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https://www.fnn.jp/articles/-/840146
これは、典型的な「論点のすり替え」・・・つまり詭弁。
ネットで解説を拾うと次のように書かれている。
「論じている内容と隣接の主題や問題にずらすことにより、気付かれないよう自分の有利な言論を作る詭弁が、論点すり替えです。」
問題だと批判されているのは、予算通過を至上命題にする政府を、一人抜け駆けし、アシストした日本維新の会の行動であり、結果責任だ。
ここは、そのことの「是非」を論じなければならない場面だ。
国民は、日本維新の会の要求達成度が何点かを論じ、それが低いと批判しているわけではない。
いつもの、毎度の「論点のすり替え」。
進歩のない人だ。
以下に記事の全文を転載する。
2025年度の予算案が衆議院を通過した。
その中で国民民主党などが反対した与党案に、賛成に回った日本維新の会に対し“与党寄り”、“まるで自公維だ!”などの声も出ている。
こうした中、橋下徹氏は8日、情報ニュース番組「ドっとコネクト」(関西テレビ)に出演し、今回の維新の与党案賛成について「吉村代表らしい判断。“以前よりもマシであればやる”という基準。100点は狙わない。60点であったとしてもやるんだ!という判断だったと思う」と持論を述べた。
「年収103万円の壁」の見直し法案を巡っては、178万円を目指して来年から引き上げると、去年、自民・公明・国民が3党合意した。しかし2月、国民民主は所得制限付きで最大160万円の与党案に納得できず決裂状態になった。
この与党と国民民主の決裂に割って入った形となったのが維新。維新・前原共同代表は「3党合意の178万円に向かっての途中経過であるということを確認することによって、我々は賛成した」としている。
SNS上では、“他人のふんどしで相撲をとるのが維新なのか”、“横取りという感じで維新何してくれてんねん”という声もある。
今回の維新の与党案賛成について、維新の創設者でもある橋下徹氏は次のように話した。
橋下徹氏:吉村さんらしい判断だなと思います。自民党の案には予算に増税入ってます。防衛増税が入ってます。それから年収の壁の問題についても、(国民民主)玉木代表が言ってた『178万円の壁』の方が減税効果は高いんですよ。
橋下徹氏:だから、自民党の案に賛成すれば、もう、いろんな批判が出てくることは百も承知(の中)で、吉村代表はどういう判断をしたかというと、僕もそうなんですが、知事・市長やってた人間はとにかく政策を1つでも進める。それで批判が出たとしても、“以前よりもマシであればやる”というのが基準なんですよ…100点は狙わない。100点じゃなくても60点であったとしてもやるんだ!と。
橋下徹氏:でも世間は、60点だと批判が来るわけですよ!ほかの40点分が足りないじゃないか…で今、吉村代表はボロカスに言われているけど、でも、私立の高校は、確かに高校生持ってる家庭だけですけども、授業料は一定のかなりの援助が入ります。
橋下徹氏:それから年収の壁のところも、(国民)玉木代表が言っているほどにはなってないけれども、収入850万円までの人には2万から3万の減税にはなってるんだから。60点か50点だとしても、以前よりも前に進めるんだったら批判受けてでもやるという、ある意味、吉村さんの判断。もちろん足りない部分を批判する政治評論家もたくさんいると(思いますが)。
また、橋下氏は去年末には、国民民主の玉木代表がある意味、政治的に“モテ期”となっていたが、維新・吉村代表側のラブコールがあったのに玉木代表が「自分の力でできる」と完全に無視し振り向かなかったので、今回の形となったのではと持論を述べた。
(情報ニュース番組「ドっとコネクト」関西テレビ 2025年3月8日放送より)
記事の転載はここまで。
「・・・60点だと批判が来るわけですよ!ほかの40点分が足りないじゃないか・・・」
「・・・もちろん足りない部分を批判する政治評論家もたくさんいると・・・」
ここでは、「藁人形論法」といわれる詭弁が顔をのぞかせている。
ネットで解説を拾うと次のように書かれている。
「藁人形論法とは、反駁が困難な相手の主張の論点をすり替え、さもそれが相手の主張であるかのようにみなし、そのすり替えられた主張(つまり藁人形)を叩くことで議論に勝つ詭弁です」
ここでも、「藁人形論法」、そのまんまだ。
そして・・・、
「・・・僕もそうなんですが、知事・市長やってた人間はとにかく政策を1つでも進める。それで批判が出たとしても、“以前よりもマシであればやる”というのが基準なんですよ・・・」
と露骨に自慢話を入れることを忘れないのも、いつものこと。
実は、これも詭弁。
ネットによれば、「性急な一般化」と言われる詭弁。
解説にこう記されている。
「少ない事例や部分的な対象から一般則を導こうとする誤謬が「性急な一般化」と呼ばれるものです。」
ということは、ほとんどが詭弁で組み立てられた言説ということになる。
そもそも、日本維新の会の行動を弁護するのに、反駁が困難なるがゆえに、詭弁を弄しなければ成り立たないということが、日本維新の会の行動は、もはや救いようがないことの証左。
同時に、まともな弁護も出来ない弁護士の証。
「詭弁」が非難されるのは、そのことが「意図的に行われる」からだ。
簡単に言えば、「悪質」。
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