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揉め事で「数字」を稼ぐ立花手法で「つばさの党」も過激化していった 立花孝志はなぜ選挙モンスターになったのか
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/367610
2025/02/13 日刊ゲンダイ
警戒される「参政党討伐隊」時代の黒川敦彦氏(提供写真)
いさかいや揉め事は「数字」を稼げる。だから、政治団体「NHKから国民を守る党」(N国党)の党首・立花孝志は「NHKをぶっ壊す!」と叫び、「集金人」と呼ばれるNHKの委託スタッフを追いかけ回しては恫喝。動画をユーチューブにアップしまくった。これらがたちまち集客コンテンツとなり、立花は人気ユーチューバーへと成長していった。
2019年の参院選で議席を初獲得するなど、国政政党に成り上がった直後には、タレントのマツコ・デラックスに狙いを定め、レギュラー番組を放送する東京MXテレビのスタジオを毎週のように襲撃。集まるユーチューバーらに収益をもたらした。立花が揉めれば揉めるほど、生中継するユーチューバーの懐は潤い、当時は立花を追いかける者が絶えなかった。
前広島県安芸高田市長・石丸伸二がネット上で人気を博しているのも、議会やメディアと揉める姿に「数字」があるからで、メカニズムは同じだ。
「つばさの党」の代表・黒川敦彦が過激行動に出たワケ
こうした立花手法に学び、党勢拡大を狙うようになったのが政治団体「つばさの党」の代表・黒川敦彦だ。21年にN国党前身の傘下に入り、一時は幹事長だった。22年の参院選で一気に国政政党になった参政党に支持者を奪われることを懸念した立花は、党内に「参政党討伐隊」を結成。参政党の街頭演説を荒らし、神谷宗幣代表を集中攻撃した。そのリーダーだったのが黒川で、体に有刺鉄線を巻きつけて街頭演説の現場に乗り込んだこともあった。
立花と黒川はカネをめぐって23年に決裂。つばさの党一本に戻った黒川は、昨年の衆院東京15区補選で選挙妨害を繰り返し、公職選挙法違反(選挙の自由妨害)の罪で逮捕・起訴された。
なぜ黒川があれだけ過激な行動に出たのかと言えば、参政党討伐隊がおとがめなしだったからだ。捕まるわけがないとタカをくくっていた。
顔面白塗りピエロ姿で在日クルド人ヘイトスピーチを繰り返し、社会に分断をもたらしている河合悠祐もN国党の手法に学んだ一人である。先月の埼玉・戸田市議選で大量のデマとヘイトをまき散らしたにもかかわらず、あろうことかトップ当選を果たした。
立花が政治団体を設立してから、間もなく12年。トンデモないやからが確実に増えている。(敬称略=つづく)
▽選挙ウォッチャー ちだい
全国の選挙現場を取材、「note」などで報道。「『NHKから国民を守る党』とは何だったのか?」を上梓。N国党から名誉毀損で提訴されたが、昨年11月に1審勝訴。
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