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[番外地6] セックスと暴力。このふたつが密接に結びついている理由 中川隆
3. 中川隆[-7652] koaQ7Jey 2017年5月13日 09:29:59 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

信心深い人間ばかりのインドでは何故か更に性暴力が酷いんですね:


レイプ大国インドの実態 2013年3月1日
顔に硫酸、素手で腸を出す……信仰とカーストが生んだ獣たち

ITを中心に高度成長の真っ只中にあるインド。しかし……。

 インド政府の統計では、性的暴行が20分に一件。

 2月20日、インドのメディアは、インド西部マハラシュトラ州で、6歳と 9歳、11歳の姉妹 3人が性的暴行を受けた後に殺され、遺体が井戸に捨てられる事件が起きたと伝えた。姉妹は14日に行方不明になり、16日に通学かばんや靴と共に遺体が発見された……。 

 しかし、インドではこの事件以前から残忍な強姦事件が相次いで起こっている。
1月には 32歳の子供連れの女性が、集団レイプされたうえに殺害。
遺体は木につるされた状態で見つかった。

また、32歳の男が顔見知りの女児を拉致。レイプ後に殺害……など。

 そして、インドでレイプ事件が大きく取り上げるきっかけとなった事件は、昨年12月に起きていた。

■インドを揺るがす社会問題の発端となったレイプ事件  凶悪犯罪と無関心を装う周囲

 昨年12月16日夜、首都ニューデリー。当時23歳の女子学生は、28歳の恋人の男性と映画鑑賞後に帰宅しようとしていた。帰宅時間が予定より遅くなり、三輪タクシーもつかまらなかった。そこへ、未成年の容疑者が彼らを私営のバスに乗るように誘い込んだ。多少のためらいはあったものの、私営の乗り合いバスに乗車。あとで分かったことだったが、実は過去に事件を数件起こしたこともあるという、無認可のバスだった。

 乗車後、運転手の男が猥褻な言葉を投げかけ、同乗の仲間もからかいながら言いがかりをつけてきた。

 恋人の男性はバスを止めるように要求した。が、すでにカギはロックされていた。男らは金属の棒で男性を殴り、女性の衣服を刃物で裂いて集団でレイプし始める。男性は暴行を阻止しようとしたが、金属の棒でメッタ打ちにされた。

 男らは、代わる代わる暴行しただけでなく、金属の棒で女性を殴り、局部に鉄の棒を突き刺して腸を引っ掻き回し、なんと素手で腸を引きずり出すという蛮行にまで及んだのだ。

 男らは、2人の身元がわからないように、持ち物、携帯電話を奪い、服も全部剥がした。そして、全裸の2人をバスの外に放り投げたうえ、証拠隠滅のため、バスで轢き殺そうとしたのだった。そして、男性は自ら重傷を追いながらも、女性をバスの下からひきずり出し救った。

 男性は全裸で血まみれの状態で何度も周囲に助けを求めたが、車やバイクは何台も通り過ぎていった。人々も通り過ぎていった。誰もが見て見ぬ振りをしたのだった。数十人の人が集まって話をしていたが、好奇の目で見るぐらいで誰も助けようとはしてくれない。

「服が欲しい。誰か救急車を!」……と、叫んだが、誰も振り向かなかった。

 ようやく来た警察に悲痛な訴えをしたが、無視されるだけ。結局、救急車は来ることなく、パトカーで病院に運ばれるまで2時間以上もかかったのだった。

 激しい暴行を受けた女性は、病院でやっとシーツの切れ端が与えられただけだった。女性は頭部や内蔵に損傷を受けていたが意識はあった。

 被害者の女性は大学の成績もトップクラスの優秀な学生であった。日夜勉学に励み、将来は収入を得て親孝行するのが夢だったという。彼女は入院中、母親に何度も「ごめんなさい」と謝り、「生きていたい」とも話していたという。彼女はジェスチャーで、「私は天に向かっている」と家族に伝えた。しかしこれが最期の言葉となったのだった。

 女性は繰り返し強姦された上に、鉄の棒で性的暴行を受け、腸管を損傷していた。臓器移植を受けるためにインドから医療環境の整ったシンガポールに搬送されたが、29日に息を引き取った。

 男性自身も骨折などの重傷で、恋人を救えなかったことによる心の傷に今も苦しんでいる。被害者の友人の証言によれば、2人は2月に結婚式を挙げる予定であったという。


インド社会が抱える闇 カースト制度、男尊女卑がもたらした恐るべき因習

 インドでは今、急激に凶悪なレイプ犯罪が問題となっている。
しかし、これは過去から黙殺されていたものが明るみに出たに過ぎない。

 実は、インドでのレイプ犯罪は日常茶飯事。

夜中に複数の男に家に侵入され、

抵抗したら硫酸をかけられ顔を破壊された女性。

レイプ被害を警察に訴えても相手にされず、挙句の果てに犯人との婚姻を勧められて自殺した少女など。


しかも、加害者の男はお咎めなしで釈放される……。


これには、宗教的な思想が少なからず影響しているはずだ。

 インドでは、国民の約7割がヒンズー教である。ヒンズー教にはカースト制度という世界的にも有名な身分差別がある。大きく分けて以下の4階級からなっている。


1. バラモン(司祭)
2. クシャトリア(王族・武士)
3. ヴァイシャ(平民)
4. シュードラ(奴隷)

 そのほかに、カーストに属すこともできない人々がおり、その人々は「アチュート」、「不可触賎民(アンタッチャブル)」といわれている。この身分の人は、触れたり見たりしたら汚れる人々とされ、人間扱いされない。彼ら自身は、自分たちのことを「ダリット」と呼んでいる。

「インド独立の父」と讃えられるマハトマ・ガンディーは、ヴァイシャ(平民)出身。
ヒンズー教徒の彼は、最下層のダリットには同情的であったが、カースト制度自体をなくそうとはしなかった。なぜなら、カースト制度は、ヒンズー教の根底となる制度。ヒンズー教では、輪廻転生の概念があり、今の人生を一生懸命頑張れば来世で上の階層に行けるという教えがあるのだ。
なので、カースト制度をなくすことは、ヒンズー教の信仰そのものを否定することになってしまうのだ。

 昨年11月には、小さな村に住む最下層のダリットの16歳の少女が 3時間近くにわたり 7人の男にレイプされた。男たちの1人がレイプの様子を携帯で撮影。その映像を村中に流され、それを見た被害者の父親は絶望し殺虫剤を飲んで自殺した。

 また、別の村の 16歳のダリットの少女が、昼食を取ろうと畑から自宅に向かっていたところ、2人の男たちに別の家屋に連れ込まれ、レイプされた。叫び声を聞いた父親が現場に駆けつけたときには、男たちの姿はなかった。少女はその後、灯油をかぶり焼身自殺した。

 そのほかにも、ダリットの女性はレイプされたうえに、手足を切断されたり、火あぶりにされたり、人糞を食べさせられることを余儀なくされたり、悲惨な事件が後を絶たない。低カーストやダリットの女性に対するレイプは上位カースト男性の力を示すものであり、彼女らは常にレイプの危険にさらされているのだ。

 しかし、このカースト制度がもたらした影響だけが、レイプ犯罪を誘発しているわけではない。昨年12月にバス車内で起きた集団レイプ事件の被害者女性は中流階級のカーストだったといわれている。

 インドには、カースト制度がもたらすレイプ事件誘発以外に、強烈な男尊女卑が残っているのだ。

 未亡人殉死の恐るべき因習「サティ」。夫が死んで火葬されるとき、妻も火に身を投げて自殺することを強要させるというもの。これは近年まで続いてきた。

 さらに、女性が結婚する時に持参金を持ってくる「ダウリー」という制度。法的には禁止されているものの、まだまだ健在である。嫁から持参金を搾り取るために、虐待したり、充分でないと火をつけて焼き殺したりする場合もある。ダウリー殺人と言われる。

 こうした女性に対する暴力はインドで繰り返され、犠牲になる女性たちがどんなに多いことか。女性が危害を加えられたところで警察が動くこともなければ、裁かれることもない。女性に対して罪を犯しても罰せられないことがまかり通っているインド社会では、「女性に対していくらでも酷い虐待をしてもいい」という認識に繋がっている。


カーストが生んだインドの進歩

 ちなみに、カーストは親から子へ代々継承されるので、その家に生まれたら生涯カーストの階層を変えることはできない。ほかのカーストのとの婚姻は不可能。それぞれのカーストによって就ける職業にも制限があり、カーストの最下層は死体処理や糞尿処理など人の嫌がる仕事しか与えられないのが現状だ。唯一そこから逃げ出す方法が、新しい職業であるIT産業。インドでIT産業が急速に成長している理由には、実はカースト制度が深く関係しているのだ。ITと宗教とカースト制度。この3つが、今後のインドの行く末を左右していくのだろう。
http://news.livedoor.com/article/detail/7458790/  


強姦事件の被告、「女は黙ってレイプされろ」 インド 2015.03.04


ニューデリー(CNN) インドで女性を集団強姦(ごうかん)して死亡させた罪で死刑判決を言い渡された男が英BBCテレビのインタビューに対し、

「(被害者の女性は)黙ってレイプされればいいんだ」

と言い放った。ニューデリー警察は3日、混乱を引き起こす恐れがあるとして、裁判所がこのインタビューの公表を禁じたことを明らかにした。

被害者の女性(当時23)は2012年にバスの中で男5人に暴行されて重傷を負い、シンガポールの病院で2週間後に死亡した。

この事件で、バスの運転手だったムケシュ・シン被告を含む5人が集団強姦罪に問われて死刑を言い渡され、4人は判決を不服として控訴している。

BBCはドキュメンタリー番組の収録でシン被告にインタビューした。この中で同被告は

「まともな若い女は夜9時にうろついたりはしない」

「男に比べて女は強姦の原因になりやすい。男と女は平等ではない」

と主張。

「女がすべきは家での家事だ。夜間にディスコやバーをうろついて間違った事をしたり間違った服装をすることではない」

とまくし立て、自分たちには「教訓を教える権利がある」と言い放った。


女性は鉄の棒を使って暴行され、腹部や性器、腸に重傷を負って一部の臓器を摘出しなければならなかった。しかしBBCのディレクターからその話を聞かされても、シン被告は後悔した様子を見せず、

「レイプされている間は抵抗すべきじゃなかった」

「そうすれば『やり終わった』あとで降ろしてやったのに」

と吐き捨てた。


さらに、強姦の代償として死刑を言い渡せば、女性を一層危険にさらすことになるとも主張。

「今度レイプした奴らは、俺たちのように女を放置せず、女を殺すだろう」

と話した。


刑務官によれば、このインタビューは2013年に収録された。死刑判決を言い渡される前か後かははっきりしない。一緒に犯行に加わったシン被告の兄弟も強姦罪と殺人罪で起訴されたが、公判が終わる前の同年3月に、デリーの拘置所で首をつっているのが見つかった。

事件をきっかけとしてインドの女性に対する処遇は国際的な脚光を浴び、国内外で抗議運動が広がった。

しかしシン被告の弁護士は、女性に対して被告と同じような認識を示す。

「もし私の娘や姉妹が婚前行為に及んで自分を恥ずかしめるようなことをしたら、納屋に連れて行って家族全員の前でガソリンをかけ、火を付ける」


BBCは、やはり強姦罪で有罪判決を受けた別の男にもインタビューした。

この男は薄笑いを浮かべながら5歳の少女を強姦した話を語って聞かせたという。

小さな子どもになぜそんなことができるのかと尋ねられると、

「あいつは物乞いだった。命に何の価値もない」


インタビューを収録したBBCのドキュメンタリーは、「国際女性デー」の8日に放送される。
http://www.cnn.co.jp/world/35061290.html


ダリットの少女責め
とにかくこんなことをやったら後で酷いことになるのではと思われることを平気でやっています。
http://www.snakecastle.com/001-urte.html


言う事を聞かない生意気な女はアシッド・アタックで懲らしめてやろう
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/831.html


2016-02-06
ラクシュミ。アシッド・アタックされた女性の勇気と恋愛
https://www.bllackz.net/blackasia.php/content/20160206T0247080900.html

インドではレシュマという女性がアシッド・アタックされて顔面破壊されている。

しかし彼女はそれにも負けず、ユーチューブで「レシュマによる美容のヒント」と題する動画で自分の顔を見せながら、インドで何が起きているのかを世界に知らしめた。

(顔面破壊されてしまった女性が教える「美容のヒント」の真意)
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20150906T0146210900.html


Beauty Tips by Reshma How to get perfect red lips - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=-MhbULUd-KE

インドでは激しいレイプ事件が延々と続いている国だが、問題はレイプだけではなく、こうした女性への凄まじい虐待もあることだ。

インドの女性虐待は、インドにはカースト制度という身分制度が下地にあると言われている。身分の低い女性は人間扱いされていなかった。

そのため、身分の低い人々に対する虐待が横行する歴史が続いていたのである。つまり、

「身分の低い人間は何をしてもいい」

という意識が培われてきて、それが女性に対する暴力、虐待、レイプにつながっていた。

インドのカースト制度は今も残っている。欧米からの人権意識が徐々にインドでも浸透するようになり、都会から変わりつつあるのだが、それでもなお歴史にこびりついた汚点は消えることがない。


プライドが傷つけられてアシッド・アタックする男

女性の顔に強酸(アシッド)をかけるという残虐な犯罪は、今も続いている。女性が男のプライドを傷つけたとき、それは起こるという。

インドでは毎年1000件はそんな事件が起きるのだ。2015年は、ロシア女性がインド人の男の求婚を拒絶して顔面にアシッドをぶちまけられて顔面損壊するという事件まで起きた。

男性の求婚を女性が断ったとき、男はプライドが傷つけられたと考え、「自分と一緒にならないというのであれば、その容姿を台無しにしてやる」とアシッド・アタックに走る。

ラクシュミ・サアという女性に起きたのは、まさにその典型的な事件だった。彼女はまだ15歳だった頃、ひとりの男にプロポーズされた。まだ15歳である。彼女はそれを断った。

そうするとその男は仲間を引き連れて、彼女の顔や腕に強酸をぶちまけたのである。もちろん、この男は後に逮捕されて投獄されたが、ただそれだけの話だ。

彼女は生死の境をさまよい、生き残ったあとはひどい傷痕や痛みに苦しみ、そして高額の医療を受け、何度も何度も皮膚移植をしなければならなかった。

それでも、彼女の傷痕は完治することはない。

インドでは、こんな女性がたくさんいて、苦しみに満ちた人生を送らなければならない。その多くの女性は引きこもり、顔を隠し、まるで存在しないかのように生きるようになる。
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20160206T0247080900.html


ヒンドゥー教国のネパールでは、今生(こんじょう)の不幸は、前世の因果だから、いま苦しんでいる人は前世の業を落としている最中であり、苦しませておいてやるのが良い、と本気で思っている人が多いようである。

タイでも、「前世の因果」思想。ネパールよりもっと自己責任論に近いかもしれない。ある程度恵まれている人々は、

「自分は前世でそんなに悪いことをせず、あんな真っ黒の下層民に生まれなくて良かった」

と素直に胸をなでおろして終わり、という感じらしい。

こんな国でもかつては左翼運動が存在したことがあったが、分離運動との絡みを除けば、原始的な「妬み」「やっかみ」の情念の噴出に過ぎない。
https://kuantan2007.wordpress.com/2017/02/25/february-25-2017-at-0316pm/


ずいぶん改善されてきたとは言われているが、未だに現実に起きている苛烈な差別がある。ダリットと呼ばれる人たちへの差別だ。

「前世は犯罪者だ」と生まれたときから言われ、「だから差別されて当然なのだ」と結論づけられた人。それが、ダリットである。

もしあなたがダリットの女性として生まれていたら、生まれながらにして両親は虐げられ、嘲笑されているのを見て育つ。家は極度に貧しく、仕事もなく、いつも飢えている。

そして、年頃になると、突然知らない男たちに拉致されてレイプされる。しかし、誰も助けてくれない。ダリットの女性はレイプされてもしかたがないと社会が思っているからだ。

抵抗すれば殺される。手足を切断されたり、生きたまま燃やされたり、アシッド・アタック(酸攻撃)されたりする。警察も犯人を捜してくれない。

なぜなら、ダリットだからである。
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20120810T2324480900.html


インドでは警察が異様なまでに腐敗していて、警察を相手取った告訴が毎年約6万件もある。

そのうちで逮捕される警察官は20人や30人でしかない。告訴の半数以上は「根拠がない」という理由で却下されている。

どういうことか。警察官が行ったダリットに対する拷問や、暴力、不当な鞭打ち、レイプは、闇から闇へと葬られているということだ。

警察官はブラーミンと結託しており、ダリットがブラーミンを訴えると、訴えたダリット自身が二次被害に遭う。

ブラーミンに対する告訴を取り下げないと殺すと伝える傲慢な警察官も多いという。ダリットは、法の庇護すらない。
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20120813T0923510900.html


2014-06-03
14歳と16歳の少女をレイプして殺害、木に吊して見せしめ

インドでは2012年12月にニューデリーでひとりの女性がバスの中で集団暴行されるという事件が起きた。

(インドで起きている残虐なレイプは増える可能性もある理由)
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20130128T0334440900.html


この事件に憤って、インド各地で激しい抗議運動が起きたが、それでもレイプ事件は一向に減らない。

外国人女性もインド国内で次々とレイプされているが、国内では低カーストやダリットの女性が集中して襲われている。

ダリットとはカースト制度にも入れない最底辺の人たちのことを指している。不可触民(アンタッチャブル)とも言われている人たちだ。

「不可触」という言葉を見ても分かる通り、「触ることができないほど穢れた人たち」という定義なのである。

(ダリットの女たち(1)いまだレイプされ続ける女性のこと)
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20120810T2324480900.html


インドでは、未だにこういった差別が当たり前に存在しており、これがインドの貧困を解決できないほど深いものにしてしまっている。


ダリットの女性の多くがレイプされてしまう

ダリットの人々は差別の対象になっており、まともな職が見つからない。街でゴミを片付けたり、死体を片付けたり、トイレ掃除をしたり、そういった誰もしたくない仕事を「世襲」させられている。

教育を受けることもままならない。学校に行けたとしても教室の後ろで地べたに座らされて勉強させられる。

学校にある公共の井戸の水でさえも、「ダリットが触ったら水が汚れる」というので飲ませない。そのような差別的待遇が普通に行われているのがインドの現状だ。

そんなに「汚い」「穢れる」と言っておきながら、若い女性は上位カーストに狙われていて、いつもレイプの対象になる。

インドでは22分に1件の割合でレイプ事件が起きているとも言われているが、その多くがダリットの女性であることはよく知られている。

この22分に1件というのは、被害届があったものだけであり、実際には被害を届けない女性の方が多いのだから、現状はもっと悲惨なことになっている。

インド人はダリットを英語で"Subhuman"(サブ・ヒューマン)と言っているが、この単語に聞き覚えがなければ、辞書で調べて欲しい。「人間以下」と翻訳が出てくるはずだ。

要するに上位カーストの男たちにとって、ダリットの娘たちは「人間以下」なのだから何をしてもいいという理屈になっていて、だからこそ好き勝手にレイプしているのである。

なぜ、インドではこれだけ女性が抗議運動し、国際的にも批判されているのにレイプ事件が減らないのか。その根底には、カーストによる根強い差別が残されているからだ。


死体はわざわざ吊されて「見せしめ」に

ダリットの女性はレイプされるだけではない。時には殺されることもある。殺されるだけではない。死体はわざわざ吊されて「見せしめ」にされることもある。

以前にもレイプされた女性が、木に吊されて発見されるという事件もあった。そういった事件が、インドではいつも当たり前のように起きている。

(集団レイプされて殺され、木に吊されて放置された女性の姿 )
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20130206T2225280900.html


2014年5月27日夜、インド北部のウッタールプラデシュ州バダユンで起きたのもそんな事件だった。

14歳と16歳の少女が、集団レイプされ、木に吊されて「見せしめ」にされていたのである。

この2人の少女は同じ村に住む従姉妹同士だったのだが、彼女たちの家にはトイレがなく、ふたりが畑で用を足している時に、5人の男たちに狙われて集団レイプされていた。

5人は代わる代わる少女を犯した後、首を絞めて殺してマンゴーの木にぶら下げた。

少女の家族はすぐに警察に届け出たが、警察は最初まともに取り合おうともせず、今も犯人のうち3人は逃亡したまま行方は見つかっていない。

なぜ、警察はすぐに捜査しなかったのか。犯人の男5人のうち、2人は警察官の息子だったというのもあるかもしれない。

しかし、最大の原因は、殺されたのがダリットの少女だったからだ。インドでは警察も上位カーストの味方だ。ダリットの少女が殺されたくらいは大したことがないと思っている。


マンゴーの木に吊された2人のダリットの少女。5人の男にレイプされていた。


弱者をさらに叩きのめして這い上がれないようにする

インドの貧困。インドのレイプ。インドの腐敗。

こういったものは、すべてインド社会がずっと引きずってきたカースト(身分制度)が生み出している病巣だ。

インドでは未だにヒンドゥー教が深く信奉されており、貧困層も夜になったら近所の祠(ほこら)に集まって、みんなで祈りを捧げるような姿を見ることができる。

また、社会から捨てられたはずの売春女性ですらも、部屋にはシヴァやパールバティやハヌマーンのような神々のポスターが飾られたりしている。

ヒンドゥー教とカーストは密接にリンクしており、ヒンドゥー教の中の輪廻転生もまたカーストと関連している。宗教と身分制度が切り離されずに残っており、それがインド社会を停滞させているのである。

ダリットの人々は、ヒンドゥーの教えによると前世で罪を犯した人たちの末裔なのだから、彼らは現世でその罪を償うべく生きていると彼らは信じている人が多い。

だから、彼らが極貧に堕ちていても、まともな仕事がなくても、レイプされて殺されても「前世が悪いので仕方がない」というひとことで終わってしまう。

そういった社会が続いている。

さすがにこのような地獄が続くことに違和感を感じて、ダリットの救済に力を注ぐ高潔な人たちもインドにはたくさん現れているが、その力はあまりにも小さい。

弱者を救済するどころか、むしろ弱者をさらに叩きのめして這い上がれないようにする人たちも多い。ダリットの女性たちは、未だに這い上がれないままでいる。

そして、レイプされ、木に吊されるのである。
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20140603T0430200900.html


ダリットの女たち(1)いまだレイプされ続ける女性のこと


ずいぶん改善されてきたとは言われているが、未だに現実に起きている苛烈な差別がある。ダリットと呼ばれる人たちへの差別だ。

「前世は犯罪者だ」と生まれたときから言われ、「だから差別されて当然なのだ」と結論づけられた人。それが、ダリットである。

もしあなたがダリットの女性として生まれていたら、生まれながらにして両親は虐げられ、嘲笑されているのを見て育つ。家は極度に貧しく、仕事もなく、いつも飢えている。

そして、年頃になると、突然知らない男たちに拉致されてレイプされる。しかし、誰も助けてくれない。ダリットの女性はレイプされてもしかたがないと社会が思っているからだ。

抵抗すれば殺される。手足を切断されたり、生きたまま燃やされたり、アシッド・アタック(酸攻撃)されたりする。警察も犯人を捜してくれない。

なぜなら、ダリットだからである。
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20120810T2324480900.html


インドのレイプ事件はほぼ毎日のように起きている

日本人女性のみならず、外国人女性でもレイプ被害に遭っている。韓国人女性も、アメリカ人女性も、見境いなくレイプされている。

殺された女性もいるが、かろうじて助かっても、もはやインドという国には恐怖しかないだろう。

(レイプされることに気付いても、誰も助けないという心理)
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20140706T0134110900.html


実はインドのレイプ事件はほぼ毎日のように起きている。それも日本人からすると、到底あり得ないような状況の中でのレイプだ。

同じ建物に住む少女を拉致して数日レイプし続けて殺してしまった事件もあったが、この男はその数日間に親が行方不明の子供を心配して泣き叫んでいるのを知っていて、自分の部屋に戻っては少女をレイプしていた。

あるいは、道歩く姉妹を集団でレイプして、終わったあとは姉妹の首を絞めて殺し、木に吊して「自殺した」と見せかけたものもあった。

レイプした女性を木に吊して見せしめにする事件はパキスタンでも起きているが、なぜ「この女をレイプして殺した」と見せしめにしなければならないのか。

それは、上位カーストが、下位カーストに対して「俺たちに逆らうとこうなる」と震え上がらせて、普段でも逆らわないように恐怖を与えるためである。

下位カースト、もしくはダリット(不可触民)と呼ばれる立場の弱い女性は、しばしば上位カーストの男たちにレイプされる。その実態は想像以上に醜悪で悲惨だ。


インドは、弱い立場の女性にとって地獄のような場所だ。
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20150503T0512130900.html


想像してみて欲しい。あなたの両親は掃除や死体処理の仕事をしていて、あなたもその仕事しか就けない。あなたは教育を受けられなかった。あなたは字も読めないし計算もできない。

あなたはいつも殴られ、いじめに遭って逃れられない。警察もあなたの敵で助けてくれない。あなたが女性なら、知らない男にレイプされても泣き寝入りするしかない。

反抗すると虐待される。たとえば、人糞を食べさせられるかもしれない。灯油をかけられて燃やされるかもしれない。自分だけでなく、家族まで巻き添えになって殺されるかもしれない。

そんな境遇にいたら、どう生きればいいのか。

まさか、この世にそんな地獄のような人生を強いられている人がいるはずがない……。先進国の人間であれば誰でも思う。しかし、そのような人生を送っている人たちがいる。

インドの低カースト、あるいはダリット(不可触民)は、今でもそのような境遇の中にある。
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20120923T0236040900.html


なぜ、不可触民(ダリット)の娘たちは処女がいないのか 2011年8月27日

1980年代後半まで、タイ・ヤラワーやスティサンには冷気茶室という売春宿が当たり前にあった。そこには見るからに幼い少女が監禁されている場所だった。今の人たちには信じられないかもしれないが、少女が監禁されていることくらい誰でも知っていた。1990年代のカンボジアにもあちこちの置屋でベトナムから売られてきた少女が雛壇に並んでいた。ベトナム人の売春村もあって、そこにも10歳にもならない少女が売春していた。少女が売春していることくらい誰でも知っていた。


セックスの奴隷

インドネシアのとある売春村ではもっと悲惨だった。少女が売春宿の地下に監禁されていたのである。

まだ知っている。

インド・ムンバイの売春ストリートも少女を水浴び場に監禁しているし、他の売春地帯では鍵のかかった部屋に押し込められていた。警察が来ると、さらに屋根裏の空洞に隠される。

娼婦が売春するための部屋には天然痘にかかってイボだらけの子供が疲れた身体を横たえて苦しんでいる。娼婦が客を取ってくると、子供は追い出される。娼婦と客は、さっきまで病気の子供が寝ていた温かい体温の残ったベッドでビジネスをする。

コルカタでは、売春する少女が客を部屋まで連れてくると、エイズに罹って幽鬼のようになった痩せさらばえた母親が金を受け取りにやってくる。売春する娘の隣の部屋でエイズの女性が治療もされずに横たわっている。これがあちこちの売春宿で普通に見る光景であると言えば驚かれるだろうか?

あるいは父親が誰だか分からない子供を産み、その子供を脇に置いたままビジネスをする娼婦もいる。この世の地獄とはまさに売春宿のことを指すのだろう。少女たちは、ただ売春宿が儲けるためだけに生かされている。

この恐るべき実態はもちろんユニセフ(国連児童基金)やNGO団体も承知しており、それだからこそ最近は様々な機会で児童売春の深刻な問題を議題に上げるようになってきている。

毎年100万人もの娘たち(少女たち)がセックスの奴隷として売買され、性的搾取されているのはユニセフの報道を読むまでもない。


この国の矛盾はいつか大きな暴力に

この中で、人身売買がもっとも多い国として、インドが挙げられている。
インドは世界最大の売春地帯であり、世界最悪の人身売買国家である。

東南アジアのどの国よりも劣悪な環境の中で、ネパールなどから売られてきた少女たちが凶暴な売春宿の経営者によって監禁され、虐待され、売春をさせられている。その数が一年間に40万人ということなので、先に挙げた毎年100人の犠牲者の約4割はインドが占めていることになる。

インドはカースト制度の中で国が成り立っている。
上位カースト(ブラーミン)は、不可触民(ダリット、アンタッチャブル)の娘たちを面白半分に好きなだけ犯しても罪に問われない。カーストを身分制度というが、私に言わせればそれは間違った訳語であって、正確には「差別制度」である。インドでは陰でこのようなことが囁かれている。

「不可触民(ダリット)の娘たちは処女がいない」

なぜ、不可触民(ダリット)の娘たちは処女がいないのか。理由を聞くと、あまりの恐ろしさに絶句する。

不可触民の娘なら何をしても警察は相手にしないので、男たちが道を歩いている不可触民の娘たちを好き勝手に集団レイプするからだという。もちろん、警察は動くことはないし、悪が糾弾されることはない。果敢に訴えた不可触民もいるが、家ごと燃やされて焼き殺されたりして凄惨な末路を迎えている。ほとんどが泣き寝入りになる。

ちなみにダリットはよく建物ごと焼き殺される。何もかも燃やしてこの世から消してしまいたいと上位カーストは思っているようだ。


生きたまま燃やされた不可触民の少女
顔は残っているが、身体は炭化している
輪姦されて殺されて焼かれた不可触民の姉妹
レイプされ、縛られ、焼き殺された不可触民の女性
性器から血を流しているので乱暴なレイプだったことが分かる


なぜこんなことになるのか。
なぜなら、彼らは不可触民(アンタッチャブル)だからである。人間ではないと思われているのだ。
不可触民は不可触民というカーストに属しているのではない。
彼らはカーストにも属せないほど穢れている、すなわちカースト外(アウト・オブ・カースト)なのである。

この恐るべき差別の国で、売春宿がどういう実態になっているのかは想像するまでもない。売春宿の女性たちのほとんどが不可触民の女性である。カースト色が薄らいできたというのは、上位カースト(ブラーミン)だけの話である。


あらゆる悪が置き去りにされている

カースト制度はすでに過去のもので法的にも廃止されているはずだし、差別的言動は認められないはずだと言う人もいる。しかし、一週間もインドにいれば、それは単なる理想だったということが分かる。法律は機能していない。売春禁止法がどこの国でもまったく機能しない以上に、カースト廃止も機能していない。地方の村では相変わらずカーストに縛られて人々は暮らしており、それは今後も変革される見込みもない。

インドの人口は10億人を越えており、次世代を担う新興国と世界は持ち上げているが、そのうちの約5億人は貧困の中にある。その貧困が半端なものではない。

世界最大の売春地帯であるインド。神々が棲み、すべてが混沌とし、あらゆる思想と哲学が渦巻くこの国。

あらゆる性の技巧が記された古典「カーマ・スートラ」を生んだ国。

『ラ・マン』を生んだフランスの大作家マルグリット・デュラスの愛した国。

しかし、この国は今でもあらゆる悪が置き去りにされて跳梁跋扈としている。

ひとつ注意しなければならないのは、この国の矛盾はいつか大きな暴力となって国を覆っていくということだ。それこそ国が割れるような騒乱が起きても不思議ではない。一筋縄ではいかない国で、一筋縄ではいかない人たちがひしめき、それで何もかも順調に経済発展が享受できると思ったら大間違いだろう。

この国では何が起きてもおかしくない。
http://www.bllackz.com/2011/01/blog-post_5583.html


2016-03-21 メイド虐待が国際問題になっても絶対になくならない理由

インドではメイド稼業がごく普通に行われていて、若いメイドがその家の主人にレイプされたりする事件も多発している。

若いメイドは無学であり、カーストも低く、高カーストの主人にレイプされても被害を訴えることができない。

警察はいつでも高カーストの味方であり、低カーストの女性は同じ人間に見られていない。そのため、下手に被害を訴えれば、自分や自分の家族が襲撃されてひどい目に遭う。

メイドは人間のように扱われないというのは、中東でも香港でもシンガポールでもマレーシアでも起きていることだ。

中東のメイド虐待はひどい状況である。インドネシアやフィリピンの女性たちは、中東で奴隷さながらの扱いを受け、インドネシア政府は、とうとう中東に自国女性をメイドとして派遣するのを止めてしまった。

フィリピンもそうなるかもしれない。何しろ中東ではどのようなメイドを雇うのかは面接をして容姿で決定するような国である。雇う男が何を考えているのかは、それだけで分かる。

しかし、容姿で選ばれたからと言って、ちやほやされるのではない。パスポートも取り上げられ、ほとんど監禁状態のように閉じ込められ、ほとんど不眠不休でこき使われる。

はっきり言えば、メイドは雇われた時点で人間ではなくなる。奴隷になる。メイドとは、現代の奴隷なのである。人権意識など、そこにはまったくない。
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20160321T0234090900.html


インドの売春地帯に売られ、性奴隷にされていくネパール女性の悲劇


エベレスト山に興味を持つ人はいても、ネパールという国に興味を持つ人は少ない。この国はとても貧しい国で、大抵の人はインドの属州みたいなものだと思っているし、事実そういうところはある。

ネパール女性にとっては殊さらそれは重い意味を持つ。

私が今まで見てきた中でもっともひどい状況に置かれていると思ったのはネパール女性の人身売買だ。

インドのムンバイとコルコタ(カルカッタ)は、インドで有数の売春地帯を抱える地区だが、ここで廃人のようになっている女性の多くがネパールから来た女性だった。


性奴隷、と彼女たちは呼ばれている

どの女性も非常に荒んでおり、喘息やHIVに侵され、皮膚はボロボロになっている。

BBCが報道した内容で、インドからネパールに戻っていく女性たちの38パーセントはエイズに罹っていたという内容もあった。

ちなみに、14歳以下の少女であればエイズ感染率が60パーセントに跳ね上がる。

なぜなのか。それは一時インドで、エイズに罹ったら若い処女を抱けば治るというシャーマニズム治療が信じられて、ネパールの少女が買い漁られた結果でもある。

そうでなくても、インドでは白い肌の女性は魅力的だと思われているので、モンゴロイド系のネパーリーは売春地帯でもよく売れている。それだけエイズ感染率が上がってしまうのだろう。

真夜中に売春地帯を歩いて見ると分かるが、彼女たちの目つきは凶悪で邪見で道行く男たちに親近感などまったく持っていない。憎しみの気持ちがその目つきや威嚇の態度で読み取れる。

彼女たちは売春ビジネスを自ら行っているわけではなく強制されているのだから、やって来る男たちに愛着を持つはずもない。

NPO団体は彼女たちの境遇を「性奴隷(セックス・スレイブ)」と呼んでいる。ムンバイの売春婦の25パーセントはネパーリーだという報告もある。

CNNが取材したあるネパーリーは、9歳のときに一日60人の男を相手にしたということだった。このような未成年のネパーリーはインド圏の売春地帯ではどこでも見る。

ムンバイのフォークランド・ストリート(売春ストリート)でも売春宿に匿われていた少女がいる。

この通りの端には交番のようなものがあって、警察官が定期的に見回りをする。警察官の姿が見えると彼女たちは売春宿の管理者に天井裏に押し込められるのだった。ずっと表に出してもらえない少女も多い。

あと、この界隈の売春宿はほとんどが突き当たり奥が浴室(というよりも単なる水が使える空間)になっているのだが、電気もない暗い一室に押し込められている少女もいた。

一度私は何も知らずにドアを開け、水場の暗闇の隅でひとりの少女が佇んでいるのを見て驚いたこともあった。


フォークランド・ストリート
真ん中に立っているのは客待ちの娼婦

ムンバイやコルコタの売春地帯にいる女性のほとんどがプロのブローカーによって人身売買されたか、誘拐(キッドナップ)の被害であると言われている。

ネパールでは人身売買のブローカーたちが暗躍していて、若い女性が次から次へと売り飛ばされている現状がある。

地理的に見ると、ネパールからは、インドのニューデリーがもっとも近いが、彼女たちの多くはボンベイに供給される。

それはボンベイがインドでも最悪の売春地帯が存在しているというだけではなく、ネパールから距離的にも遠いことが人身売買には都合が良いのである。

どこの国でもそうだが、売買や誘拐された女性は、逃亡の気持ちを失わさせるために、彼女たちが暮らしていた国や場所から遠ざけられる。

遠ければ遠いほどいい。ネパールではヒンディー語を解せない女性も多いから、インドという異国に連れて行かれると、もはや為す術もない。

コミュニティを断ち切り、距離的にも遠いところに隔離すればするほど女性たちを絶望に追いやり、あきらめさせることが容易になる。


横行する人身売買業者

人身売買のブローカーは私も会ったことがある。そのひとりは平気で女性に暴言を吐き、殴り、私にも「日本の女を連れてきたら買う」と言うような男だった。

このような男は見るからに悪人であり、ある意味で危険を避けられる。

問題は別の種類の男だ。仮面をかぶることに長けている演技派の人間が恐ろしい。彼らは、そのビジネスをしている人間のわりには非常に「誠実」に見える。

にこやかな笑みを絶やさず、こちらの目をしっかり見つめて話をする。コルコタでそのような男と会ったことがある。

もし彼と別の場所で会ったら、彼がそんなビジネスをしていると知っても信じられなかっただろう。

彼のような人身売買ブローカーは、清潔な服装を心がけ、誠実に振る舞い、貧しい村の女性と自然に恋に落ちた振りをして、両親と会って結婚式を挙げさえする。

しかし、すべてが偽りだ。やがて、新婚旅行と偽ってムンバイやコルコタに連れて行き、結婚したばかりの自分の「妻」を売り飛ばす。

2010年11月、西ベンガル州で女性を売春地帯に売り飛ばす仕事をしていた27歳の男が逮捕された。


この男は貧しい女性に近づいては結婚して女性を新婚旅行か何かに連れて行くのだが、その行き先がインドの売春宿だった。5年間で60人もの女性を売春宿に売り飛ばしていたという。

このような男がインドには何千人もいて、しかも手口やテクニックが男たちに継承されている。人身売買の歴史もある。社会がそのシステムを組み込んでいる。

警察も売春宿の経営者も全員がグルになっているので、女たちは逃げようがない。

インド・ネパール・バングラデシュの広大な大地で、貧困を背景にした壮大な人身売買の横行が、まったく是正されないまま今日に至っている
http://www.bllackz.com/2010/01/blog-post_25.html


人間以下(Sub-human)と呼び捨てられて、生きている人たち


人身売買されて売春宿に放り込まれ、精神を病んだ若い女性を知っている。

彼女は感情を失い、まるで小さな人形のようにイスに座り、ほとんど何もしゃべることもなかった。

何か問いかけても、彼女の声はほとんど聞き取れないほど小さく、人間としての生気が消えかけているように思えた。
(コルカタの売春地帯で、デビーは人間性を叩きつぶされていた)

あとで彼女は拉致されて売春宿に放り込まれたのだというのを知ったが、猥雑で混沌としたエネルギーがうねっているようなインドの売春地帯で、彼女の醸し出す雰囲気はとても不気味なものがあった。


彼らはインドの中では人間扱いされていない

インドは自他とも認める「人身売買国家」である。他人の子供を拉致・誘拐して、売春地帯や組織に売り飛ばす職業の人間が存在していて、インド・ネパール・バングラデシュ全域をテリトリーにしている。

信じられないかもしれないが、子供が行方不明になるのは珍しい事件でも何でもなく、日本では重大な事件に発展するようなケースが警察に訴えても放置される。

なぜなら、誘拐される子供たちのほとんどが低層のカースト、もしくは不可触民であるからだ。

彼らはインドの中では人間扱いされていない。

上位カーストの男たちが下層カーストの娘たちをレイプするのは日常茶飯事だ。

思春期になって処女のままの下層カーストの娘はほとんどいないともいわれている。集団レイプが横行しているのである。
(なぜ、不可触民(ダリット)の娘たちは処女がいないのか)

そういえば以前、こんな事件があった。

下層カーストの少年が上位カーストの少女に恋してラブレターを送った。それを知った上位カーストの男たちは少年をリンチしたあげくに、少年の母親の目の間で、少年を走っている列車に放り込んで轢殺したのである。

凄惨な事件だが、インド人が聞いたら「そういうこともあるだろう」で終わってしまう。

なぜなら、下層カーストの男と上位カーストの女は「交わってはならない」文化になっており、それを破るのは命を捨てることだからである。


最悪の種類の排斥を受けて搾取され、虐待を受けている

インドではいまだに身分制度が堅牢であり、低カーストの人間は人間以下なのだから「豊かになる権利」すらない。

カーストにすら入る権利のない人間(アウト・オブ・カースト)の人間は、インドでは Sub-human であると言われているが、この言葉にインド人の信じるヒンドゥー教のおぞましさが潜んでいる。

Sub-human。人間以下。

低カースト、不可触民(ダリット)たちは、人間の形をしているが、人間ではないことになっている。

彼らは前世で罪を犯したので、今のような身分に生まれてきたのだと社会は定義しており、彼ら自身もまたそのように信じている。

そこに、ヒンドゥー教という宗教の恐ろしさがある。人間以下の人間がいることを、宗教が断言し、社会がそれに染まり、固く信じられているのである。

ヒンドゥー教は人間以下の人間がいると定義しており、ヒンドゥー教徒はそれを潜在意識にも刷り込まれて、社会全体で洗脳し合っている。

そういうわけだから、人間ではない「Sub-human」に人権などない。彼らの富はいつでも奪うことができるし、彼らの女性はいつでもレイプすることができる。

彼らの子供たちが拉致されても、人間ではないのだから、真剣に捜査する必要性すらないと信じられている。

インドが経済発展して貧困がなくなるとは恐れ入った概念だ。

確かに上位カーストは豊かになるだろう。立派な教育を受けたり、いい家に住むこともできるだろう。

しかし、低カーストの人間が果たしてその仲間入りができるかどうかは分からない。

もちろん、多少の例外は出てくるだろうが、圧倒的大多数は無視され続けるだろう。

文化的に彼らは抹殺されており、教育すら受けられないのだから、今のままでは救われることなどありえない。圧倒的大多数のスラムドッグはミリオネアにはなれない。

インドの売春婦たちの惨状をレポートしているNPOでは、このように嘆いている。

They live in sub-human conditions, are abused and exploited and their progeny suffer ostracism of the worst kind.

(彼らは人間以下の状況で暮らしており、彼らの子孫は最悪の種類の排斥を受けて搾取され、虐待を受けている)

インドの貧困地区の現状は、恐らくインドに行ったことのない欧米人や日本人の想像をはるかに圧倒するほどの劣悪さの中にある。

ムンバイのダラピや、コルコタのカリグハットの向こう側のスラムに足を踏み入れれば分かる。

そこに展開されている世界は、今もなおインドが激しい身分制度を内包したいびつな国家であることを示している。

人身売買はなくなるのだろうか。100パーセントの確率で私はなくならないと断言したい。人間ではない人間がいるという社会通念が南アジアの大地に根強く浸透している。

野良犬を捕獲するように、人間以下の身分の子供たちを捕獲して売り飛ばす悪魔や女衒が跳梁跋扈している。これは過去の話ではない。現代の話である。
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20120731T2334260900.html


身分の低い人間は穢れていると考えるのが、身分制度の無意識


インドのカーストの最底辺の中の最底辺、カーストにすら入れないほどの身分の人間を「不可触民」と言う。英語ではアンタッチャブルである。

「触ることすらできないほど穢れた人たち」

そういう侮蔑が込められた恐るべき言葉が「不可触民」という単語に現れている。

インドでは売春女性が最下層のカーストであるのは意味がある。それは不道徳だからという理由もあるだろうが、他人にかなり密接に「触れる」からだ。

インドでは他人に触れるというのは「汚らわしい」と考える文化が根底にある。
まして、カーストの低い穢れた人間など触りたくもないと思うようだ。

穢(けが)れ……。

「不可触民」というのも触れないほど「穢れて」いるのだという思想で定義された。


自分までもが汚れてしまうと無意識に考える

私たちは普通、「他人が穢れている」「他人が汚い」とは思わない。触りたくないという感覚も起きない。

それは、あまりにも当たり前のように感じるかもしれない。しかし、それは人間が平等であるという意識があるから感じないだけかもしれない。

人間には上下関係があって、自分より身分が下の人間は「劣っている」という傲慢な意識があれば、どうなってしまうのだろうか。

あまりに「穢れている」ので、そんな身分の人間を触れば自分までもが汚れてしまうと無意識に考えるのだ。

少なくとも、カースト制度の中のインド人は、そのように考えたようだ。

今でも程度の差こそあれ、そんな文化がインドでの暗黙の了解になっている。意識化されていないことも多いが、意識してそう語るインド人もいる。

だから、人に触ったり人の持ち物に触ったりしなければならない職業の人間は、最低ランクのカーストと見られるのは自然の流れだったのだろう。

他人の排泄物を扱うバンギー・カーストや不可触民が最低底のカーストと思われているのは、最も汚れたものである排泄物に「触れる」からだ。

そして、他人と肉体交渉することが仕事になっているような売春女性は、女性の中でも最も穢れていると言われている。

誘拐されて売春地帯に放り込まれ、救出されて村に戻っても、売春ビジネスをしていたということが分かったら、村人はこの女性を受け入れない。

彼女は、穢れてしまったからである。


売春地帯に堕ちた女性は、そこを抜け出しても村で受け入れてもらえないことも多い。


劣情の前には不可触民が「不可触」ではなくなる

売春ビジネスに放り込まれる女性は多いのに、いったん放り込まれると抜け出しても彼女は過去を清算することができない。

一度穢れると、今がどうであれ、すでに穢されて元に戻らないと社会が考えているからだ。

NGOが売春女性を救出して女性を村に戻しても、誰も関わろうとしないので生きていけず、仕方がなくまた売春ビジネスに戻る女性も多い。

売春というビジネスの中身を考えると、他人に触れることを無意識に嫌うインド人には「身の毛もよだつ」ことに違いない。

売春女性は他人に「触れる」どころか、男の肉体を自分の体内にまで侵入させるのを許さなければならないからだ。

しかも、1日に何人もの男を受け入れなければならず、それを拒むことができない。

必然的に売春女性は、不浄の極まった女、もはや清くなることはあり得ないまでに穢れてしまった女として扱われるようになる。

どこの国でも売春女性は存在を酷評されるが、インドは格別にそれがひどい。人権を認めるに値せず、もはや人間として扱う必要すらないとでも考えている。

しかし、皮肉な現実もある。

自分の欲望が抑え切れなくなると、「彼らは不可触だから何をしてもいい」と言いながら、ダリット女性の意志も無視して押し倒す男がいるのである。

ボロボロになるまで「不可触」の女性をレイプする警察官の存在もある。

つまり、劣情の前には「不可触民」が「不可触」ではなくなる。触ってもいいことになってしまうのだ。


インドが変わるのは、まだまだ時間がかかる

いったい、どういうことなのだろうか。

これは、別に難しい話ではない。本当は、男たちは誰も「不可触民に触れたら自分も穢れる」とは思っていないのだ。

ただ、そういうことにしておいた方が、最下層の人間を常に奴隷的に扱えるので都合がいい。だから、上位カーストの人間は思っているフリをしている。

現在でも、インドでは最下層の女性たちに対する性的虐待の事件が次々と起きている。国際ニュースになるほど事件が起きているのに、なぜ改善されないのか?

犯人を死刑にすれば状況は変わるのか?

無駄だ。身分制度(カースト)が、社会や、人々の心の中にある限り、最下層の人を見下したり、最下層の女性を見下す状況は変わらない。

また、身分制度とは別に、インドでは保守的な家長主義も浸透しているから、女性であること自体に身分に関係なく虐げられる現状もある。

下層カーストでなくても、女性は男に虐待されたり、虐げられたり、家庭内暴力を受けたりする。これが、インドの女性の置かれている厳しい現状だ。

インドの歴史は、そうやって苛烈な差別を内包したまま続いてきた。しかし、1992年からこの国は経済成長に向けて動き出しており、それから約20年近く経った。

インドはこれでも少しずつ変わりつつある。

しかし、未だ国民の6割が貧困層である現状を見ると、経済発展の動きはとても鈍いことが分かる。インドが根本的に変わるのは、まだまだ時間がかかるのだろう。
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20130228T0248220900.html


「魔女狩り」被害に遭う下層民の女性たち 2010年02月11日


【2月11日 AFP】ネパールの首都カトマンズ(Kathmandu)から南へ40キロのピュタル(Pyutar)村で、カリ・ビスウォカルマ(Kalli Biswokarma)さん(47)は、「魔女」であることを白状しろと、近所の人々から2日間にわたり拷問を受けた。

 1児の母親であるカリさんは、カースト制度の枠外に置かれる最下層民「ダリット(Dalit)」の出身だ。

事の発端は、ある教師が病気になったことだった。

家にいたところを35人ほどの村人たちに連れ去られ、牛小屋に閉じ込められ、

「(教師に)魔術をかけただろう」

と責められながら殴る蹴るの暴行を受けた。
さらに、人間の排せつ物を食べることも強制された。
次の日にはナイフで傷つけられた。


「もう拷問には耐えられなかった。命だけは助かろうと、魔女であると告白しました。自分が貧しいから狙われてしまったんです」(カリさん) 

 ネパールでは、毎年数百人のダリット女性が同様の被害に遭っていると見られる。

この国では迷信およびカースト制に基づく差別が根強く、大半のコミュニティーが厳格な父権社会のままだ。

 ヒンズー教に基づいた君主制国家から現代的な世俗国家に移行するなか、政府は今年を「女性暴力撲滅年」と宣言している。しかし困難な道であることは政府も認めている。


■「女性」と「下層民」がネックに

 女性の権利向上を目指してキャンペーンを展開する地元団体によると、女性が魔女の嫌疑をかけられて近所の人から拷問を受けるという事件はこの2年間で少なくとも82件にのぼっている。しかし、家族と共同体から見放されることを恐れて名乗り出ない人も多いため、この数字は氷山の一角と考えられるという。 

 ネパールの法律は女性への暴力を禁じているが、この団体によると、犠牲者が下層民の場合は法律が適用されることはほとんどないという。

 専門家らは、魔女に関する迷信は、女性に暴力を振るうための口実に過ぎないことが多く、標的はほとんど毎回、下層民の女性に落ち着くと指摘する。

 先のカリさんは、カトマンズの避難施設で過ごしたあと、村に戻ってきた。

「魔女」の烙印(らくいん)は消えたわけではない。

「わたしを拷問した何人かがまだ村にいるので恐怖です。
尊厳は失ってしまったけれど、希望を捨てたわけではありません。
正義のために戦います」
(c)AFP/Deepesh Shrestha
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2693601/5287891


2013-02-28
今でもインドでは排泄物を集める仕事しか就けない女性がいる


インドにおける非常に厳しい差別の実態はブラックアジア第三部のインド編でしばしば言及した。

(ブラックアジア「第三部」)
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20110203T0000000000.html

この中で、ダリット(不可触民)と呼ばれる人たちが、私たちの目から見ると、信じられない差別の中に放り込まれていて、苦難の人生を歩んでいることも書いた。

たとえば、掃除や死体処理やトイレのくみ取りの仕事を強制され、それしかできない人たちがいる。

(人間の排泄物を両手で集めることを強いられた人たちがいる)
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20120923T0236040900.html


これは昔々の話ではなく、2013年に入った今でも現状は変わらない。インドでは生まれながらにして、「トイレ掃除しかやってはいけない」というカースト(身分)があるのである。

インドの社会全体が、誰もやりたがらない仕事を下位カーストに押し付け、そしてそれを固定化させたのだ。


非人=人に非(あら)ず=人間ではない

ダリット(不可触民)は、日本人にも分かりやすく言うと、「非人」である。

江戸時代、日本も身分制度の社会にあって、それは士農工商制度と言われているが、その士農工商のいずれにも属さないカテゴリーも設定されていて、こういった人たちを「非人」と言っていた。

非人=人に非(あら)ず=人間ではない。

そういう身分を作っていた身分制度があったのだ。私たちは明治時代になってから誰が何の仕事をしても構わないようになったが、今でも「家業を継ぐ」という考え方が依然として社会に残っていることもある。

芸能や事業や政治のような「高尚」な分野では家業を継いだほうが楽して儲かるので、利権を守るために自然に「家業を継ぐ」という考え方になる。

金の儲かる仕事に就いている一族であれば、家業は継ぐべきものなのである。

貧困者にとっては家業を継いでも何も得しないので、家業を継がないことが多い。また、家業を継がないことが許される。

もし、これが許されなかったら、あるいは社会に身分を強制されていたら、日本の社会はこれほど発展しなかったということが分かるはずだ。

身分制度は捨てて正解だったのである。

しかし、インドではいまだカーストと呼ばれる身分制度が続いており、カーストによって下位カーストや不可触民に対しての差別が色濃く残っており、継承されている。


排泄物の処理を仕事とするインドの「不可触民」

AFPがこの排泄物処理をしているインドの女性たちの短い特集をユーチューブに上げているので、ここでも紹介したい。いまだにこのような現状にあることがよく分かる映像だ。


映像では、NGO団体が彼女たちを救い出そうと努力している姿が映し出されているが、50万人以上の女性がここで救い出されるわけではない。

インドの闇では依然としてこのような女性たちが差別されたまま放置されて、現状の改善はなされない。

そして、もっとひどいことに、このような仕事に就いている家庭で娘が生まれると、若いうちからレイプされてしまったり、売春地帯に売られることも日常茶飯事のように起きる。(なぜ、不可触民(ダリット)の娘たちは処女がいないのか)

コルカタの売春地帯に売られてやって来た女性たちのうちの何人かは、このようなカーストから来た女性たちである。現実は、この映像よりもはるかに沈鬱で救いがない。
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20130228T0037110900.html


Forced to Clean Human Waste in India - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=y3XfjbwqC_g


インド:カースト制度が強いる生業としての排泄物清掃
終わらない「人手による汚物処理」 地方政府の後押しで
https://www.hrw.org/ja/news/2014/08/25/254956

(ニューデリー)— インド政府は「人手による汚物処理」に終止符を打つべきだ、とヒューマン・ライツ・ウォッチは本日発表の報告書内で述べた。地方自治体がこの差別的な慣行を禁じる法を確実に実施することで、下位のカースト出身者が従事する汚物処理業を阻止する必要がある。政府は、このコミュニティに属する人びとが、汚物処理業に代わる持続可能な生業を見つけられるよう支援する既存法を、実際に適用すべきだ。

報告書「生業は排泄物清掃:インドの『人手による汚物処理業』、カースト制度、そして差別」(全96ページ)は、人手による汚物処理業の強制的な性質について調査・考察したもの。インド全土で清掃人カーストに属する人びとが、日々人間の排泄物をバスケットに集めて、処分のために運び出す作業に従事している。通常、女性は汲取式トイレの清掃、男性はより重労働な下水道や浄化槽の清掃を担当する。本報告書は、汚物処理業から逃れようとする際に直面する人びとの困難について詳述した。地元住民による暴力や強制立退きの脅しのみならず、政府関係者による脅迫や嫌がらせ、不法な賃金不払いなどがその具体例である。

ヒューマン・ライツ・ウォッチの南アジアディレクター ミクナシ・ガングリーは、「インド歴代政府によるカースト制度に基づいた汚物処理業阻止の試みは、差別と地域に横たわる複雑な事情により阻まれてきた」と指摘する。「政府は今こそ人手による汚物処理を禁ずる法を実際に適用し、関連するカーストコミュニティを支援する必要がある。」

2014年にヒューマン・ライツ・ウォッチは135人超に聞き取り調査を実施した。うち100人超はグジャラート、マディヤ・プラデーシュ、マハラシュトラ、ラジャスタン、ウッタル・プラデーシュの各州で、現在または過去に人手による汚物処理業に従事していた人びとだ。地方の田舎で汲取式トイレを清掃する女性は多くが報酬を賃金で受け取っていない。そのかわり慣習的に受け取るのは、食べ残しだったり、収穫期であれば穀物、祭りの時期なら古着、あるいは家畜の放牧や薪収集のための共同体および私有地へのアクセスなどだったりする。すべては仕える家庭の裁量による。「不可触民」の風習が強く残る地域では、報酬の食べ物を(触れないように)手の上に落としたり、目の前に投げつけたり、ということも起こる。


地方自治体当局は汚物清掃人に対する差別の共謀者であることが多い。ヒューマン・ライツ・ウォッチは、村の自治体および当局が公共の排泄エリア清掃のため、カースト制度に基づいた人員募集を行っていた事例を調査し、取りまとめている。この仕事に従事する人びとはまた、生活のそのほかの分野における差別にも苦しむ。教育や共同体の水源、公共住宅や雇用福利などへのアクセス欠如がその例だ。警察ほか関係当局が、暴力や立退きなどの脅迫を受けたという清掃人の告発に対処しないでいる実態も、本報告書で明らかになっている。

前出のガングリーディレクターは、「排泄物清掃人として働く人びとは、属するカーストによりこの役割を満たすことを求められており、それ以外の仕事には就けないのが普通だ」と指摘する。「この慣行は現存する不可触民の最悪な象徴のひとつと考えられている。なぜなら、不可触民であるという社会的らく印を促し、差別と社会的排除を永続させるからである。」

汚物処理に携わる人びとが苦しむ人権侵害は、身体の内部にもあらわれている。繰り返し排泄物を装備もなしに扱うことが原因で、深刻な健康被害が起き得るからだ。頭痛や呼吸困難、皮膚病、貧血、下痢、嘔吐、黄疸、結膜炎、一酸化炭素中毒などである。これらの症状は、慢性的な栄養不足と医療へのアクセス欠如で、更に悪化することになる。

人手による汚物処理がどれほど広範におこなわれているかを正確に示す、包括的な政府調査は現状存在しない。こうした状況を受けて2014年3月、インドの最高裁判所は「それでも、人手による汚物処理の慣行が衰えることなく継続していることは、極めて明らか」であることを認めた。

人手による汚物処理は、国内諸法と憲法に違反 

インド憲法は、不可触民として知られるカースト制度を理由にした差別を禁じている。1955年制定の公民権法の保護規定は、人手による汚物処理を何人にも強要することを禁じている。2013年には議会が「人手による排泄物清掃人雇用禁止およびリハビリ法」(2013年法)を制定。すべての人手による汚物処理を違法化した。同法はまた、関連するコミュニティが歴史的に被ってきた不公正と侮辱を是正するという、憲法の謳う義務を認識するもので、清掃人カーストの人びとに向けた代替の生業ほか支援の提供を定めている。

2014年3月にインド最高裁は、人手による汚物処理は国際人権法に抵触するという判決を下し、実質的な救済措置を求めた。5月に発足した新政府は、インド社会の隅に押しやられたコミュニティのニーズに応えると誓ったが、汚物処理に終止符を打つための新たな措置は何ら取っていない。

人手による汚物処理業を辞めた人びとは、それがたとえ地元コミュニティに根ざした市民社会イニシアチブの支援を受けた場合でも、住宅や雇用、既存の政府による支援などをめぐり、かなりの障壁があると報告している。注目すべきは、前述の2013年法内で規定されているリハビリの実施を、中央および地方政府による既存の公共計画に任せている点だ。これまで人手による汚物処理業阻止に成功していないのと同じ一連の計画に、である。

経済的支援や奨学金、住宅、代替生活支援ほか重要な法的かつ計画に沿った援助など、2013年法が定める権利が確実に清掃人カーストコミュニティに保障されるよう、政府は既存の関連計画すべてに対し、完全な評価・監視を実施すべきだ。その上で、清掃人カーストコミュニティおよび市民社会団体と協議し、2013年法の条項に沿った包括的な公共計画を策定すべきである。

前出のガングリーディレクターは、「カースト制度に基づき強いられた慣行は、いまだ人びとを人手による汚物処理業に縛りつけている。これに対し求められるのが政府の介入だ」と述べる。「インドの新政府は、この人権侵害的な習わしを永遠になくすための手段を備えており、またその義務も負っている。」

報告書から抜粋した証言
「トイレと排水口を初めて清掃した日、足を滑らせてふくらはぎまで汚物まみれになってしまって。叫んで逃げ出して、家で泣き続けました。あれしか仕事がないのが分かっていたからです。」―ソナ(ラジャスタン州バーラトプル市、2013年6月)

「20軒の汚物処理を担当しています。報酬はロティ(平たいパン)です。2枚以上はくれませんが、くれはするんです。夫は農場で働いていますが、毎日仕事があるとは限りません。私がこれをすれば少なくとも何か食べるものは手に入ります。」―シャンティ(ウッタル・プラデーシュ州マインプリ地区、2014年1月)

「商学と金融を専攻しましたが、仕事はありませんでした。教育を受けたのに、村の評議会は私をトイレ掃除人として雇いました。私がそういう出だから。」―カイラシュ(マハラシュトラ州ジャルガオン地区、2014年3月)

「私たちはパンチャーヤト(地方議会)のメンバーに仕事をほしいと訴えました。それでもらったのが排水路清掃や路上の排泄物処理、トイレ掃除に村掃除、そしてゴミ処理。これが私たちのカーストです。これ以上の仕事は与えられません。尊厳を与えるようなものは何もね。」—ゴパル(マハラシュトラ州ジャルガオン地区、2014年3月)

「家の男たちを呼ぶとこう言ったんです。『トイレ掃除のために女たちをよこさないのなら、女たちをぶちのめす。お前たちもな。安穏と暮らさせやしない』って。恐ろしかった。」—ガンガシュリ(ウッタル・プラデーシュ州マインプリ地区、2014年1月)

「頭にベールを巻いたまま働かなくてはなりませんでした。雨が降れば、服は汚物でびしょぬれになり、乾きません。家も臭います。皮膚病になり、髪も抜けはじめました。」—バダンバイ(マディヤ・プラデーシュ州Neemuch地区、2014年1月)

「人手による人間の排泄物運搬は雇用の一形態ではありません。奴隷制さながらの不公平な行為です。ダリット(不可触民)に対するもっとも顕著な差別のかたちのひとつです。人権侵害の中核を成すね。」—アシフ・シェイク、人手による汚物処理の終焉を目指す草の根運動Rashtriya Garima Abhiyanの創設者
https://www.hrw.org/ja/news/2014/08/25/254956


インドではダリット(不可触民)というカーストがある。

「人間ではない。それ以下だ」と呼び捨てられ、差別されている人たちだ。


(人間以下(Sub-human)と呼び捨てられて、生きている人たち)
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20120731T2334260900.html


彼らは今も安い労働でこき使われている。

女性は売春宿に売り飛ばされたり、排泄物の汲み取りや、動物の死体の処理など、人のやらない仕事を強制されていることが多い。

(人間の排泄物を両手で集めることを強いられた人たちがいる)
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20120923T0236040900.html


そんな彼らはまさにインドの隠された奴隷である。

ダリットは激しい差別を受けているのだが、その差別のひとつとして「教育を与えない」というものがある。なぜ教育を与えないのか。

教育を受けて、ものを考えられるようになると、自らの立場を「知る」ことになる。そうすると、社会がおかしいことに「気づく」。自然と「反抗心」が芽生え、現状を変えようと「立ち上がる」人間が出てくる。

そうなると奴隷状態に置かれていた人間が次々と「目が覚めて」しまって、奴隷制が維持できなくなる。だから、教育を与えない。支配者は、最終的に奴隷化する人から教育を奪い、無知なまま生きてくれたほうが都合が良い。

だから、教育を絶対に与えないのである。


教育を与えないというのは、体制にとって非常に重要

アフガニスタンやパキスタンでは、女性が教育を受けようとすると命を狙われる。学校が襲われて飲み水に毒を入れられたり、学校に通う女学生が撃たれたりする。

女性に教育を与えない。なぜなら、教育を受けることによって女性が目覚め、自分たちが抑圧されていることに気がつき、現状を変えようと立ち上がる人間が出てくるからだ。

そうすると、イスラムを「おかしい」という女性が出てくる。あるいは男尊女卑に疑問を持つ女性も出てくる。男女平等だと言い出し、女性が家長制度を脅かすかもしれない。

だから、女性には教育を与えず、考えることすらも禁じて現状が当たり前だと思わせておく。

それでも教育を受ける少女が出てきたり、教育の大切さを訴える「邪魔」な少女が出現する。そんなときは、マララ・ユスフザイのように撃たれたりする。

このような事件があると女性は萎縮し、無知であることに甘んじて声を失っていく。

私たちは部外者なので、イスラム国家の女性が奴隷化されていることは分かる。しかし、当のイスラム女性たちは、自分が奴隷化されていることに気がついていないことも多い。

子供の頃からイスラムに従順であることが当たり前になると、それが世界のすべてだから違う世界が分からないのである。部外者は分かるが、当事者は分からない。

だから「教育を与えない」というのは、体制にとって非常に重要であることが分かる。

教育は一部の人間、すなわち体制側の人間や為政者やエリートだけが受けていればいいのであって、一般大衆は「言われたことだけをロボットのように行う人間」であることが望ましい。

いちいち何かを考えて、体制側のシステムに立ち向かって反旗を翻すような人間が増えるのは望んでいない。むしろ、そんな人間が出ないようにしたいと考えている。

国民から教育を奪い取った方が都合が良くなった
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20160401T0037520900.html

http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/440.html#c3

[原発・フッ素48] 安倍政権に突きつける「不都合な真実」…原発ナシでもCO2は減っている!(週プレNEWS) 赤かぶ
1. 中川隆[-7651] koaQ7Jey 2017年5月13日 09:43:19 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
中国の景気が悪くなって、石油・石炭を燃やす量が大幅に減ったからだよ


http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/104.html#c1

[原発・フッ素48] 安倍政権に突きつける「不都合な真実」…原発ナシでもCO2は減っている!(週プレNEWS) 赤かぶ
3. 中川隆[-7651] koaQ7Jey 2017年5月13日 10:24:44 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
>>2
>中国の石油消費量は右上がり状態ですが、何か?


そんな古いデータ出すなよ

需要が減ったから原油価格が暴落してるんだろ


http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/104.html#c3

[原発・フッ素48] 安倍政権に突きつける「不都合な真実」…原発ナシでもCO2は減っている!(週プレNEWS) 赤かぶ
4. 中川隆[-7650] koaQ7Jey 2017年5月13日 10:31:53 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

ガソリン需要が急減、石油業界はどう生き残るか


まず、図1を見てほしい。この図からわかるように、日本国内では石油製品(非電力用)に対する需要が今後、急激に減退する。需要縮小は、主力製品であるガソリンについて、とくに著しい。

ガソリン需要縮小の最大の理由は、自動車用燃料としての使用量が減ることにある。
http://president.jp/articles/-/11144


http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/104.html#c4

[近代史02] 釈迦の悟りとは何であったのか? 富山誠
26. 中川隆[-7652] koaQ7Jey 2017年5月13日 11:10:29 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

釈迦が見た地獄とはどんな世界だったのか 4


仏典の地獄を偏執的狂人の妄想から生まれた怪奇残酷趣味のフィクションにすぎないと考えるのなら、これはどう思われるか。…

「村民を銃剣で追い立てて並ばせ、機銃掃射で薙ぎ倒す。

泣き叫ぶ乳幼児や子供たちを銃剣で突き殺し、

妊婦の腹を切り裂いて胎児を放り出す。

死体の山に石油をかけて焼き尽くす。

木に縛り付けて鞭打っては冷水をかけ、凍死させる。殴り殺す。蹴り殺す。死体を野犬に食わせる。

背中に石を結わえて水中に投げ込む。

輪姦し、その女の赤ん坊を銃剣に刺して肩に担ぎ、軍歌を歌って歩き回る。

赤ん坊を投げ殺す。踏み殺す。巨大な石を担がせて圧死させる。

鞭で殴って焼けた棒を押しつけ、冷水をかけて極寒の場に捨てて凍死させる。

婦女子を狩り集めて輪姦し、腹を裂いて内蔵をえぐりだす。

生き埋めにする。眼をえぐる。耳を切る。鼻を削ぐ。首を切り、その数を競う。生きながら解剖する。銃剣で突き刺し、崖から落とす。等々」

 これはフィクションではない。「正義」を掲げた日本軍が中国でやったことである。といっても、ここでは戦争の是非を論じようというわけではない。地獄は決してフィクションなどではなく、スーパーリアリズムの世界だと言いたかったのである。我々の心の内側にある畑が荒れ果てたとき、地獄はどこにでも出現する。地獄の発生は倫理や道徳では抑えられない。かつて倫理や道徳が声高に叫ばれていた時期に、戦争が絶えたことはなかった。いや、むしろ、戦争は倫理や道徳の意図的操作によって遂行されたと言ってもよい。これは歴史の教えるところである。
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/shiunji/yowa/yowa7.html


南京にいた日本兵たちの人間墜落と性的異常行為は限界がありませんでした。ちょうど退屈凌ぎに殺人コンテストが考案された様に、兵士たちはセックスの十分な供給に飽きると様々な気晴らしの強姦ゲームを創造しました。

おそらく日本兵が気晴らしにした最も残忍な作法の中に、女性の膣の突き刺し刑があります。

南京の通りには足を広げ、開口部に木の棒や小枝や雑草を突き刺されて倒れている女性の死体がありました。南京女性の拷問に使用され、耐え難い苦痛を与えたこの方法は考えただけでも精神が麻痺してしまうぐらい痛ましいものがあります。若い女性を強姦した日本兵は彼女にビールボトルを突き刺して射殺し、別の所ではゴルフクラブを突き刺された強姦犠牲者が発見されました。

また12月22日にTongjmenの門近郊で強姦された理髪店の妻は膣にかんしゃく玉を突っ込まれて、爆破して殺害されました。

そして犠牲者は女性だけに限られた訳ではありませんでした。中国人男性はよく男色の相手にされたり、笑う日本兵たちの前で恥ずかしい性芝居を演じるように強制されました。ある男性は雪上に転がる女性死体との性行為を強いられ、それに拒絶して殺害されました。また日本兵は禁欲主義を誓っていた男性に性交際を強制して喜ぶこともしました。男性に変装して南京の門を通過しようとした中国人女性が股の間を掴みながら一人一人チェックしている日本近衛兵に真実の性を暴かれてしまい、集団暴行を受けている時に、たまたま現場近くにいた仏教僧は危険を冒して止めに入り、不幸にさらされました。日本兵たちは彼に強姦したばかりのその女性との性交際を強制し、それを拒んだ僧侶はその場で去勢されて出血多量のために死に陥れられました。

さらに最も卑劣な性的拷問手段の中には家族に対する退廃があります。

日本兵は中国人男性に対して、父親は娘を、兄弟は姉妹を、息子は母親を強姦させる近親相姦を強制して、加虐的な喜びを味わいました。

中国軍大隊の司令官だったGuo Qiは、街が陥落して息詰まっていた3カ月の間に、少なくとも4、5回は日本兵が母親を犯すように息子へ強制して、拒んだ者はその場で殺されているのを見たり、聞いたりしました。

この報告書は、ある中国人男性が母親を強姦することを拒んでサーベルで突き殺され、直後にその母親も自殺したことについて報告したドイツ人外交官の証言で実証されています。

家族の中には、この様な行為を強いられるぐらいなら率直に死に応じる者もいました。ある一家は揚子江を横断しようとしたところで二人の日本兵に止められ、点検を求められました。ボード上で若い女性や少女たちを見つけた日本兵たちは両親や夫の目の前で女性の強姦を始め、これでも十分にひどい行為にかかわらず、兵士たちが次に要求したことは一家をさらに困惑させました。彼らはこの一家の年老いた男性にも同様に女性たちを強姦させようとしました。一家は従うよりも川へ身を投げて溺れ死ぬことを決意しました。


日本兵に捕らえられた女性たちは強姦された直後に殺され、生きる望みはほとんどありませんでした。

女性たちは様々な方法を用いて強姦から逃れようとしました。中には、すすを顔に擦り付けて老いて見せたり、病気にかかっているように見せたり、頭髪を剃って男性を偽ったりして変装する女性たちもいました。(ある利口な若い女性は金陵大学の安全地帯までの道のりを老婆に変装し、杖を持って足をひきずりながら、背中に借りた6才の子供を負ぶって歩いてきました。)また4日前に死んだ子供を生んだと日本兵に告げて病気を装ったり、中国人捕虜の助言を受けて指を喉に突っ込んで何回か嘔吐して見せた女性もいました。(彼女を捕らえた日本兵は慌てて建物から追い出しました。)中には人混みの中を屈んで進み、壁を敏捷によじ登って日本兵からの追撃を逃れた女性や、三階の日本兵を妨害して、庭の中国人男性が支える竹棒を滑り落ちて、辛うじて暴行から逃れた少女もいました。

しかし、あがいた女性は一度、捕らえられると、日本兵に抵抗しようとした見せしめのために拷問にかけられました。日本兵に挑んだ者たちは、よく目玉をえぐり抜かれていたり、鼻や耳や胸を削がれている状態で後に発見されました。


金子安次
「昼間のうちにいい女に目をつけておいて、夜襲いに行く兵士もいた。頑強に拒んだ女性には膣に棒を押し込み、子宮を切り裂き、油をつけた綿を押し込み燃やしたこともしばしばあった。」

 金子さんの話によると、民間人に対する殺戮と性的虐待は日常的に行われていて、これに加担しなかった日本兵は、少なくとも金子さんの知る限り、ほとんどいないという。

子供は、慣例のごとく両親の目の前で殺された。


子供の前で母親を犯す。赤ん坊を火にくべる。または子供の前で親を焼き殺す。

生きたまま生体実験を行う。 慰安と称して女性の膣にガソリンを含んだ布を押し込み、火をつける。


日本兵が南京の居住民に与えた数々の拷問は人間の理解できる範囲を越えています。下記の例はそのほんの一部分です。

(生き埋め殺人)日本兵は機能的に埋葬活動を実施することで大量虐殺の効率化を図りました。中国人捕虜たちはそれぞれグループに分けられ、まず第一グループが自分自身の墓穴を掘らせられ、第二グループが第一グループを埋め、続いて第三グループが第二グループを埋めて行くという具合に強いられました。犠牲者たちの中には胸や首から下部分を埋められて、刀で徐々に切り刻まれたり、馬や戦車で下敷きにされたりして、さらに大きな苦しみを受けた者たちもいました。

(切断)日本兵は犠牲者たちのはらわたを抜き出したり、斬首したり、手足を切断しただけでなく、さらにひどい種類の残酷な拷問を行ないました。

街の至る所で捕虜たちが板に釘付けにされて戦車にひき殺されたり、木や電柱にくくりつけられて肉体を切り刻まれたり、銃剣の練習台にされて虐殺される光景があり、明らかな事実の中には、100人以上の男性が銃殺される前に目玉をえぐり出されたり、耳や鼻を削ぎ落とされたということがありました。また200名を越える中国兵や市民の集団が裸で柱や学校の戸に縛られ、zhuiziという特別の針で口や喉や目を含む何百カ所という肉体部分を突き刺されることもありました。

(火による殺害)日本兵は犠牲者たちを集めて一気に焼き殺しました。江口の日本兵は中国人捕虜を10人単位でまとめて縛り、ガソリンをかけて火が点けられている窪地へ落とし込みました。太平路でも大量な数に上る店員が火刑を宣告され、ロープでまとめて縛られて炎の中へ投げ込まれました。さらに中国人暴徒たちを建物の最上階や屋根上に集めて、階段を破壊し、炎を下に灯すという余興の火刑ゲームも考案されました。多数の者が窓や屋根上から飛び降りて自殺を図りました。


また犠牲者たちを燃料でずぶぬれにして射撃し、炎上するのを観望するという娯楽も実施されました。ひどい事件の中には日本兵が何百人に上る男性や女性や子供たちをガソリンでびしょ塗れな広場の中に入れ、マシンガンで火を点火することもありました。

(氷による殺害)南京大虐殺中、 何千人に上る人々が故意に凍死させられました。何百人に上る中国人捕虜たちが凍結している池の辺まで行かされ、裸になって氷を壊し、水の中へ魚を捕まえに飛び込む様に命令され、水の中に入ると彼らの肉体は日本兵の銃弾に穴を空けられる浮いた的と化しました。また避難民集団を縛って浅瀬の池へ投げ入れ、そして手榴弾で爆破して「血と肉体の爆発雨」を引き起こすこともありました。

(狂犬による殺害)残虐非道な拷問方法の中には、犠牲者たちの腰部分まで土の中に埋めてジャーマンシェパード犬にかみ殺されるところを観望するというものもあります。日本兵が犠牲者を裸にして、肉体の敏感な部分をジャーマンシェパード犬に噛みつかせる指図をしているところを見物人が見ていました。犬たちは腹を噛み開き、腸を離れた場所へ引きずり出していたそうです。

これらの出来事は日本兵が犠牲者たちの拷問に用いたほんの一部です。日本兵は犠牲者をACID(麻薬)浸けにしたり、赤ん坊を銃剣で突き殺したり、人々の舌をフックに掛けて吊るすといった残虐な行為を公然と行ないました。

日本軍はまったく人間性を喪失してしまい、少しもはぱかることなく女性を強姦・輪姦した。幼女からろうぱまで、はなはだしきにいたっては妊婦さえも免れることはできなかった。

数多くの女性は暴行されたのちまたむざんにも殺害された。日本軍が南京を占領して1か月の間に、2万回以上もの強姦事件が発生した。その時、南京にいた外国の人たちが日本軍のことを「きん獣の群れ」といったのである。

”輪姦の後、殺害された女性”とキャプションのあるこの写真では腹を割かれ、内臓がとび出している。少し開き加減の足。左足の先のほうにはズボンと覚しきものがからまりついている。
http://www.jca.apc.org/nmnankin/magaz306.html


人前で中国人の首を斬殺さしたり、妊婦を銃剣でお腹を裂き見世物にしたとか、娘らを強姦したら殺す!(死人にくちなし、と言う事だそうです)

乳飲み子を母親から取り上げ谷へ投げ捨てた。

子供に”みの”をかぶせ火の中に投げ入れ、熱い熱いとみのがゆれるさまを喜んで”みの踊り”と言ったそうです

日本兵は「幼い娘は熟していない」といって、下腹部を切り開き輪姦を始めるのであった。妊婦でさえも容赦はなかった。

妊娠9ヶ月の17歳の少女を2人の日本兵が強姦する。この結果流産してしまい、彼女は発狂してしまった。HongWu門外では日本兵が農家の妊婦を強姦し、女性の腹部を切り開き、胎児を取り出した。また別のところでは、日本兵が妊婦を強姦しようとしたがお母さんが立ちふさがる。

そこで日本兵の超残虐な行為が始まる。日本兵は老婦を蹴飛ばし、妊婦の腹部をナイフで切った。数ヶ月たったばかりの胎児が中から飛び出した。

このようにして2人の尊い命が一瞬のうちに消えてしまった。多くの女性が強姦の後殺害されている。ある日本の上官は部下にこう言った。「後で厄介になるから、用を済ました後は分からぬように殺しておくようにしろ」多くの女性はこの時の経験を話せない。

しかしそのような地獄から生還した女性もいる。彼女はJianYin通り6丁目に住んでいた。彼女は他の女性といっしょに日本軍に連れ去られた。日中は洗濯をさせられ、夜になると輪姦の道具となる。年増の女は一晩で10回から20回。若くてかわいい女はもっと多かった、と証言する。

正月元旦の日、二人の日本兵が彼女を連れ誰もいない学校にやってきた。そして彼女を10回銃剣で突き刺した。首の後ろに4回。腕に1回。顔に1回。背中に4回刺された。日本兵は彼女が死んだと思い、去っていった。あとで通行人に助けられ病院に担ぎ込まれ命を取り留めた。強姦の後幸運にも殺されなかったが性病に罹り、一生苦しんだ人たちもいることを忘れてはならない。


" 外国人の見た日本兵の蛮行 # という本の中に著者の TianBoLie 氏は南京の虐殺の事実を記録に残している。そのほとんどが強姦であった。それから少し例を拾ってみるだけでも日本軍の罪の重さがわかる。12月14日正午、日本兵は JianYing 通りの民家を襲った。4人の少女を誘拐し2時間かけて強姦した。12月14日夜、日本兵が民家を襲って女性を強姦し、連れ去った。12月15日夜、大勢の日本兵が Jinling 大学の講堂に押し入った。そこで30人の女性を強姦した。ある者は6人の日本兵から次々と輪姦された。 12月15日夜、大勢の日本兵が ShanTiao通りの民家に押し入り、多くの女性を強姦した。12月16日、日本兵は保育大学から7名の少女を誘拐した。年齢は16歳から21歳までの娘であった。そのうち5名が後に釈放された。18日におこなわれた事情聴取によると彼女らは一日に6回強姦されたといっている。

12月18日の夕暮れ時、4,5百人の女性がわれわれの事務所に保護を求めてやってきた。 この多くは日本兵に強姦されていた。 ここに記載した事件は南京陥落後のほんの数日間に起こった氷山の一角に過ぎない。 実際、 " 強姦は南京陥落後6週間に渡って大規模に行われた」のである。これらの犯罪は下級兵士の行動にとどまらず、指導者層にまで及んでいる。

南京虐殺の主犯格である日本軍第六師団長谷寿夫の証言によると、彼は ZhongHua 橋の近くで Din Lan という女性と他に二人を強姦している。また、SaiHongQiaoで Liu YuQingさんと他三名を強姦した。他のところで10名以上の強姦も認めている。日本軍の侵略者たちは強姦で動物本能を満たすだけでは終わらなかった。

彼らは集団で輪姦し、その後、殺して死体を切断するのであった。多くの女性は10人くらいの日本兵に輪姦された。そして女性は死んでいく。この種の経験をした女性の死体は数限りなくあった。虐殺の期間中、強姦の犠牲者には教授婦人、尼僧、労働者、教師、学生などがいた。


2月の終わりごろ、14人の難民の家族が日本軍により惨殺された。一番下の娘はほんの14歳。彼女は二つの正方形のテーブルの上に乗せられて死んでいた。上半身は服を着たままであるが、下半身はすべて剥ぎ取られテーブルは血の海であった。そして彼女の下腹部には銃剣で刺した後が二つあった。

お姉さんは妹と同様の格好でベッドの上に倒れていた。母親はテーブルのところで1歳の赤ん坊を抱きかかえ倒れていた。赤ん坊は腹部をナイフで切られ、内臓が飛び出していた。正視できない地獄絵巻である。国際委員会の委員は調査に乗り出した。
写真を撮り、それをアメリカの市民のもとに送った。日本大使館にも送った。


日本軍の地獄の苦しみを味わったのは主に女性であった。彼女らは強姦されてそれで終わりではなかった。日本軍から胸を切り落とされ骨が見えている女性。
下腹部を銃剣で刺され苦痛で泣き叫ぶ女性。また、下腹部に木材、竹、人参などを差し込まれ、かき回されて死んでいく女性。

これを端で見ている日本兵は拍手を送り高らかに笑っていた。日本軍に囚われコックとして働かされた中国人が脱走後次の話をしてくれた。12月16日、通りに出てみるとまだ火も残って煙が立ち込めていた。我が同胞の死体の山、山、山。特に女性の死体が目立つ。それらの中で10体のうち8体は腹部を切断され中から内臓が出ている。

血まみれの胎児を手にした母親の死体もある。女性の乳房は切り取られるか銃剣で刺され、血と肉の固まりと化している。南京市内外の虐殺の期間中、多くの女性の死体はこのような様子であった。XinZhong門の城壁近くの家で60歳代のおばあさんの死体が見つかった。おばあさんの下腹部は大きく膨らんでいた。

YangPi通りの北に少女の死体が見つかった。おなかは切り開かれ内臓は引き出され、2つの目は大きく見開き、口からは血が流れていた。 GuYiDian通りでは12歳の少女が死んでいる。下着は破られ、目は閉じたまま口は開いていた。この死体を見てわかることは、これらの女性が単に日本兵の刃に倒れただけでなく、辱めを受けているということだ。

日本兵の犯した強姦の罪は重い。その残虐さは彼らの殺戮に劣らなかった。日本軍の上官はこれらの残虐行為の手をゆるめることはなかった。むしろ兵士の動物本能を満足させるためにこれを奨励した。その結果、日本兵はどこに行っても強姦をやった。上海、SuZhu,WuXi, HangZhou でも日本兵は同じことをやった。

南京の女性の運命は特に悲惨なものであった。南京陥落後、日本兵は女性を求めて南京のいたるところを探し回った。そして見つけると集団暴行を行う。
http://www.geocities.com/Pipeline/Halfpipe/3791/katari2-2.html

日本兵の婦女暴行・強姦の実態

1.妊娠している婦人を全裸にして刀で刃傷、木の間に女の両手両足をゆわえて子宮に手オ留弾をさして爆発。興味本位で、得意気に。(元軍曹T)

2.死体処理の少年の証言、女性の死体は特にひどい。ある女性は両手両足をひろげてベッドに縛られ、局部にサイダーの壜を深く刺されて被殺。

3.多くの少女はベッドに縛りつけられ誰でもがすぐに犯せるようにしている。少女があまり泣きじゃくったり、性病に罹ったりしたら、すぐに殺されてしまう。路地や公園には女性の死体でいっぱいだ。 彼女らは死んだ後でも切断されたり、局部に物を差し込まれたりして辱めを受けている。

4.一月一日、呉昌生が光華門外の自宅に帰った時、七人の日本兵がひとりの中国人のおばあさんを連れてやってきた。彼らにおばあさんを犯せと命じた。日本兵はこの光景を見て笑っていた。

5.二月五日、三牌楼に住む六十歳を超える陳さんのところに三人の日本兵がやってきた。 一人が見張りで、他の二人は交代で強姦した。日本兵の一人はおばあさんにペニスをなめてきれいにしろと言った。

6.1944年の春頃、鈴木氏が分隊長として、討伐作戦に参加した際のある村の話であった。 彼の分隊が休憩していたある農家に、一人の憲兵が現れ、惨劇が始まった。村の女性に食事を作ることを強い、お湯を沸かせていた時のことだった。

突然、その憲兵は梅毒にまみれた自らの陰茎をとりだし、食事の準備中の、一人の女性に、これを舐めろと要求した。ところが毅然と拒絶したその女性に、憲兵は激怒し、服をちぎって沸騰したお湯を浴びせ、遂に殺害した。


7. 12月15日、またもや押し入ってきた日本軍の兵士が、数え年8歳の蔡さんを強姦した。蔡さんはその様子を次のように語る。「日本兵は、私の陰部に手をねじ込み、その時まだ幼かったので、非常に硬かったのを無理やり押し込んでこじ開けた。


8.「冬には、至るところで暖をとります。兵隊は、赤ん坊をひっ捉まえ、火の中に投げ込んだものです。」と、古参兵の一人が報告する。別の帝国陸軍の兵隊が語る。

彼の部隊は打ち棄てられた村で女をみつけ、裸にし、「膣に布切れを押し込み、ガソリンを染み込ませて、火をつけました。皆それを見ていました。隊長もです。 部隊の慰安の一種だったんです。」


「暗い部屋に産褥の婦人ありて傍らにいとけなく眠る嬰児。銃剣で布団を跳ねのける。女は両手を合わせて拝んでいる。(略)彼女は衣服乱れて乳房一突き息絶えていた。」「先に高粱で隠された長持の中の娘もどうやら、輪姦の上刺殺した模様であった」(一一○頁)。

「掃討にあって残虐は付きもので、女をあさる。

輪姦、強姦と、又素裸にして乳房を刺突或は陰部にローソクを垂らし悶えるを見て悦び、恥毛に煙草の火をのせて焦げゆく興味。

タマゴを局部に挿入二個、三個と、更にトウモロコシを挿入或はピストン運動、トウガラシを詰め込み歓声を上げる。

銃剣の先で膣をつつく。こうして時間をもて遊んでいる。呻き苦しみ悶絶、出血滴る女と、掃討の修羅である」(一一二頁)。

「捕らえた女を丸裸にして寝かせて、両足を一ぱいに広げ杭に結びつけ尻したに枕して腰を浮かせて膣に、ナンパ大根と挿入できるようなもの等、刺激物のトーガラシとかをもって、いろいろなことをして、悶える表情に歓声を挙げていた。

更にローソクの垂汁をポトポトと膣に落し上手、下手を争って楽しんでいた。

乳房、腹上、局部にムカゼ・サソリ等を捕らえて這わせての興味を持っての蛮行が、いずこの部隊でも隠された所で行われることが、討伐作戦の楽しみであった。」

「捕虜の男と女を牢から出して来て裸体にして女に男の性器をくわえ吸わせ舐めさせ、性器が勃起するの見物と、性交させることの成り行きと、女の膣ネブリ、乳房と、ああしろ、こうしろと、注文をつけて、その表情を楽しんでいた。」(一一七頁)

 強い攻撃性は、攻撃の対象により強く大きな苦痛と恥辱を与えることで、自らの勝利感、征服感を満足させた。その対象が女性であるときは、性器への攻撃となって現われた(二六)。
http://park17.wakwak.com/~ueba/sankousakusen.4.html


まず、釣り針が連続して付いている釣り糸と竿を用意します。

そして、女の股をひらかせます。

女の膣に釣り糸を挿入。

釣り針も全て挿入し、挿入が終わったらウィンチで思い切り引っ張る。


これは第二次世界大戦時、日本軍が中国で行ったお遊びです。

男性に対しては行われず、女性のみを対象とした完全な性器刑。
失血死した人もいたそうです。


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拷問の光景を見てみよう。

  土地の者ではないということが、怪しいとみた理由だが、功名心にはやる土屋にとっては、それで十分だった。抗日分子なら大手柄だ。「オレが張った綱にかかった」のである。名前を張文達といった。三十三歳の近くの農村の農民で、「この街に買い物に来ただけ」と、おびえた目で話した。「いやいや、これは怪しい。この男は抗日軍の物資調達係だろう。貫禄から見て班長級だな」ど、士屋は決め込んだ。「何としても本拠地を吐かせ一網打尽にしたい」「これは大変な功績になるぞ」。思いだけは駆け巡るのだが、土屋は実際の取り調べをしたことがなかった。それて先輩格の伍長に取り調べを頼んだ。・・・
 
 まず、伍長が命じたのは、「こん棒を持ってこい。それも生木の丈夫なのだ」。これで殴りつけろ、という。土屋の頭に浮かんだのは、「何も生木のこん棒でなくても。相手は人間なのだから、せめて竹刀ででもいいではないか」という思いだった。だが、伍長の、それも実務を教えてくれようとする上官の命令だ。士屋ど同僚の上等兵とで、こん棒を振り回した。男は殴りつけるたびに、「ウッ」「ウッ」と声を立てたが、何も言わなかった。着ている綿衣からほこりだけはあがった。

 効果がないのが分かると、伍長は、机を二列にして、積み重ねさせ、上に棒を渡した。いわば器械体操をする鉄棒のような形だ。この棒に、両手足を麻縄で縛った男を後ろ手にしてつるした。体の重みを不自然な形の両腕で支えるのだから、苦しい。それも一時間、二時間の単位だ。はじめ真っ赤になった男の顔は、青ざめていき。脂汗をにじませてきた。だが、何もいわない。「こんちくしょう」と、伍長は十キロもある石を軍馬手に持ってこさせ、浮いていた男の足に縛りつけた。両肩の関節がゴクッとなった。「ウーン」とうなり、男は気絶した。舌打ちをした伍長は「今日はもういい、明日は必ず吐かせてやる」と言い残して自分の部屋に戻ってしまった。・・・

 二日目もひどい拷問が続いた。指南役の伍長は、どこからか焼きゴテを探して持ってきていた。これをストーブで焼け、という。「赤くなるまでだ」と、次の場面を予想して躊躇する土屋に付け加えた。男を留置場から引き出し、上着をはがし、背中をむき出しにした。赤く焼けたコテを男に見せて脅し、自白を強要するのか、と士屋は思った。ところが違った。伍長はいきなり背中に押しつけた。ジューッという音と、煙、それに激痛に思わず口をついた男の叫び声があがった。と同時に、何ともいいようのないにおいが部屋にも充満した。

 「お前の本拠はどこだ。仲間は?言え!言わないか!」。伍長は、怒鳴りながら何回となく男の背中を焼いた。「苦しい」を繰り返し、男はついに、「話す。話すからやめてくれ」といった。伍長は手を休めたが、相手は、肩で大きく息をするだけで、結局、何もいわない。伍長が再び赤く焼かせたコテを使った。部屋には鼻をつく臭気がこもり、断続的な男の低いうめき声が床をはった。・・・

 拷問は、さらに続いた。逮捕して二日間というもの、男に何も食べ物を与えていなかった。水すらも飲ませなかったと思う。それが三日目は水責めだった。弱り果てた男を裸にし、長椅子にあおむけに縛りつけた。そして、水を入れた大きなやかんで口と鼻に水をジャージャーと注ぎ込んだ。絶え間ない水のため、息ができず男は口をパクパクさせて水をどんどん飲み込む。みるみる腹が膨らんでいった。すると、拷問指南役の伍長は、「腹に馬乗りになって水を吐かせろ。そして、また注ぎ込め」という。この繰り返しだった。何回やっても同じだ。相手は気絶している。自白を得るという効果はなかった。・・・

 三日目は水責めで終わり、四日目は、いわゆるソロバン責めだった。「丸太を三本持って来い」と、伍長がいい、軍馬手に三角柱になるように削らせた。三本並ペ、その中でも鋭角の部分を上にし、男を座らせた。足はズボンを脱がせ素肌である。いわゆる弁慶の泣きどころに角が当たり、体重がかかる。男はこれまでの苦痛とは別の痛みで、悲鳴をあげた。その上だ。伍長は、男の上に乗っかれ、という。しかも土屋と同僚二人一緒にだ。そして、体を揺すれ、といった。ゴキッと音がし、男はうなるような声を立てた。もはや、脂汗も出ないほど弱っていた。男のすねの状態を、どう表現したらいいか。「生ぬるい。足に板をはさみ、両端に重石をのせろ」。すでに別の世界にいたのか、伍長は、さらに命令した。・・・

 足を痛めつけた翌日、伍長は、何を思ったか、太い針を買って来いと命じた。通訳が布団針を四、五本求めてきた。この針を男の手の指に刺せという。指といっても爪と肉の間にだ。映画でみたか、話に聞いたか、そんな拷問があるとは知っていたが、自分がやることになるとは思いもしなかった。ためらっていると、ほおのこけた伍長が病的な目でにらんだ。やらなければならない。男はこれから何をされるのかを察し、腕を縮めた。この腕を同僚に押さえつけてもらい、土屋は、右手中指の爪の間に針を刺した。だが、実際はろくに刺さらなかった。相手はあれだけ痛めつけられていたのに満身の力で手を引こうとした。それに、土屋はおっかなびっくりだった。それで、腕を押さえるのに伍長も加わった。だが刺さらない。男も自白らしいことは、むろん何も言わない。そのうち血やら汗やらで針がすべり出した。それでも刺そうとすると、針を持つ土屋の指のほうが痛くなってきた。

 男はすでに死を覚悟していたらしく、悲鳴もあげなくなった。ただ、ものすごい形相で土屋たちをにらんでいた。足がすくむような思いに襲われながらも、伍長の命令で続けた拷問だったが、ついに伍長もあきらめた。「張文達三十三歳、近くの農村から買い物に来ただけ」ということ以外、何の自白も得られなかった。班長格の軍曹は、すでに男を抗日分子としてハルビン憲兵隊に報告していた。だが、拷問の限りを尽くしても、本拠地の所在など肝心なことは何一つ聞き出せなかった。かといって、拷問によって半死半生になっている男を、このまま釈放するわけにはいかなかった。男の処分はどうするのか、土屋にはわからなかった。

 こういう時の処分で悩むのは、土屋のような新米憲兵ぐらいである。土屋が初年兵時に公主嶺で経験したように、仕掛けがあった。針の拷問から二日後だった。平陽鎮にいた満州国軍歩兵十五師団の日系軍官である中尉が訪ねてきて、男を連れて行った。「日本刀の試し斬りに」だった。男が墓地で首を落とされるのを土屋も見た。(p.81-86)
http://www.ne.jp/asahi/kuma/radical/dokusyo/special/kenpei_kiroku.htm


広東州の中央憲兵隊へ補助憲兵として私は派遣された。野戦補助憲兵といって、憲兵と同伴の時だけにかぎって憲兵の資格を有していた。主な任務は、保全地区(駐留日本軍の勢力圏内)での治安維持であった。特に、思想犯に目を光らせた。思想犯を捕え、拘留し、洗脳するのであったが、そのやり方は目を覆うものであった。

 コンクリートの上に、真っ赤に焼けた木炭を敷きつめ、その上に裸にした“囚人”を転がした。喚き、のた打つ“囚人”は隅へ隅へと転がってくるが、周囲には日本兵がいて、それを蹴飛ばして再び中央へ戻した。“囚人”の反応の仕方は、もはや人間のものとは思えなかった。多くの“囚人”は三日目を境に死んでいった。

 女に対してもその残虐度は同様であった。やはり全裸にして、獣のように四つん這いにさせ、丸太で打ちのめした。

私は、そればかりはどうしてもできなかった。すると、

「これしきのこと、できんのかッ」

 一人の憲兵が私を蹴飛ばしてから、丸太で渾身の力を込めて女を打ちすえた。

中国人は人間に非ず、否、生き物にさえ非ずとでも思っているような拷問であった。彼らの抵抗は死以外の何ものでもなかった。
http://page.freett.com/sokagakkai_komei/www.sokagakkai.or.jp/sokanet/HBK/Heiwa/hansen-7.html


日中戦争証言 車河堡 王さん(69歳)柳河口

 1回だけ見たことがあります。強姦したのは普通子どもには見せないんです。

1回見たのは、若い女性に沢山水を飲ませて、お腹を膨らませたり、

鉄の棒を火で焼いて、赤い鉄の棒を乳房に当てたり、女性の生殖器に差し込んだり、

あるいは銃剣の先を焼いて乳房や生殖器をえぐり取ったりしました。
http://www.jade.dti.ne.jp/~kaworu/syogen/syakaho.html

731部隊・石井四郎の野望・元部隊員の証言
http://www.youtube.com/watch?v=-qOV2saI5kQ


 昭和17年(1942年)春のことだった。入営以来の住み馴れた
東満国境の部隊から関東軍防疫給水部に転勤になったとき、私に与えられた職務は
教育部付きとして各支部に配属される衛生兵の教育だった。
それが終了した後、第一部吉村班に出向ということになった。

 ここは主として凍傷に関する研究を担当していて、私が行ったとき、たまたま
喝病〔原文ママ〕の生体実験が行われている最中だった。

それまでこの部隊は防疫給水、特に濾水機の製造補給が主な任務と聞いていた私には、
初めて接する部隊の隠された側面にただ驚くばかりであった。

堅牢なガラス張りの箱に全裸の人間を入れ、下から蒸気を注入して人工的に
喝病にかかりやすい気象条件を作り出して罹患させ、臨床的、病理的に観察し、
その病因を究明するためのものだった。

 時間が経過するにつれ全身が紅潮し汗が滝のように流れ出る。
いかに苦しくとも束縛されていて身動きもできない。

やがて発汗が止まる。苦渋に顔が歪み、必死に身悶えする。
耐えかねて哀訴となり、怒号となり、罵声となり、狂声と変わっていく
あの凄まじい断末魔ともいえる形相は、今もって脳裏にこびりついて離れない。

私は初めて見るこの凄惨な光景をとても直視するに忍びず、一刻も早く逃げ出したかった。
それにしても平然としてこのような実験に取り組んでいる人たちは、果たしてどんな神経の持ち主なのであろうか。……
http://hide20.blog.ocn.ne.jp/mokei/2008/05/post_44a5.html


実験その1。

厳冬の厳しい真冬の寒さの中に「マルタ」を長時間置き、凍傷を作りその治療をするという人体実験。

この場合限界まで外に置き完全に凍傷をさせる死の直前まで外に置く。

死んでは治療が出来なくなためです。そして体に出来た各部の凍傷を治療するという人体実験。

零下40度cの中に、長時間置かれるだけでも苦痛なのに。凍傷しているかを試すのに、
角材で、手、足を殴り、痛いうちはまだ凍傷になって
いないため更に、長時間、外に凍傷するまで置かれたという。

実験その2。

腹部に銃弾を撃ち込み、その銃弾の摘出手術をするという人体実験。
治癒するまでの時間がどの位掛かるのか。


実験その3。

無理やり全身麻酔の注射をして、人体を解剖し、足、腕、を切断し、接続する人体実験。
頭部を切り落とし脳の中の仕組みを調べる。


実験その4。

「マルタ」の男女にセックスをさせる実験。目的は梅毒に感染させるため。
日本兵が梅毒に感染した時の治療方法の研究。


実験その5。

細菌に感染させる人体実験。チフス、ぺスト、コレラ、赤痢、結核、梅毒等に感染させて、
その病状の変化の様子を克明に記録した。


実験その6。人間はどの位食べ物を摂らずに生きていられるかの実験。

兵士の背負う重装備の「背嚢」→はいのう。約30キロはある重い物を
背負わせ。5時間〜6時間歩かせ、水、食べ物をも与えず何日位位耐えられるのか。

あるいは飲料水と乾パンだけで、何日耐えられるか。

この実験には2人の中国人が使われた。何も与えない人。水と乾パンだけの人。
それぞれのデーターが記録された。


実験その7。

臓器摘出の人体実験。「マルタ」に全身麻酔をして、切り開かれた体内の臓器に、
刺激を与えどのような反応をするのかの人体実験。

そして摘出をして、ホルマリン漬けにする。まだぴくぴくと動いていたという。


実験その8。

「マルタ」を逆さつりにして、何時間何分で死に至るのかの人体実験。
身体の各部はどのように変化するるのかのテスト。


実験その9。

猿や馬の血液と人間の血液の交換実験。「マルタ」の体内血液を全て抜き取り、
どの位の分量の血液が搾り取る事が出来るかの人体実験。


凍傷の人体実験では、極寒の零下40度に長時間放置し、冷凍人間に近いものを作って
人体実験をした部分は記載中涙が止まらなかった。何故そのような事が行われたのか?

答えは、かってシベリア出兵の時日本軍は凍傷に悩まされた経験を持っていました。
この凍傷の克服のために731部隊では、凍傷実験が行われたのです。

この実験で手足を無くした「マルタ」の身体は、かろうじて残された頭部だけです。
そして最終的には毒ガス実験などに「再利用」されたという

その他「マルタ」を柱に縛り付け、空中から細菌爆弾を投下し効果がどの位あるのかを実験した。
「細菌の効力を確かめるため」

毒ガス実験では、ガラス張りの中に「マルタ」を入れ、毒ガスで死亡していく経過を映像に記録したり。絵画を描いたという。
http://homepage2.nifty.com/yocyan1854/ikari4.htm

そやね。私たちが片付けにいったとき、中国の女の人がありましたね。

梅毒の実験の。スペロヘータの実験の。それは思い出ありますね。

えーと、やられた先生は、園田中佐。教育隊の中佐のね。

それで私たちが入ったのは梅毒のそれをやったあとですから、恥部をずうっと切り開いとったですね。

その実験がどういうようにしたとかはお聞きになりましたか?

いやー、それは聞いてない。それは恥部と、それとあばらを開いとったですね。

その中をどうあたっていたかは覚えてないですね。顔とかはあたってないです。
まあ、そのような繰り返しです。
http://tenjin.coara.or.jp/~makoty/library/memory731.htm


その真空試験いうのは?

結局カプセルの中に入れて空気を抜くわけです。そうすると穴という穴から腸とか全部飛び出してくるいうて、凄かったらしいです。

それを言われた方、覚えていますか?

はい、1班におったのですね。茨木の方です。4年次になってちょっとして聞いたですね。

何班ですか?

それは研究班になるんですね。岡本班ですね。どういう意味でやったのかそこまで聞かなんだけどね。
http://tenjin.coara.or.jp/~makoty/library/memory731.htm

日本軍「慰安婦」生活を強要されたキム・デイル女性の証言を聞いてみよう。

 「平壌が故郷だという、“ハナコ”と呼ばれた女子が妊娠したが、田中という者は酒をひどく飲んで入ってきて、彼女を倒して容赦なく腹を蹴り飛ばし、
次に彼女の腹から胎児を取り出して投げ飛ばした。

 そして、朝鮮女性をみな集めてからそのはらわたを刃先で引き出して「慰安婦」の首にかけ、部屋の床の血をなめろと言った。

この時、多くの女子は気絶し、心臓が破裂して死んだ女子もいた。

 ある日、田中という者は大きい犬一匹を引いて入ってきて、犬に

「俺もしたから、お前もやれ」

とそそのかし、私に×××させた。 私が気を失って倒れると、冷水を浴びせて狂ったように襲いかかり、獣欲を満たした。

 さらに奴らは麻薬を吸わせた後、タバコにガソリンをつけて口や鼻、子宮に突っ込み、火をつけて火傷させた」

 日帝野獣は、ある「慰安婦」少女が必死に反抗したため、5匹の馬に彼女の腕と脚と首をくくり、引きちぎって殺したという。

かと思えば、ある女性が自分たちの要求に応じないため、「乞食」に「しつけ」をしてやるといい、彼女を木に逆さにぶら下げ、無理矢理襲いかかって銃卓で殴打した後、
乳房をえぐり取って残忍に虐殺したという。

 日帝は「慰安婦」が伝染病にかかれば、彼女らがいる「慰安所」に火を放ち、
死体を川や山中に捨て、戦闘に敗れて追われる時には「慰安婦」を一列に並び立たせ、順に首を切り落とした。
http://www.piks.or.tv/date/japan/20040826.htm


『沈黙の叫び 日本軍「慰安婦」出身のおばあさんの声』

耐えかねて逃げようとした女を日本兵達が見せしめに縛り上げて乳房を短剣で
切り落とすと傷口から真っ白な脂肪が溢れ出してきて、やがてそこから血が流れ出した。

731部隊やら南京大虐殺と並んで有名な従軍慰安婦問題。
A級戦犯が永眠る靖国を総理が未だに参拝している事が大陸で問題視されているのも、生の声を聞くと頷ける。
http://www.eigaseikatu.com/imp/14905/152813/


兵隊は彼女の首を切り、その煮汁を飲めと強要しました

 私は4人兄弟の長女で、弟3人がいまし た。ところが、両親は私たちを残して死ん でしまい、一番下で乳飲み子だった弟もお 母さんに続いて死んだのです。

  住む家もないので橋の下で雨露をしのぎながら、乞食をしたり農家の手伝いをして 弟たちを養いました。   私が数え年で17歳の夏、住んでいた小屋 に帰って来ると、巡査か兵隊なのかわからない日本人の2人の男が現れたのです。

彼らは私の髪の毛をつかんで、放り投げるように大きなトラックに乗せました。
弟たちが「お姉ちゃん行くな」と泣き叫んだの で私は振り返ろうとしたのですが、
男たち に蹴られてトラックに押し込められました。

その中には、幼い少女から20歳前後までの 娘たちでいっぱいで100人くらいいました。
男たちは、泣き叫ぶ私たちを殴ったり蹴っ たりして黙らせたのです。

  水原(スウォン)の駅から汽車に乗せら松中国の大 連へ連れて行かれました。
私たちが列車の 外をのぞこうとすると、「何を見ている」 と兵隊は髪を引っ張ったり足で蹴ったりし ました。 私は、弟たちのことも心配だしこ れから何が起きるかという不安で泣き出し たのですが、そしたらまた殴られたのです。

兵隊たちは、途中のハルビンや牡丹江な どで娘たちの一部を汽車から次々と降ろし て行きました。 私は東寧県で汽車を降ろさ れ、20人くらいの女性たちとトラックでプ チャゴルに連れて行かれました。

到着する と将校が「天皇と軍の命令だ。言うことを 聞かないと殺す」と言いました。

私は5号室に入れられ、着いたその日か ら強姦されたのです。
あちこちの部屋から も悲鳴が聞こえてきました。
それからは、 少ない日でも30人くらいの日本兵の相手を しなければなりませんでした。

  ある日、2人の女性が兵隊の相手をする のを拒否したということで、両手を縛られて庭に引っ張られて来ました。

兵隊たちは、 私たちを呼び集めて2人を高い木に吊るしたのです。

その娘たちは兵隊に「犬のよう なお前たちの言うことなんか聞かない」と 言いました。

そうしたら、奴らは刀で彼女たちの乳房をえぐり取ったのです。

血が吹き出ました。あまりにも残酷なので私は気絶してしまいました。

  彼女たちが死ぬと兵隊たちは首を切って 沸いた湯の中に入れました。
そして、その 煮汁を私たちに飲めと強要しました。

拒否 すれば私たちも殺されるので、生きるために仕方なく飲んだのです。

  女性たちの数はいつも20人くらいで、病気で死んだり逃亡に失敗して殺されたりすると新しい女性が補充されました。

ある時、 私は逃げようとして捕まってしまいました。

板にくぐり付けられて何十人もの兵隊に犯され逃げ出せないように
足の神経を切られてしまったのです。

  そして、別の部隊に移されて砂地に天幕を張っただけの所に入れられました。
私は、 鉄条網の下をくぐって逃げようとしましたが、鉄条網に鈴が付いていたのを知らなかったので再び捕まってしまいました。

すると、兵隊たちは赤く焼いた鉄棒とドラのような鉄板を私のお尻に押しつけたのです。

この時の火傷はケロイドになってし まったので今でも歩くのが困難で、痛くて横になることもできないほどです。

  ある時、奴らは私たちの食事に毒薬を入れました。
私は火傷のために早く歩けなかったので食事に遅れたのですが、私が行った時には先に食べていた女性たちがすでに死んでいたのです。

私は、這って逃げ出して、その村の中国人にかくまってもらいま した。

私はここの「慰安所」に8年間いま した。

  体の火傷の跡を見てください。正視できないほどです。
1947年に帰国しましたが、 故郷には帰れませんでしたし、子どもを生 むこともありませんでした。
http://www6.ocn.ne.jp/~kitanisi/knews/knews0109.html


日本軍はどのように慰安婦の秩序を保ったか:

A. 韓国人慰安婦の1人は、なぜ1日に40人もの男にサービスしなければならないのか
と尋ねたために、日本軍指揮官の命令によって、他の慰安婦の面前で、刀でたたかれ、
裸にされて、たくさんの釘の突き出た板の上を転がされ、血だらけになった後に首を
切られた。

さらに、日本軍指揮官の1人は、それを見ていた人々の前で
『あなたたち全員を殺すのは、犬を殺すよりも簡単だ』と述べ、死んだ女性の死体を
煮て食べるように強要した。


B. 韓国人慰安婦の1人は、他の40人とともに蛇だらけの水溜りに入るよう命令
され、そのうち数人は、無理やり水中に押し込まれ、その後、土をかぶせて生き埋めにされた。

C. 兵士に噛み付いた新入りの慰安婦は、他の慰安婦の面前、慰安所の中庭で首を
切られ、ぶつ切りにされた。

D. 激しく抵抗した慰安婦の1人は、胴体と頭を別々の馬に縛り付けられ、他の慰安婦
の面前で引きちぎられて殺された。


E. 多くの慰安婦は、中国兵捕虜の頭を煮た水の残りを飲むように強要された。

F. 性病にかかり、50人の日本兵に病気を移した韓国人慰安婦の1人は、灼熱の鉄棒で膣を消毒された。

G. 性的サービスを逃れようと入浴を拒んだ慰安婦は、木に逆さに吊るされ、ライフルで殴られ、乳首を切り取られて、最後に膣から銃で撃ち抜かれて殺害された。


筆者が最近傍聴した集会にも、元慰安婦が招かれ、体験談を語ったが、その上品で温和な顔立ちの元慰安婦が、

「慰安所の天井から赤ん坊の頭で作ったモビールのような飾りが吊るされていた」

と語ったとき、会場は一瞬息を呑んだ。

(上記の申立書、ならびにハウスフェルド法律事務所の各種資料は、

http://www.cmht.com/casewatch/civil/comfort.html
http://www.geocities.com/lordfreeza88/esytesti.htm



http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/739.html#c26

[番外地6] セックスと暴力。このふたつが密接に結びついている理由 中川隆
4. 中川隆[-7651] koaQ7Jey 2017年5月13日 11:16:35 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

仏典の地獄を偏執的狂人の妄想から生まれた怪奇残酷趣味のフィクションにすぎないと考えるのなら、これはどう思われるか。…

「村民を銃剣で追い立てて並ばせ、機銃掃射で薙ぎ倒す。

泣き叫ぶ乳幼児や子供たちを銃剣で突き殺し、

妊婦の腹を切り裂いて胎児を放り出す。

死体の山に石油をかけて焼き尽くす。

木に縛り付けて鞭打っては冷水をかけ、凍死させる。殴り殺す。蹴り殺す。死体を野犬に食わせる。

背中に石を結わえて水中に投げ込む。

輪姦し、その女の赤ん坊を銃剣に刺して肩に担ぎ、軍歌を歌って歩き回る。

赤ん坊を投げ殺す。踏み殺す。巨大な石を担がせて圧死させる。

鞭で殴って焼けた棒を押しつけ、冷水をかけて極寒の場に捨てて凍死させる。

婦女子を狩り集めて輪姦し、腹を裂いて内蔵をえぐりだす。

生き埋めにする。眼をえぐる。耳を切る。鼻を削ぐ。首を切り、その数を競う。生きながら解剖する。銃剣で突き刺し、崖から落とす。等々」

 これはフィクションではない。「正義」を掲げた日本軍が中国でやったことである。といっても、ここでは戦争の是非を論じようというわけではない。地獄は決してフィクションなどではなく、スーパーリアリズムの世界だと言いたかったのである。我々の心の内側にある畑が荒れ果てたとき、地獄はどこにでも出現する。地獄の発生は倫理や道徳では抑えられない。かつて倫理や道徳が声高に叫ばれていた時期に、戦争が絶えたことはなかった。いや、むしろ、戦争は倫理や道徳の意図的操作によって遂行されたと言ってもよい。これは歴史の教えるところである。
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/shiunji/yowa/yowa7.html

南京にいた日本兵たちの人間墜落と性的異常行為は限界がありませんでした。ちょうど退屈凌ぎに殺人コンテストが考案された様に、兵士たちはセックスの十分な供給に飽きると様々な気晴らしの強姦ゲームを創造しました。

おそらく日本兵が気晴らしにした最も残忍な作法の中に、女性の膣の突き刺し刑があります。

南京の通りには足を広げ、開口部に木の棒や小枝や雑草を突き刺されて倒れている女性の死体がありました。南京女性の拷問に使用され、耐え難い苦痛を与えたこの方法は考えただけでも精神が麻痺してしまうぐらい痛ましいものがあります。若い女性を強姦した日本兵は彼女にビールボトルを突き刺して射殺し、別の所ではゴルフクラブを突き刺された強姦犠牲者が発見されました。

また12月22日にTongjmenの門近郊で強姦された理髪店の妻は膣にかんしゃく玉を突っ込まれて、爆破して殺害されました。

そして犠牲者は女性だけに限られた訳ではありませんでした。中国人男性はよく男色の相手にされたり、笑う日本兵たちの前で恥ずかしい性芝居を演じるように強制されました。ある男性は雪上に転がる女性死体との性行為を強いられ、それに拒絶して殺害されました。また日本兵は禁欲主義を誓っていた男性に性交際を強制して喜ぶこともしました。男性に変装して南京の門を通過しようとした中国人女性が股の間を掴みながら一人一人チェックしている日本近衛兵に真実の性を暴かれてしまい、集団暴行を受けている時に、たまたま現場近くにいた仏教僧は危険を冒して止めに入り、不幸にさらされました。日本兵たちは彼に強姦したばかりのその女性との性交際を強制し、それを拒んだ僧侶はその場で去勢されて出血多量のために死に陥れられました。

さらに最も卑劣な性的拷問手段の中には家族に対する退廃があります。

日本兵は中国人男性に対して、父親は娘を、兄弟は姉妹を、息子は母親を強姦させる近親相姦を強制して、加虐的な喜びを味わいました。

中国軍大隊の司令官だったGuo Qiは、街が陥落して息詰まっていた3カ月の間に、少なくとも4、5回は日本兵が母親を犯すように息子へ強制して、拒んだ者はその場で殺されているのを見たり、聞いたりしました。

この報告書は、ある中国人男性が母親を強姦することを拒んでサーベルで突き殺され、直後にその母親も自殺したことについて報告したドイツ人外交官の証言で実証されています。

家族の中には、この様な行為を強いられるぐらいなら率直に死に応じる者もいました。ある一家は揚子江を横断しようとしたところで二人の日本兵に止められ、点検を求められました。ボード上で若い女性や少女たちを見つけた日本兵たちは両親や夫の目の前で女性の強姦を始め、これでも十分にひどい行為にかかわらず、兵士たちが次に要求したことは一家をさらに困惑させました。彼らはこの一家の年老いた男性にも同様に女性たちを強姦させようとしました。一家は従うよりも川へ身を投げて溺れ死ぬことを決意しました。


日本兵に捕らえられた女性たちは強姦された直後に殺され、生きる望みはほとんどありませんでした。

女性たちは様々な方法を用いて強姦から逃れようとしました。中には、すすを顔に擦り付けて老いて見せたり、病気にかかっているように見せたり、頭髪を剃って男性を偽ったりして変装する女性たちもいました。(ある利口な若い女性は金陵大学の安全地帯までの道のりを老婆に変装し、杖を持って足をひきずりながら、背中に借りた6才の子供を負ぶって歩いてきました。)また4日前に死んだ子供を生んだと日本兵に告げて病気を装ったり、中国人捕虜の助言を受けて指を喉に突っ込んで何回か嘔吐して見せた女性もいました。(彼女を捕らえた日本兵は慌てて建物から追い出しました。)中には人混みの中を屈んで進み、壁を敏捷によじ登って日本兵からの追撃を逃れた女性や、三階の日本兵を妨害して、庭の中国人男性が支える竹棒を滑り落ちて、辛うじて暴行から逃れた少女もいました。

しかし、あがいた女性は一度、捕らえられると、日本兵に抵抗しようとした見せしめのために拷問にかけられました。日本兵に挑んだ者たちは、よく目玉をえぐり抜かれていたり、鼻や耳や胸を削がれている状態で後に発見されました。


金子安次
「昼間のうちにいい女に目をつけておいて、夜襲いに行く兵士もいた。頑強に拒んだ女性には膣に棒を押し込み、子宮を切り裂き、油をつけた綿を押し込み燃やしたこともしばしばあった。」

 金子さんの話によると、民間人に対する殺戮と性的虐待は日常的に行われていて、これに加担しなかった日本兵は、少なくとも金子さんの知る限り、ほとんどいないという。

子供は、慣例のごとく両親の目の前で殺された。


子供の前で母親を犯す。赤ん坊を火にくべる。または子供の前で親を焼き殺す。

生きたまま生体実験を行う。 慰安と称して女性の膣にガソリンを含んだ布を押し込み、火をつける。


日本兵が南京の居住民に与えた数々の拷問は人間の理解できる範囲を越えています。下記の例はそのほんの一部分です。

(生き埋め殺人)日本兵は機能的に埋葬活動を実施することで大量虐殺の効率化を図りました。中国人捕虜たちはそれぞれグループに分けられ、まず第一グループが自分自身の墓穴を掘らせられ、第二グループが第一グループを埋め、続いて第三グループが第二グループを埋めて行くという具合に強いられました。犠牲者たちの中には胸や首から下部分を埋められて、刀で徐々に切り刻まれたり、馬や戦車で下敷きにされたりして、さらに大きな苦しみを受けた者たちもいました。

(切断)日本兵は犠牲者たちのはらわたを抜き出したり、斬首したり、手足を切断しただけでなく、さらにひどい種類の残酷な拷問を行ないました。

街の至る所で捕虜たちが板に釘付けにされて戦車にひき殺されたり、木や電柱にくくりつけられて肉体を切り刻まれたり、銃剣の練習台にされて虐殺される光景があり、明らかな事実の中には、100人以上の男性が銃殺される前に目玉をえぐり出されたり、耳や鼻を削ぎ落とされたということがありました。また200名を越える中国兵や市民の集団が裸で柱や学校の戸に縛られ、zhuiziという特別の針で口や喉や目を含む何百カ所という肉体部分を突き刺されることもありました。

(火による殺害)日本兵は犠牲者たちを集めて一気に焼き殺しました。江口の日本兵は中国人捕虜を10人単位でまとめて縛り、ガソリンをかけて火が点けられている窪地へ落とし込みました。太平路でも大量な数に上る店員が火刑を宣告され、ロープでまとめて縛られて炎の中へ投げ込まれました。さらに中国人暴徒たちを建物の最上階や屋根上に集めて、階段を破壊し、炎を下に灯すという余興の火刑ゲームも考案されました。多数の者が窓や屋根上から飛び降りて自殺を図りました。


また犠牲者たちを燃料でずぶぬれにして射撃し、炎上するのを観望するという娯楽も実施されました。ひどい事件の中には日本兵が何百人に上る男性や女性や子供たちをガソリンでびしょ塗れな広場の中に入れ、マシンガンで火を点火することもありました。

(氷による殺害)南京大虐殺中、 何千人に上る人々が故意に凍死させられました。何百人に上る中国人捕虜たちが凍結している池の辺まで行かされ、裸になって氷を壊し、水の中へ魚を捕まえに飛び込む様に命令され、水の中に入ると彼らの肉体は日本兵の銃弾に穴を空けられる浮いた的と化しました。また避難民集団を縛って浅瀬の池へ投げ入れ、そして手榴弾で爆破して「血と肉体の爆発雨」を引き起こすこともありました。

(狂犬による殺害)残虐非道な拷問方法の中には、犠牲者たちの腰部分まで土の中に埋めてジャーマンシェパード犬にかみ殺されるところを観望するというものもあります。日本兵が犠牲者を裸にして、肉体の敏感な部分をジャーマンシェパード犬に噛みつかせる指図をしているところを見物人が見ていました。犬たちは腹を噛み開き、腸を離れた場所へ引きずり出していたそうです。

これらの出来事は日本兵が犠牲者たちの拷問に用いたほんの一部です。日本兵は犠牲者をACID(麻薬)浸けにしたり、赤ん坊を銃剣で突き殺したり、人々の舌をフックに掛けて吊るすといった残虐な行為を公然と行ないました。

日本軍はまったく人間性を喪失してしまい、少しもはぱかることなく女性を強姦・輪姦した。幼女からろうぱまで、はなはだしきにいたっては妊婦さえも免れることはできなかった。

数多くの女性は暴行されたのちまたむざんにも殺害された。日本軍が南京を占領して1か月の間に、2万回以上もの強姦事件が発生した。その時、南京にいた外国の人たちが日本軍のことを「きん獣の群れ」といったのである。

”輪姦の後、殺害された女性”とキャプションのあるこの写真では腹を割かれ、内臓がとび出している。少し開き加減の足。左足の先のほうにはズボンと覚しきものがからまりついている。
http://www.jca.apc.org/nmnankin/magaz306.html


人前で中国人の首を斬殺さしたり、妊婦を銃剣でお腹を裂き見世物にしたとか、娘らを強姦したら殺す!(死人にくちなし、と言う事だそうです)

乳飲み子を母親から取り上げ谷へ投げ捨てた。

子供に”みの”をかぶせ火の中に投げ入れ、熱い熱いとみのがゆれるさまを喜んで”みの踊り”と言ったそうです

日本兵は「幼い娘は熟していない」といって、下腹部を切り開き輪姦を始めるのであった。妊婦でさえも容赦はなかった。

妊娠9ヶ月の17歳の少女を2人の日本兵が強姦する。この結果流産してしまい、彼女は発狂してしまった。HongWu門外では日本兵が農家の妊婦を強姦し、女性の腹部を切り開き、胎児を取り出した。また別のところでは、日本兵が妊婦を強姦しようとしたがお母さんが立ちふさがる。

そこで日本兵の超残虐な行為が始まる。日本兵は老婦を蹴飛ばし、妊婦の腹部をナイフで切った。数ヶ月たったばかりの胎児が中から飛び出した。

このようにして2人の尊い命が一瞬のうちに消えてしまった。多くの女性が強姦の後殺害されている。ある日本の上官は部下にこう言った。「後で厄介になるから、用を済ました後は分からぬように殺しておくようにしろ」多くの女性はこの時の経験を話せない。

しかしそのような地獄から生還した女性もいる。彼女はJianYin通り6丁目に住んでいた。彼女は他の女性といっしょに日本軍に連れ去られた。日中は洗濯をさせられ、夜になると輪姦の道具となる。年増の女は一晩で10回から20回。若くてかわいい女はもっと多かった、と証言する。

正月元旦の日、二人の日本兵が彼女を連れ誰もいない学校にやってきた。そして彼女を10回銃剣で突き刺した。首の後ろに4回。腕に1回。顔に1回。背中に4回刺された。日本兵は彼女が死んだと思い、去っていった。あとで通行人に助けられ病院に担ぎ込まれ命を取り留めた。強姦の後幸運にも殺されなかったが性病に罹り、一生苦しんだ人たちもいることを忘れてはならない。


" 外国人の見た日本兵の蛮行 # という本の中に著者の TianBoLie 氏は南京の虐殺の事実を記録に残している。そのほとんどが強姦であった。それから少し例を拾ってみるだけでも日本軍の罪の重さがわかる。12月14日正午、日本兵は JianYing 通りの民家を襲った。4人の少女を誘拐し2時間かけて強姦した。12月14日夜、日本兵が民家を襲って女性を強姦し、連れ去った。12月15日夜、大勢の日本兵が Jinling 大学の講堂に押し入った。そこで30人の女性を強姦した。ある者は6人の日本兵から次々と輪姦された。 12月15日夜、大勢の日本兵が ShanTiao通りの民家に押し入り、多くの女性を強姦した。12月16日、日本兵は保育大学から7名の少女を誘拐した。年齢は16歳から21歳までの娘であった。そのうち5名が後に釈放された。18日におこなわれた事情聴取によると彼女らは一日に6回強姦されたといっている。

12月18日の夕暮れ時、4,5百人の女性がわれわれの事務所に保護を求めてやってきた。 この多くは日本兵に強姦されていた。 ここに記載した事件は南京陥落後のほんの数日間に起こった氷山の一角に過ぎない。 実際、 " 強姦は南京陥落後6週間に渡って大規模に行われた」のである。これらの犯罪は下級兵士の行動にとどまらず、指導者層にまで及んでいる。

南京虐殺の主犯格である日本軍第六師団長谷寿夫の証言によると、彼は ZhongHua 橋の近くで Din Lan という女性と他に二人を強姦している。また、SaiHongQiaoで Liu YuQingさんと他三名を強姦した。他のところで10名以上の強姦も認めている。日本軍の侵略者たちは強姦で動物本能を満たすだけでは終わらなかった。

彼らは集団で輪姦し、その後、殺して死体を切断するのであった。多くの女性は10人くらいの日本兵に輪姦された。そして女性は死んでいく。この種の経験をした女性の死体は数限りなくあった。虐殺の期間中、強姦の犠牲者には教授婦人、尼僧、労働者、教師、学生などがいた。


2月の終わりごろ、14人の難民の家族が日本軍により惨殺された。一番下の娘はほんの14歳。彼女は二つの正方形のテーブルの上に乗せられて死んでいた。上半身は服を着たままであるが、下半身はすべて剥ぎ取られテーブルは血の海であった。そして彼女の下腹部には銃剣で刺した後が二つあった。

お姉さんは妹と同様の格好でベッドの上に倒れていた。母親はテーブルのところで1歳の赤ん坊を抱きかかえ倒れていた。赤ん坊は腹部をナイフで切られ、内臓が飛び出していた。正視できない地獄絵巻である。国際委員会の委員は調査に乗り出した。
写真を撮り、それをアメリカの市民のもとに送った。日本大使館にも送った。


日本軍の地獄の苦しみを味わったのは主に女性であった。彼女らは強姦されてそれで終わりではなかった。日本軍から胸を切り落とされ骨が見えている女性。
下腹部を銃剣で刺され苦痛で泣き叫ぶ女性。また、下腹部に木材、竹、人参などを差し込まれ、かき回されて死んでいく女性。

これを端で見ている日本兵は拍手を送り高らかに笑っていた。日本軍に囚われコックとして働かされた中国人が脱走後次の話をしてくれた。12月16日、通りに出てみるとまだ火も残って煙が立ち込めていた。我が同胞の死体の山、山、山。特に女性の死体が目立つ。それらの中で10体のうち8体は腹部を切断され中から内臓が出ている。

血まみれの胎児を手にした母親の死体もある。女性の乳房は切り取られるか銃剣で刺され、血と肉の固まりと化している。南京市内外の虐殺の期間中、多くの女性の死体はこのような様子であった。XinZhong門の城壁近くの家で60歳代のおばあさんの死体が見つかった。おばあさんの下腹部は大きく膨らんでいた。

YangPi通りの北に少女の死体が見つかった。おなかは切り開かれ内臓は引き出され、2つの目は大きく見開き、口からは血が流れていた。 GuYiDian通りでは12歳の少女が死んでいる。下着は破られ、目は閉じたまま口は開いていた。この死体を見てわかることは、これらの女性が単に日本兵の刃に倒れただけでなく、辱めを受けているということだ。

日本兵の犯した強姦の罪は重い。その残虐さは彼らの殺戮に劣らなかった。日本軍の上官はこれらの残虐行為の手をゆるめることはなかった。むしろ兵士の動物本能を満足させるためにこれを奨励した。その結果、日本兵はどこに行っても強姦をやった。上海、SuZhu,WuXi, HangZhou でも日本兵は同じことをやった。

南京の女性の運命は特に悲惨なものであった。南京陥落後、日本兵は女性を求めて南京のいたるところを探し回った。そして見つけると集団暴行を行う。
http://www.geocities.com/Pipeline/Halfpipe/3791/katari2-2.html


日本兵の婦女暴行・強姦の実態

1.妊娠している婦人を全裸にして刀で刃傷、木の間に女の両手両足をゆわえて子宮に手オ留弾をさして爆発。興味本位で、得意気に。(元軍曹T)

2.死体処理の少年の証言、女性の死体は特にひどい。ある女性は両手両足をひろげてベッドに縛られ、局部にサイダーの壜を深く刺されて被殺。

3.多くの少女はベッドに縛りつけられ誰でもがすぐに犯せるようにしている。少女があまり泣きじゃくったり、性病に罹ったりしたら、すぐに殺されてしまう。路地や公園には女性の死体でいっぱいだ。 彼女らは死んだ後でも切断されたり、局部に物を差し込まれたりして辱めを受けている。

4.一月一日、呉昌生が光華門外の自宅に帰った時、七人の日本兵がひとりの中国人のおばあさんを連れてやってきた。彼らにおばあさんを犯せと命じた。日本兵はこの光景を見て笑っていた。

5.二月五日、三牌楼に住む六十歳を超える陳さんのところに三人の日本兵がやってきた。 一人が見張りで、他の二人は交代で強姦した。日本兵の一人はおばあさんにペニスをなめてきれいにしろと言った。

6.1944年の春頃、鈴木氏が分隊長として、討伐作戦に参加した際のある村の話であった。 彼の分隊が休憩していたある農家に、一人の憲兵が現れ、惨劇が始まった。村の女性に食事を作ることを強い、お湯を沸かせていた時のことだった。

突然、その憲兵は梅毒にまみれた自らの陰茎をとりだし、食事の準備中の、一人の女性に、これを舐めろと要求した。ところが毅然と拒絶したその女性に、憲兵は激怒し、服をちぎって沸騰したお湯を浴びせ、遂に殺害した。


7. 12月15日、またもや押し入ってきた日本軍の兵士が、数え年8歳の蔡さんを強姦した。蔡さんはその様子を次のように語る。「日本兵は、私の陰部に手をねじ込み、その時まだ幼かったので、非常に硬かったのを無理やり押し込んでこじ開けた。


8.「冬には、至るところで暖をとります。兵隊は、赤ん坊をひっ捉まえ、火の中に投げ込んだものです。」と、古参兵の一人が報告する。別の帝国陸軍の兵隊が語る。

彼の部隊は打ち棄てられた村で女をみつけ、裸にし、「膣に布切れを押し込み、ガソリンを染み込ませて、火をつけました。皆それを見ていました。隊長もです。 部隊の慰安の一種だったんです。」


「暗い部屋に産褥の婦人ありて傍らにいとけなく眠る嬰児。銃剣で布団を跳ねのける。女は両手を合わせて拝んでいる。(略)彼女は衣服乱れて乳房一突き息絶えていた。」「先に高粱で隠された長持の中の娘もどうやら、輪姦の上刺殺した模様であった」(一一○頁)。

「掃討にあって残虐は付きもので、女をあさる。

輪姦、強姦と、又素裸にして乳房を刺突或は陰部にローソクを垂らし悶えるを見て悦び、恥毛に煙草の火をのせて焦げゆく興味。

タマゴを局部に挿入二個、三個と、更にトウモロコシを挿入或はピストン運動、トウガラシを詰め込み歓声を上げる。

銃剣の先で膣をつつく。こうして時間をもて遊んでいる。呻き苦しみ悶絶、出血滴る女と、掃討の修羅である」(一一二頁)。

「捕らえた女を丸裸にして寝かせて、両足を一ぱいに広げ杭に結びつけ尻したに枕して腰を浮かせて膣に、ナンパ大根と挿入できるようなもの等、刺激物のトーガラシとかをもって、いろいろなことをして、悶える表情に歓声を挙げていた。

更にローソクの垂汁をポトポトと膣に落し上手、下手を争って楽しんでいた。

乳房、腹上、局部にムカゼ・サソリ等を捕らえて這わせての興味を持っての蛮行が、いずこの部隊でも隠された所で行われることが、討伐作戦の楽しみであった。」

「捕虜の男と女を牢から出して来て裸体にして女に男の性器をくわえ吸わせ舐めさせ、性器が勃起するの見物と、性交させることの成り行きと、女の膣ネブリ、乳房と、ああしろ、こうしろと、注文をつけて、その表情を楽しんでいた。」(一一七頁)

 強い攻撃性は、攻撃の対象により強く大きな苦痛と恥辱を与えることで、自らの勝利感、征服感を満足させた。その対象が女性であるときは、性器への攻撃となって現われた(二六)。
http://park17.wakwak.com/~ueba/sankousakusen.4.html


まず、釣り針が連続して付いている釣り糸と竿を用意します。

そして、女の股をひらかせます。

女の膣に釣り糸を挿入。

釣り針も全て挿入し、挿入が終わったらウィンチで思い切り引っ張る。


これは第二次世界大戦時、日本軍が中国で行ったお遊びです。

男性に対しては行われず、女性のみを対象とした完全な性器刑。
失血死した人もいたそうです。


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拷問の光景を見てみよう。

  土地の者ではないということが、怪しいとみた理由だが、功名心にはやる土屋にとっては、それで十分だった。抗日分子なら大手柄だ。「オレが張った綱にかかった」のである。名前を張文達といった。三十三歳の近くの農村の農民で、「この街に買い物に来ただけ」と、おびえた目で話した。「いやいや、これは怪しい。この男は抗日軍の物資調達係だろう。貫禄から見て班長級だな」ど、士屋は決め込んだ。「何としても本拠地を吐かせ一網打尽にしたい」「これは大変な功績になるぞ」。思いだけは駆け巡るのだが、土屋は実際の取り調べをしたことがなかった。それて先輩格の伍長に取り調べを頼んだ。・・・
 
 まず、伍長が命じたのは、「こん棒を持ってこい。それも生木の丈夫なのだ」。これで殴りつけろ、という。土屋の頭に浮かんだのは、「何も生木のこん棒でなくても。相手は人間なのだから、せめて竹刀ででもいいではないか」という思いだった。だが、伍長の、それも実務を教えてくれようとする上官の命令だ。士屋ど同僚の上等兵とで、こん棒を振り回した。男は殴りつけるたびに、「ウッ」「ウッ」と声を立てたが、何も言わなかった。着ている綿衣からほこりだけはあがった。

 効果がないのが分かると、伍長は、机を二列にして、積み重ねさせ、上に棒を渡した。いわば器械体操をする鉄棒のような形だ。この棒に、両手足を麻縄で縛った男を後ろ手にしてつるした。体の重みを不自然な形の両腕で支えるのだから、苦しい。それも一時間、二時間の単位だ。はじめ真っ赤になった男の顔は、青ざめていき。脂汗をにじませてきた。だが、何もいわない。「こんちくしょう」と、伍長は十キロもある石を軍馬手に持ってこさせ、浮いていた男の足に縛りつけた。両肩の関節がゴクッとなった。「ウーン」とうなり、男は気絶した。舌打ちをした伍長は「今日はもういい、明日は必ず吐かせてやる」と言い残して自分の部屋に戻ってしまった。・・・

 二日目もひどい拷問が続いた。指南役の伍長は、どこからか焼きゴテを探して持ってきていた。これをストーブで焼け、という。「赤くなるまでだ」と、次の場面を予想して躊躇する土屋に付け加えた。男を留置場から引き出し、上着をはがし、背中をむき出しにした。赤く焼けたコテを男に見せて脅し、自白を強要するのか、と士屋は思った。ところが違った。伍長はいきなり背中に押しつけた。ジューッという音と、煙、それに激痛に思わず口をついた男の叫び声があがった。と同時に、何ともいいようのないにおいが部屋にも充満した。

 「お前の本拠はどこだ。仲間は?言え!言わないか!」。伍長は、怒鳴りながら何回となく男の背中を焼いた。「苦しい」を繰り返し、男はついに、「話す。話すからやめてくれ」といった。伍長は手を休めたが、相手は、肩で大きく息をするだけで、結局、何もいわない。伍長が再び赤く焼かせたコテを使った。部屋には鼻をつく臭気がこもり、断続的な男の低いうめき声が床をはった。・・・

 拷問は、さらに続いた。逮捕して二日間というもの、男に何も食べ物を与えていなかった。水すらも飲ませなかったと思う。それが三日目は水責めだった。弱り果てた男を裸にし、長椅子にあおむけに縛りつけた。そして、水を入れた大きなやかんで口と鼻に水をジャージャーと注ぎ込んだ。絶え間ない水のため、息ができず男は口をパクパクさせて水をどんどん飲み込む。みるみる腹が膨らんでいった。すると、拷問指南役の伍長は、「腹に馬乗りになって水を吐かせろ。そして、また注ぎ込め」という。この繰り返しだった。何回やっても同じだ。相手は気絶している。自白を得るという効果はなかった。・・・

 三日目は水責めで終わり、四日目は、いわゆるソロバン責めだった。「丸太を三本持って来い」と、伍長がいい、軍馬手に三角柱になるように削らせた。三本並ペ、その中でも鋭角の部分を上にし、男を座らせた。足はズボンを脱がせ素肌である。いわゆる弁慶の泣きどころに角が当たり、体重がかかる。男はこれまでの苦痛とは別の痛みで、悲鳴をあげた。その上だ。伍長は、男の上に乗っかれ、という。しかも土屋と同僚二人一緒にだ。そして、体を揺すれ、といった。ゴキッと音がし、男はうなるような声を立てた。もはや、脂汗も出ないほど弱っていた。男のすねの状態を、どう表現したらいいか。「生ぬるい。足に板をはさみ、両端に重石をのせろ」。すでに別の世界にいたのか、伍長は、さらに命令した。・・・

 足を痛めつけた翌日、伍長は、何を思ったか、太い針を買って来いと命じた。通訳が布団針を四、五本求めてきた。この針を男の手の指に刺せという。指といっても爪と肉の間にだ。映画でみたか、話に聞いたか、そんな拷問があるとは知っていたが、自分がやることになるとは思いもしなかった。ためらっていると、ほおのこけた伍長が病的な目でにらんだ。やらなければならない。男はこれから何をされるのかを察し、腕を縮めた。この腕を同僚に押さえつけてもらい、土屋は、右手中指の爪の間に針を刺した。だが、実際はろくに刺さらなかった。相手はあれだけ痛めつけられていたのに満身の力で手を引こうとした。それに、土屋はおっかなびっくりだった。それで、腕を押さえるのに伍長も加わった。だが刺さらない。男も自白らしいことは、むろん何も言わない。そのうち血やら汗やらで針がすべり出した。それでも刺そうとすると、針を持つ土屋の指のほうが痛くなってきた。

 男はすでに死を覚悟していたらしく、悲鳴もあげなくなった。ただ、ものすごい形相で土屋たちをにらんでいた。足がすくむような思いに襲われながらも、伍長の命令で続けた拷問だったが、ついに伍長もあきらめた。「張文達三十三歳、近くの農村から買い物に来ただけ」ということ以外、何の自白も得られなかった。班長格の軍曹は、すでに男を抗日分子としてハルビン憲兵隊に報告していた。だが、拷問の限りを尽くしても、本拠地の所在など肝心なことは何一つ聞き出せなかった。かといって、拷問によって半死半生になっている男を、このまま釈放するわけにはいかなかった。男の処分はどうするのか、土屋にはわからなかった。

 こういう時の処分で悩むのは、土屋のような新米憲兵ぐらいである。土屋が初年兵時に公主嶺で経験したように、仕掛けがあった。針の拷問から二日後だった。平陽鎮にいた満州国軍歩兵十五師団の日系軍官である中尉が訪ねてきて、男を連れて行った。「日本刀の試し斬りに」だった。男が墓地で首を落とされるのを土屋も見た。(p.81-86)
http://www.ne.jp/asahi/kuma/radical/dokusyo/special/kenpei_kiroku.htm


広東州の中央憲兵隊へ補助憲兵として私は派遣された。野戦補助憲兵といって、憲兵と同伴の時だけにかぎって憲兵の資格を有していた。主な任務は、保全地区(駐留日本軍の勢力圏内)での治安維持であった。特に、思想犯に目を光らせた。思想犯を捕え、拘留し、洗脳するのであったが、そのやり方は目を覆うものであった。

 コンクリートの上に、真っ赤に焼けた木炭を敷きつめ、その上に裸にした“囚人”を転がした。喚き、のた打つ“囚人”は隅へ隅へと転がってくるが、周囲には日本兵がいて、それを蹴飛ばして再び中央へ戻した。“囚人”の反応の仕方は、もはや人間のものとは思えなかった。多くの“囚人”は三日目を境に死んでいった。

 女に対してもその残虐度は同様であった。やはり全裸にして、獣のように四つん這いにさせ、丸太で打ちのめした。

私は、そればかりはどうしてもできなかった。すると、

「これしきのこと、できんのかッ」

 一人の憲兵が私を蹴飛ばしてから、丸太で渾身の力を込めて女を打ちすえた。

中国人は人間に非ず、否、生き物にさえ非ずとでも思っているような拷問であった。彼らの抵抗は死以外の何ものでもなかった。
http://page.freett.com/sokagakkai_komei/www.sokagakkai.or.jp/sokanet/HBK/Heiwa/hansen-7.html


日中戦争証言 車河堡 王さん(69歳)柳河口

 1回だけ見たことがあります。強姦したのは普通子どもには見せないんです。

1回見たのは、若い女性に沢山水を飲ませて、お腹を膨らませたり、

鉄の棒を火で焼いて、赤い鉄の棒を乳房に当てたり、女性の生殖器に差し込んだり、

あるいは銃剣の先を焼いて乳房や生殖器をえぐり取ったりしました。
http://www.jade.dti.ne.jp/~kaworu/syogen/syakaho.html


731部隊・石井四郎の野望・元部隊員の証言
http://www.youtube.com/watch?v=-qOV2saI5kQ


 昭和17年(1942年)春のことだった。入営以来の住み馴れた
東満国境の部隊から関東軍防疫給水部に転勤になったとき、私に与えられた職務は
教育部付きとして各支部に配属される衛生兵の教育だった。
それが終了した後、第一部吉村班に出向ということになった。

 ここは主として凍傷に関する研究を担当していて、私が行ったとき、たまたま
喝病〔原文ママ〕の生体実験が行われている最中だった。

それまでこの部隊は防疫給水、特に濾水機の製造補給が主な任務と聞いていた私には、
初めて接する部隊の隠された側面にただ驚くばかりであった。

堅牢なガラス張りの箱に全裸の人間を入れ、下から蒸気を注入して人工的に
喝病にかかりやすい気象条件を作り出して罹患させ、臨床的、病理的に観察し、
その病因を究明するためのものだった。

 時間が経過するにつれ全身が紅潮し汗が滝のように流れ出る。
いかに苦しくとも束縛されていて身動きもできない。

やがて発汗が止まる。苦渋に顔が歪み、必死に身悶えする。
耐えかねて哀訴となり、怒号となり、罵声となり、狂声と変わっていく
あの凄まじい断末魔ともいえる形相は、今もって脳裏にこびりついて離れない。

私は初めて見るこの凄惨な光景をとても直視するに忍びず、一刻も早く逃げ出したかった。
それにしても平然としてこのような実験に取り組んでいる人たちは、果たしてどんな神経の持ち主なのであろうか。……
http://hide20.blog.ocn.ne.jp/mokei/2008/05/post_44a5.html


実験その1。

厳冬の厳しい真冬の寒さの中に「マルタ」を長時間置き、凍傷を作りその治療をするという人体実験。

この場合限界まで外に置き完全に凍傷をさせる死の直前まで外に置く。

死んでは治療が出来なくなためです。そして体に出来た各部の凍傷を治療するという人体実験。

零下40度cの中に、長時間置かれるだけでも苦痛なのに。凍傷しているかを試すのに、
角材で、手、足を殴り、痛いうちはまだ凍傷になって
いないため更に、長時間、外に凍傷するまで置かれたという。


実験その2。

腹部に銃弾を撃ち込み、その銃弾の摘出手術をするという人体実験。
治癒するまでの時間がどの位掛かるのか。


実験その3。

無理やり全身麻酔の注射をして、人体を解剖し、足、腕、を切断し、接続する人体実験。
頭部を切り落とし脳の中の仕組みを調べる。


実験その4。

「マルタ」の男女にセックスをさせる実験。目的は梅毒に感染させるため。
日本兵が梅毒に感染した時の治療方法の研究。


実験その5。

細菌に感染させる人体実験。チフス、ぺスト、コレラ、赤痢、結核、梅毒等に感染させて、
その病状の変化の様子を克明に記録した。


実験その6。人間はどの位食べ物を摂らずに生きていられるかの実験。

兵士の背負う重装備の「背嚢」→はいのう。約30キロはある重い物を
背負わせ。5時間〜6時間歩かせ、水、食べ物をも与えず何日位位耐えられるのか。

あるいは飲料水と乾パンだけで、何日耐えられるか。

この実験には2人の中国人が使われた。何も与えない人。水と乾パンだけの人。
それぞれのデーターが記録された。


実験その7。

臓器摘出の人体実験。「マルタ」に全身麻酔をして、切り開かれた体内の臓器に、
刺激を与えどのような反応をするのかの人体実験。

そして摘出をして、ホルマリン漬けにする。まだぴくぴくと動いていたという。


実験その8。

「マルタ」を逆さつりにして、何時間何分で死に至るのかの人体実験。
身体の各部はどのように変化するるのかのテスト。


実験その9。

猿や馬の血液と人間の血液の交換実験。「マルタ」の体内血液を全て抜き取り、
どの位の分量の血液が搾り取る事が出来るかの人体実験。


凍傷の人体実験では、極寒の零下40度に長時間放置し、冷凍人間に近いものを作って
人体実験をした部分は記載中涙が止まらなかった。何故そのような事が行われたのか?

答えは、かってシベリア出兵の時日本軍は凍傷に悩まされた経験を持っていました。
この凍傷の克服のために731部隊では、凍傷実験が行われたのです。

この実験で手足を無くした「マルタ」の身体は、かろうじて残された頭部だけです。
そして最終的には毒ガス実験などに「再利用」されたという

その他「マルタ」を柱に縛り付け、空中から細菌爆弾を投下し効果がどの位あるのかを実験した。
「細菌の効力を確かめるため」

毒ガス実験では、ガラス張りの中に「マルタ」を入れ、毒ガスで死亡していく経過を映像に記録したり。絵画を描いたという。
http://homepage2.nifty.com/yocyan1854/ikari4.htm


そやね。私たちが片付けにいったとき、中国の女の人がありましたね。

梅毒の実験の。スペロヘータの実験の。それは思い出ありますね。

えーと、やられた先生は、園田中佐。教育隊の中佐のね。

それで私たちが入ったのは梅毒のそれをやったあとですから、恥部をずうっと切り開いとったですね。

その実験がどういうようにしたとかはお聞きになりましたか?

いやー、それは聞いてない。それは恥部と、それとあばらを開いとったですね。

その中をどうあたっていたかは覚えてないですね。顔とかはあたってないです。
まあ、そのような繰り返しです。
http://tenjin.coara.or.jp/~makoty/library/memory731.htm


その真空試験いうのは?

結局カプセルの中に入れて空気を抜くわけです。そうすると穴という穴から腸とか全部飛び出してくるいうて、凄かったらしいです。

それを言われた方、覚えていますか?

はい、1班におったのですね。茨木の方です。4年次になってちょっとして聞いたですね。

何班ですか?

それは研究班になるんですね。岡本班ですね。どういう意味でやったのかそこまで聞かなんだけどね。
http://tenjin.coara.or.jp/~makoty/library/memory731.htm


日本軍「慰安婦」生活を強要されたキム・デイル女性の証言を聞いてみよう。

 「平壌が故郷だという、“ハナコ”と呼ばれた女子が妊娠したが、田中という者は酒をひどく飲んで入ってきて、彼女を倒して容赦なく腹を蹴り飛ばし、
次に彼女の腹から胎児を取り出して投げ飛ばした。

 そして、朝鮮女性をみな集めてからそのはらわたを刃先で引き出して「慰安婦」の首にかけ、部屋の床の血をなめろと言った。

この時、多くの女子は気絶し、心臓が破裂して死んだ女子もいた。

 ある日、田中という者は大きい犬一匹を引いて入ってきて、犬に

「俺もしたから、お前もやれ」

とそそのかし、私に×××させた。 私が気を失って倒れると、冷水を浴びせて狂ったように襲いかかり、獣欲を満たした。

 さらに奴らは麻薬を吸わせた後、タバコにガソリンをつけて口や鼻、子宮に突っ込み、火をつけて火傷させた」

 日帝野獣は、ある「慰安婦」少女が必死に反抗したため、5匹の馬に彼女の腕と脚と首をくくり、引きちぎって殺したという。

かと思えば、ある女性が自分たちの要求に応じないため、「乞食」に「しつけ」をしてやるといい、彼女を木に逆さにぶら下げ、無理矢理襲いかかって銃卓で殴打した後、
乳房をえぐり取って残忍に虐殺したという。

 日帝は「慰安婦」が伝染病にかかれば、彼女らがいる「慰安所」に火を放ち、
死体を川や山中に捨て、戦闘に敗れて追われる時には「慰安婦」を一列に並び立たせ、順に首を切り落とした。
http://www.piks.or.tv/date/japan/20040826.htm


『沈黙の叫び 日本軍「慰安婦」出身のおばあさんの声』

耐えかねて逃げようとした女を日本兵達が見せしめに縛り上げて乳房を短剣で
切り落とすと傷口から真っ白な脂肪が溢れ出してきて、やがてそこから血が流れ出した。

731部隊やら南京大虐殺と並んで有名な従軍慰安婦問題。
A級戦犯が永眠る靖国を総理が未だに参拝している事が大陸で問題視されているのも、生の声を聞くと頷ける。
http://www.eigaseikatu.com/imp/14905/152813/


兵隊は彼女の首を切り、その煮汁を飲めと強要しました

 私は4人兄弟の長女で、弟3人がいまし た。ところが、両親は私たちを残して死ん でしまい、一番下で乳飲み子だった弟もお 母さんに続いて死んだのです。

  住む家もないので橋の下で雨露をしのぎながら、乞食をしたり農家の手伝いをして 弟たちを養いました。   私が数え年で17歳の夏、住んでいた小屋 に帰って来ると、巡査か兵隊なのかわからない日本人の2人の男が現れたのです。

彼らは私の髪の毛をつかんで、放り投げるように大きなトラックに乗せました。
弟たちが「お姉ちゃん行くな」と泣き叫んだの で私は振り返ろうとしたのですが、
男たち に蹴られてトラックに押し込められました。

その中には、幼い少女から20歳前後までの 娘たちでいっぱいで100人くらいいました。
男たちは、泣き叫ぶ私たちを殴ったり蹴っ たりして黙らせたのです。

  水原(スウォン)の駅から汽車に乗せら松中国の大 連へ連れて行かれました。
私たちが列車の 外をのぞこうとすると、「何を見ている」 と兵隊は髪を引っ張ったり足で蹴ったりし ました。 私は、弟たちのことも心配だしこ れから何が起きるかという不安で泣き出し たのですが、そしたらまた殴られたのです。

兵隊たちは、途中のハルビンや牡丹江な どで娘たちの一部を汽車から次々と降ろし て行きました。 私は東寧県で汽車を降ろさ れ、20人くらいの女性たちとトラックでプ チャゴルに連れて行かれました。

到着する と将校が「天皇と軍の命令だ。言うことを 聞かないと殺す」と言いました。

私は5号室に入れられ、着いたその日か ら強姦されたのです。
あちこちの部屋から も悲鳴が聞こえてきました。
それからは、 少ない日でも30人くらいの日本兵の相手を しなければなりませんでした。

  ある日、2人の女性が兵隊の相手をする のを拒否したということで、両手を縛られて庭に引っ張られて来ました。

兵隊たちは、 私たちを呼び集めて2人を高い木に吊るしたのです。

その娘たちは兵隊に「犬のよう なお前たちの言うことなんか聞かない」と 言いました。

そうしたら、奴らは刀で彼女たちの乳房をえぐり取ったのです。

血が吹き出ました。あまりにも残酷なので私は気絶してしまいました。

  彼女たちが死ぬと兵隊たちは首を切って 沸いた湯の中に入れました。
そして、その 煮汁を私たちに飲めと強要しました。

拒否 すれば私たちも殺されるので、生きるために仕方なく飲んだのです。

  女性たちの数はいつも20人くらいで、病気で死んだり逃亡に失敗して殺されたりすると新しい女性が補充されました。

ある時、 私は逃げようとして捕まってしまいました。

板にくぐり付けられて何十人もの兵隊に犯され逃げ出せないように
足の神経を切られてしまったのです。

  そして、別の部隊に移されて砂地に天幕を張っただけの所に入れられました。
私は、 鉄条網の下をくぐって逃げようとしましたが、鉄条網に鈴が付いていたのを知らなかったので再び捕まってしまいました。

すると、兵隊たちは赤く焼いた鉄棒とドラのような鉄板を私のお尻に押しつけたのです。

この時の火傷はケロイドになってし まったので今でも歩くのが困難で、痛くて横になることもできないほどです。

  ある時、奴らは私たちの食事に毒薬を入れました。
私は火傷のために早く歩けなかったので食事に遅れたのですが、私が行った時には先に食べていた女性たちがすでに死んでいたのです。

私は、這って逃げ出して、その村の中国人にかくまってもらいま した。

私はここの「慰安所」に8年間いま した。

  体の火傷の跡を見てください。正視できないほどです。
1947年に帰国しましたが、 故郷には帰れませんでしたし、子どもを生 むこともありませんでした。
http://www6.ocn.ne.jp/~kitanisi/knews/knews0109.html


日本軍はどのように慰安婦の秩序を保ったか:

A. 韓国人慰安婦の1人は、なぜ1日に40人もの男にサービスしなければならないのか
と尋ねたために、日本軍指揮官の命令によって、他の慰安婦の面前で、刀でたたかれ、
裸にされて、たくさんの釘の突き出た板の上を転がされ、血だらけになった後に首を
切られた。

さらに、日本軍指揮官の1人は、それを見ていた人々の前で
『あなたたち全員を殺すのは、犬を殺すよりも簡単だ』と述べ、死んだ女性の死体を
煮て食べるように強要した。


B. 韓国人慰安婦の1人は、他の40人とともに蛇だらけの水溜りに入るよう命令
され、そのうち数人は、無理やり水中に押し込まれ、その後、土をかぶせて生き埋めにされた。

C. 兵士に噛み付いた新入りの慰安婦は、他の慰安婦の面前、慰安所の中庭で首を
切られ、ぶつ切りにされた。

D. 激しく抵抗した慰安婦の1人は、胴体と頭を別々の馬に縛り付けられ、他の慰安婦
の面前で引きちぎられて殺された。


E. 多くの慰安婦は、中国兵捕虜の頭を煮た水の残りを飲むように強要された。

F. 性病にかかり、50人の日本兵に病気を移した韓国人慰安婦の1人は、灼熱の鉄棒で膣を消毒された。

G. 性的サービスを逃れようと入浴を拒んだ慰安婦は、木に逆さに吊るされ、ライフルで殴られ、乳首を切り取られて、最後に膣から銃で撃ち抜かれて殺害された。


筆者が最近傍聴した集会にも、元慰安婦が招かれ、体験談を語ったが、その上品で温和な顔立ちの元慰安婦が、

「慰安所の天井から赤ん坊の頭で作ったモビールのような飾りが吊るされていた」

と語ったとき、会場は一瞬息を呑んだ。

(上記の申立書、ならびにハウスフェルド法律事務所の各種資料は、

http://www.cmht.com/casewatch/civil/comfort.html
http://www.geocities.com/lordfreeza88/esytesti.htm

http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/440.html#c4

[近代史02] 株で損した理由教えてあげる 中川隆
475. 中川隆[-7650] koaQ7Jey 2017年5月13日 12:15:01 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

平野憲一の株のお話 2017.05.13

 2万円にあと11円まで迫った日経平均ですが、ちょっと一休みです。
日経平均EPSも10日の1303円がひとまずのピークかと思われましたが、昨日は早くも1315.94円と史上最高値を更新しています。何時でも2万円を超える用意は整っています。

 このところの急騰で15日間買いが入っていなかった日銀ETF買いが昨日入りました。
前回入った4月17日の日経平均引け値は18355円でした。昨日が19883円ですから、1528円上で買った事になります。

日銀買いは株価オペレーションでは無く、資金オペレーションであると言う所以です。

それにしても日銀は儲かってしょうがないですね。ネガティブな事はすぐ報道されますが、人々が幸福になる事は報道されません。トランプ大統領の気持ちが分かる気がします。
http://kasset.blog.fc2.com/

日銀の資産膨張への警告記事は、FRBのバランスシート縮小と同じ考えです。

もうすぐGDPと同じになる日銀総資産は、金融政策の出口では、膨大な国債評価損が発生すると言う警告です。

この答えは現在進行形の米国が出してくれます。

おそらく実体経済の上昇機運を壊さない範囲で償還国債の再投資停止で少しづつ縮小させて行くと思います。イメージは原子力発電です。失敗したら大変な事になりますが。

 日銀にはFRBに無い強力な制御棒があります。保有株式です。

景気が過熱して制御できなくなると株は急騰しますが、金利も急騰(国債急落)します。

景気過熱は金利では抑えきれませんから、量的引き締め(まずは国債の売り)で対処しますので、更に国債価格は崩落し日銀に多大な損害が出ると言うリスクです。

ここで強力に力を発揮するのがETF買いで貯めこんだ株式です。

この株式を市場に出す事によって、国債売りよりはるかに強い売りオペレーションになります。今の市場環境でイメージしないで下さいね。日銀保有株を売りに出したら今の相場は終わりですが、狂乱相場では日銀の売り出し株は十分消化できます。この制御棒を調節する間に償還分を再投資しないでゆっくり保有量を減らせば国債の損失は発生せず、株式の膨大な利益で国家財政も潤う事になります。

 そんなにうまくいくかと言われるかも知れませんが、そうなるまで政策は続くわけですから、日銀の勝ちは目に見えています。

リスクはただ1つ、小心なエコノミストに総裁が変わる事です。
筆者は黒田総裁の続投を予想しています。
http://kasset.blog.fc2.com/blog-entry-1026.html?sp
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/428.html#c475

[近代史02] アタマに効く温泉 中川隆
27. 中川隆[-7649] koaQ7Jey 2017年5月13日 13:00:32 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]


抑鬱に入ったら休むこと。一番いいのは壊れる前に休むこと


どんな人であっても、人生には挫折や失敗が付きものだ。良い時もあれば悪い時もある。

人生の中で上昇機運にある時は、人は活動的になり、楽観的になり、積極的になる。しかし、悪い時になると何をしても駄目だという気持ちが心を覆い尽くし、悲観的になり、内に籠もるようになる。

気力が充実し、エネルギーに溢れ、挫折しても「これで終わらない」という強い精神力が維持できていれば、どんな状況になっても立ち直れる。

かなり手痛い挫折であっても、ハングリー精神と向上心さえ失わなければ、泥まみれになりながらも立ち上がっていける。失敗と挫折はいつでもやってくるので、人は何があっても立ち直ることが期待されている。

しかし、失敗と挫折でショックを受け、気力そのものが喪失してしまうこともある。一般的に「心が折れる」と言われる状態だ。鬱病ではないのだが限りなく鬱病に近い状態で、これを抑鬱(よくうつ)と呼ぶ。

「抑鬱」は誰にとっても他人事ではない。

人生は挫折と失敗とやり直しの連続であり、何か悪いことが起きるたびに「抑鬱」に入る危険な心理状態に見舞われる。

もはや生きることそのものに疲れ果てている

たとえば、仕事は人間関係で出来ているのだが、人間関係というのはとても繊細で微妙なバランスで成り立っていることが多く、それはしばしば壊れてしまう。

仕事には、上司、部下、同僚、顧客という人間関係が必ず付きまとい、そのどれもが自分に攻撃や中傷や嫌がらせを仕掛ける存在となり得る。

家庭にあっても、家族そのものが無神経な言動で自分を深く傷つけることもある。父親も、母親も、兄弟も、長らく生活しているのに自分のことをすべて分かってくれているわけではない。逆にまったく分かっていないことも多い。

こうした人間関係の軋轢は、長く積もっていくと徐々に心を弱らせていき、ある時に心が壊れていく。「抑鬱」に入ってしまうのである。これは珍しいことだろうか。いや、誰にでもあることだ。

特に、恋人や夫婦という関係はとても脆弱で壊れやすい。関係が壊れるというのはとてもつらいことだが、壊れた上に別れを余儀なくされた時、立ち直ることすらもできないダメージを負うこともある。そして「抑鬱」に入っていく。これも多くの人が経験しているものである。

経済問題も心に大きなダメージを与える。

借金を抱えるというのはそれ自体が大きなストレスになるが、それが返せるのか返せないのか分からないような正念場に差し掛かったとき、そのストレスは人の心を押し潰す。そして「抑鬱」の状態に入っていく。

借金が返せなくて自殺する人も多いが、「自己破産すれば死ななくてもいいのに」「生活保護を受ければいいのに」と正常な心の人は考える。

しかし、長い時間をかけて借金に追われて毎日が苦痛と焦燥とストレスで苦しんできた人にとっては、もはや生きることそのものに疲れ果てている。求めているのは解決方法ではなくて、心の平安なのだ。

だから、どうにもならなくなった最後の瞬間に「抑鬱」の状態に入り、そしてすべてから逃れられる死に向かっていく。


挫折や失敗を跳ね返すバイタリティさえも奪われる

女性は、妊娠・出産・育児という一連のイベントで、自分の力ではどうしようもない出来事に遭遇したり、力尽きたりして「抑鬱」に入ることがある。

社会が母親ひとりに多くを背負わせることによって、母親の心は追い詰められていく。

人生の長い期間をうまく生きてきた人であっても、途中で生活習慣病になったり、癌になったり、脳梗塞のような深刻な病気に見舞われたりして、今までの生活が成り立たなくなると、「抑鬱」の状態に入ってしまうこともある。

長く治療を受けても、リハビリをしても、以前のような溌剌とした健康体に戻れないという事実を受け入れられず、悲観して心が落ち込んでしまうのだ。

人間の人生はいつでも暗転する。そして人生が暗転したとき、自分の気力が保たれている保障はない。挫折や失敗を跳ね返すバイタリティさえも奪われていることもあり得る。

それが「抑鬱」という危険な心の状態を生み出す。

「抑鬱」は長い期間に渡って心が折れてしまっている状態なのだが、それでも鬱病とは違って、かろうじて日常生活を行うことができている。

常に気持ちがふさいでおり、何をしても楽しくなく、何を食べてもおいしくなく、夢も希望もなく、かと言って自殺したいと切実に思いつめるほど悪化していない。

何かをしていると気が紛れるが、何もしていないと心が晴れず、重い倦怠感にある。あるいは、急にすべてに対して腹立たしくなったり、馬鹿馬鹿しくなったりすることもある。意味もなく他人を攻撃することもある。

抑鬱は、鬱病ではないのだが鬱病に進行するかもしれない危険な心の状態である。しかし、誰もが抱えてしまう心の状態であるとも言える。

こうした苦しい心理状態から抜け出すには、いったいどうすればいいのだろうか……。


必要なのは、休息を充分に取って心を休めること

抑鬱状態は数日で治るようなものではない。それは数ヶ月に及び、徐々に徐々に改善していく性質のものだ。だから、気長に心を改善させる必要がある。

幸いにして、自分が抑鬱状態にあるというのは自覚できる。

だから自分がそのような状態であると分かったら、何としてでも「休む」ことを意識しなければならない。自分にストレスを与えているものから逃れ、そして休む。

傷ついた動物が打ち捨てられた洞穴に籠もって傷を癒やすように、思い切って「休む」のが必要な処置だ。本来であれば、休まなければならないときに休まなかったことで心が壊れたのだから、その分の休息を取り戻す必要がある。

ここで休めなければ、抑鬱が鬱病にまで悪化してしまうかもしれない。危険な状態にあることを認識して、積極的に休むのが必要だ。

この時点では、抗鬱剤は取らない方が良いと医学的には言われている。鬱病には効くが抑鬱には効かず、むしろ副作用の方が問題になるからだ。

ただ抑鬱状態に入ると、深い睡眠が必要なのに肝心の睡眠が取れずに不眠症になっていることが多いので、睡眠薬が処方されることは珍しくない。

症状が若干深いときは、もちろん抗鬱剤も処方されるが、それは専門の医師の診断で決まるので自分で決めてはいけない。

必要なのは、休息を充分に取って心を休めることである。

物事は何でもそうだが、高く飛ぶためには一時的に身をかがめてしゃがむ必要がある。そして堕ちた人は上辺で溺れているよりもどん底まで堕ちて底を蹴って上を目指すのが早い。

身体が怪我をしたら安静にして治すが、心が壊れたら休息して治すのである。より長く、より充実して生きるには、「休む」というのは最初から生き方に取り込んでいなければならない。うまく休める人が、うまく生きられる人でもある。

抑鬱に入ったら、休まなければならない。一番いいのは、壊れる前に休むことだ。


心が壊れたら休息して治す。より長く、より充実して生きるには、「休む」というのは最初から生き方に取り込んでいなければならない。うまく休める人が、うまく生きられる人でもある。
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20170513T0117530900.html
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/345.html#c27

[番外地6] セックスと暴力。このふたつが密接に結びついている理由 中川隆
5. 中川隆[-7648] koaQ7Jey 2017年5月13日 13:16:59 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

小泉純一郎先生がM女に嫌われた理由


              /               \
          / / ∠三ミレ-- 、      ヽ
         / / //─'''´ ̄ ̄`ヽ      ゙i
        / /  //        ゙iヽ  ヽ  |
        ,' /  //          | ヽ  ', |
        | |  / l,、、,,_   -‐''" ̄`゙i. |   | |
        | | / ノ,.t-、    'Tッ'Tゝ ヽ|レ‐、| |
        ゙i |/ ,ィ`' _L.,!    ` ┴'  リ‐、 } |
        .!///゙!     ,         ノ__/ .!
         |/ | ',    ゙        /  |  |
          |! |  \   ゚       /  |  .!
          {  |  | | ゙ヽ、    /  |   |  |
         ゙、 ', | |   | `l'"´    ゙、|  |i   |もう小泉先生の相手だけは厭よ
         ヽ ヽ | |   レ'′      \ || /
           /ヽ \!  |  ̄ ``   r'´ ` ̄``ヽ
        /   ヽ ヽ ノ                   ヽ
        |     〉 V              |   |
        |    /  /       \       ヽ、 |
        |    / / /|       ヽ       \
        .!   / { ヽ|    ...     ゙、        ヽ
        |  {  ゙i   ヽ  ::r.;:.     l         ::_)
        .!  \ ト、 |   `゙"     /          /
         |    ト| | ∧       /           /
            |  / / /|| ゙ヽ、 __ ,. -'"    ` ーr┬ '′
          | / / | ヽ、               | /


コイズミが代議士になってから、10年近くも通いつめてた六本木のSMクラブは、今はなくなっちゃったけど、当時は東京のSMクラブの老舗で、コイズミ以外にも、何人もの政治家や財界人たちがメンバーになってた。

でも、ほとんどの政治家がマゾだったのに対して、生粋のサディスト、コイズミは、SMクラブのコースメニューにある通常のプレイでは満足できずに、毎回、特別料金を払って、相手の女性が失神するまで、何時間でも責め続けたそうだ。

当時、何度もコイズミの相手をしたことがあると言う女性は、

「小泉先生のお相手をすると、(激しく痛めつけられるため)2〜3日は
クラブに出勤できなくなるので、そのぶんのお手当てもいただいていました」

と語っている。また、この女性によると、コイズミは、さんざん痛めつけた
最後に、女性を大の字に寝かせ、両方の二の腕を両足で踏みつけ、仁王立ち
して、笑いながら女性の顔面に放尿したそうだ。この女性は、その時の
高笑いをするコイズミの顔は、今でも決して忘れることはできないと言っている。
http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=338790&log=20050115


「小泉という男がいる。この男、極度のハードS(サディスト)というのは政治家の間では有名な話である。なんでも、『小泉部屋』なるSMルームを作らせ、日夜励んでいるとか。このハードSの小泉という男は、女の子のクビを絞めながらプレイするのが好きなんだそうだ。なんでも『締りがよくなるから』らしいのだが、全くもって噂どおりの変人、変態である」(「噂の真相」、ジャーナリストの二階堂豹介氏の公開日記、2003.10.3)とある。


「都内の有名SMクラブ『M』に、郵政大臣時代の小泉が足繁く通っていたとの情報がある。首相に就任した後も総理公邸にSM嬢が“出張”していたともいわれる。(中略) 

本誌はこのSM嬢を特定、その女性と親しい人物と接触することに成功したのだ。このSM嬢と親しい人物が語る。『彼女から小泉のことを聞いたことがあります。彼女は女王サマではなく、小泉の方がSだと聞いた』。

そこで彼女にも連絡を取ってもらったが、『まだ仕事をしているし、しゃべることはできない』との返事。(後略)」(「噂の真相」2004.4別冊)。


「小泉純一郎さんは7、8年前から、高級SMクラブ目黒ラビリンスの常連として有名よ。なんでもハードSらしいわ」

 92年5月号特集4「SMの女王様が語る有名人たちの赤裸々な性癖事情」

「SMの女王様が語る有名人たちの赤裸々な性癖事情」

●匿名座談会・女王様サトミ(ビジネス派)宮城県出身の19歳。元ホステス。
仕事では女王様とM女の両方をこなす。

ここの場所は目黒であるが、歩いて30分以内なら自宅出張するシステムがある。
この目黒ラビリンスと五反田の小泉首相の仮公邸は、歩いて30分以内の距離にある。
その他に、SMホテルとして目黒ラビリンスが使うホテルである。

お部屋の紹介を見ると「奴隷市場」や『サド侯爵』とある。

そしてオールナイトという出張システムがあり、15万円するという。
うわさの真相最終号に小泉氏は首相公邸にSM嬢を出張させているという
話がのっていた。
http://www.asyura2.com/0406/idletalk10/msg/224.html


目黒ラピルス出張SM嬢との品川仮公邸での爛れた日々ーあの夜もそうだったー


目黒ラビリンス・目黒倶楽部
http://www.labyrinth.cc/
http://www.smclub.jp/


3人の日本人若者人質事件の夜、小泉レイプ魔は品川区にある仮公邸で高級SMクラブ目黒ラビリンスの出張SM嬢と朝までプレイ

婦女暴行魔・小泉の記事がある。

「小泉純一郎さんは7、8年前から、高級SMクラブ目黒ラビリンスの常連として有名よ。なんでもハードSらしいわ」

 92年5月号特集4「SMの女王様が語る有名人たちの赤裸々な性癖事情」 (スコア: 46)
著者: 不明 日付: Mon, 13 Sep 1999 15:15:38920504「SMの女王様が語る有名人たちの赤裸々な性癖事情」●匿名座談会・女王様サトミ(ビジネス派)宮城県出身の19歳。元ホステス。仕事では女王様とM女の両方をこなす。


ここの場所は目黒であるが、歩いて30分以内なら自宅出張するシステムがある。
この目黒ラビリンスと五反田の小泉首相の仮公邸は、歩いて30分以内の距離にある。
その他に、SMホテルとして目黒ラビリンスが使うホテルである。
http://www.hotelalphain.com/


お部屋の紹介を見ると「奴隷市場」や『サド侯爵』とある。

そしてオールナイトという出張システムがあり、15万円するという。噂の真相最終号 に小泉は、首相公邸にSM嬢を出張させているという話がのっていた。

(小泉首相が、日本人人質問題で緊急の一報が入ったとき、通常、首相公邸にいくべきところを、予定通り、品川区にある仮公邸に直行。翌朝までそこから出てこなかった。→
一体何をやっていたのか?>(似たような事例では、森前首相は、趣味のゴルフのプレイを続行していた。)


「アサヒ芸能4・22」P.32〜33の「小泉「仮公邸引きこもり」で決断丸投げ:「事件一報にもワイン宴会を続行した」」より:

「3人の人質に関する情報がアルジャジーラから外務省に入ったのが18日の午後6時20分でした。午後7時に川口順子外相が外務省に駆けつけたほか、午後8時20分には福田官房長官が官邸入り。さらに石破防衛庁長官、外交、防衛、警備担当の主要官僚が勢ぞろいして、慌ただしい対応に追われていた。しかし、そこに、小泉首相の姿はありませんでした」

 小泉首相の耳に外務省からの第一報がもたらされたのは午後6時45分。そのとき、小泉首相は東京・紀尾井町にある高級ホテルへ向かう車中にあった。


「マスコミ関係者4人との酒席が予定されていたんです。小泉首相は、ビールやワインのグラスをぐいぐいと空け、ステーキを平らげていた。赤ら顔で上機嫌そうに熱弁を振るっていたといいます。会食の途中で、外務省幹部が同席した自民党幹部に『男性2人、女性1人が拘束され、まもなく、ビデオの模様も放送される』と、緊迫した状況を伝えていたが、小泉首相が(中略)促され退席したのは、さらに1時間後。

第一報から約2時間もたった午後8時41分でした」しかも、あろうことかホテルを出た小泉首相はそのまま、品川区にある仮公邸に直行。翌朝までそこから出てこなかったのだ。翌朝までそこで何をしていたかは、想像に難くない。

予約してあったSMの館:目黒ラピルスの出張サービスを受ける為に、3人の日本人の若者の人質の救出のために鳩首の対策会議が開かれていたのを中座して、品川の仮公邸に引きこもって、そこで翌朝の朝までその予約してあったSMの館「目黒ラピルスの出張嬢」と共に閉じこもっていたというのだから、そこでこの最低の人間の屑が中で何をしていたのかは、全国民のご想像の通りである。

このような最下層の劣等な婦女暴行魔の男を、支援して来た、売国奴マスコミが「日本の癌」であろう。
http://www.asyura2.com/0505/senkyo10/msg/143.html


              /               \
          / / ∠三ミレ-- 、      ヽ
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          |! |  \   ゚       /  |  .!
          {  |  | | ゙ヽ、    /  |   |  | 小泉先生
         ゙、 ', | |   | `l'"´    ゙、|  |i   | アナルは指で拡げないでね
         ヽ ヽ | |   レ'′      \ || /
           /ヽ \!  |  ̄ ``   r'´ ` ̄``ヽ
        /   ヽ ヽ ノ                   ヽ
        |     〉 V              |   |
        |    /  /       \       ヽ、 |
        |    / / /|       ヽ       \
        .!   / { ヽ|    ...     ゙、        ヽ
        |  {  ゙i   ヽ  ::r.;:.     l         ::_)
        .!  \ ト、 |   `゙"     /          /
         |    ト| | ∧       /           /
            |  / / /|| ゙ヽ、 __ ,. -'"    ` ーr┬ '′
          | / / | ヽ、               | /

http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/440.html#c5

[番外地6] セックスと暴力。このふたつが密接に結びついている理由 中川隆
6. 中川隆[-7647] koaQ7Jey 2017年5月13日 13:21:47 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

■SMクラブ

別称 : ソフトSM、ハードSM。
月収50〜150万円くらい
勤務時間 : 30分〜120分など


サディズム・マゾヒズムの略である。

お店により、M性感からハードなプレイ内容のお店までさまざまです。

M性感は、お客様がM男君で、言葉攻めなどのサービスが主になります。ソフトSMは、女の子がM女になり受け身のサービスを行います。女王様はお客様のニーズに合わせていかなくてはいけないので難しいです。

縛られたり、浣腸やAFがあります。

女縄−裸女を縄で縛る悦楽
http://w.livedoor.jp/onnanawa/d/%B2%D6%BB%D2%A4%CE%C9%F4%B2%B0
http://w.livedoor.jp/onnanawa/d/%cc%dc%bc%a1%20/%20MENU
http://w.livedoor.jp/onnanawa/d/%e6%ea%cc%e7%c5%db%ce%ec

SM大全集
http://smdaizen.blog.fc2.com/

全国のSMクラブ・SM風俗情報
http://www.sm-fuzoku.com/

SM クラブ 画像 SMクラブギャラリー Slave&Master
http://www.lvgsm.com/

SMクラブ・M性感情報 SMスキッパー
http://www.sm-skipper.com/

SMクラブ情報 ビッグデザイアSM
http://sm.bigdesire.co.jp/

SMショップ エピキュリアン 総合販売メニュー
http://www.epism.com/mainmenu.htm

SM|アダルトグッズや大人のおもちゃ、玩具の通販ショップのNLS
http://www.e-nls.com/disp_ca_sm.php
http://www.e-nls.com/plist_t-14001011

ジャムウ業務用風俗用品-アジアンドラッグ - SMグッズ
http://shop.asiandrug.jp/products/list.php?transactionid=e9bf3e9664f8ecf27d91006b0cce69df0422ff2e&mode=&category_id=163&maker_id=0&name=&orderby=&disp_number=30&pageno=1&product_id=&classcategory_id1=&classcategory_id2=&product_class_id=&quantity=&rnd=nap


ホテルの一室。両手を拘束されたままイチジク浣腸を注入され苦しむ M女性。
必死の抵抗もむなしく限界を超えたアナルをゆっくりと押し広げながら塊が顔をのぞかせる。

300tガラス浣腸器にグリセリン浣腸液を吸い上げまだ排泄の余韻が残るアナルに注入。大きく広がったアナルは巨大なアナル栓もすっぽり埋没させる。

アナル栓解放と同時に滴り落ちる浣腸液。ビチャビチャと滴り落ちる浣腸液の音と苦しげな喘ぎ声が隠微なハーモニーを奏でている。
http://duga.jp/ppv/wakanoheya-0035/

女性の浣腸を愉しむ

浣腸は 女性を全裸にして縛った状態で 強制的に施すのが基本ですが、拘束せず女性が自ら尻を向けて浣腸されるという設定も好まれます。

男にとっては ここまで仕込んだという満足感, 女性は自分の意志で尻を向け 恥ずかしい浣腸を受ける被虐感がいいのでしょうか??

浣腸責めの愉しさは


@ 女性が恥ずかしい肛門を弄ばれ 排便まで強要される

A 嫌がる女性の意志を無視・肛門はあっさり嘴管を呑み込む

B シリンダーを押して薬液をグッグと入れる感覚がグー

C 女陰から溢れる淫汁を確かめながら浣腸できる

D 調教により 女性は浣腸だけでイッてしまう


女性が浣腸を嫌がれば嫌がるほど愉しさは倍加します♪〜♪

この顔が たまりません
この啼き声が たまりません

自ら尻を向けて

「私のお尻の穴に浣腸してください」
「あああ〜 たまらないわ」 


浣腸を受ける姿勢
Woman in position for Enema

浣腸は 女性の肛門さえ露出していれば どんな姿勢でもできますが 代表的な姿勢はこんなものでしょうか
・・・なるべく 女性が恥ずかしがる姿勢を取らせることがポイントです。

膝を立てて尻を突き出す姿勢
ポピュラーで 一番 浣腸しやすい姿勢です
女性の顔を手前に向けさせるのが愉しむコツです

浣腸する時の眺めは こんな具合です
浣腸しながら 女性の陰部も同時に遊べます
これでもまだ やりたくないですか? 

足を持ち上げて尻を出します
このまま両足を開くとやり易い。
開いたら もちろん縄で固定します。
横向きに寝た姿勢

尻の肉を手で広げてやります。
手間ですが 愉しい作業です。


浣腸責めのプレリュード
Prelude for Enema Torture


私のお尻の穴に浣腸して下さい
浣腸はいきなり肛門にズブリではなく まず女性に浣腸の恥辱をたっぷりと味あわせてから行います。

「こんなイヤラシイものがお尻の穴にいれられる」 

そんな不安とおぞましさに震える女性に浣腸してこそ 「女の浣腸」 の醍醐味を満喫できます。

また必ず女性に浣腸のおねだりをさせます。 
私のお尻の穴に浣腸してほしいと大きな声ではっきりと言えるまで何度でも繰り返させます。

じらさないで お薬を 入れてください


浣腸の七つ道具
The List of what you need

アナルグッズの紹介【エピキュリアン】
http://www.epism.com/analinfo.htm

ジャムウ業務用風俗用品-アジアンドラッグ - 浣腸器
http://shop.asiandrug.jp/products/list.php?category_id=165

アナル|アダルトグッズや大人のおもちゃ、玩具の通販ショップのNLS
http://www.e-nls.com/disp_ca_anal.php

浣腸の道具です。 プレイといっても一応 医療行為ですから まず清潔を保つよう心がけましょう。 浣腸の前と後では必ず手を洗いましょう(笑)


@まず浣腸器 これは500cc用の大型浣腸器です。

A続いてグリセリン 希釈して使用します 
わざと女性に薬局に買いに行かせるのも一興です!

Bそれから「おまる」 女性がうんちをする容器です

C次はチェスの黒い駒ではありません アヌスプラグ(肛門栓)です うんちをさせないようにお尻の穴に栓をします

Dそれから縄 女性を縛って浣腸するか 縛らないで浣腸するかは好みです

Eイルリガートル浣腸器 : ガラスの容器にゴム管を繋ぎ 先端のノズルを女性の肛門に差し込みます。
大量の薬液が高低差で女性の腸管に流れ込みます。 手を下す必要がありません。

Fそして肝心の裸女です! 
女なしで 道具だけ揃えても意味ないでしょう〜♪♪

G股縄をはずして浣腸準備完了!!


グイッと尻肉を広げて

いやらしい器具で浣腸される女たち
Naked Women in Enema Torture

ガラス製浣腸器
最新の医療現場では、ディスポタイプの浣腸器が使用されるため、ガラス製浣腸器は浣腸マニアのために、熟練職人が一本一本手作りで制作する逸品です。

日本での浣腸器の需要に目をつけた中国では、50cc 〜 1000cc のガラス浣腸器を製造して 日本のマニア向けに輸出しています。

そんなに日本はビッグマーケットなんでしょうか??
 
ずしりとくる重量感、 すりガラスのシリンダーを押す独特の手ごたえ、 温かく柔らかい女性の肛門に突き刺す冷たい硬質なガラスの嘴管・・・至高の快楽です!!

これで私に浣腸して下さい

女の顔は必ず見えるように

浣腸に乳首が反応して
おまんこ全開で浣腸


エネマシリンジ
手軽で廉価な浣腸器です。

ゴム管の先のノズルを女性の肛門に挿入して、ゴム球を握ると液が流れ込みます。
女性の啼き声を愉しみながら、球を強く弱く断続的に握りつぶします!
ゴム管を注射器に取り付けて注入する

ガラス製スポイトで直腸深く薬液を注入

危険なので薦めません


イルリガートル (高圧浣腸)
プラ容器に薬液を入れて(1〜2リットル)、ゴム管(1〜1.5
メートル)の先のノズルを女性の肛門に挿入します。
容器を高く吊るほど、薬液の注入圧力が高まり、女にとって厳しい浣腸となります。
薬液が女の腸管に流れ込むのを眺めながら、ゆっくり一杯やるのは男の贅沢です!


イチジク浣腸
もっとも手軽な浣腸で、また使い捨てですから衛生面でも安心です。
少量で効くように浣腸液の濃度が高くなっている点に留意してください。
調子に乗って何本も潰すと女は地獄です。

あると便利な別売部品
左のような二股プラグを使えば、1本の浣腸器で二人の女に浣腸できます!
グィとシリンダーを押すと二人の女が同時に「イヤ〜」と悲鳴をあげるのがたまりません!

群浣
裸の女を並べて 同時に浣腸します。 想像しただけでもゾクゾクするような浣腸プレイですが ・・・・・
ちなみに群浣という言葉は 昭和のビニ本全盛期の業界専門用語で もちろん国語辞典にはのってませんよ (笑)

絶望の終曲
Ending with her tears

大量の薬液を呑み込んで波打つ女の腹と苦しさに縄の間であえぐ乳房

薬液による腸管の反応は 女の理性を踏みにじる絶望的なフィナーレを迎えます。
どんなに肛門を引き締めようとしても 襲いくる排泄の圧力に抗うことはできません。

「おトイレに行かせて」

という女の最後の願いも おまるをあてがわれることで断ち切られ 全裸のまま
無惨な排泄姿を晒すことになります。

いいか ここにするんだ!
おトイレに行かせて!


浣腸動画 : 雌犬たちの宴

耽美会を主宰する 千葉曳三氏の浣腸動画「雌犬たちの宴」です。 
動画の最初の14分は氏の好物の美女鼻責めが続きます。

浣腸だけを見たい人は14分後にスキップしてください。
 
全裸の美女が四つん這いで自ら尻を突出し いやらしい浣腸を受け入れます・・・
顔をカメラからそむけることを許されず 浣腸される女の尻、揺れる乳房、苦悶する美女の表情をたっぷり愉しめます。 悲鳴とともに強制排泄が始まり また容赦なく浣腸される哀しい女の肛門・・・・
In the movie, the beautiful Japanese woman whimpers for never-ending enema torture.
The enema begins 14 min. after the start, so skip to there if you want to watch a real Enema show right away!

浣腸される女:生田沙織 Enema Movie:雌犬たちの宴

浣腸小説という変なジャンル

浣腸小説・肛虐小説は ここに紹介した浣腸器やら様々な道具を使い これでもかと女の肛門を責め 嬲る小説です。このジャンルでの第一人者は結城彩雨氏です(あえて断言します!)。 この先生が書く人妻の肛門虐め小説は天下一品です。 個人的にも愛読して かなりコーフンしました。 女の肛門が好きな人にはお薦めです!!


「人妻乱身調書」 より抜粋

たちまち肛門がふっくらととろけるのが、初美には信じられない。変質者の志田に排泄器官をいじりまわされているというのに、なんと淫らなからだになってしまったのか・・・。

「いくら強情を張っても、からだは正直なもんだぜ、フフフ」

「や、やめて・・・あああ・・・」

 ハァハァと初美は火の息を吐いた。
 この二十日間、からだの奥底でひそかに求めていたものが、ドッと堰を切ってあふれ出る。

(して・・・もっとお尻にいたずらしてッ)

 初美は胸の内で狂おしく求めた。
 だが志田は指先でゆるゆる揉み込むだけで、押し入れてはこない。ニヤニヤと初美の反応を見ている。

 いつしか初美の腰は、肛門の奥へのいたぶりを求め、ひとりでにうねりはじめていた。

「ああ・・・も、もう、だめ・・・くやしいわ、あなたみたいな人に・・・」

 そう言って黒髪を振りたくったかと思うと、初美は志田を振り返った。

「・・・お願い・・・初美に、浣腸して・・・」

 初美は首筋まで真っ赤にした。
 志田はうれしそうに笑って、バシバシと初美の双臀をうちしばいた。


「とうとう本音を吐いたな。この尻が浣腸の味を忘れられるはずがねえ、フフフ」

「ああ・・・して・・・もう、初美に浣腸してください・・・」

 初美はあえぎつつ、もう一度言った。

 いけない、そんな浅ましいことを言うなんて・・・いくらそう思っても、もう押さえがきかない。

「く、くやしいわ・・・初美、こんなからだにされて・・・ああ・・・」

肛門奴隷
Ass Hole Tortures

浣腸の他に 女の肛門を調教して遊ぶためのいろいろな道具です
こんな淫具を圧入され 引き出される時の肛肉の抵抗が 女を肛虐の快楽に狂わせます


@肛門鏡 : 嘴のような部分(A・B・C)が三つに広がり 女の肛門を拡張して直腸を覗きます。
★★★★★ネジで固定して肛門を広げたまま放置しておくこともできる便利な道具です。
 
A肛門検査 : 女は隠すところがたくさんあるからね ・・・ ゴム手袋をはめた指でグリグリ

Bアナルビーズ : ビーズのように連結された丸い珠を 肛門に一粒づつ呑み込ませては 引き出します

C蝋燭 : 肛門に蝋燭をたてる肛門燭台。
括約筋が締めこむ部分の蝋燭の軸を細く削って段付きにしておくと 蝋燭が抜けにくくなって安全です♪♪

クリックで女体燭台へ移動

D女の肛門芸 :
腸管に圧入した異物を 肛門を開きながら吐き出す肉穴芸です
腸内にスッポリ埋め込みます  


E肛門用の小型バイブ
自分で息んで排出するか 無理やり引き出されるか

Fアナル・ディルド : 女の尻の穴を掘る道具
あんっ 気持ちいい
手近なものをなんでも
ああっダメ 抜かないで


どっちの穴に入れるつもりやねん?

二穴同時責め
おもちゃを入れて肛門芸


G肛門用フック : 魚は口に針を呑み込ませて釣り上げますが、
女を釣るときは尻の穴で(?)

金属フックを肛門に挿入されて強制全裸歩行
左の裸女の肛門部拡大画像


H肛門栓 : 浣腸七つ道具で紹介したアヌスプラグ・・・
それにしてもなんという大きさ!!
お前の尻の穴に入れる栓だ よく舐めておけ

I鎖付き肛門栓で女をつないでおきます。 こんな女のつなぎ方もあるんですね!!

J肛門でつながる二人の女。
お互いに尻でツき(突き)あう仲です I肛門でリンゴを喰う女

K肛門を鞭でネチネチと・・

K肛門のぞき
拡大鏡を使ったりガラス器を埋め込んで肛門観察

L肛交
専用の拡張棒を使用して 肛門拡張を行えば 女は肛門で男根を受け入れるようになります
セックス経験豊かな人妻でも 肛交は未経験という肛門処女が多いようです

肛門は引き締める力が強く独特の快感です・・・特に初めて犯す肛門は・・・


お好きな人は everythingbutt.com へどうぞ。 
とてもじゃないがここには画像を出せません

この美女たちの肛門が極限まで広げられ巨根を呑み込みます・・・


女の排尿
Pissing Women

排便をさせるなら 排尿もというわけで 女が裸でおしっこを垂れ流します。
排尿を促すために 無理やりビールを飲ませたり、おしっこをしながらゲームをさせることもあります。
人気のあるゲームは 「火消し」 ・・・・・ 女におしっこで蝋燭の火を消させます。

1回の排尿ですべての火を消さないと きついお仕置きが待ってます !


さあカメラの方をを向いておしっこするんだ
道端で牝犬のように
尿瓶

排尿 の 強要
女に無理やりビールや水を飲ませて 排尿を強要する責めです

麻吹淳子の強制排尿
もう飲めない・・・おトイレに行かせて


ご注意
女の肛門はきわめてデリケートな排泄器官です。 肛門拡張の限界にも大きな個人差があります。 ここに掲載した画像を安易に真似ることは絶対におやめください。

また浣腸でも、小説・動画と現実の世界は違います。 グリセリン原液を使用したり、大量の浣腸を施すことは 女体にとって大きなリスクがあることを承知願います。 実際にはイチジク浣腸2〜3本で充分に効果があります。
節度と思いやりのない加虐行為で万一事故がおこっても 当サイトは一切責任を負いません。
http://w.livedoor.jp/onnanawa/d/%e6%ea%cc%e7%c5%db%ce%ec


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| (_●_)  ミノ  ヽ ヾつ::::::::::
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{ヽ,__   )´(_●_) `,ミ:::::::: なんでウンコ食べちゃったの?
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262 :名無しさん@ピンキー :2010/06/23(水) 05:06:54 ID:4XGxOyk4O (1 回発言)

私の彼女はSM店の M嬢だが毎回、生傷が酷く、背中、お尻は鞭で叩かれアザが!内出血してる。
毎回おしぼりで拭いてやって薬塗ってあげるが昨日は肛門がとんでもないことに!
もう限界かも。
http://logsoku.com/thread/qiufen.bbspink.com/nuki/1274944767/

19 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/10/30(日) 16:42:51 ID:da0ZQILq (1 回発言)

無愛想な30代×1女を素っ裸にして磔にして鞭で打って緊縛して浣腸して脱糞させる。 それもまた快感だぞ。


685 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/11/19(月) 13:39:06 ID:e91b0CQR0 (1 回発言)

うちで働いているバツ一
SMで働いているんだが今日急に休みやがった。
聞いてみると土日のショーでハードMをやって体中鞭で打たれて内出血だらけで熱が出て動けないそうだ。惨めだな。

289 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/07/18(火) 19:08:58 ID:y4dPKVNu (1 回発言)

五反田のSMクラブで借金返すために女奴隷してる30女。
1リットル浣腸してやった。


290 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/07/20(木) 18:18:39 ID:4ZBtrsQK (1 回発言)

浣腸はつらい。


292 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/07/26(水) 13:41:59 ID:WNmg0Y1a (1 回発言)

一日に浣腸を五本もされると死にそうになる。

319 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/09/05(火) 15:15:34 ID:x9q+FYQV0 (1 回発言)

借金返すためにSMクラブ一生懸命M嬢やってる中年女を見るといじらしく思える。
鞭で打たれて
「アッ!痛いです。」

浣腸されて
「もう一本浣腸するつもりですか・・・・? もう我慢できません。」

必死に女奴隷を演じてる。
がんばれよ!


323 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/09/17(日) 07:19:43 ID:5yP5OnVw0 (1 回発言)

×1女性のM嬢(30代後半)がはいてたベージュのパンツ。
ずいぶんくたびれたパンツだった。
苦労してるんだね。
息子二人を育てるために浣腸されてウンコしてた。
http://logsoku.com/thread/life8.2ch.net/debt/1127815692/

1 名前: 名無しさん 2005/11/10(木) 18:47 ID:NyG3_kMVf_

SMってどうですか? 教えて下さい!


2 名前: 名無しさん 2005/11/12(土) 13:12 ID:NxR4GF9B=o

経験ありますよ。ありとあらゆる事しました。
てんじょうからロープに吊される。
乳首に変な器具はめられる。
凄いのは浣腸されて放便を見られる。
好きじゃないと辛いすよ!

いつもバッグにロープ完治ロウソクなどの一式を持ち歩かないといけないし、半月でやめた


3 名前: 名無しさん 2005/11/12(土) 14:41 ID:p18y:Gf*VC

それはスゴいですね(>_()

やっぱり、ある程度好きな方じゃないと難しいんですね。
収入面では、どうなんでしょうか?
内容がハードなだけに、普通のヘルス並では納得いかないような‥?


4 名前: 名無しさん 2005/11/12(土) 20:18 ID:2q4YEGzvkV

よく覚えてないんだけど90分で3万くらい。
店への落としが1万くらい。で、オプションが色々。
私はアナルはしなかったけどSMでアナルしてたら肛門が破れて病院通うはめになるらしい。

16 名前: 名無しさん 2006/04/11(火) 23:06 ID:no5w'VMD4l

アナルファック超痛いです(ToT)
小さいチ●コだといいんですけど、デカチ●コは死にそうです。
やっぱり数をこなして慣れていくしかないでしょうか?


17 名前: 名無しさん 2006/04/12(水) 07:46 ID:rS=LNwuHqp

アナルは数をこなすとオムツしないと生きていけなくなることもある。
締まりが悪くなったらウンコ垂れ流し状態になるんだよ。
だからほどほどに。

私は「入れないと絶対満足しないデカチン」タイプの客は無理って断ってる。
断ると言うのは大袈裟だけど、できるだけ入れるのは避けるようにしてる。

だってアナル破壊されたらすごい損害だよ?
100万もらっても割に合わない。


18 名前: 名無しさん 2006/04/13(木) 08:58 ID:oF5F1gi4L2

そこまでならなくても、痔持ちになる人は多いね
痔の手術はそうとう痛いらしいし、アナルはほどほどに
http://www.gofukuoka.net/bbs_01/front/thread/924/

アナルセックスしたらウンチが垂れ流しになってしまいました


僕の家畜 作者:変態人妻K子

ママと一緒にバスタブに浸かりながら、僕はママのアナルを弄っていた。
温まったママのアナルは僕の指を楽に3本咥えこんでいた。


「ねぇ、ママ。ママのアナルってどこまで広がるのかな」

「えっ・・・ど、どうして、そんなことを聞くの・・・」

「限界まで、広げてみたいよ」

「イ、イヤよ。お願いだから、そんなことしないで・・・ねっ、お願い・・・」

直径5cmのプラグなら簡単に入るママのアナル。

僕は自分の手首をママのアナルに入れてみたいという衝動に駆られていた。
アナルの中ってどうなっているのか、僕はまだ知らない未知の世界を体験したくて、ママのアナルをほぐし続けた。

「あっああ・・・は、春彦様・・・そ、そんなにお尻ばかり・・・責めないで・・・」

僕の耳にはママの声は届いていなかった。
それくらい、ママのアナルに夢中だった。


「ねぇ、ママ。バックからハメさせてよ」

「も、もう、そんなことを言って、お尻を責めるのね」

「違うよ。ママのおま○こに入れたいんだよ」

「えっ、ほ、本当に・・・本当に入れてくれるの・・・」

「ああ、たまにはママのおま○こにも入れてあげないとね」

「わ、わかったわ・・・」


バスタブに手を着いて、お尻を僕に向けるママは、早く入れて欲しいのか、おま○こがぱっくりと開いて中の肉壁を見せていた。


「ママのおま○こ、いやらしく開いてるよ」

「だ、だって・・・久しぶりに春彦様にしてもらえるんですもの・・・」

「ママもスキモノだね・・・いや、変態だね。だって、息子と交わりたいなんて思っているんだからね」

「そ、そんな・・・こ、こんな体にしておいて、よく言うわね・・・」


ママのお尻の肉を鷲掴みにしながら僕はママのおま○こにゆっくりと挿入した。
生温かい感覚が僕を包んでいった。

コリコリするものが何度も当たった。
当たるたびにママはいやらしい声を出して、腰をくねらせていた。


「あっああ・・・も、もっと・・・
もっと奥まで・・・奥まで入れて・・・
あああっ・・・そ、そうよ・・・その感じ・・・
あああっ、たまんないわ・・・」


ママは自ら僕にお尻を押し付けるようにしながら腰を振っていた。
僕はママがイキかけると、浅く入れ、治まってくると根元まで深く挿入した。

「あっああ・・・ああ・・・じ、焦らさないで・・・
お、お願い、ひと思いにイカせて・・・お願い・・・」

「ダメだよ、ママ。もう少し我慢して」

「あああっ・・・そ、そんな・・・」


焦らしているうちに僕はママのアナルを責め始めた。

プラグを出し入れしながら、チャンスを待っていた。
そう、ママのアナルに手首まで入れるチャンスを。

ママをイカせないようにしながら、僕はママのおま○こを楽しんだ。
時には深く、そして時には浅く。

入り口付近で焦らしたりもした。

もちろん、子宮深くまで入れることも忘れてはいなかった。
ヌルヌルしたマン汁が僕の太腿にまで垂れてきて、ママは我を忘れ、善がり狂っていた。

ついに、チャンスが来た。
ママのアナルは快感を求め、開いたり閉じたりしていた。

あと一歩のところで、僕が引くので、ママの体は全体が性感帯にでもなったかのように快楽を求めていた。

「あっああ・・・お、お願い・・・イカせて、こ、こんなのって辛いわ・・・」

イキたいのにイケないママの肉体は何でもいいから快感を求め始めていた。
アナルに指を入れると、ものすごい力で締め付けながら吸い込もうとしていた。
僕はドキドキした。

ママのアナルの中に手を入れる行為に、心臓の鼓動が早くなるのが自分でもわかった。


「ママ、もうすぐ、イカせてあげるよ」

「ええ・・・は、早く、早く、お願い・・・」

「でも、その前に、面白いことをしてあげるよ」

「えっ・・・あっああ・・・お、面白いことって・・・」

「すぐにわかるよ、ママ」


僕はママのおま○こから溢れたマン汁を右手に満遍なく塗りながら、ママと交わっていた。

指の間にママのマン汁が糸を引き、僕の手を包んでいった。
そして、僕はママのアナルに少しずつ指を入れていった。


「あっああ・・・お、お尻は、も、もう、許して・・・
は、早く、お願い・・・」

「もうすぐだよ、ママ」

「あああっ・・・な、何を・・・何をしているの・・・
は、春彦様、ま、まさか・・・
お、お願い、お願いだから、て、手を入れないで・・・」

「もう、遅いよ。ママ」

僕の手がママのアナルの中に飲み込まれた。
手首までスッポリとママのアナルに入れた。

「あっああ・・・そ、そんな・・・あああっ・・・ああ・・・
か、感じる・・・こ、こんなことって・・・あっああ・・・」


僕は直腸内からママの子宮に刺激を与えた。

「ねぇ、ママ。面白いことをしてあげるよ」

「はぁ、はぁ、はぁあああ・・・・あああっ・・・
イ、イヤ・・・イヤ、イヤ・・・そ、そんなこと・・・イ、イヤ・・・」


僕は直腸内からママのおま○こに入っている自分のペニスを握り、オナニーするように上下に動かした。

ママの口元には小さな泡がたくさん出ていた。

僕自身も本当にできるとは思ってもいなかった。

アナルに入れた手で、おま○こに入れているペニスを握り、そしてシゴくとこがこんなにも気持ちのいいものだとは知らなかった。

ママも泡を吹きながら、白目を剥いてピクついていた。

あまりの快感にママは意識を飛ばしていた。

僕はそのままシゴき続けて、ママの子宮の奥深くに大量のザーメンを放出した。

一瞬、冷静になった僕が、もしかしたら、子供が出来たかもしれないと少し心配になったが、僕のママに僕の子供を産ませるのも悪くないかもとその時ふと思ってしまった。

翌朝、ママは青い顔をしながら、トイレから出てきた。


「は、春彦様・・・」

「どうしたの、ママ。そんなに青い顔をして」

「ちょ、ちょっと、大変なことに・・・」


何事かと思って僕はママに近づいた。


「どうしたの。何があったの、ママ」

「あ、あの・・・き、昨日、春彦様にお尻の穴を拡張され、筋が伸びたのか、
は、排泄が・・・力を入れる事が出来なくて・・・そ、その・・・」

「もしかして、ママ。うんこが出来ないの」

「えっ・・・ええ、そ、そうなの・・・力を入れたくても力が入らないの・・・」

「手首を入れたからな・・・」

「うっうう・・・イ、イヤだと言ったのに、無茶をするから・・・」

「やっぱ、あれかな。直腸内から握ったのがいけなかったのかな」

「・・・・・・」

「どれ、ママ、僕が見てあげるから、アナルを見せてよ」

「うっううう・・・」


ママは目に涙を溜めながら前屈みになって、僕にアナルを見せてくれた。


「す、すげぇ・・・」

「えっ・・・す、すごいって・・・すごいって一体どうなっているの・・・」

「ママ、シワも無くなって、緩々になってるよ」

「えっ・・・そ、それじゃ・・・も、もう・・・」

「筋が完全に伸びて切れちゃったんだね」

「そ、そんな・・・こ、これから、ど、どうしたら・・・」

「心配すること無いよ。
僕が毎日、ママに浣腸してあげるから、直腸洗浄すれば問題ないよ」

「そ、そんなこと言って・・・これ以上、ひどいことにならないかしら・・・」

「大丈夫だよ。それにママは変態マゾ家畜だから、アナルが伸びきってたからって問題ないでしょ」

「そ、そんな・・・ひ、ひどい・・・
春彦様、そんなひどいこと言わないでください・・・」

「ああ、ちょっと言いすぎたかもな。
でも、僕がちゃんと浣腸してあげるから、心配するなよ」

「・・・・・・」


ママはうつむいたまま黙ってしまった。

僕の予定通りにママのアナルは使い物にならなくなった。
筋が伸び切れ、自然排便が出来ない体にする事が出来た。

僕はママの排泄までコントロール出来る喜びに朝から興奮した。


「ママ、たっぷりと浣腸してあげるから、楽しみにしてて」

「うっうう・・・そ、そんな・・・」

自分の息子の手助けがなければ排泄も出来ない体になったママはこの時、完全な僕の変態マゾ家畜となった。

僕なしでは生きられない哀れな家畜となったママ。


「ねぇ、ママ、おしっこがしたいんだけど」

「はい、春彦様・・・」


ママはストッキングごとパンツを下ろすと四つん這いになってお尻を高く上げて、僕にプラグの入ったアナルを差し出した。

「ママ、おま○こから蜜が垂れてるよ。朝から変態だね」

「み、見ないで・・・ママのいやらしいおま○こ、恥ずかしいわ・・・」

「恥ずかしいって、見ている僕のほうが恥ずかしいよ。だってこんなに糸を引かせてさ」

「ひぃぃっ・・・い、入れないで・・・そ、そんなことされたら・・・」

「朝からイッちゃうの。ママ」

「あっああ・・・言わないで・・・
ママをこんな風にしたのは春彦様、あなたよ・・・」

「それじゃ、責任を取って、イカせてあげるよ」

「あっああ・・・あああっ、いっ、いいっ・・・」

僕はママを四つん這いにさせて、アナルプラグを引き抜くとポッカリあいたアナルの穴にペニスを入れそのままママの直腸内に放尿した。

「あっ・・・温かい・・・」

「ママのアナルも気持ちいいよ」

「もう、春彦様ったら・・・」


放尿が終わるとプラグを戻し、ママの口できれいにしてもらう。

ママの舌技は最高で、僕の感じるところを責めてくれる。

ペニス先端の割れ目を丁寧に舌先でチョロチョロと舐めると、一度、全体を咥え込んで、舌で僕のペニス全体を刺激してくれます。

それから、一度、口から出して、今度はびれた部分を舌先でチョロチョロされるとビンビンと感じる。

裏筋に舌先が移動すると亀頭部分をママは優しく右手で握ってくれる。

そして、シゴキながら舌先を玉袋へ這わせ、玉袋を口に含んで玉を舌で転がしてくれる。


「ママ、また出そうだよ」

「うふふ、それじゃ、また、口の中に出して・・・」

こうして、朝の日課が終わろうとしていた。

ママの舌でペニスをきれいにしてもらうと今度はママの番だった。

トイレにママを連れて行き、朝の排泄をさせる。

アナルプラグを僕が抜くと、直腸内に僕が出したおしっこをママは恥ずかしそうに排泄する。 排泄が終わると、一応、ホースをアナルに入れて、直腸洗浄をしてあげる。

ママの我慢する姿はいつ見ても美しい。 便意に耐え、額から滴り落ちる汗玉は僕を興奮させてくれる。 直腸洗浄が終わるとプラグを入れなおして、ママは仕事に行く準備をする。
http://novel18.syosetu.com/n8871f/19/
http://novel18.syosetu.com/n8871f/20/
http://novel18.syosetu.com/n8871f/1/

20代の女です。彼氏の趣味でセックス中、アナルに指を入れられるようになりました。最初の頃は指を入れられるのでも痛かったのに段々痛くなくなってアナルにいれられるのが気持ちよくなってしまって今では普通にチ○チ○が入るようになりました。

最近になって自分でお尻の穴を触って気が付いたんだけどお尻の穴がとても大きくなってしまってました

鏡を床に置いて穴を見たら梅干みたいに醜くなってました。

穴がとても緩くなってしまったんですが、これはしばらくアナルセックスをやめれば元に戻るんでしょうか?

northshore2

>穴がとても緩くなってしまったんですが、これはしばらくアナルセックスをやめれば元に戻るんでしょうか?


頻度や激しさによっては直りません。アナルsexは危険です。

もともと、色々な外力を受ける腟、口腔の粘膜上皮は、傷を受けにくい厚い重層扁平上皮(粘膜が何層にもなっている)でできています。

それに対し本来、外力を受けない直腸の粘膜上皮は単層の円柱上皮でできています。

硬い便が通ると、それだけで簡単に出血する場合もあります。
血液を介して移るウイルスの感染は、血液と血液との接触で起きます。

HIV,B型肝炎が肛門性交をする男性に圧倒的に多いのはこのためです。
また、肛門性交に伴ってA型肝炎、アメーバ赤痢、ジアルジアなど腸管感染症の糞口感染も起こります。

更に性病である、梅毒、淋菌、クラミジアなども直腸に感染します。

お〇ン〇の表面に感染すれば自分の目で見て気付くことができますが、直腸では自分で見ることができず感染に気付きません。

女性は構造上、肛門からお〇ン〇へ、カンジダやクラミジア、淋菌を感染させ易いのです。

肛門性交(アナルセックス)は、HIVをはじめ性症感染のリスクが最も高いセックスです。
出血が起こりやすく、感染の危険性が受けて側、挿入側ともに増します。
同姓間、異性間を問わずコンドームや潤滑液の使用が不可欠です。
していますか?

アナルセックスはそれだけで免疫力が低下するとも言われているんですよ。
どうぞお体を大切に!
http://okwave.jp/qa/q5830400.html

anarudaisukidayo_yaraseteさん

アナルSEXのやり過ぎで肛門が開きっぱなしになって、おむつを着けなきゃいけなくなったAV女優って誰ですか?

また、どのくらいの頻度でアナルSEXをしたらそのようになってしまうんですか?

tomocyan_1291さん

普通にペニスを挿入するだけでしたら週に3回程度は大丈夫だと思います。

毎日になると、緩んだ肛門が元に戻る時間がありませんので、アナルSEX直後の緩い状態が続いてしまいます。

それでも「オムツ」状態には至らず、便を我慢出来なくなったり、オナラの拍子に中身が出る程度に留まります。

心配でしたら、必ず1日は肛門を休ませて、元にもどす事が重要です。

但し、道具を使った本格的な開発をしてしまうと、常に肛門が「ポッカリ」開いた状態になり、そうなると肛門の機能を果たせませんので、垂れ流し状態になります。

こうなると手術や人口肛門が必要になり、元の状態には戻せなくなります。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1017568500

アナルは緩くなるのでしょうか?

先日、彼氏とアナルセックス初体験をしました。
たっぷりとローションを付けてほぐし、痛くないようにしてから挿入しました。

そこで、アナルセックスをしてから丸一日が経ちましたが、お風呂に入ったときに、アナルが「緩く」というか「柔らかく」なったような気がしました。
アナルは元の固い感じに戻るのでしょうか?

councellor

緩くなるって、そんな暢気なものではありません。やがて、肛門の括約筋の弾性が失われて、肛門の締まりがなくなって閉じにくくなる・・・

つまり、糞便がだだ漏れになるのです。

ですから、若いうちからオムツをしないと糞便の垂れ流しになってしまい、外にも出歩けません。臭気も発します。

男の方は、ただペニスが感じていいでしょうが、肛門を差し出す女は、やがてばっくり開いてしまう悲劇が待っています。やがて、そんな女に見切りをつけて、男は去っていってしまいます。


残された女はどうしたらいいでしょう。

アナルでのセックスは、こういうパターンを繰り返します。貴方は、彼の単なる性的ペットとしてアナルセックスをするのは、もう止めた方がいいです。今度求められたときは、はっきり断って、自分の身体、健康を大事にした方がいいです。それとも、若年からオムツ人生を選びますか?

tender000

アナル系のAV女優なんかはは明らかに穴は緩くなっています。なので程度によりますが注意は必要です。

便が漏れたり我慢しにくくなります。

まあ1回ぐらいなら大丈夫とおもいますがAVの女の子の穴見ると大変だなと思います。

kita2km

それは程度の問題ではないでしょうか

まぁ何回かのSEXのうちに一度楽しんでみるとかの程度なら問題ないでしょうね、むしろ適当に括約筋が鍛えられて伸縮性柔軟性が出てくることもあるでしょうし。

しかしそのアナルSEXで気をつけないといけないのは、最初は彼のモノだけで楽しんでいたのが、習慣になるにつれだんだんと良くなっていき、より刺激(快感)を求めて異物やこぶしまで習慣的に入れるようになってしまえば、それこそ肛門筋が緩んでしまい、ガスや便がもれやすくなってしまう事もありますし、

そういう趣味のある女性は高齢者用のオムツをしています、実際に。

軽い肛門括約筋不全なら、産後の女性や高齢者にもよく見かけられますが、
やはり年齢が進むに連れ回復も遅くなり、場合によってその緩んだ括約筋は、
低周波電気治療でも思わしい改善がみられなくなる場合もある事も知っておいて下さい。

肛門での快感は肛門期のなごりです、開発すれば良く(快感)なるだけに、気をつけて下さい。
http://okwave.jp/qa/q7568760.html

アナルセックスが・・・ 名前: 真理子

結婚して3年、主人はアナルセックスが大好き、私も興奮して・・・

ただこの頃うんちお漏らしが頻繁になり外出時はおむつをあてています
http://hpcgi3.nifty.com/momocafe/sexmarried/read.cgi?mode=past&no=606

tomocyan_1291さん

以前付き合ってた子ですが、避妊代わりにHの最後は毎回アナルに挿入して射精しておりました。 最初はきつかったアナルも段々スムースになって行ったのは良かったんですが、回数を重ねる(週に3〜4回位)内に膣と違ってどんどん緩くなって行くのが分かります。

3カ月もするとアナルの内側の肉が盛りがって来て、彼女のショーツに便が付く様になり、無意識の内に便が漏れる様になりました。 その後はアナルは暫く控えたんですが、便の漏れが直るのに1カ月以上掛かり、その間の便漏れは辛かったそうです。
(普段でも少しずつ漏れますので、下痢の時など論外、オナラでもかなり
出ちゃって、常にナプキン着用で悲しかったそうです)

便漏れは直りましたが、今でも最初の頃よりは緩くて膣と同程度以上には
締まらず、アナルHには都合は良いのですが・・・

一度便漏れまで緩んだアナルは完全には元には戻らないみたいです。
過ぎたるは及ばざるが如し・・・です。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1113339891

始めまして。30代後半の会社員です。僕は20代の時にアナルが好き女性と始めてお付き合いをし、それから自分も女性のアナルが大好きになりました。

今までお付き合いした女性や、アナルの開発(調教?)をした女性は20人弱ですが、その中には無知な男性の調教により、アナルが破壊されている女性も何人かいらっしゃいました。

(正確に言うと肛門括約筋が切れたり、伸びきってしまい、オムツを履くか、ぶっといアナル栓をしておかないと排泄物が垂れ流しになってしまう状態。)

なので、アナルに興味を持って開発していくと、今まで感じた事のない快感を得られるのは事実ですが、方法を間違えるととても危険です。

アナルが好きな男性を探そうと思えば掲示板等でいくらでも見つかるでしょうが、ますは貴女の身体にあった開発をしてくれる人を探して下さいね。

決してアナルプレイが好きなだけのドSなご主人様みたいな人に開発してもらうのはやめて下さい。僕が出会った女性のように一生後悔する事になります。
http://okwave.jp/qa/q7007387.html

steam_writer_eightさん

アナルセックスされると、僅かながら軟便が漏れて来て悩んでいます。

行為の前に5回も洗腸しても問題が解決しません・・・効果的対策はないものでしょうか?


tollsalleさん

私もアナルセックスでお漏らししてしまい悩んでます。。。。

お通じよくするのためにコーラックっていう下剤を毎日飲んでるため、だいたい下痢なんです。

なので、タイミング悪い時に肛門に挿入をされると、夢中になって無意識にいきんでしまい、ビャっと漏らしてしまいます。


ちゃんと洗っても、奥から下痢便が降りてきてしまうんですよね。。

なので、コーラックを飲むとき、奥から水状の下痢便になる位の多目の服用量でしっかり排便して、イチジク浣腸か、お風呂場でシャワー浣腸をしてよく洗ってます。

それでも水っぽい下痢便を漏らしちゃう事がありますけど、シーツなどの掃除は楽です。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1293000717

queen_in_furyさん

5〜6年前に付き合っていた彼氏にアナル拡張され、アナルフィストなどを日常的にしていたために、今でも、少し便が漏れ、可愛いショーツなどをはくことが出来ず、オムツをしている状態です。

これが原因で、見合いを勧められても、怖くて行くこともできません(もちろん家族にはいえませんから、誰も知らないです)。
自分で治すことはできないでしょうか?

pretty_kochouさん

アナルセックスの常習だけでも、うんこが漏れるようになるとよく言いますが、フィストとなるとかなりのものかと思います。

恥ずかしい話ですが、私、かなりアナル中毒でしてね。おならがちょっと動くと漏れるようにはなってましたが、それだけだと思ってたら、あるとき、作業着のズボンを見ると、股間にしみがありました。

そういえば、パンツの股間がずっと、汚れてたな、とおもってたのですが、便の混ざった汁がずっと漏れていたみたいです。

で、2年くらい全くいじらなくなって、ましになったのですが、それでも、少しは漏れてます。ただ、お尻を締める力がはいるので、括約筋は切れてませんが、でも、どんだけ力いれて締めても、指2本分は防げず、一番締めた状態でも、それだけのゆるみがあるんです。

アナルを日常にされてたとなると、その緩みの部分が私より大きいでしょうからはるかに深刻だと思います。恥ずかしいとは思いますが、婦人科や肛門科に行かれて、相談した方がいいのではないでしょうか。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1323617333

知識のないひととアナルセックスをしてはいけません。

彼の頭にはエロビデオやエロ雑誌でのアナルセックスの知識=いれちゃえば女性はあんあん喜ぶ 程度しかないのです。

それで最悪あなたの括約筋がきれたらあなたは一生オムツ暮らしです。


また大腸炎は膣炎の原因にもなります。

私は経験しましたよ。
知識がありそうだし、どうしてもというからね。

結論。もう2度としません。
痛いだけ。私は気持ちよくない。
あげく内痔になって医者通いです。

アナルセックスのせいで内痔ができて、それで痛くて、便秘もひどくなり、出血して病院いきです。

初めてするとき痛い、じゃないです。いつも下手すれば痛いです。

女性向の男&男雑誌では慣れれば平気とかありますけど、あんなん夢見る女性向けですから。空想と現実はちがいますよ。

まぁ、カレのことをココロから大好きで離れたくないというのならば少しずつ自分で拡張してください。

でも情けないですよ。
簡単に言えば毎日浣腸してきれいにして自分で指つっこんで広げるんですから。
http://okwave.jp/qa/q1096289.html

No.1 by 通行人1(匿名) 11/10/30 22:01

今までも、何回かスレありまししたが、アナルで緩くなって、うんちが漏れるようになったそうですよ。

あそこは、入れるところではないでしょう?
あと、妊娠しないからと、中で出したら、性病うつります。
男は、ゴムしないと尿道炎や膀胱炎になります。

No.2 by 通行人2(匿名) 11/10/30 22:07

私はアナルで痔になった

No.8 by 通行人8(♀匿名) 11/10/31 15:42

私、アナルSEXをして肛門が緩み、その後SEXのたび便がもれるようになりました。

アナルSEXの経験は二回ほどですが、今は後悔しかありません。

SEXをしてない時、まぁ普段も下着に少しついていたりする時もあります

私の場合はダンナに理解してもらえてるからいいんだけど、普通の人は引く話だよね。てゆーか私自身も後悔しかないですが
とにかくやめといた方がいいですよ

No.11 by 通行人11(31♂匿名) 11/11/01 12:53

男からすると肛門が緩くなったり何かしらあったら別れればお終いだからね

主もアナルセックスしてウンチが垂れ流しになってしまいましたなんて訴えたりはしないでしょう?
http://onayamifree.com/threadres/1696687/

http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/440.html#c6

[経世済民121] 長期金利1%上昇で23兆円含み損 日銀“債務超過”の現実味についての計算、これで正しい?? taked4700
2. 中川隆[-7646] koaQ7Jey 2017年5月13日 17:58:41 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
>「長期金利が1%上昇したら、日銀が保有する国債の評価損が23兆円程度に達する」とは、日銀が現在保有している国債を満期まで保有し、償還を受けると仮定して現在価値を推定すると、1%分の金利上昇に対し、23兆円の損害が出るという意味であるはずです。


そもそも日銀が買った国債は償還したのと同じだから評価損なんか無いんだよ

金が必要ならいくらでも発行すればいいだけ

それから金利が上がったら日銀所有のETFは爆上げするから、日銀はボロ儲けする
http://www.asyura2.com/17/hasan121/msg/628.html#c2

[原発・フッ素48] 安倍政権に突きつける「不都合な真実」…原発ナシでもCO2は減っている!(週プレNEWS) 赤かぶ
7. 中川隆[-7645] koaQ7Jey 2017年5月13日 19:29:02 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
>>6
日本の温室効果ガス排出量が減った話をしてるんだろ
http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/104.html#c7
[お知らせ・管理21] 2017年5月 削除依頼・削除報告・投稿制限連絡場所。突然投稿できなくなった方は見てください。2重投稿削除依頼もこちら 管理人さん
153. 中川隆[-7644] koaQ7Jey 2017年5月13日 20:57:48 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

最近長生きの秘訣の方法がわかったぞ!

言いにくい話だが早く亡くなる方ほど性格も良く色んな人に好かれた方が多い、そこで一考長生きしたければ病気にも嫌われ周りにも嫌われる性格になるのが長生きの秘訣だ、

「俺は嫌われ者だぁ〜100歳以上生きるぞ」
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/484.html#c153

[リバイバル3] ウェスタンエレクトリック伝説 中川隆
75. 中川隆[-7643] koaQ7Jey 2017年5月13日 21:43:56 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

ウェスタンのOEMのトランス シカゴトランスを使ったEL34 PPアンプ


Vitavox DU120 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=emtUZgmV9NM

Y下さん宅にてメトロ劇場で使われていた古モノラルアンプを見事にリビルド。
シカゴトランス搭載の EL34PP です。
ヴァイタボックスDU120から出てくるサウンドは他では聞いたことがない!見事です。

Vitavox DU120サウンド + METRO AMP EL34PP - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=WN6CfaaWczQ

Y下さん宅にて。METRO AMP EL34PP

このアンプから奏でられるサウンドは素晴らしい趣のあるとても温かなものです。
Vitavox DU120スピーカの中にアコースティックの楽器が入ってるんじゃないかと勘違いするような心休まるサウンドです。
決め手は Cicago Transでしょうか?
またVitavox DU120との相性も抜群!

西山淳
EL34PPのアンプ、メタリック塗装にピカピカのステンレスプレート、トランスカバーといい素敵ですね!
カートリッジはオルトフォン、ガラスターンテーブルシート、
極めつけはとても珍しいヴァイタボックスの12インチコアキシャルDU120ですね。


________


キット屋コラム「私のオーディオ人生」 by Y下
亡き友のオーディオの遺品

 9月の中旬に他界されたオーディオマニアの友人が使っていたオーディオ関係の真空管とパーツ一式を奥様から譲り受けました、

またレコード盤も数百枚集められていてその中にコラムでご紹介した「小池レコード」も含まれていた、

彼は小池レコード店に通って沢山のレコードを購入した熱心なマニアでもありました。
小池レコードに関してはある程度の年齢の方なら小池レコードの輸入盤の音の良さとそこで鳴らされていたサウンドに多くの方は感動され何時までも脳裏に焼きついていると思う、

小池サウンドとはいったいどんなサウンドで鳴らされていたのかその辺もご報告したい


とんでもないアンプだった

 彼が自作で製作された数多くのアンプがありましたが、

今回ご紹介する自作アンプは見た目は大変汚く、尚且つ内部の半田付けや配線を見ますと汚いのを通り越してこれでも鳴るのかと思えるぐらい酷いアンプですが

使ってあるトランス類は巷ではまず手に入ることのないレアなトランスみたいで

この汚い自作アンプの原器は名古屋駅前にあった有名なメトロ劇場で使われていたアンプらしい、

 劇場用アンプはほとんど一般には手に入りませんがどこで手に入れたのか詳細は不明だ、

又どこのトランスなのか大変気になることだが色々調べて見ますと、当時の劇場アンプは信頼度から云って出力トランス、電源トランス、チョークなどは町のトランス屋で巻いたものとは思えないのと、トランスと云えばラックス、タムラ、山水、タンゴではないはずだ、

   劇場で使われたアンプ類は果たしてどこのメーカーなのか、この件に関して大阪のヴィンテージマニアでRCAアンプやパルメコスピーカーをお持ちの今田氏にお聞きしましたところ詳しい情報を教えていただきました、

 当時の劇場用スピーカー、アンプ類はウェスタンとビクターが沢山の劇場に納入していたらしく、ビクターと云えば馬鹿にしますが本家は米国のRCAになる。

メトロ劇場も米国RCAのスピーカーとアンプが使われていたのではないかと推測できます。

 この点を今田氏にお聞きしますと

RCAのアンプに内蔵されていたトランス類は米国シカゴ製のトランスで、此処のトランスはウェスタン、スタンコア、ランジュバン等から受注して製作されていたらしい、

もし本当ならばとんでもない凄いトランスで音響的には最高のサウンドで鳴るはずだが、本当にメトロ劇場で使われたスクリーン用アンプのトランスなのかは半信半疑だ、

結果は音を聴けば答えは返ってくるから試聴してみることにしたが、使用球は6L6GCだがせっかく手持ちのTelefunken/MAZDAのEL34が4本ありますからPin接続を追加してこれを使えば面白いのでは・・・・・

 スピーカーはヴァイタボックスのフルレンジを使いこのアンプを鳴らす前にWE−300Bを先に試聴してみた、

さすがWE−300Bは音色、音質とも素晴らしいサウンドである。室内楽でとりわけヴァイオリンを聴くと何とも云えない心地よさが感じ取れヴァイタボックスの持ち味が十分堪能できる。やはり個人的には3極管は私好みの音だ、

※この試聴にはアナログレコードでコレルリのヴァイオリンソナタをリファレンスに使用した、

 それに比べて5極管のEL34は過去に使った経験からすると少し大味的な感じと細身な部分があるから、私の好みからすると長く使いたいとは思わない球でほとんど期待していないのだが、果たして今回はどんなEL34の音が出てくるのか期待せずに接続した、

 このアンプは初段、電圧増幅共6SN7GTを使い回路は内部配線やパーツやトランスを見るとウィリアムソン回路を採用しているみたいだが、

こんな商品価値のない汚いトランス類で本当に音が出るのか、

また汚い配線と下手くそな艶のない素人の半田付けでいい音がする道理は無い、

電源投入後にスピーカーから若干ではあるがハム音がでているが試聴位置では気にならないが相当トランスからのリッケージフラックスに伴うノイズが出ているみたい、

何だい!この音は

 早速、同じトラックに針を下ろして鳴り出すのを待った、

出てきた音は「何だい!この音は」にぴったりな表現、

今までのオーディオの概念を覆すほどの特徴を持ったサウンド、

ヴァイタボックスのフルレンジがこんな音で鳴るのは初めての経験、

ジャズ喫茶のDaysを含めて京都のヤマトヤなどで沢山のヴァイタボックスを聴いてきたがこんなヴァイタボックスの音は聴いたことがない、

 私が聴かせていただいた三上先生宅や伊勢市のWEC5、東京のウェスタンサウンドインクで聴いたウェスタンの555のドライバーを使ったスピーカーシステム、WE−755Aとはまったく違う異質な鳴り方だ、

勿論アルテック、JBL、タンノイとはベクトルの違う音で部屋全体に鳴り響くのには脅威を感じた、

ではどんなサウンドの音色、音質かと聞かれても返答に困るのと言葉では言い表せない未体験のサウンドとしか云えない、

 もしこのサウンドを他のマニア宅で聴かされたら私は完全にノックアウトされてしてしまうか、自分のシステムの音を聴く気になれなくなるだろう、

今使用中のロンドンウェスタン直系のスピーカーも良いが、
このアンプを使ったヴァイタボックスは見えない糸に引き付けられる麻薬的な要素を持ったサウンドで一度聴いたら忘れられない音だ、

 このアンプに使用してあるトランスはタムラ、タンゴ、LUX、ファインメットコア、オリエントコアの特性ばかり追っかけた自作マニアが使うトランスでは残念ながらこの音は出てこない、

このトランスは外観こそお粗末だが間違いなしに米国シカゴのトランスと思う、

昔も今も真空管アンプはトランスが一番重要と・・・・・

このサウンドは何処かで聴いたことがあるぞ

 色々聴いていくうちにこのサウンドは遠い昔に何処かで聴いたことがあるぞ、そうだ思い出した!

このサウンドの特徴は小池レコード店で聴かされたサウンドと同じだ、

小池レコードのスピーカーはもう完全に手に入らない1950年代のスピーカーだが、ヴァイタボックスのフルレンジも同じ1950年代に登場したスピーカーであるから音はほとんど共通点を持っていると言うか製造元は同じところで作ったのではと思えるぐらい似ている。

 接続するアンプがWE−300B、PP5/400のアンプを使うと小池サウンドにはならない標準的なヴァイタボックスサウンドになってしまう、

今回初めてこのアンプで鳴らしたサウンドは小池レコードの伝説のサウンドと瓜二つの音だが、遠い〜昔に高校生の頃、小池氏の新幹線と東海道線の話がこのサウンドと共に蘇った気がしてならない、

小池レコード伝説のエピソード

 今になって小池レコードは伝説になってしまったが此処で鳴らすサウンドは誰しも一度聴くと魅了されてしまう音であったのは間違いない、

今でも私の周りにも小池レコード店に通われた方が沢山います。
その方達とお話しますと「あの小池の音は素晴らしかった」と口にする。

 噂では小池レコード店に関西では有名なオーディオマニアでもある落語家がこの店に訪れた、小池氏は黙って一枚のレコードをかけて落語家に聴かせた、落語家は落胆して店を出てから付き添い人に「もうオーディオはやめよう」と洩らしていた、相当ショックを受けたのかもしれない、

 またこの店にタンノイのオートグラフを持っているオーディオマニアが訪れた、小池氏は口論になるとタンノイマニアに一枚のレコードを聴かせた、小池氏は強い口調で「タンノイでこの音が出るか!」と一喝したらしい、

タンノイマニアは黙って店を出て行ったと後から聞かされた、多分あのサウンドとレコードを聴かされて頭の中が真っ白になったかも(このタンノイマニアは私のオーディオ仲間でもあった)


 今回は亡き友人の遺産のパートUになりましたが彼が作った弁当箱を使ったようなシャーシーと高価でもないパーツ、汚いが穴明け加工から組み立てまで考えて製作した努力は自作マニアの中でも大したものだ、

こんな音が出るのならこのアンプをオーバーホールして新しく作り直そう、

 またこのアンプは名古屋の委託販売のショップの棚に置いてあったが誰も見向きもせず埃が被っていた哀れなアンプだった、

彼のために弔い合戦とはいかないが自分のスキルを屈指して新規に作り直そう、

折角作るのであれば真空管アンプでは価格も高く評価の高い新藤ラボラトリーが有名だが新藤ラボラトリーでも真似の出来ないそれ以上のレベルで亡くなった彼のためにY下オリジナルを作ろう、

次回のコラムはシカゴトランスを使ったEL34 PPアンプの製作記事と試聴になります。
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-033.html

 


シカゴトランスを使ったウィリアムソンアンプ
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-034.html

 第34回のブログは彼の作ったアンプを解体して新規に作り直してEL34を使ったウィリアムソンアンプの製作と試聴になります。

ウィリアムソンアンプは1948年に発表された高NFBをかけたアンプでウィリアンソンアンプの原型の出力管は KT−66PP ですが

今回は彼の遺品でもあるドイツMAZDAのEL34を若干ではありますが時定数を変更してウィリアムソンアンプを忠実に再現して製作しましたが、

今回ほど大変苦労をしたアンプはないのと、皆さんの前にお披露目できるものではなく又自慢できる程のアンプはありませんが、音質的には素晴らしいのを持っていましたのでこのコラムで製作と試聴をご報告させて頂きます。

グリーンメタリック塗装を施しY下のお家芸であるステンレスアッパーパネルを採用したEL34−PPモノラルアンプ
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/34_001.jpg


 

ウィリアムソンアンプの製作

 ウィリアムソンアンプは1940年代の終わりごろ英国のウィリアンソン博士が発表した高帰還型アンプでマニアの間では音の良いアンプと云われていました、

 当時発表された真空管構成は 6SN7−6SN7−KT−66を使い、整流管は53KU(コッソー)、トランスはパートリッジです。

既製のアンプではこの回路を採用したアンプはほとんど見かけません。

回路の複雑化と部品点数の多さとそれに見合う良質なトランスがないため本来の良さが発揮されないのかそれとも回路が古すぎて採用しなかったのではと考えられる。

 私が思うには、ウィリアンソンアンプは出力トランスが決め手ですから、自作マニアが国産の既製のトランスを使って回路を真似ても残念ながら本来のウィリアンソンアンプの良さは出てこないと思う、

ウィリアムソンアンプこそ出力トランスが音を決定すると云っても言い過ぎではない、

オリジナルは英国のパートリッジを使っていましたからその良さが引き出されていたと考えられる。

もし私がシカゴトランスを手に入れなければウィリアムソンアンプは作らなかったと思う、

英国パートリッジのトランスの良いのは認めるが、シカゴトランスはパートリッジには負けないウェスタンのOEMのトランスですから作る意欲が出て来るのは当然かも・・・・・・


彼が残したシカゴトランスを使ったウィリアムソンアンプは日本のトランスにはない最高のサウンドを聴かせてくれたが、今回はトランスと一部真空管だけ残してY下アンプの製作になります。まずは写真をご覧ください。


https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/34_003.jpg

これがメトロ劇場で使われていたRCAアンプに内蔵されたシカゴ出力トランス、年代を感じさせるが汚すぎる!


https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/34_004.jpg


 パターン設計から製作したプリント基板で上のボードは電源平滑用で下側のボードはCRボードになります。抵抗はすべてアーレンブラッドレーを使用

今回は予算の関係上あまりお金をかけずに作るのがコンセプトになりますが、これ程苦労して製作したことはありませんが目標は高級マニアの間では有名な新藤ラボラトリーの真空管アンプにすべてを超えるのが目標ですから十分構想を練ってからスタートしました、


アンプ製作の苦労

シャーシーは1.2tの鋼板を使いY下お家芸のステンレスアッパーパネルと
トランスがあまりにも汚いのでトランスカバーも作りました。

1.シャーシーは全て穴加工を自分で行い細かい部分はヤスリを使って仕上げ
  加工を施した、

2.ステンレスのパネルは研磨剤を使って鏡面処理を施しましたが鏡面処理は
  時間と労力だけではステンレスの鏡面にはなりませんからこの部分は失敗が許されないですから大変苦労をした部分であります。

3.内部配線に関してオール手配線を止めてCRボードをプリント基板で作成しました、
  又プリント基板設計はなれていますから回路図を頭に入れれば苦になりません。

4. モノラルアンプですから電源部関係は2倍のコストがかかった、

5. 仕上げ塗装はプラモ用のMrカラーのスプレーを購入してサフェーサーを吹き付けてからペーパーで仕上げてメタリックグリーン塗装にした、
  最後に車用2液ウレタン塗装を吹き付けて仕上げしました、

6. 引き回しワィヤリングは同一色に統一した、
  モノラルの場合は2台とも同じワィヤリングをしないと音に影響を及ぼす

7. ヒーター配線はAC点火ですが今回は真似ては困るのですがヒーター線をツィストペアせずストレート配線を行いましたが完成後のハムの影響がどれだけ出るか、

https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/34_005.jpg


配線前のアンプ内部写真、SPターミナルの所に見えるのがDC,ACバラン
スボリューム、右側が電源トランスになります。


https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/34_006.jpg


  配線及び半田付けがすべて完了、これで完成になります。

 彼のアンプをオーバーホールして再度製作しましたが今迄沢山の真空管アンプ製作の中ではトップクラスの難易度だったが今後アンプ作りは卒業したいが、まだ珍しい名球が2本あるからこれを作って最後にしたいのだけどいつもこれが最後と云いつつあれから何台作ったやら・・・・・・・・

 このアンプも大変苦労をして製作したが前回製作した91B交流点火アンプよりシャーシー構造が複雑と部品配置とワィヤリングが立体のため遥かに作りにくいアンプになった

 またトランスと球があれば出費は少ないと思っていましたら意外や意外パーツだけでも軽く10万以上かかってしまったが見えない部分の費用は予想外でした。
 


アンプの使用パーツと配線

ウィリアムソンアンプに使用したパーツで抵抗はアーレンブラッドレー、カップリングコンデンサーはスプラグのブラックビューティー、真空管ソケットはオムロンの8Pinモールドタイプ、プリント基板はガラスエポキシ、電解コンデンサーは一般市販されている日本ケミカルを使いました。今回も採用しましたスプラグのブラックビューティーはマニア間では最高と評価されています。

このコンデンサーをチェッカーでチェックしましたが容量抜け電流漏れはまったくありませんでした、(ブラックビューティーの購入先はバンテック)です。

引き回しワィヤリングは3次元立体方式を採用したが動作上の問題が生じた為ワィヤリングを変更して組み直したが今回も納得のいく作品ではなかったのが少し残念だ、

ウィリアムソンアンプの音の評価

 使用真空管は初段が日立の6SN7ドライバー管はマツダの6SN7です。

ここの部分に拘りを持ったマニアはRCA,シルバニアなどを使いますが国産球でもヴィンテージ菅は海外の球にも負けず劣らず良い音がします。

出力管はドイツMAZDAのEL34、整流管はザイレックスのGZ32を使いました、(ザイレックスは英国の真空管商社)ザイレックスの場合は実際どこのメーカー球か不明ですが多分球の形状を見ますとSTCと思われます。

 RCAの5U4GBも使いましたが主役のEL34が脇役になるのと直熱整流管ですと+Bの電圧の立ち上がりが早いので球を痛める恐れがあり精神衛生上テストだけで終わりましたのとバランスを考えて却下、アンプの製作日数は構想から45日、約一ヶ月半を要しました、

 出力は3結アンプですから約14.3W、残留雑音は0,8mmVで負帰還量は15dBです。

早速音の評価ですが私1人の評価だと自分が作ったアンプですから悪いとは書けず又最高と書けば自惚れになりますからあえて自己評価はしません。

 またヒーター配線の基本はツィストペアで行いますが今回はストレートでの配線にしましたがハムノイズはほとんど影響なくトランスのリッケージフラックスの問題もトランスカバーを付けた結果心配したハムノイズは生じなかった、この辺はPPアンプの良さかも知れません。

 今回はヴィンテージマニアで大変仲の良い西山氏に同席して頂いて率直な意見を云って頂きました。西山氏にもこのサウンドは一度も聴かせていませんからどんな評価されるのか、

 西山氏曰くバッハのバイオリンを聴くと「木の香りがプンプン漂う一度聴くと忘れられないサウンド」また「小池のじぃちゃんの音」と同じと大変うれしい評価を頂きました、

シカゴトランスを使ったウィリアムソンEL34アンプは期待以上の鳴り方には安心した、

 数日後の日曜日にはJBLのエベレストを上手く料理してクラシックを見事なサウンドを鳴らしている豊橋のオーディオクラブに所属する高橋氏が言うには

このサウンドは他のマニアには聴かせてはならないサウンドで、オーディオマニアが聴けばレッドカードを付き付けられカルチャーショックを受けるからと忠告、

褒めているのか貶しているのかはわかりませんが高橋氏のサウンド評価は二重丸と太鼓判を押して頂きました。

 今回はウィリアムソンアンプの実力を見せつけられたが、シカゴトランスの実力が十分発揮されたのではと思う、

シカゴトランスはウェスタンエレクトリックのOEMメーカーだけはある。

自作マニアが国産のトランスで作ったEL34アンプだとこんな音はまずは出てこないと思う、
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-034.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/208.html#c75

[リバイバル3] 名古屋 名曲喫茶フィガロ と ジャズ喫茶 Days 中川隆
17. 中川隆[-7642] koaQ7Jey 2017年5月13日 21:57:13 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

Vitavox DU120 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=emtUZgmV9NM

Y下さん宅にてメトロ劇場で使われていた古モノラルアンプを見事にリビルド。
シカゴトランス搭載の EL34PP です。
ヴァイタボックスDU120から出てくるサウンドは他では聞いたことがない!見事です。

Vitavox DU120サウンド + METRO AMP EL34PP - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=WN6CfaaWczQ

Y下さん宅にて。METRO AMP EL34PP

このアンプから奏でられるサウンドは素晴らしい趣のあるとても温かなものです。
Vitavox DU120スピーカの中にアコースティックの楽器が入ってるんじゃないかと勘違いするような心休まるサウンドです。
決め手は Cicago Transでしょうか?
またVitavox DU120との相性も抜群!


西山淳
EL34PPのアンプ、メタリック塗装にピカピカのステンレスプレート、トランスカバーといい素敵ですね!
カートリッジはオルトフォン、ガラスターンテーブルシート、
極めつけはとても珍しいヴァイタボックスの12インチコアキシャルDU120ですね。


キット屋コラム 私のオーディオ人生 by Y下
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/index.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/659.html#c17

[お知らせ・管理21] 2017年5月 削除依頼・削除報告・投稿制限連絡場所。突然投稿できなくなった方は見てください。2重投稿削除依頼もこちら 管理人さん
158. 中川隆[-7641] koaQ7Jey 2017年5月13日 22:22:37 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
>>156
俺は大川隆法の秘密をばらした為に幸福の科学信者全員の恨みをかってんだ

それで呪詛されない様に大川隆法の本名の「中川隆」を使ってるのさ

毎日、信者に俺の藁人形に針を刺されてるからな
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/484.html#c158

[リバイバル3] アホが書いた日本国憲法 _ 護憲運動はCIA・中国・朝鮮工作員が扇動していた 中川隆
5. 中川隆[-7708] koaQ7Jey 2017年5月14日 07:08:41 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

『総員玉砕せよ!』(講談社文庫)
https://www.amazon.co.jp/%E7%B7%8F%E5%93%A1%E7%8E%89%E7%A0%95%E3%81%9B%E3%82%88-%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7%A4%BE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E6%B0%B4%E6%9C%A8-%E3%81%97%E3%81%92%E3%82%8B/dp/4061859935


水木しげるが50年前に書いた文章が発掘…「ぼくが書きたいのは敗け戦の話だったんだがそれは許されないのだ」

 2015年11月に亡くなった漫画家の水木しげるが、昭和40年頃に書いたと思われる自筆の文章が発見され話題になっている。今月11日、水木プロダクションの公式ツイッターアカウントがその文面を公開。そこにはこんなことが書かれていた。

戦記物は勝たないとつまらないらしく「レイテ海戦」なぞかくとトタンに売れなくなるのだ。(中略)ぼくが書きたいのは敗け戦の話だったんだがそれは許されないのだ。少年たちは花々しいガダルカナル戦あたりまでしか読んでくれないのだ。だから本があいついで売れるためには戦争に肯定的にならざるを得ない。自分が思ったことを書いて売れるなんて、マンガはソンナもんじゃない(原文ママ)

 水木しげるといえば、まず思い浮かぶのは『ゲゲゲの鬼太郎』をはじめとした妖怪漫画の数々だが、ご存知の通り、漫画家としてのもう1本の柱として、自身の戦争体験を多分に反映させた戦争漫画を描き続けてきた作家でもある。

 水木はこの文章が書かれた数年前から「少年戦記」という、貸本向け戦記もの漫画専門誌の編集を任され、自身もそこに寄稿していた。そこで、読者にどんな漫画がうけるのか色々と試行錯誤していたのだが、その結果導き出された結論は上記のような残念なものだった。

 日本軍がひ弱な姿を見せたり、ボロボロに負けたりする作品は読者にうけないということを把握した彼は、ある程度、読者におもねった雑誌づくりが必要だと感じていたようだ(とはいえ、そんな時期に描かれた漫画でも、カルトとしか言いようのない精神論を振りかざす日本軍を揶揄する描写などが差し挟まれていたりはしている。また、たしかに主人公は優秀な戦績をおさめるヒーローとして描かれがちだが、最終的には非業の戦死を遂げるパターンも多く、作品のなかに厭戦的なメッセージは含まれているのだが、それでは物足りなかったということなのだろう)。

 というのも、当時の水木はまだメジャー出版社で漫画家デビューする前。『ゲゲゲの鬼太郎』も『悪魔くん』も生まれる前である。極貧生活のなか、ギリギリの状態で貸本用漫画を描いて暮らしている彼にとって「少年戦記」はなんとしても商業的な成果をおさめなければならない雑誌だった。文章には〈これが失敗すれば餓死しなければならなかった。必ず成功させなければならなかった〉とまで書いている。

水木しげる「本当の戦記物は「戦争は無意味」と知らせるためのもの」

 ただ、それは、先に引用した文章にもある通り、作家・水木しげるにとって不本意なものだった。彼がラバウルの激戦地に送られ、爆撃により左手を失っていることは有名だが、その他に彼が残した戦争中のエピソードを読んでいると、生きて帰ってこられただけでも奇跡としか言いようのない体験を多くしていることがわかる。たとえば、不寝番で兵舎から離れていたところを敵の奇襲にあい、彼の所属する分隊が全滅したという逸話はマンガや随筆のテーマとしてたびたび取り上げられているが、もしも不寝番の担当が違う時間帯であったら、彼は生きて日本に帰ることはできなかっただろう。

 そういった経験をしているからこそ、水木しげるには戦争を憎む気持ちが強くあり、『総員玉砕せよ!』をはじめ、後年に描いた戦争漫画では一貫して戦争をむごく、陰惨なものとして描いた。だから、前述の文章のなかで彼は、貸本に描いた戦記漫画に関して、このように綴っている。

(雑誌の)ダウンは即ち、餓死に通じていた。こうしたものを即著者の思想と早合点してもらってはこまる。営業ということが相当加味されているのだ


 戦争を描く自分の漫画は、日本兵が勇ましく戦って勝利をおさめるような話ではなく、「敗け戦」を描くものでありたい。それは、実際に彼が目にした戦争は、惨めで、恐ろしくて、格好悪く、無意味に人が死んでいくものであり、もう二度と繰り返してはならないものだからだ。

戦記ものと称する一連のマンガ「0戦はやと」とか「紫電改のタカ」「我れは空の子」での一発の銃はなんのために発射するのか、というと、自分の身を守るためで、いわば冒険活劇漫画であって、本来の意味での戦争マンガというものではないだろう。とにかく戦争のオソロシサは少しもないし、万事つごうよく弾丸がとび、考えられないほどつごうよく飛行機もとんで万事めでたい。食料なんかも常にあり、感激ありで、読んでいるものは戦争を待望したくなるくらいだ。(中略)しかし、ぼくは、本当の戦記物というのは「戦争のおそろしいこと」「無意味なこと」を知らせるべきものだと思う

(「朝日ジャーナル」1973年7月27日号/朝日新聞社)

〈自分としては、下級兵士たちのカッコ悪い日常を描くことで意味もなく死んだ彼等の無念さを伝えたいと考えたのです(朝日新聞1974年4月10日)

水木しげるは「死んだ戦友の夢を今でも見る」と語った

 そのような漫画を描くことは、死んでいった戦友に対する慰霊でもある。もう二度とあのような戦争を繰り返さないことこそが、若くして死んでいった者たちへの供養なのである。そして、それこそが、戦争を生き抜き、戦後に漫画家としてペン一本だけで食べていけるようになった自分がやるべき仕事だと悟った。

僕は今でも、その頃の事を夢でよくみる。(とても生きている間は忘れる事が出来ない。)
 若い時代だったからよく記憶していて、“戦死”した“戦友”たちが毎日のように登場してくる。

 食うものも食わずに、毎日殴られて死んだ若者たちだ。
 まァ、“悲劇”という言葉があるが、僕は今ごろになって「悲劇以上の悲劇だった」と思っている。

 そんな事で「戦記物」も思わず“力”が入ってしまうのだが、それほど売れたわけではない〉(『水木しげる貸本戦記漫画大全(1)戦場の誓い』パロマ舎)

「『コミック昭和史』や『総員玉砕せよ!』を描いたのは、戦争を体験した漫画家として、残さなければならない仕事だと思ったからだ。心ならずも亡くなった人たちの無念。敗戦は滅亡だった。食に困らず、豊かさを味わえる現代は天国のようだ。戦争をすべきでない」(2006年8月16日付毎日新聞大阪朝刊)

ぼくは戦争ものをかくとわけのわからない怒りがこみ上げてきて仕方がない。多分戦死者の霊がそうさせるのではないかと思う(『総員玉砕せよ!』講談社)

 しかし、どんなに水木しげるが戦争体験者としての経験を漫画に落とし込み、戦争の悲惨さを繰り返し主張しても、日本はその恐ろしさを忘れどんどん右傾化していく。その先鞭をつけたとも言える、90年代後半に出版された小林よしのり『新・ゴーマニズム宣言SPECIAL 戦争論』(幻冬舎)がヒットした時、水木はエッセイマンガを通じてこんな警鐘も鳴らしていた。

〈私は『戦争論』で、ふとあの戦前の勇ましさを思いだし、非常になつかしかったがなんだか輸送船に乗せられるような気持ちになった(中略)

『戦争論』の売れゆきが気になる。「戦争恐怖症」のせいかなんとなく胸さわぎがするのだ〉(『カランコロン漂泊記 ゲゲゲの先生大いに語る』小学館)
http://lite-ra.com/2017/05/post-3155.html


戦争したくなかったら核兵器を持つしかないのですが、戦争体験者は条件反射的な拒絶反応が起きて、そこまでは考えられないという事なんでしょうね。
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/703.html#c5

[番外地6] セックスと暴力。このふたつが密接に結びついている理由 中川隆
7. 中川隆[-7707] koaQ7Jey 2017年5月14日 07:32:02 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
>>2, >>3 の一番重要な部分だけ削除されてしまいましたね

阿修羅管理人は完全なアホなのか、某筋から指示されたのか?


>>2, >>3 はここで見て下さい:


不可触民(ダリット)の世界 _ 釈迦が見た地獄とは何だったのか
http://www.asyura2.com/15/nature6/msg/533.html#c83


http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/440.html#c7

[近代史02] 釈迦の悟りとは何であったのか? 富山誠
27. 中川隆[-7706] koaQ7Jey 2017年5月14日 07:33:44 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

>>22 の一番重要だった部分だけ削除されてしまいましたね
阿修羅管理人は完全なアホなのか、某筋から指示されたのか?


>>22 はここで見て下さい:


不可触民(ダリット)の世界 _ 釈迦が見た地獄とは何だったのか
http://www.asyura2.com/15/nature6/msg/533.html#c83

http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/739.html#c27

[お知らせ・管理21] 2017年5月 削除依頼・削除報告・投稿制限連絡場所。突然投稿できなくなった方は見てください。2重投稿削除依頼もこちら 管理人さん
162. 中川隆[-7705] koaQ7Jey 2017年5月14日 08:07:07 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

阿修羅には知恵遅れとキチガイしか来ないんだね
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/484.html#c162
[リバイバル3] 中川隆 _ 宗教関係投稿リンク 中川隆
23. 中川隆[-7704] koaQ7Jey 2017年5月14日 08:42:26 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

不可触民(ダリット)の世界 _ 釈迦が見た地獄とは何だったのか
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/707.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/459.html#c23
[リバイバル3] 中川隆 _ 宗教関係投稿リンク 中川隆
24. 中川隆[-7703] koaQ7Jey 2017年5月14日 09:14:44 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

仏教信仰は人間を堕落させる _ タイが売春国家になった理由
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/708.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/459.html#c24
[リバイバル3] 仏教信仰は人間を堕落させる _ タイが売春国家になった理由 中川隆
1. 中川隆[-7702] koaQ7Jey 2017年5月14日 09:26:44 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

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7. 中川隆[-7701] koaQ7Jey 2017年5月14日 10:29:58 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

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1. 中川隆[-7699] koaQ7Jey 2017年5月14日 11:52:36 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

イラマチオや潮吹き願望が強い男は、ソープ嬢を心の中で売春婦と卑しみ、嬢がソープズレしていなくて、無知で、こういうことに従順だとわかっているからジャンジャン攻めてくる。

 私は若い女からそんな愚痴をよく聞いている。
もう、風土がそういうことなのだ。

マニュアルに「できるだけお客さまのご希望に添って…」とあるから:


【 風土 】の説明──この店の男たちの意識

 うちは艶グループと違って、お客に好きなように女を攻めてもらう方針です。
(福田康夫の口調で)うちは艶グループと違んです。

 だからお客が左手で抱き寄せてキスをし、右手をマンコのところに持ってきて、下手くそな弄い方で揺さぶった時には、最高の官能を示して股を微妙に揺らしてください。

気持ちよさそうなふりをするのです。

うちは艶グループとは違う男女交渉を貴女たちに求めているんです。


 ということは、客が潮吹き狙いでバギナにガシャガシャやって、嬢はこれはかなわんとフロントに訴えても、そんなことは愛撫なのだから我慢しなさい、と言いかねない。
http://ryoseiki.jp/kanazuen_play/ns_kanazu.html

フツ−の男もやってみたいんだけど、みんな我慢してるだけなんだよね :


317 :名無しさん@入浴中:2010/07/18(日) 12:53:51 ID:NWhk5llG0

新人で入店一日目のおとなしそうな19才の娘だったので 泣こうが喚こうが知ったこっちゃないって感じで 強引に中出し

別にソープなんて星の数ほど在るんだから
姫NGや店出禁覚悟でこれからもガンガン攻めるよ、俺は


324 :名無しさん@入浴中[sage]:2010/07/25(日) 22:06:16 ID:KtJognrV0
>>317
俺もそんな感じ。
俺に入ったらトラウマになる女の子多いと思う。

あそこに5本ぐらい突っ込んだり当たり前だし。
中田氏はもちろん当たり前。
バックしてるときゴム外しで絶対に中田氏する。


210 :名無しさん@入浴中:2010/02/16(火) 15:00:36 ID:QmYteYtk0
潮を噴かせようと時間一杯手マン

結果不発
どうやっても噴かない人は噴かない?

326 :現役嬢:2010/07/25(日) 23:27:25 ID:EL2B5X5sO

>>210みたいなのが一番嫌な客。
二度とその魚雷に当たりたくない。
あなた方の洗ってないその汚れている手でガシガシヤられたら、卵菅炎症して子どもが出来ない体になったり、腹膜炎起こして開腹手術することだって稀じゃないんだよ。

キンタマとチンコ思いっきり引っ張って握り潰されたら気持ち良くなると思うか?
それと同じ行為だよ。
陰のう炎にしてやろうかと思うよ。
お願いだから、指でガシガシヤらないで下さい。

327 :名無しさん@入浴中[sage]:2010/07/25(日) 23:37:03 ID:l1MtkYmWO
>>326
そういうリスク覚悟で高給の見返りにソープ嬢やってんだろ

耐えられないなら心も体もボロボロになるまえにやめたほうがいいよ

子供産む気ならマジではやく上がらないとね

子宮けいガンにも気を付けなよ

まぁAVみたいな指マンするクズは死ねばいいと思うことには同意だわ

328 :324:2010/07/26(月) 00:24:54 ID:eSR0h8kk0

俺が前入った嬢は子宮に炎症起こしてるらしく、薬を服用してるみたい。

その副作用でお腹が膨らんでるね。
まあもう2度と入らないけど。

俺は指でガシガシやらないと気が済まない。
子どもができない体になろうと俺には関係ないからね。


329 :名無しさん@入浴中:2010/07/26(月) 00:28:57 ID:EsZixK4QO

そんなのとっくにワクチン打ってるわ。
もしあなたの娘や嫁さんが働いてたら、商売だからしょうがないといえるか?
AVなんて作り物の精子使ったり、潮吹かせる画像修正してそう見えるだけ。
本当は指だっていれない。
何本何カットって早くとらにゃいかんのに都合よく潮吹かせるか。

何回戦してもいいし、時間いっぱい逝かせるように頑張ってるのに、
潮吹かせようと押さえ付けられて、60分ずっと激しい手マンされたら泣くよ。

痛いからって言って叫んで拒むのを、感じて恥じらってるとでも?
お願いしてもやめない人いるよ。
素人玄人関係なく、女の子のアソコは優しく扱って下さい。お願いします

339 :名無しさん@入浴中:2010/07/30(金) 13:04:08 ID:SOcICWpn0

>俺は指でガシガシやらないと気が済まない。子どもができない体になろうと俺には関係ないからね。

同意


>その女がどうなろうが俺には関係ない。
>泣こうが嫌がろうが、自分のやりたいようにやるだけ。

同意
それが風俗遊びだよね。
マンコを壊すつもりでやらないと元を取れない。


>もしあなたの娘や嫁さんが働いてたら、商売だからしょうがないといえるか?

君とは住んでいる世界が違うから
俺の娘や嫁は風俗で働かない。
http://qiufen.bbspink.com/test/read.cgi/club/1287420731/


388 :名無しさん@ピンキー :2009/01/27(火) 23:42:37 ID:mxi+u4X10 (4 回発言)

風俗に来るお客さんは、ぶっちゃけ普通の女性とはお付き合い出来ない用な人も多いのです。

セックスするたびに女性が血まみれになる程、指で性器をかき回しても、それが普通、
むしろ それくらいしないと女性は感じないなんて思ってる人も居ます。

女性なんて押さえつけて突っこめば よがりだすと思ってる人だって居ます。


359 :名無しさん@ピンキー :2009/01/27(火) 14:48:55 ID:mxi+u4X10 (4 回発言)

使い捨て感覚ですね。

わたしの最初に居たお店で、あなたのようなコが、膣の中をかきむしられて床に血だまりを作って泣いていたのを覚えています。

服まで血がついていて、あまりに可哀想だったので着替えを貸してあげたけど、結局それっきりで、着替えもかえってきませんでした…

仕方ないだろうけどね。


372 :名無しさん@ピンキー :2009/01/27(火) 19:14:33 ID:BTLnNhlV0 (1 回発言)
>>359
去年の暮れに遊んだ子が同じようなこと言ってた。
客に指入れされて血がたくさん出たって。


392 :名無しさん@ピンキー :2009/01/28(水) 00:00:34 ID:wyInmEsx0 (1 回発言)

そこまで酷く指入れする客にあたったことないよ。
それよりブサキモイ客とディープキスしたり、顔中舐められたりの方がきついよ。
客ってほとんど口臭すごいし。口臭すごい癖にキス魔だし。
電車でみかける、身の毛もよだつようなおっさんとキスしたり抱き合ったり出来る?


395 :名無しさん@ピンキー :2009/01/28(水) 00:18:16 ID:hDe5rBuVO (1 回発言)

わたしも、シーツが赤く染まるような目にあったことある
客はシーツについた血のマン拓みて興奮するって喜んでた
菌入ったのかしばらく熱出て大変だった…
http://logsoku.com/thread/qiufen.bbspink.com/nuki/1232543945/#359
http://qiufen.bbspink.com/test/read.cgi/club/1284649538/


最悪な客どもへ


3 名前: 名無しさん 2008/09/30(火) 06:53 ID:X8,3ZnU_Rm

愛想笑いすら出来なくなるような客が多すぎ。


357 名前: 名無しさん 2011/04/21(木) 20:06 ID:!EYCpRrpVt

今日客にイラマチオって言うのかな 喉の奥までガシガシ突っ込まれて苦しかった(つд`)
皆さんもそうゆう経験あるの?


358 名前: 名無しさん 2011/04/21(木) 22:38 ID:xf0Cx@9qNB
>>357
あります!
頭抑えられて、喉の奥までガンガン遠慮なしに突っ込まれました〜(>д()
てめえも同じことやられてみろって感じですよね!苦しいし痛いのに!


385 名前: 名無しさん 2012/04/06(金) 14:06 ID:mbIjqY0tMG

髪の毛を掴んで引っ張る、
イマラチオ、
出血するまであそこを指でガシガシ。。
少し高めのお店から移ってきて明らかに客層が悪くて愚痴らせてくださぃ。。
これはフツーなんですか?
喉も腫れて膀胱炎にも月二回もなりました。
優しく言ってもきかないお客さん達。。疲れた

306 名前: るみ 2009/11/05(木) 20:53 ID:k,b_a:31Tx

アナル舐め強要されたK
うんこの味がした
キモいキモい


307 名前: 名無しさん 2009/11/05(木) 22:04 ID:*IjObl-I8y

↑やだやだ。アナル舐めとかしたくないしされたくもない。う○この味って…
(>_()


344 名前: 名無しさん 2010/07/28(水) 13:20 ID:AsbTgJ5lXe

アナルにいきなり指入れられてその指腟に入れられた。
殺意沸くだけでなく態度も変えた。
もう二度とくんなよ。

257 名前: 名無し 2009/08/03(月) 19:57 ID:5l2K.'gG@p

部屋に入ったトタンに座り込むもせずに自分から服を脱いで
ショートコースなのに風呂入れろだの
放尿を2回しろだの
揚げ句に飲め!だって
ゴックン出来ないからオプション付けてないしノ

四六時中どこに住んでるの?誰と住んでるの?彼氏は、居るの?最近Hしたのいつ?オナニーは、週に何回どーやってする?家族構成や住んでる所まで聞くから何でそんな事まで聞くと?と言えば答えるまで同じ質問!
ネジが外れてるィ
時間過ぎるても部屋を出ないで質問責め!
相当う゛ざいガキでしたノ
一日気分悪い!


279 名前: 名無しさん 2009/08/29(土) 10:16 ID:A4Erm2KHak

ネットでの中傷
一生懸命頑張っているのに、凹みます。
どんな人が来ようが笑顔で満足してもらおうとしているのに。
おまけに営業妨害だ。

6 名前: 名無し 2008/10/01(水) 08:03 ID:sKx_*h8YkL

新規の方で風俗も久しぶりらしく興奮した様子で これを使って欲しいと電動歯ブラシを出されました。
しかも普段使ってるやつil||li(ФДФ;)

これは、痛いからやめて下さいね

と丁重にお断りしましたが本当は、凄く汚い?
歯磨きしててアソコに使ったら気持ち良いんじゃないかと思ったらしくて、もし使ってその後どぉしてたのか聞いたら洗って使ったらしいです( ̄▽ ̄;)
汚い物持ち込まないで下さい?

7 名前: 名無しさん 2008/10/01(水) 10:54 ID:wK=crCO6Rr

↑怖いっm9( ゚Д゚;)

>>5 私は心壊れた経験有りです。
今ではへばり付いた笑顔で仲の良い友達からは人形と呼ばれています。
本当に無理はしないでください!

9 名前: 名無しさん 2008/10/01(水) 18:40 ID:tv@B~@IJ,q

私も八月いっぱいで風俗上がったけど、客との行為を夢で見たりして、汗だくで目覚めたりします。
後遺症みたいなものかな。
現役後半は心も身体もボロボロで泣かない日は無かった。
辞めてまでも悩まされてるけど。
皆さんが一日も早く風俗からあがれます様に。

21 名前: 名無しさん 2008/10/16(木) 13:04 ID:QiAx73kpf5

昨日のLASTの客は最悪でした、
店の常連らしいが部屋にはいるなり

「オロCの瓶を入れさせろ」

馬鹿か!

断ったら

「みんなは入れさせてくれるけど」

だったら「入れさせる嬢を指名しろ」と言ってボーイを呼んでやった
馬鹿野郎!

65 名前: 名無しさん 2008/11/04(火) 18:58 ID:5nn8mq;m-p

こういう仕事してると変な奴?  性格曲がった奴に出会うんですよね。

私は耐えられなかったのが二度ありました。
一度は痛いと言っているのに、乳首を吸っきて乳首が三分の一位取れました(泣)
二週間の休業、休業補償請求したいくらいでした。

一度は正常位だったんですが、男が逝くまで私の顔に唾を吐きかけて臭いし、屈辱感で仕事暫く休みました!

でも高収入とたまに「楽しかった!ありがとう!」と言って帰られるお客様の言葉に癒され励まされ頑張ってます。
この仕事を選んだのはわたしだから!
でも辛い事が多いですね!

66 名前: 名無しさん 2008/11/04(火) 21:14 ID:igCFhbzB0A
65さん
乳首切るとか
最悪っ!!!!
(`д´×)

無理せず頑張って下さい☆
(*○′∀`)*゚

75 名前: 名無しさん 2008/11/14(金) 13:32 ID:*a0d;KdIa_

昨日の客キモかった…

私を仰向けにして上からディープキスで舌を奥まで入れられて唾をメチャクチャ入れて来て気持悪かったから全部横から垂れながしたけど髪にベッチョリついた(--;)

それを30分位やられて次に私の顔に股がってきてチ〇コを口に擦りつけられて口に出された。喉の方にまで精子が入ってキモかった。

いじめるのが好きらしいけど普通に参った(;_;)

93 名前: 名無しさん 2008/12/17(水) 11:35 ID:P4Fjadnc7p

昨日の客 頭おかしい

首しめてきて首しめたら感じやすくなるとかいいだすし、
キスマークつけようとするし、
つば飲んでって口につばいれてきて

まじ早く出ろと思った


109 名前: 名無しさん 2009/01/06(火) 18:40 ID:-Tx*krYgyE

指入れでこんな痛い思いしたの、初めて…(・_・、)

めっちゃ激しくされて、しかも激しく指動かし過ぎて、指がすべったらしく入口で『ゴリッ』って…

今もかなり腫れてます(ノ_・。)

110 名前: 名無しさん 2009/01/06(火) 23:01 ID:*5TWfYT*@I

↑それ私も経験ある!!
高速でピストンされて、的が外れて尿道あたりを爪が直撃・・あん時ばかりは股間を押さえて丸まった。少し切れて出血して「生理になったの?」って・・・

175 名前: ! 2009/03/26(木) 04:42 ID:=T;RW5mdTU

今日、仕事終わって泣きました。二年働いてここまで最低な客に会ったのは初めてです…物としてでしか扱われてない。

生理の終わりがけで海綿つめてたらそれを無理やりひっぱりだし、指入れ。

タバコ吸いながら、足で胸をさわり、

おれの足全部なめろなどいわれ、

すまたをしてたら、つばを飲み込んで!まで言われ、

さいごにはこれじやぁ、行けないからソープいこっと!!っとさいごにふてくされ一言。


今度また指名するからゴム持参で本番やらせろなど、もう人としてありえないような事をされたり、屈辱的になりました。涙が止まらない…もうやめたいとまで思いました。。。

235 名前: 名無しさん 2009/06/07(日) 01:44 ID:8hiF7piB'9

いきなりアナルに指入れてくるわ
口の中に唾液入れまくるわ
乱暴にクリやらアソコ触ってくるわ

おまけにアナルにアレ入れてきて死ぬほど痛かった(>_()

 
オプ代取れば良かった。
てか入れるな。。
 
とりあえずアナルに指入れたりアレ入れたり無茶苦茶にされて気分が悪くなって一本で帰ったしミ
 
散々な客だった(T_T)


355 名前: りさ 2011/01/26(水) 19:35 ID:jZOnepx;J:

顔や胸整形すればって客に接客中に言われた事。

痩せているからマットに不向き、女のコを変えてくれ迄は分かるけどチェンジにお金がかかると知った途端、マットの準備早くしろって暴言。
初めから気に入らないならチェンジして欲しかった。

整形しろとか本当傷付く。涙しか出ない。
http://www.gofukuoka.net/bbs_01/front/thread/174/

              /               \
          / / ∠三ミレ-- 、      ヽ
         / / //─'''´ ̄ ̄`ヽ      ゙i
        / /  //        ゙iヽ  ヽ  |
        ,' /  //          | ヽ  ', |
        | |  / l,、、,,_   -‐''" ̄`゙i. |   | |
        | | / ノ,.t-、    'Tッ'Tゝ ヽ|レ‐、| |
        ゙i |/ ,ィ`' _L.,!    ` ┴'  リ‐、 } |
        .!///゙!     ,         ノ__/ .!
         |/ | ',    ゙        /  |  |
          |! |  \   ゚       /  |  .!
          {  |  | | ゙ヽ、    /  |   |  | 小泉先生
         ゙、 ', | |   | `l'"´    ゙、|  |i   | アナルを指で拡げないでね
         ヽ ヽ | |   レ'′      \ || /
           /ヽ \!  |  ̄ ``   r'´ ` ̄``ヽ
        /   ヽ ヽ ノ                   ヽ
        |     〉 V              |   |
        |    /  /       \       ヽ、 |
        |    / / /|       ヽ       \
        .!   / { ヽ|    ...     ゙、        ヽ
        |  {  ゙i   ヽ  ::r.;:.     l         ::_)
        .!  \ ト、 |   `゙"     /          /
         |    ト| | ∧       /           /
            |  / / /|| ゙ヽ、 __ ,. -'"    ` ーr┬ '′
          | / / | ヽ、               | /

273 名前: 名無しさん 2007/03/05(月) 15:27 ID:qz6Pi,p2Ed

女どうしのドロドロした人間関係、店長以外の幹部、ひいき、わけのわからない規則や高額なひかれもの、今の店なにもかも嫌。

今日出勤したくなくて自殺しようとしたけどしねなかった。
ほんとに今日も明日もこれからも行きたくない。


274 名前: 名無しさん 2007/03/05(月) 15:48 ID:nRMC9adK)f

273さん。お願いだから自殺まで考えるのは止めてください!

ちょっと何日か休んだほうが良いのでは?
それで、今の店は辞めたほうが良いかもしれません。

勝手な事言ってるならすみませんm(_ _)m
でも、あなたが死んだら悲しむ人がたくさんいます!
その事は絶対忘れないでください!

風で働くのは、どの業種より最高のサ-ビス業だと思います。

裸を見せて誰か分からぬチンコ舐めて。

しまいにはネットで叩かれて。いろいろ苦しいと思います。

でも、今は苦しくても絶対良い事があると思います。
だから、ゆっくり休んでくださいm(_ _)mm(_ _)m

277 名前: 名無しさん 2007/03/10(土) 22:11 ID:vNQ5ymMpl7

自殺します!
今までありがとう!

私指名されないし、客にキモい言われるし!
生きる価値ないんだなって思いました☆

この掲示板で色んな女の子に出会って悩んだときもあり助けてもらいました!
ありがとうね!

みんなは本当優しいし将来いいお嫁さんや奥さんになるんだろうな!
私はもうそんな将来も考えられないし!

横浜から越してきたんだけど横浜と福岡で指名されない奴キモい奴なんて生きる意味ないだろうね!

これ書いてると本当色んなものが込み上げて涙出てきちゃったけど、長かったな!
横浜でも掲示板で顔出してたけど福岡の女の子はいい人ばっかりだった!
お母さん、みんなありがとう。

みんなに迷惑かけたけど、最後の最後もかけてしまいそうだね!
大丈夫だよ!私はもういなくなるし!
バイバイ。ホントに最後に一言ありがとう!

281 名前: 名無しさん 2007/03/11(日) 00:06 ID:LKgDVpfS.d

もう一回だけ書きます!嫌なんです!

精神病院に何回通ったか!

なんどリストカットしたか!

自分の仕事の選んだ道に悔いないんです!
でもこのままの将来自分の将来像が怖くてしょうがありません!

例え子供を産んだしても私みたいのが親だと毎日心が不安定になると思います!
福岡にきてXJAPANのTearsという曲を毎日聞きました。
何度もこの曲を聞いて泣いては横浜に帰りたくなったこともありました!
でも帰っても同じ繰り返しで結局は自分を傷つけてるだけであるんだろうなと知りました!

やっぱりこういうサイトでこういう事を書くのはいけないと思いました!
でも私自身この仕事を始め、掲示板にしがみついた以上掲示板で言葉に表して終わりにしたいと思いました!
だから書きました!みなさんもTears聞いてみてください。
そこらんの歌とは違うきっと感じるものがあります!本当に最後にします
http://www.gofukuoka.net/bbs_01/front/thread/173/

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/709.html#c1

[リバイバル3] セックスと暴力。このふたつが密接に結びついている理由 中川隆
2. 中川隆[-7698] koaQ7Jey 2017年5月14日 11:54:25 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

SMクラブ

別称 : ソフトSM、ハードSM。
月収50〜150万円くらい
勤務時間 : 30分〜120分など


サディズム・マゾヒズムの略である。

お店により、M性感からハードなプレイ内容のお店までさまざまです。

M性感は、お客様がM男君で、言葉攻めなどのサービスが主になります。ソフトSMは、女の子がM女になり受け身のサービスを行います。女王様はお客様のニーズに合わせていかなくてはいけないので難しいです。

縛られたり、浣腸やAFがあります。

女縄−裸女を縄で縛る悦楽
http://w.livedoor.jp/onnanawa/d/%B2%D6%BB%D2%A4%CE%C9%F4%B2%B0
http://w.livedoor.jp/onnanawa/d/%cc%dc%bc%a1%20/%20MENU
http://w.livedoor.jp/onnanawa/d/%e6%ea%cc%e7%c5%db%ce%ec

SM大全集
http://smdaizen.blog.fc2.com/

全国のSMクラブ・SM風俗情報
http://www.sm-fuzoku.com/

SM クラブ 画像 SMクラブギャラリー Slave&Master
http://www.lvgsm.com/

SMクラブ・M性感情報 SMスキッパー
http://www.sm-skipper.com/

SMクラブ情報 ビッグデザイアSM
http://sm.bigdesire.co.jp/

SMショップ エピキュリアン 総合販売メニュー
http://www.epism.com/mainmenu.htm

SM|アダルトグッズや大人のおもちゃ、玩具の通販ショップのNLS
http://www.e-nls.com/disp_ca_sm.php
http://www.e-nls.com/plist_t-14001011

ジャムウ業務用風俗用品-アジアンドラッグ - SMグッズ
http://shop.asiandrug.jp/products/list.php?transactionid=e9bf3e9664f8ecf27d91006b0cce69df0422ff2e&mode=&category_id=163&maker_id=0&name=&orderby=&disp_number=30&pageno=1&product_id=&classcategory_id1=&classcategory_id2=&product_class_id=&quantity=&rnd=nap


ホテルの一室。両手を拘束されたままイチジク浣腸を注入され苦しむ M女性。
必死の抵抗もむなしく限界を超えたアナルをゆっくりと押し広げながら塊が顔をのぞかせる。

300tガラス浣腸器にグリセリン浣腸液を吸い上げまだ排泄の余韻が残るアナルに注入。大きく広がったアナルは巨大なアナル栓もすっぽり埋没させる。

アナル栓解放と同時に滴り落ちる浣腸液。ビチャビチャと滴り落ちる浣腸液の音と苦しげな喘ぎ声が隠微なハーモニーを奏でている。
http://duga.jp/ppv/wakanoheya-0035/

女性の浣腸を愉しむ

浣腸は 女性を全裸にして縛った状態で 強制的に施すのが基本ですが、拘束せず女性が自ら尻を向けて浣腸されるという設定も好まれます。

男にとっては ここまで仕込んだという満足感, 女性は自分の意志で尻を向け 恥ずかしい浣腸を受ける被虐感がいいのでしょうか??

浣腸責めの愉しさは


@ 女性が恥ずかしい肛門を弄ばれ 排便まで強要される

A 嫌がる女性の意志を無視・肛門はあっさり嘴管を呑み込む

B シリンダーを押して薬液をグッグと入れる感覚がグー

C 女陰から溢れる淫汁を確かめながら浣腸できる

D 調教により 女性は浣腸だけでイッてしまう


女性が浣腸を嫌がれば嫌がるほど愉しさは倍加します♪〜♪

この顔が たまりません
この啼き声が たまりません

自ら尻を向けて

「私のお尻の穴に浣腸してください」
「あああ〜 たまらないわ」 


浣腸を受ける姿勢
Woman in position for Enema

浣腸は 女性の肛門さえ露出していれば どんな姿勢でもできますが 代表的な姿勢はこんなものでしょうか
・・・なるべく 女性が恥ずかしがる姿勢を取らせることがポイントです。

膝を立てて尻を突き出す姿勢
ポピュラーで 一番 浣腸しやすい姿勢です
女性の顔を手前に向けさせるのが愉しむコツです

浣腸する時の眺めは こんな具合です
浣腸しながら 女性の陰部も同時に遊べます
これでもまだ やりたくないですか? 

足を持ち上げて尻を出します
このまま両足を開くとやり易い。
開いたら もちろん縄で固定します。
横向きに寝た姿勢

尻の肉を手で広げてやります。
手間ですが 愉しい作業です。


浣腸責めのプレリュード
Prelude for Enema Torture


私のお尻の穴に浣腸して下さい
浣腸はいきなり肛門にズブリではなく まず女性に浣腸の恥辱をたっぷりと味あわせてから行います。

「こんなイヤラシイものがお尻の穴にいれられる」 

そんな不安とおぞましさに震える女性に浣腸してこそ 「女の浣腸」 の醍醐味を満喫できます。

また必ず女性に浣腸のおねだりをさせます。 
私のお尻の穴に浣腸してほしいと大きな声ではっきりと言えるまで何度でも繰り返させます。

じらさないで お薬を 入れてください


浣腸の七つ道具
The List of what you need

アナルグッズの紹介【エピキュリアン】
http://www.epism.com/analinfo.htm

ジャムウ業務用風俗用品-アジアンドラッグ - 浣腸器
http://shop.asiandrug.jp/products/list.php?category_id=165

アナル|アダルトグッズや大人のおもちゃ、玩具の通販ショップのNLS
http://www.e-nls.com/disp_ca_anal.php

浣腸の道具です。 プレイといっても一応 医療行為ですから まず清潔を保つよう心がけましょう。 浣腸の前と後では必ず手を洗いましょう(笑)


@まず浣腸器 これは500cc用の大型浣腸器です。

A続いてグリセリン 希釈して使用します 
わざと女性に薬局に買いに行かせるのも一興です!

Bそれから「おまる」 女性がうんちをする容器です

C次はチェスの黒い駒ではありません アヌスプラグ(肛門栓)です うんちをさせないようにお尻の穴に栓をします

Dそれから縄 女性を縛って浣腸するか 縛らないで浣腸するかは好みです

Eイルリガートル浣腸器 : ガラスの容器にゴム管を繋ぎ 先端のノズルを女性の肛門に差し込みます。
大量の薬液が高低差で女性の腸管に流れ込みます。 手を下す必要がありません。

Fそして肝心の裸女です! 
女なしで 道具だけ揃えても意味ないでしょう〜♪♪

G股縄をはずして浣腸準備完了!!


グイッと尻肉を広げて

いやらしい器具で浣腸される女たち
Naked Women in Enema Torture

ガラス製浣腸器
最新の医療現場では、ディスポタイプの浣腸器が使用されるため、ガラス製浣腸器は浣腸マニアのために、熟練職人が一本一本手作りで制作する逸品です。

日本での浣腸器の需要に目をつけた中国では、50cc 〜 1000cc のガラス浣腸器を製造して 日本のマニア向けに輸出しています。

そんなに日本はビッグマーケットなんでしょうか??
 
ずしりとくる重量感、 すりガラスのシリンダーを押す独特の手ごたえ、 温かく柔らかい女性の肛門に突き刺す冷たい硬質なガラスの嘴管・・・至高の快楽です!!

これで私に浣腸して下さい

女の顔は必ず見えるように

浣腸に乳首が反応して
おまんこ全開で浣腸


エネマシリンジ
手軽で廉価な浣腸器です。

ゴム管の先のノズルを女性の肛門に挿入して、ゴム球を握ると液が流れ込みます。
女性の啼き声を愉しみながら、球を強く弱く断続的に握りつぶします!
ゴム管を注射器に取り付けて注入する

ガラス製スポイトで直腸深く薬液を注入

危険なので薦めません


イルリガートル (高圧浣腸)
プラ容器に薬液を入れて(1〜2リットル)、ゴム管(1〜1.5
メートル)の先のノズルを女性の肛門に挿入します。
容器を高く吊るほど、薬液の注入圧力が高まり、女にとって厳しい浣腸となります。
薬液が女の腸管に流れ込むのを眺めながら、ゆっくり一杯やるのは男の贅沢です!


イチジク浣腸
もっとも手軽な浣腸で、また使い捨てですから衛生面でも安心です。
少量で効くように浣腸液の濃度が高くなっている点に留意してください。
調子に乗って何本も潰すと女は地獄です。

あると便利な別売部品
左のような二股プラグを使えば、1本の浣腸器で二人の女に浣腸できます!
グィとシリンダーを押すと二人の女が同時に「イヤ〜」と悲鳴をあげるのがたまりません!

群浣
裸の女を並べて 同時に浣腸します。 想像しただけでもゾクゾクするような浣腸プレイですが ・・・・・
ちなみに群浣という言葉は 昭和のビニ本全盛期の業界専門用語で もちろん国語辞典にはのってませんよ (笑)

絶望の終曲
Ending with her tears

大量の薬液を呑み込んで波打つ女の腹と苦しさに縄の間であえぐ乳房

薬液による腸管の反応は 女の理性を踏みにじる絶望的なフィナーレを迎えます。
どんなに肛門を引き締めようとしても 襲いくる排泄の圧力に抗うことはできません。

「おトイレに行かせて」

という女の最後の願いも おまるをあてがわれることで断ち切られ 全裸のまま
無惨な排泄姿を晒すことになります。

いいか ここにするんだ!
おトイレに行かせて!


浣腸動画 : 雌犬たちの宴

耽美会を主宰する 千葉曳三氏の浣腸動画「雌犬たちの宴」です。 
動画の最初の14分は氏の好物の美女鼻責めが続きます。

浣腸だけを見たい人は14分後にスキップしてください。
 
全裸の美女が四つん這いで自ら尻を突出し いやらしい浣腸を受け入れます・・・
顔をカメラからそむけることを許されず 浣腸される女の尻、揺れる乳房、苦悶する美女の表情をたっぷり愉しめます。 悲鳴とともに強制排泄が始まり また容赦なく浣腸される哀しい女の肛門・・・・
In the movie, the beautiful Japanese woman whimpers for never-ending enema torture.
The enema begins 14 min. after the start, so skip to there if you want to watch a real Enema show right away!

浣腸される女:生田沙織 Enema Movie:雌犬たちの宴

浣腸小説という変なジャンル

浣腸小説・肛虐小説は ここに紹介した浣腸器やら様々な道具を使い これでもかと女の肛門を責め 嬲る小説です。このジャンルでの第一人者は結城彩雨氏です(あえて断言します!)。 この先生が書く人妻の肛門虐め小説は天下一品です。 個人的にも愛読して かなりコーフンしました。 女の肛門が好きな人にはお薦めです!!


「人妻乱身調書」 より抜粋

たちまち肛門がふっくらととろけるのが、初美には信じられない。変質者の志田に排泄器官をいじりまわされているというのに、なんと淫らなからだになってしまったのか・・・。

「いくら強情を張っても、からだは正直なもんだぜ、フフフ」

「や、やめて・・・あああ・・・」

 ハァハァと初美は火の息を吐いた。
 この二十日間、からだの奥底でひそかに求めていたものが、ドッと堰を切ってあふれ出る。

(して・・・もっとお尻にいたずらしてッ)

 初美は胸の内で狂おしく求めた。
 だが志田は指先でゆるゆる揉み込むだけで、押し入れてはこない。ニヤニヤと初美の反応を見ている。

 いつしか初美の腰は、肛門の奥へのいたぶりを求め、ひとりでにうねりはじめていた。

「ああ・・・も、もう、だめ・・・くやしいわ、あなたみたいな人に・・・」

 そう言って黒髪を振りたくったかと思うと、初美は志田を振り返った。

「・・・お願い・・・初美に、浣腸して・・・」

 初美は首筋まで真っ赤にした。
 志田はうれしそうに笑って、バシバシと初美の双臀をうちしばいた。


「とうとう本音を吐いたな。この尻が浣腸の味を忘れられるはずがねえ、フフフ」

「ああ・・・して・・・もう、初美に浣腸してください・・・」

 初美はあえぎつつ、もう一度言った。

 いけない、そんな浅ましいことを言うなんて・・・いくらそう思っても、もう押さえがきかない。

「く、くやしいわ・・・初美、こんなからだにされて・・・ああ・・・」

肛門奴隷
Ass Hole Tortures

浣腸の他に 女の肛門を調教して遊ぶためのいろいろな道具です
こんな淫具を圧入され 引き出される時の肛肉の抵抗が 女を肛虐の快楽に狂わせます


@肛門鏡 : 嘴のような部分(A・B・C)が三つに広がり 女の肛門を拡張して直腸を覗きます。
★★★★★ネジで固定して肛門を広げたまま放置しておくこともできる便利な道具です。
 
A肛門検査 : 女は隠すところがたくさんあるからね ・・・ ゴム手袋をはめた指でグリグリ

Bアナルビーズ : ビーズのように連結された丸い珠を 肛門に一粒づつ呑み込ませては 引き出します

C蝋燭 : 肛門に蝋燭をたてる肛門燭台。
括約筋が締めこむ部分の蝋燭の軸を細く削って段付きにしておくと 蝋燭が抜けにくくなって安全です♪♪

クリックで女体燭台へ移動

D女の肛門芸 :
腸管に圧入した異物を 肛門を開きながら吐き出す肉穴芸です
腸内にスッポリ埋め込みます  


E肛門用の小型バイブ
自分で息んで排出するか 無理やり引き出されるか

Fアナル・ディルド : 女の尻の穴を掘る道具
あんっ 気持ちいい
手近なものをなんでも
ああっダメ 抜かないで


どっちの穴に入れるつもりやねん?

二穴同時責め
おもちゃを入れて肛門芸


G肛門用フック : 魚は口に針を呑み込ませて釣り上げますが、
女を釣るときは尻の穴で(?)

金属フックを肛門に挿入されて強制全裸歩行
左の裸女の肛門部拡大画像


H肛門栓 : 浣腸七つ道具で紹介したアヌスプラグ・・・
それにしてもなんという大きさ!!
お前の尻の穴に入れる栓だ よく舐めておけ

I鎖付き肛門栓で女をつないでおきます。 こんな女のつなぎ方もあるんですね!!

J肛門でつながる二人の女。
お互いに尻でツき(突き)あう仲です I肛門でリンゴを喰う女

K肛門を鞭でネチネチと・・

K肛門のぞき
拡大鏡を使ったりガラス器を埋め込んで肛門観察

L肛交
専用の拡張棒を使用して 肛門拡張を行えば 女は肛門で男根を受け入れるようになります
セックス経験豊かな人妻でも 肛交は未経験という肛門処女が多いようです

肛門は引き締める力が強く独特の快感です・・・特に初めて犯す肛門は・・・


お好きな人は everythingbutt.com へどうぞ。 
とてもじゃないがここには画像を出せません

この美女たちの肛門が極限まで広げられ巨根を呑み込みます・・・


女の排尿
Pissing Women

排便をさせるなら 排尿もというわけで 女が裸でおしっこを垂れ流します。
排尿を促すために 無理やりビールを飲ませたり、おしっこをしながらゲームをさせることもあります。
人気のあるゲームは 「火消し」 ・・・・・ 女におしっこで蝋燭の火を消させます。

1回の排尿ですべての火を消さないと きついお仕置きが待ってます !


さあカメラの方をを向いておしっこするんだ
道端で牝犬のように
尿瓶

排尿 の 強要
女に無理やりビールや水を飲ませて 排尿を強要する責めです

麻吹淳子の強制排尿
もう飲めない・・・おトイレに行かせて


ご注意
女の肛門はきわめてデリケートな排泄器官です。 肛門拡張の限界にも大きな個人差があります。 ここに掲載した画像を安易に真似ることは絶対におやめください。

また浣腸でも、小説・動画と現実の世界は違います。 グリセリン原液を使用したり、大量の浣腸を施すことは 女体にとって大きなリスクがあることを承知願います。 実際にはイチジク浣腸2〜3本で充分に効果があります。
節度と思いやりのない加虐行為で万一事故がおこっても 当サイトは一切責任を負いません。
http://w.livedoor.jp/onnanawa/d/%e6%ea%cc%e7%c5%db%ce%ec


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{ヽ,__   )´(_●_) `,ミ:::::::: なんでウンコ食べちゃったの?
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262 :名無しさん@ピンキー :2010/06/23(水) 05:06:54 ID:4XGxOyk4O (1 回発言)

私の彼女はSM店の M嬢だが毎回、生傷が酷く、背中、お尻は鞭で叩かれアザが!内出血してる。
毎回おしぼりで拭いてやって薬塗ってあげるが昨日は肛門がとんでもないことに!
もう限界かも。
http://logsoku.com/thread/qiufen.bbspink.com/nuki/1274944767/

19 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/10/30(日) 16:42:51 ID:da0ZQILq (1 回発言)

無愛想な30代×1女を素っ裸にして磔にして鞭で打って緊縛して浣腸して脱糞させる。 それもまた快感だぞ。


685 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/11/19(月) 13:39:06 ID:e91b0CQR0 (1 回発言)

うちで働いているバツ一
SMで働いているんだが今日急に休みやがった。
聞いてみると土日のショーでハードMをやって体中鞭で打たれて内出血だらけで熱が出て動けないそうだ。惨めだな。

289 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/07/18(火) 19:08:58 ID:y4dPKVNu (1 回発言)

五反田のSMクラブで借金返すために女奴隷してる30女。
1リットル浣腸してやった。


290 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/07/20(木) 18:18:39 ID:4ZBtrsQK (1 回発言)

浣腸はつらい。


292 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/07/26(水) 13:41:59 ID:WNmg0Y1a (1 回発言)

一日に浣腸を五本もされると死にそうになる。

319 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/09/05(火) 15:15:34 ID:x9q+FYQV0 (1 回発言)

借金返すためにSMクラブ一生懸命M嬢やってる中年女を見るといじらしく思える。
鞭で打たれて
「アッ!痛いです。」

浣腸されて
「もう一本浣腸するつもりですか・・・・? もう我慢できません。」

必死に女奴隷を演じてる。
がんばれよ!


323 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/09/17(日) 07:19:43 ID:5yP5OnVw0 (1 回発言)

×1女性のM嬢(30代後半)がはいてたベージュのパンツ。
ずいぶんくたびれたパンツだった。
苦労してるんだね。
息子二人を育てるために浣腸されてウンコしてた。
http://logsoku.com/thread/life8.2ch.net/debt/1127815692/

1 名前: 名無しさん 2005/11/10(木) 18:47 ID:NyG3_kMVf_

SMってどうですか? 教えて下さい!


2 名前: 名無しさん 2005/11/12(土) 13:12 ID:NxR4GF9B=o

経験ありますよ。ありとあらゆる事しました。
てんじょうからロープに吊される。
乳首に変な器具はめられる。
凄いのは浣腸されて放便を見られる。
好きじゃないと辛いすよ!

いつもバッグにロープ完治ロウソクなどの一式を持ち歩かないといけないし、半月でやめた


3 名前: 名無しさん 2005/11/12(土) 14:41 ID:p18y:Gf*VC

それはスゴいですね(>_()

やっぱり、ある程度好きな方じゃないと難しいんですね。
収入面では、どうなんでしょうか?
内容がハードなだけに、普通のヘルス並では納得いかないような‥?


4 名前: 名無しさん 2005/11/12(土) 20:18 ID:2q4YEGzvkV

よく覚えてないんだけど90分で3万くらい。
店への落としが1万くらい。で、オプションが色々。
私はアナルはしなかったけどSMでアナルしてたら肛門が破れて病院通うはめになるらしい。

16 名前: 名無しさん 2006/04/11(火) 23:06 ID:no5w'VMD4l

アナルファック超痛いです(ToT)
小さいチ●コだといいんですけど、デカチ●コは死にそうです。
やっぱり数をこなして慣れていくしかないでしょうか?


17 名前: 名無しさん 2006/04/12(水) 07:46 ID:rS=LNwuHqp

アナルは数をこなすとオムツしないと生きていけなくなることもある。
締まりが悪くなったらウンコ垂れ流し状態になるんだよ。
だからほどほどに。

私は「入れないと絶対満足しないデカチン」タイプの客は無理って断ってる。
断ると言うのは大袈裟だけど、できるだけ入れるのは避けるようにしてる。

だってアナル破壊されたらすごい損害だよ?
100万もらっても割に合わない。


18 名前: 名無しさん 2006/04/13(木) 08:58 ID:oF5F1gi4L2

そこまでならなくても、痔持ちになる人は多いね
痔の手術はそうとう痛いらしいし、アナルはほどほどに
http://www.gofukuoka.net/bbs_01/front/thread/924/

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/709.html#c2

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166. 中川隆[-7697] koaQ7Jey 2017年5月14日 11:59:37 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

俺は有る事、無い事滅茶苦茶書いて、暇潰ししてるだけだと何度も言ってるだろ

騙されるアホが悪いのさ
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/484.html#c166

[リバイバル3] ラジカセでクラシックを聴いている清貧の音楽ファンには音楽はわからない 富山誠
55. 中川隆[-7696] koaQ7Jey 2017年5月14日 12:22:32 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]


アルゲリッチ 私こそ、音楽!(2012) ARGERICH BLOODY DAUGHTER 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=Bloody+Daughter


映画 96分
製作国 フランス/スイス
監督: ステファニー・アルゲリッチ


映画、アルゲリッチ!!『Bloody Daughter』
http://ameblo.jp/padmacat/entry-11937321767.html

2014-10-11

映画の邦題には驚かされる事がある。
けれども、最近は原題をそのままタイトルに使う事が増えたせいか、邦題と映画の内容にここまでギャップを感じた事はなかったように思っていたのですが・・・・

天才ピアニスト、アルゲリッチの映画を見てきました。
公式サイトです。

http://www.argerich-movie.jp/


それにしても、日本での『アルゲリッチ・私こそ、音楽!』というタイトルはどうなのでしょうか。

映画が始まった途端に出てきた本当のタイトル『Bloody Daughter』をそのまま使えないのはわかりますが、この映画は、偉大なるピアニストであるアルゲリッチのドキュメンタリーでは決してありません。

この映画は、偉大なピアニストであり「聖なる怪物」と呼ばれるアルゲリッチと3人の娘達、そしてアルゲリッチと彼女の母、この映画を撮った末娘のステファニーと彼女の父親の、それぞれアルゲリッチを巡る壮絶な家族のドキュメンタリーだという方がよほどしっくりする。

アルゲリッチ自身の演奏シーンも多少は出てきますが、あっけない程に短い時間ですぐにカットされてしまう。それでも彼女の演奏するショパンのピアコン1番の音の響きには鳥肌が立つ。

そして、彼女が演奏するラヴェルの音の美しさは忘れられない。

素晴らしい演奏で聴衆を魅了するアルゲリッチですが、3人の、それぞれ父親が違う娘達の母親にはまるでなれない。いや、なれないどころか、逆に子供達に依存してるかのようにそばにおき、学校にも行かせない。次々に変わる母親の恋人や友人が子供達のシッター。


この『Bloody Daghter』とは、末娘ステファニーの父親であり、ピアニストでもあるスティーヴン・コヴァセヴィッチがステファニーを呼ぶ時に使う言葉だそうですが、文字通り、ホラー映画のタイトルのように呼ぶのではなく、英語では「ややこしい、とんでもない」などの意味があるそうで、そこに愛情もこめて呼んでいるそうですが・・・・まさしく「とんでもない」娘達と親達の関係が、垣間見えてくる。

アルゲリッチが、ショパンコンクールで栄光をつかむ直前に生まれた長女(彼女の父親である指揮者ロバート・チェンとは長女が生まれる前に離婚)リダは、幼少期を施設で過ごし、ピアニストらしき母親を求め、プロコフィエフのピアコンのレコードを聴きながら遊ぶのが母親を偲ぶ唯一の方法だったという。

ショパンコンクールに出場した時のアルゲリッチには母親が付き添っていたそうですが、不眠に苦しみ、優勝した時には完全に消耗しきっていた・・・というのを読んだ記憶がよみがえる。

存在自体を知らなかった長女リダについて、どうして自分の手で育てなかったのかと、率直にアルゲリッチに質問するステファニーに向い、「それでも・・・絶対に産みたかった」とポツリポツリと、自分のペースで自分だけの言葉で語るアルゲリッチ。

次女のアニーは、姉の存在を知らないままステファニーのおむつを変えたりして、末娘の母親代わりでもあったという。彼女の父親は偉大な指揮者、シャルル・デュトワですが、彼女は父親そっくり顔をしていて、どこか達観しているような態度を見せる。学校にもまともに通わないで育ったというのに、彼女はアリゾナ大学の教授になり、コロンビア大学の博士号を取得しているというから、これはいい意味でもとんでもない娘さん。

末娘のステファニーが、11歳の頃からカメラを回し続けたおかげで、この映画は出来たのだともいえるのかもしれないが、母親の気持ちで拘束され続け、演奏旅行に同行させられ、自分の人生がまるでないような状態だったという。偉大で聖なる怪物である、そんな母親に振り回され続けた彼女は、いまだ本当の父親の戸籍に入れることができていない問題までも抱えている。

父親とその戸籍問題を解決すべく、(この戸籍問題には16年もかかってるという!)事務的な手続きの電話をする場面が出てくるが、やはりピアニストであるスティーヴン・コヴァセヴィッチは、こういう時にはまるで役に立たない。
ステファニーの気持ちにもまるで寄り添おうとも出来ない。
「ピアニストという蛮族がいる」という言葉が私の脳裏をよぎる・・・・・

それでも、美人だった母親ではなく、容姿はそれぞれの父親に似た3人の娘達は、自分達の道を選び、成長しているのがすごいとも思う。トスカニーニの孫であり、ホロヴィッツの子供であり、早くから音楽の英才教育を受けていた娘さんが少女時代から荒れた生活で健康を害したあげく、残酷な形で若くして命を落とした事をふと思い出すが、それを思うと、顔は似てはいないが、彼女達にはアルゲリッチの強い血が流れているのかもしれない?と、思ったりもする。

また、アルゲリッチはそんな母親になれない自分を隠さない。
寝起きのパジャマ姿で果物をつまみながら語る。
来日した日本の新幹線の中ではちらし寿司を美味しそうに大きな口をあけて食べる。

赤裸々によくぞ見せてくれたと驚いた場面の一つが、演奏直前の恐怖が彼女クラスのピアニストにとってどんなものなのかと、ショックを受ける程、アルゲリッチが演奏直前にナーバスになる姿でした。

「私は高熱が出てるのよ」「頭がひどく痛いの!」「ひどく眠いの」「弾きたくないのよ!!」等々、舞台に出る直前まで、荒れる、荒れる。

まるで駄々っ子のようにも見えるが、常に完璧を求められ、自身も完璧でないと許せないのであろうアルゲリッチが演奏直前に抱えるプレッシャーがどれだけ重いものかと感じる。

けれども、これに幼い頃から付き合わされてきた娘は、たまったものではないだろうとも思う。

このドキュメンタリーは、復讐ではなく、家族の和解の為のものだと語るステファニーの言葉の向こうに彼女達の深い心の傷が感じられるのだけど、けれども同時に娘達にとって母は「女神」であり、そしてまた「守ってあげたい」存在でもあるのだ。

唯一この映画に登場するアルゲリッチの元夫である、ステファニーの父親の語る言葉が、印象的だった。

アルゲリッチは、母親、妻という形、いや、女性になろうとすること自体が無理なのだ。

自由奔放に生きてるように見える彼女だけれど、鬱病や癌も超えて、年を重ねた彼女が、寝起きのままの素顔を娘に超アップを撮られて、文句を言う姿は不思議な可愛さがあり、やはり魅力的。

考えながらポツリポツリと語る彼女だけれど、言葉にすることは難しい場面や心情が多かったのだろう。「口ではいえない」「言葉にできない」というような返事が多かったように思う。

けれども、そんな彼女と、今はもうそれぞれが独立して別の場所で生活してる為、なかなか集まれないという、3人の娘達がピクニックに行き、ネイルをする場面はことに心に残った。ネイルの色の選び方も彼女達の心を映しているようにも思えたりも。

女性ばかりが集まった時の華やぎと心を許した女性同士の絆のようなものが感じられる、この場面にはホッとさせられる。

そしてステファニーの出産場面から始まった、この映画のエンディングは、さらにやすらぎを感じさせられる。孫の為にピアノを弾きながら歌うアルゲリッチの歌が下手なことに、なんだか泣き笑いしたくなったのだ。

アルゲリッチ、彼女は歴史に残るピアニスト、そして「聖なる怪物」であると共にやはり魅力的な人でもあることが伝わる、家族にしか撮れないドキュメンタリー映画です。
http://ameblo.jp/padmacat/entry-11937321767.html

2014年 11月 16日 "Bloody Daughter"の温かな眼差し

『アルゲリッチ 私こそ、音楽!』(原題:Bloody Daughter)をようやっと観た。於:ヒューマントラストシネマ有楽町。アルゲリッチの三女、ステファニー・アルゲリッチ(スティーヴン・コヴァセビッチとの子供)による、映画監督デビュー作だ。→http://www.argerich-movie.jp/#wrapper

これはとても楽しい作品だった。アルゲリッチの一家がまるで目の前に生活しているかのように映し出されていく。ドキュメンタリーだから何の細工もされていない。音楽家の生身の記録に、ぐいぐいと引き込まれていく。

映像の途中途中に挟み込まれるアルゲリッチの演奏。それと次のような日々の記録が前後して描かれていく。そのインパクトは堪らない。音楽家としてだけではなく、女性としての凄まじい生きざまが感銘を呼ぶのだ。

1957年、弱冠16歳でブゾーニ国際ピアノコンクールと、ジュネーヴ国際音楽コンクールで優勝。それでも飽き足らず1965年のショパンコンクールで優勝。ピアニストとしての栄光を駆け上がっていく。そんななかにも彼女は一人の女性としても疾走する。さまざまな恋愛を繰り広げる。


1963年、ニューヨークで中国系作曲家ロバート・チェンと結婚。
1964年、ジュネーヴで長女リダ誕生。チェンと離婚。
1965年、ロンドンでスティーヴン・コヴァセヴィッチと恋愛。
1969年、コヴァセヴィッチと破局。ウルグアイのモンテビデオでシャルル・デュトワと結婚。
1970年、スイスのベルンで次女アニー誕生。
1974年、デュトワと離婚。アニーを連れてコヴァセヴィッチと同棲。
1975年、コヴァセヴィッチとの間に、ベルンで三女ステファニー誕生。
1977年、コヴァセヴィッチと破局。
1980年、ショパンコンクールでイーヴォ・ポゴレリチ事件。
1983年、ミシェル・ベロフと交際、ジュネーヴで一家一緒に暮らす。
1987年、ベロフと破局。アレクサンドル・ラビノヴィチと交際。
1989年、ブリュッセルに転居。
1996年、コペンハーゲンでヴィオラ奏者となった長女リダと共演。


アルゲリッチの疾走は、いつまでも続く。そしてそれを見守る子供たちの温かなまなざしが、胸の奥を熱くくすぐる。
http://hankichi.exblog.jp/23049964/

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/435.html#c55

[リバイバル3] セックスと暴力。このふたつが密接に結びついている理由 中川隆
3. 中川隆[-7695] koaQ7Jey 2017年5月14日 12:27:20 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

「肉だるま」呪いのビデオは決して見てはいけない。2013-04-16
http://blog.goo.ne.jp/ootomo0320/e/a509e1a8f145763cb17718c0866f6f7a

ググってはいけない言葉のキーワードで有名なものの一つ穴留玉狂(あなるたまきち)監督の作品です。

愛玩目的でベッドに拘束した女性の四肢を切り落とすなど、AVでありながら猟奇スプラッタ殺人色が強い内容のようです。

ちなみにこのビデオの主演女優「大場加奈子」さんは、ビデオ発売日の前日に列車事故に遭って亡くなられたそうです。

★このビデオを見ると、たいていいやなことがおこるそうです。
 つくりものとはいえ、人間を切り裂きだるまにしていくのですがすごそうですね。

アロマ企画,監督:穴留玉狂『猟奇エロチカ 肉だるま』――擬似スナッフ(擬似殺人)
(200X年某月某日)

擬似スナッフ。娯楽のために人を殺して映像にする様子。75分。

・車中。AV撮影現場へ向かう

・1日目。AV撮影の様子。つつがなく終了

・2日目。縛り。お尻→NGで撮影ストップ

・ローソク→「熱い」「もうちょいいこう」「熱い」→本気で嫌がる→撮影ストップ

・ムチ→「痛い」→本気で嫌がる→「画になんない」

・スカトロは「痛くも熱くもないから大丈夫。これだけがんばろ。な」

・浣腸→「ストップ」「できない」「これダメだったら仕事になんない」

「できませんじゃねぇ、やるんだよ!」

――撮影中断――

「もういい。帰れ」

・玄関。帰るため靴を履こうとしている女優。背後から男がバットで頭を殴る

・急いで止血。ベッドに縛り付ける。男優にこの状態でSEXするように指示。

・「生きてるねぇ、まだ死んでないねぇ」

・監督が女優の左足首を切断。男優がビックリして後ろを振り返る。

・監督「(SEXを)続けて、気にしなくていいから」

・女優の意識が戻る。痛みで叫ぶ。男優と監督が交代。

・「ペンチとってきて」→舌を切ろうとする「切れねぇな」「噛み切っちゃおう」

・「そろそろモルヒネ切れてくんじゃない」「止血しよう。止血」

・「モルヒネ追加しないとショック死しますよ」

・右手切断。「骨にぶつかっちゃったよ」→細い骨や筋繊維を枝切りバサミのようなもので切る

「どうしたのぉ〜」「イタイのぉ〜」「まだ助かりたいかぁ〜」・・・「次行こうか」

・ショックのため別の部屋で寝ている男優を起こす

・監督「残ってる足をやってくれ」→男優、震えながら女優の右足をナイフで刺す

「中途半端だから切り落として」

・ナイフで女優の腹を裂く。男優が女優の腹の裂け目に男性器を挿入「気持ちいい」

・男優が射精した直後、監督が後ろからバットで男優の頭を殴る

・監督が男優の男性器を切り取る

・「おつかれさまでしたー」

平加門

「ギニーピッグにしても、当時本物だって騒がれたぐらいですからね。

で、ちゃんと見ればスタッフが心を込めて作ったものだって分かるのに、

それでも『本物の殺人フィルム』という幻想にみんなしがみついている。

なぜかというと、出来のいいフィクションよりも曖昧な噂の方が遥かに魅力的だからなんですね。

「本物であってほしい」という願望が

目の前のフィクションを無理やりノンフィクションとして認識してしまうという」

(穴留玉狂(あなる たまきち)インタビュー [脳内射精 in大阪])

http://www.asiandrug.jp/event/nonaishasei2006/more/interview_anal.htm


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/709.html#c3

[お知らせ・管理21] 2017年5月 削除依頼・削除報告・投稿制限連絡場所。突然投稿できなくなった方は見てください。2重投稿削除依頼もこちら 管理人さん
168. 中川隆[-7694] koaQ7Jey 2017年5月14日 12:56:43 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

僕は元々のペンネームは 777 だったんだよ

大川隆法 = 中川隆 = 777

なんだよ。 誕生日が7月7日だという設定だからね

藁人形に 777 と書いて釘を打つと大川隆法が苦しみ出すんだ

http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/484.html#c168

[経世済民72] 脳動脈硬化症で晩節を汚した(?)レーニン _ 実際は若い時から… 中川隆
3. 中川隆[-7693] koaQ7Jey 2017年5月14日 13:12:51 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

レーニンの大量殺人総合データと殺人指令27通
http://www2s.biglobe.ne.jp/~mike/leninsatujin.htm

4年7カ月間で最高権力者がしたこと
1918年5月13日食糧独裁令〜1922年12月16日第2回発作


http://www.asyura2.com/11/hasan72/msg/756.html#c3

[リバイバル3] ウェスタンエレクトリック伝説 中川隆
76. 中川隆[-7692] koaQ7Jey 2017年5月14日 13:22:00 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

ウェスタンサウンドは人の声が良い


 今まで沢山のウェスタンサウンドを聴いてきましたがどのサウンドも一つの共通点がありました、

ウェスタンの音は一言で云うなら音にコクと味が少なくしかも奥に展開するサウンドにはならない、

聴いていると味のない食パンを食べているようなサウンドだ、

また劇場用のサウンドは観客席に攻めてくるサウンドが特徴ですが、以前有名な方がウェスタンの594を持ち込んで試聴会を開いたことがありましたが、ウェスタン特有の音の浸透力に乏しくこのサウンドには魅力を感じなかったのが残念であったが人の声だけは良かった、

 ウェスタンのシステムを採用した劇場を調べますとピンク映画館が多いのがわかった、

なぜならピンク映画館の女性の声は生々しく聞こえないとしらけますね、

特に人気のあった日活ロマンポルノあれは良かった!

 ウェスタンで聴かされる大事な場面での彼女達の声に色気があった、

今思うとウェスタンサウンドは人の声は素晴らしい!
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-036.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/208.html#c76

[お知らせ・管理21] 2017年5月 削除依頼・削除報告・投稿制限連絡場所。突然投稿できなくなった方は見てください。2重投稿削除依頼もこちら 管理人さん
170. 中川隆[-7691] koaQ7Jey 2017年5月14日 13:53:54 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

「富山誠」は大川隆法を呪って死んでいって、今は怨霊になってるからね
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/484.html#c170
[原発・フッ素47] 反原発派は知恵遅れ _ 原発再稼動で温室効果ガスが減少 再生可能エネルギーの限界 中川隆
197. 中川隆[-7694] koaQ7Jey 2017年5月14日 14:21:06 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017年05月14日
太陽光発電ブームの後 権利失効で撤退事業者相次ぐ


環境や立地などに問題のあるソーラー発電も多かった
引用:http://livedoor.blogimg.jp/boraborawackokko/imgs/2/0/209cc676.jpg


太陽光発電の現状

太陽光発電の事業者として申請したが、資格が失効してそのまま撤退する事例が相次いでいます。

政府は権利を保有するだけで発電していない事業者を排除する法律を作り、多くの事業者が締め出された。

2011年ごろは1キロワット時40円前後の買い取り価格だったので、申請して権利を転売するだけで利益が出ると見込まれた。

        

申請してその権利を他社に転売するだけで、億単位の利益を得た業者がいたとされ、その費用は全額東電などの電気利用者に負担させた。

売電バブルが発生したが大手電力利用者だけに太陽光発電コストを負担させる手法は、値上げによって強い反発も招いた。

売電業社は「地球のため」などと言いながら金儲けに走り、売電価格が下げられると、事業を転売してさっさと撤退した。


2014年には大手電力会社による買取拒否騒動があり、電力側が買取を拒否できるのが分かった。

電力設備に負担が掛かるなどの理由があれば、大手電力側は電力の買い取らない事もできたのだった。

日本の電力網は地域ごとに独立していて、他の地域から電力を融通する仕組みにはなっていませんでした。


2011年の電力危機の時に、隣の電力会社から電気を貰えば良いという議論があったが、設備が対応していませんでした。

変電所などの設備が対応していないという理由のほかに、太陽光は不要な時に大量に発電してしまうという特性があった。

電力が必要なのに雨だから発電しない、逆に今は不要なのに晴れたから大量の電力を送ってくる。

ブーム去りバブルの残骸

電力網が受け入れ可能な量を超える電力が流れると、送電設備全体が破損し一斉に停電したり、復旧まで長期間かかる可能性があります。

買取拒否騒動以降、経済産業省は買い取り制度の事実上の上限を決め、買取価格は段階的に下げられる事になりました。

変わりに停止中の原発を徐々に再稼動させて基礎電力にする計画が発表され、原発は20%、再生可能エネルギーも20%以上と発表された。


盛り上がった太陽光ビジネスも下火になってしまい、太陽光パネルなどを製造していた企業は、縮小や撤退している。

経済産業省は認可した事業者の約46万件が失効したと発表したが、これは既に稼動している太陽光発電と同規模に匹敵します。

今後は買取価格が40円以上から20円に下がるので、新規に申請する事業者は激減すると予想されている。


稼働中の太陽光発電も色々な問題を起こし、ソーラーパネルを設置したために堤防を切り崩し、洪水を誘発したのではないかと指摘された事例もあった。

もともと在った湿原や森林を伐採し、禿げ山にソーラーパネルを張り巡らせて、自然や環境に良いと主張している例もあった。

また民家の周囲をソーラーパネルで取り囲んで、反射光で人が住めなくなるなど「太陽光公害」も各地で問題になった。
http://www.thutmosev.com/archives/70899963.html
http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/781.html#c197

[原発・フッ素47] 反原発派は知恵遅れ _ 原発再稼動で温室効果ガスが減少 再生可能エネルギーの限界 中川隆
198. 中川隆[-7693] koaQ7Jey 2017年5月14日 16:42:08 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

FIT(再エネ固定価格買取制度) 宴の終わり 2017-05-14
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12274484908.html


FIT。(再生可能エネルギー特別措置法に基づく、再生可能エネルギー固定価格買取制度)


『太陽光、宴のあと 未稼働560万世帯分失効 再生エネ、遠のく普及
http://www.nikkei.com/article/DGKKASDZ01I1G_R00C17A5MM8000/

 東日本大震災後に急拡大した太陽光発電が岐路に立っている。高額で売電できる権利を保有するだけで、ビジネスを手掛けない事業者を排除する法改正が4月に施行。合計2800万キロワットの発電計画が失効した。一般家庭の約1割、560万世帯の消費電力分に相当する。宴(うたげ)の終わりと、再生可能エネルギー普及の難しさが改めて浮き彫りになった。(後略)』


 わたくしは、開始当初からFITに猛烈に反対していましたが、理由は以下になります。


●一般の家計・企業の所得をメガソーラなどの事業者、投資家に貢ぐレント・シーキングの構造になっている

●外国企業、外国投資家にも、日本の家計・企業の賦課金として所得が移転されている

●再生可能エネルギーの固定買取価格が諸外国と比較して高い(太陽光10Kw以上の単価は、当初は1Kwあたり42円(現在は21円+税)

●一度、決定した価格は、最長20年間固定(途中で下げることはできない)

●固定買取価格が発電時点ではなく、認定時点で決まる

●太陽光パネルを製造している日本企業にすら、ほとんど恩恵がない

●再生可能エネルギーにより発電された電気を、需要を無視して既設の送電網に送り込むため、電力サービス全体が不安定化する

●電力会社の送電網のキャパシティに不足が生じても、FIT事業者はインフラ増強の負担をしない

●再生可能エネルギーを拡大しても、現在の日本の電力の供給能力不足は補えない(日本に必要なのは安定電源であり、最大発電量を高めることではない)

●風力と比べても不安定な太陽光に投資が集中する。電力会社は発電の不安定性をカバーするため、火力発電を待機させなければならない


 市場の電力需要と無関係に、とにかく発電すれば20年間、固定価格で買い取ってもらえる。これほどまでに「市場原理に反した制度」はありません。

とはいえ、 「FITは市場原理に反している!」  という声を、わたくしはわたくし自身以外から、ほとんど聞いたことがありません。

要は、儲かれば何でもいいんでしょ?


 さらに、FITの権利のみを獲得し、それを転売して儲けるブローカービジネスが横行。


 あるいは、権利を取得し、太陽光パネルの価格が下落するのを虎視眈々と待ち受ける連中も激増。


 何しろ、買い取り価格は、「発電開始時」ではなく、認定時点で決まるため、とりあえず42円で権利を取得し、あとは十分に太陽光パネルの価格が下がるのを待てば、利益を大きくできるわけです。


 歪んだ制度に基づく「ビジネス」のツケは、全て国民(及び電力会社)が負うことになりました。


 電力中央研究所の試算によると、2030年度のFIT買取総額は、16年比でほぼ2倍の4兆7000億円に達するとのことです。


 我々国民は、再エネ賦課金として2016年度は平均的な家庭で月675円負担しています。2030年度には、月額1350円、年に16200円の「所得献上」を強いられることになるのです。


 何故に、日本の電力安定化、エネルギー安全保障の強化に役に立たない(むしろ、安定化を妨げる)FITのコストとして、日本国民は年平均16200円もの支出をさせられなければならないのですか。しかも、FITは外資制限がないので、中国系、韓国系の企業にも、我々は所得を吸い上げられています。


 FITが欠陥制度であり、国民の豊かさ、安全強化(つまりは経世済民)に全くつながらないのは明らかです。


 日本は早急にFITを廃止し、さらに最長20年間もレント(過剰利潤)を吸い上げ続ける連中に「発電税」を課し、所得を国民(及び電力会社)に戻すべきです。

http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/781.html#c198

[リバイバル3] ウェスタンエレクトリック伝説 中川隆
77. 中川隆[-7692] koaQ7Jey 2017年5月14日 17:25:26 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

キット屋コラム「私のオーディオ人生」第37回門外不出!二管流アンプ武蔵誕生
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-037.html

二管流アンプ「武蔵」


WE−300BとVT52刻印の二刀流アンプ


 WE−300Bは巷では最高に人気がありますがVT52は300Bの陰に隠れて評価はイマイチですがWEのVT52刻印は上手く設計して良いパーツを使えば300B以上の音と云われています。

音でVT52とよく似た球は同じウェスタンの300A、205Dがあります。
この3種類の球こそウェスタンサウンドの象徴と云えるかも知れません。

近年VT52はヨーロッパ、中国、ロシアでは生産されていませんからこの球を使った既成アンプはほとんど見かけないのと自作マニアでも300Bは製作してもVT52は作ったこともなくVT52のサウンドはほとんどの方は聴いていないと思います。


  今回の製作に関して真空管アンプの音はトランスが最大のキーパーソンを握っています。

出力管の交換は同等管の場合大きな変化はありませんがトランスを交換しますと劇的な変化が認められます

面白い事にトランスにもお国柄がありこの部分の比較も面白いのではと思います。

  WE−300BとVT52の特性を比較しますと共通点が多く見られますから回路を変更すれば簡単に差し替えは可能です

300BもVT52もソケットは同じですがプレート電圧、プレート電流、ヒーター電圧、ヒーター電流などの違いがありますから一つ間違えると大切な出力管を駄目にしますから一般的にはお薦めできない上級者向けになります。

  今回は製作途中でVT52と300Bも切り換えて聴けるように改造を施しました

ウェスタンのVT52の謎


  ウェスタンのVT52は1940年代の初めごろ軍用機の通信管として開発されたらしくこの球に関しての特性表がありませんが規格の値を守れば超寿命の球の一つです。またヒーター電圧が6,3Vと7,0Vの2種類の規格がありますがどちらも正しいと思われます。

  一説によると航空機で飛行している時は7,0V、地上で待機している時は6,3Vで使われていたと云われていますがヒーター電圧が6,3Vと7,0Vでは必ず音は違うはずです、この部分での比較も考えて報告したいと思います。

VT52は1940年代の初めの頃軍用機の通信システムに搭載されていた、太平洋戦争中に米軍が日本を爆撃する時B−29が無線送信していたのなら好きになれない球ですが多分ヨーロッパ戦線で使用したのでは・・・・・

  自作マニアで特に音に拘りを持っているオーディオの達人なら300BよりVT52のが音は良いといいます。

300A、205Dに良く似た音色はVT52と云われこの球も今後は手の届かない価格になると思います

VT52のウェスタン球のプリントタイプもよく見かけますがどうも偽物臭い感じがあります。


  特にウェスタン球のトップマイカはおむすび型ですからすぐに見分けることが出来ます。

VT52の刻印タイプは音が良いと云われますから刻印タイプを求めれば間違いありません。

同じVT52もシルバニアや他メーカーでも出ていますがやはり本家のVT52刻印を聴きますと他メーカーのVT52は残念ながら音もさることながら価値観や魅力に欠けるがヴィンテージ管をヤフオクなどで購入される場合は特に注意しないと後で痛い目に合いますから気を付けてください。
 


真空管アンプのルックスとワイヤリング


真空管アンプのキーパーソンは出力トランスですからこの部分には特に拘る必要があります。

ましてや使用球がWE製VT52ですから本来はウェスタンを使いますが、今回はドイツのシングルトランスを使いました

このトランスもほとんど市場に出てこない大変レアなトランスでメーカー名はENGELでテレフンケン、ノイマン、シーメンスに納入している実績のあるトランスメーカーです。 

  今回私も初めて使いますがドイツのサウンドはゲルマン民族らしい真面目で几帳面な音が特徴ですが、その点米国のトランスはアメリカ人らしい豪快さがあり多少雑なところを持ち合わせている。

また日本のトランスはビールで云うならコクとキレが薄い、

やはりビールもトランスもドイツに限ります。

これはトランスに使用してあるコアと巻き線技術の差だと思う、

その点ヨーロッパ系のトランスは質の良い鉄鉱石が採掘されていますから鉄鉱石の違いかも、

WEのトランスは音が良いと云われていますがこのトランスもひょっとしたらヨーロッパのコア材を使っているのではと思いますが詳細は不明です。

トランスもお国柄がありどれが最高とは云えませんが自分がどんな音が好みなのか色々試して聴くのも面白い、

使用パーツと回路構成


 今回は最後の自作アンプですから自分なりに拘ったパーツを採用しました、

出力トランス ドイツENGEL社シングル10W

チョークコイル ヒューレットパッカード社の5H250mmH

抵抗 リケンオーディオ抵抗

コンデンサー カップリング スプラグ ブラックビューティー

カソードパスコン スプラグ 銀タンタルコンデンサー

ヒーター整流 東芝ショットキーバリアダイオード

スイッチ類 日本開閉器 トグルスイッチ

ボリューム アーレンブラッドレー

真空管 初段はテレフンケンダイヤマーク ECC−802S

ドライバー管 NEC 12BH7A

出力管 WE−VT52刻印

整流管 WE−274B刻印

 回路構成は簡単なCR結合3段増幅でNFBは5dBの低帰還になります。NFBなしでもテストしましたが無しの場合は低域が多少ボン付く傾向がありますからここは多少でもNFBを掛ける必要があります。

アンプ内部はラグ板を一斉使わず自分で設計を施したパターン化した自作基板を製作しました、本来はラグ板にCR類を並べてオール手配線で製作しますが「武蔵アンプは」プリント基板がメインでラグ板は一斉使っていません。


 アンプの出力は3.5W×3.5Wです。

もう少しIpを上げればPOWERが取れますが球の寿命を考えて低めに抑えて使用、ヒーター電圧VT52は7V、1.18A,300Bは5V,1.2Aの直流点火にしました、

交流点火も考えたのですが7Vの交流点火ではハムが取れません。
また300Bは私の作ったSV−91Bタイプに交流点火がありますからあえて交流点火にはしませんでした、

直流点火にしたWE−300Bは本来の300Bの音とは違いますが、今回のメインはVT52が主役です。遊び心で300Bも使えるようにしただけと金銭的に困った時にWE−300Bを予備球として付属してやればそれなりの価格で売れるのではないか、

WE−300Bを実装
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/img/img37_05.jpg

ウェスタンの刻印VT52を実装
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/img/img37_06.jpg

ウェスタンのVT52とWE300Bの比較、VT52は一回り小さい
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/img/img37_07.jpg

幻の整流管WE−274B刻印
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/img/img37_08.jpg

試聴用システムの紹介


 今回はアナログでの試聴にしました、

アナログ

フォノモーター ヤマハGT−1000

アーム GRACE G−565F

カートリッジ オルトフォン SL−15E

昇圧トランス ウェスタンエレクトリック WE−618B

AWA オーストラリア

ブリアンプ マランツ#7

スピーカー ヴァイタボックス 30cmフルレンジ

試聴用アナログ キースジャレット ケルンコンサート、バッハ、無伴奏チェロの1番

比較アンプ PP5/400シングルアンプ


 すべてのセッティングが終了して早速VT52シングルアンプの電源を立ち上げた、調整中にハムバランサーは最少の位置に設定してありますからスピーカーからはほとんどハムは聞えません。

最初にキースジャレットのケルンコンサートの試聴から開始、出てきた音に愕然、

ピアノの粒立ち奥行感を伴ったホールトーンの響きとスピーカーの存在感が消える素晴らしい空気感のある音、音色もこれがウェスタンを強調するようなサウンドには参った!

これは使ってあるVT52だけでなくトランスがドイツ製だからアメリカ的な明るいサウンドを抑えて伸びやかに音楽を聞かせてくれる。

 このような音になるのは勿論昇圧トランスのWE−618B、テレフンケンECC−802S高信頼管とWE−274B刻印が寄与しているのは間違いない、

次に試聴したマイスキーの無伴奏チェロも奥行感を伴った小ホールで聴く雰囲気たっぷりのあるサウンドになった、
 


WE−VT52は凄い!


 ウェスタンマニアがウェスタンは最高と云っていますがまんざら嘘ではない、

このVT52に対抗できるのは205Dか300Aしかないのでは、

それだけ素晴らしい球なのに情報量が少ないのか音を聴いたことがないのかわからないのか一度体感してみるとその良さがわかるのではないだろうか、

この球こそコクとキレに音楽性をプラスしたサウンドには偽りはない、VT52恐るべき!


VT52とWE−300Bの対決


 「知らぬが仏」と云うことわざがあります。これをオーディオに当てはめると「聴かぬが仏」つまり良いアンプを聴いてしまうと悪いアンプは聴けなくなる。自分のアンプに満足しているのならば聴かない方のが自分の為と思う、

 最初に書きましたように同等管なら差し替えて比較できますが球の種類が違う場合同じ回路同じパーツを使ってこそ球の比較が出来るのですが残念ながらアンプも違えば使ってある出力トランス、回路が別の場合は比較としての意味は持ちません。やはりここは同一パーツと同じ回路を使わない限り正確な答えにはなりません。

 WE−300Bは巷では最高峰の真空管として君臨していますがではVT52と比較したらどんな結果になるのか、今回は私個人の比較試聴とこのアンプを大阪の今田氏宅に持ち込んで聴いて頂いた、

  早速VT52を接続しての試聴です。スピーカーはRCAのLS12フルレンジを使用、このスピーカーは30cmタイプなのに高域が良く伸びています。

出てきた音は空気感を伴った懐の深いサウンド、長時間聴いても疲れにくくトップクラスの音だ、

RCAはアルテック、JBLとは異なる大変渋いサウンドで私が愛用しているヴァイタボックスとは少し表現力が違いますがジャズもボーカルもOKだ、

  VT52を堪能した後300Bに交換して10分後に同じトラックからの試聴開始、

出てきた音は300Bマニアには申し訳ないがVT52と比較しますと300Bは先ほどの深みとコクが薄くなり少し派手やかな明るいサウンドが特徴で音の渋さが後退してしまう、

それに対してVT52は絵画で例えるなら水彩画を見るようなイメージとしっとり感とシルクの肌触りがありオールド的な雰囲気を持ち合わせている。

WE−300Bも決して悪くない球だがVT52を聴いてしまうと興味が薄れてしまう、

  VT52を聴かずに300Bだけで聴いていますとまったく不満がなくさすが300Bは最高の球だと頷けます。これこそ「知らぬが仏」になります。

  ウェスタンフリークは300Bには関心を示さず205Dや300Aしか興味湧か湧かないのが理解できる。

同聴して頂いた今田氏も300Bにはガッカリ、二回と300Bを聴こうとしなかったのが印象に残こった、

今田氏も大変ショックを受けオーディオ仲間に今回のVT52の良さを話したら仲間曰く300Bでは勝ち目がなく対抗できる球は205Dしかないと云っていた、


PP5/400とVT52武蔵との対決


PP5/400シングルアンプは今田氏に譲ったアンプで回路、パーツ類はほぼ同じものを使っていますがトランスだけは台湾のジェームスです。

ジェームスは台湾のメーカーでトランスのコアは日本製のオリエントHi-Bコアを使ったトランスで大変知名度があり自作マニアが良く使うトランスです。

  早速比較の為に接続を変えて試聴開始、出てきた音は甲高なサウンドであまりにもVT52とは違いなさ過ぎて私もショックだった、英国の名出力管がこんなはずではない、

  違うのはトランスと整流管だけですからトランスを変えれば違った意味での良さが出るはずだがこのアンプをVT52に改造するのは簡単ですが肝心の出力トランスがありませんからこのアンプはこれで良しにすべきと思う、

このPP5/400も以前有名なメーカーの845PPと鳴き比べした時、圧倒的な表現力の差が出た良いアンプであったがVT52と比較すると残念ながらその差歴然だ、

  PP5/400は自分が作ったアンプですからどちらが良くても不満はないがメーカー製のアンプや自作アンプとの鳴き比べはご法度であるのとモラルの問題ですから今後は門外不出にして道場破り、他流試合はやらないことにした、


私が製作した名出力管PP5/400とVT52武蔵アンプ
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/img/img37_09.jpg

6.3Vと7.0Vのヒーター電圧の比較


 VT52のヒーター電圧の違いを比較しました、6.3Vでは多少音の潤い感とハリがなくなり7.0Vにしますと「これがウェスタンだ」と云えるサウンドになりました、今後は変更せずに7.0Vで使い切りますが今は武蔵を聴くのがもったいなくて外野席でお休み中です。


 これからは試聴に来られるマニアにはWE−300Bと5U4GBの組み合わせで聴かそう、帰った後こっそりとVT52,274B刻印に戻して自分だけで良いサウンドを楽しもう、マニアには申し訳ないが極上の組み合わせを聴かせるのがもったいない、
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-037.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/208.html#c77

[リバイバル3] ドイツの音楽はドイツの真空管アンプで聴こうよ 中川隆
14. 中川隆[-7691] koaQ7Jey 2017年5月14日 17:34:55 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

キット屋コラム「私のオーディオ人生」第37回門外不出!二管流アンプ武蔵誕生
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-037.html

真空管アンプの音はトランスが最大のキーパーソンを握っています。

出力管の交換は同等管の場合大きな変化はありませんがトランスを交換しますと劇的な変化が認められます

面白い事にトランスにもお国柄がありこの部分の比較も面白いのではと思います

真空管アンプのキーパーソンは出力トランスですからこの部分には特に拘る必要があります。

ましてや使用球がWE製VT52ですから本来はウェスタンを使いますが、今回はドイツのシングルトランスを使いました

このトランスもほとんど市場に出てこない大変レアなトランスでメーカー名はENGELでテレフンケン、ノイマン、シーメンスに納入している実績のあるトランスメーカーです。 

  今回私も初めて使いますがドイツのサウンドはゲルマン民族らしい真面目で几帳面な音が特徴ですが、その点米国のトランスはアメリカ人らしい豪快さがあり多少雑なところを持ち合わせている。

また日本のトランスはビールで云うならコクとキレが薄い、

やはりビールもトランスもドイツに限ります。

これはトランスに使用してあるコアと巻き線技術の差だと思う、

その点ヨーロッパ系のトランスは質の良い鉄鉱石が採掘されていますから鉄鉱石の違いかも、

WEのトランスは音が良いと云われていますがこのトランスもひょっとしたらヨーロッパのコア材を使っているのではと思いますが詳細は不明です。

トランスもお国柄がありどれが最高とは云えませんが自分がどんな音が好みなのか色々試して聴くのも面白い、


今回は最後の自作アンプですから自分なりに拘ったパーツを採用しました、

出力トランス ドイツENGEL社シングル10W

チョークコイル ヒューレットパッカード社の5H250mmH

抵抗 リケンオーディオ抵抗

コンデンサー カップリング スプラグ ブラックビューティー

カソードパスコン スプラグ 銀タンタルコンデンサー

ヒーター整流 東芝ショットキーバリアダイオード

スイッチ類 日本開閉器 トグルスイッチ

ボリューム アーレンブラッドレー

真空管 初段はテレフンケンダイヤマーク ECC−802S

ドライバー管 NEC 12BH7A

出力管 WE−VT52刻印

整流管 WE−274B刻印


アンプの出力は3.5W×3.5Wです。


今回はアナログでの試聴にしました、

アナログ

フォノモーター ヤマハGT−1000

アーム GRACE G−565F

カートリッジ オルトフォン SL−15E

昇圧トランス ウェスタンエレクトリック WE−618B

AWA オーストラリア

ブリアンプ マランツ#7

スピーカー ヴァイタボックス 30cmフルレンジ

試聴用アナログ キースジャレット ケルンコンサート、バッハ、無伴奏チェロの1番


 すべてのセッティングが終了して早速VT52シングルアンプの電源を立ち上げた、調整中にハムバランサーは最少の位置に設定してありますからスピーカーからはほとんどハムは聞えません。

最初にキースジャレットのケルンコンサートの試聴から開始、出てきた音に愕然、

ピアノの粒立ち奥行感を伴ったホールトーンの響きとスピーカーの存在感が消える素晴らしい空気感のある音、音色もこれがウェスタンを強調するようなサウンドには参った!

これは使ってあるVT52だけでなくトランスがドイツ製だからアメリカ的な明るいサウンドを抑えて伸びやかに音楽を聞かせてくれる。

 このような音になるのは勿論昇圧トランスのWE−618B、テレフンケンECC−802S高信頼管とWE−274B刻印が寄与しているのは間違いない、

次に試聴したマイスキーの無伴奏チェロも奥行感を伴った小ホールで聴く雰囲気たっぷりのあるサウンドになった、

WE−VT52は凄い!

 ウェスタンマニアがウェスタンは最高と云っていますがまんざら嘘ではない、

このVT52に対抗できるのは205Dか300Aしかないのでは、

それだけ素晴らしい球なのに情報量が少ないのか音を聴いたことがないのかわからないのか一度体感してみるとその良さがわかるのではないだろうか、

この球こそコクとキレに音楽性をプラスしたサウンドには偽りはない、VT52恐るべき!  
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-037.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/698.html#c14

[リバイバル3] ニセコ薬師温泉 _ 温泉マニアに超絶人気の伝説の名湯がどうしてこうなった? 中川隆
17. 中川隆[-7690] koaQ7Jey 2017年5月14日 19:24:42 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

ニセコ薬師温泉 - 北海道 磯谷郡 - 温泉・スパ Facebook
https://ja-jp.facebook.com/pages/%E3%83%8B%E3%82%BB%E3%82%B3%E8%96%AC%E5%B8%AB%E6%B8%A9%E6%B3%89/153331461362233
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/560.html#c17
[リバイバル3] 音楽はこういう部屋で聴きたい 中川隆
23. 中川隆[-7689] koaQ7Jey 2017年5月14日 20:25:03 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

キット屋コラム「私のオーディオ人生」第1回
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-001.html


1972〜3年ごろ使用していたシステム


プレーヤー

フォノモーター  デンオン DP−3000

トン・アーム 
SME 3012
グレース G−565
マイクロトラック ウッドアーム

カートリッジ
オルトフォン SPU−G
グレース F−6 F−7
ニート VS−1000D



真空管アンプ

プリアンプ  マランツ#7のイコライザー、トーン回路をコピーで自作、(外観を真似たイミテーション)

メインアンプ  KT−88 3極管接続プッシュブル

DA−30 シングルアンプ
PX−25 シングルアンプ

スピーカー

エレクトロボイス
ウーファー SP−12 30cmダブルコーン
スコーカー T−25A  8HD
ツィーター  T−35
ネットワーク X−36 X−8オリジナルを使用
クロスオーバー 800Hz 3500Hz

スピーカーボックス
300リットルのバスレフ指定箱(材質はラワン合板)

このシステムで一番苦しんだのはエレクトロボイスのスピーカーユニットです。
このスピーカー程、苦しみと悲しみを味わったピーカーはありません。

ユニットはかの有名なパトリシアン800に使用された同一ユニットです。

パトリシアン800は皆さんもご存知だと思いますが、

76センチの大ウーファー(30W)
30cm中低音用SP−12D
中音ホーンT−25Aドライバーと8HDホーン
高音用T−350

の組み合わせによる4Wayシステムです。


なぜ?このユニットを購入したかと申しますのは、この時代も海外製スピーカーはアルテック、ジムラン(JBL)タンノイの御三家がスピーカーの主役、(今の時代も同じ)

一般的にアルテック、ジムランはアメリカ西海岸の音でエレクトロボイス、ボザークなどは東海岸の音と言われてました、西海岸の音は巷では沢山聞くことができましたが東海岸の音は中々聞く機会にめぐり合うことがなかった。

 この頃からオーディオの異端者でしたから「みんなが使用しているスピーカーは気にいらん、あまり聞かないスピーカーなら手に入れたい」(今もそうですけど?)アホな発想で飛びついたのがエレクトロボイスのスピーカーユニットです。

SP−12と言うスピーカーはダブルコーンのフルレンジタイプでエッジは茶色の塗料がコーティングしてある見た目にも面白いスピーカーです。このスピーカー1本ですべての帯域をカバーして音楽が聞けると心の中では「ニコニコ」大満足・・・・

総重量はアルニコマグネット採用によりなんと8.6Kgもある重いスピーカーです。

 さっそくユニットをBOXに実装して音出し開始、出てきた音は想像していた音とはかけ離れたひどい音、一口に言うと

オーケストラの音はイカをせんべいにしたような厚みもない音で、バィオリンなどのコスル音はヒステリックな響きで聞くに耐えない、

スピーカーの欠陥品のような音であった、

このスピーカーはとんでもないじゃじゃ馬ラッパだ!

「煮ても焼いても食えんとはこのことか!」


名器と言われたパトリシアン800に使用されているユニットだ、こんなはずではないはずだが?

 このスピーカーを購入する前まではコーラルの10TX−70を使っていても、さほど不平不満はあまり感じなかったのにどうしてエレボイのSP−12だけはこんなに中域が喧しく粗い音が出るのだろ、きっとこのスピーカーは欠陥品に違いないと・・・

パトリシアン800は名器と呼ばれているがこのスピーカーは一度も聞いた経験はないから評価のしようがない、自分の心のなかでは「パトリシアン800は何が名器だ!こんなのウソ800の迷器だ、」

 気持ちが沈んでいるとき大変良い情報が飛び込んできた、当時名古屋の納屋橋にあったヤマハ楽器のオーディオ売り場(現在はない)の主任からY下さん今度アメリカからエレクトロボイスの技術者と営業が自社のPRと技術相談をO月O日にやりますから出席されてはどうかと教えてくれた、

スピーカーの製造に携わる本場アメリカの技術者ですからこの(じゃじゃ馬ラッパ)鳴らし方のノウハウを教えてくれるはず、これで解決が出来なければ織田信長になって即刻、打ち首にすれば気分はすっきりする。
 


  いよいよその当日、エレクトロボイスの技術者と1対1での愚痴を含めた相談が始まった、(エレクトロボイス側の通訳1名が同席)


Q1
   御社のスピーカーユニットでSP−12をフルレンジで使用しているが中域の音が喧しくて粗い音で鳴っているが、パトリシアン800も同じように中域が喧しい音で鳴っているのか(今思えば失礼な質問だ)
  
A1
   我が社のパトリシアン800は本国でも大変評判が高く、そう言った不満はユーザーからは聞いてない、そのような音になるのであれば何らかの原因がある。

一番高い要素はあなたの使用している部屋とセッティングに問題があるのではないか、

中域が喧しいのは相当反響の大きい部屋で聞いているのではないか、

反響度が大きいと一定の周波数帯にディップが生じるからその原因で中域が喧しい音の状態になる。

またスピーカーの固有の振動に歪みが付加されることにより中高域が粗い音になるとも考えられる。

   一度、今聞いている部屋からスピーカーシステムをデッドな部屋に移動して正しいセッティングを行なえば解決する問題である。

一般的にこのような問題が生じた場合、プレーヤー、アンプ類のハードを疑うが欠陥品でなければルームアコースティクとセッティングの悪さが原因である。


  
Q2
   エレクトロボイスのスピーカーはトランジスターアンプと真空管アンプのどちらがベストか。
  
A2
   スピーカーのボイスコイルは非常に細いアルミ線で巻いてあるのでトランジスターアンプの場合は直流分が一瞬でも漏れた場合ボイスコイルは瞬時断線することもありえる。

大切なスピーカーを守ろうと思ったらトランス付きの真空管アンプを使用した方のが安心である。

  
Q3
   日本ではスピーカーの振動板はすべて同一線上に設置しなければ位相がずれるとの指摘が問題になっているが、この件に対してどのようなご判断をお持ちなのか、
  
A3
   振動板の位置を重要視するのはマイクなどで直接音を取ってその位相のずれを指摘するが音と言うものは直接音より間接音のが大きい、リスナーは音楽を聴いているときは絶えず上下左右に少しづつでも身体が動いている。身体が動くということは聞く耳も動いていると考えられるからこのような問題は深く考えなくてもよいのではないか、ただし極端に離れた位置に振動板を配置するのは問題ありかも。

 
エレクトロボイスの技術者の話しを聞いてオーディオマニアは(自分のこと)音に問題が生じるとシステムのせいにしてしまいプレーヤー、アンプ、スピーカーの何れかがおかしいのではないかと疑心暗鬼になってしまうが・・・

 さっそくスピーカーシステムをライブな洋室からデッドな和室に移動した、
この和室は洋室と同じ6畳の畳み部屋である。

洋室が悪いとは決め付けてはいけないが、この洋室は 吸音効果のない非常にライブな部屋で音楽を聞くのに適していないとわかった、

 果たしてエレクトロボイスの技術者が言った通りに音は変わるのか、あの時の説明は一時の逃げ恒常に過ぎず本当に変わるとは思えない、本当に変われば今までしてきた自分のオーディオの概念が覆されてしまう、

誰だってオーディオ専用のリスニングルームなど中々持ていない、聴く部屋が三十畳であろうが四畳半であろうがオーディオ装置を置く部屋が音楽を聴く部屋になるはず、当時はオーディオ専用の部屋などは家庭の事情からいってまず少なかった、

 スピーカーをセッティングしていつも聴いているバッハのバィオリンソナタのレコードをターンテーブルに乗せて静かにアームを降ろした、恐る恐るボリュームのツマミをいつも聴いているポジションに合わせた瞬間、今まで鳴らなかったバイオリンの弦と胴が調和してほれぼれするような響きで鳴り始めた、

音量を上げても喧しくない!このスピーカーを言葉で表現するのは難しい

、私のような素人が言葉を借りて評価すると、アメリカ東海岸もまさしくアメリカンサウンドで押し出しの強い張りのある浸透力にすぐれた音、西海岸の音とは多少ニアンスが違うが、紛れもない大陸育ちのアメリカの音だ、(これぞ!USA)この音ならダブルコーン一発でも十分鳴ってくれる。

これを名古屋弁で言うなら「どぇりゃいい音だぎゃ」

  オーディオシステムを生かすも殺すもセッティングとルームアコースティクだ!

 これを初めて体験した、たかがセッティングや部屋なんかと思っていたがとんでもない事とわかった、

システムのレベルが上がれば色んな所の欠点が見え隠れする、本来はこれを一人で悩まず同じオーディオ仲間に相談した方のが回り道しなくて済む、この体験はオーディオをやる以上絶対忘れてはいけないし誰でも通る道と感じた。


 エレクトロボイスの技術者が言った言葉があります。

現在、自分のシステムに満足していてもいずれは音に対して不満が出ます。それはあなたのシステムが悪くなったのではなく、あなたの耳がレベルアップしたからです。
 
この名言はオーディオをやっている皆さんにプレゼントします。
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-001.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/655.html#c23

[リバイバル3] 名古屋 名曲喫茶フィガロ と ジャズ喫茶 Days 中川隆
18. 中川隆[-7688] koaQ7Jey 2017年5月14日 21:15:38 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

キット屋コラム「私のオーディオ人生」第2回


エレクトロボイスのSP−12は当初は不満などなかったのですが、オーディオ仲間から京都に有名なジャズ喫茶「ヤマトヤ」があってここの音を聴きに全国のジャズファンやオーディオマニアなどがこのジャズ喫茶を訪れているらしいと噂を耳にしました、このジャズ喫茶はかの有名な小説家で五木寛之氏がここのお店を題材にしているぐらいで、五木寛之氏もたびたび訪れていると・・・・

 そんな素晴らしいジャズのオーディオが聴けるのなら冷やかし半分でも聴きに行かなければ、自分自身に不満が残る。自分のシステムとの音の違いがどのように違うのかも確かめなければ納得はできない、

 全国からのジャズファンやオーディオマニアなどが聴きにくる音とはいったいどんな鳴らし方をしているのだろう、自分好みでなければノーと言えるのだが・・・


 初めて訪れた京都のジャズ喫茶「ヤマトヤ」の店内は薄暗い感じの場末の喫茶店のような店です。

ここの喫茶店のシステムを見た瞬間、凄いの一言です。

スピーカーシステムは人を驚かすようなバデではなく年輪を感じさせる地味なたたずまいが合うイメージのスピーカーシステムです。

 このスピーカーは今まで噂では聞いているのだが実際に実物を見たのがはじめてである、

そのスピーカーシステムは英国のヴァイタボックス社のクリプシュホーン、正式名は191コーナーホーンで左右に見事にバランス良く鎮座している。

 アンプ類はプリアンプがマッキントッシュのC−22、メインアンプはアムクロンのDC−300を使用、レコードは1950年代のジャズの名盤を主体にかけている。

 英国のヴァイタボックスの音はエレクトロボイスやアルテックとはまったく違う鳴り方だ、この音を言葉で表現するなら、

ホーンスピーカーの心地よい響きと陰影のある独特な音色で非常に地味だが、黒人が奏でるジャズの真髄を聴くような暗い影がただよう音だ、 

レンジ感はそう広くないのに、何かを訴えてくるような感じに聴こえる、 

 アメリカの大陸育ちのスピーカーとは異質で、音を色で例えるなら現代のスピーカーはフルカラーだがこのヴァイタボックスは古き良き時代のセピアカラーの写真のように哀愁に満ちた音である、生らしい音とは程遠いが聴かせる音とはこのような音なのだろう、

 このスピーカーを聴いたときに中音以上はホーンのが、コーンよりも優れているような気がしてくる、エレクトロボイスもダブルコーン一発ではなくホーン型を使った方のが、音抜けは違うのではないかと早くも夢が膨らんできた。
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-002.html



http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/659.html#c18

[リバイバル3] 音楽はこういう部屋で聴きたい 中川隆
24. 中川隆[-7687] koaQ7Jey 2017年5月14日 23:00:28 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

7.5畳の部屋 - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2017年05月11日
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/1f893235178e7031b92a4354388211a1


7.5畳の部屋のサイズなら「20pウーハー(フルレンジ)システム」が丁度良いサイズでしょう。現在サブシステムにしている JBL D208システムぐらいが一番に有っていると思います。音量も音質もほぼ合わせられるでしょう。


そんな部屋に重低音型の38ウーハーシステムを持って来たらどうなるか? 一般的には「性能を持て余す」事になります。実際に持て余しています。音量は本来の位置に上げられないし、「音場」を作るスペースはないし・・・・と不具合が多発します。

ただ聴取位置をデッドになる様にしていますので、38pウーハーシステムでも使えない事は有りません。床面の強度不足と壁の遮音性能等問題は有りますが、「普通」に音楽を楽しむぐらいは簡単に出来ます。それをJBL#375+HL88でやるにはちょっとスキルが要ります。簡単に真似したら手ひどいしっぺ返し(殺人音)を出してくるでしょうね。大概の方はそれでコンプレッションドライバーを使ったシステムを投げ出していますから・・・。

同じ中域の帯域を「コーン型・ドーム型」のユニットと、「コンプレッションドライバー」ユニットで持たせて比較試聴したら一発で分かります。「何故コンプレッションドライバー」に拘るか?

鳴らし易さは「コーン型・ドーム型」のユニットでしょう。しかし、音の反応性(速さ)や音数、エネルギー感等は圧倒的にコンプレッションドライバーになるでしょう。更に「質感」のグレードが決定的に違います。ここが私がJBL#375に拘る理由です。

鳴らすのが難しいからと云って投げ出す様では根性が足りません。難しいユニットだからこそ可能性も高いのです。上手く鳴らすスキルさえ身に付ければ良いのです。その試行錯誤を地道にやるしか手は有りません。現在でもまだ試行錯誤をしています。だからこの趣味は長続きするのです。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/1f893235178e7031b92a4354388211a1

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/655.html#c24

[リバイバル3] 音楽はこういう部屋で聴きたい 中川隆
25. 中川隆[-7686] koaQ7Jey 2017年5月14日 23:04:58 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

同世代のO本氏のウェスタンエレクトリックの音

O本氏とオーディオショップで知り合いました。

彼のシステムはプレーヤーが松下製でカートリッジがデンオンのDL−103、メインアンプは自作でWE−205Dシングルアンプ、プリアンプも自作です。

スピーカーはウェスタンエレクトリックのドライバー、555を特注の12Aのカールホーンで音楽を聴いていました。

このウェスタンだけは家庭で聴く気が起こらない。

部屋の中に排気口のダクトのようなものを2つ設置して、かぶりつきでスピーカーの前で聴く、こんな不自然な聴き方がウェスタンなのか?本来はウェスタンのスピーカーは劇場の銀幕の後ろに置いて鳴らすスピーカーなのに、一般家庭に持ち込んで聴くスピーカーとは思えない。

ウェスタンのスピーカーを聴かせるときは決まってドリス・ディーのレコードが定番になっている。

クラッシックのバイオリンなどの弦楽器を鳴らすと振動板がアルミのせいなのか高い音が冷たい響きになる。

どうもコスル音は苦手なのかも、ただし映画のサウンドトラックのレコードをかけると確かにその魅力に惹かれるものはある。

ウェスタンの555の音は中域が少し喧しく聞こえる、このスピーカーを上手く鳴らすのは至難の業だと思う。

それより音を聴く前にあの排気口のようなダクトが気になって音楽どころではなかった記憶がある。

O本氏のウェスタンを聴くと世間で大騒ぎするような特別な音ではなかった、鳴らし方が悪いと言えばそれまでだけど、ウェスタンはもっと大きな部屋で鳴らさないとその良さが出ない、劇場のスピーカーを家庭に持ち込んで聴くのは、どだい無理のような気がした。
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-003.html

ウェスタンサウンドは人の声が良い

 今まで沢山のウェスタンサウンドを聴いてきましたがどのサウンドも一つの共通点がありました、

ウェスタンの音は一言で云うなら音にコクと味が少なくしかも奥に展開するサウンドにはならない、

聴いていると味のない食パンを食べているようなサウンドだ、

また劇場用のサウンドは観客席に攻めてくるサウンドが特徴ですが、以前有名な方がウェスタンの594を持ち込んで試聴会を開いたことがありましたが、ウェスタン特有の音の浸透力に乏しくこのサウンドには魅力を感じなかったのが残念であったが人の声だけは良かった、

 ウェスタンのシステムを採用した劇場を調べますとピンク映画館が多いのがわかった、

なぜならピンク映画館の女性の声は生々しく聞こえないとしらけますね、

特に人気のあった日活ロマンポルノあれは良かった!

 ウェスタンで聴かされる大事な場面での彼女達の声に色気があった、

今思うとウェスタンサウンドは人の声は素晴らしい!
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-036.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/655.html#c25

[近代史02] ゴールドマン・サックス一人勝ちの秘密教えます_1_ 勝ち組になりたかったらこれ位の努力はしようね 中川隆
11. 中川隆[-7685] koaQ7Jey 2017年5月15日 07:45:45 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017年02月08日
人工知能による自動化が進むゴールドマン・サックス、人間のトレーダーは600人から2人へ

シリコンバレーから株取引を完全自動化する初の「人工知能ヘッジファンド」が登場していますが、世界最大級の投資銀行であるゴールドマン・サックスも大量のコンピューターエンジニアを雇用しており、人間のトレーダーに替わって株取引の自動化を進めています。

As Goldman Embraces Automation, Even the Masters of the Universe Are Threatened
https://www.technologyreview.com/s/603431/as-goldman-embraces-automation-even-the-masters-of-the-universe-are-threatened/

2000年のゴールドマン・サックスのニューヨーク本社では600人ものトレーダーが大口顧客の注文に応じて株式を売買していたそうですが、ゴールドマン・サックスのCFO(最高財務責任者)に就任予定のマーティ・チャベス氏は、「2017年現在で本社に残っているトレーダーはわずか2人です。空いた席を埋めているのは、200人のコンピューターエンジニアによって運用されている『自動株取引プログラム』です」と、ハーバード大学の応用計算科学研究所で開催された2017 CSE Symposiumで説明しました。

この5年間で株取引の自動化は加速しており、ゴールドマン・サックスだけでなく、多くのウォール街の企業でも金融ビジネスの自動化が進められています。チャベス氏によると、株取引だけでなく通貨取引などの分野でも自動化の方向に動きつつあるとのこと。イギリスの調査会社Coalitionによると、金融取引の45%は電子化が済んでおり、高給を得ていたウォール街のトレーダーは自動化プログラムに置き換わりつつあることがわかっています。

ゴールドマン・サックスを含む世界最大規模の投資銀行において、営業・取引・研究部門の従業員の平均年棒はボーナスを合わせて50万ドル(約5600万円)という試算が出ており、さらにウォール街で発生する報酬のうち75%を一部の「高額報酬者」が得ているとのこと。つまり、自動化が進んでウォール街で働く人が減った結果、1人あたりの報酬が上昇しており、利益を分配する人数が少ないため、管理職は以前よりもさらに高額な報酬を得るようになったということです。



2000年にゴールドマン・サックスが600人体制で行っていたような株取引はすでに機械学習機能を備えた複雑な取引アルゴリズムに置き換えられており、通貨取引や先物取引のような証券取引所では取り扱っていない取引にも自動化の波が押し寄せています。こういった分野の金融取引を自動化するため、現段階のアルゴリズムは人間のトレーダーをエミュレートするよう設計されている、とCoalitionの責任者であるAmrit Shahani氏は説明しています。

ゴールドマン・サックスはすでに通貨取引の自動化もスタート済みで、チャベス氏は「4人のトレーダーを1人のコンピューターエンジニアに置き換えることができる」と説明しています。現在のゴールドマン・サックスでは総従業員数の3分の1にあたる合計9000人がコンピューターエンジニアに置き換わっているそうです。チャベス氏は「今後は営業スキルや信頼関係を構築するスキルなど、人間のスキルに焦点を絞った自動化が進むでしょう」と予想。人間のスキルの分野では、トップクラスの従業員を完全に置き換えることは技術的に難しいと考えられていますが、投資銀行業務のさまざまなステップの自動化が求められています。

ゴールドマン・サックスのような大手投資銀行のトレーダーは、年間平均70万ドル(約7800万円)もの報酬を得ている場合もあり、トレーダーの数の削減は銀行にとって利益となります。ゴールドマン・サックスは新しく消費者金融プラットフォーム「Marcus」を開始する予定ですが、Marcusの業務はすべてソフトウェアだけで運用され、人間の従業員は1人も介在しないそうです。Marcusは社内スタートアップのようなスピード感でわずか12カ月で発足されましたが、その理由についてチャベス氏は「我が社には600人のトレーダーが座っていた席がたくさん空いています」と話しています。

なお、シリコンバレーではAppleの音声アシスタント機能「Siri」の開発に携わった経験を持つババク・ホジャット氏が100%人工知能運用のヘッジファンドを人工知能ソフト開発会社のSentient Technologies」が立ち上げています。ホジャット氏は「人間は株式市場において感情的すぎる」と考えており、機械的な判断で人間のプロトレーダーの優位に立てると考えているそうです。Bloombergによると、AIを活用するヘッジファンドはほかにもいくつか誕生しており、ウォール街から人間のトレーダーがいなくなる日が近づきつつあります。
http://gigazine.net/news/20170208-goldman-sachs-automation/
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/364.html#c11

[番外地6] 財務省は日本人の敵 中川隆
7. 中川隆[-7684] koaQ7Jey 2017年5月15日 07:55:33 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017年5月15日【三橋貴明】デフレとの戦い

国民を貧困化から救うためには・・・
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12273607238.html

財政破綻プロパガンダが日本国を殺す
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12274209607.html


三橋は、小学館から刊行予定の「財務省亡国論(仮)」の執筆にとりかかったわけですが、財務省発の「財政破綻プロパガンダ」は、冗談でも何でもなく日本国を国として殺そうとしています。

財政破綻プロパガンダ、さらにはプライマリーバランス目標という一連の緊縮財政が、日本経済がデフレから脱却することを妨げています。

デフレにより、日本の名目GDPが伸びず、国民の貧困化(実質賃金の低下)に加え、

●財政の悪化(税収が伸び悩むため)
●防衛の弱体化(防衛予算を積み増しできないため)
●防災の脆弱化(公共投資削減及び土木・建設サービスの縮小により)
●生産性の低下(インフラ整備ができないため)
●供給能力の喪失(=発展途上国化)
●科学技術の衰退(=発展途上国化)
●社会保障の弱体化(=セーフティネットの喪失)
●人口の減少(実質賃金が下がり、婚姻率が低下し、少子化が進行するため)

と、ひたすら日本国の弱国化が進んでいっているのです。加えて、小浜先生が「新」経世済民新聞に書いて下さったとおり、


【小浜逸郎】「教育、教育」と騒ぐなら金を使え
https://38news.jp/politics/10433

教育現場までもが、荒廃していっています。

現在の教育は、将来のための「投資」です。現在の教育の荒廃は、将来の「亡国」そのものなのですが、予算削減が続く以上、現場としてはいかんともしようがありません。

さらに、デフレによるルサンチマンの蔓延は、政治の世界でルサンチマン・プロパガンダを流行させ(しています)、国民統合を破壊していきます。政治家が「同じ国民」を攻撃することで、それ以外の国民の拍手喝采を浴びるような国が、存続できるとは思いません。

改めて書いてみると、デフレの影響の凄まじさに、改めて愕然としてしまいます。

現在の日本における「デフレとの戦い」は、大げさでも何でもなく「日本国の運命を決める戦い」であることを知って欲しいのです。
https://38news.jp/economy/10457
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/773.html#c7

[外国人参政権・外国人住民基本法01] トヨタの為に毒塗オレンジを食べさせられている日本人 _ 日本を農業の無い国にして良いのか? 中川隆
72. 中川隆[-7683] koaQ7Jey 2017年5月15日 08:59:08 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

種子法廃止が導く危険な未来 国民の胃袋握るモンサント
世界で破産農家が続出    2017年5月10日付

 北朝鮮へのアメリカの軍事挑発や森友学園騒動の陰に隠れるようにして、安倍政府は国民が納得のいく論議もしないまま密かに今国会で「主要農作物種子法」(種子法)の廃止を強行した。コメ農家のなかでは「種子」でもうけようとする企業のためであり、農家にとっては高い金を払ってコメの種子を毎年買わされることになると警戒する声が上がっている。同時に中南米など世界各国でモンサント社が開発した遺伝子組み換え(GM)種子を買わされる仕掛けのなかで、借金地獄による農家の集団自殺など悲惨な事態が頻発していることが伝わっている。日本でも同様の事態が引き起こされる可能性が高く、「食料自給」どころでない危険性が迫っていることに専門家は警鐘を鳴らしている。

 
 自然の摂理に反する遺伝子組み換え

 「種子法」は1952年に制定された。都道府県にコメ、麦、大豆など主要な穀物の原種の生産と普及を義務づけ、優良な種子の品質を確保し安定供給する役割をはたすことを目的とした。これにもとづいて、都道府県が基礎的食料のコメなどについて地域的特性に優れた品質を奨励品種に指定し、種子を生産してきた。

 戦後の食料難のなかから立ち上がり国民の食料自給に向けた農業者らの奮闘努力もあり、60年代には食料の約70〜80%を自給することができるようになった。とくに主食であるコメは100%の国内自給を達成したが、これも「種子法」の存在が大きな役割をはたした。

 ところが、種子法制定以来半世紀以上を経過した今国会で、安倍政府はこの法律が「民間の品種開発意欲を阻害している」との理由で廃止した。現行制度下でも民間企業も品種開発や育種、原種生産事業に参入できるが、安倍政府はとくに「法律で都道府県に原種生産の義務を明記している」ことを槍玉にあげ、「種子法が阻害し、民間の参入が進んでいない」として同法律を廃止した。

 現場は、同法律にもとづいて育種をし、種子の価格や品質を維持してきた。ところが法律の廃止で公的機関が優良品種を生産者に届ける責任がなくなる。農家に対しての種子の安定供給や安い価格での提供に支障が出る恐れは高い。また、公的機関による育種や種子の研究、品種開発が停滞する可能性も高い。

 それ以上に懸念されているのは、コメや大豆の種子ビジネスには資本力のある大手企業しか事実上参入は不可能であり、「外資系企業から種子を買うことになりかねない」ことである。

 安倍政府が突如として種子法の廃止に動きだしたことにも疑問の声が出ている。種子法の廃止は昨年九月に規制改革推進会議が提起したことが契機だった。規制改革推進会議では、種子法の役割や廃止の理由などの議論をほとんどしないまま、提起から半年もたたないうちに今国会に廃止法案を提出し、これまたまったくといっていいほど論議もなしに廃止を強行した。

 これに対して専門家は「あまりにも乱暴」と警鐘を鳴らしている。それは、種子はもっとも基礎的な農業資材であり、種子のあり方は農業や食料供給のあり方と直結するからである。日本ではコメ・麦・大豆は種子法によって安定供給が担保・維持され、生産、普及されてきた。

 専門家はコメなど主要農作物の種子は野菜や花きの種苗とはまったく異なると指摘する。コメなどは基本食料であり、種の増殖率が野菜などと比べて低く短期間には栽培できないという特性がある。安定的に供給し品質を厳格に管理する必要がある。そのためには必要な条件を備えた原原種圃、原種圃での生産と管理が不可欠である。安倍政府は種子法廃止ありきで突き進み、廃止後のコメなどの種子開発や生産、管理についてどうするのかの論議も検討もなく、むろん現場への説明もしていないという無謀さである。

 その背景として、専門家はアメリカのモンサント社の狙いを指摘している。アメリカでは近年モンサント社が小麦種子業者を買収するなど、巨大企業のターゲットが小麦に向かっている。大豆では1980年時点で公共品種が7割を占めていたが、1998年までに1割に減少し、現在はモンサント社など4社で70%超を支配している。しかもそのほとんどが遺伝子組み換え種子である。

 種子法の廃止で、専門家は日本もアメリカのように「公的育種、種子事業が将来的に国内大手、巨大多国籍企業の種子ビジネスに置きかわる恐れがある。種子をモンサントなど多国籍企業が狙っている」と指摘している。

 すでにモンサント社は2011年に日本政府に対して同社の一代限りの種子を使って、日本の農場でも遺伝子組み換え作物を栽培させろ、という要望をつきつけてきている。

 遺伝子組み換え作物 予測のつかない危険性

 モンサント社はベトナム戦争のときに米軍の爆撃機がジャングルに撒いた枯葉剤を開発した化学会社である。ラウンドアップという強力な除草剤も枯葉剤の研究から生まれたものであり、遺伝子組み換え種子と抱き合わせでこうした除草剤を買わせようとしている。

 世界で栽培される遺伝子組み換え作物の9割は、モンサント社の技術によるものだといわれている。そもそも遺伝子組み換え作物とはなにか。専門家の知見によれば以下のようなものである。

 遺伝子組み換えとは、遺伝子暗号を解析してどんな働きをしているかを調べ、特定の遺伝子の働きを押さえたり、またはこれを切りとって、別の生物の遺伝子配列のなかに入れこみ、新しい性質を持った生物をつくり出す技術である。この遺伝子組み換え技術によってつくられた食品が遺伝子組み換え食品であり、代表的なものとして、大豆やトウモロコシやナタネ、ジャガイモやワタ(綿)などがある。

 これらの遺伝子組み換え食品の特徴は除草剤耐性(全体の71%)、そして殺虫性(28%)である。モンサント社が開発した遺伝子組み換え作物に、ラウンドアップ耐性という性質のあるものがある。これは、ラウンドアップというモンサント社の農薬(除草剤)に抵抗力を持たせたものである。また、殺虫性とは作物自体に殺虫能力をもたせたもので、その作物を害虫がかじると死んでしまう。

 モンサントのいい分は、使用する農薬(除草剤)の種類と回数を減らすことができ、人件費等のコストダウンが可能になるというものであった。しかし、実際には除草剤の使用量は逆に増えた。それは除草剤をかけてもなかなか枯れない雑草が新たに出現して、年年急速に広まっているからである。その結果、除草剤使用量が急速に増え、しかも一つの除草剤では対応できなくなり、複数の除草剤に耐性を持たせた遺伝子組み換えが開発され、複数の除草剤を混ぜてまかなければならないなど悪循環に陥っている。除草剤耐性の遺伝子組み換えで雑草にも除草剤耐性がついてしまい、除草剤が効かなくなったように、害虫抵抗性遺伝子組み換えの場合でも効かない害虫が出現している。

 しかも、除草剤耐性にしろ殺虫性にしろ、アメリカなどの広大な土地での農業でないと農家にとってのメリットは出てこない。アメリカで生産されている大豆の約八五%は、モンサント社の除草剤「ラウンドアップ」に耐えられるよう遺伝子操作を施したものである。モンサント社が遺伝子操作して開発した遺伝子組み換え食品は、モンサント社がつくる除草剤にだけ効果があるので農家はモンサント社の除草剤を使う以外に選択肢はない。ラウンドアップは、モンサント社がつくった遺伝子組み換え農作物以外の草をすべて枯らしてしまう強力な除草剤=農薬である。その強力な農薬が散布された農作物の安全性についても世界的な問題になっている。

 そして農薬という毒性とともに、遺伝子組み換えという未知のリスクが問題になっている。遺伝子組み換えとは遺伝子操作であり、人為的・強制的に遺伝子操作をおこなうものである。たとえばクモの遺伝子をヤギにとか、魚の遺伝子をトマトにとか、バクテリアの遺伝子を大豆になど、自然界で起こらない操作をおこなう。遺伝子が親から子へと受け継がれる縦の遺伝子の継承・変容と、遺伝子組み換え企業がおこなう異なる生物間の遺伝子操作とは明らかに異なるものであり、予想不可能な大きな問題が起きる可能性が指摘されている。

 最近、遺伝子のDNAの構造の解析が進み、遺伝子そのものの構造を人類は突き止めるまでに至っているが、それでもまだまだ解明されていないものが大部分である。解明が十分進まないまま、人為的にバクテリアの遺伝子をトウモロコシに組み込むことなどにより、自然界にはない遺伝子をつくり出している。操作された遺伝子が何をもたらすか不明なまま、その遺伝子が自然の中で広まっているのが現状である。

 いったんつくられてしまった遺伝子組み換え作物は自然界の中で従来の作物とも交配をくり返していく。もし、いったん遺伝子組み換えトウモロコシを植えてしまえば、従来のトウモロコシにもその遺伝子組み換えのDNAを持った花粉がついて、交配していき、それ以前のトウモロコシとは違ったものになり、自然の生態系を破壊していく危険性が高い。

 自然がくり返す親から子への遺伝子の受け継ぎと異なり、人工的に無理矢理ある生物から別の生物への遺伝子操作をやることには予測のつかない危険があると、研究者は遺伝子組み換えの危険性に警鐘を鳴らしている。

 GM作物栽培を要求 種子買わなければ提訴

 日本は大豆の約95%を輸入しており、その約70%を米国に依存しているので、流通している大豆の65%程度は遺伝子組み換えのものと思われている。だが、分別生産流通管理された非遺伝子組み換え農作物が原料の場合は、表示不要または「遺伝子組み換えでない」と表示できる。また、大豆油や醤油などは、「加工後に組み換えられたDNA及びこれによって生じたタンパク質が残存しない加工食品」であるとして、表示は不要(任意表示)となっている。さらに遺伝子組み換えでない農産物に流通の過程で五%以下の遺伝子組み換えのものが混入しても、「意図せざる混入」として「遺伝子組み換えでない農産物」として扱われている。TPPや日米FTA交渉では遺伝子組み換え食品の表示自体をなくすことをアメリカの多国籍企業が押しつけてきている。

 さらに、日本国内では、遺伝子組み換え生物の使用等について規制をし、遺伝子組み換え生物が生物多様性へ影響を及ぼさないかどうか事前に審査することが定められている。モンサント社は日本政府に対してその規制を緩和するよう要求を出し日本国内においても遺伝子組み換え農作物を栽培せよと迫ってきている。

 種子の発芽を一代限りにしてしまうターミネーターテクノロジーという技術がある。この技術は企業による種子の独占を可能にするといわれている。種子に致死性タンパク質をつくる遺伝子を組み込み、一世代目はまくと成長して採種できるが、二世代目になるとこの遺伝子が特定の環境条件で発現し致死性タンパク質を生成することによって、種子が成長するのを阻止する技術である。この技術により遺伝子組み換え作物の種子の自家採種ができないようになる。

 倫理性の問題で、この技術による種子の流通はまだおこなわれていないが、モンサント社は契約によってターミネーター種子と同様の制約を農家に課している。モンサント社と農家が交わす契約の規定によると、同社が販売する種から採れた遺伝子組み換え作物の種を、農家が翌シーズン用に保存することは契約違反にあたる。だから農家は、毎年毎年モンサント社から種子を買わなければならない。昔から続いてきた伝統的な農業の慣行は許されない。

 アメリカでは実際に、モンサント社が遺伝子組み換え作物「不正使用」で農家を次次に提訴している。モンサント社は1999年一軒の大豆農家を訴えたが、それは同社の技術を不当に使用したとして、多額の支払いを求めるものであった。この農家は、収穫した大豆の一部をとっておき、次のシーズンに種として植えただけであった。モンサント社と契約していない農家の畑にモンサント社の種が風で飛んできただけで、特許侵害で訴えられるという事態も起きている。

 すでに世界の6大遺伝子組み換え多国籍企業は世界の種子市場の約70%を握っている。同時に自由貿易交渉などを通じて、農民が種子を保存して、翌年にそれで耕作する長年おこなってきた伝統的農業を禁止し、種子企業から種子を買わなければならないとする法律の制定を多くの国に強いている。古来から続く農の営みを断ち切り、一部の多国籍企業の利益に変えていくことで社会全体が根底から変えられていくことに警鐘が鳴らされている。

 遺伝子組み換え企業は、遺伝子組み換え作物こそが世界の飢餓を救うものだと宣伝している。だが現実には、遺伝子組み換え作物では飢餓を救うことはできない。遺伝子組み換えは高額な農薬や化学肥料を必要とする農業であるため、世界のすべての農民が実施することは不可能だからである。

 実際に遺伝子組み換えが導入された地域では、土地の集中が生まれ、多くの小農民が土地を失い、飢餓人口がつくり出されている。遺伝子組み換えの導入により、大型機械を使って大規模農業ができる農業になる。小数の資本力を持った農家は利益を得るが、多くの農民は土地を失い、失業者の群れに投げ込まれる。


 自殺する農民が急増 メキシコやインドでは

 TPP(環太平洋経済連携協定)の批准を日本の安倍政府は12カ国中唯一強行したが、TPPをめぐる論議のなかで、アメリカのモンサント社など多国籍企業の狙いはすでにNAFTA(北米自由貿易協定、1991年締結、94年発効)で実証されていると指摘されてきた。

 NAFTAはメキシコの農業に巨大な影響を与え、メキシコのいわば命の食とでもいうべきトウモロコシ生産を壊滅的に破壊した。メキシコ人にとってトウモロコシはありとあらゆる食に登場する日本のコメと同様の位置を占めている。それはマヤ文明から続く連綿とした食の歴史であり、伝統であった。

 アメリカからの輸入トウモロコシは、1991年のNAFTA締結時が131万dであったものが、2005年には580万dと4・4倍に膨れ上がった。米国はまったく輸入枠制限を順守せず、輸入制限枠をこえて輸出を増加し続けた。そのために、1991年のNAFTA締結前には100%の自給率を誇っていたメキシコ国産トウモロコシは、2005年には67%にまで落ち込んだ。

 アメリカからの輸入トウモロコシが激増し、さらにトルティーヤを加工・販売するアメリカ資本の食品企業が参入した。地域に密着していた従来の中小のトルティーヤの店はことごとく潰れ、メキシコのトウモロコシ農家は壊滅した。

 NAFTA発効前は年間約20万dに過ぎなかったメキシコのトウモロコシ輸入量は、20年後には約950万dに増加。その9割近くが米国産の遺伝子組み換えトウモロコシである。米国でこれによって潤ったのはモンサント社のようなグローバル大企業のみだった。
 
 モンサント社はトウモロコシにたかるシンクイムシを殺すために、あらかじめ植物細胞内に殺虫成分を遺伝子組み換えで組み込んだ。また作物はなんともないのに雑草だけを枯らす、除草剤耐性を持つGM種もつくった。このGM種には同じモンサント社の除草剤にしか効かないというものだった。GM種を導入すれば、ほぼ永遠にモンサントのGM種の種と除草剤を使い続けねばならなくなる。農家はまるで麻薬中毒状態におかれ、借金地獄に陥った。

 また、綿花の一大産地のインドでは2000年代初頭に「遺伝子組み換えワタ」の栽培が始まった。「害虫に強く収量が増える」として、今やインドのワタの栽培面積の九割を占めている。ところが、この種子や農薬の購入に多額の借金を抱えた農民があいついで自殺している。遺伝子組み換えワタは、殺虫タンパク質を生成する遺伝子が組み込まれており、ワタを食べた害虫が死ぬ仕組みである。遺伝子組み換えワタ種子の供給元はモンサント社である。

 モンサント社は種子とそれに合わせた農薬を販売する。最初は高い害虫抵抗性を示すため、農薬を使う量や回数が劇的に減り、コストダウンとなるが、やがて殺虫タンパク質への耐性を獲得した害虫が増え、その効果が薄れていく。そのために使う農薬が再び増えるので、結局は負担が増えることになってしまう。また、農薬の吸引による被害も広がっている。

 01年ごろからインドで爆発的に作付面積を増やした遺伝子組み換えワタは、05年ごろから徐徐に収穫量が減少していった。しかも、いったん遺伝子組み換えワタの栽培が定着すると、農家は在来種の栽培に戻ることが極めて困難になる。それは、遺伝子組み換えワタ種子の供給元が現地の種苗会社を買収して、遺伝子組み換えワタとそれに適した農薬だけを扱うようになったからだ。以前まではあった在来種の種子や農薬を、農家が手に入れることはできなくなる。また、遺伝子組み換えワタが普及するあいだに、在来種の栽培をサポートできる人材がいなくなるという問題も生じている。

 しかも、農家は遺伝子組み換え作物から種子をとって次のシーズンの栽培ができない。供給元が特許を設定しているためだ。遺伝子組み換え作物を栽培する農家は毎年、種子と農薬をセットで供給元から買わなければならない。そのため貧しい農民は借金をする。

 モンサント社の関連会社が販売する遺伝子組み換えワタの種子の価格は、在来種よりも25%高い。しかも州によっては遺伝子組み換えワタの種子しか買うことができない。干ばつや耐性害虫の出現、収量の低下も起こり、収量が伸びずに販売価格も低迷するなか、農家は借金の返済ができなくなっていく。インド国家犯罪記録局の調査では、自殺する農家は02年から10年間で17万人にのぼるとされている。借金の帳消し目的が大半と見られている。

 モンサント社は米国市場を席巻した後、隣国のメキシコを次の標的とし、その後中南米をはじめアジアなど世界各国に拡大していった。そしてTPPによってEUとともに最後の閉鎖市場となっている日本を狙ってきた。ちなみに、米国の「TPP推進のための米国企業連合」の農業部門の顔ぶれは、カーギル、モンサント、アメリカ大豆協会、トウモロコシ精製協会、全米豚肉生産者協議会などである。

 モンサント社のGMO種子は巨大アグリビジネスのカーギルと組むことで国際シェアの、実に90%を占めるモンスター企業となっている。2010年10月には、日本企業である住友化学が、モンサント社と遺伝子組み換え製品において強い提携関係に入った。このGMO種子の世界支配が完了すれば、種子と農薬という農業の必須資材はモンサント社とカーギルによって事実上握られることになってしまう。わずか1社、ないしはそれと強い提携関係にある数社が世界農業を裏で支配することになる。遺伝子組み換え作物を生産する生産者たちは、もし彼らが翌年の栽培のために種子を保存したり、あるいは特定企業以外の除草剤を使用した場合は起訴されるという内容の契約書に署名しなければならない。種の特許により、これらの企業は農産物の市場を独占しようとしている。

 安倍政府の種子法廃止は、こうした一握りの巨大多国籍企業が日本の農業、とくに主食であるコメや麦、大豆など主要穀物をも牛耳ることを容認するものである。食料生産は危機に瀕し、食料自給は崩壊し、胃袋を丸ごとアメリカの多国籍企業に差し出す売国政策にほかならない。
http://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/syusihouhaisigamitibikukikennamirai.html
http://www.asyura2.com/09/gaikokujin01/msg/518.html#c72

[リバイバル3] ブリティッシュ・サウンドとは何か? _ 安物スピーカー スペンドール BCII から奇跡の音が… 中川隆
19. 中川隆[-7682] koaQ7Jey 2017年5月15日 13:03:21 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

キット屋コラム「私のオーディオ人生」第6回


ウェスタンサウンドを考えるとそれ以前のサウンドは蓄音機のサウンドであり、かの有名なビクトローラ・クレデンザがウェスタンの原点ではなかろうか、

実際クレデンザのホーン構造を見ますとウェスタンの12A、15A、のカールホーンに良く似た構造をしています。

(蓄音機の音等は良い音ではない)と思われがちですが、本当に良い音とは電気臭くない音ではないだろうか、生の音を良く聴きますと電気の音はしません、(エレキギター、シンセサイザーは別物)

生の音こそ自然な音です。音はすべてに生が基準になります。


 クレデンザのサウンドボックスを外してウェスタンの555ドライバーを実装して試聴した経験から不思議とクレデンザの音に非常に近い音になります。

その時の印象ではアコースティクな響で現代の音とはかけ離れた音に脅威を感じました、これこそ電気臭くない自然な音なのかも知れません。

 アルテック、JBLはウェスタンから分かれた会社ですが、ウェスタンサウンドを聴きますと両者ともあきらかに音の違いが認められます。永い間アルテックやJBLでオーディオを楽しんでこられた方は最終的にはウェスタンに(はまる)方が沢山お見えでそれだけの魅力があるのがウェスタンかも、

過去のビンテージスピーカーでアルテック、JBLに限らずタンノイ、グッドマン、ヴァイタボックス、などの初期型のスピーカーはウェスタンの音色と音作りに一脈通じる気がします。

皆さんもタンノイのスピーカーをお持ちの方が沢山お見えですがこのスピーカーも原点はウェスタンになります。タンノイでもモニターシルバー実装のオートグラフを私の友人宅で聴きますとウェスタンの香りが漂ってきます。

このように書きますとウェスタンこそがオーディオの源流かも知れません。


M月氏いわく「この音は木の香りがする電気臭くない音だ」と絶賛している。


 確かにこのサウンドは枯れた音であるが、この音色はアルテックやJBLとは違う味のある独特な音を持っている、

間髪を入れずに友人のN氏が

「このウェスタン555Wの音はY下氏のグッドマンの3Wayと非常によく似た音ではないか、グッドマンはもう少しスケールダウンした感じだ、」

確かに目を閉じてウェスタンスピーカーをじっくりと試聴していくとこの音は私の愛用しているグッドマンの3Wayと非常に良く似た音色になっている、

イギリスのグッドマンはどちらかと言うと薄曇的な多少暗い音になるが、ウェスタンは多少明るい開放的な浸透力のある感じがした、

そう思うとウェスタンのスピーカーが無くてもグッドマンのスピーカーで十分である。

グッドマンと言えばAXIOM−80,AXIOM−301が巷では有名であるが、私の使用しているホーンタイプのグッドマンは多少音の抜けや音色がAXIOMタイプとは異なる。

 この点をM月氏に問いただすと

「グッドマンこそウェスタンサウンドに近い、
ウェスタンのツィーターは594よりグッドマンのトレバックス100の方のが相性がある」

と指摘していた、

ウェスタンのレベルを上げて行くとグッドマンと変わらない音になるのか、グッドマンのレベルを上げて行くとウェスタンサウンドになるのか、グッドマンはウェスタンを意識した音作りのように思える。

M月氏はこのウェスタンスピーカーとは別に名古屋の日劇で使用されていたグッドマンのスピーカーを持っている。将来このウェスタンをすべて売却して最後はグッドマンで聴きたいと洩らしていたのが印象に残った、

私が想像していたウェスタンサウンドはもう少しアコースティクな音を期待していたが現実は多少違っていた、しかしこのサウンドこそ紛れも無いシアターサウンドで俗に言うコマーシャル的なサウンドだ、

こんな雄大な素晴らしいサウンドならもっと広い部屋で鳴らせば恐らく感動ものであろう、しかし現実的に日本の家屋では無理だと思う、


管球王国などやオーディオ雑誌でのウェスタン試聴記の記事などを読むとウェスタンサウンドは別格の存在に見られるが、私個人としては別格な存在とは思えない

私はウェスタンサウンドが最高の音とは思っていない、

ウェスタンの10分の1いや20分の1の費用でウェスタンと同等の音は出るはず、それがオーディオの面白さだ!   
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-006.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/690.html#c19

[リバイバル3] ブリティッシュ・サウンドとは何か? _ 安物スピーカー スペンドール BCII から奇跡の音が… 中川隆
20. 中川隆[-7681] koaQ7Jey 2017年5月15日 14:14:48 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

I藤氏のオートグラフ

I藤氏のリスニングルームは会社の事務所が音楽を聴く場所で広さは約30畳もあろうかと思うぐらい広い場所にタンノイのオートグラフが鎮座してあった、

リスニングポイントはスピーカーから約5mの場所での試聴がベストポジションであった。

オートグラフだけは4畳半や6畳の部屋では鳴らない。

スピーカーシステムは部屋とのバランスも重要ではないか、
大型テレビをかぶりつきで見ているようなものだ。

タンノイのオートグラフは部屋の大きさから見れば小さく感じますが、近くに寄るとその存在感には圧倒されてしまいます。

メインアンプはパーツショップが製作したDA−30プッシュブルアンプです。

この球はナス管と新型管の二種類がありますが、今回はGEC製の新型のDA−30です。この球は私も製作した経験がありますが、英国の球は米国とは多少ニアンスが違います。

予備機はラックス社のMQ−36をお持ちですが、ほとんど使用しないと言っていました。

MQ−36は 6336AのOTLアンプで、巷では有名なアンプです。 

タンノイにはDA−30との相性があるらしくほとんど聴かないと言っていました。

タンノイのオートグラフと言えばタンノイのスピーカーシステムの中では、最上級に属するシステムですが、当時はこの下にGRF、レクタンギュラーヨーク、VLZがあったのを覚えています。
 
I藤氏のオートグラフはモニターゴールドでエンクロージャーはオリジナルではなくユートピア社のボックスですが、音を聴きますとタンノイらしい響きでクラッシック音楽を聴くにはぴったりと思えるぐらい表現力のある力強い音であったと記憶しています。

タンノイはどちらかと言うと繊細感のある音色ですが、この音が日本人好みの音作りかも知れませんが、

英国のスピーカーはどちらかと言うとじっくりと聴くスピーカーで、
米国のスピーカーはダンスホールで聴くようなスピーカーに感じた。


タンノイで聴くクラッシック音楽は上品な英国の貴婦人のような優しい音に聴こえてくるのですが、私の好みとは多少違う音でもあった、

私も当時は年齢も若かったせいでもあるため、貴婦人の音より野生的な音の方が好みではあったが、年を取るとこのような音が好みになるかも。

音楽のソースにもよるが年齢と共に音楽の聴き方も変わってくるはずである、

20代は癒し系よりパンチ力のある(かぶりつきの音)を好む傾向があると思うが、音楽の聴き方も世代によって違うから一概にどちらが良い悪いは言えない。

オーディオも大音量で鳴らせば部屋の響きもプラスされて以外と大味な傾向になるが、適量以下の音量で聴く場合は耳が全身のアンテナになり細かいところの音まで聴き取ろうとする。

I藤氏には悪いが、オートグラフは確かにスケール感があって圧倒されるが細かく音を聴くと、多少荒い部分が見られる、

タンノイオートグラフのオリジナルの音

 1973年ごろのオーディオ仲間は同じメーカーのスピーカーを鳴らしている方は少なかったのですが、タンノイだけは現代とおなじでクラッシックはタンノイで決まりみたいな風潮があります。

I藤氏が知っているタンノイのオートグラフのオリジナル持っている方は私もよく知っている方で年齢は40代後半で名前はA野氏と言います。

 A野氏のシステムはタンノイオートグラフとジェンセンの610Bの2本を所有して主にクラッシック音楽を聴いている、

アンプはメインアンプが森川忠勇氏の製作した2A3プッシュブルアンプでプリアンプとプレーヤーは忘れましたが、カートリッジはオルトフォンであったと思います。

 早速、オートグラフの音を聴かせていただいた。

I藤氏のオートグラフとは多少音の響きが違う、勿論部屋も違えばアンプも違うのだが、

A野氏のオートグラフは音が横に広がる、しかも楽器の響きが甘い音である。
音が平面にならずに奥行き感が増している。
I藤氏のオートグラフとは一味違っていた。

やはり箱の違いで鳴り方まで変わってしまうのがタンノイなのか。

タンノイのスピーカーだけは箱に入って(なんぼ)の世界だ、
ユニットだけ購入して自作の箱に入れてもタンノイの音にはならない。
あの箱の響きと一体になってこそタンノイトーンである。

タンノイだけは本当に神経質になるぐらい難しいスピーカーだ。


元海軍特攻隊のK藤氏

今日はタンノイを上手く鳴らしている方への初めての訪問である。

部屋は12畳の洋室で正面にタンノイV/LZとその横に三菱の2S−305モニタースピーカーが設置してあり左側にプレーヤーとアンプラックが整理されていました。

使用アンプは真空管の2A3シングルアンプ、プリアンプはラックスのCL−35です。

プレーヤーはガラードの301、カートリッジは確かオルトフォンのSPU−Gであったような記憶がある。

レコードはイム・ジッチのビバルディーの四季からの音出しとなった。

I藤氏のオートグラフとは違うタンノイV/LZだ、
果たしてどんな音で聴かせてくれるのか、固唾を飲んで音楽が鳴るのを待った。

 アーヨのバイオリンが鳴り出したとたん、素晴らしい響きで今まで聴いたことのないタンノイを聴かされた、

音のバランスが絶妙である、音がピラミッドバランスになっている。

しかもバイオリンの音色が心地よく聞こえてくる、

タンノイのV/LZを最初はバカにしていたけど、この音は英国の皇室のような音だ。

米国のエレクトロボイスとは品位が違う
この違いは何だろう、お国柄が違うと言えばそれまでだが。
 
オーディオで他人のシステムの音を初めて聴かせていただくときは、必ず音のピラミッドバランスを重要視して試聴します。

このバランスが崩れていると音楽が不自然になってくる。オーディオをやられている皆さんもこのピラミッドバランスを重要視してセッティングしてください。
 
音にうるさいマニアが聴きにきてもピラミッドバランスになっていれば決して悪いとは、言わないはずです。これは大切な音決めの最初の基本ではないだろうか、
 
 I藤氏のオートグラフとV/LZと比較するとスケール感こそないが、絶妙なバランスはさすがとしか言いようがないぐらい素晴らしい。

オーディオショップで聴くV/LZは、ただ鳴っているだけだ。
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-003.html


タンノイモニターシルバー
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-007.html


過去にも現代にも私個人としては沢山のオートグラフを聴いて来ましたがT田氏のオートグラフはかの有名なモニターシルバー搭載の究極のオートグラフである。

タンノイのモニターシルバーは日本では40〜50セットしかなく非常に珍しいレアーなユニットでこのユニットを使用したオートグラフは中々見ることも出来ないし聴くのも簡単ではない、

 このユニットを少しご紹介しよう、

タンノイのユニットはデュアルコンセントリックと言うユニットでホーンツィーターが貫通型になって一つのマグネットで低域と高域を受け持つ独特な構造になっているが、考え方を変えればマグネットが二ついらないからケチなやり方のような気がしないでもない、

 私の愛用しているステントリアンのコアキシャルもタンノイと同じような一つのマグネットで受け持たせている、

 今回、試聴したモニターシルバーは1953年にオートグラフに取り付けてニューヨークのオーディオショーに初めて公開された珍しいユニットであり、

フレームが銀色のハンマートン塗装を施した見た目にも綺麗なユニットで、製造は1953〜1957年ごろまで製造されたらしい、

正式名は「LSU/HF15」になります。

それ程台数的には沢山作られていないのが現状でこのユニット単体だけでも非常に高価になっています。


 モニターシルバーが生産終了後にモニターレッドに変わりました、

モニターレッドは1958年〜1967年迄で、その後はモニターゴールドに引き継がれて行きました、

モニターゴールドも1967年〜1974年で生産が終了しています。
 

クラッシックを聴くならタンノイが定番

 イギリスのスピーカーと言えばすぐに頭に浮かんでくるのはタンノイですが、まだ他にも沢山のスピーカーがあります。

ヴィンテージスピーカーではパルメコ、グッドマン、ワーフェデール、ヴァイタボックス、ローサ、ローラ等の沢山のメーカーがありますが、タンノイを除いて当時のスピーカーはボックス付きは少なかったと思います。

タンノイだけはオリジナルエンクロージャーに入った状態で市販されていましたから、タンノイに限っては遊び心があまりなくしかも自作のボックスではオリジナルと比較してあまりにも音が違うので自作するマニアは少なかった記憶があります。

 タンノイのユニットでシルバー、レッド、ゴールドと年代別に試聴した経験を述べますと

シルバーは低域も高域も欲張らない多少ナローな響きになり

レッドになると低域と高域が少し伸ばしたような音になります。その分中域が薄くなる感じです。

ゴールドになると現代のソースに適した現代的な音作りになります。

これは好みと言えば好みですが・・・・・


モニターシルバーで聴くオートグラフ

 早速オートグラフを試聴させて頂きました、使用機器の説明は以下のようなラインナップになります。

CDプレーヤー 不明

プリアンプ A社の半導体アンプ

メインアンプ 自作の管球式45PP アンプ

スピーカー  タンノイモニターシルバー38cmデュアルコンセットリック

スピーカーボックス 進工舎製

試聴用CDは前回ウェスタンエレクトリックで聴いたコジェーナのヘンデルのアリア集のトラック4からである。 

 

モニターシルバーで聴くコジェーナの音

 いつものようにチェロの独奏からコジェーナの歌声が流れ始めた、

前回のウェスタンサウンドに近い音色と響きを伴った音である、

タンノイスピーカーなのに中域のコクと密度のあるビンテージ特有の押し出しの強い音だ、

室内楽、独奏、声楽にはこの45PPアンプの良さがもろに出ている。


 巷ではオートグラフはバックロードホーンのため多少低域が遅れて出てくると言われていますが、測定器で測定すれば遅延時間は確認できるかも知れませんが人間が聴く以上はほとんど無視しても良いのではないでしょうか、

その遅れの分かる高度な耳を持った人なら別ですけれど・・・私は耳が悪いので遅れはわかりません、

 このモニターシルバーの音色は私が所有しているグッドマンとは違う音色で、どちらかと言えばヴァイタボックスに近い感じです。

英国のスピーカーはシットリ感が前面に出てきて多少暗いサウンド志向のような気がします。

 昔からこの45と言う球は小編成などの室内楽にはぴったりである。
全員がうっとりと音楽にハマっているのが良くわかる素晴らしい響きだ、
T田氏が求めているのはこのような音なのかも知れない、

 この後、私が持参したバッハのバイオリンソナタも見事に鳴らしきるオートグラフの実力をまざまざと見せ付けられた、スケール感はさすがにオートグラフです。これが最初に感じた印象だ、


今回の試聴で感じたのは、これだけの素晴らしいシステムですからプリアンプは半導体を使用せず是非とも管球式のプリアンプを使っていただきたい、

メインアンプが真空管ですから半導体のプリアンプは合いません、

それでは半導体のメインアンプにすれば解決かと思われますが、はっきり言って半導体のアンプではタンノイが鳴りません。

また半導体のプリアンプはツルンとした音でゾリゾリ感がなく奥行き感も乏しくなります。

ここは是非良質な管球式プリアンプを導入するか自作で製作していただきたい、
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-007.html


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/690.html#c20

[リバイバル3] ブリティッシュ・サウンドとは何か? _ 安物スピーカー スペンドール BCII から奇跡の音が… 中川隆
21. 中川隆[-7680] koaQ7Jey 2017年5月15日 14:51:53 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

キット屋コラム「私のオーディオ人生」第7回 この酷い音があの有名な B&W のスピーカーか


私が再度オーディオを再開したのは第1回目でご紹介したように百円ショップで買ったたった一枚のCDです。これが私の人生が大きく狂わせたと言っても言い過ぎではない、たった一枚のCDそれはバッハのチェンバロ曲です、

カーステレオで聞いた瞬間、もう一度オーディオをやろうと決意したのが2003年の春です。

一軒のオーディオショップで恐る恐る玄関のドアーを開けて店の中に入った、

店のフロアーには沢山のスピーカー郡が所狭しに並べられアンプも棚に整然と陳列してある。

 よく見ると見たことも聞いたこともないメーカーが沢山あるではないか、過去の人気商品などは一台も見当たらない、

今のオーディオマニアはこのような機器で音楽を楽しんでいるのか、

アンプ類はすべてが半導体ばかりで真空管アンプなど一台もない、心の中で「時代は変わったな」と一人呟いた、

 色んな製品を見ていると中年の店主らしき方が私に「何をお探しでしょうか」と声をかけてきた

「スピーカーは何がご希望でしょうか」

私は奥に置いてある中型のフロアータイプでSPボックスの上に(ゲゲゲの鬼太郎の目玉おやじ)が乗っているような変わったスピーカーを指で指し「このスピーカーで聴かせてください。」と指示した、

そのスピーカーはどこのメーカーなのかわからないにも関わらず音出しを待った、国産?外国製?見たことも無いタイプだがユニークな外観だ、


 出てきた音は確かに流麗で柔らかい響きを伴った個性があまり表に出ない音である、

私は独り言で「これが現代のサウンドなのか」

正直に言って良い音なのか悪い音なのかさっぱりわからんのが本音である、


店員に私は「今、接続してある機器はどの様なラインアップですか?」と質問すると店員はすかさず

「CDトランスポートはOO製の製品で価格は約百万、

D/AコンバーターはOOO製で価格は50万、

プリアンプとメインアンプはジェフローランドの最新モデルでアンプだけで約300万です。

スピーカーは有名なB&Wでトータルが600万ぐらいですねぇ」

とすまし顔、追い討ちをかけるように

「これぐらいオーディオに投資しないと良い音は聴けませんよ」

こんなセリフを簡単に言われると・・・


現代のオーディオマニアはこんな高価なシステムで音楽を聴いているのかと思うと内心腹が立つのを通り越してバカバカしさが先に来た、

こんな高い趣味は他にはない!
オーディオマニアと名が付く連中は異常とも思える、

私は腹ただしさを感じながら店を出た、

 夢を抱いてもう一度オーディオを再開したいと思ったが出鼻を挫かれたような気がしてくる、


外から見たオーディオの世界

ハイエンドとかピュアーオーディオとか言う事を耳にするが簡単に買えないようではオーディオ産業も先が見えてくる、

オーディオフェアーを見学すると各社ブースには新製品を並べてあたかも当社の製品がベストワンと言わないばかりに誇張して宣伝しているが、

本当に自社で生産したアンプなど無く設計開発だけは国内?で行なわれ生産は人件費の安い中国、ベトナムで作っているのであればもっとコストダウンが図られ価格破壊的な安い製品が流通してもよさそうなのに現状は価格がどんどんエスカレートしていく、

今の半導体を採用したアンプ技術は(どんぐり)の背比べで特別な回路を開発して商品化しても音は極端に変わらない、

オーディオは趣味の世界と言えども価格が無限大で上昇するようではもうお金がいくらあっても趣味とは言えなくなる。


オーディオ雑誌等にマニアのシステムがカラー写真で載っているが途轍もない高価な機器を使用している方がお見えだが、持っている人はただ自慢をしたいだけでの自己満足ではないのか、

完成品を個々に組み合わせてオーディオをするのなら金を持っている奴が勝ちのような気がしてくる。


オーディオを再開する前、雑誌等の広告を見ると個々のパーツが途方も無く高い、

現代のアナログプレーヤーのカートリッジが20万〜30万と聞くと(あんなキャラメルみたいな小さな物が)と言いたい、

オーディオにのめり込んでしまうと金銭感覚が麻痺して当たり前になってしまうのだろうか?恐ろしい世界だ、

 CDトランスポート?

横文字で言うから高級感があるけど簡単に言えばデジタル信号読み取り機だ、
一般的に考えればCDプレーヤーと何処が違うのだろう、しかもこんなのが何十万もするとは私には理解がしがたい、

今は、DVDプレーヤーだって10万円も出せば立派な物が買えるのに、たかがデスクを回してデジタル信号を出力するだけなのにどうしてこんなに高価になるのだろう、オーディオマニアは高いは良いと勘違いしているのでは・・・

DVDプレーヤーは音声信号と画像信号をデジタル信号にしてテレビに映し出しているのに音声信号しか用途がないのに価格がべらぼうに高い、それでもオーディオマニアは買う、オーディオに興味がない人から見れば不思議な世界だ、


トータルで何百万も投資してするオーディオもあれば、お金をかけずに良い音を求めるオーディオもある、少ないお金で良い音を出す、これこそオーディオの勝ち組であり醍醐味でもあると思うのですが、

(今までマニアの高額なオーディオシステムを聴かさせて頂いたが良い音で鳴っているのは一つも無い)

少ない予算で考えるオーディオ

オーディオショップのあの店主の態度は(貧乏人はオーディオをするな)と嫌味に感じ取れる、

過去に自分の音が思うように鳴らないためどんどんエスカレートしていくマニアを沢山見てきましたが、そのようなマニアに共通しているのは音に対して自分のポリシーがない人が多い、

過去に苦労したオーディオを踏み台にして遠回りせずに最短で良い音を出すには音作りのノウハウも必要だが、他のマニアの音も聴かせて頂きその人の苦労話やオーディオ哲学に素直に耳を傾けないと(井の中の蛙)で終わってしまう、

オーディオこそ出てきた音こそすべてである。音に問題があれば必ずそれには原因があるはずだ、最初から素晴らしい音が出て自己満足しているようでは進歩はない、

オーディオに限らず自分以上のレベルの高い人は世の中沢山います、その様な方からアドバイスを頂き自分のレベルアップを図る、オーディオに対して謙虚になればなるほど音も比例して良くなるのではないだろうか、

少ない費用でオーディオを楽しむには自作と創意工夫を持ってやる、これが私の(オレ流のオーディオ)かな?
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-008.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/690.html#c21

[リバイバル3] ブリティッシュ・サウンドとは何か? _ 安物スピーカー スペンドール BCII から奇跡の音が… 中川隆
22. 中川隆[-7679] koaQ7Jey 2017年5月15日 18:13:19 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

キット屋コラム「私のオーディオ人生」第9回
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-009.html

以前から私はフロアー型のスピーカーが自分好みでありました。

デザイン的にはタンノイのコーナータイプが部屋の調度品になる素晴らしいデザインですが、タンノイのスピーカーシステムはだけは価格が高く私としては手が届きません。特にあのオートグラフはほしいのだがリビングには置いてもらえない、置いたら私は家を追い出される、


クラッシックファンはタンノイで決まりは今の時代も同じですが、あのタンノイサウンドは下手に鳴らすと高域が多少ソリッド的でヒステリックになり低域がボーボーした傾向がある、俗に言うドンシャリ(上手く鳴らせば素晴らしい音ですが)

中々良いタンノイサウンドには巡り合わない

皆さんが使用しているタンノイサウンドがブリテッシュサウンドの代表と思われているが私は違うと思う、

他にも沢山のスピーカーの名器は有りますが英国のヴィンテージスピーカーでタンノイ以外は不思議と巷ではあまり見かけない、

ヴィンテージの専門店の話によると「イギリス政府が本国のヴィンテージ品は外に出すな」とおふれがあったとかないとか

事実だとすれば非常に残念でもある。
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-009.html


キット屋コラム「私のオーディオ人生」第14回 by Y下
これがタンノイだ!
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-014.html


オーディオマニアのみならずタンノイマニア、タンノイファンの憧れであるタンノイ、このタンノイに拘った「ヴィンテージ・タンノイ博物館」をご紹介します。

日本でこのような歴代のタンノイスピーカーを展示してあるタンノイ博物館を私は今まで見たことも聞いたこともありません、今回は沢山写真を撮らせていただきましたのでここで聴くタンノイとホールの作りの良さを皆さんに見て頂きたいためにコラムでご紹介させて頂きます。では早速ご案内しましょう、


ヴィンテージタンノイ博物館

 このタンノイ博物館の建物は総ヒノキ作りの注文住宅のモデルルームになっており外観は日本建築の良さを余すところなく作られております。建物は最近出上がったばかりなのか室内に入りますとヒノキの匂いがプンプン漂ってきます。「これぞ木の香りだ!」

 一般的な試聴室とは違う一軒の建物の中が一つのホールになっており部屋の広さがビックな36畳で天井高が何と7メートルもある吹き抜けになっています。オーナーの松橋氏はここを「ヴィンテージ・タンノイ博物館」と言っています。では写真を見ながらご紹介させて頂きます。

タンノイ博物館の試聴の部屋


 先ほども書きました広さは36畳で左右にタンノイのオートグラフが鎮座しています。部屋が広すぎるのでオートグラフが小さく見えてきます。オートグラフの横にはジャズファンが聴くためのJBLのエベレストが置いてあります。

 オートグラフの左右の間隔は約6メートルで音楽を聴く最適ポジションはスピーカーから約8メートル離れた場所になります。

左側には生演奏用のグランドピアノがあり此処のホールで月に1〜2回はクラッシックの定期演奏会が行われておりこのホールを別名でSHOKO−HALLとも呼びます。またこのホールは2階もあり1階、2階を合わせて70名程の客席がご用意できるそうです。


 このスピーカーはタンノイのオートグラフで、実装していますユニットはモニターレッドになります。

タンノイのモニターレッドとマッキントッシュMC−275の組み合わせは有名な剣豪作家の五味氏も愛用していました。

オートグラフの横はJBLのエベレストですが何となく存在感が薄れてくるほどオートグラフの偉大さを痛感させられます。「何時かはオートグラフ」オーディオマニア、音楽マニアの夢ですね、


JBLのエベレストが小さく見えるほどオートグラフの偉大さを痛感させられます。


ホールの左右にオートグラフの小型版のオートグラフミニです。
このエンクロージャーはユートピア製ですが一般家庭で聴くのならこれで十分、

その横にはオートグラフの後継機と評価の高かったウェストミンスターが展示してあります。

ウェストミンスターの上には10インチのモニターレッドが入ったVLZがさり気なく置いてあります。


ホールの2階から下を見下ろす写真になります。ここのホールは2階席もあり2階からもタンノイを見下ろしながら聴けるようになっています。この2階席で美味しいコーヒーを飲みながらオートグラフを聴けば加山雄三の歌のセリフで「僕は幸せだなぁ〜」の心境にもなる。

別室の2階の12畳の試聴室には有名なタンノイGRFメモリーが整然と置かれている。


同じ部屋にはタンノイランカスターとゴールドが入ったVLZも置いてある。

隣の写真はタンノイのプロ用のロックウッド・メジャーになります。
このスピーカーは放送局用のモニタースピーカーで移動がしやすいようにボックスの横に取手が付いているのとキャスターも付いています。

ランカスターの内部写真です。ボックスの周りに吸音材がびっしりと貼ってあります。ユニットはゴールドになります。


左側のスピーカーはタンノイでも非常に珍しい無指向性のスピーカーシステムで名前は忘れました。

右の写真はユートピア製のタンノイGRFになります。

2階の廊下にこれまた有名なレキュタングラーヨークがさり気なく展示してありました。

2階から客席側の写真になります。試聴させて頂いた翌日はここでコンサートが予定されているので補助椅子が沢山並べられていました。

1階の右後方からのホールの全景です。オートグラフがホールを引き締めているのが手に取るように分かります。


タンノイを鳴らす真空管アンプ、
マッキントッシュのMC−275とプリアンプはマランツ#7の組み合わせです。音源はレコードではなくCDになります。


一階ホールから見上げた天井で高さ7メートルの吹き抜けですが光熱費がかかりそうのような気がしますがこれだけの空間があればオートグラフが芳醇な響きで謳歌するのが良くわかりますね、

ここのタンノイ博物館の館長で松橋氏です。非常に温和な優しい方で初対面でも気さくな人柄で人情味の厚い好感の持てる方で年齢は団塊の世代で私より一つ若い館長です。この松橋館長は昔からスピーカーの浮気もせずにタンノイ一筋の超が付くタンノイマニア、いやタンノイコレクターと呼ぶのが相応しいかな?同じ英国党でも私とは正反対の性格「もっと見習わなければ」、タンノイを使っているマニアは本当に優しい方ばかりです。その点私は浮気者でひねくれ男ですから・・・・
 

タンノイ博物館のオートグラフの音

 これだけの広さがあればオートグラフも水を得た鯉のような気がしてくる。

事実その音は想像を遥かに超えた素晴らしい音で館長の人柄が反映された雄大かつ緻密な響きです。

このホールの木の香りと木造りのコンサートホールはベストマッチングではなかろうか、

私が持参したコジェナーが歌うヘンデルのアリア集は雄大かつ緻密な音で「これがタンノイだ!」と唸らせた音楽性の高い音であった、

クラッシックファンがタンノイを望むのは理解できる。

その後に館長のお気に入りでワーグナーの歌劇を聞かさせて頂いたが大編成にも関わらず音に圧迫感がありません。家庭で聴くタンノイとは世界が違っていた、
 

あとがき

 タンノイを写真付きでご紹介させて頂きましたが、このタンノイ博物館は最近オープンしたばかりで4月からは入場料として一人1,000円だそうですがコーヒーとお茶菓子付きですから音楽喫茶に行くよりも安いのではないでしょうか、

 松橋館長と音楽談義、オーディオ談義に華を咲かせるのも良いのではないか、

是非一度、日本では此処にしかないヴィンテージタンノイ博物館を見学して下さい。場所は三重県になります、キット屋のコラムを見たと言えば暖かく迎えてくれますから気楽に訪問して下さい。
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-014.html

タンノイ博物館
http://www.forest-energy.com/tannoy/

入館料
一人 2,000円 (2時間以内) 2時間超えの場合、一律 3、000円。
※日本茶/紅茶/珈琲の内一品付

所在地
〒515-2614 三重県津市白山町伊勢見150-195 青山高原保健休養地

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/690.html#c22

[リバイバル3] 超絶人気の名曲喫茶ネルケンのマダム _ クラシック・ファンが本当に求めているのは… 中川隆
15. 中川隆[-7678] koaQ7Jey 2017年5月15日 18:26:51 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

長野県 茅野市 クラシック音楽茶房 Kanon _ SIEMENS Coaxial
http://www.yuzunohana.info/tea.php 
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/449.html#c58

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函館市 東山 珈琲とクラシック ♪カフェ ウォルフガング _ QUAD ESL57
http://www1.ncv.ne.jp/~wolfgang/index.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/214.html#c2


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群馬県 玉村町 珈琲専門店 CoffeeHouse むじか
http://www.musica-cafe.com/
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/518.html
むじか チェンバロ演奏会情報
http://www.musica-cafe.com/ensoukai.html


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熊本県 西原村 オーディオ道場 _ ウェスタンエレクトリック WE555+15Aホーン
http://starfleet.if.tv/tomokoworld/doujyou.htm
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/208.html#c54


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大阪府 富田林市 サワダオーディオ _ GOODMANS AXIOM 80
http://archive.fo/bJZta
http://sawada-audio.jugem.jp/
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/437.html#c11


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WEのある音楽空間「赤兵衛」 (喫茶) 

愛好者の訪問を心待ちしています。
予約制なので、予め電話して下さい。

お代はお一人2,000円(コーヒー付き)
お出掛けの際には、是非、愛用のレコード、CDをご持参下さい。

埼玉県越谷市恩間新田402
п@090−2536−2986 藤原健

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/208.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/208.html#c69


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カフェ サンスーシ _ Victrola Credenza

鎌倉市 雪ノ下 3−10−23  (清泉小学校前)
http://sanssouci.cafe.coocan.jp/index.htm
http://sanssouci.cafe.coocan.jp/sansui-%20annnai.html



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北海道南富良野町 Cafe Arvo
http://cafearvo.com/index.html
英Vitavox CN191(original model)
米JBL Everest DD66000

仏 Supravox (field type 2way system)

英Vitavox CN191(original model)


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タンノイ博物館
http://www.forest-energy.com/tannoy/
入館料
一人 2,000円 (2時間以内) 2時間超えの場合、一律 3、000円。
※日本茶/紅茶/珈琲の内一品付

所在地
〒515-2614 三重県津市白山町伊勢見150-195 青山高原保健休養地


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札幌「名曲喫茶 ウィーン」 _ McIntosh XR290
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/281.html#c9


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千葉県 館山市 レストラン・コンコルド _ LOWTHER + 佐久間アンプ
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/210.html

佐久間式自作真空管アンプ愛好会ホームページ
http://www10.big.or.jp/~dh/index_j.html



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九州唯一の音楽喫茶‘香音の丘’
大分県日田市上野町163-19

http://hita.jp/kaon/index.htm
https://retty.me/area/PRE44/ARE230/SUB23003/100000984894/
http://blogs.yahoo.co.jp/hita4141/13921447.html
https://www.youtube.com/watch?v=g2M_vRjmzqc


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乗鞍高原 ペンション ウインズ _ 樽スピーカー + サンバレー真空管「樽アンプWS350」
長野県 松本市 安曇4043-26
http://winds.jp/
https://www.facebook.com/pension.winds
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/328.html



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シャモニール白馬
長野県 北安曇郡 白馬村 落倉高原

1泊2食付 7,875円〜 
http://shamoniruhakuba.com/
https://www.facebook.com/シャモニール白馬-167029366971998/timeline/
https://www.tocoo.jp/detail/1021101
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/208.html#c26


スタジオや楽器が整って音楽合宿に最適!冬季はスキー&ボード、夏季は高山植物に出会える高原の宿

専門誌に紹介された音響機材を備えたリスニングルームは良質な音を再現する空間
プロ仕様のスタジオでサークルやバンドグループの音楽合宿、練習やライブ、スタジオ録音も可能です
http://www.hakuba-street.com/stay/p-tamtam/index.shtml


ここはウェスタンエレクトリックの15A型ホーン+418Aウーファーでシステムを
組んでいるペンションです。ドライブするのは当然真空管アンプで、EMTの
CDプレーヤーで演奏するCDを聴かせてもらいました。

これまでケーブルやトランス等、部分的にウェスタンの音に触れ魅力の片鱗は感じていたのですが、フルシステムを聴いて、ウェスタンの艶というものが初めて実感できました。

本当にオーディオはレンジだけではありません。TKさん宅で聴いたクラングフィルムと世界を二分したウェスタンの魅力と実力はさすがです。心の奥底を刺激するようなオイロッパに対し、心の奥底を癒してくれるようなウェスタンのシステム。
ドイツとアメリカというイメージそのままで、再生音というものが生まれた国の文化と不可分なのがよく解りました。
http://www.geocities.jp/krytone1234/cantiaway.htm



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山中湖 ペンション すももの木 _ 真空管アンプ「カトレア」
山梨県南都留郡山中湖村山中990-6

1泊2食:7,875円〜8,925円

http://www.sumomo.net/
http://sumomo.exblog.jp/
http://www.cattlea.jp/
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/425.html


「ペンションすももの木」に行ってきました。お客さんの少なそうな曜日を狙って行ったため、私達の他は家族4人連れの一組だけでしたので、チェックイン後に音を聴かせていただくことができました。

部屋は24畳のダイニングルームです。

アルテックのヴォイスオブシアターより少し大きな小池さん設計のフロントロードホーンに、ドイツ製でオイロダインの元になったという励磁型の40pウーファー、ドライバーはヴァイタボックスのS−3、これにヴァイタボックスのホーン

アンプは300Bの交流点火(よくわからないのですが、全国で小池さんのアンプだけだそうです)。

とにかく、シームレスのスムースさです。特上の大型フルレンジを聴いているようです。

ムターの弾くツゴイネルワイゼンの時に、小池さんが「アンプを換えますね」
といった後のヴァイオリンの音が絶品でした。

きめが細かく、柔らかく、澄んでいて、伸びやかで、音像の定位もきまっている!! こんなヴァイオリンは初めて聴きました。B&Wの802Dなら出るのかも・・・。

換えたアンプはKRのPX25、交流点火。アンプによる変化にはびっくりしました。

300Bも素晴らしいと思って聴いていましたが、このPX25のヴァイオリンには思わず拍手でした。

小池さんのお話では、LCネットワークのSPシステムを練り上げて、ジャズには300B、クラシックにはPX25、それと大編成用に大型真空管のアンプと、計三種類のアンプで音楽をカバーするのが楽しいとのことでした。
http://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/72092f44e94c1c7280b2f73b09dab4eb



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金沢蓄音器館
http://www.kanazawa-museum.jp/chikuonki/
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/494.html

イベントのご案内 金沢蓄音器館
http://www.kanazawa-museum.jp/chikuonki/kikaku/next.html


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/281.html#c15

[経世済民121] なぜ日本は意図的に不動産バブルをはじけさせたのか?=「日本政府は正しい決定をした」「日本の視点は大局的」と中国ネットから 赤かぶ
1. 中川隆[-7677] koaQ7Jey 2017年5月15日 18:48:52 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
見当外れなんだよ

バブルで稼ぐ国債金融資本の手口

バカスカ金を貸し出して狂乱状態を作ってからバブルを破裂させる。
その後には膨大な焼け野原、不良債権の山だけが残る。
それを二束三文で奴らが買い叩く。

1929年10月24日、ニューヨーク・ウォール街では、世界大恐慌の引き金となって、株式大暴落が起こりました。そして、あれから60年後、今度は日本を叩き潰す為に、1990年2月、巨大な経済の逆回転が始まり、平成バブル経済が崩壊しました。

 平成バブルが崩壊するバブル・ピーク時、CIA(Central Intelligence Agency/アメリカ大統領直属の中央情報局)は、ベルリンの壁が崩壊し、東西冷戦後の次の敵は、日本だと考え始めていました。

事実、1989年秋から始まった、アメリカ系証券会社の株価動向は不気味な動きをし始めました。バブルと、その崩壊に携わったのは、ユダヤ系の金融機関であるソロモン・ブラザーズ(現在のソロモン・スミスバーニー)という証券会社でした。

 ソロモン・ブラザーズは資本主義の歴史に詳しく、また日本の昭和初期の経済にも精通していて、1989年11月、ニューヨークで「日経平均株価が大暴落したら大儲け」という『プット・ワラント』のデリバティブ商品を機関投資家や大口投資家に大量に売り始めたのでした。それ以来、ソロモン・ブラザーズが中心になって、債券、為替、株価のトリプル安が始まります。これがバブル崩壊の裏側に隠れたメカニズムだったのです。

 バブル崩壊のシナリオは、どのようにして仕組まれたのか、その筋書きを追ってみましましょう。

 バブル絶頂期は、1989年にそのピークを迎え、株価は天井でした。この時、多くの日本人は、株価の高騰(こうとう)並びに地下の高騰に、湧きに湧き、怕(こわ)いもの知らずで、日本の投機家達は今迄になく傲慢(ごうまん)になっていました。そしてこの頃、事実CIAは、アメリカの敵は日本であると考え始めていました。

 CIA経済部門のスペシャリスト達は、アメリカ系証券会社のソロモン・ブラザーズ(現在はソロモン・スミスバーニー)と手を組み、日本経済の崩壊作戦に向けて本格的に動き出しました。これが今日の不況を長引かせる要因を作ったのです。これが日本株式市場に於ける下落のシナリオ「バブル崩壊作戦」でした。


ソロモン・ブラザーズは、1989年当時の沸き立つような好景気も、60年前のアメリカ・ニューヨーク.ウォール街での大恐慌と同一のものであると、そのバブル崩壊を予測したのです。

 かつて、国際金融資本の総帥・ロスチャイルドの配下であったロックフェラーやデュポン(世界最大の化学メーカー)らは、この大恐慌を利用して天文学的な巨富を手にしていました。ソロモン・ブラザーズはこれに因(ちな)み、バブル崩壊を企てる研究に取りかかったのです。

 「どうしたら一儲けできるか」からはじまり、「どうしたら日本経済を徹底的に叩く事が出来るか」という結論を導き出し、日本経済崩壊に向けて模索し始めたのです。

 60年前のウォール街での「暗黒の木曜日」の立役者は、国際金融資本の総帥・ロスチャイルドの息の掛かる東部のエスタブリュシュメント達(ロックフェラーを筆頭に、デュポン、ケネディ、オナシス、アスター、バンディ、コリンズ、フリーマン、ラッセル、ファンダイン、リー・クアンシューの超大富豪十二家)でした。

 この者達は手持ち株を売り捲り、その結果、下落に下落を重ね、二束三文になった株式を買い叩いたのです。それで巨万の富を手にしたのですが、今日とは情況が違うことに気付きます。この難題に、しばらく苦慮しますが、ついに糸口を掴んだのです。

 その糸口とは、「何が株価を暴落させる要因になるか」と言うものでした。つまり株価が暴落する切っ掛けを作ればよいのです。そして、「下落によって、下がった株で大儲けできる商品を持っていればよい」ということに行き当たったのです。それが「デリバティブ」でした。

 デリバティブとは、金融派生商品(通貨・金利・債券・株式・株価指数などの金融商品を対象とした先物取引)のことで、「先物取引」という意味合いを持っています。

次の研究課題は「どうやったら大暴落を人工的に作り出し、然(しか)も、そのタイミングに合わせて、自分達の狙うポイントに、総てを集約することが出来るか」という研究に取りかかったのです。

 人工的に大暴落を作り出す場合、60年前の大恐慌では、アメリカの大富豪達による「大量売浴せ」という手法が使われました。

 大量売浴せとは、売方が買方の買数量より、多量の売物を出して買方を圧倒し、相場を押し下げようとすることで、「売り崩し」とも言われます。

 しかし、それでは巨額な資金が必要であり、当時と違って、それほど経済構造は単純なものではなくなっていました。研究に研究を重ねた結果、巧妙(こうみょう)な手口を考え出します。

 それは、「膨らんだ風船を、更に膨らませる手口」だったのです。

 風船は、空気を送り込んで膨らませれば、それだけ膨らみますが、その実体は「バブル」です。膨らむものは、いつか破裂して、大爆発を起こす物理的法則に制約されます。経済とて、この法則下に制約されているのです。彼等はこれに気付いたのでした。

 彼等はそのシナリオを、綿密なストーリーで組み立てました。徐々に膨らみを見せる風船に、意図的に、頃合いを見計らって、更に膨らませ、次に急激に膨らませるという巧妙なストーリーを演出したのです。風船は、今まで徐々に、周囲の状態に馴染みながら膨らんでいたのですが、これに急激な吹圧を掛け、パンパンの膨張状態を作っておいて、一挙に破裂させるという巧妙な演出を画策したのでした。

 彼等は、この原理を東京株式市場に応用して、バブル崩壊を目論んだのです。
 そして彼等は「デリバティブ」という、風船を一突きにする「針」を手に入れ、膨張し過ぎて破裂状態になったところで、一突きにする演出を手がけたのでした。

1989年当時、日本人エコノミスト達は「デリバティブ」という「先物」の実体を知りませんでした。経済や金融の専門家でも、この実体が何なのか、未だに分からず仕舞いでした。またこの事が、バブル崩壊の悲劇を大きくし、当時の日本経済界は全く無防備であったと言えます。

ソロモン・ブラザーズは裁定取引を使って、意図的に、無防備な日本経済に先制攻撃を仕掛けたのです。「梃子(てこ)の原理」(レバレッジ)を利用して、なるべく少ない資金で、効果的にバブル崩壊に導く人工爆発の状態を作り上げる研究をしたのです。次に、バブル崩壊に導く為に、彼等は日経平均の株価操作の研究に没頭しました。

 彼等は、この二つの研究から面白い現象に気付きます。それは日経平均株価(日本経済新聞社が、東京証券取引所一部上場の代表的な225銘柄について算出し、発表しているダウ式平均株価)が単純平均(相加平均のことで、算術平均ともいわれ、n個の数を加えた和をnで除して得る平均値のこと)で作られた「指数」から出来ている事と、もう一つはこれらの指数の分析から、品薄な銘柄を意図的に買うと、少ない資金で日経平均株価を持ち上げることができるという経済現象に気付いたのです。

 こうして研究の成果を、実行に移した時期が1989年の秋から冬に掛けての事でした。日経平均株価は瞬(またた)く間に膨らみ、バブルは天井へと向かっていました。

 その頃、日本の話題はベルリンの壁が崩壊し、東西冷戦構造が終焉(しゅうえん)を迎えれば、世界市場に進出できる等と、日本人経営者の多くが高を括(くく)っていた頃で、日本人の思い上がりの裏側では、こうした巧妙な仕掛けが、水面下で仕掛けられていたのです。

 大蔵官僚も、エコノミストも、この仕掛けには全く気付いていなかったのです。


ソロモン・ブラザーズの真の狙い

 当時の多くの日本人投資家は、「日経平均株価は10万円に到達する」と信じて疑わない人が多くいました。誰もが強気で、今こそ、この好景気に乗って、買いに転じる時機(とき)だと確信していたのです。その結果、バブルは急速な加速度をつけて、瞬く間に膨らみ始めました。

 この時、ソロモン・ブラザーズは信じられない事をニューヨーク・ウォール街で展開していました。

 1989年11月、彼等は「東京株式大暴落の図式」に則り、『プット・ワラント』という金融派生商品を売り始めていたのです。

 『プット・ワラント』とは、「日経平均株価が大暴落したら大儲け」という新商品であり、この商品をアメリカの大口機関投資家に大量売り込みを図っていたのです。また、これには大口投資家も飛びついたのです。

 彼等の新商品に対するキャッチ・フレーズは「年末から年始に掛けて、日本の株式は大暴落するから、60年前の《1929年10月24日の暗黒の木曜日》の時と同じくらいの大儲けが出来ますよ」でした。

1990年1月2日、ニューヨーク・ウォール街では、日本とは逆に、信じられない現象が起こっていました。突然、為替が円安へと向かったのです。この円安はソロモン・ブラザーズが『プット・ワラント』販売に因(ちな)み、債券や為替や株価の「トリプル安」を企てたものでした。

 そして1月が過ぎ、2月に入り、その月は既に中旬に入っていました。この頃、日経株価はジリ安でしたが、大暴落の兆しは現われていませんでした。

 日本人はまだ、この時にも何も気付いていなかったのです。そして日本経済が、瀕死(ひんし)の重傷に陥っている自覚症状すら、エコノミスト達は感じ取ることが出来なかったのです。

 当時の政治背景としては、自民党の政治家は2月中旬の衆議院選挙で大勝したことに祝杯を上げていた頃で、政界も財界も危機管理意識はなく、全く無防備でした。

 日本人は、まさに「ライオンに、餌を差し出す為に手を伸す呑気(のんき)な兎」でした。腕ごと食いちぎられるか、体ごと丸呑みされるかの、こうした危険すら感じる事もなく、呑気な行動をとっていたのです。

 日本人投資家が、株を買いに奔走している頃、アメリカの金融の裏側ではソロモン・ブラザーズの売り攻勢が激化を極め、これまでジリ安で状態であった株価は、一挙に大暴落へと転じました。バブル崩壊の引き金はこの時に引かれたのです。

ついに1990年2月末には、膨らむだけ膨らんだバブルは、日経平均15,000円台を大幅に割れ込みました。一挙に大暴落が起こったのです。

 ソロモン・ブラザーズの秘密兵器はデリバティブでした。

 デリバティブは説明の通り、現物と先物との価格差を狙った「サヤ取り」であり、「裁定取引」と「オプション」で、日本の株価は下落したら大儲けという派生商品です。この派生商品を、至る処に仕掛けておいて、株価を自由に操ったのです。バブル崩壊の大暴落は証券会社のみならず、大蔵省までを翻弄(ほんろう)の渦に巻き込んだのです。

 この巧妙な仕掛けでソロモン・ブラザーズは、僅か三年の研究とその実行で、一兆円にも昇る莫大な利益を手にしたのです。

 そしてこの後、日本では更に悲惨な状態が続くことになります。

 日経平均株価の大暴落は、株式市場の株価下落だけに止まらず、不動産の分野にも悪影響が及びます。この悪影響は、政府が不動産融資へのマネー供給を停止するという事から始まり、今まで高騰(こうとう)を見せていた大都市の不動産の資産価値が急速に下落したことでした。

 この現象は大都会だけに止まらず、地方にまで波及していきます。不動産の資産価値が下落するとは、それを担保にしていた金融機関の担保価値も大幅に減少したということになります。こうして不良債権の波及が表面化するのです。

 これに対して政府の後手政策は、次から次へと傷口を広げ、日本の資産とマネーの急速な収縮は、今日に見る不景気と連動し始めることになります。

 昇り詰めたものは、いずれ落ちる。これは物事の道理です。この道理に随(したが)い、ソロモン・ブラザーズは、次のプロセスへと準備にかかります。

ソロモン・ブラザーズの真の目的は、ただ単に、日経平均株価を下落させて大儲けすることだけではなかったのです。彼等の真の目的は、日本人の個人金融資産の1300兆円にも上る郵貯(郵便局で取り扱う国営の貯金事業で、元金・利子の支払いは国によって保証される)の食い潰しでした。日本のエコノミスト達は、この事すらも見抜けなかったのです。

 ソロモン・ブラザーズが研究の末に計画した事は、こうした下落が生じた時、政治家はもとより、財界人を始めとして、証券会社等が「これを何とかしろ」と、政府に詰め寄り、殺到することを計算に入れていたのでした。これこそ彼等の真の目的であり、ここに「日本発世界大恐慌」を画策した真の狙いが、ここにあったのです。
http://www.daitouryu.com/iyashi/shinizama/shinizama20.html


外国人投資家の正体と350兆円のゆくえ
1991年から輪郭が見え始めた日本の経済崩壊は、兜町を土台から大きく揺るがした。92年の4月からの暴落に続いて、7月にかけて東証第一部の平均株価が1万5000円台に突入し、ついに8月10日には一万4000台を記録した。いつまでも続く最安値の更新が、日本の国全体を震え上がらせた。そして外国人勢力による上場企業の買収・合弁へと、事態が急速に展開し始めた。

もはや投資家の損害どころか、日本経済が土台から崩壊しようとしていた。日本株式会社の中枢部が、が一句人投資家によって買い占められるところまで株価が急落し、安い株券が誰か特定の金融ファミリーに集中していたのである。果たしてこれらの暴落が、マーケットの自然な経済原理によってたまたま起こったものだったのか。

日本がこれまで利益を守ってこられたのは、国際金融マフィアが悔しがる『系列会社』の株の持合によるものだった。三井グループ、三菱グループ、住友グループ等はもちろんのこと、富士銀行〜安田財閥は丸紅と連携し、三和銀行〜日本生命〜東洋信託の三水会は日商岩井と連盟を組み、第一勧業は伊藤忠と、それぞれがチームで利権を守るように動いてきた。ところがこの相互持合い方式は、国際金融マフィアが、内部からトロイの木馬方式で侵入してくると、逆に一挙に乗っ取られ大変危ない構造であることがわかり始めた。つまり芋づる式にあっという間に買収されてしまうからである。

今までは株式会社日本独特の『株の系列持ち合い制度』があるため、外国人ブローカーはまるで歯が立たなかった。ところが金融マフィアが巧みに仕組んだ『バブル』という名の時限爆弾によって、兜町の上場株の内の四分の一近くを握っていた銀行業界が、不良債権の焦げつきで、これまで宝物だった手持ち株を大放出せざるを得ない羽目に陥ってしまったのだ。仕組まれた『バブル』の崩壊によって、株価・地価の暴落→銀行の不良債権の急増→融資不能→経済危機→更なる株価・地価の暴落という悪循環に陥った日本経済は、坂道を転げ落ちるように谷底へと転落していった。

その上さらに駄目押しをするかのごとく、国際金融マフィアによる残虐な圧力が日本の大手金融機関に加えられた。88年6月、スイスのバーゼルで開かれた“バーゼル・クラブ”こと国際決済銀行(BIS)の銀行規制会議において、今では知らない者がいない「銀行は、自分が持っている資本金の8%以上を貸し出してはいけない」と定められたのである。これは日本経済にとって、結果的に第2の時限爆弾となった。それほど国際金融マフィアにとって、70年代〜80年代に海外に大々的に進出し始めた日本の金融資本の力が、目の上のたんこぶだったわけなのだ。

この規制のよって、『バーセル・クラブ』の謀略通り、日本の銀行の手足を縛ることが可能となった。むやみに国民から預金を取れなくなった日本の銀行は、増資のよって自己資本を大きくし、この壁を何とか打ち破ろうとした。そして自己資本が運用されている不動産やノンバンク等の資金回収に必死になって走り回った。折から、地価の暴落が始まり、起こるべくして起こった不良債権に青ざめた銀行が貸し出しを渋るようになると、その融資に頼っていた経済界がガタガタになり、それに連鎖して兜町の株がみごとに下降線を描き始めた。

そして最後に、これを見越していたかのように、劇的な92年4月の『外国人投資家による銀行株の大放出』という第3の時限爆弾が、ついに仕掛けられたのだ。ソロモン・ブラザースやモルガン・スタンレーなどが一斉に投売りを始めて、まるで絨毯爆撃のような攻撃を日本の銀行に向かって開始したのだ。彼ら国際金融マフィアは、かなり以前からアメリカ・ヨーロッパ等の経済紙に、『日本のバブル』という言葉をすでに頻繁に紙面に載せていて、いつの日か近いうちに、このシャボン玉に針を刺されて経済崩壊が瞬く間に起こることを、すでに予告していたのだ。

では、このバブル崩壊で、兜町に出入りしていた外国人投資家は、いくら儲けたのか。92年の経済白書によると、株の暴落だけでほぼ350兆円が吹き飛んでいる。金融取引の世界はあくまでゼロサムの世界だから、その莫大な消えた金額とまったく同額のお金を、闇に隠れて誰かがまんまと手に入れたことになる。世界的な株価の変化に目をやってみると、不思議なことが起きている。

年初から8月までの株価の暴落率は、日本だけがダントツで、32・8%という急激な下げ幅を記録している。ロンドン、ニューヨーク、フランクフルト、パリ等はほとんど変化なしで、全体としてはわずかに上昇である。香港では、天安門事件後の反動で中国経済特区が急成長したために、逆に35・8%の急騰である。その中心にある香港上海銀行は、ロスチャイルド・ファミリーの創業した銀行である。

この時期世界の銀行界では、日本が断崖絶壁に立たされていたにもかかわらず、アメリカの巨大銀行が、チェース・マンハッタン、J・P・モルガンを筆頭に、その第二・四半期で恐ろしいほどの利益急上昇を達成したことを、UPI電が7月に伝えた。日本の証券会社が、全国210社合計で3600億円の経常赤字を記録したというのに、日本で活動している外国証券50社合計で、なんと前期の5・6倍という馬鹿げた収益を記録していた。

ちなみに外資系の1位がソロモン、2位がゴールドマン・サックス、3位がモルガン・スタンレー、4位がソシエテ・ジェネラルとなっている。ソロモンとゴールドマンは、すでに大和を抜いて、野村に次ぐ兜町の2位と3位に入っている。メリル・リンチのの純利益は53%増加と、前年と比べると過去最高を打ち立て、6月に入ってモルガンもまた東証株式の「売買高」の部門で兜町の3位に入り、四大証券のうち大和、日興を抜いてしまったのだ。

ここで彼ら外資系証券の開発した巧妙な手口のひとつ、裁定取引と呼ばれるまことに不思議な手口を挙げてみよう。裁定取引( arbitrage)とは、辞書で調べると『ピンハネ』と書いてある。売り買いをする商品には、目の前で取引する『現物』と、何ヶ月か先の取引を扱う『先物』がある。もし何ヶ月か先の株価を知っていれば、現物を先物とのあいだに出る差額(サヤ)をあらかじめ計算して、買いだめでも、売り逃げでも、コンピューターの操作だけで好きなように利益をあげられる。

今回最大の利益をあげたソロモンなどは、ずっと先の株価を知っているものと見え、このシステムでぼろ儲けしたのだ。日本の証券会社は、裁定取引に熱中すると証券取引所が混乱して自滅するという理由から、手控えてきた。しかし外資系にとって兜町の運命なんかどうでもいいのである。ウォール街の大スキャンダルとなったアメリカ国際不正入札事件の犯人、それが兜町を揺るがした同じソロモン・ブラザースである。 今まであえてはっきり書かなかったけれど、彼らは、何ヶ月先の株価を知っているわけはなく、未来の株価を、自作自演のインチキで上下させてきたのだ。つまり集団でつるんで物音ひとつ立てずに、一気に売る。理由は後で何とでもつけられる。チャートや実勢価格なんかまるで無視して、人工的に平然と株価を操作してきたのだ。はっきり言えばインサイダー取引であり、詐欺である。

このとき、チームで株価を完璧にコントロールできるだけの『巨大な資金』と『秘められた実行力』が戦略のキーワードとなる。そのチームを、日本の証券業界では「外国人投資家」と簡単に呼んで、なぜか曖昧なままの存在にしてきた。彼ら数百年の伝統を持つ金融業のプロに対して、あまりに幼稚な認識と言えないか。

日本人が初めて世界の金持ちの仲間入りをしたと言われながら、その実、投機のテクニックとして使われたのは、財テクと呼ばれる一般的な株券・政権の購入に過ぎなかった。要するに、知的な金融能力とはまったく無縁のものだったのだ。

そして今も、日本には本当の金融のプロは存在していない。
http://www.chibalab.com/news_otoshiana/documents/20031025.html

アメリカの日本叩き落とし戦略  

アメリカではFRB議長グリーンスパンの超低金利政策の結果住宅産業バブルが起こり、これが今日まで消費を支えてきたが、ここへ来て住宅バブルに「ローソクの最後の炎現象」が見えてきた。前述のようにアメリカには日本のような「潜在消費・投資力」の備蓄がないから解決策を他国に求めるしかなくなる。

そこでアメリカに狙われたのが日本、つまり竹中平蔵大臣である。

実は竹中平蔵氏は1980年から90年のJapan as No.1(「日本の世紀」と言われるほど日本経済が世界を制覇した)時代にハーバード大の客員研究員や准教授をしていた。日本の銀行が世界ランキング1位から10位を占める事態に危機感を抱いたアメリカはハーバード大等の叡智を結集して「日本叩き落とし戦略」を打ち出して見事に成功し、その結果日本の大不況はまだ続いている。竹中氏(当時、大蔵省財政金融研究所主任研究官)は日本の大蔵情報提供者として重要な働きをしたと考えられる。

だから現在のブッシュ政権の経済担当責任者とも親交が深い。異例とも言われた経済財政・金融担当の二つの経済ポストが竹中に与えられた時、グレン・ハバード米大統領経済諮問委員長は「竹中氏は申し分のない改革論者で、ブッシュ政権は竹中氏を全面的に支持している」との見解を発表すると同時に「不良債権処理と日銀の金融緩和の必要性」を強調した。

竹中大臣が10月に訪米した時、「大手銀行だからといって容赦しないぞ!」と言わんばかりの不見識な「大失言」(竹中ショック)のためニッケイは大暴落となり日本は時価総額で約50兆円の資産を失った。この時ハバード委員長をはじめ、バウチャー米国務省報道官、テーラー米財務次官らは必死になって竹中大臣をかばった。アメリカが日本に経済高官を送り込んでまでの竹中支援ぶりは異常。ここでまた経済の基本に戻るが、不良債権処理が日本経済の現況下では不要であることは再三解説したのでご理解いただいたと思う。

日本企業は現在リストラ中であり、総需要も資金需要もマイナスだから特に銀行機能を求める環境にない。こうした時、銀行の脆弱な財務体質を目の敵にするのは不自然である。しかも国会でもマスコミでも世を挙げて不況の結果である不良債権処理とデフレ対策に議論が集中し、不況の真の原因から目を避けている。異常ではないか。何故竹中大臣とアメリカはこの時期に不良債権処理と金融緩和を急ぐのか。

それはアメリカの国益の立場になって考えればすぐ分る。自ら打つ手がなくなったアメリカは日本の「打つ手」(現金備蓄)を奪うしか手が無いのである。竹中大臣はアメリカの国益の立場に立っているのである。不良債権で金融機関のパイプが詰まったままの状態で金融緩和をすると緩和された資金はアメリカに流れず、資金需要がない日本の資本市場で浮遊資金の増大となる。資金は当然土地と株にヘッジし、地価と株価を押し上げる結果となる。これこそ日本経済再生の道だが、アメリカにとっては許し難いこと。すなわち日本の土地と株が上がりだすとアメリカから資金が逃避し日本市場に向かうからである。

今アメリカは戦争と言う無駄な公共投資を前倒しで実行しているが(前述のごとく)潜在的財源が無い。どんなことをしても日本の「備蓄資金」をアメリカへ還流させなくてはならない。住宅バブルが弾けるのも時間の問題。

不良債権処理を急ぎ、日本の国民に痛みを与え、デフレをさらにスパイラル化し、大銀行や大企業を破綻に追い込んでまでもアメリカの国益の為に尽くす竹中平蔵。さらなる「詭弁」で小泉首相と国民を騙し続ける竹中大臣。まるで邪教の亡者のごとき竹中大臣の強烈な意志と情熱は、多分1980年代に洗脳された「日本叩き落とし精神」の具現だろう。今日本は「気違いに刃物」を与えてしまった。


竹中平蔵は、もともと日本からハーバード大学に留学していった。米国では世界各国から来るエリートを選び、その人物に、洗脳教育を施していると聞く。つまり、「国際金融資本に、すべて任せることがよい」という洗脳である。

○ 竹中の推し進めてきた政策を振り返るとあることに気づく。それは、すべて日本の企業を倒産させて、米国の企業に買い取らせるという結果になっている政策ばかりであり、しかも竹中はこれを「すばらしい」と表現している。

○ここでハーバードまで留学して、結局、「すべて国際金融資本に任せるべきだ」という思想を植えつけられているとする。

<竹中の破壊の歴史>
振り返ってみれば、日本は世界最強の銀行として、誇っていたのを台無しにしたのは自己資本比率規制の導入であった。これを導入することを熱心にやっていたのが竹中であり、金融ビッグバンも竹中の提案であり、不良債権処理も竹中路線であり、就任以来54もの金融機関を次から次へと倒産させてきたのは彼の政策のためである。

小泉内閣になってついに、竹中金融担当大臣が就任した。
周囲は、机上の空論の大臣だといって猛烈に反対していたが、小泉は、
「すぐれた頭脳で貢献していただく」といって任命した。
竹中はそれまでやっていた慶応大学教授からいきなり金融大臣となった。

それでは竹中がやってきた日本の金融政策を振り返ってみよう。

竹中が、日本に、自己資本比率規制を導入した。その結果、世界でも最強を誇って
いた日本の銀行は軒並み、貸し出しを減らし、貸し渋りを行うようになった。
そして不況になっていった。 それまでは世界のベスト10バンクに日本の銀行が
6行も入るすごい状態にいたのだった。

竹中がやってきた日本の金融政策を振り返ってみよう。

竹中が、日本に、自己資本比率規制を導入した。その結果、世界でも
最強を誇っていた日本の銀行は軒並み、貸し出しを減らし、貸し渋りを行うようになった。そして不況になっていった。 それまでは世界のベスト10バンクに日本の銀行が6行も入るすごい状態にいたのだった。

○竹中が時の橋本首相に「金融ビッグバンをやるべきです」と進言して、
それをやった。すると山一證券は自主廃業となり、メリルリンチ証券となり、
長期信 用銀行はf経営が傾き、一時国有化し、リップルウッドに買収された。東
邦生命は、買収されてGEキャピタル生命となり、日興證券は、 これも経営が傾き、外資に助けを求め、外資の傘下にはいった。
日興コーデイアル証券となった。
倒産は続出して、金融恐慌の一歩手前までいった。時の橋本政権は選挙で大負けした。日本経済にとって致命傷となった。

竹中金融大臣が、「不良債権処理をやるべきです」といい、それを強化すべ きだといった。すると、銀行は貸しだしを抑制するためさらに不況となる。不良債権
と認定された企業は次から次へと倒産していくため小泉政権の自殺者数や、倒産件数は歴代1位である。

この竹中金融担当大臣が就任している間、UFJ銀行は経営不安に陥り、54も
の金融機関が倒産した。足利銀行も倒産した。建設会社が倒産したときに、竹中
金融担当大臣は、とてもよろこんだ。 「これが構造改革の進展している証拠だ」

そして、竹中金融担当大臣は、4月1日からペイオフを唱えている。
ペイオフは世界各国でどこもやっていない政策である。ところが、竹中が「どこもやっている」とテレビでいうことで、このとんでもない破壊的な政策をやる流れ
になっている。

そしてこの数年間、日本を痛めつける政策をずっと立案してきた人物の竹中が郵政を解体してしまおうとしている。 というわけだ。
http://ime.nu/www.asyura2.com/0505/hasan41/msg/915.html


私達は洗脳されていました。不良債権の処理こそが構造改革だと。。。
彼等のやり口はこうでした。

一、株式は自己資本の半分以下にすること。

二、不良債権は二年で半減すること。不良債権処理に充てた資金には税金を課す ただし繰り延べ資産として7年間分認める


私達は国の命令で株式の売却を始めました。株の暴落が始まり長銀は国有化され長銀の株券は一夜で紙くずとなりました。数兆円の血税をつぎ込み身奇麗にした 長銀は瑕疵担保条項までつけて外資の手に渡りました。その後私達は恐ろしい光景を目にすることとなりました。

瑕疵担保条項によって死ななくても良い企業まで次々と息の根を止められて行きました。 その時つぶせばつぶすほど外資がもうかる条約だった事に私達は気づきました。

そんな時あの竹中が金融中枢に入ってきたのです。

そしていきなり繰り延べ資産は認めないと言い出したのです。税金は取っておきながら、です。人々はパニックに落ちました。株価は大暴落し、旧額面で80円を割り込んだ時、外資の増資申し入れを受け入れました。

四大メガバンクすべてが外資に自社株を叩き売ったとき、りそな銀行の国有化が決まり、長銀の時と同じく数兆円の国民の税金がつぎ込まれましたが、驚いたことに減資なし、株主責任は問わないという寛大な措置でした

あれほど株主責任を厳しく追及していた竹中 木○コンビの豹変でした。

その翌日から外資の数千億単位の株式購入が連日のように続きました。
日本の国富が外資の手に落ちて行くのを私達は茫然と見ているしかありませんでした・・・。

私達は竹中によって株式をもっと売り払えと指導されていたからです。

___


石原慎太郎都知事「小沢一郎の正体」を暴く youtube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=MERTrcik8CU


『1980年代から1990年代にアメリカは、日本に対しすさまじいばかりの金額の内需拡大要求をしています。その要求を丸呑みした小沢一郎は、元祖媚米派というべき存在です。  

アメリカは、80年代から90年代にかけては、アメリカ企業の需要拡大のために「内需拡大」を唱えていたものの、アメリカ企業の体たらくに匙を投げて、今度は日本企業そのものをアメリカ資本のものにしようという作戦に転じたのかもしれません。  

アメリカ大好きの自称保守は、80年代から90年代にかけてのアメリカの理不尽とも思える「内需拡大要求」についてはどう弁明するつもりでしょうか。 』

上のアメリカが小沢・金丸に八年間で四百三十兆円も公共事業に使わせた理由の推測は完全に間違っていますね。

真実は、純真な小沢信者さんが信じているより遥かに恐ろしかったのです:


現在(2005年後半時)の日本の株価はバブルではないか?

最近、株価が上昇してますが、日本経済に株価が上昇するようなファクターがあったっけかな?と不思議に思っていました。


GENDAI NETに気になる記述を見つけました

2005年11月30日 掲載


『改革はペテン 5年たったら元の木阿弥の小泉政治』
>1万5000円を突破する勢いの株価上昇の要因に、小泉政権の改革の成果と見る向きが多いが、それはペテンだ。

>日本企業の労働生産性も利益率も米国に比べれば圧倒的に低いのに、株価だけが上がっているのはバブルの再燃をたくらむ投機筋のしわざに過ぎない。

>それは世界中にだぶついているカネが日本になだれ込んできているだけで、小泉改革など全然関係ない。改革、改革と叫んでいるだけで、日本の構造も企業も何も変わらず、小泉政権が5年も続けば、元の木阿弥…。


なるほどそうかもしれない、と思いました。

今年1−10月の3市場の現物取引の売買シェアをみると、外国人投資家が46%、個人投資家が37%で、両者で8割超を占めます。主に年金勘定を表す信託銀行が9%のシェアで3位につけていますが、投信、銀行、生損保といった国内機関投資家のシェアは3%以下…。

'89年のバブルの時期と比べると、個人投資家のシェアが30.3%から37.0%に上昇しているのに対して、海外投資家の割合は、89年当時の11.3%から、今年10月にはなんと46.7%にまで上昇しています。

個人投資家が増えている、といのは最近よく話題になっています。その背景には、ネットで株式の取引を行う投資家の増加があるのは周知の事実でしょう(一日で何回も取引を繰り返して収益を狙う“デイトレーダー”と呼ばれる人たちが増えているようです。もちろんIT商取引のインフラや規制緩和などの背景にはアメリカの圧力があります98566)。

10月23日(日)の「がっちりマンデー!!」という民放番組を見ていると、ゲストに当時の竹中蔵相を招いて「竹中大臣の新日本経済入門U」みたいなのをやっていました(リンク)。

その番組中で竹中前蔵相は、「それを私の口から言ってしまうと問題がある」とは言いつつもニヤニヤしながら“これから投資の時代ですよ〜”、みたいなニュアンスを醸し出していました。民放とつるんで、朝からTV漬けの主婦など(竹中氏曰く“IQが低い”←リンク)の層を個人投資家として株式市場に参加させ、バブルを起こさせようというのが狙いか?と疑ってしまいます。それでも個人投資家のシェアは15年前から7%程伸びただけというのが実情。

注目はやはり、15年間で4倍にも跳ね上がって、いまやシェアの半分になろうとしている外国人投資家の方でしょう。日本の株式市場なのに、国内機関投資家のシェアがたったの3%以下(信託入れても12%)なのに、外国人投資家が46.7%もあるというのも、いかにも異常な感じがします。

国内機関投資家は、体力が無いのと前回のバブルでひどい目にあったので“羹に懲りて膾を吹く”みたいなことでシェアが少ないのかもしれませんが、個人投資家はしっかり37%のシェア。

もしかして彼らは、バブルを経験していない(orその当時ひどい目に遭わなかった?)新興の勢力なのかもしれません。

だとしたら、ゴールドマン・サックスにとっては、投資にそれほど慣れていない(でも、「もうからへんかいな〜」と甘い夢を見ている)連中は恰好の“カモ”に映っているのではないでしょうか(実際、投資経験の浅い学生や主婦がデイトレを始める中心層とよく聞きます)。

もしそうだとすると、いやな予感が脳裏をよぎります。

彼らの投資資金は、ゴールドマン・サックスに揺さぶりをかけられて丸ごと持っていかれる…というシナリオなのではないでしょうか。


1994年:メキシコをはじめとする中南米バブル、1997年:東南アジアバブル、1998年ロシア金融危機など、次々と各地でバブルを演出し、そのたびに自分達だけがっぽり儲けて、地元の経済や社会をボロボロに破壊し、そこに付けこんでIMFを介して世界各国の経済支配を強化してきた勢力(中川注 ロスチャイルドとジェイ・ロックフェラー)がいます。

今回は、小泉首相をはじめ官庁やマスコミまでがグルになって旗を振って、国民を道連れにバブルに突き進もうとしているかのように見えます。私達は、それらの勢力やエコノミストたちの戯言に惑わされて、前回のバブル崩壊や中南米・アジアと同じ轍を踏むようなことはあってはならないと思います。
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=101985

その昔、日本は国民総ででバブルに踊った時代がありますたね。バブルを起こして潰す。奴ら(中川注 ロックフェラーとロスチャイルドの事)の詐欺手口の最たるものですた。 バブルがはじけて今では失われた10年と言われていますが、今だに日本経済はその後遺症を引きずっています。自殺者はバブル崩壊から毎年3万人。今だにその数は変わっていません。

その手口を見れば分かるのですがいつもワンパターンです。

最初は甘い話でカモを釣る。こうやれば儲かりますよ。おいしい話でカモを誘います。
そしてころ合いを見計らって真っ逆さまに突き落とす。詐欺師の典型的なパターンです。

最初に奴らはバカスカ札束を刷って、バブルを引き起こす。銀行は貸して貸して貸しまくる。株に投資すれば儲かるよ。土地を買えば儲かるよ。そしてカモが罠にかかったころ合いで急に蛇口を閉める。貸し渋りをやるわけです。これをやられたら投資家はいきなり資金難に陥ります。そして、資金難に陥ったカモ達から担保として株、土地、あらゆる資産を奪い取るのです。昔からやっていることは同じです。

いい加減気付いたらどうかと思うのですが、今だに引っ掛かっている人がいます。

その当時の日銀総裁であった澄田智(すみださとし)と言う方をご存じでしょうか。日銀退官後は日本ユニセフ協会の会長などをやっていた方です。

澄田さんがバブル潰しの張本人と言われています。

プラザ合意以降、5%だった金利を2.5%に下げ、銀行は貸して貸して貸しまくった。その当時は、黙ってても銀行が頭を下げて貸しに来たという話は誰でも覚えているはずです。そういうジャブジャブ溢れた資金が株や不動産に流れ込んだ。借金しても金利は安いし土地や株を買えば値上がりするしで猛烈なバブルが起きたのですた。

そしてバブルが膨らみきったころ合いを図って、澄田さんはいきなり公定歩合を8%、長期金利は 10%まで引き揚げた。蛇口を閉めたのですた。借金すると金利が高い。値下がりリスクのある株や不動産よりも安全な銀行預金の方が良いということで投資家は一斉に株と不動産から資金を引き上げた。土地や株は一気に値下がり=バブル崩壊と言われています。

バカスカ金を貸し出して狂乱状態を作ってからブルを破裂させる。

その後には膨大な焼け野原、不良債権の山だけが残る。

それを二束三文で奴らが買い叩く。

昔からの手口。ばればれの三文シナリオだったのですた。

さて、それにしても、そのバブル潰しの張本人澄田さんはどのような経歴の持ち主だったのでしょうか。

澄田さんと言えばフランスに留学した留学組で、その後ベルギー大使館、フランス大使館の一等書記官からキャリアをスタートしたエリート官僚ですた。

そしてその後は、順調に大蔵省で出世して日銀総裁になっています。

澄田さんとフランス財界のつながりはお父様の代から囁かれていますた。


澄田智さんは、日銀総裁を辞めた後、ロスチャイルド フランスの旗艦、投資銀行ラザール・不レールに最高顧問として天下りしています。

ちっとはカモフラージュでもして隠せと思うのですが、親子二代に渡って奴らの充実な部下だったという、そのまんまの経歴の持ち主ですた。
http://goldentamatama.blog84.fc2.com/


さて、奴らは言います。

「我に通貨発行権を与えよ。そうすれば誰が法律を作ろうが関係ない」

日銀が奴らの出先機関だと書いたら反論がありますた。
日本銀行の株の55%は財務省が保有しているから日銀は日本政府の持ち物であって、奴らの手先とは言えないでしょうというご指摘ですた。

確かにまぁ法律上の話はそういう話になります。

しかし、いろいろと歴史を見れば、そんなものは単なるカモフラージュの理屈付けなのが分かると言うものです。

その昔、日本は国民総ででバブルに踊った時代がありますたね。
バブルを起こして潰す。奴らの詐欺手口の最たるものですた。
バブルがはじけて今では失われた10年と言われていますが、今だに日本経済はその後遺症を引きずっています。自殺者はバブル崩壊から毎年3万人。今だにその数は変わっていません。

その手口を見れば分かるのですがいつもワンパターンです。
最初は甘い話でカモを釣る。こうやれば儲かりますよ。おいしい話でカモを誘います。

そしてころ合いを見計らって真っ逆さまに突き落とす。詐欺師の典型的なパターンです。

最初に奴らはバカスカ札束を刷って、バブルを引き起こす。銀行は貸して貸して貸しまくる。株に投資すれば儲かるよ。土地を買えば儲かるよ。そしてカモが罠にかかったころ合いで急に蛇口を閉める。貸し渋りをやるわけです。

これをやられたら投資家はいきなり資金難に陥ります。そして、資金難に陥ったカモ達から担保として株、土地、あらゆる資産を奪い取るのです。昔からやっていることは同じです。

いい加減気付いたらどうかと思うのですが、今だに引っ掛かっている人がいます。

その当時の日銀総裁であった澄田智(すみださとし)と言う方をご存じでしょうか。日銀退官後は日本ユニセフ協会の会長などをやっていた方です。


澄田さんがバブル潰しの張本人と言われています。

プラザ合意以降、5%だった金利を2.5%に下げ、銀行は貸して貸して貸しまくった。その当時は、黙ってても銀行が頭を下げて貸しに来たという話は誰でも覚えているはずです。そういうジャブジャブ溢れた資金が株や不動産に流れ込んだ。借金しても金利は安いし土地や株を買えば値上がりするしで猛烈なバブルが起きたのですた。

そしてバブルが膨らみきったころ合いを図って、澄田さんはいきなり公定歩合を8%、長期金利は 10%まで引き揚げた。蛇口を閉めたのですた。借金すると金利が高い。値下がりリスクのある株や不動産よりも安全な銀行預金の方が良いということで投資家は一斉に株と不動産から資金を引き上げた。土地や株は一気に値下がり=バブル崩壊と言われています。

バカスカ金を貸し出して狂乱状態を作ってからブルを破裂させる。
その後には膨大な焼け野原、不良債権の山だけが残る。
それを二束三文で奴らが買い叩く。
昔からの手口。ばればれの三文シナリオだったのですた。


さて、それにしても、そのバブル潰しの張本人澄田さんはどのような経歴の持ち主だったのでしょうか。

澄田さんと言えばフランスに留学した留学組で、その後ベルギー大使館、フランス大使館の一等書記官からキャリアをスタートしたエリート官僚ですた。
そしてその後は、順調に大蔵省で出世して日銀総裁になっています。
澄田さんとフランス財界のつながりはお父様の代から囁かれていますた。

澄田さんのお父さんは何をやっていた人でしょうか。

澄田ライ四郎という方です。

第二次世界大戦中、満州の軍司令官ですた。
実はお父さん、ライ四郎さんの代から澄田さんはフランスとべったりな関係ですた。ライ四郎さんも元はフランス陸軍大学で学びんだフランス駐在武官だったのですた。その後、日本陸軍で出世して満州での軍司令官になったのですた。

『蟻の兵隊』という映画をご存じでしょうか。
http://www.arinoheitai.com/index.html

この映画は、満州で戦っていた大勢の日本兵が置き去りにされた悲劇を描いたものですた。日本兵を大勢、満州に置き去りにして一人ライ四郎は日本に逃げ帰った。残された日本兵の多くが死んだ。北斗の拳のケンシロウさんも真っ青の大量虐殺拳の使い手、それがライ四郎さんですた。

実はライ四郎さんは、戦争前からすでにフランスロス茶イルドキチガイ男爵さんの手下だったのですた。戦後は戦争犯罪人として裁かれると思いきやGHQは無罪放免。
満州の軍司令だった人間です。普通は絞首刑でしょう。

誰でも知っていることですが、日本はその当時、中国で麻薬を売っていますた。
その麻薬、アヘンの生産地は東南アジア地方のフランス領の国ベトナム、ラオス、カンボジア。
もちろんフランス領ですた。

フランス領、東南アジアでアヘンを栽培し、中国で売っていた。
麻薬の生産、管理していたのはフランスの軍産企業ドレフェ須、今は穀物商社としての方が有名でしょうか。ADM(アーチャド駄ニエルミッドランド)=ドレフェ須です。

もちろんカーギルとならぶロス茶イルドキチガイ男爵の巨大穀物商社です。
ドレフェ須から仕入れて、中国で売りさばく。
その利益たるや膨大なものですた。

何度も書いているのですが、戦争というのは兵器産業と、麻薬産業のヤラセ金儲け祭りです。

澄田ライ四郎は、ロス茶イルドキチガイ男爵の手下。
ドレフェ須社の社員。
日本兵なんて置き去りにしようがなんだろうが、会社に忠誠を誓っていたのですから、そんなものは関係なかったのですた。

そして、ライ四郎さんの息子も立派にロス茶イルドさんの命令を実行しバブルを弾けさせた。
焼け野原に残された大量の日本人は死んでいった。ロス茶イルドキチガイ男爵の忠実な部下なのだから、日本人が凍死家になって死んでいこうがなんだろうが関係ないのですた。
満州に日本兵を置き去りにして大量に凍死させたお父上と奇しくもやっていることは同じだったのですた。

息子の澄田智さんは、日銀総裁を辞めた後、ロス茶イルドフランスの旗艦、投資銀行ラザール・不レールに最高顧問として天下りしています。
ちっとはカモフラージュでもして隠せと思うのですが、親子二代に渡って奴らの充実な部下だったという、そのまんまの経歴の持ち主ですた。

誰でも調べれば分かることです。
この地球は、キチガイが支配している。
法律などあってないようなものなのです。
法律など誰が作ろうが関係ない。
http://goldentamatama.blog84.fc2.com/blog-date-20091012.html


2012年4月18日 (水)
バブルを叩きつぶした三重野康元日銀総裁が逝去されました。


三重野氏は平成の経済を叩き壊した人です。4万円近かった日経平均を何と1万5000円を割り込むところまで暴落させました。この人のせいで自殺に追い込まれた人もたくさんいたことでしょう。


訃報:三重野康さん88歳=元日銀総裁
毎日新聞 2012年04月18日 15時00分(最終更新 04月18日 15時53分)


 バブル経済退治のため、金融引き締めを果敢に進め「平成の鬼平」とも称された三重野康(みえの・やすし)元日銀総裁が15日、心不全のため死去した。88歳。


 バブル経済退治のため、金融引き締めを果敢に進め「平成の鬼平」と持ち上げられていますね。

 ちょっと長いですが、紺谷典子著/平成経済20年史から、この人がしたことがどんなことだったのかわかるところを抜粋転載します。


 米国の中央銀行総裁に当たるグリーンスパンFRB議長が、名議長と言われたのは、ソフト・ランディングに成功したからである。平成8年(1996)12月の「根拠なき熱狂」という彼の言葉は有名だ。「根拠なき熱狂で膨らんだ株価は、いつ破裂してもおかしくない」と発言し、加熱していた市場の鎮静化に成功した。膨らんだ風船から空気を抜いて、破裂のリスクを小さくしたのである。その間に、実体経済が追い付いて、風船の中身が埋まれば、さらにリスクは小さくなる。

 株価と地価のバブルは、それが継続している間は、大きな問題は生じない。価格の上昇が実体経済を改善し、それがまた価格を上げるという好循環を生じえる。

 バブルが問題なのは、それがやがて破裂し、すぐには回復できない大きな痛手を経済に与えるからである。株価や地価の下落は、消費や投資を冷え込ませ、実態を悪化させるだけでなく、将来不安を生む。不安が下落を呼び、それがさらに不安を高める悪循環に変わるのだ。

 悪循環を生じさせないためには、可能な限り迅速な手当てが必要だ。時間がたてばたつほど、加速度的に負の連鎖が広がるからである。早ければ早いほど、傷は小さく、後始末のコストも低くてすむ。

 バブル破裂後、日本でしばしば用いられたのが、「山高ければ谷深し」という相場の表現だ。日本経済が大きな傷を受けたのは、バブルが異常に大きかったので、落ち込みも深くなった、という意味である。

 しかし、そうではない。異常だったのはむしろ谷の方なのだ。谷があまりにも深くえぐられたので、それだけ山が高く見えただけなのである。

 バブル破裂後の深刻な経済悪化を、「バブルの報い」「大きすぎたバブルの当然の帰結」とする見方は、かなり一般的だ。しかし、大きな痛手は、そのままバブルの大きさの証明にはならない。政策次第で、谷の深さ、破裂の傷はいかようにも変わるからである。

 日本のバブル破裂の傷が、かくも深く大きくなったのは、ひとえに政策の失敗である。バブル破裂が明白になってからも、「正常化」だとして放置し、対策を取らなかっただけでなく、下落をさらに加速させる誤った政策を取ったからである。しかも、誤りは幾度も繰り返された。

 「山高ければ谷深し」との見方は、こうした政策当局の誤りを隠蔽し、その責任を国民に転嫁するものでしかない。

 日本の政策当局の、最も重大な問題は、意識的にバブルを破裂させたことである。ソフト・ランディングを図るべきバブルを、叩きつぶしたことである。日本経済が墜落したのは、政策当局が突然ガソリンを抜いたからである。

 株価と地価の暴落を謀った日銀の犯罪

 驚くべきことだが、三重野康日銀総裁は、「日本の株価と地価を半分に下落させる」と宣言し、実行した。株価と地価を暴落させれば何が起きるか、今や素人でも知っていよう。

 しかし、金融の専門家であるはずの日銀総裁が、それを理解していなかった。日本経済の安定を目指すべき金融政策の責任者が、株価と地価を意図的に暴落させ、日本経済を崩壊へと導いたのである。

 日銀の“最大”の失敗は、低金利を続け、バブルを生じさせたことではない。急激な金利上昇によって、意図的にバブルを破裂させたことである。破裂してからもなお金利を上げ続け、回復不能なまでに株価と地価を暴落させたのだ。単なる政策の遅れ、失策ではない。意図的、意識的な逆噴射だったのである。

 ルーブル合意後、2年以上にわたって続けてきた2・5%の政策金利を、日銀がようやく引き上げたのは、平成元年(1989)5月末のことだ。ちなみに、2・5%の金利は、当時、「超低金利」と言われていた。その後まさか超・超低金利である、ゼロ金利時代が来るとはだれも思わなかったであろう。

 日銀は10月、12月とさらに金利を上げ続けた。平成2年(1990)正月からの株価下落は、その効果の現れと思われた。ふつうの国のふつうの政策当局なら、その効果を見極めるところだが、日銀はそうはしなかった。

 3度の利上げにもかかわらず、年末まで株価が上昇し続けたことを日銀は苦々しく思っていたのかもしれない。としがあけ、ようやく下がり始めた株価は、日銀にとって、慎重に見守るべき対象ではなく、叩き潰すチャンスと見えたのだろう。

 株価がすでに2割近く下落していた平成2年(1990)3月、日銀は一気に1%という大幅な利上げを行い、8月にも0・75%の利上げを断行した。

 15か月という短い期間に2・5%から6%へ、金利は3・5%も引き上げられた。通常でも、これだけ急激な金利の引き上げは、市場の調整能力を上回る。まして、バブルは膨らみきった風船のようなものである。

 風が吹いただけでも破裂しかねない、パンパンに膨らんだ風船に、大鉈を振り下ろしたのである。風船は破裂し、空を切った鉈は、実体経済に深いひびを入れた。底割れになるのは時間の問題だった。三重野総裁の辞書に、ソフト・ランディングという言葉はなかったのだ。

 平成元年(1989)末、4万円近かった株価は、翌平成2年(1990)明けから、”順調に“下がり続け、3月の利上げで3万円を切った。3か月足らずで、4分の3を切ったわけである。しかし、まだ半分ではない。8月の利上げで追い打ちをかけ、2万円まで下落させるのに、“大成功”。株価はようやく半分になり、三重野総裁の目標は達成されたのである。

 50%の暴落にも、日銀は、一向にたじろがなかった。目標の達成をより確実にするためか、6%の政策金利は、平成3年に入っても引き下げられることはなかった。そのころには、地価や不動産価格の下落が明らかになっていたにもかかわらず、である。

 ようやく金利が引き下げられたのは、平成3年(1991)7月、株価の暴落が始まってから、すでに1年半が経過していた。しかし、時すでに遅く、利下げをしても株価下落は止まらなかった。

 平成4年(1992)8月、株価はついに1万5000円を割り、1万4309円という底値を記録した。なんと63%強の大暴落だった。繰り返すが、この暴落は、日銀によって意図的にもたらされたものである。世界史に残る暴挙、狂気の沙汰というべきだろう。

 しかし、誤っていたのは日銀だけではない。日銀の暴走をとがめる声は、大きくならなかった。バブル破裂後、日本政府がようやく景気対策を打ち出したのは、株価が1万4000円まで下がってからである。

株価暴落を「正常化」とする非常識

 ちなみに、平成20年、サブプライム・ローン問題が深刻化し、欧米の金融当局は対策に追われたが、最初に緊急対策に動いた時の、米国株価の暴落は10数%であった。

 欧米の当局は、日本の失敗に学んだからだ、との解説をよく聞いたが、必ずしも正しくない。昭和62年のブラックマンデーへの対応を見ただけでも、欧米の政策当局が、如何に株価暴落を敏感に、深刻に受け止めているかが分かる。

 当時はまだ信任だったグリーンスパンFRB議長が市場の信頼を獲得したのは、ブラックマンデーにおける、機敏な対応によってだとされている。

 三重野総裁とて、日本経済を破壊したかったわけではあるまい(そう思いたい)。バブル破裂を「正常化」としか思わず、それが、いかに経済を痛めるか、想像さえしなかった、日銀総裁の任にふさわしい識見と能力を持たない素人だった、ただそれだけのことである。

 それにしても「殿のご乱心」を阻止するものが、日銀内部にいなかったのだろうか。当時、日銀内部で、相対立する大激論があったという話は全く伝わっていない。専門家集団とされる日銀が三重野総裁と同じ考えであったとすれば、恐ろしい話だ。金融のコントロールタワーである日銀が、経済の素人集団ということになるからである。

 もし、当時の日銀が、バブルつぶしに走らず、ソフト・ランディングを目指していれば、「谷」は深くならず、その後の長い経済低迷も、金融危機も生じなかったに違いない。

 しかし、その三重野総裁を「平成の鬼平」ともてはやす評論家、マスコミがいた。鬼平は、TVドラマにもなった人気小説の主人公で、火つけ盗賊改めの役人だ。三重野総裁をバブルの火消しになぞらえたわけである。

 さらには、その後、三重野総裁が「世界のベストバンカー賞」を授与されたことも書いておくべきだろう。バブルを鎮静した公労を称えての受賞と報じられたが、その後の日本の状況を知った世界は、その評価を変えていよう。

 いや、もしかしたら、「あの生意気な日本をよくぞ叩き潰してくれたね、よくやった!!」賞であったのかもしれないが・・・・・。

 このバブル崩壊で、ソロモンブラザーズが大儲けをしましたね。ソロモン・ブラザース証券に莫大に儲けさせた三重野総裁へのご褒美が「世界のベストバンカー賞」だったのではないでしょうか。


 三重野氏のプロフィール(ウィキペディア)
東京大学法学部政治学科を卒業後、1947年10月に日本銀行入行。採用試験場では、当時の採用部長(のち総裁)であった佐々木直が助け舟を出してくれた。松本支店長、総務部長、営業局長、理事を経て、1984年12月に澄田智総裁の下で副総裁に就任。澄田が元大蔵省事務次官で、天下り組ということもあって、この頃から日銀プロパーの三重野が、同行の実質的な最高実力者として長らく同行の金融政策決定に絶大な影響力を揮うことになった。


 澄田智氏は日銀総裁を退任した後、仏投資銀行ラザール・フレール顧問に就任です。この投資銀行のために働いた売国奴だったと推測されます。この人の後を継いで総裁になったのが三重野氏。三重野氏はソロモン・ブラザーズのために働いた人なのでしょう。ソロモンへ天下ってませんが、あまりに露骨過ぎて出来なかったのではないかと思いますが。

 それから、バブルを崩壊させたのは日銀だけではありませんでした。総量規制を行った大蔵省もでした。株価のバブル破裂後の平成2年4月、大蔵省は、金利上昇と株価下落で、十分地価は抑制されていたのに、さまざまな地価抑制策を実行しました。

 ちょうど今、日銀が円を刷らずむしろ減らしてデフレ円高経済にして、財務省が海外支援三昧と消費税増税を図っているという、日銀と財務省が手に手を取って日本国民からお金を吸い取って、大企業に集約し外資様へご奉仕しようとしていることとかぶりますね。これも日本人を殺しての外資様にご奉仕で、過去からずーっと続けられていることのようですね。
http://fujifujinovember.cocolog-nifty.com/blog/2012/04/post-8ccc.html

日銀の白川総裁は、戦後初、日銀の個人筆頭出資者であるロスチャイルド財閥がつくった国際決済銀行(BIS)理事会の副理事長になりました。 BIS理事会の副理事長のポストは、そのために与えられたに違いありません。

このままデフレ政策を続けることを許したら、「ゆうちょ銀行」は160兆円の赤字国債という不良債権を抱え、年金の運用は破綻し、それどころか日本政府そのものが日銀のものになってしまうかも知れないのです。 確実なことは、
「日銀は日本のために創られたのではなく、世界支配層のために創られた」
ということです。
http://www.asyura2.com/12/hasan78/msg/695.html


日本の金融業界に「核爆弾」を落とし、山一を倒産させ、金融業界のGHQとして日本上陸を行って来たロスチャイルドのゴールドマンサックスに、顧問として就任したのが、前日銀総裁の福井俊彦だった事をご存知でしょうか。

侵略者の「水先案内人」が、日銀総裁になるような日本の国に未来はあるのでしょうか。

超高金利で日本のバブルを崩壊させ、15年以上に渡る大不況を作り出した、元日銀総裁・澄田智は、フランス政府と、ロスチャイルドから全額資金を与えられ、フランスのスパイ養成大学を卒業していたと言われています。

澄田は日銀総裁退任後、「日本を大不況に追い込んだ功績をタタエラレ」、ロスチャイルドの銀行の特別顧問に「天下り」しているんです。

そして前日銀総裁・福井は、2005年、フランスの「国益に貢献した人物に与えられる」レジオン・ドヌール勲章を受けました。

もちろん、日本からは国民栄誉賞も、勲何等も受けていない。

倒産したリーマン・ブラザース、さらにはゴールドマンサックスのような投資銀行の時代は、間もなく終わるでしょう。

長距離ミサイルにより敵陣の軍事的要地を叩いた後には、膨大な数の艦隊が近海に駐留し、艦砲射撃を開始する。その後、上陸作戦が展開されるというのが、戦いの定石です。

投資銀行という長距離ミサイルの攻撃が終わった今、次の軍事行動が準備され始めていると考えるべきでしょう。

かつて福井がゴールドマンサックスの「社員」であった当時、福井の執務室には、年中、ヘンリー・キッシンジャーが出入りしていたらしい。
http://cosmo-world.seesaa.net/article/117981152.html

http://www.asyura2.com/17/hasan121/msg/656.html#c1

[リバイバル3] 名古屋 名曲喫茶フィガロ と ジャズ喫茶 Days 中川隆
19. 中川隆[-7676] koaQ7Jey 2017年5月15日 20:18:36 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

VITAVOX,DU−120


VITAVOX(ヴァイタボックス)は戦前からある有名なスピーカーでロンドンウェスタン直系のスピーカーメーカーと聞いている。

シアター用が専門ですが家庭用にも素晴らしいシステムも出していました、

特に有名なのはVITAVOX191コーナーホーンとバイトンメィジャーがあります。

191コーナーホーンはタンノイのオートグラフと二分するぐらい素晴らしいのが特徴で、家具の調度品にはピッタリ当てはまるデザインでもあります。

昔私がエレクトロボイスの3Wayでオーディオを楽しんだ時に京都のジャズ喫茶「ヤマトヤ」にこの191コーナーホーンが鎮座してあった、

音は芳醇な響きで非常に奥ゆかしく鳴っていたのを記憶しています。

この音を初めて聴いた時「オーディオは聴かせてくれる音」これこそ自分が求めていた音だったのかも知れません、

その夢は30数年経っても忘れられないぐらい私に強烈なインパクトを与えてた、
VITAVOXと聞くだけで私にとっては未体験な音に感じる不思議と謎の多いスピーカーである。

今回ご紹介するDU−120はVITAVOXではコアキシャルスピーカーユニットで、このタイプ以外にDU−121もあるが、こちらはフェライトのマグネットの 2本しか発売されなかった、

VITAVOX DU-121の仕様 ヴァイタボックス
http://audio-heritage.jp/VITAVOX/speaker/du-121.html

VITAVOX 製品一覧 ヴァイタボックス
http://audio-heritage.jp/VITAVOX/index.html

このスピーカーの詳細を少しご説明します。

ユニットは多分1950年の後半から1960年の前半に発売されたもので、マグネットは大型のアルニコマグネットを搭載、ツィーターは特殊なポリエステルフィルムの振動板になっておりツィーターの音だし部分はアルミのパンチングで保護されている。

クロスオーバーは2000HZで低域側をカットせずにそのままスルーになっている、

ネットワークはコンデンサー 1本だけで高域のみのカットになっています。

この時代の同軸はネットワークを使用せずにコンデンサーのみでのカットが結構ありましたが、私に言わせればケチな方法と思う、本格的に使うならネットワークもアッティネーターも必要ではないだろうか、

その点タンノイのユニットは高いだけあってしっかりしているが、あのネットワークを収容してあるケースがプラモデルのイメージと重なるので少しマイナスだ、

 ヴァイタボックス12インチのコアキシャルスピーカーでフレームをよ〜く見ますとタンノイのモニターレッドによく似ています。

マグネットは強力なアルニコマグネット

 スピーカーユニットの中心にツィーターが飛び出している。
ツィーターの振動板はポリエステルフィルムで珍しい振動板でもある。


出てきた音は実に渋い音である。


グッドマンスピーカーとの比較

 同じ英国の伝統あるスピーカーなのに音の傾向はずいぶんと違う、

グッドマンはどちらかと言えばふくよかさが前面に出ていたが
このヴァイタボックスはより古典的なドライな音色を持っているが
ボックスの材質も違えば容積も違うから「これがヴァイタの音だ!」とは断言できない、

クレデンザ、HMV、ウェスタンと発展してきた音響技術の延長線上にあるような大変地味な音で、かの有名な191コーナーホーンの音に似た奥ゆかしく暗い響きを伴っている、

大橋氏が日記に書かれた「石作りの教会で聴く音」と表現されていますが的を得た答えだと思う、
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-012.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/659.html#c19

[リバイバル3] ブリティッシュ・サウンドとは何か? _ 安物スピーカー スペンドール BCII から奇跡の音が… 中川隆
23. 中川隆[-7675] koaQ7Jey 2017年5月15日 20:23:28 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]


キット屋コラム「私のオーディオ人生」

 オーディオの音に関してはあくまで個人の主観になります。

過去の名器でもひどい音の出し方を聴けばそれがそのスピーカーの能力と判断してしまえば大変残念なことになります。

セッティングもデタラメでボックスも簡易型でアンプなら何でも良いではスピーカーが惨めになるだけで、この辺を弁えないと違った評価になってしまう、

今まで色んなマニアの能書きを聞かされて耳にタコが出来たが、よ〜く話を聞いていくと単なる個人の主義主張にしかならない、

世のオーディオマニアは能書きは一流、音は三流になっているのが多い、

オーディオの世界は不思議なもので20年30年経っても良い音がでなければ死ぬまで出ないと思う、

良い音を出そうと思ったら耳より性格を治す事と言いたい、

 又スピーカーに限らずオーディオもそうだが他人まかせの評価を鵜呑みにせずにじっくり聴きこんで決めないと必ず後悔する。
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-012.html


マニアの音の共通点とサウンド
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-009.html

オーディオシステムの音を過去から現代まで沢山のマニアの音を聴かせて頂きましたが一つの共通点が見えくる、

その共通点とはオーディオを長くやっている人ほど音はけして高音質、大音量ではなく音楽を聴かせる音になっている。

しかも真空管を採用したデバィスがほとんどで、半導体アンプや今流行のデジアンプで鳴らした音は良かったことは一度もない、

「電気臭い音の代表」の半導体アンプは音が平板になりスピーカーの回りでしか音が鳴らない、


音に関して熟成したマニアの音は低域も高域も欲張らずバランスの取れたサウンドを聴かせてくれます。

家庭の部屋でコンサートホールと同一の音などは再現することは不可能に近いが真空管アンプを使用すると不思議とコンサートホールの雰囲気感が出てくる、

例えを上げますとかの有名なウェスタンエレクトリックのサウンドは現代から見れば特性は悪いはずですが、真空管アンプで鳴らすと音楽を心地よくリラックスして雰囲気感を大切に聴かせてくれる響きを持っている。

確かに(生の音)とは違う音ですが独特なサウンドで中域に密度がありコクのあるサウンド、現代の上も下も伸ばした中域の薄い貧弱なスピーカーとは方向性が違う、

名器と名の付くスピーカーは「音楽を美味しく聴かせてくれる」楽器の要素が秘められている、

英国のヴィンテージスピーカーもウェスタンに共通した部分が多少感じ取れる。

オーディオを追求して行くと最終的にはクレデンザ、HMVなどの蓄音機などの電気臭くない音を意識するのではないだろうか
(この部分に賛同する方も異論のある方もいると思いますが長い期間オーディオを追求して行くと私の言っている事が理解できると思う、)

オーディオの再出発はスピーカーありき

オーディオを再出発するにあたって一番悩ますのはスピーカーです。
スピーカーの選定でその人の聴くソースのオーディオ人生は決まるような気がする。

1970年代に使用していたスピーカーはエレクトロボイスのユニットを使っていましたが再度同じスピーカーはほしいと言う気が湧きません。(もうコリゴリ)


GOODMANと瀬川冬樹氏

GOODMANの名前をご存知のマニアは昔からオーディオと共に歩んで来られたと人と思われる。私が高校生の頃ある雑誌に瀬川冬樹氏の書いたレポートにこのような文章が書かれたのを今も記憶している。瀬川氏は

「GOODMANを代表する海外のスピーカーは国産と違って音楽性がある」

「海外のスピーカーは一日の長がある」

このようなレポートを読んだとき音楽性?一日の長?

この文章は到底理解できずこの意味は謎であったが最近になってこの意味がわかってきた、

この時代名古屋の納屋橋にヤマハビルの中にオーディオ売り場があり此処で海外の最新のシステムを見ることが出来た。

今も鮮明に覚えているのはGOODMAN AXIOM−80、301、ワーフデールスーパー12RS/DDだ、

特にマランツ#7は雑誌の写真でしかお目にかかったことのない超高級品も展示してあった、このアンプはデザインも素晴らしく音質も第一級の芸術的なアンプで何時かは手に入れたいと夢でも思ったが価格は当時で15万円はした記憶がある。

オーディオマニアなら誰でも手元に置きたい芸術的な逸品ですが、
この#7が発売されたのは1958年もう50年前になります。

展示コーナーの片隅にシュリロ貿易が扱っていたGOODMANのカタログがあり、日本ではスピーカーユニットと言えばパイオニアPAX−20A、コーラル8CX−7、松下8PW1の20cmクラスがマニアの自作の対象であったが、

このGOODMANのAXIOM−80を見た瞬間一度は使いたいユニットの一つでもあった、

真っ赤なアルニコマグネットが印象的でお粗末なフェライトマグネットを採用した現代のスピーカーとは違う、

瀬川冬樹氏こそGOODMAN AXIOM−80とマランツ#7を45アンプで鳴らされてこよなく愛された方でその魅力にハマッた一人ではないだろうか、


GOODMANスピーカー

スピーカーの購入で夢にまで見たGOODMANスピーカーが候補にあがった、

当時のパンフレットを見ますと

「GOODMANスピーカーは音の世界をリードする!」

マニアの心をくすぐる歌い文句だが、今の時代果たしてGOODMANスピーカーは手に入るのだろうか、

1970年代でもまずはお目にかかることは無く音を聴くどころか持っている人も少ない、ヴィンテージショップですら見かけない、

仮にあったとしてもGOODMAN=AXIOM−80、AXIOM−301ぐらいでその他のスピーカーは巷ではまず見かけない

AXIOM−301は一度マニア宅で聴いたことがあるが、鳴らし方が悪いのか、中域が粗く分解能が悪かったのを憶えている、
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-009.html


GOODMANユニット
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-010.html

前回のコラムでGOODMANスピーカーを写真でご紹介しましたが、
今回は中音ホーンのみボックスからユニットを外して再度写真でアップしました

 GOODMANの中音ホーンの写真です。

開口部分は200×400で奥行は480あります。このホーンはスロートが長いので低い周波数帯から使用できます。英国のホーンスピーカーはあまり見かけません。



左側はウーファーでAudiam60になります。

フレームを見ますと何となくタンノイのレッドによく似ています。
このスピーカーはグッドマンでも初期タイプのウーファーでこれとよく似ていますのは同じグッドマンのAXiom−150になります。

真ん中の写真はこのスピーカーのネットワークになります。

多少汚い配線ですが色々テストしたため雑になってしまいました、黄色の色の筒状になっているのはHOVLANDのMUSICAPコンデンサーで素材はフィルムになります。

右側の丸いユニットはツィーターで同じグッドマンのTrebax100になります。


ヴィンテージスピーカーは現代のスピーカーと違ってエッヂがフィックスドエッヂを採用してあるため重低音は望めないので、エンクロージャーは出来るだけ大型にして低域を豊かにする。

ヴィンテージスピーカーを上手く鳴らすには箱の容積を大きくしないと低域が弱くなってピラミッドバランスが崩れてしまう、

ヴィンテージスピーカーのほとんどはエッヂがフィックスドエッヂになっているので低域の振幅が少ないため低域が出にくい傾向がある、

それを補うためにはボックスの容積を大きくすれば豊かな低域が望めそうだ、
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-010.html


キット屋コラム「私のオーディオ人生」第12回 グッドマンスピーカーの音と英国ヴィンテージスピーカー
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-012.html

グッドマンを鳴らす真空管アンプ

 グッドマン3Wayを鳴らすには現代の半導体アンプでは鳴らない、
このようなヴィンテージスピーカーは真空管アンプで駆動するのがベストである。
このスピーカーに合わせて試作した出力管は、チェコで生産されていたKRのPX−25ナス管

 いよいよグッドマン3Wayシステムのユニットを実装しました、
ネットワークは予め製作しておきましたのでスピーカーシステムは完成、

グッドマンスピーカーの音

 グッドマンスピーカーとアンプを接続して少しづつ音量を上げてみる、
出てきた音は言葉では言い表わせない音である。
アメリカのスピーカーとはまったく違う音である、

一言で言うと地味な多少暗さを伴った響きで個性の強い音色でもある。
ホーンスピーカーなのにホーン臭さがなくアルテックのA5、A7とは明らかに音作りが違う、

この答えではグッドマンスピーカーは理解できない、
ここで比較対照できるスピーカーがなければ答えにならない、

 皆さんがお持ちのタンノイスピーカーと比較してみた、

比較対照は私の友人が愛用しているタンノイのオートグラフで内蔵ユニットはモニターシルバーである、

勿論部屋もアンプ違うから絶対的な評価ではないことを付けくわえさせていただきたい、

 タンノイのモニターシルバーの音は上質な木作りのコンサートホールの響きでゆったりとして雰囲気を大切にした音、

それに対してグッドマンは宮殿のホールで聴くエレガントな響きになる、

タンノイもグッドマンも同じヴィンテージスピーカーである以上は音の傾向として似たような色感だ、どちらも優劣を付けられないレアなスピーカーでもある。

タンノイもグッドマンも音の共通点は品位があり中域に厚みとコクをプラスした音になっている。(これが英国の伝統あるサウンドなのか?)

現代のタンノイスピーカーはこれに多少繊細感がプラスされ、上も下も伸ばした音になっているが人によっては中域がうすいと言う人もいる(この部分が日本人好みかも)

音のコクとか味は少なめな感じで料理で言えば薄味的な印象と感じとれるが、タンノイが好きなマニアなら気にもならない、
タンノイもグッドマンも同じ英国製ですから極端には音の方向性は違わない、
なぜだろう?

ヴィンテージマニアにこの点を指摘したら

「タンノイはグッドマンにOEMで作らせていたから似たような音」
「タンノイもグッドマンも同じである」

と言われる

「やっぱり」昔も今も同じなのか、そう考えると必死にタンノイを探さなくてもグッドマンでも十分ではないか、

 同じグッドマンでもAXIOM−80を聴いたことがあるが、多少高域が煌びやかになるぐらいで大きな差はないが、過去に聴いた記憶を紐解いてこちらの3Wayタイプと比較すると、中音ホーンの抜けの良さや緻密さではAXIOM−80とは異なる音色です。

 グッドマンはもう過去の古いスピーカーになってしまったが、今このスピーカーを聴くと現代のスピーカーとは見劣りは感じられないぐらい良いユニットなのだが、一般的には手に入りにくいのとユニットを実装して音楽を楽しむマニアが減少したのも原因ではなかろうか、

中古ショップに出ているグッドマンもあってもAXIOM−301か80ぐらいでその他のユニットはあまり見かけない、売れた本数が少なかったかも知れない、

VITAVOX,DU−120

VITAVOX(ヴァイタボックス)は戦前からある有名なスピーカーでロンドンウェスタン直系のスピーカーメーカーと聞いている。
シアター用が専門ですが家庭用にも素晴らしいシステムも出していました、
特に有名なのはVITAVOX191コーナーホーンとバイトンメィジャーがあります。

191コーナーホーンはタンノイのオートグラフと二分するぐらい素晴らしいのが特徴で、家具の調度品にはピッタリ当てはまるデザインでもあります。

昔私がエレクトロボイスの3Wayでオーディオを楽しんだ時に京都のジャズ喫茶「ヤマトヤ」にこの191コーナーホーンが鎮座してあった、
音は芳醇な響きで非常に奥ゆかしく鳴っていたのを記憶しています。

この音を初めて聴いた時「オーディオは聴かせてくれる音」これこそ自分が求めていた音だったのかも知れません、

その夢は30数年経っても忘れられないぐらい私に強烈なインパクトを与えてた、
VITAVOXと聞くだけで私にとっては未体験な音に感じる不思議と謎の多いスピーカーである。

今回ご紹介するDU−120はVITAVOXではコアキシャルスピーカーユニットで、このタイプ以外にDU−121もあるが、こちらはフェライトのマグネットの 2本しか発売されなかった、

VITAVOX DU-121の仕様 ヴァイタボックス
http://audio-heritage.jp/VITAVOX/speaker/du-121.html

VITAVOX 製品一覧 ヴァイタボックス
http://audio-heritage.jp/VITAVOX/index.html

このスピーカーの詳細を少しご説明します。

ユニットは多分1950年の後半から1960年の前半に発売されたもので、マグネットは大型のアルニコマグネットを搭載、ツィーターは特殊なポリエステルフィルムの振動板になっておりツィーターの音だし部分はアルミのパンチングで保護されている。

クロスオーバーは2000HZで低域側をカットせずにそのままスルーになっている、

ネットワークはコンデンサー 1本だけで高域のみのカットになっています。
この時代の同軸はネットワークを使用せずにコンデンサーのみでのカットが結構ありましたが、私に言わせればケチな方法と思う、本格的に使うならネットワークもアッティネーターも必要ではないだろうか、

その点タンノイのユニットは高いだけあってしっかりしているが、あのネットワークを収容してあるケースがプラモデルのイメージと重なるので少しマイナスだ、

 ヴァイタボックス12インチのコアキシャルスピーカーでフレームをよ〜く見ますとタンノイのモニターレッドによく似ています。

マグネットは強力なアルニコマグネット

 スピーカーユニットの中心にツィーターが飛び出している。
ツィーターの振動板はポリエステルフィルムで珍しい振動板でもある。


 マグネットカバーにVITAVOX−DU120のシールが貼ってある。
スピーカーからの引出し線は私が一部改造した部分です。


ヴァイタボックスの音

 グッドマンのウーファーを外してこのユニットを実装しての試聴になりました、

出てきた音は「何んだ!こりゃ〜」
こんなスピーカーの音は今まで聴いたことがない!
ひどいのも限度がある、

低音がまるでなく中高音はカミソリを振り回したような鋭い響きで音楽を聴くには耐えないスピーカーではないか、

これがVITAVOXの音なのか!今回の購入は大失敗かも?


言葉が出ない絶句である。

昔はエレボイのスピーカーで苦汁を味わされて泣かされた経験が蘇ってきた、
このスピーカーこそ名器ではなく迷器であるが、考えようによっては良いスピーカーこそテクニックと苦労が必要ではないだろうか、上手く鳴らせば感動ものであるが今の時点では落胆の言葉がぴったりだ、

DU−120の改造

 このスピーカーを宿らせるにはこのままの状態では不可能のなで大手術が必要だ、病院に行ってユニットに点滴を打てば治る問題ではない、手術をすればきっと当時の音が必ず宿るはずの気持ちで早速改造に取り組んだ、

改造はこれに合わせたネットワークを自作するのとボックスを新たに特注で作ってもらう事、吸音材の量を調整しながら耳で確認する方法しかない、
ボックスはグッドマンは米松合板を使用していたから、今回はフィンランドバーチで作っていただくことに決定した、

改造後のVITAVOX.DU−120

 ボックスが完成してユニットを取り付けて音だしで固唾を飲んでヴァイタの音を待った、

出てきた音は最初に聴いた音とは似ても似つかない実に渋い音である。

この時代のスピーカーの開発者は多分この世にはいないと思う、
このスピーカーの本当の音などは私にもわからない、
知っているのはスピーカーの開発者と当時携わった方だけだと思う、

何十年も前のスピーカーに使用してあるカットオフ用のオイルコンデンサーははっきり言って塵である、オイルコンデンサーが当時の状態を維持しているはずはない、

こんな塵コンデンサーでもオリジナル崇拝者は使っていると聞く、
はっきり言って良い音を出す以前の問題では・・・・

これはアンプにも言える、

私に言わせればビンテージアンプもそうですが今の時代からすればパーツはすべて当時の状態ではないのにマニアはオリジナルを尊重している、
これは一種の宗教のようなもので不思議なマニアが沢山いる、


グッドマンスピーカーとの比較

 同じ英国の伝統あるスピーカーなのに音の傾向はずいぶんと違う、

グッドマンはどちらかと言えばふくよかさが前面に出ていたが
このヴァイタボックスはより古典的なドライな音色を持っているが
ボックスの材質も違えば容積も違うから「これがヴァイタの音だ!」とは断言できない、

クレデンザ、HMV、ウェスタンと発展してきた音響技術の延長線上にあるような大変地味な音で、かの有名な191コーナーホーンの音に似た奥ゆかしく暗い響きを伴っている、

大橋氏が日記に書かれた「石作りの教会で聴く音」と表現されていますが的を得た答えだと思う、
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-012.html



http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/690.html#c23

[リバイバル3] ブリティッシュ・サウンドとは何か? _ 安物スピーカー スペンドール BCII から奇跡の音が… 中川隆
24. 中川隆[-7674] koaQ7Jey 2017年5月15日 20:28:49 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

キット屋コラム「私のオーディオ人生」 by Y下

GOODMANS AXIOM−80を鳴らす。
http://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-035.html

 このコラムももう35回目になりました、35回の節目としてマニアの間では究極のユニットとか伝説のユニットと云われているGOODMANS社のAXIOM−80フルレンジスピーカーを取り上げます。

 今回ご紹介するユニットはレプリカではなく1950年製の最初期オリジナルユニットになります。

巷ではAXIOM−80はマニアを引き付ける麻薬的なサウンドで魅力的な音だとかこのスピーカーで聴く弦楽器の再生はこれ以上ない!とか云われ一度このスピーカーの虜になるとタンノイ、アルテック、JBL等では味わうことの出来ないスピーカーと云われていますが果たしてどれ程のユニットなのか実験を行いながら試聴しましたので興味がおありの方は最後までお付き合いください。


http://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/img/img35_01.jpg

1950年前後の超レアなユニット、状態も大変よくコーン紙の補修もありません。

AXIOM−80


 AXIOM−80をネットで検索しますと色々な方が評価していますからあえて私が詳しく述べる必要はないのとAXIOM−80に関して自分はそれ程詳しくはありませんが使われた方のコメントを読みますとAXIOM−80は大変気難しく簡単には鳴らないと云われている、

 私のコラムでも以前に書きましたが故瀬川冬樹氏がこのユニットを使っていたと紹介しましたが

このユニットはオリジナルと復刻(レプリカ)があり

その今はないヒノオーディオでヒノ製のボックスに入ったレプリカのAXIM−80を聴いたことがあります。

その時の印象として大変指向性が強よくて高域は耳に付くきつい音でこれが噂のAXIOM−80の音かとがっかりした覚えがある。

 皆さんもAXIOM−80を聴かれた方はオーディオショップがほとんどと思われますがショップの場合は適当にセッティングして展示してあるアンプを繋いでの音出しがほとんどですから本来の実力は見えてこないのとこのような簡易的な鳴らし方ではAXIOM−80が可哀そうに思える。

ショップで鳴らすAXIOM−80は魅力が乏しく他のスピーカーのが良く聴こえて来る。

残念ながら適当に接続してセッティングしたAXIOM80は本来の音とは程遠いサウンドでこれがAXIOM−80の実力かと思われるとこのユニットは哀れである。

AXIOM−80のオリジナルBOXは存在しない!


 色んな方のAXIOM−80のコラムを読みますとAXIOM−80をオリジナルボックスに入れて楽しんでいる方が沢山いますが、GOODMANS社はユニットを装着したオリジナルボックスは存在しません。

当時GOODMANSはシュロリ貿易が輸入元でこのユニットをヤマハがGOODMANS社からライセンスを受けて製作されたと聞いています。

 ヤマハボックスはAXIOM−80の図面を元に後面がコーナーになっていて前面にARUを取り付けて販売されていた、

時々写真で見るオリジナルボックスはすべてヤマハが製作したものですがこのボックスは評判が悪く本来のAXIOM−80の良さが出ないボックスと云われている、


もう一度はっきり云わせて頂くと

AXIOM−80のオリジナルボックスは存在しません。

仮にオリジナルと称して本国からユニットを装着した物が入荷したのであれば英国の箱屋が作ってユニットを入れたものと思われる。

 タンノイの様なオリジナルボックス付きの場合100%失敗はしないがグッドマンズ社の場合はユニットだけの販売では一部マニアでしか使えない欠点がある。

 私が高校生の頃名古屋の納屋橋にありましたヤマハビルのオーディオ売り場にこのAXIOM80がヤマハボックスに収納されて展示してあったのを覚えています。

またシュロリ貿易が出していたGOODMANSの総合カタログがありこれを目に通すと一風変わったユニットが載っていました、これが現代でも幻の名器と云われるAXIOM80で真っ赤なマグネットを装備した見た目にも高級感があったのを覚えています。

当時の販売価格は1本26,000円ぐらいだったと記憶しています。またこのユニットを装着したヤマハボックスに入れたのを聴いていますが当時の耳のレベルでは凄いとは思わなかったが国産品しか知らない私でしたから外国製と云うことで魅力はありました。


http://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/img/img35_02.jpg

センターのサブコーンは薄いベークライトのような素材を使ってあるのが本来のオリジナルになります。

AXIOM−80のレプリカ


 オリジナルとレプリカ、確か真空管の名器でマッキントッシュのC−22、マランツ#7もレプリカがありましたね、良質なオリジナルが無い為やむを得ずレプリカを購入された方が沢山いますが、ルックスは同じでも音質的にオリジナルとは似ても似つかない音ですがこれは仕方がないかも知れません。

 AXIOM−80もオリジナルとレプリカタイプが存在しますが、今の時代良質なオリジナルを手に入れることは至難の業かも、

ヤフオクで時々AXIOM−80が出品されていますが、ユニット単体で30〜40万ぐらいで落札されているのを見ますといかにこのユニットの人気があるのか伺えます。

良質なオリジナルが手に入らなければレプリカになりますがこのレプリカも曲者で、外観はAXIOM−80と同じ作りですが音質的にはまったく違います。

またオリジナルの場合も初期型、後期型が存在する事がわかりました、

私が所有していますAXIOM−80は1950年代の初めのユニットですから完全な初期型になります。

AXIOM−80の使いこなし


 今までステントリアン、ワーフェデール、グッドマン、パイオニア、コーラル、ヴァイタボックスなどのフルレンジユニットを使ってきましたが、スピーカー遊びはフルレンジが一番面白いのとボックスに入れれば即鳴るのが魅力でしたが、フルレンジ程上手く鳴らせないユニットはありません。

オーディオはフルレンジ派もいればマルチ派もいます。あるマニアが云っていた事ですがマルチを追求して鳴らしている時に俺は音を聴いているのか楽を聴いているのか自己不信に落ちいって最終的にフルレンジに戻したと云っていましたが、確かに3Way、4Wayの大型ホーンを使ったスピーカーの音を聴いていますと歪感の少ない良い音に聴こえますがじっくり聴きますと音の定位がバラバラで一つにならないのと楽器や人の声を聴きますと音像が大くなり不自然感は拭えません。

音楽を楽しむと考えたらフルレンジ型やコアキシャルスピーカーが自然体で音楽が楽しめる。どちらも一長一短があるからオーディオは面白いのではないだろうか、


 早速ですが私なりにAXIOM−80の使いこなしになりますが、良いスピーカーほど簡単には鳴らない、特にこのユニットは箱を選びアンプを選ぶ傾向があるのがわかった、

ヤマハが販売したGOODMANSの指定箱では正直低域の量感が乏しくバランスがすべて上に行ってしまい高域がきつく疲れる傾向の音になってしまう、

 また解決策として低域の量感を増やす為ウーファを追加して2Wayでやられている方がいますが、理論的には正しいのですがウーファとAXIOM−80の繋がりに問題があるはずです。

AXIOM−80はフルレンジですからこのユニットを低域のみカットして使えば何処かの部分でディップが生じるのと音色が同じでない為不自然になってしまう、

では同じGOODMANSのユニットを低域で使用すれば解決するのかと云えばこれは難しくカット&トライで挑戦するしかない、GOODMANSでもAXIOM−80は特別な音色を持ち合わせていますから音色は一致しない、

 今回は私の所有しているタンノイGRFタイプのボックスにこのユニットを実装して試聴しました、このボックスの容積は約250?、ボックスの材質はフィンランドパーチで板厚は19mmでバスレフタイプなります。

他の方が書かれたブログを読みますと

AXIOM−80はバスレフ、バックロードではスピード感がなく付帯音がくっ付いて鳴らない

と書いてありましたがそれは本当なのか実証してみたいと思いますが、その辺はカット&トライでやって見たいと考えています。


http://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/img/img35_03.jpg


マグネットは17000ガウスもある強力マグネットで現代のスピーカーでは考えられない強力なアルニコマグネットを採用しているのは脅威でもある。

AXIOM−80音出し


 早速このユニットを実装しての音出しですが、取りあえずユニットのみ裸の状態で音出ししてみました、

最初に出てきた音はどこにでもある特別な音ではなかったがこれをボックスに実装したらどんな音になるのか胸がわくわくしてくるのがわかる。

世界の名器と云われたユニットが果たしてどんなサウンドを奏でてくれるのかスピーカーマニアならこの気持ちは理解していただけるのではないだろうか、折角鳴らす以上比較対照するものがなければ評価のしようがない、

ここで片側の左側はAXIOM80を装着し右側をVITAVOXのDU−120コアキシャルを取り付けての比較試聴なら私の様な阿呆耳でもはっきりわかるはずだが未知の体験であるがため試聴には慎重にならないといい加減なレポートでは参考にならないとお叱りを受ける。

またこのAXIOM80は真空管アンプを選ぶらしいがWE−300Bを使えばきっと鳴るはずだが果たしてどうなのか、

早速であるが巷では最高の球と云われているWE−300Bシングルで試聴開始した、


試聴のシステム

プレーヤー ヤマハGT−1000
トンアーム GRACE G−565ロングアーム
カートリッジ オルトフォンSPU−GとSL−15E
昇圧トランス ゼンハイザー 1950年代のヴィンテージトランス

ブリアンプ マランツ#7

WE−300Bシングルアンプ、メトロアンプ

試聴レコードとCD ビバルディのバイオリンソナタその他


以上のシステムでの試聴になります。


全体で聴くAXIOM80は高域の透明感は見事なのだがいかんせん低域の量感が薄くバランスが上に持ち上げた音になる。

シングルアンプの場合はトランスの磁化の影響で低音が出にくいのかも
これは300Bアンプが悪いとは思えない、


 答えはこのスピーカーにはシングルアンプは合わないではないか、

250リッターのボックスを使っても低域不足は不満が残るが、中高域の音色はロンドンウェスタン系の特徴のある個性のある音で巷ではこのスピーカーの虜になるのがわかる。

音色を一言で云うならセピアカラーの音とHMVの蓄音器に近い一種独特のサウンドと云える。

特にバイオリン、ピアノの響きと音色は特筆すべき良さが感じ取れる。

ケフェレックのバッハのピアノ曲はスピード感のある付帯音の付かない切れ味の鋭い日本刀のようなサウンドだが長い時間聴いていると低域不足の不満が見え隠れしてくる。


 次にVAITAVOXのDU−120に切り換えると、中高域はほとんど同じ音質と音色だが低域から中低域にかけてAXIOM80では出なかったふくよかさが出て品位の高さで差が出た、

低域の量感は25pユニットでは難しいかも知れないが、AXIOM80はVAITAVOXに劣らず品位の高い音でタンノイ、アルテックでは味合う事のできないマニアを虜にするサウンドだが、大編成のオーケストラの場合は口径が小さい分無理の様な気がするがジャズトリオをかけるとあのクソ喧しい一般的なジャズサウンドとは違うしっとりとしたコクのあるサウンドに変身する、

ジャズもボーカルもグッドだが低域がもう少し出れば文句なしだ、

またバッハなどの室内楽、器楽曲を聴くとこれ以上望む必要がないぐらい味のあるサウンドになる。


サブバッフルを取り付けての試聴


メトロアンプで鳴らすAXIOM80


 WE−300Bシングルアンプで鳴らしたAXIOM80だが、このユニットを使っている方は良質のアンプを繋いで鳴らされていると思うが、プッシュプルアンプを使うとどんな音になるのか、早速アンプを交換して再度試聴を試みた、

 このメトロアンプは前回のコラムで紹介したトランスは

米国製のシカゴ・スタンダード(スタンコア)トランス
http://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-034.html


を使った自分では最高のアンプと思っているが、AXIOM80はアンプを選びトランスまでも選ぶスピーカーでこんな気難しいユニットは聞いた事が無い、今回は出力管はGECのKT−66に交換しての試聴になる。

接続後最初に出てきた音はWE−300Bでは出なかった低域の量感が豊かになり中高域は刺激のない味のあるサウンドでピラミッドバランスに変身したのは驚きであった、

やはりこのユニットはシングルアンプでは簡単には鳴らないことを痛切に感じた、


多分このサウンドこそ本来のAXIOM80のサウンドかも知れない、

AXIOM80はダブルコーンのため高域がきつくなるのが当たり前ですがこのメトロアンプではトランスの影響で長時間聴いていてもまったくきつくならずに疲れない、

その後VAITAVOXに切り換えて試聴したが、好みとしてはVAITAVOXのが自分には合うように思えるのとVAITAVOXのDU−120は日本には10セットぐらいしか入って来なかったスピーカーですからある意味AXIOM80より貴重に感じる。

 最後に色々切り換えて試聴したがどちらがVAITAかAXIOM80かわからなくなってきた、どちらも特徴のあるロンドンウェスタン系のサウンドでよく似た音には間違いない、


 最後にAXIOM80を上手く鳴らすには

容積の大きなボックスで

材質はフィンランドパーチ、米松合板辺りを使い

吸音材を調整しながらバスレフでの使用がベスト、


またアンプはプッシュブルが適合で出力トランスは有名なトライアッド、ウェスタン、シカゴ、スタンコア辺りを使用すれば本来のAXIOM80の良さが出てくるような気がしますが

国産のトランスを使ったマニアが作った自作のアンプではまずは簡単にならないことをご報告しよう、

名ばかりの国産のトランスではAXIOM80の良さを十分に引き出すのは難しいのと世界の名器に対して失礼である。

あとがき


 今回はAXIOM80を取り上げての試聴でしたが私個人に云わせると巷で云う名器とは思わないのと、このユニットは価格がべらぼうに高くなってしまったがそれだけの価値は無いと思うがAXIOM80に恋こがれた方なら価格の問題ではない、

AXIOM80もそうだが長年英国スピーカー遊びをしてきた私ですから特別凄いとは感じなかったが一般的に見ればこのユニットも名器の一つかも、
http://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-035.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/690.html#c24

[リバイバル3] 名古屋 名曲喫茶フィガロ と ジャズ喫茶 Days 中川隆
20. 中川隆[-7674] koaQ7Jey 2017年5月15日 21:19:45 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

キット屋コラム「私のオーディオ人生」 by Y下

GOODMANS AXIOM−80 と VITAVOX DU−120 コアキシャルの比較試聴
http://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-035.html


マニアの間では究極のユニットとか伝説のユニットと云われている GOODMANS社のAXIOM−80フルレンジスピーカーを取り上げます。

今回は私の所有しているタンノイGRFタイプのボックスにこのユニットを実装して試聴しました、このボックスの容積は約250?、ボックスの材質はフィンランドパーチで板厚は19mmでバスレフタイプなります。

世界の名器と云われたユニットが果たしてどんなサウンドを奏でてくれるのかスピーカーマニアならこの気持ちは理解していただけるのではないだろうか、折角鳴らす以上比較対照するものがなければ評価のしようがない、


ここで片側の左側はAXIOM80を装着し、右側をVITAVOXのDU−120コアキシャルを取り付けて比較試聴しました。


 今回ご紹介するAXIOM80 ユニットはレプリカではなく1950年製の最初期オリジナルユニットになります。

巷ではAXIOM−80はマニアを引き付ける麻薬的なサウンドで魅力的な音だとかこのスピーカーで聴く弦楽器の再生はこれ以上ない!とか云われ一度このスピーカーの虜になるとタンノイ、アルテック、JBL等では味わうことの出来ないスピーカーと云われていますが果たしてどれ程のユニットなのか実験を行いながら試聴しました

マグネットは17000ガウスもある強力マグネットで現代のスピーカーでは考えられない強力なアルニコマグネットを採用しているのは脅威でもある。

AXIOM−80もオリジナルとレプリカタイプが存在しますが、今の時代良質なオリジナルを手に入れることは至難の業かも、

ヤフオクで時々AXIOM−80が出品されていますが、ユニット単体で30〜40万ぐらいで落札されているのを見ますといかにこのユニットの人気があるのか伺えます。

良質なオリジナルが手に入らなければレプリカになりますがこのレプリカも曲者で、外観はAXIOM−80と同じ作りですが音質的にはまったく違います。

またオリジナルの場合も初期型、後期型が存在する事がわかりました、

私が所有していますAXIOM−80は1950年代の初めのユニットですから完全な初期型になります。

今までステントリアン、ワーフェデール、グッドマン、パイオニア、コーラル、ヴァイタボックスなどのフルレンジユニットを使ってきましたが、スピーカー遊びはフルレンジが一番面白いのとボックスに入れれば即鳴るのが魅力でしたが、フルレンジ程上手く鳴らせないユニットはありません。

オーディオはフルレンジ派もいればマルチ派もいます。あるマニアが云っていた事ですがマルチを追求して鳴らしている時に俺は音を聴いているのか楽を聴いているのか自己不信に落ちいって最終的にフルレンジに戻したと云っていましたが、確かに3Way、4Wayの大型ホーンを使ったスピーカーの音を聴いていますと歪感の少ない良い音に聴こえますがじっくり聴きますと音の定位がバラバラで一つにならないのと楽器や人の声を聴きますと音像が大くなり不自然感は拭えません。

音楽を楽しむと考えたらフルレンジ型やコアキシャルスピーカーが自然体で音楽が楽しめる。どちらも一長一短があるからオーディオは面白いのではないだろうか、


 早速ですが私なりにAXIOM−80の使いこなしになりますが、良いスピーカーほど簡単には鳴らない、特にこのユニットは箱を選びアンプを選ぶ傾向があるのがわかった、


試聴のシステム

プレーヤー ヤマハGT−1000
トンアーム GRACE G−565ロングアーム
カートリッジ オルトフォンSPU−GとSL−15E
昇圧トランス ゼンハイザー 1950年代のヴィンテージトランス

ブリアンプ マランツ#7

WE−300Bシングルアンプ、メトロアンプ

試聴レコードとCD ビバルディのバイオリンソナタその他


以上のシステムでの試聴になります。


全体で聴くAXIOM80は高域の透明感は見事なのだがいかんせん低域の量感が薄くバランスが上に持ち上げた音になる。

シングルアンプの場合はトランスの磁化の影響で低音が出にくいのかも
これは300Bアンプが悪いとは思えない、


 答えはこのスピーカーにはシングルアンプは合わないではないか、

250リッターのボックスを使っても低域不足は不満が残るが、中高域の音色はロンドンウェスタン系の特徴のある個性のある音で、巷ではこのスピーカーの虜になるのがわかる。

音色を一言で云うならセピアカラーの音とHMVの蓄音器に近い一種独特のサウンドと云える。

特にバイオリン、ピアノの響きと音色は特筆すべき良さが感じ取れる。

ケフェレックのバッハのピアノ曲はスピード感のある付帯音の付かない切れ味の鋭い日本刀のようなサウンドだが、長い時間聴いていると低域不足の不満が見え隠れしてくる。


 次に VAITAVOX の DU−120 に切り換えると、中高域はほとんど同じ音質と音色だが低域から中低域にかけてAXIOM80では出なかったふくよかさが出て品位の高さで差が出た、

低域の量感は25pユニットでは難しいかも知れないが、AXIOM80 は VAITAVOX に劣らず品位の高い音でタンノイ、アルテックでは味合う事のできないマニアを虜にするサウンドだが、大編成のオーケストラの場合は口径が小さい分無理の様な気がするが、ジャズトリオをかけるとあのクソ喧しい一般的なジャズサウンドとは違うしっとりとしたコクのあるサウンドに変身する、

ジャズもボーカルもグッドだが低域がもう少し出れば文句なしだ、

またバッハなどの室内楽、器楽曲を聴くとこれ以上望む必要がないぐらい味のあるサウンドになる。


サブバッフルを取り付けての試聴


メトロアンプで鳴らすAXIOM80


 WE−300Bシングルアンプで鳴らしたAXIOM80だが、このユニットを使っている方は良質のアンプを繋いで鳴らされていると思うが、プッシュプルアンプを使うとどんな音になるのか、早速アンプを交換して再度試聴を試みた、

 このメトロアンプは前回のコラムで紹介したトランスは

米国製のシカゴ・スタンダード(スタンコア)トランス
http://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-034.html


を使った自分では最高のアンプと思っているが、AXIOM80はアンプを選びトランスまでも選ぶスピーカーでこんな気難しいユニットは聞いた事が無い、今回は出力管はGECのKT−66に交換しての試聴になる。

接続後最初に出てきた音はWE−300Bでは出なかった低域の量感が豊かになり中高域は刺激のない味のあるサウンドでピラミッドバランスに変身したのは驚きであった、

やはりこのユニットはシングルアンプでは簡単には鳴らないことを痛切に感じた、


多分このサウンドこそ本来のAXIOM80のサウンドかも知れない、

AXIOM80はダブルコーンのため高域がきつくなるのが当たり前ですが、このメトロアンプではトランスの影響で長時間聴いていてもまったくきつくならずに疲れない、

その後 VAITAVOX に切り換えて試聴したが、好みとしては VAITAVOX のが自分には合うように思えるのと、VAITAVOX の DU−120 は日本には10セットぐらいしか入って来なかったスピーカーですからある意味 AXIOM80 より貴重に感じる。

 最後に色々切り換えて試聴したがどちらが VAITA か AXIOM80 かわからなくなってきた、どちらも特徴のあるロンドンウェスタン系のサウンドでよく似た音には間違いない、


 最後にAXIOM80を上手く鳴らすには

容積の大きなボックスで

材質はフィンランドパーチ、米松合板辺りを使い

吸音材を調整しながらバスレフでの使用がベスト、


またアンプはプッシュブルが適合で出力トランスは有名なトライアッド、ウェスタン、シカゴ、スタンコア辺りを使用すれば本来の AXIOM80 の良さが出てくるような気がしますが

国産のトランスを使ったマニアが作った自作のアンプではまずは簡単に鳴らないことをご報告しよう、

名ばかりの国産のトランスでは AXIOM80 の良さを十分に引き出すのは難しいのと世界の名器に対して失礼である。

あとがき

 今回はAXIOM80を取り上げての試聴でしたが私個人に云わせると巷で云う名器とは思わないのと、このユニットは価格がべらぼうに高くなってしまったがそれだけの価値は無いと思うが、AXIOM80 に恋こがれた方なら価格の問題ではない、

AXIOM80もそうだが長年英国スピーカー遊びをしてきた私ですから特別凄いとは感じなかったが、一般的に見ればこのユニットも名器の一つかも、
http://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-035.html



http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/659.html#c20

[リバイバル3] ブリティッシュ・サウンドとは何か? _ 安物スピーカー スペンドール BCII から奇跡の音が… 中川隆
25. 中川隆[-7673] koaQ7Jey 2017年5月15日 21:29:11 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

京都 東山 ジャズ喫茶 YAMATOYA _ ヴァイタボックス
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/426.html


キット屋コラム「私のオーディオ人生」第2回


エレクトロボイスのSP−12は当初は不満などなかったのですが、オーディオ仲間から京都に有名なジャズ喫茶「ヤマトヤ」があってここの音を聴きに全国のジャズファンやオーディオマニアなどがこのジャズ喫茶を訪れているらしいと噂を耳にしました、このジャズ喫茶はかの有名な小説家で五木寛之氏がここのお店を題材にしているぐらいで、五木寛之氏もたびたび訪れていると・・・・

 そんな素晴らしいジャズのオーディオが聴けるのなら冷やかし半分でも聴きに行かなければ、自分自身に不満が残る。自分のシステムとの音の違いがどのように違うのかも確かめなければ納得はできない、

 全国からのジャズファンやオーディオマニアなどが聴きにくる音とはいったいどんな鳴らし方をしているのだろう、自分好みでなければノーと言えるのだが・・・


 初めて訪れた京都のジャズ喫茶「ヤマトヤ」の店内は薄暗い感じの場末の喫茶店のような店です。

ここの喫茶店のシステムを見た瞬間、凄いの一言です。

スピーカーシステムは人を驚かすようなバデではなく年輪を感じさせる地味なたたずまいが合うイメージのスピーカーシステムです。

 このスピーカーは今まで噂では聞いているのだが実際に実物を見たのがはじめてである、

そのスピーカーシステムは英国のヴァイタボックス社のクリプシュホーン、正式名は191コーナーホーンで左右に見事にバランス良く鎮座している。

 アンプ類はプリアンプがマッキントッシュのC−22、メインアンプはアムクロンのDC−300を使用、レコードは1950年代のジャズの名盤を主体にかけている。

 英国のヴァイタボックスの音はエレクトロボイスやアルテックとはまったく違う鳴り方だ、この音を言葉で表現するなら、

ホーンスピーカーの心地よい響きと陰影のある独特な音色で非常に地味だが、黒人が奏でるジャズの真髄を聴くような暗い影がただよう音だ、 

レンジ感はそう広くないのに、何かを訴えてくるような感じに聴こえる、 

 アメリカの大陸育ちのスピーカーとは異質で、音を色で例えるなら現代のスピーカーはフルカラーだがこのヴァイタボックスは古き良き時代のセピアカラーの写真のように哀愁に満ちた音である、生らしい音とは程遠いが聴かせる音とはこのような音なのだろう、

 このスピーカーを聴いたときに中音以上はホーンのが、コーンよりも優れているような気がしてくる、エレクトロボイスもダブルコーン一発ではなくホーン型を使った方のが、音抜けは違うのではないかと早くも夢が膨らんできた。
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-002.html



http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/690.html#c25

[リバイバル3] ブリティッシュ・サウンドとは何か? _ 安物スピーカー スペンドール BCII から奇跡の音が… 中川隆
26. 中川隆[-7672] koaQ7Jey 2017年5月15日 21:33:07 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

名古屋 ジャズ喫茶 Days _ ヴァイタボックス クリプッシュ 5ホーンシステム
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/660.html

第31回クリプッシュホーンが奏でるジャズ喫茶
http://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-031.html

 1970年代の頃は沢山のジャズ喫茶、名曲喫茶がありましたが今は時代の流れなのかマニアの方がもっと良いシステムと良い音で鳴らされているためなのかわかりませんがジャズ喫茶、名曲喫茶が少なくなってしまったのは寂しい限りであるが1970年代は沢山のジャズ喫茶、名曲喫茶があり此処でコーヒーを飲みながらじっくりと楽しんだ記憶があります。

 当時はオーディオマニアでも持てない高嶺の花であったジムラン、アルテックのホーンシステムで豪快なジャズサウンドを堪能していたはずだが今の時代は裕福になったのかマニアはもっと素晴らしいシステムでジャズやクラシックを楽しんでいるのかも?

 多くのジャズ喫茶のオーナーはジャズレコードに対しては豊富な知識を持ち合わせてはいるがオーディオに関しては無頓着でただシステムを置いてジャズを流している店が多く音に関しての向上心もない、

折角良いシステムを導入してお客様には良いジャズサウンドを心行くまで楽しんでもらうのはわかりますが 立派な装置=良い音 にはならないのがオーディオです。ジャズ喫茶を経営されているのであればオーディオマニア達が上手く鳴らされているサウンドを沢山聴いて自分の店にしかないオンリーワンの音をお客様に聴かせてほしい、

 以前のコラムでも書きましたがジャズ喫茶と云えば京都の「ヤマトヤ」が有名ですが此処で鳴らされているヴァイタボックス 191コーナーホーンはシットリ感のあるジャズサウンドではあるが音量が小さすぎるためジャズを体感したと云う満足感が少ないのが残念でもあるが大音量だとお客様同士の会話が出来ないのは仕方が無いかも・・・・・

 今回ご紹介する愛知県は名古屋市千種区にありますジャズ喫茶 Days はロンドンウェスタン直系のヴァイタボックスを使ったジャズサウンドでテレビや新聞、週刊誌に紹介されたアナログレコードで楽しむジャズ喫茶、

ここで奏でられるジャズサウンドは1950〜70年代の香りが漂ってくる大人のサウンドを堪能することが出来る。

コーナーに鎮座しているのがロンドンウェスタン直系のヴァイタボックスクリプッシュ 5ホーンシステム
http://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/31-002.jpg


Days のオーナーは依田氏で この方はいつもカウンターの中にいて一人静かにジャズを聴いていますが大変お話し好きですからジャズ談義、オーディオ談義などが楽しく会話が出来ます。

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サンバレーのアンプでVP−3000SE
http://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/31-004.jpg


サンバレー VP-3000SE 300Bのプッシュプルアンプ完成品 ¥161,714(税抜)

●使用真空管:6SN7GT-6SN7GT-300B(pp) 
●定格出力:22W+22W 
●周波数特性:10Hz〜90kHz 
●外形寸法:400W×220H×360Dmm 
●質量:23kg
https://www.phileweb.com/ec/index.php?p=17413
http://community.phileweb.com/mypage/entry/1313/20080127/
http://www.eonet.ne.jp/~jf3hwd-tabito/vp3000.html

現行品は
真空管オーディオ ザ・キット屋
http://www.kit-ya.jp/index.php?cPath=1_22


アナログプレーヤーはヤマハGT−2000、
カートリッジはマスターお気に入りのシュアーM−44−7
を使用している。
http://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/31-005.jpg


ヴァイタボックス 191 コーナーホーンとは少し外観が違いますが
ユニットはドライバーがS−2、低音用は38cmのAK−157、オールアルニコマグネットを使い 2Wayで鳴らしている。
ネットワークはオリジナルを使用
http://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/31-006.jpg

私が推薦するジャズ喫茶

 ジャズを鳴らすスピーカーと云えば JBL、アルテックが定番であるがアメリカンサウンドはどちらかと云えば押し出しの強い豪快なサウンドと乾いた音が特徴だが

アルテック、JBLでも上手く鳴らせば良い音になるのだがセッティングを含めてそのスピーカーに合うようにハードに強くないと一つ間違えると騒々しいサウンドになり聴いているより疲れが先に来る。

今回は私が推薦しますジャズ喫茶 Days は長時間聴いていても疲れずマスターもオーディオマニアであり音に対してのポリシーを持ち合わせているからジャズ好きもオーディオ好きもマスターと談義して楽しめるのではないだろうか、

 システムとしては大変シンプルではあるが Days の自慢はヴァイタボックスのクリプッシュホーンである。

このシステムはオリジナルの 191コーナーホーンとは多少外観が違うが内部構造は同じである。

 マスター曰くこのスピーカーシステムはカナダで製作されアメリカ経由で自分自身が聴くために購入されたと云っていましたが大変マニア好みのスピーカーシステムと云える。

 私もヴァイタボックスのコアキシャルを持っていますがコーナーホーンとよく似た響きと音色を持ち合わせてはいるがホーンタイプは中域の密度とコクと押し出し感があります。

その点私が所有しているヴァイタボックスのコアキシャルタイプはタンノイ同様どうしても中域の密度が薄くなりがちですがこれはコアキシャルスピーカーの宿命かも知れません。

Days の音

 早速 Days の音であるが一聴すると英国の芳醇な響きと味わい深い音はアルテック、JBLで馴らされたジャズサウンドとは方向性がだいぶ異なるのがわかる。

 スピーカーボックスもバスレフやバックロードのボックスとは違うクリプッシュホーンは低域の量感が丸くふっくらとして心地よい空気感のある低音で高域も刺激的な音をいっさい出さない音作りであるが一つ間違えると高域のきつさが前に出てとんでもない酷い音にもなる。

 マスターは長時間聴いても聞き疲れしない音を目指したと云っていたのがよくわかる。

この音を出すにはメインアンプの重要性が大切だ、

サンバレー製の VP−3000SE を使ったことが音作りに貢献しているのではと思う。

VP−3000SE は 300B の PPアンプであるが 300Bのシングルアンプを使えば違った意味での良さが引き出されるのではと思う、

 マニアはすぐに 300B はオールドタイプの WE でないと駄目と云う方が沢山おられるが業務用で使うのであれば WE−300B はリスクが大きすぎるから中国球でも十分である。オールド球の WE−300B などは何時「オシャカ」になるか不安であるから個人的にも業務用にも使えない、  

Days のサウンドは玄人好みのサウンドだが多少の不満点も見え隠れする。

マスター曰く高域の伸びに不満点があると云っていたが このユニットのホーンは500HZ〜20000HZ までだが実際は 12000〜13000HZ ぐらいからなだらかに高域が落ちていると感じる。

元々このスピーカーユニットは劇場で使うのが目的であるから高域は欲張っていない、
 マニアならここにツィーターを足せば細かなニュアンスも再現されると思うのだがこのスピーカーに合うツィーターが少ない、

JBLの 075 では音の繋がりが上手くいかずヴァイタボックスの良さが後退してしまう、

ここはヴァイタボックスの個性を出すためには現状の 2Wayが正解かもしれないのと当時のアナログディスクはヴィンテージスピーカーとの相性が合うのか女性のジャズボーカルを聴かされると違和感なく心地よく聞こえてくる。

 私個人の私見であるが音の分解能が少し暖味になるが多分使用しているプリアンプが影響しているのではと感じている。

この部分を完全にレストアされたマランツ #7 あたりを使えばより美味しい音とホールトーンが出てくるはずだが中古のマランツ #7 は状態の良いのは皆無であるから下手をすると酷い音になる場合もある。

ヴァイタボックスのクリプッシュホーンを使うのであれば現状のプリアンプでは荷が重過ぎる。

またメインアンプをマッキントッシュの MC−60,275 を使うと音はもっと粗くなり大味的な音になってしまうのと面白みに欠ける。

サンバレーの VP−3000SE を使ったのは正解であるのと VP−3000SE は信頼度が高く故障やトラブルも無い、私から見れば大変優秀な優れたアンプで長時間使用に耐えるから業務用としてもお薦め出来るアンプである。

またクリプシュホーンはコーナーに上手く設置しないと良さが発揮できない難点があるがここはマスターのオーディオに対してのノウハウと苦労が上手くいかされているから一般的には大きな不満はない、

あとがき

 ジャズサウンドを派手やかな音を大音量で鳴らしているジャズ喫茶が多いがこのようなサウンドには必ず飽きが来て最後は興味が薄れ行かなくなる。

その点 Days のサウンドは控えめなシットリ感といぶし銀のサウンドが魅力で是非行かれて英国ロンドンウェスタン直系のサウンドを堪能していただきたい、
http://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-031.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/690.html#c26

[リバイバル3] ブリティッシュ・サウンドとは何か? _ 安物スピーカー スペンドール BCII から奇跡の音が… 中川隆
27. 中川隆[-7671] koaQ7Jey 2017年5月15日 21:35:32 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

名古屋 名曲喫茶フィガロ
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/659.html


VITAVOX CN−191で鳴らす喫茶「フィガロ」
http://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-039.html

オーディオマニア、音楽マニアも一目置く英国VITAVOX社のCN−191コーナーホーンシステムを使ったクラシックがメインのミュージックカフェ「フィガロ」を紹介します。


  今まで沢山のジャズ喫茶、音楽喫茶、ヴィンテージショップやマニア宅で色んなシステムを聴かせて頂きました、

遠い昔京都の「ヤマトヤ」で聴いた VITAVOX の CN-191 コーナーホーンまた東京は吉祥寺にもありますクラシック専門の音楽喫茶「バロック」でもこの CN−191 コーナーホーンを聴きましたが本来の VITAVOX サウンドとは程遠く中々このスピーカーを上手く鳴らすのは難しい、

真空管アンプなら何でもなると思ったら大違い、このスピーカーはアンプを選びトランス、球まで選ぶ大変気難しいスピーカーシステムだ、

店内の全体の様子
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スピーカーはヴァイタボックスCN−191コーナーホーンが左右に鎮座しています。ヴァイタの横にあるのが珍しいRCAの電蓄で1930年代
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男の隠れ家「ミュージックカフェ・フィガロ」

 中部地方にも沢山のジャズ喫茶、音楽喫茶がありますが今回ご紹介する音楽喫茶「ミュージックカフェ・フィガロ」はオーナー自らオーディオマニアでもありレコードマニアでレコードは3000枚所有とのこと、

また此処のオーナーで夏目店主は音楽も好きでオーディオも大好きな気さくな店主ですから是非行かれてオーディオ談義、音楽談義をされることをお薦めしたい。


 

ここのシステムは凄い

 メインシステムがヴァイタボックス CN191 コーナーホーンでここで鳴らされているヴァイタサウンドはおそらく日本ではトップクラスのサウンドでこのようなシステムが名古屋にあるとは気が付きませんでした、

以前のコラムでご紹介したジャズ喫茶 DAYS もヴァイタボックスのコーナーホーンでしたが同じヴァイタでもこんなにも違うサウンドでフィガロは特にクラシックがメインですがお客様のご要望で歌謡曲ありジャズあり勿論自慢のアナログレコード及びCDを持ち込んで聴かせてくれます。


プリアンプはマッキントッシュ20とマランツ#7を使っている。
モノラルはマッキントッシュでステレオが#7を使い分けている。
下側にマランツ#9が2台あります。
https://www.facebook.com/442145122649162/photos/pb.442145122649162.-2207520000.1475212762./442156832647991/?type=3&theater

プレーヤーはガラードの301が2台でモノラル用とステレオ用
http://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/img/img39_05.jpg


フィガロのシステム

 メインシステムはヴァイタボックス 191コーナーホーンですがこの隣に設置してある1930年代の HMV蓄音機と同じ1930年代のRCAの電蓄、

 プレーヤーはガラードの301が2台、モノラル用はSMEのアームにオルトフォンのモノラルカートリッジとオルトフォンのアームに同じオルトフォンのSPU−Aが実装されている。

 アンプはすべて真空管アンプでプリアンプはマランツ#7とメインアンプは同じマランツの#9が2台すべてオリジナルとのこと、

MCカートリッジの昇圧トランスは夏目マスターは秘密と云っていましたが私が見たところ一般のアナログマニアでは聴けない WE製○○○○を使って昇圧しているがこのようなシステムを揃えたレベルの高い喫茶店を私は見たことも聞いたこともない、

フィガロのサウンド

私が訪問した時ヴァイタボックスからシゲティのバッハ無伴奏が流れていました、一聴してこのサウンドはロンドンウェスタン系の渋い枯れた音でバッハを聴くならこの音しかない、それだけ素晴らしいサウンドで欠点が中々見当たらない、

またこのお店の雰囲気がヴィンテージシステムにピッタリで壁には色んなアナログレコードのジャケットが並べられている。

トータルで考えるとマランツ#7と#9の実力が発揮されているようだ、

ヴァイタボックスのサウンドこそ英国を代表するサウンド、

タンノイが英国サウンドと云われるが本当の英国サウンドはタンノイではなくこのヴァイタボックスとグッドマンではなかろうか、

私の所有しているヴァイタボックス DU−120 と比較しますと低域の量感は38センチのウーファを使っているためスケール感には差が出るが家庭で使うには30cmの DU−120 で十分である。

ウェスタンエレクトリックの 555 ドライバーを使ったシステムはどちらかと云えばクレデンザの蓄音機の延長線上にある音だがヴァイタボックスはロンドンウェスタンの流れを組む HMV 蓄音機に近い独特な響きは素晴らしい、

次に聴かせて頂いたのは英国の 1930のHMV蓄音機、

レコード盤はすべてSP盤であるがこの音は電気臭くなく先ほど聴かせて頂いたヴァイタボックスによく似たサウンドで蓄音機なのに音圧レベルが高く遠くまで音の浸透力には脅威に感じる。

このようなサウンドを聴かされると現代のハイエンドオーディオは歪み感のない綺麗なサウンドだが必ず飽きが来るはずだ、

特に現代のハイエンドは上も下も伸ばしたため中域が薄くなりがちで不自然に思う、

HMV 蓄音機を聴かせて頂いた後は1930年代の RCA の電蓄だ、

また特に良かったのは美空ひばりの子供の頃のSPレコードでこの歌声を聴くとタイムスリップしたような錯覚にとらわれる。

是非仲間やご夫婦で訪問してください。店内は広いですから時間をかけてヴァイタボックスサウンドや HMV蓄音機の音楽性豊かなサウンドを満喫できます。

フィガロは日本でもトップクラスのサウンドを聴かせてくれますからY下のブログを読んだと云っていただければすぐに打ち解けると思います。

それとここで飲むコーヒーは美味しいですよ、
カウンター越しに夏目マスターとオーディオの話も良し、音楽の話も良し、ゴルフの話も良し、


またフィガロから車で10分ぐらいの所に本山の交差点を北に行きますとジャズ喫茶 DAYSもあります。

同じヴァイタボックスでも音の系統は違います。
二つのヴァイタボックスが聴けますからこちらも訪問すると面白いかも

あとがき

 今回はミュージックカフェフィガロをご紹介しましたが、今まで色んなシステムをマニア宅、ジャズ喫茶などで聴かせて頂きましたが、マニアなら一度は聴きに行くべきです。

マランツ#7とマランツ#9の組み合わせは極上でまったくもって不満は感じないがメインアンプは西部電気の300Bより英国製の直熱3極管を使って良質のアンプで鳴らしたらより英国サウンドが満喫できるように思える。

勿論出力トランスはパートリッジならグットだ、
http://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-039.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/690.html#c27

[リバイバル3] ブリティッシュ・サウンドとは何か? _ 安物スピーカー スペンドール BCII から奇跡の音が… 中川隆
28. 中川隆[-7670] koaQ7Jey 2017年5月15日 21:41:49 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

真空管アンプ「カトレア」
http://www.cattlea.jp/welcome/


山中湖にあるペンションすももの木のオーナーが、25年前から趣味で始めた自作アンプ製作。その腕前は雑誌にもたびたび取り上げられるほどで、現在では「CATTLEA」ブランドとして多くのファンに愛されています。 カトレアの真空管アンプは製作に5つのこだわりがあります。


1.アンプのシャーシーの製作からすべてを手作りで仕上げています

最近販売されているアンプは金属製のシャーシーばかりで見栄えがいいとはいえないと思います。カトレアのアンプはまず渦電流の関係で鉄は使用しません。アルミ製でまとめています。 また、外見は銘木のカリンやチーク 材の無垢で贅沢に作り上げています。仕上げはチークオイルで仕上げた木目がすばらしいです。


2.回路的にはシンプルイズベストがポリシーです

アンプ製作でまずアースラインがベースで電源回路が載ります。この二本柱が良くないといい音がしません。アースラインは経験と制作者のポリシーで配線されます。電源系はレギュレーションの良い電源と、前段と終段の別々に整流回路と電流に見合う構成で作り上げています。このこだわりは特別注文の電源トランスで可能にしています。


3.使用パーツへのこだわり

出力トランスは音質を決める要素の一つで、一流メーカーのトランスを使用したり、手巻きで自作したりとここにもこだわりがあります。抵抗やコンデンサーも音響用やドイツ製のパーツを使用するなどとこだわっております。


4.使用真空管へのこだわり

真空管は古典球から近代球までおよそ2,000本の在庫を持ち、珍しい球でのアンプの制作も可能です。在庫についてはお問い合わせ下さい。アンプとして購入された方は最後までアフターサービスさせていただきます。また古典球が入手不可能な場合は新たに設計し直したアンプとして作り替えも可能です。


5.カトレアアンプの制作場所がペンションすももの木です

真空管アンプの試聴をペンションに泊まりながらゆっくり、じっくりすることができます。店先で数十分の試聴と違い、設計者と制作者であるペンションのオーナーと深くつっこんだ話をすることが可能です。また、特別な仕様の注文をお伺いすることもできます。

真空管アンプを自作したい方のために、ペンションのオフシーズンにマンツーマンでカトレアキットを製作する真空管アンプ製作教室を開催しています。ペンションに一泊するだけで必ず完成できるアンプ作りも楽しいです。詳しくは真空管アンプ製作教室をご覧下さい。

試聴用スピーカーシステム

カトレアが多くのファンに愛される理由の一つに、真空管アンプをじっくり試聴できる点があげられます。ペンションの喫茶スペースには真空管アンプで聴くために試聴用スピーカーが常時2台備えてあります。スピーカーボックスはオリジナル設計のもので バスレフ方式(44L)に小さいバックロード(中域音用)をたした物で、広がりが有りとてもおもしろいです。ボックスの表面は、チークの着き板を一枚づつ貼り合わせたとてもキレイな作りになっています。また、スピーカーの取り替えもでき、スピーカーによる音の違いを楽しむことができます。取り替えは、片チャンネル2分程で出来ます。

ペンションへの宿泊または、喫茶のオーダーをいただいた方は試聴のみも可能です。試聴用アンプはもちろんカトレアオリジナル真空管アンプです。現在試聴可能アンプからセレクトしてください。また、音源はCDに限ります。もちろん試聴用にCD盤を持ち込んでいただいてもOKです。大好きな楽曲を、真空管アンプで聴いてみませんか?

ペンションすももの木では、不定期で真空管アンプ試聴会を行っています。情報は当サイトから随時発信していきます。また、試聴をご希望の方はお問い合わせください。

VITAVOX

試聴用スピーカー バイタボックス

イギリスの名門 劇場用のバイタボックス

1932年創業の英国名門「VITAVOX」社BITONE MAJORです。

この珍しいスピーカーシステムを是非聴きに来て下さい。
アメリカのアルテックより約3dbも能率が良く、反応が良く、音の広がりが最高です。

販売も可能です。価格:80万円
http://www.cattlea.jp/welcome/

2017年02月06日
1940年代のドイツ製スピーカーを聞いて下さい。 山中湖 ペンション すももの木
http://www.sumomo.net/news/info.php?id=108

ドイツと言えばオイロダイン、オイロダインのシステムを作ったのがコンスキ&クリューガーです、この方が作ったユニットを使用して作ったシステムです。

オイロダインは映画館などに使用されたシステムが多く、このユニットは音楽鑑賞用に作られていた物です、日本に数台しかないのでは? いったいお店で鳴っている数は? ぜひ聴きに来て下さいね。詳しくは管球王国83号を見て下さい。

幻のスピーカー KL51

1943年頃のドイツ製で当時ドイツ帝国放送協会で鳴らしていたスピーカーとも言われ、もしかしたらフルトヴェングラーも聞いていたかもしれないユニットでドイツでも100本ぐらいしか作られていない手作りユニットです。音楽性が違いますよ。


コンスキ&クリューガーが作ったユニット

オイロダインもこのユニットをベースに作られたとも聴き、システムを作る気になりました。世界の名品を聞くチャンスです。


イギリス劇場用スピーカー

ドライバーはイギリスバイタボックスの1.5インチS3を使用し。

ツィターはヤマハベリリュームです、このコラボが感動する音になります。

励磁電源 ネットワーク

拘りで励磁電源も整流管を使用し、大型コアを使用したネットワークと、どれも拘りの塊です。
http://www.sumomo.net/news/info.php?id=108


ドイツ戦前のフィールド型スピーカー - 真空管アンプ「カトレア」
http://www.cattlea.jp/product/speaker.php

価 格 2,400,000円 (値段はステレオの2台分)

サイズ W78 D66 H1360


私が3年間をかけて築いたスピーカーシステムです。

音質はリアル感とスピード感が有る音で、立体感も有るので空間再現性が最高です。

ウーハーは40CMのドイツの戦前に作られたフィールド型スピーカーで190V掛けています。

ドライバーはバイタボックスのS3にバイタボックス製のホーン。

ツィイーターはヤマハのアルニコホーン型のベリリュームです。

ネットワークは大型カットコアとオイルコンで自作しました。

フィールド電源は球の整流でチャンネルごとのモノラル構成です。

この拘り一品を聴いて下さい。
※ドイツ製の励磁型は二度と手に入れることは難しいユニットです

箱はベイマツにカリン突き板仕上げのチークオイル仕上げです。
http://www.cattlea.jp/product/speaker.php

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/690.html#c28

[リバイバル3] ブリティッシュ・サウンドとは何か? _ 安物スピーカー スペンドール BCII から奇跡の音が… 中川隆
29. 中川隆[-7669] koaQ7Jey 2017年5月15日 21:43:22 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

今井商事 ヴァイタボックス CN−191コーナーホーンを再発売


クリプッシュホーン・リプロデューサー“CN-191”コーナーホーン、著名な劇場・ホールで使用された大型純業務用スピーカー“BASS BIN”。

これら往年の銘器を送り出したメーカーとして、多くの方に知られる“VITAVOX”ブランドを、弊社より日本のオーディオファイルの皆様へ再びお届け出来ることになりました。


御存じの通り、1932年ウェストモーランドで創業した“VITAVOX”は、そのプロダクトの実力をもって、スタジオ、放送局、劇場向のプロ用スピーカーの分野で確固たる信頼と高い評価を受ける事になります。その信頼と評価は現在でも語り継がれており、ヴィンテージオーディオマニアの中には、“VITAVOX”のエンスージアストが多く存在しています。


今回御紹介する製品は、15インチコーンドライバーや、高域用ドライバー及びホーンを中心とした、新開発のユニット類を軸に商品展開させて頂きます。具体的な製品情報は、以下をご参照ください。


なお、“VITAVOX”製品については、すべて完全オーダー制にてお取扱いさせて頂きます。製品の価格、納期、入手方法等は、弊社VITAVOX製品担当までお問い合わせください。
http://www.imaico.co.jp/


Vitavox CN-191 CLASSIC “Corner Horn”

▽価格及び納期、ご購入方法、その他につきましては、弊社VITAVOX製品担当まで直接お問い合わせください

▽完全オーダー制の商品につき、御回答にお時間を頂戴する場合がございます
http://www.imaico.co.jp/vitavox/


Vitavox Hifi
http://www.vitavoxhifi.co.uk/main.php

今井商事 Vitavox
http://www.imaico.co.jp/

オーディオの足跡 VITAVOX CN-191 Corner Horn
http://audio-heritage.jp/VITAVOX/speaker/cn-191.html
http://audio-heritage.jp/VITAVOX/index.html


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/690.html#c29

[リバイバル3] ブリティッシュ・サウンドとは何か? _ 安物スピーカー スペンドール BCII から奇跡の音が… 中川隆
30. 中川隆[-7668] koaQ7Jey 2017年5月15日 21:44:59 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

我が、蹉跌のオーディオファイル#01. 現装置 ヴァイタボックス・システム にたどり着くまで


終戦直後、まだ音楽など聴く余裕は我々国民には無かったが、当時レコードといえばSP、若い諸君にはピンと来ないかもしれないが、78回転でぶんぶん回るレコード盤に竹や鉄の針で音を拾い、ザーザーいう雑音の中から音楽を聴き分ける。超アナログの世界しかなかった。

片面の演奏時間はせいぜい5分だから、頻繁に裏返したりレコードを換えたり、とてもじゃないが落ち着いて音楽を聴いては居られないのだが、この時代にはこれしかないのだから、それを特に不便とも煩わしいとも思わず、音楽鑑賞の妨げになるものは何も感じなかった。適応とはそういうもので、より便利なものを知りさえしなければかなりラフな 環境にも人間はちゃんと順応するように出来ている。

アマゾンやボルネオの密林深く住み着いた人々を不幸と思うのは文明(と云っても多寡が知れているが)の中に居る我々 の思い上がりと勘違いでしかない。

我家にも数枚のSPと電蓄があった。

ワインガルトナー指揮する第9もその中にあり、8枚組だから第9一曲聴き終わるまでに16回立ったり座ったりしなければならなかった。
だから滅多に聴くことはなく、その分聴いたときの感動は何時も新鮮だった事を覚えている。

その後 SP から LP時代に移行した
レコードは一気にステレオの世界に突入した。

巷ではコンソール型ステレオが発売され、やがてコンポーネントステレオで自由に機器を組み合わせることが出来るよう になった頃から今迄は極限られた少数の音キチという奇妙な人種が次第に一般化し始め、互いの持ち物に羨望の眼差しを向け合い、電機メーカーと提灯持ちのオー ディオ評論家達の巧みな話術に乗せられ、悲惨な出費をする者が多発した。僕がこの人たちに担がれてこの世界に巻き込まれたのは昭和48年だった。

オーディオ評論家を信用しなくなったのは彼らが異口同音に誉めちぎる JBL のがさつな音に起因するが、それはさておき、その1年後にはVITAVOX(ヴァイタヴォック ス)CN191、Machintosh(マッキントッシュ)C-22、MC-275、MARANTZ(マランツ)10B,TEACのオープンデッキに換わった。

昼はレストランで御飯だけ頼み、塩をかけて食べた。

やがてマッキンのブワブワした音が気になり始め、色々物色したけれども、これといったものに当たらず、ものは試に本郷の小さな新藤ラボラトリーに飛び込んで実情を話すと、答えは明快で、C-22 と MC-275はそういう音なのだと云う。

VITAVOX CN191もオリジナルその儘では低音がぶわつく傾向がある。

「だからお前は悩むべくして悩んでおるのだ。お気のどくなことだ」だと。

そう云うかい。ならば買おうじゃないか。ということになってこの新藤ラボラトリーの アンプを買った。

それにプレイヤー装置は Garrard(ガラード) 301とOrtofon(オルトフォン)RMG309と SPU-A。

ご飯が小盛りになった。それから35年このシステムを持ち続けた。

このシステムで鳴らすレコードの音は一つの完成をみている事は確かで、大概何処の音を聴いても羨ましいと思ったことは無かった。

この35年の間に、オーディオ界はデジタル時代に突入していて今やレコードなどはすっかりCDに駆逐された。しかし断言してもよいが、その現在にあってまだ、CDの音はレコードの音に遠く及ばない。

我家にあったSPの第九をCD化したものがあったので過日買い求めたが、雑音だらけのSPの方が 遥かに音楽的なのに吃驚したことがある。それ以来CDはずっと敬遠してきた。
http://audio-file.jugem.jp/?month=201007


40年前、オーディオの世界ではJBLが半ば神話の世界に入っていた。

そしてマランツとマッキントッシュ。

オーディオファンの間ではこれらでなければ世も日も明けない一時代があった。アルテックも、JBLと並ぶ大ブランドだった。

一度ブランド品として名が売れて仕舞うと後は楽チンで、一定期間は黙っていても売れてゆく。音楽などは二の次で「何を聴くか」よりも「何で聴いているか」が一義的な問題であったようだ。

VANジャケットが自分に似合うか否かは二の次であったように

「何で聴いてるんですか」

と聴かれて

「JBLです」

と小鼻を膨らませて答えなければ格好にならなった。加えて

「アンプはマッキンです」、

「私はマランツです」

と答える事が出来れば大得意の満点であったのである。そう、マークレビンソンという腐れアンプもあったが、今日では「LINNです」と答えねばならんのだろうか。
今、「JBLです」と答えるマニアは随分減ったのかもしれない。でも換わりに「LINNです」と答えなければならないのなら心理的レベルは進歩していない事になる。どうあれ、カリスマ的な目玉商品を人々に印象付ける事が出来れば流行を造る事が出来る。

2007年以来、LINNはネットオーディオを引っ張ってきたというから、ならば日本の業者や提灯持ちの評論家がカリスマに祭り上げたということかもしれない。そのこと自体ちっとも悪い事ではないし、ネットオーディオも面白いから寧ろ歓迎すべきだが、アンプ一個が数百万円、プレイヤーも数百万円。何から何までLINNで揃えたら軽く1000万円を超えるという事になると、ウェスタン並みのバカバカしさである。

35年前、僕はぷっつりオーディオ雑誌を読まなくなった。

参考にならないからであったが、余りに過激な人達が登場して、全員揃ってパイプを咥えている姿が気持ち悪くて見るのが嫌になったのである。
表現が違っていても云う事が全員同じであるところも気に食わなかった。一人が誉めると全員が誉め、貶すと全員が貶す。そいう事なら評論家など一人で充分だったと思うが、当時はこの仕事が金になったのかゴロゴロいた。

一人の評論家がJBLを誉めると数人の評論家が異口同音に誉めちぎり、其れを読んだ読者が揃って JBLを求める。僕も私もJBLという構図が簡単に出来上がる。斯く云う僕だって僅か半年の間だったとはいえ、一度はJBLを手にした事がある。

今年の7月になって、僕は35年ぶりにオーディオ雑誌を読んだ。評論家のメンバーはすっかり代って往年のパイプオジサン達は一人も登場して来ない。代って彼らの子供か孫くらいの年齢と思しき若者達が評論家として登場している。

それにしても、昔も今も評論と云うのは何故あんなに表現が難しいのだろう。まどろっこしいと云うか、解読には随分な苦労を強いられる。うっかりすると結局何を言っているのか解らない事もある。権威付けでもしたいのなら阿呆な話だ。
http://audio-file.jugem.jp/?eid=27


その昔、RCAに

フラワーボックス
http://www.youtube.com/watch?v=iG3w-mh5Z9c
http://budjazz.blog82.fc2.com/blog-entry-11.html
http://www.eniwa.co.jp/umeya/audio.html


という一寸素敵なスピーカーがあった。マグネットを使用する現代のスピーカーではなく駆動電源を必要とする所謂フィールドスピーカーというタイプである。

箱の全面と側面に貼られた布に大きく花柄の刺繍がしてあることからこの名が付いたが、正式には、RCA Loudspeaker 106という。

1950年代のモノーラルLPを鳴らすと実に艶っぽい音がする。
これを、GEのバリレラを使って真空管アンプで鳴らすのである。

この時代のアメリカ録音のレコードを聴くには断然バリレラが良い事を、僕はこのフラワーボックスで始めて知ったが、オルトフォンを始め全く他の追随を許さない。普段使う事が無くて引き出しの奥に転がっていたバリレラが敢然と息を吹き返し、フラワーボックスは恰も其処に歌手が居るかのように現実味を帯びて鳴ったのである。再度云うが実に艶っぽい。

こんなものを造る国と日本は戦争をした。端から勝てる相手ではなかったと今更ながらつくづく思った。

モノーラルのレコードの魅力は何と言ってもこの艶っぽさと生々しさにあり、ステレオLPでは終ぞ味わえぬものだ。こうした超アナログ世界の音を貴方が聴いた時、どんな気持ちになるだろう。

言い方を換えるなら、これ等の機器は音は鳴るが、音楽が鳴ってこない。無論、鳴ってくる音にはメロディーがあってリズムがあるから音楽には違いないけれども音から連想するものが違うのである。音楽の価値はそこから何を連想させるかで決まるのだ。

フラワーボックスが奏でる音楽には、つまりアナログ音には血が通っている。だから、連想するものにも血が通っているのである。

PCのサイトでVenetor Soundを検索すると、50年〜60年代のアメリカのレコードを不思議な事に見事なアナログ音で聴く事が出来る。

Venetor Sound Web
http://venetor-sound.com/main/

PCなどという超デジタル機器でどうしてこのような音が出てくるのか解らないが、間違いなく出てくる音は古き良き時代のアメリカンポップスのアナログ音である。この時代のアメリカという国の一端を知る事が出来る。
音楽には常にその音楽が生まれた背景があるから、それを聴き採る事が出来るかどうかがオーディオの評価につながる。

スペックを評価してもオーディオの価値は解らない。オーディオは決して主役ではなくて「主役は飽くまでも音楽にある」という事もこのサイトが教えてくれる。
Venetor Soundという会社は、言ってみれば今モノクロフィルムに注力するローライの姿に良く似ている。人の心に訴える本物の音造りをめざす数少ない会社の一つである。ローライと違う所は老舗ではなくベンチャー企業だという所だが、これからの我が国に必要なのは、中身の腐った某光学機器会社や紙屋の様な企業ではなく、こうした本物を追求してゆく会社である事に間違いない。
一度彼等の造る音を聴いてみる事をお勧めしたい。
http://audio-file.jugem.jp/?eid=28


40年ほど前、オーディオ界ではどう云う訳かオーディオをネタにして金を盗る人達をオーディオ評論家と呼び、メーカーや出版社そして販売店が重宝し、確かな耳を持たなかった当時のオーディオファンは彼らを神の様に崇め、云われるままに辺りを徘徊して金をばら撒いた。

音を知らないという意味では実は彼らが僕らと変わるところは全くなかったのだが、何でも自信を持って言い切る所に拠所を持たない多くの読者(オーディオファン)が振り回された。

自信の源がメーカーや商社の広報室に有り、マスコミのバックアップにあるのは云うまでもあるまい。彼らの進みたいところに提灯を向ければ良いので、彼らが何を抱えて歩いているかと云う事はどうでもよかったとしか言いようのない発言が続いた。

この人たちは今どうしているのだろう。僕はこの人たちを無視し、オーディオ関係誌も読まなくなって35年になるから現在の姿は解らない。が、少なくとも当時はこういう風だった。

趣味の問題は100%自己責任だから、それで泣いたって本人が悪いに決まっている。僕を含めた多くの彷徨える人々の散財はだから評論家の所為ではない。それは解っているが、35年前彼らに担がれた不快感は未だに払拭されないでいる。

聞いた話で本当かどうか知らないが、ある大金持ちの超マニアが部屋にカーテンを引き、後ろで交響楽団のメンバー数人に演奏してもらい、評論家達を呼んでオーディオ機器の当てっこをして貰ったら、皆口々にこれは何、あれは何としたり顔だったという。おまけにもうちょっと音の粒立ちが良ければ、とか低音を締めたらもっと良くなるだろうとか、色々注文もあったという。

おそらく嘘だろう。だがこの逸話は彼らのあり様を良く物語っている。本当にやったらさもありなんと思う。


僕がヴァイタボックス・コーナーホーン(Vitavox CN-191)を見付けたのは、当時良く通っていたオーディオ店の小部屋であった。まるで隠すように置いてあったのを目敏く見付け「これを聴かせて欲しい」と云ったら何となく渋っていた。

値段を聴いたら156万円だとどういう訳か渋々答え、「買う」と云うと値が張るのでローン会社の信用がつくかどうか、とまた渋った。

僕の誤解かもしれないが、余り売りたくない様子が見て取れ、ローン会社の信用が付くととても残念そうだった。どうしてだか解らなかったが、このVitavox CN-191は最後のUKオリジナル品と後でわかった。
が、兎も角このVitavox CN-191が僕の部屋に安置された。
素晴らしい音だ、とは残念ながら云えなかった。原因がこのスピーカーを鳴らすアンプやカートリッジその他のレベルが低すぎるところに有ることは解っていた。

色々探した結果、最終的に選んだのはマッキン(Mcintosh C22、MC275)だった。当時最高のアンプだと各誌が誉め讃え、評論家も挙ってこれ以上のアンプは無いと絶賛しているから間違いは無かろうと思ったのである。当時の趨勢はとっくにトランジスタに換わっていたのと、このアンプを手放す人が少なかったのか市場には殆ど出回る事が無く、探すのには時間が掛ったが。

何とか見付けて欣喜雀躍音を出したがそれは酷いものだった。
LAXの真空管アンプよりはスケールが大きかったが音質は大差ない。
僕が評論家に疑問を持ったのはこの時である。

プレイヤーはこれも彼らが絶賛するトーレンス(THORENS TD124)。
アームは矢張り先生方ご推薦のSME3012,
カートリッジはエンパイア(EMPIRE 1000ZEX)。

低音がぶかぶかで、音は出たが音楽にならなかった。

プレイヤーが悪いかと思ってマイクロの、巨大なターンテーブルを空気で浮かし、糸で回す奴に買い替えたが、これは一段と酷い物で空気が漏れてターンテーブルが傾きシャーシーに触れて一周毎にゴトゴト音がした。アフターサービスも最悪で新品の欠陥品は結局治らないまま、正常なものとの交換も無かった。当時力は滅法あったので海に投げ込んだ。売るにも売れないし、付け物は家では付けて居なかったし、バーベルなら持っていたのでもういらない。第一見るのも嫌だった。

だが、音の悪い原因がプレイヤーに有る訳ではなかった様だから、ならば原因はアンプしかない事になる。買ったばかりのマッキンを買い替えねばならんとは不愉快の極みだが駄目なんだから仕方あるまい。

とは云うもののどんなアンプがあるか知っているわけではないし、当てがあるわけでもなかった。しょうがないから当時出版されていたオーディオ機器の総目録を隅から隅まで読んだ。巻末のスペック集は論評なしだったから、そこばかり何回も読み直したが、本から音が出る訳でなし決定打が打てる筈も無かったが、藁おも掴む思いで印象に残ったものを拾い出し、それを何回も見比べて最後に残ったものの音を聴いて確認することにした。

最後に残ったのは「RA1474」 とメインアンプの「124D」だった。
メーカーは新藤ラボラトリーとある。聞いたことが無い。
どうせ碌でも無かろうが音が悪けりゃ買わなければいい。
兎も角行ってみることにした。
http://audio-file.jugem.jp/?eid=4


救世主、新藤ラボ 

新藤ラボラトリー
http://www.shindo-laboratory.co.jp/Front/indexj.html


小さな扉を見付けるのに苦労し、やっと探し当てて開けると狭い階段があって、登り切った所が新藤ラボだった。

音が鳴った。素晴らしかった。

RA1474はフォノ専用のイコライザーアンプ。

124DはWE-350Bプッシュプルのメインアンプで迫力満点、加えて繊細でもあるからVitavox CN-191を鳴らすのには理想的だろうとこの時半ば確信していた。

数日後再度新藤ラボを訪ねた時、体中の全ての輪郭が猛烈にはっきりした人物が入ってきた。その人が新藤さんだった。

新藤さんは好人物であった。嘘を言わず、云った事はやり、出来ない事は云わない人だった。この時の印象は35年たった今でも変わることは無い。メーカーや販売店に有り勝ちな虚飾が一切なく、右だと云ったら左でも中間でもなく徹底して右だから解り易くもあった。

Mcintosh C22,MC275に関してはぼろ糞で、そもそも音全体に締りのないアンプだから、音のバランスを期待する方が間違っている。

「あそう、買っちゃったの」・・・・
「お気の毒」・・・

の一言でちょん。もう少しやさしい言葉はねーのかい。ねーんだなこれが。

RA1474 と124Dはキットで買うことになり週2度程此処に来て自分で組み立てることになった。キットと云っても部品は既に取り付けられており、配線だけすれば良い状態だったから不器用な僕にも出来たのだが、半田鏝と机が用意され、それから一ヶ月半程通った間新藤さんとは随分色々な話をした。

常に明快な人だから解りやすく、物事に対する考え方は良く理解できて、音造りと云うのは要するに人柄だということがこの時良くわかった。

僕は写真をやるが、写真は撮り手の性格が出る。怖いほど出る。
撮った被写体の影に自分が映っているのである。
音造りもやはり造り手の音が鳴っているものだ。

日本人の美に対する感覚は欧米人とはちょっと違って、音でいえば水琴窟や鼓、といった単音に感じ入る様な繊細さを持っている。反面グランドキャニオンの巨大な静けさやナイアガラの爆音の様なスケール感に欠けるところがある。

環境が違うから当り前のことだが、音楽にはこの二つの要素が必要で、新藤さんの音はそれに近かった。最近では新藤アンプは寧ろ海外で注目されているというところが、何やらこんなところにも国情が反映されているようで悲しい。65年の間に我々日本民族が失ったのは、こうした無形の心に拘わる感性ではなかったか。


Vitavox CN-191は見違えるような音で鳴り出した。

結構僕は満足していたが、新藤さんはVitavox CN-191の欠陥を二つばかり挙げ、これだけは直しておこうという事になった。

中高音用S-2ドライバーの裏蓋がプラスティックなので此処で音が死んでいる、従ってこれをステンの削り出しで造り直す。
ネットワークがチャチでここでも音が死んでいるのでしっかりしたものに造り直す。

という2点だった。特性のコイルとオイルコンデンサーを使って造り直し、この2か所の改良で夢の様な音に変身した。
序にスピーカーの内部配線も良質の物に換えた。

これで僕は充分満足だった。有難うを僕は連発したが、まだあった。
これはスピーカーの欠陥ではなく、我家の普請の問題だった。

このスピーカーは部屋のコーナーに嵌めこむように造られていて、裏から見るとだから骨組みだけでがらんどうである。
従って壁が低音ホーンの一部を代用するように出来ているので、理想的な低音を出すには壁がしっかりしている必要がある。我家は2×4の安普請だから、建てるときに気を使って壁に木の板を張り付けていたが充分ではないとのことで、裏蓋を付ける事になった。

これで低音はぐっと締りが付いて、音全体のバランスがぴったりとれた。
序にウーハーを外し、エッジに何やら塗り、乾くとこれで孫の代までエッジがへ垂れることは無いという。

Vitavox CN-191に施した改良は以上である。おそらくこれでVitavox CN-191コーナーホーンの持つ可能性の殆ど全てを引き出すことに成功したと僕は思っている。
新藤さんは何も言わなかったが、おそらく同様に思っていることだろう。それ以降スピーカーについては発言が無い。

これをRA1474と124Dで鳴らし、プレイヤーはGarrard 301のセンタスピンドルを改良してでかいターンテーブルを乗せ、アームにOrtofon RF297に厳選したSPU-Aをチューンアップした眼も眩むようなカートリッジ, という組み合わせが出来上がった。

それから35年僕はこのシステムで音楽を聴いた。オーディオには幾つか頂点があるが、このシステムも一つの頂点だったと思っている。

当然、これ以上の音が存在することを僕は知っているが、果たして家庭に持ち込むに相応しいかどうか聴いてみて疑問を感じたことがあった。


ウェスタンの15Aホーン である。

某所で聴いたがこれは凄かった。
ピアノがピアノよりピアノらしかった。もう桁違いで比較対象の問題ではなかった。

15Aホーンは御承知の通り劇場や映画館用であり、客席は20〜50メートル以上離れたところにあり、且つ天井はビルの数階分の高さがあることを想定して、観客に如何に心地よくしかも巨大なスケール感を味あわせるかという事がコンセプトだったろうから桁違いは寧ろ当然の性能と云ってよいが、それをこの時は距離約4メートル程、天井高2.5メートル程の所で聴いたのだから、それは腰も抜けよう凄まじさだった。

この時ハスキルは正しく男だった。「げー」と僕はのけ反った。僕の大好きなハスキルが。

家に帰っていそいそと僕は同じレコードをVitavox CN-191で聴いた。
紛れもなくハスキル はエレガントな女流ピアニストだった。

ハスキルのモーツアルト、これ程無心で典雅な音楽は無い。Vitavox CN-191ならずともこれがちゃんと聴けるなら、スピーカーは何だっていい。

新藤ラボの音造りは要するにハスキルのピアノをハスキルのピアノで聴かせてくれるのである。

この人に出会わなかったら、僕は未だに迷い続けていただろう。
http://audio-file.jugem.jp/?eid=5

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/690.html#c30

[リバイバル3] ブリティッシュ・サウンドとは何か? _ 安物スピーカー スペンドール BCII から奇跡の音が… 中川隆
31. 中川隆[-7667] koaQ7Jey 2017年5月15日 21:50:56 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

キット屋コラム 私のオーディオ人生 by Y下
ウェスタンの OEM のシカゴトランスを使ったアンプで Vitavox DU120 を鳴らす
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-033.html
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-034.html

Vitavox DU120 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=emtUZgmV9NM

Y下さん宅にてメトロ劇場で使われていた古モノラルアンプを見事にリビルド。
シカゴトランス搭載の EL34PP です。
ヴァイタボックスDU120から出てくるサウンドは他では聞いたことがない!見事です。

Vitavox DU120サウンド + METRO AMP EL34PP - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=WN6CfaaWczQ

Y下さん宅にて。METRO AMP EL34PP

このアンプから奏でられるサウンドは素晴らしい趣のあるとても温かなものです。
Vitavox DU120スピーカの中にアコースティックの楽器が入ってるんじゃないかと勘違いするような心休まるサウンドです。
決め手は Cicago Transでしょうか?
またVitavox DU120との相性も抜群!


西山淳
EL34PPのアンプ、メタリック塗装にピカピカのステンレスプレート、トランスカバーといい素敵ですね!
カートリッジはオルトフォン、ガラスターンテーブルシート、
極めつけはとても珍しいヴァイタボックスの12インチコアキシャルDU120ですね。



http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/690.html#c31

[お知らせ・管理20] これが阿修羅に巣食う電通工作員 中川隆
83. 中川隆[-7666] koaQ7Jey 2017年5月16日 07:01:31 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017.05.15
共謀罪が成立寸前の日本を支配する米国では戦争に反対する人びとがテロリストとみなされてきた

タグ、あるいは御札を使って人びとを操る陰陽師的な手法をアメリカや日本の支配層は使っている。人びとの考え方を監視、コミュニケーションを取り締まる法律を「テロ等準備罪」と名づけるのもそうした類いの手法だ。この法律は一般的に共謀罪と呼ばれている。

「テロ」というと何かおどろおどろしく、大多数の人には無関係の行為のように思えるのだが、何が「テロ」なのかを決めるのは支配層。しかも「等」なる文字が入っている。庶民の常識と一致しなくても、状況によって支配層は自由に定義することになる。

2001年9月11日以降、アメリカ政府は「アル・カイダ」を「テロ」の象徴として掲げてきたが、ロビン・クック元英外相が指摘したように、これはCIAが訓練した「ムジャヒディン」のコンピュータ・ファイルにすぎない。つまり傭兵の名簿。「アル・カイダ」はアラビア語でベースを意味、「データベース」の訳語としても使われるのだ。

このアル・カイダ系武装集団をアメリカ支配層が侵略の手先に使っていることは2011年のリビアに対する攻撃で明確になった。その際、NATOの航空兵力と連携、地上で戦っていたLIFGがアル・カイダ系だということは、そのグループの指導者も認めている。

リビアでは2011年10月にムアンマル・アル・カダフィ体制は倒され、カダフィ自身は惨殺された。その直後、ベンガジでは裁判所の建物にアル・カイダの旗が掲げられている。その映像はYouTubeにアップロードされたほか、イギリスのデイリー・メイル紙も伝えていた。

リビアでの「仕事」を終えた戦闘員をCIAが武器/兵器と一緒にトルコ経由でシリアへ運んだことは本ブログでも繰り返し書いてきた。その時に化学兵器もシリアへ持ち込まれたとも言われている。(詳細は割愛)

バラク・オバマ政権はシリアの反政府軍を支援していたが、それを正当化するために「穏健派」というタグを使っていた。が、アメリカ軍の情報機関DIA(国防情報局)が2012年8月に作成した報告書は、反政府軍の主力はサラフ主義者、ムスリム同胞団、そしてアル・カイダ系武装集団のAQI、つまり「穏健派」は存在しないと報告している。また、そうした政策は東部シリア(ハサカやデリゾール)にサラフ主義者の支配国をつくることになるとも警告していた。その警告はダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)という形で現実になったわけだ。

アル・カイダ系武装集団がテロリストだとするならば、アメリカ、イギリス、フランス、トルコ、サウジアラビア、カタール、イスラエルなど支援国の政府や有力メディアはテロリストの黒幕、あるいは支援者である。

勿論、「テロ等準備罪」はこうした勢力を摘発の対象だとは考えていない。そんなことをすれば、日本の政府やマスコミも取り締まらねばならなくなる。

歴史を振り返ると、アメリカの支配層がもっとも警戒している対象はコミュニストや戦争に反対する人びとだ。例えば、アメリカの好戦派がソ連に対する先制核攻撃計画を始動させ、レッドパージの嵐が吹き荒れた1950年代、FBIはCOINTELPROという国民監視プロジェクトを始動させた。反戦集会やデモに捜査官を潜入させ、平和運動を支援していた著名人の尾行、電話盗聴、郵便開封、さらに銀行口座の調査も実施している。(アンソニー・サマーズ著、水上峰雄訳、『大統領たちが恐れた男』、新潮社、1995年)

ベトナム戦争に対する反対運動の盛り上がりを受け、1967年8月にCIAはMHケイアスというプロジェクトは始めている。このプロジェクトはCIAの内部でも秘密にされ、盗聴されることを恐れて本部の地下に特別室を作っていた。

電子情報機関のNSAも国民を監視、その仕組みは現在に至るまで姿を変えつつ生きながらえている。その間、1970年代の前半にはNSAの内部告発、半ばには議会の調査、その後もダンカン・キャンベルらによる報道でその一端は明らかにされてきた。エドワード・スノーデンの内部告発はその延長線上にある。スノーデンが始めて明らかにした話ではなく、彼の話に驚いていることが驚きだ。

これも本ブログで指摘してきたことだが、日本はアメリカの命令で中国と戦争する準備を進めているように見える。それが現実になった場合、共謀罪も威力を発揮することになるのだろう。大逆事件や横浜事件のようなでっち上げも想定できる
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201705150000/
http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/603.html#c83

[リバイバル3] 中川隆 _ オーディオ関係投稿リンク 中川隆
98. 2017年5月16日 07:24:37 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

本当のブリティッシュ・サウンドはタンノイではなくヴァイタボックス
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/710.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/451.html#c98
[リバイバル3] 本当のブリティッシュ・サウンドはタンノイではなくヴァイタボックス 中川隆
1. 中川隆[-7665] koaQ7Jey 2017年5月16日 07:28:33 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

我が、蹉跌のオーディオファイル#01. 現装置 ヴァイタボックス・システム にたどり着くまで

終戦直後、まだ音楽など聴く余裕は我々国民には無かったが、当時レコードといえばSP、若い諸君にはピンと来ないかもしれないが、78回転でぶんぶん回るレコード盤に竹や鉄の針で音を拾い、ザーザーいう雑音の中から音楽を聴き分ける。超アナログの世界しかなかった。

片面の演奏時間はせいぜい5分だから、頻繁に裏返したりレコードを換えたり、とてもじゃないが落ち着いて音楽を聴いては居られないのだが、この時代にはこれしかないのだから、それを特に不便とも煩わしいとも思わず、音楽鑑賞の妨げになるものは何も感じなかった。適応とはそういうもので、より便利なものを知りさえしなければかなりラフな 環境にも人間はちゃんと順応するように出来ている。

アマゾンやボルネオの密林深く住み着いた人々を不幸と思うのは文明(と云っても多寡が知れているが)の中に居る我々 の思い上がりと勘違いでしかない。

我家にも数枚のSPと電蓄があった。

ワインガルトナー指揮する第9もその中にあり、8枚組だから第9一曲聴き終わるまでに16回立ったり座ったりしなければならなかった。
だから滅多に聴くことはなく、その分聴いたときの感動は何時も新鮮だった事を覚えている。

その後 SP から LP時代に移行した
レコードは一気にステレオの世界に突入した。

巷ではコンソール型ステレオが発売され、やがてコンポーネントステレオで自由に機器を組み合わせることが出来るよう になった頃から今迄は極限られた少数の音キチという奇妙な人種が次第に一般化し始め、互いの持ち物に羨望の眼差しを向け合い、電機メーカーと提灯持ちのオー ディオ評論家達の巧みな話術に乗せられ、悲惨な出費をする者が多発した。僕がこの人たちに担がれてこの世界に巻き込まれたのは昭和48年だった。

オーディオ評論家を信用しなくなったのは彼らが異口同音に誉めちぎる JBL のがさつな音に起因するが、それはさておき、その1年後にはVITAVOX(ヴァイタヴォック ス)CN191、Machintosh(マッキントッシュ)C-22、MC-275、MARANTZ(マランツ)10B,TEACのオープンデッキに換わった。

昼はレストランで御飯だけ頼み、塩をかけて食べた。

やがてマッキンのブワブワした音が気になり始め、色々物色したけれども、これといったものに当たらず、ものは試に本郷の小さな新藤ラボラトリーに飛び込んで実情を話すと、答えは明快で、C-22 と MC-275はそういう音なのだと云う。

VITAVOX CN191もオリジナルその儘では低音がぶわつく傾向がある。

「だからお前は悩むべくして悩んでおるのだ。お気のどくなことだ」だと。

そう云うかい。ならば買おうじゃないか。ということになってこの新藤ラボラトリーの アンプを買った。

それにプレイヤー装置は Garrard(ガラード) 301とOrtofon(オルトフォン)RMG309と SPU-A。

ご飯が小盛りになった。それから35年このシステムを持ち続けた。

このシステムで鳴らすレコードの音は一つの完成をみている事は確かで、大概何処の音を聴いても羨ましいと思ったことは無かった。

この35年の間に、オーディオ界はデジタル時代に突入していて今やレコードなどはすっかりCDに駆逐された。しかし断言してもよいが、その現在にあってまだ、CDの音はレコードの音に遠く及ばない。

我家にあったSPの第九をCD化したものがあったので過日買い求めたが、雑音だらけのSPの方が 遥かに音楽的なのに吃驚したことがある。それ以来CDはずっと敬遠してきた。
http://audio-file.jugem.jp/?month=201007


40年前、オーディオの世界ではJBLが半ば神話の世界に入っていた。

そしてマランツとマッキントッシュ。

オーディオファンの間ではこれらでなければ世も日も明けない一時代があった。アルテックも、JBLと並ぶ大ブランドだった。

一度ブランド品として名が売れて仕舞うと後は楽チンで、一定期間は黙っていても売れてゆく。音楽などは二の次で「何を聴くか」よりも「何で聴いているか」が一義的な問題であったようだ。

VANジャケットが自分に似合うか否かは二の次であったように

「何で聴いてるんですか」

と聴かれて

「JBLです」

と小鼻を膨らませて答えなければ格好にならなった。加えて

「アンプはマッキンです」、

「私はマランツです」

と答える事が出来れば大得意の満点であったのである。そう、マークレビンソンという腐れアンプもあったが、今日では「LINNです」と答えねばならんのだろうか。
今、「JBLです」と答えるマニアは随分減ったのかもしれない。でも換わりに「LINNです」と答えなければならないのなら心理的レベルは進歩していない事になる。どうあれ、カリスマ的な目玉商品を人々に印象付ける事が出来れば流行を造る事が出来る。

2007年以来、LINNはネットオーディオを引っ張ってきたというから、ならば日本の業者や提灯持ちの評論家がカリスマに祭り上げたということかもしれない。そのこと自体ちっとも悪い事ではないし、ネットオーディオも面白いから寧ろ歓迎すべきだが、アンプ一個が数百万円、プレイヤーも数百万円。何から何までLINNで揃えたら軽く1000万円を超えるという事になると、ウェスタン並みのバカバカしさである。

35年前、僕はぷっつりオーディオ雑誌を読まなくなった。

参考にならないからであったが、余りに過激な人達が登場して、全員揃ってパイプを咥えている姿が気持ち悪くて見るのが嫌になったのである。
表現が違っていても云う事が全員同じであるところも気に食わなかった。一人が誉めると全員が誉め、貶すと全員が貶す。そいう事なら評論家など一人で充分だったと思うが、当時はこの仕事が金になったのかゴロゴロいた。

一人の評論家がJBLを誉めると数人の評論家が異口同音に誉めちぎり、其れを読んだ読者が揃って JBLを求める。僕も私もJBLという構図が簡単に出来上がる。斯く云う僕だって僅か半年の間だったとはいえ、一度はJBLを手にした事がある。

今年の7月になって、僕は35年ぶりにオーディオ雑誌を読んだ。評論家のメンバーはすっかり代って往年のパイプオジサン達は一人も登場して来ない。代って彼らの子供か孫くらいの年齢と思しき若者達が評論家として登場している。

それにしても、昔も今も評論と云うのは何故あんなに表現が難しいのだろう。まどろっこしいと云うか、解読には随分な苦労を強いられる。うっかりすると結局何を言っているのか解らない事もある。権威付けでもしたいのなら阿呆な話だ。
http://audio-file.jugem.jp/?eid=27


その昔、RCAに

フラワーボックス
http://www.youtube.com/watch?v=iG3w-mh5Z9c
http://budjazz.blog82.fc2.com/blog-entry-11.html
http://www.eniwa.co.jp/umeya/audio.html


という一寸素敵なスピーカーがあった。マグネットを使用する現代のスピーカーではなく駆動電源を必要とする所謂フィールドスピーカーというタイプである。

箱の全面と側面に貼られた布に大きく花柄の刺繍がしてあることからこの名が付いたが、正式には、RCA Loudspeaker 106という。

1950年代のモノーラルLPを鳴らすと実に艶っぽい音がする。
これを、GEのバリレラを使って真空管アンプで鳴らすのである。

この時代のアメリカ録音のレコードを聴くには断然バリレラが良い事を、僕はこのフラワーボックスで始めて知ったが、オルトフォンを始め全く他の追随を許さない。普段使う事が無くて引き出しの奥に転がっていたバリレラが敢然と息を吹き返し、フラワーボックスは恰も其処に歌手が居るかのように現実味を帯びて鳴ったのである。再度云うが実に艶っぽい。

こんなものを造る国と日本は戦争をした。端から勝てる相手ではなかったと今更ながらつくづく思った。

モノーラルのレコードの魅力は何と言ってもこの艶っぽさと生々しさにあり、ステレオLPでは終ぞ味わえぬものだ。こうした超アナログ世界の音を貴方が聴いた時、どんな気持ちになるだろう。

言い方を換えるなら、これ等の機器は音は鳴るが、音楽が鳴ってこない。無論、鳴ってくる音にはメロディーがあってリズムがあるから音楽には違いないけれども音から連想するものが違うのである。音楽の価値はそこから何を連想させるかで決まるのだ。

フラワーボックスが奏でる音楽には、つまりアナログ音には血が通っている。だから、連想するものにも血が通っているのである。

PCのサイトでVenetor Soundを検索すると、50年〜60年代のアメリカのレコードを不思議な事に見事なアナログ音で聴く事が出来る。

Venetor Sound Web
http://venetor-sound.com/main/

PCなどという超デジタル機器でどうしてこのような音が出てくるのか解らないが、間違いなく出てくる音は古き良き時代のアメリカンポップスのアナログ音である。この時代のアメリカという国の一端を知る事が出来る。
音楽には常にその音楽が生まれた背景があるから、それを聴き採る事が出来るかどうかがオーディオの評価につながる。

スペックを評価してもオーディオの価値は解らない。オーディオは決して主役ではなくて「主役は飽くまでも音楽にある」という事もこのサイトが教えてくれる。
Venetor Soundという会社は、言ってみれば今モノクロフィルムに注力するローライの姿に良く似ている。人の心に訴える本物の音造りをめざす数少ない会社の一つである。ローライと違う所は老舗ではなくベンチャー企業だという所だが、これからの我が国に必要なのは、中身の腐った某光学機器会社や紙屋の様な企業ではなく、こうした本物を追求してゆく会社である事に間違いない。
一度彼等の造る音を聴いてみる事をお勧めしたい。
http://audio-file.jugem.jp/?eid=28


40年ほど前、オーディオ界ではどう云う訳かオーディオをネタにして金を盗る人達をオーディオ評論家と呼び、メーカーや出版社そして販売店が重宝し、確かな耳を持たなかった当時のオーディオファンは彼らを神の様に崇め、云われるままに辺りを徘徊して金をばら撒いた。

音を知らないという意味では実は彼らが僕らと変わるところは全くなかったのだが、何でも自信を持って言い切る所に拠所を持たない多くの読者(オーディオファン)が振り回された。

自信の源がメーカーや商社の広報室に有り、マスコミのバックアップにあるのは云うまでもあるまい。彼らの進みたいところに提灯を向ければ良いので、彼らが何を抱えて歩いているかと云う事はどうでもよかったとしか言いようのない発言が続いた。

この人たちは今どうしているのだろう。僕はこの人たちを無視し、オーディオ関係誌も読まなくなって35年になるから現在の姿は解らない。が、少なくとも当時はこういう風だった。

趣味の問題は100%自己責任だから、それで泣いたって本人が悪いに決まっている。僕を含めた多くの彷徨える人々の散財はだから評論家の所為ではない。それは解っているが、35年前彼らに担がれた不快感は未だに払拭されないでいる。

聞いた話で本当かどうか知らないが、ある大金持ちの超マニアが部屋にカーテンを引き、後ろで交響楽団のメンバー数人に演奏してもらい、評論家達を呼んでオーディオ機器の当てっこをして貰ったら、皆口々にこれは何、あれは何としたり顔だったという。おまけにもうちょっと音の粒立ちが良ければ、とか低音を締めたらもっと良くなるだろうとか、色々注文もあったという。

おそらく嘘だろう。だがこの逸話は彼らのあり様を良く物語っている。本当にやったらさもありなんと思う。


僕がヴァイタボックス・コーナーホーン(Vitavox CN-191)を見付けたのは、当時良く通っていたオーディオ店の小部屋であった。まるで隠すように置いてあったのを目敏く見付け「これを聴かせて欲しい」と云ったら何となく渋っていた。

値段を聴いたら156万円だとどういう訳か渋々答え、「買う」と云うと値が張るのでローン会社の信用がつくかどうか、とまた渋った。

僕の誤解かもしれないが、余り売りたくない様子が見て取れ、ローン会社の信用が付くととても残念そうだった。どうしてだか解らなかったが、このVitavox CN-191は最後のUKオリジナル品と後でわかった。
が、兎も角このVitavox CN-191が僕の部屋に安置された。
素晴らしい音だ、とは残念ながら云えなかった。原因がこのスピーカーを鳴らすアンプやカートリッジその他のレベルが低すぎるところに有ることは解っていた。

色々探した結果、最終的に選んだのはマッキン(Mcintosh C22、MC275)だった。当時最高のアンプだと各誌が誉め讃え、評論家も挙ってこれ以上のアンプは無いと絶賛しているから間違いは無かろうと思ったのである。当時の趨勢はとっくにトランジスタに換わっていたのと、このアンプを手放す人が少なかったのか市場には殆ど出回る事が無く、探すのには時間が掛ったが。

何とか見付けて欣喜雀躍音を出したがそれは酷いものだった。
LAXの真空管アンプよりはスケールが大きかったが音質は大差ない。
僕が評論家に疑問を持ったのはこの時である。

プレイヤーはこれも彼らが絶賛するトーレンス(THORENS TD124)。
アームは矢張り先生方ご推薦のSME3012,
カートリッジはエンパイア(EMPIRE 1000ZEX)。

低音がぶかぶかで、音は出たが音楽にならなかった。

プレイヤーが悪いかと思ってマイクロの、巨大なターンテーブルを空気で浮かし、糸で回す奴に買い替えたが、これは一段と酷い物で空気が漏れてターンテーブルが傾きシャーシーに触れて一周毎にゴトゴト音がした。アフターサービスも最悪で新品の欠陥品は結局治らないまま、正常なものとの交換も無かった。当時力は滅法あったので海に投げ込んだ。売るにも売れないし、付け物は家では付けて居なかったし、バーベルなら持っていたのでもういらない。第一見るのも嫌だった。

だが、音の悪い原因がプレイヤーに有る訳ではなかった様だから、ならば原因はアンプしかない事になる。買ったばかりのマッキンを買い替えねばならんとは不愉快の極みだが駄目なんだから仕方あるまい。

とは云うもののどんなアンプがあるか知っているわけではないし、当てがあるわけでもなかった。しょうがないから当時出版されていたオーディオ機器の総目録を隅から隅まで読んだ。巻末のスペック集は論評なしだったから、そこばかり何回も読み直したが、本から音が出る訳でなし決定打が打てる筈も無かったが、藁おも掴む思いで印象に残ったものを拾い出し、それを何回も見比べて最後に残ったものの音を聴いて確認することにした。

最後に残ったのは「RA1474」 とメインアンプの「124D」だった。
メーカーは新藤ラボラトリーとある。聞いたことが無い。
どうせ碌でも無かろうが音が悪けりゃ買わなければいい。
兎も角行ってみることにした。
http://audio-file.jugem.jp/?eid=4


救世主、新藤ラボ 

新藤ラボラトリー
http://www.shindo-laboratory.co.jp/Front/indexj.html


小さな扉を見付けるのに苦労し、やっと探し当てて開けると狭い階段があって、登り切った所が新藤ラボだった。

音が鳴った。素晴らしかった。

RA1474はフォノ専用のイコライザーアンプ。

124DはWE-350Bプッシュプルのメインアンプで迫力満点、加えて繊細でもあるからVitavox CN-191を鳴らすのには理想的だろうとこの時半ば確信していた。

数日後再度新藤ラボを訪ねた時、体中の全ての輪郭が猛烈にはっきりした人物が入ってきた。その人が新藤さんだった。

新藤さんは好人物であった。嘘を言わず、云った事はやり、出来ない事は云わない人だった。この時の印象は35年たった今でも変わることは無い。メーカーや販売店に有り勝ちな虚飾が一切なく、右だと云ったら左でも中間でもなく徹底して右だから解り易くもあった。

Mcintosh C22,MC275に関してはぼろ糞で、そもそも音全体に締りのないアンプだから、音のバランスを期待する方が間違っている。

「あそう、買っちゃったの」・・・・
「お気の毒」・・・

の一言でちょん。もう少しやさしい言葉はねーのかい。ねーんだなこれが。

RA1474 と124Dはキットで買うことになり週2度程此処に来て自分で組み立てることになった。キットと云っても部品は既に取り付けられており、配線だけすれば良い状態だったから不器用な僕にも出来たのだが、半田鏝と机が用意され、それから一ヶ月半程通った間新藤さんとは随分色々な話をした。

常に明快な人だから解りやすく、物事に対する考え方は良く理解できて、音造りと云うのは要するに人柄だということがこの時良くわかった。

僕は写真をやるが、写真は撮り手の性格が出る。怖いほど出る。
撮った被写体の影に自分が映っているのである。
音造りもやはり造り手の音が鳴っているものだ。

日本人の美に対する感覚は欧米人とはちょっと違って、音でいえば水琴窟や鼓、といった単音に感じ入る様な繊細さを持っている。反面グランドキャニオンの巨大な静けさやナイアガラの爆音の様なスケール感に欠けるところがある。

環境が違うから当り前のことだが、音楽にはこの二つの要素が必要で、新藤さんの音はそれに近かった。最近では新藤アンプは寧ろ海外で注目されているというところが、何やらこんなところにも国情が反映されているようで悲しい。65年の間に我々日本民族が失ったのは、こうした無形の心に拘わる感性ではなかったか。


Vitavox CN-191は見違えるような音で鳴り出した。

結構僕は満足していたが、新藤さんはVitavox CN-191の欠陥を二つばかり挙げ、これだけは直しておこうという事になった。

中高音用S-2ドライバーの裏蓋がプラスティックなので此処で音が死んでいる、従ってこれをステンの削り出しで造り直す。
ネットワークがチャチでここでも音が死んでいるのでしっかりしたものに造り直す。

という2点だった。特性のコイルとオイルコンデンサーを使って造り直し、この2か所の改良で夢の様な音に変身した。
序にスピーカーの内部配線も良質の物に換えた。

これで僕は充分満足だった。有難うを僕は連発したが、まだあった。
これはスピーカーの欠陥ではなく、我家の普請の問題だった。

このスピーカーは部屋のコーナーに嵌めこむように造られていて、裏から見るとだから骨組みだけでがらんどうである。
従って壁が低音ホーンの一部を代用するように出来ているので、理想的な低音を出すには壁がしっかりしている必要がある。我家は2×4の安普請だから、建てるときに気を使って壁に木の板を張り付けていたが充分ではないとのことで、裏蓋を付ける事になった。

これで低音はぐっと締りが付いて、音全体のバランスがぴったりとれた。
序にウーハーを外し、エッジに何やら塗り、乾くとこれで孫の代までエッジがへ垂れることは無いという。

Vitavox CN-191に施した改良は以上である。おそらくこれでVitavox CN-191コーナーホーンの持つ可能性の殆ど全てを引き出すことに成功したと僕は思っている。
新藤さんは何も言わなかったが、おそらく同様に思っていることだろう。それ以降スピーカーについては発言が無い。

これをRA1474と124Dで鳴らし、プレイヤーはGarrard 301のセンタスピンドルを改良してでかいターンテーブルを乗せ、アームにOrtofon RF297に厳選したSPU-Aをチューンアップした眼も眩むようなカートリッジ, という組み合わせが出来上がった。

それから35年僕はこのシステムで音楽を聴いた。オーディオには幾つか頂点があるが、このシステムも一つの頂点だったと思っている。

当然、これ以上の音が存在することを僕は知っているが、果たして家庭に持ち込むに相応しいかどうか聴いてみて疑問を感じたことがあった。


ウェスタンの15Aホーン である。

某所で聴いたがこれは凄かった。
ピアノがピアノよりピアノらしかった。もう桁違いで比較対象の問題ではなかった。

15Aホーンは御承知の通り劇場や映画館用であり、客席は20〜50メートル以上離れたところにあり、且つ天井はビルの数階分の高さがあることを想定して、観客に如何に心地よくしかも巨大なスケール感を味あわせるかという事がコンセプトだったろうから桁違いは寧ろ当然の性能と云ってよいが、それをこの時は距離約4メートル程、天井高2.5メートル程の所で聴いたのだから、それは腰も抜けよう凄まじさだった。

この時ハスキルは正しく男だった。「げー」と僕はのけ反った。僕の大好きなハスキルが。

家に帰っていそいそと僕は同じレコードをVitavox CN-191で聴いた。
紛れもなくハスキル はエレガントな女流ピアニストだった。

ハスキルのモーツアルト、これ程無心で典雅な音楽は無い。Vitavox CN-191ならずともこれがちゃんと聴けるなら、スピーカーは何だっていい。

新藤ラボの音造りは要するにハスキルのピアノをハスキルのピアノで聴かせてくれるのである。

この人に出会わなかったら、僕は未だに迷い続けていただろう。
http://audio-file.jugem.jp/?eid=5

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/710.html#c1

[リバイバル3] 本当のブリティッシュ・サウンドはタンノイではなくヴァイタボックス 中川隆
2. 中川隆[-7664] koaQ7Jey 2017年5月16日 07:35:11 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

キット屋コラム「私のオーディオ人生」 by Y下
GOODMANS AXIOM−80 と VITAVOX DU−120 コアキシャルの比較試聴
http://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-035.html


マニアの間では究極のユニットとか伝説のユニットと云われている GOODMANS社のAXIOM−80フルレンジスピーカーを取り上げます。

今回は私の所有しているタンノイGRFタイプのボックスにこのユニットを実装して試聴しました、このボックスの容積は約250?、ボックスの材質はフィンランドパーチで板厚は19mmでバスレフタイプなります。

世界の名器と云われたユニットが果たしてどんなサウンドを奏でてくれるのかスピーカーマニアならこの気持ちは理解していただけるのではないだろうか、折角鳴らす以上比較対照するものがなければ評価のしようがない、


ここで片側の左側はAXIOM80を装着し、右側をVITAVOXのDU−120コアキシャルを取り付けて比較試聴しました。


 今回ご紹介するAXIOM80 ユニットはレプリカではなく1950年製の最初期オリジナルユニットになります。

巷ではAXIOM−80はマニアを引き付ける麻薬的なサウンドで魅力的な音だとかこのスピーカーで聴く弦楽器の再生はこれ以上ない!とか云われ一度このスピーカーの虜になるとタンノイ、アルテック、JBL等では味わうことの出来ないスピーカーと云われていますが果たしてどれ程のユニットなのか実験を行いながら試聴しました

マグネットは17000ガウスもある強力マグネットで現代のスピーカーでは考えられない強力なアルニコマグネットを採用しているのは脅威でもある。

AXIOM−80もオリジナルとレプリカタイプが存在しますが、今の時代良質なオリジナルを手に入れることは至難の業かも、

ヤフオクで時々AXIOM−80が出品されていますが、ユニット単体で30〜40万ぐらいで落札されているのを見ますといかにこのユニットの人気があるのか伺えます。

良質なオリジナルが手に入らなければレプリカになりますがこのレプリカも曲者で、外観はAXIOM−80と同じ作りですが音質的にはまったく違います。

またオリジナルの場合も初期型、後期型が存在する事がわかりました、

私が所有していますAXIOM−80は1950年代の初めのユニットですから完全な初期型になります。

今までステントリアン、ワーフェデール、グッドマン、パイオニア、コーラル、ヴァイタボックスなどのフルレンジユニットを使ってきましたが、スピーカー遊びはフルレンジが一番面白いのとボックスに入れれば即鳴るのが魅力でしたが、フルレンジ程上手く鳴らせないユニットはありません。

オーディオはフルレンジ派もいればマルチ派もいます。あるマニアが云っていた事ですがマルチを追求して鳴らしている時に俺は音を聴いているのか楽を聴いているのか自己不信に落ちいって最終的にフルレンジに戻したと云っていましたが、確かに3Way、4Wayの大型ホーンを使ったスピーカーの音を聴いていますと歪感の少ない良い音に聴こえますがじっくり聴きますと音の定位がバラバラで一つにならないのと楽器や人の声を聴きますと音像が大くなり不自然感は拭えません。

音楽を楽しむと考えたらフルレンジ型やコアキシャルスピーカーが自然体で音楽が楽しめる。どちらも一長一短があるからオーディオは面白いのではないだろうか、


 早速ですが私なりにAXIOM−80の使いこなしになりますが、良いスピーカーほど簡単には鳴らない、特にこのユニットは箱を選びアンプを選ぶ傾向があるのがわかった、


試聴のシステム

プレーヤー ヤマハGT−1000
トンアーム GRACE G−565ロングアーム
カートリッジ オルトフォンSPU−GとSL−15E
昇圧トランス ゼンハイザー 1950年代のヴィンテージトランス

ブリアンプ マランツ#7

WE−300Bシングルアンプ、メトロアンプ

試聴レコードとCD ビバルディのバイオリンソナタその他


以上のシステムでの試聴になります。


全体で聴くAXIOM80は高域の透明感は見事なのだがいかんせん低域の量感が薄くバランスが上に持ち上げた音になる。

シングルアンプの場合はトランスの磁化の影響で低音が出にくいのかも
これは300Bアンプが悪いとは思えない、


 答えはこのスピーカーにはシングルアンプは合わないではないか、

250リッターのボックスを使っても低域不足は不満が残るが、中高域の音色はロンドンウェスタン系の特徴のある個性のある音で、巷ではこのスピーカーの虜になるのがわかる。

音色を一言で云うならセピアカラーの音とHMVの蓄音器に近い一種独特のサウンドと云える。

特にバイオリン、ピアノの響きと音色は特筆すべき良さが感じ取れる。

ケフェレックのバッハのピアノ曲はスピード感のある付帯音の付かない切れ味の鋭い日本刀のようなサウンドだが、長い時間聴いていると低域不足の不満が見え隠れしてくる。


 次に VAITAVOX の DU−120 に切り換えると、中高域はほとんど同じ音質と音色だが低域から中低域にかけてAXIOM80では出なかったふくよかさが出て品位の高さで差が出た、

低域の量感は25pユニットでは難しいかも知れないが、AXIOM80 は VAITAVOX に劣らず品位の高い音でタンノイ、アルテックでは味合う事のできないマニアを虜にするサウンドだが、大編成のオーケストラの場合は口径が小さい分無理の様な気がするが、ジャズトリオをかけるとあのクソ喧しい一般的なジャズサウンドとは違うしっとりとしたコクのあるサウンドに変身する、

ジャズもボーカルもグッドだが低域がもう少し出れば文句なしだ、

またバッハなどの室内楽、器楽曲を聴くとこれ以上望む必要がないぐらい味のあるサウンドになる。

サブバッフルを取り付けての試聴


メトロアンプで鳴らすAXIOM80


 WE−300Bシングルアンプで鳴らしたAXIOM80だが、このユニットを使っている方は良質のアンプを繋いで鳴らされていると思うが、プッシュプルアンプを使うとどんな音になるのか、早速アンプを交換して再度試聴を試みた、

 このメトロアンプは前回のコラムで紹介したトランスは

米国製のシカゴ・スタンダード(スタンコア)トランス
http://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-034.html


を使った自分では最高のアンプと思っているが、AXIOM80はアンプを選びトランスまでも選ぶスピーカーでこんな気難しいユニットは聞いた事が無い、今回は出力管はGECのKT−66に交換しての試聴になる。

接続後最初に出てきた音はWE−300Bでは出なかった低域の量感が豊かになり中高域は刺激のない味のあるサウンドでピラミッドバランスに変身したのは驚きであった、

やはりこのユニットはシングルアンプでは簡単には鳴らないことを痛切に感じた、


多分このサウンドこそ本来のAXIOM80のサウンドかも知れない、

AXIOM80はダブルコーンのため高域がきつくなるのが当たり前ですが、このメトロアンプではトランスの影響で長時間聴いていてもまったくきつくならずに疲れない、

その後 VAITAVOX に切り換えて試聴したが、好みとしては VAITAVOX のが自分には合うように思えるのと、VAITAVOX の DU−120 は日本には10セットぐらいしか入って来なかったスピーカーですからある意味 AXIOM80 より貴重に感じる。

 最後に色々切り換えて試聴したがどちらが VAITA か AXIOM80 かわからなくなってきた、どちらも特徴のあるロンドンウェスタン系のサウンドでよく似た音には間違いない、


 最後にAXIOM80を上手く鳴らすには

容積の大きなボックスで

材質はフィンランドパーチ、米松合板辺りを使い

吸音材を調整しながらバスレフでの使用がベスト、


またアンプはプッシュブルが適合で出力トランスは有名なトライアッド、ウェスタン、シカゴ、スタンコア辺りを使用すれば本来の AXIOM80 の良さが出てくるような気がしますが

国産のトランスを使ったマニアが作った自作のアンプではまずは簡単に鳴らないことをご報告しよう、

名ばかりの国産のトランスでは AXIOM80 の良さを十分に引き出すのは難しいのと世界の名器に対して失礼である。


あとがき

 今回はAXIOM80を取り上げての試聴でしたが私個人に云わせると巷で云う名器とは思わないのと、このユニットは価格がべらぼうに高くなってしまったがそれだけの価値は無いと思うが、AXIOM80 に恋こがれた方なら価格の問題ではない、

AXIOM80もそうだが長年英国スピーカー遊びをしてきた私ですから特別凄いとは感じなかったが、一般的に見ればこのユニットも名器の一つかも、
http://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-035.html

キット屋コラム「私のオーディオ人生」第12回 グッドマンスピーカーの音と英国ヴィンテージスピーカー
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-012.html


グッドマンを鳴らす真空管アンプ

 グッドマン3Wayを鳴らすには現代の半導体アンプでは鳴らない、
このようなヴィンテージスピーカーは真空管アンプで駆動するのがベストである。
このスピーカーに合わせて試作した出力管は、チェコで生産されていたKRのPX−25ナス管

 いよいよグッドマン3Wayシステムのユニットを実装しました、
ネットワークは予め製作しておきましたのでスピーカーシステムは完成、


グッドマンスピーカーの音

 グッドマンスピーカーとアンプを接続して少しづつ音量を上げてみる、
出てきた音は言葉では言い表わせない音である。
アメリカのスピーカーとはまったく違う音である、

一言で言うと地味な多少暗さを伴った響きで個性の強い音色でもある。
ホーンスピーカーなのにホーン臭さがなくアルテックのA5、A7とは明らかに音作りが違う、

この答えではグッドマンスピーカーは理解できない、
ここで比較対照できるスピーカーがなければ答えにならない、

 皆さんがお持ちのタンノイスピーカーと比較してみた、

比較対照は私の友人が愛用しているタンノイのオートグラフで内蔵ユニットはモニターシルバーである、

勿論部屋もアンプ違うから絶対的な評価ではないことを付けくわえさせていただきたい、

 タンノイのモニターシルバーの音は上質な木作りのコンサートホールの響きでゆったりとして雰囲気を大切にした音、

それに対してグッドマンは宮殿のホールで聴くエレガントな響きになる、

タンノイもグッドマンも同じヴィンテージスピーカーである以上は音の傾向として似たような色感だ、どちらも優劣を付けられないレアなスピーカーでもある。

タンノイもグッドマンも音の共通点は品位があり中域に厚みとコクをプラスした音になっている。(これが英国の伝統あるサウンドなのか?)

現代のタンノイスピーカーはこれに多少繊細感がプラスされ、上も下も伸ばした音になっているが人によっては中域がうすいと言う人もいる(この部分が日本人好みかも)

音のコクとか味は少なめな感じで料理で言えば薄味的な印象と感じとれるが、タンノイが好きなマニアなら気にもならない、
タンノイもグッドマンも同じ英国製ですから極端には音の方向性は違わない、
なぜだろう?

ヴィンテージマニアにこの点を指摘したら

「タンノイはグッドマンにOEMで作らせていたから似たような音」
「タンノイもグッドマンも同じである」

と言われる

「やっぱり」昔も今も同じなのか、そう考えると必死にタンノイを探さなくてもグッドマンでも十分ではないか、

 同じグッドマンでもAXIOM−80を聴いたことがあるが、多少高域が煌びやかになるぐらいで大きな差はないが、過去に聴いた記憶を紐解いてこちらの3Wayタイプと比較すると、中音ホーンの抜けの良さや緻密さではAXIOM−80とは異なる音色です。

 グッドマンはもう過去の古いスピーカーになってしまったが、今このスピーカーを聴くと現代のスピーカーとは見劣りは感じられないぐらい良いユニットなのだが、一般的には手に入りにくいのとユニットを実装して音楽を楽しむマニアが減少したのも原因ではなかろうか、

中古ショップに出ているグッドマンもあってもAXIOM−301か80ぐらいでその他のユニットはあまり見かけない、売れた本数が少なかったかも知れない、

VITAVOX,DU−120

VITAVOX(ヴァイタボックス)は戦前からある有名なスピーカーでロンドンウェスタン直系のスピーカーメーカーと聞いている。

シアター用が専門ですが家庭用にも素晴らしいシステムも出していました、
特に有名なのはVITAVOX191コーナーホーンとバイトンメィジャーがあります。

191コーナーホーンはタンノイのオートグラフと二分するぐらい素晴らしいのが特徴で、家具の調度品にはピッタリ当てはまるデザインでもあります。

昔私がエレクトロボイスの3Wayでオーディオを楽しんだ時に京都のジャズ喫茶「ヤマトヤ」にこの191コーナーホーンが鎮座してあった、
音は芳醇な響きで非常に奥ゆかしく鳴っていたのを記憶しています。

この音を初めて聴いた時「オーディオは聴かせてくれる音」これこそ自分が求めていた音だったのかも知れません、

その夢は30数年経っても忘れられないぐらい私に強烈なインパクトを与えてた、
VITAVOXと聞くだけで私にとっては未体験な音に感じる不思議と謎の多いスピーカーである。

今回ご紹介するDU−120はVITAVOXではコアキシャルスピーカーユニットで、このタイプ以外にDU−121もあるが、こちらはフェライトのマグネットの 2本しか発売されなかった、

VITAVOX DU-121の仕様 ヴァイタボックス
http://audio-heritage.jp/VITAVOX/speaker/du-121.html

VITAVOX 製品一覧 ヴァイタボックス
http://audio-heritage.jp/VITAVOX/index.html


このスピーカーの詳細を少しご説明します。

ユニットは多分1950年の後半から1960年の前半に発売されたもので、マグネットは大型のアルニコマグネットを搭載、ツィーターは特殊なポリエステルフィルムの振動板になっておりツィーターの音だし部分はアルミのパンチングで保護されている。

クロスオーバーは2000HZで低域側をカットせずにそのままスルーになっている、

ネットワークはコンデンサー 1本だけで高域のみのカットになっています。
この時代の同軸はネットワークを使用せずにコンデンサーのみでのカットが結構ありましたが、私に言わせればケチな方法と思う、本格的に使うならネットワークもアッティネーターも必要ではないだろうか、

その点タンノイのユニットは高いだけあってしっかりしているが、あのネットワークを収容してあるケースがプラモデルのイメージと重なるので少しマイナスだ、

 ヴァイタボックス12インチのコアキシャルスピーカーでフレームをよ〜く見ますとタンノイのモニターレッドによく似ています。

マグネットは強力なアルニコマグネット

 スピーカーユニットの中心にツィーターが飛び出している。
ツィーターの振動板はポリエステルフィルムで珍しい振動板でもある。


 マグネットカバーにVITAVOX−DU120のシールが貼ってある。
スピーカーからの引出し線は私が一部改造した部分です。


ヴァイタボックスの音

 グッドマンのウーファーを外してこのユニットを実装しての試聴になりました、

出てきた音は「何んだ!こりゃ〜」
こんなスピーカーの音は今まで聴いたことがない!
ひどいのも限度がある、

低音がまるでなく中高音はカミソリを振り回したような鋭い響きで音楽を聴くには耐えないスピーカーではないか、

これがVITAVOXの音なのか!今回の購入は大失敗かも?


言葉が出ない絶句である。

昔はエレボイのスピーカーで苦汁を味わされて泣かされた経験が蘇ってきた、
このスピーカーこそ名器ではなく迷器であるが、考えようによっては良いスピーカーこそテクニックと苦労が必要ではないだろうか、上手く鳴らせば感動ものであるが今の時点では落胆の言葉がぴったりだ、


DU−120の改造

 このスピーカーを宿らせるにはこのままの状態では不可能のなで大手術が必要だ、病院に行ってユニットに点滴を打てば治る問題ではない、手術をすればきっと当時の音が必ず宿るはずの気持ちで早速改造に取り組んだ、

改造はこれに合わせたネットワークを自作するのとボックスを新たに特注で作ってもらう事、吸音材の量を調整しながら耳で確認する方法しかない、
ボックスはグッドマンは米松合板を使用していたから、今回はフィンランドバーチで作っていただくことに決定した、


改造後のVITAVOX.DU−120

 ボックスが完成してユニットを取り付けて音だしで固唾を飲んでヴァイタの音を待った、

出てきた音は最初に聴いた音とは似ても似つかない実に渋い音である。

この時代のスピーカーの開発者は多分この世にはいないと思う、
このスピーカーの本当の音などは私にもわからない、
知っているのはスピーカーの開発者と当時携わった方だけだと思う、

何十年も前のスピーカーに使用してあるカットオフ用のオイルコンデンサーははっきり言って塵である、オイルコンデンサーが当時の状態を維持しているはずはない、

こんな塵コンデンサーでもオリジナル崇拝者は使っていると聞く、
はっきり言って良い音を出す以前の問題では・・・・

これはアンプにも言える、

私に言わせればビンテージアンプもそうですが今の時代からすればパーツはすべて当時の状態ではないのにマニアはオリジナルを尊重している、
これは一種の宗教のようなもので不思議なマニアが沢山いる、


グッドマンスピーカーとの比較

 同じ英国の伝統あるスピーカーなのに音の傾向はずいぶんと違う、

グッドマンはどちらかと言えばふくよかさが前面に出ていたが
このヴァイタボックスはより古典的なドライな音色を持っているが
ボックスの材質も違えば容積も違うから「これがヴァイタの音だ!」とは断言できない、

クレデンザ、HMV、ウェスタンと発展してきた音響技術の延長線上にあるような大変地味な音で、かの有名な191コーナーホーンの音に似た奥ゆかしく暗い響きを伴っている、

大橋氏が日記に書かれた「石作りの教会で聴く音」と表現されていますが的を得た答えだと思う、
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-012.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/710.html#c2

[リバイバル3] 本当のブリティッシュ・サウンドはタンノイではなくヴァイタボックス 中川隆
3. 中川隆[-7663] koaQ7Jey 2017年5月16日 07:39:26 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

名古屋 名曲喫茶フィガロ
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/659.html

VITAVOX CN−191で鳴らす喫茶「フィガロ」
http://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-039.html

オーディオマニア、音楽マニアも一目置く英国VITAVOX社のCN−191コーナーホーンシステムを使ったクラシックがメインのミュージックカフェ「フィガロ」を紹介します。


  今まで沢山のジャズ喫茶、音楽喫茶、ヴィンテージショップやマニア宅で色んなシステムを聴かせて頂きました、

遠い昔京都の「ヤマトヤ」で聴いた VITAVOX の CN-191 コーナーホーンまた東京は吉祥寺にもありますクラシック専門の音楽喫茶「バロック」でもこの CN−191 コーナーホーンを聴きましたが本来の VITAVOX サウンドとは程遠く中々このスピーカーを上手く鳴らすのは難しい、

真空管アンプなら何でもなると思ったら大違い、このスピーカーはアンプを選びトランス、球まで選ぶ大変気難しいスピーカーシステムだ、


店内の全体の様子
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スピーカーはヴァイタボックスCN−191コーナーホーンが左右に鎮座しています。ヴァイタの横にあるのが珍しいRCAの電蓄で1930年代
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男の隠れ家「ミュージックカフェ・フィガロ」

 中部地方にも沢山のジャズ喫茶、音楽喫茶がありますが今回ご紹介する音楽喫茶「ミュージックカフェ・フィガロ」はオーナー自らオーディオマニアでもありレコードマニアでレコードは3000枚所有とのこと、

また此処のオーナーで夏目店主は音楽も好きでオーディオも大好きな気さくな店主ですから是非行かれてオーディオ談義、音楽談義をされることをお薦めしたい。


 

ここのシステムは凄い

 メインシステムがヴァイタボックス CN191 コーナーホーンでここで鳴らされているヴァイタサウンドはおそらく日本ではトップクラスのサウンドでこのようなシステムが名古屋にあるとは気が付きませんでした、

以前のコラムでご紹介したジャズ喫茶 DAYS もヴァイタボックスのコーナーホーンでしたが同じヴァイタでもこんなにも違うサウンドでフィガロは特にクラシックがメインですがお客様のご要望で歌謡曲ありジャズあり勿論自慢のアナログレコード及びCDを持ち込んで聴かせてくれます。


プリアンプはマッキントッシュ20とマランツ#7を使っている。
モノラルはマッキントッシュでステレオが#7を使い分けている。
下側にマランツ#9が2台あります。
https://www.facebook.com/442145122649162/photos/pb.442145122649162.-2207520000.1475212762./442156832647991/?type=3&theater

プレーヤーはガラードの301が2台でモノラル用とステレオ用
http://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/img/img39_05.jpg

フィガロのシステム

 メインシステムはヴァイタボックス 191コーナーホーンですがこの隣に設置してある1930年代の HMV蓄音機と同じ1930年代のRCAの電蓄、

 プレーヤーはガラードの301が2台、モノラル用はSMEのアームにオルトフォンのモノラルカートリッジとオルトフォンのアームに同じオルトフォンのSPU−Aが実装されている。

 アンプはすべて真空管アンプでプリアンプはマランツ#7とメインアンプは同じマランツの#9が2台すべてオリジナルとのこと、

MCカートリッジの昇圧トランスは夏目マスターは秘密と云っていましたが私が見たところ一般のアナログマニアでは聴けない WE製○○○○を使って昇圧しているがこのようなシステムを揃えたレベルの高い喫茶店を私は見たことも聞いたこともない、

フィガロのサウンド

私が訪問した時ヴァイタボックスからシゲティのバッハ無伴奏が流れていました、一聴してこのサウンドはロンドンウェスタン系の渋い枯れた音でバッハを聴くならこの音しかない、それだけ素晴らしいサウンドで欠点が中々見当たらない、

またこのお店の雰囲気がヴィンテージシステムにピッタリで壁には色んなアナログレコードのジャケットが並べられている。

トータルで考えるとマランツ#7と#9の実力が発揮されているようだ、


ヴァイタボックスのサウンドこそ英国を代表するサウンド、

タンノイが英国サウンドと云われるが本当の英国サウンドはタンノイではなくこのヴァイタボックスとグッドマンではなかろうか、

私の所有しているヴァイタボックス DU−120 と比較しますと低域の量感は38センチのウーファを使っているためスケール感には差が出るが家庭で使うには30cmの DU−120 で十分である。

ウェスタンエレクトリックの 555 ドライバーを使ったシステムはどちらかと云えばクレデンザの蓄音機の延長線上にある音だがヴァイタボックスはロンドンウェスタンの流れを組む HMV 蓄音機に近い独特な響きは素晴らしい、


次に聴かせて頂いたのは英国の 1930のHMV蓄音機、

レコード盤はすべてSP盤であるがこの音は電気臭くなく先ほど聴かせて頂いたヴァイタボックスによく似たサウンドで蓄音機なのに音圧レベルが高く遠くまで音の浸透力には脅威に感じる。

このようなサウンドを聴かされると現代のハイエンドオーディオは歪み感のない綺麗なサウンドだが必ず飽きが来るはずだ、

特に現代のハイエンドは上も下も伸ばしたため中域が薄くなりがちで不自然に思う、


HMV 蓄音機を聴かせて頂いた後は1930年代の RCA の電蓄だ、

また特に良かったのは美空ひばりの子供の頃のSPレコードでこの歌声を聴くとタイムスリップしたような錯覚にとらわれる。


是非仲間やご夫婦で訪問してください。店内は広いですから時間をかけてヴァイタボックスサウンドや HMV蓄音機の音楽性豊かなサウンドを満喫できます。

フィガロは日本でもトップクラスのサウンドを聴かせてくれますからY下のブログを読んだと云っていただければすぐに打ち解けると思います。

それとここで飲むコーヒーは美味しいですよ、
カウンター越しに夏目マスターとオーディオの話も良し、音楽の話も良し、ゴルフの話も良し、


またフィガロから車で10分ぐらいの所に本山の交差点を北に行きますとジャズ喫茶 DAYSもあります。

同じヴァイタボックスでも音の系統は違います。
二つのヴァイタボックスが聴けますからこちらも訪問すると面白いかも


あとがき

 今回はミュージックカフェフィガロをご紹介しましたが、今まで色んなシステムをマニア宅、ジャズ喫茶などで聴かせて頂きましたが、マニアなら一度は聴きに行くべきです。

マランツ#7とマランツ#9の組み合わせは極上でまったくもって不満は感じないがメインアンプは西部電気の300Bより英国製の直熱3極管を使って良質のアンプで鳴らしたらより英国サウンドが満喫できるように思える。

勿論出力トランスはパートリッジならグットだ、
http://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-039.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/710.html#c3

[リバイバル3] 本当のブリティッシュ・サウンドはタンノイではなくヴァイタボックス 中川隆
4. 中川隆[-7662] koaQ7Jey 2017年5月16日 08:25:45 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

アンティーク・オーディオが聴ける店 _ 長野県小布施 JAZZ喫茶 BUD
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/209.html


オーディオ装置
 
プレイヤー:ガラード製フォノモーター301シルバー
メインカートリッジ:SPU A  
アーム:オルトフォン RM309 
トランス:618A  618B 
RCA:BQー2B(カートリッジ:バリレラ) 


プリアンプ:ウエスタン 120B/EQ×2  132A×1   
メインアンプ:ウエスタン 124E×2 SP

 
スピーカーの箱:アルテック A-7用フロントロードホーン型BOX  
ホーンドライバー:ヴァイタボックス S2(ダイヤフラム/ジュラルミン)  
ウーファー:ヴァイタボックス AK156  
ネットワーク:ウェスタンのオイルコンとトランス


小布施に戻り、蔵を改装したJazz喫茶「Bud」を訪ねる。

こちらもアルテックのA7?とJBLランサーにウェスタン初期のアンプ、ガラードのターンテーブルという構成。

ただしアルテックの中のユニットはバイタボックス社製に代え、ネットワークも新調した由。

こちらのご主人はJAZZ−Audio喫茶の主人らしく煙草・子供お断りの札を表に堂々と掲げていらっしゃる。

ウェスタンのアンプは東京の知人から譲り受けたそうで、調整もその方が再々やってきて為されるそうだ。

Miles の“Someday My Prince will Come”が夏の暑い午後をあらためて思い起こさせるように気だるく薄暗い蔵の中に流れていた。
http://windypapa.exblog.jp/3336970/


2013年8月17日 (土) 小布施のbud

ルー・ドナルドソンを皮切りに、ブルーノート1500番台を次々掛けてもらう。品が良く、中音が張り出し、ベースの弦のはじけ、太鼓の皮の表現は実に見事と言うしかない。

マスターからスピーカはヴァイタボックスのユニットをa7箱に入れた、と聞きあの有名なウーファーak157,ドライバーs2,ホーンcn157だな。
更にネットワークをウエスタンに変えてから音が激変したと言う。

勿論駆動アンプはウエスタンでこれが小布施budの音の屋台骨である。このシステムを構築された方はウエスタンの専門家と聞くが、まさにウエスタンの魔力に支配された音は、真の意味でjazzオーディオなのだろう。


我が街清水から260km離れた北信濃、ここに上質のjazzを聴かせるカフェが存在するコト自身奇跡とも思えるが、jazzを愛するマスターと支えるママさんの日々努力の賜物でした。
http://ampvenus.cocolog-wbs.com/blog/2013/08/post-4606.html

長野in小布施 COFFEE&Jazz BUD最高でした! 2013/11/9
http://blogs.yahoo.co.jp/dkwbw587/10416138.html

今回お邪魔した長野県上高井群小布施町に有るJazz喫茶店です。

小布施町は色々見る場所が有り 栗が名産の様で栗のお菓子が沢山ありました。

また 北斎館や高井戸鴻山記念館など歴史的人物に縁の有る地です。


今回のジャズ喫茶 BUDの場所は、 味噌屋さんの隣の蔵です。

(少し判りにくい場所です。)

中は・・・・とんでもないモノが・・・・・

http://blogs.yahoo.co.jp/dkwbw587/GALLERY/show_image.html?id=10416138&no=2

50cm以上は有りそうなターンテーブルのレコードプレーヤー。

http://blogs.yahoo.co.jp/dkwbw587/GALLERY/show_image.html?id=10416138&no=7


http://blogs.yahoo.co.jp/dkwbw587/GALLERY/show_image.html?id=10416138&no=9
http://blogs.yahoo.co.jp/dkwbw587/GALLERY/show_image.html?id=10416138&no=10
http://blogs.yahoo.co.jp/dkwbw587/GALLERY/show_image.html?id=10416138&no=11


実際見るのは初めてなんですが 有るところには有るんですね!!
そして マスターの許可を頂いて撮影しました。

本物は感動モノです。

そして、メンテナンスも専門家に依頼して完璧な状態を保っているそうです。

実際レコードを聴かせて頂きました。

もう別世界の次元ですね。

言葉では表現できません。

やはり伝説のWestern Electricですね。

目の前で演奏しているような錯覚さえ感じました。

生々しい演奏が 今でも頭に残ってしまいました!

さて、これからの音作りどうしょう・・・(^▽^A・・・

これから、まだまだ悩みそうです(笑)

(今回 奥方も同伴でしたが、この音に聴きほれていました様です。)


コメント


いや〜、これはスゴイと言うか、マジ過ぎですね!
ジャズ喫茶さんと言うと、どちらもシステムには拘りがある様に見受けますが、
(写真でですけど(笑))
この様なシステムは見た事がありません・・・。
これなら、ホントに『陶酔』出来そうな予感が(笑)
2013/11/9(土) 午後 10:53 [ HIR ]


ここは 予定外のコースなんです。
偶然ホテルの地域案内地図を見て発見しました、
建物は普通の蔵で中は天井が高く 教会を思わせる感じでした。
(この空間がマスターのこだわりで 音が上に昇って降りてくる外国の教会の音をイメージされたようです)
そして とんでもない機器が御出迎え(笑)

自分のイメージはベイシーを想像して、JBLを何でドライブしているのか見たくて来ましたが・・・・
入店して、まさか昔の幻シアターシステム有るとは思ってもいませんでした。
何時でも聴いていたかったのですが、次の予定時間が有ったので
1時間位で店を出ましたが、今度一人でゆっくり聴きに来たいですね(^▽^)
2013/11/10(日) 午前 6:20 [ Mr JKO ]

あ〜! 凄〜いWestern Electricじゃないですか!
プリウスさんが見たら・・・よだれを○○滴たらしそうです。
一度聴いてみたいですね(^^ゞ
2013/11/10(日) 午前 6:20 [ 006師匠 ]


こんなに大きなターンテーブルのプレーヤーって在るのですねぇ〜
初めて聞いたし、勿論見た事もありません。
Western Electric製のアンプも同様です。
スピーカーはA5ですか?
2013/11/10(日) 午前 6:45 [ amk**mjm ]


まさか今回の旅行で聴けるとはラッキーでした。
でも あれを聴いたら今までの音は・・・考えさせられますね
やはり 今回の音は幻と思って 自分なりの音を探します。
2013/11/10(日) 午前 7:07 [ Mr JKO ]


自分もこんなのは初めて見ました。

この機器は全て業務用(プロ仕様)の様です。

しかし、これが自然においてあると何かレトロで御店のインテリアにもなるし 落ち着いた雰囲気でよいです。

スピーカーシステムは A5ではなく箱がA7でユニットは別だそうですが 詳しく聞いても無知な自分にはわからないので聴きませんでした(^▽^A・・・

でも、音の違いはだれでもわかるくらい明確です。
外を歩いている人が 生演奏と勘違いして入ってくるくらいですから(笑)
2013/11/10(日) 午前 7:18 [ Mr JKO ]


こういう店で思うことは下世話ですが「珈琲いくらだろ?」です(爆)
機器自慢はもろにコストに跳ね返りますからね〜こんな超ド級じゃ怖くて(苦笑)
2013/11/10(日) 午前 8:28 エディ

フレンドコーヒー・カフェオレは550円でしたよ
豆は 神戸からマスターのこだわりで 鮮度保つため品質の良い豆をこまめに注文しているそうです。
コクがあって美味しいコーヒーでしたよ(笑)
2013/11/10(日) 午前 8:51 [ Mr JKO ]

これは・・・WEですか。
数百万?桁が違う?
ラッキーでしたね(^^♪
2013/11/10(日) 午後 8:30 やまちゃん


オリジナルのままでメンテナンスされて現役バリバリ
真空管1本が 桁ハズレです。
詳しくは

http://bud-jazz.dreamlog.jp/archives/cat_9731.html

で検索すると使っている機器わかりますよ。
本当に素晴らしい音で聴かせて頂きました。
また、ゆっくり聴きたいですね。
でも、凄いの聴いてしまうと何かショック大きいですね(笑)
2013/11/10(日) 午後 9:28 [ Mr JKO ]


小布施にこんな素敵なお店があるのですか、まったく知りませんでした。(涙)
長野に行くときによく行くのですが、竹風堂か桜井甘精堂ばかり。
次回長野に行くときには、絶対行ってみます。
2013/11/11(月) 午前 11:12 [ 音楽ふぁん ]


桜井甘精堂と小布施駅入り口の中間に穀平味噌醸造場が有り、その奥にBUDが有ります。
月火曜日は休みの様です。
多分 長い時間聴いていられますよ(笑)
2013/11/11(月) 午後 3:07 [ Mr JKO ]


偶然 地元の案内地図で発見して まさかとんでもないモノ見てしまいました。
あの音聴いてしまうと 考えさせられますね!
良いモノは参考になりますが この音は別物です。
参りました(^▽^A・・・
2013/11/11(月) 午後 6:38 [ Mr JKO ]

自分の今回 偶然入った御店なんです。
スピーカーA-7 機器はWesternをはじめ 局用プレーヤーなど 見たことのないシステムでした。
この店でコンサートあるようです。
2013/11/12(火) 午後 9:43 [ Mr JKO ]

いやぁ〜、凄い機器たちですね〜。
自分も、一度はバドに行って聴いてきたいですね〜。
あるところには、あるもんですね。
びっくりしました(笑)
2013/11/14(木) 午後 8:15 [ クフィル ]

本当にびっくりしましたよ!
偶然入った店なんです。
でも 聴いてしまうと 悲しい現実が待ってます(^▽^)
自分に幻だと言い聞かせています(笑)
2013/11/14(木) 午後 10:43 [ Mr JKO ]
http://blogs.yahoo.co.jp/dkwbw587/10416138.html


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/710.html#c4

[環境・自然・天文板6] 意識すればそこに量子が偏在する・・・ お天道様はお見通し
93. 中川隆[-7661] koaQ7Jey 2017年5月16日 08:58:32 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

仏教とシャーマニズム
http://bbs.jinruisi.net/blog/2017/05/2828.html

古代インドの神秘主義――ウパニシャッド哲学思想

キリスト教・イスラム教といった一神教以外の宗教にも、神・超越者との合一を目指す神秘主義思想が存在する。2600年前に始まるインドのウパニシャッド哲学がその一つである。

ウパニシャッドでは、究極的な真理・神である「ブラフマン(大我)」と、個的存在としての人間の実体である「アートマン(小我)」が一体化するという「梵我一如の思想」を説く。それまでインドを支配してきたアーリア人の宗教(バラモン教)が、呪術性の強い祭儀主義・祭式万能主義的であったのに対し、ウパニシャッドは「神人合一」を目指す神秘主義思想を体系化した。バラモン教の祭祀によって神に救いを求めるのではなく、一人一人の人間が瞑想法などの宗教的な修行によって「世界の根本原理・神(ブラフマン)」と一体化して救いを得ようとする神秘主義を確立した。この思想が、その後のインド宗教思想を貫く一つの柱となる。

「ブラフマン(宇宙原理)」という絶対的存在との合一を目指すウパニシャッド神秘主義思想は、初めはタパスという難行・肉体行を修行法としたが、やがてヨーガ修行法(瞑想法・精神統一法)へと変化する。瞑想や精神統一という行を通して、神との合一という神秘体験に至れるとした。修行を通じた神人一体の神秘体験こそが、「悟り」であり「解脱」であるとされたが、一方で、瞑想以外の行法として、日常生活の道徳的行為(カルマ・ヨーガ)を重要視する立場も現れた。

ウパニシャッド思想は、ブラフマン・超越的存在者との合一体験を「悟り」であり「解脱」であるとする。このブラフマンを「法(ダルマ)」としたのがシャカであった。シャカは瞑想などの修行法を通して「法」と人間の一体化を目指し、その達成が「悟り」を得ること(覚者になること)であり、輪廻のサイクルから「解脱」することであるとした。「シャカ仏教」は、ウパニシャッド思想の延長上に位置する神秘主義宗教とも言える。 (中川註: シャカではなく部派仏教の間違い)

一神教の教理組織宗教では、ひたすら神を信じ、これにすがる中で救いを得ようとするが、ウパニシャッドや仏教は、信仰のあり方が根本的に違っている。修行に励んだ結果、自ら神(ブラフマン・根本原理)や法(ダルマ)と一体化する体験を通して悟り(解脱)を得て救われるとする。
(*大乗仏教、特にその中の“浄土信仰”では、この大原則が根底から変化する)。

仏教の「密教」と神秘主義

仏教は神秘主義的な一面を持つが、同時に強力な思弁的・論理的・理知的な面も併せ持つ。実際、シャカの死後、弟子たちは複雑で難解な思弁の展開と精密な教理論争を行った。

一方で、仏教は知性重視の傾向を持ちつつも、見解の相違に対して比較的寛容であり、その多様性を認めてきた。キリスト教のように見解の相違を認めず、異端のレッテルを貼って迫害することはほとんどなかった。それは「密教」という強烈な神秘主義に対する姿勢にも現れている。キリスト教は神秘主義を「異端」として弾圧・排斥したが、仏教は「顕教(教理重視の方向性をとる立場)」と「密教(神秘主義)」と区分することで、神秘主義に顕教と対等な立場を与えてきた。

シャカ仏教の根本教義「法を悟ることによって成仏・解脱を目指す」。
(中川註: シャカ仏教ではなく部派仏教の間違い)

この成仏に至るプロセス自体が神秘主義的であるが、その神秘主義的側面を前面に押し出して、成仏(悟り・解脱)のための具体的な実践体系を整備し展開したのが「密教」である。「密教」という言葉には、他者にもらしてはならない秘密の教え・秘儀という意味が込められている。

5〜6世紀頃、大乗仏教の一派が、ヒンドゥー教から呪術や儀礼などを取り入れて「タントリズム」という秘密仏教をつくったのが、インド密教の始まりとされる。この「タントリズム(秘密仏教)」は、仏教本来の思弁的傾向・自己修業的傾向に対し、反思弁性・反理性主義的方向性・反苦行的方向性を主張した。高度な思弁や困難な苦行の代わりに、図や像といった象徴を用いて「悟り(解脱)」が達成できるとした。

6〜8世紀のインド密教が中国に伝えられて「中国密教」となり、9〜11世紀のインド密教がチベットに伝えられて「チベット密教」が成立した。中国密教では、天台宗が神秘的合一性の経験を重視する瞑想修行を発展させ、そこから座禅修行を中心とする禅宗(禅仏教)が形成された。さらに日本では、中国に伝えられたインド密教を空海が学び、密教的修行によって「即身成仏」(*人間が肉身を持った現世において真理を体得し仏・覚者になること)が可能であるとする神秘主義思想を確立した。

インドにおけるタントリズムは中世には大きな思想運動になったが、それと同時期(7世紀)に、もう一つの大きな神秘主義的思想運動が発生した。それがバクティー運動である。バクティー運動は「神への献身愛(バクティー)」という宗教的情熱によって神との合一を目指す。忘我による神との一体化を目的とした熱狂的な神秘主義である。

仏教教理のシャーマニズム化――「シャーマニズム仏教」の成立

シャカ仏教の根本教義には、自己を超えた存在(真理)との合一を目指す方向性が示されていた。
(中川註: シャカ仏教ではなく部派仏教の間違い)

しかし仏教が伝播していく過程で、土着のシャーマニズムの影響を受けたり、シャーマニズムの要素を仏教内に取り入れたり、あるいは部分的に融合するなどして、自らの宗教的本質を変質させていく。

とりわけ、中国に入ってきた仏教は、根本教理それ自体を変質させ、シャーマニズム化していく。

仏教はもともと、生きている人間が悟りを得るための宗教であり、死者の救いを目的としたものではなかった。ところが仏教は、シャーマニズムの影響を受け、「死者のための宗教・死後の救いのための宗教」に変わった。仏教では、死者は四十九日を過ぎれば“輪廻転生”するとされるから、いつまでも死者を弔うことや、まして死者の霊魂を定期的に地上に呼び戻すことは認められない。しかし中国に入った仏教は、祖霊の招魂を中心とする「シャーマニズム仏教」に変身し、それがそのまま日本に伝来する。

その後、中国では“禅宗”のみが仏教として存続し他の宗派は消滅したが、日本では仏教は、死者の救いを重点とする宗教として現在まで存続してた。日本仏教においては、寺は魂の修行をする場所ではなく、死者を祀る場所になった。シャカが説いた仏教と日本仏教は宗教教義の内容が異なるものになった。
http://bbs.jinruisi.net/blog/2017/05/2828.html
http://www.asyura2.com/15/nature6/msg/533.html#c93

[環境・自然・天文板6] 意識すればそこに量子が偏在する・・・ お天道様はお見通し
94. 中川隆[-7660] koaQ7Jey 2017年5月16日 09:04:03 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
>ブラフマン・超越的存在者との合一体験が「悟り」であり「解脱」である


この意味での悟りというのは大脳生理学の言葉で言うと、統合失調症や覚醒剤等の影響で左脳の機能が麻痺した状態を意味している:


奇跡の脳―脳科学者の脳が壊れたとき (新潮文庫) 2012/3/28 Jill Bolte Taylor (原著)
https://www.amazon.co.jp/%E5%A5%87%E8%B7%A1%E3%81%AE%E8%84%B3%E2%80%95%E8%84%B3%E7%A7%91%E5%AD%A6%E8%80%85%E3%81%AE%E8%84%B3%E3%81%8C%E5%A3%8A%E3%82%8C%E3%81%9F%E3%81%A8%E3%81%8D-%E6%96%B0%E6%BD%AE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E3%82%B8%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9C%E3%83%AB%E3%83%88-%E3%83%86%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%83%BC/dp/4102180214

右脳の世界


 右脳だけで生きている人間はいない。だが、ハーバード大学の女性脳科学者ジル・ボルト・テイラー博士は37歳のある朝、とつぜん脳卒中に見舞われ、左脳が機能しなくなり、回復するまでの期間、右脳のみで生きることになった。


 そのときの感覚を博士は、自分の体が溶けて(つまり固体ではなく流体になって)、宇宙と一体になったみたいだという。左脳の方向定位連合野は自分の体がどこから始まりどこで終わるかを判別しているが、ここがやられると肉体の境界線がなくなってしまうのだと。


 話は変わるが、現場でセックスをしていて自分を明け渡すような深いオーガズムを迎えそうになったとき、「溶けちゃう!」と言い出す女の子がいる。深いオーガズムへのプロセスでは、「スタッフとかまわりの人が1人ずついなくなり、最後には私もいなくなった」と言う子もいた。また、ある女性はオーガズム後のインタビューで、「宇宙とか世界とか、いろんなものをひっくるめて全部私なんだ」と語った。


 左脳には、右脳が感じた情報を時間軸に沿ってきちんと整理し、分析して、言葉化する機能が備わっている。それに対して右脳はこの瞬間瞬間を感じ取るだけだ。だから右脳にとっては過去も未来もなく、あるのは現在だけである。


 セックスの最中に相手のテクニックを過去の男と比べる子がいる。自分が密かに想いを寄せる人からされてるんだと妄想しながらしている子もいる。これらは意識が過去や未来に行っているわけだが、オーガズムは自分が今この瞬間にいないかぎり絶対に起きない。


 テイラー博士は著書『奇跡の脳〜脳科学者の脳が壊れたとき』(竹内薫訳、新潮文庫)の中で、右脳の世界をこんなふうに記している。


 〈左の脳の「やる」意識から右の「いる」意識へと変わっていったのです。小さく孤立した感じから、大きく拡がる感じのものへとわたしの意識は変身しました〉


 〈左脳は自分自身を、他から分離された固体として認識するように訓練されています。今ではその堅苦しい回路から解放され、わたしの右脳は永遠の流れへの結びつきを楽しんでいました。もう孤独ではなく、淋しくもない〉


 〈この体験から、深い心の平和というものは、いつでも、誰でもつかむことができるという知恵をわたしは授かりました。涅槃(ニルヴァーナ)の体験は右脳の意識の中に存在し、どんな瞬間でも、脳のその部分の回路に「つなぐ」ことができるはずなのです〉


 テイラー博士の受けた治療とは左脳の機能を取り戻すことだったのだが、その過程で別の学者2人が、チベットの僧侶とフランシスコ会の修道女を呼んで、ある実験をした。僧侶と修道女には瞑想や祈りをしてもらい、そのときの彼らの脳内を画像に撮った。すると、瞑想のクライマックスや神と一体になったとき、言語中枢そして方向定位連合野の活動が減少し、右脳が前面に出てくることがわかった。つまり、テイラー博士は科学者だけに、自分の体験のみならず、第三者の検証をもって自らの考えを二重に証明したことになる。


 『奇跡の脳』は全米で50万人の人々が読んだと聞く。そして日本でも影響を受けた人は少なからずいるはずである。博士はなぜこの本を書いたのだろう。脳卒中を体験し、結果として芽生えた利他の心や慈悲性が、自然とこの本を書かせたように僕には思える。


 深いオーガズムを体験した女の子たちが「こういうふうになればもっと幸せになれるのに」と気づき、開花した母性が他者に対して「苦しみを取って、楽にしてあげたい」とその子を突き動かすように……。


 言語化するのはたしかに左脳だけれど、左脳で勉強したことを書いたわけではないから、読んだ人は共感・共鳴したのではないだろうか。


 今は左脳が尊重される世の中だ。分析も論理も計算も言語も、そして右脳をコントロールするのも、それは左脳の働きである。だが、その左脳から右脳が自由になったとき、博士は悟りとも言える境地に達した。


 だからと言って、左脳が悪者というわけではない。生きていくうえでは両方が必要だ。しかし、右脳の世界を体験してみると、新たな気づきが起きるはずである。そのために脳卒中になるわけにはいかないけれど……。次回は、一般の人でも利他や慈悲の境地に至る方法論と言われる「マインドフルネス」について見ていきたい。
http://blog.livedoor.jp/yoyochu/archives/54689464.html



もちろん、釈迦の悟りはブラフマン・超越的存在者との合一体験とは次元が全く違うものです
http://www.asyura2.com/15/nature6/msg/533.html#c94

[リバイバル3] 本当のブリティッシュ・サウンドはタンノイではなくヴァイタボックス 中川隆
5. 中川隆[-7659] koaQ7Jey 2017年5月16日 10:59:06 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

名曲喫茶 バロック ヴァイタボックス 191コーナーホーン

東京都 武蔵野市 吉祥寺本町1-31-3 みそのビル2F

TEL : 0422-21-3001

営業時間12:00〜22:00
定休日 火曜日・水曜日

お隣はあの有名なジャズ喫茶メグです。
https://www.youtube.com/watch?v=lf6UmMV4s_s
https://www.youtube.com/watch?v=4uyepE06oUc
https://tabelog.com/tokyo/A1320/A132001/13050946/


地図
https://www.google.co.jp/maps/place/%E3%80%92180-0004+%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%83%BD%E6%AD%A6%E8%94%B5%E9%87%8E%E5%B8%82%E5%90%89%E7%A5%A5%E5%AF%BA%E6%9C%AC%E7%94%BA%EF%BC%91%E4%B8%81%E7%9B%AE%EF%BC%93%EF%BC%91%E2%88%92%EF%BC%93+%E3%81%BF%E3%81%9D%E3%81%AE%E3%83%93%E3%83%AB/data=!4m2!3m1!1s0x6018ee4762707117:0x92939d03945df01f?hl=ja&sa=X&ved=0ahUKEwj_lvLHnvPTAhUMh7wKHWXbAEgQ8gEIJTAA


さまよえる吟遊詩人さんの口コミ 40代前半・男性・茨城県 2011/03訪問

吉祥寺といえばかつてはJAZZ喫茶が盛んだった場所。

今回取り上げるバロックには並んで Meg という、これまた有名なJAZZ喫茶があり、もう何十年もここへ通っていた。

オーディオが売り物だったが、ロクな音で鳴っていたことはなく、いつも帰りには入店したことを後悔していた。

ある時、入店前から以前の記憶が蘇り、ふらっとバロックの扉を開けたのは、割と最近の事。

席に座ってびっくりした。

『ここいい音ですね』

わざわざ吉祥寺まで出向いて、うんざりしていた自分は何だったのか?

『会話はできません』 は入り口に告知があり、当然かも。
https://tabelog.com/tokyo/A1320/A132001/13050946/dtlrvwlst/B118445717/?use_type=0&smp=1

キット屋コラム「私のオーディオ人生」第20回 by Y下

先日東京都は武蔵野にあります吉祥寺の音楽喫茶バロックに行ってきました


吉祥寺の喫茶バロックの音

 喫茶バロックは全国的に有名なクラシック音楽を聴かせる私語禁止の老舗の喫茶店ですが、此処で使用されているスピーカーは私も愛用しているヴァイタボックスになります。

ここのヴァイタボックスは191コーナーホーンになり、同じヴァイタボックスの愛用者としての親近感もありどんな音で鳴っているのか私自身非常に興味がありました。

問題の音であるが、あくまで私の主観ですが、残念ながら本来のヴァイタボックスとは程遠い音になっていた

音は別として店内の雰囲気感は音楽喫茶の老舗を感じる貴重なお店でこれからも長く続けてほしいものである。
http://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-020.html

武蔵野市吉祥寺のバロックはジャズ喫茶メグの隣にあります。

奥に見えるのがVITAVOX CN191コーナーホーンSPです。個人的には昔日の憧れのSPでした。今聴いてみると高能率で音離れはいいが、歪っぽく感じます。

駆動系もネットワークも問題ありの感じがします。こちらもSPケーブルは長いです。ソースはLPオンリーの様子です。やっぱりレトロを売りにした音で、私がこのSPを所有したら全く違う鳴らし方をすると思います。SPの潜在能力はありそうです。
http://audio.nomaki.jp/meikyoku2/

197 :名無しの笛の踊り:2009/09/08(火) 21:32:48 ID:EO6vPwWu

バロック行ったけどねぇ・・・
曲と演奏者がLP時代で止まってるし、LPのコンディションも酷いよ。

750 :名無しの笛の踊り:2010/12/26(日) 21:25:41 ID:ilE5byCk

バロックは感じも良く、SPも良いので良い名曲喫茶と思っていますが、
私にとっては少し音量が大きいと感じておりました。
現在はどうでしょうか?


751 :名無しの笛の踊り[sage]:2010/12/26(日) 23:07:21 ID:P9Q2E+fA

あの煩さは難聴の年寄り相手だから仕方がない

752 :名無しの笛の踊り[sage]:2010/12/27(月) 01:17:52 ID:FR2MgLFD

中村数一店主が存命健在の頃は今よりも凄かった。
年末のフルヴェンの第9は、年に一度の耳の大掃除と呼ばれていたものじゃ。


202 :名無しの笛の踊り[sage]:2009/09/09(水) 17:01:12 ID:QZD+NYT2

バロックはママがすごくいい人。

開業した御主人は亡くなってしまったから、再生装置もレコードも更新されていない。 
そのまんま。 更新したくてもできないし、勝手にしたくもないというお気持。

だから、時間が止まったみたいになってしまった。
不思議な店なんだよ。


570 :名無しの笛の踊り[sage]:2010/06/19(土) 16:12:00 ID:om1poo2e

御主人(故人)がやってらした頃から知っているが、機器の更新ができなくなってしまったのが痛いな。 御主人はクラシック・ファンと言う以上に、オーディオの専門家だった。 東芝から脱サラしたような話を聞いた事がある。

映画館のPAをいくつも手掛けられたとか。
ヴァイタヴォックスに魅せられたのも、ずば抜けた能率の良さから。

電気食い虫みたいな低能率のスピーカーは、どんなに良い音がしたとしても軽蔑していらっしゃった。

571 :名無しの笛の踊り[sage]:2010/06/20(日) 01:43:14 ID:6SrrdJWa
>>570
ご主人がいられた頃の音をぜひ聞きたかった・・
しなやかなLPの音を聴きたくて今年3月訪問したのですが。

574 :名無しの笛の踊り[sage]:2010/06/26(土) 22:08:40 ID:kJiydDll
>>571
LP盤でしか聴けない秀逸な録音は認めるが、竹針で引っかいたような音は聴くに耐えない。


576 :名無しの笛の踊り[sage]:2010/06/29(火) 15:19:17 ID:k60yAC7u

ババアと取り巻きには、最高の音に聞こえるらしい。

590 :名無しの笛の踊り:2010/07/04(日) 14:53:20 ID:xo9MiroT
>>576
>ババアと取り巻きには、最高の音に聞こえるらしい。

「バロック」体験のなかでも重要だと今でも評価していること一つが、
SP盤の針音の向こうの音楽が「美しい」と感じられたことだよ。

「音じゃない、音楽の精神を聴け」というのが親父さんの口癖だった。

LPの音の更新は止まってしまっているのだろうが、逆に録音音楽史の中でも最高級にドイツ音楽が表現意欲を持った時代の音楽が、収集されてそのまま維持されている事が重要なんだよ。

416 :楽興の時[age]:2010/03/11(木) 15:41:21 ID:+pelnDej

吉祥寺の名曲喫茶バロックでLPを楽しみました。
いやいや素晴らしい音ですねビックリ仰天です。
フルトヴェングラの再生では東西最上でしょう。

ヴァイタヴォックスCN191、チューブ式プリ/メイン(直熱三極管PW)
ガラード、SPUで何れも最高のコンディションで鳴るのですから当然と云
えば当然です。

しかしこの音、この水準を維持する技術は大変なものです。素人では決して
出来ません。どなたがなさっているのでしょうねぇ?

LPコレクタで有名な江夏さんとこの音と比しても勝るも決して劣ってはい
ません。なんせ奏者の気迫がストレートに伝わってくるんですから。
これはヴァイタボックスの中音域の密度が異常に濃いためで優れたアンプの
成せる技です。(江夏さーん、勉強になりますよーっ!!)

そうそうウェイトレスさんは若き上品な美しいお嬢さんです。
こんな喫茶店が未だ存在することが奇跡に思われてなりません。

417 :名無しの笛の踊り[sage]:2010/03/12(金) 02:28:28 ID:AqGP65D/
>>416
ガラードとかSPUとかよくわかるね。
訊ねてみたの?


418 :楽興の時[age]:2010/03/12(金) 13:43:39 ID:VnWXSTWv
>>417 
いえいえAMP室はガラス張りで見れば誰にでも判りますヨ。

ちなみにSPはヴァイタヴォックスとタンノイ(レクタンヨーク)の2系統、ターンテーブルはガラード/SPUとテクニクス/エンパイアの二組、主としてLPのプレス時期や状態で使い分け、同様に5系統の真空管AMPもそれぞれの特徴を旨く使い分けてされています。

実は私、その昔これらを設計製作されたご主人(故人)に音楽再生の妙を手を取り足を取り教えて頂きました。例えば回路よりもコンストラクション、ワイアリングの重要性を教わったものです。

そんなことよりも本物の音楽は1920年代後半から30年代前半のシェラック盤にこそ残っていること。因みにブッシュSQ、エレナゲルハルトの歌曲に心底仰天したものです。
いやいや話が横道に反れました。


419 :名無しの笛の踊り[sage]:2010/03/12(金) 19:22:42 ID:dQL46EhM

コンストラクションと回路の違いがわからん


424 :楽興の時[age]:2010/03/13(土) 11:23:10 ID:4RxzJsBz
>>419 
回路とは当然アンプのそれを云います。中村氏はウェスタン系がお好みでした
水準を越えた回路であれば音決めの決定的要因の一つがアンプのコンストラクションです。即ちマテリアル選択も重要ですがシャーシ上の配置、取付手段で音がコロコロ変わります。回路図変更以上に例えばシャーシ内の配線引き回しで鳴ってくる音楽そのものが変わってしまいます。これをバロックのご主人様から教わりました。


287 :名無しの笛の踊り:2009/11/26(木) 00:29:24 ID:PdSYFSB5

京都の柳月堂はそれなりに評価してるけれど、
東京の吉祥寺「バロック」こそが名曲喫茶の最後の砦だと思う
http://unkar.org/r/classical/1241706537

 今や“ジャズの街”というイメージが強い吉祥寺。しかしその昔は名曲喫茶が数多く立ち並び、また文化的な街としても知られていた。かつては大岡昇平の小説にちなみ「武蔵野夫人的街」とも称され、金子光晴などの文豪らも、この街で育った。

 クラシック音楽鑑賞店「バロック」は、そんな吉祥寺に、昭和49年に創業。
以来、隣に店を構えるジャズ喫茶の雄「MEG」とともに親しまれてきた。

しかし時代の流れに伴い、次第に街の様相は変化。吉祥寺は若者の街へと変わり、周辺のエリアも歓楽街へと変貌していった。名曲喫茶が次々と店を閉める中、「バロック」は「吉祥寺を守りたい」という強い信念のもと、往時と変わらぬスタイルで、この街の文化を守り続けているのだ。

 店の流儀は創業当初と変わらず。座席は、まるで教室のように、スピーカーに向かって同じ方向に並べられている。もちろん私語は厳禁。読書や書き物をしてもいいが、自分のリクエストがかかっている間は、それもご法度。ほかの街の名曲喫茶が、次々と私語解禁するなかにあって、あくまでも往時のスタイルを踏襲し続けている。偏屈な店と思う人もいるかもしれない。しかし“あの頃”となんら変わらない店の存在に、心癒される大人達は多いのだ。

 真空管のアンプは、先代のマスター中村数一氏が手作りしたもので、やわらかな音色が特徴だ。

店内にはイギリス製のスピーカーが2組あり、かける曲によって使い分けている。

たとえばエルマン愛奏曲集のような、繊細でやさしい調べには、タンノイを使用。

一方、オーケストラのレコードをかける際には、ヴァイダボックスを使い、迫力の重層的な音を楽しむ、という具合だ。

アナログレコード特有の温かみのある音色は、自宅の小さなステレオで聴くのとは比べものにならない。まるで空気が震えるような臨場感溢れる音で、演奏家の息遣いまで聞こえてくるかのよう。ここに来れば、至福の音楽に包まれ、ひとりになることができる。大人の秘密基地のような一軒。


1.それぞれの曲の特徴に合わせ、「タンノイ」と「ヴァイダボックス」を使い分けている。

2.劇場などで使われていた真空管を用い、先代マスター中村数一さんが手作りした真空管アンプ。

3.レコードは6000枚ほど所蔵。その時かけているレコードは、ホワイトボードで確認できる。持参したレコードをかけてくれることもあるが、レコード針を守るため、スプレーなどの薬剤を使用せず、ガーゼで手入れしたレコードのみの対応。

4.ブレンド800円。追加注文は半額で。創業以来変わらぬ豆を使っている。水はNASAでも使用しているという浄水器を通しており、やわらかくまろやかな味わいが魅力。

5.現在店を守るのは、先代マスターの奥様、中村幸子さん。彼女を慕って通うお客さんも多い。
http://e-days.cc/features/tokyo/spot/chuosen/dining/baroque.php

 名曲喫茶「バロック」 

 吉祥寺駅東口から線路沿いに西荻窪方面に戻る。ヨドバシカメラ裏手横丁の一角にこのお店はある。隣は存在しながらも既に伝説となっているジャズ喫茶「MEG(メグ)」。

 バロックは最近ラジオで「お客様に厳しいお店」という事で取り上げられた。その伝統は今も続く「会話禁止」。開店当初、先代店主・故中村数一さんは大人しく勉強をしていた学生を「音楽を聴かないのならお代は返すから帰ってくれ!」と言って追い出したという。

 だが頑固ばかりではない。当時人気だった指揮者カラヤンを嫌いと自称するお客のリクエスト。ベームだと嘘を言って、カラヤンのLPをかけてわかるかどうか試したり。ネジで動く旧型蓄音機がどうして音が出るのか聞かれた時に「中に電気装置が隠してあるんです」ととぼけたり。店を「バラック」と呼んでいての茶目っ気たっぷり!

 月に一回開くSP(CDでもLPでもない!)コンサートは厳しかった。ただ漫然と物理的に「聞く」のではなく、神経を集中して音楽を「聴け」が口癖。聴衆が集中していないと「もう今日は一曲もかけないから、帰れ!」と追い返されたり。

フルトヴェングラーの信奉者だったが「フルヴェン」ばかりを聴いても駄目だとも。そして評論家や雑誌の請け売りをもっとも嫌った。

「それは、ホントにアナタ自身が考え抜いた意見なのか? どこかの引用を自分の意見だとしているだけじゃないのか」

とよく追及されたのを思い出す。 魅力的な個性の持ち主にはこのような誰の真似でもない独自の自己表現スタイルがあるものだ。

 タンノイとヴァイタボックス・真空管スピーカーから大音量で聴くLPレコードの音色は格別。珈琲800円は高いと思われるかもしれないが出入り自由。昔は珈琲一杯で一日いた若者が少なくなかった。

「会話禁止」だが、2代目幸子さんは優しいので勉強や読書は大目に見てくれる。開店以来の「自由帳」は百冊近くに。小生も「フーテンの虎」名でたまに投稿中。

 何かに行き詰った時。名曲喫茶で巨匠の古典音楽を無心に聴いてみる。先程まであんなに拘っていた事が、大した問題ではなかったと気づく時がある。名曲喫茶は自分を見つめ直す道場かもしれない。
http://blog.goo.ne.jp/tokizawa2004/e/7acd94bb92cf458d5ab9646671118529


バロック〔吉祥寺 喫茶店〕


吉祥寺駅北口、線路沿いに新宿方面に戻り、はらドーナツの向かいの小路を入って右側2階「バロック」コーヒー800円をすすりながらクラシックにひたります。吉祥寺の名曲喫茶といえば、学生時代からレンガ通りのコンチェルトには何度か足を運びましたが、1974年創業のこちらのお店には未訪問のままでした。

一応一階にサインが出ているものの、同じビルにはジャズのライヴハウスやカラオケパブも入っていて、外観は全然喫茶店らしさがありあません。しかし、一度扉を開けると、中からレコードの重厚な音が聞こえてきます。私語は厳禁と貼られている横にはフルトヴェングラー協会の会報が置かれていたりして。由緒正しい名曲喫茶ですね。大きな真空管アンプとヴァイダボックス・タンノイの2組のスピーカー。椅子はスピーカーに向かって正面または90度に配置されています。

店内は十分明るく、堅苦しくはないもののどこか凛とした空気もあります。先客なし、スピーカー正面近くの席につくと、飾られてる花の香りが漂ってきました。ガラス越しの隣のスペースにLPがずらりと並んでいて、その脇にターンテーブルも見えます。ガラスのところに、今流れているLPのジャケットがディスプレイされ、脇にホワイトボードで曲目が表示されていて親切。また、カザルスやリヒター、ジャクリーヌ・デュ・プレといった往年の名演奏家たちの写真やLPが飾られています。

席に近づいてきたのは、今お店を仕切られている先代マスターの奥様。淹れていただいたコーヒーは香り豊か。コーヒーと一緒にオレンジ色の注文票を置いていかれますが、これがリクエストカードになっています。ちょうどかかっていたイ・ムジチの演奏するヴィヴァルディの四季が終わり、奥様が

「なにかおかけしますか?」

といらっしゃいました。普段は勝手に流れてくる曲をのんびり聴くのが好きなのですが、ぜひ何かリクエストしてほしい、という雰囲気(^^; そこでちょっとひねってフランスものを何か、と言うと、奥様はロマン派のLPリストを持ってこられて、

あまりないのですが、、

と(名曲喫茶で流れているのはドイツものかバロックが断然多いですからね)。そこで、ドビュッシーとラヴェルの弦楽4重奏曲を探すと、いやいやけっこう揃ってるじゃないですか、、ということでカペー4重奏団の1928年の録音をリクエスト。1928年といえば、ドビュッシーが没してまもなく、ラヴェルはまだ存命中です。

ノン・ヴィヴラートの響きと随所で使われるポルタメントに1920年代のニオイを感じるけれど、モノラルとはいえ音はくっきりと浮かび上がるのは、タンノイのスピーカーならでは、なのかな。くっきりした音像のせいか作曲者、演奏者双方の鬼才ぶりがよくわかります。曲が終わって、奥様が「なかなかこういう曲をおかけする機会がないのですが、いい演奏ですね」とニコニコおっしゃいます。そして「こういう演奏にはやはりタンノイがいいですね」。すみません変化球のリクエストで。でも、奥様も音楽が本当にお好きなことがよくわかる一言でした。

オーケストラの再生にはヴァイダボックス、と再生システムを使い分けてるという芸の細かさ。800円のドリンクはやや高いけれど、気張らずクラシック音楽に没頭できると思えばリーズナブル。もう1曲、バッハの管弦楽組曲をのんびりと聴かせていただきました。また時間があるときに、ゆっくり訪れたいと思います。ごちそうさまでした。
http://w-shinjukulunch.seesaa.net/article/354740500.html


Capet String Quartet - Debussy String Quartet
http://www.youtube.com/watch?v=zXnO_VAoZic
http://www.youtube.com/watch?v=2T2rpquspTQ
http://www.youtube.com/watch?v=UARKc0q8SDw


Capet Quartet plays Ravel
http://www.youtube.com/watch?v=M1d4N60d6Oc
http://www.youtube.com/watch?v=C9mp6LxUTKA
http://www.youtube.com/watch?v=01rjd72nTTU
http://www.youtube.com/watch?v=tXSYCIfAWGo




吉祥寺のクラシック喫茶 バロック 2013.05.10


吉祥寺のバロックといえば、クラシック好きならいったことのある人も多いと思います。

僕も、大学時代から行きつけていました。

久々にお店いくと、何と、「禁煙」の札が入り口に!
時代の趨勢には勝てませんなぁ

「あら、お久しぶりじゃない、あなた」
「おばさん、禁煙になっちゃんたんですか?」
「そうなのよ、ごめんなさい、外で吸ってね」

いわゆるクラシック喫茶は、音楽を楽しむのが第一義なので、会話とかは厳禁。

ストイックな感覚は、初めて訪問する方にはちょっときついかもしれません。

このお店の特徴は3つあります。

1つ目はその音。

装置の方は‥
亡くなられたご主人お手製の真空管アンプが何台も鎮座しています。

スピーカーはヴァイタボックス。
サブはタンノイのモニターゴールド。
ターンテーブルはガラード401。


音は中々武骨。
音が太くて艶っぽい。繊細さを求めるより力感重視といった趣です。

典型的にソースを選ぶ風で、

リヒターのマタイをはじめ、カンタータ等はのきなみ素晴らしい。

昔からいいなぁと思ってリクエストして聴いているのが、

バックハウスとVPOのベートーヴェンの第一P協、
オイストラッフとクリュイタンスのベートーベンV協、
フランソワとフレモーのショパンの第二P協、

この辺りは、音が図太くて、まさに「生きている」というサウンドです。

一方、?というのもあります。


他にモノラルの室内楽の往年の名盤もいい感じです。
例えばバリリ四重奏団やウラッハのクラリネット等は、滋味溢れる音が楽しめます。


特徴の2番目は珈琲の味が抜群な事。

僕はサイフォン派なのですが、ここのブレンドは豆をたっぷり使い、
甘味を含むコク、薫りは絶品だと思っています。もちろんサイフォン式。
いつもおかわりを2杯たのんでいます。

特徴の3番目は奥様です。
この方を見ていると音楽が好きなんだなぁとしみじみ思います。

大学時代、リクエストした曲を聴きながら試験勉強をしていたら怒られた事があります。

その時はカザルストリオの「大公」だったと記憶しています。

「三本松君。あなたね、自分でリクエストしたんでしょ!
ちゃんと聴きなさいよ。神様の音楽に対して失礼だと思わないの!」

その時は正直、ビックリしました。何で怒られなきゃいけないのよと。

内心、フザンケンナ、こっちは留年するかしないかの瀬戸際なんだぞ!

と思いましたが、良く考えてみれば、当然なんですよね。

ある時は、見たこともないような高級チーズをお土産にもたされたり‥

ちなみに今日は、デュプレとバルビローリのエルガーをリクエストしましたが、
イマイチ音が来ませんでした。

むしろ、その後にかかったフルトヴェングラー&VPOの「田園」が素晴らしかった。

昔からの馴染みのお客さんがリクエストしたのですが、ヴァイタボックスにピッタリの音で、「こんなにいい演奏だったっけ?」と思いました。

夕方と言う事もあってか、結構お客さんが入っていたので嬉しくなりました。

おばさん、まだまだ頑張ってもらわないと!
https://teikokusoken-cojp.ssl-xserver.jp/?QBlog-20130510-1

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/710.html#c5

[環境・自然・天文板6] 意識すればそこに量子が偏在する・・・ お天道様はお見通し
95. 中川隆[-7658] koaQ7Jey 2017年5月16日 11:20:15 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

釈迦の悟りについては

釈迦の悟りとは何であったのか?
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/739.html
http://www.asyura2.com/15/nature6/msg/533.html#c95

[リバイバル3] 本当のブリティッシュ・サウンドはタンノイではなくヴァイタボックス 中川隆
6. 中川隆[-7657] koaQ7Jey 2017年5月16日 12:53:56 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2013年 03月 16日 思い出の名曲喫茶“バロック”
http://jbls9500.exblog.jp/18762038/
http://jbls9500.exblog.jp/19339633/
http://lace-leaf10.rssing.com/chan-6367261/all_p60.html


東京に住んでいるときに、毎週のように通った場所です。
クラッシック喫茶“バロック”です。

看板・ディスプレイは20年前からまったく変わっていません♪
http://jbls9500.exblog.jp/iv/detail/?s=19339633&i=201305%2F06%2F96%2Ff0247196_15453292.jpg

内部も“まったく”変わっていません♪
http://jbls9500.exblog.jp/iv/detail/?s=19339633&i=201305%2F06%2F96%2Ff0247196_15455516.jpg
http://jbls9500.exblog.jp/iv/detail/?s=19339633&i=201305%2F06%2F96%2Ff0247196_1546933.jpg


20年前と何も変わっていません。細部にわたっても何も...

ある意味凄いとおもいます。

オーナーにもお会いできましたが、20年前より元気になられたような...

メインスピーカーはヴァイタボックスCN191コーナーホーン

サブでタンノイのレクタンギュラーヨーク


300Bプッシュプルアンプ 211シングルアンプなどなど
何種類かの真空管アンプで駆動してくれました。

クラッシック 特にフルトヴェングラーの再生に関しては夢のような音を奏でてくれるシステムです♪

タンノイも古い録音を美味しく再生します。
これを原音というと...大きな疑問がありますが感性に訴える素晴らしい体験ができます。


珈琲も抜群でした♪
サイフォンでいれるその珈琲は絶妙な味わいで、 私には再現不可でした。


沢山の事をここで学びました。
http://jbls9500.exblog.jp/18762038/

名曲喫茶“バロック”から学んだこと@ 2013年 03月 16日
http://jbls9500.exblog.jp/18762081/

名曲喫茶バロックから多くのことを学びました。

当然メインがこのスピーカー
http://jbls9500.exblog.jp/iv/detail/?s=18762081&i=201303%2F17%2F96%2Ff0247196_820346.jpg

ヴァィタボックスCN191コーナーホーン


ウーハーが見えない...ユニットが見えない...

今までの自分の体験ではまったく想像できないものでした。
しかし、本当に美しいモデルです。

その音は素晴らしいの一言♪

特にフルトヴェングラーに関しては“最高♪♪♪”といえる表現でした。

リクエストもフルトヴェングラーが多いのは納得できますね。

年末にフルトヴェングラー/バイロイト祝祭Oの第九のコンサートは最高でした♪

今は広島に住んでいるのですが、東京に住んでいる方がうらやましいです♪

是非一度伺ってみてください。
http://jbls9500.exblog.jp/18762081/

東京のクラシック喫茶 バロックのレクタンギュラーヨーク
http://jbls9500.exblog.jp/23082802/

ここで再生されるこれ(エルマン愛奏曲集)などは...

http://jbls9500.exblog.jp/iv/detail/?s=23082802&i=201410%2F08%2F96%2Ff0247196_15545931.jpg

最高の音を私に与えてくれます。

良質な蓄音機で再生される音を何度も聴きましたが、それに迫る音です。
以前ここで記事にしましたよね♪

ここのシステムの事を書きますが、

ほとんどのソフトはヴァイタボックス CN191コーナーホーンで再生されるのですが、室内楽やSP復刻盤 小編成の声楽などはヴァイタボックスでは大柄になりすぎ、しらけてしまいます。

それに味が薄くなりますね。

そこでのタンノイが活躍します 

これで再生するとこれらの音楽は素晴らしく生きます 
勿論独特の癖が付加されているのでその音に支配されてしまいますが...

これらのジャンルには究極のスピーカーなのですが、
まず初期型の箱とユニット それも程度のいいものを探そうとすると
軽く3桁は超えると思われます。
http://jbls9500.exblog.jp/23082802/
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/710.html#c6

[リバイバル3] 本当のブリティッシュ・サウンドはタンノイではなくヴァイタボックス 中川隆
7. 中川隆[-7656] koaQ7Jey 2017年5月16日 12:57:28 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

名曲喫茶“バロック”の音については評価が大きく分かれますが、“バロック”の装置はフルトヴェングラーのレコードを上手く再生する様に特別に調整されているのですね:


クラシックの核心 片山 杜秀 (著)
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%B7%E3%83%83%E3%82%AF%E3%81%AE%E6%A0%B8%E5%BF%83-%E3%83%90%E3%83%83%E3%83%8F%E3%81%8B%E3%82%89%E3%82%B0%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89%E3%81%BE%E3%81%A7-%E7%89%87%E5%B1%B1-%E6%9D%9C%E7%A7%80/dp/4309274781


「フルトヴェングラー」の章では「音は悪くてかまわない」と、小見出しがあって次のような記述があった。(137頁)

「1970年代以降、マーラーの人気を押し上げた要因の一つは音響機器の発展があずかって大きいが、フルトヴェングラーに限っては解像度の低い音、つまり『音がだんごになって』聴こえることが重要だ。

フルトヴェングラーの求めていたサウンドは、解析可能な音ではなくて分離不能な有機的な音、いわばオーケストラのすべての楽器が溶け合って、一つの音の塊りとなって聴こえる、いわばドイツの森のような鬱蒼としたサウンドだ。したがって彼にはSP時代の音質が合っている。」

オーディオ的にみて興味のある話で、そういえば明晰な音を出すのが得意の我が家の JBLシステムでフルトヴェングラーをまったく聴く気にならないのもそういうところに原因があるのかもしれない。

通常「いい音」とされているのは、端的に言えば

「分解能があって奥行き感のある音」

が通り相場だが、指揮者や演奏家によっては、そういう音が必ずしもベストとは限らないわけで、そういう意味ではその昔、中低音域の「ぼやけた音」が不満で遠ざけたタンノイさんだが、逆に捨てがたい味があるのかもしれないと思った。

「いい音とは」について、改めて考えさせられた。
http://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/9426791e31fc7636d184b63f894b6d3f



http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/710.html#c7

[リバイバル3] 本当のブリティッシュ・サウンドはタンノイではなくヴァイタボックス 中川隆
8. 中川隆[-7655] koaQ7Jey 2017年5月16日 13:37:09 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

「感動は 最初の一度だけ 」 クラシック喫茶 「バロック 」 (吉祥寺 )で教わったこと
2013 05.09  スケルツォ倶楽部 Club Scherzo
http://scherzo111.blog122.fc2.com/blog-entry-275.html


フルトヴェングラーの「シューマン 第4交響曲 」
https://www.youtube.com/results?search_query=Schumann++Symphony+No.+4++Furtwangler+
http://www.nicovideo.jp/search/%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%80%80%E4%BA%A4%E9%9F%BF%E6%9B%B2%E7%AC%AC4%E7%95%AA%20%E3%83%95%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%BC?track=nicouni_search_keyword


 吉祥寺は、私 “スケルツォ倶楽部”発起人が、高校時代から 焦燥の浪人生活一年 を経て 四年間の大学生時代を通し、いずれも その通学途上の「寄り道 」ポイントのひとつでした。

 それから四半世紀もの時間が経過するうち、私自身の住まいも生活圏もJ.R.中央線沿線からすっかり離れ、今では ここを訪れることも 実は 殆どありません。

 すっかりご無沙汰にもかかわらず、この駅で降りれば 足が向く方向は 決まっています。

 それは ― 老舗のクラシック名曲喫茶「バロック 」です。


 喫茶「バロック 」は、私が高校生の頃から 時々訪れては、幾度となく 静かな時間を過ごさせてもらった、忘れられない場所のひとつです。

 強烈に記憶しているのは、訪問する頻度も高校時代より少し増えた、大学一年生の時の思い出です。


▼ 1982年

 大学に入って初めての前期試験を無事に終え、帰宅すれば 明日から夏季休暇という 精神的にも開放感に満ちた午後、いつものように 吉祥寺駅で途中下車した私は、ひとり「バロック 」に向かいました。

 季節は夏でした。

 店内に来客は他になく、閑散とした静かで涼しい席に坐って、顔見知りのウェイトレスさんに アイスコーヒーを注文すると、まさにちょうど 一枚のレコードが 新しくプレイヤーにかかるところでした。

 「演奏中 」のレコードが掲示される定位置 − すなわち厨房とホールを隔てているガラスの向こう側 − には、フルトヴェングラーの「シューマン 第4交響曲 」という 渋い一枚が。

ロベルト・シューマン作曲 交響曲第4番 ニ短調

ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
ベルリンフィルハーモニー管弦楽団

音 盤:ドイツ・グラモフォン
録 音:1953年 イエス・キリスト教会

 私には 大指揮者フルトヴェングラーに対する思い入れは 特になく、これは 初めて目にするレコード・ジャケットでした。

 当時すでに19歳でしたが、私は シューマンの交響曲は タイトルがついてる 「春 」「ライン 」以外の 2曲を まだよく知らない頃で、恥ずかしながら、第4番を聴くのは この時が初めてでした。

 馴染みの薄い名曲を初めて聴くというのに、こんな古い録音では イヤだなー と、正直 その時は 心の中で思いました。

 「バロック 」店内に 昔から鎮座しているイギリス製 ヴァイタヴォクス Vitavox のスピーカーからは、レコードの外周を 針が最初にトレースする音 − それはまるで 巨大な線香花火が 四方へ ばちばちと火花をランダムに飛び散らせるような、豪快なノイズ − が 聞こえてきました。

 けれども シューマンが始まった途端、その音楽の物凄い求心力に 私は 無理やり両耳を引き寄せられてしまったのです。

 1953年のベルリン・フィルの弦セクションすべての − ヴァイオリンもヴィオラもチェロもコンバスも − 楽器にぴんと張られている弦の一本一本が、演奏者たち自身の血管であり、そこには どくんどくんと血が通い、激しく脈打っていることが判りました。

 ひとつの音楽を奏でることを目的に ベルリン・フィルのメンバー全員は、恣意的なフルトヴェングラーの棒(タクト )につつかれ、転がされ、弾(はじ )かれ、ひとつの有機的な楽器と化して 鳴り響いていました。

 最初から その音楽は まったく弛緩することなく、気づいたら あっというまに第一楽章が終わってしまいました。信じられないことですが、感覚的には それは 本当に一瞬のことでした。

 続く二つの素晴らしい中間楽章を経て、やがてクライマックスの終楽章を目指して 音楽はひたすら駆け昇っていました。そう、足元は険しい山岳地帯であるにもかかわらず、そこではシューマンが遺した聖句を 熱烈に伝えることを託された演奏家たち全員が 一斉に同じ方向に顔を向け、足取りも確実に、歩幅も大きく、音楽の頂上を目指して ただひたすら勇ましく邁進する姿を描いています。

 しかも そこで フルトヴェングラーは 容赦なく さらなる加速を指示するではありませんか。すでに もう十分に ここまでのプロセスで 興奮の極みに達していた 私にとって、さらに登り切ったその頂上で 炸裂するように光り輝く 眩しい第四楽章が 遂にその姿を現した時の 内心に沸き立った高揚感は 筆舌に尽くせませんでした。

 はい、この時 私は 間違いなく「感動 」していました。

 これは 何と素晴らしい曲、また何と説得力ある演奏であろうか、この日まで これほど心を動かされた演奏には 出会ったことがない、とさえ思いました。

 「感動 」は、その日の帰り道、まだ若かった私を クラシックのレコード店へと走らせました。新しく知った、このシューマンの 交響曲第4番という名曲を レコードで手元に置いておかなければ なりません !

 しかし その日、レコード・ショップには フルトヴェングラーのレコードはなかったので、代わりに たまたま店頭在庫があった 比較的新しいステレオ録音の国内盤L.P.を 買い求めて帰宅しました。

 けれども それが誰の指揮で、どこのオーケストラだったか、レーベルさえ記憶していません。なぜって、貧しい学生だった私が 大枚 はたいて購入したにもかかわらず、そのレコードの演奏内容ときたら − 「バロック 」で体験した 素晴らしいフルトヴェングラー盤の感激とは 似ても似つかぬ、まったく生ぬるい ふやけた演奏だったので、これに激しく失望、若かった私は 腹立ちまぎれに 翌日すぐに 中古盤店へと足を運び、その一枚を 未練もなく 手放してしまったからです。


 さて、当時まだ19歳だった私は、この失敗(? )を振り返って、こんなふうな考えに至りました。

 きっと私は シューマンの4番に「感動 」したのではなく、実は フルトヴェングラー / ベルリン・フィルの演奏に「感動 」したのだ、と。だから 同じレコードからでなければ、あの「バロック 」で味わった「感動 」を 追体験することは出来ないのだろう。そうだ、あのレコードを探すんだ !  

 若かったです。 J.R.中央線沿線にあるレコード店 & 中古盤店をしらみつぶしに通い続けた挙句、少しばかり時間を要しましたが、たしか国立駅のディスク・ユニオンに「バロック 」で聴いたのと同じレコード = フルトヴェングラー / ベルリン.フィル(1953年、グラモフォン)盤をようやく見つけ、中古で購入することができました。

 大喜びで 自室にこもり、愛用のパイオニア70年代型セパレート・シスコン(笑 )で思い切りの大音量で鳴らしてみましたが・・・ 

何故か 最初に味わった時の高揚感が 訪れてくれません。

こんなはずではないのに、と思いながら聴き続けます。

第4楽章の主部に突入する直前の盛り上がりは 素晴らしく、あの夏の日の午後に「バロック 」で耳にしたレコードと たしかに同じ演奏である という記憶は鮮明でしたが、しかし、私の耳は、あの日に感じた 同じ「感動 」のエクスタシーに浸ることは、許されなかったのです。

 当時まだ19歳だった私は、ここで さらに考え込みました。

 きっと、あのときの「感動 」は「バロック 」だけでしか味わえないものなのだ。
そうに違いない、よし 試してみよう・・・ って、今 思えば、もはや病気かも(? )です。

 再び「バロック 」を訪れた私は、逸(はや )る心を抑えつつ アイス・コーヒーを注文するより先に フルトヴェングラー盤で「シューマンの4番を! 」リクエストしました。けれど・・・

 若かったです。 当然のことですが、やはり 最初に聴いて感じた あの陶酔は、二度と訪れなかったのでした。

 ただ、初めて フルトヴェングラー盤で「シューマンの4番 」を聴いたときに、その第1楽章で、さらに第4楽章の主部に至る序奏部で、ここで 自分が「感動した 」という記憶を 「思い出した 」だけでした・・・。


▼ 現在 (2013年 )
 
 ・・・でも、さすがに 今の私であれば、もう すでに悟りを得ています。

 そうです。「感動 」とは 極めて個人的なものであり、そして 常に一度だけしか訪れないものであるということを − 。
 
 ある意味で、音楽の「感動 」とは、それまで未知だった 価値の高い作品や演奏、あるいは 解釈と、初めて出会うという「体験 」、その「驚き − サプライズ 」や「衝撃 − ショック 」に似ています。

しかし それは、最初に出会った 一度限(き )りのもの なのです
( 一度限りで 空中に消えてしまう生演奏 = ライヴの価値が高い理由も、まさにそこにあるわけですが )。

 ある音楽を 聴いた体験が どれほど大きな「感動 」を生んだとしても、その素晴らしさを 認識してから もう一度 同じ「感動 」を 期待して 二度目を聴いたとしても、それは「すでに知っているものを再確認 」する行為に過ぎないのです ( 但し、一度目の邂逅において気づかなかった要素、部分、見落としていた工夫などを、二度目以降に接した結果 そこで「初めて 」気づき、発見する − というレベルにおいての「感動 」は “あり”と思います )。

 たしかに フルトヴェングラー / ベルリンフィル による 1953年録音「シューマン:第4交響曲 」は、たいへん素晴らしい、多くの優れた要素を含む 価値も高い歴史的名盤です。

 しかし、だからといって それは、誰が、いつ聴いても、何処で聴いても、何度聴いても、常に繰り返し「感動 」を得られるような 便利なスイッチ ではないのです。

 それは、考えてみれば 当たり前のこと。だって、「感動 」とは、音楽作品の側に存在するものではなく、音楽を享受する人間の心の側にしか起り得ない現象である、という、そんな基本的なことは、スケルツォ倶楽部会員の皆さまなら どなたもご存知の真実です。

 たとえ いかなる「歴史 」も、過去に一度しか起きたことがなかったように、個人レベルの「感動 」も また 実は同じです、決して 二度と 起きません。

 思えば、 村上春樹の小説「ノルウェイの森 」の登場人物 直子が、主人公である ぼく(ワタナベ君 )との 身体の交歓によってエクスタシーを感じることができたのは 最初の一回限(き )りだけのことで、それを 彼女自身も悩んだ末、あれは「何かの加減で一生に一度だけ起こったこと 」だったなどと、振りかえるところに なんだか 象徴性を感じてしまいます。

 また、中井正一の「歴史の聖なる一回性 」という有名な言葉も思い出しました。「一期一会 」の本質も まさにそこにあると思います。はい、今の私なら よく わかっています。

 ・・・で、ようやく 話は 本文の冒頭まで 戻ってまいりました。


 この5月のゴールデン・ウイーク期間中の休日の午後、私は本当に久し振りに吉祥寺「バロック 」を訪れました。

 ・・・店内に入ると、そこは ずっとあの日のままでした。

 月並みな表現ですが、ここでは本当に 時間が止まっているのです。この貴重な空間は、まるで真空パックで保存されてきたようです。

 厨房の奥からは 「バロック 」のオーナーさん(女性 )の 優しい声が聞こえました。

「何か、リクエストはありませんか? 今なら すぐに入りますよ 」

私は ほとんど無意識に これに応じていました。

 ・・・いいえ、もはやフルトヴェングラーのシューマン4番を リクエストしようなどとは 思っておりません。あのすばらしい演奏は、もうすでに 一度 ここで「体験 」しました。私にとっては、過ぎ去りし「歴史 」です。

 お店に備えつけの蔵盤台帳を開くと、最初に 偶然目についた 一行を、なんとなく反射的に受け入れていました −  ディヌ・リパッティ。 1943年から1950年頃までの録音を集めたEMI盤があるらしい・・・

 ああ、これがいい − 「すみません、リパッティ 聴かせてください 」

バッハ:主よ、人の望みの喜びよ リパッティ(ピアノ) - ニコニコ動画GINZA
http://www.nicovideo.jp/watch/nm9009322

 なぜ この一枚を選んだのか、自分でもわかりません。

 白血病で夭折した 若き天才ピアニストの 悲劇的な生涯について、何かで読んだことがある程度の認識です。その死の2か月前に録音されたという「感動的な不滅の記録 」とまで呼ばれる、有名な「ブザンソン告別リサイタル 」盤にも、不幸なことに 好んで聴くというほどの思い入れはなく、一体どんな演奏だったか、俄かには思い出せない、実は そんな情けない私です。

 ホント 恥ずかしながら告白しますが、リパッティを 意識して聴くのは、初めてのことでした。

 スクラッチ・ノイズの 包み紙をひらくような針音の中から、目に見えぬギフトが 静かに姿を現わしていました。古いピアノの音が、「バロック 」の 決して高くない天井いっぱいにまで 満々と満ちあふれ、こぼれます。

 J.S.バッハ「主よ、人の望みの喜びよ 」  − バッハでスタートするとは 予想していなかった私にとって、これは 完全な 不意打ち で、思わず「あっ 」と声を上げていました、その素晴らしい一撃の 驚きのあまり。

 相当古い録音であるにもかかわらず、ピアノの音の粒 ひとつひとつが たった今 磨き上げられたばかりのようにつやつやと光る、なんと 美しい演奏でしょうか。

リパッティ名演集(EMI) Dinu Lipatti

ディヌ・リパッティ(ピアノ )名演集から

Side A
1.J.S.バッハ:主よ、人の望みの喜びよ
2.スカルラッティ:ピアノ・ソナタ ホ長調 L.23
3.スカルラッティ:ピアノ・ソナタ ニ短調 L.413「パストラーレ 」
4.ショパン: 舟歌 作品60
5.リスト: ペトラルカのソネット 第104番 〜「巡礼の年 」第2年より
6.ラヴェル: 道化師の朝の歌 〜 組曲「鏡 」より
音 盤:EMI、 録 音:1943、1947、1948、1950年

 タンノイ Tannoy のスピーカーからは、想像していたよりも 遥かに力強いタッチで リパッティが ピアノを打鍵する音が降ってきます。当時の録音技術でも これほどまでに繊細な音色を再現し得るのか − 。

 時間が止まっている この不思議な空間「バロック 」に、また こうして再び訪れることができて、ああ、本当に良かった − と思いました。

 心をこめて、どうもありがとうございます。

 数十年ぶりに、私は「再び 」 一度限(き )りの「感動 」を、ここ「バロック 」で得ました、それも わずか 一杯800円のコーヒー代だけで・・・ !

「素敵な音楽を ごちそうさまでした 」
お支払しようと 厨房に声をかけたら、記念にと お店のマッチを 頂きました。

http://blog-imgs-53.fc2.com/s/c/h/scherzo111/BAROQUE.jpg

 このイラストのモデルは、店内の真空管アンプを手作りされたという、伝説の初代マスター 中村数一さん でしょうか ?

 今度 また吉祥寺に行ける機会があったら、訊いてみようと思ってます。

 クラシック喫茶「バロック 」! ああ、いつまでも ずっと この懐かしいお店が オープンしていますように・・・
http://scherzo111.blog122.fc2.com/blog-entry-275.html

フルトヴェングラーについては

作曲家フルトヴェングラーとは何であったのか?_ 宇野功芳 樂に寄す
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/482.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/710.html#c8

[番外地6] 中国人客急増で“性病”大流行 日本の風俗業界に猛威 中川隆
9. 中川隆[-7654] koaQ7Jey 2017年5月16日 14:18:08 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]


5年で感染者5.5倍―― 加速する「梅毒」流行の実態とは 5/16
https://news.yahoo.co.jp/feature/607

この数年、梅毒の拡大が止まらない。性的接触によって感染し、かつては「死の病」と恐れられた。戦後は治療法が確立され、過去の病気として忘れられつつあった梅毒だが、近年、ハイペースで感染が拡大している。原因は何か。感染症対策の専門家・堀成美氏と評論家の荻上チキ氏が、その背景と予防策を対談で探る。(ライター・庄司里紗/Yahoo!ニュース 特集編集部)


日本でまん延する梅毒をめぐり、意見の応酬が続いた(写真:岡本裕志)


かつては20万人以上の感染者がいたとされる梅毒だが、特効薬の普及により、近年は年間600〜800人程度の水準にまで抑え込まれていた。ところが、2011年頃から患者数が増加。2016年には42年ぶりに患者数が4000人の大台を突破。特に20代の女性が感染するケースが目立つという。

医師も知らない梅毒


荻上 梅毒は一般には、すでに「過去の病気」という印象があると思うんですが、実際は今、どれぐらいのペースで増加しているんでしょうか?


堀 2011年あたりから増えましたね。当時827人だった感染者数は、昨年(2016年)末の時点で約5.5倍の4518人にまで急増しています。今年に入っても勢いは止まらず、4月16日時点の感染者数は1307人。前年を上回るペースです。


ずっと横ばいだった感染者数が、2011年以降、一気に増加している(国立感染症研究所のデータより作成)


荻上 爆発的、といえる伸び方ですよね。堀さんは感染症対策のスペシャリストとして日々、患者さんと接しているわけですが、急増の背景にはどんな要因がありますか?


堀 まず多くの人が「梅毒」という病気についてほとんど知らないんです。


荻上 知識がないと、病気だという自覚を持ちにくいですね。


堀 じつは医療者側にも、梅毒を知らない人が増えているんです。なぜなら、昔は多かった梅毒患者が、撲滅といえる水準までいったん減ったから。「過去の病気」になったせいで、症状から梅毒を見抜けない医療者が増えてしまったんです。


20代女性感染者の爆発的増加が目立つ(国立感染症研究所のデータより作成)


日本有数の繁華街、東京・新宿の歌舞伎町から北東に1キロほどの位置にある国立国際医療研究センターで、今回の対談は行われた。立地の関係から多くの性感染症を診療する機会が多く、国内や海外での研究発表も活発に行われている。堀成美氏は同センターの感染症対策専門職である。評論家の荻上チキ氏は、論壇サイト「シノドス」を運営する傍ら、個人売春(ワリキリ)を行う若い女性たちの実態調査などフィールドワークも行ってきた。医療、そして社会問題というそれぞれの視点を軸に、梅毒に関する対話はまず医学的な考察からはじまった。


特に日本では、「過去の病気」となっていたはずの梅毒だったが……(写真:岡本裕志)

自覚症状の乏しさで発見が遅れる


荻上 実際、梅毒はどんな症状が出るんですか。


堀 全身疾患なので、症状が多彩なんです。性器のしこりや全身のブツブツ以外にも、頭髪の脱毛や難聴、目のかすみといった症状があるので、梅毒を診たことがない医師には診断が難しい実情があります。


荻上 原因や感染経路は?


堀 梅毒は「梅毒トレポネーマ」という病原体が性的な接触によって皮膚や粘膜から入り感染する性感染症の一つです。比較的感染力は強く、挿入行為がなくてもオーラルセックスや皮膚の小さな傷の接触でうつります。だから、コンドームでも100%は防げない。でも、多くの人は性病を「パンツの中の病気」だと思っているので、挿入以外でも感染するとは夢にも思っていないわけです。


荻上 挿入行為は危ないけれど、オーラルセックスは安全だと思っている人は多いですよね。「挿入しなければ浮気じゃない」ではないけど、「挿入しなければ病気もうつらない」みたいな認識で、風俗や出会い系サイトなどでリスキーな性行為を繰り返す人も少なくない。


堀 私たちの立場から言えば、浮気かどうかは関係ない。性器同士の接点はありましたか、性器と口はどうですか、コンドームを使いましたかという話。感染につながる行為があれば梅毒はうつりますからね。悪いことに、梅毒は感染後もしばらくは自覚症状がないので早期発見が難しく、これも感染を広めてしまう一因になっています。


荻上 梅毒は潜伏期間が長いそうですね


堀 3〜6週間程度といわれています。その後、性器などに小さなグリグリしたしこりができます。ただ、痛みはないし、場所が場所だけに「どうしよう」と悩んでいるうちに、いったん消えてしまうんですよ。ここが梅毒の厄介なところで、患者さんは「よかった、治った」と思って病院にも行かず、性的接触を繰り返してしまう。


堀 成美(ほり・なるみ)1968年生まれ。神奈川県出身。国立国際医療研究センター・感染症対策専門職、看護師。民間病院等の感染症科勤務を経て2009年、国立感染症研究所 実地疫学専門家コース修了。同年から聖路加国際大学・助教(〜2012年)、2013年から現職。2015年からは国立国際医療研究センター国際診療部 医療コーディネーターも併任。性感染症の予防、ケアに携わりながら、地域における感染症予防を含めた「性の健康」教育にも取り組んでいる(写真:岡本裕志)

報告数は実数の3割程度?


荻上 梅毒の急増の原因として、知識不足のほかにはどんな理由が考えられるでしょうか?


堀 感染者数が急に増えるような場合、テレビなどの報道を見て不安になった人が検査を受けることで発見数そのものが増加するケースも考えられます。ただ、今回の梅毒については、その可能性は低い。つまり、リアルに患者数が増えている。現場の実感としては、報告されているのは実数の3割程度ではないかと思っています。私が個人的に調べた範囲ですが、梅毒専門の治療薬の販売量が、報告されている患者数に比べてかなり多いというデータもあるんです。


荻上 でも、梅毒はHIVや結核と同じで、診断で陽性がわかれば医師が保健所に届け出なければならない感染症の一つですよね。


堀 本来は法律で全数報告が義務づけられているんですが、実際にはクリニックの医師が見落としていたり、報告を怠ったりしているケースもあるんです。


荻上 では、実際にはもっと感染が拡大している可能性もあるわけですね。感染パターンには何か明確な傾向があるんですか?


荻上チキ(おぎうえ・ちき)1981年生まれ。シノドス編集長。評論家・編集者。複数のメディアを運営する傍ら、テレビやラジオへの出演も多数。メディア論を中心に政治経済、社会問題まで幅広く論じる。著書に『社会的な身体』(講談社現代新書)、『彼女たちの売春』(扶桑社)、『夜の経済学』(扶桑社、飯田泰之と共著)、『未来をつくる権利』(NHKブックス)など、近著に『セックスメディア30年史』(ちくま新書)がある(写真:岡本裕志)


堀 男性は同性間、異性間の性的接触で感染するパターンが半々ぐらいで、女性は異性間によるものが多くを占めています。ただ、男性の同性間感染の中には、一定の割合でHIV感染者が含まれるんです。HIVに感染すると治療のため定期通院が必要ですから、その過程で発覚し、統計に反映されやすい。でも同性間、異性間カップルの母数を考えると、実際は異性間による感染の方が多いと思います。


荻上 実態の正確な把握には、そういった統計上の誤謬に気をつける必要がありますね。


堀 ただ、梅毒に関して20代の女性たちに感染が目立つのは事実です。私が勤める国立国際医療研究センターを含めて、新宿区内の医療機関には風俗店に勤める女性や出会い系サイトを使った「ワリキリ(個人売春)」の女性も多く受診しますが、現場にいると彼女たちの職業上のリスクが心配になります。


荻上 感染した女性が、自覚症状のない期間に毎日複数のお客さんと性的接触を繰り返すわけですから、その拡散力は大きいでしょうね。オーラルセックスだけという形態の風俗でも、その日のうちに次々に感染しますからね。


「本来は法律で全数報告が義務づけられているんですが、実際にはクリニックの医師が見落としていたり、報告を怠ったりしているケースもあるんです」(堀氏)、「では、実際にはもっと感染が拡大している可能性もあるわけですね」(荻上氏)(写真:岡本裕志)

ハイリスク層へのサポートを


堀 風俗店は定期検査をしているところがありますが、先ほどもお話ししたように梅毒は潜伏期間が長いので、月1回程度の検査ではすり抜けてしまうことも多いんです。


荻上 僕は2010年から出会い系サイトや出会い喫茶などを使ったワリキリ経験者にアンケート調査をしているのですが、そのうち3割が性感染症になったことがあると回答しています。コンドームなしの性行為を許している女性も3割近くいる。彼女たちの目的は主に短期的な収入であり、「職業」として性的なサービスをしている感覚がなく、定期検査のような自己管理も難しい。こうした女性たちは、小規模とはいえハイリスク層になるでしょうね。


堀 ワリキリしている女性は全国にどれぐらいいるんでしょうか?


荻上 僕たちの調査では、おおむね10万人前後ではないかと推計しています。ただ、ワリキリ利用者は固定的で、なおかつテクニカルな知識が必要なので、風俗ほど簡単にアクセスできるものではない。ボリュームとしては風俗店で感染するパターンが多いのではないでしょうか。風俗店に勤務している女性は30万人ほどいると言われていますので。


堀 偶然かもしれませんが、臨床の現場で梅毒が有意に増えてきた時期と、訪日外国人客が増加した時期が重なるんですね。受診した性サービス業の女の子たちからも「外国人のお客さんが増えた」という声を耳にしました。梅毒は現在、アメリカや中国など世界的にも増加傾向にあります。病原体は国境を簡単に越えますので、粘膜や皮膚の接触という最もリスクの高い行為によって、梅毒だけでなく治療薬の効きにくい(多剤耐性の)淋菌などが広がることを医療者は心配しています。


荻上 インバウンド(外国人の訪日旅行)仮説はしばしば指摘されますね。ただ、疫学調査がないので、特定はできない点が注意です。一般論としては、性感染症は昔から花柳病と呼ばれ、セックスワーカーにとっては大敵で、当事者のための情報提供などは重要になるでしょうね。


荻上氏の調査では、女性の個人売春経験者のうち、3割が性感染症になったことがあるという(写真:岡本裕志)


荻上氏の調査によれば、風俗やワリキリをする女性たちの最終学歴は高卒以下が多く、貧困率や精神疾患の罹患率も高いという。「女性たちが生きる手段として、性労働という手段があるという、経済的側面は重要です」と荻上氏は言う。

感染者には社会的弱者も少なくない


荻上 貧困や病気への認識などの関係はどうですか。


堀 医療機関では学歴や収入を調査しないので明確な情報はわかりません。例えば、指示されたとおりに薬を飲めるか、指定の日時に再度受診ができるかということに影響する話です。ご本人の治療効果や、感染拡大防止にも影響します。


荻上 ワリキリや風俗の女性に聞き取り調査をすると、学歴が高い人は多くありません。経済力も厳しい。そもそも貯蓄という行動そのものを知らない場合もある。それらは成育環境などの違いもあるので、そうした個人へのバッシングをしてもしかたがないと思います。そうした傾向があるなら、どうやって医療と結びつけやすくするかを考えなくてはいけない。


堀 医学の視点で言えば、それは「弱者」なんですね。もし彼女たちが問題を抱えているなら、周囲はサポートしてあげなければいけないんです。


荻上 だとすると、やるべきことは、ふつうの感染症対策と同じように、いちはやく有効な対処法を広げることだと思うんです。たまたまセックスワークの話になったけれど、特定職業に限る話でもありませんし。


堀 おっしゃるとおりで、そもそも梅毒は治療法が確立された、予防できる病気なんですよ。それなのに感染の拡大が止まらないのは、世界のスタンダードになっている対策が日本ではとられていないから。感染者が性交・接触した相手の検査の徹底はされていないし、第一選択の治療薬であるペニシリンの注射が使えないままです。この2つだけでもかなり拡大は抑えられるはずなのに、問題といわれながら数年対策がとられていない。検査を徹底して、治療に効果の高いペニシリン注射を復活すれば、感染はかなり抑えられるはずなのに、なぜ動かないのか。理解できません。


「感染拡大が止まらないのは、有効とわかっている基本的な対策さえとられていないから」(堀氏)(写真:岡本裕志)

薬価が安いから、つくられない注射


荻上 抗生物質の内服以外にも、ペニシリン注射という治療法があるんですか?


堀 内服だと一定期間、薬を飲み続ける必要がありますが、注射だと感染初期であれば1回の接種で済みます。だから梅毒治療においては「ベンザチンペニシリン注射」が世界標準の選択薬です。でも日本にはこの注射がないんですよ。大変安い治療薬のため、今から開発や承認のための臨床試験のコストを考えると、製薬会社にインセンティブがありません。


荻上 はしかや結核については国がしかるべきサポートをしてくれるのに、こと性感染症となると自己責任のように扱われる。しかも女性の場合、「貞操観念のない乱れた女」として偏見や攻撃の対象になることすらある。こうした風潮には違和感を覚えますね。


堀 梅毒は、夫や恋人など特定のパートナーからうつることも少なくありません。つまり、梅毒を放置して誰が一番被害を受けるかといえば、妊婦さんや赤ちゃんなんですよ。妊婦が感染すると、流産や死産してしまったり、赤ちゃんが先天梅毒を持って生まれてくる可能性があるんです。


国が作成した、STI(性感染症)/HIVの啓蒙用ポスター。ふきだしは堀氏が作成したもの(写真:岡本裕志)


荻上 国は性教育でもっとリアルな性感染症対策を教えるべきだと思いますが、性教育へは保守的な反応も強いですね。また、セックスワーカーの支援団体などと連携するなど、当事者参加で様々なハイリスク層に確実に届ける仕組みづくりも必要でしょう。こんな啓発ポスター作っている場合じゃない。個人に責任を転嫁しちゃってますし、具体的知識が書かれてもいないですし。


堀 梅毒に対して、個人が取りうる対処法は大きく2つです。コンドームと定期検査。まず、必ずコンドームを使用すること。ただ、予防効果は100%ではないので、リスクの高い性的接触があったときやパートナーが変わったときは、そのインターバル期間に検査をする。血液検査は医療機関は有料ですが、無料でやっている保健所もあります。地域の保健所の検査プログラムをぜひ調べてみてください。


荻上 感染症を放置するということは、周囲の人にも影響が出るかもしれない。逆に自分が予防することは、集団的な防疫にもなります。そして衛生環境を整えるには社会的な対応が必要だという認識が、もっと広がる必要がありますね。

http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/565.html#c9

[リバイバル3] 中川隆 _ 医療・健康関係投稿リンク 中川隆
117. 2017年5月16日 14:18:52 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

中国人客急増で“性病”大流行 日本の風俗業界に猛威
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/565.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/454.html#c117
[リバイバル3] 本当のブリティッシュ・サウンドはタンノイではなくヴァイタボックス 中川隆
9. 中川隆[-7653] koaQ7Jey 2017年5月16日 15:09:56 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

ここはオーディオを止めちゃったのかな?


群馬県 コーヒーハウス むじか
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/518.html


珈琲専門店 CoffeeHouse むじか
http://www.musica-cafe.com/
http://tabelog.com/gunma/A1001/A100101/10010724/

 
群馬県佐波郡玉村町上福島1153番地
TEL 0270-75-5080


スピーカー

VITAVOX CN-191 Corner Horn
ウェスタン・エレクトリック WE755
ジョーダン・ワッツ フラゴン後期タイプ

バイタボックスはLP再生専用。CD再生はフラゴン。


自作真空管アンプ (出力管 WE205D)

CDプレイヤー CEC

LPプレイヤー ファイナルVTT1


小布施のジャズ喫茶 BUD 音のいい喫茶店・玉村町「ムジカ」2013年10月23日
http://bud-jazz.dreamlog.jp/archives/5166677.html

玉村町は前橋市の南隣、町の中央を利根川が流れる。
川縁に沿った静かな住宅街の細道を入ると「ムジカ」があった。

細道の南側は畑地が3段になって土手をなし、狭まった利根川の川べりへ落ちていく処で、みかん・レモンといった柑橘類の実がなり、小さくとも美味しいアーモンドまでが採れるという。


店舗は別棟で住宅の隣に建てられている。
まだ誰もいない店に入ってから、しばらくしてご主人が作業をしていた恰好で姿を見せた。
何でも先の台風の大雨で薪ストーブの煙突から雨漏りし、その点検をしていたとのことでした。


先日はバドに来ていただいた御礼のあいさつなどをしてから、ご主人はアンプに電源を入れ準備をし始めた。

スピーカーはヴァイタボックスのオリジナル。

ジャズ用は平面バッフルの755。

持参したジャズのオリジナルレコードはそのどれもが澄んだ抜けの良いで、ヴァイタボックスから響いた。

いつまでもいろいろ聴きたい心に残る演奏の音でした。
http://bud-jazz.dreamlog.jp/archives/5166677.html

時がゆっくり流れる珈琲店 むじか 2011-11-19
http://blog.goo.ne.jp/kamekutobu_2014/e/7aa93e10ee2c4b9c5e06af8dbd467cbc?fm=entry_awc_sleep


ジャズ喫茶蔵人 
http://blog.goo.ne.jp/kamekutobu_2014/e/142971bb8eef79765b151c3bd14459eb
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/406.html


でこちらの店の噂を聞きました。


バイタボックス 
http://audio-heritage.jp/VITAVOX/speaker/cn-191.html (オーディオの足跡より)

が置いてあるのだと言うので興味を持ったのです。

大体の場所を聞いたので、帰る途中で寄ろうと、この辺と探してみたが、見つからない。車を止めて、散歩している方にも尋ねても分かりませんでした。

たまたま通りかかった小学生に、 この付近に喫茶店が新しくできたらしい。知ってる? と聴いたら、 喫茶店?  怪訝そうな顔をされてしまいました。近頃の小学生は喫茶店の意味が分からないらしかった。コーヒーハウスと言えば良かったのだろうか。

今日は住所を調べて、ナビで検索して、漸く、辿り着くことができました。

      

ここはコーヒー専門店  これは何?

     蕎麦ぜんざい      茶碗(骨董品)に入れられた珈琲

地元産蕎麦(がき)ぜんざいはほんのりとした甘さ。

蕎麦がきは生臭いと思っていました。生臭いのは煎りが足りない。焦げる寸前まで熱を通すのだそうです。 

ううん。美味しい。  手間の掛かった逸品。お奨めです。


あまり聞いたことのないコーヒーの名がずらり


本日のお奨めコーヒー

ここは自家焙煎のお店です。

コーヒーは単品と、お好みの二つ種類を組み合わせたセットがあります。

とは言っても、どれを選んで良いか迷いますよね。店主はそれぞれのコーヒーの特徴を説明してくれますので、参考にすれば良いでしょう。

@タンザニア(キリマンジェロ) モンデェール農園産 Aケニア アイボリー農園産 Bマンデリン スマトラタイガー の順番で頂きました。

この順番には意味があります。オーソドックスなものから徐々に個性のある品種にと言う順のようです。

コーヒーの種類毎にカップも換えます。残り香が移らないようにとの配慮からです。

コーヒーの量が少なそう? いえいえ、珈琲カップは小さいけれど、珈琲ポッドで出されたものを適当に自分で分けて注ぐのです。

冷めないうちに頂きましょう。

コーヒーへの品質への拘りは徹底している。○○農園産と言うのが重要なのだそうです。

品種は同じでも、そこの場所(気候、標高、傾斜、方向、土壌等)に合っていなければ、良いものはできません。

お米に例えれば、コシヒカリならどれでも美味しいとは限りません。どこどこの産と指定して買っても、今年の味は今ひとつ言うのは良くあることです。

適地適木、適地栽培が大切なのです。

困ったなー 味音痴の親父は、一袋いくらの廉価コーヒーばかり飲んでいる。 コーヒーって奥が深い!

さて、バイタボックス

店の中央付近の席から

VITAVOX CN-191 Corner Horn  

ちょこんと置かれていて、壺と見間違いそうなのが ジョーダンワッツ フラゴン れっきとしたSP

バイタボックスは店の奥(コンクリート打ちっ放し)の両コーナーにでーんとありました。SPと言うより高級家具の骨董品と言う趣が強い。

バイタボックスのSPユニットは、38cmの強力なウーファーとホーンドライバーの組み合わせ。交差周波数は500hz。

構造がよく分かりませんが、内部は恐らく折り曲げホーンでウーファーにロードを掛けている。部屋のコーナーに置くのはホーンの延長として使っているのでしょう。

今度行った時にお尋ねしよう。

大型ホーンの特性上、高音域の減衰が大きいらしく、後藤のツィター(型番不明)で補っているようです。

バイタボックスはLP再生専用。CD再生はフラゴン。

この2つSPの系列は装置は全く分離されているようです。

オーディオ装置群

CECのCDプレイヤー、DAコンバータは分かるとして、他は自作品のようです。
パーツ一つをとっても高級品。

LPプレイヤー ファイナルVTT1

ステンレス?製の超重量級ターンテーブルが目に付きます。FRのダイナミックアームです。


自作アンプ

出力管はWE205D。最大出力は1W未満。バイタボックスはオールホーンの高能率タイプなので。これで間に合うのでしょう。

バイタボックスを聴いた印象ですが、奥行き感が良く出ていました。ホールトーンの余韻が美しい。ふわーっと音が浮かびます。

開発時期はモノラル時代、元々、1台で聴くものでだったのでしょう。モノラル盤を聴いてみたい。

ついつい、前の席で聴いてしまいましたが、音楽を楽しむベストポイントは、入り口付近のテーブル席だそうです。


薪ストーブ

今日は初めての火入れだったらしい。ここは高気密住宅。これ1台で建物一棟が十分に暖まりそうです。

店を閉めた後、店主はここでゆっくり、ストーブの炎を見つめながら、お酒でも嗜むのでしょうか。至福のひととき。羨ましい!


薪ストーブの遠赤外線で、そして、熱々のコーヒーで、体はすっかりぽっかぽかになりました。

窓からは長閑な田園風景  利根川の岸もすぐそこ


道案内をしたいのですが、兎に角、非常に分かりにくい場所にあります。

カーナビをお持ちの方は住所で検索してお訪ねて下さい。

店名 むじか の由来は ミュージック にあるらしい。
音楽のある珈琲専門店です。
http://blog.goo.ne.jp/kamekutobu_2014/e/7aa93e10ee2c4b9c5e06af8dbd467cbc?fm=entry_awc_sleep



http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/710.html#c9

[お知らせ・管理20] これが阿修羅に巣食う電通工作員 中川隆
84. 中川隆[-7652] koaQ7Jey 2017年5月16日 15:51:20 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

監視カメラ。視線を上げると、そこに監視カメラがあった日
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20170514T0014380900.html

私は最近になって新宿歌舞伎町をうろうろとさまようようになっているのだが、この歌舞伎町は犯罪多発地帯なので警視庁が管理する監視カメラが195台も備え付けられている。

警視庁が管理する監視カメラは1373台と上智大学教授の田島泰彦教授は報告しているのだが、だとしたら何と監視カメラの約14%近くは歌舞伎町に集中しているということだ。

私がうろうろする姿もさぞかしよく記録されているだろう。

日本では渋谷や池袋や銀座のような主要な大都市には、ネットワーク化された監視カメラが24時間動いていて、しかもそれがリアルタイムで警視庁に送られている。

そして、今後は電車内に防犯カメラを設置するかしないかで議論が行われている。痴漢や盗難など電車内で起きる犯罪も多いので、なし崩しに防犯カメラは設置されていくことになる。

ただ、これほどの膨大なデータが送られても人間がすべてを監視できるはずもないので、必要になって来るのが人間の顔を判別するソフトウェアである。

これはすでに完成している。もう稼働していて、何かあったら監視カメラで犯人像を追えるようになっている。

誰かが勝手に目の前のものをすべて記録する

監視カメラは、犯罪の防止には役立っていないという仮説もある。犯罪を犯す人間は監視カメラを意識するような知性がある人間ばかりではない。

突発的かつ衝動的に手を出すので、監視カメラの存在など思い至らないことも多い。

しかし、犯罪の現場に監視カメラがあったら、それが決定的な犯罪の証拠になるわけで監視カメラを設置するというのは無駄なことではない。

犯罪の防止には役立たないかもしれないが、犯人の割り出しには役に立つのである。そのため、学校、病院、空港、デパート、大型ショッピングモールはもちろんのこと、ディスコ、レストラン等にも取り付けられている。

もちろん、これは日本だけの話ではない。アメリカでもイギリスでも、あるいはタイやインドでも、主要な大都市ではほとんどが監視カメラが街を見張っている。

街はすでにカメラだらけなのである。

街を記録しているのは監視カメラだけではない。最近は多くのドライバーが事故、当たり屋、当て逃げ、車上荒らし、警察の誤認検挙などを防止するために、当たり前のようにドライブレコーダーを設置している。

さらに個人もスマートフォンを持ち歩くのが普通になって、SNSに載せるためなのか、どこかで誰かがあちこちで街を撮っている。

他にもライフカメラと言って、一定時間毎にカメラが自動的にシャッターを切って、自分の一日の記録を撮るような機能を持つ、カメラに見えないカメラも出てきている。

つまり、私たちはもうプライバシーを守れない時代に入っている。どこにいても、何をしていても、自分の姿はどこかで見知らぬ人間に記録されているのだ。

自分の行動がすべて記録されるのは面白くないと感じる人は多いはずだ。しかし、もう避けられない。

そんな時代になってしまったのである。


街の至る所に備え付けられるようになった監視カメラ。監視カメラは、犯罪の防止には役立っていないという仮説もある。しかし、犯罪の現場に監視カメラがあったら、それが決定的な犯罪の証拠になるわけで監視カメラを設置するというのは無駄なことではない。


撮られても仕方がないと思ってあきらめる?

多くの人は真面目に生きており、別に自分の姿を撮られたところで何か問題があるわけではない。

しかし、人間は叩けば埃が出てくるもので、昼間は真面目でも夜には退廃を抱えて街をさまよっている人も多い。

風俗街、ラブホテル街、アダルトショップ、賭博場をうろうろしている人から、不倫現場や、売春現場や、他人に見られたら誤解されかねない人との交際現場など、人はいろいろな事情があって、それを知られたくないと思う。

しかし何か事件が起きた時、すべて映像付きで何もかも白日のもとにさらされるかもしれない。日本国内だけでなく、海外にいてもその危険性はとても高い。

人々はこの現実に対して、どのように折り合いをつけていくことになるのだろうか。

完全に真面目になる。あきらめて今まで通りに生きる。容姿を変装したり、偽装したりする……。いろんな方策はある。

もう街中でカメラが溢れているから、悪いことを止めて聖人君子のように生きようと考える人はいるだろうか。もしかしたらいるかもしれないが、かなりの少数派だろう。

変装するという人はもっと少数派のはずだ。それほど注意深く生きる人は本物の犯罪者だけである。

多くの人は「監視カメラが見てるかも知れない」と思いながらも何となく今まで通りに生きていくことになる。

監視カメラが24時間自分を監視しているからと言って、それは自分の目の前にあるわけではない。誰かがカメラでこちらを撮っていても、顔を背ければなんとなく自分が写っていないように思える。

まして、自分の堕落している姿を撮られたとしても、芸能人や政治家のように堕落を暴き立てられてスキャンダルになる確率も少ない。

ならば撮られても仕方がないと思ってあきらめ、自分の行動は何も変えないと考える人が大半になるのは間違いない。それは、「より大量の監視カメラが街を覆い尽くす」ということを意味している。


監視カメラが24時間自分を監視しているからと言って、それは自分の目の前にあるわけではない。誰かがカメラでこちらを撮っていても、顔を背ければなんとなく自分が写っていないように思える。


街灯に監視カメラが設置されてあるのに気付いた

欧米などはプライバシーに非常に敏感であり、こういった時代になると、すぐにカウンター・カルチャー(反体制文化)が生まれる。

街を歩いていて顔認識されるというのであれば、逆に顔認識されないテクニックも生み出されて然るべきだと彼らは考えるのである。

監視カメラのコントロールは警察を含めた国家権力が手中に収めている。彼らが何でもかんでも記録していく時代になっていくのであれば、当然、それに不快感を感じる人も増えていくはずだ。

犯罪者ではなくても、プライバシーを権力によって侵害されるのを嫌う人は意外に多いのだ。

技術的に相手のカメラに写らないようにしたり、写っても顔認識されないようにする技術はすでにいくつか考え出されているようだが決定打はない。

一番いいのは、監視カメラに撮られたくない時は目元を隠し、普段とは違う格好をすることであると、画像認識を専門に扱うハッカーは言っている。

ただし、高性能な顔認識ソフトウェアはそんな小細工はすぐに見破るほど高性能だ。

今後は監視カメラを逃れるための「変装」や「容姿の偽装」などが本格的に進んでいくか、そういったものが取りそろえられる時代になっていくかもしれない。

女性は何かやましいことをするときは、髪型を変えたり、服装を変えたりして、簡単に雰囲気や容姿を変えることができるので、すでにそうしている。

男たちはどうなのだろう。男たちは、どこに行こうが何をしようが、特に容姿を変えるとか雰囲気を変えるようなことはしたことがないのが普通だ。

しかし、今後はわざと容姿や服装を使い分けるようになるのかもしれない。そんな面倒な時代は来て欲しくないが、もう24時間監視時代に突入して、それがさらに一般化する。

先日、歌舞伎町を何気なく歩いていてふと視線を上げた時、街灯に監視カメラが設置されてあるのに気付いた。別に私は犯罪者ではないが、何となく複雑な気分になったのは事実だ。


監視カメラのコントロールは警察を含めた国家権力が手中に収めている。彼らが何でもかんでも記録していく時代になっていくのであれば、当然、それに不快感を感じる人も増えていくはずだ。
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20170514T0014380900.html

阿修羅に書いたコメントもすべて CIA にチェックされているから気を付けてね
http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/603.html#c84

[お知らせ・管理20] これが阿修羅に巣食う電通工作員 中川隆
85. 中川隆[-7651] koaQ7Jey 2017年5月16日 15:54:32 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017年 05月 16日 14:37 JST
5月15日の大規模なサイバー攻撃は米情報機関の失態か、ハッキング技術漏えいで

 5月15日、少なくとも150カ国・地域に被害が広がっている前例のない大規模なサイバー攻撃を巡り、米国家安全保障局(NSA)は新たな批判を浴びている。写真はコンピューターのキーボード。ワルシャワで3月撮影(2017年 ロイター/Kacper Pempel)



[ワシントン 15日 ロイター] - 少なくとも150カ国・地域に被害が広がっている前例のない大規模なサイバー攻撃を巡り、米国家安全保障局(NSA)は新たな批判を浴びている。

今回の攻撃は、NSA自身が使用するハッキングツール構築のために利用した、マイクロソフト(MSFT.O)の基本ソフト(OS)ウィンドウズの欠陥を突いて行われた可能性がある。そうしたハッキングツールなどが結局、謎のハッカー集団「シャドー・ブローカーズ」の手に渡り、インターネット上に放出されることになった。

マイクロソフトのブラッド・スミス社長は14日、NSAと中央情報局(CIA)のハッキングツールが最近漏えいしたことを挙げ、政府がしばしば機密保持できないソフトウエアの欠陥情報を米国政府が「ため込んでいる」と厳しく批判した。

「政府の(ハッキング)技術は繰り返しインターネット上に漏出しており、損害の拡大を招いている」とスミス社長はブログに投稿。「米軍が(巡航ミサイルの)トマホークを一部盗まれるようなものだ」

アルファベット傘下のグーグル(GOOGL.O)やフェイスブック(FB.O)など、一部のテクノロジー企業大手は、マイクロソフトの声明についてコメントするのを差し控えた。

だが、一部の業界幹部らによると、マイクロソフトの声明は、サイバー攻撃能力を保持するためにはセキュリティーを危うくしてもかまわないと政府が考えているという、シリコンバレーで広く共有されている見方を反映している。

NSAはコメント要請に回答しなかった。

NSAや他の情報機関は通常、見つけたソフトウエアのぜい弱性情報を公表することと、諜報活動やサイバー戦争のためそれらを秘密にすることのバランスを取るよう努めている。

複数の政府高官は15日、ソフトウエアのぜい弱性情報に対する政府の扱いを擁護したものの、今回の大規模サイバー攻撃で使われた身代金を要求するランサムウエア「WannaCry」とNSAとのつながりについては確認しなかった。

「米国は、恐らく他のどの国よりも、認識された欠陥情報をどう扱うかという手続きについて、極めて慎重だ」と、ボサート大統領補佐官(安全保障担当)は15日、定例会見でこう述べた。

NSAのツールキットからシャドー・ブローカーズが放出したとみられる他のツールも、犯罪者に別の目的で使われたり、闇取引されたりしていると、研究者は指摘する。ただし、それらはWannaCryよりも被害が小さいとみられる。シャドー・ブローカーズの背後に誰がいるのかは分かっていない。

<「問題になりかねないと分かっていた」>

セキュリティー専門家によると、NSAは、盗難が発覚し、ツールがネット上に放出される1カ月前のある時点で、ぜい弱性についてマイクロソフトに通知することで責任ある公表を行おうとしていた。

今回の大規模サイバー攻撃については、システムの修正を行わないユーザーやシャドー・ブローカーズの方が、NSAよりも直接的な責任があるとの見方を専門家は示している。

マイクロソフトが3月に修正プログラムを配布してまもなく、国土安全保障省は同プログラムをインストールする重要性を企業に注意喚起する積極的なキャンペーンを開始したと、今回の攻撃に対応する当局者は語った。

「これが問題になりかねないと、われわれには分かっていた」と、この当局者はロイターに話した。

「NSAは恥じるべきだ。損害を与えるような漏えいを数多く招いている」。そう語るのは、元当局者で、現在は米戦略国際問題研究所(CSIS)のサイバーセキュリティー専門家ジェームズ・ルイス氏。

その一方で、同氏は「マイクロソフトは20世紀は終わったと認める必要がある。以前にも増して敵対的な環境に置かれている。おぼつかないNSAではこれ以上、安全性は得られないだろう」と述べた。

オバマ前大統領の下、政府はぜい弱性情報を共有すべきか、それとも秘密にすべきかを決定するため、省庁間の検討プロセスを構築した。

エリートで構成されるNSAのハッキング集団にかつて所属していたホワイトハウスのサイバーセキュリティー・コーディネーター、ロブ・ジョイス氏は4月、トランプ政権が同プロセスを「最適化」する方法を検討中だとロイターに語ったが、それ以上は明らかにしなかった。

この件に関するコメント要請にホワイトハウスは応じていない。事情に詳しい関係筋によると、会議は今でも開催されているが、その頻度はオバマ政権下よりも減っているという。

議会では、共和党のロン・ジョンソン上院議員と民主党のブライアン・シャッツ上院議員が、検討プロセスを体系化する法案に取り組んでいる。

「われわれはターニングポイントにある。非常に長い期間にわたり、ぜい弱性情報を保持できると政府が考えることは難しい」と、オバマ政権下の国家安全保障会議でITセキュリティー問題を担当したアリ・シュワルツ氏は語った。

(Dustin Volz記者 翻訳:伊藤典子 編集:下郡美紀)

http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/603.html#c85

[リバイバル3] 本当のブリティッシュ・サウンドはタンノイではなくヴァイタボックス 中川隆
10. 中川隆[-7650] koaQ7Jey 2017年5月16日 16:05:27 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]


158 :名無しの笛の踊り:2013/10/25(金) 19:39:53.33 ID:f8/YbE4t

珈琲専門店CoffeeHouse むじか  
群馬県佐波郡玉村町上福島1153番地
http://www.musica-cafe.com/


音のいい喫茶店・玉村町「ムジカ」

玉村町は前橋市の南隣、町の中央を利根川が流れる。
川縁に沿った静かな住宅街の細道を入ると「ムジカ」があった。
細道の南側は畑地が3段になって土手をなし、狭まった利根川の川べりへ落ちていく処で、みかん・レモンといった柑橘類の実がなり、 小さくとも美味しいアーモンドまでが採れるという。

スピーカーはヴァイタボックスのオリジナル。
ジャズ用は平面バッフルの755。
持参したジャズのオリジナルレコードはそのどれもが澄んだ抜けの良いで、ヴァイタボックスから響いた。
いつまでもいろいろ聴きたい心に残る演奏の音でした。
http://bud-jazz.dreamlog.jp/archives/5166677.html

メインのスピーカーはVITAVOX CN-191 Corner Horn
ヴァイタヴォックス社が1947年に発表した最高級家庭用コーナー型スピーカーシステムです

サブのシステムとしてジョーダン・ワッツのフラゴン後期タイプがありました
http://tabelog.com/gunma/A1001/A100101/10010724/

177 :名無しの笛の踊り:2013/11/01(金) 00:54:27.83 ID:jCsqyXQX
>>151
ヴァイタボックスなら吉祥寺のバロックといい勝負?
両方聴いた人いるの?

200 :名無しの笛の踊り:2013/11/10(日) 15:38:35.60 ID:tOkVY/Ow

群馬玉村町のムジカに行ってきた。
結論的には、このスレの趣旨とはズレのあるコンセプト。

しかしいろんな意味で、超マニアックな店。
名曲喫茶としては、蕎麦が食べられたり、今日は、赤ちゃんの客も居たほどで、???

だが、凄いのは、まず珈琲の味。
これは豆の選定から焙煎方法まで、異常な拘り方。

装置も、アナログ用のヴァイタボックスは、スーパーツィターの追加で聴いたことのない繊細さ。吉祥寺バロックと同じスピーカーとは思えない。

CDは、WE755にπのリボントゥイターを➖6dbで付加した平面バッフルで、とにかくコンクリート打ちっ放しの土台に木造の特性が加わって、非常に優しく柔らかい音。

95%クラシックで、室内楽と独奏曲がお好きの様。
ロケーションも素敵だし、紳士的で優しい物腰のご主人のうちに秘めた尋常ならざるヲタぶりが見事で、関越道利用者なら立ち寄る価値あり、と観た!


202 :名無しの笛の踊り:2013/11/10(日) 19:33:36.02 ID:29HhHK0H

まぁ喫茶店内で流すなら室内楽か器楽になるわな
交響曲とか協奏曲とかゆっくりコーヒー飲んでくつろげないしw


203 :名無しの笛の踊り:2013/11/10(日) 20:13:43.69 ID:KJfhh5XP
>>200さん
 教えてください。
バロックのと同じVITABOX使ってて、バロックより高音が繊細という感じで、全体的には非常に優しい音ということでしょうか?

バロックの800円の珈琲を基準にして、そこの店にはいくらの珈琲代でも入りたい感じでしょうか?
(交通費は膨大に差があるでしょうがそこは無視したとして・・・)

あと、95%の残り5%は何ですか?  
たぶん行かないが、気になる。演歌?ジャズ?童謡?
その5%で、名曲喫茶とは呼べない判断になるかも。

 

205 :200:2013/11/11(月) 00:47:09.88 ID:zbYIEIvq
>203
大都会にあるバロックとは、何もかも異次元的に違う世界。

まず珈琲自体は比較にもならない美味さ。

音質も、ゲリー•カーのキング•スーパーアナログディスクが、午後の柔らかい陽射しのように、柔らかく優しい音で流れてきた時には、あっと思ったほど。高域が伸びているので、倍音が豊かで鼻詰まりの音にならない。

なお残り5%はジャズ。

ただ、地元ではこだわり珈琲の店として知られているようで、他のお客さん次第で、印象は変わるのでは?
とにかく私も、ヲタではない連れ合いも、期せずしてまた行きたいね、と意見一致。

206 :名無しの笛の踊り:2013/11/11(月) 21:28:54.96 ID:c50vpo8+
>>205
 203です。詳しい紹介有難うございました。5%はジャズなら許せるな。
 マイルスはちょっと、ビルエバンスやチックやキースなら無問題。
 5%にめぐり合わせることは、通常はないだろうが、1日10時間として、その5%の30分にぶつかる可能性。

 「また行きたいと思わせるところは良いですね」
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/classical/1356676426/

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/710.html#c10

[リバイバル3] 本当のブリティッシュ・サウンドはタンノイではなくヴァイタボックス 中川隆
11. 中川隆[-7649] koaQ7Jey 2017年5月16日 16:47:59 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

中野 ジャズ喫茶 ジニアス _ ヴァイタボックス
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/414.html

オーディオ機器


現在 中野区本町の店舗で使用しているメインシステム

スピーカー:ヴァイタボックス

アンプ
ハーマンガードン サイテーションXX
パイオニア エクスクルーシブC5

ターンテーブル:ガラード #401
アーム : トーレンス TD124

CDプレーヤー : マランツ CD94Limited
http://www.geocities.jp/sjtsunoda/jazzshop/ei-bunko.htm


ジニアス(渋谷)1977年のオーディオ・システム


●プレーヤー

・カートリッジ:特注品

・トーンアーム:東京サウンド ST-14
http://ameblo.jp/tommy-jazz/image-10421336315-10356193190.html

・ターンテーブル:Garrad 401
http://ameblo.jp/tommy-jazz/image-10421336315-10356193194.html


●アンプ
・プリ・アンプ:特注品
・メイン・アンプ:特注品


●スピーカー・システム

VITAVOX BITONE MAJOR
http://ameblo.jp/tommy-jazz/image-10421336315-10356193195.html

2ウェイ・2スピーカー・オールホーン方式・フロア型

・中高音ドライバー:S-2
・ホーン:CN-157
・38cmウーファー:AK-154
・ネットワーク:NW-500
http://ameblo.jp/tommy-jazz/entry-10421336315.html

ジャズ喫茶「Genius」(ジニアス) 2012年 3月17日

「ジニアス」は1971年の開店。
マスターは中平氏の「DIG」でジャズ喫茶を経験されたのちに「ジニアス」を開店されたそうです。

店名の由来は「The Genius of Bud Powell」からでしょうか。

スピーカーはジャズ喫茶には珍しく英国製の「ヴァイタボックス」バックロードホーン型が壁に埋め込まれて使われていました。

もう20年ほど前になるのでしょうか、中野区の中野新橋に移転して営業しています。

http://userimg.teacup.com/userimg/9304.teacup.com/kjfc/img/bbs/0000637.jpg

このスピーカーは今も健在で中野新橋の「ジニアス」で使用されています。

昨年3月に初めて行ってきました。

窓際に座ろうとしたところマスターに「こちらの方が良く聴こえますよ」とスピーカーの前の席に案内されました。

顔を見て選ばれたのか「Stan Getz Plays」が掛かりました。

その後リクエストがありますかと聞かれたので、ジョー・モレロが亡くなった後だったから D.ブルーベックの「Time Out」を聴かせて頂きました。

店には沢山のジャズ批評、S.ジャーナルのバックナンバーが置かれていました。
マッチのイラストはジャズ雑誌のお店の広告にも使われていたのを覚えている方は多いでしょう。
http://9304.teacup.com/kjfc/bbs/t4/105-110

当時もう一軒よく行ったのが道玄坂にあった『GENIUS』

随分前に中野新橋に移転されて、今でもマスター鈴木さんは、ご健在です。

特注で壁に埋め込まれたバイタボックスのスピーカーは、ここだけでしか聴けません。

(青森にある南郷ジャズフェスなどをコーデネートされている鳴海さんオーナーの
ジャズ喫茶『disk』にも、これを参考にされたバイタボックスがあります)

『disk』
http://blog.jazztime-disk.net/


ゆったりとした店内で聴くバイタボックスの音色は心なごむ。
http://jazzbourbon.blog.fc2.com/blog-entry-34.html



http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/710.html#c11

[リバイバル3] 本当のブリティッシュ・サウンドはタンノイではなくヴァイタボックス 中川隆
12. 中川隆[-7648] koaQ7Jey 2017年5月16日 17:10:49 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

渋谷ジニアスの頃 2004/05/27

道玄坂の右側歩道をゆっくりと上って行き、緑屋を過ぎて坂の中程まで来ると、右手に道玄坂小路が見える。小路を入ってしばらく歩き、台湾料理「麗郷」のはす向かいのビルの地下に、その店はあった。

私が行きつけのジャズ喫茶「ジニアス」(GENIUS)がその場所から姿を消してから、もう15年以上は経ってしまった。かつてこの店をはじめ、いくつかの風情のある店が軒を並べていた道玄坂小路も、今ではすっかり風俗店街になってしまった。

以前この小路に入ることで気持ちが癒されていた者にとってみれば、やはり大きな様変わりは寂しい気がする。何かの都合でたまたまこの場所に来ることがあって、派手な電飾の店が立ち並ぶ光景を見ると、長いため息が出てしまうのだ。

今では両側の壁に極彩色の電球が点滅している地下に降りる階段も、かつてはコンサートや芝居の案内のポスターなどが何枚か貼られた漆黒で地味なものだった。私は一歩一歩ごとに少しずつ店内のジャズが鮮明に聞こえてくるその階段を、ゆっくり下りていくことがとても好きだった。

店の中にはいると、正面にレコード・プレーヤーが置いてあるカウンターがあり、その背後には夥しい数のレコードが棚に整然と収まっていた。右手はコーヒーなどを湧かす厨房。左手に細長く何卓かの客席があって、突き当たりに大きなスピーカーがある。


スピーカーは特注のヴァイタボックス・バックロード、

アンプはマランツ 7 + 6CA7、

プレーヤーはガラード401


だった。私はいつも左スピーカーの真下に席を取り、コーヒーを注文してから、壁に頭を凭れて聴いた。この店での飲み物の注文の仕方は、毎回決まっていた。

ウエイトレスの女性が、少し眼を見開きいくぶん首を傾げて、無言でオーダーを聞く。私も声にならない口の動きだけで『コーヒー』と告げると、彼女は小さく頷きカウンターに戻っていく。

しばらくして、左手にコーヒー・カップ、右手にミルク・ピッチャーを持って現れた彼女は、無言で右手をほんの少し高く掲げる。「ミルク入れますか」のサイン。私が首を振ると、彼女はカップだけを置いて立ち去る。毎回同じだった。ひとつの様式だったのだ。

彼女と書いたが、実際には何人かウエイトレスの女性は変わったが、その様式はずっと継承されていた。(その中の一人に、とても美しい女の子がいた。彼女は男物のYシャツにスリムなジーンズが似合う、70年代の持つ雰囲気を凝縮したような美少女だった。現在私の店にいらっしゃっているお客さんにも、かつて半分は彼女を目当てにジニアスに通っていたという方がいて、時々その話で盛り上がることがある)

コーヒーについては、ちょっと形容しがたい独特な味だった。私はそれを砂糖もなしに胃の中に流し込み、目を閉じたり、時には訳もなくスピーカーを睨んだりしながら、毎回2時間近く座っていた。

私が店に行き始めの頃、何回か続けてソニー・ロリンズをリクエストしたことからなのだろう。皿回し(レコード係の人をこう呼んでいた)の長髪の男性Mさんは、私が行くたびにさりげなくいろいろなロリンズのレコードを、黙ってかけ続けてくれた。

彼とは一度も会話をしたことがなかったが、その心遣いがとてもうれしかった。お陰で私は、あまりみんなが聴かないような、マイナーなロリンズのアルバムを何枚か聴く機会に恵まれた。残念なことに、今ではほとんど忘れてしまっているけれど。

私は上京した次の年、75年の春頃から通い始め、店を閉めるまでずっと通い続けた。75年と76年の年末は田舎に帰らず、この店で年を越した。大晦日の日はオール・ナイトで、確か夕方6時から翌朝の6時まで営業してくれたのだ。

日が変わって76年を迎えた瞬間、Mさんがその前の年レコーディングされたばかりの、キース・ジャレットの「ケルン・コンサート」にそっと針を落としたこと、そして私の方に向かってかすかに微笑んだように見えたこと、これだけはなぜだか今でも鮮明に憶えている。

二十歳になったその年、私が最初に耳にした音は、キースのソロ演奏だった。

その年からちょうど一回りした88年の8月、地上げ騒動の煽りを受けて、ジニアスは閉店した。時期を同じくして、道玄坂小路の風情ある店も次々に店を畳んでいった。昭和63年、昭和最後の年だった。

その年の冬だったと思う。何かの飲み会の帰りに、変わり果ててしまった店の前を通りかかったとき、急に切なくなって

「俺たちの店を返せよ、ばかやろう!」

と階段の下に向かって叫んだことがある。けれども、そんな酔っ払いの戯言も、すぐにあたりの大音響に吸収されてしまった。

89年の5月、渋谷の店を畳んだ翌年、ジニアスは中野新橋で店を再開した。実は私はそのことを2年以上知らなかったが、ある時友人から聞かされて急いで店を訪れた。清潔なマンションの1階、明るくゆったりしたスペースで、のんびりとジャズを聴くことができる店になっていた。

紫煙が立ちこめる地下室の片隅で小さく首を振りながら、まるで求道者のように耳を澄ましてジャズを聴いていた渋谷ジニアス。マスターはいろいろと考えられた末に、「もう少し肩の力を抜いて音を聴こうよ」という店づくりをされたのだろう。

注文したコーヒーの味も、驚くほど飲みやすかった。渋谷店とのあまりの雰囲気の違いに最初は戸惑っていたが、(音量は絞ってあったものの)スピーカーから聞こえる音、マスターの選曲の妙などは、紛れもなくジニアスのものだった。

私はその後も時々この店を訪ねて、いつも一抹のさびしさと安らぎの気持を同時に抱きながら、静かにジャズを聴いている。
http://www.norari.net/bar/052704.php


中野新橋に、ジニアスという有名なジャズ喫茶があります。自宅の近くなもので私も時どきお邪魔しているんですけど、そこの名物といえば、

お店の中に、ヴァイタボックスという特注のスピーカーが埋め込まれているんです。

そりゃぁもう、壁全体がスピーカーになっていまして、その音の出る壁の真横に座って聞いていますと、ほっこりしたアナログレコード独特の微細な音のニュアンスと共にかすかに風を感じます。音を聴くというよりも身体全体で、あるいは皮膚で音を感覚するような感じになります。

ジャズ喫茶は多しといえどもこういう体験は滅多に出来ませんので、その真横席というのは大抵誰か座っています、結構その席を確保する、というのは大変なんです。
http://blog.livedoor.jp/cpiblog00489/archives/50032590.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/710.html#c12

[リバイバル3] 本当のブリティッシュ・サウンドはタンノイではなくヴァイタボックス 中川隆
13. 中川隆[-7647] koaQ7Jey 2017年5月16日 17:27:41 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

COFFEE JAZZ GENIUS

『昼間はファミレス、夜はJAZZ喫茶』by くれよんしんのすけ 2014/07訪問


雑誌などによると、実は相当有名なJAZZ喫茶の老舗らしい

丸ノ内線中野新橋駅出口から、駅前の広い通りを左手(新宿方向)に少し歩き、神田川を渡ったらすぐ横断歩道を渡り渋谷方向(神田川の下流方向)に郵便局などがある細い通りを歩くと、中野新橋駅から徒歩5分ほどで細い通りと神田川に挟まれたコンクリートのビルの1階が「ジニアス」。入り口に黄色い縦長な看板がある

中に入ると迷路みたいに入り組んでいて、奥に座ると音楽はやや聞こえにくい

席は、4人テーブルが手前の部屋に3つ、中央のオーディオスペースに6つほどあり、あとは奥の小テーブルやカウンターの広いつくり

テーブルに座り、マスターにコーヒーを注文。値段は喫茶店にしては若干安め

昼間は家族連れやママさんグループでなかなかの賑わい。ピラフやうどんが人気のメニューのようだ。ジャズは控えめで昼間はCDやボサノバだったりする

しかしやがて夜になると、オーディオスペースにジャズに詳しそうな男性客が集まりジャズの音量も少し上がる。カウンターに置かれた演奏中のレコードをみるとかなり昔の作品が人気のようだ

喫煙は自由だが、スペースが広いためあまり気にはならなかったが、タバコが苦手な方は奥や端のテーブルがいいかもしれない

窓際から夕暮れの神田川や遊歩道が見えて中野新橋の町に溶け込んだ雰囲気が良いです

最後はカウンターでマスターに会計を済ませて退店

帰途、神田川沿いを駅へと歩くとまた来たくなっている隠れた名喫茶店です
https://tabelog.com/tokyo/A1319/A131903/13099826/dtlrvwlst/B57672427/?lid=unpickup_review

中野新橋「GENEUS(ジニウス)」伝説のJAZZ喫茶は意外とライトな雰囲気だった
2013年06月25日

伝説のJAZZ喫茶です。元々は渋谷にあったお店が、こちらの中野新橋に移転して既に数十年という歴史があります。

【状況】
17時半頃に1人で伺いました。

【環境】
前々から伺いたいと思っていたのですが、今回念願かなってお伺い出来ました。

住宅街の、一見何もなさそうな場所にその店はポツンとあります。看板も立って立派な門構えですが、内観が全く見えず、一見さんでは入りづらい雰囲気もあります。

店内は一般的なJAZZ喫茶に持たれるようなイメージのお店ではなく、モダンな印象すら受ける、すっきりとした内観。喫茶店というよりはカフェと言った方がしっくりときます。壁だと思っていたものがスピーカーだと気付いた時に、誰もが驚くと思います。マスターは初老の方。

店内はマスターがいる調理場が見渡せる席と、隅っこの暗くて、1人で読書に向くような席があり、それぞれで音も、居心地も変わってきそうです。

ただ、この店の良いのは常連さんがとにかく楽しそう。お喋りをするわけではありませんが、ある者はお酒を飲みながら山積みにされたJAZZの本を読み、ある者は音楽がかかると軽く頭を動かして嬉しそうな顔でリズムを取ったり、ある者はスピーカーもマスターも見えない席で本を読む。


それぞれが思い思いの楽しそうな時間を過ごしているのが印象的でした。


【料理】

・レアチーズケーキセット 735円 ○

コーヒーも苦めやら、アメリカンやら、色々と選べます。


先ず、値段が安いのが良いです。JAZZ喫茶ではチャージも兼ねたドリンクが1杯800円程で提供されるなんて、よくある話ですので、先ず735円でケーキ付と考えたらかなりリーズナブルです。コーヒー単品でも400円程。好感が持てます。


そしてコーヒーはそれなりに美味しい(笑)。繰り返しますが、こういうお店ではチャージも兼ねたドリンクなので、その質はあまり高くない事が多いです。「とりあえず作られたようなコーヒー」が出てくるなんてよくある話で、客も質にはあまり期待はしていません。

しかし、こちらのコーヒーはチェーン店の400円以下のコーヒーよりは美味しく、コーヒー専門店程ではないという、絶妙なクオリティのコーヒーが出てきます(笑)。どちらかと言うと酸味が強めです。735円のセットで出てくるコーヒーとしては優れているでしょう。

またチーズケーキは甘さ控えめで、チーズが堅い(?)感じで、他の店にはない食感でした。店の雰囲気には合います。

また、水も足りなくなれば注ぎ足されますし、気がつけばあまり冷房のかかっていない店内も居心地がよくなり、気付いたら1時間以上の時間が過ぎていました。

言いましょう、名店です!!!


【総評】

「伝説の…」と言っても堅苦しいイメージはありません。お酒もあるみたいなので、マナーを守って思い思いの楽しみ方をしましょう。
http://blog.livedoor.jp/battle_of_chinese/archives/29761117.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/710.html#c13

[リバイバル3] 超お買い得 イシノラボのトランス式パッシブ・プリアンプ 中川隆
14. 中川隆[-7646] koaQ7Jey 2017年5月16日 18:49:27 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

トランス式アッテネーターを導入・・・(2016/4/5)
    
SIC-MOSFETアンプにアップデートしてからは、プリアンプを使用せず、DAC(カプリース)のラインアンプを使用してきた。シンプルで具合はいいのだが、ネット記事によると、このラインアンプはあまり音質が良くないらしい。そこで、SNSで知り合ったM氏にお願いして、トランス式式アッテネータを製作していただいた。出力を2系統とし、ひと回り大きいケースを使用。トランスを極厚アルミ板にしっかりマウントした上でシャーシに取り付けたため音質がかなり改善した、とのことである。

プリアンプは相応の高級機でないと、アッテネータに敵わない。また、抵抗式アッテネータは絞る度合いによって音質も変化するらしい。そこでトランス式が廉価で効果も見込めると判断した。

使用後は明らかに音の鮮度が上がり、ドームミッドのトランジェントも向上、極めて満足できるサウンドとなった。ウェスタンの555Aが欲しいとは今後とも思わないだろう。
http://audio.nomaki.jp/#att

プリアンプ不要の時代 2015年 01月 10日

プリアンプには、

@音量調節機能
Aフォノイコライザー機能
Bトーンコントロール機能

があるが、最近はAやBを全く使わない人が多い。@はDACの可変出力に繋げば済むのである。しかも最近のUSB-DACはリモコンで音量調整もできる。ならばプリアンプは要らないのではないか。

かく言う私もDACの音量調整機能で十分満足している。ケーブルは十分遍歴を繰り返して、ローブースト傾向の好みのバランスで落ち着いているので、トーンコントロール機能は要らない。LPは大して聴かないので、単品の廉価フォノイコを買って、DACのAUX端子に繋げている。

もし単体プリアンプを買うなら、今後はトーンコントロールを使う人が、トーンコントロール機能つきのプリアンプを買う、とかLPも再生する人がフォノイコライザーつきを買う、でないと意味のない時代になったように思う。遅ればせながら、ようやくそういう認識に至った。

今は昔、クリスキットというアンプブランドがあった。かなり変人の桝谷という方の製品で、私も一度毒づかれたことがある。「プリアンプを変えるだけで音が変わる」が売りだったが、今繋いだらやっぱり音質が向上するだろうか。やってみないとなんとも言えないが。


このプリアンプにはトーンコントロール機能はないが、ローブーストSWがあるのはいい。クラシック音楽ファンならぜひ欲しい機能である。シンプルなデザインにも好感が持てる。


上は故上杉氏のメモリアルプリアンプのBROS-2011P。たいへん美しいデザインである。フォノイコ内蔵、トーンコントロールなし、リモコンなし、なのだが、こうした魅力的な製品も我が家ではあまり意味がないということになる。


最後はすでに生産完了となったラックスマンの旗艦プリアンプC-1000fである。トーンコントロールもフォノイコライザーもはなく、巨大な音量調節器の趣だ。価格は100万円を超えるが、DACの音量調整機能とどう違い、どう違って聴こえるのか、私はわかっているとは言えない。
http://compact.exblog.jp/23990827/
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/689.html#c14

[リバイバル3] 本当のブリティッシュ・サウンドはタンノイではなくヴァイタボックス 中川隆
14. 中川隆[-7645] koaQ7Jey 2017年5月16日 19:06:06 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

名古屋 ジャズ喫茶 Days _ ヴァイタボックス クリプッシュ 5ホーンシステム
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/660.html

第31回クリプッシュホーンが奏でるジャズ喫茶
http://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-031.html

 1970年代の頃は沢山のジャズ喫茶、名曲喫茶がありましたが今は時代の流れなのかマニアの方がもっと良いシステムと良い音で鳴らされているためなのかわかりませんがジャズ喫茶、名曲喫茶が少なくなってしまったのは寂しい限りであるが1970年代は沢山のジャズ喫茶、名曲喫茶があり此処でコーヒーを飲みながらじっくりと楽しんだ記憶があります。

 当時はオーディオマニアでも持てない高嶺の花であったジムラン、アルテックのホーンシステムで豪快なジャズサウンドを堪能していたはずだが今の時代は裕福になったのかマニアはもっと素晴らしいシステムでジャズやクラシックを楽しんでいるのかも?

 多くのジャズ喫茶のオーナーはジャズレコードに対しては豊富な知識を持ち合わせてはいるがオーディオに関しては無頓着でただシステムを置いてジャズを流している店が多く音に関しての向上心もない、

折角良いシステムを導入してお客様には良いジャズサウンドを心行くまで楽しんでもらうのはわかりますが 立派な装置=良い音 にはならないのがオーディオです。ジャズ喫茶を経営されているのであればオーディオマニア達が上手く鳴らされているサウンドを沢山聴いて自分の店にしかないオンリーワンの音をお客様に聴かせてほしい、

 以前のコラムでも書きましたがジャズ喫茶と云えば京都の「ヤマトヤ」が有名ですが此処で鳴らされているヴァイタボックス 191コーナーホーンはシットリ感のあるジャズサウンドではあるが音量が小さすぎるためジャズを体感したと云う満足感が少ないのが残念でもあるが大音量だとお客様同士の会話が出来ないのは仕方が無いかも・・・・・

 今回ご紹介する愛知県は名古屋市千種区にありますジャズ喫茶 Days はロンドンウェスタン直系のヴァイタボックスを使ったジャズサウンドでテレビや新聞、週刊誌に紹介されたアナログレコードで楽しむジャズ喫茶、

ここで奏でられるジャズサウンドは1950〜70年代の香りが漂ってくる大人のサウンドを堪能することが出来る。


コーナーに鎮座しているのがロンドンウェスタン直系のヴァイタボックスクリプッシュ 5ホーンシステム
http://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/31-002.jpg


Days のオーナーは依田氏で この方はいつもカウンターの中にいて一人静かにジャズを聴いていますが大変お話し好きですからジャズ談義、オーディオ談義などが楽しく会話が出来ます。

http://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/31-003.jpg


サンバレーのアンプでVP−3000SE
http://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/31-004.jpg


サンバレー VP-3000SE 300Bのプッシュプルアンプ完成品 ¥161,714(税抜)

●使用真空管:6SN7GT-6SN7GT-300B(pp) 
●定格出力:22W+22W 
●周波数特性:10Hz〜90kHz 
●外形寸法:400W×220H×360Dmm 
●質量:23kg
https://www.phileweb.com/ec/index.php?p=17413
http://community.phileweb.com/mypage/entry/1313/20080127/
http://www.eonet.ne.jp/~jf3hwd-tabito/vp3000.html

現行品は
真空管オーディオ ザ・キット屋
http://www.kit-ya.jp/index.php?cPath=1_22


アナログプレーヤーはヤマハGT−2000、
カートリッジはマスターお気に入りのシュアーM−44−7
を使用している。
http://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/31-005.jpg

ヴァイタボックス 191 コーナーホーンとは少し外観が違いますが
ユニットはドライバーがS−2、低音用は38cmのAK−157、オールアルニコマグネットを使い 2Wayで鳴らしている。
ネットワークはオリジナルを使用
http://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/31-006.jpg

私が推薦するジャズ喫茶

 ジャズを鳴らすスピーカーと云えば JBL、アルテックが定番であるがアメリカンサウンドはどちらかと云えば押し出しの強い豪快なサウンドと乾いた音が特徴だが

アルテック、JBLでも上手く鳴らせば良い音になるのだがセッティングを含めてそのスピーカーに合うようにハードに強くないと一つ間違えると騒々しいサウンドになり聴いているより疲れが先に来る。

今回は私が推薦しますジャズ喫茶 Days は長時間聴いていても疲れずマスターもオーディオマニアであり音に対してのポリシーを持ち合わせているからジャズ好きもオーディオ好きもマスターと談義して楽しめるのではないだろうか、

 システムとしては大変シンプルではあるが Days の自慢はヴァイタボックスのクリプッシュホーンである。

このシステムはオリジナルの 191コーナーホーンとは多少外観が違うが内部構造は同じである。

 マスター曰くこのスピーカーシステムはカナダで製作されアメリカ経由で自分自身が聴くために購入されたと云っていましたが大変マニア好みのスピーカーシステムと云える。

 私もヴァイタボックスのコアキシャルを持っていますがコーナーホーンとよく似た響きと音色を持ち合わせてはいるがホーンタイプは中域の密度とコクと押し出し感があります。

その点私が所有しているヴァイタボックスのコアキシャルタイプはタンノイ同様どうしても中域の密度が薄くなりがちですがこれはコアキシャルスピーカーの宿命かも知れません。


Days の音

 早速 Days の音であるが一聴すると英国の芳醇な響きと味わい深い音はアルテック、JBLで馴らされたジャズサウンドとは方向性がだいぶ異なるのがわかる。

 スピーカーボックスもバスレフやバックロードのボックスとは違うクリプッシュホーンは低域の量感が丸くふっくらとして心地よい空気感のある低音で高域も刺激的な音をいっさい出さない音作りであるが一つ間違えると高域のきつさが前に出てとんでもない酷い音にもなる。

 マスターは長時間聴いても聞き疲れしない音を目指したと云っていたのがよくわかる。

この音を出すにはメインアンプの重要性が大切だ、

サンバレー製の VP−3000SE を使ったことが音作りに貢献しているのではと思う。

VP−3000SE は 300B の PPアンプであるが 300Bのシングルアンプを使えば違った意味での良さが引き出されるのではと思う、

 マニアはすぐに 300B はオールドタイプの WE でないと駄目と云う方が沢山おられるが業務用で使うのであれば WE−300B はリスクが大きすぎるから中国球でも十分である。オールド球の WE−300B などは何時「オシャカ」になるか不安であるから個人的にも業務用にも使えない、  

Days のサウンドは玄人好みのサウンドだが多少の不満点も見え隠れする。

マスター曰く高域の伸びに不満点があると云っていたが このユニットのホーンは500HZ〜20000HZ までだが実際は 12000〜13000HZ ぐらいからなだらかに高域が落ちていると感じる。

元々このスピーカーユニットは劇場で使うのが目的であるから高域は欲張っていない、
 マニアならここにツィーターを足せば細かなニュアンスも再現されると思うのだがこのスピーカーに合うツィーターが少ない、

JBLの 075 では音の繋がりが上手くいかずヴァイタボックスの良さが後退してしまう、

ここはヴァイタボックスの個性を出すためには現状の 2Wayが正解かもしれないのと当時のアナログディスクはヴィンテージスピーカーとの相性が合うのか女性のジャズボーカルを聴かされると違和感なく心地よく聞こえてくる。

 私個人の私見であるが音の分解能が少し暖味になるが多分使用しているプリアンプが影響しているのではと感じている。

この部分を完全にレストアされたマランツ #7 あたりを使えばより美味しい音とホールトーンが出てくるはずだが中古のマランツ #7 は状態の良いのは皆無であるから下手をすると酷い音になる場合もある。

ヴァイタボックスのクリプッシュホーンを使うのであれば現状のプリアンプでは荷が重過ぎる。

またメインアンプをマッキントッシュの MC−60,275 を使うと音はもっと粗くなり大味的な音になってしまうのと面白みに欠ける。

サンバレーの VP−3000SE を使ったのは正解であるのと VP−3000SE は信頼度が高く故障やトラブルも無い、私から見れば大変優秀な優れたアンプで長時間使用に耐えるから業務用としてもお薦め出来るアンプである。

またクリプシュホーンはコーナーに上手く設置しないと良さが発揮できない難点があるがここはマスターのオーディオに対してのノウハウと苦労が上手くいかされているから一般的には大きな不満はない、


あとがき

 ジャズサウンドを派手やかな音を大音量で鳴らしているジャズ喫茶が多いがこのようなサウンドには必ず飽きが来て最後は興味が薄れ行かなくなる。

その点 Days のサウンドは控えめなシットリ感といぶし銀のサウンドが魅力で是非行かれて英国ロンドンウェスタン直系のサウンドを堪能していただきたい、
http://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-031.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/710.html#c14

[リバイバル3] 本当のブリティッシュ・サウンドはタンノイではなくヴァイタボックス 中川隆
15. 中川隆[-7644] koaQ7Jey 2017年5月16日 21:48:05 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

京都 東山 ジャズ喫茶 YAMATOYA _ ヴァイタボックス
http://www008.upp.so-net.ne.jp/yamatoya-jazz/index.html
https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260302/26001087/
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/426.html


オーディオシステム

スピーカー VITAVOX KLIPSCHORN

アンプ McINTOSH MA2275

ターンテーブル GARRARD 401
アーム SME
SHURE N97XE
http://www008.upp.so-net.ne.jp/yamatoya-jazz/audio.html

キット屋コラム「私のオーディオ人生」


VITAVOX(ヴァイタボックス)は戦前からある有名なスピーカーでロンドンウェスタン直系のスピーカーメーカーと聞いている。

シアター用が専門ですが家庭用にも素晴らしいシステムも出していました、
特に有名なのはVITAVOX191コーナーホーンとバイトンメィジャーがあります。

191コーナーホーンはタンノイのオートグラフと二分するぐらい素晴らしいのが特徴で、家具の調度品にはピッタリ当てはまるデザインでもあります。

昔私がエレクトロボイスの3Wayでオーディオを楽しんだ時に京都のジャズ喫茶「ヤマトヤ」にこの191コーナーホーンが鎮座してあった、
音は芳醇な響きで非常に奥ゆかしく鳴っていたのを記憶しています。

この音を初めて聴いた時「オーディオは聴かせてくれる音」これこそ自分が求めていた音だったのかも知れません、

その夢は30数年経っても忘れられないぐらい私に強烈なインパクトを与えてた、
VITAVOXと聞くだけで私にとっては未体験な音に感じる不思議と謎の多いスピーカーである。
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-012.html


エレクトロボイスのSP−12は当初は不満などなかったのですが、オーディオ仲間から京都に有名なジャズ喫茶「ヤマトヤ」があってここの音を聴きに全国のジャズファンやオーディオマニアなどがこのジャズ喫茶を訪れているらしいと噂を耳にしました、このジャズ喫茶はかの有名な小説家で五木寛之氏がここのお店を題材にしているぐらいで、五木寛之氏もたびたび訪れていると・・・・

 そんな素晴らしいジャズのオーディオが聴けるのなら冷やかし半分でも聴きに行かなければ、自分自身に不満が残る。自分のシステムとの音の違いがどのように違うのかも確かめなければ納得はできない、

 全国からのジャズファンやオーディオマニアなどが聴きにくる音とはいったいどんな鳴らし方をしているのだろう、自分好みでなければノーと言えるのだが・・・


 初めて訪れた京都のジャズ喫茶「ヤマトヤ」の店内は薄暗い感じの場末の喫茶店のような店です。

ここの喫茶店のシステムを見た瞬間、凄いの一言です。

スピーカーシステムは人を驚かすようなバデではなく年輪を感じさせる地味なたたずまいが合うイメージのスピーカーシステムです。

 このスピーカーは今まで噂では聞いているのだが実際に実物を見たのがはじめてである、

そのスピーカーシステムは英国のヴァイタボックス社のクリプシュホーン、正式名は191コーナーホーンで左右に見事にバランス良く鎮座している。

 アンプ類はプリアンプがマッキントッシュのC−22、メインアンプはアムクロンのDC−300を使用、レコードは1950年代のジャズの名盤を主体にかけている。

 英国のヴァイタボックスの音はエレクトロボイスやアルテックとはまったく違う鳴り方だ、この音を言葉で表現するなら、

ホーンスピーカーの心地よい響きと陰影のある独特な音色で非常に地味だが、黒人が奏でるジャズの真髄を聴くような暗い影がただよう音だ、 

レンジ感はそう広くないのに、何かを訴えてくるような感じに聴こえる、 

 アメリカの大陸育ちのスピーカーとは異質で、音を色で例えるなら現代のスピーカーはフルカラーだがこのヴァイタボックスは古き良き時代のセピアカラーの写真のように哀愁に満ちた音である、生らしい音とは程遠いが聴かせる音とはこのような音なのだろう、

 このスピーカーを聴いたときに中音以上はホーンのが、コーンよりも優れているような気がしてくる、エレクトロボイスもダブルコーン一発ではなくホーン型を使った方のが、音抜けは違うのではないかと早くも夢が膨らんできた。
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-002.html

ジャズ喫茶と云えば京都の「ヤマトヤ」が有名ですが、此処で鳴らされているヴァイタボックス 191コーナーホーンはシットリ感のあるジャズサウンドではあるが、音量が小さすぎるためジャズを体感したと云う満足感が少ないのが残念でもある

大音量だとお客様同士の会話が出来ないのは仕方が無いかも・・・・・
http://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-031.html



http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/710.html#c15

[リバイバル3] 本当のブリティッシュ・サウンドはタンノイではなくヴァイタボックス 中川隆
16. 中川隆[-7643] koaQ7Jey 2017年5月16日 21:58:26 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]


YAMATOYA 正月二日 2012-01-06
http://blog.goo.ne.jp/kamekutobu_2014/e/1a93368e707937c887865a8ef2614205


開店時間は正午。今は12時半位。ナビ情報によれば、確かこの辺りと探してみましたが分からない。

場所を聞こうと思っても、正月二日と言うこともあり、通りには誰もいない。偶然、通り掛かったリュックを背負った方にに「ダメ元」で道を訊いたところ、これからYAMATOYAに行くのだと言う。

同行させて頂きました。路地の一角にあったのです。

入り口の様子からして、これは余り期待できないな〜と

ビックリ! 異空間が広がっていました。

開店直後と言うことで先客は誰もいない。連れて行ってくれた方が今年最初の客、母が二番目、親父が三番目のようです。

音を聴くより、その内部の佇まいに唖然。所狭しと言うより、整然と計算尽くされたアンティーク製品群。

先ずはご覧あれ!

http://blog.goo.ne.jp/kamekutobu_2014/e/1a93368e707937c887865a8ef2614205 


五木寛之が好んで座っていた椅子  だそうです。

五木寛之は一時ペンを置き、ここ京都の大学で学んでいました。

この辺りが気に入り、ここにもよく来ていた。お気に入りの場所(椅子)が母の座っていた所です。

文学少女にタイムスリップと言うところでしょう。

部屋の、調度品に圧倒され、音の印象を書くのは忘れそうです。

ジャズ喫茶としては音量は控えめです。
どちらかと言うとバックグランドミュージックと言う感じ。

これはこれで、レトロ調な店全体の雰囲気にとても合っていると思うのですが、バイタボックスが震えるような音量でデキシーを聴いてみたいものです。

音は小さめですが、音源はLPレコードであったことを報告させて頂きます。

JAZZ SPOT YAMATOYA

*音楽再生装置

SP: VITVOX  KLIPSCHORN   

AMP: MCINTOSH MA2275   

LP SYS: GARRAD 401  SME3012(?)  SHURE N97XE

CDP:MARANTZ ?


*一時休業のお知らせ

店舗改装のため、平成24年1月23日(月)より当分の間、休業となります。再開は今年秋頃の予定。日程は決まり次第、ホームページで告知。

改装も今の店の雰囲気を残すそうです。どのように生まれ変わるかが楽しみです。

ジャズ喫茶にとって今は厳しい時代。ジャズ喫茶は次第に少なくなってきている。残ることはあっても、カフェバー風に変わってしまうことが多い。若者には入り憎い店になるだろう。

半世紀前にはジャズ喫茶にはコーヒー一杯で長時間たむろする学生が多かった。

YAMATOYAは京都大の近くにある。来る学生は少ないと言う。

純ジャズ喫茶として残れるのだろうか。いささか心配です。

京都にはYAMATOYA以外にもジャズ喫茶は残っている。


*奈良市内でジャズ喫茶を探したが、結局、一軒も残っていなかった。ライブハウスはあるようだ。

ジャズが聴けるパブにも出かけたが、アルテックA5が埃を被っていた。寂しい限り。
http://blog.goo.ne.jp/kamekutobu_2014/e/1a93368e707937c887865a8ef2614205



http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/710.html#c16

[リバイバル3] 本当のブリティッシュ・サウンドはタンノイではなくヴァイタボックス 中川隆
17. 中川隆[-7642] koaQ7Jey 2017年5月16日 22:08:55 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

「jazz spot YAMATOYA」は1970(昭和45)年3月3日に開店。

ジャズが好きだったという店主の熊代忠文さんは「昔はジャズ喫茶が多かったし、ジャズ喫茶をやりたかった」と振り返る。

父親が質店の「大和屋」を営業していたことから、名前を残してジャズ喫茶を開いた。初めは客が入らなかったが、雑誌「平凡パンチ」の京都特集で紹介されて以来客が増えるようになったという。

 当時のジャズ喫茶は客同士が話しのできない店が多かったが、東京に話しのできるジャズ喫茶が増えたことで、同店も話しのできる店(1階)と話しのできない店(2階)に分けて営業していた。その後1階と2階の店を統合し、現在1階は店舗、2階は貸しギャラリーとなっている。
http://karasuma.keizai.biz/headline/1009/


同志社大学今出川キャンパスの近くに big-beatというJAZZ SPOTがあった。

スーパーマーケットの2階だったような気がする。
僕がJAZZを始めて聴いたのはここだ。

薄暗くって、煙草の煙が充満していて、大人の場所って感じで随分緊張したものだ。

ここで、JBLのスピーカー、Mclntoshのアンプにお目にかかった。


JBLのPARAGON

MclntoshのC-22プリアンプ 275パワーアンプは美しかった。

と同時に大音響で音楽を聴いたのも始めてだった。

姉のお仲間さんにYAMATOYA さんがいた。
この時はまだYAMATOYAさんを開業してなくてbig-beatのお客さんだった。

僕が高校生の頃にYAMATOYAさんが開業した。
big-beatのノウハウをきっちりとつぎ込んでの開業だったと思う。

僕はYAMATOYAさんが開業してからbig-beatには行った事がない。
いつの間にかbig-beatは閉店していたようだ。

そんなこんなの想いでから40年。
YAMATOYAさんには青春まっただ中の記憶が詰まっている。
http://tanakaprint.jugem.jp/?cid=18


東山の今熊野にある「YAMATOYA」というジャズ喫茶には、ヘリコプターで吊るして搬入したといわれる アルティック の A2システム が入っており、何度か聴きに行ったことがあった。

 この喫茶店は現在もあるが、バイタボックス で BMG のような小音量でジャズを演奏している。
http://blogs.yahoo.co.jp/audio_jbl/60002545.html

就職したての頃、先輩に教えられてヤマトヤさんに良く通いました

其の頃下宿で大きな音でジャズを聴く事が出来ず欲求不満状態が続いていました
2階に上がってドアを開けると蹴っ飛ばされる様な大音量・・・・コレダ・・

曲目は覚えていませんがトランペットのアタック音がこんなに迫力有る物か、今まで学生時代に自宅でダイヤトーンの16センチと自作真空管アンプで鳴らしていた音は、ビックリの連続でした

昨日2007年9月20日の昼下がり、岡崎の美術館で堪能した帰り道思いついて何十年ぶりに寄らせていただきました

一階に変わっていてビックリ

なかに入って音量が小さいのにビックリ

以前はジャズを聴かなければ入れない雰囲気だったのが気軽に誰でも入れる雰囲気にビックリ

何だか以前のイメージでお邪魔したのでビックリの連続でした
http://www.jazzsoda.com/cafe/yamatoya.htm


残ったJazz喫茶は YAMATOYA

バオバブさんの口コミ 神奈川県 2013/04訪問


 今でも京都には Jazz喫茶・クラブは沢山あるようですが、今から40年数年前に、毎日どこかのお店に通っていた Jazz喫茶の内、

荒神口の「Champ Clair(しあんくれーる)」、「52番街」

四条堺町にあった「The Man-Hall」、「impulse」、「down beat」、「BIG BOY」、「蝶類圖鑑」

はもう既に店はなくなっています。


そんな中、Netで「YAMATOYA」がリニューアルオープンしたと言う事を知り、今回訪れてみる事にしました。

場所は平安神宮と熊野神社のすぐ近くの丸太町東大路通りの交差点(聖護院山王町)から一本東の小さな通りをちょっと入った所にあります。

 昔の「YAMATOYA」は開店直後から行っていました。今と同じ場所で黒塀の脇の階段を2階に上がった所にありました。噂では質屋が代替わりして Jazz喫茶になったと聞いていました。

ちっちゃなお店で当時としては最新にして最強のオーディオ装置が置かれ、おしゃべり厳禁で珈琲一杯で黙ってガンガンの Jazzを聞く純Jazz喫茶でした。

24,5歳からは一度も伺った事はありませんでした。
聞くと平成24年から一旦店を閉じて、この3月1日にリニューアルオープンしたそうですが、それより前に何度か改装をしているようでした。

 同じ場所ですが昔と違って1階に真新しいお店です。ずっと使われているのか昔と同じデザインの立て看板が置かれていました。店内は広くお酒が飲めるようになっています。店内のカラーは当時と同じくすんだ緑色。この時はご主人と奥様でお店をされていました。

奥にはLPが8,000枚ほど棚に綺麗に置かれていましたが、お聞きすると家にはもっとあるそうです。それにCDも集められているのですごいコレクションです。

 Audio System

  sp  :VITVOX KLIPSCHORN CN-191 Corner Horn

  amp :McIntosh MA2275 (ShopCardにはMAZZ75と書かれているように見えます)

  turntable: GARRARD 401
  tone arm/cartridge: SME,SHUR N97XE
  cd player: marantz

 ピアノを象ったメニューケースから珈琲と紅茶と本日の小さなケーキの中から一つ選びました

   コーヒー
   紅茶
   本日の小さなケーキ チョコレート(ザッハトルテ)

 珈琲はハンドドリップです。水は花背の湧水だとか。Blue Danube のカップ&ソーサーでした。紅茶の茶葉は判りませんでしたが WEDGWOOD のカップとソーサーでした。珈琲は昔飲んでいたものとは比べ物にならないほど美味しいのですが、Jazz喫茶のそれではもうありません。

 結論から言うと昔の感性が少し戻って来たのか涙が出そうになりました。
子供が前に座っている手前、顔を俯いて Jazzを聞いているふりをしていました。

40数年前みたいに ALTEC A5 の SP でガンガン大音量で聞くJazzはもう聞けないのだなと思い年月の隔たりに思いを馳せました。

 帰り際に奥様に昔のマッチの柄のショップカードを何枚も頂きました。
昔、京都にあったJazz喫茶のマッチは実家にまだ残っていると思います。
https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260302/26001087/dtlrvwlst/B111193709/?use_type=0&smp=1

YAMATOYAのリニュアル開店 2013年3月1日(金)

 ボクがこの店に行きだしたのは高校生の頃。当時のYAMATOYAは2階にアルテックの巨大なスピーカーがあって、そこから出てくる明るく張りの有る音は、特にペットやサックスを聞くには最高でした。

 大学生になってから1階に行くようになりました。そこにはVITAVOXのクリプッシュ・ホーンがあって、2階と比べると‘静か’でした。

 店も2回ほど改装し、2階はマスターの陶房などになって閉まり、今回は本格的な改装。少し違和感がありますが、内装などは今までの店に出来るだけ近いように工夫されていて、クリプッシュ・ホーンやピアノの位置は昔と同じでした。
http://kusyami.com/kanwa/sfs2_diary/diary.html



http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/710.html#c17

[リバイバル3] 本当のブリティッシュ・サウンドはタンノイではなくヴァイタボックス 中川隆
18. 中川隆[-7641] koaQ7Jey 2017年5月16日 22:24:59 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]


VITAVOXとの邂逅
http://audio.nomaki.jp/vitavox/


1977年に遡ります。

受験勉強のストレスで、慢性のドライアイを抱えることになってしまった私は、受験勉強も大学進学も一時断念して、今はない山水電気の派遣店員に応募し、大阪の日本橋で半年バイトをすることになりました。

山水電気は当時JBLの代理店をしていました。私は高校を出たばかりでしたが、JBLのユニットの型番はすらすら言えましたので、ニノミヤ無線の海外コンポーネント売り場に配属されたのです。私にとってはある意味理想の職場で、天の配慮だったと言うしかないと思います。

とはいえ、今にして思えば、ステレオ売り場のステレオの音はセレクターを通ってくるのでひどいものだったな、とは思います。

売り場でデフォルトで鳴らしていたスピーカーは当時のJBLのフラグシップだった4343でした。そのほか4350やパラゴンなんかも展示してありました。他社ではアルテックのA5、タンノイのオートグラフなども並んでいました。


そのなかで私が惚れ込んだのはVITAVOXのクリプッシュ・ホーンでした。

つくりは上記の写真と同じでしたが、仕上げは異なり、マット・ブラックでPA用の塗装がしてありました。また上部のホーンは8セルのマルチ・セルラー・ホーンでした。ドライバーは同じS−2というモデルです。

        

これでかけるクリュイタンスのフォーレのレクイエムはそのスケール感といい、音場といい、まさに天国的な音でした。またモーツアルトの交響曲40番をかけると、コントラバスが林立しているのが見えるようでした。何よりも音が軽い、そしていぶし銀の渋さがあり、ぞっこんまいってしまったのです。

仕事中にこれでフィーレのレクイエムをかけて聴き入ってしまい、何度か叱られたことがあります。池田圭氏がウェスタンの15Aホーンを聴いて人生変わった、という文章をあちこちで書いておられますが、私が心から惚れ込んだスピーカーは VITAVOX なのです。ルーツはウェスタンと同じということですから、おそらく似たような音なのでしょう。

しかし、VITAVOX は恐ろしくレアなスピーカーで、その後お目にかかることは全くありませんでした。


それから26年たった2003年晩秋、京都のジャズ喫茶の YAMATOYA で VITAVOX のクリプッシュホーンと再会しました。

しかし小音量で鳴っており、ぱっとしません。

これぐらいの音はFE83Eで出せる、というのが第一印象で、年老いた昔の恋人に会った思いでした。


その翌年、吉祥寺のクラシック喫茶のバロックで同じスピーカーを見つけました。

結構音量を上げてじっくり聴きましたが、一向に感心しませんでした。

中高音が歪っぽく、ホーンの癖なのか、ネットワークが悪いのか、スピーカー・ケーブルが長すぎるのか、アンプが腐っているのか、多分そのすべての要因が重なっているのだと思った次第です。

今となっては、あの馬鹿でかい図体も許せませし、欲しいとは思わないスピーカーです。

しかし、18だった私が聴いた音はこんなものではありませんでした。
記憶は美化されるのでしょう。

たまに VITAVOX というブランド名を見かけると、昔のことを懐かしく思い出すのです。

後日譚

私のサイトのこのページを見て、ある方から連絡を頂戴しました。

『はじめまして。 

先日たまたまグーグルでVitaVoxを検索してみましたら、杉本様の記事をみつけました。どうやら1977年に貴方が大阪でほれ込んだヴァイタボックスは我が家にあるのではないかと思われます。

(中略)

ドライバーS2はレッド・ラベルです。
ホーンはマルチセルラーではありません。多分、前の持ち主が替えたものと思われます。マットブラック塗装仕上げは、うちにきて20年ほどたったところで少し変色し、みすぼらしくなってしまったので、黒板をつくるための塗料で塗りなおしました。

その頃にコーナーホーンの上にただ載せてあるだけのS2プラスホーンの姿にあきて、自分で設計して東急ハンズで精密に裁断してもらった合板を使って我ながら満足のいくカバーをつくりました。

しかしこれらは本質とは余りかかわりないことで、入手以来、今日にいたるまでメティキュラスなものとするための努力の積み重ねが、世界にただ一組の VitaVox として、心の奥底に響くような音楽をかなで続けています。


杉本さんがブログに書かれた京都のジャズ喫茶にも行ったことがあります。
でも話にもならない音でした。

ご用でおいでの節にはいつでもお寄りください。貴方が持ち続けた夢を裏切らない音をおきかせします。

ちなみにマッキントッシュC42プラスMC1000で駆動しています。』

過日、出張のついでにこのお宅に訪問して、聴かせていただきました

30年ぶりに再会したのですが、「あ〜、やっぱりホーンだな」という独特の音離れの良い音です。ローエンド・ハイエンドともにあまり伸びておらず、中域が張り出した感じですが、ヴィンテージ・スピーカーはそんなものでしょう。
書いておられるように、夢を裏切らない素晴らしい音でした。

ただし、ウーファーもホーンもダイレクト・ラジエターではないので、やはり癖はあります。我が家のビクターSX-V7もずいぶん善戦していて、一長一短と感じました。さすがに30年の時の流れとともに、我が家の音もかなり前進したようです。

後日譚その2

別の方からはこんなメールを頂戴しました。


『貴殿のホームページでヴァイタボックスのことが書かれていまして非常に興味を持ちました。

私は現在、ヴァイタボックスのコアキシャルスピーカーでオーディオを楽しんでいます。
私も京都のヤマトヤで191コーナーホーンを聴いたことがあります。

ヴァイタボックスと言うと何か未体験の音のようなイメージがあります。
貴殿のオーディオに関しては大変勉強になります。
私は自慢できるようなシステムを持っていません。情熱だけはあります。

(中略)

スピーカー

ヴァイタボックスDU−120 特注ボックス(フィンランドバーチ)

グッドマン3Wayシステム 特注ボックス(米松合板)

ステントリアン コアキシャル12インチデュプレックス

以上が私のシステムです。スピーカーはお金が無いので既製品は使用していません、ユニットのみ購入して実装して聴いています。』

30cmコアキシャルですが、こんなユニットがあるのか!というレアな製品で、世間は広いです。使っているだけで個性が主張できそうですね。高音部はポリエステルとのことなので、ドーム型なのでしょうか?

返信したら、以下のお便りが来ました。


『大変珍しいスピーカーですが、このスピーカーを鳴らすのには苦労しました。
今は素晴らしく良い音で鳴っています。

コーナーホーンとは違う密度の濃い音でバイオリンなどの弦楽器はなめし皮をコスルような独特の音です。
コーナーホーンは多少ホーン臭いとこがありますがこのスピーカーはないです。
このスピーカーは簡単には鳴りません。』


VITAVOXというブランドは使う人の人生に深く関わる傾向があるようです。
http://audio.nomaki.jp/vitavox/

ジャズ喫茶・名曲喫茶の装置や音 2013年 03月 24日


7〜8年ぶりくらいで、京都のジャズ喫茶の yamatoya と名曲喫茶の柳月堂に行ってきた。

どちらもLPを流している。今日LPでないとお金をとるだけの希少性、風格と言ったものがないのだろう。また通う常連さんもLPでないと承知しないのではないか。CDなら家で聴ける。

そこのところはあながち理解できないわけでもないのだが、擦り切れたLPとカートリッジで出す再生音などたかが知れている。しかも雑音だらけだ。ずばり言えば、音質的な意義はない、といってよい。レトロな雰囲気が目的であって、音質などは二の次なのだ。

柳月堂の何十畳という空間に流れている音は、悪いとは言わないが、我が家の6畳の音のほうが断然いい。だがCD主体で音を流せばお客を維持できるだろうか。若いころのノスタルジーに浸りに来た客は来なくなるのではないだろうか。フェードアウトしていく業態を延命するためにはやむを得ない措置のようだ。

昔はジャズ喫茶・名曲喫茶の装置や音に心が動いたのだけれど、今回はさっぱりだった。手段と目的がねじれたようなあり方はいささか疑問でもある。わざわざ悪い音を聴かせてバカみたい、と思う人もいるにちがいない。私がまた訪れるにしても、数年先になることだろう。
http://compact.exblog.jp/20196893/

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/710.html#c18

[リバイバル3] 本当のブリティッシュ・サウンドはタンノイではなくヴァイタボックス 中川隆
19. 中川隆[-7640] koaQ7Jey 2017年5月16日 22:34:42 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

291名無しさん@お腹いっぱい。 2016/10/19(水) 22:37:06.34ID:uwE/7yeC

ミュージック カフェ フィガロ

名古屋市 千種区 東山通4−17−2 東山第一ビル2F
https://www.facebook.com/%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%83%E3%82%AF-%E3%82%AB%E3%83%95%E3%82%A7-%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%AC%E3%83%AD-442145122649162/

オーディオマニア、音楽マニアも一目置く英国VITAVOX社のCN−191コーナーホーンシステムを使ったクラシックがメインのミュージックカフェ「フィガロ」を紹介します。

メインシステムがヴァイタボックス CN191 コーナーホーンでここで鳴らされているヴァイタサウンドはおそらく日本ではトップクラスのサウンドでこのようなシステムが名古屋にあるとは気が付きませんでした、

 アンプはすべて真空管アンプでプリアンプはマランツ#7とメインアンプは同じマランツの#9が2台すべてオリジナルとのこと、

MCカートリッジの昇圧トランスは一般のアナログマニアでは聴けないウェスタンエレクトリック製○○○○を使って昇圧しているが、このようなシステムを揃えたレベルの高い喫茶店を私は見たことも聞いたこともない、

298名無しさん@お腹いっぱい。2016/10/20(木) 12:33:01.45ID:rXA41N4k
>>291
ミュージック カフェ フィガロより 熊本のオーディオ道場 の方が上。
ヴァイタボックスの為にコーナー造ってある。

声楽やパイプオルガンの響きは他に替えがないだろう。
が、合わない曲にはとことん合わない個性派スピーカー。

ビンテージ好きにはたまらない店(なのか?)だから遠出する価値はある。


熊本県 西原村 オーディオ道場
http://starfleet.if.tv/tomokoworld/doujyou.htm

299名無しさん@お腹いっぱい。2016/10/20(木) 12:35:43.07ID:u9b7P51
>>300
熊本というだけで応援したくなるな

300名無しさん@お腹いっぱい。2016/10/20(木) 12:46:29.87ID:rXA41N4k
>>299
だな、阿蘇の西原村だから多分数千万円規模の被害が出てそう…
http://mint.2ch.net/test/read.cgi/pav/1442314714/246-n/?v=pc
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/710.html#c19

[お知らせ・管理21] 2017年5月 削除依頼・削除報告・投稿制限連絡場所。突然投稿できなくなった方は見てください。2重投稿削除依頼もこちら 管理人さん
176. 中川隆[-7639] koaQ7Jey 2017年5月17日 00:14:15 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
>>175
おまいが阿修羅に来なければ解決する問題だろ
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/484.html#c176
[リバイバル3] 本当のブリティッシュ・サウンドはタンノイではなくヴァイタボックス 中川隆
20. 中川隆[-7638] koaQ7Jey 2017年5月17日 08:42:52 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

オーディオ道場
http://starfleet.if.tv/tomokoworld/doujyou.htm
https://ameblo.jp/audioniravana/theme-10040038346.html

オーディオ道場 - カフェ、アートギャラリー Facebook
https://www.facebook.com/pages/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%AA%E9%81%93%E5%A0%B4/208589542530622

オーディオ道場 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%AA%E9%81%93%E5%A0%B4


熊本県 阿蘇郡 西原村桑鶴 オーディオ道場
TEL : 096−279−4196

営業時間 11:00〜日暮れ(19:00頃)まで

店休日 無休

駐車場 30台

席数 50席

収容人数 約50人


オーディオ道場の主なスピーカー
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/79a4affd0f42450348e0c2e00e78f847
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/4096471106787ab71d19979a218570ac
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/3d0abfca44b3a32797c02af31c2e4657
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/36ed16cba81d7fd4249f784573177ad5
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/0fb742bada6c90dbccca021cd21be82e


@ウェスタン・エレクトリック WE15Aホーン + WE555
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/5966c3ac8d1321c83e6e25dce8d21e90
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/1e1eb9ca8c353ff4d575e446ddad6843
http://bokehajime.cocolog-nifty.com/blog/2015/07/post-7f21.html

A ヴァイタボックス CN-191 Corner Horn

B ヴァイタボックス BASS BIN

C ジーメンス オイロダイン

Dヴィクトローラ クレデンザ
https://ameblo.jp/audioniravana/entry-12265746233.html#main
https://ameblo.jp/audioniravana/entry-12265739814.html

E JBL#4560箱システム
ウーハー ALTEC:515B
中高音:JBL#375+ガウスディフィーザー
SAEのプリ、LUXMANの管球パワーアンプ
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/4096471106787ab71d19979a218570ac

F JBL ハーツフィールド


オーディオ道場は、祖父が使っていた剣道場を利用して音楽愛好家の皆さんに、良い音楽を、良い音で聴いていただくために父の片山昇がオーディオ装置を設置いたしました。
現在では、熊本県内、外から多くのお客様がCDやLP を持って音楽を聴きにこられます。
オーディオ道場では、コーヒー、抹茶、「アンジェミチコ」のケーキなどの喫茶、そして、自家製のカレーなどの軽食もございます。

オーディオ道場の中には、海外の有名なスピーカーや、熊本県内のオーディオメーカーのバクーンプロダクツのアンプで素晴らしい音で、音楽を楽しむ事が出来ます。
皆さんも是非お好きなCDやLP を持ってお出かけください。
http://starfleet.if.tv/tomokoworld/newpage18.htm

喫茶メニュー
飲み物 すべて ¥500
http://starfleet.if.tv/tomokoworld/newpage20.htm


アクセス

熊本市内からでは空港線で空港に着く前に右に曲がり西原村へ向かう。(県道206号線)
約20分真っすぐ道なりに進むと山の斜面が芝生の綺麗な場所に行き着く、進行方向右手に萌えの里という看板が見える。

萌えの里に着いたら進行方向左を見ると鳥居が見える。
その右横にアカ枠で囲んだ看板がある。

よく看板を見るとオーディオ道場の文字が!

車で鳥居に続く道を進んでしばらくすると交差点がある。
ここを右に進む。

真っすぐ進むと看板が集合している所に来る。
ここにもオーディオ道場の看板があるのでこのまま直進だろうと進むと迷うことになる。料亭や右手に見えるパン屋さんまで行くと行き過ぎだ。

先ほどの看板が集合している所でもう少し顔を左に向けると上に上る道が見える。ここがオーディオ道場の入り口。

少し急な坂道を上ると道場が見えて左奥に入り口がある。
道場の中から音楽が聴こえてくると営業しているのが分かる。
http://kikuon.com/sb2/log/dojyo01.html


俵山に「萌えの里」と云う道の駅みたいなのが有ります。

「萌えの里」の反対側に「御池神社」の鳥居が有ります。
この鳥居をくぐって1本道を行くと、開けた場所でT字路になっています。
そこを右に曲がってそのまま道なりに進んで、突き当たると元ゴルフ場が有ります。その T字路を左に10m程すると道場の入り口が有ります。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/5966c3ac8d1321c83e6e25dce8d21e90


地図
https://www.bing.com/maps/default.aspx?v=2&pc=FACEBK&mid=8100&rtp=%7Epos.32.85375631466_130.94071551185_%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%AA%E9%81%93%E5%A0%B4&cp=32.85375631466%7E130.94071551185&lvl=16&sty=r&rtop=0%7E0%7E0%7E&mode=D&FORM=FBKPL6&mkt=ja-JP
https://www.google.co.jp/maps/dir/''/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%AA%E9%81%93%E5%A0%B4/@32.8536611,130.9062696,13z/data=!3m1!4b1!4m8!4m7!1m0!1m5!1m1!1s0x3540e76c8ee8aac1:0x59e13c218529f648!2m2!1d130.9406024!2d32.8536658?hl=ja
http://starfleet.if.tv/tomokoworld/newpage19.htm
https://www.facebook.com/1511387552508532/photos/gm.228969960913216/1775033439477274/?type=3&theater

オーディオ道場 アーパー栗の音楽概論 2006/05/09
http://gairon.at.webry.info/200605/article_1.html

熊本県は阿蘇郡西原村に「オーディオ道場」という、なんとも贅沢かつ不思議な空間があります。

連休最後の5月7日(日曜日)に知人の勧めで「オーデイオ道場」なる館に行って参りました。

http://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/001/728/42/1/114714036415517629.jpg


昔は剣道の道場だったその空間の広さに、まずは圧倒されてしまった。

そして無造作に配置されたテーブルや椅子。あちこちに積み上げられたCD達。
正面と左サイドに陣取るスピーカーの群れ群れ。
なんとなくこの場所がとっても自由な空間であることを認識してしまう。

出迎えてくれたのは、ここの道場主である片山昇さんとその娘さんの片山知子さん。
お二人とも、とっても温かい人柄が伝わってきます。

コーヒーを一杯注文してから、さっそく僕が持参したCDをかけてもらうことにしました。
モーツァルト「クラリネット五重奏曲」

最初は正面の馬鹿でかいスピーカーシステムで聴いていたら、主人の片山さんが
「こっちのシステムで聴いてみましょう」と提案されました。
それは、東京で医者をされていたオーディオマニアのかたから譲り受けたという40年前のシステムです。

スピーカー「VITAVOX CN191」
http://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/001/728/42/1/114714223515527552.jpg

アンプ「マランツの真空管」
http://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/001/728/42/1/114714227915531833.jpg


なんという感動でしょう・・・言葉では説明できませんが。
先ほどの近代的な音とはまるで違うのです。

僕は基本的にはオーディオのマニアではありません。
そこから出てくる音楽にしか興味はありません。

しかし、この音は明らかに人を感動させる違いを持っているのです。

1965年カール・ライスターとベルリンフィル・ゾリステンの録音はあまりにも柔らかく奥の深い音をしていますが、その録音年代と同じスピーカーシステムだからでしょうか、相性がすばらしいのです。

二楽章の再現部、ピアニッシモの澄みきった音に思わず涙してしまいました。

アーチストでもある娘さんの優しい微笑みも忘れられません。

今は、きっと常連になる覚悟ができております。
http://gairon.at.webry.info/200605/article_1.html

久しぶりに「オーディオ道場」へ - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2010年02月20日
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/79a4affd0f42450348e0c2e00e78f847

今日は北海道からのお客様を連れて阿蘇の「オーディオ道場」へ行って来ました。
JBL「ハーツフィールド」のオリジナルのサウンドとヴァイタボックスの「CN191コーナーホーン」のサウンドをメインに聴いていただきました。

どちらも素晴らしいサウンドで鳴らしていただきました。
特に「CN191」は「アトリエ」のスペシャルサウンドを聴かせていただきました。
ヴォーカルやチェロの音色は部屋との絡みも有り、間接音が美しく、とても品位の有るサウンドでした。

アナログファンには懸垂の名器が勢ぞろいしています。
写真だけでまだ聴かせていただいた事が有りませんが、見るだけでも参考になります。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/79a4affd0f42450348e0c2e00e78f847

サウンドデザイン キクオン Kikuon Blog
阿蘇のオーディオ道場へ行った。(入門編)2009.06.02

オーディオ道場に到着して軽く挨拶を交わした後、注文したコーヒーをすすりつつ周りの様子をうかがっていた。初めて来たので話しをどう切り出せば良いのか緊張していたのだ。常連さんが鳴らすフルレンジの音に感心しつつオーナーが話しかけて来たので名刺を渡してみた。

するとオーナーが他の常連さんを集めて紹介して下さった。
先ほどまで一般客を装っていたので皆さんの私を見る目が変わり目が輝いていたのが印象的だった。

道場へ行く時はCDを持って来てねとホームページに書いてあったが私は持っていかなかった。その代わりにキクオンのDAC-03を持っていったのだ。サトリアンプのバクーンプロダクツは知っていたのだが、勉強不足でオーナーが設計に携わっていたとは知らなかった。

とにかく試聴をしてみる事になった。バクーンプロダクツ株式会社のDACと入れ替えてDAC-03を繋いで頂いた。

試聴に使用したスピーカーVITAVOXというらしい。

http://kikuon.com/sb2/log/dojyo02.html

この様な大型のスピーカーでキクオンのDACを聴いた事が無かったので普通に鳴ってくれるのか心配だったが一聴して不安が吹き飛んだ。

オーナーを含め他のオーディオマニアの皆さんからも褒めてもらって恥ずかしかった。

試聴はほどほどにして3時間位オーナーと話しをした。
オーディオは絵画と似ているというオーディオ感。
私も同感だった。絵を観る時に絵具の事など気にしないのと同様に、オーディオも聴いている時は機器の事を考えてしまうようだと、オーディオ装置としては不完全だ。圧倒的な存在感と芸術性があればオーディオ的な説得力は必要ないのだ。

聴く人もそれなりの感受性が求められるのだが....

短時間の滞在だったが、大変勉強になったし私の信念も間違っていない事が分かった気がする。
http://kikuon.com/sb2/log/dojyo02.html


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/710.html#c20

[リバイバル3] 本当のブリティッシュ・サウンドはタンノイではなくヴァイタボックス 中川隆
21. 中川隆[-7637] koaQ7Jey 2017年5月17日 08:58:03 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]


■不良中年真夏のオーディオキャンプその3・・・オーディオ道場 2008/07/28


「オーディオ道場」は元剣道場を利用した音楽喫茶店ということになる。

○○ラインとも呼べそうな快適なドライブコースの脇のわかりにくい場所に鳥居があり、そこをくぐった後曲がりくねった細い道を不安と期待に駆られながら進み最後に凄い急坂を上ったあとやっと目的地に着いた。

ここは芸術村でもあるらしい。入り口からただならぬ雰囲気があった。

入っていきなり圧倒されました。

http://blog-imgs-27-origin.fc2.com/m/a/r/marantz777/PICT0011.jpg

鳴ってたのは最初このオリンパスかと思ってたら後ろの4343改でした

で、音はきわめてまっとうな音してました。こんなにモノがあって集めるばかりで音はおざなりってのを予想しそうだけど意外にというか予想外に下手なジャズ喫茶で聴くよりかレベル高い音でした。


なぜかオリンパスは2台あり後ろにはJBLのいろんなホーンが何ペアも使わずに埃かぶって・・・こりゃ坊さん欲しがるだろうな。

http://blog-imgs-27-origin.fc2.com/m/a/r/marantz777/PICT0006.jpg


前のはBWの昔のモニター?
その後ろは4355、その後ろはタンノイとかアルテックとかメーカーに囚われずいろいろ組み合わて作ったクラシック専用システムらしい。

その後ろに鎮座いたしますのがヴァイタボックスのバスビンですな。(初めて見た!)4355が小さく見えるって・・・。

http://blog-imgs-27-origin.fc2.com/m/a/r/marantz777/PICT0018.jpg

別のコーナーにヴィンテージが、ハーツフィールドにマッキンXRT20、ジーメンスオイロダインにタンノイの・・・。

このハーツフィールド(1954年製)でパウエルのクレオパトラ流してくれました。非常にいい音してました。この前にはトーレンスのリファレンスやEMT927やマイクロの8000番があり・・・もうホントにキリが無い。

オーナーはとても気さくな方でした。

オーナーは時計や雑貨のコレクターでもあるらしい。ちょっと有りすぎという感じ。ソフトのレコードやCDやテープや本がやたらめったら積み上げられていてなんか迷宮に迷い込んだような錯覚に陥る。


http://blog-imgs-27-origin.fc2.com/m/a/r/marantz777/PICT0038.jpg


ひとあたり見て聴いて帰ろうとしたら、別棟があるから聴かないかと言われて連れて行ってもらったのがこの部屋。

メインはヴァイタボックスCN191。

最初の部屋にもCN191はあったから2台持ってるんだと感心した。

そういえばなぜか最近良くヴァイタボックスを聴くことが多いなぁ。


http://blog-imgs-27-origin.fc2.com/m/a/r/marantz777/PICT0041.jpg


この部屋はオーナーのアトリエでもあるらしい。主宰している設計やアンプの音決めもしているらしい。

まあこの面や入り口の変なマネキン像を見た時点でこれはウチの「そ」娘の世界と強く思った。そのうち連れてくるか。

http://blog-imgs-27-origin.fc2.com/m/a/r/marantz777/PICT0048.jpg


非常に気になったのであるが、ある意味オーディオがすっ飛んでしまうくらいに・・

このヴァイタの上にあるのって、高台の例の縦模様と特徴ある深い作り、もしかしたら鍋島?

ホンモノならこの大きさだとこれだけでウン千万するでよ!

オーナーに聞くと公家の血を引いてこのあたりの山も全部持っていて蔵もたくさんあったから、これもそのうちのひとつで、こういうのが相当あったけど大分割れてしまって・・・って、

やはり育ちも並のヒトでは無いようで。

これらの資産がこの膨大なコレクションに化けたってことは・・・ウーン。
http://marantz777.blog113.fc2.com/?m&no=72



http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/710.html#c21

[リバイバル3] 本当のブリティッシュ・サウンドはタンノイではなくヴァイタボックス 中川隆
22. 中川隆[-7636] koaQ7Jey 2017年5月17日 09:14:03 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

オーディオ道場 VITAVOX CN-191 Corner Horn 2011年 10月
http://contakuto.exblog.jp/17039998/

ちょうど私達が訪れた日は、夕方からジャズライブを開催するとのことで、
ミュージシャンの方々が忙しそうにライブの準備をしていました。

道場のオーナーさんとも少し話をする事が出来ました。

この日は、道場の建物とは別の建物の中に設置されている VITAVOX CN-191 Corner Horn を特別に聴かせてくれました。


http://contakuto.exblog.jp/iv/detail/?s=17039998&i=201110%2F31%2F33%2Fc0141933_22475826.jpg

wooさん曰く、この VITAVOX はオーナーさんが気に入った人にしか見せてくれないんだとか。

私は2度目の訪問ということで、顔も覚えていてくれましたので特別に見せてくれたのかもしれません。


http://contakuto.exblog.jp/iv/detail/?s=17039998&i=201110%2F31%2F33%2Fc0141933_2248338.jpg

このVITAVOXが設置されている建物は、このスピーカーを鳴らす為に建てた家なのだとか。w

機器をたくさん集めているオーナーさんですが、オーディオで一番大切なのは部屋という信念を持っておられるようです。

CDプレーヤー EMT 891 から SCA-7510 SATRIコンパクトアンプを経由して VITAVOX が駆動されています。


http://contakuto.exblog.jp/iv/detail/?s=17039998&i=201110%2F31%2F33%2Fc0141933_2248236.jpg

ちなみに、SATRI SCA-7510は、出力 4.5W+4.5W (8Ω)しかありませんが、
高能率な VITAVOX ですと、駆動力も問題なく鳴らしてくれます。

まさしく、シンプル イズ ベスト!! そんな簡単システムですが、心地よい余韻が漂う美しいサウンドが鳴り響いていました。
http://contakuto.exblog.jp/17039998/
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/710.html#c22

[リバイバル3] 本当のブリティッシュ・サウンドはタンノイではなくヴァイタボックス 中川隆
23. 中川隆[-7635] koaQ7Jey 2017年5月17日 12:47:48 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

ヴァイタヴォックス CN191 Corner Horn の仕様


オーディオの足跡 VITAVOX CN-191 Corner Horn
http://audio-heritage.jp/VITAVOX/speaker/cn-191.html

外形図
http://www.imaico.co.jp/vitavox/CN191_eng.jpg


今井商事 CN-191 CLASSIC “Corner Horn”
http://www.imaico.co.jp/

▼ 往年の名機 クリプッシュホーン・リプロデューサー“CN-191”コーナーホーンの復活

スカンジナビアン・ビーチの合板に美しいウォールナットの付板が特徴のコーナー型ホールデットホーンエンクロージャーに業務用ユニットを搭載した、最高級家庭用スピーカーシステムです。VITAVOXが誇るその姿は、初出となった1948年そのままの姿です。

▼ 丹念な仕上げのエンクロージャーに搭載される高性能なユニット。それは真空管アンプのためのスピーカーシステム

低域ドライバーには、Alcomax3 アルニコマグネット搭載の15インチコーンドライバー“AK151”を、中高域のコンプレッションドライバーには銘記“Type S2”、ホーンには特別製の“R300WX”を搭載します。インピーダンス15Ω、感度105dB@1W/1mのスペックからも分かるように、真空管アンプにこれほどまでに相応しいスピーカーはないでしょう。
http://www.imaico.co.jp/vitavox/


ヴァイタヴォックス CN191 Corner Horn the reView (in the past)
http://audiosharing.com/review/?cat=88


Posted by audio sharing on 1996年12月11日 井上卓也

ステレオサウンド別冊「世界のオーディオブランド172」(1996年11月発行)より

 英国のヴァイタヴォックスは、1932年創業のスピーカーメーカーで、スタジオ、放送局、劇場などの主に業務用の分野で高い評価を受け、現在では軍需用を含め、本来の業務用スピーカーシステム分野で活躍しているようだ。ヘリコプターに搭載された超高感度、超強力な拡声装置はホーン型ドライバーの独壇場で、映画・TVなどの分野では米アルテック社のホーン型ドライバーユニットの活躍が知られているが、この英国版がヴァイタヴォックスということだ。

 CN191コーナーホーンは、 同社の伝統的なトップモデルで、現在でもこのような人手のかかるエンクロージュアが作られていることは想像を絶する異例なことといえよう。エンクロージュアは、モノLP時代に最小の容積で最高の低音再生能力をもつフォールデッドホーンと絶賛された、米国のポール・クリプシュ氏が発明したクリプシュホーンで、米EVパトリシアン600にも採用されたコーナー型低音ホーンである。

 スピーカーシステムは、壁面に付ければ低音再生能力は2倍となり、壁と床の交わる位置に置けばさらに2倍、2面の壁と床の交わる場所、つまり部屋のコーナーに置けばさらに2倍、というのが基本である。

 低域ユニットは、現在ではフェライト磁石採用の7・5Ω仕様AK157、高域ユニットは、アルニコ磁石採用の伝統的な15Ω仕様で、7・62cm口径アルミ合金振動板のS2ドライバーユニットと、従来のCN157を改良し、4セル型ディスパーシヴ型としたCN481新型ホーンを採用。

 NW500ネットワークで500Hzクロスオーバーとした2ウェイ方式で、インピーダンスは15Ω。感度は未公表だが100dB/1mほどはあるはずで、真空管アンプにはこれ以上のスピーカーシステムはないであろう。やや強度不足で音離れが悪かったホーンが一新され、本来の重厚さに新鮮さが加わった。 


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ヴァイタヴォックス CN191 ConerHorn
Posted by audio sharing on 1994年4月30日 井上卓也

オーディオ世界の一流品(ステレオサウンド別冊・1994年春発行)
「世界の一流品 スピーカーシステム篇」より

 モノーラル時代のスピーカーシステムでは、コーナー型エンクロージュアの採用がそれ自体でトップモデルを象徴していた。JBL・ハーツフィールド、EV・パトリシアン600/800、タンノイ・オートグラフなど、これらはオーディオを語るには欠かせない存在であり、その伝統を今日まで伝えている世界唯一のモデルが、このヴァイタヴォックスCN191である。

低域用クリプッシュK型ホーンを駆動するユニットは、7・5Ω仕様のフェライト磁石型AK157。高音用ホーンは初期のCN157から77年にセクトラル型のCN481に変り、ドライバーユニットはアルニコ磁石型S2採用だが、高域はフェライト型S3のほうが伸びている。ネットワークは、’73年に素子にカバーが掛かった型に変更された。

 床と左右壁面を利用してホーンの延長部とするコーナー型Kホーンは、低域の再生効率が高く、重厚で力強い低音を聴かせる。ホーンの改良により中〜高城はホーン鳴きが抑えられ、大口径ドライバーならではの余裕のあるマッシヴな音が楽しめる。

 全体に音色は抑え気味で、聴感上のfレンジは、現在ではややナロウレンジに感じられる。しかし、その分だけ再生帯域内の密度感や力感は現在では異例な存在で、CD復刻盤ではなく古い時代の名曲名演奏をアナログディスクで聴くときに、このCN191は実に見事な形容し難い優れた音を聴かせる。まさしく、かけがえのない存在というほかはない。


使いこなしポイント

 コーナー型だけに部屋の長手方向の壁面を利用するのが標準的な設置方法
だが最適な聴取位置の選択は完全を目指せば予想よりも難しく、部屋の残響コントロールも、床、壁面とも充分に剛性があり、デッドに過ぎないことが必要条件。

駆動するパワーアンプは、出力トランスをもつマッキントッシュやA級パワーアンプが好ましく、マッチングトランス使用も一案か。


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ヴァイタヴォックス CN191 Corner Horn
Posted by audio sharing on 1980年6月15日 菅野沖彦

ステレオサウンド 55号(1980年6月発行)
特集・「’80ベストバイコンポ209選」より

 本来ウーファーシステムで、38cmユニットをフォールデッド・フロントローディングホーン・エンクロージュアに収めたものだが、これに500Hzクロスオーバーでトゥイーターをつけて全帯域システムとする。その音は格調高い雰囲気に溢れている。クリプッシュホーンの数少ない成功例である。


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ヴァイタヴォックス CN191 Corner Horn
Posted by audio sharing on 1979年10月30日 瀬川冬樹

続コンポーネントステレオのすすめ(ステレオサウンド別冊・1979年秋発行)
「第22項・同じイギリスのヴァイタボックス ディットンよりもいっそう確固たる世界」より

 ヴァイタボックスというメーカーを、最近のイギリスの若い世代はもはや知らないとさえ、いわれる。実際、このクリプッシュホーン≠フ名で呼ばれるCN191という大型スピーカーは、こんにち、その製品のほとんどが、日本からの注文で作り続けられている。

いまから十年近く前、もはや製造中止の噂の流れていたこのスピーカーを、日本のある愛好家が注文で取り寄せた一組がきっかけを作って、その独特の魅力が口伝えのように広まって、いまなお注文してから一年近く待たされるという状態が続いているといわれる。

 たしかにこのスピーカーは、エンクロージュアの製作におそろしく手間がかかって、しかもこんにちヴァイタボックス社でこのエンクロージュアはたったひとりの職人が手作業で作っているといわれているから、数があがらないのも無理はない。待たされてしびれを切らして、形だけ似せた国産エンクロージュアを購入した人に、私は強くすすめてオリジナルに替えさせた。

その人は「あわててひどい廻り道をしました」と、同じ形のエンクロージュアがまるで別のメーカーのように音質を変えてしまうことにびっくりしていた。

この製品に限ったことでなくあらゆるスピーカーに共通の大切な話だが、エンクロージュアはスピーカーユニットを収容する容器なのではなく、ピアノの胴体のように音質を決める重要な一部なのだから、名器と呼ばれるスピーカーを、形だけ同じな別メーカー製のエンクロージュアに収めることを、私は原則としておすすめしない。もっとも、そうすることが一概に悪い結果ばかり招くわけではないから、自信のある方が何をなさろうと私の知るところではないが

 ところがこのクリプッシュ式コーナーホーン≠ヘ、その名のように、部屋の隅(コーナー)、それも、スピーカーの背面を囲む二つの壁面と床面との三つの面が、強く叩いても少しも共振しないような堅固な材料と工法で作られていることを原則とする。

それはこのエンクロージュアが、右のような条件のコーナーに背面をぴたりとつけて設置しなくては、完全な動作をしないように作られているからだ。

いくら見た目は「壁面」でも、ふすま・障子は極端にしても、厚さ15ミリ程度以下の薄い板貼りの壁や、ガラス面、○○ボードなどと呼ばれる新建材の類であっては、CN191はおよそまともな音を聴かせない。

薄い壁、共振する壁、音を逃がしてしまう壁、では、CN191の重厚な低音に支えられた緻密で豊潤で艶やかな響きの美しさは、その片鱗をさえ聴かせないばかりか、壁の共振・逆共振で、ひどく汚い、ときに肥大した、あるいはやせこけて骨ばるばかりで美しさも魅力もない、ひどい音を鳴らして聴き手をがっかりさせる。

 もうひとつ、二台一組のスピーカーの隅が音響的に同条件であること。つまり建築上シンメトリーの構造であること。

そして、二台のスピーカーの置かれる壁面は少なくとも4・5メートル、できれば5メートル以上あって、左右の広がりが十分とれること。

またそれにみあうだけの天井の高さ。

 およそこれくらい部屋の音響条件に支配されるスピーカーはない。このスピーカーにとって、部屋はまさにエンクロージュアの一部なのだから。


スピーカーシステム:ヴァイタヴォックス CN191 Corner Horn ¥940,000×2

コントロールアンプ:アキュフェーズ C-240 ¥395,000

パワーアンプ:ルボックス A740 ¥538,000

ターンテーブル:トーレンス TD126MKIIIBC ¥150.000

トーンアーム:SME 3009/SeriesIII ¥74,000

カートリッジ:オルトフォン MC30 ¥99,000
計¥3,133,000

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ヴァイタヴォックス CN191 Corner Horn


Posted by audio sharing on 1978年12月15日 瀬川冬樹

ステレオサウンド 49号(1978年12月発行)
特集・「第1回ステート・オブ・ジ・アート賞に輝くコンポーネント49機種紹介」より

 つい最近、おもしろい話を耳にした。ロンドン市内のある場所で、イギリスのオーディオ関係者が数人集まっている席上、ひとりの日本人がヴァイタヴォックスの名を口にしたところが、皆が首をかしげて、おい、そんなメーカーがあったか? と考え込んだ、というのである。しばらくして誰かが、そうだ、PA用のスピーカーを作っていた古い会社じゃなかったか? と言い出して、そうだそうだということになった──。

どうも誇張されているような気がしてならないが、しかし興味深い話だ。

 ヴァイタヴォックスの名は、そういう噂が流れるほど、こんにちのイギリスのオーディオマーケットでは馴染みが薄くなっているらしい。あるいはこんにちの日本で、YL音響の名を出しても、若いオーディオファンが首をかしげるのとそれは似た事情なのかもしれない。

 ともかく、ヴァイタヴォックスのCN191コーナー・クリプシュホーン・システム≠フ主な出荷先は、ほとんど日本に限られているらしい。

それも、ここ数年来は、注文しても一年近く待たされる状態が続いているとのこと。

生産量が極めて少ないにしても、日本でのこの隠れたしかし絶大な人気にくらべて、イギリス国内での、もしかしたら作り話かもしれないにしてもそういう噂を生むほどの状況と、これはスピーカーに限ったことではなく、こんにち数多く日本に入ってくる輸入パーツの中でも、非常に独特の例であるといえそうだ。

 本誌16号(昭和45年秋)の海外製品紹介欄に、その頃初めて正式に入荷したCN191を山中敬三氏が解説された記事の中にもすでに

「……現在は受注生産の形でごく限られた数量のみが製作され、本国のイギリスでもその存在は一般にはあまりしられていないようだ。」

とあるとおり、当時すでに製造中止寸前、いわば風前の灯の状況にあったものを、日本からの突然の要請によって生産を再開したという事情がある。

そしてこれ以後は絶えることのない注文のおかげで、製造中止をまぬがれながら、こんにちまでほとんど日本向けのような形で生産が続けられているのである。

ましてその後新しい製品の開発が全くないのだから、イギリス国内で忘れられた存在であっても不思議とはいえない。


 ヴァイタヴォックス社は、一九三二年にロンドン市ウェストモーランド・ロードに設立された。トーキー用などプロフェッショナル関係のスピーカーをおもに手がけて、一時はウェストレックス、RCA、フィリップス等のイギリス支社に、プロ用スピーカーをそれぞれ納入していた実績もある。

 CN191の別名「クリプシュホーン」は、アメリカの音響研究家ポウル・クリプシュが一九四〇年に設計したコーナー型フロントロード・ホーン・エンクロージュアを低音用として採用しているところから名づけられている。

そして500Hz以上は、3インチという口径の大きなダイアフラムを持つウェストレックス型のホーンドライバーS2に、CN157型ディスパーシヴホーンを組合せて、2ウェイを構成している。

エンクロージュアはクリプシュを基本としてV社独自の改良が加えられ、独特の渋い意匠とすばらしい音質を生んでいる。

 この音質は、古い蓄音機の名機の鳴らす音に一脈通じるように、こんにちの耳にはとても古めかしく聴こえるが、気品に満ち、精緻で量感豊かな音は、新しいスピーカーに求めることのできないひとつの魅力といえる。

 ただ、クリプシュ・コーナーホーンはその構造上、設置される部屋のコーナーの、システムを囲む両壁面と床面とが、できるかぎり堅固な構造であることが、必要。

まなコーナー設置のために部屋のプロポーションやリスナーとの関係位置が大きく制約されるというように、条件が整わないと本来の良さが発揮されないという点が一般的ではない。


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ヴァイタヴォックス CN191 Corner Horn
Posted by audio sharing on 1978年6月15日 井上卓也

ステレオサウンド 47号(1978年6月発行)
特集・「評論家の選ぶ’78ベストバイ・コンポーネント」より

良き時代のコーナーホーンの魅力を現代に残す貴重な存在である。


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ヴァイタヴォックス CN191 Corner Horn
Posted by audio sharing on 1978年6月15日 瀬川冬樹

ステレオサウンド 47号(1978年6月発行)
特集・「評論家の選ぶ’78ベストバイ・コンポーネント」より

コーナー型オールホーン唯一の、懐古趣味でなく大切にしたい製品。

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既製スピーカーシステムをマルチアンプでドライブする(ヴァイタヴォックス CN191 Corner Horn)
Posted by audio sharing on 1977年10月30日 井上卓也

HIGH-TECHNIC SERIES-1 マルチスピーカー・マルチアンプのすすめ(ステレオサウンド別冊・1977年秋発行)
「内外代表パーツ200機種によるマルチウェイ・システムプラン」より

 ヴァイタヴォックスCN191コーナーホーンシステムは、英国をふくめたヨーロッパ製品のなかで、コンシュマーユースのスピーカーシステムとしてはもっとも大型なフロアーシステムである。

 エンクロージュアにはクリプッシュKタイプといわれるフロントロードホーン型の一種が採用されている。フロントロードホーンでは、その名称のように、ウーファーコーンの前面の音だけをホーンを使って放射しているが、バックローディングホーン型では、ウーファーコーンの前面の音は直接放射され、後面の音がホーンを使って、低音の一部だけをホーン効果により補うタイプである点が異なる。

このクリプッシュKタイプでは、ウーファー前面からの音が、特殊な形状に折り曲げられたホーンから一度エンクロージュア背面に導かれ、さらに部屋のコーナーを低音ホーンの延長として利用し、エンクロージュア両側の開口部から前面に放射される。

 クリプッシュKタイプホーンは、ホーン型エンクロージュアらしい、厚みがあり緻密な堂々とした低音が得られる大きなメリットがある。しかし、折曲げ型ホーンのためにウーファーコーンからの中音は減衰しやすく組み合わせる中音用や中音から高音用のスピーカーユニットには、十分に低い周波数から使用できるタイプが必要である。

 ウーファーは、CN191システム用に指定されているAK157、中音から高音用には、直径76・2mmという大型軽金属製ダイアフラムと16、000ガウスの磁束密度をもつドライバーユニットS2と、アルミ合金製のセクトラルホーンCN157を組み合わせ使用する。

なお最近のCN157ホーンは、ホーンのカーブが設計変更されて改良されているようで、一段と音質面でのグレイドアップが期待できる。指定LC型ネットワークは、クロスオーバー周波数500Hzの典型的な12dB型NW500である。

 しーぁぬ191は、部屋の壁面を低音ホーンの一部として利用することが前提として設計されているために、強度が十分にある、レンガやコンクリートなどの壁が相応しい。そうでない場合には、少なくとも、30mm以上の厚さの良質な板で、エンクロージュア後側の壁と接する面に使う衝立をつくり使用することが望ましい。

 マルチアンプ化のプランは、CN191がトラディショナルな英国の音をもつことを考えれば、少なくとも、スピーカーとダイレクトに結合するパワーアンプには,英国系の製品を使用したい。

ここでは、QUADの2機種のパワーアンプを選んでいるが、低音用の303Jは、モノーラル構成で、出力部分にインピーダンスマッチング用のトランスをもつ特長があり、適度に最低域がカットされるため、ホーン型ウーファーには好適である。コントロールアンプその他は、管球タイプで音色的なバランスを重視して選んである。


●スピーカーシステム
 ヴァイタヴォックス CN191 Corner Horn

●コントロールアンプ
 ウエスギ U-BROS-1

●エレクトロニック・クロスオーバー・ネットワーク
 ウエスギ U-BROS-2

●パワーアンプ
 低音域:QUAD 303J(×2)
 高音域:QUAD 303


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ヴァイタヴォックス CN191 ConerHorn
Posted by audio sharing on 1977年7月20日 菅野沖彦

ステレオ別冊「あなたのステレオ設計 ’77」(1977年夏発行)
「’77優良コンポーネントカタログ」より

 イギリスのヴァイタヴォックス社は、ほぼ半世紀にわたる歴史を持つメーカーで、プロフェッショナル機器を専門に製造している。したがって同社のスピーカーは、米国アルテック社と相通じ、劇場・ホール用、スタジオ用として高い名声を得ている。

このCN191というシステムは複雑なホールデッド・ホーンでしられるクリップシュ氏の設計になるホーン・エンクロージュアに38cmウーファーとホーン・ドライバーを収めた2ウェイである。

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ヴァイタヴォックス CN191 Corner Horn
Posted by audio sharing on 1977年6月15日 瀬川冬樹

ステレオサウンド 43号(1977年6月発行)
特集・「評論家の選ぶ ’77ベストバイ・コンポーネント」より

 いまの私には、これを鳴らす理想的なコーナーを整えるという条件を満たすことができないからあきらめているが、せめていつかは、この豊潤で渋い光沢のある独特の音質をわがものにしてみたいという夢を持っている。

いまやこれだけが、現行製品の中で良き時代を残した最後の生き残りなのだから。

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ヴァイタヴォックス CN191 Corner Horn
Posted by audio sharing on 1975年6月15日 瀬川冬樹

ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「’75ベストバイ・コンポーネント」より

 アメリカ系のスピーカーを男性的な魅力とすれば、イギリスのそれにはどうしても女性を感じる。中でもこのスピーカーは、若い女性の魅力ではなく、中年の色気の濃い音といえる。


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ヴァイタヴォックス CN191 Corner Horn
Posted by audio sharing on 1975年6月15日 井上卓也

ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「’75ベストバイ・コンポーネント」より

 英タンノイのオートグラフなきあと、英国を代表する唯一の大型コーナーシステムである。適度に輝きをもった重厚な音は、かなり古典的な印象を受けるが、貴重な存在だ。
http://audiosharing.com/review/?cat=88
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/710.html#c23

[リバイバル3] 本当のブリティッシュ・サウンドはタンノイではなくヴァイタボックス 中川隆
24. 中川隆[-7634] koaQ7Jey 2017年5月17日 13:00:05 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

VITAVOX BITONE MAJOR
http://audio-heritage.jp/VITAVOX/speaker/bitone.html


エンクロージャー:\88,000(1台、1970年代前半頃)

小劇場、ホールなどの業務用や録音スタジオのモニター用として数多く使用され、家庭用としても多くのファンをもつ大型2ウェイ・プロフェッショナルシステム。

ユニット構成は年代によって異なり、低域にはAK-156やAK-154、高域にはS-2ドライバーとCN-481やCN-157を搭載しています。

エンクロージャーは前面にショートホーンを備えており、オーク仕上げとなっています。


機種の定格

方式 2ウェイ・2スピーカー・オールホーン方式・フロア型

使用ユニット
低域用: 初期 38cmコーン型(AK-154) 後期 38cmコーン型(AK-156)

高域用: 初期 ホーン型(S-2+CN-157) 後期 ホーン型(S-2+CN-481)

その他: ネットワーク(NW-500)

定格インピーダンス 15Ω

再生周波数帯域 30Hz〜20kHz

クロスオーバー周波数 500Hz

アッテネーター 0〜-8dB

キャビネット 前面ショートホーン付・バスレフタイプ

最大入力 80W(初期)100W(後期)

外形寸法 幅762×高さ1,067×奥行610mm

重量 76kg
http://audio-heritage.jp/VITAVOX/speaker/bitone.html


ヴァイタヴォックス BITONE MAJOR the reView (in the past)


ヴァイタヴォックス Bitone Major
Posted by audio sharing on 1979年6月15日 菅野沖彦

ステレオサウンド 51号(1979年6月発行)
特集・「評論家の選ぶ’79ベストバイ・コンポーネント」より

一種独特な雰囲気をもっている。
同社を代表するスピーカーの一つだけに、相当高度なところで聴き手の嗜好と可能性を問われる、本格的大型フロアーシステムである。


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ヴァイタヴォックス Bitone Major
Posted by audio sharing on 1978年6月15日 瀬川冬樹

ステレオサウンド 47号(1978年6月発行)
特集・「評論家の選ぶ’78ベストバイ・コンポーネント」より

コクのある渋い充実した響きは、いくぶん古めかしいが聴きごたえ十分。


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ヴァイタヴォックス Bitone Major
Posted by audio sharing on 1977年6月15日 瀬川冬樹

ステレオサウンド 43号(1977年6月発行)
特集・「評論家の選ぶ ’77ベストバイ・コンポーネント」より

 ヴァイタヴォックスの音をひと口でいえば、アルテックの英国版。

要するにアルテックの朗々と響きの豊かで暖かい、しかしアメリカ流にやや身振りの大きな音を、イギリス風に渋く地味に包み込んだという感じ。

A7−500−8のレンジをもう少し広げて、繊細感と渋味の加わった音がバイトーン・メイジャー。


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ヴァイタヴォックス Bitone Major
Posted by audio sharing on 1975年6月15日 岩崎千明

ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「’75ベストバイ・コンポーネント」より

 英国系ウェストレックスとでもいいたいのがこのシステム。

アルテックよりよりデリケート、JBLよりより繊細。しかも豊かな響き。
迫力を追わなければピカ一のシステム。


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ヴァイタヴォックス Bitone Major
Posted by audio sharing on 1975年6月15日 井上卓也

ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「’75ベストバイ・コンポーネント」より

 アルテックの旧マグニフィセントと類似した、英ヴァイタヴォックスの中型システムである。

渋い重厚さでは191コーナーホーンに数歩譲るが、比較的容易に使えるのが利点。
http://audiosharing.com/review/?cat=88

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/710.html#c24

[リバイバル3] 本当のブリティッシュ・サウンドはタンノイではなくヴァイタボックス 中川隆
25. 中川隆[-7633] koaQ7Jey 2017年5月17日 13:17:09 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

VintageAudio 岡山県 の ヴィンテージ オーディオ 専門店
1950-60年代のオーディオ機材 / 修理・レストア / レコード販売

当店では1950-60年代に欧米諸国で製造された、Vintage HiFiオーディオ機材の販売・レストア(オーバーホール・修理)を行っています。
http://vintage-audio.jp/

ヴァイタヴォックス Bitone TYPE620 スピーカーシステム ※1本のみの販売となります。

VintageAudio 2017/03/19
http://vintage-audio.jp/?p=1453


英VITAVOX(ヴァイタヴォックス) Bitone TYPE620 スピーカーシステムを販売します(^o^)


http://vintage-audio.jp/wp-content/uploads/2017/03/3-3.jpg


TYPE620は、VITAVOX Bitone 6201の前進にあたるモデルだと思われます。

TYPE6201にはTYPE B compression unitが搭載され、後にGP-1compression unitに変更されます。

今回のモデル(TYPE 620)には、強力な TYPE N compression unitが搭載されていますので、その様に推測出来ます。(如何せん、資料が乏しい…)


強力なマグネットを搭載した12inウーハーに6セルのドライバーユニットを使用した2Wayシステムですが、製造が古い為HiFi用途ではありません。

後のGP-1搭載モデルであれば、高域も伸びているのでクラシック音楽や POPS等にも対応出来るのですが、TYPE N のドライバーは高音域の帯域が狭く今の時代では厳しいものがあります。

但し、その分強烈な中音域はクラシックでも78S(SP)の再生や古いJazzなどには最適だと思います、まぁそういう年代のシステムですからね。

エンクロージャーはバスレフ型で吸音材は入っていません。


また、組み合わせるアンプは、DFの低い無帰還型アンプが適当です。
高NF型高DLタイプのパワーアンプでは、音がカツカツになってしまいます。


英VITAVOX(ヴァイタヴォックス) Bitone TYPE620|12inウーハー
http://vintage-audio.jp/wp-content/uploads/2017/03/14-1.jpg


写真で見てもらえる様にウーハーユニットには、ブラケットを覆うように黒い布が被ってありますが、これはセンターキャップが無いためで、ボイスコイルのギャップに埃やゴミが入るのを防いでいます。つまり、この布がそのままであり、ダメージが無いということは、このユニットは変に弄られていないということになります。

英国の古い年代のユニット(例えば、皆さんがよくご存知であろうと思われる TANNOY Monitor Silver や Goodmans axiom80 等)は、センターキャップ無しやベークダンパーを使用してるため、何かしらのカバーが無ければボイスコイルのギャップに埃やゴミが入ります。その為に、布を被せるわけです。

だから、その年代のユニットで布カバーが無いとか無くなっていれば、過去に何かしら弄られた可能性が高いということになります。
http://vintage-audio.jp/?p=1453



http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/710.html#c25

[リバイバル3] 本当のブリティッシュ・サウンドはタンノイではなくヴァイタボックス 中川隆
26. 中川隆[-7632] koaQ7Jey 2017年5月17日 13:30:03 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

ヴァイタヴォックス Bitone - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?q=Vitavox+Bitone
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/710.html#c26
[リバイバル3] 本当のブリティッシュ・サウンドはタンノイではなくヴァイタボックス 中川隆
27. 中川隆[-7631] koaQ7Jey 2017年5月17日 14:11:31 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

ヴァイタヴォックス Bitone が聞ける店 赤坂見附 BAR 真空管
http://www.barshinkukan.com/test/index.html
https://ja-jp.facebook.com/barshinkukan/
https://tabelog.com/tokyo/A1308/A130801/13142040/


東京都港区赤坂3-20-9 千切屋ビル2F

TEL03-5545-5444

【営業時間】19:00〜4:00 (金曜19:00〜5:00)

【定休日】日曜・祝日 

収容人数 32名


アクセス

赤坂見附駅から徒歩2分、赤坂駅から徒歩5分一階にモダン酒場の入っているビルの2階
赤坂見附駅から112m

地図
https://www.google.com/maps/place/%E6%97%A5%E6%9C%AC,+%E3%80%92107-0052+%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%83%BD%E6%B8%AF%E5%8C%BA%E8%B5%A4%E5%9D%82%EF%BC%93%E4%B8%81%E7%9B%AE%EF%BC%92%EF%BC%90%E2%88%92%EF%BC%99/@35.676261,139.736126,14z/data=!4m5!3m4!1s0x60188c7f20a8163b:0xdadeb6b355a2cf65!8m2!3d35.6762571!4d139.7361083?hl=ja

ドリンクメニュー
http://www.barshinkukan.com/test/menu.html


装置
http://www.barshinkukan.com/test/kizai.html
http://www.cattlea.jp/product/


【メインスピーカー】ヴァイタヴォックス Bitone Major
http://www.cattlea.jp/product/speaker.php

イギリスの名門 劇場用のバイタボックス 1932年創業の英国名門「VITAVOX」社 BITONE MAJORです。

この珍しいスピーカーシステム、アメリカのアルテックより約3dbも能率が良く、反応が良く、音の広がりが最高です。

S-2ドライバー・ユニットとCN-157ホーンがNW-500 ネットワークにより500Hz以上をAK-154ウーファーが500Hz 以下を受け持つ2way方式のこのBITONE MAJORは、劇 場、ホール、映画館等 に採用されている大型システムですが家庭用としても多く愛用されています。

明かるく輝くハイエンド、渋く重厚な低域、品位高い音色や臨場感等伝統の VITAVOX を代表するにふさわしい風格と音色を備えています。

【サブスピーカー】ドイツ製スピーカー「SABA」

鮮やかなグリーン色のコーン紙が特徴のドイツ名門SABAのフルレンジSPユニットです。

超軽量コーン紙に小型の 磁気回路、ペラペラのプレスフレーム・・・1950年代の家庭用ド イツ製ユニットの特徴なのですが、これを上手に鳴らすと、英国やアメリカのユニットでは出すことの出来ない、ナチュラルで透明度の高く、繊細で分解能が高いサウンドを奏でるので、見た目じゃ判断できない代物です。

そして、これらドイツのユニットを研究すると非常に合理的に作られている事に気が付きます。超軽量 なコーン紙を使用している為に、それを駆動す る磁 気回路は小さくでき、よってフレームもダイキャスト等大掛かりでなくプレスフレームで十分な強度が取れる訳です。実に合理的な創りとなっています。

しかも、超軽量コーンはユニットの設計だけでなく、サウンドにも大きなメリットがあります。軽量だから信号に対しての反応が圧倒的に速いのです。 これにより、全帯域で分解能が高く、小音量時に音が潰れないのです。小口径・軽量コーンのユニットは、家庭用( 家庭用HiFi)ユニットに分類されますので、ドイツ業務用と混同して 考えては駄目です。

また、構造上ハイパワーユニットではありませんから、駆動するパワーアンプも、2〜 3Wのシングル(またはP-P)管球アンプが適当です。音量が足りないからといって、ハイパワーなアンプを繋いだりしてはいけま せん、

音量を稼ぐ場合は、ユニットを複数個使用します。そ して、適度な音量で鳴らすことで、超軽量コーンユニットのメリットが最大限発揮できます。フルレンジとして聞ける数少ないドイツ製のユニットです。有名な所でヒットラーが国民に演説を聴かせるためにラジオ用を含めて作られたスピーカーが多く、人の声はよく通る音質です。シーメンス テレフンケンが特に有名です。


【メインアンプ】 THE富士山V
http://www.cattlea.jp/product/?no=18

BAR真空管で使用のメインアンプ。

カトレア製アンプ共通の電源回路が前段と終段と別々に整流し、レギレーションを良くし、大パワーを安定的に出します。 電源回路のコンデンサーはドイツ製を使用し、パーツも吟味し、電源トランスなどはオリジナル仕様です。

845のヒーター回路はFETを使用した定電圧ヒーター回路を作り、ヒーターノイズにも強いです。


【サブアンプ】300B ※サブスピーカーSABA用アンプ
http://www.cattlea.jp/product/?no=71

真空管アンプの標準的な存在の球300Bです。

また世界で互換性の有る球が作られそれぞれのお国柄の音が楽しめます。カトレア300B はシンプルに二段アンプで電源回路も独立二回路動作でしっかりした音が聞けます。 世界標準の球世界を楽しんで下さい。出力トランスは オリエントコアで手巻きで作るオリジナルトランスで振動吸収力の高い人工大理石 デュポンコーリア製のケースに入れ 澄んだ音を求めまし た。300Bの球は劇場用のアンプで使用されていました。

【バッファアンプ】プルメリア
http://www.cattlea.jp/product/?no=64

ドイツの直熱三極管Cas「プルメリア」。
ヨーロッパの球は音楽性と空気感が違います。

是非、楽器を演奏する方に一度聞いていただきたいアンプです。 透明度、繊細度、ともに自信のアンプです。 音楽の香りを楽しんでいただくためという意味で「プルメリア」と名付けられました。
http://www.barshinkukan.com/test/kizai.html


赤坂見附 BAR 真空管
http://cattlea.jp/news/info.php?id=83

BAR 真空管の店内システムはカトレア製のお勧めシステムで球の音色が楽しめます東京の方 一杯飲みながらカトレア球アンプの音を聞きに行って下さい


アナログレコードが沢山有ります

アナログに拘るとこのように成ります アナログ派にお勧めです プレイヤー機器も放送局で活躍したモノが動いています

このカトレア球アンプ

イギリスの劇場用バイタホックスのシステムも聞くことが出来 サブとして戦後まもないドイツスピーカーも鳴っています 


今は300Bアンプで聞くことが出来ますが こんどは845アンプが鳴り始めます

バイタボックス バイトンメジャー

オーデォマニアがあこがれる世界の名器バイタボックス聞かなきゃ損しますよ!!
http://cattlea.jp/news/info.php?id=83

j25931さんの口コミ 2015/10訪問

バブル世代には心躍る場所

赤坂の行きつけの店に友人と行った後に一杯飲みに立ち寄ってみる。
AOR以外にも、山下達郎などのJーPOPなどもあることがわかってきた。
お世辞にも酒は美味しくはないが、いい曲が流れるだけで、ビジネスマンには良い店になるのだろう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

最近、赤坂で行きつけになりつつある店で飲むとほぼ毎回立ち寄って行くことになるBAR。

大抵は友人と相応に酔っ払って行くので、落ち着いたことがないがカサブランカ ディーバーとは違い、だいぶざわついている。

70〜80年代洋楽のLPがバックバーに相当数ならんでおり、シートにリクエスト曲を書いてスタッフに渡すと何れかけてくれる。

自ずと自分と同年代っぽいおっさんばっかりか、と思いきや、そうばかりでもなく、若い男女も客としてそこそこいるのが嬉しい。

ただ、音響があまりよくない。
https://tabelog.com/tokyo/A1308/A130801/13142040/dtlrvwlst/B107564731/?lid=unpickup_review
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/710.html#c27

[リバイバル3] 本当のブリティッシュ・サウンドはタンノイではなくヴァイタボックス 中川隆
28. 中川隆[-7630] koaQ7Jey 2017年5月17日 14:53:58 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

「音楽&オーディオ」の小部屋 2016年07月09日
http://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/72092f44e94c1c7280b2f73b09dab4eb


東海地方の「I」さんから、このほど「ペンションすももの木の音は素晴らしかった!」というメールが届いた。


「ペンションすももの木」
http://cattlea.jp/

といえば山梨県の山中湖畔にあって老舗の真空管アンプ工房としてもつとに有名。

    

「ペンションすももの木」に行ってきました。お客さんの少なそうな曜日を狙って行ったため、私達の他は家族4人連れの一組だけでしたので、チェックイン後に音を聴かせていただくことができました。

装置の写真がうまく映っていませんが、部屋は24畳のダイニングルームです。

アルテックのヴォイスオブシアターより少し大きな小池さん設計のフロントロードホーンに、

ドイツ製でオイロダインの元になったという励磁型の40pウーファー

ドライバーはヴァイタボックスのS−3、
これにヴァイタボックスのホーン(クロス450HZ)

ツイーターは、なんとヤマハのJA0506・・・
当方の愛好品(クロス4000HZ・・記憶が曖昧です)

以上LCネットワークです。

アンプは300Bの交流点火(よくわからないのですが、全国で小池さんのアンプだけだそうです)。

初めにジャズで、カインド・オブ・ブルーとアートペッパー・ミーツ・ザ・リズム・セクションを掛けていただきました。とにかく、シームレスのスムースさです。特上の大型フルレンジを聴いているようです。

Fレンジも、拙宅のを比較に持ち出すのもおこがましいのですが、当家のシステムが、低域が100HZくらいからダラ下がりの限界が60HZくらいとすると、すももの木システムは、50HZまでフラットという感じです。

音色ももちろん素晴らしく、キャノンボール、ペッパーのアルトがなまめかしく響きます。リズムセクションも文句なし! 

クラシックに移り、モーツアルトのヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲(五嶋みどり盤)、弦楽五重奏曲(スーク+スメタナ四重奏団)がほんとにいい音で再生されます。音場もナチュラルで心地いい。

次の展開が驚きでした。ムターの弾くツゴイネルワイゼンの時に、小池さんが「アンプを換えますね」といった後のヴァイオリンの音が絶品でした。

きめが細かく、柔らかく、澄んでいて、伸びやかで、音像の定位もきまっている!! 

こんなヴァイオリンは初めて聴きました。B&Wの802Dなら出るのかも・・・。

換えたアンプはKRのPX25、交流点火。

アンプによる変化にはびっくりしました。ブログで拝見している、〇〇様が楽しんでいる中身が、少し覗けたような気がしました。

300Bも素晴らしいと思って聴いていましたが、このPX25のヴァイオリンには思わず拍手でした。

小池さんのお話では、LCネットワークのSPシステムを練り上げて、

ジャズには300B、
クラシックにはPX25、
それと大編成用に大型真空管のアンプ

と、計三種類のアンプで音楽をカバーするのが楽しいとのことでした。

夕食後、一杯やりながらオーディオの話をしましょうと誘っていただき、ゴロゴロしているドライバーやフルレンジユニットをいろいろ見せていただきました。これも楽しかったです。

今回はいい音が聴けて、本当に良かったです。
あの音に、ヤマハのJA0506が一枚かんでいるとは愉快でした。」
http://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/72092f44e94c1c7280b2f73b09dab4eb
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/710.html#c28

[リバイバル3] 本当のブリティッシュ・サウンドはタンノイではなくヴァイタボックス 中川隆
29. 中川隆[-7629] koaQ7Jey 2017年5月17日 14:58:31 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
>>28 の装置詳細

1940年代頃のドイツ40Cm励磁型スピーカーシステム
真空管アンプ「カトレア」
http://cattlea.jp/news/info.php?id=142

1940年代頃のドイツ40Cm励磁型スピーカーシステム

オリジナルフロントホーンボックスでオールホーン型で作りました。


ウーハーは戦前に作られたドイツ製の励磁型40cm

ドライバーはバイタボックスのS3

ツイーターはヤマハアルニコベリリウム


を使用したシステムで私が2年間掛けて音を作り上げた音。

良い音を聞くのではなく、ぜひ感動のする音を聞いて下さい。

システム合計320万円(ステレオ)


カリンオイル仕上げベイマツで作ったフロントホーン型

写真左側はオイルなし 右側はチークオイル仕上げのボックスです。
いずれも米ます21oで作られています。

コンスキ&クリューガー社が作ったKL51に使用されている励磁型ウーハー

ドイツ製の名高いオイロパなども設計したカール・クリューガーが作ったKL51システムのウーハーを使用したとてもすごいユニットで日本には数本しか入っていないのではと言われている物です。

詳しくは管球王国NO83のクラングフィリムの歴史とドイツの名機たちを見て下さい。1940年代頃の40Cm励磁型。

バイタボックスS3ドライバー

1.5インチのドライバーはイギリス劇場用のS3を純正ホーンで作りました。

ウーハー用の励磁電源は左右別々に整流管を使用しチョークインプットでオイルコンで作りました。励磁型は左右別電源で使用しないと透明度の高い音はしません。

トゥイーターはYAMAHA JA-4202を使用しました

ヤマハのFX-1に使用されていたトゥイーターでユニット売りではJA-4272と同じです。とってもシットリりと鮮やかに再生してくれます。このトゥイーターを使用すれば新しい録音もとても艶やかな音色になります。

ネットワーク クロス 450Hz 6KHzです

大型カットコアコイル、銅箔コイル、オイルコン、SHコンなど贅沢なネットワーク構成です、高域はトランス型レベルコントロール、中域はコイルタップ出しで効率が高いです。ロスがないのでとてもリアルに再生します。
http://cattlea.jp/news/info.php?id=142


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/710.html#c29

[リバイバル3] 本当のブリティッシュ・サウンドはタンノイではなくヴァイタボックス 中川隆
30. 中川隆[-7628] koaQ7Jey 2017年5月17日 15:55:37 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

ドライバーユニット S-2, S-3
http://audio-heritage.jp/VITAVOX/speaker/index2.html

Vitabox S2 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=Vitabox+S2


ヴァイタヴォックス S2 the reView (in the past)
Posted by audio sharing on 1975年6月15日 井上卓也

ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「’75ベストバイ・コンポーネント」より

 英国系としては現存する唯一の大型ドライバーユニットである。

聴感上はウェスターン系のものだが、音質は、完全に英国の伝統的な個性を受継いでいる。これは見事である。
http://audiosharing.com/review/?p=3566

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/710.html#c30

[リバイバル3] 本当のブリティッシュ・サウンドはタンノイではなくヴァイタボックス 中川隆
31. 中川隆[-7627] koaQ7Jey 2017年5月17日 16:25:51 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

「バイタボックス」CN-191 と「タンノイ」オートグラフを比較試聴する 2011/12/27
https://blogs.yahoo.co.jp/kiyo19371122/27555807.html


 一昨日急に友人Kがオートグラフを聞かせて欲しいと10年ぶりに訪ねてきた


 ◎彼KのSPシステムは家庭用SPシステムとしては最高級システム「クリプッシュホーン・リプロデュサー」で有名なバイタボックスCN-191 を愛用している。

バイタボックス「VITAVOX」はどちらかというと比較的大型種が多い。

 その中で彼のCNー191は家庭用フロアタイプのフォールデット・ホーンで大型だ。

その他に殆ど同じ大きさで BITONE MAJOR というショートホーンの付いたバスレフタイプもある。

そしてタンノイでも納入実績のある英国のロイアル・アルバートホールにも納められている超大型システム(2.2m+953cm)の BASS BIN と言うものがある。

 このシステムはフロント・ローデット折り曲げエクスポネンシャル・ホーンを備えたもので、このタイプは劇場用の英国最高峰のシステムである。

 先日も blog でも話したが彼 Kは当初(約30年前)家を新築した際、床の強度の点でフロアーが 35Hz付近の低域で共振した。そこで車のジャッキなどで突っ張ったり、補強材を入れて床の剛性を高めるしか良い対策は無いだろうとアドヴァイスし床の補強をした。そしてすっかりオーディオルームが改善されたという。

 そこで私のタンノイ・オートグラフと比較試聴したいと云ってきたのだった。

おそらく彼は VITAVOX で音像の定位の絞り込みについてはハイレンジ・ホーンなどを交換したりして可成り苦労しているので、オートグラフでの音像の絞り込みを描き期待しているのであろう。

 

 私は何時もの持論で音楽は音を聴くのではない!音楽を聴くのだ、それは1つの楽器から発生した音だけを聞いているのではなく、エンクロージャーや室内空間を伝搬して作られたハーモニーを聞くことにある。これは小説家(故)五味康祐の「西方の音」でも同じことを語っている。

 だから私は聴取位置まで伝搬してきた音楽を楽しむのであって弦楽器の弦に耳を付けて聞いてるのではないのだ。そこには音像と云うものがあることが必至である。彼もそのことは十分に納得して我が家を訪ねて来るはずだ。

高さ1525mmの 現在使用しているオートグラフだ。
https://blogs.yahoo.co.jp/kiyo19371122/GALLERY/show_image.html?id=27555807&no=2

 写真はわたしの愛用のオートグラフだ。


コメント

スピーカはやはり大型で無理をせず音出しするのがベターですね。
音の充実感、ボリューム感が全く違います。

かといって野外フィールドで使う様なものを部屋に持ち込むのはナンセンスだと思います。
幾ら苦労しても大型のホーンからはきめ細かな音像を絞り込むのは困難です。

やはり家庭には家庭用を適材適所と云うもでしょう。
兎角始めたばかり??の方は大型のウーハーに大型のホーン(とくにドライバー)の喉の太いものは細かい繊細な音を出すには難しいでしょう。

大きければよいと言うものではないと思います。最後は音場、音像でしょう。
2011/12/27(火) 午後 0:56Kiyoちゃん

バイタボックスは聞いた事が有りませんが、オートグラフの繊細で定位の決まった音には、参りました。ピアノそしてギターの音には当方のシステムでは?

只今、直結シングルアンプとフルレンジに嵌っています。
2011/12/27(火) 午後 6:00[ kfu**ta1j* ]

なかなか今の音を求めるまでにいくつものスピーカを買ってはどぶに捨てたことか!
誰もがみんな私の轍は踏まないようにと思っていますが、それぞれ皆さんは自分のスピーカが最高の音であると信じているわけです。これは趣味だからやむを得ないが皆で聴き歩きをやればよいと思っています。

それには飛び入りで聴きに行っても、また聴きに来ても駄目なんです。同じ人同じ耳で聞き比べ比較する必要があるでしょう。これだけでも立派な研究会になると私は思います。

確かに直結アンプは良いでしょう、しかし条件が変わるとまた変化があります。
音にボリュームがあるとか聴き較べると面白いですね。
2011/12/27(火) 午後 6:16Kiyoちゃん

VITAVOX の持ち主の Kukumin です。
オーディオマニアというよりは、クラシック音楽鑑賞を趣味としています。
LP、オープンリールテープ、CD、SACDを合わせて約1万枚を所持し内6〜7割がMOZARTです。自筆譜ファクシミリも集めており、モーツァルトが作曲をした時に想いを馳せて聴いています。
2011/12/30(金) 午後 10:14[ Kukumin ]返信する

音楽鑑賞は自分の好きな音楽を楽しむことですから同じ好みの人にしか通じません。
オーディオは音楽鑑賞プラス音質・響きなど普遍的な要素があります。

同じ装置でも部屋によって出てくる音は違うので、そこが面白いとオーディオマニアは思います。

このSPは京都のジャズ喫茶ヤマトヤで聴いたことがあります。
やはりコーナー型だから壁をイメージホーンとして鳴らしているのでしょうか?
VITAVOXとは綴りから察するに「命の声」という意味でしょう、きっと。
生きる力が湧いてくるような音ですか。
2011/12/31(土) 午後 7:50[ inv**953 ]


VITAVOXの意味語源は定かではありませんが、命のとか、生命を保つとかあるようですが、どちらかというとこの場合は活気のあるとか生き生きした音を生み出すと解釈した方がまともかと思います。そのように解釈すると開発ポリッシーに相応しいのではないでしょうか。

VITAVOX、オートグラフにせよ当時はこの世界は色々な事がやられたようで、例えば如何に少ないパワーで音量を上げるかと云うようなことが流行っていた時期なのでしょう。

タンノイにしても VITAVOX にしても劇場用としてロイヤル・アルバートホールに納めていた時期でもありますので。
2011/12/31(土) 午後 10:30Kiyoちゃん


ネットにこんな記事がありました。

「イギリスにVITAVOXというメーカーがあります。(中略)

VITAVOX社は TANNOY と並ぶスピーカーメーカーで劇場音響施設では TANNOY を上回る実績といわれます。(中略)

英単語に VITAVOX という言葉は存在しません。どうもラテン語の VITA(人生・生命などの意味)と VOX(声)を組み合わせた造語の様です。

VITA をヴァイタと発音するのは英語的で、本来はウィータと発音。(中略)

VOX はヴォークスと発音します。

ローマ時代の格言「Vox populi vox dei(民の声は神の声)」は現在でも政治の世界でしばしば使われています。ちなみに英語はドイツ語と同じくゲルマン語系の言葉なので、ラテン語と直接的な関係はありません。もっとさかのぼれば同じ語源:インド・ヨーロッパ語にたどり着くそうなのですが、(中略)

でも、“生命の声”だなんて本当に素晴らしいネーミングだとおもいませんか?」

これは私と同じ意見です。
2012/1/6(金) 午後 8:31[ inv**953 ]

やはりスピーカでの再生音を云々するのはクラシックがパートの数を始めハーモニーについても試聴の対象としては有利でしょう。
特に私は音が綺麗なこともも大事ですがそれより音像の定位を重視していますから。

綺麗な音だけ出すならそれぞれの楽器からでている音を出すのを得意とするスピーカーを何個も使えばよいのであって、音像には結びつかないと思います。

言葉では上手い表現が出来ないがこの点の狙いはkukuさんと共通するところが大きいのではないでしょうか。

先日私がショパンのPCの第2Vをもう一度聴かせて欲しいと云ったのはあの時第2Vの音が音像を結んでいなかったからです。
2011/12/31(土) 午後 10:55Kiyoちゃん


Kukumin様 明日から WE-91B もどきあんぷを壊しロフティン・ホワイトアンプを作り始めたいと思っています。

今度ロフティン・ホワイトアンプで一度 VITAVOX を鳴らしてみてください。

2A3sですが VITAVOX なら十分鳴らせます。一度試聴をお願いします。
2011/12/31(土) 午後 11:13Kiyoちゃん

今日は今年初のアンプ作りロフティン・ホワイトアンプの第10作目を完成させました。

VitaVox に関し仰るネットは見ています。既に私がオートグラフにするに当たっては VITAVOX とオートグラフは多くの場所で聴き比較しました。

主に VITAVOX が劇場等を対象に、勿論タンノイもそうでしょうが主に家庭で使う事をポリシーにしているようで売り上げは断然タンノイが大きいです

従って VITAVOX が乾いた音?に対してタンノイはシットリとした音で私はそこのところを取りました。

VITAVOX がエクスポネンシャル・セクトラルホーンで喉の径が大きいため音像が太い。
音道が開口部まで金属製である。勿論友人はセルラーホーンにも取り替えていす。

さらに VITAVOX は300万円以上だったがオートグラフは 100数十万円なのでその差額で自分だけのシステムになる。

タンノイの音の違いは後の blog で話しますが基本波に対して高じ高調波のレベル配分が全く違うからです。これは幾ら無響室特性がフラットでも駄目なのです。
2012/1/6(金) 午後 10:39Kiyoちゃん


geleiheさんの仰ってる意味を考えて見ました、

多分アンプとの相性?と云うことかと思います。私の見当が間違っていたらご免なさい。

オートグラフについては QUAD ll が良く合っているとアコースチカル mfg では云ってます、

その一つには QUAD ll は NFB を 26dB掛けています

例えば WE300B を使った 91Bタイプなどではズッと少ない、

ローカル数人で試聴してみました。

私は 91Bタイプはあまり好きではないので QUAD に軍配を上げましたが、これもアンプのダンピングの問題になると思います。

何処までオートグラフをならしきるかだと思います。
各自好みもありアンプとの相性は難しい問題でしょう。
確か続きとしては3年前ですがその状況を話したと思います。

話は変わりますが現在 91B に対して UZ42sアンプを改造した結果アンプ瞬時切り換え装置で切り替えても全く聞いてる人垣が付かないほどに仕上がりました。
2014/8/29(金) 午前 7:27Kiyoちゃん
https://blogs.yahoo.co.jp/kiyo19371122/27555807.html


VITAVOXとオートグラフの試聴比較(続き) 2012/1/3
https://blogs.yahoo.co.jp/kiyo19371122/27636866.html

◎今日は前回のバイタボックスとタンノイ・オートグラフによる試聴比較について話そう(前回の続き)。


◎彼 K は我が家に入るや「うおーこれは凄い、このアンプ群」いろいろのジャンルのものを聴いて見たいね〜。

持参してきたのはCDソースでクラシック盤およびポピュラーを20枚持ってきてくれた。


◎また試聴に使ったアンプはクオードll、300Bs、300Bp-p、ロフティン2A3s などだが、クオードll は特に良かったとの意見であった。勿論好みもあるだろうが。

クオードll は完全に英国オリジナル品でパワー・トランスの1次側で 200、220,240Vの切り換え式になっている。

しかも音像がカッチリ決まっていることはいち早く感じてくれたようで、凄い音像が明確だ自分のより絞り込みがよい!音像がぼけないとまで云っていた。

◇CDの中から初めは私の奨めたいショパンのピアノC.1番。好きなピアニストでは、5,6人のものを持っているが今回はその中からクリスティアン・ツイマーマンの弾くピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 作品11を聴いた。これは第3楽章のロンド(ヴィヴァーチェ)ホ長調2/4拍子が、ピアノの鳴りを明確にする。

ピアノはスタインウエイだった。ディジタル録音1999(4Dと記されている)。

2番目に「コーラル」アンサンブル・プラネッタや「ザ・ビートルズ後期」のベストアルバム(1967〜1970)歌っている人数、位置などが手に取るように見えてくる。

「室内楽」ではアルビノーニ他でヘルベルト・ケーゲル(指揮)ドレスデン・フィルハーモニ等では各楽器の配置が手に取るように見えるとの評価であった。


その後、聴いたのはアン・バートン始め4人の女性ボーカリストによる各ジャンルの曲。


◎今日オートグラフで聴いた感想は音像が非常に明確で音像の大きさが「大きくもなく小さくもなく」絞り込まれている。

「輪郭が非常にクッキリ」としていて自分で使っているシステムとは一線を画するとK氏は云っていた。

また聴いたアンプはクオードll が最も良かった!

私は常にいくつものアンプで聴いているのでアンプの違いは認めているもののそんなに極端な違いとは思わなかった。

それは勿論 NFBによって変わることは大きな要因であること解っている。
彼も私と同じで音像重視派だがこれ程の違いがあることに感激したようだ。

違いの要因はやはり多量の NFB(26dB)によるダンピングファクターの違いが大きく寄与してるのであろう(D/F=13)。

しかし経験から D/F はここまでなくても精々5もあれば IM歪みの面からも良いと思う。
IM 歪みは blogで何時も云っているが音が汚くなる、これは音像云々の以前の話だ。

その一方で 300B のシングルと p-p は音としては非常に3極管の柔らかさがあって良かった、音像の面では今一というところであったという。

しかし彼は 300Bシングルの音は相当に気に入っていたようで1台このアンプも欲しいと諦め難いようであった。


◎次回は私が彼 Kのバイタボックスを試聴することで今日はお開きになった。

試聴を終わるに当たってオートグラフとバイタボックスは同じ英国製でありながらやはりそれぞれキャラクタがあり、あとは良い悪いではなく好みになってしまうだろう。

ここでオートグラフの仕様を示しておく。

https://blogs.yahoo.co.jp/kiyo19371122/GALLERY/show_image.html?id=27636866&no=1


前回のバイタボックスの仕様
https://blogs.yahoo.co.jp/kiyo19371122/GALLERY/show_image.html?id=27555807&no=1

と比較してご覧ください。

なおユニットのマグネットはチコナルG(現在アルニコと同様)でVITAVOX、オートグラフとも同じものを使っている。


◇余談になるが最後にアンプ300Bsの音が気に入った、是非組みたて配線を頼みたい「パーツは全部揃っている、モノ×2」と早速以来され嬉しいやら忙しいのにそんなことあああ・・・!と嬉しい反面気乗りがしないな〜!
https://blogs.yahoo.co.jp/kiyo19371122/27636866.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/710.html#c31

[リバイバル3] 本当のブリティッシュ・サウンドはタンノイではなくヴァイタボックス 中川隆
32. 中川隆[-7626] koaQ7Jey 2017年5月17日 16:50:19 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

クォードU型パワーアンプは廉価品で、分解能や物理特性は悪いのですが、英国製スピーカーを使っていた音楽の専門家の間では評価が高かったのですね:


音楽評論家 宇野功芳が 50年間ずっと使い続けている装置

スピーカー

Wharfedale スーパー3
Wharfedale スーパー15
Goodmans AXIOM80

エンクロージャー : テレビ音響製9立方フィートマルチホール型


プリアンプ : 米マランツ♯7
パワーアンプ : 英クォードU型モノーラル用2台

部屋はマンションの 6畳洋室


宇野功芳

上のアンプとスピーカーは いずれもモノーラル時代あるいはステレオ初期の名品である。 今のものに比べると、周波数レンジは狭いし分解能も悪いが、中音域の美しさ、豊かさ、気品は最高で、使用年数は実に五十年を超える。

他のプリアンプと聴き比べたが、マランツ♯7の音は冷たい位の気品が他のプリアンプとはまるで違う。 清水の舞台から飛び降りるつもりで買ったが、それが正解だった

QUAD II の音質の暖かさと柔らかさは無類である

QUAD II を QUAD のトランジスター・アンプに変えると、最初は楽器の細部のニュアンスが良く聞き取れて愉しめたが、すぐにうるさくなってしまう。 QUAD IIの暗く沈んだ音は何時間聴いても飽きない、疲れない。


青木周三
Marantz とマッキントッシュの真空管式パワーアンプは音が硬くて音楽を聴くのには向かない。メインアンプは QUADII以外には考えられない

Axiom80 は JBL の 30cmウーハーと組み合わせて、大型のエンクロージャーに入れると真価を発揮する。


____


クラシック音楽の世界に於ける音響的な部分に対する異常とも言える執着は、音楽ホールやオーディオ製品に強く反映している。いづれの場合でも、音楽の核心を確実に聴き手に届けると言うよりも聴き手に"快く感じさせる"ということに重点が置かれる。

音楽評論家であり、指揮者でもある宇野功芳という人は若い人にカリスマ的人気があるらしい。

その人のオーディオの"主治医"の青木周三と言う人は

「分割の良すぎる音より、演奏会場の一番いい席で聴こえる音、実演に近い音」を目指す人だという。

分離が良くない、つまり各声部の音がお団子状に固まって聴こえると言うことはどの様な音楽にとってもプラスの条件ではない、

特に多声的な音楽に対しては致命的なマイナス条件なのだがその様な装置で聴けばゲシュアルトやモンテヴェルディのマドリガルはつまらない曲だと思えるのが当然だ。

しかし元々そんなものは価値のないものだと思っているとすれば自分の装置が真実を伝えて居ないことに気付かずに終わるであろう。


 そして、分離の良すぎない音、つまり、分離の悪い音が良い演奏会場の条件だと言うことになってしまう。

宇野功芳という人は

「名ホールとは演奏を美化する。これが第一条件だ、

舞台上の残響に身を包まれて演奏しているとホールが自分を助けてくれている、という喜びで体を満たしホールに任せる気になる…・・

強い和音が鳴った後に残る長い残響はいつまでもその中に浸っていたいと思う程で……」

と述べている。


私は宇野功芳がクソミソに言う日比谷公会堂や東京宝塚劇場(昔の)でシンフォニー オブ ジ エア、ウィーンフィル、ボストン響、イタリアオペラの数々を聴くことが出来た。

それらの体験は確実に音楽の世界に引き入れてくれたのである。今にして思えば、優れた演奏家は美化される必要がないと言うことだったのだと思う。

美化とは或る意味で歪曲なのだから(それは宇野功芳本人も認めている)なのだ。

昔からタイル張りの風呂場で唄を歌うと、上手になったような気がすると言われてきた。現在のカラオケサウンドもそういう錯覚に基づいているのだ。

残響の長いホールというものは演奏家が自己陶酔に浸る分にはいいのかも知れないが、肝腎の聴衆が音楽の核心を掴むことを妨げる、ということに気付くべきなのではないだろうか。

80年代以降、いわゆる"音響の良いホール"が全国各地に出来たのだが、正にそれに符節を合わせるようにクラシック音楽人気が凋落してきているのは偶然ではないだろう。
http://www.amadeo.jp/kyuukyoku.html


>宇野功芳のオーディオの"主治医"の青木周三と言う人は
「分割の良すぎる音より、演奏会場の一番いい席で聴こえる音、実演に近い音」を目指す人だという。

>分離が良くない、つまり各声部の音がお団子状に固まって聴こえると言うことはどの様な音楽にとってもプラスの条件ではない、


つまり、宇野功芳さんはフルトヴェングラーやブルーノ・ワルターが指揮する19世紀のドイツ音楽にしか合わない装置を特に選んで使っているという事なのですね:


クラシックの核心: バッハからグールドまで 片山 杜秀 (著)

「1970年代以降、マーラーの人気を押し上げた要因の一つは音響機器の発展があずかって大きいが、フルトヴェングラーに限っては解像度の低い音、つまり『音がだんごになって』聴こえることが重要だ。

フルトヴェングラーの求めていたサウンドは、解析可能な音ではなくて分離不能な有機的な音、いわばオーケストラのすべての楽器が溶け合って、一つの音の塊りとなって聴こえる、いわばドイツの森のような鬱蒼としたサウンドだ。したがって彼にはSP時代の音質が合っている。」


______


山之内 正の週刊 AVラボラトリー
音楽評論家・宇野功芳氏の試聴室再訪 − 音が激変した理由とは?
2013年 07月 17日 (水曜日)
http://www.infranoise.net/%E9%9B%91%E8%AA%8C%E6%8E%B2%E8%BC%89%E8%A8%98%E4%BA%8B/


先日、音楽評論家 宇野功芳氏の自宅試聴室を再訪した。

宇野氏と私の共著『音楽と音の匠が語る目指せ! 耳の達人 』(音楽之友社刊)の企画で互いの試聴室を訪ねたのは昨年の秋だったと思う。 ところが、

「最近、再生システムの音がガラリと変わったので、山之内さん、ぜひもう一度聴きに来て!」

とレコード芸術最新号の誌面でご指名があった。それを読んだ私がディスクを何枚か持参し、9ヶ月ぶりに訪問したのである。

宇野功芳氏の愛用システムは数十年変わっていないが、今回プレーヤーとプリアンプ間のラインケーブルを交換した宇野氏の再生システムはどの製品も使用歴数十年以上と、年季が入っている。

マランツ#7、Quard II、ワーフェデールという組み合わせはアナログレコード時代から不変で、CD登場後にスチューダーのD730とラックスマンのD7を追加。

ワーフェデール製ユニットを収めたスピーカーは途中でミッドレンジをグッドマンに変えるなど小さな変更はあるが、こちらは半世紀以上愛用しているという。

再生音については前掲の本に詳しいが、全帯域で分解能が高く、音の速さもよく揃っているので、演奏のニュアンスがよく伝わり、低音と高音のバランスも良好。

空間表現は最新のシステムほど得意ではないが、音数や基本的な情報量では遜色がなく、演奏評にはとても適していると思う。

前回の訪問時に唯一気になったのは、D730 では中高域がやや硬めの音色になることで、それが目立ちにくいラックスマンの D7 をメインにすることをお薦めした。

「音がガラリと変わった」という冒頭の感想は、機器を入れ替えたためではない。

D730 と #7 の間のラインケーブルをインフラノイズの LIBERAMENTE に変え、D730につないでいた同社のクロックジェネレーター GPS-777 との配線も LIBERAMENTE のクロックケーブルに入れ替えたら、音が大きく変わったのだという。

D730 にはインフラノイズのクロックジェネレーター GPS-777 がつながっている。

クロック用ケーブルもインフラノイズの LIBERAMENTE に新調


「以前はD730の音を長時間聴いていると疲れやすく、ある種のうるささがありましたが、ケーブルを変えたらそれが気にならなくなりました」

と宇野氏は説明する。また、システム導入以来ずっと #7 のトーンコントロール機能で低音を 1ステップ下げて聴いていたのが、ケーブルを交換した後はノーマルの位置でちょうど良いバランスになったという。これも実に興味深い話だ。

#7 のトーンコントロールが数十年ぶりにノーマル位置に戻った。

これまでは1ステップ絞った位置で聴いていたという実際にケーブル変更後のシステムで CDを再生してみた。

宇野氏が大阪フィルを振った《フィガロの結婚》序曲(EXTON OVCL-107)を聴くと、以前は硬さが気になっていたオーボエが他の楽器と自然に溶け合う音色に変わり、低弦の旋律と内声のリズムは以前よりも明快な音で耳に届き、細部まで動きがクリアだ。

トーンコントロールをノーマルの位置に戻したことで低音の量感は増しているはずなのだが、中低音はこもるどころか、前よりもすっきりとした響きを獲得している。これはたしかに大きな変化である。

佐藤久成のヴァイオリン独奏(『オード・エロティーク』 Years & Years Classics YYC 0004)は、以前聴いたときに感じた余分な圧力が一掃され、本来の自然なアタックが蘇っている。ブレースやフレージングが以前よりなめらかに感じられるのもその影響だろうか。


次に、最近私が試聴会などで使っている優秀録音盤のなかから何枚か試聴。

まずはレーゼルのピアノ独奏によるモーツァルトのピアノ協奏曲(モーツァルト:ピアノ協奏曲第19番&第27番 KING RECORD KIGC12)を聴いた。ドレスデンのルカ教会で収録された注目の新録音で、上方に抜ける柔らかい残響と、力みのない音色で緊密な響きを作り出すピアノとオケの見事なアンサンブルが聴きどころだ。

演奏の特徴を忠実に引き出すだけでなく、録音会場の広々とした空間など、立体感の表現にも開放的な伸びやかさが感じられる。

同じシステムなのに以前とはかなり印象が変わった。


次に、グールドが演奏する《ゴールドベルク変奏曲》の石英ガラス CD(StereoSound SGCD02)を聴いた。

数え切れないほど聴いた演奏なのに、いま初めて聴くような鮮度の高い音が澄んだ音色で浸透し、グールドのハミングはもちろん、ブレスまでもリアルに再現、スピーカーの奥にグールドが座っているような臨場感がある。宇野氏も

「これまでは彼の声がない方がいいと思っていたけど、これで聴くと嫌じゃないね。演奏のニュアンスもとてもよくわかる」

と感心していた。


そのほか、ムラヴィンスキー&レニングラードフィルのチャイコフスキー《悲愴》など数枚のディスクを聴き、以前に比べて中高域のきつさが影をひそめる一方、明らかに音色がクリアになっていることを確認した。


「いまのバランスが凄く気に入っている」

という宇野氏の目下の心配事は、「これ以上音が良くなったら困る!」ということ。

なんとも贅沢な悩みだが、その気持ちはよく理解できる。

音の基準が変わったら演奏の評価基準にも影響が及ぶのは避けられないからだ。

しばらくは機材やケーブルを変えず、いまのバランスを維持した方が良いのでは?というのが私のお薦めだ。
http://www.infranoise.net/%E9%9B%91%E8%AA%8C%E6%8E%B2%E8%BC%89%E8%A8%98%E4%BA%8B/


インフラノイズ (ブランド名 ORTHO SPECTRUM) HP
http://www.infranoise.net/about-us/
http://www.infranoise.net/products/


『「音楽」と「音」の匠が語る 目指せ!耳の達人』 宇野功芳・山之内正 共著 (2013.6.21)

音楽評論家=宇野功芳さんとオーディオ評論家=山之内正さんの2人が、クラシック音楽をより深く楽しむ、というテーマの対談だ。

宇野さんは音楽評論家として半世紀を超えて活躍してきた。

フルトヴェングラーとかクナッパーツブッシュへの偏愛はご存じの通り。

山之内さんは、雑誌『Stereo』などで活躍している。

お互いのリスニング・ルームを訪問するのも楽屋話的な面白さ。

宇野さんの装置について、山之内さんが「年季の入ったものだが、古びた音ではない」と言うのも、なかなか人柄を感じさせますね。


宇野によれば、演奏の良し悪しは最初の30秒を聞けばわかるという。

鑑定人が陶器をぱっと見たときに価値がわかるという感覚だ。

録音が良いというのと、音楽の本質が伝わるかどうかは、別の話。

音のバランスが良ければ、音楽も演奏も十分伝わる。

演奏家の個性もわかるし、もちろん曲の良さもわかる。

昔の旧式なラジオで聴いても十分満足できて感動できたのだから。


山之内は、録音や再生に共通する目的は、ただの音ではなくて演奏であり、その向こうにある作品を聴くことだと言う。

実際には、録音や再生でゆがめられてしまったり、指揮者や演奏家が前面に出てきて、作品にたどり着けない要素がある。

それらを超えて、本来の作品の姿が聞こえてくるのが理想だと。


オーケストラの響きは耳だけで聴いているわけではない。床や椅子からの振動を骨伝導によって身体全体で音を聴いている。耳では聴こえないような低い音(暗騒音)から空間の大きさや遠近感を無意識に感じ取っているのだ。

音から伝わる情報の量と質は再生装置や環境によって大きく変わる。

音域ごとに音の大きさが揃わないという問題がある。

もうひとつは音色や応答性の問題だ。

音色を忠実に再現できない装置でオーケストラを聴くと、フルートやオーボエなど特定の楽器の音色がきつくなったり、逆に沈みがちになってしまう。

応答性(音の立ち上がりと減衰)に問題があると、消えるはずの音が余分に残ってしまう。


再生装置を評価するとき、山之内はまずバランスを聴くそうだ。

オーケストラでいえば、弦楽器と管・打楽器、弦の中では低弦と高弦のバランスを重視する。

ハーモニーが聞こえて来ないと音楽はわからない。

ひとつひとつの音がすべてクリアに出てくるというのは、コンサートで体験する現実の響きとは違うと。


さらに、空間表現がどれだけリアルかということ。

音像の大きさや距離感などが、コンサートホールで聴いているような感覚になるかどうか。

スピーカーが置いてあっても、もっと奥から音が出て、その存在が感じられないこと。

音の立ち上がりが大事。

周波数的に盛り上がっていても、音の立ち上がりが鈍いと、よく聞こえない。

楽器の音色というのは、音の立ち上がりの部分で判別される。


録音技術は飛躍的に進化したが、特に空間再現という点では、実演と録音の間のギャップはまだまだ大きい。

実際の演奏会場では聴き手の周囲すべての方向から残響が耳に届き、楽器の響きや空間の大きさを感じさせる。

聞き取れるかどうかの限界に近い弱音とかオケのフォルティシモの大音圧、どちらも家庭では再現が難しいものだ。
http://www21.ocn.ne.jp/~smart/Mimi-130621.htm


再生音はどこを目指すか


私は生の演奏が好きである。様々な音楽をオーディオだけでなく、生でも聴く。ロックや民謡、浪曲から、クラシック、ジャズまで。音楽芸術が好きなのである。

生の音を聞き、自分のオーディオの音とを比べる。

違和感があれば、どこが違うのか追求する。

録音する際、エンジニアによって音は変わっているということは百も承知である。しかし、広く色々な音楽を聞くうちに、何となく基準となるものが出来上がっている。


私が感じる実際の音楽の特徴は次のようなものだ。


1.音量が大きくても、あまりうるさいという感じはしない。

2.音の出方は前では無く、左右後方、上方に広がる。ホールであれば、エコー成分が良く聞こえる。

3.楽器の音は、オーディオでいわれるほど分離感はなく、全体から聞こえる。

4.聞き疲れしない。

5.ホールなどでは、小さな音でも良く聞き取れる

6.意外と刺激的な音はしない。


どうだろう。

もう一つ、マイクを通した音は聞きづらいことがあっても、オペラやクラシックなどマイクを通さない音は意外と聞き取れることを感じたことはないだろうか。

未経験の方は是非クラシックの演奏会へ行ってみてもらいたい。

小さな音でも良く聞き取れるのである。何が違うのか。

私はこれを“聴感上歪”に起因すると考えている。

物理学など、科学によって求められた低歪の現代のオーディオ機器。

本来歪など無いはずなのに、音量を上げるとうるさい、と感じる方は多くいらっしゃるだろう。

私はこれを聴感上歪と呼んでいる。

つまり、オーディオで音楽を聴く場合、音量を上げてもうるさくならない音。

簡単にいえばこれが、一番重要である。

聴感上の歪が無いのである。

高音から低音まで綺麗に再生されて、それでいてうるさくない音。

ある程度の音量でも会話ができ、音は前にではなく、左右後方上方に広がり、エコー成分(または気配など)が綺麗に再生されること。

スピーカーの存在が消えるなど、オーディオのクオリティが上がれば自然にこのようになっていく。


人間の耳はまだまだ未科学である。科学で、絶対と思って作った製品が必ずしも実際の音と同じように聞こえないのは、エンジニアならだれでも分かっているはずである。

1930年代の頃は原音重視であった。アメリカやドイツは国の威信かけて開発していた。

私は、オーディオ機器はこの時点でほぼ完成してしまったと思えるのである。

そして、現代の技術を加えれば、真空管式アンプやフィールド型スピーカーが最も原音に近い再生音が出るというのは私にとって揺るぎが無い事実なのである。
http://omsound.exblog.jp/15834589/

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/710.html#c32

[リバイバル3] 本当のブリティッシュ・サウンドはタンノイではなくヴァイタボックス 中川隆
33. 中川隆[-7625] koaQ7Jey 2017年5月17日 17:26:53 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

一方、オーディオの専門家の間ではクォードU型パワーアンプの評価は最悪でした。

クォードU型の音を温かい、柔らかいと感じるか、鈍い、ぼやけていると思うかの違いですね:

TANNOY(タンノイ) 「Landsdown」12inモニターシルバー搭載スピーカーシステム VintageAudio
http://vintage-audio.jp/?p=450


TANNOY に組合わせるパワーアンプは、QUADUではありませんよ。
通常は LEAK TL-12plus あたりが適当です。


TANNOY に QUADU という組み合わせが国内では常識化されていますが、QUADU は ESL専用アンプと考える方が普通でしょう。

ESL はコンデンサー型スピーカーでその発音構造から考えても(勿論試聴しても)わかりますが、繊細ではあるけどダイナミック型スピーカーと比較すれば全くエネルギーバランスが異なります。

スピーカーとアンプの組み合わせでは、それぞれのメリットとデメリットを補いあいマッチングを取るのですが、ESL の過度な線の細さや押し出し感の無さを QUADU は補うような音質(バランス)で作られているのですから、TANNOY の様なダイナミック型スピーカーに組合わせるとボケ気味の音になって正常なのです。

しかも、TANNOY は当時の英国系の中でも、どちらかと言えば荒い音質のスピーカーに分類されるのですから・・・余計にボケて荒い音になります。

そこで、まぁ一般的に使えるのが LEAK となります。

こだわるならモニターシルバー時代であれば TANNOY のアンプやその他 HiFi系のアンプとなり、いろいろ選択肢はありますが、QUADU だけは違いますよ。

どうしても QUAD と言われるなら、QUADT型が良いでしょう。QUADTは「コーナーリボン」という Goodmans の12インチウーファーにリボントィーターを組み合わせたアコースチィカル社(QUAD社)のオリジナルスピーカーシステム用のアンプで、こちらは通常のダイナミック型スピーカー使用なので良いのです。

Landsdown+LEAK TL-12plus での組合わせは、やはり家庭用高級機の内容を伴ったサウンドです。ソースを選ばず、忠実度の高い鳴りをします。普通に聴けるいいシステムだと思いますよ。


・PYE HF-25SC 15inモニターシルバー 数台
 └ステレオ仕様で使用する場合はモニターレッドに入れ替えも可能

Comments


藤田 学 10-05-05 (水) 20:28

Landsdown…..大昔他のサイトで見たことが有ります!

話は変わりますが、LEAKパワーアンプ+ESL57 の組み合わせにするとどんな音がするのでしょうか?

cyberman 10-05-05 (水) 23:55

ESL と LEAK の組合わせは今ここでもその組み合わせで鳴っていますが、あまりにも繊細さが強調されてしまいます。やはり QUADUとの組み合わせがベストです。

メーカーは意図して QUADU をあの音を作っている訳ですから、やはり大メーカーの意図とか研究はある意味普遍的ですよ。
http://vintage-audio.jp/?p=450

QUAD ESL-57 静電型スピーカーシステム VintageAudio
http://vintage-audio.jp/?p=499

組合わせるアンプは ESL53、ESL-57 では管球式の QUADU が最もマッチングが取れています。

スピーカーの過度に敏感な所をアンプ側でぼかす事でマッチングが取れます。

LEAK等の HiFi系のアンプを組合わせると、繊細さばかりが強調されたサウンドになり、コンデンサー型ヘッドホンで聴いているようなサウンドになってしまいます。

オーディオサウンドは機材のマッチング(纏め上げ)が重要なのです。

それから、話しはそれますが。。。QUADUは出力段に KT66 を使用しています。

このアンプはオリジナルの回路定数であれば、出力管をオーバーロードの状態で使用しており出力管に厳しい動作をさせています。その為、出力管をセレクトせずに使用すると故障の原因になりますので、ご注意下さい。KT66 の製造期やコンディション等十分にセレクトしなければ使えないのです。
http://vintage-audio.jp/?p=499


LEAK(リーク) TL-12plus管球式パワーアンプ VintageAudio
http://vintage-audio.jp/?p=555

英国の標準アンプといえば、LEAK だというのは、今も昔も変わらぬ“常識”だったと思うのですが、国内での知名度は決して高くないメーカーですね。

ただ、国内のヴィンテージオーディオの様にまともな修理もされずに現状品で音質を語られても誤解されるだけで、大した事のないアンプと評価されてるんだろうと思います。

誰か著名な人が使っていたからという事で、流されていく日本人はある意味滑稽でもあります。

TANNOY にマランツ・QUAD・マッキン が日本の標準?

TANNOY も決して標準とは言えないが、それでも PYE 等高級 HiFiメーカーも高級機種には TANNOY は使用していましたので、TANNOY はそれなりの評価は出来ると思いますが、

「黄金のブリティッシュサウンド」とか言いながら、「TANNOY にマランツ・QUAD・マッキン」はないでしょう…

と思うのは私だけ?いやいや、わかってる人はわかっているんですね。

「黄金のブリティッシュサウンド」を目指すなら、最低限 LEAK を組み合わせないと駄目ですよ。標準機ですからね。

ただ、LEAK が最高ではないんです。当時の英国はある意味異常だったんで、LEAK 以上の上級機種は数多く存在します。

だから、最低限と言わせてもらいました。

時代は異なりますが、LEAK TL-12plus の上級機はオリジナルの TL-12 ですね。

BBCモニター LSU/10(Parmeko)に BBC仕様の TL-12が採用されていました。

LEAK のモノラルアンプ plus シリーズや STEREO シリーズは、現在でも数多く出回っており、比較的安価に入手する事が可能ですので、日本の標準機(マランツ・QUAD・マッキン)に疑問を持っている方は検討されるといいと思います。

するとより上級機の存在が気になるでしょうが…まぁ、それが普通の流れです。

研究することで、モノ用途、ステレオ用途、家庭用、家庭用PA、家庭用HiFi、業務機の区別が付く様になり、ますますヴィンテージオーディオの楽しみは広がっていきますね。

その入り口が英国の管球アンプでは、TL-12plus なのです。そんなアンプです・・・(*^。^*)


ただ、特に英国の HiFi系のアンプは、フォーミュラーカーの様な所があります。

かなりデリケートなので、経験豊富な技術者が適切なメンテナンスを施さなければ、本来の性能が発揮できません。オークション等で安価に購入できますが、結構な確率でそれは落とし穴なのです。気をつけて下さい。
http://vintage-audio.jp/?p=555


tadanoishikoroさん 2010/2/24
管球アンプに詳しい方にお尋ねします。

50〜60年代の古典的なイギリス製のアンプに興味があります。

現在クオードのもの使用しています。
満足していますが、当時他社はどんなアンプを出していたのでしょう。

わずかな知識で知っているのはリーク、ロジャースくらいです。

アメリカのビンテージアンプに関してはトランスのメーカーや、ワイヤー、コンデンサーなどのパーツにいたるまで研究され、情報も多いですが、イギリスの物についてはあまり聞きません。知っているところではパートリッジくらいです。

そこで皆さんが解る範囲で次のことを教えていただけたらと思います。

その一: 当時どのようなメーカーがあったのでしょう。また代表的なアンプはどんなものですか。

その二: BBCに納入されていたアンプの中でクオード、ロジャース以外にもあったのでしょうか。

その三: 当時のトランスメーカーにはどんな会社がありますか。また線材やコンデンサーメーカーについてもご存知ですか。

その四: 初期のころローサーやタンノイも自分のところでアンプを作っていたみたいですが、トランスなんかはどこのものをつかってい たんでしょうか。

ひとつだけでも結構です。皆様のお知恵を分けてください。


補足

貴重な情報有難うございます。フェランテですか。全く知りませんでした。

またデッカというのも盲点でした。

音も聴いたこと無いくせに、いつかは PX25アンプなどと大それたことを考えて、パートリッジのトランスを買い集めて暖めています。

回路についてはどうなんでしょう。

もう古典的な回路が定番になっているんでしょうか。
ローサーの自社アンプについての回路図なんて手に入るものなんでしょうか。
何かお分かりですか。


ベストアンサーに選ばれた回答 vi6125wさん 2010/2/26


tadanoishikoro さんが挙げられているメーカーとアンプで、ほとんどすべてではないでしょうか?

これら以外に何かあるとしても、超珍品だったりします。

クォードの 22とII型アンプは私も昔持っておりましたが、極めて良いアンプだと今でも思っています。

リークの方が良いと言う人もいますが、使用部品や回路から見て、クォードより格段に良いということはないでしょう。

これだけいろいろ調べられたのですから、もうご存知かも知れませんが、

http://www.lowthervoigtmuseum.org.uk/lowtheramps.html

Lowther Museum というサイトで、Lowther(ローサー、ラウザー)のアンプの写真が並んでおります。直熱三極管 PX25 をシングルもしくは PPで使った初期のアンプはクォードより上でしょう。

BBC関係だとクォードやロジャース以外に、パルメコというメーカーもありました。アンプをどのぐらい作ったのかは知りませんが、パルメコのトランスは今でも eBay で時々見かけるので、探している人もいるのだと思います。たぶん、音は良いのだと思います。

イギリスで忘れてはいけないブランドに Decca(デッカ)があります。

カートリッジとデコラというステレオ装置が有名ですが、初期のデコラに付いていたアンプ(やはりPX25)はすばらしい音がするという評判です。また、デッカのプリアンプが良いと言う人もいます。

トランスについて、どの市販アンプがどんなトランスを積んでいたかよく知りませんが、トランス単体なら、入手は大変困難ですが、Ferranti(フェランティ)のトランスが最高です。

特性的にもアメリカの Western Electric にひけを取りません。
(1950〜60年代よりさらに古典的になってしまいますが…)

完成品のアンプとしても、部品としても本当の極めつけは、何と言っても、ロンドン・ウエスタン/ウエストレックスの製品です。

ただ、数が少ないので、みつかったとしても大変高価です。


コンデンサーや抵抗に関しては、eBay で時々ヨーロッパ製を入手しますが、また、その中にはイギリス製も時々まじっていますが、作りからして 1930〜1960年代のアメリカ製に見劣りする場合がほとんどなのが残念です。

Ferrantiブランドのコンデンサーも買ったことがありますが、このメーカーは戦後急激にダメになっており、安物という感じだったのがちょっと悲しかったです。

**********************
補足:

友人宅で聴く限り PX25 はすばらしい音を出します。

RCA の UX250 に馬力で匹敵し、ほとんどの WE300B より繊細で味わい深いです。

鳴らすスピーカーにもよりますが、回路はトランス結合の古典回路がベストです。

トランスを入れると帯域が狭くなると思っている人が多いですが、フェランティクラスだと 20〜20,000Hzまでフラットです。特にシングルの場合、トランスを入れないと馬力が出ません。(もっと馬力が欲しい場合は、帯域はカマボコ型になり、ゲインも下がりますが、チョーク結合が良い結果を出します。)

ローサーのアンプは写真で見る限り、段間トランスらしきものがシャーシに乗っていないので、コンデンサー結合だと思います。

PM-4 や PM-2 にホーンをつけたらどんなアンプでもバンバン鳴るので、段間トランスを敢えて使っていないのだと思います。

タンノイや Axiom 80 などをお使いでしたら、ぜひともトランス結合またはチョーク結合をおすすめします。

その際、出力トランスと段間トランスは、もし入手出来ればフェランティ、入手出来なければアメリカ製になりますが UTC の Sシリーズが絶対のおすすめです。

さらに、電源回路の最初の平滑コンデンサーをオイルコンデンサー(8mFで十分)にしますと、古典球は本来の実力を発揮してくれます。

ローサーのアンプの回路はみつかりませんが、浅野勇著『魅惑の真空管アンプ』にPX25を使った古典回路がいくつか紹介されており、ローサーの回路もこれに近いものではないかと思います(大昔はそんなに多くの選択肢がなかったため)。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1237153507


Lowther(ローサー、ラウザー)の真空管アンプ
http://www.lowthervoigtmuseum.org.uk/lowtheramps.html

ドイツの音楽はドイツの真空管アンプで聴こうよ
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/698.html


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/710.html#c33

[リバイバル3] 本当のブリティッシュ・サウンドはタンノイではなくヴァイタボックス 中川隆
34. 中川隆[-7624] koaQ7Jey 2017年5月17日 18:11:00 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

今、真空管アンプを買うとしたら EAR でしょうか。


EAR - ヨシノトレーディング
http://www.yoshinotrading.jp/products/ear/

真空管パワーアンプの音質は出力管ではなくトランスで殆ど決まってしまいますから、EAR の様なトランスが優れている製品を買わないといけないのですね:


オヤイデ電気にはCSシリーズという25年間製造し続けているダウントランスがあります。これはCSトランスの組み立て前。トランス巻き職人さんから納入されたトランス本体に、オヤイデ電気で各種配線を施して完成となります。

CSトランスは、機能的には通常200V-100V、希望によりアメリカ製品などに適合する200V-117Vの電圧変換を行えるダウントランス。電圧変換ができるのはもちろんのこと、絶縁トランスとしても機能しますので、電源経路に乗ったノイズを遮断できるメリットもあります。ただ、これはCSトランスに限ったことではなく、ダウントランス全般に言えることです。

CSトランスは、その道数十年のトランス巻き職人さんお一人の手作業により、一台一台丁寧に造られています。トランス巻きは本当に技術と経験と勘が必要な仕事らしく、その職人さんの腕次第で、唸なりが出たり出なかったり、音質の善し悪しも雲泥の差になるそうです。

正直、CSトランスを造っている職人さんはオーディオ界の人間国宝のようなもので、この職人さんがいなくなったら、CSトランスは誰にも造れないので製造終了となるでしょう。


そういえば、フォノイコライザー834Pや管球アンプで有名なEARも、主催のティム・デ・パラビッチーニ氏自らが巻いたトランスを搭載した比較的初期のモデルが、その後のモデルより音が良いとか言われてますね。

ちなみに、以前、オヤイデのCSトランスを真似たダウントランスをどこかのメーカーが製品化したのですが、巻き線がきちんとされておらず、唸りは出るわ、使い物にならないわで、すぐに市場から消えたそうです。
http://oyaide-blog.blogspot.jp/2010/06/cs.html

37 :ヤフオクの詐欺師、denden95でございます。:2008/06/07(土) 16:44:45 ID:w+QT+D9P

EAR はイギリス人のティム・デ・パラビチーニが日本人スチュワーデス吉野をなんぱして、手篭めにしああげく女房にして立ち上げた管球オーディオブランドなのです。

造るやつがエロいので、音のほうもエロいんですが内部の真空管がロシア製なので、エロいアンプが台無しです。

45 : 仙人短 ◆TANPanX3xc : 2008/06/07(土) 17:12:21 ID:UbVbvxUd
>>37
エロいので〜

オーディオにエロさが無くなれば、それはよもや、オーディオではない。
僕等がそれに注目出来る訳は、そこに、理(タナトス)ではなく。感情(エロス)と見ているからです。

魔王「あんたの話も、ようワカランが。つまり?」

閻魔「エロい方が、むしろ正解。オーディオ的には、だけど・・・」

短「閻魔は最近、凄い事言うよね・・・」


58 : 自称ヤフオクのアタナトス帝王、denden95でございます。 : 2008/06/08(日)

EAR MC-4 は買わないほうが良い。あれはティム自身がトランス巻いてないぞ。

どうやら部下にやらせているのだ。

狙い目は初期のMC-3だ。

834P−5 もダメ。5Ωからで2〜3Ωには対応できていないし、下っ端の技術者にトランス巻かせてる。

初期の834P を中古で手に入れて真空管を全て交換するのがベストじゃ。

現行品には手を出さないほうが良い。


859/861/834L/834P/V20 まではティムの本物の手巻きのトランスだ。

それ以降はやめておくことじゃ。

EAR の製品の価値はティムの手巻きのトランスにあるのだからな。
http://mimizun.com/log/2ch/pav/1212015207/


無限の宇宙感(観)に腰を抜かす。 EAR V20 Amp

ソロボーカルからメジャーなJazz、モノ収録のピアノやバイオリン そして冨田でしょ!

完璧な明るい明瞭系、解像度も高く速度感も良い、全ての音が完璧に出ているその上に・・・・

パラビッチーニが薄笑いしている音です。

美音系なのでしょうかね?? 
解像度を上げるだけ上げてクッキリ系にしたら味も素っ気も無い

だからといって美音を加えるとオペアンプの音が前に出てきてホームセンターで売っているコンポの音になっちゃいます、安い日本製コンポを批判しているわけでは有りません。

表現出来ない域を美音と味で誤魔化していないんです、

全て出して更にその上にパラビッチーニが脳を刺激し無限の広がりといつまでも聴いていたい味付け?何かを加えています。

120%の音なんです、20%がパラビッチーノの腕なんですね。

トランスは自分で巻いているという噂も本当だね。

何かが加味された音って病みつきになります、マークレビンソンの音を聞いたときと同じ感動です
http://www.tamaroya.com/tamaroya_tanken/tamaroya_tanken.html


EARのV20 1998年4月

 以前、ダイナミックオーディオ・サウンドハウスで試聴し、好感を持っていたので、さっそくこれも自宅試聴することになりました。

 一聴して、伸びやかな低域と高域、独特の色気と艶、そしてプレゼンスの見事さに引き込まれてしまいました。

 回路に詳しい友人達は、片チャンネルに10本も12AX7を使って、しかも元々、出力管でない真空管をこのように使うこと自体、無理があり、良い音になるはずは無い、と言うことなのですが、あの音を聴いてしまっては、そんな言葉も空虚に聞こえてしまいます。

 このサウンドを一言で喩えるなら、「デカダンス」でしょう。

 かつての名女優デートリッヒの、ちょっとけだるくタバコをくゆらす姿が浮かんでくる様です。

 制作者パラピービッチーニ氏は、きっとこの「デカダンス」がわかるアンプ制作者ではないでしょうか?
http://www.kusunoki.jp.net/audio/audiohistory/history99.html

EAR V12は V20の後継機とのことですが、EARでも特異なV20独特な妖艶さは薄れました。

願わくば、V20の独特な艶のある中高域と890のような歯切れのいい低域、861のような濃厚さをを兼ね揃えたパワーアンプを出してほしいです。
http://community.phileweb.com/mypage/entry/3260/20120126/28305/

■ EAR V20 ■
http://www.kusunoki.jp.net/audio/EAR/V20.html

EARの名を一躍有名にしたのは、同社を主催するティム・ディ・パラビッチーニが1980年に ピンク・フロイドのプライベート・スタジオに同社のプロ用パワーアンプが入ったのに続き、 ポール・マッカートニー所有の STUDER のデッキをチューンしたあたりからでしょう。

知る人ぞ知る、1977年に颯爽と登場した Michaelson&Austin の TVA-1 の回路設計も彼が手がけています。

EAR(エソテリック・オーディオ・リサーチ)は1979年ケンブリッジ近郊のハンティングトンに 設立。日本には1995年発売されたテレビの水平偏向出力管であるEL519/6KG6という真空管を 使用した EAR859 で初登場となります。

技術的にはエンハンス・トライオードモードという回路を使用しているのが特徴。
その彼がお気に入りの真空管 12AX7(ECC83) を片チャンネルあたり10本使って作り上げたのが V20。 日本では1997年年末に初めて紹介されています。

プレート損失1Wのハイμ小型三極管の12AX7を10本パラレルで使用し、プレート損失10W、 プラスグリッド・ドライブのプッシュプル動作として20Wの出力となっています。

出力トランスにはプレート巻線とカソード巻線が同一インピーダンスで4巻線設けてあり、 プレート負荷、カソード負荷を同時に出力トランスに送り込む「バランスト・プッシュプル・サー キット」なる回路技術で作り上げた、正面から見るとミッキーマウスの顔の様で、愛嬌もあり、 見た目にも美しいアンプの一つだと思います。

ちょっと線が細くて、力強さはあまり感じませんが、浮遊感の描写にも長けた、艶やかでしなやか、 美音の極値を聴くことが出来る、数少ないアンプの一つであることは間違いありません。
http://www.kusunoki.jp.net/audio/EAR/V20.html


■ EAR V12 ■
http://www.kusunoki.jp.net/audio/EAR/EAR_V12.html

拙宅にEAR V12がやって来ました。
これ、試聴機ではなく、発作が起きて、購入してしまったシロモノです。


入力はRCAアンバランス入力が系統5。今やほとんど使わなくなってしまったTAPE OUTもあります。

使用真空管はECC88(12AX7) 10本、EL84 12本。

入力段にECC88を片チャンネル2本使用し、さらに3本のECC88で位相反転し、出力段に送られ、V20とは違って、片チャンネル6本のEL84と EARオリジナルのスペシャルトランスの組み合わせで、50Wの出力を叩き出します。

V20のような細身ではなく、中低域は実に分厚く濃厚です。

V20では高域がやや荒く、僅かに歪みっぽさがありましたが、V12はボリュームを上げていってもまったくそのような感じがありません。

それでいて繊細さに加え、透明感もV20を遙かに凌駕しています。

幼い頃は膝上にだっこして一緒に音楽を聴いたりしていた遠縁の親戚の子が久しぶりに姿を見せたと思ったら、アニメ顔負けの はちきれんばかりの胸元Yラインの見事な美少女に成長していて、「こんなに大きくなっちゃったら、だっこしてエスカフローネを聴かせて、 なんて、もう、言えないね」と、ソファーに並んで座って、鼻が触れ合うくらいの距離、吐息が頬を撫でていく近さでニッコリ微笑まれ、 しどろもどろになってしまう感じ、と言いましょうか(あ、これ、今年のお正月の実話です)、 元V20遣いとしては、いやはや本当にビックリ、目を見張るほどの音です。

First Watt SIT 1の解像度抜群、透明感、空間描写能抜群の音には、そりゃぁ、敵わないでしょう。

おそらく音を聴かせたら、10人中8人は、First Watt SIT 1の方が良い音、正しい音、と答えると思います。

でも、個人的には、何かよそよそしいというか、距離感を感じていました。

昨秋には、EAR paravicini 312 や、EAR912 の試聴機をわざわざ取り寄せ、Paravicini氏には申し訳ないことに、プリアンプの購入には至りませんでした。

しかも、一度、V12は拙宅で試聴機を貸し出してもらって拙宅で試聴しているにもかかわらず、その時には解像度、空間分解能抜群、 切れ味抜群のFirst Watt SIT-1に軍配を上げたはずなのに、今回はまったく結果が違ってしまいました。

いったい、あの時と何が違っているのか?

答えは、AETのEvidence ACの電源プラグをフルテックに交換したこと、です。

実は、フルテックの電源プラグに換えて、一時、気になっていた高域の一部の帯域のエネルギー感がおさまったと同時に、ローエンドも、 高域も伸びやかになって、ストレスのない音を奏でるようになってしまって、驚きを禁じえませんでした。

かつてのV20の音も好きだったのですが、ああ、やっぱり、僕はこういった音が好きなんだ。

良い音と好きな音は違うということを、改めて実感した次第です。
http://www.kusunoki.jp.net/audio/EAR/EAR_V12.html

2016インターナショナルオーディオショー感想+おまけ - Innocent Key

EARです。

http://innocent-key.com/wordpress/?p=7036

ここは完全に独自の世界です。個人的に真空管はそれほど好きじゃないのですがEARは聞かせます。好みではないが確かな説得力が有るというのは相当の実力がある証拠です。非常にレベルが上ってくると好みを超越した絶対的な説得力が出てきますがEARはそれを持っています。EARは何を聞いても悪いと思ったことがありません。それだけ圧倒的な世界観を構築しています。

音は明らかに個性的で、原音忠実とか無色透明とは程遠い方向性です。かなり濃厚でどろっとしている雰囲気があります。古いジャズとか艶めかしいボーカルの曲とかが合いそうです。ただし重要な事があります。この説明だけだと典型的な見通しの悪い、濁った質の悪いアナログとか真空管のイメージとかぶってしまうのですが、EARは優れた透明感がありアナログの質感と両立しています。そこは重要な違いです。

現代ハイエンドの典型的な描写がアクリルとかガラスのような硬質なものを透明に磨き上げて風景を見ているイメージなのですが、EARはそうじゃなくて粘性がありながらもかなり透明度の高い液体がゆらゆらゆれている水面ごしに風景を見ている感じでしょうか?表現が難しいです。決して忠実ではないとわかっていてもその音は心地よいのです。

悪い真空管やアナログは水面が不純物だらけで濁っているのですが、EARは真空管でありながらもレベルの低い価格だけのハイエンド機よりおそらく透明度が高いです。なのでEARはオーケストラとかも良い雰囲気でなると思いますが、音数が少ない曲のほうが一つ一つの音色にじっくり集中できていいでしょうね。とにかく理屈じゃない魅力があります。
http://innocent-key.com/wordpress/?p=7036


EAR VS サンバレー!
http://tubeaudio.exblog.jp/25439473/

プロフェッショナル用のレコーダーやアナログレコードのカッティングマシン、マイクロフォンアンプ、イコライザー等々を含むレコーディング機器のみならず、ハイエンド民生用真空管機器で知られるイギリスの EAR(Esoteric Audio Research)の音をたっぷり聴いてみようということでヨシノトレーディングのKさんにゲストでお越しいただきました。

設計者ティム・デ・パラビッチーニさんの主張やEARの音の魅力を実際自分の耳で聴いて確認できる2時間です。

http://tubeaudio.exblog.jp/iv/detail/?s=25439473&i=201603%2F02%2F85%2Fb0350085_12344154.jpg


スタジオに登場した最上級真空管プリ

EAR 912
http://www.yoshinotrading.jp/product-details/912/


レコーディング/マスタリングスタジオでのプレイバック用にデザインされた多機能プリアンプです。

http://tubeaudio.exblog.jp/iv/detail/?s=25439473&i=201603%2F02%2F85%2Fb0350085_12343831.jpg


写真に写っているターンテーブルは同じくヨシノさん扱いの Clear Audio。

収録では

ラックスマンのベルトドライブターンテーブル + オーディオテクニカAT33

をリファレンスに使いました。


http://tubeaudio.exblog.jp/iv/detail/?s=25439473&i=201603%2F02%2F85%2Fb0350085_12343687.jpg


最初に登場したのは

EAR V12
http://www.yoshinotrading.jp/product-details/v12/


EL84 の3パラPPで 50W/chのプリメインです。

面白いと思ったのは電圧増幅段に ECC83(12AX7)が 5本/ch使われていること。

Kさんによれば前作 V20 の回路の名残りとのことでした。

Kさんの指示で単独でなくプリ(912)を使って音出し。
やはりプリは必要なんだよね!という点で激しく同意!!

EAR の音というと暖色系でしなやかさと艶があり、Kさんはこれを”Moist”(湿度感のある)と表現されていましたが、まさにそんな音。

或る意味個性的でありながらも、一度この妖しい音に魅せられると他のブランドのアンプの音では物足らなくなる…そんなコアなファンに支えられている EAR の世界観です。

フワッとしたヴェールを一枚被ったような空気感が独自の世界観を作り上げています。

http://tubeaudio.exblog.jp/iv/detail/?s=25439473&i=201603%2F02%2F85%2Fb0350085_12343189.jpg


続いて登場は

EAR 890
http://www.yoshinotrading.jp/product-details/ear-890/


ここからはアッテネータレスのパワーアンプです。

このアンプは KT90 のパラPPでステレオ 70W/モノ140W の切り替えが可能。

EARのアンプは東欧製の現行球を使っていることが多いのですが、ボンネット越しに見える KT90 はJJ製かな?…という感じでした。もちろん EARマーク入りの選別品です。

http://tubeaudio.exblog.jp/iv/detail/?s=25439473&i=201603%2F02%2F85%2Fb0350085_12342872.jpg


これが上からのショット。

電源トランスが全面中央、出力トランスが背面左右にレイアウトされた独特のデザインです。

これを見るとパラヴィッチーニさんが 70年代に設計した

マイケルソン&オースチン TVA-1
http://audio-heritage.jp/MICHAELSONandAUSTIN/amp/tva-1.html


に共通した何かを感じます。

ちなみにパラヴィッチーニさんは一時期、ラックスに招聘されていたことをご存じの方も多いかもしれませんね。

この 890 はひと言で言えば更に”熱い音”。

ざっくりと大きめの粒立ちを際立たせながら豪放磊落に鳴らすのに向いているアンプと感じました。

日本製の真空管アンプでは決して聴けない何か…それが何かと言っても適当なワードが思い浮かびませんが、ある意味”追い込み過ぎない”良さというか、磨き上げすぎて音ばかりに耳が行ってしまいがちな現代オーディオに一石を投ずる存在としてこのパワーアンプの存在は愉悦的ですらあります。

http://tubeaudio.exblog.jp/iv/detail/?s=25439473&i=201603%2F02%2F85%2Fb0350085_12342262.jpg


そして3機種目は EAR のファーストモデルにして今でもリファレンスとして君臨する

EAR 509
http://www.yoshinotrading.jp/product-details/ear-509/


スタジオユースのために設計された PL519 のモノラルPP(100W/ch)です。

PL519 は元々 TV用の水平出力管。

私もこのアンプを聴くの初めてだったので興味津々でしたが、この 509 は他の EARアンプとは全く違った表情を見せました。


暖炉の前で人々が集うようなリラックスを感じさせる EAR のイメージとは一線を画すシャープでハイディフィニッションな音。

低域の締まり具合も他のモデルとは全く異なります。

スタジオでのモニター用途というだけあって他のモデルよりかなり客観性のある表現で、V12 や 890 からは聴こえてこなかった音のエッジも現代スピーカーとのマッチング上、有利といえます。

初めて Marantz9 を聴いた時のことを思い出しました。
そんなリリシズムを感じさせる表現です。

Kさんとの対談のなかで、EAR というブランドはオーディオ用途以外の真空管をファイナルに使ったり、Enhanced Triode Mode というある種エキセントリックな動作回路を発明したりされていますが、コンベンショナルな回路や真空管はなぜ使わないんでしょうね、300B や 2A3 というタマは決して EAR からは出てきませんね…

という風に水を向けたところ、Kさんが仰るには

既にあるものを焼き直したり改善して何かを良くするという発想ではなく、パラヴィッチーニさんば常に他にないもの、新しいものを指向しているんです…

と仰っていました。ナルホドそれは素晴らしい!
http://tubeaudio.exblog.jp/25439473/


2011年05月17日 21:56

今日はEAR社が世界に衝撃を与えたインテグレーテッド・アンプV20の概要を技術的に論考してみたいと思います。

当該V20の特長は何と言っても ECC83/12AX7Aという、どう考えても電圧増幅にしか使えそうにないハイμ双三極管を出力段に10パラ・プッシュプル増幅にて採用したことです。

ではその無謀なと言いたくなる増幅回路がどのようにして実現できたのかと言いますと、

プラスバイアス領域にアイドリング・ポイントをもってきて低インピーダンス動作として、加えてプレート負荷巻き線と同じ巻き線をカソード負荷にしてAC結合スイングさせた訳です(回路図参照)。

これをEAR社は「エンハンスド・トライオード・モード」と呼んでいますが、つまりグリッドに電流を流してまで低インピーダンス・スイングし、更にプレート・スイングとカソード・スイングを負荷トランスにて加算合成するという手法です。


概算ですが、仮にプレート電圧250V、プレート電流 4mAx10、負荷5kΩとするとスイング電圧360Vp-p前後、更にプレート・スイングとカソード・スイングを加算合成した出力は23W程度となります。

よってカタログスペックの20W+20Wは問題なく保証できる訳ですね。

更にはオーバーオールNFB無しでDF10を実現しているのですから、立派としか言い様がありません。


よくもまあ、このようなことを考えついたものです。その上当該モデル専用にECC83まで特注製造させたとのことですから、パラビッチーニ氏の考察力と情熱には敬服します。

但し、出力管ECC83の経年劣化を考えると、当初の音質性能が何時まで聴けるかは何とも言えません。実際に僅かながら濁りを感じる、という変化も試聴したことがありますので。メーカー発表の推定ライフは8千時間だそうですので、この辺りも考慮に入れておくべきでしょう。


尚、メーカー発表のオリジナル回路は拝見しておりませんので、掲載した回路図はあくまで私個人の推測であり、細かな部分は実際と異なります。が、概略としては近い筈です。

また、ドライブ段(ECC82/12AU7A)にはNESTフィードバック方式なる回路が採用されているとのことですが、これがどのようなものかは不明です。


個人的見解ですけれども、スピーカーのドライブ性能や音楽的エネルギー、音像表現性能という観点からすると、EAR社を超えるアンプ製品は他メーカーにはなかなか存在しないと感じています。

しかしながら同社アンプはベターではあってもベストであるとは申しません。量産製品であるが故の妥協もあるのでしょうから。

私は技術屋としてアンプを完成させた際に特性測定に加えて必ず確認することがあります。

それは音像表現性能なのですが、ウィーンフィルやベルリンフィルの名盤(ステレオ・ワンマイク録音盤)の音像がどのように表現されるかをじっくり観ます。それが理想に近いか否かが私の性能判断基準なのですけれども、この観点からするとアンプ製品の多くは不合格と言わざるをえない状況です。

しかしながらパラビッチーニ氏の作品はすべてではないにしても合格の範囲内に入る製品があり、その好例が前項に挙げたV20である訳です。

それがEAR社アンプ製品をベターであると申す理由です。


またこれまで何度か言及した真空管アンプの放熱についてですが、これから暑い季節を迎えますからメーカーも一般愛好家も是非空冷ファンを活用されますようにと申し添えたいと思います。

最近は技術も進んで大変優れた静音ファンが容易に入手可能です。これを底板などに装備されるだけで真空管に限らずアンプ自体の信頼性や寿命に貢献するでしょうから、機構的に環境的に取り付け可能であれば是非とも。
http://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=1008581&id=26531942

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/710.html#c34

[リバイバル3] 本当のブリティッシュ・サウンドはタンノイではなくヴァイタボックス 中川隆
35. 中川隆[-7623] koaQ7Jey 2017年5月17日 21:03:20 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

中古ハイエンドオーディオ&ヴィンテージオーディオ Audio Dripper TOKYO

英国製オリジナル・キャビネット 現行復刻版 販売価格 ¥8,000,000

中古 VITAVOX CN191 ヴァイタボックス・コーナーホーン 【ご成約】 2017/02/04
http://audiodripper.jp/vitavox-cn191-used


英国 VITAVOX CN191 コーナーホーン 

1947年から現代まで続くオールホーンスピーカー


VITAVOX CN191 は、世界で一番音楽に煩いと言われる英国人が70年前に造ったスピーカー

上の写真は旧カフェを試聴ルームに急ごしらえし、VITAVOX CN-191 を搬入して音楽が鳴り始めた時間。試聴ルームの窓からの風景です。遠くに富士山と浅間山が見えます。

CN191 からは音楽サロンをやっておられたオーナーの愛聴盤「Anne-Sophie Mutter-Andre Previn/チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲2番」。ある程度の左右バランスをとったあたりから堂々と艶やかに、含みある鳴り方になりました。

Vitavox CN191 でこういう事は稀です。弦の艶や厳しさ、演奏者の呼吸も伝わる表現。部屋のSN比が高いのでホールトーンが消えていく空気の揺らぎや暗騒音も体感できます。しかも部屋40畳程あるサロンのどこで聴いても同じような体験ができる程。

構造は分厚いコンクリートが基礎からたちあがっているため、CN191 は台地にセットした状態と同じ。壁は漆喰と無垢板材で嫌な響きが出ません。

天高は3.6mで平行面がない構造。


床が強ければ10畳程の広さでも愉しめる CN191。
40畳あればリアルサイズまで世界を広げます。

Yo-Yo Ma のチェロ/ソロ曲にいたってはその場で弾いている様な錯覚に陥るリアリズム。昨今のサウンドステージという生易しいものではありません。こちらもスピーカーから 10m以上離れていても聴く満足感は変わりません。

スピーカーの真中で聴く事を意識する必要がない VITAVOX CN191。

実はスピーカー前面1.5メートルぐらいからでも定位して聴けます!
部屋の広さよりは床面の強度が必要なスピーカーでもあります。


このコーナーホーンを良好に鳴らすために、現在 3.6mの天井高の無垢木造建築、床コンクリート立ち上げの旧音楽サロンをご用意しました。

朗々と艶やかなサウンドがお聴きできます。

イギリス VITAVOX CN191 赤コーションモデル(VITAVOX社 買収前のモデル) 【ご成約 ありがとうございました】


英国製オリジナル・キャビネット(キャビネット他整備します) 
現行復刻版 販売価格 ¥8,000,000.


中古 イギリスVITAVOX CN191 虎目左右対称


シンフォニーから弦楽四重奏、ピアノ、声楽、オペラなどクラシック音楽の陰影感、ダイナミズムをリアルサイズで表現しきるスピーカー。

もちろんドライバー&高能率・軽量コーンの 15インチウーファーなので JAZZ なども楽しめます。

この場合アッテネーターを2つほど解放すると良いノリがでました。

個体差が大きい CN191 ですが、個人でも CN191 や VITAVOX ユニットを使用していたスタッフが自信をもっておすすめできる個体。

CN191 中期の個体(レッドコーション)。前面突板は左右対称です。

虎目が揃った CN191 は非常に少ないもので、過去にカタログでしか見た事がありません。もちろんイギリス本国で製作された、オリジナル・キャビネットで裏面レッド・コーションにサインが入っています。下の CN191と同時代のモデル。

壁面に設置しなくても充分なLOWの量感と質です。左右音圧は揃っています。
オリジナル状態のキャビネットの仕上がりを極力壊さない整備をした後にご納品予定(クレーン搬入作業も可能)。

雑誌などで初期 CN191と混同した記載がありますが、中期モデルは壁面置きにしなくとも低音が不足するという事はありません。時代変遷でトーン&マナーが変わっています。私どもではこの時代の CN191が現代の住宅事情とフィットしていると考えます。

Vitavox CN191 JBL Hartsfield ハーツフィールド
USED VITAVOX CN191(この個体と同じ世代のモデル

ホーンユニット&ドライバー
ホーンユニット& S2ドライバー

戦前の音源から、意外と現代の音楽ソースまで幅広く対応しますが、クラシック音楽の響きや香り、沁みいるサウンドを保持して部屋のどこで聴いても音楽が在ることを知る事ができるスピーカーはそう多くはありません。

この CN191 から15メートル離れたテーブルで聴いても、目の前すぐの距離で聴いても、いずれも「音楽」を聴いている満足感があると思います。

またいかなるハイエンドスピーカーを調教しても味わえない世界がある事を確然に感じて頂けるオールコーナーホーン。

導入を考えている方のご試聴のみお受けします。


■英国 Vitavox BASS BIN オリジナル・セット ASK 

世界的にも稀な逸品。CN123マルチセルラホーン等本物のシアターユニットで構成されたお品。

…….お品、、、なんて、可愛いモンじゃないですが、男のブリティッシュ・サウンド、挑戦されてみてください。(ご案内はオーナー様の気分次第ですがよろしくどうぞ!)

VITAVOXのシアター系スピーカーで、高さ2m30cmで重量は片CHあたり 260kg程しかありません。シアタースピーカーのスタンダードサイズです。

vitavox-bass-bin. 英国シアタースピーカー

昨今のスピーカーの世界を優に超越しています。価格という分かりやすいスケールは意味がなく、スピーカーだけではなく、入れる箱(部屋)がないとサウンド云々は語れない世界。CN191 も同様です。
http://audiodripper.jp/vitavox-cn191-used


ヴァイタヴォックス・ファンに朗報!!往年のAK151ウーファーとS2コンプレッションドライバーが再発売!!
2012年11月 7日/Stereo Sound ONLINE編集部・KN
http://www.stereosound.co.jp/news/article/2012/11/07/15388.html


 英ヴァイタヴォックスのヴィンテージ・スピーカーユニット、AK151・15インチ径ウーファー(アルニコマグネット・タイプ、正確にはチコナルGマグネットと呼ばれる。以下、アルニコ型と略)とS2コンプレッションドライバーが、このほど復刻・再発売されることになった。

これはベテランのヴァイタヴォックス・ファンにはたまらない朗報だろう。
 なにしろ、ヴァイタヴォックス製品の輸入が途絶えて久しく、しかも1970年に、同社の最高級コンシューマー用スピーカーシステムCN191コーナーホーンが初めて正式に輸入されたときには、15インチ径ウーファーはアルニコ型のAK151ではなく、フェライトマグネット・タイプのAK155に換装されていたからだ。

そのため、熱烈なヴァイタヴォックス・ファンの中には、八方手を尽してAK151を入手し、AK155と換装していた人もいたくらいである(現在も愛用中とか)。

 では、なぜ、AK151ウーファーやS2コンプレッションドライバーが復刻・再生産されるようになったのか。

それは、同じ英国のオクターブ・オーディオ社(マイク・ハーヴェイ社長。ドイツのオクターブ社とは異なる)が、ヴァイタヴォックス社を強力に支援することになったからだ。

 ここで、ヴァイタヴォックス社の略歴を記すと、

同社は1931年にレナード(レン)・ヤングによりウェストモーランドで創立された。

そして著名な劇場やホール用に開発された大型業務用スピーカーシステム BASS BINをはじめ、アンティーク家具を想わせる見事な仕上げの CN191コーナーホーンなどを世に送り出してきた。

 今回、再発売される AK151 は、見るからに惚れ惚れとする分厚いフレームを備えた、いかにも堅牢そうなウーファーで、美しいハンマートーン塗装が施されている。

いまだに根強いファンがいるのも頷ける頼もしい限りのユニットだ。

500Hz以上を受け持つコンプレッションドライバー S2は、3インチ径アルミ合金ダイアフラムを、磁束密度16,000ガウス、総磁束150,000マックスウェルを誇る磁気回路で駆動する強力型である。

また、S2装着用に、R300Wという型名の木製ラジアルホーン(往年のCN157ホーンの後継)も用意されている。


問い合わせ先 今井商事(株)
http://www.imaico.co.jp/

VITAVOX CN-191 2009年6月28日 投稿者: audioagent
https://audioagent.wordpress.com/2009/06/28/vitavox-cn-191/


VITAVOX_CN-191 〜最高級コーナーホーン〜

●ヤフオクにてヴァイタボックスのあの CN-191コーナーホーンを見つけました。

当時360万円もしたというコーナーホーン型高級スピーカです。

ヴァイダボックスの最高級家庭用スピーカーとして誕生したCN-191コーナーホーンで、ウーハとドライバ+ホーンの2ウェイ構成です。

特筆すべきはクリプシュホーンを搭載したエンクロージャーです。

これは熟練木工技術者によるハンドメイドで、最高級品にふさわしい芸術といえるほどの優美なデザインを誇っていますね。

同じ構成で小型の MAJOR もありますが、やはりフルオケの迫力ある演奏を満喫するには CN-191 が最高だと思います。 

●低域のホーンにはクリプシュ・ホーンが採用されています。

コーナー型折り曲げ・ホーン・エンクロージャーに、ホーンロード用に強力な磁気回路を持つユニット AK-157(CN351)を用い、高域には優れたドライバと評価の高い S-2ドライバー(CN149)にディスパーシブ・ホーン CN-481 を組み合わせています。

ネットワークはNW-500でクロスオーバは500Hzとなっています。

15Ωという歴史を感じさせるインピーダンスですが、帯域は 20Hz〜20kHzをクリアしていてこのあたりは流石ですね。

かなりのパワーを使ってホーンを利かせる設計のため、100W という当時ではかなりのハイパワーを必要とするスピーカとなっています。

外形も、幅760×高さ1300×奥行684mmとかなりの大型で、115kgという床の抜けそうな重さをしています。

●音は、ホーン独特の癖があり、ローエンド・ハイエンドはあまり伸びていないのですが、魅力的な中域が印象的です。

ただし、それなりのアンプを繋いで、かなりの音量で鳴らさないと、ホーン本来の良さが出てこないので、私のウサギ小屋では設置すること自体に無理があります、、、トホホ。

しかし、しっかり鳴らされたヴァイタはそれはもう素晴らしいものです。

歯切れが良いというか、ダンピングではない音離れの良い音です。

そしてオーケストラのスケール感といい、臨場感といい、大変素晴らしいものがあります。

めったに聞くことの無い珍しいスピーカですが、聞くたびに結構音色が違うのには驚きます。

吉祥寺の CN191 が置かれている喫茶店では、ヴァイタにしては小音量だからでしょうか、となりのタンノイの方が美しく音楽を奏でてくれているのが残念でした。

このスピーカを鳴らしこむのは難しいなぁ、というのが正直な感想です。

●開始価格が\135万と高額なため、0BIDですが、なかなか綺麗な感じがしました。

この時期ですから、とても手の届く品物ではありませんが、\130万が相場、\80万で即買いと勝手に値付けいたしました。

鳴らしこむためには、アンプも部屋も、そしてチューニングする人の耳も要求される、じゃじゃ馬みたいなスピーカですが、それだけに飼いならした後はただの高級システムとは異次元の満足感に浸れることでしょう。

それにしてもこんなすんごいスピーカ、どんな人が買えるのでしょう。
https://audioagent.wordpress.com/2009/06/28/vitavox-cn-191/


2011-11-12 すごい装置


今晩はオーディオマニアのKさんに招かれてご自慢の装置の音を聞きに行った。

まず案内された部屋がすごい。

15年程前に建てられたそうだが、鉄筋コンクリート造りで約30畳程の広さ。
加えて天井も十分高い。また防音能力も良い、外へ出るとほとんど音が漏れてこない。

うらやましい限りのリスニングルームである。
ただ音響的にはかなりライブな感じだ。少し響きすぎる所もあるので、もう少しデッド気味にしても良いかもしれない。

装置の方はもうすごいものばかりで、ただただ目を見張るものばかりだった。

伊藤喜多男氏制作の数々の管球プリ、パワーアンプ。カンノ製の管球アンプ。

レコードプレイヤーはEMT927。

そしてなんと言ってもすごいのがスピーカー。

ヴァイタボックスの Bass-Bin。劇場用の巨大システムである。

そしてサブスピーカーには同じくヴァイタの CN-191。

この他にも各種電源。CDプレイヤー、コンバーター。
300B を初めとする真空管の数々。

もう圧巻でただ口をアングリするばかりだ。

 写真

上:広いリスニングルームと巨大スピーカー、管球アンプ群
http://f.hatena.ne.jp/wasakoki7778/20111112194507

中:私がかつて憧れたヴァイタボックスCN-191
http://f.hatena.ne.jp/wasakoki7778/20111112193129
    
下:プリアンプやCDプレイヤー、EMT927など
http://f.hatena.ne.jp/wasakoki7778/20111112193154


 さて持参したレコードなどを聴かせて貰った感想だが、

巨大スピーカーの割には低域がイマイチかもしれない。

38cmウーファーを片チャン2発使っている割にはそれほど出てないように感じる。

オーケストラなどを聴くとスケール感は流石に良く出ているので、低域はそれなりに出ているのかもしれないが、聴感上はそんなに感じない。

音の分離は良かった。またノイズもほとんど聞こえてこない。この辺は見事だ。

ただ我が家でジャズを聴く時と比べて音が前に出てこないように感じた。
また音に少し表情が付かないようにも思える。
従って女性ヴォーカルなどを聴いた時は、余り色気を感じなかった。

全体の感想としてもう少し装置を簡素化した方がもっと良い音になるのではないかと思う。

Kさんはやはり機械が好きなのかもしれない。その証拠にバイクもお好きなようで BMWを初めとした大型バイクを7台もお持ちだ。凝り性なんですね。

それにしても懐に余裕が無ければオーディオにもバイクにもこんなにお金をかけられまい。この2つの趣味で優に家1軒以上は軽く建つだろう。貧乏人の私から見れば、それだけ趣味にかけられると言うのはすごい事だし、並々ならぬ情熱を感じる。Kさんは私よりまだ若いし独身なので、カミサンの目を気にする事もなく、まだまだ趣味に邁進できそうだ。この先、あの素晴らしいスピーカーがどんな鳴り方に変貌するか楽しみである。
http://d.hatena.ne.jp/wasakoki7778/20111112/1321109351


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/710.html#c35

[リバイバル3] 本当のブリティッシュ・サウンドはタンノイではなくヴァイタボックス 中川隆
36. 中川隆[-7622] koaQ7Jey 2017年5月17日 21:58:02 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

ヴァイタボックス CN-191 は家庭の居間に置くスピーカーではない

ここまで、書いてきてふと思い出したことがある。

昔、昔のそのまた昔、五味康祐さん(故人:作家)の著作「西方の音」の多大な影響を受けてタンノイに傾倒していた時代に、タンノイ(イギリス)の創設者の「ガイ・R・ファウンテン」氏が一番小さなスピーカーシステムの「イートン」を愛用していたという話。

(タンノイG・R・Fという高級システムがあるが、ガイ・R・ファウンテン氏の頭文字をとったもの。)

タンノイの創設者ともあろう方が、最高級システムの「オートグラフ」ではなくて「イートン」を使っているなんてと、その時はたいへん奇異に感じたものだった。

総じてイギリス人はケチで、いったん使い出した”もの”は徹底的に大切にすると聞いているので「この人はたいへんな節約家だ」と思ったわけだが、ようやく今にして分かるのである。

何も大掛かりなシステムが全てに亘って”いい”というわけではなく「シンプルな響き」が「重厚長大な響き」に勝る場合があるということを。
                    

オーデイオ評論家「瀬川冬樹」氏(故人)がタンノイの生き字引といわれた「T・B・リビングストン」氏に「わがタンノイを語る」と題して行ったインタビューの中に出てくる逸話。


ガイ・R・ファウンテン氏が「イートン」を愛されていた理由を、リビングストン氏は次のように述べられている。

「彼は家ではほんとうに音楽を愛した人で、クラシック、ライトミュージック、ライトオペラが好きだったようです。システムユニットとしてはイートンが二つ、ニッコーのレシーバー、それとティアックのカセットです。(笑)」


「てっきり私たちはオートグラフをお使いになっていたと思っていたのですが、そうではなかったのですか・・・・」と瀬川氏。

「これはファウンテン氏の人柄を示す良い例だと思うのですが、彼はステータスシンボル的なものはけっして愛さなかったんですね。その代り、自分が好きだと思ったものはとことん愛したわけで、そのためある時には非常に豪華なヨットを手に入れたり、またある時にはタンノイの最小のスピーカーを使ったりしました。」

「つまり、気に入ったかどうかが問題なのであって、けっして高価なもの、上等そうにみえるものということは問題にしなかったようです。〜以下、略」

ファウンテン氏のこうした嗜好はオーディオの世界に”とかく”蔓延している「ステータスへの盲信」の貴重なアンチテーゼとも受け取れるが、30年以上も前からこういうことが指摘されていたなんて、今も昔もちっとも状況は変わっていない。

同じタンノイの「3LZ」とか「スターリング」とかの比較的小さなSPをいまだに愛用されている方が後を絶たないのもよく分かる。「音は人なり」とすれば、きっと良識があってバランスがとれた方なのだろう。
http://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/41192536b1fd39025c0efbf8c17521d9

TANNOY「Landsdown」12inモニターシルバー搭載スピーカーシステム
VintageAudio 2010/05/04
http://vintage-audio.jp/?p=450


12インチモニターシルバー搭載のスピーカーシステム「Landsdown」です。


「Landsdown」は1954〜61年頃まで製造されていたようです。1958年までが12インチのモニターシルバー、それ以降はモニターレッドが搭載されていましたが、今回はモニターシルバー搭載モデルです。当時の12インチ搭載モデルの中では最高級タイプです。(下記を参照下さい)

Tannoy Landsdown 当時のカタログ 

1956年のHiFi Years Bookでは。。。

・Tannoy Autograph(15in) £150.3
・Tannoy GRF(15in) £116.10
・Tannoy York(15in) £71.8
・Tannoy Landsdown(12in) £68.5


1960年のHiFi Years Bookでは。。。

・Tannoy Chatworth U(12in) £49.15
・Tannoy Canterbury(12in) £43.15
・Tannoy Landsdown(12in) £75
・Tannoy York(12in) £66
・Tannoy York(15in) £75
・Tannoy GRF(15in) £122
・Tannoy Autograph(15in) £165


写真をご覧頂くとわかりますが、丁度TANNOY AutographやGRFを半分にした様な、ロータイプです。

スピーカーの高さって、試聴ポイント(通常は椅子に座って耳の位置)より下にユニットがくる様な設計のスピーカーシステムは基本的に家庭用となりますので、このモデルも家庭用高級タイプになります。

また、キャビネットの構造は、バスレフタイプとなります。


結構勘違いされている方が多いと思うのですが、

通常英国では家庭用スピーカーシステムとしては大型でも12インチ搭載モデルを使用していました。

Tannoy Autograph や GRF などはある意味特殊用途で大きな広間などにおく場合に使われていました。

その場合はキャビネットの構造もバックロードホーン型を採用しています。

一般的な部屋の広さでスピーカーシステムからリスナーまでの距離が近い場合は、低域がリニアに出る、バスレフ型か密閉型なのです。

余計なお話しですが、モニター(検聴用)スピーカーにバックロードホーン型なんて存在しないのです。

低音域のリニアリティを求めるなら、バスレフ型か密閉型なんです。

Tannoy Autograph や GRF などバックロードホーン型は家庭用 PAに位置付けられます。

スケール感や音場感には優れますが、リニアリティは無理な要求なのです。

Tannoy Autograph や GRF はメーカーのフラッグシップモデルだから良いと言うのは間違いです。リスナーの用途に応じて機材は選択するべきです。


だから、一般の家庭での音楽鑑賞用としては TANNOY であればこの「Landsdown」が最も高級であり適当だと思います。

そしてモノラル(1本)で使用する場合は、やはりモニターシルバーが良いですね。
モニターレッドが悪い訳ではないのですが・・・

TANNOY という会社は世の中の流行りに敏感なメーカーだと思います。

一般的には1958年にステレオが始まったと同時に、モニターレッドにモデルチェンジしますが、モニターレッドはステレオ再生に最適化されたエネルギーバランスになる訳です。だから、逆にモノラル1本で使用する場合はモニターシルバーの方がバランスがいいのです。
http://vintage-audio.jp/?p=450

Commented by GRFの部屋 at 2010-10-26 02:24

>>問題は、入力の質と部屋との相性なのです。
>ここに総ての鍵が有りそうですね。


オーディオのすべてがここにあるといえますね。
入力の質は、最後まで良くなるという事は有りませんから、そこが一番大事です。また、部屋との相性は、部屋の中でならす以上切っても切れない宿命です。

高いアクセサリーを買うまえにどうして、動かしてみないのでしょう?
動かせないという声もありますが、そんなに大きなSPを持ち込むことがそもそもおかしいと気がつくべきです。


Commented by (Y) at 2010-10-26 13:27
>そんなに大きなSPを持ち込むことがそもそもおかしいと気がつくべきです。

うちのことですね、すみません(笑)。
でも大きなSPにはあらがえない魅力が有るんですよねー。
特に能率の良い大型SPは反応もシビアだし、取り扱いが極めて難しいのですが、音の軽さ(特に低音)が魅力なんです。


Commented by GRFの部屋 at 2010-10-26 19:34
>そんなに大きなSPを持ち込むことがそもそもおかしいと気がつくべきです。

これは家の事です(笑)


>取り扱いが極めて難しいのですが、音の軽さ(特に低音)が魅力なんです。

そうですね、高能率のSPは音のでの軽さが信条です。
低音が重くないと低音だと思わない重症患者(私でした)が多いので、オーディオ産業が成り立っているのでしょう(爆)
http://tannoy.exblog.jp/14831189/


3Dステレオの再生 3  GRFのある部屋 2016年 09月 14日

京都人さんの日記から

『先日のGRFさんとの語らいの中でいろいろ考えさせられることがありました。

私の個人的な考えですが、音像音場再現にはいろいろな段階があると思っております。


第一段階は、適当に置かれたペアスピーカーによるもので、確かに左右から別々の音が鳴ったり、音の広がりのようなものも感じさせますが、空間再生を語るレベルではありません。


第二段階は、指向性のあるスピーカーをある程度きちんと(cmレベルの精度)セットして鳴らしたもので、いわゆる世間で言われているような音像定位(5点定位のようなもの)は問題なくクリアしますが、音像の前後上下などの再現には問題が残されていることが多いです。


第三段階は、フルレンジコンデンサースピーカーを厳密な精度でセッティングした場合の音場で、まるで立体写真を見るように音像音場が展開されてきます。

しかしながら、音像が平面的でボディ感を感じ取りにくいのと、頭を少しでも動かすと音像音場が崩れてしまうと言う欠点があります。

これは立体写真の場合においても、画像の中の人物などがそれぞれの空間的前後関係はわかるものの、個々の像そのものは切り紙細工のように平面的であること、また視線を少しでも変えると立体感が失われてしまうことと通じています。


第四段階は、スピーカーから出る音波が部屋の中につくりだしてくる疎密波の分布を整えることで、元音源の音像音場をそのままの形で部屋の中に再現させようというものです。

これが私が言っている所の「真の音場」というもので、立体ホログラフィーのようにどの位置から聴いても音像音場の形は崩れませんし、音像そのものの立体感も出てきます。ここにいたって初めて演奏会場で鳴っている音がそのままの形で生々しく自分の部屋に再現されるようになります。

ただし、このレベルを実現させるためには、スピーカー同士の位置関係を本当に厳密に合わせていく必要があります。

これは映像の世界で3管式のプロジェクターのRGBの各ビームのコンバージェンスをきちんと合わせなければピントが合った画像が得られないのと同じで、ほんのわずかのズレが出来上がりを大きく左右するため、よほどの根気がない限り実現させることは極めて困難です。

特に指向性の強いスピーカーでこれを行うことは困難の極みで、特に2つのスピーカーのなす角度の調整に気の遠くなるような微妙な取り組みを続けなくてはなりません。

そのような理由からこの状態の再生音はなかなか体験する機会がなく、そのような音像音場があることを知っている人も極めてわずかでしかありませんでした。

ここにDDDユニットをはじめとする360度水平方向無指向性のスピーカーがいろいろ出現し、この角度調整をスキップすることが可能になりました。通常のスピーカーの場合ですと数ヶ月かかっていたセッティングの手間暇が随分省略できるため、わずかの調整で「真の音場」の一端に触れることが可能になってきたと感じています。』


* * * * * * * * * * * * * * * * * * *


さすがに音場の再現を追求されてきた方のご説明は、解りやすく整理されておられると感心致しました。

第三段階のフルレンジ型のコンデンサースピーカーというところですが、後面から逆相で音が出ている平面スピーカーの再生は、やはり大きな部屋を必要とします。

また、全くの同じ位置から低音と高音が出ているESL-57では、この様に聞こえたことはありません。ESL57は音場が出ないSPだと認識しています。

この経験に一番近いのは、Hartley の後面開放型と密閉型の中音・高音SPの水平配置です。

SPの中央に座った人だけが、書き割りで書かれた平面の背景が前後に並んで見える、昔のディズニーの映画の奥行き感に近い感覚です。昔のステレオ写真の様ですね。

しかし、ESL57もHartleyもその立体感は出なくとも、音質は抜群です。


京都人さんが仰る第四段階の音場が、私も目指すところです。

それは、よほどの偶然でもなければ、なかなかその音場は出現しません。
角度を持たした配置ですと、ますます難しくなりますし、壁に近いセッティングからは、三次元の立体音響は出ないからです。

その45度配置の GRFは、部屋のコーナーに置かれます。その為、前方には音は立体的に展開しますが、後方の音は、壁に反射されますから後方には奥行きを持って展開しません。

私が簡単に音場を出す方法で推奨しているのは、部屋の中央になるべく出してきた、平行法の配置です。

厳密に平行を出し、モノラル音源で、左右のズレを微妙に調整しますと、ある瞬間、大空間が出現します。それは、魔法のような瞬間です。

京都人さんのお宅では、50畳は有ろうかと思われる大空間の中央に、45度配置された小型SPが理想的な音場を構成しています。音場情報が入っている音源でしたら、そこは、コンサートホールにワープするのです。

交差法の部屋の中央配置が、前ではなく、元のソースに入っている後方展開の音場を出している初めての経験でした。この様な大空間でなければ出現しない音だとおどろき感心致しました。

小型SPですから、低音の迫力は有りませんが、この様な音場が交差法(クロス方法)で出現する事が驚きです。

出現した音像定位は、聞く場所を変えても変わりません。家でGerman PhysiksのDDDユニットが動かない定位を再現しているのと同じです。

360度放射のユニットは、最初から角度の調整をする必要はなく、行うのは、SPの間隔を合わせる調整だけです。左右の間隔を、本当に0.1mm単位で動かしても音はガラガラ変わります。1mm動いたら全く別なバランスになるのです。トントン、コツコツといわれている微調整が、その音場の入り口を発見する手段なのです。


今回の訪問は、はじめてピッタリと調整された音に出会いました。
ユニコーンを導入されたプー博士のお宅ででたあの驚きの音場です。
それが、三次元の音響空間=3Dステレオの世界です。

勿論、装置の質やクロストークの少なさも影響されますが、どこの部屋でも出ると言っても過言ではないのです。ほとんどの場合は、制約を自分に課しているだけです。オーディオを趣味されるのなら、京都人さんの様に徹底してやらなければ、ゴールにたどり着けないとの思いを新たにしました。
http://tannoy.exblog.jp/25898145/


セッティングについて GRFのある部屋
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部屋との相関関係 GRFのある部屋
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平行法の音場の出方 GRFのある部屋
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音のバランス GRFのある部屋
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ホログラフの音を求めて GRFのある部屋
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[リバイバル3] 本当のブリティッシュ・サウンドはタンノイではなくヴァイタボックス 中川隆
37. 中川隆[-7621] koaQ7Jey 2017年5月17日 22:16:33 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

最後のお客様!? GRFのある部屋 2013年 11月 16日
http://tannoy.exblog.jp/20859418/

Logeさんが、昨晩来られました。
Logeさんも今まで聞いたことの無い新しい音の世界を楽しんでいただけました。


そうして、ユニコーンの本来の音を堪能していただいてから、Logeさん本来の趣味である、レコードコレクションの一部を見ていただき、少しだけ GRF と T4 の音を聴いていただきました。


http://blog-imgs-68.fc2.com/k/a/o/kaorin27/3L_convert_20140613040836.jpg


最初はいつもとは反対に、GRFの方から聴いていただきます。アンプは SD05/50W です。手前のT4が鳴っているのかと思われたほど、端正な音でなりました。

GRFは45度配置の交差法なので、音が前に出てくるからです。

今度はつなぎ替えて、T4 の音を聴いていただきます。

すると、何十回と聴いているO君も、何百回も聴いている調整した私自身でさえ、音がどこから聞こえてくるのかと言うぐらいの、奥行きの有る音が平行法の T4 から聞こえてきます。

この「交差法」、「平行法」という言葉も、立体写真の見方から引用して、私が使い始めた言葉ですが、いまでは広く普及していただきました。


クラシック音楽ファンならほとんどのスピーカーはまず、完全な平行法で聴いてみるべきだと思います。

するとそこに、コンサートホールの大空間が拡がるのに本当に驚かれ、感激すると思います。

こつは厳密に平行法にすることと、手前に持ってくることです。
http://tannoy.exblog.jp/20859418/

「GRFのある部屋」さんのお宅へお邪魔しました。 Der Klang vom Theater (ドイツ〜劇場の音と音楽)


この方はもう一つのハンドルネームを「和室のユニコーン」さんと言います。
お宅にお邪魔して、まずはそちらの意味を知る事になります。

http://blog-imgs-68.fc2.com/k/a/o/kaorin27/2L_convert_20140613040823.jpg

「一角獣」の名の通り、円錐形の振動板1本で全帯域をカバーする無指向性スピーカーです。

元々のハンドルネームである「Tannoy GRF」に先んじてこのユニコーンをかけられたと言う事が氏の「聞き方」「求める物」を表していると思います。

コンサートホールの椅子に腰を沈めて、ふっと息を吐き目を瞑った時だけ感じる「あの感じ」なのではないでしょうか。

SACDの特徴を活かした地の底に届きそうな深いフロアの底から天井にかかりそうな広い空間の中に楽器の音がたち上がりました。

今、目の前に展開されているサウンドはユニコーンの特徴的な駆動方式に寄る物かもしれませんが、部屋を暗くして頂き音楽に対峙する時にはもうそのような考察をするのを私の脳は完全に拒否していました。


ショスタコの15番

漆黒の空間に一つのトライアングル?から始まる曲は徐々に楽器の数を増やして行きます。
フルートは3管かしら。フレーズ毎に奏者が主旋律を受け渡し引き継ぎ、掛け合いをしている様が見える様です。
少しづつボデイを膨らませたオーケストラはついにトッテイを迎えると、見えるのはステージの床であり壁や天井の木質の色でした。


我が家では最近ご無沙汰な「自分の頭蓋骨の中にステージが出現する」感じを初めて他のお宅で体験させて頂きました。

違法薬物などに手を出す連中はバカだなあ!と思います。

トリップして恍惚感に浸るなら優れたオーディオがあればより強烈に体験出来るのじゃないか(あっちは未経験なので比較論は想像で(爆))と。

それほどの強い印象を残した経験となりました。


このあと、アンドレ・プレヴィン氏の「真夏の夜の夢」を聴いて私は確信しました。そして「オーディオから出てくる音を無視している」方と初めて出会ったと思ったのです。

この家のご主人は音楽堂に踏み入れた時の「あの感じ」に包まれて「どこで誰が何をしているか」を聴いているんだと思ったのです。

おかしな言い回しかも知れませんが、あの感じさえ出てしまえば「音色」は文句の付けようも無い状態になっていると断言出来ます。音色を追いかけても「あの感じ」には到達出来ないかもしれませんが、逆のアプローチで達成した際にはもれなく最高の音色が付いてくるということになろうかと思うのです。

周波数応答など多くの要素が高い水準で達成していないとけっして「あの感じ」にはなりません。

こちらのお宅を見回しても、アクセサリーやケーブルの類いで苦労して(楽しんで?)いる様子は皆無です。マゾではない証拠です。道具の使い方を心得ている方に共通している境地である様です。

Tー4スピーカーで平行法の実演とコーナー型のオリジナルGRFモニター・ゴールドでは交差法の音場感を聴かせて頂きました。

http://blog-imgs-68.fc2.com/k/a/o/kaorin27/3L_convert_20140613040836.jpg


私の睨んだ所こちらのお宅では一貫して感じた事なのですが、

古き袋に新しき酒を盛る・・・決して懐古趣味だけではない、かといってテクノロジーの新しさだけを誇示するのではない絶妙な時間の感覚を覚える構成・音でありました。


こちらのお宅にはまだまだ底が見えない程の仕掛けが沢山ある様に聞いています。
素晴らしい音に出会えました。
http://kaorin27.blog67.fc2.com/blog-entry-443.html


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/710.html#c37

[リバイバル3] 本当のブリティッシュ・サウンドはタンノイではなくヴァイタボックス 中川隆
38. 中川隆[-7620] koaQ7Jey 2017年5月17日 22:29:57 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

因みに、ヴァイタボックス CN-191 、オートグラフ、GRF やハーツーフィールドの様なモノラル時代のコーナーホーン型スピーカーではステレオ録音の再生は上手くできないのですね:

モノラル時代のスピーカーは指向性が広いので、ステレオのように正面で聴くのではなく、部屋の響きを織り交ぜて斜め横から聴くのが本来の姿である。

コーナーホーンと言えばスピーカーの王様のごとく高額な大型システムを思い浮かべるかもしれないが、1950年代に Electro-Voice のコーナーホーン箱が7種類あったなかで、Baronetは最も小さい末っ子。


 Baronet の高さ 50cm×幅35cm はこの時代のコーナーホーンの中でも最も小さいもので、逆に言えば、RCA MI-4400(ラビリンス箱)や Lowther TP1、あるいは広告だけだった JBL Hartsfield などの特別な存在を除くと、一般の人が手に入れられる8インチ用のエンクロージャーでは、もっとも複雑な構造をもつものともいえる。


Baronetは、Klipsch Horn社からFolded Corner Hornのパテント(US Pat. 2310243、2373692)の供与を受けており、おそらく Paul Wilbur Klipsch 自身が設計したコーナー型バックロードホーン箱である。

Klipsch 氏の特許は基本的にKホーンと呼ばれる低域キャビネットにあり、Patrician や Georgian に搭載されている。

本家の Kllipsch ホーンにはエレボイのユニットを搭載したバージョンもあったことから、両社は良い協力関係にあったといえる。Baronet、Aristcrat、Regency などはそれより小さいシリーズはショート・バックロードホーンであり、エレボイからの要請をうけて設計しなおしたと思われる。


 Klipsch氏は日本ではあまり有名ではないが、1940年にコーナーホーンを特許申請し、1935年に J.B.Lansing 氏が開発したシェラーホーンとは違い、家庭用で劇場並の迫力ある低音再生を可能にしたもの。

この方式の面白さは、低音再生を強制的な電気増幅や共振ではなく、実物大のアコースティックな響きで解決した結果、大容量のホールの感覚に近い空気感が得られるところにある。(逆に言えば、クラブ・ジャズのようなタイトな低音とは異なる) 

英米のスピーカー製造における Klipsch 氏の影響力は非常に大きく、1940〜50年代においてどのメーカーもコーナー型バックロードホーンが最も高級機種として羽振りをきかせていた。

ちなみにアメリカン・タンノイと呼ばれる機種は、米国で Klipsch 氏の特許があるので販売できなかったため製造されたもの。

コーナーホーンの多くが日本で有名ではない理由は、ひとつは家屋の規模の問題、もうひとつは物品税が高価なため、システムでのスピーカー輸入が阻まれた結果、バラ売りユニットの性能だけが幅を効かせて、エンクロージャーの性能まで思いが及ばなかったからであろう。


Hi-Fi初期の1950年代は、キット製品に人気があり、アンプをはじめエンクロージャーのマニュアルや図面を¢50〜$1で売っていた。

当時は Hi-Fi機器が電蓄から抜け出したばかりの時代で、例えば Decca 社の Decola のような一体型コンソールは超高級品であって、Hi-Fi 対応のパーツを掻き集めたバラ売りが最も経済的だった。


KD7キットの言葉を借りると

「Baronet はその名のとおり、Hi-Fiスピーカー用のエンクロージャーとして、小さなアパート、子ども部屋、避暑地の別荘など、重たく嵩張るものが歓迎されないどの場所でも良質な音楽の要求に応えます。

Baronet の造りは大きな容積のエンクロージャーではありませんが、再生音の高忠実性と周波数特性を犠牲にしません」とある。

当時の量販店の広告にも「省スペース(Space Saver)システム」という文字が躍るほどで、ミニマムなオーディオ・システムとしてBaronetは注目を浴びていた。

 Baronetの置き方はこのコンパクトな箱により、標準とされるコーナー&床置きはもとより、壁掛けやディスクトップの置き方も多くみられる。

私もモノラルならディスクトップがお勧めである(壁掛けは昔の校内放送の思い出が悪くあまり気乗りしない)。

エレボイ社のカタログには "for Close Lisning" と書いてあり、ややモニター的な聴き方に近いような気がするが、パーソナルに音楽を楽しむために、小音量でちょっとした読書コーナーを作るには最適である。

モノラル時代のスピーカーは指向性が広いので、ステレオのように正面で聴くのではなく、部屋の響きを織り交ぜて斜め横から聴くのが本来の姿である。


http://quwa.fc2web.com/Audio-103.html

上の図版でも女性の姿が目立つが、Baronetは大げさではなく音楽を楽しみたいユーザーに希求していて、シンプル=人間の生活中心の思想が現れている。

これはエレボイの看板「Temple of Tone(音響の神殿)」とは趣向が大きく違うものの、Baronetのもつ可能性を巧く言い当てているように思える。

 かの銀幕の大女優マレーネ・ディートリッヒも、ニューヨークのアパートでBaronet(それもフルレンジのみの初期型)を使っていたらしく、1997年のサザビーズ・オークションに、GE社の"Stereo Classic 7700"ステレオアンプ、ガラード社のRC型オートチェジャーとセットで出品された。

アパートの居間はグランドピアノを置くサロン風の部屋だが、よくヨーロッパの音楽家が比較的質素なステレオを自宅に置いていることの例に漏れず小粒なシステムながら、いずれも1950年代のビンテージである。

映画用の Altec ではなく、さりとてステレオ時代に躍進した JBLや ARでもなく、初期型の Baronetであるあたりは、彼女の活躍した時期を考えると、これがちょうど良かったのかもしれない。ゴージャスなジャズ・バンドを従えるよりは、ピアノに寄り添って静かに歌う彼女の姿とも重なる。
http://quwa.fc2web.com/Audio-103.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/710.html#c38

[リバイバル3] 本当のブリティッシュ・サウンドはタンノイではなくヴァイタボックス 中川隆
39. 中川隆[-7619] koaQ7Jey 2017年5月17日 22:44:45 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

ヴァイタボックス CN-191 、オートグラフ、GRF やハーツーフィールドの様なモノラル時代のコーナーホーン型スピーカーではステレオ録音の再生は上手くできない(続き):

59 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/09(木) 14:12:19 ID:005A6FYY

オートグラフをステレオで使うのが間違い。音がボケるに決まってる。
本来の使い方である、モノラルで使ってごらん
http://mimizun.com/log/2ch/pav/1139323064/

218 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/06(金) 18:14

オートグラフは、モノラル時代に、モノラルで音の広がりを作る為の設計。
あれをステレオで使うというのが、根本的に間違っています。
そりゃ、アンチタンノイが言うように、音が散漫になるよね。
もともと音を広げているんだから。

399 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/19(木) 09:48

モノラル時代に音の広がりを強制的につけるためにああいった構造をとった、オートグラフ(でも、クリップッシュのコーナーでも、JBLのハーツフィールドでも、エレボのパトリシアンでもなんでもいいけど)をステレオで使おうとするのか、疑問。

ああいったスピーカーをステレオで使って、音がボケて低位が出ないのはアンチ君じゃないけど、あたりまえだよね。

理論とか構造じゃなくてさ、聴感だよ。

聴感上、モノーラルで広がりをつけるように作ったスピーカーな分けだから、それをステレオで使う時の聴感上のデメリットが大きいって事。

たとえば、Autograph というビンテージスピーカーを正しく理解した上では、モノラルで使うのが正しいし、ステレオでビンテージスピーカーを使いたいのならば、ステレオに適したものがある。と、それだけの話だよ


406 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/19(木) 11:29

僕が GRF で比較した時は、ステレオだと音がにごってしまい悲しかった。モノーラルだと、不思議に音が広がるし、2台使用と比較して、音もクリアな感じになるし、良かったよ。

GRFの製造時期とあわせて考えて、そういうことか。と、理解できたよ。
http://mimizun.com/2chlog/pav/ebi.2ch.net/pav/kako/992/992992601.html


オートグラフをステレオで聴くには、左右のスピーカーの間隔が3m程度では、おそらく設計者の意図した低域レスポンスは望めないだろう。

5mくらいは、低域の波長の長さからすると、最低でも必要とするであろう。

それだけの広さと、それに見合うだけの天井高さも求められる。そして、くり返すが、良質の材質による堅固な造りの部屋でなければならない。
http://audiosharing.com/blog/?p=807

210 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/12(日) 12:38:01 ID:fasqiE1a

オートグラフをいれる部屋は天井が高いほうが言いというのも同意。

バックロードの通り道からも推測できるし、オートグラフの場合、スピーカーの間に定位というより、スピーカー間のやや上空にオーケストラが並び、本来の劇場的音場効果がでる。

それを実現するには、広い部屋と高い天井があると良い。
http://mimizun.com/log/2ch/pav/1139323064/


460 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/24(火) 04:58

タンノイってSP間隔広くとるといい音出るよね

462 名前:K :2001/07/24(火) 08:37
>>460
>タンノイってSP間隔広くとるといい音出るよね

エンクロージャーを響かすスピーカーなので、その響きを互いに邪魔しない距離が必要になるのではないでしょうか?

また、ツィーターのサービスエリアが90°前後と狭いために、リスニングポイントはけっこう狭く、スピーカー間隔を広くとった場合は、内側に振ってやると、定位が良くなります。
http://mimizun.com/2chlog/pav/ebi.2ch.net/pav/kako/992/992992601.html


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/710.html#c39

[番外地6] ヒラリー・クリントンの正体 中川隆
64. 中川隆[-7618] koaQ7Jey 2017年5月17日 23:29:37 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017.05.17
昨年7月に射殺された民主党全国委員会のスタッフはWikiLeaksと接触していたと家族の私立探偵

民主党全国委員会(DNC)でコンピュータを担当していたスタッフのセス・リッチが背中を2度撃たれて殺されたのは昨年7月10日のこと。発見されたときには息があり、病院で死亡したという。警察は強盗にあったと発表した。

しかし、リッチのガールフレンドによると、顔、手、膝に擦り傷があって争った形跡はあるのだが、金目のものは盗まれていない。警察の発表に納得できなかったリッチの両親は元殺人課刑事の私立探偵リッチ・ウィーラーを雇って調査を始めたのだが、その結果、セスがWikiLeaksと連絡を取り合っていたことを確認、しかも警察の内部で捜査打ち切りが指示されていたとする話が出て来た。

事件の翌月、WikiLeaksのジュリアン・アッサンジはリッチについてDNCの電子メールを提供した人物だと示唆、射殺事件に関する情報提供者に2万ドルを提供するとツイッターに書き込んでいる。

リッチが殺される5日前、ジェームズ・コミーFBI長官はヒラリー・クリントンが国務長官だった時代の電子メールに関する声明を発表している。その中で彼女は機密情報の取り扱いに関する法規に批判した可能性があり、またそうした情報をきわめて軽率に扱っていたことを認めているのだが、その上で司法省に対して彼女の不起訴を勧告していた。

法律に従って電子メールを送ると公務ということで記録に残され、情報公開の対象になるため、クリントンは指摘にサーバーを用意して電子メールを遣り取りしていたと言われている。

そうした電子メール3万2000件近くをクリントンは削除、その削除された電子メールを持っていないこともクリントンを起訴しない理由だとされている。サウス・カロライナ州選出の下院議員トレイ・ゴウディによると、クリントンは削除のためにブリーチビットというソフトウェアを利用しているが、これを使うと削除した文書を回復させられないだけでなく、削除した痕跡を消すこともできるという。

しかし、NSAの不正を内部告発したウィリアム・ビニーも指摘しているように、アメリカの電子情報機関NSAは全ての電子メールを記録しているので、FBIがその気になれば入手できる。FBI長官はクリントンを法律から守ったのだ。

2015年5月26日の時点で民主党幹部たちはヒラリー・クリントンを候補者にすると決めていたことを示唆する電子メールが露見、16年7月22日にはWikiLeaksがハッキングされたDNCの電子メールを公表する。その中には、民主党の幹部へサンダースが同党の大統領候補になることを妨害するよう求めるものも含まれていた。(例えばココ)

また、投機家で体制転覆の仕掛け人としても知られているジョージ・ソロスの電子メールも外部に漏れ、その中でソロスが国務長官時代のヒラリー・クリントンに対してアルバニア情勢に対する対処の仕方をアドバイスしていることも発覚した。そのメールが書かれたのは2011年1月24日で、国務長官だったクリントンはソロスのアドバイスに従って動いている。

そのほか、2012年9月11日にベンガジのアメリカ領事館が襲撃され、そこでクリストファー・スティーブンス大使が殺された事件に関するものも含まれている。ベンガジを含む襲撃に資金を出したのはサウジアラビアのスンニ派(ワッハーブ派)だということを示す証拠をフランスとリビアの情報機関が持っているというのだ。

クリントンに関連した電子メールが外部に漏れ、その提供者だったと見られているリッチが射殺されたわけだが、ほかにも疑惑の死が指摘されている。例えば、クリントンやDNCに関する証言をする前日、6月22日に心臓発作で急死した元国連総会議長のジョン・アシュ。この人物は中国人実業家から130万ドル(約1億6000万円)の賄賂を受け取った疑いで昨年、逮捕されている。

6月23日にはクリントン夫妻の資金に関する疑惑を記事にした編集者のマイク・フリンが死亡、そして7月10日にセス・リッチが殺され、8月1日にはクリントン夫妻に関する本を書いたビクター・ソーンが自宅近くの山で銃撃による傷が原因で死亡、8月4日にはクリントンとDNCの不正を追及していたサンダース支持者の弁護士のショーン・ルーカスが自宅で死体になって発見されている。

また、ヒラリー・クリントンの側近のひとり、ボブ・ベッケルは2010年にWikiLeaksのアッサンジ殺害をフォックス・ニュースの番組で口にしている。彼を反逆者だとしたうえで、死刑を望めないので、法律を無視して撃ち殺すしかないと語っている。その翌年にベッケルはフォックス・ニュースに雇われ、現在はCNNのコメンテーターだ。

ハッキングが明らかになって以来、西側の有力メディアは電子メールの中身を問題にせず、盗み出したのはロシアだと宣伝してきたが、ウィリアム・ビニーはNSAから漏れているのではないかと推測している。

1963年11月22日のジョン・F・ケネディ大統領暗殺以降、戦争に反対していた有名人が殺されたり変死したりしているほか、1980年代には憲法の機能を停止させる目的でCOGプロジェクトが始まり、2001年9月11日に始動、その一方でアメリカによる世界制覇を実現しようというウォルフォウィッツ・ドクトリンが1992年2月に作成されている。こうしたことから、アメリカでは長期にわたるクーデターが進行中だと考える人がいる。

ヘンリー・キッシンジャー、サイラス・バンス、ジェームズ・ベイカーが国務長官だったときに副次官補を務めたスティーブ・パチェニクはWikiLeaksについて、クーデターを阻止しようとしている情報機関内のグループが作り上げたのではないかと推測している。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201705140001/
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/719.html#c64

[近代史02] 小沢一郎先生を襲った恐怖とは 中川隆
44. 中川隆[-7617] koaQ7Jey 2017年5月18日 07:05:43 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017.05.17
昨年7月に射殺された民主党全国委員会のスタッフはWikiLeaksと接触していたと家族の私立探偵

民主党全国委員会(DNC)でコンピュータを担当していたスタッフのセス・リッチが背中を2度撃たれて殺されたのは昨年7月10日のこと。発見されたときには息があり、病院で死亡したという。警察は強盗にあったと発表した。

しかし、リッチのガールフレンドによると、顔、手、膝に擦り傷があって争った形跡はあるのだが、金目のものは盗まれていない。警察の発表に納得できなかったリッチの両親は元殺人課刑事の私立探偵リッチ・ウィーラーを雇って調査を始めたのだが、その結果、セスがWikiLeaksと連絡を取り合っていたことを確認、しかも警察の内部で捜査打ち切りが指示されていたとする話が出て来た。

事件の翌月、WikiLeaksのジュリアン・アッサンジはリッチについてDNCの電子メールを提供した人物だと示唆、射殺事件に関する情報提供者に2万ドルを提供するとツイッターに書き込んでいる。

リッチが殺される5日前、ジェームズ・コミーFBI長官はヒラリー・クリントンが国務長官だった時代の電子メールに関する声明を発表している。その中で彼女は機密情報の取り扱いに関する法規に批判した可能性があり、またそうした情報をきわめて軽率に扱っていたことを認めているのだが、その上で司法省に対して彼女の不起訴を勧告していた。

法律に従って電子メールを送ると公務ということで記録に残され、情報公開の対象になるため、クリントンは指摘にサーバーを用意して電子メールを遣り取りしていたと言われている。

そうした電子メール3万2000件近くをクリントンは削除、その削除された電子メールを持っていないこともクリントンを起訴しない理由だとされている。サウス・カロライナ州選出の下院議員トレイ・ゴウディによると、クリントンは削除のためにブリーチビットというソフトウェアを利用しているが、これを使うと削除した文書を回復させられないだけでなく、削除した痕跡を消すこともできるという。

しかし、NSAの不正を内部告発したウィリアム・ビニーも指摘しているように、アメリカの電子情報機関NSAは全ての電子メールを記録しているので、FBIがその気になれば入手できる。FBI長官はクリントンを法律から守ったのだ。

2015年5月26日の時点で民主党幹部たちはヒラリー・クリントンを候補者にすると決めていたことを示唆する電子メールが露見、16年7月22日にはWikiLeaksがハッキングされたDNCの電子メールを公表する。その中には、民主党の幹部へサンダースが同党の大統領候補になることを妨害するよう求めるものも含まれていた。(例えばココ)

また、投機家で体制転覆の仕掛け人としても知られているジョージ・ソロスの電子メールも外部に漏れ、その中でソロスが国務長官時代のヒラリー・クリントンに対してアルバニア情勢に対する対処の仕方をアドバイスしていることも発覚した。そのメールが書かれたのは2011年1月24日で、国務長官だったクリントンはソロスのアドバイスに従って動いている。

そのほか、2012年9月11日にベンガジのアメリカ領事館が襲撃され、そこでクリストファー・スティーブンス大使が殺された事件に関するものも含まれている。ベンガジを含む襲撃に資金を出したのはサウジアラビアのスンニ派(ワッハーブ派)だということを示す証拠をフランスとリビアの情報機関が持っているというのだ。

クリントンに関連した電子メールが外部に漏れ、その提供者だったと見られているリッチが射殺されたわけだが、ほかにも疑惑の死が指摘されている。例えば、クリントンやDNCに関する証言をする前日、6月22日に心臓発作で急死した元国連総会議長のジョン・アシュ。この人物は中国人実業家から130万ドル(約1億6000万円)の賄賂を受け取った疑いで昨年、逮捕されている。

6月23日にはクリントン夫妻の資金に関する疑惑を記事にした編集者のマイク・フリンが死亡、そして7月10日にセス・リッチが殺され、8月1日にはクリントン夫妻に関する本を書いたビクター・ソーンが自宅近くの山で銃撃による傷が原因で死亡、8月4日にはクリントンとDNCの不正を追及していたサンダース支持者の弁護士のショーン・ルーカスが自宅で死体になって発見されている。

また、ヒラリー・クリントンの側近のひとり、ボブ・ベッケルは2010年にWikiLeaksのアッサンジ殺害をフォックス・ニュースの番組で口にしている。彼を反逆者だとしたうえで、死刑を望めないので、法律を無視して撃ち殺すしかないと語っている。その翌年にベッケルはフォックス・ニュースに雇われ、現在はCNNのコメンテーターだ。

ハッキングが明らかになって以来、西側の有力メディアは電子メールの中身を問題にせず、盗み出したのはロシアだと宣伝してきたが、ウィリアム・ビニーはNSAから漏れているのではないかと推測している。

1963年11月22日のジョン・F・ケネディ大統領暗殺以降、戦争に反対していた有名人が殺されたり変死したりしているほか、1980年代には憲法の機能を停止させる目的でCOGプロジェクトが始まり、2001年9月11日に始動、その一方でアメリカによる世界制覇を実現しようというウォルフォウィッツ・ドクトリンが1992年2月に作成されている。こうしたことから、アメリカでは長期にわたるクーデターが進行中だと考える人がいる。

ヘンリー・キッシンジャー、サイラス・バンス、ジェームズ・ベイカーが国務長官だったときに副次官補を務めたスティーブ・パチェニクはWikiLeaksについて、クーデターを阻止しようとしている情報機関内のグループが作り上げたのではないかと推測している。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201705140001/

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