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http://www.yomiuri.co.jp/culture/news/20031003i212.htm
奈良県広陵町の巨大前方後円墳、巣山(すやま)古墳(4世紀後半)の周濠の中から島状の遺構(南北16メートル、東西12メートル)が見つかり、その上から精巧な水鳥や家形などの埴輪(はにわ)34基が出土した、と同町教委が3日、発表した。埴輪群は、被葬者の権力を誇示するために設営されたものと見られる。
島状の遺構は、周濠の水を抜いて調査したところ確認された。古墳(全長220メートル)の前方部の西側と土の橋でつながり、石で縁取られていた。中央付近に高さ約1・5メートルの舞台状の盛り上がりがあり、埴輪はその周囲に並んでいた。種類の異なる家形埴輪や、小型の家を中に置いた囲い形埴輪と呼ばれるものもあった。島状遺構の突端部からは、水鳥形埴輪(高さ60センチ)が3基見つかった。
同古墳のある一帯は大王(天皇)家の外せきだった大豪族・葛城氏の本拠地とされ、被葬者は大王に近い有力者と見られる。
(2003/10/3/23:12 読売新聞 無断転載禁止)