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https://mainichi.jp/articles/20250115/k00/00m/010/209000c
すかさず、日刊ゲンダイが言う。・・・「ポンコツ政党・・・」。
政党とは、政治において政策や主張に共通点のある者同士が集まって、意見の集約と統一された政策の形成を図り、政権を担当もしくは政策決定過程に影響力を持つことで政策の実現を図る集団を指していう。
地域政党といえども、「政策の表明」が無ければ「政党」を名乗る資格はない。
それは、数を頼むために私的結社を成し、群れているだけの「烏合の衆」。
金だけを目的に群れる「迷惑系ユーチューバー」の集まりのごとく、政治に対する「高い志」は勿論、「理念」、「定見」すら持たない、石丸氏自身が否定する「政治屋」集団にしかなり得ない。
以下に記事の全文を転載する。
今夏の東京都議選に向け石丸伸二・前広島県安芸高田市長が15日、新たな地域政党「再生の道」の設立を発表した。国政政党の幹部らは新党の動きを注視し、日本維新の会の吉村洋文代表(大阪府知事)が連携に意欲を表明した一方、国民民主党の玉木雄一郎代表(役職停止中)は慎重姿勢を示した。
維新の吉村氏は15日の記者会見で、石丸氏について「多極分散の国家を目指すのは価値観を共有している」と主張。都議選の候補者に関しては「維新であり、石丸新党であるというような可能性もあり得る」と述べ、維新の候補者が新党の公募に応じ、石丸氏の審査を経て支援を受けることを容認する考えを示した。維新は都議選に現職1人、新人3人の擁立を決めている。
国民民主の玉木氏は15日、記者団に「政策もまだ出していない。もう少し全体像が見えてくるまで見定めたいのが率直な思いだ」と述べるにとどめた。石丸氏については「都知事選で2位の得票数を得た方で、それなりの影響力はある」と評価する一方、「それが都議会という舞台でどのような形で発揮されるのか、どういった方がそこ(新党)に集うのか。もう少し見定めていきたい」と語った。
石丸氏は2024年11月のユーチューブ番組で玉木氏と共演し、都議選と同時期の参院選で互いに候補者をすみ分けるなどの連携を提案した。15日の会見では、国民民主との連携の可能性を問われ「これから玉木さんと相談したい」と期待を寄せた。主要政策に関しては「党として実現する政策はここでは出さない。各人の判断能力に任せたい」などと述べ、打ち出さなかった。
共産党の小池晃書記局長は14日の会見で、これまでの石丸氏について「都政についてほとんど中身は語られていない」と指摘。「都知事選の時も既成政党は反対、政治屋一掃みたいな、それだけしか言っていなかった。どういうテーマを掲げて臨んでくるのかをよく見ていきたい」と語った。【遠藤修平、戸田紗友莉】
記事の転載はここまで。
各メディアで取り上げられている石丸氏の発言は自己矛盾に満ちている。
何故そうなるのかと言えば、当人が深い思慮に欠け、口から出まかせを言い、自己の都合の良いことを理屈っぽく語るからということだろう。
例えばその1、
「党として実現する政策はここでは出さない。各人の判断能力に任せたい」
と言う。
ここでは「党として実現する政策」を出さないと言い、各人の判断(能力?)に任せるということは、「ここでは」のみならず、「党として実現する政策」は永久に出てこないし、出せないのが道理だ。
例えばその2、
当選した場合の条件として「2期8年」という多選制限を挙げることで、一見、政治の利権にしがみつく「政治屋」を否定しているように見せているが、一方で、国政政党への重複所属を認めるというのは、「政治屋」そのものの推奨でしかない。
手っ取り早く「政治屋候補」を集めようという、自己中な考え方が露わではないか。
例えばその3、
「都民、国民の利益を最大化させる方法を考えた」と言う。
石丸氏の考えた「都民、国民の利益」とは何か。
政策も出せない石丸氏は、当然その事は言わないし、言えない。
「都民、国民の利益」が何かを言えない人物が、その利益を最大化させる方法など、考えられるわけもないし、考えたところで思い付くはずも無いではないか。
例えばその4、
「・・・国民民主との連携の可能性を問われ「これから玉木さんと相談したい」」
と言う。
政策を出せない党と、政策の一致が連携の条件に掲げる党、一体何を相談するというのか・・・。
これで連携などすれば、「政治屋」の悪巧みとの誹りは免れない。
くどくなるので、このくらいにしておくが・・・、
口数ばかり多くて、中身無しの典型。
誰でも、相手から早口でまくしたてられたら、思考を乱されるのは普通だ。
しかし、文字起しされた言葉を論理的に追っていけば、その矛盾に気が付くことは難しくはない。
石丸氏がいつも敵を作り、劇場型ならぬ激情型の雰囲気を作り出すのも、自分の「論理的でない話」を隠すために自然と身に着けた自己防衛策なのだろう。
Z世代の支持が高いという石丸氏。
政治家を名乗りつつ、政策を語らない彼の何を支持しているのだろうか。
激情型の雰囲気の中で、敵を作り論破してみせる、そんな言葉巧みな話術に「カッコいい」と感じているだけなのか。
Z世代は本も読まない、テレビも見ないと言われている。
ただユーチューバーの垂れ流す真偽不明の情報を無批判に取り入れてしまうのか。
論理的思考が出来ない、直情型人間たちなのか。
記事中の共産党の小池晃書記局長の言葉にある通り、
「都政についてほとんど中身は語られていない」
これからも「再生の道」の政策は語られることはないだろう。
論理的に考えれば、「政策」を各人の判断に任せる集団に、集団としての「政策」はあり得ないからだ。
これも石丸流の一つの責任回避、責任転嫁の道なのかもしれない。
未だ始まってもいない「再生の道」の再生の道は遠い。
同様に、石丸氏の「再生の道」はもっと遠い。
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