18. 中川隆[7327] koaQ7Jey 2017年3月25日 22:16:06 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7802]
>>17
カルト板というのは統合失調症の人を隔離する為の板なんだよ
つまり、taked4700さんは統合失調症患者または妄想性人格障害者だと認定されたんだ
精神異常者は自識が無い、つまり自分では自分が異常だというのに気付かないからね
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/478.html#c18
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つまり、taked4700さんは統合失調症患者または妄想性人格障害者だと認定されたんだ
精神異常者は自識が無い、つまり自分では自分が異常だというのに気付かないからね
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/478.html#c18
非常に長い記事ですので一部をざっくりと訳してみました。全てをお伝えできず残念ですが、残りの部分はサイト内の本文をご覧ください。
この記事はCIAについて非常に詳細に説明してくれています。そして世界を実際に支配しているのはCIAの3派閥だとも言っています。これらの3派閥で内紛が勃発しているそうです。またCIA 対 NSAの闘争も起きているそうです。彼らの戦いが激化して共倒れすることを願うばかりです。
日本の政治家もCIAに暗殺されていますが、トランプ氏もケネディ大統領と同様に彼らに暗殺される危険性があります。CIAとは関係がなくスキャンダルも少ないトランプ氏はCIAと主要メディアと戦っていることがよくわかります。主要メディア(日本のマスコミも含め)は、大統領就任式間近の今、反トランプの情報操作を激化しています。マスコミはトランプ氏の暴言について嘲笑しながら伝えていますが、トランプ氏の暴言の内容は非常にまともで本当のことを言っています。これほど本当のことをストレートにいう政治家はいままでいなかったでしょう。
激しくののしっているように聞こえますが、トランプ氏はオルターナティブ・メディアが伝える内容をそのまま言葉にしているだけです。想像以上にアメリカの闇を知り尽くしているのでしょうね。
http://themillenniumreport.com/2017/01/exposed-cia-the-swamp-monsters/
(一部のみ)
1月14日付け
EXPOSED: CIA –The Swamp Monsters
世界を支配しているCIAの3派
By the Anonymous Patriots
The Millennium Report Exclusive
(非常に長い記事ですので、一部しかお伝えできません。ご了承ください。残りの部分はサイト内の記事をご覧ください。)
CIAの国内におけるスパイ活動は全ての米国民を標的にしている。いつ米国民がCIAに狙われ銃で撃たれてもおかしくない状況にある。
大統領選での様々なハッキング騒動は大統領選を無効にするためにCIAが行った偽旗であり、これには国を混乱に陥れているCIAの派閥争いも絡んでいる。
現在、CIAの派閥闘争及びCIAとCIAほど重要でない他の諜報機関(FBI、NSA、国土安全保障省、NIA国家情報機関、その他)の闘争が進行中である。
このような諜報機関同士のスキャンダル合戦は今に始まったものではないが。
米政府の代弁者でしかない主要メディアでさえ、米諜報機関同士の争いが起きていることを報道している。
CIAは他の全ての政府系諜報機関のトップに君臨している。
大統領令は極秘に扱われ、CIA以外の諜報機関には知らされることはない。
大統領の国際的な極秘事項に対してはCIA以外の諜報機関は部外者となる。
現在、オバマ大統領は、米議会、最高裁判所、米国民の承認を得ずに国際戦争を行っている。オバマ大統領は、NDAA(直訳:国防権限法)を修正し大統領の権限を増大させたため、米議会の承認なしに国内外で様々な戦争を行うことができるようになった。オバマはこの8年間で数々の違法な大統領令を確立させ、大統領の権限をかつてないほどに増大させた。
オバマが確立させた大統領令の下で国の安全を理由に大統領はアメリカの全資産を強奪できるようになった。
更に恐ろしいことは、CIAは、国際安全保障の名の下に大統領の上に立つことができるということだ。
CIAは、米連邦議会、大統領、米国民よりも優位な位置に自らを置き、秘密裡に何でも行えるようになってしまった。
CIAの絶大な権限で主要メディアはトランプ次期大統領に関するねつ造報道(ロシアのハッキングやロシアの脅迫など)を展開している。イギリスからこの国へ偽の調査書類が送られた。そしてCIAはトランプ次期大統領に対する
組織的誹謗中傷キャンペーンを実施している。
DNI国家情報長官のジェームズ・クラッパー氏(James Clapper)はCIAが提出した偽の調査書類に同意したことで、政府諜報機関の無能さが露呈した。
1981年にレーガ大統領が大統領令によりDNI国家情報長官を創設した主な理由は、米軍の高級将官が運営していたNSAをなくすためだった。DNIの職務はCIAの監視役として定義され、全諜報機関のトップに立った。しかし彼はCIAを支配することはできない。
国内外の情報活動に携わっている政府機関は世界各地に1271機関あり、政府から委託された民間会社は1931社存在する。つまり、85万4千人以上の職員が機密情報を取り扱っている。
諜報部員は85万4千人以上存在する。
クラッパーDNI国家情報長官は米議会で真実を話すことを宣言したにも関わらず、NSAは米国民の個人情報を収集していないと嘘をついた。
クラッパー氏はDNIに任命される前に、英軍に機密情報を提供している会社(Detica)の業務最高責任者を務めていた。同時に他の民間諜報機関(SRAとBoozAllen Hamilton)にも勤務していた。
クラッパー氏は諜報活動のための約75億ドルの年間国家予算を管理している。また彼はイギリスの元民間スパイである。それでも彼はトランプ氏に関する主要メディアのねつ造報道を見抜けなかったのである。
つまりこの男はプロの諜報部員を従えて年間75億ドルの予算を管理してるのにもかかわらず、CIAがトランプ氏を中傷するために偽の情報を流していることにさえ気づいていないのだ。
一方、我々市民は独立メディアの情報によりその真実を知っている。
法治国家であるならば、CIAによる次期大統領に関するねつ造報道は違法行為と見なされるがアメリカは法治国家ではない。
クラッパー氏は、現在、17の諜報機関(CIA、NSA、国土安全保障省、FBI、国務省、財務省、国防情報局、空軍情報局、陸軍情報局、米海兵隊情報局、沿岸警備情報局、エネルギー省、国家偵察局、麻薬取締局、国家地理空間情報局)のトップに君臨している。同時に彼は今でも3つの政府請負会社(Detica、BAE Systems、SRAインターナショナル、Booz Allen Hamilton)の取締役である。
クラッパー氏はアメリカの全ての情報機関を支配しているが、同時にアメリカの敵でもある。
彼は外国の諜報機関に所属してアメリカをスパイしていたこともある。
彼はアメリカの国家諜報機関のトップに上りつめ、全権力とカネを手に入れた。
オバマがクラッパー氏を国家諜報機関のトップに任命してから、アメリカではねつ造報道のオンパレードとなり、多国籍グローバリストの利益のために売国されるようになった。
CIAは国外の違法なハッカーを雇ってサイバー攻撃を行わせている。ヒラリーと民主党全国大会は彼らのサーバーがハッキングされた後にその調査を国外の民間会社に依頼した。しかしロシアが彼らのサーバーをハッキングした証拠は一切見つかっていない。
ほんの数人に権力が集中すると、必ず誤った方向へ進んでしまう。クラッパー氏は正確な情報を提供することに興味はない。彼はナチスの情報局と同様に単なるプロパガンダ・マシーンなのだ。
クラッパー氏は17の諜報機関を使って、彼らが流す情報は全て正しいと証拠もなしに我々に信じさせようとしている。
オバマの大統領令により、NSAは米国民と世界人類を監視することが可能となった。NSAが盗みとった個人データは全諜報機関が共有している。
スイス、ジュネーブのCIA海外本部はスイスの金融スキャンダルやCIAの犯罪活動に関わっている。
CIAのCiscoルーターやサーバーはNSAによってスパイされCIAの犯罪活動がNSAに知られてしまった。その結果、CIAと共謀したスイスの金融エリートらが逮捕された。NSAは今後もCIAに対するスパイを行っていく。
CIAのスイス本部は極秘施設であり、そこのサーバーがハッキングされたことでCIAは激怒した。
NSAに対するCIAの反撃として、CIA請負エージェントのエドワード・スノーデンを使って、NSAが米国民の個人情報を盗んでいることを示す大量のデータをリークさせた。
CIAは、CIAの3派閥を暴露したNSAがこれ以上CIAをスパイできないように対策を講じている。
クラッパー氏は米議会に呼ばれる度にNSAはスパイ活動を行っていないと嘘の証言をした。
CIAとNSAの闘争の中で、CIAはCisco SystemsやDARPAなどの活動情報をNSAに盗まれないようにした。
現在、CIA、NSAそして他の諜報機関の情報操作、情報収集合戦が進行中である。
しかしCIAは国際安全保障を担っているため国家安全保障を担当するNSAよりも優位に立っている。
CIAは国際的な紛争や事件に必ず関与している。通貨戦争、市場戦争、金融戦争、サイバー戦争、麻薬戦争そしてテロは常にCIAの関心事である。
オバマのNDAAは軍隊がテロリストと見なされた米国民を攻撃することを可能にした。愛国法により、CIAは米国民、企業、機関がテロリストでないことを証明できるまでテロリストと見なすことが可能となった。
CIAは3つの派閥に分類されており、世界中のスパイ活動を通して大きな利益を得ている。
アメリカはCIAに支配されており、ワシントンDCはCIAの泥沼の怪獣に包囲されている。
CIAは国内外で偽旗事件や非人道的犯罪を繰り返している。CIAによる殺人行為で無数の人々が犠牲になり、3兆ドルものアメリカの納税者の血税が無駄に使われた。CIAは国際戦争を勃発させるための偽旗事件を仕掛ける。またCIAはメディアを支配しサブリミナル・メッセージを流すことにより人々を洗脳している。
CIAは、元祖CIA(金に裏付けられたCIA=GB-CIA)、ブッシュCIA、Ex−CIAの3派閥に分かれている。それらの3派閥がアメリカや世界を支配してきた。
GB-CIA:Gold backed CIA
元祖CIA(OSS)は第二次世界大戦中に世界の国々から金(Gold)を盗んだ。ドイツや日本が他の国々から奪い取った金もCIAが奪った。しかしCIAは盗んだ金を返還するつもりはない。CIAが盗んだ金はアメリカには保管されておらず、フィリピンとスイスに保管されている。
GB-CIAはアメリカの国益のために海外で活動することになっているが、彼らは通貨市場、債券市場、株式市場に関与し世界中に影響をあたえている。
GB-CIAのメンバーは米財務省及びアメリカの経済政策を決めるESF経済安定資金に多く入りこんでいる。 ESFは通貨、債券、株式市場を操作し、FRBに金融政策を指示している。ESFはGB‐CIAにとってアメリカの金融市場を支配する上で最も都合の良いツールである。
GB-CIAこそがアメリカ経済を支配している。
GB-CIAは欲深く、世界中に戦争を仕掛けて富を強奪している。邪魔者は容赦なく殺害する。CIAは世界中で数々の残忍な犯罪活動を行っている。
ブッシュやクリントン周辺では、彼らに批判的な銀行のトップ、ブローカー、内部告発者が次々に不審死を遂げている。これまで数百人が殺害された。
また、GB-CIA は、彼らの性的異常行為、ピードフィリア(小児性愛犯罪)、悪魔崇拝の生贄儀式に多くの政治家や企業家を取り込んでいる。彼らは世界的な小児性愛犯罪ネットワークを構築させた。また、彼らは、難民のチャリティ団体を活用して世界最大の性奴隷の人身売買市場を運営している。また世界の麻薬密売も牛耳っており、イランーコントラ・スキャンダルやアフガニスタンのケシ栽培を行ってきた。
彼らは、麻薬、セックス、権力、支配、悪魔崇拝という通貨で絶大な権力を買っている。
Bush CIA (ブッシュ、クリントン、オバマ犯罪ファミリーとも呼ばれる):
パパブッシュが副大統領時代にブッシュCIAが正式に創設された。アメリカの16の諜報機関は国家情報長官によって支配されている。パパブッシュはCIA長官も務めたことがある。レーガン政権を支配していたのはパパブッシュである。彼はレーガンによってアメリカの外交政策の責任者に任命された。当時、パパブッシュはCIAの戦術を使ってソ連を崩壊させた。
パパブッシュ政権時代にジョージ・ソロスとレオ・ワンタが米財務省の偽の米国債を使ってロシア通貨を攻撃し不安定化した。
パパブッシュの兄(弟)は、Riggs Bankを経営しており、その傘下にVelment Bankを創設し、ロシアから奪ったお金とゴールドをロンダリングしている。一部のお金はミット・ロムニーの会社、Bain Capitalを介してロンダリングされた。
ソ連崩壊後、パパブッシュとブッシュのネオコン攻撃部隊(Vulcans)はロシア及びソ連から独立した国々から全ての資産(特に石油)を奪った。パパブッシュとキッシンジャーは、ブッシュCIAのごろつき集団の犯罪を介して個人的に巨額の富を得た。
パパブッシュはブッシュCIAのごろつき集団にホワイトハウス、司法省、国務省を取り込み、勢力を拡大した。その結果、CIAの犯罪は全て連邦判事や国務省の高官によって見逃された。
ブッシュ家はクリントン家とビル・クリントンがアーカンソー州知事になる前から親しい関係にあり、オバマの母親は元CIAエージェントである。そのためオバマは生まれた時からCIAと深い結びつきがあった。オバマは完全にCIAの創造物である。
オバマが抱える問題は、CIAの3派閥ともつながりがあることであり、どの派閥に属してよいのかわからない。彼のめちゃくちゃな政策は、GB-CIAとブッシュCIAの両派閥を満足させようとしたからに他ならない。
ピザゲートで悪名高いジョン・ポデスタ氏と彼の兄(弟)はワシントンで最も有力なロビーストであり、レーガン政権時代から米政府の小児性愛組織を牛耳ってきた。
パパブッシュはレーガン政権の事実上の権力者だったが、当時からホワイトハウスでは小児性愛犯罪が日常的に行われていた。
ホワイトハウスがこのような性犯罪を堂々と行っていたことで連邦議員らの倫理が完全に崩壊した。
パパブッシュはケネディを暗殺したCIAを当時から支配し続けており、やりたい放題のことをやってきた。誰もそれを止めることはできなかった。パパブッシュはレーガン大統領の暗殺も企てたが失敗した。
ホワイトハウスも司法省も国務省もCIAの犯罪行為に慣れてしまい、CIAや政治家の犯罪をひたすら隠蔽してきた。
ケネディが暗殺されたとき、パパブッシュはCIAエージェントだった。
当時GB-CIAは世界の地政学的領域で独占するようになり、政治リーダーの暗殺を行うことで政権を変えることが可能になったとパパブッシュは認識した。
当時、パパブッシュは外交政策の責任者としてCFR(元CIA、政府の諜報部員及び企業の諜報部員で構成されている)の命令に従って政策を実行していた。また、パパブッシュは自分が任命した政治家全員の脅迫状リストを作成し彼らに命令に従うことを約束させた。
パパブッシュはサウジ王族と非常に親しい関係を築いた。そして彼の人生の多くをサウジの宮殿で過ごすことになった。パパブッシュは世界最大の武器商人、麻薬王、マフィア、王族、金融詐欺集団と協力関係にあった。彼はどこの国を訪れてもセキュリティに引っかかることなく自由に入国を許され、彼のビジネス(犯罪活動)を世界中で展開することができた。
最終的にGB-CIAはブッシュCIAの活動に気が付き、両者間の緊張が高まった。
パパブッシュは、配下のジョージ・ソロスとレオ・ワンタがロシア通貨を崩壊させ巨額の富を得た時、ロシアから大量の
金(ゴールド)を盗んだ。
そしてその2年間でパパブッシュは絶大な権力と富を獲得し、ブッシュCIAとGB-CIAのいがみ合いが悪化した。GB-CIAはブッシュの協力を得て政府とのつながりを持ちたかった。彼らはクリントン大統領が単にパパブッシュの命令で動いていることを知っていた。
Ex-CIA:
既にGB-CIA対ブッシュCIAの対立が激化している中で、Ex-CIAがそれに参戦している。
政治家を脅迫して政権を変えることが好きなGB-CIAと非常に欲深く際限のない権力闘争に明け暮れるブッシュCIAの対立を逆手に取りEx-CIAはこれらの2派閥の戦術と利権を盗もうと考えた。多くのEx-CIAは、政府を去り、利益の多い民間の諜報機関に籍を置いている。民間諜報機関はアメリカの諜報活動の65%を行っている。
Ex-CIAは、政府、銀行、企業の最高の地位にいた元CIAエージェントたちである。また、Ex-CIAは、GB-CIA及びブッシュCIAで働いていたエージェントらによる無秩序スパイ集団として創設された。
Ex-CIAのメンバーは政府や大企業で最高の地位を獲得している。
弁護士のジミー・コメィ氏は、FBI長官になる前に、ニューヨーク南部の連邦検事、検事副総長、米最大の軍事契約企業、ロックヒードマーチン社の上席副社長、CIA関連企業の相談役、CIA銀行のHSBC及びGB-CIAの金を保管しているHSBCホールディングズの理事を務めていた。
CIAの高級エージェントはこのよう昇進の梯子を上っていく。
コメィ長官はFBIを去ったあとに別の場所で高い地位を得ることで、 彼が犯罪によって獲得した巨額の富は守られることになる。コメィ長官はCIAの3派閥の命令に従って動いていた。
ジョン・ブレナンCIA長官は、長官になる前に国土安全保障省の副補佐官、サウジアラビアのステーションチーフ、国家反テロセンターの所長、諜報ネットワークのAnalysis CorporationのCEO、National Security Allianceの会長、 Global Strategies 、GlobalIntelligence SolutionsそしてGTECの主任エージェントだった。
これらの3派閥はシリアで破壊活動を行っている。シリアでCIAはペンタゴンが支援している部隊を攻撃していることが明らかになった。
アレッポの外側でアメリカが支援している3つの集団がお互いに戦っていることが分かった。この事実を隠蔽するためにオバマはクラッパー氏に偽の情報を流すよう命令した。
それこそが、ロシアがトランプ氏を脅迫していることや大統領選でロシアがハッキング行為を行ったとするねつ造報道である。また、国土安全保障省が有権者のデータベースをハッキングしたと報道されたのはシリアにおけるオバマの個人的な戦争の実態を隠すための偽装工作である。
クラッパー氏、ブレナン氏、コメィ氏は共に17の諜報機関がメディアを介してねつ造報道を行うことに賛成した。トランプ氏に対する彼らの攻撃により、CIAの3派閥の汚職、共謀、グローバリズム・アジェンダ、反米姿勢が明らかになった。
トランプ氏はCIAに刃向かう戦士である。
トランプ氏はグローバリズムと戦い法の支配を推し進めているため、CIAの3派閥の一番の敵となった。
CIAの3派閥は法の上に君臨して権力を悪用しているが、反グローバリズム、反NWOのトランプ氏が大統領に選ばれたことで彼らはかなりの衝撃を受けている。そのため、3派閥はトランプ氏の信用を落とすためにあらゆる情報操作を行っている。また、彼らが継続的に行ってきた数々の邪悪な犯罪を隠蔽しようとしている。また、ケネディがやろうとして失敗したことをトランプ氏がやろうとしているため、それを阻止しようとしている。
トランプ氏は、CIAがCIAメンバーとCIAの利権を守るためなら容赦なく人を殺すことを知っており、彼の命が危険にさらされていることを十分認識している。
CIAはトランプ氏についての調査書類を持っておらず、彼がワイルドカードだったことをCIAは知らなかった。トランプ氏にはこれまで明らかになったスキャンダル以外は何もないのである。トランプ氏はCIAの3派閥とは一切関わり合いを持っていない。
トランプ氏はワシントンDCの関係者を一切信用していない。なぜなら彼らは既にCIAに取り込まれている恐れがあるからだ。
トランプ氏が1600ペンシルベニア・アベニューのビルにオフィスを構えることをしなかったのは賢い選択である。なぜなら、そのビルの隅々にCIAのスパイ装置が設置されているからである。
愛国者は、トランプ氏が使うことになるホワイトハウスの内装及びリフォームの費用を支援すべきである。
CIAはあらゆる手法を使ってトランプ氏を公然と攻撃しはじめた。CIAの3派閥と繋がりのあるジョージ・ソロスも世界の舞台で公然とトランプ氏を攻撃している。
ビルダーバーグや三極委員会、ボヘミアングローブ、CFRが一同に集まり会議を開いた。そこでトランプ氏を大統領にさせないための作戦を練った。世界中の邪悪なカバラ犯罪集団は神経をとがらせている。既に彼らはトランプ氏を殺害しようとした。また、彼に賄賂を贈ろうともした。彼らは他の政治家に対してならうまくいく戦術がトランプ氏にはうまくいかないことを知った。トランプ氏はCIAが日常的に行っている活動に一切関心がない。
以下省略
http://blog.livedoor.jp/wisdomkeeper/archives/52001108.html
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/296.html#c38
非常に長い記事ですので一部をざっくりと訳してみました。全てをお伝えできず残念ですが、残りの部分はサイト内の本文をご覧ください。
この記事はCIAについて非常に詳細に説明してくれています。そして世界を実際に支配しているのはCIAの3派閥だとも言っています。これらの3派閥で内紛が勃発しているそうです。またCIA 対 NSAの闘争も起きているそうです。彼らの戦いが激化して共倒れすることを願うばかりです。
日本の政治家もCIAに暗殺されていますが、トランプ氏もケネディ大統領と同様に彼らに暗殺される危険性があります。CIAとは関係がなくスキャンダルも少ないトランプ氏はCIAと主要メディアと戦っていることがよくわかります。主要メディア(日本のマスコミも含め)は、大統領就任式間近の今、反トランプの情報操作を激化しています。マスコミはトランプ氏の暴言について嘲笑しながら伝えていますが、トランプ氏の暴言の内容は非常にまともで本当のことを言っています。これほど本当のことをストレートにいう政治家はいままでいなかったでしょう。
激しくののしっているように聞こえますが、トランプ氏はオルターナティブ・メディアが伝える内容をそのまま言葉にしているだけです。想像以上にアメリカの闇を知り尽くしているのでしょうね。
http://themillenniumreport.com/2017/01/exposed-cia-the-swamp-monsters/
(一部のみ)
1月14日付け
EXPOSED: CIA –The Swamp Monsters
世界を支配しているCIAの3派
By the Anonymous Patriots
The Millennium Report Exclusive
(非常に長い記事ですので、一部しかお伝えできません。ご了承ください。残りの部分はサイト内の記事をご覧ください。)
CIAの国内におけるスパイ活動は全ての米国民を標的にしている。いつ米国民がCIAに狙われ銃で撃たれてもおかしくない状況にある。
大統領選での様々なハッキング騒動は大統領選を無効にするためにCIAが行った偽旗であり、これには国を混乱に陥れているCIAの派閥争いも絡んでいる。
現在、CIAの派閥闘争及びCIAとCIAほど重要でない他の諜報機関(FBI、NSA、国土安全保障省、NIA国家情報機関、その他)の闘争が進行中である。
このような諜報機関同士のスキャンダル合戦は今に始まったものではないが。
米政府の代弁者でしかない主要メディアでさえ、米諜報機関同士の争いが起きていることを報道している。
CIAは他の全ての政府系諜報機関のトップに君臨している。
大統領令は極秘に扱われ、CIA以外の諜報機関には知らされることはない。
大統領の国際的な極秘事項に対してはCIA以外の諜報機関は部外者となる。
現在、オバマ大統領は、米議会、最高裁判所、米国民の承認を得ずに国際戦争を行っている。オバマ大統領は、NDAA(直訳:国防権限法)を修正し大統領の権限を増大させたため、米議会の承認なしに国内外で様々な戦争を行うことができるようになった。オバマはこの8年間で数々の違法な大統領令を確立させ、大統領の権限をかつてないほどに増大させた。
オバマが確立させた大統領令の下で国の安全を理由に大統領はアメリカの全資産を強奪できるようになった。
更に恐ろしいことは、CIAは、国際安全保障の名の下に大統領の上に立つことができるということだ。
CIAは、米連邦議会、大統領、米国民よりも優位な位置に自らを置き、秘密裡に何でも行えるようになってしまった。
CIAの絶大な権限で主要メディアはトランプ次期大統領に関するねつ造報道(ロシアのハッキングやロシアの脅迫など)を展開している。イギリスからこの国へ偽の調査書類が送られた。そしてCIAはトランプ次期大統領に対する
組織的誹謗中傷キャンペーンを実施している。
DNI国家情報長官のジェームズ・クラッパー氏(James Clapper)はCIAが提出した偽の調査書類に同意したことで、政府諜報機関の無能さが露呈した。
1981年にレーガ大統領が大統領令によりDNI国家情報長官を創設した主な理由は、米軍の高級将官が運営していたNSAをなくすためだった。DNIの職務はCIAの監視役として定義され、全諜報機関のトップに立った。しかし彼はCIAを支配することはできない。
国内外の情報活動に携わっている政府機関は世界各地に1271機関あり、政府から委託された民間会社は1931社存在する。つまり、85万4千人以上の職員が機密情報を取り扱っている。
諜報部員は85万4千人以上存在する。
クラッパーDNI国家情報長官は米議会で真実を話すことを宣言したにも関わらず、NSAは米国民の個人情報を収集していないと嘘をついた。
クラッパー氏はDNIに任命される前に、英軍に機密情報を提供している会社(Detica)の業務最高責任者を務めていた。同時に他の民間諜報機関(SRAとBoozAllen Hamilton)にも勤務していた。
クラッパー氏は諜報活動のための約75億ドルの年間国家予算を管理している。また彼はイギリスの元民間スパイである。それでも彼はトランプ氏に関する主要メディアのねつ造報道を見抜けなかったのである。
つまりこの男はプロの諜報部員を従えて年間75億ドルの予算を管理してるのにもかかわらず、CIAがトランプ氏を中傷するために偽の情報を流していることにさえ気づいていないのだ。
一方、我々市民は独立メディアの情報によりその真実を知っている。
法治国家であるならば、CIAによる次期大統領に関するねつ造報道は違法行為と見なされるがアメリカは法治国家ではない。
クラッパー氏は、現在、17の諜報機関(CIA、NSA、国土安全保障省、FBI、国務省、財務省、国防情報局、空軍情報局、陸軍情報局、米海兵隊情報局、沿岸警備情報局、エネルギー省、国家偵察局、麻薬取締局、国家地理空間情報局)のトップに君臨している。同時に彼は今でも3つの政府請負会社(Detica、BAE Systems、SRAインターナショナル、Booz Allen Hamilton)の取締役である。
クラッパー氏はアメリカの全ての情報機関を支配しているが、同時にアメリカの敵でもある。
彼は外国の諜報機関に所属してアメリカをスパイしていたこともある。
彼はアメリカの国家諜報機関のトップに上りつめ、全権力とカネを手に入れた。
オバマがクラッパー氏を国家諜報機関のトップに任命してから、アメリカではねつ造報道のオンパレードとなり、多国籍グローバリストの利益のために売国されるようになった。
CIAは国外の違法なハッカーを雇ってサイバー攻撃を行わせている。ヒラリーと民主党全国大会は彼らのサーバーがハッキングされた後にその調査を国外の民間会社に依頼した。しかしロシアが彼らのサーバーをハッキングした証拠は一切見つかっていない。
ほんの数人に権力が集中すると、必ず誤った方向へ進んでしまう。クラッパー氏は正確な情報を提供することに興味はない。彼はナチスの情報局と同様に単なるプロパガンダ・マシーンなのだ。
クラッパー氏は17の諜報機関を使って、彼らが流す情報は全て正しいと証拠もなしに我々に信じさせようとしている。
オバマの大統領令により、NSAは米国民と世界人類を監視することが可能となった。NSAが盗みとった個人データは全諜報機関が共有している。
スイス、ジュネーブのCIA海外本部はスイスの金融スキャンダルやCIAの犯罪活動に関わっている。
CIAのCiscoルーターやサーバーはNSAによってスパイされCIAの犯罪活動がNSAに知られてしまった。その結果、CIAと共謀したスイスの金融エリートらが逮捕された。NSAは今後もCIAに対するスパイを行っていく。
CIAのスイス本部は極秘施設であり、そこのサーバーがハッキングされたことでCIAは激怒した。
NSAに対するCIAの反撃として、CIA請負エージェントのエドワード・スノーデンを使って、NSAが米国民の個人情報を盗んでいることを示す大量のデータをリークさせた。
CIAは、CIAの3派閥を暴露したNSAがこれ以上CIAをスパイできないように対策を講じている。
クラッパー氏は米議会に呼ばれる度にNSAはスパイ活動を行っていないと嘘の証言をした。
CIAとNSAの闘争の中で、CIAはCisco SystemsやDARPAなどの活動情報をNSAに盗まれないようにした。
現在、CIA、NSAそして他の諜報機関の情報操作、情報収集合戦が進行中である。
しかしCIAは国際安全保障を担っているため国家安全保障を担当するNSAよりも優位に立っている。
CIAは国際的な紛争や事件に必ず関与している。通貨戦争、市場戦争、金融戦争、サイバー戦争、麻薬戦争そしてテロは常にCIAの関心事である。
オバマのNDAAは軍隊がテロリストと見なされた米国民を攻撃することを可能にした。愛国法により、CIAは米国民、企業、機関がテロリストでないことを証明できるまでテロリストと見なすことが可能となった。
CIAは3つの派閥に分類されており、世界中のスパイ活動を通して大きな利益を得ている。
アメリカはCIAに支配されており、ワシントンDCはCIAの泥沼の怪獣に包囲されている。
CIAは国内外で偽旗事件や非人道的犯罪を繰り返している。CIAによる殺人行為で無数の人々が犠牲になり、3兆ドルものアメリカの納税者の血税が無駄に使われた。CIAは国際戦争を勃発させるための偽旗事件を仕掛ける。またCIAはメディアを支配しサブリミナル・メッセージを流すことにより人々を洗脳している。
CIAは、元祖CIA(金に裏付けられたCIA=GB-CIA)、ブッシュCIA、Ex−CIAの3派閥に分かれている。それらの3派閥がアメリカや世界を支配してきた。
GB-CIA:Gold backed CIA
元祖CIA(OSS)は第二次世界大戦中に世界の国々から金(Gold)を盗んだ。ドイツや日本が他の国々から奪い取った金もCIAが奪った。しかしCIAは盗んだ金を返還するつもりはない。CIAが盗んだ金はアメリカには保管されておらず、フィリピンとスイスに保管されている。
GB-CIAはアメリカの国益のために海外で活動することになっているが、彼らは通貨市場、債券市場、株式市場に関与し世界中に影響をあたえている。
GB-CIAのメンバーは米財務省及びアメリカの経済政策を決めるESF経済安定資金に多く入りこんでいる。 ESFは通貨、債券、株式市場を操作し、FRBに金融政策を指示している。ESFはGB‐CIAにとってアメリカの金融市場を支配する上で最も都合の良いツールである。
GB-CIAこそがアメリカ経済を支配している。
GB-CIAは欲深く、世界中に戦争を仕掛けて富を強奪している。邪魔者は容赦なく殺害する。CIAは世界中で数々の残忍な犯罪活動を行っている。
ブッシュやクリントン周辺では、彼らに批判的な銀行のトップ、ブローカー、内部告発者が次々に不審死を遂げている。これまで数百人が殺害された。
また、GB-CIA は、彼らの性的異常行為、ピードフィリア(小児性愛犯罪)、悪魔崇拝の生贄儀式に多くの政治家や企業家を取り込んでいる。彼らは世界的な小児性愛犯罪ネットワークを構築させた。また、彼らは、難民のチャリティ団体を活用して世界最大の性奴隷の人身売買市場を運営している。また世界の麻薬密売も牛耳っており、イランーコントラ・スキャンダルやアフガニスタンのケシ栽培を行ってきた。
彼らは、麻薬、セックス、権力、支配、悪魔崇拝という通貨で絶大な権力を買っている。
Bush CIA (ブッシュ、クリントン、オバマ犯罪ファミリーとも呼ばれる):
パパブッシュが副大統領時代にブッシュCIAが正式に創設された。アメリカの16の諜報機関は国家情報長官によって支配されている。パパブッシュはCIA長官も務めたことがある。レーガン政権を支配していたのはパパブッシュである。彼はレーガンによってアメリカの外交政策の責任者に任命された。当時、パパブッシュはCIAの戦術を使ってソ連を崩壊させた。
パパブッシュ政権時代にジョージ・ソロスとレオ・ワンタが米財務省の偽の米国債を使ってロシア通貨を攻撃し不安定化した。
パパブッシュの兄(弟)は、Riggs Bankを経営しており、その傘下にVelment Bankを創設し、ロシアから奪ったお金とゴールドをロンダリングしている。一部のお金はミット・ロムニーの会社、Bain Capitalを介してロンダリングされた。
ソ連崩壊後、パパブッシュとブッシュのネオコン攻撃部隊(Vulcans)はロシア及びソ連から独立した国々から全ての資産(特に石油)を奪った。パパブッシュとキッシンジャーは、ブッシュCIAのごろつき集団の犯罪を介して個人的に巨額の富を得た。
パパブッシュはブッシュCIAのごろつき集団にホワイトハウス、司法省、国務省を取り込み、勢力を拡大した。その結果、CIAの犯罪は全て連邦判事や国務省の高官によって見逃された。
ブッシュ家はクリントン家とビル・クリントンがアーカンソー州知事になる前から親しい関係にあり、オバマの母親は元CIAエージェントである。そのためオバマは生まれた時からCIAと深い結びつきがあった。オバマは完全にCIAの創造物である。
オバマが抱える問題は、CIAの3派閥ともつながりがあることであり、どの派閥に属してよいのかわからない。彼のめちゃくちゃな政策は、GB-CIAとブッシュCIAの両派閥を満足させようとしたからに他ならない。
ピザゲートで悪名高いジョン・ポデスタ氏と彼の兄(弟)はワシントンで最も有力なロビーストであり、レーガン政権時代から米政府の小児性愛組織を牛耳ってきた。
パパブッシュはレーガン政権の事実上の権力者だったが、当時からホワイトハウスでは小児性愛犯罪が日常的に行われていた。
ホワイトハウスがこのような性犯罪を堂々と行っていたことで連邦議員らの倫理が完全に崩壊した。
パパブッシュはケネディを暗殺したCIAを当時から支配し続けており、やりたい放題のことをやってきた。誰もそれを止めることはできなかった。パパブッシュはレーガン大統領の暗殺も企てたが失敗した。
ホワイトハウスも司法省も国務省もCIAの犯罪行為に慣れてしまい、CIAや政治家の犯罪をひたすら隠蔽してきた。
ケネディが暗殺されたとき、パパブッシュはCIAエージェントだった。
当時GB-CIAは世界の地政学的領域で独占するようになり、政治リーダーの暗殺を行うことで政権を変えることが可能になったとパパブッシュは認識した。
当時、パパブッシュは外交政策の責任者としてCFR(元CIA、政府の諜報部員及び企業の諜報部員で構成されている)の命令に従って政策を実行していた。また、パパブッシュは自分が任命した政治家全員の脅迫状リストを作成し彼らに命令に従うことを約束させた。
パパブッシュはサウジ王族と非常に親しい関係を築いた。そして彼の人生の多くをサウジの宮殿で過ごすことになった。パパブッシュは世界最大の武器商人、麻薬王、マフィア、王族、金融詐欺集団と協力関係にあった。彼はどこの国を訪れてもセキュリティに引っかかることなく自由に入国を許され、彼のビジネス(犯罪活動)を世界中で展開することができた。
最終的にGB-CIAはブッシュCIAの活動に気が付き、両者間の緊張が高まった。
パパブッシュは、配下のジョージ・ソロスとレオ・ワンタがロシア通貨を崩壊させ巨額の富を得た時、ロシアから大量の
金(ゴールド)を盗んだ。
そしてその2年間でパパブッシュは絶大な権力と富を獲得し、ブッシュCIAとGB-CIAのいがみ合いが悪化した。GB-CIAはブッシュの協力を得て政府とのつながりを持ちたかった。彼らはクリントン大統領が単にパパブッシュの命令で動いていることを知っていた。
Ex-CIA:
既にGB-CIA対ブッシュCIAの対立が激化している中で、Ex-CIAがそれに参戦している。
政治家を脅迫して政権を変えることが好きなGB-CIAと非常に欲深く際限のない権力闘争に明け暮れるブッシュCIAの対立を逆手に取りEx-CIAはこれらの2派閥の戦術と利権を盗もうと考えた。多くのEx-CIAは、政府を去り、利益の多い民間の諜報機関に籍を置いている。民間諜報機関はアメリカの諜報活動の65%を行っている。
Ex-CIAは、政府、銀行、企業の最高の地位にいた元CIAエージェントたちである。また、Ex-CIAは、GB-CIA及びブッシュCIAで働いていたエージェントらによる無秩序スパイ集団として創設された。
Ex-CIAのメンバーは政府や大企業で最高の地位を獲得している。
弁護士のジミー・コメィ氏は、FBI長官になる前に、ニューヨーク南部の連邦検事、検事副総長、米最大の軍事契約企業、ロックヒードマーチン社の上席副社長、CIA関連企業の相談役、CIA銀行のHSBC及びGB-CIAの金を保管しているHSBCホールディングズの理事を務めていた。
CIAの高級エージェントはこのよう昇進の梯子を上っていく。
コメィ長官はFBIを去ったあとに別の場所で高い地位を得ることで、 彼が犯罪によって獲得した巨額の富は守られることになる。コメィ長官はCIAの3派閥の命令に従って動いていた。
ジョン・ブレナンCIA長官は、長官になる前に国土安全保障省の副補佐官、サウジアラビアのステーションチーフ、国家反テロセンターの所長、諜報ネットワークのAnalysis CorporationのCEO、National Security Allianceの会長、 Global Strategies 、GlobalIntelligence SolutionsそしてGTECの主任エージェントだった。
これらの3派閥はシリアで破壊活動を行っている。シリアでCIAはペンタゴンが支援している部隊を攻撃していることが明らかになった。
アレッポの外側でアメリカが支援している3つの集団がお互いに戦っていることが分かった。この事実を隠蔽するためにオバマはクラッパー氏に偽の情報を流すよう命令した。
それこそが、ロシアがトランプ氏を脅迫していることや大統領選でロシアがハッキング行為を行ったとするねつ造報道である。また、国土安全保障省が有権者のデータベースをハッキングしたと報道されたのはシリアにおけるオバマの個人的な戦争の実態を隠すための偽装工作である。
クラッパー氏、ブレナン氏、コメィ氏は共に17の諜報機関がメディアを介してねつ造報道を行うことに賛成した。トランプ氏に対する彼らの攻撃により、CIAの3派閥の汚職、共謀、グローバリズム・アジェンダ、反米姿勢が明らかになった。
トランプ氏はCIAに刃向かう戦士である。
トランプ氏はグローバリズムと戦い法の支配を推し進めているため、CIAの3派閥の一番の敵となった。
CIAの3派閥は法の上に君臨して権力を悪用しているが、反グローバリズム、反NWOのトランプ氏が大統領に選ばれたことで彼らはかなりの衝撃を受けている。そのため、3派閥はトランプ氏の信用を落とすためにあらゆる情報操作を行っている。また、彼らが継続的に行ってきた数々の邪悪な犯罪を隠蔽しようとしている。また、ケネディがやろうとして失敗したことをトランプ氏がやろうとしているため、それを阻止しようとしている。
トランプ氏は、CIAがCIAメンバーとCIAの利権を守るためなら容赦なく人を殺すことを知っており、彼の命が危険にさらされていることを十分認識している。
CIAはトランプ氏についての調査書類を持っておらず、彼がワイルドカードだったことをCIAは知らなかった。トランプ氏にはこれまで明らかになったスキャンダル以外は何もないのである。トランプ氏はCIAの3派閥とは一切関わり合いを持っていない。
トランプ氏はワシントンDCの関係者を一切信用していない。なぜなら彼らは既にCIAに取り込まれている恐れがあるからだ。
トランプ氏が1600ペンシルベニア・アベニューのビルにオフィスを構えることをしなかったのは賢い選択である。なぜなら、そのビルの隅々にCIAのスパイ装置が設置されているからである。
愛国者は、トランプ氏が使うことになるホワイトハウスの内装及びリフォームの費用を支援すべきである。
CIAはあらゆる手法を使ってトランプ氏を公然と攻撃しはじめた。CIAの3派閥と繋がりのあるジョージ・ソロスも世界の舞台で公然とトランプ氏を攻撃している。
ビルダーバーグや三極委員会、ボヘミアングローブ、CFRが一同に集まり会議を開いた。そこでトランプ氏を大統領にさせないための作戦を練った。世界中の邪悪なカバラ犯罪集団は神経をとがらせている。既に彼らはトランプ氏を殺害しようとした。また、彼に賄賂を贈ろうともした。彼らは他の政治家に対してならうまくいく戦術がトランプ氏にはうまくいかないことを知った。トランプ氏はCIAが日常的に行っている活動に一切関心がない。
以下省略
http://blog.livedoor.jp/wisdomkeeper/archives/52001108.html
http://www.asyura2.com/0505/nihon17/msg/722.html#c41
非常に長い記事ですので一部をざっくりと訳してみました。全てをお伝えできず残念ですが、残りの部分はサイト内の本文をご覧ください。
この記事はCIAについて非常に詳細に説明してくれています。そして世界を実際に支配しているのはCIAの3派閥だとも言っています。これらの3派閥で内紛が勃発しているそうです。またCIA 対 NSAの闘争も起きているそうです。彼らの戦いが激化して共倒れすることを願うばかりです。
日本の政治家もCIAに暗殺されていますが、トランプ氏もケネディ大統領と同様に彼らに暗殺される危険性があります。CIAとは関係がなくスキャンダルも少ないトランプ氏はCIAと主要メディアと戦っていることがよくわかります。主要メディア(日本のマスコミも含め)は、大統領就任式間近の今、反トランプの情報操作を激化しています。マスコミはトランプ氏の暴言について嘲笑しながら伝えていますが、トランプ氏の暴言の内容は非常にまともで本当のことを言っています。これほど本当のことをストレートにいう政治家はいままでいなかったでしょう。
激しくののしっているように聞こえますが、トランプ氏はオルターナティブ・メディアが伝える内容をそのまま言葉にしているだけです。想像以上にアメリカの闇を知り尽くしているのでしょうね。
http://themillenniumreport.com/2017/01/exposed-cia-the-swamp-monsters/
(一部のみ)
1月14日付け
EXPOSED: CIA –The Swamp Monsters
世界を支配しているCIAの3派
By the Anonymous Patriots
The Millennium Report Exclusive
(非常に長い記事ですので、一部しかお伝えできません。ご了承ください。残りの部分はサイト内の記事をご覧ください。)
CIAの国内におけるスパイ活動は全ての米国民を標的にしている。いつ米国民がCIAに狙われ銃で撃たれてもおかしくない状況にある。
大統領選での様々なハッキング騒動は大統領選を無効にするためにCIAが行った偽旗であり、これには国を混乱に陥れているCIAの派閥争いも絡んでいる。
現在、CIAの派閥闘争及びCIAとCIAほど重要でない他の諜報機関(FBI、NSA、国土安全保障省、NIA国家情報機関、その他)の闘争が進行中である。
このような諜報機関同士のスキャンダル合戦は今に始まったものではないが。
米政府の代弁者でしかない主要メディアでさえ、米諜報機関同士の争いが起きていることを報道している。
CIAは他の全ての政府系諜報機関のトップに君臨している。
大統領令は極秘に扱われ、CIA以外の諜報機関には知らされることはない。
大統領の国際的な極秘事項に対してはCIA以外の諜報機関は部外者となる。
現在、オバマ大統領は、米議会、最高裁判所、米国民の承認を得ずに国際戦争を行っている。オバマ大統領は、NDAA(直訳:国防権限法)を修正し大統領の権限を増大させたため、米議会の承認なしに国内外で様々な戦争を行うことができるようになった。オバマはこの8年間で数々の違法な大統領令を確立させ、大統領の権限をかつてないほどに増大させた。
オバマが確立させた大統領令の下で国の安全を理由に大統領はアメリカの全資産を強奪できるようになった。
更に恐ろしいことは、CIAは、国際安全保障の名の下に大統領の上に立つことができるということだ。
CIAは、米連邦議会、大統領、米国民よりも優位な位置に自らを置き、秘密裡に何でも行えるようになってしまった。
CIAの絶大な権限で主要メディアはトランプ次期大統領に関するねつ造報道(ロシアのハッキングやロシアの脅迫など)を展開している。イギリスからこの国へ偽の調査書類が送られた。そしてCIAはトランプ次期大統領に対する
組織的誹謗中傷キャンペーンを実施している。
DNI国家情報長官のジェームズ・クラッパー氏(James Clapper)はCIAが提出した偽の調査書類に同意したことで、政府諜報機関の無能さが露呈した。
1981年にレーガ大統領が大統領令によりDNI国家情報長官を創設した主な理由は、米軍の高級将官が運営していたNSAをなくすためだった。DNIの職務はCIAの監視役として定義され、全諜報機関のトップに立った。しかし彼はCIAを支配することはできない。
国内外の情報活動に携わっている政府機関は世界各地に1271機関あり、政府から委託された民間会社は1931社存在する。つまり、85万4千人以上の職員が機密情報を取り扱っている。
諜報部員は85万4千人以上存在する。
クラッパーDNI国家情報長官は米議会で真実を話すことを宣言したにも関わらず、NSAは米国民の個人情報を収集していないと嘘をついた。
クラッパー氏はDNIに任命される前に、英軍に機密情報を提供している会社(Detica)の業務最高責任者を務めていた。同時に他の民間諜報機関(SRAとBoozAllen Hamilton)にも勤務していた。
クラッパー氏は諜報活動のための約75億ドルの年間国家予算を管理している。また彼はイギリスの元民間スパイである。それでも彼はトランプ氏に関する主要メディアのねつ造報道を見抜けなかったのである。
つまりこの男はプロの諜報部員を従えて年間75億ドルの予算を管理してるのにもかかわらず、CIAがトランプ氏を中傷するために偽の情報を流していることにさえ気づいていないのだ。
一方、我々市民は独立メディアの情報によりその真実を知っている。
法治国家であるならば、CIAによる次期大統領に関するねつ造報道は違法行為と見なされるがアメリカは法治国家ではない。
クラッパー氏は、現在、17の諜報機関(CIA、NSA、国土安全保障省、FBI、国務省、財務省、国防情報局、空軍情報局、陸軍情報局、米海兵隊情報局、沿岸警備情報局、エネルギー省、国家偵察局、麻薬取締局、国家地理空間情報局)のトップに君臨している。同時に彼は今でも3つの政府請負会社(Detica、BAE Systems、SRAインターナショナル、Booz Allen Hamilton)の取締役である。
クラッパー氏はアメリカの全ての情報機関を支配しているが、同時にアメリカの敵でもある。
彼は外国の諜報機関に所属してアメリカをスパイしていたこともある。
彼はアメリカの国家諜報機関のトップに上りつめ、全権力とカネを手に入れた。
オバマがクラッパー氏を国家諜報機関のトップに任命してから、アメリカではねつ造報道のオンパレードとなり、多国籍グローバリストの利益のために売国されるようになった。
CIAは国外の違法なハッカーを雇ってサイバー攻撃を行わせている。ヒラリーと民主党全国大会は彼らのサーバーがハッキングされた後にその調査を国外の民間会社に依頼した。しかしロシアが彼らのサーバーをハッキングした証拠は一切見つかっていない。
ほんの数人に権力が集中すると、必ず誤った方向へ進んでしまう。クラッパー氏は正確な情報を提供することに興味はない。彼はナチスの情報局と同様に単なるプロパガンダ・マシーンなのだ。
クラッパー氏は17の諜報機関を使って、彼らが流す情報は全て正しいと証拠もなしに我々に信じさせようとしている。
オバマの大統領令により、NSAは米国民と世界人類を監視することが可能となった。NSAが盗みとった個人データは全諜報機関が共有している。
スイス、ジュネーブのCIA海外本部はスイスの金融スキャンダルやCIAの犯罪活動に関わっている。
CIAのCiscoルーターやサーバーはNSAによってスパイされCIAの犯罪活動がNSAに知られてしまった。その結果、CIAと共謀したスイスの金融エリートらが逮捕された。NSAは今後もCIAに対するスパイを行っていく。
CIAのスイス本部は極秘施設であり、そこのサーバーがハッキングされたことでCIAは激怒した。
NSAに対するCIAの反撃として、CIA請負エージェントのエドワード・スノーデンを使って、NSAが米国民の個人情報を盗んでいることを示す大量のデータをリークさせた。
CIAは、CIAの3派閥を暴露したNSAがこれ以上CIAをスパイできないように対策を講じている。
クラッパー氏は米議会に呼ばれる度にNSAはスパイ活動を行っていないと嘘の証言をした。
CIAとNSAの闘争の中で、CIAはCisco SystemsやDARPAなどの活動情報をNSAに盗まれないようにした。
現在、CIA、NSAそして他の諜報機関の情報操作、情報収集合戦が進行中である。
しかしCIAは国際安全保障を担っているため国家安全保障を担当するNSAよりも優位に立っている。
CIAは国際的な紛争や事件に必ず関与している。通貨戦争、市場戦争、金融戦争、サイバー戦争、麻薬戦争そしてテロは常にCIAの関心事である。
オバマのNDAAは軍隊がテロリストと見なされた米国民を攻撃することを可能にした。愛国法により、CIAは米国民、企業、機関がテロリストでないことを証明できるまでテロリストと見なすことが可能となった。
CIAは3つの派閥に分類されており、世界中のスパイ活動を通して大きな利益を得ている。
アメリカはCIAに支配されており、ワシントンDCはCIAの泥沼の怪獣に包囲されている。
CIAは国内外で偽旗事件や非人道的犯罪を繰り返している。CIAによる殺人行為で無数の人々が犠牲になり、3兆ドルものアメリカの納税者の血税が無駄に使われた。CIAは国際戦争を勃発させるための偽旗事件を仕掛ける。またCIAはメディアを支配しサブリミナル・メッセージを流すことにより人々を洗脳している。
CIAは、元祖CIA(金に裏付けられたCIA=GB-CIA)、ブッシュCIA、Ex−CIAの3派閥に分かれている。それらの3派閥がアメリカや世界を支配してきた。
GB-CIA:Gold backed CIA
元祖CIA(OSS)は第二次世界大戦中に世界の国々から金(Gold)を盗んだ。ドイツや日本が他の国々から奪い取った金もCIAが奪った。しかしCIAは盗んだ金を返還するつもりはない。CIAが盗んだ金はアメリカには保管されておらず、フィリピンとスイスに保管されている。
GB-CIAはアメリカの国益のために海外で活動することになっているが、彼らは通貨市場、債券市場、株式市場に関与し世界中に影響をあたえている。
GB-CIAのメンバーは米財務省及びアメリカの経済政策を決めるESF経済安定資金に多く入りこんでいる。 ESFは通貨、債券、株式市場を操作し、FRBに金融政策を指示している。ESFはGB‐CIAにとってアメリカの金融市場を支配する上で最も都合の良いツールである。
GB-CIAこそがアメリカ経済を支配している。
GB-CIAは欲深く、世界中に戦争を仕掛けて富を強奪している。邪魔者は容赦なく殺害する。CIAは世界中で数々の残忍な犯罪活動を行っている。
ブッシュやクリントン周辺では、彼らに批判的な銀行のトップ、ブローカー、内部告発者が次々に不審死を遂げている。これまで数百人が殺害された。
また、GB-CIA は、彼らの性的異常行為、ピードフィリア(小児性愛犯罪)、悪魔崇拝の生贄儀式に多くの政治家や企業家を取り込んでいる。彼らは世界的な小児性愛犯罪ネットワークを構築させた。また、彼らは、難民のチャリティ団体を活用して世界最大の性奴隷の人身売買市場を運営している。また世界の麻薬密売も牛耳っており、イランーコントラ・スキャンダルやアフガニスタンのケシ栽培を行ってきた。
彼らは、麻薬、セックス、権力、支配、悪魔崇拝という通貨で絶大な権力を買っている。
Bush CIA (ブッシュ、クリントン、オバマ犯罪ファミリーとも呼ばれる):
パパブッシュが副大統領時代にブッシュCIAが正式に創設された。アメリカの16の諜報機関は国家情報長官によって支配されている。パパブッシュはCIA長官も務めたことがある。レーガン政権を支配していたのはパパブッシュである。彼はレーガンによってアメリカの外交政策の責任者に任命された。当時、パパブッシュはCIAの戦術を使ってソ連を崩壊させた。
パパブッシュ政権時代にジョージ・ソロスとレオ・ワンタが米財務省の偽の米国債を使ってロシア通貨を攻撃し不安定化した。
パパブッシュの兄(弟)は、Riggs Bankを経営しており、その傘下にVelment Bankを創設し、ロシアから奪ったお金とゴールドをロンダリングしている。一部のお金はミット・ロムニーの会社、Bain Capitalを介してロンダリングされた。
ソ連崩壊後、パパブッシュとブッシュのネオコン攻撃部隊(Vulcans)はロシア及びソ連から独立した国々から全ての資産(特に石油)を奪った。パパブッシュとキッシンジャーは、ブッシュCIAのごろつき集団の犯罪を介して個人的に巨額の富を得た。
パパブッシュはブッシュCIAのごろつき集団にホワイトハウス、司法省、国務省を取り込み、勢力を拡大した。その結果、CIAの犯罪は全て連邦判事や国務省の高官によって見逃された。
ブッシュ家はクリントン家とビル・クリントンがアーカンソー州知事になる前から親しい関係にあり、オバマの母親は元CIAエージェントである。そのためオバマは生まれた時からCIAと深い結びつきがあった。オバマは完全にCIAの創造物である。
オバマが抱える問題は、CIAの3派閥ともつながりがあることであり、どの派閥に属してよいのかわからない。彼のめちゃくちゃな政策は、GB-CIAとブッシュCIAの両派閥を満足させようとしたからに他ならない。
ピザゲートで悪名高いジョン・ポデスタ氏と彼の兄(弟)はワシントンで最も有力なロビーストであり、レーガン政権時代から米政府の小児性愛組織を牛耳ってきた。
パパブッシュはレーガン政権の事実上の権力者だったが、当時からホワイトハウスでは小児性愛犯罪が日常的に行われていた。
ホワイトハウスがこのような性犯罪を堂々と行っていたことで連邦議員らの倫理が完全に崩壊した。
パパブッシュはケネディを暗殺したCIAを当時から支配し続けており、やりたい放題のことをやってきた。誰もそれを止めることはできなかった。パパブッシュはレーガン大統領の暗殺も企てたが失敗した。
ホワイトハウスも司法省も国務省もCIAの犯罪行為に慣れてしまい、CIAや政治家の犯罪をひたすら隠蔽してきた。
ケネディが暗殺されたとき、パパブッシュはCIAエージェントだった。
当時GB-CIAは世界の地政学的領域で独占するようになり、政治リーダーの暗殺を行うことで政権を変えることが可能になったとパパブッシュは認識した。
当時、パパブッシュは外交政策の責任者としてCFR(元CIA、政府の諜報部員及び企業の諜報部員で構成されている)の命令に従って政策を実行していた。また、パパブッシュは自分が任命した政治家全員の脅迫状リストを作成し彼らに命令に従うことを約束させた。
パパブッシュはサウジ王族と非常に親しい関係を築いた。そして彼の人生の多くをサウジの宮殿で過ごすことになった。パパブッシュは世界最大の武器商人、麻薬王、マフィア、王族、金融詐欺集団と協力関係にあった。彼はどこの国を訪れてもセキュリティに引っかかることなく自由に入国を許され、彼のビジネス(犯罪活動)を世界中で展開することができた。
最終的にGB-CIAはブッシュCIAの活動に気が付き、両者間の緊張が高まった。
パパブッシュは、配下のジョージ・ソロスとレオ・ワンタがロシア通貨を崩壊させ巨額の富を得た時、ロシアから大量の
金(ゴールド)を盗んだ。
そしてその2年間でパパブッシュは絶大な権力と富を獲得し、ブッシュCIAとGB-CIAのいがみ合いが悪化した。GB-CIAはブッシュの協力を得て政府とのつながりを持ちたかった。彼らはクリントン大統領が単にパパブッシュの命令で動いていることを知っていた。
Ex-CIA:
既にGB-CIA対ブッシュCIAの対立が激化している中で、Ex-CIAがそれに参戦している。
政治家を脅迫して政権を変えることが好きなGB-CIAと非常に欲深く際限のない権力闘争に明け暮れるブッシュCIAの対立を逆手に取りEx-CIAはこれらの2派閥の戦術と利権を盗もうと考えた。多くのEx-CIAは、政府を去り、利益の多い民間の諜報機関に籍を置いている。民間諜報機関はアメリカの諜報活動の65%を行っている。
Ex-CIAは、政府、銀行、企業の最高の地位にいた元CIAエージェントたちである。また、Ex-CIAは、GB-CIA及びブッシュCIAで働いていたエージェントらによる無秩序スパイ集団として創設された。
Ex-CIAのメンバーは政府や大企業で最高の地位を獲得している。
弁護士のジミー・コメィ氏は、FBI長官になる前に、ニューヨーク南部の連邦検事、検事副総長、米最大の軍事契約企業、ロックヒードマーチン社の上席副社長、CIA関連企業の相談役、CIA銀行のHSBC及びGB-CIAの金を保管しているHSBCホールディングズの理事を務めていた。
CIAの高級エージェントはこのよう昇進の梯子を上っていく。
コメィ長官はFBIを去ったあとに別の場所で高い地位を得ることで、 彼が犯罪によって獲得した巨額の富は守られることになる。コメィ長官はCIAの3派閥の命令に従って動いていた。
ジョン・ブレナンCIA長官は、長官になる前に国土安全保障省の副補佐官、サウジアラビアのステーションチーフ、国家反テロセンターの所長、諜報ネットワークのAnalysis CorporationのCEO、National Security Allianceの会長、 Global Strategies 、GlobalIntelligence SolutionsそしてGTECの主任エージェントだった。
これらの3派閥はシリアで破壊活動を行っている。シリアでCIAはペンタゴンが支援している部隊を攻撃していることが明らかになった。
アレッポの外側でアメリカが支援している3つの集団がお互いに戦っていることが分かった。この事実を隠蔽するためにオバマはクラッパー氏に偽の情報を流すよう命令した。
それこそが、ロシアがトランプ氏を脅迫していることや大統領選でロシアがハッキング行為を行ったとするねつ造報道である。また、国土安全保障省が有権者のデータベースをハッキングしたと報道されたのはシリアにおけるオバマの個人的な戦争の実態を隠すための偽装工作である。
クラッパー氏、ブレナン氏、コメィ氏は共に17の諜報機関がメディアを介してねつ造報道を行うことに賛成した。トランプ氏に対する彼らの攻撃により、CIAの3派閥の汚職、共謀、グローバリズム・アジェンダ、反米姿勢が明らかになった。
トランプ氏はCIAに刃向かう戦士である。
トランプ氏はグローバリズムと戦い法の支配を推し進めているため、CIAの3派閥の一番の敵となった。
CIAの3派閥は法の上に君臨して権力を悪用しているが、反グローバリズム、反NWOのトランプ氏が大統領に選ばれたことで彼らはかなりの衝撃を受けている。そのため、3派閥はトランプ氏の信用を落とすためにあらゆる情報操作を行っている。また、彼らが継続的に行ってきた数々の邪悪な犯罪を隠蔽しようとしている。また、ケネディがやろうとして失敗したことをトランプ氏がやろうとしているため、それを阻止しようとしている。
トランプ氏は、CIAがCIAメンバーとCIAの利権を守るためなら容赦なく人を殺すことを知っており、彼の命が危険にさらされていることを十分認識している。
CIAはトランプ氏についての調査書類を持っておらず、彼がワイルドカードだったことをCIAは知らなかった。トランプ氏にはこれまで明らかになったスキャンダル以外は何もないのである。トランプ氏はCIAの3派閥とは一切関わり合いを持っていない。
トランプ氏はワシントンDCの関係者を一切信用していない。なぜなら彼らは既にCIAに取り込まれている恐れがあるからだ。
トランプ氏が1600ペンシルベニア・アベニューのビルにオフィスを構えることをしなかったのは賢い選択である。なぜなら、そのビルの隅々にCIAのスパイ装置が設置されているからである。
愛国者は、トランプ氏が使うことになるホワイトハウスの内装及びリフォームの費用を支援すべきである。
CIAはあらゆる手法を使ってトランプ氏を公然と攻撃しはじめた。CIAの3派閥と繋がりのあるジョージ・ソロスも世界の舞台で公然とトランプ氏を攻撃している。
ビルダーバーグや三極委員会、ボヘミアングローブ、CFRが一同に集まり会議を開いた。そこでトランプ氏を大統領にさせないための作戦を練った。世界中の邪悪なカバラ犯罪集団は神経をとがらせている。既に彼らはトランプ氏を殺害しようとした。また、彼に賄賂を贈ろうともした。彼らは他の政治家に対してならうまくいく戦術がトランプ氏にはうまくいかないことを知った。トランプ氏はCIAが日常的に行っている活動に一切関心がない。
以下省略
http://blog.livedoor.jp/wisdomkeeper/archives/52001108.html
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/290.html#c59
非常に長い記事ですので一部をざっくりと訳してみました。全てをお伝えできず残念ですが、残りの部分はサイト内の本文をご覧ください。
この記事はCIAについて非常に詳細に説明してくれています。そして世界を実際に支配しているのはCIAの3派閥だとも言っています。これらの3派閥で内紛が勃発しているそうです。またCIA 対 NSAの闘争も起きているそうです。彼らの戦いが激化して共倒れすることを願うばかりです。
日本の政治家もCIAに暗殺されていますが、トランプ氏もケネディ大統領と同様に彼らに暗殺される危険性があります。CIAとは関係がなくスキャンダルも少ないトランプ氏はCIAと主要メディアと戦っていることがよくわかります。主要メディア(日本のマスコミも含め)は、大統領就任式間近の今、反トランプの情報操作を激化しています。マスコミはトランプ氏の暴言について嘲笑しながら伝えていますが、トランプ氏の暴言の内容は非常にまともで本当のことを言っています。これほど本当のことをストレートにいう政治家はいままでいなかったでしょう。
激しくののしっているように聞こえますが、トランプ氏はオルターナティブ・メディアが伝える内容をそのまま言葉にしているだけです。想像以上にアメリカの闇を知り尽くしているのでしょうね。
http://themillenniumreport.com/2017/01/exposed-cia-the-swamp-monsters/
(一部のみ)
1月14日付け
EXPOSED: CIA –The Swamp Monsters
世界を支配しているCIAの3派
By the Anonymous Patriots
The Millennium Report Exclusive
(非常に長い記事ですので、一部しかお伝えできません。ご了承ください。残りの部分はサイト内の記事をご覧ください。)
CIAの国内におけるスパイ活動は全ての米国民を標的にしている。いつ米国民がCIAに狙われ銃で撃たれてもおかしくない状況にある。
大統領選での様々なハッキング騒動は大統領選を無効にするためにCIAが行った偽旗であり、これには国を混乱に陥れているCIAの派閥争いも絡んでいる。
現在、CIAの派閥闘争及びCIAとCIAほど重要でない他の諜報機関(FBI、NSA、国土安全保障省、NIA国家情報機関、その他)の闘争が進行中である。
このような諜報機関同士のスキャンダル合戦は今に始まったものではないが。
米政府の代弁者でしかない主要メディアでさえ、米諜報機関同士の争いが起きていることを報道している。
CIAは他の全ての政府系諜報機関のトップに君臨している。
大統領令は極秘に扱われ、CIA以外の諜報機関には知らされることはない。
大統領の国際的な極秘事項に対してはCIA以外の諜報機関は部外者となる。
現在、オバマ大統領は、米議会、最高裁判所、米国民の承認を得ずに国際戦争を行っている。オバマ大統領は、NDAA(直訳:国防権限法)を修正し大統領の権限を増大させたため、米議会の承認なしに国内外で様々な戦争を行うことができるようになった。オバマはこの8年間で数々の違法な大統領令を確立させ、大統領の権限をかつてないほどに増大させた。
オバマが確立させた大統領令の下で国の安全を理由に大統領はアメリカの全資産を強奪できるようになった。
更に恐ろしいことは、CIAは、国際安全保障の名の下に大統領の上に立つことができるということだ。
CIAは、米連邦議会、大統領、米国民よりも優位な位置に自らを置き、秘密裡に何でも行えるようになってしまった。
CIAの絶大な権限で主要メディアはトランプ次期大統領に関するねつ造報道(ロシアのハッキングやロシアの脅迫など)を展開している。イギリスからこの国へ偽の調査書類が送られた。そしてCIAはトランプ次期大統領に対する
組織的誹謗中傷キャンペーンを実施している。
DNI国家情報長官のジェームズ・クラッパー氏(James Clapper)はCIAが提出した偽の調査書類に同意したことで、政府諜報機関の無能さが露呈した。
1981年にレーガ大統領が大統領令によりDNI国家情報長官を創設した主な理由は、米軍の高級将官が運営していたNSAをなくすためだった。DNIの職務はCIAの監視役として定義され、全諜報機関のトップに立った。しかし彼はCIAを支配することはできない。
国内外の情報活動に携わっている政府機関は世界各地に1271機関あり、政府から委託された民間会社は1931社存在する。つまり、85万4千人以上の職員が機密情報を取り扱っている。
諜報部員は85万4千人以上存在する。
クラッパーDNI国家情報長官は米議会で真実を話すことを宣言したにも関わらず、NSAは米国民の個人情報を収集していないと嘘をついた。
クラッパー氏はDNIに任命される前に、英軍に機密情報を提供している会社(Detica)の業務最高責任者を務めていた。同時に他の民間諜報機関(SRAとBoozAllen Hamilton)にも勤務していた。
クラッパー氏は諜報活動のための約75億ドルの年間国家予算を管理している。また彼はイギリスの元民間スパイである。それでも彼はトランプ氏に関する主要メディアのねつ造報道を見抜けなかったのである。
つまりこの男はプロの諜報部員を従えて年間75億ドルの予算を管理してるのにもかかわらず、CIAがトランプ氏を中傷するために偽の情報を流していることにさえ気づいていないのだ。
一方、我々市民は独立メディアの情報によりその真実を知っている。
法治国家であるならば、CIAによる次期大統領に関するねつ造報道は違法行為と見なされるがアメリカは法治国家ではない。
クラッパー氏は、現在、17の諜報機関(CIA、NSA、国土安全保障省、FBI、国務省、財務省、国防情報局、空軍情報局、陸軍情報局、米海兵隊情報局、沿岸警備情報局、エネルギー省、国家偵察局、麻薬取締局、国家地理空間情報局)のトップに君臨している。同時に彼は今でも3つの政府請負会社(Detica、BAE Systems、SRAインターナショナル、Booz Allen Hamilton)の取締役である。
クラッパー氏はアメリカの全ての情報機関を支配しているが、同時にアメリカの敵でもある。
彼は外国の諜報機関に所属してアメリカをスパイしていたこともある。
彼はアメリカの国家諜報機関のトップに上りつめ、全権力とカネを手に入れた。
オバマがクラッパー氏を国家諜報機関のトップに任命してから、アメリカではねつ造報道のオンパレードとなり、多国籍グローバリストの利益のために売国されるようになった。
CIAは国外の違法なハッカーを雇ってサイバー攻撃を行わせている。ヒラリーと民主党全国大会は彼らのサーバーがハッキングされた後にその調査を国外の民間会社に依頼した。しかしロシアが彼らのサーバーをハッキングした証拠は一切見つかっていない。
ほんの数人に権力が集中すると、必ず誤った方向へ進んでしまう。クラッパー氏は正確な情報を提供することに興味はない。彼はナチスの情報局と同様に単なるプロパガンダ・マシーンなのだ。
クラッパー氏は17の諜報機関を使って、彼らが流す情報は全て正しいと証拠もなしに我々に信じさせようとしている。
オバマの大統領令により、NSAは米国民と世界人類を監視することが可能となった。NSAが盗みとった個人データは全諜報機関が共有している。
スイス、ジュネーブのCIA海外本部はスイスの金融スキャンダルやCIAの犯罪活動に関わっている。
CIAのCiscoルーターやサーバーはNSAによってスパイされCIAの犯罪活動がNSAに知られてしまった。その結果、CIAと共謀したスイスの金融エリートらが逮捕された。NSAは今後もCIAに対するスパイを行っていく。
CIAのスイス本部は極秘施設であり、そこのサーバーがハッキングされたことでCIAは激怒した。
NSAに対するCIAの反撃として、CIA請負エージェントのエドワード・スノーデンを使って、NSAが米国民の個人情報を盗んでいることを示す大量のデータをリークさせた。
CIAは、CIAの3派閥を暴露したNSAがこれ以上CIAをスパイできないように対策を講じている。
クラッパー氏は米議会に呼ばれる度にNSAはスパイ活動を行っていないと嘘の証言をした。
CIAとNSAの闘争の中で、CIAはCisco SystemsやDARPAなどの活動情報をNSAに盗まれないようにした。
現在、CIA、NSAそして他の諜報機関の情報操作、情報収集合戦が進行中である。
しかしCIAは国際安全保障を担っているため国家安全保障を担当するNSAよりも優位に立っている。
CIAは国際的な紛争や事件に必ず関与している。通貨戦争、市場戦争、金融戦争、サイバー戦争、麻薬戦争そしてテロは常にCIAの関心事である。
オバマのNDAAは軍隊がテロリストと見なされた米国民を攻撃することを可能にした。愛国法により、CIAは米国民、企業、機関がテロリストでないことを証明できるまでテロリストと見なすことが可能となった。
CIAは3つの派閥に分類されており、世界中のスパイ活動を通して大きな利益を得ている。
アメリカはCIAに支配されており、ワシントンDCはCIAの泥沼の怪獣に包囲されている。
CIAは国内外で偽旗事件や非人道的犯罪を繰り返している。CIAによる殺人行為で無数の人々が犠牲になり、3兆ドルものアメリカの納税者の血税が無駄に使われた。CIAは国際戦争を勃発させるための偽旗事件を仕掛ける。またCIAはメディアを支配しサブリミナル・メッセージを流すことにより人々を洗脳している。
CIAは、元祖CIA(金に裏付けられたCIA=GB-CIA)、ブッシュCIA、Ex−CIAの3派閥に分かれている。それらの3派閥がアメリカや世界を支配してきた。
GB-CIA:Gold backed CIA
元祖CIA(OSS)は第二次世界大戦中に世界の国々から金(Gold)を盗んだ。ドイツや日本が他の国々から奪い取った金もCIAが奪った。しかしCIAは盗んだ金を返還するつもりはない。CIAが盗んだ金はアメリカには保管されておらず、フィリピンとスイスに保管されている。
GB-CIAはアメリカの国益のために海外で活動することになっているが、彼らは通貨市場、債券市場、株式市場に関与し世界中に影響をあたえている。
GB-CIAのメンバーは米財務省及びアメリカの経済政策を決めるESF経済安定資金に多く入りこんでいる。 ESFは通貨、債券、株式市場を操作し、FRBに金融政策を指示している。ESFはGB‐CIAにとってアメリカの金融市場を支配する上で最も都合の良いツールである。
GB-CIAこそがアメリカ経済を支配している。
GB-CIAは欲深く、世界中に戦争を仕掛けて富を強奪している。邪魔者は容赦なく殺害する。CIAは世界中で数々の残忍な犯罪活動を行っている。
ブッシュやクリントン周辺では、彼らに批判的な銀行のトップ、ブローカー、内部告発者が次々に不審死を遂げている。これまで数百人が殺害された。
また、GB-CIA は、彼らの性的異常行為、ピードフィリア(小児性愛犯罪)、悪魔崇拝の生贄儀式に多くの政治家や企業家を取り込んでいる。彼らは世界的な小児性愛犯罪ネットワークを構築させた。また、彼らは、難民のチャリティ団体を活用して世界最大の性奴隷の人身売買市場を運営している。また世界の麻薬密売も牛耳っており、イランーコントラ・スキャンダルやアフガニスタンのケシ栽培を行ってきた。
彼らは、麻薬、セックス、権力、支配、悪魔崇拝という通貨で絶大な権力を買っている。
Bush CIA (ブッシュ、クリントン、オバマ犯罪ファミリーとも呼ばれる):
パパブッシュが副大統領時代にブッシュCIAが正式に創設された。アメリカの16の諜報機関は国家情報長官によって支配されている。パパブッシュはCIA長官も務めたことがある。レーガン政権を支配していたのはパパブッシュである。彼はレーガンによってアメリカの外交政策の責任者に任命された。当時、パパブッシュはCIAの戦術を使ってソ連を崩壊させた。
パパブッシュ政権時代にジョージ・ソロスとレオ・ワンタが米財務省の偽の米国債を使ってロシア通貨を攻撃し不安定化した。
パパブッシュの兄(弟)は、Riggs Bankを経営しており、その傘下にVelment Bankを創設し、ロシアから奪ったお金とゴールドをロンダリングしている。一部のお金はミット・ロムニーの会社、Bain Capitalを介してロンダリングされた。
ソ連崩壊後、パパブッシュとブッシュのネオコン攻撃部隊(Vulcans)はロシア及びソ連から独立した国々から全ての資産(特に石油)を奪った。パパブッシュとキッシンジャーは、ブッシュCIAのごろつき集団の犯罪を介して個人的に巨額の富を得た。
パパブッシュはブッシュCIAのごろつき集団にホワイトハウス、司法省、国務省を取り込み、勢力を拡大した。その結果、CIAの犯罪は全て連邦判事や国務省の高官によって見逃された。
ブッシュ家はクリントン家とビル・クリントンがアーカンソー州知事になる前から親しい関係にあり、オバマの母親は元CIAエージェントである。そのためオバマは生まれた時からCIAと深い結びつきがあった。オバマは完全にCIAの創造物である。
オバマが抱える問題は、CIAの3派閥ともつながりがあることであり、どの派閥に属してよいのかわからない。彼のめちゃくちゃな政策は、GB-CIAとブッシュCIAの両派閥を満足させようとしたからに他ならない。
ピザゲートで悪名高いジョン・ポデスタ氏と彼の兄(弟)はワシントンで最も有力なロビーストであり、レーガン政権時代から米政府の小児性愛組織を牛耳ってきた。
パパブッシュはレーガン政権の事実上の権力者だったが、当時からホワイトハウスでは小児性愛犯罪が日常的に行われていた。
ホワイトハウスがこのような性犯罪を堂々と行っていたことで連邦議員らの倫理が完全に崩壊した。
パパブッシュはケネディを暗殺したCIAを当時から支配し続けており、やりたい放題のことをやってきた。誰もそれを止めることはできなかった。パパブッシュはレーガン大統領の暗殺も企てたが失敗した。
ホワイトハウスも司法省も国務省もCIAの犯罪行為に慣れてしまい、CIAや政治家の犯罪をひたすら隠蔽してきた。
ケネディが暗殺されたとき、パパブッシュはCIAエージェントだった。
当時GB-CIAは世界の地政学的領域で独占するようになり、政治リーダーの暗殺を行うことで政権を変えることが可能になったとパパブッシュは認識した。
当時、パパブッシュは外交政策の責任者としてCFR(元CIA、政府の諜報部員及び企業の諜報部員で構成されている)の命令に従って政策を実行していた。また、パパブッシュは自分が任命した政治家全員の脅迫状リストを作成し彼らに命令に従うことを約束させた。
パパブッシュはサウジ王族と非常に親しい関係を築いた。そして彼の人生の多くをサウジの宮殿で過ごすことになった。パパブッシュは世界最大の武器商人、麻薬王、マフィア、王族、金融詐欺集団と協力関係にあった。彼はどこの国を訪れてもセキュリティに引っかかることなく自由に入国を許され、彼のビジネス(犯罪活動)を世界中で展開することができた。
最終的にGB-CIAはブッシュCIAの活動に気が付き、両者間の緊張が高まった。
パパブッシュは、配下のジョージ・ソロスとレオ・ワンタがロシア通貨を崩壊させ巨額の富を得た時、ロシアから大量の
金(ゴールド)を盗んだ。
そしてその2年間でパパブッシュは絶大な権力と富を獲得し、ブッシュCIAとGB-CIAのいがみ合いが悪化した。GB-CIAはブッシュの協力を得て政府とのつながりを持ちたかった。彼らはクリントン大統領が単にパパブッシュの命令で動いていることを知っていた。
Ex-CIA:
既にGB-CIA対ブッシュCIAの対立が激化している中で、Ex-CIAがそれに参戦している。
政治家を脅迫して政権を変えることが好きなGB-CIAと非常に欲深く際限のない権力闘争に明け暮れるブッシュCIAの対立を逆手に取りEx-CIAはこれらの2派閥の戦術と利権を盗もうと考えた。多くのEx-CIAは、政府を去り、利益の多い民間の諜報機関に籍を置いている。民間諜報機関はアメリカの諜報活動の65%を行っている。
Ex-CIAは、政府、銀行、企業の最高の地位にいた元CIAエージェントたちである。また、Ex-CIAは、GB-CIA及びブッシュCIAで働いていたエージェントらによる無秩序スパイ集団として創設された。
Ex-CIAのメンバーは政府や大企業で最高の地位を獲得している。
弁護士のジミー・コメィ氏は、FBI長官になる前に、ニューヨーク南部の連邦検事、検事副総長、米最大の軍事契約企業、ロックヒードマーチン社の上席副社長、CIA関連企業の相談役、CIA銀行のHSBC及びGB-CIAの金を保管しているHSBCホールディングズの理事を務めていた。
CIAの高級エージェントはこのよう昇進の梯子を上っていく。
コメィ長官はFBIを去ったあとに別の場所で高い地位を得ることで、 彼が犯罪によって獲得した巨額の富は守られることになる。コメィ長官はCIAの3派閥の命令に従って動いていた。
ジョン・ブレナンCIA長官は、長官になる前に国土安全保障省の副補佐官、サウジアラビアのステーションチーフ、国家反テロセンターの所長、諜報ネットワークのAnalysis CorporationのCEO、National Security Allianceの会長、 Global Strategies 、GlobalIntelligence SolutionsそしてGTECの主任エージェントだった。
これらの3派閥はシリアで破壊活動を行っている。シリアでCIAはペンタゴンが支援している部隊を攻撃していることが明らかになった。
アレッポの外側でアメリカが支援している3つの集団がお互いに戦っていることが分かった。この事実を隠蔽するためにオバマはクラッパー氏に偽の情報を流すよう命令した。
それこそが、ロシアがトランプ氏を脅迫していることや大統領選でロシアがハッキング行為を行ったとするねつ造報道である。また、国土安全保障省が有権者のデータベースをハッキングしたと報道されたのはシリアにおけるオバマの個人的な戦争の実態を隠すための偽装工作である。
クラッパー氏、ブレナン氏、コメィ氏は共に17の諜報機関がメディアを介してねつ造報道を行うことに賛成した。トランプ氏に対する彼らの攻撃により、CIAの3派閥の汚職、共謀、グローバリズム・アジェンダ、反米姿勢が明らかになった。
トランプ氏はCIAに刃向かう戦士である。
トランプ氏はグローバリズムと戦い法の支配を推し進めているため、CIAの3派閥の一番の敵となった。
CIAの3派閥は法の上に君臨して権力を悪用しているが、反グローバリズム、反NWOのトランプ氏が大統領に選ばれたことで彼らはかなりの衝撃を受けている。そのため、3派閥はトランプ氏の信用を落とすためにあらゆる情報操作を行っている。また、彼らが継続的に行ってきた数々の邪悪な犯罪を隠蔽しようとしている。また、ケネディがやろうとして失敗したことをトランプ氏がやろうとしているため、それを阻止しようとしている。
トランプ氏は、CIAがCIAメンバーとCIAの利権を守るためなら容赦なく人を殺すことを知っており、彼の命が危険にさらされていることを十分認識している。
CIAはトランプ氏についての調査書類を持っておらず、彼がワイルドカードだったことをCIAは知らなかった。トランプ氏にはこれまで明らかになったスキャンダル以外は何もないのである。トランプ氏はCIAの3派閥とは一切関わり合いを持っていない。
トランプ氏はワシントンDCの関係者を一切信用していない。なぜなら彼らは既にCIAに取り込まれている恐れがあるからだ。
トランプ氏が1600ペンシルベニア・アベニューのビルにオフィスを構えることをしなかったのは賢い選択である。なぜなら、そのビルの隅々にCIAのスパイ装置が設置されているからである。
愛国者は、トランプ氏が使うことになるホワイトハウスの内装及びリフォームの費用を支援すべきである。
CIAはあらゆる手法を使ってトランプ氏を公然と攻撃しはじめた。CIAの3派閥と繋がりのあるジョージ・ソロスも世界の舞台で公然とトランプ氏を攻撃している。
ビルダーバーグや三極委員会、ボヘミアングローブ、CFRが一同に集まり会議を開いた。そこでトランプ氏を大統領にさせないための作戦を練った。世界中の邪悪なカバラ犯罪集団は神経をとがらせている。既に彼らはトランプ氏を殺害しようとした。また、彼に賄賂を贈ろうともした。彼らは他の政治家に対してならうまくいく戦術がトランプ氏にはうまくいかないことを知った。トランプ氏はCIAが日常的に行っている活動に一切関心がない。
以下省略
http://blog.livedoor.jp/wisdomkeeper/archives/52001108.html
http://www.asyura2.com/0310/dispute13/msg/126.html#c70
藤原氏は O1bだとわかっている
天皇は最初は漢民族 O2 だったが、継体天皇で遺伝子が変わった可能性がある
何れにしろ、日本を支配していた天皇家や武家は朝鮮から渡来した漢民族)で、
縄文人D2・弥生人系 O1b の日本の一般民とは殆ど混血していない。
現代の日本の政治家や資産家は殆どが渡来漢民族:Y染色体O2系統(旧 O3系統)
地主や自作農は 弥生系: Y染色体O1b系統(旧 O2系統)
貧農や小作人や部落民は 縄文系「D2」
http://www.asyura2.com/14/idletalk41/msg/507.html#c10
というのは妄想
騎馬民族 Y-DNA「C3c」は朝鮮までは来ていたが、日本では全く見つかっていない
http://www.asyura2.com/14/idletalk41/msg/507.html#c11
間違いが有ったら具体的に指摘しろよ
http://www.asyura2.com/14/idletalk41/msg/506.html#c11
戦争をやろうとする政権は選挙で必ず大敗するから、政治家も絶対にアメリカ軍に協力しない
http://www.asyura2.com/16/warb19/msg/832.html#c1
千葉県民が考える千葉県の地図はこんな感じだ?
http://netatama.net/archives/7919166.html
【地域呼称】南房総(南総・房州)、外房を図解化( ゚д゚ )
http://sanadado.blog.so-net.ne.jp/2015-03-10
千葉県 房総半島の地域呼称 地域区分
http://sanadado.blog.so-net.ne.jp/2014-04-24-3
千葉県 〜昔の地名や地域呼称〜 【転載】
http://sanadado.blog.so-net.ne.jp/2012-04-17
千葉県民 頭おかしい
22投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛バカー 投稿日:2016年06月25日(土) 07時30分12秒
千葉市と市川駅周辺と矢切駅周辺は本当に気持ち悪い、頭悪いと言うよりおかしい
老若男女問わず見てきて小バカにしたような態度取ってくるし、礼儀とか関係なくて人バカにしてまで自分の方が上だと感じたくて必死
人バカにすることに命かけてる。
本当に気持ち悪い。
私は見た目少し派手なんだけど、家まで知ってる人がいるらしく、外で家までバレてかわいそう、って育ちが悪いばばぁに言われた
まじで気持ち悪い
平日歩いてたら、中学生女子に「平日歩いてるのはろくな仕事してないんだよ」と中学生にあるまじき卑しい顔で笑われた
「育ちが悪いガキだな…」と呟いたら真顔で脇道に入っていった
自分がしてることがおかしいと感じつつやめられないんだな
あの年齢でそんなものの見方しかできなくなってかわいそうに
親も日頃そういって人バカにしてるんだろうな
御愁傷様です
高校生男子は後ろから私の髪型を「サザエさんサザエさん」って言ってきて気味悪かった。
構ってほしいの?
気持ち悪いから無理無理(ヾノ・∀・`)お前なんて死んでも気づかないから
東京のすぐ隣なのに田舎臭が半端無い
都会ぶって静かにしてるか空気が異様だし重いしこいつら全員精神病でしょ
ここらは本当に住むのやめた方がいい
東京に対する劣等感のかたまりみたいなやつばかりで不幸が移る
そして基本的に一人ではなにもできないけど、集団になると強気になる
精神性低すぎてかわいそう
あ、あとこいつらが好きな言葉は
「かわいそう」
「(格安スマホを見て、安いものを注文したりすると)お金ないんだな」
と言ってくる
育ちが卑しい賎しい…
自分達が歪んでるの知ってるのに治せなくて虚勢はって生きててかわいそう
相当我慢して生きてるんだね、ここの生き物は
http://amezor-x.net/kalobby/160519232815.html
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/390.html#c82
68 :774号室の住人さん:2012/09/12(水) 17:18:51.75 ID:WvZqo7YY
千葉の工場で事故が多いのは喧嘩を仕事に持ち込むから。
変な意味での公私混同。
職場で人間関係のトラブルが起きると半年くらいで事故が起こる。
どっちかが死ぬ。
72 :774号室の住人さん:2012/09/15(土) 15:59:46.26 ID:BbO+RIDE
まぁ昔から悪い奴と頭の悪い奴が多かった土地なんだろう。
それが世代を越えて現代まで受け継がれていると。
頭悪いのは本人の問題だから仕方ないとしても、w
人様に迷惑掛けたりしても何も思わないような根性が曲がってしまうのは
ほんと千葉の人間らしいよねw
ほんと何があるんだろうあの土地に。わざと性格を歪めてしまう矯正教育でもしてるのかな?w
悪いやつが多いから普通の人も自然と感化されてしまう糞地なのかな?w
千葉は関東で異質だよねw
99 :774号室の住人さん:2012/09/29(土) 15:45:18.63 ID:RGVhht12
このデータ見てご覧。驚愕だよ。
世帯主(主に父親)の勤め先収入[1世帯当たり1か月間]
http://www.tonashiba.com/ranking/pref_budget/budget_p/13010002
1 神奈川県
2 埼玉県
3 栃木県
・
・
・
9位 東京都
12位 茨城県
・
・
・
・
・
・
・
・
28位 千葉県
114 :774号室の住人さん:2012/10/07(日) 18:14:02.57 ID:W2V0Recp
貧乏田舎には職にも付いてない、または自分よりも裕福そうな人間に対する敵視がスゴイよ。
千葉でのリアル底辺だらけの生活を味わった漏れに言わせれば 間違っても好んで住む場所じゃあない。
びしびし感じるよ。
雰囲気、視線、態度とかね。
115 :774号室の住人さん:2012/10/07(日) 18:27:25.63 ID:W2V0Recp
己の生活が幾ら困窮していて満足行かないからと行って露骨に態度で嫌がらせをしないで欲しいw
こっちだって好きで住んでいたわけじゃないんですよ。
スーパーでは怒り肩でわざとぶつかりそうに歩いてくるDQN
ドラッグストアで万引きしている頭悪そうなチャラ男
愛想の悪い店員ばかりの店
何が気に入らないのが煽り立てて来る後続車 わざとらしい割り込み・・
すべて千葉で嫌と言う程感じたね。
他でも言われてる通り いい仕事に就けてる人やお金ある人は千葉は本当に辞めておくべき。
実体験したから言えること 結構冷徹な土地。
○貧な土地だから仕方ない。
155 :774号室の住人さん:2012/11/10(土) 11:40:05.69 ID:Od149EKv
千葉は銀行でも地元ヤクザにミカジメ払ってる
122 :774号室の住人さん:2012/10/14(日) 17:20:07.12 ID:OXuu7OE5
千葉は悪いとこ以外特色がない
http://blog.livedoor.jp/chiking/archives/34797369.html
ハッキリ言って千葉はまともな人間の住む土地ではない。
屑な土民共の餌食になる前に移住した方がいい。
11. 地域情報コメンテーター 2016年05月05日 21:39
男は粗暴、女は下品。そして老若男女問わずひねくれ者で低脳。
素養も常識もなく、何より場の空気が読めない。
中国人同様、間違ったことをしても決して謝らない。
それどころか注意されたことに対して逆恨みする根性の悪さばかりが際立つ、人間としておしまいなレベルの低劣な人格の持ち主ばかり。
これが千葉人の特徴。
13. 地域情報コメンテーター 2016年05月07日 02:13
正確に言えば東西線や総武線、京葉線沿線は千葉県内ではましなレベル。
酷いのは内房線沿線の五井以南の工業地域や、総武本線沿線のY市S市、京成沿線のY市S市S町のあたり。
14. 地域情報コメンテーター 2016年05月18日 20:55
いわゆる「東葛地域」?に昨年からアパートを借りているが、あまりの民度の低さに衝撃を受けた。
今年で千葉県から脱出します。
なんというか「違和感」が凄かったよ、、、、
皆さんも、「千葉県」に住むのはやめましょう
15. 地域情報コメンテーター 2016年05月30日 18:58
確かに東葛地域の松戸・鎌ヶ谷辺りは不良と低脳の巣窟だな。
地価が比較的安い地域だから、自然と民度の低い輩や出稼ぎ外国人の巣窟と化す。奴らにモラルなどはないし、社会の常識など通用しない。
公道での迷惑駐車や鉄道での不正乗車は当たり前。
ゴミの集積所には回収日でもないのにゴミの山。
他所の家の物を勝手に借りて返さない輩さえいる。
昼夜問わず大声で話をするヤンキー染みたバカ女、何処でも構わず歩き煙草を吸うバカ男、数え上げればキリがない。
16. 地域情報コメンテーター 2016年08月05日 04:27
シナチョン並みに民度が低く、話が通じないのが千葉県人の特徴。
老若男女素養のないバカが大半で、酒タバコギャンブル女(男)しか興味のない輩ばっかり。
25. 脱出成功者 2017年02月17日 23:32
このたび、晴れて、千葉市都町から脱出できることになりました
3年住みましたが、ここほど精神異常者の親が多い町は初めてでした。
精神異常者がはばきかせているので、都町そのものが きちがい馬鹿町に見えました。
もちろんいい人もまともな人もいるのですが、いい人まともな人は早く脱出したほうがいいですね。
http://blog.livedoor.jp/chiking/archives/34797369.html
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/390.html#c84
2017.03.26 川崎 大助 作家 現代ビジネス
■トランプが愛される理由
ドナルド・J・トランプ大統領は、なぜこれほどまでに「愛されて」いるのだろう?
いや、万人から愛されているわけではない。今日、彼の当選によって「二分された」とされるアメリカ国民の、その「一方の側」からは、彼は熱烈に愛されている。それが彼の強み、原動力となっている。
本稿は、トランプが「愛されキャラクター」と化したその構造、メカニズムそのものの分析を試みるものだ。僕が「トランプ節」と呼ぶあのパフォーマンスのなかに、「愛されポイント」の基本構造マトリックスがある。そこを分解してみたい。
昨年の11月、当サイトに寄せた前回の原稿で、僕は、トランプ支持者のコア層についての考察をおこなった(「日本人がまったく知らないアメリカの『負け犬白人』たち」http://gendai.ismedia.jp/articles/-/50253)。
イギリスの政党「UKIP」の党首、ナイジェル・ファラージの言葉に倣い、「負け犬たち」の表象を、映像作品や音楽など、アメリカ大衆文化から読み解いた。
「ヒルビリー」「ホワイト・トラッシュ」などと、おもに知識層や支配層(The Establishment)からは蔑まれるような表象と心理的につながり、それを肯定するような内面性が、トランプ支持者のコア層にはあると考えられたからだ。
今回はさらに一歩踏み込んで、トランプがそんな「負け犬たち」の心をつかみ、愛されて、そして「信頼を得た」その具体的な方法について見ていきたい。「トランプ節」のどこにそれほどの希求力があるのか、腑分けした上で解析してみよう。
キーとなるのは「プロレス」と「マンガ(アメリカン・コミックス)」だ。
そんなもので天下(アメリカの国家元首の座)を獲れるのか!と、あなたは怒るかもしれない。
しかし、それこそがいま、アメリカで起こっていることなのだ。
■あまりにも幼稚な語彙…
まずは、トランプのスピーチ内容だ。言うまでもなく、彼は一貫して「ひどい」。大統領候補としても、現職の大統領としても、話にならない。
とくにオバマ前大統領が演説の達人だったから、その落差には目眩を禁じ得ない。オバマの演説は、詩であり哲学であり、高邁な理想と誠実さ、人格の高潔さを、言葉の上でだけでも感じさせてくれるものだった。これこそが、「一般的には」アメリカ社会で高い地位にいる人物に求められるもの、だった。
対してトランプは……彼の言葉は、演説でも対談でもツイートでも、その語彙が「小学4年生程度」とアメリカではよく評されているのだが、それは買いかぶり過ぎだ。もっと低いときだって多い。言葉の選びかた、文章の編みかたが、平易と言うよりも、明らかに幼稚だ。ちょっとびっくりしてしまうほどに。
トランプの語彙の水準と特徴を示す一例を、彼が得意とする(?)ツイートから見てみよう。イスラム圏7ヵ国を名指しして入国禁止を求めた大統領令に対し、世界中で轟々と巻き起こった批判に応えて、アメリカ時間の2月1日、彼はこうツイートした。
「Everybody is arguing whether or not it is a BAN. Call it what you want, it is about keeping bad people (with bad intentions) out of country!」(@realDnaldTrump より。以下同)
なんなんだよ「Bad People」って! 高めに見積もっても、これは小学1年生か2年生なみの語彙だろう。日本語にすると、平仮名で「わるもの」とか言っているような感じか。前記の一文を僕が訳すると、こうなる。
「みんな、これが〈禁止令(BAN)〉だとかそうじゃないとか、ああだこうだ議論しているが、呼びたいように呼べばいい。これは〈(わるい意志を持った)わるものたち〉を国から閉め出すためのものなのだ!」
……いい大人が、いや「先進国の国家元首が公式に」こんな言葉を口にすることは、普通、絶対にない! なんで「不審な人物(Dubious or Suspicious People)」ぐらい言えないのか? が、「あえて言わない」ところにこそ、トランプ節の真骨頂がある。
彼は、「わざと」幼稚な語彙や構文をツイートしているのだ。
日本ではよく誤解されているようだが、トランプ大統領の学歴は決して低くない。アイヴィー・リーグの一画を担う名門・ペンシルヴェニア大学で学士号までは獲っている。だからもっと難しい言葉遣いも、本来はやれて当たり前だ(というか、後述するが、かつてはこんな語彙の人ではなかった)。
であるから、今日の「トランプ節」は、意図的にやっているものなのだ。
■トランプ節の起源はプロレスにあった!
アメリカである一定以上の地位にいる公人が「絶対にやるわけがない」口調や態度を、ことさらに実践しようとしているのがトランプという人だ、と言っていい。
つまりあれは、ひとつのパフォーマンスの「型」として見るのが正しい。幼稚で粗野な言葉を、特徴的な口調と、身振り手振り、表情のありかたのすべてで「きわめてエキサイティングに」観衆に伝えていく、という……。
トランプは、すぐに絶叫する。言葉の抑揚をあざとく強調してみせる。口をすぼめる、眉根を寄せ眉尻を下げるなど「変な顔」を頻繁にする。ハンドサインの「OK」のような妙な手付きをする。繰り返しを多用し(very, very など)、また、同じ内容の話題をも「繰り返し」述べ続ける……。
こうした特徴をそなえたパフォーマンス術は、彼のほとんどすべての演説に生かされている。
だから当然、1月20日の大統領就任演説も「トランプ節」が全開だった。まず間違いなく悪い意味で歴史に残ること必至の、奇妙なあの演説が終わった直後のことだ。アメリカに住む僕の友人は、たったひとことでその内容を要約した。
「演説の内容は今までと同じで、何かアメリカのプロレスラーのマイクアピールを思い出してしまいました」
たしかに! あの「トランプ節」は、プロレス由来のものなのだ! とこのとき僕は膝を打った。
マンハッタンで働くビジネスマンであるその友人は、長年にわたる熱心なプロレス・ファンでもあった。もちろん全米最大最強の団体である〈WWE〉も追っていて……という人物の指摘を受けて、このとき僕は、ようやくにして気がついた。
トランプの語彙、話しかた、身振り手振り、あれらはすべてとても「リング映え」するものだ。リングの上で、レスラーという「虚像」を演じる際に発信される、戯画化されたセリフおよび肉体言語の数々と、トランプのそれは、まさに「そっくりそのまま」同じ傾向のものなのだ!
トランプ節とは、アメリカン・レスラーのマイクアピール術と同じなのだ。「小学生なみ」で当たり前だ。だってプロレスなんだから……。
だから「トランプ節」は、彼のコア支持者に問答無用で受けた。前回の稿で分析した白人男性層とは、プロレス・ファンの主力と同じ層も数多く含まれている。だからまずトランプは彼らに対して「私も同じなんだよ」というメッセージを、全身全霊をもって伝えたわけだ。なにが「同じ」か? 「世界観が同じ」ということだ。
それが彼のパフォーマンス術の「最初の一歩」だった。そしてその「わかりやすさ」が受けに受けたため……今日までずっと、まるでそれを伝統芸のような「トランプ節」として継続しているというわけなのだ。
■シンプルかつ快感原則に沿った世界観
では彼が「同じなんだよ」と言外にささやいた「世界観」とは、どんなものか?
これもアメリカン・プロレスに関係している、と言っていい。トランプは以下のように聴衆にアピールした。
「私は、『プロレスの世界と同程度に』世の中をシンプルに見るのが好きなんだ」と。
プロレスの世界では、善玉(ベビーフェイス)と悪玉(ヒール)の2種類のレスラーがいて、それぞれがそれぞれ「らしく」立ち居振る舞い、戦って、そこに生じる「ストーリー」に観客が熱中していく。
……それと同じように「アメリカ国内はもとより、一見複雑そうな世界情勢も、いちど頭を真っ白にして、単純化、簡略化して見てみないかね?」と、彼は主張した。シンプルかつ、快感原則にも沿った「私のストーリー」に、あなたも参加してみないかね?……と。
これこそが「わかる人にはわかる」どころか、人によっては「堪えられない」強烈な吸引力をそなえた「ささやき」だった。トランプにしかやれない「愛されパフォーマンス」の出発点はここだった、と僕は考える。
■プロレス界との深い関係
ところで実際、トランプとプロレス界の関係は深い。WWEとは昵懇の間柄だ。
関係が始まったのは1988年、ニュージャージー州アトランティック・シティにて、自らが所有するトランプ・プラザ・アンド・カジノがホストを務める形で、WWEの興行がおこなわれたのが最初だ。
ここからずっと良好な関係は続き、なんと2007年にはトランプ本人までもが試合に参加してしまう。
「億万長者対決(Battle of the Billionaires Hair vs Hair)」と題された試合がそれで、同団体の興行「レッスルマニア23」のなかで展開された。
このときトランプは、WWEのオーナーであるヴィンス・マクマホンと対決。双方が代理としてレスラーを立て、負けた側が頭を丸坊主にする(双方ともにカツラ疑惑があったので)という設定で、話題となった。試合はトランプが勝利、マクマホンが頭髪を剃り上げた。
面白いのは、このときの両者のリング上のやりとりだ。
当時は、トランプよりもマクマホンの喋りのほうが「勢いが上」だったことが映像からも確認できる。すでに「トランプ節」は生まれていたのだが、「WWEのリングの上」では、場数を踏んだマクマホンにトランプは敵わなかった。
が、今日のトランプはマクマホンよりもずっと上だ。つまり「トランプ節は進化している!」のだ。
前述したとおり、トランプ節は地ではない。たとえば、80年代前半あたりの、若き日のトランプの話しかたを映像で見てみると、怪人めいた今日の毒々しさはほとんどない。くぐもったような口調など、もちろん類似点もあるのだが、当時のトランプの喋りかたは「普通の人」の常識的なものでしかない。
僕はこの一連の「プロレス経験」が、マクマホンや、それ以外の綺羅星のごときスターたちのマイクアピール術を間近に体験し続けたことが、「トランプを変えた」と考えている。
彼のパフォーマンス術を形作ってくれたのは、プロレスなのだ。トランプは、マット界およびWWEには大恩があるのだ。
(ゆえに、ヴィンスの妻でありWWEスターでもあるリンダ・マクマホンがトランプから中小企業庁長官に任命されたことには、なんの不思議もない)
トランプによって中小企業庁長官に任命されたリンダ・マクマホン氏〔PHOTO〕gettyimages
■トランプの「兄弟子」
さらに、この一連のプロレス体験のなかで、トランプは「兄弟子」と言ってもいい人物と運命の出会いを果たしている。それがジェシー・ベンチュラだ。
彼は米海軍の特殊部隊兵士としてヴェトナム戦争に従軍、のちに「ザ・ボディ」の異名のもとプロレスラーとして成功し、トランプがWWEと関係を持ったころは、「毒舌が人気の」解説者としてリングサイドで大活躍していた。映画俳優としても成功した。
日本で最もよく知られているベンチュラ出演作というと、アーノルド・シュワルツェネッガー主演の『プレデター』(1987年)だろう。
映画『プレデター』。左端がジェシー・ベンチュラ〔PHOTO〕gettyimages
ここでヴェンチュラは、剃り上げた頭にスローチ・ハット、丸太のような腕には「Painless Gun(軽装のガトリング砲であるミニガン)」を抱え、鬚をたくわえた口元からは噛み煙草の汁をぺっぺと吐き飛ばす、という男のなかの男像を演じ、宇宙から来た異星人ハンターとジャングルで戦った。
そして彼は、ほぼこのときの「キャラクター」のまま押し通して、なんと、99年にはミネソタ州知事になってしまう! これは、共演したシュワルツェネッガーが2003年にカルフォルニア州知事に当選することにも先んじた、まさに快挙だった。
ヴェンチュラのそれ以前の政治経験は、1990年から95年まで、同州のブルックリン・パーク市(人口7万人程度)の市長を務めたことぐらいだった。しかも出馬は、共和党でも民主党でもない、アメリカ合衆国改革党ミネソタから。だから多くの「常識的な」人は「馬鹿な有名人の冗談」だと笑っていた。泡沫候補として、相手にしなかった。
しかし蓋を開けてみれば、僅差で勝利をもぎとっていったのは、「アウトサイダー」だったはずのヴェンチュラだった……どうだろうか。この展開、まるで昨年の「トランプ旋風」について書いているようじゃないか?
(だからマイケル・ムーア監督は、早い段階から「ヴェンチュラ効果に気をつけろ」と警告を発していた、のだが……)
そして事実、このヴェンチュラの当選がトランプに与えた影響は大きい、とアメリカでは分析されている。
さっき僕は「若いころのトランプに、いまの『トランプ節』はなかった」と書いた。では、いつこれが顕現したのか? 「ここ」と特定できる、そんな瞬間は、あるのか?……じつは「ある」。「このときだ」と指摘されている有名な映像がある。
ときに2000年1月7日。同年の大統領選に向けての、アメリカ合衆国改革党の資金集め集会にて、トランプは前述のブルックリン・パーク市で記者会見をおこなった。ここで、映像で確認できる最古の「トランプ節」が炸裂する。
トランプとヴェンチュラ。2000年1月7日〔PHOTO〕gettyimages
発売したばかりの自著の宣伝もかねてなのか、北朝鮮を、日本を叩くあの舌鋒が繰り広げられた――のだが、このときトランプの隣にいたのは、当時現役の州知事だったヴェンチュラその人だった。なぜならば、ヴェンチュラは同党の大統領予備選候補者として、かねてから友人だったトランプを推し続けていたからだ。
結局、トランプはこのときの選挙戦を途中で棄権してしまうのだが、ふるっているのが、そもそも最初にヴェンチュラが彼に立候補を持ち掛けたのは、アトランティック・シティで開催されていた「レッスルマニア」イベントの会場内だった、という出来過ぎの話まである(ニューヨーク・タイムズ、1999年9月25日付の記事より)。
また、トランプと大統領選ということで言うと、1988年に軽くひと騒ぎあったものの、彼が本格的なキャンペーン・レースに巻き込まれたのはこの2000年が初だった。
そして、このときの一連の「トランプ節」がメディア界から注目を集めたことも影響して、彼は04年にリアリティ番組『アプレンティス』の製作者およびホストとしてTV界に本格進出する。同番組は大人気を博し、ホストや内容の一部を変えながら、今日まで続く長寿プログラムとして成功をおさめることになる。
まさに、ヴェンチュラによって掘り起こされ、プロレスとTVに育てられて巨大化していったのが、トランプの「キャラクター」だったということがわかる。
http://www.asyura2.com/17/kokusai18/msg/740.html
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/105.html#c21
March 25, 2017
今もマレーシアのテレビで戦時中の日本兵を描いたドラマをやっている。中国大陸が舞台。中国語のドラマだが日本語も出てくる。字幕はマレー語のみ。日本語のところもマレー語字幕のみだが、華人も読める。
日本軍の蛮行は、マレー半島でも語り継がれている。日本兵の行くところレイプや拉致は当たり前。女狩りをして監禁して輪姦することなど日常茶飯事だった。慰安婦強制連行など、あったに決まっているのであって、なかったという方がおかしい。
日本兵の蛮行は、こんなにみんなが親切にしてくれるマレーシアでも、決して忘れられることなく語り継がれている。このことを忘れてはならない。
https://kuantan.me/2017/03/25/march-25-2017-at-1036pm/
http://www.asyura2.com/09/asia13/msg/822.html#c569
石原元知事が証言すると、豊洲叩きは沈静化していった
引用:http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/photo-square/201703/images/PK2017032002100151_size0.jpg
小池人気が失速
2016年7月31日の当選以来、都民からの圧倒的な支持を背景に強気の改革を掲げていた小池知事が、失速し始めている。
自民党は2017年夏の都議選では今までと違い、小池陣営との対決を都民に訴える方針を決めている。
小池知事は築地市場の豊洲への移転を絶対に許さないとして、都議選でも最大の争点としていたが、テーマとして急速に色あせている。
絶対的な支持を得ていた豊洲移転反対の風向きが変わったのは、3月20日に行われた東京都議会の石原慎太郎元知事への証人喚問からだった。
石原氏の証言は「記憶にない」「脳梗塞で忘れた」など要領を得ないものだったが、マスコミの論調や世論はこの日をピークに変化した。
石原知事は自民党所属の衆院議員から東京都知事に転進し、森、小泉、安倍、麻生の自民党から支持を受けて13年間も都知事を続けた。
東京都議会の自民党にとって石原元知事は身内であり、大将を「公開処刑」の場に引き出して侮辱する小池知事の手法は、かえって自民党の結束を回復させた。
世論も豊洲の何が問題なのか分からなくなり、強硬に豊洲叩きをしていたマスコミは「森友学園叩き」にネタを切り替えた。
マスコミが小池知事や豊洲から手を引き始めたのには理由があり、東京都が豊洲の検査データを偽造して、実際より100倍も多く見せかけているのが判明した。
小池知事は豊洲の検査データ偽造を指示したのか
東京都は豊洲の地下水モニタリング調査を2016年10月から12月にかけて実施し、1月14日に環境基準の79倍の高濃度汚染が見つかったと発表しました。
小池知事は豊洲は危険だといってさらに再調査を実施して、3月18日に環境基準の最大100倍のベンゼンが検出されたと発表しました。
ところが10月から12月に検査した業者は、「東京都の指示で実際より高い数値が出るように、調査方法を変更してデータを偽造した」と東京都議会の特別委員会で証言しています。
3月18日に発表された再々調査で高濃度汚染が見つかったのは、前回高濃度汚染が見つかったのとほぼ同じ場所、同じような数値なので、同じように東京都が検査データを偽造したのが分かる。
舛添、猪瀬知事時代の地下水検査で一回も基準超過しなかったのに、小池知事に変わったとたん環境基準を超え、しかも検査するたびに数値が悪化しています。
小池知事が喚き散らしている「環境基準」も実際には存在しないもので、水道の飲料水の環境基準を、あたかも地下水の環境基準のように発表している。
水質検査の専門家らはネット上などで次々に「東京都の検査手法はおかしい」「情報操作している」と訴えて、とうとうマスコミも隠しきれなくなって手を引き始めている。
もう一つは小池知事が築地市場の危険性を隠蔽してきた事で、発がん物質のアスベストや違法建築、排ガスによる汚染、耐震性不足、あげくは米軍が埋蔵した「猛毒物質」まで埋まっているのが分かった。
築地の危険性は隠して調査しようとせず、豊洲の危険性は検査データを偽造してまで訴える小池知事には、多くの人が異常性を感じ始めている。
夏の都議会選が分かれ目
さらにここに来てようやく注目され始めたのが豊洲移転延期や中止によるコスト問題で、毎日多額の損失が発生し中止すれば全てが無駄になる。
世論の関心が弱まったのを察知したのか小池知事は「都議会選で豊洲を争点にしない」と言い、むしろ自民党が豊洲移転延期を知事に追及する展開になっている。
小池知事の「都民ファーストの会」は都議会選で過半数を取ると言っていたが、それはどうも在りそうにない。
というのは都議会選のブロックは1人区が少なく3人や4人区が多いので、小池党が全選挙区で圧勝しても、せいぜい3分の1しか獲得できない。
過半数を得るには3人区以上で2人や3人の候補を立候補させる必要があるが、そうすると支持が割れて全員落選する可能性も高まる。
過半数を目指して候補者を増やして夏には小池ブームが終わっていたら、下手をすると複数立候補の選挙区では全員落選もありえる。
それを見越した自民党は小池知事の弱点をつき、攻勢に出ようとしている。
http://www.thutmosev.com/archives/70153105.html
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/541.html#c14
日本国は現在、世界第五位の「移民受入大国」と化しています。
ちなみに、2014年の移民受入数のランキングは、首位からドイツ、アメリカ、イギリス、韓国、日本となっています。
注目すべきは、韓国です。韓国は、移民送り出し国(特に、日本へ)でありながら、
同時に移民受入大国という興味深い状況になっています。
韓国の若年層失業率は、10%台に達しています(恐らくは、10%台後半)。
日本とは異なり、若者の雇用環境は極めて悪いのです。
それにも関わらず、韓国は2014年に日本を上回る41万人もの移民を受け入れました。
ちなみに、本稿(及び明日の稿)でいう移民とは、国連及びOECD定義の
「出生地以外で一年以上暮らしている人」
という定義になります。日本に来ている技能実習生、留学生という名の外国人労働者も、全て移民です。
なぜ、韓国は移民受け入れ国と移民送り出し国を兼ねているのでしょう?
いわゆる「単純労働」の生産性を上げず、賃金水準が低迷し、韓国の大卒の若者たち(韓国の大学進学率は70%と、世界最高)が、その種の職に就かず、「人手不足」と「若年層失業率上昇」が同時発生しているのです。
賃金を上げたくない企業側は、生産性向上の努力をせず、外国人労働者を「安い賃金」で雇用し、あぶれた(というか、その種の職に就きたがらない)韓国の若者が若年層失業者と化す。
外国人労働者を年間に40万人も受け入れていながら、韓国の商工会議所は「日本で就職しよう!」という異様なキャンペーンを展開する。
正しい道は、「単純労働」と考えられている職の生産性を高め、実質賃金を上昇させ、「国民」が雇用され、大いに所得を稼ぐというスタイルであるにも関わらず、
その道は採らない。結果、若年層失業率の上昇と人手不足が同時進行し、 外国人労働者を日本以上に受け入れていながら、移民送り出し国でもある。
https://38news.jp/economy/10251
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/784.html#c16
150 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/19(土) 14:59:00.53 ID:++IIwEbv
オーディオメーカーにいたんだが、他社製品検討用にマッキントッシュの真空管アンプが置いてあった。 当時の上司曰く、
「あれはねぇ、真空管の明かりとマッキントッシュのバッジを眺めながら聴くと良い気分に浸れるもので、決して良い音で楽しむ物ではないよ。」
とマジ顔で言っていた。 なるほどと思った。ww
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/pav/1320752347/
我が、蹉跌のオーディオファイル#01.現装置にたどり着くまで
終戦直後、まだ音楽など聴く余裕は我々国民には無かったが、当時レコードといえばSP、若い諸君にはピンと来ないかもしれないが、78回転でぶんぶん回るレコード盤に竹や鉄の針で音を拾い、ザーザーいう雑音の中から音楽を聴き分ける。超アナログの世界しかなかった。
片面の演奏時間はせいぜい5分だから、頻繁に裏返したりレコードを換えたり、とてもじゃないが落ち着いて音楽を聴いては居られないのだが、この時代にはこれしかないのだから、それを特に不便とも煩わしいとも思わず、音楽鑑賞の妨げになるものは何も感じなかった。適応とはそういうもので、より便利なものを知りさえしなければかなりラフな 環境にも人間はちゃんと順応するように出来ている。
アマゾンやボルネオの密林深く住み着いた人々を不幸と思うのは文明(と云っても多寡が知れているが)の中に居る我々 の思い上がりと勘違いでしかない。
我家にも数枚のSPと電蓄があった。
ワインガルトナー指揮する第9もその中にあり、8枚組だから第9一曲聴き終わるまでに16回立ったり座ったりしなければならなかった。
だから滅多に聴くことはなく、その分聴いたときの感動は何時も新鮮だった事を覚えている。
その後 SP から LP時代に移行した
レコードは一気にステレオの世界に突入した。
巷ではコンソール型ステレオが発売され、やがてコンポーネントステレオで自由に機器を組み合わせることが出来るよう になった頃から今迄は極限られた少数の音キチという奇妙な人種が次第に一般化し始め、互いの持ち物に羨望の眼差しを向け合い、電機メーカーと提灯持ちのオー ディオ評論家達の巧みな話術に乗せられ、悲惨な出費をする者が多発した。僕がこの人たちに担がれてこの世界に巻き込まれたのは昭和48年だった。
オーディオ評論家を信用しなくなったのは彼らが異口同音に誉めちぎる JBL のがさつな音に起因するが、それはさておき、その1年後にはVITAVOX(ヴァイタヴォック ス)CN191、Machintosh(マッキントッシュ)C-22、MC-275、MARANTZ(マランツ)10B,TEACのオープンデッキに換わった。
昼はレストランで御飯だけ頼み、塩をかけて食べた。
やがてマッキンのブワブワした音が気になり始め、色々物色したけれども、これといったものに当たらず、ものは試に本郷の小さな新藤ラボラトリーに飛び込んで実情を話すと、答えは明快で、C-22 と MC-275はそういう音なのだと云う。
VITAVOX CN191もオリジナルその儘では低音がぶわつく傾向がある。
「だからお前は悩むべくして悩んでおるのだ。お気のどくなことだ」だと。
そう云うかい。ならば買おうじゃないか。ということになってこの新藤ラボラトリーの アンプを買った。
それにプレイヤー装置は Garrard(ガラード) 301とOrtofon(オルトフォン)RMG309と SPU-A。
ご飯が小盛りになった。それから35年このシステムを持ち続けた。
このシステムで鳴らすレコードの音は一つの完成をみている事は確かで、大概何処の音を聴いても羨ましいと思ったことは無かった。
この35年の間に、オーディオ界はデジタル時代に突入していて今やレコードなどはすっかりCDに駆逐された。しかし断言してもよいが、その現在にあってまだ、CDの音はレコードの音に遠く及ばない。
我家にあったSPの第九をCD化したものがあったので過日買い求めたが、雑音だらけのSPの方が 遥かに音楽的なのに吃驚したことがある。それ以来CDはずっと敬遠してきた。
http://audio-file.jugem.jp/?month=201007
40年前、オーディオの世界ではJBLが半ば神話の世界に入っていた。
そしてマランツとマッキントッシュ。
オーディオファンの間ではこれらでなければ世も日も明けない一時代があった。アルテックも、JBLと並ぶ大ブランドだった。
一度ブランド品として名が売れて仕舞うと後は楽チンで、一定期間は黙っていても売れてゆく。音楽などは二の次で「何を聴くか」よりも「何で聴いているか」が一義的な問題であったようだ。
VANジャケットが自分に似合うか否かは二の次であったように
「何で聴いてるんですか」
と聴かれて
「JBLです」
と小鼻を膨らませて答えなければ格好にならなった。加えて
「アンプはマッキンです」、
「私はマランツです」
と答える事が出来れば大得意の満点であったのである。そう、マークレビンソンという腐れアンプもあったが、今日では「LINNです」と答えねばならんのだろうか。
今、「JBLです」と答えるマニアは随分減ったのかもしれない。でも換わりに「LINNです」と答えなければならないのなら心理的レベルは進歩していない事になる。どうあれ、カリスマ的な目玉商品を人々に印象付ける事が出来れば流行を造る事が出来る。
2007年以来、LINNはネットオーディオを引っ張ってきたというから、ならば日本の業者や提灯持ちの評論家がカリスマに祭り上げたということかもしれない。そのこと自体ちっとも悪い事ではないし、ネットオーディオも面白いから寧ろ歓迎すべきだが、アンプ一個が数百万円、プレイヤーも数百万円。何から何までLINNで揃えたら軽く1000万円を超えるという事になると、ウェスタン並みのバカバカしさである。
35年前、僕はぷっつりオーディオ雑誌を読まなくなった。
参考にならないからであったが、余りに過激な人達が登場して、全員揃ってパイプを咥えている姿が気持ち悪くて見るのが嫌になったのである。
表現が違っていても云う事が全員同じであるところも気に食わなかった。一人が誉めると全員が誉め、貶すと全員が貶す。そいう事なら評論家など一人で充分だったと思うが、当時はこの仕事が金になったのかゴロゴロいた。
一人の評論家がJBLを誉めると数人の評論家が異口同音に誉めちぎり、其れを読んだ読者が揃って JBLを求める。僕も私もJBLという構図が簡単に出来上がる。斯く云う僕だって僅か半年の間だったとはいえ、一度はJBLを手にした事がある。
今年の7月になって、僕は35年ぶりにオーディオ雑誌を読んだ。評論家のメンバーはすっかり代って往年のパイプオジサン達は一人も登場して来ない。代って彼らの子供か孫くらいの年齢と思しき若者達が評論家として登場している。
それにしても、昔も今も評論と云うのは何故あんなに表現が難しいのだろう。まどろっこしいと云うか、解読には随分な苦労を強いられる。うっかりすると結局何を言っているのか解らない事もある。権威付けでもしたいのなら阿呆な話だ。
http://audio-file.jugem.jp/?eid=27
その昔、RCAに
フラワーボックス
http://www.youtube.com/watch?v=iG3w-mh5Z9c
http://budjazz.blog82.fc2.com/blog-entry-11.html
http://www.eniwa.co.jp/umeya/audio.html
という一寸素敵なスピーカーがあった。マグネットを使用する現代のスピーカーではなく駆動電源を必要とする所謂フィールドスピーカーというタイプである。
箱の全面と側面に貼られた布に大きく花柄の刺繍がしてあることからこの名が付いたが、正式には、RCA Loudspeaker 106という。
1950年代のモノーラルLPを鳴らすと実に艶っぽい音がする。
これを、GEのバリレラを使って真空管アンプで鳴らすのである。
この時代のアメリカ録音のレコードを聴くには断然バリレラが良い事を、僕はこのフラワーボックスで始めて知ったが、オルトフォンを始め全く他の追随を許さない。普段使う事が無くて引き出しの奥に転がっていたバリレラが敢然と息を吹き返し、フラワーボックスは恰も其処に歌手が居るかのように現実味を帯びて鳴ったのである。再度云うが実に艶っぽい。
こんなものを造る国と日本は戦争をした。端から勝てる相手ではなかったと今更ながらつくづく思った。
モノーラルのレコードの魅力は何と言ってもこの艶っぽさと生々しさにあり、ステレオLPでは終ぞ味わえぬものだ。こうした超アナログ世界の音を貴方が聴いた時、どんな気持ちになるだろう。
言い方を換えるなら、これ等の機器は音は鳴るが、音楽が鳴ってこない。無論、鳴ってくる音にはメロディーがあってリズムがあるから音楽には違いないけれども音から連想するものが違うのである。音楽の価値はそこから何を連想させるかで決まるのだ。
フラワーボックスが奏でる音楽には、つまりアナログ音には血が通っている。だから、連想するものにも血が通っているのである。
PCのサイトでVenetor Soundを検索すると、50年〜60年代のアメリカのレコードを不思議な事に見事なアナログ音で聴く事が出来る。
Venetor Sound Web
http://venetor-sound.com/main/
PCなどという超デジタル機器でどうしてこのような音が出てくるのか解らないが、間違いなく出てくる音は古き良き時代のアメリカンポップスのアナログ音である。この時代のアメリカという国の一端を知る事が出来る。
音楽には常にその音楽が生まれた背景があるから、それを聴き採る事が出来るかどうかがオーディオの評価につながる。
スペックを評価してもオーディオの価値は解らない。オーディオは決して主役ではなくて「主役は飽くまでも音楽にある」という事もこのサイトが教えてくれる。
Venetor Soundという会社は、言ってみれば今モノクロフィルムに注力するローライの姿に良く似ている。人の心に訴える本物の音造りをめざす数少ない会社の一つである。ローライと違う所は老舗ではなくベンチャー企業だという所だが、これからの我が国に必要なのは、中身の腐った某光学機器会社や紙屋の様な企業ではなく、こうした本物を追求してゆく会社である事に間違いない。
一度彼等の造る音を聴いてみる事をお勧めしたい。
http://audio-file.jugem.jp/?eid=28
40年ほど前、オーディオ界ではどう云う訳かオーディオをネタにして金を盗る人達をオーディオ評論家と呼び、メーカーや出版社そして販売店が重宝し、確かな耳を持たなかった当時のオーディオファンは彼らを神の様に崇め、云われるままに辺りを徘徊して金をばら撒いた。
音を知らないという意味では実は彼らが僕らと変わるところは全くなかったのだが、何でも自信を持って言い切る所に拠所を持たない多くの読者(オーディオファン)が振り回された。
自信の源がメーカーや商社の広報室に有り、マスコミのバックアップにあるのは云うまでもあるまい。彼らの進みたいところに提灯を向ければ良いので、彼らが何を抱えて歩いているかと云う事はどうでもよかったとしか言いようのない発言が続いた。
この人たちは今どうしているのだろう。僕はこの人たちを無視し、オーディオ関係誌も読まなくなって35年になるから現在の姿は解らない。が、少なくとも当時はこういう風だった。
趣味の問題は100%自己責任だから、それで泣いたって本人が悪いに決まっている。僕を含めた多くの彷徨える人々の散財はだから評論家の所為ではない。それは解っているが、35年前彼らに担がれた不快感は未だに払拭されないでいる。
聞いた話で本当かどうか知らないが、ある大金持ちの超マニアが部屋にカーテンを引き、後ろで交響楽団のメンバー数人に演奏してもらい、評論家達を呼んでオーディオ機器の当てっこをして貰ったら、皆口々にこれは何、あれは何としたり顔だったという。おまけにもうちょっと音の粒立ちが良ければ、とか低音を締めたらもっと良くなるだろうとか、色々注文もあったという。
おそらく嘘だろう。だがこの逸話は彼らのあり様を良く物語っている。本当にやったらさもありなんと思う。
僕がヴァイタボックス・コーナーホーン(Vitavox CN-191)を見付けたのは、当時良く通っていたオーディオ店の小部屋であった。まるで隠すように置いてあったのを目敏く見付け「これを聴かせて欲しい」と云ったら何となく渋っていた。
値段を聴いたら156万円だとどういう訳か渋々答え、「買う」と云うと値が張るのでローン会社の信用がつくかどうか、とまた渋った。
僕の誤解かもしれないが、余り売りたくない様子が見て取れ、ローン会社の信用が付くととても残念そうだった。どうしてだか解らなかったが、このVitavox CN-191は最後のUKオリジナル品と後でわかった。
が、兎も角このVitavox CN-191が僕の部屋に安置された。
素晴らしい音だ、とは残念ながら云えなかった。原因がこのスピーカーを鳴らすアンプやカートリッジその他のレベルが低すぎるところに有ることは解っていた。
色々探した結果、最終的に選んだのはマッキン(Mcintosh C22、MC275)だった。当時最高のアンプだと各誌が誉め讃え、評論家も挙ってこれ以上のアンプは無いと絶賛しているから間違いは無かろうと思ったのである。当時の趨勢はとっくにトランジスタに換わっていたのと、このアンプを手放す人が少なかったのか市場には殆ど出回る事が無く、探すのには時間が掛ったが。
何とか見付けて欣喜雀躍音を出したがそれは酷いものだった。
LAXの真空管アンプよりはスケールが大きかったが音質は大差ない。
僕が評論家に疑問を持ったのはこの時である。
プレイヤーはこれも彼らが絶賛するトーレンス(THORENS TD124)。
アームは矢張り先生方ご推薦のSME3012,
カートリッジはエンパイア(EMPIRE 1000ZEX)。
低音がぶかぶかで、音は出たが音楽にならなかった。
プレイヤーが悪いかと思ってマイクロの、巨大なターンテーブルを空気で浮かし、糸で回す奴に買い替えたが、これは一段と酷い物で空気が漏れてターンテーブルが傾きシャーシーに触れて一周毎にゴトゴト音がした。アフターサービスも最悪で新品の欠陥品は結局治らないまま、正常なものとの交換も無かった。当時力は滅法あったので海に投げ込んだ。売るにも売れないし、付け物は家では付けて居なかったし、バーベルなら持っていたのでもういらない。第一見るのも嫌だった。
だが、音の悪い原因がプレイヤーに有る訳ではなかった様だから、ならば原因はアンプしかない事になる。買ったばかりのマッキンを買い替えねばならんとは不愉快の極みだが駄目なんだから仕方あるまい。
とは云うもののどんなアンプがあるか知っているわけではないし、当てがあるわけでもなかった。しょうがないから当時出版されていたオーディオ機器の総目録を隅から隅まで読んだ。巻末のスペック集は論評なしだったから、そこばかり何回も読み直したが、本から音が出る訳でなし決定打が打てる筈も無かったが、藁おも掴む思いで印象に残ったものを拾い出し、それを何回も見比べて最後に残ったものの音を聴いて確認することにした。
最後に残ったのは「RA1474」 とメインアンプの「124D」だった。
メーカーは新藤ラボラトリーとある。聞いたことが無い。
どうせ碌でも無かろうが音が悪けりゃ買わなければいい。
兎も角行ってみることにした。
http://audio-file.jugem.jp/?eid=4
救世主、新藤ラボ
新藤ラボラトリー
http://www.shindo-laboratory.co.jp/Front/indexj.html
小さな扉を見付けるのに苦労し、やっと探し当てて開けると狭い階段があって、登り切った所が新藤ラボだった。
音が鳴った。素晴らしかった。
RA1474はフォノ専用のイコライザーアンプ。
124DはWE-350Bプッシュプルのメインアンプで迫力満点、加えて繊細でもあるからVitavox CN-191を鳴らすのには理想的だろうとこの時半ば確信していた。
数日後再度新藤ラボを訪ねた時、体中の全ての輪郭が猛烈にはっきりした人物が入ってきた。その人が新藤さんだった。
新藤さんは好人物であった。嘘を言わず、云った事はやり、出来ない事は云わない人だった。この時の印象は35年たった今でも変わることは無い。メーカーや販売店に有り勝ちな虚飾が一切なく、右だと云ったら左でも中間でもなく徹底して右だから解り易くもあった。
Mcintosh C22,MC275に関してはぼろ糞で、そもそも音全体に締りのないアンプだから、音のバランスを期待する方が間違っている。
「あそう、買っちゃったの」・・・・
「お気の毒」・・・
の一言でちょん。もう少しやさしい言葉はねーのかい。ねーんだなこれが。
RA1474 と124Dはキットで買うことになり週2度程此処に来て自分で組み立てることになった。キットと云っても部品は既に取り付けられており、配線だけすれば良い状態だったから不器用な僕にも出来たのだが、半田鏝と机が用意され、それから一ヶ月半程通った間新藤さんとは随分色々な話をした。
常に明快な人だから解りやすく、物事に対する考え方は良く理解できて、音造りと云うのは要するに人柄だということがこの時良くわかった。
僕は写真をやるが、写真は撮り手の性格が出る。怖いほど出る。
撮った被写体の影に自分が映っているのである。
音造りもやはり造り手の音が鳴っているものだ。
日本人の美に対する感覚は欧米人とはちょっと違って、音でいえば水琴窟や鼓、といった単音に感じ入る様な繊細さを持っている。反面グランドキャニオンの巨大な静けさやナイアガラの爆音の様なスケール感に欠けるところがある。
環境が違うから当り前のことだが、音楽にはこの二つの要素が必要で、新藤さんの音はそれに近かった。最近では新藤アンプは寧ろ海外で注目されているというところが、何やらこんなところにも国情が反映されているようで悲しい。65年の間に我々日本民族が失ったのは、こうした無形の心に拘わる感性ではなかったか。
Vitavox CN-191は見違えるような音で鳴り出した。
結構僕は満足していたが、新藤さんはVitavox CN-191の欠陥を二つばかり挙げ、これだけは直しておこうという事になった。
中高音用S-2ドライバーの裏蓋がプラスティックなので此処で音が死んでいる、従ってこれをステンの削り出しで造り直す。
ネットワークがチャチでここでも音が死んでいるのでしっかりしたものに造り直す。
という2点だった。特性のコイルとオイルコンデンサーを使って造り直し、この2か所の改良で夢の様な音に変身した。
序にスピーカーの内部配線も良質の物に換えた。
これで僕は充分満足だった。有難うを僕は連発したが、まだあった。
これはスピーカーの欠陥ではなく、我家の普請の問題だった。
このスピーカーは部屋のコーナーに嵌めこむように造られていて、裏から見るとだから骨組みだけでがらんどうである。
従って壁が低音ホーンの一部を代用するように出来ているので、理想的な低音を出すには壁がしっかりしている必要がある。我家は2×4の安普請だから、建てるときに気を使って壁に木の板を張り付けていたが充分ではないとのことで、裏蓋を付ける事になった。
これで低音はぐっと締りが付いて、音全体のバランスがぴったりとれた。
序にウーハーを外し、エッジに何やら塗り、乾くとこれで孫の代までエッジがへ垂れることは無いという。
Vitavox CN-191に施した改良は以上である。おそらくこれでVitavox CN-191コーナーホーンの持つ可能性の殆ど全てを引き出すことに成功したと僕は思っている。
新藤さんは何も言わなかったが、おそらく同様に思っていることだろう。それ以降スピーカーについては発言が無い。
これを RA1474と124Dで鳴らし、プレイヤーはGarrard 301のセンタスピンドルを改良してでかいターンテーブルを乗せ、アームにOrtofon RF297に厳選したSPU-Aをチューンアップした眼も眩むようなカートリッジ, という組み合わせが出来上がった。
それから35年僕はこのシステムで音楽を聴いた。オーディオには幾つか頂点があるが、このシステムも一つの頂点だったと思っている。
当然、これ以上の音が存在することを僕は知っているが、果たして家庭に持ち込むに相応しいかどうか聴いてみて疑問を感じたことがあった。
ウェスタンの15Aホーン である。
某所で聴いたがこれは凄かった。
ピアノがピアノよりピアノらしかった。もう桁違いで比較対象の問題ではなかった。
15Aホーンは御承知の通り劇場や映画館用であり、客席は20〜50メートル以上離れたところにあり、且つ天井はビルの数階分の高さがあることを想定して、観客に如何に心地よくしかも巨大なスケール感を味あわせるかという事がコンセプトだったろうから桁違いは寧ろ当然の性能と云ってよいが、それをこの時は距離約4メートル程、天井高2.5メートル程の所で聴いたのだから、それは腰も抜けよう凄まじさだった。
この時ハスキルは正しく男だった。「げー」と僕はのけ反った。僕の大好きなハスキルが。
家に帰っていそいそと僕は同じレコードをVitavox CN-191で聴いた。
紛れもなくハスキル はエレガントな女流ピアニストだった。
ハスキルのモーツアルト、これ程無心で典雅な音楽は無い。Vitavox CN-191ならずともこれがちゃんと聴けるなら、スピーカーは何だっていい。
新藤ラボの音造りは要するにハスキルのピアノをハスキルのピアノで聴かせてくれるのである。
この人に出会わなかったら、僕は未だに迷い続けていただろう。
http://audio-file.jugem.jp/?eid=5
オーディオ原体験
オーディオ機器の開発はすぐれて人間的な営みのなせる業であって、そうだからこそ、それが奏でるサウンドには開発にあたった技術者の単なる技術レベルだけではなく、それにかける思いやこだわり、そして感性や音楽性、多少大げさに言えば人間性がそのまま反映されます。
という事で、アンプ開発のお話しをさせて頂く前に、まことに汗顔ものですが、開発にあたった私自身のオーディオ、あるいは音楽に関する原体験を述べさせて頂き、その中で私が何を目指してきたのか---、ご理解を賜ればと願っています。
もう40年前の事ですが、今でも鮮明に思い出すのは、1971年秋、五反田卸売センターでのオーディオ・フェアにおける「無線と実験」誌のブースでの、真空管アンプの鳴き合わせです。
一方はKT-88のPPアンプで、確か片ch70〜80Wも出力の取れるもので、外観的にも超弩級、大変に見事な出来栄えであり、また20dB以上の負帰還をかけ静特性に関しては全く非のつけようもない仕上がりでした。しかしこの大出力、高負帰還のアンプは、大出力が空振りしているような良くも悪くもまことに普通過ぎる音でした。
もう一方はカンノアンプと呼ばれていた、WE300Bのシングル無帰還アンプ、それもアウトプットだけでなく段間にもインターステージ・トランスを採用した、いわゆるトランス結合という極めてプリミティブな形式のアンプで、出力も高々6W〜8Wの出力しか取り出せません。
ただし、そのトランスはウェスターンのコア材を徹底的に調べ上げ、そのコア材から金属メーカーに特注したという高価なパーマロイ・コアによるもので、一般には入手困難な希少な物という事でした。
またスピーカーは名器と称されたALTEC A-5、システムとしても100dB近くの高能率の物で、真空管アンプの比較試聴には大変にマッチしていて、この2つのアンプのサウンドの差を我々の前に圧倒的な明晰さで表現してくれました。この時のカンノアンプの音色の美しさには言葉を失いました。多くの聴衆のかなり後方で聴いていたのですが、何か空間に透明なエーテルが漂っているのではないか、と錯覚させるような“美音”、まさに“音楽”が鳴っていたのです。
私にとって結論はあまりに明白でした。そしてリニアリティに優れる直熱3極管によるシングルアンプと高能率のホーンスピーカー・システムを有する事が、以後の私のオーディオ探求の目標となったのです。
まずその直熱3極管による無帰還シングルアンプについては、「無線と実験」、1972年7月号に掲載された安斉勝太郎先生によるWE310A駆動によるDA30(PX-25A)無帰還シングルアンプの製作記事に引き付けられました。
現在ではヴィンテージとも言えるほとんど入手困難な基本特性の優れた真空管、極めて簡潔な回路、コアボリュームの大きなアウトプットランス、無帰還でありながら必要十分な静特性等に魅力を感じ、早速部品を集め始め、シャーシも特注し翌年の73年2月には一応完成を見ました。
一聴したところ極めて静かなアンプという印象でしたが、このアンプの奏でるサウンドにはさすがに英国生まれのパワー管故か品位と自然さ、そして何か桁違いのポテンシャルも感じられて、製作後既に38年が経過しましたが、今も改良がとぎれる事なく続けられていて、オーディオの真の奥深さを私に教えてくれています。
http://www.spec-corp.co.jp/audio/rsa-f1/message2.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/627.html#c7
そして菅野沖彦先生の登場
はじめにマッキンがあった。
マッキンはスガノと共にあった。
マッキンはスガノであった。
このマッキンは、初めはスガノと共にあった。
オーディオはマッキンによって成った。
成ったもので、マッキンによらないものは何一つなかった……。
http://d.hatena.ne.jp/mandana/20050119
音楽に感動する為に必要な“いい音”は知識さえ有れば大してお金を掛けなくても簡単に手に入ります。しかし、菅野先生好みの完璧な音響を達成するには莫大なお金と努力と才能が必要なのです。
菅野先生を見ていると、耳がいいというのと音が分かるというのは全然違う事だというのが良くわかります。
音感だけが人並み外れて優れていて、音楽や音は全くわからないというのが稼げるオーディオ評論家になる為の必須条件なんでしょうね。
それにしても、マッキントッシュのあのコレステロール過剰で翳が全く無い音を、平気で我慢して聴いていられるというのも凄い才能ですね。(感心)
______________
音楽的教養 投稿者:影なびく星 投稿日:2012年 5月 9日(水)
「五味オーディオ教室」という本に、菅野沖彦と上杉佳郎の音についての感想が載っています。
菅野沖彦の音については、録音技師の聴く音であって音を響かせようとしておらず、ステージがない、音の歪のない再生を追及するあまり無機的な音と評価しています。
ただ、だから菅野沖彦の音はだめだというつもりはありません。 音の好みは人それぞれ違いますから、菅野沖彦の音を好む人がいても当然のことと思います。
しかし、ステサンなどで菅野沖彦の書いた文章を読むと、音に関することばかりで、作曲家や指揮者、演奏家に対する感想などなく、音楽的教養が限りなくゼロに近い人間だという事がわかります。
つまり菅野沖彦は音はわかるが、音楽は理解していないということですね。
オーディオで音楽を楽しむには、やはり音楽的教養が必要ですね。
http://6629.teacup.com/fuku25252/bbs/2657
プロジック・アコリバの石黒社長は、全国のオーディオ店の機器を聞き、またほとんどのオーディオ評論家の装置を聞いているとのことでした。石黒さんが言うには、
「プロのオーディオ評論家でこの人だけはとてもかなわないと思う人が一人だけいる。
それは菅野沖彦氏です。」
とのこと。私はそれを聞いてステサンのオーディオ演奏家訪問で、菅野氏が「私の音に似ている」などと書かれていらっしゃることもありますが、それはハッキリ言って記事の上のお世辞なんじゃないかと。菅野氏の音はとてつもなく素晴らしいとのことでした。
また「全国のオーディオ店で本当に良い音を出している店は3つある。」とのこと。関西と中部日本と東京にそれぞれ一店舗だそうです。社名を出すと問題になりそうなのであえて書きませんが、石黒さんのお眼鏡にかなったお店は損得抜きで素晴らしい音を奏でてくれるようです。
http://www2.ezbbs.net/cgi/reply?id=kavalier1956gt&dd=21&re=179
菅野沖彦 自宅用のスピーカーシステム(3系統)
@ JBL マルチアンプ・システム
JBL2205A(ウーファー)、JBL375+537‐500(ミッドレンジ)、GEM・TS208 P.S.C.Ver.2(トゥイーター)、ミューオンTS001 P.S.C.Ver.2(スーパートゥイーター)、ヤマハYST‐SW1000L(サブウーファー)
A マッキントッシュ XRT20
B ジャーマンフィジックス
トロバドール80(トゥイーター)、JBL2205A(ウーファー)、エラック4PI Plus.2(スーパートゥイーター)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8F%85%E9%87%8E%E6%B2%96%E5%BD%A6
この頃、自宅用のスピーカーシステムとして選んだのが、JBLのユニットの組み合わせです。
40年後の今でも使っている、375ドライバーに537-500ホーンと075トゥイーターです。しかし、以前お話ししたように、ウーファーは非常に苦労したわけです。今は同じJBLの2205を使っていますが、これに決まるまでには5年ぐらいかかっています。
このシステムは最初からマルチアンプシステムでした。したがって、1967〜68年から今日まで、自宅のメインシステムはマルチアンプ駆動で通しています。当時、マルチアンプシステム用のチャンネルデバイダーはコンポーネントとしての既製品がなく、私の場合は、クロスオーバーポイントと遮断特性を決めて、NF回路設計ブロックさんに注文して作ってもらいました。
自宅のスピーカーをJBLのユニットを使ったシステムに決めたところまでお話ししましたね。スピーカーに搭載するチャンネルデバイダーは、(株)NF回路設計ブロックに特注しました。当時マルチアンプシステムを組む人はそう大勢おらず、チャンネルデバイダーもあまり市場で見ることのなかった時代です。
そのマルチシステムをドライブしたパワーアンプについてお話ししましょう。最初はソニーのTA-1120(1965年発売)というプリメインアンプを使っていたのですが、その後、パワーアンプ部を同社のTA-3120に変更し、プリアンプは、TA-1120のプリ部とパワー部を分けて使った2チャンネル・マルチ・アンプ・システムで、モノラル・パワーアンプとしてTA-3120を2台追加して使用したわけです。
http://www.phileweb.com/magazine/sugano/archives/2008/05/23.html
http://www.phileweb.com/magazine/sugano/archives/2008/04/25.html
菅野沖彦 02/01/30 12:56
さあ僕とレコ−ド演奏について語ろう。ただし
装置総額1000万以上
レコ−ド枚数10万枚以上、
年収5000万以上、
愛人5人以上
でなければ 書き込んじゃいけないよ。では始めよう!!
http://music.2ch.net/test/read.cgi/pav/1012362989
菅野沖彦
自動車評論家界の重鎮、徳大寺有恒との親交も厚いらしく、そのファッションセンスや時折紹介されるリスニングルームの様子から見ても他の評論家とは別次元にいる、名実共にハイエンドな方。ECMファンの間ではキース・ジャレット『サンベア・コンサート』の録音に携わったことでも知られている。
独自の『レコード演奏家論』を発表以降、オーディオという趣味に一種の「ステイタス」を求める菅野の、評論家としての姿勢がより明確になったように感じられる。
アンプ、スピーカーともにマッキントッシュを使用しているあたりも彼のステイタス指向の現れなのか。
だから低価格機種の評価はほとんど行わないし、新興メーカーの機種を積極的の紹介したりもしない。あらゆる意味で長岡鉄男の対極にいる。(1997,10/23 記)
名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/01/03(木) 12:40:43 ID:BDsd3SLZ
評論家も人間ですので、そこんとこよろしくとの事です。(W
評論家も商売の1つです、そこんとこよろしくとの事です。(W
評論家は慈善事業ではありません、そこんとこよろしくとの事です。(W
http://2bangai.net/read/05ba12b399b8ea350fcbbec294a7977277fe6b10e0014ef46534d16d3dc2af87/701
http://unkar.org/r/pav/1199331643
http://audioidentity.blog.so-net.ne.jp/archive/c2301451014-1
http://2chnull.info/r/pav/1285411699/
オーディオ評論家・菅野沖彦氏の文章を公開しています。
http://www.audiosharing.com/people/sugano/sugano.htm
http://www.audiosharing.com/people/sugano/rashinban/rashinban.htm
http://www.audiosharing.com/people/sugano/audiolife/audiolife_1.htm
菅野沖彦 ピュアオーディオへの誘い - Phile-web
http://www.phileweb.com/magazine/sugano/
http://www.phileweb.com/magazine/sugano/index.php?p=2
http://www.phileweb.com/magazine/sugano/index.php?p=1
マッキントッシュのアンプは老舗高級オーディオ雑誌の「ステレオサウンド」のボス的存在だった菅野沖彦が猛プッシュすることで、わが国での栄光を持続させてきた感がある。
菅野現役時は、この雑誌の「権威ある」とされるベストバイにおいてマッキンが常に上位にあった。しかし、菅野が一線を退き、ベストバイ選定委員から外れた途端にマッキンのアンプは上位から姿を消してしまった。
菅野とマッキンの癒着構造に、どの程度の金銭が絡んでいたのかはわからないが、マッキンの実力が普遍的なものであれば、菅野引退後も上位ランキングを維持し続けたはずである。
オーディオがオーディオジャーナリズムと不可分の関係にあり、たった一人の評論家がわが国におけるマッキンの「位置」を決定していたという事実。これはオーディオというもののあり方を知る上でも重要である。
http://yoshi-s.blog.so-net.ne.jp/2011-04-01-2
23 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/08/29(月) 22:32:06 ID:EPLJ9S6+
皆さん、菅野システムの実音を聞かれた方いますか〜?
ハッキリ言って、あまたいるオーディオ評論家の中でもズバ抜けて音いいですよ。
ほかの連中はまったく歯が立たない状態です。
やはり技術と年季と生音経験で、オーディオにバケさせる能力と感性が成せる職人芸なのですよ。まさに巨匠で、脱帽です。
26 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/08/29(月) 22:49:39 ID:wtjldv2X
俺は随分前になるが、仕事でオッキーの家に行き1時間位レコード(まだアナログの時代)を聞かせてもらった事ある。
感想は、う〜んん・・、俺は英国系の渋いオーディオが好きなので正直好みでは無かった。
例えばジュリア・ロバーツのような、誰でもわかりやすい綺麗さというか・・。
203 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/10/08(土) 21:30:38 ID:rVbL/wcN
で、お千ちゃんは、スガーノ氏宅にいったことはないの?
感じのいい奥さんが、お茶とお菓子(ハイソな高級品)で迎えてくれるよ
http://hifi.denpark.net/1125064884.html
投稿者:三一十四四二三2007/8/22 13:17
菅野沖彦の自宅でオールマッキントッシュのシステムを聞いたら、「聞き賃」として15万円を請求されるそうです。(それでも予約待ちだそうです)
オーディオの秘訣も伝授してくれるそうで
「いい酒を飲み、いいものを食べ、いい車に乗り、健康に気をつけてよく寝る」
というのが一番大事だそうです。
投稿者:fziro2007/8/23 15:09はぁ、15万ですかぁ…。
昔は池田圭さんの音を聞かせてもらった後には、定収入のないあの方のために、黙っていくらか包んで置いてくるというのがシキタリだという伝説があって、それは一種の「美談」だと感じたんですが、菅野さんの場合は、なんかやっぱナマナマしくていや〜んですねぇ(w
投稿者:三一十四四二三2007/8/23 18:28
菅野沖彦の家で音を聞いた・・・というのが一部のオーディファイルの間ではステイタスになるらしいですね。
プラチナカードという「うちで聞きました証明書」が発行されるそうです。
それから今もやっているかどうか知らないけれど、雑誌「ステレオ」に「菅野沖彦が自宅にやってくる」というコーナーがありましたね。
あれに出る人は皆「〜でございます」っていう喋り方をするんですよね。
菅野を崇め奉っている感じで気色が悪かった。
(あれに当たると税務署が来る!っていう噂が流れていて敬遠する人もいたらしい)
http://green.ap.teacup.com/31104423/450.html
412 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/11/19(土) 22:09:56 ID:YeVOrjah
嶋さんが書いてたように、耳のいい男ですな。ただ、それに尽きる。
日本のエンジニアとして、唯一、耳のいい男。
306 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/11/13(日) 00:22:26 ID:1QCYBMah
菅野先生。
ほんとにマツキントツシュの好きですか?
どうなんですか?
307 名前:オッキッヒッコ・スガーノ :2005/11/13(日) 01:22:48 ID:J7ce0PUt
まつきんとつしゅはおかねになるからすきですo
230 名前:ハーツフィールド :2005/11/02(水) 18:58:45 ID:40sfBqiX
マッキンからいくらもらってんねやろ・・
277 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/11/11(金) 22:24:24 ID:AsAU1B+F
マッキンからもらっていません
エレクトリから少しもらっています。
937 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/01/01(日) 20:20:51 ID:JBPgDYxv
オーディファイルに背徳行為を続ける輸入商社の社外取締役を早く辞任しなさい。
939 名前:sugano :2006/01/01(日) 20:42:15 ID:p7gOxgdq
今年も エレクトリの社外取締役 務めさせて頂きます
さっそく ATCプッシュしときました。
932 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/01/01(日) 13:17:01 ID:JBPgDYxv
長岡もオーディオ評論家として評価が高い。
菅野の評価が低いのは金にまつわる黒い噂だ。
933 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/01/01(日) 13:22:54 ID:51rTzRWQ
もう何年も前の話だが、某大手メーカーでは、厳しい評価をする評論家を、雑誌社に脅しをかけることで潰そうとしていた。
現在、それを主導していたやつが、会社で偉くなったりしてる。
評論家も、それと同じ人種ばかりが残ってしまった。。。
233 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/11/04(金) 20:18:10 ID:KUjf/IIY
新しいものが出たら、金を貰って、賛辞を書くのが評論家じゃねえか。
要するに評論家=メーカー・代理店の手先の営業マンだ。
ポリシーがあるなどと、ふんぞり返っても、金の奴隷には違いない。
239 名前:通りすがり :2005/11/05(土) 20:32:33 ID:V+wFqdoR
>>233
それじゃあ世界の営業マン、広告代理店はすべて悪者でつか。
942 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/01/01(日) 21:21:21 ID:JBPgDYxv
ヒューザー=エレクトリ
検査機関=評論蚊(菅野)
取締役が儲からないことを言ったら背任行為だから、消費者に損をさせて企業に利益をもたらすのが当然。結託して、悪銭稼ぎをするのは資本主義社会の当然の理なのに、おまえは馬鹿すぎ。
403 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/11/19(土) 17:35:56 ID:ONPiJz0I
スガーノに騙されて大金を積んでゴミを買わされるからこそオーディオ業界が衰退した。
都合のいい理論のすり替えはやめておけ、
海外のオーディオ市場が日本より健全なのはスガーノ始めSS誌のような存在がないからだ。
414 名前:にぼし :2005/11/19(土) 22:17:22 ID:r0ireKIL
評論家の言うとおりにして、あとで騙されたと騒ぐなんて、恥知らずもいいところ。 どだい趣味の世界で、人の意見を鵜呑みにするなんて、嫁さん選びを人に任せるようなもの。
417 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/11/20(日) 00:17:04 ID:rHI4vVs2
評価の高い高額機器買って騙されたのではない、それこそ言いがかりだよ。
音質はオデオルームや環境で大きく変わるのはご存知の通り・・・。
261 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/11/08(火) 17:08:26 ID:T4TBzMRo
勿論、オーディオ装置はいいものを使用するに越した事は無いけど、更に大切な事は「音を聴くリスニングルーム」
どんなにいい、高価なオーディオ装置を使ってもリスニングルームの音響が悪ければ、文字通り「宝の持ち腐れ」と言う事を忘れないように。
また、その逆もある、トータルバランスが大切。
419 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/11/20(日) 02:16:17 ID:ScxpBDOq
>評価の高い高額機器買って騙されたのではない、それこそ言いがかりだよ。
>音質はオデオルームや環境で大きく変わるのはご存知の通り・・・。
その言葉も言い掛かりじゃないかな?
SS誌はルームアコースティックに関して触れようとはしない、
またその道のプロが機器を知り尽くしておいてセッティングしたインターナショナルオーディオショウの音質の酷さは有名だ。 つまり機器以外に金を掛けるべきではないという刷り込みをしたのもSS誌だ。
420 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/11/20(日) 02:18:55 ID:/AkVMODC
>>419
というか、機器以外は自明の前提だろ。
それなりの住まいを持ってる人間だけがSSを読むんだろ。
4畳半の下宿住まいで読むかよ。
422 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/11/20(日) 02:33:44 ID:ScxpBDOq
>>420
実際販売店で聞いた話、SS誌片手に○百万の予算でどれくらいのシステムを組めるか聞いて来る人はかなりいるそうだ。
勿論広い部屋の持ち主の金持ちが多いそうだが出た音には一切無頓着、しかもそれを周囲に自慢しているとの事だ。
業界としては一時的に潤うからいいと言っているが長い目で見るとSS誌は業界を滅ぼすだろうと言っている。
423 名前:にぼし :2005/11/20(日) 03:22:43 ID:rOeTBY2B
>>422
それのどこにSS誌の責任が?ただ人間の品性が貧しいだけでは。
そういう人はどうせオーディオ続かないでしょ。
どうせ釣りだと思うが。
424 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/11/20(日) 03:40:35 ID:ScxpBDOq
別に釣りでも何でもない、数店舗親しい知人がいるだけだ。
趣味のオーディオとしては続かないだろうね、CD派が殆んどだそうだから。
ただ応接間に置いて酷い音を出して自慢しているから閉口しているそうだ、
「これが国内最高権威の評論家に選ばれた機器の出す最高の音だ」と。
そう言う意味で非常に憂う事態だし、業界の先行きを暗くしているのは事実だ。
490 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/11/30(水) 02:34:17 ID:wrlfszBu
名物のレコード演奏家に関しては、当の菅野翁が別の雑誌で、
「他誌でやっている連載でいろいろなシステムを聴く機会が多いが、本人は悦に入ってても実際には聴くに堪えないような装置も多い。」
ってことを語っており、 果たして今回は本当はどうなんだろうっていう目であの連載を読むと結構笑える。あそこに登場するのがステータスだと勘違いしてネットでも俺を取り上げろとばかり運動しているような人もいるが、登場即音の良さ、オーディオの腕のよさを示すとは、必ずしも言えないようだ。
502 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/12/01(木) 21:22:19 ID:c8yn/MDN
先日の大阪ハイエンドオーディオショウ2日目の特別イベントでした。
まだ、各社がイベント試聴用機器のセッティング中、マイクを持たれた先生が
「今まで数百人のレコード演奏家を訪問しましたが、いい音で鳴ってたのは一人も無かった・・・」
とおっしゃられたのには驚きました。 で、ステサンを見る限りけっこう先々号などではべた褒め? の方なんかおられたのに過大評価と言うか、どんぐりの背比べ的要素しかなかったのかと?・・・
意外な所で先生の本音? が聞けたような気がしました。
個人個人、性格がそれぞれ違う以上好みの音質も千差万別と言う事を思うとまぁ これも仕方ないでしょうね。 でも、確かな事は先生の音作りに関して言えば万人向き、多くの人がいい音と感じる音作りされてると言う事です。 装置も重要だけど、聴く環境は更に重要ですと最後におっしゃられてました。
音質と同じくらい重要なのが「音量」とも言ったおられました。
音楽再生の時のボリュームには特に神経を使っておられたようです。
ただ、ホテルの大広間と言う特殊な環境下での音量は難しく、なかないい音で聞いていただく分けには行きません、それを納得の上聴いてくださいとのことでした。
レコード演奏時、大切な事は「再生環境」「オーディオ装置」「音量」
ことに「再生環境」と「音量」は重要で高額な装置を導入しても宝の持ち腐れになる事が多々有ります、その間違った音質にならない為にも正しい音楽再生を聴いて耳を鍛えて慣らしてください、間違った音質で演奏されていた方が実に多い事に驚かれたそうです。
ライブ演奏や、他のオーディオでの再生音、いろいろな音を聴いてこそベストな音質でレコード演奏できると言っておられました。
507 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/12/01(木) 22:32:37 ID:0gbQMscP
例えば気配感が出たとしてもボリュームしぼれば、とたんにショボい音になるもんね。
523 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/12/02(金) 14:31:56 ID:uIinb7l/
まぁそういう意味では菅野センセは日常茶飯事で生の楽器の音を聴いているからなぁ
何せそれがお仕事なわけだから
昔自分もセンセの講演で
「チェンバロやアコースティックギターを実演ではあり得ないほど大きな音で鳴らされる方もいるが、それはどうかと思う。」
的な発言を耳にしたことがある。
519 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/12/02(金) 13:28:30 ID:fOkozyFI
コンサートに頻繁に通い、その楽器毎に忠実な音を出すように調整を続けないと『普通の音』を出すのは不可能。
前のレスにある『レコード演奏家』とかの音が似ていないというのは「元の音」を知らないでいじくり倒しているからに他ならない。
そういう努力を最低でも5年以上は繰り返さないと『普通の音』は出せない、
“レコード演奏家=引き篭もり変態オーヲタ”
という証拠だろう。
425 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/11/20(日) 03:57:21 ID:HuTlDQCb
>>424
まあ、スガーノはルームチューニングを推奨しても一銭も儲からないだろう
そういう代理店やメーカーとは関わりがないからな・・
むしろ、まず部屋ありきと主張する評論家を追い込んで潰そうとする噂まである。
427 名前:もぐもぐ ◆x9IoVFUeJ2 :2005/11/20(日) 21:11:03 ID:HWD3sBlg
ステイタスシンボル的扱いを受けるよう仕向けているのは否定できないでしょう。
450 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/11/24(木) 02:13:50 ID:MnJ8AnHk
小柄で卑屈で、セコセコ情報を熱心に仕入れてはいるが、卑屈さが表面に見えるから、人に嫌われることも多いのがこのジジイ。万人受けする訳ではないから、大企業には嫌われる。
輸入商社とか、アキュフェーズみたいな、アングラオデオ族のおこぼれで、喰っているヤシだな。
452 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/11/24(木) 02:58:46 ID:MnJ8AnHk
信じるものが、輸入商社の手先商品だが、それで満足ならば良いであろう。
453 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/11/24(木) 03:15:58 ID:9OVf0/YI
>>452
何がそれで不満なわけ?
454 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/11/24(木) 03:32:36 ID:MnJ8AnHk
不当な利益を得ているという点が不満。
457 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/11/24(木) 03:41:08 ID:MnJ8AnHk
色々結託して、能力の無いものをあるようにいいふらして、おこぼれをもらうのが天命と思っている極悪評論家はあの世で、地獄針むしろ、餓鬼道に堕ちて苦しみもがくのが見えている。
459 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/11/24(木) 23:08:52 ID:uZS2z9Fc
>>454
スガーノ程度の不当な利益に嫉妬するより、世の巨悪はいっぱいあるだろう。
466 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/11/25(金) 00:47:42 ID:oVeF+RkT
スガーノには散々騙された、本当に散財もいいところだ。
469 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/11/25(金) 01:38:41 ID:NL1/80rA
>>466
つきあった女がひどかったからって、紹介してくれた奴のせいにするのかよ。
889 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/12/29(木) 10:22:20 ID:rYfKk6aH
五味康祐は、高城にさんざんな目にあったと、単行本を出して恨みを綴った。
菅野でさんざんな目に会ったヤツは、少ないのではないか?
散財させられた金持ちは沢山いると思うが、金持ちにとって大した額ではないし、高城に比べれば菅野のまやかしは、すぐに見破られるので、被害者も出にくいか?
890 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/12/30(金) 18:51:38 ID:Vk9zt6zX
>>889
>五味康祐は、高城にさんざんな目にあったと、単行本を出して恨みを綴った。
高城の方もことあるごとに「さる著述業者」とネチネチやってたね
五味はサウンドステージのような方向性に早くから向いていたし高城は「ホーンによる原音再生」というローカルな方向だったからはなっから正反対
それを分からず附いていって後から恨み言を言う五味の方が悪いっちゃあ悪いがただし当時は高城みたいな立場の方が絶対だったから仕方ないっちゃあない
891 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/12/31(土) 01:36:12 ID:Bo+mMbS7
結局、高城はNHKのレギュラーから下ろされたし、名声も薄れてしまった。
五味のネイムバリューの方がモノを言ったんだろうね。
技術的に高城は優れたものを持っていたかも知れないが、音楽性では、ダメ
菅野は、技術的には低レベル、音楽性でも低レベルだから、誰にも悪影響も良い影響も与えられない凡人だ。
908 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/12/31(土) 15:03:10 ID:Bo+mMbS7
自分なりに音を追求しただけで、技術的に高城氏のアドバイスを受けた結果が、自分の求めていたものとかけ離れたものになったということ。
高城氏は音楽家だから、まかせて大丈夫と思ったら、音楽的にとんでもない音になったということ。
菅野がレコーディング担当だから、音について任せたらとんでもない結果になるのと同じこと。
http://hifi.denpark.net/1125064884.html
967: 名無しさん@お腹いっぱい。 2010/01/30(土) 20:57:29 ID:opLpEqZA
昨年のSSベストバイでマッキンはほぼ0。
と思ったらこの方が選定者から外されてたんだ。
それまでは一人だけ☆☆☆で入ったのがあったような。
577 : 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/08/30(土) 03:01:55 ID:LLJjbw9W
菅野氏は、評論するオーディオ機器をすべて自腹で購入してるんでしょうか。
まあ、自分が役員を務める輸入商社の取り扱い製品はやすく購入できるんでしょうが、特定ブランドと利害関係のある人間の評論を信じろと言われてもねぇ
578: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/08/30(土) 03:50:59 ID:EtQT8TQ4
>>577
最近はマッキントッシュジャパンに移籍したみたいだよ。
579: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/08/30(土) 11:16:20 ID:LLJjbw9W
>>577 578
最近、日本法人を作ったんでしたっけ。
業界の内部事情はよく知りませんが、まあ、順当な移籍なのかな、
評論芸者に変わりはないし。なぁ〜んて言うと、本物の芸者さんに失礼かも。
521: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/06/26(木) 13:50:58 ID:FD7OGLbO
マッキントッシュジャパンの役員に就任したのかな?
717: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/11/10(月) 18:47:15 ID:HDGH0Sns
広くアジアにマッキントッシュの製品を普及させたのは大きな功績。
718: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/11/10(月) 19:33:34 ID:zC4Qvp6l
報酬や給与をもらっている所属会社の製品を普及させるのは、どこの営業マンもやってるあたりまえの仕事でしょ。 社内的な功績としても、オーディオの世界への功績ではない。
584 : 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/09/02(火) 01:21:57 ID:FcunW65t
芸者じゃない気骨ある「評論家」の存在は不可能だね、
生活あるしお金欲しい
だから芸者でも読みごたえのある文章書くならいいんじゃない?
岡とか瀬川とか
菅野は芸者にしては文章が美しくない、反吐が出る
菅野に限らず今美しい「評論芸者」っているの?
585: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/09/02(火) 01:38:02 ID:+ZMglQE/
>>584
何を求めているの?
それに岡氏と瀬川氏を芸者菅野と比較する意味が判らないな。
586: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/09/02(火) 14:59:39 ID:pTw7LeqE
>>584
今のオーディオ評論は、全体的としては感性評論だけど、元祖の小林秀雄のような
文才はあるはずもなく、意味が不明なところだけをまねているから読んでられない
んだよね。
医者崩れのなんとかっていうアマチュア評論家が典型例だと思う。中身の貧弱さを、哲学書等の引用で権威づけようとするので、いっそう惨めになる。
できるだけ客観的な印象(この表現自体、矛盾しているが)を語ろうと試みている点ではあれこれとしがらみの多い専門誌よりむしろ、AV REVIEWのオーディオ評のほうがよく書けていると思うけど、専門誌ほどカバーしている範囲は広くないし、価格レンジもお金持ちのマニアには物足りないでしょう。
619: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/09/13(土) 00:33:53 ID:tAA+MBj4
菅野とか野球の星野とか見てると自己演出というか自分を大きく見せる術は必要かなと思う。しかし謙譲を美徳としてしまう普通の多くの日本人にはなかなか難しい
ただ「俺ポルシェとフェラーリに乗ってるんだぜ」
とか自慢げにいいふらす奴もどうかと思うのは国産車乗りのヒガミか?
620 : 最強スピーカ作る1 2008/09/13(土) 02:03:49 ID:ar/lHfCu
そういや、911と12気筒フェラーリ持ってんだよなあ。
しかも911なんか5年置きに買い替えてんでしょ。
ええのう、富裕層は。
621 : 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/09/13(土) 02:45:57 ID:IAR+x+st
>>620
馬鹿貧乏の僻みだな。
マッキントッシュの売り上げが、ジジイの車に変わっているんだよ。
622: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/09/13(土) 02:57:56 ID:J7uCh8iG
評論家としての収入などたかが知れていると思うし、いくらマッキントッシュ・ジャパンの幹部だろうと、オーディオ関係の日本法人で5年おきにポルシェ買い換えるほどの収入はないだろうし、録音技術者というのが、それほどの財を成すことができた職業とも思えない。
元々、お金持ちなんじゃないの?
実業家って感じじゃないから、農家->地主->都内でマンション経営とか。
でも、本当の金持ちなら特定ブランドの紐付きになんかならないだろうから、小金持ち程度なんでしょ。
624: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/09/13(土) 13:35:06 ID:f+QTD0Pq
実家は金持ち。プラス賄賂という名のいろいろ。
688 : ディナ使い 2008/10/23(木) 21:19:14 ID:KY3/Wz7x
スガーノ先生はトヨタのエンジン部品作ってる会社の御曹司だと聞いたことがあるぞ。
ポルシェのパトカー東名パトロールに寄付して自分はスピード出し放題だとか何とか。
目立ちたがり,自己顕示欲満載ってのは間違いないと思うけど。
705: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/11/04(火) 00:21:17 ID:Vb36hSWb
>>688
センセイの父親 菅野健介氏は、キンダーブックの発売元フレーベル館の元社長だよ。
832 : 名無しさん@お腹いっぱい。 2009/06/02(火) 20:28:26 ID:uxMLwIXv
弟の奥さんが、今の奥方。
彼は長男なのに録音なんかにうつつを抜かしていたので、勘当されていたんだ。
彼らの父親はキンダーブックを米国から導入してぼろ儲け、その関係で家に米国人が居候していたので英語ができる。
勘当が赦されたのちに父親が死んだのだが、彼は莫大な遺産を独り占め。
ついでに、最初の奥方と死別していたんで義理の妹を強奪
米国マッキンの役員を務めていたのも事実
さすがに子供たちは家を出て行った、いままで叔母さんと呼んでいた人をお母さんとは呼べないよな
833: 名無しさん@お腹いっぱい。 2009/06/11(木) 22:15:13 ID:DuAP3a24
>>832
だめだよ、こんなところで真実を晒しちゃ!
834 : 名無しさん@お腹いっぱい。 2009/06/12(金) 04:10:13 ID:asMrMieV
>>832
凄いね弟の嫁さんを妻にしてしまうとは、英雄色を好むをさらに上いってる。
菅野沖彦氏がマッキントッシュジャパンの役員って本当ですか?
それだと、マッキンが輸入代理店を務めるスネル社のスピーカーを誉めたのにも納得がいく。役員が工場に行けば、そりゃ歓待されるわな。誉めるわな。
ダンディズムを齢高貴高齢者でも、いまだ実践中なのがいいです。
836: 名無しさん@お腹いっぱい。 2009/06/13(土) 11:48:47 ID:nV85hKfO
>>834
彼が役員を務めていたのは、米国マッキンだと書いてあるでしょう。
いまのマッキントッシュジャパンではないよ。
クラリオンが投資ファンドに売却した後に追い出されたから、「投資ファンドがオーディオ文化を潰す。」とかさんざん批判していたでしょ。
それは、自分の懐に入ってこなくなったことが本当の原因なのさ。
その後、マッキントッシュジャパンが設立され、なにがしかの手打ちが行われたから、またマッキン礼賛に戻っているんだよ。
68: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/01/19(土) 15:05:30 ID:vBQWT5ug
2chて人生の敗者のたまり場だから、菅野先生のように人生を謳歌している成功者へのねたみはすごいね。
802: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/12/21(日) 21:24:12 ID:wbaRM8Yj
なにこのルサンチマンの坩堝はw
71 : 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/01/19(土) 15:32:42 ID:phIbFVn6
スガーノは本当に成功者なのかな?
果たして人生を謳歌しているんだろうか?
一部の利権者に囲まれて言いたい事も言えず権威付けに奔走したがそれは情報化が進んだ今では砂上の楼閣でしかない
当然、墓場に持ちこんでいく言葉は相当あると思うが それは悔いのない人生といえるんだろうか
実は商業主義の先頭に立って踊らされた犠牲者の一人でしかないんじゃなかろうか
72: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/01/19(土) 15:38:09 ID:GoH7xbtY
>>71
圧倒的な美音を出せてるんだから成功者だろ
73 : 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/01/19(土) 15:41:13 ID:phIbFVn6
美音って何?
加工された捏造音のことかな?
それはそれで氏の生き方に相応しいかもしれないけど
79 : 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/01/19(土) 17:55:29 ID:gf0wRyBR
センス溢れる部屋って所か?
80: 舞の海 2008/01/19(土) 18:36:51 ID:0uc25avQ
>>79
あの部屋はひどいよね。
取り敢えず高価なもの買い足していったらこんなになりました…みたいな
裕福さは伝わるけど センスは???だね
81 : 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/01/19(土) 18:42:00 ID:D2mYO8JL
ってかさ、あんなに物がごちゃごちゃした部屋でかつ、老朽化した機器を使って、
良い音なわけがないでしょ。 普通に考えて。
お世辞でしょ。単に。
84: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/01/19(土) 19:44:22 ID:7b8KnprP
昔の人は部屋にいろいろ物を置きたがるんだよ。
92 : 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/01/20(日) 17:41:52 ID:brucSUOE
金を出さなければ貶めて出せば讃える
所詮はヤクザとたいしてかわらない
そうやってポルシェやフェラーリを手にして違法運転を自慢する
むしろアングラを自覚してないだけヤクザより性質が悪い
100 : 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/01/21(月) 00:48:52 ID:z5fGUas6
菅野先生はオーディオ界に大変な影響力を持っている大御所なんだから、もし先生を粗末に扱うメーカーがあるとしたら、そのメーカーには見識がないと思うよ。
101: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/01/21(月) 01:30:47 ID:05BXJpzQ
粗末にするって上納金を納めないってこと?
それで因縁付けて潰しにかかるなんかヤクザそのものだよね
103: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/01/21(月) 04:19:32 ID:S0bF/fIt
ステサンのグランプリ記事でも翁が何をおっしゃるか、他の評論家も戦々恐々、お伺い立てるみたいに言葉選んでるよね
あのメンバーですら降ろされる恐怖にさらされてるんだから。
メーカー(代理店)バックに付けるってのは強いよね。
137: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/02/13(水) 00:24:36 ID:jHco/u8S
長岡や江川は色々と考えたり作ったりして影響を与えたしそれなりに功績はあると思う
しかし菅野の場合は価格=価値という悪影響を与えてオーディオという趣味を逆に貶めただけとしか思えないのよね
入り口を狭くしたせいでオーディオが衰退した原因も作ったし
オーディオマニアという生き物が変な目で見られるようになったという点では菅野の功績は計り知れないものはあるのは間違いないところだけど
291: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/02/14(木) 15:36:29 ID:0LH+yVFE
スガーノが自動的に黙れば金銭面では多少は評論家が綺麗になるだろ
献金体制を作り上げた害も残るけどな
菅野は評論家じゃなくて政治家だから
821: 名無しさん@お腹いっぱい。 2009/02/13(金) 00:05:58 ID:TVQJDDXX
ステサンだけでなく、クラ誌のMOSTLY CLASSICでも、「ライドー」のスピーカーを褒めてたぞ。その中から抜粋
「このところ、本欄での紹介が続いていた超弩級のシステムではないし、特別な変わり種でもない。どちらかと言えば一見、オーソドックスなブックシェルフ型とトールボーイ型システムである。」
Ayra C-1 1,638,000円(ペア/税込)
Ayra C-2 2,478,000円(ペア/税込)
Ayra C-3 3,570,000円(ペア/税込)
オーヲタ以外の人も読むんだから、頭イカレてると思われても仕方ないだろうな!
822: 名無しさん@お腹いっぱい。 2009/02/13(金) 19:54:24 ID:qKzwNDGd
ライドーより素晴らしいスピーカーを作る。外国に皆金持ちの金を持って行かれるのは悲しい。日本人の私がそれを見習う。
823: 名無しさん@お腹いっぱい。 2009/02/14(土) 00:06:15 ID:1XC7Euez
>>821
タイムロード取り扱いだからなぁ・・・
エレクトリ・マッキントッシュジャパン・アキュフェーズ…
ジジイの場合は判りやすいよね。
862: 名無しさん@お腹いっぱい。 2009/08/05(水) 09:31:24 ID:y9YvPESn
巻頭言に、乗ってきたフェラーリやポルシェのモデル名をすべて書き込んだ、
この意味を理解できない輩は大人じゃないのだ。
863: 名無しさん@お腹いっぱい。 2009/08/05(水) 12:27:15 ID:zWRL2EYl
所詮、ブランドと値段でしか評価が書けないのさ。それが飯のネタだからね。
868: 名無しさん@お腹いっぱい。 2009/08/06(木) 00:20:37 9jRzB11D
世の中、金だよ金。
老害は金さえ払えば何でもやってくれるんだよ。
889 : 名無しさん@お腹いっぱい。 2009/08/26(水) 01:16:36 ID:z+3WM+jQ
世間に悪影響を与えた以外に、この人の一生に何の意味も持っていないことが面白いね。五味康祐、高城重躬、瀬川冬樹、長岡鉄男 皆、オーディオ誌に残る功績があったけれど、菅野の残した功績はと思って振り返ると、ステサンのまやかし記事の悪い記憶意外に何も無いね。
892: 名無しさん@お腹いっぱい。 2009/08/26(水) 11:06:08 ID:Y+qRbnPx
>>889
五味康祐、高城重躬、瀬川冬樹、長岡鉄男・・・
菅野と同じだろw
934 : 名無しさん@お腹いっぱい。 2009/10/24(土) 12:09:48 ID:SInMNS7Y
しかし、菅野先生も平均余命を過ぎ、失礼ながらいつお迎えが来てもおかしくないお歳だ。それなのに、あの世へ持っていけないお布施を今欲しがるのも変な話しだ。
棺桶に札束を入れても仕方なかろう。もう菅野先生なら、死ぬまで優雅にくらすだけの十分な資産はあるはず。
PionnerのTAD-R1が批判されたのは、菅野先生に非礼をしたからではないだろうか?
日本メーカーが旗艦モデルを作ったのだ。オーディオ評論家の大御所菅野先生の所へお布施などせずとも、まず挨拶へ行き、製品の概念や設計思想を説明し、菅野先生の好きな老舗の菓子折り一つ持っていけば、大絶賛だったかも知れないと思う。
953: 名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/02(水) 01:29:27 ID:R906v4b0
最近エレクトリからの上納金が少なくてイラついているんだろうな。
881: 名無しさん@お腹いっぱい。 2009/08/24(月) 10:37:54 ID:kjLGDxeQ
演奏家を訪問してワンパターンで褒めちぎる記事。
別の機会では「まともな演奏家に出会ったことがない」と本音。
関与する会社の製品はすべてよしと評価。
(友人の徳大寺さんは、どのメーカーでも車種ごとに「よくやった」とか「こんな車要らない」と判別)
収入源は大切にするまっとうな方です。
885: 名無しさん@お腹いっぱい。 2009/08/24(月) 15:07:24 ID:gXFhpuhh
ステレオ誌のインタビューで、村井に菅野氏は訪問先でマトモに鳴っているところは2〜3割もないとか書いてた。 菅野氏はラ技やステレオ、レコ芸の方が面白い。
886: 名無しさん@お腹いっぱい。 2009/08/24(月) 16:10:05 ID:NlHtaPNg
>>885
記事になるときは遠慮してるけど講演会だと 2、3%もないになりますよ。
SSだと全部合格です。
887: 名無しさん@お腹いっぱい。 2009/08/24(月) 19:48:29 ID:13xIkpFt
演奏家訪問で部屋の広さとスピーカーでマトモに鳴ってるか想像つくよね。
まあ、お金持ちが多いんだろうけどステサンはインテリの宗教だね。
449: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/03/23(日) 17:32:25 ID:Wla7JK6e
「この数十年で、数百人の熱心なオーディオファイルを、日本列島の北から南まで訪ねることができました。 その中で半分の方が、何とかその所有する機器に見合った音を出しておられました。そして、残りの半分は、まだまだその機器の持つ可能性を発揮し得ていなかった...。
もちろん訪ねる前には、雑誌で紹介するに値する人であるかどうかを調べてから出かけるわけですが...。それでさえこれが現実です。
そこで得られた現実は、世評の高級なブランドの製品が、その実力に見合った凄い音を出している例は数少なく、皮肉にもその逆が多いということでした。」
∧_∧ ミ ギャーッハッハッハッ! 猫に小判!ブタに真珠!へっぽこ☆料理人!
o/⌒(. ;´∀`)つ
と_)__つノ ☆ バンバン
450: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/03/23(日) 17:37:43 ID:Wla7JK6e
高級ブランド品を自慢して見せびらかすオーヲタの50%は、装置一流、腕前三流という現実。大笑いの恥さらし者ですな。
792: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/12/16(火) 09:47:17 ID:Je7a/ZAZ
褒めるところがないと、まずは雑談から入るよな
「オーディオはいつ頃から始められましたか?」とかね
気に入ったところだと冒頭から「素晴らしい!」とか「いやぁ!」とか感嘆詞が出るからわかりやすいよな
http://2bangai.net/read/05ba12b399b8ea350fcbbec294a7977277fe6b10e0014ef46534d16d3dc2af87/all
89 名前:”本格”派の菅野沖彦 :2001/06/07(木) 01:08
実は私は今日、アメリカから成田に着いたばかりです。無論エレクトリのはからいであることは言うまでもないと思います。
残念ながら、江川君は「レコード演奏家」とは呼べません。言うなれば彼は、CD再生ガラクタ装置発明家、もしくは、”本格”オーディオ文化破壊者とも呼べるでしょうか。みなさん、これだけは是非守っていただきたいと思うのですが、今後オーディオを語る時は必ず、頭に ”本格” の2文字をつけて下さい。
無論、総価格300万以下の装置の方々は、全くその必要には及びません。そのような、言うなればオモチャのような装置を、江川君のように、砂に埋めようが、青汁に漬けようが、私の感知するところではありません。ただし、今後オーディオを語ることは許されないであろうことは想像にかたくありません。
レコード演奏という限りなく崇高な趣味の追求に際し、たかだか300万の投資の努力も出来ない、というような方は、残念ながら、情熱を持って、真摯な態度で音楽と向き合う「レコード演奏家」とは決して呼べないからです。
先日、ヤスケンこと安原犬(ケン)君が、B&W 801を購入し、ついては装置総額300万を超え、私ども「レコード演奏家」の仲間入りを果たしました。これは真に持って歓迎すべきことです。8畳間に、B&W 801を導入した彼の努力は賞賛して余りあるものです。
今後恐らく、寝るスペースも殆どなく、低音はどこまでもブーミーになることは必須でしょうが、それでも いい音を引き出すべく日々研鑚する、真摯に向き合う、これこそが正に、「レコード演奏家」と呼べるものであり、今後新たにオーディオを趣味とする方々が歩むべき道だと信じて止みません。
112 名前:安サラリ−マン :2001/06/16(土) 07:02
’本格’派の先生に御報告したいのですが私も300万を突破致しました。
レコ−ド演奏家を高々に名乗ることをお許し頂けますか?
115 名前:菅野 :2001/06/18(月) 08:39
>112
装置は、マッキンかJBLだろうね?
それと、車は、ポルシェかフェラーリが必須だよ
65 名前:菅野 沖彦 :2001/03/16(金) 15:47
あ〜親愛なる童貞諸君、マッキン買いなさいマッキン
5万円以下の製品は、点数つけないからねヨロシク
あ〜なんか暇だな。そうだ朝沼と秋葉にいこう。
68 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/23(金) 10:38
おめえ、マッキンより女だろ!
菅野の図式は
女>金>車>名誉
じゃねえかよ!老害撒き散らしやがって!
だから日本のオーディオ市場はメタメタになっちまったんだよ!
73 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/05/20(日) 21:30
菅野さん、自著の中でセクースする時はいつもベートーヴェン第7の終楽章が頭を駆け巡ると書いてたな。リズムの権化なのか。
74 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/05/21(月) 18:48
菅野先生はスイスウォッチにも凝っておられるようだね。
ステサンに出てくる「レコード演奏家訪問」の写真でも毎回ちがうね。パテックやバセロンあたり持ってそうね。知らない人はびっくりするだろうけど、1本2−3百万以上はするんだよ。
82 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/05/21(月) 20:10
>>74
最近はMen`s Exだったかなんかの時計特集(死ぬほど高いの)にも対談で顔出してたよ
76 名前:>74 :2001/05/21(月) 19:02
そうか。ボクのシステムの数倍の価値がある物がスガーノの左腕に何気なく巻かれているってことね。うーん、エレク鳥ってそんなに儲かるの?
77 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/05/21(月) 19:07
下らんね。今さらパテックフィリップスなんて。
今なら安くても見栄えの良いワイアードもあるから。精度は勿論クォーツだから上。
http://w-wired.com/
あと住宅地にフェラーリなんて五月蝿いだけだ。
本当に俗物なんだな。嫌になる。
79 名前:>77 :2001/05/21(月) 19:19
フェラーリのオーナー例(現在は知らないけど)
河村隆一・新庄剛志
要はヤンキー系・成り上がり系
菅野→毛並みの良い成金
http://mimizun.com/2chlog/pav/ebi.2ch.net/pav/kako/954/954891753.html
40Hz 以下の低音は聞こえない方がいい
954 名無しの笛の踊り[sage] 投稿日:2013/02/27 23:59:08 ID:WEYSA22W(2)
狭い部屋なのにデカイウーファー導入してしまった際、あのボワボワを聴いて
「こりゃ違う参った(>_>885
記事になるときは遠慮してるけど講演会だと 2、3%もないになりますよ。
SSだと全部合格です。
887: 名無しさん@お腹いっぱい。 2009/08/24(月) 19:48:29 ID:13xIkpFt
演奏家訪問で部屋の広さとスピーカーでマトモに鳴ってるか想像つくよね。
まあ、お金持ちが多いんだろうけどステサンはインテリの宗教だね。
http://2bangai.net/read/05ba12b399b8ea350fcbbec294a7977277fe6b10e0014ef46534d16d3dc2af87/all
55 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/03(月) 07:00:15.93 ID:8cT11jic
オーディオ機器の20〜20KHzの可聴域を勘違いし、音楽は、20Hz〜20KHzまでの音がまんべんなく再生されると思っている人が多い。
人間が扱う音楽や楽器は、
オペラのソプラノで6オクターブの最高高域では2.8KHz
ピアノで27.5Hz〜4.2KHz
シンバルで10KHzが最高高域
でオーディオ装置は倍音などを考慮しなければ12〜13KHzのフルレンジで超低域を除いて問題ない範囲での周波数でしかない。
2WAYや3WAYは超高域も再生できるが、実際は6KHzくらいからの高域の量を
可変増量して、あたかも楽器などの超高域が出てると感じるだけに過ぎない。
TVの垂直発信の15.75KHz(キーンという)音がほとんどの人には聴こえないのだから。
58 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/06(木) 11:15:12.67 ID:TNLByYFY
適切なステレオ感を得られる適切な聴取距離というものがある
口径cm×10
というもので、例えば20cmなら2mの距離が適切というものである
2mで2wayだとユニット上端から下端の距離で考えてウーファは13cm程度、1.5mだと15cmで10cm程度になる
10cmだと流石に2wayは無意味になってくるので、聴取距離2m以下ならフルレンジを選ぶべきだろう
113 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/11(火) 22:07:10.01 ID:bKEZ4kRW
音声帯域から上を再生するだけならスピーカーは小さく作れる。
ただ低音を再生するには大きくするしかない。
120 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/16(日) 00:12:46.02 ID:4r9vWEJo
でかくしても有利なのは低音再生のみなんだが、、、
後は全て理論的に悪い方向にしかいかんよ。
133 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/16(日) 11:34:11.96 ID:4r9vWEJo
大型にして有利なのは低音だけだから、
低音域だけ大型にして、中高域は、小型の別箱のシステムとかならまだお話は、わかるが、
昔ながらのJBLみたいな大型システムは、余程広い部屋で遠くから聞かないと、定位感は最悪だよ。
ツイーターとか、スコーカーがでかいバッフルについている奴は、最悪なんだよ。
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/pav/1308134449/
215 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/13 22:24:15
JBL のスピーカーって日本専用だったんですか、知らなかった。
日本で最も購買力のある団塊世代向けの音だったんですな。
216 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/13 22:57:30
でかいバッフルスピーカーを壁ペタで使う団塊www
389 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/25 19:20:05
むかしは6畳和室に馬鹿でかいSP入れて格闘するマニアの姿を評論家は
美しい、これぞオーディオ道だ、
と持ち上げ
金とやる気さえあれば設置環境など関係ない、調整次第で何とかなる
と推奨してた
売れまくったJBLの43シリーズは評論家の煽りのおかげ
導入するにふさわしい環境あった人は一握りでしょ
評論家が腐ってたのはむかしからなのね
138 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/04 18:48:54
今の完全日本向けの家庭用スピーカーに「xxモニター」とかまだやってるのが
オモロイ。
そんなに日本人はモニタースピーカーが好きなのか不思議。
高級機種にはあえて日本人受けするホーンが「これでもか!」とばかりに
付いている。モニターとホーンがこんなに売れる国って日本以外にあるの?
953 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/07/18 18:35:41
スタジオでプロが使ってなくても製品筐体に「モニター」とか「プロ」とか書いてると購入しまくる奴がいるのも事実。
スタジオでプロが使っているから「良い」と思って購入しまくる奴がいるのも事実。
そういう人を知っているが、リスニング環境は大体6畳和室。
155 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/08 17:03:45
>138
プロの現場では使われてないのに筐体に「PROFESSIONAL」とか書いてる機器を見ると買いあさる人物も結構いるからね。
156 名無しさん@お腹いっぱい。[sega] 投稿日:2010/05/08 18:58:58
>138
日本人は馬鹿、ブランドとか呼び名にめちゃ弱い。
188 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/10 23:23:54
バカ団塊を騙すにはでかい箱がいい。
耳ツンボだし、しかもバカ
318 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/19 05:46:08
小さい箱に大型ウーファー入れたら量は出るが質が劇的に悪くなるというのを証明したのが43系モニター。だからプロは他に流れた。
ドスンドスンという懐かしい重低音なんてのも流行ったな。
今のSPは軽い低音ばかりなので希少価値はあるかも?
http://desktop2ch.info/pav/1271554664/
オーディオ談義〜真空管アンプ〜 - 「音楽&オーディオ」の小部屋 2007年10月23日
http://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/1147661b0ccb82b9b993b4163b427127
現在使っている3台の真空管アンプのうち中域(JBL375ドライバー)用のアンプの真空管PX25(イギリス製、約50年前の製品)の調子がどうもおかしい。2本のうち片方の1本が出力が低下しており、左右のバランスがうまく取れない。
仕方なく2本とも仕舞いこんで、ストックしていた2本を引っ張り出して新たにソケットに差し込んでみたところ、最初の4時間程度は良かったが、次の日電源を入れたら片方の真空管がピンク色になってウンともスンともいわなくなった。新品なのにもう使い物にならない。製造が古い真空管はこれだから怖い。2本セット16万円で購入したので一瞬のうちに8万円がパーとなってしまった。
こういうことはよくあるようで、そっくり似た事例が、先日オークションで出品されていたPX25アンプの説明記事に記載されていた。この方の場合は有名ショップで測定データが箱に貼ってあるもの4本のうち3本がダメになったとのことで、泣き寝入りになったとのこと。(因みに自分も有名ショップで測定データ付で購入。)
古典菅を購入するときは、1週間程度使用して異常が生じたら返品できるように販売元と保証を交わしておくことが大切だと身に沁みて分かった。
まったく、真空管は手間が掛かって世話がやける代物。しかも、トランジスターと比べて物理特性もさほどではなく、そのうえ寿命も短いので常にスペアを準備しておかねばならない。しかし音質に独特の艶と潤いと明瞭さがあり、欠点を補って余りあるので使っている。何といっても我が家の装置の音決めをしているのは真空管アンプ!
もちろん、真空管にもいろんな種類があって音色も違うし寿命にも大きなバラツキがある。さらに、同じ型番の真空管でもメーカーによっても差がある。
寿命が長くて音質もいいということで真空管の王者として昔から君臨しているのはもちろんウェスタン社のWE300B。一時製造が中断されていたものの近年の真空管ブームに乗って再開されたが、現在のものはペアで約8万円前後(ネット上)だが、これが1950年代製造のオールドものになると、戦争に実用されていた名残もあって入念に作られた高信頼菅(なにせ人の命がかかっている!)ということで20万円以上。しかし、これが実は音質もよくて一番安上がり。
この300Bオールドは20年使っても劣化しないといわれている。つまり極論すると無限の寿命といってもよい。とりあえずこの時点で1年当たりに換算するとわずか1万円となる。
拙宅の300Bオールドも生産後50年以上経過しているが、使い始めの時点で中古品(三重県のWEC・5さんから購入)だったにもかかわらず、以後約10年間ほとんど毎日使っているがビクともしないので驚いている。
これがあえて国名を外すが近年のアジア製の300Bになるとペアで3万円前後だが1〜3年前後で劣化するとなると1年当たりに換算すると同じ1万円。しかも音質には明らかに差がある。どちらが得かは明らかだろう。
マッキントッシュの有名なMC275アンプに使用されているKT88(4本)もたしかに音質は迫力があっていいのだが毎日使った場合、約2年ほどで劣化するそうで不経済なことこのうえない。
これから新たに真空管アンプに挑戦する方がもしいるとすれば、WE300Bアンプにしておくのが、あとあとスペア菅の入手などいろんな意味で無難だし音質もよくお薦めである。
ただし、オーディオの常道としては、まず好みのスピーカーを設置し、次にその駆動に適したアンプを選ぶのが順番だろう。真空管アンプは出力があまり出ないので、使用しているスピーカーの能率が低い時には不適である。
http://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/1147661b0ccb82b9b993b4163b427127
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/627.html#c9
シムズ理論とアベノミクス
脚光を浴びるシムズ理論
日経新聞がまたキャンペーンめいた特集を始めた。3月6日から5回続いた「日本国債・・描けぬ出口」というものである。いわゆる日銀の出口戦略に関わるものである。さらにこれに関連すると思われるように、14日から3日間「経済教室」で経済学者の「転機の財政金融政策」という特集が掲載された。
久しぶりに日経が力を入れたキャンペーンをまた始めたのではないかと感じられた。ひょっとすると政府内で財政に関し新しい動きが生まれそうなのかもしれない。筆者はこれらにほぼ共通する論調は「シムズ理論」への牽制と捉えている。
シムズ理論とはクリストファー・シムズ米プリンストン大教授(2011年にノーベル経済学賞を受賞)らが構築した「物価水準の財政理論」(FTPL=Fiscal Theory of the Price Level)である。これは政府が財政支出を増やせば民間は将来の財政悪化を懸念し、その国の貨幣価値が押し下がりやすくなり、インフレ(物価上昇)が起り、そのインフレによって名目的な返済原資が増えるので国の借金が返せるという理論である。また教授は政府の財政悪化よりインフレの方が先に働くと説いている。
シムズ理論が注目されるようになったのは、先進各国(特に日・欧)が金融緩和政策を極限まで実施して来たが、この効果が思っていたより小さいという現実にぶつかっているからと筆者は考える。やはりここは財政政策しかないという雰囲気が世界的に出ている。特に注目されたのが昨年8月米ジャクソン・ホールで評判になったシムズ教授のこの「物価水準の財政理論」(FTPL)の講演である。
日本からこの会議に参加していた浜田宏一内閣官房参与は、シムズ理論に対して「目からウロコ」という感想を持ったと言う。黒田日銀総裁も興味を示しているという話である。またシムズ教授は今年の2月初旬に日本に訪れ講演を行った。ここ一ヶ月以上、シムズ理論は日本で脚光を浴びている。ただ教授が安倍総理に会うという話もあったが、さすがに財務省あたりの強い反対がありこれは実現していない。
リフレ派は、ずっと金融緩和を行えば資金が経済に流れ経済活動が活発化し物価も上昇し、デフレ経済からの脱却ができると主張してきた。これを意図したのが黒田日銀の13年からの「異次元の金融緩和」と言える。当初、このリフレ派は、リフレによる円安効果や株価の上昇があり勢いがあった(実際には補正予算の大幅増額の効果が大きかったが)。極端なリフレ派の中には、金融政策は万能であると思い込み財政政策を否定する者までいた。
したがって14年度からの8%への消費増税にリフレ派は強く反対していない。ところが増税後の日本経済の歩みは思わしくない。日銀は金融緩和を一段と進めマイナス金利も導入したが、目標の「2%の物価上昇」には遠く及ばない。リフレ派への不信感も広がり、これに対してリフレ派の一部からはやはり消費増税が金融緩和の効果を消し去ったという声が上がるようになった。さすがにその後は消費税の再増税に反対する者も出て来た(浜田参与など)。
リフレ派の唱える金融緩和政策は行き詰っている。ここに登場したのがシムズ理論である。シムズ理論は金融政策の効果を否定していない。しかし教授は金融政策には限界があり、金利がゼロになった段階では財政出動をすべきと主張している。また日本などには消費税の再増税を行うべきではないと提言している。
シムズ理論は本国の米国でも注目され、トランプ政権の減税政策や大規模公共投資にも影響を与えていると言われる。積極財政派(財政出動派)の筆者にとって、リフレ派のシムズ理論容認は心強い。後はこのシムズ理論を現実の経済政策にどのように取込むかということになる。
日本でシムズ理論は既に実施済み
筆者は、シムズ理論を15/11/9(第867号)「小黒一正教授の文章(論文)」や16/12/19(第921号)「ヘリコプターマネーに関するQ&A集(モラルハザード他」で言及した「インフレ税」に近いか、もしくは同じものと理解している。そして次に考えることは財政出動の財源とこの理論に沿った政策の効果である。シムズ理論ではとにかく財政赤字が発生しても(財政赤字を大きくしても)、将来の税収がそれ以上に増えるので財政状態はむしろ良くなると言う。
このシムズ理論では、財政支出の増加に対して乗数効果が働き名目GDP(国内総生産)が大きくなり、この結果税収が増えることを前提にしている。またGDP(ここからのGDPは全て名目)増加に対する税収の増え方、つまり税収の対GDP弾性値というものが問題になる。縦軸に税収をとり、横軸にGDPをとった場合、右肩上がりの税収関数の線が描かれる。特に日本のような累進課税を基本にする税体系を持つ国では、GDPが増える(均衡点が右側に移動)ほど税収の伸びは大きくなる。数学的に言えば、1次微分値が「正」であるだけでなく2次微分値も「正」ということである。つまり財政赤字を思いきり大きくした方が税収の伸びはより大きくなるという理屈になる。このように税収関数の形状が重要なポイントとなる。
シムズ理論は日本でも各所に影響しているだけに、これに警戒する人々もいる。特に財政再建を強く主張してきた財政再建派や財政規律派は、もしシムズ理論に沿った政策が実行され予想通りの成果が出ると自分達の立場がなくなることを分かっている。それどころかこれまでさんざん嘘(例えば財政が破綻し誰も国債を買わなくなるといった類の嘘)を言って財政支出を削減して来たことや、無理な増税を行って来たことに批難が集中することになる。
財政再建派の攻撃目標は単純に「シムズ理論に沿った政策をひたすら阻止すること」である。一旦実施されたなら「アウト」と言うことを彼等も理解しているようである。しかし実際に行われているシムズ理論への攻撃の多くは、シムズ理論について深く考察するのではなく「シムズ理論はいい加減な考え」といったイメージを振りまくことである。これについては来週号でも取上げる。
振返って見れば、アベノミクスの初年度(13年度)はまさに「シムズ理論」に沿った政策であったと筆者は考える。13/11/25(第775号)「アベノミクスの行方」などで指摘したように、金融緩和だけでなく真水で10兆円の補正予算が組まれていた。このアベノミクスの効果で実際に税収も増えた。ところが「税と社会保障の一体改革」を御旗にした消費増税(増税分の8〜9割は財政再建に回している)と補正予算の大幅な減額が実施された翌14年度から、日本経済は途端におかしくなったのである。
ほとんどの経済学者やエコノミストは、消費増税を行っても「平気」とか「影響は軽微」と増税に賛同していた。中には増税によって将来の社会保障が充実することによって人々は安心し、むしろ消費は増えるといった大嘘をつく者までいた。この結果、日本の財政当局と経済学者などの信用は地に落ちた。この状況で「シムズ理論」が脚光を浴びているのだから、彼等の危機感も相当なものであろう。
よって冒頭に述べたように、彼等は「シムズ理論」に一斉攻撃を始めた。ところが前述のように主な攻撃手段は幼稚なイメージダウン戦術しかないのである。そして最近ようやく理論めいた「シムズ理論」批判が出始め日経新聞にも掲載されるようになった。ところがこの論文らしき文章の内容がまたボロボロなのである。
シムズ理論とシムズ教授
コンピューターの計算能力の進歩
脚光を浴びているシムズ理論であるが、当然ながらこれを否定する意見や批判が出ている。そこで筆者自身のシムズ理論に対する見解を示す。先週号で話をしたように筆者はシムズ理論の結論にほぼ納得している。
ただシムズ理論の弱点や突っ込まれる所を筆者なりに考える。まず「物価水準の財政理論」(FTPL)の結論は、シムズ教授達のシミュレーション分析から導き出されたものと筆者は見ている。シムズ教授の専門は、シミュレーションによって経済を分析する計量経済学である。そもそもノーベル賞もシムズ教授の新しいシミュレーション分析手法に対し与えられたと筆者は理解している。この重要な点に、シムズ理論を批判するマスコミやエコノミストは何故か触れない。
シミュレーション・プログラムは、経済現象の変化の予測に使う便利な道具である。しかしその反面、プログラム自体やプログラムの設定が過っている場合には、シミュレーションの結果も間違うことになる。したがってプログラムに問題がある時、もし政府がこれを信じると経済政策でミスリードする危険性がある。筆者もこの点は承知しているつもりである。
実際、11/12/19(第691号)「シミュレーションモデルの話」などで取上げて来たように、マクロ経済に関するシミュレーション・プログラム(モデル)はいくつもある。モデルが異なると、同じ条件でプログラムを走らせても結果は異なる。極端なケースとして、04/11/1(第365号)「妄言・虚言の正体」で取上げたように「私のシミュレーションプログラムでは1兆円も財政支出を増やすと日本でハイパーインフレが起る」と言って引下がらないA教授という経済学者もいた。
100パーセント正しいマクロ経済モデルというものは存在しない。せいぜい「これは比較的正しいモデルでは」と言った程度であろう。ただA教授のモデルなどは話にならないと言える。
筆者は、シムズ教授達が使っていると考えるモデルは「まとも」と見ている(ただし絶対に正しいとまでは言えないが・・これはシミュレーション分析というものの宿命)。この根拠として、日本経済復活の会(会長小野盛司氏、顧問宍戸駿太郎筑波大学名誉教授)が14年前行ったシミュレーション分析の結果とシムズ理論の結論が似ていることが挙げられる。財政政策に伴って財政が悪化しても、むしろ最終的に財政状況は良くなると両者は同じような結果が出ている(財政状況が良くなるの意味合いに違いがあるようだが・・来週これを説明する)。ちなみに小野さんは宍戸駿太郎教授の奨めもあって、03/1/27(第282号)「所得を生むマネーサプライ」の後がきで述べたように、この結果をサミュエルソンに送ったところ賛同する返事が来た(これについても来週も取上げる)。
ただ小野さんが使ったシステムとシムズ教授のプログラムでは、当然、後者の方がより優れたものと筆者は考える。これはこれはコンピューターの計算能力が時代と共に格段に進歩しているため、より複雑なプログラムであっても瞬時に結果が得られるようになったからである。したがってより現実に則したシミュレーション分析が可能となっている。例えば固定されていたパラメーターも変数として扱うことができる。これによって中央銀行の金融政策の変更などもシステムに取込むことができるようになったと考える。
シムズ理論とシムズ教授の提言の間の「裏」
ただシムズ理論の核心とされる「政府は財政再建に取組まない」という宣言だけでインフレが起るとは筆者も思わない。当然、財政支出の増加や減税による財政悪化というプロセスが必要と筆者達は考える。ところがシムズ理論では、新規国債は発行しないことになっている。シムズ理論では「通貨価値を大きく毀損」することでインフレを起こし、このインフレによって返す政府債務が減価し財政問題が解決することになっている。
前段でシムズ理論を導いたモデル自体は「まとも」と筆者は述べたが、いざこの理論を現実の経済政策(財政政策)に適用するとなると、たちまち非現実的な事態に陥る。例えば財源がない状態で政府は歳出を行うという奇妙なことになる。ここは「シムズ理論」と「シムズ教授の政策提言」は別物と理解する他はないと筆者は考える。要するに「通貨価値を大きく毀損」しても良いといった覚悟で極端な政策を実行せねば、デフレ経済から脱却し財政再建を実現することは到底無理とシムズ教授は言いたいと筆者は理解する。シムズ理論とシムズ教授の提言の間にはどうも「裏」が有りそうである。
財政を悪化させることによってむしろ将来の財政状況が良くなるというシムズ理論は、財政再建一辺倒の日本の財務当局や周りの御用学者やマスコミに衝撃を与えている。これに対し「シムズ理論はいい加減な考え」というキャンペーンを彼等は始めたと筆者は見ている。日経新聞にもこの類の批判が掲載されている。その代表が先週号で紹介した「日本国債・・描けぬ出口」と「転機の財政金融政策」の特集である。今週はその中から池尾和人慶大教授の「シムズ理論」批判を取上げる。
まず池尾教授は、現行の日銀の異次元の金融緩和政策が行き詰っていると指摘する。マネタリーベース(資金供給量)を日銀が責任を持って増加させれば、予想インフレ率が上昇するという論理は池尾教授が言うように破綻状態である。つまり金融政策だけでは予想インフレ率をコントロールできず、リフレ派の主張が無効であることが証明されたと池尾教授は強調する(これに対して一部リフレ派は消費増税がリフレ政策の効果を消し去ったと反論)。
一方、政府は財政収支を悪化させる手立て(財政支出増や減税)を持っていることで有利であると池尾教授は認めている。つまりシムズ理論に沿った政策によってインフレが起る可能性があるかもしれないと言う。ところがこれはあくまでも可能性であり、実現しないことも有り得ると中途半端である。もしいずれ財政収支の悪化を相殺する措置がとられるという見方がされると予想値は据え置かれたままで(例のポンコツのリカードの中立命題)、何も起らない事態も有ると指摘する。
逆に財政悪化宣言によって、国債の暴落が起って(特に国債がバブル化している場合)予想値が急速に下方修正され、急激な物価上昇を招くかもしれないと教授は指摘する。これは国債暴落によって金利が急上昇し財政悪化が加速しシムズ理論で想定している以上に予想値が下がることを念頭に置いている。つまり予想値引下げによってインフレが一段と激しくなるという事態を前提にした理屈らしい。しかしこれは中央銀行がハイパーインフレが起っても何もしないという非現実的な想定である。
いずれにしても池尾教授は、財政政策でインフレ率をコントロールすることは不可能と結論付けている。この論理は、筆者が見かけたシムズ理論批判のほとんどに共通する。つまりシムズ理論に沿った政策はインフレを起こす力が全くないか、あるいはハイパーインフレを招くかのどちらかと決め付ける。
これらのシムズ理論批判に対する筆者の反論を一つだけ挙げておく。シムズ教授は、中央銀行デフレ脱却するためのインフレターゲット政策は否定するが、インフレ時のインフレターゲット政策(要するに金融引締め政策)は有効と見ていると筆者は解釈している。現実に英国のようにインフレターゲット政策で成功している国はある。残るシムズ理論の最大の課題はどのような手段で「通貨価値を大きく毀損」させるかである。
癌に効く温泉
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/357.html
癌に効く薬草
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/555.html
がん患者減少に成功したアメリカ
ただしがん治療という点でいえば、「がんにならないこと」、つまり予防が一番大切です。現在、日本では、毎年30万人ががんで亡くなっています。 一方、がん患者が増え続けていたアメリカで、この7〜8年、がん患者が減り始めました。がんによる死亡者も一時は60万人を超えそうだったのがどんどん減って、50万人ぐらいになっています。がんの治療から予防へと、抜本的に考え方を変えたからなのです。
7〜8年前から、アメリカの国立がんセンターは、「がんの予防」を提唱し始めました。がんを予防するために無農薬有機栽培の野菜・果物・穀類を1日600グラム以上食べようという指針を出したのです。
具体的な食べ物として筆頭にあげたのがニンニクです。それも毎日食べたほうがよく、2番目が十字葉野菜。十字葉野菜というのは、ブロッコリーのように茎が十字の形になっている野菜です。キャベツの芯も十字に交差しています。アメリカ国立がんセンターががん予防の指針を具体的に出してから、アメリカのがん療法がガラッと変わったのです。
とにかく今の日本のがん患者の増大は相当深刻です。生まれたばかりの赤ちゃんが子宮がんなんていう事例もありました。何のために産まれてきたんだろうということですよ。お母さんの栄養が足りなかったのかしれない、ダイオキシンの問題もあったかもしれない。 ロジャー・ウィリアムスという栄養学の先生の本を読むと、胎内でほぼ10才までに起きる病気は決まってしまうと言うのです。お母さんの血液の質が問題だからです。
だから女性にはきちんと栄養を摂取して生理痛も生理不順もない状態で妊娠してもらいたい。それではじめて子どもが産める環境が整うのです。特に若い女性には、おいしいものではなく、体にいいものを食べてほしいと思います。
・ミネラルたっぷりの野菜を食べよう
――具体的には何を食べ、何を食べてはならないのですか。
・食事というのは何のためにするのでしょうか。
日本的な栄養学では、食事というのは私たちが頭を働かせたり体を動かしたりするためのカロリーを摂取するためのものとして扱われています。 ところが本当は食事というのは私たちの体を構成する細胞そのものが正常に分裂して体を再生産するためにとるものなのです。細胞が正常に分裂するのに必要な栄養というのはカロリーではありません。
カロリーももちろん必要なのですが、その前に必要なのがミネラルです。 ミネラルがなければビタミンが働かない。 ビタミン剤がいっぱい売られていますが、ミネラルがなければビタミンは働かないのです。
現代人はこのミネラルが不足しています。
日本では無農薬有機栽培の作物は虫が食うといいますよね。 ところがカリフォルニアで無農薬有機栽培でOKになっている野菜をみると、ほとんど虫が食べていないのです。 ぼくは最初、これは偽物ではないかと思った。 ところが農場まで見に行って、本物であることがわかりました。
実はカリフォルニアでは、40種類以上ミネラルが土に戻った畑で栽培された作物でないと有機栽培と言わないのです。 日本にはそうした基準はありません。 無農薬で有機のたい肥を使っていればそれだけで有機栽培と認めてしまう。
では、いつから日本の畑の土からミネラルが無くなってしまったのか。
アメリカもそうですが、窒素リン酸カリの化学肥料のせいです。 日本では戦後、とにかく化学肥料を大量に畑にまいた。 作物が大きく育ち、収穫が増えるからと。
ところがその結果、土のなかのミネラルが足りなくなってしまったのです。 作物の柄は大きいけれど虫が食うようになってしまった。 それで大量の農薬を散布するという悪循環に陥ってしまったわけです。
ミネラルがきちんと含まれていれば、虫は作物を食べられない。 人間も同じです。
ミネラルが十分とれている人はアトピーなどには絶対になりません。 ミネラルを十分にとるためには、無農薬有機栽培の野菜・果物・穀類を食べることです。 また海藻や小魚も20種類から30種類のミネラルがとれる可能性があります。
それから二つ目は、僕のいう植物栄養素をとることです。
ビタミンAやBやC、それぞれ重要なのですが、そうしたビタミンを支えている栄養というのがあるのです。
たとえば50〜60グラムのレモン一個にビタミンCが50ミリとか60ミリ含まれています。だいたいレモン一個の1000分の1がビタミンC。
では1000分の999は何かというと、ほとんど水分です。しかし水分と言っても、たんなるH2Oとは違う。
様々なミネラルなどが含まれているのです。だから栄養的に言えば、違う栄養がいっぱいあった上でビタミンCが存在しているからビタミンCがビタミンCの働きをするのです。
ビタミンC自体は、分子構造から合成できます。今、ビタミンCはほとんどジャガイモから作っている。そのジャガイモもほとんど遺伝子組み替えなんです。ビタミンA、B、Cとかいうのは、もちろん大事な働きをするのですが、それが働くためには「環境」が必要です。それを支える物質を「植物栄養物質」と呼んでいます。
現在、2000種類の植物栄養物質がわかっています。そのうちニンニクには216種類が含まれています。
だからアメリカがんセンターはニンニクを食べることを奨励しているわけです。安全な野菜・果物・穀類を、とにかく何でもたくさん食べることです。
ただしその場合、電子レンジの問題があります。
――エッ、電子レンジはいけないの……。
・電子レンジにかけるとタンパク質の元であるアミノ酸の型式が変わってしまうのです。
地球上にあるアミノ酸というのはL型。私たちの体も、肉も魚も全部L型のアミノ酸でできています。
ところがそれを電子レンジにかけるとD型に変化してしまう。
そうすると、私たちはいくらD型のアミノ酸を摂取しても髪の毛も皮膚も血液も作れない。
酵素も遺伝子も作れないわけです。
お弁当買ってきて電子レンジでチーンすると、お弁当の中のお魚・ご飯・お肉の中のアミノ酸の一部がD型に変化してしまう。一度変化してしまうと、L型に戻せる酵素を人間は持っていない。
これは深刻な問題ですね。
若い人にアルツハイマーが増えていますが、アルツハイマーの若者の脳の血液の中に、なんかくずみたいなものがいっぱいウヨウヨしていると言うのです。
ぼくはこれはD型のアミノ酸ではないかと思っているのです。 便利だからと、みんな平気で電子レンジでチンしている。
電子レンジをやめただけで病人は15%〜20%ぐらい減るのではないか。環境問題と同時に食事の環境も問題にしてほしい。
「自然が一番」とかいいながら電子レンジでチンというのはどうですかね。
・.砂糖やあぶらも要注意
・食品添加物や保存料にも目を向けないといけません。
アメリカ・ニューヨークの子供たちの学力テストのデータがあります。
1970年代にニューヨーク市で小中学校の給食から脂肪を9割、砂糖・食品添加物・防腐剤・保存料を全部カットしたところ、全米の学力試験でニューヨーク州100万人の子供たちの平均点が4年間で16点も上がった。
これは全米のレコードとなり、いまだに破られていません。
ニューヨーク市は、「教師の数を増やしたわけでもカリキュラムを変えたわけでもない。生徒の数を減らしたわけでもない。ただ学校の給食を変えただけだ」とコメントしています。
「給食はまずくて嫌だ」とハンバーガー屋なんかで買って食べているグループと学校の給食をきちんと食べていたグループでは、成績の上位は全部学校の給食を食べているグループでした。
児童・生徒に落ち着きがないといったことが日本では問題になっていますが、こうした学校給食の問題をもっと考えた方がいいのではないでしょうか。
―砂糖や油もよくないのですか。
・白砂糖がなぜいけないのかというと、要するにビタミンやミネラルが含まれていないからです。
黒砂糖やメープルシロップ、精製していない蜂蜜ならまだいい。
蜂蜜でも、加熱してしまったものは酵素などが死んでしまうからダメです。
実はがん細胞は白砂糖のような他の栄養物質がない「純粋な砂糖」をエネルギー源にしていることがわかっています。
最近、CTやMRIよりももっと詳しくがんを調べることができるPET(ペット)という検査機械が出てきました。
このペットというのは、がん細胞が砂糖を餌にしているという考え方をもとにした検査器具です。
患者さんに放射性同位元素をくっつけた砂糖を点滴する。
そうするとがん細胞がその砂糖を摂取するからがんの部分に放射性同位元素が集中し、それがペットで検出されるのです。
こうしたがん検出器具があるということは、がん患者には砂糖の多い高カロリー食はダメだと分かるわけではないですか。 ところが日本の病院では、手術したあとのがん患者さんに朝からプリンやアイスクリームを食べろと言う。これではがんは再発してしまう。
普段気をつけなければいけないものにもう一つ油があります。
食べすぎてはならないのは、オメガの6と言うリノール酸が入っている油です。普通のサラダ油はみんなそれです。これを炒め物に使うのは絶対ダメです。 自然の脂質型からトランス型って変わって炎症を引き起こす原因になる。
それから最初からトランス型になっているマーガリンやショートニングは、絶対食べてはいけません。
ショートニングというのはマクドナルドなどのポテトフライの油です。 それからクッキーにも入っています。
炒め物をするならオリーブオイル以外は使わないことです。
オリーブオイルはオメガの9という油で、そんなにダメージはありません。いずれにしても極力油の量は減らさなければいけませんね。
(せいき社ホームページに掲載:NPO法人癌コントロール協会代表 森山晃嗣さんに聞く)
http://www.npo-gancon.jp/rigi/
ニンニクの抗癌作用については
『発酵ニンニクに強い抗がん作用』(東奥日報H18.3.22)
ニンニクを熟成させてできる黒い発酵ニンニクの成分に、生ニンニクよりも強い抗がん作用があることが、弘前大学医学部保健学科(佐々木甚一教授)のマウスを使った動物実験で明らかになった。全国的に知られる本県産ニンニクのがんへの効能に、新たな期待が高まる。
実験ではマウスにがん細胞を移植。二日目と四日目、六日目にそれぞれ一回ずつ、発酵ニンニクから抽出した成分一ミリグラムを注射で投与、三週間後のがんの大きさを比較した。
その結果、マウス五匹に投与したケースで、二匹でがんが完治。ほかの三匹は、がんの大きさが比較対照群に比べて、約四割に縮小した。二回目の実験でも三匹でがんが完治。ほか二匹は、がんの大きさがほぼ半分となった。
生ニンニクを使った同様の実験では、がんの大きさは約六割と小さくなったものの、完治したマウスはなかった。
一方、試験管を用いた実験で、発酵ニンニクをがん細胞に直接触れさせてみたところ、がんに変化はなかった。発酵ニンニクの抗がん効果は、がん細胞に直接作用するものではなく、体内の免疫を活性化させたものと推測される。
佐々木教授は今年春で退職となるが「もし、実験設備があったら、今度は、発酵ニンニクを直接食べさせた時の効果を確かめる必要がある。ぜひ、実験したい」と話している。
発酵ニンニクは生ニンニクよりも、ポリフェノールが五倍、体力増強作用で知られる「S-アリルシステイン」が三倍に増加しているのが特徴。食感はドライフルーツに近い。』
http://www.jongara-net.or.jp/~96229/bg/project/project04.html
黒にんにくブームの火付け役となったのは、弘前大学医学部から発表された、驚くべき研究成果です。
いったいどんなにスゴイ「研究成果」だったのでしょうか?
当時発表を行った佐々木 甚一氏からお話しをうかがいました。
有害な活性酸素を取りのぞき、生にんにくにはわずかしか含まれないS-アリルシステインが、黒にんにくには豊富に含まれています。
教授時代に行ったマウスによる実験結果では、高い抗ガン作用が実証され、新聞にも大き取り上げられました。
にんにくの薬効
にんにくの薬効として、抗菌作用、発ガン抑制、コレステロール低下、血栓・脳卒中予防、血糖値低下作用などが証明されてきている。特に、1990年アメリカのNCIが発表した「デザイナーフーズ・プロジェクト」において、ガン予防効果の最も強い野菜はにんにくであると公表されてから世界的に注目されだした。
熟成黒にんにくが登場
そのにんにくの世界にいま新たなる動きがでてきた。「黒くて甘い果物感覚」の「熟成黒にんにく」の出現である。人工添加物は全く含まれていない自己熟成のみで作られるこのにんにくには、にんにく特有の刺激臭はなくそのまま食べられる。
S-アリルシステイン含有量が4倍さらに大切なことは、「S-アリルシステイン」という機能性成分が多く含まれている点にある。黒にんにくは、生にんにくに比べて約4倍のS-アリルシステインが含まれている。
さらに青森県において新たな商品として、最近、「琥珀ニンニク」が開発された。
「琥珀ニンニク」は、機能性成分の「S-アリルシステイン」の含量が「熟成黒ニンニク」よりも高いのが特徴である。組成の化学分析は終わっているが機能性についての解析が不充分であり、それが今後の研究課題である。
黒にんにくの強い抗酸化活性化力
私たちが「熟成黒にんにく」の抽出成分を用いてマウス腫瘍に対する作用を調べたところ、強い抗腫瘍活性を示す結果が得られ半数のマウスの腫瘍が消失した。
S-アリルシステイン含有量が4倍また抗酸化活性も強く、殺菌作用のあることも実験で確認できた。この実験での抗腫瘍活性をそのままヒトの腫瘍にあてはめて評価するわけにはいかないが、一つの手がかりにはなる。
熟成黒にんにくのマウス腫瘍に対する作用
投与量 治癒率(匹) 非治癒腫瘍の対照に対するサイズ比
生にんにく 5mg 対照 0%(0/5) 0(0/5) 64% 100%
黒にんにく 1mg 対照 50%(5/10) 0(0/10) 50% 100%
黒にんにく成分の殺菌作用
ブドウ球菌、緑膿菌、O157、カンジダ菌を殺菌する黒にんにく
A:抽出成分濃度1%(左シャーレ上・褐色部分)では殺菌効果なし。
B:抽出成分濃度5%(右シャーレ下・褐色部分)に増やしたところ、
1〜4の細菌に対して殺菌効果が現れた(菌が消えたり、細くなっている)。
両シャーレ灰白色の部分は抽出成分を含まない対照部分で、菌が発育している。
青森県の黒にんにくのことなら黒にんにく協会へおまかせください
〒039-2127 青森県上北郡おいらせ町木崎158
木崎野中小企業協同組合内 青森県黒にんにく協会 事務局
電話:0178-56-5432
営業日:平日 9時〜17時
http://96229jp.com/bg/comment.html
「糖質制限」で末期がん患者の8割が改善 衝撃の研究結果
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161122-00000020-pseven-life
週刊ポスト2016年12月2日号
「三大治療」と呼ばれる手術、抗がん剤、放射線によるがん治療は日進月歩だが、「末期がん患者の8割が改善された」という衝撃の研究結果が発表された別の治療法がある。意外なことにそれは、最新技術とは一切無縁の食事療法だった。
主食のご飯やパン、麺など炭水化物に多く含まれる糖質の摂取量を減らす食事法「糖質制限」は、糖尿病患者などに効果があることで知られるが、がん患者への効果を示すエビデンスはこれまで存在しなかった。
そんな中、糖質の摂取量をゼロに近づける“究極の糖質制限”になると、がん治療にも効果が見られたという臨床研究データが発表された。大腸がんや乳がんなどステージIVの末期がん患者を対象に、世界初の臨床研究を行なったのは多摩南部地域病院外科医の古川健司氏(医学博士)である。古川氏が語る。
「がん細胞は炭水化物から合成されるブドウ糖を栄養源としています。しかも正常細胞の3〜8倍のブドウ糖が必要。ならば、それを断つことでがんの進行を抑制できないかと考え、2015年1月に研究を開始しました。
19人の末期がん患者に抗がん剤などの既存の治療と、糖質制限による食事療法を3か月続けたところ、予想以上の効果が出た。がんの症状が消失した完全寛解が5人、がんが30%以上消失した部分奏効が2人、進行を制御した例が8人、一方で病状が悪化した例は3人という結果でした。完全寛解率28%、部分奏効や進行制御も含めた病勢コントロール率(治療効果のあった患者割合)は実に83%に達しました」
患者の大半は三大治療では治る見込みが薄かった末期患者であることを考えると、驚異的な数字といっていいだろう。
http://www.asyura2.com/16/iryo5/msg/578.html#c1
化学物質 2004/ 9/16 18:55メッセージ: 285 / 336
投稿者: etc53_jp (男性/栃木県)
父は胃ガンと膵臓ガンを患っていました。
臆病な父は手術が怖く他の治療法を探していました。そんなとき出会ったのが食事療法でした。
可能は限り無農薬・無添加のものを食し、野菜や肉なども必ずアク抜きをして食べ、水も浄水器を使い塩素を除去して使いました。
一年後、膵臓ガン−消滅・胃ガン−米粒大にまで縮小。
二年後、胃ガン−消滅、現在六八才ですがすこぶる元気
再発しないよう今までと同じ食生活を続けています。
病院から処方された抗ガン剤等の薬は一切使いませんでした。
以上のことから、体験的ではありますがガンの大きな原因の一つが化学物質と考えています。
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/448.html#c22
私も阪大で卵巣癌余命5年宣告、信じれなくて、切除手術を断りました。
それから2年経て立てなくなり、子宮体癌V期余命3年宣告されました。
さすがに諦めて切除手術を1ヶ月後に予約し、それでも諦めきれなくて、京都の鍼灸の大学に電話相談し、京都駅近くの出張所に通いました。すると針治療4回で、癌消えました。
それから担当医が、大学の講義が増え、大学の診療所での勤務となり、遠いし他の先生は信頼出来なかったので、それで行く事止めました。
それから、2年経て、子宮ポリープ出来、これは日帰りで切です。
その頃から、膵臓肝臓が痛み、どうも転移した様で、3年後今度は秋田県の玉川温泉に湯治に出掛けました。
とは言っても、別の近くの宿に泊まり、ここでも湯治、昼間は玉川の岩盤浴。理由は、玉川は、きついので、加減しないと悪化させる方も居るからです。
3年間、苦しんだ激痛ですが、湯治で痛みは消えました。
膵臓には、石なのか?癌なのか?3つ見えてましたが、これも消えました。
今、別の病に苦しんでますが、取りあえず癌は今は全部消えたのか?
検査では出ません。今や過去に癌が有った事を信じる医師も居ないです。
阪大の診断書で、皆驚きます。
鍼灸でだなんて、誰も信用して貰えないですが、事実だし、針の先生に言わせれば、癌が消える事、進行をくい止める事、珍しくないそうです。
奇跡でも何でも無いそうです。
ただ、私も大阪ですが、亀岡は遠いのです。もし試せる状況なら、試してみてはいかがですか?
私の癌を消した先生は、明治鍼灸大学の治療所の金曜の午前のみの治療です。電話掛けて、まずは相談なさってみては?(電話相談は無料です) それか、吹田市の高浜治療所へ。
大きい有名な高浜神社近くのカイロプロテックです。
ここを訪ねた折り、肝臓の胃の鳩尾の横の癌、すーっと消えた事実感しました。
先生も癌1つ消えたねって、言ってました。
こうやって、阪大と他でも診断された癌で余命3年宣告ですが、切除手術しても1年後にはベッドで、闘病生活、死ぬのを待つだけと言われました。
でも今、その時から4年経て、復活してます。今は立てます。普通の生活してます。
昨年夏、大阪成人病センターで、肝臓に癌が見えたら終わりと言われました。
1年も持たないって事です。幸い、肝臓は激痛と血液検査に出るだけで、癌自体は検査に写りませんでした。
現代医学では見付けるのは無理だと言われ、諦め掛けましたが、昨年秋、10日の湯治で、帰宅後2週間後には、激痛から解放されました。
2月から又痛み始め、今年5月にも10日間湯治に行きました。
今はすっかり元気です。悪い物を排除する作用か?
全身が鱗状態になりましたが。微熱がまだ続いてますが、でも調べても調べても、癌は消えた侭です。
癌の痛みは、のたうち回る激痛です。声も出ないです。本当に死んだ方が楽です。でも消えた方は一杯存在します。
健康食品は殆ど効果無かったです。
湯治もお金掛かりますが、自炊の湯治場に泊まったので、個室で2人分で5000円でした。一日も早く、あの激痛から解放される事を祈ります。
http://www.amezor.to/life/log/beauty051104190635.html
http://www.asyura2.com/16/iryo5/msg/578.html#c2
実は当時、胃潰瘍、肝硬変、胃の腫瘍で2回も開腹手術をして約2年入院していて、担当医師から「大分良くなったので退院してもいい」と言われて、喜び勇んで退院したのだが、その夜、家族の者達が泣きながらヒソヒソ話をしているのを耳にはさんだのが、あと半年の寿命云々であった。
衝撃で私は心の中で半狂乱になったが、家族の心配を、悲しみを思うと自暴自棄にもなれず、知らぬふりをしながら悶々として夜を明かし、そして苦労や心配をかけた家族にせめてもの最後の償いとして。旅行に出掛けることを提案し、旅に出たのだが、私には文字通りの死出の旅であった。
血色の悪い顔を除いては比較的空元気だった私は、交替だが自転車も運転して沖縄を振り出しに、鹿児島から陸路、名所旧跡を案内しつつ、温泉を泊まりながら、次の目的地に向かうべく十七号線を走っていると「釈迦の霊泉」という看板が目に止まり、効能表を見て「どうせ客寄せのまやかしだろう」と、まったく信じられない侭当館を訪ねたのである。
勿論、当館の人達にも私は病気であることなど云わず、旅人を装っての事だったが、娯楽設備もない山深い一軒家に吃驚したものだった。それでも温泉に浸りながら霊泉を繰り返し飲み、奇跡のある事を希ったものである。
然し食欲のない上に、自分好みの食事もなく、同宿の人々の食欲に何とも云えぬ気持ちを抱いたものだった。
それにも増して慰安と孝行の意味で連れてきた家族に、こんな宿に泊めたのが済まなく、日中は各地を案内したが、それでも家族の者たちが、私に気遣ってのことだろう、当館が気に入ったからと云い出すのには参ったが、幾日かを当館で泊まった。
私は「あと半年足らずの寿命だから!」と叫びたい衝動を押さえ、家族の心遣いをさり気なく報いる為に、熱心に湯に浸かり、霊泉を飲むのを繰り返した。
勿論、日中の出掛ける時も容器に霊泉を入れて持っていくことも心懸け、病院の薬も飲んだことは言うまでもない。
すると、三日目に当館の食事が美味に感じられ、食欲が出ると同時に、疲労と脱力感が私の相棒だったのが、次第にどこかに逃げていく感じで、活力さえ出てきたが、その翌日だったか、鈍痛があった内蔵が激痛に変わったのには参った。鎮痛剤も効果は感じられず
「まだ退院して半月足らずなのにお迎えが来るには早すぎるのではないか!?」
と思いつき、
「やはりあの霊泉が悪かったのだ。明日はこの旅館から逃げ出そう」
と、決心したものだった。
激痛と闘いながらも、ウトウトしたのだろう。人に起こされて、目が覚めると、激痛は一応収まって、寝不足ながら、近年にはない清々しい朝を迎えたが、今でも鮮明に記憶に残っている。それでも御霊泉が良かったとは思えず、偶然か、それとも当地に来るまでの温泉が良かったのだろうとしか考えていなかったが、幾日かで当地を去るとき、大きい容器に数個も霊泉を積んで帰った。
そして、約一ヶ月の旅をして、沖縄に帰り、定期検診に病院に訪れると、何時も簡単な検診が、長時間の精密検査に変わり、医師たちが首を傾けながら不思議そうにしているので、「どうしたのか」と尋ねると、「本当に良くなっている」との事。
そして、いろいろ尋ねられるので、経緯を話すと、信じられない様子で、又首を傾げるのみだった。死出の旅が・・・?
歓喜しながら家に帰り、家族に検査結果を告げると同時に霊泉を認めざるを得なかった。霊泉を飲みながら一カ月おきの検査を続け、完治して社会復帰したのが半年後、即ち、私の寿命が尽きると言われた頃だった。
そして約二年後、暴飲暴食が祟って、又ダウン。当時、ふたりの義妹が乳癌で、上は初期ながらコバルトを当てていた時、下の妹は手術を数回し、卵巣を取ってコバルトを当てていたが、手遅れで、後一ヶ月の生命と宣告されたので当地を訪れたが、下の義妹は奇跡は起こらず、永眠した。然し、上の義妹は当地から帰り、やはり私同様に完治し、あれから9年、再発どころか病気もせず、(夫婦喧嘩や親子喧嘩ばかりしているが)健康で幸福な日々を送っている。
私の方は、やはり暴飲暴食で、躰も衰弱し、胃潰瘍と肝臓が悪くなり、限界と悟り、又、当地を訪れて今日で23日目、暴飲暴食も完全に絶って、専念したお蔭と、霊泉の神秘としか云いようのないお陰で完治。健康そのもので当館を去るが、正直なところ、当館には問題は多々あるが、霊泉の威力には感嘆の念しかなく、医師の投薬も全部捨てて完治したのだから驚嘆と神秘以外なく、その実態をありのままに、記すことにした。
http://www.shakanoreisen.com/letter/000149.html
http://www.asyura2.com/16/iryo5/msg/578.html#c3
父は胃ガンと膵臓ガンを患っていました。
臆病な父は手術が怖く他の治療法を探していました。そんなとき出会ったのが食事療法でした。
可能は限り無農薬・無添加のものを食し、野菜や肉なども必ずアク抜きをして食べ、水も浄水器を使い塩素を除去して使いました。
一年後、膵臓ガン−消滅・胃ガン−米粒大にまで縮小。
二年後、胃ガン−消滅、現在六八才ですがすこぶる元気
再発しないよう今までと同じ食生活を続けています。
病院から処方された抗ガン剤等の薬は一切使いませんでした。
以上のことから、体験的ではありますがガンの大きな原因の一つが化学物質と考えています。
http://www.asyura2.com/16/iryo5/msg/578.html#c4
夏の特別編2008 心とカラダのミステリーツアーSP(2008年8月26日放送、視聴率16.3%)
廃屋の螺旋(主演:高田翔(ジャニーズJr.)、共演:清水くるみ、森富士雄)
病室の住人(主演:加藤ローサ、共演:岩佐真悠子、田島令子、三浦まゆ、松岡瑠奈子、野元学二、野副隼)
路上の思い(主演:ベッキー、共演:忍成修吾、諏訪太朗、新志穂)
K町のマンション(主演:野久保直樹、共演:大桑マイミ、松永玲子、カンニング竹山)
着信履歴(主演:木下優樹菜、共演:山田親太朗、山根和馬)※本人の体験
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/645.html#c71
【群馬県・利根郡みなかみ町】忘れられた歓楽地の追憶・・・水上温泉 2016年03月20日
Unknown (うなぎ)2016-03-21 07:37:36
水上は何度も足を運んでおり、特に思い入れのある街です。
歓楽温泉街ゆえに団体旅行に依存していたため、宿泊施設は最盛期の半分以下にまで減り、現在営業中の施設もほとんどの宿が一度倒産し、民事再生法の適用によりどうにか経営を続けている状態です。
それでもここ数年、少しずつですが観光地として賑わいを見せて来ているようです。
Unknown (hiro)2016-03-26 23:42:35
昭和建築の宝庫で、中々見所が多いですね!
しかし人がほとんど歩いておりませんし、本当先行きが心配になりますね。
Unknown (管理人)2016-03-31 23:39:59
熱海もそうですが、会社の慰安旅行(≒男性団体客)に頼っていたところはかなり厳しいですね。
バブル崩壊、接待費が経費計上できなくなったことなど、色んな要因があるにでしょうが「時代の流れと変化」ということなのでしょうか。
生き残った旅館の殆どが民事再生というのも凄まじいですね。
訪れたのは日曜日の昼前でしたが、駅前は若い人が多いのですが、温泉地一帯は見事に殆ど歩いてませんでした。
教員組合などの研修会場になっている旅館もありました。
和歌浦もそうですが、親会社の組合とか、団体需要をうまく取り込んで営業しているホテルもあるようですね。
温泉街は夜はどのような感じなのか気になります。
http://blog.goo.ne.jp/nutack_kasima/e/6f17d4118e84d85eb3c7dcc927e72185
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/624.html#c4
日本語は言語学的にも独立言語でありほぼ人類最古の方の言語に類する。
この日本語がほぼ一貫して変わることなく縄文ー弥生―現在へと引き継がれてきた。
母音を言語脳(左脳)で聞き分ける日本語は擬態語(ザーザー、しとしと等)が多い。そして日本語以外のほとんどの地域の言語が音声を左脳と右脳で使い分けるのに対して全ての音を左脳でとりいれる日本人は特徴的でもあり、それ故に自然の音を細かく聴き分けることができる。これが日本人特有の同化能力の基盤となり、自然に向けた同化能力を使って、現在でも人や社会に視座を向けることが可能な民族として存在している。
★自然の音を左脳で取り入れる日本人、その特徴を明らかにしたのが角田教授である。
⇒やっぱり、『日本語』はすごい言語のようです。
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=222237
★日本語研究は進んでいるが、結局今判っているのは日本語はどの系統にも属さない独立言語であるという事のようだ。
アルタイ語起源説やタミル語起源説、朝鮮古語起源説などがあるが、部分的に類似しているというだけで母音言語であり膠着語である日本語を定義つけるとしたら人類古語が起源であり、それを今も脈々と残しているのは日本と世界中の辺境の小部族だけという事になる。
学説で解明できないのは日本語がどこからの由来かという視点で見ているからなのだろう。
⇒日本語の起源研究の状況
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=184840
⇒日本語の起源をアルタイ語とするのは誤りではないか?
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=242652
★日本語がなぜすばらしい言語なのか 黒川伊保子氏の著書を読めばストレートに伝わってくる。
日本語はなぜ美しいのか (集英社新書) – 2007/1 黒川 伊保子 (著)
https://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%9C%E7%BE%8E%E3%81%97%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%8B-%E9%9B%86%E8%8B%B1%E7%A4%BE%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E9%BB%92%E5%B7%9D-%E4%BC%8A%E4%BF%9D%E5%AD%90/dp/4087203743
黒川氏が語る日本語の特徴を要約すると以下のようになる。
@ 日本語を含めて「言語」には、共認機能や観念機能の構造との密接な関係があるはずで、これを追求することには、大きな可能性があると思われる。発音体感と対象(実態)の一致は、日本語に顕著であり、日本語こそが「始原の言語」、太古よりこの土地で育まれた言語であると述べられている。
A 母音語の使い手は、自然とも融和する。
母音を言語脳で聴き取り、身体感覚に結び付けている日本人は、母音と音響波形の似ている自然音もまた言語脳で聴き取っている。いわば自然は、私たちの脳に”語りかけて”くるのである。
B 何千年も続く、豊かな自然が、私たちに、融和する母音語をもたらした。
一方で、融和して共存する日本人の特性は、日本語という母音言語がもたらしているとも考えられる。なぜなら、DNA上日本人とまったく無関係でも、日本語を母語として育つと、母音を左脳で聞くようになることが確認されているからだ。環境は言語を作り、言語は人を作るのである。
C 子音言語に比べ圧倒的に長い歴史を持つのが母音言語で、その原型を現在まで引き継いでいるのが日本語と言えるかもしれない。自然に同化し、調和する日本語とはこれからの共認時代に相応しい、時を得た言語なのではないだろうか。
黒川氏の著書の記事を集約しています。参考に一読いただければと思います。
⇒始原の言語・日本語の可能性〜むすび
http://web.joumon.jp.net/blog/2012/09/001437.html
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/450.html#c17
お金持ちは、お金を引き寄せる。
お金の性質を理解して、
お金がお金を呼ぶ「ゾーン」を体験せよ。
私は、よく「菅下さんはお金持ちでいいですね」と言われます。
自分の貯金額を明かしたことはないのですが、なぜかそう言われます。どうも、私は「お金持ち顔」なのだそうです。
(本記事は、菅下清廣氏の著書『今こそ「お金の教養」を身につけなさい 稼ぎ、貯め、殖やす人の”37のルール”』(PHPビジネス新書)の中から一部を抜粋・編集しています)
でも中学生で父が事業に失敗したあのころ、私はしばらくお金に嫌われてしまいました。大学生の頃もアルバイトをしていましたが、貯金をするほどの余裕はなかった。必死にアルバイトをしていた私と、いまの「お金持ち顔」の私。何が違うのでしょう。
私は「貧乏」も「お金持ち」もどちらも経験しましたが、明らかに違うことがあります。それは「お金が向こうから寄ってくるかどうか」です。
お金を持つと、お金がお金を吸い寄せ、さらにお金が集まります。なぜか。お金持ちの人には、お金儲けの話が集まるからです。
「あの人はお金持ちだから、おそらくいい頭脳と人脈をもっているに違いない。相談にいってみよう」
と、なるわけです。有益な相談もたくさんありますから、結果としていい人脈やお金が集まってきます。
よく考えたら、当然のことです。貧乏な人にお金儲けの案件を持ち込んでも、無駄ですから、貧乏な人には、人も金も集まってきません。
■お金がお金を呼ぶ「ゾーン」とは?
お金持ちは、一定額以上貯まったら、あえて貯金をしようとはしていません。お金が向こうから寄ってきて、よほど浪費しなければ結果として貯金できてしまうからです。
私も年収10年分貯まった頃から、「お金を貯めよう」という意識は無くなりました。10年分の貯金があれば、人間は気前が良くなります。すると、さらにいい人が集まってきます。ですから、もともとお金持ちの家に生まれた人は、お金が集まりやすいはずなんです。それでもお金が貯まらないということは、頭が悪いか、素行が悪い。どちらかです。
話を戻します。お金がお金を呼びはじめると、お金は勝手に増えてくれます。たとえば、1千万円をローリスクで利息10%の商品に投資すると、年間100万円になります。月8万円程度のお小遣いがもらえれば、これまで食事などに使っていたお金を、別のことに投資できるようになります。
でもこれでは、「お金がお金を呼ぶ」と言うほどではないです。まだ、少し甘い。本当に「お金がお金を呼ぶ」スパイラルをつくるには、5千万円、1億円クラスのお金が必要です。
1億円あれば、たとえ5%の運用であっても、年間500万円のキャッシュフローが生まれる。30代くらいの方の年収が、そっくりそのままもらえちゃうわけです。
こうなると、お金がお金を呼ぶ「ゾーン」に入ります。あなたに関係のない話をしているのではありません。1億円だって、今は夢のように思えても、貯まります。その「はじめの一歩」が、この本でおすすめしている「恒産」なのです。
お金というのは不思議なもので、10万円しかない人には減る一方、100万円くらいなら横ばい、1000万円になるともう減りません。1億円貯まったら、もう楽勝ゾーン。
■金融リテラシーや投資頭脳は、お金の量に比例
貯蓄が一定のレベルを超えると、貯金の利子もつきますし、お金につながる情報も自然に寄ってきます。おそらくあなたの頭には、最低限の金融リテラシーも備わっているでしょう。さらに一定額になると、「もう少し増やしたい」と思いはじめるから、自然と投資や金融の勉強をはじめます。
お金もリテラシーもないときは、勉強も苦痛です。でもお金が増えると、さらに知識量が増え、お金も増える。すると勉強が楽しくなるから、やっぱりお金も増えます。
金融リテラシーや投資頭脳は、お金の量に比例します。資産家ほど、実はとても勉強家なのです。やっぱり、樽に小銭を貯めていてもダメなんです。
■ピンチをチャンスに変えた経験
お金持ちは、素直。
浅はかな失敗をしても、すぐに方向転換できるかどうか。
エニグモの田中さんは、ピンチをチャンスに変えました。ピンチを機に、自身の人生を上昇気流に乗せました。でもピンチの渦中にいる時には、どうすれば上昇できるのか、一体なんで下降しているのか、わからないことが多いものです。私もそうでした。
私は大和証券時代、常にトップセールスを誇っていました。しかし、当時の日本企業は成果主義を導入していませんでしたから、どんなに頑張っても月給以上はもらえません。私は、転職を考えました。
私の先輩で、相場能力の優れた方がいました。営業成績が極めて高く、良質なお客さんをたくさん持っていた先輩は、大和証券を辞め、小さな証券会社の外務員になりました。
外務員になると、取引手数料の一部が収入になるので、成績が上がるほど手取りも増えます。証券会社に机と電話を貸してもらい、「身ひとつ」で営業します。頑張りによっては、年収1億円も夢ではありません。
その先輩から、「菅下君、一緒にやろう」と誘われたのです。まだ新人でしたが、「君の相場観は抜群だし、営業もできる。2人でチームを組めば、自分がいないときにお客さんを見てもらうこともできるから都合がいい」と言われ、うかつにも「やってやろう」と思ってしまいました。22歳か、23歳のころです。
大和証券という一流の証券会社に入社したわけですから、その後の人生も、一流で終えられる可能性があります。でも小さな証券会社に行ったら、先はないかもしれない。でも若いから思慮が浅く、新しい会社に「来週からお世話になります」と挨拶に行ってしまったのです。先輩の隣に、席が用意されていました。
こんな私を救ってくれたのが、当時私が勤めていた大和証券の大阪営業部長です。「思い立ったたが吉日」と私は大和証券にさっさと辞表を提出し、過去にお世話になったこの部長に挨拶に行きました。大阪の営業を仕切っている方で、めちゃくちゃ偉い人です。
その部長に、「『大番』のギューちゃんを目指して、相場で勝負します」と言ったら、すごい剣幕で怒られました。彼のデスクは、100坪くらいのフロアの一番前にありました。500人の部下のデスクが整然と並び、営業マンたちは忙しく電話をしています。その前で、飛び上がるほど怒られました。500人、ほぼ全員が私を見ました。
「目先の金儲けに目をくらませて、人生を誤るとは何事だ。辞表を提出してしまったのなら、しょうがない。俺が口をきくから、世界最大の証券会社に行け」
その言葉が、ピンチをチャンスに変えました。当時、世界最大の証券会社だったメリルリンチが、日本に進出したばかりだったのです。先輩も「同じ相場師になるなら、ちっぽけな大阪の相場師より、世界の相場師になれ」と言ってくれました。
私がメリルリンチに入社できたのも、先輩が大和証券の国際部門経由で、推薦してくれたからです。メリルリンチの採用担当者は「大和証券の推薦なら採ります」と言ってくれました。
些細なことで、ピンチはチャンスに変わります。特に若いと、人生経験が少ないから、判断も浅い。判断を簡単に誤り、人生を下降させます。私を叱ってくれた部長は、私にとって人生の神様です。彼はのちに大和証券の副社長になり、私がメリルリンチに行ったあともずっと応援してくれました。
いい先輩や上司に恵まれた方は、是非大切にしてください。そして先輩の言葉には、素直に耳を傾けましょう。もしも、悪い遊びに誘う先輩に恵まれてしまったら、それは悪い運です。さっさと断ち切って、遊びや飲みの時間を勉強に充てましょう。それが、幸運を呼び込む秘訣です。
菅下 清廣
スガシタパートナーズ株式会社代表取締役。国際金融コンサルタント、投資家。立命館アジア太平洋大学学長特別顧問。
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/562.html#c19
お金持ちは、お金を引き寄せる。
お金の性質を理解して、
お金がお金を呼ぶ「ゾーン」を体験せよ。
私は、よく「菅下さんはお金持ちでいいですね」と言われます。
自分の貯金額を明かしたことはないのですが、なぜかそう言われます。どうも、私は「お金持ち顔」なのだそうです。
(本記事は、菅下清廣氏の著書『今こそ「お金の教養」を身につけなさい 稼ぎ、貯め、殖やす人の”37のルール”』(PHPビジネス新書)の中から一部を抜粋・編集しています)
でも中学生で父が事業に失敗したあのころ、私はしばらくお金に嫌われてしまいました。大学生の頃もアルバイトをしていましたが、貯金をするほどの余裕はなかった。必死にアルバイトをしていた私と、いまの「お金持ち顔」の私。何が違うのでしょう。
私は「貧乏」も「お金持ち」もどちらも経験しましたが、明らかに違うことがあります。それは「お金が向こうから寄ってくるかどうか」です。
お金を持つと、お金がお金を吸い寄せ、さらにお金が集まります。なぜか。お金持ちの人には、お金儲けの話が集まるからです。
「あの人はお金持ちだから、おそらくいい頭脳と人脈をもっているに違いない。相談にいってみよう」
と、なるわけです。有益な相談もたくさんありますから、結果としていい人脈やお金が集まってきます。
よく考えたら、当然のことです。貧乏な人にお金儲けの案件を持ち込んでも、無駄ですから、貧乏な人には、人も金も集まってきません。
■お金がお金を呼ぶ「ゾーン」とは?
お金持ちは、一定額以上貯まったら、あえて貯金をしようとはしていません。お金が向こうから寄ってきて、よほど浪費しなければ結果として貯金できてしまうからです。
私も年収10年分貯まった頃から、「お金を貯めよう」という意識は無くなりました。10年分の貯金があれば、人間は気前が良くなります。すると、さらにいい人が集まってきます。ですから、もともとお金持ちの家に生まれた人は、お金が集まりやすいはずなんです。それでもお金が貯まらないということは、頭が悪いか、素行が悪い。どちらかです。
話を戻します。お金がお金を呼びはじめると、お金は勝手に増えてくれます。たとえば、1千万円をローリスクで利息10%の商品に投資すると、年間100万円になります。月8万円程度のお小遣いがもらえれば、これまで食事などに使っていたお金を、別のことに投資できるようになります。
でもこれでは、「お金がお金を呼ぶ」と言うほどではないです。まだ、少し甘い。本当に「お金がお金を呼ぶ」スパイラルをつくるには、5千万円、1億円クラスのお金が必要です。
1億円あれば、たとえ5%の運用であっても、年間500万円のキャッシュフローが生まれる。30代くらいの方の年収が、そっくりそのままもらえちゃうわけです。
こうなると、お金がお金を呼ぶ「ゾーン」に入ります。あなたに関係のない話をしているのではありません。1億円だって、今は夢のように思えても、貯まります。その「はじめの一歩」が、この本でおすすめしている「恒産」なのです。
お金というのは不思議なもので、10万円しかない人には減る一方、100万円くらいなら横ばい、1000万円になるともう減りません。1億円貯まったら、もう楽勝ゾーン。
■金融リテラシーや投資頭脳は、お金の量に比例
貯蓄が一定のレベルを超えると、貯金の利子もつきますし、お金につながる情報も自然に寄ってきます。おそらくあなたの頭には、最低限の金融リテラシーも備わっているでしょう。さらに一定額になると、「もう少し増やしたい」と思いはじめるから、自然と投資や金融の勉強をはじめます。
お金もリテラシーもないときは、勉強も苦痛です。でもお金が増えると、さらに知識量が増え、お金も増える。すると勉強が楽しくなるから、やっぱりお金も増えます。
金融リテラシーや投資頭脳は、お金の量に比例します。資産家ほど、実はとても勉強家なのです。やっぱり、樽に小銭を貯めていてもダメなんです。
■ピンチをチャンスに変えた経験
お金持ちは、素直。
浅はかな失敗をしても、すぐに方向転換できるかどうか。
エニグモの田中さんは、ピンチをチャンスに変えました。ピンチを機に、自身の人生を上昇気流に乗せました。でもピンチの渦中にいる時には、どうすれば上昇できるのか、一体なんで下降しているのか、わからないことが多いものです。私もそうでした。
私は大和証券時代、常にトップセールスを誇っていました。しかし、当時の日本企業は成果主義を導入していませんでしたから、どんなに頑張っても月給以上はもらえません。私は、転職を考えました。
私の先輩で、相場能力の優れた方がいました。営業成績が極めて高く、良質なお客さんをたくさん持っていた先輩は、大和証券を辞め、小さな証券会社の外務員になりました。
外務員になると、取引手数料の一部が収入になるので、成績が上がるほど手取りも増えます。証券会社に机と電話を貸してもらい、「身ひとつ」で営業します。頑張りによっては、年収1億円も夢ではありません。
その先輩から、「菅下君、一緒にやろう」と誘われたのです。まだ新人でしたが、「君の相場観は抜群だし、営業もできる。2人でチームを組めば、自分がいないときにお客さんを見てもらうこともできるから都合がいい」と言われ、うかつにも「やってやろう」と思ってしまいました。22歳か、23歳のころです。
大和証券という一流の証券会社に入社したわけですから、その後の人生も、一流で終えられる可能性があります。でも小さな証券会社に行ったら、先はないかもしれない。でも若いから思慮が浅く、新しい会社に「来週からお世話になります」と挨拶に行ってしまったのです。先輩の隣に、席が用意されていました。
こんな私を救ってくれたのが、当時私が勤めていた大和証券の大阪営業部長です。「思い立ったたが吉日」と私は大和証券にさっさと辞表を提出し、過去にお世話になったこの部長に挨拶に行きました。大阪の営業を仕切っている方で、めちゃくちゃ偉い人です。
その部長に、「『大番』のギューちゃんを目指して、相場で勝負します」と言ったら、すごい剣幕で怒られました。彼のデスクは、100坪くらいのフロアの一番前にありました。500人の部下のデスクが整然と並び、営業マンたちは忙しく電話をしています。その前で、飛び上がるほど怒られました。500人、ほぼ全員が私を見ました。
「目先の金儲けに目をくらませて、人生を誤るとは何事だ。辞表を提出してしまったのなら、しょうがない。俺が口をきくから、世界最大の証券会社に行け」
その言葉が、ピンチをチャンスに変えました。当時、世界最大の証券会社だったメリルリンチが、日本に進出したばかりだったのです。先輩も「同じ相場師になるなら、ちっぽけな大阪の相場師より、世界の相場師になれ」と言ってくれました。
私がメリルリンチに入社できたのも、先輩が大和証券の国際部門経由で、推薦してくれたからです。メリルリンチの採用担当者は「大和証券の推薦なら採ります」と言ってくれました。
些細なことで、ピンチはチャンスに変わります。特に若いと、人生経験が少ないから、判断も浅い。判断を簡単に誤り、人生を下降させます。私を叱ってくれた部長は、私にとって人生の神様です。彼はのちに大和証券の副社長になり、私がメリルリンチに行ったあともずっと応援してくれました。
いい先輩や上司に恵まれた方は、是非大切にしてください。そして先輩の言葉には、素直に耳を傾けましょう。もしも、悪い遊びに誘う先輩に恵まれてしまったら、それは悪い運です。さっさと断ち切って、遊びや飲みの時間を勉強に充てましょう。それが、幸運を呼び込む秘訣です。
菅下 清廣
スガシタパートナーズ株式会社代表取締役。国際金融コンサルタント、投資家。立命館アジア太平洋大学学長特別顧問。
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/759.html#c1
1. ブロッコリースプラウト
http://www.ktv.co.jp/ARUARU/search/aruburokkori/br_4.html
2. りんご
http://www9.ocn.ne.jp/~appleweb/kougi.htm
3. 温州みかん
http://www.naoru.com/mikann.htm
4. バナナ
http://www.banana.co.jp/LINK2/Cancer.htm
5. グレープフルーツ
http://www.ktv.co.jp/ARUARU/search/arugrape/grape2.htm
6. ニンニク
http://www.sam.hi-ho.ne.jp/tootake/1995.3.15.htm
7. ハタケシメジ
http://www.hatakeshimeji.gr.jp/power/index.html
8. 魚の刺身
http://medwave.nikkeibp.co.jp/health/0107back/saizen1.html
9. ホタテ貝
http://aomoritomoya.co.jp/glyco/glycoindex.html
コーヒーも1日1L飲めば
1970年ころ、肝臓や膀胱ガン予防にコーヒーが有効らしいという研究報告がおこなわれたことがある。ただ、データが多くなかったことや、なぜ有効かという解析が十分でなかったため、当時はあまり注目されなかった。
しかし、岐阜大学の森秀樹教授らは、コーヒーに多く含まれているクロロゲン酸という物質が、ラット実験で大腸ガン抑止効果 があることを立証したほか、薄目のコーヒーを与えたラットが肝臓ガンにかかりにくいという抑制効果 を確認した。またコーヒー成分であるクロロゲン酸とカフェー酸が、舌などに発生する口腔ガンを抑制するという結果 も発表している。
また日本女子大学のグエン教授の研究は、ガンや老化の元凶とされる「活性酸素」をコーヒーが消去するというものである。 体内の活性酸素は、外部からのウイルス侵入を抑止する働きがあるので、過剰になると細胞膜を酸化させ、老化やガンを起こすと考えられている。 グエン教授の実験では、コーヒーを飲むとスーパーオキシドアニオン、ヒドロキシラジカル、過酸化水素など各種の活性酸素に対して強い消去作用を示した。コーヒーのどの成分がどう作用しているのかは未解明だがクロロゲン酸、カフェー酸、カフェイン及び褐色色素などの成分のいずれかにその働きがあるもんもと推測される。
http://www.paocoffee.co.jp/iihanasi2.html
コーヒー1日5杯で肝臓がんの発病4分の1に・厚労省研究班
コーヒーを多く飲む人ほど肝臓がんになりにくいとの調査結果を厚生労働省の研究班(主任研究者・津金昌一郎国立がんセンター予防研究部長)がまとめ、17日までに米医学誌で発表した。1日5杯以上飲む人はほとんど飲まない人より発病率が4分の1に低下するという。
調査は40―69歳の男女約9万人を約10年間追跡し、コーヒーの量と肝臓がんの発病率を分析。ほとんど飲まない人の発病率を1とすると、毎日1―2杯で0.52、3―4杯で0.48、5杯以上で0.24となり、量が多いほど肝臓がんの発病が少なかった。
コーヒーにはクロロゲン酸という成分が含まれており、これが肝臓がんの発生を抑えている可能性があると研究チームはみており、今後さらに詳しく調べる。コーヒーに肝臓がんの抑制効果があるとの調査結果は東北大学チームが今年1月に発表しているが、今回の調査では飲む量と発病率の関係を詳しく分析した。
カフェインが肝障害を予防?
肝障害をきたすリスクのある人は、コーヒーなどのカフェイン入り飲料を摂取することによって、そのリスクを低減させることができるという研究が、ニューオーリンズで開催された米国消化器病週間(DDW2004)で発表された。
この研究は、米国立糖尿病消化器腎疾患研究所の研究者で、筆頭研究者でもあるJames E. Everhart博士と、Social and Scientific Systems社(メリーランド州シルバースプリング)のConstance E. Ruhl博士が、第3回米国国民健康栄養調査研究(NHANES)の参加者のうち、飲み過ぎ、B型肝炎、C型肝炎、鉄過剰または糖代謝障害により肝障害のリスクが高い男女5,944例を対象に、コーヒー、茶、清涼飲料の摂取量を報告させ、そのデータを収集し、解析したもの。
研究の結果、コーヒーおよびカフェインの摂取量が多いほど、肝障害をきたす可能性の低いことが明らかになった。これは年齢、性別、人種に関係なく同じ傾向が認められ。さらに、保護作用はコーヒーよりもカフェインの方が強かった。ただし、Everhart博士は「カフェインのこの作用は他の研究でも明らかにされているが、カフェインが肝臓を疾患から保護する理由は判明していない。カフェインは脳および肝臓に存在するある種の受容体を遮断し、このことが免疫作用を果たしていると考えられるが、推測の域を出ない」としている。
エール大学内科助教授のJonathan A. Dranoff博士は、集団ベースの研究で得られた所見は、必ずしもカフェインが肝臓の健康に何らかの変化をもたらしていることを裏付けるものではないと指摘するとともに、「次の段階は、患者をカフェイングループとノンカフェイングループとに無作為に割り付けて行う試験の実施であり、この仮説を検証するにはこの方法が最善である」と述べている。
>原文
[2004年5月19日/HealthDayNews]
報告相次ぐコーヒー派のがんリスク低下
コーヒーのぬくもりが恋しい季節。コーヒーはカフェインが頭を刺激する働きが知られているが、最近は別の面でも健康との関係が指摘され始めた。がんだ。コーヒーをよく飲む人は膵臓や腸、肝臓のがんにかかりにくい傾向があるという調査結果が最近相次いで発表され、「眠気覚まし」以外の作用が注目を浴びている。
コーヒーを多く飲む男性ほど、膵臓(すいぞう)がんになる確率が低い−−。厚生労働省の研究班(主任研究者・津金昌一郎国立がんセンター予防研究部長)が日本がん学会で発表した調査結果だ。
具体的にはコーヒーを1日1〜2杯以上飲む男性は、膵臓がんにかかるリスクが、ほとんど飲まないグループより低かった。1日3杯飲む男性の危険度はさらに低かった。この結果から見る限りでは、コーヒーをよく飲む男性ほど、危険度が下がる傾向がうかがえる。
40〜69歳の男女約10万人を対象にした大規模な調査の結果だ。コーヒーを1日に3杯以上飲む人、1〜2杯の人、1杯未満の人、ほとんど飲まない人の4グループに分けて調べた。平均約11年にもわたる追跡調査の期間中に膵臓がんになった人のコーヒー摂取量との関係を分析した結果だ。
誤解のないように書き添えるが、この調査結果はコーヒーががん抑制効果をはっきり持つと示しているわけではなく、コーヒーのどの成分ががんリスクと関係しているかを明示してもいない。「コーヒー=がん抑制」と直結して考えるのはいささか早とちりだろう。
厚労省研究班の別の調査では、コーヒーを1日に3杯以上飲む女性は、ほとんど飲まない人に比べ、結腸がんにかかるリスクが約半分に下がるという結果が出ている。女性で結腸がんができるリスクは、1日に3杯以上飲む人の方が、ほとんど飲まない人と比べて56%低かった。男性には顕著な関係性は見付からなかった。男性は喫煙や飲酒といった、コーヒー以外の要因が大腸がんの発症と関係している可能性があるという。
コーヒーを1日に5杯以上飲む人は、ほとんど飲まない人に比べ、肝臓がんの発病率が約4分の1に低下するというデータも、厚労省の研究班がまとめた調査結果だ。ほとんど飲まない人の発病率を「1」とすると、毎日1〜2杯飲む人は0.52、3〜4杯は0.48、5杯以上は0.24となり、調査の範囲では「多く飲む方が発病しにくい」という傾向が見られた。数字を仮にそのまま当てはめれば、コーヒーを毎日1杯以上飲む人は肝がんにかかるリスクが半減していることになる。
コーヒーを飲む人に肝臓がんリスクが下がる傾向があるという調査結果は、その前に東北大学の研究チームも発表している。この調査では、コーヒーを1日に平均1杯以上飲む人が肝臓がんになる危険性は、全く飲まない人の6割程度という数字が出た。
これら2つの調査結果も、コーヒーのどの成分が直接的にそれぞれのがん防止に効果を発揮するのかを明らかにはしていない。統計的に見て因果関係がうかがえるという程度の分析であり、「コーヒーが○○に効く」という短絡的な思いこみは禁物だ。
コーヒーには健康上のマイナス面もある。カフェインは交感神経の働きを活発にするので、血圧や脈拍が上がりやすくなる。血管系の重い病気を患っている人は避けるのが望ましい。妊娠中の女性も飲み過ぎは禁物だ。もちろん、眠気を抑える働きがあるので、不眠を誘うおそれもある。
手軽に飲めるチルドカップ・タイプの商品が市民権を得た
全日本コーヒー協会のサイトでは、ほかにも、心臓の拍動を高めて血流を良くする効果や、腎臓の働きを活発にして、老廃物の排泄を進める作用、二日酔いに伴う頭痛を和らげるメリットなどが紹介されている。しかし、ストレスの多い現代人にとってやはり一番ありがたいのは、コーヒーの香りがもたらすリラックス効果だろう。ストレスはあらゆる病を助長する源。ふくよかな香りとまろやかな味わいでストレスから解放される一瞬は万薬にも代え難い。
調査会社のエルゴ・ブレインズが実施したアンケート調査によれば、コーヒーを飲む頻度は「1日に2杯以上」が48%だった。「1日に2杯以上」の割合は、年代別では50代以上が61%で最も高い。次いで40代の54.9%。年代が上がるにつれて、コーヒーを「1日に2杯以上」飲む割合が高くなる傾向が見られ、「大人ほどコーヒーを飲む」傾向が見て取れる。
http://waga.nikkei.co.jp/comfort/life.aspx?i=20071018g3000g3
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有機農産物は美味しい
化学肥料、農薬漬けの生産物と有機栽培の良質なものとでは味に雲泥の差があります。良質な農産物は糖度が高く甘みや香ばしさがあり、えぐ味や苦味、泥臭さ(硝酸)やカビのような味(農薬)苦味(展着剤?)はしません。食後ケップが出るような物も失格です。
農薬の味はどんなに洗っても、調理しても決して落ちることはありません。たとえ完全に表面の農薬を洗い流せたとしても浸透性の農薬には何の役にも立ちません。また化学肥料により破壊された土壌により野菜そのものの損なわれた味が元に戻るわけではありません。ひどい場合は1年間漬けたキュウリの漬物でも農薬の味がして食べられません。スイカの皮に近い部分は農薬の味がし中心部分は異常無かった(農薬の味がしないというだけで不味いことに変わりはない)という例もあります。
全ての農薬に味がある訳ではないようですが多用しなければならない状態では、何種類かの農薬を併用しますので殆どの場合分かるようです。見かけや保存性を優先した品種改良の結果不味くなった物もありますが何れにしても不味い物はダメです。
本来の味覚を取り戻すためには数ヶ月から数年かかると思ってください。それほど皆さんの味覚は異常になっているのです。それと、非食品である化学調味料は絶対に使用しないこと、添加された物はできるだけ買わないことです
8投稿者:有機農産物は美味しい 投稿日:2005年11月03日(木) 20時48分11秒
化学肥料で作物が不味くなったのと、化学調味料が一般で使われ出した時期は、ほぼ一致。化学調味料自体の安全性(中華料理症候群等)はさておいても、食物としては不適格で不味い物の味を、誤魔化して食べさせるための安易な方法であり、初めから美味しい物ができれば愚かで馬鹿げたことです。
他の非食品添加物も同様です。食べることはできるが本来、食べ物ではない物(各種食品添加物)まで食品に加えることを合法化したことも大いに問題でしょう。「食べられる=食べ物」ではありません。日本人は、平均10kg/一人/年、の食物外物質を食べさせられていると言われています。
化学肥料、堆肥(特に完熟物)の多用により過剰な窒素が硝酸として作物に蓄積します。硝酸は肉の発色材としても使われていますが消化器官内で発ガン性のある亜硝酸に変わる有害物質です。
また農薬はシックハウス症候群やシックスクール症候群の原因となる化学物質と同じように極微量でも同様の症状(農薬中毒)を招く恐れがあります。この両症候群は特異体質の者に起こるのではなく誰にでも起きる可能性があるといわれています。
農薬の本当の恐ろしさを知っているのは他ならぬ生産者自身です。防護服で身を固め命がけで農薬散布をしています。無防備で散布したら命の保証はされません。
農薬の安全性というのは、この程度なら死にませんよということであって、毒性が無いわけではありません。もっとも使用基準を守る限りは短期的にはそれ程危険はないでしょう。しかし長期間では疑問です。少量でも環境ホルモンといわれている問題も否定できません。特に除草剤は急性毒性はそれ程ありませんが環境汚染の最大の原因とも言われています。
現実問題として、食物が巷に溢れているのに、食べられるものがないという者が増えています。食物アレルギー、化学物質過敏症などです。人によっては安全値と言われる量より遥かに少ない微量の化学物質でも反応すると言われます。
そのような状態になると、一般的な有機栽培や無農薬でもダメで、唯一、無施肥栽培のものなら食べられる物があるということです。
化学調味料や各種添加物入り加工食品を止め、良質な農産物を食べ続けていると、耐性は失われ感受性を示すようになり下痢等をします。特に幼児は顕著に現れ、食べてから30分から数時間でアトピー様症状や蕁麻疹が現われ不良食品探知器代わりになります
http://amodoki.hp.infoseek.co.jp/kiso/tishiki.html#kigen
現在の栄養学では、蛋白質を多く摂った者の方が長生きできるからと、老人に肉をたくさん食べなさいと肉食を奨めています。確かに統計上は、その様な結果が出ています。
しかし、本当なのでしょうか?。殆んど肉食をしない者でも長生きしています。これをどのように説明するのでしょう。
これはデータの読み間違いと思います。因果関係が逆で、全てとは言いませんが肉食したから長生きしたのではなく、身体が丈夫だから肉食ができるのであり、肉食で多少寿命を縮めても、まだ身体が弱い者よりは長生できたということだと思います。肉食できるのは結果というわけです。体力的に劣る弱い者は、肉食をしないから辛うじて生き長らえることができていると考えられます。
体の弱い(弱っている)者にとって肉食は、非常に負担になります。風邪などで体力が落ちている時に、肉を食べたいでしょうか。そんな時は、お粥に梅干と相場が決まっています。無理して食べれば身体が拒否し吐いてしまいます。
弱い者には身体に負担をかけない、低蛋白(窒素)の穀菜食が適しています。動物は本能に忠実に従い、怪我や病気などの時は、絶食し体力が回復してくるまで何も食べようとしません。
知人の姉は乳癌で医者に見放されたため、現代医療は一切受けず自然食を中心にした療養の結果、50kg程の体重が17kgになるまで、数年生き亡くなりました。
骸骨が皮を被っている状態です。ここまで生きるのも考えものですが、食事を変えたことにより、簡単に死ねなくなってしまった例です。
また、こんな話もあります。「貴女は二十歳まで生きられない」と医者(現代医学)に見放され、普通の食事(栄養学が勧める)が摂れない彼女は、自然食の勉強、普及に励みそれから40年、生きました。
彼女は、普通の食事だけでなく、点滴も受け付けない体質でした。過労で倒れ、口を利けない状態で病院に運ばれた時、点滴がダメだと必死に伝えようと暴れましたが、縛り付けられ点滴をされ死亡しました。医者は医療ミスと認めましたが後の祭です。
勿論、普段は蛋白質(窒素)は必要です。しかし日本人の場合、最も身体に負担をかけないのは、植物性蛋白質を必要最小限度だけ摂り、動物蛋白なら魚や、せいぜい小動物程度と言われます。
肉食は、体力的に余力があり新陳代謝が盛んで、老廃物を体外に排泄しやすい、肉体労働者や若者、長すぎる寿命を持て余し、縮めたい者だけに奨めるべきです(笑)。
栄養学を元に、体力が劣っている老人や病人に、肉食を奨めることは殺人行為に等しいと言えます。
自然食の立場から見ると、現在の病院食は病人製造食、癌患者に対しては再発食だと言います。うがった見方をすれば病人を増やし病院が儲かる食事です。
人に肉食が向いていないことを別の面からみると、人からできるだけ遠縁の物が良いということが言えます。その証拠に、キノコ(菌類)や植物、発酵食品(間接的菌食)などには、健康食品、機能性食品と言われる物が多く、動物では魚くらいまでで、哺乳類等の高等生物にはそのようなものはありません。
餌や水を変えれば吸血性の外部寄生虫までも消すことができます.
http://amodoki.hp.infoseek.co.jp/etc/matome.html
キャベツ類野菜に肺がん予防効果
肺がんに特異的な遺伝子的感受性を有する患者がキャベツ類を摂取すると、発がんリスクが低下する可能性のあることが新たな研究で明らかになった。フランスのがん研究国際機関(リヨン)遺伝疫学部部長のPaul Brennan氏らは、英医学誌「Lancet」10月29日号に、「アブラナ科の野菜を少なくとも週1回摂取することによって予防効果が認められる」ことを報告した。
これまでにも、キャベツやブロッコリー、芽キャベツなどアブラナ科の野菜に肺がんの予防効果があることを示す研究結果が得られていた。しかし、いずれも決定的な結果と言えるものではなかったという。アブラナ科には、肺がんに対して化学予防効果が認められるイソチオシアネート(硫黄化合物の一種)が豊富に含まれることがわかっている。
しかし、イソチオシアネートはGSTM1およびGSTT1と呼ばれる遺伝子によって産生されるグルタチオン-S-トランスフェラーゼ酵素により体内から除去されてしまう。これらの遺伝子が不活性であると体内のイソチオシアネートが高値を示すことになる。
今回Brennan氏らは、チェコ、ハンガリー、ポーランド、スロバキア、ルーマニアおよびロシアの肺がん患者2141例と健常者2168例とを比較検討した。いずれも古くからアブラナ科の野菜の摂取量が多い国である。その結果、不活性型GSTM1遺伝子を保有し、アブラナ科の野菜を摂取している人は、肺がん発症の割合が33%低かった。不活性型GSTT1遺伝子を保有する人は同じく37%低く、いずれも不活性型であるとリスクは72%低かった。両遺伝子に活性化がみられるグループでは予防効果は認められなかった。
Brennan氏は「この効果がすべて遺伝子に左右されるものではないが、予防効果の大半がアブラナ科の野菜によるものであることを示すものである」と指摘、「アブラナ科に含まれる成分の代謝に時間のかかるグループで予防効果が増大することが明らかになれば、アブラナ科野菜の肺がんに対する特異的な予防効果が示されることになる」と述べている。
米オクスナークリニック財団(ニューオーリンズ)血液・腫瘍学部長のJay Brooks博士は、この結果をきわめて興味深いものであるとした上で、「肺がんに対する遺伝子的感受性の存在が明らかにされた」としている。
>原文[2005年10月27日/HealthDayNews]
野菜や果物で膵がんのリスクが軽減
果物や野菜を豊富に摂取していると膵がんのリスクが50%軽減することが、米カルフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)疫学・生物統計学教授のElizabeth A. Holly氏らの研究で明らかになった。
同氏によれば、「膵がんは乳がんや肺がんのように発生頻度の高いがんではないが、診断および治療が特に困難である。質素な生活をすれば膵がんを有意に予防することができることを強く裏づける今回の所見が、この致死性のがんの発生率を低下させる最も実際的な方法の一つとなると思われる」という。
今回の研究結果は、膵がん患者532例および無作為化により抽出したサンフランシスコ地域の住民1,700例以上を対象とした面接結果に基づいて得られた。膵がんの予防効果が強く認められたのは、タマネギやニンニク、マメ類、黄色野菜(ニンジン、ヤマイモ、サツマイモ、トウモロコシ、カボチャ)、緑色野菜、アブラナ科野菜など。果物にも予防効果が認められたものの、野菜ほど優れてはいなかった。果物の中で最も予防効果が優れていたのは柑橘類の果実と果汁であった。
こうした野菜や果物を1日に少なくとも5皿分摂取すると、2皿分以下摂取したグループよりも膵がんリスクが50%低く、9皿分摂取すると、5皿分以下摂取したグループより膵がんリスクが50%低かった。1皿分は、調理した野菜であれば半カップ分、葉野菜のサラダは2カップ分、果物は中程度の大きさ1切れ分とした。
米国での膵がんによる死亡は年間約30万例に達し、5年生存率は4%に満たない。膵がんは診断が困難であり、そのほとんどが治療不能である。研究は、がん関連誌「Cancer Epidemiology Biomarkers and Prevention」最新号に掲載された。
>原文 [2005年9月15日/HealthDayNews]
緑茶と前立腺ガン
米国ガン研究協会 2005年2月14日
Karen Sollins,MS,RD,CDN
現在の研究からは、緑茶に含まれる“植物化学物質”が、前立腺ガンが広がるのを防ぐことが指摘されています。これまでの研究で、これと同じ物質が“前立腺がガン”の進展を防ぐのに役立つと思われることが指摘されて以来、“ガンと闘う緑茶の力”を調べる今後の研究が必要であると唱えられています。しかし、前立腺ガンのリスクを少なくするための最善の方法は、やはり、植物を中心とした食事をすることにあります。
“緑茶に関する新しい研究”では、“ポリフェノール”という植物化学物質が、成長因子と蛋白質を攻撃することで、腫瘍が大きくなる過程を阻止し、身体のほかの部位に広がることを防ぐことが指摘されています。さらなる研究がなされることで、多くの男性が高年齢になると直面する“おとなしく、心配する必要のないタイプの前立腺ガン”が、“致命的で悪性のガン”に進行するのを防ぐための治療法を確立するのに役立つかもしれません。
米国ガン研究協会(AICR)における最新の“食事とガンに関する会議”で発表された研究によると、“進行性ガンを持つネズミに緑茶を与えたところ、前立腺ガンが肝臓、骨、そのほかの部位に転移、または広がるのを抑えることができた”ことが証明されています。“1日に6杯の緑茶”が、“身体の過程や物質のバランス”を改善するのに必要な量に相当するため、ガンの転移を阻止するのに役立つのかもしれません。
どんな場合においても、ガンの予防を緑茶だけにたよるのは間違いだといえます。前立腺ガンのリスクには、いろんな栄養的な影響がかかわっていることが研究により明らかで、ビタミンEもある程度の予防をするようです。
17投稿者:緑茶と前立腺ガン 投稿日:2005年11月05日(土) 12時07分48秒
いくつかの重要な研究からは、抗酸化物質ミネラルであるセレ二ウムも、予防に役立つことが考えられます。アメリカ人のほとんどは、十分な量のセレ二ウムを摂っていますが、研究においては“サプリメント”を用いているため、研究に参加した人々は、ふつうよりも高いレベルを摂っていることになります。しかし、マルチビタミンを含め、セレ二ウムのサプリメントを摂りながら、セレ二ウムを豊富に含む魚貝類、全粒粉、そして野菜をたくさん食べることで、前立腺ガンから守られるかどうかは不明です。一人の人の1日のセレ二ウム摂取量が400mcgを超えると、神経障害やそのほかの副作用が生じる可能性があるからです。
最近の米国ガン研究協会(AICR)において発表された研究では、1週間に生で、もしくは料理されたトマトを2個以上食べることで、前立腺ガンを25%予防できることが指摘されています。リコペンと呼ばれる抗酸化物質である植物化学物質は、ガンのリスクを少なくすることが証明されています。トマトに含まれるほかの物質も、リスクを少なくする働きをしているのかもしれません。ブロッコリーのような十字花科の野菜に含まれる、他の植物化学物質もAICRの学会で取上げられています。それは“インドールー3−カビノール(indole-3-carbinol)という植物化学物質で、発ガン性物質を阻止する身体の力を増強させ、前立腺ガンの細胞が進展するのを止めると考えられます。大豆に含まれる植物化学物質も、同様に予防に役立つと考えられます。
前立腺ガンのリスクを低くしたいのであれば、“緑茶を飲むこと”が、“健康的で、植物を主体とした食事の代わりである”と考えてはいけません。けれども、あまり健康的ではない飲み物を緑茶に代えるのは構いません。紅茶も健康には良いものがありますが、緑茶に高レベルに含まれるカテキンと呼ばれる抗酸化物質が、より健康に良いと思われます。“植物を主体とした食事”と緑茶の抗酸化物質を結びつけることで、全ての植物物質がともに相互作用することで、健康を自分で守るための“大きな効果”を与えてくれると思われます。
http://www.02.246.ne.jp/~sophia/Nutrition%20Notes/050214.htm
緑茶飲用と胃がんとの関連について ―概要―
―厚生労働省研究班による多目的コホート研究(JPHC研究)からの結果―
私たちは、いろいろな生活習慣と、がん・脳卒中・心筋梗塞などの病気との関係を明らかにし、日本人の生活習慣病予防に役立てるための研究を行っています。
平成2年(1990年)と平成5年(1993年)に,岩手県二戸、秋田県横手、長野県佐久(以上コホートI)、茨城県水戸、新潟県柏崎、高知県中央東、長崎県上五島(以上コホートII)という7地域にお住まいの、40〜69歳の男女約9万人の方々に、食事や喫煙などの生活習慣に関するアンケート調査を実施しました。その後コホートI は12年間、コホートIIは7年間追跡し、緑茶飲用と胃がん発生率(リスク)との関係を調べた結果を、専門誌で論文発表しました(Cancer Causes Control 2004年 15巻 483-498 ページ)。この前向き追跡研究によって、緑茶をよく飲む女性では、胃がんリスクが低くなることが示されました。
緑茶をよく飲むと女性の胃がんリスクが下がる
追跡期間中に892名(男性665名、女性227名)の方が胃がんになりました。緑茶を1日1杯未満飲む人を基準として、緑茶を1日1-2杯、3-4杯、および5杯以上飲むと答えた人の胃がんのリスクを計算しました。なお、緑茶をよく飲む人では年齢が高い、喫煙者が多い、野菜や果物をよく食べるなどの傾向がありましたが、これらの要因自体が胃がんのリスクと関連する可能性がありますので、あらかじめその影響を除いた上で、目的とする緑茶と胃がんとの関連を検討しました。すると下のグラフのように、女性で緑茶を1日当たり5杯以上飲む人で胃がんのリスクは3割ほど抑えられました。男性では緑茶によるリスクの低下ははっきりとしませんでした。
胃がん予防の観点から
これまでこの研究班で、喫煙と高塩分食品の摂取および高塩分摂取に代表される伝統型食生活パターンが胃がんのリスクを上げ、野菜・果物の摂取がリスクを下げることが確かめられてきました。それは他の多くの研究結果と一致するものでした。緑茶については胃がん予防効果がないとする日本からの報告もあり、緑茶の胃がん予防効果は議論のさなかです。今回の結果からは緑茶をよく飲むことにより胃がんのリスクが下がることが女性において示されました。男性でははっきりとした効果はみられませんでしたが、緑茶をよく飲む人にたばこを吸う人や伝統型食生活を送る人が多かったため、その影響を除ききれなかったのかもしれません。現時点ではこれをとれば確実にがんの予防効果があるという単一の食品は存在しません。まずは胃がんのみならず様々な部位のがんのリスクを上げるたばこを控えた上で、高塩分に偏らず、野菜・果物の豊富な食生活を送ることが胃がん予防の近道と思われます。その中で緑茶も多く飲むように心がければ胃がん予防の一助になる可能性があることを、この研究結果は示しています。
緑茶の胃がん予防効果、喫煙で打ち消し・厚労省研究班
緑茶に含まれる成分「カテキン」には胃がんを予防する効果があるが、喫煙によって効果が打ち消される――。厚生労働省の研究班(主任研究者・津金昌一郎国立がんセンター予防研究部長)がこんな調査結果をまとめ、米国の科学雑誌に発表した。
研究班の井上真奈美・国立がんセンター室長が全国に住む男女約3万7000人を12年間にわたって追跡調査。期間中に胃がんにかかった494人の血中のカテキンの濃度を胃がんにならなかった人と比較した。
カテキンの1種「エピカテキン3ガレート(ECG)」の濃度が高い女性は、胃がんにかかるリスクが最大で7割も下がることが判明。男性ではがんリスクの抑制効果は確認できず、カテキンの種類によっては逆にリスクが高くなった。
たばこを吸うかどうかでグループ分けして血中のカテキン濃度と胃がん発症の関連も調べた。非喫煙者ではカテキン濃度が高いと胃がんリスクが下がるのに対し、喫煙者では逆にリスクが高まるという結果が出た。
http://health.nikkei.co.jp/news/top/index.cfm?i=2008022203418h1
緑茶の胃がん予防効果
カテキンの血中濃度高い女性、胃がんリスク7割減・厚労省研究班
厚生労働省研究班(主任研究者・津金昌一郎国立がんセンター予防研究部長)は、緑茶に含まれるカテキン「エピカテキン3ガレート(ECG)」の血中濃度が高いと、女性では胃がんにかかるリスクが最大で7割抑制できることを、大規模疫学調査で突き止めた。
井上真奈美・国立がんセンター室長が全国に住む男女約3万7000人を12年間にわたり追跡。期間中に胃がんにかかった494人に、同数の胃がんにならなかった人を加えた988人を分析対象とした。血中に含まれるカテキンの濃度の高い順に3グループに分け、胃がん発症リスクとの関係を調べた。
[2008年2月25日/日経産業新聞]
大腸ポリープ、緑茶カテキンで再発予防 岐阜大教授ら
緑茶成分のカテキンを含む錠剤を飲み続けると大腸ポリープの再発が抑えられることを、岐阜大医学部の清水雅仁助教や森脇久隆教授らが臨床試験で確かめた。名古屋市で28日から開かれる日本癌学会で発表する。
大腸がんのもとになるポリープの再発予防が緑茶錠剤の臨床試験で実証されたのは初めてという。手軽な緑茶錠剤によるがん予防の可能性をうかがわせる成果といえる。
臨床試験には、岐阜大病院など岐阜県内の4病院が参加した。大腸ポリープを内視鏡で切除した125人のうち60人に緑茶錠剤3錠(計1.5グラム、6杯分)を毎日飲んでもらい、飲まない65人と、1年後に大腸を内視鏡で検査して、ポリープ再発率を比べた。〔共同〕(22:13)
お茶で卵巣ガンが防げますか?
米国ガン研究協会 2006年2月27日
Karen Sollins,MS,RD,CDN
“卵巣ガンのリスクの低さ”は“一杯のお茶”に関係があるようだとの見解を支持する新しい研究が行われ、今までに行われている研究もますます大規模に行われるようになっています。スエーデンでの“女性グループを対象にした大規模な研究”では、最低でも1日に2杯の“お茶を飲んでいる女性”は、“お茶を飲まない女性”に比べると、卵巣ガンになる割合が46%少なくなっていました。大部分の女性は、アジアでは一般的な“緑茶”ではなく、米国では最も一般的な“紅茶”を飲んでいました。
“お茶”と“卵巣ガンの少なさ”を結びつけた、この最新の研究は、61,000人以上のスエーデンの中年以上の女性を、約15年追跡したものです。最低でも、1日に2杯の“お茶”を飲んでいた女性は、このガンの割合がもっとも低く、1日に1杯だけ飲んでいた女性でも、リスクを24%減少させています。多くの西欧文化の中では、確かに“お茶を飲む人々”は、一般の人に比べて、“運動を良くし、アルコールを控え、体重をコントロールし、野菜を多く食べるため”、ライフスタイルが健康的である傾向があります。しかし、この研究は、他にも卵巣ガンに影響を与えると考えられる要因の調整も考慮して行われました。体重、年令、妊娠歴、カロリー・果物・野菜・アルコールの摂取などの要因が調節された後に、この割合の低さが得られています。この研究は、コーヒー愛好家の国であるスエーデンで行われたため、ガンのリスクに“コーヒーの摂取”が関係が無かったことは、重要なことです。“お茶の効用”は、“コーヒーの量が少なかった”ことによるものではありませんでした。もちろん、“お茶愛飲者”のライフスタイルや食事の“まだわかっていない、他の要因”が、ガンのリスクを低くしていることに関係しているのかもしれません。
以前にも、健康な女性群と卵巣ガンの女性群を比較した研究があります。“毎日お茶を飲んでいる人”は、このタイプのガンになる割合が60%低く、“30年以上お茶を飲んでいる人”は、75%以上もガンになる割合が低くなっていました。“紅茶”や“ウーロン茶”も“緑茶”と同じように“ガンを予防する”と思われますが、この研究が中国で行われたため、“お茶愛飲者”の90%以上は“緑茶”を飲んでいました。この研究の結果は、“お茶愛飲者”と“お茶を飲まない人”における“野菜の摂取量の違い”の調整はなされていませんが、この研究グループでは、その調整は必要ではないと考えられます。年令、体重、妊娠歴、運動量、そしてアルコール摂取量は調整されました。
現在も続けられている“アイオワでの閉経後の女性を対象としていた研究”では、“お茶と卵巣ガン”の関係は、明確ではありません。“一週間に一度でもお茶を飲む人”は、“全く飲まない人”に比べて、ガンになる割合が半分以上も少なくなっていましたが、1日に一杯以上飲むことによる効果はありませんでした。というのは、この研究では極めてわずかな女性しか卵巣ガンになっていないため、どんな結論にたいしても、その根拠が明確ではないのです。
実験では、“お茶”が“卵巣ガン”だけではなく、“様々な手段でそのほかのガンも予防する”と考えられています。“お茶”に含まれる“天然物質”のいくつかが“強力な抗酸化物質”であり、これらが細胞のDNAの損傷(この損傷がガンへと進む)を防いだり、修復させたりすると思われるのです。これらの“自然の植物化学物質”は、発ガン性物質が“ガン化への過程”を始めさせる力を抑制するほかに、ガンが進んだ段階においても、ガン化した細胞の“増大と拡散”を抑制したり、“自己破滅”を促したりして活躍すると思われます。中国のある研究では、緑茶を少なくとも1日に一杯飲んだ卵巣ガンの女性は、お茶を飲まなかった卵巣ガンの女性にくらべて二倍以上生存しています。
これらの研究が示している“お茶の持っている、ある特定のガンを少なくする影響力”は、楽観的なもののように受け取れますが、研究の広い視野から考えると、“お茶”だけという、ある一つの手段は好ましくありません。卵巣ガンに関する研究の結果は、常に同じではありません。しかし、研究のいくつかは、“体重をコントロールすること”、“動物性脂肪を制限すること”、 そして“豊富な濃い緑の野菜とほかの種類の野菜を食べること”も、卵巣ガンだけではなくほかのガンからあなたを守るのに役立つことを示しています。
http://www.02.246.ne.jp/~sophia/Nutrition%20Notes/060227.htm
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ブロッコリーの新芽で胃がん予防
ブロッコリーの新芽で胃がん予防の可能性…筑波大
ブロッコリーの新芽に、胃がんの原因と注目されるヘリコバクター・ピロリ菌を殺傷し、胃炎を抑える効果があることを、筑波大の研究グループが突き止めた。米国で開催中の米がん学会主催の国際会議で2日発表する。
同大の谷中昭典講師(消化器内科)らは、ピロリ菌に感染している50人を二つのグループに分け、一方にはブロッコリーの新芽を、残り一方には、アルファルファのもやしを、それぞれ毎日約70グラムずつ、2か月間、食べ続けてもらった。成分で見ると新芽、もやしは、ほぼ同じだが、ブロッコリーの新芽には、スルフォラファンという成分(抗酸化物質)が多く含まれる。
実験前後で、ピロリ菌の活性の強さを比較したところ、新芽を食べたグループは、活性が約30%〜60%減少。さらに、胃炎も抑えられた。もやしを食べたグループは、こうした変化は見られなかった。マウスでは確認されていたが、人間で確認されたのは初めて。
谷中講師は「スルフォラファンは、特にブロッコリーの新芽に大量に含まれる。ピロリ菌を除菌しなくても、胃炎を抑え、胃がんを予防できる可能性がある」と話している。
(2005年11月1日 読売新聞)
大腸癌の原因
大腸ガンの発ガン物質としてもっとも重要なのは「肉食」
これは世界の国々の肉を食べる量とその国の大腸ガン発生率の相関をみたものです。きれいに相関しています.
http://daichou.com/why.htm
大腸癌の原因としてもっとも重要なのは「肉食」です
お肉でも脂肪の少ない鶏肉、魚は安全です.
これは世界の国々の肉を食べる量とその国の大腸癌発生率の相関をみたものです。きれいに相関しています. 世界でもっとも多く肉を食べる世界最大の牧畜国ニュージーランドは世界でもっとも大腸癌の多い国となっています
反対に大腸癌をもっとも強力に予防する効果があるのは野菜です
野菜の大腸癌予防の理由は二つあると考えられています。植物繊維 と抗酸化作用のあるビタミン(色素)です。主役は前者のようです。無理に生野菜をサラダにしなくても調理しても植物繊維は安定ですから好きなように食べるのが良いでしょう。
お酒、とくにビールは大腸癌の増加因子です。
ビールと焼き肉が大好きな方(みんな好きですよね・・・・・)は野菜焼きも必ず注文しましょう
お酒の中でも焼酎のような「蒸留酒」は比較的危険性が低いとされています. ポリフェノール (抗酸化作用がある)を多くふくむ赤ワインが良いか悪いかはわかりませんが(おそらくは)ビールよりは良いかも・・・・
最近の研究によりますと・・・・大腸ポリープを切除した方が食生活をかえて菜食主義者になっても、その後の大腸ポリープの予防効果が無かったということがわかっています。
どうやら・・若い時の食生活が大事なようで、ポリープができてから(すでに小さな芽は多数できていると考えられます)、あわてて食生活を変えてもあまり効果はないようです .
http://daichou.com/yobou.htm
ココアを飲むと病気で死ぬリスクが減る
[シカゴ 28日 ロイター] ココアをたくさん飲む男性は、まったく飲まない男性と比較して、病気で死ぬリスクが50%も低いことを、オランダ人の研究者グループが明らかにした。
ココアには血圧を低下させる効果があることが知られていたが、これまでの研究では、長期的には、心臓病の予防にはならないと見られてきた。ココアには脂肪、糖分が多く含まれ、高カロリーだからだ。
内科の専門誌『Archives of Internal Medicine』に掲載された新しい研究結果によると、病気による死亡のリスクを減らしている要因は、血圧低下作用ではないという。また、致死的な心臓病にかかるケースが少ないせいでもない。
重要なのは、ココアに含まれる酸化防止物質とフラバノールで、これらが血管内部を覆う細胞の機能を高め、心臓発作、癌、肺の病気の原因となるコレステロールなどの化学物質によるリスクを減らしているという。
フラバノールは、野菜、緑茶、赤ワインに含まれるフラボノイドの仲間だ。
調査はオランダ・ジュトフェン在住の65歳から84歳までの高齢男性470人を対象に1985年から2000年の15年間、実施された。その結果、314人が亡くなり、ココアを多く摂取する男性の死亡率は、そうでない男性の半分であることが明らかになった。
研究グループは、健康にココアが及ぼす影響をもっと広範囲に調べる必要があるとしている。
[日本語訳:ラプター]
食事でガンを抑制
食事でガンを抑制=栄養素に抗ガン効果=米国日本移民の発病に注目=ゴイアバとトマトで回復
【エスタード・デ・サンパウロ紙十四日】食物の栄養分と成分がガンの抑制にどのような影響を及ぼすのかを長年のテーマに、研究者は人体実験などを繰り返してきたが、その成果が徐々に表れてきた。そもそもガンと食物の因果関係は、戦後アメリカに渡った日本移民が日本で罹患しないガンにかかったことが注目され、研究が始まった。食物の栄養素が抗ガン剤の役目を果たすことが現在まで明らかにされている。特に野菜類から新しく数十種類が発見されている。しかし、医学的な臨床実験は確立されておらず、食物の組み合わせ、摂取量、摂取の期間などが今後の研究課題となっている。だがガンの手術を受けた患者が術後にゴイアバとトマトを毎日食べたら急速に快復に向かったという明るい話題もある。
ガンは現在、心臓疾患に次いで死亡率が高く、医学界はその原因と治療法に日夜研究を続けている。その中で、食物とガンの因果関係も長年研究が積み重ねられ、徐々に成果が上がってきている。
食べ物がガンの発生に直接関係があると判明したのは七〇年代に入ってからだ。戦後アメリカに移住した日本移民に日本で発病例のなかった乳ガンと腸ガンの症状が発見された。医師が原因を追求した結果、食習慣の違いでガンが発病することが明らかにされた。それまで日本で普段食べていた魚類、大豆では発生しなかったガンが、アメリカでの日常食である肉類、油ものが原因となって発病した。逆に肺ガンの発病率が減少したのは、アメリカのオレンジジュースの効用であることが分かった。これにより食べ物のガンへの影響がクローズアップされるようになった。
ブラジル国立ガンセンターによると、近年の研究で野菜に含まれるフィトキミコと呼ばれる栄養素が数十種類発見され、これが他の食物要素とくっ付いてガン細胞を滅亡させる働きをすることが実験で明らかになった。
システム・コンサルタントのモライスさん(五〇)は、「胃ガンと判ってから、毎日ゴイアバとトマトを食べ続けた」と話し、手術をした主治医も急速な回復に驚きを隠せないでいるという。医師は、データが未確認で医学的にコメント出来ないが、この食べ物に効用があったことは事実だとしている。要は適量の野菜と果物を「根気よく長期間摂ること」が必要だと強調している。
聖市で十六日から十九日までの期間で開催される第一回ブラジル・ガンと栄養学会で、特別名誉講師として招待されたフランス人のリボリ博士は、ヨーロッパでガンの権威とされている。同博士はこれまでの十五年間、ヨーロッパ十カ国でボランティア五十三万人の食生活を調査してガンとの関係を研究してきた。この結果、二万八千人がガンにかかったことがわかった。発病率はフランス・イギリス・スイスの順で高く、食べ物で共通しているのは、砂糖、バター、乳製品のほか、ポテト、ケーキ、清涼飲水だった。逆に一番少ないスペインの日常食は野菜、青果物、卵、魚、ミルクなどだった。
これまでの調査・研究をもとに、ガンに効用がある食物とガンの種類は次の通り。
▼にんにく=胃
▼米、パン、穀類、豆野菜、葉野菜=直腸、食道、胃、大腸
▼オリーブ油=胃、乳
▼くるみ類=食道、胃
▼緑茶=食道、胃、すい臓、前立腺、膀胱
▼フェイジョン、豆野菜=口腔、咽頭、喉頭
▼柑橘類(レモン、みかん)=胃、口腔、咽頭、食道、肺、すい臓
▼野生果物(桑、イチゴ)=肺
▼魚(鮭、にしん、いわし)=口腔、のど、直腸、すい臓、乳、前立腺、大腸
▼大豆=前立腺
▼トマト、ピーマン(赤)、ゴイアバ(赤)=前立腺、消化器、乳
▼野菜(ブロッコリ、キャベツ、カリフラワー類)=肺、食道、乳腺、前立腺、肝臓、小腸、ぼうこう、大腸
http://www.nikkeyshimbun.com.br/040626-31brasil.html
ショウガは抗がん食品
血液をサラサラ、炎症も抑える
いま新ショウガが出回っている。新ショウガは文字通り取れたてのショウガで色が白い。終年出回っている黄褐色のショウガは、貯蔵して翌年出荷されたヒネショウガである。
新ショウガの皮を剥(む)いて薄くスライスし、ひたひたまで梅酢を加えると鮮やかな紅梅色に染まって紅ショウガになる。
新ショウガの出回る期間は11月までだが、その間は紅ショウガを食卓に出しておき、誰もが欲しいだけ食べられるようにしておきたい。
フレッシュなショウガが体によいことを知っていて、紅ショウガにして食べてきたのは日本人の知恵だが、アメリカ国立がん研究所は最新の科学的な治験に基づいて、最も重要な抗がん食品のグループにショウガを入れている。
ショウガは胃腸にもよく、最も重要な働きをすると考えられている刺激性成分は、コレステロールを下げ、炎症を抑え、血液の粘度を下げることが分かっている。
だから、血中コレステロール値の高い人や、関節炎や痛風で苦しんでいる人、血栓症のリスクが高くなっている人はショウガを食べるべきだ。
ショウガの刺激性成分は精油と樹脂との混合物で、その33%をショウガ固有の物質であるジンゲロールとその誘導体が占めている。新ショウガはジンゲロールの比率が高く、ヒネショウガになると誘導体の比率が高くなる。それと新ショウガには豊富に消化酵素が含まれているので一番のオススメだが、ヒネショウガにもその効力はある。
ショウガの食べ方として取り入れていただきたいのはジュース食で、高コレステロール、関節炎、痛風の人には次のジュースが勧められている。
〈高コレステロール〉〈関節炎〉〈痛風〉→ショウガ+パイナップル・ジュース
〈関節炎〉→ショウガ+リンゴ+ニンジン・ジュース
ショウガは塊の大きなところを幅6ミリ。その量のショウガに対してパイナップルは2分の1個、リンゴは1個、ニンジンは小4本を加えてジュースにする。
●まるもと・よしお 1934年、大分県生まれ。東京大学文学部仏文科卒。作家、栄養学ジャーナリスト、料理研究家。
http://gendai.net/?m=view&g=kenko&c=110&no=16312
ありふれた野菜・果物に抗がん力
いま強い抗がん作用が注目されて、世界中で多数の動物実験が行われているPCA(プロトカテキン)は、八百屋に並んでいる日常的な果物と野菜に含まれている栄養素である。
ラットに肝臓がんを発症させる発がん物質を与えた実験では、PCAががんの発生を防ぎ、肝臓の細胞の損傷を顕著に抑えている。そして、発生してしまった腫瘍の数を減らしている。
しかも、がんの発生初期だけでなく、進行段階でも同様の効果を示しているのだ。
発がん物質の害を打ち消すだけの非常に強い力があるわけで、その他の多数の研究でも、ラットとハムスターの大腸がん、肝臓がん、膀胱(ぼうこう)がん、口腔がんを防いでいる。
では、このPCAは、どんな果物と野菜に含まれているのかというと、ほとんどの果物と野菜に含まれている。だから、高価な果物や珍奇な野菜を求める必要はまったくない。ただ、ありふれた果物と野菜をたっぷり―とは、食べたいだけの量―食べていれば、十分にとれる栄養素なのである。
むろん、PCAは果物と野菜に含まれている多数の栄養素のひとつに過ぎず、これ以外にも重要な働きをするものがたくさんあるのだから、食事に占める果物と野菜の量は、誇張ではなく健康を左右することになるのだ。
現在では、世界中どこに行っても同じような果物と野菜が売られているが、それはさまざまな原産地のものが世界中に伝播(でんぱ)して、主要な農作物になった結果である。おそらく人類は、それが栄養的に重要な食品であることに気付き、主要な農作物にしていったのだ。
そして、どこででも手に入るありふれたものになったのだが、ありふれた農作物にわれわれの健康を支える栄養が含まれていることを、科学が証明し始めている。
http://gendai.net/?m=view&g=kenko&c=110&no=16374
発がん物質を無毒化する野菜・果物はコレだ
肝臓は発がん物質の解毒をフェーズ2酵素と総称される酵素群によって行っている。だからがんを予防するにはフェーズ2酵素が最高に機能している必要があるのだが、フェーズ2酵素が十分に作られていない人や、作られていてもその働きの悪い人がいる。
そういう人は危険な状態に自分を置いているのだが、それは食事によって大きく変えられることがわかっている。
フェーズ2酵素の働きを高める食品があるし、フェーズ2酵素の原料になる食品もあるので、それらの食品が十分に取れる食事にすればよいのだ。
代表的なフェーズ2酵素で極めて重要なものにグルタチオン転移酵素があるが、グルタチオンを最も多く含んでいるのは、アボカド、アスパラガス、スイカ。次いでグレープフルーツ、オレンジ、イチゴ、トマト、メロン、ブロッコリー、ホウレンソウ、パセリ、ズッキーニ、オクラ、ジャガイモなどの野菜と果物である。
これらの野菜と果物を最近どれだけ食べたか思い出してみて、ほとんど食べていない人がいたら、食事について考え直す必要がある。
グルタチオンは体内で作り出される物質なので必須栄養素ではなく、アミノ酸のシステインから作られるので、高タンパク食品を取っていれば不足しないと考えられていた時代があったけれども、実際は中高年の場合は特に不足している人が多く健康の度合いを測る指標となっている物質である。
研究によると血中グルタチオン値の高い人ほど自分を健康だと感じており、客観的なデータでも健康度が高く、病気が少なく、血圧もコレステロールも低いのだ。そして、がんのリスクも低いということになる。
フェーズ2酵素の働きを高めることが明らかな物質には、スルフォラファンというアブラナ科の野菜に含まれているファイトケミカルがある。
スルフォラファンを最も多く含んでいるのはブロッコリー。次いで、芽キャベツ、ケール、レッドキャベツである。
だからブロッコリーは抗がん食品の王様といわれているのだが、毎日の食事でこれらの食品の出番を増やすことががんの予防につながる。
http://gendai.net/?m=view&g=kenko&c=110&no=16343
血中セレン値が低いとガンの発症が倍増
セレンは必須ミネラルの1つで摂取勧告量は1日に50〜100マイクログラムと微量だが、体の抗酸化ネットワークの欠かせないメンバーである。
セレンを多く含んだ食品をあまり食べないことと、セレンの血中値が低いことはいずれも、研究の結果、心臓病、脳卒中、ガンのリスクの上昇と強く結びついている。
セレンを多く含んでいる食品を挙げると、貝、青魚、きのこ、たまねぎ、にんにく、人参、ブロッコリー、キャベツ、グリーンピース。
貝類は、かき、あさり、しじみ、はまぐり、さざえ、赤貝など。青魚は、鮭、まぐろ、さば、あじ、いわし、にしん。これらはみな高セレン食品だ。魚介類をよく食べている日本人が、肉主体の食事をしている欧米人に比べて心臓病による死亡率が低い理由の1つは、セレンの高摂取と考えられている。
野菜に含まれるセレンの量は、生産地の土壌に大きく左右されるが、アメリカで州ごとに土壌に含まれるセレンの量と心臓病による死亡率の比較が行われた結果、土壌に最も多くセレンを含んでいるコロラド州のコロラドスプリングスは、全米中最も心臓病による死亡率が低かった。
セレンは細胞膜内の酸化した脂肪を無害化する数種類の酵素の構成要素である。体がそれらの酵素を作り出すのにどうしても必要とするミネラルなのだ。だからセレンが十分に摂れる食事をしていると、心臓病だけでなく加齢に伴う多くの病気の予防につながるが、ガンについてはウィレット・スタディと呼ばれる有名な研究で明白にされている。ハーバード大のウィレット医博をヘッドにしたチームが1973年に研究を始めて1983年に発表したもので、アメリカの14の地域の4480人のガンになっていない男性の血液のサンプルを採って行われた。
5年後に111人がガンになっていたので、同じ年齢で同じライフスタイルのガンになっていない210人と比較したところ、血中セレン値が最も低かった人たちは最も高かった人たちの2倍の率でガンを発病していた。
http://gendai.net/?m=view&g=kenko&c=110&no=16258
人参とセロリは最強のガン予防食品だ
人参はセリ科の野菜でセロリの仲間である。
セリ科の野菜がガンを抑える働きをすることは多くの研究で明らかになっている。
1989年にアメリカ国立ガン研究所は、ガンを予防する成分を含んでいる食品を食事に多くとり入れるよう提唱して、とくに重要な食品のリストをピラミッドの形の表にして発表したが、ピラミッドの一番上の最も重要度の高い食品のグループには人参とセロリが入っていた。
人参の重要な成分は、ファイトケミカルのカロテノイドの1つのアルファ・カロテンで、煮たり炒めたりした人参にはこの物質が全食品中トップの濃度で含まれている。 アルファ・カロテンは強力な抗ガン物質で、動物を用いて実験すると、ガンの成長を抑えることが確認できるのだが、人参は脳卒中からも守ってくれることがわかっている。
8700人の看護婦を対象に8年かけて行われたハーバード大の研究によると、週に5本以上の人参を食べている人は、月に1本しか食べていない人よりも、脳卒中を起こす率が68%も低かったのだ。
人参はガンと脳卒中を予防し、心臓病のリスクも下げてくれるのだ。
ビタミンやファイトケミカルの多くは熱に弱いので、加熱調理をすると一般にその量が減るけれども、人参は逆に、煮たり炒めたりしたほうが、体に使われる有効成分の量が増加する。
きんぴらごぼうなどは定番にしたい料理だが、人参を多く食べるにはサラダもよい。
作り方は簡単で、人参をグレイターでおろしてレモン汁をかけるだけ。
レモン汁のビタミンCが人参を生食する場合の栄養素の損失を防いでくれるので、レモンを先に絞っておいて、すぐにかける。あとはレーズンを加えてもよいし、亜麻仁油あるいはオリーブ油を加えてもよい。
グレイターでおろすと人参の組織がギザギザに切れる。それがおいしさのヒミツで、これを食卓に出しておくと、たいていの人はびっくりするくらいの量を食べられる。
http://gendai.net/?m=view&g=kenko&c=110&no=16171
トマトは前立腺ガンの発症を抑える
トマトの栄養的な特徴は、ファイトケミカルのひとつのカロテノイドの仲間のリコピンを全食品中で最も多く含んでいることだ。現在までに世界で行われた7つの研究のうち5つが、トマトを多く摂る食事は前立腺ガンの発病を低率に抑えることを強く示している。 そして、進行した深刻な前立腺ガンに対してもリコピンの抗腫瘍作用が明らかにされている。
それはリコピンが前立腺の治療にも役立つ可能性を示唆しており、サプリメントでリコピンを補った研究も複数行われている。その研究結果でもリコピンが前立腺ガンの腫瘍の成長のスピードを遅らせ、また腫瘍を縮小させている。
そうした研究で投与されているリコピンの量はどれくらいかというと、1日10〜30ミリグラム。一方、生のトマト100グラム中に含まれているリコピンの量は約3ミリグラム、煮つめた状態では6ミリグラム。ラタトゥイユのような料理を食べれば、10ミリグラムは十分に摂れるわけである。
これだけトマトに威力があるのならば、人間の知恵として、その威力を遺憾なく発揮させる料理が他にもあっていいように思われる。
それこそは、ナポリタンの名で知られるナポリの伝統料理、トマト・ソースのスパゲッティだ。
この料理の主材料は玉ねぎとトマトだが、伝統的なレシピでは、玉ねぎ1個に対して、トマトがなんと1キロ使われる。それが黄金比でおいしさのヒミツなのだ。
http://gendai.net/?m=view&g=kenko&c=110&no=16131
実証されたリンゴと玉ねぎの強力抗ガン作用
「1日1個のリンゴが医者を遠ざける」という西洋の古い諺(ことわざ)があるが、最新の研究もそれを裏付けている。
フィンランドの公衆衛生研究所が1965年にガンにかかっていない男女9995人を対象に始めた食習慣とガンの発病の相関を確める追跡研究の結果が1991年に発表されたのだ。
1991年までの26年間に997人がガンになり、そのうちの151人は肺ガンだった。
ガンの発病のリスクを顕著に高めたのはフラボノイドがあまり摂れない食事で、フラボノイドが毎日摂れる食事をしている人よりも20%多く発病していた。そして、フラボノイドを非常に多く摂っている人たちと比較すると、46%も多く発病していた。
フラボノイドはファイトケミカルの一つで、植物が外部から受けるさまざまなストレスに対して自分を守るために作り出している物質である。だから、当然ながら植物にしか含まれていない。
種類は極めて多く、確認されているだけでも4000以上の化学的に特異なフラボノイドが存在している。
われわれが日常食べている植物性の食品に含まれているフラボノイドの重要なものは十指に余るけれども、その働きの一つは抗酸化作用で、ビタミンCと共働するという特徴を持っている。特別の食品にのみ含まれているのではなく、ありふれた日常的な果物、豆、ナッツ、種、穀類、お茶に含まれている物質である。
フィンランドの研究者たちは、そういう食品を食べてフラボノイドが多く摂れる食事をしている人がガンにかかりにくいことを明らかにしたのだが、特に重要な働きをしていると考えられる食品の第1はリンゴだったと述べている。それに肉薄していた第2位は、玉ねぎである。
リンゴを毎日1個食べている人たち、玉ねぎを日常多く食べている人たちのガンの発病率が最も低かったわけで、この2つの食品の共通点は、全食品中で最も多くケルセチンというフラボノイドを含んでいることから、研究者たちはケルセチンには強い抗ガン作用があるのではないかと推論している。
http://gendai.net/?m=view&g=kenko&c=110&no=16087
癌予防物質は植物性の食品だけ
「果物と野菜をたっぷり食べる食事がガンを予防する」
それが世界中で行われてきた多数のガン予防の研究が導き出してきた結論である。
研究が進んで知見が蓄積されればされるほど答えは単純になっていったのだが、この「野菜」は広義の野菜なので、ナッツ、豆、種も加えて考えていただきたい。
ガンを予防する物質を探す研究が本格的に行われるようになったのは、米国立ガン研究所が予算をつけてその後押しを始めた1980年以降だが、1990年にはすでに栄養学の歴史を塗り変えるような画期的な知見が集まっていた。
そして、ファイトケミカルズ(訳すと植物化学物質)という英語の新語も生まれていたが、それはガンを予防する物質が動物からは見つからずに植物性の食品からだけ見つかっていったからである。しかも、その数があまりにも多数だったために、新語を作って総称するようになったのだ。
それが栄養学を変えたのは、ファイトケミカルズがアマゾンの雨林やチベットの奥地からではなく、最もありふれた植物性の食品、つまり日常的な果物と野菜の中から最も多く見つかったからである。
われわれはそれを昔から食べてきているのだから、食事とは元来、ファイトケミカルズを摂る行為だったのだということがわかった。
食事は必須栄養素を摂る行為であると同時に病気を遠ざける働きを持ったファイトケミカルズを摂る行為でもあったのだ。
そして、ファイトケミカルズに共通しているのは抗酸化作用なので、それを多く含んだ食事によってガンが予防された場合には、ガン以外の病気も多く予防されるし、老化の速度もスローダウンすることがわかった。
ファイトケミカルズが薬品と異なるのは、ガンが出来てしまった後で、それをやっつけるのではなく、体自体の防衛力を高めて、病気にならないようにする点である。少量で猛烈な効果を生み出す薬品ではなく、栄養素として毎日かなりの量を摂っていると力が発揮されてくる物質なのである。
http://gendai.net/?m=view&g=kenko&c=110&no=16080
カルシウムで大腸がん予防
カルシウム多量に取ると大腸がんリスク3割減
牛乳や小魚に含まれるカルシウムを毎日たくさん取ると、大腸がんになる危険性が約30%低下することが、九州大学の古野純典教授と国立国際医療センター研究所の溝上哲也部長らの大規模な疫学調査で分かった。28日から横浜市で始まる日本癌(がん)学会で発表する。
大腸がんは欧米型の食生活が浸透し国内でも患者が急増、毎年約9万人が発病し、約4万人が死亡する。がんの部位別死亡数で見ると女性でトップ、男性だと第4 位。明確な予防効果が確認された食物はこれまでなかった。
調査は2000年から03年にかけ、福岡市と近郊にある8病院に入院中の大腸がん患者840人と同地域で暮らす健康な住民833人を対象に実施した。普段食べている食品の種類と量を聞き取り、カルシウムやそのほかの栄養素の摂取量と大腸がんとの関係を調べた。
[2006年9月23日/日本経済新聞 朝刊]
牛乳で大腸がん予防
牛乳たんぱく質で大腸がん予防、国立がんセンターなど研究調査
牛乳に含まれるたんぱく質を毎日大量に摂取すると、大腸がんを予防できる可能性があることが、国立がんセンターの神津隆弘室長らと森永乳業の研究調査で分かった。将来がんになる恐れがあるポリープが小さくなった。28日から横浜市で始まる日本癌(がん)学会で発表する
娘の母乳を飲んだら末期ガンが治った? 英国人男性の事例が話題に。
2009年06月15日22時06分 / 提供:ナリナリドットコム
出産から育児を通して母の偉大さを実感する人は多いが、近年は赤ちゃんに対する母体としての機能の面からも、その素晴らしさが知られてきている。例えば、胎児と母親をつなぐへその緒を流れる臍帯血。この中には血液を作る造血幹細胞が多量に含まれており、白血病患者への移植のほか、皮膚や臓器などの組織を作り出す可能性があることが注目されている。そして、臍帯血と同等に注目を浴びているのが母乳だ。
母乳は栄養と免疫力に富む「赤ちゃんにとっての最良の食事」だが、成人に対してもさまざまな効果がある可能性が指摘されている。特に、母乳に含まれるたんぱく質「ラクトフェリン」は、各研究から細菌やウイルスの抑制、腸内環境の正常化、貧血防止、免疫力増強、がんの抑制、花粉症の緩和など、さまざまな効果が期待されているという。
こうした中で、英国の男性がん患者が娘の母乳を飲んだところ回復傾向を示したことが、英米のメディアによって報じられ話題になっている。
この男性は、英ウィルトシャーに住む67歳のティム・ブラウンさん。英紙デイリー・メールなどによると、ティムさんは2007年7月に胃痛のため病院で検査を受けた結果、末期の肝臓がんと診断された。1週間後に娘のジョージアさんの結婚式を控えていたティムさんは、すぐに手術を受けて成功し、無事結婚式に参加。その後1年間は化学療法が奏効し、小康状態を保ちながら生活していたが、ジョージアさんが第1子を妊娠中に病気が再発したそうだ。
そんなある日、ジョージアさんはティムさんの治療に役立つかもしれない情報を、あるテレビ番組から仕入れた。その番組の内容は米国の男性前立腺がん患者が、機関を通じて母乳を入手し、毎日飲み続けて治療を行っているというもの。番組を見た当初、ジョージアさんは「もし本当の話なら、ばかげた考え」と思ったそうだが、ジョージアさんはこの1か月前に息子のモンティ君を出産したばかり。自分が母乳を出せることに気づき、「父が良くなるためなら何でも試してみよう」と決断した。
インターネットからも同様の事例があることを知ったジョージアさんは、ティムさんに母乳の提供を提案。ティムさんもあっさり「いいんじゃない?」と同意したという。ジョージアさんは、息子のモンティ君に授乳する際にティムさんの分も絞って届け、受け取った母乳はティムさんの妻・キャロルさんが冷凍している。毎朝食時に解凍し、シリアルに注ぐ牛乳と混ぜているそうだ。
その効果はてきめんで、飲み始めてから1か月後の検査で状態が良くなったと診断された。ジョージアさんは「母乳が本当に役立っているのかは分からないけれど、母乳治療はできる限り続けるわ」と語っている。ちなみにティムさんによると、母乳の味は「ちょっと刺激的で脂っぽいけど、不快じゃないよ」とのこと。
現在のところ、母乳の摂取ががん抑制につながるという医学的根拠は証明はされていない。英国の世界がん研究財団も「母乳ががん患者に何らかの利益をもたらすという根拠は、まだ見つかってない」と、英紙デイリー・ミラーにコメントしている。しかし、米国では母乳ががんに効果があることが注目されており、米ABCでは「米食品医薬品局(FDA)は、母乳が小児がんのリスクを下げるかもしれないと公式サイトに掲載している」と紹介。FDAは「母乳に含まれるたんぱく質が、がん細胞を『自滅させる』要因になり得る」と説明している。
母乳がガンを抑制させるはっきりした解明はまだされていないが、専門家の間でも母乳に何らかの期待感を持って研究が進められているようだ。
http://www.asyura2.com/09/health15/msg/132.html
オリーブ油、がん予防に有効か 少量で細胞の酸化抑制
2006年12月27日22時28分
毎日少量のオリーブオイルを取れば、がんを患う危険性が少なくなるとの調査結果をデンマーク大学病院の研究グループが明らかにした。27日付の英紙デーリー・エクスプレスなどが報じた。
それによると同グループは、欧州5カ国の20歳から60歳までの健康な男性182人に対し、1日当たり25ミリリットルのオリーブオイルを2週間にわたって摂取させた。その後、細胞酸化の度合いを示す物質の量を調べたところ、摂取前よりも13%も少なくなっていることが判明した。(時事)
食用油を使うなら
第105回「食用油脂の見えざる恐怖と対策」 (2001/06/20)
6月初めにマスメディアでスウェーデン・カロリンスカ大の研究が紹介された。「魚の脂が前立腺ガンを防ぐ」という趣旨の見出しだけ見て、「やっぱり魚を食べなくては」と思われた方が結構多いのではあるまいか。しかし、この研究が、連載第101回「食の成分データベースを使う」後半で紹介した食用油脂摂取が招く健康問題そのものであることに、多くの方は気付かれていないようなので、改めてその恐ろしさをまとめたい。国内では前立腺ガンなど特殊なガンではないか、と思われようが、欧米で発生が多いガンだから研究材料として取り上げられているのであり、実は「魚の脂がガンを防ぐ」と読んでかまわないし、逆にガン化を促進している油脂が身近に存在するのである。
◆自分の身を守るための油脂選別術
ミネラルウォーターを買う機会が増えた。その値段からみると食用油の安さに改めて驚く。バーゲンで売られている1500ミリリットル入りは200円もしない。水以下である。安くてふんだんにあるから消費側は無頓着でいられる、あるいはメーカーサイドは騒ぎ立てたくない。
脂には動物性と植物性がある。食肉など含まれる動物性の油脂は、動脈硬化などの心配があるから食べる量はほどほどにしたい。これに対して、魚の脂は実は植物性の油脂の仲間と考えてよく、こうした植物性の油脂には3つのグループが存在する。
ガンに対して促進する側と、抑止する側、そして中立のグループである。
オリーブ油の大部分を占めている一価不飽和脂肪酸「オレイン酸」が中立グループ代表になる。私の身近な食品系スーパーでは、揚げ物総菜の油はオリーブ油を使ってくれていて、カツ、かき揚げやコロッケを買う場合など、安心していられる。炒め物も含めてオリーブ油を使いなさい、と言われるゆえんである。ただしオリーブ油はバーゲンの一般食用油ほど安くはない。
ガンを促進する側は「リノール酸系」の油。リノール酸は体内でアラキドン酸という物質に変わる。ふだんから存在している物質ではあるが、これが過剰になると有害性を発揮するとみられている。リノール酸系の油脂はファーストフード、スナック菓子などで多用されているから知らず知らずに大量に摂取してしまう。
これに対抗する抑止側はというと、魚の脂に多いEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)など「αリノレン酸系」の油になる。抑止できる仕組みはこうである。リノール酸のアラキドン酸への変換と、αリノレン酸系の体内変換には同じ酵素を使うため、αリノレン酸系が十分あればアラキドン酸は過剰に造られることがなくなるのだ。
ただし魚が良いからと言って、油脂は魚ばかりで摂るわけにゆかない。普段の生活では、どうしても食用油からが多くなる。食用油を買うと、実はこの3つのグループの脂肪酸をたいてい全て含んでいる。日常生活に使ってそう負担にならない使い分けを考えるには、各種油について3グループ成分をどれくらい含んでいるか知ればよい。
代表的な油の成分を、第101回で取り上げた「食品成分データベース」で調べてみよう。成分は中立・促進・抑止の順に並べた。
紅花油は進物用などとして高価で売られているが、避けて通るのが無難と分かる。欧米ではこの紅花油やコーン油、大豆油の消費が多い。逆に、ナタネ油は安い食用油だが、成分比は好ましいと知れよう。第101回で説明したように、この問題を追究している日本脂質栄養学会はリノール酸系とαリノレン酸系との摂取比を国が示している基準よりも2倍厳しくし、「2:1」程度にと求めている。ナタネ油単独ならこれを満たしているので、家庭でのベースとして使える。それでも日常的にリノール酸は摂り過ぎになりやすい。魚の脂はリノール酸系に比べてαリノレン酸系が圧倒的に多いから、せいぜい魚を食べようということになる。
リノール酸は上限を考えて抑えていきたいし、αリノレン酸、EPA、DHAはなるべく多くしたい。それでも脂肪酸の大部分は、オレイン酸のような中立の一価不飽和脂肪酸で摂るべきとするのが基本的な考え方だ。
最初にあげたように魚が良いと、やみくもに食べれば良いものではないだろう。ちなみに可食部100グラム当たりのDHAとEPAはそれぞれ、サバだと1.7と1.2グラム程度、サケやアジは0.7と0.4グラム程度は含まれている。EPAは母乳にも含まれているものだが、乳幼児に限れば過剰摂取は正常な成長を妨げるので摂取の上限が設定されている。
油脂が及ぼす悪影響はガンばかりではない。高コレステロール血症、動脈硬化、アレルギー発症、脳の機能障害さらには行動の「攻撃性」まで招くと、日本脂質栄養学会の研究者から指摘されている。
http://dandoweb.com/backno/20010620.htm
オリーブオイルと癌効果
オリーブオイルを消費する地中海地方2005.8
良質のオリーブオイルは少し緑色がかった黄金色です。ふくよかな香りがあるため、ゆでたてのパスタにからめたり、サラダにふりかけたり、マリネに使うと、料理にかぐわしい青草のようなエッセンスが加わり、味の奥行きがぐんと広がります。このほか、イタリアでは焼きたてのパンをオリーブオイルに浸して食べますね。
最近になって、オリーブオイルの色、味、香りに加えてもうひとつのすばらしい長所が明らかになってきました。それは、動脈硬化とそれによる病気、脳卒中や心筋梗塞、癌などを予防する効果があるという事実です。
以前から、ヨーロッパの中でたくさんのオリーブオイルを消費する地中海地方の国々、ギリシャ、イタリア、スペインでは、乳癌や大腸癌による死亡率が、消費量の少ない国々、イギリスやデンマークに比べてとても低いことが知られていました。1990年代に行なわれたいくつかの研究から、オリーブオイルの消費量が多いほど癌の発生が少なくなる、という関係が明らかになってきました。
http://www.asakuma.co.jp/cgi-bin/toribia/list.cgi
大豆が前立腺がん抑制か、61歳以上は発症半減・厚労省
大豆食品に含まれている「イソフラボン」を多く食べている男性ほど、早期の前立腺がんを発症するリスクが低くなる――。こんな調査結果を厚生労働省研究班(主任研究者・津金昌一郎国立がんセンター予防研究部長)がまとめ、15日発表した。特に61歳以上では、大豆食品を多く摂取していると発症リスクが最大で半分になったという。
日本人の男性約4万3000人を平均8年間にわたって追跡して調べた。日本人は欧米人と比べて、前立腺がんの発生率が30分の1以下と低い。ただ症状が現れる前段階のがんが見つかる比率は、日本と欧米で差がないことが知られている。研究グループは「イソフラボンに、がんが進行して症状が現れるのを抑制する効果があるのではないか」とみている。
http://health.nikkei.co.jp/news/top/index.cfm?i=2007031509506h1
大豆と癌
シンガポール大学の科学者による研究結果は、大豆の消費量と、あるタイプの癌リスクが低いことの間に関連性があることを指摘しています。
日本人女性の乳ガン罹患率は、世界で最も低いレベルにあることはよく知られています。いくつかの研究により、大豆消費量の増大と、前立腺癌の罹患率の低下と間に関連性があることが示唆されています。中国本土の中国人の乳癌リスクは、北米人のリスクの約10%であり、中国人の前立腺癌リスクは、北米人のそれのわずか2%です。ワングとウィクソン(Wang and Wixon)11によれば、多くの要因がこうした差に寄与しているが、大豆の消費量が主要な要因であるかもしれません。
日本人女性とフィンランド人女性を対象とした研究では、尿中の高いイソフラボン含有量と低い乳癌罹患との相関関係が示されました。アジア人女性の間では、豆腐の消費量が多いことが、乳癌リスクの低下に関連していることがわかっています。
ミシガン大学の研究者が実施した動物実験による研究では、大豆が結腸癌ポリープのサイズと数を低減させることを証明しています。その他いくつかの研究で、大豆あるいは他の大豆製品が齧歯動物における化学的に誘発された乳癌の発症を約50%低下させることが明らかになっています。
http://www.asajapan.org/food/health/document2.html
アイルランドの研究で大豆を多く含む食品が乳癌のリスクを軽減する
可能性が明らかに
アルスター大学の新しい研究で大豆を多く含む食品には乳癌の広がりを抑制する可能性があることが示唆された。乳癌は西欧世界の女性の最も一般的な癌の形態であるが、伝統的に食生活で大量の大豆製品を消費する東南アジアに住む住民の間では発生率が低い。アルスター大学生体臨床医学部では、これまで細胞を培養して乳癌細胞の侵入に対するイソフラボンの効果を調べてきた。そしてイソフラボンには、東南アジアの人々の摂取する濃度と同じ濃度でも乳癌細胞侵入を強力に抑制する効果があることを発見した。
研究者達は、豆乳、大豆ドリンクやデザートのような大豆を多く含む製品を食べることが、身体中の癌細胞拡散防止に重要な役割を果たす可能性があると言っている。 大豆イソフラボンが患者を癌細胞から守るかどうかを確かめるためには人間のボランティアを使って、さらに研究を進めることが必要である。
http://www.asajapan.org/food/health/soy&health_04win.html
野菜や果物が癌(がん)を撃退
野菜や果物の摂取により、さまざまな癌(がん)のリスクが減少することを示した3つの研究が、ロサンゼルスで開催された米国癌学会(AACR)年次集会で報告された。
米国立癌研究所(NCI)のNeal Freedman氏らによる研究は、成人49万802人を対象に、果物および野菜の摂取量と頭頸部癌の発生率を比較したもの。5年間に頭頸部癌と診断されたのは787人であった。喫煙およびアルコール摂取などの危険因子(リスクファクター)を調整後、1日1,000カロリー摂取につき果物または野菜を6皿分摂取する人は、1.5皿しか摂取しない人に比べ頭頸部癌リスクが29%低く、1皿分追加するだけでも6%のリスク低下が認められた。単独では果物よりも野菜の方が高い予防効果がみられたという。
米カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の研究グループは、ブロッコリーと大豆(ダイズ)蛋白(たんぱく)による乳癌および卵巣癌に対する予防効果のメカニズムについて、実験室レベルでの研究成果を報告した。ブロッコリーが消化されるとジインドリルメタン(DIM)という物質が、大豆が消化されるとゲニステインという物質が形成される。今回、これらの物質が、乳癌および卵巣癌の細胞の運動性に作用し、癌の拡散を抑制することがわかった。しかし、大豆にはエストロゲン様の作用があるため、エストロゲンにより促進される癌のある人は注意が必要だという。
米ハワイ癌研究センターの研究グループは、カリフォルニアおよびハワイ在住の18万3,518人を対象にフラボノール摂取量と膵癌リスクを比較した。フラボノールは、タマネギ、リンゴ、ベリー類、ケールおよびブロッコリーなどに含まれる物質。フラボノール摂取量が最も高い人では膵癌リスクが23%低いことがわかったほか、喫煙者ではさらに効果が大きく、フラボノール摂取量が高い人は膵癌リスクが59%低いことが判明した。
以上の3研究から、さまざまな種類の植物性食品を摂取することが癌予防には最良であるといえると、米国癌研究協会(AICR)のMelanie Polk氏は述べている。農家の直売所へ行ったり、食料品店で時間をかけて野菜を吟味したりするほか、野菜をおいしく食べられる料理法を見つけるなどの工夫も必要だとPolk氏はいう。原文[2007年4月16日/HealthDay News
http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20070427hj001hj
アブラナ科の野菜
ブロッコリーやキャベツなど、グルコシノレートという成分を豊富に含むアブラナ科の野菜がさまざまな抗癌(がん)作用を示すことはこれまで多く報告されているが、それを裏付けるような複数の報告が、米ボルチモアで開催された米国癌学会(AACR)癌予防研究フロンティア会議で発表された。
筑波大学人間総合科学研究科の谷中昭典博士らの研究では、20人の被験者中、ブロッコリー・スプラウト(ブロッコリーの新芽)を多く摂取している人は、ピロリ菌(Helicobacter pylori)への感染が有意に低いことがわかった。ピロリ菌は胃炎(胃の内壁の炎症)を起こす細菌で、消化性潰瘍や胃癌の主要な原因となる。今回、ピロリ菌を全滅させるまではいかないが、ブロッコリー・スプラウトを多く食べるというごく簡単な方法でピロリ菌を抑制し、それに伴う胃炎を軽減できることがわかったのは、ピロリ菌保菌者への朗報だという。
酸化性物質(オキシダント)はDNAを傷つけ細胞を殺し潜在的に癌をもたらす有毒分子であるが、ブロッコリー・スプラウトに含まれるスルフォラファンという成分が、酸化性物質に対する細胞の防御作用を助けるという。スルフォラファンは、グルコシノレートの分解産物イソチオシアネート(イオウ化合物の一種)の一つで、ブロッコリーに特有の成分であり、新芽には特に豊富に含まれる。
米ジョンスホプキンス大学(メリーランド州)からの報告は、紫外線照射したマウスの皮膚に照射直後ブロッコリー・スプラウト抽出液を塗ったところ、皮膚癌発生率が非塗布群で100%に対し、塗布群では50%だったというもの。研究チームは現在、皮膚への塗布だけでなく、経口摂取した場合のマウスでの効果を調べており、将来ヒトに応用して、スルフォラファンを服用または肌に塗るような皮膚癌予防薬の開発につながると期待している。
米ミシガン州立大学のチームからは、キャベツやザワークラウト(塩漬けキャベツ)を多く食べる女性で乳癌リスクが低いというデータが発表された。思春期に多量にキャベツを食べ始め、生か調理時間が短い場合に予防効果が最も高いという。キャベツに含まれるグルコシノレートの分解産物が、発癌過程や癌の促進過程を阻止すると考えられるという。
この学会では、イチョウ葉エキスに含まれるギンコリドAとギンコリドBという成分が卵巣癌リスクを低下するという報告や、ニンニクに含まれる硫化ジアリル(DAS)が、高熱で調理された肉や卵から生じる発癌物質の作用を阻害するという報告もなされた。
http://www.bestkanpo.com/news/news_view/218.html
ブロッコリーの新芽に胃癌の予防効果
1日に約70gのブロッコリーの新芽(スプラウト)を食べると、胃潰瘍のほか、おそらく胃癌(がん)のリスクも軽減されることが、東京理科大学教授の谷中昭典博士らの研究で明らかにされた。これまでにも、ブロッコリーの摂取により食道癌、膀胱癌、皮膚癌、肺癌をはじめ多数の癌のリスクが低下することが示されているが、さらにここに胃癌が加わることになる。
共著者の1人である米ジョンズ・ホプキンス大学(ボルチモア)医学部のJed W. Fahey氏によると、この予防効果をもたらしているのは、ブロッコリーに含まれるスルフォラファン(sulforaphane)という成分だという。Fahey氏らは、2002年にスルフォラファンがヘリコバクター・ピロリ菌(H. pylori)の殺菌効果を有する可能性を初めて記載した。医学誌「Cancer Prevention Research(癌予防研究)」4月号に掲載された今回の研究は、スルフォラファンの豊富なブロッコリー・スプラウトの摂取によって、胃の損傷および癌リスクと密接に関連するピロリ菌が減少するかどうかを調べたもの。
米国ではピロリ菌の感染率が25〜30%であるのに対し、日本では感染率が90%に近い。今回の研究はピロリ菌感染者48人を対象に日本で実施されたもので、半数は1日70gのブロッコリー・スプラウト、残りの半数はスルフォラファンを含まないアルファルファ・スプラウトを摂取。8週間後、ブロッコリー群にはピロリ菌の感染レベルに有意な低下がみられたが、アルファルファ群には低下が認められなかった。
米ノースカロライナ大学栄養学研究所のSteven H. Zeisel博士によると、スルフォラファンはブロッコリーを歯でかんで細胞が壊されたときに初めて形成され、それによって肝臓から発癌物質を不活性化させるのに重要な酵素が産生されるという。食事に取り入れる量を増やせば、有益な生物活性物質の産生を促すことができ、ブロッコリーでもよいがブロッコリー・スプラウトだとなおよいと同氏は述べている。
しかし、中には錠剤などで簡単にスルフォラファンを摂取しようとする人もいる。「すべての人の食生活を変えさせることは不可能。錠剤でも何もしないよりはいいが、錠剤を多量に摂るのを勧めるわけではない」とFahey氏は述べている。Zeisel氏は「植物に含まれるさまざまな成分を併せて摂ることによって効果が発揮されると考えられ、抽出して錠剤にしても必ずしも効果が得られるとは限らない」と指摘している。
原文 [2009年4月6日/HealthDay News]
http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20090416hj001hj
食物と癌リスクの関係
食生活によって一部の癌(がん)の発症リスクが左右される可能性が複数の研究で示され、ボストンで開催された米国癌学会(AACR)主催の癌予防研究に関する国際シンポジウムで発表された。
米国立癌研究所(NCI)のLarissa Korde博士らによる研究では、幼少期に多量の大豆を摂取した女性で、乳癌発症リスクが有意に低いことが示された。この研究は、アジア系米国人の女性1,563人を対象としたもので、597人が乳癌を発症しており、966人は発症していなかった。幼少期の大豆の摂取量が最も多いグループ(週平均2食強)は、最も少ないグループ(週平均4分の1食)に比べ、乳癌発症リスクが58%低いことがわかったという。また、思春期および成人後の大豆摂取量が最も多いグループでも、乳癌リスクが25%低かった。
アジア人は米国人に比べ大豆の消費量が多く、乳癌発症率は米国人の4分の1から7分の1である。しかしアジア人が米国に移住すると、わずか3世代で米国人の乳癌発症率に追いついてしまう。Korde氏らは、対象女性の食習慣について質問票による調査を実施し、近隣にアジア人が多く住むか、アジア系の食料品店で買い物をするか、アジアの新聞を読むかなどといった生活様式に関する各因子について問診を行った。さらに対象者の母親255人にも情報を求めた結果、大豆が最も重要な因子であることを突き止めたという。
大豆がどのように乳癌リスクに影響しているのかは正確にはわかっていないが、大豆に含まれるイソフラボンにはエストロゲン様の保護作用があり、若年期にこれに曝露すると乳房組織の発達に変化が生じ、発癌感受性が低くなることが動物モデルで示されている。また、ホルモン様物質にさらされる時期も、乳癌リスクを大きく左右することがわかっている。
同シンポジウムでは、週5回以上魚を食べる男性は、週1回未満しか食べない男性に比べ、大腸癌(直腸結腸癌)を発症するリスクが40%低いという別研究による知見も報告された。喫煙者280人を対象とした別の研究では、ビタミンEの豊富な食事を摂っている人は喫煙に起因する癌の発症リスクが低いことも示された。ただし、この効果がみられたのは男性のみで女性にはみられず、その理由は不明だという。
http://www.bestkanpo.com/news/news_view/218.html
肝がんリスク、肥満は2倍超 厚労省研究班
厚生労働省研究班(主任研究者=津金昌一郎・国立がんセンター予防研究部長)は10日、高血糖や肥満などメタボリック症候群の関連要因を抱えている人について、肝臓がんにかかるリスクが2倍以上に高まるとの大規模疫学調査の結果を発表した。肝がんは大半が肝炎ウイルスに感染して発症するが、生活習慣に気をつければ発症を回避できる可能性があるという。
井上真奈美・国立がんセンター室長が、40―69歳の男女1万7590人を13年間追跡調査。期間中に102人が肝がんにかかった。調査開始時点の健診結果をもとに、血圧や血糖値、中性脂肪、体格指数(BMI)などのメタボリック関連要因が、肝がんリスクと関連するか調べた。
高血糖(1デシリットル当たり140ミリグラム以上、または空腹時で同100ミリグラム以上)のグループは、そうでないグループと比較し、肝がんになるリスクが1.75倍になった。また肥満度を示すBMIが25以上の人は、そうでない人と比べて肝がんリスクが2.22倍になった。(14:01)
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20090310AT1G1000G10032009.html
玄米
玄米には重金属を排せつする成分「フィチン酸」が含まれています
実際、農薬がどのくらい残るのかを測定すると、玄米は白米の「2倍」近い量が残留します。
しかし玄米には、体の中の有害物質を強力に排泄する(体の外に出す)力があって、体内に残留する量は『玄米の方が少ない』のです。
玄米の作用
昭和40年に入って、農薬として毒性の高い有機水銀を使ったものが問題になったとき、この玄米の効果が研究されました。
マウスを使って残留する水銀の量を比べています。
有機水銀の残留量は白米0.004ppmに対し玄米0.009ppm。2倍以上です。
しかし、1ヶ月後に体内に残留する量は白米0.035ppmに対し玄米0.015ppm。
逆に半分しか残りません。
その多くが体の外に排泄されています。
その排泄量を比較すると、白米2.5%に対して、玄米は88.3%。強力な排泄力があるのが分かります。
少なくとも、農薬を気にして白米に変える必要はなさそうです。
緑色野菜
緑色野菜に含まれる葉緑素は腸にある毒素を吸着するのが分かった。
葉緑素のポルフィン骨格はにおいや有害物質などを吸着します。
生活習慣の改善により癌(がん)リスクを大幅に軽減可能
特定の人はいずれ必ず癌(がん)になり、その運命を変えることはできないと考えている人もいるが、実際は癌になりやすい人でも生活習慣の改善によって大幅にリスクを軽減することができるという。米国癌研究協会(AICR)のKaren Collins氏は「食事、体重、運動の3つを改善することにより癌の約3分の1を防ぐことができ、さらに禁煙を追加すれば現在の癌の半分以上を予防することが可能だ」と述べている。
AICRは、世界癌研究基金(WCRF)とともに、7,000件を超える癌研究についてレビューした報告書「食品、栄養、身体活動と癌予防:グローバルな視点(Food, Nutrition, Physical Activity and the Prevention of Cancer: A Global Perspective)」を発表している。
同報告書は、以下のように助言している:
体重:ボディ・マス・インデックス(BMI、肥満指数として用いられる)を21〜23に維持し、成人後の体重増加を避ける。BMIは24.9までが正常とされるが、癌予防のためには正常範囲内の最低値がよい。
運動:早足で歩くなどの適度な運動(moderate exercise)を1日30分以上行う。理想としては、1日に60分の適度な運動または30分の激しい運動(vigorous exercise)をするのが望ましい。また、テレビを見るなどの座りがちな行動を制限する。
食事:果物、野菜、全粒穀類などの植物性の食品を主に摂取し、糖分の多い食品、加工食品、ファストフードをなるべく避けるほか、赤身肉の摂取を週18オンス(約510g)以内に抑える。塩分は1日2.4g以内、アルコールは女性で1日1杯、男性で2杯に抑える。
サプリメント(栄養補助食品):癌予防に有効な栄養素は食物から摂取するべきであり、サプリメントの利用は勧めない。
この勧告は「全か無か」というものではないと、Collin氏は強調している。例えば、健康的な体重には程遠くても、少しでもそれに近づけることに価値があるのだという。また、それぞれの面での改善がほかの面の改善を促すことにもなると同氏は述べている。
米ノースウエスタン記念病院(シカゴ)の乳癌専門医Virginia Kaklamani氏によると、乳癌の家族歴のある女性の場合、生活習慣の改善に加えてさらに積極的な予防措置を要することがあるため、遺伝カウンセリングについて医師に相談する方がよいという。ほかにも特定の癌の家族歴がある人は、その癌の発症リスクを評価する検査について医師に相談するよう、専門家は勧めている。
http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20090611hj001hj
○2003年2月28日 朝日新聞
タイトル「ガン予防に黒酢が効く」
「鹿児島県特産の黒酢に抗ガン作用があることが、鹿児島大農学部の藤井信教授(食品機能化学)らの研究でわかった。
ガン細胞のあるマウスに黒酢入り飼料を食べさせると、ガン増殖が大幅に抑えられたという。黒酢の摂取で、異常細胞を除去する「ナチュラルキラー細胞」(NK細胞)が活性したことも判明。これが、ガン増殖を抑えた原因らしい。」
○2002年12月14日 毎日新聞
タイトル「健康増進酢の力 血圧低下を立証」
「昔から言い伝えられてきた食酢の効能が今春、初めて科学的に立証された。世界保健機関(WHO)循環器疾患予防国際共同センター長の家森幸男・京都大名誉教授らの研究と、岡山大医学部、総合医科学研究所(大阪府豊中市)などの協力による臨床試験で、食酢による高血圧者の血圧低下作用が確認された。また、とり続けることによる副作用の試験でも血液分析なども含め異常は認められなかった。」
○2001年10月1日 日本経済新聞
タイトル「黒酢エキスがガン増殖抑制」
「T酢は京都大学の大東肇教授と金沢医科大学の田中卓二教授の両グループの協力を得て、黒酢エキスによる抗ガン効果を実験で確認した。人間のガン細胞の増殖やラットでのガン発生を抑制する効果を確かめた。一般に健康に良いとされる黒酢だが、抗ガン効果の実験データが出たのは初めてという。このほど開いた第六十回日本癌学会総会で発表した。」
http://www.asyura2.com/16/iryo5/msg/578.html#c5
この25年で,ビタミンD研究は大きく変わった。その効用が骨の形成だけにとどまらないことがわかってきたのだ。ビタミンDが強力な抗がん作用をもつこと,また,免疫応答の重要な調節因子として働いていることを示す証拠が数多く見つかっている。
同時に,ビタミンDがその優れた効果を最大限に発揮できるのは,血中に相当量が存在する場合であることもわかってきた。そして,たいていの人の血中濃度はそれよりも低い。ビタミンDの不足と疾患を関連づけた疫学データもあり,多くの人が陥っているビタミンD欠乏症が深刻な病気につながっている可能性を示している。
活性型ビタミンDによる調節を受ける遺伝子は少なくとも1000種類はあると考えられており,体内カルシウムの調節に関与する遺伝子はその代表格だ。いうまでもなく,カルシウムの流れはビタミンDのよく知られた機能である骨形成にきわめて重要だ。しかしこの20年で,免疫反応に重要な役割を果たすさまざまな遺伝子など,ビタミンDの影響を受ける遺伝子群が他にもたくさん見つかっている。
1980年代以降,ビタミンDにがんを予防する効果があることを示す証拠が数多く見つかっている。多くの疫学研究でも,日光を浴びる時間が長いほど,一部のがんの発生率が明らかに低くなっていくことがわかってきた。
実験動物や培養細胞を使って,こうした関連性を裏づけるとともに発がんを抑えるメカニズムの解明が行われている。例えば頭頚部がんのモデルマウスに,活性型ビタミンDの1,25Dによく似た合成化合物のEB1089を投与すると,腫瘍の増殖が80%も抑えられた。同様の結果が乳がんや前立腺がんの動物モデルでも得られている。
2004年にマギル大学の私たちの研究室は,ビタミンDの抗がん作用を調べていたところ,偶然に1,25Dが中心的な役割を果たすまったく異なる生理学的防御作用を発見した。さまざまな細菌やウイルス,真菌に対する“天然の抗生物質”を作る2つの遺伝子のスイッチをビタミンDがオンにしていたのだ。実験では,免疫細胞にビタミンDを加えると,結核菌をはじめとするさまざまな細菌に対する防御作用が生じた。これは注目に値する。つまり結核に日光浴療法がなぜ効果があるのか,その長年にわたる謎が初めて解けたのだ。
ビタミンDが,骨形成以外にも多様な役割を演じていることが明らかとなってきたことで,多くの病気の発生状況に説明がつくようになった。ビタミンD濃度の低さが,がんや自己免疫疾患,さらにはインフルエンザなどの感染症と強く相関することや,疾患発生率に季節変動があることなどだ。一般に,これまで確認されたビタミンDを必要とする数多くの生理反応は,血中濃度がある値以上になって初めて働き始める。この濃度は,さまざまな集団での典型的な濃度よりも高い。つまり,温帯の人々のビタミンD濃度は,健康な生活を送るための濃度にはるかに及ばないのだ。特に冬季が問題だ。
著者 Luz E. Tavera-Mendoza/John H. White
2人はマギル大学のホワイトの研究室で,ヒト細胞におけるビタミンDの作用を分子レベルで研究している。共同研究者とともに,ビタミンDががんの予防に貢献していることを明らかにし,ビタミンDが侵入微生物に対する免疫反応に関与する特定の遺伝子群を調節していることを発見した。タベラ=メンドーサは現在,ハーバード大学医学部のポスドク研究員として,ビタミンDと乳がんの関係について研究を行っている。ビタミンDが健康に有益な作用をもつことを自分たちの研究で確認してからは,太陽光が弱くて適量のビタミンDが皮膚で合成されない季節にサプリメントを使用している。「ビタミンDの冬」の数カ月間にホワイトは4000IUの,タベラ=メンドーサは1000IUのD3を毎日とっている。
http://www.asyura2.com/07/health13/msg/463.html
ビタミンC神話
ビタミンCやE、ガン予防に効果みられず 米研究
ビタミン類のサプリメントを服用すれば、ガン予防にある程度の効果があるとされてきたこれまでの研究に異議を唱える研究結果が発表された。米医師会の医学誌「Journal of the American Medical Association、JAMA」(1月7日号)で発表された2つの研究によると、ビタミンCとビタミンEには、ガンのリスクを低下させる効果がみられなかったことが明らかになった。
研究によると、50歳以上の約1万5000人を対象に8年間にわたる調査を行った結果、ビタミンC、ビタミンEのどちらもガンのリスク低下にはそれほど効果はなかったことが明らかになったという。これまでの研究では、ビタミンCやビタミンEと、前立腺ガンなどのある特定のガンのリスクを低下させる効果との関連性が指摘されていた。
また、50代以上の約3万5533人を対象に7年間にわたって行われた、セレンとビタミンEの摂取による前立腺がんの予防効果を調べる「Selenium and Vitamin E Cancer Prevention Trial(SELECT)」でも同様に、ビタミンEを摂取してもガンリスクの低下はみられなかったという。
米成人の半数以上は、ガン予防を期待してビタミン類のサプリメントを服用しているといわれるが、そうした人びとにとっては、残念な結果となったといえるかもしれない。
2008年12月10日
「ある医者にビタミンCの大量療法を是非行うべきだと勧められ
それを行っていたら具合が悪くなってしまった。
腫瘍マーカーも大幅に増加した。」
週に2回、1回2万5千円で
10回ほど続けたそうです。
腹水も逆戻り、
おとなしく眠っていたガンがムクムクと起き出してしまいました。
それまでの経過から考えると、
ビタミンCがガン細胞に活力を与えたかのように感じます。
http://umezawa.blog44.fc2.com/?no=430
日本酒を絞ったあとの粕が酒粕だが、これは発酵食品であって、エンザイム(酵素)の宝庫であり、酵母に含まれるビタミン・ミネラルの宝庫でもあり、善玉微生物の宝庫でもある。食物繊維も多い。なにより安いのが魅力である。
アルコールが含まれるので、長期保存に耐えられる。冷蔵庫に保管するとずっと腐らない。マイナス18度以下なら3年も品質が劣化することはないそうだ。冬の初めに買って、「春過ぎて夏来にけらし酒粕の…」になっても食べられる。
もっと活用されていいと思う。
酒粕には糖尿病治療、高血圧予防、美肌作用が認められ、ほかにも肥満や骨粗鬆症、ガン抑制作用等の生活習慣病予防などに関する研究がすすめられているのだそうだ。
ただ固まっているので、溶かすのがやや面倒である。一晩水に漬けておけば溶解しているから、どうってことはないのだが、このひと手間を惜しむべきではない。
私はよく粕汁もつくるが、味噌汁に少量入れるのが手軽だ。
寿司酢は、酒粕を原料に酢酸発酵させたもので、赤みを帯びることから「赤酢」と言われる。わさび漬けや粕漬けの床にもなる。
酒粕料理の代表は、粕汁と甘酒であろうか。
そのほかにも、クラムチャウダーやパンに混ぜ込んだり、味噌粕漬け物もいい。
酒粕をラーメンに入れたり、シチューなどにも入れる。
ホウレンソウの和え衣にも使える。
そのまま火にあぶって食べるのもいい。
レシピは以下を御覧いただきたい。
http://www.kyounoryouri.jp/recipe/tag_id/4978_酒かす/1/
http://www.bootboo.com/webshop/index.php?main_page=index&cPath=120
http://search.allabout.co.jp/s.php?qs=%8E%F0%94%94&x=13&y=8
検索していただければ、まだあるだろう。
大事なことの一つは、酵母が生きているものでもあり、酵素の作用も大事なので、あまり熱を加えないことであろう。味噌汁の味噌もそうだが、ぐらぐらと煮てはいけない。酵母も酵素も死んでしまう。だから酒粕を油で揚げるのは、たとえおいしくても栄養的には不合格だ。
シチューやラーメンに入れるときは、煮炊きして完成してから、仕上げにやや温度が下がったところで酒粕を入れるほうがいい。
新谷弘実医師によるエンザイム(enzyme 酵素)の説明を引用しよう。
酵素とは、簡単にいえば、いろいろな生命活動を司る「生命力」、もしくは「生命エネルギー」というべき存在です。生命あるところに必ず酵素があり、動物でも植物でも、酵素が土台となって生命エネルギーを生み出しているのです。植物の芽が出る、果実が実る、葉が紅葉するなどの一連の生命活動には、酵素が重要な働きを果たしています。
私たちの体にとっても、同じことがいえます。人間の体のなかで酵素は、
1.体の恒常性(体温や血圧、神経などが意思とは無関係に常に同じように動くこと。ホメオスターシスともいう)を維持する。免疫力や自然治癒力を正常に保つ。
2.細胞の再生や修復をしたり、神経やホルモン系のバランスを調整する。
3.食べた食物を消化する。
4.体外から入ったり、体内でできた毒物を解毒する。
などの働きをします。
このような大事な働きをするにもかかわらず、医学や栄養学の分野でこれまで酵素の働きについて重要視されることはありませんでした。それは酵素の分析や合成が可能でないことから、研究が遅れたためだといわれます。(『ニューヨーク式腸の掃除法』主婦の友社)
酵素には、生まれながらに持っている体内酵素のほかに、大きく分けると、体内でつくられるもの、食物から摂取するものがある。
働きで分けると、消化酵素(食べ物が消化吸収される過程に担う)、代謝酵素(栄養素が細胞で働けるよう手助けする、毒素や化学物質を解毒する)、それに食物酵素(動植物の生きた食べ物に含まれる)になる。
ビタミン・ミネラルは補酵素であって、肝心の酵素をうまく働かせるために必要なものなのだ。肝臓は500種以上の酵素を使っているが、酵素が働くためにビタミン・ミネラルが必要だし、逆に、酵素が十分でないと、ビタミン・ミネラルやほかの栄養素が利用されない。
消化酵素と代謝酵素は、生まれながらの酵素(潜在酵素)から体内でつくられるもので、片方に多くの酵素が使われると、片方の働きがおろそかになるそうだ。「その結果、欠乏や消耗が多くなると、ガンや生活習慣病をはじめとするさまざまな病気を招く原因になると考えられ」それゆえに「体内酵素が欠乏したときが寿命の尽きるとき」と新谷医師は説く。
健康を保つためには、酵素を減らさない生活習慣や食事が大事だというのである。
酵素は高分子タンパク質で、体内である物質をほかの物質に変える触媒の役目を果たす。その数は3000種以上はあるとか。
ちなみに、花王とかライオンとか、洗剤や歯磨き剤を作っている会社の研究所では、全国の土を集めては、その中から新たな酵素を発見しようと地道な研究をやっている。で、歯を白くする酵素を見つけた、と言っては製品化する。
http://blog.goo.ne.jp/hienkouhou/c/b0894a270a942d1b62b3a78d2f7d9244
Unknown (奈々氏) 2010-05-13 10:46:58
私も酒粕ファンですので、ブログ主様が酒粕を取り上げてくださって嬉しいです。
酒粕は冷凍すれば持ちますので、私は冷凍庫で酒粕を計2キロほど常時保存しています。
酒粕を太陽石で作った水に数時間つけて、ミキサーなどでかき混ぜると、ヨーグルトのようなものができ、これにジュースや梅酒などと混ぜてカクテルのようにして毎日飲んでいます。
また、魚の切り身が余ると粕漬けにして保存します。溶かさなくても、そのままグリルなどで焼いて、お好みでおしょうゆや、ハチミツなどをつけて食べるのもなかなかおつなものです。
私の健康法というか日々の食事はお米とお豆につきておりまして、特にお米は、米ぬか(玄米、ぬか漬け)、酒粕、日本酒、と日本人と切っても切れない食そのものなのですね。だから、日本人は、玄米、味噌汁、ぬか漬けを基本に日々食べていれば、それ以上のものはいらないと思います。
http://blog.goo.ne.jp/hienkouhou/e/a539663c06154f8bc723fc095af2027e#comment-list
【美味しくて健康にもいい酒粕利用法】
日本酒を搾ったあとの”カス”だと誤解される事の多い酒粕ですが、実はタンパク質をはじめビタミン、ミネラルが豊富に溶け込んだ栄養価の高いものなのです。最近の研究では、酒粕の成分の中に、ガンに対する抵抗力を持つ物質が含まれていることも分かっています。焼いて食べても美味しく、雑菌の繁殖も防いで素材の保存料を高める働きもあります。もっと酒粕を見直してみてはいかがでしょう・・・
酒粕にはいろいろな成分が溶け込んでいる
酒粕は、もろみを圧縮して日本酒を分離したときに残る固形物のことです。
きれいな板状になっているものは「板粕」、形が崩れている物は「バラ粕」とか「粉粕」と呼ばれています。
酒粕には、もろみの中で溶け切れなかった米粒や米麹、酵母、それに
日本酒の成分が含まれています。そのためタンパク質や炭水化物、ビタミン、ミネラルなど豊富に含まれて栄養価が高く、アルコール分も8%ほど含まれています。そのまま火にあぶって食べたり、粕汁や速成の甘酒にも利用されます。
また、奈良漬けや魚介類などの粕漬け、粕酢などの製造原料としても利用されています。
健康効果が証明された酒粕
栄養たっぷり、体も温まる酒粕ですが、最近の研究でガンになりにくい体質を作る成分が含まれていることが分かりました。ガン細胞と正常の細胞と見分け、ガン細胞だけを殺すのがNK(ナチュラル・キラー)細胞ですが、このNK細胞の活性化を酒粕が促すというものです。
そのほかにも、アレルギー体質の改善、肌の若返りやシミ・ソバカスを改善する美容・美肌効果もあるというのですから、ヘルシーライフに欠かせない食品といえそうです。
酒粕を使った料理
[鮭の粕汁]
@酒粕を水につけ、やわらかくしておきます。
A大根、人参、椎茸などを細切りにし、だし汁で煮ます。
B酒粕をだし汁で溶き入れ、塩鮭をひと口大に切って入れます。
C鮭に火が通ったら、塩か味噌で味をととのえ、ネギを散らします。
[魚の粕漬け]
@魚の水気を取り、両面に軽く塩を振って、20〜30分おきます。
Aバットに粕床を敷いてガーゼをのせ、その上から水気を拭いた魚を
並べ、さらにガーゼと粕床をのせて、ラップをかけます。
B冷蔵庫で2〜3日漬ければ出来上がりです。
1〜2週間は保存可能です。冷凍なら一ヶ月はOKです。材料は肉類、野菜などを使ってもいいです。粕漬けは、特に塩ブリ、塩鮭などの
塩抜きに最適です。
http://www.shikisakura.co.jp/zatugaku/a015tyouri.htm
酒粕が肝臓保護−月桂冠研究(2010/6/4、読売新聞)
かす汁など冬の家庭料理で親しまれている酒かすに含まれる成分が、肝臓を保護する効果があるという研究結果を、月桂冠総合研究所(京都府伏見区)がマウスを使った実験で明らかにした。
記事によれば、酒粕に含まれている成分が、肝臓を保護する効果があるそうです。
どのようなものが肝臓を保護してくれるのでしょうか。
強い酸化力をもつ「活性酸素」が体内で増えると、臓器が傷つくなどして、様々な病気を引き起こす。
特に肝臓は血液にのって活性酸素や過酸化脂質が集まりやすく、酸化を防ぐことが重要だと考えられている。
同研究所の堤浩子・副主任研究員、大浦新・副主任研究員は、日本酒を製造する過程で副産物としてできる酒かすの約6割を占めるたんぱく質に注目。
これを酵素で分解してペプチドと呼ばれる断片にし、その働きを調べたところ、肝臓内で活性酸素を防御する働きがあるグルタチオンという物質と同様の酸化抑制作用があることを確認した。
さらに、マウスの腹部に肝障害を引き起こす薬剤を一定期間、注射し続け、その間、グループごとに様々な餌をやる実験を実施。
その結果、肝障害の指標となるGOTとGPTの数値について、普通の餌を食べさせた場合を100とすると、断片の入った餌をやったグループでは、それぞれ39と26だった。
一方、酒かすをそのまま食べさせた場合は、普通の餌より両方の数値とも低かったが、断片入りの餌ほどには効果が出なかった。
このことから堤研究員らは、酒かすに含まれる成分に肝機能保護や肝障害予防の効果があると結論づけた。
ガン抑制への期待
私たちの体の中には、ガン細胞と正常な細胞を見分けて、ガン細胞だけを殺すリンパ球があります。その代表がNK(ナチュラルキラー)細胞と言われております。
愛媛大学医学部奥田教授は、酒粕中の生理活性物質とその医学的効果の研究において、酒粕はリンパ球のガン細胞を殺す作用(NK活性)を強める、すなわち、 NK細胞の活性促進物質がある事を明らかにしました。また、(株)月桂冠総合研究所は、清酒や酒粕中に、ガンを予防する物質(αーハイドロオキシ酸)を見つけました。
この他、秋田大学医学部の滝沢教授は、清酒中にガン抑制物質が含まれることを発見し、国立ガンセンターの平山博士は、長期の疫学調査の結果、日本酒を飲む人の方が飲まない人より、大腸、胃ガンにかかる危険性が少ないと報告しています。
これらのことから、酒粕が、ガン抑制に役立つのではないかと期待されます。
ガン患者の激ヤセ防止への期待
ガンにかかると、お腹が空かない為に、あまり食べられず、その結果、痩せるといった症状がでます。
これは、ガン細胞から出るトキソホルモンLという物質が、体内の脂肪を溜めている脂肪細胞に作用して、中の脂肪をドンドン分解したり、また、脳の満腹中枢を刺激して、何時も満腹感を覚えさせて食欲を低下させるからと言われております。愛媛大学医学部奥田教授は、マウスを使った実験で、酒粕にはこのトキソホルモンLの働きを妨害するグルコサミンなどの物質が含まれている事を明らかにしました。
この事から、酒粕が、ガン患者の急激な痩せを防ぐと共に、食欲も増すので、ガン患者の闘病体力の維持に役立つのではないかと期待されます。
http://www.sakekasu.com/nutrition.html
http://www.asyura2.com/16/iryo5/msg/578.html#c7
乳がん患者の8割は朝、パンを食べている 幕内秀夫 (著)
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B008974GBA/ref=pd_sim_351_3?ie=UTF8&psc=1&refRID=VR5CCCAY0Z1EP1T0YNKJ
もっと早く知っていれば… 投稿者 piyo 2015/9/12
女性のガンの中で患者数がもっとも多い「乳ガン」。
“食”のスペシャリストで管理栄養士の幕内秀夫氏いわく、
「乳ガンほど食事の影響が大きい病気はない」という。
食の欧米化が進んだ結果、スパゲティやサンドウィッチなどの“カタカナ食”やパン食が増え、乳ガン患者の8割以上が朝ごはんにパンを食べているというのだ。
毎日のように次から次へとパンを買う父、誰も食べないので、毎日のようにそれを一生懸命片付け食べる母。
1年のうちに、本人でもわかるくらいの大きなしこりが乳房に出来ていました。そう、乳がんです。
すぐに乳房を全摘しました。しかし1年後、肝臓へ転移した後、母は亡くなりました。
お酒もタバコも間食もせず、健康志向で、よく動き回っていたので、生活習慣が悪いわけではありませんでした。
ただ、パンだけは、せっせと食べていました。早く片付けないと腐るから…と。
また、ストレスもあったのでしょう。
そんな経緯もあったので、この本のタイトルに魅かれました。そして、この本をきっかけに、食生活を改善しようと本気で思いました。
パンを食べると自然と脂っこいものやヨーグルトなどの乳製品がもれなくついてくる。その通りです。そして、甘いものも。。。
乳がんほど、食生活に影響される病気はないそうです。カタカナ食よりひらがな食。納得です。
パスタよりうどん、そば。パンよりお米。1日2食はお米を食べること。スイーツや乳製品・コーヒーもなるべく控えること。
また、輸入小麦には、カビが生えないように、大量の防腐剤がふりかけてあると書いてあり、その事実に驚きました。
スーパーで売られている食パンは、臭素酸カリウムが問題視されていますが、それ以前に、小麦自体にも問題があったんですね。
お酒もタバコもない生活をしていても、スイーツやパン・パスタ・ピザなど、ある種ファッションとして好む女性が増えつつあるようです。
そしてそれが、乳がん患者を増やしている一因ではないかと…。この本を読んで、確信しました。
母の生存中にこの本に出合っていれば、どうなっていただろう?。それでも恐らく母は医者の言うことを聞いていたでしょう。
癌病棟へお見舞いに行った時に聞いたのですが、朝食にパンかご飯か選べるらしいのですが、乳がん患者のほとんどが、パンを選んでいたそうです。
私もつい菓子パンや乳製品・パスタに手が伸びるのですが、その都度この本を開いてはブレーキをかけています。
でも我慢するストレスも癌の最大の原因でもあるので、たまには気が緩んでもいい…と、この本にも書いてありましたし、自己嫌悪に陥らないように、調整するようにはしています。欲との戦いは、一筋縄ではいきません。。。
パンやパスタ・乳製品が好きな女性へ、ぜひ、この本を手元に置いてほしいと思います。知らないよりは、知っておいた方がいいのです。
どうか、手遅れになりませんように。
____
「TPP恥ずかしくないのか!党としてウソをつく」西尾正道 参考人12/2参院・TPP特別委員会
https://www.youtube.com/watch?v=wNPaytFjTUI
この40年間、ホルモン依存性のガン、女性は、僕医者になった頃、乳ガン15000人でした。今90000人です。
前立腺ガンも殆どいなかったけど、今90000人で、男性の罹患者数のトップになりました。
卵巣ガンもどんどん増えてる。子宮体ガンも増えてる。
ホルモン依存性のガンが5倍になってるんですよ。
この40年間でアメリカの牛肉消費量は5倍になりました。正にエストロゼン(女性ホルモン)入のエサを与えて1割生産性を高めて、そういう肉を食べている日本人もアメリカ人も5倍になってるんです。ホルモン依存性のガンが。
それから耐性菌もそうですね。豚や鶏には抗生物質入りのエサを与えて生産を高めてる。そのため、人間が肺炎になっても薬がなかなか効かないという問題もございます。
それから残留農薬が世界一緩和されてる。とんでもない話だ。
今一番使われてるネオニコチノイド系の農薬が自閉症の原因であることが突止められてます。WHOでは発ガンにも関係しているとBランクにランキングされました。それから認知症にも関係している。鬱病にも関係しているという報告がどんどん出てきている。
このままいけばアメリカの子ども達が、二人に一人が自閉症になるよという論文が、ハーバード大学から去年出ました。本当に、こういう事が深刻なんですね。
遺伝子組換えを日本人が一番食べてる。
アメリカにとって、大豆やトウモロコシは家畜のエサです。ところが日本人は納豆で大豆食べます。味噌や醤油の原材料です。一番食生活で、遺伝子組み換えの影響を受けるのは日本人の食生活なんです。
こういう事が全くチェックされないで、世界一、遺伝子組み換え食品が普及してる。
日本人の健康そのものが保てません。
ガンの患者さんが増えてるのは高齢者だけじゃないです。
食生活を含めて増えてるし、更にもっと深刻なのは、昔60以上になってガンになってたのが、今は40代はザラです。
約20年、若年化してガンになってます。
これが現実です、
僕の実感として。自分達の国で農薬を規制したり、遺伝子組み換えを表示したりする事が、TPPに入った場合に出来なくなっちゃうんです。日本の国の決まりよりもTPPの方が上位にある訳です。こういう現実を冷静に考えて頂きたい。
最近では遺伝子組み換えで、鮭も5倍位大きいものが作られてますよね。これも規制しなくていいの?ってことですよね。本当に何があるか分かりませんよ。
子宮頸がんワクチンだって、今まで不活化ワクチンか弱毒化ワクチンで作ってたんです。だから大きな問題は起きなかった。
子宮頸がんワクチンは遺伝子組み換え技術で作ってるんです。
更に効果を高める為に、アルミニウムの様なアジュバント(補助剤)を加えて作ってるから、ああいう予期しない問題が起こっちゃう訳です。
もう少し冷静に、命を重視する、お金よりも命を大事にするっていう発想に切り替えるべきだと思います。
最後に、大変深刻なのは、今、福島から出ている放射性物質、これは微粒子として浮遊してます。残念ながら。
そういうものと、農薬も含めた化学物質が人間の身体に入った場合、相乗的に発ガンするって事が動物実験で分かってます。
こういう多重複合汚染の社会になって来て、恐らく2人に1人がガンになるっていわれてますけども、多分20〜30年経ったら3人のうち2人はガンになります。
僕はとっくに死んでますから、若い議員さんは是非確かめてください。
この場で西尾が嘘を言ったかどうか確かめて欲しい。
本当にガンがどんどん増える社会になります。自分たちの国でキチッと法律で、ある程度規制出来る様な体制を作る為には、決してTPPに加入すべきではないと私は思っております。
http://www.asyura2.com/16/iryo5/msg/578.html#c8
になったら温泉水を飲んで治そう:
『奇跡の水』
@ 群馬 釈迦の霊泉・奈女沢温泉(群馬県月夜野町)
http://www.shakanoreisen.com/
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/568.html
A 富山県 穴の谷の霊水(上市町)
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http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/213.html
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0553-35-2270/FAX35-2371
http://life.ge3.jp/modules/news/index.php?storytopic=0&start=0
http://ameblo.jp/kazgensensui6/entry-11595954656.html
F 栃木県 鶏頂山鉄鉱水(栃木県藤原町)
http://www.mizuhiroba.jp/shop/products/detail/541
http://www.tochinavi.net/spot/home/index.shtml?id=3319
G 千原温泉
島根県邑智郡美郷町千原1070
電話:0855-76-0334
http://www.chihara-onsen.jp/
https://www.facebook.com/chiharaonsen
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/522.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/527.html
温泉・飲泉リスト by ONKEN21
http://www.asahi-net.or.jp/~UE3T-CB/bbs/special/onken/insen_list.htm
温泉・飲泉リストその2 by ONKEN21
http://www.asahi-net.or.jp/~UE3T-CB/bbs/special/onken/insen_list2.htm
カラダにいい水いい温泉 朝倉一善のブログ
http://ameblo.jp/kazgensensui6/
病気に効く温泉
http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/742.html
http://www.asyura2.com/16/iryo5/msg/578.html#c9
現在、一番近いのは、フェニキア人の故郷だったレバノンの人々ではなくポルトガル人達(の一部)だと。https://www.genomeweb.com/sequencing/dna-sequencing-traces-ancient-phoenician-rare-european-ancestral-group …
2016年Sep28日 19:46
http://twitter.ohtan.net/archives/201609-1.html
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/696.html#c4
妄想が酷過ぎるんだ。
キリストの実在を示す直接的史料、アレキサンドリアでキリストの名前が刻まれた世界最古の壷が発見【Technobahn 2008/10/2 21:04】
イエス・キリストに関して直接言及した記述が残されたものとしては世界最古の壷がアレキサンドリアの海中遺跡で発見されていたことが1日までに、この壷の発見に成功した発掘調査グループの発表によって明らかとなった。
この壷の発見に成功したの水中考古学の分野では世界的権威となるフランス人考古学者のフランク・ゴディオ氏を中心とする発掘調査グループ。
発掘調査グループはアレキサンドリアの海底遺跡の発掘の過程でこの壷を発見。その後の調査によりこの壷は紀元前2世紀から紀元1世紀のものであること、更に、壷の表面には古代ギリシャ語で
「DIA CHRSTOU O GOISTAIS(魔術師たるキリストによるもの」という意味)」
という文字が刻み込まれていることを突き止めた。
発掘調査グループではこの壷はキリストについて直接言及した史料としては世界最古のものとした上で、この壷によってキリストが実在した人物であること、更に、
キリストの同時代にはキリストは「魔術師(magician)」的存在として見なされていた貴重な史料だと述べている。
新約聖書「マタイによる福音書」には「東方のマギ(magi=magusの複数形、英語のmagicの語源)」と呼ばれる賢者達が壷を使って儀式を行ったという記述が残されており、発掘調査グループでは今回、発見された壷に刻まれた「GOISTAIS(magician)」という表現もこのマタイ伝にあるマギの由来する可能性を指摘、その上で当時のマギは壷にキリストの名前を刻み込むことで彼らの神秘的能力を正当化していたのではないかと見ている。
キリストと同時代のキリストに関わる史料の発見に成功したことは、キリスト教文明を知る上で近代考古学史上、稀に見る成果となりそうだ。
http://kurokamenews.blogspot.com/2009/06/blog-post_30.html
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/696.html#c5
イエスはタルムード(ユダヤの律法とその解説)によると、ローマ兵の射手(姓:Panthera)とマリアの間の私生児でした。
教会はそれを否認しましたが、パンテラのお墓が発見されたことにより、タルムードの中のこの話の信 憑性が高くなりました。
墓碑銘によると、パンテラは西暦9年までシドンというフェニキアの町(現在レバノン)に派遣されていて、その後ライン地方へ転勤させられたそうです。
http://kobe.cool.ne.jp/daini_densho/page010.html
ナザレのイエスのY染色体ハプログループが判明しました。
ここで、神にY染色体なんてあるのか、神の子にY染色体なんてあるのか、と思った人は熱狂的なキリスト教徒です。
ナザレのイエスのY染色体グループが判明しました。ちゃんと根拠のある確かな学説です。
フェニキア人・ティベリウス・ユリウス・アブデス・パンテラ(Tiberius Iulius Abdes Pantera, 紀元前22年頃-紀元後40年)の
Y染色体は、ハプログループJ2(J-M172)であると推定される。
ティベリウス・ユリウスは、フェニキアのシドン出身で、約40年にわたりローマ帝国の兵士として、
第一コホルス弓隊に属し、積年の功によってローマ市民権が与えられた(注3)。
パンテラ(注4)とは「豹」を意味し、アブデスは「神のしもべ」を意味する。
彼は「アブデス・パンテラ」という名であったが、
ローマの市民権が与えられた際に「ティベリウス・ユリウス」というローマ人名に創氏改名する栄誉を得た。
このアブデス・パンテラのY染色体ハプログループがわかったのです。
アブデス・パンテラと同一人物なのかはわかりませんが、二世紀の学者がイエスはローマ兵士パンテラの息子であると主張している文献は存在します。
このパンテラがナザレのマリアと子をなして、イエスを生んだという一つの有力な学説であります。
この学説によると、イエスのY染色体ハプログループはJ2ということになり、中東系であるということになります。
ただし、あくまでも学説の一つです。、ぼく自身はあくまでもイエスはマリアの夫ヨセフの息子と信じていますから、J1に属すると思っています。
まあ、イエスのY染色体ハプログループに関してこんな学説もあるんだよということを知っていただければと思います。キリスト教会がどんな対応をするか楽しみです。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881148365/episodes/1177354054881541891
Y染色体ハプログループJ2系統 【中東系】
ティベリウス・ユリウス・アブデス・パンテラ
フェニキア人・ティベリウス・ユリウス・アブデス・パンテラ(Tiberius Iulius Abdes Pantera, 紀元前22年頃-紀元後40年)のY染色体は、ハプログループJ2(J-M172)であると推定される(注1)(注2)。
ティベリウス・ユリウスは、フェニキアのシドン出身で、約40年にわたりローマ帝国の兵士として、第一コホルス弓隊に属し、積年の功によってローマ市民権が与えられた(注3)。
パンテラ(注4)とは「豹」を意味し、アブデスは「神のしもべ」を意味する。
彼は「アブデス・パンテラ」という名であったが、ローマの市民権が与えられた際に「ティベリウス・ユリウス」というローマ人名に創氏改名する栄誉を得た(注5)(注6)。
巷間では、アブデス・パンテラの息子とされるナザレのヨシュア(イエス, イェースース/Ίησοῦς)が、キリスト教の開祖とされる。
キリスト教(キリストきょう、基督教、ギリシア語: Χριστιανισμός、ラテン語: Religio Christiana、英語: Christianity)とは、「ナザレのイエスをキリスト(救い主)と信じ、イエス・キリストが、神の国の福音を説き、罪ある人間を救済するために自ら十字架にかけられ、復活したものである」と信じる宗教。世界における信者数は20億人を超え、すべての宗教の中で最も多いと言われる。
しかし、一方でイエスはキリスト教を説いておらず、あくまでユダヤ教の一派として教義を説き、それを、ユダヤ教と異なる教義として体系化したのは、彼の弟子であるペテロであるとする主張も存在する。
ナザレのイエスが救い主であるとする確証は現在のところ発見されておらず、聖書の記載内容に関して疑問視する人々が、欧米を中心として増加傾向にある(注7)。
注1)"Identifying Genetic Traces of Historical Expansions: Phoenician Footprints in the Mediterranean"
http://www.cell.com/ajhg/abstract/S0002-9297(08)00547-8?cc=y=
注2)"Haplogroup J2, Romans, Viticulture and Christianity."
http://www.anthrogenica.com/showthread.php?1614-Haplogroup-J2-Romans-Viticulture-and-Christianity
注3)P.Haupt/S.Hornung, "Ein Mitglied der Heiligen Familie! Zur Rezeption eines römischen Soldatengrabsteines aus Bingerbrück", Kr. Mainz-Bingen. In: Archäologische Informationen 27/1, 2004, S.133-140.
注4)パンサー(panther, 豹)を意味するラテン語。
注5)Marcello Craveri, La vita di Gesù, Feltrinelli, Milano, 1966, 466 pp
注6)Origenes Adamantius, Contra Celsum, AD 248
注7)『イエス・キリストはキリスト教の創始者ではありません』(2017.1.6)
http://oyakochoco.jp/blog-entry-1659.html?sp
http://famousdna.wiki.fc2.com/wiki/Y%E6%9F%93%E8%89%B2%E4%BD%93J%E7%B3%BB%E7%B5%B1
アブデス・パンテラの墓碑(バート・クロイツナハのローマンハレ博物館所蔵)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%99%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%A6%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%96%E3%83%87%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%A9#/media/File:R%C3%B6merhalle,_Bad_Kreuznach_-_Tiberius_Iulius_Abdes_Pantera_tombstone.JPG
ティベリウス・ユリウス・アブデス・パンテラ(Tiberius Julius Abdes Pantera、紀元前22年頃 - 40年)は、古代ローマの兵士である。
2世紀のギリシア哲学者、ケルススがイエス・キリストの実父だと主張したとされるローマの兵士「パンテラ(Panthera)」を、彼に比定する説がある[1][2]。
発掘当時に描かれたアブデス・パンテラの墓石の絵(左端)
1859年、ドイツのビンゲン・アム・ライン近郊の村ビンガーブリュックで行われていた鉄道工事の際、ローマ時代の墓石が発見された。そこにはラテン語で下記の碑文が記されていた。
Tib(erius) Ivl(ius) Abdes PanteraSidonia ann(orum) LXIIstipen(diorum) XXXX miles exs(ignifer?)coh(orte) I sagittariorumh(ic) s(itus) e(st)
ティベリウス・ユリウス・アブデス・パンテラシドニア出身、62歳かつて弓兵第一コホルスにて軍旗手(?)を務め40年軍務に服した者ここに眠る
この碑文から、アブデス・パンテラの出身地はフェニキアのシドンと解釈される。また、長年の兵士としての貢献により彼にはローマ市民権が与えられたと考えられ、ティベリウス帝治下にあって、ティベリウス・ユリウスというローマ人の名を授かったと推定された。
マリアがイエスを身籠もった時期、アブデス・パンテラの所属する弓兵第一コホルスはユダヤの地に駐屯していたことから、彼も同地で軍務に就いていたことが推定される。このことから、その際にマリアとの間で不貞を行い、彼女を孕ませたのではないかとする説が生まれた。
しかし、このような推定は、上記の碑文が唯一の論拠である上に、文は短く簡潔で解釈の余地が多々あり、推論に推論を重ねているに過ぎない。また、ケルススの主張自体もその著書『真言(Logos Alēthēs)』が湮滅し内容が伝存しておらず、オリゲネスの反論文 『ケルスス反駁(Contra Celsum)』に引用される形で現存するのみであり、明確な学術的根拠がある訳ではない。
脚注
1.^ イエスの父についてのケルススの主張
http://jewishchristianlit.com//Topics/JewishJesus/celsus.html
2.^ La vita di Gesù, 1966, 466 pp
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%99%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%A6%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%96%E3%83%87%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%A9
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/371.html#c9
教会はそれを否認しましたが、パンテラのお墓が発見されたことにより、タルムードの中のこの話の信憑性が高くなりました。
墓碑銘によると、パンテラは西暦9年までシドンというフェニキアの町(現在レバノン)に派遣されていて、その後ライン地方へ転勤させられたそうです。
http://kobe.cool.ne.jp/daini_densho/page010.html
ナザレのイエスのY染色体ハプログループが判明しました。
ここで、神にY染色体なんてあるのか、神の子にY染色体なんてあるのか、と思った人は熱狂的なキリスト教徒です。
ナザレのイエスのY染色体グループが判明しました。ちゃんと根拠のある確かな学説です。
フェニキア人・ティベリウス・ユリウス・アブデス・パンテラ(Tiberius Iulius Abdes Pantera, 紀元前22年頃-紀元後40年)の
Y染色体は、ハプログループJ2(J-M172)であると推定される。
ティベリウス・ユリウスは、フェニキアのシドン出身で、約40年にわたりローマ帝国の兵士として、
第一コホルス弓隊に属し、積年の功によってローマ市民権が与えられた(注3)。
パンテラ(注4)とは「豹」を意味し、アブデスは「神のしもべ」を意味する。
彼は「アブデス・パンテラ」という名であったが、
ローマの市民権が与えられた際に「ティベリウス・ユリウス」というローマ人名に創氏改名する栄誉を得た。
このアブデス・パンテラのY染色体ハプログループがわかったのです。
アブデス・パンテラと同一人物なのかはわかりませんが、二世紀の学者がイエスはローマ兵士パンテラの息子であると主張している文献は存在します。
このパンテラがナザレのマリアと子をなして、イエスを生んだという一つの有力な学説であります。
この学説によると、イエスのY染色体ハプログループはJ2ということになり、中東系であるということになります。
ただし、あくまでも学説の一つです。、ぼく自身はあくまでもイエスはマリアの夫ヨセフの息子と信じていますから、J1に属すると思っています。
まあ、イエスのY染色体ハプログループに関してこんな学説もあるんだよということを知っていただければと思います。キリスト教会がどんな対応をするか楽しみです。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881148365/episodes/1177354054881541891
Y染色体ハプログループJ2系統 【中東系】
ティベリウス・ユリウス・アブデス・パンテラ
フェニキア人・ティベリウス・ユリウス・アブデス・パンテラ(Tiberius Iulius Abdes Pantera, 紀元前22年頃-紀元後40年)のY染色体は、ハプログループJ2(J-M172)であると推定される(注1)(注2)。
ティベリウス・ユリウスは、フェニキアのシドン出身で、約40年にわたりローマ帝国の兵士として、第一コホルス弓隊に属し、積年の功によってローマ市民権が与えられた(注3)。
パンテラ(注4)とは「豹」を意味し、アブデスは「神のしもべ」を意味する。
彼は「アブデス・パンテラ」という名であったが、ローマの市民権が与えられた際に「ティベリウス・ユリウス」というローマ人名に創氏改名する栄誉を得た(注5)(注6)。
巷間では、アブデス・パンテラの息子とされるナザレのヨシュア(イエス, イェースース/Ίησοῦς)が、キリスト教の開祖とされる。
キリスト教(キリストきょう、基督教、ギリシア語: Χριστιανισμός、ラテン語: Religio Christiana、英語: Christianity)とは、「ナザレのイエスをキリスト(救い主)と信じ、イエス・キリストが、神の国の福音を説き、罪ある人間を救済するために自ら十字架にかけられ、復活したものである」と信じる宗教。世界における信者数は20億人を超え、すべての宗教の中で最も多いと言われる。
しかし、一方でイエスはキリスト教を説いておらず、あくまでユダヤ教の一派として教義を説き、それを、ユダヤ教と異なる教義として体系化したのは、彼の弟子であるペテロであるとする主張も存在する。
ナザレのイエスが救い主であるとする確証は現在のところ発見されておらず、聖書の記載内容に関して疑問視する人々が、欧米を中心として増加傾向にある(注7)。
注1)"Identifying Genetic Traces of Historical Expansions: Phoenician Footprints in the Mediterranean"
http://www.cell.com/ajhg/abstract/S0002-9297(08)00547-8?cc=y=
注2)"Haplogroup J2, Romans, Viticulture and Christianity."
http://www.anthrogenica.com/showthread.php?1614-Haplogroup-J2-Romans-Viticulture-and-Christianity
注3)P.Haupt/S.Hornung, "Ein Mitglied der Heiligen Familie! Zur Rezeption eines römischen Soldatengrabsteines aus Bingerbrück", Kr. Mainz-Bingen. In: Archäologische Informationen 27/1, 2004, S.133-140.
注4)パンサー(panther, 豹)を意味するラテン語。
注5)Marcello Craveri, La vita di Gesù, Feltrinelli, Milano, 1966, 466 pp
注6)Origenes Adamantius, Contra Celsum, AD 248
注7)『イエス・キリストはキリスト教の創始者ではありません』(2017.1.6)
http://oyakochoco.jp/blog-entry-1659.html?sp
http://famousdna.wiki.fc2.com/wiki/Y%E6%9F%93%E8%89%B2%E4%BD%93J%E7%B3%BB%E7%B5%B1
アブデス・パンテラの墓碑(バート・クロイツナハのローマンハレ博物館所蔵)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%99%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%A6%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%96%E3%83%87%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%A9#/media/File:R%C3%B6merhalle,_Bad_Kreuznach_-_Tiberius_Iulius_Abdes_Pantera_tombstone.JPG
ティベリウス・ユリウス・アブデス・パンテラ(Tiberius Julius Abdes Pantera、紀元前22年頃 - 40年)は、古代ローマの兵士である。
2世紀のギリシア哲学者、ケルススがイエス・キリストの実父だと主張したとされるローマの兵士「パンテラ(Panthera)」を、彼に比定する説がある[1][2]。
発掘当時に描かれたアブデス・パンテラの墓石の絵(左端)
1859年、ドイツのビンゲン・アム・ライン近郊の村ビンガーブリュックで行われていた鉄道工事の際、ローマ時代の墓石が発見された。そこにはラテン語で下記の碑文が記されていた。
Tib(erius) Ivl(ius) Abdes PanteraSidonia ann(orum) LXIIstipen(diorum) XXXX miles exs(ignifer?)coh(orte) I sagittariorumh(ic) s(itus) e(st)
ティベリウス・ユリウス・アブデス・パンテラシドニア出身、62歳かつて弓兵第一コホルスにて軍旗手(?)を務め40年軍務に服した者ここに眠る
この碑文から、アブデス・パンテラの出身地はフェニキアのシドンと解釈される。また、長年の兵士としての貢献により彼にはローマ市民権が与えられたと考えられ、ティベリウス帝治下にあって、ティベリウス・ユリウスというローマ人の名を授かったと推定された。
マリアがイエスを身籠もった時期、アブデス・パンテラの所属する弓兵第一コホルスはユダヤの地に駐屯していたことから、彼も同地で軍務に就いていたことが推定される。このことから、その際にマリアとの間で不貞を行い、彼女を孕ませたのではないかとする説が生まれた。
しかし、このような推定は、上記の碑文が唯一の論拠である上に、文は短く簡潔で解釈の余地が多々あり、推論に推論を重ねているに過ぎない。また、ケルススの主張自体もその著書『真言(Logos Alēthēs)』が湮滅し内容が伝存しておらず、オリゲネスの反論文 『ケルスス反駁(Contra Celsum)』に引用される形で現存するのみであり、明確な学術的根拠がある訳ではない。
脚注
1.^ イエスの父についてのケルススの主張
http://jewishchristianlit.com//Topics/JewishJesus/celsus.html
2.^ La vita di Gesù, 1966, 466 pp
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%99%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%A6%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%96%E3%83%87%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%A9
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/696.html#c6
■J : 中東のハプログループで、北方のJ2と南方のJ1に分かれる。
J2の分布図
http://livedoor.blogimg.jp/nandeya_umeda/imgs/0/d/0d3ee44d.jpg
・J2はメソポタミア北部で誕生し、西はアナトリアからヨーロッパ南部、東はペルシアからインドまで広がっていった。古代のエトルリア人・ミノア人・アナトリア人(南方)・ポエニ人・アッシリア人・バビロニア人がそれに当たる。
・J2はギリシャに数多く見られ、特にJ2bはギリシャで誕生したと思われる。また、J2aが最も集中しているのはクレタ島であり、この地に起源を持つものだろう。興味深いことに、J2aはインドのカースト上位者にも多く見られる。バラモンは主にR1a・R2・J2aで構成されている。これら3つのハプログループがアーリア人の侵入における遺伝子の移動経路を示している。
J1の分布図
http://livedoor.blogimg.jp/nandeya_umeda/imgs/d/c/dcaf6923.jpg
・J1はアラビア半島の人々のほとんどに見られ、中でも72%に達するイエメンが発祥の地と思われる。中世のイスラム人の侵攻によって中東・アフリカ北部からスペイン南部まで広がった。
■E1b1b
E1b1bの分布図
http://livedoor.blogimg.jp/nandeya_umeda/imgs/8/e/8e25b66c.jpg
・最後にアフリカからヨーロッパへ大規模移動をしたのがE1b1b(公式にはE3b)である。26000年前にアフリカの角あるいはアフリカ南部で登場し、新石器または旧石器時代に中東に進出した。
・ヨーロッパ〜近東で最も多いEのタイプがE1b1b1a(またはE-M78、E3b1a)である。新石器時代初期にエジプトからレバント・アナトリア・ギリシャに進出し、J2と混血した。
・E-V13はレバントで興った農業の伝播を担った部族である。ギリシャ北部のテッサリーが伝播の起点であり(約8000年前)、バルカン半島やドナウ盆地からフランス北部、ロシアまで広がっていった。
・E-V22はレバントに在住していた部族のものであり、フェニキア人やユダヤ人に多い。フェニキア人が地中海沿岸で活発に活動したため、E-V22がその領域に広がった。
「2000年前のヨーロッパにおけるY遺伝子の分布図」がこちらです。
http://livedoor.blogimg.jp/nandeya_umeda/imgs/8/4/841806fa.jpg
http://blog.livedoor.jp/nandeya_umeda/archives/51174468.html
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/371.html#c10
ユダヤ人のY-DNA遺伝子
10月8日付けのNature Communicationsに「アシュケナージ系ユダヤ人の母方の系統の起源はヨーロッパ」という内容の論文がでました。 一般常識ではユダヤ人は中東のセム族出身の民族です。ユダヤ教から分かれたキリスト教もイスラム教も含めセム族が世界の宗教の発信者だと言うことは驚くべきことです。
過酷な中東の砂漠環境で部族をまとめるために「神」が必要だったらしいのですが、無信心の当ガラパゴス史観には理解が大変難しい項目です。 先日、近所のモルモン教の伝道師と立ち話をしていて、あなたの宗教は?と聞かれ、「サイエンス」だと答えました。 ガリレオ以来サイエンスはキリスト教と対立する新しい宗教だ、と言うのが当方の考えです。
40才過ぎで研究・開発生活とオサラバしマーケティングに転身し、研究者時代に身に付けたデータマイニングによる仮説を引き出す手法をそのままマーケティングに応用することで、 なんとか定年までビジネス屋としてまっとうしたわけです。そして今はY-DNAの論文をGlobalでかき集め、得られた国別・民族別等の頻度データをマイニングして 日本文化に対する縄文の貢献度を発掘し、縄文を軽視する御用学者達に対抗したガラパゴス史観を構築し仮説を立て当ホームページから発信しています。
しかし理科系人間でもオウムのような新興宗教に走る者もいるようにサイエンスを学んだ者が必ずしもサイエンティスト(サイエンス教徒)になるわけではなく、 オウムなどに改宗する者もいるのです。
するとアシュケナージの人々は中東からヨーロッパに離散した際にヨーロッパ大陸の先住民を現地信仰から大量にユダヤ教に改宗・入信させたということになります。
ユダヤ教のどこが改宗・入信するほど魅力的なのか、もしくは精神的な抵抗がないよう現地信仰をうまく取り込んだのか (たとえば日本では仏教が「お盆」など当時の日本列島の縄文-弥生系の先住民の祖先信仰・習慣を大量に取り込みやっと民衆に受け入れられたように) は門外漢にはわかりませんが、短絡的に考えると離散したユダヤ人は男性がほとんどで、 まだ生活が不安定だった数千年前のヨーロッパの先住民の女性と交配し部族集団(むしろ宗教集団か?)に取り込み民族化していったと推測することも出来ます。
mtDNAのハプロタイプの頻度分布は次のようにヨーロッパ大陸(つまり欧州白人)起源が81%も占めており、ユダヤ人本来の出自の中東系はわづか8%に過ぎなかった。 つまりアシュケナージ系ユダヤ人とはユダヤ教という宗教でまとまった珍しい宗教民族集団だと言えるのでしょう。
興味のある方は是非、下記原著をお読みください。
A substantial prehistoric European ancestry amongst Ashkenazi maternal lineages
Marta D. Costa, Joana B. Pereira, Maria Pala, Veronica Fernandes, Anna Olivieri, Alessandro Achilli, Ugo A. Perego, Sergei Rychkov, Oksana Naumova, Ji?i Hatina, Scott R. Woodward, Ken Khong Eng, Vincent Macaulay, Martin Carr, Pedro Soares, Luisa Pereira & Martin B. Richards
Nature Communications Volume: 4, 2543, Published 8-Oct-13
ただし、図中の最大の頻度を持つハプロタイプmtDNA「K」は西ユーラシア系ではあるのですが中東でもかなりの頻度を持つので必ずしもヨーロッパ起源とは言えません。 メソポタミア農耕文明を興したのはY-DNA「J」系の「J2」ですが、 農耕がヨーロッパに浸透する際にY-DNA「J2」のパートナーのmtDNA「K」も一緒に移動したと考えると「K」は中東起源とも言えるのです。
欧米人はどうも敵対するイスラム文明の担い手であるY-DNA「J」が自分たちの出自に直接関与していることを認めたくないのでしょう。 もしAshkenajiのmtDNA「K」32%を中東起源とすると、ヨーロッパ起源は49%、中東起源は40%となり拮抗するのです。欧米白人にとってはおぞましいことなのでしょうね!!
ちなみに図中の最大の頻度を持つハプロタイプmtDNA「K」はアルプスで凍ったまま発見された約5300年前のアイスマンのmtDNAハプロタイプでもあります。 ただしアイスマンのハプロタイプ「K」の子亜型「K1o」は現代では既に失われ母親の女系は断絶したことが知られています。 一方、アイスマンのY-DNAの子亜型は「G2a」になりスターリンと同じコーカサス系となります。
アイスマンの時代にコーカサスから既にアルプスまでコーカサス人は移動をしていたことが良くわかります。 アイスマンの父親はヨーロッパに入った後先住民の女性と交配したと考えられますが、中東経由で母系と一緒に移動してきた可能性もあるのです。
更に言えば図中のmtDNA「M1」は「M」系列の中で後述の「M*」の次に古い子亜型です。中東から西に出戻りしマダガスカル島の「M23」と共にアフリカ唯2の「M」系です。 これもヨーロッパ系ではありません。中東系(あえて言えばアフリカ系)なのは明らかです。 この論文の著者の分類は若干恣意的です、西欧系mtDNA「N」系が最も多いのはその通りですが、アシュケナージの母方がヨーロッパ系と言いきるのは正しくはないですね。 ヨーロッパ系と中東系の混合というのが正しいです。
では、Y-DNAから見たユダヤ人はどんな集団なのか?一体何故、欧米人はユダヤ人のことを謎解き扱いするのだろうかY-DNAの頻度分布から調べて見ました。
この分野の重鎮中の重鎮のHammerが2009年に子亜型・孫亜型までしっかりと調査した論文がありました。 しかもこの論文の共著者にはこの分野の創始者のひとりのKarafetも、ユダヤ遺伝子研究専門のBeharも名を連ねているそうそうたるメンバーの報告になっています。 研究者にはユダヤ人が謎の存在として調査せずにはいられないようです。
また調査中にわかったことは、欧米人が話題にするユダヤ人とはほとんどアシュケナージのことであってセファルディではないことも面白い一面です。 それほどアシュケナージが欧州ユダヤ人の中核で欧米の政治経済を動かす存在なのでしょう。
調査では、海外の研究者はユダヤ人集団をひとくくりではなく「Cohen」、「Israelite」と「Levite」の3種類に分けて調査していました。
また当方には良くわからないのですが、要するにユダヤ教を信奉する人は全てユダヤ人らしい。 エチオピアのユダヤ人=Beta・IsraelのようなY-DNA「A」の黒人もユダヤ教信者なのでユダヤ人になるのだそうです。
・Cohen(Kohen)は世襲の司祭者の末裔らしく、アロンの男系子孫と考えられているらしい。 アロンはモーセの兄なので当然Levite出身であることは言うまでもないのですが、何故モーセの子孫がいないのか?は、これから調べてみます。
・Israeliteは俗人、要するに一般大衆のことらしい、勿論、政治家も首相も宗教従事者以外は皆ここに属するようです。
・Liviteは「主みずからが嗣業」だそうで、あのモーセの出身部族だそうです。Cohenの男系先祖はモーセの兄のアロンと考えられているらしい。 ということはCohenも本来はLeviteの一部のはずなのですが違うらしい。
また研究者はAshkenazi(アシュケナージ)とSephardi(セファルディ)に分けても調査しています。
・Ashkenazi(アシュケナージ)は、ディアスポラ(離散)後にドイツ語圏や東欧圏に定住したユダヤ人を言うそうで、大雑把にヨーロッパ系ユダヤ人と言われているそうです。
・Sephardiはアシュケナージ以外の中東系ユダヤ人のことらしいが、それなら本家ユダヤ人ではないかと思われるのだがどうだろうか?
ともかくこの分野の重鎮中の重鎮のHammaerとKrafetの二人が加わって研究・調査しているくらいなので、ユダヤ人の起源は欧米人にとって、 我々が想像できないほど重大な?魅力的な?題材のようです。
以上の前提でY-DNAの頻度分布を見ると
● CohenのY-DNA頻度分布はAshkenaziでもSephardisでもセム系のY-DNAであるY-DNA「J」が80%近くを占めており、 ユダヤ人本来のセム系の遺伝子を維持しているオリジナルJewであることが見て取れます。
いわゆる純系のレヴィ部族に近いと言え、由緒正しいユダヤ教徒=ユダヤ人のようです。「司祭」なので厳しく男系部族遺伝子を守ってきたのでしょう。
● LeviteはSephardiとAshkenaziでかなり異なる様子です。
Ashkenajiではスラブ系Y-DNA「R1a」が52%も占め、10%のセム系「J」からスラブ人がレヴィ族を乗っ取った様子が見て取れます。
「主嗣系」にもかかわらずです。過去に何か入れ替わる歴史があったはずですが、一体何が起きたのだろう? Ashkenaziをにせユダヤ人と呼ぶ人もいますが、この遺伝子頻度を見るとAshkenajiのLeviteに関しては充分納得出来ます。
一方、Sephardiではスラブ系「R1a」は4%しかないのですが、代わりにインド亜大陸発の移行期のY-DNA「K」が23%も占めており、 バルカン系と思われるY-DNA「I」も20%を占めています。40%以上が他遺伝子に置き換わっているのです。 不思議な頻度分布です。主嗣系にもかかわらず、他の遺伝子の混入が激しい。一体どこで交配したのだろう? これではSephardiを中東系と定義するのは非常に無理があります。
ともかくLeviteと呼ばれる集団は、本来のセム系ではなくすっかり他の遺伝子集団に変貌している。ユダヤ教にとってはLeviteという存在はどうでも良い包末集団なのかもしれない。
いや、それも変です。Leviteを調べると包末どころか、他のCohenやIsraeliteのように相続できる土地や財産を持たない代わりに、彼らから寄付・寄進を受ける神聖な立場のようです。 何しろモーセの出身家系の子孫のはずなのですから。その神聖な存在のはずにも関わらず、ある時Y-DNA「R1a」,「I」や「K」等の異遺伝子集団にごっそりと乗っ取られたのだと思われます。 そうしてAshukenaziとSephardiは確立し、現代まで存続してきたようです。
歴史に残るような内紛が起きなかったんですかね?ユダヤ史は当ガラパゴス史観のテリトリーではないのでここまでにしておきます。
● Israeliteは俗人=一般ユダヤ人なので現代イスラエル人の標準的はY-DNA頻度と考えても差し支えなさそうです。 36%程度が本来の中東セム系Y-DNA「J」であるが、ラテン(地中海)系Y-DNA「E1b1b」も20%程度あり、 ゲルマン系のY-DNA「R1b」も13%もあり、パキスタン系のY-DNA「R2」もあるなどCohenやLeviteとも異なる頻度分布を示しています。 一体どんなキッカケでユダヤ人に紛れ込んできたのだろう?不思議です。
ユダヤ人が布教活動でいかに多くの信者を取り込み、ユダヤ教徒=ユダヤ人という宗徒=民族を実践してきた特異な「宗教民族」であることを如実に表しているようです。
余談ですが、あのヒトラーの父親はユダヤ人だったとの説が根強くありますが、ヒトラーのY-DNAはユダヤ人Israeliteの重要な構成成分の「E1b1b」なので間違いなさそうです。
● ユダヤ人全体としては、セム系Y-DNA「J」が約43%なので今でも中東系と言っても差し支えなさそうですが、次が約17%の地中海(ラテン)系、11%のゲルマン系Y-DNA「R1b」と続きます。
いかにAshkenaziやSephardiのLeviteが異様で特徴的な特異なY-DNA頻度分布を持つかが改めて良くわかります。
とにかく「主嗣系」のLeviteが何のためにセム系以外の他Y-DNA遺伝子をAshkenajiでは71%も取り込んできたか、非常に興味深いのです。 当然そうしなければユダヤ教は消滅する危険性があったからには間違いなかったのでしょうが、どんなことが起きたのか?ディアスポラなのか?
Leviteがヨーロッパ系Y-DNA遺伝子「E1b1b」,「I」,「R1a」と「R1b」を71%も取り込む過程で、現地の先住ヨーロッパ女性と交配を強力に進めた結果、 mtDNAの約80%もがヨーロッパ系に変貌したものと考えられます。
アシュケナージやセファルディはユダヤ人が中東をでてヨーロッパ大陸に新天地を求めて移動したときに現地ヨーロッパの先住女性と交配しながら 新しいユダヤ教徒=ユダヤ民族を形成していったものと思われます。 その間に現地改宗男性も教徒に加わり、アシュケナージはセム系からヨーロッパ的に大きく変貌していったと思われます。
http://garapagos.hotcom-cafe.com/1-11.htm
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/371.html#c11
(1) ユダヤ人固有の DNA:
ユダヤ人とは、すでに多くの人種が混合してしまい、現在では ユダヤ教を信奉する宗教的ユダヤ人が”ユダヤ人”と定義されている。それにもかかわらず、アシュケナジー、スファラディーを問わず、コーヘン(男系で継承する 祭司職の家系、 イスラエル12部族の「レビ族」よりも狭いグループ)にだけある特徴的なDNA断片群が見出され、ユダヤ人種を識別するのに用いられている。
* アシュケナジム: 東欧系ユダヤ人・アシュケナズ=ドイツの意、 現在 米国のユダヤ人の大半)
セファルディム: 1492年に追放されるまでスペインに住んでいたユダヤ人で、その後北アフリカなどに拡散、元 駐日大使のエリ・コーヘン氏など
ミズラヒム: 長らくアラビアに居住、 ミズラ=東
その他、 エチオピアのダン族、 ミャンマーのマナセ族、 ジンバブエのレンバ族 など。
1997年、テクニオン-イスラエル工科大の腎臓の専門家であるカール・スコレスキー(Karl Skorecki) 博士と、アリゾナ大学の遺伝学の専門家マイケルF. ハマー博士によって、その特徴あるDNA配列がY染色体上にあることが発見された。
Y染色体のイントロン(ジャンク(がらくた)遺伝子 = 生体機能を発現しない部分、全DNAの95%以上)における、突然変異が起こった場合その形質が継承されやすい3つの部位(サイト)と、突然変異が頻繁に起こる6つの部位(サイト)の、 計9つのサイトを一つの組として調査し、コーヘン階層では非常に多く変異が起こっているが、普通のユダヤ人の間ではそれほど一般的でなく、ユダヤ人でない集団の間では稀であるという結果が得られた。その 9つのサイトがすべて変異している割合は、
アシュケナージ系コーヘンで45%、
スファラディー系コーヘンで56%、
一般のユダヤ人では全体の3〜5%
したがって、アシュケナージ系コーヘンも、スファラディー系コーヘンも、ほとんど同じように約半分はこのコーヘン特有の男系遺伝のDNA群を保っていることになる。(それぞれ1000人近くからサンプル) アシュケナジーを にせユダヤ扱いする人もいるが、実際はそうではなく、ロックフェラー、ロスチャイルドのほうが DNA的に偽者であることがわかる。
(→ 下のJ2a系統参照)
http://famousdna.wiki.fc2.com/wiki/Y%E6%9F%93%E8%89%B2%E4%BD%93J%E7%B3%BB%E7%B5%B1
この調査結果により、アフリカ・ジンバブエの レンバ族がユダヤ人の末裔であることが証明された。 彼らは、外見上完全な黒人であり、割礼と安息日を守り、豚肉とカバの肉を食べないなどの風習を持ち、イスラエルからセンナという所を経て南アフリカに移住してきた という伝承が代々伝えられている。
また、彼らの祭司職のグループは”ブバ族”と呼ばれ、彼らによるとブバ族はイスラエルの12部族の一つであるとされている。
彼らのY染色体DNAの変異箇所の調査により、レンバ族全体の男の 9%、”ブバ族”では 53%が、コーヘンに特徴的なDNA変異を持っていることが分かった。
これは、イスラエルやアメリカのユダヤ人と全く変わらない割合である
by.ニューヨークタイムズより、 文献1999年、 ニューヨークタイムズ(2003 9 27・再))
注) アシュケナジー系は ハザール国(コーカサス)とは全く無関係。(↓(2)の2))
またアシュケナジーはれっきとしたユダヤ人であり(↑)、東欧の血が濃い。(↓(2)の4))
これに対して、”にせユダヤ”とは、ワスプ(ドイツ系白人)のロックフェラーや クレタ島出身のロスチャイルドを言う。
ただし、北イスラエル10部族のDNAについては、祭司職を含む「レビ族」の大部分が南ユダと北イスラエルの分裂の時、ヤロブアムから職を解かれ、南ユダへ移動したので(U歴11:13−15)、今のところ、このDNA変異箇所によっては、イスラエル10部族の手がかりを知ることはできず、新たに特徴あるDNA変異を見つけなければならない。その中にまだユダ族などが混じっていれば、ユダと共にいるコーヘンのこのDNA断片群が発見されるかもしれない。
* コーヘンのY染色体DNAのハプロタイプは、 J1a1b1b1a2a1a1a4(J-L147.1*, subclade-YSC234) ・・・・
(J系統のハプロタイプ)
http://famousdna.wiki.fc2.com/wiki/Y%E6%9F%93%E8%89%B2%E4%BD%93J%E7%B3%BB%E7%B5%B1
で、紛れも無くJ系統。
ただし、J1?(マホメットなどと同様に、むしろアラビア人に近い??)
他の一般的なユダヤ人は、J2a系統。(↓)
** 英語版ウィキの『アロンのDNA』では、 コハニムの約半分が J1c3(J−P58)、 15%が J2a(J−M410) となっている。
(Y-chromosomal Aaron)
https://en.wikipedia.org/wiki/Y-chromosomal_Aaron
J系統 というだけなら、アシュナジー・コハニムの 88%(67人、n=76)、スファラディー・コハニムの 76%(52人、n=68)で、どちらも8割は J系統。 残りは E3b、R1b、R1a、K2など数%。
・・・・ 確かにモーセ五書におけるアロンの出自には曖昧さが残る。「レウィイ(レヴィ)族のあなたの兄弟アハロン(アロン)」(出エジプト4:14)で登場し、エジプトにおける在留異国人のイシュマエルの子孫の可能性がある。
(兄弟 アフ(EX) = 創世記25:18「(イシュマエルの子孫の)すべての兄弟たちは互いに敵対して住んだ。」: 肉親の兄弟のほかに、民族的な兄弟の意味もある) モーセが口下手ではなくアロンを必要としなければ、J2aだけだったかもしれない。 モーセは、アムラムとヨケベデ(どちらもレヴィ人)の子供。
(出2:1、民26:59)
アロンの子の祭司はエルアザル。大体ここから、すべての祭司職への父系遺伝が繰り返されていった。そして、意外にも、長い歴史の中で比較的よくその特徴あるDNAが保たれてきたことが立証された。
(2) ユダヤ人が属する Y染色体DNAハプログループ:
Y染色体DNAハプロタイプ系統樹(2003)
http://www.k2.dion.ne.jp/~yohane/000000sekaiidennsi101.htm
List of haplogroups of historic people(有名人のハプロタイプ)
https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_haplogroups_of_historic_people#Y-DNA
F(セム) > G、H、I、 J > J系統=アブラハムの子孫 > J2a が オリジナルのユダヤ系、 G2c(アナトリア) は捕囚の時混血? or ディアスポラ時代?
(ハム) > A、B、C、 D、E > E系統= クシュ、ミツライム、プテ、カナン > E1b1b1a3 は 主にフェニキアとの混血
K(ヤペテ) > L、M、N、O、 P > Q、R > R1a1 は ディアスポラの時に東欧系が混血 (アシュケナジムのみ)
1) J2a系統: Y染色体DNAハプロタイプの J系統は、セム系の J1系統と J2系統に分かれる。
(ヨーロッパのY遺伝子分布)
http://blog.livedoor.jp/nandeya_umeda/archives/51174468.html
・ J1(M62、中東の南部系) ・・・ アラビア半島全体 30%、 特に イエメン 70%
ex) モハメッド(イスラム教創始者ムハンマド、570-632; ヨルダン王族2名より分析) J1a2b2*、 ペルシャ・カージャル朝の王(1772-1834) J1
・・・・・ これはどう見ても イシュマエルの子孫である。父親はアブラハムで、母親はエジプト人。
・ J2(中東の北部系) ・・・ J2a(M41): クレタ島、インドのバラモン階層(R + J2a)
J2b(M63): ギリシャ、アナトリア(トルコ中部)、バビロニア、エルトリア(ローマ初期の支配層)
この J2a 系統に ユダヤ人が集まっている。 J系統は アブラハムの子孫と考えられ、オリジナルのヘブル民族(セム → エベル)の流れがここにある。
∴ J1: イシュマエルの子孫(ハガルはエジプト人)
J2: イサクの子孫(=イスラエル民族、サラは同族) + ケトラの子孫(ミデヤン、 ヨクシャン → シェバ、デダン など、 創25:1−4)
ex) あるロシア系ユダヤ人 J2a1b(J−M67)、 あるルーマニアのユダヤ人 J2(J−M172)、
ロスチャイルド家 J2a1b3(J−L210) ・・・ もちろん、J2aであるからといって本当のユダヤ人であるとは限らない。(ロスチャイルドはJ2a(M41)の多いクレタ島出身であり、実は にせユダヤである。ユダヤ教は全く信奉していない。
「クレテ人(クレタ島の人)は昔からのうそつき、(性的な意味で)悪いけだもの、なまけものの食いしんぼう」(テトス1:12) ・・・ BC600頃の クレタ島出身の哲学者エピメニデスの格言を 流用。当時、キリスト教宣教を妨害する 評判の悪い自称ユダヤ人たちがいて、間違った教えで人々を翻弄していた。
(ロックフェラーはドイツ系白人のワスプで、出自が明らかに異なる。デビッド・ロックフェラーのユダヤ教は形だけ。)
ヨーロッパのユダヤ人家系は J2が多い。
現在のイスラエル国はJ2が 20−30%。(レバノン 30−40%、ヨーロッパ 5−10%、その他 アナトリア、イタリア中部、南イタリア、アラビアなどに広く分布)
ところが コハニム(レビ族のうちの祭司職、アロンの男系子孫)に アラビア系の J1系統が集まっているのは驚きである。主が しるしのために、本来のユダヤ人でないアロンを任命したとしか考えられない。(↑の(1))
また、ヨセフの時、外国人支配時代のエジプト(ヒクソス時代)なので、エフライムとマナセには E系統(YAP)は入っていないで J系統・セム系が保たれていると思われる。
晩年のアブラハムのケトラの子(東に行ったが)は 父系遺伝から J系統であり、日本人にはJ系統がいないため、日本人がケトラの子孫であるという説は間違い。
2) G2c系統: これもセム系で、アシュケナジ系ユダヤ人に G2cのみが見出される。コーカサスのG2aは入っていない。
・ G2a ・・・ コーカサス(黒海、カスピ海の北)、 イラン、アフガニスタン、カシミール
ex) ヨシフ・スターリン G2a1a、 アイスマン(コルシカ島・特殊) G2a2a1b
・ G2c ・・・ アナトリア(トルコ中部)、 アシュケナジム・ユダヤ
・・・・・ したがって、アシュケナジムが ハザール王国(コーカサス)の改宗者の子孫(7−10c)という説は、DNAから見て間違いで、現在では俗説とされている。
3) E1b1b1a3(E-V22)系統: E系統は、創世記10章の ハムの子孫(クシュ、ミツライム、プテ、カナン)の代表であり、D系統と共に、Y染色体DNAに YAP変異を持ち、アフリカ、地中海沿岸に、ごく普通に非常に幅広く分布している。
(A系統、B系統を半ば駆逐するような形で) 日ユ同祖論に近い議論でたびたび言及される YAP共通の点は、E系統と D系統が ごく初期の段階で分かれ、その後は互いに交流の形跡が無いことから、YAPのしるしはそれほど重要な意味を持たないと考えられる。
(初期の 階段状ピラミッドまでは共通と思われる。 バベルの塔 → エジプトの階段状ピラミッド → エジプトの大ピラミッド → 小規模のピラミッド状の墓; → チベット・中国のピラミッド、 → 日本の海底ピラミッド)
・ E1a(E−M33)系: 西アフリカ
(→ るいネット)
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=245376
・ E1b1a(E−M2) ソマリア、エチオピア、ギニア、サハラ以南 ・ E1b1a7(E−M191) モザンビーク、ジンバブエ、南アフリカ
ex) ラムセス3世 E1b1a(E−V38) (・・ 2012 12)、 バラク・オバマ E1b1a(E−V38)
・ E1b1b(E−M215、M35 (旧)E3b)系: 東アフリカ、北アフリカ、南ヨーロッパ(ドイツとオーストリアに9%弱もいる)
ex) アドルフ・ヒトラー E1b1b1(E−M35) ・・・ E1b1b1a3 と異なり、フェニキア・ユダヤ系ではない
・ E1b1b1a(E−M78、 (旧)E3b1a)、 ・ E1b1b1a1(E−V12)、 ・ E1b1b1a2(E−V13) 古代ギリシャ人、 ・ E1b1b1a4 モロッコ人
・ E1b1b1a3(E−V22) フェニキア人、古代ユダヤ人(レヴァント(=シリア、パレスチナ(ペリシテ人の地)))、アラビア半島
・・・・・・ E系統のユダヤ人の多くは、初期の歴史の中で本来のJ系統ユダヤ人グループに合流したものと考えられる。 ソロモン以降、フェニキアとのかかわりの時代に 積極的な交流があったことを示す。(アハブの妻イゼベル)、 さらに古くは ヒッタイト(ヘテ人)、モアブ人などが混じっているはずである。
● ハム系 → ミツライム(エジプト) → カスルヒム → ペリシテ人(E系統) + J2系統(シリア人) ≒ フェニキア人(言語はセム語系の フェニキア語、 人種は混合) → BC9cにはアッシリアに服属、 カルタゴへ移る → ポエニ戦争以降 共和政ローマに併合
ハム系 → シドン人
ハム系 → カナン → ヘテ人(ヒッタイト) ・・・ エジプトに、”鉤鼻”のヒッタイト兵士の彫刻、ヘテ人とはアブラハムの頃に交流、
エサウの妻(ヘテ人2人と ヒビ人1人) → 5人の子 → エドム人 ・・・ このエドム人がフェニキアの航海技術を持ち、ユダヤ人と共に 南洋ルートで沖縄・山陰に来たと考えられる
(→ (1) エドム人とユダ族の移動 )
http://www.k2.dion.ne.jp/~yohane/000000sekaiidennsi3.htm
琉球人から見たフェニキア人は 背の高い人々だったとされる
(下に 沖縄のフェニキア遺跡)
http://www.k2.dion.ne.jp/~yohane/00%200%200%20seisyo%20syuuhuku3.htm
モアブは、アモンと共に、アブラハムの甥のロトと彼の娘たちとの近親相姦の子孫
・ E1b1b1b2(E−Z830) アルバート・アインシュタイン ・・・ 上記(E1b1b1a3)と異なるので、本当のユダヤ人ではない
・ E1b1b1b2a1*(E−M34) ナポレオン・ボナパルト ・・・ 家系が中部イタリア出身
・ E2(E−M75) サハラ以南
・ セファルディム(北アフリカ)や、特に エチオピアのユダヤ人(ベト・イスラエル(ダン族)、A3b2(M13) 41%、E3*(M40) 18%、E3b(P2) 32%、 J2(M172) 5%・・・ E系統50%、黒人系で90%以上、ユダヤ系は5%もいない)への E系統の混入率は高い。(ディアスポラ時代に混入)
4) R1a1系統: R1a1: 東欧系、 R1b: 西ヨーロッパ人の40〜80%
2005年の調査により、 アシュケナジー系男系 Yの 11.5%が R1a1系統であり、母親がユダヤ人で 一部の東欧系の父親の子供がユダヤ教になったことを裏付けている。 ( R1a: 東欧人で 54−60%、2001年) 母系(ミトコンドリア↓)の80%以上との違い
* また、アシュケナジムのミトコンドリアDNAの解析では、はるかに多く、母系の81%がヨーロッパ系(mt−DNAの H 20.5%、K 31.8%、N1b 9.2%、J6.3% など)、中近東(ペルシャ、アナトリア) 8.3%、アジア1.1%であり、80%以上が(コーカサスではなく)ヨーロッパ人種であることを裏付けている。
(→ Nature Asia、
http://www.natureasia.com/ja-jp/research/highlight/8799
Figure10 (2013 10))
http://www.nature.com/articles/ncomms3543
これは、エルサレム陥落後まもなく ヨーロッパ人の妻を多く娶ったためといわれる。歴史では、8-9世紀に北フランスにユダヤ人集団の記録があり、14末-15世紀にかけて西ヨーロッパを追放され(イギリス1290−、フランス1394−、ドイツ15c−)、東欧へ移動し、特に ポーランドの保護に入った。この時、特に 現地人の妻との間に子孫が多くできたことを表している。(同族結婚では奇形などが多くうまく育たなかったと思われる。)
** アシュケナジー系の 人口ボトルネックの存在:
25〜32世代前、すなわち 1200-1400年頃に アシュケナジムが わずか250−420人程度にまで減少した形跡が発見された。これは、ヨーロッパ人と比べて、劣性遺伝疾患が100倍に増幅されていることなどから推測されたものである。 この時期には、十字軍による組織的虐殺、あるいは ペストの罹患 および その迫害 という、きわめて厳しい環境下に置かれた歴史を経てきた事を表している。(申命記28章の のろい、「星の数ほど多くても、残された者はわずか。」(28:62) ただし、今は回復の時になってきている。)
(「東欧系ユダヤ人は250〜420人が創始者」ゲノム解析で判明、2014、記事元・WIRED.jp.)
http://wired.jp/2014/10/02/ashkenazi-jewish-population-has-distinctive-yet-similar-genomes/
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/371.html#c12
抗癌剤で癌が治ったとか健康食品で癌が治ったとかいうのも自然治癒だと思った方がいいです
ただ、本当に癌に効く温泉も少数ながら存在するのですね。
癌が治るので有名なのは
ベールにつつまれた奈女沢温泉 _ 医者に見放された患者が最後に縋る奇跡の水とは
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/568.html
伝説の千原温泉 _ 強い使命感がないと名湯は守れない
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/522.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/527.html
10-7. セム度・メソポタミア農民度調査 Y-DNA「J 」 rev.3
ヨーロッパ人の遺伝子Y-DNA「I 」の兄弟遺伝子は「J 」です。「J1」はセム種です。ヨーロッパ人にとって、セム語族は極めて重要です。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、 この3つの宗教全てを始めたのはセム語族だからです。欧米の宗教はセム種によって開示されたのです。 当時ローマ人以外は野蛮だったヨーロッパ人は宗教なんて高尚な概念はなかったのです。ただの未開集団に過ぎませんでした。しかしローマがキリスト教を受け入れて変化が起きたのです。
そのローマ人は地中海系民族だったのでやはり野蛮なヨーロッパ人とは一線を画していたのです。そしてヨーロッパに農耕文明をもたらしたメソポタミア文明人は 「J2」遺伝子集団と考えられています。農耕技術を持ってヨーロッパ大陸に拡散をしていったためほとんどの欧州人に「J」遺伝子が交配されています。 「J」はラテン遺伝子の「E1b1b」と共にヨーロッパ人の重要な遺伝子なのです。「J」は「G」と同様にコーカサス発祥の遺伝子です。コーカサスはヨーロッパの母なる土地です。
欧米では、世界最古の民族はアルメニア人だと、以前言われていましたが、Y-DNA遺伝子の調査では、シーラカンス古代遺伝子のY-DNA「D」と「C」以外の新世代遺伝子Y-DNA「F」の中で 最も古いタイプがコーカサス遺伝子Y-DNA「G」ですが、その頻度が最も高いグルジア人が最古のような気がします。いずれにせよアルメニア人も発祥の地であるコーカサス一帯が 現代文明人の故郷のような気がします。実は「G」遺伝子を持つコーカサス民族には農耕をヨーロッパにもたらしたメソポタミア遺伝子「J2」の頻度も高く、 当時最先端の文化を誇っていたはずなのです。
____
3-7. Y-DNA「J 」 セム度・メソポタミア農民度調査 rev.4
ヨーロッパ遺伝子度調査で最もアクセスが多いのはY-DNA「J」と「R1a」です。訪問者の方々は世界を揺り動かしているイスラム教とアラブを含むY-DNA「J1」のセム族に非常に 興味がおありのようです。そこで当ガラパゴス史観はEupediaからヨーロッパの情報を転載したいと思います。次に「R1a」情報をお伝えします。Exiteの機械翻訳なので オリジナルが読みたい方はEupediaをどうぞ。
Y-DNA「J1」 アラブ度調査
Y-DNA「J1」遺伝子の現在の分布です。アラブ人の基幹遺伝子ですが、ヨーロッパに意外に浸透していることが良くわかります。
Y-DNA「J1」は、恐らく東アナトリアのクルディスタン中部のヴァン湖の近くで始まった中東のハプロタイプです。 東アナトリアは ヤギ、羊および牛が中東で最初に飼育された地域です。Y-DNA「J1」は、中東とヨーロッパの至る所で牧羊者の生活様式の拡大にほとんど確実にリンクされます。
ヨーロッパと西アジアのY-DNA「J1」の出現頻度は、ある1つの地域社会と隣の地域社会では相当に変わる傾向があります。
ヨーロッパで最も高い国毎の頻度が、ギリシャ、イタリア、フランス、スペインおよびポルトガルで見つかりますが、人口の5%を滅多に超えることはありません。
しかしながら、イタリア・フランスおよびスペインは、Y-DNA「J1」が全く出現しないエリアを持っています。
北ヨーロッパでさえ「J1」の頻度は0.5%未満ですが存在します、「J1」の非常に局所的な出現地域がスコットランド、イングランド、ベルギー、ドイツおよびポーランドで観察されました。
Y-DNA「J1」のより明確な分布図を得るにはより大きなサンプル・サイズが必要です。
驚いたことに、このY-DNA「J1」が起こったと思われる地域、コーカサスとアナトリアでさえ、地方間に広い不一致があります。
例えば、北東のコーカサスのダゲスタンのKubachi人およびDargin人はY-DNA「J1」が80%以上ありますが、北への200kmしか離れていない隣人のイングーシの「J1」出現頻度は かろうじて3%に過ぎません。
ヴァン湖の周囲の東アナトリアのY-DNA「J1」の出現頻度は30%以上ですが、しかし南西アナトリアにはわずか2%しかありません。
クルディスタン内でさえ頻度は大幅に変わります。
地域のサンプル・サイズの小ささが確実に問題となります(特定の集団のみを調査している可能性があり地域の平均ではないかもしれない)。
アラブの国々の中で、南イラクのマーシュアラブ人(81%)(湿地のアラブ人:チグリス-ユーフラテス湿地の住民)が最大頻度になります。スーダンのアラブ人(73%)、イエメンの住民(72%)、 ベドウィン人(63%)、カタール人(58%)、サウジ人(40%)、オマーン人(38%)およびパレスチナのアラブ人(38%)と続きます。
他に、アラブ首長国連邦(35%)、湾岸アルジェリア(35%)、ヨルダン(31%)、シリア(30%)、チュニジア(30%)、エジプト(21%)およびレバノン(20%)で高頻度で観察されます。
アラブ人の大部分はY-DNA「J1c3」小亜型に属します。
___
10-7. Y-DNA「J 」 セム度・メソポタミア農民度調査 rev.4
世界の主要な宗教であるユダヤ教も、ユダヤ教から生まれたキリスト教もイスラム教も全てセム系Y-DNA「J 」が興した宗教です。
ただしヤーヴェやキリストが「J1 」か「J2 」かは 現在の遺伝子調査では定かではありません。
イスラム教のムハンマド(マホメット)は成立年代から見てアラブ系のY-DNA「J1 」と思われますが。
Y-DNA「J2」 メソポタミア農耕文明民度調査
Y-DNA「J2」遺伝子の現在の分布です。チグリス・ユーフラテス川の肥沃な三角地帯で農耕革命を興しヨーロッパに農耕を伝えた集団なのでほぼヨーロッパ全土に浸透しています。
http://garapagos.hotcom-cafe.com/3-7.htm
ローマ帝国の最大版図です。ローマ帝国の拡大とともにY-DNA「J2」メソポタミア農耕文明の農民が拡大していったことが良くわかります。
http://garapagos.hotcom-cafe.com/3-7.htm
ローマ時代のキリスト教徒の分布図だそうです。Y-DNA「J2」の分布と重なります。
「J2」農民がローマ帝国の拡大とともにキリスト教を拡大していったことが分かるそうです。 つまり先住民がキリスト教に改宗したと言うより、ローマ人が進出したと考えられるようです。(現代の中国の少数民族政策に似ています、漢族を大量に少数民族の多い地域に送り込み、 地域ごと漢族で乗っ取るやり方です。)
Y-DNA「J2」は、最後の氷河期の終わりごろ15000年〜22000年前に間で、中東のどこかに現われたと思われます。
その現在の地理的な分布は、肥沃な三日月地帯からの新石器時代の拡大を支持していると議論されています。
この(第一次の)拡大はY-DNA「G2」とY-DNA「E1b1b」に関連ずけられるレヴァント地域での穀物農業の開発より、むしろ紀元前8000年〜9000年ごろから始まったZagros山脈および 北メソポタミアからの牛およびヤギの飼育法の拡散と恐らく関連付けられます。
第二次の「J2」の拡大が、銅の製作という冶金法の到来(ドナウ谷の低地、アナトリア中部および北メソポタミアから)と最も古いいくつかの文明の興隆で生じたのかもしれません。
ほとんどの古代の地中海・中東の文明はY-DNA「J2」が優勢だった領域で繁栄しました。
これはハッチ人、フルリ人、エトルリア人、ミノア人、ギリシャ人、フェニキア人(とそのカルタゴの支流)、イスラエル人の場合と、より低い程度ですがローマ人、アッシリア人および ペルシャ人もです。
中期青銅器時代から鉄器時代までの偉大な船乗り集団の文明はすべてY-DNA「J2」男子によって支配されました。
雄牛崇拝を伴った古代「J2」文明の別の関連付けがあります。
雄牛のカルトの最も古い証拠は、新石器時代のアナトリア中部、特にCatalhoyukおよびAlaca Hoyukの遺跡に遡ることが出来ます。
雄牛描写はクレタでミノア文明のフレスコ画およびセラミックスに遍在しています。
雄牛仮面のテラコッタ小像および雄牛角のある石の祭壇は、キプロス(新石器時代までさかのぼった西アジアからのY-DNA「J2」の第一次と思われる拡大)で見つかりました。
ハッチ人、シュメール人、バビロニア人、Canaait人およびカルタゴ市民にはすべて雄牛崇拝(インドヨーロッパ語族か東アジアの地方と対照的に)がありました。
シヴァ神またはパールヴァティー女神に専心的なすべての寺院で示されるヒンズー教の脅えた雄牛、白い雄牛、はインドヨーロッパ語族に起源を持っていないが、インダス渓谷文明まで さかのぼることができる。
ミノア人のクレタ、ヒッタイト人のアナトリア、レヴァント、バクトリアおよびインダス渓谷は、さらに雄牛を飛び越える伝統(雄牛の突進をよける儀式)を共有しました。
それは、Y-DNA「J2」頻度の高い頻度の2つの地方、スペインのアンダルシアおよびフランスのプロバンス地方で伝統的な闘牛として今日まで残存しています。
Y-DNA「J2」の世界で最も高い頻度は、北東のコーカサスのイングーシ人(男性のY-DNAの88%)およびチェチェン人(56%)に見られます。
両者はNakh民族グループに属します。彼らは少なくとも紀元前3000年以来その地域に居住しています。
彼らの言語は他の言語のグループではなく、離れているダゲスタンの言語と関係があります。
しかしながら、ダゲスタン民族(Dargin人、Lezgin人、アバール人)は、Y-DNA「J1」(Dargin人では84%)に属し、ほとんど完全にY-DNA「J2」は欠損しています。
Y-DNA「J2」の他の高い出現頻度は、Azeri人(30%)、グルジア人(27%)、Kumyk人(25%)およびアルメニア人(22%)を含む他の多くのコーカサス民族中に見られます。
しかしながらこの地域の低い遺伝的多様性のために、コーカサス一帯でY-DNA「J2」が始まったとはほとんどありえません。
ほとんどのコーカサス民族の人々は同じY-DNA「J2a4b」(M67変異)子亜型に属します。
観察された高い局所的な頻度は、むしろ創始者効果(例えば一夫多妻の長い伝統による首領および王の血統の増殖、ロシア人が19世紀にコーカサスの征服以来抑えこもうとしたこと)の結果に なるでしょう。(貧民が自由に結婚できる現代と異なり、古代は権力者のみが女性を独占し自分の子孫のみを世に送り出してきた事実、このため権力者のY-DNAのみが長い間受け継がれてきた。 中央アジアのジンギスカンの子孫1500万人現存が良い例)
コーカサスの外で、Y-DNA「J2」の最も高い頻度は、キプロス島(37%)、クレタ島(34%)、イラク(28%)、レバノン(26%)、トルコ(マルマラ海沿岸地域およびアナトリア中部ではピークで30%)(24%)、 ギリシャ(23%)、イタリア(23%)、シシリー(23%)、南イタリア(21.5%)中部北部)等で観察されます、 そしてアルバニア(19.5%)、ユダヤ人の人々(19?25%)も同様です。
ワラキア人の人々の4分の1(バルカン諸国のロマンス語話し手の孤立したコミュニティー)はY-DNA「J2」に属します。彼らが住んでいるマケドニアおよび北ギリシャでは平均以上になります。
これは彼らがラテン語から伝わった言語を話すという事実に組み合わせられます、ということは彼らの大部分がバルカン諸国の他の民族グループよりローマ人(あるいは少なくともイタリア人)を 祖先に持つことを示唆します。
http://garapagos.hotcom-cafe.com/3-7.htm
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/696.html#c7
10-7. セム度・メソポタミア農民度調査 Y-DNA「J 」 rev.3
ヨーロッパ人の遺伝子Y-DNA「I 」の兄弟遺伝子は「J 」です。「J1」はセム種です。ヨーロッパ人にとって、セム語族は極めて重要です。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、 この3つの宗教全てを始めたのはセム語族だからです。欧米の宗教はセム種によって開示されたのです。 当時ローマ人以外は野蛮だったヨーロッパ人は宗教なんて高尚な概念はなかったのです。ただの未開集団に過ぎませんでした。しかしローマがキリスト教を受け入れて変化が起きたのです。
そのローマ人は地中海系民族だったのでやはり野蛮なヨーロッパ人とは一線を画していたのです。そしてヨーロッパに農耕文明をもたらしたメソポタミア文明人は 「J2」遺伝子集団と考えられています。農耕技術を持ってヨーロッパ大陸に拡散をしていったためほとんどの欧州人に「J」遺伝子が交配されています。 「J」はラテン遺伝子の「E1b1b」と共にヨーロッパ人の重要な遺伝子なのです。「J」は「G」と同様にコーカサス発祥の遺伝子です。コーカサスはヨーロッパの母なる土地です。
欧米では、世界最古の民族はアルメニア人だと、以前言われていましたが、Y-DNA遺伝子の調査では、シーラカンス古代遺伝子のY-DNA「D」と「C」以外の新世代遺伝子Y-DNA「F」の中で 最も古いタイプがコーカサス遺伝子Y-DNA「G」ですが、その頻度が最も高いグルジア人が最古のような気がします。いずれにせよアルメニア人も発祥の地であるコーカサス一帯が 現代文明人の故郷のような気がします。実は「G」遺伝子を持つコーカサス民族には農耕をヨーロッパにもたらしたメソポタミア遺伝子「J2」の頻度も高く、 当時最先端の文化を誇っていたはずなのです。
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3-7. Y-DNA「J 」 セム度・メソポタミア農民度調査 rev.4
ヨーロッパ遺伝子度調査で最もアクセスが多いのはY-DNA「J」と「R1a」です。訪問者の方々は世界を揺り動かしているイスラム教とアラブを含むY-DNA「J1」のセム族に非常に 興味がおありのようです。そこで当ガラパゴス史観はEupediaからヨーロッパの情報を転載したいと思います。次に「R1a」情報をお伝えします。Exiteの機械翻訳なので オリジナルが読みたい方はEupediaをどうぞ。
Y-DNA「J1」 アラブ度調査
Y-DNA「J1」遺伝子の現在の分布です。アラブ人の基幹遺伝子ですが、ヨーロッパに意外に浸透していることが良くわかります。
Y-DNA「J1」は、恐らく東アナトリアのクルディスタン中部のヴァン湖の近くで始まった中東のハプロタイプです。 東アナトリアは ヤギ、羊および牛が中東で最初に飼育された地域です。Y-DNA「J1」は、中東とヨーロッパの至る所で牧羊者の生活様式の拡大にほとんど確実にリンクされます。
ヨーロッパと西アジアのY-DNA「J1」の出現頻度は、ある1つの地域社会と隣の地域社会では相当に変わる傾向があります。
ヨーロッパで最も高い国毎の頻度が、ギリシャ、イタリア、フランス、スペインおよびポルトガルで見つかりますが、人口の5%を滅多に超えることはありません。
しかしながら、イタリア・フランスおよびスペインは、Y-DNA「J1」が全く出現しないエリアを持っています。
北ヨーロッパでさえ「J1」の頻度は0.5%未満ですが存在します、「J1」の非常に局所的な出現地域がスコットランド、イングランド、ベルギー、ドイツおよびポーランドで観察されました。
Y-DNA「J1」のより明確な分布図を得るにはより大きなサンプル・サイズが必要です。
驚いたことに、このY-DNA「J1」が起こったと思われる地域、コーカサスとアナトリアでさえ、地方間に広い不一致があります。
例えば、北東のコーカサスのダゲスタンのKubachi人およびDargin人はY-DNA「J1」が80%以上ありますが、北への200kmしか離れていない隣人のイングーシの「J1」出現頻度は かろうじて3%に過ぎません。
ヴァン湖の周囲の東アナトリアのY-DNA「J1」の出現頻度は30%以上ですが、しかし南西アナトリアにはわずか2%しかありません。
クルディスタン内でさえ頻度は大幅に変わります。
地域のサンプル・サイズの小ささが確実に問題となります(特定の集団のみを調査している可能性があり地域の平均ではないかもしれない)。
アラブの国々の中で、南イラクのマーシュアラブ人(81%)(湿地のアラブ人:チグリス-ユーフラテス湿地の住民)が最大頻度になります。スーダンのアラブ人(73%)、イエメンの住民(72%)、 ベドウィン人(63%)、カタール人(58%)、サウジ人(40%)、オマーン人(38%)およびパレスチナのアラブ人(38%)と続きます。
他に、アラブ首長国連邦(35%)、湾岸アルジェリア(35%)、ヨルダン(31%)、シリア(30%)、チュニジア(30%)、エジプト(21%)およびレバノン(20%)で高頻度で観察されます。
アラブ人の大部分はY-DNA「J1c3」小亜型に属します。
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10-7. Y-DNA「J 」 セム度・メソポタミア農民度調査 rev.4
世界の主要な宗教であるユダヤ教も、ユダヤ教から生まれたキリスト教もイスラム教も全てセム系Y-DNA「J 」が興した宗教です。
ただしヤーヴェやキリストが「J1 」か「J2 」かは 現在の遺伝子調査では定かではありません。
イスラム教のムハンマド(マホメット)は成立年代から見てアラブ系のY-DNA「J1 」と思われますが。
Y-DNA「J2」 メソポタミア農耕文明民度調査
Y-DNA「J2」遺伝子の現在の分布です。チグリス・ユーフラテス川の肥沃な三角地帯で農耕革命を興しヨーロッパに農耕を伝えた集団なのでほぼヨーロッパ全土に浸透しています。
http://garapagos.hotcom-cafe.com/3-7.htm
ローマ帝国の最大版図です。ローマ帝国の拡大とともにY-DNA「J2」メソポタミア農耕文明の農民が拡大していったことが良くわかります。
http://garapagos.hotcom-cafe.com/3-7.htm
ローマ時代のキリスト教徒の分布図だそうです。Y-DNA「J2」の分布と重なります。
「J2」農民がローマ帝国の拡大とともにキリスト教を拡大していったことが分かるそうです。 つまり先住民がキリスト教に改宗したと言うより、ローマ人が進出したと考えられるようです。(現代の中国の少数民族政策に似ています、漢族を大量に少数民族の多い地域に送り込み、 地域ごと漢族で乗っ取るやり方です。)
Y-DNA「J2」は、最後の氷河期の終わりごろ15000年〜22000年前に間で、中東のどこかに現われたと思われます。
その現在の地理的な分布は、肥沃な三日月地帯からの新石器時代の拡大を支持していると議論されています。
この(第一次の)拡大はY-DNA「G2」とY-DNA「E1b1b」に関連ずけられるレヴァント地域での穀物農業の開発より、むしろ紀元前8000年〜9000年ごろから始まったZagros山脈および 北メソポタミアからの牛およびヤギの飼育法の拡散と恐らく関連付けられます。
第二次の「J2」の拡大が、銅の製作という冶金法の到来(ドナウ谷の低地、アナトリア中部および北メソポタミアから)と最も古いいくつかの文明の興隆で生じたのかもしれません。
ほとんどの古代の地中海・中東の文明はY-DNA「J2」が優勢だった領域で繁栄しました。
これはハッチ人、フルリ人、エトルリア人、ミノア人、ギリシャ人、フェニキア人(とそのカルタゴの支流)、イスラエル人の場合と、より低い程度ですがローマ人、アッシリア人および ペルシャ人もです。
中期青銅器時代から鉄器時代までの偉大な船乗り集団の文明はすべてY-DNA「J2」男子によって支配されました。
雄牛崇拝を伴った古代「J2」文明の別の関連付けがあります。
雄牛のカルトの最も古い証拠は、新石器時代のアナトリア中部、特にCatalhoyukおよびAlaca Hoyukの遺跡に遡ることが出来ます。
雄牛描写はクレタでミノア文明のフレスコ画およびセラミックスに遍在しています。
雄牛仮面のテラコッタ小像および雄牛角のある石の祭壇は、キプロス(新石器時代までさかのぼった西アジアからのY-DNA「J2」の第一次と思われる拡大)で見つかりました。
ハッチ人、シュメール人、バビロニア人、Canaait人およびカルタゴ市民にはすべて雄牛崇拝(インドヨーロッパ語族か東アジアの地方と対照的に)がありました。
シヴァ神またはパールヴァティー女神に専心的なすべての寺院で示されるヒンズー教の脅えた雄牛、白い雄牛、はインドヨーロッパ語族に起源を持っていないが、インダス渓谷文明まで さかのぼることができる。
ミノア人のクレタ、ヒッタイト人のアナトリア、レヴァント、バクトリアおよびインダス渓谷は、さらに雄牛を飛び越える伝統(雄牛の突進をよける儀式)を共有しました。
それは、Y-DNA「J2」頻度の高い頻度の2つの地方、スペインのアンダルシアおよびフランスのプロバンス地方で伝統的な闘牛として今日まで残存しています。
Y-DNA「J2」の世界で最も高い頻度は、北東のコーカサスのイングーシ人(男性のY-DNAの88%)およびチェチェン人(56%)に見られます。
両者はNakh民族グループに属します。彼らは少なくとも紀元前3000年以来その地域に居住しています。
彼らの言語は他の言語のグループではなく、離れているダゲスタンの言語と関係があります。
しかしながら、ダゲスタン民族(Dargin人、Lezgin人、アバール人)は、Y-DNA「J1」(Dargin人では84%)に属し、ほとんど完全にY-DNA「J2」は欠損しています。
Y-DNA「J2」の他の高い出現頻度は、Azeri人(30%)、グルジア人(27%)、Kumyk人(25%)およびアルメニア人(22%)を含む他の多くのコーカサス民族中に見られます。
しかしながらこの地域の低い遺伝的多様性のために、コーカサス一帯でY-DNA「J2」が始まったとはほとんどありえません。
ほとんどのコーカサス民族の人々は同じY-DNA「J2a4b」(M67変異)子亜型に属します。
観察された高い局所的な頻度は、むしろ創始者効果(例えば一夫多妻の長い伝統による首領および王の血統の増殖、ロシア人が19世紀にコーカサスの征服以来抑えこもうとしたこと)の結果に なるでしょう。(貧民が自由に結婚できる現代と異なり、古代は権力者のみが女性を独占し自分の子孫のみを世に送り出してきた事実、このため権力者のY-DNAのみが長い間受け継がれてきた。 中央アジアのジンギスカンの子孫1500万人現存が良い例)
コーカサスの外で、Y-DNA「J2」の最も高い頻度は、キプロス島(37%)、クレタ島(34%)、イラク(28%)、レバノン(26%)、トルコ(マルマラ海沿岸地域およびアナトリア中部ではピークで30%)(24%)、 ギリシャ(23%)、イタリア(23%)、シシリー(23%)、南イタリア(21.5%)中部北部)等で観察されます、 そしてアルバニア(19.5%)、ユダヤ人の人々(19?25%)も同様です。
ワラキア人の人々の4分の1(バルカン諸国のロマンス語話し手の孤立したコミュニティー)はY-DNA「J2」に属します。彼らが住んでいるマケドニアおよび北ギリシャでは平均以上になります。
これは彼らがラテン語から伝わった言語を話すという事実に組み合わせられます、ということは彼らの大部分がバルカン諸国の他の民族グループよりローマ人(あるいは少なくともイタリア人)を 祖先に持つことを示唆します。
http://garapagos.hotcom-cafe.com/3-7.htm
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/371.html#c13
ギリシャはヨーロッパなのか?? 地中海とバルカン半島
http://garapagos.hotcom-cafe.com/1-14.htm
集めたY-DNAデータの中から地中海周辺とバルカン半島、旧オスマン帝国領土に絞りまとめて見ました。先ずはインターネットから借用した地中海周辺の地図を頭に叩き込んで下さい。 そのあとでY-DNA頻度データを見て下さい。 地中海の北岸と南岸に限り、東岸の近東諸国のデータは省きました。
結果をまとめて見ました。
1.ギリシャ
予想通りラテン系Y-DNA「E1b1b1」が主要で、次いでメソポタミア農耕民系Y-DNA「J2」やアナトリア系Y-DNA「R1b」やスラブ系Y-DNA「R1a」、クロマニヨン系Y-DNA「I」等が続いています。
またY-DNA「J2」と共にメソポタミア農耕を興したらしいY-DNA「G」もある程度残っています。 このアナトリア系のY-DNA「R1b」はロシアのバシキ―ル人がほぼ純系で、恐らくアフリカのチャド系Y-DNA「R1b」も同系ではないかと推測しています。
2.トルコ
最も多いのはメソポタミア農耕民系のY-DNA「J2」です。テュルク民族のオリジナル遺伝子と思われるY-DNA「N」(ヤクート人の遺伝子)が、 西に民族移動を進める過程でイスラム化すると同時に各地の遺伝子を取り込み 最後に到達したアナトリアで東ローマ帝国を形成していた先住民のY-DNA「J2」と「R1b」と「 I 」、更にラテン系の「E1b1b1」を取り込み成立したのがセルジュクトルコと 後継のオスマントルコなのでしょう。 調査の対象によって出現頻度がかなり異なることがわかります。現代トルコ人は均質ではなく調査対象の選び方でかなり変わるか、地域差がかなりあるのでしょう
またオスマン帝国時代にアフリカ北岸も領土にしたため、アフリカ系Y-DNA「A」や東ユーラシア時代に取り込んだと思われるY-DNA「C」(タタール系でしょう)も現存しています。
3.バルカン諸国家
アルバニア人だけがラテン系遺伝子を強く残していますが、他は見事にバルカン系遺伝子のY-DNA「 I2」が主要遺伝子となっており、旧ユーゴースラヴィアの国名にもなった スラヴ系Y-DNA「R1a」が続きます。
どうやらアルバニア人だけが極めて特徴的な遺伝子構成のようです。他の諸国は遺伝子構成は現代では基本的に似通っているのですが、宗教と言語の違いが極めて厳しく、 紛争地帯の最大の要因のようです。
4.バルカン周辺諸国家(旧オスマン帝国の影響があった諸国)
バルカン系遺伝子Y-DNA「 I2」とスラヴ系遺伝子Y-DNNA「R1a」が核の民族群のようです。
5.イタリア
ここではイタリア北部の遺伝子調査結果は出てきません、キチンと系統的に調査されたデータは意外にないのです。
研究者の注目はやはりイタリアらしいラテンの色彩の強い地中海ど真ん中のイタリア靴のつま先最南端部のカラブリア州や島々のようです。 Y-DNA「E1b1b1」が核のシシリー島とバイキングY-DNA「 I1」が核のサルディニア島の違いがはっきりとわかります。恐らく島民の気質も大きく違うのでしょう。 特に不思議なのはマルケ方言を話すイタリア中央部のMarchigiano方言民の人々で、非常に希少なY-DNA「T」がほぼ100%なのです。 勿論ジェファーソン元アメリカ大統領(Y-DNA「T」)の出身地なのでしょう。このようにイタリア半島部と島々は遺伝子的にかなり面白い国なのです。
6.フランス・プロバンス地域
フランスの地中海沿岸部のため、もう少しラテン系遺伝子の割合が多いのかと推測をしていましたが、ケルト系Y-DNA「R1b」が60%近くを占める典型的な北欧系地域でした。 恐らくイタリア北部も同じような傾向ではないかと推測できます。つまりヨーロッパ大陸部は北欧で、バルカン半島やイタリア半島、イベリア半島のような地中海に飛び出した地域と島々のみが南欧 つまり地中海地域なのでしょう。もう少しイタリア研究論文の調査を進めて見ます。
7.スペイン
スペインは各地方がスペインからの分離独立を声高に叫ぶような不思議な国家なのです。スペインを統一したのはカスティーリャ王国ですが、 現代にいたっても国家への帰属意識は意外に低いのだそうです。 それぞれの州が好き勝手に叫んでいるようなのです。実は予想に反してラテン度は低くケルト度が高いのです。スペインのY-DNA「R1b」はラテン気質をみても ゲルマン系ではなくケルト系に近いと思われます。
バスク人はイギリスのケルト系と並ぶほぼ純系のケルト系遺伝子集団です。
ガリシア州はスペインの中で最もラテン系遺伝子が多い州。
アラゴン州はバルカン系遺伝子が最も高い州。
独立の声が最も大きいカタルーニャ州はバスクの次にケルト度が高い州です。
ポルトガルは独立していますが、遺伝子的にはイベリア半島民の一部です。
8.ベルベル人
アフリカ北岸一帯に分布するベルベル人は見事にラテン系遺伝子Y-DNA「E1b1b1」の民族です。アフリカ北岸はカルタゴやハンニバル将軍などの歴史があり、 恐らく古代ローマ時代は当時の文明の先端に位置していたと思われます。 特にトゥアレグ族はほぼ純粋なY-DNA「E1b1」遺伝子集団です。
9.アラブ人
サラセン帝国など、アラブY-DNA「J1」の拡大でアフリカ北岸はアラブ一色に染まりY-DNA「E1b1b1」はひっそりとわき役に落とされました。 しかし遺伝子調査は極めて明快に今でもY-DNA「E1b1b1」が民衆の遺伝子の核であることを示しています。 つまりアラブの文化を取り入れイスラム教に改宗した集団はイスラム・アラブ人の一員となり改宗せずに独自の信仰を守った集団はベルベル人として非定住・遊牧の生活を選んだものと思われます。
これは中国で中華文明に取り込まれた異遺伝子集団は漢民族に取り込まれ、そうでない集団は辺境の少数民族化したのと同じような様相です。
ベドウィン人はアフリカ北岸のアラブ人の中でも古いアラビア語を話す集団らしいですが、ラテン度はほとんどなくアフリカの主要遺伝子の一つであるY-DNA「E1a」を多く含み、 恐らく交易を通してだろうと推測できますが、むかなり特殊な交配を行ってきた民族集団のようです。
http://garapagos.hotcom-cafe.com/1-14.htm
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/371.html#c14
ギリシャはヨーロッパなのか?? 地中海とバルカン半島
http://garapagos.hotcom-cafe.com/1-14.htm
集めたY-DNAデータの中から地中海周辺とバルカン半島、旧オスマン帝国領土に絞りまとめて見ました。先ずはインターネットから借用した地中海周辺の地図を頭に叩き込んで下さい。 そのあとでY-DNA頻度データを見て下さい。 地中海の北岸と南岸に限り、東岸の近東諸国のデータは省きました。
結果をまとめて見ました。
1.ギリシャ
予想通りラテン系Y-DNA「E1b1b1」が主要で、次いでメソポタミア農耕民系Y-DNA「J2」やアナトリア系Y-DNA「R1b」やスラブ系Y-DNA「R1a」、クロマニヨン系Y-DNA「I」等が続いています。
またY-DNA「J2」と共にメソポタミア農耕を興したらしいY-DNA「G」もある程度残っています。 このアナトリア系のY-DNA「R1b」はロシアのバシキ―ル人がほぼ純系で、恐らくアフリカのチャド系Y-DNA「R1b」も同系ではないかと推測しています。
2.トルコ
最も多いのはメソポタミア農耕民系のY-DNA「J2」です。テュルク民族のオリジナル遺伝子と思われるY-DNA「N」(ヤクート人の遺伝子)が、 西に民族移動を進める過程でイスラム化すると同時に各地の遺伝子を取り込み 最後に到達したアナトリアで東ローマ帝国を形成していた先住民のY-DNA「J2」と「R1b」と「 I 」、更にラテン系の「E1b1b1」を取り込み成立したのがセルジュクトルコと 後継のオスマントルコなのでしょう。 調査の対象によって出現頻度がかなり異なることがわかります。現代トルコ人は均質ではなく調査対象の選び方でかなり変わるか、地域差がかなりあるのでしょう
またオスマン帝国時代にアフリカ北岸も領土にしたため、アフリカ系Y-DNA「A」や東ユーラシア時代に取り込んだと思われるY-DNA「C」(タタール系でしょう)も現存しています。
3.バルカン諸国家
アルバニア人だけがラテン系遺伝子を強く残していますが、他は見事にバルカン系遺伝子のY-DNA「 I2」が主要遺伝子となっており、旧ユーゴースラヴィアの国名にもなった スラヴ系Y-DNA「R1a」が続きます。
どうやらアルバニア人だけが極めて特徴的な遺伝子構成のようです。他の諸国は遺伝子構成は現代では基本的に似通っているのですが、宗教と言語の違いが極めて厳しく、 紛争地帯の最大の要因のようです。
4.バルカン周辺諸国家(旧オスマン帝国の影響があった諸国)
バルカン系遺伝子Y-DNA「 I2」とスラヴ系遺伝子Y-DNNA「R1a」が核の民族群のようです。
5.イタリア
ここではイタリア北部の遺伝子調査結果は出てきません、キチンと系統的に調査されたデータは意外にないのです。
研究者の注目はやはりイタリアらしいラテンの色彩の強い地中海ど真ん中のイタリア靴のつま先最南端部のカラブリア州や島々のようです。 Y-DNA「E1b1b1」が核のシシリー島とバイキングY-DNA「 I1」が核のサルディニア島の違いがはっきりとわかります。恐らく島民の気質も大きく違うのでしょう。 特に不思議なのはマルケ方言を話すイタリア中央部のMarchigiano方言民の人々で、非常に希少なY-DNA「T」がほぼ100%なのです。 勿論ジェファーソン元アメリカ大統領(Y-DNA「T」)の出身地なのでしょう。このようにイタリア半島部と島々は遺伝子的にかなり面白い国なのです。
6.フランス・プロバンス地域
フランスの地中海沿岸部のため、もう少しラテン系遺伝子の割合が多いのかと推測をしていましたが、ケルト系Y-DNA「R1b」が60%近くを占める典型的な北欧系地域でした。 恐らくイタリア北部も同じような傾向ではないかと推測できます。つまりヨーロッパ大陸部は北欧で、バルカン半島やイタリア半島、イベリア半島のような地中海に飛び出した地域と島々のみが南欧 つまり地中海地域なのでしょう。もう少しイタリア研究論文の調査を進めて見ます。
7.スペイン
スペインは各地方がスペインからの分離独立を声高に叫ぶような不思議な国家なのです。スペインを統一したのはカスティーリャ王国ですが、 現代にいたっても国家への帰属意識は意外に低いのだそうです。 それぞれの州が好き勝手に叫んでいるようなのです。実は予想に反してラテン度は低くケルト度が高いのです。スペインのY-DNA「R1b」はラテン気質をみても ゲルマン系ではなくケルト系に近いと思われます。
バスク人はイギリスのケルト系と並ぶほぼ純系のケルト系遺伝子集団です。
ガリシア州はスペインの中で最もラテン系遺伝子が多い州。
アラゴン州はバルカン系遺伝子が最も高い州。
独立の声が最も大きいカタルーニャ州はバスクの次にケルト度が高い州です。
ポルトガルは独立していますが、遺伝子的にはイベリア半島民の一部です。
8.ベルベル人
アフリカ北岸一帯に分布するベルベル人は見事にラテン系遺伝子Y-DNA「E1b1b1」の民族です。アフリカ北岸はカルタゴやハンニバル将軍などの歴史があり、 恐らく古代ローマ時代は当時の文明の先端に位置していたと思われます。 特にトゥアレグ族はほぼ純粋なY-DNA「E1b1」遺伝子集団です。
9.アラブ人
サラセン帝国など、アラブY-DNA「J1」の拡大でアフリカ北岸はアラブ一色に染まりY-DNA「E1b1b1」はひっそりとわき役に落とされました。 しかし遺伝子調査は極めて明快に今でもY-DNA「E1b1b1」が民衆の遺伝子の核であることを示しています。 つまりアラブの文化を取り入れイスラム教に改宗した集団はイスラム・アラブ人の一員となり改宗せずに独自の信仰を守った集団はベルベル人として非定住・遊牧の生活を選んだものと思われます。
これは中国で中華文明に取り込まれた異遺伝子集団は漢民族に取り込まれ、そうでない集団は辺境の少数民族化したのと同じような様相です。
ベドウィン人はアフリカ北岸のアラブ人の中でも古いアラビア語を話す集団らしいですが、ラテン度はほとんどなくアフリカの主要遺伝子の一つであるY-DNA「E1a」を多く含み、 恐らく交易を通してだろうと推測できますが、むかなり特殊な交配を行ってきた民族集団のようです。
http://garapagos.hotcom-cafe.com/1-14.htm
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/696.html#c8
1972年2月、当時のニクソン米大統領とキッシンジャー補佐官が北京を訪問し、
周恩来首相と会談した時に、日本に対して三つの密約が交わされた。
米中密約の内容
1.日本に核武装そして単独防衛させない
2.これを防ぐために米軍は日本に駐留する(ビンの蓋論)
3.朝鮮半島および台湾問題で日本に発言権を与えない
この密約は、2002年10月、当時の江沢民中国国家主席が、
テキサスの牧場に当時のブッシュ大統領を訪ねたときにも再確認された。
http://www.asyura2.com/17/senkyo223/msg/158.html#c1
トランプには真似できない大英帝国の支配術 - 中西輝政(京都大学名誉教授)
http://blogos.com/article/213313/?p=1
百年以上続いた「パックス・ブリタニカ」。
その多極的外交術の秘密は手痛い敗戦にあった
中西輝政 京都大学名誉教授
トランプ登場後、アメリカのみならず世界も明らかに変わっていくでしょう。その変化がどのようなもので、我々に何をもたらすのか。これはどうしても世界史の大きな文脈で考える必要があります。
そこで二つ押さえておくべきことがある。その一つは、現在アメリカが陥っている混乱は、トランプという個性だけが原因ではない、ということです。
この点は後に詳しく述べますが、大きな流れだけあらかじめ示すとすると、1991年1月にジョージ・H・W・ブッシュ大統領(父)が開始した湾岸戦争こそが、冷戦後に起こった「アメリカの誤ち」の始まりだったと指摘できるでしょう。このころから「単極支配のとき」というスローガンの下、冷戦に勝利したアメリカが世界を一極的に支配しよう、といった議論が盛んになされましたが、実は、その認識がすでに間違っていた。それが誰の目にも明らかになったのは、息子の方のブッシュ大統領が始めたイラク戦争、それと前後して行ったアフガニスタン侵攻での失敗です。
この父子の失敗を受けて、クリントン、オバマの両政権はそれぞれ少しずつ「世界の警察官」からの撤退を図ります。それは、徐々に広がっていた孤立主義的な国内回帰の風潮と合流してゆきます。そしてその延長が、トランプのいう「アメリカ・ファースト」、なりふり構わぬ自国優先≠ニいう名の極端な孤立主義だといえます。
もう一つは、それにもかかわらずアメリカは依然として世界最強・最大の国家であり、安全保障や外交、金融、物流、情報など現代社会を支えるあらゆるシステム、つまり世界秩序の中核を担っているということです。
では、近代の世界秩序、たとえば国境を定め、大使を互いに交換し、貿易協定を結ぶなどのルールを決め、鉄道や通信網といったシステムを構築し、世界に広げたのは誰かといえば、それは近代西欧であり、わけてもイギリスの貢献が圧倒的だったといえます。そうした大英帝国の資産を、二十世紀のアメリカはいわばタナボタ式に引き継いだ。
だから、現在の世界を理解しようとすれば、まずイギリスの覇権とは何だったかを知る必要があります。そして私の考えでは、いま直面しているアメリカの混迷を解く鍵も、そこに潜んでいるのです。
覇権を決した二つの戦い
アメリカという国は、ある意味でわかりやすい覇権国家です。資源にも恵まれた広大な国土に世界中から人々が集まり、強大な経済力と軍事力を生み出している。それに対し、イギリスはどうでしょう。小さな島国で、人口もそれほど多くはありません。強大な植民地帝国を形成する前は、せいぜい欧州の中堅国家、それも周辺部にある三番手、四番手以下の存在に過ぎませんでした。
しかもその海外への進出も、欧州のライバル国に遅れを取っていました。スペインは十六世紀に南米のほぼ全域を支配し、十七世紀にはオランダがアジアまで貿易圏を広げ、通商面でのヘゲモニーを握ります。十八世紀になると、外交の現場ではフランス語が共通語の地位を占めていました。
それに対しイギリスは、1588年にアルマダの海戦でスペインの無敵艦隊に勝利はしましたが、この時点では大西洋などの海洋覇権を奪うには至っていません。十七世紀までのイギリスは海賊がスペインなどの商船や植民地を襲って、略奪を繰り返したりする、今でいえば「ならず者国家」で、ひたすら国としてのサバイバルしか考えていないような存在だったのです。
それが大きく転回するのは、十八世紀、それも後半のことです。日本の教科書では大きく扱われていないのですが、現在の世界の成り立ちを考える上では、実はこの十八世紀のイギリスの歴史が決定的に重要なのです。
なかでも1760年前後に、世界史を分けた戦いといえる二つの戦いがありました。
一つは、1757年、インドのベンガル地方で起きた「プラッシーの戦い」です。これはイギリスの東インド会社がベンガルの太守軍を破った戦いとされていますが、実はベンガル太守をバックアップしていたのはフランスの東インド会社でした。そういう意味では、およそ百年後の日本でイギリスが薩長を、フランスが旧幕府を支援した幕末の戊辰戦争と同様の構図です。
「プラッシーの戦い」の世界史的意義は、イギリスがフランスをインド亜大陸から完全に放逐したことにあります。大英帝国の世界支配を支えたのは植民地インドが生み出す巨大な富でしたが、その基礎を固めたのがこの戦いだったのです。
そしてもう一つが、1759年、カナダでの「ケベックの戦い」(アブラハムの野戦を含む)です。1755年に始まった「フレンチ・インディアン戦争」(「七年戦争」の一部を成す)で、イギリスはフランスと北米をめぐって激しい戦闘を続けていました。一時期イギリスは劣勢に追い込まれますが、植民地の軍事力を増強し、巻き返します。そして有名な「ケベックの砦」を攻め取って、北米大陸でのフランスの植民地支配にピリオドを打ったのです。
このとき、フランス側はあと一歩でケベックに援軍が到着するところでした。間に合っていたら、イギリス軍は全滅していたのではないかとされています。「歴史のIF」の話になりますが、もしこの「ケベックの戦い」でフランスが勝利していたら、北米はアングロサクソンの支配ではなくフランスの支配に入っており、その結果、今ごろ世界中で話されている言語は、英語ではなくフランス語になっていたでしょう。
つまりインドとカナダでの、一見ローカルに思える二つの戦いが、アングロサクソン支配という近代世界の覇権構造を決定づけたのです。
ちなみに、この「フレンチ・インディアン戦争」で苦戦した若きイギリス人将校のひとりにジョージ・ワシントンがいました。この戦いで経験を積んだワシントンは、アメリカ独立戦争(1775―1783年)で植民地軍総司令官となり、イギリスを敵として戦うことになります。
パックス・ブリタニカの三本柱
ここで一つの疑問があります。イギリス以前にも広大な植民地を抱えたスペイン、通商を牛耳ったオランダのように、一定期間、世界に覇権を唱えた国はありました。しかし、なぜイギリスだけが長期にわたる近代的な世界秩序の担い手として「パックス・ブリタニカ」(イギリスによる平和)を構造的な形で定着させることができたのか。
そこには三つの要因があったと考えられます。
まず海軍力です。十八世紀になると、イギリスの海軍力はスペインを大きく凌駕し、世界中に多くの戦略拠点を擁して、大西洋をはじめ「七つの海」の制海権を握ります。この頃、スペインは王室の相続争いを繰り返し、国内が疲弊して、行政や産業の近代化にも遅れを取っていました。それでも南米の植民地は維持していましたが、スペインやポルトガルがそこに行き来するには、航路を支配するイギリスの「お許し」が必要だったのです。
次に経済力。イギリスの強みは産業革命によって、毛織物や綿織物など自らの国で競争力のある商品を生産したことでした。しかも、石炭や鉄鋼をはじめ、工業機械や鉄道、艦船など、システムとしての近代産業を偏りなく発展させたのです。
しかし、ものを作るだけでは経済覇権は握れません。それを売りさばくマーケットとしての活力ある植民地が必要になります。さらには金融、保険、そして基軸通貨(ポンド・スターリング体制)も手中に収めます。そして通商の安全や貿易ルートの整備を担ったのは、世界最強のイギリスの海軍力でした。
そして第三の柱がイデオロギー(今日の言葉でいえば、いわゆる普遍的価値観=jでした。イギリスの覇権の成立と時を同じくして、「自由な貿易は参加国すべてに利益をもたらす素晴らしいもので、それを妨げるのは悪である」という理念がつくられたのです。アダム・スミスの『国富論』が出版されたのが1776年であるのは、偶然ではありません。自由貿易や経済活動を思想として語る言説が求められたわけです。
しかし、いくらイギリスが自由貿易の利を説き、その正義を主張しても、抵抗する国も出てきます。そうした相手に、強引に門戸を開かせる手段、それはやはり強力な海軍力と外交・情報力です。
1838年にイギリスはイスタンブールに軍艦を送り、同時に親英派のエリートを懐柔して、オスマン帝国との間に通商条約を結びます。これはイギリス人の通商貿易権、領事裁判権を大幅に認めさせ、オスマンの関税自主権を否定する内容で、江戸幕府が結ばされた安政の修好通商条約(1858年)の先駆けといえる内容でした。1840年のアヘン戦争も同様の意味を持ちました。
これは現代のグローバリズムを考える上で示唆に富んでいます。今日まで日本が「最も開かれた市場」だったのはいつかといえば、実は幕末・明治のこの不平等条約時代です。自分で関税が決められないのですから、外に対しては完全に「開かれた市場」だったのです。このようにグローバリズムは時として国家主権とぶつかり合う侵略的なものであることは忘れてはならないでしょう。
いずれにしても海軍力(および植民地と同盟のネットワーク)、そして経済力、自由貿易イデオロギーは、百年以上続いたイギリスの世界覇権を支えた三本柱でした。そして、この覇権の構造は第一次、第二次大戦を経てアメリカに受け継がれ、今もそのまま「パックス・アメリカーナ」の基本原理となっているのです。
世界中を敵に回して
ここで重要なのは、イギリスの覇権と、その後継者であるアメリカの覇権では、実は大きく異なる点があることです。それはイギリスが、自分だけで世界を支配する一極覇権主義ではなく、他のライバル国との共存をあえて容認し、むしろそれを重視する「多極的な世界秩序」を目指したことでした。
たとえば前述のように、大西洋の制海権を握ったにもかかわらず、スペインの南米利権を認め、激しく覇権を争ったフランスともときに手を握り、中東やアフリカでの「共存」を受け入れる。すでに十九世紀の初頭には、「食べきれないほどの料理をテーブルに積み上げるほど、我々は愚かではない」と唱えて、抑制のない覇権主義ほど国を危うくするものはないというのが、イギリスの指導者たちの共通認識となっていました。
イギリスがこの多極共存と抑制を基調とする国家戦略を身につけるには、大きな挫折を体験する必要がありました。「アメリカ独立戦争」です。この戦争でイギリスは、排他的で傲慢な外交によって最も有望な植民地を失うことになったのです。
そもそもまだ弱体だったアメリカの植民地人たちが世界の最強国イギリスにどうして勝利できたのか? 漠然と「独立の気概に満ちた植民地アメリカの建国の父たちがワシントン司令官の戦争指導のもと奮戦したからだ」とイメージしている人も少なくないと思いますが、実はそうではありません。それは、アメリカの子供たちが学校で習う、愛国的な「歴史言説」と言っていいでしょう。
実は、アメリカ勝利の裏には、フランスをはじめとする諸外国からの強い支援があったのです。フランスから参戦したラ・ファイエット率いる義勇軍は有名ですが、フランス、スペイン、オランダはアメリカ側に立って参戦し、経済的にも多大の支援を行いました。ポーランドやプロイセンからも志願兵が海を渡っています。
つまり、当時、一極主義の強大な覇権国となりつつあった大英帝国は、他の主要国の多くにとって重大な脅威となっていたのです。いくら卓越した海軍力を誇っても、世界中を敵に回しては勝てなかった―。これが、以後イギリスの対外戦略の一大哲学となります。
会議を「踊らせた」外交術
そして、その教訓が生かされたのが、ナポレオン戦争(1803‐1814年)でした。欧州を席巻したナポレオン帝国に対し、イギリスは対仏大同盟を結んで、弱体なオーストリアや、得体の知れない脅威でもあったロシア帝国まで仲間に引き入れて、自らの役割は限定しつつ、フランスの打倒に成功します。
さらにその後の欧州秩序を決めたウィーン会議(1814年)では、むしろオーストリアのメッテルニッヒを議長格にすえ、イギリスは連合国の「ワン・オブ・ゼム」、「対等の同盟国」として、謙虚に各国の言い分に耳を傾ける。その結果、長期化し「会議は踊る」と揶揄されましたが、これはイギリスが辛抱強く「踊らせた」ともいえるのです。
優位なポジションに立った上で、相手の言い分をある程度認め、自発的協力を引き出す。これが、本来の意味での「宥和政策」であり、多極的秩序をベースとして、あえてその一員として世界をリードしてゆく。それが苦労して身につけたイギリスの「外交的な知恵」でした。
この時期、首相を九年、外務大臣を約十六年務めた大政治家パーマストンは、「永遠の同盟国も、永遠の敵国も存在しない。永遠なのは国益だけだ」という有名な言葉を残しています。つまり、その時々の国益に応じ、柔軟に同盟国も切り替えてゆくべし、ということです。しかし、日本人はこうした多極的な発想が非常に苦手です。だから、かつてはイギリス、現在はアメリカとの同盟を絶対視して、それが揺らぐと不安になり、挙句に、相手方から「同盟の終焉」を告げられると、パニックを起こし、その反動で極端な一国主義にとらわれて暴走してしまったのが、昭和の「日本の悲劇」でした。
この多極的世界という観点でみると、第二次大戦の見え方も大きく変わってきます。チャーチルから見た場合、警戒すべき三つの勢力が存在しました。ひとつは欧州を席巻するヒトラー。もうひとつは価値観の相容れない共産主義者のスターリン。そして、最後に、大英帝国を引きずりおろし、自らの新たな覇権体制を築こうとしているフランクリン・ルーズベルトです。チャーチルはこのルーズベルトの本当の意図に気づきながら、衰えゆく大英帝国を背負い、アメリカと並び立って、覇権参画を進めようとしたのです。
そして戦後まもなくドイツも含むヨーロッパ合衆国構想を提唱、1946年三月には「鉄のカーテン」演説を行って、アメリカをソ連に「ぶつけて」対立させ、イギリスの国力回復につなげようとしました。チャーチルは新たな多極世界を構想し、自らの覇権の再建をデザインしようとしていたといえるでしょう。
トランプには真似できない大英帝国の支配術 - 中西輝政(京都大学名誉教授) 2/2
冷戦という多極的世界
実は、こうした多極的世界秩序という発想は、第二次大戦後、新たな覇権国としての地位を確立したアメリカにも引き継がれていました。たとえば、『世論』などの著書で知られるウォルター・リップマンや、封じ込め戦略の提唱者ジョージ・ケナンといったアメリカの大知識人たちは、折に触れ十九世紀イギリスの見事な国家運営に学べと語り、「覇権の自制」を説きました。
実は「パックス・アメリカーナ」といわれた二十世紀後半は、アメリカ一極の時代ではありません。アメリカを軸とした自由主義圏と、ソ連を中心とする共産圏、どちらにも属さない第三世界が存在しました。
そして、ソ連という対抗軸があったがために、アメリカは自らの同盟国に対して寛容に振る舞うことができたのです。マーシャル・プランで欧州の復興を支援し、敗戦でボロボロになった日本とも安全保障条約を結んで、経済復興を助けた。NATOや先進国サミットといった仕組みも、冷戦期には今よりも多極的なシステムとして機能していました。だから他の国々もアメリカの覇権国としての正当性を認めたのです。
それが大きく変わったのは冷戦後のことです。本当ならば、この時期こそがアメリカが「世界の警察官」をやめ、イギリスやドイツや日本、場合によってはロシアなども対等のパートナーとして、真の多極的世界へと舵を切る好機だったはずです。
これはイギリスでいえば、ウィーン会議後の状況に似ています。もうナポレオンはいないのだから、欧州大陸には関与しないでおこう、費用ばかりかかる植民地の拡大もやめようという路線に、イギリスは明確にシフトしていった。この「自制戦略」によって、パックス・ブリタニカはこのあと百年間も続いたのです。
しかし、九〇年代のアメリカはまったく逆の方向に進みました。
そこで台頭したのは「ネオコン」と呼ばれた、アメリカの唱える自由・正義に世界中が従うべきだという十字軍的な理念的一極主義であり、経済的には、アメリカの経済モデルを世界中すべての国で実現させようというグローバリズムだったり、もっと露骨に、もう対抗勢力はないのだから有無を言わさず世界経済全体をアメリカに従わせようといった経済覇権主義だったりしました。日本やドイツの経済力が目前の脅威であるとし、日米構造協議などで押さえ込もうとしたのもこの時期です。
このようにアメリカが「一極支配」を目指した結果が、最終的にはイラク戦争、アフガニスタン侵攻の無残な失敗につながったのです。
イラク戦争では、アメリカは国連決議もなしに開戦に踏み切りました。これは覇権国だからこそ絶対にやってはいけない選択でした。覇権国とは、常に国際的正当性を体現しているから覇権国なのです。自らが決めた国際的なルールを正面から無視することは、覇権の自己否定にほかなりません。
正当性なしに単に力だけで言い分を通そうとすれば、結局、その覇権は早期に磨り減っていってしまう。世界史でいえば、十六世紀の終わり頃からのスペインがこれにあたります。徹底的に南米のインディオを搾取し、非妥協的なカトリックの信仰を押し付け、プロテスタントを敵視し、ユダヤ人を排斥する。その結果、あれほどの大帝国がみるみるうちに凋落していったのです。
トランプに欠けているもの
では、一極支配の限界を露呈した現在のアメリカは、早晩、世界のリーダーの座を手放すのでしょうか。私は必ずしもそうは考えません。もしアメリカが大英帝国の、そして冷戦期アメリカの知恵に学ぶなら、多極世界のリーダーとなる力は十分に残しています。グローバリズムの無理強いはやめ、各国の事情と言い分に耳を傾けながら、世界秩序の維持に貢献する。それが本来アメリカの「国益」にもかなっているのです。
ところがトランプのアメリカには決定的に欠けている要素がある。それは世界を納得させる「理念」です。
たとえば大英帝国でいえば、奴隷解放です。イギリスは1770年代にはいち早く奴隷廃止に取り組み、巨額の国費を投じて、イギリス海軍に世界中の奴隷貿易船を取り締まらせました。さきほど海軍力、経済力、イデオロギーの三本柱を挙げましたが、この「イデオロギー」は理念でもある。イギリスが提示し保障した自由な経済、自由な移動、自由な発言、自由な信仰という理念には、やはり人々を惹きつける要素があった。だから、それを守ろうとするイギリスへの評価、信用が、イギリスを覇権国たらしめたのです。
トランプは「メイク・アメリカ・グレイト・アゲイン」と唱えますが、このグレイトはせいぜい「強い」「凄い」という薄っぺらな意味でしかありません。理念のない国をグレイト(偉大)とは誰も呼ばないのです。
http://blogos.com/article/213313/?p=1
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/711.html#c48
個々人の利益になるからこそ、政府に規制緩和、自由貿易、構造改革を求めるのです。
グローバリズムが緊縮財政を好むのは、
「国の借金で破綻する〜っ!」
と、キャンペーンを展開し、国民に財政破綻論がインプットされれば、「政府の支出・予算のカット」が容易になるためです。
もっとも、政府の支出や予算をカットしたとしても、公共サービスや社会保障は提供され続けなければなりませんし、最低限のインフラも必要です。
というわけで、
「ならば、我々にお任せを。民間活力を導入しましょう」
と、”彼ら”が登場し、公共サービスが「ビジネス」と化していくわけでございます。
水道といった基本インフラを含む、公共インフラはコンセッション方式で民営化。
社会保障はカットし、民間ビジネスである年金、保険へ切り替え。
新たな診療については保険適用せず(医療亡国!とか叫び)、自由診療を拡大。
公務員も削減し、代わりに派遣会社が行政サービスを提供。
全ては、同じ「スキーム」に基づき推進されます。
具体的には、「我々が儲けるには、どのように政府の規制緩和を推進すればいいのか?」でございますね。
もっとも、上記の類の規制緩和、構造伊改革は、後に法律を制定することで「元に戻す」ことが可能です(論理的には)。
例えば、韓国はソウルの地下鉄9号線を民営化し、外資系(マッコリー・インフラ)に売却しました。
ひどい話ですが、地下鉄9号線の年平均事業収益率は8.9%に設定され、収益率が下回った場合はソウル市から補填を受ける契約になっていたのです。すなわち、収益保証条項です。
現実には、収益率が8.9%に達することはなく、ソウル市はマッコリーに毎年、数十億円の補償金を支払わざるを得ませんでした。
その後、マッコリーのやり方に批判が殺到し、2013年に収益保証条項は破棄されました。
「利益にならない」ことが判明した時点で、マッコリーはあっさりとソウルの地下鉄事業から撤退してしまいます。
民営化された公共サービスを「受注」した株式会社(外資含む)は、利益にならないとなれば、即座に事業から手を引きます。
何しろ、彼らの目的は利益であり、他にはないのです。
https://38news.jp/economy/10256
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/784.html#c17
>私は、そういうことを示すデータを見たことも、聞いたこともありません。
漢民族:Y染色体O2系統(旧 O3系統)
長江の稲作民:Y染色体O1b系統(旧 O2系統)
新 O1, O2 表記で
藤原鎌足の墓と言われる阿武山古墳の被葬者
阿武山古墳の被葬者のY染色体は、ハプログループO1b2a1a1(O-CTS10145, CTS11723)であると推定される(注1)(注2)。
阿武山古墳は、阿武山(標高281.1m)の山腹の大阪府高槻市奈佐原から、茨木市安威に跨った地域に位置し、昭和初期に地下から古代の貴人の埋葬遺体が発掘された。現在は国の史跡に指定されている(注3)(注4)。
注1)朝日新聞『藤原鎌足の墓説さらに強まる。阿武山古墳に最高級の冠帽』(2013年12月14日号)
注2)Ysearch"DNA of Fujiwara clan"
注3)文化庁『阿武山古墳』(国指定文化財データベース)
注4)阿武山古墳は、1934年に京都大学の地震観測施設の建設中に、土を掘り下げていて瓦や巨石につきあたったことから偶然に発見された古墳。浅い溝で直径約82mの円形の墓域が形成されていた。墓室は墓域中心の地表のすぐ下にあり、切石で組まれて内側を漆喰で塗り固められており、上を瓦で覆われ地表と同じ高さになるように埋め戻されていた。内部には棺台があり、その上に漆で布を何層にも固めて作られ外を黒漆・内部を赤漆で塗られた「夾紵棺(きょうちょかん)」が日本で初めて発見された。
棺の中には、60歳前後の男性の、肉や毛髪、衣装も残存した状態のミイラ化した遺骨がほぼ完全に残っており、鏡や剣、玉などは副葬されていなかったが、ガラス玉を編んで作った玉枕のほか、遺体が錦を身にまとっていたこと、胸から顔面、頭にかけて金の糸がたくさん散らばっていたことが確かめられている。
藤原清衡
平安時代後期の武将で、平泉に中尊寺を開基した奥州藤原氏の祖・藤原清衡(Fujiwara no Kiyohira, 1056-1128)のY染色体は、ハプログループO1b2a1a1(O-CTS10145, CTS11723)である(注1)。
これは、奥州藤原氏四代のミイラに対する骨格の調査や、子孫複数名から得られたサンプルの解析結果などによる(注2)。藤原清衡の血液型はAB型。
http://famousdna.wiki.fc2.com/wiki/Y%E6%9F%93%E8%89%B2%E4%BD%93O1b%E7%B3%BB%E7%B5%B1
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>漢民族型のY染色体ハプロの男性も、今の中国人や朝鮮人の男性からは、何万年も前に別れているようです。
漢民族系日本人というのは黄河文明の時代の本物の漢民族の子孫ですから。
今の中国にいる自称漢民族は無数の民族と交配して黄河文明の頃とは遺伝子が全然違うのですね:
漢民族:Y染色体O2系統(旧 O3系統)
長江の稲作民:Y染色体O1b系統(旧 O2系統)
旧 O2, O3 表記で
Y-DNA「O3」は黄河文化直系のプロト漢族、
「O3a1」は華北の周辺民族との交配で生まれた黄河系(華北系)漢族、
「O3a2」は黄河系漢族と長江文化華南系との交配漢族になります。
漢族は単独遺伝子ではなく、約50%強の「O3XX」亜型群をコアに現在少数民族となっている「O1」「O2」「F」「P」「NO」N」「C3c」など50以上の民族との交配の結果生まれた複雑な遺伝子構成の集団ですが、支配階級は「O3XX」なので「O3」で代表されます(面白いことに他の遺伝子との交配を嫌った純粋「O3」の少数民族もいるのです)。
いずれにせよ日本列島で検出できる「O3」の子亜型は全て中華大陸で検出できます。つまり韓半島の「O3」とも全く同じです。つまり「O3」漢族は支配階級として日本列島先住民だった縄文−弥生集団との交配を行ってこなかったことを意味します。あくまで自分たちはエスタブリッシュメントとして先住縄文−弥生集団を見下していたわけです。
日本人のガラパゴス的民族性の核をなすのは、縄文系ではなく侵略者系のY-DNA「O3」です。
楽浪郡、帯方郡など中華王朝の出先機関が牛耳っていた韓半島での生存競争を勝ち抜くことができず、流れ者武装集団として日本列島に逃げ込んできた戦闘集団の中で最後に勝ち残ったのが大和朝廷族となり、敗れた集団はその他天神集団となったようです。
最後に勝ち残った百済系大和朝廷族の親衛隊からのし上がった戦闘要員の中から平氏が生まれ、高句麗から落ち伸びた戦闘集団の中から坂東武者が生まれ、新羅の落ち伸び花朗集団の中から源氏が生まれ、このような韓半島出自のY-DNA「O3」を中心とする武士団族が縄文-弥生交配集団が居住していた地方を制圧し力を蓄えていったようです。
長江文明系の呉系と思われるY-DNA「O2b」は呉が滅んだあと楚や越の遺民や奴隷を交えて、南下した越とは反対の北方に逃げ満州辺りで「O2a」から「O2b」に分化し、稲作適地を求めて南下し韓半島南部で水田稲作農耕をおこない遺伝子は現在に至っています。韓民族の30%を占めるほど韓半島の農民層として定住・定着したようです。「O2b」は更に水田稲作適地を求めてあるいは中華王朝の韓半島出先機関の圧政から逃れるためか南下しボートピープルとして日本列島に逃げ込みここで弥生文化を花咲かせたわけです。この間縄文遺伝子のY-DNA「D2」と密に交配し「O2b1」に分化し、未分化の「O2b」と併せ日本列島でも韓半島とおなじく30%の呉系遺伝子頻度を現在持っています。「O2b」は基本的に満州族、韓(朝鮮)族と日本人(琉球民族も含む)のみに高頻度で現れる特殊な遺伝子子亜型なのです。
この両民族の30%を占める呉系度が両国の近さの証明であり、縄文遺伝子を持たない韓国が一方で遠い国の証明なのです。しかしどちらも支配層は見事に黄河系「O3」で同じなのです。ここも近さの証明となります。つまり日本人の50%強は韓族と同じ出自を持つ同根なのです。そして漢民族とも同根なのです。残念ながら! なんでこんなに文化が違うのだろう?約50%弱を占める基層の縄文文化のあることが日本を中韓両国とは全く異なる風土を育んでいるのです
現在世界の覇権を狙っているのがY-DNA「O3」です。東ユーラシアからオセアニアまで広く進出しています。ニューギニアのY-DNA「C2」92%のDani 族の残り8%は「O3」です。なんでこんなところにまで進出したのか?なにかメリットがあったのか?拉致されたのか?不思議です。
ともかく純血を守ろうとした「O3」部族は残念ながら少数民族化してしまいましたが、交配をいとわなかった集団は漢族系として現在アジア諸国の支配層として日本を含むアジア各国に君臨しています。大和朝廷族と武士団族は韓半島での勢力争いに敗れて、武力を持った武装勢力として日本列島に流れて侵略したのですが、狩猟用の戦闘力しか持たなかった縄文・弥生交配集団を武力で征服・支配し神話も乗っ取り、大和朝廷を現在にまで存続させるという奇跡を成し遂げたのです。それを認めてきた縄文・弥生交配集団の何とお人好しなことか!?
第二次大戦後に一気に縄文・弥生系と侵略者「O3」系との交配が進んだため、現在の日本人は階級意識が薄れていますが、長い間「O3」は支配集団として、身分が違うと称して、交配を拒んできたのです。
http://ooolmikirleie.ti-da.net/e8859277.html
Y染色体ハプログループO2a1c系統 【漢民族系】
http://famousdna.wiki.fc2.com/wiki/Y%E6%9F%93%E8%89%B2%E4%BD%93O2a1%E7%B3%BB%E7%B5%B1
劉邦
前漢の高祖・劉邦(BC256-BC195)のY染色体は、ハプログループO2a1c(O-IMS-JST002611)である(注1)(注2)。これは劉邦の子で斉王に封ぜられた悼惠王・劉肥の子孫(陳洲劉氏)をはじめとする中国全土の劉邦の子孫から得られたデータに基づくものである(注3)(注4)。
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注1)Y chromosome haplogroup O3-M122 is the most prevalent haplogroup in East Asia, and provides an ideal tool for dissecting primary dispersals of the East Asians. Most of the sub-haplogroups of O3-M122 have been sufficiently investigated except for O3a1c-002611, despite its great prevalence and huge population, especially in Han Chinese. In this study, we identified 508 individuals with haplogroup O3a1c-002611 out of 7801 males from 117 East and Southeast Asian populations, typed at two newly discovered downstream Y-SNP markers and ten commonly used Y-STRs. Defined by SNPs IMS-JST002611 (in short, 002611), F11, and F238, three lineages internal to haplogroup O3a1c-002611 have distinct geographical distributions. Furthermore, Y-STR diversity shows a general south-to-north decline, which is consistent with the prehistorically northward migration of the other O3-M122 lineages. The northward migration of haplogroup O3a1c-002611 started about 13 thousand years ago (KYA). The expansions of subclades F11 and F238 in ancient Han Chinese began about 5 and 7 KYA immediately after the separation between the ancestors of the Han Chinese and Tibeto-Burman.
注2)『劉邦 O2a1c (O-002611)』
注3)『陳洲劉氏, O2a1c-002611』
注5)分子人類學吧『孔子及其内孔家族Y-DNA之謎解析』(2016.1.29)
孔子(浙江衢州派)
中国・春秋時代の思想家、哲学者・孔子(BC552-BC479, Confucius)の第53世孫・孔洙の子孫のY染色体は、ハプログループO2a1c(O-IMS-JST002611)である(注5)。
孔子が、いかなるY染色体の系統に属するかを解析するために、曲阜孔氏の男性1,118名を対象に調査を行ったところ、ハプログループC2(C-M217)(46.06%)、ハプログループQ1a1a1(Q-M120)(27.01%)、ハプログループO2(O-M122)(20.66%)、その他(6.27%)であることが判明した(注1)(注2)。これは、第53世孫・孔洙の子孫にあたる浙江省衢州・孔氏から得られたサンプルに基づく。
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この結果により、従来は同一父系に属すると考えられてきた「曲阜孔氏」が、実際には、ほぼ3系統の異なる父系の子孫に分かれることが明らかとなった。また、実際の孔子の系統は、ほぼ半数(46.06%)を占めるハプログループC2(C-M217)である可能性が高いと考えられる一方で、漢民族としては比較的珍しいハプログループQ1a1a1(Q-M120)が「曲阜孔氏」の男性から4人に1人以上(27.01%)の高頻度で検出されたことなどから、こちらが実際の孔子の系統ではないかと有力視する見解もある。これらは、濟南鐡路公安局刑事技術所や、復旦大學らの研究チームの解析によるものである(注3)(注4)。
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注1)『曲阜孔姓人群Y類型測試結果評論分析_兵策儒劍_新浪博客』(2015.7.1)
注2)測試様本數爲曲阜地區孔姓人群1118例箇例。測試結果表明,曲阜孔姓出現三種高頻單倍群:C3(46.06%)、Q1a1(27.01%)、O3(20.66%)。其中O3因爲没有集中趨勢,估計O3三大支等全都有,而被論文作者自己排除在孔子后裔之外。論文作者認爲C3和Q1a1都有可能是孔子后裔的類型。
注3)『曲阜孔姓人群Y類型測試結果評論分析』(2015.7.1)
注4)ISOGG Tree(ver.10.79)による表記。原文ではISOGG 2014による旧表記で各々「C3(C-M217)」「O3(O-M122)」、ISOGG 2012による旧表記で「Q1a1(Q-M120)」とある。
注5)分子人類學吧『孔子及其内孔家族Y-DNA之謎解析』(2016.1.29)
曹参
前漢の丞相・曹参のY染色体は、ハプログループO2a1c(O-IMS-JST002611)である(注1)(注2)。
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注1)『Y染色體破譯曹操身世:非曹參後代無夏侯氏血統』
注2)ISOGG Tree(ver.10.68)による表記。原文のISOGG 2010による旧表記では「O3a4」である。
嚴嵩
中国 明代の政治家・嚴嵩(Yan Song, 1480-1567)のY染色体は、ハプログループO2a1c(O-IMS-JST002611)である(注1)(注2)。嚴嵩の字は惟中。介溪と号した。江西省分宜縣の人で、祖籍は福建省邵武縣である。
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注1)『東亞名人DNA彙總』
注2)ISOGG Tree 2017 (ver.12.31)による表記。原文のISOGG 2014による旧表記では「O3a1c(O-IMS-JST002611)」である。
馬英九
第12代、第13代 中華民国総統・馬英九(1950- )のY染色体は、ハプログループO2a1c(O-IMS-JST002611)である(注1)(注2)。馬英九の祖父・馬立安の本貫は、中国湖南省湘潭県馬家堰である。
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注1)『東亞名人DNA彙總』
注2)ISOGG Tree(ver.10.79)による表記。原文のISOGG 2014による旧表記では「O3a1c(O-IMS-JST002611)」である。
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坂上田村麻呂
平安時代の武官で、陸奥国の蝦夷を平定した征夷大将軍・坂上田村麻呂のY染色体は、ハプログループO2a1c(O-IMS-JST002611)であると推定される。
坂上氏は、後漢の霊帝の子孫で、応神天皇の御代に渡来した阿知使主の子孫とされる(注1)。阿知使主の子孫で、東漢氏出身の左京大夫・坂上苅田麻呂が田村麻呂の父である(注2)(注3)。
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注1)『日本書紀』応神20年(289年)九月條には、「倭漢直(やまとのあやのあたひ、東漢氏)の祖・阿知使主、其の子都加使主(つかのおみ)、並びに己が党類(ともがら)十七県を率て、来帰り」とある。
注2)『続日本紀』延暦4年6月條「右衞士督從三位兼下総守坂上大忌寸苅田麻呂等上表言。臣等本是後漢靈帝之曾孫阿智王之後也。漢祚遷魏。阿智王因牛教。出行帶方。忽得寳帶瑞。其像似宮城。爰建國邑。育其人庶。後召父兄告曰。吾聞。東國有聖主。何不歸從乎。若久居此處。恐取覆滅。即携母弟迂興徳。及七姓民。歸化來朝。是則譽田天皇治天下之御世也。於是阿智王奏請曰。臣舊居在於帶方。人民男女皆有才藝。近者寓於百濟高麗之間。心懷猶豫未知去就。伏願天恩遣使追召之。乃勅遣臣八腹氏。分頭發遣。其人民男女。擧落隨使盡來。永爲公民。積年累代。以至于今。今在諸國漢人亦是其後也。臣苅田麻呂等。失先祖之王族。蒙下人之卑姓。望 。改忌寸蒙賜宿祢姓。伏願。天恩矜察。儻垂聖聽。所謂寒灰更煖。枯樹復榮也。臣苅田麻呂等。不勝至望之誠。輙奉表以聞。詔許之。坂上、内藏、平田、大藏、文、調、文部、谷、民、佐太、山口等忌寸十一姓十六人賜姓宿祢」
注3)ISOGG Tree(ver.10.79)による表記。原文のISOGG 2014による旧表記では「O3a1c(O-IMS-JST002611)」である。
丹波康頼
平安時代の医博士・丹波康頼のY染色体は、ハプログループO2a1c(O-IMS-JST002611)と推定される。
丹波康頼は、坂上田村麻呂の子孫で、永観2年(984年)に『医心方』全30巻を撰し、朝廷に献上した。『医心方』は、現存する日本最古の医学書で、丹波康頼は、この功績により丹波宿禰の姓を賜り医家・丹波氏の祖となった。明治・大正期の薬学者である丹波敬三は、この直系子孫にあたる。丹波敬三の孫に俳優の丹波哲郎や、作曲家の丹波明などがいる(注1)。
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注1)ISOGG Tree(ver.10.79)による表記。原文のISOGG 2014による旧表記では「O3a1c(O-IMS-JST002611)」である。
Y染色体ハプログループO2a2b1a1a系統
秦始皇帝
秦始皇帝のY染色体は、ハプログループO2a2b1a1a(O-M133)であると推定される(注1)(注2)(注3)。
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注1)『探析中華民族的源流』(2007.11.11)
注2)『中國人與蒙古人-日本人并不是同種的蒙古利亞黄種人種』(中華論壇, 2014.3.27)
注3)『弥生人の起源』(2011.10.2)
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Y染色体ハプログループO2a2a1a2系統
項羽
楚の武将で秦を倒し西楚の覇王と呼ばれた項羽(BC232-BC202)のY染色体は、ハプログループO2a2a1a2(O-M7)である(注1)(注2)。
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注1)分子人類學吧『中國王室皇族Y-DNA單倍群表』(2014.12.5)
注2)ISOGG Tree(ver.11.140)による表記。原文のISOGG 2014による旧表記では「O3a2b*(O-M7)」である。
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Y染色体ハプログループO2a2b1系統
徐福
中国 秦代の方術士・徐福のY染色体は、ハプログループO2a2b1a1(O-M117)であると推定される(注1)。
これは、江蘇省の徐氏 男性複数名から得られたデータに基づく(注2)。
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DYS 393 390 19 391 385a 385b 437 448 439 389i 392 458
Alleles 13 24 14 10 13 18 15 20 13 13 14 19
司馬遷の『史記』よると、徐福は、斉国の琅邪郡(現 山東省臨沂市)の出身であるが、1982年『中華人民共和國地名辭典』編纂の際に行われた国家的規模の学術調査において、江蘇省連雲港市贛楡県金山鎮にある「徐阜」という村に、徐福にまつわる伝承や遺品が集中して発見された。
この村は、少なくとも清朝 乾隆帝の時代より以前から「徐福村」と呼ばれており、徐福自身は「蓬莱郷」と「不老不死の仙薬」を求めて東方へ船出したが、残された親族が、のちに江蘇省へ移り住んだと伝えられている(注3)。一方、日本の和歌山県には、韓人・李梅渓が揮毫し、紀州藩祖・徳川頼宣が建てた「秦 徐福之墓」という墓がある。
注1)分子人類學論壇『江蘇揚州徐氏O3a3c1,M117+』(2010.6.20)
注2)ISOGG Tree 2017 (ver.12.31)による表記。原文のISOGG 2010による旧表記では「O3a3c1(O-M117)」である。
注3)宮城谷昌光『異色中国短篇傑作大全』 講談社、2001年、146頁、ISBN 4-06-264970-5
潮汕曾氏
中国・潮汕曾氏のY染色体は、ハプログループO2a2b1*(O-M134*, M117-, subclade-CTS11525)である(注1)(注2)。潮汕曾氏の族譜によると、曾氏の始祖は、「孔子および左丘明の弟子の曾子(本名:曾參, BC505- )で、子孫は山東より江西へ移住し、更に福建から広東の潮汕へ移住した」と記載されている。
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DYS 393 390 19 391 385a 385b 437 448 439 389i 392
Alleles 12 23 15 10 14 16 15 20 12 13 12
注1)『廣東省潮汕曾氏DNA検測結果-O2a2c1*』(2012.3.8)
注2)ISOGG Tree(ver.10.116)による表記。原文のISOGG 2014による旧表記では「O3a2c1*(O-M134*, subclade-CTS11525)」である。
王仁
応神天皇の時代、百済を経由して日本に渡来した・王仁(わに)博士のY染色体は、ハプログループO2a2b1(O-M134)であると推定される(注1)(注2)。王仁博士の子孫は、西琳寺跡がある河内国古市郡古市郷を本拠地とする西文氏(かわちのふひと)として栄えた。
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注1)松本克己『日本語の系統とその遺伝子的背景』(千葉大学, 2012.11.15)
注2)ISOGG Tree(ver.11.73)による表記に更新。原文の表記では「O3e-M134」である。
http://www.asyura2.com/14/idletalk41/msg/507.html#c16
最近ではエレクトロニクス技術が発達して便利になったが、監視にとっても便利になった。その実態の一端を先日、WikiLeaksは「Vault 7」として公表している。
インターネットに接続されている機器は全てCIAにハッキングされる危険性を秘めていることを具体的に示した。
CIAはマルウエア(有害ソフト)を使うことで、iPhoneやアンドロイド系のスマートフォン、スマートTV、またWindows、OSx、LinuxといったOS、あるいはWi-Fiルーターに侵入し、その情報を入手することができる。利用者が危機をオフにしたつもりでも、利用者に気づかれずオンにすることも技術的に可能で、そうした電子機器は監視カメラ、盗聴器になる。PASMOやSUICAといったIC乗車券、あるいはGPSが搭載されて携帯電話などを所持していたりいれば、行動もトレースされてしまう。
監視を容易にするため、アメリカでは1994年にCALEA(法執行のための通信支援法)なる法律が制定されたが、こうした動きは西側世界全域に及んでいる。1993年から毎年、アメリカはヨーロッパ諸国の捜査機関ともこの問題に関する会議を開催、日本政府も当然、アメリカの意向に従っている。
軍と同様、情報機関は「安全保障」という口実で秘密のベールで守られ、その実態は国民に知らされていない。その情報機関は国民の一挙手一投足を監視、支配階級に背く疑いが生じたなら弾圧できる仕組みも作られている。日本の支配階級は、特定秘密保護法や国家安全保障基本法に続き、共謀罪を成立させようとしているが、これはそうした流れに沿ってのことだ。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201703160000/
2017年01月17日 世界を支配しているCIA3派とは・・・・
http://blog.livedoor.jp/wisdomkeeper/archives/52001108.html
日本の政治家もCIAに暗殺されていますが、トランプ氏もケネディ大統領と同様に彼らに暗殺される危険性があります。CIAとは関係がなくスキャンダルも少ないトランプ氏はCIAと主要メディアと戦っていることがよくわかります。主要メディア(日本のマスコミも含め)は、大統領就任式間近の今、反トランプの情報操作を激化しています。マスコミはトランプ氏の暴言について嘲笑しながら伝えていますが、トランプ氏の暴言の内容は非常にまともで本当のことを言っています。これほど本当のことをストレートにいう政治家はいままでいなかったでしょう。
激しくののしっているように聞こえますが、トランプ氏はオルターナティブ・メディアが伝える内容をそのまま言葉にしているだけです。想像以上にアメリカの闇を知り尽くしているのでしょうね。
http://themillenniumreport.com/2017/01/exposed-cia-the-swamp-monsters/
(一部のみ)
1月14日付け
EXPOSED: CIA –The Swamp Monsters
世界を支配しているCIAの3派
By the Anonymous Patriots
The Millennium Report Exclusive
(非常に長い記事ですので、一部しかお伝えできません。ご了承ください。残りの部分はサイト内の記事をご覧ください。)
CIAの国内におけるスパイ活動は全ての米国民を標的にしている。いつ米国民がCIAに狙われ銃で撃たれてもおかしくない状況にある。
大統領選での様々なハッキング騒動は大統領選を無効にするためにCIAが行った偽旗であり、これには国を混乱に陥れているCIAの派閥争いも絡んでいる。
現在、CIAの派閥闘争及びCIAとCIAほど重要でない他の諜報機関(FBI、NSA、国土安全保障省、NIA国家情報機関、その他)の闘争が進行中である。
このような諜報機関同士のスキャンダル合戦は今に始まったものではないが。
米政府の代弁者でしかない主要メディアでさえ、米諜報機関同士の争いが起きていることを報道している。
CIAは他の全ての政府系諜報機関のトップに君臨している。
大統領令は極秘に扱われ、CIA以外の諜報機関には知らされることはない。
大統領の国際的な極秘事項に対してはCIA以外の諜報機関は部外者となる。
現在、オバマ大統領は、米議会、最高裁判所、米国民の承認を得ずに国際戦争を行っている。オバマ大統領は、NDAA(直訳:国防権限法)を修正し大統領の権限を増大させたため、米議会の承認なしに国内外で様々な戦争を行うことができるようになった。オバマはこの8年間で数々の違法な大統領令を確立させ、大統領の権限をかつてないほどに増大させた。
オバマが確立させた大統領令の下で国の安全を理由に大統領はアメリカの全資産を強奪できるようになった。
更に恐ろしいことは、CIAは、国際安全保障の名の下に大統領の上に立つことができるということだ。
CIAは、米連邦議会、大統領、米国民よりも優位な位置に自らを置き、秘密裡に何でも行えるようになってしまった。
CIAの絶大な権限で主要メディアはトランプ次期大統領に関するねつ造報道(ロシアのハッキングやロシアの脅迫など)を展開している。イギリスからこの国へ偽の調査書類が送られた。そしてCIAはトランプ次期大統領に対する
組織的誹謗中傷キャンペーンを実施している。
DNI国家情報長官のジェームズ・クラッパー氏(James Clapper)はCIAが提出した偽の調査書類に同意したことで、政府諜報機関の無能さが露呈した。
1981年にレーガ大統領が大統領令によりDNI国家情報長官を創設した主な理由は、米軍の高級将官が運営していたNSAをなくすためだった。DNIの職務はCIAの監視役として定義され、全諜報機関のトップに立った。しかし彼はCIAを支配することはできない。
国内外の情報活動に携わっている政府機関は世界各地に1271機関あり、政府から委託された民間会社は1931社存在する。つまり、85万4千人以上の職員が機密情報を取り扱っている。
諜報部員は85万4千人以上存在する。
クラッパーDNI国家情報長官は米議会で真実を話すことを宣言したにも関わらず、NSAは米国民の個人情報を収集していないと嘘をついた。
クラッパー氏はDNIに任命される前に、英軍に機密情報を提供している会社(Detica)の業務最高責任者を務めていた。同時に他の民間諜報機関(SRAとBoozAllen Hamilton)にも勤務していた。
クラッパー氏は諜報活動のための約75億ドルの年間国家予算を管理している。また彼はイギリスの元民間スパイである。それでも彼はトランプ氏に関する主要メディアのねつ造報道を見抜けなかったのである。
つまりこの男はプロの諜報部員を従えて年間75億ドルの予算を管理してるのにもかかわらず、CIAがトランプ氏を中傷するために偽の情報を流していることにさえ気づいていないのだ。
一方、我々市民は独立メディアの情報によりその真実を知っている。
法治国家であるならば、CIAによる次期大統領に関するねつ造報道は違法行為と見なされるがアメリカは法治国家ではない。
クラッパー氏は、現在、17の諜報機関(CIA、NSA、国土安全保障省、FBI、国務省、財務省、国防情報局、空軍情報局、陸軍情報局、米海兵隊情報局、沿岸警備情報局、エネルギー省、国家偵察局、麻薬取締局、国家地理空間情報局)のトップに君臨している。同時に彼は今でも3つの政府請負会社(Detica、BAE Systems、SRAインターナショナル、Booz Allen Hamilton)の取締役である。
クラッパー氏はアメリカの全ての情報機関を支配しているが、同時にアメリカの敵でもある。
彼は外国の諜報機関に所属してアメリカをスパイしていたこともある。
彼はアメリカの国家諜報機関のトップに上りつめ、全権力とカネを手に入れた。
オバマがクラッパー氏を国家諜報機関のトップに任命してから、アメリカではねつ造報道のオンパレードとなり、多国籍グローバリストの利益のために売国されるようになった。
CIAは国外の違法なハッカーを雇ってサイバー攻撃を行わせている。ヒラリーと民主党全国大会は彼らのサーバーがハッキングされた後にその調査を国外の民間会社に依頼した。しかしロシアが彼らのサーバーをハッキングした証拠は一切見つかっていない。
ほんの数人に権力が集中すると、必ず誤った方向へ進んでしまう。クラッパー氏は正確な情報を提供することに興味はない。彼はナチスの情報局と同様に単なるプロパガンダ・マシーンなのだ。
クラッパー氏は17の諜報機関を使って、彼らが流す情報は全て正しいと証拠もなしに我々に信じさせようとしている。
オバマの大統領令により、NSAは米国民と世界人類を監視することが可能となった。NSAが盗みとった個人データは全諜報機関が共有している。
スイス、ジュネーブのCIA海外本部はスイスの金融スキャンダルやCIAの犯罪活動に関わっている。
CIAのCiscoルーターやサーバーはNSAによってスパイされCIAの犯罪活動がNSAに知られてしまった。その結果、CIAと共謀したスイスの金融エリートらが逮捕された。NSAは今後もCIAに対するスパイを行っていく。
CIAのスイス本部は極秘施設であり、そこのサーバーがハッキングされたことでCIAは激怒した。
NSAに対するCIAの反撃として、CIA請負エージェントのエドワード・スノーデンを使って、NSAが米国民の個人情報を盗んでいることを示す大量のデータをリークさせた。
CIAは、CIAの3派閥を暴露したNSAがこれ以上CIAをスパイできないように対策を講じている。
クラッパー氏は米議会に呼ばれる度にNSAはスパイ活動を行っていないと嘘の証言をした。
CIAとNSAの闘争の中で、CIAはCisco SystemsやDARPAなどの活動情報をNSAに盗まれないようにした。
現在、CIA、NSAそして他の諜報機関の情報操作、情報収集合戦が進行中である。
しかしCIAは国際安全保障を担っているため国家安全保障を担当するNSAよりも優位に立っている。
CIAは国際的な紛争や事件に必ず関与している。通貨戦争、市場戦争、金融戦争、サイバー戦争、麻薬戦争そしてテロは常にCIAの関心事である。
オバマのNDAAは軍隊がテロリストと見なされた米国民を攻撃することを可能にした。愛国法により、CIAは米国民、企業、機関がテロリストでないことを証明できるまでテロリストと見なすことが可能となった。
CIAは3つの派閥に分類されており、世界中のスパイ活動を通して大きな利益を得ている。
アメリカはCIAに支配されており、ワシントンDCはCIAの泥沼の怪獣に包囲されている。
CIAは国内外で偽旗事件や非人道的犯罪を繰り返している。CIAによる殺人行為で無数の人々が犠牲になり、3兆ドルものアメリカの納税者の血税が無駄に使われた。CIAは国際戦争を勃発させるための偽旗事件を仕掛ける。またCIAはメディアを支配しサブリミナル・メッセージを流すことにより人々を洗脳している。
CIAは、元祖CIA(金に裏付けられたCIA=GB-CIA)、ブッシュCIA、Ex−CIAの3派閥に分かれている。それらの3派閥がアメリカや世界を支配してきた。
GB-CIA:Gold backed CIA
元祖CIA(OSS)は第二次世界大戦中に世界の国々から金(Gold)を盗んだ。ドイツや日本が他の国々から奪い取った金もCIAが奪った。しかしCIAは盗んだ金を返還するつもりはない。CIAが盗んだ金はアメリカには保管されておらず、フィリピンとスイスに保管されている。
GB-CIAはアメリカの国益のために海外で活動することになっているが、彼らは通貨市場、債券市場、株式市場に関与し世界中に影響をあたえている。
GB-CIAのメンバーは米財務省及びアメリカの経済政策を決めるESF経済安定資金に多く入りこんでいる。 ESFは通貨、債券、株式市場を操作し、FRBに金融政策を指示している。ESFはGB‐CIAにとってアメリカの金融市場を支配する上で最も都合の良いツールである。
GB-CIAこそがアメリカ経済を支配している。
GB-CIAは欲深く、世界中に戦争を仕掛けて富を強奪している。邪魔者は容赦なく殺害する。CIAは世界中で数々の残忍な犯罪活動を行っている。
ブッシュやクリントン周辺では、彼らに批判的な銀行のトップ、ブローカー、内部告発者が次々に不審死を遂げている。これまで数百人が殺害された。
また、GB-CIA は、彼らの性的異常行為、ピードフィリア(小児性愛犯罪)、悪魔崇拝の生贄儀式に多くの政治家や企業家を取り込んでいる。彼らは世界的な小児性愛犯罪ネットワークを構築させた。また、彼らは、難民のチャリティ団体を活用して世界最大の性奴隷の人身売買市場を運営している。また世界の麻薬密売も牛耳っており、イランーコントラ・スキャンダルやアフガニスタンのケシ栽培を行ってきた。
彼らは、麻薬、セックス、権力、支配、悪魔崇拝という通貨で絶大な権力を買っている。
Bush CIA (ブッシュ、クリントン、オバマ犯罪ファミリーとも呼ばれる):
パパブッシュが副大統領時代にブッシュCIAが正式に創設された。アメリカの16の諜報機関は国家情報長官によって支配されている。パパブッシュはCIA長官も務めたことがある。レーガン政権を支配していたのはパパブッシュである。彼はレーガンによってアメリカの外交政策の責任者に任命された。当時、パパブッシュはCIAの戦術を使ってソ連を崩壊させた。
パパブッシュ政権時代にジョージ・ソロスとレオ・ワンタが米財務省の偽の米国債を使ってロシア通貨を攻撃し不安定化した。
パパブッシュの兄(弟)は、Riggs Bankを経営しており、その傘下にVelment Bankを創設し、ロシアから奪ったお金とゴールドをロンダリングしている。一部のお金はミット・ロムニーの会社、Bain Capitalを介してロンダリングされた。
ソ連崩壊後、パパブッシュとブッシュのネオコン攻撃部隊(Vulcans)はロシア及びソ連から独立した国々から全ての資産(特に石油)を奪った。パパブッシュとキッシンジャーは、ブッシュCIAのごろつき集団の犯罪を介して個人的に巨額の富を得た。
パパブッシュはブッシュCIAのごろつき集団にホワイトハウス、司法省、国務省を取り込み、勢力を拡大した。その結果、CIAの犯罪は全て連邦判事や国務省の高官によって見逃された。
ブッシュ家はクリントン家とビル・クリントンがアーカンソー州知事になる前から親しい関係にあり、オバマの母親は元CIAエージェントである。そのためオバマは生まれた時からCIAと深い結びつきがあった。オバマは完全にCIAの創造物である。
オバマが抱える問題は、CIAの3派閥ともつながりがあることであり、どの派閥に属してよいのかわからない。彼のめちゃくちゃな政策は、GB-CIAとブッシュCIAの両派閥を満足させようとしたからに他ならない。
ピザゲートで悪名高いジョン・ポデスタ氏と彼の兄(弟)はワシントンで最も有力なロビーストであり、レーガン政権時代から米政府の小児性愛組織を牛耳ってきた。
パパブッシュはレーガン政権の事実上の権力者だったが、当時からホワイトハウスでは小児性愛犯罪が日常的に行われていた。
ホワイトハウスがこのような性犯罪を堂々と行っていたことで連邦議員らの倫理が完全に崩壊した。
パパブッシュはケネディを暗殺したCIAを当時から支配し続けており、やりたい放題のことをやってきた。誰もそれを止めることはできなかった。パパブッシュはレーガン大統領の暗殺も企てたが失敗した。
ホワイトハウスも司法省も国務省もCIAの犯罪行為に慣れてしまい、CIAや政治家の犯罪をひたすら隠蔽してきた。
ケネディが暗殺されたとき、パパブッシュはCIAエージェントだった。
当時GB-CIAは世界の地政学的領域で独占するようになり、政治リーダーの暗殺を行うことで政権を変えることが可能になったとパパブッシュは認識した。
当時、パパブッシュは外交政策の責任者としてCFR(元CIA、政府の諜報部員及び企業の諜報部員で構成されている)の命令に従って政策を実行していた。また、パパブッシュは自分が任命した政治家全員の脅迫状リストを作成し彼らに命令に従うことを約束させた。
パパブッシュはサウジ王族と非常に親しい関係を築いた。そして彼の人生の多くをサウジの宮殿で過ごすことになった。パパブッシュは世界最大の武器商人、麻薬王、マフィア、王族、金融詐欺集団と協力関係にあった。彼はどこの国を訪れてもセキュリティに引っかかることなく自由に入国を許され、彼のビジネス(犯罪活動)を世界中で展開することができた。
最終的にGB-CIAはブッシュCIAの活動に気が付き、両者間の緊張が高まった。
パパブッシュは、配下のジョージ・ソロスとレオ・ワンタがロシア通貨を崩壊させ巨額の富を得た時、ロシアから大量の
金(ゴールド)を盗んだ。
そしてその2年間でパパブッシュは絶大な権力と富を獲得し、ブッシュCIAとGB-CIAのいがみ合いが悪化した。GB-CIAはブッシュの協力を得て政府とのつながりを持ちたかった。彼らはクリントン大統領が単にパパブッシュの命令で動いていることを知っていた。
Ex-CIA:
既にGB-CIA対ブッシュCIAの対立が激化している中で、Ex-CIAがそれに参戦している。
政治家を脅迫して政権を変えることが好きなGB-CIAと非常に欲深く際限のない権力闘争に明け暮れるブッシュCIAの対立を逆手に取りEx-CIAはこれらの2派閥の戦術と利権を盗もうと考えた。多くのEx-CIAは、政府を去り、利益の多い民間の諜報機関に籍を置いている。民間諜報機関はアメリカの諜報活動の65%を行っている。
Ex-CIAは、政府、銀行、企業の最高の地位にいた元CIAエージェントたちである。また、Ex-CIAは、GB-CIA及びブッシュCIAで働いていたエージェントらによる無秩序スパイ集団として創設された。
Ex-CIAのメンバーは政府や大企業で最高の地位を獲得している。
弁護士のジミー・コメィ氏は、FBI長官になる前に、ニューヨーク南部の連邦検事、検事副総長、米最大の軍事契約企業、ロックヒードマーチン社の上席副社長、CIA関連企業の相談役、CIA銀行のHSBC及びGB-CIAの金を保管しているHSBCホールディングズの理事を務めていた。
CIAの高級エージェントはこのよう昇進の梯子を上っていく。
コメィ長官はFBIを去ったあとに別の場所で高い地位を得ることで、 彼が犯罪によって獲得した巨額の富は守られることになる。コメィ長官はCIAの3派閥の命令に従って動いていた。
ジョン・ブレナンCIA長官は、長官になる前に国土安全保障省の副補佐官、サウジアラビアのステーションチーフ、国家反テロセンターの所長、諜報ネットワークのAnalysis CorporationのCEO、National Security Allianceの会長、 Global Strategies 、GlobalIntelligence SolutionsそしてGTECの主任エージェントだった。
これらの3派閥はシリアで破壊活動を行っている。シリアでCIAはペンタゴンが支援している部隊を攻撃していることが明らかになった。
アレッポの外側でアメリカが支援している3つの集団がお互いに戦っていることが分かった。この事実を隠蔽するためにオバマはクラッパー氏に偽の情報を流すよう命令した。
それこそが、ロシアがトランプ氏を脅迫していることや大統領選でロシアがハッキング行為を行ったとするねつ造報道である。また、国土安全保障省が有権者のデータベースをハッキングしたと報道されたのはシリアにおけるオバマの個人的な戦争の実態を隠すための偽装工作である。
クラッパー氏、ブレナン氏、コメィ氏は共に17の諜報機関がメディアを介してねつ造報道を行うことに賛成した。トランプ氏に対する彼らの攻撃により、CIAの3派閥の汚職、共謀、グローバリズム・アジェンダ、反米姿勢が明らかになった。
トランプ氏はCIAに刃向かう戦士である。
トランプ氏はグローバリズムと戦い法の支配を推し進めているため、CIAの3派閥の一番の敵となった。
CIAの3派閥は法の上に君臨して権力を悪用しているが、反グローバリズム、反NWOのトランプ氏が大統領に選ばれたことで彼らはかなりの衝撃を受けている。そのため、3派閥はトランプ氏の信用を落とすためにあらゆる情報操作を行っている。また、彼らが継続的に行ってきた数々の邪悪な犯罪を隠蔽しようとしている。また、ケネディがやろうとして失敗したことをトランプ氏がやろうとしているため、それを阻止しようとしている。
トランプ氏は、CIAがCIAメンバーとCIAの利権を守るためなら容赦なく人を殺すことを知っており、彼の命が危険にさらされていることを十分認識している。
CIAはトランプ氏についての調査書類を持っておらず、彼がワイルドカードだったことをCIAは知らなかった。トランプ氏にはこれまで明らかになったスキャンダル以外は何もないのである。トランプ氏はCIAの3派閥とは一切関わり合いを持っていない。
トランプ氏はワシントンDCの関係者を一切信用していない。なぜなら彼らは既にCIAに取り込まれている恐れがあるからだ。
トランプ氏が1600ペンシルベニア・アベニューのビルにオフィスを構えることをしなかったのは賢い選択である。なぜなら、そのビルの隅々にCIAのスパイ装置が設置されているからである。
愛国者は、トランプ氏が使うことになるホワイトハウスの内装及びリフォームの費用を支援すべきである。
CIAはあらゆる手法を使ってトランプ氏を公然と攻撃しはじめた。CIAの3派閥と繋がりのあるジョージ・ソロスも世界の舞台で公然とトランプ氏を攻撃している。
ビルダーバーグや三極委員会、ボヘミアングローブ、CFRが一同に集まり会議を開いた。そこでトランプ氏を大統領にさせないための作戦を練った。世界中の邪悪なカバラ犯罪集団は神経をとがらせている。既に彼らはトランプ氏を殺害しようとした。また、彼に賄賂を贈ろうともした。彼らは他の政治家に対してならうまくいく戦術がトランプ氏にはうまくいかないことを知った。トランプ氏はCIAが日常的に行っている活動に一切関心がない。
http://blog.livedoor.jp/wisdomkeeper/archives/52001108.html
CIAが金出してるんだ
http://www.asyura2.com/17/senkyo223/msg/186.html#c2
妄想はもういいよ
朝鮮の王族はすべて漢民族 O2
天皇は百済王家の親戚なんだから朝鮮王族と同じ漢民族 O2 に決まってるんだよ
まあ、もし継体天皇が縄文人だったのならそれ以降の天皇は D1b になるけど
http://www.asyura2.com/14/idletalk41/msg/507.html#c18
アメリカと中国の手先をやらされてるだけ
http://www.asyura2.com/17/senkyo223/msg/186.html#c10
縄文人も弥生人も二重瞼だから天皇一族とは遺伝子が全く違うんだ
NATOは地中海で艦隊演習「ダイナミック・マンタ2017」を3月14日から24日にかけて実施した。参加国はアメリカ(駆逐艦、潜水艦)のほか、カナダ(フリゲート艦)、フランス(駆逐艦、潜水艦)、ドイツ、ギリシャ(フリゲート艦、潜水艦)、イタリア(駆逐艦、潜水艦)、ノルウェー、スペイン(タンカー、フリゲート艦、潜水艦)、トルコ(フリゲート艦、潜水艦)、イギリス。水上の艦船が10隻、潜水艦が9隻、さらにP-8Aポセイドン(哨戒機)やヘリコプターも投入されたという。演習の拠点はシチリア島の東岸にあるカターニアのアウグスタ基地とシゴネラ基地だった。
言うまでもなく、シチリア島は地中海の真ん中にある要石的な存在であり、古代から戦争の舞台になってきた。北アフリカとヨーロッパをつなぐ中継地点であり、中東を睨む位置にもある。ここにきてロシア軍は中東での軍事的な存在感を強め、アメリカ/NATO、イスラエル、サウジアラビアなどの侵略戦争を妨害している。そうした動きも意識しているだろう。
2011年春にシリアやリビアで侵略戦争が始まり、同年10月にリビアのムアンマル・アル・カダフィ体制はNATO軍とアル・カイダ系武装集団LIFGなどの連携で倒され、その際にカダフィは惨殺されている。そのことをCBSのインタビュー中に知らされたヒラリー・クリントンが「来た、見た、死んだ」と口にし、喜んぶ光景はインターネットで今でも見ることができる。
その直後、反カダフィ勢力の拠点だったベンガジでは裁判所の建物にアル・カイダの旗が掲げられ、その映像がYouTubeにアップロードされ、イギリスのデイリー・メイル紙も伝えていているが、そのベンガジにあるCIAの施設を拠点にして戦闘員や武器/兵器がトルコ経由でシリアへ運ばれている。輸送にはマークを消したNATOの輸送機が使われたともいう。
2012年になるとアメリカの情報機関や特殊部隊がヨルダンの北部に設置された秘密基地で戦闘員を軍事訓練、その少なくとも一部はダーイッシュに合流していると報道された。トルコと同じようにヨルダンにはシリアへの侵入ルートがあると言われている。
その年の5月にはシリアのホムスで住民が虐殺され、西側は政府側は実行したと宣伝しはじめるのだが、現地を調査した東方カトリックの修道院長も反政府軍のサラフ主義者や外国人傭兵が実行したと報告、「もし、全ての人が真実を語るならば、シリアに平和をもたらすことができる。1年にわたる戦闘の後、西側メディアの押しつける偽情報が描く情景は地上の真実と全く違っている。」と書いている。現地で宗教活動を続けてきたキリスト教の聖職者、マザー・アグネス・マリアムも外国からの干渉が事態を悪化させていると批判、ドイツのフランクフルター・アルゲマイネ紙も、キリスト教徒やスンニ派の国会議員の家族が犠牲になっていると伝えていた。
そうした中、2012年8月にアメリカ軍の情報機関DIAは政府向けの報告書を作成した。反シリア政府軍の主力はサラフ主義者(ワッハーブ派)、ムスリム同胞団、そしてアル・カイダ系武装集団のAQIであり、アル・ヌスラはAQIの別名だと指摘している。つまりバラク・オバマ政権が主張するような「穏健派」は存在しないということであり、そうした武装集団は西側、ペルシャ湾岸諸国、そしてトルコの支援を受けているともしている。さらに、東部シリア(ハサカやデリゾール)にサラフ主義者の支配国が作られる可能性があるとも警告していた。CIAの工作を警告しているともとれる内容だ。
その報告書が出た翌月、2012年9月11日にベンガジのアメリカ領事館が襲撃され、クリストファー・スティーブンス大使も殺される。領事館が襲撃される前日、大使は武器輸送の責任者だったCIAの人間と会談、襲撃当日には武器を輸送する海運会社の人間と会っていた。スティーブンスもCIAの秘密工作に加担していたわけだ。大使の上司にあたるクリントン国務長官(当時)も当然、知っていたはず。
当時のCIA長官、デイビッド・ペトレイアスはクリントン長官と近い関係にあり、この人脈からもクリントンは工作に関する情報を得ていた可能性が高いが、このペトレイアスは領事館襲撃の2カ月後、2012年11月にCIA長官を辞任した。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201703270000/
2017.03.28
NATOがシチリア島を拠点として実施した艦隊演習「ダイナミック・マンタ」の目的は何か?(2)
2013年3月にシリア政府は反政府軍が化学兵器を使ったと発表、反政府軍も政府軍が実行した反論するのだが、これについてイスラエルのハーレツ紙は、攻撃されたのがシリア政府軍の検問所であり、死亡したのはシリア軍の兵士だということから反政府軍が使ったと推測している。また、国連独立調査委員会メンバーのカーラ・デル・ポンテも反政府軍が化学兵器を使用した疑いは濃厚だと発言していた。
8月になるとダマスカス郊外のゴータで政府軍が化学兵器を使ったアメリカ政府は宣伝し始めるのだが、ロシアのビタリー・チュルキン国連大使がアメリカ側の主張を否定する情報を国連で示し、報告書も提出している。
チュルキン対しが示した情報には、反シリア政府軍が支配しているドーマから2発のミサイルが発射され、毒ガス攻撃を受けたとされるゴータで着弾していることを示す文書や衛星写真が含まれていたようで、その後、国連内の雰囲気が大きく変化したという。
12月に調査ジャーナリストのシーモア・ハーシュもこの問題に関する記事を発表、反政府軍がサリンの製造能力を持ち、実際に使った可能性があると指摘している。また、国連の元兵器査察官のリチャード・ロイドとマサチューセッツ工科大学のセオドール・ポストル教授は、化学兵器をシリア政府軍が発射したとするアメリカ政府の主張を否定する報告書を公表している。ミサイルの性能を考えると、科学的に成り立たないというのだ。シリア政府軍が化学兵器を使ったという口実でアメリカはシリアへ軍事侵攻しようと目論んだが、この口実は崩壊したわけだ。
2013年1月30日に行われた4機のイスラエル戦闘機がシリアを攻撃しているが、その8日前、アビブ・コチャビAMAN(イスラエルの軍情報部)司令官はワシントンで攻撃計画を説明、同じ時期にイスラエル政府は安全保障担当の顧問、ヤコフ・アミドロールをロシアへ派遣して攻撃を通告していたとも言われている。2013年5月や14年12月にはシリア領内で大きな爆発があった。まるで地震のような揺れがあり、「巨大な金色のキノコに見える炎」が目撃された。爆発の様子を撮影したCCDカメラに画素が輝く現象(シンチレーション)も見られた。
2013年8月下旬にはNATOもシリアを攻撃する姿勢も見せ、9月3日には地中海の中央から東へ向かって2発のミサイルが発射されている。ロシアの早期警戒システムはミサイル発射をすぐに探知、2発のミサイルは海中に落ちた。その直後、イスラエル国防省はアメリカと合同で行ったミサイル発射実験だと発表したが、事前に周辺国へ通告されてはいない。ジャミングで落とされたのではないかとも見られている。アメリカがイランと交渉するポーズを見せるのはそれ以降で、同年11月のイラン核開発に関する中間合意につながっている。
その当時、アメリカ政府はシリア近くの基地にB52爆撃機の2航空団を配備し、5隻の駆逐艦、1隻の揚陸艦、そして紅海にいる空母ニミッツと3隻の軍艦などの艦船を地中海に配備していたが、それに対抗してロシア軍は「空母キラー」と呼ばれている巡洋艦のモスクワを中心に、フリゲート艦2隻、電子情報収集艦、揚陸艦5隻、コルベット艦2隻がシリアを守る形に配置したと報道されている。地中海にはアメリカ軍、ロシア軍、中国軍の艦船が集結し、軍事衝突に発展しても不思議ではない状況にあったのだ。
シリアに対する直接的な軍事侵攻に失敗したネオコンなどアメリカの好戦派はソチ・オリンピックに合わせ、ウクライナでクーデターを実行、2014年2月23日にビクトル・ヤヌコビッチ大統領を憲法を無視する形で解任している。
中東では2014年1月にイラクのファルージャで「イスラム首長国」の建国が宣言され、6月にはモスルを制圧。この集団はアル・カイダ系武装集団から派生、後にダーイッシュ、IS、ISIS、ISILとも呼ばれるようになる。DIAの警告が現実化したわけだ。
その際にトヨタ製の真新しい小型トラック「ハイラックス」を連ねてパレード、その後継を撮影した写真が世界規模で流れたが、それをアメリカ軍が黙認した。スパイ衛星、偵察機、通信傍受、人から情報でアメリカの軍や情報機関は状況を把握していたはず。アメリカ政府を疑惑の目で見ている人は少なくない。
ダーイッシュによるモスル制圧から2カ月後の8月、サラフ主義者の支配国が出現する可能性を指摘した報告書が作成された当時のDIA局長、マイケル・フリン中将は退役に追い込まれた。
2011年10月から統合参謀本部議長を務めていたマーティン・デンプシー大将もアル・カイダ系武装集団などを危険視していたが、2015年9月25日に退役して好戦派が後釜にすわる。その3日後にロシアのウラジミル・プーチンが国連で演説、オバマ米大統領が自分たちに従えと威嚇したのに対し、プーチン露大統領は「自分がしでかしたことを理解しているのか?」とアメリカを公然と批判した。ロシアがシリアでアメリカの手先であるアル・カイダ系武装集団やダーイッシュを空爆しはじめたのは演説の5日後だ。
この空爆でシリアの戦況は一変、政府軍が優位になり、侵略軍は崩壊寸前だ。アメリカは新たな戦闘集団を編成しようとしているとも言われているが、劣勢は否めない。そうしたロシア側の作戦の一環として昨年、ロシア海軍の重航空巡洋艦(空母)クズネツォフ提督を中心とする艦隊がシリア沖に派遣された。ロシア海軍は潜水艦を重視しているので、NATOによる今回の軍事演習が潜水艦をターゲットにしているのは必然だ
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201703280000/
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/298.html#c57
2017年3月28日
【藤井聡】鮮明になる日本の科学技術の凋落――「PB緊縮財政」が日本をここまでダメにした
From 藤井聡@内閣官房参与(京都大学大学院教授)
https://38news.jp/economy/10268
資源大国は、その資源を外国に売るだけで暮らしていくことができます。しかし、日本の様な資源の無い国は、それだけでは暮らしていけません。
「海外に輸出」できるだけに十分な「付加価値」を、そして、「輸入品に負けないだけの財やサービスを作り出す」ために十分な「付加価値」を作り出す必要があります。
つまり、「海外マーケットのシェアを取るための『付加価値』」のみならず、「日本国内マーケットのシェアを海外勢に奪われないための『付加価値』」を生み出す事が求められているのです。
そして、その「付加価値」を生み出すために必要不可欠なのが「科学技術力」。
「科学技術力」こそが、自動車産業や化学製品産業、家電産業やインフラ産業等の根幹にあり、それが、日本の産業競争力を向上させてきたのです。
わが国は間違い無く、この「科学技術力」については世界一流の水準を維持し続けてきました。
コチラの図は、各国の科学技術力を表す主要指標の一つである「論文数のシェア」の推移のグラフ。
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=1014031852031091&set=a.236228089811475.38834.100002728571669&type=3&theater
ご覧の様にわが国は80年代、着実に科学技術力を伸ばしていました。そして99年〜2000年ごろにピークを迎えます。
この頃、全世界の論文の10%を、たった1億2千万人しかいない日本人が生み出していました。そしてそのシェアは世界2位の位置を占めていました。
しかし、それ以降右肩下がりに下がっていきます。そして、2008年時点でシェアは7%、ランキングも世界5位にまで下がっています。
さらに最新のデータによれば、2008年以降、その凋落に拍車がかかっているとのこと。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170323/k10010921091000.html
2015年次点の日本の論文数シェアは、ついにピーク時の半分である5%を下回る状況に至っています。
http://gigazine.net/news/20170327-japanese-research-decline/
日本の科学技術力の凋落は目を覆うばかりのもの――ですが、この推移、どこかで目にした気がしませんか?
――そうです、「我が国のGDP(名目値)の推移のグラフ」です。
こちらは、GDPのシェアの推移。
http://ameblo.jp/gensinhedge/image-11232044725-11933752817.html
ご覧の様に、1995年をピークに、論文数の推移とよく似た形状で推移していることが分かります。
ちなみに、アメリカや中国の論文数シェアの推移も、このGDPシェア推移とよく似た形で推移しています。
つまり、今日の科学技術力は、GDPが増えれば増え、減れば減る、というプロセスで決まっているのです(なお、両者の間には、数年の時間遅れ(ラグ)があります。これは、一般に研究をやってから論文にまとまって出版されるまで、数年の時間を要するのが一般的だからです)。
ちなみに、論文数シェアは、GDPシェアに依存している、という実証的知見はかねてから指摘されているものでもあります。つまり、豊かな国しか、科学技術力を進歩させられない、という次第。
http://www.asyura2.com/15/hasan101/msg/458.html
なぜそうなっているのかと言えば、現代の科学技術の発展には、「大規模な実験施設や研究組織が必要」だからです。オカネがある国では、いい施設が提供され、十分な報酬の下、多くの優秀な人材が研究界に投入されていき、科学技術も発展していく、という次第。
ただし、それに加えて、科学技術の発展に「それぞれの国の産業界で、その科学技術がどれだけ直接的に需要されているか?」ということが重要であることも主要な理由です。
実際、筆者が科学技術活動に従事している学術分野では、確かに90年代前半までは新しい技術開発は即座に実業界で活用されていく実感があったのですが、日本がデフレ化した90年代後半以降、実業界でそれが活用されるケースが極端に減っていきました。
例えば、「橋梁」の現場では今や、新しい技術開発の需要は低迷し、とにかく旧来型の工法で安く大量生産する風潮が支配的と聞き及んでいます。これでは日本の橋梁技術の進歩が停滞していくのも必然です。
さらには、世界各国の鉄道輸出競争で日本勢の敗北が目立つようになっていますが、それも日本で鉄道建設の現場が減ってきているのが大きな原因です。現場がなければ、技術は磨かれないのです。
筆者の学位研究であった「計量経済分析に基づく都市活動の需要予測技術」についても、90年代前半までは実務適用現場が国内にも多くありましたが、2000年代に入ってから全くと言っていいほど、新規技術が需要されなくなりました。
つまり、デフレがあらゆる「技術の現場」を殺し、それを通して、「科学技術力の発展」が停滞していったのです。
しかも、デフレのために税収が減ったあおりを受けて、あらゆる研究現場で予算カットが横行しているにも関わらず、「質の高い成果をより多く生み出すべし」という要求が政府から突きつけられています。結果、ほとんどの大学・研究組織では今、「ポスト削減」と「改革」の嵐が、吹き荒れています。そして、大学教員はこの「改革疲れ」のために、研究活動のための時間も予算も、そしてそのための情熱も失いかけているのが実態です―――。
そしてこうした流れを受け、少なくとも筆者が関わる様々な「学会」では、2000年代頃から真理やさらなる技術を追究しようという活力が急速に低迷し、ニヒリズム(虚無主義)が蔓延していった様を鮮明に記憶しています。
ですから今でこそ、日本はノーベル賞をたくさん受賞していますが、これは全て過去の遺産。今のデフレが継続すれば、10年後、20年後には、それも見られなくなるのは明らかです。
そして、このまま日本の科学技術力が低迷していけば、日本の衰退は必定です。繰り返しますが、「資源の無い国日本」は、「付加価値」を生み出し続ける力が不可欠であり、その根幹に「科学技術力」がどうしても必要だからです。
・・・・
そもそも、GDPが今、衰弱しているのは、「デフレ」が原因です。
そして、その「デフレ」をいつまでも長引かせているのは、90年代後半からわが国政府を支配している「緊縮財政」思想です。
そしてその具体的象徴が、支出カットと増税をもたらす「プライマリーバランス(PB)制約」です。
これらを総合的に踏まえれば、次のようなプロセスで、プライマリー・バランス制約に象徴される緊縮財政、すなわち、「PB緊縮財政」が、科学技術力の凋落と、それを通した「日本を衰弱」をもたらそうとしているのは火を見るより明らかです。
PB緊縮財政
→ デフレによるGDPの凋落
→ 科学技術力の凋落
→ 日本のさらなる衰弱
わが国政府が、目先の論文数の減少に「あたふた」して、木を見て森を見ないままに付け焼き刃的な「改革」を進める愚を避け、マクロ経済も視野に納めた「大局」的な視座から適切な科学技術政策を展開されんことを、心から祈念したいと思います。
追伸:「現代日本のあらゆる問題の根底に、デフレがある」――という真実にご関心の方は、是非、下記をご一読ください。
https://goo.gl/Jcqhm0
http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/492.html#c44
ルポ 税金地獄 (文春新書) – 2017/3/17 朝日新聞経済部 (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4166611216?tag=bunshun_asyuracom-22
重税国家ニッポンの現実を知っているだろうか。
給与明細を見ると、所得税、住民税、健康保険税、復興特別所得税……3割〜4割を「取られ」ている人がほとんど。
買い物すれば消費税、家を持てば固定資産税、親族が死ねば相続税もかかる。
一方で節税ノウハウをもつ富裕層は巧みに税逃れをし、資金の海外流出は止まらない。
不平等な税金システムの実態に迫る『ルポ・税金地獄』の著者より、驚きの事例を紹介する。
◆◆◆
タワマンで節税。税法の抜け穴をよく知る資産家たち
英領ケイマン諸島、バミューダ、オランダ領セント・マーチン島……。
そのコンサルタントの男性が開いたパスポートには、世界各地のタックスヘイブン(租税回避地)を訪ねたことを示す入出国のスタンプがいくつも押されていた。男性は、タックスヘイブンでの会社の設立や資産運用に携わって30年近くになる。
取材したのは2016年春。世間ではタックスヘイブンを利用した富裕層の税金逃れや資産隠しを暴露した「パナマ文書」が話題になっていたが、男性はまったく意に介していなかった。
「したり顔で解説するコメンテーターや学者を見ると思いますよ。この中に、実際にタックスヘイブンで会社を設立し、現地の法律事務所と折衝して金融取引をしたことがある者がどれだけいるのかとね」
男性は自らの取引で法に触れたことは一度もないと、胸を張った。
そして、タックスヘイブンでの取引について、日本でいったん納めた税金を取り戻した「戦歴」を語った。日本の税法を研究して「抜け穴」があることをわかったうえでの取引だったためだ。
このコンサルタントの男性が言うように、税法には多くの「抜け穴」がある。それは、世界の税制が1つではなく、それぞれの国が税制を定めていることから生じる抜け穴といえる。国内の制度でも、税制が複雑で、いろいろな利害関係があるため、「抜け穴」はできる。富裕層は専門家に相談するなどして、こうした抜け穴を活用しやすい立場にいる。
朝日新聞経済部は、15年8月から1年余りにわたり、経済面を中心に「にっぽんの負担」という連載を続けた。こうした税の抜け道を駆使して節税に励む富裕層や税制優遇で恩恵を受ける大企業がある一方で、低所得層が税や社会保険料の負担に追い詰められていること、様々な税制が時代遅れになっていることを現場から報告して、解決策を探った。
なかでもタワーマンション(タワマン)を利用した富裕層たちの節税策は、本連載で報じたことで大きな反響を呼んだ。
それは、タワマンの高層階の「時価」と、相続税や贈与税のために使われる「評価額」との差が大きいことに着目した節税手法だった。
相続税や贈与税は国税だが、その評価額には、自治体が集める固定資産税の評価額が使われる。それは、総務省が定めた基準で計算したマンション建築にかかる費用(再建築価格)がもとになる。マンション全体で再建築価格を算出し、上層階か下層階かに関係なく部屋の広さで割り振られる。
ところが、実際のタワマンは、階が上がるにつれて販売額は高くなる。この時価と評価額の差に注目した節税がタワマン節税の基本だ。私たちが取材した中では、タワマンを活用して6億円の資産を課税されずに息子に渡すことに成功した富裕層もいた。
都心のタワーマンション群は富の象徴。
連載の反響は大きかった。これを受けて政府は18年度から固定資産税に例外を設け、タワマンの場合には上層階の固定資産評価を上げ、下層階は下げる方針を決めた。階数によって増減率は変わるが、40階建ての場合は、最上階の評価額が5%上がり、1階は5%下がる。1階と最上階は固定資産税も相続・贈与税も評価額が1割違うことになった。
しかし、これで十分なわけではない。低層階と高層階の実際の価格差は1割程度では済まない。また、40階の評価は5%高くなるにすぎない。一方、評価の差が大きくなると、通常のマンションに比べて、タワマンの低層階の評価が低い現象も生まれかねない。公平さを追求すると、すべてのマンションを個別に評価しなければいけなくなり、タワマン節税の対策が、固定資産税の制度全体の見直しにつながりかねないのだ。
ふるさと納税の恩恵は富裕層に
こうした制度の矛盾をつく節税対策はまだある。その代表はふるさと納税だ。
16年10月、横浜市の赤レンガ倉庫のイベント広場で開かれた「ふるさと納税大感謝祭」には、全国61市町村の「出店」が軒を連ね、「地方物産展」の様相になった。初日は、午前10時のオープンとともに、待ちかねた来場者が会場になだれ込み、足の踏み場もないぐらいの盛況になった。中でも行列ができたのは、宮崎県都城市のコーナーだった。持ち込んだホットプレートで焼いた人気の宮崎牛が試食でき、紙コップで焼酎の「白霧島」がふるまわれた。
15年度のふるさと納税の寄付額が約42億円と首位になった都城市の人気の高さを見せつけたが、会場となった横浜市は逆に、15年度のふるさと納税による市民税の流出が約31億円、神奈川県も県民税の減額が約21億円と、いずれも全国一多かったので、制度を象徴する光景となった。
ふるさと納税大感謝祭。都城市の前は賑わいを見せる。
ふるさと納税は本来、自分が応援したい生まれ故郷などに寄付をして、所得税や住民税を軽くするしくみだ。だが、記者が「大感謝祭」で見た光景は、自治体の特産品を売り込む自治体の姿でしかなく、寄付によって解決したい地域の課題を訴える自治体のコーナーを見つけることはできなかった。
そして、ふるさと納税による減税の恩恵を受けやすいのは、やはり富裕層だ。都城市は100万円を寄付すると、小売価格で60万円を超える焼酎1年分がもらえる。ふるさと納税による減税には所得に応じた上限がある。100万円を寄付すると、計99万8千円が所得税と住民税から戻ることになるが、その恩恵を受けるためには、サラリーマンなら年収3千万円ぐらいが必要となる。
このように、富裕層は様々な税制の「抜け道」を活用できる。さらに、多くの税制優遇も用意されている。子や孫への贈与が1500万円まで非課税になる「教育資金贈与信託」の制度は、安倍政権が発足してすぐの13年4月に始まったが、信託協会によると、信託財産の総額は16年9月末に約1兆2千億円に達した。
個人に適用される所得税は最高で45%だが、法人実効税率は16年度に30%を切った。こうしたことを背景に、「合同会社」の設立が増えている。06年にできた新しい会社の形態で、少ないお金で設立でき、決算公告の義務もない。その設立数が、10年の約7千社から16年は約2万4千社に増えた。個人のアパート経営者が合同会社を設立して節税するような動きが広がっていることも一因だ。
税金で貧困率があがる日本
著者・松浦新。朝日新聞経済部記者。
一方で、消費税が上がっても給料が上がらない人は多い。その結果、消費増税があった14年度の実質賃金は3.0%も下がった。消費税で物価が上がっても賃金が上がらないため、給料で買えるものがそれだけ減ったということだ。実は、実質賃金は11年度から5年連続して下がり、10年度より5.3%も減っている。賃金が下がったり、物価が上がったりして、実質的な給料の価値が下がっているのだ。
庶民の生活を圧迫しているのは消費税だけではない。高齢化とともに上がり続けている年金、医療、介護の社会保険料は、所得が低い人にも容赦なくかかる。増え続ける非正規労働者が多く加入する国民健康保険には所得に関係なく、世帯ごと、家族の人数ごとに定額でかかる負担があり、悪税と言われる「人頭税」のような要素がある。
自治体財政も逼迫しているため、税も保険料も、滞納すると差し押さえをするなど厳しい取り立てが待っている。
本来、税や保険料は、富める者から貧しい者に再分配をして、自由な経済活動で生じた格差を是正するためにある。ところが、日本では、再分配の前と後で貧困率を比べると、勤労者や子供のいる世帯で再分配後の方が貧困率が上がる逆転現象が経済協力開発機構(OECD)の加入国で唯一起きている。再分配が機能していない先進国として恥ずかしい事態だ。
朝日新聞経済部は、介護や医療などの現場で高齢者らが置かれた実態を報告した『ルポ 老人地獄』(文春新書)を15年12月に上梓した。今回の『ルポ 税金地獄』は、その解決のための国民の負担を考える続編と言える。団塊世代が後期高齢者になる2025年まで10年を切り、これを支える現役世代が確実に減っている今、いかにしてすべての世代の可能性を高める社会を作っていくかを考えるヒントになれば幸いである。
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/562.html#c20
ドイツ・ベルリンで開かれたフルーツ見本市で展示されたフルーツ(2017年2月8日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】現在最も手軽に食べられるおやつ、果物のおかげで、人間は大きくて強力な脳を発達させることができた可能性が高いとの研究論文が27日、発表された。
【関連写真】フルーツ入りのケーキを食べるゴリラ
果物を食べることが、植物の葉などの最も基本的な食料からの重要な進歩となり、より大型の脳を成長させるのに必要なエネルギーを提供したと、研究チームは主張している。
論文の責任著者で、米ニューヨーク大学(New York University)の研究者のアレックス・デカーシエン(Alex Decasien)氏は、「このようにして人間は、これほど非常に巨大な脳を手に入れ」、「食物の質を大幅に拡大して今の食事につながっている」と語った。
米科学誌「ネイチャー・エコロジー・アンド・エボリューション(Nature Ecology and Evolution)」に発表された今回の研究では、霊長類140種以上の主食を調査するとともに、霊長類の食べ物が最近の進化の間にそれほど大きく変化していないと仮定した。
研究によると、果物を食べる霊長類は、葉を主食とする霊長類よりも約25%大きな脳を持っているという。
より大型の脳は、複雑な社会集団の中で生存、繁殖する必要に迫られて発達したとする説が、1990年代半ばから主流となっているが、今回の結果はこの説に疑問を投げかけている。
集団の中で生き抜くという難題は、知能を高める一助となった可能性はあるが、霊長類の社会生活の複雑さと脳の大脳皮質(灰白質)の大きさとの間には何の関連性も認められないと、デカーシエン氏は指摘した。
脳の大きさと強く相関していたのは、果物を食べることだった。
果物などの食物は、葉などの栄養源よりも豊富なエネルギーを含んでいるため、より大きな脳を発達させるのに必要な余剰エネルギーを生み出す。
同時に、果物が実る植物の種類やその木が生えている場所、果実をこじ開ける方法などを記憶することが、霊長類が大型の脳を成長させる助けになった可能性がある。
また、脳が大型なほど、脳の機能を保つのにより多量のエネルギーを必要とする。
「人間の脳は体重の2%なのに、全エネルギーの25%を消費しているというのは、周知の事実だ」と、デカーシエン氏は述べた。「脳は、非常に高くつく臓器なのだ」
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/585.html#c36
人間の脳の大型化、果物が後押しか 研究
AFP=時事 3/28(火) 8:40配信
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ドイツ・ベルリンで開かれたフルーツ見本市で展示されたフルーツ(2017年2月8日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】現在最も手軽に食べられるおやつ、果物のおかげで、人間は大きくて強力な脳を発達させることができた可能性が高いとの研究論文が27日、発表された。
【関連写真】フルーツ入りのケーキを食べるゴリラ
果物を食べることが、植物の葉などの最も基本的な食料からの重要な進歩となり、より大型の脳を成長させるのに必要なエネルギーを提供したと、研究チームは主張している。
論文の責任著者で、米ニューヨーク大学(New York University)の研究者のアレックス・デカーシエン(Alex Decasien)氏は、「このようにして人間は、これほど非常に巨大な脳を手に入れ」、「食物の質を大幅に拡大して今の食事につながっている」と語った。
米科学誌「ネイチャー・エコロジー・アンド・エボリューション(Nature Ecology and Evolution)」に発表された今回の研究では、霊長類140種以上の主食を調査するとともに、霊長類の食べ物が最近の進化の間にそれほど大きく変化していないと仮定した。
研究によると、果物を食べる霊長類は、葉を主食とする霊長類よりも約25%大きな脳を持っているという。
より大型の脳は、複雑な社会集団の中で生存、繁殖する必要に迫られて発達したとする説が、1990年代半ばから主流となっているが、今回の結果はこの説に疑問を投げかけている。
集団の中で生き抜くという難題は、知能を高める一助となった可能性はあるが、霊長類の社会生活の複雑さと脳の大脳皮質(灰白質)の大きさとの間には何の関連性も認められないと、デカーシエン氏は指摘した。
脳の大きさと強く相関していたのは、果物を食べることだった。
果物などの食物は、葉などの栄養源よりも豊富なエネルギーを含んでいるため、より大きな脳を発達させるのに必要な余剰エネルギーを生み出す。
同時に、果物が実る植物の種類やその木が生えている場所、果実をこじ開ける方法などを記憶することが、霊長類が大型の脳を成長させる助けになった可能性がある。
また、脳が大型なほど、脳の機能を保つのにより多量のエネルギーを必要とする。
「人間の脳は体重の2%なのに、全エネルギーの25%を消費しているというのは、周知の事実だ」と、デカーシエン氏は述べた。「脳は、非常に高くつく臓器なのだ」
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/554.html#c269
「最も危険な政治家」橋下徹研究 孤独なポピュリストの原点
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/452.html
被差別部落出身の有名人は?・yomi.mobi(部落出身者は、大和民族の誇りを思い出し、在日・米国と手を切るべきです)
http://www.asyura2.com/11/lunchbreak45/msg/860.html
洲本5人刺殺事件
洲本5人刺殺で死刑判決 裁判員「何が何だか…」
「完全責任能力の状態にあった」。2015年3月に兵庫県洲本市で男女5人が刺殺された事件で、22日に死刑が言い渡された神戸地裁判決。最大の争点となった平野達彦被告(42)の責任能力を巡り、判決は心神喪失状態にあったなどとする弁護側の主張を退けた。公判を通じて被告の口から繰り返された独自の世界観をどう捉えたらいいのか。裁判員は理解に苦しみながらも、重い決断を下した。
「何が何だか全く分からない状態でした」
判決後の裁判員の会見で、男性会社役員(53)=西宮市=は初公判をそう振り返った。
「工作員が脳をブレーンジャックして、殺害意思を持つように強制した」
「精神工学戦争を隠蔽(いんぺい)するために仕組まれた」
「工作員に仕組まれた犯罪」…。
公判を通じ、被告が展開する主張に、「自分の主観ではあり得ない話。でも、被告の中では存在するんだろうと考え続けた」と苦渋の表情を浮かべた。
30代の男性会社員=同=は公判で示された証拠に触れ、「被告と同じような考えを共有している人がいることや、関連した書籍があるのを見て、信じてもおかしくないのかもとは思った」。議論を経て、殺害は正常な判断に基づくと判断したが、一貫した持論に「責任能力の有無には悩んだ」と明かした。
この日、主文の朗読が後回しになり、平野被告は判決理由をじっと聞き続けた。「死刑」が言い渡されると、裁判長の言葉に小さくうなずいた。裁判員から見える表情はうつろだったという。
判決を受け、被害者の平野毅(たけし)さん=当時(82)=夫妻の遺族は「理解に苦しむ主張は聞いているだけで苦痛だった。反省も感じられなかった」とのコメントを出した。平野浩之さん=同(62)=ら3人の遺族は「判決が出ても元通りにはならない。せめて判断が被告に響いてほしい」とした。
2017/3/22
____
洲本5人刺殺 裁判員会見「達成感は全くない」
2015年3月の洲本5人刺殺事件で、殺人罪などに問われた平野達彦被告(42)に対する裁判員裁判の判決公判が22日、神戸地裁であり、求刑通り死刑が言い渡された。閉廷後、30代と50代の2人の男性裁判員が会見に応じた。主なやりとりは次の通り。
−死刑判決についての思いは。
30代男性 責任能力の有無で悩んだが、裁判員と裁判官と議論する中で、自分の考えがまとまった。判決に対しては、問題ないと思っています。
50代男性 命の尊さ、重さに対して、自分の1票の重さは感じました。
−電磁波攻撃やブレーンジャックなど、被告の発言、世界観は理解できたか。
30代男性 理解はできなかったが、被告のSNSとかを見ると、同調してコメントを打っている人も何人かいたので、実際、信じてる人が結構いるんだなというのが今回分かったことです。判決文にもあったように、多少なりとも、精神的に何かしら影響があったということですが、犯行に至った経緯では、正常な判断に基づくと思っています。
50代男性 自分の主観で言えば、(被告の世界観は)あり得ないんですが、フェアな目でいうと、被告の中では存在するんだろうなという観点でこの事件の真相を考え続けました。精神状態については、今回の公判では2人の鑑定医の鑑定だったが、精神科医の判断は千差万別に近いものがあると思う。ですから、2人の鑑定医の結果を精査して考えつくしましたが、今後、精神鑑定を必要とする裁判には、鑑定(の医師数や回数)をもう少し増やした方がいいのではというのが正直な感想でした。
−被告の世界観はどれくらいで理解できるようになったか。
30代男性 公判初日は理解できなかったが、何人かの人たちが電磁波攻撃があるというのを共有しているということと、(被告が紹介していた)書籍の二つで、(被告が電磁波攻撃などを)信じてもおかしくはないかなと思いました。
50代男性 ドラマに例えるなら、第1話は何が何だか分からない状態でした。2話から最終話までは(被告の考え方)ありきで考えました。
−公判を通じて、被告の表情や様子の印象は。
30代男性 全般的に、自分の意思が正しいと感じているような雰囲気で、意思は固いかなと思いました。被害者家族の質問時には涙ぐむ姿もあって、多少、被告の心に響くところがあったんだなと思いました。
50代男性 感情をほぼ出さない被告だったが、転機になったという彼女との別れについては、感情がこみ上げたような様子はあった。(事件発生直後に)警察官がファーストコンタクトをとった時に、(警察官の証言として)「不気味なくらい堂々として出てきた」というのがあったが、死刑を求刑されても落ち着いた表情だった。ただ、判決は、死刑が言い渡された時だけ、天を仰ぐまではいかないけど、うつろな表情で、視線が動いた。電磁波攻撃というか、彼の妄想を基に、話していることを本人は信用しきってるだろうなと。最終意見陳述の時も、最後の最後に、1時間もかけて自分の告発活動をしたことからも、そういう(自分の妄想を信じ切っている)部分がくみとれました。
−裁判員として、重大な判決をどういう思いで出したのか。遺族の声などをどう受け止めたか。
30代男性 責任能力のところが争点になるかなと思っていました。初公判で被告が言っていることは、何でこんなこと言っているのかなと思っていたが、評議することで、責任能力には問題ないと判断できました。ご遺族の方には残念だなと思いました。被告人は、ご遺族の質問に答えるべきなのに答えず、ご遺族は納得がいかなかった思います。
50代男性 (裁判を終えた)達成感は全くない。お茶の間で見てたら簡単に「死刑だろう」などと言えるかもしれないが、言えない。初公判の2月8日から、車を運転中も食事中もずっと裁判のことを考えていました。私の席からはちょうど法廷にいるご遺族全員が見えました。正直言って、ご遺族の姿はつらいものがありました。
2017/3/22
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洲本5人刺殺 精神鑑定の医師、責任能力「ある」
2015年3月に兵庫県洲本市で男女5人が刺殺された事件で、殺人などの罪に問われた平野達彦被告(42)の裁判員裁判が22日、神戸地裁であった。起訴後に同被告を精神鑑定した医師が出廷し、精神障害による妄想が事件の動機に影響したとする一方、「責任を取る意味での人格自体は保たれていた」と証言した。
医師によると、同被告は向精神薬「リタリン」の大量摂取を5年間続けたことで、2006年ごろに精神障害となり、妄想が出るようになったという。
医師は鑑定中に同被告が語った動機を紹介。当初は
「国家の回し者である工作員に報復し、その事実を裁判で明らかにする」
と話したが、4回目の面接になって、今回の公判でも同被告が主張する
「(電磁波兵器で脳を支配する)ブレインジャック」
を訴え、事件は自分の意思ではないと説明したという。
医師への質問もあり、検察側が「人格は保たれていた」という証言の根拠を尋ねた。
医師は事件前の同被告に暴力的なところがなく、同被告のボイスレコーダーに残された逮捕時の状況からも冷静だったことなどを挙げ、「思考が解体して物事が考えられないわけではなく、理性的に判断できる状態だった」とした。
http://www.asyura2.com/11/nihon30/msg/632.html#c1508
増える空き家、「スラム化」する老朽マンション 撤去費用を支払うのは誰か 2016/7/29
https://news.yahoo.co.jp/feature/271
空き家が増え続けている。
マンション・アパートの空き部屋も含めた空き家総数は、およそ20年後に全国で2000万戸を超えるとみられる。
少子高齢化と人口減少が進む中、戸建てもマンションも、今人気のタワマンさえも、空き家となるリスクとは無縁ではない。さらにその先には、空き家の老朽化という問題も控えている。
老朽化した空き家は誰が処分するのか。その費用は誰が負担するのか。人と家の高齢化の先にある未来のシナリオとは。(ライター・庄司里紗/Yahoo! ニュース編集部)
築46年の木造アパート、解体費用500万円也
羽田空港にほど近い住宅街の一角。いまにも倒壊しそうな築46年の木造2階建てアパートは、まるで「幽霊屋敷」のようだった。
その老朽アパートが大田区によって強制撤去されたのは2014年5月。東京23区内では初の事例だった。
屋根、壁、窓ガラスはあちこちで破れ、鉄製の部材はサビでぼろぼろ(写真提供: 大田区まちづくり推進部)
大田区まちづくり推進部の粟飯原勉係長が言う。「このアパートは、10年ほど前から『強風で剥がれたトタン屋根が飛んできて危ない』など、近隣住民から苦情が寄せられていました」。
所有者は高齢の男性だったが、区の指導にまったく耳を貸さなかったという。だが、こんな状態の空き家でも民法上は立派な私有財産だ。強制撤去すれば、財産権の侵害にあたるため、区は所有者との面談、文書による改善依頼などの対応しかできなかった。
こうした事例の増加に対応して、大田区は2012年、「空き家の適正管理に関する条例」を制定。条件を満たせば強制解体・撤去が可能になった。初の適用となったこのアパートの解体費用は500万円。所有者に請求したが支払われなかったため、土地と預貯金を差し押さえて費用を回収した。粟飯原係長が言う。
「この件では所有者に支払い能力があったから回収できました。ですが、危険な空き家の所有者は金銭的な余裕がない場合もあるかと思います」
では、所有者が支払えないとき、誰がその費用を負担するのか──。
強制撤去の作業中(写真提供: 大田区まちづくり推進部)
全国の空き家数はこの20年間で倍増
日本中に空き家が広がっている。2013年に総務省が実施した「住宅・土地統計調査」によると、空き家の数は全国で約820万戸。この20年間でほぼ2倍に増え、空き家率(総住宅数に占める空き家数の率)も13.5%と過去最高を記録した。
20年間(1993年→2013年)で、空き家率は9.8%から13.5%に。わずかな増加にも見えるが、空き家の実数ではほぼ倍増となる。住宅数全体が増えているためだ(出所: 総務省「住宅・土地統計調査」)
総務省が5年ごとに発表するこの統計では、「空き家」を「賃貸用」「売却用」「二次的住宅(別荘)」「その他」に分類している。そのうち、とくに問題視されるのは、「その他」の空き家だ。冒頭の老朽アパートのように長期間放置され、倒壊などが懸念される危険な状態の空き家も含まれており、その数は約318万戸に達している。
「その他」は、老朽化して住めなくなった廃屋や、相続などに伴い住む人のいなくなったもの。マンションやアパートは1部屋を1戸と数える(出所: 総務省「住宅・土地統計調査」)
空き家が及ぼす悪影響は倒壊や崩落のみならず、不審者の立ち入りや放火などの犯罪の誘発、樹木の繁茂や不法投棄、景観悪化など多岐にわたる。
そのため各自治体では、こうした空き家に立ち入り調査し、強制撤去できる独自の管理条例の制定を進めている。2015年4月時点で、条例を施行済みの自治体は431を数える。この流れを受けて国も、自治体の取り組みを支援する「空家等対策の推進に関する特別措置法」(以下、特措法)を制定、2015年5月から全面施行に踏み切った。
一方、気になるのは、発生した費用を実際に「誰が」負担するかだ。冒頭の大田区のケースでは所有者が支払えたが、公費を検討せざるをえないケースも十分ありうる。例えば、国の特措法を初めて適用した神奈川県横須賀市のケース(2015年10月)では、倒壊の危険のあった空き家の撤去費用の全額、約150万円を市が公費=税金で負担している。
空き家の数が右肩上がりで増え続ける以上、このように公費で解体するしかない空き家の数も、増えていくだろう。
実は過疎化地域より都市部が深刻
そもそも、空き家はなぜ増えるのか? そこには日本の社会背景がある。
終戦から1960年代半ばにかけて、人口の急増による住宅不足が深刻化。その結果、宅地開発が郊外に広がるとともに、「質より量」の論理で寿命の短い住宅が次々と建設された。そう指摘するのは、富士通総研の米山秀隆主席研究員だ。
「今、日本は人口減少のフェーズに入っているのに、住宅数は増え続けている。住む人が減って家が増えれば、不便で条件の悪い住宅に人が住まなくなり、空き家が増える。つまり、無秩序に住宅を大量供給する日本の現状が空き家増加の構造的要因なのです」
住む人は減っているのに、家はまだ増えている。都内のマンション建設現場(撮影: 塩田亮吾)
国土交通省の「空家実態調査」(2014年)によると、空き家が発生するのは、多くが家主(居住者)が亡くなった後の相続のタイミングだ。相続人が遠方にいて居住できないといった理由に加え、家は売るにも壊すにもお金がかかる。それが嫌われ、結果的に「放置」される。
地価が安い郊外や地方都市では、空き家の処分にかかるコストが資産価値を上回るケースが少なくない。そのため、過疎化や高齢化が進む地域ほど空き家化も進む。各自治体では「空き家バンク」の設置や独自の移住支援策など、空き家を利活用するための取り組みが本格化しているが、「事態がより深刻なのは東京をはじめとする都市部だ」と米山氏は言う。
「空き家『数』で見ると、都市部が圧倒的に多い。最多の東京は約81.7万戸、2位の大阪が約67.9万戸で、その大部分は『賃貸用』の共同住宅です。今は一時的な空室も多くありますが、10〜20年後には、将来にわたり借り手のつかない老朽物件が、膨大な数、都市部に溢れる。戸建てと違って簡単には壊せない老朽マンションの増加は、都市が直面する大きな課題です」
とりわけ深刻なのは、都市部で多くの人が「終の住処」として購入する分譲マンションの老朽化である。
築50年になるという分譲マンションの一角。数回目の大規模修繕か、建て替えかの決断を迫られる時期だろう(撮影: 塩田亮吾)
都市部の問題は「マンション老朽化」にあり
分譲マンションの問題は、建物と所有者が同時に年老いる「2つの老化」だ。まず、購入時には若かった所有者も次第に年を取る。高齢となって老人ホームに入居したり、亡くなった後に相続人が賃貸に出したりすれば、空室化・賃貸化が進む。一方、建物自体も時間の経過とともに老朽化が進み、修繕や建て替えが必要になる。
築40年のマンション。ツタにおおわれる外壁は、趣があるというより寂れた雰囲気(撮影: 塩田亮吾)
分譲マンションの場合、修繕や建て替えには所有者の合意形成が欠かせない。だが、空室化・賃貸化の進んだマンションでは居住者・所有者が多様化するため、合意形成はスムーズに進まない。「こうして打つ手がないまま時間だけが過ぎ、極限まで老朽化したマンションは、人がまともに住めない空き家となり、管理もされずに放置される。いわゆるスラム化のリスクが高まるのです」(米山氏)。
東京城南地区に物件を所有する竹田裕也氏(仮名・52歳)は、まさにそんな危機に直面した一人だ。
竹田氏は2000年頃、投資目的で5階建てマンション内の数室を購入。1970年代半ばの建設と築年は古いものの、JRの主要駅から徒歩圏内という立地の良さと、広めの1LDKという使いやすい間取りで、借り手はすぐについた。問題はその数年後、築30年を過ぎた頃に起きた。
「建物全体で漏水事故が頻発したんです。共用部の給排水管に問題が見つかり、修理が必要でした」。ところが、修理の発注者となる管理組合(各室の所有者全員の団体。マンション全体の持ち主と見なされる)自体が機能していなかったのだ。
竹田氏が数室を所有するマンションの設備。給排水管の補修・更新は、老朽化マンションの最も深刻な問題の一つだ。(撮影: 塩田亮吾)
当時、居住者の大半は賃借人。又貸しによる事務所利用やウィークリーマンションとして使われているケースもあった。大規模修繕は1990年頃に行われたきりで、その後の長期修繕計画もなかった。
そこで竹田氏は自ら管理組合の理事となり、マンション管理業者に運営を委託。この業者とともに長期修繕計画の策定や管理体制の見直し・修繕費の積み増しなどを行った。
その結果、2012年にようやく「外壁の塗り直し」や「屋上の防水工事」を中心とした2回目の大規模修繕が実現。マンション内に秩序が戻り、「スラム化という最悪の事態は免れた」という。現在管理組合では耐震化工事に向けた話し合いが続けられている。
「耐震化工事には修繕積立金だけでは足りないので、2000万円ほど金融機関から借入をしなければならない。所有者の合意形成は簡単ではありませんが、みなさんに理解を求めていくつもりです」
管理組合の理事を務める竹田氏(右)と、マンション管理業者の担当者たち(撮影: 塩田亮吾)
建て替えできるのは好条件のマンションだけ
老朽マンションに対する解決策は、修繕で「延命」するか、建て替えて「再生」するかしかないが、建て替えられるケースは限定的だ。
これまで20件以上のマンション再生に携わった旭化成不動産レジデンスの大木祐悟主任研究員は、建て替え事業の難しさをこう語る。
「現行法では、所有者の5分の4以上の賛成で建て替えできるようになっています。ただ、築年数の古いマンションは高さ制限や容積率(敷地面積に対する総床面積の割合。場所ごとに上限が決まっている)などが現在の法律に不適格のものが多数あります。こうしたマンションを現行法に合わせて建て替えると、建て替え前の部屋の広さを維持できない場合がある。さらに、所有者が建て替え費用を負担する可能性も高く、合意が得られないケースが多いんです」
大木氏が再建に携わった「同潤会江戸川アパートメント」(1934年築、新宿区)は、まさにその典型例だった。建物の傾きが確認された1970年代以降、何度も建て替えが検討されたが、所有者間で条件が折り合わず、計画はそのたびに頓挫。建物の老朽化は加速度的に進み、壁の落剥や雨漏り、ガス漏れなどが常態化する有り様だった。
建て替え前・建て替え後の同潤会江戸川アパートメント。旧建物の外壁は、戦前に普及した「リソイド」という材料を塗りつけた左官仕上げ。建て替え後はタイル貼り(写真提供: 旭化成不動産レジデンス)
最終的には、築後71年(2005年)にしてようやく建て替えが実現したが、建て替え後に所有者が得られた専有面積は平均で建て替え前の半分程度にとどまった。
「立地が良く、敷地や容積率に十分な余裕がある場合を除き、マンションの建て替えは非常に難しい。管理組合から相談を受けて実際に建て替えられるのは10件に1件以下というのが実情です」。つまり、ほぼ9割の分譲マンションは建て替えできず、老朽マンションとしてこの世に残り続けることになる。
建て替えが難しいのは老朽物件だけではなく、容積率を上限まで使って建てられていれば同様の問題が起こる。もちろん、近年人気のタワーマンションも例外ではない。
建て替え前の同潤会江戸川アパートメント。外壁が剥落するなど危険な状態だった(写真提供: 旭化成不動産レジデンス)
タワーマンション、スラム化の恐怖
タワーマンションは眺望の良さや共用施設の豪華さが人気を呼び、都市部を中心に2000年前後から急激に増加。高さ60mまたは20階建て以上のものがこれまでに約1000棟(約30万戸)建っている。こうしたタワーマンションが老朽化した場合はどうなるのか。前出の米山氏は「建て替えは難しい」と首を振る。
「容積率に余裕がある場合は、建て替え時に床面積を増やせるため、その分を販売して費用を賄う方法があります。しかし、ほとんどのタワーマンションは容積率を目一杯に使って建てているため、この方法は使えません。
建て替えないとしても、建物規模や戸数が桁違いのタワーマンションは維持修繕のコストも高い。適正に維持管理されなかった場合、スラム化のリスクがあるのは、タワーマンションも例外ではありません」
このようなリスクを前に、対策に乗り出した自治体がある。全国最多のマンション戸数を抱える東京都だ。東京都では、2014年末時点で約168万戸ものマンションがあるにもかかわらず、さらに毎年4万戸前後のマンションが新規に供給されている。そのため東京都都市整備局は今年3月、「良質なマンションストックの形成促進計画」を策定。「マンションの適正な管理の促進」「老朽マンション等の再生の促進」を柱とする今後10年間の目標と施策を定めた。
東京都都市整備局の小林秀行課長は「今後は行政がマンションの管理に関与する必要がある」と説明する。「この状況が続くと、所在地などにもよりますが、築年の古いものから空室化が進み、管理組合活動が低下して管理不全に陥ることも心配されます。今回の取り組みは、こうしたマンションの管理不全を予防する仕組みづくりに向けた第一歩です」
築40年のマンションの、居住者が退去して間もない1室。無人の住まいは加速度的に荒れていく(撮影: 塩田亮吾)
巨額の費用負担、行き着くところは税金
マンションのスラム化を防ぐには、修繕を含む適切な維持管理が最も有効な対策だ。しかし、修繕を繰り返したマンションも、いつかは寿命を迎える。そうなれば建物を解体し土地は売却という「看取り」が必要になるが、そこにはハードルがある。所有者全員の同意を得なければならない点だ(耐震強度不足のマンションなどの例外はある)。
もう一つのハードルは、費用の問題だ。マンションの解体費用は、現在の相場で1戸当たり約200万円。50戸のマンションなら1億円がかかる。敷地の売却で処分費用を賄えるケースを除き、高齢化や賃貸化が進む老朽マンションの住民が費用を捻出できる可能性は限りなく低い。
こうして所有者たちが「看取り」を放棄したマンションは、スラム化・廃墟化した後、最終的に行政が公費で取り壊すしかなくなる。
バブル期に大量供給されたマンションが軒並み「築40年」を迎える2030年代半ば、老朽化の目安となる築40年超えのマンションは全国で約277万戸まで膨れ上がる。もし、そのうちの5%(約13.9万戸)でも行政が解体することになれば、1戸当たり200万円をかけ算しておよそ2780億円の公費が投入される計算だ。この巨額の撤去費用を賄うのは、マンションが立地する自治体の住民の税金だ。
つまり、老朽マンション問題の行く手には、何万棟という膨大な数のマンションの解体コストを、所有者とは無関係の市民が税金で肩代わりさせられる未来が待っているのだ。
築年数が古く、適正な修繕が行われていない建物では、壁のペンキの剥がれなど、全体に傷みが目立つ(撮影: 塩田亮吾)
前出の富士通総研・米山氏は今すぐはじめるべき対策として、所有者の負担において建物を解体するための「解体積立金」の制度化を提言する。
「マンションの寿命が尽きたら解体する前提で、あらかじめ所有権には建物の耐用年数に見合った有効期限を設定して、購入者が解体積立金を積み立てる制度をつくる。そうすれば、修繕でも建て替えでもない第三の道として『解体』をスムーズに選べるようになります。建物の寿命とともに所有権も期限切れとなり、建物は積立金で解体する。現実として、ほとんどのマンションが建て替えできない以上、その方が合理的でしょう」
米山氏の試算では2033年、全国の空き家率は28.5%。およそ3軒に1軒が空き家となる数字だ。
隣人のどちらかは空き家が当たり前という未来は、わずか十数年後に迫っている。だが、そんな未来など永遠にやって来ないかのように、今日も日本のどこかで家が建てられている。
「住みたい街ランキング」上位の住宅街でも、建物の老朽化は確実に進んでいる(撮影: 塩田亮吾)
https://news.yahoo.co.jp/feature/271
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/615.html#c80
『お前は頭がおかしいからこれ以上投稿するな』
と はっきり言えないんだよ
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/478.html#c23
2017年03月28日 急にしおらしくなってきた韓国の何故 「韓国の「中国傾斜」、日本の批判は正しかった」
http://blogos.com/article/215768/
珍しく朝鮮日報に日本人からするとマトモな記事が載っています。反日で全く現状分析できていなかった頃からすると、かなり客観的な分析が出てくるようになりました。その理由はなんなのでしょうか?
■分析が甘くていつも間違う韓国
「【コラム】韓国の「中国傾斜」、日本の批判は正しかった」
韓国政府が「東北アジアのバランサー論」を掲げると、日本人は「米中のバランサー? 韓国は米国の同盟国じゃなかったのか」と言って驚く。日本も米国の同盟国だ。同盟を維持する以上、日本はそんな夢物語など考えもしない。今振り返ってみると、このように原則を重視する日本の考え方の方がわれわれよりも正しかったようだ。
日本は同盟の原則を重視するが、われわれは日本こそ韓米関係に亀裂を生じさせていると考えた。両国の識者が席を共にして議論する場を取材すると、日本側は必ず韓国の中国傾斜を指摘したが、そのたびに記者は「少しばかりの経済的な利益を手にするためではない。統一のためだ」と反論した。しかしこのような訴えは誰にも響かなかった。米国人や日本人はもちろん、中国人もこの主張には耳を傾けなかった。統一について真剣に考えるのは韓国だけだった。孤独だった。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/03/24/2017032401721.html
タイトルからして珍しいコラムであります。でも、まだアチコチ変な分析がありますね。
なぜか韓国は、中国傾斜論が日本側が広めていると、ずっと思っていました。日本がそんなことしても、何の徳にもならないのに不思議な思考です。これも、犯人が中国だったと後でわかることになります。(韓国衝撃 「中国傾斜論」をふれ回っていた本当の犯人)
さらにもっと変なことが書いてあります。
日本側は必ず韓国の中国傾斜を指摘したが、そのたびに記者は「少しばかりの経済的な利益を手にするためではない。統一のためだ」と反論した。
統一について真剣に考えるのは韓国だけだった。孤独だった。
そもそも何故中国傾斜が朝鮮半島統一に寄与するのか、日本人で理解できる人はいないでしょう。
中国は北朝鮮を支援し、韓国と戦争した国です。今も北朝鮮を様々な形で支援しています。朝鮮半島統一を一番阻んでいるのは、中国です。その中国に擦り寄っても、成し遂げられるのは韓国が北朝鮮に吸収されて「赤化による統一」だけでしょう。中国の属国化以外の未来があると考える方がおかしい。しかしなぜか韓国はそれに気付きません。
さらに「統一について真剣に考えるのは、韓国だけだった」と来る。
韓国が望む統一の形を、韓国以外が真剣になると本気で思っているのでしょうか?
日本ことを真剣に考えるのは日本しかいないでしょう。アメリカのことを考えるのはアメリカしかいませんし、中国のことを考えるのは中国、ロシアのことを考えるのはもちろんロシアしかいません。何も今更驚くこともない当たり前の話であります。
統一に限らず、韓国の様々な情報に触れていると、「韓国の覚悟のなさ」が非常に気になります。
たとえば軍事や経済で新規に何かを開発しようとする場合、すぐに「技術移転してもらえるかどうか」が話題になります。
なんで最初から「自分たちで開発する」という発想にならないのでしょうか?
他にも「ベンチマーキング」と言う言葉があります。本来、経済用語としては競合他社を『分析』することですが、韓国では単純に「模倣する」という意味です。
「技術移転」「模倣」。韓国のことを他国が考えていないことにショックを受けたり、どうにも韓国の他力本願体質に違和感を感じざるをえません。
■韓国の手の平返しの意味は?
さて、なぜここに来て、韓国は急にしおらしくなったのでしょう?
こういう状況は以前にも何度かありました。要するに、韓国が経済危機に陥りそうになると、急速にへたれるのですね。
「韓日間経済格差、再び開いている」中央日報2017年03月27日
韓国の潜在成長率は次第に下落している一方、日本は小さいながらも成長の勢いが続くことで両国間の経済格差が再び開く可能性が大きくなっている。特に、産業競争力の面で両国間の差が開いている。
国際経営開発院(IMD)によると、韓国の世界科学の競争力は2009年に3位となって日本(2位)を追い上げようとしたが、昨年は韓国(8位)と日本(2位)との差が拡大した。IMD基準の技術競争力も韓国は2005年2位まで上がって日本をリードしたが、その後下落傾向を見せて昨年には15位と、日本(10位)に再逆転された。
http://japanese.joins.com/article/326/227326.html?servcode=A00§code=A10
世界経済が次第に回復に向かいつつあり、日本も求人倍率が最高値を記録するなど、「失われた20年」を脱しつつあります。対して韓国は一向に景気が上向かず、中国の景気後退とTHAAD制裁で、経済状況は墜落するように下降しています。そのうえ、膨れ上がっていた家計債務がいよいよ危険水域に入ってきたのです。
「米国金利1%台時代、震えている1344兆ウォン」
今回の金利引き上げで、米国と韓国(年1.25%)の基準金利の格差は0.25%ポイントへと縮まっている。今年下半期(7〜12月)に米金利が韓国を追い越す状況が起きれば、国内に入ってきたグローバル資金が米国などの先進諸国に大量に流れていくのではないかという懸念が高まっている。
何よりも、米国の金利引き上げにより、国内市場金利が高騰して、史上最悪水準となっている家計負債の「引き金」を刺激しかねないという警告が高まっている。特に、過度な利子負担に押しつぶされた零細自営業者、低所得多重債務者などの脆弱階層が直撃を受ける可能性が高い。
http://japanese.donga.com/List/3/02/27/873832/1
アメリカの利上げで、韓国の基準金利差が0.25%になりました。このままでは、次の金利引上げで追いつかれてしまいます。金利差がなくなると、過去の事例を見ても一気に海外資本が韓国から抜けるわけで、ウォン暴落という悪夢が待っています。じゃあ金利を上げられるかと言うと、積み上がった家計債務が一気に不良債権化して、炸裂してします。
朴政権は、不動産価格上昇から景気回復を狙って融資枠の規制緩和しバブルを誘発しました。国民も土地バブルに群がり、我もわれもと借金をして土地を買いました。韓国には未だに土地神話が残っているので、借金返済のために一度手に入れた土地を手放す人が増えると、不動産暴落を引き起こしかねません。
このままですと、今年中に韓国は危機的状況に陥るわけで、日本などの援助を期待しています。もちろん本当は日本なんかの助けは欲しくありません。韓国の本音はアメリカが助けてくれることです。が、アメリカは既に見限っていて助ける気がなく、唯一可能性があるのが日本だけの状態です。「なんだ、またか」と言うなかれ。本気で今回はヤバいんだから仕方ありません。
しかし、国内の問題を反日を煽ることで転嫁してきたツケなのか、国民が反日のままコントロールを失っています。なにしろ「北朝鮮より、日本の方が主敵だ」と断言する人間がいるくらいなのです。状況が見えていないのにも程があります。反日従北政権の誕生で、韓国がどうなるのか、北朝鮮の動向と共に来年度は、朝鮮半島から目が放せません。
http://blogos.com/article/215768/
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/334.html#c80
有名人のハプログループ
http://famousdna.wiki.fc2.com/
に記載されているものは殆どがデタラメだという話を聞きました
本当だと思わないで下さい
http://www.asyura2.com/14/idletalk41/msg/507.html#c20
一番、欧米勢が気に入らなかったのは、日本の中流層の豊かな暮らしであった。中流層が豊かであれば、GDPも成長し、国力も強い。GDPは軍事力でもあるわけだ。日本はまんまと「ワナ」にハマり、国力は衰退し、GDPも低迷している
欧米の投資家の間で、バブル崩壊後の日本を「つぶす」時期に名前が上がっていたのが「セブン&アイ・ホールディングスの鈴木敏文氏」と「ロック・フィールド(RF1・神戸コロッケ・グリーングルメなど)の岩田弘三氏」であった。とにかく欧米勢は、この2人が気に入らなかったのだ。
なにか話題があると、2人の名前が出てきていた。なぜなら、欧米勢が欧米式の尺度で次々と日本企業をつぶし、または力を削ぐ中でも、この2人は独自の日本的なやり方で譲らなかったためだ。
2人に共通するのは、欧米の尺度以上に、日本的な現場の把握や試行錯誤を徹底していたこと。鈴木氏は「自らコンビニ弁当を食べていた」と伝えられているし、またロック・フィールドは、地元の人間でもあまり知らないような九州の奥地にも契約農家をもっていて驚かされる。このため、欧米勢に負けることなく、日本的なやり方で企業を発展させたわけだ。
カリスマの失脚で「普通の企業」になったセブン&アイ
このうちセブン&アイは、鈴木氏が去り、いわば普通の「欧米の尺度の企業」になったわけだ。不採算店は閉店するか、統廃合。利益が出なければ、人員削減でコストダウン。こうした普通の欧米の尺度に引き込まれると、セブン&アイは欧米勢に狙われることになる。
なぜならセブン&アイは、鈴木氏の現場の観察や把握力で、欧米の尺度を上回っていたからだ。欧米の尺度でコンビニを経営すると、NYなどにあるセブンイレブンのような感じになる。昔からの雑貨店を、少し綺麗にした感じ。つまり、コストや客が求めるレベルだけで最適化すると、アメリカのコンビニのようになるわけだ。それを鈴木氏は、現場の観察と試行錯誤で日本のセブンイレブンに仕上げ、完成させ、高収益を上げていた。
鈴木氏がいなくなったセブン&アイは、欧米の尺度のもとで企業経営を行うことになる。欧米の尺度では、コンビニが高収益を上げることはできないし、イトーヨーカ堂のような総合スーパーはさらに厳しい。
セブン&アイは、鈴木氏の退任で欧米の尺度による「経営の正常化」をしたわけだが、その「正常化」をしたことによって、まともな経営は厳しくなることになる。
http://www.mag2.com/p/money/163460/2
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/258.html#c12
QUAD_ESL57 〜静電スピーカの金字塔〜 2005/12/3
http://blogs.yahoo.co.jp/audio_agent/19034679.html
●UKイーベイにてあのクォードESL57を見つける。私が生まれる前後の製品で骨董である。
駆動膜が正常な状態のものはまず見つからず、メンテナンスが必要である
QUADはアンプが有名であるが、実はこの ESL こそが QUAD社最大のこだわりであり、アイデンティティである。
●ESL(エレクトロ・スタティック・ラウドスピーカー)はいわゆるコンデンサー型スピーカーである。
振動板となる薄いフィルム電極とそれをサンドイッチした固定電極とを持ち高電圧によるクーロン力、いわゆる静電気力でフィルム全体を駆動して音を出すスピーカーの理想的な駆動方式である全面駆動を実現した傑作である。
1955年ピーターウォーカの開発により製品化、全面駆動による高いレスポンス性能による中高域の魅力は驚異的で英国にとどまらず世界を魅了。この魅惑的な音質は多くのオーディオファン、音楽ファンを虜にし特に人の声の再生に掛けては独壇場であったと言われている。
EU最大の音楽メーカーであるフィリップス社が自社製品を押しのけてまで録音時のモニターとして使用したことでも有名である。
●美しい中高音に反して低域の量感が不足しているが室内であまり大きくない音量で楽しむのに向いていると思う。肉声や器楽の再現性が素晴らしくフルオケでのアインザッツが決まったときのピンと張った緊張感を見事に再現してくれる、これはコーン型ではありえない表現力である。
生産中止となってから相当経つにもかかわらず今だ世界中にファンを持つスピーカである。
素晴らしいスピーカであるにもかかわらず私が所有していない理由は、設置にある程度の空間を必要とし日本の住宅事情にマッチしないことだけでなくメカニズムの欠点があるためである。
ESL は数kV のドライブ電圧をかけるが音量を上げると電極同士が近づき過ぎる。
ここで日本の梅雨時のように湿度の高い時にはスパークを起こす事があり駆動フィルムを焼き切り穴を空けてしまい最悪の場合は燃える、日本では欠陥と指摘されかねない問題なのである。
スピーカーとしてのセッティングも取り扱いもデリケートで私のようないい加減な人間にはケアできないスピーカーである。
フィルムは経年変化でビビリが発生するため張替えが必要となるがこれができるメーカが少なく私が聴いたESLはどれもプチプチ音がしていた。わりと耳障りで壊れていると思ったものである。
現在 QUAD Musikwiedergabe GmbH(クォード・ムジクビィーダガーベ社)でも修理可能であるが高いと思う。
●開始価格が£850(=\17万)である。程度の良いものはほとんどないがきちんとレストアされたもので\35万が相場、\10万で即買いと勝手に根付け。欲しいことは欲しいのだが、、、面倒見のいい人向きであることは間違いない。
コメント
これも一度は自宅で聴いてみたいSPの一つですネェ。(何だかんだと全部聴きたいのですが^^;)
一時これを2段積みにして音圧をあげる物がステサンに出ていましたが、それが自宅近くのカマニに何組も置いてあるのですヨ。絶対買えないから聴かせてとも言えないビンボーオヤジです(;_;)。
2005/12/4(日) 午前 9:52 [ east_bred ]
カマニ吉川店
〒342-0050 埼玉県吉川市栄町1392-2
TEL:0489-81-4344
http://www.stereo.co.jp/
昔マークレビンソンがHQDシステムとして、ハートレイのウーハーにクウォードの ESL57を二段スタックとしトゥイータにデッカのリボンをマークレビンソン流にモディファイしたものを出していましたが、、とてもじゃないが買えません。
吉川カマニによく行きますが、買えないので、店員さんに声をかけにくいです。
2005/12/4(日) 午後 0:43 [ オーディオエージェント ]
アッ、吉川店へは行かれるのですか?。私は一ノ割店の割と近くなのですが、あのお店はあまりにも物が有りすぎて中を歩き回ることも出来ず、何が有るのかも良く判りません(^_^;)。
でも2段積みは背が高いので遠くからでも良く見えます。
吉川店ではLUX−PD121とDENONの安いCDPを買った位です。
目の保養と言うか、目の毒と言うのか・・・・。
でも新しいQUADのSPも欲しいですネェ。でも100万ではナァ。
2005/12/4(日) 午後 3:40 [ east_bred ]
今から十数年前でしょうか?カマニの春日部店で HQDシステムを
プレーヤーがEMT・R80(927)、
ヘッドアンプが MLAS の JC1AC+PLS153L をモノで2台、
プリアンプが CELLO のオーディオスウィートをモノで2台、
デバイダーが MLAS の LNC2L をモノで2台、
パワーアンプはLFとMFに CELLO のパフォーマンスを各1セットづつ、
HFに MLAS の ML2L を1セット、
という驚異的なシステムで聴かせてもらった事がありましたが、その音たるやものすごかったです!!
2005/12/4(日) 午後 4:47 [ quttrovalvole455 ]
突然付いていけなくなった私。HQDって何?。
それと一ノ割店=春日部店です。東武線で最寄り駅が一ノ割って事で私の書き方が不味かったです。
私、結婚する頃がマークレビンソンが出始めの頃でして、同時にオーディオが手の届かない世界に変わった時期でした。マークレビンソン=別世界です。
年末ジャンボの御利益が有れば・・・ナンマンダー。
2005/12/4(日) 午後 10:09 [ east_bred ]
HQD ってのはシュリロの時代に販売していたもので、マークレビンソンさんが提唱したんです(って見たことないけど、、)。
ハートレイの H, クウォードの Q、デッカの D をとって HQDシステムっていってますが要は 3Way のマルチチャンネルシステムです。
だいたいハートレイって会社のくそでっかいウーハーだけでも家に入りません。マークレビンソンの家はたぶん超大きかったんでしょう。
2005/12/4(日) 午後 10:38 [ オーディオエージェント ]
コンデンサー型SPはまだじっくりと聴いた事はないのですが、クォードは最近また SPを出してますね。
2005/12/5(月) 午後 4:28 [ Natu ]
最近のSPはコーン型ですね、ESL は 988と989 が現在販売されています。
いろいろ改良されていますが、私のブログはオークションに出たのを眺めるブログなんで、出てきたらサッソクって思っているのですが、、、
なんでも大きくなってその分、いままで指摘されてきた低音不足がかなり解消されたらしいです。
私はまだ本物みていません。香港資本に移ってからの製品に興味がなくなりまして、、、
2005/12/5(月) 午後 11:41 [ オーディオエージェント ]
自宅のオーディオ用スピーカーは Quad ESL-63 を使っています。聴き飽きしないので、同僚から譲って貰って以来15年以上になりました。
2010/7/12(月) 午後 10:39 のぉーぶる
えええ、!!!使ってらっしゃるんですか、どうでしょうか。QUAD につきましては、JAPAN QUAD FAN CLUBってのがあって、メーリングリストでいろいろやりとりしていますので、ぜひお問い合わせくださいまし。
2010/7/12(月) 午後 11:13 [ オーディオエージェント ]
セッティングも取り扱いもデリケートとか面倒見のいい人向けとか言われてしまうと、恥ずかしくてうつむいてしまいます。
設置スペースは4年前の新築を機に地下室を確保しましたが、基本はホームシアターなのでちょっと ESL は肩身が狭そうですね。
今は実験的に壁に大理石の板を立てて、それを囲むような三角形に配置していますので、ちょっとモノラルっぽい響きがします。
両面が振動面と言う ESL の特性を強調してみたのですが、音が左右に拡がるのではなく、前後に膨らむ感じです。
オーケストラには絶対向かず、ソロのアカペラ専用かも。(笑)
マッチングは私の耳で聴く限りでは悪くなさそうです。
2010/7/13(火) 午前 7:43 のぉーぶる
http://blogs.yahoo.co.jp/audio_agent/19034679.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/682.html#c24
手元にはハートレーの10インチフルレンジスピーカ220MSユニットもあって、いま修復中のオリジナル箱が戻るとホルトンシステムが聴けるようになります。
ハートレーは今はなぜか完全に忘れ去られていますが個人的には WE以上、アメリカのスピーカでは最高峰だと考えます。
その理由は色々ありますがともかく私好みなのであります。
ただしこれくらいナゾの多いメーカも少ないでしょう。
ミシガン州にあってほとんど個人企業に近くそのユニットの種類もたいそう多いのですがその詳細は判然としないものです。米誌でも取り上げられたことは少なく、杳として情報が少ないことはあの英ボイトと似ています。
有名なマークレビンソンのHQDシステムはハートレー、QUAD, DECCA の略でありますがこれに使われたハートレーの 24インチウーファは素晴らしいものでハイスピードな切れ込みと余韻、豊かさが両立した他に類なき音がするのです。
これを低域に用いたコンサートマスタは中域ユニットとして前述の 220MSの上級モデル 220MSGユニットを使っていてこれくらい良いスピーカはありません。
220MSGユニットはダブルボイスコイルを特徴としており非常に高価でありました。
昔、アキシオム 80が¥26、500だったころタンノイのモニタ-ゴールド15 は 7万7千円ほどでしたがその頃220MSGは7万円近い価格でした。その価格差は1万円あるかなきかで 220MSGはまさに雲の上の存在でした。
片や10インチフルレンジ、もう一つは立派な15インチ同軸2ウェイですからまあ普通は15インチのモニターゴールドを買うでしょう。
220シリーズは1960年前後に発表されており日本には知る限り1965年には輸入されておりました。
ハートレーは1978年頃まであったようですが最後の日本代理店はあの名門シュリロ貿易で、このこと一つからもハートレー社の格の高さが推測できます。シュリロ貿易はハッセルブラッドの輸入元でありますが戦後間もなくから日本で貿易業務をしているようです。聞くところによると本社はカナダだそうであります。
一時期はタンノイもSMEもグットマンも QUADもシュリロ扱いでした。そう言えばあの LINNの LP-12も最初はシュリロが輸入していたのです。1976年の当店の創業時にはシュリロ扱いの LP-12がありましたがターンテーブルの加工精度が悪くてうねうねと上下に揺れながら回っていました。会社が出来たばかりでいろいろ余裕がなかったのでしょうね、材料を十分エージングしないまま旋盤に掛けていたのだと考えます。蛇足ながら現在のものはまるで別ものですので御安心を。
マークレビンソンもRFの前はシュリロでした。シュリロ扱いのLNP-2は数台だと聞き及んでいますがモジュールはバウエン製ですしボリウムもスペクトロールではなくウォータ社でした。
国内に入るまえのレビンソンのプリアンプは米誌で見る限り高さが2倍近くあり、見なれたLNP-2とはかなり印象が異なります。バウエン社のプリアンプもシュリロ貿易が輸入していましたが横行スライドボリウムですし全体に作りが安直で魅力に欠けました。定価は28万円前後と記憶しています。これは手元にしばらくありました。良い音でしたが典型的な技術屋さんの作品でしょう。
ながながと脱線してしまいましたがコバルト不足に起因したアルニコ磁石の危機で最も致命的な打撃を受けたメーカの一つがハートレーでしょう。それ以後姿を消しました。
ただしマグネットをフェライトに変えて今日でもまだ細々と存続している可能性はあるようです。わたくしは1968年にCMラボラトリー社のTRアンプと組み合わされた音を聞いたことがございます。
そういえばCMラボラトリーのパワーアンプのデザインは素晴らしいですね。ほぼその頃、日本コロンビアのデジタル録音機及びデジタル録音システムで有名な技術者Aさんがお使いになられていましたが知る限り雑誌等での使用例はそれくらいでしょう。
私のすぐ近所にお住まいのM先生はコンサートマスタ�をお持ちになられておられますがこれは東京の、照明で有名なY電気に寂しく売れ残っていたものを信じられぬほどの安価で入手されたそうです。もう25年以上前のことですが残り物に福とはこのことでしょう。当時はJBLにあらずはスピーカにあらずという風潮でしたから。当時のJBLで今日価値を維持しているものがどれだけあるでしょうか。
さて220MSGをフルレンジとして使い、さらに超高域用にツィータを追加したものがホルトンです。
わたくしは今から23年前に国内最後の在庫のホルトンAをシュリロ貿易から仕入れたことがありました。店で2ヶ月ほど使いましたが手放したことを悔やんだものです。ただしこれは 220MSGではなく 220MSでありました。手放した理由の一端もそれです。
ホルトンにもいろいろなタイプがあるようです。でも昨年秋に縁あってどのタイプのものか判りませんがまた入手できました。シュリロ扱いの TypeA と比べてこれは箱の形状が全く異なりました。
220シリーズはアキシオム80と同じくその評価は毀誉褒貶に満ちていました。
使い方も大変難しく、普通はややドライな音がするものです。
基本的にあるていどのパワーを持つ真空管の PPアンプが適するようです。
わたくしはこのスピーカのために6336Bのトランス付きPPアンプを作りました。
2003年1月末に発売される管球王国27号に掲載予定のそのアンプの最終的な音決めは主として 220MSで行ったのです。いかにこれに惚れ込んでいるか御想像ください。
アキシオム80もそうですがこう言った難しいフルレンジで音決めすると広い土俵で通用しやすいアンプが出来るものです。
http://www.audio-maestro.com/su_dina_zhuang_zhi_3.html
これが220MSGでダンパーは蝶ダンパー、fゼロは比較的高めです。コーンもエッジも申し分ないコンデションを維持しています。コーンはトライポリマ−です。以前持っていたユニットとは細部において異なりますしこれはダブルボイスコイルの220MSGの可能性がございます。
220は幾つかのバージョンがありマグネットサスペンション付きのMS、それにマグネットサスペンションでダブルボイスコイルのMSGがございます。マグネットサスペンションの詳細は知りませんがおよその推測は出来ます。米国特許が出ていたはずですからその気になればわかるでしょう。
ややこしいことに220にもダブルボイスコイル付きがあるようですし、極端に言えば1個ごとに異なりその詳細は不明で外観を一瞥しただけではどのモデルか判別は困難なのです。これが普通のものなのかダブルボイスコイルなのか御存知の方がいらっしゃいましたら御一報ください。箱はいま姫路のピアノ修理業者に預けていて修復中です。
40年近く前になりますが仏キャバス社のユニットにマグネットとフレームが 220MSと似ているものがありました。むろん同じものではありませんがどこか血のつながりを感じさせます。
220のマグネットは英国製です。
欧米のユニットは底の方でつながりがあるようです。十数年前にファンガティインダストリアの山崎さんが当時はオンキョーに居られた某氏と渡仏された折り、お土産だといわれてフォーカル社の小型ユニットを見せていただいたことがあります。それはフェライトマグネットでしたがただならぬ素質を感じました。
その後 B&WのSS-25を入手したとき、そのメインユニットはフォーカル製だと直感いたしました。その後そのことをなにかの時にラジオ技術誌で触れたことがございます。同じくSS-25を使用されている五十嵐さんがことの真偽をM社に尋ねたところ否定されたそうですがしばらく経ってからそれは正しいということになったようでした。
蛇足ながらあの付属のスターリングシルバー線はフランス製でありそれを B&W 社に推奨したのは他でもないジャン平賀氏だそうです。
220MS?(MSGの可能性もある)ユニットはアキシオム80に比べてやや聴感上の能率は低く感じます。
それは高低のバランスがとれている証拠で、1本使用でも大編成オーケストラの雰囲気をよく再現します。アキシオム-80は1本ではなかなかそうはいきません。
http://www.audio-maestro.com/su_dina_zhuang_zhi_3.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/682.html#c25
Audio Maestro.com 素敵な装置 3 (2004年記載)
http://www.audio-maestro.com/su_dina_zhuang_zhi_3.html
使用スピーカからB&WのSS-25が消えてもう1年近く経過しました。いまはアキシオム80 の4連装とKEFのLS5-1Aが主力でそれに加えてマンガーユニットを使ったステラエレガンスもあります。
映像系はジンガリですが近いうちにWEの大型ドライバユニット594Aを使用した2ウエイも稼動します。
そういえば手元にはハートレーの 10インチフルレンジスピーカ 220MSユニットもあって、いま修復中のオリジナル箱が戻るとホルトンシステムが聴けるようになります。
ハートレーは今はなぜか完全に忘れ去られていますが個人的には WE以上、アメリカのスピーカでは最高峰だと考えます。その理由は色々ありますがともかく私好みなのであります。
ただしこれくらいナゾの多いメーカも少ないでしょう。ミシガン州にあってほとんど個人企業に近くそのユニットの種類もたいそう多いのですがその詳細は判然としないものです。米誌でも取り上げられたことは少なく、杳として情報が少ないことはあの英ボイトと似ています。
220MS?(MSGの可能性もある)ユニットはアキシオム80に比べてやや聴感上の能率は低く感じます。それは高低のバランスがとれている証拠で、1本使用でも大編成オーケストラの雰囲気をよく再現します。
アキシオム-80は1本ではなかなかそうはいきません。
これは今は4本システムですがこれくらい優れたものはないでしょう。
とくに能率の良さは圧倒的です。
以前アポジーのディーバを使用していた時マッキントッシュのMC-1000のメータを時々振り切って使っていましたがアポジーのディーバに1KWを入力した時の音量をアキシオム80の4本システムは1W以下で楽々と出すのです。
私はそうとうな大音量派ですがこのスピーカに関しては 1W以上の出力のアンプは必要としません。
WE の 555+15Aホーンは能率は 50%です。
能率50%とは 1W入力で0.5音響ワットを発生することであります。
ちなみに、同じ条件とは言い難いと思いますがフル編成オーケストラの音響出力は1W強ていどだそうです。
同様にラウザーの TP1ホーンシステムは公称の能率は 50%でした。
フロントホーンとバックロードホーンを組み合わせた TP1 は私もよく存じていますがこれが 50%も効率があるとはとても信じられません。555+15Aと比べると悪く感じます。
アキシオム80の4本システムはラウザーの TP1より遥かに高効率でそれは信じられぬほどです。
デッカのデコラ電蓄やテレフンケンを初めとするドイツ製ステレオのスピーカはスピーカの多数使用が特徴でした。東工大の西巻先生はフルレンジスピーカの4本並列使用を強く推奨されておられたとは五十嵐一郎氏の言です。
1950年頃のラ技にそれが出ているそうですが残念ながら私はその論文は見ていません。おそらく軸をずらせた多数配置は効率良く空気を震わせることが出来るのでしょう。今の設計思想とは全然異なるところで出来ていて、現実にはあり得ないはずの非クラッシック音楽における不自然な人工的音像定位を気にされる方には不向きでありますしまたそういう方々には理解不可能なスピーカかもしれません。
それはともかく大編成オーケストラや声楽曲などでの唖然とする自然な空間再現力は全く別次元です。
下記の写真はその80の4本箱です。
http://www.audio-maestro.com/su_dina_zhuang_zhi_3.html
誤解なきようにお願いしたいのですがこれはオリジナル設計図通りのもので私はいっさい手を加えてはおりません。多分あのジョーダン氏の設計だと思います。
取り扱い説明書には1本、2本用、それに加えてこの4本用の図面が出ていました。ただしこれにはARU は付けていません。なくても特性はほとんど変わりませんし音も無い方が良いでしょう。
岡山理科大学のHPを深く深く探していけばこのスピーカそのものの実測インピーダンスデータがでています。
かなりの識者でもこの箱を存じない方が多く、過去の伝承はオーディオの分野でも断ち切られているような気がします。
私は昔、昭和43年に大阪日本橋にある河口無線で一度だけこの箱を見た記憶がありますがあれはおそらく進工舎のものだったと思います。ずっと以前に大阪のSさんが当時の電波科学誌に80を多数(6本だったか8本だったか忘れましたが)、組み込んだ複雑な多面球体箱システムを発表されておられました。箱はいまは某大学にあるそうですのでぜひ一度聴きたいものです。
できるまでに2年掛かかりましたが箱の材質はカエデです。
単板だけでは変型するのでカエデ単板とカエデ修正材、それにカエデ合板を組み合わせています。
発注先は倉敷の民芸家具店ですが当時家具作家としてまだ無名で修行中の方が製作されたそうであります。複雑きわまりない作りですが大変良い仕上がりでしょう。いまは特注箱をお願い出来る工房が少なくなりました。
http://www.audio-maestro.com/su_dina_zhuang_zhi_3.html
清は満州族が支配していた国だから、清の版図は中国の領土にはならない
http://www.asyura2.com/17/china11/msg/344.html#c1
こんな事しといて名誉なんかあるの:
ある朝鮮人少女は、頻繁に強姦されたため性病にかかり、そのために50人以上の日本兵が病気にかかりました。病気の蔓延を防ぎその朝鮮人少女を「無菌化」 するため、彼らは焼けた鉄棒を彼女の秘所に突き刺しました。
あるとき彼らは私たちのうち40人を、トラックに乗せて遠くの水たまりに連れて行きました。水 たまりは水と蛇でいっぱいでした。兵隊たちは数人の少女を水のなかに突き落とし、水たまりに土をどんどん盛り、彼女たちを生き埋めにしました。
○「兵隊一〇〇人の相手ができるのは誰か」と刀を下げた兵隊が聞いた。その時に手を上げなかった一五人の女性は、他の女性への見せしめとして殺された。その方法は、裸にした女性たちの頭と足を兵隊たちがつかみ、一面に釘を打った板の上をゴロゴロと転がしたのだ。噴水のように血が噴きだし、釘には肉片がこびりついた。
○鄭さんたちが泣いているのを見た中隊長は、「慰安婦たちは肉を食っていないので、肉が食いたくて泣いているんだ」と言った。兵隊たちは、殺した頭を釜で煮始めた。そして、鄭さんたちを木刀で叩いて、無理やりその汁を飲ませた
○オ・チョンヘという女性が、将校によって子宮に鉄の棒を押し込まれて殺された
○オ・ズンイとう女性が、梅毒にかかったことを知らせなかったため将校にうつったという理由で殺された。彼女は口に布を詰められ、焼いた鉄の棒を子宮に入れられて即死。引き抜いた棒には肉がこびりついていた
○鄭さんの口にゴムホースが押し込まれ、水が注がれた。膨れ上がったお腹の上に板が乗せられ、兵隊がシーソーのように踏みつけた
○鄭さんたちは、足首を縄で縛られて逆さに吊り下げられた。兵隊は、針がたくさんついた拳大の黒い塊を持って来てそれに墨をつけた。そして、鄭さんや他の女性たちの口をこじ開けて強く押し込んだのである。鄭さんの前歯は折れ、激しい痛みで再び気を失った
○口だけでなく全身に刺青がおこなわれた。兵隊たちは、殺す前に女性たちの肉体に落書きをしたのだ
○兵隊たちは数人の少女を水のなかに突き落とし、水たまりに土をどんどん盛り、彼女たちを生き埋めにしました
性的サービスを逃れようと入浴を拒んだ慰安婦は、木に逆さに吊るされ、ライフルで殴られ、乳首を切り取られて、最後に膣から銃で撃ち抜かれて殺害された。
激しく抵抗した慰安婦の1人は、胴体と頭を別々の馬に縛り付けられ、他の慰安婦の面前で引きちぎられて殺された。
日本兵は「慰安婦」が妊娠すると、容赦なく殺しました。そのような女性の中に、ボンニョという女性がいました。ある日、日本兵は「慰安婦」たちをみな庭に集合させ、みんなの見ている前でボンニョを木に吊るし、軍刀で彼女の腹を切り裂いたのです。そして、出てきた腸や胎児をめった切りにして、私たちの首に掛けたのです。
性病にかかり、50人の日本兵に病気を移した韓国人慰安婦の1人は、灼熱の鉄棒で膣を消毒された。
オ・ズンイとう女性が、梅毒にかかったことを知らせなかったため将校にうつったという理由で殺された。彼女は口に布を詰められ、焼いた鉄の棒を子宮に入れられて即死。引き抜いた棒には肉がこびりついていた
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従軍慰安婦強制連行 _ 吉田清治の話はやっぱり事実だった
経済ジャーナリスト・今田真人「従軍慰安婦・吉田証言否定論を検証するページ」
http://masato555.justhpbs.jp/newpage113.html
http://www.asyura2.com/17/senkyo223/msg/228.html#c2
芸能人の昭恵批判で、安倍自民ネトサポ死に物狂いの攻防
日本テレビ「スッキリ!!」という番組で女優の本上まなみが、
「国有地値下げが一番焦点で、そこが明らかにされてない現状
なのに何故名前の挙がった政治家は証人喚問ではなく参考人
招致なのかが気になる」
と発言したそうです。
https://www.fastpic.jp/images.php?file=4729395365.jpg
https://tvtopic.goo.ne.jp/kansai/program/ytv/582456/582456/
多くの人が感じる極普通の感想だと思うのですが、さっそく
ネトサポが本上氏を下のようにバッシングしています。
https://www.fastpic.jp/images.php?file=5699747036.jpg
https://www.fastpic.jp/images.php?file=9570517143.jpg
https://www.fastpic.jp/images.php?file=5680066683.jpg
https://www.fastpic.jp/images.php?file=3551592216.jpg
ここまで来ると本当に病気だと思います。
とにかく思考停止してひたすら安倍自民を盲信、野党は悪なのです。
もちろん大部分はプロの業者、
株式会社ホットリンク、
ピットクルー株式会社
NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション
ソーシャルリスニング
(情報収集・分析)。
http://www.nttcoms.com/page.jsp?id=2032
などの【自民党のネトウヨ代理機関】です。
税金で雇われた業者は、安倍批判を見つけた場合は、ネット上で
反論したり、プロバイダーに書き込み削除を求めたりします。
今回の安倍昭恵の失態には相当追い詰められたようで、官邸共々、
死に物狂いのネット工作が目立ちます。
総理夫人が名誉校長になってるだけで、本人に自覚がなくても、
周囲の取り巻きに影響を与える事実、
総理夫人が関わっている(名誉校長だから)森友を優遇した事実。
口利きしなくても、存在がそうさせる事実。
https://www.fastpic.jp/images.php?file=1359138745.jpg
これらの事実から目をそらせる裏工作ですね。
元東京地検特捜部の郷原信夫氏は、
昭恵夫人Facebookコメント=官邸サイドがつくった疑いが濃厚だと
言っています。
http://blogos.com/article/215497/
他にも、
野党の議員に献金をしたように見せかける小細工も見受けられたり、
あげくに野党が森友問題の裏で糸を引いていたとか、
政府与党と野党とでは資金も権力も段違いに差があるのに、よく
言うよ、と思いますね。
自民党は下のように万全の体制で裏工作に挑んでいるのです。
https://www.fastpic.jp/images.php?file=9946662963.jpg
なにしろ税金を湯水のように使える身分ですから、それを今回の
大疑獄発覚には全力投入して隠蔽しています。
あとは一般ネトサポと情報弱者の個人的ネトウヨを利用します。
情報弱者の個人的ネトウヨというのは、
https://www.fastpic.jp/images.php?file=1584060423.jpg
上のように、ただただ反日と在日から日本を守る、ということだけ
を考えて日常を送っている人たちのことです。
首相が国民の財産を無駄遣いしても一向に構わないようです。
いずれ籠池のように捨て去られる運命とも知らずに・・・。
しかし本当の反日と言うのは、愛国の名の下に、国民の財産を
国民のために使わず、山分けする一部の組織と人間のことを指す
のです。
http://www.asyura2.com/17/senkyo223/msg/186.html
http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/603.html#c57
シリアは1991年の時点でネオコンが殲滅すると宣言していた国であり、リビアはアフリカを自立させようとしていた国。
こうしたことから侵略され、リビアのムアンマル・アル・カダフィは倒されたのだが、この資源も「アラブの春」を引き起こした一因であり、イスラエルがガザ攻撃を激化させたのもそのためだと考える人もいる。
以前から、イスラエルにはシリアを経由し、トルコへパイプラインで運ぼうという計画がある。シリアのバシャール・アル・アサド体制がすぐに倒れていればイスラエルにとって問題はなかったのだろうが、ロシアの介入でその目論見は狂った。シリアの体制を転覆させるために送り込まれたアル・カイダ系武装集団やそこから派生したダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)は敗走している。新たな戦闘集団をCIAは編成しているとも言われているが、厳しい状況だ。アサド政権と話をつけるため、ロシア政府に接近したようにも見える。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201703270000/
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/298.html#c58
私たちは、何をしても昔よりも成功しにくい時代になって来ている。目的は果たすことができず、夢は実現できず、夢の実現どころか通常の生活すらもどんどん苦しくなってきている人の方が多い。
これは総務省の出している消費支出を見ても分かる。日本人の消費支出は、弱肉強食の資本主義を取り入れた小泉政権以後から着実に落ち込んでいるのである。
この流れは今も続いている。その年によって前年度比での上昇はあるのだが、この15年間を俯瞰して見ると一貫して右肩下がりになっている。
2001年以後の小泉政権の頃から社会保障の削減が行われるようになり、非正規雇用も拡大し、若年層の格差・貧困が急激に広がっていく時代に入った。
2008年のリーマン・ショックによる全世界を覆った不景気、そして2009年から2012年までの無能な民主党政権の時代を経て消費支出は急激に落ち込んだ。
2013年に入ってから安倍政権が樹立してやっと右肩上がりになった。ところが、安倍政権は民主党政権が決めた消費税8%を実行せざるを得なかったので、2015年から再び消費支出は落ち込んだ。
時代が逆風であれば、成功は苦難の道となる
消費支出の推移を見ていると、国民の生活は社会環境に左右されているのをしみじみと感じる。
個人の資質や努力によって社会環境の悪化を乗り越えて成功することも可能なのだが、時代が順風の時と逆風の時では成功に至るまでの過程が違うはずだ。
当然だが、時代が順風であれば成功しやすく、時代が逆風であれば成功をつかむのに苦難の道となりやすい。
1980年代のバブルの時代は、どんな甘い見通しの事業でも時代に勢いがあったのであっと言う間に成功した。投資家も、どんな理由で何の株を買っても全員が儲かった。不動産もどんな僻地でも価格が上昇した。
個人の能力が劣っていても、時代に勢いがあったら成功しやすかった。ところが、バブル崩壊以後は、どんな有能な人が事業をしても破綻する確率が高まり、投資家も敗退し、不動産を所有する人は借金で首が絞まった。
楽観主義やら成功哲学のような本が大量に出回り始めて、それが広く読まれるようになったのはバブル崩壊以後だ。
その心理は手に取るように分かる。バブルが崩壊した後の日本人は自信を喪失した。何をしてもうまく回らない世の中で苦しむようになった。
1990年代後半からは自殺者も急激に増えていた。2000年代に入ってからは格差問題や貧困問題が続出するようになった。その結果、いったい何を頼りに生きるべきなのかと日本人は途方に暮れていたのである。
そこに、楽観主義やら成功哲学のようなものが広がるようになっていた。日本人はそれに「すがる」ようになり、何とか現状を変えられないかと足掻いたのである。
その結果、楽観主義や成功哲学の本は次々と売れるようになっていき、呆れるほど無責任な楽観主義を煽る本や成功哲学が満ち溢れた。
「強い情熱で、良いことだけを考えれば良いことが起きる」「強く願えば叶う」と成功哲学の著者は無責任に煽り、驚いたことにそれを頭から信じてしまう無邪気な人まで出てくるようになった。
総務省の「家計消費指数」より消費支出の推移。平成27年(2015年)を100として指数化したもの。
荒唐無稽な哲学が人生を救うことは絶対にない
もちろん楽観主義でいることや、成功に意欲を持つことは悪いことではない。人生においてそれは積極的に追及されるべきでもある。
しかし、「強く考えただけで成功する」とか「信じ切ることで絶対に成功する」というのはあまりにも荒唐無稽すぎる。
常識で考えれば、強い願いがあっても、行動や能力や運が伴っていないと成功できるわけがないのは誰でも分かる。
ギャンブラーが連戦連勝したいと強く願っても、宝くじが当たって欲しいと強く思考しても、運動能力がない人間がスポーツ選手になりたいと強い情熱を持っても無駄に終わる。
現実的でないものは、強く願っても叶わないというのは子供でも分かることだ。ところが、時代が悪化していくと、そういった理性が吹き飛んでしまった人が多かった。
「信じる者は救われる」と日本人は宗教のように考えたのかもしれない。それほど、精神的に追い詰められていたということなのだろう。
それまで日本人は「真面目に働いていれば報われる」「終身雇用は崩れない」「土地はずっと右肩上がりだ」と信じ込んでいた。それがすべて崩れ去ったのだから、何かすがるものを求めたとしても責められない。
しかし、非現実な楽観主義や成功哲学は、日本人を救うに至らず、単なる娯楽として消費されるだけでしかなかった。
楽観主義や成功哲学をいくら真剣に学んでも成功しない人が続出しているのは、それが「毒にも薬にもならない」からだというのが誰も言わない真相である。
それでも、今でも楽観主義も成功哲学も次から次へと信奉者が出てくるのはなぜなのだろうか。
それは娯楽として売れるから大量にメディアで取り上げられ、出版物も大量に存在し、広告で似たようなものが大量に宣伝され、人々が煽られるからだ。
藁をもつかもうとする人々が、救いを求めてすがる
楽観主義や成功哲学は、それ一冊では目立たないかもしれない。しかし、数百、数千もの楽観主義や成功哲学の本が満ち溢れると、それ自体が大きなジャンルとなって無視できなくなり、何か救いを求めている人がそこに逃避する。
溺れる者は藁でも成功哲学でもすがりつきたい。効果があろうが、なかろうが関係ない。「それにすがりついたら、万が一でも成功するかもしれない」と無意識に自分を洗脳する。
宝くじなど当たらないと思いながら宝くじを買い、やはり当たらないで失望しながらも、また次の宝くじを買う心理に似ている。たまに当たる人がいるという部分も楽観主義や成功哲学と宝くじはよく似ている。
本当は、当たらなかった膨大な人たちの存在を見なければならないのだが、人々は水面下の不都合な真実を見ないで、ほんの小さな「氷山の一角」を見てそこに希望を託す。
ありとあらゆる場所で広告され、拡散され、人々がすがりつきたいものは、効かなくても存在が許されている。それはいつしか大量の情報となって満ち溢れて、やがて失望に溺れた人を取り込んでいく。
大量の情報となって社会に出回っていくものは、それが嘘でも間違いでもカルト的な信奉を得ることもある。「嘘も百回言えば真実になる」という錯覚がそこに働く。
束になって宣伝される「大量の情報」というのは、現代社会ではまったく珍しくない。珍しいどころかありふれている。
大企業はどうでもいい製品を大量宣伝で一気に知名度を上げて売り込むし、テレビや新聞のような媒体もまた大量宣伝を繰り返すことで儲けている。
現代人は24時間、365日、それこそ生まれたときから死ぬまで大量の宣伝を浴びせられて生きているのだ。大量の宣伝、大量の情報から逃れることができないのである。
楽観主義になったら成功するとか、成功哲学を読めば成功すると勘違いするのも、この大量宣伝のせいだ。滑稽なものが真実のように謳われる。
時代の荒波に押し潰され、苦しみ、藁をもつかもうとする人々が救いを求めてそれにすがりつく。しかし、荒唐無稽な哲学が人生を救う確率は限りなくゼロに近い。現実を見なければ生き残れない。
たまに当たる人がいるという部分も楽観主義や成功哲学と宝くじはよく似ている。本当は、当たらなかった膨大な人たちの存在を見なければならないのだが、人々は水面下の不都合な真実を見ないで、ほんの小さな「氷山の一角」を見てそこに希望を託す
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20170329T0151170900.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/564.html#c50
すこし戻していた相場だが、ロンドンになってまた下げの気配である。
今日のNYでドル円が110円割れになる可能性が強いと考えている。
下げ相場になると、その原因が知りたくなるものだが、折りも良し、コメントで、若林栄四氏が新刊を出して、下げ相場を予測していることを教えていただいた。
若林氏はこのところ、ダウの天井を言い続けていて当たらず、かなりきびしい状況だったが、それでめげる人ではない。笑 今回の本でも相変わらず、2022年にドル円65円説を説いている。その値はともかく、現在、米国に住んでトランプ現象を毎日見ている彼の観察は一読に値する部分もある。興味ある方はご覧いただきたい。
当面、ドル円は6月末に92円から95円と予測しているようだ。
なお、毎回書くことだが、彼の予測の値と時期をそのまま信じてトレードするととんでもないことになることが多いので、くれぐれも気をつけていただきたい。
自信満々に書いてあるので、特に注意を要します。
黄金の相場予測 2017 ヘリコプターマネー – 2017/3/2 若林栄四 (著)
https://www.amazon.co.jp/%E9%BB%84%E9%87%91%E3%81%AE%E7%9B%B8%E5%A0%B4%E4%BA%88%E6%B8%AC2017-%E3%83%98%E3%83%AA%E3%82%B3%E3%83%97%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%8D%E3%83%BC-%E8%8B%A5%E6%9E%97-%E6%A0%84%E5%9B%9B/dp/4534054769?SubscriptionId=AKIAIRNYLEHVWKXBWIKA&tag=asyuracom-22&linkCode=xm2&camp=2025&creative=165953&creativeASIN=4534054769
若林氏の「秘術・黄金分割」の成功率は5割?4割?6割?なんだかなぁ・・・
投稿者 AMAZONカスタマー 投稿日 2017/3/12
約20年間、若林を追っていますが、総括としての率直な感想です。
当たったり、外れたり、逆転満塁サヨナラホームラン(例の円ドル予測)もあれば、肝心要の時の空振り三振(リーマンショック見逃し、金暴騰見逃し、日経平均大外れ、ダウ高値13000、その他多数)など、結局、若林さんって、「話上手なコメンテーター」なんでよすよね。
私自身はFXはやらないので何とも言えませんが、FXの連中からはす既に外様扱いと言われているようです。
旧民主党政権時代の若林って「神」だったもんですが・・・
信者のお方って、この内容を1万円以上払って大喜びで観るんですよね(→個人の嗜好につき文句はありませんが)。
私は、日本株専門の投資家ですが、2017年は非常に面白い年になることは確かですね。
トランプ政権誕生までは大勝していた連中の予測が唖然とするほど外れているんですよ。
その理由の一側面が、本書から読み取れます。
___
ちょっと無理がある内容です。
投稿者 Amazon カスタマー 投稿日 2017/3/12
著者は、以前より相場は黄金分割に支配されており、いかなる材料や指標も市場のノイズでしかないと言ってました。
前著「覚醒する大円高」では、2016年年末にはダウは1万3000ドルとの事でしたので、本著書ではどのような総括をするか興味があり購入してみましたが・・・「予想とのズレ」と一言で片づけていました。
若林さんは、自分の事を経済評論家ではなく為替研究科と言っておられますが研究の割には、日本に株式市場が出来て明確に記録に残っているのは100年にも満たないのに、そのなかで数度しか発生してない数十年単位のサイクルを無理やり黄金分割に割り当てる手法は確率論的にも研究的にもサンプリング不足だと思います。
しかも、日本の歴史で一度しか行われていないヘリコプターマネーまで処方箋として持ち出して日経平均4万円の大胆予想をするのは、とても研究とは言えない気がしてなりません。
まあ、昔、誰も予想してなかった1ドル80円台の予想を当てた時にはスゴイ人だと思って、依頼、著書は読むようにしており、最近は残念な結果が多いのですが、こんな人が一人位いても良いと思ってますので、今後も著書を楽しみにしたいと思ってます。
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/430.html#c367
635 : 名無しさん@お腹いっぱい。2017/03/28(火) 23:44:42.10 ID:1S/m0IeV
これからガルネリオマージュ買うのはオススメ出来ない
いいスピーカーだったけど、ユニットが劣化したらもう交換出来ないそうじゃないか
636 : 名無しさん@お腹いっぱい。2017/03/29(水) 00:04:41.27 ID:rDA5Tyh/
ガルネリオマージュはバイアンプできるのがいい。
メメントはバイアンプできないので、アンプに奢ったオマージュには勝てない。
638 : 名無しさん@お腹いっぱい。2017/03/29(水) 05:58:29.12 ID:Ov7M5oQu
俺はメインが 802D3 でサブがガルネリオマージュだよ。
ガルネリは弦がいいと言われてるみたいだけどピアノもいいよ。
http://mint.2ch.net/test/read.cgi/pav/1451408840/l50
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/684.html#c8
行列のできるアイスクリーム屋台にビルゲイツが一人で並んでいて、
後ろにたくさんの人を待たせながらポケットというポケットをひっくり返してアイスクリームの割引クーポンを捜し続け、
後ろに並んでいる待ちくたびれた人々から「アンタなら屋台ごと買えるだろ!」とヤジが飛んだという伝説を作りました。
http://www.asyura2.com/17/hasan120/msg/536.html#c1
数年前ゲイツ氏が来日した際(NECとの提携だったかな?)
取材に行った事がありますが、
発表会の席で他の役員や発表者の前に置いてあるのがコーヒーであるのに対し、
ゲイツ氏だけ缶コーラだったことに衝撃を受けました。
https://srad.jp/comment/933925
http://www.asyura2.com/17/hasan120/msg/536.html#c2
するとバフェットは「ここは私がおごる」と言ってズボンのポケットをゴソゴソ探り始めた。
出てきたのはクーポン券。
それを見たゲイツは大笑いしたという。
出張先でスイートルームを用意すると「ベッドとインターネットがあれば十分だ」と怒り出す。どれだけ稼いでも決して倹約を忘れない。
http://bunshun.jp/articles/-/1695
http://www.asyura2.com/17/hasan120/msg/536.html#c3
小沢はCIAの手先だからね:
2017年01月17日 世界を支配しているCIA3派とは・・・・
http://blog.livedoor.jp/wisdomkeeper/archives/52001108.html
非常に長い記事ですので一部をざっくりと訳してみました。全てをお伝えできず残念ですが、残りの部分はサイト内の本文をご覧ください。
この記事はCIAについて非常に詳細に説明してくれています。そして世界を実際に支配しているのはCIAの3派閥だとも言っています。これらの3派閥で内紛が勃発しているそうです。またCIA 対 NSAの闘争も起きているそうです。彼らの戦いが激化して共倒れすることを願うばかりです。
日本の政治家もCIAに暗殺されていますが、トランプ氏もケネディ大統領と同様に彼らに暗殺される危険性があります。CIAとは関係がなくスキャンダルも少ないトランプ氏はCIAと主要メディアと戦っていることがよくわかります。主要メディア(日本のマスコミも含め)は、大統領就任式間近の今、反トランプの情報操作を激化しています。マスコミはトランプ氏の暴言について嘲笑しながら伝えていますが、トランプ氏の暴言の内容は非常にまともで本当のことを言っています。これほど本当のことをストレートにいう政治家はいままでいなかったでしょう。
激しくののしっているように聞こえますが、トランプ氏はオルターナティブ・メディアが伝える内容をそのまま言葉にしているだけです。想像以上にアメリカの闇を知り尽くしているのでしょうね。
http://themillenniumreport.com/2017/01/exposed-cia-the-swamp-monsters/
(一部のみ)
1月14日付け
EXPOSED: CIA –The Swamp Monsters
世界を支配しているCIAの3派
By the Anonymous Patriots
The Millennium Report Exclusive
(非常に長い記事ですので、一部しかお伝えできません。ご了承ください。残りの部分はサイト内の記事をご覧ください。)
CIAの国内におけるスパイ活動は全ての米国民を標的にしている。いつ米国民がCIAに狙われ銃で撃たれてもおかしくない状況にある。
大統領選での様々なハッキング騒動は大統領選を無効にするためにCIAが行った偽旗であり、これには国を混乱に陥れているCIAの派閥争いも絡んでいる。
現在、CIAの派閥闘争及びCIAとCIAほど重要でない他の諜報機関(FBI、NSA、国土安全保障省、NIA国家情報機関、その他)の闘争が進行中である。
このような諜報機関同士のスキャンダル合戦は今に始まったものではないが。
米政府の代弁者でしかない主要メディアでさえ、米諜報機関同士の争いが起きていることを報道している。
CIAは他の全ての政府系諜報機関のトップに君臨している。
大統領令は極秘に扱われ、CIA以外の諜報機関には知らされることはない。
大統領の国際的な極秘事項に対してはCIA以外の諜報機関は部外者となる。
現在、オバマ大統領は、米議会、最高裁判所、米国民の承認を得ずに国際戦争を行っている。オバマ大統領は、NDAA(直訳:国防権限法)を修正し大統領の権限を増大させたため、米議会の承認なしに国内外で様々な戦争を行うことができるようになった。オバマはこの8年間で数々の違法な大統領令を確立させ、大統領の権限をかつてないほどに増大させた。
オバマが確立させた大統領令の下で国の安全を理由に大統領はアメリカの全資産を強奪できるようになった。
更に恐ろしいことは、CIAは、国際安全保障の名の下に大統領の上に立つことができるということだ。
CIAは、米連邦議会、大統領、米国民よりも優位な位置に自らを置き、秘密裡に何でも行えるようになってしまった。
CIAの絶大な権限で主要メディアはトランプ次期大統領に関するねつ造報道(ロシアのハッキングやロシアの脅迫など)を展開している。イギリスからこの国へ偽の調査書類が送られた。そしてCIAはトランプ次期大統領に対する
組織的誹謗中傷キャンペーンを実施している。
DNI国家情報長官のジェームズ・クラッパー氏(James Clapper)はCIAが提出した偽の調査書類に同意したことで、政府諜報機関の無能さが露呈した。
1981年にレーガ大統領が大統領令によりDNI国家情報長官を創設した主な理由は、米軍の高級将官が運営していたNSAをなくすためだった。DNIの職務はCIAの監視役として定義され、全諜報機関のトップに立った。しかし彼はCIAを支配することはできない。
国内外の情報活動に携わっている政府機関は世界各地に1271機関あり、政府から委託された民間会社は1931社存在する。つまり、85万4千人以上の職員が機密情報を取り扱っている。
諜報部員は85万4千人以上存在する。
クラッパーDNI国家情報長官は米議会で真実を話すことを宣言したにも関わらず、NSAは米国民の個人情報を収集していないと嘘をついた。
クラッパー氏はDNIに任命される前に、英軍に機密情報を提供している会社(Detica)の業務最高責任者を務めていた。同時に他の民間諜報機関(SRAとBoozAllen Hamilton)にも勤務していた。
クラッパー氏は諜報活動のための約75億ドルの年間国家予算を管理している。また彼はイギリスの元民間スパイである。それでも彼はトランプ氏に関する主要メディアのねつ造報道を見抜けなかったのである。
つまりこの男はプロの諜報部員を従えて年間75億ドルの予算を管理してるのにもかかわらず、CIAがトランプ氏を中傷するために偽の情報を流していることにさえ気づいていないのだ。
一方、我々市民は独立メディアの情報によりその真実を知っている。
法治国家であるならば、CIAによる次期大統領に関するねつ造報道は違法行為と見なされるがアメリカは法治国家ではない。
クラッパー氏は、現在、17の諜報機関(CIA、NSA、国土安全保障省、FBI、国務省、財務省、国防情報局、空軍情報局、陸軍情報局、米海兵隊情報局、沿岸警備情報局、エネルギー省、国家偵察局、麻薬取締局、国家地理空間情報局)のトップに君臨している。同時に彼は今でも3つの政府請負会社(Detica、BAE Systems、SRAインターナショナル、Booz Allen Hamilton)の取締役である。
クラッパー氏はアメリカの全ての情報機関を支配しているが、同時にアメリカの敵でもある。
彼は外国の諜報機関に所属してアメリカをスパイしていたこともある。
彼はアメリカの国家諜報機関のトップに上りつめ、全権力とカネを手に入れた。
オバマがクラッパー氏を国家諜報機関のトップに任命してから、アメリカではねつ造報道のオンパレードとなり、多国籍グローバリストの利益のために売国されるようになった。
CIAは国外の違法なハッカーを雇ってサイバー攻撃を行わせている。ヒラリーと民主党全国大会は彼らのサーバーがハッキングされた後にその調査を国外の民間会社に依頼した。しかしロシアが彼らのサーバーをハッキングした証拠は一切見つかっていない。
ほんの数人に権力が集中すると、必ず誤った方向へ進んでしまう。クラッパー氏は正確な情報を提供することに興味はない。彼はナチスの情報局と同様に単なるプロパガンダ・マシーンなのだ。
クラッパー氏は17の諜報機関を使って、彼らが流す情報は全て正しいと証拠もなしに我々に信じさせようとしている。
オバマの大統領令により、NSAは米国民と世界人類を監視することが可能となった。NSAが盗みとった個人データは全諜報機関が共有している。
スイス、ジュネーブのCIA海外本部はスイスの金融スキャンダルやCIAの犯罪活動に関わっている。
CIAのCiscoルーターやサーバーはNSAによってスパイされCIAの犯罪活動がNSAに知られてしまった。その結果、CIAと共謀したスイスの金融エリートらが逮捕された。NSAは今後もCIAに対するスパイを行っていく。
CIAのスイス本部は極秘施設であり、そこのサーバーがハッキングされたことでCIAは激怒した。
NSAに対するCIAの反撃として、CIA請負エージェントのエドワード・スノーデンを使って、NSAが米国民の個人情報を盗んでいることを示す大量のデータをリークさせた。
CIAは、CIAの3派閥を暴露したNSAがこれ以上CIAをスパイできないように対策を講じている。
クラッパー氏は米議会に呼ばれる度にNSAはスパイ活動を行っていないと嘘の証言をした。
CIAとNSAの闘争の中で、CIAはCisco SystemsやDARPAなどの活動情報をNSAに盗まれないようにした。
現在、CIA、NSAそして他の諜報機関の情報操作、情報収集合戦が進行中である。
しかしCIAは国際安全保障を担っているため国家安全保障を担当するNSAよりも優位に立っている。
CIAは国際的な紛争や事件に必ず関与している。通貨戦争、市場戦争、金融戦争、サイバー戦争、麻薬戦争そしてテロは常にCIAの関心事である。
オバマのNDAAは軍隊がテロリストと見なされた米国民を攻撃することを可能にした。愛国法により、CIAは米国民、企業、機関がテロリストでないことを証明できるまでテロリストと見なすことが可能となった。
CIAは3つの派閥に分類されており、世界中のスパイ活動を通して大きな利益を得ている。
アメリカはCIAに支配されており、ワシントンDCはCIAの泥沼の怪獣に包囲されている。
CIAは国内外で偽旗事件や非人道的犯罪を繰り返している。CIAによる殺人行為で無数の人々が犠牲になり、3兆ドルものアメリカの納税者の血税が無駄に使われた。CIAは国際戦争を勃発させるための偽旗事件を仕掛ける。またCIAはメディアを支配しサブリミナル・メッセージを流すことにより人々を洗脳している。
CIAは、元祖CIA(金に裏付けられたCIA=GB-CIA)、ブッシュCIA、Ex−CIAの3派閥に分かれている。それらの3派閥がアメリカや世界を支配してきた。
GB-CIA:Gold backed CIA
元祖CIA(OSS)は第二次世界大戦中に世界の国々から金(Gold)を盗んだ。ドイツや日本が他の国々から奪い取った金もCIAが奪った。しかしCIAは盗んだ金を返還するつもりはない。CIAが盗んだ金はアメリカには保管されておらず、フィリピンとスイスに保管されている。
GB-CIAはアメリカの国益のために海外で活動することになっているが、彼らは通貨市場、債券市場、株式市場に関与し世界中に影響をあたえている。
GB-CIAのメンバーは米財務省及びアメリカの経済政策を決めるESF経済安定資金に多く入りこんでいる。 ESFは通貨、債券、株式市場を操作し、FRBに金融政策を指示している。ESFはGB‐CIAにとってアメリカの金融市場を支配する上で最も都合の良いツールである。
GB-CIAこそがアメリカ経済を支配している。
GB-CIAは欲深く、世界中に戦争を仕掛けて富を強奪している。邪魔者は容赦なく殺害する。CIAは世界中で数々の残忍な犯罪活動を行っている。
ブッシュやクリントン周辺では、彼らに批判的な銀行のトップ、ブローカー、内部告発者が次々に不審死を遂げている。これまで数百人が殺害された。
また、GB-CIA は、彼らの性的異常行為、ピードフィリア(小児性愛犯罪)、悪魔崇拝の生贄儀式に多くの政治家や企業家を取り込んでいる。彼らは世界的な小児性愛犯罪ネットワークを構築させた。また、彼らは、難民のチャリティ団体を活用して世界最大の性奴隷の人身売買市場を運営している。また世界の麻薬密売も牛耳っており、イランーコントラ・スキャンダルやアフガニスタンのケシ栽培を行ってきた。
彼らは、麻薬、セックス、権力、支配、悪魔崇拝という通貨で絶大な権力を買っている。
Bush CIA (ブッシュ、クリントン、オバマ犯罪ファミリーとも呼ばれる):
パパブッシュが副大統領時代にブッシュCIAが正式に創設された。アメリカの16の諜報機関は国家情報長官によって支配されている。パパブッシュはCIA長官も務めたことがある。レーガン政権を支配していたのはパパブッシュである。彼はレーガンによってアメリカの外交政策の責任者に任命された。当時、パパブッシュはCIAの戦術を使ってソ連を崩壊させた。
パパブッシュ政権時代にジョージ・ソロスとレオ・ワンタが米財務省の偽の米国債を使ってロシア通貨を攻撃し不安定化した。
パパブッシュの兄(弟)は、Riggs Bankを経営しており、その傘下にVelment Bankを創設し、ロシアから奪ったお金とゴールドをロンダリングしている。一部のお金はミット・ロムニーの会社、Bain Capitalを介してロンダリングされた。
ソ連崩壊後、パパブッシュとブッシュのネオコン攻撃部隊(Vulcans)はロシア及びソ連から独立した国々から全ての資産(特に石油)を奪った。パパブッシュとキッシンジャーは、ブッシュCIAのごろつき集団の犯罪を介して個人的に巨額の富を得た。
パパブッシュはブッシュCIAのごろつき集団にホワイトハウス、司法省、国務省を取り込み、勢力を拡大した。その結果、CIAの犯罪は全て連邦判事や国務省の高官によって見逃された。
ブッシュ家はクリントン家とビル・クリントンがアーカンソー州知事になる前から親しい関係にあり、オバマの母親は元CIAエージェントである。そのためオバマは生まれた時からCIAと深い結びつきがあった。オバマは完全にCIAの創造物である。
オバマが抱える問題は、CIAの3派閥ともつながりがあることであり、どの派閥に属してよいのかわからない。彼のめちゃくちゃな政策は、GB-CIAとブッシュCIAの両派閥を満足させようとしたからに他ならない。
ピザゲートで悪名高いジョン・ポデスタ氏と彼の兄(弟)はワシントンで最も有力なロビーストであり、レーガン政権時代から米政府の小児性愛組織を牛耳ってきた。
パパブッシュはレーガン政権の事実上の権力者だったが、当時からホワイトハウスでは小児性愛犯罪が日常的に行われていた。
ホワイトハウスがこのような性犯罪を堂々と行っていたことで連邦議員らの倫理が完全に崩壊した。
パパブッシュはケネディを暗殺したCIAを当時から支配し続けており、やりたい放題のことをやってきた。誰もそれを止めることはできなかった。パパブッシュはレーガン大統領の暗殺も企てたが失敗した。
ホワイトハウスも司法省も国務省もCIAの犯罪行為に慣れてしまい、CIAや政治家の犯罪をひたすら隠蔽してきた。
ケネディが暗殺されたとき、パパブッシュはCIAエージェントだった。
当時GB-CIAは世界の地政学的領域で独占するようになり、政治リーダーの暗殺を行うことで政権を変えることが可能になったとパパブッシュは認識した。
当時、パパブッシュは外交政策の責任者としてCFR(元CIA、政府の諜報部員及び企業の諜報部員で構成されている)の命令に従って政策を実行していた。また、パパブッシュは自分が任命した政治家全員の脅迫状リストを作成し彼らに命令に従うことを約束させた。
パパブッシュはサウジ王族と非常に親しい関係を築いた。そして彼の人生の多くをサウジの宮殿で過ごすことになった。パパブッシュは世界最大の武器商人、麻薬王、マフィア、王族、金融詐欺集団と協力関係にあった。彼はどこの国を訪れてもセキュリティに引っかかることなく自由に入国を許され、彼のビジネス(犯罪活動)を世界中で展開することができた。
最終的にGB-CIAはブッシュCIAの活動に気が付き、両者間の緊張が高まった。
パパブッシュは、配下のジョージ・ソロスとレオ・ワンタがロシア通貨を崩壊させ巨額の富を得た時、ロシアから大量の
金(ゴールド)を盗んだ。
そしてその2年間でパパブッシュは絶大な権力と富を獲得し、ブッシュCIAとGB-CIAのいがみ合いが悪化した。GB-CIAはブッシュの協力を得て政府とのつながりを持ちたかった。彼らはクリントン大統領が単にパパブッシュの命令で動いていることを知っていた。
Ex-CIA:
既にGB-CIA対ブッシュCIAの対立が激化している中で、Ex-CIAがそれに参戦している。
政治家を脅迫して政権を変えることが好きなGB-CIAと非常に欲深く際限のない権力闘争に明け暮れるブッシュCIAの対立を逆手に取りEx-CIAはこれらの2派閥の戦術と利権を盗もうと考えた。多くのEx-CIAは、政府を去り、利益の多い民間の諜報機関に籍を置いている。民間諜報機関はアメリカの諜報活動の65%を行っている。
Ex-CIAは、政府、銀行、企業の最高の地位にいた元CIAエージェントたちである。また、Ex-CIAは、GB-CIA及びブッシュCIAで働いていたエージェントらによる無秩序スパイ集団として創設された。
Ex-CIAのメンバーは政府や大企業で最高の地位を獲得している。
弁護士のジミー・コメィ氏は、FBI長官になる前に、ニューヨーク南部の連邦検事、検事副総長、米最大の軍事契約企業、ロックヒードマーチン社の上席副社長、CIA関連企業の相談役、CIA銀行のHSBC及びGB-CIAの金を保管しているHSBCホールディングズの理事を務めていた。
CIAの高級エージェントはこのよう昇進の梯子を上っていく。
コメィ長官はFBIを去ったあとに別の場所で高い地位を得ることで、 彼が犯罪によって獲得した巨額の富は守られることになる。コメィ長官はCIAの3派閥の命令に従って動いていた。
ジョン・ブレナンCIA長官は、長官になる前に国土安全保障省の副補佐官、サウジアラビアのステーションチーフ、国家反テロセンターの所長、諜報ネットワークのAnalysis CorporationのCEO、National Security Allianceの会長、 Global Strategies 、GlobalIntelligence SolutionsそしてGTECの主任エージェントだった。
これらの3派閥はシリアで破壊活動を行っている。シリアでCIAはペンタゴンが支援している部隊を攻撃していることが明らかになった。
アレッポの外側でアメリカが支援している3つの集団がお互いに戦っていることが分かった。この事実を隠蔽するためにオバマはクラッパー氏に偽の情報を流すよう命令した。
それこそが、ロシアがトランプ氏を脅迫していることや大統領選でロシアがハッキング行為を行ったとするねつ造報道である。また、国土安全保障省が有権者のデータベースをハッキングしたと報道されたのはシリアにおけるオバマの個人的な戦争の実態を隠すための偽装工作である。
クラッパー氏、ブレナン氏、コメィ氏は共に17の諜報機関がメディアを介してねつ造報道を行うことに賛成した。トランプ氏に対する彼らの攻撃により、CIAの3派閥の汚職、共謀、グローバリズム・アジェンダ、反米姿勢が明らかになった。
トランプ氏はCIAに刃向かう戦士である。
トランプ氏はグローバリズムと戦い法の支配を推し進めているため、CIAの3派閥の一番の敵となった。
CIAの3派閥は法の上に君臨して権力を悪用しているが、反グローバリズム、反NWOのトランプ氏が大統領に選ばれたことで彼らはかなりの衝撃を受けている。そのため、3派閥はトランプ氏の信用を落とすためにあらゆる情報操作を行っている。また、彼らが継続的に行ってきた数々の邪悪な犯罪を隠蔽しようとしている。また、ケネディがやろうとして失敗したことをトランプ氏がやろうとしているため、それを阻止しようとしている。
トランプ氏は、CIAがCIAメンバーとCIAの利権を守るためなら容赦なく人を殺すことを知っており、彼の命が危険にさらされていることを十分認識している。
CIAはトランプ氏についての調査書類を持っておらず、彼がワイルドカードだったことをCIAは知らなかった。トランプ氏にはこれまで明らかになったスキャンダル以外は何もないのである。トランプ氏はCIAの3派閥とは一切関わり合いを持っていない。
トランプ氏はワシントンDCの関係者を一切信用していない。なぜなら彼らは既にCIAに取り込まれている恐れがあるからだ。
トランプ氏が1600ペンシルベニア・アベニューのビルにオフィスを構えることをしなかったのは賢い選択である。なぜなら、そのビルの隅々にCIAのスパイ装置が設置されているからである。
愛国者は、トランプ氏が使うことになるホワイトハウスの内装及びリフォームの費用を支援すべきである。
CIAはあらゆる手法を使ってトランプ氏を公然と攻撃しはじめた。CIAの3派閥と繋がりのあるジョージ・ソロスも世界の舞台で公然とトランプ氏を攻撃している。
ビルダーバーグや三極委員会、ボヘミアングローブ、CFRが一同に集まり会議を開いた。そこでトランプ氏を大統領にさせないための作戦を練った。世界中の邪悪なカバラ犯罪集団は神経をとがらせている。既に彼らはトランプ氏を殺害しようとした。また、彼に賄賂を贈ろうともした。彼らは他の政治家に対してならうまくいく戦術がトランプ氏にはうまくいかないことを知った。トランプ氏はCIAが日常的に行っている活動に一切関心がない。
以下省略
http://blog.livedoor.jp/wisdomkeeper/archives/52001108.html
http://www.asyura2.com/17/senkyo223/msg/249.html#c5
1972年2月、当時のニクソン米大統領とキッシンジャー補佐官が北京を訪問し、
周恩来首相と会談した時に、日本に対して三つの密約が交わされた。
米中密約の内容
1.日本に核武装そして単独防衛させない
2.これを防ぐために米軍は日本に駐留する(ビンの蓋論)
3.朝鮮半島および台湾問題で日本に発言権を与えない
この密約は、2002年10月、当時の江沢民中国国家主席が、
テキサスの牧場に当時のブッシュ大統領を訪ねたときにも再確認された。
ジョブズは若い頃は、デンプンを含まない野菜と果物しか食べないとか、長期間断食したりとか、1週間リンゴしか食べないというような食生活をしていたこともあったようです。
ビル・ゲイツのフィレオフィッシュ好きは有名です。
来日した時もマックまで行って買って食べていたそうです。
元々日本の朝マックはフィレオフィッシュを出していなかったのですが、
彼が朝買いに行ったから、急遽フィレオフィッシュを提供して、
それ以降朝にも売るようになった・・・という噂があるほどです。
ビル・ゲイツはマクドナルドが中心の生活だそうです。
実際日本に来たときにもマクドナルドでバーガーを買っていたという逸話が残っています。
1.日本に核武装そして単独防衛させない
2.これを防ぐために米軍は日本に駐留する(ビンの蓋論)
3.朝鮮半島および台湾問題で日本に発言権を与えない
この密約は、2002年10月、当時の江沢民中国国家主席が、
テキサスの牧場に当時のブッシュ大統領を訪ねたときにも再確認された。
北海道から沖縄までほとんどの都道府県に米軍施設(共用も含む)があり米軍兵士が駐留しているので、どこかの国が日本に攻めてくれば、アメリカは戦わざるを得ない。
こうして在日米軍は日本を守っていると同時に、日本政府によって「人質」にも取られています。
これが日本政府の戦後安全保障の根幹であり、アメリカに安保を押し付けることで日本の軍事費はGDPの1%以下に抑えてきました。
それが今はむしろ、軍事支出を抑えている事が日本経済の足を引っ張っています。
アメリカはGDPの3.5%ほど、70兆円近くを軍事費に使っているが、これは70兆円の公共事業を毎年行っているのと同じ結果になります。
ダムや高速道路を作るのを「ムダだ」と主張する人たちが居ますが、彼らは軍隊が「ムダ」である事に反論はしないでしょう。
経済とは要するにムダな物を増やしてムダにエネルギーを浪費する事でしかなく、「ムダの合計=GDP」なのです。
例えば現代の日本人は汲み取り便所や紙と家の住宅で良く、自動車も要らないなら非常にエコロジーな生活が可能です。
だが「あれが欲しい、これも欲しい」と言って次々にムダな物を増やした結果、経済が成長したのです。
ムダの極致といえる軍隊だけが経済に寄与しないことは無く、アメリカ経済の70兆円、日本経済の5兆円は「軍隊」で成立しています。
軍事予算もGDPだという「不都合な事実」があるわけで、経済学者やマスコミは絶対に認めませんが、それが事実です。
リーマンショックをまだ覚えている人は多いと思いますが、震源地はアメリカなのに打撃を受けず、日本が世界で最も悪影響を受けました。
その理由を考えると日本の軍事費が世界でもっとも少なく、従って経済を支える機能を果たしていない事に思い当たります。
各国は不況の時でもGDPの3%くらい「軍隊という公共事業」をしたのに日本は1%しかしないので、より経済を悪化させました。
「軍事費は経済を悪化させる」というのは間違いで、実際には第二次大戦中は日米とも好景気で、失業率はゼロ%でした。
http://thutmose.blog.jp/archives/69568892.html
http://www.asyura2.com/17/senkyo223/msg/262.html#c1
グローバリズムのトリニティ(三位一体) 2017-03-29
自由貿易、規制緩和、緊縮財政の政策三点セットを、わたくしは「グローバリズムのトリニティ(三位一体)」と呼んでいます。
自由貿易と、規制緩和は、これは似通った話です。国境という規制を緩和し、モノ、ヒト、カネの移動を自由化するのが「自由貿易」ですが、国内で各種の規制を緩和するのが規制緩和です。TPPは「自由貿易」ですが、農協改革は「規制緩和」です。両者ともに、政府のパワーを小さくし、ビジネスを自由化するという点では同じ発想です。
なぜ、そこに「緊縮財政」が加わるのか。
もちろん、緊縮財政あるいは「財政破綻論」の蔓延なしで、公共サービス等の自由化、民営化が実現できないためです。
昨日も取り上げた、第69回カンヌ国際映画祭パルムドール(最高賞)を受賞した「わたしは、ダニエル・ブレイク 」で、ある登場人物が警察を批判する際に、
「どうするんだ? 保守党得意の民営化か?」
と、揶揄するシーンがあるのですが、緊縮財政と民営化(規制緩和)は基本的にはセットです。ダニエル・ブレイクの脚本家は、正しく理解しています。
何しろ、緊縮財政を採ったところで、行政、水道、鉄道、空港、年金、医療、公共インフラ建設等の「公共サービス」は提供しないわけにはいきません。公共サービスは、たとえ経済がデフレ化し、不況に陥ったとしても供給されなければならないというタイプのサービスなのです。
財政が悪化している。とはいえ、公共サービスは提供しなければならない。
だからこその、民営化なのですよ。という、レトリックですね。
行政は、「公務員批判」という国民の声に応え、窓口職員を派遣社員に切り替える。もちろん、日本の場合は派遣社員の多くを「パソナ」が派遣することになります。パソナの取締役会長である竹中平蔵氏も、ボーナスが増えて、オッフオッフでしょう、たぶん(実際はどうなのか知りませんが)。
水道や地下鉄、空港はコンセッション方式で民営化。とりあえずは、浜松の下水道をフランスのヴェオリアを中心とする民間企業に委託。大阪の地下鉄も民営化。東日本大震災という「ショック」を利用し、仙台空港も民営化。ザ・ショック・トクトリン。
年金は、財政破綻論に絡め、年金不安を煽り、民間企業の年金保険にスイッチさせる。医療はもちろん、「医療亡国にならないために、先端医療の保険適用はしない。自由診療で!」と、混合診療(患者申出療養)を推進。
公共インフラの整備も、PFI等「民間活力の導入」とのスローガンの下で、民間の投資家や企業のビジネスチャンスを提供する。
最終的には、警察や消防、自衛隊の民営化まで達成しなければ、真の意味におけるグローバリズムとは言えないのですよ、はい。
もっとも、上記のスキームを推進するためには、
「政府は国の借金で破綻する〜っ!!!」
という、財政破綻論が不可欠です。財政に余裕がある(あるいは、あるように見える)ならば、公共サービスは政府が提供すれば済む話です。
財政破綻論に基づく緊縮財政こそが、レント・シーカーたちにビジネスチャンスを提供する根幹中の根幹なのです。
デフレ脱却を目指すのはもちろん、レント・シーカーたちのレトリックを潰すためにも、我が国は緊縮財政を「グローバリズムのトリニティ」として認識し、財政破綻論を潰さなければならないのです。
『「財政赤字の拡大」は政府が今やるべきことか 日本の20年にも及ぶ長期停滞の真因
http://toyokeizai.net/articles/-/164105
◆財政を健全化させる必要などない
2016年のわが国の政府債務残高は、対GDP(国内総生産)比でついに約230%を超え、先進国の中でも最悪の水準になるという。
こんな状況にもかかわらず、次のように主張するとしたら、どう思われるであろうか。
「日本政府は、財政健全化に向けた努力などはしてはならない。なぜなら、政府が財政赤字を削減しようとしてもどうせ徒労に終わるからであり、それ以前に、そもそも日本政府は財政を健全化する必要などないからだ。政府が今やるべきことは財政赤字の拡大なのであって、とりあえず、財源など気にする必要はない」
こんなことを主張したら、たちどころに「とんでもない暴論だ」と一蹴されて終わりであろう。
しかし、実は、これを暴論と感じるのは、マクロ経済、財政そして通貨の本質を正確に理解していないからなのである。どれだけ通説や常識に反していようと、これこそが正解なのである。(後略)』
というわけで、評論家の中野剛志先生が「財政破綻論」を完膚なきまでに論破する寄稿が掲載されましたので、ご紹介。
特に重要なポイントは、
「国内民間部門の収支+国内政府部門の収支+海外部門の収支=0」
という恒等式です。
上記は、セイの法則やら、クラウディングアウトやらとは異なり、統計的な絶対真実です。すなわち、覆ることはありません。
海外部門の収支をゼロと仮定すると、政府部門の収支を黒字にするためには、民間部門を赤字にしなければならないのです。「誰かの負債は、誰かの資産」である以上、当たり前です。
実際、日本のプライマリーバランス(基礎的財政収支)を見ると、バブル期に見事に黒字化しています。
【日本の基礎的財政収支の推移(十億円】
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/image-12260625751-13893357244.html
バブル期は税収が多く、かつ景気対策が不要であるため、政府の収支が黒字化するのです。反対側で、民間が投資を増やし、収支が赤字化しているのは言うまでもありません。
とにもかくにも、グローバリズムのトリニティの一つである「緊縮財政」「財政破綻論」を潰さない限り、我が国の経済が復活する日はありません。皆様、中野さんの寄稿などを活用し、是非とも日本の財政破綻論潰しにご協力くださいませ。
日本が財政破綻する可能性は「ゼロ」なのです。
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12260625751.html
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/301.html#c66
自由貿易、規制緩和、緊縮財政の政策三点セットを、わたくしは「グローバリズムのトリニティ(三位一体)」と呼んでいます。
自由貿易と、規制緩和は、これは似通った話です。国境という規制を緩和し、モノ、ヒト、カネの移動を自由化するのが「自由貿易」ですが、国内で各種の規制を緩和するのが規制緩和です。TPPは「自由貿易」ですが、農協改革は「規制緩和」です。両者ともに、政府のパワーを小さくし、ビジネスを自由化するという点では同じ発想です。
なぜ、そこに「緊縮財政」が加わるのか。
もちろん、緊縮財政あるいは「財政破綻論」の蔓延なしで、公共サービス等の自由化、民営化が実現できないためです。
昨日も取り上げた、第69回カンヌ国際映画祭パルムドール(最高賞)を受賞した「わたしは、ダニエル・ブレイク 」で、ある登場人物が警察を批判する際に、
「どうするんだ? 保守党得意の民営化か?」
と、揶揄するシーンがあるのですが、緊縮財政と民営化(規制緩和)は基本的にはセットです。ダニエル・ブレイクの脚本家は、正しく理解しています。
何しろ、緊縮財政を採ったところで、行政、水道、鉄道、空港、年金、医療、公共インフラ建設等の「公共サービス」は提供しないわけにはいきません。公共サービスは、たとえ経済がデフレ化し、不況に陥ったとしても供給されなければならないというタイプのサービスなのです。
財政が悪化している。とはいえ、公共サービスは提供しなければならない。
だからこその、民営化なのですよ。という、レトリックですね。
行政は、「公務員批判」という国民の声に応え、窓口職員を派遣社員に切り替える。もちろん、日本の場合は派遣社員の多くを「パソナ」が派遣することになります。パソナの取締役会長である竹中平蔵氏も、ボーナスが増えて、オッフオッフでしょう、たぶん(実際はどうなのか知りませんが)。
水道や地下鉄、空港はコンセッション方式で民営化。とりあえずは、浜松の下水道をフランスのヴェオリアを中心とする民間企業に委託。大阪の地下鉄も民営化。東日本大震災という「ショック」を利用し、仙台空港も民営化。ザ・ショック・トクトリン。
年金は、財政破綻論に絡め、年金不安を煽り、民間企業の年金保険にスイッチさせる。医療はもちろん、「医療亡国にならないために、先端医療の保険適用はしない。自由診療で!」と、混合診療(患者申出療養)を推進。
公共インフラの整備も、PFI等「民間活力の導入」とのスローガンの下で、民間の投資家や企業のビジネスチャンスを提供する。
最終的には、警察や消防、自衛隊の民営化まで達成しなければ、真の意味におけるグローバリズムとは言えないのですよ、はい。
もっとも、上記のスキームを推進するためには、
「政府は国の借金で破綻する〜っ!!!」
という、財政破綻論が不可欠です。財政に余裕がある(あるいは、あるように見える)ならば、公共サービスは政府が提供すれば済む話です。
財政破綻論に基づく緊縮財政こそが、レント・シーカーたちにビジネスチャンスを提供する根幹中の根幹なのです。
デフレ脱却を目指すのはもちろん、レント・シーカーたちのレトリックを潰すためにも、我が国は緊縮財政を「グローバリズムのトリニティ」として認識し、財政破綻論を潰さなければならないのです。
『「財政赤字の拡大」は政府が今やるべきことか 日本の20年にも及ぶ長期停滞の真因
http://toyokeizai.net/articles/-/164105
◆財政を健全化させる必要などない
2016年のわが国の政府債務残高は、対GDP(国内総生産)比でついに約230%を超え、先進国の中でも最悪の水準になるという。
こんな状況にもかかわらず、次のように主張するとしたら、どう思われるであろうか。
「日本政府は、財政健全化に向けた努力などはしてはならない。なぜなら、政府が財政赤字を削減しようとしてもどうせ徒労に終わるからであり、それ以前に、そもそも日本政府は財政を健全化する必要などないからだ。政府が今やるべきことは財政赤字の拡大なのであって、とりあえず、財源など気にする必要はない」
こんなことを主張したら、たちどころに「とんでもない暴論だ」と一蹴されて終わりであろう。
しかし、実は、これを暴論と感じるのは、マクロ経済、財政そして通貨の本質を正確に理解していないからなのである。どれだけ通説や常識に反していようと、これこそが正解なのである。(後略)』
というわけで、評論家の中野剛志先生が「財政破綻論」を完膚なきまでに論破する寄稿が掲載されましたので、ご紹介。
特に重要なポイントは、
「国内民間部門の収支+国内政府部門の収支+海外部門の収支=0」
という恒等式です。
上記は、セイの法則やら、クラウディングアウトやらとは異なり、統計的な絶対真実です。すなわち、覆ることはありません。
海外部門の収支をゼロと仮定すると、政府部門の収支を黒字にするためには、民間部門を赤字にしなければならないのです。「誰かの負債は、誰かの資産」である以上、当たり前です。
実際、日本のプライマリーバランス(基礎的財政収支)を見ると、バブル期に見事に黒字化しています。
【日本の基礎的財政収支の推移(十億円】
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/image-12260625751-13893357244.html
バブル期は税収が多く、かつ景気対策が不要であるため、政府の収支が黒字化するのです。反対側で、民間が投資を増やし、収支が赤字化しているのは言うまでもありません。
とにもかくにも、グローバリズムのトリニティの一つである「緊縮財政」「財政破綻論」を潰さない限り、我が国の経済が復活する日はありません。皆様、中野さんの寄稿などを活用し、是非とも日本の財政破綻論潰しにご協力くださいませ。
日本が財政破綻する可能性は「ゼロ」なのです。
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12260625751.html
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/711.html#c49
「1977 ここまで来た!オーディオ100年」 - YouTube 動画
43分40秒から マークレビンソン HQD System が出て来ます
https://www.youtube.com/watch?v=i3AGlAv5gtY
マークレビンソン HQD System 1978年3月15日 瀬川冬樹
ステレオサウンド 46号(1978年3月発行)
「マーク・レビンソンHQDシステムを聴いて」より
マーク・レビンソンについてはいまさら改めて紹介の必要もないと思うが、アメリカのコネチカット州の郊外に生まれた、音楽家としてもまたオーディオエンジニアとして非常に有能な若者で、一九七三年に発表したローノイズ・プリアンプLNP2によって一躍世に認められ、いまや世界最高のアンプリファイアーのメーカーとして確実な地盤を築いた。
彼の工場は、総員20名そこそこの小企業だが、妥協を許さずに常に最高の製品しか発表しないという姿勢が評価を高めて、ここ数年来、アメリカ国内でもマーク・レビンソンの成功に刺激されて中小のアンプメーカーが次々と名乗りを上げはじめたが、それらのほとんどが、発表資料の中に「マーク・レビンソンに比較して云々」という表現でデータを発表している例が多いことをみても、逆に、マーク・レビンソンの性能や声価のいかに高いかを読みとることができる。
数年前から社名をMLAS(マーク・レビンソン・オーディオ・システム)と改称したことに現われているように、マーク・レビンソンは、自らの理想とするオーディオを、単にアンプの高性能化だけでは実現できないことを知っていたようだ。実際、二年前に来日したときにすでに「いま全く新しい構想のスピーカーシステムを実験している。やがてこれは市販するつもりだ」と語っていた。
また、昨年からは彼の録音による半実験的なレコードの制作もはじめていることからも、彼自身が、プログラムソースからスピーカーシステムに至る一連のプロセスに、すべて自分で責任を持って手を下すことを最終目的としていることが読みとれた。本誌45号418ページの特別インタビューの中でも、彼自身がこうした理想について語っているが、
とりわけ興味深かったのは、スピーカーシステムとしてQUADのESLを二本パラレルにドライブする、いわゆる「ダブル・クォード」システムを芯に据えた彼のHQDスピーカーシステム。
もうひとつは、プロ用として誰もが全幅の信頼を置いて使っているスイス・スチューダーのプロフェッショナル・テープレコーダーA80の、エレクトロニクス(録音再生アンプ)部分が気に入らないので、トランスポート(メカニズム)だけを購入してエレクトロニクスをMLASで組込んだ、マーク・レビンソン=スチューダー、およびその普及機としてのマーク・レビンソン=ルボックスを市販する計画を持っている……
という部分であった。これらの話はマーク自身の口からすでに聞いてはいたが、彼がそのオーディオ・システムの一切をほぼ完成させて、東京でデモンストレーションをする、というニュースを耳にして、想像していたよりも完成の早いことに驚くと共に、非常な期待を持って試聴に臨んだ。
試聴会は2月3日(金)が予定されていたが、レビンソンとその輸入元RFエンタープライゼスの特別なはからいで、本誌のレギュラー筆者を中心に、2月2日の夜、前もって特別試聴会が催された。以下の感想はそのときのリポートである。
*
試聴の場所は、3日のディーラー筋への発表を前提として、赤坂プリンスホテルの一室があてられた。ごくふつうの宴会場で、席につくと、マーク・レビンソンは例の神経質な表情で、この部屋が自分の再生システムにとってやや広すぎる上に、音響特性がデッドすぎると、しきりに言いわけをした。
HQDシステムは、
ダブル・クォードESLに100Hzから7kHzまでの、ほとんどの音域を受け持たせ、
100hz以下の重低音域に、別の大型エンクロージュアに収めたハートレイの24インチ(60センチ)ウーファー224HSを、
そして7khz以上にデッカ=ケリィのリボン・トゥイーターの、フロントホーンを取り外したのを、
それぞれ組み合わせた彼のオリジナルシステムで、ハートレイ、クォード、デッカの頭文字を合わせてHQDシステムと呼ぶ。
各帯域はそれぞれ専用のパワーアンプでドライブされるが、そのために彼は、ピュアAクラス動作のモノーラル・パワーアンプML2Lを開発した。
出力は8Ω負荷で25ワットと小さく、しかも消費電力は一台あたり400ワット。これが、片チャンネルの高・中・低に各一台ずつ、合計六台使われるのだから、スイッチを入れた瞬間から、パワーアンプだけで2・4キロワットの電力を消費しはじめるという凄まじさである。
彼自身が、例のマークレビンソン=スチューダーで録音した秒速30インチ(76センチ)の2トラックテープがレビンソン=スチューダーのデッキに装着されて、まずギターのソロが鳴りはじめた。ギターの音色は、スピーカーがそれを鳴らしているといった不自然さがなくて、全く誇張がなく、物足りないほどさりげなく鳴ってくる。
左右のスピーカーの配置(ひろげかたや角度)とそれに対する試聴位置は、あらかじめマークによって細心に調整されていたが、しかしギターの音源が、椅子に腰かけた耳の高さよりももう少し高いところに呈示される。ギタリストがリスナーよりも高いステージ上で弾いているような印象だ。これは、二台のQUADがかなり高い位置に支持されていることによるものだろう。むしろ聴き手が立ち上がってしまう方が、演奏者と聴き手が同じ平面にいる感じになる。
もうひとつ、ギターという楽器は音源として決して大きくないが、再生される音はどちらかというと左右のスピーカーのあいだに音像がひろがって焦点が大
きくなる傾向がある。これはHQDシステムそのものの特性なのか、あるいは録音のとりかたでそう聴こえるのか明らかでない。
しかしその点を除けば、ギターの音はきわめてナチュラルであった。
次にマークの選んだのはコンボジャズ、そしてそれよりもう少し編成の大きなブラス中心のバンド演奏。近頃、耳を刺すほどのハイパワーでの再生に馴れはじめている私たちの耳には、マークのセットするボリュウム・レベルはどうにも物足りない。
もう少しレベルを上げてくれ、と言おうと思うのだが、彼をみていると、神経質そうに耳をかしげては、LNP2Lのマスターボリュウムを1〜2dBの範囲で細かく動かしていて、とうてい6dBとか10dBとか単位で音量を上げてくれといえる雰囲気ではない。
彼は仕切りに、QUAD・ESLがまだ十分にチャージアップしていないのだ、完全に電荷がチャージすれば、もう少しパワーを上げられるし、音もさらにタイトになる、といっていた。
このパワーは、おそらく一般家庭──というよりマーク自身の部屋は20畳あまりのアメリカの中流家庭としては必ずしも広くないリビングルームだということだが、そういう部屋──では、一応満足のゆく音量になるのだろう。が、試聴当日は、かなり物足りなさを憶えた。
音量の点では、24インチ・ウーファーの低音を、予想したようなパワフルな感じでは彼は鳴らさずに、あくまでも、存在を気づかせないような控えめなレベルにコントロールして聴かせる。
念のため一般市販のディスクレコードを所望したら、セル指揮の「コリオラン」序曲(ロンドン)をかけてくれた。ハーモニィはきわめて良好だし、弦の各セクションの動きも自然さを失わずに明瞭に鳴らし分ける。非常に繊細で、粗さが少しもなく、むしろひっそりとおさえて、慎重に、注意深く鳴ってくる感じで、それはいかにもマーク・レビンソンの人柄のように、決してハメを外すことのない誠実な鳴り方に思えた。
プログラムソースからスピーカーまでを彼自身がすべてコントロールして鳴らした音なのだから、試聴室の条件が悪かったといっても、これがマークの意図する再生音なのだと考えてよいだろう。
だとすると、私自身は、この同じシステムを使っても、もう少しハメを外す方向に、もう少しメリハリをつけて、豊かさを強調して鳴らしたくなる。この辺のことになると、マルチアンプであるだけにかなり扱い手の自由にできる。おそらくこのシステムには、もっとバーバリスティックな音を鳴らす可能性があるとにらんだ。
マーク・レビンソンによれば、レビンソン=スチューダーのデッキを含めてスピーカーまでの全システムと、そのために彼が制作して随時供給する30インチスピードのレコーデッド・テープ、そして彼の予告にもあるようにおそらくは近い将来ディスクプレーヤーが発表される。過去のオーディオ史をふりかえってみて、アンプやスピーカーやデッキ単体に名器は少なくないが、ひとりの人間がプログラムソースからスピーカーまでを、しかも最高のレベルで完成させた例は、他に類を見ないだろう。
http://audiosharing.com/review/?tag=hqdsystem
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/682.html#c26
このときは、瀬川先生が背の高いスピーカーシステムを好まれない、ということを知らなかった。最初に読んだときも気にはなっていたが、それほと気にとめなかったけれど、たしかに書いてある。
*
左右のスピーカーの配置(ひろげかたや角度)とそれに対する試聴位置は、あらかじめマークによって細心に調整されていたが、しかしギターの音源が、椅子に腰かけた耳の高さよりももう少し高いところに呈示される。ギタリストがリスナーよりも高いステージ上で弾いているような印象だ。これは、二台のQUADがかなり高い位置に支持されていることによるものだろう。むしろ聴き手が立ち上がってしまう方が、演奏者と聴き手が同じ平面にいる感じになる。
*
HQDシステムの中核はQUADのESLをダブルスタック(上下二段重ね)したもので、この2台(というよりも2枚)のESLは専用のスタンドに固定され、しかも下側のESLと床との間にはけっこうなスペースがある。HQDシステムの寸法は知らないが、どうみても高さは2mではきかない。2.5m程度はある。瀬川先生が「横倒しにしちゃいたい」パトリシアン600よりも、さらに背が高い。これは瀬川先生にとって、どんな感じだったのだろうか。HQDシステムの背の高さはあらかじめ予測できたものではあっても、それでも予測していた高さと、実際に目にした高さは、また違うものだ。
HQDシステムの試聴場所はホテルの宴会場であり、天井高は十分ある状態でも、背の高すぎるスピーカーシステムである。これが一般的なリスニングルームにおさまったら(というよりもおさまる部屋の方が少ないのではないだろうか)、見た目の圧迫感はもっともっと増す。それは実物を目の当りにしていると容易に想像できることだ。
瀬川先生がHQDシステムの実物を見て、どう思われたのかは、その印象については直接書かれていない。それでもいい印象を持たれてなかったことだけは確かだろう。
http://audiosharing.com/blog/?p=5880
瀬川先生はQUADのESLを購入されている。シングルで鳴らすときのESLの音の世界に惚れ込まれていたことは、それまで書かれてきたことからも、はっきりとわかる。ただそれがダブルスタックになると、「きつい」と感じられる、ということだ。
おそらくESLは、ごく小音量で鳴らされていたのだろう。そういう鳴らし方をしたときに、真価を発揮するESLが、ダブルスタックにすると一変する、というのは、ダブルスタックの音に対して肯定的に受けとめられる人たちだ。
山中先生もそのひとりで、長島先生もそうだ。長島先生はスイングジャーナルで、ダブルスタックの上をいくトリプルスタックを実現されている。
ESLのダブルスタックは香港のマニアの間ではじまった、といわれている。その香港のマニアの人たちも、トリプルスタックをやった人はいないかもしれない。しかも長島先生のトリプルスタックは、ただ単に3段重ねにしたわけではなく、もともとの発想は平面波のESLから疑似的であっても球面波をつくり出したい、ということ。そのため真横からみると3枚のESLは凹レンズ上に配置されている。
下部のESLは、ESLの通常のセッティングよりもぐっと傾斜をつけて斜め上を向き、
中央のESLはやや前屈みになり、下側のESLとで「く」の字を形成していて、
上部のESLは下部のESLよりさらに倒しこんで斜め下を向くように特註のスタンドは工夫されている。
聴取位置に対して、それぞれのESLの中心が等距離になるように、という意図もそこにはあったと考えられるが、長島先生の意図は、疑似的球面波をつくり出すことによって、平面波特有の音に対する長島先生が不満を感じていたところをなんとかしたい、という考えからであって、この ESL のトリプルスタックを実際に試された長島先生だからこそ、ESL63への評価がある、といえる。
http://audiosharing.com/blog/?p=6070
QUADのロス・ウォーカーらが、山中敬三、長島達夫、両氏のインタヴュー、編集部のインタヴューに答えている。ロス・ウォーカーのインタヴュアーは、長島・山中の両氏。
ここにダブル・クォードについて、たずねられている。ロス・ウォーカーの答えはつぎのとおりだ。
*
ダブルにしますと、音は大きくなるけれども、ミュージックのインフォメーションに関しては一台と変わらないはずです。
ほとんどの人にとってはシングルに使っていただいて十分なパワーがあります。
二台にすると、4.5dB音圧が増えます。そしてベースがよく鳴る感じはします。ただ、チェンバー・ミュージックとか、ソロを聴く場合には、少しリアリスティックな感じが落ちる感じがします。
ですから、大編成のオーケストラを聴く場合にはダブルにして、小さい感じのミュージックを聴く場合には、シングルにした方がよろしいのではないかと思います。
世の中のたくさんの方がダブルにして使って喜んでいらっしゃるのをよく存じていますし、感謝していますけれども、私どもの会社の中におきましては二台使っている人間は誰もおりません。いずれにしても、それは個人のチョイスによるものだと思いますから、わたくしがどうこう申しあげることはできない気がします。
*
「ステレオのすべて ’81」の特集には「誰もできなかったオーケストラ再生」とつけられているし、「コンポーネントステレオの世界 ’78」の読者の方の要望もオーケストラ再生について、であった。オーケストラ再生への山中先生の回答が、ESLのダブルスタックであることは、
この時代(1970年代後半から80年にかけて)の現役のスピーカーシステムからの選択としては、他に候補はなかなか思い浮ばない。
なぜ、そのESLのダブルスタックの音が瀬川先生にとっては「ずいぶんきつくて耐えられなかった」のか。
http://audiosharing.com/blog/?p=5939
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/682.html#c27
現在、テスラ・モーターズの会長として知られるイーロン・マスクは「事業家」という括りだが、その本質は「起業家(アントレプレナー)」であると言われている。
イーロン・マスクは若い頃から事業を興すためのアイデアが無数に湧いてきて、それを次々と形にしてきた。
オンラインコンテンツ出版ソフトを販売する企業を興し、金融サービスを行うペイパル社を興し、電気自動車のテスラ・モーターズを興した。
しかし、それで終わりではなく、さらに宇宙事業のスペースX、輸送機関ハイパーループ構想、そして今度は脳とAI(人工知能)を電極で接続する「ニューラルリンク」という企業も興すという。
やっていることがあまりにも多岐すぎて、脈絡がないように見える。しかし「起業家」という観点で見ると、実はすべてが同じ軸の中で起きている出来事であるのが分かる。
つまり、イーロン・マスクには「起業」という人生を貫く軸があって、その軸に沿って時流に合ったビジネスを興し続けている。軸はブレていない。イーロン・マスクの軸は「起業」なのである。
何かを成し遂げた有名無名の人物に共通するもの
アップルの創始者だったスティーブ・ジョブズは、確かにアップルの経営者だったが、その本質は「ビジョナリー」であったと言われている。
スティーブ・ジョブズは若い頃から、世の中を一変させる製品を思い描き、それを次々と形にしてきた。
「Apple I」「Apple II」「Macintosh」「NeXT」から、「iMac」「iPod」「iPhone」「iPad」と、時代が求めている製品を次々と生み出してきた。そして、社会を変え、文明を変えた。
スティーブ・ジョブズは「世の中を変える製品を出す」という大きな軸があって、その軸に沿って新しい製品を生み出し続けているというのが分かる。
次々と新しいことをしているように思えるが、軸はまったくブレていない。人生を貫く大きな軸があって、その軸に沿って生きている。
スティーブ・ジョブズが自分が放逐されたアップルに戻ってきて経営を立て直そうとした時、"Think different"(シンク・ディファレント)というメッセージを世界に投げかけた。
「クレイジーな人たちが世の中を変えた」というメッセージがそこで投げかけられたのだが、その時に取り上げられた時代を変えた人として、パブロ・ピカソの姿もあった。
パブロ・ピカソは画家としても彫刻家としても知られているのだが、その作風は時代によって大きく変化したことでよく知られている。ピカソは新しい表現を求めて多くの挑戦をした人物だった。
しかし、ピカソも「表現者」としての軸はまったくブレておらず、それは一貫していた。あれこれと多彩な活動をしていたように見えるのだが、表現物を生み出すという一点で人生は貫かれていたのである。
何かを成し遂げた有名無名の人物を注意深く見ると、ほぼすべての人物が人生に大きな軸があって、その軸からまったく逸れずに生きていたということが分かる。
人生を貫く軸から外れると、うまく生きられない
時代は変わるので、人も時代に合わせて変わらないと生きていけなくなる可能性がある。
「時流に合った新しいことをしなければならない」というのは、すべての人に課せられた大きな人生の課題でもある。それを拒絶しても、時代がどんどん変わるので取り残されていく一方になってしまう。
たとえば、インターネットが爆発的に普及して社会のインフラになると、すべての企業のビジネスのあり方が一変した。音楽の聴き方もCD経由ではなくなり、情報の入手も新聞社経由でなくなり、買い物もショッピングモールではなくなった。
インターネットのアクセスもパソコンからスマートフォンに変わっていき、友人を作るにも恋人を作るにもセックスの相手を見つけるにも、すべてインターネット経由と化した。
そのため、同じことをしていた家電業界は凋落し、音楽業界も凋落し、新聞社も出版社も凋落し、デパートもショッピングモールも凋落していった。
今後はテレビ業界も凋落し、テレビに依存しているすべての人間が変わるのを拒絶すれば、そのまま凋落していくことになるだろう。
「変わりたくない企業」も「変わりたくない個人」も、そのまま時代に取り残されて、食べて行けなくなってしまう。そして、時代に見放されてしまう。
いずれにしても、人間は時代に合わせて「変わらなければならない」運命にある。
しかし、ここに重要なことがある。
「変わる」と言っても、イーロン・マスクが画家になったり、パブロ・ピカソが起業家になるような脈絡のない変わり方ではまったく駄目なのだ。なぜか。それは「軸から外れている」からだ。
自分の人生を貫く「軸」から外れると、うまく生きられなくなって人生を消耗してしまう。
自分の人生を貫いている軸から外れないことが重要
うまく生きるには、自分の軸が何であるのかを明確にして、あくまでもその軸を貫き、時代に合わせて軸に寄り添う形で変わっていく必要がある。
起業家は新しい起業によって時代についていかなければならないし、ビジョナリーは新しいビジョンによって時代を切り拓かなければならない。そして表現者は、新しい表現によって時代に挑戦しなければならない。
「新しいことをする」というのは、自分の軸まで捨てて新しいことをするという意味ではないのである。軸を貫く形で新しい試みを行い、時代を生き残る必要があるのだ。
自分の人生を貫く軸とは、自分が全人生をそれに賭けてもいいと思うものである。
この軸を持っていない人は、人生に迷い、自分がなぜ生きているのか分からなくなる。自分を見失う。何をやっても地に足が付いていないような気持ちで生きることになる。
そういう人は、まずは自分の人生の軸が何なのかを熟考してそれを「発見」する必要がある。
しかし軸があっても、しばしば軸からズレてまったく違う分野に余計な関心を持ち、やらなければいいことに手を出して時間を無駄にしてしまう人も多い。
軸に寄り添っていない「新しいこと」は、ほとんどが無駄に終わる。中には丸っきり新しい分野で成功する人もいないわけではないが、そうでない人の方が多い。
重要なのは、自分の人生を貫いている軸から外れないで、新しい挑戦をしていくことだ。
イーロン・マスクが「起業」という軸から外れないように、スティーブ・ジョブズが「時代を変える製品を作る」という軸から離れなかったように、あるいはパブロ・ピカソが「表現物を作る」という軸を貫いたように生きる必要がある。
人生を貫く軸は、普通は2本も3本もない。ほとんどの人にとって、人生を貫く軸は1本しかない。その1本の軸で時代の変化に対応しなければならない。
つまり、自分の人生を支える軸の中で、最も時代に最適化された新しい部分を、死に物狂いで見つけながら生きるというのが、正しい生き方であると言える。
間違った生き方をして人生を無駄にしないためにも、軸を意識し続けることは大事だ。
イーロン・マスクには「起業」という人生を貫く軸があって、その軸に沿って時流に合ったビジネスを興し続けている。軸はブレていない。ただ新しいことをやっているのではなく、起業という軸に沿って新しいことをしている。
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2017/03/20170329T1648420900.html
http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/764.html#c5
現在、テスラ・モーターズの会長として知られるイーロン・マスクは「事業家」という括りだが、その本質は「起業家(アントレプレナー)」であると言われている。
イーロン・マスクは若い頃から事業を興すためのアイデアが無数に湧いてきて、それを次々と形にしてきた。
オンラインコンテンツ出版ソフトを販売する企業を興し、金融サービスを行うペイパル社を興し、電気自動車のテスラ・モーターズを興した。
しかし、それで終わりではなく、さらに宇宙事業のスペースX、輸送機関ハイパーループ構想、そして今度は脳とAI(人工知能)を電極で接続する「ニューラルリンク」という企業も興すという。
やっていることがあまりにも多岐すぎて、脈絡がないように見える。しかし「起業家」という観点で見ると、実はすべてが同じ軸の中で起きている出来事であるのが分かる。
つまり、イーロン・マスクには「起業」という人生を貫く軸があって、その軸に沿って時流に合ったビジネスを興し続けている。軸はブレていない。イーロン・マスクの軸は「起業」なのである。
何かを成し遂げた有名無名の人物に共通するもの
アップルの創始者だったスティーブ・ジョブズは、確かにアップルの経営者だったが、その本質は「ビジョナリー」であったと言われている。
スティーブ・ジョブズは若い頃から、世の中を一変させる製品を思い描き、それを次々と形にしてきた。
「Apple I」「Apple II」「Macintosh」「NeXT」から、「iMac」「iPod」「iPhone」「iPad」と、時代が求めている製品を次々と生み出してきた。そして、社会を変え、文明を変えた。
スティーブ・ジョブズは「世の中を変える製品を出す」という大きな軸があって、その軸に沿って新しい製品を生み出し続けているというのが分かる。
次々と新しいことをしているように思えるが、軸はまったくブレていない。人生を貫く大きな軸があって、その軸に沿って生きている。
スティーブ・ジョブズが自分が放逐されたアップルに戻ってきて経営を立て直そうとした時、"Think different"(シンク・ディファレント)というメッセージを世界に投げかけた。
「クレイジーな人たちが世の中を変えた」というメッセージがそこで投げかけられたのだが、その時に取り上げられた時代を変えた人として、パブロ・ピカソの姿もあった。
パブロ・ピカソは画家としても彫刻家としても知られているのだが、その作風は時代によって大きく変化したことでよく知られている。ピカソは新しい表現を求めて多くの挑戦をした人物だった。
しかし、ピカソも「表現者」としての軸はまったくブレておらず、それは一貫していた。あれこれと多彩な活動をしていたように見えるのだが、表現物を生み出すという一点で人生は貫かれていたのである。
何かを成し遂げた有名無名の人物を注意深く見ると、ほぼすべての人物が人生に大きな軸があって、その軸からまったく逸れずに生きていたということが分かる。
人生を貫く軸から外れると、うまく生きられない
時代は変わるので、人も時代に合わせて変わらないと生きていけなくなる可能性がある。
「時流に合った新しいことをしなければならない」というのは、すべての人に課せられた大きな人生の課題でもある。それを拒絶しても、時代がどんどん変わるので取り残されていく一方になってしまう。
たとえば、インターネットが爆発的に普及して社会のインフラになると、すべての企業のビジネスのあり方が一変した。音楽の聴き方もCD経由ではなくなり、情報の入手も新聞社経由でなくなり、買い物もショッピングモールではなくなった。
インターネットのアクセスもパソコンからスマートフォンに変わっていき、友人を作るにも恋人を作るにもセックスの相手を見つけるにも、すべてインターネット経由と化した。
そのため、同じことをしていた家電業界は凋落し、音楽業界も凋落し、新聞社も出版社も凋落し、デパートもショッピングモールも凋落していった。
今後はテレビ業界も凋落し、テレビに依存しているすべての人間が変わるのを拒絶すれば、そのまま凋落していくことになるだろう。
「変わりたくない企業」も「変わりたくない個人」も、そのまま時代に取り残されて、食べて行けなくなってしまう。そして、時代に見放されてしまう。
いずれにしても、人間は時代に合わせて「変わらなければならない」運命にある。
しかし、ここに重要なことがある。
「変わる」と言っても、イーロン・マスクが画家になったり、パブロ・ピカソが起業家になるような脈絡のない変わり方ではまったく駄目なのだ。なぜか。それは「軸から外れている」からだ。
自分の人生を貫く「軸」から外れると、うまく生きられなくなって人生を消耗してしまう。
自分の人生を貫いている軸から外れないことが重要
うまく生きるには、自分の軸が何であるのかを明確にして、あくまでもその軸を貫き、時代に合わせて軸に寄り添う形で変わっていく必要がある。
起業家は新しい起業によって時代についていかなければならないし、ビジョナリーは新しいビジョンによって時代を切り拓かなければならない。そして表現者は、新しい表現によって時代に挑戦しなければならない。
「新しいことをする」というのは、自分の軸まで捨てて新しいことをするという意味ではないのである。軸を貫く形で新しい試みを行い、時代を生き残る必要があるのだ。
自分の人生を貫く軸とは、自分が全人生をそれに賭けてもいいと思うものである。
この軸を持っていない人は、人生に迷い、自分がなぜ生きているのか分からなくなる。自分を見失う。何をやっても地に足が付いていないような気持ちで生きることになる。
そういう人は、まずは自分の人生の軸が何なのかを熟考してそれを「発見」する必要がある。
しかし軸があっても、しばしば軸からズレてまったく違う分野に余計な関心を持ち、やらなければいいことに手を出して時間を無駄にしてしまう人も多い。
軸に寄り添っていない「新しいこと」は、ほとんどが無駄に終わる。中には丸っきり新しい分野で成功する人もいないわけではないが、そうでない人の方が多い。
重要なのは、自分の人生を貫いている軸から外れないで、新しい挑戦をしていくことだ。
イーロン・マスクが「起業」という軸から外れないように、スティーブ・ジョブズが「時代を変える製品を作る」という軸から離れなかったように、あるいはパブロ・ピカソが「表現物を作る」という軸を貫いたように生きる必要がある。
人生を貫く軸は、普通は2本も3本もない。ほとんどの人にとって、人生を貫く軸は1本しかない。その1本の軸で時代の変化に対応しなければならない。
つまり、自分の人生を支える軸の中で、最も時代に最適化された新しい部分を、死に物狂いで見つけながら生きるというのが、正しい生き方であると言える。
間違った生き方をして人生を無駄にしないためにも、軸を意識し続けることは大事だ。
イーロン・マスクには「起業」という人生を貫く軸があって、その軸に沿って時流に合ったビジネスを興し続けている。軸はブレていない。ただ新しいことをやっているのではなく、起業という軸に沿って新しいことをしている。
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2017/03/20170329T1648420900.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/564.html#c51
10周年記念 京都パワースポットツアーSP(2009年8月25日放送、視聴率15.6%)
かかし(主演:加藤清史郎、共演:奥貫薫)
心霊動画(主演:志田未来、共演:弓削智久、金澤美穂)
顔の道(主演:佐藤健、共演:高橋真唯)
怨みの代償(主演:綾瀬はるか、共演:市川由衣、折山みゆ、入山法子)
憑く男(主演:上地雄輔、共演:いとうあいこ、工藤里紗、市毛良枝、田山涼成)
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/645.html#c73
日経平均は3月の配当落ちを1日で埋めると言う、不安が多い割には強い動きを示しました。
4月は外国人買いが入る習性があります。
岡三証券調べの昨年4月の外国人現物先物合計手口は1兆4218億円、一昨年は2兆24億円の買い越となっています。
理由はいくつかあるようですが、税還付の影響が大きいと思います。
ただ、今年はトランプ政権の混乱で少し遅れると言う情報もありますので要注意です。
http://kasset.blog.fc2.com/
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/430.html#c368
住宅ローンが返せない!競売を逃れることができる「任意売却」〈AERA〉
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170329-00000083-sasahi-life
AERA 2017年4月3日号
住宅ローンを返済する世帯のうち60代と70代が3割を占める。高齢化も深刻だ(総務省統計局「平成21年全国消費実態調査」)
非正規社員、失業、高齢化、病気――。いま、奨学金や住宅ローンなどの借金返済に困る人が増えている。明るい未来を担保にして借金が出来る時代は終わりつつあるのか。AERA 2017年4月3日号では「借金苦からの脱出」を大特集している。
失業や離婚、病気などで住宅ローンの返済ができなくなるケースは多い。滞納を続ければ、あっという間に自宅は競売にかけられ強制執行されてしまう。どうすればいいのか。
* * *
会社員の男性(46)は、離婚して出て行った元妻と子どもに、毎月養育費を仕送りしている。その負担が苦しくなってきたところに、勤務先が定時退社を推奨するようになり、残業代頼みだった収入が激減してしまった。
「もう、住宅ローンを払い続けられない──」
11年前に3800万円のローンを組んで手に入れたマイホーム。残債はまだ3千万円もあった。近くの不動産会社に自宅の査定をしてもらったところ、評価額は「2200万〜2500万円程度」という回答に愕然とした。これではたとえ自宅を売却しても、ローンの完済は不可能だ。
ローンは払えないが、家を売ろうにも売れない。こうしたケースで住宅ローンの延滞を続けていると最終的にどうなるのだろうか。住宅ローン・借金問題に詳しい弁護士の須山幸一郎氏は、こう話す。
「一般的にはローン債権を持つ金融機関に自宅を競売にかけられることになるでしょう。競売での落札額は時価の60〜70%程度の低額になることがほとんど。残った債務の支払いが困難な場合は、裁判所に自己破産の申し立てをすることになります」
●競売が近所にバレて
落札されれば自宅は買い受け人のものになり、明け渡さなければならない。たとえ行き場がなくても、居座ればいずれ強制執行で追い出されることになる。競売で落札するのは転売目的の不動産業者が多く、近所に売り出しの広告をバラまいて、競売にかけられたことが知られてしまうケースもある。
「マイホームをあきらめざるを得ない場合、競売にかけられる前に『任意売却』するという選択肢もあります。一般的には競売よりも高い価格で売却でき、生活再建もしやすくなります」
「任意売却」とはどのような仕組みなのか。
住宅ローンの支払いが困難になった人に対してコンサルティングを行っている「任意売却119番」の富永順三代表はこう説明する。
「任意売却は借入先の銀行の同意を得て、自宅を競売にかけることなく売却することです。家を手放さなければならない点は競売と同じですが、任意売却のほうがさまざまな面で有利なことが多い」
富永氏によると、競売では入札者のほとんどが転売目的の不動産業者で、市場価格を大きく下回る価格で落札されることが多い。これに対し、任意売却なら通常の不動産売買と同じように売却するので、本来の市場価格に近い値段で売れる。
また、手元に1円も残らない競売とは異なり、任意売却なら売却代金の中から引っ越しや再出発の資金として30万〜50万円程度を手元に残せたり、明け渡しの時期も相談に応じてもらえる可能性もあるという。裁判所で公告される競売とは異なり、隣近所に知られることなく引っ越しすることも可能だ。
中でも最も大きな違いは、売却後に残ったローンの扱いだ。
「ローン返済が苦しくなった人の多くは自宅を売ればいいと考えるのですが、現実の評価額はローンの残債を下回り、売却しても完済できないことが多い。競売で安く買いたたかれて多額のローンが残れば、自己破産に追い込まれて全資産を失う可能性も高まりますが、比較的高く売れる任意売却で残債を少なくできれば、自己破産せずに生活を再建する道も開けます」
しかも、金融機関に交渉することで残ったローンの減額に応じてもらえたり、月々の返済額を少額に抑えてもらうことが可能だという。
「一般的に任意売却後に残ったローンは、不良債権として金融機関から債権回収会社(サービサー)に債権譲渡されます。サービサーは債権価格のわずか数%程度で買い入れているので、返済条件には柔軟に対応してくれることが多い」
●返済が月5千円に
例えば、任意売却後に残ったローンの額が600万円程度の場合でも、話し合いによっては100万円程度まで減額してもらえたり、月5千円から1万円程度といった少額での分割弁済が認められる例はよくあるという。
「債権譲渡というと、怖い取り立てが来るのでは?と心配する人もいますが、悪質な取り立ては法で禁じられています。サービサー自体も金融機関の子会社が多いので心配ありません」
任意売却の手続きは複雑なため、通常は「任意売却119番」のような専門の会社に依頼することになる。
同社の場合、売却が成立した際に、金融機関側から成功報酬の配分を受ける仕組みで、相談者が直接手数料を支払う必要はないという。
ただし、任意売却にも当然ながらデメリットはある。原則的にローン契約があるうちは対象物件の売却はできないので、その契約を無効にするため3カ月程度ローンを延滞する必要があるという。その場合、いわゆる「信用情報」に傷がついて、ブラックリストから消えるとされる5〜6年程度は新たなローンは組めなくなる。
「任意売却を検討した時点ですでに延滞している場合は、なるべく急ぐ必要があります。通常、滞納が始まってから半年から1年で競売にかけられてしまうので、それまでに任意売却を成立させる必要があるのですが、買い手が見つかるまでに時間がかかると間に合わないケースがあります」
●5%が不良債権
富永氏によると、住宅ローンの返済が苦しいと相談に訪れる人の中で、その原因として最も多いのが「収入減」で、3割近くを占める。勤務先の経営不振で賃金を大幅カットされたり、早期退職を余儀なくされて相談に来る人は増加傾向にあるという。
長期固定金利で人気の住宅ローン「フラット35」を提供する住宅金融支援機構のデータによると、同機構が持つ債権のうち不良債権にあたる「リスク管理債権」の比率は5・12%(2015年度)。すでに返済不能、あるいは困難になっているローンは少なからずあることがわかる。
任意売却は競売よりも有利な点が多いとはいえ、住み慣れた自宅を手放すのはつらい選択だ。須山弁護士は、条件によっては自宅に住み続けられる道もあると話す。
「任意売却は、マイホームを維持しながらの生活再建が可能かどうかを検討してからでも遅くはない。支払い条件が緩和されれば何とかなるなら、まずは金融機関に返済条件の変更(リスケ)を申し込むという選択肢があります」
リスケには、返済期間の延長と一時的な返済猶予の二つの方法があり、例えば残り15年のローンを10年延長してもらったり、1年間だけ元金据え置きで利息だけを返済するといった変更を認めてもらったりすることで、月々の返済負担を減らすことができるという。
ただし、リスケには審査があるうえ、ローンそのものを減額できる制度ではない。支払期間が長くなったり、優遇金利が適用されなくなったりすることで、総支払額が増加するといったデメリットもある。
「子どもの受験や進学で一定期間だけ家計が苦しいときや、配偶者も働きだせば返済が可能となるような場合に利用されることが多い」(須山弁護士)
●住み続ける選択肢を
住宅ローンの支払いが困難になったケースの中には、キャッシングや銀行のカードローンなど高金利の借り入れをして住宅ローンの返済にあて、その借金が膨らんでいるケースも少なくない。
また、子どもの受験や進学で多額の教育ローンを組んだばかりに行き詰まるケースもある。こうした住宅ローン以外の負債が減少すればなんとかなりそうな場合には、いわゆる「住宅ローン特則付きの個人再生申し立て」という制度を活用する余地があると須山弁護士はいう。
「裁判所を通じて債務を減額してもらう個人再生手続きの特則で、住宅ローン以外の負債を大幅に圧縮することで住宅ローンを支払えるようにし、結果的にマイホームを維持できる制度です」
減額される額は負債の額によって異なるが、住宅ローン以外の負債が500万円以上1500万円以下の場合は、最大5分の1にまで圧縮され(小規模個人再生の場合)、これを原則3年で返済する。ただし、減額されるのは住宅ローン以外の負債だけなので、元々住宅ローン自体の支払いが不可能になっている場合はこの特則は利用できない。
また、任意売却してもそのまま住み続けるという選択肢もある。「リースバック」といわれる方法で、売却した相手に家賃を支払って同じ家に住み続けるという制度だ。子どもの学校などの理由で一定期間は住み続けたい場合などに活用される例が多く、将来買い戻すことも可能になる。
●相談はなるべく早く
神奈川県の別の会社員の男性(61)は、定年後に身分が嘱託となって給与の額が激減、子どもの塾や教育費が予想以上に膨らんで、月15万円の住宅ローンが払えず、リースバックを活用したという。
自宅マンションのローンの残債は1700万円だったが、1200万円で不動産会社に売却し、月8万円の家賃で賃貸契約を結んでそのまま住み続けている。
残った500万円のローンは150万円に圧縮してもらい、月1万円を分割弁済中だ。売却価格がローン残債を下回るケースでのリースバックは特殊な例ではあるが、不可能ではないという。子どもが社会人になる3年後には買い戻しを希望している。
できれば避けたい競売も、デメリットばかりではない。裁判所による競売手続きの開始決定が出てから、落札者に所有権が移転するまでには通常半年以上、長ければ1年近くかかる。その間は住み続けることができるので、早い時期に賃貸物件に引っ越すよりも結果的にその期間の家賃相当額を節約できるという効果がある。
競売の前に自己破産をして、破産管財人が任意売却を試みるケースもあるが、この場合でも破産管財人が任意売却を成立させるまでは事実上住んでいられることになる。
住宅ローン返済に行き詰まっても、方策はある。須山弁護士はできるだけ早く、延滞を始める前に弁護士に相談してほしいと話す。
「延滞が始まってしまうと、マイホームを維持できるリスケや住宅ローン特則付き個人再生は難しくなることもあり、選択肢が狭まってしまう」
最後に、前出の富永氏はこうアドバイスする。
「当社に相談に来る方の多くは『借りたお金を返せないなんて情けない』と罪悪感に苦しんでいます。しかし、不動産の価値が下がってしまったのは個人の責任ではありません。あまり自分を責めず、前向きな気持ちで生活再建を図ってほしい」
早めの行動が重要となる。(ライター・森田悦子)
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/615.html#c81
売国奴の天木直人は日本を永遠にアメリカの植民地にしておきたいだけさ:
1972年2月、当時のニクソン米大統領とキッシンジャー補佐官が北京を訪問し、
周恩来首相と会談した時に、日本に対して三つの密約が交わされた。
米中密約の内容
1.日本に核武装そして単独防衛させない
2.これを防ぐために米軍は日本に駐留する(ビンの蓋論)
3.朝鮮半島および台湾問題で日本に発言権を与えない
この密約は、2002年10月、当時の江沢民中国国家主席が、
テキサスの牧場に当時のブッシュ大統領を訪ねたときにも再確認された。
http://www.asyura2.com/17/senkyo223/msg/317.html#c1
敵が攻めてきたら警官が出て行って
不法侵入で逮捕します
D. ロックフェラーの陰惨な遺産
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2017/03/d-afd5.html
2017年3月30日 マスコミに載らない海外記事
2017年3月26日
F. William Engdahl
アメリカ支配体制の事実上の族長、デイヴィッド・ロックフェラーが101歳で亡くなったのを受けて、支配体制マスコミは、彼の慈善活動とされるものを称賛している。私はこの人物の、より正直な姿を描いて貢献したいと思う。
ロックフェラーのアメリカの世紀
1939年、彼の四人の兄弟、ネルソン、ジョン D. III、ローレンスと、ウィンスロップ-デイヴィッド・ロックフェラーと、連中のロックフェラー財団が、ニューヨークで最も有力な民間のアメリカ外交政策シンクタンクであり、ロックフェラーに支配されている外交問題評議会における極秘の戦争と平和研究に資金を提供した。後に、タイム-ライフのインサイダー、ヘンリー・ルースが、アメリカの世紀と呼んだ、戦後の世界帝国を計画すべく、第二次世界大戦勃発前に、一群のアメリカ人学者が集まった。彼らは破綻したイギリスから世界帝国を引き継ぐための青写真を作成したが、それを帝国とは呼ばぬよう配慮した。彼らはそれを“民主主義と自由とアメリカ風私企業の拡散”と呼んだ。
連中のプロジェクトは世界の地政学的地図を見て、アメリカが、事実上の支配的帝国として、いかにしてイギリス帝国に置き換わるかを計画した。国連創設は、その重要な一部だ。ロックフェラー兄弟は、マンハッタンにある所有地を国連本部に寄贈した(その過程で彼らが所有する隣接する不動産の価格を何十億ドルも押し上げた)。これがロックフェラー式“慈善活動”だ。あらゆる寄付は一家の富と権力を増大するよう計算されている。
戦後、デイヴィッド・ロックフェラーは、アメリカ外交政策とアフリカ、中南米、アジアにおける無数の戦争を支配した。ロックフェラー一派が、対ソ連冷戦と、回復する西ヨーロッパをアメリカ属国状態にとどめるためのNATOを作り出した。連中が、それを一体どのように実行したかについては、私の著書、The Gods of Money(翻訳書名『ロックフェラーの完全支配 マネートラスト(金融・詐欺)編』で詳細に記述してある。本記事では、人類に対するデイヴィッド・ロックフェラーによる犯罪のいくつかの例を検討する。
ロックフェラーの生物学研究:‘人を支配する’
慈善活動は、同胞の人間に対する愛情が動機であるべきだというのであれば、ロックフェラー財団の贈与はそうではない。医学研究を見てみよう。1939年と戦争までの時期、ロックフェラー財団は、ベルリン、カイザー・ウィルヘルム研究所の生物学研究に資金提供した。それは、優れた人種を、いかにして育成し、彼らが“劣っている”と見なした人種を、いかにして全滅、あるいは断種するかというナチス優生学だった。ロックフェラーは、ナチス優生学に資金提供していたのだ。ロックフェラーのスタンダード・オイルも、戦時中、秘密裏にナチス空軍に貴重な燃料を供給して、アメリカの法律に違反していた。戦後、ロックフェラー兄弟は、残虐な人体実験に関与した主要ナチス科学者を、優生学研究を継続させるため、別人物にしたてあげ、アメリカとカナダにつれ出す手配をした。彼らの多くは、CIA極秘のMK-ウルトラ・プロジェクトで働いた。
1950年代、ロックフェラー兄弟は 優生学を推進するため人口協議会を設立したが、産児制限に関する人口調査を装っていた。ロックフェラー兄弟は、ロックフェラーの国家安全保障顧問キッシンジャーが率いた、“世界的人口増加の、アメリカの安全保障と海外権益に対する潜在的影響”と題する1970年代のアメリカ政府による極秘プロジェクトNSSM-200の責任を負っている。石油や鉱物などの戦略的原料を産出する開発途上国における大幅な人口増加は、より多くの国民が、それらの資源を国内で使用しての(原文通り!)国の経済成長を要求するので、アメリカ“国家安全保障の脅威”だと主張している。NSSM-200は、発展途上国世界の人口削減計画を、アメリカによる支援の前提条件にした。1970年代、デイヴィッド・ロックフェラーのロックフェラー財団は、WHOとともに、 女性の妊娠状態を維持できなくし、人口を抑制する、文字通り人の生殖プロセスそのものを目指す特殊な破傷風ワクチン開発にも資金提供していた。
ロックフェラー財団が、モンサント社の所有権と、“遺伝子砲(パーティクル・ガン)”や、所定植物の遺伝子発現を人為的に変える他の技術を産み出すため大学の生物学研究に資金提供をして、遺伝子操作分野まるごとを作り出したのだ。GMOの狙いは、ロックフェラーが、悲惨なフィリピンの黄金米プロジェクトを後援して以来、GMOを、人間と動物の食物連鎖で使用することなのだ。現在、アメリカで栽培されているあらゆる大豆の90%以上と、あらゆるトウモロコシと綿の80%以上がGMOだ。ところが表示はされていない。
‘石油支配’
ロックフェラーの富は、エクソン・モービルやシェブロン他の石油に基づいている。1954年以来のデイヴィッド・ロックフェラーの政治顧問ヘンリー・キッシンジャーは、ロックフェラーあらゆる主要プロジェクトに関与していた。1973年、アラブOPECの石油禁輸を引き起こすために、キッシンジャーは密かに中東外交をあやつった。
1973年-74年のオイル・ショックは、1950年代にデイヴィッド・ロックフェラーが創設した、ビルダーバーグ会議として知られている秘密組織が画策したものだ。1973年5月、デイヴィッド・ロックフェラーとアメリカとイギリスの主要石油メジャーのトップが、オイル・ショックを仕組むため、スウェーデンのサルトシェバーデンでの年次ビルダーバーグ会議に集まった。“強欲なアラブの石油シャイフ(族長)”に罪をなすり付けたのだ。これは下落する米ドルを救い、デイヴィッド・ロックフェラーのチェース・マンハッタン銀行を含むウオール街銀行を世界最大の銀行に押し上げた。価格上昇戦略がアラブ-イスラエル戦争の六カ月前に記述されているこの会議の“秘密”協定を、小生は所有している。証拠文書については、私の著書、A Century of War『ロックフェラーの完全支配 ジオポリティックス(石油・戦争)編』をご覧願いたい。1970年代、キッシンジャーは、デイヴィッド・ロックフェラーの世界戦略をこう要約した。“石油を支配すれば、国家を支配できる。食料を支配すれば、人々を支配できる。金を支配すれば全世界を支配できる。”
‘金を支配すれば…’
デイヴィッド・ロックフェラーは、一家の銀行、チェース・マンハッタン銀行の会長だった。再びヴォルカー金利ショックを起こすため、オイル・ショック同様、世界経済を犠牲にして、下落する米ドルと、チェース・マンハッタン銀行を含むウオール街の銀行の利益を救ったチェース副頭取ポール・ヴォルカーを、カーター大統領の連邦準備金制度理事会議長にした責任は彼にある。
ロックフェラーが支援した1979年10月のヴォルカー金利‘ショック療法’は、1980年代の“第三世界債務危機”を産み出した。ロックフェラーとウオール街はこの債務危機を、アルゼンチン、ブラジル、メキシコなどの国々に国営事業の民営化と劇的な通貨の平価切り下げを強いるのに利用した。そこでロックフェラーとジョージ・ソロスなどの友人が、アルゼンチン、ブラジル、メキシコの最も重要な資産を二束三文の価格で奪い取った。
モデルは、オスマン帝国で1881年以降、オスマン債務管理局(OPDA)を通し、全ての税収を支配して、サルタンの財政を事実上支配するのに利用されたイギリスの銀行と良く似ていた。ロックフェラー権益集団は、1980年債務危機を、IMFを連中の警官として使って、中南米やアフリカの多くの債務国を略奪するのに利用したのだ。デイヴィッド・ロックフェラーは、二人とも当時の国務長官ヘンリー・キッシンジャーが中南米で画策したCIAクーデターのおかげで地位を得た、アルゼンチンのホルヘ・ビデラやチリのピノチェトを含む、中南米のより残虐な軍事独裁者の何人かと個人的な友人だった。
三極委員会のような組織を通して、ロックフェラーは、国家経済破壊と、いわゆるグローバリゼーション、三極委員会に招かれたとまさに同じ連中、主にウオール街とロンドンのシティーの超巨大銀行と一部の多国籍企業が恩恵を受ける政策を推進する主要立案者なのだな。1974年、ロックフェラーは三極委員会を作り、親しい友人ズビグニュー・ブレジンスキーに、北アメリカ、日本とヨーロッパのメンバーを選ぶ仕事を与えた。
一部の人々が陰の政府と呼ぶ目に見えない強力なネットワークについて語る場合、デイヴィッド・ロックフェラーは自身、その陰の政府の族長だと考えていたと言えよう。彼の本当の行動は、実態通り正直に、慈善的ではなく、厭世的と見なすのがふさわしい。
F. William Engdahlは戦略リスク・コンサルタント、講師で、プリンストン大学の学位を持っており、石油と地政学に関するベストセラー本の著書で、これはオンライン誌“New Eastern Outlook”への独占寄稿。
記事原文のurl:http://journal-neo.org/2017/03/26/d-rockefeller-s-gruesome-legacy/
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http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/419.html#c2
イランのハサン・ロウハニ大統領が3月27日から28日にかけてロシアを訪問、ウラジミル・プーチン大統領と会談した。すでに両国とシリアは連携を強めていて、昨年4月には防空システムS-300がイランへ引き渡されている。このイランやイランの同盟国であるシリアに対する秘密工作を始めたアメリカ、サウジアラビア、イスラエルの3カ国がロシア、シリア、イランの3カ国と対立していることは間違いない。
2013年6月に行われたイランの大統領選挙で勝利したロウハニはハシェミ・ラフサンジャニ元大統領の側近と言われ、欧米では「改革派」、あるいは「穏健派」と呼ばれていた。かつて、ラフサンジャニは「経済改革」を実施、新たな経済エリートを生み出して庶民を貧困化させている。つまり、欧米の支配層にとって好ましい人物。
ラフサンジャニ時代にできあがった利権集団は欧米の巨大資本と結びつき、現在に至るまで大きな力を持ち続けている。その利権集団と戦ったのがマフムード・アフマディネジャド前大統領。まずパールシヤーン銀行にメスを入れようとしたのだが、成功しなかった。
西側の支配層はラフサンジャニの側近にも同じことを期待したかもしれないが、その願いは実現しなかった。ラフサンジャニ流の「改革」を推進しようとすれば庶民が強く反発するはずで、ラフサンジャニの側近だったといえども、露骨な資本主義化は難しい。実際、露骨なことはしなかったようだ。
ロシアと中国はBRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)やSCO(上海協力機構/中国、ロシア、カザフスタン、キルギスタン、タジキスタン、ウズベキスタン、2016年にインドとパキスタンが加盟の署名)という形でまとまっているが、現在、SCOのオブザーバー国になっているイランはSCOの正式な加盟国になろうとしている。
その一方、マネーゲームにのめり込んでいるアメリカは生産力が大きく低下、基軸通貨を発行する特権で生きながらえている状態であり、サウジアラビアは原油価格の下落や侵略戦争で財政赤字が深刻化、カネの力で維持してきた支配システムが揺らぎ、イスラエルはロシアへ接近する姿勢も見せている。
アメリカが経済力で中国やロシアに勝つことは難しい状況で、アヘン戦争の時と同じように軍事力を使うしかないのだろうが、その軍事力も怪しい。アメリカ軍は人間を虐殺する能力はあっても戦争に勝つ能力はないと言われているが、それだけでなく、肥大化した軍事産業が金儲けを優先、高性能より高コストの武器/兵器を開発していることも大きい。通常兵器でアメリカがロシアや中国に勝つことは難しく、ロシアとアメリカが軍事衝突すれば全面核戦争になるだろう。
1991年にソ連が消滅した後、報復核攻撃の心配が薄らいだと考えたネオコンは核兵器を実際に使える兵器だと見なすようになったと言われている。ベトナム戦争の当時、ペンタゴン・ペーパーを作成したポール・ジョンストンもそのように分析していたという。(Paul H. Johnstone, “From MAD to Madness,” Clarity Press, 2017)バラク・オバマ大統領もそうした流れで政策を作成していた。昨年の大統領選挙でヒラリー・クリントンが負けたことで核戦争の危機は薄らいだと見られているものの、消えたわけではない。そうしたアメリカと対峙するため、ロシア、中国、イラン、シリアといった国々は手を組んでいる。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201703300000/
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/297.html#c58
2017年03月30日
投資専門家の予測が当たらない理由 大資産家は損をしない
ロジャースが「ドルは消滅する」と言ったとたん、アメリカ経済は回復し始めた。
中国が超大国になるから中国人になるとも言っていた。
引用:http://kinyu-arekore.net/wp-content/uploads/2016/02/jimu2016.jpg
アナリストの予想は逆になる
2017年に入って為替と日経平均が小刻みに上下して、個人投資家や専門家を慌てさせている。
1年前に1ドル120円以上だったドル円相場は、3月現在で110円であり、先行き不透明になっています。
日経平均は2万円直前で頭打ちになり下落、NYダウは2万1000ドル達成を節目に下落しました。
専門家は1%上がれば「回復基調」「底打ち感がでている」と書き、逆に少し下がると「リスク回避懸念」などと書いた。
例に出して悪いが3月29日のロイターは「日経平均は続伸、米株高と円高一服が追い風」と米企業の好業績を並べていた。
だがこのつい2、3日前に1ドル110円を割り込みそうだった時には、悲観的な見通しを掲載していた。
経済メディアやエコノミスト、投資の専門家は少しでも上昇すると「上げ相場だ」と言い、少し下げると「下げ相場だ」と言っているだけです。
XXX銀行チーフエコノミストのような立派な肩書きを書いていても、やっている事はオウムと一緒で、早くAIで自動化したほうが良い。
オウムよりはしっかりした著名投資家や投資機関は中長期の見通しを発表するが、これがまた当たらない。
世界一の投資会社はゴールドマンサックスで、取引高は国家を遥かに上回る数千兆円とも言われていて、さぞ的確な予想をしているだろうと想像する。
だが2011年に東日本大震災が起きた後、GSの責任者は「日本売りで年末には1ドル195円を超え、国債大暴落が起きる」と言っていました。
現実には日本国債は大暴落どころか大人気でマイナス金利になり、年末に1ドルは80円でした。
予想の上手さと投資成績は無関係
GSの経済予想を時系列で並べても当たった例はほとんど無く、わざと逆の事を言って騙そうとしているのではという邪推すら起きてくる。
世界一の投資家のWバフェットも同様で、2008年の北京オリンピックの頃「中国の一人当たりGDPはアメリカ人と同じになり、中国のGDPはアメリカの5倍になる」という計算を披露しました。
この計算では中国の経済規模は日本の10倍になるが、現実には「水増し」を差し引くと未だにアメリカの半分、日本の1.5倍程度で頭打ちになっています。
バフェットと共に大投資家として名高いJソロスはトランプ大統領当選でドルが暴落すると予想したが、逆にドル高株高になって数千億円も損をしたとされています。
ソロスは2016年に中国人民元暴落も予想し、少しは下げたのだが暴落はしなかったので、これも儲からなかったでしょう。
冒険投資家Jロジャーズも2008年ごろは「子供を中国に移住させ、自分も中国人になるつもりだ」と述べるなど大変な入れ込みようだった。
「中国人はアメリカの4倍いるのだから4倍のガソリンを消費し、4倍の買い物をする」だから中国人になれば世界一の投資家になれると言っていました。
その後中国の失速が明らかになるとロジャースは中国の話をしなくなり、ベトナムとかミャンマーとか怪しげな国を「将来有望だ」と言っていました。
日本で経済や投資のニュース解説に必ず登場するのが元財務官僚のアナリストで、中でも「ミスター円」榊原英資は大人気です。
大恐慌でも投資家の財布は痛まない
だが榊原氏の相場予想となると、当たったことが一度も無いと言えるほど外れまくり、それでいて経済番組に必ず登場するので、テレビと財務省の癒着ではないかと疑っています。
このように経済専門家や投資専門家、アナリストから世界最大の投資機関まで、彼らの予想は99%まで外れる事になっていて、一般の人と同じレベルです。
それでもバフェットやソロスやGSは、我々一般人の年収を数分で稼いでいるので、相場の予想と投資で稼ぐのは無関係だと分かります。
彼らが運用する数兆円というような金額になると、「どこにいくら配分するか」という運用配分が重要になります。
どの国の株式に何%、どの国の国債にそれぞれ何%、あるいは成長分野の企業買収とか、細分化することで「絶対に損をしない」ようにします。
例えばリーマンショックの時ですら、世界全体では1年だけ0.05%マイナス成長だっただけで、分散していれば打撃を受けなかった筈です。
こうした事がお金持ちや大投資家の投資なので、予想が当たろうが外れようが、彼らの資産は守られているのです。
自分でリスクを負っているようで、実は株価が半分になっても、資産は保護される仕組みになっています。
一般の個人投資家はそうではなく、日経平均やNY株が1割も下がったら、資産の大半を失う人が続出します。
お金持ちや投資機関責任者の発言を真に受けると、個人投資家は酷い目に遭うでしょう。
http://www.thutmosev.com/archives/70226723.html
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/430.html#c369
今回は名門コロンビア大学の名物教授カール・ハートの
を紹介したい。
ハートがなぜ「名物」なのかというと、本人も認めるように、彼がアメリカの黒人のなかではきわめて数少ない心理学教授だからだ(同様に経済学の教授も少なく、数学や物理学などではもっと少ない)。
そのうえハートはレゲエミュージシャン、ボブ・マーリーのような奇抜なドレッドヘアでテレビなどにも積極的に登場し、きわめて過激な主張をしている。それは「マリファナなどソフトドラッグだけでなく、コカインのようなハードドラッグも非犯罪化すべきだ」というものだ。
『ドラッグと分断社会アメリカ』はふたつのパートから構成されている。ひとつはフロリダの典型的な黒人居住区に育ち、バスケットボールとラップに夢中の10代を過ごしたハートが、友人たちが次々とギャングスターになっていくなかで、いかにしてアカデミズムで成功したかを回顧した半生記、もうひとつはハートの専門である神経精神薬理学の知見から「根拠に基づいた」薬物政策への提言だ。
アメリカにおいては、子ども時代にどんなに賢くても黒人が社会的に成功することは容易ではない。そんななかでハートは、高校卒業後、軍隊に志願したことで大学入学資格を得、数々の差別に耐えて学問の世界に踏みとどまった。その体験は興味深いが、それは本をお読みいただくとして、ここではドラッグに対するハートの主張に焦点を当ててみたい。
喫煙により摂取できる「クラック・コカイン」
ハートが本書で取り上げるドラッグは、日本ではあまり馴染みのない「クラック・コカイン」だ。これは化学式では「粉末コカイン(コカイン塩酸塩)から塩酸を除去したコカイン塩基だけの化合物」と説明される。
粉末コカインとクラック・コカインは化学構造がほぼ同じで人体に対する効果も変わらないが、使用方法が大きく異なる。
神経精神薬(ドラッグ)が効果を及ぼすためには、血管に注入された化学物質が脳に到達する必要がある。このとき、薬物が早く脳に到達するほど強い薬理作用が現われる。
南米にはコカの葉を噛む風習があるが、こうして摂取された少量のコカインは小腸の壁を通って血流に入る(アルコールと同じく、満腹では薬物の吸収が遅れるので薬理作用が現われるのも遅くなる)。小腸から吸収されたコカインはその後、肝臓を通過することになるが、肝臓は口から入った毒物を解毒し脳を保護するための酵素を生産している。その効果でコカインが分解され薬理作用が大幅に弱められるのが「初回通過代謝」で、ドラッグユーザーはこの効果を知っていて薬物を錠剤やカプセルとして経口摂取することを好まない。
一方、鼻から吸引されたコカインの粉末は肝臓を迂回することができる。アメリカ映画では粉末コカインを細かく砕いて鏡などの上に線(ライン)を引き、ストローなどで吸引する場面がよく出てくるが、これだと薬理作用を感じるまでに5分くらいしかかからない(口から摂取すると30分ほどかかる)。
鼻からの吸引よりももっと効果が高いのは静脈注射で、血液中に注入されたコカインは心臓を通過してすぐさま脳に運ばれるためほぼ即座に精神高揚作用が現われる。だが静脈注射は心理的にハードルが高いし、汚染した注射器や減菌していない器具の使いまわしによってエイズなどに感染する恐れもある。
それに対してコカインを喫煙できれば、血管を介して病気に感染する危険を避けつつ、静脈注射と同じくらい早く薬物を脳に到達させることができる。肺は表面積が大きいので、喫煙するとたくさんの血管によって薬物が血中からすばやく脳に運ばれるのだ。
粉末コカインを喫煙できるまで過熱すると、分解して効果がなくなってしまう。だが塩酸を除去したクラック・コカインは気化する温度でも安定しており、喫煙によっても粉末コカインを注射したときと同じくらい効果的な作用が得られる。
それまで粉末コカインは、ウォール街などの金持ちの白人(ヤッピー)の嗜好品とされ、黒人はほとんど手を出さなかった。だがマリファナと同じように喫煙できて効果の高いクラック・コカインは、ラップやヒップホップを通じて黒人の若者たちのあいだに急速に広まっていく。
クラック・コカインが登場するのは1980年代はじめだが、当時は科学者もその薬理作用を正確に理解しておらず、新奇な薬物の蔓延を目の当たりにしてアメリカ社会はパニックに陥った。こうして「クラック・コカインの悪魔視」が始まったのだとハートはいう。
「クラック・コカインの悪魔視」
1914年の『ニューヨーク・タイムズ』には、「コカイン『中毒』の黒人は南部の新たな脅威」と題された、医師が執筆した次のような記事が掲載されている。
黒人のほとんどは貧しく、読み書きができず、怠惰である……いったん薬物の常用癖ができてしまったら、更生の見込みはない。黒人を薬物に近づけない唯一の方法は収監である。ただし、これは一時しのぎの策にすぎない。なぜなら、釈放された黒人は、かならずまた常用するからだ。
[コカイン]はほかにも、「中毒者」をとくに危険な犯罪者に変えるいくつかの病的状態を生じる。このような病的状態のひとつが、ショックに対する一時的な免疫である。「強烈な一撃」、つまり致命傷に対する耐性ができるのだ。正気の人間は、弾丸が急所に当たったらその場で倒れるのに、「中毒者」は弾丸でも阻止できない。
コカインは黒人を凶悪な「ゾンビ」に変えるのだから、中毒者を射殺するには威力のある弾丸が必要だと保安官たちは断言した。専門家たちは議会で「南部の白人女性に対する攻撃のほとんどは、コカインの乱用で異常な精神状態をきたした黒人による直接的な結果だ」と証言した。その結果1914年に、実質的に薬物を禁止する「ハリソン麻薬税法」が成立する。
これと同じことが70年後に、今度はクラック・コカインで起こったのだとハートはいう。だがそこには、ひとつ大きなちがいがあった。1910年代は白人がコカインを使う黒人を悪魔視したが、1980年代は白人と黒人がともに、クラック・コカインを悪魔視したのだ。
1986年6月、大学バスケットボールのスター選手レン・バイアスがクラック・コカインの喫煙によって死亡したと報じられると、集団ヒステリーはさらに激しくなった。だがこの22歳の選手は、じつが粉末コカインを使っていたことがわかった。
同じ月に全米プロフットボールリーグ(NFL)クリーヴランド・ブラウンズのディフェンシブバックで23歳のドン・ロジャーズが死亡し、やはりコカインが原因とされた。2人の若いスポーツ選手が絶頂期にあいついで亡くなったことで、一般市民はコカインの影響は恐ろしいほど予測がつかないと思い込むようになった。
黒人の公民権活動家ジェシー・ジャクソンは、バイアスの追悼演説で「われわれの文化は、娯楽や気晴らし、逃避のかたちとしての薬物を拒絶しなくてはなりません……クー・クラックス・クランのリンチよりも薬物のせいで多くの命が失われているのです」と語った。
こうして黒人自身が、より多くの警官やより長期間の刑罰を求めはじめ、クラック・コカインを、わが子を手の施しようのない怪物に変貌させる元凶とみなすようになった。これが、クラック・コカインに対する厳罰化の始まりだ。
1986年に制定された反薬物乱用法は、ハーレム出身の黒人でニューヨーク選出の下院議員の旗振りで成立したが、5グラムのクラック・コカインを密売したとして有罪判決を受けた者は最低でも5年間服役しなくてはならない。粉末コカインの売買では同等の期間の刑が申し渡されるのは500グラムで、量刑に100倍もの格差がある。
この反薬物乱用法のもとで投獄されたのは、黒人が圧倒的に多かった。たとえば1992年にはその割合は91%、2006年には82%を占めている。
クラック・コカインの影響が過大に報じられたことで黒人社会に恐怖が植えつけられ、黒人政治家の主導で厳罰化が進められた結果、多くの若い黒人が刑務所に送られることになった。皮肉なことに、黒人の若者を犯罪から守ろうとして、黒人コミュニティは崩壊の危機に瀕してしまったのだ。そしてこれは、本来であれば不要なことだったとハートはいう。なぜなら粉末コカインとクラック・コカインは、薬理学的な効果としてはまったく同じものなのだから。
http://diamond.jp/articles/-/123100
http://www.asyura2.com/0310/dispute13/msg/126.html#c71
冒険投資家Jロジャーズも2008年ごろは「子供を中国に移住させ、自分も中国人になるつもりだ」と述べるなど大変な入れ込みようだった。
「中国人はアメリカの4倍いるのだから4倍のガソリンを消費し、4倍の買い物をする」だから中国人になれば世界一の投資家になれると言っていました。
その後中国の失速が明らかになるとロジャースは中国の話をしなくなり、ベトナムとかミャンマーとか怪しげな国を「将来有望だ」と言っていました。
http://www.thutmosev.com/archives/70226723.html
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/633.html#c4
世界一の投資会社はゴールドマンサックスで、取引高は国家を遥かに上回る数千兆円とも言われていて、さぞ的確な予想をしているだろうと想像する。
だが2011年に東日本大震災が起きた後、GSの責任者は「日本売りで年末には1ドル195円を超え、国債大暴落が起きる」と言っていました。
現実には日本国債は大暴落どころか大人気でマイナス金利になり、年末に1ドルは80円でした。
GSの経済予想を時系列で並べても当たった例はほとんど無く、わざと逆の事を言って騙そうとしているのではという邪推すら起きてくる。
このように経済専門家や投資専門家、アナリストから世界最大の投資機関まで、彼らの予想は99%まで外れる事になっていて、一般の人と同じレベルです。
それでもバフェットやソロスやGSは、我々一般人の年収を数分で稼いでいるので、相場の予想と投資で稼ぐのは無関係だと分かります。
彼らが運用する数兆円というような金額になると、「どこにいくら配分するか」という運用配分が重要になります。
どの国の株式に何%、どの国の国債にそれぞれ何%、あるいは成長分野の企業買収とか、細分化することで「絶対に損をしない」ようにします。
例えばリーマンショックの時ですら、世界全体では1年だけ0.05%マイナス成長だっただけで、分散していれば打撃を受けなかった筈です。
こうした事がお金持ちや大投資家の投資なので、予想が当たろうが外れようが、彼らの資産は守られているのです。
自分でリスクを負っているようで、実は株価が半分になっても、資産は保護される仕組みになっています。
一般の個人投資家はそうではなく、日経平均やNY株が1割も下がったら、資産の大半を失う人が続出します。
お金持ちや投資機関責任者の発言を真に受けると、個人投資家は酷い目に遭うでしょう。
http://www.thutmosev.com/archives/70226723.html
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/364.html#c7
子供の長い引きこもりを許して「生活無能力者」にするな
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2015/05/20150505T1921480900.html
仕事に就かず、学校にも行かず、親に面倒を見てもらって部屋に引きこもる若年無業者(ニート)は、2016年版「子ども・若者白書」によると約56万人になっていることが分かっている。
2012年までは60万人以上だったので減ったことは減った。しかし、2014年の「子ども・若者白書」で「景気が改善傾向にあるのでニートが約3万人減少した」と内閣府が分析を出して大炎上と大批判が湧き上がったのは記憶に新しい。
ニートの統計は「15歳から34歳の若年無業者」を対象にしているのだが、政府は「若年」というのを34歳までと決めている。35歳になると「若年」ではないので、自動的にニートの定義から外れる。
つまり35歳以上の無業者は「若年無業者」の統計に統計に含まれないのだ。
この統計の対象となった2013年の時点で3万人減ったというのは、ニートが高齢化して35歳以上の方に移行しているからだ。景気の改善はまったく何の関係もない。
それを隠して「景気の改善によって減った」と分析したので、政府は批判を浴びた。減っていなかった。ただ統計からカウントされなくなっただけだったのだ。
長い引きこもりで完全に「生活無能力者」になる
兵庫県明石市二見町で、76歳の母親が49歳の長男に殴り殺された事件があった。
この長男は仕事もしないで家の中でぶらぶらして過ごし、母親の年金に寄生して生きていた。
早い話がこの男も「ニート」と同じようなものだが、政府の定義では「ニートは34歳まで」だから、ニートに含まれない。単に「無職」である。
この49歳の働かない息子は、「食事を作らなかったので腹が立った」ので、76歳の母親の顔を拳で殴った。
働かないでぶらぶらしている息子が食べさせてもらっている母親を殴るのだから、頭がどうかしている。結局、それが元で母親は死亡した。
ところで、その1ヶ月前にはよく似たような事件があった。
奈良県香芝市で起きた事件だったが、81歳の母親の年金に寄生して生きていた55歳の男が、死体遺棄の疑いで逮捕されていたのである。
81歳の母親が台所で倒れて死んだのだが、55歳の無職の息子はそれをそのまま5日間放置して暮らしていた。
この男も引きこもって母親に食べさせてもらっているニートのような存在だった。しかし55歳なのでニートの定義からは外れ、単なる無職である。
55歳にもなった男が、死んだ母親をどうしたらいいか分からずに5日間も放置していたのだから、異常極まりない。
長い引きこもりで完全に「生活無能力者」になっていたことが分かる。実は、何をどうしたらいいのか分からずに逃げたという事件は大阪市西淀川区でも起きていた。
81歳の母親が布団の中で死んでいたのだが、無職の51歳の男は「どうしたらいいのか分からなかった。動転した」として、放置したまま逃げていた。
親に依存したまま30代を迎える人たちが珍しくない
2017年3月6日の茨城新聞は「引きこもりの3割が40代、初の県調査、10年以上は4割」と記事を出している。
ニートが高齢化している。20代のうちに生活を成り立たせる仕事や収入を得ることができず、そのまま親に依存したまま30代を迎える人たちが今や珍しくなくなった。
日本は1990年のバブル崩壊を経て、急速に就職口が減っていったのだが、それが深刻化したのが2000年代に入ってからである。
企業は正社員として若者を採用するのをやめて、どんどん非正規雇用を増やしていったが、それによって若者たちは安い給料で時期が悪ければすぐに見捨てられる「使い捨て要員」にされてしまった。
最初から仕事が見付からないまま、親に面倒を見てもらうしかない若者がまずニートになり、次に非正規雇用で働いていて契約が切れ、次の職場が見付からない若者がニートになった。
小泉政権が終わった後、自民党政権は大混乱して総理大臣が次から次へと替わっていき、政治の混乱は経済の停滞となって、ますます若者を追い詰めた。
不幸だったのは、この混乱をさらに加速させる民主党が2009年から2012年まで政権を取ったことだ。
日本史上、類を見ないまでの無能政党と言われた民主党は、異常な円高を放置して日本企業が破滅していくのを知らん顔をして見ていた。
そのため、雇用環境はさらに悪化して、若者の貧困は決定的になってしまったのである。最初は正社員になれれば何とか勝ち組だと言われていたが、その正社員ですらもリストラで放り出される恐怖の時代と化した。
そんな厳しい社会の中で、次の仕事が見付からない若年層も中高年も次第に心を病んでいき、気が付けば引きこもりになっていく。
茨城新聞の圏内調査では引きこもりになった「きっかけ」が、
「就職していたが失業または離職した」と「就職できなかった」
で計38・4%であったことを報告している。
自立しない子供を守るのは、本当に愛なのか?
就職氷河期だった2000年初頭に20歳だった若者は、2017年に入った現在は35歳以上になっているはずだ。
2000年代に仕事が見付からないでニートになってしまった若者は、「若年無業者」の定義である34歳を超えても、まだ仕事が見付からないまま、親の家の部屋の一室に引きこもっている可能性は高い。
こうした若者は今は親が必死で支えているが、その親もまた日本経済の衰退で疲弊しているわけで、以前にも増してニートをめぐる環境は厳しくなっていく。
親としては厳しい社会に叩きのめされている我が息子を必死で守っているのかもしれないが、グローバル化がより強烈に進んでいく現在にあって、子供を守るには子供を自立させる以外に方法はない。
IBMの創始者トーマス・ワトソンが好んで話していた教訓は、今の日本人が知るべきものかもしれない。自立しない子供を守るのは、本当に愛なのか……。
「湖のほとりに、ひとりの老人が住んでいた。ある年、湖が寒波に見舞われ、多くの野鳥は食べ物がなく飢えた。老人は哀れに思って野鳥にエサを上げるようにした。野鳥は老人のエサを待つだけになってしまった。ある冬、老人は死んだ。何もできなくなってしまった野鳥たちも飢え死にしてしまった」
老人がしたことは、正しかったのかどうか。いつまでもエサを与え続けることは良いことだったのかどうか。誰かに依存して生きる方法は正しいのかどうか。
本当に子供のことを思っている親は、恐らく親を頼ってくる子供を突き放す。それは非情に見えるかもしれない。しかし、その非情は大きな目で見ると正しいことだ。
寄生させないというのは、相手にとっても自分にとっても正しいことなのである。
「湖のほとりに、ひとりの老人が住んでいた。ある年、湖が寒波に見舞われ、多くの野鳥は食べ物がなく飢えた。老人は哀れに思って野鳥にエサを上げるようにした。野鳥は老人のエサを待つだけになってしまった。ある冬、老人は死んだ。何もできなくなってしまった野鳥たちも飢え死にしてしまった」
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/559.html#c1
「アメリカは70年間、衰退し続けている」——チョムスキーの視点 3/27
https://news.yahoo.co.jp/feature/566
ドナルド・トランプ米大統領は、国内の労働者たちに「内向き」の政策を掲げて圧倒的支持を得た。トランプ率いるアメリカは、このまま世界から「孤立」する方向に向かうのか。世界的に高名な言語学者であり、ベトナム戦争以来、アメリカの政治について鋭い論評を加えてきたノーム・チョムスキー氏に、率直な疑問をぶつけた。(インタビュー・吉成真由美/Yahoo!ニュース編集部)
トランプ就任前から「孤立」している
トランプ率いるアメリカはどこへ向かうのか(写真:AP/アフロ)
——トランプ氏は、「内向き」の政策を掲げることで、大統領に当選しました。アメリカは、本当に世界情勢から手を引き、国内政策へ力を注ぐことになるのでしょうか。
アメリカにおいて、大統領の権限は小さくありません。トランプが決意すれば、多くのことを実現できます。例えば、キャンペーンで約束した通り、パリ協定から撤退することもできるし、イランとの核協議から撤退することもできる。ただ、こうしたアメリカの決定に、ヨーロッパ諸国が追随しない可能性は十分にあります。そうなるとアメリカは、世界の中でさらに「孤立」を深めることになる。近年ますます顕著になってきているのは、アメリカが世界情勢から孤立しつつあるということです。
西欧地域が、アメリカの完全な支配下にあった時代もありました。しかし現在は、むしろアメリカが疎外されているとさえ言えます。オバマ前大統領がキューバとの関係正常化に踏み出したのは、アメリカが西半球で完全に孤立してしまうのを避けるためです。西半球諸国は、以前からキューバとの関係正常化を望んでいました。それを阻止していたのが、アメリカだった。もしキューバとの関係改善に踏み出さなければ、2015年にパナマで開かれたサミット(南北アメリカ大陸全体のサミット:Seventh Summit of the Americas)にアメリカが呼ばれない可能性もあったでしょう。
アジアにおいても、アメリカは影響力を失いつつあります。中国の経済的な影響力は増大の一途を辿り、オーストラリアや日本は、その流れに組み込まれつつある。中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)に主だった先進国が参加していますが、アメリカは参加していません。ひょっとするとヨーロッパも、アメリカに頼らないもっと独立した路線を歩むようになるかもしれません。
ピークは70年前に
ノーム・チョムスキー:1928年、米フィラデルフィア生まれ。マサチューセッツ工科大学教授。すべての言語に共通する普遍文法を提唱して言語学に革命をもたらした、言語学者にして哲学者であり、ベトナム反戦運動を機に、政治活動にも深く関与。邦訳書に『生成文法の企て』『覇権か、生存か』『すばらしきアメリカ帝国』など多数(撮影:Carl Rutman)
——そうしたアメリカの「孤立」は、アメリカの国力の「衰退」とも関連しているのでしょうか。
近年、アメリカは斜陽の時代に入ったと言われています。それはその通りでしょう。
アメリカは、たしかに後退してきています。そしてそのほとんどが、アメリカ国内の政治・経済政策の失敗によって起きたことです。レーガン時代からの政策(規制緩和政策)によって、国内社会はひどく傷つけられてきました。国内生産力は大幅に削減され、賃金や収入は停滞したり減額したりして、インフラも崩壊しつつあります。ボストン市内を歩いてみれば、後退は明白です。
先日、講演のためにボストンからニューヨークへ列車で行ったのですが、アメリカ一の列車という触れ込みにもかかわらず、片道約4時間もかかりました。1950年に私が初めて同じ列車に乗ったときと同じだけの時間がかかった。ヨーロッパや日本の列車であれば、おそらく2時間もかからないでしょう。これがアメリカの実情です。
アメリカ社会は内側から崩壊してきているのです。金融セクターは、大変な勢いで伸びていますが、果たして金融が経済に貢献しているのかどうかは、大いに疑問です。
アメリカをむしばんでいるのは経済政策の失敗だけではありません。莫大な軍事費も、大変な負担になっている。健康保険システムも、完全に民営化されているために、非効率です。医療にかかる一人当たりのコストは、他の先進国と比べて2倍にもなっている。もし、他の先進国並みの健康保険制度に切り替えることができたら、それだけでアメリカの負債は消えてしまうでしょう。これらが、国をむしばんでいる国内政策です。
とはいえ、それでもまだアメリカは、世界最強の国として他の国々の追随を許さない状態ではありますが。
ただ、アメリカの「衰退」は、ここ最近になって「急に始まった」のではありません。アメリカの国力がピークに達していたのは、1945年です。今から約70年前。そこからだんだんと衰退してきているのです。
1950年代のニューヨークの風景(写真:アフロ)
当時のアメリカには、世界中の富の約半分が集中していました。それほどの権力の集中は史上初のことです。圧倒的な軍事力を持ち、大西洋と太平洋をともに支配下におさめ、西側諸国全体をコントロールしていました。
しかし、後退は、その後すぐに始まります。
1949年には、「中国の喪失(loss of China)」が起こりました。中国が中華人民共和国という社会主義国家としてスタートしたことを、アメリカでは「中国の喪失」と呼んでいます。
この「◯◯の喪失」という言葉の使い方が、当時のアメリカの意識をよく表しています。私は、「自分のiPhone」を失うことはできますが、「あなたのiPhone」を失うことはできません。つまり、「中国の喪失」という言葉からは、「われわれは世界を所有している」という当時のアメリカの深層心理が見てとれます。これは自分たちの世界なのだと。ですから、どこかの国が独立したら、その部分を失ったという意識です。もっと言えば、独立しようとしたり、アメリカのコントロールから逃れようとする行為は、必ず止めなければならないのだと思っていたということです。
「中国の喪失」は、アメリカの国内政策にとって、大きな問題になりました。誰の責任で「中国の喪失」が起こったのかという問題です。その後、ケネディが、「インドシナをどうするか」という問題に直面した時も、ケネディとそのアドバイザーたちは、「インドシナの喪失」の責任を問われる事態になりはしないか戦々恐々とした。また、「アラブの春」が起こったときも、今度は「中東の喪失」が問題視された。しかし、そうしたアメリカの「世界は自分たちのものだ」という意識とは裏腹に、後退は続いていきます。
1970年代には、世界は3極に分かれました。ドイツを中心とするヨーロッパ、日本を中心とする東アジア、そしてアメリカを中心とする北アメリカ。アメリカがコントロールしている地域は、世界の25%くらいまで下がっていた。現在はさらに分散化が進んでいるので、アメリカのコントロールの及ぶ地域はもっと少ないでしょう。
もちろん、アメリカがまだ、圧倒的に大きな力を持った国であることは間違いありません。世界中には800ものアメリカの基地があります。中国は大きな経済力を持っていますが、国民一人当たりの所得はまだまだ低い。国の発展状態を表す人間開発指数(2015年発表)を比べてみても、中国は90位で、インドは130位です(アメリカは8位、日本は20位)。軍事力をはじめとして、まだアメリカとは比べものになりません。
トランプが勝った理由
――「アメリカの国力の後退」は、トランプ氏の勝利の重要な背景ということでしょうか。
2017年1月20日、トランプ大統領の就任演説を聴くために連邦議会議事堂前に集まった群衆(写真:AP/アフロ)
大きな理由の一つであることは間違いないでしょう。新自由主義政策は、多くの人々の生活を困窮させ、国力を後退させることになりました。2008年の経済大破綻の直前、経済学者たちが「大エコノミック・ミラクル」と呼ぶ2007年ですら、アメリカの一般的な労働者の賃金は、25年前の賃金と比較して、低くなっていた。
さらにグローバル化は、労働者たちを国際的な競争の海に放り込みました。自由貿易協定とは、言い換えれば、製薬会社やメディア、大企業に対する保護政策です。プロフェッショナル・クラスは競争から保護される。そして投資家たちも前例のないほどのお金を手に入れた。しかし、労働者たちの生活水準は下がっていったのです。
そもそも「市場化」と呼ばれる政策は、引責しなくてもいい私的な権力(大企業や銀行など)に、判断権限をゆだねるものでした。結果として、民主主義が制限され、生活水準が下がったのです。
――トランプ大統領誕生の背景には、中産階級の消滅や、大企業寄りの政府に対する不信、移民恐怖、反クリントンなど、たくさんの理由が挙がっていますが、トランプ支持者たちの不満は、どのあたりにあったのでしょうか。
社会学者のアーリー・ラッセル・ホックシールド(カリフォルニア大学バークレー校教授)は、トランプ支持者たちを調査した結果、「彼らは、長蛇の列で順番待ちをしているんだ」と言っています。
彼らの両親も、彼ら自身も、よい生活を求めて懸命に働いてきた。保守的で、聖書に従う敬虔なクリスチャンで、よりよい生活を求めて一歩ずつ前進していた。ところが過去25年間、彼らは一向に前へ進めなかった。列の先頭の方は、次元の違う金持ちになった。でもそれは構わない。「懸命に働けば、金持ちになれる」というのがアメリカンドリームなのだから。問題なのは、自分たちの後ろにいる奴らだと。黒人や移民、シリア難民といった弱者たち。連邦政府は、「列の後ろに並んでいる奴ら」を優先して、列の前の方に押し入れてくる。外国人や職を失ったシングルマザーに、政府が経済援助するということは、彼らを列の前に押し出すということだ。こうして自分たちは割を食ってきた。もううんざりだ、というわけです。
「トランプ支持者たちの不満はどのあたりにあったのか」(吉成)(撮影:Carl Rutman)
こういった、スケープゴートを立てて不満のはけ口にするというのは、よく使われる手です。実は、こうした傾向はアメリカだけに見られるものではありません。ヨーロッパでも同じことが起きています。フランスでは北アフリカからの移民がその対象になっています。
フランスの共和党は、右寄りの代表(フランソワ・フィヨン元首相)を選出しました。彼は今年4月、極右政党「国民戦線」の代表(マリーヌ・ルペン)と大統領選で戦うことになります。オーストリアでも、ネオ・ナチにルーツを持つ政党「自由党」が、次の選挙で台頭する可能性がある。イギリスはEU離脱を決めてしまった。イタリアでは、昨年12月の国民投票の結果、改革派のマッテオ・レンツィ首相が辞任に追い込まれました。
一般的に、民主主義への攻撃が見られます。労働者の権利や社会福祉などに対する強い反発が出てきているのです。
「トランプのもっとも『確か』な点は、彼が『不確か』だということです」(チョムスキー氏)(撮影:Carl Rutman)
――トランプ大統領のもとでは、反グローバリズムになるのではないかという恐れがある一方、ロシアとの関係改善を期待する声もあります。トランプ氏のもとで、アメリカはどのような方向に進んでいくのでしょう。
トランプのもっとも「確か」な点は、彼が「不確か」だということです。予測不能です。彼は、多くの事柄について発言していますが、その発言がどのような意味を持つのかわからない。彼の言うことは、全方向に向けて矢を放っているようなもので、たまに的に当たる場合もありますが、一体何をしたいのかわからない。本人にもわからないという状態です。
もしロシアとの非常に危険な対立関係が緩和するのであれば、それは歓迎すべきことです。しかし、もし彼の得意とする「取引(deal)」というものが、プーチン大統領との間でうまく行かなかった場合、彼は頭にきてハチャメチャな行動に出るかもしれない。ミス・ユニバースが彼を批判した時と同じような、度を越した行動に出るかもしれません。彼がどのような行動に出るか、本人も含めて誰にもわからない、という状態なのです。
https://news.yahoo.co.jp/feature/566
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/301.html#c67
伝承は何年くらい伝わり・残るものか: 2016年12月28日
神話と考古学の間 創元社 (1973) 末永 雅雄, 三品 彰英, 横田 健一
https://www.amazon.co.jp/%E7%A5%9E%E8%A9%B1%E3%81%A8%E8%80%83%E5%8F%A4%E5%AD%A6%E3%81%AE%E9%96%93-%E6%9C%AB%E6%B0%B8%E9%9B%85%E9%9B%84/dp/4422201115
このところ物部氏の出自について、なるべく推測を交えずに語ることが出来るよう
にと様々な本を当たっています。
ただ多くの人たちが関心を持ってきた一族ですので、その量が半端ではありません。
少々時間が掛かります。
そこで今日はそんな調査の中で見つけた一つの説をご紹介します。
タイトルにある「伝承は何年くらい伝わり、残るものか」というものです。
「神話と考古学の間」という末永氏という考古学者と文献史学の先生たちの対談集
で、この点に触れています。
結論から言えばおおよそ400年と言っています。
末永先生という方は故人ですが、橿原考古学研究所の初代所長を務めた方です。
大学を出ずに色々な経験を積んで来られた異色の人物です。
ある時、町史編纂に関わっていました。
その家に伝わっていた話しを調べてみると、数百年前に実際にその通りだったと
いうことに出会われたそうです。
神武天皇は橿原の宮で即位したと伝わりますが、これは作り話しで橿原の宮は想
像の産物とされていました。
ところが昭和13年から始まった末永先生も加わった調査で縄文から弥生時代に
掛けての遺跡が発見されました。
現在の大鳥居の付近では、大きなカシの木の根も出てきました。畝傍山あたりか
ら持ってきた土で、土地の高低を調整し大きな広場を作ってお祭りをしたらしい
のです。その時の一群の土器も出てきました。
末永先生の話では、弥生の終わり頃1世紀辺りと見られる土器も出てきたので
す。
日本書紀には神武天皇が
「見ればかの畝傍山の東南の橿原の地は、思うに国の真中である。
ここに都を造るべきである」
と言われ都造りに着手したとあります。
私は神武天皇の即位年、辛酉を121年と見ています。
調べれば調べるほど奇妙な一致が出てきます。
庶民の家の話しが数百年残っていたとすると、皇家や大きな豪族の伝承などは、
より残り易いと考えていいでしょう。
記紀には考えていた以上に史実が含まれていた可能性があります。
http://newkojiki.com/2016/12/28/%E4%BC%9D%E6%89%BF%E3%81%AF%E4%BD%95%E5%B9%B4%E3%81%8F%E3%82%89%E3%81%84%E4%BC%9D%E3%82%8F%E3%82%8A%E3%83%BB%E6%AE%8B%E3%82%8B%E3%82%82%E3%81%AE%E3%81%8B/
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/549.html#c16
イワレは奈良県の桜井市辺りの古称とされます。
下図は大和の大王墓の分布です。
考古学は記紀編纂の時代よりも現代の方が進んでいます。これらの大規模な古墳を
見て、記紀編纂者たちは柄鏡型の前方後円墳である桜井茶臼山、メスリ山古墳の方
が古いと考えたのではないか。
柄鏡 宮崎県立総合博物館蔵 「柄鏡とは柄のついた円形の銅鏡で、室町時代以降に多く作られました」
柄鏡型は周濠部を持ちません。周濠部を持つ三味線のバチのように前方部が開いて
いく「バチ型前方後円墳」をより新しいデザインを取り入れたものと考えた。
その為に大和建国の地は磐余(イワレ)であると認識、つまり誤解した。
そう考えれば神武東征の物語が宇陀から盆地に入り、この南東部を主体に展開した
理由も納得出来ます。
大和建国の時代、弥生時代に倭国は文字を持っていません。
一部には既に文字があり、かなり自由に使えたという説もあります。事実、卑弥呼
は魏へ使者を出しています。
しかしこれは限定された場で使われたと見るべきでしょう。
古事記を編纂した太安万侶も漢字を使って日本語の「意」を表すか「音」を表すか
に大変苦労をしたと言っています。
弥生時代に一部文字が使われたとしても、それは中国語でしょう。日本語を表記す
ることは出来なかったはずです。
もし一部の研究者が言うようにかなり自由に使えたとするならば、なぜ日本から、
特に纏向から出土する卜骨に中国のもののように占いの内容が文字で書かれていな
いのか。
おかしなことです。
国家の最重要案件であり、神に問う占いです。
この時に文字を使っていないという事は、それほど自由に文字を使うことは出来な
かったという証しでしょう。
つまり神武東征伝承など文字が無ければとても残らない詳細な話しは伝わっていな
かった。
記紀編纂時代に中国史書、墳墓など特に大王墓、各一族に伝わる大まかな伝承話し
などを参考に構想を作り、古事記、日本書紀を表したということです。
後日詳しく検討しますが日高正晴氏が
で示すように、天孫降臨の地、つまり皇家の出自は「襲(そ)」という南九州の地にあったという根本的伝承があった。
そこを基底として記紀が生まれてきたようです。
崇神天皇の世では全国平定まで一気に進む強大な国となったと記し、バチ型の大王
墓が展開される三輪山周辺へと舞台を移しました。
渋谷向井山古墳築造の時代、大和は祭祀者から政治指導者への国へと変わり、中央
集権体制が固まり始めたことにより、次の飛躍の時を迎えたようです。
また日向を見れば柄鏡型前方後円墳があり、建国の祖の出自と磐余地域が記紀編纂
者の頭の中で見事に繋ったのでしょう。
http://newkojiki.com/2017/03/05/%e5%a4%a7%e5%92%8c%e5%bb%ba%e5%9b%bd%e3%81%b8%ef%bc%88%ef%bc%97%ef%bc%89%e3%80%80%e7%a3%90%e4%bd%99%e3%81%ab%e7%af%89%e3%81%8b%e3%82%8c%e3%81%9f%e6%9f%84%e9%8f%a1%e5%bc%8f%e5%89%8d%e6%96%b9%e5%be%8c/
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/549.html#c17
ドナルド・トランプ米大統領は、国内の労働者たちに「内向き」の政策を掲げて圧倒的支持を得た。トランプ率いるアメリカは、このまま世界から「孤立」する方向に向かうのか。世界的に高名な言語学者であり、ベトナム戦争以来、アメリカの政治について鋭い論評を加えてきたノーム・チョムスキー氏に、率直な疑問をぶつけた。(インタビュー・吉成真由美/Yahoo!ニュース編集部)
トランプ就任前から「孤立」している
トランプ率いるアメリカはどこへ向かうのか(写真:AP/アフロ)
——トランプ氏は、「内向き」の政策を掲げることで、大統領に当選しました。アメリカは、本当に世界情勢から手を引き、国内政策へ力を注ぐことになるのでしょうか。
アメリカにおいて、大統領の権限は小さくありません。トランプが決意すれば、多くのことを実現できます。例えば、キャンペーンで約束した通り、パリ協定から撤退することもできるし、イランとの核協議から撤退することもできる。ただ、こうしたアメリカの決定に、ヨーロッパ諸国が追随しない可能性は十分にあります。そうなるとアメリカは、世界の中でさらに「孤立」を深めることになる。近年ますます顕著になってきているのは、アメリカが世界情勢から孤立しつつあるということです。
西欧地域が、アメリカの完全な支配下にあった時代もありました。しかし現在は、むしろアメリカが疎外されているとさえ言えます。オバマ前大統領がキューバとの関係正常化に踏み出したのは、アメリカが西半球で完全に孤立してしまうのを避けるためです。西半球諸国は、以前からキューバとの関係正常化を望んでいました。それを阻止していたのが、アメリカだった。もしキューバとの関係改善に踏み出さなければ、2015年にパナマで開かれたサミット(南北アメリカ大陸全体のサミット:Seventh Summit of the Americas)にアメリカが呼ばれない可能性もあったでしょう。
アジアにおいても、アメリカは影響力を失いつつあります。中国の経済的な影響力は増大の一途を辿り、オーストラリアや日本は、その流れに組み込まれつつある。中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)に主だった先進国が参加していますが、アメリカは参加していません。ひょっとするとヨーロッパも、アメリカに頼らないもっと独立した路線を歩むようになるかもしれません。
ピークは70年前に
ノーム・チョムスキー:1928年、米フィラデルフィア生まれ。マサチューセッツ工科大学教授。すべての言語に共通する普遍文法を提唱して言語学に革命をもたらした、言語学者にして哲学者であり、ベトナム反戦運動を機に、政治活動にも深く関与。邦訳書に『生成文法の企て』『覇権か、生存か』『すばらしきアメリカ帝国』など多数(撮影:Carl Rutman)
——そうしたアメリカの「孤立」は、アメリカの国力の「衰退」とも関連しているのでしょうか。
近年、アメリカは斜陽の時代に入ったと言われています。それはその通りでしょう。
アメリカは、たしかに後退してきています。そしてそのほとんどが、アメリカ国内の政治・経済政策の失敗によって起きたことです。レーガン時代からの政策(規制緩和政策)によって、国内社会はひどく傷つけられてきました。国内生産力は大幅に削減され、賃金や収入は停滞したり減額したりして、インフラも崩壊しつつあります。ボストン市内を歩いてみれば、後退は明白です。
先日、講演のためにボストンからニューヨークへ列車で行ったのですが、アメリカ一の列車という触れ込みにもかかわらず、片道約4時間もかかりました。1950年に私が初めて同じ列車に乗ったときと同じだけの時間がかかった。ヨーロッパや日本の列車であれば、おそらく2時間もかからないでしょう。これがアメリカの実情です。
アメリカ社会は内側から崩壊してきているのです。金融セクターは、大変な勢いで伸びていますが、果たして金融が経済に貢献しているのかどうかは、大いに疑問です。
アメリカをむしばんでいるのは経済政策の失敗だけではありません。莫大な軍事費も、大変な負担になっている。健康保険システムも、完全に民営化されているために、非効率です。医療にかかる一人当たりのコストは、他の先進国と比べて2倍にもなっている。もし、他の先進国並みの健康保険制度に切り替えることができたら、それだけでアメリカの負債は消えてしまうでしょう。これらが、国をむしばんでいる国内政策です。
とはいえ、それでもまだアメリカは、世界最強の国として他の国々の追随を許さない状態ではありますが。
ただ、アメリカの「衰退」は、ここ最近になって「急に始まった」のではありません。アメリカの国力がピークに達していたのは、1945年です。今から約70年前。そこからだんだんと衰退してきているのです。
1950年代のニューヨークの風景(写真:アフロ)
当時のアメリカには、世界中の富の約半分が集中していました。それほどの権力の集中は史上初のことです。圧倒的な軍事力を持ち、大西洋と太平洋をともに支配下におさめ、西側諸国全体をコントロールしていました。
しかし、後退は、その後すぐに始まります。
1949年には、「中国の喪失(loss of China)」が起こりました。中国が中華人民共和国という社会主義国家としてスタートしたことを、アメリカでは「中国の喪失」と呼んでいます。
この「◯◯の喪失」という言葉の使い方が、当時のアメリカの意識をよく表しています。私は、「自分のiPhone」を失うことはできますが、「あなたのiPhone」を失うことはできません。つまり、「中国の喪失」という言葉からは、「われわれは世界を所有している」という当時のアメリカの深層心理が見てとれます。これは自分たちの世界なのだと。ですから、どこかの国が独立したら、その部分を失ったという意識です。もっと言えば、独立しようとしたり、アメリカのコントロールから逃れようとする行為は、必ず止めなければならないのだと思っていたということです。
「中国の喪失」は、アメリカの国内政策にとって、大きな問題になりました。誰の責任で「中国の喪失」が起こったのかという問題です。その後、ケネディが、「インドシナをどうするか」という問題に直面した時も、ケネディとそのアドバイザーたちは、「インドシナの喪失」の責任を問われる事態になりはしないか戦々恐々とした。また、「アラブの春」が起こったときも、今度は「中東の喪失」が問題視された。しかし、そうしたアメリカの「世界は自分たちのものだ」という意識とは裏腹に、後退は続いていきます。
1970年代には、世界は3極に分かれました。ドイツを中心とするヨーロッパ、日本を中心とする東アジア、そしてアメリカを中心とする北アメリカ。アメリカがコントロールしている地域は、世界の25%くらいまで下がっていた。現在はさらに分散化が進んでいるので、アメリカのコントロールの及ぶ地域はもっと少ないでしょう。
もちろん、アメリカがまだ、圧倒的に大きな力を持った国であることは間違いありません。世界中には800ものアメリカの基地があります。中国は大きな経済力を持っていますが、国民一人当たりの所得はまだまだ低い。国の発展状態を表す人間開発指数(2015年発表)を比べてみても、中国は90位で、インドは130位です(アメリカは8位、日本は20位)。軍事力をはじめとして、まだアメリカとは比べものになりません。
トランプが勝った理由
――「アメリカの国力の後退」は、トランプ氏の勝利の重要な背景ということでしょうか。
2017年1月20日、トランプ大統領の就任演説を聴くために連邦議会議事堂前に集まった群衆(写真:AP/アフロ)
大きな理由の一つであることは間違いないでしょう。新自由主義政策は、多くの人々の生活を困窮させ、国力を後退させることになりました。2008年の経済大破綻の直前、経済学者たちが「大エコノミック・ミラクル」と呼ぶ2007年ですら、アメリカの一般的な労働者の賃金は、25年前の賃金と比較して、低くなっていた。
さらにグローバル化は、労働者たちを国際的な競争の海に放り込みました。自由貿易協定とは、言い換えれば、製薬会社やメディア、大企業に対する保護政策です。プロフェッショナル・クラスは競争から保護される。そして投資家たちも前例のないほどのお金を手に入れた。しかし、労働者たちの生活水準は下がっていったのです。
そもそも「市場化」と呼ばれる政策は、引責しなくてもいい私的な権力(大企業や銀行など)に、判断権限をゆだねるものでした。結果として、民主主義が制限され、生活水準が下がったのです。
――トランプ大統領誕生の背景には、中産階級の消滅や、大企業寄りの政府に対する不信、移民恐怖、反クリントンなど、たくさんの理由が挙がっていますが、トランプ支持者たちの不満は、どのあたりにあったのでしょうか。
社会学者のアーリー・ラッセル・ホックシールド(カリフォルニア大学バークレー校教授)は、トランプ支持者たちを調査した結果、「彼らは、長蛇の列で順番待ちをしているんだ」と言っています。
彼らの両親も、彼ら自身も、よい生活を求めて懸命に働いてきた。保守的で、聖書に従う敬虔なクリスチャンで、よりよい生活を求めて一歩ずつ前進していた。ところが過去25年間、彼らは一向に前へ進めなかった。列の先頭の方は、次元の違う金持ちになった。でもそれは構わない。「懸命に働けば、金持ちになれる」というのがアメリカンドリームなのだから。問題なのは、自分たちの後ろにいる奴らだと。黒人や移民、シリア難民といった弱者たち。連邦政府は、「列の後ろに並んでいる奴ら」を優先して、列の前の方に押し入れてくる。外国人や職を失ったシングルマザーに、政府が経済援助するということは、彼らを列の前に押し出すということだ。こうして自分たちは割を食ってきた。もううんざりだ、というわけです。
「トランプ支持者たちの不満はどのあたりにあったのか」(吉成)(撮影:Carl Rutman)
こういった、スケープゴートを立てて不満のはけ口にするというのは、よく使われる手です。実は、こうした傾向はアメリカだけに見られるものではありません。ヨーロッパでも同じことが起きています。フランスでは北アフリカからの移民がその対象になっています。
フランスの共和党は、右寄りの代表(フランソワ・フィヨン元首相)を選出しました。彼は今年4月、極右政党「国民戦線」の代表(マリーヌ・ルペン)と大統領選で戦うことになります。オーストリアでも、ネオ・ナチにルーツを持つ政党「自由党」が、次の選挙で台頭する可能性がある。イギリスはEU離脱を決めてしまった。イタリアでは、昨年12月の国民投票の結果、改革派のマッテオ・レンツィ首相が辞任に追い込まれました。
一般的に、民主主義への攻撃が見られます。労働者の権利や社会福祉などに対する強い反発が出てきているのです。
「トランプのもっとも『確か』な点は、彼が『不確か』だということです」(チョムスキー氏)(撮影:Carl Rutman)
――トランプ大統領のもとでは、反グローバリズムになるのではないかという恐れがある一方、ロシアとの関係改善を期待する声もあります。トランプ氏のもとで、アメリカはどのような方向に進んでいくのでしょう。
トランプのもっとも「確か」な点は、彼が「不確か」だということです。予測不能です。彼は、多くの事柄について発言していますが、その発言がどのような意味を持つのかわからない。彼の言うことは、全方向に向けて矢を放っているようなもので、たまに的に当たる場合もありますが、一体何をしたいのかわからない。本人にもわからないという状態です。
もしロシアとの非常に危険な対立関係が緩和するのであれば、それは歓迎すべきことです。しかし、もし彼の得意とする「取引(deal)」というものが、プーチン大統領との間でうまく行かなかった場合、彼は頭にきてハチャメチャな行動に出るかもしれない。ミス・ユニバースが彼を批判した時と同じような、度を越した行動に出るかもしれません。彼がどのような行動に出るか、本人も含めて誰にもわからない、という状態なのです。
https://news.yahoo.co.jp/feature/566
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/105.html#c22
どこの国でもGNPの3%は軍事費に使って景気対策してるんだ
戦争をやれば好景気になる
せめて軍事費を沢山使わないとデフレから抜け出せないんだよ
アメリカと中国は日本が好景気になると困るんだ:
1972年2月、当時のニクソン米大統領とキッシンジャー補佐官が北京を訪問し、
周恩来首相と会談した時に、日本に対して三つの密約が交わされた。
米中密約の内容
1.日本に核武装そして単独防衛させない
2.これを防ぐために米軍は日本に駐留する(ビンの蓋論)
3.朝鮮半島および台湾問題で日本に発言権を与えない
この密約は、2002年10月、当時の江沢民中国国家主席が、
テキサスの牧場に当時のブッシュ大統領を訪ねたときにも再確認された。
http://www.asyura2.com/17/senkyo223/msg/351.html#c1
アメリカから独立すればアメリカの敵国になるだろ
冷戦終了時から日本はアメリカに敵国認定されてたけど、今度は実際に核爆弾を落とされるんだ
http://www.asyura2.com/17/senkyo223/msg/351.html#c4
1929年10月24日、ニューヨーク・ウォール街では、世界大恐慌の引き金となって、株式大暴落が起こりました。そして、あれから60年後、今度は日本を叩き潰す為に、1990年2月、巨大な経済の逆回転が始まり、平成バブル経済が崩壊しました。
平成バブルが崩壊するバブル・ピーク時、CIA(Central Intelligence Agency/アメリカ大統領直属の中央情報局)は、ベルリンの壁が崩壊し、東西冷戦後の次の敵は、日本だと考え始めていました。
事実、1989年秋から始まった、アメリカ系証券会社の株価動向は不気味な動きをし始めました。バブルと、その崩壊に携わったのは、ユダヤ系の金融機関であるソロモン・ブラザーズ(現在のソロモン・スミスバーニー)という証券会社でした。
ソロモン・ブラザーズは資本主義の歴史に詳しく、また日本の昭和初期の経済にも精通していて、1989年11月、ニューヨークで「日経平均株価が大暴落したら大儲け」という『プット・ワラント』のデリバティブ商品を機関投資家や大口投資家に大量に売り始めたのでした。それ以来、ソロモン・ブラザーズが中心になって、債券、為替、株価のトリプル安が始まります。これがバブル崩壊の裏側に隠れたメカニズムだったのです。
バブル崩壊のシナリオは、どのようにして仕組まれたのか、その筋書きを追ってみましましょう。
バブル絶頂期は、1989年にそのピークを迎え、株価は天井でした。この時、多くの日本人は、株価の高騰(こうとう)並びに地下の高騰に、湧きに湧き、怕(こわ)いもの知らずで、日本の投機家達は今迄になく傲慢(ごうまん)になっていました。そしてこの頃、事実CIAは、アメリカの敵は日本であると考え始めていました。
CIA経済部門のスペシャリスト達は、アメリカ系証券会社のソロモン・ブラザーズ(現在はソロモン・スミスバーニー)と手を組み、日本経済の崩壊作戦に向けて本格的に動き出しました。これが今日の不況を長引かせる要因を作ったのです。これが日本株式市場に於ける下落のシナリオ「バブル崩壊作戦」でした。
ソロモン・ブラザーズは、1989年当時の沸き立つような好景気も、60年前のアメリカ・ニューヨーク.ウォール街での大恐慌と同一のものであると、そのバブル崩壊を予測したのです。
かつて、国際金融資本の総帥・ロスチャイルドの配下であったロックフェラーやデュポン(世界最大の化学メーカー)らは、この大恐慌を利用して天文学的な巨富を手にしていました。ソロモン・ブラザーズはこれに因(ちな)み、バブル崩壊を企てる研究に取りかかったのです。
「どうしたら一儲けできるか」からはじまり、「どうしたら日本経済を徹底的に叩く事が出来るか」という結論を導き出し、日本経済崩壊に向けて模索し始めたのです。
60年前のウォール街での「暗黒の木曜日」の立役者は、国際金融資本の総帥・ロスチャイルドの息の掛かる東部のエスタブリュシュメント達(ロックフェラーを筆頭に、デュポン、ケネディ、オナシス、アスター、バンディ、コリンズ、フリーマン、ラッセル、ファンダイン、リー・クアンシューの超大富豪十二家)でした。
この者達は手持ち株を売り捲り、その結果、下落に下落を重ね、二束三文になった株式を買い叩いたのです。それで巨万の富を手にしたのですが、今日とは情況が違うことに気付きます。この難題に、しばらく苦慮しますが、ついに糸口を掴んだのです。
その糸口とは、「何が株価を暴落させる要因になるか」と言うものでした。つまり株価が暴落する切っ掛けを作ればよいのです。そして、「下落によって、下がった株で大儲けできる商品を持っていればよい」ということに行き当たったのです。それが「デリバティブ」でした。
デリバティブとは、金融派生商品(通貨・金利・債券・株式・株価指数などの金融商品を対象とした先物取引)のことで、「先物取引」という意味合いを持っています。
次の研究課題は「どうやったら大暴落を人工的に作り出し、然(しか)も、そのタイミングに合わせて、自分達の狙うポイントに、総てを集約することが出来るか」という研究に取りかかったのです。
人工的に大暴落を作り出す場合、60年前の大恐慌では、アメリカの大富豪達による「大量売浴せ」という手法が使われました。
大量売浴せとは、売方が買方の買数量より、多量の売物を出して買方を圧倒し、相場を押し下げようとすることで、「売り崩し」とも言われます。
しかし、それでは巨額な資金が必要であり、当時と違って、それほど経済構造は単純なものではなくなっていました。研究に研究を重ねた結果、巧妙(こうみょう)な手口を考え出します。
それは、「膨らんだ風船を、更に膨らませる手口」だったのです。
風船は、空気を送り込んで膨らませれば、それだけ膨らみますが、その実体は「バブル」です。膨らむものは、いつか破裂して、大爆発を起こす物理的法則に制約されます。経済とて、この法則下に制約されているのです。彼等はこれに気付いたのでした。
彼等はそのシナリオを、綿密なストーリーで組み立てました。徐々に膨らみを見せる風船に、意図的に、頃合いを見計らって、更に膨らませ、次に急激に膨らませるという巧妙なストーリーを演出したのです。風船は、今まで徐々に、周囲の状態に馴染みながら膨らんでいたのですが、これに急激な吹圧を掛け、パンパンの膨張状態を作っておいて、一挙に破裂させるという巧妙な演出を画策したのでした。
彼等は、この原理を東京株式市場に応用して、バブル崩壊を目論んだのです。
そして彼等は「デリバティブ」という、風船を一突きにする「針」を手に入れ、膨張し過ぎて破裂状態になったところで、一突きにする演出を手がけたのでした。
1989年当時、日本人エコノミスト達は「デリバティブ」という「先物」の実体を知りませんでした。経済や金融の専門家でも、この実体が何なのか、未だに分からず仕舞いでした。またこの事が、バブル崩壊の悲劇を大きくし、当時の日本経済界は全く無防備であったと言えます。
03. 2010年1月15日 21:49:32
ソロモン・ブラザーズは裁定取引を使って、意図的に、無防備な日本経済に先制攻撃を仕掛けたのです。「梃子(てこ)の原理」(レバレッジ)を利用して、なるべく少ない資金で、効果的にバブル崩壊に導く人工爆発の状態を作り上げる研究をしたのです。次に、バブル崩壊に導く為に、彼等は日経平均の株価操作の研究に没頭しました。
彼等は、この二つの研究から面白い現象に気付きます。それは日経平均株価(日本経済新聞社が、東京証券取引所一部上場の代表的な225銘柄について算出し、発表しているダウ式平均株価)が単純平均(相加平均のことで、算術平均ともいわれ、n個の数を加えた和をnで除して得る平均値のこと)で作られた「指数」から出来ている事と、もう一つはこれらの指数の分析から、品薄な銘柄を意図的に買うと、少ない資金で日経平均株価を持ち上げることができるという経済現象に気付いたのです。
こうして研究の成果を、実行に移した時期が1989年の秋から冬に掛けての事でした。日経平均株価は瞬(またた)く間に膨らみ、バブルは天井へと向かっていました。
その頃、日本の話題はベルリンの壁が崩壊し、東西冷戦構造が終焉(しゅうえん)を迎えれば、世界市場に進出できる等と、日本人経営者の多くが高を括(くく)っていた頃で、日本人の思い上がりの裏側では、こうした巧妙な仕掛けが、水面下で仕掛けられていたのです。
大蔵官僚も、エコノミストも、この仕掛けには全く気付いていなかったのです。
ソロモン・ブラザーズの真の狙い
当時の多くの日本人投資家は、「日経平均株価は10万円に到達する」と信じて疑わない人が多くいました。誰もが強気で、今こそ、この好景気に乗って、買いに転じる時機(とき)だと確信していたのです。その結果、バブルは急速な加速度をつけて、瞬く間に膨らみ始めました。
この時、ソロモン・ブラザーズは信じられない事をニューヨーク・ウォール街で展開していました。
1989年11月、彼等は「東京株式大暴落の図式」に則り、『プット・ワラント』という金融派生商品を売り始めていたのです。
『プット・ワラント』とは、「日経平均株価が大暴落したら大儲け」という新商品であり、この商品をアメリカの大口機関投資家に大量売り込みを図っていたのです。また、これには大口投資家も飛びついたのです。
彼等の新商品に対するキャッチ・フレーズは「年末から年始に掛けて、日本の株式は大暴落するから、60年前の《1929年10月24日の暗黒の木曜日》の時と同じくらいの大儲けが出来ますよ」でした。
1990年1月2日、ニューヨーク・ウォール街では、日本とは逆に、信じられない現象が起こっていました。突然、為替が円安へと向かったのです。この円安はソロモン・ブラザーズが『プット・ワラント』販売に因(ちな)み、債券や為替や株価の「トリプル安」を企てたものでした。
そして1月が過ぎ、2月に入り、その月は既に中旬に入っていました。この頃、日経株価はジリ安でしたが、大暴落の兆しは現われていませんでした。
日本人はまだ、この時にも何も気付いていなかったのです。そして日本経済が、瀕死(ひんし)の重傷に陥っている自覚症状すら、エコノミスト達は感じ取ることが出来なかったのです。
当時の政治背景としては、自民党の政治家は2月中旬の衆議院選挙で大勝したことに祝杯を上げていた頃で、政界も財界も危機管理意識はなく、全く無防備でした。
日本人は、まさに「ライオンに、餌を差し出す為に手を伸す呑気(のんき)な兎」でした。腕ごと食いちぎられるか、体ごと丸呑みされるかの、こうした危険すら感じる事もなく、呑気な行動をとっていたのです。
日本人投資家が、株を買いに奔走している頃、アメリカの金融の裏側ではソロモン・ブラザーズの売り攻勢が激化を極め、これまでジリ安で状態であった株価は、一挙に大暴落へと転じました。バブル崩壊の引き金はこの時に引かれたのです。
ついに1990年2月末には、膨らむだけ膨らんだバブルは、日経平均15,000円台を大幅に割れ込みました。一挙に大暴落が起こったのです。
ソロモン・ブラザーズの秘密兵器はデリバティブでした。
デリバティブは説明の通り、現物と先物との価格差を狙った「サヤ取り」であり、「裁定取引」と「オプション」で、日本の株価は下落したら大儲けという派生商品です。この派生商品を、至る処に仕掛けておいて、株価を自由に操ったのです。バブル崩壊の大暴落は証券会社のみならず、大蔵省までを翻弄(ほんろう)の渦に巻き込んだのです。
この巧妙な仕掛けでソロモン・ブラザーズは、僅か三年の研究とその実行で、一兆円にも昇る莫大な利益を手にしたのです。
そしてこの後、日本では更に悲惨な状態が続くことになります。
日経平均株価の大暴落は、株式市場の株価下落だけに止まらず、不動産の分野にも悪影響が及びます。この悪影響は、政府が不動産融資へのマネー供給を停止するという事から始まり、今まで高騰(こうとう)を見せていた大都市の不動産の資産価値が急速に下落したことでした。
この現象は大都会だけに止まらず、地方にまで波及していきます。不動産の資産価値が下落するとは、それを担保にしていた金融機関の担保価値も大幅に減少したということになります。こうして不良債権の波及が表面化するのです。
これに対して政府の後手政策は、次から次へと傷口を広げ、日本の資産とマネーの急速な収縮は、今日に見る不景気と連動し始めることになります。
昇り詰めたものは、いずれ落ちる。これは物事の道理です。この道理に随(したが)い、ソロモン・ブラザーズは、次のプロセスへと準備にかかります。
ソロモン・ブラザーズの真の目的は、ただ単に、日経平均株価を下落させて大儲けすることだけではなかったのです。彼等の真の目的は、日本人の個人金融資産の1300兆円にも上る郵貯(郵便局で取り扱う国営の貯金事業で、元金・利子の支払いは国によって保証される)の食い潰しでした。日本のエコノミスト達は、この事すらも見抜けなかったのです。
ソロモン・ブラザーズが研究の末に計画した事は、こうした下落が生じた時、政治家はもとより、財界人を始めとして、証券会社等が「これを何とかしろ」と、政府に詰め寄り、殺到することを計算に入れていたのでした。これこそ彼等の真の目的であり、ここに「日本発世界大恐慌」を画策した真の狙いが、ここにあったのです。
http://www.asyura2.com/17/senkyo223/msg/351.html#c5
基軸通貨として扱われているドルを発行する特権で生きながらえているアメリカはドルを社会から回収することでインフレを防いでいる。
そのひとつの仕組みが石油取引のドル決済、いわゆるペトロダラーだ。産油国がドルを集め、それをアメリカへ還流させている。金融取引の規制緩和で投機市場もドルを吸収してきた。
サウジアラビアは重要な産油国だというだけでなく、ドルを使ったアメリカのマルチ商法を維持する上でもなくてはならない存在。そのサウジアラビアが揺らぐとアメリカも揺らいでしまう。
かつてドル離れを目論んだイラクやリビアは破壊されたが、現在、ロシアや中国もドル離れを進めている。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201703310000/
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/297.html#c59
だから核兵器さえ持ってれば軍隊は無くても攻撃されないのさ
http://www.asyura2.com/17/senkyo223/msg/351.html#c7
薬物疑惑の大物議員はあの女好きか 2017/03/30
http://www.asyura2.com/17/senkyo223/msg/316.html
▼大阪の薬物疑惑議員は女好き
現役国会議員の薬物疑惑は安倍政権の足元を大きく揺さぶっている。大阪選出で世襲衆院議員といえばAが頭に浮かぶ。彼は女好きで有名だ。
以前、Aが政治資金で六本木の高級クラブの飲食代を支払っていたことが判明。このクラブには “お持ち帰り事件”のホステスが勤めている。政治資金を使って不倫していたとしたら呆れるばかりだ、と報じられたことがある。
日刊ゲンダイは29日、「一緒に“ヤクをキメていた”愛人が六本木で逮捕され、取り調べで議員の名前を挙げた」と報じた。
Aの父は衆院議員。祖父は参院議員。祖母は女性初の厚生相となった。伯父には元外務相がいる。
世間ではこう言うのを“名門”と言って有り難がるが、見方を変えて別の角度から見ると、何代にもわたって私たちが汗水たらして国に治める税金で暮らしてきた連中である。
Aは何の苦労もすることなく選挙の地盤、看板、かばん(資金)の「3ばん」を引き継いだ典型的な親の七光り組である。
運動会の100メートル競走に例えると、皆はスタートラインに立つが、親の選挙区に“天下った”Aだけは50メートル先から駆け出す。これでは走る前から勝ち負けが決まっているようなものだ。
こうしてAのような世襲議員は当選を重ねる。これが、“名門”の実態である。安倍晋三もしかり、小泉進次郎もしかり、である。
知識も、能力も、見識も、そして適性がなくても、有権者が当選させてくれるのだ。どこに責任があるかこれで分かったと思う。
Shimamura Nobuo @diabites4752
自民党大阪府連会長中山泰秀氏に関わる薬物疑惑が、自民党内で大きく揺れている。
2日薬をやらないとおかしくなるほどだとも報じられている。これが解散の引き金になるか?
2017年Mar29日 13:22
http://www.asyura2.com/17/senkyo223/msg/316.html
自民党の薬物疑惑の大阪選出衆議院議員は誰?2世で大物といえば…
衝撃的なニュースが飛び込んできた。なんと自民党の議員に薬物疑惑が浮上しているというのだ。日刊ゲンダイが報じている。
国会議員は通常、会期中は逮捕されない不逮捕特権がある。その不逮捕特権が切れる国会会期終了のタイミングで、厚労省の麻取がその議員の逮捕を狙っているというのだ。
日刊ゲンダイの報道によれば、その議員の愛人が最近薬物所持で逮捕され、警察にその議員の名前を漏らしているそうだ。
永田町では、その人物について知らない人はいないそうで、周辺から漏れ出る声を考えれば、なかなか確度のたかそうなスキャンダルだ。
一体、その議員とは誰なのだろうか。
自民党の薬物疑惑の議員は誰?
日刊ゲンダイで報じられているところによれば、その人物は
・関西地盤
・有力議員
・衆議院議員
とある。
その後、この報道を受けて、独立系ネットメディアが一斉にこの件を報じ始めた。情報はさらに特定され、
・大阪選出
・2世議員
・政務三役の経験もある
とのことだ。
…もうヤツしかいないではないか…。
お騒がせ炎上クイーン上西小百合も、自分の守備範囲とばかりに火に油を注いでいる。
維新の議員については、また別の記事で情報をまとめるのでご参照いただきたいが、自民党議員については有名な話であったようだ。
特に、「2日と持たない。」という関係者のコメントには驚きだ。だが、2日ともっていないのだろうな、と思わざるを得ない働きぶりのヤツがいるではないか。
過去には女性スキャンダルも
筆者の推測が正しければ、この議員は過去に女性スキャンダルを起こしている。大物議員という報道があるものの、そこまでの大物ではない。その女性スキャンダル自体はそれほど大きく報じられたものではない。
ただ、妻子ある身でありながら都内のホステスをお持ち帰りし、週刊誌で不倫が報じられたことは事実だ。今回逮捕されたホステスが、その時のホステスと同一人物なのかもしれない。
この人物は、イスラム国に日本人が拉致され、殺害されてしまった事件の際の外務副大臣だった。その時の対応がよくなかったと批判を浴びている。
橋下とのバトルで一躍有名に
この議員が一番有名になったのは、橋下徹とのバトルだろう。議会の場で、「橋下徹の秘書が覚せい剤所持で逮捕されたのは本当か?」などと全く真偽不明の質問を橋下徹に向かって投げたことで、橋下が激怒。名誉毀損で法廷闘争を行うことになった。
橋下徹はこの議員のことを「アホボン」などと呼び、ツイッターで泥沼の炎上合戦を繰り広げたわけだが、アホボンと呼ばれる所以は薬物の使用による判断力の低下にあったのかもしれない。
安倍政権いよいよ崩壊の時か
この議員が薬物におぼれていたなどという事実は、一般国民には知る由もないことだ。一方、それは永田町においては有名な話だったらしい。
そのようなスキャンダルが今まで噴出しなかったということは、そのまま「自民党の強さ」を表していた。多かれ少なかれ、今はやりの「忖度」は存在するはずで、自民党のそこそこ有力な議員の致命的なスキャンダルなどは、大事にならないように処理されてきた可能性は多分にある。
そうした「忖度をさせる力」が今の安倍政権から失われてきた、というのがこの薬物スキャンダル疑惑の本質なのではないかと感じる。
森友問題、与党議員の致命的スキャンダルと、極めて本質的ではない問題で安倍政権は終わってしまうのだろうか。
日本という国は、「政治」が進まない。政治が行われない。
そんな印象を受けてしまう。
http://workers-magazine.com/jimin-drug/
中山泰秀の逮捕間近か?薬疑惑はアスカとの関係も…
自民党の議員に薬物疑惑が浮上しているというニュースが報じられ、大きな話題となっている。
ネット上では、すでにほとんど特定が済んでおり、ある議員の名前が浮上している。
現職の国会議員が薬物疑惑とは信じがたいが、この人物の薬物疑惑は、少々根が深そうであることも推測されるのだ。
アスカと関係があった?
中山泰秀議員は、3代にわたる政治界一家の世襲議員だ。成城大学を卒業後は、電通に入社。この経歴が「いかにも」な感じだ。その後、政治家を志し、地盤看板の力をフル動員して国会議員に当選。しかし、2009年の衆院選で落選してしまう。
その落選期間中に、中山泰秀が身を寄せていたのが「パソナグループ」だ。勘のするどい方は、ここで気づいただろう。パソナグループも、ずいぶんときな臭い人物が代表を務めている。
南部靖之という人物だ。南部靖之は、政財界に幅広く人脈を持っているのだが、その人脈を作るに至った手法がすごいのだ。
南部靖之の秘書は、美女ぞろい。頻繁に芸能人や政治家などを呼んでパーティを行うのだが、その美女たちに接待をさせるのだという。多くの国会議員が南部靖之から接待を受けたことがあるようだ。
歌手のASKAが覚せい剤で逮捕されたことは記憶に新しいが、その愛人女性は、なんと南部靖之の元秘書だったのだ。南部靖之の周りは、相当にきな臭い。
そんなパソナグループで、中山泰秀が一時期代表補佐という南部靖之の側近とも言えるポジションを務めていたわけだ。
薬物ルートがASKAと同一との説も
すでに中山議員については、永田町では噂になっている。ある議員は「彼の薬物入手ルートは二つあって、1つはすでに特定されている。」とまで語っていたようだ。
その特定された一つは、やはりASKAと同一のルートと考えるのが普通ではないだろうか。つまり、なんらか南部靖之に関係のあるルートということだ。
パソナの接待館「仁風林」で、なんらかの問題があったと推測するのが妥当だと考えられる。
逮捕は間近か?
ここまで疑惑が報じられるには、それなりのウラがあると考えられる。中山泰秀議員が逮捕される可能性は十分にあるとみてよいだろう。
国会会期中は不逮捕特権があるため、動きはないものの、6月になれば状況は変わる。その前に安倍政権としてどのように手を打つかが注目される。
しかし、政治家や財界人が集まると、ロクなことが起きない。もっと純粋に、国をよくするためのコミュニティにならないものか。
政治への失望は深まるばかりである。
http://workers-magazine.com/nakayamayasuhide/
小沢はプチエンジェル事件、安部はパソナなんだよな:
「覚醒剤」_ 日本の官僚はアメリカのハニートラップ戦略によって動かされていた
http://www.asyura2.com/0310/dispute13/msg/126.html#c35
プチエンジェル事件の真相 解決されることのない少女買春の闇 _ 皇族・政治家を中国のハニートラップにかけたプチエンジェル事件の黒幕は小沢一郎だった?
http://www.asyura2.com/0505/nihon17/msg/722.html
中山泰秀の逮捕間近か?薬疑惑はアスカとの関係も…
自民党の議員に薬物疑惑が浮上しているというニュースが報じられ、大きな話題となっている。
ネット上では、すでにほとんど特定が済んでおり、ある議員の名前が浮上している。
現職の国会議員が薬物疑惑とは信じがたいが、この人物の薬物疑惑は、少々根が深そうであることも推測されるのだ。
アスカと関係があった?
中山泰秀議員は、3代にわたる政治界一家の世襲議員だ。成城大学を卒業後は、電通に入社。この経歴が「いかにも」な感じだ。その後、政治家を志し、地盤看板の力をフル動員して国会議員に当選。しかし、2009年の衆院選で落選してしまう。
その落選期間中に、中山泰秀が身を寄せていたのが「パソナグループ」だ。勘のするどい方は、ここで気づいただろう。パソナグループも、ずいぶんときな臭い人物が代表を務めている。
南部靖之という人物だ。南部靖之は、政財界に幅広く人脈を持っているのだが、その人脈を作るに至った手法がすごいのだ。
南部靖之の秘書は、美女ぞろい。頻繁に芸能人や政治家などを呼んでパーティを行うのだが、その美女たちに接待をさせるのだという。多くの国会議員が南部靖之から接待を受けたことがあるようだ。
歌手のASKAが覚せい剤で逮捕されたことは記憶に新しいが、その愛人女性は、なんと南部靖之の元秘書だったのだ。南部靖之の周りは、相当にきな臭い。
そんなパソナグループで、中山泰秀が一時期代表補佐という南部靖之の側近とも言えるポジションを務めていたわけだ。
薬物ルートがASKAと同一との説も
すでに中山議員については、永田町では噂になっている。ある議員は「彼の薬物入手ルートは二つあって、1つはすでに特定されている。」とまで語っていたようだ。
その特定された一つは、やはりASKAと同一のルートと考えるのが普通ではないだろうか。つまり、なんらか南部靖之に関係のあるルートということだ。
パソナの接待館「仁風林」で、なんらかの問題があったと推測するのが妥当だと考えられる。
逮捕は間近か?
ここまで疑惑が報じられるには、それなりのウラがあると考えられる。中山泰秀議員が逮捕される可能性は十分にあるとみてよいだろう。
国会会期中は不逮捕特権があるため、動きはないものの、6月になれば状況は変わる。その前に安倍政権としてどのように手を打つかが注目される。
しかし、政治家や財界人が集まると、ロクなことが起きない。もっと純粋に、国をよくするためのコミュニティにならないものか。
政治への失望は深まるばかりである。
http://workers-magazine.com/nakayamayasuhide/
乳がん患者の8割は朝、パンを食べている 幕内秀夫 (著)
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B008974GBA/ref=pd_sim_351_3?ie=UTF8&psc=1&refRID=VR5CCCAY0Z1EP1T0YNKJ
もっと早く知っていれば… 投稿者 piyo 2015/9/12
女性のガンの中で患者数がもっとも多い「乳ガン」。
“食”のスペシャリストで管理栄養士の幕内秀夫氏いわく、
「乳ガンほど食事の影響が大きい病気はない」という。
食の欧米化が進んだ結果、スパゲティやサンドウィッチなどの“カタカナ食”やパン食が増え、乳ガン患者の8割以上が朝ごはんにパンを食べているというのだ。
毎日のように次から次へとパンを買う父、誰も食べないので、毎日のようにそれを一生懸命片付け食べる母。
1年のうちに、本人でもわかるくらいの大きなしこりが乳房に出来ていました。そう、乳がんです。
すぐに乳房を全摘しました。しかし1年後、肝臓へ転移した後、母は亡くなりました。
お酒もタバコも間食もせず、健康志向で、よく動き回っていたので、生活習慣が悪いわけではありませんでした。
ただ、パンだけは、せっせと食べていました。早く片付けないと腐るから…と。
また、ストレスもあったのでしょう。
そんな経緯もあったので、この本のタイトルに魅かれました。そして、この本をきっかけに、食生活を改善しようと本気で思いました。
パンを食べると自然と脂っこいものやヨーグルトなどの乳製品がもれなくついてくる。その通りです。そして、甘いものも。。。
乳がんほど、食生活に影響される病気はないそうです。カタカナ食よりひらがな食。納得です。
パスタよりうどん、そば。パンよりお米。1日2食はお米を食べること。スイーツや乳製品・コーヒーもなるべく控えること。
また、輸入小麦には、カビが生えないように、大量の防腐剤がふりかけてあると書いてあり、その事実に驚きました。
スーパーで売られている食パンは、臭素酸カリウムが問題視されていますが、それ以前に、小麦自体にも問題があったんですね。
お酒もタバコもない生活をしていても、スイーツやパン・パスタ・ピザなど、ある種ファッションとして好む女性が増えつつあるようです。
そしてそれが、乳がん患者を増やしている一因ではないかと…。この本を読んで、確信しました。
母の生存中にこの本に出合っていれば、どうなっていただろう?。それでも恐らく母は医者の言うことを聞いていたでしょう。
癌病棟へお見舞いに行った時に聞いたのですが、朝食にパンかご飯か選べるらしいのですが、乳がん患者のほとんどが、パンを選んでいたそうです。
私もつい菓子パンや乳製品・パスタに手が伸びるのですが、その都度この本を開いてはブレーキをかけています。
でも我慢するストレスも癌の最大の原因でもあるので、たまには気が緩んでもいい…と、この本にも書いてありましたし、自己嫌悪に陥らないように、調整するようにはしています。欲との戦いは、一筋縄ではいきません。。。
パンやパスタ・乳製品が好きな女性へ、ぜひ、この本を手元に置いてほしいと思います。知らないよりは、知っておいた方がいいのです。
どうか、手遅れになりませんように。
___
小沢みたいなアメリカの犬はパン食を勧めるだろうけどな
http://www.asyura2.com/17/senkyo223/msg/366.html#c2
無能として知られていた韓国の朴槿恵(パク・クネ)が、いよいよ2017年3月31日、ソウル拘置所に収監されるという事態になった。
職権乱用、強要、強要未遂、権利行使妨害、公務上の秘密漏洩、賄賂……。朴槿恵には13の容疑があるという。
朴槿恵本人はその多くを否認しているが、韓国の国民が朴槿恵の逮捕を望んでいたので抵抗は無駄だった。
韓国は法よりも国民の感情が優先される世にも奇妙な情治国家であり、国民が朴槿恵を吊し上げると決めたら朴槿恵は遅かれ早かれそうなる運命だったのだ。
もっとも、朴槿恵が大統領としての器を欠いているというのは、就任して半年もしないうちから指摘されていたので、こうなったのも本人の責任でもある。
この大統領は就任式で「経済復興」「国民幸福」「文化隆盛」の3つの約束をしたが、もちろんすべては口先ばかりであり、何ひとつ実行できなかった。
その結果、経済はめちゃくちゃになり、国民は不幸に落ちて自殺者の嵐、最後は政治が混乱して自分が逮捕されるという悲惨な結末に転がり落ちた。
減速している中国と関係を深める無能な選択
振り返って見ても、この大統領がやっていたのは、朝から晩まで反日政策ばかりだった。あちこちで日本の悪口を言って回るので、関係者の間では「告げ口外交」と馬鹿にされていた。
しかし朴槿恵は、日本を貶めるのが外交だと思い込んでいたのでそれを止めなかった。
さらに、韓国の国民も日本を貶めることに熱狂しており、その点では朴槿恵と韓国国民の意思は一致していた。最初だけ朴槿恵が評価されていたのは、その点があったからである。
しかし、日本は売国政党である民主党が下野して安倍政権に変わっていた。韓国が高圧的に日本に迫っても、日本は韓国にへりくだるような外交はしなくなっていた。
すでに日本人も韓国を突き放している。
竹島を自分たちのものだと強弁したり、慰安婦問題を何度も蒸し返したり、告げ口外交を公然と行う韓国に対して、日本人は激しい嫌悪と憎悪を韓国に抱くようになっていたのである。
つまり、朴槿恵の反日言動は日本からの謝罪と賠償を引き出すものにはならなかった。
反日以外に何もしていない朴槿恵が、その反日で成果が出せないのだから、韓国人から無能だと思われるようになったとしても不思議ではない。
同時期、朴槿恵は日本を逆恨みするあまり、経済的に減速していると分かっている中国と関係を深めることに決めた。最も悪い時期に中国に傾倒し、自分の国の成長も一緒に減速させていたのである。
あまりの経済音痴ぶりに、韓国の経済通からも朴槿恵は呆れられていた。
しかし、これだけ中国に傾斜しながらアメリカを切るようなこともできなかったので、朴槿恵の外交はどっちつかずのものになっていった。
朴槿恵はそれを「バランス外交」と言って喜んでいたが、結局はそれが朴槿恵政権の致命傷になった。
朴槿恵の外交は米中のはざまで股裂き状態になった
朴槿恵は中国が主催する2015年9月3日の「抗日戦勝70周年記念式典」に参加して、しかも中国の提唱するAIIB(アジア・インフラ投資銀行)にも積極的に参加する姿勢を見せた。
AIIBは、アメリカの覇権のドル通貨基軸に挑戦する中国の危険な試みだったが、韓国はアメリカに国防を任せながらもあっさりとアメリカを裏切るという信じがたい行為を行っていた。
AIIBを機に、オバマ政権も中国を敵国であると認識するようになり、今まで中国をG2とおだてていたオバマ大統領もさすがに中国を仮想敵国と見るようになった。
アメリカが朴槿恵にTHAAD(高高度ミサイル防衛システム)を配備せよと強く迫るようになったのはその頃からである。
この防衛システムは、表向きは北朝鮮からの脅威に対抗するものであると説明されている。しかし、アメリカが中国を牽制するために韓国に配備を求めているのは一目瞭然だった。
だから、中国は朴槿恵に対して激しく「サードを配備するな」と圧力をかけて、朴槿恵の外交は米中のはざまで股裂き状態になってしまった。
中国とアメリカの両方に取り入って利用しようとしたツケが米中の対立で一気に目論見が外れてしまった。バランス外交はまったく機能しておらず、全世界から「コウモリ外交」と言って馬鹿にされた。
これが朴槿恵のやっていたことだ。思慮が浅く、行き当たりばったりで、見栄ばかり優先したので、朴槿恵のやっていることはすべてが裏目に出た。
いったい、なぜこれほど無能なのかと韓国人は嘆いたが、蓋を開けてみれば驚くべき事実が発覚した。
朴槿恵の背後に政治経済に秀でた一流のブレーンがいたわけではなく、単なる占い師もどきの崔順実(チェ・スンシル)という女が操っていたのである。
占い師が朴槿恵に適当に助言して、自分たちが私腹を肥やしていた。そして、朴槿恵は言われたことを忠実に実行していたのだった。これでは国が滅んでも不思議でも何でもない。
それが無能大統領である朴槿恵の真の姿だったのである。
いずれは韓国が割れて軍事クーデターも起きる?
韓国の国民は、もう自国が立ちゆかないのではないかと薄々と気付くようになっている。
2017年3月16日、産経新聞は韓国銀行の発表をなぞる形で、「2016年末の韓国の家計負債が約133兆円にまで膨らんでいる」という記事を上げた。
これは統計を取り始めてから最大規模の負債であると言われている。どういうことなのかというと、今や韓国の国民は借金をしまくって生きているということだ。
借金をしまくってやりくりできるのは、GDPが成長しているときだけだ。国としての成長は必須なのである。しかし、朴槿恵は経済を減速させて何の対策も打てなかった。
経済が減速すれば、当然のことながら不動産価格も下がっていく。韓国も日本と同じく高齢化社会だが、そんな社会で不動産がこれからも右肩上がりであるわけがない。
韓国の国民は借金を増やすだけ増やして、最後には不動産価格の崩壊ですべてを吹き飛ばすことになる。借金で首が絞まって生き残れない。
すでに自分の首を絞めて死んでいく人も、韓国では異様なまでに増えている。
韓国は朴槿恵以前から「世界で2番目に国民の自殺が多い国」と言われていたが、朴槿恵は現状をまったく変えることができなかったばかりか、むしろ悪化させた。
韓国人は貯金が少なく、借金が多く、生活はその日暮らしを強いられる人が多い。そのため、高齢者になると生活が破綻する確率が高い。
そのため、高齢者が公園で売春するような光景すらも見られるのである。
(「バッカスおばさん」と呼ばれる韓国の高齢売春婦の地獄)
https://www.bllackz.net/blackasia.php/content/20170220T0255090900.html
しかし朴槿恵は何ひとつ有効な手を打つこともなく、ただ単に朝から晩まで「日本が悪い、日本のせいだ、日本は謝れ」と叫び続けていた。
朴槿恵が大統領を罷免されても誰も驚かない。それくらい無能であることは明白なる事実だった。
しかし、こんな無能な大統領が去って韓国は復活できるのかと言えばそうでもない。次はもっと無能な大統領が出現する可能性が高まっている。
(日本と韓国の関係は今後はもっとこじれ、最悪の結果を生む)
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2017/02/blog-post_15.html
韓国はどんどん崩壊していく。北朝鮮もそれに付け込んでおり、いずれは韓国国内が割れて軍事クーデターが起きてもおかしくない情勢に追い込まれるだろう。
どのみち韓国では反日が続く。日本は「非韓三原則」を取り入れ、韓国とは国交断絶をするのが最も最適な外交となる。安倍政権は一刻も早く、真の外交に向けて動くべきだ。
逮捕された朴槿恵。反日しかできなかった無能大統領のなれの果て。この大統領が去った後も、韓国では反日の人間が大統領になる。日本は関わるべきではない。
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2017/03/20170331T1531400900.html
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/334.html#c81
2017年03月31日 松浦 新 :朝日新聞経済部記者 東洋経済
富裕層や大企業を優遇し、庶民は重い税金や保険料の負担に追われる国、ニッポン。ただでさえ雇用の非正規化や成果主義の賃金で格差が広がっているのに、政府がさらに輪をかけて低所得層を「税金地獄」に追い込んでいる。朝日新聞経済部が紙面連載をベースにまとめ、筆者も執筆者の1人として名を連ねる『ルポ 税金地獄』で指摘している問題点の1つが税の「抜け穴」だ。
■富裕層の間で注目を集めた「ふるさと感謝券」
富裕層は、抜け穴の情報には敏感だ。そのひとつが「ふるさと納税」である。
房総半島の中央にある人口約1万人の千葉県大多喜町。徳川家康の忠臣、本多忠勝が城主となった大多喜城が観光のシンボルだが、最近はふるさと納税でもらえる金券の「ふるさと感謝券」が富裕層の間で注目を集めた。町は2014年12月に返礼品として金券を贈り始め、2015年度の寄付額は前年度の40倍近い18億5500万円と急増した。うち96%が金券を求める寄付だった。
2016年4月末の大型連休中に町を訪ねた。町の中心部にあるスーパー「いなげや」に行くと、夫婦が買い物カートを連ねて、4つのかごに山盛りの買い物をしていた。レジで取り出したのは分厚い「ふるさと感謝券」の束だった。
取材するうちに、感謝券で自動車を買う人までいることがわかった。200万〜700万円の新車を数台、全額感謝券で売ったという町内の自動車販売業者は、販売の実態をこう話した。
「新車や高級タイヤが売れました。大量の感謝券を持っている方は、タケノコや椎茸で500万円分使うわけにはいきません。期限内に消費しないと紙くずになります。枚数が多くて数えるのが大変でした」
感謝券は寄付額の7割相当が贈られる。700万円の感謝券を使う人がいたということは、1000万円の寄付をしたか、インターネットのオークションなどを通じて、額面よりも割安に買い集めたということだ。
2016年10月、横浜市中区の赤レンガ倉庫のイベント広場で開かれた「ふるさと納税大感謝祭」には、全国61市町村の「出店」が軒を並べ、「地方物産展」の様相となった。ふるさと納税の返礼品を選びながら寄付の手続きもすることができるインターネットのサイト「ふるさとチョイス」を運営するトラストバンクが2日にわたって開催した。
初日は午前10時のオープンとともに、待ちかねた来場者が会場になだれ込み、足の踏み場もないぐらいの盛況になった。中でも行列ができたのは、宮崎県都城市のコーナーだった。持ち込んだホットプレートで焼いた人気の宮崎牛が試食でき、紙コップで焼酎の「白霧島」を試飲できる。
2015年度のふるさと納税の寄付額が約42億3000万円で首位となった都城市の人気の高さを見せつけたが、会場がある横浜市は逆に、2015年度のふるさと納税による市民税の流出が約31億5000万円、市民が払う県民税の減額が約21億円と、いずれも全国一多かったので、皮肉な光景だった。
都城市は、「宮崎牛サーロインブロック」や地元でつくる芋焼酎「1年分365本(1本1.8リットル)」などが売りだ。その特集サイトでは、通販のカタログ感覚で豪華商品を選ぶことができる。
焼酎1年分は、100万円以上を寄付した人が対象だ。この金額を減税対象とできるのは、給与収入の場合だと年間3000万円を超え、多額の所得税と住民税を納めている高所得者だ。100万円を寄付すると、2000円の自己負担を除いた99万8000円が減税され、小売価格で60万円超にあたる焼酎1年分がもらえる。同市によると、「忘年会でふるまいたい」などと、経営者や医師らがこの返礼品を選んだという。
返礼品競争の実態を調べるため、ふるさと納税による2015年度の寄付の受け入れ額から2016年度の市町村税の減額分を引いた市町村の「収支」を計算した。
すると、全国1741自治体のうち「黒字」は1216自治体で計約1473億円にのぼった。ただし、黒字額でも42億1000万円と1位の都城市など上位の10自治体に黒字の19%、100自治体に黒字の63%が集中しており、一部の市町村が寄付をかき集めている姿が浮かび上がった。一方、「赤字」の自治体は都市部に多く、横浜市が約28億円、名古屋市が約18億円、東京都世田谷区が約16億円などと続いた。
■「法人なり」による節税
個人と法人にかかる税率の違いが広がっているため、実態は個人の事業なのに法人を作る「法人なり」と呼ばれる節税方法も広がっている。
個人の所得にかかる所得税の最高税率が2015年から上がり、年収で4000万円を超える所得には45%の税率がかかっている。所得税の最高税率は2007年にも上がり、年収1800万円を超える所得に40%がかかる。一方、安倍政権の経済政策アベノミクスで法人実効税率は下がり、2016年度に29.97%と、20%台になった。
こうなると、個人の所得よりも法人の所得にしたほうが有利と考える人が増える。その結果で増えたと見られているのが、株式会社より簡単に立ち上げられる「合同会社」だ。法務省によると、合同会社の設立数は2010年の約7000社から、2016年は約2万4000社と、3.1倍に増えた。
合同会社は2006年にできた新しい会社形態で、少ないおカネで設立でき、決算公告の義務もないため、ベンチャー向きとされる。だが、税理士の間では「節税に使う個人事業者が多い」とみられている。
東京23区内で5棟のアパートを経営する男性(65)もその1人だ。2015年春に合同会社をつくり、個人経営から法人経営に切り替えた。
男性の2014年の年収は家賃収入と年金で6200万円ほど。そこから清掃費などの経費をさし引いた「所得」に所得税がかかっていた。所得が多くなるほど所得税率は上がるので、男性の所得の一部には最高税率(当時)の40%が適用された。住民税などを含めた納税額は約750万円にのぼった。
法人経営にすると、中小法人にあたる男性の会社の法人税率は21%余りで済む。自分や「社員」にした妻の給与、会社名義の生命保険なども経費にでき、法人としての納税額は90万円足らず。夫婦の給与への所得税を加えても納税額は約330万円。400万円超の節税になる。
■貧しいほど負担感が重い
一方、庶民には消費税や国民健康保険税といった貧しいほど負担感が重い逆進的な税がのしかかっている。
消費税が増税されても現役世代の給料は追いつかず、消費税が8%に上がった2014年度の実質賃金は3.0%も下がった。消費税が導入される前の春闘で、政府が経済界に異例の賃上げを要請し、春闘では2%を超える賃上げが実現されたという声が労使から出ていたが、実際は違った。労使が「賃上げ」と呼んでいるものは先輩の給料に追いつくための「定期昇給」を含んだもので、ベースアップ分はわずかしかないためだ。そのわずかなベースアップは消費増税に追いつかず、実質賃金は大幅なダウンとなっている。
実は、実質賃金の低下は2011年度から2015年度まで、5年も続いた。2015年度の国民の実質賃金は2010年度より5.3%も減った。給料が減ったり、消費増税で負担が増えたりして、給料で買えるものがこんなに減ったということだ。これに加えて、サラリーマンが加入する国の年金である厚生年金の保険料は毎年上がり、高齢化にともなって健康保険も介護保険も上がっている。国民の可処分所得がこんなに減っていて、今後増えるどころかさらに減る見通ししか示されていない状況で、消費が増えるはずがない。
首都圏の私鉄駅前。店を構えて50年余りの青果店も、初めて消費税を滞納した。2015年2月末が納付期限だった消費税約70万円を1年間の分納にしてもらった。
2014年3月は日に400人だった客が増税後は300人ほどに減った。
青果店の社長(79)は客の敏感さをこう話す。
「値札を税抜きにしているためでしょうか、今も1日に何人か、レジを打った後で『これ買うのやめます』と言う人がいるんですよ」
全盛期は客が毎日1000人を超えたが、大型店に流れてじわじわと減り、経営が苦しくなった。10年ほど前から売れ残りの自家消費を除いて給与を返上し、逆に自分の蓄えを会社につぎ込んで経営を維持している。会社への貸付残高は1億円を超えた。
5年ほど前からは月15万円の年金を会社の支払いに充てている。一緒に店を切り盛りする息子には給料を遅配することもある。生活費は妻の年金が頼りだ。
■先進国として恥ずかしい事態
国税庁がまとめた税金の滞納状況によると、2015年度の消費税の新たな滞納額は4396億円と、前年度比で33%増えた。2014年度も同17%増えたが、さらに大きく増えている。所得税や法人税の滞納額はほぼ横ばいなので、消費税の滞納増は税率が8%に上がった影響が出てきた結果とみられる。
国は税や社会保険料を集めて、困っている人に「再分配」をする。経済活動による所得の偏りを修正するためだ。日本の高度成長期からバブル期にかけては、「一億総中流」といわれるぐらい格差を意識することが少ない社会だった。ところが、バブル崩壊から20年余りがたち、再分配をした後の年間所得の世帯分布を見ると、ボリュームゾーンは300万円台から200万円台に下がり、厚みも増している。
この結果、日本では再分配の前と後で貧困率を比べると、勤労者や子供のいる世帯で再分配後のほうが貧困率は上がる逆転現象が起きている。これは、経済協力開発機構(OECD)の加入国で唯一の現象で、先進国として恥ずかしい事態だ。
http://www.asyura2.com/17/hasan120/msg/593.html
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/562.html#c21
【施光恒】黄門様に期待!From 施 光恒(せ・てるひさ)@九州大学
https://38news.jp/politics/10279
テレビ時代劇の「水戸黄門」が今年10月から復活するそうですね。
前作は2011年に終わったので、6年ぶりの復活です。
主演は武田鉄矢。博多弁交じりの黄門さまになるのではないかと少々心配です。
残念ながら地上波ではなく、衛星(BS-TBS)のようですが、視聴率がよければ地上波に移ることもあるでしょうね。
私は結構、時代劇好きですので楽しみです。また、いまの世の中こそ、水戸黄門のような勧善懲悪型の時代劇の復活が必要なのではないかと思います。
というのは、このところ、黄門さまご一行に吟味してほしい悪辣な事柄が、悲しいかな、増えてきているように思います。
新しい水戸黄門では、ぜひ次のような設定の回を作ってほしいです。そして、黄門さまに「助さん、格さん、懲らしめてやりなさい!」と言ってもらいたいものです。
● 悪徳南蛮商人と癒着して、天下のご政道を捻じ曲げ、博打を解禁し、ご法度だったはずの賭場を江戸や上方、長崎などに大々的に作り、一般庶民からカネを巻き上げようとする役人や商人をとっちめる回
● 莫大な口銭(手数料)を懐に入れるために、やはり天下のご政道を捻じ曲げ、ルソン辺りの婦女子の貧しさに付け込み、江戸や上方、相模などに彼女らを送り込んで女中奉公をさせようとたくらむ悪辣な口入屋やそれと結託する役人を成敗する回
以上の例もそうですが、水戸黄門をはじめとする時代劇でかつてよく見られた悪役は、強欲な商人、ならびに強欲商人と癒着する役人でした。そして、強欲商人と役人が結託して庶民を苛めている状況に主人公が気づき、懲らしめるという話が多かったのです。
こうした悪辣な商人・役人連合は、私のみるところ、現在の日本に、はびこっています。ですが、時代劇が少なくなったからでしょうか、世間は、こうした財界と政界の癒着に鈍感になってしまったようです。あまり問題視しなくなっていると思えてなりません。
例えば、企業担当制です。
(内閣府の「企業担当制」についてのサイト)
http://www.invest-japan.go.jp/investment_advisor_assignment_system/index.html
「企業担当制」とは、以前も本メルマガで取り上げたことがありますが、「海外から日本に重要な投資をする企業には、安倍内閣の副大臣や政務官を相談相手につける」という制度です。
(下記のリンク先は「企業担当制」を批判した私のメルマガ記事です。施 光恒「『企業担当制』という約束」2015年4月3日付『「新」経世済民新聞』)
https://38news.jp/archives/05453
つまり、外国企業からさまざまな要望を直接聞き、進出しやすいように各種の便宜をはかるというものです。悪く言えば、各省庁のナンバーツークラスを担当者としてつけ、グローバル企業の御用聞きをしようとするものです。
これ、普通に考えれば、おかしな話ですよね。あからさまに日本の政権の高級幹部とグローバル企業が結託し、グローバル企業に様々な便宜をはかりますよ、ということですから。
もちろん海外からの投資が増えれば、国内に雇用が生まれ、経済が活性化することもなきにしもあらずです。
しかし、当然ながら、外国企業の利益と日本の一般国民の利益は、必ずしも一致するとは限りません。むしろ、両者は乖離してしまう場合が多いのです。
言うまでもなく、グローバルな企業や投資家は、日本国民の生活の安定や福祉、日本の社会や経済の長期的発展などに特段の関心を持ちません。端的に自分たちの利益のみを追求してきます。
例えば、外国企業からすれば、日本に進出する際、労働法制は、なるべく緩い方が望ましいのです。従業員のリストラはしやすいほうがいいですし、残業代もできれば払いたくないでしょう。社会保障費の会社負担が少ないことも望むはずです。法人税率も低いにこしたことはありません。
賃金も安いほうがいいので、日本が外国人労働者や移民を大規模に受け入れてくれた方が有難いのです。
各種の安全基準や環境基準、健康基準も、なるべく緩いほうがグローバル企業にとってビジネスしやすく望ましいのです。
このように、グローバル企業の利益と日本の国民一般の利益とは、多くの場合、一致しません。それなのに、政府の高級幹部が、グローバル企業の要望を直接的に聞き、便宜を図る体制を作ってしまって大丈夫なのでしょうか。
企業担当制はすでに始まっており、現在では、実際にいくつかのグローバル企業に日本政府の高級幹部が担当者(御用聞き)としてついています。
次のようなグローバル企業です。
IBM(情報システム)、エア・リキード(化学)、ジョンソン・エンド・ジョンソン(医療機器)、スリーエム(化学)、デュポン(化学)、ファイザー(医薬品)、フィリップス(医療機器)、マイクロンテクノロジー(半導体)、メルク(医薬品)といった外国企業です。
(詳細は下記の内閣府HPのなかほどの【公募結果】のところの「対象企業」というPDFファイルをご覧ください)。
http://www.invest-japan.go.jp/investment_advisor_assignment_system/index.html
例えば、このファイルによりますと、ジョンソン・エンド・ジョンソンやファイザー、フィリップス、メルクといった医薬品や医療機器関連の企業の場合、厚生労働省の副大臣が「担当者」としてつくようです。
こうしたグローバル企業は、日本でビジネスしやすいように、日本の各種規制やルールを緩和もしくは撤廃するように担当者である副大臣に要求することになります。
医薬品や医療機器のグローバル企業の担当者としてつくのが、経産省の副大臣ならまだ理解できないことはないですが、厚労省の副大臣であることに非常に大きな懸念を覚えます。
厚労省とは、本来、日本国民全体の健康や安全を長期的観点から守るためにあるはずです。
そうであるはずなのに企業担当制の下では、厚労省は、実際のところ外国の医薬品メーカーや医療機器メーカーの声を直接的かつ優先的に聞き、便宜をはかる存在となってしまっていないのか大いに心配です。
近い将来、例えば、薬や医療機器の価格決定システムや著作権保護に関して、国民一般にではなく、グローバル企業のほうにもっぱら有利な規制緩和やルール変更が行われたりする恐れはないのでしょうか。
こうした懸念は、ごく普通のものだと思うのですが、政府は、あまり自覚がないようです。つい先日(3月27日)も、外務省、内閣府、経産省などが主催した「日米欧ビジネスセミナー――双方向の投資拡大が切り拓く日米欧経済関係の新時代」という会合で、政府の幹部は、グローバル企業関係者の前で「企業担当制」を宣伝し、日本に投資するように呼び掛けていました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/ecm/oecd/page22_002792.html
近い将来、例えば、モンサント社と農水省の副大臣が直結してしまい、様々な規制緩和やルール変更が行われていく――などというあまり考えたくない事態も生じるのかもしれません…
企業担当制以外でも、もっと素朴にまずいのではないかと思われる事案でさえも、最近では、あまり問題にされないようですね。
例えば、よく知られているように(私もかつて問題にしましたが)、竹中平蔵氏は、外国人家政婦の受け入れ解禁に非常に熱心でした。。
(施 光恒「『外国人家政婦』は日本人の倫理観に合うのか?」『産経ニュース』2014年6月5日付)
http://www.sankei.com/economy/news/140605/ecn1406050001-n1.html
竹中氏が委員として名を連ねる国家戦略特区諮問会議の強い働きかけもあり、結局、神奈川や大阪などでは、外国人家政婦の受け入れは実現してしまいました。今後、東京にも広がるようです。
そして、外国人家政婦を受け入れ、派遣するビジネスを行う業者の一つとして認定されたのは、竹中氏が取締役会長を務める人材派遣大手パソナです。
(「フィリピン人家事代行、4時間1万円 パソナが入社式」『日本経済新聞』2017年3月21日付)
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ21HA3_R20C17A3000000/
(「外国人家政婦、東京にも 都が家事代行6社認定」『産経ニュース』2017年2月23日付)
http://www.sankei.com/politics/news/170223/plt1702230016-n1.html
企業と政治とのこうした密接な関係というのは、いいんでしょうかね…。本当に、公正だといえるのでしょうか。日本国民一般のことを考えた政策決定が行われているのでしょうか。
(´・ω・`)
新しい水戸黄門では、ぜひこうした癒着構造を取り上げ、痛烈に風刺してもらいたいものです。
そして、マスコミにしろ、われわれ国民一般にしろ、きちんと監視していかなかればなりませんね。
https://38news.jp/politics/10279
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/301.html#c68
テレビ時代劇の「水戸黄門」が今年10月から復活するそうですね。
前作は2011年に終わったので、6年ぶりの復活です。
主演は武田鉄矢。博多弁交じりの黄門さまになるのではないかと少々心配です。
残念ながら地上波ではなく、衛星(BS-TBS)のようですが、視聴率がよければ地上波に移ることもあるでしょうね。
私は結構、時代劇好きですので楽しみです。また、いまの世の中こそ、水戸黄門のような勧善懲悪型の時代劇の復活が必要なのではないかと思います。
というのは、このところ、黄門さまご一行に吟味してほしい悪辣な事柄が、悲しいかな、増えてきているように思います。
新しい水戸黄門では、ぜひ次のような設定の回を作ってほしいです。そして、黄門さまに「助さん、格さん、懲らしめてやりなさい!」と言ってもらいたいものです。
● 悪徳南蛮商人と癒着して、天下のご政道を捻じ曲げ、博打を解禁し、ご法度だったはずの賭場を江戸や上方、長崎などに大々的に作り、一般庶民からカネを巻き上げようとする役人や商人をとっちめる回
● 莫大な口銭(手数料)を懐に入れるために、やはり天下のご政道を捻じ曲げ、ルソン辺りの婦女子の貧しさに付け込み、江戸や上方、相模などに彼女らを送り込んで女中奉公をさせようとたくらむ悪辣な口入屋やそれと結託する役人を成敗する回
以上の例もそうですが、水戸黄門をはじめとする時代劇でかつてよく見られた悪役は、強欲な商人、ならびに強欲商人と癒着する役人でした。そして、強欲商人と役人が結託して庶民を苛めている状況に主人公が気づき、懲らしめるという話が多かったのです。
こうした悪辣な商人・役人連合は、私のみるところ、現在の日本に、はびこっています。ですが、時代劇が少なくなったからでしょうか、世間は、こうした財界と政界の癒着に鈍感になってしまったようです。あまり問題視しなくなっていると思えてなりません。
例えば、企業担当制です。
(内閣府の「企業担当制」についてのサイト)
http://www.invest-japan.go.jp/investment_advisor_assignment_system/index.html
「企業担当制」とは、以前も本メルマガで取り上げたことがありますが、「海外から日本に重要な投資をする企業には、安倍内閣の副大臣や政務官を相談相手につける」という制度です。
(下記のリンク先は「企業担当制」を批判した私のメルマガ記事です。施 光恒「『企業担当制』という約束」2015年4月3日付『「新」経世済民新聞』)
https://38news.jp/archives/05453
つまり、外国企業からさまざまな要望を直接聞き、進出しやすいように各種の便宜をはかるというものです。悪く言えば、各省庁のナンバーツークラスを担当者としてつけ、グローバル企業の御用聞きをしようとするものです。
これ、普通に考えれば、おかしな話ですよね。あからさまに日本の政権の高級幹部とグローバル企業が結託し、グローバル企業に様々な便宜をはかりますよ、ということですから。
もちろん海外からの投資が増えれば、国内に雇用が生まれ、経済が活性化することもなきにしもあらずです。
しかし、当然ながら、外国企業の利益と日本の一般国民の利益は、必ずしも一致するとは限りません。むしろ、両者は乖離してしまう場合が多いのです。
言うまでもなく、グローバルな企業や投資家は、日本国民の生活の安定や福祉、日本の社会や経済の長期的発展などに特段の関心を持ちません。端的に自分たちの利益のみを追求してきます。
例えば、外国企業からすれば、日本に進出する際、労働法制は、なるべく緩い方が望ましいのです。従業員のリストラはしやすいほうがいいですし、残業代もできれば払いたくないでしょう。社会保障費の会社負担が少ないことも望むはずです。法人税率も低いにこしたことはありません。
賃金も安いほうがいいので、日本が外国人労働者や移民を大規模に受け入れてくれた方が有難いのです。
各種の安全基準や環境基準、健康基準も、なるべく緩いほうがグローバル企業にとってビジネスしやすく望ましいのです。
このように、グローバル企業の利益と日本の国民一般の利益とは、多くの場合、一致しません。それなのに、政府の高級幹部が、グローバル企業の要望を直接的に聞き、便宜を図る体制を作ってしまって大丈夫なのでしょうか。
企業担当制はすでに始まっており、現在では、実際にいくつかのグローバル企業に日本政府の高級幹部が担当者(御用聞き)としてついています。
次のようなグローバル企業です。
IBM(情報システム)、エア・リキード(化学)、ジョンソン・エンド・ジョンソン(医療機器)、スリーエム(化学)、デュポン(化学)、ファイザー(医薬品)、フィリップス(医療機器)、マイクロンテクノロジー(半導体)、メルク(医薬品)といった外国企業です。
(詳細は下記の内閣府HPのなかほどの【公募結果】のところの「対象企業」というPDFファイルをご覧ください)。
http://www.invest-japan.go.jp/investment_advisor_assignment_system/index.html
例えば、このファイルによりますと、ジョンソン・エンド・ジョンソンやファイザー、フィリップス、メルクといった医薬品や医療機器関連の企業の場合、厚生労働省の副大臣が「担当者」としてつくようです。
こうしたグローバル企業は、日本でビジネスしやすいように、日本の各種規制やルールを緩和もしくは撤廃するように担当者である副大臣に要求することになります。
医薬品や医療機器のグローバル企業の担当者としてつくのが、経産省の副大臣ならまだ理解できないことはないですが、厚労省の副大臣であることに非常に大きな懸念を覚えます。
厚労省とは、本来、日本国民全体の健康や安全を長期的観点から守るためにあるはずです。
そうであるはずなのに企業担当制の下では、厚労省は、実際のところ外国の医薬品メーカーや医療機器メーカーの声を直接的かつ優先的に聞き、便宜をはかる存在となってしまっていないのか大いに心配です。
近い将来、例えば、薬や医療機器の価格決定システムや著作権保護に関して、国民一般にではなく、グローバル企業のほうにもっぱら有利な規制緩和やルール変更が行われたりする恐れはないのでしょうか。
こうした懸念は、ごく普通のものだと思うのですが、政府は、あまり自覚がないようです。つい先日(3月27日)も、外務省、内閣府、経産省などが主催した「日米欧ビジネスセミナー――双方向の投資拡大が切り拓く日米欧経済関係の新時代」という会合で、政府の幹部は、グローバル企業関係者の前で「企業担当制」を宣伝し、日本に投資するように呼び掛けていました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/ecm/oecd/page22_002792.html
近い将来、例えば、モンサント社と農水省の副大臣が直結してしまい、様々な規制緩和やルール変更が行われていく――などというあまり考えたくない事態も生じるのかもしれません…
企業担当制以外でも、もっと素朴にまずいのではないかと思われる事案でさえも、最近では、あまり問題にされないようですね。
例えば、よく知られているように(私もかつて問題にしましたが)、竹中平蔵氏は、外国人家政婦の受け入れ解禁に非常に熱心でした。。
(施 光恒「『外国人家政婦』は日本人の倫理観に合うのか?」『産経ニュース』2014年6月5日付)
http://www.sankei.com/economy/news/140605/ecn1406050001-n1.html
竹中氏が委員として名を連ねる国家戦略特区諮問会議の強い働きかけもあり、結局、神奈川や大阪などでは、外国人家政婦の受け入れは実現してしまいました。今後、東京にも広がるようです。
そして、外国人家政婦を受け入れ、派遣するビジネスを行う業者の一つとして認定されたのは、竹中氏が取締役会長を務める人材派遣大手パソナです。
(「フィリピン人家事代行、4時間1万円 パソナが入社式」『日本経済新聞』2017年3月21日付)
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ21HA3_R20C17A3000000/
(「外国人家政婦、東京にも 都が家事代行6社認定」『産経ニュース』2017年2月23日付)
http://www.sankei.com/politics/news/170223/plt1702230016-n1.html
企業と政治とのこうした密接な関係というのは、いいんでしょうかね…。本当に、公正だといえるのでしょうか。日本国民一般のことを考えた政策決定が行われているのでしょうか。
(´・ω・`)
新しい水戸黄門では、ぜひこうした癒着構造を取り上げ、痛烈に風刺してもらいたいものです。
そして、マスコミにしろ、われわれ国民一般にしろ、きちんと監視していかなかればなりませんね。
https://38news.jp/politics/10279
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/711.html#c50
脱北女性、北朝鮮軍隊内の性的暴力を暴露 「人権侵害と気づかない」2015年04月28日
北朝鮮の軍隊内で、女性軍人に対する性的暴行が横行している実態を脱北女性が明らかにした。
ボイス・オブ・アメリカ(VOA)韓国版によると、脱北女性団体の「ニューコリア女性連合」(本部=ソウル)が最近、北朝鮮で7年以上の軍歴のあった脱北女性らの記者会見を開き、こうした内情を明らかにした。
「労働党入党」をエサに誘い出し性的暴行
記者会見に臨んだキム・ジンミさんは、北朝鮮の人民保安省で7年間勤務した経歴のある元軍人だ。軍隊内の朝鮮労働党副書記から「労働党に入党させてやる」と言われ、「金日成同志革命思想研究室」に呼び出されて性的暴行を受けたと証言した。
北朝鮮では労働党に入党できれば、昇進や配給面で有利な扱いが期待できる。また、思想研究室は容易に出入りできない神聖な場所とされており、それを悪用して性的嫌がらせや暴行が行われることが多いと言う。
幹部家庭の子女たちは、2〜3年だけ軍に勤務し、その経歴を武器に大学や幹部養成学校に進学できる。しかし、キムさんは一般家庭出身であり10年間勤務しなければならないので、上官からの性的暴行も告発できず、されるがままだった。
人権の概念すら知らない北朝鮮の人々
北朝鮮の空軍司令部上尉(大尉)として12年間勤務したパク・ヒスンさんも、軍隊内で性的暴行が頻繁に起こっていると証言した。
北朝鮮の軍役は男性で13年、女性で10年という長期間にわたる。軍隊内の恋愛は当然のごとく禁止されており、それが性的暴力の横行を誘ってもいるという。
ただし、北朝鮮には「性的暴力」という言葉すらない。パクさんが、自分が受けた被害が人権侵害だと気づいたのは脱北して韓国に来てからだった。
また、性的暴行が明らかになっても、加害者男性は罰せられない。逆に、被害女性が妊娠した場合は「生活除隊(不名誉除隊)」になる。
その後、実家に帰っても「悪いことをしたのでは?」と後ろ指をさされる。もちろん、上官から性的暴行を受けたとは口が裂けても言えない。
しかし、北朝鮮の女性たちは、そもそも「人権とは何か?」という概念すら知らないことから、何をされても「人権侵害」だとは気づかない厳しい現実がある。
http://dailynk.jp/archives/40854?ky=yh0330bu
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/906.html#c17
機関銃でズタズタに…金正日氏に「口封じ」で殺された美人女優の悲劇 2017年03月19日
北朝鮮の最高指導者だった故金正日総書記は、派手な女性遍歴で知られる。明らかになっているだけでも5人の女性が彼の妻(あるいは愛人)となり、うち4人が彼の子どもを生んでいるが、妻たち以外に何人の女性と関係を持っていたかについては、推測に基づく数字すら出ていない。
しかし、世間によく知られた人物もいる。絶世の美女と言われた女優の禹仁姫(ウ・イニ)氏がそうだ。
著名な脚本家である夫のリュ・ホソンとの間に2人あるいは3人の娘をもうけていた彼女は、非常に開放的な性格の女性だったという。
日本出身の男
そして、高級幹部や裕福な日本からの帰国者たちの間では、彼女と様々な男性の噂が絶えなかった。
60〜70年代、北朝鮮映画界にトップスターとして君臨していた禹仁姫(ウ・イニ)氏の愛人の1人が、日本出身の帰国者で、平壌市普通江(ポトンガン)区域新原洞(シノンドン)に住んでいたA氏だ。彼の父親は在日本朝鮮人総連合会系の商工団体幹部だった。
一説によると、父親はトラブルメーカーだった息子の性根を叩き直したい一心で、金日成主席に頼み込み、A氏を北朝鮮に送り込んだと伝えられている。
すべてを「酒と女」に
一方、脱北者で、朝鮮日報の記者を務めた姜哲煥(カン・チョラン)氏はA氏の「ドラ息子説」を否定している。
京都に住んでいた姜氏の家族は、A氏と同じ船に乗って帰国した縁で親しく付き合い、とくに姜氏の伯父は、金日成総合大学哲学科でA氏と同期だったという。A氏は誠実かつ勉強熱心で、誰よりも北朝鮮での暮らしに適応していたと姜氏は語っている。
ところが、父親が甘やかしたからか、北朝鮮での暮らしが予想以上にストレスの強いものだったからか、A氏は徐々に堕落していったという。金日成氏からもらった平壌市内の高給マンションに住み、父親から送られてくる生活費はすべて酒と女に費やしていた。
「高級服」で誘い出す
金日成氏はより多くの外貨を確保するために、日本からの帰国者に限り、自家用車の所有を認めた。A氏は父親のカネで買ったベンツを乗り回していた。また、彼の父親が、北朝鮮の放送設備を最新式の日本製に入れ替えたことへの褒美として、A氏は朝鮮中央テレビの技術部長のポストに就けられた。放送技術については全くの門外漢だったにもかかわらずだ。
A氏は1980年2月、外貨商店で売られていた高級服をネタにして禹仁姫氏を誘い出した。そして2人は、中央テレビの駐車場に停めたベンツの車内で事におよんだ。事はあっさりと終わり、2人はヒーターをつけっぱなしにした状態で眠り込んでしまった。
翌朝、A氏が姿を見せないことに気づいた局員が表に出た。そして、駐車場に停められた車の中で、半裸のA氏が死んでいるのを発見した。隣にいた禹仁姫氏は、病院に運ばれ、なんとか一命をとりとめた。
A氏の父親は「うちの息子を生きて返せ。さもなくば資金提供をやめる」と言って激怒したと伝えられている。
父にバレるのを恐れ
健康を取り戻した禹仁姫氏は、取り調べを受けることになった。
ところが彼女の口からはは、それまでに関係を持ったという党、軍、撮影所の幹部ら数十人の名前が次から次へと出てきた。そして、「金正日同志に会わせてほしい」と繰り返し懇願した。金正日氏の名前を出せば、彼が助けてくれると思ったのだろう。
一方の金正日氏は、禹仁姫氏との関係が父である金日成氏にバレることを恐れていた。同時に成尢ヤ氏と高ヨンヒ氏も、放っておけばいつ禹仁姫のようなことをするかわからないと考えるようになった。
後継者に指名され、多忙を極めていた彼は、3人の女性を「管理」するのは無理だと考えたのだ。
恐怖に駆られた金正日氏は禹仁姫氏を処刑することにした。そして、それをほかの2人の女性に見せれば、恐ろしくなり、おとなしくするだろうと考えたのだ。
禹仁姫氏は「浮華罪(スキャンダル罪)」という罪状で、映画界や芸術関係者が見守る中で銃殺された。
姜哲煥氏は、韓国の朝鮮日報の記事に、次のように記している。
実際にこの処刑を目撃した脱北者が2人いる。ダンサーのシン・ヨンヒと北朝鮮第2科学出版社政治扇動部で記者を務めていたキム・ギルソンだ。
何のことかわからないまま集められた人々は、禹仁姫氏の姿を見て唖然とした。やがて「裁判」の名の下に罪状の読み上げが始まり、彼女は、夫と娘の目の前で自動小銃で銃殺された。あまりに酷い有様に、夫と娘はそれから数日、魂が抜けたようにぼーっとしていたという。
禹仁姫氏の娘のその後について詳細はわかっていないが「私は党を裏切った母とは違って、党に生涯、忠誠を尽くす」と誓い、地方の工場への追放を受け入れたという説がある。それとは別に、「芸術家として暮らしている」という説もある。
夫のリュ・ホソンは、妻が銃殺されるのを目の当たりにして、気を失ったと伝えられている。妻の浮気に耐えかねて何度も離婚しようとしたが、なかなか認められずに臍(ほぞ)を噛む思いをしていたところで、妻は銃殺されたのだ。
彼は地方に送られたが、演出家としての優れた才能を惜しんだ金正日氏により平壌に呼び戻された。
北朝鮮を代表するイデオローグで、1997年に韓国に亡命した黄長Y(ファン・ジャンヨプ)元党書記の秘書を務めたキム・ヘスク氏は、著書『悲運を予告する』で、禹仁姫氏の銃殺について次のように描写している。
私たち放送芸術団の団員はバスに乗せられた。ピクニックにでも行くとばかり思っていた。ところが、目の当たりにしたのはあの光景だ。思い出すと未だに身震いがする。
平壌の文化芸術人がすべて集められた。彼女は思想闘争大論争大会の場に立たされていた。傍らには、夫、そして私の友達である彼女の娘2人、家族全員が座らされていた。
「反党、反革命分子、禹仁姫銃殺!」
その日、彼女が着ていたツツジの柄のジャケットは、数十発の銃弾で穴だらけで、血まみれになり、もはや形を留めていなかった。
夫は、銃殺が終わるまで頭を上げることはなかった。反省の弁を述べることを強いられた彼は「よく死んだ」と言った。
ところが長女は「私は母を恨まない。母は何でもよくしてくれた」と語った。
韓国の作家、李清(イ・チョン)は2008年、禹仁姫氏をモデルにして小説『神の女』を著した。
その中ではある放送局員の目を通して、彼女の最期の姿が描写されている。詳細は不明だが、おそらく実際に現場を見た脱北者の証言を元にしたものと思われる。その一部を紹介する。
1980年代の初めの頃だったろうか。いつも通りに出勤してカバンを置いた瞬間に「全員集合」と非常招集がかけられた。
下に降りてみると、インド製のタタのバスが3台停まっていた。目的地の説明はなく、ともかくバスに乗れと言われた。バスは中央放送の局舎を出て、リョンモッ洞の方に向かった。
「どこに連れて行かれるのだろうか」
「さあ…」
すると、音楽組織部の男性が答えた。
「君たち、どこに行くか知らないのかい?」
「え?どこに行くの?」
親愛する指導者同志(金正日)のご配慮で、最近ソ連から取り寄せた特殊武器を我々だけに見せよという指示を下されたそうだ」
「え?新型武器を見に行くの?」
「そうらしいぜ。さすが指導者同志の大きな恩徳は何物にも比べられないな」
バスは、リョンモッ洞を過ぎ、兄弟山区域へと向かっていた。1時間後、我々は車から降ろされた。
「ここはどこ?」
「さあ…」
「知ってるよ。江健軍官学校の近所だよ。昔、訓練を受けたことがあるんだ」
音楽編成部のキム君は、確かに江健軍官学校に通った経歴を持っていた。除隊してわが局に入局したのは3年前のことだった。
周りは低い山々に囲まれた、小さなトウモロコシ畑。新型武器を見せるにはおおよそふさわしくない場所を見て、おかしいと思った。
その場には文化芸術部はもちろん、出版報道部門の職員も全員集められていた。しかし、何が起きるかを知る者はひとりとしていなかった。
30分後、69型ジープがゆっくりした速度で入ってきた。
そして軍服姿の人が数人降りてきた。すると、その場に白幕を張り始めた。畑の端には、柱が2本立てられていた。
その中に、もう1台の車が入っていった。中で何をしているのかはわからないが、何人かが行ったり来たりしていた。
しばらくすると、判事らしき人物が書類を持って人々の前に立った。
「これから、反党、反革命分子の禹仁姫に対する最終判決が下されます」
人々の間にどよめきが走った。そして、白幕が外された。
あまりに予想外の光景に、皆が言葉を失った。たしかにソ連製の新型武器がそこにはあった。しかし、皆の視線は柱の方に集まった。
濃い土色のツーピースを着た女性が、柱にぐるぐる巻きにされていた。
判事らしき人物が、文書を読み上げ始めた。
「反党、反革命分子の禹仁姫は…」彼女は17歳から不倫をしていた。そして数多くの家庭を破壊した。反党、反社会主義分子につき、死刑に処すとのことだった。
7人ほどの射撃手が現れた。
判事は「3発撃て!」と号令した。3発どころではなかった。1人あたり20発は撃っただろうか。
私は一番前に座っていたが、それでも彼女との距離は100メートルほどあった。彼女の表情は見えなかった。ただ、ボロキレのように変わり果てた姿が柱にくくりつけられていた。彼女の遺体は車に乗せられた。それが私が見た彼女の最期の姿だ。
http://dailynkjp.com/archives/2149
先日101歳で亡くなったデイヴィッド・ロックフェラー氏は、表の世界で大富豪として活躍しただけでなく、実際には「影の支配者」と言われるほど、世界の政治経済に大きな影響力を持つ人物でした。今後、相対的にロックフェラーよりもロスチャイルドの影響力が高まると、さまざまな面で均衡が崩れ、変化が生じる可能性があります。
デイヴィッド・ロックフェラー氏の死去で世界はどう変わるのか?
ロックフェラー家当主、101歳の大往生
世界の大富豪で、時に世界の影の支配者とも言われたデイヴィッド・ロックフェラー氏が3月20日、ニューヨークの自宅で亡くなったと報じられました。101歳でした。彼の死は世界に大きな衝撃を与えています。それだけ世界に大きな影響を持つ人物でした。
ロックフェラー家と言えば、ロンドンなど欧州拠点のロスチャイルド家と並んで、世界に大きな影響力を持つ家系です。
もともとはロスチャイルド家の大番頭をしていたといわれるロックフェラー家ですが、ジョン・ロックフェラー1世が石油を発掘し、スタンダード・オイル社を設立し、弟のウィリアムがナショナル・シティ銀行を設立してからロックフェラーが力を増し、いつしかロスチャイルド家と肩を並べる存在となりました。
亡くなったテイビッド・ロックフェラー氏は、このジョン・ロックフェラー1世の、ただひとりの生き残ったお孫さんで、ジョン・ロックフェラー2世の1女5男の兄弟の5男にあたります。この家系、長男がジョン・ロックフェラーを名乗り、テイビッドの長兄がジョン・ロックフェラー3世ですでに亡くなっており、その長男がジョン・ロックフェラー4世で、デイヴィッドの甥にあたります。
テイビッドの2番目のお兄さんにあたるネルソン・ロックフェラーはフォード大統領の下で副大統領を務め、すぐ上のお兄さん、ウインスロップ・ロックフェラーはアーカンソーの州知事をつとめ、甥のジョン・ロックフェラー4世(通称ジェイ)も上院議員を務めるなど、政界でも活躍しています。
経済界にも多大な影響力、ロックフェラー関連企業
また、それ以上にビジネス界での影響力が大きいのも特徴で、ロスチャイルド、モルガンとともに、世界3大財閥とも言われます。
先に挙げた石油のスタンダード・オイル社は今のエクソン・モービルなど、ナショナル・シティ銀行は今のシティ・グループにあたります。デイヴィッドはチェース・マンハッタン銀行の頭取を務めました。
シティやチェースなどの銀行の他、ボーイング、GMやクライスラー、GE、カーギルやモンサント、NBCテレビ、S&Pなどがロックフェラー関連の企業と言われています。
「影の支配」は陰謀論ではない
さて、今回101歳で亡くなったデイヴィッド・ロックフェラー氏は、表の世界で大富豪として活躍しただけでなく、実際には「世界の影の支配者」と言われるほど、世界の政治経済に大きな影響力を持つ人物でした。
一例をあげると、表に出ない影の組織として「ビルダーバーグ会議」というのがあります。これは戦後早い時期に、オランダのビルダーバーグで開催された秘密会議で、その後毎年秘密裏に会議が開催され、世界の政治経済にわたる重要事項が密かに決められていたと言います。
主要国の大統領、首相人事から、中国の人民元切り上げまで、この会議で決められていたとされますが、この会議に創設当初から参加していたのがデイヴィッド・ロックフェラーでした。他に欧州の王侯貴族、ロスチャイルドなどユダヤ系金融資本も参加し、影響力を行使していたようです。
そして近年は、デイヴィッド・ロックフェラーがこの会議の主役と目されていました。
ヒラリー・クリントン敗北の裏で
この秘密組織としてのビルダーバーグ会議、すなわちデイヴィッド・ロックフェラーは、米国の大統領選挙にも大きな力を発揮し、過去にはビル・クリントン、ジョージ・ブッシュ、バラク・オバマ大統領誕生にも、裏で大きな力を発揮したと言われます。
そのビルダーバーグ会議が、去年の大統領選挙ではヒラリー・クリントン候補を推していたと言われただけに、メディアもクリントン氏有利と見ていたのです。
ところがどっこい、実際には僅差ながら、トランプ氏が大統領に選出されたことから、影の支配勢力に何かがあったのではないか、との思惑も見られました。
ビルダーバーグ会議自体が2〜3年前にメディアに嗅ぎつけられ、ロックフェラー氏が会見するなど、秘密のヴェールがはがされてしまったこともありますが、デイヴィッド・ロックフェラー氏も少し前から車椅子姿を見せるようになっていたので、氏の影響力が落ちるような何かが起きたのでは、との思惑も広がっていたのです。
ロスチャイルドとともに、世界に最も大きな力を及ぼす「影の支配者」と見られていただけに、デイヴィッド・ロックフェラー亡き後の世界がどうなるのか、後継ぎが誰になるのか、一部では大きな関心事になっていました。
そこへデイヴィッドの死が報じられたので、いよいよその問題がクローズアップされてきました。
崩れゆく世界の均衡と秩序
ロックフェラー財閥の事実上のトップが亡くなったことで、財閥内の混乱、後継問題がささやかれていますが、これまでロックフェラーとロスチャイルドのパワーバランスで保たれていた均衡が崩れ、世界の秩序が崩れる懸念があります。
デイヴィッド・ロックフェラーの後継者としては、自身の息子さんのデイヴィッド・ロックフェラー・ジュニアもいますが、彼は音楽の道に興味があると言われ、ロックフェラー財閥のビジネスにはあまり関心がなさそうです。
むしろ、甥のジェイがジョン・ロックフェラー4世としての立場もあり、最も自然だと思いますが、生前、デイヴィッドとジェイは金融市場でしばしばぶつかり、険悪な関係とも指摘されました。一時経営が苦しかったシティ・グループを、甥のジェイ率いるゴールドマンが飲み込もうとしたために、叔父のデイヴィッドが激怒したと言います。
後継問題がすんなりいかないと、ロックフェラー・グループにはしばらく混乱が続き、グループの結束が弱まる懸念がまずあります。
トランプ氏、ロックフェラーのライバル・ロスチャイルドと接触か
同時に、相対的にロックフェラーよりもロスチャイルドの影響力が高まると、さまざまな面で均衡が崩れ、変化が生じる可能性があります。
例えば、トランプ政権の誕生ですが、デイヴィッド・ロックフェラーが健在であればなかったかもしれません。彼の死が3月20日に報じられましたが、実際にはもっと前に亡くなっていた可能性もあります。あるいは選挙に影響力を行使しうる状態ではなかったのかもしれません。
トランプ大統領は、IS(イスラム国)への攻撃を本格化するといい、そのためにロシアと協力すると言っています。
しかし、ISはもともとロックフェラー系のモンサント社の傘下の民間軍事会社によって訓練を受けたと言われ、オバマ政権下では、ISへの攻撃は手抜きとも見られる状況があり、しばしば武器が「誤って」IS側に回っていたことも知られています。ISへの攻撃には、事前に通告がなされたともされます。
そのISをトランプ大統領が攻撃することは、ある意味ではロックフェラー・グループに喧嘩を売るような行為とも見えますが、ロックフェラーがトランプ氏でなく、ヒラリー・クリントン氏を推していたことからすれば、わからなくもありません。
【関連】ロックフェラーに喧嘩を売るトランプ。2017年のパワーバランスはこう変わる=斎藤満
トランプ氏は選挙前に英国を訪れ、ロスチャイルドと接触していたとの情報もあります。トランプ大統領の誕生は、すでにロックフェラーよりもロスチャイルドの影響力が大きくなっていたことの表れととれなくもありません。
もっとも、ロックフェラーは大統領選後に、ロスチャイルドと和解を求め、トランプ陣営での影響力を持つようになったとの説もあります。
ロスチャイルド系企業が優勢に
いずれにせよ、ロックフェラー・グループの体制立て直しが遅れると、産業界でもロスチャイルド系が勢力を強める可能性があります。
石油関連では、ロックフェラーのエクソン・モービルやシェール企業に対して、ロスチャイルドにはロイヤル・ダッチ・シェルやブリティッシュ・ペトロリアム(BP)があります。
金融はもともとロスチャイルドの支配産業で、欧州各国の中央銀行から、バークレイズ、香港上海銀行、ゴールドマン・サックス、メリルリンチ、ハリマン、ヴァンダービルトがロスチャイルド系であり、日本では三井銀行系が入ります。因みに、三菱銀行系はロックフェラー系に入ります。
軍事面では、ロスチャイルド系としては、ビッカース、アームストロング、ロッキード・マーチンが、メディアではロイター通信、ニューヨーク・タイムズ、ABC、CBSなどがあります。
高まるゴールドマン・サックスの存在感
金融市場では一時ロックフェラー系のシティ・グループが市場をリードし、利益を独り占めしていた時期がありますが、トランプ大統領の勝利あたりから、ロスチャイルド系であるゴールドマン・サックスの存在感が高まっています。
一例をあげると、大統領選挙の行なわれた昨年11月7日前後の市場の動きにこれが見られます。開票の途中経過が出始めたのは、すでに8日の東京市場が開いた時間です。当初2人の接戦が伝えられましたが、接戦州でトランプ勝利が伝わるたびに米国株の先物が大きく売られ、これを見て日本株もつれ安となりました。
ここで米株の先物を売っていたのがゴールドマン・サックスと言われます。トランプ氏が優勢と伝えられた時には、米国株の先物は800ドル以上の急落となっていました。日本株もつられ、一時1000円も下げています。
ところが、8日の東京市場が閉まるあたりから、米国株の先物が下げ止まり、今度は急ピッチで買い戻され、ニューヨーク市場が開くころにはむしろプラス圏に戻っていました。ここで先物を買い上げたのもゴールドマンと言われます。
その過程では、「トランプ大統領になれば、大型減税、インフラ投資、金融規制改革が期待できる」との宣伝をして買いを誘いました。
現在のトランプ政権には、財務長官など主要ポストにゴールドマン出身者が加わっていますが、すでに選挙結果が決まろうとするその瞬間にも、ゴールドマンが大きな存在感をもって市場を動かしていたわけです。
この時点で、市場の目はシティ・グループからゴールドマンに移りました。以後、市場をリードするのはゴールドマンと見られるようになりました。
デイヴィッドの生前は、その配下のシティ・グループとジェイが肩入れするロスチャイルド系のゴールドマンが主導権争いをする場面も見られましたが、デイヴィッド亡き後は、金融市場でのロスチャイルド系の影響が強まり、やはりロスチャイルドの影響力が強い各国中央銀行とゴールドマンの連携が予想されます。市場も、彼らから目が離せなくなるでしょう。
http://www.mag2.com/p/money/164654
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/419.html#c3
みなさんこんにちわ。陰謀社会学者の聖橋乱丸である。
2016年1月16日、北朝鮮の北部の都市恵山(ヘサン)で、男女16人の高校生が公開裁判にかけられた。罪状は「アメリカ映画を見た」というもの。要するに「資本主義の腐った思想にハマった」として断罪されたということだ。
■発覚すると公開死刑、それ以上の拷問も…! 多発する外国映画鑑賞
ただ、北朝鮮に詳しい人はそんなに驚かなかったのは、昨年4月にも「韓流ドラマを見た」ということで女子大生が複数名処罰され、「収容所による思想強制」の上「肉体奉仕」という刑が科せられたからである。
この時、女子大生が見たとされるのは「ツツジの花が咲くまでに」という名前の韓流ドラマで、脱北者の申英姫(シン・ヨンヒ)さんの手記を原作にした「喜び組」のドラマであった。そのため、女子大生は「北朝鮮を汚す韓国の陰謀に加担した」とみられ、重罪となったのだ。
この事件が大して国際的な問題に発展しなかった理由としては、北朝鮮の人民や脱北者が同情しなかったことが挙げられる。「北朝鮮や金正日・金正恩親子を侮辱したのだから仕方がない」という世論が圧倒的だったのだ。
一方、今回の高校生は、何の映画を見たかはわからないが、北朝鮮を風刺する映画ではないようである。要するにただ単にアメリカの映画を見ただけだったのだ。ゆえに同情の声が上がっている。そのため、「保安局(警察署)の予審を受ける」という決定がなされた。今後、この高校生たちは拷問を含めた取り調べがあり、そのうえで、刑が確定することになる。ではどのような刑になるのだろうか?
例えば、昨年の9月、男性ふたりが裏コンテンツでハリウッド映画を見ていたところを摘発された。このふたりは、「映画を見ていただけ」であるにもかかわらず、「公開死刑」となった。それに比べると、女子大生は「収容所」であるし、高校生は「保安局」である。だが、これは「学生」であることから刑を軽減されたのではなく「死刑に準じるひどい仕打ちが待っている」ということになるのだ。
人権団体アムネスティが発表した内容によれば、北朝鮮では「女性の人権が守られていない」うえ、「収容所や監獄などにおける女性の人権も全く守られない」そうだ。そして、国連の報告書によると「収容所の棟」によっては「若い女性を専門に強姦する看守や上級官僚」がいる棟もあるのだという。要するに、この女子高生は、収容所の中で刑務官や役人に犯され、弄ばれる可能性があるということになるのである。
様々なニュースサイトや、韓国の新聞、そして脱北者の証言などを合わせると、収容所の中では以下のようなことが行われるそうだ。
■1週間で発狂する、恐怖の性的拷問2つ
女性は、男性の看守が見守る中裸にさせられ、「身体検査」が行われる。裸になることをためらう女性に男性の看守数名が女性囚人に近寄り、強引に服をはぎ取るのである。その上、全裸にさせられると、すぐに女性は後ろ手に縛られ、全身を、何か隠していないかというところまですべて調べられる。
その後、監獄に入れられる。問題はそのあとだ。まずは、自白のために拷問を行う。拷問の種類はさまざまである。
・寝ることも立つこともできない箱の中に詰められ、放置される
・椅子に手足胴体をしばりつけられ、身動きができない状態で、空中に吊られて何日も放置される
などだが、特に若い女性に対しては、性的な拷問もしばしば行われている。その中で最も厳しいのが、強姦…、ではなく、「媚薬を局所に塗られ、手足を縛られて放置される」ものだという。
椅子に拘束され空中につられたまま、局所の疼きに耐えなければならないのは、女性にとってかなりの苦痛を伴う。この拷問を受けたものは、一週間もすると狂ってしまうという。
もうひとつ、最も厳しい拷問があるという。
■最も厳しい拷問は「死者の箱」
それは、寝ることも立つこともできない箱の中に死体と一緒に入れられるという拷問だ。場合によっては、死にそうな友人や一緒に逮捕された囚人と二人で拘束されて箱の中に閉じ込められる。徐々に一緒に入っている囚人が弱ってゆき、死に至るのを、文字通り肌で感じながら、自分では何もできない状況で、身動きもできないまま、最終的には遺体と過ごさなければならない状況になるという。これもまた、頭が狂うほどの恐怖なのだそうだ。
さらに看守が、「あのようになりたくなければ、俺の愛人になれ」と強要するケースもある。このような状況では、当然、監獄内で妊娠し、子どもが生まれてしまう場合もある。「国連の人権委員会国連調査委員会報告」によると、その764項目以下にその内容が詳細に書かれている。その記述を参考にすると、妊娠が発覚した場合は、覚せい剤などを入れて強制的に堕胎させる。それでも間に合わない場合は、お腹を蹴る・叩くなどして早産をさせ、子どもを殺すそうだ。それでも生まれてしまった場合は、生きたまま犬のえさの箱の中に赤子を投げ捨てるということが行われていると報告されている。
国連のインタビューに答えたアン・ミンチョル女子によれば、看守たちは飢えた収容者を相手にサディスティックかつ性的な遊びをしていたそうだ。あるときは、第22政治犯収容所の国家安全保衛部担当官が椅子に座り、釣り竿に餌として豚脂をつけ、裸の女性収容者を犬のように食べ物めがけて飛びつかせたり這わせたりしたという。また、それで狂ってしまったり、騒ぎを起こしたりする女性は、すべて処刑されてしまったそうだ。
さて、女子大生が今どうなっているのかは、だいたいおわかりであろう。そして、今年1月16日に公開裁判にかけられた女子高生たちが、どうなっているか……。彼女たちの運命はそれこそ、神ではなく、北朝鮮の看守次第といえるのではないだろうか。
■なぜ若者ばかりが逮捕され、業者が摘発されない? 官憲の腐敗
さて、では北朝鮮において、なぜこのような事件が多発するのであろうか? これには理由がある。
「官憲たち自身が北朝鮮以外の情報や娯楽作品に飢えている」のだ。要するに、このようにして検挙し、そのうえで映画を押収すれば、その映画やドラマを「裁判資料」「捜査資料」として見ることができる。
日本でも同じで、裁判所事務官などは、「無修正ビデオ」や「エロビデオの複製」などの捜査の場合何万本と押収したビデオを見なければならない。はじめのうちは楽しくても、最後には嫌になるという話を私も聞いたことがある。
同様に、北朝鮮であっても押収したビデオは捜査関係者や裁判所なども、見ることが可能なのである。そのために、韓流ドラマやハリウッド映画を見たという事件の捜査は、多くの捜査員が喜んで引き受けるという。
中には「お前らのおかげでまた映画を見ることができる」などと語る捜査員もいるというのであるから、官憲の腐敗もひどいものである。
しかし、ただ映画を見たいだけならば、当然「違法輸入業者」を摘発すればよいはずなのだが、そのようなことは行われない。これはもちろん、彼らが役人に賄賂を払っているからであり、売人と、役人や官憲との間で持ちつ持たれつの関係ができあがってしまっているからである。よって、賄賂などをまったく払わない学生がターゲットになり、公開死刑や性的拷問を受けているのである。
https://news.infoseek.co.jp/article/tocana_42240/?p=1
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/906.html#c19
北朝鮮で、女性らがひどい人権侵害に遭ってきたことについては、本欄でもたびたび言及してきたが、最近になって当事者らの告発が相次いでいる。
凄まじい女性遍歴
17日には、米国・ニューヨークで「脱北難民女性:中国での困窮と人身売買」と題したシンポジウムが行われた。第61回「国連女性の地位委員会」公式の並行行事として開かれたもので、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の元下士官であるイ・ソヨン氏ら複数の脱北女性が参加。北朝鮮国内や中国で起きている人権侵害について証言した。
(参考記事:脱北女性、北朝鮮軍隊内の性的暴力を暴露「人権侵害と気づかない」)
http://dailynk.jp/archives/40854?ky=yh0330bu
北朝鮮でこのような現象が起きるのは、そもそも人権の概念が通用しない体制である上に、儒教文化の悪い部分である男性本位がまかり通っているためだ。
その最たる体現者と言えるのが、故金正日総書記だったと言えるのではないか。同氏のあまりに凄まじい女性遍歴は、情報統制の厳しい北朝鮮においても、公然の秘密として囁かれているほどだ。
(参考記事:機関銃でズタズタに…金正日氏に「口封じ」で殺された美人女優の悲劇)
http://dailynkjp.com/archives/2149?ky=yh0330bu
中国にも矛先
しかし、このようなことがいつまでも見過ごされるほど、今の世の中は甘くない。正日氏の息子である金正恩党委員長が、外国の女性政治家たちに苦しめられているのも、因果応報と言える部分があるのではないか。
韓国の朴槿恵前大統領は、最後にはスキャンダルによって引きずりおろされてしまったものの、2年ほど前には正恩氏に屈辱を味わわせている。非武装地帯での地雷爆発事件に端を発した軍事危機で、北朝鮮は韓国の軍事圧力に抗しきれず、謝罪を余儀なくされたのだ。
翌年、正恩氏が2回もの核実験に突き進んだ背景には、この経験があったのかもしれない。
また国連においては、北朝鮮の人権問題を重大視する米国のサマンサ・パワー前国連大使による攻撃にさらされた。結果的に正恩氏は「人道に対する罪」を問われかねない立場に追いやられ、国際社会に居場所を失ってしまったのだ。
米大統領選でヒラリー・クリントン氏が当選していたら、パワー大使の路線はそのまま継承されただろう。しかし、勝ったのはドナルド・トランプ氏だった。人権軽視とも取れる同氏の言動を見て、正恩氏は少しホッとしたのではないか。
ところが、そうは問屋が卸さなかった。トランプ政権の国連大使となったニッキー・ヘイリー女史が、人権問題と取り組む姿勢を強力に打ち出しているのだ。
米政府系のボイス・オブ・アメリカ(VOA)によると、ヘイリー大使は29日、有力シンクタンクである外交評議会(CFR)での懇談会で次のように述べた。
「北朝鮮は核開発の財源を得るため、政治犯を炭鉱に送り死ぬほど働かせている」
この発言は、国連安全保障理事会が人権を重要な問題として取り扱うべきと主張する中で出たものだ。同大使はこうも言っている。
「現実が示しているのは、平和と安全は人権とは別に達成することはできないということだ」
まさにその通りである。筆者としては、トランプ政権の要人が発した言葉の中で初めて歓迎できるものと言えるかもしれない。
安保理では、中国とロシアが「人権問題は安保理の性格にそぐわない」と主張し、北朝鮮における人権侵害が俎上に乗せられるのを阻止してきた。ヘイリー大使の言葉は、これらの国に向けられた部分も大きいだろうが、それもまた重要なことだ。なぜなら中国政府が北朝鮮に協力し、脱北者を強制送還していることが、北の人権状況を悪化させる要因のひとつになっているからだ。
(参考記事:中国で「アダルトビデオチャット」を強いられる脱北女性たち)
http://dailynkjp.com/archives/1611?ky=yh0330bu
いずれにせよ正恩氏は今頃、ヘイリー大使の言動が気になりだしているのではないか。
※デイリーNKジャパンからの転載
http://blogos.com/article/216389/
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/906.html#c20
幹事長だった小沢のもとで作成されたマニフェストも、小沢自身によって破られる始末
「ガソリン値下げ隊」まで作り、ガソリン暫定税率廃止をマニフェストに記載してまで当時幹事長だった小沢一郎が国民に約束したにもかかわらず、マニフェストは反故にされました。
なんと小沢自身が官邸に乗り込んで、ガソリン暫定税率維持を首相に押し込んだのです。
そもそも小沢と民主党は、マニフェストを前面に打ち出して2009年に政権の座についたのに、そのマニフェストはまったく実行されなかった。「マニフェストは国民との契約」と言っていたにもっかかわらずそうなのである。
国債を発行しないも嘘だった。増税しないも嘘だった。高速道路無料化も嘘だった。最低賃金を上げるも嘘だった。埋蔵金を発掘して財源とするというのも嘘だった。天下りを許さないというのも嘘だった。暫定税率を廃止するというのも嘘だった。内需拡大して景気回復するというのも嘘だった。ガソリン税廃止するというのも嘘だった。
それでいて、朝鮮人学校無償化、人権侵害救済法案、外国人住民基本法、夫婦別姓、外国人地方参政権等には真剣に取り組み、野田佳彦に至っては福島復興をおざなりにしながら2011年10月19日には韓国との通貨スワップを5兆円に拡大していた。
小沢の様な日本をないがしろにして売国する政治家に国民は我慢の限界に達しており、2012年12月の解散総選挙で民主党は政権の座から転落した。
2009年から2012年まで小沢・鳩山と民主党が仕掛けていた異常なまでの円高によって日本の株価は低迷を余儀なくされていたが、これは安倍政権になってから是正されてやっと株価も上昇するようになり、日本は最悪期を脱した。
民主党政権が存在していなかったら異常な円高はなかったわけで、リーマン・ショックによる株価の落ち込みも早期に回復し、日本の景気も早い段階で立ち直っていたはずだ。
しかし、この小沢・鳩山と民主党政権の地獄の3年間で日本の雇用は大幅に失われ、活力も失われ、株価も回復せず、景気も落ち込んだままだった。
小沢・鳩山と民主党のせいで、中国や韓国に技術も国富も毟り取られ、国内の重要機関も乗っ取られ、日本という国の対外的な信頼も地位も失われ、日本は崩壊寸前となってしまっていた。
小沢・鳩山と民主党の「円高放置政策」が日本経済を駄目にした元凶だったのだが、売国政党である民主党がこの失策を日本国民に謝罪したことは一切ない。
日本の本来の国力以上に、円は強くなりすぎていた
ところで、円高については本来であれば1990年代のバブル崩壊時に是正されて然るべきだったが、そうならなかった。日本はバブル崩壊して国の実力が落ちたのだから、本来は円安になるべきだったのである。
にも関わらず、円だけはずっと円高を志向しており、日本の本来の国力以上に円は強くなりすぎていた。
だから、日本の輸出企業は海外で価格競争力を喪失し、中国や韓国に工場を作るしかなくなり、そのせいで雇用ばかりか技術も盗まれて、日本企業が一気に衰退するきっかけとなった。
中国・韓国の台頭は、日本企業の技術が盗み放題だった1990年代から2000年代に起きていた。
当時の日本企業は、国内に設備投資すれば円高で価格競争力に負け、国外に設備投資すれば技術を盗まれて価格競争力に負けるという状況に陥っていたのだ。
そのせいで日本の衰退は止まらなかったが、にも関わらず円高は加速していった。
円高で日本が苦しんでいると知った小沢と民主党政権は、日本破壊を成し遂げようとでも思ったのか、アクセルを踏んで円高に向かわせたのだった。
小沢・鳩山と民主党はマスコミでも円高誘導を行い、お抱えのジャーナリストには「円は50円になる」「円は10円になる」「円高で日本は復活する」と叫ばせて、日本の経営者を絶望させることさえもしていた。
日本の銀行や保険会社や郵政が、馬鹿のひとつ覚えのように日本国債を買い支えたので、それも円の下落を防いで円高を促す原因にもなった。
安倍政権によってやっと金融緩和が行われて円安になっていったが、これがなければ日本企業は完全に息の根を止められていたことになる。日本は間一髪で助かった
まあ、小沢の師匠は竹中平蔵なんだから当然だけどね
http://www.asyura2.com/17/senkyo223/msg/387.html#c2
財政規律なんか必要ないというのが経済学の常識
戦争でも何でもやって金を日本国内で使えば すぐに好景気になってGNPが増え
税収も何倍にもなるから問題なんか無いんだ
http://www.asyura2.com/17/senkyo223/msg/395.html#c1
同じエリオット波動を使っているのに正反対の予測になるというのが何かな-:
暴騰予測
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 宮田エリオット波動レポート(デイリー)
http://www.sc.mufg.jp/report/mt_report/index.html
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 株式投資戦略 - 藤戸則弘 レポート
http://www.sc.mufg.jp/report/fj_report/index.html
平野憲一の株のお話
http://kasset.blog.fc2.com/
暴落予測
日経はもう一回下がる?でもいったんの底が近いかな?
エリオット波動 杉田勝のFXブログ 2017-03-29
http://ameblo.jp/win-sugita/
日経はもう一回下がりそう?
でも日経はいったんの底が近いのかどうか?
日経225のここからの動きを予想してみました。
↓ ↓
https://youtu.be/xBfVR1iXAEw
(3月27日10:00 に撮ったものです)
http://ameblo.jp/win-sugita/entry-12260655929.html
松本鉄郎のポイント・アンド・フィギュアによる実戦相場予測|FXブログ|外為どっとコム
日経平均:中長期下降トレンド(DPS=20,100円域)、短期上昇トレンド(DP=18,600円域)の中、直近のバランスの下方へのブレークアウト・ポイント19,100円域を3月22日突破し、下値目標17,400円域。
米ドル・円相場:中長期上昇トレンド(DP:1米ドル=102円00銭域)、短期上昇トレンドはそのDP=111円00銭域を突破し壊れた(新たなトレンド形成はなされていない)中、直近のバランスの下方へのブレークアウト・ポイント111円50銭域を3月21日突破し、下値目標104円50銭域。
NYダウ:中長期上昇トレンド(DP=17,700j域)、短期上昇トレンド(DP=19,700j域)の中、水平計算による上値目標21,000j域(到達)。現在のバランスのブレークアウト・ポイント上方21,200j域、上値目標22,000j域、下値目標算出には値固め要すること依然変わらず。
http://www.gaitame.com/blog/matsumoto/
2017年03月30日 雑感。年度末の市場
年度末を前に、株式市場は大幅調整です。配当分のTOPIX再投資も終わり、後は機関投資家によるドレッシング買い期待もありますが、年間の騰落でみても十分に上がっており、買いを入れなければならない事情もなく、また為替相場の行方も気がかりです。
米FRBが年初からマネタリーベースを拡大しており、これが円高を促している、との指摘もでている。つまり米国では利上げとマネタリーベース拡大、という二つの動きでドル高を牽制しており、これまで金利上昇期待だけをみてドル買いを入れていた層も、その部分を吐き出さざるを得ない。なのに、米MMFをみても未だ高水準のドル買いが残っています。つまりまだ円高になる可能性が残っており、これが上値を抑える要因です。
昨日もとり上げましたが、米国では自動車サブプライムローンの問題が燻る。中古車市場が崩れ、担保価値も低下する。販売奨励金で新車を売りまくっただけに、当面は中古車市場がダブつきます。中古住宅市場は逆に在庫不足が目立ちますが、米国ではマネタリーベースが拡大するように、資金のダブつきから投資に向かい易く、それが住宅市場をさらに押し上げている、とみられます。
米国では税還付が始まるため、新たな投資資金として期待される。しかし今年に限ってみれば、すでにトランプ政権の「驚くべき減税策」への期待がのっているため、税還付が投資に回るか? つまりここからの投資は高値掴みの可能性もあります。また米国ではアクティブ運用の苦戦から資金が流出し、パッシブ運用に移っている、との記事もある。安定性と利回りの投資が注目されるのも、下げない市場がアクティブには厳しいことと同時に、高値警戒感がただようためです。今はどの市場も高値の状態であり、利回り重視の安全性が好まれている、ということになります。
日本ではやたら4月は外国人投資家が買う、と喧伝されてきましたが、米国でパッシブ運用の比率が高まる中、株式投資が増えるか? 極めて懐疑的といえます。一時的に資金量が増える中、多少は増えてもそれぐらいでしょう。
問題は、1-3月で外国人投資家は現物・先物あわせて2.6兆円を売り、日銀が1.6兆円買う。後は企業の自社株買いなどで、12月末の株価とほぼ同じ水準にありますが、日銀のこうした動きが止まらなければ、ますますアクティブ運用には逆風であり、日本株投資をしよう、と思えない外国人投資家も増えます。
ではパッシブ運用が増えるか? 日本の安定運用先と目されるところは軒並み高値で、買えるところが少なく、その意味で魅力的な投資先ではないのです。
それもすべて日銀がTOPIX型のETFを買い上げるから。これまでも新興株が強かったのは、東証一部のアクティブ運用が機能しにくかったからであり、パッシブ運用も含めて、今の日経平均を買おうとするインセンティブがない。広く先進国株で運用する投資資金の一部は流れてくるかもしれませんが、買い上げるほどの力はないのでしょう。結果、外国人投資家が買わないと、今買い溜めている日系の動きの逆回転も起こりかねず、だからこそ外国人投資家の買いを煽っている、という状況かもしれません。
米国の消費者信頼感指数などをみても、トランプ相場に浮かれた今がピーク、とみられます。この状況が一年継続することはなく、今年度の業績には寄与しても、来年度の業績には厳しい結果になるかもしれない。事実、トランプ氏は政策実現能力が疑われ、FRBもECBも金融正常化が合言葉になっており、バブル潰しが愈々はじまるかもしれない。そのときは、投資に逆風も吹きかねないのです。
経済学者のクルーグマンは「埋没費用」と「履歴効果」をよく用います。埋没費用は投資は目的を果たすときのみ有用、果たさないとムダ、という意味であり、履歴効果はその影響がなくなった後も、以前と同じ状態をつづけてしまう、という意味です。これからFRBやECBが金融引き締めをすすめるなら、もしかしたら埋没費用を恐れ、履歴効果をつづけるような企業は危険、といえるのかもしれません。超緩和状態からの脱却、それは誰も経験したことがないのであり、これからの世界はどこが埋没するか、履歴すら関係なく凋落する国がでてくることが予想され、新年度からは厳しい時代の到来が予感されるのでしょうね。
http://blog.livedoor.jp/analyst_zaiya777/
2017年04月01日
朴槿恵前大統領を逮捕 韓国人が前の大統領を叩かずにいられない理由
逮捕した朴前大統領を拘置所に護送する検察車両
引用:http://www.sankei.com/photo/images/news/170331/sty1703310004-f2.jpg
朴槿恵前大統領を逮捕
韓国検察は3月27日、サムスングループからの収賄容疑で、朴前大統領の逮捕状をソウル中央地裁に請求しました。
韓国では逮捕状を請求しても裁判所が許可するとは限らず、地位が高い人だと何度も否決されるのが恒例になっています。
だがソウル中央地裁は3日後の3月30日に、朴前大統領に出席を求めて審理し、翌31日未明に逮捕状を発行しました。
朴前大統領は午前10時から8時間以上審問を受け、検察に拘束されて審査結果が出るまで待機した。
朴前大統領は容疑を否認するとともに、逃亡や証拠隠滅の恐れがないとして、逮捕の必要性を否定したと思われます。
ソウル中央地裁は3月31日午前3時に逮捕状を発行し、検察は即時に逮捕し、午前4時半ごろソウル郊外の拘置所に移送されました。
韓国検察が朴前大統領を最初に事情聴取した3月21日から僅か10日というスピード逮捕には、韓国の法執行機関が世論や政治の影響を受けやすいのが関係している。
韓国ではデモ活動が活発だが、警察や検察、裁判所に至るまでデモやマスコミから影響を受けやすく、世論を見ながら対応を決めているところがある。
韓国の政治も世論の影響を受けやすく、特に現在は大統領選挙が迫っているので、各陣営は世論の支持を得ようとポピュリズムに走りやすくなっている。
韓国の大統領経験者が逮捕されるのは全斗煥、盧泰愚に次ぐ3人目で、親族が逮捕されたり自害やクーデターを含めるとほぼ全員が何らかの罪に問われている。
「落ちた犬は叩け」
朴政権のスキャンダルを受けて、なるべく派手に『朴叩き』をした方が人気が出るので、国を挙げて朴前大統領への追求圧力が高まっている。
韓国には「落ちた犬は叩け」という諺があり、権力者には盲目的に従うが、落ちぶれたものは皆で袋叩きにするのが李氏朝鮮からの伝統になっている。
新しい権力者がやって来たときに、落ちぶれた前任者を叩く事で忠誠心を示し、自分の立場を有利にしようとする集団行動だと考えられる。
日本軍が朝鮮を支配化に置いたとき、李氏朝鮮の人々は抵抗せず反対運動も無く、むしろ積極的に「日本人」になろうとした。
米軍が日本軍に代わる支配者として乗り込んだ時も同じで、独立して李承晩が新たな支配者になった時も同じ、以降延々と同じ事を繰り返している。
すなわち新しい大統領に忠誠心を示すために、前の大統領を犯罪者として追求して叩き、代替わりする度に同じ事をする。
韓国人が「日本の戦争犯罪」を追求し続けるのもこういうメカニズムで、新しい支配者にゴマをするためには、前の支配者を叩くのが一番なのです。
ただ日本人にはそういうメカニズムがないので、韓国人がどうして騒いでいるのか理解できず、共感もしない。
韓国大統領選挙は5月9日前後に投票らしいので、後3週間で新たな支配者が決まり、新たな支配者にゴマをするには古い支配者を叩かなくてはならない。
一見すると権力と戦っているように見える韓国人の行動は、実は権力者に気に入られるために、忠誠心を示す行動に過ぎません。
http://www.thutmosev.com/archives/70251100.html
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/334.html#c82
ウラジミル・プーチン大統領がロシア国内で抱えている最大の問題は経済部門を支配している親西側派だと言われている。そうした一派に属すドミトリ・メドベージェフ首相に対し、汚職追放を掲げるグループが抗議活動を展開しているようだ。昨年11月にはメドベージェフの仲間と見られていたアレクセイ・ウルカエフ経済開発相が収賄の容疑で逮捕されている。その際、メドベージェフは寝耳に水だったという。
親西側派の中で最も注目されているひとりがアナトリー・チュバイス元第1副首相。ボリス・エリツィンによって経済政策の中心に据えられた人物で、CIAと関係が深いHIID(国際開発ハーバード研究所)なる研究所と連携、JPモルガン・チェースの顧問会議のメンバーで、CFR(外交問題評議会)の顧問も務めている。(Natylie Baldwin & Kermit Heartsong, “Ukraine,” Next Revelation Press, 2015)
このチュバイスとビジネスの上で深く結びついているひとりがロシアのアルミニウム産業に君臨しているオリガルヒのオレグ・デリパスカ。この人物はイギリスのナット・ロスチャイルドから「助言」を受ける一方、ロスチャイルド系の情報会社ディリジェンスの助けで世界銀行から融資を受け、政治面でも西側との関係を強めている。
デリパスカの妻、ポリナの父親バレンチン・ユマシェフが結婚した相手がボリス・エリツィンの娘タチアナ。ユマシェフはエリツィンの側近だった。
タチアナはエリツィンが大統領だった時代からクレムリン内外の腐敗勢力と手を組んでロシアを食い物にして富を築いてきた人物で、ウラル・エネルギーのCEOだったアレクセイ・ドゥヤチェンコと結婚していた。ウラジミル・プーチンの登場でドゥヤチェンコの立場が揺らぐと離婚、2001年にユマシェフと再婚している。
メドベージェフやデリパスカをプーチンに近いと言う人もいるようだが、これは正しくない。西側巨大資本がロシアに残した「トロイの木馬」と言うべきだろう。その「木馬」を速やかに処分できるかどうかにロシアの将来はかかっていると考えている人もいる。メドベージェフの動向は注目し続ける必要があるだろう。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201704010000/
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/297.html#c60
役に立つ学問とは何か。
「役に立つ学問」とは何のことなのだろう。
そもそも学問は役に立つとか立たないとかいう言葉づかいで語れるものなのか。
正直に申し上げて、私はこういう問いにまともに取り合う気になれない。というのは、こういう設問形式で問う人は、一般解を求めているようなふりをしているけれど、実際には「その学問は私の自己利益の増大に役に立つのか?」を問うているからである。
だから、にべもない答えを許してもらえるなら、私の答えは「そんなの知るかよ」である。何を学ぶかは自分で判断して、判断の正否についての全責任は自分で取るしかない。「役に立つ」ということには原理的に一般性がないからである。
すべての学問やテクノロジーの有用性は地域限定的・期間限定的である。ある空間的閉域を離れれば、あるいはある歴史的環境を離れたら、それはもう有用ではなくなる。空間の広狭、期間の長短に多少の差はあるけれど、結局は「程度問題」である。
それどころか、ある人にとっての「有用」はしばしば別の人にとっての「無用」や「有害」でさえある。例えば、兵器産業は有用か。この問いに即答できる人がどれだけいるだろうか。兵器を開発し、市場に投じ、それによって大きな収益を上げた企業や、その会社の株を買って儲けた投資家や、その企業から法人税を徴収して国庫に収めた国家や、その企業で雇用された従業員にとって兵器産業はたしかに有用であるだろう。けれども、そうやって兵器の機能が向上し、手際のよい営業活動によって、廉価で高性能の兵器が世界中に広くゆきわたったせいで「殺されやすくなった」人たちが他方にはいる。家を焼かれ、家族を殺された人に向かって「兵器産業は有用でしょうか」と訊いても肯定的な答えは得られないだろう。
原子力発電事業は有用か。これも難問だ。この先日本列島でまったく地震も津波もテロもなく、早い段階で放射性廃棄物の完全な処理技術が確立し、かつ電力需要がこのまま高い水準で推移するという条件がすべて満たされた場合、原子力発電事業は有用であるだろう。けれども、そのどれか一つの条件でも満たされない場合、この事業は「無用」から「非常に有害」の間のどこかに位置づけられることになる。現段階では予測できない条件によって有用物がいきなり有害物に転化するようなものについて現段階でその「有用性」や「価値」を論じることにはたぶん意味がない。
もっと穏当な喩えでもよい。英語教育は有用か。簡単そうだが、これも即答することはむずかしい。外国語教育の有用性もまた歴史的条件の関数だからである。
現在、英語教育が有用であるのは過去2世紀以上にわたって英米という英語話者の国が世界の覇権国家だったからである。それ以外の理由はない。現代の世界で生き延びる上で重要かつ有用なテクストの多くが英語で書かれているのは事実だが、それは英語圏に例外的に優秀な人々が生まれたからではなく、英語が覇権国家の言語だからである。
アメリカはこれからもしばらくは軍事的にも経済的にも大国であり続けるだろう。だが、「パクス・アメリカーナ」の時代もいずれ終わる。その後にどの国が指導的な地位を占めることになるのかは誰にも予想がつかない。ロシアかも知れない。中国かも知れない。ドイツかも知れない。その場合、私たちはどれかの強国の国語を新たな「リンガフランカ」として学ぶことをたぶん強いられる。
私が学生だった頃、理系の学生たちの多くが第二外国語にロシア語を履修していた。それは1960年代まで、自然科学のいくつかの分野ではソ連が欧米に拮抗ないし凌駕していたからである。しばらくして、ソ連の学術的没落とともにロシア語履修者は地を払った。そういうときの学生たちの見限り方の非情ぶりに私は少し感動した。
同じことが英語について起こるかも知れないと私は思っている。いずれロシア語や中国語やドイツ語やアラビア語に熟達している人たちがその「希少価値」ゆえに英語話者より重用されるという日が来るかも知れない。その可能性は高い。現にもうすでに、一部の若者たちの間ではアラビア語やトルコ語学習が静かなブームになっている。彼らは独自の嗅覚で手持ち資源を効果的に投ずべき先を手探りしているのである。そして、彼らの予測が外れたとしても、彼らは失った時間と手間の返還を誰に対しても求めることはできない。
そもそも私たち日本人こそ「リンガ・フランカ」の脆さを骨身にしみて経験しているはずである。漢文の読み書きができることは古代から日本人の知識人にとって大陸渡来の新しい学問を学ぶための必須の知的ツールであった。それは遣隋使小野妹子の時代から、朝鮮通信使を対馬に迎えた雨森芳州の時代まで変わらない。漢文は日本ばかりか、東アジア全域において基礎的なコミュニケーション・ツールであった。だから、どこの国を旅しても、知識人同士は、懐から矢立てと懐紙を取り出して、さらさらと文を認めれば互いに意を通じることができたのである。
漢文運用能力はとりわけ近代以降にその威力を発揮した。中江兆民はルソーの『民約論』を日本語訳すると同時に漢訳もした。だから、多くの中国人知識人は兆民を介してフランスの啓蒙思想に触れることができた。樽井藤吉は日本と朝鮮の対等合併を説いた『大東合邦論』を漢語で書いたが、それは彼が日本・朝鮮二国のみならず広く東アジア全域の読者を想定していたからである。宮ア滔天も北一輝も内田良平もかの「アジア主義者」たちは、中国・朝鮮の政治闘争に直接コミットしていったが、おそらく彼らの多くはオーラル・コミュニケーションではなく「筆談」によってそれぞれの国での組織や運動にかかわったはずである。こういう姿勢のことをこそ私は「グローバル」と呼びたいと思う。
近代まで漢文は東アジア地域限定・知識人限定の「リンガフランカ」であった。それを最初に棄てたのは日本人である。こつこつ国際共通語を学ぶよりも、占領地人民に日本語を勉強させるほうがコミュニケーション上効率的だと考えた「知恵者」が出てきたせいである。自国語の使用を占領地住民に強要するのは世界中どこの国でもしていることだから日本だけを責めることはできないが、いずれにせよ自国語を他者に押し付けることの利便性を優先させたことによって、それまで東アジア全域のコミュニケーション・ツールであった漢文はその地位を失った。日本人は自分の手で、有史以来変わることなく「有用」であった学問を自らの手で「無用」なものに変えてしまったのである。
戦後日本の学校教育も戦前と同じく「コミュニケーション・ツールとしての漢文リテラシーの涵養」に何の関心も示さなかった。さらに韓国が(日本の占領期に日本語を強要されたことへの反発もあって)漢字使用を廃してハングルに一元化し、さらに中国が簡体字を導入するに及んで、漢文はその国際共通性を失ってしまった。千年以上にわたって「有用」とされた学問がいくつかの歴史的条件(そのうちいくつかはイデオロギー的な)によって、短期間のうちにその有用性を失った好個の適例として私は「漢文の無用化」を挙げたいと思う。
私が言いたいのは、ある学問が有用であるかどうかを決するのは、学問そのものの内在的価値ではなく、またその経験的に確証された有用性でもなく、多くの場合、パワーゲームにおいて、その時点で力を持っているプレイヤーの利害だということである。それ以外の要素はおしなべて副次的なものに過ぎない。
もうこれで結論は出ているので、これ以上書くことは特にない。でも紙数が大幅に残ったので、あとは余計なことを書く。
現代は世界どこでも英会話能力が「役に立つ学問」の最たるものとされているが、これを果たして「実学」と呼んでいいのかということを論じてみたい。先に述べた通り、英語がリンガフランカであるのは、いくつかの歴史的条件によってそうなっているだけのことであって、いずれそうではなくなる。それがいつかはわからないけれど、いずれ英語はローカルな一言語になる。
そもそも、現在日本で暮している人たちの多くにとって英会話能力はとくに緊急性の高いものではない。ふつうの生活者に英語で話す機会はほとんどない。ときどき、「外国人に道を聞かれたときに、教えられるように」というようなことを言う人がいるが、「外国人に道を聞かれる」というようなことがどの程度の頻度で起きるのか。思い返しても、私が外国人に道を聞かれたことは過去に一度しかない。十年ほど前、芦屋駅の近くで「駅はどこか」と聞かれた。おまけにそれはフランス語であった。私は「その角を右に曲がる」と初級フランス語の三頁目くらいに出てくる文型を以て答えたが、「アシヤ」が聴き取れれば、無言で手を引っ張ってゆけば済んだ話である。
異郷で困惑している人に手を差し出すというのはたいせつなことである。でも、そのためにまず必要なのは「人として」の惻隠の情であって、外国語運用能力ではない。けれども、まことに不思議なことだが、本邦では「困っている人に手を差し伸べること」の重要性を学校で厳しく教えるということはない。人としてのまっとうな態度を社会的格付けに適用するということもない。圧倒的な重要性が付与されているのは英会話能力に対してなのである。
はっきりと英会話能力が求められているのは経済活動の領域においてである。インバウンドの観光客を接待するホテルやレストランや店舗において、あるいは海外市場でセールスを行うビジネスマンや、海外の生産拠点で経営や労務管理を担当する人たちにとって英語は必須のツールであろう。その必要性を私は十分に理解している。けれども、どれほどの能力を持った人間がどれほどの人数必要なのか、その数値目標にどれほどの積算根拠があるのか、私は説得力のある話を聞いたことがない。
文科省が2013年に発表した「グローバル化に対応した英語教育改革実施計画」は小学校三年からの英語教育開始を指示したことで話題になったが、この計画によると中学では英語の授業は英語で行うことを基本とする。高校では「幅広い話題について抽象的な内容を理解できる、英語話者とある程度流暢にやりとりができる能力を養う。授業を英語で行うとともに、言語活動を高度化(発表、討論、交渉等)」することがめざされ、達成目標として「高校卒業段階で英検2級〜準1級、TOEFL57点程度以上等」が掲げられている。
日本中の高校生に高校卒業時点で「英検2級から準1級」というのは正直に言ってありえない数値目標だと思う。それがどの程度の英語学力を要するものかを知りたい人はネットで検索すれば過去問がすぐに読めるので、自分で解答を試みられたい。ご覧頂ければわかるが、日常的に英語を浴びるように読み、聴く、理解できない点についてはこまめに辞書を引き、疑問点は先生に質問し・・・という生活をしていないと、ふつうの高校生がこのレベルには達することはできない。
他の教科の場合、そのような真摯な学習態度で高校の授業に臨んでいる生徒はほとんどいないという現実を知った上で、英語についてだけこのような要求をすることを「異常」だと思わないとしたら、その人の方がよほど「異常」である。
「計画」には高校卒業時点での達成として「幅広い話題について抽象的な内容を理解できる、英語話者とある程度流暢にやりとりができる能力を養う」とあるが、そもそも日本語によってでさえ「幅広い話題について抽象的な内容を理解できる」高校生がどれだけいるのか。2016年の調査によれば、10代の新聞閲読率(閲読とは「一日15分以上、チラシや電子版を含めて新聞を読むことをいう)は4%である。わずか4%である。マスメディアに対する不信感が募っている時代にあって、この数字はこの先さらに減少することはあっても、V字回復するとは思われない。
たしかに高校生たちは終日スマホに見入っているが、それは別に電子版のニュースで国際情勢や国会審議を注視しているわけではないし、ツイッターやラインで政治的意見を交換したり、日本経済のゆくえについての懸念を語り合っているわけでもない。日本語でさえ「幅広い話題について抽象的な内容を理解」することに困難を覚えている人たちが外国語でそれができるはずがない。そんなことは誰でもわかる。
ではなぜ、日本語での読解能力・対話能力の低下が深刻な問題となっている状況下で、英語で「幅広い話題について抽象的な内容を理解」するというような目標を掲げることに優先性があり、かつその目標が達成可能だと信じられるのか。そういう計画を立てることのできる人々の頭の中身が私にはどうしても理解できない。
私に分かるのは、この計画の起案者たちが高校卒業までに子どもたちが使える教育資源の多くを英会話に投じることの必要性について自分の頭を使って考えたことがないということである。すでに現場から悲鳴が上がっているように、小学校への英語教育の導入・必修化によっては教員の業務が量的にも質的にも増大する。「バーンアウト」寸前の教育現場にさらなる負荷を課し、教員たちも児童たちも疲れ切った状態に追い込んでまでなぜ英語教育を重視するのか。なぜ達成できるはずのない到達目標を掲げてみせるのか。この「実学」への過剰な教育資源の分配の合理的理由を語ってくれる人に私はまだ会ったことがない。
英語運用能力については、その有用性について誰一人異論を口にしない。けれども、その期待される有用性とその学習努力のために投じられる手間暇を「ベネフィット」と「コスト」で計算した場合、帳尻は合うのか。「実学」を論じる人たちの経済合理性に対するこの無関心に私は驚愕するのである。
そもそも実学というのは平たく言えば、「教育投資が短期的かつ確実に回収されるような知識や技術」のことではなかったのか。学習努力という「コスト」がただちに就職率や年収やポストといった「ベネフィット」として回収されるものを私たちの社会では「実学」と呼んでいるはずである。
数学や天文学や古生物学や地質学は間違いなくかなり広い範囲で、また長期にわたって有用な学問でありうると私は思うが、これを誰も「実学」とは呼ばない。「金にならない」と思われているからである。学の虚実を格付けしているのは、コンテンツの良否ではなく、「教育投資の短期的かつ確実な回収が可能かどうか」だけである。そして、それは市場における当該知識・技能についての「需給関係」で決まり、学知そのものの価値とは関係がない。
以前私より二十歳ほど年長のビジネスマンと会食したときに、彼が大学在学中最も人気のあった理系学科は何だか知っているかと聞かれた。わからないと答えると「冶金学科」だと教えてもらった。製鉄業が日本経済を牽引していた時代だったのである。今の学生たちは「冶金」という文字さえもう読めないだろうが、冶金についての知識に市場が最高値をつけたのは今からわずか60年ほど前の話なのである。
製鉄や造船や建設が日本経済の花形業界であった時代がしばらく続き、それから流通やサービス業が人気業種になり、金融や広告やマスコミに若者が集まるようになり、それからITと創薬と貧困ビジネスと高齢者ビジネスの時代になった。それぞれ人気のある業界で「即戦力」として使用できる知識や技能が「実学」と呼ばれたけれど、その栄枯盛衰はめまぐるしかった。だから、私たちもあと十年後には何が実学になるのか予測することができない。Apple やGoogleが十年後に存在しているかどうかさえ誰にもわからない時代なのだから、十年後の「実学」が予測できるはずがない。
もう少し身近な話をしよう。私が大学に在職していた頃、「女子大に薬学部を作る」ということがトレンドになったことがあった。ご記憶の方も多いだろうが、コンサルタントがあちこちの大学に学部創設のプロジェクトを持ちかけた。そのときに強調されたのは、薬学部なら6年通うから授業料収入が1.5倍になるという「金目の話」と、女子の「実学志向」と言われるものだった。「当今の女子学生の母親たちは娘が手に職をつけることを強く望んでいる。母親たちは娘たちに経済的自立という自分が果たせなかった夢を託す傾向にある。だから、娘たちには医学部・歯学部・薬学部を狙わせるのだ」という説明にはなかなか説得力があった。そして、その三つの中では薬学部が立ち上げコストが一番安かったので、いくつかの大学がその計画に乗った。
その結果、短期間にそれまで46校で安定していた薬学部が74校に急増し、薬科大学・薬学部の総定員は13000人に達した。不幸なことに、これは市場の「ニーズ」に対して供給過剰であった。結果的に多くの学部が定員割れになった。その一方、出口に当たる薬剤師国家試験の合格率は低いままだった。50%を切った年もあるが(2010年)、ここしばらくは60〜70%台で推移している。つまり、薬学部に入ったが卒業できなかった学生、卒業したが国試に通らなかった少なからぬ数の学生が存在するということである。そして、彼ら彼女らにとって、この学問は「教育投資が短期的かつ確実に回収」できなかった以上「実学」ではなかった。
誰が考えても薬学は有用な学問である。けれども、言葉の精密な定義に従えば「実学」ではない。一般論としては「役に立つ学問」であるけれど、それを学んだけれど国試に通らなかった学生にとっては個人的には「無用の学問」だったことになる。
だから、「〇〇は実学か」という問いを当該学問の内在的な価値に求めても虚しいことだと先ほどから言っているのである。「実学度」は市場の需要と大学の卒業生供給の関数であり、それ以外のファクターは副次的なものに過ぎない。
その意味では実学の度合いは株価とよく似ている。「株取引は美人投票の高得票者を当てるゲームだ」という言い方がしばしばされる。自分の審美的基準はとりあえず棚に上げておいて、「みんなが誰を美人だと思うか」を推測する。自分の主観を封じて、「世の人々が欲望するもの」を正しく言い当てたものが株の売り買いのゲームの勝者になる。「実学」ゲームもたぶんそれと同じである。自分が何を勉強したいのか、何を知りたいのか、どんな技能を身につけたいのかといったことは「棚に上げて」、「市場ではどういう知識や技能に高値がつくか」を読み当てたものがとりあえず「実学ゲーム」の勝者になる。
ただし、勝者が勝者であり続けられる期間はあまり長くない。だんだん短くなっている。それだけの話である。
私は「役に立つ学問」というものに興味がない。それを識別することに何か意味があると思っている人にも興味がない。それはたぶん「お前のやっていることは何の役にも立たない」と若い頃から言われ続けてきたせいである。自分でも「そうかもしれない」と思っていたから反論もしなかった。
でも、自分にはぜひ研究したいことがあったので、大学の片隅で気配をひそめて「したいこと」をさせてもらってきた。私が30年にわたって「何の役にも立たないこと」を研究するのを放置していてくれた二つの大学(東京都立大学と神戸女学院大学)の雅量に私は今も深く感謝している。私が選んだ学問領域は四十年にわたって私に知的高揚をもたら続けてくれた。私はそれ以上のことを学問に望まなかったし、今も望んでいない。
http://blog.tatsuru.com/
http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/492.html#c45
そもそも学問は役に立つとか立たないとかいう言葉づかいで語れるものなのか。
正直に申し上げて、私はこういう問いにまともに取り合う気になれない。というのは、こういう設問形式で問う人は、一般解を求めているようなふりをしているけれど、実際には「その学問は私の自己利益の増大に役に立つのか?」を問うているからである。
だから、にべもない答えを許してもらえるなら、私の答えは「そんなの知るかよ」である。何を学ぶかは自分で判断して、判断の正否についての全責任は自分で取るしかない。「役に立つ」ということには原理的に一般性がないからである。
すべての学問やテクノロジーの有用性は地域限定的・期間限定的である。ある空間的閉域を離れれば、あるいはある歴史的環境を離れたら、それはもう有用ではなくなる。空間の広狭、期間の長短に多少の差はあるけれど、結局は「程度問題」である。
それどころか、ある人にとっての「有用」はしばしば別の人にとっての「無用」や「有害」でさえある。例えば、兵器産業は有用か。この問いに即答できる人がどれだけいるだろうか。兵器を開発し、市場に投じ、それによって大きな収益を上げた企業や、その会社の株を買って儲けた投資家や、その企業から法人税を徴収して国庫に収めた国家や、その企業で雇用された従業員にとって兵器産業はたしかに有用であるだろう。けれども、そうやって兵器の機能が向上し、手際のよい営業活動によって、廉価で高性能の兵器が世界中に広くゆきわたったせいで「殺されやすくなった」人たちが他方にはいる。家を焼かれ、家族を殺された人に向かって「兵器産業は有用でしょうか」と訊いても肯定的な答えは得られないだろう。
原子力発電事業は有用か。これも難問だ。この先日本列島でまったく地震も津波もテロもなく、早い段階で放射性廃棄物の完全な処理技術が確立し、かつ電力需要がこのまま高い水準で推移するという条件がすべて満たされた場合、原子力発電事業は有用であるだろう。けれども、そのどれか一つの条件でも満たされない場合、この事業は「無用」から「非常に有害」の間のどこかに位置づけられることになる。現段階では予測できない条件によって有用物がいきなり有害物に転化するようなものについて現段階でその「有用性」や「価値」を論じることにはたぶん意味がない。
もっと穏当な喩えでもよい。英語教育は有用か。簡単そうだが、これも即答することはむずかしい。外国語教育の有用性もまた歴史的条件の関数だからである。
現在、英語教育が有用であるのは過去2世紀以上にわたって英米という英語話者の国が世界の覇権国家だったからである。それ以外の理由はない。現代の世界で生き延びる上で重要かつ有用なテクストの多くが英語で書かれているのは事実だが、それは英語圏に例外的に優秀な人々が生まれたからではなく、英語が覇権国家の言語だからである。
アメリカはこれからもしばらくは軍事的にも経済的にも大国であり続けるだろう。だが、「パクス・アメリカーナ」の時代もいずれ終わる。その後にどの国が指導的な地位を占めることになるのかは誰にも予想がつかない。ロシアかも知れない。中国かも知れない。ドイツかも知れない。その場合、私たちはどれかの強国の国語を新たな「リンガフランカ」として学ぶことをたぶん強いられる。
私が学生だった頃、理系の学生たちの多くが第二外国語にロシア語を履修していた。それは1960年代まで、自然科学のいくつかの分野ではソ連が欧米に拮抗ないし凌駕していたからである。しばらくして、ソ連の学術的没落とともにロシア語履修者は地を払った。そういうときの学生たちの見限り方の非情ぶりに私は少し感動した。
同じことが英語について起こるかも知れないと私は思っている。いずれロシア語や中国語やドイツ語やアラビア語に熟達している人たちがその「希少価値」ゆえに英語話者より重用されるという日が来るかも知れない。その可能性は高い。現にもうすでに、一部の若者たちの間ではアラビア語やトルコ語学習が静かなブームになっている。彼らは独自の嗅覚で手持ち資源を効果的に投ずべき先を手探りしているのである。そして、彼らの予測が外れたとしても、彼らは失った時間と手間の返還を誰に対しても求めることはできない。
そもそも私たち日本人こそ「リンガ・フランカ」の脆さを骨身にしみて経験しているはずである。漢文の読み書きができることは古代から日本人の知識人にとって大陸渡来の新しい学問を学ぶための必須の知的ツールであった。それは遣隋使小野妹子の時代から、朝鮮通信使を対馬に迎えた雨森芳州の時代まで変わらない。漢文は日本ばかりか、東アジア全域において基礎的なコミュニケーション・ツールであった。だから、どこの国を旅しても、知識人同士は、懐から矢立てと懐紙を取り出して、さらさらと文を認めれば互いに意を通じることができたのである。
漢文運用能力はとりわけ近代以降にその威力を発揮した。中江兆民はルソーの『民約論』を日本語訳すると同時に漢訳もした。だから、多くの中国人知識人は兆民を介してフランスの啓蒙思想に触れることができた。樽井藤吉は日本と朝鮮の対等合併を説いた『大東合邦論』を漢語で書いたが、それは彼が日本・朝鮮二国のみならず広く東アジア全域の読者を想定していたからである。宮ア滔天も北一輝も内田良平もかの「アジア主義者」たちは、中国・朝鮮の政治闘争に直接コミットしていったが、おそらく彼らの多くはオーラル・コミュニケーションではなく「筆談」によってそれぞれの国での組織や運動にかかわったはずである。こういう姿勢のことをこそ私は「グローバル」と呼びたいと思う。
近代まで漢文は東アジア地域限定・知識人限定の「リンガフランカ」であった。それを最初に棄てたのは日本人である。こつこつ国際共通語を学ぶよりも、占領地人民に日本語を勉強させるほうがコミュニケーション上効率的だと考えた「知恵者」が出てきたせいである。自国語の使用を占領地住民に強要するのは世界中どこの国でもしていることだから日本だけを責めることはできないが、いずれにせよ自国語を他者に押し付けることの利便性を優先させたことによって、それまで東アジア全域のコミュニケーション・ツールであった漢文はその地位を失った。日本人は自分の手で、有史以来変わることなく「有用」であった学問を自らの手で「無用」なものに変えてしまったのである。
戦後日本の学校教育も戦前と同じく「コミュニケーション・ツールとしての漢文リテラシーの涵養」に何の関心も示さなかった。さらに韓国が(日本の占領期に日本語を強要されたことへの反発もあって)漢字使用を廃してハングルに一元化し、さらに中国が簡体字を導入するに及んで、漢文はその国際共通性を失ってしまった。千年以上にわたって「有用」とされた学問がいくつかの歴史的条件(そのうちいくつかはイデオロギー的な)によって、短期間のうちにその有用性を失った好個の適例として私は「漢文の無用化」を挙げたいと思う。
私が言いたいのは、ある学問が有用であるかどうかを決するのは、学問そのものの内在的価値ではなく、またその経験的に確証された有用性でもなく、多くの場合、パワーゲームにおいて、その時点で力を持っているプレイヤーの利害だということである。それ以外の要素はおしなべて副次的なものに過ぎない。
もうこれで結論は出ているので、これ以上書くことは特にない。でも紙数が大幅に残ったので、あとは余計なことを書く。
現代は世界どこでも英会話能力が「役に立つ学問」の最たるものとされているが、これを果たして「実学」と呼んでいいのかということを論じてみたい。先に述べた通り、英語がリンガフランカであるのは、いくつかの歴史的条件によってそうなっているだけのことであって、いずれそうではなくなる。それがいつかはわからないけれど、いずれ英語はローカルな一言語になる。
そもそも、現在日本で暮している人たちの多くにとって英会話能力はとくに緊急性の高いものではない。ふつうの生活者に英語で話す機会はほとんどない。ときどき、「外国人に道を聞かれたときに、教えられるように」というようなことを言う人がいるが、「外国人に道を聞かれる」というようなことがどの程度の頻度で起きるのか。思い返しても、私が外国人に道を聞かれたことは過去に一度しかない。十年ほど前、芦屋駅の近くで「駅はどこか」と聞かれた。おまけにそれはフランス語であった。私は「その角を右に曲がる」と初級フランス語の三頁目くらいに出てくる文型を以て答えたが、「アシヤ」が聴き取れれば、無言で手を引っ張ってゆけば済んだ話である。
異郷で困惑している人に手を差し出すというのはたいせつなことである。でも、そのためにまず必要なのは「人として」の惻隠の情であって、外国語運用能力ではない。けれども、まことに不思議なことだが、本邦では「困っている人に手を差し伸べること」の重要性を学校で厳しく教えるということはない。人としてのまっとうな態度を社会的格付けに適用するということもない。圧倒的な重要性が付与されているのは英会話能力に対してなのである。
はっきりと英会話能力が求められているのは経済活動の領域においてである。インバウンドの観光客を接待するホテルやレストランや店舗において、あるいは海外市場でセールスを行うビジネスマンや、海外の生産拠点で経営や労務管理を担当する人たちにとって英語は必須のツールであろう。その必要性を私は十分に理解している。けれども、どれほどの能力を持った人間がどれほどの人数必要なのか、その数値目標にどれほどの積算根拠があるのか、私は説得力のある話を聞いたことがない。
文科省が2013年に発表した「グローバル化に対応した英語教育改革実施計画」は小学校三年からの英語教育開始を指示したことで話題になったが、この計画によると中学では英語の授業は英語で行うことを基本とする。高校では「幅広い話題について抽象的な内容を理解できる、英語話者とある程度流暢にやりとりができる能力を養う。授業を英語で行うとともに、言語活動を高度化(発表、討論、交渉等)」することがめざされ、達成目標として「高校卒業段階で英検2級〜準1級、TOEFL57点程度以上等」が掲げられている。
日本中の高校生に高校卒業時点で「英検2級から準1級」というのは正直に言ってありえない数値目標だと思う。それがどの程度の英語学力を要するものかを知りたい人はネットで検索すれば過去問がすぐに読めるので、自分で解答を試みられたい。ご覧頂ければわかるが、日常的に英語を浴びるように読み、聴く、理解できない点についてはこまめに辞書を引き、疑問点は先生に質問し・・・という生活をしていないと、ふつうの高校生がこのレベルには達することはできない。
他の教科の場合、そのような真摯な学習態度で高校の授業に臨んでいる生徒はほとんどいないという現実を知った上で、英語についてだけこのような要求をすることを「異常」だと思わないとしたら、その人の方がよほど「異常」である。
「計画」には高校卒業時点での達成として「幅広い話題について抽象的な内容を理解できる、英語話者とある程度流暢にやりとりができる能力を養う」とあるが、そもそも日本語によってでさえ「幅広い話題について抽象的な内容を理解できる」高校生がどれだけいるのか。2016年の調査によれば、10代の新聞閲読率(閲読とは「一日15分以上、チラシや電子版を含めて新聞を読むことをいう)は4%である。わずか4%である。マスメディアに対する不信感が募っている時代にあって、この数字はこの先さらに減少することはあっても、V字回復するとは思われない。
たしかに高校生たちは終日スマホに見入っているが、それは別に電子版のニュースで国際情勢や国会審議を注視しているわけではないし、ツイッターやラインで政治的意見を交換したり、日本経済のゆくえについての懸念を語り合っているわけでもない。日本語でさえ「幅広い話題について抽象的な内容を理解」することに困難を覚えている人たちが外国語でそれができるはずがない。そんなことは誰でもわかる。
ではなぜ、日本語での読解能力・対話能力の低下が深刻な問題となっている状況下で、英語で「幅広い話題について抽象的な内容を理解」するというような目標を掲げることに優先性があり、かつその目標が達成可能だと信じられるのか。そういう計画を立てることのできる人々の頭の中身が私にはどうしても理解できない。
私に分かるのは、この計画の起案者たちが高校卒業までに子どもたちが使える教育資源の多くを英会話に投じることの必要性について自分の頭を使って考えたことがないということである。すでに現場から悲鳴が上がっているように、小学校への英語教育の導入・必修化によっては教員の業務が量的にも質的にも増大する。「バーンアウト」寸前の教育現場にさらなる負荷を課し、教員たちも児童たちも疲れ切った状態に追い込んでまでなぜ英語教育を重視するのか。なぜ達成できるはずのない到達目標を掲げてみせるのか。この「実学」への過剰な教育資源の分配の合理的理由を語ってくれる人に私はまだ会ったことがない。
英語運用能力については、その有用性について誰一人異論を口にしない。けれども、その期待される有用性とその学習努力のために投じられる手間暇を「ベネフィット」と「コスト」で計算した場合、帳尻は合うのか。「実学」を論じる人たちの経済合理性に対するこの無関心に私は驚愕するのである。
そもそも実学というのは平たく言えば、「教育投資が短期的かつ確実に回収されるような知識や技術」のことではなかったのか。学習努力という「コスト」がただちに就職率や年収やポストといった「ベネフィット」として回収されるものを私たちの社会では「実学」と呼んでいるはずである。
数学や天文学や古生物学や地質学は間違いなくかなり広い範囲で、また長期にわたって有用な学問でありうると私は思うが、これを誰も「実学」とは呼ばない。「金にならない」と思われているからである。学の虚実を格付けしているのは、コンテンツの良否ではなく、「教育投資の短期的かつ確実な回収が可能かどうか」だけである。そして、それは市場における当該知識・技能についての「需給関係」で決まり、学知そのものの価値とは関係がない。
以前私より二十歳ほど年長のビジネスマンと会食したときに、彼が大学在学中最も人気のあった理系学科は何だか知っているかと聞かれた。わからないと答えると「冶金学科」だと教えてもらった。製鉄業が日本経済を牽引していた時代だったのである。今の学生たちは「冶金」という文字さえもう読めないだろうが、冶金についての知識に市場が最高値をつけたのは今からわずか60年ほど前の話なのである。
製鉄や造船や建設が日本経済の花形業界であった時代がしばらく続き、それから流通やサービス業が人気業種になり、金融や広告やマスコミに若者が集まるようになり、それからITと創薬と貧困ビジネスと高齢者ビジネスの時代になった。それぞれ人気のある業界で「即戦力」として使用できる知識や技能が「実学」と呼ばれたけれど、その栄枯盛衰はめまぐるしかった。だから、私たちもあと十年後には何が実学になるのか予測することができない。Apple やGoogleが十年後に存在しているかどうかさえ誰にもわからない時代なのだから、十年後の「実学」が予測できるはずがない。
もう少し身近な話をしよう。私が大学に在職していた頃、「女子大に薬学部を作る」ということがトレンドになったことがあった。ご記憶の方も多いだろうが、コンサルタントがあちこちの大学に学部創設のプロジェクトを持ちかけた。そのときに強調されたのは、薬学部なら6年通うから授業料収入が1.5倍になるという「金目の話」と、女子の「実学志向」と言われるものだった。「当今の女子学生の母親たちは娘が手に職をつけることを強く望んでいる。母親たちは娘たちに経済的自立という自分が果たせなかった夢を託す傾向にある。だから、娘たちには医学部・歯学部・薬学部を狙わせるのだ」という説明にはなかなか説得力があった。そして、その三つの中では薬学部が立ち上げコストが一番安かったので、いくつかの大学がその計画に乗った。
その結果、短期間にそれまで46校で安定していた薬学部が74校に急増し、薬科大学・薬学部の総定員は13000人に達した。不幸なことに、これは市場の「ニーズ」に対して供給過剰であった。結果的に多くの学部が定員割れになった。その一方、出口に当たる薬剤師国家試験の合格率は低いままだった。50%を切った年もあるが(2010年)、ここしばらくは60〜70%台で推移している。つまり、薬学部に入ったが卒業できなかった学生、卒業したが国試に通らなかった少なからぬ数の学生が存在するということである。そして、彼ら彼女らにとって、この学問は「教育投資が短期的かつ確実に回収」できなかった以上「実学」ではなかった。
誰が考えても薬学は有用な学問である。けれども、言葉の精密な定義に従えば「実学」ではない。一般論としては「役に立つ学問」であるけれど、それを学んだけれど国試に通らなかった学生にとっては個人的には「無用の学問」だったことになる。
だから、「〇〇は実学か」という問いを当該学問の内在的な価値に求めても虚しいことだと先ほどから言っているのである。「実学度」は市場の需要と大学の卒業生供給の関数であり、それ以外のファクターは副次的なものに過ぎない。
その意味では実学の度合いは株価とよく似ている。「株取引は美人投票の高得票者を当てるゲームだ」という言い方がしばしばされる。自分の審美的基準はとりあえず棚に上げておいて、「みんなが誰を美人だと思うか」を推測する。自分の主観を封じて、「世の人々が欲望するもの」を正しく言い当てたものが株の売り買いのゲームの勝者になる。「実学」ゲームもたぶんそれと同じである。自分が何を勉強したいのか、何を知りたいのか、どんな技能を身につけたいのかといったことは「棚に上げて」、「市場ではどういう知識や技能に高値がつくか」を読み当てたものがとりあえず「実学ゲーム」の勝者になる。
ただし、勝者が勝者であり続けられる期間はあまり長くない。だんだん短くなっている。それだけの話である。
私は「役に立つ学問」というものに興味がない。それを識別することに何か意味があると思っている人にも興味がない。それはたぶん「お前のやっていることは何の役にも立たない」と若い頃から言われ続けてきたせいである。自分でも「そうかもしれない」と思っていたから反論もしなかった。
でも、自分にはぜひ研究したいことがあったので、大学の片隅で気配をひそめて「したいこと」をさせてもらってきた。私が30年にわたって「何の役にも立たないこと」を研究するのを放置していてくれた二つの大学(東京都立大学と神戸女学院大学)の雅量に私は今も深く感謝している。私が選んだ学問領域は四十年にわたって私に知的高揚をもたら続けてくれた。私はそれ以上のことを学問に望まなかったし、今も望んでいない。
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反日に対する最小のコストでできる最大のリスク管理とは?
中国・韓国・北朝鮮が日本の敵になったことを、今やすべての日本人が悟っている。
中国・韓国・北朝鮮では国家主席や大統領自らが激しい反日感情を持っており、国民の日本人憎悪をたしなめるどころか、逆に自ら増長させるような動きを見せている。
そして、さらにこれらの国々は日本国内に日本破壊と売国のための工作員を政界・財界・報道界・教育界とありとあらゆるところに潜り込ませ、組織を乗っ取り、日本を根幹から転覆しようと画策している。
日本に対する憎悪をたぎらせて活動しているのだ。
これらの反日国家の反日感情が自然に消えていくと思ったら大間違いだ。人間の感情の中で、憎悪というのは非常に執拗で根深いものだからだ。これから、ますます加速していくことになるだろう。
この現実を考えると、もはや私たち日本人も、これらの反日国家に対しては現実的に対処しなければならない時期に来ているということが分かる。
もう、私たちは「見て見ぬふり」をしていては、いけない時期に入ったということだ。対立と衝突は不可避であると考えなければならない。
トラブルは、元から断たなければ解決しない
人間関係でも、決定的に合わない人、一緒にいられない人、顔も見たくない人は必ず生まれる。
こちらの誠意をすべて曲解して恨んできたり、こちらを無意味に恫喝して来たり、年中「金を貸せ、金をよこせ」と絡んでくる相手が世の中には必ずいる。
国と国の関係も、突き詰めれば人間と人間の関係である。
人間関係のトラブルは、そのまま国にも当てはまる。波長の合う国、合わない国があって、合わない国とは常に歴史的なトラブルになる。
だから、人間の歴史は、紛争も、戦争も、絶えることなく続いていくのである。
問題のある国と関われば、それだけトラブルに巻き込まれるだけである。トラブルとは家に潜む害虫のようなものだ。家の中で一匹の害虫を見たら、影にはその仲間がうじゃうじゃと存在している。
トラブルのひとつを潰しても、次のトラブルが生まれる。そのトラブルを潰しても、また次のトラブルが生まれる。
日本と韓国の関係だけを見ても、慰安婦問題というトラブルが片付けばそれで終わりというものではない。慰安婦問題だけでも片付けることができないのだが、それを除いても韓国とのトラブルは満載なのだ。
たとえば、竹島の不法占拠問題もあれば、靖国問題もあれば、仏像を盗んで返さない問題もあれば、強制労働訴訟問題もあれば、日本海を東海と言い換える問題もあれば、旭日旗を戦犯旗と言う問題もあれば、教科書介入問題もあれば、韓流押し付け問題もある。
トラブルは害虫のように、次から次へと私たちを襲いかかって来るのである。つまり、ひとつのトラブルに着目しても問題は絶対に解決しない。反日がある限り、反日国家との接点はすべてトラブルの元になる。
トラブルは、元から断たなければ解決しない。
最小のコストでできる最大のリスク管理とは?
日本人は、中国・韓国・北朝鮮が日本にとって大きなトラブルの元であることを認識し、徹底的なリスク管理をしなければ生き残れない時代になっている。
日本政府も日本企業も日本人も、ひとりひとりが中国・韓国・北朝鮮と関わるのは巨大なカントリー・リスクであることを認識できていなければならない。
反日国家やその国民と関われば、必ずトラブルが起きる。起きるトラブルはひとつではない。影に多くのトラブルがうごめいて飛び出すのを待っている。関われば関わるほどトラブルに忙殺されて、それで人生が終わってしまう。
反日感情という巨大なトラブルは甘く見るべきではない。
中国では2012年に日本企業を焼き討ちにするような激しい反日暴動が起きたことがあった。現場では「日本の男を殺せ、日本の女を犯せ」と張り紙すら出ていた。
日本人であるということだけで、暴力の対象にされてしまうのである。日本人をスケープゴートにするような国民感情がある以上、いつか本当にそうなると考えるのは当然だ。
それならば、私たち日本人が平穏な暮らしを維持し、トラブルに巻き込まれないためにしなければならないのは、基本的にただひとつ「関わらない」という方針を徹底することである。
「中韓に関わらない」というのは、具体的には、次のものに関わらないということを徹底することだ。
(1)反日国家そのものに関わらない。
(2)反日国家の人間に関わらない。
(3)反日国家の商品・製品に関わらない。
(4)反日国家に関わっている企業に関わらない。
(5)反日国家の文化に関わらない。
ありとあらゆる方法で、反日国家と関わりを断ち、それによってトラブルを回避するのが正しい。関わるとトラブルが発生するのだから、関わらないというのは最小のコストでできる最大のリスク管理である。
「関わらない」ことを徹底すればいいだけ
関わると必ずトラブルに巻き込まれるのだから、「関わらないようにする」ことで、トラブルの大半を回避できる。
日本人であれば、個人も、企業も、国も、一丸となって「関わらない」ことを徹底すれば、大きな効果が期待できる。すべての日本人がそれを徹底するだけでいい。
中国・韓国・北朝鮮に行かないのは当然のことだ。わざわざ、トラブルに巻き込まれる必要はないはずだし、行かないことによって関係が薄らぐのだから、悪いことではない。衝突を起こす反日の相手とは意図的に疎遠になる必要がある。
反日国家の商品や製品は買わないのも当然のことだ。日本製品は質が良いと世界中が認めるのだから、わざわざ反日国家の質が落ちる粗悪品と関わる理由がない。安いというだけで飛びつくライフスタイルは、もう捨てなければならない。
反日国家の企業や人間に技術を教えたり、移転させるのを避けるのも当然のことだ。もはやこれらの国は日本にとって害悪であり、敵国として目の前に立ちはだかっているのだから、重要な技術を移転させることは売国でしかない。
日本の立場を理解してもらおうとするのも無駄だ。日本の初代首相を暗殺したテロリストを崇めたり、記念碑を建てたりするような国と、相互理解できると思う方が間違っている。もはや理解を求める段階は過ぎた。
相手の執拗な謝罪・賠償要求にも妥協せず、付き合わないことも重要だ。ひとつ妥協すると、次々と妥協を強いられてきたのが今までの流れだ。話し合いに応じるというのは、隙を見せるということでもある。
親睦や友好や友愛という言葉にも気を付けなければならない。政治家はそれによって買収されたり、ハニー・トラップに引っかかったりして、金をむしり取られてしまっている。付き合って、騙されているのである。
トラブルを元から断つというのは、「関わらない」という基本方針で成し遂げられる。別に難しいことではない。関わらない方向で徹底すればいい。
日本を大事に思っているのなら、できるはずだ。反日を標榜する下らない国家や人間と関わらないというのは、反日に対抗するための最小のコストでできる最大のリスク管理であるというのは、もっと自覚すべきである。
有名な「非韓三原則」。これも、日本に害を為す反日国家や人間と徹底的に関わらないようにするための重要な原則である。お人好しの日本人は関わることで
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