<■80行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可> 23のつづき ChatGPTに質問してみた。 Q.「物理的な暴力と言論の暴力をはっきり区別した主な法哲学者や思想家を10人あげて」A.⇒《 ### **1. イマヌエル・カント(Immanuel Kant, 1724-1804)** **著作:『法論(法の形而上学的原理)』(1797)** - **物理的暴力は自由を直接侵害するため国家が規制すべき**。 - **言論は理性による議論が可能である限り、自由であるべき**。 - ただし、誹謗中傷や脅迫のように「他者の権利を侵害する言論」は規制され得る。 ### **2. ジョン・スチュアート・ミル(John Stuart Mill, 1806-1873)** **著作:『自由論』(1859)** - **「危害原則」**(Harm Principle)を提唱。 - **物理的暴力は他者に直接的な危害を加えるため禁止**。 - **言論は、たとえ不快でも、他者に直接的な害を与えない限り最大限保障されるべき**。 - ただし、**扇動的言論(煽動)** は物理的暴力を引き起こす可能性があるため規制対象になり得る。 ### **3. ハンナ・アーレント(Hannah Arendt, 1906-1975)** **著作:『暴力について』(1970)** - **暴力(violence)と権力(power)を区別**。 - 物理的暴力は**強制と破壊の手段**であり、対話を否定するもの。 - 言論は**対話と説得の手段**であり、権力と結びつく。 - **言論による攻撃は、物理的暴力とは異なり、政治的なプロセスの一部** である。 ### **4. トマス・ホッブズ(Thomas Hobbes, 1588-1679)** **著作:『リヴァイアサン』(1651)** - **自然状態では、物理的暴力が支配し、人々は「万人の万人に対する闘争」に陥る**。 - **国家は物理的暴力を独占し、社会秩序を維持すべき**。 - **言論の自由は重要だが、国家の安定を脅かす場合には制限されるべき**(例:扇動)。 ### **5. ジャン=ジャック・ルソー(Jean-Jacques Rousseau, 1712-1778)** **著作:『社会契約論』(1762)** - 物理的暴力は**人間の自然な自由を奪うため正当化されない**。 - 言論は民主主義社会において不可欠であり、**自由な議論こそが正義を生む**。 - ただし、**言論が物理的暴力を引き起こす場合には制限されるべき**(例:革命を煽る扇動)。 ### **6. カール・シュミット(Carl Schmitt, 1888-1985)** **著作:『政治的なものの概念』(1932)** - 物理的暴力は**国家が独占すべき手段** であり、個人の暴力は正当化されない。 - **言論の自由は重要だが、国家の存立に対する脅威となる場合は制限されるべき**。 - **政治的敵対関係(友敵理論)では、言論も武器になり得る**。 ### **7. ロナルド・ドゥオーキン(Ronald Dworkin, 1931-2013)** **著作:『表現の自由』(1996)** - 物理的暴力は**国家が防ぐべき最も重大な侵害行為**。 - 言論は、たとえヘイトスピーチであっても、「自由な市場」において議論されるべき。 - ただし、**脅迫や直接的な危害を煽る発言は制限されるべき**。 ### **8. ジョン・ロールズ(John Rawls, 1921-2002)** **著作:『正義論』(1971)** - **物理的暴力は、自由と正義の基本原則に反するため、正当化されない**。 - 言論の自由は最も重要な権利の一つであり、国家が最大限保障すべき。 - ただし、**不公正な社会状況においては、暴力的抵抗も一定の条件下で許容される可能性がある**。 ### **9. マルクス・ガブリエル(Markus Gabriel, 1980- )** **著作:『なぜ世界は存在しないのか』(2013)** - **物理的暴力は、人間の尊厳と自由の根本的な侵害** であり、道徳的に正当化できない。 - 言論の自由は、民主主義の根幹であり、**最大限尊重されるべき**。 - ただし、デマやフェイクニュースによって物理的暴力が誘発される場合、**一定の規制が必要**。 ### **10. ノーム・チョムスキー(Noam Chomsky, 1928- )** **著作:『メディア・コントロール』(1997)** - 物理的暴力は、国家権力の強制手段であり、民主主義社会において制限されるべき。 - 言論の自由は、どんなに不快な内容であっても「最大限保障されるべき」。 - ただし、メディアが権力によって操作されると、**言論が暴力と同じ効果を持つ可能性がある**。 ## **まとめ** | 哲学者・思想家 | 物理的暴力の扱い | 言論の暴力の扱い | | --------------| ----------------| ---------------- | | カント | 国家が規制 | 原則自由(例外あり) | | ミル | 危害原則 | 最大限自由 | | アーレント | 破壊の手段 | 対話の手段 | | ホッブズ | 国家が独占 | 国家安定なら規制可 | | ルソー | 自由の侵害 | 民主的議論の手段 | | シュミット | 国家が独占 | 政治的武器になり得る | | ドゥオーキン | 国家が防ぐ | 自由市場で議論すべき | | ロールズ | 正義に反する | 最大限尊重すべき | | ガブリエル | 人間の尊厳の侵害 | フェイクニュースは制限 | | チョムスキー | 国家の強制手段 | 最大限自由 | このように、多くの法哲学者や思想家が物理的暴力と言論の暴力を明確に区別し、それぞれの正当性や規制のあり方について議論しています。 》 J.S.ミルが言うように、報道特集やちだいは扇動的だったのだ。その結果として暴力事件が起きてしまった。それがファクトだ。ファクトから目を背けるな。目を背けずに自らの行き過ぎを反省し、立花孝志氏に謝罪するのだ。それが一流の文化人だ。
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