害に見舞われたジョージア州では、水没した地域住民のほとんどがアフリカ系アメリカ人の低所得層だったことから、アトランタ近郊に住む富裕層の不満が拡大していた。

 共和党の彼らは、「小さな政府」を信奉している層だ。

 なぜ自分たちの税金が、貧しい人たちの公共サービスに吸い取られなければいけないのか? ハリケーンで壊滅状態の被災地を、わざわざ莫大な予算をかけて復興させても、住民の多くは結局公共施設なしでは自活できないではないか。政府の介入の仕方はまるで社会主義だ。私たちはいったい、今後も延々と行政支援を必要とする人々のために、どれだけ貴重な税金を投じなければならないのか? 

 どうしても納得いかない彼らはこの件について住民投票を行い、やっとベストな解決策を打ち出した。

 郡を離れ、自分たちだけの自治体を好きなように作って独立すればいいのだ。

 僕の感覚では、「こういうのって、頭の中で考えることはあっても、堂々と主張するべきではない」ような気がするんですよ。

 助け合うのが「公共のルール」だろう、って。
 多くの日本人も、たぶんそうだと思います。

 ところが、このサンディ・スプリングスの人たちは「自分たちが巻き添えになるのはイヤだ」と声高に叫んだのです。

 そして、叫んでみたら、意外と、彼らを阻むものはいなかった。

 こういう「公共の意識のゆらぎ」は、たぶん、アメリカの一部の富裕層だけに起こっていることじゃないんですよね。
 
 
 それでも、オバマ大統領になって、少しはマシになったのではないか、オバマさんを議会が邪魔しなければ、もうちょっと社会保障制度が改善されたアメリカになるのではないか、と思っていたのです。

 でも、現実はほとんど変わっていなかった。


「2012年の選挙は、大きな政府に反発するティーパーティ運動の存在に焦点があてられ、赤と青に分断されるアメリカというイメージで描かれていましたね」

「赤と青に分断されたアメリカ、そのとおりです。国民の意識は保守対リベラルにひきつけられる。けれどそれはバーターで、今のアメリカ民主主義は「1%」によってすべてが買われているのです。司法、行政、立法、マスコミ……

「1%」は二大政党両方に投資し、どちらが勝っても元は取る。テレビの情報を信じる国民は、バックに巨大企業がいることなど夢にも思わずに、いまだに敵を間違えているのです」

みんなはオバマvsロムニーの「対決」だと思っていた。

ところが、内実は「1% vs 1%」であり、どちらが勝っても、大勢に影響はなかったのです。

大企業は、どちらが勝ってもいいように、あらかじめ両方に賭けていたのだから。


ああ、アメリカって酷い!と言いかけて、日本のことを思いだしてみると、自民党と民主党だって、似たようなものですよね。

民主党のなかには、もと自民党だった人がたくさんいて、政策もそんなに大差はありません。

政権交代というけれど、結局のところ「自民党的なもの」がずっと勝ち続けているだけ。


この新書の後半では、「1% vs 99%」という構図が何度も出てきます。

でも、『貧困大陸アメリカ』が世に出てから5年間のことを思いだしてみても、本当に、これが実情なのかどうか?

「1%が幸福を独占している(というか、本当にここまでやって、企業が金を儲けることが、「1%組」を幸福にしているのだろうか?と僕は疑問なのですが)」というけれど、残りの99%は、一枚岩じゃない。

99%のなかのごく一部の(これも「1%」くらいかもしれません)「意識高い系」が格差の是正を訴えている一方で、「99%」の大部分は、目の前の生活に追われ、「1%」を呪いながら、「意識高い系」の高偏差値な啓蒙運動にもついていけずにいるように思われます。


「毎日テレビ観て、ウォルマートで買ったジャンクフードを食べている生活で、それなりに幸せ」な人が、世の中の多数派なのではないか?

もしかしたら、「1%対99%」ではなくて、「1%対1%対98%」なのではないか?


著者は最後に「希望めいたこと」を書いておられるのですが、僕は、これからの日本もこうなっていくんだろうなあ、という絶望感がつのるばかりでした。

こんな世の中で、誰が幸せになっているのかねえ……
http://fujipon.hatenadiary.com/entries/2013/07/08#p1

アメリカ人の超絶肥満の原因は「フードスタンプ」で食べる ジャンクフード + コーラの糖分だった


【衝撃】 アメリカのデブが異次元すぎるwwwwww どうやったらここまで太れるんだよ
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4537088.html
https://matome.naver.jp/odai/2137949022098247301


http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/492.html#c97

[文化2] ゆとり教育を推進した三浦朱門の妻 曽野綾子がした事 _ これがクリスチャン 中川隆
98. 中川隆[-13070] koaQ7Jey 2018年6月13日 10:07:36 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15370]

新自由主義的(グローバリズム)
的な理想の税制は、法人税と所得税ゼロ、
税金は「人頭税」で賄うです。

もっとも、人頭税は
国民の反発が大きいため、
代わりに「法人税引き下げの代替財源」
として広まっていったのが、
「消費税」なのでございます。

国民はグローバリズム=デフレ化政策の下で、
社会保障を削られ、消費税を増税され、
企業の労働分配率を引き下げられ、
ひたすら貧困化していきます。

つまりは、人件費が下がっていくわけです。

「人件費が下がることは素晴らしいことだ。
何しろ、グローバルな国際競争力
(=価格競争力)が上がる」

という理屈で、我が国において、
ひたすら「グローバル株主」を利する
政策が行われてきました。

結果的に、若い世代の
所得が下がっていき、結婚が減り、
少子化が止まらない。

日本の少子化は、
政府のデフレ化政策の当然の結末なのです。

この現実に国民の多数派が
気が付かない限り、
我が国の国民の貧困化と少子化、
そして「小国化」は終わりません。
https://38news.jp/economy/11162


2018年5月14日【三橋貴明】忌まわしき税金

6月の骨太の方針2018閣議決定
を前に、「財政目標」関連の
攻防が激しくなってきました。

それにしても、なぜ財務省は
ここまで緊縮財政、特に
「消費税増税」に固執するのでしょうか。

グローバリズムの歴史を辿ると、
何となく理解できています。

グローバリズムあるいは
「新自由主義」の考え方では、税金は

「平等(※公正ではありません)
に徴収するべき」

となっています。

特に、個人や企業が稼いだ所得から
過剰に税金を徴収することを
「悪」とするのです。

というわけで、新自由主義的には税金は

「所得税ゼロ、法人税ゼロ、
税金は人頭税のみ」

が理想なのです。

三橋が東京都立大学
(現、首都大学東京)で経済学の
講義を受けていた際に、教授が、

「人頭税は最も効率が良く、
望ましい税制である」

と、力説していたのを記憶しています。

人頭税とは、文字通り
「一人頭いくら」で
徴収される税金です。

貧困層も超高所得者層も
「同額」の税金を徴収されるわけです。

当たり前ですが、人頭税には
「国内の所得格差是正」といった
概念は一切なく、多数派の
「非・高所得者層」の反発を
受けるため、導入は困難を極めます。

実際、典型的な新自由主義政権で
あったイギリスのサッチャー政権は、
居住する家族の頭数分だけ税金を課す
「コミュニティ・チャージ税」
なる人頭税を導入。

大邸宅に住む一人暮らしよりも、
狭いアパートに住む
子沢山家族の方が、高い税金を
支払う羽目になり、
サッチャー政権の支持率は急落。

退陣に追い込まれました。

というわけで、現代において
人頭税の導入は難しいのです。

だからこそ「消費税」なのではないか。

消費税の場合、何しろ人間は
消費しなければ生きていけないため、
誰もが逃れられません。

また、高所得者も低所得者も、
消費をするたびに「同じ税率」の
税金を徴収されるため、
まことに平等である、
という理屈なのです。

どれだけ所得が高い人でも、
お腹が一杯になれば
それ以上は食べられません。

金持ちが消費を増やす
とはいっても、限界があるのです。

というわけで、高所得者層の
消費性向(所得から消費に回す割合)は
低くなります。

逆に、低所得者層は所得の
ほとんどを消費に使わざるを得ないため、
消費性向は高まります。

つまりは、支払った消費税が
所得に占める割合を比較すると、
低所得者層の方が高所得者層よりも
高くなってしまうのです。

人頭税ほどではありませんが、
消費税もまた「逆累進性」が強い
ことは間違いありません。

消費税は、格差拡大型の税制です。

また、消費税には所得税や
法人税のように、景気を安定化させる
スタビライザー(安定化装置)の
機能がありません。

何しろ、失業者や赤字企業
であっても、消費税は
容赦なく徴収されます。

景気とは無関係に徴収可能
であるため、消費税の
「安定性」は抜群です。

財務省的には、そこ(安定財源)も
魅力なのかも知れません。

消費税は、弱者からも
容赦なく徴収される、
格差拡大型の税金なのです。

97年の消費税増税後の
デフレ環境下において、
日本国民の所得格差は拡大しました。

所得格差拡大に、消費税が
一役買っているのは間違いないと思います。

国民を豊かにする経世済民
という視点から見ると、
そもそも消費税は忌まわしき税金なのです。
https://38news.jp/economy/11933


http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/492.html#c98

[文化2] ゆとり教育を推進した三浦朱門の妻 曽野綾子がした事 _ これがクリスチャン 中川隆
99. 中川隆[-13069] koaQ7Jey 2018年6月13日 10:14:58 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15370]

罪務省は不公平な税制を変革せよ 超高額所得者に手をつけろ!
https://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/3eeb431e201f8db28b85c0f85031a074
2018年05月06日 世相を斬る あいば達也


以下のレポートは、2016年時点のものだが、現在2018年も、それほどの相違がない。言いたいことは、五千万〜1億円以上の所得のある人への所得税率が低い、と云うだいじな話だ。税の公平性に関する問題と、国のかたちと云う二つの問題が、その国の税制に現れると考えて良いだろう。

現状の税制は、経済成長至上主義における税制であり、いわば、旧通産省的な立ち位置に立脚している。特に、第一次安倍内閣時代の2007年が高額所得者への税負担率がピークを迎えると同時に、その後下降線を描くことになる。それ以降、麻生内閣、民主党内閣、第二次安倍内閣と、あきれるレベルで、高額所得者の税負担率は下がり続けているのが現状だ。

現在の課税では、超高額所得者への課税は、あらゆる側面において、公平性を欠いた税制に守られ、超高額所得者は豚のように太るばかりになっている。まず、累進課税と云う税の体形を、単純累進課税方式から、超過累進税率方式に変えることで、大幅にトータルの税額を免除する方式をとり、超高額所得者を守っている。

その上、その所得税率も、ピークの1962年時点の75%だった所得税率を、1999年には、なんと37%まで引き下げた。さすがに酷すぎると思ったのか、その後、改正が加えられ、現在は所得税の最高税率は45%になっている。しかし、ピーク時の6割であり、且つ、超過累進税率方式なので、実際上の納税額は、ピーク時の半分以下になっているのが現状だ。

このような金持ち優遇な税制の流れは、自由主義経済とグローバル経済と云う二つの側面から、世界的流れに沿って変遷した事情は理解出来る。民間で出来ることは、すべて民営化していくのが正しいというイデオロギー的変革だったが、公共財を民営化する考えは、民営化された企業が“人”である場合には、公正公平に寄与する可能性はあるが、民営化と云うのは、“マネー”という正体不明の妖怪に、公共財を任せるのと同義的である。

ようするに、その国家が、際限なく自由な“マネー”の欲望に、身を任せるべきか、否かの問題である。国の税システムで再配分を行い、社会を維持するのか、“マネー”のなすがままにして、その市場原理によるトリクルダウンで、再配分機能を機動させるかと云う問題だ。市場原理主義的考えが、いかにも成立しそうな時期が、一時あったのは事実だが、“マネー”の正体は移ろうもので、国家が、身を委ねるほど信頼のおける“もの”ではなく、いつまでたっても太ることをやめない、自制心などの欠片もない俗物であることが証明されつつあるのが、現状だろう。

ピケティの21世紀の資本論の著作が、世界的に売れた原因も、自由主義経済、市場原理主義の行きすぎが、グローバル経済化するに従い、国家の喪失と人力では制御不能な世界を迎えることになると気づき始めた人々が多く現れた証左なのだろう。時を同じくする形で、国家統制のもとで、資本主義や市場原理主義を導入した「中国」と云う国のかたちが、独り勝ちする事実を目の当たりにした欧米社会は、それぞれの方法で、1%対99%の国民分断型社会構造に危機をつのらせている。

日本でも、経済成長至上主義に疑問を持つ人々も増えてはきているが、まだ多くの人は、経済成長こそが、すべてを解決してくれるという“呪文”に囚われ人になっているようだ。その国に、自然なかたちで、経済成長の糊代があるのであれば、その考えに問題はない。経済成長と云うものは、その国の人口、餓え具合、開拓すべき場所を有している状況において、自然発生的に起きるものであり、無理矢理、人工的に市場を作りだすことには限界があり、副作用が多い。

我が国で言えば、リニア新幹線、原発新設や再稼働、水道の民営化、オリンピックの誘致と再開発など、人工的に市場を作らざる得ない状況に陥っている。つまり、根本的な成長余力がないのに、何が何でも経済成長が生じそうなものに、無理やり投資を続け、“屋上屋を重ねる”ことでしか、マネーに市場を提供出来なくなった国が選択すべき税制ではなくなっているのが真実だろう。いまこそ、我が国は、国のあり方について、根本的に考えるべき時期が来ているのだと思う。

このような重要な転換期において、些末な憲法改正に血道を上げる政府が出現したことは、まさに、皮肉でしかない。経済成長≒善という考えは、心持ちはいいが、“屋上屋を重ねる”ことでしか市場を提供出来なくなった国なのだから、180度考えを変えていくしかないことに気づくべきなのだが、どうも同調者をメジャーにすることは困難なようだ。定常経済論を繰り広げている学者もいるが、現状は道半ばだ。将来の国のかたちを展望することで、本日のテーマである不公平税制についても、自ずと改革が行われるのは当然だ。


≪所得1億円超だと税負担率はこんなに低い、金持ち優遇の実態

 政府税制調査会の議論が、大詰めを迎えている。報道では配偶者控除の引き上げやビール税の一本化などが注目されているが、実は隠れた重要なテーマがある。それは日本の所得税が金持ち優遇になり過ぎているのではないかという点だ。

 日本の所得税は二つの大きな課題を抱えている。一つは、共働きやパートタイムなど働き方が多様化している今、働き方に影響を与えない税制にいかにリフォームしていくか。もう一つは、格差拡大を是正するために、いかに所得の再配分機能を回復していくか、である。金持ち優遇は後者に関連する。

■所得金額約1億円超から 税負担が軽くなる

 日本の所得税率は現在、5%〜45%まで7段階の累進税となっている。最高税率は45%で、4000万円以上の課税所得に適用される。よく誤解されがちだが、例えば、課税所得が5000万円の場合、丸々5000万円に45%が適用されるのではなく、4000万円を超える1000万円に対して45%の税率が適用される。いわゆる超過累進税率方式を採用している。


 グラフを見ていただきたい。これは分母に所得、分子に所得税を採って、所得税負担率を計算したものだ。対象者は確定申告を行った申告納税者だけで、企業が税金徴収を代行(源泉徴収)しているほとんどの会社員が含まれていないという限定つきながら、大きな傾向を示していると言える。

 グラフの実線が負担率。ひと目で分かるように2013年、2014年とも所得税負担率は1億円近辺をピークに、それ以上稼ぐと徐々に低下していき、100億円以上では13年で11.1%、14年で17%しか負担していない。それはなぜか。

 理由は簡単だ。給与所得や事業所得に対しては、最高税率45%の累進税が適用されるのに対して、株式等譲渡所得(いわゆるキャピタルゲイン)や配当、債券・預金の利子などの金融所得に対しては、20%の軽減税率が適用される「分離課税」となっているためだ。
 このため所得(グラフでは合計所得)に占めるキャピタルゲインの比率が高くなるほど、全体を平均すると負担率が低くなる。グラフの破線が所得に占めるキャピタルゲインの比率を示しているが、超高額所得者ほどキャピタルゲインの占める比率が高く、その結果、負担率が低くなっている。

 負担率が20%を下回る所得層がいるのは、金融所得に対する税率20%の内訳が、所得税15%+住民税5%となっており、国税庁の元データが所得税の15%のみを集計しているため。2013年分では、その15%をも下回る層が存在するのは、2013年末まで10%(所得税7%+住民税3%)と、軽減税率をさらに軽減した税率が適用されていたからだ。

■金融所得課税5%の引き上げで 約1兆円の税収増が見込める

 税率は負担能力に応じて徐々に高くなっていくのが公平だとすれば、この状態は明らかに公平の原則に反しているように見える。ただ、ことはそう単純ではない。

 理由は大きく言って二つある。一つはキャピタルゲインをどう考えるかという問題。株式に対する課税は毎年の含み益(株式を保有したままで利益が出ている状態)に課税されるわけではなく、売却して利益が実現したときに課税される。

 とすると、ある企業が小さいときに投資して、それが10年や20年後に大企業となった結果、売却して大きな利益を得た場合、その一時点だけを捉えて、給与所得並みの高い税率を課すのは公平と言えないという考え方もある。同じようなことは、ベンチャーの経営者が努力してビジネスを成功させて株式の上場にこぎつけ、保有株式を売却した際にも起こる。キャピタルゲインに対する税率を高くし過ぎると、リスクに挑戦する意欲をそぎ、経済全体の活力をそぐことにもなりかねないというわけだ。

 もう一点は、グローバル化し資本が自由に動ける現在の世界では、金融資産に対する投資は「逃げ足が速い」という性質を持っていること。キャピタルゲインに対する税率を上げた結果、投資資金が海外に逃げ出し、かえって税収が減るという可能性もある。実際、G5(英米仏独日)では、フランスを除く4ヵ国が、金融所得に対して分離課税制度を採用しており、事業所得などとは別の税率を適用している。

 一方、キャピタルゲインをもたらす企業の利益も、社会全体からもたれされたものだから、税負担率を上げて社会全体に還元すべきという考えも成り立つ。東京財団の森信茂樹上席研究員の試算によれば、いまの分離課税のままで、金融所得に対する税率を20%から25%に引き上げると、約1兆円の税収増になるという。これを原資に、貧困対策や教育に回すこともできる。社会全体が健康になり教育水準も上がれば、ひいては企業の利益にもプラスになるだろう。

 税の形は、どのような国の形を目指すのかということの具体的な表現であり、民主主義の基本中の基本のテーマである。確かに、金融所得一つをとっても、分離課税がよいのか、どの税率が公平なのかをピンポイントで判断するのは難しい。だが少なくとも専門家任せでなく、納税者である国民が、いまの所得税が金持ち優遇になっているという現状を知る、このことが議論のスタートになる。
≫(「週刊ダイヤモンド」編集委員 原 英次郎)
https://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/3eeb431e201f8db28b85c0f85031a074
http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/492.html#c99

[文化2] ゆとり教育を推進した三浦朱門の妻 曽野綾子がした事 _ これがクリスチャン 中川隆
100. 中川隆[-13092] koaQ7Jey 2018年6月13日 10:20:05 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15394]
【森永卓郎】年収150万円と3000万円で“税率”が同じ国【SAFETY JAPAN】2006 年 11 月 20 日


日本の税制が低所得者を保護している例として、よく次のようなことがいわれる。

1.日本の課税最低限は諸外国に比べて高い
2.日本の税制は累進課税になっている

 1は、分かりやすく言い換えると、「あなたは稼ぎが少ないから税金を払わなくてもいいですよ」という収入の水準(課税最低限)が、日本は諸外国よりも高く設定されている、という意味だ。

 2は、簡単に言えば、「貧乏人はあまり税金を払わなくてもいいが、金持ちになればなるほど高い比率で税金を払っている」という意味である。

 どちらも事実であれば、日本の税制は低所得者に優しい制度であるということになる。どうも、日本人の7割から8割が、こうした「神話」を信じているようだ。そのため、政治家からさえも、次のような議論が出てくる。

 「日本は低所得者に甘い税制になっており、お金がない人が税金を支払っていない。だから給与所得控除、配偶者控除、特定扶養控除などを廃止し、より低い所得の人からも税負担をさせるべきだ」

 だが、この二つとも、実は大きな誤りなのである。


【低収入でもしっかりと税金を徴収する国、日本】

 1の「日本の課税最低限は諸外国に比べて高い」という議論に対する反論は簡単だ。財務省のサイトにある「所得税・個人所得課税の負担額、実効税率、課税最低限に関する国際比較」というページを見ればいい。

 世帯構成別の国際比較がでているが、それを見れば一目瞭然だ。例えば、夫婦と子ども2人の4人家族の場合、所得税の課税最低額は、次のようになっている。

日本 325.0万円
イギリス 376.7万円
アメリカ 378.5万円
フランス 410.7万円
ドイツ 508.1万円

 つまり、ドイツでは年に508万円稼いでも所得税を払わなくていいが、日本では年に325万円を超える額を稼いでしまうと、所得税を払わなくてはならないということだ。

 家族構成が変わっても、日本の低さは変わらない。ほとんどの場合、日本の課税最低限は先進国のなかで、もっとも低いレベルなのである。稼ぎが少なくてもしっかりと税金をとられているのが日本という国なのである。


【社会保険料という「税金」も念頭に入れて計算するべき】

 では、2の「日本の税制は累進課税になっている」という議論はどうか。もしそれが本当ならば、課税最低限が低くても、低所得者にとっては優しい税制といえるはずだ。

 我が国の所得税、住民税の税率は次のようになっている。

 所得税の税率は、10%、20%、30%、37%の4段階。
 住民税は、5%、10%、13%の3段階。

 この二つの税の税率は、所得が増えるに従って増えていく。所得が低ければ、両方を足して15%や20%程度の税負担率で済むが、金持ちになると最高で50%になるという勘定だ。

 これだけを見れば、確かに累進課税になっているといえるかもしれない。

 だが、ちょっと待ってほしい。税負担はこれだけではないのだ。本当に支払わなければならない「税金」をすべてひっくるめてみると、実は「貧乏人のほうが税率が高い」という構図が浮かび上がってくるのである。

 それはどういうことか。

 その前に、わたしたちが負担している税金の種類を押さえておこう。税金は、所得税、住民税だけではない。消費税も払っているし、ガソリンには揮発油税がかかっている。家を持てば固定資産税がかかるし、車や不動産を買えば取得税が、温泉に入れば入湯税がかかる。

 だだ、税金の種類によっては生活習慣や趣味によってその額が大きく変わるので、ここでは所得や消費に直接かかわる税金だけを考えていくことにしよう。

 では、所得や消費に関わる税金で見落とされているものとは何か。それは、社会保険料である。つまり、健康保険や厚生年金などだ。

 「社会保険料は税金ではないだろう」と反論されるかもしれないが、事実上、税金と同様と考えてよい。理由は三つある。

 一つ目の理由は、社会保険料の使用目的である。かつて、政府の人間はこう言っていた。「あなたの払った保険料は、ほかの人に使われるのではありません。あなたに戻ってくるのです。だから保険なのです」。

 だが、そんなウソを信じている人は、もうほとんどいないだろう。社会保険料は本人のために積み立てられているのではない。現在の高齢者のために、右から徴収して左へ払うようになっているのである。少なくとも保険料でないことは明らかだ。

 二つ目の理由は徴収方法である。少なくとも、国民健康保険は、政府みずからが「国民健康保険税」と呼んでいるように、税金となんら変わりない。国民健康保険の納入通知は、世帯主に郵送されてくることからも分かるように、政府は明らかに税金として扱っている。

 三つ目の理由は財源である。年金の財源には、社会保険料と税負担が並立で当てられている。そして、基礎年金の税負担割合は、現在は3分の1だが、これを2分の1へと引き上げることも予定されている。

 こうなると、税金として徴収するのも、保険料として徴収するのも変わりない。その境界はかなり曖昧なのだ。

 給与所得者(サラリーマン)にとっては、どちらも給料から天引きで持っていかれるという面では同じなのである。

 前置きが長くなったが、ではその社会保険料の比率(税率)はどうなっているのか。

 実は、サラリーマンについては、すべて比率は一定とされている。だが、ここにからくりがある。厚生年金保険料は年収1000万円を超えると、超えた分についてはかからないのだ。つまり、年収が1000万円でも、2000万円でも、5000万円でも、1億円であっても、厚生年金保険料は同じ額なのだ(ただし、ボーナスと給料への配分比率によって若干の違いがある)。

 同様にして、健康保険料は年収1500万円を超えるとみな同じになってしまう。

 額が変わらないということは、要するに、所得が多ければ多いほど税率が下がっていくということだ。社会保険料という「税金」は、累進どころか、逆累進なのである。


【年収150万円と3000万円で、本当の税負担率を計算すると】

 さて、この社会保険料をプラスして、本当の意味での税負担率を計算してみよう。

 その前にはっきりさせておきたいのは、税金は所得に対して計るべきであるということだ。現に、法人税は、法人の「所得」に対して何パーセントかを算出している。

 ところが、サラリーマンの場合は、往々にして「収入」に対して計算されている。これでは、公平な比較はできない。

 収入と所得を混同している人も少なくないようなので説明しておくと、「所得」というのは、「収入(売上)」金額から「必要経費」を引いた金額である。仕事に必要な費用である必要経費をマイナスした、本当に自分のために使えるお金が所得というわけだ。サラリーマンにとって必要経費に当たるのは給与所得控除である。これは、財務省が「サラリーマンの必要経費の概算控除」という説明をしているので間違いない。

 こうした前提のもと、サラリーマンの実質的な税負担率を定義すると、次のような式で計算されることになる。

              税額
実質的税負担率 = ――――――――――
           収入−給与所得控除

 実際にわたしがこれで比較してみたところ、大変なことが分かった。なんと、我が国の現状では、年収150万円の世帯と、年収3000万円の世帯の税率が同じになっているのである。

 さらに今後、消費税が引き上げられるとどうなるか。

 消費税の税負担率は、低所得者層ほど高くなることはよく知られている。なぜなら、どんなに収入が低くても、生活する上で必要最低限のものは、お金を出して買わなくてはならないからである。そうしたものの金額は、大金持ちでも貧乏人でも、それほど大きく変わるわけではない。だから、分母が小さい低所得者ほど、税負担の比率は大きくなってくるというわけだ。

 つまりは、今後、消費税の負担が大きくなると、年収150万円の世帯のほうが、年収3000万円の世帯よりも、税負担率が大きくなってしまうわけである。


【「濡れ手で粟」のもうけに対する税率が低い不思議】

 世の中には、年収3000万円どころか、何億円、何十億円と稼いでいる人間がごろごろといる。そうした人たちの税金はどうなっているのか。

 そうした人たちの収入の内訳をみると、給与所得で地道に稼いでいるということはまずない。ホリエモンや村上世彰がいい例だろう。彼らは、株を安く買って高く売るという、株式譲渡益でたんまりと稼いだ。

 では、株式譲渡益の税率はいくらかというと、たったの10%なのである。対して、サラリーマンの税率は、企業負担分を含めると30%以上だ。

 事実、ホリエモンはわたしよりもずっと納税額が少ないらしいのだが、そんなことがあっていいのだろうか。彼は、わたしより1000倍も稼いでいるというのに。

 それどころか、人によっては、みなし取得価格という特例を使って、何百億、何千億稼いでも税金を一銭も払っていない人がいる。これでは、モラルも何もあったものではない。

 わたしの考えでは、やはり税制度は累進課税であるべきである。少なくとも、今のように、貧乏人が金持ちよりも税率が高くなるというのは、いくらなんでもおかしいではないか。そんな国はどこを探してもない。

 短期の株式取引益が10%という国もない。少なくとも、ホリエモンのように、粉飾決済をして株を譲渡してもうけた金は、課税率100%でいいではないか。そんな犯罪でもうけた利益は没収してもいいと思うのだ。現にフランスでは、悪質な短期取引に対する課税率は100%である。

 もちろん、一般投資家が身の丈の範囲で株取引をしているのは別の話である。それはきちんと保護するべきだろう。問題は、インサイダー情報を利用して、1秒で何億円を動かしているような人間である。

 安倍総理には、ぜひともそこを改めていただきたいのだが、どうもそんな気配はうかがえない。むしろ、逆の方向に進んでいるように見える。

 だが、ここでじっくりと税金の思想というものを考えてみようではないか。

 わたしは、税金というのは、汗水垂らして庶民が稼いだ分に対しては低く抑えるべきものだと考える。そして、濡れ手で粟をつかんだようなあぶく銭に対しては「楽をして金をもうけたのだから、多めに税金を払って国民のために協力してほしい」というものなのではないだろうか。
http://www.asyura2.com/0610/hasan48/msg/480.html


「日本の失われた10年」は昭和63年税制改革が原因である。
EU型付加価値税は誤りで累進所得税こそ経済を活性化させる

2004年10月27日 水曜日

◆資本主義で失業率改善と税収増と株高を同時達成する 吉越勝之
http://www.geocities.jp/mirai200107/p0.htm

「別表日米90年間の年度別最高税率と経済」を調べてみると、米国は1910年代
後半から、50−75%の高累進所得税制で空前の好景気に沸いたが、1925年に
最高所得税率を史上最低の25%へ所得規制緩和し、承継したフーバー大統領誕生の
1929年アメリカで株価大暴落が発生し世界大恐慌へ突入したのです。

その3年後、多数の米国会議員の努力で成立した失業率を大改善し、本格的経済成長
に大成功して世界恐慌を完全克服し世界大戦の膨大な戦費を賄った上、財政再建に大
成功して世界一の経済大国となり株価上昇の原点となった、最高所得税率63−92
%へ税制改革の「必要は発明の母で生まれたルーズベルト税制」を分析し理論化した
のが本論文であります。

日本は戦後一般消費税を拒否し、この米国型直接税制を採用し国税75%の高累進所
得税制で高度経済成長と財政健全化に大成功したのです。 
しかし米国の強力な競争相手に成長した我国が、税制への無理解から平成元年にEU
型間接税中心税制へ大転換し米国型経済成長税制を放棄してしまったのです。 

この日本の競争力低下に助けられクリントン米大統領はルーズベルト税制を参考に
「富裕層所得税の累進強化の税制改革」を断行し国家競争力を再強化し株高と景気回
復と財政再建の同時達成に大成功を納めたのであります。

逆に直接税の所得規制緩和税制改革のレーガン税制やブッシュ税制では所得再配分機
能の低下を招き、個人消費は停滞減少し本格的経済成長と財政再建の同時達成に必ず
失敗するのです。

さて成熟経済においてアメリカと同じく納税者番号制を伴った高累進所得税の増税で
所得を規制強化し、且つ消費税を廃止し個人消費を規制緩和すると、国民所得が大幅
増加して失業率低下と経済成長と大幅な税収増の同時達成という素晴らしい結果を得
られます。 

この立証に世界一の経済大国アメリカと第二位日本で何回も大成功した実例を紹介し、
このメカニズムを詳細に分析しています。


逆にEU型間接税制で、消費税を大増税して高度経済成長と失業率大改善の同時達成
に成功した成熟経済大国の成功実例は皆無であり、消費税率を上げて個人消費と設備
投資を規制強化すると、景気は後退し、失業率は悪化し税収は増加出来ません。

消費税制では何故そうなるかについて解説しています。さて日本独特の消費慣行から、
消費税制の副作用は極端に出るので日本が消費税制に固執し、財政赤字をタレ流せば
財政は破綻し莫大な国債が残り必ず政治責任が発生します。

この税制改革理論は国家を誠実で正直な国民を要素部分とする全体、つまりシステ
ムと考え国民性に合致する国家システムで強力に経済成長させる手法を解説します。

◆この税制改革理論の結論の要約 吉越勝之
http://www.geocities.jp/mirai200107/p0.html

◆日本は戦前、マスコミ、政治家、官僚の広めた理念観念を礼賛し、武力によって膨大
な国土を獲得したが、7000万人の国民を食べさせることも困難な大不況の国家だ
ったのです。

ところが敗戦の昭和20年に「焼け野原の国富ゼロ」から出発し、日本固有の領土に
大幅縮小されたのに、国民と国家の「考え方」と「システム」を、「個人消費を課税
規制せず、逆に増進しながら徴税する自由と平等思想の高累進所得課税の税制改革」
によって、平成元年までに、何と1億2000万人の国民が食うに困らない「無から
有の年平均74兆円の国富を生み出し43年間でビルが林立する、国富3190兆円
増(経済企画庁発表)の国民が豊かに暮らすことが出来る国家」へ成長したのです。

ところが平成元年、個人消費を課税規制して個人消費を抑圧しながら徴税する間接税
中心税制へ大転換し、更に所得税の累進を弱体化させた税制改革以降、年々国富は減
少し、平成14年度の国富は2799兆円と確定発表されており、この14年間の国
富は391兆円減であり、年平均減少額はマイナス28兆円にもなるのです。

本論文は「経済は神の手ではなく人間が営むもので、人間の手で改悪も改善もできる」
のであり、分析の結果、経済不況が継続している原因は「平成元年の税制改革」にあ
ったことを後述の通り明らかにし、その改善方法を解説したものです。

さて「個人消費+設備投資=国民所得」の経済公式があり、更に設備投資の増減は、
個人消費の増減に正比例する重要な性質がありますので、結果として市場経済では個
人消費の増減が国民所得の増減を決定する、基本的な経済構造になっているのです。

所得税は所得を課税して規制する税ですが、所得は他人から稼得する性格から、他人
の意志決定で増加するため、本人所得に直接課税規制する方法は、他人の意志決定を
課税抑圧することにならず、ましてや本人の意欲と意志と全く無関係に増加するので、
直接税制の大きな利点は、所得増加の意欲と意志の人間行動を全く規制抑圧しないと
いう点なのです。

しかも「個々の所得を累進課税で累進強化すればするほど、消費性向が低い高額所得
者から、より多い税収を得、国家の基本的機能の一つである所得再配分機能が自動的
に作動し、国家財政は、公務員や公共事業や建設事業従事者等の中低所得者層の人件
費に使用され、低所得者層ほど個人消費性向が極めて高い事実から、国家全体の消費
性向は徐々に高まり、個人消費が増加し、比例して設備投資も増加し、個人消費と設
備投資の両者から等価変換される国家全体の国民所得は急速に向上するのです。

所得税の累進構造は個別の所得を課税規制し、国家税収を増収しながら、経済成長を
達成する巧妙なシステムを内在していたのです。

それに引き換え、消費税は、本人の意欲と意志で増殖する個人消費を、本人に直接課
税し個人消費増加の意志決定を抑圧して税収を得る、抑圧的なシステムであり個人消
費の増加そのものが抑圧され、設備投資も減少し国民所得も税収も停滞後退するので
す。

個人消費過少、貯蓄過多の日本人の国民性において経済成長と財政再建を同時達成す
るには、平成元年の間接税制への大転換は経済的合理性と科学性が全く無い税制改革
だったのです。

◆さて企業の生産設備が超進化しロボットが大量生産を行っても、国民総生産(GNP)
としては全く計算されないのです。

それを人間が現実にカネを支払い「個人消費した瞬間」に始めて国民総生産として計
算され把握されるのです。

この経済の仕組みの深い意味と個人消費を維持増強する経済システムの重要性を、ま
ず理解しなければなりません。

つまり個人消費は人間しか行なわず、どんなに機械化し生産性を挙げても、機械は絶
対に個人消費は出来ず、更に当たり前のことですが、世界最強の企業や最強の国家と
いえども現実に個人消費をするのは人間であるという現実は変えられないのです。
しかも人間は所得が順調に増加しないと継続して良好な個人消費が絶対に出来ない原
則があるのです。

更に進化システム(後段詳述)の科学技術の発達によって民間の生産力増強は、需要
さえあれば民間自身で可能なので、「国家は科学技術振興策より国家自身の責務とし
て国内個人消費を規制抑圧せず、更に財政再建のため増税しながら国家全体の個人消
費の増強効果を発揮する税制改革の実現」こそが重要なのです。

イギリスの大経済学者ケインズの言うとおり、個人消費こそ国民所得を増加させ国民
全体に国富をもたらすからです。

結局、経済成長は「消費の意欲」を規制抑圧しない税制改革が大切であり、資本主義
の間接金融国家日本では、設備投資や個人消費の増加意欲が強ければ、「国内総生産
と総需要の増加」の不足資金を賄うために「自己資金を活用する以外に国内民間銀行
の貸出総残高の増加」という形で現実のおカネの増加流通をもたらし、市場経済は経
済成長していくのです。

逆に「個人消費意欲を課税で規制抑圧する税制改革をすると」それに応じて国内資金
が国内消費や国内設備投資へ向かわず、国民所得は減少後退し、退蔵預金として固定
化し滞留し、国内資金の回転率が悪化し、更に海外投資や不正資金の逃避などで海外
へ流出して、経済成長は停滞、後退するのです。

結局進化システムの資本主義経済においては「お客様は神様であり」言葉を変えると
「個人消費は神様仏様である」のです。

◆次に国家の全租税収入は国民所得の一定割合であり、租税負担率を引き上げることな
く租税収入を増やすには結局の所、個人消費+設備投資(=国民所得)を増やす以外、
つまり経済成長を実現する以外方法はないのです。

日本経済の最大の問題点は、国民所得が連年低下状況であり経済成長どころか後退し
ています。

本論文では一貫して税制は、人間行動の意欲と意志への自然な動機付け手段であり、
個人消費+設備投資=国民所得の増加方法つまり経済成長に役立つ、強力な税制改革
を述べています。

「戦前の戦陣訓と同じく」知識人が頭の中で考えた「公平、中立、簡素」などの「言
葉の羅列による強制」では、人間文化の発展である意欲と意志で成り立つ資本主義の
成長発展には何の意味も為さず、経済成長に全く役に立たず害悪ですらあるのです。

大事なことは一台1000万円するベンツを年間10台買える消費者5人と一台一万
円する自転車を年間一台しか買えない消費者95人が存在する、国民所得5億95万
円の国家よりも、一台1000万円するベンツを年間3台買える消費者3人と、一台
450万円するクラウンを年間2台買える消費者33人と、一台180万円するカロ
ーラを年間1台買える消費者62人と、一台一万円する自転車を年一台しか買えない
消費者が2人存在する国民所得4億9862万円の国家の方が国家全体の国民所得が
ほぼ同一でも、国産自動車メーカーのトヨタ自動車が存在しうる存立基盤が国家内に
確保されるのです。

結局のところ資本主義の成長発展は、貧富の格差があまり無く中流意識を持った豊か
な消費者を、如何に多数作るかの、国民所得の増殖創出システムと、配分システムが
全てなのです。

したがって、市場経済の資本主義における問題解決方法は「人間の過剰性の本能(150参照)」と「個人消費の進化システム性」と「国民の所得階層別の消費性向の
事実(別表P4参照)」について科学的に理解することが最重要なのです。

◆更に付け加えれば、購買力平価へ近づけなければならない為替相場において、わずか
年間15兆円の貿易収支の黒字を得るために国家が推し進めた継続的な輸出振興策に
よる「異常な円高により」国内企業の見かけ上の人件費を高騰させ、国内の設備投資
環境を破壊し資本収支を14−15兆円の赤字とした上、国内外企業の対等で平等な
価格競争を破壊し、外国企業との仕事の奪い合いで国内人件費比率の高い産業は常に
国際競争で敗退を続け、結果として死に物狂いの生き残り競争により「単価・粗利益
率が継続的に減少」し、結果として国家経済と産業構造に大きな痛手となっているの
です。

国家全体をコントロールしなければならない、指導層が「自由貿易体制」を隠れ蓑に、
国家経営層の重大な責務である「貿易収支の均衡と資本収支の均衡がもたらす管理の
利益」を放棄しているために、起きている膨大な悲劇なのです。

根本的に年間500兆円以上の国内個人消費+設備投資の継続的で持続的な増殖を図
り続けることが、日本国の産業構造をゆがめず、アメリカ経済にも中国経済にも頼ら
ず、日本独自の力で経済成長を継続できる、真に日本経済の利益になるのです。

さて現状の最悪な税制の組み合わせを、昭和天皇の崩御の一週間前の昭和63年12
月30日法律107号として、急いで「税制改革法」として強行成立し、その「第4
条第一項」に、今次の税制改革は、所得課税において税負担の公平の確保を図るため
の措置を講ずるとともに、税体系全体として税負担の公平を資するため、「所得課税
を軽減し」「消費に広く薄く負担を求め」「資産に対する負担を適正化すること」等
により、「国民が公平感を持って納税し得る税体系の構築を目指して行なわれるもの
とする」と強制規定し、この税制改革が国民の幸福や福祉の向上に役立つ明確な証拠
も理論も実績も無いのに、如何にも、もっともらしい目的らしきものを掲げ法文化し
てしまったのです。

結局この条文によって現状の日本経済は最悪の事態に追いこまれた上「日本の税制改
革の方向性が固定的、観念的な税制イデオロギーに支配される結果」をもたらし、強
い経済規模縮小作用と税収減少作用を持つ税制を強制的に経済の中核システムへ持ち
込み財政再建が絶対不可能なレベルにしてしまったのです。

これこそが昭和天皇が奇襲攻撃に強く反対していた太平洋戦争開始時の状況と全く同
一の「日本のマスコミや国会議員や官僚等による事実を確かめないまま思い込みによ
る最悪の選択」だったのです。

この不幸の生い立ちと、誤った目的意識を掲げた平成元年の消費税導入の税制改革が、
国民へ絶対に幸福をもたらすことは無いのです。

この状況を根本的に改善するためには、まずこの税制改革法第4条第一項の税制改革
の目的を、観念的、信念的な税制イデオロギーから解き放ち「税制改革は憲法で規定
している国民の幸福と福祉の向上と資本主義経済の発展に役立つものでなくてはなら
ない」と、当たり前の税制改革の原則的な目的を再確認する本来の方式へ大改正する
ことです。

目的錯誤の法律は百害あって一利なしであり、政策立案者がフリーハンドの思考で経
済成長と税収増加と国民の福祉向上へ同時に役に立つ政策立案の強い障害になるだけ
だからです。

そのためには、まず全く誤った結論を法律化した「現行税制改革法の抜本的な改正」
が必要です。

一国の総理大臣が自分の任期中は消費税増税をせず、広く議論すべきと宣言している、
今こそ「日本経済にとって何が経済成長にとって役立つ税制なのか、何を規制緩和し、
何を規制強化すべきか、」事実を元に真実を再研究する最後の機会になると思います。

◆さて「経済成長とは」「科学技術の無限の進歩」により、絶え間なく上昇する労働生
産性を吸収して、企業売上を増加させ「全国民へ働く職場を提供し、資本や税収や、
国民所得を増加させるため」「個人消費(第三者へ所得を与える利他的行為)の持つ
無限の増殖性」を活用した、進化システム技術を言うのです。

分かりやすく表現すれば「経済成長とは」後述の通り「人間文化そのものである個人
消費の種類、質、量の増殖」の貨幣経済的表現なのです。

さて日米の全税制史を調べると「1925年米国は所得獲得者や資産所有者を優遇す
ることが正しい選択であると誤解し、税制は景気に無関係であると誤解し、当時50
−73%の高累進所得税率で好景気を謳歌していたのに、25%へ低下させる所得規
制緩和策を実施し、4年間継続した結果、1929年に株価大暴落に続く世界大恐慌
を引き起こしたのです」。

3年後に最高所得税率を25%から、63−>92%へ劇的に累進増税し所得規制強
化し「米国はわずか6年間で失業率の悪化を食い止めバブル崩壊前の国家税収を完全
に回復して、本格的景気回復軌道」へ載せたのですが、アメリカでさえ本論文の理論
は認識されておらず、このアメリカの増税策はやむをえず取られた政策と評価され、
50年後の大規模財政赤字を発生させたレーガン政権や現在の子ブッシュ政権の大減
税政策の強行でも明らかです。

しかしレーガン政権後のクリントン政権が場当たり的で失敗すると批判された累進所
得税等の増税政策で、本分析通り見事に本格的経済成長と財政再建の同時達成に大成
功したのです。

これに対して日本の平成2年初からのバブル崩壊は税制を、最高所得税率75%―>
50%へ所得規制緩和し、更にアメリカが採用したことの無い3%のヨーロッパ型付
加価値消費税を導入し個人消費へ規制強化したことが「原因」であるのに、バブル崩
壊後、景気が完全回復していない、平成10年には、更に最高所得税率を50−>3
7%へ所得規制緩和し、更に消費税率を5%へ個人消費規制強化したため、日本経済
を更に最悪の経済環境へ陥れ、結果として、日本経済は泥沼に陥り国家税収は更に大
幅減少し「バブル崩壊後15年も経過してるのにバブル前の税収に遠く及ばず」若者
の実質的失業率は最悪化し、多くの結婚も出来ない経済状況の若者を多数出現させ、
合計特殊出生率はますます悪化し、年金問題はますます解決困難に向かい、日本民族
は消滅の未来に向かっているのです。

では、なぜ税制が、このように強力な効果を持つのかを分析し研究した結果が本論文
であり、「この税制改革理論の結論の要約」と「別表日米90年間の年度別税率と経
済」「日米と主要経済大国を基礎データーで比較」だけでも読み進めば「税制が持つ
誰でも理解できる簡単で巧妙な原理と、もたらされる結果のデーターに、びっくりさ
れると思います。」    

従来の税制改革論議は税制が経済的に中立を装うという市場経済を無視した、大きな
誤りがありますので、市場経済に適応した、資本主義の本家であるアメリカの税制と
日本の高度経済成長期の税制を基礎に、新たな税制改革理論を打ち立て、自立してア
メリカと対等に強力に経済競争しながら、地球環境へ適応して日本国が発展していく
「第二の明治維新」を目指さなければなりません。

◆さて人間の過剰性を悪く解釈するだけでは人間性の否定につながり、まして輸出に課
税せず内需と輸入のみを課税するのは「対等な平等競争ではなく」その国の不平等な
反人間的論理なのです。

国家コストを消費税という税制で、自国民に役立つために生産された内需商品と、輸
入商品のみに課税転嫁して自国民のみ負担させ、自国で作り出された輸出という自国
民に全く役立たない輸出商品の国家コストを、輸出相手国に全く負担させない偏った
性格を持つ間接税なのです。

それに比較して所得税等の直接税は国家コストである税金を、商品価格に転嫁して自
国民の作り出した価値にすべてに平等課税し、内需商品、輸出商品、輸入商品に関わ
らず、商品価格に混入させ国家コストを自国民へ役立つ内需、輸入商品については自
国民へ負担させ、他国民へ役立つ輸出商品については輸出相手国に負担させる「自国
民にも他国民にも国家コストを経済的に対等で平等に割り振り負担させる税制」なの
です。

さて競争の中で「何を規制すべきで何を規制すべきでないか判断するのが政治」なの
です。

本論では同時に、この税制改革理論で主張している政治改革が実現出来れば、「人間
の本質が進化と生き残り本能」である以上「地球環境をこれ以上悪化させず人類が生
き残る方向」へ、自動的に経済成長が進むことを確信しています。

なんとなれば膨大な数の人間は五感で生き残りの方向を本能的に判断するセンサーを、
動物として保持しているからであります。

現に経済成長につれ膨大な数の国民は医療、環境保護、社会福祉、エネルギーなどへ
の関心が高っていることをご理解頂けると思います。

◆さて成熟経済では、なぜ個人消費規制緩和の消費税廃止や、所得規制強化の直接税の
累進増税で強力な経済成長を達成し、経済問題を根本的に解決できるのでしょうか。

(任意行動)少数ですが、自ら所得獲得額の調整ができる企業経営に携わる人たちや、
寄付を多額にする利他的意識の強い人たちかいます。
所得が多いと税を多額に納付しなければならず過剰に所得を取りすぎるのを控える行
動が生じます。
これが「直接税の所得規制のインセンティブ(動機付け)効果」なのです。

これは強力なオスライオンでも満腹になったら順位の低いライオンにエサを譲る「畜
生でさえ遵守している大自然の掟である自然界の無意識の利他的ルール」と同一なの
です。

これによって力の弱いライオンや他の動物も生き残り自然は豊かに繁栄できるのです。
逆に人間社会の強者の所得独占行為は、大自然のルールでは極めて不自然な行為なの
です。

結局その人が満腹で放棄した所得は「任意の自由意志で中低所得者への所得配分」さ
れ、より所得の低い人が生き残り、新たな個人消費が発生する経済の無限連鎖が確立
し、これによって消費性向の高い中低所得者から、更に多くの所得の原資となる個人
消費の自己増殖が得られ、等価変換される国民所得の向上に寄与し、強者は更に所得
獲得チャンスが増加し、且つ中低所得者が生き残れて増殖できるので、将来中低所得
者から優れた人材を突然変異と競争で得られる機会が増加し社会を進化発展させる共
存共栄の利益を得るのです。

つまりライオン(高額所得者の所得)を増やすには下層の草食動物、更に下層の植物
層(個人消費)を増やさなくては、ライオン自身増殖できないのです。

(強制行動)直接税の税率が高くても、自分で所得や資産を全て獲得したい人は多額
の税を支払うことなり消費性向の低い高額所得者から得た税収は国家によって公務員
の給与や、公共事業を通じて、ほぼ全額中低所得者層に配分されることとなります。
これが「直接税の強制的な中低所得者への所得配分のシステム効果」なのです。
これを適正担保するため「納税者番号制はアメリカと同じく絶対に必要」なのです。

(結果)個人消費は強力な自己増殖性を発揮する進化システムであり消費税での課税
強化は悪影響が生じますが、直接税は全く個人消費を課税規制しないので、大幅増税
しても進化システム効果は自然に充分に発揮されます。

更に中低所得者の消費性向はきわめて高く、常に上の階層の消費を目指し個人消費の
増殖能力も高いので、任意や強制により中低所得者へ配分された所得は、結果として
中低所得者の個人消費を通じ国家全体の消費性向を押し上げ、次の所得の源泉となる
個人消費が活発になり「設備投資を伴った本格的景気回復」が達成されるのです。

つまり所得税は個人消費と貯蓄への所得の使い道に平等に課税する結果をもたらし、
消費税は所得の使い道のうち個人消費のみを課税し、貯蓄を非課税にするため個人消
費を最小限にして貯蓄へより多く回す、不自然な経済行動を取らせてしまうのです。

つまり所得税の他に消費税を導入するということは結果として個人消費に二重に課税
する結果になり個人消費への規制抑圧になって国民所得と経済成長が停滞します。

所得税は消費税と異なり、個人消費を直接課税抑圧せず、所得の使い道である個人消
費と貯蓄へ不平等競争条件も持ち込まず、更に販売現場へ販売抑制効果も持ち込まず、
更に高所得者層と中低所得者層の消費性向の違いを活用し、所得配分機能を持つ国家
を通じて高額所得者からの税収をより消費性向の高い中低所得者へ配分し国家全体の
消費性向を引き上げる強力なシステム効果を発揮します。

更に「所得税累進増税は所得の大幅増加をもたらし且つ所得の増加は税収の増加をも
たらす」ので「国家と国民の目的は同一」になり、国民所得を増加させると国民が喜
ぶ上、国家も税収増となるので、政治家と官僚は国民所得の向上つまり経済成長に本
気に取り組めるのです。

これも直接税のインセンティブ(動機付け)効果といいます。
これが「直接税の進化システム効果とシステム効果とインセンティブ(動機付け)効
果」の三位一体の効果なのです。

つまり直接税は税率を高くすればするほど、国民所得が向上し景気が良くなる上、税
収がドンドン増える便利な税金だったのです。

アメリカが世界大恐慌後の50年以上にわたり採用した高累進税制こそ、アメリカ資
本主義の基礎をしっかりと発展進化確立した税制なのです。

http://www.asyura2.com/0411/hasan37/msg/454.html

クリントン政権が本格的経済成長と財政再建の同時達成に大成功した理由 吉越勝之

進化シ
ステム税制と経済を再構築すること」を提案しているのです。
さてこの理論の「実証」として、1929年10月の株価大暴落はアメリカ税制史上、
直接税の最大の減税環境(最高所得税率25%)で発生したのであり、平成2年から
始まった日本の株価の大暴落も全く同様であり、直接税の大減税は景気回復の手法と
いう通説は全くの虚偽であり、景気悪化の原因そのものなのです。
その後この世界大恐慌を回復させ資本主義を発展させた、レーガン政権誕生までの、
50年間にわたる累進大増税政策(63−92%)と、その後の累進弱体化減税政策
のレーガン政権でもたらされた記録的な財政赤字を解消し、記録的な大成功をもたら
したクリントン政権の富裕層への直接税の累進増税政策と、日本の高度経済成長期の、
消費税無しの直接税の累進増税政策(国税のみで75%)を「手本に」「所得税等を
累進増税すると個人消費増強効果が強まるので素直に増税し」その分「個人消費の進
化システム機能を常時規制抑圧している消費税を完全撤廃し個人消費の自然な増加を
促進し」相乗効果で「500兆円以上の膨大な個人消費の種類・質・量の自己拡大を
図り財政負担無しに国民所得つまりパイの継続的拡大」を図る「経済の出発点」で
「経済再生の根本」である「個人消費を時代に応じて増殖する進化システム機能を自
由に発揮させ」豊かな内需環境を整備する税制改革を実行すべきです。
http://www.asyura2.com/0411/hasan37/msg/456.html


日米の全税制史を調べると「1925年米国は所得獲得者や資産所有者を優遇することが正しい選択であると誤解し、税制は景気に無関係であると誤解し、当時50−73%の高累進所得税率で好景気を謳歌していたのに、25%へ低下させる所得規制緩和策を実施し、4年間継続した結果、1929年に株価大暴落に続く世界大恐慌を引き起こしたのです」。

3年後に最高所得税率を25%から、63−>92%へ劇的に累進増税し所得規制強化し「米国はわずか6年間で失業率の悪化を食い止めバブル崩壊前の国家税収を完全に回復して、本格的景気回復軌道」へ載せたのですが、アメリカでさえ本論文の理論は認識されておらず、このアメリカの増税策はやむをえず取られた政策と評価され、50年後の大規模財政赤字を発生させたレーガン政権や現在の子ブッシュ政権の大減税政策の強行でも明らかです。

しかしレーガン政権後のクリントン政権が場当たり的で失敗すると批判された累進所得税等の増税政策で、本分析通り見事に本格的経済成長と財政再建の同時達成に大成功したのです。

これに対して日本の平成2年初からのバブル崩壊は税制を、最高所得税率75%―>50%へ所得規制緩和し、更にアメリカが採用したことの無い3%のヨーロッパ型付加価値消費税を導入し個人消費へ規制強化したことが「原因」であるのに、バブル崩壊後、景気が完全回復していない、平成10年には、更に最高所得税率を50−>37%へ所得規制緩和し、更に消費税率を5%へ個人消費規制強化したため、日本経済を更に最悪の経済環境へ陥れ、結果として、日本経済は泥沼に陥り国家税収は更に大幅減少し「バブル崩壊後15年も経過してるのにバブル前の税収に遠く及ばず」若者の実質的失業率は最悪化し、多くの結婚も出来ない経済状況の若者を多数出現させ、合計特殊出生率はますます悪化し、年金問題はますます解決困難に向かい、日本民族 は消滅の未来に向かっているのです。
http://www.asyura2.com/0411/hasan37/msg/456.html

http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/492.html#c100

[文化2] ゆとり教育を推進した三浦朱門の妻 曽野綾子がした事 _ これがクリスチャン 中川隆
101. 中川隆[-13091] koaQ7Jey 2018年6月13日 10:23:26 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15394]

曽野綾子さんや竹中平蔵先生の理想とする世界というのは:


人口100人の青い目の人達の村_takenaka village があった。

4人の資本家に支配された労働者庶民96人が住んでいた。

資本家の年俸は2億円、残りの庶民は年俸200万円
全体で9億9200万円の紙幣が循環していた。

takenaka village では、自動車は6〜7台しか売れず、他の者は自転車だった。
暴動や略奪や薬物中毒・犯罪が頻繁に起こっていて
ズタズタなスラム社会になった。


その村の隣に、ジパングという人口100人の島国があった。

20人の知恵者をリーダーとした職人庶民80人いた

リーダーの年俸は1440万円、残りの職人は年俸500万円

全体で takenaka village より少しすくない6億8800万円の紙幣が循環していた。

その村では、自動車は100台売れた。 自転車も売れた。

あらゆる産業が学問が医療が社会福祉が発展し
インフラが整備されていき、すばらしい街を形成していった。

http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/492.html#c101

[文化2] ゆとり教育を推進した三浦朱門の妻 曽野綾子がした事 _ これがクリスチャン 中川隆
102. 中川隆[-13102] koaQ7Jey 2018年6月13日 10:46:03 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15406]

イラク戦争の背景

東北学院大学講師・世界キリスト協議会前中央委員
川端 純四郎

 ご紹介いたします。

 先生は1934年のお生まれです。東北大学文学部に学ばれ、博士課程を終えられてから、ドイツのマールブルグ大学に入学されました。帰国後、東北学院大学教員として35年間お勤めになりました。その後ひきつづき講師として、現在も勤務されています。一貫して平和、人権、政治改革の活動に積極的に関わっておいでになりました。

 先生は今朝8時前に仙台を発ち、はるばる鋸南町においで下さいました。今日の講師としてほんとうにふさわしく、よいお話をうかがえると思います。早速、先生からお話をうかがいたいと思います。 先生、どうぞよろしくお願いいいたします。
                                        安藤

 みなさん、こんにちは。 安房郡の水清き鋸南町に伺って、こうしてお話できることをありがたいと思っています。初めておうかがいしました。木更津まで来たことはあるのですが、今日、電車で君津を過ぎたらとたんに山が美しくなり、あそこまでは東京郊外のなんとまあみっともない風景でしたけれど、あそこから南に来ると一気にほんとうに昔のよき日本の風景がよみがえってくるようでした。ほんとうに嬉しく思いました。

 いま、「さとうきび畑」の朗読と、合唱団のコーラスをお聞きしたのですが、どちらも聞いていて涙が出ました。

 私は、戦争に負けた時小学校6年生でした。仙台で敗戦を迎えましたが、仙台も空襲で全滅いたしました。街の真ん中にいましたから、もちろんわが家も丸焼けでした。忘れられない思い出があります。街の真ん中の小学校でしたから、同級生が一晩で8人焼け死にました。隣の家の、6年間毎日いっしょに学校へ適っていた一番仲の良かった友達も、直撃弾で死にました。今でも時々思い出します。

 今このような歌を聞くと、どうしてもその人のことを思い出します。思い出す私の方はもう70になりますが、記憶に出てくるその三浦君という友達は、小学校6年生のまま出てきます。どうして小学校6年で人生を終わらなければいけなかったのか、生きていてくれたらいろんな事があったのに、と思います。戦争なんて二度としてはいけない、というのが一貫した私の願いです。

 私は牧師の家に生まれました。父はキリスト教の牧師で、教会で生まれ教会で育って、讃美歌が子守歌でした。牧師の中には戦争に反対した立派な牧師さんもおられたのですが、私の父のような多くの普通の牧師は、政治や社会に無関心で魂の救いということしか考えていませんでした。で、私もその親父に育てられましたから、大学を出、大学院に入って博士課程までいって、ずっとキルケゴールや実存哲学という、魂だけ見つめているような学問をやっていて、政治とか経済、社会とかは25歳までいっさい関心がありませんでした。

 25歳の時チャンスがあって、ドイツ政府の招待留学生となってドイツヘ勉強に行くことになりました。1960年のことでした。1960年にドイツへ行ったというだけで、どんなにノンポリだったか分かります。安保改訂問題で日本中が大騒ぎの時、それを尻目に悠々とドイツ留学に行ったのです。幸か不幸かまだ世界は貧しくて、飛行機などというものは贅沢な乗り物で、まだジェット旅客機機はありませんでした。プロペラ機でヨーロッパヘ行くには途中で何遍も何遍も着地し、給油して、今のようにノンストップでシベリヤを越えて、などというのは夢のような話でした。しかもベラ棒に高いのです。船の方があの頃はずっと安かったのです。特に貨物船に乗せてもらうと飛行機よりずっと安いのです。そこで一番安いのを探して、5人だけ客を乗せるという貨物船をみつけました。

 その船で神戸を出航し、インド洋からスエズ運河をぬけ、地中海を渡ってイタリアのジェノバに上陸。そこから煙を吐く蒸気機関車でアルプスを越えて、ドイツのマールブルクという町に着きました。

 実は、飛行機をやめて船で行ったということが、私の人生を大きく変えることになりました。あの時もし飛行機で行ったなら、私は一生、世間知らずの大学に閉じこもって勉強だけしている人間で終わった、と思います。

 ところが船で行ったおかげで、しかも貨物船に乗ったおかげで、私は途中のアジア・インド・アラブの国々をくわしく見ることができました。まっすぐ行けば船でも二週間で行くそうですが、何しろ貨物船ですから、途中港、港に寄って荷物を下ろし、また積んで、一つの港に4日から5日泊まっているのです。おかげでその間、昼間は上陸してそのあたりを見て歩き、夜は船に帰って寝ればいいのですから、東南アジアからアラブ諸国をくまなく見て歩きました。

 1ヵ月かかりました。神戸からジェノバまでのこの船旅。その時見たものが、私の人生を変えたのです。何を見たかはお解りですね。アジアの飢えと貧困という厳しい現実にぶつかったのです。

 降りる港、港で、ほんとうに骨と皮とに痩せせこけた、裸足でボロボロの服を着た子供達が、行く港も行く港、集まって来るのです。船の事務長さんに、「可哀想だが、何もやっては駄目だよ。1人にやると収拾がつかなくなるよ」と言われていました。だから心を鬼にして払いのけて通り過ぎるのですが、その払いのけて通り抜ける時に触った子供の肩、肉などなんにもない、ただ骨と皮だけのあの肩、あの感触が、今でも時々蘇ってきます。

 船に帰って、眠れないのです。明日も、あの子供たちに会う。どうするか。私が考えたことは、「神様を信じなさい。そうすれば救われます」と言えるか、ということでした。

どんなに考えたって、言えるわけがありません。飢えて捨てられた孤児たちに、こちらは着るものを看て、食うものを食っておいて、「神様を信じなさい、そうすれば救われます」などとは、口が裂けても言えないと思いました。牧師館で生まれて、キリスト教しか知らずに育って、キリスト教の学問をして来て、それではお前キリスト教って何なのか、25年お前が信じてきたキリスト教とは、飢えた子供たちに言えないようなキリスト教なのか。とれが私の考えたことでした。

 もし言えるとしたら、ただ一つしかない。そこで船を降りて、服を脱いで、子供たちに分けてやって、食っているものを分けてやって、そこで一緒に暮らす、それなら言える。言えるとしたら、それしかありません。言えるじゃないか、と自分に言い聞かせました。

 それなら、船を降りるか──。くやしいけど、降りる勇気がありませんでした。折角これからドイツヘ勉強に行くという時、ここで降りて、一生インドで暮らすのか、一生アジアで暮らすのか、どうしてもその気にならないのです。
 ですから理屈をこねました。

 「降りたって無駄だ。お前が降りて背広一着脱いだって、何百人人もいる乞食の子に、ほんの布切れ一切れしかゆきわたらないではないか。自分の食うものを分けてやったって、何百人もの子供が1秒だって、ひもじさを満たされる訳がないじゃないか。お前が降りたって無駄だ。それは降りたという自己満足だけで、客観的にはあの子らはなんにも救われない。」

 「だから降りない、勇気がないのではなく、無駄だから降りない。」と自分に言い聞かせるのです。でも、降りなければ「神様を信じなさい」とは言えません。言えるためには降りなければならない、しかし降りても無駄なのだ。

 堂々巡りです。寄る港、寄る港でこの間題に直面しました。毎晩毎晩同じ問題を考え続けて、結局、答えが見つからないまま、閑々として港を後にしました。、出港の時、あの子たちを見捨て自分だけドイツへ行くことに、強い痛みを感じました。これは永く私の心の傷になって残りました。

 このようにして初めて、世の中には飢えた仲間がいるという、当然分かっていなくてはいけない事実に、何ということでしょう、25にもなってやっと気づいたのです。飢えた子供たちがいる、それを知らんぷりしてドイツに行くのか、お前が降りてあの子たちと一緒に暮らすことはあまり意味ないかも知れない、しかしやっぱり船を降りないのだとしたら、せめて世の中に飢えた子供なんか生まれないような社会を作るために、自分で何かしなければいけないのではないか。ただ魂の中だけに閉じこもっていていいのか。

 これが、私がヨーロッパヘ行く1ヵ月の旅で考えたことでした。

 ドイツヘ行って、宗教の勉強をしました。ブルトマンというドイツの大変偉い先生の所に1年いて、いろいろ教わりましたが、結局、私の結論としては、実存哲学だけではだめだということでした。自分が自分に誠実に生きる──これが実存的、ということですが、それだけでは駄目だ。自分が生きるだけでなく、みんなが人間らしく生ることができるような世の中になるために、自分にできる何か小さなことでもしなければいけない。

 こう思うようになって、日本に帰ってきたのです。

 それじゃあ、世の中で、そのように飢えて死ぬような子がいなくなるような社会とは、どうすれば出来るのか。これはやっぱり、飢え、貧困、戦争、差別、そういうものが生まれる原因が分からなければ、除きようがありません。原因を勉強しなければいけない。そのためには社会科学を勉強しなければいけない。特に経済学を勉強しなければいけない──。

 ドイツヘの留学は、大学院の途中で行きましたので、帰国して大学院に復学しました。幸い東北大学は総合大学ですから、中庭をへだてて向こう側が経済学部でした。帰ってきた次の日から、私は、経済学部の講義を経済原論から、授業料を払わずにもぐりで、後ろの方にそっと隠れてずっと聞きました。

 それからもう45年になりますが、ずっと宗教哲学と経済学と2股かけて勉強してきています。今日も、多少経済の話を申し上げるわけですが、やっぱり自分がクリスチャンとして、今もクリスチャンであり続けていますが、同時に、自分の救いということだけ考えていたのでは申し訳ないと思うのです。現実に飢えて死ぬ子がいるのです。ユネスコの統計によると、毎日2万人の子が栄養不足で死んでいるそういう世の中、このままにしておくわけにはいかない、自分でできることは本当に小さいけど、その小さなことをやらなかったら、生きていることにならない──。そう思って45年過ごしてきたわけです。

 キリスト教の中でずっと生きていますので、一般の日本の人よりは外国に出る機会が多いと思います。特に世界キリスト教協議会という全世界のキリスト教の集まりがあります。その中央委員をしていましたので、毎年1回中央委員会に出かけて、1週間か2週間会議に参加しました。世界中のキリスト教の代表者と一つのホテルに缶詰になり、朝から晩までいろいろと情報交換したり論議したりします。そのようなことを7年間やりましたので、世界のことを知るチャンスが多かったと思います。それを辞めてからも、自分の仕事や勉強の都合で、今でも毎年二週間ぐらいはドイツで暮らしています。そうしていると、日本ってほんとうに不思議な国だということが分かってきました。

 日本にいるとなかなか分からないのです。島国ですし、おまけに日本語という特別な言葉を使っています。他の国との共通性がない言葉です。ヨーロッパの言葉はみんな親戚のようなものですから、ちょっと勉強するとすぐ分かります。一つの言葉の、ドイツ弁とフランス弁、ベルギー弁、オランダ弁というようなものです。日本で言えば津軽弁と薩摩弁の違い程度のものです。津軽と薩摩では、お互いに全然通じないとは思いますが、それでも同じ日本語なのです。ヨーロッパの言葉とはそういうものです。ですからお互いに何と無く外国語が理解できるというのは、別に不思議なことではないのですね。ですから、自分の国のことしか知らないという人は、非常に少ないのです。

 新聞も、駅に行けばどんな町でも、ヨーロッパ中の新聞が置いてあります。ドイツのどんな田舎町へ行っても、駅にいけばフランスの新聞もイタリアの新聞も売っていますし、それを読める人がたくさんいるのです。そういう社会ですから、日本人とはずいぶん違います。自分の国を客観的に見られる。他の国と比べて見ることができるのです。

 日本にいると比べられません。そのうえ、日本はマスコミが異常です。ワンパターンのニュースしか流しません。ヨーロッパではいろんなテレビがあって、テレビごとに自由な報道をやっています。バラエティー番組のようなものがなくて、ニューハ番組が充実しています。きちんとした議論をテレビでやっています。ですから日本にいるよりは、比較的自分の国の様子を客観的に見られることになります。ドイツに行く度に、日本とは不思議な国だなあと思うのです。

 例えば、もうだいぶ前、バブルの頃です。日本のある有名なモード会社がミラノに支店を出しました。そしてマーケティング調査をしました。どんな柄が流行っているか、アンケートを集めそれを整理するために、イタリア人女性3人雇ったそうです。アンケートの整理をしていたら5時になりました。あと少ししか残っていなかったので、日本ならの常識ですから、「あと少しだからやってしまおう」と日本人支店長は声をかけました。ところがイタリア人女性3人は、すっと立って「5時ですから帰ります」と言って出て行こうとしました。思わず日本人支店長は怒鳴ったのだそうです。「たったこれだけだからやってしまえ」と。途端にこの日本人支店長は訴えられました。そして「労働者の意志に反する労働を強制した」ということで、即決裁判で数万円の罰金をとられました。

 これがヨーロッパの常識です。つまり9時から5時までしか契約していないからです。5時以後は命令する権利はないのです。9時から5時までの時間を労働者は売ったんであって、5時以降は売っていないのですから、自分のものなんです。会社が使う権利はありません。当たり前の話です。

 その当たり前の話が日本では当たり前ではないのです。残業、課長に言われたので黙ってやる。しかもこの頃は「タダ残業」ですからネ。本当にひどい話です。常識がまるで違うのです。あるいは有給休暇。ドイツのサラリーマンは年間3週間とらねば「ならない」のです。3週間休まなければ罰せられます。日本は有給休暇など殆どとれません。ドイツでは取らないと罰せられます。ですからどんな労働者でも3週間、夏はちゃんと休んで、家族ぐるみイタリアへ行ってゆっくり過ごしてきます。有給になっているからです。或いは日本では1週間40時間労働です。ドイツはもう随分前から36時間です。土日出勤などありえない話で、日本のように表向き40時間労働でも、毎日毎日残業で、その上休日出勤、日曜日には接待ゴルフなど馬鹿なことをやっています。接待ゴルフなど、ドイツには絶対ありません。日曜日は各自が自由に使う時間で、会社が使う権利はないのです。

 そういうところもまるで常識が違います。或いは、50人以上だったと思うのですが、50人以上従業員がいる会社、工場は必ず、労働組合代表が経営会議に参加しなければいけないことになっています。そんなことも、日本では考えられないことです。ですから配置転換とかもとても難しいし、労働者の代表が入っているから、簡単に首は切れません。

 そういういろんな面で、日本の外に出てみるとびっくりするようなことが山ほどあります。日本という国は、高度に発達した資本主義国の中で例外的な国なのです。資本主義が発達した点では、アメリカにもフランスにもドイツにも負けないのですが、資本主義が発達したにしては、労働者が守られていない。或いは市民の権利が守られていない。会社の権利ばかりドンドンドンドン大きくなっているのです。それが日本にいると当たり前のように思われています。外国で暮らしていると、日本は不思議な国だと分かります。特にこの数年それがひどくなってきているのではないでしょうか。

 私たちの暮らしは、戦後50何年かけて、少しずつよくなってきました。例えば年金なんかも少しずつ整備されてきた。健康保険制度も整備されてきた。介護保険も生まれてきた。或いは、労働者も土曜日チャンと休めるようになってきた。ところがこの数年、それが逆に悪くなつてきています。年金は削られる一方、介護保険料は値上がりする、労働者は首切り自由でいくらでも解雇できる。労働者を減らすと政府から奨励金が出る。タダ残業はもう当たり前・・・。

 特にこの数年、構造改革という名前で、日本の仕組みが変わってきています。いま申し上げたように、戦後50年かけてみんなで、少しずつ少しずつ作ってきた、いわば生活の安心と安全を守る仕組み、そういうものが今はっきり壊されかかっているのではないでしょうか。

 小泉首相という人は「自民党をぶっ壊す」といって当選したのですが、この4年間を見ていると、あの人は自民党を壊したのではなく「日本を壊した」のではないかと思われます。これまで日本が戦後50年かけて作ってきた社会の仕組みが、バラバラにされているのです。フリーターとかニートがもう30%でしょう。そうなると当然、この人たちは生きる希望がありません。お先真っ暗。いまさえよければ、ということになる。ですから若者が当然刹那的になる。人生の計画なんて立たない。今さえよければということになっていきます。

 昔なら10年に1回あるかないかのような犯罪が、いま毎日のように起きています。私は仙台にいますが、この正月には赤ん坊の誘拐事件で一躍有名になってしまいました。あんなことが日常茶飯事として起こっています。栃木県で女の子が山の中で殺された事件は、まだ解決されていませんが、こんな事件が今は「当たり前」なのです。世の中がすさんできて、何が善で何が悪なのか、みんなに共通な物差しというものがなくなったというふうに思われます。

 そのような世の中の変化、私は多分、「構造改革」というものがその犯人なのだ、と思っています。

《逆戻りの原因はアメリカの変化》

 その構造改革というのは、どこから来たのか。もちろんアメリカから来たのです。アメリカが変化した、日本はそのアメリカに右ならえをした、それが構造改革です。

 それでは何が変わったのか、これが一番の問題です。この変化の行き着くところが、憲法改悪です。

 社会の仕組み全体がいま変わろうとしているのです。憲法も含めて。いったい何がどう変わるのか。いったいどういう構造をどういう構造に変えるということが構造改革なのか。そこのところがアメリカを見ればよく分かってきます。アメリカがお手本なのですから。

 アメリカはソ連崩壊後変わりました。ソ連とか東ドイツは自由のないいやな国でした。昔1960年に西ドイツヘ留学した折、東ドイツへ何回か行く機会がありました。ふつうはなかなか行けないのですが、幸いキリスト教国なので、ドイツのキリスト教はしっかりしていまして、東ドイツと西ドイツに分裂しても、教会は分裂しなかったのです。東西教会一つのまんまです。ですから、教会の年1回の大会には、西で開く時は東の代表がちゃんと来たし、東で開く時は西の代表が行けたのです。ですから一般の人の東西の往来が難しかった時でも、キリスト教の人だけはかなり自由に行き来ができました。

 私も連れていってもらって、何回か東ドイツへ行って見ました。ご存じのように自由のないいやな国でした。ですからソ連や東ドイツが崩壊したのは当然だし、いいことだと思います。しかしソ連や東ドイツが100%悪かったかというとそんなことはありません。良い部分もありました。何から何まで全部ひっくるめて悪だったというのも間違いです。基本的に自由がない。ですから、ああいう国は長くは続かない。これは当然そうだと思います。滅びたのは当然だと私は思います。

 しかし同時に、良い面はなくしては困るのです。良い面は受け継がなければいけません。最も目につくのは女性の地位でした。これは立派なものでした。いまの日本なんかより遥かに進んでいました。男女の平等が徹底的に保障されていました。専業主婦などほとんど見たことがありません。だれでも自由に外に出て、能力に応じて働いていました。それができるような保障が社会にあるのです。文字通りポストの数ほど保育所があって、子供を預け安心して働きに出られるようになっていました。同一労働同一貸金の原則はきちんと守られていて、女性だから賃金が低い、女性だからお茶汲みだけなどというようなことは一切ありませんでした。これは凄いなと思いました。あれは、日本はまだまだ見習わなければいけないことです。

 もう一つ私がびっくりしたのは、社会保障です。私が初めて東の世界を見たのは、何しろ1960年の頃のことです。日本はまだ社会保障がない時代でした。いま若い方は、社会保障はあるのが当たり前と思っておられる方も多いと思いますが、そんなことはないのです。日本は1972年が「福祉元年」といわれた年です。それまでは、福祉はなかったのです。大企業とか公務員だけは恩給がありましたが、商店の経営者とか家庭の主婦なんか何もありませんでした。健康保険も年金も何もありませんでした。72年からようやく国民皆年金、国民皆保険という仕組みが育ってきたのです。

 もともと資本主義という仕組みには、社会保障という考えは無いのです。自由競争が原則ですから、自己責任が原則です。老後が心配なら、自分で貯めておきなさい。能力がなくて貯められなかったら自業自得でしょうがない。こういうのが資本主義の考え方です。労働者が、そんなことはない、我々だって人間だ、人間らしく生きていく権利がある。だから我々の老後をちゃんと保障しろと闘って、社会保障というものが生まれてくるのです。自然に生まれたのではありません。

 労働者が団結して闘って、止むを得ず譲歩して社会保障が生まれてくるのです。資本主義の世界で最初の社会保障を行ったのはビスマルクという人です。ドイツの傑物の大首相といわれた人です。ドイツの土台を作った人ですが、この首相の頃、何しろマルクス、エンゲルスの生まれた故郷ですから、強大な共産党があり、国会で100議席くらいもっていました。そこで、ビスマルクが大弾圧をやるのです。社会主義取り締まり法という法律を作って共産党の大弾圧をし、片方では飴として労働者保険法という法律で、労働者に年金を作ります。世界で初めてです。辞めた後年金がもらえる仕組み、病気になったら安く治してもらえる仕組みを作った。こうやって鞭と飴で労働運動を抑えこんでいったのです。

 社会保障というのは、そうやって労働者の力に押されてやむを得ず、譲歩として生まれてくるのです。放っておいて自然に生まれてくるものではありません。

 そこへ拍車をかけたのが、ソ連や東ドイツです。ソ連や東ドイツヘいってみて、1960年の時点なのですから、日本にまだ社会保障などなかった時、そう豊かではなかったのですけれども、老後みながきちんと年金をだれでも貰える、そして、病気になればだれでも、医者に行って診察を受けて治療を受けられる。これにはほんとうに驚きました。これが社会主義というものかと、その時は思いました。ただ自由がないのです。例えば、牧師さんの家に泊めてもらうと、こちらがキリスト教徒ということが分かっていますから、牧師さんも信用して内緒話をしてくれるわけです。

外国から来る手紙はみな開封されていると言っていました。政府が検閲して開封されてくる。だから、「日本へ帰って手紙をくれる時は、気をつけて書いてください。政府の悪口など書かれると私の立場が悪くなるから。手紙書くときは開封されることを頭に入れて書いてくれ。」というふうに言われました。こんな国には住みたくないなと思いましたけれど、同時に社会保障という点では驚きました。こういうことが可能な社会の仕組みというのがあるんだなあ、とこう思ったのです。

 その後、スターリン主義というものによって目茶苦茶にされていくのですが、私の行った頃はまだ、東側の社会保障がある程度きちっと生きていた時代です。こうして、ソ連や東ドイツが社会保障というものを始めると、資本主義の国もやらざるをえなくなってきます。そうでないと労働者が、あっちの方がいいと逃げ出してしまいます。ですから西ドイツが一番困りました。地続きですから、何しろ。ですから、東に負けないだけの社会保障をしなければならなかったのです。そうすると、自由があって社会保障があるのですから、こっちの方がいいということになります。いくら向こうは社会保障があっても自由がないのです。こうして西ドイツは大変な犠牲を払って、社会保障先進国になってきました。そのことによって、東ドイツに勝ったのです。

 実際西ドイツの労働者は、別に強制されたわけではありません。自主的に西ドイツを選んだのです。ですからあのような東西ドイツの統一も生まれてきたのです。

 つまり資本主義の国は、ひとつは自分の国の労働者の闘いに押されて。そこへもってきて、ソ連、東ドイツの社会保障という仕組みの外圧で、それに負けるわけにいかないものですから、そういう力があって、社会保障というものを造り出していくのです。しかし社会保障というものは莫大な財源がかかります。


《社会保障をやめて小さな政府へ──構造改革の中身(1)》

 いま日本政府は社会保障をどんどん削っていますけど、それでも国家予算の中で一番多い費目は社会保障です。大変な財源が必要なのです。そこで資本主義の国は、新しい財源を見つける必要ができてきます。

 そこで見つけたのが2つ。1つは累進課税です。それまでの資本主義にはなかった、累進課税という新しい仕組みです。つまり収入の多い人ほど税率が高くなるという仕組みです。日本でも1番高い時は1980年代、1番大金持ちはの税率75%でした。ですから、年収10億あれば7億絵5千万円税金にとられたのです。今から考えれば良く取ったものです。今は35%です。大金持ちは今ほんとうに楽なのです。35%ですむのですから。年収10億の人は3億5千万払えばいいのです。昔なら7億5千万取られたのです、税金で。「あんまり取りすぎではないか、これは俺の甲斐性で俺が稼いだ金。それを取り上げて怠け者のために配るのか。」と彼らはいいました。

 そうすると政府は、「いやそういわないでくれ。そうしないと、資本主義という仕組みがもたない。だから体制維持費だと思って出してくれ。そうでないと社会主義に負けてしまう」と言って、大金持ちからたくさん取ったのです。大企業も儲かっている会社からたくさん税金取った。法人税もずっと高かったのです、以前は。こうやって大金持ち、大企業からたくさん取る累進課税で一つ財源を作ったのです。

 もうひとつは、企業負担です。サラリーマンの方はすぐお分かりですが、給料から社会保障で差し引かれますね。そうすると、差し引かれた分と同額だけ会社が上乗せするわけです。自分が積み立てたものが戻ってくるだけなら、貯金したのと同じです。労働者の負担する社会保障費と同額だけ会社も負担しているのです。倍になって戻ってくるから、社会保障が成り立つわけです。

 これも資本主義の原則からいえば、おかしいことです。いまいる労働者の面倒を見るのは当たり前です。会社は労働者がいるから成り立っているのですから。だけど、辞めてからは関係ないはずです。契約関係がないのですから。辞めた人が飢え死にしようがのたれ死にしょうが、会社の責任ではないはずです。

 だけども一歩ふみこんで、それでは資本主義の仕組みがもたないから、労働者が辞めた後まで面倒みてくれ、そこまで企業負担してくれ、そうしないと資本主義がもたないから、ということになります。

 こうやって、社会保障というものが資本主義の国で成り立っているのです。これは、ただの資本主義ではありません。資本主義の原則に反するような累進課税とか、企業負担というものを持ち込んで、社会主義のよいところを取り入れた資本主義です。これを「修正資本主義」と呼びました。

 資本主義の欠点を修正して、社会主義に負けないようないい仕組みに造り直した資本主義ということです。学者によっては、資本主義の経済の仕組みと社会主義経済を混ぜ合わせた「混合経済」と呼ぶ人もいます。所得再配分機能を政府が果たすということです。もちろん修正資本主義というものは、このような良い面だけではなくて、公共事業という名前で国民の税金を大企業の利益のために大々的に流用するというようなマイナスの面もあることも忘れてはなりません。

 しかし、ともかくこうやって、西側の世界は、自由があって社会保障がある、そういう社会に変わっていくのです。そのことで東に勝ったのです。ところが、そのソ連と東ドイツが居なくなったのです。

 その前にもうひとつ。先進資本主義国というのは或る一種の傾向として、労働者が闘わなくなってきます。これは先進資本主義国の宿命のようなものです。つまり資本主義国というのはご存じのように、地球上の大部分を占めている低開発諸国、貧しい第3世界といわれた世界から、安い原料を買ってきてそれを製品にして高く売っています。そして差額、莫大な差額を儲けている。超過利潤と呼ばれています。だから遅れた国は働けば働くはど貧しくなるのです。一生懸命働いてコーヒー豆作っても、それを安く買われてチョコレートやインスタントコーヒーなどの製品を高く買わされるのですから、結局差額だけ損をすることになります。

 この20年、先進国と遅れた国の格差は開く一方、全然縮まらない。地球上の富を先進国が全部集めちゃって、とびきりぜいたくな生活をやっています。ですから先進国の労働者にも、当然そのおこぼれの分け前に預かるので、低開発国の労働者にくらべれば、ずっと豊かになります。豊かにれば闘わなくなってしまいます。その上、それを推し進めるようなありとあらゆる謀策が講じられているのです。

 資本主義というのは、物を売り続けなければなりたたちません。売ったものをいつまでも使われていたのでは、資本主義は成り立たないのです。早く買い換えてもらわなければなりません。いま、日本の車はよく出来ているので、30年は楽に乗れるのに、30年乗られたら日本の自動車会社はみな潰れます。3年か5年で買換えてもらわなれりばいけません。買い替えてもらうには、自分の車は古いと思ってもらう必要があります。ですからコマーシャルで、朝から晩まで何回も、「あんたは古い、あんたは古い。こんないい車ができてます。こんな新しい車が出ましたよ。もっといいのが出ましたよ」と宣伝して洗脳しいるのです。だから3年も乗ると、どうしても買換えざるをえない心境に引き込まれてしまいます。全てのものがそうです。まだまだ使えるのに新しいものに換えてしまう。そういう仕組みができているのです。

 そうしないと、資本主義はもちません。ですから労働者はどうなるかというと、「次、この車に買換えよう、次、パソコンこっちに買換えよう、次、今度はデジタルテレビに買換えよう、じゃあセカンドハウス、つぎは海外旅行・・・」。無限に欲望を刺激され、自分の欲望を満たす方に夢中になって、社会正義とか人権とか考えている暇がなくなっていくのです。

 いま日本の大部分がそうですね。「もっといい生活を」ということだけ考えています。ほかの人の人権だの社会正義なんて見向きもしない。見事に資本の誘惑にひっかかってしまいます。

 もちろん、欲しいからって、お金がなければ買えません。家がほしい、車がほしい、パソコンほしい・・・。それが、実はお金がなくても買える、なんとも不思議な世の中です。ローンというものがあるのですね。

 フォードという人が見つけたのです。それまでは、「つけ」で何か買うなどということは、労働者にはありませんでした。労働者が「つけ」で買ったのはお酒だけです。酒飲みはお金がなくても飲みたいのです。だから酒屋だけは「つけ」がありました。大晦日に払うか払わないかで夜逃げするかどうかもあったでしょうが、今は家を「つけ」で買う、車を「つけ」で買う、なんとも奇妙な世界になってきました。これをフォードが始めたのです。それまでは、自動車というのは大金持ちのものでした。フォードが、あのベルトコンベアーというのも発明して、大量生産を始めたのです。そうなれば、大量に売らなれりばなりません。大量に売るためには労働者に買ってもらわなくてはなりません。でも労働者にはお金がないのです。そこで、ローンという、とんでもないものを考え出したのです。ローンなら金がなくても買えるんですから、みんな買う。当然な話です。

 そりゃあ豊かなのに越したことはありません。マイホームが欲しくなる。ですからみんなローンで買う。そして「マイホーム」という感じになるのです。でも本当はマイホームではありません。あれは銀行のものです。払い終わるまでは、所有権は銀行のものです。銀行から借りてローン組んだだけなんです。こうして次々と新しいものを買わされていく。そのローンは多くの場合退職金を担保に組みます。一度退職金を担保にローンを組んでしまったら、ストライキはできなくなります。会社と闘って退職金がすっとんだら終わりなのです。家も途中でおしまいになってしまいます。ですから、ローンでマイホームが変えるようになってから労働運動は一気に駄目になりました。みんな闘わない、会社と喧嘩したくない、というふうになります。これはもちろん、向こうは計算済みのことです。

 ですから、高度に発達した資本主義社会というのは、労働者が、ある程度ですが、豊かになり、そして、このような消費社会に組み込まれてしまって、身動きができなくなるのです。

 こうして、いま日本では労働組合も、労働運動もストライキもほとんど力を失いました。そうなれば、政府は社会保障なんて、何も譲歩する必要がはありません。労働者が必死になって運動するから、止むを得ず健康保険とか年金制度とかやってきたのであって、労働者が闘わなければ、その必要はないのです。いま、どんどん社会保障が悪くなってきています。次から次から悪くなる。20年前だったら、いまのように社会保障が悪くなったらたちまち、大ストライキが起こりました。しかし今は何も起きません。労働組合が弱体化している、労働運動が骨抜きという状態です。

 そこへもってきて、ソ連や東ドイツがいなくなったのです。こうなればもう社会保障をやる必要はありません。社会保障は止めます、修正資本主義は止めます、ということになるわけです。修正資本主義にはいろいろな意味があるのですけど、一つの特徴は、大金持ちや大企業からお金を取って、弱い立場の人たちに配るところにあります。所得再分配と言われる働きです。だから政府は大きな政府になります。こういう仕組みが修正資本主義で、いろんなマイナス面もあるのですが、プラスの面も大いにあります。

 この仕組みをやめる、というのが今のアメリカです。もう政府は面倒みません、自分でやりなさい、と自由競争に戻る。自由競争一筋。これが、ソ連が崩壊した後に新しくなったアメリカの仕組みなのです。そして、それに日本が「右へならえ」ということなのです。

 それに対してヨーロッパは、アメリカのいうことを聞かず、「われわれはこれからも、社会保障のある資本主義でいきます。むき出しの裸の自由競争には戻りません」。これがヨーロッパなのです。なぜヨーロッパがそういえるかというと、労働運動が強いからです。先進資本主義国なのになぜ労働運動が弱くならないのか。これはこれで時間をかけて考えなければならない問題なのですが──。

 現実の問題として強い。ヨーロッパだって大企業は社会保障を止めたいにきまっています。しかし止めると大騒ぎになります。労働者が絶対に言うことを聞きません。だからやむを得ず守っているのです。企業負担もうんと高いです。日本の会社の倍以上払っています。ですからトヨタ自動車もフランスに、フランス・トヨタを作っていますけど、日本トヨタの倍以上払っています。それでも儲かっているのです。

 ですから、ヨーロッパでも、社会保障は少しずつ悪くなってきてはいますが、日本に比べれば遥かに違います。このようにして、ヨーロッパはアメリカと別の道を進み始めました。アメリカは剥き出しの資本主義に戻りますが、ヨーロッパは修正資本主義のままでいこうとしています。

 しかし、それでは競争で負けます。アメリカや日本は企業の社会保障負担がうんと減っていますから、利潤が増えています。ヨーロッパは高い社会保障負担でやっていますから、儲けが少ないのです。そこで競争しなくてすむようにEUいうものを作って、枠を閉ざしちゃいました。アメリカや日本の会社がヨーロッパに来るときは、ヨーロッパ並みの負担をしなければ、EUには入れません。だからEUの中でやっている時には、日本にもアメリカにも負ける心配はないのです。

 そういう仕組みを作って、アメリカとは別の道を進み始めました。そのためにユーロという別のお金も作りました。イラク戦争で表面に出てきたのですが、イラク戦争がなくても、ヨーロッパはアメリカとは別の道を進み出していました。もう2度とアメリカとは一緒にならないでしょう。


《規制緩和とグローバリゼーション − 構造改革の中身(2)》

 もう一つ、ソ連、東ドイツ崩壊の結果、アメリカが大きく変化したことがあります。それは何かというと、大企業・大資本を野放しにしたことです。

 ソ連がいる間は、大企業や大資本に、「あなた達は資本主義なんだから儲けたい放題儲けたいだろうけど、それをがまんしてください。あなたたちがやりたい放題にやったら、他の資本主義国はみんな負けてつぶれてしまう。アメリカの資本と競争できるような資本などどこにもありませんから。そうなれば、ソ連の方がましだということになる。だから、やりたい放題は抑えてほしい」と言ってその活動を制限してきました。

 具体的に何を抑えたかというと、為替取引を規制したのです。これが一番大きな規制です。いまではもう、中央郵便局へ行って「ドル下さい」といえば、すぐドルをくれます。「100ドル下さい」といえば「ハイこれ1万2千円」。ユーロでも、「下さい」といえば「100ユーロ・ハイ1万4千円」とすぐくれます。でもこれはごく最近のことです。それまでは、外貨・外国のお金は、日本では勝手に手に入りませんでした。お金を外国のお金と取り替える、つまり為替取引は厳重に規制されていて、個人が勝手にはできなませんでした。外国旅行に行くとか、何か特別な理由が認められた時しか、外国のお金は手に入りません。

いまは何も制限ありません。自由にだれでもいつでもできます。理由など聞きませんから、100ユーロとか千ドルくださいと言えば、そのままくれます。これが為替取引の自由化というものです。これがなかったのです。ソ連が崩壊するまでは、アメリカも厳重に規制していました。それをとっぱらったのです。理屈っぽく言えば、資本の国際移動が自由にできるようになったということです。こうして、アメリカの巨大な金融資本が、世界中を我が物顔にのし歩く時代が来るのです。

 もうソ連も東ドイツもなくなったのですから、「いや永いことお待たせしました。今日からもう儲けたい放題儲けていいですよ。やりたい放題やっていいですよ」ということになったのです。これが規制緩和とことです。規制緩和ということは要するに、大資本が野放しになったということです。そうなったらどうなるか、世界第2の経済大国といわれる日本でさえ、全然太刀打ちできません。アメリカの巨大資本、金融資本・銀行ですね。日本の銀行とは勝負になりません。ボブサップと私が裸で殴り合ぅようなもので、一コロで殺されてしまいます。

 それでもやれというなら、ボブサプは手と足を縛ってもらって、目隠ししてもらって、こちらは金槌でも持たしてもらって、それでやっと勝負になるのです。今まではそうだったのです。それを全部外して自由にする、無条件で自由競争にするというのです。負けないためには、相手に負けない位大きくなるしかないですから、合併、合併、合併。あっという間に30ほどあった都市銀行が3つになってしまったのです。UFJとか「みずほ」とか、元何銀行だったか覚えておられる方おられますか。すぐ言えたら賞金をさし上げてもよろしいのですが、まず、言える方おられないでしょう。合併、合併であっという間に3つになりました。3つにになってやっとなんとか対抗できるというくらいにアメリカの巨大銀行というのは大きいものなのです。それでもダメで、長銀はのっとられてしまいました。北海道拓殖銀行も山一証券ものっとられてしまいました。次々とのっとられています。

 ついこの間は青森県の古牧という温泉がのっとられまし。広くていい温泉なんですけど、驚いたことにゴールドマンサックスでした。世界最大のアメリカの金融投資会社、ハゲタカファンドの代表のようなものです。これがどうして古牧温泉なのかと思ったのですが、テレビで放送していました。古牧だけではありません。他に28ケ所、超有名温泉みんな買い占めちゃったのです、ゴールドマンサックスが。

どうするかというと、従業員みんな首切っちゃってパートにして、腕利きのマネージャーを送り込み、部屋をヨーロッパ、アメリカ向きに整備しなおして、欧米からの観光客をワーツと呼ぼうという作戦なんですね。儲かるようにして高く売るのです。ゴールドマンサックスが経営するのではありません。いま赤字の会社を買い取って、儲かるように造り直してすぐに売っちゃうのです。これが投資銀行のやっていることです。確かに、いわれてみればそのとおりで、日本の温泉ほどいいものはありません。知らないだけで、こんないいものは世界中どこにもありません。だから日本の温泉の良さが分かったら、おそらくヨーロッパ、アメリカからごっそり観光客が来ると思います。そこにゴールドマンサックスが目をつけたのですね。そして近代経営やって外国人が来て楽しめるような設備に変えて、世界中にジャパニーズスパーなんていって売り出す気なのですね。ですから、そのうち皆さんも温泉にいらっしやるとみんな英語で案内され、アメリカのお湯の中に入ることになってしまいます。

 アッという間に日本はアメリカ資本に乗っ取られようとしています。去年のホリエモン合併もそうです。今年から商法改正(改悪)して、乗っ取りを認めるということになったのです。株の等価交換、面倒な仕組みですから詳しいことは申し上げませんが、アメリカ株1億ドル分と日本の株1億ドル分を、等価父換していい、こういっているんです。ところが、アメリカの株の値段が高いのです。ですから1億ドルといっても、株の数からすると、例えば千株位しかない。日本は株が安いですから、同じ1億ドルで1万株位あるのですね。そうすると、千株と1万株で取り替えますから、あっという間にアメリカは大株主になってしまう。この等価父換を認めると、日本の大企業全部乗っ取られてしまう。

 そこで、日本の優良企業が狙われています。超優良企業を株式等価交換で、簡単にアメリカが乗っ取ることができる。今年からそれが可能になるはずだったです。それで去年、実験をやったのですね。ホリエモンにやらせてみたのです。ホリエモンはアメリカのリーマン・ブラザースから借りてやったのです。で、出来そうだなと分かったので、アメリカはお金を引き上げてしまいました。ホリエモンに乗っ取られては困る、いずれ自分が乗っ取るのですからネ。最後の段階で資金引き上げましたたから、ホリエモン降りる外なかった、多分そういう仕組みだったのではないかと思います。

 今年から自由に、日本中の会社をアメリカが乗っ取れるはずだったのですが、あのホリエモン騒動のおかげで日本の大企業が震え上がり、政府に泣きついて、「なんとか商法改正を見送ってくれ」と。それで見送りになりました。ですから、ちょっと一息ついているのです。今年すぐ、乗っ取られるというわけではありません。でも、いつまでも見送りというわけにはいかないでしょう。2・3年後には解禁。そうなれば、日本はほぼアメリカ資本に支配される、ということになるでしょう。

 日本ですらそうなのですから、まして、フィリピンとかタイとかいう国はたまったものではありません。あっという間に乗っ取られてしまいます。アメリカに勝手に経済的属国にされてしまう。それに対して、いやそんなの困るから、アメリカ資本が自分の国の株を買うことを法律で禁止する、というようなことをやろうとすると、アメリカはそれを認めないのです。グローバリゼーションだから地球はは「一つ」だというのです。いくら規制緩和しても相手国が法律で規制してしまったら終わりです。ですから、自分の国だけ勝手に現制することは認めません、地球はひとつですよ、グローバリゼーションですよ、ときます。フメリカの大資本が地球上のどこの国でもアメリカ国内と同じ条件で商売できるようにする、これがグローバリゼーションです。いやだと断ると制裁を加えられます。

 クリントン大統領の時は経済的制裁だけですんだのですが、ブッシュになってから、軍事的制裁になりました。いうことを聞かないと軍事制裁だぞという、これがネオコンという人たちの主張です。イラクを見ればみな震え上がるでしょう。ですから、アメリカの言いなりにグローバリゼーションで国内マーケットを開放して、アメリカ資本に全部乗っ取られてしまう、というのがいま着々と進行しているのです。

《アメリカの孤立》

 そこでどうなったかというと、ヨーロッパと同じように、「そんなの困る。自分の国の経済の独立は自分たちで守りたい」という人たちが手を繋いで、「アメリカに支配され引きずり回されないように、防波堤を作ろう」という動きが始まりました。だいたい5・6年前からです。アセアン(ASEAN東南アジア諸国連合)の動きが始まりました。5つの国です。インドネシア、タイ、マレーシア、シンガポール、フィリピン。元来はアメリカが造らせた組織だったのですが、いつのまにか自主独立を目指す組織に成長しました。

 手を繋ぎ、アメリカに引きずり回されないように、アメリカの資本が勝手に入ってこないように、自分たちの経済は自分たちでやりましょう、と。ところが、ASEANが束になったってアメリカにはとてもかないません。そこで、知恵者がいました。アセアンだけではかなわないので、中国と手を繋いだのです。「アセアン、プラス中国で、アジアマーケットを作り、アメリカにかき回されないようにしよう」しようというのです。確かに、中国が入ったらアメリカはうかつに手が出せません。しかし中国だけ入れると、反米色があまりにも露骨ですから、「アセアン、プラス・スリーでいきましょう。アセアン+日本+韓国+中国、でいきましょう」ということになります。日本はアメリカの51番目の州だといわれているのですから、日本が入れば、アメリカも安心します。

 EUのように、アセアン+スリーで、自分たちの経済は自分たちでやれるように、アメリカに引きずり回されないような自立したアジアマーケットを形成することが目標です

 ただひとつ、日本が具合が悪いのです。日本はそのスリーに入っているのですが、(アセアンの会議に)行く度に「アメリカも入れろ、アメリカも入れろ」というのです。アセアン諸国はアメリカから自立するために作っているのですから、「アメリカを入れろ」といわれたんじゃあ困るので、結局日本は棚上げになってしまいます。実際にはアセアン+中国で、経済交流が進んでいます。いずれ2010年には、東アジア共同体・EACというものを立ち上げる、という動きになっています。

 そうなってくると韓国が困りました。日本・アメリカ側につくのか、中国・アセアン側につくのかで、2・3年前から中国側に大きく傾いています。留学生の数を見ると分かります。中国の北京大学には世界中の留学生が集まります。21世紀は中国と商売しなければメシが食えなくなることが分かっていますから、将釆、中国語がしゃべれる人が自国のリーダーになり、中国の指導者に友達がいないと困ります。それには北京大学に留学するのが一番いいのです。あそこはエリート養成学校です。この前行った時聞いてみたのですが、入学試験競争率5千倍だそうです。超難関です。大学の構内を歩いて見たのですが、広い敷地に6階建てのアパートが36棟ぐらい建っていて、みな学生寮です。全寮制。そばに教職員住宅があって、朝から晩まで共に暮らしながら勉強しています。授業は朝7時からです。ものすごく勤勉に勉強しています。

35年間私は大学の教員でしたが、愛すべき怠け者の学生諸君を教えてきたわが身としては、「あ、これはかなわないなァ、20年もしたら──」と思いました。向こうは国の総力を上げて次の時代の指導者を養成しているのです。日本はもう全然、ニートとかフリーターとかいって、若者の気迫がまるでレベルが違います。これは置いていかれるな、という気持ちになりました。このように世界中の国が、いま一流の学生を北京大学に送り込んでいるのですが、去年、北京大学留学生の中で一番数が多いのが韓国なのです。

 おととしまで韓国の学生は殆どアメリカヘ行っていました。去年あたりから中国へ変わったようです。つまり韓国は、21世紀の自国は、アメリカ・日本ではなく、中国・アセアンと組むことで繁栄を図りたい、と向きを変えたということです。

 それに拍車をかけたのが小泉首相の靖国参拝。これで韓国は怒っちゃってあちらを向いた。そうなると、アセアン、中国、韓国と繋がって、日本だけはずされてしまった、という状況がいま生まれつつあります。

 さらに中国は、数年前からいま、「ふりん政策」を国の方針としています。フリンといっても男女の不倫ではありません。富、隣。隣の国を富ます、隣の国を豊かにする──富隣政策です。隣の国と仲良くする。中国だけ儲けたのでは相手に恨まれてしまいます。英語では「ウィン、ウィン」(win-win)というようです。どっちも勝つ、中国も儲けるけど相手も儲けるような関係を必ず作っておく、ということが基本政策です。

 つまりアメリカは、やっとソ連を倒したと思ったら、今度は中国が出てきたのですから、中国を目の敵にしているのは当然です。中国にすれば、アメリカにやられないためには、単独では対抗できませんから、周りの国と手をつなぐ、ということです。

 アメリカは修正資本主義を止めて自由競争の資本主義に戻りました。その結果大企業・大資本は野放しになりました。そのためにアジアにそっぽを向かれることになりました。アメリカにはついていけない。アメリカに勝手にされては困る。もちろんアメリカと喧嘩をしては駄目ですが、自分の国は自分の国でやれるようにしなければならない──、というふうに変わったのです。

 そして最後に、3年前から南米が変わりました。ようやく日本でも報道されるようになりましたからご存じと思います。ただ日本のマスコミはちょっとしか書きませんから、気づいておられない方もおありかと思います。南米がものすごい勢いでアメリカ離れを始めたのです。

 今まで200年、南米はアメリカの裏庭といわれていました。アメリカはやりたい放題やっていました。チリは世界一の銅の産出国ですが、このチリの銅はすべて、アナコンダというアメリカの銅会社が一手で採掘していました。だからいくら掘ってもチリは豊かにならない。アメリカのアナコンダだけが儲かるのです。

 ブラジルは世界一の鉄の産地です。これもみな掘っているのは欧米の会社で、いくら掘ってもブラジルは豊かにならない。ベネズエラは世界第五位の産油国です。これもみなアメリカの石油資本が持っていく。

 こういう国はこれまで軍事独裁政権でした。政治家は、自分の国の資源をアメリカに売り渡し、自国の国民の反発は力で抑えつけ、莫大なリベートを貰って自分たちだけベラボウな贅沢をしてきました。これがアメリカと南米のパターンだったのです。

 それが、3年ほど前から、「おかしいではないか。やっぱりベネズエラの石油はベネズエラ人のものだ。石油を掘ったら、ベネズエラが豊かにならないとおかしいではないか。いくら掘ってもアメリカだけ儲けるのはおかしい。石油をアメリカの石油会社から取り上げて、ベネズエラで掘ることにしよう。国有化しよう」というような政策を訴える大統領が、当選するようになりまし。この3年間で、南アメリカは80%が、このような自主独立派の大統領になりました。アメリカ資本に任せず、自国の経済は自分でやろうという政策を掲げた大統領が、次々と当選したのです。

 いまでは、南アメリカでアリカの言いなりというのは、多分コロンビアしかないと思います。あとは殆どみな、自分の国は自分でやりましょというふうに変わってきました。ベネズエラのウゴ・チャベスという人がそのチャンピオンです。ご存じですね、時の人です。アメリカはそのチャベスの当選を必死になって妨害したのですが、結局ダメでした。チャベスが圧倒的多数で選出されました。その彼の言い分がふるっているのです。

 「失礼にならないようにアメリカから遠ざかりましょう」というのです。いきなり遠ざかったのではゴツンとやられますから、アメリカを怒らせないように、喧嘩しないように、少しずつ「小笠原流」で遠ざかって自主独立に向かいましょうというのです。

 これがいま世界の合言葉です。「失礼にならないようにアメリカから遠ざかる。」日本もそうしなければいけない、と私は思っているのですが。絶対にやりません。

 こうやってアメリカは、ソ連や東ドイツがなくなってから、修正資本主義をやめて、いまの言葉でいえば「新自由主義」という仕組みに代わりました。日本はそれに右ならえしたのです。いま申し上げたように、このアメリカの新自由主義経済に無条件で追随しているのは、日本しかありません。あとはみな、「失礼にならないように」距離をおきました。

日本だけが無条件でついていきました。だから「ポチ」だといわれるのですネ、確かにポチと言われてもしょうがないほど、無条件でついていきます。それは恥ずかしいことですが、日本が追随していく。これが構造改革なのです。修正資本主義経済から新自由主義経済に変わるということです。簡単にいえば、弱い人の面倒を政府が見るような仕組みから、もう弱い人の面倒は見ませんという仕組みに、変わっていく──。これが構造改革です。

 だから、社会保障はどんどん悪くなる。自由競争で勝ち組と負け組がある。中には1千万ぐらいのマンション買って落ち着いているのもいる。片方には、国民健康保険料さえ払えなくて医者にも行けない。そういう人がもう全国で膨大な人数出てきている。まさに格差社会です。

 どんどんその格差が広がっています。金持ちからお金を取って弱い人の面倒を見る、というのが修正資本主義なのですが、それを止めてしまいました。野放しなのです。強い人はますます強くなり、弱いものは負けたら自己責任なんですよ。こういう仕組みにいま変わったのですね。

 それがいいか悪いか、止むを得ないのかどうかは、いろいろな立場によって考えが違うのですが、事実はそうなったのです。

 しかしヨーロッパは別の道をとっています。このように別の道もありうるというのも事実なのです。ヨーロッパのように社会保障を止めない資本主義もあり得るのです。

 日本の場合、アメリカほど徹底していませんが、流れとしては「政府はもう弱い人の面倒は見ません」、という方向に大きく動いています。


 こうして、アメリカは新自由主義経済で自国の企業を野放しにして、それを世界中に押しつけようとしたのですが、意外に抵抗が大きかった。ヨーロッパはいうことを聞かない。アジアも聞かない、南米も聞かない。これでは困るので力づくで押しつける。こういうことになるのですね。力づくで押しつける時に、最大の目標・ターゲットはもちろん中国です。やっとソ連を倒して、21世紀はアメリカが王様になれると思ったら、中国が巨大な国になってきて、アレリカの前に立ふさがっいます。このままではアメリカは王様ではいられません。中国を抑え込むことが21世紀へ向けてのアメリカの最大の長期的課題になっています。しかし戦争はできません。中国と戦争したのでは共倒れになります。唯一の道はエネルギーを抑えることです。

 ネオコンという人たちの書いた文章を読むと、非常にはっきり書いてあります。21世紀にアメリカが世界の支配権を握るには、中近東の石油を抑えなければならないというのです。中国は石油の自給ができません。どんどん石油を輸入していますが、殆どいま中近東から輸入しています。アメリカが中近東の石油を抑えれば、中国はアメリカのいうことを聞かざるをえなくなる。当然でしょうね。

 世界一の産油国サウジ・アラビアはすでにアメリカ側の国です。そこで第二の産油国であるイラクをアメリカは分捕りたいのですが、その理由がありません。そこでアメリカは「大量破壊兵器、テロ応援」という嘘をつきました。プッシュ大統領も、ついにウソであったことを認めました。

 ではなぜイラク戦争をやったのか。本当の理由はまだ公表されていません。しかしネオコンという人たちの文章を読むと、明らかに「石油を抑える。抑えてしまえば中国は言うことを聞かざるをえない」。ここに本当の理由があったことは明白です。そうだとすれば、恐ろしい話ですが、(次に)絶対にイランが狙われます。

 世界第1の産油国サウジアラビアは、昔からアメリカの同盟国です。第2位のイラクは抑えてしまいました。そしてイランは第3位の産油国です。ここを放っておいたのでは意味がないのです。中国はいくらでもイランから石油の輸入ができます。どうしてもイランまで抑えなければならないというのは、アメリカでは、いわば常識です。どんな新聞雑誌でも次はイランだということが堂々と語られています。

 ライス国務長官も3日前、「今イランに対するは軍事力行使の予定はない」と言っていました。「今は」です。イランは核開発やっているというのが理由です。たしかに妙な国ですが、しかし別に悪い国ではありません。あのあたりでは1番民主的な国です。曲がりなりにも選挙で大統領を選んでいますから。女性はみな顔を出していますし、大学へもいっています。イランは近代化した国なのです。サウジアラビアなどの国に比べたら、ずっと民主的な近代国家です。イスラム教のお妨さんが、選挙で選ばれた大統領より偉い、というのだけが変ですが、全員がイスラムですから、他国がとやかく言うことではないです。

 ですから、イランが悪魔の国というのは嘘なのです。イラクがそういわれたのも同じで、要するに悪魔の国と誤解させて、戦争しかけてもやむを得ないと思わせるための宣伝が行われているのです。

 イランはイランで、自分で自分他ちの国を近代化していけばいいのであって、核兵器持つなといっても、隣のパキスタンもインドも持っているのです。こちらのイスラエルもです。イランだけ持つなといっても、聞くわけありません。イランに持たせたくないのなら、「俺も止めるからあんたも」と言わなければなりません。「俺は持っている。お前だけ止めろ」と言ったってイランが聞くわけありません。そんな理屈が通るはずがないのです。実に馬鹿な理屈です。

本当にイラクに核開発をやめさせたいのなら、イギリスもフランスもアメリカも 「先ず自分が止める、だからお前も止めろ」と言うしかありません。お前だけ持つなと言って、聞くと思う方がどうかしています。核開発は現在の大国の論理では抑えられません。イランに言わせれば、「イラクがなぜあんなに簡単に戦争しかけられたかといえば、核兵器を持っていなかったからだ。持っていたら恐ろしくてとても戦争なんか仕掛けられない」ということになります。だからイランはいま核開発を急いでいるのです。核兵器を持たないとアメリカに攻められるから。そう思い込んでいるのです。

 そう思わせるようなことをアメリカはやってきたのですから、イランに核兵器開発を止めさせるためには、イラクから撤収して、中東の平和は中東に任せる、という姿勢を示すしかありません。自分がイラクを分捕って居座ったままで、イスラエルやパキスタンやインドの核兵器には文句をいわずイランにだけ、というのは通じない理屈です。実にゆがんだ国際常識というものが罷り通っている、と思います。

 もしアメリカがイランまで分捕ってしまえば、サウジアラビア、イラン、イラクと合わせて、世界の石油の70%ぐらいになるはずですから、中国はアメリカのいうことを聞かざるをえなくなります。だからつぎはイランだというのが、ネオコンの論理です。

 ただ問題は、イランに戦争を仕掛けるとしても単独ではできなません。兵隊がたりない。徴兵制ではなく志願兵制度ですから。いま、ありったけの兵隊さんがイラクに行っています。あれ以上いないのです。だからハリケーンが来ても出せなかったのですね。そうすると、イランに出す兵隊なんていないのです。そこで、アメリカの右翼新聞の社説など、堂々と書いています。「イラクにいるアメリカ軍でイランを乗っ取れ。カラッポになったイラクの治安維持は、日本にやらせろ」と。

 アメリカの論理から言えばそうなるのでしょう。自衛隊にイラクの治安維持をといいますが、実際は内乱状態ですから、今も毎日アメリカ兵は毎日5人位殺されています。そんなこと引き受けたら、自衛隊員何人死ぬか分かりません。第一そんなことは、憲法9条があるかぎりできないのです、絶対に。憲法があるおかげで、自衛隊はイラクにいますけれども、ピストル1発撃つことができないのです。憲法9条第2項というのがあるのです。自衛隊は戦力ではない・交戦権はないとなっていますから、不可能なのです。だから給水設備備を作るとか、学校修理とか、そういうことしか出来ません。これじゃあアメリカから見れば役に立たないのです。

 そこで、「9条2項を変えて、戦争ができる自衛隊になってくれ」というのがアメリカの強い要求なのです。みんな分かっています。言わないだけです。日本の新聞記者も知っています。しかし、「9条変えろ」がアメリカからの圧力、と書くと首になるから書かないだけです。でも誰も知っています。アメリカのに戦争に参加しなさい、という強い圧力がかかっているのです。

 ここのところをよく見極めておくことが必要です。

 アメリカと喧嘩しては駄目ですから、「失礼にならないようにアメリカから遠ざかる」のが何よりも大切です。仲良くするけれども言いなりにはならない、ということです。

 ではもう駄目なのでしょうか。そうではないと思います。それには日本の国内だけではなく、世界に目を向ける、アジアに目を向けるこちとが必要のです。ご存じのように、これからの日本は、中国と商売せずには、生きていけなくなりま。いま、大企業だけですけど、多少景気がよくなってきています。全部中国への輸出で持ち直したのです。中国マーケットがなくなったら日本経済はおしまいだ、ということは誰も分かってきています。

 お手元の資料の中の(貿易額の)丸い円グラフは、2003年のもので少し古いのですが、アメリカ20.5%、アジア全体で44.7%、つまり日本にとって一番大事な商売の相手は、アメリカではなくてアジアなのです。

 アジアと仲良くしなかったら、経済が成り立たないところへ、いま既にさしかかっているのです。左隣の棒グラフは2004年ですが、左上から右に折れ線がずうっと下がってくる。これが日本とアメリカの貿易です。点線で右へずうっと上がっていくのが中国との貿易。遂に去年(2つの折れ線が)交差し、中国との貿易の方がアメリカとの貿易額より多くなりました。しかも鋏状に交差していますから、今後この2つは開く一方になってきています。

 つまり、あと2・3年もすれば、日本は中国との商売なしには生きていけない、ということが国民の常識になるということです。いま既に、中国を含めたアジアが、日本の一番大事なお客さんなんです。仲良くしなければいけません。一番大切なお客さんの横っ面ひっぱたいたんじゃ商売は成り立ちません。

 靖国参拝などというものは、一番大事なお客さんの横面ひっぱたくと同じことなのですから、個人の信念とは別の問題です。小泉首相は総理大臣なのですから、個人の心情とは別に日本の国全体の利益を考えて行動しなければいけません。それは総理大臣の責任だと思います。その意味でアジアと仲良ぐできるような振舞いをしてもらわなければ困るのです。

 もう一つ。アメリカとの商売はこれからどんどん縮小していきます。それは、ドルというものの値打ちがどんどん下がっていくからです。これはもう避けられません。

 昔はドルは純金だったのです。1971年まで、35ドルで純金1オンスと取り換えてくれました。だからドルは紙屑ではありませんでした。本当の金だったのです。

 われわれのお札はみな紙屑です。1万円なんて新しくて随分きれいになりましたけど、綺麗にしただけちょっとお金がかかって、印刷費に1枚27円とかかかると聞きました。27円の紙がなぜ1万円なのか。これは手品みたいなものです。あれが5枚もあるとなかなか気が大きくなるのですが、本当は135円しかないのです。それが5万円になるのは、法律で決めているのです。日銀法という法律で、こういう模様のこういう紙質のこういう紙切れは1万円、と決められている。だから、あれを1万円で受け取らないと刑務所に入れられます。法律で決まっているからです。ですから日本の法律の及ぶ範囲でだけ、あれは1万円なのです。その外へ出ると27円に戻ってしまいます。

 金と取り換わらないお札というのは、簡単にいえばその国の中でしか通用しません。他の国へ行ったら、その国の紙屑と取り換えなければ通用しません。ところが、ドルだけは世界で通用しました。純金だからです。

 ところが、1971年にアメリカはドルを金と取り換える能力を失いました。ベトナム戦争という馬鹿な戦争をやって莫大な軍事費を使ったのです。背に腹は代えられなくてお札を印刷し、航空母艦を造ったりミサイル、ジェット機を作ったりしたのです。そのために、手持ちの金より沢山のお札を印刷しちゃったのです。

 その結果、アメリカは、ドルを金と取り換える能力を失ったのです。そこで、71年8月15日、ニクソン声明が出されました。「金、ドル交換停止声明」です。あの瞬間にドルも紙屑になったのです。ドルが紙屑になったということは、ドルがアメリカの国内通貨になったということです。

 ところが、問題はそれ以後なのです。世界で相変わらずドルが適用したのです。皆さんも海外旅行へ行かれる時は、大体ドルを持って行かれますね。どこの国へ行っても大丈夫なのです。金と取り換えられないお札が何故世界で適用するかは本当に不思議で、経済学者にとって最大の難問なのです。いろんな人がいろんな答を言っていますけど、あらゆる答に共通しているのは、ひとつは「アメリカの力の反映」だから、ということです。

 つまり、日本が自動車を作ってアメリカヘ売ります、ドルを貰いますネ。日本は損をしているのです。自動車という貴重なな物質がアメリカへ行って、紙屑が返ってくるのですから。物が減ってお札だけ増えると必ずバブルになります。

 バブルの犯人はそこにあるのです。日本が輸出し過ぎて貿易黒字を作り過ぎているのです。だから日本は、アメリカに自動車を売ったら、「純金で払ってください」と言わなければなりません。ところがそう言うと、ジロッと睨まれてお預けになってしまいます。日本には米軍が5万人います。「アメリカのドルを受け取らないとは、そんな失礼なこと言うなら、在日米軍クーデター起こしますよ」、これで終わりなのです。黙って受け取ってしまう。だから日本は無限に物を提供し、無限に紙屑をもらう。こうしていくら働いても日本人の生活はよくならないのです。しかもその紙屑でアメリカの国債を買っています。アメリカに物を売って、払ってもらった代金をアメリカに貸している。言ってみればツケで輸出しているようなものです、現実に。アメリカにいくら輸出しても日本は豊かにならない仕組みになつています。

 2週間前に『黒字貿易亡国論』という本が出ました。有名な格付け会社の社長さんですが、「貿易黒字を作るから日本は駄目なのだ」、ということを詳しく論じたたいへん面白い(文芸春秋社の)本です。確かにそうだと思います。だからドルは、本当は受取りたくないのです。みんな紙屑なんです。だけど受け取らないと睨まれる。アメリカの軍事力が背景にあるのです。

 その力をバックにして、紙切れのお札を世界に通用させている。例えていえば──餓鬼大将が画用紙に絵をかき1万円と書いて鋏で切り、これ1万円だからお前のファミコンよこせ、とこれを取り上げる──のと同じです。いやだと言ったらぶん殴るのです。怖いから黙って渡して紙屑もらうことになります。その紙屑で、他の人から取り上げればよいのです。「お前のバイクよこせ、よこさなかったらいいつける」。「あの人、あんたの紙屑受け取らない」、するとガキ大将が釆て、ゴツンとやってくれる──。餓鬼大将の力の及ぶ範囲ではそれが通用するのです。

露骨にいえば、ドルがいま世界に適用しているのは、そういう仕組みが一つあります。

 もう一つは、ソ連の存在です。もし紙屑だからアメリカのドルを受け取らないといったら、アメリカ経済は潰れます。アメリカが潰れたらソ連が喜ぶ。だから紙屑と分かっていても受け取ってきた。ソ連に勝たれては困るから──。

 これも確かに一理あります。ということは、ソ連がいなくなって、紙屑は紙屑だということがはっきりしてきたのです。今まではソ連がいるために、紙屑なのに金のように適用したが、今や「王様は裸だ」というのと同じで、「ドルは紙屑だ」といっても構わない時代です。

 ともかくドルが危ないのです。私が言ってもなかなか信用してもらえませんが、経済誌『エコノミスト』、一流企業のサラリーマンなら必ず読んでいる雑誌すが、これの去年9月号が中国“元”の特集でした。その真ん中へんに「プラザ合意20年」という対談がありました。その中で、榊原英資さんは「5年以内にドル暴落」と言っています。

 榊原さんは大蔵省の元高級官僚で日米為替交渉の責任者を10年やりました。円・ドル問題の最高責任者だった人です。「ミスター円」といわれていました。通貨問題に最も詳しい現場の責任者です。停年で大蔵省をやめて今は慶應大学の先生になっています。この人が「5年以内にドルが暴落する」、つまりドルが紙屑だということが明らかになる日が近いと言っているのです。

 ソ連がいる間は隠されていたのですが、いまはもう、ドルは紙屑だから受取りたくないという人たちが増えてきています。これまでは世界通貨はドルしかなかったので、受け取らなければ商売ができなかったのですが、今ではユーロという代わりが出来てしまいました。ドルでなくてユーロで取引する国が増えてきています。そしてユーロの方が下がりにくい仕組みになっています。ドルは下がるのです。

 なにしろアメリカは、永いことドルが世界通貨ということに慣れてきました。だから自動車が欲しければ日本から自動車買って、アメリカは輪転機を回せばよいのです。紙とインクがあればいいのですから。ほかの国はこんなことできません。自動車が欲しければ、一生懸命働いて何か輸出し、その代金で輸入しなければならないのです。アメリカ以外の国は全部そうやっているのです。

 輸入は輸出と一緒です。輸入するためには輸出しなければなりません。ところがアメリカだけは輸出しないで輸入ができるのです。ドルという紙切れが世界通貨ですから。極端に言えば、欲しい自動車や石油を日本やアフリカなどから買って、紙とインクで支払う。実際そうして世界の富がアメリカに集まったわけです。

 71年以降の30年間、この仕組みのために、世界中にドルが溢れ出ました。ドルがどんどん増えますから、当然値打が下がります。こうしてドル下落傾向。(資料の一番下のグラフがそうです。円が上がっていく様子、為替取引だから短期的には上下しますが、長期的には間違いなく円高。ドルがドンドン下がるのは確かです。)これがあるところまでいくと、ガクッと下がります。

 あるところまでいくと、「ドルは信用できない、下がる通貨は持っていたくない」となります。ですからドルを受け取らない、ユーロか何か、別な、下落しない通貨でなければ受け取らないということが出てくる。そうなるとドルは暴落します──。榊原氏がそういっているのです。


ドルはアメリカでしか使われなくなる。そうすると、今まで全世界で使われていたドルが、みんなアメリカに集まって来るわけですから、アジア、ヨーロッパで使われいていたドルがみな戻ってきて、簡単にいえばドルの値打が3分の1に下がることになります。

 アメリカの生活は大きく収縮します。一家で3台自動車持っていた家は1台に。1台持っていた家は止めなくればならなくなる、ということです。

 アメリカ経済の収縮。これは大変恐ろしい話なのです。世界経済が大きく収縮し、日本経済は大きな打撃を受けます。しかし避けられない動きなのです。いつのことか分からないが、そう遠くない将来にドルの信用がドンと落ちていく。結果として日本がアメリカにだけ頼っていたら、大変なことになります。


新自由主義という方向、つまりアメリカ言いなりではなく、もっと自主的な経済ができるように、せめてヨーロッパのような修正資本主義、ルールのある資本主義の仕組みにもう一度戻すこともできるでしょう。

 日本中で、飢えている人、因っている人、貧しい人が、それでも人間らしく生きていけるような、最低限の保障ができる、生きる希望が出る──。そういう社会にすることが大切なのだ、と思います。これは長期的展望です。簡単にはできません。一度、新自由主義になってしまったので、10年位かかるでしょう。国民が賢くなって、正しい要求を政府につきつけていかなければいけません。その中心になる労働運動の再建が必要です。

 結局国民が主権者なんですから、国民の願いがかなうような、そういう日本に作り替えていきたいなと、そういう道を進んでいきたいなと思います。

 鋸南町は合併を拒否なさったというので、日本でも有数な自覚的な町といえます。合併するとまず住民自治がダメになります。大きくなるということは、住民自治が駄目になることでもあります。住民が主人公になる町こそ大切。ぜひこの美しい山と海と禄のある町で、1人1人が主人公であるような地域共同体というものを、みんなが助け合える町になることを私も希望して、講演を終わらせていただきます。
http://kyonannet.awa.or.jp/mikuni/siryo/2006/kawabata-kouen060114.htm

http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/492.html#c102

[文化2] ゆとり教育を推進した三浦朱門の妻 曽野綾子がした事 _ これがクリスチャン 中川隆
103. 中川隆[-13101] koaQ7Jey 2018年6月13日 10:55:31 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15406]

既に今の日本では、貧困地域の子供は漢字も読めなくなっている


【“貧困”無間地獄の現場】(05) 2003年『千葉少女墓石撲殺事件』の舞台――不良だらけの荒れた街が老人だけの枯れた街に


「貧しい昭和がこびり付いたような街」――

『最貧困女子』(幻冬舎新書)
https://www.amazon.co.jp/%E6%9C%80%E8%B2%A7%E5%9B%B0%E5%A5%B3%E5%AD%90-%E5%B9%BB%E5%86%AC%E8%88%8E%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E9%88%B4%E6%9C%A8-%E5%A4%A7%E4%BB%8B/dp/4344983610


で貧困問題を世に問うたジャーナリストの鈴木大介氏は、最貧困女子の出身地をそんな表現で語ったことがあった。


その1つが千葉市の千城台、正確には千葉市若葉区の千城台市営住宅団地だ。
言葉は悪いが、“最貧困女子の故郷”とでも言おうか。

地図
https://www.mapion.co.jp/m2/35.62610819,140.18221072,16


千葉駅からモノレールに乗り換える。タウンライナー(千葉都市モノレール)からは、新興のニュータウンと自然豊かな公園の景色が広がる。

約25分、終点の千城台駅に到着する。この街は以前、取材で訪れていた。

2003年10月に起こった『千葉少女墓石撲殺事件』である。犯罪史に残る陰惨且つ稚拙な事件。

風俗店(抜きキャバ)で働いていた16歳の石橋裕子さんが、偽装結婚していた夫(当時22歳)に離婚を切り出したところ、夫は地元の高校生ら5人と共謀し、石橋さんを墓地に連れて行き、歯形がわからなくなるまで殴りつけ、指紋を消し去る為に灯油で焼き殺した。

主犯の夫は、偽装結婚で戸籍をロンダリングしては、消費者金融からカネを借りる詐欺行為を繰り返していた。

当時、この夫は新しい相手と偽装結婚する予定だったが、身元不明状態では離婚できないと気付いて「自分の妻」と名乗りを挙げた結果、呆気なく御用となった。

事件の当事者たちは全員、市営住宅の出身者だった。
石橋さんの働いていた風俗店も千城台にあった。

次に偽装結婚する予定だったという別の16歳の少女を取材した。
彼女もやはり、市営住宅出身者だった。

彼女に事件をコピーした記事を見せた際、「漢字、読めないから」と言われて強い衝撃を受けた。

主犯の夫と族仲間だったという不良3人にも取材したが、やはり漢字が読めず、全員が無免許と自慢げに語っていた。

「21世紀の日本で、こんなことがあり得るのか…」。それが当時の印象だった。

千城台はニュータウンとして開発が進む一方、その裏手には古びた市営住宅団地が現存していた。夜ともなれば、漢字も読めないガラの悪い連中が団地から溢れ出て来る。治安の悪さでは、千葉でも屈指の場所と言われていた。その構図に、現在も違いは無い。

モノレールの駅を降りれば静かなニュータウンの表情を見せるが、古びた脇道を1本入れば、“貧しい昭和がこびり付いた街”がいきなり目の前に現れる。

この界隈の市営住宅の多くは、1960年代半ばから後半にかけて建設されている。
半世紀以上経っているのだから古臭くて当然だが、それでも以前の取材時には活気だけはあった。しかし、今夏に訪れた時、市営住宅は妙な静けさの中にあった。違和感を覚える。明らかに、2003年とは何かが違うのだ。

最も古い木造平屋建ての市営住宅に行く。犬の世話をしていたお婆さんが言う。

「ああ、今、ここは取り壊し前でね。半分以上があっちの新しい団地に移ったよ。私かい? ほら、この子(犬)がいてねえ。犬や猫を飼う為に残っているんだよ」。

このお婆さんが説明した通り、周囲の市営住宅の多くは新規建て替えや改修の真っ最中だった。「前に住んでいた若い人の多くも出て行ったよ」と寂しそうに語る。

夜になって、漸く違和感の原因に気付いた。周囲にコンビニが全く無くなっていたのだ。

駅前界隈は小中学校が揃い、市営住宅とニュータウンの住人合わせて1万人以上が住んでいる。明らかに異常だろう。プール帰りの小学5年生ぐらいの少女にコンビニの場所を尋ねたら、「あそこにあった」と潰れた店を指差された。

そう言えば、駅前にも赤提灯1つ無く、大手チェーンの居酒屋も無かった。
何とか探したところ、市営住宅の脇にスナックが2軒あるだけだった。

その1軒のマスターが言う。「この数年かな。駅前の飲み屋も全部、無くなったんだよ。前はキャバクラや風俗店もあったんだけど」。

私が「事件の影響ですか?」と尋ねると、「若い人が夜に集まりそうな場所は、警察が厳しく取り締まったからね」と頷きながら説明する。

客の1人も、「コンビニは、ほら、トイレで子供を産んで捨てた事件あったろ? あれ以降、どんどん潰れたんだよ」。

これは2011年、地元の20歳女性が千城台のコンビニで起こした事件のことだろう。

8月、お盆前だというのに、街に屯する不良たちが公園で花火に興じる様子も無ければ、暴走族が撒き散らす騒音も聞こえてこない。

マスターは、「兎に角、そういう若者はこの街から本当に消えたんだよ」と繰り返す。昭和の貧しさがこびり付いた街は、急速に変貌しているようだった。


「違法住人の楽園だった」。
市営住宅に暮らす60代の老人客が自嘲気味にそう語る。

母子家庭と言いながら夫と暮らす。夜の店で働きながら生活保護を受け、子供の給食費を払わない親たち。

毎日、パチンコをして飲み屋で暴れる――そうした“貧者の楽園”は消え去ろうとしているのだと、このスナックの客たちは誰もが実感している。

老人客が続ける。

「今、古い市営住宅は建て替え中だろ? 新しい市営に入れるのは、俺のような高齢の年金暮らしや生活保護は大丈夫だけど、以前のように20代の働き盛りで子供がいるとか、偽装結婚しているような家は契約を更新できないからな。だから、親が子を追い出しているんだよ。『お前らがいたら新しい市営住宅に住めないから』って」。

こうして、市営住宅から不良たちや若い層は消え、老人だけの枯れた街になりつつある。

“貧しい昭和がこびり付いた街”は、市の指導の下、健全且つ理想の街へと生まれ変わるのだろう。

12年前、主犯の夫と“偽装結婚”する予定だった16歳の少女の顔を思い出す。
漢字が読めず、「東京の都心は怖いので、夢は葛西に住むこと」と言っていた彼女は今、28歳となり、どこで何をしているのだろうか。

「(殺された石橋さんと)PUFFYの曲をデュエットで、朝までカラオケしたんだよ」。
そう嬉しそうに思い出を語っていた彼女は、既に都会の片隅で最貧困化しているかもしれない。

だが、その姿が顕在化することはないだろう。

夜8時過ぎ。千城台の駅から部活動で健康そうに日焼けした、或いは塾のテキストを持った学生たちと、ネクタイを締めたサラリーマンが続々と降りて来る。そして、小奇麗なニュータウンへと消えていった。 (取材・文/西本頑司)
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千葉少女墓石撲殺事件とは、2003年(平成15年)10月1日に千葉市若葉区の墓地で発生した殺人事件である。


2003年10月1日の午前7時10分頃、千葉市若葉区の墓地駐車場で、ジョギングしていた男性が遺体を発見した。遺体は、若葉区千城台東の飲食店アルバイトだった少女(当時16歳)であった。

遺体は頭を鈍器で強く殴られて殺害された後、焼かれていた。
千葉県警は少女の夫で若葉区千城台西の運転手である男(当時22歳)を殺人の容疑で逮捕。共犯として高校3年の男子生徒(当時18歳)などを含む若葉区内の未成年の男子あわせて4人も逮捕した。


加害者と被害者の偽装結婚

被害者の少女は幼い頃は活発な少女で、中学時代はハンドボール部に所属していた。しかし部活を引退した3年の秋から性格が変わり始めた。不良グループと付き合うようになり、そこで後に自らを殺害する男に出会う。高校に進学するが、1年生の10月には自主退学し、以後はカラオケ店でアルバイトを始めた。

主犯の男は母親が再婚した義父と折り合いが悪く、家庭内で喧嘩を繰り返した。そして恐喝事件を繰り返し、高校1年の時には少年鑑別所送致にされる。18歳の時にはコンビニ強盗事件を起こして東北少年院送致となり、出所後も遊興費欲しさに窃盗事件を繰り返した。

少女はカラオケ店で働いたものの、給料面などから不満を持っており、水商売で働こうと考えていた。しかし18歳未満という年齢では働くことは不可能である。そこで男は自分との結婚を持ちかけた。結婚すれば成人として扱われるからである。ただし民法の上では成人扱いになるが、風俗営業法による規制から16歳で就職することは禁じられている。そして2人は2003年7月に婚姻届を提出し、少女はキャバクラで働き始めた。

ただし両者の間には恋愛感情は無く、2人の利害が一致したためでの偽装結婚に過ぎなかった。男は消費者金融に300万円に及ぶ多額の借金を抱えており、以前も別の女性と偽装結婚していた。女性の苗字を名乗って名前と戸籍を変更することで、消費者金融の借金を踏み倒そうとしていたのである。

しかし男は少女に結婚した見返りとして上納金を要求する。少女は初めこれに応じたが、次第に金銭トラブルを引き起こすようになり、遂に少女は偽装結婚を警察に通報すると言い出す。男は以前に起こした詐欺の事件で執行猶予中であった。

これが通報されれば猶予を取り消される可能性もあり、口封じを決意し、仲間の未成年4人を「自分たちの起こした窃盗事件を少女が警察に通報しようとしている」と騙すことで犯行に加わらせ、2003年10月1日午前3時過ぎに駐車場内でハンマーで少女を順番に殴りまわしたうえ、重さ70キロもある墓石用の石材を少女の顔に何度もたたきつけて殺害した。

そして少女の遺体にオイルを10数本もかけて火をつけて逃走したのである。
後に少女を発見した男性の証言では、発見したときには少女の遺体の上半身が炭化しており、まだ火もついているという状態だったという。


逮捕と裁判

事件発覚後、男は自ら警察に情報を提供して自分に疑いがかけられないようにした。またマスコミのインタビューにも悲痛な発言をすることで被害者を装っていた。

しかし警察は男と少女の偽装結婚をつかみ、さらに近所のスーパーやコンビニで大量にライターオイルを購入または万引きする男と少年らの防犯カメラの映像を入手して、男と少年らを逮捕する。男は最初容疑を否認していたが、少年4人が犯行を自供したため、遂に男も犯行を認めた。

2005年2月23日、千葉地裁で判決公判が開かれ、「暴行は想像を絶する残虐さ」、「自己中心的で幼稚極まりなく、動機に酌むべき点は無い」、「確定的殺意に基づく極めて残虐な犯行で、矯正は不可能」として、求刑通り無期懲役となる。4月19日に控訴を取り下げて刑は確定した。

また、未成年の少年らも、殺害と遺体損壊に加わった3人を5年から10年の不定期刑に、遺体損壊に加わらなかった1人を3年半から7年の不定期刑に処して確定した。こちらも「残虐な犯行」、「遺体損壊に対する悔悟の念が感じられない」とされた。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%83%E8%91%89%E5%B0%91%E5%A5%B3%E5%A2%93%E7%9F%B3%E6%92%B2%E6%AE%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6


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格差の次には「何がくるのか」を日本人は理解しているか?

現代社会では、経済格差がどんどん広がっている。最初は少しの差であった格差は、やがては1000倍も2000倍も、いや1万倍も2万倍も開いて、もはや貧困層がどうあがこうが克服できないものとなる。

そして、この極度なまでの経済格差が定着すると、その後に何が来るのか理解しているだろうか。

それは、もちろん「階級」である。

世界の多くの国では、ひとつの国家が見えない層(レイヤー)で区分けされている。経済格差の層である。この経済格差の上と下とでは生活も文化も考え方も違う。場合によっては話す言葉までもが違ってくる。

メキシコでも、ブラジルでも、アメリカでも、イギリスでも、安全な地域と危険な地域は明確に分離して存在している。

分かりやすく言えば、金持ちたちが集う地域は安全だ。そして貧困層が集う地域は治安が悪い。だから金持ちは貧困層がいる地区には決して足を踏み入れないし、逆に貧困層が金持ち地区に行っても警備員や警察に追い出される。

それが定着すると、世界中どこでも貧困層と富裕層は自然に、明確に、完全に分離し、長い年月を経て同じ民族でも違う文化や生活になってしまうのだ。


何もかもが分離し、お互いに接点が極端になくなる

一億総中流の意識がまだ多少でも残っている日本人から見ると、これは階級、身分、差別があるという認識になる。その通りだ。凄まじい経済格差が定着すると、自然に「階級」が生まれて上と下で分離するのだ。

今の日本はそうではない。確かに経済格差は広がっているが、まだ極端ではない。だから、たとえば金持ちが住む地域の住民がそうでない地区に行かないということはないし、その逆もまた然りだ。

しかし、問題はこれからだ。日本は、今のような平等社会を維持できるのだろうか。経済格差が広がるだけ広がって、それが社会に定着してしまった場合、日本もまた「階級社会」になってもおかしくない。

グローバル化は確実に「格差のある社会」を作り出す。それは間違いない。時間の問題なのだ。だから、将来の日本は今までと違う世界になる可能性がある。

日本人も富裕層と貧困層で分離する。

富裕層と貧困層で分離するというのは、住むところも、通う学校も、付き合う人間も、行きつけの店も、持ち物も、食べる物も、やがては話し方も、すべてが違っていくということだ。

何もかもが分離し、お互いに接点が極端になくなっていく。

教育で言うと、貧困層は親の資金面から安い学校にしか通えなくなり、ここで富裕層と貧困層の子供たちが分離される。富裕層の子供たちは質の良い教育を行う私学に通い、教育に理解のある親と熟練した教師に守られて学力を伸ばす。

一方で貧困層の子供たちは親の理解もなく、給料が安くてやる気のない教師の教育を受けて、教育の質が落ちて学力も低下していくことになる。塾にも通う経済的余裕もない。

公立校ではどんなにやる気のない生徒、問題生徒、非行生徒がいても学校から放逐できないので、しばしば学級崩壊も起きて授業がストップしたりする。

だから、富裕層の子供たちが学力を上げる環境の中で貧困層の子供たちは学力を落とし、名門校にはなかなか入れない構造的な問題が発生する。

気が付けば、学歴で大きなハンディが生まれていく。


富裕層の子供たちが学力を上げる環境の中で貧困層の子供たちは学力を落とし、名門校にはなかなか入れない構造的な問題が発生する。気が付けば、学歴で大きなハンディが生まれていく。


格差を生み出すことになるのは目に見えている

さらに地域で見ると、ある地域に貧困層が多くなっていくと、地価が下がってますます貧困層が流れ込んでいく。そうすると、不動産価格の下落や環境の悪化を嫌って、富裕層が少しずつ、しかし確実に抜けていく。

そうすると、ますます貧困層がその地区を埋め尽くすようになっていく。一方で、富裕層が集まるところは地価が上がって貧困層が住めなくなる。これで人々が分離される。

職業で言うと、富裕層の子弟が卒業する大学卒の勤める職種と、貧困層の勤める職種も違っていく。入れる企業も違い、同じ企業でもエリートクラスと労働者クラスに分かれてこのふたつは交差しなくなる。

この格差は、一度下に落ちると、容易に這い上がれない地獄の格差になっていく。

日本はいずれ、遅かれ早かれそのような社会になる。これについては、多くの社会学者、経済学者、政治家たちが警鐘を鳴らし、危険を訴えている。

誰のせいでこんなことになったのか。全世界がこのようになっているのだとすれば、誰のせいでもなく、現在の社会構造が生み出しているというのが分かるはずだ。

弱肉強食の資本主義が、このような社会現象をどんどん増長させて止まらないのである。強いて言えば、グローバル化を無批判に取り入れた政治家や大企業が悪いということになる。

しかし、日本を鎖国化したら大丈夫なのかというと、それはそれで日本全体が孤立化して北朝鮮のように困窮するだけだ。取り入れても拒絶しても問題が発生するのである。

日本はもうとっくの前にグローバル化を完全に受け入れた。これからも、どんどん受け入れていくことになる。それがさらなる格差を生み出すことになるのは、目に見えている。

もはや、格差が日本国民を分離してしまうのは避けられない事態だ。私たちはどちらかに分けられてしまう。1%の金持ちか、それとも99%の貧困層か。

そして、「階級」の上か下か……。


もはや、格差が日本国民を分離してしまうのは避けられない事態だ。私たちはどちらかに分けられてしまう。1%の金持ちか、それとも99%の貧困層か。そして、「階級」の上か下か……。


日本社会はこれから階級で分離していくことになる

問題は、貧困層に落ちた人は、もはやその子供もまた貧困層になってしまうことだ。個人の努力云々の話ではない。子供たちはスタート時点から極端な差を付けられており、貧困から抜け出せない。

日本がそんな社会になることは、高齢層よりも若年層の方が切実に感じ取れるかもしれない。

日本は若者の自殺が多い国だが、それは就職活動を行っている段階から、多くの企業に断られ続け、自分たちが社会から必要とされていないことを悟ってしまうからでもある。

就職できても生活していくことができないほどの給料だったり、不安定な身分だったりすることも多い。それで必死で働いても、身体を壊して使い捨てされる。

彼らの多くは、自分たちが貧困に生きるしかない現実を突きつけられている。当然、無理して結婚して子供を作っても、子供が貧困で暮らすことになることくらいは容易に想像がつく。

だから、結婚して子供を作るということすらも逡巡する社会と化している。

日本は超少子高齢化となっており、減り続ける子供と増え続ける高齢者のアンバランスで国家の社会保障費に問題が生じているのだ。

これから日本は、過酷な増税、削られる医療費、延長される年金受給年齢などがすべて同時並行で起きて、国民は痩せ細っていく。

国家はない袖を振れない。企業も終身雇用を捨てた。そのため、ごく普通の人が、年々転がり落ちるように貧困化する。

周辺国との軋轢、憎悪の連鎖、グローバル化の加速、格差の定着、若者の貧困化、超少子高齢化……。すべては、弱肉強食の資本主義が生み出したものであり根は一緒なのだ。

これらの問題が最後まで暴走していく中で、日本でも経済格差が「階級」を生み出して、上と下とではまったく違う文化の中で生きることになる。

格差で騒いでいる段階は終わった。次は階級社会に突き進んでいくのを、日本人は理解しておくべきだ。日本社会は階級で分離していくことになる。


日本でも経済格差が「階級」を生み出して、上と下とではまったく違う文化の中で生きることになる。格差で騒いでいる段階は終わった。次は階級社会に突き進んでいくのを、日本人は理解しておくべきだ。
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20170831T0331260900.html




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国の中の90%以上の女性が文字をまったく読めないとしたら?

ひとり当たりの年間所得が最も少ない国をIMFの2016年のデータから拾い上げると南スーダン、マラウイ、ブルンジ、中央アフリカ、マダガスカル、モザンビーク、ニジェール、ガンビア、リベリア、コンゴ……と続く。

ここで上げた国は、人が貧しいというよりも国そのものが極貧にあって、経済発展はなかなか厳しいものがある。

もうほとんど報道されなくなっているのだが、南スーダンでは国土の6割が戦乱地区と化しており、中央アフリカでもコンゴでも大量虐殺が続いている。

アジアでも、アフガニスタンやネパールは非常に貧しい地区であり、EU(欧州連合)には、アフガニスタン難民も大量に入り込んでいるのはあまり知られていない。

政府が脆弱な国は、貧困が蔓延している。戦争が吹き荒れる国もまた貧困が吹き荒れる。

その結果、多くの人たちから教育の機会が奪われる。

生きるか死ぬかの瀬戸際で、人々が安全な地区を目指してさまよい歩いているような地区で、あるいは教育を与える必要がないという声が支持される地区では、意図的に教育の機会が踏みにじられるのだ。

中でも、女性の教育が犠牲になることが多い。


人材を作るには、教育に力を入れる必要がある

途上国では、誰がリーダーになっても、経済を立て直し、貧困を撲滅するのは非常に難しい仕事になる。

途上国のあらゆる問題は貧困から来ている。そして、その貧困のあらゆる原因は、インフラや汚職や内戦や先進国の収奪から生まれている。

豊かな国だったとしても、一度、国が衰退してしまうと立て直すのが難しいのは、歴史を見ると分かる。

日本は第二次世界大戦の敗戦で、国は焼け野原になってほぼ壊滅したも同然だったが、そこから奇跡的な復興を遂げて現在がある。

しかし、こういった奇跡は「例外中の例外」だ。普通は、国が壊滅すれば、その後は何十年も立ち直れないのである。

国が回復するには、経済が回らなければならない。経済が回るためには人材や資源が必要になる。資源があるかどうかは、その国の運次第だ。資源がないのであれば、人材を強化するしかない。

人材を作るには、教育に力を入れる必要がある。

ところが貧困国は、底なしの貧困ゆえに教育制度が破綻していることが多い。それならば、教育に金をかければいいという話になるのだが、ここにひとつ問題が発生する。

教育の成果を見るには、長い時間がかかるということだ。

1年や2年ではない。10年も20年もかかるのだ。だとすれば、任期が数年の政治家が教育に力を入れ続けるのは、相当な意思と覚悟が必要になる。

どこの国でも、教育の大切さを自覚する政治家は少ない。

教育はいつも置き去りにされる。「女性に教育は必要ない」と決めつけるアフガニスタンのような国もある。

アフガニスタンはわざわざ作られた女子学校を、イスラム原理主義のタリバンが叩き壊して回っている。

このタリバンのイスラム主義はパキスタンにも広がっているのだが、だからパキスタンの地方都市でも女子学校の破壊やテロが起きたりしている。

さらにこのような動きはナイジェリアでも広がり、テロ集団ボコ・ハラムが女子学生を大量拉致してイスラム原理主義に洗脳したり、自爆テロに使ったりするようにもなった。

そこまでして教育を奪おうとしている国もあるのだ。


アフガニスタンはわざわざ作られた女子学校を、イスラム原理主義のタリバンが叩き壊して回っている。このタリバンのイスラム主義はパキスタンにも広がっているのだが、だからパキスタンの地方都市でも女子学校の破壊やテロが起きたりしている。


90%以上の女性がまったく文字を読めない国もある

教育の機会が奪われたら国はいつまで経っても立ち行かない。これは、多くの途上国が共通して抱えている問題である。

教育がしっかりしていれば、その国は立ち直る余地はある。あるいは、すべてを失っても成長する余地がある。

どんなに国が傾き、経済破綻し、暴力・麻薬・売春が吹き荒れ、汚職が蔓延していたとしても、教育がしっかりしていれば嵐の中で芽が育つ。

逆に、教育自体がおざなりになっていたり、荒廃していたり、教育行政が破綻していたりすると、成長している国であっても、次世代の衰退は間違いない。

何を差し置いても教育に力を入れる風土があれば、その国は助かる。そうでないのであれば、その国の政治家が一時的に何かをやっても、結局は貧困に戻っていく。

教育は軽く見てはいけない問題だ。なぜ貧困層がそこから抜け出せないのか。

それは教育を受けていないからだ。

教育を受けても成功するとは限らない。しかし、教育を受けていなければ、スタート地点にすら立つことができない。

先進国にいると、文字が読めて、計算ができるというのは当たり前のように思えるかもしれない。しかし、それは当たり前のことではない。教育の成果だ。

日本の識字率は99%なので、国民のほぼすべてが文字が読める状態である。だから、文字が読めない人がいるというのが信じられないかもしれない。しかし、途上国では想像以上に文字が読めない人が多い。

たとえば、教育を奪われているアフガニスタンでは、女性の識字率は17.6%であると言われている。これを逆に言えば、女性の82.4%が文字が読めないということだ。自分の名前を読むことも書くこともできない。

国民の85%がイスラム教であるギニアでも女性の教育がほとんど為されておらず、女性の87.8%が文字を読めない。やはりイスラム教が圧倒的大多数を占めるニジェールに至っては、女性の91.1%が文字を読めない。

国の半分を占める女性が無教育なのであれば、国の半分は知的能力を必要とする現代社会で落ちこぼれるということだ。これでは国の再建や発展どころではない。


幼少の頃にきちんと教育を受けていれば……

インドでもカンボジアでもバングラデシュでもインドネシアでも、文字が読めない人たちは想像以上に多い。

私が知り合ったインド・コルカタの物乞いの女性たち、あるいはコルカタの売春地帯にいた女性たちも文字が読めなかった。

(書籍『絶対貧困の光景』インドの取り残された女性たち)
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20140610T1741180900.html


彼女たちは知的能力が劣っていたわけではない。現に、彼女たちはヒンディー語を話す以外に、英語もきちんと話して欧米人と会話もできる。

文字は書けないのだが、ストリートで覚えた英語を駆使して欧米人と渡り合っている。もし、彼女たちが幼少の頃にきちんと教育を受けていれば、何十年も物乞いで生活していなかったかもしれない。

彼女たちに欠けていたのは教育だということが分かる。教育の機会がなかったのだ。

教育を受けると、物事を判断したり、分析したり、専門を極めていくことが可能になる。それもまた、貧困から抜け出すのに重要な要素である。

教育と言っても大学で学ぶような高度な専門知識の話をしているわけではない。読み書きソロバンの基礎的な教育の話をしている。それすら受けられないと、何もできない。

何しろ、名前も書けず、計算もできないのだ。そうなると、仕事は単純労働でしかない。単純労働の賃金は、どこでも最低賃金そのものだ。

最低賃金で生きていても、貧困から抜け出すことはできないのだ。字が読めないし書けないのだから、できる仕事は限られてしまう。賃金をごまかされても、計算ができないから抗議すらもできない。

また、世の中の仕組みはすべてドキュメント(書類)によって記されている。契約書も、賃金明細書も、請求書も、何もかも書類に記されて、そこには文字が書かれている。

それらの書類が読めず、意味も分からなければ、自分の置かれている立場すらも分からないままだ。やはり抑圧されたままの人生を送るしかなくなる。

国はどれだけ多くの国民に教育を受けさせることができるか。自分や子供たちは教育に接することができるか。そして、教育はどれだけ適切で実用的か……。

それが、貧困撲滅の鍵を握っている。しかし、多くの国でそれが理解されない。その結果、貧困が永遠に続いていくことになる。


教育を受けても成功するとは限らない。しかし、教育を受けていなければ、スタート地点にすら立つことができない。教育がきちんと続かなければ、彼女には将来がない。
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20170829T0223580900.html


http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/492.html#c103

[文化2] ゆとり教育を推進した三浦朱門の妻 曽野綾子がした事 _ これがクリスチャン 中川隆
104. 中川隆[-13112] koaQ7Jey 2018年6月13日 11:18:07 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15418]

学歴重視の社会はグローバル化でより強化されて極端化する


2018年1月22日。国際NGOオックスファムは「世界人口の1%にあたる富裕層が1年間に生み出された富の82%を独占した一方、所得の低い人口の約半分は財産が増えなかった」という報告を出している。

相も変わらず、格差は広がり続けている。

この弱肉強食の資本主義では、貧しい家庭に生まれるか、豊かな家庭に生まれるか。貧困国で生まれるか、先進国で生まれるか。それだけで人生はまったく違ってしまう。

先進国の富裕層の家庭で生まれれば、経済的な苦労はしない。親の資力や人脈をフルに使って、親と同様に豊かで実りある人生を築き上げることができる確率が高い。

しかし、その逆も然りである。貧困層に生まれれば、親と同様に、貧困の中で喘ぎ、這い上がりたくても這い上がれないことが多い。

これを「貧困の悪循環」というが、国の貧困、親の貧困は、子供にも引き継がれやすい。

もちろん、最初は貧困状態であっても、一生懸命努力し、アイデアと、実行力と、不屈の精神で金持ちに成り上がっていく人も、世の中にはたまにいる。

そういった人の人生は、多くの貧困層を力づけ、大きなモチベーションの元になる。アメリカ人は特にそういった「成り上がり」の物語が大好きだ。


子の世代が親の世代と同じ階層にとどまる確率

アメリカ人の持つ人生観は、最初は何もなくても、そこから自分の才能や努力でポジティブに成功をつかみ取っていくという「アメリカン・ドリーム」で成り立っている。

しかし、このアメリカン・ドリームは、どんどん難しくなっているのだと経済学者は指摘するようになっている。

ウィートン大学の経済学者であるジェイソン・ロング氏もそのような主張をする人のひとりである。

アメリカは、貧困世帯の子供たちが中流層や富裕層に移動する割合が高いと思われているが、実際に「世代間所得弾力性」を数値化してみると、子の世代が親の世代と同じ階層にとどまる確率の方が高かった。

つまり、親が貧困であれば子供もまた貧困で終わる。

もう、アメリカはチャンスの国ではなくなっている。親が貧困層でも、子供が中流になる確率は、現代ではむしろ、中国、インド、南米諸国のような新興国の方が高いというのが、ジェイソン・ロング氏の分析だった。

「米国人は今でも自分たちは移動性が極めて高いと信じているが、それは真実ではない」

ここで発言されている「移動性」というのは、貧困層から中流以上に「移動」する世代間移動を指している。主要先進国の中では、イギリスが最も世代間移動が低い。

すなわち、イギリスでは、貧困層の子供は中流に成り上がるのはとても難しい。イタリアもまた、そのような硬直した社会である。

アメリカン・ドリームという言葉によって希望に満ち溢れていたはずのアメリカもまた、現代では貧困の固定化が進んでいて、成り上がれない社会になりつつある。

資本主義がグローバル化すればするほど、そして企業の合理化と効率化が進めば進むほど、その傾向が高まっていく。


学歴社会がアメリカン・ドリームを難しいものに

ここで注意しなければならないのは、資本主義そのものは別に階級を固定化させているわけではないので、今でもアメリカン・ドリームを実現する人たちは存在するということだ。

貧困層が中流に成り上がっていく物語は、今も消えていない。

しかし、かつては努力と根性で何とかなったアメリカン・ドリームは、もうそれだけではどうにもならないほど難しいものになっているのが現状なのだ。

これには、多くの理由がある。

その理由のひとつとして経済学者の誰もが指摘するのは、アメリカが明確な学歴社会と化して、学歴のない人間は「良い仕事」を見つけるのは絶望的に難しくなっていることが挙げられる。

良い仕事に就くためには、良い大学に行く必要がある。とにかく大学を卒業するのが必須だ。しかし、その大学に行くためには莫大な費用がかかる。

アメリカの有名大学では、だいたい年間600万円以上かかるので、4年間通えば2400万円以上も必要になる。これだけの金を出せる家庭は中流階級でもなかなかいない。奨学金制度もあるが、誰もがもらえるわけではない。

そこで学生ローンを利用して大学に通うことになるのだが、貧困家庭では、そもそもその学生ローンですら組めない。

かくして貧困層は大学から閉め出され、良い仕事から閉め出され、努力と根性で何とかなったアメリカン・ドリームは遠くに消え去ってしまった。

ちなみに、中流階級でも、無理して学生ローンを組んで大学を卒業しても、たまたま不景気でまともな仕事が見つからないと、借金を抱えたまま首が絞まって「成り上がる」どころか、貧困層に堕ちていく確率が高まる。

アメリカではアメリカン・ドリームを実現する人たちよりも、貧困層に堕ちる人たちの方が増えている。


どこの国でも、アメリカと同じ傾向が進んでいる

実は、グローバル化した社会では、アメリカだけではなく、どこの国でも同じ傾向が進んでいる。人々は国境を越えてビジネスを行い、外国企業に就職し、異国で生活するのが当たり前になっている。

多国籍企業は、その人材の良し悪しはまずは学歴を見る。有名大学、ブランド大学の卒業であれば優秀であると、だいたい学歴を見れば判断できる。

だから、世界的に学歴社会がこれから進んでいき、それが標準になっていく。

この傾向が進めば、経済的な理由や、家庭環境によって学歴が持てなかった人間は、どんどんドリーム(成り上がり)から排除されていくことになる。

「貧しい者は、貧しいまま終わる」という身分の固定化が進み、それが格差となり、長い格差の時代は階級(クラス)の固定化につながって「身分制度」同様になっていく。

(1)資金力の欠如で大学に行けない。
(2)好待遇・高賃金の仕事に就けない。
(3)低賃金の仕事を余儀なくされる。
(3)結果として貧困に落ちる。
(5)貧困に落ちたらそれが固定化される。

社会はより高度に複雑化していく。そのため、今までも珍しくなかったこのような格差は、グローバル化した社会でより強化され、徹底され、先鋭化し、極端化する。

日本でもそうだ。資金力の欠如で大学に通えず、低賃金の仕事から抜けられず、貧困層のまま推移し、貧困の固定化が身分制度のようになりつつある。

好待遇・高賃金の仕事に就けた者はその資金を投資に投じてますます資産を膨らませ、一方で貧困層は資産を増やす元手すらも貯まらない。

かくして、「世界人口の1%にあたる富裕層が1年間に生み出された富の82%を独占した一方、所得の低い人口の約半分は財産が増えなかった」という社会が出現したのだ。

私たちは、いつの間にかその中で生きていることに気付かなければならない。

良い仕事に就くためには、良い大学に行く必要がある。良し悪しに限らず、とにかく大学を卒業するのが必須だ。しかし、その大学に行くためには莫大な費用がかかる。
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2018/01/20180126T1725560900.html

http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/492.html#c104

[文化2] ゆとり教育を推進した三浦朱門の妻 曽野綾子がした事 _ これがクリスチャン 中川隆
105. 中川隆[-13117] koaQ7Jey 2018年6月13日 11:42:52 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15424]

学校は「労働者養成所」なので、資本主義の秘密は教えない

グラフィック・デザイナーと建設作業員の共通点は何か。プログラマーと通信販売受付スタッフの共通点は何か。玩具店店員と図書館司書の共通点は何か。生命保険外交員と国税専門官の共通点は何か。

資本主義社会の中で言うと、これらはすべて「労働者」であるということだ。

労働者と言えば、溶接工や土木作業員や金型工のような仕事に就いている人だけを指すような感覚を持っている人がいるかもしれないが、それは大間違いだ。

サラリーマンは言うに及ばず、プログラマーも、ネイリストも、ウェブデザイナーも、アニメーターも、メイクアップアーティストも、インテリア・コーディネーターも、みんな資本主義の中では「労働者」である。カタカナの仕事に就いたら労働者ではなくなるわけではない。

仮に機械組立工の仕事をしている人が、明日からネットワーク・エンジニアになったとしても資本主義から見ると、労働者が違う仕事の労働者になったというだけで何も変わっていない。

中華料理のウエイトレスがフライトアテンダントになっても、労働者が仕事を変えたというだけで、依然として労働者のままである。


資本主義の正体とは、ひとことで言うと何か?

労働者とは何者かというと、「他人に雇われて働く者」という意味である。他人に雇われているという状況が変わらない限り、どんな仕事に就いたとしても、それは労働者というカテゴリーで一括りにできる。

労働者は「会社」に雇われていると考えるのだが、その「会社」には所有者がいる。その所有者のことを「資本家」という。

だから正確に言えば労働者は「会社に雇われている」のではなく、「資本家に雇われている」と認識しなければならない。

会社を所有している資本家が、会社という組織を通して労働者を雇って働かせているというのが資本主義の姿である。

ほとんどの労働者は労働者としての人生をまっとうするので、なぜ資本家が労働者を雇うのか、あまりよく考えない。なぜ資本家は大勢を雇って「賃金」という名の金を労働者にばらまいているのか。

それは労働者が生み出す労働の対価よりも賃金を安く抑えて、残りを資本家が手に入れることができるからである。

たとえば、非常に有能なサラリーマンが1億円の仕事を取ってきても、年収は1000万円だったりすることも珍しくない。残りの9000万円はどこにいったのか。会社が持っていった。つまり、その会社の所有者である資本家が持っていった。

経費等を抜きにして考えると、この場合は労働者の仕事の対価は10%が労働者に、90%が資本家にいったということになる。カール・マルクスはこの現象を「搾取」と呼んだ。

資本家が労働者を雇う理由がここにある。労働の対価を搾取できるから資本家は労働者を雇うのだ。逆に言えば搾取できないのであれば資本家は労働者を雇わない。

労働者が常に生きていくギリギリの給料しかもらえず、資本家がどんどん金持ちになっていくのは、今も昔も搾取の構造が依然として残っているからに他ならない。

「資本主義の正体」を難しく考える必要はない。資本家と労働者と搾取の3つを覚えておけば、その本質を正確につかめたことになる。他のことは枝葉末節だ。
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2017/04/20170430T1444200900.html

ワーキングプアは這い上がれない理由は「これ」がないから


国税庁の「民間給与実態統計調査」では、2015年の平均年収は約420万円なのだが、4人に1人は年収200万円以下という憂慮すべき結果になっている。

その中で非正規雇用に限って言うと、男性約226万円、女性約147万円で、平均年収の半分以下となる。正規の仕事を捜しても見つからないと非正規雇用で妥協するしかないが、そうなると凄まじく厳しい生活が待っている。

こうした層を「ワーキングプア」と呼ぶのだが、働いても働いても豊かになれないワーキングプアは今後も減ることは決してない。

なぜなら多くの企業は無駄にコストがかかる正社員を絞るようになり、非正規雇用を増やして労働者を「使い捨て」するようになっているからだ。

「使い捨て」というのは、月単位、あるいは週単位、日単位で働く人との契約をいったんリセットするということだ。

必要であれば次も雇うし、必要なければそのまま切り捨てるということを意味する。企業はそうすることによってコストを微調整することができるようになる。


長い人生を生き延びるために押さえるべきポイント

IT化によって企業はコストが秒単位で読めるようになり、それによって雇用の調整もできるようになった。だから、労働者は月単位で増やすか減らすかを決められる。

そうなると、雇用が安定しない労働者はいったん不況が来れば雇ってもらえない状況が続き、安い給料でも甘んじて受け入れるしかなくなる。それがワーキングプアを生み出す。

ワーキングプアの最大の問題点は、その月の仕事はその日や長くても月末に精算されて、その時点で評価も成果も消えてしまうことだ。つまり、仕事において評価も信用も成果も「積み上げる」ことができない。だから昇級もない。

人生は短く、やり直しがきかないので、「積み上げる」ことができるかどうかは意外に生きる上での重要なポイントになる。

何にしろ、毎月毎月ゼロからのスタートを強いられるよりも、過去の生き方や仕事が、きちんと現在に評価や信用に「積み上げられる」方が有利に決まっている。

(1)生き方が首尾一貫していること。
(2)経験や仕事が「積み上げられる」こと。

ワーキングプアはそれができないことに問題点がある。仮に自分がこの仕事で生きたいと思っても契約が頻繁にリセットされるので、信用も成果も「積み上げ」ができない。だから生き方に首尾一貫性を持つことさえもできない。

非正規雇用では自分の意志に反して、まったく違う職種に回されることも珍しくない。そうなると仕事もゼロから覚えなければならない。

そして仕事を何とか覚えた頃にはまた契約が切れて、他の現場に回される。さらに積み上げても意味がないような単純労働的な仕事ばかりを強いられることも多い。

つまり、仕事に関しては永遠に初心者であることを強いられて、這い上がれない仕組みにハマる。こんな状況をどんなに長く続けても追い詰められるだけだ。

生き方に軸を持てず、経験や仕事を積み上げできないというのは本人にとっても社会にとっても不幸なことである。


無駄がなくなれば、生きやすくなるのは当然のこと

別に首尾一貫していなくても、積み上げる仕事がなくても、生きていけることは生きていける。現に、行き当たりばったりで生きている人もたくさんいる。

若いうちは試行錯誤も必要で、いろんなことを試すのも重要だ。しかし早くから自分の適性や才能を見極めて、一貫した方向性があれば試行錯誤が短くて済む。

自分の人生の目的が定まり、一貫した方向性があれば、自然とやっていることに無駄がなくなるのだから、生きやすくなるのは当然のことだ。

人生の早いうちから一貫した方向性が決まれば幸運だ。なぜなら、やることがすべて「積み上がる」からである。

この「積み上がる」というのが馬鹿にならない。

たとえば、あるときは建設現場のとび職をやって、あるときは工場の単純作業をやって、あるときはトラックの運転手をやって、あるときは飛び込みの営業マンをやっている人がいるとする。非正規雇用では珍しくない経歴だ。

この人の経歴は多彩かもしれない。しかし、そこに一貫性も方向性もないので、何かをやるたびに新しい現場でゼロからのスタートになる。

前職の経験で得たものがあるかもしれないが、あまりにも関連性がないので経験が無駄になる可能性の方が高い。つまり、「積み上がり」がない。

この人とは別に、ある人はプログラマーをやって、あるときはシステムエンジニアをやって、あるときはサーバー管理をやって、あるときはIT専門の講師をやっていたとする。

この人も違う職業を渡り歩いているのかもしれないが、そこには一貫してIT系という筋が通っている。

この人の仕事の経験はすべて現在に活かすことができているはずだと推測できる。人生に方向性があるので経験が無駄にならない可能性が高い。つまり「積み上がり」がある。

方向性が一貫していれば、このように経験を積み上げることが可能となる。経験が積み上がり、業界を俯瞰することができるようになり、技能が洗練される。

それによって、当然のことながら評価も上がり、信用も付く。一貫した方向性があれば、過去を現在に「積み上げる」ことができるようになる。


成功している人は「積み上がる仕事」をしている人

意識的にも無意識にも職種と生き方に軸がある人は「積み上がる仕事」をしている。こうした人は、行き当たりばったりで生きている人よりも、はるかに成功する確率が高い。

「積み上がる仕事」というのは、過去にやった仕事に対して、その時に生み出した技能・製品・サービス・土台・信頼が、現在の自分に利益をもたらすものを言う。

成功している不動産投資家は、過去に買った不動産で収益を得て、さらにその収益で別の不動産を買ってそこでも収益を得るというシステムを作り上げている。つまり、「積み上がる仕事」をしている。

成功している株式投資家も、過去に買った株式でキャピタルゲインもインカムゲインも得て、さらにインカムゲインで新しい株式を買って資産を膨らませる。やはり、「積み上がる仕事」をしている。

成功している事業家は、過去に作った製品で収益を得ながら、新しい製品を生み出して、そこでもまた収益を得る。これも、「積み上がる仕事」である。

彼らは、ワーキングプアのように時間と労働力を切り売りして終わりではない。「積み上げ」がきちんとしている。その「積み上げる仕事」が経験や信用を生み、結果的に経済的な余剰や内部留保をどんどん増やしていけるようになる。

逆に言えば、「積み上げる仕事」ができないと、余剰や内部留保を増やすことはできない。ここが、弱肉強食の人生を生き延びることができるかどうかの分かれ目になる。

(1)首尾一貫していること。
(2)経験や仕事が「積み上げられる」こと。

ワーキングプアは這い上がれない理由は「この2点」がないからでもある。現代社会は効率的だ。今の「邪悪な世界」は、安い労働力を永遠に確保するために、わざとそうしている可能性もある。

だから、この2点がきちんと自分の人生や仕事に織り込まれているかどうか、充分に考える必要がある。それも早急にだ。積み上げられないことに時間をかけていると、いずれ時間切れを宣告される。あなたは、大丈夫だろうか?

「働けど働けど我が暮らし楽にならざり。じっと手を見る」。「積み上げる仕事」がきちんとできているかどうかは重要なポイントだ。
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2017/05/20170501T1650490900.html

http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/492.html#c105

[文化2] ゆとり教育を推進した三浦朱門の妻 曽野綾子がした事 _ これがクリスチャン 中川隆
106. 中川隆[-13116] koaQ7Jey 2018年6月13日 11:49:29 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15424]

日本の学校は、考えない人間を5つの方法で生み出している


多くの日本人は勘違いしているのだが、物を覚えるというのと、考えることができるというのは別のものだ。

・覚える。
・考える。

この2つは似ているようで、まったく違う。覚えるというのは、世の中の原理原則を覚え、歴史を覚え、仕組みなどを記憶するというものだ。

しかし、「覚える」というのは単なる基本であり、本来はそこからさらに飛躍しなければならない。それが「考える」というものだ。

学校が物を覚えさせる場所であるというのは誰でも知っている。しかし、考えさせているのだろうか。

日本の教育は、構造的に「覚えさせても、考えさせない」という教育になっている。覚えさせても、考えさせないのである。「考える」という部分を軽視している。

なぜか。それは、学校が何のためにあるのかを考えれば理解できるかもしれない。学校とは、社会で通用する人間を作り出すところだからだ。日本で「社会に通用する」というのは、サラリーマンになれるということでもある。


教育とは子供を規格化するという側面がある

学校は最終的に子供を社会で通用する人間に「矯正」する場所である。子供を規格化するのだ。

日本では国民の8割がサラリーマンであることを考えると、日本の学校で重要な使命は日本人がサラリーマンとして通用するように規格化するのが使命と言うことになる。

ここに問題がある。サラリーマンとは、「上司の言うことをよく聞いて、口答えせず、言われたことを忠実に行い、不満があっても黙々と働き、集団生活を優先する」ということができる人間でなければならない。

だから、日本の教育はその現状に沿って、そういった人間を作り出す仕組みになっているのである。上記の特徴を、もう一度よく考えてみて欲しい。あることに気づかないだろうか。

「上司の言うことをよく聞く」とは、自分の意見を持たないで指示待ちの人間になるということである。つまり、自分で「考えない」ことが重要だ。

「口答えしない」と言うのも、自分の意見を殺して会社の意向を無条件で重視するというものだ。つまり、自分で「考えない」ことが重要だ。

「言われたことを忠実に行う」というのも、ロボットのようになるということであり、それはすなわち自分で「考えない」ことが求められている。

「不満があっても黙々と働く」という奴隷のような状態も同じで、「考えないようにする」ことで達成できる。

「集団生活を優先する」というのも、結局は自分の意見や考えよりも会社集団を尊重するということであるから、「考えない」ことで達成できるのだ。


「よけいなことを考えるな」というメッセージ

サラリーマンは考えることよりも、考えないことが求められる職業である。何をどうするかという部分についても「考えさせない」ために、企業は「マニュアル」を用意している。

マニュアルというのは、実は人間を「考えさせない」ためのものであることに気づかなければならない。

マニュアルは効率化とサービスの均質化を生み出すので企業にとっては好都合な存在だ。

しかし、逆に考えると、それを行う人間には「この通りにやれ」という強制になる。

誰もが同じ手順でやるように強制し、一切の例外を認めさせない。マニュアルは、「よけいなことを考えるな」というメッセージなのである。

サラリーマンが考えていいのは、会社が「考えろ」と強制した部分だけだ。それ以外の部分は「考えないこと」が期待されている。

それもそうだ。考えるというのは、自分の意見を持つということだ。考えて自分の意見を押し通すというのは、集団よりも個人を優先するということなのだ。

サラリーマン全員が、自分の好き勝手にあれこれ考え始めると、統制が付かなくなる。

だから、あれこれ「考えない」で、言われたことだけを完璧に実行するロボットのような人間を企業は欲しがり、学校はそれを意識的にも無意識的にも読み取って、そのようになるように子供を矯正していく。

学校に課せられた使命は、「上司の言うことをよく聞いて、口答えせず、言われたことを忠実に行い、不満があっても黙々と働き、集団生活を優先する」人間を作り出すことなのだ。

そして、国民の8割が学校を卒業してサラリーマンになるのだから、その教育は成功していると言うことができる。


日本の教育では「考えさせない」ことが使命

ところで、人間はいろいろ物を覚えさせれば自然に「考える」人間になってしまう。しかし、日本の教育では「考えさせない」ことが使命としてある。

教育の現場では、どうやって子供たちを考えさせないようにしているのだろうか。それには、次の5つによって、成し遂げられている。

(1)暗記を押し付けて「考えさせない」
(2)苦手を押し付けて「考えさせない」
(3)制服を押し付けて「考えさせない」
(4)規則を押し付けて「考えさせない」
(5)団体行動を押し付けて「考えさせない」

暗記をひたすらやらせると、考えるヒマがない。だから、学校は考える余裕がなくなるほど、暗記させる。

暗記教育が悪いわけではないが、暗記重視によって考えるという部分が消失してしまうようにしているのは問題だ。

得意を伸ばさず、苦手を克服するように仕向けるのも、考えさせるのを嫌にするための手法だ。

誰もが苦手なものを考えるのは苦痛だが、その苦痛を押しつけることによって、考えることそのものを苦痛にしてしまう。その結果、誰も考えなくなってしまう。

制服を押しつけるのも、個性を殺して「考えさせない」ための有益な手法である。

細かい規則を守らせるのも、団体行動を強制するのも、すべて「考えさせない」で「従わせる」ためのものなのである。学校が馬鹿げているほど細かい規則を守らせるのはなぜか。

究極的には「何も考えず、黙って従う」人間を作り出すためだ。日本の学校は、考えない人間を5つの方法で生み出していると言っても過言ではない。

あなたは考えているだろうか? あなたの受けた教育は、社畜になるための教育だったのだから、「自分を取り戻す」ためには、学校で覚えたことはすべて忘れる必要がある。

ただ、サラリーマンで居続けたい人間だけは、考えてはいけない。下手に考えると、社会からはぐれてしまうからだ。
http://www.bllackz.com/2014/01/blog-post_16.html

先頭に黙って従って、先頭と一緒に地獄に堕ちるのが日本人

アフリカの大地をジープで走ると、大勢の子供たちがジープの後ろを走って喜んでいる姿を、あなたはテレビや映画で見たことがあるはずだ。

あるいは、祭りで先頭の賑やかな一団の後を、無意識について回っている人の姿を、あなたは見たことがあるはずだ。

あるいは、有名人が街を歩いていると、そのファンや野次馬がやはり、ぞろぞろと後ろを歩いている人の姿を、あなたは見たことがあるはずだ。

あるいは、観光地で旗を持ったガイドの後ろを、何も考えないで歩いている人を、あなたは見たことがあるはずだ。

先頭が向かっている方向に、後ろの人間が何も考えずに従う姿は、別に珍しい光景ではない。先頭の人間はどこに向かうか、何を目指しているのかは知っている。

しかし、後ろを歩いている人間には、先頭がどこに向かっているのかは何も知らない。ただ、盲目的に付いて回っているだけで、主体性があるわけではない。知らずして、どこかに連れて行かれている。


自分よりも他人の意見が「主」になっている

先頭に従う。流行に従う。群衆に従う。テレビに従う。

実は、日本人はどの民族よりもそういった傾向が強いことはよく知られている。たとえば、流行に従うというのは、こういった言葉に集約される。

「みんなが見ているテレビ番組を、自分も見る」
「みんなが持っているものを、自分も欲しい」
「流行っているから、自分も手に入れる」
「みんなが良いというから、自分も良いと思う」

これはひとことで言うと、自分が特に好きではなくても、みんなが好きだと言っていたら、自分も好きになるということであり、自分よりも他人の意見が「主」になっている状態を指している。

場合によっては、自分の意見が存在していない可能性もある。

「自分の意見が存在しない」「他人に従う」と言えば、誰でも危険な状態であると分かるが、そんな危険な状態でも、実はひとつの大きなメリットがある。

先頭が正しければ、自分は何も考えず、疑問も抱かず、大船に乗った気分で、まっすぐと正しい方向に向かえることだ。

何しろ、先頭が正しいのだから、難しいことも面倒な決断もしなくてもいい。ただ従うだけで正しい方向に導かれる。これは楽だし、効率が良い。

だから、「他人に従う」というのは、あながちデメリットばかりがあるわけではない。場合によっては、猛烈に楽な人生を送ることも可能だ。


社長が間違うと、自分の人生が吹き飛ぶ

しかし、先頭が間違うと、どうなるのか。先頭が手痛い間違いを犯すと、当然だが自分も一緒に間違う。

先頭が崖から落ちると、自分も崖から落ちる。先頭が裏切ると、自分はカモにされる。先頭が乗っ取られると、自分が食い物にされる。

それも、やすやすと突き落とされ、裏切られ、カモにされ、食い物にされる。なぜなら、今までずっと先頭に従って生きてきたので、もはや自分の意見がまったくないからだ。

日本人の多くの人々は、サラリーマンとして人生を送る。サラリーマンになるというのは、社長という「先頭」に従うということである。

サラリーマンは、自分が会社を経営しているわけでも、自分が決断しているわけでもない。多くは、言われたことを黙ってこなしている。

ということは、社長が間違うと、自分の人生が吹き飛ぶということでもある。

社長が致命的なまでのミスを犯すと、もちろん社長も自分の人生が破滅する。しかし、順番から言うと、社員を切り捨てる方が先だから、社長よりも社員が先に苦境に落ちる。

日本は戦後から1989年までは一貫して成長局面だったので、多くの日本人は黙って会社に従っているだけで、自分は何も考えなくても生きていけた。

ところが、1990年代から日本が衰退局面に入ると、先頭が間違ったり、先頭が立ちゆかなくなったり、先頭が乗っ取られたり、先頭が死んだりして、先頭に従って自分が死ぬケースが増えて来た。

2010年以降は、さらにそれが加速して、先頭が率先して後ろに従ってくる人間たちを切り捨てるようになっている。つまり、日本人の多くが苦境に陥っているのは、もはや先頭が頼りにならなくなっているからだ。

それでも先頭に黙って従って、先頭と一緒に地獄に堕ちるのが、典型的な日本人の姿であるとも言える。


それが駄目になったら、みんなまとめて駄目になる

黙って従っていたらメリットが享受できる時代は終わってしまった。

これは、若年層の生き方にも強く影響する。若年層は、「良い大学に行って、良い会社に行く」という「みんながやっていること」に従っていれば良かった。

「良い大学に行って、良い会社に行く」というのは、日本人の人生設計の「流行」だったのだ。

日本人の8割がサラリーマンであるとすれば、日本人の8割が「良い大学に行って、良い会社に行く」という人生設計しか考えていなかったということになる。

だとすれば、サラリーマンという生き方が崩壊しつつある今、この「流行の生き方」では、もう人生が渡っていけないということになる。

なぜ、大学を卒業しても仕事がないのか。
なぜ、就職活動で数十社に断られるのか。
なぜ、就職活動で絶望して自殺するのか。

答えは簡単だ。もう、この流行の人生設計は「時代に合わないもの」「間違った生き方」になっているからである。

人には、いろいろな生き方、いろいろな道、いろいろな哲学があるのに、単に「良い大学に行って、良い会社に行く」という考え方しか用意されていないとすれば、それが駄目になったら、みんなまとめて駄目になるのは当然だ。

良い大学に行って、良い会社に行くという考え方は、国や社会が日本人に押し付けていた「流行」だったのだ。

その「流行」が終われば、流行に乗っていた人間は、みんな終わってしまうのである。事実、今そのようになっている。

流行に乗り、黙って従っていたらメリットが享受できるという日本特有のメリットの時代は終わった。


いつまでも弄ばれるがままになってしまう

日本人の世論は、マスコミが作っている。

新聞社もメディアも、衰退産業とは言えども、いまだに圧倒的なパワーを持った媒体であり、その影響力を過小評価するのは間違っている。

マスコミは、流行(トレンド)を作り出すことができる。

では、そのマスコミが間違うと、どうなるのか。もちろん、先頭が間違うのだから、それに黙って従っている後ろの人間はみんなまとめて間違うということになる。

先頭が歪曲した情報を垂れ流せば、日本人はみんな歪曲した情報を信じ、先頭が世論誘導を垂れ流せば、日本人はみんなそちらに誘導されていく。

だから、「みんなが見ているテレビ番組を、自分も見たい」とか、「みんなが良いというから、自分も良いと思う」という発想がある人は、みんなまとめてマスコミに心を弄ばれることになる。

もうマスコミは信じてはいけないものの代表になっているが、それでも「先頭に従う」という心理状態から抜け出せなければ、いつまでも弄ばれるがままになってしまう。

先頭が右と言えば右、左と言えば左に行くのは、みんな揃って自滅への道を辿っているかもしれない。

今、しなければならないことは簡単だ。

主体性を取り戻せばいい。主体性を取り戻すというのは、自分の人生を取り戻すということにつながる。

何をすればいいのか分からなければ、一番簡単な方法がある。とても、簡単で、すぐにでもできる方法だ。


意識的に押し付けられたものを拒絶する

それは、社会や国やマスコミが押し付ける流行(トレンド)を「拒絶する」ことだ。

・流行(トレンド)を拒絶する。
・押し付けられた意見を拒絶する。
・敷かれたレールを拒絶する。
・自分の哲学とは相容れないものは拒絶する。

流行を拒絶すれば、「では、自分は何が好きなのか?」という話に必ずなっていく。自分が好きなものを自分で選ぶのが主体性を持つということだ。

押し付けられた意見を拒絶すれば、「では、自分の意見は何なのか?」という話に必ずなっていく。自分の意見を自分で選ぶのが主体性を持つということだ。

国や社会が頼りにならなくなってきているということは、そこから自分を切り離して、自分の生き方を模索しなければならなくなっているということだ。

それならば、社会から押し付けられているものを、いったん拒絶することによって、自分を取り戻すことができる。

日本人はいつも「受け入れること」「自分を出さないこと」「従うこと」に重点を置いてきた。だから、無意識にそのような生き方になる。

そんな日本人が覚醒するためには、意識的に押し付けられたものを拒絶することによって、簡単に自分を取り戻すことができるようになる。

人生も、意見も、他人に合わせるのではなく、自分に合わせることができないと、これからの時代は逆に生きていけない。

だから、社会や国やマスコミが仕掛ける流行(トレンド)や世論は、まずは「拒絶」してみて、そこから自分の意見を考えるのが分かりやすい。

覚醒する第一歩となる。


先頭が崖から落ちても次々と従う「レミングの自殺」
これは、他人事だろうか?
http://www.bllackz.com/2013/09/blog-post_25.html?utm_source=BP_recent

そろそろ、優秀な人材の定義を変えなければならない時代だ

かつて、1945年から1950年の日本では、石炭の会社が一流大学の学生の人気の就職先だった。石炭は日本のエネルギーを支える非常に重要なものであると思われていたからだ。

しかし、一流大学の学生が殺到していたその頃が石炭企業のピークで、あとは凋落の一歩を辿った。

同じ頃、衣料品に不足していた日本では、繊維業界も空前の売上を誇り、多くの一流大学の学生が繊維業界に殺到した。繊維業界は未来永劫に成長すると思われた就職先だったのだ。

しかし、一流大学の学生が殺到していたその頃が繊維企業のピークで、あとは凋落の一歩を辿った。

映画産業も、人々の羨望の的であり、一流大学の学生が殺到していたが、やがてテレビの時代が来ると、映画産業は一気に衰退して斜陽産業となった。

化学肥料の企業も、当時は最重要な分野だと言われて一流大学の学生が殺到していたが、やがて衰退して凋落していく。

公務員や官僚には「死亡フラグ」が立っている

バブルの頃は、誰もが不動産産業に入りたがって、まったく関係ない人間も宅建法のような資格を取りに走ったほどだった。

ここでも、一流大学の学生が不動産会社に殺到していたが、バブル崩壊に見舞われると、不動産会社は一気に凋落していった。

この頃は金融機関に就職するのも流行っていたが、バブル崩壊で銀行や証券会社がどうなったのか。不良債権を抱えて身動きできなくなったのが、金融機関ではなかったか。

ちなみに、現在は日本企業がグローバル化に乗り遅れて苦境に落ちる時代だ。

その現状を見て、一流大学の学生は「公務員」を目指しているということを聞く。霞ヶ関で官僚になるのが目標になっているのだという。

公務員や官僚になれば安泰だという発想なのだろう。

そう考えると、公務員や官僚にはかなり強い「死亡フラグ」が立っているも同然だ。

それほど遠くない将来、公務員という立場は衰退し、崩壊し、見るも無惨な立場になっていくということが予測できる。

時代は必ず変わっていく。しかし、多くの人は「目の前の羽振りの良い業種」しか見えない。

次に何が来るのか予測も付かないので、とりあえず「現在素晴らしいもの」に飛びつくしかないと考えている。打算的な人であればあるほど、そうなのだ。

現在「素晴らしい」業界にいれば、まわりもちやほやしてくれるし、すぐに楽できる。しかし、現在が素晴らしいということは後は落ちるだけということでもある。一瞬は良くても、あとはずっとじり貧が続く。

そして、「ここにいてはいけない」と気が付く頃には、もう抜け出せない年齢になっている。


本当は、集まった人材は優秀ではなかった?

ここで気が付かなければならないのは、2点ある。

1点は、一流大学の学生が殺到する産業は、そのときがピークで近いうちに凋落するというのがひとつだ。

一流企業の学生は、その時代で最も輝いている企業から熱烈歓迎されるので、大勢がそこに向かうのだが、それは単なる人気投票で「今は」ナンバーワンであるというだけなのだ。

「今は」そうであっても、「将来も」そうであるとは限らない。むしろ、頂点を極めたら、あとは落ちるだけしかないというのは小学生でも思いつく社会現象だ。それを、なぜか「優秀」な学生が思いつかない。

2000年代、パソコンが全世界を制覇するような勢いで広まり、マイクロソフト社が頂点に立ったが、それを見て多くの一流大学の学生はマイクロソフトに殺到したかもしれない。

それから10年経ってどうなっているのか。スマートフォンやタブレットの時代になって、パソコンは「衰退」に入りつつあるのが分かる。

現在、一流大学の学生はグーグル社に殺到しているが、それを意味するところは、10年後にはグーグル社とそのコアとなるビジネスは「衰退」してしまっているのがほぼ確定しているということだろう。

もう1点は、その業界に一流の頭脳が集まっていても、凋落を止めることができないというのがひとつだ。

これを指して、このような指摘をする人もいる。

「一流大学の優秀な人材が集まった業界は衰退するというが、それほど優秀な人材がいたのであれば、なぜ会社を躍進できなかったのか?」

「本当に優秀なら先を読んで手を打てたのに、それができないとすると、実のところ集まった人材は優秀ではなかったのではないのか?」


「体制が望む方向」に勤勉だったということ

昔から現在まで、日本で「優秀な人材」というと、紛れもなく「有名大学を良い成績で卒業した人」という意味だ。学歴社会のコアになっている考え方がここにある。

一流大学の成績優秀者であればあるほど「良い人材」なのである。これらの学生は、必死に勉強し、熱心に暗記し、勤勉であるのは間違いない。

重要なのは、「体制が望む方向」に勤勉だったということだ。体制が作り上げた価値感に従順だったという言い方もできる。

与えられた課題を一生懸命にこなすという意味で優秀だったのだ。「なぜ、こんなものを覚える必要があるのか?」「なぜ、課題を与えられてこなす必要があるのか?」とは考えない。

不良学生は、逆にこう考える。「なぜ、学校は俺に命令する権利があるのか?」「なぜ、興味のないことを覚える必要があるのか?」

不良学生が不良であるのは、体制に従順ではないという意味で不良であり、優秀な学生が優秀であるのは、体制に従順であるという意味で優秀なのだ。

そう考えると、日本人の優秀な人材とは、必然的に体制に従順であることが分かる。そして、体制を疑わない人間ばかりがトップに集まるということになる。

体制を疑わないということは、体制のあり方に疑問を持って、それを変えて行こうとはしないということでもある。

そういう人間をわざわざ選んだのだから、体制のあり方に疑問を持てという方が間違っている。

世の中が変わっても、体制に従順なので、世の中に合わせようとする発想がない。それが変化できない大きな理由になる。

日本のあちこちが「先延ばし」「事なかれ」「優柔不断」になっているのは、要するに体制に従順な人間がトップにいるということであり、いよいよその弊害が現れているということでもある。

日本はすでに中韓との外交的な衝突を迎えている。今後は軍事的な闘争や暴力の時代に向かう。

その前に準備しておかなければならないのは、こういった従順な人材を一掃し、暴力や衝突に対抗できる人間に入れ替えることだ。

場合によっては、「血だるま」になっても相手に向かって行くような、凄絶な人間が必要になるのかもしれないのだ。

時代は待ってくれないので、逡巡している場合ではない。

日本が生き残るためには、そろそろ優秀な人材の定義を変えなければならない時代になっているのである。
http://www.bllackz.com/2013/09/blog-post_27.html  





http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/492.html#c106

[文化2] ゆとり教育を推進した三浦朱門の妻 曽野綾子がした事 _ これがクリスチャン 中川隆
107. 中川隆[-13115] koaQ7Jey 2018年6月13日 11:52:41 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15424]

普通の人生を歩みたい学生が、絶対に知ってはいけないこと


教育方針は文部科学省が決めている。その文部科学省は、政治家・官僚・企業経営者等に意見を求めてそれを決める。各界から様々な提言があって、それが吟味されて教育方針に盛り込まれていく。

子供たちが卒業したら、その子供たちを雇うのは企業である。だから、日本経団連のような組織が積極的に「教育方針の提言」を行って、その意見が大きく取り入れられる。

日本の教育方針は、日本人をサラリーマンに仕立てあげる場所であると言われるのは、ここに理由がある。

学生が学校を卒業したあと、まったく企業に合わない人間になっていたら、彼らはたちまち路頭に迷う。

だから、子供たちが卒業したらすぐに企業に入ってサラリーマンとして無難に生きていけるように、学校で規格化されるのである。この規格化を教育と言う。

学校は、どうでもいい細かい規則を守らせて、どうでもいいことを覚えさせて、得意を殺して苦手を伸ばして、全員を平均的な人間に仕立てあげる。それは、なぜなのか。


歯車は、規格化されていないといけない

日本の教育は、子供たちを可もなく、不可もないような平均的な人間にする。没個性を強制し、「みんな同じ」にしてしまう。それは、子供たちが平均的な人間であれば、企業の「歯車」として組み込みやすいからだ。

子供たちの個性が爆発したまま卒業してしまうと、企業はその子供たちを「歯車」として組み込めない。歯車は個性的であってはならない。規格化されていないといけないのである。

だから、日本の学校はみんな平均的な範囲で収まるように子供たちを矯正し、没個性にする。

こういった教育方針によく馴染む子供もいれば、そうでない子供もいる。それが学歴の差となって現れる。

学歴は、教育方針に従順だったかそうでなかったかで差が生まれる。先生に言われた通り、あるいは教育方針の通り、何の疑いもなく直進してきた子供は優秀になる。

自分の好き嫌いを優先させ、教師や教育方針に反撥してきた子供は落ちこぼれて「不良」になる。

日本の教育が、日本人をサラリーマンの歯車にするためのものであると分かれば、「不良」というのは、サラリーマンにするには「不良品」であるという意味であることが分かる。

子供たちが教育方針に従順だったかどうかは、学歴を見れば分かるので、企業はその学歴の差で「一流企業に行く人間」「中小企業に行く人間」「見捨てる人間」とふるいにかける。

世の中はそのような仕組みになっている。だから、日本の教育方針に馴染まない子供は、大人になってサラリーマンになっても大して出世もしないし、金を稼ぐこともできない。

子供のときに教育方針に馴染めたかどうかで、日本人の人生はだいたい決まっていると言ってもいい。


「学歴社会」は、企業が作り上げた人間の規格化

経団連のような企業団体が教育制度を提言し、文部科学省がそれに従い、学校が方針にそって子供たちを規格化する。

「学歴社会」というのは、企業が作り上げた人間の規格化であると気付いている人はあまりいないかもしれない。しかし、それは覚えておいた方がいい。

規格化された製品(子供たち)の品質の良し悪しを、企業は「学歴」で見る。一流企業は品質の良い製品(子供たち)を取って、あとは順次、適当に企業レベルに合った人間を学歴で区分けしていく。

もちろん、不良品は弾く。学校の教育方針に馴染めなかった子供は、サラリーマンにしても馴染めないのは分かりきっているので、そんな人間は最初から雇わない。

つまり、学歴のない人間は最初から雇わない。企業が「自分たちの決めたルールに従えないような子供は、一生雇わない」というのが学歴社会なのである。

学校は何かを覚えるだけにある場所ではない。企業が子供たちを選別するためにある場所だ。

企業が子供たちを選別する場所なのだから、企業にとって都合の悪いことは学校では教えない。社会に出て、多くの学生はこのように思う。

「社会の仕組みを教えてもらえなかった」
「起業の方法を教えてもらえなかった」
「世渡りの方法を教えてもらえなかった」
「自分らしく生きる方法を教えてもらえなかった」

しかし、「なぜ」教えてくれなかったのかと考える学生はほとんどいないはずだ。なぜ、学校はある意味「一番重要なこと」を学生に教えないのか……。


企業の「歯車」になる人間は、知る必要がない

企業の「歯車」になる人間には、社会の仕組みなど知る必要はない。起業の方法など覚える必要はない。世渡りなど知る必要はない。自分らしく生きる方法も知る必要はない。

企業の「歯車」になる人間には、そんなものは何ひとつ必要ないのである。歯車は考える必要はない。言われた通り、黙々と奴隷のように働けばいい。

多くのサラリーマンは自分の置かれている状況に途中で気付き、そして自嘲して「自分たちは社畜だ」と言う。

学校は、子供たちを社畜にするための教育場所だったのだ。だから、社会の仕組みも、起業も、世渡りも、そんなことは教えない。教えないどころか、気付かないようにすらしている。

絶対に、現在の教育方針が「自分を社畜にするもの」と気付かせない。

しかし、学校を卒業して、企業の歯車にされていく中で、どんな愚鈍な人であってもふと「なぜ、自分は企業の歯車になっているのだ? なぜ、自分は社畜にされているのだ?」と気付く日がやって来る。

気付いたときにはもう遅い。ずっと続けてきた社畜を辞めるには手遅れなほど長い時間をそこに費やしてきたし、それで生計を立てているのであれば、おいそれと辞められない。

ふと、社畜になっていることに気付いた人はどうするのか。

もちろん、考えるのを止める。自分が社畜であることを忘れさせてくれるものに飛びつく。何があるのか……。

目の前に、テレビがあるではないか。

テレビは、四六時中くだらない番組を報道して、人間を考えさせないようにしている。かつての「セックス、スクリーン、スポーツ」は、今は「ポルノ、テレビ、ゲーム」と言い替えた方が通じるかもしれない。


もがいている人間ほど、娯楽が必要になる

「ポルノ、テレビ、ゲーム」は、ひとことで言えば「娯楽」と称される。

社畜に陥った人間であればあるほど、自分たちの今の状況を忘れるために、ポルノやテレビやゲームと言った「娯楽」が必要になっていく。

社会のワナに気づいた人間や、それを忘れるためにもがいている人間ほど「娯楽」が必要になる。それなしには生きていけなくなる。だから、社畜の多くは「娯楽」の中毒である。

逆に、経団連のようなエスタブリッシュメントは、逆にそれを大量に蔓延させて、「社畜」に自分たちの置かれている立場を考えさせないようにしているとも言える。

(1)子供を学校で企業の歯車となるように作り上げる。
(2)卒業したら企業に組み入れて実際に歯車にする。
(3)社畜の状況を忘れさせるために娯楽を与える。

このようにして、エスタブリッシュメントは、大量の考えない人間を大量に手に入れて、どんどん「使い捨て」にすることができるようになった。

自分が「考えていない」ことすら気付かない人たちの大量出現は、エスタブリッシュメントがそうなるように社会を作っているからだ。それは、なるべくしてそうなったのである。

組み込まれた人は気付いていけない。それに気がついてしまった人間は、鬱病となって精神を病むからだ。

精神を病んでしまった人を見て、規格化された人はますます恐怖におののき、「考えない」ようにする。テレビは低脳であればあるほどいい。低脳になれば、自分の置かれた状況も考えられないので、結果的に幸せになる。

学生は、これに気付かない方がいいのかもしれない。普通の人生を歩みたい学生がこんなことを知れば、生き方に迷って気が狂ってしまうからだ。


歯車は何も考えなくてもいい。ただ回っていればいいのだ。
http://www.bllackz.com/2014/12/blog-post_26.html

http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/492.html#c107

[文化2] ゆとり教育を推進した三浦朱門の妻 曽野綾子がした事 _ これがクリスチャン 中川隆
108. 中川隆[-13114] koaQ7Jey 2018年6月13日 11:55:42 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15424]

日本を縛る4つのブレーキ。それを打破するのは誰なのか?


日本はまだ多くの人々がきちんと生活していけている素晴らしい社会であり、さらに途上国のように社会の混乱や暴力が蔓延しているわけでもない。

徐々に衰退しているのは確かだが、日本にはまだ底力があり、それなりに国家的地位もある。暴力と無法が蔓延する中東や南米の国々とは違って、秩序も保たれており、人々は安心して生きている。

しかし、今の日本ほど閉塞感、無力感、先の見えない不安感、自信喪失が蔓延している社会はない。そして、多くの日本人は日本で暮らして「幸せ」だと感じていない。

実は、幸せはGDP(国民総生産)とは何ら関連性がないことが知られている。つまり、国が豊かであっても、国民が幸せを感じるかと言えばそうではないのである。

皮肉なことに経済的に問題があるような国の国民の方が、逆に幸せを感じているという結果となっている。日本よりも経済的にはるかに劣るフィリピンやインドネシアの人々の方が、日本人よりも幸せを感じて暮らしている。


日本を縛り付ける4つのブレーキとは?

日本は「前例主義」である。それは、前例がないことをやると批判されるという意味である。新しいことをしようとすると、それは前例がないので、

誰もが「自制」する。あるいは自制させられる。つまり、自分の行動にブレーキがかけられる。

日本は「横並び主義」である。それは、まわりを見回して、まわりと違うことはしないということだ。あるいは、敢えてまわりに合わせるということだ。

まわりに合わせるために、自分の行動を調整する。つまり、自分の行動にブレーキがかけられる。

日本は「事なかれ主義」である。それは、衝突が起きそうになると衝突を起こさないように我慢するということだ。正しいか間違っているかはともかく、自分が我慢して場を収める。

あえて軋轢や衝突を起こさないために、自分を抑制する。つまり、自分の行動にブレーキがかけられる。

日本は「先延ばし主義」である。それは、サラリーマン社長のやっていることを見てもよく分かる。自分の任期中は「つつがなく」過ごせればいいので、面倒なことやリスキーはことはすべて先に延ばしてしまう。

先に延ばすことによって自分の身分を保身する。つまり、自分の行動にブレーキがかけられる。

(1)前例主義
(2)横並び主義
(3)事なかれ主義
(4)先延ばし主義

そのどれもが、自分自身の行動を縛り付けるものであることに気付いてもいい。社会にこの4つが強固に機能しているということは、つまり社会があなたを「抑圧している」ということなのである。


社会が機能していない途上国の方が幸せな理由とは

日本の社会はあまりにも、秩序を重視するあまり、それが人々を強烈に縛る「見えない鎖」と化して、人々を閉塞感や無力感に追いやっているのである。

どんなに才能や能力があっても、人間にブレーキをかけさせる4つの主義が働いていると、行動することができないほど縛られてしまう。これが、日本に根深い自信喪失を生み出していると言える。

自分の行動がいちいち抑制されるのだから、やる気が削がれて無気力になり、将来が不安になっても仕方がない。

そう考えると、なぜ経済破綻しているような南米の国家や、途上国に分類される国の国民が、逆に幸せを感じているのかも分かってくる。

途上国では、幸か不幸か国家や社会の規制力が弱い。前例があろうがなかろうが生き延びるために「何でもしなければならない」し、「何でもしろ」という行動が求められている。

他人と同じでなければならないという規制力もない。生きるのに必死だから、他人と衝突することも厭わない。先延ばしなどしていたら死んでしまうから、常にやるべきことをやる。

もともと物を持っておらず、失敗しても失うものもないので、思いきって行動ができる。

つまり、経済破綻しているような国では社会が脆弱なので、逆に国民は規制に縛られることもなく、思いきり自分を解放できるのである。

秩序もなく、物質的豊かさもなく、法的規制も弱く、治安も悪いのだが、だからこそ「やりたいことを全力でできる」という社会になっている。爽快な開放感が、そこにある。


「新しいタイプの日本社会」を模索する時代に

日本は組織や国家に「何でもかんでも規制してもらう」ことによって安全や秩序や安心を手に入れたとも言える。しかし、その社会的秩序は、他人を法や常識で縛ると同時に、自分もまたそれに縛られる元になる。

日本の治安は素晴らしいが、その素晴らしさを維持するために、自分もまた縛られている。しかし、社会を安全に清潔に規則正しくするために、日本人は自分も縛られることを敢えて受け入れたのだ。

その結果、自分自身もまた、「本当はこんなことをしたいのだが、前例はあるのだろうか。なければやめておこう」とか、「こんなことをしている人はいないので、他人がしていないのならやめておこう」とか「こんなことをしたら風波を立てるからやめておこう」とか「こんなことをしたら何を言われるか分からないから先延ばしにしよう」という話になっていく。

しかし、あまりに社会全体がこの4つのブレーキが強く効きすぎた結果、日本人すらも社会に対して閉塞感を感じるようになり、今やそれを通り過ぎて「窒息感」にもなっているようにも見える。

また、日本の社会は今、激変する世界の動きの中で、急激に取り残されようとしており、それが経済の衰退や日本の尊厳の低下となって現れている。

いよいよ日本の今までの社会は時代遅れになって規格に合わなくなっており、「新しいタイプの日本社会」を模索していかなければならない局面に来ている。

それには、日本を縛り付けている「4つのブレーキ」を大胆に取り外して、跳躍することが求められている。

幕末・明治維新の混乱期は、名もない下級武士が歴史を変えたのと同様に、新しい時代はまだ何も持っていない人間が変える。社会が激動するときは、いつも名もない人間が既存社会を打ち壊して新たな社会を作り出す。

日本の閉塞感は極まっている。いよいよ、日本を変える一群が生まれても不思議ではない。

幕末・明治維新の混乱期は、名もない下級武士が歴史を変えたのと同様に、新しい時代はまだ何も持っていない人間が変える。社会が激動するときは、いつも名もない人間が既存社会を打ち壊して新たな社会を作り出す。
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規格化された存在が色あせ、逆に「ワケあり」が輝く時代に

世の中は面白いもので、規格化されて何もかもがきちんと整備されてしまうと、それ自体が当たり前になって特徴をなくす。

そして、逆に規格化されていない「不良品」だと思われていたものが輝きを増す。

たとえば、よく買い物に行く人は「ワケあり」商品を見ることがあるはずだ。

ワケあり商品というのは、本来は規格品から外れて売り物にならなかったものである。それを、きちんと「ワケありです」と提示しながら売る。

その手法が生まれたとき、「これは発想の転換だ」と多くの人が捉え、そしてそれが面白いと感じて、逆にそちらの方が売れるという現象になっていった。

今ではこの「ワケあり商品」は生鮮食品だけでなく、衣料品から、電化製品まで、あらゆるジャンルで使われていて、ごく当たり前の売り方になっている。


「これはダメだ」と思われた部分が売りになる

この「ワケあり商品」は、「これは売れない」「これはダメだ」と思われた部分が逆に売りになっているわけであり、欠点が逆に利点になっているという希有なケースとも言える。

野菜でもそうだが、本来であれば不揃いな野菜は弾かれる。あるいは、形の悪い野菜も弾かれる。

それは、味や品質に何の問題もないのだが、ただ「見てくれ」が悪いだけで弾かれていたものである。正規品の仲間に入れてもらえず、はみ出し、そして規格品のレベルから見ると「不良」とレッテルを貼られたのだ。

そして、実際に「ワケあり」という売り方が為されるまで、それは見向きもされなかった。ただ見捨てられていたのである。ところが、

(1)欠点があるということを正直に明示する。
(2)欠点があっても品質は変わらないと謳う。
(3)実際に他には瑕疵がなく、信頼できる。

という3点を明示・保証することによって、逆に「ワケあり」が信頼の証になったのだ。

そして、場合によってはワケあり商品の方が、規格化されたものよりも売れるという皮肉な結果さえも生み出すようになっていった。

何もかもが規格品の世界では、「規格化されていない」ものが、逆に個性として大きな「売り」になっていく。「ワケあり商品」が生み出した市場というのは、まさにそれを証明した象徴的なものであったと言ってもいい。

これは、意外に重要な事実であると言える。なぜなら、「私たちの人生」にも関わってくるものだからだ。


サラリーマンとは、言わば「規格品」である

ところで、日本人の8割はサラリーマンであると言われているが、サラリーマンの特徴は、その「均質化」だ。人々は似たような服を着て、似たような仕事をして、似たようなところで、似たようなことをして過ごしている。

サラリーマンとは、言わば「規格品」であると言ってもいい。現代の規格品、人間社会の規格品だ。

そして、この人間の規格化を推し進めているのが「学校教育」でもある。学校教育は、本来はあちこち尖ってバラバラの個性を持った子供たちを、均質的にする場所でもあった。

学校は得意を封じて欠点を引き上げることによって、人間の均質化を生み出している。この日本で行われている教育の本質はこちらに詳しく書いた。

(日本の学校は、考えない人間を5つの方法で生み出している)
http://www.bllackz.com/?m=c&c=20140116T1554000900


学校は「尖ったもの」を持つ子供たちを矯正させる。学校教育が長所も欠点もない均質的な子供を大量生産するのは、企業が「歯車となる人材」を求めているからである。

企業に入って組織の一員になるということは、企業の歯車になるということでもある。歯車なのだからどこかが尖っていたり、欠けていたりしたら回らない。均質的であることが求められるのだ。

だから、教育は均質的な人間を作り出し、企業は大学のレベルで規格化された卒業生を雇うという動きになっていた。

人間の規格化は、学校教育や企業社会の中で、私たちには「逃れられないもの」であったと言える。

今までは、それで日本はうまく回ってきた。今までの会社は年功序列であり、終身雇用でもあったので、規格品の歯車であった方が「生きやすい」という時代だった。

だから、多くの人は自分が規格化された人生を歩んでいるということを薄々感じながらも、黙ってそんな人生を生きてきた。それで、食うに困らないのだから、誰もが嬉々として規格品になったとも言える。

その一方で、学校の規格化や企業社会の規格化に馴染めなくて、そこからはみ出した「不良=不良品」がいる。規格化された人間が求められている社会の中で規格外(不良品)なのだから、彼らは冷遇されたままだ。


「不良品」だと思われていたものが輝きを増す

しかし、時代はいよいよ変わって来た。大手企業でも、もはや終身雇用を維持できなくなり、人材は「使い捨て」となった。規格品でいても、捨てられるのだ。

グローバル化、インターネット化、オープン化によって、社会は劇的に変わった。既存のビジネスモデルが通用しなくなっていき、企業はその対応を迫られるようになった。

その中で、「尖った」人間の発想や行動力が必要な局面も多くなってきている。

新しい産業、新しい技術、新しいイノベーションを起こしたり、そこで生き残るには、規格品では間に合わなくなっている。規格化された人間の存在が色あせた。

今まで規格品として生きてきた人間に、突如として規格外のことをやらせたり、考えさせたりしても、なかなか常識を打ち破ることができない。規格品は、イノベーションのために訓練されてきていなかったからである。

日本の大企業のほとんどが停滞してしまっているのは、トップが「サラリーマン社長」であり、しょせん規格品の発想しかできないからであるとも言える。

日本は今、ありとあらゆる分野で規格化されてしまったが故の停滞が生まれてしまっている。社会システムの、何もかもが規格化されて整備されてしまうと、それ自体が当たり前になって特徴をなくすのだ。

だから、逆に規格化されていない「不良品」だと思われていたものが輝きを増す。

まだ日本社会は、規格外として弾き飛ばされていた「尖った人間」たちを「ワケあり」として発掘していない。また、規格品ではないと弾き飛ばされた人たちも、自分たちの潜在能力に気付いていない。

しかし、「ワケあり」商品がひとつの大きな売りとなって正規品よりも売れるようになっているのと同様に、これから人間そのものも「ワケあり」の人間たちがその潜在能力を発揮できる時代となる。

いろいろな規制や配慮や制限で窒息しそうな日本の社会を打ち壊していくのは「規格品」とは思えない。むしろ、今は「ワケあり」として敬遠されている人間であるはずだ。

果たして、どんな「ワケあり」の人間が世の中を変えていくことになるのだろうか。

いろいろな規制や配慮や制限で窒息しそうな日本の社会を打ち壊していくのは「規格品」とは思えない。むしろ、今は「ワケあり」として敬遠されている人間であるはずだ。
http://www.bllackz.com/?m=c&c=20150407T1711100900


http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/492.html#c108

[文化2] ゆとり教育を推進した三浦朱門の妻 曽野綾子がした事 _ これがクリスチャン 中川隆
109. 中川隆[-13113] koaQ7Jey 2018年6月13日 11:56:10 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15424]


グローバル化した社会は、専門を極めた人間が金を稼ぐ社会


日本人の8割がサラリーマンだと政府統計にあるが、これを異常事態であると思わない人は多い。しかし、これはどう考えても異常事態である。

日本人はサラリーマンという生き方が好きで好きで仕方がないというわけでもないはずだ。「社畜」という自嘲の言葉もある通り、嫌でサラリーマンをやっている人も多い。

自分には合っていない、好きでない、辞めたいと、爆発しそうな不平不満を抱えながら耐えている人も山ほどいる。

サラリーマンという生き方は、別にそれ自体が悪いわけではないし、それが間違っているというわけではない。しかし、誰も彼もがサラリーマンになるというところに異常性がある。

これだけ多様化し、様々な職業がある中で、日本人のほとんどがサラリーマンになっている。これは日本人が「平均的教育」で洗脳され続けた結果であると言える。

学校は子供たちを徹底して「平均的な人間」に仕立てあげる場所である。そこで洗脳されてしまったら多くの子供たちが、良くも悪くもない「取り替え可能な規格品」になる。


あなたは、平均的な人間に作り上げられた

学校は、子供たちを採点する。そして、子供たちの苦手を見付けてそれを補正させる。得意な部分を伸ばすのではなく、苦手な部分を引き上げさせる教育をするのだ。

そうすると、子供たちは可もなく不可もない「普通の人間」となっていく。子供たちは、みんな平均的になっていき、子供たちも平均的であることを当たり前であると考える。

平均的であることのメリットは、ほどほどに生きていけるということだ。自分が嫌いなものでも取り組むことができて、耐えながら生きていくことができるようになる。

つまり、日本の教育に強い影響を受けると、サラリーマン向きの人間になっていく。

日本は昔から集団主義の国だが、集団主義の中では平均的であることが喜ばれる。なぜなら、人間がみんな平均的であると組織の歯車にするには好都合で、その人が壊れれば他の人でも取り替えが可能だからである。

サラリーマンというのも平均的な人間の集団で出来ており、その人が壊れても、すぐに他の人で補完できるようになっている。日本の組織が強いのは、要するにそれだけ平均的な人間の補充が山ほどあるからだ。

これは日本人にとって、今までは悪いことではなかった。

日本の企業は終身雇用をモットーにしていたし、どこの企業も社員を家族のように扱っていたから、サラリーマンになって組織の一員であり続けるというのは、安心できる生き方だったのだ。

今まではそれが正しかった。しかし、これからも正しいのかと言えば、そうでもない。


現代は、労働力の「薄利多売」が発生している

世の中がグローバル化した結果、「労働力を提供する」という人間が途上国から数億人も出てくるようになった。つまり、労働力そのものが、腐るほどありあまるようになった。

また、グローバル化によって企業間の競争も激しくなったので、社員を終身雇用で雇う体力もなくなっている。

そうなると、社員を囲い込むメリットは企業側にない。

なにしろ、安い価格でも悪条件でも構わずに働く人が、世界中でうじゃうじゃと見つかるようになったのだ。労働力の「薄利多売」が発生したのだ。

それなら安い労働力を使った方がいいわけで、わざわざ先進国の高い賃金の労働者などいらない。

その結果、企業は社員の給料をどんどん引き下げて、「嫌なら辞めろ」と言えるようになった。辞めさせれば辞めさせるほど、低賃金の人間に置き換えられるのだから、企業にとっては好都合でもある。

実際、正社員はどんどん切られて非正規雇用に変えられており、給料も引き下げられている。

残った正社員にも残業代を払わないとか、早期退職に追いやるようなこともしている。

もちろん、雇用のミスマッチが生まれて働き手がいなくて四苦八苦する業界もあるが、すぐにどこかから外国人労働者を発見して、彼らを雇い入れるようになるだろう。

つまり、もうサラリーマンという稼業を続けるメリットは失われた。それと同時に「平均的な人間」という範疇にいることが自分の人生を守ってくれることもなくなった。

今後は、平均的であるというのは、じり貧になるということに直結する。


情熱が止められないものの専門家になるべき

現在は、労働力の価値が暴落している時代だ。労働力は100円ショップの商品並みに安いものとなっており、単に「普通の労働力」を提供するだけでは、もう生きていけない世の中になっている。

生きていくためには、専門知識や専門技術を提供できる専門家(スペシャリスト)にならないといけないのである。

スペシャリストは、知識があり、経験があり、訓練され、特別な問題解決能力が必要なので、取り替えがきかない。何らかの専門家になると、その能力が高い収入を生み出し、食いっぱぐれがなくなる。

では、何の専門家になればいいのか。もちろん、自分が得意なもの、自分の才能の発揮できるもの、好きなもの、情熱が止められないものの専門家になるべきだ。

日本人は日本の教育制度のせいで、どうしても人よりも苦手なところや、劣っているところを補完しようとする。つまり、短所を治そうと努力する。

だから、日本人の勉強は「苦手なものを補う」という勉強であり、勉強そのものが苦役になる。しかし、苦手を補完しても、せいぜい「普通の人」になるだけだ。

そうではなくて、自分の才能を遺憾なく発揮できる分野の専門家にならなければならない。のめり込むほど好きになれるものは突出できる。

突出すれば、自分自身の市場価値が上がる。専門性を持った人間は、その専門を極めることによって重要人物となる。

グローバル化した社会は、何らかの専門を極めた人間が金を稼ぐ社会である。

苦手など、どうでもいい。あなたは、苦手を補完しようと努力するよりも、自分の才能に投資してそれを突出させて、世間に通用する専門家になるべきなのである。


自分の才能と得意を活かして「専門家」になれるかどうか。
加速していくグローバル化社会では、それが運命の分かれ道になる。
http://www.bllackz.com/2014/08/blog-post_23.html


あなたの才能も、「出る杭」と見なされて打たれてきたはず


どこの世界でもそうなのだが、今までの秩序をつぶすような形で目立つと、どんなに才能があろうが能力があろうが、まわりから「図々しい」「立場をわきまえていない」と思われて潰されてしまう。

日本では、これを「出る杭は打たれる」という。

才能があればあるほど、そして能力があればあるほど、「危険人物である」と思われて潰されていく。

特に日本の場合は年功序列の時代が長かったので、上司を凌駕するような能力を持っていると、潰されるばかりか、警戒されて排除されることもある。

能力がある者が能力を発揮できないような悲しい状況に置かれるのである。

もっとも、「出る杭が打たれる」のは日本特有の心理構造ではなく、全世界のどこでも起きている。才能を持った人間は、秩序を崩壊させる異端者として、どこの世界でも嫌われる。


それを自分で殺して、今のままでいようとする

革新的なビジネスプランを持った若い経営者は潰される。あまりにも超絶的な才能を持った人間も業界から追い出される。

今までの世界を覆すような斬新なアイデアを持った表現者も、やはり受け入れられるよりも排除されることが多い。

そんな超絶的なものでなくても、集団の中でただ単にリーダーシップを取ろうとするだけでも、「出る杭は打たれる」そのままに、まわりから打たれたり、妬まれたり、批判されたりすることもある。

あるいは、まわりに合わせるのではなく、ただ自分らしくしているだけで浮いてしまって「出る杭は打たれる」状態になってしまうこともある。

人は誰でも「こうしたい」「こうなりたい」という夢を持っている。しかし、夢を持って前向きに生きようとすることすらも、まわりに嫉妬や憎しみを生み出す元になって叩かれることもある。

前向きに夢を持った人を叩くというのは、冷静に考えると不可解にも思えるが、その夢が実現したら追い抜かれた自分たちが惨めになると思うと、どうしても夢を壊そうとして足を引っ張る人が出てくる。

その現実を見て、多くの人は自分の才能を開花させるよりも、それを自分で殺して今のままでいようとする。

人は誰でも、まわりに批判され、憎まれ、悪口を言われ、時には罵倒されたり中傷されたりされたくない。そんな目に遭うのなら、何もしない方がいいと思ってしまう。

何もしないと「何もできない」と言われて中傷されるので、結果的には同じなのだが、努力して叩かれて失敗するというのは、恥ずかしいことだ。それなら、何もしない方が気持ちが楽だということになる。

その夢が実現したら追い抜かれた自分たちが惨めになると思うと、どうしても夢を壊そうとして足を引っ張る人が出てくる。


彼女たちの多くは「わたしは無理なの」と言った

世の中には才能のある人も多いのだが、やはり「出る杭は打たれる」ような状況の中で、才能を発揮する前に潰されていったり、自分から才能を捨ててしまうことも多い。

今まで、いろんな女性と出会ってきた。彼女たちの中には、とても歌がうまい女性もいて、私という観客ひとりにベッドの上で歌ってくれる女性も何人もいた。

あるいは、本当にたくさんの言語をたくさん知っていて、タイ語、インドネシア語、クメール語、英語、フランス語と、次々と言葉を切り替えて、私を楽しませてくれる女性もいた。

あまりよく目が見えない女性もいて、暗い部屋の中、紙を折って精巧な置物を作っていた女性もいた。アーティストだな、と私はしみじみと思った。

みんなそれぞれ才能を持って、もしかしたらその才能で自立できるのかもしれないと思ったが、彼女たちの多くは「わたしは無理なの」と言った。

本当は無理ではないのかもしれないが、彼女たちはその才能を発揮したくないと考えており、自分の持って生まれた才能を捨ててしまっているように見えた。

フランスのシャンソン歌手、エディット・ピアフも売春地帯から出てきた女性だが、路上で歌っているところを「発見」されてフランスの国民的歌手になっていった。

タイのプンプアン・ドゥアンチャンや、ターイ・オラタイも、恵まれない人生から才能ひとつで国民的歌手になっていった。

ということは、私が知り合った売春地帯の女性の中の誰かが、そこから羽ばたいて大きな才能を開花してくれる可能性もゼロではないと考えることもできる。

必死で生きている女性たちが、持って生まれた才能が認められて大きな存在になっていくのは、とても素晴らしいことだし、それを願っている。

死んでなお敬愛されるプンプアン・ドゥアンチャン。

Loke Khong Peung Pumpuang Duangchan
https://www.youtube.com/watch?v=OBnZ7GpvweU


「磨けば光る」ものを放置した挙げ句に捨て去る

自分の持って生まれた「良さ」や「才能」や「能力」というのは、それが自分のものだから、何か重大な価値があるもののように思えないのかもしれない。

傍から見たら才能があるとすぐに分かるのに、自分自身がそれを否定してしまい、「磨けば光る」ものを放置した挙げ句に捨て去るようなことをしてしまう。

得意を捨てて苦手で生きるのだから、生きにくい人生になってしまうのは当然だ。

本当は自分の中にある才能や能力を大事に、そして慈しんで育てて上げなければいけないのだが、まわりが「出る杭は打て」と言わんばかりに、寄ってたかって潰してしまう。

人は不思議なことに、肯定的な意見よりも否定的な意見の方を強く認識してしまう癖があって、そういった否定を投げかけられると動揺し、無意識にそれを受け入れてしまう。そして今度は、自分で自分を否定するようになってしまう。

「出る杭は打たれる」というのは、誰にとっても他人事ではない。それは、誰にでも起こりえる経験だ。

もしかしたら、あなたにも希有な才能があって、まだ種が発芽していないのに、発芽する前から踏みにじられてしまっているのかもしれない。

世の中は何でもそのようになってしまっているので、それはあなたも無縁ではなかったはずだ。とすれば、本当に必要なのは、自分で自分の才能を慈しみ、育て、愛し、信じることだと言うしかない。

人は不思議なことに、肯定的な意見よりも否定的な意見の方を強く認識してしまう癖があって、そういった否定を投げかけられると動揺し、無意識にそれを受け入れてしまう。そして今度は、自分で自分を否定するようになってしまう。
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20150320T0529230900.html



http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/492.html#c109

[文化2] ゆとり教育を推進した三浦朱門の妻 曽野綾子がした事 _ これがクリスチャン 中川隆
110. 中川隆[-13142] koaQ7Jey 2018年6月13日 11:57:45 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15454]

内田樹×白井聡 ベストセラー論客が暴く、戦後日本人の精神構造

「トップが大人への成長を放棄、日本は“子供と老人しかいない国”になってしまった」
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150524-00048243-playboyz-pol
週プレNEWS 5月24日(日)6時0分配信


日本戦後史論 – 2015/2/28
内田樹 (著), 白井聡 (著)
http://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%88%A6%E5%BE%8C%E5%8F%B2%E8%AB%96-%E5%86%85%E7%94%B0%E6%A8%B9/dp/419863906X


という対談本が注目を集めている。

著者は内田樹(たつる)氏と白井聡氏の人気論客ふたりで、憲法改正、集団的自衛権の行使容認、原発再稼働など、ここ数年、日本が直面する諸問題について「戦後の歩み」という視点から分析し、警鐘を鳴らしている。

戦後日本は「対米従属を通じて対米自立を実現する」という「葛藤」の中で成長してきた。だが、ここ10年、日本は葛藤を捨て思考が停止していると、ふたりは怒りを露(あらわ)にして訴える。

(前編記事→ 内田樹×白井聡、ベストセラー論客が怒りの対談!)

* * *

―なぜ、日本人は考える力を失い、成長や成熟を拒否するようになったのでしょう?

内田 「青年」がいなくなったことが大きく関与していると思います。

日本社会に子供と大人の両方をブリッジする「青年」という立場が生まれたのが、明治40年代です。それ以前は、子供は元服を経て、いきなり大人として扱われた。

明治維新の後、欧米列強に伍して一気に近代化を遂げなければならないという時には子供と大人の中間に青年という社会的な層が構想された。近代化のためには、十分な社会的能力がありながら環境の変化に対応できる柔軟性を備えた集団がどうしても必要だったからです。

夏目漱石が『三四郎』や『坊っちゃん』を、森鴎外が『青年』を書いたのは、それまで存在しなかった「青年」をロールモデルとして提示するためでした。

白井 それらは青年が大人になろうと葛藤する物語ですね。

内田 そうです。『坊っちゃん』の主人公が松山の中学校を辞めたのは1905年です。当時20歳なら、「坊っちゃん」は1885年生まれということになる。

つまり、敗戦の年、1945年に「坊っちゃん」は60歳だったということです。この世代が日露戦争、第1次世界大戦、大正デモクラシー、大恐慌、満州事変以後の戦争を経験し、敗戦までの日本を事実上牽引(けんいん)してきたわけです。彼らが近現代日本において、子供たちの自己造形のロールモデルだった。善し悪しは別にして、「坊っちゃん」や「三四郎」的な青年たちをモデルに子供たちは大人になる道筋を学ぶことができた。

その「青年」たちが消えたのが東京オリンピックの頃です。「坊っちゃん」が80歳になった頃に「青年」たちは社会的な指南力を失った。そして、子供たちは成長の手がかりを失ったのです。
白井 本当の大人というのは理想を持っていて、その理想とは程遠い現実との間で葛藤する。その葛藤に耐えることができるのが「大人」だと思うんです。葛藤を避けて「現実がこうだから仕方ないだろう」って諦めるのは大人じゃなくて「老人」なんですよ。

日本の社会からそういう大人がいなくなったので、「青年」も必要なくなった。ひたすら現実を受け入れるしかないなら、最初から理想なんて持たないほうが効率的です。そうやって日本は「子供からいきなり老人になることを要求される社会」へと変質したのだと思います。子供と老人しかいない。

内田 今の日本に、かつての元服に相当するような通過儀礼があるかといえば「就活」がそれに当たるかもしれません。ただし、就活は子供たちがある日突然、全員同じ服装をして、同じ言葉遣いをして、同じ価値観を共有することを制度的に求められるわけで、別に子供たちに「大人になること」を求めているわけではない。

むしろ、理想も正義感も捨てて、上の人間の言うことに無反省に従属する「イエスマン」になるための儀礼でしかない。

白井 その結果、日本はこの20年ぐらいで、普通の企業でも官僚の世界でも大学でも上層部は「イエスマン」しかいない社会になってしまった。

表向きは「個性が大事」とか言いながら、少しでも会社や上司に批評的なことを言ったり、大多数の人間と違う視点で考えたりする人間というのは非常に嫌われる。葛藤していない人間、つまり成熟していない大人のほうが出世できる仕組みになっている。

一方、上に立つ人間も自分が葛藤を捨てているので、下から何か異論を挟まれると、その異論を処理する能力もない。そう考えると日本社会の一番上にいる安倍首相というのは、そうした人間の典型で、彼のようなキャラクターというのが日本人のデフォルトになりつつあるということだと思うんです。

もちろん安倍首相にだって、個人的な内面の葛藤があったはずです。でも、彼はどこかの段階でそうした葛藤を殺しちゃったんでしょう。葛藤している人というのは、自分の中にもうひとりの自分がいて、絶えず「本当にそれでいいのか?」「違うんじゃないか?」と、心の中の「相方」が話しかけてくる。ですから、葛藤している人間は他人の意見もよく聞く。

最近の沖縄問題に関する議論でもそうですが、安倍さんが異論に対してまったく対話できないのは、彼が内的な葛藤をすべて捨てて、自分の中にシンプルなキャラクターを設定したことで成功を収めたからだと思います。その結果、自分に対してイエスという声しか聞こえない。

日本人が青年期を失い、社会が葛藤や逡巡(しゅんじゅん)を受け入れなくなって、大人への「成長」を放棄した人間がトップにまで上り詰めるような国になったということでしょう。

―日本はこの先どうなってしまうのでしょう?

内田 子供たちがバカをしても、まっとうな大人が要所を押さえていれば社会は回る。それくらいの余裕をもって社会は制度設計されています。でも、今ほど子供が増えて、大人が減ってくると、システムが綻(ほころ)びてくる。

集団が生き延びるためには、一定数の大人がどうしても必要です。「他の連中が好き勝手に子供をやっていても、せめて自分くらいは大人にならないと社会は回らない」と腹をくくる人が出てこないと話にならない。

白井 去年、大学の授業で延々と原発問題の話をしていたのですが、原発被災地から避難してきた学生がいて、「事故が起きた時、周りの大人たちは2、3日で帰れると思っていたけれど、自分はもう二度と故郷に戻れないと直感した」と言うんですね。

その学生が「授業を受けて、一番大事なことは自分の頭で考えることだと思った」とレポートに書いてきた。

原発事故の被害者だからこそ、自分は成熟しなければならない、大人にならなきゃいけない、周りの大人たちは見かけと違って大人じゃなかったと気づいたということですよね。そういう若者がどんどん増えてこないといけない。

内田 最近、政権与党や官邸があからさまな形で大手メディアに圧力をかけたり、メディアの側がそれに迎合したりというのが問題になっているけれど、それで徹底的な報道管制ができるわけではない。統制の及ばないメディアはいくらでもあるし、海外の新聞の日本についての報道もネットで簡単に読める。戦前とは状況が違います。

今の日本の状況を正確に理解して、自分の頭で考えて、大人になる道筋は整っている。あとは本人の決意の問題です。


http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/492.html#c110

[文化2] ゆとり教育を推進した三浦朱門の妻 曽野綾子がした事 _ これがクリスチャン 中川隆
111. 中川隆[-13141] koaQ7Jey 2018年6月13日 11:58:37 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15454]

私たちの世代には全共闘の「マルクス主義者」がいた。
私はその渦中にいたのでよく覚えているが、他人の「革命的忠誠心」やら「革命的戦闘性」についてがたがたうるさいことを言って、自分勝手なものさしでひとを「プチブル急進主義者」よばわりしてこづきまわしたひとたちは、だいたいが中学高校生のころは生徒会長などしていて、校則違反の同級生をつかまえて「髪が肩に掛かっている」だの「ハイソックスの折り返しが少ない」だのとがたがた言っていた連中であった。

その連中の多くは卒業前になると、彼らの恫喝に屈してこつこつと「プロレタリア的人格改造」に励んでいたうすのろの学友を置き去りにして、きれいに髪を切りそろえて、雪崩打つように官庁や大企業に就職してしまった。

バブル経済のころ、やぐらの上で踊り回っていたのはこの世代のひとたちである。こういうひとたちのやることはいつでも変わらない。
http://blog.tatsuru.com/2015/05/28_1617.php

http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/492.html#c111

[文化2] ゆとり教育を推進した三浦朱門の妻 曽野綾子がした事 _ これがクリスチャン 中川隆
112. 中川隆[-13152] koaQ7Jey 2018年6月13日 12:20:26 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15466]

テレビドラマ 『ずっとあなたが好きだった』

動画
http://www.dailymotion.com/playlist/x5pfk4

放送期間
1992年7月3日 - 9月25日(13回)

制作局 TBS
脚本 - 君塚良一
音楽 - 小林武史
主題歌 - サザンオールスターズ「涙のキッス」(タイシタレーベル)


キャスト

桂田 冬彦
演 - 佐野史郎
東京大学出身でエリート銀行員。美和を深く愛しているが、マザコン的な性格を始め、様々な性癖が元で結婚生活がうまく行かず、大岩と再会した美和から離婚を切り出され、嫉妬から嫌がらせを展開したこともある(現在のストーカーの概念に通じる言動が、随所に見られる)。物語中盤、仕事で会社に損害を与えるミスをしてしまい、銀行を退職。その後、消費者金融会社(現在のヤミ金融系と思われる)に就職した。母親とのトラブルの直後、離婚を承諾。亡くなった冬彦の父がにしだのお菓子が好物で冬彦は子供の頃に店を訪れたことがありその時から美和に恋心を抱いていた。のちに見合いで再婚することになる。


西田(桂田) 美和
演 - 賀来千香子
宮城県仙台市出身。高校生の頃にマネージャーをしていたラグビー部の大岩と交際していたが、高校3年の七夕の夜初めて二人だけで松島旅行に出かけ朝帰りした後、それを知った大岩を追っかけしていた同級生が自殺。その際に遺書に逆恨みが書かれており濡れ衣を着せられ、大岩との仲を壊された過去を持つ。この事件は近所で知らない人がいないほど有名になってしまう。東京の短大を卒業後、新高輪プリンスホテルの結婚式場に就職。29歳で父の強引な勧めで、桂田冬彦と見合い結婚をするが、同時期に大岩と再会。冬彦との結婚生活にギャップを感じたこともあり、心が揺れる。のちに冬彦の子を妊娠していたことを承知で離婚。大岩と再婚した。

大岩洋介
演 - 布施博
美和の高校の同級生で元恋人。高校時代はラグビー一筋でその推薦で大学に進み卒業後、サントス建設実業団のラグビーチームで活躍していたが、バブル経済崩壊で会社が傾いたためチーム解散の憂き目に遭う。大岩は美和との事件の後、美和に電話や手紙を出していたが美和の父が間に入って取り合わずに焼き捨てるなどしていたため、その事実を美和が知るのは結婚後のことだった。美和との復縁の為、交際していた律子に別れを告げるが、律子の自殺未遂などで窮地に立たされる。しかし紆余曲折を経て、ついに美和と結ばれる。典型的なスポーツマンで大雑把で少々、無頓着な面が見られる。


中井律子
演 - 宮崎ますみ
大岩の所属するチームのマネージャー。基本的には明るく、さっぱりした性格だが、結婚の約束をしていた大岩との破局を受け入れることが出来ず、妊娠したと嘘をついた挙げ句、自殺未遂騒動を起こしてしまう。チーム解散の後、海外赴任を引き受け、大岩の元を去って行った。

桂田悦子
演 - 野際陽子
冬彦の母。夫は銀行員だったが冬彦が小さい時に死別している。女手ひとつで息子を育てたこともあり、非常にプライドが高く、厳格な性格。しかし息子に対しては非常に甘く溺愛しており、息子のため西田家への切り札を振りかざすこともある。物語終盤、美和との離婚を決めた冬彦との言い争いの末、冬彦に刺されてしまう。

各話 放送日 サブタイトル 演出 視聴率

VOL.1 1992年7月3日 危険なお見合結婚 生野慈朗 13.0%
VOL.2 1992年7月10日 セックスしない夫 13.9%
VOL.3 1992年7月17日 氷の微笑 加藤浩丈 15.3%
VOL.4 1992年7月24日 妻の過去は許さない! 14.1%
VOL.5 1992年7月31日 涙の誕生日 桑波田影信 17.4%
VOL.6 1992年8月7日 離婚裁判 生野慈朗 18.1%
VOL.7 1992年8月14日 ビデオテープの告白 15.7%
VOL.8 1992年8月21日 性生活の不一致 桑波田影信 20.5%
VOL.9 1992年8月28日 悪夢の妊娠 23.8%
VOL.10 1992年9月4日 人形の家 生野慈朗 20.6%
VOL.11 1992年9月11日 姑の罠 桑波田影信 22.3%
VOL.12 1992年9月18日 冬彦の狂気 生野慈朗 29.6%
最終回 1992年9月25日 NO SIDE! 34.1%

平均視聴率 19.9%(視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ)


ストーリーそのものは「昔の恋人と結ばれなかったヒロインが、マザコン男と結婚したが、夫や姑の身勝手な振る舞いに耐え切れなくなり、昔の恋人とヨリを戻す」というもの。

当時のトレンディドラマ全盛時代においては、特にヒットする要素はないように思われたが、佐野や野際の強烈な演技が話題となり、じわじわと視聴率を上げた。

劇中で示された特異で極端なマザコン男性像は「冬彦さん現象」と言われる一大ブームを作り、初回は13.0%しかなかった視聴率は、最終回では34.1%をマーク。1992年の民放連続テレビドラマの中で最高視聴率となった。

「マザコン」「冬彦さん」は、この年の流行語に選ばれた。

このドラマ放送から数年後、当時のプロデューサー貴島が編成部長時代に、日本テレビの土屋敏男編成部長(当時)と対談した際「最初はロミオとジュリエットみたいな話にするはずだった」点と、「もともと冬彦はマザコンではなかったが、冬彦が指に血を出した際、母親役の野際が口で止血するアドリブを見て、急遽マザコンキャラに変えた」と述懐している。

また後年、君塚が自著で

「自分は愛についてのドラマを書いたつもりである」

「佐野が評判になったため、当初作っていたプロットから大幅に変更し脚本を書き直して冬彦の出番を増やした」

と述べている。


一方、佐野は冬彦を演じるにあたって犯罪を題材に取った作品が多い劇作家・山崎哲の戯曲や論文を参考にしたと自著で回想しており、冬彦を語る上で欠かせない唇を歪めて「んん〜」と唸り声を発する演技も佐野が当時生後間もなかった長女・八雲のぐずる声を自宅で聞いて考案したものである。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%9A%E3%81%A3%E3%81%A8%E3%81%82%E3%81%AA%E3%81%9F%E3%81%8C%E5%A5%BD%E3%81%8D%E3%81%A0%E3%81%A3%E3%81%9F

 

http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/492.html#c112

[文化2] ゆとり教育を推進した三浦朱門の妻 曽野綾子がした事 _ これがクリスチャン 中川隆
113. 中川隆[-13157] koaQ7Jey 2018年6月13日 12:26:29 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15472]

「美意識が低い」日本の受験エリート達の末路
オウム真理教が体現する、受験エリートの闇
山口 周 : コーン・フェリー・ヘイグループ 2017年08月31日
http://toyokeizai.net/articles/-/186380

世界のトップエリートたちは現在、必死に美意識を鍛えています。

一方、日本では偏差値は高いが美意識が低く、それが看過できない問題の元凶になっているようです


現在、世界のエリートは必死になって「美意識」を鍛えています。グローバル企業が世界的に著名なアートスクールに幹部候補を送り込む、ニューヨークやロンドンの知的専門職が、早朝のギャラリートークに参加するのは、こけおどしの教養を身に付けるためではありません。彼らは極めて功利的な目的で、「美意識」を鍛えているのです。

なぜならば、これまでのような「分析」「論理」「理性」に軸足を置いた経営、いわばサイエンス重視の意思決定では、今日のように複雑で不安定な世界においてビジネスの舵取りをすることはできない、ということをよくわかっているからです。

「偏差値は高いが美意識は低い」エリートたち

一方、残念ながら現在の日本企業の多くは、経営にかかわる人たちの美意識がほとんど問われません。すなわち、日本のエリート組織の多くは「偏差値は高いが美意識は低い」という状態で、計測可能な指標だけをひたすら伸ばしていく、一種のゲームのような状態に陥っています。ここでは「真・善・美」が問われず、それが、DeNAのコンプガチャやWELQ問題をはじめとして、続発する企業のコンプライアンス違反の元凶になっています。

「偏差値は高いが美意識は低い」という問題の闇を語るうえで避けては通れないのは、オウム真理教です。この宗教集団の特徴の一つとして、幹部が極めて高学歴の人間によって占められていた、という点が挙げられます。有罪判決を受けたオウム真理教幹部のリストを並べてみると、東大医学部を筆頭に、おそらく平均の偏差値が70を超えるのではないかというくらい、高学歴の人物を幹部に据えていたことがわかります。

地下鉄サリン事件が世間を震撼させたとき、これらの名だたる有名大学を卒業したエリートたちが、なぜあのように邪悪で愚かな営みに手を染めたのか、ということがしきりにワイドショーなどで騒がれました。しかし私は、当初からこの問いの立て方はポイントを外していると思っていました。


ワイドショーのコメンテーターに言わせれば、オウムの幹部連中は、受験エリートである「にもかかわらず」、愚かで邪悪な宗教に帰依した、つまり二つの事実を整合性の取れないものとして逆接でつないだわけですが、私は逆に、彼らがまさに受験エリートである「からこそ」、オウム真理教に帰依していったのだろうと思っていました。

その理由は、オウム真理教が提唱していた奇妙な位階システムにあります。オウム真理教では、修行のステージが、小乗から大乗、大乗から金剛乗へと上がっていくという非常に単純でわかりやすい階層を提示したうえで、教祖の主張する修行を行えば、あっという間に階層を上りきって解脱することができる、と語られていました。

これはまさに、オウム真理教に帰依していった受験エリートたちが、かつて塾で言われていたのと同じことです。オウム真理教幹部の多くが、事件の後になんらかの手記や回想録を著しています。これらを読むと、彼らのほとんどが、大学を出た後に社会に出たものの、世の中の理不尽さや不条理さに傷つき、憤り、絶望して、オウム真理教に傾斜していったことがわかります。

オウム真理教における「著しい美の欠如」

このように、わかりやすい位階システム、つまり強く「サイエンス」が支配している組織において、どのように「アート」が取り扱われていたのか。オウム真理教における「アート」について、小説家の宮内勝典氏は著書『善悪の彼岸へ』の中で、次のように指摘しています。

オウムシスターズの舞いを見たとき、あまりの下手さに驚いた。素人以下のレベルだった。呆気にとられながら、これは笑って見過ごせない大切なことだ、という気がしてならなかった。オウムの記者会見のとき、背後に映し出されるマンダラがあまりにも稚拙すぎることが、無意識のままずっと心にひっかかっていたからだ。(中略)

麻原彰晃の著作、オウム真理教のメディア表現に通底している特徴を端的に言えば、「美」がないということに尽きるだろう。出家者たちの集う僧院であるはずのサティアンが、美意識などかけらもない工場のような建物であったことを思い出してほしい。

偏差値教育しか受けてこなかった世代は、あれほど美意識や心性の欠落した麻原の本を読んで、なんら違和感もなく、階層性ばかりを強調する一見論理的な教義に同調してしまったのだ。後にオウムの信者たちと語りあって、かれらがまったくと言っていいほど文学書に親しんでいなかったことに気づかされた。かれらは「美」を知らない。仏教のなかに鳴り響いている音色を聴きとることができない。言葉の微妙なニュアンスを汲みとり、真贋を見ぬいていく能力も、洞察力もなかった。

宮内勝典『善悪の彼岸へ』


宮内氏のこれらの指摘をまとめれば、オウム真理教という組織の特徴は、「極端な美意識の欠如」と「極端な階層性」ということになります。これを本書の枠組みで説明すれば、アートとサイエンスのバランスが、極端にサイエンス側に振れた組織であったと言い換えることができます。


情緒や感性を育む機会を与えられず、受験勉強に勝ち残った偏差値エリートたち。彼らは、いわば「極端に単純化された階層性への適応者」でした。極端に単純化されたシステムの中であれば、安心して輝いていられる人たち。

しかし、実際の社会は不条理と不合理に満ちており、そこでは「清濁併せ呑む」バランス感覚が必要になります。彼らはそのような社会にうまく適応できず、オウム真理教へと傾斜し、やがて外界をマーヤー(幻)として消去させようとしました。

さて、ここまで、オウム真理教という、かつて日本を震撼させた新興宗教集団の特徴について考察してきましたが、読者の皆さんは、なぜビジネスとはまったく関係のないカルト教団の話をしているんだろう?と思われたかもしれません。

しかし、私は、宮内氏が指摘した「美意識の欠如」と「極端なシステム志向」というオウム真理教という組織の特徴が、ある種の組織と非常に類似している点に以前から引っかかっていました。

戦略コンサル、新興ベンチャーとの類似点

「業界の特性」ということでひっくるめられると迷惑だという反論もあるかと思いますが、あえて名指しで、オウム真理教と類似しているなと筆者が感じる二つの業界を挙げるとすれば、それは戦略系コンサルティング業界と新興ベンチャー業界ということになります。

私が電通を退職して米国の戦略系コンサルティングの会社に転職したのは2002年のことです。オウム真理教が地下鉄サリン事件を起こしたのは1995年のことで、私はこの事件をきっかけにしてカルト教団に興味を持ち、研究をするようになったのですが、2002年に戦略コンサルティングの会社に転職し、昇進や評価のシステムに関する説明を入社時研修で受けた際に、すぐに「この組織はオウムの仕組みとそっくりだな」と感じたことを、よく覚えています。

いくつかの具体例を挙げて説明してみましょう。たとえば、極端に階層的でシステマティックである、という側面です。通常の企業ではだいたい8〜9程度の等級が設定されていることが多いのですが、コンサルティング会社には基本的に4階層しかありません。新卒で入るとアナリストになり、やがて中堅のアソシエイトへと昇格し、その中のごく一部がさらにマネジャーへと昇進し、さらに選び抜かれた人が最終的にはパートナーになるという、極めてシンプルな仕組みです。


最近ではさまざまな組織で「多様性」が大きなテーマになり、その要請を受けて複数のキャリアのハシゴを用意する、いわゆる「複線型人事等級制度」の導入が進んでいますが、戦略コンサルティングの業界というのはその真逆で、極めて単線的かつ階層の明確な等級制度になっているわけです。

その階層性の明確さがはっきりと表れているのが報酬制度です。ざっくりとまとめれば、戦略系コンサルティング会社での報酬水準は、一階層上がるごとに倍になります。つまり新卒を1にすれば、中堅は2、マネジャーは4、パートナーが8ということになります。一般的な企業の昇給水準が数%程度であることを考えると、各ステップに100%の階差があるというのはちょっと驚きですが、これも階層性を明確にするための一つの要因となっています。

昇進のためには「生産性」だけが問われる

そしてさらに、ここが非常に重要なポイントなのですが、「何ができれば階層を上がれるか、どうすれば上がれるか」が非常に明確です。昇進の条件は極めてメカニカルなもので、人望や見識といった情緒的な側面はほとんど含まれません。具体的な説明は守秘義務があるので割愛しますが、大まかに説明すれば、コンサルティングに求められる全般的なスキルの項目に対して、どれくらいの充足度があるかによって判定されるという考え方で、一言で言えば「生産性」だけが問われ、人望や美意識は問われない、ということです。

こういったわかりやすい階層性、どうすれば上に行けるのかが明確なシステムは、前述したオウム真理教の仕組みと非常に類似しているんですね。

オウム真理教の教祖だった麻原彰晃が、弟子に対して語った講話の記録が残っているのですが、これを読んでみると非常に興味深い。というのも、麻原はことあるごとに「小乗、大乗、金剛乗」の3ステージを示し、どのような修行をすればこのステージを駆け上がっていけるかを繰り返し帰依者に訴えているのですが、これはコンサルティングファームの上級役員の語り口と非常に似ています。

同様のわかりやすさは新興ベンチャー企業においても見られます。そこで問われるのは見識や人望ではなく「早く結果を出すこと」でしかありません。以前、DeNAが主催した投資家向けの説明会に参加させてもらったことがあるのですが、事業の起案や投資に関する意思決定は徹頭徹尾、経済的な側面に基づいており、事業の意義やビジョンについては「それが経済的利益に結びつくと考えられる際には作成されるだけで、別に必要ない」とのコメントに慄然(りつぜん)とさせられたことがあります。

システムとしてわかりやすいと言えば、これ以上にわかりやすい仕組みはないわけで、とにかく結果さえ出せれば、大手企業に勤めている人が数十年かけて上るようなキャリアの階段を、数年で一挙に駆け上がって高額の報酬を得ることができる仕組みになっているわけです。


さらに指摘すれば、一見すると人材の交流があまりないように思われる「戦略コンサルティング業界」と「新興ベンチャー業界」ですが、昨今では「新卒で戦略コンサルティング会社に入り、途中から新興ベンチャー企業に転職する」というのは一つのキャリアパターンになりつつあります。

たとえば、DeNAの創業メンバーのほとんどが、戦略コンサルティング会社の出身者であったことを思い返せば、これらの業界に集まる人たちに共通する「思考の様式」がおわかりいただけると思います。その思考様式とはつまり「社会というシステムの是非を問わず、そのシステムの中で高い得点を取ることだけにしか興味がない」という考え方です。

「システムによく適応する」≠「よりよい人生」


『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 経営における「アート」と「サイエンス」』(光文社)。
https://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4334039960/asyuracom-22


ここにこそ「エリートこそ美意識を鍛えるべきである」というアイデアの根幹につながる問題があります。エリートというのはシステムに対して最高度の適応力を持っている人たちです。この「システムへの適応力」こそが、彼らをエリートたらしめているわけですが、ここに問題がある。「システムによく適応する」ということと「よりよい生を営む」というのは、まったく違うことだからです。

多くのエリートは、システムに適応し、より早く組織の階段を駆け上がって、高い地位と年収を手にすることを「よりよい人生」だと考えています。しかし、そのような志向の行き着く先には、多くの場合、破綻が待ち受けていることになります。

わかりやすいシステムを一種のゲームとして与えられ、それを上手にこなせばどんどん年収も地位も上がっていくというとき、システムに適応し、言うなればハムスターのようにカラカラとシステムの歯車を回している自分を、より高い次元から俯瞰的に眺める。そのようなメタ認知の能力を獲得し、自分の「ありさま」について、システム内の評価とは別のモノサシで評価するためにも「美意識」が求められる、ということです。

http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/492.html#c113

[文化2] ゆとり教育を推進した三浦朱門の妻 曽野綾子がした事 _ これがクリスチャン 中川隆
114. 中川隆[-13162] koaQ7Jey 2018年6月13日 12:52:44 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15478]

実力主義が日本企業から実力を失わせた

実力主義の結果東芝では「うまい嘘をつける」ほら吹きが社長になった
引用:http://tk.ismcdn.jp/mwimgs/2/3/-/img_23ca3cb4b4263438c640db43b4cc5996291780.jpg


実力主義にすると無能な人が選ばれる?

実力主義、能力主義、成果主義と呼ぶ考え方が、現在の日本企業や行政では正しいとされています。

採用や昇進は実力によるべきだとされ、予算は成果や実績などによって決められるとされています。

こういう考え方が広まったのはバブル崩壊後の1990年代からで、それまでは年功序列や伝統主義が重視されていました。

ところが「能力主義」などに替わったとたん、企業でも政治でも「能力が劣る人」が昇進するようになった。

年功序列の昭和時代の政治家にくらべて、平成の政治家の『小物感』は目を覆うものがあります。

昭和の時代の総理大臣(=自民党総裁)は当選回数だけで決められていて、そこには能力評価が入る余地はまったくなかった。


竹下登という人はノートに全ての議員の当選回数を書き、自分より上は後何人いるか、指折り数えて待ったという。

竹下登は1987年11月6日に総理大臣に選ばれたが、理由は彼より当選回数が多く、健康でスキャンダルが無い人が他にいなかったからでした。

田中角栄も佐藤栄作も中曽根康弘もみんなこうして総理になったが、平成の総理達より高く評価されている。


能力主義が適用されるようになったのは1991年の宮澤喜一(当選8回)からで、皮肉な事に「無能だ」と不評で自民党最後の総理になり下野した。

次の1993年細川護熙(初当選)から本格的な能力主義、実力主義が始まったが、この『能力の低さ』は如何ばかりだろうか。

羽田孜、村山富市、橋本龍太郎、小渕恵三、森喜朗、小泉純一郎、安倍晋三、福田康夫、麻生太郎、鳩山由紀夫、菅直人、野田佳彦と続いた。


昭和の総理大臣は長期的視野や戦略性があったのに対し、能力主義で選ばれた平成の総理は、目先の選挙しか考えない。


能力評価でおべんちゃら人間が出世する

これらの顔ぶれを見ると「実力主義」よりは従来の当選回数順に総理を選んでいたほうが、よほど『能力が高い人』が選ばれていたに違いないと思えます。

役所や企業でもこれと同じ事が起きていて、能力や実力で選んだら、一番能力が劣る人が社長になる企業が続出した。

東芝やシャープの歴代社長はなぜあんな人達だったのか、優秀な人材を集めたのにもっとマシなのは居なかったのかと、誰もが疑問に思ったでしょう。


総理大臣を当選回数で選ぶ制度は、不合理なようでいて「もっとも有権者から信頼されている人」を選んでいたので、実力者を選んでいたのだと言えます。

企業の社長選びも年功序列によって、本当は「最も実力ある人」を自動的に選んでいたかも知れません。

時には失敗するが、それでも能力評価で選ばれた後の時代の社長よりは、皆有能だった気がします。


なぜこうなるかというと「能力」を評価するといっても、評価する人の判断力が低ければどうしようもないからです。

政界の政争劇を見ると分かるように、有力政治家は有能な人物よりも「自分に都合が良い人」を引き立てます。

日本がどうなろうが、自分にオベンチャラを言い、ペコペコしてくる人間を引き立てて、党の有力者にしてしまいます。


企業も同じで、次期社長は社長を選ぶ人達に好都合な人が選ばれ、「有能な人」は選ばれません。

また「有能な人」が能力で選ばれたとしても、その評価が本当に正しいのか疑問を感じる場合が多い。

年功序列時代には上司の評価なんか気にせず堂々としていた日本企業の社員は、「能力主義」の結果常に上司の評価を気にするようになった。

長期的な成果より目先の自分の評価を優先する人が増えた結果、「なぜあの人が?」と首を傾げる人が社長に成る企業が続出した。
http://www.thutmosev.com/archives/74420650.html

http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/492.html#c114

[文化2] ゆとり教育を推進した三浦朱門の妻 曽野綾子がした事 _ これがクリスチャン 中川隆
115. 中川隆[-13161] koaQ7Jey 2018年6月13日 12:54:36 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15478]

職場での正義感なぜ仇に?「無責任な人間ほど出世する」社会学的な根拠=河合薫
http://www.mag2.com/p/money/337500

誰もが知る大企業でもフタを開いてみれば上層部は無責任でいい加減な人ばかり、というのはよくある話。

現場で実際に頑張っているのは平社員ばかりというケースは意外と多いのではないでしょうか。

メルマガ『デキる男は尻がイイ−河合薫の『社会の窓』』の著者で、米国育ちの元ANA国際線CA、元お天気キャスターという異例のキャリアを持つ健康社会学者の河合薫さんが、大手日本企業の中間管理職に関する興味深い調査結果を紹介します。

「責任感や几帳面さが、昇進にマイナスに作用する」統計的有意性

東芝ほか国内大企業への調査で明らかに

前回のメルマガで「日本の大企業の中間管理職がどんな人たちなのか?」について調べた調査で、商社とメーカーで中間管理職のタイプが異なることを紹介しました。今回はその調査で明かになった“衝撃の事実”をお話します。

「わが国大企業の中間管理職とその昇進」と題された論文の肝であり、もっとも気になるのは35項目の心理特性と昇進との関連です。

統計的な分析を行なったところ、次のことがわかりました。

昇進には……

◾学歴、及び、早い時期での評価が圧倒的に重要
◾交渉力、運への自信、指導力、昇進意欲などが重要
◾忠誠心、明るさは関係ない

さらに、

◾責任感や几帳面さは、昇進にマイナスに作用する

と、35項目の中で、「責任感」と「几帳面さ」だけが、統計的に有意に昇進のマイナスに作用していました。

要するに、「責任感の強いことは、昇進を妨げる可能性が高い」という、なんとも残念な結果が得られているのです。

責任感の強さがなぜ、マイナスに作用するのか?

その理由とされているのが、正義感です。

責任感の高い人は正義感も強いため、自らの責任に加え、他者への責任追及も厳しい。

組織で起こる問題の多くは、たったひとりの人物が原因である場合はごくまれ。ひとりが正直に告白することで困る人も少なからずおり、厄介な存在なのです。

逆に、嘘をつきとおす人のおかげで責任追求を免れる人も存在します。

つまり、多かれ少なかれ日常の業務の中にも嘘や責任逃れは横行しているので、そういう人は案外、上司や周囲から重宝がられ、上からの「引き」で出世する可能性が高まるのです。

東芝の調査でわかった皮肉な結果

また、論文では調査対象とした6社別の分析も行い、次のことがわかりました。

◾日本電気:忍耐力、計画力、批判精神などが重要
◾日立製作所:やる気、押し、社交性、闘争心などが重要
◾東芝:柔軟な考え、計画力、批判精神が重要。責任感はマイナスに作用
◾三井物産:交渉力、運への自信、体力などが重要
◾三菱商事:ほとんど関連なし。強いていえばモチベーション
◾日商岩井:ほとんど関連なし。強いていえば運への自信

統計分析では、N(分析する人数)が減ると有意になりづらいという特徴があります。
つまり、企業別にすると必然的に各々のNも減る。

それでも東芝だけ、有意に「責任感の高さはマイナス」という結果が示されたのは、昇進との関連性の強さを伺わせる結果と解釈できます。

東芝だけ。そう東芝だけが「責任感」がマイナスとは……。その後の末路を予測している結果です。

当時の上司たちは“今”の東芝のゴタゴタをどんな風に見ているのでしょうね。ぜひとも聞いてみたいところです。

無責任な世界のCEOたち

いずれにせよ「無責任なヤツほど出世する」という結論は海外の多くの研究で示されていて、米国ではその責任感を個人のパーソナリティ特性と明確に位置づけ、「他責型」と「無責型」に分けるのが一般的です。具体的には、下記になります。
◾他責型は「人を責める」「人のせいにする」タイプ
◾無責型は「自分の関わりを否定する」タイプ

<他責型の事例>

米国企業のトップの7割はこのどちらかに属するとされ、他責型の事例としてよく取り上げられるのが、BP(石油会社のブリティッシュ・ペトロリアム)の元CEO・トニー・ヘイワード氏。

BP社といえば、2010年4月にメキシコ湾沖合80km、水深1522mの海上で海底油田の掘削作業中に、大量の原油をメキシコ湾へ流出させるという大規模な事故を起こした企業で、このときの事故で11人の作業員が死亡。全米を震撼させる大惨事となりました。

当時CEOだったヘイワード氏は事故直後に「一体、どうして我々がこんな目にあうんだ」と報道陣の前で嘆きフルボッコにあった。それでも一向に態度を改めることなく、徹底的に責任を否認したのです。

事故2週間後には、「メキシコ湾は広大だ。海全体の水の量に比べれば、流出した石油と分散剤の量など微々たるものだ」と発言し、科学者たちが「部分的に溶解した原油が、海中を浮遊する様子」を捉え、責任を追求するも、「汚染物質などない。科学者はおかしい」と反論。どこまでも「他者」を責め続けました。

<無責型の事例>

一方、無責型の事例として上げられるのが、ヒューレット・パッカード社史上最悪のCEOと揶揄されたカーリー・フィオリーナ氏。彼女は “ガラスの天井”をぶち破ってきた自他共に認めるエリートで、会社が倒産する数日前「自社のバランスシートは健全」と公言しました。

しかしながら、経営は悪化の一途をたどり、挙げ句の果て辞任。過剰な人員削減や安易な戦略が「企業を衰退させた」と大批判され、“全米至上もっとも無責任なCEO”とも呼ばれています。

その他にも、倒産後も責任を否定し続けた老舗投資銀行ベアー・スターンズ のCEOアラン・シュワルツ氏も、嘘つきで傲慢な「無責型」に分類されています。


無責任な人は無自覚に嘘をつく

こういった事例からおわかりのとおり、無責任な人たちは度々嘘をつきます。しかしながら彼らには、「嘘をついている」という罪悪感はいっさいありません。

私たちは、「嘘をつき、責任を回避すると、イヤな気持ちになる」と考えがちです。しかし実際には、嘘を貫き通すことができると、次第に“チーターズ・ハイ”と呼ばれる高揚感に満たされ、どんどんと自分が正しいと思い込むようになっていくのです。
 

http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/492.html#c115

[文化2] ゆとり教育を推進した三浦朱門の妻 曽野綾子がした事 _ これがクリスチャン 中川隆
116. 中川隆[-13172] koaQ7Jey 2018年6月13日 13:20:26 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15490]

善人は報われず、傲慢でおべっかを使う嫌な奴ほど出世する
[橘玲の日々刻々]


 お話の世界では、努力は報われ、正直者は幸福になり、正義は最後に勝つことになっています。しかし、現実はどうでしょうか。

 アメリカの研究者が調べたところ、職場では仕事を頑張るより上司の評価を「管理」したほうが、より高い勤務評価を得ていました。評価の管理とは、ようするに“おべっか”のことです。

 もちろん、どんな組織にもゴマすりはいます。「そんな奴はみんなから嫌われるから、最後は失敗するにきまってる」と思うかもしれません。しかしこれも、調べてみた研究者がいます。すると驚いたことに(まあ、驚かないひともいるかもしれませんが)、どれほど見え透いたお世辞であっても、ゴマすりが逆効果になる限界点はありませんでした。ゴマはすればするほど得になるのです。

 こうして研究者は、次のように結論しました。

「上司を機嫌よくさせておけば、実際の仕事ぶりはあまり重要ではない。また逆に上司の機嫌を損ねたら、どんなに仕事で業績をあげても事態は好転しない」

 ことわっておきますが、これは「成果主義」「実力主義」の代名詞になっているアメリカ企業の話です。

 さらに不愉快な研究もあります。アメリカのビジネス専門誌の調査では、同調性の低い人間のほうが、同調性の高い人間より年収が1万ドル(約110万円)も多くなりました。「同調性が低い」というのは、利己的で他人のことなどどうでもいいと思っている、ということです。組織においては、上司にゴマをすりつつ、自分勝手に昇給を要求することが成功の秘訣なのです。

 しかしこれでは、善人は報われないのではないでしょうか。残念ながらそのとおりです。

 私たちが他人を評価するとき、その80%は「温かさ」と「有能さ」という2つの要素で決まります。問題なのは、この2つが両立しないと見なされていることです。

 親切なのはよいことですが、あまりに親切すぎると「無能」の烙印を押されます。逆に傲慢で嫌な奴ほど、第三者にとっては有能で権力があるように映ります。その結果、企業のCEOには常軌を逸して嫌な奴、すなわちサイコパスの比率が高くなります。彼らはみんなのために必死に働くのではなく、組織のなかで権力を握ることだけに全精力を注ぐのです。

 これがすべて事実なら、善人は救われないと思うでしょう。これもそのとおりで、職場での冷遇は、肥満や高血圧以上に心臓発作のリスクを高めることがわかっています。

 東芝、日産、神戸製鋼から東レまで、日本を代表する企業の不祥事がつづいています。国会では、“モリカケ”問題で官僚が冷や汗をかきながら答弁しています。いつから日本人はこんなに無様になったのか。目の前に不正があるのなら、一身を賭して真実を暴き、悪を掣肘すべきではないのか。そんな怒りにふるえるひともいるかもしれません。

 でも、彼らはみんな“宮仕え”の身です。アメリカ以上にベタなムラ社会である日本の会社や官庁に、硬骨漢や正義の士がはたして何人いるでしょうか。

 忖度できるひとしか出世しないのなら、忖度が得意なひとがどこにでも現われるのは当たり前の話です。
http://diamond.jp/articles/-/153530

実力主義だと白人男性だけしか高い地位を得られない


ウーバーのトラビス・カラニックCEOは先日、ウーバーの運転手と料金で口論になり、罵る動画の車載カメラが公開されて謝罪していた。

2月19日には元エンジニアのスーザン・ファウラーさんが、2015年から2016年12月まで、社内でハラスメントを受けていたと告発した。


会社に被害を訴えたところ、ウーバー人事部は加害者が好業績を上げているとして、制裁に難色を示したと言っています。

ウーバーは「実力主義」を第一に掲げていて、反面実力さえあれば何をやっても許される風土もあるようだ。

結果としてウーバーの上層部は男性ばかりで女性は男性の部下になり、「男性は女性に何をしても良い」ルールが出来上がっている。

「実力主義」が派閥主義になる

このような風土はシリコンバレー出身のIT企業に多く見られ、経営者や重役のほとんどが男性で、「実力主義」を自画自賛している。

またウォール街の金融機関にも多く見られ、やはり実力主義で優秀なトレーダーのほぼ100%を男性が占めている。

アップルやグーグルやマイクロソフトも例外ではなく、女性をCEOにした米ヤフーは事実上破綻してしまった。


アメリカ特有の問題として、最高幹部になるのは必ず白人の男性で、他の人種や女性がなる事は、極めて稀です。

これも実力主義を掲げる企業ほどそうなっていて、不思議な事に「実力主義」は人種や属性を固定してしまう。

そういえばスポーツの世界でも白人が強い競技は白人だけ、黒人が強い競技は黒人だけという風景が、オリンピックで良く見られる。
http://www.thutmosev.com/archives/69852868.html  

http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/492.html#c116

[文化2] ゆとり教育を推進した三浦朱門の妻 曽野綾子がした事 _ これがクリスチャン 中川隆
117. 中川隆[-13171] koaQ7Jey 2018年6月13日 13:33:22 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15490]

上司の評価は、「見た目」がすべて! 吉田典史
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/11516


「見た目」や「評判」こそが大切

 「上司が理解してくれない」と嘆く会社員がいますね。私は、サッカーやゴルフなどのスポーツ選手のメンタルアドバイザーを長年してきましたが、「監督やコーチが認めてくれない」と愚痴をこぼす選手もいます。

 このような会社員や選手は「自分はこんなに努力している」と思い込み、認められない努力を黙々と続けます。努力そのものは尊いのですが、「努力しよう」と思うと、成功はできないものなのです。自分の能力や才能だけに頼ると、ツキや運をつかみ損ねます。上司や会社、監督やコーチに認めてもらえなければ、能力や才能はないのと同じなのです。

 ほかにもいますね。「正しいことを主張しているのに、理解されない人」「努力家なのに、がんばっているという評判が立つこともない人」「優秀なのに、優秀とは思ってもらえない人」…。

 いずれも、努力するほどに悪い方向に進んでいきます。ツキや運は、他人が運んでくれることを理解していないからです。この現実を心得ているならば、成功するためには2つの方法しかありません。

 1つは、「自分に仕事をさせないと損だぞ」と上司や監督に思わせること。サッカーの本田圭佑選手などは、それをよく心得ているように私は見ています。記者会見でも、ふだんから「強さ」を演じていますね。

 もう1つは、監督やコーチに気にいってもらうこと。たとえば、同じ実績、能力で、調子も同じような選手が2人いたとします。どちらかひとりを試合に出す場合、監督は自分が好感をもっている選手を起用するはずです。これは、私が多くのプロスポーツ選手から直接聞くことでもあります。

 「実力があれば認められる」と信じ込み、ひとりで努力を続けていくと、上手くはいかないでしょう。私はこの姿勢をかたくなに変えることなく、消えていった選手をたくさん見てきました。

 スポーツ選手であれ、会社員であれ、必要なのはまずは自分のイメージづくりです。上司や会社、お客さんや取引先、監督やコーチの目に、自分がどのように映っているかを考えてほしい。「上司が理解してくれない」と嘆く会社員は、上司からの印象がよくないのだと思います。たとえば、「あんな奴は使えないからこの仕事を与えても、どうせ上手くはできないだろう」というイメージです。

 それとは逆に、上司や会社から活躍の場を与えられる人は、イメージがいいのだと思います。「この仕事は、あの社員がスペシャリティだ」という評判です。本当にこのようになる必要はなく、あくまで「見た目」であり、「評判」が大切なのです。中身ではなく、「ラッピング」です。

人は錯覚で動いている

西田文郎さん

 人間の脳は、前提条件でできていることを忘れてはいけない。「自分はこういう人間なのだ」「この分野では、自分は優秀であり、使える人材だ」と決めると、それを実現するように無意識のうちに行動をとります。他人から貼られたレッテルに反応し、自分をそのレッテルに適応させようとします。しだいに、周囲のデザイン通りの人になっていくのです。

 「自分は、こういう仕事ができるのだ」と決めるとき、その仕事ができるとか、できないは2の次です。まずは、「できる」と自分でデザインするべきです。自信がない人ははじめから、「俺はダメだ」「私にはできない」「自分は、使えない人」と思い込みます。そして、ダメであったような経験を拾い集めるのです。「自分はできる」と思った経験に乏しく、「できるようになる自分」を予感できないのでしょう。

 予感には、過去の裏付けがあります。成功を予感できる人の脳には、成功した記憶データがあるのです。「できない」と失敗を予感する人には、そのような記憶データがあるはずなのです。つまり、予感が現実をつくるのです。

 その人は、きちんと「できた経験」もしているはずなのです。しかし、「できなかった」という前提で脳が動くから、「できた経験」に意識が向かない。その意味では、人は錯覚で動いていると言えます。上手くいくためには、自分の脳を錯覚させるようにすればいいのです。

 私は、講演で「自分経営計画書」を書くようによく言っています。「これまでに、自分ができた仕事や自分がいいと思えることを20個書きなさい」と課題を出します。成功の記憶データを思い起こし、脳にインプットするようにするのです。今、仕事などで思い描いたようにいっていない人はなおさら、成功の記憶データを思い起こしてほしい。

 「自分経営計画書」を書いたら、それを実現するために「気、縁、運」を理解してほしい。金運、健康の運、仕事の運、配偶者に恵まれる運など、様々な運があります。運を獲得しようとするとき、まず、気に注意をすべきです。自分の心にあるエネルギーをプラスにするのです。「負けないぞ」「これを乗り越えるぞ」という気です。

 その気には、プラスのエネルギーを発している人が集まります。「よい縁」がしだいにできるようになります。やがてその縁には、「よい運」が訪れます。ツイている人になり、ついには成功を手にするのです。

 マイナス思考で「自分にはできない」という気を発している人と一緒にいると、同じような人との縁ができます。そして、不運とめぐり合うようになっているのです。

 最後に、参考になる例を紹介します。赤字会社の社長と黒字会社の社長を比べると、必死に努力をしているのは赤字会社のほうです。会社員でも同じことが言えます。プロ野球の2軍やJリーグのサテライトを見ると、選手は必死に練習をしています。しかし、努力しても努力をしても、はい上がれないのです。

 そのような人を見てきて、つくづく思います。ツキのない人の努力は、決して開花しません。ツキのない人は、いずれ努力をすることに疲れます。運のない人は不運を美化し、ますます不運になっていくのです。

 努力することを私は否定しませんが、ツキや運は、自分の努力ではつかむことができないのです。人が与えてくれるものなのです。
 

http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/492.html#c117

[昼休み54] 中国人は悪い 中川隆
65. 中川隆[-13182] koaQ7Jey 2018年6月13日 14:24:03 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15502]
治療費を踏み倒し平気で母国にトンズラする「トンでも観光客」の実態 日本の病院は泣き寝入り
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/56050
2018.06.13 週刊現代  :現代ビジネス


「カネがないから治療費は払えない」と開き直る外国人観光客が後を絶たない。未払いのまま帰国されれば、病院はお手上げだ。その未払い金が、我々の「税金」で補填されていることをご存じか。

「国に帰ったら払う」はウソ

近年、日本を訪れる外国人数は著しい増加傾向にある。日本政府観光局のデータによれば、'17年の訪日外国人は約2900万人で、過去最高を更新。増え続ける外国人観光客たち――。彼らは爆買いなどの「インバウンド」で日本に外貨を落としてくれる。だが他方で、ありがたからぬトラブルも起きている。

訪日外国人たちが、急なケガや病気で病院にかかりながら、治療費が払えないからと、そのまま「トンズラ」するケースが全国で相次いでいるのだ。とくに踏み倒しが多いのが、脳卒中、心筋梗塞、骨折、切迫早産など緊急性のある病気である。

「日本に旅行に来ていた外国人が、胸の痛みを訴えて搬送されてきたときのこと。診断の結果、心筋梗塞だったため手術を行いました。その後10日ほど入院。治療費は合計で約300万円かかったのですが、民間の海外旅行保険に加入していなかったため、全額実費となってしまった。

ところがその患者は『いまはおカネがないので国に帰ったら払う』と言ったまま帰国してしまった。その後、なんの音沙汰もありません。

いくら治療費の未払いがあろうと、出国を禁じることは法律的にできないので、病院としては止めようがないのが現状です。最後は泣き寝入りするしかない」(都内の救急病院に勤務する事務員)

日本の場合、3ヵ月以上の在留資格があれば国民健康保険(国保)に加入することが義務づけられている。その制度の抜け穴が利用され、国保に「タダ乗り」し、日本人と同じ3割負担で治療を受ける外国人が続出していることは、これまで本誌が報じてきたとおり。

当然、短期間の滞在では国保には入れない。そのため、その都度、民間の「海外旅行保険」に入り、個人でリスクに備える必要がある。だが、その数千円をケチって未加入のままやってくる人もいる。

観光庁が'17年度に実施した調査では、訪日外国人旅行者のおよそ3割が海外用の医療保険に未加入であった。

さらに近畿運輸局が'16年に実施したアンケート調査では、3ヵ月間に大阪府内の20の医療機関で計1500万円超の未払いが発生していたことが判明。

近畿運輸局の担当者によれば、多くが海外旅行保険に加入しておらず、支払いに窮し、そのまま帰国。病院からの督促にも応じず、回収不可能になっているという。

中国では「前払い」が基本

厚生労働省が、'16年に全国の1710の病院に対して行った外国人患者の受け入れの実態調査では、各病院が負担となっている項目で多かったのが、「未収金や訴訟のリスク」と「言語や意思疎通の問題」だった。

この調査によれば、院内に医療通訳者を配置している病院はわずか15%ほど。コミュニケーションがうまくとれないために、会計の際にもめるケースも少なくないという。

「腕を骨折して運ばれてきた中国人患者がいたのですが、日本語がほとんどしゃべれずトラブルになったことがあります。

治療費が30万円(実費)ほどかかることを事前に説明したのですが、上手く伝わっておらず、治療後『なんでこんなに高いんだ!聞いてないよ』と激昂。翌日、病室に行くと、その患者はすでに姿を消していました。

ほかにも『外で知人がおカネを持って待っているから』と出て行ったきり、そのまま帰ってこない人もいましたね」(総合病院の看護師)

日本と中国では患者への考え方がまったく違うというのは、中国人ジャーナリストの周来友氏である。

「日本の病院はまず治療して、その後にかかった費用を請求しますが、中国は『前払い』が基本。とくに外国人旅行客の場合、クレジットカードや保険の有無などを事前に確認されます。

もし払えないとわかれば、診察も治療もしてくれない。仮に入院できても、その後、支払い能力がないとわかると病室から放りだされることもある。アメリカと同様に医療はあくまでビジネスということです」

もちろん医療費の未払いは外国人に限ったことではない。数だけ見れば日本人のほうが圧倒的に多い。

しかし、日本人は今後もその地域に住み続けるため、再度その医療機関を受診する可能性があるのに対して、外国人観光客の場合、帰国してしまえば、未払いの病院を再び訪れる可能性は極めて低い。つまり、踏み倒そうと思えば、いくらでもできてしまうのだ。

都立広尾病院の小野孝也医事課長はこう語る。

「未払いのまま帰国する外国人旅行者には、駐日大使館などを通じて督促するのですが、現実的には厳しいですね。コストもかかるので、最終的には『債権放棄』=回収不可能として処理することも少なくありません。

今後、ますます未払いの外国人が増えてしまうと、立ち行かなくなる病院が増えてくる可能性はあります。でも、かといって目の前で倒れている外国人患者を、支払い能力がないからと見捨てることはできない。病院としても難しい問題です」

都立病院が潰される!

回収不可能となった医療費は最終的にどこが被るのか。民間病院の場合、基本的に自己責任となり、病院が泣き寝入りすることになる。

一方で、都立病院や県立病院など各自治体が母体となっている公立病院は、「税金」から未払い分が補填されている。

「民間病院であれば、外国人の受け入れを拒否することもできますが、都立病院や県立病院は公的な医療機関なのでそうはいかない。そのため外国人の救急患者が次々と搬送されてくる。当然、未払い患者も多くなります」と語るのは、東京都議会議員の音喜多駿氏だ。

都立病院の医療費の未払いは「私債権の放棄」として、毎年1回、都議会の厚生委員会に報告されている。昨年9月に報告された'16年度分では、およそ3300万円が未収となっている。

「件数としては全体で869件になりますが、私が職員からヒアリングしたところ、そのうち133件が外国人によるものと推測されました。

869件中の133件ですから、数で言うと6分の1ですが、金額にすると1600万円ぐらいが外国人によるものだそうです。ほぼ半分が外国人の未払いということです。

それを補填するために毎年毎年、都民の税金が何千万円と使われている。もちろんこれは都に限ったことではなく、各都道府県、共通の問題です」(音喜多氏)

現在、各病院では、医療費が高額になることが見込まれる場合は患者に前払いを求めたり、親族からの国際送金や、金融機関からの借り入れを促したりと対策を取っているが、まだまだ課題は山積している。

「電子カルテの情報を、パスポートのIDと結びつけて、医療データが記録できるようになれば、出国の際にチェックできますが、個人情報保護の問題もあり、まだまだ難しいのが実状です。

ただ都としては、命の危険性がある以上、身元不明の外国人だからと言って、救急車を追い返すわけにもいかない。

IDを入国管理局と共有して、出国の際などに未払いを追及するような仕組みを、国と都で連携して考えていかないと、この問題はなかなか防げないと思います」(音喜多氏)

政府は2020年の東京五輪で、年間外国人観光客数4000万人を目標として掲げている。

だが、「日本で治療を受けても母国に帰れば、それ以上は請求されない」という情報が観光客の間でさらに拡がれば、ますますカモにされることは間違いない。

「週刊現代」2018年6月16日号より


http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/105.html#c65

[中国2] NHK特集 シルクロードの裏側 史上最悪の危険な被爆地に、毎年数万人規模の日本人観光客が訪れている てんさい(い)
1. 中川隆[-13180] koaQ7Jey 2018年6月13日 15:31:34 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15502]
23. 中川隆[-13181] koaQ7Jey 2018年6月13日 15:31:34 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15502]

中国人は悪い


ウイグルの現状 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%82%B0%E3%83%AB

2017年10月07日
ウイグルとチベット 本当の中国と嘘の中国
http://www.thutmosev.com/archives/72955009.html

共産党はアパルトヘイトのような制度でウイグル人を囲い込み、絶滅に追いやっている
引用:http://img.recordchina.co.jp/thumbs/m720/201704/20170426-05492486.jpg


ウイグル人の苦境

2009年7月にウイグル暴動が発生し、中国共産党は治安部隊を投入して鎮圧し、数千人を粛清しました。

その後新彊ウイグル自治区でウイグル人と中国共産党の間で激戦が続き、2014年には大規模な襲撃やテロが相次ぎました。

最近はウイグルに関するニュースは聞かれなくなり、平和になったかのように見える。


だがウイグルに関するニュースが少なくなったという事は、共産党による民族粛清がそれだけ進んだのを意味している。

昔「満州帝国」という国があり日本の悪事の象徴とされているが「満州」とは清国の別の言い方で、日本は清国を再建しました。

中国は辛亥革命で皇帝を廃位したが、もともと清国人つまり満州人は中国人(北京系)とは別の人種でした。


日本帝国は満州人が中国に侵略されないよう保護すると同時に、支配下に置いたが、国境を越えてどんどん中国人がやってきました。

中国より満州のほうが経済が発展したので、良い生活を求めて中国人が押し寄せ、あっという間に中国人が多数になった。

敗戦で日本軍が撤退すると事態はさらに悪化して、現在では満州人はほぼ絶滅し、民族としては存在していません。


同じ事がチベットとウイグルでも起きて、圧倒的な繁殖力の強さを武器に、中国人は少数民族国家を侵略しました。

チベットは独立国だったのだが、毛沢東の共産軍に征服され、チベット自治区に貶められました。

共産党はチベット人の追放や粛清、中国人の入植を行い、チベット人は絶滅への道を歩んでいます。


チベット侵略と破壊

これに加担したのがアメリカや欧州で、見てみぬ振りをするどころか日本軍との戦争やソ連との冷戦で中国の協力を得るために加担しました。

今ではチベット人は共産党の許可を得ないと自国を旅する事もできないし、仏教は厳しく弾圧され、子供に仏教を教えることも禁止されています。

チベット王が住んでいたポタラ宮殿は共産軍に占拠され、チベットの独立を示すものは破壊しつくされました。


チベットではチベットの歴史や文化、言語などを教えるのは禁止されていて、画一的な北京語と中国の歴史、文化だけを教育しています。

チベット王であるダライ・ラマ14世はインドに亡命し、高齢なので中国共産党が決めた「ダライ・ラマ15世」を任命しようとしています。

共産党が15世を任命したらおそらく15世は王政の廃止を宣言し、チベット王国を消滅させるでしょう。


ダライ・ラマ14世は独自に15世を任命しようとしていて、2人のダライラマ15世が現われるかも知れません。

チベットを破壊するために共産党は、チベット人の子供をさらって思想改造し、チベット弾圧を行わせたと言われています。

子供に親を襲わせて家族を分断し国家に従わせるのは、実はソ連の得意技で、共産主義の伝統文化です。


長江周辺も実は侵略した土地であり、「中国固有の領土」は北京周辺しかない
Image568
引用:http://earthresources.sakura.ne.jp/er/Resources(2)/Image568.gif


絶滅しつつある民族

ウイグル人に現在行っているのもこれで、共産党がウイグル族の子供を拉致し、思想改造を施し軍事教育し、ウイグル人弾圧を実行させます。

後を継ぐべきウイグルの子供が侵略者側になって破壊するので、ダメージは計り知れず、絶望の淵に落とされます。

親子や家族同士、同じ民族同士を戦わせるのは中国古来からの戦法でもあり、三国志とかによく登場します。


共産中国は日本や沖縄でもこれをやり1970年代には大成功して、日本で共産主義暴動を起こさせました。

今は沖縄に入れ込んでいて、琉球人に独立運動を起こさせて中国の手先に利用しています。

目的は日本人と琉球人を戦わせて混乱させ、チベットのように沖縄や尖閣諸島を侵略する事です。


最近共産党はITを駆使した弾圧を行っていて、ウイグルやチベットでは「監視ソフト」をスマホやPCに義務化しています。

どこの誰がPCやスマホで何をしているか、全部分かってしまい、24時間監視されています。

もし監視ソフトが入っていないIT機器を所持していたら逮捕され、おそらく2度と太陽を見ることはできません。


テロ防止と称して顔データを取り、街灯や駅に監視カメラを設置して、行動を監視する事もやっています。

ウイグル人は移動の自由を禁止され、就職や教育も制限され、例えばウイグル人は「中国人」用の幼稚園に入園拒否されます。

昔のアメリカの黒人差別と同じで、中国社会に参加させないようにしています。


この結果チベット人やウイグル人の所得は中国人の平均よりかなり低く、貧困状態に置く事で、テロを起こせなくしています。

またウイグル人はアラブ人に近いが、中東国家には経済力を利用して、ウイグル人を逮捕して送還するよう依頼している。

このようにしてウイグル人とチベット人は、この世から消されつつあります。
http://www.thutmosev.com/archives/72955009.html

2017-12-24 中国のウイグル支配は最先端の人民監視システムで行われる
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20171224T0145390900.html


中国は漢民族ではない辺境国のウイグル人の地区を「新疆」だと言って強制支配している。

ウイグル人はイスラム教徒で独自の文化を擁しているのだが、長らく中国共産党と対立して莫大な死者を出してきた。

何度も何度も独立運動が起こされて、そのたびに中国は凄まじい強権を発動してこれを取り締まった。この歴史の中で、漢民族はウイグル人に憎悪されるようになっている。

こうした民族対立と歴史対立を続けながら中国がこの地区を完全に掌握したいと考えているのは、この地区こそが中国の一帯一路の要所となるからである。さらにこの地区には地下に膨大な資源が眠っている。

中国はこの地区を絶対に手放さない。しかし、中国が支配を強めれば強めるほどウイグル人の抵抗と中国憎悪は激しいものになって対立の根は深まっている。

そのため、中国はどうしたのか。ウイグル人の収入を増やして懐柔するのと同時に、ウイグル人を徹底的に監視するために超高度な監視システムを構築するようになった。

まさにジョージ・オーウェルの小説「一九八四年」に見られる国民徹底監視の「ビッグブラザー」がウイグルに現れた。

ウイグル人はいかに中国に監視されているのか?

中国のウイグル人監視は常軌を逸するレベルにあると、ヒューマン・ ライツ・ウォッチは報告している。中国はありとあらゆる監視をウイグル人に課している。

ウイグル人は常にIDカードを携帯する義務がある。ウイグル人は長いヒゲを生やすことができない。ウイグル人はベールを着用することができない。

ウイグル人はウイグル文化を研究してはならない。ウイグル人は生体データを提出しなければならない。ウイグル人は指定の場所で教育を受けなければならない。

ウイグル人は指定の場所で医療を受けなければならない。ウイグル人は指定の場所に住まなければならない。ウイグル人はガソリンを買うには身分証明が必要だ。ウイグル人は電車に乗る時は検問を受けなければならない。

ウイグル人は日常のありとあらゆる行動に関して監視されるようになっている。

上記はほんの一例だ。ウイグル人は、ホテルでも、ショッピングモールでも、銀行でも検問が必要で、すべての行動は中国当局に監視され、掌握される。

ウイグル人もスマートフォンを使えるが、公安当局が求めたらこのスマートフォンの中身も公安が調べることを阻止してはならないことになっている。

新疆ウイグル自治区では、監視カメラが無数に設置され、さらに町の至る所に交番が建てられて公安がウイグル人を監視している。

少しでも中国政府に反発する態度をしたり、抗議したり、暗号ソフトを使っていたり、反中国のコンテンツを所持したりしていると、問答無用に拘束される。

いったん拘束されると、いつ出所できるのかまったく分からない。場合によっては「国家分裂罪」で死刑になる可能性もある。ウイグル人の研究者がウイグル文化を研究していたというだけで「国家分裂罪」で起訴されるのである。

インターネットはウイグルだけでなく中国全土が完全監視下にあって、見られるコンテンツも決まっており、匿名で何かを書き込むというのは事実上、不可能になっている。


人民は徹底的に弾圧され、監視される社会と化す

「中国が素晴らしい、中国は発展している、中国は平和的、次の時代は中国の時代だ、日本は中国を見習え」と、未だに中国を絶賛している人がいる。

しかし、中国が他国を侵略するのであれば、その国はどうなってしまうのか。

その答えがウイグルである。

人民は徹底的に弾圧され、監視され、いったん監視システムが構築されたら、もう二度と反政府的な言動をすることができなくなるのだ。

欧米や日本にとって技術革新や最先端技術というのは、自分たちの日常を豊かにするためのものだ。最先端技術は楽しみであり、喜びでもある。

ところが、中国にとって技術革新や最先端技術というのは、人民を効率的に監視し、弾圧し、異分子を炙り出すものなのである。人民にとって悪夢であり、恐怖である。

それを、中国はウイグルでやっているのだ。

こんな中で新疆ウイグル自治区に住みたいという人はいないはずだ。自分が監視され、下手な言動をしたら公安に拘束されるかもしれないような不自由極まりない場所に行きたいと思う人間はどうかしている。

中国政府がやっているのは、ウイグル人に対する明白な人権侵害であるのは間違いない。

ところが、この凄まじい人権侵害に対して抗議する国外の良識ある人は、「内政干渉だ」と中国政府から徹底的に抗議される。そして以後は「中国の敵」と認定されて、事あるごとに執拗な攻撃を受けることになる。

だから、欧米の「自称」人権主義のエスタブリッシュメントたちは中国に何も言わない。チベットでも激しい弾圧が繰り返されているが、人権主義だったバラック・オバマ前大統領でさえも中国市場のために何も言わなかった。

エスタブリッシュメントは口ではきれい事を言っているが、人権よりも金だったのである。


https://www.youtube.com/watch?v=EZkvtyKnxvM
2009年に起きたウイグルの暴動。以後、中国は徹底的にウイグル人を弾圧・監視してきた。


中国が日本を支配したら何が起きるのかの事例

中国が民主化することは、中国共産党がこの国を支配している限りは絶対にない。

新疆ウイグル自治区やチベット自治区を見ても分かる通り、中国が民主化したら途端にこれらの国々は漢民族の支配から抜け出そうと独立運動を起こすからだ。

中国が民主化するというのは、中国がバラバラになるということと同じ意味なのである。

中国が激しい勢いで、それも国外からの批判をモノともせずに辺境国を徹底弾圧・徹底監視するのは、そうしないと国家が分裂してバラバラになってしまうからだ。

また、漢民族であってもすべての人民が中国共産党を支持しているわけではない。中国ではしばしば暴動が起きて、反政府運動も生まれるのだが、そのたびに中国政府は容赦なく弾圧してきた。

天安門事件では、1989年6月3日から4日の2日間で、中国政府は反政府運動をする人民を一気に3000人も殺したと最近になって香港紙は書いている。AFP通信では「少なくとも1万人」とある。

中国政府は自分たちに反対する人間は、容赦なく殺しまくる体質を内包しているのである。この体質が、チベット自治区や新疆ウイグル自治区で発揮されている。

中国は独裁国家であり、独裁である限り民主化はなく、民主化がないのだから自由もない。自由に政権批判などしていたら、次の日には拘束されるか死体になって発見される国だ。

こんな国が他国の技術を盗みまくって経済発展したからと言って、「中国は素晴らしい」とか「中国は次の超大国」だとか言って賛美している人の気が知れない。

中国のやり方、中国の体質、中国の徹底弾圧・徹底監視に危機感を抱けないのであれば、それはあまりにも想像力が足りないとしか言いようがない。

「騙した方よりも騙された方が悪い」という国を賛美したり褒めたりすることの危険性を、もっと真剣に考えるべきだ。

チベット自治区や新疆ウイグル自治区で起きている徹底弾圧・徹底監視は、中国が他国を支配したら何が起きるのかの事例として研究すべきであり、これは決して他人事ではない。


チベット自治区や新疆ウイグル自治区で起きている徹底弾圧・徹底監視は、中国が日本を支配したら何が起きるのかの事例として研究すべきであり、これは決して他人事ではない。
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20171224T0145390900.html

2017年07月27日 中国のネット世界 強まる規制と失われる自由

中国に不都合なサイトは遮断され、このブログも中国からは見れない
引用:http://growth-ideas.com/wp/wp-content/uploads/2015/10/18f03320-s.jpg


中国で許されている自由

中国にはもともと自由は無かったが、ケ小平の南巡講話で改革解放が始まってから、自由化が進められた。

以前は生まれた村から出る事が出来ず、一生農民だったが、現在では起業してお金で「都市戸籍」を買えるようになった。

また一人っ子政策で出産には出産許可証が必要だったが、現在は2人まで許可されるようになった。

         
インターネットも普及し、金持ちは外国への旅行をし、株式や土地投資などもし、一見すると他の国と同じように見える。

だが細かく見るとインターネットは実名登録制で、匿名でSNSに書き込んでも、ヒモ付きIDなどで政府に把握されている。

インターネットに書き込めるのは中国政府が許可した事だけで、多くの話題が禁止事項になっている。


例えば中国のネットには戦時中の日本軍の蛮行(全て虚偽)はいくらでも書き込めるが、戦時中に共産軍や国民党軍がやった事は書き込めない。

また天安門事件について書くことも読むことも出来ないし、毛沢東の本当の姿を知ることもできない。

うっかり本当の事などを書いてしまうと、公安がやってきて連行され、生涯行方不明にされてしまう。


2015年に中国全土で数百人の人権派弁護士が拘束されたが、今も解放されず行方不明の弁護士が何人もいる。

弁護士は弁護士仲間が被害を訴えたりするが、報道関係者とか、まして一般人が拘束されるのは日常茶飯事です。

公安や警察は拘束しても発表せず、裁判も行わないので、家族すら公安にさらわれたのを知らない場合が多い。


ネット上の自由

最近共産党が目を光らせているのが習近平など政府要人への批判で、クマのプーさんを禁止したのが話題になった。

プーさんが習近平に似ているところから、批判的な事を書き込む代わりにプーさんを持ち出すのだった。

習近平は不正蓄財をしているという代わりに、プーさんは儲けているようだという具合に書き込む。


中国政府は13億人全員をネット上で識別する技術とか、運転免許や社会保障に連動される登録制度などを編み出した。

例えばネット上で政府批判をすると違反点数が加算され、自動車ローンや住宅ローンができなくなり、進学も大手企業への就職も断られる。

2017年になって新たなネット規制技術を編み出し、不正な画像や動画が掲載される前に削除してしまう。


天安門事件やプーさん画像をネット投稿しようとすると、掲載が反映される前に画像は消されてしまうのです。

掲載した本人も、続いてこの世から消されるのかも知れません。

チャットやメールなど個人間の通信も政府が監視していて、不適切な内容は遮断されるようになってきています。


欧米の調査によると中国政府は数十万人規模のサイバー部隊やネット調査員を抱えてネット対策をしている。

笑えるのは彼らの業務の大半がネットに書き込んで情報を誘導する事だそうで、不適切な書き込みを打ち消すのです。

誰かが日本を褒めたら反対の書き込み、政府批判に傾いてきたらその反対の内容を大量に書き込みます。


これが公安警察や人民解放軍の仕事だというから、世の中には変わった職業があるものです。


ブログに国家の許可証が必要

2017年に中国政府は突如、ネット上のあらゆるコンテンツには、政府の許可を得たという証明書が必要になると交付した。

といっても政府系の業界団体がそう言っただけなのだが、中国ではこの場合、習近平が言ったのと同じになります。

インターネット上のすべての視聴覚コンテンツは「社会主義の本質的価値」を守っているか2人以上の監査人の監査を受ける必要があるという内容でした。


これの意味する所は文章の情報は検閲が自動化されてきたので、把握し難い映像などの検閲を強化するという事のようです。

監査人を任命するのはもちろん共産党と癒着した業界団体で、政府に不都合なサイトは閉鎖される。

サイトだけでなく全ての個人ブログも対象になり、あらゆるネットサイトに共産党の許可が必要になります。


この規制が完全に実行されるのか、それともかなり緩い抜け道が用意されるのかは、今の所わからない。

そして新疆ウイグル自治区では最近、ウイグル族のネット機器にスパイウェアをインストールするよう強制している。

ウイグル自治区はウイグル人の独立国家だったのを、中国が植民地支配して、ウイグル人の根絶やし政策を実行中です。


中国では年間4000件のテロや暴動が発生していて、新疆ウイグル自治区がもっとも頻発しているとされている。

スマホやパソコンに政府が作った監視ソフトをインストールさせ、路上で警察官が検査している。

もし監視ソフトが入っていないスマホを所持していたら、おそらくテロリストとして連行され、そのままあの世行きになります。


中国人(という民族は存在しないが)の場合は刑務所に入れてもらえるが、ウイグル人はそれすら許されません。

監視ソフトによってネット上のあらゆる活動のほか、どんなサイトを見たか、GPSの位置情報も警察・公安が把握している。
http://www.thutmosev.com/archives/71941911.html

2016年05月30日
中国の治安維持部隊 予算18兆円で少数民族弾圧
http://thutmose.blog.jp/archives/60763210.html


北京は大陸では最も遅れた地域で、北京人種は少数民族に過ぎなかった。
故に北京以外は全て他民族の土地です。


中国勢力図☆5500年前
http://livedoor.blogimg.jp/aps5232/imgs/7/f/7f12e8cc.jpg


中国は一つの民族と言っているが、実際は北京系が他の民族を支配しています。

北京は中国でも遅れた地域だったので、他の地域は全て異人種が統治していた外国だったのです。


2つの軍隊を持つ中国

中国には2つの軍事力があり、一つは目に見えてテレビで姿を見ることができます。

見えるのは表向きの軍事力で予算は約16兆円、南シナ海に軍艦を送り、日本の領空を侵犯しています。

もう一つは見えない軍事力で、見える軍事力を1割ほど上回って推移しています。


見えないほうは「治安維持費」と呼ばれていて、表も裏も最高機密で、本当の予算は非公開です。

欧米メディアによると表の軍事費は16兆円で、裏の軍事費は18兆円と見られています。

ちなみにアメリカの軍事費は約70兆円で日本は約5兆円となっています。


中国は表と裏を合計すると約34兆円で、ついにアメリカの半分に達しました。

中国の軍事費は2016年も7%以上増えていて、今後もGDPの伸びを上回る伸び率が予想されています。

ではこの「裏の軍隊」は一体何をしているのでしょうか。


治安維持費の正式名称は公共安全予算で、公式には抗議活動の予防や暴動鎮圧、インターネット管理に当てられる。

だが国民一人ずつに監視をつけても18兆円は簡単に使いきれる金額ではありません。

アメリカには西武開拓時代というのがあり、昔は西部劇が人気の映画ジャンルでした。


北京は最も遅れた地域だった

アメリカ合衆国は最初首都があったワシントン州や東海岸だけだったが、南と西に領土を広げて現在の形になりました。

西部開拓とは、アメリカ人は綺麗事を言っているが、原住民を消し去って無人の荒野にしてしまい、白人が占領した事を言います。

原住民は抵抗するので軍隊やガンマンがインディアンを討伐したのを、かっこ良く映画にしたのが「西部劇」でした。

アメリカが「合衆国」になるために犠牲にした原住民は、2000万人とも6000万人とも言われています。

その手口は文字を読めない先住民に同意のサインをさせ、軍隊を投入して村ごと焼き払うなどだが、西部劇ではカットされています。


次に中国の歴史を見ると、現代の「中国人」とは要するに黄河文明の人々で、北京周辺の狭い範囲の民族でした。

彼らは数千年の間、弱小民族であり、モンゴル人や長江文明などに支配されていました。

歴史上黄河文明が中国全土を支配したのは、1950年に建国した現在の中国だけです。


北京以外は全て「外国」であり植民地なので、アメリカの西部劇と同じく軍事力で敵を消し去る必要があります。

アメリカにとってのインディアンが中国人にとってのモンゴル人、ウイグル人、チベット人、満州人などです。

上海も本来は長江文明に属し、北京とは異なる文明ですが、現在は渾然一体となっています。


漢字、火薬、羅針盤、印刷など中国が発明したと言っているもののほとんど全ては、長江文明で始まったものです。

長江に比べると黄河すなわち北京は遅れた地域で、遅れていたのでやたら子供を産んで人口を増やしました。

すると遅れて劣っていた黄河文明の北京の方が、数で圧倒してどんどん南下していきました。


秦の始皇帝をはじめ、歴代皇帝は今日の少数民族だった


http://livedoor.blogimg.jp/aps5232/imgs/d/b/dbcfae0f.jpg


治安維持とは原住民弾圧

今中国が国内でやっている事は、9割以上の地域の「本来の所有者」の少数人種をこの世から消し去る事業です。

北京以外は全て「外国」なので少数民族は邪魔であり、特にウイグルとチベットを敵視しています。

「治安維持」とは要するに少数民族をこの世から消し去り、中国全土を北京人種が支配するための費用です。


中国では毎日10回以上どこかで暴動が起きていて、テロも頻繁に発生しています。

中国は「国内だ」と言っているが、ウイグル人やチベット人から見ると、北京系中国人こそ外国人です。

ウイグルやチベットでは現地語の禁止、民族衣装の禁止、移住政策、教育の禁止などが行われている。


少数民族の年間所得は中国人の10分の1で、年収数万円といったところです。

絶え間ない弾圧政策で、例えば夕飯を食っている最中でも治安部隊が銃を持って突入してきて、家族を連行したりします。

テロ容疑だとかもっともらしい理由をつけるが、何の理由も無く連れ去って恐怖を与えるのは、中国4000年の伝統的な統治方法です。


台湾原住民によると中国人は、理由もなく暴行し、理由を説明せずに連れ去って処刑する。

理由を明かさない事が「何をしても無駄だ」という恐怖を増幅させ、住民を服従させるのだという。

対して日本軍は必ず理由を説明し、その理由を論破すれば相手を議論で負かすことが可能だという。
http://thutmose.blog.jp/archives/60763210.html
 

http://www.asyura2.com/09/china02/msg/321.html#c1

[中国2] NHK特集 シルクロードの裏側 史上最悪の危険な被爆地に、毎年数万人規模の日本人観光客が訪れている てんさい(い)
2. 中川隆[-13178] koaQ7Jey 2018年6月13日 15:32:39 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15502]
24. 中川隆[-13179] koaQ7Jey 2018年6月13日 15:32:39 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15502]
ウイグル人絶滅作戦 1

米国で最も人気の高い科学雑誌「サイエンティフィック・アメリカン」最新号が、中国の新疆(しんきょう)ウイグル自治区で中国当局が
実施した40数回の核爆発実験の放射能により、数十万ものウイグル住民が死亡した可能性があるとする記事を掲載した。

 記事は、ウイグル人医師のアニワル・トヒティ氏と札幌医科大教授で物理学者の高田純氏の合同調査結果を基礎に書かれたもの。
高田教授は同自治区のシルクロード紀行番組を長年、放映したNHKの核実験無視の姿勢を非難している。

 「サイエンティフィック・アメリカン」7月号は、「中国の核実験は多数の人を殺し、次世代を運命づけたのか」「中国が40年にわたり
核爆弾を爆発させたことで、放射能の雲は住民の上を覆った」という見出しの記事を掲載した。

 同記事はまず、トヒティ医師が新疆ウイグル自治区で1973年の子供時代、3日間、空が黒くなり、土砂のような雨が降ったのを
目撃し、後年、それが核爆発の結果だったことを認識したと指摘。その上で「シルクロード上のロプノル実験場における、1964年から
96年までの40数回の核爆発による放射能の結果、数十万の住民が死んだ可能性がある」と報じた。

 記事はさらに、現在、英国やトルコを拠点にウイグル人の放射能被害を研究するトヒティ医師が、高田教授と「ロプノル・プロジェクト」
という共同研究を進めているとし、高田教授の「新疆ウイグル地区で放射能汚染のために19万4千人が死亡し、120万人が白血病
などを病んだ」という算定を伝えた。

 「サイエンティフィック・アメリカン」は米国だけでなく国際的評価が高く、同誌が今回、事実として正面から伝えた「シルクロードの
核汚染」は、それを否定してきた中国政府にも厳しい詰問となる。

 また、高田教授はNHKが長年、シルクロードの番組を放映し、多数の日本人観光客に核汚染が明白な地域を訪問させながら、
核爆発については一切、沈黙してきたとして今年4月、公開質問状の形で抗議した。

 NHK側は、「(放射能汚染についての)認識は放送当時も現在も持っていない」と回答したというが、今回の米国の科学雑誌の記事は、
高田教授側の研究の成果や意見に国際的認知を与えたこととなる。


____


ウイグル人絶滅作戦 2

中国が、ウイグルで民族浄化作戦を展開している。

民族浄化には、一定の民族を「絶滅させる」ために直接、市民を大量虐殺する方法と、その民族独自の宗教・習慣・文化・言語を「取り上げ」、一定の文化そのものを破壊し、存在させなくさせる方法がある。

後者は日本人に対し、日本語の使用を全面的に禁止し、寿司・刺身・和食を食べる事を違法行為・犯罪とし、コメの生産を犯罪行為として禁止する等の事態に該当する。

 現在、中国政府は7歳〜14歳までのウイグル人の子供をウイグル地域から「強制連行」し、漢民族の居住地域で生活させ、教育を受けさせている。つまり中国語を使う教育を強制し、ウイグル語を地球上から消滅させようとしている。そして中国文化の中で育て、ウイグル文化に「一切触れさせない」ようにし、ウイグルの文化の継承者が居ない状況を作り、その文化を破壊している。

これは民族虐殺に等しく、文字通り、民族浄化である。

中国政府の政策は、ナチスの行ったユダヤ人虐殺と同等であり、本来、多様な文化・言語が地球上に多数、存在する事によって、相互に影響を与え合い、新しい別の文化・文明が次々と作り出されてきた人類の歴史に対する「虐殺行為」である。中国政府の政策は全人類への「冒涜」「犯罪」である。

 また中国政府は、若いウイグル人女性を40万人、漢民族の済む天津、青島へ「強制移住」させ、ウイグル人同士の結婚を「事実上」禁止し、ウイグル人と漢民族の結婚・混血を強制している。これはウイグル人を「地球上から絶滅させる」ウイグル人絶滅政策であり、ナチスのユダヤ人虐殺と同一の政策である。

これは仮に、日本政府が、日本人同士の結婚を禁止するため、若い日本人女性を全員アメリカへ強制移住させ、事実上、日本人女性にアメリカ人との結婚しか「認めない」政策を取る事と同じである。

 しかも、強制移住させられたウイグル人女性は、安い賃金で一日12時間も労働を強制され、宿泊施設は衛生環境の悪い汚れきった部屋に閉じ込められ、刑務所での生活のような人生で「若い時代を浪費」させられている。

これは中国人によるウイグル人の事実上の奴隷化である。

 またウイグルの宗教はイスラムであるが、中国政府は18歳以下のウイグルの若者達にイスラムのモスク(寺院)への出入りを法律で禁止している。そして、イスラムの習慣である「ラマダン=断食」の時期に、ウイグルで食糧の配布を意図的に行っている。これ等は明らかなウイグルの宗教・文化に対する破壊工作であり、極めて悪質な「民族浄化・虐殺」である。

これが中国を「表に立てて行う、ロスチャイルドの世界帝国の支配原理」である。

ウイグルは、明日の日本の姿である。
http://alternativereport1.seesaa.net/article/123821982.html

http://www.asyura2.com/09/china02/msg/321.html#c2

[中国2] NHK特集 シルクロードの裏側 史上最悪の危険な被爆地に、毎年数万人規模の日本人観光客が訪れている てんさい(い)
3. 中川隆[-13176] koaQ7Jey 2018年6月13日 15:34:02 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15502]
25. 中川隆[-13177] koaQ7Jey 2018年6月13日 15:34:02 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15502]

中国人は悪い _ 2


2018年5月22日
コラム:中国ウイグル族を苦しめる現代版「悪夢の監視社会」


[14日 ロイター] - 中国北西部の新疆自治区に暮らすムスリム主体の少数民族ウイグル族にとって、逃げ隠れできる場所はどこにもない。監視対象の個人が自宅や職場から300メートル以上離れると、顔認識ソフトが自動的に当局に通報すると言われている。

住民が個人の追跡を可能にするスマートフォン用アプリをダウンロードしないままだと逮捕される可能性があると、ソーシャルメディアの利用者は指摘する。海外旅行をしたいと願うだけでも、逮捕の原因になる可能性があり、中国政府は出国者の家族を拘束し、強制送還を求めて政治的な圧力をかけたりもする。

いわゆる「再教育キャンプ」に収容されたウイグル族は、過去2年間で少なくとも12万人に達すると、米政府系のラジオ・フリー・アジアは推計する。最大100万人に上るとの報告もあり、米議員グループは先月、少数民族を対象とする最大規模の拘束だと表現している。

外国との接触はすべて疑惑の目で見られ、収容所送りになった人々のなかには、有名なサッカー選手や、国境を越えた商業活動を行っているパキスタン人を夫に持つウイグル族もいると言われている。

大規模拘束に関する報告について、中国政府はコメントを拒否。また、一部がここ数年小規模の分離独立運動を続けているウイグル族に対する抑圧についても中国政府は否定している。

新疆自治区におけるイスラム主義者の反政府活動に直面していると主張する中国政府は、ナイフや爆発物を使った国内攻撃の多くはウイグル族武装勢力によるものだと非難する一方、ウイグル族の指導者グループをテロリスト指定している。


外部専門家も、中国が脅威にさらされていることを認識している。イラク及びシリアのイスラム系過激派組織「イスラム国(IS)」戦闘員には数百人のウイグル族が含まれていると伝えられており、その一部は、帰国して中国人の血を「川のように」流すと宣言している。

それでも、新疆自治区の状況は、テロの危険性に対する合理的な対応範囲を超えているようだ。

実際には同自治区はむしろ、こうした抑圧手法の意図的な実験場にされているように見受けられる、人権問題の専門家から懸念の声が上がっているように、いずれ、他の国内地域や、それ以上の範囲におけるモデルになりかねない。

習近平国家主席が権力を握って以来、世界で最も人口の多い中国における抑圧的な政策が顕著に強まっている。

腐敗撲滅キャンペーン下で外国人や高級官僚も含め習主席の政敵が数百人も逮捕される一方で、政府は顔認識ソフトなど最先端の監視テクノロジーへの投資を拡大している。警察は今月、5万人の群衆から容疑者1人を発見することも可能になった。


また、国内外の反対派を威圧し、批判を抑え込むために、高まる一方の国際的な政治影響力をますます露骨に利用するようになっている。

このことを誰よりも痛切に感じているのが、人口1100─1500万人と推定される中国のウイグル族だ。彼らは、政府支配下にある近隣のチベット自治区とほぼ同様の圧力を受けている。だが、有名人からの支持を受け、亡命中の指導者として著名なダライ・ラマを擁するチベット族の状況とは異なり、ウイグル族が直面する困難は、外部世界から気づかれないままであることが多い。

ウイグル族に対する抑圧は、2つの面で特に陰湿だ。それは、先進的なテクノロジーが駆使されていること、そしてその規模が世界的にが広がっていることだ。国内のウイグル族は長年迫害に直面していたが、中国政府による圧力はこのところ急激にエスカレートしている。

2015年初頭にはすでに、海外のウイグル族コミュニティに対する恫喝や潜入工作のため、中国政府はさまざまな手法を駆使していた。

中国に対して敵対的とみられるウイグル族に関する情報収集に協力しなければ、中国に残された家族が苦しむことになると国外のウイグル族たちを脅していた。昨年、中国は複数の国々に対して、ウイグル族留学生の国外退去を呼びかける世界的なキャンペーンを開始。エジプトだけでも数十人が一斉検挙されて本国送還となった。

中国政府は新疆自治区において、世界のどの国よりも包括的な「ハイテク国家監視システム」を構築しているようだと専門家は指摘。同自治区におけるインフラ整備は、他の国内地域にもまして、こうしたプログラムの強化と明白にリンクしている。

今年後半には地下鉄が開業する予定だが、すべての乗客は、利用のたびに身分証明書の提示を求められる。また同自治区の住民は昨年、すべてのスマートフォン及び電子機器を提出するよう命じられた。「テロリストの動画」などの違法コンテンツが保存されていないか当局のチェックを受けるためだ。


人工知能と監視テクノロジー全般で世界をリードすることを目指している中国では、こうした技術がますます高度化するだろう。

それによって中国政府が何を得たいのかを推測することはさほど難しくない。監視を広く深くするだけでも、少数の武装勢力を追跡し、発見して、目論みを阻止することが容易になる。

だが、新疆自治区における中国政府の行動の幅広さは、ウイグル族であるか否かにかかわらず、すべての中国市民に対して、国家権力がいかに強力であり、規律に背くことがどれほど大きな犠牲を伴うかという明確なメッセージを送っている。

米国による定期的な報告や、ウイグル族支援グループや報道機関の活動を除けば、同自治区で起きている出来事に対して世界はほとんど関心を示していない。

米国政府にしても、貿易や北朝鮮情勢といった問題に比べ、ウイグル族の問題は比較にならないほど中国政府に対して取り上げることはまれだ。欧州諸国は中国との貿易に血眼になっており、習政権を批判することにはなおさら及び腰だ。

中国のウイグル族が、海外支援を得る望みは今のところほとんどない。一時は湾岸諸国とトルコが支援する可能性が見込まれたが、その後、関心は冷めてしまったようだ。

残念なことだ。少数民族や反体制派に対する、このようなハイテクを駆使した抑圧が今後広がっていくならば、もっと関心を持たなかったことをわれわれはいずれ後悔するのではないだろうか。

http://www.asyura2.com/09/china02/msg/321.html#c3

[中国2] NHK特集 シルクロードの裏側 史上最悪の危険な被爆地に、毎年数万人規模の日本人観光客が訪れている てんさい(い)
4. 中川隆[-13174] koaQ7Jey 2018年6月13日 15:36:53 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15502]
26. 中川隆[-13175] koaQ7Jey 2018年6月13日 15:36:53 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15502]
中国人は悪い _ 3


チベットやウイグルで民族狩りをやったのは治安維持部隊で、中国全土に駐留する事で中国という国家を維持している。
2009年のウイグル独立暴動では、13万人の治安部隊と装甲車がウイグル人を攻撃した
治安維持費の過半をチベット、ウイグルで使った

2018年03月08日
中国の軍事費 表と裏で年45兆円 年20兆円の治安維持費


中国人の領土など実は存在せず、異民族を侵略する軍隊が「治安維持部隊」です
中国勢力図☆5500年前
引用:http://blog.nihon-syakai.net/blog/wp-content/uploads/img2011/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E5%8B%A2%E5%8A%9B%E5%9B%B3%E2%98%865500%E5%B9%B4%E5%89%8D.jpg


裏の軍事予算

中国は3月5日の全人代で、2018年の軍事費を8.1%増の1.1兆元(18.6兆円)にする事を決定しました。

日本の防衛費は5.19兆円で、他に米軍を維持するための補助金や交付金が数千億円、合計で5.5兆円以上となっています。

中国の軍事費は日本の約3.5倍に達しているが、他に”もう一つの軍事費”として治安維持費が存在する。

他にも海上保安庁に相当する中国海警局や宇宙予算、工作活動費なども存在するが、ここでは省略する。

中国の治安維持費は今まで軍事費(人民解放軍)と同規模だったが、2017年は1兆2400億人民元(約20.8兆円)に達した。

去年ですら今年の軍事予算を超えていて、軍事費と同じ8%増とすると、2018年は1兆3390億人民元(22.4兆円)に達する。


人民解放軍と治安維持費を合計した真の軍事費は2兆4390億人民元(41兆円)に達する。

加えて宇宙予算に付け替えられている弾道ミサイルや軍事衛星費用、サイバー戦争費用、海警局、工作活動費も全部で数兆円は使っている。

中国の総軍事費は日本円にして年間約45兆円、対する日本は米軍関連費用を含めても5.5兆円というところです。


日本も在日米軍や第七艦隊そのものを「日本軍」として含めると7兆円程度になるが、中国のほうが6倍以上も多い。

中国の「治安維持部隊」なのだが国内向けの軍隊であり、暴動が起きると装甲車で人民を踏みつけて回ります。

チベットやウイグルで民族狩りをやったのも治安維持部隊で、中国全土に駐留する事で中国という国家を維持している。


2009年のウイグル独立暴動では、13万人の治安部隊と装甲車がウイグル人を攻撃した
m86388
引用:http://www.epochtimes.jp/jp/2009/07/img/m86388.jpg


治安維持費の過半をチベット、ウイグルで使った

ウイグルでテロが起きると兵士の格好をした部隊が駅や道路を封鎖しているが、あれが治安維持部隊です。

中国共産党は最初中国の一部しか支配していなかったが、まず人民解放軍が侵略し、次に治安維持部隊が侵略します。

軍隊は戦争が終われば去っていくが、治安部隊は永遠に駐留し、人民に銃を向けて反抗しないようにします。


治安部隊はネット空間の管理もしていて、14億人の人民全員にネット上のIDを振り分け、各自がいつ何を閲覧し書き込んだか、全て把握しています。

例えば雲南省のAさんがネットカフェで習近平の悪口を書き込むと、Aさんは中国のあらゆる場所でネットを使えなくなり、最悪の場合は拘束されます。

駅や路上の監視カメラは強盗を防ぐためではなく人民を監視するためで、14億人全員の顔を登録してAIで常時監視するシステムを構築しようとしています。


また中国の学校では生徒に「つば」を提出させて、14億人全員のDNAを登録し、遺伝子管理するシステムも構築しようとしています。

これがサイバー共産主義で、人民管理を実際に行っているのが治安部隊です。

中国では軍隊、治安部隊、警察など重要な組織は共産党に所属していて、中国という国家には所属していない。


治安維持費が多く使われる地域は偏っていて、チベットとウイグルの2つだけで全体の過半数、それに首都北京を加えた3箇所で予算の8割も使っている。

チベット、ウイグルの弾圧に年10兆円も使い、首都北京の治安維持に5兆円も使っている計算になる。

2つの省は「中国」とは何の関係もない外国で異民族の土地だが、中国人の入植を進め、原住民の弾圧を続けている。
http://www.thutmosev.com/archives/75239507.html

http://www.asyura2.com/09/china02/msg/321.html#c4

[中国2] NHK特集 シルクロードの裏側 史上最悪の危険な被爆地に、毎年数万人規模の日本人観光客が訪れている てんさい(い)
5. 中川隆[-13220] koaQ7Jey 2018年6月13日 15:38:33 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15550]
27. 中川隆[-13221] koaQ7Jey 2018年6月13日 15:38:33 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15550]

中国人は悪い _ 4


2017年12月29日
中国の完全監視区域 ウイグルやチベットで行われるIT管理

監視区域内では検問が行われ、住民は自由に出歩くことは出来ない
引用:http://img.ltn.com.tw/Upload/liveNews/BigPic/600_phpDNun38.jpg


完全監視区域

中国ではITテクノロジーを駆使した国民監視システムが構築され、誰も逃れることはできない。

行き過ぎた監視システムが出来上がるに至った理由は多発するテロや暴動で、年間3,000件以上の暴動が発生している。

毎日10件のペースでどこかで反政府テロや暴動、抗議集会が起きていて、政府は厳しく取り締まっている。

暴動が激しい地域ほど監視体制も厳しく、最近中国の植民地になった地域ほど暴動は多い。

ウイグルは元々ウイグル国だったが、第二次大戦や中共内戦のドサクサに紛れて毛沢東の共産軍が侵略し支配した。

アメリカ人は馬鹿なので中国人と周辺民族の区別がつかず、日本人以外は全て中国人だと考えて、周辺民族侵略に加担した。


こうして侵略されたモンゴル、チベット、ウイグルでは、数千万人もの人が民族浄化の対象になり、亡くなった。

第二次大戦終結以降、中国共産軍などによる死者は、合計で1億人を超えていると推測されている。

こうした歴史的経緯があって2009年にウイグル暴動があり、再び数万人が共産軍と治安部隊の犠牲になった。


そのウイグルでは現在、ITを使ってウイグル人を完全管理する試みが開始され、あらゆる自由を剥奪している。

町中のあらゆる場所では100mおきに監視カメラが設置されているが、住民全員を登録し、顔認証で一日の行動を管理している。

通りのいたるところで公安が検問をしていて、手荷物検査をしているが、武器を探している訳ではない。


中国伝統の少数民族管理方法

通行人のスマホを取り上げて検査機器に接続し、監視ソフトが入っているかを点検している。

ウイグルなどでは監視ソフト無しのスマホを持ち歩くのは遺法であり、PCなど全ての通信機器にインストールが義務つけられている。

この監視ソフトは一定時間ごとに治安警察に位置情報を知らせるほか、通信記録や保存データの内容も逐一知らせる。


もし監視ソフト無しの電子機器を持っているのが見つかれば、連行され刑務所か強制収容所に入れられる。

中国には裁判制度が無く、日本など外国に関係した事件だけ特別に裁判を開くが、普通は何もしない。

逮捕や連行を発表する制度も無く、人知れず連れ去られ、そのまま永久に行方不明になるのが中国の司法制度です。


ウイグル人は要監視対象なので移動の自由は無く、ウイグル自治区でも教育や職業を制限されている。

ウイグル自体が貧しいのに、中国人(漢民族と自称している連中)に比べてウイグル人は貧しく、公職や良い職業は中国人が独占している。

警察や治安部隊、軍に入れるのは中国人だけで、たとえ入隊しても「ウイグル人狩り」のような任務をやらされる。


自民族を自分の手で弾圧させるのは中国伝統の管理法で、チベットでもチベット人の若者に弾圧させて、数百万人を粛清しました。

子供を洗脳して親を襲撃させるような事が、チベットやモンゴルや満州やウイグルで行われました。
http://www.thutmosev.com/archives/74223396.html

[32初期非表示理由]:担当:混乱したコメント多数、規定違反多数により全部処理


30. 中川隆[-5705] koaQ7Jey 2018年1月04日 09:54:29 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

▲△▽▼

2018年01月04日
暴走する中国IT革命 DNA登録や監視アプリ義務へ

中国製スマホには最初から無断送信機能が仕込んであるとも言われている
引用:https://si.wsj.net/public/resources/images/BN-WU223_33z61_M_20171229041052.jpg


顔認証で全国民を監視

資本主義社会はハイテクの進化によってIT革命が起き、AI社会になろうとしているが、中国ではあらぬ方向に進化している。

ITやAIによって14億人の人民を監視するツールとして着目し、ITを利用して全ての国民を常時監視下に置こうとしている。

代表的な例が「監視アプリ」「遺伝子登録」「顔認証」でこれらは順次、全ての国民に義務化されようとしています。


          

日本や西側社会でもこうした物は存在するが、利用は企業が独自に集めたものか、犯罪歴がある人などに限られている。

例えば最近日本では10年以上逃走していた指名手配班を、「駅で発見した」ようなニュースが何度か有りました。

逮捕された容疑者の顔を見ると手配写真とは似ても似つかない別人で、一体どうやって犯人だと気づいたのか疑問です。


少し前の報道で警視庁や警察が防犯カメラに顔認証システムを組み合わせて、いくつかの駅などに実験運用しているというのがありました。

おそらく現在は実験段階から先へ進み、警察の写真とカメラの映像を、顔認証で照合できるようになっていると考えられます。

イギリスはもっと進んでいて、テロ事件の捜査ではロンドンの全ての駅に顔認証連動カメラが設置されていると報道していました。


中国はこれをさらに進めて、全ての国民の顔情報をデータベースに登録し、駅などの監視カメラと照合して、常時監視可能にしようとしています。

日本の最近の報道では、高速道路で自動車の運転者を顔認証する技術を開発したそうなので、さっそく中国でも取り入れるでしょう。

覆面を被っているか後部座席でじっとしているしか、カメラの顔認証から逃れる方法はありません。


PCデータや遺伝子も共産党のもの

今の所適用はウイグルなどテロが頻発している地域の一部だが、やがて主要都市や上海、北京にも拡大される。

次に中国が目を付けているのが国民監視アプリで、これも既にウイグルではテロ防止の名目で義務化されています。

中国ではアリババやテンセントのようなIT企業は、実は中国共産党幹部が経営に加わっていて、準国営企業という側面を持っています。


大手IT企業は利用者の情報をすべて警察や公安と共有していて、ここでも「共有」が間違った方向で活用されている。

公安はIT企業の協力で国民監視アプリを開発し、さらに「密告機能」も搭載し、市民相互監視を奨励している。

監視アプリはスマホやPCの内部を勝手に捜索し、勝手に公安警察に送信し、テロを未然に防止していると政府は説明している。


密告機能はテロリストや反政府主義者を密告すると褒賞がもらえるようだが、その機能を利用すると自分も監視されてしまう。

今のところ一部の地域以外ではアプリ導入は任意だが、次第に地方都市から首都へと拡大される。

最後の極めツケが「遺伝子登録」で、すでに各地の学校ではDNA登録のために生徒の「つば」を集めている。


最初は集めやすい学校と犯罪者から収集し、やがては14億人全員の遺伝子情報を登録し、DNAによる国民監視制度を確立する。

目的はやはりテロや犯罪の防止とされているが、国民を監視下に置くことを最終的な目標にしているように思える。

中国で販売されている中国製スマホやPCには、販売時から外部に情報を無断送信する機能が仕込まれているのは、度々報道されている。

こうして中国は世界初の「IT監視国家」になろうとしている。
http://www.thutmosev.com/archives/74348276.html




http://www.asyura2.com/09/china02/msg/321.html#c5

[昼休み54] 日本の物価はいくらなんでも安過ぎる 中川隆
21. 中川隆[-13219] koaQ7Jey 2018年6月13日 15:48:09 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15550]
中国人が日本の不動産を買いまくる2つの理由(ダイヤモンド・オンライン)
http://www.asyura2.com/18/hasan127/msg/474.html
https://diamond.jp/articles/-/172221


2018.6.13 東方新報 ダイヤモンド・オンライン


中国人は、和歌山県白浜町の不動産まで買っている(写真提供:KRGホーム) ©東方新報


中国人が日本の不動産を大量に購入、今や日本は米国、オーストラリア、カナダに続き人気の国だ。その理由は、大きく言って二つある。1995年に日本で創刊された中国語と日本語、2カ国語の新聞『東方新報』の取材班が取材した記事をご紹介しよう。

東京に留学する子どものために
2億円のマンションを購入

 超低金利や円安により、中国の投資家たちが日本の不動産に投資するケースが増えている。今や日本は、米国、オーストラリア、カナダに続き、中国人が海外で不動産を購入する際の人気の国だ。

 その結果、中国人は日本における不動産購入者の一大勢力になりつつある。西池袋にある不動産代理業者、フューチャーリーディングの柳田文華取締役は、「ちょうど2ヵ月前に、都内の高級マンションを2億円で購入したお客様も中国の方でした。民間企業を経営する社長で、東京に留学するご子息のために購入されたのだとか」と話す。

北京の家を1つ売れば
東京でビルが1棟買える

 温泉地の宿泊施設や商業ビルを、旅館や民宿にする目的で探す客も多く、予算は平均6億〜7億円だという。一方で、2000万円以下の小型物件を購入する客も徐々に増えている。購入者は、中国の管理職階級が多いという。


「有一居」の康楽CEO ©東方新報

「北京の家を1つ売れば、東京でビルが1棟買える」というのは、最近、中国ではやっているフレーズだ。柳田取締役は、「日本で不動産を購入する中国人には、貿易関係の仕事をされている方も多いですが、子どもの将来のために日本で起業、もしくは定住される方もいらっしゃいます」と語る。

 北京市の繁華街、王府井のオフィスビルの中に「有一居」という会社がある。中国のバイヤーに向けて、日本での不動産購入を専門的に取り扱う「ワンステップサービス」を提供している会社だ。

 創立者の康楽CEOは、世界のさまざまな場所を回ったが、日本が一番好きだという。「日本の文化は中国と通じる部分がありながら、独特な魅力を放っている」。多い時で1年間に十数回日本に来ているという康CEOだが、宿泊場所を探すのに少々手間取るといい、「特に桜の季節は、手頃なホテルが見つからなかった。この問題は毎回私を悩ませていたため、自分のための宿を長期的に借りるか、もしくは購入しようと思い当たった。東京の不動産は思ったほど高くなかったためだ」。

 康CEOは2015年に新宿の40平方メートルの物件を200万元(約3500万円)で購入。自分だけの宿泊場所を手に入れ、時折、友人を泊めるようになったという。

 中国人投資家たちにとって日本の不動産の“敷居”は比較的低く、「有一居」で取引された最安値はたったの70万元(約1200万円)。東京の不動産は平均で1軒260万元(約4500万円)と、中国の投資家たちにとっては十分魅力的なのだ。

日本の不動産が選ばれる
最大の理由は資産保全

 日本の不動産を購入しても在留ビザがもらえるわけではないのに、中国の投資家や在日中国人は依然として日本の不動産を買いたがる。外国人が日本で不動産を購入するメリットについて、不動産開発業者、KRGホームの小林一郎社長は、「中国国内の投資者にとって最大の魅力は資産保全だ」と話す。


「有一居」が北京で行った日本不動産相談会 ©東方新報

 KRGホームは、主に和歌山県白浜町の不動産開発を行っており、中国人の購入者も少なくないという。小林社長は、「変動の激しい中国の不動産市場と比べ、日本市場はやや理性的すぎるくらいだ。成熟し安定した市場は、成長こそあまりないが少なくとも安全だ」と分析する。

「中国の一部の投資家たちは、利益を追求しているわけではなく、資産が減らなければそれでいいという考えもあり、日本の不動産は資産保全に最適だとされている」と小林社長。また、日本で暮らす中国人にとって、不動産を購入するのは必須だと言う。資産保全のメリットのほかに、治安もいいし便利な上、社会福利なども完備されているため人気なのだという。

 人口減少のあおりを受けたり、経済成長が長い間、緩やかになったりしていることもあって、小さな街や観光地の宿泊施設が経営難に陥るケースが増えており、不動産購入を検討している中国人投資家の格好の対象となっている。

 小林社長は、「岐阜県の下呂温泉は有名な温泉郷の一つだが、有名な老舗旅館が経営難で破産してしまった。その後中国人が購入し、マンションに建て替えて売り出し、利益を得ている。日本人であれば、旅館をマンションに建て替えようとは思いつかないだろう。中国人は頭がよくて商売がうまい」と話した。

日本に移住するために
事前に住まいの準備

 中国で有名な不動産会社のホームページ上で「200万元(約3500万円)で日本のマンションが2部屋買える。頭金は10%から」という広告が載ったことがあった。価格に関しては、中国の北京、上海、広州、深センなどより安いのは事実だ。日本の不動産への投資は「敷居の低い投資」として浸透しつつある。

 ベテランの投資コンサルタントでもある、スマイルコーポレーション海外投資部の陳斯翰部長は、どうして中国人がはるばる日本まできて不動産を購入するのかという疑問に対し、「お客様の言葉を借りれば、北京の不動産は高すぎるため、新たな投資先への需要が伸びているから。同時に、人民元の価値が下がるリスクに備えるためでもある」と答えた。

 陳部長は、日本の不動産を購入する目的は大きく分けて2種類あるとし、ほとんどは純粋な投資目的だが、もう一つは自分が日本に移住するための、事前の準備のためだという。また、そういった人たちは、投資家と違って管理職階級の場合が多いという。

 現在、日本の不動産に投資する顧客の大部分は、賃貸に出しやすい小型マンションに集中しているという。150万〜200万元(約2600万〜3500万円)の物件を購入する顧客が80%を占めており、賃貸による1年間の収益率は5〜6%に上るという。

不動産市場価格を高騰させる
「犯人が中国人」は一種の感情論

 富士通総研の金堅敏主席研究員は、中国人投資家が日本の不動産に惹かれる理由を以下の6点だと分析する。

(1)世界の主な不動産市場と比べて日本の不動産価格は比較的安く、収益率もいい。
(2)日銀の金融緩和政策による円安で、日本の不動産価格はさらに競争力をつけた。
(3)日本の製品は質が高いことで有名だが、日本の不動産の質も同じように高い。
(4)日本には、外資による不動産購入に関する制限はなく、仲介企業を通じれば簡易的な企業を設立し、投資者を長期滞在させることも可能。
(5)2020年の東京五輪の影響で相場が上がる可能性がある。
(6)日本の文化や生活習慣は中国と似ており、距離も近いため行き来しやすい。


 富士通総研の金堅敏主席研究員 ©東方新報

 とはいえ金主席研究員は、「日本の不動産市場全体における中国人投資者はごくわずか。中国人の投資が日本の不動産市場の価格を高騰させているという一部の評価は、データ統計に基づかない感情論だと言わざるを得ない」と指摘した。

 東京五輪の後、日本の不動産の相場が下落するのではという見方に対し金主席研究員は、「日本の不動産市場全体から見ると、中国のような“過熱”によるバブル現象は起こらないだろう。多少の価格変動は避けられないが、大きく下落するような状況にはならない。中国人投資家も、目的は長期滞在や宿泊施設の経営であるため、五輪の後も大幅な変化は起こらないだろう」と分析している。

(東方新報取材班)

※『東方新報』は、1995年に日本で創刊された中国語と日本語2ヵ国語の新聞です。

http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/126.html#c21

[環境・自然・天文板6] そして、これが恐らく、彼等が私達一般大多数に知られたくない、知られてはならない、宇宙真理の一つでしょう。 お天道様はお見通し
9. 2018年6月13日 17:25:44 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15562]

読んでね:

阿修羅掲示板はパラノイアや統合失調症患者の投稿が多いので、真に受けない様に気を付けて下さい
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/899.html
投稿者 中川隆 日時 2017 年 12 月 19 日 18:34:43:


http://www.asyura2.com/15/nature6/msg/387.html#c9

[環境・自然・天文板6] 『第三の目』松果体を活性化する方法 One(追加・抜粋)←権力、似非自然科学界が嫌がるであろう… お天道様はお見通し
7. 中川隆[-13230] koaQ7Jey 2018年6月13日 17:26:36 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15562]

読んでね:


阿修羅掲示板はパラノイアや統合失調症患者の投稿が多いので、真に受けない様に気を付けて下さい
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/899.html
投稿者 中川隆 日時 2017 年 12 月 19 日 18:34:43:


http://www.asyura2.com/15/nature6/msg/457.html#c7

[リバイバル3] 高層マンションには住んではいけない 中川隆
29. 中川隆[-13241] koaQ7Jey 2018年6月13日 18:06:03 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15574]

2018年06月13日
タワーマンション疲れも 高額な維持費や将来の老朽化

高さが高いので構造や安全上の維持費も高い
画像引用:https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/murakoshi5/20170829/20170829011506.jpg

タワーマンションに住む理由はステータス

バブルの頃に1億円以上する高級マンション「億ション」が流行ったが、現在はそれ以上の高級マンションが売れている。

森ビルや三井不動産は一戸10億円以上の「10億ション」を販売し、売れ行き好調でさらに増やしている。

こうした超高級マンションは中国人や外国人が爆買いしているとも言われたが、実際に購入した大半は日本人だったそうです。



事業などで成功した日本人資産家が購入しているのだが、超高級タワーマンションは購入価格以外の維持費も高額です。

高級タワーマンションは節税や値上がり期待で購入する人もいるが、多くは自腹を切って高額負担をしています。

普通のマンションの5倍や10倍の金額を払ってでも購入する大きな理由はステータスで、自分を誇示したいという欲求が叶えられます。


「六本木ヒルズ」のヒルズ族が一時時代の寵児になったが、入居者のほとんどがIT成金でした。

一時は社長が「六本木ヒルズに住んでいる」というだけで一流とみなされ、その会社の株価も上昇していました。

一流とみなされる高級マンションには同じく一流の人が集まり、一流の人脈コネクションができます。


数億円払うだけで「一流の人間」の仲間になれるのなら、それを安いと思う人も居るでしょう。

一流といってもその程度を誇りに感じる人達なので、同じような仲間が増えていきます。

高級マンションは維持費も高級だった

本来はこうしたステータスを求める富裕層が、自己負担で購入するものだったが、2013年以降の土地バブルで状況は変わりました。

タワーマンションを買えば値上がりするという間違った期待から、転売して儲けるために購入する人が増えたのです。

こうした「転売屋」はそこに住む気などないので、修繕積立金など将来の負担には関心を持たない。


転売屋の興味は高く転売するための豪華な外観や設備だが、それらは後年の修理費を増やす。

多くのタワーマンションは200戸から300戸前後ですが、50年間に100億円の修繕費用が必要とされています。

修繕費用は外壁、内装のほかに高層ビルなので消火設備などが非常に高価で、法令や安全に関わるので節約は難しい。


300戸のマンションで50年に100億円かかったら、1戸あたり50年で約3300万円、年間約67万円、毎月5.5万円かかります。

ところが大半のタワーマンションでは、積立金は月2万円以下が多く、これでは必要な半分しか積み立てられません。

いざ大規模修繕になったら一戸あたり数百万円の負担が発生するのですが、誰が払うでしょうか?


新築時の購入で支払った数億円にくらべれば、毎月5万円の積立や修繕時の数百万円は安いですが、住人は入れ替わります。

同じ人が住んでいても購入時ほど裕福でなくなれば、大規模修繕の数百万円は痛いはずです。

数億円のマンションを購入する人は、買うときには人生上り調子だが、その時が人生のピークかも知れない。


年収数千万円の時には安く感じられた積立金や管理費も、年をとって収入が低下すると、肩に食い込むように堪えるでしょう。
http://www.thutmosev.com/archives/76494391.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/654.html#c29

[リバイバル3] ハイエンド・スピーカーの世界 中川隆
62. 中川隆[-13240] koaQ7Jey 2018年6月13日 18:08:05 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15574]

タワーマンションに住む理由はステータス


バブルの頃に1億円以上する高級マンション「億ション」が流行ったが、現在はそれ以上の高級マンションが売れている。

森ビルや三井不動産は一戸10億円以上の「10億ション」を販売し、売れ行き好調でさらに増やしている。

こうした超高級マンションは中国人や外国人が爆買いしているとも言われたが、実際に購入した大半は日本人だったそうです。

事業などで成功した日本人資産家が購入しているのだが、超高級タワーマンションは購入価格以外の維持費も高額です。

高級タワーマンションは節税や値上がり期待で購入する人もいるが、多くは自腹を切って高額負担をしています。

普通のマンションの5倍や10倍の金額を払ってでも購入する大きな理由はステータスで、自分を誇示したいという欲求が叶えられます。


「六本木ヒルズ」のヒルズ族が一時時代の寵児になったが、入居者のほとんどがIT成金でした。

一時は社長が「六本木ヒルズに住んでいる」というだけで一流とみなされ、その会社の株価も上昇していました。

一流とみなされる高級マンションには同じく一流の人が集まり、一流の人脈コネクションができます。


数億円払うだけで「一流の人間」の仲間になれるのなら、それを安いと思う人も居るでしょう。

一流といってもその程度を誇りに感じる人達なので、同じような仲間が増えていきます。


高級マンションは維持費も高級だった

多くのタワーマンションは200戸から300戸前後ですが、50年間に100億円の修繕費用が必要とされています。

修繕費用は外壁、内装のほかに高層ビルなので消火設備などが非常に高価で、法令や安全に関わるので節約は難しい。


300戸のマンションで50年に100億円かかったら、1戸あたり50年で約3300万円、年間約67万円、毎月5.5万円かかります。

ところが大半のタワーマンションでは、積立金は月2万円以下が多く、これでは必要な半分しか積み立てられません。

いざ大規模修繕になったら一戸あたり数百万円の負担が発生するのですが、数億円のマンションを購入する人は、買うときには人生上り調子だが、その時が人生のピークかも知れない。


年収数千万円の時には安く感じられた積立金や管理費も、年をとって収入が低下すると、肩に食い込むように堪えるでしょう。
http://www.thutmosev.com/archives/76494391.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/697.html#c62

[リバイバル3] ボッタクリ アンプ _ FM Acoustics の世界 中川隆
21. 中川隆[-13239] koaQ7Jey 2018年6月13日 18:08:52 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15574]

タワーマンションに住む理由はステータス


バブルの頃に1億円以上する高級マンション「億ション」が流行ったが、現在はそれ以上の高級マンションが売れている。

森ビルや三井不動産は一戸10億円以上の「10億ション」を販売し、売れ行き好調でさらに増やしている。

こうした超高級マンションは中国人や外国人が爆買いしているとも言われたが、実際に購入した大半は日本人だったそうです。


事業などで成功した日本人資産家が購入しているのだが、超高級タワーマンションは購入価格以外の維持費も高額です。

高級タワーマンションは節税や値上がり期待で購入する人もいるが、多くは自腹を切って高額負担をしています。

普通のマンションの5倍や10倍の金額を払ってでも購入する大きな理由はステータスで、自分を誇示したいという欲求が叶えられます。


「六本木ヒルズ」のヒルズ族が一時時代の寵児になったが、入居者のほとんどがIT成金でした。

一時は社長が「六本木ヒルズに住んでいる」というだけで一流とみなされ、その会社の株価も上昇していました。

一流とみなされる高級マンションには同じく一流の人が集まり、一流の人脈コネクションができます。


数億円払うだけで「一流の人間」の仲間になれるのなら、それを安いと思う人も居るでしょう。

一流といってもその程度を誇りに感じる人達なので、同じような仲間が増えていきます。


高級マンションは維持費も高級だった

多くのタワーマンションは200戸から300戸前後ですが、50年間に100億円の修繕費用が必要とされています。

修繕費用は外壁、内装のほかに高層ビルなので消火設備などが非常に高価で、法令や安全に関わるので節約は難しい。


300戸のマンションで50年に100億円かかったら、1戸あたり50年で約3300万円、年間約67万円、毎月5.5万円かかります。

ところが大半のタワーマンションでは、積立金は月2万円以下が多く、これでは必要な半分しか積み立てられません。

いざ大規模修繕になったら一戸あたり数百万円の負担が発生するのですが、数億円のマンションを購入する人は、買うときには人生上り調子だが、その時が人生のピークかも知れない。


年収数千万円の時には安く感じられた積立金や管理費も、年をとって収入が低下すると、肩に食い込むように堪えるでしょう。
http://www.thutmosev.com/archives/76494391.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/754.html#c21

[近代史02] 君はアジアを解放する為に立ち上がった昭和天皇のあの雄姿を知っているか? 中川隆
117. 中川隆[-13238] koaQ7Jey 2018年6月13日 18:47:46 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15574]
これまでアメリカは東アジアにおける軍事的な緊張を高めるため、朝鮮を利用してきた。核兵器やミサイルの開発の裏でアメリカが暗躍している疑いもある。朝鮮とアメリカとの問題を考える場合、少なくとも朝鮮戦争まで遡らなければならないが、アメリカが求め、日本が同調している「非核化」は朝鮮の無条件降伏に等しく、これはアメリカによる朝鮮半島全域の制圧を意味している。その先には中国の制圧、ロシアの再属国化、そしてパックス・アメリカーナがある。

 ところで、朝鮮戦争が勃発したのは1950年6月25日だが、その前から小規模の軍事衝突はあった。その当時、ダグラス・マッカーサーに同行して日本にいた歴史家のジョン・ガンサーによると、半島からマッカーサーに入った最初の電話連絡は「韓国軍が北を攻撃した」というものだったという。日本では北からの攻撃で戦争が始まったことになっているが、世界的に見ると決して常識ではない。

 戦争勃発の3日前、ジョン・フォスター・ダレスは朝鮮半島から日本へわたり、吉田茂と会談した後にニューズウィーク誌の東京支局長だったコンプトン・パケナムの家で夕食会に参加している。日本側から出席したのは大蔵省の渡辺武、宮内省の松平康昌、国家地方警察企画課長の海原治、外務省の沢田廉三だ。

 渡辺武は元子爵で後の駐米公使、松平康昌は元侯爵で三井本家家長の義兄、沢田廉三の結婚した相手は三菱合資の社長だった岩崎久弥の娘。海原治は国家警察予備隊、後の自衛隊を創設する際に中心的な役割を果たすことになる。

 夕食会の4日後、つまり朝鮮戦争が勃発した翌日の26日には帰国直前のダレスに対し、天皇から軍国主義的な経歴を持つ「多くの見識ある日本人」に会い、「そのような日本人による何らかの形態の諮問会議が設置されるべき」だとする口頭のメッセージが伝えられている。メッセンジャーはパケナムだった。(豊下楢彦著『安保条約の成立』岩波新書、1996年)

 朝鮮戦争の直前、1949年1月に人民解放軍は北京に無血入城、コミュニストの指導部も北京入りしている。1945年4月にフランクリン・ルーズベルトが急死して誕生したハリー・トルーマン政権は第2次世界大戦後、蒋介石に中国を支配させる予定で、20億ドルを提供しただけでなく軍事顧問団も派遣している。

 その当時は国民党軍が紅軍(コミュニスト)を圧倒していたが、1947年の夏になると人民解放軍(47年3月に改称)が反攻を開始、48年の後半になると人民解放軍が国民党軍を圧倒するようになっていた。朝鮮戦争はアメリカ政府の中国奪還作戦だと見ることができる。

 朝鮮戦争の最中、1951年4月にCIAは約2000名の国民党軍を引き連れて中国領内に侵入したが失敗、翌年8月にも中国へ侵攻したが、この時も人民解放軍の反撃で追い出されている。朝鮮戦争は1953年7月に休戦、アメリカ軍は目的を達成することができなかった。

 その当時、インドシナではフランスが植民地奪還を目指して戦っていたが、この戦争でアメリカ政府はフランスを支援している。そのフランス軍が1954年5月にディエンビエンフーで降伏するが、その4カ月前、国務長官のジョン・フォスター・ダレスがベトナムでのゲリラ戦を準備するように提案している。それを受け、その年の夏にダレス国務長官の弟であるアレン・ダレスが長官だったCIAはSMM(サイゴン軍事派遣団)を編成、破壊活動を開始、リンドン・ジョンソン政権で本格的な軍事介入を始めた。

 リチャード・ニクソン大統領はベトナム戦争を終結させ、中国との国交回復を実現するが、その中国では1970年代の終盤から新自由主義に向かって歩き始め、80年には新自由主義の教祖的な存在であるミルトン・フリードマンが中国を訪問、レッセフェール流の資本主義路線へと導いていった。フリードマンは1988年に妻のローザとともに再び中国を訪れ、趙紫陽や江沢民と会談している。趙紫陽は1989年に失脚するが、江沢民はその後もアメリカとの関係を推進した。この流れが大きく変化したのはウクライナでアメリカがネオ・ナチを使ったクーデターを実行した2014年である。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201806130000/
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/312.html#c117

[文化2] ゆとり教育を推進した三浦朱門の妻 曽野綾子がした事 _ これがクリスチャン 中川隆
118. 中川隆[-13237] koaQ7Jey 2018年6月13日 19:00:19 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15574]

サイコパスが選ぶ職業、トップ10


1位 CEO
2位 弁護士
3位 テレビやラジオのキャスター
4位 セールスマン
5位 外科医
6位 ジャーナリスト


サイコパスを見抜くことは難しい。彼らは、映画や小説で描かれる「切り裂きジャック」とは違う。多くの場合、サイコパスは一般の人たちと変わらない。特定は困難だ。


アメリカ精神医学会の「精神障害の診断と統計マニュアル」の第5版、いわゆるDSM-5は、サイコパスの性格について、傲慢で、過大な自尊心を持ち、他人を操ることに長けた者と定義している。だが、診断は往々にして、一筋縄ではいかない。

1つだけ、サイコパスには共通点が見受けられる。職業だ。例えば、サイコパスは非情さ、カリスマ性、恐れを知らないといった特質を持つため、リーダー的なポジションについていることが多い。サイコパスは即座の判断に優れたセンスを発揮する。逆に、看護やセラピーなど他者への共感が必要な仕事には向いていない。

心理学者のケヴィン・ダットン(Kevin Dutton)氏は、サイコパス研究が専門。著書『サイコパス 秘められた能力』において、同氏はサイコパスが選ぶ職業をリストにまとめた。

「有能なサイコパス(Functional psychopath)」とダットン氏が呼ぶ人たちは、「私情に流されず、臆することなく、カリスマ性を生かして、社会の表舞台で成功を収める」。言い換えるなら、人とは違った特徴はあるものの、サイコパスはごく普通の人と変わらない生活を送っている。

サイコパスが選ぶ職業トップ10を見てみよう。

(※全ての写真は記事上部のリンクからご覧になれます)
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10位 公務員

実際、2014年にはイギリス政府の職員は、特に「秩序の維持」を目的に、サイコパスの採用を検討した。

なぜならサイコパスは「危機的な状況への対応に優れ」、そして「他者への関心や倫理規範に欠け、非常に知的能力が高く論理的な傾向があるため」だ。
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9位 シェフ

ほとんどのサイコパスは、他人に危害を加えることに興味がない。だからシェフが毎日、火や包丁を使うからと言って、心配する必要はない。

サイコパスは、他の人なら失敗してしまうようなカオス状態が得意。なので大忙しのキッチンで活躍できる。


8位 聖職者

サイコロジー・トゥデイ(Psychology Today)のブログで、FBIのベテラン捜査官ジョー・ナバロ(Joe Navarro)氏は、サイコパスが聖職者を選ぶ理由を述べた。

いくつかの理由の中で同氏は、宗教組織は、他者を食い物にする手段を与え、また自らの行為を正当化する手段になると語った。加えて、連帯感を築くことも簡単なため、人を操ることに長けた人にとっては、個人的な情報を手に入れ、有利な立場を得やすい。
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7位 警察官

サイコパスが必ずしも、隠されたモチベーションを持っているわけではない。

彼らの特徴の1つは、ストレス下でも極めて冷静なこと。警察官は激務で危険な仕事。危機的状況でも落ち着いていられることは、大きなメリットになる。

警察官がサイコパスに人気の職業なのは、これが理由かもしれない。
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6位 ジャーナリスト

ダットン氏はサイコパスの特徴として、人を引きつける魅力、集中力、高い意識、非情さ、そして行動的であることをあげた。

これらは全て、ジャーナリズムの世界では有利な性質。特に厳しい締め切りがあり、情報源から答えを引き出す必要がある場合はなおさら。
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5位 外科医

イングランド王立外科医師会の会報に、外科医には本当にサイコパスが多いのかを調べた研究が掲載された。

研究によると、研修医を抱える外科医は、一般的な病院の外科医よりもサイコパス的性格のスコアが高かった。また一般的な病院の外科医は、一般の人よりもスコアが高かった。

この理由について、研究チームは「ストレス耐性が、医師にとって最も重要な特徴」であり、外科医は毎日、難しい決断を即座に下さなければならないという事実をあげた。
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4位 セールスマン

サイコパス的な人が営業部門で働いた場合、厚かましい売り込み、客の横取り、一番稼ごうとする執拗な欲求、チームワークの欠如といった特徴が表れるだろう。

働く組織次第では、最悪の結果となることもあれば、最高のセールスマンとして称賛を受けることもあり得る。


3位 テレビやラジオのキャスター

サイコパスの中には、ナルシシズム的性格を示す人もいる。多くの人から注目を集めることが不可欠な職業では、間違いなく役に立つ性格。

また、この職業はプレッシャーのかかる状況で冷静さを保つ必要がある。これもサイコパスに好まれる理由だろう。
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2位 弁護士

『ソシオパスの告白』の中で、自らもソシオパス(社会病質者)を自認するM・E・トーマス(M. E. Thomas)氏は、ソシオパスであることが優秀な弁護士になることに有利に働いたと述べた。

一方、サイコロジー・トゥデイのブログで、弁護士のルース・リー・ジョンソン(Ruth Lee Johnson)氏は、自信、冷酷さ、人を欺ける魅力といったサイコパス的な特徴は、弁護士にとって役立つと認めながらも、こうした特徴だけで十分とするのは単純すぎると釘を刺した。

だが、時と場合によっては、非常に優秀に見えるだろう。
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1位 CEO

サイコパスは、「カオスへの耐性」と呼ぶべき特徴を持っている。これは単に、ストレスがかかる中でも冷静さを保っているという意味ではない。

彼らは時に、混乱状態を作り出す。周囲の誰もが苦戦している中で、自分を優れた存在に見せるために。

サイコパスの中には、この手段を使って出世の階段を上がり、トップの座に就く者もいる。

一方、周りを操る必要のないサイコパスもおり、自らの能力だけでトップに登りつめる。

[原文:http://www.businessinsider.com/professions-with-the-most-psychopaths-2018-5

(翻訳:長谷 睦/ガリレオ、編集:増田隆幸)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180604-00010003-binsider-sctch&p=1

http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/492.html#c118

[文化2] ゆとり教育を推進した三浦朱門の妻 曽野綾子がした事 _ これがクリスチャン 中川隆
119. 中川隆[-13236] koaQ7Jey 2018年6月13日 19:02:03 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15574]

優れた投資家は機能的精神異常者?

この度、アメリカで行われた調査によると、優れた投資家は精神異常者であると発表され物議をかもしている。

すぐれた投資家とは米国の科学者のチームによると、正常なIQをもっている41人(感情影響する脳の領域に障害がある15人を含む)に簡単な投資ゲームをするように依頼。

実験の結果は脳障害をもっているグループの方が投資家として優れていた。

科学者によると脳に障害のない被験者は感情が作用し、リスク回避行動を取るのが、脳傷害をもっているグループと違うところ。

よって研究者の 1人、アイオワ大学神経学助教授 Antione Bechara は優れたトレーダーは「機能的な精神病質者(サイコパス)」と呼ばれるかもしれないと発言。

またスタンフォード大学の Shiv 氏によると、多くの企業幹部や一流弁護士も、同じ特色を共有するかもしれないと語っている。

以上が大体の内容です。どうですか? 

日本の過去の名だたる相場師達も、その行動は病的な人が多いのも事実ですし、私は案外、的を射ている部分もあると思います。しかし、優れた投資家と言うのを研究者がどのように認識してるかは、個人的には少々疑問があります。

この研究者の言う優れた投資家と言うのは、恐らくリスクを果敢に取りにいける人達を言うのでしょう。

正常な脳を持った普通の人なら、リスク回避行動を取る場面で、逆の行動をする人達。

これは逆張り順張りは関係ないと思います。大暴落の最中に果敢に買いにいける人、新高値をどんどん買いあがれる人達でしょう。

日常生活で言えば、火事の家に飛び込み、高いビルに命綱なしで登って行ける人達なのかも知れません。

その行動が大きな利益を生む原泉になる訳ですが、しかし一気に破産するリスクも抱えている訳です。

昔から○○と天才は紙一重といいますが、私は一見狂気とも思える行動がプラスに作用する職業もあると思います。それは芸術家、企業経営、そして投資家(投機家)でしょう。そう言う意味では、この実験結果は妥当なものだと思います。

しかし、この実験の最大の欠点は時間軸が無視されているところです。

日本の相場師も成功と破産を何度も繰り返しながら、最後まで勝ちきった人はごく少数しかいません。

最近のアメリカでも栄華を極めたビクター・ニーダーホッファーやジュリアン・ロバートソン、会社で言えばLTCMも破産しています。

先日亡くなった、ダイエーの中内さんも前半までは歴史に残る成功者ですが、晩年は評価を落としました。つまり一時は大成功しても時間には勝てなかった訳です。

この実験の脳傷害がある人のリスク回避行動が欠如していると言う面は、個人的には納得できますが、それが常に上手く機能し、優れた投資家であり続けることが出来るかは、また別問題でしょう。

最後に、現役の優れたトレーダーであるラリー・ウィリアムズの講演会を聞きに言った時、彼は常に一般大衆と逆のことをやっているので、トレーダーは日常生活で精神的バランスを保つのが大変だと言っていたのが、印象に残っています。


追記

ケヴィン・ダットン(オックスフォード大学実験心理学部教授)が書いた、


サイコパス 秘められた能力 2013/4/23 ケヴィン・ダットン (著)
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4140816023/ref=as_li_ss_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=7399&creativeASIN=4140816023&linkCode=as2&tag=asyuracom-22


でトレーダーについて興味深い記述があったので紹介します。

ドン・ノヴィックは、トレーダーとして働いた16年間一度も損をした年がなかったという。現在は引退して悠々自適の生活。ちなみちドン・ノヴィックは自分のことをサイコパスと認め、検査の結果も陽性である。

その彼にトレーダーとして成功する秘訣を聞いたところ、

「非常に優秀なトレーダーの最大の特徴は、引き際の態度、その日の取引はすべて終了というときの様子だ」

と答えた。更に

「トレーダーという商売は、精神的に少しでも弱いところがあれば身の破滅になりかねない。
ハードな取引のあとで泣いたり、具合が悪くなったりしたやつを大勢見てきた。
市場から受けるプレッシャー、環境、人間・・・ どれも本当に容赦ないからね。

それでもトップにいる連中に関しては、一日の終わりに出口に向かっているとき、何を考えているのか、わからないことだ。

何十億大儲けしたのか、すっからかんになったのか、まったく見分けがつかない。

優秀なトレーダーの基本原理は、取引中に脳の情動執行委員会の誰にも、意思決定重役室のドアをノックさせないこと。同席するなんてもってのほかだ。

非情に、冷酷に、執拗に、今この時に集中する。
昨日起きたことは今日起きていることと切り離す。
昨日のことを引きずったら、たちまち失敗する。
いつまでも感情を引きずる人間は立会場では二日ともたない」

と語った。

例えば死刑執行人は、人の命を奪っても何も感じないかもしれない。
トレーダーの場合も似たようなものだ。

取引注文を業界用語では「執行」という。
取引が執行されたら、優秀なトレーダーは、平気でさっさと帰っていく。
その後になぜ? とか、賛成か反対かとか、正しいか間違っていたかなんて、これっぽっちも考えないのだ。
http://psychological-jp.com/column/p3.html

http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/492.html#c119

[文化2] ゆとり教育を推進した三浦朱門の妻 曽野綾子がした事 _ これがクリスチャン 中川隆
120. 中川隆[-13235] koaQ7Jey 2018年6月13日 19:15:40 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15574]

ロシア史上で断然No.1 の大秀才だったロシア革命の指導者レーニンは典型的なサイコパスだった


ウラジーミル・イリイチ・レーニン(1870年4月22日 - 1924年1月21日)


神童の誉れが高く、九歳でシムビルスク古典中高等学校に入り、卒業の際は全学科全学年を通じて首席だった為、金メダルを授与された。

1887年5月に彼の兄アレクサンドル・ウリヤノフは、ロシア皇帝アレクサンドル3世の暗殺計画参加のために絞首刑にされた。

兄の死によりレーニンは学生活動に参加するようになり、同年末に逮捕されカザン大学を退学するが、兄アレクサンドルの母校サンクトペテルブルク大学の難関国家検定試験で断トツの成績だった秀才ぶりと試験官の強い推薦で政治事情を免除され、第一級の学士を取得。
https://nlp.cs.nyu.edu/meyers/controversial-wikipedia-corpus/japanese-html/main/main_0841.xml.html


レーニンの実像  


ロシアではグラスノスチによって、神聖不可侵だったレーニンの実像を知る手がかりが次第に明らかにされつつある。共産党中央委員会が管理していたマルクス・レーニン主義研究所所属の古文書館に「秘密」のスタンプが押された3724点におよぶレーニン関連の未公開資料が保存されていたことも判明し、民主派の歴史学者の手によってその公開が進みつつある。

 これらの資料のうちの一部は、ソ連崩壊以前からグラスノスチ政策によって公開されていた。そのうちのひとつが、私が月刊『現代』91年10月号誌上で全文を公表した、1922年3月19日付のレーニンの秘密指令書である。改めてここでその内容を紹介しておこう(翻訳全文は拙著『あらかじめ裏切られた革命』に所収)。


 22年当時、ロシアは革命とそれに続く内戦のために、国中が荒廃し、未曾有の大飢饉に見舞われていた。そんな時期に、イワノヴォ州のシューヤという町で、ボリシェヴィキが協会財産を没収しようとしたところ、聖職者が信徒の農民たちが抵抗するという「事件」が起きた。報告を受けたレーニンは、共産党の独裁を確立する最大の障害の一つだった協会を弾圧する「口実ができた」と喜び、協会財産を力ずくで奪い、見せしめのための処刑を行い、徹底的な弾圧を加えよと厳命を下したのである。以下、その命令書の一部を抜粋する。


<我々にとって願ってもない好都合の、しかも唯一のチャンスで、九分九厘、敵を粉砕し、先ゆき数十年にわたって地盤を確保することができます。まさに今、飢えた地方では人をくい、道路には数千でなければ数百もの死体がころがっているこの時こそ、協会財産をいかなる抵抗にもひるむことなく、力ずくで、容赦なく没収できる(それ故、しなければならないのです>


<これを口実に銃殺できる反動聖職者と反動ブルジョワは多ければ多いほどよい。今こそ奴らに、以後数十年にわたっていかなる抵抗も、それを思うことさえ不可能であると教えてやらねばならない>


おぞましい表現に満ちたこの秘密書簡は、『ソ連共産党中央委員会会報』誌90年4月号に掲載され、一般に公開された。党中央委ですら、90年の時点で、レーニンが直接命じた残忍なテロルの事実の一端を、公式に認める判断を下したわけである。

 アナトリー・ラトゥイシェフという歴史家がいる。未公開のレーニン資料の発掘に携わっている数少ない人物で、同じくレーニン研究に携わっていた軍事史家のヴォルコゴーノフが、95年12月に他界してからは、この分野の第一人者と目されており、研究成果をまとめた『秘密解除されたレーニン』(未邦訳)という著書を96年に上梓したばかりだ。モスクワ在住の友人を通じて、彼にあてて二度にわたって質問を送ったところ、氏から詳細な回答を得るとともに、氏の好意で著書と過去に発表した論文や新聞インタビュー等の資料をいただいた。以下、それらのデータにもとづいて、レーニンの実像の一端に迫ってみる(「 」内は氏の手紙および著書・論文からの引用であり、< >内はレーニン自身の書いた文章から直接の引用である。翻訳は内山紀子、鈴木明、中神美砂、吉野武昭各氏による)。

まずは、ラトゥイシェフからの手紙の一節を紹介しよう。


「残酷さは、レーニンの最も本質をなすものでした。レーニンはことあるごとに感傷とか哀れみといった感情を憎み、攻撃し続けてきましたが、私自身は、彼には哀れみや同情といった感情を感受する器官がそもそも欠けていたのではないか、とすら思っています。残酷さという点ではレーニンは、ヒトラーやスターリンよりもひどい」


「レーニンはヒトラーよりも残酷だった」という主張の根拠として、ラトゥイシェフはまず、彼自身が古文書館で「発掘」し、はじめて公表した、1919年10月22日付のトロツキーあての命令書をあげる。

<もし総攻撃が始まったら、さらに2万人のペテルブルグの労働者に加えて、1万人のブルジョワたちを動員することはできないだろうか。そして彼らの後ろに機関銃を置いて、数百人を射殺して、ユデニッチに本格的な大打撃を与えることは実現できないだろうか>

 ユデニッチとは、白軍の将軍の一人である。白軍との内戦において、「ブルジョワ」市民を「人間の盾」として用いよと、レーニンは赤軍の指導者だったトロツキーに命じているのである。

「ヒトラーは、対ソ戦の際にソ連軍の捕虜を自軍の前に立たせて『生きた人間の盾』として用いました」と、ラトゥイシェフ氏は私宛ての手紙に書いている。

「しかし、ヒトラーですら『背後から機関銃で撃ちながら突進せよ』などとは命令しなかったし、もちろん、自国民を『盾』に使うことはなかった。レーニンは自国民を『人間の盾』に使い、背後から撃つように命じている。ヒトラーもやらなかったことをレーニンがやったというのはこういうことです。しかも、『人間の盾』に用いられ、背後から撃たれる運命となった人たちは犯罪者ではない。あて彼らの『罪』を探すとすれば、それはただひとつ、プロレタリア階級の出身ではなかったということだけです。しかし、そういう人々の生命を虫ケラほどにも思わず、殺すことを命じたレーニン自身は、世襲貴族の息子だったのです」


レーニンが「敵」とみなしていたのは、「ブルジョワ階級」だけではない。聖職者も信徒も、彼にとっては憎むべき「敵」だった。従来の党公認のレーニン伝には、革命から2年後の冬、燃料となる薪を貨車へ積み込む作業が滞っていることにレーニンが腹を立て、部下を叱咤するために書いた手紙が掲載されてきた。


<「ニコライ」に妥協するのは馬鹿げたことだ。――ただちに緊急措置を要する。

 一、出荷量を増やすこと。

 二、復活祭と新年の祝いのために仕事を休むことを防ぐこと。>


「ニコライ」とは、12月19日の「聖ニコライの祭日」のことである。この日、敬虔(けいけん)なロシア正教徒は――ということは当時のロシア国民の大半は――長年の習慣に従って、仕事を休み、祈りを捧げるために教会へ足を運んだに違いない。レーニンはこの日、労働者が仕事を休んだのはけしからんと述べているわけだが、そのために要請した緊急措置は、この文書を読むかぎりとりたてて過激なものではないように思える。しかし実は、この手紙は公開に際して改竄(かいざん)が施されていた。古文書館に保存されていた、19年12月25日付書簡の原文には、先のテクストの「――」部分に以下の一文が入っていたのである。


<チェーカー(反革命・サボタージュ取り締まり全ロシア非常委員会=KGBの前身の機関)をすべて動員し、「ニコライ」で仕事に出なかったものは銃殺すべきだ>

 レーニンの要請した「緊急措置」とは、秘密警察を動員しての、問答無用の銃殺だったのだ――。


 この短い書簡の封印を解き、最初に公表したのは、今は亡きヴォルコゴーノフで、彼の最後の著書『七人の指導者』(未邦訳)に収められている。ラトゥイシェフは、私宛ての手紙で『七人の指導者』のどのページにこの書簡が出ているか示すとともに、こういうコメントを寄せてきている。


「この薪の積み込み作業に動員されたのは、帝政時代の元将校や芸術家、インテリ、実業家などの『ブルジョワ』層でした。財産を奪われた彼らは、着のみ着のままで、この苦役に強制的に従事させられていたのです。彼らにとって『聖ニコライの日』は、つかの間の安息日だったことでしょう。レーニンは無慈悲にも、わずかな安息を求め、伝統の習慣に従っただけの不幸な人々を『聖ニコライの日』から一週間もたってから、その日に休んだのは犯罪であるなどと事後的に言い出し、銃殺に処すように命じたのです」

内部に胚胎していた冷血


 ひょっとすると、このような事実を前にしてもなお、以下のような反論を試みようとする人々が現れるかもしれない。


――レーニンはたしかに「敵」に対しては、容赦なく、残酷な手段を用いて戦ったかもしれない。しかしそれは革命直後の、白軍との内戦時の話だ。戦争という非常時においては、誰でも多かれ少なかれ、残酷になりうる。歴史の進歩のための戦いに勝ち抜くにはこうした手段もやむをえなかったのだ――。

 いかにも最もらしく思える言い分だが、これも事実と異なる。レーニンの残酷さや冷血ぶりは、内戦時のみ発揮されたわけではない。そうした思想(あるいは生理)は、ウラジーミル・イリイッチ・ウリヤーノフが「レーニン」と名乗るはるか以前から、彼の内部に胚胎していたのだ。

 話は血なまぐさい内戦の時代から約30年ほど昔に遡る。1891年、レーニンが21歳を迎えたその年、沿ヴォルガ地方は大規模な飢饉に見舞われた。このとき、地元のインテリ層の間で、飢餓に苦しむ人々に対して社会的援助を行おうとする動きがわきあがったが、その中でただ一人、反対する若者がいた。ウラジーミル・ウリヤーノフである。以下、『秘密解除されたレーニン』から引用する。


「『レーニンの青年時代』と題する、A・ペリャコフの著書を見てみよう(中略)それによれば、彼(レーニン)はこう発言していたのだ。


『あえて公言しよう。飢餓によって産業プロレタリアートが、このブルジョワ体制の墓掘人が、生まれるのであって、これは進歩的な現象である。なぜならそれは工業の発展を促進し、資本主義を通じて我々を最終目的、社会主義に導くからである――飢えは農民経済を破壊し、同時にツァーのみならず神への信仰をも打ち砕くであろう。そして時を経るにしたがってもちろん、農民達を革命への道へと押しやるのだ――』」


 ここの農民の苦しみなど一顧だにせず、革命という目的のためにそれを利用しようとするレーニンの姿勢は、すでに21歳のときには確固たるものとなっていたのだ。

 また、レーニンは『一歩前進、二歩後退』の中で自ら「ジャコバン派」と開き直り、党内の反対派を「日和見主義的なジロンド派」とののしっているが、実際に血のギロチンのジャコバン主義的暴力を、17年の革命に先んじて、1905年の蜂起の時点で実行に移している。再び『秘密解除されたレーニン』から一節を引こう。


「このボリシェヴィキの指導者が、(亡命先の)ジュネーブから、1905年のモスクワでの『12月蜂起』前夜に、何という凶暴な言葉で、ならず者とまったく変わらぬ行動を呼びかけていたことか!(中略)


『全員が手に入れられる何かを持つこと(鉄砲、ピストル、爆弾、ナイフ、メリケンサック、鉄棒、放火用のガソリンを染み込ませたボロ布、縄もしくは縄梯子、バリケードを築くためのシャベル、爆弾、有刺鉄線、対騎兵隊用の釘、等々)』(中略)


『仕事は山とある。しかもその仕事は誰にでもできる。路上の戦闘にまったく不向きな者、女、子供、老人などのごく弱い人間にも可能な、大いに役立つ仕事である』(中略)


『ある者達はスパイの殺害、警察署の爆破にとりかかり、またある者は銀行を襲撃し、蜂起のための資金を没収する』(中略)建物の上部から『軍隊に石を投げつけ、熱湯をかけ』、『警官に酸を浴びせる』のもよかろう」


「目を閉じて、そのありさまを想像してみよう。有刺鉄線や釘を使って何頭かの馬をやっつけたあと、子供達はもっと熟練のいる仕事にとりかかる。用意した容器を使って、硫酸やら塩酸を警官に浴びせかけ、火傷を負わせたり盲人にしたりしはじめるのだ。

(中略)そのときレーニンはこの子供達を真のデモクラットと呼び、見せかけだけのデモクラット、『口先だけのリベラル派』と区別するのだ」


彼の価値観はきわめて「ユニーク」で、「警官に硫酸をかけなさい」という教えだったのだ。

よく知られている話だが、1898年から3年間、シベリアへ流刑に処されたとき、レーニンは狩猟に熱中していた。この狩猟の趣味に関して、レーニンの妻、クループスカヤは『レーニンの思い出』の中で、エニセイ川の中洲に取り残されて、逃げ場を失った哀れなウサギの群れを見つけると、レーニンは片っ端から撃ち殺し、ボートがいっぱいになるまで積み上げたというエピソードを記している。


 何のために、逃げられないウサギを皆殺しにしなくてはならないのか?これはもはや、ゲームとしての狩猟とはいえない。もちろん、生活のために仕方なく行なっている必要最小限度の殺生でもない。ごく小規模ではあるが、まぎれもなくジェノサイドである。レーニンの「動物好き」とは、気まぐれに犬を撫でることもあれば、気まぐれにウサギを皆殺しにすることもある、その程度のものにすぎない。


「レーニンは疑いなく脳を病んでいた人でした。特に十月革命の直後からは、その傾向が顕著にあらわれるようになります。1918年1月19日に、憲法を制定するという公約を反古にして、憲法制定会議を解散させたあと、レーニンはヒステリー状態に陥り、数時間も笑い続けました。また、18年の7月、エス・エルの蜂起を鎮圧したあとでも、ヒステリーを起こして何時間も笑い続けたそうです。こうした話は、ボリシェヴィキの元幹部で、作家であり、医師でもあったボグダーノフが、レーニンの症状を診察し、記録に残しています」


 レーニンの灰色の脳は病んでいた。彼は「狂気」にとりつかれていたのだ。ここでいう「狂気」とはもちろん、陳腐な「文字的」レトリックとしての「狂気」でも、中沢氏のいう「聖なる狂気」のことでもない。いかなる神秘ともロマンティシズムとも無縁の、文字通りの病いである。

 頭痛や神経衰弱を訴え続けていたレーニンは、1922年になると、脳溢血の発作を起こし、静養を余儀なくされるようになった。ソ連国内だけでなく、ドイツをはじめとする外国から、神経科医、精神分析医、脳外科医などが招かれ、高額な報酬を受け取ってレーニンの診察を行った。そうした診察費用の支払い明細や領収書、カルテなどが、古文書館で発見されている。


 懸命な治療にもかかわらず、レーニンの病状は悪化の一途をたどり、知的能力は甚だしく衰えた。晩年はリハビリのため、小学校低学年レベルの二ケタの掛け算の問題に取り組んだが、一問解くのに数時間を要した。にもかかわらず、その間も決して休むことなく、彼は誕生したばかりの人類史上最初の社会主義国家の建設と発展のために、毎日、誰を国外追放にせよ、誰を銃殺しろといった「重要課題」を決定し続けた。二ケタの掛け算のできない病人のサイン一つで、途方もない数の人間の運命が決定されていったのである。

そしてこの時期、もう一つの重大事が決定されようとしていた。レーニンの後継者問題である。1922年12月13日に、脳血栓症の二度目の発作で倒れたあと、レーニンは数回に分けて「遺書」を口述した。とりわけ、22年1月4日に「スターリンは粗暴すぎる。そしてこの欠点は、われわれ共産主義者の間や彼らの相互の交際では充分我慢できるが、書記長の職務にあっては我慢できないものとなる」として、スターリンを党書記長のポストから解任するよう求めた追記の一節が、のちに政治的にきわめて重要な意味をもつこととなった。

 ラトゥイシェフはレーニンとスターリンの関係についてこう述べる。


「よく知られている通り、レーニンは『遺書』の中でスターリンを批判しました。そのため、レーニンは、スターリンの粗暴で残酷な資質を見抜いており、もともと後継者として認めていなかったのだという解釈が生まれ、それがスターリン主義体制は、レーニン主義からの逸脱であるとみなす論拠に用いられるようになりました。しかしこれは『神話』なのです。レーニンの『神話』の中で最も根強いものの一つです。

 レーニンがスターリンを死の間際に手紙で批判したのは、スターリンがクループスカヤに対して粗暴な態度をとったという個人的な怒りからです。スターリンがそのような態度をとったのは、衰弱の一途をたどるレーニンを見て、回復の見込みはないと判断して見切りをつけたからでした。しかしそれまではグルジア問題などで対立することはあっても、スターリンこそレーニンの最も信頼する”友人”であり、忠実で従順な”弟子”でした。レーニンが静養していたゴーリキーに最も足繁く通っていたのはスターリンであり、彼はレーニンのメッセージを他の幹部に伝えることで、彼自身の権力基盤を固めていったのです」

たしかに「遺書」では、レーニンはスターリンを「粗暴」と評しているが、別の場面では、まったく正反対に「スターリンは軟弱だ」と腹を立てていたという証言もある。元政治局員のモロトフは、詩人のフェリックス・チュエフの「レーニンとスターリンのどちらが厳格だったか?」という質問に対して、「もちろん、レーニンです」と答えている。このモロトフの言葉を『秘密解除されたレーニン』から引用しよう。


「『彼(レーニン)は、必要とあらば、極端な手段に走ることがまれではなかった。タンボフ県の暴動の際には、すべてを焼き払って鎮圧することを命じました。(中略)

彼がスターリンを弱腰だ、寛大すぎる、と言って責めていたのを覚えています。『あなたの独裁とはなんです? あなたのは軟弱な政権であって、独裁ではない!』と」


 あのスターリンを「軟弱だ」と叱責したレーニンの考えていた「独裁」とは、ではどういうものであったか? この定義は、何も秘密ではない。レーニン全集にはっきりとこう書かれている。


「独裁の科学的概念とは、いかなる法にも、いかなる絶対的支配にも拘束されることのない、そして直接に武力によって自らを保持している、無制限的政府のことにほかならない。これこそまさしく、『独裁』という概念の意味である」

 こんな明快な定義が他にあるだろうか。
 法の制約を受けない暴力によって維持される無制限の権力。これがレーニンが定式化し、実践した「独裁」である。スターリンは、レーニン主義のすべてを学び、我がものとしたにすぎないのだ。


 ラトゥイシェフはこう述べている。

「独裁もテロルも、レーニンが始めたことです。強制収容所も秘密警察もレーニンの命令によって作られました。スターリンはその遺産を引き継いだにすぎません。もっとも、テロルの用い方には、二人の間に相違もみられます。スターリンは、粗野で、知的には平凡な人物でしたが、精神的には安定しており、ある意味では『人間的』でした。彼は政敵を粛清する際には、遺族に復讐されないように、一族すべて殺したり、収容所送りにするという手段を多用しました。もちろん残酷きわまりないのですが、少なくとも彼には人間を殺しているという自覚がありました。しかし、レーニンは違う。彼は知的には優れた人物ですが、精神的にはきわめて不安定であり、テロルの対象となる相手を人間とはみなしていなかったと思われます。

彼の命令書には


『誰でもいいから、100人殺せ』とか

『千人殺せ』とか

『一万人を「人間の盾」にしろ』


といった表現が頻出します。彼は誰が殺されるか、殺される人物に罪があるかどうかということにまるで関心を払わず、しかも『100人』『千人』という区切りのいい『数』で指示しました。彼にとって殺すべき相手は匿名の数量でしかなかったのです。

人間としての感情が、ここには決定的に欠落しています。私が知る限り、こうした非人間的な残酷さという点では、レーニンと肩を並べるのはポル・ポトぐらいしか存在しません」

 ラトゥイシェフの言葉を細くすれば、レーニンとポル・ポトだけでなく、ここにもうひとり麻原彰晃をつけ加えることができる。麻原が指示したテロルには、個人を狙った「人点的」なものもあったが、最終的には彼は日本人の大半を殺害する「予定」でいたわけであり、これは「人間的」なテロルの次元をはるかに超えている。

暴力革命を志向するセクトやカルト教団の党員や信徒達は厳しい禁欲を強いられるものの、そうした組織に君臨する独裁者や幹部達が、狂信的なエクステリミストであると同時に、世俗の欲望まみれの俗物であることは少しも意外なことではない。サリンによる狂気のジェノサイドを命じた麻原は、周知の通り、教団内ではメロンをたらふく食う俗物そのものの日々を送っていたのであるが、この点もレーニンはまったく変わりはなかった。

 レーニンが麻原同様の俗物? そんな馬鹿な、と驚く人は少なくあるまい。レーニンにはストイックなイメージがあり、彼に対しては、まったく正反対の思想の持ち主でさえも、畏敬の念を抱いてしまうところがある。彼は己の信じる大義のために生命をかけて戦い抜いたのであり、私利私欲を満たそうとしたのではない、生涯を通じて彼は潔癖で清貧を貫いた、誰もがそう信じて今の今まで疑わなかった。そしてその点こそが、レーニンとそれ以外の私腹を肥やすことに血道をあげた腐った党指導者・幹部を分かつ分断線だった

 ところが、発掘された資料は、それが虚構にすぎなかったことを証明しているのである。1922年5月にスターリンにあてたレーニンのメッセージを公開しよう。


<同志スターリン。ところでそろそろモスクワから600ヴェルスト(約640キロメートル)以内に、一、二ヶ所、模範的な保養所を作ってもよいのではないか? 

そのためには金を使うこと。また、やむをえないドイツ行きにも、今後ずっとそれを使うこと。

しかし模範的と認めるのは、おきまりのソビエトの粗忽者やぐうたらではなく、几帳面で厳格な医者と管理者を擁することが可能と証明されたところだけにすべきです。

 5月19日     レーニン>


この書簡には、さらに続きがある。


<追伸 マル秘。貴殿やカーメネフ、ジェルジンスキーの別荘を設けたズバローヴォに、私の別荘が秋頃にできあがるが、汽車が完璧に定期運行できるようにしなければならない。それによって、お互いの間の安上がりのつきあいが年中可能となる。私の話を書きとめ、検討して下さい。また、隣接してソフホーズ(集団農場)を育成すること>

 


自分達、一握りの幹部のために別荘を建て、交通の便をはかるために鉄道を敷き、専用の食糧を供給する特別なソフホーズまでつくる。

こうした特権の習慣は、後進たちに受け継がれた。その結果、汚職と腐敗のために、国家の背骨が歪み、ついには亡国に至ったのである。その原因は、誰よりもレーニンにあった。禁欲的で清貧な指導者という、レーニン神話の中で最後まで残った最大の神話はついえた。レーニンは、メロンをむさぼり食らう麻原と何も変わりはなかったのである。
http://www.hh.iij4u.or.jp/~iwakami/nakazawa.htm

http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/492.html#c120

[昼休み54] 「紀州のドンファン」こと野崎幸助さん 急性覚醒剤中毒死 _ 55歳下の新婚妻は AV女優だった? 中川隆
31. 中川隆[-13252] koaQ7Jey 2018年6月14日 08:04:35 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15592]


「死ぬまで治らない」女好き――不審死した紀州のドン・ファンの規格外すぎる性豪伝説 [2018年06月14日]

自ら「女好きは病気や、死ぬまで治らん」と公言し、交際した美女4000人に貢いだお金は30億円。“紀州のドン・ファン”の異名を取る資産家・野崎幸助氏(77歳)が5月24日夜、和歌山県田辺市の自宅で死亡しているのが発見された。

県警は死因を急性覚醒剤中毒と発表し、生前の野崎氏に覚醒剤の使用歴がなかったことから、不審死として捜査を進めている。

死の真相は捜査の進展を待つのみだが、地元で聞き込みをすると、ドン・ファンの“伝説”が出るわ、出るわ―。

「若い女性が『変なおじさんに結婚を迫られた』と半ベソで店内に逃げ込んでくることが何度もありました。表をのぞくと、野崎さんが片っ端から女性に声をかけまくっていました(苦笑)」(JR紀伊田辺駅前の喫茶店店主)

「ここらじゃ見ないような、モデル級の美人がタクシーに乗ってくることが何度もあり、行き先は決まって野崎邸でした」(地元タクシードライバー)

「経営する会社の求人広告の条件は、たいがい25歳以下、身長165cm以上の女性。若くてすらっとした美女が好きで、入社させては手をつけ、落とした女性にはマンションをあてがって囲っていました。全盛期は日替わりであちこちの“愛人マンション”に帰っていましたね」(近隣住民)

また、ドン・ファンとは数十年来の付き合いだという地元建設業関係者からは、こんな破天荒なエピソードも。

「数年前、今の奥さんとは違うスタイル抜群の美人との結婚が決まったんですが、いざ婚姻届を出そうと役所に行ったら、その前の奥さんとの離婚届がまだ提出されていなかった。危うく重婚になるところだったんです(笑)。怒った女性はその場で荷物をまとめて帰ってしまいました」

若い頃は背の低いぽっちゃり女性を口説くことが多かったというが、長身美女へと好みが移ったのにも理由がある。

「野崎さんはある時期から、女性のオナニーを鑑賞するのが好きになった。それには脚の長い女性がよかったんでしょう。レズプレイも好きで、あるとき電話で呼び出されて野崎邸に行くと、寝室で美女ふたりのプレイをニコニコと眺めていました。しかも僕の顔を見ると、『おい、間に入って3Pやってくれ』と…。さすがに断りましたが、本当に驚きました」(建設業関係者)

ただ、最近はそんなドン・ファンに衰えが見えたという。

「高利貸しで財産を築いた人ですから人を見る目はあり、返済能力の有無など一発で見抜いてしまう。だから女性の見極めも確かで、自分に優しくしてくれる相手を選んでいたんです。ところが、晩年の交際相手には、脳梗塞(こうそく)を患った野崎さんの体調にまるで無関心という女性も少なくなかった。ドン・ファンも寄る年波には勝てなかったのかもしれません」(建設業関係者)

こうして「死ぬまで治らない」女好きが、最後はあだとなってしまったのだろうか…。

http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/198.html#c31

[番外地6] 牧野田 彩(AYA)が AV に出演させられた理由とは 中川隆
118. 中川隆[-13251] koaQ7Jey 2018年6月14日 08:05:21 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15592]

「死ぬまで治らない」女好き――不審死した紀州のドン・ファンの規格外すぎる性豪伝説 [2018年06月14日]


自ら「女好きは病気や、死ぬまで治らん」と公言し、交際した美女4000人に貢いだお金は30億円。“紀州のドン・ファン”の異名を取る資産家・野崎幸助氏(77歳)が5月24日夜、和歌山県田辺市の自宅で死亡しているのが発見された。

県警は死因を急性覚醒剤中毒と発表し、生前の野崎氏に覚醒剤の使用歴がなかったことから、不審死として捜査を進めている。

死の真相は捜査の進展を待つのみだが、地元で聞き込みをすると、ドン・ファンの“伝説”が出るわ、出るわ―。

「若い女性が『変なおじさんに結婚を迫られた』と半ベソで店内に逃げ込んでくることが何度もありました。表をのぞくと、野崎さんが片っ端から女性に声をかけまくっていました(苦笑)」(JR紀伊田辺駅前の喫茶店店主)

「ここらじゃ見ないような、モデル級の美人がタクシーに乗ってくることが何度もあり、行き先は決まって野崎邸でした」(地元タクシードライバー)

「経営する会社の求人広告の条件は、たいがい25歳以下、身長165cm以上の女性。若くてすらっとした美女が好きで、入社させては手をつけ、落とした女性にはマンションをあてがって囲っていました。全盛期は日替わりであちこちの“愛人マンション”に帰っていましたね」(近隣住民)

また、ドン・ファンとは数十年来の付き合いだという地元建設業関係者からは、こんな破天荒なエピソードも。

「数年前、今の奥さんとは違うスタイル抜群の美人との結婚が決まったんですが、いざ婚姻届を出そうと役所に行ったら、その前の奥さんとの離婚届がまだ提出されていなかった。危うく重婚になるところだったんです(笑)。怒った女性はその場で荷物をまとめて帰ってしまいました」

若い頃は背の低いぽっちゃり女性を口説くことが多かったというが、長身美女へと好みが移ったのにも理由がある。

「野崎さんはある時期から、女性のオナニーを鑑賞するのが好きになった。それには脚の長い女性がよかったんでしょう。レズプレイも好きで、あるとき電話で呼び出されて野崎邸に行くと、寝室で美女ふたりのプレイをニコニコと眺めていました。しかも僕の顔を見ると、『おい、間に入って3Pやってくれ』と…。さすがに断りましたが、本当に驚きました」(建設業関係者)

ただ、最近はそんなドン・ファンに衰えが見えたという。

「高利貸しで財産を築いた人ですから人を見る目はあり、返済能力の有無など一発で見抜いてしまう。だから女性の見極めも確かで、自分に優しくしてくれる相手を選んでいたんです。ところが、晩年の交際相手には、脳梗塞(こうそく)を患った野崎さんの体調にまるで無関心という女性も少なくなかった。ドン・ファンも寄る年波には勝てなかったのかもしれません」(建設業関係者)

こうして「死ぬまで治らない」女好きが、最後はあだとなってしまったのだろうか…。

http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/190.html#c118

[リバイバル3] 北海道の最低市町村ランキング 中川隆
146. 中川隆[-13250] koaQ7Jey 2018年6月14日 08:05:58 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15592]

「死ぬまで治らない」女好き――不審死した紀州のドン・ファンの規格外すぎる性豪伝説 [2018年06月14日]


自ら「女好きは病気や、死ぬまで治らん」と公言し、交際した美女4000人に貢いだお金は30億円。“紀州のドン・ファン”の異名を取る資産家・野崎幸助氏(77歳)が5月24日夜、和歌山県田辺市の自宅で死亡しているのが発見された。

県警は死因を急性覚醒剤中毒と発表し、生前の野崎氏に覚醒剤の使用歴がなかったことから、不審死として捜査を進めている。

死の真相は捜査の進展を待つのみだが、地元で聞き込みをすると、ドン・ファンの“伝説”が出るわ、出るわ―。

「若い女性が『変なおじさんに結婚を迫られた』と半ベソで店内に逃げ込んでくることが何度もありました。表をのぞくと、野崎さんが片っ端から女性に声をかけまくっていました(苦笑)」(JR紀伊田辺駅前の喫茶店店主)

「ここらじゃ見ないような、モデル級の美人がタクシーに乗ってくることが何度もあり、行き先は決まって野崎邸でした」(地元タクシードライバー)

「経営する会社の求人広告の条件は、たいがい25歳以下、身長165cm以上の女性。若くてすらっとした美女が好きで、入社させては手をつけ、落とした女性にはマンションをあてがって囲っていました。全盛期は日替わりであちこちの“愛人マンション”に帰っていましたね」(近隣住民)

また、ドン・ファンとは数十年来の付き合いだという地元建設業関係者からは、こんな破天荒なエピソードも。

「数年前、今の奥さんとは違うスタイル抜群の美人との結婚が決まったんですが、いざ婚姻届を出そうと役所に行ったら、その前の奥さんとの離婚届がまだ提出されていなかった。危うく重婚になるところだったんです(笑)。怒った女性はその場で荷物をまとめて帰ってしまいました」

若い頃は背の低いぽっちゃり女性を口説くことが多かったというが、長身美女へと好みが移ったのにも理由がある。

「野崎さんはある時期から、女性のオナニーを鑑賞するのが好きになった。それには脚の長い女性がよかったんでしょう。レズプレイも好きで、あるとき電話で呼び出されて野崎邸に行くと、寝室で美女ふたりのプレイをニコニコと眺めていました。しかも僕の顔を見ると、『おい、間に入って3Pやってくれ』と…。さすがに断りましたが、本当に驚きました」(建設業関係者)

ただ、最近はそんなドン・ファンに衰えが見えたという。

「高利貸しで財産を築いた人ですから人を見る目はあり、返済能力の有無など一発で見抜いてしまう。だから女性の見極めも確かで、自分に優しくしてくれる相手を選んでいたんです。ところが、晩年の交際相手には、脳梗塞(こうそく)を患った野崎さんの体調にまるで無関心という女性も少なくなかった。ドン・ファンも寄る年波には勝てなかったのかもしれません」(建設業関係者)

こうして「死ぬまで治らない」女好きが、最後はあだとなってしまったのだろうか…。

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/588.html#c146

[昼休み53] 絶滅寸前の日本人と日本文化 中川隆
22. 中川隆[-13249] koaQ7Jey 2018年6月14日 08:32:07 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15592]

2018年6月14日
【小浜逸郎】所有者不明の土地対策は、爆買いを誘発する

所有者不明の土地は全国で410万ha、
これは九州全域を超える面積です。
2040年には北海道本島に匹敵する720万haに
及ぶと推計されています。
政府は、管理できない土地の所有権を
所有者が放棄できる制度の検討に入りました。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO31241990R00C18A6MM0000/

一方、参院本会議では、
所有者不明の土地を公共目的に限って使える
特別措置法を可決しました。
防災や都市計画の妨げになるというのが理由です。

この法律では最大10年、
民間業者やNPOなどに
土地の利用権を与えるのが柱とされています。


政府各省庁もそれを知っていながら、
中国人の土地爆買いに対して、
何らの法的な措置も講じようとはしません。
国会議員も昨年12月に自民党の鬼木議員が
問題視した程度で、動きが非常に鈍い。
http://www.buzznews.jp/?p=2113292

また6月10日のTVタックルでも
(ようやく)取り上げていましたが、
国防の要地であるはずの対馬が韓国人の
観光客であふれかえっているだけでなく、
韓国人に不動産を爆買いされ、
民宿、ホテル、釣り宿など、
彼らの思いのままに建設、経営されています。
海上自衛隊対馬防備隊本部に隣接する
土地に十年前リゾートホテルが建設され、
その後、周辺地域に次々と韓国資本による
ロッジが建てられました。
いたるところハングル文字だらけ、
もはや対馬は日本ではないとぼやく
地元の人たちもたくさんいます。
韓国のツアー客が大挙して対馬に来ると
ツアーガイドが開口一番、
「対馬はもともと韓国の領土です」
と説明するそうです。
対馬市当局は何と、どれくらいの土地が
韓国人の手にわたっているか、
把握していないそうです。
https://www.sankei.com/life/news/171030/lif1710300021-n1.html

こういう危機的状態は、
政府がいち早く手を打たない限り、
今後ますます加速するでしょう。

初めの二つの記事に書かれていたこと、
つまり、
九州全域に相当する土地が

所有者不明という事実、
所有権放棄の制度の創設、
公共目的に限定して、民間業者や
NPOに土地の利用権を与えるという趣旨。
これらは、中国や韓国の爆買い攻勢を
想定しているでしょうか。

不動産の外資規制がまったくない状態で、
民間業者やNPOに土地の利用権を与えるのは、
中国人や韓国人にも、どうぞ爆買いを進めて
くださいと言うのと同じではないでしょうか。
公共目的など、何とでも名目を作れます。
途中で営利目的に変えちゃったっていいのです。
日本名義のダミー会社に買わせる手もあります。
彼らはきっとそうした巧妙な手を使うでしょう。
まして、外国人が利用を申請してきた時に、
いまの都道府県にそれを抑える論理と力が
あるとは到底思えません。
考え方が根本的に甘いのです。

ここには、
いまの日本の行政機関が、
それぞれ問題別に解決策を追求するだけで、
総合的に危機に対処する力を喪失している
状態がいみじくも象徴されています。

やがて北海道本島にまで広がりかねない
所有者不明の土地。
すぐにでも公有化を進めるべきです。
国や地方自治体が素晴らしい公共施設を
作ればいいではありませんか。
財源をどうするか?
いいかげんに、財源の話はしないでください。
大いに建設国債でも発行すれば済む話です。

またまた日本が自分の首を絞めている事実を
痛感しました。
https://38news.jp/politics/12044
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/898.html#c22

[昼休み54] 太陽光発電は国家経済を破綻させ環境も破壊する 中川隆
11. 中川隆[-13248] koaQ7Jey 2018年6月14日 09:01:32 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15592]


中国太陽光バブルついに終焉へ、世界の太陽光発電市場は曲がり角に 
2018年6月14日 山本隆三 (常葉大学経営学部教授)
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/13080

 中国の発電量は、2011年に米国を抜き世界一になり、その後も経済成長に合わせ増加を続けている。2016年の発電量は米国の1.4倍、日本の6倍の6兆kW時を超えている。都市部の大気汚染対策として石炭火力発電を削減する必要もあり、増加する発電量を支えるため中国政府は原子力、水力、風力、太陽光発電設備の増設に力を入れた。


 現在約20基が同時に建設されている原子力発電所は、2020年には日本の設備量を抜き去り、2020年台半ばには米国も抜き世界一の設備量になるとみられている。水力発電所では2250万kWの世界最大の三峡ダムが建設された。風力、太陽光発電設備導入を促すため固定価格買い取り制度(FIT)などの支援策が導入された。この政策支援により風力発電設備は1億8800万kWまで拡大し世界の3分の1以上を占めるようになった。太陽光発電設備も1億3000万kWを超え、世界の太陽光発電設備の3分の1を占め世界最大になった。風力、太陽光発電設備量の合計だけで、日本の全発電設備量を超えるほどの規模だ。

 しかし、増加する風力、太陽光発電設備は問題を引き起こすようになってきた。一つはFITの買い取り負担額の問題であり、もうひとつは、風力、太陽光などの天候次第の不安定な再エネの発電量が増えた国が、必ず直面する送電能力の問題だ。この問題に対処するため、中国政府は太陽光発電設備に関する支援策の見直しを5月31日発表した。結果、中国版太陽光バブルが崩壊することになりそうだ。今年の太陽光発電設備導入量はコンサルタントなどの当初予想から40%程度減少し、3000万kW前後に留まり、来年以降の導入予想量も大きく下方修正されている。

日本での太陽光バブルの発生

 菅直人政権が2012年7月に導入したFITにより、太陽光発電設備の導入量が急増し、太陽光バブルと呼ばれるようになった。バブルが発生した原因は高い収益性にあった。1年の日照時間は地域により異なるものの年による差はない。日照時間が分かれば、太陽光の発電量もその収入も予想できる。導入当初FITによる太陽光発電からの買い取り価格は1kW時当たり事業用40円に定められた。しかも、設備を経済産業省に認定してもらえば、その後いつ建設しても一度認められた買い取り価格が適用される制度だった。

 この制度の下では、土地代が安く、日照時間が長い地域に太陽光発電設備を建設すれば確実に儲けることができる。建設を先送りすれば、太陽光パネルの価格が下落するため収益額はもっと膨らむ。そのため、日照と土地の条件に該当する北海道東部、東北地方太平洋岸、九州南部などで太陽光発電設備建設ラッシュが起こり、認可された案件を小分けにして売り出す業者まで登場した。投資用ワンルーム・マンション販売と同じようなものだが、入居者が不要なのでワンルーム・マンション投資よりも収益は確実な投資だ。

 予想以上の導入量により、FITによる買い取り額は国の予想を超えて膨らみ、電力消費者が負担する賦課金額も電気料金に大きな影響を与えるようになった。家庭用電気料金の10%以上、産業用電気料金の15%以上はFITの負担額になり、2018年度の標準家庭の負担額は年額1万円を超えている(図−1)。


http://wedge.ismedia.jp/articles/-/13080

 経済産業省は制度の運用を厳格化する一方、大規模太陽光発電については入札制度を導入し、さらに買い取り額を引き下げ、導入量と電気料金への影響抑制に努めているが、2000kW未満の太陽光発電事業からの2018年度の買い取り額は18円であり、依然として有利な投資案件の一つになっている。


世界の太陽光発電バブル


 FITの導入により日本での太陽光発電設備の導入量は、それまでの年間100万kWから年間1000万kWまで一挙に膨らんだ。太陽光バブルと呼ばれる事象だが、他の国でも有利な投資を生むFITを中心とする制度により太陽光バブルは発生していた。

 FITを導入したスペインでは2008年に一挙に約300万kWが導入されたが、2013年の制度変更によりそれ以降導入量はほぼゼロになった。イタリアでは2011年導入量が約1000万kWになったが、買い取り価格の減額と新制度、税導入により12年に導入量は3分の1に落ち込み、それ以降は年数十万kWになっている。ドイツでは2010年から導入量が年間700万から800万kWに達したため政府は買い取り額の減額とFITの廃止を行い、導入量は一挙に数分の一に落ち込んだ。

 電気料金上昇に悩み相次いで制度変更を行った欧州諸国を横目に眺めながらFITを2011年に導入したのが中国だった。当初の買い取り価格は太陽光発電1kW時当たり1元から1.15元(17円から20円)に設定されたが、全国同一の買い取り価格が適用されたため日照時間が長く、土地に余裕がある青海省、甘粛省などの西部に設備が集中した。

 北海道東部、九州南部などに設備が集中した日本と同じことが起こったが、土地に余裕があり、土地価格が安いということは、人があまり住んでおらずエネルギー需要は小さく送電線能力も十分にはない地域だ。中国政府は、2013年に全国を3地区に分け、0.9元から1.0元の異なる買い取り価格の適用に制度を変更した。その後も、毎年買い取り価格の減額が続いているが、過当競争による太陽光パネル価格の下落が投資を促したこともあり、中国がドイツ、日本を抜き世界一の太陽光パネル導入国になった。


http://wedge.ismedia.jp/articles/-/13080?page=2

 図−2が示す通り、FIT制度と地方政府の支援を受けた中国の太陽光発電設備導入量は急増する。2017年の導入量は5300万kWに達するが、需要量に合わせて発電できない太陽光発電量の増加は、送電に問題を引き起こすことになった。更に、FITによる買い取り額の負担も問題になってきた。

送ることができない電気と増える負担

 中国の発電設備合計16憶2500万kW(2016年)の内訳は図−3の通りであり、石炭が約60%、水力が20%を占めている。2016年時点での太陽光、風力発電設備量は、それぞれ5%、9%だが、発電量では、665憶kW時、2410憶kW時と1%、4%を占めるに過ぎない。


http://wedge.ismedia.jp/articles/-/13080?page=2

 しかし、太陽光、風力発電設備が多い新疆ウイグル自治区、内モンゴル自治区などにおいて送電能力が不足し、発電した電気を送れない事態が発生するようになった。2017年には再エネ発電量の内562憶kW時の送電ができなかった。太陽光、風力からの発電量に対し20%近い電気が送電できなかったことになる。送電能力の不足は、今後湖南省など南部に拡大すると見込まれており、送電を行う国家電網は2020年までに89000キロメートルの超高圧送電線の整備を行う予定だ。

 太陽光発電の導入量増は負担増も引き起こしている。2016年FITの買い取り額は、大規模太陽光発電については、1kW時当たり0.8元、0.88元、0.92元、2000kW以下の分散型電源には0.42元だった。2017年には、それぞれ0.65元、0.75元、0.85元、0.42元となり、2018年1月には、さらに減額され、0.55元、0.65元、0.75元、0.37元と引き下げられた。

 それでも、2017年の導入量が5300万kWと業界の予想を上回ったため、同年の中国政府ファンドの買い取り総額は1000億元(1兆7000億円)を超え、中国政府も無視できない金額になってきた。5月31日、国家発展改革委員会、財政部、国家エネルギー局は、連名で太陽光発電に関する通知を行い、太陽光発電設備導入抑制に舵を切った。

太陽光バブル終焉へ


 通知は、2018年大規模太陽光発電設備導入目標量を放棄し、買い取り対象となる大規模設備導入を直ちに禁止するとした。さらに、分散型電源に2018年導入量1000万kWの上限量を設定し、5月31日現在送電網に接続されている設備については上限量に含まれるとした。

 分散型電源の導入量は急増しており、今年の第1四半期の設備導入量965万kWの内768 万kWは分散型だった。既に、5月末の時点では上限値の1000万kWに達しているとみられることから、今後の導入は不可能になる。FITの買い取り額も 1kW時当たり更に0.05元減額され直ちに適用された。

 中央政府は、今後の太陽光発電設備導入については、省、地方政府が支援を行うようにとの意向だが、具体的には何も明らかになっておらず、太陽光発電設備導入量が大きく落ち込むのは間違いない。今年の導入量は昨年の5300万kWから大きく落ち込み3000万kW前後、2020年までの第13次5か年計画の残りの期間については年間2000万から2500万kWとの予測が出されている。

 トリナ、ジンコソーラー、CSIなど中国の太陽光発電設備関連企業53社は、連名で「制度変更が突然で対処が困難であり猶予期間を設けて欲しい」との要望書を政府に提出したが、政府の譲歩はほとんどなく、6月末までに送電網に接続される2017年認可済み案件については、固定価格が認められることになっただけだった。

 世界の太陽光モジュールの70%以上を製造している中国企業には大きなダメージをもたらす政策の変更であり、3000万kW以上の供給過剰と言われる太陽光モジュール価格が一段と値下がりすることになりそうだ。また、「自給率90%でも米国が電源の多様化を図る理由」で触れた通り、太陽光発電関連の雇用の大半は、パネル販売と設置に関する仕事であることから、設備導入量の急減速は多くの失業を生むことになる。

 太陽光パネル価格の下落がさらに進むと予想されることから、太陽光発電設備の導入コストも下がり、発電コストも下がることになる。日本もFITの買い取り価格を適宜見直さなければ、消費者の負担により事業者が過剰な収益を得ることになりかねない。

http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/144.html#c11

[リバイバル3] 「民泊」に泊り続けた女子の想像を絶する経験 中川隆
7. 中川隆[-13247] koaQ7Jey 2018年6月14日 21:43:33 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15592]

民泊新法 欧米では売春や薬物絡みのトラブルも
毎日新聞2018年6月14日


 新法施行で違法民泊の排除が期待される一方、「民泊先進国」の欧米では売春や薬物絡みのトラブルが社会問題化している。「適切な対策がなければ、日本でも同じことが起こりうる」と国際ジャーナリストの山田敏弘さん(43)は危惧する。


 山田さんによると、英国では昨年半ばごろから、民泊を利用して短期間営業する「ポップアップ売春宿」が急増。ポップアップとは「突然現れる」の意味で、知人ら数人のグループが民泊客を装って部屋を借り、1週間程度営業、足が付く前に立ち去るという。

 こうした売春宿は、フェイスブックなどを経由して客を募り、短期間に国内各地で広がった。他国から呼び寄せられた女性が保護されたケースもあり、当局は人身売買の温床となっていることを問題視。国会などで取り上げられたが、法整備が追い付かず具体的な対策はこれからだ。

 カナダなどでは、民泊施設で麻薬を使ったパーティーが開かれ、部屋中が荒らされる被害が発生。所有者が仲介サイトの運営会社に賠償を求め、請求が認められたケースも。家主による性的暴行や、利用者が無断で住民登録する事案もある。

 大阪市では今年2月、違法民泊で切断遺体が見つかった事件が記憶に新しい。施行直前の今月13日には、「特区民泊」に認定されていた同市西成区の施設などをアジトにしていた特殊詐欺グループが逮捕された。新法で仲介事業者は観光庁、民泊事業者は都道府県などの監督を受け、独自の上乗せ条例で規制を強化した自治体もあるが、規制をかいくぐる動きも懸念される。

 外国人客はパスポートを提示し、事業者は写しを保管することになるが、山田さんは「偽造される可能性もあり、どのような客が利用しているのか厳格にチェックする仕組みが必要だ」と指摘する。

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/825.html#c7

[リバイバル3] 株で儲ける方法教えてあげる(こっそり) 新スレ 中川隆
68. 中川隆[-13246] koaQ7Jey 2018年6月15日 08:26:52 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15592]

2018年06月14日
投資専門家の経済・株価予想 2018年も当たらず


2017年の日本株は記録的上昇だったので、専門家は2018年も好調を予想した
画像引用:https://stat.ameba.jp/user_images/20171216/11/moxenergy/20/31/g/o0755040014091929040.gif

専門家の2018年経済予想はどうたった?

投資専門家の予想は当たらないとされているが、2018年も彼らの予想は外れまくっている。

思い出すと2017年は年間を通して経済や株価が好調で、10月に日経が16連騰、時価総額はバブル超えしました。

1989年末の東証一部時価総額が611兆円、2017年5月に600兆円を超え、2018年3月に647兆円、東証全体の時価総額は673兆円になった。


2017年末の大発会の株価は6年連続上昇で締めくくり、「2018年は日本経済飛躍の年」と誰もが口にしていました。

だが日経平均は2018年1月23日の2万4124円をピークに下がり、3月には2万円を維持できるかという流れになった。

GWには盛り返して最近は2万2000円台で推移しているが、上昇気配は感じられない。


良くあることですが専門家やマスコミが褒め称えた時点が相場のピークで、年明けに新たな参加者が続かなかった。

2018年3月にはふたたび国会が「もりかけ」で混乱し、重要審議はほとんどできず、経済にも悪影響を与えている。

予算や重要法案はなんとか採決したものの、安部政権が年末まで存続できるかどうかという事なので、長期的な経済政策はできない。

日本株の実力は600兆円まで

世界的には米FRBの利上げによって、現在は好調な米経済も、将来はペースダウンが予想されている。

加えてトランプ大統領の米国優先によって米国を中心とした世界貿易額が縮小する可能性がある。

どっちがどっちに輸入しようが輸出しようが、最終的に貿易が拡大すればいいのだが、貿易制限は貿易を縮小させる。


すると輸出企業や輸入企業の業績が落ちて株価は低迷し、その国のGDPも伸び悩むでしょう。

日本株の伸び悩みを予言していたのはまたしてもWバフェットで、バフェット指数では日本株は600兆円が上限でした。

バフェット理論では「先進国の株式総額はGDPと等しくなる」と言っていて、最近多くの国で株式総額がGDPを越えてしまっていた。


彼の理論では株価は経済成長に比例して上昇するべきで、株価だけが上昇するのはバブルということになる。

日本のGDPは名目で548.7 兆円(2018年3月)だが日銀は内閣府のGDPが実態より低いと指摘しているので、おまけして600兆円弱としてみます。

すると東証時価総額の合計は600兆円で上限であり、それ以上はバブル経済になります。


もし時価総額を700兆円以上にしたければGDPを増やせば良いので、株価だけを吊り上げるべきではない。
http://www.thutmosev.com/archives/76505908.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/822.html#c68

[不安と不健康15] コンビニ弁当やお握りは辞めた方がいいです。『拡散』 (カズちゃんのブログ)  赤かぶ
259. 中川隆[-13245] koaQ7Jey 2018年6月15日 08:40:32 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15592]

もう魚は食べてはいけない

日本人の好きなマグロも体内に含んだマイクロプラスチックの汚染濃度はトップクラスである。捨てられたプラスチックのゴミは海で細かくなり、微生物の身体に取り入れられ、小魚がその微生物を食べ、マグロがその小魚を食べて体内に凝縮されていくからだ。

そして、最後に私たちがマグロを食べる。海に捨てられたゴミは結局私たちの口に入っている。魚を食べているのか? いや、ゴミを食べていたのだ。海に捨てられた、あのプラスチックのゴミを……。

死んだアオウミガメの胃を切除すると、プラスチックのゴミが大量に出てきている。サンゴ礁もプラスチックゴミで次々と死滅している。

それだけでなく、マイクロプラスチックと呼ばれる微細なプラスチックゴミが魚介類の体内に入り込んで、それが巡り巡って人間の身体にも取り込まれるようになってしまっている。

今や、プラスチックゴミがない海は存在しない。太平洋のど真ん中の人が住まない無人島ですらもその海岸はプラスチックのゴミで埋もれている。

海はつながっている。だから、どこかでプラスチックのゴミを捨てたら、それは分解されずにいつまでもどこまでも漂流し、沈殿し、海の中に残るのだ。

そして、今や世界の海はこのプラスチックのゴミのせいで環境破壊が起きており、人類は決断を迫られている。

このまま、プラスチックのゴミを出し続けて海をゴミにしてしまうか、それとも何らかの対策を取るべきか……。
https://blackasia.net/?p=7723
http://www.asyura2.com/09/health15/msg/764.html#c259

[近代史02] 世界を席巻した回転寿司 _ どんな屑ネタでも気付かずに食べさせる魔法の技術 中川隆
37. 中川隆[-13244] koaQ7Jey 2018年6月15日 08:41:27 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15592]

もう魚は食べてはいけない
日本人の好きなマグロも体内に含んだマイクロプラスチックの汚染濃度はトップクラスである。捨てられたプラスチックのゴミは海で細かくなり、微生物の身体に取り入れられ、小魚がその微生物を食べ、マグロがその小魚を食べて体内に凝縮されていくからだ。

そして、最後に私たちがマグロを食べる。海に捨てられたゴミは結局私たちの口に入っている。魚を食べているのか? いや、ゴミを食べていたのだ。海に捨てられた、あのプラスチックのゴミを……。

死んだアオウミガメの胃を切除すると、プラスチックのゴミが大量に出てきている。サンゴ礁もプラスチックゴミで次々と死滅している。

それだけでなく、マイクロプラスチックと呼ばれる微細なプラスチックゴミが魚介類の体内に入り込んで、それが巡り巡って人間の身体にも取り込まれるようになってしまっている。

今や、プラスチックゴミがない海は存在しない。太平洋のど真ん中の人が住まない無人島ですらもその海岸はプラスチックのゴミで埋もれている。

海はつながっている。だから、どこかでプラスチックのゴミを捨てたら、それは分解されずにいつまでもどこまでも漂流し、沈殿し、海の中に残るのだ。

そして、今や世界の海はこのプラスチックのゴミのせいで環境破壊が起きており、人類は決断を迫られている。

このまま、プラスチックのゴミを出し続けて海をゴミにしてしまうか、それとも何らかの対策を取るべきか……。
https://blackasia.net/?p=7723

http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/370.html#c37

[近代史02] 白人はなぜ白人か _ 白人が人間性を失っていった過程 中川隆
137. 中川隆[-13243] koaQ7Jey 2018年6月15日 08:55:19 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15592]

自爆したハン・ソロ / 「失敗作」の汚名を得たスピンオフ作品 2018年06月14日
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  先月末、「スター・ウォー」シリーズから“また”スピン・オフ作品が公開された。今回は、ミレニアム・ファルコン号を操縦する英雄ハン・ソロが主役。彼の運命を変えるレイア姫とルーク・スカイウォーカーに逢う前の、若き時代を扱っているそうだ。しかし、制作者の期待とは裏腹に、その興行成績は無惨なものだった。全米公開第二週で大幅に下落してしまい、たった2千500万ドルから3千500万ドル程度の稼ぎであったという。好成績が予想された英国でも振るわず、興行収入はせいぜい800万ドルくらい。(Stefan Kyriazis, "Star Wars Han Solo movie Global box office DISASTER on second weekend Why? ", Daily Express, June 3, 2018) 同シリーズのスピン・オフ作品『ローグ・ワン』でさえ、第二週までの間に6千800万ドルを稼ぎ出していたんだから、どれくらい酷いか判るだろう。(「スターメウォーズ」に関しては、当ブログのPart 1 とPart 2を参照。)

  でも、この失態は予め予想できたんじゃないか。まず、配役の顔ぶれを見ただけでも落胆するから、予告編じたいに魅力が無い。「スター・ウォーズ」を愛する西歐系アメリカ人からすれば、「まぁ〜た、人種的多様性(racisl diversity)を反映した作品かよぉ〜」とウンザリする。ハリソン・フォードがユダヤ系アメリカ人だから仕方ないが、若きハン・ソロを演じるオールデン・エアレンライク(Alden Ehrenreich)もユダヤ人俳優だ。彼はスティーヴン・スピルバーグに見出されて有名になったという。期待の新人をシナゴーグ(ユダヤ教の会堂)で見つけるんだから、ユダヤ人の同胞愛は信仰の枠を越えているんだねぇ。主役の男優をユダヤ人にすると、相手役の女優は美形の西歐人とするのがハリウッドの法則だ。オールデンの相方となったのは、大ヒットTVドラマ『ゲーム・オブ・スローン』で注目されたエミリア・クラーク(Emilia Clarke)。彼女が演じるのは、かつての同志で、ソロの元恋人キラ(Qi'ra)という役柄である。“クセ”のある役だけど、まぁ面白くするためだからしょうがない。それにしても、エミリアは不運だ。ヒット作になるはずだった『ターミネーター: ジェネシス』に抜擢されたが、蓋を開けてみれば散々な結果で、新作を準備するジェイムズ・キャメロン監督によれば、完全に無視する悪夢なんだって。今回の『ソロ』でも“またもや”貧乏くじを引いてしまった。ちょっと可哀想。

Alden Ehrenreich 3Emilia Clarke 3


(左: ハリソン・フォード / 中央: オールデン・エアレンライク / 右: エミリア・クラーク )

   この新作にはソロと親しいお馴染みの密輸人「ランド」が登場し、以前はビリー・ディー・ウィリアムズ(Billy Dee Williams)が演じていたが、今回はドナルド・グローヴァー(Donald Glover)が若き日のランドを演じている。黒人役者と並ぶ白人の脇役ときたら、あまり大した俳優をつけない、というのがスター・ウォーズの特徴だ。ソロの師匠として登場するトビアス・ベケット役には、見るからにアホ丸出しの白人男優、ウディー・ハレルソン(Woody Harrelson)が採用された。彼は時々映画で奇人変人の役をこなすけど、私生活でも似たような側面を持っている。まず、彼の家族が常識外れだ。信じられないけど、彼の父親チャールズはプロの殺し屋。嘘と思うだろうがホントの話。ウディーの父親はジョン・H・ウッド(John H. Wood, Jr.)判事を殺した廉で逮捕され、法廷で終身刑の判決を受けた。すごぉ〜い。まるで、クライム・サスペンスの序盤みたいだ。

Billy Dee Williams 1Donald Glover 2Woody Harrelson & father Charles 1


(左: ビリー・ディー・ウィリアムズ / ドナルド・グローヴァー / 逮捕されたチャールズ・ハレルソン / 右: 息子のウディー・ハレルソン)

  しかし、カエルの子はカエルなのか、ウディーも警察沙汰が絶えなかった。母子家庭ながらも、ちゃんと大学に通って卒業し、念願の俳優にもなれたのに、1982年、路上で騒ぎながら踊っていたところを通報され、駆けつけた警官に抵抗したので逮捕されたそうだ。さらに2002年、ロンドンを訪れた時、タクシーの運転手と揉めて警察の厄介になり、罰金刑を喰らってしまった。でも、こういう類いのバカは懲りない。2006年、パパラッチにしつこく追いかけられ、ナイトクラブでカメラマンを殴ってしまい、これまた罰金刑を受ける破目に。ハリウッド・スターだから仕方ないけど、ウディーもリベラル左翼で、マリファナの合法化を推進する一人である。自分でも大麻を栽培するほどの不届き者で、常識というものが無い。こんな頭の持ち主だから、尊敬する人物も普通ではなかった。ウディーが影響を受けた知識人とは、何と、日本でも有名なユダヤ人左翼の歴史家で、2010年に亡くなったハワード・ジン(Howard Zinn)であるという。

Howard Zinn 1Daniel Ellsberg 3Noam Chomsky 3


(左: ハワード・ジン / 中央: ダニウル・エルズバーグ / 右: ノーム・チョムスキー )

  ジンは公民権運動で活躍し、ベトナム反戦でも知られている札付きのアカであるけど、「ペンタゴン・ペーパー」の件は忘れ去られている。「ランド・コーポレーション(RAND Corporation)」の軍事アナリストであったダニエル・エルズバーグ(Daniel Ellsberg)は、密かに「ペンタゴン・ペーパー」のコピーをハワード・ジンとその妻ロズリンに渡していた。ちなみに、エルズバーグもユダヤ人学者。「類は群れる」のか、ジンの仲間には極左知識人が多く、反戦を掲げるユダヤ人活動家、ノーム・チョムスキー(Noam Chomsky)もその内の一人であった。チョムスキーは元々言語学者で文法の研究では優れていたが、次第に政治問題へと関心を寄せるようになり、振り返ってみると、左翼活動家としての経歴の方が長い。チョムスキーは理想主義を掲げるユダヤ人によく見受けられるタイプで、イスラエルの対パレスチナ政策にも批判的で、米国内のシオニスト系ユダヤ人と反目しているそうだ。まったく、ユダヤ人というのは他人の国で「いざこざ」を起こし、現地人をも巻き込んで事態を悪化させる常習犯である。こうした異民族は反省しないから、強制手段を用いて排除すべきだ。

Thandie Newton 1(左 / タンディー・ニュートン)
  随分と脱線したので話を戻す。ジョージ・ルーカスが当初描いていた「スター・ウォーズ」は、宇宙を舞台にしたスペース・ファンタジーであった。しかし、ユダヤ人が支配するディズニー社に売却されると、「多民族主義」と「社会正義」を推進するプロパガンダ映画になってしまった。例えば、映画でトビアス・ベケットの妻を演じるのは、イングランドの白人とジンバブエ黒人の混血女優、タンディ・ニュートン(Thandie Newton)だ。彼女は日本でも知られており、映画『ミッション・インポシブル 2』とTVドラマ・シリーズ『ER』に出演していた女優である。彼女は黒光りしたコテコテのアフリカ人ではなく、ハル・ベリーみたいなライト・スキンの黒人だから、何となく使いやすい。

失敗作の元兇となったユダヤ人制作者

  日本人はスクリーンに映し出される役者ばかりに目を奪われるが、「スター・ウォーズ」をメチャクチャにした制作陣、すなわち裏方の元兇にこそ目を向けるべきである。そこで、A級戦犯の筆頭になるのは、ルーカス・フィルムの社長を務めるキャサリン・ケネディー(Kathleen Kennedy)かも知れない。元々、彼女はスピルバーグ監督に見初められたプロデューサーで、同監督の映画『シンドラーのリスト』や『ジュラシック・パーク』でもプロデューサーを務めていた。いわば、スピルバーグの飼い犬というか、ユダヤ人の妾みたいなものである。彼女と一緒に『ソロ』を手掛けたのは、アリソン・シェアマー(Allison Shearmur)というユダヤ人のプロデューサーで、今年の1月に肺癌で亡くなっている。彼女は大物プロデューサーであるスタンリー・ヤッフェ(Stanley R. Jaffe)の弟子だった。このユダヤ人もハリウッドで名が通っており、ダスティン・ホフマンとメリルストリープの共演でヒットした映画『クレイマー・クレイマー』のほか、『がんばれベアーズ』や『告発の行方』を制作したことでも知られている。松田優作が出演した『ブラック・レイン』でも彼がプロデューサーを務めていた。

Kathleen Kennedy 1Allison Sheamur 2Stanley Jaffe 1Ron Howard 2


(左: キャサリーン・ケネディー / アリソン・シェアマー / スタンリー・ヤッフェ / 右: ロン・ハワード)

  ハリウッドは本当にユダヤ人だらけだ。『ソロ』の脚本を担当したのは、ジョナサンとローレンスのカスダン兄弟(Jonathan & Lawrence Kasdan)で、ローレンスは同シリーズと馴染みか深く『帝國の逆襲』や『フォースの覚醒』でも脚本を書いていた。ハリソン・フォードが「インディアナ・ジョーンズ」に扮して出演した映画『レイダース / 失われたアーク』も、ローレンスが脚本を担当した作品だ。勧善懲悪のアクション映画をユダヤ人が描くんだから、ドイツ人が悪役になるのも当然で、定番通り、聖櫃(アーク)を簒奪しようとする邪悪なナチスと、冷酷非情なドイツ人将校が登場していた。一方、監督のロン・ハワード(Ron Howard)は非ユダヤ人で、制作者同士のゴタゴタを引き受けて、急遽、代役の監督を務めたそうだ。それにしても、大作を任されたはずなのに、結果は駄作となってしまったのだから、何とも不運な人である。

Lawrence & Jonathan Kasdan 1Chris Weitz 1Ram Bergman 1

(左: ジョナサンとローレンス・カスダン / 中央: クリス・ワイツ / 右: ラム・バーグマン )

  スピン・オフ作品の『ローグ・ワン』にもユダヤ人が絡んでおり、脚本を手掛けたトニー・ギルロイは、ドイツ・イタリア系のアメリカ人だけど、主導権は共同脚本家のクリス・ワイツ(Chris Weitz)が握っていたはずだ。プロフィール上、ワイツは「チェコ系アメリカ人」となっているが、実際はチェコ系ユダヤ人を父に持ち、母親の方はメキシコ人という非西歐系の根無し草だ。ユダヤ人というのは、書類上の国籍を以て正体を隠すクセがあるので、我々は騙されないよう、どんな血筋なのかを調べねばならない。『フォースの覚醒』で総指揮を務めたのはユダヤ人の売れっ子監督J.J.エイブラムズ(Jacob J. Abrams)だが、あまりにも作品が不評だったせいか、続編の『最後のジェダイ』はライアン・ジョンソン(Rian Johnson)に任され、彼が監督を務めることになった。しかし、脚本を書いたのは、またしても異人種で、ラム・バーグマン(Ram Bergman)というイスラエルのユダヤ人。もう、スター・ウォーズ・シリーズを“つまらなく”する為にユダヤ人を用いたとしか思えない。

魅力ある作品を生み出せないハリウッド

  「スター・ウォーズ」シリーズだけではなく、どうして最近のハリウッド映画には凡庸な作品が多いのか? それは、一つに、西歐人の魂を鼓舞するようなストーリーとキャスティングが無いからだ。ユダヤ人は米国を「人種の坩堝(るつぼ)」と思っているが、この共和国はアングロ・サクソン人によって建てられた、ジェントリー階級を主体とするもう一つのイングランドである。したがって、この独立国に招かれていいのは、デンマーク王国のデイン人とかネーデルラント連邦のフリジア人、スカンジナヴィア半島のノルマン人、ガリアに根づくケルト系のフランス人、先祖代々チュートン系のドイツ人などで、東歐や南歐の劣等民族は好ましくなかった。ゆえに、ゲットーに暮らすユダヤ人なんてもってのほか。だいたい、ヨーロッパで「鼻つまみ者」扱い賤民が、いくら新天地のアメリカとはいえ、なんで歓迎されなきゃならないんだ? まともな日本人なら、「歴史の書き換え」に気付くはずだ。異民族を征服する手段は、何も剣や銃だけとは限らない。紙鉄砲という洗脳もあるのだ。

  利益供与とか袖の下を貰っているから仕方ないけど、大半の映画評論家は新たなスター・ウォーズ作品を褒めちぎっていた。彼らの評価は軒並み90%と非常に高い。ところが、お金を払って劇場で鑑賞した一般人は、「まあまあ」とか「普通」といった評価がほとんどで、熱心な白人ファンだと満足度は40%程度に過ぎなかったという。期待値が高いだけに落胆も大きい、ということなのか。それにしても、ディズニーのドル箱部門に入ったせいか、キャスティングには黒人やヒスパニック、アジア人が盛りだくさん。明らかに、世界規模での“営業”を考えている。つまり、「大金を稼ぐ」という目標を先に考えて、後から物語を構築しているのだろう。だから、どの作品もつまらない。主役や脇役のキャラクターには、“ほとばしる”情熱とか揺るぎない信念を感じられず、単に様々な人種が取り揃えられているに過ぎない。確かに、CG技術の向上で、派手な戦闘シーンや大規模な破壊・爆発映像が可能となったが、肝心の登場人物に魅力が無いんだから不満が募るのも当然だ。

Felicity Jones 3(左 / フェリシティー・ジョーンズ)
  例えば、比較的好成績だった『ローグ・ワン』でさえ酷かった。主人公のジン・アーソ(フェリシティー・ジョーンズ)は、帝国軍お抱えの技術者を父に持ち、両親と別れて成長するが、“当然の如く”抵抗を続ける共和国軍に協力する。「やはり」と言っては何だが、予想通りデス・スターの設計図を盗もうとするのだ。彼女は危険を顧みずパルチザとなって帝国軍と闘うが、その信念はどこから来るのか? デス・スターの建設を指揮する父親の罪を贖うためなのか、それとも帝国軍の圧政に我慢できない反撥心なのか、イマイチよく判らない。映画では、必死になって設計図のデータを共和国側に送信しようと奮闘するが、最後にはデス・スターのビーム攻撃を受けて、惑星ごと消滅してしまうのだ。彼女と一緒になって闘った東洋系戦士のベイズ・マルバスとチアルート・イムウェも悲惨な最期を遂げるが、その動機が何とも薄かった。彼らは単に帝國側に叛旗を翻すパルチザンというだけ。フォレスト・ウィテカー(Forest Whitaker)演じるソウ・ゲレラに至っては、「こんなキャラクターなんか要らない !」と思えるくらい余計だった。まるで、無理やり押し込んだ大物役者みたい。たぶん、制作者が黒人観客用に「黒い奴でも一つ入れとくか !」とサービスしたんじゃないか。

  外国でも大金を儲けよう図る制作者が、世界市場を意識し、有色人種の観客を取り込もうとするのは理解できる。アジア系の盲目戦士「チアルート」を設定し、この配役に支那人男優のドニー・イェン(Donnie Yen)を据えたのも、アジア戦略の一環だろう。しかし、リベラル派の制作者はそれだけでは満足できず、もう一人の東洋人キャラクター「ベイズ・マルバス」を加え、支那人のチアン・ウェン(Jiang Wen)に演じさせた。カンフーの達人らしきチアルートには、ベイズ・マルバスという相棒が附き、二人は銃撃戦の最中に絶命する。日本人の観客なら何とも思わないが、北米にいるアジア人は、「やっと我々のヒーローが誕生した !」と喜ぶんじゃないか。でも、本当にそうなのか? マーケット・リサーチの会社が提示する観客の意識調査は怪しく、そのまま鵜呑みにはできない。他方、ハリウッドの制作者はそんなことを気にも留めず、ドンドン左翼的アジェンダを実行する。彼らは世界中のフェミニストにも配慮して、主人公を“男優り”の女性にし、若手女優のフェリシティー・ジョーンズ(Felicity Jones)にやらせていた。『フォースの覚醒』で小娘の「レイ」が主人公になり、デイジー・リドリー(Daisy Ridley)が採用されたのも同じ考えだ。結局、物語から西歐系男子を排除するというイデオロギーのもと、小娘と黒人、そして東洋人を抜擢したんだろう。

Forest Whitaker 1Donnie Yen 3Jiang Wen 1Daisy Ridley 3


(左: フォレスト・ウテカー / ドニー・イェン / チァン・ウェン / 右: デイジー・リドリー )

Travis Fimmel 2Kevin McKidd 1Max Martini 1Charlie Hunnam 11


(左: トラヴィス・フィンメル / ケヴィン・マクキッド/ マックス・マーティーニ / 右: チャーリー・ハナム)

  何はともあれ、「スター・ウォーズ」を愛する西歐系アメリカ人は、左翼思想に染まった冒険活劇ではなく、勇気と信念を持って悪と戦う「白人の英雄」を見たがっている。ジェダイの騎士だって本来なら、凜々しいゲルマン系男優だけを集めるべきで、黒人のサミュエル・L・ジャクソンとか、ヨボヨボの老人、奇妙な宇宙人なんか余計なエキストラで“邪魔”なだけだ。ジェダイの騎士を演じさせるなら、若手のハンサム男優シャーリー・ハナム(Charlie Hunnum)やトラヴィス・フィンメル(Travis Fimmel)、古代ローマの百卒長を演じたケヴィン・マクキッド(Kevin McKidd)、特殊部隊の軍人が似合うマックス・マーティーニ(Max Martini)、高級将校を演じさせたらピカいちのチャンス・ケリー(Chance Kelly)、冷静沈着な参謀といった雰囲気のトミー・フラナガン(Tommy Flanagan)など、いくらでも思いつく。そもそも、ジェダイのモデルは中世の武装修道士で、ドイツ騎士修道会(Deutsche Orden)や聖堂騎士団(Kights Templar)を思い出せばピンとくるだろう。だから、ジェダイの騎士を全員ヘイデン・クリステンセン(Hayden Christensen)とか、ユアン・マクレガー(Ewan McGregor)、アレック・ギネス(Alec Guinness)みたいな白人男性にしたっていいじゃないか。その方が“絵”になるし、畏敬の念も生まれてくる。

Hayden Christensen 7Ewan McGregor 3Alec Guinness 3


(左: ヘイデン・クリステンセン / 中央: ユアン・マクレガー / 右: マークハミルとアレック・ギネス)

  ジェダイの騎士が集まる評議会にしても同じだ。共和国の枢密院に妖怪もどきのメンバーが混じっているんじゃ、威厳も権威もあったもんじゃない。理想を言えば、共和政ローマの元老院みたいに、歴戦の勇士とか名門の元執政官が構成員じゃないとねぇ〜。ローマ史に詳しくない日本人でも、共和政を樹立したルキウス・ブルートゥス(Lucius Junius Brutus)やプブリウス(Publius Valerius Publicola)、共和政体の権化たるキンキナートゥス(Lucius Quinctius Cincinatus)、峻厳な大カトー(Marcus Porcius Cato)、驍将のスキピオ・アフリカーヌス(Scipio Africanus)、名門のファビウス・マクシムス(Quintus Fabius Maxmus Gurges)、独裁官となった英雄のユリウス・カエサルなど、ちょっと考えれば直ぐ思い浮かぶじゃないか。

Lucius Brutus 1Scipio Africanus 1Cato the Elder 1Julius Caesar 5


(左: ルキウス・ブルータス / スキピオ・アフリカーヌス / マーカス・カトー / 右: ユリウス・カエサル)

  それにしても、なぜこうも最近の「スター・ウォーズ」作品には魅力が無いのか? それは、制作者のユダヤ人が西歐社会を愛することが出来ず、無意識的に白人達を憎み、彼らの祖先を称讃できないからだ。第7部の『フォースの覚醒』を指揮したJ.J.エイブラムズは、白人だらけの西歐社会が大嫌い。彼の発言によれば、映画は現実の社会を“反映”せねばならぬそうだ。(Nick Statt, "Director J. J. Abrams weighs in on diversity in the Star Wars universe", CBS Interactive, July 11, 2015) つまり、ヨーロッパ系の白人ばかりを採用して作品を作ってはならない、ということだろう。彼が新作の舵を取ったとき、白人の「スター・ウォーズ」ファンは有色人種の過剰なキャスティングに不満を爆発させていた。(インターネットでボイコット運動まで起こったんだから、相当なものである。)

J. J. Abrams 2Jennifer Garner 9


(左: J.J. エイブラムズ/ 右: ジェニファー・ガーナー)

  しかし、エイブラムズ監督はこうした抗議に耳を傾けるどころか、逆に反撥を覚えて“右翼的”な白人ファンを窘(たしな)めていた。この点で、彼は実にユダヤ人らしい。偏見に満ちあふれた西歐人に「高邁な理念」を教えるのが、上等な民族、すなわちユダヤ人の務めだと思っているからだ。でも、それには賛同できない。かつて、TVドラマの『エイリアス(Alias)』を制作したエイブラムズは、白人美女が大好きで、主演女優に西歐系のジェニファー・ガーナー(Jennifer Garner)を採用していた。そして、彼女の共演者にはユダヤ人を用意する。劇中、彼女の父親役はヴィクター・ガルバー(Victor Garber)が演じ、恋人になる同僚はマイケル・ヴァルタン(Michael Vartan)、仲良しの同僚にはグレッグ・グルンバーグ(Greg Grunberg)といった具合。ドラマの中でキーパーソンとなるスローン役には、大御所のロン・リフキン(Ron Rifkin)を当てていた。ユダヤ人俳優に取り囲まれた白人女優なんて、アラブ人の盗賊に攫われた白雪姫みたいだ。監督のエイブラムズは嫉妬心の塊なのか、白人の男優となれば敵意を剝き出しにする。つまり、ライバルとなる異教徒の男は排斥するということだ。これはユダヤ人に特徴的な性癖で、ヨーロッパ人の白い女は、ビジネスで成功した者に対する「トロフィー」でしかない。この赦しがたき現実を見るから、歐米の白人男性はユダヤ人に激怒するんだろう。

Victor Garber 1Ron Rifkin 2Michael Vartan 1Greg Grunberg 2


(左: ヴィクター・ガルバー / ロン・リフキン / マイケル・ヴァルタン / 右: グレッグ・グルンバーグ)

戦う意味が曖昧なスペース・ファンタジー

  「スター・ウォーズ」を食い物にするユダヤ人は、「悪の帝国と戦う共和国軍」という図式で、ジェダイの騎士や叛乱軍の将兵を描くが、観客は彼らが何の為に命を賭けるのか、がよく分からない。確かに、パルチザンは邪悪な皇帝の支配に立ち向かう「自由の戦士」なんだろうけど、その気概が何とも薄っぺらいのだ。孤島に隠居するルーク・スカイウォーカーの描き方も雑で、彼が怨みを抱くカイロ・レンと闘うシーンがあったけど、それはルークが念力で創り出した幻影に過ぎず、本人は遠く離れた島で遠隔操作をしていた、という「仕掛け」である。でも、こんなオチを見せつけらたら、劇場で観ていたファンは納得できない。腹に据えかねた観客が「カネを返せ !」と叫んでも不思議じゃないぞ。だいたい、ルークがカイロ・レンに対し「お前が最後のジェダイだ」と告げて、コロっと死んでしまうなんて、悲劇どころか洒落にもならない。観客は「何で死んじゃうの?」と自失茫然。映画は訳の解らないまま幕を閉じる。お客様が「えぇぇっ、これでお終い!?」と驚くのも無理はない。しかし、配給会社に媚びる映画評論家は、こんな駄作を「素晴らしい出来だ !」と大絶賛。ライト・サーバーを使った壮絶な決闘シーンもないのに、力尽きたルークが夕陽を背にして孤独死なんだから、「どこが傑作なのか ?」と言いたくなる。

Mark Hamill 1Adam Driver 6Daisy Ridley 003


(左: 「ルーク」役のマーク・ハミル / 中央: 「カイロ・レン」役のアダム・ドライヴァー / 右: 「レイ」役のデイジー・リドリー)

Rian Johnson 1(左 脚本家のライアン・ジョンソン)

  登場人物が丁寧に描かれ、それぞれの内面が深くないと、たとえ派手な映像がふんだんに盛り込まれていても観客は感動しないものだ。ルークに弟子入りし、ジェダイの剣術を教えてもらったレイも、何が目的なのか不明確で、鋼鉄の意思を貫こうとする信念が見受けられない。脚本を担当したライアン・ジョンソンは、感動的な物語を書きたければ、日本のアニメを勉強すべきだ。昭和に放送されたアニメ番組には良質な作品が多かった。例えば、名作『新造人間キャシャーン』は、2008年に公開された『バットマン: ダーク・ナイト(The Dark Knight)』の魁(さきがけ)となるアニメだった。キャシャーンは人々の為に必死で闘っているのに、民衆から感謝されず、却って恨まれてしまう哀しいヒーローとなっていた。主人公の東鉄也(あずま・てつや)は、父親が作ってしまった兇悪なアンドロイドを倒すため、二度と人間に戻れないことを承知の上で、機械の体になることを志願し、無敵のキャシャーンとなって死闘を繰り返す。ちょっと感動的なのは、彼が科学者の父親に「アンドロイドにして下さい」と頼んだ時、側に居た母に向かって「赦して下さい」と謝るシーンであった。「躾が良く親孝行の息子」というキャラクター設定は、いかにも昭和的で、古き良き日本を示している。(下品な言葉遣いを「リアル」と称して、ことさら映画に盛り込むユダヤ人とは大違いだ。)

  しかし、新造人間となった鉄也は、自分が「機械」であることを隠さねばならず、誰にも心を許すことができない。幼なじみの上月ルナと再会しても、自分の正体を打ち明けられず、鉄也であることすら否定しようとする。こうしたキャシャーンの姿に、我が国の子供たちは心を打たれ感銘を受けたものだ。ある時、キャシャーンはアンドロ軍団に襲われた子連れの夫婦を助けるが、感謝する父親はアンドロイドに対する憎しみを漏らす。それを聞いたキャシャーンは、無言のまま何も答えず、辛い気持ちを隠していた。自分も同じ類いの「機械」であると言えないからだ。しかし、彼は挫けなかった。キャシャーンは離れ離れになった両親に向かって独り言を述べていた。

  アンドロ軍団から人間を救うことが、新造人間である俺の使命なんだ。お父さん、お母さん。キャシャーンは木っ端微塵になるまで戦います。(第2話の後半)

  こうした「男の覚悟」を聴く日本のちびっ子達は、溢れる涙を抑えながら、「キャシャーンがやらねば誰がやる」というセリフを口ずさむ。誰からも感謝されないのに、それでも皆の為と思って命を賭けるんだから、大人でも感動するじゃないか。日本人は同質民族だから、「みんなの為に闘う」という気持ちを自然に持つ。いちいち、「自由の為」と断らなくても、当り前だから理屈を述べることはない。だが、雑多な民族や人種で構成される米国だと、“もっともらしい”大義が必要で、やれ「自由だ !」「デモクラシーを守れ!」とかのスローガンが必要になってくる。というのも、隣に住む人間を見れば、肌の色や顔附きが違うし、家系や学歴、躾や慣習もバラバラだ。ゆえに、西歐系のアメリカ人は黒人やアラブ人、南米人、アジア人を見ると、「こんな野郎の為に俺は死ぬのか?」と疑問に思えてくる。そして、彼らの顔をじっくり見詰めると、段々と馬鹿らしくなってしまうのだ。こんな訳だから、戦争になれば生身の群衆を見ないで、布製の星条旗ばかり眺めている。

black people 121Americans 11

(写真 / 「アメリカ人」と呼ばれる人々)

  平成の日本アニメはおかしくなってしまったが、少なくとも昭和までは素晴らしい作品が多かった。日本の子供達は「屁理屈を並べた教育動画」とか「政治的配慮を盛り込んだ教養漫画」なんて求めなかったし、制作者もそんなイデオロギーとは無縁だった。昭和40年代や50年代の子供が、「もっと有色人種のキャラクターを増やさなきゃ !」とか、アジアとの友好を考えて「支那人や朝鮮人の主人公も作ったら ?」と要求することはまず無かった。キャシャーンとその両親が西歐的容姿でも不思議ではなかったし、「上月ルナが金髪の北歐女性なんておかしい」と抗議する子供も皆無で、むしろ好んで観ていたくらいである。人種のバランスを考えながら映画を作るハリウッドとは、根本的に違っていたのだ。視聴者である子供が中心のアニメ制作は清々しい。昭和のアニメが今でも魅力を失わないのは、日本人の制作者が「創りたいものを創り」、政治イデオロギーや興行成績にとらわれず、自分の夢を素直に描いていたからだ。作品のキャラクターに黒人が一人も登場せず、みんな白い肌のアーリア人なんて、アメリカ人が聞いたら卒倒するが、日本人は気にしないで楽しんでいた。アメリカの知識人は我々に向かって「表現の自由」を自慢するが、彼らの本国に目を向けると、その自由は枯れ果て、実質的には空洞化している。つまり、教科書の中にだけに存在する「空想」なのだ。

  色々不満を述べてしまったが、所詮「スター・ウォーズ」シリーズはゼニ儲けの道具に過ぎない。いくらジョージ・ルーカスが「スペース・ファンタジー」と宣伝しようが、世界市場で関連グッズやDVDを販売する方が重要だ。仮に劇場での収入が赤字でも、ディズニー・ランドやイベント会場で儲ければいい。一つのスピン・オフ作品が失敗しても、第二弾、第三弾のスピン・オフを上映すれば、どれか一つくらいはヒットするだろう。著作権を持つディズニー社は、向こう百年間は同シリーズで儲けるつもりらしい。スピン・オフ映画第75弾とか、第96弾になれば、訳の解らぬ宇宙人とか魚の海賊が主人公になっているかも知れないぞ。巨大なヒキガエルにしか見えない「ジャバ・ザ・ハット(Jabba the Hutt)」が主人公の映画だって有り得る。でも、そんな作品は観たくない。

  とは言え、欲に目が眩んだディズニー社なら、ルーク・スカイウォーカーの隠し子とか、オビ=ワン・ケノビの遠い親戚とか、適当な理由をつけて、新たなキャラクターを生み出し、次々とジェダイの騎士を増やすんじゃないか。もしかしたら、ルーク・スカイウォーカー12世なんて騎士が出るかもよ。そうしたら、歌舞伎役者みたいだ。まぁ、スター・ウォーズは日本のチャンバラ劇を参考にしているくらいだから、世襲の騎士くらい簡単に誕生させるだろう。もし、第22世紀までスター・ウォーズが続いていたら、本当にライト・セーバーが開発されるかもよ。そうしたら、日本の子供達は大喜びでおもちゃ屋に殺到するだろう。ただし、これだと「スター・ウォーズ」じゃなくて「マネー・ゲーム」だ。
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68719820.html
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/390.html#c137

[リバイバル3] 株で損した理由教えてあげる 新スレ 中川隆
36. 中川隆[-13248] koaQ7Jey 2018年6月15日 09:13:31 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15598]

FRBが予定通り利上げ 2018年06月15日

 FRB(連邦準備委員会)は6月13日まで開催されていたFOMC(連邦公開市場委員会)で、政策金利であるFF翌日物誘導金利を0.25%引き上げ、1.75〜2.0%としました。

 今回の利上げそのものは市場で確実視されていましたが、本年(2018年)における利上げ回数が3回(つまりあと1回)から4回(あと2回)に引き上げられたと伝えられたこともあり、NYダウが119ドル安の25201ドルとなりました。

 FOMCとは、FRB理事7名と、全米に12ある地区連銀総裁からNY連銀総裁を含む5名が交代で投票権を持ち、過半数の賛成で承認されます。ところが現時点におけるFRB理事は、パウエル議長、クォールズ副議長、ブレイナード理事の3名だけで、4名が空席のままです。理事の指名権があるトランプ大統領がグッドフレンド教授ら3名を指名していますが、議会(上院)の承認が遅れており、まだ就任できていません。

 つまり今回の(今までもそうですが)FOMCは3名のFRB理事と5名の地区連銀総裁の合計8名で評決され、今回は全員賛成で利上げとなりました。またFOMCは年8回開催されますが、その後にパウエル議長の記者会見が行われるのは4回(3、6、9、12月)だけで、ここのところ金融政策はこの4回のFOMCで変更されています。

 パウエル議長は今回の記者会見で、年8回のFOMC終了後すべてに記者会見を行うと公表しましたが、それで利上げ回数が増えるわけでもないため、あまり気にする必要はありません。

 ここで今回、本年(2018年)の利上げ回数が3回(つまりあと1回)から4回(あと2回)に引き上げられたとされますが、もちろんパウエル議長が記者会見でそう言ったわけではありません。

 FOMC終了後に、3名のFRB理事に、すべての地区連銀総裁の12名を加えた15名(FRB理事の空席がすべて埋まれば19名となります)による、各年末の政策金利予想を図表化したドット・チャートが公表されます。そこで前回まで年3回と予想していた1名が今回は年4回に変更したため、その中央値が年3回から年4回に動いてしまっただけの話です。これもそれほど気にする必要はありません。

 また来年(2019年)は前回までと同じ年3回の利上げと予想されていますが、この通りとなれば本年末の政策金利は2.25〜2.5%、来年末には3.0〜3.25となります。

 さてこれを見た(確かに多少はタカ派=引き締め的に見えなくもありませんが)6月13日の金融市場はどのように動いたのでしょう?

 まず米10年国債利回りは一時3.01%まで上昇しましたが、結局は2.96%と前日までとほとんど変わらない水準で終了しました。いつも言うように米国の短期金利(FF金利、短期国債利回り、せいぜい2年国債までの利回りなど)は人(FOMCメンバー)が決定しますが、長期金利(その代表が10年国債利回り)は米国経済に対する市場の見通しを反映するため、それぞれが連動するとは限りません。

 この米国の長短金利差はすでにリーマンショック前の2007年のレベルまで縮小していますが、FRBが予定通りのぺースで来年末まで利上げを継続すれば、当然に米国経済の減速要因となるため長期金利がそれほど上昇するとも思えず、長短金利差が一層縮小してしまうことになります。

 株式市場でも利上げはプラス材料であるため株価が上昇するはずの金融株が、この利鞘(長短金利差)の縮小傾向から収益がそれほど拡大しないと見たのか、軒並み下落しています。

 リーマンショック以降、米国をはじめとする世界各国経済の潜在成長率が逓減しているため、物価がそれほど上昇せず、何よりも長期金利がそれほど上昇していません。

 本誌は米国経済がこの利上げペースについていけず、どこかでFRBは利上げを中断するかペースをスローダウンさせるかの判断が求められると考えます。その時こそ急激なドル安・円高になると考えています。いつも指摘していますが、今後の米10年国債利回りの水準は「とくに注目しておくべき」と考えます。

 その為替市場ですが、発表直後に一時1ドル=110.84円までドル高・円安となりましたが、本日(6月14日)の東京市場では1ドル=110円台前半の動きとなっており、これ以上のドル高になるようには見えません。

 またドルの水準を表すICEドルインデックスも、わずかながら下落しています。

 つまり今回の利上げ直後の各市場の動きを見る限り、予定通りの利上げだったとはいえ、米国経済は利上げを来年末まで継続しなければならないほど過熱しているようには見えません。

 最後にFOMC後の報道を見て「あれっ」と思ったところは、FRBも量的緩和時に大量に買い込んだ米国債やMBSを、Reserve Balances(日銀の当座預金に相当)でファイナンスしていますが、それに対する付利は政策金利の上限が適用されています。つまり今回の利上げでその付利が2.0%になるはずですが、それが何と1.95%と0.05%だけ低くなっています。

 意味がよくわからず、大変に気になっています。こういう細かいところが、あとになって重要な意味があったとわかることがしばしばあるからです。
http://yamikabu.blog136.fc2.com/blog-entry-2240.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/823.html#c36

[文化2] ゆとり教育を推進した三浦朱門の妻 曽野綾子がした事 _ これがクリスチャン 中川隆
121. 中川隆[-13247] koaQ7Jey 2018年6月15日 09:32:57 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15598]

凋落する科学技術力を食い止める 2018-06-15
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12383833012.html

 資本主義とは、モノ、ヒト、技術という経済の三要素を強化し、生産性を高め、国民の実質賃金を引き上げることで成長するモデルです。モノ(=資本)を強化するのが設備投資、公共投資。ヒト(=労働)を強化するのが人材投資。そして、技術を強化するのが言うまでもなく技術投資になります。


 以前、チャンネル桜の財務省討論


【経済討論】財務省主導の経済でいいのか?日本[桜H30-4-14] - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=s8y0fk90-OQ

パネリスト:
 安藤裕(衆議院議員)
 高橋洋一(嘉悦大学教授・「政策工房」会長)
 田村秀男(産経新聞特別記者・編集委員兼論説委員)
 藤井聡(京都大学大学院教授・内閣官房参与)
 松田学(東京大学大学院客員教授・元衆議院議員)
 三橋貴明(経世論研究所所長)
 渡邉哲也(経済評論家)


で、

「技術投資が増えていないのが、決定的にまずい」

 と、発言しましたが、何しろ技術がなければ設備投資も公共投資もできません。おカネは発行できますが、道路、トンネル、橋梁、鉄道網、空港、港湾、発電所、送電線網、電波塔、通信ネットワーク、ガスパイプライン、上下水道網、建築物、工場、機械・設備、運搬車両といった生産資産は、技術無しでは生産不可能なのです。


 生産資産がない状況では、どれだけ人材がいたとしても、モノやサービスの生産はできません。


「不毛の砂漠で所得を稼いでみなさい」
 という話になってしまいます。


 技術は経済の(少なくとも「資本主義経済」の)基盤なのです。


『日本の科学技術「力が急激に弱まった」 白書を閣議決定
https://www.asahi.com/articles/ASL66539WL66ULBJ005.html

 政府は12日、科学技術について日本の基盤的な力が急激に弱まってきているとする、2018年版の科学技術白書を閣議決定した。引用数が多く影響力の大きい学術論文数の減少などを指摘している。

 白書によると、日本の研究者による論文数は、04年の6万8千本をピークに減り、15年は6万2千本になった。主要国で減少しているのは日本だけだという。同期間に中国は約5倍に増えて24万7千本に、米国も23%増の27万2千本になった。

 また、研究の影響力を示す論文の引用回数で見ると、上位1割に入る論文数で、日本は03〜05年の5・5%(世界4位)から、13〜15年は3・1%(9位)に下がった。(後略)』
 


【2000年度を100とした場合の各国の科学技術関係予算の推移 】
http://mtdata.jp/data_59.html#kagaku


 2000年度を100とし、直近の科学技術関係予算を比較すると、中国が11倍、韓国が4.7倍、アメリカ、ドイツ、イギリスといった先進国ですら1.5倍強。


 それに対し、我が国は1.06倍。予算を全く増やしていない。


 この状況で科学技術力が凋落しなければ奇跡ですが、残念なことに奇跡は起きていません。


 さらに、大学を法人化し、「短期の成果主義」という狂った発想を導入。


 国立大学が法人化された2004年には1兆2415億円だった国立大学法人運営等交付金は、2017年には1兆0970億円にまで削減されました。


 文部科学省は、法人化の際に、
http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/houjin/03052702/002.htm
「今回の法人化は、財政支出の削減を目的とした「民営化」とは全く異なるものです」
 と説明していたくせに、大嘘。予算削減の緊縮と、短期の成果主義が蔓延し、長期的な研究開発がほぼ不可能。


 繰り返しますが、この状況で科学技術力が凋落しなければ奇跡です。


 白書では、大学に対し、
「会議を減らして教員らが研究に割ける時間を確保すること」
 などと眠たいことを提言していますが、まずは国立大学法人化が「間違っていた」ことを認めなければなりません。


 そして、せめて米英独並に科学技術関係予算を増やし、かつ「長期」に予算をコミットすることで、研究者の雇用を安定化させ、長期的研究に取り組めるようにするのです。


 04年以降の緊縮、短期路線が続く限り、我が国の科学技術力の凋落を食い止めることは不可能です。
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12383833012.html
http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/492.html#c121

[リバイバル3] 1992年 TBS テレビドラマ 『ずっとあなたが好きだった』 中川隆
1. 中川隆[-13252] koaQ7Jey 2018年6月15日 14:10:52 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15604]

1993年 TBS テレビドラマ 誰にも言えない

動画
https://www.youtube.com/results?search_query=%E8%AA%B0%E3%81%AB%E3%82%82%E8%A8%80%E3%81%88%E3%81%AA%E3%81%84++%E8%A9%B1+


放送期間 1993年7月9日 - 9月24日(12回)
制作局 TBS
脚本 君塚良一
オープニング 松任谷由実 「真夏の夜の夢」

話数 放映日 サブタイトル 演出 視聴率

第1話 1993年7月9日 私を凌辱した男 生野慈朗 24.9%
第2話 1993年7月16日 隣に棲む悪魔 19.9%
第3話 1993年7月23日 罠に堕ちていく夫 横井直行 17.0%
第4話 1993年7月30日 不幸を呼ぶ蛇 23.1%
第5話 1993年8月6日 恥ずかしい写真 生野慈朗 19.1%
第6話 1993年8月13日 八月の濡れた抱擁 20.7%
第7話 1993年8月20日 深夜のお仕置き 横井直行 21.8%
第8話 1993年8月27日 お義母さんが好き 福澤克雄 24.7%
第9話 1993年9月3日 夫をレイプした男 生野慈朗 26.1%
第10話 1993年9月10日 地獄に堕ちる蛇 横井直行 26.6%
第11話 1993年9月17日 加奈子の逆襲 生野慈朗 27.6%
最終話 1993年9月24日 REINCARNATION 33.7%

平均視聴率 23.8%(視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ)
関西地区での最高視聴率39.2%(最終回)。


キャスト

北沢(松永) 加奈子
演 - 賀来千香子
短大入学と同時に上京。卒業後は新宿のデパートに就職。そこで来店客として知り合った麻利夫と交際。未婚で妊娠するが、別れを告げられたことから中絶。医師から不妊の宣告を受ける(高校在学中にも中絶経験がある)。のちに不動産仲介業の事務員に転職。部屋探しにやって来た伸吾と揉めたことがきっかけで親密になり結婚。伸吾には内緒で不妊治療に通っていたが、隣に越して来た麻利夫から付きまとい行為・それに伴う周囲の誤解を受け悩む。麻利夫に監禁された際に反撃し、麻利夫を刺す。警察沙汰になるが、正当防衛が認められる。事件解決後に転居。伸吾との間に双子の女児を出産する。前作(ずっとあなたが好きだった)と加奈子の関係性は西田美和(演 - 賀来千賀子)と大岩洋介(演 - 布施博)との「実子」。加奈子には「兄」がおり、その兄が美和と桂田冬彦(演 - 佐野史郎)との子供。全てが「輪廻」で因果であること、兄はすでに死亡していることが最終話内で加奈子自身から語られている。


高木(山田) 麻利夫
演 - 佐野史郎
加奈子の元恋人で弁護士。交際していた加奈子から妊娠を告げられるも、その頃、担当した裁判で知り合った美雪を騙し結婚。山田書房の社長の座と同時に、加奈子との復縁を狙い、住所を突き止めると隣の部屋へ引っ越し、エキセントリックな言動で周囲を恐怖に陥れる。言葉巧みに周囲を丸め込んでゆく策略家だが、のちに加奈子への気持ちがエスカレート。拉致監禁・放火などを引き起こしたことが元で、山田家を破綻寸前に追い込んでしまう。この時に、少年期の家庭環境・亡くなった父との確執・自分を捨て、駆け落ちをした母への思いが明らかになる。最終回では、美雪の気持ちを知って離婚を思い留まる。のちに生まれた子供と共に逗子の海岸付近へ移住。山田書房の社内にて、著作権を始めとする法律関連の部署に配属されていることが自身のセリフで語られる。ノベライズ版では、1957年3月28日生まれ。母の名は芳江と設定されている。前作(ずっとあなたが好きだった)の桂田冬彦(演 - 佐野史郎)が美和と離婚した後、再婚相手の女性との間に設けた「実子」であることから、加奈子の兄と麻利夫は「異母兄弟」の関係に当たる。最終話内で加奈子自身から語られ、真実を知ることになる。


山田 美雪
演 - 山咲千里
一見、誠実そうな麻利夫の態度に心惹かれ結婚を決意。山田家の跡取りとして育てられたが、結婚後もスチュワーデスの仕事を続けており、出版社の業務に携わっていた様子は見られない。母親に対して依存心が強いことと同時に、加奈子に対して嫉妬心と憎悪に近い感情を抱き、後に麻利夫と加奈子の過去を知ると、「嘘をついた」ことで麻利夫に強烈なおしおきを据えるなど、ワガママで甘えん坊な印象があるが、基本的には明るい性格で、麻利夫に対して健気な想いを抱いており、のちに離婚を強要した母に反発。やり直しと母からの自立を決意する。男児を出産後は穏やかな性格となり、再会した加奈子に笑顔を見せた。絵心がある。


山田 愛子
演 - 野際陽子
山田書房の社長で美雪の母。実業家としてのプライドは高いが、美雪に対して甘い面と占いを信じ込んでしまう面から、周囲が見えなくなりヒステリックになってしまうことも多く、誤解から加奈子を敵視。身辺調査をした上で罵倒したり、伸吾との離婚を強要する等、さまざまな嫌がらせを展開する。後に麻利夫を社長に昇格させるが、彼の起こしたトラブルに巻き込まれ失脚。反逆者に企業を乗っ取られてしまう(以前、麻利夫に弁護を依頼した社内クーデターの残党とみられる)。美雪からの自立宣言を受けた後、山田書房に残留しメセナ部門を担当。穏やかな性格に変貌したと麻利夫のセリフで語られている。


松永 伸吾
演 - 羽場裕
一加奈子の夫。さっぱりした気性・体育会系的な面と同時に、不可抗力による前科やゲイを疑われたり、大学への進学を断念させられたという過去などもあり、思慮の浅さ・学歴などへのコンプレックスが見受けられる。麻利夫の罠にはまり、山田書房へ転職し、社長室関連の業務を担当したこともあるが、加奈子から秘密を打ち明けられた直後、麻利夫に対して毅然と立ち向かい、のちに知人の紹介でスポーツ用品の営業へと転職。同時に転居を決意する。新居購入に関しては、2回とも実家から援助を受けていた様子。趣味は釣りなど。


___


前年の1992年に大ヒットしたドラマ『ずっとあなたが好きだった』の事実上の続編。前作の脚本家・君塚良一とプロデューサー・貴島誠一郎が再びコンビを組んで送り出したサスペンス調の恋愛ドラマ。

妻がいながらも、かつての恋人に異常な執着心を発揮する麻利夫のエキセントリックな言動がさらに強調され、事実上の主役となっている。最終的には、物語は自分自身の理不尽な愛に葛藤する麻利夫の苦悩にまで迫っていくことになる。

高木麻利夫の言動は、現在のストーカーの概念に、ほぼあてはまる[1]。そして劇中で語られる彼の育った環境も、そういったトラブルを引き起こす性格が形成されやすい状況である。

後年、君塚は著書で「次回予告を視聴者が見て引きつけられそうなシーンをいくつか作り、それを組み合わせて本編のストーリーを作っていった」と語っている。

『ずっとあなたが好きだった』の正式な続編と解釈することには、登場人物の苗字、時代背景など随所に矛盾が存在するが、前作を意識したシーンが多数登場し、最終的に設定上の意外なつながりが明かされることが物語の鍵となっている。なお、1993年の12月29日と12月30日の16:00〜17:54に放送された『誰にも言えない 総集編』には賀来千香子が『ずっとあなたが好きだった』の登場人物、美和として登場するシーンが新撮影部分として追加された。

放映終了後に発行されたノベライズ版では、加奈子・麻利夫らは1950年代後半生まれと設定され、加奈子が秘密を知った経歴もテレビドラマとは異なっている。

この作品が放映された1993年はドラマの当たり年で、民放テレビドラマで最高視聴率30%以上が5本も出たが、このドラマは前作同様好調な視聴率を叩き出し、初回24.9%と好発進した勢いが衰えることなく、最高視聴率は33.7%(関東地区、年間第2位)であった(関西では最高視聴率39.3%で年間最高視聴率)。

主題歌は松任谷由実が「真夏の夜の夢」を提供し、この曲も『ずっとあなたが好きだった』の主題歌「涙のキッス」同様大ヒットし、ミリオンセラーを記録した。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AA%B0%E3%81%AB%E3%82%82%E8%A8%80%E3%81%88%E3%81%AA%E3%81%84


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/868.html#c1

[リバイバル3] 1992年 TBS テレビドラマ 『ずっとあなたが好きだった』 中川隆
2. 中川隆[-13251] koaQ7Jey 2018年6月15日 14:15:12 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15604]


佐野史郎が語る「冬彦さんは平成のゴジラだった」
佐野史郎ロングインタビュー(前編)「文春オンライン」編集部 2018/06/09
http://bunshun.jp/articles/-/7663

心理サスペンス『限界団地』(東海テレビ・フジテレビ系)で連続ドラマ初主演を務める佐野史郎さん。その役どころ寺内誠司は“異常な老人”で、「冬彦さん」を思い出す人もいるかもしれない。あの、妻に不倫されるマザコン男の怪演から26年。あらためて佐野さんに「冬彦さんとは何だったのか」を伺いました。

視聴率をどうしても意識してしまいますでしょう?

――連続ドラマの主演は初めてなんですね。

佐野 ありがたいことに映画は主演デビューでしたし(林海象監督『夢みるように眠りたい』86年)、舞台や映画、単発のドラマなどではフロントに立って仕事をすることは今までにずいぶんやってきたんですが、地上波の連続ドラマっていうのがね、またこれまでと違った責任を感じるんですよ。


『限界団地』第2話より ◆オトナの土ドラ『限界団地』(東海テレビ・フジテレビ系)毎週土曜日23:40〜放送。第2話は6月9日24:05〜、第3話は6月23日放送予定

『限界団地』第2話より ◆オトナの土ドラ『限界団地』(東海テレビ・フジテレビ系)毎週土曜日23:40〜放送。第2話は6月9日24:05〜、第3話は6月23日放送予定

――テレビの地上波だからこその責任ですか?

佐野 視聴率をどうしても意識してしまいますでしょう? それは脇役の冬彦をやっていた時でさえそうでしたから、主演となると重いですよ(笑)。『ずっとあなたが好きだった』が放送された時代って、今からもう26年も前になりますけど、あの頃はフジテレビの月9、トレンディードラマが全盛で、W浅野で視聴率30%超えみたいな世界でしたよね。TBSは数字的に苦労していたから、視聴率というのは一つの目標であり、モチベーションでもありました。ただ僕は主演の賀来千香子さんと布施博さんに次ぐポジションでしたから、フロントマンとしての責任はそこまで実感していなかったかもしれない。でも今回は主演ということで感じざるを得ません。




親分肌ではないんです

――視聴率も担う、座長のようなプレッシャーというか……。

佐野 うーん、ところが僕には意識的にみんなをまとめようという「座長気質」、親分肌みたいなところが見当たらない(笑)。ただ、似たような感覚かなと思っているのは、人気ドラマのゲスト主役の心境。あれはもう死に物狂いでやるんです。なぜかというと、その回の視聴率はゲスト主演次第だから。




――近いところでは長澤まさみさん主演の月9『コンフィデンスマンJP』に映画マニアの食品会社社長の役でゲスト主演されていましたね。

佐野 あのマニアぶりは、僕の実人生の嗜好とも重なり楽しい仕事でしたけど(笑)、それにしてもゲスト主演というのは言い訳無用の恐ろしさが付きまとうんです。そう考えると連続ドラマの主演って、怖いですよ。

エンタメ, テレビ・ラジオ, 芸能, 映画, 歴史

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コピー

あの頃と、時代の空気感が似ている

――団地が舞台のドラマですが、主役のお話がきた時はどんな感想を持ちましたか?

佐野 尋常じゃない老人の役ですから、その意味では当然、26年前のマザコン男、桂田冬彦のことも頭に浮かびましたし、比べられるだろうことも覚悟の上、僕自身も意識しています。冬彦への挑戦ですかね? 人生でこういう強烈な役柄を、もう一度連続ドラマでやることになるとは思わなかったですけどね。




――巡り合わせだな、という印象ですか。

佐野 そうですね、時代の空気感もあの頃と似ているな、なんてことも思ったりしました。

――『ずっとあなたが好きだった』で冬彦さんを演じたのは1992年、平成4年のことです。

佐野 あの年は、いわゆるバブル崩壊直後で、経済も恋愛も生きる糧にならないのであれば、一体何を心の糧にして喜びを得たらいいんだろう……とか、それでも家族や共同体は必要なんだろうかとか、そういう時代のムードがあったと思うんです。冬彦の役は、そういう時代背景を探りながら演じていったつもりです。あれから26年、この2018年だってハラスメントの問題しかり、いろんな価値観が変わりつつあるし、国内外の情勢、経済、様々な不安定要因もあって決して明るい材料ばかりではないですよね。四半世紀の時間を経て、冬彦的なるものがまた復活するということは、大げさかもしれませんけど「歴史は繰り返す」という感じさえしています。




冬彦ってゴジラと一緒じゃないですか

――92年の流行語にはきんさん・ぎんさんの「うれしいような、かなしいような」もありましたが、「冬彦さん」も流行語に選ばれましたよね。

佐野 「冬彦さん現象」と呼ばれるような社会現象になったわけですけど、「冬彦=マザコン男」というキャラクターだけが一人歩きしてしまったことには、ちょっと思うところはあったんです。

――どういうことですか?

佐野 別にキャラクターを演じるために冬彦をやっていたわけじゃないんだ、という気持ちですかね。もちろん、物事がヒットするためにはわかりやすいキャラクターが必要かもしれません。ただ本当に大切なことは、なぜそのキャラクターとなって現れるかという、その背景だと思うんです。キャラクターでいえば、僕はあの時、冬彦という男は怪獣だと思って演じていたんです。




――冬彦さんは怪獣?

佐野 僕がゴジラファンだから言うわけじゃないんですけど、冬彦って、自分は何も悪いことしていないのに、母親の過剰な期待とか、自分ではどうにもできない環境によってああいう人格形成になって、周囲から化け物のように扱われてしまった人なんですよ。それって、ゴジラと一緒じゃないですか。そして、結婚相手が初恋の人に走って傷つけられ、溜まりに溜まったものを哀しみとともに一気に吐き出す。ただただ、正直に生きている人だと思う。でも、いつの時代も、正直すぎること、イノセントであることは世の中から怖れられ、排除され、葬られる運命にあるような気がします。社会にとってはその時代の価値観を崩してしまうかもしれない恐ろしい存在だから。




――冬彦=ゴジラ説! なるほど納得です。

佐野 もっと言いますとね、ゴジラの特撮監督・円谷英二はアメリカの怪獣映画『原子怪獣現わる』や『キングコング』に対抗するものを作ろうと考えたわけです。それは巨大タコのような怪獣という案もあったのですが、ゴジラを始め、その後の怪獣たちは日本の古代からの信仰の龍蛇信仰や山岳信仰を踏襲して……ってどんどんマニアックな話になっちゃうな(笑)。

そこに木馬があったから

――冬彦さんはその「出現してしまった」人なんですよね。

佐野 そうそう。実は『ずっとあなたが好きだった』の脚本を書かれた君塚良一さんも、プロデューサーの貴島誠一郎さんも、僕と同じく特撮ファンで、特にゴジラとウルトラマンが大好き。君塚さんはウルトラマンシリーズの脚本を手がけた金城哲夫さんや上原正三さん、『快獣ブースカ』『仮面ライダー』の脚本も手がけた市川森一さんの手法も勉強されているから、何となく冬彦への共通理解はあったかもしれないです。




――ドラマの視聴率は初回13%から最終回34.1%に急上昇するわけですが、それに刺激されるようにして佐野さんの演技もエスカレートしていくところはありませんでしたか?

佐野 途中から冬彦が世間の注目を一気に集め始めたこともあって、役が勝手に動き始めちゃった感じはありました。だから、変なことをやろう、強い演技をしようとは思いませんでした。むしろ抑えようとしたくらいで。とにかく、人格にはリアリティを失わなせいようにしようと、無茶苦茶なことやってもその発露だけはしっかりと伝えなければと思っていました。冬彦が木馬に乗りながら「他の男に僕の子どもを抱かせるなんて……あああ〜〜っ! 許さないぞ〜!」って言う、あのよくテレビドラマの歴史などで使われるシーンも、そこに木馬があったから乗ったまでで(笑)。




平成という時代の予言の物語

――まさに佐野さんの俳優人生にとって「冬彦さん」は重要な役柄だったと思いますが、今あらためて「冬彦さん現象」とは何だったと思いますか?

佐野 平成の始まり、でしたよね? 平成という時代の予言の物語とでもいうか……。それはゴジラが備え持つような不安の象徴であったのかもしれません。




――冬彦さんは東大出のエリート銀行員で、ディーリングを担当していましたが、それも関連しているでしょうか。

佐野 彼は取引で大失敗して、勤め先の銀行に大損害を与えてクビになりますよね。そういう意味で冬彦はまさに、バブル崩壊、平成4年という不安定な時代、3年の助走を経て動き始めた平成時代の始まりの象徴のような気がします。

――最近では90年代にはまだ生まれていない子から「冬彦さんだ!」って言われることがあるそうですね。

佐野 小学生とかにね(笑)。動画配信なんかで観ているんだと思いますけど、まさか四半世紀後に小学生があのドラマを観るなんて、当時誰も思ってなかったから、びっくりしますよ。僕だって、平成最後にもう一度“冬彦的なるもの”を演じることになるとは思わなかった。


さの・しろう/1955年生まれ。
山梨で生まれ、東京は練馬を経て島根県の松江市で育ち上京、75年に劇団シェイクスピア・シアターの創設に参加。80年から4年半、唐十郎主宰の「状況劇場」に所属した。86年に映画『夢みるように眠りたい』(林海象監督)主演で映画デビュー。『ぼくらの七日間戦争』などの出演を経て、92年TBS系ドラマ『ずっとあなたが好きだった』の桂田冬彦役で大ブレイクする。2018年『限界団地』で連続ドラマ初主演。俳優活動のほか、故郷松江にゆかりのあるラフカディオ・ハーン(小泉八雲)作品の朗読を現在も続けている。


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/868.html#c2

[リバイバル3] 1992年 TBS テレビドラマ 『ずっとあなたが好きだった』 中川隆
3. 中川隆[-13250] koaQ7Jey 2018年6月15日 14:17:57 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15604]

“怪優”佐野史郎が「フジテレビをぶっ壊す」と思ってた時代
佐野史郎ロングインタビュー(後編)「文春オンライン」編集部 2018/06/09
http://bunshun.jp/articles/-/7664


『限界団地』(東海テレビ・フジテレビ系)で連続ドラマ初主演を務める佐野史郎さん。冬彦さんから井伊直弼まで、数々の役柄を演じてきたからこその演技の秘密を伺いました。役者歴40年以上の名優が語るバイプレーヤー論とは?


テレビで見た団地への憧れ

――主演される『限界団地』はその名の通り団地が舞台です。佐野さんには「団地の思い出」はありますか?

佐野 僕は昭和36年まで練馬にいて、7歳から島根県の松江で過ごしましたから団地には縁がなかったんですよね。松江は県庁所在地とはいえ、その頃はほんとに田舎の風景で、クラスの半分は農家の子。その子たちは農繁期の刈り入れ時になると午前中で帰っていました。家の手伝いだから。ただ、テレビなんかで文化住宅や団地の映像は目にしていたから、なんとなくの憧れはありました。


佐野史郎さん ©山元茂樹/文藝春秋

佐野史郎さん ©山元茂樹/文藝春秋

――松江から上京されるのは74年、昭和49年のことですね。

佐野 高校卒業して、表現の道に進みたくて東京に出てきたんですが、一人暮らしする時に団地への憧れって、まだやっぱりありましたね。友だちが荻窪団地に住んでいて、倍率が高いだの、入居手続きが面倒だの話を聞いていると羨ましいというか。僕は阿佐ヶ谷の木造モルタルのアパートに住んでました。この前、そこを通りかかったんですけど、でっかいマンションが建っちゃっててショックだったな。お隣のラーメン屋さんもなくなってた。

なぜこのドラマが平成最後の年に放送されるのか

――思い出のラーメン屋さんだったんですか。

佐野 劇団員時代でお金もなかったから、醤油を借りに行ったりしたんですよ(笑)。100円持ってって「メンマください」ってお願いしたら、どっさり差し入れしてくれたりね。メンマつまみながら仲間と酒を飲んだのもいい思い出です。




――歴史の長い団地には今や「昭和遺産」的な側面を持つ部分もありますが、佐野さんはこの『限界団地』のお話がきたときにどんなことを感じましたか?

佐野 正直言うと、主役をどう演じようかと考える前に、なぜ団地を舞台にしたドラマがこの平成最後の年に企画として成立したのかなって、まず、その理由を知りたいと思いました。時代の気配というか。

唐十郎さんから受けた影響

――時代の気配。

佐野 お話をいただいたときに「なぜ今この企画なのか?」と、今に照らし合わせて考えてしまうのは、劇団時代の恩師、唐十郎さんの影響が大きいのかもしれません。僕は20代の頃に唐さんが座長の「状況劇場」で舞台に立っていたんです。唐さんの戯曲ってたとえば『由比正雪』にしても、江戸の始まりとは何だったのかということを、戦後史やその当時の60年代のことを重ね合わせながら描いているんですよね。そこから学んだのは、コメディーにしろ、ホラーにしろ、ハートウォーミングなドラマにしろ、それこそ冬彦が出てくるようなドラマにしろ、演じるうえで大切なことは、「なぜ今この作品が生まれ出ようとしているのか、それを読み解くこと」なんです。




――佐野さんの俳優論の根っこにあるものという気がします。

佐野 個人史を大きな歴史の流れに照らしながら、作品を探るということかもしれないですね。この『限界団地』も、憧れの団地が次第に齢を重ね、昭和で解決できなかった問題群がそのまま平成に引き継がれ、その平成もまた終わりを迎えようとしている、そんな時代背景を象徴していると思います。家族観、共同体のあり方を含め、結論の出ていない問題が「団地」という場所に集約されているというか。




――特に住宅というのは、時代の家族観を反映しますよね。

佐野 冬彦の翌年に、再び賀来千香子さんとご一緒した『誰にも言えない』で住まいに設定されていたのは南大沢の高層マンションの最上階でした。なんというか、それこそ現実がドラマのオープンセットのような空間で、虚実が転倒するような空気が漂っていた気がしますね。

井伊直弼の最期を演じながら思ったこと

――佐野さんは歴史上の人物も数多く演じていらっしゃいます。過去を生きた実在の人物に取り組むときには、どんな心構えで臨まれるのでしょう?

佐野 その人物に対して失礼のないように演じようとしています。犯罪者を演じる場合は、被害者に対して失礼のないように気をつける。そこだけは、大事にしています。




――今年の大河ドラマ『西郷どん』では井伊直弼を演じられました。

佐野 直弼公については「安政の大獄」が圧政であったと批判されがちですよね。たしかに過ぎていたところはあったかもしれません。ただ、非情の選択をしなければ、世の中が収まらなかった上の覚悟であったのだと思います。そうした想いが葬られ封じ込められた直弼公の「この国を頼む」という想いを、桜田門外で倒幕派に首を斬られる最後の表情に込め、演じました。

――なんとも言えない表情での最期でした。

佐野 歴史というのは、どうしても勝者の視点で語られることが多いですよね。直弼公の圧政が批判されるのも、それは勝者の側からの歴史観だからでしょう。彦根に足を運んで学んだのは、彼が文武両道の非凡な人物であり、禅を極め、能楽師であり、茶人としても一期一会を旨とした広い世界観を持つ政治家だったということ。そうした人物像を、これまでの価値観の中に一石投じてみたかったんです。




『226』で青年将校を演じた時の怖さ

――歴史に封じ込められた「敗者」で言えば、応仁の乱を描いた大河ドラマ『花の乱』では、8代将軍・足利義政の弟で、後継となりながらも次期将軍の座に就けなかった足利義視を演じられましたし、映画『226』では急進派の青年将校・栗原安秀中尉を演じています。

佐野 栗原中尉は奇しくも僕と同じ松江の出身なんです。キャスティングした方はそんなことを知らずに依頼してくださったんですが、あの時はさすがに怖いというか、背筋が伸びるような思いがしましたね。あの時も、2・26事件が起きた昭和11年とは何だったのか、青年将校たちはなぜ急進的にならざるを得なかったのか、クーデターが鎮圧された無念とはどんなものだったのか、ずいぶん考えました。

“主役と脇役”はあるのか

――佐野さんの、勝者の歴史観とは違った視点を大切にする姿勢にも繋がるのかもしれませんが、これまで主役ではなく数々の名脇役を演じてこられての「バイプレーヤー論」とは何でしょうか。

佐野 そうですね……、歴史と一緒で、どんな縮尺で物事を見るかで主役も脇役も同じと言えば同じなんですよ。何が歴史の転換点だったのか、誰が時代の主役だったのかなんて、歴史の縮尺の度合いで変わってきますからね。そりゃ、若い頃は「芝居に主役も脇役もないんだ」なんて言われても「いや、あるじゃん」って思ってましたよ(笑)。でも主演であろうがエキストラであろうが、ワンカットワンカットで言えばそこに存在するという意味では同等ですよね? ただ、それが全体として、編集されて1つの見方を提示する作品になったときに、主役と脇役が生まれてくる。




「フジテレビ、もうぶち壊してやろうぜ」

――『ずっとあなたが好きだった』の冬彦さんは、主役の賀来千香子さん、布施博さんに次ぐ役どころでクレジットされていましたよね。でも、「冬彦さん現象」によって主役を喰っちゃったという思いはありませんでしたか?

佐野 いやあ、あの時はどう思ってたかな……。今だから思うのかもしれないけど、僕も30代で若かったし、もともとパンクをガンガン聴いて、ロックバンドやってるような人間ですから、乱暴なところは内側に秘めてますよ、実は(笑)。ただそれは、主役のお二人に対してってことではなくて、テレビドラマの約束事をぶっ壊してやるとか、それこそプロデューサーの貴島(誠一郎)さんと言っていたんだけど、恋愛やってるフジテレビをぶっ壊すぞ的な闘争心。「もう、ぶち壊してやろうぜ」みたいなのはあったかな(笑)。そうして、今はフジテレビで「限界団地」をやるという(笑)。




――先ほど、「冬彦さん=ゴジラ説」が唱えられましたけど、封じ込められた人物としての冬彦さんは、ある種の主役だった気もします。

佐野 振り返ればね。だから偉いとかそういうことではなくて、誰が物語を先導していくかにおいては、どの役であっても“主役”になれるということかもしれません。

憧れのバイプレーヤーは

――佐野さんは「状況劇場」を辞めた直後の頃に、ひと月ずっと小津安二郎の映画を観て過ごしたことがあるそうですね。

佐野 ひと月どころじゃないですよ。20代の終わりに、小津だけじゃなくて、成瀬巳喜男、清水宏……観られる限りね。




――佐野さんの憧れるバイプレーヤーってどなたでしょうか。

佐野 そうだなあ……、バイプレイヤーというか、尊敬する昭和の俳優さんたちだと、天本英世さん、岸田森さん、佐藤慶さん、小松方正さん、戸浦六宏さん、植木等さん……笠智衆さん、吉田輝雄さん。一番尊敬しているのは佐分利信さん。佐分利信さんはやっぱり好きですね。

――ちゃぶ台の前に座ると出てくるあの父性みたいなものですか?

佐野 『お茶漬の味』ね。佐分利信のお父さん役って何もしないでしょう(笑)。山村聰さんも好きなんですけど、ああいうどっしりした感じの構え方に、僕もちょっとは影響を受けています。まあ、僕はあんな風にできなくて、チョコチョコやってますけど、こういうふうに佐分利信、山村聰に影響を受けた俳優が60を過ぎてどんな俳優になっていくのか、僕自身、これからがたまらなく楽しみです。


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/868.html#c3

[リバイバル3] 1992年 TBS テレビドラマ 『ずっとあなたが好きだった』 中川隆
4. 中川隆[-13249] koaQ7Jey 2018年6月15日 14:24:39 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15604]

「母殺し」が象徴するもの
http://www.j-phyco.com/category1/entry70.html


混沌としていて、人の心はもちろんのこと、自分の本心さえも見えにくい現代社会。自分自身との「対話」を重視したユングの心理学は、現代を生きる私たちに何らかのヒントを与えてくれるハズです。

「ユング心理学の世界へようこそ」トップ > ユング心理学の基礎 > 「母殺し」が象徴するもの

グレート・マザーとの対決


ユング心理学の中に、
「母親殺し」というドぎつい表現が出てきます。

「えっ、ユングって少年犯罪の心理にも詳しいの?」
…と誤解してしまう方もいらっしゃるかもしれませんよね(笑)。

ユングの言う「母親殺し」は、あくまでも“たとえ”。
実際に母親を殺すわけではありません。

母親殺しが象徴しているのは、人間の「心理的な成長」、
つまり、母親殺し=母離れということになりますね。

人間が心理的に成長していくプロセスにおいて、
一人前になるためにどうしても克服しなければならないテーマを、

ユングは「母殺し」言い方で表現したのです。

このテーマは、実は、世界各国の神話や民話にも登場するエピソード。
後述しますが、日本に伝わる伝承にも、

この“母親殺し”に相当するエピソードが登場します。

それにしてもなぜ、克服すべきテーマを母親になぞらえるのか?
それは、ユングが唱えた「元型論」の

「グレードマザー=太母」が持つ意味に起因しています。
このグレートマザーは、

「無条件で愛を与え、守ってくれる」「受け入れてくれる」…といった
一般的に言われる“母親”のイメージの他に、

「束縛する」「飲み込んでしまう」
といったネガティブなイメージも内包しています。

確かに、母親って、口うるさいところがありますし、ともすれば
過干渉で子どもの可能性をつぶしてしまう存在でもありますからね(汗)

そのため、このグレートマザー=母親と対決をして、
それに勝つ、殺してしまうことが求められるというわけ。

それで初めて「一人前になれる」ということです。

日本人は“母親殺し”が難しい?


前述した通り、日本に伝わる伝承にも、
ユングが言うところの「母親殺し」のエピソードは登場しています。

最もポピュラーなのは、
素戔鳴尊(スサノオノミコト)の八岐大蛇退治。

素戔鳴尊は、八岐大蛇を退治して、
奇稲田姫(くしなだひめ)を救いました。

そして、大蛇の尾から草薙剣(三種の神器)を奪ったのです。

…と、ここまでは、
「素戔鳴尊が男として一人前になるためのエピソードなのね」

「これが、ユングの言う“母親殺し”なんだな」
と、納得しながら読めるのですが、問題はここからです。

彼は、せっかく手に入れた草薙の剣を、
姉である天照大神に献上してしまいます。

“支配者”になるために
「なくてはならないアイテム」であるにも関わらず、です!

しかも、献上した相手、天照大神は、
自分の“母親代理”とも言える存在。

つまり、母離れが完全にはできていなかったということですね(苦笑)

この伝承のエピソードも踏まえ、
ユング心理学の権威である河合隼雄先生は、

「日本の男はみんな永遠の少年だ」
とおっしゃっています。

つまり、いつまでも“母親殺し”ができない
=母離れができない=精神的に一人前になれない!

みなさんの周りにも、いわゆる“マザコン”が多いのでは(笑)?

「父親殺し」との比較


さて、母親殺しは
「成長に不可欠なプロセス」「母離れ」を意味するわけですが、

では、“父親殺し”はどのような意味があるのでしょうか。

これは、ユングよりも
ノイマン(ジョン・フォン・ノイマン。ユング派の心理学者)の

考え方を紹介したほうが分かりやすいでしょう。

ノイマンによれば、
「母殺し」と「父殺し」とでは意味が異なるのだとか。

「母殺し」は太母からの自我の自立を、一方の「父殺し」は、
古い文化を否定して新しい文化を創造する心の働きを

意味しているのだと言います。

確かに、父親や“父性”は古い慣習や伝統、
文化を象徴するものでもありますから、こういった古いものを

打ち破って新しいものを作るという意味で捉えられるのは
あながち不思議な話ではありません。

ちなみに、ユングによれば、「母親殺し」や「父親殺し」は
愛の挫折や愛の倒錯から生まれるのではないとのこと。

つまり、個人的な感情云々から生ずるエピソードではなく、
「より元型的な心のメカニズム」、

誰もが通る道として捉えられています。

ですから、

「うちの子が私に対して攻撃的なのは、育て方が悪かったからだ」

と自分を責める必要はありません。
子どもは自分自身の“内的な成長”ゆえに、必然的な傾向として

母親から自立していこうとするものなのです。
親としては、むしろ喜ぶべきことなのではないでしょうか!


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/868.html#c4

[リバイバル3] 1992年 TBS テレビドラマ 『ずっとあなたが好きだった』 中川隆
5. 中川隆[-13248] koaQ7Jey 2018年6月15日 14:48:08 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15604]

西洋のおとぎ話では、王子様が「閉じこめられたお姫様を救出する」お話がよく出てきますが、そのようなテーマが古くから多くの人の心を揺さぶり、言い伝えられてきたことも、深層心理学的に解釈すると、納得できそうですね。
それは、私たちの生の「本来の課題」を表しているわけですから・・・。
http://twinbells.blogo.jp/archives/1704385.html

大学時代、児童文学の講義でグリム童話を通して人間の成長過程についてユング心理学的に学んだのですが。

その時に教授が使ったテキストが、河合隼雄先生の

昔話の深層 ユング心理学とグリム童話 (講談社+α文庫)
https://www.amazon.co.jp/%E6%98%94%E8%A9%B1%E3%81%AE%E6%B7%B1%E5%B1%A4-%E3%83%A6%E3%83%B3%E3%82%B0%E5%BF%83%E7%90%86%E5%AD%A6%E3%81%A8%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%A0%E7%AB%A5%E8%A9%B1-%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7%A4%BE-%CE%B1%E6%96%87%E5%BA%AB-%E6%B2%B3%E5%90%88/dp/4062560313?SubscriptionId=AKIAJLD6FH2TADXIQKDQ&tag=amebablog-a2307499-22&linkCode=xm2&camp=2025&creative=165953&creativeASIN=4062560313


でした。


その中で、「金の鳥」のような冒険譚で主人公が魔物に捕らわれている王女を救出し、後に結婚する、というパターンがありますが、このパターンのストーリーに登場する王女は、アニマと呼ばれる男性の深層心理の内にある理想の女性像の象徴であるとユング心理学では言われているそうです。


その一方で、「白雪姫」や「いばら姫(ペロー童話でいうところの眠れる森の美女)」に登場する、ヒロインの王女を救出する王子が、女性の深層心理の理想の男性像をアニムスと呼ぶそうです。


今年、HeleneさんのメールリーディングやThambaさんの対面リーディングセッションを受けたことで、私のツインソウルである、初恋の相手にとってのアニマが私自身であり、彼が私にとってのアニムスでもあるようでいて、私自身に自分の本質がプリンセスであることを気づかせる役割を担ったトリックスターでもある、ということがはっきりしました。


一口にツインソウルと言いますが、関係性というか、お互いの相手に対する役割だとか立ち位置は、それぞれ違うと思います。


ただ、対等のパートナーである場合が多いとは思うのですが、こういうパターンもある、という一例ではあると思います。


男性性、女性性の象徴としてのツインソウルのあり方としては、わかりやすいパターンだとは思います。


女性にとってはある意味、理想的な関係と言えるのかもしれませんね。


ただ、対等ではないので、相手と自分の気持ちに多少の温度差があるのはどうなんだろう?と思います(°д°;)
https://ameblo.jp/gotokuhime/entry-12336322098.html


ソフィア (sophia)
http://twinbells.blogo.jp/archives/1704385.html


「万学の祖」といわれた偉大な哲学者アリストテレス。
この名を聞いたことのない人はまずいないでしょう。

このアリストテレスが第一哲学と称する『形而上学』という著述があります。
そこでは、いわゆる「存在」に関するさまざまな問題が扱われているわけですが、
「形而上学(metaphysics)」という言葉は、アリストテレスの数々の著作を編集する際、「自然学関係の諸巻(physica)」の後に置かれた諸巻という意味で作られたとされる“metaphysica” がもとになっているようです。

meta は超越を意味しますので、“metaphysica” とは自然を超越したもの、「超自然学」を意味します。
自然の背後にあるもの、いわゆる“あちら”の世界についての学問。
(自然と訳される physis は、そもそも「生まれ出たもののすべて」を意味します)

深層心理学的に、ちょっと大胆に言ってしまうと、
“無意識”にあるものの探究、と言い換えることもできるのではないでしょうか。

この『形而上学』について、アリストテレスはまた、「ソフィアをあつかう学」とも称していますが、ソフィア sophia とは、ギリシア語で「知恵」を意味することを鑑みますと、ソフィアをあつかう学(第一哲学)とは、われわれの 「存在根本についての知恵に関する学」 であり、「万物を動かす原理である不動の動者、神(と呼ばれる存在)を探究する学問」であるといえます。


西洋世界において意味深い「ソフィア」の存在について、ユングはあくまでも心理学の観点から、男性の無意識に存在する、“高次のアニマ”*であると述べています。

* アニマとは男性の無意識の中に存在しているとされる、普遍的な女らしさの元型。ソフィアは第四段階の叡智のアニマ。



(ゲーテの『ファウスト』における)「永遠にして女性的なるもの」
(ソフィア)は錬金術の≪智慧≫を具現化したものとして登場する。


ソフィアは、(中略)「楽園の」あるいは「神的な」人間、すなわち
「自己」である。


転移の心理学転移の心理学
著者:C.G. ユング
販売元:みすず書房
(2000-10)

また、前回記事で書いたグノーシス主義では、『旧約聖書』で「最初の人間」とされているアダムとイブに、2人が“無知の闇”に閉じこめられていることを知らせるため、智慧の女神ソフィアがヘビを遣わしたとされています。

『旧約聖書』において、知識の木の実を食べるようそそのかした悪魔の使いとされるヘビを、グノーシス主義では礼拝の対象としていたのです。

(正統派キリスト教、異端派グノーシス主義における、“ヘビ”のこのアンビバレンスな捉え方も、今日は触れませんが、非常に意味のあることです。
ちなみにユングは、自分の心の深層に導いてくれる存在として、緑のヘビを描いています。)


私たち人間は、自我が芽生えてこそ、他者の存在のみならず、自分の“存在”をも認知できるようになります。
“無知の闇”(無意識)を抜け出してこそ、「人」となるわけです。
(赤ん坊が幼児に成長する過程を見ていると、それがよく分かります。)

闇を完全に光で満たすことはもちろん不可能ですが、そこに何があるのか、少しずつ明かりを灯していくことこそ、「ソフィアをあつかう学」につながるのだと、私には思われます。


「人間の肉体に閉じこめられて解放をまっている『霊魂』『本来的自己』『光の粒子』」
である、グノーシス主義における女神ソフィアを、ユングが解釈したように、私たちのこころの深くにある「自己」と考えると(この場合はあくまでも男性心理からの視点で、ユングは、アニマとセルフを同一視している部分があることが研究者によって指摘されている)、やはり、わたしたち人間一人ひとりが、自身の“無意識の声”を聞いていくこと、“認識(グノーシス)”すること。
そして、“無知の知(闇)”の自覚を出発点に、“ソフィア(叡智)の救済”へ努めることは、たとえそれが終わりのない道であっても、とても意味のあることなのです。

それは、以前のブログで書いた「ホントの自己実現」の生き方と同義です。

西洋のおとぎ話では、王子様が「閉じこめられたお姫様を救出する」お話がよく出てきますが、そのようなテーマが古くから多くの人の心を揺さぶり、言い伝えられてきたことも、深層心理学的に解釈すると、納得できそうですね。
それは、私たちの生の「本来の課題」を表しているわけですから・・・。


【参考文献】   
竹内 昭 『哲学案内』 梓出版社 (2004-04)
筒井 賢治 『グノーシス (講談社選書メチエ)』 講談社 (2004-10-09)
山中康裕監修 『ユング心理学 (雑学3分間ビジュアル図解シリーズ)』 PHP研究所 (2007-02)
        
http://twinbells.blogo.jp/archives/1704385.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/868.html#c5

[リバイバル3] 中川隆 _ 美術・文芸関係投稿リンク 中川隆
80. 中川隆[-13247] koaQ7Jey 2018年6月15日 17:13:41 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15604]

賀来千香子 名演技集
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/869.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/452.html#c80
[リバイバル3] 賀来千香子 名演技集 中川隆
1. 中川隆[-13246] koaQ7Jey 2018年6月15日 17:19:13 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15604]

世にも奇妙な物語 1991年冬の特別編「23分間の奇跡」


動画
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/869.html#cbtm


教室の中、子供達の前で一人の中年女性教師が泣いている。
そこへ、時報と同時に別の女性教師が入って来る。
「子供達はどうなる」と訴えていた中年教師を教室から送り出し、
その教師は子供達に語り掛ける。

最初は、不審気な表情を見せる子供達。
だが、教師が子供達の名前や特技などを言い当て、それを三日間で
覚えて来たと話すと、次第に心を開き始める。
次に教師は、教室に掛かった額の中の言葉の意味を問い掛ける。

「平等 自由 平和」

そこで、一人の少女が教師の着ていた服について尋ねた。
こんな服は嫌いかと教師が尋ねると、少女は服を褒めた。

「じゃあ、これからは、みんなにも同じ服を着て貰いましょうね。
そうすれば、明日着て行く服を考えなくてもいいでしょう?
みんな同じ服、これが平等だと思わない?」

この意見に、一人の少年が食って掛かる。
すると、教師は続けた。

「そう、何を着るのも勝手、それが自由というのよ。」

これにも反抗する少年。
少年の父親は、どこかに連れて行かれていたのだった。
教師は、「大人でも学校に行く」「すぐに帰って来る」と言う。
すると、少年は机の中から新聞の切り抜きを取り出す。

「クーデターが起きて、日本の憲法が変わっちゃったんだ!」
「憲法って何?」
「国の決まりだよ。」

教師は、これにも優しい口調で答える。
「国の決まりでも、間違っていたら変えなきゃね?」
そして、女性は明日から「お泊り」に行く事を発表した。
キレイな部屋で美味しいものを食べると聞き、喜ぶ子供達。
何が食べたいかを子供達に尋ねた教師は、おもむろに言い出す。

「さぁ、みんな目を閉じてお祈りしましょう。
『神様、お菓子を下さい』。」

くすくす笑いをこらえながら女性の言葉に従う子供達。
当然お菓子は現れない。

「じゃあ『指導者様』に変えてみたらどうかしら?」

子供達の机の上にお菓子を置いていく女性。
目を開けてお菓子を見つけ、喜ぶ子供達。
だが、一人反抗していた少年は、薄目を開けて全てを見ていた。

「お菓子を置いたのは『指導者様』じゃなくて
 先生じゃないか!」

微笑む女性。

「そう、実際にお菓子を机の上に置いたのは先生です」

あっさりと認められ、きょとんとする子供。
女性は、少年を賢いと褒めながら言葉を続ける。

「いくら誰かに祈っても、本当は何も出て来ません。
もし、何かしてくれる人がいるとすれば、それは神様なんかじゃ
なくて、先生や他の人の力なの。」

言葉に詰まる少年を、他の子供達も褒め始める。

続けて教師は、新学期のクラス委員を誰にしようか話し始めると、
子供達は少年がいいと口々に言い出す。
まんざらでもない様子の少年。
教師は、クラス委員の最初の仕事として、掛けられた額を外して
しまおうと提案する。

ある少女が「大切なものでは?」と言い出す。

「本当に大切なのは、中に書かれた言葉でしょう?
だったら、それはみんなの心の中に掛けておけばいいわよね。」

子供達は納得し、額を外した少年はそれを窓から投げ捨てた。
地面で砕ける額を見て、歓喜する子供達。

子供達を見て微笑む女性の腕時計は、丁度23分を経過していた。
そして、女性は自分の服と同じ制服と新しい教科書を取り出す。

「古い教科書を破った人から、取りに来て下さい。」

もう、疑問を唱える子供はいなかった。

(あらすじ作成:後ろの男さんThanks!)
キャスト: 賀来千賀子
放送日: 1991年 冬の特別編
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/869.html#c1

[文化2] ゆとり教育を推進した三浦朱門の妻 曽野綾子がした事 _ これがクリスチャン 中川隆
122. 中川隆[-13244] koaQ7Jey 2018年6月15日 17:32:37 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15604]

世にも奇妙な物語 「23分間の奇跡」


キャスト: 賀来千賀子
放送日: 1991年 冬の特別編



動画
https://www.youtube.com/results?search_query=%E4%B8%96%E3%81%AB%E3%82%82%E5%A5%87%E5%A6%99%E3%81%AA%E7%89%A9%E8%AA%9E%E3%80%8023%E5%88%86%E9%96%93%E3%81%AE%E5%A5%87%E8%B7%A1

教室の中、子供達の前で一人の中年女性教師が泣いている。
そこへ、時報と同時に別の女性教師が入って来る。
「子供達はどうなる」と訴えていた中年教師を教室から送り出し、
その教師は子供達に語り掛ける。

最初は、不審気な表情を見せる子供達。
だが、教師が子供達の名前や特技などを言い当て、それを三日間で
覚えて来たと話すと、次第に心を開き始める。
次に教師は、教室に掛かった額の中の言葉の意味を問い掛ける。

「平等 自由 平和」

そこで、一人の少女が教師の着ていた服について尋ねた。
こんな服は嫌いかと教師が尋ねると、少女は服を褒めた。

「じゃあ、これからは、みんなにも同じ服を着て貰いましょうね。
そうすれば、明日着て行く服を考えなくてもいいでしょう?
みんな同じ服、これが平等だと思わない?」

この意見に、一人の少年が食って掛かる。
すると、教師は続けた。

「そう、何を着るのも勝手、それが自由というのよ。」

これにも反抗する少年。
少年の父親は、どこかに連れて行かれていたのだった。
教師は、「大人でも学校に行く」「すぐに帰って来る」と言う。
すると、少年は机の中から新聞の切り抜きを取り出す。

「クーデターが起きて、日本の憲法が変わっちゃったんだ!」
「憲法って何?」
「国の決まりだよ。」

教師は、これにも優しい口調で答える。
「国の決まりでも、間違っていたら変えなきゃね?」
そして、女性は明日から「お泊り」に行く事を発表した。
キレイな部屋で美味しいものを食べると聞き、喜ぶ子供達。
何が食べたいかを子供達に尋ねた教師は、おもむろに言い出す。

「さぁ、みんな目を閉じてお祈りしましょう。
『神様、お菓子を下さい』。」

くすくす笑いをこらえながら女性の言葉に従う子供達。
当然お菓子は現れない。

「じゃあ『指導者様』に変えてみたらどうかしら?」

子供達の机の上にお菓子を置いていく女性。
目を開けてお菓子を見つけ、喜ぶ子供達。
だが、一人反抗していた少年は、薄目を開けて全てを見ていた。

「お菓子を置いたのは『指導者様』じゃなくて
 先生じゃないか!」

微笑む女性。

「そう、実際にお菓子を机の上に置いたのは先生です」

あっさりと認められ、きょとんとする子供。
女性は、少年を賢いと褒めながら言葉を続ける。

「いくら誰かに祈っても、本当は何も出て来ません。
もし、何かしてくれる人がいるとすれば、それは神様なんかじゃ
なくて、先生や他の人の力なの。」

言葉に詰まる少年を、他の子供達も褒め始める。

続けて教師は、新学期のクラス委員を誰にしようか話し始めると、
子供達は少年がいいと口々に言い出す。
まんざらでもない様子の少年。
教師は、クラス委員の最初の仕事として、掛けられた額を外して
しまおうと提案する。

ある少女が「大切なものでは?」と言い出す。

「本当に大切なのは、中に書かれた言葉でしょう?
だったら、それはみんなの心の中に掛けておけばいいわよね。」

子供達は納得し、額を外した少年はそれを窓から投げ捨てた。
地面で砕ける額を見て、歓喜する子供達。

子供達を見て微笑む女性の腕時計は、丁度23分を経過していた。
そして、女性は自分の服と同じ制服と新しい教科書を取り出す。

「古い教科書を破った人から、取りに来て下さい。」

もう、疑問を唱える子供はいなかった。



http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/492.html#c122

[お知らせ・管理20] これが阿修羅に巣食う電通工作員 中川隆
158. 中川隆[-13249] koaQ7Jey 2018年6月15日 17:44:54 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15610]

阿修羅掲示板の住人は全員 体制側の流す嘘やデマに洗脳されていますね。

その洗脳手口はこの映画と全く同じです:


世にも奇妙な物語 「23分間の奇跡」

キャスト: 賀来千賀子
放送日: 1991年 冬の特別編


動画
https://www.youtube.com/results?search_query=%E4%B8%96%E3%81%AB%E3%82%82%E5%A5%87%E5%A6%99%E3%81%AA%E7%89%A9%E8%AA%9E%E3%80%8023%E5%88%86%E9%96%93%E3%81%AE%E5%A5%87%E8%B7%A1

教室の中、子供達の前で一人の中年女性教師が泣いている。
そこへ、時報と同時に別の女性教師が入って来る。
「子供達はどうなる」と訴えていた中年教師を教室から送り出し、
その教師は子供達に語り掛ける。

最初は、不審気な表情を見せる子供達。
だが、教師が子供達の名前や特技などを言い当て、それを三日間で
覚えて来たと話すと、次第に心を開き始める。
次に教師は、教室に掛かった額の中の言葉の意味を問い掛ける。

「平等 自由 平和」

そこで、一人の少女が教師の着ていた服について尋ねた。
こんな服は嫌いかと教師が尋ねると、少女は服を褒めた。

「じゃあ、これからは、みんなにも同じ服を着て貰いましょうね。
そうすれば、明日着て行く服を考えなくてもいいでしょう?
みんな同じ服、これが平等だと思わない?」

この意見に、一人の少年が食って掛かる。
すると、教師は続けた。

「そう、何を着るのも勝手、それが自由というのよ。」

これにも反抗する少年。
少年の父親は、どこかに連れて行かれていたのだった。
教師は、「大人でも学校に行く」「すぐに帰って来る」と言う。
すると、少年は机の中から新聞の切り抜きを取り出す。

「クーデターが起きて、日本の憲法が変わっちゃったんだ!」
「憲法って何?」
「国の決まりだよ。」

教師は、これにも優しい口調で答える。
「国の決まりでも、間違っていたら変えなきゃね?」
そして、女性は明日から「お泊り」に行く事を発表した。
キレイな部屋で美味しいものを食べると聞き、喜ぶ子供達。
何が食べたいかを子供達に尋ねた教師は、おもむろに言い出す。

「さぁ、みんな目を閉じてお祈りしましょう。
『神様、お菓子を下さい』。」

くすくす笑いをこらえながら女性の言葉に従う子供達。
当然お菓子は現れない。

「じゃあ『指導者様』に変えてみたらどうかしら?」

子供達の机の上にお菓子を置いていく女性。
目を開けてお菓子を見つけ、喜ぶ子供達。
だが、一人反抗していた少年は、薄目を開けて全てを見ていた。

「お菓子を置いたのは『指導者様』じゃなくて
 先生じゃないか!」

微笑む女性。

「そう、実際にお菓子を机の上に置いたのは先生です」

あっさりと認められ、きょとんとする子供。
女性は、少年を賢いと褒めながら言葉を続ける。

「いくら誰かに祈っても、本当は何も出て来ません。
もし、何かしてくれる人がいるとすれば、それは神様なんかじゃ
なくて、先生や他の人の力なの。」

言葉に詰まる少年を、他の子供達も褒め始める。

続けて教師は、新学期のクラス委員を誰にしようか話し始めると、
子供達は少年がいいと口々に言い出す。
まんざらでもない様子の少年。
教師は、クラス委員の最初の仕事として、掛けられた額を外して
しまおうと提案する。

ある少女が「大切なものでは?」と言い出す。

「本当に大切なのは、中に書かれた言葉でしょう?
だったら、それはみんなの心の中に掛けておけばいいわよね。」

子供達は納得し、額を外した少年はそれを窓から投げ捨てた。
地面で砕ける額を見て、歓喜する子供達。

子供達を見て微笑む女性の腕時計は、丁度23分を経過していた。
そして、女性は自分の服と同じ制服と新しい教科書を取り出す。

「古い教科書を破った人から、取りに来て下さい。」

もう、疑問を唱える子供はいなかった。



http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/603.html#c158

[お知らせ・管理20] 世間の噂 _ 阿修羅はCIAに乗っ取られた? 中川隆
22. 中川隆[-13248] koaQ7Jey 2018年6月15日 17:46:02 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15610]

阿修羅掲示板の住人は全員 体制側の流す嘘やデマに洗脳されていますね。
その洗脳手口はこの映画と全く同じです:


世にも奇妙な物語 「23分間の奇跡」

キャスト: 賀来千賀子
放送日: 1991年 冬の特別編


動画
https://www.youtube.com/results?search_query=%E4%B8%96%E3%81%AB%E3%82%82%E5%A5%87%E5%A6%99%E3%81%AA%E7%89%A9%E8%AA%9E%E3%80%8023%E5%88%86%E9%96%93%E3%81%AE%E5%A5%87%E8%B7%A1


教室の中、子供達の前で一人の中年女性教師が泣いている。
そこへ、時報と同時に別の女性教師が入って来る。
「子供達はどうなる」と訴えていた中年教師を教室から送り出し、
その教師は子供達に語り掛ける。

最初は、不審気な表情を見せる子供達。
だが、教師が子供達の名前や特技などを言い当て、それを三日間で
覚えて来たと話すと、次第に心を開き始める。
次に教師は、教室に掛かった額の中の言葉の意味を問い掛ける。

「平等 自由 平和」

そこで、一人の少女が教師の着ていた服について尋ねた。
こんな服は嫌いかと教師が尋ねると、少女は服を褒めた。

「じゃあ、これからは、みんなにも同じ服を着て貰いましょうね。
そうすれば、明日着て行く服を考えなくてもいいでしょう?
みんな同じ服、これが平等だと思わない?」

この意見に、一人の少年が食って掛かる。
すると、教師は続けた。

「そう、何を着るのも勝手、それが自由というのよ。」

これにも反抗する少年。
少年の父親は、どこかに連れて行かれていたのだった。
教師は、「大人でも学校に行く」「すぐに帰って来る」と言う。
すると、少年は机の中から新聞の切り抜きを取り出す。

「クーデターが起きて、日本の憲法が変わっちゃったんだ!」
「憲法って何?」
「国の決まりだよ。」

教師は、これにも優しい口調で答える。
「国の決まりでも、間違っていたら変えなきゃね?」
そして、女性は明日から「お泊り」に行く事を発表した。
キレイな部屋で美味しいものを食べると聞き、喜ぶ子供達。
何が食べたいかを子供達に尋ねた教師は、おもむろに言い出す。

「さぁ、みんな目を閉じてお祈りしましょう。
『神様、お菓子を下さい』。」

くすくす笑いをこらえながら女性の言葉に従う子供達。
当然お菓子は現れない。

「じゃあ『指導者様』に変えてみたらどうかしら?」

子供達の机の上にお菓子を置いていく女性。
目を開けてお菓子を見つけ、喜ぶ子供達。
だが、一人反抗していた少年は、薄目を開けて全てを見ていた。

「お菓子を置いたのは『指導者様』じゃなくて
 先生じゃないか!」

微笑む女性。

「そう、実際にお菓子を机の上に置いたのは先生です」

あっさりと認められ、きょとんとする子供。
女性は、少年を賢いと褒めながら言葉を続ける。

「いくら誰かに祈っても、本当は何も出て来ません。
もし、何かしてくれる人がいるとすれば、それは神様なんかじゃ
なくて、先生や他の人の力なの。」

言葉に詰まる少年を、他の子供達も褒め始める。

続けて教師は、新学期のクラス委員を誰にしようか話し始めると、
子供達は少年がいいと口々に言い出す。
まんざらでもない様子の少年。
教師は、クラス委員の最初の仕事として、掛けられた額を外して
しまおうと提案する。

ある少女が「大切なものでは?」と言い出す。

「本当に大切なのは、中に書かれた言葉でしょう?
だったら、それはみんなの心の中に掛けておけばいいわよね。」

子供達は納得し、額を外した少年はそれを窓から投げ捨てた。
地面で砕ける額を見て、歓喜する子供達。

子供達を見て微笑む女性の腕時計は、丁度23分を経過していた。
そして、女性は自分の服と同じ制服と新しい教科書を取り出す。

「古い教科書を破った人から、取りに来て下さい。」

もう、疑問を唱える子供はいなかった。

http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/582.html#c22

[リバイバル3] 賀来千香子 名演技集 中川隆
3. 中川隆[-13247] koaQ7Jey 2018年6月15日 19:06:23 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15610]

松本清張生誕100年特別企画・黒の奔流 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=WvS4TZZUNRk
http://channel.pandora.tv/channel/video.ptv?ref=em_over&ch_userid=keigoo&prgid=34577722

2009年 テレビ東京

監督 瀧川治水
原作 松本清張『種族同盟』
脚本 田子明弘


キャスト

丹羽修造(弁護士):船越英一郎
丹羽ひとみ(丹羽の妻):賀来千香子
横山リエ(被告人):星野真里
岡橋由基子(丹羽の助手):黒谷友香

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/869.html#c3

[リバイバル3] 株で儲ける方法教えてあげる(こっそり) 新スレ 中川隆
69. 中川隆[-13246] koaQ7Jey 2018年6月15日 20:33:02 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15610]

2018年06月15日
投資で負ける人は勝率が高く、勝つ人は勝率が低い

勝つ喜びより負ける苦痛は遥かに大きいので、勝率を上げて苦痛を避けようとする
画像引用:https://moneyzine.jp/static/images/article/187037/01.gif

勝率9割でも負ける投資家とは

個人投資家の投資では、意外にも負ける人は勝率が高く、継続して利益を出す人は勝率が低いといわれている。

一見逆のようだが、トータルで負けてしまう人は勝率を見ると6割から9割も勝っている。

種あかしは負けている投資家ほど負けることへの恐怖心が強いので、「決して負けまい」とします。



その結果損きりが出来ず、含み損に耐えて小額の利益が出たときに決済するので、やたらと勝率が高いのです。

行動心理学では投資家の恐怖心が損切りをできなくすると分析しています。

投資では勝った時の喜びより、小額でも負けた心の痛みがはるかに大きく、両者はまったく釣りあいません。


この結果投資家は勝った喜びなどすぐに忘れ、負ける心の痛みをなるべく避けようとします。

小さな損切りであっても、心の痛みは10倍の利益出しても打ち消せないほど強いので、損切りしたくないと思うのです。

我慢すれば9割のケースでは相場は回復するので、心の痛みやプライドが傷つくのを避けられます。


だが1割のケースでは相場は回復せず損失が拡大し、大敗を喫してしまいます、

こうして勝率9割なのにトータルでは投資で負けている個人投資家が多いのです。

勝つ投資家は普通の人ではない?

日本語では高い勝率を追及して大きく負けるのを「こつこつドカン」と分かりやすく表現されています。

勝つことはどんな勝負事でも正しいとされ、投資でも正しのですが、実は投資の勝率には意味がないのです。

重要なのは負けを含めたトータルで、勝率を上回る利益を出し続けることで、高すぎる勝率は疑うべきです。


例えば勝率10%でも1回の勝利で10倍にする人はそれでチャラであり、10回に一度でも10倍以上に増やせば利益がでます。

反対に勝率90%でも平均して1割も利益が出ず、1回の負けで10回分の利益を負けたら、トータルでは負けになります。

負ける個人投資家のほとんどは勝率が6割以上で、1回の負けが多いのです。


逆に継続的に勝ち続けている投資家の多くは、勝率は5割程度で、2回に1回は負けていると言われています。

行動心理学では「負ける苦痛は勝つ喜びの数倍大きい」ので、普通の人は勝率5割の状況に耐えられません。

心の安心を得るために、無理やり勝率を上げに行くのが人間の心理だが、そうすると負けやすくなります。


普通の人は安心を得るために、利益は伸ばさずすぐに確定し、損失は損切りしたくないために、我慢して回復を待ちます。

勝っている人の多くはこれと反対に、損失は早く切ってしまい、利益は決済を我慢して大きく伸ばします。

理屈では分かっていても、人間の心理としては、中々できないと思います。
http://www.thutmosev.com/archives/76523756.html

優れた投資家は機能的精神異常者

この度、アメリカで行われた調査によると、優れた投資家は精神異常者であると発表され物議をかもしている。

すぐれた投資家とは米国の科学者のチームによると、正常なIQをもっている41人(感情影響する脳の領域に障害がある15人を含む)に簡単な投資ゲームをするように依頼。

実験の結果は脳障害をもっているグループの方が投資家として優れていた。

科学者によると脳に障害のない被験者は感情が作用し、リスク回避行動を取るのが、脳傷害をもっているグループと違うところ。

よって研究者の 1人、アイオワ大学神経学助教授 Antione Bechara は優れたトレーダーは「機能的な精神病質者(サイコパス)」と呼ばれるかもしれないと発言。

またスタンフォード大学の Shiv 氏によると、多くの企業幹部や一流弁護士も、同じ特色を共有するかもしれないと語っている。

以上が大体の内容です。どうですか? 

日本の過去の名だたる相場師達も、その行動は病的な人が多いのも事実ですし、私は案外、的を射ている部分もあると思います。しかし、優れた投資家と言うのを研究者がどのように認識してるかは、個人的には少々疑問があります。

この研究者の言う優れた投資家と言うのは、恐らくリスクを果敢に取りにいける人達を言うのでしょう。

正常な脳を持った普通の人なら、リスク回避行動を取る場面で、逆の行動をする人達。

これは逆張り順張りは関係ないと思います。大暴落の最中に果敢に買いにいける人、新高値をどんどん買いあがれる人達でしょう。

日常生活で言えば、火事の家に飛び込み、高いビルに命綱なしで登って行ける人達なのかも知れません。

その行動が大きな利益を生む原泉になる訳ですが、しかし一気に破産するリスクも抱えている訳です。

昔から○○と天才は紙一重といいますが、私は一見狂気とも思える行動がプラスに作用する職業もあると思います。それは芸術家、企業経営、そして投資家(投機家)でしょう。そう言う意味では、この実験結果は妥当なものだと思います。

しかし、この実験の最大の欠点は時間軸が無視されているところです。

日本の相場師も成功と破産を何度も繰り返しながら、最後まで勝ちきった人はごく少数しかいません。

最近のアメリカでも栄華を極めたビクター・ニーダーホッファーやジュリアン・ロバートソン、会社で言えばLTCMも破産しています。

先日亡くなった、ダイエーの中内さんも前半までは歴史に残る成功者ですが、晩年は評価を落としました。つまり一時は大成功しても時間には勝てなかった訳です。

この実験の脳傷害がある人のリスク回避行動が欠如していると言う面は、個人的には納得できますが、それが常に上手く機能し、優れた投資家であり続けることが出来るかは、また別問題でしょう。

最後に、現役の優れたトレーダーであるラリー・ウィリアムズの講演会を聞きに言った時、彼は常に一般大衆と逆のことをやっているので、トレーダーは日常生活で精神的バランスを保つのが大変だと言っていたのが、印象に残っています。


追記

ケヴィン・ダットン(オックスフォード大学実験心理学部教授)が書いた、


サイコパス 秘められた能力 2013/4/23 ケヴィン・ダットン (著)
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4140816023/ref=as_li_ss_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=7399&creativeASIN=4140816023&linkCode=as2&tag=asyuracom-22


でトレーダーについて興味深い記述があったので紹介します。

ドン・ノヴィックは、トレーダーとして働いた16年間一度も損をした年がなかったという。現在は引退して悠々自適の生活。ちなみちドン・ノヴィックは自分のことをサイコパスと認め、検査の結果も陽性である。

その彼にトレーダーとして成功する秘訣を聞いたところ、

「非常に優秀なトレーダーの最大の特徴は、引き際の態度、その日の取引はすべて終了というときの様子だ」

と答えた。更に

「トレーダーという商売は、精神的に少しでも弱いところがあれば身の破滅になりかねない。
ハードな取引のあとで泣いたり、具合が悪くなったりしたやつを大勢見てきた。
市場から受けるプレッシャー、環境、人間・・・ どれも本当に容赦ないからね。

それでもトップにいる連中に関しては、一日の終わりに出口に向かっているとき、何を考えているのか、わからないことだ。

何十億大儲けしたのか、すっからかんになったのか、まったく見分けがつかない。

優秀なトレーダーの基本原理は、取引中に脳の情動執行委員会の誰にも、意思決定重役室のドアをノックさせないこと。同席するなんてもってのほかだ。

非情に、冷酷に、執拗に、今この時に集中する。
昨日起きたことは今日起きていることと切り離す。
昨日のことを引きずったら、たちまち失敗する。
いつまでも感情を引きずる人間は立会場では二日ともたない」

と語った。

例えば死刑執行人は、人の命を奪っても何も感じないかもしれない。
トレーダーの場合も似たようなものだ。

取引注文を業界用語では「執行」という。
取引が執行されたら、優秀なトレーダーは、平気でさっさと帰っていく。
その後になぜ? とか、賛成か反対かとか、正しいか間違っていたかなんて、これっぽっちも考えないのだ。
http://psychological-jp.com/column/p3.html

サイコパスが選ぶ職業、トップ10

1位 CEO
2位 弁護士
3位 テレビやラジオのキャスター
4位 セールスマン
5位 外科医
6位 ジャーナリスト


サイコパスを見抜くことは難しい。彼らは、映画や小説で描かれる「切り裂きジャック」とは違う。多くの場合、サイコパスは一般の人たちと変わらない。特定は困難だ。


アメリカ精神医学会の「精神障害の診断と統計マニュアル」の第5版、いわゆるDSM-5は、サイコパスの性格について、傲慢で、過大な自尊心を持ち、他人を操ることに長けた者と定義している。だが、診断は往々にして、一筋縄ではいかない。

1つだけ、サイコパスには共通点が見受けられる。職業だ。例えば、サイコパスは非情さ、カリスマ性、恐れを知らないといった特質を持つため、リーダー的なポジションについていることが多い。サイコパスは即座の判断に優れたセンスを発揮する。逆に、看護やセラピーなど他者への共感が必要な仕事には向いていない。

心理学者のケヴィン・ダットン(Kevin Dutton)氏は、サイコパス研究が専門。著書『サイコパス 秘められた能力』において、同氏はサイコパスが選ぶ職業をリストにまとめた。

「有能なサイコパス(Functional psychopath)」とダットン氏が呼ぶ人たちは、「私情に流されず、臆することなく、カリスマ性を生かして、社会の表舞台で成功を収める」。言い換えるなら、人とは違った特徴はあるものの、サイコパスはごく普通の人と変わらない生活を送っている。

サイコパスが選ぶ職業トップ10を見てみよう。

(※全ての写真は記事上部のリンクからご覧になれます)
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10位 公務員

実際、2014年にはイギリス政府の職員は、特に「秩序の維持」を目的に、サイコパスの採用を検討した。

なぜならサイコパスは「危機的な状況への対応に優れ」、そして「他者への関心や倫理規範に欠け、非常に知的能力が高く論理的な傾向があるため」だ。
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9位 シェフ

ほとんどのサイコパスは、他人に危害を加えることに興味がない。だからシェフが毎日、火や包丁を使うからと言って、心配する必要はない。

サイコパスは、他の人なら失敗してしまうようなカオス状態が得意。なので大忙しのキッチンで活躍できる。


8位 聖職者

サイコロジー・トゥデイ(Psychology Today)のブログで、FBIのベテラン捜査官ジョー・ナバロ(Joe Navarro)氏は、サイコパスが聖職者を選ぶ理由を述べた。

いくつかの理由の中で同氏は、宗教組織は、他者を食い物にする手段を与え、また自らの行為を正当化する手段になると語った。加えて、連帯感を築くことも簡単なため、人を操ることに長けた人にとっては、個人的な情報を手に入れ、有利な立場を得やすい。
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7位 警察官

サイコパスが必ずしも、隠されたモチベーションを持っているわけではない。

彼らの特徴の1つは、ストレス下でも極めて冷静なこと。警察官は激務で危険な仕事。危機的状況でも落ち着いていられることは、大きなメリットになる。

警察官がサイコパスに人気の職業なのは、これが理由かもしれない。
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6位 ジャーナリスト

ダットン氏はサイコパスの特徴として、人を引きつける魅力、集中力、高い意識、非情さ、そして行動的であることをあげた。

これらは全て、ジャーナリズムの世界では有利な性質。特に厳しい締め切りがあり、情報源から答えを引き出す必要がある場合はなおさら。
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5位 外科医

イングランド王立外科医師会の会報に、外科医には本当にサイコパスが多いのかを調べた研究が掲載された。

研究によると、研修医を抱える外科医は、一般的な病院の外科医よりもサイコパス的性格のスコアが高かった。また一般的な病院の外科医は、一般の人よりもスコアが高かった。

この理由について、研究チームは「ストレス耐性が、医師にとって最も重要な特徴」であり、外科医は毎日、難しい決断を即座に下さなければならないという事実をあげた。
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4位 セールスマン

サイコパス的な人が営業部門で働いた場合、厚かましい売り込み、客の横取り、一番稼ごうとする執拗な欲求、チームワークの欠如といった特徴が表れるだろう。

働く組織次第では、最悪の結果となることもあれば、最高のセールスマンとして称賛を受けることもあり得る。


3位 テレビやラジオのキャスター

サイコパスの中には、ナルシシズム的性格を示す人もいる。多くの人から注目を集めることが不可欠な職業では、間違いなく役に立つ性格。

また、この職業はプレッシャーのかかる状況で冷静さを保つ必要がある。これもサイコパスに好まれる理由だろう。
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2位 弁護士

『ソシオパスの告白』の中で、自らもソシオパス(社会病質者)を自認するM・E・トーマス(M. E. Thomas)氏は、ソシオパスであることが優秀な弁護士になることに有利に働いたと述べた。

一方、サイコロジー・トゥデイのブログで、弁護士のルース・リー・ジョンソン(Ruth Lee Johnson)氏は、自信、冷酷さ、人を欺ける魅力といったサイコパス的な特徴は、弁護士にとって役立つと認めながらも、こうした特徴だけで十分とするのは単純すぎると釘を刺した。

だが、時と場合によっては、非常に優秀に見えるだろう。
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1位 CEO

サイコパスは、「カオスへの耐性」と呼ぶべき特徴を持っている。これは単に、ストレスがかかる中でも冷静さを保っているという意味ではない。

彼らは時に、混乱状態を作り出す。周囲の誰もが苦戦している中で、自分を優れた存在に見せるために。

サイコパスの中には、この手段を使って出世の階段を上がり、トップの座に就く者もいる。

一方、周りを操る必要のないサイコパスもおり、自らの能力だけでトップに登りつめる。

[原文:http://www.businessinsider.com/professions-with-the-most-psychopaths-2018-5

(翻訳:長谷 睦/ガリレオ、編集:増田隆幸)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180604-00010003-binsider-sctch&p=1


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/822.html#c69

[] 古代ギリシャの科学や哲学はどのように伝わったのか(『株式日記と経済展望』より転載)<---一神教としてのキリスト教の論理的整合性の危うさがよく分かる まさちゃん
1. 2018年6月16日 03:53:33 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15610]
テスト
http://www.asyura2.com/0311/dispute15/msg/843.html#c1
[お知らせ・管理20] これが阿修羅に巣食う電通工作員 中川隆
159. 中川隆[-13245] koaQ7Jey 2018年6月16日 05:14:11 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15610]

阿修羅掲示板で工作活動をしている CIA, 中国・朝鮮の工作員が必死で隠そうとしている事実とは:


日本人の殆どが安倍首相に永遠に総理をやって欲しいと思っている


安倍先生は歴代で断然 No.1 の総理大臣

日本を救った安倍先生の偉大な業績

アベノミクスで日本政府の借金はゼロになった

超円高から超円安に変わって輸出企業の業績はバブル期並みになった

安倍は財務省に逆らって民主党が決めた消費税上げを二回も延期した

財務省が緊縮財政を押し付けなかったら今頃は疾うにデフレから脱却できていた

財務省は安倍が憎くて仕方ないからマスコミを使って安部降ろしを画策したんだ

____


経済コラムマガジン 2018/4/30(984号)
「ノーパンしゃぶしゃぶ」事件の顛末

財務官僚は反安倍勢力

文書改竄に続き、事務次官のセクハラ事件が起り財務省は世間の批難を受けている。しかし筆者は、財務省に関しては別の方向での批難があってしかるべきと思い今週号を書いている。ただ話を進める前に、安倍総理を攻撃する勢力について述べる必要がある。

安倍総理を攻撃する勢力の一つは、安保法制改定に反対し憲法改正を警戒する人々である。端的に言えば左翼である。左翼系メディアや労働組合など野党を支持する勢力である。これまで安倍政権は、野党の猛反対にも拘らず安保法制の改定など安保関連の法改正を着々と実現してきた。またこれらを実現しなが高い支持率を維持し、国政選挙でも連続して勝ってきた。左翼勢力は、ついに本丸である憲法が改正されると危機感を持ち、安倍総理への攻撃を最大限に高めている。


もう一つの反安倍勢力は、財政再建派とか財政規律派と呼ばれる人々である。消費税の再増税を2度も安倍総理に阻止され、彼等の総理個人への反感は最高潮に達している。

17/7/24(第948号)「加計問題と日本のマスコミ」
http://www.adpweb.com/eco/eco948.html

で取上げたように、自民党の中の反安倍と目される全ての政治家は、財務省に繋がっている財政規律派と見て良いであろう。またポスト安倍と見なされている政治家もほぼ全員財政規律派である。

このように役所の中ではっきりと反安倍のスタンスなのが財務省である。消費税の再増税を阻止され、総理に対しては恨み骨髄と思われる。しかし組織の上では総理は上司であり、財務官僚も表向きには総理に従っている。いわゆる面従腹背という接し方を行っている。

財務官僚の反安倍を示す信じられない話が伝わっている。以前、財務官僚数名が評論家の屋山太郎氏を訪れ「アベノミクスに反対してくれ」と申入れたという(4月14日付ZAKZAK)。これが本当ならとんでもない話であるが、十分有りうると思われる(もちろんアベノミクスが万全ではなく、問題があることは筆者も承知しているが)。筆者は、この前代未聞の出来事は文書改竄やセクハラよりずっと大きな問題と見なす。

ところが今日の財務官僚の一連の不祥事を、安倍政権の責任と日本のメディアは報道する。財務官僚が強硬な反安倍勢力であることを指摘するのは一部のメディアに限られる。ほとんどのメディアはこのことを承知しながら、卑怯にも今日のような偏向報道を続けているのである。


筆者は、昔から大蔵省や財務省、そしてこれらの官僚を動きをずっと観察してきた。時には

16/3/14(第883号)「信用を完全に失った財務省」
http://www.adpweb.com/eco/eco883.html

で述べたたように、元大蔵事務次官の相沢英之衆議院議員(当時)のような有力な大蔵官僚OBの何名かに直接お会いし話をしたこともある。この結果を元に、筆者は大蔵官僚と財務官僚は考え方が違う二つのグループに別れると認識するに到った。

一つが「柔軟派」であり、もう一つが「規律派」である。「柔軟派」は財政だけでなく銀行行政にも柔軟に対処する官僚であり、財政に関しても必要に応じ積極財政を是認する柔軟性を持ち合わせている。後者の「規律派」は、今日の財政規律派と見てもらって良い(銀行行政が金融庁に移管したので、規律と言えば財政に関する規律)。大蔵省時代の官僚は、これら二つのグループに別れる。ただ福田赳夫総理のように、大蔵大臣時代は「規律派」と目されていたのに、総理になって積極財政派(柔軟派)に転向するケースもあった。


しかしこれは大蔵省時代の話であり、今日の財務官僚には「柔軟派」がいない。今日の財務官僚は全員が「規律派」である。それは98年に大蔵省接待汚職事件が起り、「柔軟派」の有力官僚のほとんどが大蔵省を去ったからである。大蔵省と財務省の決定的な違いは、大蔵省では「柔軟派」と「規律派」が対抗勢力として省内で拮抗していたのに対し、財務省では「規律派」の独裁体制になったことである。

ただし追出された「柔軟派」の有力官僚の全てが汚職事件に関与したのではない。しかし汚職事件の捜査の過程で、これらの官僚が過剰な接待を受けていたことが問題になったのである。特に「ノーパンしゃぶしゃぶ」での接待が話題になり、一連の出来事を「ノーパンしゃぶしゃぶ」事件と一括りにされている。しかしこれは適切な表現ではないと筆者は思っている。ましてやこれが今日のセクハラ事件と同じ扱いを受けていることは完全に間違っていると見る。


追出された柔軟派の官僚

「ノーパンしゃぶしゃぶ」での接待が問題になり大蔵省を退官した官僚の言い訳を筆者は聞いたことがあり、以下、これを記す。たしかに「ノーパンしゃぶしゃぶ」で接待されたが、これは仕事の合間を抜けて陳情を聞くためだったという。当時、目立たないところで陳情を受けながら食事(夜食)するとしたなら、この「ノーパンしゃぶしゃぶ」みたいな所しかなかったと言う。陳情を聞きながらの食事が終わると、さっさと役所に戻り朝まで仕事を続ける毎日であったという。この官僚の言い分を信じるかどうかは読者の方にお任せする(筆者は信じても良いと感じる)。

陳情していたのは銀行のMOF担(大蔵省担当)だったと思われる。当時、不良債権が社会問題になり検査官の検査がどんどん厳しくなっていた。マスコミの論調はおかしくなり、不良債権が大きく悪い銀行は潰せという「空気」を作っていた。しかし問題の根源は土地などの資産価格が下がり続けていることであった。

たしかに平時なら、問題の金融機関の検査を厳しくすることは意味がある。しかし当時はバブル崩壊後、担保に取っていた土地の価格が下がり続けていた異常な時代であった。ましてや橋本政権の緊縮財政(消費増税など)で経済がマイナス成長に転落したこともあった。また構造改革派の観念論者が跋扈し、この非常時に企業の株の持合いを禁止したり、時価会計まで導入した。地価下落は一旦止まりそうになった場面もあったが(橋本緊縮財政の直前)、これらによって資産(土地や株)の投売りは止まらなくなった。


それにも拘らず、銀行の検査は強化され続けた。検査マニュアルは現実離れしたほど厳しいものに改定された。検査を強化し、銀行が隠している不良債権をあぶり出し、悪い銀行を破綻に追込むことが正義という風潮が作られた。

この「空気」を作ったのは、日経新聞など大蔵省の規律派の息の掛ったメディアと筆者は認識している。銀行を追詰めそこに公的資金を注ぎ込むことによって金融機関の健全化を行うという発想である。当然、これを警戒する銀行で貸し渋りや貸し剥がしが起り、銀行から融資を受けていた企業は資産(土地や株)を安値で売り急ぐことになった。

銀行に対する甘い対応は否定され、検査が異常に強化された。検査先の銀行で出されたお茶を飲むことさえ憚れ、自分でポットにお茶を用意してくる検査官がもて囃されたといった笑い話のようなことになった。結果的に、不良債権を巧みに隠した銀行だけが生残ることになった。


このため資産(土地・株)価格は下がり続け、適正価格を大きく下回るケースが出てきた。収益力がある土地にも買手が現れないので、資産価格は極限まで下がった。それらを買ったのが外資である。外資は、10分の1まで下がった銀座の一等地を買ったり、また企業の株の持ち合い解消に伴い放出された安値の株や、これによって連れ安した株を大量に買った。この頃から外資が日本の株式市場での売買の過半を支配するようになった。

銀行にとって、この危機的状況で頼るのは現場をよく知っている柔軟派の大蔵官僚だけになった。この官僚は仕事の合間に「ノーパンしゃぶしゃぶ」に呼び出され、陳情を聞くことになった。しかし結果的に、このような銀行に甘い官僚や閣僚は追出された。


ところが銀行局が金融庁に変わって10年以上が経ち、今日、銀行行政は様変わりしている。リスクを取らず貸出しが伸びない銀行の方が、むしろ指導を受けるという風になった。金融庁は立上がってしばらくは規律派の天下であった。しかし今日に到り、金融庁は現実を重視した柔軟派に転向したと言える。ただ昔の貸し渋りや貸し剥がしを知っている企業は、簡単には銀行からの借入を増やそうとはしない。

ちなみに「ノーパンしゃぶしゃぶ」で接待を受けたとされる柔軟派の官僚は、夜中に仕事をする時は自分の机を廊下に出しそこで仕事をしていたという。それは盗聴を恐れたからである。仮に盗聴器がないとしても「盗聴されているのではないか」と感じられることがプレッシヤーになったという。

筆者は、当時、日米が保険で揉めていたことがこれに関係しているのではないかと憶測する。日本の国益を守るため盗聴を警戒していた柔軟派の大蔵官僚と、籠池氏や女性記者に簡単に会話を録音されている今日の規律派の財務官僚とは好対照である。
http://www.adpweb.com/eco/


●財務省の意向に反した政策を取ると、必ず時の総理大臣を引きずり降ろそうとする動きが始まるのを知っていますか?実際、森友・加計問題もその省 庁がリークしたと言われています…

●なぜ三橋貴明がテレビの収録で「国の借金は存在しない」と喋ると絶対にカットされるのでしょうか?誰かにとって不都合なことでもあるんでしょうか?

●第二次安倍政権になって日本人は7%も所得が減ったのを知っていますか?そしてなぜか野党の批判はモリカケに終始し、このことを批判材料にしません…なんらかの思惑が働いているのでしょうか?

____


安倍先生以外の政治家は全員財務省の手先で日本を滅ぼそうとしている。


『財政規律派 復活の芽は? 自民総裁選の争点に

総裁3選をめざす安倍晋三首相は就任5年半で、消費税率10%への引き上げを2度先送りした。「ポスト安倍」を狙う他の候補は首相との違いを意識して、財政規律に関わる発言を始めた。

「次の時代の方に、ものすごい借金を負わせていいはずはない」。

自民党の石破茂元幹事長は3日の講演で力説した。最近は憲法に財政規律を明記するよう主張する。

岸田文雄政調会長は財政再建に関する特命委員会で政府への提言をまとめる。国・地方をあわせ債務は1000兆円超。それをどうするかが焦点だ。

 なぜポスト安倍候補の2人がそろって財政問題に関わるのか。総裁選への布石とみられる。

首相は消費税率10%への引き上げを2回延期し、いまの実施予定は19年10月。政府は総裁選前の今年6月ころに新たな財政健全化の計画を定めるが、国と地方を合わせた基礎的財政収支(プライマリーバランス、PB)の黒字化を20年度にめざす目標も先送りが確実だ。』


「次の時代の方に、ものすごい借金を負わせていいはずはない」

 などと主張するのであれば、石破元幹事長は「過去の全ての政治家」を批判しなければなりません。何しろ、日本政府の負債は(2015年時点)は、名目の金額で1872年の3740万倍! 物価の上昇分を除いた実質でも1885年の546倍!に増えているのです。(※島倉原氏の試算)


 そもそも、経済成長とは「資産と負債」が共に増えていくことです。


 特に、経済成長の肝である「投資」の蓄積足る生産資産は、何らかのおカネの「調達」によって積み上がったものです。


 企業が設備投資を決断し、銀行からおカネを借りると、その時点で「銀行預金」という「銀行にとっての負債」が創出されます。当然、企業のバランスシートの貸方には「銀行からの借入金」という負債が計上されます。


 過去の日本の経済成長によって、銀行(=金融機関)の負債は3000兆円を増える水準にまで膨れ上がっているわけですが、そもそも資本主義とはそういうものなのです。


 誰も、銀行の負債(主に銀行預金)について、
「全額返済しろ!」
 などとは言い出しません。


 それにも関わらず、なぜ「政府」の負債の増加を過度に問題視するのか。しかも、相変わらずの超低金利が続き、さらに日本銀行が国債を買い取り続けているため、政府の実質的な負債が減り続けているこの状況で。


 もちろん、政治家が、
「その方が、自分の支持率が上がる」
 と考えているためなのでしょう。そして、緊縮を叫ぶことで支持が高まる「空気」を、すでにして財務省やマスコミによって作られてしまっています。


 この状況を打破するためには、一人でも多くの国民に、
「日本に財政問題などない」
「現時点で緊縮を主張する政治家は、国民を貧困化させる愚か者」
 であるという現実を理解してもらうしかありません。
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12372575605.html


【経済討論】財務省主導の経済でいいのか?日本[桜H30-4-14] - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=s8y0fk90-OQ


◆経済討論:財務省主導の経済でいいのか?日本

パネリスト:
 安藤裕(衆議院議員)
 高橋洋一(嘉悦大学教授・「政策工房」会長)
 田村秀男(産経新聞特別記者・編集委員兼論説委員)
 藤井聡(京都大学大学院教授・内閣官房参与)
 松田学(東京大学大学院客員教授・元衆議院議員)
 三橋貴明(経世論研究所所長)
 渡邉哲也(経済評論家)

http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/603.html#c159

[お知らせ・管理20] 世間の噂 _ 阿修羅はCIAに乗っ取られた? 中川隆
23. 中川隆[-13244] koaQ7Jey 2018年6月16日 05:15:15 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15610]

阿修羅掲示板で工作活動をしている CIA, 中国・朝鮮の工作員が必死で隠そうとしている事実とは:

日本人の殆どが安倍首相に永遠に総理をやって欲しいと思っている


安倍先生は歴代で断然 No.1 の総理大臣

日本を救った安倍先生の偉大な業績

アベノミクスで日本政府の借金はゼロになった

超円高から超円安に変わって輸出企業の業績はバブル期並みになった

安倍は財務省に逆らって民主党が決めた消費税上げを二回も延期した

財務省が緊縮財政を押し付けなかったら今頃は疾うにデフレから脱却できていた

財務省は安倍が憎くて仕方ないからマスコミを使って安部降ろしを画策したんだ

____


経済コラムマガジン 2018/4/30(984号)
「ノーパンしゃぶしゃぶ」事件の顛末

財務官僚は反安倍勢力

文書改竄に続き、事務次官のセクハラ事件が起り財務省は世間の批難を受けている。しかし筆者は、財務省に関しては別の方向での批難があってしかるべきと思い今週号を書いている。ただ話を進める前に、安倍総理を攻撃する勢力について述べる必要がある。

安倍総理を攻撃する勢力の一つは、安保法制改定に反対し憲法改正を警戒する人々である。端的に言えば左翼である。左翼系メディアや労働組合など野党を支持する勢力である。これまで安倍政権は、野党の猛反対にも拘らず安保法制の改定など安保関連の法改正を着々と実現してきた。またこれらを実現しなが高い支持率を維持し、国政選挙でも連続して勝ってきた。左翼勢力は、ついに本丸である憲法が改正されると危機感を持ち、安倍総理への攻撃を最大限に高めている。


もう一つの反安倍勢力は、財政再建派とか財政規律派と呼ばれる人々である。消費税の再増税を2度も安倍総理に阻止され、彼等の総理個人への反感は最高潮に達している。

17/7/24(第948号)「加計問題と日本のマスコミ」
http://www.adpweb.com/eco/eco948.html

で取上げたように、自民党の中の反安倍と目される全ての政治家は、財務省に繋がっている財政規律派と見て良いであろう。またポスト安倍と見なされている政治家もほぼ全員財政規律派である。

このように役所の中ではっきりと反安倍のスタンスなのが財務省である。消費税の再増税を阻止され、総理に対しては恨み骨髄と思われる。しかし組織の上では総理は上司であり、財務官僚も表向きには総理に従っている。いわゆる面従腹背という接し方を行っている。

財務官僚の反安倍を示す信じられない話が伝わっている。以前、財務官僚数名が評論家の屋山太郎氏を訪れ「アベノミクスに反対してくれ」と申入れたという(4月14日付ZAKZAK)。これが本当ならとんでもない話であるが、十分有りうると思われる(もちろんアベノミクスが万全ではなく、問題があることは筆者も承知しているが)。筆者は、この前代未聞の出来事は文書改竄やセクハラよりずっと大きな問題と見なす。

ところが今日の財務官僚の一連の不祥事を、安倍政権の責任と日本のメディアは報道する。財務官僚が強硬な反安倍勢力であることを指摘するのは一部のメディアに限られる。ほとんどのメディアはこのことを承知しながら、卑怯にも今日のような偏向報道を続けているのである。


筆者は、昔から大蔵省や財務省、そしてこれらの官僚を動きをずっと観察してきた。時には

16/3/14(第883号)「信用を完全に失った財務省」
http://www.adpweb.com/eco/eco883.html

で述べたたように、元大蔵事務次官の相沢英之衆議院議員(当時)のような有力な大蔵官僚OBの何名かに直接お会いし話をしたこともある。この結果を元に、筆者は大蔵官僚と財務官僚は考え方が違う二つのグループに別れると認識するに到った。

一つが「柔軟派」であり、もう一つが「規律派」である。「柔軟派」は財政だけでなく銀行行政にも柔軟に対処する官僚であり、財政に関しても必要に応じ積極財政を是認する柔軟性を持ち合わせている。後者の「規律派」は、今日の財政規律派と見てもらって良い(銀行行政が金融庁に移管したので、規律と言えば財政に関する規律)。大蔵省時代の官僚は、これら二つのグループに別れる。ただ福田赳夫総理のように、大蔵大臣時代は「規律派」と目されていたのに、総理になって積極財政派(柔軟派)に転向するケースもあった。


しかしこれは大蔵省時代の話であり、今日の財務官僚には「柔軟派」がいない。今日の財務官僚は全員が「規律派」である。それは98年に大蔵省接待汚職事件が起り、「柔軟派」の有力官僚のほとんどが大蔵省を去ったからである。大蔵省と財務省の決定的な違いは、大蔵省では「柔軟派」と「規律派」が対抗勢力として省内で拮抗していたのに対し、財務省では「規律派」の独裁体制になったことである。

ただし追出された「柔軟派」の有力官僚の全てが汚職事件に関与したのではない。しかし汚職事件の捜査の過程で、これらの官僚が過剰な接待を受けていたことが問題になったのである。特に「ノーパンしゃぶしゃぶ」での接待が話題になり、一連の出来事を「ノーパンしゃぶしゃぶ」事件と一括りにされている。しかしこれは適切な表現ではないと筆者は思っている。ましてやこれが今日のセクハラ事件と同じ扱いを受けていることは完全に間違っていると見る。


追出された柔軟派の官僚

「ノーパンしゃぶしゃぶ」での接待が問題になり大蔵省を退官した官僚の言い訳を筆者は聞いたことがあり、以下、これを記す。たしかに「ノーパンしゃぶしゃぶ」で接待されたが、これは仕事の合間を抜けて陳情を聞くためだったという。当時、目立たないところで陳情を受けながら食事(夜食)するとしたなら、この「ノーパンしゃぶしゃぶ」みたいな所しかなかったと言う。陳情を聞きながらの食事が終わると、さっさと役所に戻り朝まで仕事を続ける毎日であったという。この官僚の言い分を信じるかどうかは読者の方にお任せする(筆者は信じても良いと感じる)。

陳情していたのは銀行のMOF担(大蔵省担当)だったと思われる。当時、不良債権が社会問題になり検査官の検査がどんどん厳しくなっていた。マスコミの論調はおかしくなり、不良債権が大きく悪い銀行は潰せという「空気」を作っていた。しかし問題の根源は土地などの資産価格が下がり続けていることであった。

たしかに平時なら、問題の金融機関の検査を厳しくすることは意味がある。しかし当時はバブル崩壊後、担保に取っていた土地の価格が下がり続けていた異常な時代であった。ましてや橋本政権の緊縮財政(消費増税など)で経済がマイナス成長に転落したこともあった。また構造改革派の観念論者が跋扈し、この非常時に企業の株の持合いを禁止したり、時価会計まで導入した。地価下落は一旦止まりそうになった場面もあったが(橋本緊縮財政の直前)、これらによって資産(土地や株)の投売りは止まらなくなった。


それにも拘らず、銀行の検査は強化され続けた。検査マニュアルは現実離れしたほど厳しいものに改定された。検査を強化し、銀行が隠している不良債権をあぶり出し、悪い銀行を破綻に追込むことが正義という風潮が作られた。

この「空気」を作ったのは、日経新聞など大蔵省の規律派の息の掛ったメディアと筆者は認識している。銀行を追詰めそこに公的資金を注ぎ込むことによって金融機関の健全化を行うという発想である。当然、これを警戒する銀行で貸し渋りや貸し剥がしが起り、銀行から融資を受けていた企業は資産(土地や株)を安値で売り急ぐことになった。

銀行に対する甘い対応は否定され、検査が異常に強化された。検査先の銀行で出されたお茶を飲むことさえ憚れ、自分でポットにお茶を用意してくる検査官がもて囃されたといった笑い話のようなことになった。結果的に、不良債権を巧みに隠した銀行だけが生残ることになった。


このため資産(土地・株)価格は下がり続け、適正価格を大きく下回るケースが出てきた。収益力がある土地にも買手が現れないので、資産価格は極限まで下がった。それらを買ったのが外資である。外資は、10分の1まで下がった銀座の一等地を買ったり、また企業の株の持ち合い解消に伴い放出された安値の株や、これによって連れ安した株を大量に買った。この頃から外資が日本の株式市場での売買の過半を支配するようになった。

銀行にとって、この危機的状況で頼るのは現場をよく知っている柔軟派の大蔵官僚だけになった。この官僚は仕事の合間に「ノーパンしゃぶしゃぶ」に呼び出され、陳情を聞くことになった。しかし結果的に、このような銀行に甘い官僚や閣僚は追出された。


ところが銀行局が金融庁に変わって10年以上が経ち、今日、銀行行政は様変わりしている。リスクを取らず貸出しが伸びない銀行の方が、むしろ指導を受けるという風になった。金融庁は立上がってしばらくは規律派の天下であった。しかし今日に到り、金融庁は現実を重視した柔軟派に転向したと言える。ただ昔の貸し渋りや貸し剥がしを知っている企業は、簡単には銀行からの借入を増やそうとはしない。

ちなみに「ノーパンしゃぶしゃぶ」で接待を受けたとされる柔軟派の官僚は、夜中に仕事をする時は自分の机を廊下に出しそこで仕事をしていたという。それは盗聴を恐れたからである。仮に盗聴器がないとしても「盗聴されているのではないか」と感じられることがプレッシヤーになったという。

筆者は、当時、日米が保険で揉めていたことがこれに関係しているのではないかと憶測する。日本の国益を守るため盗聴を警戒していた柔軟派の大蔵官僚と、籠池氏や女性記者に簡単に会話を録音されている今日の規律派の財務官僚とは好対照である。
http://www.adpweb.com/eco/


●財務省の意向に反した政策を取ると、必ず時の総理大臣を引きずり降ろそうとする動きが始まるのを知っていますか?実際、森友・加計問題もその省 庁がリークしたと言われています…

●なぜ三橋貴明がテレビの収録で「国の借金は存在しない」と喋ると絶対にカットされるのでしょうか?誰かにとって不都合なことでもあるんでしょうか?

●第二次安倍政権になって日本人は7%も所得が減ったのを知っていますか?そしてなぜか野党の批判はモリカケに終始し、このことを批判材料にしません…なんらかの思惑が働いているのでしょうか?

____


安倍先生以外の政治家は全員財務省の手先で日本を滅ぼそうとしている。


『財政規律派 復活の芽は? 自民総裁選の争点に

総裁3選をめざす安倍晋三首相は就任5年半で、消費税率10%への引き上げを2度先送りした。「ポスト安倍」を狙う他の候補は首相との違いを意識して、財政規律に関わる発言を始めた。

「次の時代の方に、ものすごい借金を負わせていいはずはない」。

自民党の石破茂元幹事長は3日の講演で力説した。最近は憲法に財政規律を明記するよう主張する。

岸田文雄政調会長は財政再建に関する特命委員会で政府への提言をまとめる。国・地方をあわせ債務は1000兆円超。それをどうするかが焦点だ。

 なぜポスト安倍候補の2人がそろって財政問題に関わるのか。総裁選への布石とみられる。

首相は消費税率10%への引き上げを2回延期し、いまの実施予定は19年10月。政府は総裁選前の今年6月ころに新たな財政健全化の計画を定めるが、国と地方を合わせた基礎的財政収支(プライマリーバランス、PB)の黒字化を20年度にめざす目標も先送りが確実だ。』


「次の時代の方に、ものすごい借金を負わせていいはずはない」

 などと主張するのであれば、石破元幹事長は「過去の全ての政治家」を批判しなければなりません。何しろ、日本政府の負債は(2015年時点)は、名目の金額で1872年の3740万倍! 物価の上昇分を除いた実質でも1885年の546倍!に増えているのです。(※島倉原氏の試算)


 そもそも、経済成長とは「資産と負債」が共に増えていくことです。


 特に、経済成長の肝である「投資」の蓄積足る生産資産は、何らかのおカネの「調達」によって積み上がったものです。


 企業が設備投資を決断し、銀行からおカネを借りると、その時点で「銀行預金」という「銀行にとっての負債」が創出されます。当然、企業のバランスシートの貸方には「銀行からの借入金」という負債が計上されます。


 過去の日本の経済成長によって、銀行(=金融機関)の負債は3000兆円を増える水準にまで膨れ上がっているわけですが、そもそも資本主義とはそういうものなのです。


 誰も、銀行の負債(主に銀行預金)について、
「全額返済しろ!」
 などとは言い出しません。


 それにも関わらず、なぜ「政府」の負債の増加を過度に問題視するのか。しかも、相変わらずの超低金利が続き、さらに日本銀行が国債を買い取り続けているため、政府の実質的な負債が減り続けているこの状況で。


 もちろん、政治家が、
「その方が、自分の支持率が上がる」
 と考えているためなのでしょう。そして、緊縮を叫ぶことで支持が高まる「空気」を、すでにして財務省やマスコミによって作られてしまっています。


 この状況を打破するためには、一人でも多くの国民に、
「日本に財政問題などない」
「現時点で緊縮を主張する政治家は、国民を貧困化させる愚か者」
 であるという現実を理解してもらうしかありません。
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12372575605.html


【経済討論】財務省主導の経済でいいのか?日本[桜H30-4-14] - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=s8y0fk90-OQ


◆経済討論:財務省主導の経済でいいのか?日本

パネリスト:
 安藤裕(衆議院議員)
 高橋洋一(嘉悦大学教授・「政策工房」会長)
 田村秀男(産経新聞特別記者・編集委員兼論説委員)
 藤井聡(京都大学大学院教授・内閣官房参与)
 松田学(東京大学大学院客員教授・元衆議院議員)
 三橋貴明(経世論研究所所長)
 渡邉哲也(経済評論家)

http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/582.html#c23

[お知らせ・管理20] これが阿修羅に巣食う電通工作員 中川隆
160. 中川隆[-13243] koaQ7Jey 2018年6月16日 05:33:06 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15610]

阿修羅で工作員が大騒ぎしているモリカケ問題等のスキャンダルはすべて CIA がマスコミやネットに流したものだった:


日本のジャーナリズムとネット掲示板を監視する米軍組織
http://alternativereport1.seesaa.net/article/122853746.html


 神奈川県の座間キャンプ内にある、米軍第500軍事情報旅団「アジア研究分遣隊」Asian Studies Detachmentでは、日本国内で刊行される書物・雑誌等々を網羅的に「チェック」し、米国の政策に反対する人間、反米の思想家・評論家を監視している。

さらに、この軍隊は、こうした反米的思想の持ち主の身辺を「探り」、その金銭関係、異性関係、趣味・性癖の「情報収集」に当たっている。不倫関係、多額の借金、他人に言えない性癖等々の情報を収集し、「反米的な」思想家・評論家・ジャーナリスト・大学教授を「脅迫」し、口封じを行うためである。

 「必要に応じて」こうした情報は日本のマスコミに流され、スキャンダル流布による、特定のジャーナリスト・大学教授「ツブシ」が行われる。これは米軍による「日本支配のための軍事行動」である。そのエージェントが、マスコミである(注1)。

*注1・・・小泉元首相の郵政民営化を厳しく批判した植草一秀教授に対する、捏造スキャンダルによる、司法とマスコミの、リンチ報道・裁判に、その極めて悪質な典型を見る事が出来る。植草教授に対する、この捏造スキャンダル=リンチ事件は、日本から表現の自由・言論の自由が無くなる歴史的出発点として、言論暗黒時代へ向かう分岐点として、50年後、日本現代史にゴシック体文字で印刷・刻印されるであろう。以下、参照。


日本の金融をボロボロにして乗っ取ったのは1992年からのクリントンの対日戦略でした。日本を自分たちが自由に操れる国にしたのです。ロバート・ルービンとローレンス・サマーズを実施部隊の司令官にして、何かあるとサマーズが来日して大使公邸で怒鳴りつけるのです。

  当時、首相だった橋本龍太郎はさすがに行かなかったのですが、幹事長以下の実力者が全員呼びつけられて、「アメリカに逆らうな」と怒鳴りつけられる。そういう政治が行なわれてきました。今もそうです。そのことを知っている日本の新聞記者たちが、なぜかまったく書かない。ここに問題があるのです。

  1998年10月からの“金融ビッグバン”も、橋本龍太郎が無理やり約束させられたものです。当時は、「金融自由化だ」「ビッグバンだ」とあれほど騒がれたのに、今は誰も口にしない。なぜなら、「金融自由化」の掛け声とはまったく逆で、結果的にできあがったのは「金融統制」の体制でした。

  日本は騙されたのです。あの時に外資すなわちニューヨークの投機マネーが自由に日本に入ってこれるようにした。そして少額で日本の大銀行を乗っ取れるようにした。

  この1998年2月、“ノーパンしゃぶしゃぶ事件”を起こし、大蔵官僚たちを計画的に叩きのめしたのです。日銀官僚の福井俊彦(現日銀総裁)もあのリストに入っていました。名刺があった連中は皆さらし者にされ、官僚として出世が止まったのです。

  CIAはこの名簿をインターネット上に流し、さらに愛国派官僚たちが引きずり降ろされる不祥事に発展しました。いわゆる“大蔵落城”です。マスコミはCIAの尻馬に乗って、日銀と大蔵官僚叩きをやったのです。

  この時、すでに自民党の政治家たちは一人ひとり弱みを握られてアメリカの軍門に下っていたのですが、日本の官僚たちはアメリカの言うことを聞かないで抵抗していました。その結果、叩きつぶされたのです。
http://www.h2.dion.ne.jp/~apo.2012/hitokuchi013.html

日本のジャーナリズムやネット掲示板を監視する米軍組織 _ 2
http://alternativereport1.seesaa.net/article/122853746.html

 神奈川県の座間キャンプ内にある、米軍第500軍事情報旅団「アジア研究分遣隊」Asian Studies Detachmentでは、日本国内で刊行される書物・雑誌等々を網羅的に「チェック」し、米国の政策に反対する人間、反米の思想家・評論家を監視している。

さらに、この軍隊は、こうした反米的思想の持ち主の身辺を「探り」、その金銭関係、異性関係、趣味・性癖の「情報収集」に当たっている。不倫関係、多額の借金、他人に言えない性癖等々の情報を収集し、「反米的な」思想家・評論家・ジャーナリスト・大学教授を「脅迫」し、口封じを行うためである。

 「必要に応じて」こうした情報は日本のマスコミに流され、スキャンダル流布による、特定のジャーナリスト・大学教授「ツブシ」が行われる。これは米軍による「日本支配のための軍事行動」である。そのエージェントが、マスコミである(注1)。

*注1・・・小泉元首相の郵政民営化を厳しく批判した植草一秀教授に対する、捏造スキャンダルによる、司法とマスコミの、リンチ報道・裁判に、その極めて悪質な典型を見る事が出来る。植草教授に対する、この捏造スキャンダル=リンチ事件は、日本から表現の自由・言論の自由が無くなる歴史的出発点として、言論暗黒時代へ向かう分岐点として、50年後、日本現代史にゴシック体文字で印刷・刻印されるであろう。以下、参照。


このCIAが日本を含め世界各国の国会議員、政治家達の女性スキャンダル、裏金作り情報、松岡農林水産大臣の「なんとか還元水」問題等の情報を調査・把握し、米国に逆らえば日本の東京地検特捜部に匿名ファックスを送り付けて来る事は日常的に行われている、常識的な「慣例」である。

小泉元総理が学生時代に犯した日本女子大学の大学生に対する強姦事件と、神奈川県警に逮捕された小泉元総理の警察の取り調べ調書も米国側は当然握っていた。小泉はこれで完全に 「操り人形」と化していた。

現在では、極東最大のスパイ組織キャンプ座間にある米国陸軍第500軍事情報大隊が総力を上げ、日本の政治家、企業経営者達のスキャンダル情報の調査・ 蓄積を行っている。

相手は軍隊である。無防備な農林水産大臣1人を「潰す」事は簡単である。
http://alternativereport1.seesaa.net/article/49609103.html



http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/603.html#c160

[お知らせ・管理20] 世間の噂 _ 阿修羅はCIAに乗っ取られた? 中川隆
24. 中川隆[-13242] koaQ7Jey 2018年6月16日 05:34:40 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15610]

阿修羅で工作員が大騒ぎしているモリカケ問題等のスキャンダルはすべて CIA がマスコミやネットに流したものだった:

日本のジャーナリズムとネット掲示板を監視する米軍組織
http://alternativereport1.seesaa.net/article/122853746.html


 神奈川県の座間キャンプ内にある、米軍第500軍事情報旅団「アジア研究分遣隊」Asian Studies Detachmentでは、日本国内で刊行される書物・雑誌等々を網羅的に「チェック」し、米国の政策に反対する人間、反米の思想家・評論家を監視している。

さらに、この軍隊は、こうした反米的思想の持ち主の身辺を「探り」、その金銭関係、異性関係、趣味・性癖の「情報収集」に当たっている。不倫関係、多額の借金、他人に言えない性癖等々の情報を収集し、「反米的な」思想家・評論家・ジャーナリスト・大学教授を「脅迫」し、口封じを行うためである。

 「必要に応じて」こうした情報は日本のマスコミに流され、スキャンダル流布による、特定のジャーナリスト・大学教授「ツブシ」が行われる。これは米軍による「日本支配のための軍事行動」である。そのエージェントが、マスコミである(注1)。

*注1・・・小泉元首相の郵政民営化を厳しく批判した植草一秀教授に対する、捏造スキャンダルによる、司法とマスコミの、リンチ報道・裁判に、その極めて悪質な典型を見る事が出来る。植草教授に対する、この捏造スキャンダル=リンチ事件は、日本から表現の自由・言論の自由が無くなる歴史的出発点として、言論暗黒時代へ向かう分岐点として、50年後、日本現代史にゴシック体文字で印刷・刻印されるであろう。以下、参照。


日本の金融をボロボロにして乗っ取ったのは1992年からのクリントンの対日戦略でした。日本を自分たちが自由に操れる国にしたのです。ロバート・ルービンとローレンス・サマーズを実施部隊の司令官にして、何かあるとサマーズが来日して大使公邸で怒鳴りつけるのです。

  当時、首相だった橋本龍太郎はさすがに行かなかったのですが、幹事長以下の実力者が全員呼びつけられて、「アメリカに逆らうな」と怒鳴りつけられる。そういう政治が行なわれてきました。今もそうです。そのことを知っている日本の新聞記者たちが、なぜかまったく書かない。ここに問題があるのです。

  1998年10月からの“金融ビッグバン”も、橋本龍太郎が無理やり約束させられたものです。当時は、「金融自由化だ」「ビッグバンだ」とあれほど騒がれたのに、今は誰も口にしない。なぜなら、「金融自由化」の掛け声とはまったく逆で、結果的にできあがったのは「金融統制」の体制でした。

  日本は騙されたのです。あの時に外資すなわちニューヨークの投機マネーが自由に日本に入ってこれるようにした。そして少額で日本の大銀行を乗っ取れるようにした。

  この1998年2月、“ノーパンしゃぶしゃぶ事件”を起こし、大蔵官僚たちを計画的に叩きのめしたのです。日銀官僚の福井俊彦(現日銀総裁)もあのリストに入っていました。名刺があった連中は皆さらし者にされ、官僚として出世が止まったのです。

  CIAはこの名簿をインターネット上に流し、さらに愛国派官僚たちが引きずり降ろされる不祥事に発展しました。いわゆる“大蔵落城”です。マスコミはCIAの尻馬に乗って、日銀と大蔵官僚叩きをやったのです。

  この時、すでに自民党の政治家たちは一人ひとり弱みを握られてアメリカの軍門に下っていたのですが、日本の官僚たちはアメリカの言うことを聞かないで抵抗していました。その結果、叩きつぶされたのです。
http://www.h2.dion.ne.jp/~apo.2012/hitokuchi013.html


日本のジャーナリズムやネット掲示板を監視する米軍組織 _ 2
http://alternativereport1.seesaa.net/article/122853746.html

 神奈川県の座間キャンプ内にある、米軍第500軍事情報旅団「アジア研究分遣隊」Asian Studies Detachmentでは、日本国内で刊行される書物・雑誌等々を網羅的に「チェック」し、米国の政策に反対する人間、反米の思想家・評論家を監視している。

さらに、この軍隊は、こうした反米的思想の持ち主の身辺を「探り」、その金銭関係、異性関係、趣味・性癖の「情報収集」に当たっている。不倫関係、多額の借金、他人に言えない性癖等々の情報を収集し、「反米的な」思想家・評論家・ジャーナリスト・大学教授を「脅迫」し、口封じを行うためである。

 「必要に応じて」こうした情報は日本のマスコミに流され、スキャンダル流布による、特定のジャーナリスト・大学教授「ツブシ」が行われる。これは米軍による「日本支配のための軍事行動」である。そのエージェントが、マスコミである(注1)。

*注1・・・小泉元首相の郵政民営化を厳しく批判した植草一秀教授に対する、捏造スキャンダルによる、司法とマスコミの、リンチ報道・裁判に、その極めて悪質な典型を見る事が出来る。植草教授に対する、この捏造スキャンダル=リンチ事件は、日本から表現の自由・言論の自由が無くなる歴史的出発点として、言論暗黒時代へ向かう分岐点として、50年後、日本現代史にゴシック体文字で印刷・刻印されるであろう。以下、参照。


このCIAが日本を含め世界各国の国会議員、政治家達の女性スキャンダル、裏金作り情報、松岡農林水産大臣の「なんとか還元水」問題等の情報を調査・把握し、米国に逆らえば日本の東京地検特捜部に匿名ファックスを送り付けて来る事は日常的に行われている、常識的な「慣例」である。

小泉元総理が学生時代に犯した日本女子大学の大学生に対する強姦事件と、神奈川県警に逮捕された小泉元総理の警察の取り調べ調書も米国側は当然握っていた。小泉はこれで完全に 「操り人形」と化していた。

現在では、極東最大のスパイ組織キャンプ座間にある米国陸軍第500軍事情報大隊が総力を上げ、日本の政治家、企業経営者達のスキャンダル情報の調査・ 蓄積を行っている。

相手は軍隊である。無防備な農林水産大臣1人を「潰す」事は簡単である。
http://alternativereport1.seesaa.net/article/49609103.html

http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/582.html#c24

[お知らせ・管理20] これが阿修羅に巣食う電通工作員 中川隆
161. 中川隆[-13241] koaQ7Jey 2018年6月16日 05:50:10 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15610]

モリカケ問題等の政治家のスキャンダルはすべてCIAが官僚を通してマスコミに流したもの

阿修羅掲示板でモリカケ問題のマスコミ記事を24時間毎日、毎日流し続けていたのは『赤かぶ』氏


という事は

『赤かぶ』氏 は CIA系のネット工作員という事ですね。

僕みたいに『赤かぶ』氏 の記事の間違いを指摘するとすぐに非表示にされるというのは
わかり易過ぎて何かなー


http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/603.html#c161

[お知らせ・管理20] 世間の噂 _ 阿修羅はCIAに乗っ取られた? 中川隆
25. 中川隆[-13240] koaQ7Jey 2018年6月16日 05:51:11 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15610]

モリカケ問題等の政治家のスキャンダルはすべてCIAが官僚を通してマスコミに流したもの
阿修羅掲示板でモリカケ問題のマスコミ記事を24時間毎日、毎日流し続けていたのは『赤かぶ』氏


という事は

『赤かぶ』氏 は CIA系のネット工作員という事ですね。

僕みたいに『赤かぶ』氏 の記事の間違いを指摘するとすぐに非表示にされるというのは
わかり易過ぎて何かなー

http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/582.html#c25

[お知らせ・管理20] これが阿修羅に巣食う電通工作員 中川隆
162. 中川隆[-13239] koaQ7Jey 2018年6月16日 05:59:02 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15610]

阿修羅掲示板のアホ住人もこれを見て、自分が体制側が毎日毎日流す嘘やデマに洗脳されている事に早く気付いてね。


世にも奇妙な物語 「23分間の奇跡」

キャスト: 賀来千賀子
放送日: 1991年 冬の特別編


動画
https://www.youtube.com/results?search_query=%E4%B8%96%E3%81%AB%E3%82%82%E5%A5%87%E5%A6%99%E3%81%AA%E7%89%A9%E8%AA%9E%E3%80%8023%E5%88%86%E9%96%93%E3%81%AE%E5%A5%87%E8%B7%A1

http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/603.html#c162

[お知らせ・管理20] 世間の噂 _ 阿修羅はCIAに乗っ取られた? 中川隆
26. 中川隆[-13238] koaQ7Jey 2018年6月16日 06:00:05 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15610]

阿修羅掲示板のアホ住人もこれを見て、自分が体制側の毎日毎日流す嘘やデマに洗脳されている事に早く気付いてね。

世にも奇妙な物語 「23分間の奇跡」

キャスト: 賀来千賀子
放送日: 1991年 冬の特別編


動画
https://www.youtube.com/results?search_query=%E4%B8%96%E3%81%AB%E3%82%82%E5%A5%87%E5%A6%99%E3%81%AA%E7%89%A9%E8%AA%9E%E3%80%8023%E5%88%86%E9%96%93%E3%81%AE%E5%A5%87%E8%B7%A1

http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/582.html#c26

[環境・自然・天文板6] 頭は鳥、体は魚!? 釣り針にかかった奇妙な生き物の正体は...(ニューズウィーク) 赤かぶ
1. 中川隆[-13237] koaQ7Jey 2018年6月16日 08:27:04 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15610]
中国の7色に輝く河川と食品
http://blog.livedoor.jp/safe_food_of_asia/archives/50010839.html


中国人自ら口にしない「毒菜」「毒魚」「奇形食品」

自然界ではありえない色の川の数々、さぞや驚かれたと思います。しかしこれが現代中国の環境破壊の現実です。

中国では3歳の女の子に初潮が起こったり、地域によって特定疾病が他の地域の数百倍の顕著さで現れたり、深刻なケースでは呼吸困難などの急性中毒症状で死亡するなど、環境にまつわる極端な人体健康異常が毎日のように起こっています。

家畜などでもこれは深刻な問題です(画像は刺激の強いものばかりですので、苦手な方は閲覧をご遠慮下さい)

鼻二つに眼が三つの子牛(→画像)
頭一つに身体二つの子豚(→画像)  単眼の子豚(→画像)
眼三つに鼻二つの子豚(→画像)  もはや原形をとどめない子豚(→画像)
4本足のヒヨコ(→画像)
翼のような奇形足が生えた猫(→画像)
六本足のカエル(→画像)  様々な奇形カエルが大量発生(→画像)
背骨の曲がった魚(→画像) (→画像)

などが発見されたり生まれたりと、奇形動物の大量発生が毎年確認されています。(これらの画像は、台湾や香港、そのほか中国でも比較的自由な報道がされる地域からの情報をまとめたものです。)

http://www.asyura2.com/15/nature6/msg/661.html#c1

[中国12] アインシュタインの衝撃的な「中国人差別描写」に、中国ネット「侮辱だなんて…」「相対性理論をボイコットだ!」  赤かぶ
1. 中川隆[-13242] koaQ7Jey 2018年6月16日 08:43:06 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15616]

中国に まともな人間が一人も居ない理由

中国の7色に輝く河川と食品
http://blog.livedoor.jp/safe_food_of_asia/archives/50010839.html

中国人自ら口にしない「毒菜」「毒魚」「奇形食品」

自然界ではありえない色の川の数々、さぞや驚かれたと思います。しかしこれが現代中国の環境破壊の現実です。

中国では3歳の女の子に初潮が起こったり、地域によって特定疾病が他の地域の数百倍の顕著さで現れたり、深刻なケースでは呼吸困難などの急性中毒症状で死亡するなど、環境にまつわる極端な人体健康異常が毎日のように起こっています。

家畜などでもこれは深刻な問題です(画像は刺激の強いものばかりですので、苦手な方は閲覧をご遠慮下さい)

鼻二つに眼が三つの子牛(→画像)
頭一つに身体二つの子豚(→画像)  単眼の子豚(→画像)
眼三つに鼻二つの子豚(→画像)  もはや原形をとどめない子豚(→画像)
4本足のヒヨコ(→画像)
翼のような奇形足が生えた猫(→画像)
六本足のカエル(→画像)  様々な奇形カエルが大量発生(→画像)
背骨の曲がった魚(→画像) (→画像)

などが発見されたり生まれたりと、奇形動物の大量発生が毎年確認されています。(これらの画像は、台湾や香港、そのほか中国でも比較的自由な報道がされる地域からの情報をまとめたものです。)



http://www.asyura2.com/17/china12/msg/774.html#c1

[中国12] アインシュタインの衝撃的な「中国人差別描写」に、中国ネット「侮辱だなんて…」「相対性理論をボイコットだ!」  赤かぶ
2. 中川隆[-13241] koaQ7Jey 2018年6月16日 08:47:30 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15616]

中国人は昔も今も全く変わらない

中国人観光客お風呂場にウンチ 名無し(匿名) 16/01/06 12:51

ホテルで働いている方で、中国人観光客による迷惑行為にあった人いませんか?

私が一番嫌なのがお風呂場掃除とトイレ掃除です。とにかく汚いったらない!

浴槽にウンコするのはやめてぇ〜泣きたくなる

お風呂場は排便する場所じゃない!トイレでしろ!

韓国人観光客も似たり寄ったり、部屋はキムチとニンニクの匂いが酷くてカーテンから絨毯からベットに使うカバーにシーツから全て交換して消臭剤撒かないと部屋が使い物にならない。お陰で売上どころか、部屋の清掃費、盗まれた備品の補充費

もう中国人、韓国人観光客は日本に来るな!
http://mikle.jp/threadres/1902945/

中国人観光客 小樽でもやりたい放題で日本人大迷惑!
https://www.youtube.com/watch?v=YEm_VCiz9Go

新千歳空港で中国人が大暴れ【中国人在新千歳機場喧哗】 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=LYxwkTbDHQo

中国人観光客の呆れた実態 浅草 富士山   (大陸遊客 無禮的行徑) - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=BHepZGOLi8k&spfreload=10

続・中国人観光客の呆れた実態 大阪 奈良 京都編   (大陸遊客 無禮的行徑) - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=vC5RWvQtTWc&spfreload=10

世界でも悪評、中国人のマナー違反
https://www.youtube.com/watch?v=iFZEtT80CmA

討論!中国人マナー問題   青山繁晴 VS 中国人
https://www.youtube.com/watch?v=hlzr3B26Fgs

ニセコが中国資本に乗っ取られる
http://6717.teacup.com/kumao/bbs/3207

中国人がみんな日本に来たがる理由
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/292.html

日本に1円も落とさない中国人観光客が急増する理由
http://diamond.jp/articles/-/161522
2018.2.28 ダイヤモンド・オンライン編集部 

 
中国のネット上では、日本での“白タク”行為の予約が堂々と行われているが、これは「同胞食い」のほんの入り口に過ぎない


いわゆる「爆買い」は一息ついた観があるが、中国人観光客は相変わらず増加の一途をたどっている。そうした日本に慣れていない中国人観光客を、在日中国人がターゲットにし、しゃぶり尽くす「同胞食い」が水面下で拡大しているという。DOL特集「地下経済の深淵」第9回は、その実態を余すところなくお伝えする。(ライター 根本直樹)

在日中国人が中国人観光客を狙う
「同胞食い」が急増中

 膨大な“有象無象”を抱える中国では、仮にどんなに親しい間柄であっても、血族以外の人間を心から信用していないところがある。他人は敵であり、カモに過ぎない。

 これは筆者の偏見などではなく、以前取材した、ある中国人ジャーナリストが語っていたことだ。彼はこうも言っていた。「他人は常に自分の財布を狙っているもの。中国人にとってそれが当たり前の感覚です」。

 そして、こう続けた。

「その典型は“同胞喰い”です」と。

 一時の「爆買い」現象は下火になったとはいえ、中国人観光客が減っているかといえばそんなことはない。その人数は増加の一途で、昨年は国別で第1位、735万6000人にも上った。今も相当な経済効果があるのは事実だが、昨今は喜んでばかりもいられない。ある傾向が水面下で進んでいるからだ。

 東京・池袋で旅行代理店を営むU氏(上海出身・55歳)は「“日本初心者”の同胞が大量に押し寄せてくるんだから、日本を熟知したわれわれ在日中国人にとってはまさに千載一遇のチャンス。当然だけど、われわれは中国語ができるから、旅行者にとっては安心感がある。そこに付け込む。大陸からの観光客を騙すのは、日本人を騙すより簡単だよ」と語る。

 中国人が中国人を食い物にする。これこそが “同胞喰い”ということらしい。

 では、その実態を見ていくことにしよう。

成田や関空で横行する「白タク」
予約は出発前の中国国内から

 成田国際空港や、関西国際空港周辺の道路を注意深く観察していれば、ピカピカに磨かれたワンボックスカーに、スマホ片手にうろうろしていた中国人観光客たちが、次々と吸い込まれていく光景を目にすることができるだろう。その大半が違法な、いわゆる「白タク」である。

 成田空港で客待ちをしていた日本人のタクシー運転手は、苦々しげにこう言っていた。

「最初の頃は、客を奪いやがってと頭にきていたが、だんだんどうも様子がおかしいと気がついた。白タクの運転手たちは、空港前で客引きをしているわけじゃない。最初から乗せる客が決まっているんだ。それじゃ、しょうがねえなって、最近は諦めてるよ」

 実際その通りなのだ。

 空港で白タクを利用する中国人観光客の大半は、中国国内ですでに予約も支払いも済ませている。前出の旅行代理店社長は言う。

「中国の大都市圏では、配車アプリによる“ライドシェア”が当たり前。そうしたアプリは、海外の車も予約もできるようになっていて、日本に来る個人ツアー客の間でも広く利用されているんだ」

 それも当然だろう。例えば、成田空港から新宿まで、正規のタクシーに乗れば料金は3万円を超えるが、白タクなら1万5000円前後とほぼ半額。これを聞いたら、日本人でも乗りたいと思う人がけっこういるかもしれないが、残念ながら「日本人禁止」の車がほとんどだ。

 さらに、中国人旅行者の大半は、違法であることを知らずに白タクを利用している。ライドシェアといえば聞こえはいいが、その実態は“裏タクシー会社”とでもいうべき元締めグループがいくつかあり、組織的な闇ビジネスといっていい。

「最近は、在日中国人だけでは人手が足りず、日本在住経験のある人間が大陸から短期ビザで来日し、運転手をやっているケースもある。免許?もちろんあるよ。偽造免許証だけどね(笑)」(旅行代理店社長)

キックバック文化が
同胞食いを加速させている

 白タクの運転手は、“同胞喰い”のキーマンでもある。

 都内で飲食店を営む張曙光氏(ハルビン出身・50歳)は言う。

「白タクの運転手の多くは、日当8000〜1万5000円程度のギャラで組織から雇われいるが、それで満足する中国人なんていない。知り合いの飲食店や、免税店に自ら営業をかけ、キックバック契約を結ぶのが当たり前になっているんです。うちの店もそうだけど、白タクの運転手が客を連れて来たら、売り上げの15パーセントをバックしてます」

 張氏によれば、白タクの運転手は“日本初心者”の観光客を、車中で“洗脳”するのだという。

「食事なら『日本人の食通の間でも有名な店』とか『酒井法子がお気に入りの店』なんて適当なことを言って、知り合いの在日中国人が経営する、いかにも日本風な居酒屋に案内し、こっそりキックバックを得るんです」

 そして「数年前の、まだ団体客がほとんどだった時代も、中国人のバス運転手が『ヤマダ電機やビックカメラはぼったくりだから絶対に入るな』と演説して、自分が契約している中国系量販店に無理やり連れて行くって手口がありました。どっちにしても、中国系の店とは絶対に言わない。こうして“洗脳”されたツアー客たちは日本の店だと思い込んでいるんです」と明かす。


在日中国人が経営するデリヘルが使うレンタルルーム Photo by Naoki Nemoto

 笑えないのは、一部の個人旅行客が熱望する“夜のツアー”でも、同様な展開が待っていることだ。張氏は続ける。

「日本の女性に、性的な憧れを持つ中国人男性はたくさんいる。日本のアダルトビデオの影響ですよ。だから最近は、白タク運転手が企画する夜の“オプショナルツアー”に参加するスケベな客もけっこういます。都内なら歌舞伎町か、池袋がメイン。女性のいるパブで飲んで、希望者はデリヘルで“一発”という流れです」

 しかし、ここでも彼らは「してやられる」のだ。

「パブはパブでもチャイニーズパブ。日本語のできる中国人ホステスがつくんだけど、さすがに『お前、中国人だろ!』と怒り出す客もいる。そんなときは『私、日本で生まれたハーフよ』とか適当なことを言って、ごまかすわけです。もっと悲惨なのはデリヘル。中国人が経営するレンタルルームに連れて来られ、ドキドキして待っていると、中国のオバチャンが現れるなんてこともあります(笑)」

食事、買い物、夜のお遊びに加え
泊まる宿まで闇民泊でしゃぶられる

 食事も済んだ。買い物もした。夜のお遊びも終了。後は宿に戻って寝るだけだ。だがその宿も、中国人が運営する“闇民泊”というケースが増えている。

 前出の旅行代理店社長は言う。

「池袋は多いですよ。民泊が騒がれる数年前から、目端の利く在日中国人でカネのある連中は、こぞって築20年以上の古い賃貸物件を借りまくり、中国人の内装業者を使ってそれっぽく改装し、違法な民泊を始めていた。池袋だけで、数百室はあると言われてるね」

 これも白タクと同様、中国国内の「民泊アプリ」から予約することが可能だ。

「アプリの会社にとって、日本で違法だろうが、そんなこと関係ないからね」(社長)。

 せっかく日本に来たのに、日本人が経営する店には一度も行かず、中国人の作る食事を食べ、中国人女性と遊んで、中国人の部屋に泊まって帰国する。こんな哀しき中国人旅行者たちが急増中なのだ。

 しかも困ったことに、日本人の懐には1円も入らず、潤うのは在日中国人の懐ばかり。こんな笑えない喜劇のような光景が、日々繰り広げられているのが、“観光大国”を目指すニッポンの現実なのである。

_____

2018年02月03日
日本中のマンションが中国人スラム化 規約化しないと民泊禁止できない


開業までに条例・契約・規約で禁止しないと住民が反対しても民泊を止める事ができない
引用:https://i.ytimg.com/vi/oNdFyuIJHI0/maxresdefault.jpg


日本中が中国人スラムになる

2018年6月15日に「住宅宿泊事業法」いわゆる民泊新法が施行され、特別な理由が無い限り、民泊が認められるようになります。

うちには関係ないと思うかも知れませんが、突然隣の部屋や隣りの住宅が「民泊」になるかも知れません。

民泊になるという事はマンション内に見知らぬ外国人が絶えず出入りするようになり、その中で自分や子供たちが暮らすようになります。


大阪では法律に関係なく民泊が野放しにされているので、全国に先駆けてこのような状況になりました。

マンションの入り口に外国人や浮浪者のような連中が集団でたむろし、雑居ビルのような状態になります。

ゴロゴロとスーツケースを運ぶ音が絶えず聞こえ、夜中でも人の出入りや物音が止む事はありません。


旅行者には「ゴミ出しルール」なんか関係ないので、廊下や路上にゴミが散乱し、盗難や破損なども発生します。

ベランダや路上側に出しておいた植木とか草花は、引き抜かれたりへし折られ、外人が子供や女性の後を尾行したりします。

トイレットペーパーが無いなどの理由で隣りの部屋のピンポンを押して苦情を言うのも良くあるケースです。


開いた窓から他人の住居を覗き込んだり写真を撮る、甚だしい場合は他人の部屋に入ろうとするなどが容易に予想される。

民泊とは安倍首相が言うようなきれいごとではなく、自分のマンションや近所が『外人スラム』になり占領される事です。

自分の周囲に民泊が出来てしまったら、ヤルかやられるか、外人を追い出すか自分が出て行くか、外人に服従するしかなくなります。


当たり前だった平穏な生活が、ある日ぶち壊されて2度と帰ってこないのが『民泊』なのです。


住人に無断で民泊開業できる

従来日本には「旅館業法」という厳しい法律があり、住宅地やマンション内で営利目的で人を泊めることが出来ませんでした。

民泊新法では旅館業法で不適格な施設でも客を泊める事ができ、条件が大幅に緩和されています。

民泊法では年間180日までしか宿泊施設として利用してはならないと決められていますが、誰も見ていません。


毎日役所や警官が見に来るわけがないので、「180日以内でした」と嘘の報告をするのは目に見えています。

企業として展開する場合は法律を遵守するでしょうが、個人民泊で誰も見ていない法律など守るでしょうか。

民泊新法では所有者が同居するホームステイ型と、所有者不在のホスト不在型がり、全国で問題になっているのは不在型の方です。


どちらも知事への届出だけで開業できるが、建物など施設の条件を満たす必要があります。

特に消防設備には厳しく、マンションなどの所有者が同居しない場合は、ホテルや旅館と同じ規制を受けます。

またホスト不在型では管理業者に管理を委託する必要があるが、管理業者には社会不適格者以外は誰でもなれるザル法です。


外人が子供や女性をつけ狙うマンションに住めますか?
9a1330f7
引用:http://livedoor.blogimg.jp/sousou1117/imgs/9/a/9a1330f7.jpg


規約化しないと民泊禁止できない

消火設備以外にも規制はあるものの、一般的なマンションでは備えられているものが多いので、どこでも開業は可能です。

重要な点はこの法律は、住民やマンション所有者、管理組合などの同意がなくても民泊を開業できるという所です。

例えばわたしが賃貸マンションに住んでいたら、たとえ大家が反対しても知事に届ければ営業が可能です。


隣りの住人が反対しようが騒ごうが、一切無視してかまわないというのが民泊新法です。

住人が民泊するのを泊めるには賃貸契約や管理規約に民泊禁止と書けば良いが、新たに出来た法律なので、書いてある物件はまだありません。

民泊新法は6月15日に施行されるが、3月15日には知事への届出ができるので、知事が許可してしまうともう契約途中の禁止はできません。


例えば「ペット禁止」と賃貸契約に書いていないのに、ペットを飼い始めてから「ペット禁止」と大家が行っても法的には無効です。

これと同じで民泊禁止にしていないマンションで一度民泊を始めたら、契約期間中に禁止は難しいです。

まして賃貸ではなく分譲マンションで民泊経営者に所有権があったら、管理規約を後から変更しても従わせるのは難しい。


さらに危険なのは大家や不動産会社が金儲けのために民泊を始めることで、入居している住民は打つ手がなくなります。

大金払って購入した分譲マンションが、周囲が民泊になって外人の溜まり場になり、スラム化していきます。

大阪では既にそうなっているし、東京など外国人が多い地域もこのようになっていきます
http://www.thutmosev.com/archives/74770185.html

民泊について

マンションで民泊を認めると


・玄関やサロンや駐車場に毎日24時間酔っぱらった中国人が屯して大声で会話

・隣室で夜遅くまでドンチャン騒ぎされて、文句を言っても言葉が通じないから相手にされない

・戸締りをしないで部屋を出られなくなる、廊下や玄関に荷物を短時間でも置いておくとすぐに無くなる

・若い女性はしつこくストーカーされる

・女性は危なくて夜外出できなくなる

・廊下や駐車場にタバコの吸い殻やごみをポイ捨てされる

・ゴミの分別を一切やらないからゴミ捨て場が滅茶苦茶になる

・部屋に麻薬を持ち込んでアヘン窟みたいになる

・マンションの部屋で殺人事件が起きると事故物件として

大島てる CAVEAT EMPTOR 事故物件公示サイト
http://www.oshimaland.co.jp/

に登録されて、マンションを売ろうと思っても絶対に売れなくなる。

_________


私たち日本人は清潔で安全な国に暮らしている。どこの都市も夜になっても歩けるし、強盗や殺人に怯えながら過ごす必要もない。

行政もしっかりしており、生ゴミが捨てられたままになっていることもない。交通機関も時間通り運行している。多くの日本人はこれが当たり前のように思っているのだが、世界は「当たり前」が通用しない国が多い。

国外の多くの都市は「あそこには行くな」と言われる危険地区があちこちに存在する。それは欧米先進国でも同じだ。ニューヨークでもパリでもロンドンでも「迂闊に入ってはいけない犯罪多発地帯」がある。

そこに入ると「脅され、盗まれ、レイプされ、殺されても仕方がない」と思われるような場所がある。

日本の安全な都市に住んでいる私たちは「運が良かった」と言える。もっとも、いつまでこの運の良さが続くのかは分からないが……。
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20180413T0125510900.html#Qp1pT65.google_plusone_ninja_m


2016年07月06日
中国人や台湾人が部屋を借りて中国人などの外国人を闇民泊させている


大阪アジア系闇民泊 警察と政府が黙認


政府が外国人観光客を誘致しているせいで、GDPは増えないのにホテルだけ不足し、闇民泊が激増しています。

民泊は世界各国でテロリストの潜伏場所に使われ、治安悪化の原因になっています。


闇民泊が激増中

政府はマンションをホテル代わりにする民泊を進めようとしているが、一足先に「闇民泊」が横行しています。

マンションに客を泊めるだけだが事態は深刻で、欧州ではテロリストの温床になっている。

パリやベルギーで過激派による同時テロが発生したが、彼らが隠れていたのが「民泊」だった。

欧州には簡易ホテルの登録制度が無く、経営者の名前も所在地も、ホテル名や宿泊客の名前も不明です。

テロ発生時も誰がどこに宿泊しているのか警察は把握できず、犯行グループはやりたい放題に活動できました。

日本の闇民泊は数千室存在するといわれており、欧州同様経営者の名前も所在地も、まったく不明です。


こんな物を放置したら、日本もフランスやバングラディシュのような大規模テロが起きるのは、時間の問題でしょう。

闇民泊経営者の多くは外国人や非合法組織と見られ、日本に訪問する外国人を宿泊させています。

無許可民泊は既に住民や地域とトラブルを起こしていて、警察に取り締まりを求める声が強まっています。


中国人や台湾人が部屋を借りて、中国人などの外国人を宿泊させています。

大阪では中国人が堂々とマンションを借りてウェブサイトにホテルとして紹介し、客を集めている。

大阪という土地柄なのか、見て見ぬ振りをする人が多いが、未登録(に決まっているが)の民泊は違法行為です。


警察が見て見ぬ振り、政府も黙認

困った事に大阪府警もなんとなく見逃している為、数十人もの中国人観光客が、昼間から堂々とマンションに出入りしている。

警察の言い分では「所在地を登録していないので場所を把握出来ない」そうだが、真剣に取り締まっていない印象も受ける。

数十人、数百人もの中国人が大きな旅行カバンをゴロゴロと転がしていて、その行き先は普通の住宅街でホテルとかはない。


大阪にはドヤ街があり、1泊2000円以下で止まれるのだが、民泊は5000円以上もする。

ホテル不足で普通のホテルは1万円以上になり、カプセルホテルすら高級化し料金を値上げしている。

1泊6000円でも安いので人気があり、泊める側も犯罪行為という認識が薄い。


中国人留学生が2部屋以上のマンションを借り、一部を民泊にして家賃を払っている例もある。

こうした事件の常として中国人には罪悪感はなく、ビジネスとしてやっています。

被害を受けるのは周辺住人で、見知らぬ外国人が常にマンションに出入りし、夜中に騒ぎ、間違えてドアをこじ開けようとする。


こういうマンションにはもう住めなくなるので急速にスラム化し、その地域全体が「ドヤ街」になっていきます。

あいりん地区や山谷といった地域も、最初はこんな風に安い木賃宿が集まる地域でした。

不動産屋や大家は一応、違法民泊が分かれば退去させる事になっているが、今マンションが余っていて空き室が多い。


日本人は毎年20万人減っているのに、マンションは毎年何万室も増えているので、どうしたって空室だらけになります。

「金を払うなら誰だって良い」と思う大家や不動産屋が増えるのも自然な流れで、堂々と「民泊可能物件」を掲げています。

むろんここでいう「民泊可能物件」とは違法な民泊OKの意味で、自治体の認可を得た民泊ではない。

今のうちに違法民泊を取り締まらないと、パリやベルギーのように、テロリストがどこに居るのか分からない事態が起きるでしょう。
http://thutmose.blog.jp/archives/62918194.html


中国系の民泊サイトまとめ・一覧
http://min-paku.biz/list/china-vacation-rental

今、世界でAirbnbをはじめとする欧米系の民泊仲介サイトが非常に動向を気にしているのが、中国系の民泊仲介サイト勢です。

現在、中国および中国人は世界の旅行市場を牽引する存在となっており、中国国家観光局によると、2015年の中国国内旅行者数は40億人、海外旅行者数は1億2,000万人に達し、国内旅行者数、海外旅行者数、国内観光消費、海外観光消費のいずれもが世界一となりました。

この巨大な旅行市場を成長ドライバーとして急速に世界中でシェアを拡大しているのが中国系の民泊仲介サイトなのです。


また、中国国内では不動産の空き家問題が深刻化しており、現在空き家は5,000万件ほどあると言われています。中国政府はこの空き家問題の解決策として民泊に注目しており、そうした政策的な後押しも中国民泊仲介サイト勢にとっては大きな追い風となっています。

中国系の民泊仲介サイトは複数存在しており、今後も増えていくことが想定されますが、代表的なサイトとしては下記が挙げられます。


途家(Tujia):北京発。不動産会社らと提携し、中国国内物件に強み

自在客(Zizaike):上海発。FIT(個人手配の自由旅行)に強み。台湾物件が8割

住百家(Zhubajia):深圳発。富裕層に強み。民泊関連企業初の上場企業

大魚(Fishtrip):北京発。台湾と日本に強み

AsiaYo:台湾発

小猪短租網(Xiaozhu):北京発

蚂蟻短租(Mayi):北京発

Ctrip(シートリップ):上海発。中国最大のオンライン旅行サイト


上記のようにそれぞれのサイトによっても強みやサービス内容は多少異なり、各社が特徴的な事業展開をしています。
http://min-paku.biz/list/china-vacation-rental


【社会】都内の高級タワーマンションで民泊中国人がドンチャン騒ぎ、翌日はゴミだらけ…住民との間でトラブル相次ぐ©2ch.net
http://daily.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1462967283/


1 :いちごパンツちゃん ★ 転載ダメ©2ch.net:2016/05/11(水) 20:48:03.94 ID:CAP_USER*

昨今日本国内でも盛り上がりを見せている「民泊」について、
都内の高級タワーマンションに住む40代男性が怒りを露わにする。

「マンション内の居住者専用の歓談スペースで、中国人グループが夜な夜なドンチャン騒ぎを繰り広げている。
飲酒禁止なのに明らかに酔っ払っているうえに、後片付けもしないから翌日はゴミだらけ。

靴の空き箱が10箱も捨てられていたこともあった。何より厄介なのは、彼らがマンションの住人じゃないことです。
『民泊』で一時的に宿泊している観光客だから日本語が通じず、苦情を言っても無駄。本当に勘弁してほしい」

「民泊」とは、民家やマンションの1室をホテル代わりにして宿泊できるサービスのこと。
主にネット仲介が主流で、仲介の世界最大手企業であるエアビーアンドビー(Airbnb)の日本法人によると、
日本国内でも昨年までに宿泊件数が100万を突破。
訪日外国人の急増と宿泊施設の不足を解消する新たな手段として注目を集め、
政府も2020年に控える東京五輪を見越して民泊に関する法的整備や規制緩和に向けて動き出している。

その中で利用客が際だって多いのが、いまや訪日外国人の4分の1を占める中国人観光客である。
利用数が多いことに加え、もともと中国人観光客のマナーが問題視されてきたこともあり、
「民泊」する中国人とマンション住民との間でトラブルが相次いでいるのだ。

※週刊ポスト2016年5月20日号
http://www.news-postseven.com/archives/20160511_410071.html

タワマンでも民泊トラブルが増加中(イメージ)
http://parts.news-postseven.com/picture/2016/04/mansion_image.jpg


民泊の話じゃないけど、この前トマム行ったら、中華系の男の子がお風呂場で立ちションしてた
あんなの見ちゃうと、そのリゾートのイメージ全体が悪くなっちゃうよな。しかも、区分所有してるマンションの大浴場でやられた日にゃ

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中国人観光客のマンション“民泊乗っ取り”実態 2015年11月24日


戎橋にたむろする中国人観光客

 あなたのマンションが中国人に乗っ取られる≠ニいう悪夢が明日、現実化するかもしれない。中国をはじめとする外国人観光客の増加で横行している違法行為が「民泊」(一般の居住用マンションなどを宿泊施設として貸し出すもの)。住民との間でトラブルが頻発しており、マンション住民の退去→外国人観光客専用化が進みつつあるという。中国人向けの民泊が行われている大阪市内のマンションの実態に迫った。


 近年の外国人観光客の増加に伴って注目を集めているのが民泊だ。安倍晋三首相(61)は10月の規制改革会議で民泊の拡大に向けた規制緩和を検討するよう指示した。


 これを受け、大阪府議会は同月、全国で始めて民泊を承認する条例を可決。東京・大田区でも近く認められる見込みだ。


 大阪市をはじめとする多くの自治体はまだ認めていないが、中国人観光客が特に多い大阪・ミナミでは公的な許可のない闇民泊がすでに横行している。実際に外国人観光客向けの民泊が行われている大阪・日本橋のあるマンションの住民は、こう話す。


「今年に入って中国人の出入りが多くなったと思ったら、入居者ではなくホテルとして利用している観光客だった。正確な数はわからないけど、マンション内の何室かが民泊の宿泊施設となっているようだ。管理会社や大家からは事前に何の説明もなかった」


 住民によると、中国人宿泊客のマナーの悪さから来るトラブルがマンション内で相次いでいるという。


「中国人の団体は、夜になると大声でどんちゃん騒ぎをする。ドアを開けっ放しにしていることが多いので、とても寝られたものではない」


 他にも「空き缶などのゴミをマンションのエントランスに放置する」「爆買いで購入した大量の商品を入り口に並べて座り込んで山分けする」


「マンション内のあちこちで記念撮影をはじめ、こちらに向けていきなりシャッターを切られた」


「マンションを出たら大型バスが横付けされており驚いた」などなど。民泊中国人観光客の迷惑行為を複数のマンション住人が証言した。


 このような闇民泊はインターネットの仲介サイトによると大阪市内で約2000件あるとみられており、全国では1万件以上あるとされている。その背景にあるのが深刻なホテル不足だ。


 大阪市内の比較的安価なビジネスホテルは満室状態が続き、3か月先まで予約が取れない。それに伴い宿泊料も高騰しており、以前は1泊6000〜7000円程度だった料金が1万円超となっているホテルも少なくない。


 梅田や難波への観光に便利な地下鉄御堂筋線沿線のホテルはもちろんのこと、堺市など周辺地域も同じような状態だ。


 大阪・ミナミの賃貸マンション事情に詳しい関係者によると「この辺りのマンションでは中国人観光客向けの民泊がどんどん増えつつあり、日本人の入居希望者がなかなか入れない状態になっている。観光客のマナーの悪さにうんざりした日本人入居者がマンションを出て行くケースも多いが、空いた部屋を民泊にしたほうが儲かるので、大家さんも多少のトラブルがあっても黙認している。賃貸では月6〜7万円の部屋でも、民泊にすれば月30万円は儲かる」とのことだ。


 日本人は入居したくてもできず、出て行くだけでは、気がつけば自分以外は中国人観光客という事態になりかねない。


 そんな状況が日々進行中というわけ。分譲マンションを何室も購入した中国人富裕層が日本への渡航者向けに営業しているという話もある。これがミナミのマンションの現状だ。


 中国人観光客による、マンションのっとりは大阪市内を中心に増加傾向にある。


 手遅れにならないうちに、早急に歯止めをかけなければならないだろう。


「ホテル不足の救世主」とも言われる民泊も、このままでは無法地帯を増やすだけ。あなたのマンション、大丈夫ですか?
http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/475586/


中国の日常風景 階段でウンコ

中国では幼児に股が割れているズボンをはかせて、 便意を催したら、どこでも用を足させる光景をしばしば見かけます。

もちろん日本に来ても彼らは変わりません。

団地のごみ出しルールを守らず、ベランダから子供のオムツを放り投げたり、火のついたタバコをポイポイ捨てたり、エレベーターでオシッコをしたり、踊り場や階段でウンコをしたりするのだそうです。

大小便するな、上からものを落とすな、と団地内に張り紙

埼玉県川口市の芝園団地。全2400世帯のうち、3分の1を中国人世帯が占める。文化・習慣の違いから、当然ながら、さまざまな場面で軋轢が生まれている。外国人との共生というが、きれいごとでは済まない現実がここにある。現場からのレポートである。

「ホラ、あのベランダごらんなさい。洗濯物干しがロープでしょう。中国人の住んでいる部屋だってすぐわかる。もうすぐ春になるとおじさんが上半身裸で、部屋の中やベランダをウロウロするのが見えるよ」

 広場のベンチに座った70代の男性住人は、団地を見渡しながら言う。

「痰や唾を吐くのは中国の空気が乾燥しているからかな、と思っていたら、習慣なんだな。この団地でもよく吐いているよ」

「まず中国人はゴミ出しができませんね」

 というのは、芝園団地自治会の瀬川剛一会長(80)である。

「日本のマナーに同化しようという中国人は少ない。中国も都市化が進んでいるので、ある程度の社会教育を受けていると思うし、ここの中国人はホワイトカラーが多いのに、マナーを守れないのはどういうことなのでしょうか」

彼らの多くは、分別などお構いなしに、ゴミを捨てる。

「生ゴミでも缶でもビンでも一つにまとめて燃えるゴミとして出してしまう。それを毎日、掃除のおばさん達が袋を開けて仕分けしているんですよ」

こう言うのは、団地に住んで25年の男性住人だ。

「踊り場に置いてあるゴミ箱に生ゴミを捨てちゃうのもいる。“生ゴミを捨てないで”という張り紙があっても捨てる。ゴミ袋の中には中国文字のインスタントラーメンの袋とか、中国食材店で売っている食料品の包み紙とかがあるので彼らが捨てたとわかる。夏場など、ウッとなるほど臭い。勘弁して欲しい」

問題はゴミ分別や置き場所だけではない。

「もっと嫌なのは、自分の部屋の玄関先から廊下のゴミを掃きだすこと。紙屑やホコリに混じって髪の毛なんかが廊下に掃きだしてあると気持ちが悪い」

とは団地内の掃除を担当する女性だが、粗大ゴミでもルールを守らないという。

「使わなくなったソファや椅子、古自転車、冷蔵庫などを粗大ゴミとして市に引き取ってもらう、というルールを守ろうとしません。市に払う310円のシール代金は他の自治体寄りも安いのですが、お金を払ったり、電話をかけて引き取りに来てもらうのが面倒なんでしょう。粗大ゴミを玄関ホールや各階のフリースペース、非常階段の踊り場などに置き去りにしていきます。私達がそれを回収して川口市に引き取ってもらっていますが、その代金は居住者たちから集めている管理費から出ているのです。日本人居住者が可哀相になってしまいます」


だが、ゴミ問題はそれだけでは終わらない。何と、この団地では空からゴミが降ってくるのだ。

「彼らはベランダからゴミを投げ捨てるんですよ。人参の切れ端など生ゴミは当たり前。中には子供のオムツを放り投げた奴もいました。下の階で干していた布団に汚物がついたことがありました。もっと酷いのは火のついているタバコを投げ捨てるんです。この前も洗濯物が焦げて問題になりましたよ」(同)

傍若無人な振る舞いだと日本人なら誰もが思うが、彼らにとっては当たり前のことなのだという。

「中国には“白害”という言葉があります。列車の窓から弁当の包み紙や紙コップ、食べ残しなどをポイ捨てして、ゴミが線路沿いにずっと続く状態を表現しています。現在中国では立派なマンションが次々に建てられていますが、居住する彼らは窓からゴミをポイポイ捨てるので、建物の周辺にはビルの形に沿って、四角いゴミの山ができているほどです」(中国問題専門家)

日本人には何とも理解し難い行為だが、さらに信じられないことがある。

「辺り構わず痰や唾などをペッペッと吐くなんてまだ序の口、エレベーターの中や踊り場でオシッコをするんですよ。催すと、家に戻らず、そこらでしちゃうんでしょうね。よくエレベーターの床に水たまりができています」(団地の関係者)

団地内の公園には噴水があったが、しばしば彼らが立ち小便するからと撤去されてしまったという。日本人も、だいぶ少なくなったとはいえ、今でも立ち小便をしないわけではない。しかし、日本人は団地の踊り場や階段で大便をしたりはしない。ところが、この団地では日常的に大便が発見されているのである。

「毎朝のように水で流して掃除をしていますよ。ホームレスが犯人だという人もいますが、誰が13階や14階まであがってやりますか」

とは先の掃除担当者だが、30代の男性住人は言う。

「ある時、日本人のおばさんが、中国人女性が階段で用を足している所を見つけた。注意すると、こう言われたそうです。“トイレで流す水がもったいない”」

聞いた人は人は二の句が継げなかったというが、

「日本に来ている中国人でキチンと礼儀を知っているのは少数派。多くの中国人は痰や唾を吐き捨てることを悪いとは思っていません。誰も見ていなければ、植え込みにだってウンチをするでしょう。それが中国式なのですから。そんな連中に注意しても無駄ですよ。うるさいと思えば“日本語がわからない”と開き直ってしまいます。とくに集団になると仲間意識が働いて、ますます中国式にこだわるようになります」

というのは、07年、中国から日本に帰化した石平氏。

ここの中国人には、郷に入っては郷に従えという考えはないようである。実際、彼らは団地の自治会にも入ろうとしない。

「中国人で年間3,000円の自治会費を払っているのは、800世帯のうち1世帯だけですよ。この人はIT関連会社のお偉いさんです。ああいう中国人ばかりだといいのですが、他の中国人は、“3,000円払って何のメリットがあるのか”と平気で断ります」(瀬川会長)

勝手といえば、騒音問題も深刻である。
http://kanryuudaisuki.ldblog.jp/archives/33528245.html


日本には年間140万人もの中国人が訪れており、トラブルも急増している。

列への割り込みや、路上で痰を吐く行為などは当たり前。冒頭の大便事件ならぬ大事件に似た例が銀座のデパートでも起きていたのだ!!

偶然、居合わせた従業員がいう。

「店内に、お客様が休めるスペースがあって、そこに鉢植えが置いてあるんですが、中国のお客様が鉢植えに向かって立ち小便を始めて……。同じフロアにトイレもありますから、勇気を出して、中国語のわかる同僚と注意しました」

しかし、返ってきたのは「肥料になるだろ」のひと言。バカモン!

中国事情に詳しい評論家の宮ア正弘氏によれば、「中国人は他人の視線をあまり気にしませんから、どこで用を足しても不思議ではありません」とのこと。

今年のゴールデンウイークに、東北地方から観光で上京したある夫婦は、東京の人混みもさることながら、中国人のマナーの悪さに驚かされたという。

「都心の観光地をいくつか回って、途中、おみやげ屋さんにも寄ったんだよ。そしたら、中国人が試食に群がっていてね。お店の商品にまで手を伸ばしたのには、ビックリしたよ」

また、宿泊先のホテルでのトラブルも多い。

試食の例でわかるように"無料"に目がないらしく、「バスローブ、タオル、灰皿などの備品を持ち帰るのは当たり前。枕がなかったことさえあります」(某有名ホテルの客室係)

それ以上にこのホテルマンが困ってしまったのが、部屋の使い方だ。

「中国人のお客様がご使用になったあとは、とにかく汚いことが多い。灰皿が落ちて、タバコの灰が床にバラまかれていたり、尻を拭いたトイレットペーパーを便器に流さないで、備え付けのゴミ箱に捨ててあるなんてことは日常茶飯事ですよ!!」

中国のトイレは紙が詰まりやすいため、ゴミ箱に捨てるのが常識なのだというが、始末させられるほうはたまらない。
http://taishu.jp/detail/2238/


関西の温泉街にある某大型ホテルは、上階に大浴場と露天風呂がある。

「その風呂に中国人の親子が入ってきた。父親はデジカメを風呂に持ち込んで、子供が浴槽に飛び込む様子を撮っとるんや。"風呂で泳ぐな"と怒る客がおっても、一向にやめようとせん」(日本人旅行客)

ようやく、"撮影会"が終わったかと思うと、今度は湯船に浸かりながら歯磨きを始め、「2人とも、浴槽のお湯で口をゆすいで、そのまま湯船に出したんやで。アホか思うて注意したら、"温泉も濁っているのに"みたいな感じでな。ホンマに調子狂うわ」

北海道の旅館を家族旅行で訪れたNさん一家は、中国人のマナーの悪さを食事処で痛感したという。

その中国人団体客たちは時間とともに大声で話すわ、歌うわ、踊るわ。自分たちが食べたゴミも平気で周囲にまき散らし、Nさん一家のテーブルには複数の海老の頭が飛んできた。
しまいには、自分たちの酒がなくなったからと、Nさんが飲んでいたビール瓶を持っていってしまったという。

前出の宮ア氏は次のように解説する。

「中国料理は基本的に円卓で、いろいろなものを食い散らかしていくでしょ。日本のように、一つ一つきれいに平らげるということがない。円卓のテーブルクロスは、もともとグチャグチャになった食べ物を、全部ゴミとしてまとめるためにあるんです」

文化の違いといってしまえばそれまでだが、中国のような食べ方をする国は世界でも少数派。結果、「下品」に見えてしまうという。

新宿・歌舞伎町で中国人を相手に観光の案内をする李小牧氏は、こう話す。

「中国には、そもそも"マナー"という言葉がありません。いまの中国は経済発展の途中で、とにかく稼ぐことが重要。"カネさえ払えば何をやってもいい"と考えてしまうんですよ」
http://taishu.jp/detail/2237/


私自身はビルを経営していて、韓国人や中国人の会社にテナントに入ってもらった事がありましたが、家賃の滞納やゴミ捨てなどのビルの規則を守らず、家賃の催促をしても社長と連絡がつかないなどとトラブル続きだった。3か月の家賃の滞納で賃貸契約を解除しましたが、預かっていた保証金で家賃を充当した。

最近でも3階のリラクサロンが閉店しますが、居抜きでテナント募集したところ中国人経営のリラクサロンが借りたいと申し込んできた。条件として保証金を50万円まけるという事で譲歩して、契約する段階になって、また1か月のフリーレントにしてくれと言ってきた。このように次々と条件を突き付けてくる。

このような交渉方法は、シャープの例を見れば分かるように中国人は最初は好条件で話を纏めても、後になって次々と勝手な条件を言い出してくる。だから交渉はキャンセルしましたが、入居されたら家賃の滞納や規則を守らないなどのトラブルを起こされて立ち退きでまたごねられる恐れがあったからだ。

仲介する不動産会社も話を纏めたいから、経営者が中国人や韓国人であることを隠して話を持ってくる事がありますが、契約者が日本人でも実質的な経営者は中国人や韓国人だったりする事もあった。他のビルの経営者も中国人や韓国人とのトラブルで貸すのを避ける傾向があるからだ。韓国人がヘイトだと言う前に、契約や規則をきちんと守る事がヘイトを避ける第一の事だ。

ZAKZAKの記事にもあるように、韓国人経営者は従業員への給料の不払いが多発していますが、給料不払いがどのような結果をもたらすか分からないのだろうか。だからビルの家賃を不払いするのも平気であり、自分の利益が第一なのだ。だから店舗や事務所を借りたいと思っても貸してくれるビルが限られてしまう。
http://2013tora.jp/kabu369.html


2015.09.12
タワーマンション購入の恐ろしい話 中国人住人との対立
文=牧野知弘/オラガHSC代表取締役
http://biz-journal.jp/2015/09/post_11514.html

 かつてタワーマンションは超高級マンションの代名詞。圧倒的な眺望と贅沢な共用設備を売り物に一般庶民にはなかなか手の届かない存在でした。しかし、いまや新しくマンションを買う人の4人に1人がタワーマンションオーナーです。タワーマンションとしての希少性は薄くなり、もはや一般的なマンション形態になったともいえるでしょう。

 このように人気のタワーマンションですが、将来に向けて気を付けなければいけない事象が2つあります。「修繕維持費用の不足」と「区分所有者の所有目的、人種等の違いによるコミュニティ維持の困難さ」です。


タワーマンションが抱える厄介な問題が、住民構成です。

 ある都心のタワーマンションでの出来事です。筆者の知人であるマンション会社社員がマンション管理組合の第一回目の設立総会に出向き、役員の選任や今後の組合の活動予定などの説明を始めたときのことです。最高層部を数億円で購入した区分所有者である中国人が、彼の説明を遮って発言しました。

「なぜ、この管理組合総会の議事進行は日本語で行われるのだ。私は中国人。このマンションの所有者の多くは中国人と聞いている。ならば総会における使用言語は中国語で行うべきだ」


会場中がこの発言に凍りついたそうです。たしかにこのタワーマンションは東京都心で立地は抜群。特に高層部の高額の住戸はほとんどが中国人の購入。なかには数戸まとめて購入した人までいたといいます。

 世界第2位の経済大国に発展した中国は、日本の不動産に大量の投資を始めています。東京都心部などで売りに出される高額のマンションを、中国人がほいほい買っていくことは不動産業界でも話題となっています。特に中国人はタワーマンションの高層部から東京の街並みを眼下に眺めることがお好み。話題の物件ともなると、高層部の一番高い住戸から中国人投資家に順次売れていくのだそうです。

 これに味をしめたデベロッパーのなかには、都内でタワーマンションの発売を計画すると真っ先にシンガポールに出向いて中国人相手に「先行販売」をして、まず売り上げを確保する業者も珍しくありません。

 知人のマンションでは、結果的にはなんとか使用言語は日本語ということで収まったそうなのですが、その後もマンションの共用部の使用をめぐって日本人対中国人の対立が続いているそうです。

 共用施設に仲間を呼び込んで大騒ぎをする中国人。共用部でところかまわず痰を吐く、エレベーター内で食事をする親子。彼らが降りたエレベーターの中は南京豆の殻だらけといったこともあったそうです。

 中国人のなかには、修繕積立金の積み立てを拒む人も多いと聞きます。中国では修繕に備えて積み立てをするという概念がそもそもないのです。管理費ですら支払を渋る人もいると聞きます。彼らのほとんどが「投資用」での購入。東京五輪開催の前後にはマーケットに一斉に売りに出すという噂もあります。

 住宅に対するこうした価値観の相違は、使用言語で揉めているうちはまだ序の口なのかもしれません。昨今の人民元の切り下げにみられるように、中国経済にもいろいろな見方があります。いつなんどき中国に大きな政治的、経済的な変動などのリスクが顕在化するかわかりません。

 その時、タワーマンション内を闊歩していた中国人オーナーはどうなるのでしょうか。彼らが本国に戻って、管理費を支払うことなどすっかり忘れてしまう。あるいは狼狽してとんでもない安値で他者に売り渡してしまうようなことが起きると、社会の縮図のようなタワーマンションが街に与える影響は甚大なものとなるでしょう。

 空き住戸だらけになったタワーマンションでは、建替えはおろか大規模修繕すら満足に行えずにスラム化するところも出現するかもしれません。タワーマンションの将来は必ずしも「視界良好」ではあり続けないというリスクを、考える必要がありそうです

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使用済みおむつや避妊具が降ってくる!マンション高層階からのごみ投棄が問題に―重慶市 2016年11月28日(月) 15時30分
http://www.recordchina.co.jp/a156199.html
http://www.asyura2.com/16/china10/msg/377.html
 

28日、中国重慶市にある25階建てのマンションで、上層階の住民によるごみの投げ捨てが問題となっている。写真は重慶のマンション。


2016年11月28日、中国重慶市にある25階建てのマンションで、上層階の住民によるごみの投げ捨てが問題となっている。未来網が伝えた。

この問題を訴えた市民の話によると、マンション低層階に住む73歳の女性のベランダには毎日のようにたばこの吸い殻やちり紙、使用済みの避妊具やおむつなどさまざまなごみが落ちてくるという。女性は今年5月、落ちてきた残飯の片付けの最中に転倒して入院し、治療のために2万元(約32万円)余りを支払ったこともあった。今月は17日、21日と立て続けに大きなごみ袋が落ちてきたため女性の親族らがごみを手掛かりに1軒1軒調査。最終的に今月の2件に関しては17階に住む9歳の女の子が落としていたことが判明したが、保護者は以前の投棄については「わが家ではない」と否定している。

このマンションと同じ敷地にある別の棟でも上層階からのごみ投棄は問題となっており、管理会社担当者は「どの棟でも同じ現象が起きている」とコメント。注意喚起のための貼り紙や各階にごみ箱を設置するといった対策の効果も上がっておらず、同担当者は「ごみ投棄がなくなるかどうかは住民のマナー意識にかかっている」と指摘する。

同市では2015年、マンション敷地内にいた1歳2カ月の女の子の頭部に上空から落ちてきたれんがが当たるという事故が起きている。(翻訳・編集/野谷)

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東京の新宿では、「外国人専門」や「外国人歓迎」などと掲げた不動産会社をよく見かけることができる。中には、中国語や中国のネット用語、方言などが書かれた看板もあり、中国にいるような気分にさせる。

日本で現金一括で家を買う中国人留学生も!不動産めぐる日本の環境は10年前から一変―中国紙
http://www.recordchina.co.jp/a156564.html
2016年12月2日(金) 9時30分


東京の新宿では、「外国人専門」や「外国人歓迎」などと掲げた不動産会社をよく見かける。中には、中国語や中国のネット用語、方言などが書かれた看板もあり、中国にいるような気分にさせる。環球時報が伝えた。

東京で外国人が最も多く集まる新宿だけでなく、東京の不動産市場全体が中国人をターゲットにする傾向がある。自社サイトに中国語のページを設置し、「必要に応じて、中国語でサービスを提供する」と宣伝している会社も多い。これは、十数年前には想像もつかなかったことだ。

筆者が東京に来たばかりの2004年、家を借りるのもとても大変だった。不動産会社に行くと、スタッフがまず、「外国人には貸せないというのが大家の強い要望」と説明されたものだ。そして、やっと外国人でも借りることのできる家が見つかったかと思うと、大家から、「保証人の詳しい資料を提出するように」と求められた。私は親戚に保証人になってもらおうと思ったものの、不動産会社から、保証人の所得証明を提出するよう求められた。親戚が、「それは個人情報であるため提出したくない」と言ったため、結局その家は借りることができなかった。

今年の夏、ある友人の娘が日本に留学した。東京に到着した後、不動産会社がすぐに家を見られるよう手配してくれ、当日に満足できる家を見つけ、翌日には手付金を払って手続きを行った。そして、3日目にカギをもらった。これほど効率の良いサービスを中国人に提供してくれるというのは、以前なら考えられないことだった。

現在、日本の多くの不動産会社は、外国人スタッフを採用しており、特に中国人が多い。さらに、「中国部門」や「留学生部門」などを設置している不動産会社もある。以前は、外国人が日本で家を借りる際に、保証人が必要で、保証人の資料も徹底的にチェックされた。しかし、現在は、専門の会社が保証人になってくれるため、手続きはとても簡単になった。

裕福な中国人が多くなるにつれ、日本の中国人留学生が住む家にも変化が生じている。例えば、以前ならルームシェアが多かったが、今は一人暮らしが大半を占めている。私の友人も、娘のために新宿の中心にあるワンルームマンションを借りた。家賃は約10万円だという。

中には、日本で家を買ってしまう留学生までいる。ある不動産会社の日本人スタッフは取材に対して、「中国人留学生は本当にお金を持っている。家を現金一括で買う人もいる。日本のサラリーマンはみんな銀行で借りて、返済するのに30年以上もかかるのに」と目を丸める。十数年前なら、帰化人や永住者しか日本で家を購入することはできなかった。しかし、今は日本で1〜2年働いていれば家を購入できる。

現在、東京で注目の不動産が登場すると、必ずと言っていいほど関心を示す中国人が出てくる。「住人のうち外国人の割合が3割を超えてはいけない」という規則がある高級マンションを販売する過程で、不動産会社が、そのマンションに関心を示す中国人が多いことに気付き、結局、買い手の半分以上が中国人になるというケースもよくある。

しかし、ある不動産会社で働いている友人によると、「日本では今でも外国人に偏見を抱いている大家がいる。例えば、外国人に貸す前に実際に会って、もしその人の見た目が悪いと思ったら貸すのを断る大家もいる。見た目というのは、基本的にお金がありそうか、なさそうかということ。現在、日本のベトナム人留学生も増えており、ベトナム人に家を貸す前に、十数年前の中国人留学生に対するのと同じように、厳しい審査をする不動産会社もある」という。(提供/人民網日本語版・編集KN)

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支那人に征服される呑気な日本
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支那人に狙われた北海道


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(左: 鼻糞をほじる支那人女性 / 右: 食事を楽しむ支那人)
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  今や日本人に国防意識は無い。こう言えば「自衛隊があるじゃないか」と反論されてしまうが、筆者が心配しているのは、有事ではなく平時における支那人の浸透が着々と行われている事なのだ。2017年11月12日号の雑誌『サピオ』に産経新聞の宮本雅史・編集員が書いているけど、支那人による北海道の侵掠はめまぐるしい。支那資本によるリゾート地の買収が著しく、支那人客しか来ない、つまり支那人専用のゴルフ場とかキャンプ場があるそうだ。例えば、2016年、シンガポールの企業が赤井川村に270haのキャンプ場を買収したし、2010年には、香港の投資会社が破産した洞爺湖近くのゴルフ場を買収した。さらに、支那系の不動産会社がアパートメントや一戸建てを買収・建設して、支那人用の民泊にするらしい。宮本氏によれば、新千歳空港の近くには「支那人別荘村」があるそうだ。この他にも、北海道の各地で支那人による土地買収が行われており、まるで武器を用いぬ戦争が行われている、と考えてもおかしくはないだろう。

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(写真 / 日本に押し寄せる支那人観光客)
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  我々が国防軍を保持するのは、日本の独立や安全を確保するためでもあるが、その前に普通の国民が平凡でもいいから安全で快適な暮らしができるようにすること、さらに国家の繁栄をみんなが享受するためである。いくら自衛隊や海上保安庁が日本の領空・領海を守っていても、空港や港湾から堂々と支那人が乗り込んできて、一般国民の近所に住みつくなら、不愉快で堪らないし、日本に住んでいるとは思えない。大学で呑気に禄を食んでいる教授たちは、「日本もようやく国際化社会になったなぁ」と感心し、「様々な文化が融合する多民族社会の誕生だ」と喜んでいるけど、毎日“あの”支那人や朝鮮人、その他のアジア人と触れ合う一般人からすればたまったもんじゃゃない。ゼニ儲けしか考えていないJRは、支那や南鮮から来る観光客のために、新宿駅などで支那語や朝鮮語による案内放送を行っている。しかし、日本人の乗客にしたら、朝から不愉快な言語が耳について気持ち悪い。駅の表示板を見れば、日本語の下にハングルや簡略漢字が記されており、シンガポールやフィリピンにいるみたいだ。いつから日本はアジア諸国の植民地になったのか?

Chinese & cherry trees
(左: 桜の木に登ろうとする支那人 / 右: 桜の木を蹴り飛ばす支那人)
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  それにしても、支那人は侵掠の天才だ。銃弾を発することなく他国を征服できるんだから。その秘訣は何か? 答えは至って簡単。支那人らしく行動すればいい。つまり、人目を気にせず堂々と他人の土地に雪崩れ込み、どんなに貧乏でも移住先にしがみつき、あらゆるカネ儲けを考え、自分が死んでも子孫を残し、何百年かかろうが栄えるまで諦めない根性を持っている。支那人というのは地獄に落ちても、何か抜け道はないかと探索する名人だ。お金が命の支那人は、三途の川を渡る時でも銭をケチるし、閻魔様に会えば賄賂を渡して特別待遇をお願いし、拒絶されれば意地悪を考える。さらに、この閻魔様に弱点があれば、敵対する悪魔に甘い話を持ち掛けてやっつけようとするし、地獄の門番にも「うまい話が・・・」と囁く。悪魔を詐欺に掛けて“のし上がろう”とするのが支那人なら、悪魔の親玉に地獄から追放されたのを機に、世俗の世界に戻ろうとするのも支那人である。もしかしたら、パンドラの壺は支那人によって作られたのかも知れないぞ。


チャイナタウンが出現するアメリカ

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(写真 / シカゴで新年を祝う支那人たち)
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  日本でもそうだが、歐米の移住先で支那人が多数派になれるのは、現地人が支那人を嫌うからである。最初、支那人は低賃金労働者(クーリー)とか、不法入国者として都市や村にやって来る。そして、ある程度の支那人がドヤ街住みつくと、自然と貧民が群がる食堂ができ、支那人相手の雑貨店とか低料金の洗濯屋などが現れてくる。こうなると、中流以上の白人は逃げ出し、残った下層白人が支那人と対立することになるのだが、彼らもこの異邦人に我慢がならず、お金を貯めて引っ越しを考えるようになる。後は、引っ越しが出来ない黒人とか南米人といった有色住民が取り残され、彼らは支那人と反目するようになるが、支那人は秘密結社や自治組織を作って対抗するから負けることはない。支那人は権力と金銭を獲得する術を心得ているので、地元の経済界と政治家を牛耳ってしまう。ここで興味深いのは、支那人街と化した地域が経済的に繁栄しても、立ち去った白人が戻ってこないことだ。一旦支那人街に変化した地帯は、余程のことが無い限り未来永劫「支那人の天下」になってしまう。

  ニューヨーク州のマンハッタンやサンフランシスコは支那人街で有名だが、イリノイ州のシカゴも支那人街の被害に遭っている。近年、シカゴにも支那人が続々と入植しているそうで、ブロンズヴィル(Bronzeville)やカナリーヴィル(Canaryville)の人口構成が激変しているらしい。ブロンズヴィルは元々、黒人が住むコミュニティーであったから、それほど住みにくい地域ではないが、支那人が大量に流入したことにより、地価や住宅が高騰し始めたという。さらに、支那人留学生がイリノイ工科大学に入ってきたので、街中で支那語が乱れ飛んでいるそうだ。(Marwa Eltagouri, "Chinatown's South Side neighbors see surge in Asian-American residents", Chicago Tribune, January 27, 2017)

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(左: シカゴに住む支那人たち / 右: ドラゴンを用いて祝う支那系住民)
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  一方、カナリーヴィルは以前アイリス系移民が住みついた場所なので、比較的白人労働者が多い。しかし、黒人を嫌う支那人は、白人が多いカナリーヴィルの方を好み、こちら側に住居を構えるそうだ。地元で不動産業を営む支那系のチャーリー・シュウによれば、37番と43番通りに挟まれたエメラルド・アヴェニュー沿いにある住宅地の8割ないし9割はアジア人で占められているという。また、アイリス系アメリカ人が自宅を構える地域になると、支那人の購買意欲も増すようで、売り出された住宅の多くが支那人によって購入されているらしい。シュウも六年前にカナリーヴィルに移ってきたそうで、彼はフラー・パーク近くに支那料理店を出したという。

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( 写真 / シカゴの学校に通う支那人の子供たち)
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  ブロンズヴィルがある「ニュー・シティー(New City)」では、アジア系住民の人口増加が著しく、2000年以来500%の増加となっているそうだ。以前のカナリーヴィルなら、アイリス系やポーランド系、イタリア系、ドイツ系の住民が混在し、聖ガブリエル教会(カトリック)で洗礼を受ける人もたくさんいたそうだが、アジア人の殺到で街の風景が変わってしまったらしい。チャイナタウンが形成された地区では、当然ながら商店街が支那人客で溢れ、金色の漢字で書かれた紅い看板が厭でも目に付く。戦前の支那大陸では、上品そうな歐米人が「租界」を作って暮らしていたが、第21世紀の北米大陸では、下劣な支那人がチャイナ版の「租界」を作って楽しんでいる。支那人が群れる地域では、無理をして“異国”の言葉を覚える必要が全く無い。81歳になるサウ・ファン・ラムという支那移民の婆さんは、24年前にシカゴに移り住んで来たが、英語を話せなくてもコレといった不自由は無く、近くの広東料理屋で食事を取り、香港マーケットで買い物を済ませるという。

  英語を全く理解しない支那民が気楽に暮らせるのも、「人権」とか「福祉」を重視するアメリカ人がいたり、同胞を支援する支那人組織があるからだ。例えば、シカゴには「支那系アメリカ人奉仕同盟(Chinese-American Service League)」という団体があって、支那系児童にまつわる教育プログラムや、新入りとか失業者に対する職業訓練、福祉制度に不慣れな高齢者への手助けを提供するらしい。(Marwa Eltagouri, "Here's why Chicago's Chinatown is booming, even as others across the U.S. fade", Chicago Tribune, May 13, 2017) シカゴ・メトロポリタン・エイジェンシーが作成した2015年の報告書によれば、支那系住民の78%が家庭で支那語を喋っており、全体の約4分の3が普通以下の英語能力しかないそうだ。これでは支那系住民の就業率は上がらないし、アメリカ人の福祉担当者だって大変だ。英語が拙い支那人患者が来訪したら、受け容れる側の病院は困ってしまう。

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(写真 / 奉仕同盟の支那系アメリカ人たち)
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  だが、支那人の害悪はチャイナタウンに留まらない。裕福になった支那人の二世や三世、そして大金を懐にした支那移民は、同類が溢れるチャイナタウンを避け、中流階級の白人が住む「郊外」にやって来るのだ。昔の支那移民は低所得の筋肉労働者が多いから、マンハッタンやフィラデルフィア、ボストンなどの下町に蝟集したけど、新たな移民は搾取経済で財を成したビジネスマンとか、高学歴のホワイトカラー、不正蓄財をして逃れてきた官僚などである。彼らは金に糸目をつけず高級住宅地に乗り込んでくる。例えば、フィラデルフィアにある豊かな郊外「エクストン(Exton)」では、平均的な住宅価格は34万ドル(約3千740万円)もするそうだ。(Alexia Fernandez Campbell, "Suburbs : the New Chinatown", The Atlantic, May 18, 2016) しかし、ニュータイプの支那人には、こうした高値は障碍にならない。彼らは躊躇いもなくどんどん入ってくる。2000年だと支那系住民が占める町の人口比率はたった6%だったのに、今では20%にもなっているという。支那人恐るべし。イエロー・ペリル(黄禍)の再来だ。

  日本人と違って、支那人には「遠慮」とか「心遣い」というものは一切無い。彼らは中華の民だから、地球がどうなろうと自分がお金持ちになればいいと思っている。神様だって自分の為に存在するので、利益をもたらさなければ用済みだ。アメリカの大手銀行に勤めるシェリル・ワン(42歳)もエクストンに引っ越してきた支那人の一人で、彼女には亭主と二人の子供がいるという。この支那人が言うには、近所の半数がアジア人で、残りの半分が白人であるらしい。シェリルは高学歴支那人であるらしく、情報科学とビジネスの修士号を取得し、幼少時代を過ごしたのはフィラデルフィアの郊外であった。彼女は自宅を構えるにあたり、何としても支那人街を避けたかったそうだ。マンダリン(北京官語)を話すシェリルはこう述べている。「私、チャイナタウンが大嫌いなの。郊外のように綺麗じゃないし、人が沢山いるでしょ」、と。彼女は郊外の住宅地がもつ“静けさ”を好み、子供たちを良い学校へ通わせるための“コネ”も必要ないから郊外が好きなんだって。何でも人脈と賄賂が必要な闇黒大陸を想い出せば、アメリカでの生活は本当に文明的である。そう言えば、南鮮人が朝鮮半島から逃げ出すのも分かるなぁ。小中華の朝鮮でも、「袖の下」と「口利き」が横行しているから、長く住むとノイローゼになるか人間性が腐ってくる。

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(写真 / レヴンワースの風景)
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  世界中の各民族を分類する方法は幾つかあるけれど、国家形成能力で測るのも一つの手段だろう。世の中には、同じ種族が集まると素晴らしい社会を作ることが出来る民族と、同胞が群れると下劣な社会しか作れない民族がある。日本人と西欧人は前者に属し、支那人や朝鮮人、ユダヤ人、アフリカ人などが後者に属すると言えるだろう。もちろん、こう述べれば支那人や朝鮮人は猛反発するだろうが、現実の世界を観てみれば反論しづらくなる。例えば、アメリカに渡ったドイツ移民が片田舎でドイツ村を作ると、地元のアングロ・サクソン系住民が異を唱えることは、まずありえない。同じ文明圏からの移民なら大歓迎だ。興味深いことに、こうしたポジティヴなイメージを利用して作られたのが、ワシントン州にあるレヴンワース(Leavenworth)という街である。ここは観光地としても有名で、多くのアメリカ人や外国人観光客が訪れるという。確かに、街並みがバイエルン風で美しく、歩いているだけで楽しくなる。ゲルマン人は一般的にきれい好きで、公園とか建物の手入れが行き届いており、家の庭先には色鮮やかな花を植えることが多い。また、レストランも街の風景に調和していて、料理を運んでくるウェイトレスもドイツ系なら気さくで明るい。ニンニクの臭いが立ち籠める薄汚い朝鮮料理店とか、どんな食材で料理を作っているのか分からない“不気味”な支那人の料理屋とは大違いだ。

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(左: ドレスデンの街 / 右: ドイツにある美しい村)
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  もし、ドイツ人と似ているスカンジナヴィアからの移民が、ミネソタ州やインディアナ州にノルディク・コミュニティーを形成したらどうなるのか。おそらくイギリス系アメリカ人との文化摩擦は無いし、彼らの中には新たな街に移住する者も出てくるだろう。そうなれば、当然そこの不動産価格が高騰するし、経済的にも希望がもてる新興住宅地となる。街にアングリカン教会は建たないかも知れないが、同類のプロテスタント宗派であるルーテル派教会が築かれるだろう。地元の学校にも“同種族”の生徒が通うようになるから、白人保護者からの反対論も無い。これが支那人だと学校の雰囲気が暗くなるし、文化摩擦も多くなるから厄介な問題が増える一方だ。イスラム教徒の流入になればもっと軋轢が増大し、文化摩擦どころか宗教対立にまで発展しかねない。チューダー朝の高級住宅街に、いきなりモスクが建設され、褐色で髭ツラのアラブ系異教徒がうろつき始めたら、上品なアメリカ人でも金切り声を上げるだろう。公共マナーというルールを弁えない支那人だと、平気で道路や床に痰を吐くし、コンビニで買った弁当の食べかすを放り投げる。公園の水飲み場に幼児をのせて、そこに小便をさせる親までいるんだから、観光客の日本人だって目を剝いて怒鳴りつけるんじゃないか。もっとも、支那人からすれば、噴水や台所も「水洗トイレ」なんだから、「いいじゃないか !」となる。それなら、「テメェら、口からウンコを出してみろ !」と言いたくなるよねぇ。(でも、支那人のことだから、案外できる者が居たりして。恐ろしい。)

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(左: ドイツ人のウェイトレス / 右: 水飲み場で放尿する支那人の子供)
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支那人の遺伝子を持つ新世代

  アメリカ白人は滅多に口にしないが、アジア人とかアフリカ人が増えると、異人種間結婚も増えてしまうので心配だ。我が子が支那人と結婚する破目にでもなったら一大事。日本の母親だって息子の嫁が支那人ならゾっとしてしまうだろう。日本人の嫁だって、育った環境や習慣とが違うと、嫁姑戦争の火種になりかねない。最悪なのは、生まれてくる孫が混血児になってしまうことで、片方の祖父母が支那人になってしまうのだ。初孫ともなれば友人に自慢したくなるのに、支那人の血統だなんて恥ずかしい。日本にやって来る“がさつ”で“人でなし”の支那人と同類になるんだから、体中の血管が収縮し、心臓の辺りが苦しくなる。もっと厭なのは、孫の素性を知った友人が“腫れ物”にでも触るかのように気を使い、支那人の子供であることを気にしない“素振り”を見せることだ。友人は「あら、御子息は中国の女性とご結婚なされたの?」と笑顔で受け答えするが、心の底ではどう思っているか分からない。西歐人との間に生まれた赤ん坊なら、「あら、まぁ、元気で可愛い赤ちゃんねぇ」と羨むのに、アジア人だと妙に遠慮がちになる。

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(左と中央: ヒュー・グラントとエリザベス・ハーレー / 右: ティンラン・ホン)
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  映画ファンなら知っているけど、人気男優のヒュー・グラン(Hugh Grant)トが支那人女性との間に子供をもうけたた話は有名だ。以前、彼はイギリス人女優のエリザベス・ハーレー(Elizabeth Hurley)と交際していたことがある。しかし、彼女との破局を迎えたグラントは、意外にもティンラン・ホン(Tinglan Hong)という支那系女性とつきあい始めた。彼女との間にはタビサ(Tabitha / 支那名「シャオ・シュ」)という娘が生まれ、グラントにとっては初めての子供となっている。だが、役者の恋は熱しやすくて冷めやすい。せっかく子宝を授かったのに、グラントは彼女と別れてしまい、今度はスウェーデンのテレビ局でプロデューサーを務めるアナ・エバースティン(Anna Eberstein)という女性と懇ろになった。彼女との間にはジョンという息子が生まれたそうだ。それでも、俳優というのは気紛れなもので、2013年になるとグラントは別れたホンとヨリを戻し、間髪を入れずフェリクスという息子をもうけてしまう。「焼け棒杭(ぼっくい)に火がつく」とはよく言ったものだ。ところが、第二子ができても“やっぱり”ホンとの関係が嫌になってしまい、グラントはその復縁を裁ち切り、エバースティンのもとへと戻ってしまった。欲情が燃え上がった二人は、2105年、愛の結晶である二番目の赤ん坊をもうけたそうだ。少子化担当大臣なら祝福するだろうが、グラント氏の両親はどう思ったのか。スウェーデン人との間に生まれた北歐系の孫と、支那人女性との間に生まれたアジア系の孫を見比べると、第三者でも複雑な気持ちになる。

Hugh Grant & Anna-Eberstein 2Hugh Grant parents
(左: アナ・エバースティンとヒュー・グラント / 右: グラント氏の両親)
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  日本人は安易に「技能実習生(実質的には低賃金労働者)」とか、国籍目的の「介護師」を受け容れながらも、移民国家を目指していないと思っている。しかし、現実には続々とアジア移民、特に支那人労働者が日本に流入し、日本は今までの社会とは違う異質な世界になっている。最も恐ろしい兆候の一つは、日本人の肉体、すなわち遺伝子が変わっていることだ。支那人の文化や悪習が浸透することも脅威だが、日本人の家系が「アジア化」する事は見過ごせない。もし、支那人の母親を持つ日支混血児が、「日本人に生まれたかった」とか「支那人の家系じゃイヤだ」とゴネ始めたら、日本人の父親はどうするのか。なるほど、日本で生まれ育てば日支混血児といえども完璧な日本語を話すし、食事の好みや人との接し方も日本風になるだろう。だが、「支那人の血筋」というスティグマ(汚点)が一生つきまとうことになる。高度な文明国の日本に生まれ育ったのに、自分の肉体の半分があの地上最低の国に住む野蛮人と同じだなんて、頭がどうにかなってしまうだろう。こうした子供は本当に不憫だ。支那人の自覚は全く無いし、精神構造も日本人的なのに、肉体は支那風だなんておぞましい。ヤクザの子供に生まれたって、まともな職業に就けばカタギになれるのに、支那人の子供に生まれたら、どんな職業に就いても支那人と見なされてしまうのだ。

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(左: 支那人の少年 / 右: 支那人の少女)
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  一般の日系日本人は支那人の流入くらいしか危惧していないけど、帰化した支那人が外国人と結婚することまでは考えていないから実に呑気だ。普通の日系日本人は紙切れ一枚程度で帰化支那人を「日本人」とは見なさないが、合法的手続きを経れば支那人といえどもレッキとした「日本国民」になってしまう。さらに恐ろしいのは、こうした帰化支那人の息子や娘が、帰化朝鮮人の子供とか黒人移民と結婚してしまうケースである。生まれた時から日本国籍を持つ支那系の娘が、日本で活躍する黒人ラッパーとか米軍の黒人兵と結婚し、日本で出産すれば生まれた子供は日本人だ。(黒人兵は女房に懇願されて日本に住みつく場合が多い。) また、帰化したアフリカ人の息子が元在日鮮人の娘と結婚した場合、生まれてくる混血児は最初から「日本国民」の両親を持つことになる。しかし、先祖代々の日系日本人は、こうした混血児を対等な日本人とは思わないだろう。どう見たって黒人にしか見えないし、朝鮮人の親が合法的に日本国籍を持っていても、我々は感情的に納得できない。もし、こうした外人系国民が海外で犯罪を企てて、警察に捕まったら、現地の新聞は「日本人の容疑者が捕まる !」との見出しで報道するだろう。でも、現地に住む日系日本人は、「えぇっ??? この人外人じゃん !」と呟くはずだ。周囲の者は“レイシスト”的意見だ、と非難するだろうが、普通の日本人にしたら自然な反応である。

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(左: 支那人と黒人のカップル / 中央: 支那人の妊婦 / 右: 支那人と黒人の混血児)
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  脳天気に暮らしている日系日本人は、多民族社会に陥ったアメリカを観てみるべきだ。米国の各都市には大勢の支那人が住んでいるけど、西歐系アメリカ人は彼らに向かって「我が仲間よ(My fellow Americans !)」と呼びかけるのか? イギリス系やスコット系のアメリカ人が、ベトナム系やアラブ系、インド系の国民を対等で尊敬に値する同胞と見なすかは、甚だ疑問である。日本人だって、こうした有色系アメリカ人を「真のアメリカ人」とは思わないだろう。例えば、アメリカ文学とか南北戦争を勉強する日本人が、支那系アメリカ人から米国史を教えてもらおうとは思わないし、支那系の教授が主催する講座に出席してアメリカ文化を学びたいとは望まない。出来る事なら、西歐系の学者に出逢いたいと願うはずだ。

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   英語の授業でも同じ事で、仮に、ルシー・リュー(Lucy Liu)みたいな支那人教師と、エリザベス・ハーレーのような英国人教師がいたとして、日本の中学生はどちらを選ぶのか? たとえ両者の学歴が同じ程度で、才能や技量、経歴の点でも差が無いとしても、どちらかと言えばルシーを選ぶ者は少数派で、大多数はエリザベスの方を選ぶだろう。子供は正直だから、建前ではなく本音で選んでしまうものだ。ただし、人種平等を強制する校長先生がいるので、子供たちが持つ「選択の自由」を抑圧し、有無を言わさず支那系教師を押しつけたりする。「自由」を認めることは「差別」を生む結果になるので、リベラル派とか左翼教師は専制君主になりやすい。でも、教室には「個性の尊重」とか「学問の自由」とかの標語が掲げられているんだよねぇ。

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(左: リサ・リング / ローレン・トム / ロザリンド・チャオ / 右: ジョアン・チェン)
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  支那移民を受け容れてしまうと、社会の隅々にまで支那人が進出することになる。有色人優遇制度や有色人割当制度を早くから導入した米国では、藝能界やマスコミ界などに多くの支那人が採用される事になってしまった。例えば、支那系ジャーナリストのリサ・リング(Lisa Ling)はABCの有名な「ザ・ヴュー(The View)」という番組に採用されていたし、ナショナル・ジオグラフィック・チャンネルでも番組を持っていた。女優で声優も務めるローレン・トム(Lauren Tom)は、『ウォール街』とか『キャデラック・マン』という映画に出演していた。人気TVドラマ・シリーズの『新スタートレック』に起用されたロザリンド・チャオ(Rosalind Chao)は、ケイコ・オブライエンという日本人の役を演じていたことでも知られている。TVドラマ『ツイン・ピークス』に出演したジョアン・チェン(Joan Chen)は支那生まれだが、1988年、米国に帰化し、支那系の医者であるジム・ラウと結婚したそうだ。近年、多文化主義の台頭もあってか、アジア系の役者があらゆるドラマで起用され、時にはごり押しじゃないかと思えるほど、重要な役どころを与えられている。人気報道番組でも同じで、アジア系のジャーナリストがアンカーになったり、ゲスト解説者になっているんだから、不採用となった白人の女子アナは怒り心頭だ。

日本人が住むから素晴らしい国

  多文化主義を提唱する左翼学者は、しきりにアジア人と彼ら文化を受け容れて、我々に異邦人との「同化」を勧めるが、一般の日本人は支那人や朝鮮人との「融合」など“まっぴら御免”である。彼らの肉体や風習を歓迎することが日本人の精神や文化を豊かにすることなのか? こうしたアジア人との混淆は、決して我々の生活を豊かにすることはない。いや、むしろ衰退・劣化・堕落の原因となるだろう。例えば、ぶっきらぼうで図々しい支那人の子供が日本の幼稚園とか小学校に入ってくれば、日本人の子供は彼らに感化され、日本人らしからぬ行動を取るようになるだろう。支那人の子供は日本人の子供を見倣って悪いことを恥じたりするが、日本人の児童が支那人と接して上品になるとか、立派になるということはない。どちらかと言えば、汚い言葉を覚え、虚言を習得して不正直になるだろう。支那人的雰囲気の中で育てば、五歳の幼児でも一端の詐欺師になれる。これが中学校や高校になったら、どんな事態になるか、考えただけでも背筋が寒くなる。

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(写真 / 支那人の子供たち)
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  日本が素晴らしいのは、昔から日本人同士が同じ国で生活し、苦しみや喜びを分かち合いながら、共に頑張ってきたからだ。領主が領民を守り、恩を感じた庶民は武士を尊敬する。我が国には残虐な支配者は稀で、神様だって「裁きの絶対神」ではなく、「慈しみの女神」といったところだ。誰もが敬う皇室が神聖なのは当り前で、天皇陛下を亡き者にしようとする覇者は決して現れない。御白洲に引き出された悪党だって、老いた母の前では号泣するし、裁きを下すお奉行様にだってお目こぼしがある。庶民を虫けら以下に扱う支那の官僚とは大違いだ。支那人は日本に住みついて、初めて人間らしい生活を“体験”する。いや、単なる「人間」以上の「日本国民」を実感するのだ。日本に暮らすと、井戸から美味しい湧き水を飲むことができ、エレベーターや電車に乗っても安心で、暴行被害に遭えば直ぐに警察官が駆けつけてくれる。警官や判事、役人までもが法に忠実で、賄賂を渡さなくても公正な裁判を受けることができ、たとえ刑務所に入っても、安全な食事が提供され、快適なキャンプ生活を送ることが出来るのだ。さらに、刑務所内ではリンチや拷問ではなく、職業訓練が受けられるし、お正月になれば特別メニューがあったり、慰問団による歌謡ショーまである。このように考えれば、生き地獄のような支那から日本に移住したいと考える輩が続出しても不思議じゃない。

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(左: 汚染された空気から肺を守る支那人 / 右: 支那人の労働者)
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  日本人は日本の領土や同胞をもっと大切にすべきだ。我が国は善良な神様と人間が共存する理想郷で、空き地だろうが過疎地だろうが、国土の総てが祖先からの世襲財産である。お金をもらったからといって、支那人や朝鮮人に売り渡すべきではない。イングランドから独立したアメリカ人の子孫を見てみよ。彼らは口先では本土を守る愛国者を気取っているが、支那人や黒人、メキシコ人が街に押し寄せると、そそくさと引っ越す。アメリカの白人は、日本人が思い描く故郷という概念を持たない。有色人種のよそ者が商店街に群がると、祖父母の時代から住み慣れたコミュニティーを捨て去り、不愉快な異人種が居ない郊外へと移る。ところが、悪夢には続編があるのだ。引っ越し先にも異邦人が住みつくようになると、賢い不動産業者がどこかの森林を見つけて、ニュータウンを開発し、高級住宅を販売するようになる。逃亡者となった白人は喜んで大金を払い、リベラル派を名乗って偽善に耽るんだから呆れてしまうじゃないか。

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(左: 野外で暮らす支那人 / 右: 傷害事件で眼球を刺された支那人)
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  確かに、彼らは薄汚い下層民ではないが、生まれ故郷を愛さない高級浮浪者だ。彼らも地元に教会を建てるが、その土台には殉教者とか聖人の遺骨はなく、コンクリートの塊だけ。幽霊さえもが腰を落ち着ける間もなく、次々と古い教会が壊され、新たな教会が建つ。一方、日本の神社は太古の昔から聳え、立派な教典がなくとも、人々は先祖代々の信仰と伝統を絶やさない。神社を形成する材料は、日本の大地で育った木材が用いられ、何処の馬の骨だか分からぬ木材は使われないのだ。いくら安くても、フィリピンとかタイで伐採された木を使うことはない。日本の宗教は日本人の肉体と精神を持つ者が支え、その魂は親から子へ、子から孫へと受け継がれ、我が国の文化は血の大河を流れて行く。だから、この貴重な河に支那人の小便や朝鮮人の大便、フィリピン人の精液、タイ人の卵子を投げ込んではならない。北海道や沖縄で多少の空き地があっても、支那人に売り渡すということは、神州の一部を永遠に割譲したことになるのだ。我々は国家と国民を想いながら死んでいった英霊に感謝すると共に、先祖から託された国土、すなわち子孫に渡す世襲財産を守って行かねばならない。
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2017-12-16
異国を覆い尽くす中国人と、やがて生まれてくる中国人の街
アメリカのカリフォルニア州サンフランシスコは、人口の5分の1である約85万人が中国系移民で占められている。

そして2011年にはエドウィン・M・リーという中国系市長を生み出した。

この市長は2017年12月12日に謎の死を遂げているのだが、いずれはまた中国系の市長が生まれるのではないかと噂されている。その裏には中国政府の意向も動いているからだ。

異国で急激に増えて政治に進出し、じわじわと市や州や国を乗っ取っていくのは中国の常套手段である。中国がこの手法を採れるのは、2つの条件が整っているからだ。

1つは莫大な人口がいること。もう1つは国民が他国に定住することを厭わない気質を持っていることだ。確かに中国は莫大な人口を抱え、そして人々は金のためならどこにでも行く。

中国の人口は、約13億7900人である。世界の人口で言うと、7人に1人は中国人である。

その中国人は、昔から「白手起業」という言葉があって、何もないところから叩き上げて成り上がっていくのが「普通の生き方」として捉えられている。

日本人と違って組織に属することもなく、自分の肉体と才覚だけでのし上がるのが王道だと考えているのだ。


世界中で増殖し、世界中から排斥される中国人

中国人が組織に属しても往々にして賄賂を取ったり私腹を肥やしたりするのは、やはり組織内で自己ビジネスをしているのだと考えれば、そのメンタリティが理解できる。

そういった国民性があるので、彼らが信じるのは自分だけだ。他人や、組織や、国など、まったく眼中にないことが多い。だから彼らは、いとも簡単に国を越えて世界に出て行く。

ロシアでも、アメリカでも、オーストラリアでも、カナダでも、アフリカでも、東南アジアでも、彼らは金が儲かると思えば、どこにでも行く。

次々と国を渡ってそこに定住し、ひとりが成功すると家族をどんどん呼び寄せてネズミ算式に増えていく。そのために中国人の排斥運動はどこの国でも頻繁に起きる。

たとえばニュージーランドでも、あまりにも増えすぎた中国人に嫌気が差した人の一部が「中国人は出て行け」という排斥運動を起こしている。

カナダでも中国人の入国拒否が行われている。バンクーバーは中国人に乗っ取られたのではないかというほど中国人だらけであり、2012年からカナダは中国人移民を制限するようになっているのである。

フランスでも、中国人が現地のフランス人に襲われている。フランスのメディアは「フランス人の学生は、中国人に侵略されているという意識を持っている」という要旨を記事にしたこともある。

アフリカでも事情は変わらない。ケニアでも中国人排斥運動が起きているし、ガーナでも中国人排斥運動が起きている。「金のためなら何でもやる」「訳の分からない中国文化を持ち込んで広げる」というのが、排斥の理由だった。

ロシアでも国民の半数がチャイナタウンに嫌悪感やマイナスイメージを持つ。「中国人は文化的な素養が低すぎる」として、移民摘発では狙い撃ちされている。

ロシアと言えば、モスクワのチェルキゾフスキー市場が強制閉鎖されているのだが、これはもちろんロシア政府の「チャイナタウン潰し」だった。

チェルキゾフスキー市場は白手起業の中国人で満ち溢れ、密輸や模造品、海賊版、粗悪品、コピー品の温床だった。チャイナタウンが密輸品の宝庫であるのは確かだ。

何でもある。ニセ物からジャンク品、日用品からポルノ、宝石から食料品。ないものがない。


バンコクのチャイナタウン「ヤワラー地区」。すでにここは現地の一部のようになっている。


チャイナタウン初期は貧困層と切り離せない

世界中で中国人の排斥運動が起きているのだが、これは逆に言えば中国人が世界中に「進出」しているということであると理解しなければらない。

若い中国人は留学生としてその国に潜り込み、そしてアルバイトや違法就業によって現地に根付いていく。あるいは、最初から商売目当てで、徒手空拳、裸一貫でその国に入り込む中国人もいる。

海外でビジネスをする中国人は「華僑」と呼ばれている。東南アジアでもお馴染みの「人種」だ。

この華僑と呼ばれる人たちは、素晴らしい技術やサービスでのし上がってきたわけではない。

仕入れの金もない者は、料理人や、床屋や、クリーニング屋のようなところで肉体労働から始まる。

何か仕入れる金を持っている者は、集団で固まって、貧困層が買う安い物を売って生きるところから始まっている。安っぽい日用品や、安っぽい食品が多い。

一般的に、最初は仲間内でのビジネスで始まるが、やがて値段の安さや品物の豊富さに釣られた現地人が訪ねるようになって、そこがチャイナタウンとして機能していく。

貧困層にとって大量の物資が安く買えるというのは、取り澄ました高級品を丁寧なサービスで買うよりも重要なことだから、チャイナタウンはそれで現地に根づくのである。

貧困とチャイナタウンはまさに双子の兄弟のようなものだ。チャイナタウン初期には、貧困層と切っても切り離せない。

しかし、貧困層を取り込んで発展していくという特徴もあって、マナーも悪く、貧困層特有の無法や無秩序が増長していく。そもそも、売っているものが、海賊版だったり、違法商品だったり、まがい物だったりして、最初からいかがわしい。

それがその国の文化にはそぐわないので、強い軋轢や摩擦を生み出し、社会問題に発展する。どこの国でもチャイナタウンは最初のうちは「嫌悪感」の対象になる。


フィリピンのチャイナタウン。英語の看板と中国語の看板が渾然一体となっている。フィリピン人はもちろん誰も中国語が読めない。


貧困層をターゲットにした新たなチャイナタウン

チャイナタウンが拡大して行くと、組織抗争もしょっちゅう起きる。

1980年代のニューヨークでもそうだったが、チャイナタウンには狭い場所に堂(トン)と言われる様々な黒社会の組織が存在するので、しばしば抗争やいさかいを起こす。

1980年代のニューヨークのチャイナタウンは、ちょうどベトナム人の犯罪グループと中国人の黒社会グループが対立が目立っていた頃だった。

ある朝、中国人側のグループに属するホステスが殺されて、全裸にされて道端に転がされていたというので大騒ぎになっていたが、見せしめだと噂されていた。

2000年頃は、日本でも日本最大の歓楽街である歌舞伎町には中国人マフィアが増えていた。一時は中国人に占領されるのではないかというほど中国人が集まったのだ。

そこに起きたのが、中華料理屋で対立するグループが青龍刀を振り回して相手を惨殺した事件だった。日本の大都会で青龍刀が振り回されるのだから、多くの日本人はこの事件に驚いた。

当時の石原慎太郎都知事が2004年から歌舞伎町の浄化作戦を始めたのは、まさに中国人マフィアをこの街から排斥するためでもあった。

石原慎太郎は歌舞伎町を乗っ取った中国人のゴロツキに激しい嫌悪を抱き、敵愾心を剥き出しにしていた。この浄化作戦で中国人のゴロツキは姿を消したが、潜伏先は池袋だったので今度は池袋の北口側が中国人の牙城と化した。

チャイナタウンは計画的に生まれるのではなく、中国人の数が増えたところで不動産が次々と買い取られて街が中国色に染まって生まれるのである。

チャイナタウンを好む人がいる一方で、現地当局や周辺住民にとっては迷惑この上ないとして非常に嫌う人も多い。

池袋や西川口は、中国人が自然増殖している最中で、オセロの白が黒のひっくり返るように、日本人が消えて中国人に占拠されるのではないかと懸念する人もいる。

日本では、横浜中華街も神戸の南京町も、どことなく上品な観光地的な街になっている。完成された中華街は観光地へと変貌する。

しかし、チャイナタウンの「始まり」は、いつもカオスと無秩序と軋轢の中だ。

すでに日本には底辺で100万人以上もの中国人が入り込んでいる。この流れはさらに加速して、日本のあちこちでチャイナタウンの「芽」が育つ。

やがてそれが大きな潮流となったとき、横浜や神戸とはまた違ったチャイナタウンがどこかで生まれ出てくるはずだ。日本に、それができる。


横浜のチャイナタウン。横浜最大の観光街として欠かすことのできない場所でもある。


池袋の中国人専門の書店、食品店、料理店、旅行代理店が大量に入り込んでいるビル。
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20171216T0202400900.html


http://www.asyura2.com/17/china12/msg/774.html#c2

[不安と不健康16] “早死にする人”ランキング 短命にある共通点とは…(ZAK×SPA!)  赤かぶ
48. 中川隆[-13252] koaQ7Jey 2018年6月16日 09:07:38 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15628]

コップ1杯で健康になる重曹の飲み方|健康に良いその効果と使い方 2017年7月6日

コップ一杯の重曹を飲むことでみるみる健康になる?

重曹は元々胃薬として登場した経緯もある物で、その成分はもともと体の中にある成分で体調を整えてくれるものです。

ここでは重曹を飲むことでおこる健康への効果と、注意点、などを紹介していきます。
重曹の正しい飲み方をしって、上手につき合うことで重曹はとてもお手軽に健康維持に役立ちますのでしっかっりと紹介していきますね。

重曹の飲み方・どのくらいの分量で飲むのがおすすめ?

わずか1gの重曹とコップ1杯の水

わずか1gの重曹で体を癒す
掃除に使う重曹が健康にいい、なんて聞くとちょっと意外な感じがするかも。でも、重曹(=炭酸水素ナトリウム)は、もともと体の中にある物質です。

私たちの体は、体内が弱アルカリ性、皮膚は弱酸性になっています。健康な体は、いつもこの状態を保つように働いているのです。そして、体内を弱アルカリ性に保つためにあるもののひとつが重曹。血液や体液の餌を弱アルカリ性にする、口内細菌が作り出す酸を中和するなど。私たちが知らない間に、人体のpHバランスを保つ役割を果たしています。

だからちょっと不健康なとき、重曹を取り入れることで、体は正しいバランスを取り戻すのです。ここでは、「疲労回復」「胃腸改善」「便秘解消」に役立つ重曹の3つの健康効果を紹介します。重曹ドリンクの作り方はとっても簡単。ティースプーンに半分から1杯ほどの重曹を、コツプ1杯の水に溶かすだけ。

重曹には塩のもとであるナトリウムが含まれているので、ちょっとしょっぱい味がします。

飲みにくい場合は、レモンやクエン酸と合わせてみましょう。酸と重曹のアルカリが反応して発泡、重曹の炭酸水が作れます。クエン酸はかんきつ類などに含まれる有機酸で、粉末のものが薬局で購入できます。

あるいは健康効果の高い黒酢と合わせて、黒酢の重曹炭酸水は結構おすすめの飲み方です。重曹炭酸水は、体内での吸収がいいので、スポーツやお風呂あがりで汗をかいたときにビッタリのドリンクです。

甘みをつけたい場合は、小さじ1〜2杯のはちみつを加えて。はちみつには疲労回復や、腸内細菌の働きを助ける胃腸改善の成分もあります。マイ重曹ドリンクで、健康なカラダをめざしましょう。


重曹を使って炭酸水をつくろう

重曹を使って炭酸水を作る方法
重曹と酸を合わせると発泡して炭酸水に。レモンや酢、クエン酸と混ぜて作りましょう!

重曹で作る炭酸水の分量
重曹……………………………ティースプーン1杯
レモン or 酢………ティースプーン1杯(クエン酸)
ハチミツ…………………ティースプーン1〜2杯

重曹水にレモン汁やクエン酸を耳かき1杯ほど加えて発泡させると、炭酸水になって飲みやすくなります。また、甘みを加えるならはちみつを。はちみつの主成分の果糖やぶどう糖は、すばやくエネルギー源となり疲れを回復します。

重曹を飲んで疲労回復


重曹水が体の疲れを取ってくれるしくみ
重曹は水に溶かすことで「ナトリウムイオン」と「重炭酸イオン」に分かれます。この中でマイナスの性質を持つ重炭酸イオンは、体の中にあるプラスイオン「水素イオン」と結合します。疲労のもとになる水素イオンを汗や尿とともに排出させるため疲労回復につながるとされています。


重曹水の作り方
1〜2gの重曹をコップ1杯の水に溶き、疲れたとき飲む。
1日3gまで。疲労に効くはちみつを加えても。

疲労を回復する重曹の量は、1〜2gで充分。lgは小さじ半分弱です。これを水に溶かし、疲れを感じたときグイッと飲むだけ。なお、重曹は塩分となる「ナトリウム」を含むので、飲みすぎは禁物。1日3gほどを目安に飲みましょう。

また、市販の炭酸水には重曹水と同じ効果があります。ただし、甘味料の入った炭酸水は、糖分で別の影響が出てくる可能性があるのでおすすめできません。

重曹ならわずか小さじ半分で疲労を回復。経済的で手軽に疲れを取る重曹ドリンクを試してみて。


疲れの原因は水素イオン

重曹水で疲労が回復する。その理由は、重曹の成分が体内の疲れのもとを取り去ってくれるからです。

疲れのもととは、「水素イオン」。私たちが「疲れた〜」と感じるとき、体には水素イオンがたまっているのです。

ヒトは、糖や脂肪の形で水素原子を取り込みます。チア内では電池と似た働きをし、エネルギーのもとに。最後は酸素と結びついて水となり、汗や尿として排出されます。

しかし運動不足で汗を流す機会がなかったり、老化で新陳代謝が悪くなったりすると、水素イオンが残ってしまいます。これが疲労の原因に。この過剰な水素イオンを解消してくれるのが、重要です。

重曹水は便秘を解消してくれる

重曹で便秘を解消炭酸ガスで胃が膨らんで排便を促して便秘を解消してくれる

水で溶かした重曹水は、見た目はただの水と変わりません。ところが、胃の中で大変身するのです。重曹成分が胃に入ると、日目酸と反応して、シュワシュワはじける炭酸ガスが出ます。炭酸ガスで胃がふくらむと、食べ物が入ってきたと錯覚した脳が指令を出し、大腸が動き出します。そしてお通じを促してくれるのです。この作戦は、便秘に悩む人におすすめです。

胃と大腸のコンビネーションは、とくに朝食の後、強く起こります。胃が空っぽのときに食べ物が入ってくると、より強い刺激となり、サインが大腸に送られるためです。でも、お通じに大事な朝食を抜いている人は多いはず。会社に遅れそう、ギリギリまで寝ていたい、子供に手がかかって自分は食べるヒマがない。そんなとき、1杯の重曹水が、眠っている腸を目覚めさせてくれるのです。

ダイエットしている人は、おなかが空いてつらいときにも、重曹水を飲んでみて。胃がふくらんで、空腹が少しごまかせるはず。

重曹水で胃の調子を改善してくれる

重曹で胃腸の健康胃酸を重曹で中和し、胃痛やむかつきを改善してくれる


胃酸に優しい重曹水の作り方

重曹を小さじ1を、コップ1杯の水に溶かして飲む。
胃酸過多による胃痛やむかつきを感じたときに効果大。

ストレスによって粘液の分泌が減り、中和しきれない胃酸が胃壁を直撃することも。胃はとてもデリケートな臓器なのです。こうした胃酸過多のとき重曹を取り込むと、酸とアルカリの中和反応で、胃酸の働きをやわらげてくれるのです。

胃酸はpH1という強い酸性。一方、水に溶けた重曹のpHは8程度のアルカリ性です。重曹が胃酸を中和すると、塩と水と炭酸ガスに分解されます。こうして過剰な胃酸の害を、重曹が解消してくれるのです。胃の痛みや、むかつきを感じたら、重曹水を飲んでみて。重曹の量は小さじ1杯ほど。これをコップ1杯の水に溶かします。ただし、改善されない場合はすぐ専門医にかかりましょう。


重曹は胃薬だった事がある
なぜ重曹が胃を改善してくれるのでしようか。重曹が効くのは、「胃酸過多」。食後や空腹時に胃が痛んだり、胸やけやむかつき、胃液が口にこみ上げてくるなどの症状が特徴です。「胃酸」とは、食物を消化する「胃液」の主成分で、その正体は「塩酸」。塩酸といえば、肌にかかるとやけどするほどの強酸です。なぜ、そんな危ないものが体の中に?

それは日から入る細菌などの病原体を殺すため。また、食べ物を溶かす酵素を助ける働きもあります。

胃そのものは、粘液で胃酸から守られています。しかし胃酸が過剰に分泌されたり、保護する粘液の出が悪くなったりすると、自分の胃を傷つけてしまうのです。これがさまざまな症状となり、胃漬瘍を発症することも。胃酸過多には、いくつか原因があります。暴飲暴食、香辛料の多い食事やコーヒー、タバコ、アルコール。そしてストしス。

たとえば食べすぎや、早食いをすると、食物を早く消化しようと胃酸が過剰に分泌されます。また刺激物には、胃酸の分泌を促す働きが。空腹状態が長く続くと胃酸がたまるし、逆にグラグラといつも食べていると、常に胃酸が出る状態を引き起こします。

重曹水でおなかを膨らませることでダイエット効果も

重曹でダイエット


ダイエットに効果的な重曹水の作り方
1〜 2gの重曹をコップ1杯の水に溶かす。
1日3gまで。食前に飲むと便秘にもダイエットにも効果的。

胃で炭酸ガスが発泡  胃が膨らむ  大腸も動き出す  排便

ダイエット時に飲む重曹水には、レモン果汁をプラスするのがよさそう。レモンはクエン酸回路を作って、体脂肪の燃焼をサポートしてくれるといわれます。ただし重曹は取りすぎると塩分過剰になるので、1日3gを目安にして。ダイエットの空腹をやわらげ、便秘を改善してくれる重曹水。女性にとって、強い味方といえそうです。

重曹水がダイエットに効果的な理由

女性の6割力剣悩んでいるという使秘。なかでもダイエット中は小食になることで、胃腸の働きが鈍って使秘になりがちです。健康なお通じにとって大切なのは、まず「食べる」ということ。食べ物が胃の中に入ってきて、胃が8、くらむと胃から大腸に「食べ物がこれから行きますよ」というサインが送られ、このサインをキャッチした大腸は、ぜんどう運動を始めて、便を直腸に送り出そうとします。

しかし、ダイエット中は食事の量が少ないため、この刺激が起こりにくくなって大腸が働かず、お通じが滞ることに。ここで活躍してくれるのが、重曹水の炭酸ガスパワーです。
http://www.syufu-jitan.com/juusou/kennkou/15.html
http://www.asyura2.com/13/health16/msg/134.html#c48

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147. 中川隆[-13251] koaQ7Jey 2018年6月16日 09:09:49 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15628]

コップ一杯の重曹を飲むことでみるみる健康になる?
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/870.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/454.html#c147
[リバイバル3] 中川隆 _ 医療・健康関係投稿リンク 中川隆
148. 2018年6月16日 09:25:09 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15634]
甘酒・酒粕は肝臓を強化し、髪をふさふさにして肌まで美しくする、飲む”若返り薬”
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/871.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/454.html#c148
[不安と不健康16] “早死にする人”ランキング 短命にある共通点とは…(ZAK×SPA!)  赤かぶ
49. 中川隆[-13256] koaQ7Jey 2018年6月16日 09:27:03 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15634]

お酒は体に悪いけど、甘酒・酒粕は肝臓を強化し、髪をふさふさにして肌まで美しくする、飲む”若返り薬”

衣食住・・・日本文化を見直そう


桃の節句、といえば甘酒・・・。

わたしの子どもの頃も、祖母がよく作ってくれた。お米の香りがして、熱い甘酒をフーフー吹きながら飲んだものだ。しかし、いつの間にか、日本人全体の食卓、暮らしから姿を消してしまった。

温泉地などで、ときおり「甘酒いかがですか?」とふるまわれると、なんとなくホッとする。 これもまた、滅びゆく(滅ぼされゆく?)日本の文化のひとつなのか・・・。


わたしは、最近日本人の衣食任すべてにおいて、その完成度、美的なること、深遠なることに驚き、これをいかにしても残さねば、という熱き思いにかられている。 たとえば、着物に代表される和衣の美しさ。世界の名だたるファッション・デザイナーたちは、こぞってこう言うそうだ。

「日本人よ、キモノだけは滅ぼさないで!」。

着物(KIMONO)の美を、より深く理解しているのは海外のアーティストたちなのだ。

日本民家の美しさに驚嘆したのは来日、滞在する青い目の芸術家たちだ。

彼らは民家を修復、改修して、住みつき、さらに民家保存を訴え続けた。それが昨
今の古民家ブームにつながったのだ。

食もしかり。かつてアメリカ上院栄養問題特別委員会リポートは、日本の伝統的料理こそが、もっとも理想的な食事である・・・と断定、アメリカ国民に推奨した。


アメリカに”餌づけ”された食生活


日本人は、洋風、洋食狂い、カタカナ志向から、そろそろ目覚めるときではないか。誤解を恐れずにいえば、敗戦後の熱にうかされたような欧米志向、模倣こそは、アメリカの巧妙な占領政策に端を発すると確信する。

コカ・コーラ、マクドナルドをはじめとするファストフード、肉食・・・などの流行こそは、まさにアメリカによる敗戦国、日本人の”餌づけ戦略”だったのだ。 さてさて・・・日本人というか、わたし自身が忘れかけている甘酒のはなし・・・に戻そう。

専門書『発酵食品』(中野政肇光琳全書21)には

「・・・甘酒は、米飯もしくはカユに米こうじを加えて糖化したカユ状の食品」

とある。

「名前は酒であるがアルコールを含まないので酒としては取り扱われていない」

「その起源は、清酒のばあいと同様非常に古いことは確か・・・」

といいながら

「でんぷんがアミラーゼ(糖化酵素)で糖化した段階であるから酒以前のものであった、とも考えられるが、これを証明する適当な史実が見当たらない・・・」

とは太古からあったのではないか。なにはともあれ

「砂糖が甘味料として普及する以前の食生活において、重要な甘味食品」

であったことは、まちがいない。

肝臓強化、髪ふさふさ・・・飲む”若返り薬”


日本の発酵食品の研究では、右に出るものがない学者。それが小泉武夫氏(東京農業大学教授)だ。彼は、甘酒の効用についても造詣が深い。 健康雑誌『壮快』(1996年3月号)に寄せた一文にこうある。


「甘酒は、肝臓を強化し、髪をふさふさにして肌まで美しくする、飲む”若返り薬”だ」


これは、なんと・・・!ふつうのお酒は、そのアルコール作用で、飲み過ぎると肝臓を弱めてしまうことは、誰でも知っている。しかし、甘酒は肝臓を強くする効能がある・・・とは呑ん兵衛には嬉しいではないか。

しかし、江戸時代に暑気払いに売り歩いた、というからには、夏バテつまり体の弱ったとき効果があることを、江戸庶民は知っていたのだろう。 小泉教授によれば、甘酒が”若返りの妙薬”であることが判明したのは「酒粕成分」を研究する過程でわかったという。


日本酒と甘酒の違いは、次のとおり。


日本酒は、米と米こうじ、水を仕込み容器に入れて、さらに酵母を加えて増殖発酵させる。米こうじはカビ菌の一種で、米でんぷんを分解糖化させるはたらきをする。酵母は、さらに、その糖分をアルコール発酵させる。

だから、日本酒は、この2段階のバイオ発酵で醸し出されるのだ。酵母が増殖したものを”もろみ”と呼ぶ。さらに20日ほど発酵させて、袋に入れて加圧すると芳香鮮烈な原酒が垂れほとばしる。これぞ初搾り原酒で、これがじつに旨い!さて、この袋のなかに残ったものが酒粕である。


甘酒は酒粕をいただくのと同じ


甘酒の作り方は、まずドロドロのおかゆに米こうじを加える。その、こうじ菌作用で米でんぷんを糖化させてできあがり。だから、ほんのり甘い。「酒になる一歩手前の状態といえる」(小泉教授)。

酵母菌でアルコール発酵していないので、むろんアルコール分はなく、子どもでも飲めるわけだ。

どちらにせよ、酒粕と甘酒は、同一成分といってよい。つまり甘酒を飲むということは、酒粕をいただくことと同じなのだ。『壮快』(前出)でも小泉教授は「酒粕と甘酒は栄養的に同じものと考えてかまいません」と述べている。


では、甘酒(酒粕)が、肝臓に効能がある・・・とは、どういう理由からだろう?


ポイントはこうじ菌である。酒づくりに使われる米こうじは、蒸した米にこうじ菌というカビを繁殖させたもの。蒸米にこうじ菌胞子をまき、一定温度を保つと48時間後には、蒸米表面から内部にかけて、びっしり菌糸が覆い米こうじができあがる。この米こうじは日本酒の原料だけでなく、味噌やお酢、そして甘酒づくりにも欠かせない。


ペチプドによる細胞活性化作用


小泉教授によれば「そのこうじ菌の中に、わたしたちの体にとって重要な機能をもつ物質が次々と発見されて注目を浴びている」という。

つまり


「こうじ菌が、人体の健康維持や老化防止に役立つ”機能性物質を生産している」


のだ。その代表がペプチドである。これはたんぱく質が分解されてアミノ酸に変わる中間過程で生成される物賃酵母菌は、酒粕中で一部、自らの菌体も分解する”自己消化”と呼ばれる作用を起こす。そのようにして菌体を構成するたんぱく質を分解してアミノ酸を増やしていく。

さまざまな研究によって、この酒粕に含まれるペプチドには、人間の細胞強化作用が発見された。たとえば、弱った肝細胞もペプチドで活性化される。夏バテも、体全体の細胞がグッタリ弱った状態。それに”酒粕ペプチド”は活を入れてくれるのだ。江戸庶民の暑気当たりに甘酒・・・という知恵は、じつに医学的根拠があったのだ。


”こうじ酸”の老化防止、若返り効果


『壮快』誌から、小泉教授の甘酒礼讃を、少し引用してみよう。


「・・・酒粕や甘酒は、アルコール濃度のきわめて低い食品です。これを適量摂取することは、肝臓を健康にすると考えられるでしょう」。


その他、甘酒に含まれる機能性物質として”こうじ酸”を挙げる。この物質にも「老化防止や若返りの効果が期待できる」


という。


「地球上には、何千、何万というおびただしい数の微生物(菌類)が存在していますが、この”こうじ酸”という物質は、こうじ菌だけが生成することのできるきわめて特殊な物質です。

この”こうじ酵”が、最近、養毛剤や育毛剤に入れられていることは、知っている人も少なくないでしょう。これは、”こうじ酸”の特殊な還元作用によって、老化して弱った頭皮や毛穴を矯正し、活力をとりもどす効果があるためです」


「”こうじ酸”を含んだ甘酒を適量飲むことでも。老化した部位に作用して、育毛や美肌の効果が得られるのではないかと思います」


甘酒には、その他、ビタミンB1、B2など重要なビタミンやミネラル類も多く含んでいる。以上述べた栄養素は、すべて肝臓機能を健康に保つためには不可欠のものばかり。小泉教授はこう締めくくる。


「肝機能が弱っている人、アルコールで肝臓を酷使している人に、ぜひ甘酒をおすすめしたい・・・」


発酵飲料ヨーグルトの落とし穴


甘酒と似た発酵飲料に、ヨーグルトがある。東の甘酒、西のヨーグルト・・・といえるだろう。

東欧諸国などに古くから伝わる発酵乳の一種。「生きた乳酸菌が腸内有害菌を抑える」というふれこみで、日本でも大変なブームだ。日本でも愛飲している人は多いだろう。それよりも多いのは、その大衆版ともいえるヤクルトだ。これも”生きた乳酸菌”が売り物。しかし、これに異を唱える学者も多い。たとえば母乳育児の推奨で知られる小児科医の真弓定夫医師は

「ヨーグルトは飲まないはうがよい」

と指導している。


その理由の第一は乳製品自体がもつ問題点。


なるほどヨーロッパ民族は酪農とともに生きてきた。その理由は


「寒冷気候が厳しく穀物が育ちにくい風土だったので、乳製品を代替食として摂取するうちに2000〜3000年かけて乳糖分解酵素(ラクターゼ)が大人になっても生成される特異な体質へ適応している」から・・・


という。あらゆる哺乳類は、乳離れとともにラクターゼ分泌はピタリと止まる。それ以降は乳を受け付けなくなる。自然の摂理である。


それに逆らって乳製品をとり続けると、体はそれを異物と認識してアレルギーなどさまざまな異常反応を起こす。

牛乳を世界で最も飲むノルウェー人の骨折率は日本人の5倍という。

牛乳の過飲が骨カルシウム脱落を促進しているのだ。

牛乳を飲む人ほどガン、精神的不安定、暴力行為さらに白内障などが多いとは、その異常反応の現れだろう。


ヨーグルト、ヤクルトなど”生きた乳酸”が豊富・・・と謳うのも滑稽・・・


と真弓医師は指摘する。


「生きた乳酸菌ならお漬物を食べればいいのです。乳酸菌がたっぷりです。

カルシウムなら昆布でダシを取った味噌汁で十分です」


つまりは甘酒は、ヨーグルトに勝る。

発酵飲料も、カタカナから、ひらがなへ・・・このキーワードを胸に刻みたい。

http://blog.livedoor.jp/macrobi/archives/25020044.html


月桂冠総合研究所 2007-05-10

植物性乳酸菌で発酵した融米造り酒粕は、肥満・脂肪や健忘、脱毛を抑制する


 脂質代謝を改善して体重や腹腔内白色脂肪組織の増加を抑制し、血清中性脂肪の上昇を抑制する効果が高まるとともに、健忘症や抗がん剤による脱毛を抑制する──。

月桂冠総合研究所は、耐熱性αアミラーゼを用いた液化仕込みで生産される酒粕(液化粕)を、植物性乳酸菌GKS-KN2株(Lactobacillus brevis)で発酵した素材が、数々の健康効果を発揮することを見いだした。京都市で開かれる日本栄養・食糧学会第61回大会で、2007年5月19日に発表する。

http://www.gekkeikan.co.jp/RD/research/new006.html
http://www.gekkeikan.co.jp/RD/research/product005.html
http://www.gekkeikan.co.jp/company/news/201005_01.html


ホンマかいな…酒かすが肝臓保護、月桂冠が研究 (2010/6/4、読売新聞)


かす汁など冬の家庭料理で親しまれている酒かすに含まれる成分が、肝臓を保護する効果があるという研究結果を、月桂冠総合研究所(京都府伏見区)がマウスを使った実験で明らかにした。

記事によれば、酒粕に含まれている成分が、肝臓を保護する効果があるそうです。どのようなものが肝臓を保護してくれるのでしょうか。

強い酸化力をもつ「活性酸素」が体内で増えると、臓器が傷つくなどして、様々な病気を引き起こす。特に肝臓は血液にのって活性酸素や過酸化脂質が集まりやすく、酸化を防ぐことが重要だと考えられている。

同研究所の堤浩子・副主任研究員、大浦新・副主任研究員は、日本酒を製造する過程で副産物としてできる酒かすの約6割を占めるたんぱく質に注目。 これを酵素で分解してペプチドと呼ばれる断片にし、その働きを調べたところ、肝臓内で活性酸素を防御する働きがあるグルタチオンという物質と同様の酸化抑制作用があることを確認した。

さらに、マウスの腹部に肝障害を引き起こす薬剤を一定期間、注射し続け、その間、グループごとに様々な餌をやる実験を実施。その結果、肝障害の指標となるGOTとGPTの数値について、普通の餌を食べさせた場合を100とすると、断片の入った餌をやったグループでは、それぞれ39と26だった。

一方、酒かすをそのまま食べさせた場合は、普通の餌より両方の数値とも低かったが、断片入りの餌ほどには効果が出なかった。 このことから堤研究員らは、酒かすに含まれる成分に肝機能保護や肝障害予防の効果があると結論づけた。

http://kanzoo.wordpress.com/2010/06/04/%E9%85%92%E7%B2%95%E3%81%8C%E8%82%9D%E8%87%93%E4%BF%9D%E8%AD%B7%EF%BC%8D%E6%9C%88%E6%A1%82%E5%86%A0%E7%A0%94%E7%A9%B6/


酒粕の効能


酒粕とは日本酒の製造過程でできる濾過残存物です。近頃は発酵食品が注目されていますが、酒粕もその一種類の中に含まれます。

最近、愛媛大学医学部奥田教授、秋田大学医学部滝沢教授、国立ガンセンター平山博士、倉敷芸術大学須見教授、京都大学吉川教授、月桂冠(株)総合研究所、等の研究により、日本酒や酒粕には健康面できわめて期待の持てる、様々な発酵による生成物質が含まれている事が明らかになってきました。


@ 糖尿病予防

食物中の澱粉質は、体の中のアミラーゼという消化酵素によって、ぶどう糖に変ります。 血糖(血液中のぶどう糖)は、膵臓で造られるインスリンの作用で脂肪細胞に取り込まれ、脂肪に変ってエネルギー源となります。糖尿病は、インスリンの作用が妨げられ、血糖が脂肪細胞に取り込まれずに増えてしまう病気です。
結果として、血糖は筋肉に入っていかず、尿にぶどう糖として出てしまい、いくら食べてもエネルギー源が確保できないと言う、大変なことになります。

一方、体内にはインスリンとは逆の作用をするホルモンがあり、そのあるものは脂肪細胞の脂肪を分解します。(糖尿病になると患者が急に痩せるのはこの為です。)しかし、正常時はインスリンとこのホルモンはバランスをとって存在しています。

このホルモンの働きを弱めてやれば、インスリンは作用しやすくなります。

愛媛大学医学部奥田教授は、酒粕中に、インスリンに似た働きをする物質があり、このホルモンの働きを弱めて、脂肪の分解を抑制する事を発見しました。
この事から、酒粕が、糖尿病予防に役立つのではないかと期待されます。


Aガン抑制

私たちの体の中には、ガン細胞と正常な細胞を見分けて、ガン細胞だけを殺すリンパ球があります。その代表がNK(ナチュラルキラー)細胞と言われております。
愛媛大学医学部奥田教授は、酒粕中の生理活性物質とその医学的効果の研究において、酒粕はリンパ球のガン細胞を殺す作用(NK活性)を強める、すなわち、 NK細胞の活性促進物質がある事を明らかにしました。また、(株)月桂冠総合研究所は、清酒や酒粕中に、ガンを予防する物質(αーハイドロオキシ酸)を見つけました。

この他、秋田大学医学部の滝沢教授は、清酒中にガン抑制物質が含まれることを発見し、国立ガンセンターの平山博士は、長期の疫学調査の結果、日本酒を飲む人の方が飲まない人より、大腸、胃ガンにかかる危険性が少ないと報告しています。

これらのことから、酒粕が、ガン抑制に役立つのではないかと期待されます。


Bガン患者の激ヤセ防止

ガンにかかると、お腹が空かない為に、あまり食べられず、その結果、痩せるといった症状がでます。
これは、ガン細胞から出るトキソホルモンLという物質が、体内の脂肪を溜めている脂肪細胞に作用して、中の脂肪をドンドン分解したり、また、脳の満腹中枢を刺激して、何時も満腹感を覚えさせて食欲を低下させるからと言われております。愛媛大学医学部奥田教授は、マウスを使った実験で、酒粕にはこのトキソホルモンLの働きを妨害するグルコサミンなどの物質が含まれている事を明らかにしました。

この事から、酒粕が、ガン患者の急激な痩せを防ぐと共に、食欲も増すので、ガン患者の闘病体力の維持に役立つのではないかと期待されます。


C高血圧の抑制

生活習慣病の中で、高血圧は、狭心症、心筋梗塞といった心臓疾患や、脳溢血などの脳疾患を引き起こす恐ろしい因子です。

血圧は、色々なシステムによってバランスよく制御されています。中でも、重要な調節系に、腎臓から分泌されるレニン及びカリクレインという物質があります。血圧を上げる仕組みは、レニンが血中のタンパク質を分解してアンジオテンシンなる物質を作り、これが血管を収縮させたり、交換神経を刺激して、血圧を上げます。血圧を下げる仕組みは、カリクレインが、肝臓から分泌されるキノーゲンに作用してキニンという物質を作り、これが血管を拡張させて、血圧を下げます。これらがバランスを取りながら血圧を調整しているといわれています。

ところが、ここにアンジオテンシン変換酵素(ACE)なる迷惑な物質があって、これが血圧を上げるアンジオテンシンの働きを強め、血圧を下げるキニンの働きを弱めます。 高血圧の患者は、この酵素の活性が強くなりすぎているので、これを阻害してやると血圧が下がります。

(株)月桂冠総合研究所の川戸博士は、この酵素を阻害するペプチドという物質を日本酒から3種類、酒粕から6種類発見し、実験用高血圧ラットに与えて血圧の降下を確認しました。中には、市販の血圧降下剤に匹敵する降下を示すものもありました。

この事から、酒粕が、高血圧症の予防に役立つのではないかと期待されます。


D肥満予防

人間の体は、食べた物が脂肪細胞の中に脂肪として蓄えられ、これが運動エネルギーとして消費されます。この時に、消費よりも、蓄積される脂肪のほうが多いと太ることになります。

先ず、食べた澱粉は溶け、これが消化酵素αアミラーゼによって分解され、グルコース(ぶとう糖)になります。このグルコースは小腸から吸収され血液に入って血糖になります。しかし、これだけでは、ただ血糖として存在するだけで、脂肪細胞に取り込まれません。ここで、澱粉がふどう糖に変る速さ、即ち血糖の上昇に刺激されて、その上昇の速さ以上の速さで膵臓からインシュリンが分泌されます。このインシュリンが血糖を効率よく脂肪細胞内の脂肪に変えていきます。

つまり、太るという事は、血糖とインシュリンの両方が揃った時に初めて生じます。愛媛大学医学部奥田教授は、酒粕中に、αアミラーゼの作用を妨げる、即ち澱粉の分解を抑制する物質が含まれている事を発見しました。この物質により、澱粉の分解が遅くなる為、インシュリンはあまり上昇せず、したがって、血糖も脂肪細胞に取り込まれないことになり、脂肪の蓄積が少なくなります。

この事から、酒粕が、肥満防止に役立つのではないかと期待されます。


E健忘症予防

老年になって起こる痴呆の主なものに、脳血管性痴呆と老年痴呆(アルツハイマー型 老年痴呆)があります。この老年痴呆は、原因も治療方法も現在は不明で、医学界も全力で取り組んでいるよう です。その中で、パソプレッシンというタンパク質が注目されているそうです。

パソプレッシンは大脳にある、記憶の保持・学習機能・神経伝達に関与しているホルモンで、 プロリルエンドペプチターゼ(PEP)という酵素によって分解されます。本来、この二つはバランスが取れて、正常なシステムとして働いていますが、何らかの 原因でバランス調節がくずれ、例えばPEPがパソプレッシンを異常に分解する事により、記憶や学習能力を低下させ、これが痴呆症状の発現に関係があるのでは?・・と考えられているそうです。

(株)月桂冠総合研究所のグループは、PEPの働きを阻害する物質が、 日本酒の中に3種類、酒粕中にも3種類含まれている事を発見しました。 そして、マウスによる実験でその効果を確認しました。
この事から、酒粕が健忘症の予防に役立つのではないかと、 期待されます。


F脳梗塞予防への期待

脳には多くの脳細胞があり、血液によって大量の酸素・ 栄養物がその脳細胞に供給されています。従って、血液の流れに障害が起こると大変な事になります。

脳梗塞は脳内の血管が詰まる為に起こり、これには心臓など他から血栓が 飛んできて脳内血管を詰まらせる脳塞栓、脳内の血管自体に動脈硬化が起きて血栓が出来る脳血栓があります、(血栓は血液が凝固したものです。)
私たちの血液は、必要な時は固まり、必要がなくなるとそれが溶けるようにできています。つまり、血液の固まりを溶かすウロキナーゼという酵素が分泌され、血液がスムースに流れる様にな っています。この他にも、血栓を溶かす物質にプラスミノーゲンがあります。

日本酒や酒粕の中には、体内でこのウロキナーゼの合成を促進させる酵素やプラスミノ ーゲンに働いて血栓を溶かす物質も含まれている事が分かってきました。

これらの事から、酒粕が、脳梗塞の予防に役立つのではないかと期待されます。


G骨粗しょう症予防

私達の骨は、分解と合成を繰り返しています。 古くなった骨は血液中に溶け出し(骨吸収)、新たに骨になる細胞が作られます(骨形成)。骨吸収と骨形成のバランスが崩れ、骨吸収の方が早くなると、骨はスカスカになり、骨粗しょう症となります。

私達は年を重ねると、骨の組織(骨コラーゲン)を壊すカテプシンLという物質を分泌すようになります。 その為に、骨形成より骨吸収の方が早くなります。

(株)月桂冠総合研究所は、日本酒を造る麹の中から、カテプシンLの働きを阻害する物質を3種類も見つけ、しかもその働きは強く、それは酒粕でも見られました。

このことから、酒粕が骨粗しょう症の予防に役立つのではないかと期待されます。


Hアレルギー体質改善

現代病の1つにアレルギーがあります。

本来、体は外敵の侵入に対し、これに対抗する抗体(と呼ばれるタンパク質)を作り、リンパ球(白血球)を増やして外敵を退治し、次に同じ外敵が侵入してきた時には、既に作られている抗体や増えているリンパ球で直ちに外敵を排除し、病気を防ぐ免疫という仕組みを持っています。

この仕組みが敏感に働きすぎて、自己の組織にまでも影響を及ぼすのがアレルギーと 言われています。アトピー性皮膚炎や花粉アレルギーは、カテプシンBという酵素によって作られる免疫グロブリンが原因で引き起こされるアレルギーと言われております。

(株)月桂冠総合研究所のグループは、日本酒や麹の中に、このカテプシンBの働き を阻害する物質が含まれている事を発見しました。
この事から、酒粕がアレルギー体質の改善に役立つのではないかと、期待されます。


I狭心症、心筋梗塞、動脈硬化予防

心臓は血液ポンプですから、他の臓器より多くの酸素・エネルギーが必要です。

この心臓を動かす筋肉(心筋)に、酸素・エネルギーを供給する血管が狭くなって、血流が低下し、心筋の動きが悪くなったり(狭心症)、血液が流れなくなり、心筋への酸素・栄養補給が阻害されると、心臓の収縮力・リズムが乱れ。大変なことになります(心筋梗塞)。血流を悪くさせるものに、血液自体に血栓がある事や悪玉コレステロールによって血管の内膜が厚く・固くなる事(動脈硬化)がありますが、最近は動脈硬化によるものが多くなっていると言われています。

(株)月桂冠総合研究所の川戸博士らは、ラットによる実験で、酒粕には、血清や肝臓中の総コレステロールの上昇を著しく抑え、善玉コレステロールを増やす働きがある事を明らかにしました。これは悪玉コレステロールが減っていることも意味します。また、倉敷芸術科学大学須見教授は、日本酒は、動脈硬化、脳卒中の予防に効果があることを報告しています。

これらの事から、酒粕が狭心症、心筋梗塞などの心疾患や動脈硬化の予防に役立つ のではないかと期待されます。


J美白効果への期待

シミ・ソバカスは、皮膚のメラニン色素の沈着により起こります。

このメラニン色素の発現は次のメカニズムによります。即ち、アミノ酸の一種のL−チロシンにチロシナーゼという酵素が作用して、ドーパクロムという メラニン色素になる前の物質ができます。このドーパクロムがメラニン色素に変わる事により、シミ・ソバカスができたり、日焼けして皮膚が黒くなったりします。
しかし、チロシナーゼの働きを阻害する酵素を加えると、ドーパクロムは生成できません。このチロシナーゼの働きを阻害する物質の代表の一つが、遊離リノール酸で、酒粕には大量に含まれています。

この事から、酒粕には美白効果があるものと、期待されます。

昔から、酒造りに携わる人の手は白くつやがあるといわれるのは、この為でしょうか。

http://www.sakekasu.com/nutrition.html


酒粕を用いた民間療法


(A)ヤケドの塗り薬

◆ヤケドしたところをよく冷やした後、板粕の表面をよくあぶって殺菌し、それをよく冷ました後、傷口の表面に貼る。(ヤケドによる熱を早くとることが出来、酒粕の成分により、治りも早い)


(B)喉が痛いとき

◆ガーゼに酒粕を延ばして置き、それをガーゼで包み、喉にしばらく乗せておく。(喉の痛みがすーっと消える)


(C)ひび・あかぎれに

◆ひびの場合は、酒粕を水でどろどろに練り溶かし、患部に塗る。しばらくして洗い流す。これを何日か続けることにより、ひびが治るだけでなく、手もつるつるになる。
◆あかぎれの場合は、柔らかめの酒粕を患部に塗って、バンソウコウで止めておく。(酒粕は、皮膚関係には万能薬のように使える)


(D)捻挫や腰痛の湿布に

◆酒粕をガーゼで包んで患部に貼る。(腫れがひき、痛みも和らぐ。)

http://www5.plala.or.jp/fmartkoyama/sakekasu.htm


酒粕をもっと食べよう


日本酒を絞ったあとの粕が酒粕だが、これは発酵食品であって、エンザイム(酵素)の宝庫であり、酵母に含まれるビタミン・ミネラルの宝庫でもあり、善玉微生物の宝庫でもある。食物繊維も多い。なにより安いのが魅力である。

 アルコールが含まれるので、長期保存に耐えられる。冷蔵庫に保管するとずっと腐らない。マイナス18度以下なら3年も品質が劣化することはないそうだ。冬の初めに買って、「春過ぎて夏来にけらし酒粕の…」になっても食べられる。 もっと活用されていいと思う。

 酒粕には糖尿病治療、高血圧予防、美肌作用が認められ、ほかにも肥満や骨粗鬆症、ガン抑制作用等の生活習慣病予防などに関する研究がすすめられているのだそうだ。
 
 ただ固まっているので、溶かすのがやや面倒である。一晩水に漬けておけば溶解しているから、どうってことはないのだが、このひと手間を惜しむべきではない。 私はよく粕汁もつくるが、味噌汁に少量入れるのが手軽だ。

 寿司酢は、酒粕を原料に酢酸発酵させたもので、赤みを帯びることから「赤酢」と言われる。わさび漬けや粕漬けの床にもなる。

 酒粕料理の代表は、粕汁と甘酒であろうか。
 そのほかにも、クラムチャウダーやパンに混ぜ込んだり、味噌粕漬け物もいい。
 酒粕をラーメンに入れたり、シチューなどにも入れる。
 ホウレンソウの和え衣にも使える。
 そのまま火にあぶって食べるのもいい。

 レシピは以下を御覧いただきたい。

https://www.google.co.jp/webhp?hl=ja#hl=ja&q=%E9%85%92%E7%B2%95+%E3%83%AC%E3%82%B7%E3%83%94&spf=1497090417621
http://www.shikisakura.co.jp/zatugaku/a015tyouri.htm
http://search.allabout.co.jp/s.php?qs=%8E%F0%94%94&x=13&y=8


 大事なことの一つは、酵母が生きているものでもあり、酵素の作用も大事なので、あまり熱を加えないことであろう。味噌汁の味噌もそうだが、ぐらぐらと煮てはいけない。酵母も酵素も死んでしまう。だから酒粕を油で揚げるのは、たとえおいしくても栄養的には不合格だ。

 シチューやラーメンに入れるときは、煮炊きして完成してから、仕上げにやや温度が下がったところで酒粕を入れるほうがいい。

新谷弘実医師によるエンザイム(enzyme 酵素)の説明を引用しよう。

      *      *      *

 酵素とは、簡単にいえば、いろいろな生命活動を司る「生命力」、もしくは「生命エネルギー」というべき存在です。生命あるところに必ず酵素があり、動物でも植物でも、酵素が土台となって生命エネルギーを生み出しているのです。植物の芽が出る、果実が実る、葉が紅葉するなどの一連の生命活動には、酵素が重要な働きを果たしています。

 私たちの体にとっても、同じことがいえます。人間の体のなかで酵素は、


1.体の恒常性(体温や血圧、神経などが意思とは無関係に常に同じように動くこと。ホメオスターシスともいう)を維持する。免疫力や自然治癒力を正常に保つ。

2.細胞の再生や修復をしたり、神経やホルモン系のバランスを調整する。

3.食べた食物を消化する。

4.体外から入ったり、体内でできた毒物を解毒する。


 などの働きをします。

 このような大事な働きをするにもかかわらず、医学や栄養学の分野でこれまで酵素の働きについて重要視されることはありませんでした。それは酵素の分析や合成が可能でないことから、研究が遅れたためだといわれます。(『ニューヨーク式腸の掃除法』主婦の友社)

      *      *      *

酵素には、生まれながらに持っている体内酵素のほかに、大きく分けると、体内でつくられるもの、食物から摂取するものがある。

 働きで分けると、消化酵素(食べ物が消化吸収される過程に担う)、代謝酵素(栄養素が細胞で働けるよう手助けする、毒素や化学物質を解毒する)、それに食物酵素(動植物の生きた食べ物に含まれる)になる。

 ビタミン・ミネラルは補酵素であって、肝心の酵素をうまく働かせるために必要なものなのだ。肝臓は500種以上の酵素を使っているが、酵素が働くためにビタミン・ミネラルが必要だし、逆に、酵素が十分でないと、ビタミン・ミネラルやほかの栄養素が利用されない。

 消化酵素と代謝酵素は、生まれながらの酵素(潜在酵素)から体内でつくられるもので、片方に多くの酵素が使われると、片方の働きがおろそかになるそうだ。「その結果、欠乏や消耗が多くなると、ガンや生活習慣病をはじめとするさまざまな病気を招く原因になると考えられ」それゆえに「体内酵素が欠乏したときが寿命の尽きるとき」と新谷医師は説く。
 
 健康を保つためには、酵素を減らさない生活習慣や食事が大事だというのである。 酵素は高分子タンパク質で、体内である物質をほかの物質に変える触媒の役目を果たす。その数は3000種以上はあるとか。

 ちなみに、花王とかライオンとか、洗剤や歯磨き剤を作っている会社の研究所では、全国の土を集めては、その中から新たな酵素を発見しようと地道な研究をやっている。で、歯を白くする酵素を見つけた、と言っては製品化する。


Unknown (奈々氏) 2010-05-13 10:46:58

私も酒粕ファンですので、ブログ主様が酒粕を取り上げてくださって嬉しいです。
酒粕は冷凍すれば持ちますので、私は冷凍庫で酒粕を計2キロほど常時保存しています。
酒粕を太陽石で作った水に数時間つけて、ミキサーなどでかき混ぜると、ヨーグルトのようなものができ、これにジュースや梅酒などと混ぜてカクテルのようにして毎日飲んでいます。また、魚の切り身が余ると粕漬けにして保存します。溶かさなくても、そのままグリルなどで焼いて、お好みでおしょうゆや、ハチミツなどをつけて食べるのもなかなかおつなものです。

私の健康法というか日々の食事はお米とお豆につきておりまして、特にお米は、米ぬか(玄米、ぬか漬け)、酒粕、日本酒、と日本人と切っても切れない食そのものなのですね。だから、日本人は、玄米、味噌汁、ぬか漬けを基本に日々食べていれば、それ以上のものはいらないと思います。


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酒粕を使って放射能汚染された魚を安全に食べる為の“賢い下味テクニック”


  魚から汚染物質を出すのに、最も効果的な調味料とは? 

醤油や味噌、酒粕は染み込む力が強く、その分、逆にいろいろな汚染物質を引き出す力を持っています。

  ですから、醤油や味噌、酒粕で下味をつける方法は、魚を安全に食べる賢いテクニックです。下味をつけた後、煮る、焼く、揚げる。調理法はいろいろです。

  まず、醤油を主体とした調味液を倍に薄めて魚をつけ、5分程置いてから取り出し、新しい調味液で煮付けます。カレイやメバルの煮漬けはこの方法で。1度、調味液につけて汚染物質を引き出し、改めて煮込む事で安全度を高めます。ブリ、カツオ、カジキマグロなどは、醤油を主体にした調味液に5分ほど漬けた後、つけ焼きや照り焼きに。

  「サバの竜田揚げ」「アジの南蛮漬け」「イサキの香り揚げ」などの料理は、調味液で下味をつけてから揚げ物にします。また、つけて1日ほど置いた味噌漬けや粕漬けを焼く時は、味噌や酒粕を丁寧に落します。床の味噌や酒粕は、魚から染み出た汚染物質が残っているわけですから、もったいなくても捨てること。 
http://www.long-life.net/new_page_825.htm
http://www.long-life.net/new_page_826.htm
http://www.long-life.net/new_page_827.htm

http://www.asyura2.com/13/health16/msg/134.html#c49

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