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ギャンブラーだからできる大借金と自転車操業 立花孝志はなぜ選挙モンスターになったのか
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/367877
2025/02/19 日刊ゲンダイ
猛烈な追い風が吹いた2019年参院選(C)共同通信社
「NHKから国民を守る党」(N国党)は一時とはいえ、国政政党に上り詰めた。党首・立花孝志が天才だからではない。要因を一言で言えば、立花の金銭感覚が狂っていることが大きいだろう。
2019年の参院選前、立花は支持者らから約1億円を借り入れたが、当時約束した金利は15%。今のご時世、これほど「おいしい投資」はめったにない。有象無象が飛びついた。立花は「返して欲しいと言われたら、いつでも返す」とのたまい、リスクがないような説明をして、「入ってくる政党助成金は億単位になり、返済は可能だ」と強調した。
そうして借金を参院選に全額投入。全滅した場合の返済リスクは微塵も頭になかった。どうせ他人のカネなんだし、負けたら3年後の参院選でどうにかすると言えばいいだけ。
無責任な男だからこそできる大ギャンブルだった。
結果、立花は勝つ。
惨敗してもおかしくない情勢だったが、選挙戦終盤に京都アニメーション放火殺人事件が発生。犯人が建物内に侵入できたのはNHKが取材中のためだったというデマが流れ、「NHKをぶっ壊す!」をキャッチフレーズにする立花らに猛烈な追い風が吹いた。有史に残る凄惨な事件と、それをめぐるデマがN国党という反社会的カルト集団をモンスターに成長させたのだ。
立花は参院選後も不特定多数の支持者らから借金を重ねている。億単位の政党助成金に浮かれて豪遊しまくり、年末の支払いを約束した利子に回すカネがなくなって、新たな借り入れを充てているのだ。こうしたカネの流れは政治資金収支報告書からも読み取れるが、元本返済の積み立てなどは一切行われていない。最初から「ポンジスキーム」だったのである。
10億円超の巨額借金は、借りたのも立花、使ったのも立花。にもかかわらず、23年に前身の党首となった大津綾香に事実上、背負わせた。立花らは新設の政治団体に移り、好き勝手やっている。 (敬称略=つづく)
▽選挙ウォッチャー ちだい 全国の選挙現場を取材、「note」などで報道。「『NHKから国民を守る党』とは何だったのか?」を上梓。N国党から名誉毀損で提訴されたが、昨年11月に1審勝訴。
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