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スキャンダラスな下半身ネタに味を占め、選挙ではSNSで「下の層」を取り込む 立花孝志はなぜ選挙モンスターになったのか
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/367817
2025/02/18 日刊ゲンダイ
「2馬力選挙」を展開した兵庫県知事選でも全開(提供)筆者
参院に2議席を有する「NHKから国民を守る党」(N国党)は、名誉毀損を繰り返すことで成長してきた。党首・立花孝志は2019年の参院選の政見放送で、NHKの女性アナウンサーを揶揄して「不倫、路上、カーセックス」と連呼。世間を仰天させた。
22年の参院選は、ガーシーこと東谷義和を擁立し、政見放送で俳優やタレントのスキャンダルをイニシャルで暴露。当選の暁には実名を明かすと公約した。
立候補した昨年の兵庫県知事選では、「自殺した渦中の元県民局長には不同意性交等罪に問われるようなスキャンダルがある」と触れ回った。
ところが、どこからか聞きつけたデマを垂れ流していたようだ。常識ではあり得ない。そうやって立花は選挙に「下半身の話」を持ち込み、下衆な人々の心をつかんできた。
「セックス」を語ることでタブーなしとばかりに振る舞う
どうして政治や選挙がつまらないかといえば、経済や福祉の話題はどうしても堅くなりがちで、学校の授業だったら寝てしまいそうだからだ。そこへきて立花は「セックス」について話す。
本来、政治と最も遠く離れた「誰と誰がセックスした」という話をドヤ顔で語ることで、自分たちにタブーなしとばかりに振る舞う。こうした言動にえらく感動してしまう人たちが一定数存在するのだ。
つまりN国党は、これまで「右」とか「左」で表現されてきた横軸のイデオロギーではなく、知性を縦軸とした「下」の層を開拓してきた政党だと言える。
N国党の台頭により、SNSを中心に「下」を取り込む動きが加速している。
兵庫県知事選で顕著になったのは、「オールドメディアに騙されるな」という言説だ。オールドメディアとは主にテレビや新聞を指す。ネットにこそ真実があり、オールドメディアはそれを隠し、既得権益を守る存在だという陰謀論が「下」の層にウケている。長い文章を読むのが不得手なこの層は、もともと新聞を読まず、ネットに渦巻くデマを信じ、自分たちこそ正義だと思い込んでいるからだ。 (敬称略=つづく)
▽選挙ウォッチャー ちだい 全国の選挙現場を取材、「note」などで報道。「『NHKから国民を守る党』とは何だったのか?」を上梓。N国党から名誉毀損で提訴されたが、昨年11月に1審勝訴。
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