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統一教会解散命令、山上徹也初裁判、スラップ訴訟対応…2025年も闘いは続く 鈴木エイト カルトな金曜日
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/366107
2025/01/10 日刊ゲンダイ ※後段文字お越し
旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)は悪あがきを続けるだろう(C)日刊ゲンダイ
年が明けた。今年の大きなトピックは、何といっても統一教会(現・世界平和統一家庭連合)をめぐる動きである。
まず、解散命令。一昨年10月に文科大臣が解散命令を請求し、東京地裁で非公開審理が続いている。今月27日までに教団と国が最終的な主張書面を提出することになっており、そこからほどなく地裁の判断が出るとみられている。解散命令の決定は濃厚だ。教団サイドは即時抗告するとみられ、審理の場は東京高裁へ移行。そうなると、年内に高裁判断が出るかが焦点となる。高裁が棄却すれば、清算手続きが始まる。教団側が最高裁へ特別抗告したとしても、清算手続きは進む。
高裁の決定までになすべき課題は多い。清算人の権限強化、被害者の賠償に充てられるべき財産の散逸防止や残余財産の帰結など必要な法整備は数多あり、解散命令の決定で一件落着とはならない。
一方、教団サイドは解散命令に反対する集会やデモを全国で展開、抵抗の姿勢を崩しておらず、悪あがきを続けるだろう。
解散命令のタイミングに合わせたわけではないが、2002年に渋谷駅前で統一教会の偽装勧誘の現場に介入して以降、22年間に及ぶ私と教団との闘いをまとめた新刊を今年3月にKADOKAWAから出版する。もちろん政治家たちとの暗闘も記した。
また、4000点を超える証拠の多さから、争点整理に時間を要している山上徹也被告の公判も今年中には始まるはずだ。情状面や動機面をどう訴えて争っていくのか。前代未聞の裁判になることは間違いない。
統一教会サイドから起こされている私に対するSLAPP訴訟をめぐっても、今月末に1件目の判決言い渡しがある。2月には3件目のSLAPP訴訟の口頭弁論が始まる。民事訴訟を乱用した嫌がらせ的威嚇が続くが、もちろん甘んじて攻撃を受けているわけではない。
教団側は昨年11月、溝の口駅前(神奈川県川崎市)で私の名誉を毀損する文言を書いたプラカードを掲げていたため、刑事告訴した。ネット上でも悪質な誹謗中傷が続いており、今年は悪質な事案に法的措置を講じていくつもりだ。
夏には参院選や都議選がある。選挙におけるデマ拡散の温床となった収益アカウントへの規制も進むだろう。
現場取材で何が起こるか、今年も興味は尽きない。
鈴木エイト ジャーナリスト
1968年生まれ。日大卒。日本ペンクラブ会員。ニュースサイト「やや日刊カルト新聞」主筆。日本脱カルト協会理事。「自民党の統一教会汚染 追跡3000日」「『山上徹也』とは何者だったのか」などの著書のほか、共著・編著多数。
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