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(回答先: 「離婚に応じず頭に来た」16歳少女殺害で男供述(読売新聞) 投稿者 シジミ 日時 2003 年 10 月 09 日 19:34:29)
千葉市の16歳少女殺人事件 県議会で知事、教育長「社会全体で対策を」
「大きな社会的事件。県内で教育を受けていた高校生が犯行に加わっていたのに、これまで(県執行部から)一言もなかったのは残念だ」―と県議会一般質問最終日の八日、最後に登壇した西尾憲一議員(自民)が、千葉市若葉区で起きた十六歳少女殺人事件で堂本暁子知事や清水新次教育長の見解を求めた。
堂本知事は「言葉に詰まる事件。つらい思いでニュースを見た」と印象を述べたうえで、「被害者と加害者の高校生世代の子供たちだけが原因ではない。もっと深い社会的背景がある。被害者と加害者が家庭、学校、地域でどのような育ち方をしたのか」と、最近の凶悪事件の低年齢化の根深さを指摘した。
さらに「個性を大事にすることと、わがままや勝手は違う。幼いときから家庭や学校、社会で自分を律することを意識させることが必要」との認識を示した。
清水教育長は「大変重く、深刻に受け止めている。学校で人間教育、生き方教育の充実を図る」と述べ、学校、保護者、地域社会と警察一体となった取り組みの必要性を強調した。
千葉市若葉区の16歳少女殺人事件
金銭トラブルも動機に
千葉市若葉区貝塚町の墓地駐車場で同区千城台東二、飲食店アルバイト、石橋裕子さん(16)が焼死体で発見された殺人事件で、死体損壊容疑で逮捕された石橋広宣容疑者(22)は婚姻届と引き換えに裕子さんに現金十万円を渡していたことが八日、分かった。県警捜査一課と千葉東署の捜査本部は石橋容疑者と裕子さんの間にあった金銭トラブルも殺害につながったとの見方を強め、石橋容疑者らを追及している。
捜査本部などによると、石橋容疑者は過去にも別の女性と「結婚」して名字を変更。身分をごまかし消費者金融などから新たに借金するために、偽装結婚を繰り返していた。裕子さんへの十万円は偽装結婚の報酬とみられる。
この十万円など金銭を巡って、多額の借金に困った石橋容疑者と裕子さんの間にあったトラブルも事件の引き金になった可能性が高い。裕子さんも飲食費などがかさみ、金に困っていたという。
石橋容疑者と裕子さんに「結婚」の実態はなく、裕子さんの両親も事件まで婚姻届が出されていたことを知らなかった。
http://www.chibanippo.co.jp/t-news/shakai/shakai.html